<クラシック・輸入盤新譜情報 12-10>


<Deutsche Grammophon>
4806800 2枚組 ¥1850
《クリスマス・ガラ・ウィズ・ザ・スターズ》
『神の御子は今宵しも』-アンドレア・ボチェッリ(T)
『ヘンデル:「人のみどりごが我らのために生まれた」「ハレルヤ・コーラス」
(「メサイア」より)』
-トレヴァー・ピノック(指揮)イングリッシュ・コンサート&合唱団
『お生まれだイエス様が』『優しくも愛らしき』『コッポンゲン』
『レーガー:「マリアの子守歌」』-アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)
『アダム:オー・ホーリー・ナイト』
『ピエトロ・アレッサンドロ・ヨン:「幼子イエス」』
-ルチアーノ・パヴァロッティ(T)/『もみの木』-ウィーン少年合唱団
『ホワイト・クリスマス』『Still, still, still』『天を降りし神の御子』
-ブリン・ターフェル(Br)
『ソウル・ケーキ』『子守歌』-スティング(Vo)
『カミンスキー:「マリアは茨の森を通って行った」』
-ドレスデン十字架合唱団
『ルロイ・アンダーソン:「そりすべり」』-アンドレ・リュウ(指揮&Vn)
『ラミレス:「ミサ・クリオージャ」より, 「アルゼンチンのクリスマス」より』
-ホセ・カレーラス(T)
『グレヴェール:「かわいい人形」』『ローゲス:新しい世界を』
-プラシド・ドミンゴ(T)
『バッハ(グノー):「アヴェ・マリア」-シェリル・ステューダー(Sp)
『千人の天使の合唱』『Gentil P?re Noel』-ロベルト・アラーニャ(T)
『リバ:「パストラーレ」』-マグダレーナ・コジェナー(Ms)
『J・S・バッハ:「クリスマス・オラトリオ」より』
-ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)モンテヴェルディ合唱団
『エサイの根より』
『J・S・バッハ:「クリスマス・オラトリオ」より「羊飼いたちよ、喜んで急げ」』
-フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
『クリスマスの12日』『ウェンセスラスはよい王様』
-ジョーン・サザーランド(Sp)/『清しこの夜』-ジョセフ・カレヤ(T)
『ダビデの村に』
-ステファン・クレオバリー(指揮)ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
『もろびと声あげ』
-ネヴィル・マリナー(指揮)アカデミー室内管弦楽団&合唱団
『ブラームス:「聖なる子守歌」Op.91-2』-ジェシー・ノーマン(Sp)
『もろびとこぞりて』-ロス・ロメロス(G)
『フランク:「天使の糧」』-フアン・ディエゴ・フローレス(T)
『ジェスター・ヘアーストン:「Mary's Boy Child」』-テリ・テ・カナワ(Sp)
『グンペルツハイマー:「高き天よりわれは来れり」』
-レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊
『メンデルスゾーン:「あめにはさかえ」』-ウェストミュンスター寺院聖歌隊
『まぶねのかたえに』-ヘルマン・プライ(Br)
『J・S・バッハ:「高き天よりわれは来れり」-レオンタイン・プライス(Sp)
往年から現代の名歌手たちの歌声を中心とした、クリスマス・ソングの定番ば
かりを集めたアルバム。聖歌隊による合唱。ギター四重奏によるもの。スティ
ングのヴォーカルも収録。

479827 ¥1350
《クリスマス歌曲集》
『シューバルト:ぐっすりお休みください、御身 天の御子よ』
『ライネッケ:Es senkt sich hehr und leise die heil’ge Nacht herab』
『アダム:クリスマスの聖歌』『メーグナー:まぶねのかたえに』
『レーヴェ:ぐっすりお休みください、御身 天の御子よ』
『フンパーディンク:Nun zieht mit seinem goldnen Schein』
『レーガー:われらのもとにひとりの御子がお生まれになった』
『レーガー:我らに御子のゆりかごを揺らさせ給え』
『レーガー:ばらの茂みの中のマリア』『クナップ:Marien Kind im Stalle』
『ハース:O seht das liebe Kind』
『コルネリウス:Das sind goldne Himmelspfade』
『ヴァイスマン:Ich bin der heilige Nikolaus』
『ロイター:今日、救い主がお生まれになった』
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br) 
イェルク・デームス(P)
〔録音〕1970年11月, ベルリン、イエス・キリスト教会(ステレオ:セッション)
今年2012年5月に亡くなった巨匠ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ。
彼が1970年にデームスのピアノ伴奏によって録音されたクリスマス歌曲集。彼
らしい通常の選曲ではなく、シューバルト、レーガー、コルネリウスなどのク
リスマスに関係した詩による作品が選ばれ、詩の意味を深くかみしられた名唱
を聞かしてくれます。

●20世紀の音楽シリーズ
479569 ¥1350
《アルヴォ・ペルト:管弦楽作品集》
(1)『フラトレス』
-ヴァイオリン、弦楽オーケストラとパーカッションのための
(2)『タブラ・ラサ』
-2つのヴァイオリン、弦楽オーケストラとプリペアード・ピアノのための協奏曲
(3)『交響曲第3番』
"ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
エーテボリ交響楽団
ギル・シャハム(Vn(1)(2)), ロジャー・カールソン(Perc(1)),
アデレ・アンソニー(Vn(2)),
エリック・リスベルイ(プリペアード・ピアノ(2))
〔録音〕1997年、エーテボリ(デジタル:セッション)
1984年にECMから発売され話題となったペルトの代表作のひとつ「タブラ・ラ
サ」。「ティンティナブリ様式」による書法で生み出された「フラストレス」。
西洋音楽への原点回帰によって独自の美を追求していった「交響曲第3番」など
を収録。ペルトの音楽の良き理解者としても有名なネーメ・ヤルヴィ。緊張感
のある巧みな弦さばきのギル・シャハムらの共演によって、神の存在を感じる
ような敬虔で厳かな気持ちにさせられるアルバムです。

479561 ¥1350
マーラー:『交響曲第9番ニ長調』
クラウディオ・アバド(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
〔録音〕1999年9月, ベルリン、フィルハーモニー(デジタル:ライヴ)
1999年、ベルリン芸術週間で話題となった、ベルリン、フィルハーモニーでお
こなわれたコンサートのライヴ。これまでなかったクリアな世界が広がる美し
さ、高い緊張感による奥深いマーラー像を作り出した、完成度の高いアバドの
名演です。

479563 ¥1350
《シェーンベルク:管弦楽作品集》
『月に憑かれたピエロOp.21』
『心の茂みOp.20』
『ナポレオン・ボナパルトへの頌歌Op.41』
ピエール・ブーレーズ(指揮)
クリスティーネ・シェーファー(Sp)
アンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバー
〔録音〕1997-1998年, IRCAMジョルジョ・ポンピドゥ・センター、
シテ・ド・ラ・ムジク(デジタル)
シェーンベルクの演奏で昔から定評のあるブーレーズ。彼によって創設された
アンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバー。そして、シェーファーの
妖しいチャーミングさによる美しさが醸し出され、今までにない完璧なシェー
ンベルクの演奏です。

479565 ¥1350
ブーレーズ:
『ル・マルトー・サン・メートル(主なき槌)』
『デリヴ 第1&2番』
ピエール・ブーレーズ(指揮)
アンサンブル・アンテルコンタンポラン
ヒラリー・サマーズ(Ms(1))
〔録音〕2002年, IRCAMジョルジョ・ポンピドゥ・センター、
シテ・ド・ラ・ムジク(デジタル)
ブーレーズ80歳記念として録音された自作自演アルバム。シェーンベルクの
「月に憑かれたピエロ」の影響をうけて作曲した「ル・マルトー・サン・メー
トル」は、20年ぶり再録音。時代の経過と共に変化する現代作品の存在意義の
再確認を改めて提示する重要作品ともいえるでしょう。コンテンポラリー音楽
に欠かす事のできない現代音楽集団、アンサンブル・アンテルコンタンポラン
による最高のパフォーマンスも聴くことができます。1980年代の作品「デリヴ」
も収録。

479567 ¥1350
《リゲティ:作品集》
『アトモスフェール』
-クラウディオ・アバド(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
〔録音〕1988年
『Volumina』-ゲルト・ザッハー(Org)〔録音〕1968年
『ルクス・エテルナ』
-ヘルムート・フランツ(指揮)北ドイツ放送合唱団〔録音〕1968年
『オルガンのためのスタディ第1番「ハーモニー」』
-ゲルト・ザッハー(Org)〔録音〕1968年
『ロンタノ』
-クラウディオ・アバド(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
〔録音〕1988年
『ラミフィケーションズ』
-ピエール・ブーレーズ(指揮)アンサンブル・アンテルコンタンポラン
〔録音〕1982年
『メロディーエン』
-デイヴィッド・アサートン(指揮)ロンドン・シンフォニエッタ
〔録音〕1975年
2006年6月に83歳の生涯を閉じたジェルジ・リゲティ。20世紀後半のもっとも重
要な作曲家の一人であった彼の功績を讃え、2001年には京都賞を受賞していま
す。DGに録音されたリゲティの作品の中から、代表する作品を収録した1枚です。




<Decca>
4783728 4枚組 ¥2380
《「春の祭典」Decca名演集》
『ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」』
(1) ピエール・モントゥー(指揮)パリ音楽院管弦楽団 〔録音〕1956年
(2) アンタル・ドラティ(指揮)デトロイト交響楽団 〔録音〕1981年
(3) リッカルド・シャイー(指揮)クリーヴランド管弦楽団 〔録音〕1985年
(4) ピエール・ブーレーズ(指揮)クリーヴランド管弦楽団 〔録音〕1991年
(5) ヴァレリー・ゲルギエフ(指揮)キーロフ歌劇場管弦楽団 〔録音〕1999年
(6) エサ=ペッカ・サロネン(指揮)ロサンジェルス・フィルハーモニック
〔録音〕2006年
Decca & Philipsに録音された「春の祭典」から、6人の指揮者による「春の祭
典」演奏全曲を収録。ボーナス・ディスクとして、伝説的な初日の目撃者記憶、
国際的な指揮者、振付師やダンサーからの仕事の革命の力についてのコメント
を含む、ジョン・トランスキーによる59分のオーディオ・ドキュメンタリー(英
語)が収められています。

4783729 20枚組 ¥8450
《『春の祭典』初演100年コレクターズ・エディション》
ストラヴィンスキー:バレエ『春の祭典』
(1) エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団〔録音〕1946年
(2) エルネスト・アンセルメ(指揮)スイス・ロマンド管弦楽団〔録音〕1950年
(3) フェレンツ・フリッチャイ(指揮)ベルリンRIAS交響楽団〔録音〕1954年
(4) アンタル・ドラティ(指揮)ミネアポリス交響楽団〔録音〕1954年
(5) ルドルフ・アルベルト(指揮)セント・ソリ管弦楽団〔録音〕1956年
(6) ピエール・モントゥー(指揮)パリ音楽院管弦楽団 〔録音〕1956年
(7) エルネスト・アンセルメ(指揮)スイス・ロマンド管弦楽団〔録音〕1957年
(8) アンタル・ドラティ(指揮)ミネアポリス交響楽団〔録音〕1959年
(9) ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団〔録音〕1963年
(10) コリン・デイヴィス(指揮)ロンドン交響楽団〔録音〕1963年
(11) ズービン・メータ(指揮)
ロサンジェルス・フィルハーモニック〔録音〕1969年
(12) マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)ボストン交響楽団〔録音〕1972年
(13) ベルナルト・ハイティンク(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団〔録音〕1973年
(14) エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団〔録音〕1974年
(15) ロリン・マゼール(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団〔録音〕1974年
(16) ゲオルク・ショルティ(指揮)シカゴ交響楽団〔録音〕1974年
(17) クラウディオ・アバド(指揮)ロンドン交響楽団〔録音〕1975年
(18) コリン・デイヴィス(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団〔録音〕1976年
(19) ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団〔録音〕1977年
(20) サイモン・ラトル(指揮)
ナショナル・ユース・オーケストラ〔録音〕1978年
(21)小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団〔録音〕1979年
(22)アンタル・ドラティ(指揮)デトロイト交響楽団 〔録音〕1981年
(23)レナード・バーンスタイン(指揮)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団〔録音〕1982年
(24)シャルル・デュトワ(指揮)モントリオール交響楽団〔録音〕1984年
(25)リッカルド・シャイー(指揮)クリーヴランド管弦楽団 〔録音〕1985年
(26)ピエール・ブーレーズ(指揮)クリーヴランド管弦楽団 〔録音〕1991年
(27)ゲオルク・ショルティ(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団〔録音〕1991年
(28)ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団〔録音〕1992年
(29)ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団〔録音〕1994年
(30)セミヨン・ビシュコフ(指揮)パリ管弦楽団〔録音〕1995年
(31)ベルナルト・ハイティンク(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団〔録音〕1995年
(32)ヴァレリー・ゲルギエフ(指揮)キーロフ歌劇場管弦楽団 〔録音〕1999年
(33)エサ=ペッカ・サロネン(指揮)
ロサンジェルス・フィルハーモニック〔録音〕2006年
(34)チョン・ミョンフン(指揮)
フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団〔録音〕2007年
(35)グスターヴォ・ドゥダメル(指揮)
ベネズエラ・シモン・ボリバル・ユース〔録音〕2010年
(36)ブラーチャ・イーデン&アレクサンダー・タミール(ピアノ・デュオ)
〔録音〕1968年
(37)ペキネル姉妹(ピアノ・デュオ)〔録音〕1983年
(38)ウラディーミル・アシュケナージ&アンドレイ・ガヴリーロフ
(ピアノ・デュオ)〔録音〕1990年
(39)『ヴァイオリン協奏曲ニ長調』
-サミュエル・ドゥシュキン(Vn),
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)コンセール・ラムルー管弦楽団
〔録音〕1935年
1913年にパリでモントゥーによって初演され大混乱となった「春の祭典」。
1914年のシャンゼリゼ劇場での演奏会形式による再演は大成功となり、その後
のこの作品の楽曲としての評価を確立されました。この初演100年を記念して
企画されたこのコレクターズ・エディションは、Decca, Philips, DGなどにこ
れまで録音された「春の祭典」を全て収録したものです。追加で、2台のピアノ
版による演奏3種。ラトルが22歳の時にASVに録音した音源も特別収録。ボーナ
ス・ディスクとして、初演を行ったサミュエル・ドゥシュキンによる「ヴァイ
オリン協奏曲」も収録してあります。




<ECM>
4764661 ¥2180
《Canto oscuro》
-バッハ, グバイドゥリーナ, ヒンデミット:ピアノ作品集
J・S・バッハ(ブゾーニ編):
『私は あなたを呼ぶ、主イエス・キリストよ』
『いざ来ませ、異邦人の救い主よ』『シャコンヌ』『前奏曲ニ短調』
グバイドゥリーナ:『シャコンヌ』
ヒンデミット:『組曲「1922年」Op.26』
アンナ・ゴウラリ(P)
〔録音〕2011年5月24-25日, ノイマルクト、Historischer Reitstadel
(デジタル:セッション)
アンナ・ゴウラリは、1972年タタルスタンに生まれ、キーラ・シャシュキナ、
ヴェラ・ゴルノスタエワに師事。1986年カバレフスキー・コンクールで優勝し、
1990年には第1回ゲッティンゲン国際ショパン・コンクールで優勝しています。
若き日のアルゲリッチを思わせるエキゾティックな美貌の持ち主で、2001年
ヴェルナー・ヘルツォーグ監督の映画「神に選ばれし無敵の男」に出演し話題
となりました。Deccaレーベルに「ミッドナイト-様々な作曲家によるノクター
ン集」「スクリャービン作品集」などを録音してきましたが、今回はECMから
登場。ブゾーニ編曲によるバッハ作品、ゴウラリと同郷タタルスタン生まれの
グバイドゥリーナ、比較的初期のヒンデミットの作風を代表する「1922年」な
どを録音しています。抑制の効いた厚みのある響きによって、陰影に富んだ色
彩画のような深い印象を与えてくれる演奏です。

4764825 ¥2180
《アダムの嘆き》-アルヴォ・ペルト:合唱作品集
『アダムの嘆き』『祝福されたペトロニウス』『サルヴェ・レジナ』
『主は平安を約束された』『アレルヤ・トロープス』『アガトン神父』
『エストニアの子守歌』『クリスマスの子守歌』
トヌ・カリユステ(指揮)
ラトヴィア放送合唱団, ヴォックス クラマンティス,
リガ・シンフォニエッタ, エストニア・フィルハーモニー室内合唱団,
タリン室内管弦楽団
〔録音〕2011年11月, 2007年5月, タリン、ニクリステ教会
(デジタル:セッション)
エストニア出身の作曲家ペルトの「タブラ・ラサ」が、ECM NEW SERIESの
第一弾としてリリースされたのが1984年。以来、4半世紀にわたり、同レーベル
の最重要作曲家として位置づけられてきたペルト。ECMにはペルトの作品が数多
く録音されましたが、このアルバムでは、2000年以降に作曲(改編)された、比
較的新しい作品が収録。ペルトの偉大な詩的な表現力、メッセージの愛と謙虚
さが表現されています、カリユステ指揮によって、静謐で透明な響きがとても
美しく印象に残るアルバムです。




<Decca>
743603(DVD-Video) 2枚組 ¥6450
1991年ザルツブルク・ライヴ
幻のショルティの「魔笛」、初DVD化
ショルティ/モーツァルト:歌劇『魔笛』(全曲)
ゲオルク・ショルティ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, ウィーン国立歌劇場合唱団,
ルネ・パーペ(ザラストロ), デオン・ファン・デア・ヴァルト(タミーノ),
ルチアーネ・セーラ(夜の女王), ルート・ツィーザク(パミーナ),
アントン・シャーリンガー(パパゲーノ),
ハインツ・ツェドニク(モノスタトス),
エディット・シュミット・リーンバッハー(パパゲーナ), 他
演出:ヨハネス・シャーフ
〔収録〕1991年8月8日, ザルツブルク祝祭大劇場でのライヴ
1991年のザルツブルグ音楽祭に上演された、ゲオルグ・ショルティ指揮&ウィー
ン・フィルによる「魔笛」。この幻の映像が、ショルティ生誕100年を記念し
て、初DVD化が決定! 超強力盤!

47830782(CD+1DVD) ¥3880
ヴェルディ:歌劇『椿姫』(全曲)
ゲオルク・ショルティ(指揮) 
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団,
アンジェラ・ゲオルギュー(ヴィオレッタ),
フランク・ロパード(アルフレード), レオ・ヌッチ(ジェルモン),
リー=マリアン・ジョーンズ(フローラ),
ジリアン・ジョーンズ(アンニーナ),他
演出:リチャード・エア収録〕1994年12月, コヴェント・ガーデン王立歌劇場
でのライヴ
巨匠ショルティが1994年に、古巣のコヴェント・ガーデンで指揮した「椿姫」
のライヴ盤で、彼自身の同作品初録音だったもの。ルキノ・ヴィスコンティ以
来ロイヤル・オペラ27年ぶりの新演出など、多くの話題を呼び大成功を収めた
記念碑的上演のライヴであり、ゲオルギユーの評価を決定的なものとしたアル
バムとしても有名な演奏です。ショルティ生誕100年を記念して、DVD(映像)と
CD(音)の両方がカップリングされた特別セットです。ハードカバー仕様による
スペシャル・パッケージと200ページのブックレット(伊,英,独,仏の4か国語リ
ブレット含む)付の、完全限定盤となります。

4784721(アナログLP) 2枚組 ¥2950
バルトリ新録音は「忘れられた天才」ステッファーニの作品集!
バルトリ/ミッション(LP) 完全限定盤
アゴスティーノ・ステッファーニ(1653-1728)
LP1
1)Schiere invitte, non tardate(Alarico)(《アラリック》から)
2)Ogni core pu sperar(Tanaquil)(《ローマ王セルウィウス・トゥリウス》
から)
3)Ove son Chi m'aita In mezzo all'ombre ... Dal mio petto(Anfione)
(《ニオベ》から)
4)Pi non v'ascondo(Rotrude)(《タッシローネ》から) 
5)Amami, e vederai(Niobe) (《ニオベ》から)
6)T'abbraccio, mia Diva ... Ti stringo, mio Nume(Creonte, Niobe)
(《ニオベ》から)
7)Mie fide schie ... olo scuota(Erta) (《アルミニオ》から)
8)Sposa, mancar mi sento ... Deh non far colle tue lagrime(Tassilone)
(《タッシローネ》から)
9)Non prendo consiglio(Ermolao)(《La superbia d'Alessandro》から)
10)S, s, riposa, o caro ... Palpitanti sfere belle(Sabina)
(《アラリック》から)
11)Notte amica al cieco Dio(Alcibiade)(《満たされた自由》から)
12)Combatton quest'alma(Enea, Lavinia)(《運命の勝利》から)
LP2
13)A facile vittoria(Sigardo)(《タッシローネ》から)
14)Tra le guerre e le vittorie(Alessandro, Coro)
(《La superbia d'Alessandro》から)
15)Foschi crepuscoli(Aspasia)(《満たされた自由》から)
16)Dell'alma stan ... ne) (《ニオベ》から)
17)La cerasta pi? terribile(Alcide)(《ヘラクレスとアキレウスの力比べ》
から)
18)Serena, o mio ... be) (《ニオベ》から)
19)Dal tuo labbro amor m’invita(Tassilone)(《タッシローネ》から)
20)Deh stancati, o sorte(Aspasia)(《満たされた自由》から)
21) Svenati, struggiti, combatti, suda(Alcibiade)(《満たされた自由》
から)
22) Padre, s’ colpa in lui(Rotrude)(《タッシローネ》から)
23) Timori, ruine(Atalanta, Meleagro, Coro)(《敵同士の和睦》から)
24) Morir? fra strazi e scempi(Henrico)(《ハインリヒ獅子公》から)
25) Non si parli che di fede(Coro)(《マルクス・アウレリウス帝》から)
チェチーリア・バルトリ(メッゾ・ソプラノ)
イ・バロッキスティ  指揮:ディエゴ・ファソリス
録音:2011年11月-2012年5月 ルガーノ
現代最高のメッゾ・ソプラノ、チェチーリア・バルトリ最新作は「忘れられた
天才」アゴスティーノ・ステッファーニによるアリア集。
デラックス盤CDに引き続き、2枚組LPのリリースです。(収録曲目は先日ご案内
したデラックス盤CDと同じになります。)
自ら図書館や博物館を巡り、歴史に埋もれた作品を発掘し世に広め続けている
現代最高のメッゾ・ソプラノ、チェチーリア・バルトリ。最新作はまたもや彼
女自身が発掘したイタリア・ドイツの作曲家アゴスティーノ・ステッファーニ
によるアリア集です。ステッファーニはヘンデルやバッハよりも少し前の時代
に活躍した人物。ヴェネツィアの聖マルコ大寺院の少年聖歌隊員だった13歳の
時に、その美声を見出されてミュンヘンへ行き、バイエルン選帝侯の庇護のも
と、当地でさまざまな教養を身につけました。のちにその才能を発揮し、作曲
家としてだけではなく、オルガン奏者、外交官、またカトリックの聖職者とし
ても活躍しました。作品はオペラが中心で、当時としてはかなり斬新な作曲技
法を用い、同時代の劇音楽に強い影響を与えたと言われています。大英図書館
には彼の作品が100曲以上所蔵されていますが、現代はほとんど忘れ去られて
おり、今回バルトリがそれらに光をあて、世界初録音を行いました。前作は大
理石像に扮したバルトリ。今作ではスキン・ヘッドになってます!





<Archiv>
479823 ¥1350
アラン・カーティスの初期録音の再発売
アゴスティーノ・ステッファーニ(1654 - 1728):デュエット集
『Tu m’aspettasti al mare』『M’hai da piangere un d』
『Io voglio provar』
『Placidissime catene』『Gi tu parti』『E perch non m’uccidete』
『No, no, no, non voglio se devo amare』『Libert! Libert?!』
ダニエラ・マッツカート(Sp), キャロリン・ワトキンソン(A),
ポール・エスウッド(C-T), ジョン・エルウィス(T),
アラン・カーティス(Cemb), ウォウター・メラー(Vc)
〔録音〕 1981年9月, ベルリン(デジタル:セッション)
ステッファーニはイタリア生まれでしたが、生涯ミュンヘンやハノーヴァーで
活躍した作曲家および外交官でした。イタリア・オペラの伝統とフランスの
リュリの影響もあり、それらをドイツにもたらし、ドイツ・オペラの基礎を築
きました。イタリア・オペラとヘンデル、カイザーらの橋渡し的存在といえま
す。現在ヘンデルのスペシャリストでもあるアラン・カーティスの初期の録音
で、当時まだほとんど名の知られていなかった作曲家ステッファーニを発掘し
た演奏です。上記バルトリの新譜と合わせてご展開をお願い致します。




<DG>
479497 ¥1850
《Blessing-ジョン・ラター:作品集》
ジョン・ラター:
『Meditation』『Lullaby for Ana Gwyn』『Bugeilio's Gwenith Gwyn』
『Migldi Magldi』『Suite Lyrique』『Lullaby For Pegi』
『A Clare Benediction』
カトリン・フィンチ:『Celtic Concerto』
カトリン・フィンチ(ハープ)
キア・ベネット(Fl), エリン・マナハン・トーマス(Sp),
ルイーズ・ワトソン(Fg), シンフォニア・カムリ
〔録音〕 2012年1月, カーディフ・アカペラ・スタジオ(デジタル:セッション)
果敢なチャレンジ精神を持つハーピスト、カトリン・フィンチ。「ゴルトベル
ク変奏曲」をハープで演奏し高い評価を得た彼女は、ソロ作品だけでなくブリ
ン・ターフェル、サー・ジェイムズ・ゴールウェイ、ジュリアン・ロイド・
ウェッバーといった有名アーテイストとの共演。ジャンルを超えた作品まで弾
きこなせる多才さにより、幅広い演奏活動を行っています。今回は、イギリス
の合唱分野で特に評価の高い作曲家ラターの作品集。「現代のフォーレ」と言
われるその美しい作曲センスは、清らかさと喜びに満ちています。また時折ポ
ップスのような親しみやすいメロディも大きな魅力でしょう。その作風はハー
プによる演奏でヒーリング的感覚が倍増され、ほっとする優しさに溢れた演奏
です。様々なコミュニティや若い世代との活動でも知られるカトリンは、ハー
プとクラシック音楽の魅力を幅広く、新たな観客たちに伝えようと献身的な活
動を展開しています。

479832 ¥1350
ラン・ラン・プレイズ・ショパン
ショパン:
(1)『ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21』
(2)『ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58』
(3)『練習曲第3番ホ長調Op.10-3「別れの曲」』
ラン・ラン(P)
ズービン・メータ(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団((1))
〔録音〕(1)(3):2008年6月、ウィーン、ムジークフェライン・ザール
(2):2005年8月, ハルブルク、フリードリヒ=エーベルト・ハレ
(デジタル:セッション)
ラン・ラン、30歳記念盤。DGへ録音したショパン演奏の中から、「協奏曲第2
番」と「ソナタ第3番」。そして未発売音源の「別れの曲」を収録しています。
(「別れの曲」は、ラン・ランのアンコール曲として有名です)

479648 4枚組 ¥2550
《オリジナル・マスターズ・クリスマス》
【CD1】
J・S・バッハ:『クリスマス・オラトリオ』第1部より第1曲
-フリッツ・レーマン(指揮)ベルリン・フィル, ベルリン・モテット合唱団,
RIAS室内合唱団〔1955年録音〕
リンケ:
『今年もまた』,伝承曲:『山の上のマリア』『羊飼いのこだま』
『いざ歌え、いざ祝え』
プレトリウス:『エサイの根より』
-リタ・シュトライヒ(Sp), クルト・ゲーベル(指揮),
ベルリン放送交響楽団〔1953年録音〕
伝承曲:
『高き天より天使たちが来たる』『それはどういう意味か』『喜びの歌』
『私はあなたの飼い葉桶のそばに佇みます』
-フリッツ・ヴンダーリヒ(T), ヘルマン・プライ(Br)〔1966年録音〕
J・S・バッハ:
コラール『「神よ、汝の慈しみによりて」BWV.600』
『「イエス・キリスト、汝ほめ讃えられよ」BWV.604』
『「かくも喜びに満てるこの日」BWV.605』
『「高き御空よりわれは来れり」BWV.606』
『「天より天使の軍勢来れり」BWV.607』
-ヘルムート・ヴァルヒャ(Org)〔1952年録音〕
伝承曲:
『いざ歌え、いざ祝え』『聖夜に』『Als die Welt verloren』
『マリアはいばらの森を通り』『神の御子は』『エサイの根より』
『マリアとヨゼフ』『来る 羊飼い』『喜べ、地上も星空も』
『おお可愛いイエス』『D'ou viens-tu, bergre』
『Ach du mein liebes Jesulein』『Seht, das Kindlein weinet』
『Kindlein zart』『Schlaf, mein Kindlein』 『きよしこの夜』
エッカルト:『高き空よりわれは来たれり』
プレトリウス:『エサイの根より』
-マリア・シュターダー(Sp)〔1961年録音〕
ヘンデル:
『メサイア』より『ひとりのみどり子が』『羊飼いたちが夜、野宿しながら』
『いと高きところでは』
-グンドゥラ・ヤノヴィッツ(Sp),
カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団〔1964年録音〕
【CD2】
伝承曲:
『いざ歌え、いざ祝え』『もみの木』『こよなく素晴らしく鐘は鳴る』
『清しこの夜』-ドン・コサック合唱団
コレッリ:『クリスマス協奏曲Op.6-8』
-アウグスト・ヴェンツィンガー(指揮)カペラ・コロネンシス〔1955年録音〕
伝承曲:
『高き御空よりわれは来れり』『Die Hirten Auf Dem Felde』
『マリアはいばらの森を通り』『Still, still, still』
『こよなく素晴らしく鐘は鳴る』『清しこの夜』
-リタ・シュトライヒ(Sp),
クルト・ゲーベル(指揮), ベルリン放送交響楽団〔1953年録音〕
J・S・バッハ:
コラール『「甘き喜びのうちに」BWV.608』
『「キリストのともがらよ、こぞりて神を讃えよ」BWV.609』
『「われらキリストのともがら」BWV.612』
『「汝にこそわが喜びあり」BWV.615』
-ヘルムート・ヴァルヒャ(Org)〔1952年録音〕
シューバルト:『ぐっすりお休みください、御身 天の御子よ』
レーガー:『われらのもとにひとりの御子がお生まれになった』
F・メーグナー:『馬槽のかたえに』
-ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br),
イェルク・デームス(P)〔1970年録音〕
コルネリウス:『6つのクリスマスの歌Op.8』
レーガー:『マリアの子守歌Op.76-52』
-イルムガルト・ゼーフリート(Sp)〔1952年録音〕
【CD3】
J・S・バッハ:『マニフィカト』より
-カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団
プレトリウス:『エサイの根より』
伝承曲:
『マリアはいばらの森を通り』『Still, still, still』『諸人声あげ』
-フリッツ・ヴンダーリヒ(T), ヘルマン・プライ(Br)〔1966年録音〕
『クリスマス・メドレー』-トラップ・ファミリー・シンガーズ
『クリスマス歌曲集』-ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
J・S・バッハ:『コラール前奏曲、他』-ヘルムート・ヴァルヒャ(Org)
【CD4】
J・S・バッハ:『クリスマス・オラトリオ』より
-フリッツ・レーマン(指揮)ベルリン・フィル,
ベルリン・モテット合唱団, RIAS室内合唱団〔1955年録音〕
J・S・バッハ:『パストラーレ』他-ヘルムート・ヴァルヒャ(Org)
ブクステフーデ:『クリスマス・カンタータ』より、他
クリスマス・キャロル、民謡、讃美歌、バッハの宗教曲やオルガン作品による、
クリスマス・マスター集。往年の歌手らやドン・コサック合唱団、ヴァルヒャ
などによる、クリスマスの名曲ばかりを収録しました。




<Decca>
4784448 6枚組 ¥2400
《クリスマス101》
【CD1&2】
伝承曲:
『牧人羊を』『羊飼い群れを守る夜に』『三隻の船』『ディンドン空高く』
『王なるイエスは花園を』『諸人声あげ』
『ひとりのみどり子がわれわれのために』『信仰篤き人々よ』
『まぶねの中で』『ああベツレヘムよ』『ひいらぎとつた』『世の人忘るな』
『See Amid The Winter's Snow』『Past Three o' Clock』
『ダビデの村の厩の内』『サセックス・キャロル』
『Little Jesu sweetly sleep』『Rejoice And Be Merry』
『The Cherry Tree Caro』『3人の王』『星をめざして』『幼なき王』
『Christ Was Born On Christmas Day』『Blessed Be That Maid Mary』
『リュートブック・ララバイ』『Myn Lyking』『Personent Hodie』
『こがらしさむく』『コヴェントリー・キャロル』
『Shepherds In The Field Abiding』『Torches』
プレトリウス:『エサイの根より』
ワーロック:『子守唄』
チャイコフスキー:『死Op.57-5』
V=ウィリアムズ:『クリスマス・キャロルによる幻想曲』
メンデルスゾーン:『あめにはさかえ』
-デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団, ロンドン交響楽団
〔1958-1964年録音〕
【CD3】
ラター:『Donkey Carol』『Mary’s Lullaby』
ポストン:『Jesus Christ the Apple Tree』
伝承曲:
『Up! Good Christen Folk and Listen』『Gabriel's Message』
『Wexford Carol』『Cradle Song』『Child in a Manger』
『Quelle est cette odeur agr?able?』『The Noble Stem of Jesse』
『Wassail Song』
-ジョン・ラター(指揮)ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団,
ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団〔1979年録音〕
ラター:
『スター・キャロル』-デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)バッハ合唱団,
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル〔1980年録音〕
伝承曲:『Tomorrow Shall Be My Dancing Day』
-ネヴィル・マリナー(指揮)アカデミー室内管弦楽団〔1994年録音〕
伝承曲:
『This Endris Night』『Entre le boeuf』『The Cradle』『El Rorro』
『Once as I Remember』
J・L・ガードナー:『Entry Of The Three Kingsより』
-ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)モンテヴェルディ合唱団
〔1998年録音〕
【CD4】
ジュベール:『Welcome Yule!』
伝承曲:
『Deck The Halls With Boughs Of Holly』『Salutation Carol』
『The First Christmas』『The Boar's Head Carol』『Good King Wenceslas』
『The Old Year Now Is Fled』
-ルイス・ハルシー(指揮)エリザベサン・シンガーズ〔1963-1965年録音〕
ブリテン:『キャロルの祭典』より
-スティーヴン・クレオバリー(指揮)ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
〔1990年録音〕
アイアランド:『The Holy Boy』
ワーロック:『Bethlehem Down』『Lullaby my Jesus』
ハウェルズ:『A Spotless Rose』『Sing Lullaby - Carol Anthem』
フィンジ:
『A frosty Christmas Eve』
『And Lo, The Angel Of The Lord Came Upon Them』
-デイヴィッド・ヒル(指揮)ウィンチェスター大聖堂聖歌隊〔1994年録音〕
【CD5】
『もろびとこぞりて』『天なる神にはみ栄えあれ』『クリスマスの12日』
-J・サザーランド(Sp),
『オー・ホーリー・ナイト』『幼子イエス』『シューベルトの子守歌』
-L・パヴァロッティ(T),
『清しこの夜』-デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)バッハ合唱団
『ジングルベル』-フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル
『ホワイト・クリスマス』『ウィンターワンダーランド』
『あなたに小さなクリスマス』-キリ・テ・カナワ(Sp)
『3人の王の行列』『Still, still, still』
-ウィーン少年合唱団
『キャロル・オブ・ザ・ベル』『我らはきたりぬ』
-カナディアン・ブラス&エルマー・イーゼラー・シンガーズ
『君にも聞こえるかい?』-アントニー・ウェイ(B-Sp)
L・アンダーソン:『そりすべり』
-F・フェネル(指揮)イーストマン・ロチェスター・ポップス管弦楽団
【CD6】
J・S・バッハ:『クリスマス・オラトリオ』より
-カール・ミュンヒンガー(指揮)
シュトゥットガルト室内管弦楽団〔1966年録音〕
コレッリ:『クリスマス協奏曲』より
ベルリオーズ:『キリストの幼時』より
ヘンデル:『メサイア』より,
-ネヴィル・マリナー(指揮)アカデミー室内管弦楽団〔1973-1976年録音〕
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団らによるクリスマス・キャロル。名
歌手らによるクリスマスの名曲。ミュンヒンガー、マリナー指揮によるクリス
マス関連クラシック作品ばかりを収録した、盛りだくさんのアルバムです。



<Decca>
4783549 10枚組 ¥5080
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
CD1 ピアノ・ソナタ第1番・第2番・第3番
CD2 ピアノ・ソナタ第4番・第5番・第6番
CD3 ピアノ・ソナタ第7番・第8番《悲愴》・第10番
CD4 ピアノ・ソナタ第11番・第12番・第13番
CD5 ピアノ・ソナタ第14番《月光》・第15番《田園》・第16番
CD6 ピアノ・ソナタ第17番《テンペスト》・第18番・第19番・第20番
CD7 ピアノ・ソナタ第21番《ヴァルトシュタイン》・第22番・第23番《熱情》
・第24番
CD8 ピアノ・ソナタ第25番・第26番《告別》・第27番・第28番
CD9 ピアノ・ソナタ第29番《ハンマークラヴィーア》・第30番
CD10 ピアノ・ソナタ第31番・第32番
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
録音:2005年6月―7月 ベルリン国立歌劇場 (ライヴ)
シリーズ第4弾はピアノ・ソナタ全集。バレンボイム4度目の全曲録音。
ピアニストとして少年時代にキャリアをスタートしたバレンボイムは、これま
でに3度の全曲録音を行っています。このアルバムは2006年に行われたベート
ーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会をライヴ収録したもの。ベートーヴェン
を知り尽くした巨匠バレンボイムならではの、説得力ある演奏は「最新決定盤」
の名にふさわしい全集といえるでしょう。

4783608(19CD+1DVD) ¥10680
バレンボイム/ベートーヴェン・フォー・オール
デラックス限定盤
交響曲全集(10CD)
協奏曲全集(3CD)
ソナタ全集(10CD)

ベートーヴェン・フォー・オール ドキュメンタリーDVD (約58分)

バレンボイムのインタビュー、他
プロモーションのみに使用されていたポッドキャスト素材のCD

64ページのハードカヴァーブックレット(写真多数掲載)
完全限定盤
ダニエル・バレンボイム(ピアノ&指揮)
シュターツカペレ・ベルリン(協奏曲)
ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ (交響曲)
アニャ・ハルテロス(ソプラノ)
ワルトラウト・マイヤー(メッゾ・ソプラノ)
ペーター・ザイフェルト(テノール)
ルネ・パーペ(バス)
ケルン大聖堂ヴォーカル・アンサンブル(交響曲第9番)
録音:2005年6月-7月 ベルリン国立歌劇場 (ソナタ)
2,007年 ボーフム、ルール・ピアノ・フェスティバル(協奏曲)
2011年8月 ケルン、フィルハーモニー(交響曲)
バレンボイムが世界に贈るベートーヴェン・プロジェクト「ベートーヴェン・
フォー・オール」。2012年11月15日、70歳の誕生日を迎えるバレンボイムの古
希祝いを祝って、「ベートーヴェン・フォー・オール」シリーズの集大成がリ
リースされることになりました。
音楽による和平実現への祈り!バレンボイムが世界へ贈るプロジェクト、ベー
トーヴェン・フォー・オール。アラブとイスラエルの若者たちによるオーケス
トラ、ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラと共にバレンボイム
が世界の平和を願ってタクトをとり、ピアノを弾き、ベートーヴェンの全容を
開示するプロジェクトです。数々の困難を乗り越え、長年争い憎しみ合ってき
た民族の相互理解と和平実現を目指してバレンボイムが取り組んできたこのプ
ロジェクトは、既に欧州各地で「歓喜の歌」を奏で、平和の象徴として多くの
人々に感動を与えています。毎年夏に各地で演奏会を行う彼らは、今年7月20日
から27日(オリンピック開会式の日!)まで、ロンドンの夏の風物詩、プロムス
に出演しベートーヴェンの交響曲全曲演奏会を行いました。またバレンボイム
がオリンピック開会式で五輪の旗を持って行進する姿をTVでご覧になった方も
いらっしゃるでしょう。

4782939 ¥1850
ラフマニノフ・レアリティーズ
ラフマニノフ:
・サロン的小品集 op.10
・初期のピアノ作品(シコルスキ社の楽譜による)
・3つの夜想曲
・オリエンタル・スケッチ
・晩祷-第5曲:主宰や今爾(なんじ)の言(ことば)にしたがい(アシュケナージ編)
・無言歌ニ短調
・15のロマンス op.26から第12曲:夜は悲しい(アシュケナージ編)
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
録音:2012年3月14-16日 サフォーク、ポットンホール
ピアニスト、指揮者として今なお第一線で活躍するマエストロ・アシュケナー
ジ。若い頃から取り組んできたラフマニノフのピアノ作品録音がついに完結し
ます! 今回のアルバムは、文字通りレアな作品ばかり。ラフマニノフ演奏の
第一人者としてのアシュケナージの素晴らしさが見事に表現された、記念碑的
1枚となっています

4784699 3枚組 ¥3800
ヘンデル:歌劇『アレッサンドロ』HWV.21(全曲)
マックス・エマヌエル・ツェンチッチ(C-T:アレッサンドロ)
ユリア・レージネヴァ(Sp:ロサーネ), カリーナ・ゴヴァン(Sp:リザウラ)
クサヴァー・サバータ(C-T:タッシーレ), フアン・サンチョ(T:レオナート)
シム・インスン(Bs:クリート), ワシリー・コロセフ(C-T:クレオーネ)
ジョルジュ・ペトルー(指揮)
アルモニア・アテネア(ピリオド楽器使用)
〔録音〕2011年9月, メガロン・アテネ・コンサートホール
(ディミトリ・ミトロプーロス・ホール)(デジタル:ライヴ)
ヘンデルの最絶頂だった第一次ロイヤル・アカデミー時代の終盤の1726年に書
き上げた「アレッサンドロ」は、当時ヘンデル作品で最も数の多い上演回数が
記録されている作品です。「アレッサンドロ」は、古代マケドニアの偉大なる
大帝王アレクサンドロス3世が、二人の恋人のどちらを選ぶか悩む優柔不断の
人物設定という話。ヘンデルがイタリアから呼んだ三人の名歌手の不満が出な
いように、それぞれに公平に個性的なアリア、見せ場を与えるように超絶技巧
アリアや旋律美のアリオーゾが散りばめらています。驚異的声域と表現力の
ツェンチッチをアレサンドロ役に起用。若き天才ソプラノ歌手ユリア・レージ
ネヴァを抜擢し、驚異的テクニックだけでなく、各配役の感情的・叙情的・ロ
マンチックさを見事に表現しています。

4784884 2枚組 ¥1980
ゲオルク・ショルティ/ザ・レガシー1937-1997
(1)『シューベルト:「白鳥の歌」-別れD.957-7』
マックス・リヒテック(T), ゲオルク・ショルティ(P)
〔録音〕1947年, チューリヒ放送スタジオ
(2)『モーツァルト:歌劇「魔笛」-恋人か女房が』
ウィリー・ドームグラーフ=ファスベンダー(Br),
ゲオルク・ショルティ(グロッケン・シュピール),
アルトゥール・トスカニーニ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
〔録音〕1947年6月25日, ザルツブルク音楽祭
(3)『R・シュトラウス:歌劇「エレクトラ」-ああ、あの顔!』
クリステル・ゴルツ(Sp), バイエルン州立歌劇場管弦楽団
〔録音〕1952年, ミュンヘン・アメリカハウス
(4)『ベルク:歌劇「ルル」-どうしてあんなひどいことを私に向ってするのだ?』
エルンスト・グートシュタイン(Bs), ヘルガ・ピラック(Sp),
フランクフルト歌劇場管弦楽団
〔録音〕1961年
(5)『R・シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」-永遠に一緒にいられるのは』
セーナ・ユリナッチ(Sp), エリーザベト・シュヴァルツコップ(Sp), 他
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
〔録音〕1959年
(6)『モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」-こっちの勝ちだと!私が溜め息
をしている間に』
ティート・ゴッビ(Br), コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
〔録音〕1963年
(7)『モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」-とうとうその時が来たわ』
ミレッラ・フレーニ(Sp), コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
〔録音〕1963年
(8)『ヴェルディ:歌劇「オテロ」-そして永遠にさらば、神聖な思い出よ』
ティート・ゴッビ(Br), ジェイムズ・マクラッケン(T),
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
〔録音〕1964年
(9)『モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」-風よ、おだやかなれ』
ピラール・ローレンガー(Sp), ジョセフィーヌ・ヴィージー(Ms)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
〔録音〕1968年
(10)『ベルリオーズ:歌劇「ファウストの劫罰」-ああこのほのかな夕ぐれの
甘美さよ』
ニコライ・ゲッダ(T), コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
〔録音〕1963年
(11)『ブリテン:歌劇「夏の夜の夢」-ヘレナ!ハーミア!ディミートリアス!
ライサンダー!』
デルメ・ブリン=ジョーンズ(Br), 他
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
〔録音〕1968年
(12)『ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」-あなたのそばで心は静ま
り』
レナータ・テバルディ(Sp), リチャード・タッカー(T)
シカゴ・リリック・オペラ
〔録音〕1956年
(13)『モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365』(全曲)
マレイ・ペライア(P), ゲオルク・ショルティ(P&指揮), シカゴ交響楽団
〔録音〕1987年
(14)『ヴェルディ:歌劇「オテロ」-いらいらなさるな』
プラシド・ドミンゴ(T), キリ・テ・カナワ(Sp), シカゴ交響楽団
〔録音〕1987年
(15)『モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」-リハーサル風景』
〔録音〕1981年
(16)『モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」-愛の神よ』
マーガレット・プライス(Sp), ヨーロッパ室内管弦楽団
〔録音〕1991年
(17)『ブリテン:歌劇「ビリー・バッド」-こっちへこい、約束を覚えているな』
フォーベス・ロビンソン(Bs), コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
〔録音〕1968年
(18)『ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」-愛の死』
ビルギット・ニルソン(Sp), コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
〔録音〕1971年
(19)『ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」-グラーネ!あたしの愛馬』
ヒルデガルト・ベーレンス(Sp), バイロイト音楽祭
〔録音〕1983年
(20)『モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」-岩が不動であるように』
ルネ・フレミング(Sp), ヨーロッパ室内管弦楽団
〔録音〕1994年
(21)『シューベルト:音楽に寄せてD.547』
ハンス・ホッター(Br), ジェフリー・テイト(P)〔録音〕1992年
(22)『ヴェルディ:歌劇「運命の力」-神よ、平和を与えたまえ』
アンジェラ・ゲオルギュー(Sp), ロンドン交響楽団〔録音〕1997年
ショルティ生誕100年を記念して様々な録音が再発売などされてきていますが、
この2枚分の音源は、様々な放送局、オーケストラ、歌劇場、音楽協会、歌手
たちから、ショルティ生誕100年を記念して特別に許可が得られた未発表音源
を収録したアルバムです。ブックレットには、放送作家、ロイヤル・オペラ・
ハウスのメンバーなどのエッセイや写真などを収録。完全限定盤となります。

743438(DVD-Video) 2枚組 ¥6450
743457(Blu-ray) ¥3880
フンパーディンク:歌劇『王様の子供たち(王子王女)』(全曲)
ヨナス・カウフマン(T:王の息子), イサベル・レイ(Sp:ガチョウ番の娘)
オリヴァー・ヴィドマー(Br:ヴァイオリン弾き),
リリアーナ・ニキテアヌ(Ms:魔女)
ラインハルト・マイール(Bs:きこり)、他
イエンス=ダニエル・ヘルツォーク(演出)
マティス・ナイトハルト(舞台装置&衣装)
上記と同内容のブルーレイ
インゴ・メッツマッハー(指揮)
チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団
〔収録〕2010年2月,
チューリヒ歌劇場でのライヴ
フンパーディンクのオペラ「王様の子供たち」が、映像として発売となります。
歌劇「ヘンゼルとグレーテル」として有名なフンパーディンクですが、「王様
と子供たち」もおとぎ話を元にしたオペラです。放浪の王子と、魔女によって
ガチョウ飼いに姿を変えられてしまった王女の恋物語で、そのみすぼらしい姿
のために人々から王位を認めてもらえず、悲しい運命をたどるお話。この作品
はここ数年で上演されるようになってきましたが、カウフマンはこの作品の王
子役として何回も演じており、このチューリヒ歌劇場のライヴでも見事な歌唱。
そしてメッツマッハーの指揮によって、フンパーディンクのワーグナー風の濃
厚なオーケストレーションを解析し、魅力的な音楽として伝えています。




