こんな工具を使っています!

 自分で出来ることは、なるべく自分でやる。
 その一番の理由は、ショップに頼むと工賃が高い!その割りに満足感がいかない。
 二番目の理由は、自分でやれば工賃はタダ。車の構造やメンテナンスのやり方が学べると同時に楽しいから。


 でも、よく考えると!

 メンテナンスを自分でやると、工具がいつの間にか増える。
必要に迫られて工具を購入する。
工具の価格を考えるとショップに頼んだほうが結果的に安上がりだったりします。

 それだけじゃなくて、自分でメンテナンスすると時には失敗してしまう事もあるし、時間も結構かかったりします。なんと言っても要領が悪いのが原因ですが。
 でも自分でやります。 
楽しいから!

 工具選びの基準

 基本的にスタンダードな価格帯の物を使っています。
パーツを壊したりしない、しっかりとした造りのものなら安い物でOK!
 スナップオンやネプロスのような高級工具は欲しいけど、高すぎて買えません。高すぎ!!

 たとえば、ラチェットレンチ用のソケットですが、
ラチェットの差込口のボールを受け止めるための切欠きがあるか?
なければNGです。安物のソケットにはそのような加工はされておらず、ラチェットとソケットのマッチングが不安定で、結局はボルトをいためてしまったりします。
 ソケットに関しては、ブランド物を選んでおいた方が無難です。










 リジットラック(通称=ウマ)

 足回りや、下回りを整備する際の必需品
 ガレージジャッキで車両をジャッキアップし、ボディーやシャシをリジットラック上に載せて使用。 
 車両の下回りを整備する時にリジットラックを使うのは大原則!

 Factory GEAR で購入した3t用
 硬質ゴムラバーが付いており、ボディーをいためることなく設定できる優れものです。
 







 フロアジャッキ(ガレージジャッキ)

 許容荷重3.5t 10cmの車高でも挿入可能

 ホームセンターで売っている2tの安物でも何とかなるが、やはり安心して使うなら車両自重の2倍程度の耐荷重の物がお勧めです。
安全第一
が基本ですからね。
安定感は非常にあるけど自重45Kgもあってちょっと重い





 SST(キャリパーピストン戻し)

 ブレーキパッド交換時キャリパーのピストンを戻すのに使う特殊工具。これはなくてもパイプレンチがあればOKだけど、2Potタイプのキャリパーや対向ピストンだと、こっちのほうが簡単
でも、このSSTは2Pot用じゃない。
 でも、方法はある。古いパッドを当て物にすれば2Potをいっぺんに戻すことが出来る。






 リムバー

 内装を取り外す時に使用します。
 マイナスドライバーなんかでやると傷が付いちゃいますよ!
 色々な種類があります。用途に合わせてチョイスしてください。











   エアコンプレッサー

 エアツールを使う為の必需品!
最大で8Kgの圧力が得られます。タンク要領は25ℓですが、もう少し容量があると良いかも知れません。大量のエアを消費するツールだと、すぐにコンプレッサーが動作してしまいます。
 一般には、1.5馬力以上のものなら十分使用に耐えます。
エアホースは内径6.5mm以上の物を使うことをお勧めします。内径が細いと圧力損失が大きく、また、十分な流量が確保できずに、ツールによっては使用できない場合があります。








 エアインパクトレンチ

 強力なトルクで締め付けられているボルトを緩めたり、ホイールナットの取り外し締め付けにはエアインパクトレンチが効率よくて良いです。
プロじゃないので安物で十分かな??

 しっかりとトルク管理しなければならない箇所は、トルクレンチでしっかり締め付けましょう。エアインパクトに頼っちゃ駄目ですよ!







  充電式ドリルドライバー(リョービ製)

 充電式のドリルドライバーは車両整備にも重宝します。
内装の取り外しなどは時間短縮が出来てとて便利です。
ホームセンターで安売りしていたので思わず購入。購入の決め手はなんと言っても価格ですが、予備バッテリーが1個付属していたことかな。









 パーツ皿(KTC製 マグネット内臓)

 パーツを取り外すためには必ずネジやボルトを取り外します。
このネジやボルトが紛失しないように、取り外したらこのパーツ皿に入れておく。強力マグネットが内蔵されているからどこかに転がっていってネジやボルトがなくならない。


 くれぐれも、強力磁石が内臓されていますから、ECUの付近に置いたりしないでくださいね。






  スピンナーハンドル(KTC製 ハンドル長さ可変式)

