峰薬師の晴嵐

国道16号と127号の分岐から数百メートル君津寄りに峰薬師があります。

国道沿いの大きな看板には峰薬師とあり、階段左(上写真)の説明版は峰の薬師になっていますが、さあどっち!
国道のすぐそばにあるにもかかわらず、あまり目立たないのは、木々に覆われて急な階段の上にあるからでしょう。

本尊は桜の樹をもって等身大の薬師如来像を刻み、ここに収めたと伝えられ、造りが稀有の存在なのだとのこと。

この地区の「桜井」という地名は、桜のあたりから、こんこんと湧き出た井戸にちなんだものなのだそうです。

それにしても木更津八景は、桜と東京湾が多いような気がしますが、ほんの気のせいでしょうか?
ここも現在では東京湾はわずかに見えるだけで、工業地帯や住宅地にその視界は阻まれています。

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