<DG>
4779427 ¥1850 ※価格変更 \1400
官能的な歌声と陰影に富んだシンガーソングライター、トーリ・エイモス
デビュー20年を記念した13枚目のアルバム
《トーリ・エイモス/Gold Dust》 通常盤
『Flavor』『Yes, Anastasia』『Jackie's Strength』『Cloud On My Tongue』
『Precious Things』『Gold Dust』『Star Of Wonder』『Winter』
『Flying Dutchman』『Programmable Soda』
『Snow Cherries From FranceMarianne』『Silent All These Years』
『Girl Disappearing』

479551(CD+DVD) ¥2680 ※価格変更 \1880
《トーリ・エイモス/Gold Dust》 デラックス限定盤
上記内容+ハードカヴァーブックレット
+DVD(Flavor&Gold Dustのミュージック・ビデオ/Flavor収録風景)約16分
トーリ・エイモス(Vo&P)
メトロポール・オーケストラ ジュール・バックリー(指揮)
ケイト・ブッシュを彷彿させる官能的な歌声と、陰影に富んだアコースティッ
ク・サウンドが魅力的な女性アメリカのシンガーソングライター、トーリ・エ
イモス。彼女が400年間のクラシック音楽によって触発されて作曲した、21世紀
の連作歌曲を歌い続けています。それは進行中の現代物語であり、主人公は複
雑な音楽の中にある感情的な主題を探求するための旅をしていきます。昨年に
続きドイツ・グラモフォンより13作目のオリジナル・アルバムをリリース。
様々な形式の音楽を作曲してきた彼女。このアルバムでは、長年彼女とアレン
ジ&プロデュースを続けてきたジョン・フィリップ・シェイネルが、オーケスト
ラをバックにした新たなるアレンジを行い、美しい世界観を生み出しています。




<Mercury>
3711640 ¥1880 ※価格変更 \1450
《TVシリーズ「THE KILLING」オリジナル・サウンドトラック》
『Opening』『The Killing』『Theis and Pernille's Theme』『Aquarium』
『Choral Theme』『At The Graveyard』『Getting Ready』『We're Leaving』
『Curious』『Waiting』『Never Again』『Looking For Emilie』
『And We're Off』『Sara's Piano』『Hartman's Theme』
『The Clock Is Ticking』『Strange Thing』『Who's Calling?』
『At The Crime Scene』『Emilie's Piano』『Finding The Doll And More』
音楽:フランス・バク
「ツイン・ピークス」の再来!本国デンマークでは史上最高視聴率を獲得し、
イギリスBBCにおいても大ヒットを記録。ヨーロッパでの絶大な人気から、ア
メリカでリメイク版も制作され話題を集めた傑作ミステリー。現在スカパー等
で話題のミステリーTVシリーズ「THE KILLING」。そのサウンドトラックの発
売です。デンマークの作曲家フランス・バクは、1990年以来シンフォニック・
オーケストラや電子楽器を使用した映画やテレビ・ドラマ、CMの作曲を行い、
2002年からはサスペンスやミステリー・シリーズの作曲を手掛け、様々な賞を
受賞しています。





<PHILIPS>
4784614 55枚組 ¥11000
フィリップスの名演から選ばれたBEST BOX
フィリップス名選集BOX-PHILIPS 55
【CD1】
ブルッフ:『ヴァイオリン協奏曲第1&2番』『スコットランド幻想曲』
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn),
クルト・マズア&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団〔1977年録音〕
【CD2】
シューベルト:
『ガニュメートD.544』『ギリシャの神々D.677』『ミューズの子D.764』
『あふれる愛D.854』『愛の言葉D.410』『白鳥の歌D.744』
『死に寄せてD.518』『ますD.550』『春の小川のほとりでD.361』
『水の上で歌うD.774』『舟人D.694』『遠く離れた人にD.765』
『あこがれD.516』『音楽に寄せてD.547』『夕映えD.690』
ブラームス:
『郷愁「おお、ぼくが帰り道を知っていたら」Op.63-8』『春Op.6-2』
『スペインの歌「私の髪のかげに」Op.6-1』『子守歌Op.49-4』
ヴォルフ:『葦の根の精』『時は春』『さようなら』
エリー・アーメリンク(Sp), ルドルフ・ヤンセン(P),
ダルトン・ボールドウィン(P)〔1984,1977,1970年録音〕
【CD3】
ブラームス:『ピアノ協奏曲第2番』『ヘンデルの主題による変奏曲』
クラウディオ・アラウ(P),
ハイティンク&アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団〔1969,1978年録音〕
【CD4】
ベートーヴェン:
『三重協奏曲ハ長調Op.56』『ピアノ三重奏曲第7番「大公」』
ボザール・トリオ, ハイティンク&ロンドン・フィル〔1977,1964年録音〕
【CD5】
ブラームス:
『アルト・ラプソディー』『ヴァイオリン協奏曲』
『ハイドンの主題による変奏曲』
アーフェ・ヘイニス(A), グリュミオー(Vn),
ベイヌム&アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団〔1958年録音〕
【CD6】
リスト:
『エステ荘の糸杉に「悲歌」第1番』『エステ荘の噴水』『哀れならずや』
『子守歌』『忘れられたワルツ第1番』『不運』『問いと答え』
『モショーニの葬送』『死のチャルダーシュ』
アルフレート・ブレンデル(P)〔1979年録音〕
【CD7】
ベートーヴェン:『ピアノ協奏曲第4&5番』
ブレンデル(P), ラトル&ウィーン・フィル 〔1997-1998年録音〕
【CD8】
ベートーヴェン:
『ヴァイオリン協奏曲』『交響曲第6番「田園」 』
トーマス・ツェートマイヤー(Vn)
ブリュッヘン&18世紀オーケストラ〔1997&1990年録音〕
【CD9】
ロッシーニ:『スターバト・マーテル』
キャロル・ヴァーネス(Sp), チェチリア・バルトリ(Ms),
フランシスコ・アライサ(T), フェルッチョ・フルラネット(Bs),
ビシュコフ&バイエルン放送交響楽団&合唱団〔1989年録音〕
【CD10-11】
ヴェルディ:『歌劇「海賊」(全曲)』
カバリエ, カレーラス, J・ノーマン, ガルデッリ(指揮)
ニューフィルハーモニア管弦楽団〔1975年録音〕
【CD12】
ベルリオーズ:『幻想交響曲』
ハイドン:『交響曲第94番「驚愕」』
コリン・デイヴィス&アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
〔1974&1981年録音〕
【CD13】
ティペット:『管弦楽のための協奏曲』『三重協奏曲』
ジェルジ・パウク(Vn), 今井信子(Va), ラルフ・キルシュバウム(Vc),
コリン・デイヴィス&ロンドン交響楽団〔1964&1981年録音〕
【CD14】
チャイコフスキー:『組曲第3&4番』
ドラティ&ニューフルハーモニア管弦楽団〔1966年録音〕
【CD15】
バルトーク:
『「ハンガリー農民の歌」-「バラード」「農民の舞曲」』
『ハンガリーの風景』『ルーマニア民俗舞曲』『トランシルヴァニア舞曲』
『ルーマニア舞曲』『組曲「中国の不思議な役人」』
イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管弦楽団〔1996-1997年録音〕
【CD16】
フォーレ:『レクィエム』『パヴァーヌ』
エリー・アーメリンク(Sp)
ジャン・フルネ(指揮)ロッテルダム・フィル〔1975年録音〕
ヴィエルヌ:『幻想小曲集組曲第3番Op.54より第1,2,3,6曲』
ダニエル・コルゼンパ(org)〔1987年録音〕
【CD17】
ヴェルディ:『レクィエム』
リューバ・オルゴナソヴァ(Sp), アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)
ルカ・カノニチ(T), アラステア・マイルズ(Bs)
ガーディナー&オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
モンテヴェルディ合唱団〔1992年録音〕
【CD18】
チャイコフスキー:『交響曲第5番』
ムソルグスキー:『モスクワ河の夜明け』『禿山の一夜』『ゴパック』
ゲルギエフ&ウィーン・フィル〔1998&2000年録音〕
【CD19】
ストラヴィンスキー:『春の祭典』
ゲルギエフ&キーロフ歌劇場管弦楽団〔1999年録音〕
【CD20】
モーツァルト:
『ディヴェルティメント変ホ長調K.563』『弦楽五重奏曲第3番K.516』
グリュミオー・アンサンブル〔1967&1973年録音〕
【CD21】
ブルックナー:『交響曲第3番』
ハイティンク&ウィーン・フィル〔1988年録音〕
【CD22】
ドビュッシー:『夜想曲』『遊戯』『牧神の午後への前奏曲』『海』
ハイティンク&アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団〔1976&1979年録音〕
【CD23】
マーラー:『大地の歌』
ジェイムズ・キング(T), ジャネット・ベイカー(Ms),
ハイティンク&アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団〔1975年録音〕
【CD24】
フンメル, ハイドン, ヘンデル, シュターミッツ:『トランペット協奏曲』
ホーカン・ハーデンベルガー(Tp)
マリナー&アカデミー室内管弦楽団〔1986年録音〕
【CD25】
モーツァルト:『ピアノ協奏曲第20&24番』
ハスキル(P), マルケヴィチ&ラムルー管弦楽団〔1960年録音〕
【CD26】
チャイコフスキー&ヴェルディ:
オペラ・アリア集『エフゲニー・オネーギン』
『スペードの女王』『チャロディカ』『イオランテ』『マゼッパ』『椿姫』
『マクベス』『ルイザ・ミラー』『トロヴァトーレ』『ドン・カルロ』より
ドミトリー・ホロストフスキー(Br)
ゲルギエフ&ロッテルダム・フィル〔1990年録音〕
【CD27】
モーツァルト:
『証聖者の盛儀晩課K.339』『キリエ ニ短調K.341』
『アヴェ・ヴェルム・コルプス』『踊れ、喜べ、幸いなる魂よ』
『歌劇「ツァイーデ」より』『歌劇「魔笛」より』
『歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」より』
キリ・テ・カナワ(Sp)
コリン・デイヴィス(指揮)ロンドン交響楽団&合唱団〔1971&1982年録音〕
【CD28】
ラフマニノフ:『ピアノ協奏曲第2&3番』
コチシュ(P), デ・ワールト&サンフランシスコ交響楽団〔1983&1984年録音〕
【CD29】
R=コルサコフ:『シェエラザード』, ボロディン:『交響曲第2番』
コンドラシン&アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団〔1979&1980年録音〕
【CD30】
バルトーク:『2台のピアノと打楽器のためのソナタ』
モーツァルト:
『4手のピアノのための5つの変奏曲とアンダンテ ト長調 K.501a』
ドビュッシー:『白と黒で』, バルトーク:『組曲「戸外にて」』
マルタ・アルゲリッチ&スティーヴン・コヴァセヴィチ(P),
ウィリー・ハウドスワールト&ミヒャエル・デ・ルー(パーカッション)
〔1969-71年録音〕
【CD31】
グリーグ&シューマン:『ピアノ協奏曲』
スティーヴン・コヴァセヴィチ(P)
コリン・デイヴィス&BBC交響楽団〔1970年録音〕
【CD32】
J・S・バッハ:
『ブランデンブルク協奏曲第4-6番』『チェンバロ協奏曲第5番』
『4台のチェンバロのための協奏曲』
レイモンド・レパード(Cemb&指揮)イギリス室内管弦楽団〔1974年録音〕
【CD33】
メシアン:『世の終わりのための四重奏曲』
ヴェラ・ベス(Vn), アンナー・ビルスマ(Vc), ゲオルゲ・ピーターソン(Cl),
ラインベルト・デ・レーウ(P)〔1980年録音〕
サティ:『6つのグノシエンヌ』-ラインベルト・デ・レーウ(P)〔1977年録音〕
【CD34】
チャイコフスキー:『交響曲第3番』
マルケヴィチ&ロンドン交響楽団〔1965年録音〕
ドヴォルザーク:『交響曲第8番』
ロヴィツキ&ロンドン交響楽団〔1969年録音〕
【CD35-36】
ロッシーニ:『歌劇「セビリャの理髪師」(全曲)』
トーマス・アレン, アグネス・バルツァ, フランシスコ・アライサ,
マリナー&アカデミー室内管弦楽団〔1983年録音〕
【CD37】
チャイコフスキー&シベリウス:『ヴァイオリン協奏曲』
ムローヴァ(Vn), 小澤征爾&ボストン交響楽団〔1985年録音〕
【CD38】
ヴィヴァルディ:『協奏曲集「四季」』
ミケルッチ&イ・ムジチ〔1969年録音〕, ヴィヴァルディ:『グローリア』
ヴィットーリオ・ネグリ(指揮)
ジョン・アルディス合唱団, イギリス室内管弦楽団〔1978年録音〕
【CD39】
R・シュトラウス:『4つの最後の歌』
ジェシー・ノーマン(Sp)
クルト・マズア&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団〔1982年録音〕
ワーグナー:『ヴェーゼンドンクの歌』
ジェシー・ノーマン(Sp)
コリン・デイヴィス&ロンドン交響楽団〔1975年録音〕
【CD40】
オルフ:『カルミナ・ブラーナ』
エディタ・グルベローヴァ(Sp), ジョン・エイラー(T)
トーマス・ハンプソン(Br)
小澤征爾&ベルリン・フィル, 晋友会合唱団〔1988年録音〕
【CD41】
ガーシュイン:
『ラプソディー・イン・ブルー』『パリのアメリカ人』
『ピアノ協奏曲ヘ調』
アンドレ・プレヴィン(P&指揮) ピッツバーグ交響楽団〔1984年録音〕
【CD42】
シューベルト:『弦楽四重奏曲第15番』
ベートーヴェン:『弦楽四重奏曲第16番』
イタリア四重奏団〔1977&1968年録音〕
【CD43】
リスト:『ピアノ協奏曲第1&2番』
リヒテル(P), コンドラシン&ロンドン交響楽団〔1961年録音〕
ベートーヴェン:『ピアノ・ソナタ第10,19, 20番』
リヒテル(P)〔1963年録音〕
【CD44】
カステルヌオーヴォ=テデスコ:『ギター協奏曲第1番』
ロドリーゴ:『ヒラルダの調べ』『アランフェス協奏曲』
V=ロボス:『ギターと小オーケストラのための協奏曲』
ペペ・ロメロ(G), マリナー&アカデミー室内管弦楽団 〔1985&1992年録音〕
【CD45-46】
メンデルスゾーン:『オラトリオ「エリヤ」(全曲)』
エリー・アーメリング, ペーター・シュライアー, テオ・アダム,
サヴァリッシュ&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団〔1968年録音〕
【CD47】
プロコフィエフ:『交響的協奏曲ホ短調Op.125』『交響曲第7番』
ハインリヒ・シフ(Vc), プレヴィン&ロサンゼルス・フィル〔1989年録音〕
【CD48】
モーツァルト:
『レクィエムK.626』『戴冠ミサ曲K.317*』『アヴェ・ヴェルム・コルプス』
マーガレット・プライス(Sp), トゥルデリーゼ・シュミット(Ms)
フランシスコ・アライサ(T), テオ・アダム(Bs), エディス・マティス(Sp*)
ヤドヴィガ・ラッペ(A*), ハンス・ペーター・ブロホヴィツ(T*)
トーマス・クァストホフ(Bs*)
ペーター・シュライアー(指揮)
ドレスデン・シュターツカペレ, ライプツィヒ放送合唱団〔1982&1989年録音〕
【CD49】
モーツァルト:
『ヴァイオリン・ソナタK.454&481』
ヘンリク・シェリング(Vn), イングリット・ヘブラー(P)〔1969年録音〕
『ヴァイオリン協奏曲第3番K.216』
ヘンリク・シェリング(Vn)
アレクサンダー・ギブソン(指揮)
ニューフィルハーモニア管弦楽団〔1969年録音〕
【CD50】
ベートーヴェン:『ピアノ・ソナタ第30-32番』-内田光子(P)〔2005年録音〕
【CD51】
シェーンベルク:
『ピアノ協奏曲*』『3つのピアノ小品』『6つのピアノ小品』
ウェーベルン:『ピアノのための変奏曲』
ベルク:『ピアノ・ソナタ』
内田光子(P), ブーレーズ&クリーヴランド管弦楽団*〔2000年録音〕
【CD52-53】
ヴィヴァルディ:協奏曲と室内協奏曲集
フェリックス・アーヨ, ハインツ・ホリガー, ミカラ・ペトリ,
クラウス・トゥーネマン, イ・ムジチ, 他
【CD54】モーツァルト:
『グラン・パルティータK361』『セレナード第11番K.375』
デ・ワールト&オランダ管楽アンサンブル〔1968&1969年録音〕
【CD55】
ドヴォルザーク&エルガー*:『チェロ協奏曲』
ジュリアン・ロイド・ウェッバー(Vc)
ノイマン&チェコ・フィル, メニューイン&ロイヤル・フィル*
〔1988&1985年録音〕
1950年に設立されたフィリップス音楽部門。DGやDeccaなど並ぶ名門レーベルと
して、メンゲルベルク、ベイヌム、ハスキル、アラウ、グリュミオー、ブレン
デル、アルゲリッチ、マリナー、ハイティンク、ブリュッヘンなど名アーティ
ストたちの名演奏が録音されました。このボックスでは、フィリップスの名録
音をとことん味わい尽くすことができる55枚分を収録したもの。元フィリップ
スA&Rのエッセイなどを含む貴重なブックレット付。フィリップス・レーベルは
現在はDeccaとして再発売されていますが、商標上現在は使用できない
「PHILIPS」ロゴマークが、このボックスのそれぞれのCDを収めた紙ジャケット
には特別に復刻されています。




<Deutsche Grammophon>
47979 ¥1850
《ヨーロッパからラテン・アメリカへのバロック音楽集》
ホセ・デ・ネブラ:『サルスエラ「Vendado es amor, no es ciego」より』
アンリ・ル・バイイ:『私は狂気』
作者不詳:『「マルティネス写本」より』
パーセル:『歌劇「ディドーとエーネアス」より』『歌劇「アーサー王」より』
ヘンデル:
『カンタータ「決して心変わりしない」(スペイン・カンタータ)HWV.140より』
ラモー:『歌劇「優雅なインドの国々」より』
シャルパンティエ:『何も恐れずこの森に』『歌劇「メデ」より』
パトリシア・プティボン(Sp)
アンドレア・マルコン(指揮)
ラ・チェトラ(ピリオド楽器アンサンブル)
〔録音〕2012年2月, バーゼル、マルティンス教会(デジタル:セッション)
クリスティに学び、アーノンクールに認められ世に出た逸材パトリシア・プティ
ボン。清楚と優しさから激情まで、すべてにおいて様々な感情を可能とせる数
少ないソプラノ歌手といえるでしょう。このアルバムでは、ラテン・アメリカ
のバロック時代の作曲家の作品。そしてリズミカルでたっぷりのエネルギーが
注入されたラテン・アメリカの異国情緒感を取り入れた、ヨーロッパのバロッ
ク作曲家の作品を収録。魅力的なプティボンの歌唱は、バロック様式の貴重な
ラテン作品の宝庫から想像力を湧かせ、これまでにない「時代の表現性」を高
めることに成功しています。バロックの名手アンドレア・マルコンと、バーゼ
ル・スコラ・カントールムの卒業生を中心として結成されたアンサンブル「ラ
・チェトラ」との共演によって、新世界観たっぷりの感情表現豊かな演奏を堪
能できます。

47990 ¥1850
シューマン:幻想小曲集 作品73
ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 作品38
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 作品40
ソル・ガベッタ(チェロ)
エレーヌ・グリモー(ピアノ)
録音:2012年5月22-25日 ドイツ エッセン、フィルハーモニー
グリモーの初の室内楽アルバム。ロシア系フランス人の両親のもとアルゼンチ
ン生まれたチェリスト、ソル・ガベッタと共演したアルバム。
2011年にクシュタートで行われたメニューイン音楽祭で共演し絶賛を浴びたプ
ログラムと同じチェロとピアノの最重要作品の選曲です。

734770(DVD-Video) 8枚組 ¥10580
734771(Blu-ray) 5枚組 ¥13000
《ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」全曲》
演出:ロベール・ルパージュ
【DVD1:『ラインの黄金』】
ブリン・ターフェル(ヴォータン), ステファニー・ブライズ(フリッカ),
リチャード・クロフト(ローゲ), エリック・オーウェンズ(アルベリヒ),
ウェンディ・ブリン・ハーマン(フライア), パトリシア・バードン(エルダ),
ゲルハルト・ジーゲル(ミーメ), ハンス=ペーター・ケーニッヒ(ファフナー),
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(ファーゾルト), アダム・シーゲル(フロー),
ドウェイン・クロフト(ドンナー), 他
【DVD2&3:『ワルキューレ』】
ヨナス・カウフマン(ジークムント),
エヴァ=マリア・ヴェストブルック(ジークリンデ),
ブリン・ターフェル(ヴォータン), ステファニー・ブライズ(フリッカ),
デボラ・ヴォイト(ブリュンヒルデ), 他
【DVD4&5:『ジークフリート』】
ジェイ・ハンター・モリス(ジークフリート),
デボラ・ヴォイト(ブリュンヒルデ),
ブリン・ターフェル(さすらい人), ゲルハルト・ジーゲル(ミーメ),
エリック・オーウェン(アルベリヒ),
ハンス=ペーター・ケーニッヒ(ファフナー),
モイツァ・エルトマン(森の小鳥), パトリシア・バードン(エルダ), 他
【DVD6&7:『神々の黄昏』】
デボラ・ヴォイト(ブリュンヒルデ),
ジェイ・ハンター・モリス(ジークフリート),
ハンス=ペーター・ケーニッヒ(ハーゲン),
イアイン・ペイターソン(グンター),
ウェンディ・ブリン・ハーマー(グートルーネ),
ヴァルトラウト・マイアー(ヴァルトラウテ),
エリック・オーウェン(アルベリヒ), 他
【DVD8:ドキュメンタリー、ワーグナーズ・ドリーム】
(メイキング・オブ・ニュー・リング 収録時間:1時間53分)
ジェイムズ・レヴァイン(指揮:ラインの黄金&ワルキューレ)
ファビオ・ルイージ(指揮:ジークフリート&神々の黄昏)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
〔収録〕2010年10月9日(ラインの黄金), 2011年5月14日(ワルキューレ),
2011年11月5日(ジークフリート), 2012年2月11日(神々の黄昏):
メトロポリタン歌劇場(ライヴ)
メトの「指環」は1980年後半に収録された豪華メンバーによるものが有名です
が、2010年からハイテク機材を使用した壮大な舞台や、シルク・ドゥ・ソレイ
ユの演出家として有名なロベール・ルパージュを起用した新演出は、最近よく
ある斬新な「読み替え」無しに、ワーグナーの音楽と「指環」をめぐる神話を
確実に忠実に表現したものといえましょう。その上演を全て収録した映像が、
いよいよ発売です。「ワーグナーズ・ドリーム」と題されたメイキング映像で
は、様々なハプニングに対処する舞台裏など、オペラ制作の舞台裏を垣間見る
ことのできる、見ごたえたっぷりのドキュメンタリー映像となっております。

734840(DVD-Video) ¥3350
734851(Blu-ray) ¥3880
上記全集のドキュメンタリー映像部分のみのDVD
ワーグナーズ・ドリーム

479638 2枚組 ¥1850
《ワーグナー:「ニーベルングの指環」名場面集》
【「ラインの黄金」より】
『Vorspiel - Weia! Waga! Woge, du Welle!』『Fing' eine diese Faust!』
『Wotan! Gemahl! Erwache! - Vollendet ist das grose Werk』
『Ihr andern harrt bis Abend hier』『Bin ich nun frei? Wirklich frei?』
『Weiche, Wotan, weiche!』
『He da! He da! He do! - Rheingold! Rheingold!』
【「ワルキューレ」より】
『Wintersturme wichen dem Wonnemond』『Vorspiel 2.Akt - ""Hojotoho!""』
『So ist es denn aus mit den ewigen Gottern』
『Vorspiel...Hojotoho! Hojotoho!(ワルキューレの騎行)』
『In festen Schlaf verschlies' ich dich』
『Feuerzauber - Wer meines Speeres Spitze, furchtet, durchschreite das
Feuer』
【「ジークフリート」より】
『Hoho! Hoho! Hohei! Schmiede mein Hammer - Schau, Mime, du Schmied:
So schneidet Siegfrieds Schwert』『Nun sing! Ich lausche dem Gesang』
『Dir Unweisen ruf'ich ins Ohr』『Heil dir, Sonne! Heil dir, Licht!』
『Sangst du mir nicht, dein Wissen sei das Leuchten...』
【「神々の黄昏」より】
『Zu neuen Taten, teurer Helde』『Siegfrieds Rheinfahrt』
『Hier sitz' ich zur Wacht』
『Gros Gluck und Heil, lacht nun dem Rhein - Empfangt Gunther's Braut』
『Errath'st Du auch dieser Raben Geraun'?』
『Fliegt heim, ihr Raben!(Immolation Scene)』
ブリン・ターフェル(Br)、ステファニー・ブライズ(Ms)、
エリック・オーウェンズ(Bs)、ヨナス・カウフマン(T)、
デボラ・ヴォイト(Sp)、エヴァ=マリア・ヴェストブルック(Sp)、
ジェイ・ハンター・モリス(T)、ハンス=ペーター・ケーニヒ(Bs)、他
ジェイムズ・レヴァイン(指揮:ラインの黄金&ワルキューレ)
ファビオ・ルイージ(指揮:ジークフリート&神々の黄昏)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
〔録音〕2010年10月9日(ラインの黄金), 2011年5月14日(ワルキューレ),
2011年11月5日(ジークフリート), 2012年2月11日(神々の黄昏):
メトロポリタン歌劇場(デジタル:ライヴ)
このCDは、この上演での素晴らしい場面ばかりを収録したもので、歌唱と音楽
だけでも素晴らしいものと納得させてくれるベスト盤です。




<Decca>
4784696 ¥1850
ブラームス:
『静かな夜に』『かよわい娘が歩いて行った』『ばら色のくちびる』
『すべての思いが』『下の谷底では』『間奏曲イ長調Op.118-2』
ハイドン:『さすらい人』『回想』『絶望』
モーツァルト:『すみれK.476』『夕べの想いK.523』
シューベルト:
『林にてD.738』『夕べの星D.806』『ミニョンにD.161』『死と乙女D.531』
『丘の上の若者D.702』『アヴェ・マリア』『君はわが憩いD.776』
『12のワルツ D.145-第6番』
アンドレア・ショル(C-T)
タマール・ハルペリン(P)
〔録音〕2012年7月, オーストリア、ホーエネムス・マルクス=ジッティクス
・ザール(デジタル:セッション)
音楽の選択のテキストと音楽の完璧なバランスを提供するアンドレア・ショル。
「音楽には特定の声域に限られる必要がない」という彼の信念の音楽のパフォ
ーマンスは、この絶品な「新コレクション」とも思えるプログラムによって証
明されます。アルバム・タイトル通りの「幸福を見いだせぬさすらい人の心」
を表現したハイドン、モーツァルト、シューベルト、ブラームスの歌曲の中か
ら選曲され、典型的な人間像を象徴した表現で見事に歌われます。

4783546 ¥1850
プロコフィエフ
ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.63
2つのヴァイオリンのためのソナタ Op.56
ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.80
ジャニーヌ・ヤンセン(Vn)
ボリス・ブロヴツィン(Vn) イタマール・ゴラン(P)
ウラディーミル・ユロフスキー指揮 
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
〔録音〕2012年6月21日―23日 ロンドン ヘンリー・ウッド・ホール(協奏曲)
2012年6月11-14日 ベルリン テルデック・スタジオ(ソナタ)
ヤンセン来日記念!ついにリサイタル・ツアーで来日するヤンセン。最新録音
はユロフスキ指揮ロンドン・フィルの伴奏によるプロコフィエフのVn協奏曲
第2番。さらに、イタマール・ゴランを伴奏に迎えたVnソナタ第1番、ブロフ
ツィンとの2つのヴァイオリンのためのソナタも収録。
オランダ出身のジャニーヌ・ヤンセンは2003年にデッカと専属契約を結び、毎
年のようにアルバムをリリース。母国オランダではPOPアイドル並みの人気で、
これまでのアルバムは連続プラチナ・ディスクに輝いています。協奏曲のみな
らず、室内楽にも積極的で、デビュー直後には自ら室内楽フェスティバルも主
宰、この音楽祭は現在も続いています。

4783523 3枚組 ¥3800
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
CD1 
(1)第1番 ニ長調 作品12の1 (2)第2番 イ長調 作品12の2 
(3)第3番 変ホ長調 作品12の3 (4)第5番 ヘ長調 作品24《春》
CD2 
(1)第4番 イ短調 作品23 (2)第8番 ト長調 作品30の3 
(3)第9番 イ長調 作品47《クロイツェル》  
CD3 
(1)第6番 イ長調 作品30の1 (2)第7番 ハ短調 作品30の2 
(3)第10番 ト長調 作品96
レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)、
エンリコ・パーチェ(ピアノ)
〔録音〕2012年
現代最高のヴァイオリニストの一人、ギリシャ出身のカヴァコス、デッカ・デ
ビュー盤!
1967年アテネ生まれのレオニダス・カヴァコス。1985年、最年少でシベリウス
国際コンクールに優勝し一躍注目を集め、現在では世界各地の主要オーケスト
ラからの共演オファーが殺到する人気ぶりです。録音活動も積極的で、ECMレー
ベルにはラヴェル&エネスコ作品を、SONYからはモーツァルトなどのアルバム
がリリースされています。カヴァコスは昨年デッカを録音専属契約を結び、そ
の第1弾となるのが当アルバム。いきなりベートーヴェンのヴァイオリン・ソナ
タ全曲という直球勝負で、今回のリリースに対する彼の意気込みが感じられま
す。日本へは、昨年の震災直前、シャイー指揮ゲヴァントハウス管のソリスト
として来日し、サントリーホールの満員の聴衆の前でドヴォルザークの協奏曲
を披露し、観客を圧倒しました。2012年11月にはリサイタルで再来日する予定
となっており、ベートーヴェンのソナタも数曲演奏予定です。

743469(DVD-Video) 2枚組 ¥6450
743470(Blu-ray) ¥3880
ヘンデル:歌劇「ロデリンダ」HWV.19(全曲)
ルネ・フレミング(Sp:ロデリンダ), アンドレアス・ショル(C-T:ベルタリド),
ステファニー・ブライズ(Ms:エドゥイージェ),
ジョセフ・カイザー(T:グリモアルド),
イェスティン・デイヴィス(C-T:ウヌルフォ), シェンヤン(Br:ガリバルド)
演出:スティーヴン・ワズワース, 舞台:トーマス・リンチ
衣装:マーティン・パクレディナス, 照明:ピーター・カゾロウスキー
ハリー・ビケット(指揮&Cemb)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
〔収録〕2011年12月3日、メトロポリタン歌劇場(ライヴ)
メトロポリタン歌劇場ではこれまで基本古典派以降の作品を上演してきました
が、最近のバロック・オペラ復興の流れと、新発想の演出や歌手の起用によっ
て、ここでもバロック芸術が開花しはじめました。2004年に新プロダクション
としてこのメトで上演された「ロデリンダ」の再上演でも圧倒的な美声と表現
力のルネ・フレミング。そして繊細な心理を見事に表現したアンドレアス・
ショル。イギリス・バロック界の実力派ハリー・ビケットの指揮とレチタティ
ーヴォでのチェンバロ。ピリオド奏法を使用した小編成のオーケストラ。決し
て現代的とはいえない古典的な舞台づくりと演出によって、この作品の美の世
界を味あわせてくれます。



<Universal Australia (Australian Eloquence)>
4806554 ¥900
20世紀の神秘的なクリスマス合唱曲
デイヴィッド・ヒル/《クリスマス・ファンタジー》
V=ウィリアムズ:
『クリスマス・キャロルによる幻想曲』『清められた神の子』
ハウエルズ:『汚れなきバラ』『子守唄を歌って』,
ウォーロック:
『Lullaby my Jesus』『子守歌』『主を賛美しよう』『ベツレヘム・ダウン』
アイアランド:『聖なる少年』
ホルスト:『この日に鳴りわたれ、幼子たちの声』
ディーリアス:『冬の夜』, 伝承曲:『酒宴の歌』
フィンジ:『地に平和を』
デイヴィッド・ヒル(指揮)
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊, ウェインフリート・シンガーズ,
ボーンマス交響楽団
〔録音〕1994年1月, ウィンチェスター大聖堂(デジタル:セッション)
〔原盤:Argo〕
20世紀イギリスのクリスマス合唱作品の美しい魅力がたっぷり。イギリスのポ
リフォニーの綾がくっきりと浮かび上がるような、繊細なレースを思わせる演
奏です。

4806549 2枚組 ¥1400
チャイコフスキー:
バレエ「くるみ割り人形」(全曲)
バレエ「眠りの森の美女」より「オーロラ姫の結婚」(ディアギレフ版)
シャルル・デュトワ(指揮)
モントリオール交響楽団
〔録音〕1992年5&10月, モントリオール(デジタル:セッション)
〔原盤:Decca〕
クリスマス・イブの夜の夢の話による「くるみ割り人形」。チャイコフスキー
の、きらびやかなメロディがふんだんに散りばめられた音楽です。フランスや
ロシアの音楽の演奏では右に出る者がないといわれる、デュトワとモントリオ
ール交響楽団の名コンビによる演奏。名旋律の宝庫として知られるチャイコフ
スキーのバレエの名作を、音楽性を前面に打ち出したセンス溢れるデュトワの
指揮で聴く魅力は格別のもの。華やかな舞台を髣髴とさせる楽しさに満ち溢れ
たアルバムです。

4806715 ¥900
フィードラー&ボストン・ポップスのクリスマス名曲集
(1)ルロイ・アンダーソン編:
『クリスマス・フェスティバル(もろびとこぞりて/広間を飾ろう/神はなん
じらを楽しく休ませたまえ/ヴェンセラスは良い王様/あめには栄え/まきび
とひつじを/きよしこの夜/ジングル・ベル/神のみ子はこよいしも)』
(2)ヘンデル:『ハレルヤ・コーラス』
(3)J・S・バッハ:
『主よ、人の望みの喜びよ』『パストラーレ-クリスマス・オラトリオ』
『アダージョ-無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番』『羊は安らかに草をはみ』
(4)フンパーディンク:
『ドリーム・パントマイム-歌劇「ヘンゼルとグレーテル」』
(5)チャイコフスキー:
『「金平糖の精の踊り」「葦笛の踊り」「花のワルツ」
-バレエ「くるみ割り人形」』
(6)L・モーツァルト:『そりすべりの音楽』
(7)ルロイ・アンダーソン:『そりずべり』
(8)『サンタが町にやってくる』
(9)『赤鼻のとなかい』
(10)『ホワイト・クリスマス』
アーサー・フィードラー(指揮)
ボストン・ポップス管弦楽団
〔録音〕1970年,1976年, ボストン(ステレオ:セッション)
〔原盤:DG〕
フィードラー&ボストン・ポップスのクリスマス! 実にいかしたアレンジによ
る1曲目の「クリスマス・フェスティバル」からして、クリスマス気分を高め
てくれます。「きよしこの夜」では静かな鐘の音が遠くから聞こえる粋なはか
らい。クリスマスのスタンダード・ナンバーが詰め込まれた、わくわくするア
ルバムです。

4806556 ¥900
ガーディナー/ヴェネツィアのクリスマス
ガブリエリ:
『ソ・ソ・ラ・ソの旋律によるカンツォーナ』『Audite principes』
『天使と羊飼い』『羊飼いたちよ、汝らが見たものを語れ』
『わたしたちの救い主が世に生まれた』『ピアノとフォルテのソナタ』
『偉大な 神秘』
モンテヴェルディ:
『天はわきかえり天使は喜ばん』『マニフィカト-聖母マリアの夕べの祈り』
バッサーノ:『今日キリストはうまれた』
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
モンテヴェルディ合唱団, フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル
〔録音〕1972&1974年, ロンドン(ステレオ:セッション)
〔原盤:Decca〕
ガーディナー初期の頃の録音。知的な合唱と、華やかな金管アンサンブルが融
合された立体的な演奏。ヴェネツィアの格調高く荘厳なクリスマスが再現され
ています。

4806553 ¥900
ガーディナー/キリスト誕生の物語
『カウパー:グローリア』『アヴェ・マリア』『御使いが処女のところに来て』
『パレストリーナ:恵み深き救い主の御母』『ガブリエルのお告げ』
『バッサーノ:きょう、キリストはお生まれになった』『陽気な羊飼い』
『スヴェーリンク:きょう、キリストはお生まれになった』『午前3時過ぎ』
『一輪のバラが咲いた』『これほど見事なバラはない』
『バルドス:めでたし、海の星よ』『ハウエル:汚れなきバラ』
『バード:おお、大いなる奇蹟よ』『シュッツ:ああ、主よ、万物の創り主よ』
『この長い夜に』『牛たちのあいだで』『ギロよ、太鼓を手に取れ』
『誉め歌え』『デリング:羊飼いたちよ、誰を見たのか』『揺りかご』
『バード:ララバイ』『愛し子よ』『私の記憶では』『タヴナー:子羊』
『ヴァルター:愛するヨセフ、私のヨセフよ』『ガードナー:3人の王の到来』
『すべての王の王』
『アームストロング:水晶のような天空を鳴らしてください』
『ウィールクス:グローリア』
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
モンテヴェルディ合唱団
〔録音〕1988年5月, ノーフォーク(デジタル:セッション)
〔原盤:Philips〕
ガーディナー&モンテヴェルディ合唱団による『新・クリスマスアルバム』。
プロローグ、受胎告知、羊飼いたちへの天使の出現、イエスの誕生、幼子への
天使たちのあいさつ、羊飼いたちのベツレヘム到着、東方の三博士の参拝、な
ど、キリストの誕生の物語を、自らの研究によってプロデュースしたこの盤は、
キリストの降誕までを描いたもの。今までにない神聖さが際立った斬新なアル
バムです。

4805618 ¥900
ムジカ・サクラ/クリスマス・キャロル集
『きよしこの夜』『鐘のキャロル』『おお大いなる神秘よ』
『しずかにねむれ』『羊飼いのキャロル』『静かに、静かに』『もみの木』
『牧人ひつじを』『かがやく星を見たか』『柊と蔦は』『聖母讃歌』
『ベツレヘムの小さな町よ』『太鼓をたたけ』『まぶねのなかで』
『天使は羊飼いに語られた』『マリアは知っていたのか』
『ひいらぎを飾ろう』『ねむれよ、おさなき子よ』
『今日ぞキリストは生まれたもう』『バロー・ラミー』
『3艘の船が来るのをみた』『父の愛について』『主はすぐにやってくる』
『星をめざして』『私は驚きながらさまよう』『ナニータ・ナナ』
『み空にこだまする』
リチャード・ウェステンバーグ(指揮)
ムジカ・サクラ
〔録音〕1987年6月, コネチカット州(デジタル:セッション)
〔原盤:DG〕
R・ウェステンバーグ&ムジカ・サクラによる、中世から現代までの世界各国の
クリスマス・キャロルをア・カペラで綴っていきます。宗教的な敬虔さを感じ
ることのできる、しっとりとしたアルバムです。

4806555 ¥900
マリナー&アカデミー室内管弦楽団&合唱団のクリスマス
『3時をすぎて』『神のみ子は今宵しも』『ディンドン、高らかに』
『木枯らしの風ほえたけり』
『J・S・バッハ:クリスマス・オラトリオ-シンフォニア』
『昔、ダビデの村に』『サセックス・キャロル』
『なんとかぐわしいこの香り』『イエスがお生まれに』
『ベルリオーズ:羊飼いとの別れ』『ベルリオーズ:サン・ファミーユの休息』
『薔薇の花がほころんだ』『きよしこの夜』『静かに、静かに』
『イエスのために歌い奏でよ』『ひいらぎとつたは』『聖なる三博士』
『明日が私の踊る日』『神のみ子のイエスさまは』
『パーソネント・ホーディー』『もろびと声あげ』
『りんごの木なるイエス・キリスト』『あめにはさかえ』
ネヴィル・マリナー(指揮)
アカデミー室内管弦楽団&合唱団
〔録音〕1994年1月, ロンドン(デジタル:セッション)
〔原盤:Philips〕
合唱の国であるイギリスらしい、落ち着いた心暖まるクリスマス・キャロルが
聴くことができるアルバムです。

4806552 ¥900
ノリントン/バロック・クリスマスの精華
『シュッツ:きょうキリストは生まれたまえり』
『パーセル:見よ、われ大いなる喜びの知らせをもたらせり』
『作者不詳:この上なく尊きマリアよ』
『ハンマーシュミット:アレルヤ!喜べ、なんじら、すべてのキリスト者よ』
『ブジニャック:羊飼いたちよ、主にむかいて新しき歌を歌え』
『ガブリエリ:おお、大いなる神秘』
『シュッツ:おお主よ、おんみ万物の造り主よ』
『モンテヴェルディ:万人の贖い主なるキリストよ』
『プレトリウス:歌え、なんじら愛するキリスト者よ』
『ハスラー:天使は羊飼いたちに言った』
ロジャー・ノリントン(指揮)
ロンドン・シュッツ合唱団,
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル,
キャムデン木管合奏団, チャールズ・スピンクス(オルガン)
〔録音〕1968年5-6月, ロンドン(ステレオ:セッション)
〔原盤:Decca〕
ノリントンが1962年に自ら設立した合唱団による彼の初期録音。ノリントンら
しいと選曲による演奏によるバロック時代のクリスマス作品集で、深遠なクリ
スマスの奥義がつまった演奏です。




<Universal France Accord>
4806512 15枚組 ¥6250
1962年結成のスーパー打楽器軍団 限定盤
ストラスブール・パーカッション・グループ/設立50年記念エディション
【CD1】
メシアン:『7つの俳諧』『われ死者の復活を待ち望む』『天の都市の色彩』
【CD2】
ブーレーズ:『ル・マルトー・サン・メートル』
ジルベール・アミ:『サイクル』
フィリップ・マヌリ:『鍵盤の本』
【CD3】
ハウベンシュトック=ラマティ:『遊戯6』
アンドレ・ブクレシュリエフ:『群島3』
【CD4】
ヴァレーズ:『イオニザシオン』, チャベス:『タンブーコ』『トッカータ』
ケージ:『構造第1番』, キャンピオン:『Ondoyant et Divers』
【CD5】
ミラン・スティビリ:『Epervier de ta faiblesse, Domine』
シルヴェストロフ:『ミステリーズ』
デニソフ:
『Nuages Noires』『Apparitions et disparitions』
『Rayons des etoiles lointaines dans l'espace courbe』
カベラック:『8つのインヴェンション』
【CD6】
セロツキ:『Continuum』, アペルギス:『Kryptogramma』
クセナキス:『ペルセファサ』
【CD7】
スハット:『Signalement』, ピュイグ:『Provisoires agglomerats』
デニソフ:『打楽器奏者のための小協奏曲』
【CD8】
シチェドリン:『Shen』, 篠原眞:『交互』, オアナ:『舞踏用練習曲集』
アラン・ルヴィエ:『Candrakala』『Shima』, 平義久:『Hierophonie V』
【CD9】
デュフール:『エレフォン』『Sombre journee』
【CD10】
マルク・モネ:『Bibilolo』
【CD11】
ミカエル・ジャレル:『Incipit』
フランソワ=ベルナール・マッシュ:『Vectigal Libens』
クリスチャン・ロバ:『Kupang』, ファウスト・ロミテッリ:『Chorus』
フィリップ・ルルー:『Rheumics』
マルク・モネ:『Mort et transfiguration pour 40 balais』
ジャン=マルク・サンジェ:『Salmigondis』
ジェラール・ペソン:『Gigue』, ミカエル・レヴィナス:『Tic, Tac…』
マルタン・マタロン:『Caramba(les)』
フィリップ・ユーレル:『Ecart en temps』
ジャン・ピエール・ドロー:『La Fuite』
【CD12】
ジェラール・グリゼイ:『ルノワール・デ・エトワール』
【CD13】
マルタン・マタロン:『Le Scorpion(music for the film L'Age d'Or)』
【CD14】
フランソワ=ベルナール・マシュ:
『Marae』『Aera』『Khnoum』『Le printemps du serpent』
【CD15】
ジル・ラコー:『Subgestuel』, ミカエル・レヴィナス:『Voutes』
ダニエル・ダダーモ:『Die Runde Zahl』
フランソワ・パリ:『Les Arpenteurs』(抜粋)
ストラスブール・パーカッション・グループ
1962年結成のスーパー打楽器軍団、
ストラスブール・パーカッション・グループ。現代音楽の期首達から次々と寄
せられる新作を、多様な音色の打楽器を駆使した最も斬新な音楽言語によって
世界に紹介してきました。彼らから繰り出される音響、音と音の空間、徹底し
た哲学と方法論によって、完璧な作品作り出しています。Philipsレーベルと
して発売された多くの音源や、初出音源も含むこのセットは、設立50年の歴史
が刻まれたもので、すべてにおいてリアルな音と空間を再現する優秀録音に
よって、打楽器の恍惚感を味わうことができるセットです。




<Decca>
4806399 2枚組 ¥2150
ガブリエル・バキエ/オペラ&歌曲名唱集
【CD1】
モーツァルト:『ドンジョヴァンニ』『フィガロの結婚』
ヴェルディ:『オテロ』『ドン・カルロ』『リゴレット』
ベッリーニ:『清教徒』, マスネ:『マノン』
ベルリオーズ:『ファウストのごう罰』, トマ:『ハムレット』
グノー:『ロメオとジュリエット』, オッフェンバック:『ホフマン物語』
ドリーブ:『ラクメ』, マスネ:『ウェルテル』『ドン・キショット』
ドニゼッティ:『ファヴォリータ』, ビゼー:『カルメン』,より
【CD2】
ベルリオーズ:『いない人』, グノー:『ヴェネツィア』『5月の初めの日』
マスネ:『悲歌』, デュパルク:『悲しき歌』『前世』
フォーレ:『漁師の歌』『月の光』『秘めごと』
レイナルド・アーン:『私の詩に翼があったなら』, ドビュッシー:『鐘』
ラヴェル:『ロンサール、その魂に寄せて』『私に雪を投げたアンヌのこと』
プーランク:『パリへの旅』, アンリ・ソーゲ:『クレオールの子守唄』
モーリス・イヴェン:『ポルケロール』
シャルル・ルコック:『喜歌劇「アンゴ夫人の娘」より』
ルイ・ヴァルネー:『喜歌劇「僧院の近衛騎兵」より』
レハール:
『喜歌劇「ルクセンブルク伯爵」より』『喜歌劇「メリーウイドゥ」より』
ガブリエル・バキエ(Br)
〔録音〕1955-1979年,
名バリトン歌手ガブリエル・バキエ、米寿記念。1924年生まれ。モンペリエで
声楽の研究をはじめ、1945年にパリ音楽院に入学。1953年にモネ劇場と契約。
その後、「蝶々夫人」「椿姫」「ドン・ジョヴァンニ」「リゴレット」などで
絶賛をあび、豊かな表現と音色をもったバキエの声質、そして比類なき俳優的
表現演出は、オペラを最高の芸術的レベルに引き上げ、フランス・オペラ界で
は伝説の歌手といわれています。このアルバムは、彼の膨大な数のオペラ、オ
ペレッタ、歌曲の録音の中からの、芸術的名歌唱ばかりを集めたベスト盤とな
ります。デジパック仕様。




