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NHK番組「堂々日本史」の「独眼竜政宗・母と葛藤をこえて」ロケ現場 |
□片目を失い醜く変わり果てた姿に母である義姫は政宗に対する愛情を失ってゆく。
□しかし父の愛情を一身にそそがれ、虎哉宗乙和尚を師として政治に、軍事に、文学に、武将として伊達家の統領を継ぐべく学んでゆくのである。
□天正5年(1577)11月15日、11歳のときの元服の儀。天正7年(1579)冬、13歳のときの愛姫との婚姻の儀。天正12年(1584)10月、18歳のときの家督相続の儀。皆ここ米沢城でとりおこなわれた。
□伊達政宗の人間性の基礎は、米沢盆地の気候風土のなかで育まれてゆくのである。
□しかしながら政宗をとりまく環境は、かなりきびしいものがあった。
□1542年(天文11)、曽祖父伊達稙宗と祖父伊達晴宗が家臣と周辺の大名をまきこんで争った天文の乱により伊達家の力は弱まっていたのである。これ以来伊達家では、代々父と息子が争う事態となっていた。
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