■ Ethernetによるファイル共有
 
ここではクロスケーブルを使用した最も簡単なネットワーク、すなわち2台の MacintoshをEthernetで接続してファイル共有を行う手順を説明します.とりあえず2台を繋げるだけですのでクロスケーブルを用いましたが、3台以上とか、将来拡張を考えればストレートケーブルをHUBで繋いだほうが良いでしょう.

Quadra650の設定(MacOS8.1)
■まずはMacに名前を付けてファイル共有を開始します.

■「コントロールパネル」から「ファイル共有」を開き、所有者の名前、パスワード、コンピュータの名前を入力しファイル共有を開始する.Mr.QuadraさんのQuadra650で、パスワードは「quadra」にします.

■「コントロールパネル」のAppleTalkを開き、Ethernet経由にする.

 

■「コントロールパネル」の「利用者&グループ」を開き、「新規利用者」ボタンをクリックして利用者アイコンを作成して、Mr.SE/30の名前を入力し、パスワードを設定する(パスワードはSE/30で設定した「se30」).

■デスクトップに共有用フォルダを作る.そのフォルダを選択して、ファイルメニューから「共有...」を選び、「この項目と内容を共有する」をチェック.利用者/グループを「Mr.SE/30」に変更.右のアクセス権をメガネと鉛筆のアイコンにする.

■アップルメニューから「セレクタ」を開き、「AppleShare」をクリック.すると、物理的に接続されているMacの名前が現れる(この場合はSE/30のみ).SE/30を選択して「OK」をクリック.


■こちらの名前「Mr.Quadra」とパスワード「quadra」を入力して、「OK」をクリック.

■Mr.SE/30の共有設定されているフォルダの一覧が現れる(この場合はSE/30共有Folderのみ).選択して、「OK」をクリック.右のチェックボックスはチェックしない.


■SE/30の共有フォルダが現れました.
後は自由にドラッグ&ペーストでコピーができます.

おしまい.