<Deutche Grammophon>
4806655 10枚組 ¥4800
クリスチャン・フェラスの芸術 限定盤
【CD1】
J・S・バッハ:
『ヴァイオリン協奏曲第1&2番BWV.1041&1042』
『2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV.1043*』
-カラヤン&ベルリン・フィル, ミシェル・シュヴァルベ(Vn*)〔1966年録音〕
『ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調BWV.1016』
-セリニ・シャイエ=リシェ(P)〔1953年録音世界初出〕
【CD2】
ベートーヴェン:『ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61』
-カラヤン&ベルリン・フィル〔1967年録音〕
『ロマンス第1&2番』
-レオポルト・ルートヴィヒ(指揮) ハンブルク州立フィル
〔1955年録音世界初CD化〕
【CD3】
ブラームス:『ヴァイオリン協奏曲』
シベリウス:『ヴァイオリン協奏曲』
-カラヤン&ベルリン・フィル〔1964年録音〕
【CD4】
チャイコフスキー:『ヴァイオリン協奏曲』
-カラヤン&ベルリン・フィル〔1965年録音〕
セルジュ・ニッグ:『ヴァイオリン協奏曲第1番』
-シャルル・ブリュック(指揮)
フランス国立放送フィル〔1960年録音世界初CD化〕
【CD5】
シューマン:『ヴァイオリン・ソナタ第1&2番』『3つのロマンスOp.94』
-ピエール・バルビゼ(P)〔1965年録音〕
【CD6】
ブラームス:『ヴァイオリン・ソナタ第1-3番』『F.A.E.ソナタ-スケルツォ』
-ピエール・バルビゼ(P)〔1968年録音〕
【CD7】
フランク:『ヴァイオリン・ソナタ イ短調』
ルクー:『ヴァイオリン・ソナタ ト長調』
-ピエール・バルビゼ(P)〔1965年録音〕
ショーソン:『詩曲Op.25』-
ジョルジュ・セバスチャン(指揮) ベルギー国立管弦楽団〔1953年録音〕
【CD8】
ラヴェル:『ツィガーヌ』
-ジョルジュ・セバスチャン(指揮) ベルギー国立管弦楽団〔1953年録音〕
オネゲル:『無伴奏ヴァイオリン・ソナタ』
ドビュッシー:『ヴァイオリン・ソナタ ト短調*』
フォーレ:『ヴァイオリン・ソナタ第2番*』
-ピエール・バルビゼ(P*)〔1953年録音〕
【CD9:アンコール集】
クライスラー:『愛の喜び』『愛の悲しみ』
シューマン:『トロイメライ』
シューベルト:『アヴェ・マリア』
クライスラー:『ベートーヴェンの主題によるロンディーノ』
メンデルスゾーン:『無言歌 Op.62-1』
ディニーク:『ホラ・スタッカート』
ドヴォルザーク:『ユーモレスク』
クライスラー:『ウィーン奇想曲』
マスネ:『タイスの瞑想曲』
シャミナード:『スペインのセレナード』
フォーレ:『子守歌』
R=コルサコフ:『インドの歌』
サラサーテ:『アンダルシアのロマンス』
ファリャ:『スペイン舞曲第1番』
サン=サーンス:『白鳥』
ストラヴィンスキー:『ロシアの歌』
-ピエール・バルビゼ(P), ジャン=クロード・アンブロシーニ(P),
アーネスト・ラッシュ(P)〔1968年録音〕
【CD10】
モーツァルト:
『ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216』
『ヴァイオリン協奏曲第6番変ホ長調K.268(偽作)』
-カール・ミュンヒンガー(指揮)
シュトゥットガルト室内管弦楽団〔1954年録音〕
モーツァルト:
『ヴァイオリン・ソナタ第29番イ長調K.305』
『ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調K.376』
-ピエール・バルビゼ(P)〔世界正式初CD化〕
クリスチャン・フェラス(Vn)
今年没30年をむかえたクリスチャン・フェラス。彼はベートーヴェンのヴァイ
オリン協奏曲で、ベルリン・フィルへのセンセーショナルなデビューを飾り、
カラヤンの知己を得てドイツ・グラモフォンでレコーディングを行うようにな
りました。その後、協奏曲だけでなく、室内楽やアンコール集にも取り組んで
いくようになります。世界初CD化や初出音源を含むDGとDeccaへのこの録音集
は、フェラスの「官能的な美観と情熱」が鳴り響いています。初回限定生産と
なります。

<EMI CLASSICS>
巨匠クレンペラーの没後40年を記念したアニヴァーサリー・エディション!
CZS-4042752 10枚組 ¥3150
ベートーヴェン:交響曲&序曲集(限定盤)
ベートーヴェン:
CD1
1-4 交響曲第1番ハ長調作品21
5-9 交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」 
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 録音:1957年10月
CD2 
1-4 交響曲第2番ニ長調作品36
5-8 交響曲第5番ハ短調作品67
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 録音:1957年10月(1-4)、1959年10月(5-8)
CD3
1-4 交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
5 大フーガ 作品133
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 録音:1959年10&11月(1-4)、1956年3月(5)
CD4
1-4 交響曲第4番ロ短調作品60
5-8 交響曲第7番イ長調作品67
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 録音:1957年10月(1-4)、1960年10月(5-8)
CD5
1-4 交響曲第8番ヘ長調作品93
5 序曲「レオノーレ」第1番作品138
6 序曲「レオノーレ」第2番作品72
7 序曲「レオノーレ」第3番作品72a
8 序曲「コリオラン」作品62
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 録音:1957年10月(1-4、8)1963年11月(5-7)
CD6
1-4 交響曲第9番二短調作品125「合唱付き」
演奏:フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
オーセ・ノルドモ・レーヴベリ(S)
クリスタ・ルートヴィヒ(MS)
ヴァルデマール・クメント(T)
ハンス・ホッター(B、Br)
録音:1957年10月&11月 Kingsway Hall, London
CD7
1-4 交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
5  序曲「レオノーレ」第1番作品138
6  序曲「レオノーレ」第2番作品72
(MONO)
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 録音:1955年12月(1-4)1954年11月(5,6)
CD8
1-4 交響曲第5番ハ短調作品67 
5-8 交響曲第7番イ長調 
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 録音:1955年10月&12月(1-8)
CD9
1  序曲「レオノーレ」第3番作品72a (録音1963年11月)
2  序曲「フィデリオ」作品72b (録音:1954年11月)
3  序曲「献堂式」作品124 (録音:195年7月)
4  序曲「プロメテウス」作品43 (録音:1957年11月)
5-8  エグモント作品84 (録音:1957年11月)
ブリギット・ニルソン(S)
9  序曲「シュテファン王」作品117 (録音:1959年10月)
10 序曲「献堂式」作品124 (録音:1959年10月)
演奏:フィルハーモニア管弦楽団
CD10
1  序曲「フィデリオ」作品72b  (録音:1962年2月)
2-5  交響曲第7番イ長調作品67 (録音:1968年10月)
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
6-8  プロメテウスの創造物作品43
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 (録音1969年10月)
以上:オットー・クレンペラー(指揮)
クラムシェル・ボックス、24ページ・ブックレット


CZS-4042962 6枚組 ¥2400
ブルックナー:交響曲第4番ー9番(限定盤)
ブルックナー:
CD1
1-4 交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
演奏:フィルハーモニア管弦楽団(録音:1963年9月)
CD2
1-4 交響曲第5番変ロ長調
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(録音:1967年3月)
CD3  
1-4 交響曲第7番ホ長調
演奏:フィルハーモニア管弦楽団(録音:1960年6月)
CD4
1-3 交響曲第8番ハ短調第1楽章ー第3楽章
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(録音:1970年10月-11月)
CD5
1  交響曲第8番ハ短調第4楽章
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(録音:1970年10月-11月)
2-5 交響曲第6番イ長調
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(録音:1964年11月)
CD6
1-3  交響曲第9番二短調
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(録音:1970年2月)
以上:オットー・クレンペラー(指揮)
クラムシェル・ボックス、20ページ・ブックレット


CZS-4043092 10枚組 ¥3150
ロマン派 交響曲集(限定盤)
CD1
シューベルト:
1-2 交響曲第8番ロ短調D759「未完成」
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1963年)
3-6 交響曲第9番ハ長調 D944「グレイト」
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1960年9月)
CD2
1-4 シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D485
5 メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」作品26
6-9 メンデルスゾーン:交響曲第3番イ短調作品56「スコットランド」
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1960年)
CD3
メンデルスゾーン:
1-10 「真夏の夜の夢」
演奏:ヘザー・ハーパー(S),ジャネット・ベイカー(MS)
フィルハーモニア管弦楽団&合唱団 録音:1960年
11-14 交響曲第4番イ長調作品90「イタリア」
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1960年2月)
CD4
シューマン:
1-4  交響曲第1番変ロ長調作品38「春」
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1965年10月)
5-8  交響曲第2番ハ長調作品61
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1968年10月)
CD5
シューマン:
1-5 交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1969年2月)
6-9 交響曲第4番二短調作品120
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1960年5月)
CD6
1 ウェーバー:序曲「魔弾の射手」
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1960年5月)
2 ウェーバー:序曲「オイリアンテ」
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1960年9月)
3 ウエーバー:序曲「オベロン」
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1960年5月)
4 シューマン:序曲「ゲノヴェーヴァ」作品81
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1968年10月)
5 シューマン:序曲「マンフレッド」作品115
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1965年10月)
6 J.シュトラウスII:序曲「こうもり」
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1961年10月・12月)
7 J.シュトラウスII:ウィーン気質 作品354
8 J.シュトラウスII:皇帝円舞曲 作品437
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 (1961年10月)
CD7
1-5 ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1963年9月)
6  フランク:交響曲二短調 第1楽章
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 (録音1966年2月)
CD8
1-2  フランク:交響曲二短調 第2楽章ー第3楽章
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1966年2月)
3-7  ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 (録音:193年10月ー11月)
CD9
チャイコフスキー:
1-4  交響曲第4番ヘ短調作品36
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1963年1月ー2月)
5  交響曲第6番ロ短調作品74 「悲愴」第1楽章
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1961年10月)
CD10
チャイコフスキー:
1-3  交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」第2楽章ー第4楽章
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 (録音1961年10月)
4-7 交響曲第5番ホ短調作品64
演奏:フィルハーモニア管弦楽団 (録音:1961年10月)
以上:オットー・クレンペラー(指揮)
クラムシェル・ボックス 28ページ・ブックレット


CZS-9733592 36枚組 ¥7450
ワーグナー:ザ・グレイト・オペラ・ボックス(限定盤)
2013年のワーグナー生誕200年を記念して、偉大なオペラ作品を36枚ボックスと
して発売!
ワーグナー:
CD1-3
「リエンツィ」全曲
主要キャスト:ルネ・コロ (コーラ・リエンツィ) (T)
シヴ・ヴェンベルイ(イレーネ)(S)  
ニコラウス・ヒルデブラント(ステファーノ・コロンナ)(B)
ジャニス・マーティン(アドリアーノ)(MS)
演奏:ハインリヒ・ホルライザー指揮/ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
CD4-5
「さまよえるオランダ人」全曲
主要キャスト:テオ・アダム(オランダ人)(Br)
アニヤ・シリヤ(ゼンタ)(S)
マルッティ・タルヴェラ(ダラント船長)(B)
演奏:オットー・クレンペラー指揮/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
BBC合唱団
CD6-8 
「タンホイザー」全曲
主要キャスト:クラウス・ケーニッヒ〈タンホイザー)(T)
ルチア・ポップ(エリーザベト)(S)
ベルント・ヴァイクル (ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ)(Br)
ワルトラウト・マイヤー(ヴェーヌス)(MS)
演奏:ベルナルト・ハイティンク指揮/バイエルン交響楽団&合唱団
CD9-11
「ローエングリン」全曲
主要キャスト:ジェス・トマス(ローエングリン)(T)
エリザベート・グリュンマー(エルザ)(S)
クリスタ・ルートヴィヒ(オルトルート)(MS)
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(フリードリッヒ)(Br)
ルドルフ・ケンペ指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
CD12-25
「ニーベルングの指環」全曲
「ラインの黄金」/「ワルキューレ」/「ジークフリート」/「神々の黄昏」
主要キャスト:ロバート・ヘイル(ヴォータン) (T)
マリヤーナ・リポヴシェク(フリッカ)(MS)
ヘルムート・パンプフ(ミーメ) (T) 
クルト・モル(ファーフナー、フンディング)(B)
ヒルデガルト・ベーレンス(ブリュンヒルデ)(S)
ユリア・ヴァラディ(ジーグリンデ)(S)
ロバート・シュンク(ジークムント)(T)
ルネ・コロ(ジークフリート)(T)
マッティ・サルミネン(ハーゲン) (B)
ハンス・グンター・ネッカー(グンター)(Br)
リズベス・バルスレフ(グートルーネ)(S)
演奏:ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮
バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
CD26-28
「トリスタンとイゾルデ」全曲
主要キャスト:プラシド・ドミンゴ(トリスタン)(T)
ニーナ・シュテンメ(イゾルデ)(S)
藤村美穂子(ブランゲーネ)(MS)
ルネ・パーペ(マルケ王)(B
演奏:アントニオ・パッパーノ指揮
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
CD29-32
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」全曲
主要キャスト:テオ・アダム(ハンス・ザックス)(B)
ジェレイント・エヴァンス(べックメッサー)(B)
ルネ・コロ(ヴォルター・フォン・シュトルツィング)(T)
ペーター・シュライアー(ダフィト)(T)
ヘレン・ドナート(エファ)(S)
演奏:ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
ライプチヒ放送合唱団
CD33-36
「パルジファル」全曲
主要キャスト:ドナルド・マキンタイア(グルネマンツ)(T)
ワルトラウト・マイヤー(クンドリ)(S)
フィリップ・ジョル(アムフォルタス)(Br)
ウォレン・エルスワース(パルジファル)(T)
演奏:レジナルド・グッドオール指揮/ウェールズ国立管弦楽団&合唱団
クラムシェル・ボックス、CDは紙ケース入り。60ページ・ブックレット。

CZSW-7055142 3枚組 ¥1950
THE OTHER WAGNER(知られざるワーグナー)
CD1
1  ファウスト序曲
2  その日はやってきた
3  ウェーバーの墓前に
4  ジークフリート牧歌
5  葬送の交響曲
6  使徒の愛餐
演奏:ミシェル・プラッソン指揮
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
ウィーン楽友協会合唱団の男声合唱
録音:1996年23-25日 ドレスデン
CD2
1  交響曲ホ長調:アレグロ・コン・スピーリト
演奏:ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮/フィラデルフィア管弦楽団
録音:1995年5月 New Jersey USA
2  序曲「コロンブス」
演奏:ジェフリー・テイト指揮/バイエルン放送交響楽団
録音:1988年1月 ミュンヘン
3  感謝の行進曲
4  皇帝行進曲
5  大祝典行進曲
演奏:マレク・ヤノフスキ指揮/ロンドン交響楽団
録音:1972年1月 ロンドン
6-10 ヴェーゼンドンク歌曲集 1天使 2とまれ 3温室にて 4悩み 5夢
演奏:クリスタ・ルートヴィッヒ(MS)
オットー・クレンペラー指揮/フィルハーモニア管弦楽団
録音:1962年3月 ロンドン
CD3
1-4 黒鳥館に到着して
2 ピアノ・ソナタ 変イ長調
3 エレジー 変イ長調
4 ジークフリート牧歌(ピアノ版、ルービンシュタイン編)
演奏:ミハイル・ルディ(ピアノ)
録音:2001年3月19-23日 パリ
5 3つのメロディ-ミニヨン
6 すべては束の間の幻
7 二人のてきだん兵
8 メフィストフェレスの歌 第4番
9 メフィストフェレスの歌 第5番
10  樅の木
演奏:トーマス・ハンプソン(Br)、ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)
11-15 ヴェーゼンドンク歌曲集-女声のための5つの歌
演奏:ジェシー・ノーマン(S)
アーウィン・ゲイジ(ピアノ)
録音:1969年9月 ベルリン
マルチパック、16ページ・ブックレット


CZS-9411942(2CD&2DVD) ¥2100
パールマン/ポートレート (限定盤)
日本でも絶大な人気を誇るヴァイオリニスト、イツァーク・パールマンのベス
ト盤、2枚組CDと2DVDという豪華組み合わせで。
CD1
1-3 ヴィヴァルディ:「四季」作品8-春
演奏:ジョン・トール(ハープシコード)
イツァーク・パールマン指揮/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音1976年5月ロンドン
4-6 JSバッハ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調BWV1042
演奏:ダニエル・バレンボイム指揮/イギリス室内管弦楽団
録音:1972年5月 ロンドン
7  タルティーニ:コレッリの主題による変奏曲【クライスラー編)
演奏:サミュエル・サンダース(ピアノ)
録音:1972年6月、ロンドン
8  パガニーニ:24のカプリース-第9番ホ長調
9  パガニーニ:24のカプリース-第24番イ短調
録音:1972年1月 ロンドン
10 メンデルスゾーン:無言歌集-甘き思い出に
演奏:サミュエル・サンダース(ピアノ)
録音:1992年1月 ニューヨーク
11 リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
演奏:サミュエル・サンダース(ピアノ)
録音:1992年1月 ニューヨーク
12 チャイコフスキー:メロディ
演奏:サミュエル・サンダース(ピアノ)
録音:1978年2月 ロンドン
13 ドビュッシー:ゴリウォッグのケークウォーク (ハイフェッツ編)
演奏:サミュエル・サンダース(ピアノ)
録音:1988年5月 ニューヨーク
14-16 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調作品26
演奏:ベルナルド・ハイティンク指揮/コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:1983年6月 アムステルダム
CD2
1  サラサーテ:カルメン幻想曲作品25
演奏:ローレンス・フォスター指揮/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1971年8月9-10日 ロンドン
2  サラサーテ:アンダルシアのロマンス
3  サラサーテ:サパテアード 作品23-2
演奏:サミュエル・サンダース(ピアノ)
録音:1972年6月 ロンドン
4  サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチョーソ
演奏:ジャン・マルティノン指揮/パリ管弦楽団
録音:1974年7月 パリ
5  マスネ:タイスの瞑想曲
演奏:ローレンス・フォスター指揮/アビイ・ロード・アンサンブル
録音:1995年2月ロンドン
6  ラヴェル:ツィガーヌ
演奏:サミュエル・サンダース(ピアノ)
録音:1974年7月 パリ
7  ノヴァチェク:常動曲
演奏:サミュエル・サンダース(ピアノ)
録音:1972年6月ロンドン
8  クライスラー:愛の悲しみ
9  クライスラー:愛の喜び
演奏:サミュエル・サンダース(ピアノ)
録音:1985年12月 ニューヨーク
10 バッジーニ:妖精の踊り
演奏:サミュエル・サンダース(ピアノ)
録音:1978年11月フィラデルフィア
11  クライスラー:美しきロスマリン
演奏:ローレンス・フォスター指揮/アビイ・ロード・アンサンブル
録音:1995年2月ロンドン
12  ルーマニア民謡:Doyna
演奏:ドヴ・セルツァー指揮/イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1986年7月 
13  ジョップリン:ジ・エンターテイナー(パールマン編)
演奏:アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
録音:1974年12月ロンドン
14  サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン 作品20
演奏:アンドレ・プレヴィン指揮/ピッツバーグ交響楽団
録音:1977年1月 ペンシルヴァニア
DVD1
ザ・ツアー 
パールマンが初めてモスクワとレニングラードでツアーを行った際に
撮影された映像。パールマンがいかに素晴らしいヴァイオリニストで
あるかと同時に、カリスマ性とウィット、そしてシンパシーを
持ち合わせる素晴らしい人物であるかが描きだされている。
1 オープニング・タイトル
2 イスラエル・フィル、ロシアで演奏する
3 パールマン、モスクワに到着
4 チャイコスキー:アンダンテ・カンタービレ
5 バッジーニ:
6 公開マスタークラス
7 バックステージでのパールマン
8 ロシアのユダヤ人を訪ねて
9 ズビン・メータと仲間達
10 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲(フィナーレ)
11 ふりかえって
12 クロージング・クレジット
DVD2
モスクワでのリサイタル
1 オープニング・タイトル
2 タルティーニ:悪魔のトリル
3 クライスラー:愛の悲しみ
4 プロコフィエフ:3つのオレンジへの恋-行進曲
5 ブロッホ:バール・シェム
6 ヴィエニヤフスキ:カプリースイ短調(クライスラー編)
7 チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ(クライスラー編)
8 バッジーニ:
9 クロージング・クレジット
以上:演奏:イツァー・ク・パールマン(ヴァイオリン)
ハードバック・ブック型、60ページ・ブックレット


<EMI CLASSICS>
CDSW-9141022 2枚組 \2050
CD1 ドヴォルザーク:交響曲第9番 作品95 「新世界」
CD2 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
演奏:アントニオ・パッパーノ指揮
ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
マリオ・ブルネロ(チェロ)(5-7)
ドヴォルザーク:交響曲第9番&チェロ協奏曲
ドヴォルザークの2大人気曲を同時録音&リリース!贅沢な組み合わせ!
パッパーノ初の「新世界」録音、そして、チェロ協奏曲は、非常に珍しいファ
ースト・エディションを採用。このファースト・エディションは、1985年に
完成した版で、ドヴォルザークがこの曲を献呈したチェリスト、ヴィハーンの
リクエストによる多くの変更を受け入れる前の版で、録音は極めて珍しいとい
える。

CDCW-9799102 \1500
リベラ/ソング・オブ・ライフ(生命の奇跡)
1 サルヴァ・メ (プライズマン)
2 ビー・スティル・マイ・ソウル(シベリウス/プライズマン)
3 タリスのカノン (タリス/プライズマン)
4 サンクトゥス<パッヘルベルのカノン>(パッヘルベル/プライズマン)
5 生命の奇跡 (NHKドラマ「マドンナ・ヴェルデ」主題歌)
(村松 継/プライズマン)
6 アヴェ・ヴェルム (プライズマン)
7 あなたがいるから (映画「誰も守ってくれない」主題歌)
8 ディープ・ピース(ラッター)
9 ヴォーカ・メ (プライズマン)
10 アドロ・テ (トラッド/プライズマン)
11 アヴェ・ヴィルゴ (モーツァルト/プライズマン)
12 生まれ来る日 (プライズマン)
13 天使たちの歌 (プライズマン)
14 アバイド・ウィズ・ミー(モンク/プライズマン)
15 グロリア (サン=サーンス/プライズマン)
16 パニス・アンジェリクス (フランク/プライズマン)
17 誓い-ジュピター (ホルスト/プライズマン)
ジュエル・ケース、8ページ・ブックレット付き。
大人気のリベラの17曲入りの、聖なる歌を集めたスペシャル・コレクション。
日本のNHKドラマ「マドンナ・ヴェルデ」主題歌、「生命の奇跡」(Song of
Life)が日本国内盤以外では初収録されている。
秋、冬にしっとりと聴きたい、心癒されるリベラの世界。

CZS-6363632 38枚組 \8780
プラッソン/フランス・オペラ全集(限定盤)
CD1-3
ビゼー:「カルメン」
主要キャスト:
アンジェラ・ゲオルギュー(S),ロベルト・アラーニャ(T)
インヴァ・ムーラ(S),トーマス・ハンプソン(Br)
CD4-5
ビゼー:「真珠採り」
主要キャスト:バーバラ・ヘンドリックス(S), ジョン・エイラー(T)
ジーノ・キリコ(Br)
CD6-7
ドリーブ:「ラクメ」
主要キャスト:ナタリー・デセイ(S),グレゴリー・クンデ(T)
ジョゼ・ファン・ダム(B-Br)
CD8-10
グノー:「ファウスト」
主要キャスト:チェリル・スチューダー(S),リチャード・リーチ(T)
ジョゼ・ファン・ダム(B-Br)、トーマス・ハンプソン(Br)
CD11-12
グノー:「ミレイユ」
主要キャスト:ミレッラ・フレーニ(S),アラン・ヴァンゾ(T)、
ジョゼ・ファン・ダム(B-Br)
CD13-15
グノー:「ロメオとジュリエット」 I.
主要キャスト:アルフレード・クラウス(T),キャサリン・マルフィターノ(S)、
ジョゼ・ファン・ダム(B-Br)
CD16-18
グノー:「ロメオとジュリエット」II.
主要キャスト:ロベルト・アラーニャ(T),アンジェラ・ゲオルギュー(S)
ジョゼ・ファン・ダム(B-Br),サイモン・キーンリーサイド(T)
CD19-21
マニャール:「ゲルクール」
主要キャスト:ヒルデガルト・ベーレンス(S)、ジョゼ・ファン・ダム(B-Br)
オルフェオン・ドナスティアラ
CD22-23
マスネ:「ドン・キショット」
主要キャスト:テレサ・ベルガンサ(S)、ジョゼ・ファン・ダム(Br)
アラン・フォンダリー(Br)
CD24-26
マスネ:「エロディアード」
主要キャスト:チェリル・スチューダー(S),ナディーヌ・ドゥ・ニース(S)
ベン・ヘップナー(T)、トーマス・ハンプソン(Br),
ジョゼ・ファン・ダム(B-Br)
CD27-28
マスネ:「マノン」
主要キャスト:イレーナ・コトルバシュ(S),アルフレード・クラウス(T)
ジーノ・キリコ(Br)、ジョゼ・ファン・ダム(B-Br)
CD29-30
オッフェンバック:「美しきエレーヌ」
主要キャスト:ジェシー・ノーマン(S),ジョン・エイラー(T)
シャルル・ブルル(T)、ガブリエル・バキエ(Br)
CD31-32
オッフェンバック:「地獄のオルフェウス」
主要キャスト:マディ・メスプレ(S),ミシェル・トランポン(Br)
シャルル・ブルル(T)、ミシェル・セネシャル(T)
CD33-34
オッフェンバック:「ラ・ペリコール」
主要キャスト:テレサ・ベルガンサ(S),ホセ・カレーラス(T),
ガブリエル・バキエ(Br)
CD35-36
オッフェンバック:「パリの生活」
主要キャスト;レジーヌ・クレスパン(S),マディ・メスプレ(S)
CD37-38
ルーセル:「パドマーヴァティ」
主要キャスト:マリリン・ホーン(S)、ニコライ・ゲッダ(T)
ジョゼ・ファン・ダム(B-Br)
オルフェオン・ドノスティアラ
以上:ミシェル・プラッソン指揮
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団
クラムシェル・ボックス、CDは紙ケース入り。 68ページ・ブックレット。
フランス音楽界の巨匠として活躍を続けるミシェル・プラッソンがこれまで
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団とともに、EMIで録音してきた宝石の
ようなオペラの数々を、38枚組ボックスとして発売。「この箱には、私の想い
出と夢がつまっています。」とプラッソンはコメントしている。

CZS-9734202 10枚組 \2950
ヴァリアス/ザ・バロック・コレクション(限定盤)
CD1
1 アルビノーニ:アダージョト短調
演奏:ルイ・オーリャコンブ指揮/トゥールーズ室内管弦楽団
2-5 アルビノーニ:トランペット協奏曲変ロ長調「サン・マルコ」 
演奏:モーリス・アンドレ(Tr)、
イエルク・フェルベル指揮/ヴュッテンベルク室内管弦楽団
6-8 アルビノーニ:協奏曲ハ長調作品9
演奏:モーリス・アンドレ(Tr),ギー・トゥーヴロン(Tr)
イエルク・フェルベル指揮/ヴュッテンベルク室内管弦楽団
9-11 アルビノーニ:オーボエ協奏曲変ロ長調 作品7-3
演奏:ピエール・ピエルロ(オーボエ)
ジャック・ルーセル指揮/アンティカ・ムジカ室内管弦楽団
12-14 アルビノーニ:コンチェルト・グロッソ イ短調 作品5-5
演奏:ジョルジ・アルマン(ヴァイオリン)、トゥールーズ室内管弦楽団
15-18 アルビノーニ:ソナタ 作品2-3
19-22 アルビノーニ:ソナタ 作品2-6
演奏:レイモンド・レッパード指揮/イギリス室内管弦楽団
CD2
1-12 JSバッハ:マニフィカト ニ長調 BWV243
演奏:ルチア・ポップ、アン・ペイシュリー(S)、ジャネット・ベイカー(MS)
ロバート・ティアー(T),トマス・ヘムズリー(Br)
ダニエル・バレンボイム指揮/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
録音:1968年 ロンドン
13 JSバッハ:マタイ受難曲BWV244-私はイエスの側で目覚めよう
14 JSバッハ:マタイ受難曲BWV244-来たれ、娘たちよ
演奏:テオ・アルトマイヤー(T)、南ドイツ・マドリガル合唱団
ヴォルフガング・ゲンネンヴァイン指揮/コンソルティウム・ムジクム
15 JSバッハ:ヨハネ受難曲BWV245-成し遂げられた!
16 JSバッハ:ヨハネ受難曲BWV245-安らかに眠って下さい
演奏:ブリギッテ・ファスベンダー(C),南ドイツ・マドリガル合唱団
ヴォルフガング・ゲンネンヴァイン指揮/コンソルティウム・ムジクム
17 JSバッハ:ミサ曲ロ短調BWV232-キリエ・エレジオン
演奏:オイゲン・ヨッフム指揮/バイエルン放送交響楽団&合唱団
18 JSバッハ:主よ、人の望みの喜びよ BWV147より
演奏:デイヴィッド・ウィルコックス指揮
/ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団
CD3
1 JSバッハ:トッカータとフーガロ短調 BWV565
演奏:リオネル・ロッグ(オルガン)
2 JSバッハ:シャコンヌ(BWV1004より)
演奏:ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
3-5  JSバッハ:ソナタ変ホ長調BWV1031
演奏:ミシェル・デボスト(フルート)、リオネル・ロッグ(オルガン)
6-11 JSバッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007
演奏:ポール・トルトゥリエ(チェロ)
12-18 JSバッハ:パルティータ第1番 BWV825
演奏:アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)
19 JSバッハ:コラール BWV659 
演奏:リオネル・ロッグ(オルガン)
20 JSバッハ:カンタータBWV147 -主よ、人の望みの喜びよ
演奏:アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)
CD4
1-3  JSバッハ:2つのヴァいろインのための協奏曲BWV1043
演奏:ユーディ・メニューイン、クリスティアン・フェラス(ヴァイオリン)
4-6  JSバッハ:ハープシコード協奏曲BWV1056
演奏:ジョージ・マルコム(ハープシコード)
7-9  JSバッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV1047
10-16 管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067
演奏:イレイン・シェーファー(フルート)
17 JSバッハ:音楽のささげものBWV1079-リチェルカーレ
以上、演奏:メニューイン指揮/バース・フェスティヴァル・オーケストラ
CD5
1 ヘンデル:メサイア-アリア:大いに喜べ!
2 -アリア:彼は人々に蔑まされ
3 -合唱:ハレルヤ
4 -アリア:ラッパが鳴ると
5 -合唱:アーメン
演奏:エリザベス・ハーウッド(S),ジャネット・ベイカー(MS)
ライムンド・ヘリンクス(B) アンブロージアン・シンガーズ
チャ-ルズ・マッケラス指揮/イギリス室内管弦楽団
6 ヘンデル:主はいわれた HWV232-合唱付きソロ 主はいわれた 
7 -グローリア
演奏:テレーザ・ジリス=ガラ(S)、ジャネット・ベイカー(MS),
ロバート・ティアー(T),キングス・カレッジ合唱団、
デイヴィッド・ウィルコックス指揮/イギリス室内管弦楽団
8 ヘンデル:司祭ザドク
9 ヘンデル:The King Shall Rejoice
10  ヘンデル:ソロモン HWV67-合唱
演奏:アンブロージアン・シンガーズ
ユーディ・メニューイン指揮/メニューイン・フェスティヴァル管弦楽団
CD6
1-5  ヘンデル:コンチェルト・グロッソ作品6-1
6-8  ヘンデル:ハープ協奏曲作品4-6
演奏:リリー・ラスキーヌ(ハープ)
9-11  ヘンデル:オーボエ協奏曲ト短調HWV287
演奏:ピエール・ピエルロ(オーボエ)
12-15  ヘンデル:オルガン協奏曲ト短調作品7-5
演奏:リオネル・ロッグ(オルガン)
16-20  ヘンデル:コンチェルト・グロッソト短調作品6-6
以上、演奏:ジョルジュ・アルマン(指揮)(ヴァイオリン1-5、12-20)
ルイ・オーリャコンブ(指揮)(6-11)
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団
CD7
1-7 パレストリーナ:ミサ曲 パペ・マルチェッリ
演奏:デイヴィッド・ウィルコックス指揮
/ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団
8 モンテヴェルディ:聖母マリアのための夕べの祈り-われは黒けれど
9  -しもべらよ、主を讃えよ
10 -聖なるマリアよ、我らのために祈りをささげたまえによるソナタ
11 -マニフィカト
演奏:エリー・アメリンク、ノルマ・バロウズ(S),チャールズ・プレット(CT)
アントニー・ラルフ・ジョンソン、ロバート・ティアー(T)他
フィリップ・レッジャー指揮/アーリー・コンソート・オブ・ロンドン
CD8
1 パーセル:妖精の女王-Entry of Phoebus(第4幕)
2 -シンフォニー (第4幕)
3 -干草を作る人達の踊り(第3幕)
4 -最初の音楽:ホーンパイプ
5 -妖精の踊り(第3幕)
6 -シンフォニー(第5幕)
7 -夜の歌(第2幕)
8 -プレリュード(第2幕)
9 -第2の音楽:ロンドー
10 -第1幕の曲:ジグ
11  パーセル:インドの女王-トランペットの音楽
12 -第4幕の曲
13 -歌:I attempt from Love’s sickness to fly in vain
14 -シンフォニー(第2幕)
15 -最初の音楽、最初のエア
16 -シンフォニー(第3幕)
17 -エア(第5幕)
18 パーセル:アーサー王-トランペットの音楽
19 -第2の音楽 エア
20 -シンフォニー
21 -パッサカリア
22 -ヴィーナスのアリア
23 -第2幕の音楽:ホーンパイプ
24 パーセル:ボンドゥカ 世曲
25 パーセル:年老いた男やもめ
26 パーセル:アブデラザール 序曲
27 パーセル:ボンドゥカ エア
28 パーセル:パウサニアス エア
29 パーセル:The Married Beau -ジグ
30 パーセル:Distressed innocence
31 パーセル:Amphitryon-サラバンド
32 パーセル:ダブル・ディーラー:エア
33 パーセル:ダイドーとエネアス-序曲
34 -第1幕 Shake the cloud
35 -ああ、べリンダ!
36 -When monarchs unite
37 -But ere we this perform
38 -第3幕 But death, alas!
39 -With dropping wings
演奏:ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S),ヘザー・ハーパー(S)
アンブロージアン・シンガーズ
ジョン・バルビローリ指揮/イギリス室内管弦楽団
CD9
1-7  テレマン:組曲イ短調 
演奏:イレイン・シェーファー(フルート)
ユーディ・メニューイン指揮/フィルハーモニア管弦楽団
8-11  テレマン:協奏曲ニ長調
演奏:アルベルト・カルヴァリャク(Tr)
ルイ・オーリャコンブ指揮/トゥールーズ室内管弦楽団
12-13 テレマン:ソナタロ短調 第1楽章ラルゴ&第2楽章グラツィオーソ
演奏:ジェイムズ・ゴールウェイ、ミシェル・デボスト(フルート)
ルイ・オーリャコンブ指揮/トゥールーズ室内管弦楽団
14-16 テレマン:協奏曲変ロ長調
演奏:ピエール・ピエルロ、エフゲニー・ネパロフ、
ピョートル・ドュブロフ(オーボエ)、
ルドルフ・バルシャイ指揮/モスクワ室内管弦楽団
17-19 テレマン:カノン風ソナタト長調
演奏:レオニード・コーガン、エリザベス・ギレリス(ヴァイオリン)
CD10
1-3 ヴィヴァルディ:四季-春 (演奏:ルイジ・フェッロ ヴァイオリン)
4-6 -夏 (演奏:グイド・モッツァート ヴァイオリン)
7-9 -秋(演奏:ルイジ・フェッロ ヴァイオリン)
10-12 -冬 (演奏:グイド・モッツァート ヴァイオリン)
13-16  ヴィヴァルディ:協奏曲ロ短調作品3-10
演奏;ルイジ・フェッロ、エドモンド・マラノッテ、
アンジェロ・ステファナート、
フランコ・グッリ(ヴァイオリン)
17-19  ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調作品10-3「ごしきひわ」
演奏:パスクアル・リポリ(フルート)
20 ヴィヴァルディ:協奏曲変ホ長調作品8-5「海の嵐」
演奏:エドモンド・マラノッテ(ヴァイオリン)
以上、レナート・ファサーノ指揮/ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ
クラムシェル・ボックス、36ページ・ブックレット
1600年から1750年頃の時期の総称をバロック時代とよぶが、このボックスには
その頃に書かれた素晴らしい音楽をCD10枚に収録してバジェット・プライスで
お届け。バロック・ファン必聴ボックス!


CZSW-9156242 5枚組 ¥2100
ベートーヴェン:交響曲 全曲
サイモン・ラトル指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
バーミンガム市交響楽団合唱団 (CD5 、「第九」
バーバラ・ボニー(S) (CD5 「第九」)
ブリギット・レンメルト(C) (CD5 「第九」)
クルト・ストレイト(T) (CD5 「第九」)
トーマス・ハンプソン(Br) (CD5 「第九」)
録音:Recorded Live, 2002年4月29-5月17日、
Groser Musikvereinssaa, Vienna

CZSW-7044832 4枚組 ¥2400
モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ
2013年のクレンペラー没後40年を記念して、クレンペラーがのこした偉大な
録音の数々を、11のボックス・セットで発売予定。それに先駆けて、この1966
年録音のオペラを、スペシャル・エディションとして発売。注目すべきは、
CD4に今回初めて収録された録音セッション時のリハーサル音源をはじめ、クレ
ンペラー自身が、歌手のフレーニやプロデューサーのピーター・アンドリーら
とともに、録音したばかりの演奏をプレイバックしながら交わした貴重な会話
を含む音源が収録されており、クレンペラーがどのようにこの録音を作り上げ
ていったのかを聞きとることができる。このテープは、アビイ・ロード・スタ
ジオで、エンジニア、アラン・ラムゼイが新たに発見したものである。
CD1-4
モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ (全曲)
主要キャスト:
ドン・ジョヴァンニ・・・・・・ニコライ・ギャウロフ(Br)
騎士長・・・・・・・フランツ・クラス(B)
ドンナ・アンナ・・・・・・クレア・ワトソン(S)
ドン・オッターヴィオ・・・・ニコライ・ゲッダ(T)
ドンナ・エルヴィーラ・・・・・クリスタ・ルートヴィッヒ(MS)
レポレロ・・・・・・・・ワルター・ベリー(Br)
ツェルリーナ・・・・・・・ミレルラ・フレーニ(S)
マゼット・・・・・・・・パオロ・モンタルソロ(B)
オットー・クレンペラー指揮/ニュー・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
コンティヌオ:ヘンリー・スミス(ハープシコード)
録音:1966年6月&7月
CD5
クレンペラーの「ドン・ジョヴァンニ」の舞台裏 
A VISIT BEHIND THE SCENES
1 序曲
2 序曲
3 若い娘さんたち、恋をするなら(ツェルリーナ、マゼット、合唱)
4 コントロール・ルームでのプレイバックの模様
(若い娘さんたち、恋をするなら)
5 若い娘さんたち、恋をするなら (リハーサル・テイク)
6 コントロール・ルームでのプレイバックの模様(若い娘さんたちの別テイク)
7 ぶってよ、マゼット(ツェルリーナ)
8 コントロール・ルームえのプレイバックの模様(ぶってよ、マゼット)
9 ああ、窓辺にいでよ、わしの愛しい人よ(ドン・ジョヴァンニ)
この貴重なドキュメンタリー音源は、EMIクラシックスの数々のオペラ作品の解
説や放送音源などでもおなじみの、ジョン・トランスキーの監修により、制作。


●THE HOME OF OPERA
今年5月に引き続き登場するEMIならではの、オペラ名盤を揃えた'THE HOME OF
OPERA'シリーズのご案内です。いずれもマルチパック 16Pブックレット
今回は、あらすじと歌詞テキストのデータを掲載したCDR-Romは付きません。
ご了承下さい。
(リブレットとシノプシスはオンラインwww.homeofopera.comにてご覧頂けます)

CMSW-3192752 2枚組 ¥1880
ヴェルディ:仮面舞踏会
主要キャスト:
リッカルド・・・ジュゼッペ・ディ・ステファノ(T)
秘書レナート・・ティト・ゴッビ(Br)
アメリア・・・・マリア・カラス(S)
ウルリカ・・・・フェドーラ・バルビエリ(MS)
オスカル・・・エウジェニア・ラッティ(S)
サムエル・・・シルヴィオ・マイオニーカ(B)
トム・・・・・ニコラ・ザッカリア(B)
判事及び召使・・・レナート・エルコラーニ(T)  他
アントニーノ・ヴォットー指揮/ミラノ・スカラ座管弦楽団及び合唱団
歌唱:イタリア語
録音:1956年9月

CMSW-3197342 2枚組 ¥1880
ワーグナー:ラインの黄金
主要キャスト:
ヴォータン・・・ジェイムス・モリス(B)
フリカ・・・・・マリヤーナ・リポフシェク(S)
ローゲ・・・・ハインツ・ツェドニック(T)
ミーメ・・・・・ペーター・ハーゲ(T)
ドンナー・・・・・アンドレアス・シュミット(Br)
フロー・・・・ペーター・ザイフェルト(T)
ファーフナー・・・・クルト・リドル(B)
フロスヒルデ・・・スーザン・クイットマイヤー(A)  他
ベルナルト・ハイティンク指揮/バイエルン放送交響楽団
歌唱:ドイツ語
録音:1988年11月

CMSW-3197252 4枚組 ¥2650
ワーグナー:ワルキューレ
ブリュンヒルデ・・・エヴァ・マルトン(S)
ジークリンデ・・・・チェリル・スチューダー(S)
ヴォータン・・・・ジェームス・モリス(Br)
ジークムンド・・・・ライナー・ゴールドベルク(T)
フンディング・・・マッティ・サルミネン(B)
フリッカ・・・・ワルトラウト・マイヤー(MS)
ワルキューレたち
ゲルヒルデ・・・アニタ・ソルドゥ(S)
ヘルムヴィーゲ・・ルース・ファルコン(S)
ヴァルトラウテ・・ウテ・ヴァルター(S)  他
ベルナルト・ハイティンク指揮/バイエルン放送交響楽団
歌唱;ドイツ語
録音:1988年2月&3月

CMSW-3197062 4枚組 ¥2550
ワーグナー:神々の黄昏
ビリュンヒルデ・・エヴァ・マルトン(S)
ジークフリート・・ジークフリート・イェルサレム(T)
ハーゲン・・・・ジョン・トムリンソン(B)
グンター・・・・トーマス・ハンプソン(Br)
グートルーネ・・エヴァ・マリア・ブンドシュ(S)
第2のノルン・・・アンネ=ゾフィ・フォン・オッター(MS) 他
ベルナルト・ハイティンク指揮/バイエルン放送交響楽団
歌唱:ドイツ語
録音:1991年11月

CMSW-3197152 4枚組 ¥2650
ワーグナー:ジークフリート
ヴォータン・・・ジェームス・モリス(Br)
ミーメ・・・・・ペーター・ハーゲ(T)
アルベリヒ・・・テオ・アダム(Br)
ファーフナー・・・・クルト・リドル(B)
エルダ・・・・ヤドヴィカ・ラッペ(A)
ブリュンヒルデ・・エヴァ・マルトン(S)
ジークフリート・・・ジークフリート・イェルサレム(T)
森の小鳥・・・・キリ・テ・カナワ(S) 他
ベルナルト・ハイティンク指揮/バイエルン放送交響楽団
歌唱:ドイツ語
録音:1990年11月

CMSW-3192852 2枚組 ¥1880
マスネ:タイス
タイス・・・・ベヴァリー・シルズ(S)
アタナエル・・・・シェリル・ミルンズ(Br)
ニシアス・・・・ニコライ・ゲッダ(T)
パレモン・・・・リチャード・ヴァン・アラン(Br)
クロビール・・・・アン・アマリー・コナーズ(MS)
ミルタール・・・・アン・マレイ(MS)
アルビーヌ・・・・パトリシア・カーン(S) 他
ロリン・マゼール指揮/ニュー・フィルハーモニー管弦楽団
ジョン・オールディス合唱団
歌唱:フランス語
録音:1976年6月

CMSW-3192592 2枚組 ¥1880
ベルリーニ:ノルマ
ノルマ・・・・ジェーン・イーグレン(S)
アダルジーザ・・エヴァ・メイ(S)
ポリオーネ・・・ヴィンチェンツォ・ラ・スコラ(T)
オロヴェーソ・・・ディミトリ・カヴラコス(B)
クロチルデ・・・カルメラ・レミジョ(MS)
フラヴィオ・・・・エルネスト・カヴァッツィ(T)  他
リッカルド・ムーティ指揮/フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団及び合唱団
歌唱:イタリア語
録音:1994年7月(ライヴ)

CMSW-3192702 2枚組 ¥1880
ヴェルディ:マクベス
マクベス・・・・シェリル・ミルンズ(Br)
マクベス夫人・・フィオレンツァ・コッソット(MS)
バンクオー・・・・ルッジェーロ・ライモンディ(Br)
マクダフ・・・・ホセ・カレーラス(T)
マルコム・・・・ジュリアーノ・ベルナルディ(Br) 他
リッカルド・ムーティ指揮/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
アンブロージアン・オペラ・シンガーズ
歌唱:イタリア語
録音:1976年7月

CMSW-3192642 2枚組 ¥1880
ヴェルディ:エルナーニ
エルナーニ・・・・プラシド・ドミンゴ(T)
エルヴィーラ・・・ミレッラ・フレーニ(S)
ドン・カルロ・・・・レナート・ブルゾン(Br)
ドン・ルイ・・・ニコライ・ギャウロフ(Br)
ドン・リッカルド・・・ジャンフランコ・マンガノッティ(T)
イアーゴ・・・アルフレード・ジャコモッティ(B) 他
リッカルド・ムーティ指揮/ミラノ・スカラ座管弦楽団及び合唱団
歌唱:イタリア語
録音:1982年7月(ライヴ)

CMSW-3192802 2枚組 ¥1880
ヴェルディ:椿姫
ヴィオレッタ・・・・レナータ・スコット(S)
フローラ・・・・・サラ・ウォーカー(Ms)
アンニーナ・・・・シンシア・ブシャン(S)
アルフレード・・・アルフレード・クラウス(T)
ジェルモン・・・・レナート・ブルゾン(Br)  他
リッカルド・ムーティ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
アンブロージアン・オペラ・コーラス、ロイヤル・マリーンズ・バンド
歌唱:イタリア語
録音;1980年7月




