全国の仲間と『基地ノー』の声を!
先の第2回総会で全国的な運動の連携が確認され、以後、沖縄や広島などと連絡を取り合う中、2月3日午後、全国各地で米軍再編反対の活動を進める市民団体代表が沖縄・那覇市に集り、全国連絡会を結成した。各地の活動の模様を報告し、米軍基地強化、自衛隊基地強化に反対する市民団体が連携し、全国組織として、情報交換や連鎖行動などを進めることを確認した。今後各県の平和運動センターなどとも連携を取りながら、様々な活動を行なう。
東京・新横田基地飛行差し止め訴訟団、神奈川の原子力空母の横須賀母港化を考える会や広島、岩国の反基地運動を進める市民団体、沖縄からは名護市の辺野古のヘリ基地建設反対協や普天間爆音訴訟団、新嘉手納基地爆音訴訟団など23団体の代表、そして、第1軍団の移駐を歓迎しない会の代表団7名も参加して、全体で70人余が集った結成総会では呼びかけ人代表の安次富浩さんが「基地再編は沖縄だけの問題ではない。全国の仲間と連携し、苦渋を強いられようとしている各地の『基地ノー』の声を日米両政府に訴えていく」と挨拶。沖縄反戦地主会、平和運動センターからの連帯の挨拶と報告が行なわれた。
3月に全国で連鎖行動を!
昨年末から全国的な運動の連携をと組織作りを進めてきた経過を、第1軍団の移駐を歓迎しない会・金子事務局長が報告、参加した各地の市民団体が状況や活動の報告を行い、お互いの運動の様子や課題を出し合った。リムピース岩国の田村順玄市議は市民投票の準備状況などにも触れ、「市民投票の投票率が50%を下回れば開票すら出来ない。名護市の市民投票の取組みから学び、基地強化に反対する民意を結集したい」と報告した。
総会は連絡会の活動や目的を確認し、共同代表に沖縄の安次富浩さん、歓迎しない会の金子ときお、事務局には牧島とよ子さんを選出、3月5日の沖縄県民大会に合わせて、全国で連鎖行動を取ることを確認した。(金子)
|