2008.Aug.13 Renewal
  


  








 2004年7月からPOTENZA GVで約35000km走行、まだ4分山程度の減り具合ではあったが、サイドウォールに細かい亀裂が出てきたし、9月からタイヤ価格が改定になり値上がりが決定的になったため、清水の舞台から飛び降りるつもりで交換しました。
 


 今回、選択したタイヤはやっぱりPOTENZA RE050
車重とエンジンのPOWERから考えたらやっぱり、
POTENZAになっちゃいました。個人的なこだわり以外の何者でもありませんが。
はい!



 



 色々な、サイトで非常に評判も良かったし、なんといってもPOTENZA RE050のWebのキャッチフレーズがすごく気になった。

「時速200kmで走る国で鍛えられたドライ&ウェット 欧州で絶賛のハイスピード&ウェットパフォーマンス クルージングのためのハイパフォーマンス・ストリートタイヤ」

かなり挑発的なフレーズです。

サイズは225/50R17
ロードインデックスは94W



左右非対照パタン


OUTSADE の表示


 



 RE050Aという型番
 最後の
「A」は何の意味なのか調べたら、左右非対称パタンで回転方向指定のないタイヤの意味のようだ。

 しかしながら、左右非対称パタンのため、しっかりと外側と内側の取り付け指定があり、タイヤに「
OUT SAIDE」の文字が表示されている。

  タイヤのイーイン・アウトの機能を明確にした左右非対称パターンで、方向指定のないタイヤが世界的にも主流になってきているとか









 RE050での走行インプレッション(あくまでも、私的な感想)

  RE050は完全にスポーツタイヤです。第一印象は、ゴツゴツを感じないハイグリップタイヤという印象。
 RE050は同じポテンザでもGVとは全く異次元のタイヤです。

  走ってみてまず初めに感じたのは
「乗り心地が良い!」
 GVは、確かにハイハイグリップでスポーツタイヤらしさを強調していたような感じだったが、RE050は“堅い”という強烈な印象がない。
 それでいて、路面の凸凹をしっかりと捉えているし、グリップ感はしっかりある。
 コーナリングでアクセルを踏み込んでも、しっかりと四輪が食いついて、イメージとおりのコースに導いてくれた。
 通常はこんな走り方はしないけど、急加速・ハードなコーナーリング・急ブレーキを試してみた、加速では見事に4WD特有のトラクション
 が掛かってくれた。

  なんといってもGVの時は路面の凸凹がタイヤとショックアブソーバーで吸収しきれていない分が、ショックとして結構伝わってきた
 けど、RE050はタイヤ自体がショックを吸収している感じです。だからといって
「柔らかい=頼りない」という感じでないところがすごい!
 装着しているショックアブソーバーがどちらかと言うと固めのテインのTYPE−WAGONなのですが、ショックアブソーバーで消しきれない
 ショックをRE050は事前に吸収してくれる感じです。
 GVが4年以上経っていましたので経年変化で硬化していることを除いて考えても、やはりすごい!
 これ程違いを感じるとは思わなかった。

  もう一つ感じたのが、走行中のロードノイズ。確かに新しいタイヤだからゴムは柔らかく、しなりがあるから、ロードノイズハ小さい。
 しかし、路面に対するグリップ感を考えると、想像をはるかに超えて
「静かだ」の印象。(GVは結構80kmを超えるとうるさかった。)
 高速走行時、120km位までは、非常に静かだ。流石にそれを超える速度になってくるとロードノイズは増加するけど、そのロードノイズも
 不快な音ではなく、エンジン音と相まって良いサウンドに変化する。

 少々高価なタイヤではあるが、それだけの価値に値するすばらしいタイヤだと感じた。

 雨天時のウェット路面での走行はまだしていないので、ウェット路面での感想は、後日書き加えたいと思います。