<EMI CLASSICS>
CZS-6234012 6枚組 ¥2250
マリア・カラス (限定盤)
永遠のディーヴァ、カラスは、そのキャリアの大部分をEMIの専属アーティスト
として多数の貴重な録音を残している。このCD6枚には、得委としたイタリアン
オペラをはじめ、後半に好んで取り組んだフランスものまでが収録されている。
クラムシェル・ボックス 各CD紙製ケース入り 28Pブックレット
CD1
ベルリーニ歌劇「夢遊病の女」:
1 -お仲間の方々・・・
2 -今日の私にとっては、晴れやかな
3 -私の心臓の上に手をお置きになると
ベルリーニ:歌劇「ノルマ」:
4-清らかな女神よ
5-おお、ノルマ
演奏:エベ・スティニャーニ(MS), 
トゥリオ・セラフィン指揮/ミラノ・スカラ座管弦楽団
Recorded: 23.IV-3.V.1954, Cinema Metropol, Milan MONO
ベルリーニ歌劇「清教徒」:
6 -おお、私に希望を返して下さいませ・・ここであなたのやさしい声が
7 -いらっしゃい、いとしい方、月が空にかかっています
演奏:トゥリオ・セラフィン指揮/ミラノ・スカラ座管弦楽団
Recorded: 24-30.III.1953, Basilica di Santa Eufemia, Milan MONO
ドニゼッティ歌劇「ランメルムーアのルチア」:
8 -暗い夜更け・・・あの方は、この上もなく燃える情熱に
9 -そよ風にのって
10 Ardon gli incensi(Act III)
11 -私の死骸の上に苦い涙を注いで下さい
演奏:アンナ・マリア・カナリ(MS),(8),
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(T)(9)
ジーノ・サッリ(T)(10)、ティート・ゴッビ(Br)(11)、
ラファエレ・アリエ(B)(10, 11)
トゥリオ・セラフィン指揮/ミラノ・スカラ座管弦楽団
Recorded: 29-30, 1, 3-4, 6.II.1953, Teatro Comunale, Florence MONO
ドニゼッティ歌劇「アンナ・ボレーナ」:
12 -あなた方は泣いているの?
13  -連れて行って私のなつかしい生まれ故郷の城に
14  -この不思議な音は何?
15 邪悪な二人よ
モニカ・シンクレア(C)、ジョン・ラニガン、ダンカン・ロバートソン(T)
ニコラ・レッシーニョ指揮/フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
Recorded: 24-25.IX.1958, Kingsway Hall, London STEREO
CD2
1  チレア歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」-私はいやしい召使です
2  -あわれな花よ
3  ジョルダーノ歌劇「アンドレア・シェニエ」-亡くなった母を
4  カタラーニ歌劇「ラ・ワリー」-さようなら、ふるさとの家よ
5  ボーイト歌劇「メフィストーフェレ」-いつかの夜、暗い海の底に
6   ロッシーニ歌劇「セビリャの理髪師」-今の歌声は
7   マイヤベーア歌劇「ディノーラ」-影の歌
8   ドリーブ歌劇「ラクメ」-若いインド娘はどこへ 
9   ヴェルディ歌劇「シチリア島の夕べの祈り」-有難う愛する友よ
演奏:トゥリオ・セラフィン指揮/フィルハーモニア管弦楽団
Recorded: 17-18, 20-21.IX.1954, Watford Town Hall, London 
10  ケルビーニ歌劇「メデア」-あなたの息子たちの母親が
11  スポンティーニ歌劇「ヴェスタの巫女」-無慈悲な女神よ
12 -ああ、不幸な人々を守護する女神.
13 -愛おしいお方
演奏:トゥリオ・セラフィン指揮/ミラノ・スカラ座管弦楽団
Recorded: 10-12.VI.1955, Teatro alla Scala, Milan
CD3
ヴェルディ:
1 歌劇「リゴレット」-慕わしいみ名
演奏:レナート・エルコラーニ(T),ウィリアム・ディッキー(Br),
カルロ・フォルティ(B)
トゥリオ・セラフィン指揮/ミラノ・スカラ座管弦楽団
Recorded: 3-16.IX.1955, Teatro alla Scala, Milan
2 歌劇「イル・トロヴァトーレ」-
3 -おだやかな夜
4 -恐ろしい話ですわ
5 -静かな夜は音もなく
6 -やっと付きました
7 -恋はバラ色の翼に乗って
8 -ミゼレーレ 主よ、憐れみたまえ
9 -この世に私ほど愛したものが
演奏:ルイザ・ヴィッラ(MS),ジュゼッペ・ディ・ステファノ、
レナート・エルコラーニ(T)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ミラノ・スカラ座管弦楽団
Recorded: 3-4, 6-9.VIII.1956, Teatro alla Scala, Milan
10 歌劇「椿姫」-不思議だわ! 不思議だわ!
11-ああ、そは彼の人か
12-ばかげたことだわ!ばかげたことだわ!
13-いつも自由で、花から花へ
演奏:アルフレード・クラウス(T),フランコ・ギオーネ指揮
リスボン・サン・カルロス歌劇場管弦楽団
Recorded live: 27.III.1958, Teatro Nacional de Sao Carlos, Lisbon
14   歌劇「仮面舞踏会」-ああわが故郷
演奏:アントニーノ・ヴォットー指揮/ミラノ・スカラ座合唱団&管弦楽団
Recorded: 4-9.IX.1956, Teatro alla Scala, Milan
15 歌劇「運命の力」-あわれみの聖母よ
16 歌劇「運命の力」-天使の中の聖処女
17  歌劇「運命の力」-平和を、平和を、おお、神よ!
演奏:トゥリオ・セラフィン/ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
Recorded: 17-24.VIII.1954, Teatro alla Scala, Milan
18  歌劇「アイーダ」-ラダメスはここに来るはず
19 -おお、わが故郷
20 -おおこの世よ、さらば
演奏:リチャード・タッカー(T)(20)、フェドーラ・バルビエーリ(MS)(20)
トゥリオ・セラフィン指揮/ミラノ・スカラ座管弦楽団
Recorded: 10-12, 16-20, 23-24.VIII.1955, Teatro alla Scala, Milan
CD4
ヴェルディ:
1  歌劇「マクベス」-勝利の日に
2-日の光が薄らいで
3-消えてしまえ、呪わしいこのしみよ
4 歌劇「エルナーニ」-夜のとばりがおりたのに
5  歌劇「ドン・カルロ」-世のむなしさを知る神
演奏:ニコラ・レッシーニョ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
Recorded: 19-21, 24.IX.1958, No.1 Studio, Abbey Road, London
歌劇「オテッロ」-
6 -私のお母様に
7 -泣きぬれて寂しい野にただ一人<柳の歌>.
8 -アヴェ・マリア
9 歌劇「アロルド」-空よ、私はどこに?
10  歌劇「アロルド」-われに安らぎを与えたまえ
11  歌劇「アイーダ」-勝ちて帰れ
演奏:ニコラ・レッシーニョ指揮/パリ音楽院管弦楽団
Recorded: 17-27.XII.1963 & 20-21.II.1964(6-10)
& 22.IV.1964(11); Salle Wagram, Paris
CD5
プッチーニ:
1  歌劇「マノン・レスコー」-このやわらかなレースの中で
2 -一人さびしく捨てられて
3  歌劇「蝶々夫人」-ある晴れた日に
4
5  歌劇「ラ・ボエーム」-私の名はミミ
6 -私が街を歩くと
7  歌劇「修道女アンジェリカ」-母もなく
8  歌劇「ジャンニ・スキッキ」-私のお父さん
9  歌劇「トゥーランドット」-お聞き下さい、王子様
10 -この宮殿の中で
演奏:トゥリオ・セラフィン指揮/フィルハーモニア管弦楽団
Recorded: 15-18, 20-21.IX.1954, Watford Town Hall, London
12 歌劇「ラ・ボエーム」-愛らしい乙女よ
演奏:アントニーノ・ヴォットー指揮/ミラノ・スカラ座合唱団&管弦楽団
Recorded: 20-25.VIII & 3-4.IX.1956, Teatro alla Scala, Milan
13  歌劇「トスカ」-マリオ!マリオ!
14 -歌に生き、愛に生き
15 -聞け、その時は近い
演奏:ジュゼッペ・ディ・ステファノ(T)(13,15)
ヴィクトール・デ・サバータ指揮/ミラノ・スカラ座管弦楽団
Recorded: 10-14, 16, 18-21.VIII.1953, Teatro alla Scala, Milan
16 歌劇「蝶々夫人」-私を愛して下さい
演奏:ニコライ・ゲッダ(T),
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ミラノ・スカラ座管弦楽団
Recorded: 1-6.VII.1955, Teatro alla Scala, Milan
CD6
1  グルック歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」
-エウリディーチェを失って
2  グルック歌劇「アルチェステ」-よみじの神よ
3  サン=サーンス歌劇「サムソンとデリラ」-春はめざめて
4  サン=サーンス歌劇「サムソンとデリラ」-愛よ、私に力を与えたまえ
5  サン=サーンス歌劇「サムソンとデリラ」-あなたの声に心は開く
6  グノー歌劇「ロメオとジュリエット」-ああ、私は夢に生きたい
7  トーマ歌劇「ミニヨン」-私はティターニア
8  マスネ歌劇「ル・シッド」-泣け!泣け!わが目
9  シャルパンティエ歌劇「ルイーズ」-その日から
Recorded: 28-31.III & 4-5.IV.1961, Salle Wagram, Paris
10 マスネ歌劇「マノン」-さようなら、私達の小さなテーブルよ
11 マスネ歌劇「マノン」-手紙の場
12 グノー歌劇「ファウスト」-トゥーレの王
13 -宝石の歌
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/パリ音楽院管弦楽団
Recorded: 2-8.V.1963, Salle Wagram, Paris
13  ビゼー歌劇「カルメン」-恋は野の鳥<ハバネラ>
14 -セビリャの城壁のあと
15 -シストロの鐘がなり
ニコライ・ゲッダ(T)(11)、ナディーヌ・ソートロー(S)(12)
ジャンヌ・ベルビエ(MS)(12)
ルネ・デュクロ合唱団
ジョルジュ・プレートル、指揮/パリ国立歌劇場管弦楽団
Recorded: 6-20.VII.1964, Salle Wagram, Paris
以上:マリア・カラス(ソプラノ)


CZS-4640042 20枚組 ¥5680
オイゲン・ヨッフム(限定盤)
1902年に生まれ、1987年ミュンヘンで亡くなるまで、ドイツ・オーストリア系
指揮者の長老として活躍した巨匠。得意としたベートーヴェン、ブラームスや
ブルックナーを収録。
クラムシェル・ボックス、各CD紙製ケース入り、40ページ・ブックレット
ベートーヴェン:
CD1
1- 4 交響曲第1番ハ長 作品21
5- 8 交響曲第3番 作品5 「英雄」
CD2
1- 4 交響曲第2番 作品36
5- 9 交響曲第6番 作品68「田園」
CD3
1- 4 交響曲第4番 作品60
5- 8 交響曲第5番ハ短調 作品68「運命」
CD4
1- 4 交響曲第7番 作品92
5- 8 交響曲第8番 作品93
CD5
1- 4 交響曲第9番 作品125 「合唱付き」
演奏:キリ・テ・カナワ(S),ユリア・ハマリ(C)
ステュワート・バロウズ(T)、ロバート・ホール(B)、ロンドン交響合唱団
5 フィデリオ序曲 作品72b
CD6
1- 4 ブラームス:交響曲第1番 作品68
5 ブラームス:悲劇的序曲 作品 81
6 ブラームス:大学祝典序曲 作品80
CD7
1- 4  ブラームス:交響曲第2番 作品73
5- 8  ブラームス:交響曲第3番 作品90
CD8
1- 4  ブラームス: 交響曲第4番作品98
演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ベートーヴェン:
5 コリオラン 作品62 序曲
6 エグモント 作品84 序曲
7 レオノーレ第3番 作品72a
演奏:ロンドン交響楽団
CD 9
ブルックナー:
1- 4  交響曲第1番ハ短調 〈Linz version ed. Nowak)
CD10
1- 4  交響曲第2番ハ短調 (1877 version)
CD11
1- 4  交響曲第3番二短調 (1888-89 version)
CD 12
1- 4  交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(ed.Nowak)
CD 13
1- 4  交響曲第5番変ロ長調 〈1878 version)
CD 14
1- 4  交響曲第6番イ長調 (Original version)
CD 15
1- 4  交響曲第7番ホ長調 (ed.Nowak)
CD 16
1- 4  交響曲第8番ハ短調
CD 17
1- 3 交響曲 第9番二短調 (ed Nowak)
CD 18
1-12 JSバッハ: ロ短調ミサ曲 BWV232 冒頭 (キリエ&グローリア)
CD 19
1-15 JSバッハ:ロ短調ミサ曲 BWV232 
終結部(クレド、サンクトゥス、アニュス・デイ)
演奏:ヘレン・ドナート(S)、ブリギッテ・ファスベンダー(C),
クラエス・H・アンショ(T),ロランド・ヘルマン(Br),ロバート・ホル(B)
バイエルン放送交響楽団
CD 20
モーツァルト:
1- 6 ミサ曲ハ長調 K.317 “戴冠式”
7-12 証聖者のための荘厳な晩- K.339
演奏:エッダ・モーザー(s) ユリア・ハマリ(MS),
ニコライ・ゲッダ(T),ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
バイエルン放送交響楽団
以上:オイゲン・ヨッフム(指揮)


CZS-7046372 17枚組 ¥4880
ジョン・オグドン(限定盤)
1937年イギリスで生まれた名ピアニストの、1966年-83年の間にEMIに残した録
音の数々。チャイコフスキーの協奏曲からショパン、リストのソロ、20世紀の
音楽までを網羅。
クラムシェル・ボックス、各CD紙製ケース入り、40ページ・ブックレット
CD1
メンデルスゾーン:
1- 3 ピアノ協奏曲第1番ト短調作品25
演奏:アルド・チェッカート指揮/
7- 9 シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 作品54
演奏:パーヴォ・ベルグルンド指揮/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
CD2
1 メンデルスゾーン:ロンド・ブリリアント変ホ長調 作品29
演奏:アルド・チェッカート指揮/ロンドン交響楽団
2- 4 グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調作品16
演奏:パーヴォ・ベルグルンド指揮/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
5-15 グラズノフ:ピアノ協奏曲第1番ヘ短調作品92
演奏:パーヴォ・ベルグルンド指揮/ボーンマス交響楽団
16 ブゾーニ:ショパンのプレリュードハ短調による10の変奏曲作品22
CD3
1- 3 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番作品23
4- 7 フランク:交響的変奏曲
演奏:ジョン・バルビローリ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
8-12 リスト:ハンガリー舞曲による幻想曲 S.123
13-16 リスト(ブゾーニ編):スペイン狂詩曲 S.254
演奏:ジョン・プリッチャード指揮/フィルハーモニア管弦楽団
CD4
1- 5 ブゾーニ:ピアノ、オーケストラと男声合唱のための協奏曲 Op. 39
ジョン・オルディス合唱団の男声
ダニエル・レヴェノー指揮/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 
6   ブゾーニ:トゥーランドットの居間(間奏曲)
7 ブゾーニ:ソナティナ第6番
CD 5
1- 3 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18
4-29 ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲作品43
演奏:ジョン・プリッチャード指揮/フィルハーモニア管弦楽団
30 フォーレ:バラード 作品19
31 ヘンリー・リトルフ:スケルツォ(交響的協奏曲第4番作品102)
演奏:ルイ・フレモー指揮/バーミンガム市交響楽団
CD6
ショパン:
1 練習曲 作品10-3
2   練習曲 作品10-12 革命
3 ノクターン 作品9-2
4  ノクターン 作品15-2
5   バラード 第1番ト短調作品23
6  前奏曲 作品28-7
7   前奏曲 作品28-15 「雨だれ」
8  マズルカ 作品7-1
9  マズルカ 作品33-2
10 スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39
11 ポロネーズ 作品40-1「軍隊」
12 ポロネーズ 作品53 「英雄」
13 ワルツ作品64-1「小犬」
14 ワルツ 作品64-2
15 幻想即興曲 作品66
リスト:
16 ためいき S144
17 愛の故 第1番
18 愛の夢 第3番
CD7
リスト:
1- 3  ピアノ・ソナタ ロ短調  S178
7 2つ演奏会用練習曲-森のささやき
8 2つの演奏会用練習曲-小人の踊り
9-10  葬送の前奏曲と行進曲 S206
11 夜想曲「夢の中に」S207
12 ドン・ジョヴァンニの回想 S418
13 シモン・ボッカネグラの回想 S438
CD8
リスト:
1   ダンテを読んでーソナタ風幻想曲ー巡礼の年第2年
2  メフィスト・ワルツ第1番. S514
3   メフィスト・ワルツ第3番 S216
4   死のチャルダッシュ S224
5  ポロネーズ 第3番 S.223
6  ハンガリー狂詩曲 第15番(ラコツィー行進曲)S244
パガニーニの大練習曲集- S140
7   第2番 変ホ長調
8  第3番 ト短調 ラ・カンパネラ(ブゾーニ編)
9  葬送曲 1849年10月 -詩的で宗教的な調べ
10 忘れられたワルツ 第1番 S215
CD9
1- 8  ラフマニノフ:練習曲 作品33
9-17  ラフマニノフ:絵画的練習曲集作品39
18   ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 作品3-2
CD10
1- 3 バルトーク:ピアノ協奏曲第1番 Sz83
4- 6 バルトーク:ピアノ協奏曲第3番 Sz119
演奏:マルコム・サージェント指揮/フィルハーモニア管弦楽団
7- 9 バルトーク:2台のピアノとパーカッションのためのソナタ Sz110
演奏:ブレンダ・ルーカス(ピアノ) ジェイムズ・ホランド(パーカッション)
トリスタン・フライ(パーカッション)
CD 11
1- 4 シュミット:ピアノ・ソナタ 変ホ短調
5 シュミット:2つのMirage 第1番.
6  -第2番
7- 9 デュティユー:ピアノ・ソナタ
CD12
1- 3 M ティペット:ピアノ協奏曲
演奏:コリン・デイヴィス指揮/フィルハーモニア管弦楽団
4- 7 M ティペット:ピアノ・ソナタ 第1番
8 M ティペット:ピアノ・ソナタ 第2番
9  ロウソーン(Rawsthorne 1905-1971):バラード
CD13
1-3 ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番 作品102
4-6 ジョン・オグドン:ピアノ協奏曲第1番
演奏:ローレンス・フォスター指揮/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
7-9  ジョン・オグドン:ピアノ・ソナタ
10-20 ジョン・オグドン:主題と変奏
CD14
1- 6   リチャード・ホール(1903-82): 組曲
7   アレクサンアー・ゲール( Goehr born 1932):ソナタ 作品2
8-10   3つの小品 作品18
11      ハリソン・バートウィッスル(born 1934): Precis
12-16  ピーター・マックスウェル・デイヴィーズ(born 1934):
5つの小品作品2
17     デイヴィッド・ブレイク(born 1936):ピアノのための変奏曲
18 クリストファー・ヘディントン(1930-96):トッカータ
CD15
1-6 A. ホディノット(Hoddinott 1929-2008):ソナタ第2番 作品27
7-11  スティーヴンソン: パッサカリア on DSCH - Opening
CD16
12    スティーヴンソン(born 1928):パッサカリア on DSCH-Conclusion
13  メシアン:カンテヨーヤージャー
14 JSバッハ;プレリュードとフーガニ長調 BWV850
15 モーツァルト:幻想曲二短調 K.397
CD17
1 ベートーヴェン: アンダンテ・ファヴォリ WoO 57
2 シューマン: 夜想曲作品23-4
3 ドビュッシー;月の光-ベルガマスク組曲
4 ドビュッシー:前奏曲集第1巻-パックの踊り
5 ドビュッシー:前奏曲集 第1巻 亜麻色の髪の乙女
6 JSバッハ:主よ、人の望みの喜びよ
7 ベートーヴェン:エリーゼのために
8 モシュコフスキ:ワルツ作品34-1
9 シャミナード:演奏会用エチュード
10  イベール:物語-白い小さなロバ
11 プーランク:無窮動
12 アルベニス:タンゴニ長調作品165-2
13 グラナドス:ゴイエスカス 第4番「乙女とナイチンゲール」
14 グリーグ:トロルドハルゲンの婚礼の日 作品65-5
15 シンディング:演奏会用エチュード作品32-3
16 アイアランド:ザ・ホーリー・ボーイ
17 アイアランド:4月
18 スコット:蓮の国作品47-1
19 スコット:黒人の踊り 作品58-5
以上:ジョン・オグドン(ピアノ)


CZS-6233792 8枚組 ¥2700
カール・シューリヒト(限定盤)
シューリヒト(1880-1967)は、同時代の指揮者の中でも最も愛され尊敬された存
在。2012年の最新リマスター音源のベートーヴェン交響曲全集他ブルックナー
などを収録。
クラムシェル・ボックス、各CD紙製ケース入り、24ページ・ブックレット
CD1
1-4  ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調作品21
Recorded: 27, 29.IX.1958, Salle Wagram, Paris 2012年リマスター
5-8  ベートーヴェン:交響曲第3番作品55「エロイカ」
Recorded: 18, 20, 23.XII.1958, Salle Wagram, Paris 2012年リマスター
CD2
1-4  ベートーヴェン:交響曲第2番 
Recorded: 26, 27.IX.1958, Salle Wagram, Paris 2012年リマスター
5-8  ベートーヴェン:交響曲第7番作品92 
Recorded: 11, 12.VI.1957, Salle Wagram, Paris 2012年リマスター
CD3
1-4  ベートーヴェン:交響曲第4番作品60
Recorded: 23, 25, 26.IX.1958, Salle Wagram, Paris 2012年リマスター
5-8  ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67
Recorded: 25-27.IV.1957, Salle Wagram, Paris 2012年リマスター
CD4
1-5 ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」
Recorded: 30.IV & 2, 6.V.1957, Salle Wagram, Paris 2012年リマスター
6-9  ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調作品93
Recorded: 7.X.1957, Salle Wagram, Paris 2012年リマスター
CD5
1-4  ベートーヴェン:交響曲第9番二短調作品125 「合唱付き」
ウィルマ・リップ(S)、マルガ・ヘフゲン(C)
マレイ・ディッキー(T)、ゴットループ・フリック(B)
エリザベス・ブラッスール合唱団
Recorded: 27-29, 31.V.1958, Salle Wagram, Paris 2012年リマスター
演奏:パリ音楽院管弦楽団
CD6
1-4  ブルックナー:交響曲第3番二短調
Recorded: 2-4.XII.1965. Musikvereinssaal, Vienna 1991年リマスター
CD7
1-4 ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(1890Version)
Recorded: 9-12.XII.1963, Musikvereinssaal, Vienna 1991年リマスター
CD8
1-3  ブルックナー:交響曲第9番二短調(original version)
Recorded: 20-22.XI.1961, Musikvereinssaal, Vienna 2012年リマスター
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
以上:カール・シューリヒト(指揮)


CZS-4639892 6枚組 ¥2250
サー・コリン・デイヴィス(限定盤)
1927年英国生まれのデイヴィスは今年85歳を迎える。このバースディボックス
には1959年ー63年の比較的キャリアの初期にあたる貴重な録音が収録されてい
る。
クラムシェル・ボックス、各CD紙製ケース入り、28ページ・ブックレット
CD1
1-4 モーツァルト:交響曲第29番イ長調K201
5-7 モーツァルト:交響曲第34番ハ長調 K334
8-11  モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調K543
演奏:シンフォニア・オブ・ロンドン
CD2
1-3 モーツアルト:オーボエ協奏曲ハ長調K314
演奏:レオン・グーセンズ(オーボエ)、シンフォニア・オブ・ロンドン
4-7 モーツァルト:
セレナード第13番K525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
8-10  モーツアルト:ドイツ舞曲K605
11-13 モーツァルト:
セレナード第6番ニ長調K239「セレナータ・ノットゥルナ」
演奏:フィルハーモニア管弦楽団
14 モーツァルト:「偽りの庭師」K196 序曲
15 モーツアルト:「イドメネオ」K366 序曲
16 モーツアルト:「後宮からの誘拐」K384 序曲
17 モーツアルト:「劇場支配人」K486 序曲
演奏:ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
CD3
1 モーツアルト:「フィガロの結婚」K492 序曲
2  モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」序曲
3  モーツァルト:「コシ・ファン・トゥッテ」序曲
4  モーツァルト:「魔的」K620 序曲
5  モーツァルト:「皇帝ティートの慈悲」K621 序曲
演奏:ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
6 ロッシーニ:「ブルスキーノ氏」 序曲
7 ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」序曲
8  ロッシーニ:「どろぼうかささぎ」序曲
9  ロッシーニ:「セミラーミデ」序曲
10 ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲
演奏:ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
CD4
1-4 ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調作品92
演奏:ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
5 ベートーヴェン:「フィデリオ」作品72b 序曲
6 メンデルスゾーン:フィンガルの洞窟-序曲
7 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲作品56a
演奏:シンフォニア・オブ・ロンドン
CD5
1-4 ベルリオーズ:イタリアのハロルド 作品16
演奏:ユーディ・メニューイン(ヴィオラ)、フィルハーモニア管弦楽団
5-7 ティペット:ピアノ協奏曲
演奏:ジョン・オグドン(ピアノ)、フィルハーモニア管弦楽団
CD6
1 ワーグナー:ジークフリート牧歌
演奏:シンフォニア・オブ・ロンドン
2-19  ストラヴィンスキー:「エディプス王」
主要キャスト:
エディプス………………….…ロナルド・ダウド(T)
クレオン........................ライムンド・ヘリンクス(B-Br)
イレジアス…………......... ハロルド・ブラックバーン(B)
イオカスタ......................パトリシア・ジョンソン(MS)
羊飼い…………….........  アルベルト・レメディオス(T)
演奏:サドラーズ・ウェールズ・オペラ・コーラス(男声)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
以上:サー・コリン・デイヴィス(指揮)



<VIRGIN CLASSICS>
VCW-6026542 \1500
ディドナート/ドラマ・クイーンズ
1 オルランディーニ:ベレニーチェ-Da torbida procella
2 ポルタ:オーリードのイフィゲニア-Madre diretta
3 カイザー:アルチーナ-でも足かせをはめられ戻ってきた時は
4 カイザー:フレデグンダ-私を泣かせて
5 ハッセ:アントニーとクレオパトラ-Morte, col fiero aspetto
6 ヘンデル:エジプトのジュリオ・チェーザレ-私の運命を悲しむでしょう
7 チェスティ:オロンテア-私の憧れる人のまわりに
8 ヘンデル:アレッサンドロ-Brilla nell'alma
9 カイザー:オクタヴィア-Geloso, sospetto
10 モンテヴェルディ:ポッペアの戴冠-蔑まされた王妃
11 ジャコメッリ:メロぺ-私は蔑にされた妻
12 オルランディーニ:ベレニーチェ-Col versar barbaro I sangue
13 ハイドン:アルミーダ-Vedi, se t'amo
演奏:ジョイス・ディドナート(MS)
アラン・カーティス指揮/イル・コンプレッソ・バロッコ
前作でグラミー賞を受賞した話題のアメリカン・ディーヴァの最新作はバロッ
ク・オペラに登場する女王達の愛と哀しみを歌うドラマティックな女性達の歌。
バロックのスペシャリスト、アラン・カーティスとと組んでの意欲的なプログ
ラム!

DVBW-4040639(DVD-Video) \2050
DVB-4040649(Blu-ray) \2480 ※Blu-rayは限定盤
プッチーニ:トスカ(全曲)
主要キャスト:
トスカ・・・・・・・・・・・アンジェラ・ゲオルギュー(S)
カヴァラドッシ・・・・・ヨナス・カウフマン(T)
スカルピア・・・・・・・ブリン・ターフェル(Br)
スポレッタ・・・・・・・・ヒューバート・フランシス(T)
アンジェロッティ・・・ルーカス・ヤコブスキー(B)
アントニオ・パッパーノ指揮
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
ディレクター:ジョナサン・ケント
デザイナー:ポール・ブラウン
照明デザイン:マーク・ヘンダーソン
歌唱:イタリア語(字幕つき、英、仏、独、日本語 予定)
超豪華キャストによるロイヤル・オペラの「トスカ」、日本語字幕入りで登場!

DVBW-4042499(DVD-Video) 2枚組 \2350
ジ・エンチャンテッド・アイランド(魔法の島)
-ヘンデル、ヴィヴァルディ、ラモー他の音楽より
主要キャスト:
ジョイス・ディドナート(MS)
ダニエル・ドゥ・ニース(S)
プラシド・ドミンゴ(T)
デイヴィッド・ダニエルズ(CT) 他
ウィリアム・クリスティ指揮/メトロポリタン歌劇場管弦楽団
舞台演出:Phelim McDermott
トール・ケース(黒)、12ページ・ブックレット、NTSC
2011年大晦日にメトロポリタン・オペラで初演された話題作、DVDで登場!
今をときめく旬のディーヴァ、ディドナート、ダニエル・ドゥ・ニース、そし
てプラシド・ドミンゴ等、豪華キャストが集結。バロックの大御所ウィリアム
・クリスティがメトロポリタン歌劇場管弦楽団を指揮!
この作品は、ヘンデル、ヴィヴァルディ、ラモーなどのバロックの作曲家達の
音楽をもとに、イギリスの作家、台本作家及び翻訳者ジェレミー・サムズが
シェークスピアの「テンペスト」と「真夏の夜の夢」をベースに書きおろした
もの。エキゾティックなハイブリッド作品に仕上がっている。



<EMI FRANCE>
CZS-9721652 20枚組 ¥4650
プーランク全作品集(限定盤)
2013年、フランシス・プーランク(1899-1963)は、没後50年を迎えるが、それを
記念して、EMIクラシックスが誇るプーランク作品の貴重な音源をCD20枚の大全
集として発売。作曲家自身が演奏する2つの協奏曲をはじめ、プーランクと実際
に交流のあった、ガブリエル・タッキーノやジャック・フェヴリエにプレート
ル等の豪華アーテイスト達の歴史的名演を収録。
パユのソロ・フルートによる「廃墟を見守る笛吹きの像」も新録音、初収録!
プーランク(1899-1963):
CD1
1-3 3つの常動曲 FP14
録音:1966年8月14日、Paris, Salle Wagram
4-11  8つの夜想曲 FP56(ウジェル)
録音:1967年8月25日、Paris, Salle Wagram
12-18  フランス組曲 クロード・エルヴェーズの作品より FP80
録音:1967年3月17日、Paris Salle Wagram
19-21 3つのノヴェレット FP47(1-2)&173(3)
録音:1966年7月14日、Paris, Salle Wagram
22-36 15の即興曲 (1-10),113(11-12),170(13-14)&176(15)
録音:1978年10月30日&31日、1979年4月24日 Paris, Salle Wagram
37-46 プロムナード FP24
演奏:ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
CD2
1-3 3つの小品 FP48
録音:1980年10月8日 Paris,Salle Wagram
4-6 ハ調の組曲 FP19
録音:1979年4月24日Paris, Salle Wagram
7   メランコリー FP105
8   ユモレスク FP72
録音:1980年10月9日 Paris, Salle Wagram
9-11 3つの間奏曲 FP71(1-2)&118(3)
録音:1982年5月17日 Paris, Salle Wagram
12-16 5つの即興曲 FP21
17-19 3つのアルバムページ FP68
20   冗談 FP73
21-26 村娘たち、子供のピアノ曲集 FP65
27  フランセーズ、クロード・ジェルヴェーズ之作品よりFP103
録音:1981年12月23日 Paris, Salle Wagram
28 オーヴェルニュ館でのブーレ「展覧会」よりの抜粋FP87
録音:1983年10月5日Paris, Salle Wagram
29  変ロ調のプレスト FP70
30  短い小品「アルベール・ルーセルへのオマージュよりの抜粋FP50
録音:1981年12月23日 Paris, Salle Wagram
31  即興ワルツ 「バッハへのオマージュ」よりの抜粋FP62
録音:1981年5月17日Paris, Salle Wagram
32  ワルツ ハ長調「人のアルバム」よりの抜粋FP17
33  パストラル バレエ「ジャンヌの扇」よりの抜粋FP45
録音:1966年12月14日 Paris,Salle Wagram
34-36 四手のためのピアノ・ソナタFP8
37  シテール島への船出 FP150*
38  エレジー(2台のピアノのための) FP175 *
39  カプリッチオ(2台のピアノのための)FP155*
録音:1972年10月3日&11月27日 Paris, Salle Wagram
演奏:ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)、ジャック・フェヴリエ(第2ピアノ)*
CD3
1-8  ナゼルの夜(ピアノのための組曲)FP84
9-20  主題と変奏FP151
21-23 ナポリ FP40
演奏:ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1968年5月9日、16日、1969年1月15日、1970年3月12日
Paris, Salle Wagram
24-27 2台のピアノのためのソナタ FP156
演奏:ジャック・フェヴリエ&ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
録音:1972年10月3日、11月27日 Paris, Salle Wagram
28-34 チェロとピアノのためのフランス組曲FP80
演奏:クザヴィエ・フィリップ(チェロ)、エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)
録音:1998年4月7-8日 Paris, Eglise de Bon secours
35   リコーダーとピアノのためのヴィラネラ 
演奏:ロランス・ポティエ(リコーダー)、エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)
録音:1998年4月7-8日 Paris, Eglise de Bon secours
CD4
1-3 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1949年改訂版)
演奏:フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)、
アレクサンダー・ロンクィッヒ(ピアノ)
録音:1991年6月5-9日 Richen,Landgasthof, Switzerland
4-7 チェロとピアノのためのソナタ(1953年改訂版)FP143
演奏:ピエール・フルニエ(チェロ)、ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
Paris, Salle Wagram
8-10 ピアノ、オーボエとバスーンのための三重奏曲FP43
演奏:ロベール・カジエ(オーボエ)、ジェラール・フザンンティエ(バスーン)
ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1964年1月21日 Paris, Salle Wagram
11-13 六重奏曲(1932年作曲、39/40年に改訂)FP100  
演奏:ジャック・フェヴリエ(ピアノ)、ジャック・カスタニエ(フルート)
ロベール・カジエ(オーボエ)、アンドレ・ブータール(クラリネット)
ジェラール・フザンディエ(バスーン)、ミシェル・ベルエ(ホルン)
録音:1964年1月20日 Paris, Salle Wagram
14 ギターのためのサラバンド FP179
演奏:オスカル・ギリア(ギター) 録音:1967年12月27日Paris,Salle Wagram
15 ヴァイオリンとピアノのためのバガテル二短調
演奏:ダヴィッド・グリマル(ヴァイオリン)、
エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)
録音:1998年4月7-8日 Paris, Eglise de Bon secours
CD5
1   廃墟を見守る笛吹きの像
演奏:エマニュエル・パユ(フルート)
録音:2011年6月 Berlin, Jesus Christus Kirche
2-4  フルートとピアノのためのソナタ FP164
演奏:1973年1月2日 Paris, Salle Wagram
演奏:ミシェル・デボスト(フルート)、ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1973年1月2日 Paris, Salle Wagram
5-7  オーボエとピアノのためのソナタFP185
演奏:モーリス・ブルグ(オーボエ)、ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1973年2月9日 Paris, Salle Wagram
8-10 クラリネットとピアノのためのソナタFP184
演奏:ミシェル・ポルタル(クラリネット)、ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1972年2月3日、Paris, Salle Wagram
11  ホルンとピアノのためのエレジー FP168
演奏:アラン・シヴィル(ホルン)、ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1971年11月 London, Abbey Road Studios
12-14 2本のクラリネットのためのソナタFP7
演奏:ミシェル・ポルタル、モーリス・ガバル(クラリネット)
録音:1973年3月1日、Paris, Salle Wagram
15-17 クラリネットとバスーンのためのソナタ FP32 
演奏:ミシェル・ポルタル(クラリネット)、アモリ・ヴァレーズ(バスーン)
録音:1973年5月3日Paris, Salle Wagram
18-20 ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタFP33
演奏:アラン・シヴィル(ホルン)、ジョン・ウィルブラハム(トランペット)
ジョン・アイヴスン(トロンボーン)
録音:1971年11月 London, Abbey Road Studios
21-23  3つの常動曲(作曲者本人による編曲)FP14
演奏:パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ楽団のソリスト達
フランソワ・ブーランジェ指揮
録音:1998年4月9日、10日 Paris, Eglise de Bon Secours
CD6
1-3  ピアノと管弦楽のための協奏曲嬰ハ短調FP146
演奏:ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)、ジョルジュ・プレートル指揮
パリ音楽院管弦楽団 録音:1966年6月16、17日Paris,Salle Wagram
4-6  2台のピアノと管弦楽のための協奏曲二短調PF61
演奏:フランシス・プーランク&ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
ピエール・デルヴォー指揮/パリ音楽院管弦楽団 
録音:1957年5月22、23日 Paris, Salle de la Mutualite
7-9  クラヴサンと管弦楽のための田園協奏曲ニ長調FP49
演奏:エメ・ヴァン・ド・ヴィール
ピエール・デルヴォー指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1957年5月13-21日Paris, Salle de la Mutualite
10-16 クロード・ジェルヴェーズの作品によるフランス組曲PF80
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/パリ管弦楽団
録音:1968年2月2,5日 Paris, Salle Wagram
17   パストラル バレエ「ジャンヌの扉」より抜粋FP45
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/フィルハーモニア管弦楽団
録音:1980年11月24,25日 London, Abbey Road Studios
CD7
1-8  オーバード ピアノと18の楽器のための舞踏的協奏曲FP51
演奏:ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)、ジョルジュ・プレートル指揮
パリ音楽院管弦楽団 録音:1965年5月3日、10月13日
Paris, Salle Wagram
9-17 牝鹿 一幕歌唱つきバレエ
演奏:アンブロジアン・シンガーズ、
ジョルジュ・プレートル指揮/フィルハーモニア管弦楽団
録音:1980年11月24、25日London, Abbey Road Studios
18-23 模範的な動物達、ラ・フォンテーヌの寓話による交響的組曲
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1965年5月4、6日、 London, Abbey Road Studios
24   牧歌「マルグリット・ロンの名による変奏曲」より抜粋FP160
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/フィルハーモニア管弦楽団
録音:1980年11月24、25日、London, Abbey Road Studios
CD8
1-4  管弦楽のためのシンフォニエッタ FP141
5-7  室内オーケストラのための2つの行進曲と間奏曲FP88
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/パリ管弦楽団
録音:1968年1月29-31日&2月1,2,5日Paris, Salle Wagram
8-9  エッフェル塔の花嫁花婿 FP23
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/パリ管弦楽団
録音:1968年2月2,5日 Paris, Salle Wagram
10   プロヴァンスの水夫、合作曲「カンプラの花飾り」よりの抜粋
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/フィルハーモニア管弦楽団
録音:1,980年12月24、25日 London, Abbey Road Studios
11   グノシエンヌ 第3番(サティ)、プーランク編曲FP104
演奏:ミシェル・プラッソン指揮/トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団
録音:1988年6月8-10日 Toulouse, Halle-aux-Grains
12-17 オルガン、弦楽オーケストラとティンパニのための協奏曲
演奏:モーリス・デュリュフレ(オルガン)
ジョルジュ・プレートル指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1961年2月21、23日 Paris , Eglise St.Etienne du Mont
18   黒い聖母に捧げる連? FP82
演奏:フランス国立放送少年聖歌隊、ジャック・ジュウィノー(指揮)
アンリエット・ピュイグ=ロジェ(オルガン)
録音:1957年5月10日 Paris, Eglise St.Roch
CD9
1-5  ミサ曲ト長調、アカペラ混声合唱のための FP89
6-9  クリスマスのための4つのモテット FP152
演奏:ウィンチェスター大聖堂聖歌隊/マーチン・ニアリィ指揮
録音:1987年3月23-24日 Winchester Cathedral
10-13 悔悛節のための4つのモテット FP97
演奏:カトリーヌ・レスネル(ソプラノ・ソロ)
ジャック・ジュウィーノー指揮/フランス放送合唱団
14-20 テネブレ(闇の朝課)のための7つの応唱FP181
演奏:アレクサンドル・カルパンティエ(ソプラノ)、サン・シャペル聖歌隊
シャイヨー児童合唱団、ジャック・ジュウィノー指揮/フランス放送合唱団
ジョルジュ・プレートル指揮/フランス国立放送新フィルハーモニー管弦楽団
21-24  パドヴァの聖アントニウスの4つの頌歌 
演奏:ハリー・クリストファー指揮/ザ・シクスティーン
録音:1989年1月 Snape(Suffolk), the Maltings
CD10
1-6  グローリア ト長調 FP177
演奏:ロザンナ・カルテリ(ソプラノ)、ジョルジュ・プレートル指揮
フランス国立放送管弦楽団&合唱団
録音:1961年2月15日 作曲家本人の立ち会いのもとで録音された
Paris, Salle Wagram
7-18 スターバト・マーテル P148
演奏:レジーヌ・クレスパン(ソプラノ)、ルネ・デュクロ合唱団
ジョルジュ・プレートル指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1963年5月2,3,6日Paris, Salle Wagram
19-22 アッシジの聖フランチェスコの4つの小さな祈り FP142
演奏:キングス・シンガーズ
録音:1978年5月1日(ライヴ録音)、London Royal Festival Hall
23  神をたたえよ、荘厳な祭礼のためのモテット FP109
24   サルヴェ・レジーナ、アカペラ混声合唱のためのモテットFP110
25   アヴェ・ヴェルム・コルプス FP154
演奏:フランス混声合唱団/ジョン・アルディ指揮
録音:1981年2月19日ー23日 Saint-Germain -en-Laye
CD11-12
歌劇「カルメル会修道女の対話」(3幕12場)
主要キャスト:
ブランシュ・ド・ラ・フォルス・・・・・・ドゥニーズ・デュヴァル(S)
リドワーヌ夫人・・・・・・・・・・・・・・レジーヌ・クレスパン(S)
ド・クロワッシー夫人・・・・・・・・・・ドゥニーズ・シャーレイ(A)
コンスタンス修道女・・・・・・・・・・・リリアーヌ・ベルトン(S)
マザー・マリー・・・・・・・・・・・・・・・リタ・ゴール(MS)
ド・ラ・フォルス侯爵・・・・・・・・・・・クサヴィエ・ドプラ(B)
騎士・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ポール・フィネル(T)
マザー・ジャンヌ・・・・・・・・・・・・・ジャニーヌ・フーリエ(A)
マチルド修道女・・・・・・・・・・・・・・ジゼル・テスムーティエ(MS)
司祭・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ルイ・リアラン(T)  他
ピエール・デルヴォー指揮/パリ国立歌劇場管弦楽団&合唱団
録音:1958年1月15-31日 、Paris, Salle Wagram
CD13
1-10 理解されざる憲兵(コクトーとラディゲのテキストによる)
主要キャスト:
メドール氏、警察署長・・・・・・・・・ニコラ・リヴァン(Br)
伯爵夫人、司祭・・・・・・・・・・ジャン=ポール・フシェクール(T)
次末音節、憲兵・・・・・・・・・・・・・ジャン=クリストフ・ブノワ(Br)
フランソワ・ブーランジェ指揮
ギャルド・レピュブリケーン管弦楽団ソリスト・アンサンブル
録音:1998年4月10日Paris, Eglise de Bon Secours
11-28  歌劇「ティレジアスの乳房」(アポリネールのテキストによる)
主要キャスト:
テレーズ、トランプ占いの女・・・・ドゥニーズ・デュヴァル(S)
新聞売りの女、太った婦人・・・・マルグリーテ・ルグウイ(MS)
テレーズの夫・・・・・・・・・・・・・・ジャン・ジロドー(Br)
警官・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エミール・ルソー(Br)
一座の座長・・・・・・・・・・・・・・・ロベール・ジャンテ(Br)
プレスト・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジュリアン・ティラーシュ(T)
ラクーフ・・・・・・・・・・・・・・・・・・フレデリック・ルプラン(T)
新聞記者・・・・・・・・・・・・・・・・セルジュ・ラリエ(T)
息子・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジャック・イヴェール(Br)
髭の紳士・・・・・・・・・・・・・・・・ジルベール・ジュリア(B)
アンドレ・クリュイタンス指揮/パリ・オペラ・コミーク合唱団&管弦楽団
録音:1953年9月 Theatre des Champs-Eysees Paris
29   愛の小径 アヌイ喜劇「レオカディア」のためのワルツ・ソング
イヴォンヌ・プランタン(S)
マルセル・カリヴァン指揮/管弦楽団
録音:1941年1月22日、Paris, Studio Albert
CD14 
1   ファンファーレのためのスケッチ
演奏:ステファーヌ・カードン指揮/トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団
録音:1998年7月1日 Toulouse, Halle-aux-Grains
2   子象ババールの物語(ジャン・フランセ編)
ピーター・ユスティノフ(語り)
ジョルジュ・プレートル指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1965年5月&12月 Salle Wagram, Paris
3   モンテ・カルロの女(ジャン・コクトーのテキストによる)
マディ・メスプレ(S)
ジョルジュ・プレートル指揮/モンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団
4-14  歌劇「人間の声」(ジャン・コクトーのテキストによる)
ドゥニーズ・デュヴァル(S)
ジョルジュ・プレートル指揮/パリ・オペラ・コミック管弦楽団
録音:1959年4月Paris
CD15
1-6  仮面舞踏会(マックス・ジャコブの詩による)
ジャン・クリストフ・ブノワ(Br),マリーズ・シャルパンティエ(ピアノ)
ジョルジュ・プレートル指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1965年2月22-23日Paris, Salle Wagram
7-24 城への招待 
エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)、ダヴィッド・グリマル(ヴァイオリン)
ローマン・ギヨー(クラリネット)
録音:1998年4月8日、Paris,Eglise de Bon Secours 
25-28 枯葉(エドワード・ジェイムズの詩による)
フランス放送局合唱団
ジョルジュ・プレートル指揮/新フランス放送局フィルハーモニー管弦楽団
録音:1983年12月22-23日 Paris, Salle Wagram
29-36  人間の顔(ポール・エリュアールの詩による)
ザ・シクスティーン、ハリー・クリストファー指揮
録音:1989年1月The Maltings, Snape(Suffolk)
37-40  雪の夜(ポール・エリュアールの詩による)
ザ・シクスティーン、ハリー・クリストファー指揮
録音:1991年2月 The Maltings, Snape,(Suffolk)
CD16
1-5  黒人の狂詩曲
6-11 動物詩集 別名オルフェのお供たち
ジャン・クリストフ・ブノワ(Br),マリーズ・シャルパンティエ(ピアノ)
ジョルジュ・プレートル指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1965年2月22-23日Paris, Salle Wagram
12-14 動物詩集 別名オルフェのお供たち-未発表の3つのメロディ
ニコラ・リヴァン(Br),エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)
録音:1998年4月8&10日、Eglise de Bon Secours, Paris
15-17 花記章(ジャン・コクトーの詩によるシャンソン)
18-21 マックス・ジャコブの4つの詩
ジャン・ポール・フシェクール(T)
フランソワ・ブーランジェ指揮
ギャルド・リピュブリケーヌ管弦楽団ソリスト・アンサンブル
録音:1998年4月8日&10日、Eglise de Bon Secours, Paris
22-26 ロンサールの5つの詩
フランソワ・ル・ルー(Br)
ジョン・ネルソン指揮/モンテ=カルロ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1993年6月8-12日、Salle Garnier, Monte-Carlo
27-34 陽気な歌(17世紀作者不詳の詩集による)
ジョゼ・ファン・ダム(Br),ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)
録音:1987年3月23-24日、Eglise Notre-Dame du Liban, Paris
35-38 歌われた歌(ジャン・モレアスの詩による4つの歌曲)
リタ・シュトライヒ(S)、ジョフリー・パーソンズ(ピアノ)
録音:1968年11月23-26日 Gemeindhaus, Berlin
39    墓碑銘 FP55
ジェラール・スゼー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
40-42 ルイーズ・ラランヌの3つの詩
エリー・アメリンク(S),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1974年12月16日、Salle Wagram Paris
43-46 ギヨ―ム・アポリネールによる4つの詩
ジェラール・スゼー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1975年5月7日、Salle Wagram, Paris
47-51  マックス・ジャコブの5つの詩
エリー・アメリンク(S),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1974年9月25日、 Salle Wagram, Paris
CD17
1-8  8つのポーランドの歌 FP69
ニコライ・ゲッダ(T)、ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1976年7月5日 Paris, Salle Wagram
9-13  ポール・エリュアールの5つの詩
ジェラール・スゼー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1972年3月6&8日 Paris, Salle Wagram
14   ギターによす 
マディ・メスプレ(S)、ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
録音:1985年5月6日 Paris, Salle Wagram
15-23 ある日ある夜 FP86
ピエール・ベルナック(Br),フランシス・プーランク(ピアノ)
録音:1946年6月26日 London, Abbey Road Studios Studio No.3
24-26  ルイーズ・ドゥ・ヴィルモランの3つの詩
リリアーヌ・ベルトン(S),ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1966年5月11日 Paris, Salle Wagram
27-28 ギヨ―ム・アポリネールの2つの詩
ミシェル・セネシャル(T),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1976年7月7日 Paris, Salle Wagram
29-30  燃える鏡
ウィリアム・パーカー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1975年5月23日 Paris, Salle Wagram
31  肖像 FP92 
ミシェル・シェネシャル(T),ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1966年2月3日 
32  ラ・グルヌイエール
ガブリエル・バッキエ(Br),ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1966年3月8日 Paris Salle Wagram
33  平和の祈りをとりなし給え
ジェラール・スゼー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1974年12月3日Paris, Salle Wagram
34  あのやさしい小さな顔
マディ・メスプレ(S),ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
録音:1985年5月6日 Paris, Salle Wagram
35  矢車菊 
ニコライ・ゲッダ(T),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
36-41 気まぐれな婚約 FP101 
マディ・メスプレ(S),ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
録音:1984年12月12&13日 Paris, Salle Wagram
CD18
1-5 月並み
ウィリアム・パーカー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1975年11月24日 Paris, Salle Wagram
6-8 変身
ピエール・ベルナック(Br),フランシス・プーランク(ピアノ)
録音:1945年 London Abbey Road Studios, Studio No.3
9-10 ルイ・アラゴンンの2つの詩
ピエール・ベルナック(Br),フランシス・プーランク(ピアノ)
1945年 Londn Abbey Road Studios, Studio No.3
11-12 ギヨ―ム・アポリネールの詩による2つの歌
ニコライ・ゲッダ(T),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1976年7月5日、Salle Wagram Paris
13-14 ギヨ―ム・アポリネールの2つの詩
ミシェル・セネシャル〈T〉,ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1976年7月7日 Paris Salle Wagram
15   ポールとヴィルジニー
16   ・・・・それにしても死ぬとは
ウィリアム・パーカー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1975年10月21&24日 Paris, Salle Wagram
17 讃美の歌 FP144
ジェラール・スゼー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1976年7月5日 Paris, Salle Wagram
18-20 ガルシーア・ロルカの3つの歌
ジェラール・スぜー(Br)、ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1972年3月13日 Paris, Salle Wagram
21    失踪者 F134
ガブリエル・バッキエ(Br),ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1966年2月28日 Paris, Salle Wagram
22   手は心に牛耳られ 
ジャン=クリストフ・ブノワ(Br),ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1966年2月28日 Paris, Salle Wagram
23-29 カリグラム FP140
ウィリアム・パーカー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1975年10月23日Paris, Salle Wagram
CD19
1   マズルカ
ジェラール・スぜー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1976年2月27日 Paris, Salle Wagram
2-8  さわやかさと火 
ジェシー・ノーマン(S),アーヴィング・ゲイジ(ピアノ)
録音:1969年9月 Berlin-Zehlendorf Studio)
9-10 パリ百景
ジャン=ジャック・ブノワ(Br),ミシェル・セネシャル(T)
ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1966年2月28日、Paris, Salle Wagram)
11   ローズモンド
ウィリアム・パーカー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1975年10月21日、Paris,Salle Wagram
11-18 画家の仕事
ジェラール・スぜー(Br)、ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1975年4月10日 Paris, Salle Wagram
19-20 2つの歌曲、ねずみ、雲
ジェラール・スぜー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1975年5月5日 Paris, Salle Wagram
21   最後の詩
ガブリエル・バッキエ(Br),ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1966年3月8日 Paris Salle Wagram
22   磁器の歌
ミシェル・セネシャル(T),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1976年7月7日、Paris, Salle Wagram
23-29 くじびき 
マディ・メスプレ(S),ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
録音:1985年5月6-7日 Paris,Salle Wagram
30   トレアドール(闘牛士)
ミシェル・セネシャル(T),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1977年2月11日 Paris, Salle Wagram
31   気まぐれ
エリー・アメリンク(S),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1977年2月11日 Paris, Salle Wagram
32   対話
エリー・アメリンク(S)、ジェラール・スゼー(Br),
ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1977年2月11日 Paris, Salle Wagram
33   愛の小径
マディ・メスプレ(S),ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
録音:1984年12月13日 Paris, Salle Wagram
34   ヴォカリーズ
マリー・ドゥヴェルロー(S),エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)
1998年4月8日 Eglise de Bon Secours, Paris
35   ピエロ
ニコラ・リヴァン(Br),エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)
録音:1998年4月8日 Egise de Bon Secours, Paris
36   歌でつずる思い出
マリー・ドゥヴェルロー(S),エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)
録音;1998年4月8日Eglise de Bon Secours, Paris
37   ナディア万歳
ニコラ・リヴァン(Br),エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)
録音:1998年4月8日 Eglise de Bon Secours, Paris
CD20
1-6  村人の歌
ジャン=クリストフ・ブノワ(Br)
ジョルジュ・プレートル指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1965年3月30&31日 Paris, Salle Wagram
7-10 子供のための4つの歌 
ミシェル・セネシャル(T),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1977年2月11日 Paris, Salle Wagram
11-15 小さな声 
ジャック・ベッソン指揮/フランス国立放送曲聖歌隊
録音:1953年3月17日 Studio des Champs-Elysees, Paris
16-22 7つの歌
エリック・エリクソン指揮/ストックホルム室内合唱団
録音:1975年3月12日、Studios de la Radio, Stockholm
23    酒飲みの歌
ハリー・クリストファー指揮/ザ・シクスティーン
録音:1991年2月、The Maltings, Snape
24-31 フランスの8つの歌 FP130 
ハリー・クリストファー指揮/ザ・シクスティーン
録音:1991年2月 The Maltings, Snape)
クラムシェル・ボックス 148ページ・ブックレット

