2002年 3月 1日 どっぷり、映画三昧。
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■ お天気
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きのう情報誌で発見して、あわてて見に行った 『2001年映画の旅』と称した短編の三本立て。 慌てたのは三本の三人が 黒沢清監督&阪本順治監督&青山真治監督だったからっ! 三人三様、いつもとは毛色が違ったもののようだけど いつもの感じのような。でも短い分、濃縮されてるようで 興味深かった。 同い年の青山真治の視点はやはり同い年っぽさを感じて ちょっと好意的に見てしまった、あんなの。 黒清さんは短かろうが毎度お馴染み、 うすら寒く不穏な空気で落ち着かない。(それは魅力。) 阪本監督は新世界を撮る。笑いもしみじみ*** 笑ってるようで笑えないのが新世界☆離れるほど愛おしい処。 めっちゃ“新世界”やったわ〜〜〜、愛おしいけど好きじゃない。 よかった〜、気がついて***明日迄なんて。 鬼門の場所があり、道に迷い易いお茶の水から(今日も迷った△) 中野にGO! 中国映画『しあわせの場所』を見た。 暗転の多いけったいな映画だけど、貧乏大家族のしやわせとは? 主人公のケチさ加減が自分とダブって笑えた!(ケチと云っても 少ない所持金のなかで如何にやりくりするか?と云うコトよ。) 貧乏だから不幸?そうではなくて、「知足者常樂」と云う中国の ことわざがあるらしいのだけど、足るを知る者、常に楽し♪と云う意味の それを描いた映画なのだそうで、真にその通りの面白くて素敵な映画でした。 パチパチパチ(^ェ^) で、続けて『あの子を探して』を見た。 これも又、中国映画で貧乏・・・・。 少女の成長物語と云われている(けど全然そうじゃない)『千と千尋〜』より ずっと沢山のひとが見ればいいのにな〜と想ったよ。 これはひとりのおんなの子のこころの成長物語(したくてしたわけじゃなくて 仕方なくて成長しまったんだけど。)だと想ったけど。 苦労した健気な子供は立派な大人になれると想うから 苦労するのがいけないとはどうしても想えないけど、 本能的に子供にはやっぱり苦労させたくないと想ってしまう。 ここに『しあわせの場所』の思想を持ってきて 結果しやわせだったらどっちでもいいじゃんと想いたい*** ま、しやわせは兎も角、「子供の力」をしみじみ感じさせて呉れる映画です! 加油っっ♪
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