 結構なトルクで締まっているボルトを緩めるのに使用します。
 1/2ソケット用です。大きなトルクが掛かっている時は、3/8では、ちょっと非力で心配なので






  スピンナーハンドル(KTC製)
  エクステンションバー(KTC製)
  ユニバーサルジョイント(KTC製)

 3/8用のものです。
 エンジンルームの奥まったところのボルトを締め付けたり緩めたりする時に重宝します。ユニバーサルジョイントは、真直ぐにエクステンションバーが入らないときに重宝しますが、
掛けることの出来るトルクが落ちるので注意が必要です。







  コンビネーションタイプギアレンチ(SIGNET製)

 スパナの片側がギアレンチになっているコンビネーションレンチです。一寸したボルトを素早く締め付けるのに重宝します。私は、価格の安いSIGNETのものを使用していますが、このコンビネーションタイプギアレンチ5度の隙間があればボルトを回転させられる優れもので、作業効率が非常に良いです。






  ノギス

 あまり使うことはないと思いますが、精度を要求される部分の寸法を計測するのに使います。外形・内径共に計測できますし、溝の深さなども計測できます。
 1本持っていて損はないですね。







  スタッビドライバー(SIGNET製)

 意外と使うのが、極端に短い長さのドライバー。
 手のひらにスポンと入るサイズがいいですね。
スタッビとは「
ずんぐりした」の意味です。

SIGNETの物ですが、あれ?MADE  IN JAPAN と書かれてるぞ。
SIGNETは確かカナダの工具だったよな。どっかのOEMかな?









  1/4 ボックスラチェット(Deen製)

 なぜか日本はボックスレンチと言うと3/8が主流
ヨーロッパでは1/4か1/2が主に使われている。
狭い場所で特別に厳密なトルク管理が必要でない場所は、この1/4がとても便利。
 このボックスラチェットは、小さいけど72ギア仕様。
だから首振り角度5度でボルトを回すことが出来る。

更に、ソケットはプッシュリレース式。ネプロスまでとはいかないがクロームメッキの仕上げも上品







   ショックドライバー(メーカー不明)

 インパクトドライバーとも呼びますね。(これが正規かも?)
 ネジが固着していてどうしても回らない時に使うドライバーです。
ドライバーの頭をハンマーで叩いて、瞬間的に強力なトルクをネジに与えて回してしまうドライバーです。

 ネジの頭のサイズをしっかりと合わせないと、ネジの頭をなめちゃいます。
使用の前に外したいネジに潤滑油を少々付けておくと更に簡単に緩むことがあります。




    スプリングコンプレッサー

 ショックアブソーバーの交換やスプリン後の交換の時に使います。
締め付け時にインパクトレンチが使える物が便利です。(作業時間の短縮)






  ニッパー・プライヤー・ラジオペンチ

 いわゆる握り物です。
 KTCの21世紀シリーズのものです。今まで使っていた物が古くなったので20年ぶりに新調しました。ニッパーの切れ味場抜群です。

 画像の左端の物は、通称ラジオペンチと呼びますが、正しくはロングノーズペンチとかロングノーズプライヤーと呼びます。ラジオペンチと呼ぶのは日本だけで、その昔ラジオなどを自作していた少年達が、秋葉原でラジオを製作するのに重宝し、好んで購入したことから、ラジオペンチと呼ばれたそうです。






   ウォーターポンププライヤー

  握り物でお気に入りが、このKNIPEX
   ウォーターポンププライヤーと名前が付いていますが、自動車整備にも欠かせない工具です。もちろん、名前のとおり水道工事に使えます。
国産の工具とはちょっと違ったスライドをします。
  機能重視、合理的なドイツ製です。









 モンキーレンチ

  モンキーレンチでお気に入りが、このBAHCO
   国産のものでもTOP製などは、薄くて良いのですが、握った時のフィット感が抜群です。スライドもスムースでガタが少ないです。
  世界で最初にモンキーレンチを作ったのがBAHCO社で、とにかく丈夫。材質の硬さでは定評のあるスエーデン製の老舗BAHCOです。

 モンキーレンチは、応急的に使うことが殆どで、ボルトのサイズに合ったスパナやソケットがないときに使ったり、供回りしてしまうような時にボルトを固定しておく時に使います。






 1/2 インパクト用ソケット


 インパクトレンチ用のソケットセットです。
 ホイール用の17・19・21mmのディープタイプです。
 薄型でラバーカバーが付いていますので、ホイールを傷つけません。


 その他、使用している便利な工具を順次紹介したいと思います。