<deutsche harmoniamundi>
8869194474-2 ¥1500
クリスマス・イン・ヴェニス-ガブリエリとグランディの音楽
ジョヴァンニ・ガブリエリ:
『12声のカンツォン』『マニフィカト』『おお、大いなる神秘』
『ピアノとフォルテのソナタ』『おお、我が甘美なキリスト』
『わたしたちの救い主が世に生まれた』
『羊飼いたちよ、汝ら見たものを語れ』『10声のカンツォン』
『神聖にして汚れなき処女マリアよ』『8声のカンツォン』『すべての人よ』
『Audite principes』
アレッサンドロ・グランディ:
『天使ガブリエル送られたり』『聞け、人々よ』
『今日われらに天よりまことの平和が』
ジョヴァンニ・ガブリエリ:
『12声のカンツォン』『マニフィカト』『おお、大いなる神秘』
『ピアノとフォルテのソナタ』『おお、我が甘美なキリスト』
『わたしたちの救い主が世に生まれた』
『羊飼いたちよ、汝ら見たものを語れ』『10声のカンツォン』
『神聖にして汚れなき処女マリアよ』『8声のカンツォン』『すべての人よ』
『Audite principes』
アレッサンドロ・グランディ:
『天使ガブリエル送られたり』『聞け、人々よ』
『今日われらに天よりまことの平和が』
ローランド・ウィルソン(指揮)
ラ・カペラ・ドゥカーレ(声楽アンサンブル)
ムジカ・フィアタ(器楽アンサンブル)
〔録音〕年ドイト教会(デジタシ)
叔父の教育を受け、その書法を吸収し発展させたジョヴァンニ・ガブリエリ
即ち声と器楽によるコンチェルト様式の可能性をさらに追及し、カンツォーナ
やソナタで単一主題による楽曲統一の方向性を見出しました。後にシュッツが
さらに形式を発展させましたが、音楽史上最も多大な影響を残した作曲家でし
た。アレッサンドロ・グランディも新音楽の普及に務め、コンチェルト様式
による秀作を多数残し、モンテヴェルディに匹敵する初期バロックの大作曲家
といわれています。
ここでは、彼らが活躍していたヴェネツィアでのクリスマスに関連した教会音
楽を収録。声と器楽の掛け合い。複合奏群の掛け合いなど、これらの作品は教
会の響きが完璧に計算されており、直接音と残響が組み合わされ、作品の色彩
を立体的に際立たされています。
ローランド・ウィルソンは、1980年代からドイツやヴェネツィア初期バロック
の宗教作品を数多く録音してきているベテランです。コルネット(ツィンク)と
サックバットを中心とした、抜群のテクニックを持つ器楽グループ。そしてロ
ーランド・ウィルソンが結成した各メンバーが全てソリスト級の合唱団ラ・シャ
ペル・デュカーレによって、器楽、独唱と合唱との緊張感が保たれた演奏です。




<Sony Classical>
8872543025-2 ¥1500
モーツァルト:
『ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271「ジュノーム」』
『交響曲第23番ニ長調K.181』
『英雄劇「エジプト王ターモス」のための幕間音楽K.345より第2&5曲』
『歌劇「ポントの王ミトリダーテ」K.87よりアリア「執念深い父がやってきて」』*
デニス・シューラー(1970-):『In-Between』
デイヴィッド・グレイルザンマー(P&指揮)
ジュネーヴ室内管弦楽団
ローレンス・ザッゾ(C-T)*
〔録音〕2011年11月14-17日, スイス、ラ・ショー=ド=フォン
(デジタル:セッション)
鬼才ピアニスト、デイヴィッド・グレイルザンマーによるソニー・クラシカル
第2弾は、彼が得意とするモーツァルト・アルバムです。グレイルザンマーは幼
少からモーツァルトに魅せられ、モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲を1日で弾
ききるチクルスは彼のトレードマークとされています。naiveレーベルから発売
された2枚分の協奏曲集も批評家にセンセーションを巻き起こし、高い評価を得
てきました。このアルバムでは、昨年より音楽監督を務めるジュネーヴ室内管
弦楽団との共演で、ピアノ協奏曲の中でも初期の傑作として有名な「ジュノー
ム」と、知られざる秘曲とでもいうべき交響曲第23番や「ミトリダーテ」から
のアリアなどを組み合わせているのが特徴。さらに「ターモス」の曲間に挿入
されたデニス・シューラーの作品は、モーツァルトばかりの中にピリッと辛い
わさびのような響きを取り入れることによって、グレイルザンマー的モーツァ
ルト演奏の推進力を引き立てることに成功しています。

8872543602-2 ¥1500
J・S・バッハ:『クリスマス・オラトリオ BWV.248』より第1-3部
カール=フリードリヒ・ベリンガー(指揮)
ヴィンツバッハ少年合唱団
ドイツ・カンマー=ヴィルトゥオーゼン・ベルリン
ユッタ・ベーネルト(Sp), レベッカ・マーティン(Ms),
マルクス・シェーファー(T), トーマス・ラスケ(Bs),
〔録音〕2011年12月20-22日, アンスバッハ(デジタル:ライヴ)
バッハの名カンタータを美しい歌声でドイツの数ある少年合唱団の中でも、そ
の正確な音程と一糸乱れぬ完成度の高さをもつ、1946年に設立されたドイツの
名門少年合唱団「ヴィンツバッハ少年合唱団」。前回発売に続くバッハのアル
バムで、昨年2011年のクリスマス・シーズン中に録音された「クリスマス・オ
ラトリオ」。この作品は、カンタータより合唱パートが非常に難しく、それら
を完璧に歌う少年合唱団の演奏はそうはありません。前半の第1-3部のみの録音
ですが(コンサートも前半のみの演奏)、夾雑物もよけいな重量感も感じさせな
い、神への感謝に包まれた優しい曲想が聴く者の心を慰めます。

8872546467-2 ¥1500
ドヴォルザーク:『交響曲第4番ニ短調Op.13』『チェコ組曲ニ長調Op.39』
トーマス・ヘンゲルブロック(指揮)
北ドイツ放送交響楽団
〔録音〕2012年6月5-8日, リューベック、ムジーク・ウント・コングレスハレ
(デジタル:ライヴ)
革新と伝統が合体した新オーケストラ音楽を作り出すヘンゲルブロック。彼は
昨シーズンよりイッセルシュテット、ヴァント、ブロムシュテット等のドイツ
系名匠が育んだ北ドイツ放響の首席指揮者に就任し、この伝統あるオーケスト
ラにもその手法が入魂、それまでの重厚をサウンドが一変させました。ピリオ
ド奏法を取り入れつつ、フレキシビリティを備えた一段上のアンサンブルを聴
かせてくれるようになりました。このコンビによる初CD「シューマン:交響曲
第4番&メンデルスゾーン:交響曲第1番」に続くソニー・クラシカルへのプロ
ジェクト第2弾は、なんと驚愕のドヴォルザーク・アルバム。しかも知られざ
る交響曲第4番という選択。ボヘミアの美しいメロディだけでなく、透明感や
切れ味、柔らかい質感や豊麗な厚みを兼ね備えた躍動感を表出させ、これまで
聴いてきたドヴォルザークとは大きく異なる、新たな作曲家の側面が味わえる
刺激的な解釈による演奏です。5月の来日公演でもアンコールで演奏し、生気
みなぎる解釈で会場を沸かせた「チェコ組曲」を併録しています。

8869199846-9(DVD-Video) ¥1050
Heifetz in Performance
『モーツァルト:ロンド (「ハフナー・セレナード」より)』
『プロコフィエフ:行進曲 (歌劇「3つのオレンジへの恋」より)』
『ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女』
『ラフマニノフ:ひなぎく』
『ガーシュウィン:そんなことはどうでもいいさ(歌劇「ポーギーとベス」より)』
『バッハ:シャコンヌ (「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」より)』
『ブルッフ:スコットランド幻想曲作品46』
〔演奏〕ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
ブルックス・スミス(P)、フランス国立管弦楽団(指揮者なし)
現存するほぼ唯一のヤッシャ・ハイフェッツのカラーによるライヴ映像。ヴァ
イオリン演奏史に金字塔を打ちたてたハイフェッツが引退する2年前に、その生
誕70周年を記念してパリで撮影・制作された映像の、没後25周年を記念しての
復活です。前半はスタジオにおけるリサイタルで、自ら演奏曲名を告げながら
お得意の小品で冴えた技巧を披露。続くバッハのシャコンヌで見せる入魂の至
芸は、すべてのヴァイオリン愛好家必見です。締めくくりは、シャンゼリゼ劇
場におけるフランス国立管弦楽団との共演によるこれまたハイフェッツの十八
番「スコットランド幻想曲」全曲。指揮者を置かず自ら弓でリードしながら、
その衰えることのない見事な演奏を堪能することができる貴重な映像です。




<RCA Red Seal>
8872545542-2 ¥1500
ブルッフ:『ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26』
サラサーテ:『カルメン幻想曲Op.25』『序奏とタランテラ Op.43』
ブロッホ:『無伴奏ヴァイオリン組曲第1&2番(メニューインに捧ぐ)』
ファブリツィオ・フォン・アルクス(Vn)
クリスティアン・ベンダ(指揮) プラハ交響楽団
〔録音〕2011年8月, プラハ、ドヴォルザーク・ホール(デジタル:セッション)
ファブリツィオ・フォン・アルクスは、ナポリに生まれ、伝統あるサン・ピエ
トロ・マイエッラ音楽院を卒業。さらにフランコ・グッリやサルヴァトーレ・
アッカルドらに学んだ、まさにイタリアのヴァイオリニストです。「プロコ
フィエフ:ヴァイオリン・ソナタ」(Nuova Era)、カニーノがピアノを担当した
「シューマン:ヴァイオリン・ソナタ」(Dynamic)の2枚を今まで録音しました
が、今回はテクニックが必要とされる協奏曲を収録。ブルッフの楽想ゆたかな
屈指のロマンチシズム、サラサーテの技巧的で心を溶かすような官能的な音色。
力強さと民族性を併せ持ったブロッホの無伴奏作品。スリリングな妙技と輝か
しい音色ながら、イタリア人気質の情熱的な演奏が印象的なアルバムです。

<NAXOS> 各1枚 ¥1000
8.572207
マーラー:交響曲 第1番
ボルティモア交響楽団
マリン・オールソップ(指揮)
オールソップの演奏には、弱々しい感情ではなく、突き進む強さがあります。
これは女性指揮者だからこその強さかもしれません。第1楽章の悠然さ、第2楽
章の決然とした響き、重々しい第3楽章、そしてはち切れんばかりのパワーを
込めた終楽章。これは見事なマーラーです。

8.572481
ペンデレツキ:
1.聖アーダルベルト讃歌(1997)/2.ケルビムの歌(1986)
3.ソロモンの雅歌(1973)/4.コスモゴニア(1970)/5.ストロフィ(1959)
オルガ・パシェチニク(ソプラノ)…4.5
ラファウ・バルトミンスキー(テノール)…4
トーマス・コニエチュニー(バス)…4
イェジー・アルティズ(ナレーター)…5
ワルシャワ・フィルハーモニー合唱団…1-4
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団…1.3-5
アントニ・ヴィト(指揮)
NAXOSの人気シリーズ、ヴィトのペンデレツキ(1933-)作品集。今回は合唱曲を
5曲お届けいたします。今作も収録曲の作曲年代は40年に渡り、その作風の変
遷を確かめることができる趣向になっています。

8.572584
ドビュッシー:管弦楽作品全集 第8集
24の前奏曲(P.ブレイナーによる管弦楽編曲版)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
準・メルクル(指揮)
準・メルクルがオーケストラを変えて録音したのは、NAXOSお馴染みの編曲家
ブレイナーによる「24の前奏曲」という変わり種です。これならば、全く違う
演奏をお楽しみいただけることでしょう。もちろん、C.マシューズの版でお楽
しみいただいている方にも胸を張ってご紹介できる逸品です。現代における
「管弦楽法の魔術師」ブレイナーの精妙かつ美しいオーケストラ編曲は、もと
もとこの曲集がオーケストラを想定していたかのような嵌り具合をみせてい
ます。

8.572769
ワーグナー:管弦楽曲集 第3集
1.歌劇「タンホイザー」序曲、ヴェーヌスブルクの音楽
2.楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕:前奏曲-使徒たちの踊り
-親方たちの入場
3.楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕:前奏曲
4.楽劇「トリスタンとイゾルデ」第2幕:闇夜にひとり,目を開けて
5.楽劇「トリスタンとイゾルデ」第3幕:前奏曲
6.楽劇「トリスタンとイゾルデ」第3幕:
穏やかに, 静かに彼が微笑み(愛の死)
DELOSより移行盤
アレッサンドラ・マーク(ソプラノ)…4.6
シアトル交響楽団
ジェラード・シュワルツ(指揮)
シアトル交響楽団のワーグナー・シリーズ第3弾。オーケストラの機動力を最大
限に生かしたスペキュタクラーな音、細部まで行き届いた表現力など、胸躍る
ワーグナーが楽しめます。現代最高のワーグナー・ソプラノの一人、アレッサ
ンドラ・マークの絶唱がこの曲集に香り豊かな華を添えています。

8.572836
メンデルスゾーン:合唱作品集
1-6.6つの格言 Op.79 (喜べ、もろびと/われらの避難所なりし主よ/全ての称
賛をこえて/主よ、われらの罪によりて/われらの心を喜ばしめよ/われらの罪
のために)
7.オラトリオ「聖パウル」Op.36より「なんと美しき使者よ」(英語歌唱)
8.わが祈りをききたまえ
9.3つのモテット Op.39-1「主よ、わが祈りをききたまえ」
10.アレグロ、コラールとフーガ ニ長調
11.3つのモテット Op.69-3 マニフィカト
12.3つのモテット Op.69-1 ヌンク・ディミティス
13-15.3つのモテット Op.39-3「おお主よ、汝はわれをみいだしたまえり」
16.3つの教会音楽 Op.23-2「アヴェ・マリア」
17-18.3つのモテット Op.39-2「主をほめたたえよ」
19.3つの詩篇 Op.78-2 詩篇43番「神よ、私を審き」
ローラ・ヒックス(ソプラノ)…8/フィリップ・サルモン(テノール)…16
ピーター・ホルダー(オルガン)…7-9.11-18
セント・オールバンズ修道院の少女合唱団
セント・オールバンズ大聖堂合唱団の男声歌手たち
トム・ウィンペニー(指揮)

8.572886
ベルリオーズ:
1.序曲「海賊」Op.21
2-10.幻想交響曲
(第2楽章:舞踏会(コルネットのオブリガード付きヴァージョン))
フランス国立リヨン管弦楽団
レナード・スラットキン(指揮)
準・メルクルが任期を終えたリヨン国立管弦楽団が、2011年のシーズンからの
音楽監督として迎えたのは、1944年生まれの名指揮者レナード・スラットキン
でした。レパートリーの広さは幅広く、何よりアメリカ音楽を得意としている
スラットキンは、既にNAXOSにも数多くの録音がありますが、今後はまた違っ
た世界を切り開いていくことは間違いないでしょう。記念すべき第1作目は、
ベルリオーズ(1803-1869)の「幻想交響曲」で思い切りはじけた音楽を聴かせ
てくれます。何より注目したいのは、第2楽章に2つのヴァージョンが用意され
ていること。通常版も興味深いのですが、なんといっても「コルネット付き」
のトラック10が凄いことになっています。ベルリオーズが当時の名手ジャン=
バティスト・アルバンにせがまれて書き加えたとされるコルネット・パートで
すが、結局最終稿には採用されることのなかった華やかなオブリガードです。

8.572917
ストリート・ソング
1.ウェイン・オーキン(1977-):タワー・アセンディング
2.リカルド・ロレンス(1961-):エル・ムロ
3-5.マイケル・ティルソン・トーマス(1944-):
ストリート・ソング/(スロー/リラックス/モデラート・スウィング)
6.レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):勇壮なトッカータ
7.ジェイムズ・モバーリー(1954-):愛の言葉
8-10.イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971):
ピアノと管楽器のための協奏曲
11.アーロン・コープランド(1900-1990):市民のためのファンファーレ
D・レイ・マクレラン(クラリネット)…1/エレン・リッチー(ソプラノ)…7
アナトーリ・シェルジャコフ(ピアノ)…8-10
ジョージア大学ウィンド・アンサンブル
ジョン・P・リンチ(指揮)
街並みに流れる様々な音を拾い集めたかのような、楽しい管楽アンサンブルの
作品集。

8.573004
カセッラ:
1-3.組曲 ハ長調 Op.13(1909-1910)(序曲/サラバンド/ブーレ)
4-8.戦争の記録 Op.25bis(管弦楽ヴァージョン1915,1918)
(第1番:ベルギーにて-ドイツ重砲兵の進歩/第2番:フランスにて-ランス大聖堂
の遺跡の前/第3番:ロシアにて-コサック騎兵の補充/第4番:アルザスにて-木製
の十字架/第5番:アドリア海にて-軍備を運ぶイタリアのクルーザー)
9-11.管弦楽のための協奏曲 Op.61(1937)(シンフォニア/パッサカリア/インノ)
※世界初録音
ローマ交響楽団
フランチェスコ・ラ・ヴェッキア(指揮)
最近注目を集めている、イタリアの近現代を代表するカセッラ(1883-1947)の、
3つ時代の作品をおなじみヴェッキアとローマ交響楽団の演奏でお届けいたし
ます。あまりにも多様性に富んだ彼の作風は、一貫して捉えることが難しいの
ですが、そこが却って魅力的であり、聴いてみるまでは、どんな音楽が飛び出
してくるのかわからないところに胸が躍るというわけです。比較的初期に書か
れた「組曲」は、彼が敬愛していたマーラーの響きの模倣が至るところに現れ
ます。もともとはピアノ連弾のために書かれた「戦争の記録」は、彼が見た無
声映画にインスピレーションを受けて書かれたものであり、短いながらも興味
深い作品で、管弦楽版が初演された際は大絶賛されたといいます。「協奏曲」
は、彼を長い間崇拝していた指揮者メンゲルベルクから委嘱された作品です。
新古典派というよりも、バロック時代の合奏協奏曲に近いもので、各々の楽器
が見事な役割をはたしています。ここには完成された世界があります。

8.573043
ヴィラ=ロボス:
1-4.交響曲 第6番「ブラジルの山の稜線」(1944)
5-8.交響曲 第7番(1945)
サンパウロ交響楽団
イサーク・カラブチェフスキー(指揮)
「ブラジル風バッハ」で知られる作曲家ヴィラ=ロボス(1887-1959)は、生涯に
12曲の交響曲を残しました。このアルバムはNAXOSにおける彼の交響曲全集の
第1作目となるものです。1944年に書かれた第6番はエキゾチック、かつ雄大な
音楽で幕を開けます。平明さを湛えながらも一筋縄ではいかない手の込んだ音
は、まさに入り組んだ山並みを思い起こさせます。第2楽章の美しさも特筆す
べき点でしょう。賑やかな第3楽章を経て、これまたダイナミックな終楽章へ
と傾れ込む見事な展開は、まさに手に汗を握るがごとしです。その翌年に書か
れた第7番は、近代的な響きに彩られた野心的な作品で、ハープや打楽器を駆
使した大管弦楽の咆哮は、胸を躍らせること間違いなし。20世紀音楽をじっく
り語りたいなら、必ず通らなくてはいけない道と言えそうです。

8.559642
クロード・ベイカー:
1-3.ガラス玉遊戯(1982/1983改作)(連載小説の時代-カスタリアの始まり/東へ
と旅する人たちの群れ/ガラス玉遊戯(ファンタジア))
4.風の目覚め(1993)/5-8.シャドウズ:4つの哀歌-夜想曲(1990)
9-10.神秘のトランペッター(1999)
セント・ルイス交響楽団
レナード・スラットキン(指揮)…1-8
ハンス・フォンク(指揮)…9-10
ドイツの詩人、文学者ヘルマン・ヘッセが書いた「ガラス玉遊戯」を音で描く
という問題作です。1946年にノーベル賞を受賞したこの長編小説は、架空の国
「カスターリア」に憧れた主人公の彷徨と遍歴を描きながら、精神性を極めて
いくという数多くの風刺と社会批判をはらんだ物語です。ベイカーは3つの楽
章で、新たな世界を構築し、バッハの断片に様々な音楽をコラージュするなど
スリリングな音楽を作り出しています。他にはホイットマンの詩に触発された
「神秘のトランペッター」など、文学の香りを感じさせる作品集です。

8.559724
D.テイラー&C.T.グリフィス:
1-5.ディームス・テイラー(1885-1966):姿見を通り抜けて Op.12(1919/21)
(献身/生きた花の庭/ジャバーウォッキー/鏡の国の虫たち/白い夜)
〈チャールズ・トムリンソン・グリフィス(1884-1920)〉
6.フルートと管弦楽のための「ポエム」(1919)/7.白クジャク(1917)
8.フビライ・ハンの快楽殿 Op.8(1912-1917)/9-11.3つの音の絵画(1912/19)
12.バッカナール(1913/19)
スコット・ゴフ(フルート)…6
シアトル交響楽団
ジェラード・シュワルツ(指揮)
20世紀初頭のアメリカの作曲家というと、ほとんどの人はガーシュウイン、ア
イブズ、コープランドの名前を思い浮かべることでしょう。しかし、実は名前
こそあまり残っていないものの、素晴らしい作品を残した人がいるのです。こ
のアルバムに収録されたテイラーとグリフィスは、まさにそんな巨匠です。ま
ずはテイラーの作品を聴いてみてください。このタイトルは、実は「鏡の国の
アリス」の正式名称であり、アリスの不思議な冒険譚による5つの場面が生き生
きと描かれています。また熟達したピアニストであったグリフィスの作品は、
そのほとんどに標題がつけられた質、量ともに充実したものです。フランス音
楽の響きに魅せられた彼らしく、嫋やかで美しい響きに満ちています。日本民
謡にも所縁が深かったことで知られます。

8.572063
ハイドン:ピアノ三重奏曲集 第3集
1-3.ピアノ三重奏曲 第21番 ハ長調 Hob. XV:21
4-6.ピアノ三重奏曲 第22番 変ホ長調 Hob. XV:22
7-9.ピアノ三重奏曲 第23番 ニ短調 Hob. XV:23
10-12.ピアノ三重奏曲 第14番 変イ長調 Hob. XV:14
クングスバッカ・ピアノ三重奏団
(メンバー:マリン・ブローマン(ヴァイオリン)/イェスパー・スヴェドベルグ
(チェロ)/サイモン・クローフォード=フィリップス(ピアノ))
第1集(8.572040)、第2集(8.572062)に続くクングスバッカ・ピアノ三重奏団に
よるハイドン(1732-1809)のピアノ三重奏曲、第3集です。


8.572351
マックスウェル・デイヴィス:
1-4.交響曲 第4番(1989)
5.交響曲 第5番(1994)
Collins Classicsより移行盤
スコットランド室内管弦楽団…1-4
フィルハーモニア管弦楽団…5
ピーター・マックスウェル・デイヴィス(指揮)
驚くほど特異な世界を描き出す作曲家マックスウェル・デイヴィス(1934-)。
彼の8曲ある交響曲はどれもストーリー性を持ち、それは荒れ狂う海であった
り、何層にも塗り重ねられた雲の色であったり、と聴き手の想像力を限界まで
酷使するわかりやすさと難解さを合わせ持つものです。このアルバムに収録さ
れた第4番と第5番は対照的な作風を持っていて、第4番は、形式こそ古典的で
ありながらも、そこにはひたすら音を重ね合わせた抽象的な世界が存在すると
いう曲で、広大な砂漠をさまようかのような幻想的な雰囲気を味わうことがで
きそうです。単一楽章で書かれた第5番は、音の蠢きの中に様々な風景が描き
こまれていて、そこには近代的な街並みも、波のうねりも全て封じ込められて
います。

8.572661
シューマン:
1-4.ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44
5-8.ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.47
9-12.ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための「おとぎ話」Op.132
ファイン・アーツ弦楽四重奏団
(メンバー:ラルフ・エヴァンス(第1ヴァイオリン)…1-8/エフルム・ボイコ
(第2ヴァイオリン)…1-4.9-12/ニコロ・エウゲルミ(ヴィオラ)/ヴォルフガン
ク・ロイファー(チェロ)/ワン・シャイン(ピアノ))

8.572672
ガルッピ:ピアノ・ソナタ集 第3集
1-4.ピアノ・ソナタ ニ短調 Illy No.66
5.アレグロ ハ長調 Illy No.30
6-7.ピアノ・ソナタ ハ短調 Illy No.38
8-10.ピアノ・ソナタ ヘ長調 Illy No.36
11-13.ピアノ・ソナタ 変ロ長調 Illy No.23
14-15.ピアノ・ソナタ イ短調
16-17.ピアノ・ソナタ ヘ長調 Illy No.50
18-19.ピアノ・ソナタ イ短調 Illy No.43(Walsh:Op.1 No.3)
20-21.ピアノ・ソナタ ホ長調 Illy No.41
マッテオ・ナポリ(ピアノ)
第1集、第2集とも、世界各国で注目と賞賛が贈られているガルッピのピアノ・
ソナタ第3集です。オペラ作曲家としてのみ知られるガルッピ(1706-1785)です
が、このシリーズのおかげで、優れた鍵盤音楽の作り手としても知られるよう
になりました。

8.572710-11 2枚組
マイール:オラトリオ「ジオアス」 若き王ヨアシュの王への即位
セビア(ジビアー:ヨアシュの母)…アンドレア・ローレン・ブラウン(ソプラノ)
ジオアス(ヨアシュ)…ロバート・サリアー(テノール)
アドラスト(セビアの腹心の友)…コーネル・フレイ(テノール)
ジオヤダ(エホイアダ:大祭司)…アンドレアス・ブルクハルト(バス)
バイエルン国立歌劇場合唱団/ジモン・マイール合唱団&アンサンブル
フランツ・ハウク(指揮&ハープシコード)
最近、ヨーロッパを中心に復興が進む作曲家、マイール(1763-1845)のオラト
リオ「ジオアス」です。バイエルンに生まれ、イタリアで活躍した作曲家マイ
ール(マイヤー)は、オペラやオラトリオを数多く作曲しましたが、そのほとん
どは最近まで忘れられていました。しかし、モーツァルトを凌駕するほどの見
事な作品の数々は、蘇演の度に話題を集めています。このオラトリオはユダ王
国第8代の王「ヨアシュ(ジオアス)」の物語。ユダ王国の実権を握るべく、女
王アタルヤの迫害からヨアシュを守る大司祭、ヨアシュの実母、そして彼女の
親友を軸に、神秘的なエピソードが描かれます。オラトリオとされていますが、
実質はオペラであり、歌手たちの声の見せ所もたっぷりと用意されています。

8.572770
1-3.シューマン(1810-1856):コンツェルトシュテュック Op.86
4.メンデルスゾーン(1809-1847):歌劇「異国よりの帰郷」Op.89-序曲
5-6.シューマン:2つの交響練習曲 Op.13(チャイコフスキー編)
7.ブラームス(1833-1897):ハンガリー舞曲 第5番 嬰ヘ短調(A.パーロウ編)
8.ブラームス:ハンガリー舞曲 第6番 変ニ長調(A.パーロウ編)
9.ブラームス:ハンガリー舞曲 第11番 ニ短調(A.パーロウ編)
10.ブラームス:ハンガリー舞曲 第16番 ヘ短調(A.パーロウ編)
11.ウェーベルン(1883-1945):ラングザマー・ザッツ(シュワルツ編)
12-14.プフィッツナー(1869-1949):交響曲 ハ長調 Op.46
DELOSより移行盤(プフィッツナーは除く)
ロバート・ボネヴィー(ホルン)…1-3/マーク・ロビンス(ホルン)…1-3
デヴィット・C・ナップ(ホルン)…1-3/スコット・ウィルソン(ホルン)…1-3
シアトル交響楽団
ジェラード・シュワルツ(指揮)
ドイツ・ロマン派の多彩な世界を描くというテーマの1枚です。

8.572776
ウォレス:ショピネスク
1.ポロネーズ・デ・ウィルナ/2.旋律的な夜想曲/3.同情-ワルツ
4.そよ風-夜想曲/5.クラクフの思い出-マズルカ/6.森林のささやき-夜想曲
7.鳥の歌-ピアノのための夜想曲/8.華麗なるワルツ/9.海岸に-夜想曲
10.ワルシャワ-ピアノのためのマズルカ/11.3つの夜想曲 Op.20-1
12.ナポリの思い出-舟歌/13.ブルネット-サロン風の華麗なるワルツ
14.純真-ロマンス/15.勝利-マズルカ
16.優美-夜想曲/17.クラクフの娘さんの大幻想曲
ローズマリー・トゥック(ピアノ)/テイト室内管弦楽団…17
リチャード・ボニング(ピアノ)…1,(指揮)…17
最近注目を浴びているアイルランドの作曲家ウィリアム・ヴィンセント・ウォ
レス(1812-1865)。今回もユニークなピアノ曲集をお届けいたします。ウォレ
スの作品普及に努める名指揮者&ピアニスト、リチャード・ボニングがここで
も良い味を出しています。

8.572889
ドラゴン・ライム-龍の韻
1.ジェニファー・ヒグドン(1962-):ソプラノ・サクソフォン協奏曲(2006)
2-4.クルト・ヴァイル(1900-1950):ヴァイオリン協奏曲 Op.12(1924)
5-6.陳怡(イ・チェン)(1953-):ドラゴン・ライム(2010)
カリー・コフマン(ソプラノ・サクソフォン)…1
アントン・ミラー(ヴァイオリン)…2-4
ハート・スクール・ウィンド・アンサンブル
グレン・アドシット(指揮)
吹奏楽のための3つの近代作品集です。演奏しているのはハート・スクール・
ウィンド・アンサンブルで、前作(8.572109)でも見事な腕前を披露してくれて
いました。今回は2つの協奏曲と、中国風の音満載の新作です。

8.572932
チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」ハイライト
1.序奏/〈第1幕〉/2.情景/3.ワルツ/4-8.パ・ドゥ・トロワ
9.ゴブレットの踊り/10.終曲:白鳥たちは飛び立つ
〈第2幕〉11-15.白鳥たちの踊り(テンポ・ディ・ワルツ/モデラート・アッサ
イ/アレグロ・モデラート/アンダンテ-アレグロ/コーダ)16.情景
〈第3幕〉17.アレグロ・ジュスト/18.コール・ド・バレエと一寸法師の踊り
19.来賓客たちの入場とワルツ/20.マズルカ/21.情景
〈第4幕〉22.ひなどりたちの踊り/23.情景/24.終曲
8.555873-74からの再編盤
ロシア国立交響楽団
ドミトリー・ヤブロンスキー(指揮)

8.573009
ヴィヴィアン・フォン:
1.ヴァイオリン協奏曲(2010-2011)
2-4.プリペアド・ピアノのための「面影」(2006)(kotekan/雪/聖歌)
5.ピアノ協奏曲「ドリームスケープ」(2009)
クリスティン・リー(ヴァイオリン)…1/コナー・ハニック(ピアノ)…2-5
メトロポリス・アンサンブル…1.5/アンドリュー・シル(指揮)
カナダのエドモントンに生まれ、現在はニューヨークに住む女性作曲家、ヴィ
ヴィアン・フォン(1975-)。彼女の両親はベトナム生まれの中国人亡命者であ
り、もちろん彼女もアジアの影響を強く受けていることは間違いありません。
このアルバムに収録された3つの作品は、インドネシアのガムラン音楽に起源
を持ち、東洋と西洋の文化が見事に融合された響きをみせてくれています。

8.573025
期待の新進演奏家シリーズ/セシリオ・ペレーラ(ギター)ギター・リサイタル
1.ポンセ:前奏曲/2.ポンセ:バレー/3.ポンセ:ジーグ
4-7.ポンセ:ソナタ 第1番「メキシカーナ」
8-10.ブローウェル(1939-):ソナタ
11-14.フリオ・セサール・オリーバ(1947-):タンゴマニア
15-19.ビンセンテ・エミリオ・ソーホ(1887-1974):ベネズエラの5つの小品
20-22.ポンセ:3つのメキシコ民謡のカンシォーネ(鳥小屋/わが心は君のため
/ラ・バレンティーナ)
※11-14…世界初録音
セシリオ・ペレーラ(ギター)
2011年のミケーレ・ピッタルーガ国際クラシック・ギター・コンクール優勝者、
セシリオ・ペレーラのリサイタル・アルバムです。彼は1983年にメキシコのユ
カタン州で生まれ、9歳からギターを学び始めました。12歳の頃には幅広いレ
パートリーを習得、キューバでピアノも学び、総合的な音楽家としての資質を
開花させるべく2005年からはヨーロッパにも留学し、多彩な音楽様式を身に着
けた人です。このアルバムでは彼が最も得意とする南米の音楽を演奏。ポンセ
やブローウェルを始め、ソーホの「ベネズエラの5つの小品」と世界初録音
となるオリーバの「タンゴマニア」と言う選曲は、この若者の将来を指し示す
かのように光り輝くばかりの美しさと柔軟性を誇っています。

●NAXOS Blu-Ray Audio
NBD0029 ¥2080
ベルリオーズ:
1.序曲「海賊」Op.21
2-10.幻想交響曲
8.572886と同内容
フランス国立リヨン管弦楽団
レナード・スラットキン(指揮)
録音 2011年8月31日.9月1日 フランス リヨン,オーディトリウム
24-bit 96kHz PCM Surround

NBD0031 ¥2080
プロコフィエフ:
1-3.交響組曲「1941年」Op.90(1941)(戦闘の中で/夜に/人類の親和のために)
4-6.交響曲 第5番 変ロ長調 Op.100(1944)
8.573029と同内容
サンパウロ交響楽団
マリン・オールソップ(指揮)
録音 2011年8月26-31日 ブラジル サラ・サンパウロ
24-bit 96kHz PCM Surround




<cpo>
777736-2(SACD-Hybrid) ¥2950
マックス・レーガー:
1.ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.101
2.独奏ヴァイオリンと管弦楽のための「アリア」Op.103a,3(組曲 イ短調より)
ウルフ・ヴァーリン(ヴァイオリン)
ミュンヘン放送管弦楽団
ウルフ・シルマー(指揮)
ウルフ・ヴァーリンによるレーガー(1873-1916)のヴァイオリン協奏曲の登場
です。意外なことに、この作品の録音はカタログ上にあまりありませんでした。
演奏時間が1時間弱を要する長大な作品で、キャッチーなメロディこそあまりな
いものの、レーガー特有の厚みのある管弦楽伴奏と、堂々としたヴァイオリン
が絡み合う充実の音楽です。一度聞いただけでは、なかなか全てを味わい尽く
すのが難しい作品ですが、聴けば聞くほどに胸にしみるような不思議な音楽で
す。「アリア」は、あのバッハの「G線上のアリア」を思わせる、静かな歩みの
美しい小品です。

777726-2 ¥2450
ドメニコ・サッリ:ミサ-「主は言われた」(詩篇109番)
アニヤ・ツィーグラー(ソプラノ)/マリア・ペールト(ソプラノ)
アンネカスリーン・ラーブス(ソプラノ)/アンドレアス・ポスト(テノール)
ヴォルフ=マティアス・フリードリヒ(バリトン)
ザクセン声楽アンサンブル
バツドルファー・ホーフカペレ
マティアス・ユング(指揮)
ドメニコ・サッリ(1677-1749 サッロとも)は、トラーニ出身のナポリ楽派に属
するイタリアの作曲家。1703年、24歳の時にナポリの宮廷楽長の職に応募する
も、競争が激しかったため就任なりませんでしたが、その翌年に副楽長の職を
得ます。しかし、戦争のためにその職を解任されたため、オペラ作曲家に転身、
精力的に作品を発表し、この分野で大成功を収めます。このミサ曲のスコアは
ドレスデン、ザクセン州の図書館に保存されていたものです。

999951-2 ¥2450
ゲオルク・フィリップ・テレマン:管楽のための協奏曲集 第8集
1.2本のフルート、ファゴット、弦楽と通奏低音のための協奏曲 イ短調
TWV 53:a1
2.トランペット、2本ノオーボエと通奏低音のための協奏曲 ニ長調 TWV 43:D7
3.2台のシャルモー、2台のファゴット、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ長調
TWV 52:C1
4.オーボエ、2台のヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 ニ長調 TWV 51:D5
5.2台のホルン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ヘ長調 TWV 52:F4
6.オーボエ・ダモーレ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ト長調 TWV 51:G3
ラ・スタジオーネ・フランクフルト/カメラータ・ケルン
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
このアルバムは、cpoレーベルが精力的に録音を行ってきたテレマン(1681-1767)
の「管楽のための協奏曲集」の最後を飾るものです。ここに収録されている6つ
の作品も、様々な楽器と、異なるアンサンブルを用いるとても珍しいものであ
り、また時代によってスタイルが変化していく様子も興味深いところです。テ
レマンの研究家であるヴォルフガンク・ヒルシュマンによるブックレット(ドイ
ツ語&英語)も、愛好家にとって大切な資料となることでしょう。演奏はいつも
のように、シュナイダー率いる2つの団体。豊かな音が広がります。

777555-2(SACD-Hybrid) ¥2950
ドメニコ・スカルラッティ:歌劇「ラ・ディリンディーナ」
(シンフォニア III, VII, XV, XとソナタK89/F50,K90/F51付)
マリーナ・バルトリ(ソプラノ)/桜田亮(テノール)
ジューリオ・マストロトターロ(バリトン)
ラルテ・デラルコ(ピリオド楽器使用)
フェデリコ・グリエルモ(指揮)
イタリアの代表的なバロック・アンサンブル「ラルテ・デラルコ」とフェデリ
コ・グリエルモによる珍しいバロック・オペラの登場です。この作品「ディリ
ンディーナ」のお話は、もともと歌劇の間奏曲として書かれた短い作品です。
本編の重厚なオペラの幕間劇として、聴衆を楽しませるのにとても役立つもの
でした。とはいえ、ローマの検閲官はこの作品の歌詞があまりに風刺的である
と考えたそうですが。

777588-2 ¥2450
ジョスカン・デ・プレ:詩篇によるモテット集
1.深き淵より(詩篇129番)/2.イスラエルはエジプトを(詩篇113)
3.主よ、立腹して(詩篇37)/4.我をあわれみたまえ(詩篇50)
5.お言葉を思い出し(詩篇118)/6.彼、われに願わば(詩篇90)
7.主の愛を永遠にうたおう
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス(メンバー:フランツ・ヴィツハム
(ディスカント-カウンターテナー)/アレックス・ポッター(ディスカント-カウ
ンターテナー)/テリー・ウェイ(テノール-アルト)/ベルント=O.フレーリヒ
(テノール)/トム・フィリップス(テノール)/ハリー・ファン・ベルネ(テノール)
/ウルフリート・シュターベル(バス)/イェッレ・ドライアー(バス))
マンフレッド・コルデス(指揮)
既発の「MissaAve maris stella」(777590-2)で、その素晴らしい演奏が古楽好
きの心に火をつけたコルデスとブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス。前作は
マリア崇拝のモテット集でしたが、今回はジョスカン(1440-1521)の詩篇モテッ
トの登場です。今作でも、たった8人のメンバーによる安定した歌唱が楽しめま
す。




<DACAPO>
6.220622(SACD-Hybrid) ¥1980
ペア・ノアゴー:リブラ
1-10.テノール独唱、ギターと2組の混声合唱、ヴィブラフォンのための「リブ
ラ」(1973)
11.混声合唱のための「白昼夢」(1989/2002)
12-16.12部の合唱のための「回路(Cycle)」(1977)
アダム・リース(テノール)/ステファン・オステルシェー(ギター)
デンマーク国立声楽アンサンブル/フレデリーク・マルムベリ(指揮)
録音2012年3月14-17日デンマークコンチェルトフセット,スタジオ2
ノアゴー(1932-)の80歳の誕生日を記念して制作されたアルバムです。3つの魅
惑的な声楽作品は、まさに音による風景画です。詩篇のテキストを中心に透明
な響きで祈りと苦悩を歌い上げる「リブラ」、ダダイズムの旗手であったフラ
ンスの詩人、ポール・エリュアールのテキストによる、死と官能の香り漂う
「白昼夢」、恐ろしいまでに精緻な響きを醸し出す「回路」。まさに宇宙の混
沌と秩序を表現し尽くしたかに思えます。無伴奏合唱の極限に挑戦するかのよ
うな難曲を、デンマーク国立声楽アンサンブルは完璧に歌い上げています。

8.226559-60 2枚組 ¥3560
DIEM-DIEM 25周年記念アルバム
(CD1)
1.アンカー・フィエルド・シモンセン(1944-):Oktav III(1988)
2.ヨナス.R.キルケゴー(1982-):802(2012)
3.ダニエル・ロスマン(1958-):南西の空(1988)
4.アン・オスターゴール:ハイパー・モーテル(2011)
5.カール・ベルクストローム=ニルセン:OmdrejningerII(1989)
6.ヨナス・オレセン(1979-)/モーテン・リース(1980-):Primx(2010)
7.イェンス・ウィルヘルム・ペデルセン(1939-):電子的な庭とその周辺(1989)
8.ペーター・ダールグレン(1980-)/リチャード・デヴァイン:Mad Bonce(2008)
9.ペア・ノアゴー(1932-):Arsfrise-91(1991)
10.ハルフダンE.(1965):イントロ(1993)
11.ウェイン・シーゲル(1953-):トゥネル・ヴィジョン(1995)
(CD2)
1.ビョルン・スヴィン(1975-):7cirkler i 1matrix(2002)
2.マイケル・ニヴァング(1963-):コラージュIV,コロナ(1996)
3.ヴェクトラル(1983-):AC-3(2007)
4.リン・ティエルヘイ=トムセン(1960-):Triff: II. Lauria(1998)
5.ハンス・ハンセン:パッセース・モニュメンター(1999)
6.イェルゲン・テレル(1958-):スパークリング(2005)
7.ブリジット・アルステット:問題を試すには(2002)
8.ソーフス・フォルスベリ(1970-):宿題(2005)
9.ラスムス.B.ルンディング:殺戮法の学習に(2002)
演奏:様々な演奏者
DIEM(The Danish Institute ofElectronic Music…デンマーク電子音楽研究所)
の開設25周年を記念して制作された2枚組のアンソロジーです。最新技術を駆使
して、新しいサウンドを追求するために設立されたこの施設は、多くの優れた
音を作り出してきました。この2枚組には、1987年から2012年までにDIEMで制作
された音楽を収録。これらの多くは初リリースとなるもので、デンマークの現
代音楽の一つの足跡を辿ることができるはずです。

8.226568 ¥1780
ベント・ローレンツェン:エロティックな讃歌
1-9.独唱バスとオルガンのための「エロティックな讃歌」Op.133(1998)(私の
甘い宝物/恐怖の深さ/あなたの強靭な声が聞こえるものとする時/私の素晴ら
しい宝物/イエスの甘きバラ色の頬/我が人生の息吹/どうすればあなたを満た
せるの/そう、そう、私の愛しい人/私はイエスの胸に横たわる)
10.オルガン作品第1集より第3番「トリプレックス」Op.40(1974)
11.パーカッションとオルガンのための「炎」Op.142(2001)
12.オルガンのための7つの小品からなる組曲“惑星”より「土星」Op.123(1996)
13-16.独唱バスとオルガンのための「4つのデンマークのコラール・モテット」
(1989-1994)
※1-9.11.13-16…世界初録音
イェンスE.クリステンセン(オルガン)
モルテン・フランク・ラーセン(バリトン)
ヨアンナ・シュトロース(パーカッション)
録音2011年8月26-28日Recorded in VorFrelsers Kirke,Christianshavn
1935年生まれの作曲家ベント・ローレンツェン(1935-)による魅惑的な歌曲集を
中心に収録した1枚。オルガンの響きと深い声が醸し出す不思議な空間が目の前
に広がります。メシアンと後期ロマン派の狭間にあるような美しい和声と、沈
み込むような深い声によって歌われる現代デンマークの詩。まるで咲き誇る花
が香るように、魅惑的で心惹かれる音楽です。吹きすさぶ風のようなオルガン
独奏の「トリプレックス」、心の根源にある何かを刺激する「炎」、神秘的な
「土星」と、オルガン曲も変化に満ちています。そして最後は、また声とオル
ガンによる祈りの音楽で、この実り多き世界が幕を閉じるのです。

