15.June.2004 Renewal
  



 1年ほど前にオークションで手に入れたブルーで塗装された4G63用
ヘッドカバーを取り付けてみました。

 純正のヘッドカバーは、ブラウン系で大人しい色の塗装で、ちょっと
寂しい感じでした。 普段は、見えないエンジンルームですが、ちょっと
おしゃれにドレスアップしてみました。

 ヘッドカバーの交換時には、既存のガスケットの使用は
  しないで、新し物を準備することをお勧めします。
  ディーラに頼めば用意してくれます。

 今回はPCVバルブも交換してしまいましたが、PCVバルブ
 ガスケットの交換のみで、PCVバルブは再使用も可能かと
 思います。
 

用意するパーツ
  • MD340535 ロッカカバーガスケット       1
  • MD186785 スパークプラグホールガスケット 4
  • MD301843 PCV バルブ              1
  • MD179909 PCV バルブガスケット        1
  • MS660225 クリップ(12.5)             1
 








 1 ヘッドカバー上部のインタークーラーを取り外します。

 2 センターカバーを外し、セミダイレクト・インジェクションユニットを
   ヘッドカバーから取り外します。 各ユニットに接続されているコネ
   クターをあらかじめ外しておきます。

 3 ヘッドカバーに取り付けられている、配線ブラケット(金属製)2個
   を外します。 

 4 PCVパルブに接続されれいるホースとブリーザーホースを取り
   外します。


 

 タイミングベルトカバーを取り外す。
 10mmのボルト4本で取り付けられています。
 下部奥のボルトはちょっと取りづらいかな?。上部ボルトより下部ボルト
 の方が長いよ!


 
 PCVガスケットを付け更にPCVバルブを取り付ける。


 

 ヘッドカバーを取り外すと、カムシャフトが現れる。
 
「おォォー! 美しい!」 確か4G63は、中空カムだったよな。
 ヘッドカバーは、10mmボルト13本で取り付けられている。
 各ボルト共、
10±2N・mのトルクです。


 

 新しいブルーヘッドを載せる。
 ヘッドカバー内は、ごみ等を十分に落としておきます。
 私は、CRC556を吹きかけ、きれいなウエスで拭き取りました。
 あらかじめヘッドカバー裏側の溝にロッカガスケットとプラグホール
 ガスケットを取り付けておきます。 しっかりヘッドに合わせ、ガスケ
 ットがずれていないことを確認します。 


 






 
 1 合計13本のボルトを慎重に締め付けます。
 2 締め付けトルクは、
10±2N・mです。
 3 締め付けの順番は、ヘッドカバー内側向かって、左から、
  次に一番右側、戻って左から順番に。
 4 更に、ヘッドカバー外側、左−対角右、右−対角左、そして
  中央の順で締め付けます。



 ボルトを締め付けたら、セミダイレクト・インジェクションユニットを取り付
 けます。


 
 センターカバーを取り付けます。
 各配線ブラケットも元の位置に取り付けます。


 
 インタークーラーを元に戻して、作業終了です。
 なんだか今までのエンジンルームとは別物になった感じです。



 
 作業は、手順を間違わなければ、概ね2時間で終わります。
 エンジンルーム内ですから、ボルトや工具を落とさぬよう十分に
 注意を払って行ってくださいね。

 なお、このページを参考に、同様にヘッドカバーを交換する
 場合は、
自己責任でお願い致します。