第一軍団移駐歓迎しない会結成集会





 2004年11月27日キャンプ座間への米陸軍第一軍団の移駐っを歓迎しない会結成を、相模原市・誠心第二幼稚園講堂にて開催した。

             キャンプ座間の近未来
      ★★どうなる、どうする私たちの暮らしと平和!★★


                 記念講演・下道直紀氏(太田昌秀参議院議員政策秘書)

1、町づくり、地域つくりを考えてみて(講演の骨子)

・普天間飛行場の代替え施設建設のために北部復興費・・・100億円/年間×10年=1千億円
・米軍駐留経費費の日本側負担・・年間米兵1人当たり1.600万円(6.400億円)
・対抗軸/命ぅど宝、基地不要、急げ電線地中化事業(現状都市部10%、市町村1%)
・座間への米陸軍第一軍団司令部の移転・・永久基地化、国際テロの標的、万が一戦場に。
・対抗軸/憲法、キャンプ座間の返還・・病院、学校、研究機関、国連関連施設などに。

2、米軍の再編の背景と基本的な考え方

@米軍の再編の背景にある二つの流れ

 1)軍事費の削減・国内基地の閉鎖 
 2)ポスト冷戦の新軍事戦略


A新規戦略の基本的な考え方


 0.1年9月30日のQDR、翌02年9月20日の米政府発表の「国家安全保障戦略」
 1)国防の基礎は、脅威を基にするのではなく、能力を基にして軍を配備する
 2)米本土、欧州、中央、太平洋、南米での戦略阻止、2地域での敵撃破、小規模作戦

3、米軍の海外基地の整理統合

・在外基地を4分類・・・戦略展開拠点、主要作戦基地、前方展開基地、協力対象地
 1)中東、アフリカをにらんだ欧州での再編・統合
 *「大中東構想」、背景に「石油戦略」あり
 2)在韓米軍の大幅削減(韓国軍の増強)
 3)アジア太平洋・・・ディエゴガルシア、グアム、オーストラリア、日本、東南アジア

4、戦略展開拠点としての日本での再編

 ・その理由・・・戦略的位置、政治的安定性、充実したインフラ・技術力
 1)座間、横田、三沢、沖縄、岩国などの再編・強化
 2)横須賀の空母母港及びその他の兵たん基地の事前集積地の維持
 3)ねらわれる北海道・東千歳
 ・座間、三沢などの動き・・・米軍の中期・長期のアジア戦略があるのではないか
 ・政府の対応・・・・「世界の中の日米同盟」、有事体制及び自衛隊の再編による支援態勢

5、これでいいのか日本の外交防衛

 ・有事法制、武力攻撃事態の想定に関するウソ
 ・憲法の原点に立ち返って、現実的な外交・防衛
 1)政治・経済・社会にける世界の協調主義の流れ 
 2)求められている途上国への支援
 3)日本は地震、風水害の国、地震は1年に365日の心配、風水害は毎年
 4)軍事的脅威を減らす努力及び自然災害と国際支援を考えた自衛隊の再編
 5)平和事業への推進役は市民



講演の後、役員選出が行われ、下記の役員で歓迎しない会の運営をしていくことになりました。

代   表・・・若林恵子・伊沢多喜男
事務局長・・・金子ときお
事務局次長・岩本香苗・牧島とよこ・岡田 仁・
会   計・・・武尾昌子