8.226569 ¥1780
カスリーネ・リング:ハンド・フォー・ホルンボー
1.すてきなお茶をください!(室内協奏曲 第4番 第2楽章)
2.笑うウサギ(室内協奏曲 第4番 第1楽章
3.ハリ、ハリ(室内協奏曲 第1番 第2楽章)
4.ヘリコプター(室内協奏曲 第8番 第1楽章)
5.鳥たち(室内協奏曲 第2番 第1楽章)
6.道すがら(室内協奏曲 第7番 第2楽章)
7.熊が来るぞ(室内協奏曲 第6番 第1楽章)
8.な、な、な、な、な(室内協奏曲 第9番 第3楽章)
9.ヴァンとグンナーのパイプの煙
10.ヴァンとグンナーのパイプの煙(Basic jump style)
〈ボーナスCD(ホルンボーのオリジナル)〉
1.室内協奏曲 第4番 Op.30 第2楽章/2.室内協奏曲 第4番 Op.30 第1楽章
3.室内協奏曲 第1番 Op.17 第1楽章/4.室内協奏曲 第8番 Op.38 第1楽章
5.室内協奏曲 第2番 Op.20 第1楽章/6.室内協奏曲 第7番 Op.37 第2楽章
7.室内協奏曲 第6番 Op.33 第1楽章/8.室内協奏曲 第9番 Op.39 第3楽章
デンマーク国立室内管弦楽団
ハンヌ・コイヴラ(指揮)
2011年8月マスタリング
デンマークの人気DJで作曲家でもあるカスリーネ・リング(1960-)。彼女はクラ
シック音楽のDJとして国際的に知られる有名人です。このアルバムは、デンマ
ークの大作曲家ホルンボーの作品(室内協奏曲)に自由な味付けを施し、全く新
しい音楽ドラマとして見せてくれます。ユニークかつ独創的。原曲を聴いてみ
たい人のためにボーナスCDも用意されています。




<NewtonClassics>
8802138 2枚組 ¥2450
ボッケリーニ:ギター五重奏曲集
(CD1)
1-4.ギター五重奏曲 第1番 ニ短調 G445
5-7.ギター五重奏曲 第2番 ホ長調 G446
8-11.ギター五重奏曲 第3番 変ロ長調 G447
(CD2)
1-3.ギター五重奏曲 第4番 ニ長調「ファンダンゴ」G448
4-7.ギター五重奏曲 第9番 ハ長調 「マドリードの帰営ラッパ」G453
マッシモ・スカットーリン(ギター)/フランコ・メッツェーナ(ヴァイオリン)
ステファノ・パリアーリ(ヴァイオリン)/ルカ・ヴォルパート(ヴィオラ)
ユリウス・ベルガー(チェロ)
録音1993年5月12-19日 トレヴィソ フランツォーロ・ディ・ヴェデラーゴ,
ヴォラ・エモ・カポディリスタ,サラ・パラディアーナ…CD1,
1993年11月10-15日 トレヴィソ コル・サン・マルティーノ,キエサ・ディ・
サン・ヴィギリオ…CD2
原盤… Rivoalto
ここでチェロを演奏しているユリウス・ベルガーはドイツの名手であり、最近
次々と新譜を出して注目されている人です。

8802139 ¥1750
クローチェ/ウィラールト/ガブリエーリ 他:宗教作品集
〈ジョヴァンニ・クローチェ(1557頃-1609)〉
1.主よ、われ御身をたたえまつらん(4声)
2.私は主に向かいて祈りを捧げる(4声)/3.おお、聖なる宴(4声)
4.賛美の歓びに沸き(8声)/5.天使のパン(8声)
6-10.ミサ曲「戦争」(8声)
〈アドリアン・ウィラールト(1490頃-1562)〉
11.おお、大いなる神秘(4声)/12.アヴェ・マリア(4声)
〈アンドレア・ガブリエーリ(1532/3-1585)〉
13.主よ、われは御身を愛し奉る(4声)/14.天使と羊飼い(4声)
15.今日、聖霊降臨の日は来たりぬ(4声)/16.わたしの肉はまことの食物(4声)
17.イェルサレムの娘たちよ(4声)
18.おお、ここはいかに畏れ多き所なるか(4声)
19.神が祝福されますように(8声)/20.おお、救いの聖餐(8声)
〈ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1554/7頃-1612)〉
21.神を讃えよ(8声)
〈ジョヴァンニ・バッサーノ(1560/61-1617)〉
22.カンターテ・ドミノ(8声)
カペラ・マルキアーナ
マルコ・ジェンマーニ(指揮)
録音 2009年10月10-15日 ヴェネツィア,バシリカ・ディ・サン・マルコ
原盤…Rivoalto
16世紀から17世紀にかけての、サン・マルコ寺院で活躍した音楽家たちの作品
を集めた1枚です。合唱によるルネサンス音楽をこよなく愛する人にオススメ
です。

8802140 2枚組 ¥2450
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集
(CD1)
1-3.協奏曲 イ長調 D113/4-6.協奏曲 イ短調 D115「A lunardo venier」
7-9.協奏曲 ト長調 D80/10.協奏曲 イ長調 D96
(CD2)
1-3.協奏曲 ニ短調 D45/4-6.協奏曲 ヘ長調 D67/7-9.協奏曲 ト長調 D83
10.協奏曲 変ロ長調 D117
ジュリアーノ・フォンタネッラ(ヴァイオリン…CD1:1-3&10,CD2:1-3)
エンリノ・カサッツァ(ヴァイオリン…CD1:4-6)
セバスティアーノ・マリア・ヴィアネッロ(ヴァイオリン…CD1:7-9)
パオロ・チオチオーラ(ヴァイオリン…CD2:4-9)
クリスティアーノ・ロッシ(ヴァイオリン…CD2:10)
インテルプレティ・ヴェネツィアーニ
録音1995年2月12-19日…CD1,1995年2月19-26日…CD2
ヴェネツィア サン・ジョヴァンニ・エヴァンゲリスタ スクオラ・グランデ
原盤…Rivoalto
1987年に結成され、幾度もの来日経験のあるアンサンブル、インテルプレティ
・ヴェネツィアーニの安定した演奏で。

8802141 3枚組 ¥3050
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ集
(CD1.ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 Op.2)
1.第1番 ト短調/2.第2番 イ長調/3.第3番 ニ短調/4.第4番 ホ短調
5.第5番 ヘ長調/6.第6番 ホ長調
(CD2.26の小さなソナタ(パドゥア、アントニアーナ所蔵))
1.第1番 ト長調 B.G1/2.第2番 ニ短調 B.d1/3.第3番 ニ長調 B.D1
4.第4番 ハ長調 B.C1/5.第5番 ヘ長調 B.F1/6.第6番 ホ短調 B.e1
7.第9番 イ長調 B.A1/8.第11番 ホ長調 B.E1
(CD3.26の小さなソナタ(パドゥア、アントニアーナ所蔵)…続き)
1.第7番 イ短調 B.a1/2.第8番 ト短調 B.g1/3.第10番 変ロ長調 B.B1
4.第12番 ト長調 B.G2
(CD1)アルベルト・マルティーニ(ヴァイオリン)
イラリオ・グレゴレット(ハープシコード)
(CD2&3)ジョヴァンニ・グリエルモ(ヴァイオリン)
アントニオ・ポカテッラ(チェロ)
録音1971年4月10-18日 ミラノ ヴィラ・リッタ…CD2.3,1990年8月10-15日
ベネツィア スタジオ・シンテシ…CD1
原盤…Rivoalto
このアルバムには彼の100以上あるソナタから、いくつかを選択したものです。
タルティーニの自然なスタイルが見て取れるもので、25のソナタ集は無伴奏、
通奏低音付きのどちらでも演奏が可能であり、ここではチェロとの美しい絡み
が楽しめます。

8802142 4枚組 ¥3450
アレッサンドロ・ストラデッラ:室内楽作品集
(CD1.ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 7-1)
1.ソナタ第10番 イ短調 /2.ソナタ第1番 ニ長調/3.ソナタ第9番 ト長調
4.ソナタ第5番 ホ短調/5.ソナタ第6番 ヘ長調/6.ソナタ第11番 イ短調
7.ソナタ第4番 ニ短調
(CD2)
1.ソナタ第3番 ニ短調/2.ソナタ第7番 ヘ長調/3.ソナタ第2番 ニ長調
4.ソナタ第8番 ヘ長調
5.ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集
ソナタ第1番 ニ短調「ヴァイオリン、チェロかリュートのための」
(CD3.ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 7-3)
1.ソナタ第2番 ニ長調/2.ソナタ第9番 イ短調/3.ソナタ第4番 ニ長調
4.ソナタ第8番 イ短調/5.ソナタ第3番 ニ長調/6.ソナタ第7番 ト長調
7.ソナタ第5番 ヘ長調/8.ソナタ第6番 ヘ長調/9.ソナタ第1番 ハ長調
(CD4.その他の作品)
1.トランペットと8つの弦楽、通奏低音のためのソナタ集 7-4 第3番 ニ長調
2.2台のヴァイオリンと2台のコルネット、通奏低音のための四重奏ソナタ7-4
第1番 ニ長調
3.合奏協奏曲 第24番 ニ長調 7-4 第2番
4.ヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのソナタ7-2 第2番 変ロ長調
(CD1&2)マリオ・フェラリス(vn)/エンリコ・ミオリ(vc)
マリア・イサベッラ・デ・カルリ(cemb&org)
(CD3)マリオ・フェラリス(vn)/アンジェロ・エフリキアン(vn)
エンリコ・ミオリ(vc)/アントニオ・ポカテッラ(vc)
ブルーニ・フェラリス(コントラバス)
マリア・イサベッラ・デ・カルリ(cemb&org)
(CD4.1-3)ジョヴァンニ・アダモ(vn)/ウィリアム・ビニャーニ(vn)
ジリアーノ・ナレッソ(vn)/フェレリコ・ザンピエリ(vn)
ジョルジョ・アレッサンドリ(va)/フランコ・ボルガッティ(va)
アルマンド・ブラッティン(va)/フランチェスコ・ブルーニ(vc)
ナザレノ・チコーリア(vc)/エンリコ・エミリアーニ(vc)
オスヴァルド・リッツォーリ(Cb)/アウテミオ・ヴェルサーリ(Cb)
エミリア・ファディーニ(cemb)/マリア・イサベッラ・デ・カルリ(org)
エドワルド・ハンキンス・タール(tp&cort)
ホルガー・アイヒホルン(tp&cort)
(CD4.4)アンジェロ・エフリキアン(vn)/アントニオ・ポカテッラ(vc)
マリア・イサベッラ・デ・カルリ(org)
録音1971年2月12-19日…CD1,1971年3月11-18日…CD2,1971年5月1-9日…CD3,
1971年9月22-30日…CD4 ミラノ・ヴィラ・リッタ
原盤…Rivoalto
ヴェネツィア楽派の作曲家で、歌劇などの声楽曲から、シンフォニア、ソナタ
などの器楽曲まで数多くの作品を残したストラデッラ(1639-1682)。とりわけ
「合奏協奏曲」の創始者として音楽史に名を残しています。

8802144 2枚組 ¥2450
サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集
(CD1)
1-3.ピアノ協奏曲 第1番 ニ長調 Op.17
4-6.ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 Op.22
7.ピアノ協奏曲 第3番 変ホ長調 Op.29 第1楽章
(CD2)
1.ピアノ協奏曲 第3番 変ホ長調 Op.29 第2,3楽章
2-3.ピアノ協奏曲 第4番 ハ短調 Op.44
4-6.ピアノ協奏曲 第5番 ヘ長調 Op.103
フィリップ・アントルモン(ピアノ)
トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
ミシェル・プラッソン(指揮)
録音1976年6月14日(CD1:1-3,CD2:4-6),1977年1月&4月(CD1:4-7,CD2:1-3)
フランス トゥールーズ,アル・オ・グラン
原盤…SONY
今は指揮者としての活躍ぶりが伝えられるフィリップ・アントルモン。しかし
彼の本領はやはりピアニストであるということを再確認させてくれるような名
演です。

8802179 ¥1750
モーツァルト:バス・バリトンのためのオペラ・アリア集
1.フィガロの結婚 K492-第1幕「もし踊りをなさりたければ」
2.魔笛 K620-第2幕「この聖なる殿堂では」
3.魔笛 K620-第1幕「私は鳥刺し」
4.ドン・ジョヴァンニ K527-第1幕「酒の歌」
5.フィガロの結婚 K492-第1幕「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」
6.フィガロの結婚 K492-第1幕「仇討ち」
7.魔笛 K620-第2幕「恋人か女房か」
8.ドン・ジョヴァンニ K527-第1幕「わかりました、旦那さま」
9.ドン・ジョヴァンニ K527-第1幕「カタログの歌」
10.コシ・ファン・トゥッテ K588-第1幕「彼に目を向けてください」
11.フィガロの結婚 K492-第3幕
「こっちの勝ちだと!私が溜め息をしている間に」
12.ドン・ジョヴァンニ K527-第2幕「ドン・ジョヴァンニのセレナーデ」
13.コシ・ファン・トゥッテ K588-第2幕「ご婦人方よ、よくやってくれますな」
14.ドン・ジョヴァンニ K527-第2幕「半分はこっちへ」
15.フィガロの結婚 K492-第4幕「用意はできた」
フェルッチョ・フルラネット(バス・バリトン)
ウィーン交響楽団/イオン・マリン(指揮)
録音1990年10月5日 ウィーン,ゾフィエンザール
原盤…SONY
1949年、イタリアのフリウリに生まれたフルラネット。彼は最初に哲学と自然
科学を学ぶも、歌の道への欲求が抑えがたく、22歳で声楽に転向します。すぐ
に頭角を表わし、3年後にはトリエステで「ラ・ボエーム」のコリオーネ役で
デビュー。その美しい声で「ヴェルディ歌い」としての名声を確立するのです。
その後、カラヤンと出会うことで「モーツァルト歌い」の資質を開花させ、と
りわけレポレッロとフィガロ役では右に出る者はいない。とまで言われるほど
の名声を得ました。そんな彼のモーツァルト(1756-1791)を改めて聞いてみる
と、感情の揺れ動きを正確に表現し、モーツァルトの成熟したスタイルをはっ
きりと見せてくれていることに気が付くでしょう。彼の暖かく深い声質は、ど
んな悪人を歌っても、不思議と人間味が感じられるものであり、それが愛され
る理由なのではないでしょうか。





<OrchidClassics>
ORC100021 ¥1750
シリアス・キャバレー
1.J.バリー,D.ブラック:ダイヤモンドは永遠に(1971)
2.K.ワイル,L.ヒューズ:
What ホワット・グッド・ウッド・ザ・ムーン・ビー(1947)
3.J.デューク,E.マシューズ:愛についてなんて語れない(1950)
4.F.ホレンダー:仮定してみてはどうだい(1928)
5.N.カワード:プア・リトル・リッチ・ガール(1925)
6.S.バーバー:無差別な関係(1953)/7.C.ヴァイン:アリア(1984)
8.W.ボルコム:ピアノをまたいで(1971)
9.M.スポリアンスキー:マスクリヌム-フェミニヌム(1921-24)
10.M.スポリアンスキー:全てはスゥインドル(1931)
11.A.ツェムリンスキー:ボンバルディル氏(1901)
12.S.ヴォルペ:ヒトラー(1930)
13.K.ヴァイル:私もここは初めてのところ
14.W.ボルコム:愛の最後のお粗末な瞬間に(1997)
15.P.ボウルズ:フレディからの手紙(1935)
16.S.バーバー:孤独なホテル(1969)
17.G.ガーシュウィン:もう一回して(1922)
18.G.ジャック:キャンディ・マシーン(1991)
19.W.ボルコム:歯磨きの時間(1985)
20.C.アイヴズ:セントラル・パークのロマンス(1900)
21.P.ボウルズ:3(1947)
22.M.ブリッツスタイン:それから(1962)
23.W.ボルコム:ああ、カーテンを閉じて(1985)
24.N.カワード:狂犬とイギリス人(1932)
25.L.バート:愛はどこへ(1959)
メアリー・カレウェ(ソプラノ)
フィリップ・メイヤーズ(ピアノ)
録音 ロンドン ウィンター・ブロック・スタジオ
2007年1月8-9日…6.13.14.16.17.19-22.24.25,
2008年2月8-9日…1.2.5.7.8.10.18.23, 2010年7月27日…3.4.9.11.12.15
このアルバムには20世紀のほぼ全域に渡る時代のキャバレー・ソングが収録さ
れています。もちろん作曲家の国籍も多彩ですが、どの曲にも夜の妖しい雰囲
気がもれなく感じられます。カレウェのソプラノは澄み切った響きと思いがけ
ない官能性に満ちた声であり、一度聴いたら思わず釘付けになるほどの魅力に
溢れています。

ORC100022(1CD+1DVD) ¥1750
ヴァイオリン・ソナタ集
1-3.ラヴェル(1875-1937):ヴァイオリン・ソナタ ト長調
4.ブロッホ(1880-1959):ヴァイオリン・ソナタ 第2番「神秘の詩」
5-8.ヤナーチェク(1854-1928):ヴァイオリン・ソナタ JW VII/7
クリスティーナ・オストラン(ヴァイオリン)/ペア・サロ(ピアノ)
録音 2011年2月デンマーク コペンハーゲン,デンマーク放送第2スタジオ
映像収録 2011年11月5日 デンマーク放送 コンサート・ホール
二つの世界大戦の狭間に生み出された、国籍の違う3つのヴァイオリン・ソナタ
集。そのどれもが調性の縛りから解放され、自由な音列に支えられながらも、
重苦しくも皮肉めいた感情に揺れ動いています。
オストランとサロは15年間に渡ってデンマーク音楽の演奏に力を入れてきまし
たが、そろそろ全世界を手中に収めるべく「その活動を広める」と宣言してい
ます。

ORC100023 ¥1750
プロコフィエフ:戦争ソナタ集
1-4.ピアノ・ソナタ 第6番 イ長調 Op.82
5-7.ピアノ・ソナタ 第7番 変ロ長調 Op.83
8-10.ピアノ・ソナタ 第8番 変ロ長調 Op.84
ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)
録音 2012年1月17-19日 モンマス ウィアストン・レイズ・コンサート・ホール
1984年モスクワ生まれのピアニスト、ギルトブルグによるプロコフィエフ
(1891-1953)の3つの「戦争ソナタ」集です。5歳の時に母からピアノを学び、幼
い頃にテルアヴィヴに移り住んだ彼は、そのままイスラエルでアリー・ヴァル
デイに学び、2005年にオーケストラとデビュー、ルービンシュタイン国際コン
クールを始めとした数多くのコンクールで入賞歴を誇っています。2007年には
ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールで演奏会を行い、2010年にはBBC
プロムスにデビュー。世界的にも活躍しています。2006年にデビューCDをリリ
ースして好評を博していますが、今回のプロコフィエフは更に気合の入った演
奏が楽しめます。熱い情熱と怜悧な知性がうまくバランスの取れた見事なプロ
コフィエフです。

ORC100024 ¥1750
ベートーヴェン=リスト:交響曲 第6番「田園」(ピアノ独奏版)
アシュリー・ウェイス(フォルテピアノ)
録音 2011年4月3-5日 ケント ロチェスター,グレート・チャンバー・オブ・
レストレーション・ハウス
NAXOSレーベルで、A.バックスやF.ブリッジなどのイギリス物で「コクのある
演奏」を聴かせるかと思えば、リストの超絶技巧作品を難なく演奏して、その
テクニックを惜しげもなく披露するピアニスト、アシュリー・ウェイス。そん
な彼が、これまた難曲として知られるベートーヴェン=リストのピアノによる
交響曲を演奏しています。ここではイギリスのレストレーション・ハウス(ディ
ケンズゆかりの邸宅)に保存されている歴史的フォルテ・ピアノを演奏すること
で、リストの時代の音を奏するという試みがなされています。

ORC100025 ¥1750
ベートーヴェン:
1-3.ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15
4-6.クーラウ(1786-1832):ピアノ協奏曲 ハ長調 Op.7
マリアンナ・シリンヤン(ピアノ)
コペンハーゲン・フィルハーモニー管弦楽団
マイケル・フランシス(指揮)…1-3
ロルフ・グプタ(指揮)…4-6
録音 デンマーク コペンハーゲン,コペンハーゲン大学コンサート・ホール
2010年10月…4-6, 2011年10月…1-3
日本ではまだまだ知名度が高くないかもしれませんが、ヨーロッパでは「期待
の新人」と目されている美人ピアニスト、シリンヤン。ソリストとしても深い
味わいの音楽を奏するのですが、室内楽でもその才能を発揮。こちらも話題の
ヴァイオリニスト、ヴィルデ・フラングともショパンで共演していることは、
マニアの間で有名です。最近はsolo musicaからもCDをリリース(SM173)。注目
間違いなしのピアニストです。




<Toccata>
TOCC0056 ¥2450
ペーテル・スーダ:オルガン作品全集
1-2.前奏曲とフーガ ト短調(1910)/3.パストラーレ/4.フーガ ヘ短調
5.バッソ・オスティナート/6.アヴェ・マリア(オルガンのための変奏)
7.スケルツィーノ/8.ジーグ(バッハ風)
9.リスト(スーダ編):タッソー、悲劇と勝利
※全て初録音
イネス・メイドル(オルガン)
録音1995年5月23日 ヘルシンキ 聖ジョン教会…4.9,
1995年5月22日 ヘルシンキ オールド教会…7.8,
2005年12月27日 タリン ドーム教会…1-2.3.5.6
エストニアのオルガニスト&作曲家ペーテル・スーダ(1883-1920)は、信仰厚い
農民一家の元に生まれました。彼の祖父の弟は聖歌隊指揮者を務めており、幼
いスーダも賛美歌やオルガンに親しんでいたようです。サンクトペテルブルク
音楽院で名手ルイ・ホミリウスとヤーコブ・ハントシンにオルガンを学び、作
曲をグラズノフとリャードフ、ソロヴィヨフに師事します。彼は「エストニア
のオルガン音楽の父」と称されますが、その作品は今までに録音されたことが
なく、このアルバムが初となります。とことんまで対位法の研究を重ねながら、
曲自体は極めてロマンティックなこれらの作品は、まさに美しく細工された工
芸品のような輝きを放っています。幾つかのオリジナルの作品と、フランツ・
リストの「タッソー」をスーダ自身がオルガン用に編曲したものが収録された
1枚、エストニアの現代の名手メイドルが堂々と演奏しています。

TOCC0079 ¥2450
アレクサンドル・チェレプニン:ピアノ作品集1913-1961年
1-4.ピアノ・ソナタ 第1番 Op.22(1918-1919)
5-7.ピアノ・ソナタ 第2番 Op.94(1961)
8-11.郷愁の4つの前奏曲 Op.23(1922)/12.前奏曲 Op.85-9(1953)
13.楽興の時(1913)…初録音/14-19.小組曲 Op.6…初録音
20.ロシア風ロンド(1946頃)…初録音/21-30.対話 Op.46(1920-1930)…初録音
31.ポルカ(1944)…初録音/32.スケルツォ Op.3(1917)…初録音
33-42.表現 Op.81(1951)/43.第4の(1948-1949)…初録音
アレクサンドル・チェレプニン(ピアノ)…1-12
ミハイル・シルヤエフ(ピアノ)…13-43
録音1965年3月30-31日 ニューヨーク マクミラン劇場…1-12,
2012年4月23.29日 ロンドン トリンティ・レイバン・コンセルヴァトワール,
ピーコック・ルーム
ロシア生まれのピアニスト、作曲家アレクサンドル・チェレプニン(1899-1977)
のピアノ作品集です。作曲家ニコライ・チェレプニンを父とし、5歳から音楽を
教わります。父ニコライがバレエ・リュスの指揮者をしていたため、多くの音
楽家から薫陶を受けたアレクサンドルが音楽の道に進んだのは当然のことであ
り、その後も数多くの友人たちと親交を深めながら、独自の道を模索していき
ます。ここに収録されたのは極めて初期の作品である「楽興の時」から後期の
作品「ピアノ・ソナタ第2番」までと、その音楽的深化と変化を目の当たりにで
きる構成となっています。その上、これらを含む4つの作品は作曲家自身による
演奏であり、初CD化となるものです。その他に収録されている7つの作品もほと
んどが初録音という貴重なもので、このロシアの作曲家を知るための重要な足
掛かりになることは間違いありません。ロシアのモダニズムを知る絶好の機会
です。

TOCC0129 ¥2450
リッカルド・マリピエロ:ピアノ作品全集
1-14.主題と14の変奏曲(1938)/15-17.小さな音楽(1941)
18-26.ピアノへの招待(1949)/27-39.星座(1965)
40-46.ピアノのための7つのやさしい小品「ロンディーニ・ディ・アレッサン
ドーロ」(1971)
47-49.2番目の日記(1985)
※全て初録音
ホセ・ラウル・ロペス(ピアノ)
録音 マイアミ フロリダ・インターナショナル・ユニヴァーシティ
2009年8月3.5.11日…27-39, 2009年8月4日…15-17,40-46,
2010年8月11日…1-14,18-26, 2011年8月1日…18-26,47-49
いかにもTOCCATAらしい1枚です。レスピーギ以降のイタリア音楽史に重要な足
跡を残した三人の作曲家、カセッラ、ピツェッティ、マリピエロ(1914-2003)は
当時全盛を誇っていた「オペラ」からの脱却を図り、モンテヴェルディやフレ
スコバルディなどの「古いイタリア音楽」と「器楽音楽」の復興に尽力した人
として知られています。そのフランチェスコ・マリピエロの甥であるリッカル
ドが今回の作曲家です。彼はミラノでピアノを学び、トリノ音楽院で作曲の学
位を取得しました。1938年頃から12音技法に興味を持ち、手始めに「主題と14
の変奏曲」でその技法を使ってみたのでしょう。その後、ダッラピッコラやマ
デルナとともにイタリアの12音技法を推進する先駆者となりました。他の5つの
作品も精緻な技法を凝らして書き上げられていますが、とは言え、12音を徹底
的に追求しながらも、表現や色彩を重んじているためか、時にはルールを破る
ことも厭わなかったようで、時として抒情的な響きが現れるところが面白いも
のです。

TOCC0145 ¥2450
パーシー・シャーウッド:チェロとピアノのための作品全集
1-3.チェロ・ソナタ 第1番 Op.10(1891)/4-6.3つの小品 Op.14(1900頃)
7-10.チェロ・ソナタ 第2番 Op.15(1900)
11-15.チェロとピアノのための5つの小品(1886-1887)
※全て初録音
ヨーゼフ・シュプーナー(チェロ)
デヴィッド・オウエン・ノリス(ピアノ)
録音 2012年1月6-8日 ユニヴァーシティ・オブ・サウスハンプトン,
ターナー・シムス・コンサート・ホール
1866年に生まれたアングロ=ドイツの作曲家パーシー・シャーウッド
(1866-1939)は、今やほとんど歴史の流れに埋もれてしまい、ほとんど誰も顧
みようとはしていません。そんな中、チェリスト、ヨーゼフ・シュプーナーは、
この魅力的な「忘れられた作曲家」の復興に力を注ぎ、長い間知られていなか
ったシャーウッドの人生と音楽を再現することに成功しました。かつては母国
ドレスデンで重要な位置にいたシャーウッドですが、第1次世界大戦の初めに
イギリスに渡ってからは、隠遁生活を送り、その名前と音楽は彼の死とともに
歴史から消えてしまったのです。ここ最近になぅて、いくつかの合唱作品や、
ピアノ協奏曲などは少しずつ聴かれ始めてきましたが、今回のチェロ作品集は
本当に演奏される機会すらないものでした。ロマンティックで内省的なこれら
の音楽について語り尽くすかのような、シュプーナーによる愛に満ちた24ペー
ジのブックレットには頭が下がる思いがします(英語のみ)。




<ライプツィヒMDR交響楽団自主制作レーベル>
ライプツィヒMDR交響楽団は、ドイツ連邦共和国ザクセン州ライプツィヒに本
拠を置く中部ドイツ放送協会(MDR)所属オーケストラで、中部ドイツ放送交響
楽団とも呼ばれます。ドイツ再統一までは、ライプツィヒ放送交響楽団と称し
ていましたが、放送局の再編により中部ドイツ放送協会が誕生したのをきっか
けに、ライプツィヒ放送フィルハーモニー管弦楽団がライプツィヒ放送交響楽
団へ合併する形で1992年に再編され、現在の名称を冠しています。1923年に創
立されたライプツィヒ放送交響楽団は、旧東独を代表するオーケストラであり、
歴代の指揮者も素晴らしい人々が顔をそろえています。ヘルマン・アーベント
ロート、ハインツ・レーグナー、ヘルベルト・ケーゲル、ダニエル・ナザレス、
ファビオ・ルイージ・・・。中でも鬼才ケーゲルとの一連の録音は、クラシッ
ク・マニアの間でもその独特な解釈ゆえに「伝説的な名演」とされており、ま
さに信奉者が絶えないことでも知られています。他にもアーベントロートやポ
ンマーなどの録音も多く、鄙びた音色と丁寧な音つくりに定評があるオーケス
トラです。ライプツィヒMDR交響楽団として活動を始めてからは、ファビオ・
ルイージとのマーラーやフランツ・シュミットなどの演奏がリリースされてい
ますが、ここでも落ち着いた響きとオーケストラの機動力を生かした見事な音
楽が繰り広げられていたのが記憶に新しいところです。そんなライプツィヒ
MDR交響楽団ですが、2007年からは準・メルクルが音楽監督を務め、この伝統
ある楽団にまた新たな息吹を与えたのをきっかけに自主制作レーベルを発足し
たのです。記念すべき最初のリリースとなるのは、2009年、メンデルスゾーン
の生誕200年を記念して実施された3つの演奏会のライブ録音です。
第1弾…ジャン=ラシーヌの戯曲を基にした劇音楽「アタリー」Op.74
第2弾…ソフォクレスの悲劇「アンティゴーネ」Op.55
第3弾…ソフォクレスの悲劇「コロノスのオイディプス」Op.93
これらはメンデルスゾーンの作品の中では、ほとんど秘曲扱いであり聴く機会
もまずありませんが、どれもが円熟期の1840年から1845年にかけて書かれたも
のであり、美しい旋律と迫真のドラマに満ちた素晴らしい音楽です。

MDR1201 ¥1750
メンデルスゾーン:付随音楽「アタリー」Op.74(J.ラシーヌの劇のための)
ドミニク・ホルウィッツ(Narrator)/ルース・ツィーザク(S)
ヤーナ・ブッフナー(S)/アンティゴネ・パポウルカス(Ms)
アネッテ・ヴィーデマン(Ms)
ライプツィヒMDR交響楽団
準メルクル(指揮)
録音 2009年6月7日 ライブ録音メイン・アウディトリウム・オブ・ザ・ニュー
・ゲヴァントハウス
アタリーは、旧約聖書に登場する「ユダの猛女王」の名前で、同じ題材のヘン
デルのオラトリオが知られています。ラシーヌは、この物語をギリシャ悲劇風
の戯曲に仕立てています。

MDR1202 ¥1750
メンデルスゾーン:
付随音楽「アンティゴーネ」Op.55(ソフォクレスの劇のための)
(配役)クレオン…ドミニク・ホルウィッツ
アンティゴネ…アンナ・フランツィスカ・スルナ
イズメーネ…アンネ・ベルク/見張り…ニコラウス・オコンクォ
テイレシアス…ティロ・プルックナー/ハエモン…ジモン・ツィガー
(合唱ソリスト)トーマス・オルテル=ゴルマンス(バス)
アンドレアス・フィッシャー(テノール)
クリスティアン・セアンセン(テノール)/トーマス・ラツァーク(バス)
イ・グンウク(バス)
ライプツィヒMDR放送合唱団(男声)/ライプツィヒMDR交響楽団
準・メルクル(指揮)
録音 2009年1月11日 ライブ録音 ライプツィヒ,メイン・アウディトリウム・
オブ・ザ・ニュー・ゲヴァントハウス
こちらはギリシャ三大悲劇詩人の一人であるソフォクレスが紀元前442年頃に書
いた悲劇です。メンデルスゾーンはこの物語を序奏と7曲の男声合唱で描き出し
ました。緊迫するドラマが涙を誘います。

MDR1203 ¥1750
メンデルスゾーン:付随音楽「コロノスのオイディプス」Op.93
(ソフォクレスの劇のための)
(配役)オイディプス…ドミニク・ホルウィッツ
アンティゴネ…アンナ・フランツィスカ・スルナ
イズメーネ…アンネ・ベルク/クレオン…ニコラウス・オコンクォ
テーゼウス…ティロ・プルックナー
ポリュネイセス&コロノスの市民…ジモン・ツィガー
(合唱ソリスト)ラインハルト・デッカー(バス)
アンドレアス・フィッシャー(テノール)
クリスティアン・セアンセン(テノール)/トーマス・ラツァーク(バス)
イ・グンウク(バス)
ライプツィヒMDR放送合唱団/ライプツィヒMDR交響楽団
準・メルクル(指揮)
録音 2009年4月7日 ライブ録音 ライプツィヒ,メイン・アウディトリウム・
オブ・ザ・ニュー・ゲヴァントハウス
こちらは「アンティゴーネ」の物語の先駆をなすエピソードです。
プロイセン王からの委嘱作品であり、「アンティゴーネ」とはまた違った味わ
いを持った大作となっています。




<solo musica>
●バーゼル交響楽団シリーズ
バーゼル交響楽団は、スイスのバーゼル市にあるオーケストラで、バーゼル劇
場の座付きオーケストラでもあります。 1997年に旧バーゼル交響楽団と、バー
ゼル放送交響楽団が合併し発足。2009年からはデニス・ラッセル・デイヴィス
を首席指揮者に迎え、一層のレパートリーの拡充を図るとともに、完全なるア
ンサンブルとスタイリッシュな妙技を追求しています。1876年に設立された旧
バーゼル交響楽団は、1927年から1935年にはワインガルトナーが首席指揮者を
務め、他にもホルスト・シュタイン、モーシェ・アツモン、アルミン・ジョル
ダンなど錚々たる顔ぶれの名指揮者たちによって育て上げられたオーケストラ
です。 客演指揮者は数知れず、古くはブラームスやマーラー、フルトヴェング
ラー、最近ではブーレーズ、デュトワ、ゲルギエフなどが、この独自の味わい
を持つオーケストラを演奏しています。最近では、ヴェンツァーゴによる斬新
なブルックナーの録音もありますが、デニス・ラッセル・デイヴィスは、この
オーケストラから更なる新しい響きを紡ぎだすことに成功したようです。

SOB01 ¥1750
シューベルト:
1-4.交響曲 第3番 ニ長調 D200
5-8.交響曲 第5番 変ロ長調 D485
バーゼル交響楽団
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
録音 2011年9月21日…1-4, 2012年1月11-12日…5-8
シュタット・カジノ・ベーゼル・ムジクザール ライブ録音

SOB02 ¥1750
オネゲル:
1-3.交響曲 第1番 ハ長調
4-6.交響曲 第3番「典礼風」
バーゼル交響楽団
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
録音 2011年3月2-3日…1-3, 2012年1月18-19日…4-6
シュタット・カジノ・ベーゼル・ムジクザール ライブ録音

●ウィーン交響楽団シリーズ
WS001 ¥1750
WSLP001(アナログLP2枚組) ¥4050
マーラー:交響曲 第1番
ウィーン交響楽団
ファビオ・ルイージ(指揮)
今回、ウィーン交響楽団は新たに新レーベルを設立し、そのリリース第1弾とし
て所縁の深いマーラー(1860-1911)の第1番をお届けいたします。豊かな歴史に
裏打ちされた響きに、現代的解釈を施すルイージの棒によるマーラーの青春記。
まさに新星レーベルの誕生にぴったりの作品、かつ演奏です。音へのこだわり
も感じさせるLP2枚組も同時発売。


<SoloMusica>
SM171 ¥2080
ユジョン・イ:プロコフィエフを弾く
1-3.プロコフィエフ:チェロ協奏曲 Op.125
4-10.「ロメオとジュリエット」第1組曲 Op.64b (フォーク・ダンス/情景/
マドリガル/メヌエット/仮面/ロメオとジュリエット/ティボルトの死)
ユジョン・イ
ロストック北ドイツフィルハーモニー管弦楽団
フローリアン・クルムペック(指揮)
録音 2011年10月11-12日…1-3,
2011年5月6-7日…4-10 ドイツ ロストック・オペラ・ハウス
韓国のみならず世界中で注目を浴びている若き女性チェリスト、ユジョン・イ
のプロコフィエフ(1891-1953)。彼女の暖かい音色と驚異的な音楽性、そして大
胆なパフォーマンスは全ての聴衆の心を鷲掴みすること間違いありません。
9歳でチェロを始めた彼女ですが、瞬く間に才能を発揮し、通常なら15歳から入
学を認められるパリ国立高等音楽を始め、ブリュッセル王立音楽院を経て、
ジュリアード音楽院に留学し、ジュヌヴィエーヴ・ハステッド奨学金を授与さ
れました。13歳で韓国デビューしてからは、世界中でリサイタルを行うなど活
発に活動しています。このプロコフィエフの協奏曲は、1938年に初演された第
1番の協奏曲を、名手ロストロポーヴィチの提言で1951年から1952年にかけて改
訂したもの。もともと不評だった作品(演奏が難しすぎたと言われる)ものを作
り替えたとはいえ、全く違う作品となり、またオーケストラ部分の色彩が豊か
になるなど、大規模で堂々とした曲に仕上がっています。これを聴いてショス
タコーヴィチもチェロ協奏曲の作曲を決意したと言われています。カップリン
グの「ロメオとジュリエット」も含め、指揮者のクルムベックの手腕も聴きど
ころです。

SM173 ¥2080
“Il Viaggio”-旅
1.リスト:巡礼の年第2年-ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」
2.リスト:悲しみのゴンドラ 第2稿/3.ベルク:ピアノ・ソナタ Op.1
4-6.モーツァルト:ピアノ・ソナタ ハ長調 K330
7-9.ティグラン・マンスリアン:小品 第1番/小品 第2番/小品 第3番
マリアンナ・シリンヤン(ピアノ)
録音 2011年6月26-28日 デンマーク放送協会 'Koncerthuset'
「旅」と題された美しいピアノ曲集。ピアニストのシリンヤンは2006年ミュン
ヘン国際音楽コンクールの入賞者であり、ソリスト、室内楽奏者として世界中
で活躍しています。2009年にはデンマークの音楽批評家協会から年次賞、2010
年には「デンマークのラジオP2アーティスト賞」を授与されるなど北欧でも評
価が高い人です。このアルバムでは、リストとベルク、モーツァルトとアルメ
ニアの作曲家マンスリアンの作品を演奏していて、各々の曲に対する彼女の思
いがブックレットに付されており、中でもモーツァルトのソナタについては、
彼女がホロヴィッツの実演に触れた際の強い印象が語られるなど、一歩踏み込
んだ思い出が感じられます。

SM174 ¥2080
Saxismtango
1.ディセポロ:YIRA YIRA/2.ピアソラ:BUENOS AIRES HORA CERO
3.ピアソラ:BALADA PARA UN LOCO/4.ピアソラ:MEDITANGO
5.エスポシト:MAQUILLAJE/6.ニシンマン:INSECTS & HUMANS TANGO
7.ピアソラ:MI LOCO BANDNEON/8.ピアソラ:TANGUERA
9.トロイロ/マンツィ:ROMANCE DE BARRIO/10.ブウスケス:SUENO DE BARRILETE
11.ピアソラ:JEANNE ET PAUL/12.ピアソラ:SOLEDAD
Saxismtango(メンバー:マルセラ・アーロヨ(ヴォーカル)/マルセロ・ニシンマ
ン(バンドネオン&作曲&編曲)/アンヘル・ハルシア・アルネス(ギター&編曲)
/ハビエル・ベッツァート(ピアノ)/ハンネス・ギガル(コントラバス)/マハ・
リサク・バッローソ(ソプラノ&アルト・サクソフォン)/ウィテク・コルナッキ
(ソプラノ・サクソフォン&クラリネット)/ロルフ・ビューリ(テナー・サクソ
フォン&バス・クラリネット&編曲))
録音 2010年5月17-18日,2011年5月9-11日 スイス アルテ・キルヒェ・
ボズウィル
このアルバムのタイトルは「詩的な情熱」であり、その言葉通りに熱い作品が
収録されています。伝統的なタンゴを奏するバンドネオンに、ギターやピアノ、
コントラバスなどの楽器の音色を加え、モダンな音楽へと再構築することで、
また新しい魅力が花咲きます。ヴォーカルのマルセラ・アーロヨの表情豊かな
歌が、また素晴らしいの一言です。




<Dynamic>
DYNBRD-55663(Blu-ray) ¥3450
DYNDVD-33663(DVD-Video) 2枚組 ¥3050
CDS-663(CD) 3枚組 ¥40500
フランチェスコ・カヴァッリ:歌劇「ジャゾーネ」
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指揮)
フランドル・オペラ(オーケストラ&合唱)
マリアム・クレマン…舞台演出/ジュリア・ハンセン…衣装・情景
アントワープ,フランドル・オペラ
ジャゾーネ…クリストフ・デュモー(カウンターテナー)
メデア…カタリナ・ブラディク(ソプラノ)
イジフィレ…ロビン・ヨハンセン(ソプラノ)
ジュピター/ベッソ…ヨゼフ・ワーグナー(バス)
デモ…フィリッポ・アダミ(テノール)
デルファ…エオロ・ヤニフ・ドール(カウンターテナー)
アモーレ…アリンダ・アンゲリク・ノルドゥス(ソプラノ)
エルコーレ(ヘラクレス)…オレステ・アンドリュー・アシュウィン(バス)
エジェオ(アイゲウス)…ソレ・エミリオ・ポンス(テノール)
2010年5月アントワープ/世界初収録映像/収録時間:198分+5分(インタビュー)
字幕:仏・英・独・西・伊・韓
17世紀全体を通じて、最も頻繁に演奏されたオペラと言われるのがこの「ジャ
ゾーネ」です。1649年にミラノ、その翌年にルッカで上演されたとされ、その
後様々なイタリアの都市で(題名を変えながら)21回に渡って再演されたと記録
されています。登場人物は、良く知られた「メディア」とほぼ同じですが、人
物描写や物語はかなり変更を加えられており、本来は「悲劇」であるはずの冒
険譚が、コミカルな三角関係の成り行きへと変貌しています。音楽は同時期の
モンテヴェルディの作風とは大きく異なり、劇的でユーモラスです。スコアは
残念ながら完全な形で残っておらず、ところどころは通奏低音のみが書かれて
いたのですが、これは指揮者サルデッリが復元し、見事に演奏しています。ま
たサルデッリ(1602-1676)はリコーダーの名手でもあり、このオペラでもその
妙技を披露しています。
さて、この映像ですが、昨今のバロック・オペラの演出の例に漏れることなく、
極めて現代的で、また趣向を凝らしたものであり、コミカルな場面もふんだん
に用意されていて、見どころ満載となっています。ジャゾーネ役のデュモーは、
声の美しさももちろんのこと、ルックスが優柔不断な二股オトコそのものであ
り、女が惚れてしまうのは仕方ないなぁ。と妙に納得してしまうのです。女声
陣は存在感たっぷりで、他の役どころの人たちも すっかりはまっています。
バロックオペラの楽しさに浸れる作品です。

CDS-721 2枚組 ¥3050
タルティーニ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ集第1集
25の小ソナタ-ヴァイオリン・ソナタより
チルトミール・シスコヴィッチ(ヴァイオリン)
録音1997年トリエステ
「悪魔のトリル」で知られるイタリアのバロック期の作曲家タルティーニ(1692
-1770)。彼はこの時代の作曲家としては珍しく、教会音楽やオペラは全く書く
ことがなく、すべての愛情を器楽音楽へ捧げたことで知られています。このソ
ナタ集はパドヴァ、アントニアーナ図書館に所蔵されているもので、ここでは
無伴奏で演奏されていますが、過去にはチェロの通奏低音を施して演奏してい
るものもありました。日本でもたびたび演奏会を開いている、スロヴェニアの
血を引くトリエステ生まれのヴァイオリニスト、シスコヴィッチの暖かく、よ
く歌う音色が印象的です。

CDS-686 2枚組 ¥3050
レオナルト・ヴィンチ:歌劇「パルテノペ」
※世界初録音
パルテノペ…ソニア・プリーナ(アルト)
ロスミーラ…マリア・グラツィア・スキアヴォ(ソプラノ)
アルサーチェ…マリア・エルコラーノ(ソプラノ)
エミーリオ…エウフェミア・トゥファノ(メゾ・ソプラノ)
アルミンド…ステファノ・フェラーリ(テノール)
オルモンテ…シャルルス・ド・サントス(バス)/イ・トゥルキーニ
アントニオ・フローリオ(指揮)
録音2011年4月スペイン,ムルシア
「パルテーノペ」とはギリシャ神話に登場する、少女の姿を持つセイレーンの
一人。このスタンピーリャの台本ではギリシャの王女として登場し、ナポリを
建国した女王として描かれています。
イ・トゥルキーニは1987年に設立された、主に17.18世紀の知られざるナポリの
作曲家の作品を蘇演するアンサンブルです。ユニークなプログラムと、バロッ
ク時代の音楽に対する厳しいアプローチが非常に高く評価されています。

CDS-710 ¥1750
「テスタメントゥム」
ジョヴァンニ・レグレンツィ:5声のミサ・ラウレナータ
1-3.18のトリオ・ソナタ Op.2-2「ラ・スピリムベルガ」
4.入祭唱「ここは恐ろしき場所かな」/5.キリエ/6.グローリア
7.昇階唱「われ一つの」/8.アレルヤ「汝の館に住む者は幸いなり」
9.クレド/10.オッフェルトリウム「神なる主」/11.サンクトゥス
12.アニュス・デイ/13.コンムニオ:ドゥムス・マエ
14-16.18のトリオ・ソナタ Op.2-14「ラ・クェリーニ」
17-19.こぞって祝え、シオンの娘たちよ
20.インプロヴィサツィオーネ(即興演奏)/21.救い主のうるわしき母
22.インプロヴィサツィオーネ(即興演奏)/23-26.今日、天は賑わう
リア・セラフィーニ(ソプラノ)/ロベルタ・ギウア(ソプラノ)
オフィチーナ・ムジクム
リッカルド・ファヴェーロ(指揮)
録音 2009年9月パドヴァ 世界初演時の収録
1681年、ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690)は聖マルコ大寺院の副楽長に
就任します。そこで目覚ましい活躍をしたため、その4年後の1685年には楽長に
昇進することになったのです。そして1690年5月27日に亡くなるまで、その重要
な地位にあり、多くの作品と、多くの子弟を育てあげました。そんな宗教的に
は要職にあったレグレンツィですが、彼の35年の後半生に書かれた宗教曲は、
Op.17のソロ・モテット集が甥によって死後に出版された他は、ほとんど出版さ
れることがなく、ほとんどの作品は各地の図書館などに草稿のコピーが残され
ているのみとなっています。このアルバムに収録されているミサ曲は、ロレー
トの教会に原稿が保存されているもので、1689年の日付が記されています。こ
の録音は、トリオ・ソナタや即興演奏を含む一連のミサとして記録されていて、
17世紀終わりのヴェネツィアの礼拝風景が鮮やかに目の前に浮かびます。

