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![]() ![]() 2005.Mar.28 Renewal |
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遮熱板(エキゾーストマニホールドカバー)の交換をしました。 インタークーラーの空気取り入れ口上がボンネットに開いている関係でエンジンルーム内に水が入り鉄板製の遮熱板は経年変化でボルト周辺から錆びてきます。 カーポートに駐車して約2年6ヶ月でこの状態になりましたから、青空駐車だったらもっと錆びてたかもしれませんね。 大げさに言うと、錆が進行すれば脱落の危険もあります。 また、ボンネットを開けたときに、遮熱板を取り付けているボルト周辺の錆が非常に目に付くので交換することにしました。 |
錆び始めた遮熱板 |
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交換するのは、ARC製のチタン遮熱板です。 ARCから、ランエボやS2000用のものが発売されています。 エアトッレック用はチタン鏡面仕上げの物で非常に軽い。しっかりと遮熱効果があると説明書には記載されています。 Feastからもステンレス製のものが発売されているが、ステンレス製で重そうだったのでARCのものを選択しました。 |
ARC チタン製遮熱板 |
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遮熱板裏側にヒートレジスタントシートを貼り付けます。 付属のシリコン系液状ガスケットで接着します。 接着後、概ね3〜4時間で完全に乾燥しますので、しっかりとヒートレジスタントシートが接着したことを確認してから取り付けを行います。 |
遮熱板 裏側 |
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遮熱板ボルト周辺の錆びの状態です。 この程度の錆ならまだ大丈夫ですが、更に錆が進行すればボルトにも錆が及んでボルトの取り外しも危なくなってきます。 友人のランエボも同様の状態になり遮熱板を交換しようとしたときに、錆の状態がもっと進行していたために、ボルトの頭が折れて大変苦労したそうです。 後期型のエアトレックの遮熱板は、錆を考慮した対策品に変更になっているようで、黒い塗装がされているようですが、やはり錆びるようで、物理的に材質を変更しない限りこの部分の錆からは逃れることが出来ないようです。 |
錆の状態 |
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錆のためか、かなりボルトは硬く締まっていました。 私は、1/2の12mmのソケットとスピンナーハンドルで緩めました。 画像のとおり、高温になるエキゾーストマニホールドに直接ボルト止めされる訳ですから、エンジンが十分冷えた状態のときでないとボルトなどが膨張していて更に緩めずらいかもしれません。 また、やけどなど思わぬ怪我をしてしまいますので、絶対にエンジンが冷えている状態のときに作業したほうが良いです。 |
エキゾーストマニホールド |
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ターボチャージャーからのパイピングを取り外さないと、遮熱板が取り外せませんのであらかじめパイピングを外しておきます。 ボルトの取り外しは、慎重にトルクを掛けて外します。 |
ARC製 チタン遮熱板の取り付け |
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ARCの遮熱板には、ボルトは付属されていません。 純正のボルトを使用して取り付けと説明されていましたが、ステンレスボルトで取り付けました。 |
ステンレスボルトで取り付け |
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インタークーラーのパイピングを元に戻して終了です。 ずいぶんとエンジンルームの雰囲気が変わりました。 |
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エアトレックはターボチャジャーからのパイピングがエキゾーストマニホールドの上を通過する構造で、お世辞にも良いレイアウトとは言えません。 十分なPowerを出すためには少しでも低い温度の空気をインテーク側に送り込む必要がありますから、エキゾーストマニホールドからの輻射熱を遮断することは重要です。 ARCの遮熱板は裏側に耐熱遮熱シートを貼り付けることから、純正の遮熱板より遮熱の効果があるのではないかと期待しています。 |
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遮熱板交換後の感想 交換して率直な感想は、非常にきれい。 ボンネットを開けたとき美しいと感じます。遮熱効果は、純正とあまりかわらないかもしれません。 しかし、チタン製ですから錆の心配がありませんので、精神衛生上良いのではないでしょうか?まあ、自己満足ですから。 純正遮熱板の裏側です。 表面よりも錆の状態は悪いです。エッジ部分まで錆が回っています。 錆を落としてから耐熱塗料などで塗装するとよいかもしれません。時間のあるときにでもやってみます。 |
純正遮熱板裏側の錆 |
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