CDS-720 2枚組 ¥3050
タンミッタム・パーカッション・アンサンブル25周年記念アルバム
(CD1)
1-3.ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):
パルティータ「ラモーを讃えて」(1964)
4.ブルーノ・マデルナ(1920-1973):
2台のピアノとインストゥルメンツのための協奏曲
5.マリオ・パゴット:
2台のピアノとパーカッションのための「アイデアの影I」(2006)…世界初録音
6.マリオ・パゴット:
2台のピアノとパーカッションのための「アイデアの影II」(2006)…世界初録音
7-9.クラウディオ・スカンナヴィーニ(1959-):
2台のピアノとパーカッションのための「3つのミニアチュア」(2010)
…世界初録音
10.フランチェスコ・シュヴァイツァー(1965-):
2台のピアノとパーカッションのための「ビザンティウムへの船出」
…世界初録音
11-14.ネイ・ロサウロ(1952-):
マリンバとパーカッション・アンサンブルのための協奏曲(1989)
(CD2)
1.ルロイ・アンダーソン(1908-1975):タイプライター(1950)
2-4.ネイ・ロサウロ:
ヴィヴラフォンとパーカッション・アンサンブルのための協奏曲(1996)
5-9.グイド・ファッキン:
ハープとパーカッションのための組曲「WU SHIH」…世界初録音
10-12.トーマス・ゴーガー:
パーカッション・プレイヤーのための「ゲインズバラ」(1965)
13.グイド・ファッキン:
メゾ・ソプラノとパーカッション・アンサンブル(6人の奏者)のための「グロリ
ア・エ・モルテ」(1987)
14.リッカルド・リッカルディ:
ハープとパーカッションのための「L’AGO DELLA BILANCIA」…世界初録音
15.エドガー・ヴァレーズ(1883-1965):イオニザシオン
タンミッタム・パーカッション・アンサンブル
グイド・ファッキン(指揮)
録音1992年-2011年
1986年、グイド・ファッキンがヴェネツィアに設立した「タンミッタム・パー
カッション・アンサンブル」は2011年に25周年を迎えました。この2枚組はこれ
を記念して制作されたもので、1992年から2011年までの様々な時代の演奏が収
録されています。1枚目のCDはタイユフェールの「ラモーを讃えて」と、マデル
ナの協奏曲で始まります。この2曲はこのアンサンブルがDYNAMICレーベルに初
めて録音した記念碑的な作品であり、彼らの方向性を決定付けた演奏でもあり
ます。世界初録音も多数含まれたバラエティ豊かなアンソロジーです。

CDS-724 ¥1750
「2つの世界の間で」
1-6.アンドレ・ランプロア(1929-2004):
サン・アデランへのオマージュ (Cantique(Entree solennelle)/A son maitre
Remacle (Meditation)/L'Envoi en mission(Choral)/Le miracle de la source
(Offertoire)/La resurrection de Guiza(Communion)/Au Christ couronnant
(Sortie))
7-9.ギー・ド・リオンクール(1885-1961):
3つのグレゴリアの旋律 (Clemens rector/Puer natus est/Pascha nostrum)
10-12.デニス・ベダール(1950-):
ソナタ I (インヴェンティーノ/舟歌/フモレスケ)
13-15.アラリッヒ・ヴァルナー(1922-2005):
ルディウム I/ルディウム II/ルディウム III
16.ジョルジョ・パリ(1961-):アリオ・モード
17-19.イタロ・ディ・チオッチオ(1953-):
ダイアローグ(アレグロ/アンダンテ/アレグロ)
マッシモ・ジャッケッティ(サクソフォン)
マヌエラ・ディ・マルコ(オルガン)
録音 2011年7月レッコ
神の言葉を伝えるオルガン、かたや、現代の都市の孤独を歌い上げるサクソフォ
ン。この対極にある2つの楽器の溶け合う響きを楽しむユニークな1枚です。全
てが20世紀の作曲家によるオリジナルの作品ですが、どれも親しみやすく、懐
かしい雰囲気を持っていて、神秘的であり感傷的です。神聖な雰囲気を醸し出
すかと思えば、まるでプーランクやイベールのように機知に富んだ音楽もあり、
この2つの楽器の特性を極限まで追求するとともに、未知の響きを味わうという
極上のひと時を楽しめます。

DM-8028 ¥1050
フェルディナント・エロール:序曲と交響曲集
1.歌劇「ザンパ」-序曲/2.歌劇「クレルクの草原」-序曲
3-6.交響曲 第1番 ハ長調/7-9.交響曲 第2番 ニ長調
スイス・イタリア語放送管弦楽団
ヴォルフ=ディーター・ハウシルト(指揮)
録音1998年9月ルガノ CDS282の再発盤
19世紀末フランスで活躍したオペラ作曲家、フェルディナント・エロール
(1791-1833)の序曲と交響曲集です。

DM-8029 ¥1050
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ:管弦楽組曲集
1-6.組曲 ヘ長調(序曲/エア/戯れ/エア/プーレ/メヌエット)
7-12.組曲 ニ長調(序曲/エア/戯れ/エア/庭師/メヌエット)
13-22.組曲 イ短調(序曲/戯れ/ガヴォット I/ガヴォット II/アリア/ブーレ I
/ブーレ II/アリア/メヌエット I/メヌエット II)
カペラ・サヴァリア
パル・ネメト(指揮)
録音1999年1月ハンガリー・ソンバトヘイ CDS233の再発盤

DM-8030 ¥1050
セザール・フランク:室内楽作品集
1-3.ピアノ三重奏曲 第1番 嬰ヘ短調 Op.1
4-7.ピアノ三重奏曲 第2番 変ロ長調「サロンの三重奏曲」 Op.1
8.ピアノとヴァイオリンのための大二重奏曲 変ロ長調「グレーラクのギュリ
スタン」のモティーフによる」 Op.14
9.アンダンティーノ・クイエトーソ 変ホ長調 Op.6
マリアナ・シルブ(ヴァイオリン)/ミハイ・ダンチラ(チェロ)
ルクサンドラ・コラン(第2ヴァイオリン)/ミハイル・サルブ(ピアノ)
録音1981-1982年ジェノヴァ CDS021の再編盤

DM-8031 ¥1050
ヴィヴァルディ:ラ・チェトラ Vol.2
1-3.ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV380
4-6.2台のヴァイオリンのための協奏曲 変ロ長調 RV526
7-9.ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV183
10-12.ヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV327
13-15.ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV171
16-18.2台のヴァイオリンのための協奏曲 イ長調 RV520
ジョヴァンニ・グリエルモ(ヴァイオリン)
カルロ・ラツァリ(ヴァイオリン…4-6.16-18)
ラルテ・デラルコ
録音1995年6月ヴェネツィア CDS147の再編盤
2枚組で発売されていたヴァイオリン協奏曲集からのセレクトです(他の収録曲
は既発のDM8011でお聞きいただけます)。




<SonoLuminus>
DSL.92157(1CD+1BD) ¥2450
アメリカーナ
1.コープランド(1900-1990):バレエ音楽「ロデオ」-ホーダウン
2-5.ドヴォルザーク(1841-1904):
弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調 Op.96 B179「アメリカ」
6.バーンスタイン(1918-1990):「ウエスト・サイド・ストーリー」-クール
7.アメリカ民謡:シェナンドー
8-11.ガーシュウイン(1898-1937):3つの前奏曲
11.ビル・モンロー・メドレー-ウィリアム・モンロー
12-15.フィリップ・グラス(1937-):弦楽四重奏曲 第3番「ミシマ」
〈ボーナス・トラック〉16.アイリッシュ・ルーツ・メドレー
モダン・マンドリン・クァルテット
アメリカを象徴する様々な作品を、マンドリン四重奏で演奏するという魅力的
なコンセプトアルバムです。モダン・マンドリン・クァルテットは1985年に設
立されたアンサンブルで、20世紀初頭の楽器(2台のマンドリン、サイズが一回
り大きいマンドラ、低音が出せるマンドロン・チェロ)を用いることで、通常の
弦楽四重奏と同じ、もしくはそれ以上の作品の演奏が可能です。すでに様々な
形態の90作品を演奏しています。このアルバムにもblu-rayディスクが同梱さ
れており、5チャンネルのサラウンドで豊かな音場をお楽しみいただけます。

DSL.92158 2枚組 ¥2450
夜想曲
〈CD1〉
1.フィールド(1782-1837):夜想曲 第4番 イ長調
2.ショパン(1810-1849):夜想曲 嬰ハ短調 Op.27-1
3.レスピーギ(1879-1936):「6つの小品」-ノットゥルノ
4.スクリャピン(1872-1915):左手のための夜想曲 変イ長調 Op.9-2
5.フォーレ(1845-1924):夜想曲 変イ長調 Op.33-3
6.ジャン・フランセ(1912-1997):夜想曲
7.シベリウス(1865-1957):夜想曲 ホ短調 Op.24-8
8.ビゼー(1838-1875):夜想曲 ニ長調
9.バラキレフ(1837-1910):夜想曲 第2番 ロ短調
10.アルカン(1813-1888):第1の夜想曲 Op.22
11.サティ(1866-1925):第1の夜想曲
12.プーランク(1899-1963):夜想曲 第1番 ハ長調
13.シリル・スコット(1879-1970):ノットゥルノ Op.54-5
14.グリーグ(1843-1907):ノットゥルノ Op.54-4
15.ラフマニノフ(1873-1943):夜想曲 イ短調 Op.10-1
16.タンスマン(1897-1986):「5つの印象」-夜想曲
〈CD2〉
1.ショパン:夜想曲 変ロ短調 Op.9-1
2.ドビュッシー(1862-1918):夜想曲 変ニ長調
3.クララ・シューマン(1819-1896):ノットゥルノ Op.6-2
4.アレック・ローリー(1892-1951):夜想曲 第5番 ヘ長調
5.ファリャ(1876-1946):ノクトゥルノ ヘ短調
6.リスト(1811-1886):夜想曲「愛の夢」第3番 変イ長調 S541
7.バーバー(1900-1981):夜想曲 Op.33
8.A.チェレプニン(1899-1977):夜想曲 嬰ト短調 Op.2-1
9.チャイコフスキー(1840-1893):夜想曲 嬰ハ短調 Op.19-4
10.ノーマン・デロ=ジョイオ(1913-2008):夜想曲 ホ長調
11.ボロディン(1833-1887):「小組曲」-夜想曲
12.グリフィス(1884-1920):ノットゥルノ 変イ長調 Op.6-2
13.ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):ノットゥルノ ト短調
14.メノッティ(1911-2007):「ポエメッティ」よりノットゥルノ
15.ヴォーン=ウィリアムズ(1872-1958):「小さなピアノの本」-夜想曲
16.コープランド(1900-1990):真夏の夜想曲
マイケル・ランドルム(ピアノ)
「夜想曲」という形式は、一般的にアイルランドの作曲家ジョン・フィールド
が最初に確立したと言われています。これは単一楽章からなるピアノのための
小品で、それ以前の「ノットゥルノ」や「セレナーデ」とは若干趣きが異なり、
どちらかというと夜の感傷的な気分を前面に押し出したものでした。この形式
をとりわけ愛したがショパンであり、現代では「夜想曲」と言うと、ショパン
の美しいメロディを思い出す人も多いのではないでしょうか?
ジョージア州出身のピアニスト、マイケル・ランドルムは美術の修士号も持つ
俊英であり、映画にも深い知識を有しているアーティストです。

DSL.92159(1CD+1BD) ¥2450
ドメニコ・スカルラッティ:
歌劇「ラ・ディリンディーナ」と室内カンタータ「眠りの中に」
1-7.歌劇「ラ・ディリンディーナ」 第1部/8-11.ソナタ ニ短調 K90
12-15.ソナタ ト長調 K91/16-21.歌劇「ラ・ディリンディーナ」 第2部
22-26.室内カンタータ「眠りの中に」
ジェイミー・バートン(メゾ・ソプラノ)/ブリアン・シルクリフェ(バリトン)
ヨーゼフ・ゲインズ(テノール)/セリーヌ・リッチ(ソプラノ…22-26)
アルス・リリカ
この作品は、実は独立した歌劇ではなく、あくまでも他の歌劇(オペラ・セリア
「アンブレート(ハムレット)」)の幕間劇として作曲されたもの。重苦しい物語
で暗くなってしまった聴衆の心を解き解すための、軽い小品なのでした。その
後、マルティーニも同じ台本で作曲しています。「眠りの中に」は対照的に悲
しい作品で、振られた恋人を忘れることができない主人公は、夢の中でも彼女
を思い続け、その苦しい胸の内を歌うというものです。
1998年に指揮者マシュー・ダーストによって設立されたアルス・リリカ・ヒュ
ーストンはアメリカの古楽界で絶賛され、2011年グラミー賞のベスト・オペラ
部門にノミネートされました。このアルバムにもblu-rayディスクが同梱されて
おり、5チャンネルのサラウンドで豊かな音場をお楽しみいただけます。

DSL.92160 ¥2080
ブルーベックとアメリカンの詩集
1-4. 4つの新しいイングランドの小品 (私たちの街の秋/かつて私は、とても
幼い頃/2つの教会/どのようにあなたの庭は育っているの?)
5.寂然/6.夏の歌/7.心残り/8.月のような静寂/9.夢見る人
10.天国/ブギ 午前1時/11.夕暮れ/12.私は世界を夢見る/コラール
13.フェスティヴァル・ホール/14.私は小さな影を持つ/15.車輪
16.銀の雨の時に/17.ワイルド・シングスの平和/18.風/19.真実
パシフィック・モーツァルト・アンサンブル
リン・モロー(指揮)
ジャズ・ピアニストとして知られるデイヴ・ブルーベックですが、彼は「クラ
シックの作曲家」としても素晴らしい作品を数多く書いています。それはもち
ろん彼が得意としたピアノ曲が多いのですが、このアルバムに収録されている
合唱作品も見事な出来栄えです。彼が選んだ歌詞は、ラングストン・ヒューズ
やウェンデル・ベリー等、アメリカの根源を詠う詩人たちのものであり、それ
らの詩が持つ郷愁や愛国心は、ブルーベックの繊細な心を表現するにまことに
ふさわしいものでした。彼自身の「詩についての考察」はブックレットに収録
されています(英語)。指揮者リン・モローはソノマ州立大学の音楽科の教授で
ありアメリカ音楽の研究者です。ずっと以前からブルーベックと交流があった
彼女はこの合唱作品集についても、彼と直接議論を交わし、ブルーベック自身
も「彼女の解釈を支持している」と述べ、いくつかの作品を捧げています。そ
んな良き理解者による極上の演奏。これ以上望むものはありません。

DSL.92161 ¥2080
ヴァイル・イベール・ベルク
1-5.クルト・ヴァイル(1900-1950):
ヴァイオリンと管楽オーケストラのための協奏曲 Op.12
6-8.イベール(1890-1962):チェロと10の管楽器のための協奏曲
9-11.ベルク(1885-1935):ピアノとヴァイオリン、13の管楽器のための協奏曲
バトン・ルージュ・シンフォニー・チャンバー・プレイヤーズ
3人の近代作曲家の室内楽作品集です。この3曲はどれも1925年前後に書かれて
いますが、それぞれ作風は全く違うところが興味深いものです。
バトン・リュージュ交響楽団のメンバーたちによる精緻なアンサンブルでお聴
きください。





<ARTHAUS>
108062(Blu-ray) ¥5650
101648(DVD-Video) 2枚組 ¥6280
日本語字幕あり
ロッシーニ:歌劇「シジスモンド」全曲※世界初映像
2幕、ジュゼッペ・フォッパ台本、カルロ・コッチャのオペラ「森の女」原作
ボーナス映像…メイキング・オブ・シジスモント
シジスモンド…ダニエラ・バルチェローナ(コントラルト)
ウルデリコ/ツェノヴィート…アンドレア・コンチェッティ(バス)
アルディミーラ…オルガ・ペレチャッコ(ソプラノ)
ラディスラオ…アントニーノ・シラグーサ(テノール)
アナジルダ…マヌエラ・ビシェリエ(ソプラノ)
ラドスキ…エネア・スカラ(テノール)
ボローニャ歌劇場管弦楽団&合唱団
ミケーレ・マリオッティ(指揮)
ジュリオ・ザッパ(フォルテピアノ)
サラ・ナンニ(チェロ…通奏低音)
ダミアーノ・ミキエレット(舞台演出)
テツィアーノ・マンシーニ(映像監督)
パオロ・ファンティーニ(映像デザイナー)
カルラ・テティ(衣装デザイナー)
アレッサンドロ・カルレッティ(照明デザイナー)
2010年ペーザロロッシーニ音楽祭ライブ収録
収録時間:164分+19分(ボーナス映像)
字幕:伊(オリジナル),英,独,仏,西,日,韓
1814年、ロッシーニ22歳の時に作曲されたこのシジスモンドは、間違いなく彼
の自信作であったにも拘わらず、初演は不評であリ、多くの観客は退屈を隠せ
なかったといいます。確かに筋立てには手に汗を握るものがあり、王の妄想に
翻弄される妻と、王をそそのかす宰相の扱いは面白く、また音楽も豊かで美し
いのですが、どうしても、その物語自体に感情移入しにくいのが最大の難点な
のかもしれません(ロッシーニは「台本の不出来」と評していたようです)。
しかし、転んでもただでは起きぬロッシーニ、この曲の素材は多くの作品に使
いまわされることとなり、ある曲は「チェネレントラ」へ、またある曲は「セ
ビリアの理髪師」へと生まれ変わり、それらは今でも私たちの耳を楽しませて
くれています。そんな珍しいオペラのタイトルロールを歌うのは、名花バル
ツェローナ。ヴェルディ、ロッシーニ歌手としてひっぱりだこの彼女は、この
オペラでも素晴らしい存在感と音楽性を示します。彼女演ずる「狂気に陥った
王」が住まうのは精神病棟であり、妄想と現実を揺れ動くという演出も秀逸で
あり、悪役であるラディスラオ役のシラクーザ、王妃役のペレチャッコともど
も、迫真の演技でこの作品に輝きを与えています。

101643(DVD-Video) 2枚組 ¥6280
108058(Blu-ray) ¥5650
日本語字幕あり
リゲティ:歌劇「グラン・マカーブル」全曲※世界初映像
2幕作曲者&ミヒャエル・メシュケ台本、
ミシェル・ド・ゲルドロードによる戯曲「大いなる死者のバラード」原作
〈ボーナス映像〉「死への恐怖」-メイキング・オブ・グラン・マカーブル
ミヒャエル・ボーダーへのインタヴュー
大酒呑みのピート…クリス・メリット(T)
アマンド…イネス・モラレーダ(Ms)
アマンダ…アナ・プーシェ(S)
ネクロツァール…ヴェルナー・ファン・メヒェレン(B-B)
アストラダモルス…フロード・オルセン(B)
メスカリーナ…ニン・リャン(Ms)
ヴェーヌス/ゲポポ…ブライアン・ハニンガン(S)
ゴーゴー王子…ブライアン・アサワ(C-T)
白大臣…フランシスコ・ヴァス(テノール)
黒大臣…シモン・ブッタリス(Br)
リセウ大歌劇場交響楽団&合唱団
ミヒャエル・ボーダー(指揮)
アレックス・オリュ(ラ・フラ・デルス・バウス…舞台演出)
バレンティナ・カラスコとのコラボレーション
アルフォンス・フローレス(装置)
フランク・アレウ(映像)
ルック・カステルス(衣装デザイン)
ピーター・ヴァン・プレート(照明デザイン)
ホセ・ルイス・バッソ(合唱指揮)/シャビ・ボーベ(映像監督)
2011年11月バルセロナ,リセウ大劇場ライブ収録
収録時間:122分+42分(ポーナス映像)
字幕:英(オリジナル),伊,独,仏,西,カタロニア,韓,日
徹頭徹尾「シモネタ」に彩られた問題作。嫌いな人が見たら卒倒間違いなし。
もちろん良い子も観てはダメ。でも、これは「人間の本質」であり、誰もが一
皮むけば同じこと。舞台上の豊満な女体は、どこもかしこも穴だらけ。登場人
物は乳房から、また***から出入りを繰り返す。その女体も見方を変えれば
骸骨となる。それが真実。「12個のクラクション」を用いるクラクション・プ
レリュードで知られる、様々なコラージュを施されたリゲティの音楽も、どこ
かよそよそしく、また真実をついているのでは。

108057(Blu-ray) ¥3450
※特別価格
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」
3幕のオペラ、フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ台本、
ヴィクトル・ユゴーによる戯曲「王は楽しむ」原案
2012年特別サンプラー収録(101206と同内容)
リゴレット・・・レオ・ヌッチ(バリトン)
ジルダ・・・エレナ・モシュク(ソプラノ)
マントヴァ公爵・・・ピョートル・ベチャーラ(テノール)、他
チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団
ネルロ・サンティ(指揮)
ギルベルト・デフロ(演出)
ウィリアム・オルランディ(舞台装置)
ユルゲン・ホフマン(照明)
2006年、チューリヒ歌劇場でのライヴ収録
収録時間:128分+ボーナス130分(ARTHAUSから発売中のBlu-ray45作品の見どこ
ろを収録)
字幕:伊(オリジナル)・英・独・仏・西・韓
悲劇的な物語の行く末は、すでに重々しい序曲から暗示されています。ポーラ
ンド出身の俊英、ベッチャーラの輝くような高音、最近人気急上昇のソプラノ、
モシュクの底力を秘めた清純さ、そして芸達者ヌッチのリゴレットがぴりりと
全曲を締めています。幕ごとに変化する照明も見事。歌唱、音楽、視覚、全て
が溶け合った興奮をお届けいたします。
2012年のサンプラー映像もついた特別価格。

100235(DVD-Video) ¥5650
バレエ「シンデレラ」
音楽…セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)
振付…マラン・マギー
シンデレラ…フランソワーズ・ジュイエ/継母…ドミニク・レーヌ/
姉妹たち…ジェーン・プレステッド,ダニエル・パテール
父…パトリック・アゾパルティ/妖精の母…ナタリー・ドゥラシース
王子…ベルナール・コシャール
リヨン国立歌劇場管弦楽団
ヤコフ・クライスベルク(指揮)
追加音楽…ジーン・シュワルツ/装置&衣装…モンセラート・カサノバ
照明…ジョン・スプラッドベリー
1989年リヨン国立バレエ/収録時間:87分
フランスの名コレオグラファー、マギー・マランの振付で観るプロコフィエフ
の名作バレエ「シンデレラ」です。マランは1951年、スペインからの亡命者で
あった両親の元に、フランスのトゥールーズで生まれ、幼い頃からクラシック
・バレエを学び、最初はパリ国立高等音楽学校・舞踊学校に進学、ストラスブ
ール・バレエ団で、クラシック・バレエのダンサーとなりますが、コンテンポ
ラリー・ダンスに興味を持ち、1970年からはモーリス・ベジャールの主宰する
「ムードラ・バレエ・スクール」に入学、その後、1974年に「20世紀バレエ団」
に入団し、コンテンポラリー・ダンサーとしての才能を開花させます。1977年
に退団、アルシュ・バレエ・シアターを結成し、その翌年にはコレオグラファ
ーとしても認められ、素晴しい作品を創り上げることになるのです。この「シ
ンデレラ」は登場人物が皆、無表情のかぶり物を付けることで、等身大の人形
に変化するという設定で、彼らは生命を吹き込まれることで、初めて動きを得
ることができるのです。全てはおもちゃ箱の中の世界であり、妖精はロボット
であり、シンデレラはおもちゃの車に乗って王子と舞踏会ででかけるのです。
ここで観る者は全て、子ども時代を思い出すとともに、時として挿入される録
音された子どもの声に攪乱され、少しずつ、この不思議な世界へと惹きこまれ
ていくことでしょう。

101582(DVD-Video) ¥5650
サシャ・ヴァルツ:「ケルパー(身体)」三部作より第1部「ケルパー」
ボーナス(スペシャル・フィーチャー):
バレエ・カンパニーへの導入(101507の分売品)
サシャ・ヴァルツとゲストたち/振付…サシャ・ヴァルツ
音楽…ハンス・ペーター・クーン
装置…トーマス・シェンク,ハイケ・シュッペリウス,サシャ・ヴァルツ
衣装…ベルント・スコジック
照明…ヴァレンタン・ガッレ,マルティン・ハウク
ベルリン シャウビューネ劇場 ライブ収録
パリ市立劇場公演 共同制作
映像…イェルウ・イェスヘル,ブリギッテ・クレーマー
収録時間:59分+30分(ボーナス)
字幕:独,英,仏,西(ボーナス部)
最近、日本でも大人気のコレオグラフィー、サシャ・ヴァルツの代表作である
(三部作)の第1部である「ケルパー」。解剖学的な見地に立った身体を追求する
という名目であるけれど、このダンスはもっと不可解であり、観る者たちの価
値観が根本的に覆されるかもしれないほどの深い意味を持ったもの。とりあえ
ず「身体」というものは、まず生命の起源であり、感情の泉であり、また生活
のための道具であるということを認識させてくれるでしょう。例えば、そのよ
うな重要な意味を持つ「身体」は単なる肉であること。背中や腹など至るとこ
ろの肉をつかまれ、身体を吊り下げられるダンサーたち。痛々しさと神々しさ、
そして確実にその内部の存在する骨と内臓・・・。そして、彼らは次にその内
臓の在処をペンで塗りたくり、その存在を露わにするのです。確かに解剖学的
見地かもしれませんが、ここにはもっと濃密で、確かなエロティシズムがあり、
そして爆発的なエネルギーもあります。ダンサーたちの身体が積みあがって出
来上がった記念碑は、単なる肉の塊でありながら、そこに強大なる意思が見え
てきます。

101631(DVD-Video) ¥5650
サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」全曲
3幕 フェルディナン・ルメール 台本
サムソン…ホセ・クーラ(テノール)
ダリラ…ユリア・ゲルセワ(メゾ・ソプラノ)
ダゴンの大司祭…シュテファン・シュトール(バリトン)
アビレメック…ルーカス・シュミット(バス)
老ヘブライ人…ウルリッヒ・シュナイダー(バス)
バーデン州立カールスルーエ歌劇場管弦楽団&合唱団
ヨッヘム・ホッホシュテンバッハ(指揮)
ホセ・クーラ(舞台演出・装置デザイン)/ゲルト・マイアー(照明)
2010年10月22/24日バーデン州立カールスルーエ歌劇場 ライブ収録
字幕:仏(オリジナル),英,独,西,伊,韓
旧約聖書「土師記」に登場する怪力男サムソンの物語。力と欲望、憎悪、聖な
る戦い。そして恐らくうわべだけの愛。第2幕で歌われる美しいアリア「私の心
はあなたの声に開く」も、恐らくデリラの本心ではないでしょう。しかしここ
に使われている音楽は果てしなく魅力的。あのフランツ・リストも心奪われた
歌劇です。名テノール、ホセ・クーラもこの作品をとりわけ愛しているようで、
この上演では、彼自身がサムソンを歌うだけでなく、舞台演出から装置デザイ
ンまでをも手掛けています。デリラ役のゲルセワは「エドガール」でクーラと
共演しているメゾ・ソプラノです。甘く深い声が魅力です。

101640(DVD-Video) ¥3450
ミュージック・イン・ジ・エア -テレビ放送におけるクラシック音楽の歴史
ライナー=E.モリッツによる映像
演奏: (出演)グレン・グールド/ヘルベルト・フォン・カラヤン
アンナ・ネトレプコ/レナード・バーンスタイン
イーゴリ・ストラヴィンスキー/アルトゥーロ・トスカニーニ
ピエール・ブーレーズ/ヨナス・カウフマン・・・他、多くの人々
収録時間:85分
字幕:英語(オリジナル),ドイツ語,フランス語,スペイン語,イタリア語
極めて初期のアーカイヴ画像であるトスカニーニやバーンスタインの画像、も
しくはストラヴィンスキーの「火の鳥」は貴重であると同時に、カメラがとら
えた「音楽」の一部の世界でもあります。ご家庭がコンサートホールになる一
瞬。テレビを見る喜び。これらを認識させる興味深い映像です。

101644(DVD-Video) ¥5650
ヴェルディ:歌劇「オテッロ」全曲
4幕 アッリーゴ・ボイト 台本、
シェークスピアによる戯曲「オセロー、またはヴェニスのムーア人」原作
オテッロ…ハンス・バイラー(T)/ヤーゴ…ウィリアム・ドゥーリー(Br)
デズデモーナ…レナータ・テバルディ(S)/カッシオ…マリオ・フェラーラ(T)
ロドリーゴ…カール=エルンスト・メルカー(T)
エミーリア…ジークリンデ・ヴァグナー(Ms)
ロドヴィーコ…イヴァン・サルディ(B)/モンターノ…ペッカ・サロマー(B)
伝令使…ハンス=ディートリッヒ・ポール(B)
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団
ジュセッペ・パターネ(指揮)
ハンス=ペーター・レーマン(舞台演出)
ヴィルヘルム・ライキング(装置&衣装)
ヴァルター・ハーゲン=グロール(合唱指揮)
1962年ベルリン・ドイツ・オペラ ライブ収録/収録時間:155分
字幕:伊(オリジナル),独,英,仏,西
この映像では、デズデモーナ役のレナータ・テバルディに焦点が当てられてい
ます。彼女は1950年のロンドン、コヴェント・ガーデン王立歌劇場でこのデズ
デモーナを歌いましたが、これが大好評であり、その4年後のメトロポリタン
歌劇場でも同役を歌い、以降常連の出演者となりました。その後の彼女の活躍
はご存知の通りで、まさにマリア・カラスと人気を二分し、数々の名歌手との
共演や、数多くの録音を行い、指揮者トスカニーニからは「天使の声」と呼ば
れるなど、素晴しい活躍をしています。1961年5月にベルリンでコンサートを
開催し熱狂的に歓迎された彼女は、「また戻ってくること」を聴衆に約束。そ
して1962年8月に大勢の聴衆とSender Freies Berlin(SFB)のテレビカメラの前
で、この「オテッロ」を演じたのです。

101655(DVD-Video) ¥3450
クラシック音楽と冷戦 -German Democratic Republic
(GDR…ドイツ民主共和国=東ドイツ)の音楽家たち
(出演アーティスト、そして現代の証人たち)ヘルムート・シュミット/ペータ
ー・シュライアー/クルト・マズア/テオ・アダム/オトマール・スイトナー
/ヨッヘン・コヴァルスキ/クリスティーネ・ミーリッツ/ジークフリート・
マシューズ/ヴァルター・フェルゼンシュタイン 他
収録時間:52分/音声:ドイツ語/字幕:伊,英,仏,西,日
この映像は、東ドイツの文化を愛する「特権階級」の人々の姿と、抑圧された
東ベルリン労働者たちの姿を重ね合わせ、また、「音楽、演劇、スポーツでは
西ドイツを大きくリードした」とされていた文化面の綻びを抉り出すべく、多
くの人々の証言をつなぎ合わせることで、大きな問題を提起しています。

101660(DVD-Video) ¥5650
モンテヴェルディ:歌劇「ウリッセの帰還」 プロローグと3幕
日本語字幕あり
ジャーコモ・バドアーロ 台本、ホメロス「オデュッセイア」より 原作
ペネーロペ(ウリッセの妻)…ヴェッセリーナ・カサロヴァ(Ms)
メラント(ペネーロペの若い侍女)…マリン・ハルテリウス(S)
ミネルヴァ/アモーレI…イザベル・レイ(S)
フォルトゥーナ(運命)/ジュノーネ…マルティナ・ヤンコーヴァ(S)
エリクエア(乳母)…コルネリア・カリッシュ(Ms)
フマナ・フラジリタ(人間のはかなさ)/ウリッセ…ディートリッヒ・ヘンシェル(Br)
テレーマコ…ヨナス・カウフマン(T)
イーロス…ルドルフ・シャシング(T)
アンティノー…ラインハルト・マイール(B)
ピサンドロ…マーティン・ツァイセット(T)
エウメーテ…トーマス・モーア(T)
アンフィニーモ…マルティン・オーロ(C-T)
ネットゥーノ…パヴェル・ダニルク(B)
イル・テンポ(時)…ジュセッぺ・スコルシン(バス)
ジョーヴェ…アントン・シャリンガー(B-Br)
エウリーマコ…ボグスラフ・ビジンスキ(T)
チューリヒ歌劇場 ラ・シンティッラ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
クラウス=ミヒャエル・グルーバー(舞台演出)
ジル・アイヨー(装置デザイン)
エバ・デッセッカー(衣装デザイン)
ユルゲン・ホフマン(照明デザイン)
フェリックス・ブライザハ(映像監督)
2002年チューリヒ歌劇場 ライブ収録/収録時間:155分
字幕:伊(オリジナル),独,英,仏,西,日,韓
ウリッセとはオデュッセウスのイタリア名。ギリシア神話の英雄です。この役
にぴったりのヘンシェルの雄姿、貞淑な妻を演じるカサロヴァの見事な演技、
これらが、この古典の名作を見事なまでに造形しています。またシンプルで美
しい装置は、観る者の想像力をかき立てることはあっても、決して物語の理解
を阻むことはありません。なんといっても素晴らしいのがアーノンクールの音
楽作り。ピリオド楽器の繊細な響きを存分に生かしながらも、アーノンクール
らしい押しの強さも健在であり、ともすれば冗長になりがちなこの時代の歌劇
をぴりりと引き締めています。




<Oehms Classics>
OC-409 2枚組 ¥2450
2012年カタログ付き
(CD1)
1-4.交響曲 第2番 ニ長調 Op.73
(CD2)
1-4.交響曲 第3番 ヘ長調 Op.90
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー
管弦楽団
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)
録音
2011年3月10-13日…交響曲 第3番,
2011年3月17-19日…交響曲 第2番 ザールブリュッケン,コングレスハレ
2012年に89歳を迎える「Mr.S」スクロヴァチェフスキ。ますますその燃焼度に
磨きがかかり、その生み出す音楽はまさに神の領域に届かんばかりの崇高さを
備えています。ザールブリュッケンとのブラームス(1833-1897)は、前作「第1
番(OC408)」でも高い評価を受けましたが、今回の第2番、第3番はそれを上回る
改心の出来。昨今の流れである「テンポ早め、あっさりめ」のブラームスでは
なく、全体的に濃厚でボリュームある仕上がりであり、なおかつ必要なところ
はきちんと聞こえるという誰もが納得の行く音楽となっています。

OC-413 2枚組 ¥2450
マーラー:交響曲 第6番 イ短調
ハンブルク・フィルハーモニー
シモーネ・ヤング(指揮)
録音 2007年4月22.23日ハンブルク ライスハレ
第2番「復活」(OC-412)に続く、シモーネ・ヤング&ハンブルク・フィルのマー
ラー(1860-1911)第2弾。今作でも彼女らしい豪壮で勇猛果敢な音楽が堪能できま
す。第1楽章では、第2主題のテンポをぐっと落とすことで、曲にメリハリを与
えるなど、細部に渡って数多くの工夫も凝らされており、落ち着いた第2楽章、
諧謔的な第3楽章を経て、怒涛の終楽章へ傾れ込む様は、一種の爽快感すら覚え
る名演です。(演奏する際に、第2楽章と第3楽章の順序をどうするかについて
は、最近の関心事の一つとなっていますが、ここでは2003年の国際マーラー協
会での見解に従ったもので、第2楽章にアンダンテ、第3楽章にスケルツォが配
置されています。)

OC-416 ¥1750
カール・ヴォルフラム:オルガン・ソナタ集
1-3.オルガンのためのソナタ 第1番 ヘ短調 Op.4
4-6.オルガンのためのソナタ 第2番 ハ短調 Op.12
7-10.オルガンのためのソナタ 第3番 ヘ長調 Op.15
ハルゲイル・シアーゲル(ケムニッツ,ルター教会1908年製ザウアー・オルガン
「opus1011」)
録音 2011年6月7-9日ケムニッツ ルター教会
20世紀への変わり目に作曲された3つのオルガン・ソナタは、若干「時代遅れ」
とも評される古
典的で簡潔なフォルムの中に、精緻な響きと新しい形式を取り入れた見事な作品
です。同世代のレーガーに見られる拡張された和声法はあまり用いることはな
かったものの、様々なアプローチを試みたであろうことが推測される作品で、
この時代のオルガン音楽の一つの方向性を知ることができる貴重な1枚と言える
でしょう。数々の賞を受賞する世界的名手であるノルウェイ生まれのオルガニ
スト、シアーゲルによる演奏で、バイエルン放送との共同制作です。

OC-417
グローガウの歌の本
1.Die nacht die wil verbergen sich/2.O preclara stella maris
3.Ave, dei genitrix/4.Primus/5.J'abandonne le souhaitier
6.Es leit ein schlos in Oesterreich/7.Dies est leticie
8.Adest fi nis mesticie/9.Fulgent nunc natalicia/10.Amours
11.Der entrepris/12.Carmen F/13.Mein gemut das wut in heyser glut
14.Viminibus cinge/15.Regina celi, letare, alleluia
16.Surrexit Christus hodie/17.Der fuchs schwanz
18.Du lenze gut/19.Der natter schwanz/20.Veni, sancte spiritus
21.O sacrum misterium/22.Die katzenpfote/23.Ich bins erfreut
24.Bonum vinum/25.All voll/26.Zenner, greiner
27.Der neue bauern schwanz/28.Elslein, liebstes elselein
29.Else, else mundo
クレマンシック・コンソート/ルネ・クレマンシック(指揮)
録音 2011年11月25-28日
ウィーン カペラ・デア・アルベルトゥス・マグヌス・シューレ
ポーランド最古の町のひとつであるグウォグフは、ポーランドとドイツの国境
近く、シレジア地方の西に位置し、ヨーロッパの各地の中でもとりわけ複雑な
歴史を持っています。都市の名前はポーランド語のサンザシに由来し、様々な
国の支配下にあったこの町は、政治的混乱を呈しながらも、逆に多くの文化が
交わる場所として、香り高き芸術が生まれる素地も持っていたといえるようで
す。この「グローガウの歌の本」は1480年頃に作られた写本で、装飾的かつ慎
重に編纂された曲集で、当時の文化を余すことなく伝える貴重な文献としても
高く評価されるものでしょう。中世からルネサンス期への過渡期における実り
ある文化財を、クレマンシック(クレメンチッチ)が見事に顕在化しています。

OC-420 ¥1750
ペトル・エベン:オルガンのための作品集
1-4.シャガールの窓(ルベン-青の窓/イサカル-緑の窓/ゼブルン-血の赤の窓
/レヴィ-金の窓)
5-9.パトモスの風景(鷲のいる風景/長老のいる風景/寺院がある風景/虹のある
風景)
9.馬たちがいる風景/10-12.オルガン協奏曲 第2番
ギュンター・ロスト(オルガン)
ティーネ・ティング・ヘルセット(トランペット)…1-4
バベッテ・ハーグ(パーカッション)…5-9
バンベルク交響楽団…10-12/ガブリエル・フェルツ(指揮)…10-12
録音 2009年4月,2010年9月,2011年9月バンベルク、
ヨーゼフ・カイルベルト・ザール
ボヘミア出身の作曲家ペトル・エベン(1929-2007)。多くのジャンルの曲を書い
ていますが、ピアニスト、オルガニストとしても知られるだけあり、魅惑的な
オルガン曲も多数残しています。エベンの父親がユダヤ人であったために第2次
世界大戦中は苦難を強いられ、その影響は作品にも色濃く反映されているよう
ですが、ここに収録された3つの作品には、もっと自由で色彩感溢れる音楽が横
溢しています。アルバムタイトルにある「シャガールの窓」とは、ユダヤ協会
の装飾のために作成されたステンドグラスのことで、イスラエルの12の部族の
物語が象徴的に描かれた、神秘的かつ壮大な作品。エベンは様々な思いをトラ
ペットとオルガンへと託しています。

OC-673(SACD-Hybrid) ¥2080
ベートーヴェン:交響曲 第2番 ニ長調 Op.36 他
1-4.ベートーヴェン(1770-1827):交響曲 第2番 ニ長調 Op.36
5-16.ブラームス1833-1897):
テノール独唱と男声合唱のためのカンタータ「リナルド」Op.50
ヨハン・ボータ(テノール)…5-16
ウィーン国立歌劇場合唱団…5-16
ウィーン放送交響楽団
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
録音 2007年8月9日ザルツブルク、フェルゼンライトシューレ…5-16,
2010年6月28日,7月2日ウィーンORF グローサー・ゼンデザール
ド・ビリーとウィーン放送交響楽団によるベートーヴェン・交響曲シリーズの
第4弾(他に「エグモント」と「フィデリオ」もあり)は、初期の名作「交響曲
第2番」と、あまり演奏される機会のないブラームスのカンタータ「リナルド」
の組み合わせです。一連の作品と同じく、古楽器的なアプローチによる第2番の
交響曲は、まるでモーツァルトの曲のように優美であり、すっきりとしたもの
で、多くの人が持つベートーヴェンのイメージ…重苦しく悲痛な…を見事に覆
すのではないでしょうか。「リナルド」は、2007年のザルツブルク音楽祭のラ
イブ録音で、ヘンデルのオペラと同じ素材からなるこの作品を、ヨハン・ボー
タの情熱的な歌唱と、精緻な男声合唱で恐ろしいまでの雄弁さで表出していま
す。

OC-684(SACD-Hybrid) 2枚組 ¥3050
J.S.バッハ:6つのパルティータ BWV825-830
(Disc1)
1-7.パルティータ 第4番 ニ長調 BWV828
8-13.パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV825
14-19.パルティータ 第2番 ハ短調 BWV826
(Disc2)
1-7.パルティータ 第3番 イ短調 BWV827
8-14.パルティータ 第5番 ト長調 BWV 829
15-21.パルティータ第6番 ホ短調 BWV 830
※全てハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン編曲
ハンスイェルク・アルブレヒト(オルガン)
録音 2011年6月5-11日クレフェルト=ヒュルス,聖クリアクス・プファル教会
メッツラー-オルガン演奏
本来は「クラヴィア練習曲」として出版された6つのパルティータ。この作品を、
名オルガニスト&編曲者アルブレヒトは「バッハに最も近い楽器」オルガンで
再現する試みに挑戦しました。既存の演奏との比較をするよりも、全く新しい
バッハ作品として聴いていただければ、そこに新しい世界の誕生を見ることが
できるかも知れません。“バッハは人であり神ではなかった。しかし、彼は
「神の人」であり、彼の音楽は始めから神に祝福されていた”と偉大なる指揮
者レナード・バーンスタインが述べたように、神の音楽は確かにオルガンで奏
されるのがふさわしいと納得できるアルバムです。

OC-836 ¥2080
ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ:
チェロとヴァイオリン、通奏低音のためのソナタ集
1-4.トリオソナタ WD683/5-8.トリオソナタ WD689/9-12.リチェルカーレ I
13-16.トリオソナタ WD678
17-20.ハープシコード・ソナタ 第12番 ハ長調
21-24.リチェルカーレ II
25-28.ソナタ ト短調
セバスチャン・ヘス(バロック・チェロ)…1-16.21-28
リュディガー・ロッター(ヴァイオリン)…1-16.21-28
フローリアン・ビルサーク(フォルテピアノ)…1-8.13-16.17-20.25-28
録音 2010年8月26-28日ヴィーゼンタイト,聖マウリティウス・バロック教会
チェロ・ソナタ(OC-794)で、その豊富な響きを堪能させてくれたパドヴァ出身
の作曲家プラッティ(1697-1763)。優れたオーボエ奏者でありテノール歌手でも
あった彼の作品は、どれもが美しいメロディに彩られた、明るく活力のあるも
のです。彼は楽器製作者のクリストフォリが発明したばかりのフォルテピアノ
の演奏法を早々と習得したことでも知られるほどの鍵盤楽器の名手でもあり、
この「トリオ・ソナタ」集でも通奏低音の果たす役割が大きいであろうことは
想像に難くありません。もちろん譜面には最低限の情報しか記載されてはいな
い時代ですので、奏する場合には演奏者の解釈が必要になってくるのですが、
この演奏は、屈託のない流麗な響きに彩られた見事な完成形の音楽を楽しむこ
とができるのです。これぞ「イタリア・バロック」です。

OC-858 ¥2080
アレクサンダー・マリア・ワグナー
1-3. A.M.ワグナー(1995-):第1交響曲「クラフトヴェルク」
4.J.S.バッハ(1685-1750)/A.M.ワグナー:半音階的幻想曲 ニ短調
5-7.プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ 第7番 変ロ長調 Op.83
アレクサンダー・マリア・ワグナー(ピアノ)…4-7
ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団…
1-3/アレクセイ・コルニエンコ(指揮)…1-3
録音 2010年1月ソフィア・フィルハーモニック…1-3,
2012年2月&4月シュトラウビンク、リッターザール…4-7
Recording Producer: Andreas Ziegler
このアルバムの録音時「作曲家」であるA.M.ワグナーは、たった14歳であった
にも拘わらず、すでに「偉大なる未来」を予言された存在でした。彼の言葉に
よると「第1交響曲」はストラヴィンスキーの春の祭典に見られるような“音の
混沌”と、リゲティの音楽のような強烈なサウンドを持ち合わせており、ゆっ
くりとした楽章では、連綿と続く変奏で世界の変遷を見据え、自らの使命をも
映し出しているというのです。まさに現代音楽界のスターであり奇跡でもある
彼は、また屈指のピアニストでもあり、ここでは衝撃的なプロコフィエフと、
彼自身が編曲を施したバッハの2作品を披露、この録音当時16歳。斬新な感性を
これでもかと見せつけています。

OC-937 4枚組 ¥4050
リヒャルト・ワーグナー:
楽劇「ニーベルングの指輪」より第2夜「ジークフリート」
ジークフリート…ランス・ライアン(テノール)
ミーメ…ペーター・マーシュ(テノール)
さすらい人…テリエ・ステンスヴォルト(バリトン)
アルベリヒ…ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(バリトン)
ファフナー…マグヌス・バルトヴィンソン(バス)
エルダ…メレディス・アーワディ(コントラルト)
ブリュンヒルデ…スーザン・ブロック(ソプラノ)
森の小鳥…(ソプラノ)
フランクフルト歌劇場管弦楽団
ゼバスティアン・ヴァイグレ(指揮)
録音 2011年10月/11月フランクフルト歌劇場 ライブ録音

OC-938 4枚組 ¥4050
リヒャルト・ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指輪」より第3夜「神々の黄昏」
ジークフリート…ランス・ライアン(テノール)
グンター…ヨハネス・マルティン・クレンツル(バリトン)
アルベリヒ…ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(バリトン)
ハーゲン…グレゴリー・フランク(バス)
ブリュンヒルデ…スーザン・ブロック(ソプラノ)
グートルーネ…アーニャ・フィデリア・ウルリヒ(ソプラノ)
ヴァルトラウテ/第2のノルン…クラウディア・マーンケ(コントラルト)
第1のノルン…メレディス・アーワディ(コントラルト)
第3のノルン…アンゲル・ブルー(ソプラノ)
ヴォークリンデ…ブリッタ・シュタルマイスター(ソプラノ)
ヴェルグンデ…ジェニー・カールステット(メゾソプラノ)
フロースヒルデ…カタリーナ・マギエラ(アルト)
フランクフルト歌劇場管弦楽団&合唱団
ゼバスティアン・ヴァイグレ(指揮)
録音 2012年1月/2月フランクフルト歌劇場 ライブ録音
フランクフルト歌劇場における「指輪」ツィクルス、「ジークフリート」と
「神々の黄昏」のリリースです。、徹底したスコアの読み込みから導きだされ
るオーケストラの豊穣な響きと、現代の最高の歌手たちが歌う登場人物たちは、
また新しいドラマを生み出し、21世紀の混沌の時代に一石を投じます。ジーク
フリート役のランス・ライアンは、最近めきめきと力を付けてきたヘルデン・
テノールで、メータ指揮の「バレンシア・リング」でも圧倒的な存在感を見せ
つけていましたが、ここでも(少々軽めの声ではありますが)見事な英雄ぶりを
披露しています。リング好きにはたまらないプロジェクトです。




<DACAPO>
NYPニールセンプロジェクトについて
デンマークの国民的作曲家ニールセンをフィーチャーするニューヨーク・フィ
ルとアラン・ギルバートによる交響曲&協奏曲全集プロジェクトです。ニュー
ヨーク・リンカーン・センター内にあるニューヨーク・フィルの本拠地エーブ
リー・フィッシャーホールでの公演をライブで収録しています。ニューヨーク
・フィルはレナード・バーンスタインの指揮の下、ニールセンの交響曲や協奏
曲を1960年代に録音した歴史があり、アメリカ国内でニールセン作品を積極的
に取り上げた楽団のひとつでした。デンマークの前国家元首、国王フレゼリク
9世は、自らデンマーク王立管弦楽団の指揮をするなど非常に音楽好きで知られ、
当時のバーンスタインの録音プロジェクトの支援をしていたほか、フレゼリク
9世の長女にあたる現国家元首マルグレーテ2世も、このニールセン・プロジェ
クトの記者会見に列席するなど、デンマーク王室の全面バックアップを受けた
録音プロジェクトとなっています。
私はニールセンの時代が来ることを確認しています。この素晴らしい音楽を聴
衆の皆さんと共有することを楽しみにしています。
…アラン・ギルバート

6.220623(SACD-Hybrid) ¥1980
1-4.交響曲第3番Op.27「おおらかな交響曲」(1910-1911)
5-8.交響曲第2番Op.16「4つの気質」(1901-1902)
エリン・モーリー(ソプラノ)
ジョシュア・ホプキンス(バリトン)
ニューヨーク・フィルハーモニック
アラン・ギルバート(音楽監督&指揮)
録音ニューヨーク,リンカーン・センター, エーブリー・フィッシャー・ホール
〈Track.1-4〉2012年6月14-16日ライヴ収録
Track.5-8〉2011年1月27-29日,2月1日ライヴ収録
2009/2010年のシーズンからニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督に就
任した指揮者アラン・ギルバート。すでにマーラーなどの名演で注目を浴びて
いる彼による新しいプロジェクトは、2015年に生誕150年を迎えるデンマークの
不屈の作曲家ニールセン(1865-1931)の交響曲&協奏曲全集です。ニューヨーク
・フィルにおいては、1960年代にバーンスタインが一部の曲を演奏したことも
あり、とても親和性の高い作曲家です。アラン・ギルバートのタクトを得て、
極めて燃焼度の高い、ユニークな交響曲全集が期待できるでしょう。第1弾は
第3番と第3番のカップリング。SACDの高音質でお届けいたします。

8.226038 ¥1780
ポール・ロウシング・オルセン:ピアノ協奏曲&管弦楽作品集
1.交響的変奏曲Op.27(1953)/2-4.ピアノ協奏曲Op.31(1953-1954)
5-8.室内オーケストラのための「夜の終わりに」(1968)
(スペース/ベテルギウス/死の星/リターン)
クリスティーナ・ビャルケ(ピアノ)
オーデンセ交響楽団
ボー・ホルテン(指揮)
録音2011年1月31日-2月3日オーデンセ・コンサート・ホール
20世紀の知られざるデンマークの作曲家、オルセン(1922-1982)の色彩豊かな3
つの作品を収録した1枚です。彼はフランスでナディア・ブーランジェとオリ
ヴィエ・メシアンに作曲法を学んだだけあって、その作品にはどことなくパリ
の香りが感じられます。ピアノの音色がまばゆい「ピアノ協奏曲」や、とめど
なく想像力を喚起する4つの楽章からなる「夜の終わりに」、この曲を作曲した
当時、12音技法を試し始めたばかりの実験的な作品である「交響的変奏曲」。
どれもがじんわりとしみてくるような音楽です。




<NAXOS>
●NHK「現代の音楽」 アーカイブシリーズ
NYNG-011 ¥2100
一柳 慧(1933-):
【解説】川崎弘二
1. ピアノ音楽 第4 エレクトロニック・バージョン(1960/1964)
※モノラル
デヴィッド・テュードア(ピアノ)
録音:1964年11月27日草月会館ホール
「ジョン・ケージ デーヴィッド・チュードア 演奏会」
2. 尺八、箏、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、
銅鑼とオペレータのための 「コラージュ」(1965)
※モノラル
小林健次(ヴァイオリン)/江戸純子(ヴィオラ)/黒沼俊夫(チェロ)
道井洵(コントラバス)/横山勝也(尺八)/菊地梯子(箏)/岡田知之(銅鑼)
山口浩一(銅鑼)/奥山重之助(音響技術)/岩城宏之(指揮)
録音:1965年11月29日朝日講堂「第6回 現代音楽祭」
3. フルート、打楽器、ピアノとヴァイオリンのための「トライクローム」
(1975)
野口龍(フルート)/植木三郎(ヴァイオリン)/一柳慧(ピアノ)
若杉弘(打楽器)
録音:1975年1月13日第一生命ホール 「室内楽70」
4. フルート、クラリネット、打楽器、ハープ、ピアノ、ヴァイオリンとチェ
ロのための「リカレンス」(1977/1978)
中川昌三(フルート)/森田利明(クラリネット)/吉原すみれ(打楽器)
木村茉莉(ハープ)/一柳慧(ピアノ)/篠崎功子(ヴァイオリン)
苅田雅治(チェロ)/石井眞木(指揮)
録音:1980年9月28日ドイツ文化センターホール
「パンムジーク・フェスティバル14 東京 '80コンサート4 75-80年の音楽」
10代の終わりに渡米、そこでジョン・ケージらをはじめとする「アメリカ現代
音楽」の洗礼を受けた一柳慧。自身も優れたピアニストであった彼は、ケージ
作品の演奏を重ねながら、図形楽譜などの不確定性の音楽を追求していきます。
例えば、テュードアの弾く(!)「ピアノ音楽 第4」のなんと斬新なこと。
「4分33秒」に匹敵する名曲として、一度は聴いていただきたい逸品です。
そんな初期の作品から、実に多くの素材(電子音楽も含む)を取り込みながら、
深化してやまない1970年代後半の作品を収録。テクノロジーと手作業の融合と、
芸術というものの存在価値を求めてやまない作曲家の姿が、克明に捉えられて
います。川崎弘二氏による作曲家へのインタビューを収録。

NYNG- 012 ¥2100
石井 眞木(1936-2003):
【解説】川崎弘二
1. ピアニストと打楽器奏者のための「ピアノ曲」(1968)
※モノラル
山口恭範(打楽器)/一柳慧(ピアノ)
録音:1968年2月4日東京文化会館
「第2回 日独現代音楽祭 現代ピアノ音楽の夕べ」
2. 打楽器群とオーケストラのための「響層」(1969)
東京都交響楽団/森正(指揮)
録音:1969年2月7日東京文化会館「民音現代作曲音楽祭」
3. 7奏者と電子音響のための音楽「螺旋I」*(1969)
※モノラル
小出信也(フルート)/ハインツ・ホリガー(オーボエ)
ウルズラ・ホリガー(ハープ)/本荘玲子(ピアノ)/山口恭範(打楽器)
有賀誠門(打楽器)/百瀬和紀(打楽器)/山岡重信(指揮)
録音:1970年2月6日東京文化会館「第4回 日独現代音楽祭」
4. ハープ、打楽器とテープのための「アニメ・アマーレ」(バージョンI)
(1974)
篠崎史子(ハープ)/山口恭範(打楽器)/NHK電子音楽スタジオ
放送:1974年10月20日
ベルリン音楽大学で「シェーンベルクやベルクの弟子」であったヨーゼフ・ル
ーファーに師事、そこで12音技法による作曲を学んだ石井眞木の音楽。作曲時
にはその技法を根底に置きながらも、日本の伝統音楽も視野に入れた、独自の
音楽を作りあげていきます。彼の音楽は、様々な特殊奏法が齎す実に多彩な響
きと、偶然性が混在しており、それはある種の陶酔感をもたらすものでもあり
ます。このアルバムに収録された4つの曲からも、大活躍する打楽器群に加え、
電子音楽までをも、日本的音要素と融合させるべく奮闘する石井の姿を見るこ
とができるのではないでしょうか。




<ICA CLASSICS>
※ご案内の遅れていた新譜情報です
ICAD-5082(DVD-Video) ¥2450
レナード・バーンスタイン
1.ストラヴィンスキー(1882-1971):バレエ音楽「春の祭典」
2.シベリウス(1865-1957):交響曲第5番変ホ長調
《ボーナス映像》
ハンフリー・バートンによるバーンスタインへのインタビュー
ロンドン交響楽団/レナード・バーンスタイン(指揮)
収録1966年11月27日ロンドンクロイドン・フェアフィールド・ホールズ,
《ボーナス映像》1966年11月
収録時間:83分/音声:Enhanced Mono/字幕:なし/モノクロ
この映像は、1960年代の半ば、当時BBC放送の音楽・芸術部長となったハンフリ
ー・バートンが考案したテレビ番組「シンフォニック・トゥワイライト」シリ
ーズから取られたものです。ストラヴィンスキー自身も驚くほどの熱狂的な
「春の祭典」と、バーンスタインが得意としていたシベリウスの交響曲第5番の
2曲がバーンスタイン自身によって選ばれています。ハンフリー・バートンはバ
ーンスタインの指揮者&作曲家としての才能を熟知しており、イギリス国内で
の彼の名声を高めることに尽力しました。それ故、ニューヨーク・フィルハー
モニックの常任指揮者、そして「ウェスト・サイド・ストーリー」の作曲家と
して多忙な日々を送るバーンスタインを説得し、1965年にはロイヤル・アルバ
ート・ホールでLSOとマーラーの交響曲第8番を演奏を実現させ、その壮観な模
様を英国内に放送することができました。その後バートンは、バーンスタイン
の感動的な映像を何本もこの世に送り出したことは周知の事実であり、バーン
スタインが1990年に没した時は、その4年後に伝記を出版するなど、彼を知り尽
くした人でした。ボーナス映像として、1966年、まだ知り合って間もない頃の
バートンによるバーンスタインのインタビュー(日本語字幕なし)が収録されて
います。

ICAD-5083(DVD-Video) ¥2450
ベンジャミン・ブリテン、モーツァルトと自作「ノクターン」を振る
1.モーツァルト(1756-1791):交響曲第40番ト短調K550
2.ブリテン(1913-1976):ノクターンOp.60
《ボーナス映像》
メンデルスゾーン(1809-1947):交響曲第3番「スコットランド」(抜粋)
イギリス室内管弦楽団…1/ピーター・ピアーズ(テノール)
イギリス室内管弦楽団…2
収録1964年12月20日ロンドンクロイドン・フェアフィールド・ホールズ
収録時間:67分/音声:Enhanced Mono/字幕:なし
モノクロ(ボーナスのみカラー)
この映像は1964年のクリスマス週間に収録されました。メインのプログラムは
モーツァルトの交響曲第40番ですが、やはり注目は彼自身の「ノクターン」で
しょう。1958年、ブリテンの充実期に書かれたこの曲は、テノールと小編成の
管弦楽のために書かれた8曲からなる連作歌曲で、夜の雰囲気を描くというより
も、「眠り、夢、そして死」に繋がる詩を用いたものです。曲自体はマーラー
の未亡人であるアルマ・マーラー=ヴェルフルに捧げらていますが、実は、ま
さに「朋友」ピアーズのための作品であり、彼が歌うことを念頭に書かれてい
ることは間違いありません。この映像でも2人の親密さが手に取るようにわかる
はずです。ピアーズのフレッシュな声は崇高ですらあります。モーツァルトの
交響曲は、モールティングスでの演奏が、最近CDでも復刻されましたが、映像
で見ると、ブリテンがいかに現代的なアプローチを行っているかが理解できる
はずです。ボーナス映像は1970年代の半ばのカラー・フィルムで、ブリテンの
自宅のあるスネイプ・モルティングスで収録されました。抜粋ながら、ブリテ
ンにおけるこの曲の唯一の録音という貴重なものです。

ICAD-5058(DVD-Video) ¥2450
名手の饗宴、三大バレエ-レ・シルフィード,コッペリア,ジゼル
1.レ・シルフィード
2.ドリーブ(1836-1891):コッペリア…マーガレット・デールによるテレビ版
3.アダン(1803-1856):ジゼル-第2幕「パ・ド・ドゥ」
フィルハーモニア管弦楽団/ロバート・アーヴィング(指揮)…1
ロンドン交響楽団/ジョン・ランチベリー(指揮)…2
プロ・アルテ管弦楽団/マルクス・ドッズ(指揮)…3
収録BBCスタジオ1956年4月6日放映…1, BBCスタジオ1957年10月27日放映…2,
BBCスタジオ1962年6月2日…3/収録時間:96分/音声:Enhanced Mono
字幕:なし/モノクロ
バレエ界における普及の三大名作「レ・シルフィード」、「コッペリア」、
「ジゼル」を、当時のプリマ・バレリーナ、ナディア・ネリナとマーゴ・フォ
ンテインが躍る歴史的映像でお楽しみいただく1枚です。「レ・シルフィード」
は、ショパンの美しいピアノ曲(オーケストラ編)がふんだんに使われたもので、
ストーリー性は希薄なものの、ミハイル・フォーキンによる幻想的な振付が印
象的な作品です。もともとはグラズノフが編曲した「ショピニアーナ」が使わ
れていましたが、現在ではロイ・ダグラスの華麗な編曲版が使われています。
ロマンティックで空想的な雰囲気を醸し出すためには、実は大変な技術を必要
とするのですが、ネリナは難なくこの役を踊りきっています。ネリナの素晴ら
しさは「コッペリア」でも発揮されていて、ここでは彼女の演劇能力の高さも
知ることができるでしょう。そして3つ目の映像である「ジゼル」からの抜粋は
マーゴ・フォンテインとルドルフ・ヌレエフとの最古のコラボレーションの記
録であり、この2人は翌年の「ジゼル」の共演が話題となり、その後10年もの間
パートナーとして踊り続けることになるのです。

ICAC-5077 ¥1750
1.ブラームス(1833-1892):ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
2.ドビュッシー(1862-1918):
映像第1集(-水に映る影/-ラモーをたたえて/-運行)
3.プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ第3番Op.28
4.プロコフィエフ:つかの間の幻影第3.5.10.11.17番
ケルン放送交響楽団/マリオ・ロッシ(指揮)…1
エミール・ギレリス(ピアノ)
録音1971年3月19日ケルン放送第1ホール…1
1974年12月11日ケルン放送第2ホール…2-4 STEREO
20世紀を代表するロシアの名ピアニスト、エミール・ギレリス(1916-1985)の
50代、脂の乗り切った時期の演奏集です。彼はオデッサで生まれ、1930年にオ
デッサ音楽院に入学、17歳で全ソ連ピアノ・コンクールで優勝した後、1938年、
22歳でイザイ国際コンクールの優勝で国際的に認められます。西側で自由に活
動することを政府から許されたソ連最初の芸術家として知られ、同じく活動を
許可されたヴァイオリニスト、オイストラフと共に演奏旅行を行いました。
1947年からヨーロッパで演奏旅行を行い、1955年にはアメリカにデビュー、そ
の優れた音楽性と「鋼鉄のタッチ」は多くの聴衆を魅了しました。このCDに収
録されている1971年のブラームスは彼の絶頂期の録音で、同じ頃のスタジオ録
音(ヨッフム指揮のベルリン・フィル)にも匹敵する熱のこもったライブです。
その3年後のドビュッシーとプロコフィエフは、どちらもギレリスのお気に入り
の作品で、陰影に満ちたドビュッシーと、めりはりのあるプロコフィエフは、
ベートーヴェンやブラームスなどのドイツ音楽とは違った味わいを生み出して
います。

ICAC-5078 ¥1750
1.ラフマニノフ(1873-1943):交響曲第2番ホ短調Op.44
2.バーンスタイン(1918-1990):「キャンディード」序曲
フィルハーモニア管弦楽団…1/ロンドン交響楽団…2
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音1993年3月15日ロンドンロイヤル・フェスティヴァル・ホール…1
1978年8月28日エディンバラ音楽祭アッシャー・ホール…2 STEREO
偉大なるロシアの指揮者エフゲニー・スヴェトラーノフ(1928-2002)の没後10年
を記念してリリースされる名演集です。ラフマニノフは、彼が最も愛した作曲
家の一人であり、この第2番の交響曲もスヴェトラーノフらしい濃厚で熱い表現
が漲っています。また、バーンスタインの「キャンディード」序曲は、スタジ
オ録音すら存在しない貴重なものであり、華麗かつ躍動感に満ちた演奏は、ス
ヴェトラ・ファンは泣いて喜ぶことはもちろん、ファンならずとも心が躍る素晴
しいものです。優れた音質も特筆すべき点でしょう。

ICAC-5079 ¥1750
1.グリーグ(1843-1907):ピアノ協奏曲イ短調Op.16
2.リスト(1811-1886):ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
3.リスト:ハンガリー民謡の主題による幻想曲
4.リュリ(1632-1687):ガヴォットとロンドーニ短調
5.D.スカルラッティ(1685-1757):ソナタニ長調K96
フランス国立放送管弦楽団…1-3/ジョルジュ・ツィピーヌ(指揮)…1
アンドレ・クリュイタンス(指揮)…2-3/ジョルジュ・シフラ(ピアノ)
録音1959年4月17日パリ…1/1959年3月12日パリ…2-3
1959年1月20日ルクセンブルク…4-5 MONO
ハンガリー、ブダペスト生まれのジョルジュ・シフラ(1921-1994)は5歳の時に
サーカスや居酒屋で即興演奏を行い、幼い頃から「ショーマン」としての才能
を遺憾なく発揮していたことが知られています。そして、フランツ・リスト音
楽院に入学し、エルネ・ドホナーニに師事することでピアニストとしての能力
を飛躍的に高めました。しかし、当時ソ連の影響下にあったハンガリーから脱
出を試みるも残念ながら失敗し、1950年から3年間懲役刑に処せられてしまいま
す。この時は酷い拷問を受けるなど、かなり悲惨な体験をしたのですが、釈放
されると同時に、QualitonレーベルとSupraphonレーベルに録音を開始。これを
足がかりに西ヨーロッパでの活躍の糸口をつかみ、1956年10月の「ハンガリー
動乱」の際にはウィーンに逃れることができ、そこで卓越した成功を収めたの
です。その後、西ヨーロッパからパリ、ロンドン、ニューヨークなどのツアー
を経て、最終的にはフランスに定住し、その名を轟かせました。彼の演奏は驚
くほど豪快であり、とりわけリストの作品での技巧の冴えについては、たとえ
「音楽性に乏しい」と言われたとしても、やはり右に出るものはいないでしょ
う。しかし、グリーグの協奏曲には驚くほど内省的な部分もあり、また、スパ
イスの効いたリュリやスカルラッティの小品からも、彼の知られざる一面が伺
えます。全て商業的初出音源です。

ICAC-5080 ¥1750
1.マーラー(1860-1911):嘆きの歌
2.ヤナーチェク(1854-1928):バラード「ヴァイオリン弾きの子ども」
テレサ・ケイヒル(ソプラノ)/ジャネット・ベーカー(メゾ・ソプラノ)
ロバート・ティアー(テノール)/グウィン・ハウエル(バス)
BBCシンガーズ(合唱指揮…)ジョン・プール/BBC交響楽団&合唱団…1
ベーラ・ドゥケニー(ヴァイオリン)/BBC交響楽団…2
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
録音 1981年7月20日ロンドン ロイヤル・アルバート・ホール…1
1979年5月9日プラハ スメタナ・ホール…2 STEREO
モスクワ生まれの大指揮者ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(1931-)による
マーラーとヤナーチェクです。若い頃から才能を発揮していた彼は、20歳の時
にボリショイ劇場で「くるみ割り人形」を指揮して、多大なる名声を勝ち取り
ます。その後は数多くのソ連の作曲家の作品を初演することで、1960年代の初
頭には、西側諸国への大規模なツアーも許可され、イギリスではロンドン・
フィルハーモニー管弦楽団やコヴェントガーデンに何回か登場し、1962年には
エディンバラ音楽祭でショスタコーヴィチの第4交響曲の「西側」初演を行って
います。1971年にはプロムスでレニングラード・フィルを振り、1974年にはロ
イヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管の主席指揮者となります。そし
て1974年にはBBC交響楽団の首席指揮者に就任し、1977年までこの地位にありま
した。この録音は、首席の地位を退いたあとのものですが、楽団員たちをまと
め上げる手腕には脱帽せざるを得ません。ここに収録されているマーラーの
「嘆きの歌」は3部構成の完全版で演奏され、商業誌でも高く評価されたのです
が、1995年に発売されてすぐにカタログから消えてしまったというもの。今回
ICAから発売するにあたって、念入りなリマスタリングとダイナミック・レンジ
の調整っが行われています。また、初出音源となるヤナーチェクの珍しい作品
も聴きものです。こちらは1979年のプラハ・フェスティヴァルでの録音です。

ICAC-5081 ¥1750
1.シューマン(1810-1856):交響曲 第4番 ニ短調 Op.120
2.ドビュッシー(1862-1918):聖セバスチャンの殉教-組曲
3.ドビュッシー:海
フィルハーモニア管弦楽団/グィド・カンテッリ(指揮)
録音 1954年9月9日エディンバラ アッシャー・ホール MONO
たった36歳という若さで飛行機事故のために不慮の死を遂げた、才能ある指揮
者グィド・カンテッリ(1920-1956)の珍しいライヴ録音の登場です。彼はミラノ
近郊の町ノヴァラで生まれ、幼い頃からピアノの才能を発揮、ミラノ音楽院に
進学し、指揮と作曲を学びます。21歳でノヴァラに戻り、トスカニーニに拠っ
て創設された「コッチア劇場」の芸術監督に就任しますが、就任直後にイタリ
ア軍に強制召集され、そこで反骨精神を発揮、ドイツ軍に逮捕されてしまいま
す。しかし、首尾よく脱走を図り、ミラノでレジスタンス活動に身を投じるう
ちに、イタリアが無条件降伏し、ようやく自由の身となったのでした。終戦後
の1945年に初めてスカラ座を指揮し、その目覚ましい指揮ぶりは「トスカニー
ニの後継者」と言われるまでになります。1948年にトスカニーニとカンテッリ
は初めて会うこととなり、その翌年にはトスカニーニの招きでNBC交響楽団を
指揮し、それを拠点にアメリカへ進出。1949年からは毎年アメリカで指揮をす
るようになります。1950年にはエディンバラ音楽祭、1951年にはルツェルン、
ザルツブルク、ヴェネツィアの各音楽祭に出演、またフィルハーモニア管とと
もにEMIへの録音も開始します。しかし、そんな目覚ましい活躍をする彼に残さ
れた時間はごく僅かであったことを知っている人はがいたのでしょうか?この
死の2年前のライヴ録音は白熱するエネルギーと、息を飲むような緊張感に充た
されたもので、精緻なスタジオ録音とはまた違った面をみせてくれています。

<Molt Fine>
MF 25701 ¥2800
ドビュッシー:12のエチュード (練習曲)
「ショパンの思い出のために」
第1集 I 五本の指のための-チェルニー氏による  
II 三度のための、III 四度のための IV 六度のための、
V オクターヴのための、VI 八本の指のための 
第2集 VII 半音階のための、VIII 装飾音のための
IX 反復音のための、X 対比させられる響きのための
XI 組み合わされたアルペッジョのための、XII 和音のための
樋口紀美子(ピアノ)
録音: 2012年3月12日,13日 浜離宮朝日ホール(東京)
録音方式: DSD to finest CD
ピアニストの樋口紀美子、満を持してのドビュッシー「12のエチュード」(練習
曲)の録音です。 樋口紀美子は1974年に渡独、エッセン国立音楽大学、ベルリ
ン芸術大学、ザールブリュッケン国立音楽大学で学んだあとベルリンを拠点に、
ドイツ、スイス、イタリア各地で数多くのリサイタルを行う一方、ベルリン教
会音楽大学などで教育分野でも活躍し、2007年8月に33年ぶりに帰国しました。
1977年にはイタリアのフィナーレ・リグレ国際ピアノ・コンクールで3位入賞、
80年にはスイスのルガノ国際ピアノ・コンクール「スケルツォ特別賞」を受賞
しています。
上記の経歴のように、30年以上にわたりドイツを中心に活躍してきた樋口です
が、意外にもドビュッシーを主要なレパートリーとしており、とりわけ最晩年
の傑作「12のエチュード」を30年以上前からしばしば演奏会で取り上げてきま
した。1989年11月9日、ベルリン・フィルハーモニー・カンマームジークでのデ
ビュー・リサイタルで、エチュード全曲の演奏したまさにその日に東西を隔て
る壁が崩れ、後半6曲を弾いた2006年の東京でのリサイタルがきっかけで、日
本で新しく生活を始める決心するなど、彼女にとって特別な作品となっていま
す。ドビュッシーのピアノ音楽の集大成ともいえるこの曲集は、「音程へのこ
だわり」と「響きの追求」という彼の本質が12の曲に凝縮されています。単な
る技術の鍛練の水準をはるかに超えた、高度な芸術性を演奏者に要求しており、
演奏者は大いなる覚悟と集中力を求められます。
生誕150年のドビュッシー・イヤーに向けて、樋口はこの難曲の録音に集中し
て取り組んできました。録音会場は響きの良さで定評のある浜離宮朝日ホール
を選び、事前リハーサルも同ホールで行うなど、万全の態勢で録音に臨みまし
た。
録音会場は極上の響きで満たされ、ドビュッシーのピアニズムの極致ともいえ
る至高の境地を記したCDがここに誕生しました。




<MD+G>
93717616(SACD-Hybrid) ¥2950
ブルーニエ/1900年のロシア管弦楽作品集
ミコラ・リセンコ:『歌劇「タラス・ブーリバ」序曲』
スクリャービン:
『交響曲第4番Op.54「法悦の詩」』『交響的楽章「夢」Op.24』
グラズノフ:『演奏会用ワルツ第1番ニ長調Op.47』
ミャスコフスキー:『交響曲第21番嬰ヘ短調Op.51「交響幻想曲」』
シュテファン・ブルーニエ(指揮)
ボン・ベートーヴェン管弦楽団
〔録音〕2011年11月, ボン・ベートーヴェン・ホール(デジタル:ライヴ)
1964年にスイスのベルンに生まれ、指揮者としてはオペラ・ハウスを中心に
キャリアを重ねながら、ドイツの様々な放送オケの指揮経験も豊富なシュテ
ファン・ブルーニエ。特に1900年前後のドイツ・オーストリアの音楽を集中的
に演奏してきていますが、今回はロシアの1900年頃の作品ばかりを演奏したコ
ンサートのライヴ録音となります。エクスタシーを感じさせるロマンティック
なこれらの傑作を、若々しい覇気と洗練を兼ね備えた秀演で聴かせてくれます。
SACDの高音質でライヴの雰囲気をもたっぷりお楽しみください。

30917622 ¥2080
ルクレール:室内楽作品集
『やさしい音楽の気晴らし Op. 6』
『2台のヴァイオリンのためのソナタ ホ短調 Op.3-5』
『2台のヴァイオリンのためのソナタ ホ長調 Op.7-2』
『やさしい音楽の気晴らし第2集 Op. 8』
ムジカ・アルタ・リパ(ピリオド楽器アンサンブル)
〔録音〕2012年2-3月, マリエンミュンスター修道院(デジタル:セッション)
18世紀フランスを代表するヴァイオリニストで、フランス=ベルギー・ヴァイ
オリン楽派の創始者でもあるルクレール。ロカテッリに強く影響された音楽は、
イタリアとフランスの要素を程よく統合した独自の新しい様式を作り出しまし
た。これらの作品でも、イタリア的で魅惑的な和音と快活な楽曲と、フランス
的な優美で繊細なアリアなど、美しいメロディがふんだんに取り入れられてい
ます。通奏低音が入らない2台のヴァイオリンのみによるデュエット・ソナタ
は」、即興的な装飾音と流麗なフレージングに彩られた作品です。

90217256(SACD-Hybrid) ¥2950
シュトゥットガルト・イムヌス少年合唱団とオルガンによるクリスマス
『ハンマーシュミット:「門をひらけ」』
『プレトリウス:「暁の星はさし昇りて」』
『ワルター・シュミット:「Zu Bethlehem uberm Stall」』
『プレトリウス:「Den die Hirten lobeten sehre」』
『シュッツ:「天は神の栄光を語り」』
『ジャン・クランシェ:「Wunderbare freude! Wunderbare nacht!」』
『デイヴィッド・ウィルコックス:「Herbei, o ihr Glubigen fur
vierstimmigen」』『ブラームス:「おお救世主よ、天を開け」』
『ヨハネス・エッカルト:「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」』
『デイヴィッド・ウィルコックス:「来たれ、インマヌエル」』
『プレトリウス:「エサイの根より」』
『ジークフリート・レダ:「様々な旋法によるマニフィカト」』
『ヨハネス・エッカルト:「山の上をマリアが行く」』
『カール・リーデル:「来る 羊飼い」』
『アルベルト・ベッカー:「恐れるな!」』
『シュッツ:「かくも神は世を愛したまえり」』
『J・S・バッハ:「恐るるなかれ、われ汝と共にあり」』
ライナー・ヨハネス・ホムブルク(指揮)
シュトゥットガルト・イムヌス少年合唱団
カイ・ヨハンセン(Org)
〔録音〕2011年6月, シュトゥットガルト福音キリスト教会
(デジタル:セッション)
ゲヒンゲン聖歌隊と並んで、シュトゥットガルトで最も伝統ある合唱団の一つ、
イムヌス少年合唱団。透明感で爽やかな歌声には、素直で暖かい音楽がつめこ
まれています。オルガンとの共演は、まさにこのクリスマスの作品にぴったり
の声でしょう。

94217636(SACD-Hybrid) ¥2950
サン=サーンス
『ピアノ三重奏曲第1番ヘ長調Op.18』
『ピアノ三重奏曲第2番ホ短調Op.92』
ウィーン・ピアノ・トリオ
〔録音〕2012年6月, マリエンミュンスター修道院 (デジタル:セッション)
あまり重要な作品が多くなかった1850-60年代の作品の中でも、とりわけ優れ
た作品としての「第1番」。サン=サーンスがまだ28歳だった初期の作品ですが、
古典的形式に従いつつも、大変洗練された作品。それから25年後に満を持して
発表した第2番は、聴衆を魅了した作品として有名です。みなぎる活力、あふ
れる情念、そして緊密な演奏を聴かせてくれるウィーン・ピアノ・トリオは、
「21世紀をリードする注目のトリオ!」と、高い評価を得ています。

61317652 3枚組 ¥3980
J・ケージ:声, トロンボーン, ヴァイオリンとピアノのための作品集
【CD1】《声とピアノのための作品集》
『四方の壁』『花』『経験第2番』『彼女は眠っている』
『18回の春を迎えた陽気な未亡人』『ナウス・アポン・ナハト』
【CD2】《トロンボーンとピアノのための作品集》
『Two5』『ヴァリエーションI』『____のための音楽』
【CD3】《ヴァイオリンとピアノのための作品集》
『6つのメロディ』『Two4』『夜想曲』『Two6』
アンナ・クレメンティ(声), マイク・スヴォボダ(Tb)
アンドレアス・ザイデル(Vn), シュテッフェン・シュライエルマッハー(P)
〔録音〕2000, 2007, 2008年, (デジタル:セッション)
現代音楽を中心に世界で活躍するシュライエルマッハーによる、多数の賞を獲
得しているジョン・ケージの録音の中から3枚のアルバムを1セットにまとめた
ものです。〔CD1〕は、ケージの演奏には欠かせないヴォーカルとして高い評
価を得ています。特に声だけでなく、言葉、演出、電子楽器とのコラボ、クラ
ブミュージックなどにも出演しています。好奇心とユーモアを含ませた新しい
可能性を見出した演奏です。〔CD2〕は、現代音楽の最前線で、しかも演奏と
創作の両面で活躍しているトロンボーン奏者のスヴォボダとの共演。常に巧み
なテクニックによって、トロンボーンの新しい可能性を目指した演奏です。
〔CD3〕は、ライプツィヒ弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者であるザイデル
と組んで贈る最高の「ヴァイオリンとピアノのための作品全集」。

<Membran BOX>
MEMBRAN 600001 117枚組 ¥15500
カラヤン大全集 1936-1960年の軌跡
40ページ・ブックレット&CD-ROM収録
詳細はこちらにございます。




<Brilliant Classics>
BRL 94386 37枚組 ¥7850
ボッケリーニ:作品集
●Disc. 1、Disc. 2
交響曲集
ハ長調G.515 、ニ短調G.517、イ長調G.518、ハ短調G.519、
ニ長調G.520、ニ長調G.521、ニ短調G.522
ミヒャエル・エルクスレーベン(Vln、指揮)新ベルリン室内管弦楽団
●Disc. 3-Disc. 5
チェロ協奏曲集
第1番変ホ長調G.474
第2番イ長調G.475
第3番ニ長調G.476
第4番ハ長調G.477
第5番ニ長調G.478
第6番ニ長調G.479
第7番ト長調G.480
第8番ハ長調G.481
第9番変ロ長調G.482
第10番ニ長調G.483
第11番ハ長調G.573
第12番変ホ長調G.deest
エンリコ・ブロンツィ(Vc、指揮)
アカデミア・イ・フィラルモニチ・ディ・ヴェローナ
●Disc. 6
6つの六重奏曲Op.23より
変ホ長調Op.23-1 G.454、ホ長調Op.23-3 G.456、
ヘ短調Op.23-4 G.457、ヘ長調Op.23-6 G.459
マユミ・ザイラー、Iris Juda(Vln)
ディームート・ポッペン、ヴェルナー・ディッケル(Vla)
リチャード・レスター、ハワード・ペニー(Vc)
●Disc. 7
6つのオーボエ五重奏曲Op.55 G.431-436
ラヨシュ・レンチェス(Obe)パリジー四重奏団
●Disc. 8、Disc. 9
ギター五重奏曲集
第1番ニ短調G.445
第2番ホ長調G.446
第3番変ロ長調G.447
第4番ニ長調G.448「ファンダンゴ」
第5番ニ長調G.449
第6番ト長調G.450
第9番ハ長調G.453「マドリードの帰営ラッパ」
エロス=ロゼッリ(Guitar)ラ・マニフィカ・コムニタ
●Disc. 10-Disc. 13
6つのピアノ五重奏曲Op.56 G.407-412
6つのピアノ五重奏曲Op.57 G.413-418
イラリオ・グレゴレット(Fp)アンサンブル・クラヴィエーレ
●Disc. 14-Disc. 29
6つの弦楽五重奏曲Op.10 G.265-270
6つの弦楽五重奏曲Op.11 G.271-276
6つの弦楽五重奏曲Op.13 G.277-282
6つの弦楽五重奏曲Op.18 G.283-288
6つの弦楽五重奏曲Op.20 G.289-294
6つの弦楽五重奏曲Op.25 G.295-300
6つの弦楽五重奏曲Op.27 G.301-306
6つの弦楽五重奏曲Op.28 G.307-312
3つの弦楽五重奏曲Op.39 G.337-339
ラ・マニフィカ・コムニタ
●Disc. 30
弦楽四重奏曲Op.64-1 G.248
弦楽四重奏曲Op.15-1 G.177
弦楽四重奏曲Op.24-6 G.194
弦楽四重奏曲Op.39 G.213
ペーターセン四重奏団
●Disc. 31
6つのヴァイオリンソナタOp.5 G.25-30
エンリコ・ガッティ(Vln)フランコ・アンジェレーリ(Fp)
●Disc. 32
トリオソナタ集
ハ長調G.143、ホ短調G.144、変ホ長調G.145、
ニ長調G.146、変ロ長調G.147、ト短調G.148
ガリマティアス・ムジクム
●Disc. 33-Disc. 36
チェロソナタ集
ヘ長調G.1
ハ短調G.2a、G.2b
ハ長調G.3
イ長調G.4a、G.4b
ト長調G.5
ハ長調G.6
ハ長調G.7
変ロ長調G.8
ヘ長調G.9
変ホ長調G.10
変ホ長調G.11
変ロ長調G.12
イ長調G.13
変ホ長調G.14
ト長調G.15
変ホ長調G.16
ハ長調G.17
ハ短調G.18(ヴィオラ版)
変ロ長調G.565a、G565b
変ホ長調G.566
変ホ長調G.deest
ト長調G.deest
イ長調G.deest
ルイジ・プクセドゥ(Vc)クラウディア・ラポラ(Vln)
フェデリコ・ブラカレンテ(Vc)フランチェスコ・ラットゥアーダ(Vla)
フランチェスコ・フェラリーニ(Vc)
●Disc. 37
スターバト・マーテルG.532(初稿版)
バルバラ・ヴィグヌデッリ(Sop)
フラヴィオ・エミリオ・スコーニャ指揮、
ベネデット・マルチェロ室内管弦楽団
収録曲の表記は、一部収録の順番通りではないところがあります。ご了承くだ
さい。
現在ボッケリーニ作品集として発売されている中で一番の収録曲を誇るボック
スの登場です。
ボッケリーニといえばメヌエット以外あまり知られていません。上品で暖かみ
のある優雅な作品の多いボッケリーニの室内楽曲は、特に秀作が多くギター、
オーボエ、チェロ、ピアノなどを中心にした作品が多数あります。
既発売で人気の高かった弦楽五重奏曲を含め、初稿版のスターバト・マーテル
は是非聴いておきたい1曲です。
多くの作曲家にも崇敬されていたとされていたボッケリーニ。比較的聴く機会
が少ない名作品を手軽に接することができるチャンスです。


BRL 9262 ¥540
ラテン・アメリカン・クラシックス
ホセ・パブロ・モンカージョ(1912-58):ウアパンゴ
アルトゥーロ・マルケス(1950-):ダンソーン第2番
アルデマーロ・ロメロ(1928-2007):Toccata Bachiana y Pajarillo Aldemaroso
シルベストレ・レブエルタス(1899-1940):ハニツィオ
ヒナステラ:バレエ組曲「エスタンシア」
Yuri Hung(1968-): Kanaima
オスカル・ロレンゾ・フェルナンデス(1897-1948):バトゥーキ
テオドレ・クチャル指揮、ベネズエラ交響楽団

BRL 94310 4枚組 ¥2050
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ全集
クリストフ・バラティ(Vln)
クララ・ヴュルツ(pf)

BRL 94352 ¥540
La Monarcha
17世紀のスペインの音楽集
アンドレア・ファルコニエーリ、フランチェスコ・コルベッタ、
サンティアゴ・デ・ムルシア、Pieter de Vois、
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク、
バルトロメオ・デ・セルマ・イ・サラヴェルデ、ベルナルド・ストラーチェ、
ヤコブ・ファン・エイク、アントニオ・デ・カベソン、ガスパル・サンス 、
カルロ・カルヴィの作品より
コルデヴェント

BRL 94371 ¥540
ドビュッシー:12の練習曲、版画、2つのアラベスク、喜びの島
マリアンジェラ・ヴァカテッロ(pf)

BRL 94388 2枚組 ¥1080
スクリャービン:ピアノソナタ全集
ドミトリ・アレクセーエフ(pf)

BRL 94393 2枚組 ¥1080
レスピーギ:管弦楽曲集第2集
フランチェスコ・ラ・ヴェッキア指揮、
ローマ・イタリア放送交響楽団
組曲「ブラジルの印象」、ボッティチェルリの3枚の絵、
交響的印象「教会のステンドグラス」、5声の協奏曲、秋の詩、古風な協奏曲

●Brilliant Opera Collection series
BRL 94389 3枚組 ¥1550
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」
ヴェルナー・ヴァン・メヘレン(Bs)フーブ・クレセンス(Br)
クリスティーナ・ヘーグマン(Sop)エレーナ・ヴィンク(Sop)
マルクス・シェーファー(Ten)ナンシー・アージェンタ(Sop)
ナンコ・デ・ヴリエス(Br)ハリー・ヴァン・デル・カンプ(Bs)
シギスヴァルト・クイケン指揮、ラ・プティット・バンド、他

BRL 94390 3枚組 ¥1550
チャイコフスキー:歌劇「オプリチニーク」
ヴァシリー・サヴェンコ(Bs)エレーナ・ラッソスカヤ(Sop)
ディミトリー・ユリヤノフ(Bs)イリナ・ドルツェンコ(MSop)
フセヴォロート・グリヴノーフ(Ten)アレキサンドラ・デュルセネーヴァ(MSop)
ウラジーミル・オグノヴェンコ(Br)チンジア・デ・モーラ(Sop)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
カリアリ・リリコ劇場管弦楽団、他

●Brilliant Classics The Russian Archives series
BRL 9272 3枚組 ¥1550
オイストラフ・トリオ名演奏集
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」
グリンカ:悲愴三重奏曲
リムスキー=コルサコフ:ピアノ三重奏曲ハ短調
タネーエフ:ピアノ三重奏曲Op.22
ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲第2番「悲しみの三重奏曲」
ヴィッサリオン・シェバーリン:ピアノ三重奏曲Op.39 
1947-1958年録音

BRL 9273 3枚組 ¥1550
ショスタコーヴィチ:交響曲選集
交響曲第7番「レニングラード」、
ミケランジェロの詩による組曲Op.145a 
モスクワ放送交響楽団 
交響曲第9番、第10番、バレエ「ボルト」組曲Op.27a 
ソビエト国立文化省交響楽団
1968年、1976年、1982年ライヴ録音
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮

BRL 94398 3枚組 ¥1550
マリア・ユーディナ(pf)名演奏集
J.S.バッハ:
半音階的幻想曲とフーガBWV.903、
平均律クラヴィーア曲集第1巻より第19番-第24番、
ヴァイオリンソナタ第3番BWV.1016 
マリア・コゾルポヴァ(Vln) 
J.S.バッハ(リスト編):プレリュードとフーガBWV.543
リスト:バッハのカンタータ「泣き、歎き、憂い、怯え」の主題による変奏曲
ベートーヴェン:ピアノソナタ第5番、第32番
ブラームス:
ラプソディOp.79-2、間奏曲Op.116-2、3つの間奏曲Op.117、
6つの小品よりOp.118-1-Op.118-4、Op.118-6
シューベルト:即興曲D.899-2、D.899-4、D.935-2 
1948年-1958年録音

BRL 94399 3枚組 ¥1550
ベートーヴェン:ピアノソナタ選集
ピアノソナタ第3番、第4番、第17番、第18番、第27番、第28番、第30番-第32番
ピアノ協奏曲第3番
クルト・ザンデルリンク指揮、モスクワ・ユース管弦楽団
1952年、1965年、1972年、1975年録音
スヴャトスラフ・リヒテル(pf)




<韓国ローカルUniversal>
DG 40020 59枚組 ¥16800
ウエストミンスター・レガシー-チェンバー・ミュージック・コレクション
*美麗紙ボックス仕様(サイズ:縦140mm×横290mm×奥行135mm)
ブックレット(韓、英語表記)
内袋入りの各ディスクは、それぞれオリジナル・デザインが印刷された紙ジャ
ケットに収納されてます。
CD1
シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」Op.114 D667*
パウル・バドゥラ=スコダ
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」Op.114 D667**
パウル・バドゥラ=スコダ
バリリ四重奏団
Recorded in1950(* MONO)and
1958(** STEREO);コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD2
シューベルト:弦楽五重奏曲Op.163 D.956
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1950; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD3
シューベルト:八重奏曲Op.166 D.803
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
レオポルト・ウラッハ(clarinet), カール・エールベルガー(basson),
ゴットフリート・フォン・フライベルク(horn)
ヨーゼフ・ヘルマン(double bass)
Recorded in1951;コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD4
シューベルト:ソロ・ヴァイオリンと弦楽四重奏の為のロンド D.483
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1953;コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD5
ベートーヴェン:
管楽三重奏曲Op.87
ドン・ジョヴァンニの「お手をどうぞ」による変奏曲ハ長調
八重奏曲 Op.103/ロンド WoO25
ウィーン・フィルハーモニー木管グループ
Recorded in1949&54
CD6
ベートーヴェン:七重奏曲Op. 20*/ 六重奏曲Op. 71
ウィーン・フィルハーモニー木管グループ、バリリ弦楽アンサンブル*
Recorded in1954&50;コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD7
モーツァルト:
アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525/ディヴェルティメント第17番K. 334
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1954;コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD8
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ No.25,28,33,29&20
ワルター・バリリ(violin), パウル・バドゥラ=スコダ(piano)
Recorded in1952;コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD9
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ No.24,35&40
ワルター・バリリ(violin), パウル・バドゥラ=スコダ(piano)
Recorded in1952& 51;コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD10
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ No35,37&41
ワルター・バリリ(violin), パウル・バドゥラ=スコダ(piano)
Recorded in1954;コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD11
モーツァルト:オーボエ四重奏曲K.370/フルート四重奏曲 第1番K.285
ハンス・カメシュ(oboe), ハンス・レズニチェック(flute)
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1949&54;コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD12
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 K.581
ブラームス:クラリネット五重奏曲 Op.115
レオポルト・ウラッハ(clarinet)
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1951&52;コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD13
ブラームス:2つのクラリネットソナタ第1番&第2番*/ホルン三重奏曲 作品40**
レオポルト・ウラッハ(clarinet)* ,イエルク・デムス(piano)*,
ワルター・バリリ(violin)**,フランツ・コッホ(horn)**,
フランツ・ホレチェック(piano)**
Recorded in1953&52; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD14
ブラームス:弦楽五重奏曲 第1番Op.88/弦楽六重奏曲 第2番Op.36
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1950 &54;コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD15
ブラームス:弦楽六重奏曲 第1番Op.18/ピアノ五重奏曲 Op.34
イエルク・デムス(piano)
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1951&52; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD16
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番 Op.25/第3番Op.60
イエルク・デムス(piano)
バリリ四重奏団
Recorded in1956; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD17
ブラームス:ピアノ四重奏曲第2番Op.26
イエルク・デムス(piano)
バリリ四重奏団
Recorded in1956; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD18
シューマン:おとぎ話 Op.132
メンデルスゾーン:演奏会用小品第1番Op.113&第2番Op.114
ブラームス:三重曲Op.114
レオポルト・ウラッハ(clarinet)/ エーリッヒ・ヴァイス(Viola)
イエルク・デムス(piano)フランツ・バルトシェック(バセットホルン)
フランツ・クヴァルダ(cello)、フランツ・ホレチェック(piano)
Recorded in1950&52;コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD19
シューマン:ピアノ五重奏曲 Op.44/ピアノ四重奏曲 Op.47
イエルク・デムス(piano)
バリリ四重奏団
Recorded in1956; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD20
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲Op.81/弦楽四重奏曲 第14番Op.105
エディット・フェルナーニ(piano),バリリ四重奏団
Recorded in1954; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD21
ボロディン:弦楽四重奏曲 第1番
ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲 第2番 Op.77
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1950; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD22
グリンカ:悲愴三重奏曲
リムスキー・コルサコフ:五重奏曲
R.シュトラウス:13管楽器のための組曲op.4/管楽器のためのセレナーデOp.7
レオポルト・ウラッハ(clarinet), カール・エールベルガー(basson)
パウル・バドゥラ=スコダ(piano)他
Recorded in1949&52;コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD23
シュミット:ピアノ五重奏曲*
レスピーギ:イル・トラモント**/ドリア 旋法による弦楽四重奏曲
バリリ四重奏団
イエルク・デムス(piano)*/セーナ・ユリナッチ(soprano)**
Recorded in1952&54
CD24
ヤナーチェク:
ピアノと室内楽のためのコンチェルティーノ*,ドゥムカ&ソナタ**
マルティヌー:弦楽四重奏とオーケストラのための協奏曲***
バリリ・アンサンブル*、ワルター・バリリ(violin)**,
フランツ・ホレチェック(piano)**,
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団***
ヘンリー・スウォボダ(Conductor)***/ウィーン国立歌劇場管弦楽団***
Recorded in1954&51; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD25
シューベルト:弦楽四重奏曲 第1-3番
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1952; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD26
シューベルト:弦楽四重奏曲 第4-5番
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1952&53; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD27
シューベルト:弦楽四重奏曲 第7/8&10番
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1953&51; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD28
シューベルト:弦楽四重奏曲 第9&11番
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1953; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD29
シューベルト:弦楽四重奏曲 第13&14番
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1950& 51; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD30
シューベルト:弦楽四重奏曲 第12&15番
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1950&52 ; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD31
ハイドン:弦楽四重奏曲 No.63/No.65/No.68
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1950&54; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD32
ハイドン:弦楽四重奏曲 No.64/No.66/No.67
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1954; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD33
ハイドン:弦楽四重奏曲 No.77/No.78/No.79
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1950&53; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD34
ハイドン:弦楽四重奏曲No.75/No.76/No.80
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1954; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD35
モーツァルト:
弦楽四重奏曲K.80/弦楽五重奏曲K.46/ディヴェルティメントK.136/K.137/K.138
バリリ四重奏団
Recorded in1955; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD36
モーツァルト:弦楽四重奏曲 K.155/K.156/K.157/K.158
バリリ四重奏団
Recorded in1955; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD37
モーツァルト:弦楽四重奏曲K.159/K.160/K.168/K.169
バリリ四重奏団
Recorded in1955; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD38
モーツァルト:弦楽四重奏曲 K.170/K.171/K.172/K.173
バリリ四重奏団
Recorded in1955; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD39
モーツァルト:弦楽四重奏曲K.499/弦楽五重奏曲K.499/ K.174/K.406
バリリ四重奏団
Recorded in1955; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD40
モーツァルト:弦楽四重奏曲K.465/ K.421
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1952; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD41
モーツァルト:弦楽四重奏曲K.428/K.458
アマデウス四重奏団
Recorded in1951; ハムステッド・パリッシュ教会(ロンドン)
CD42
モーツァルト:弦楽四重奏曲K.464/K.590
アマデウス四重奏団
Recording in1951; ハムステッド・パリッシュ教会(ロンドン)
CD43
モーツァルト:弦楽四重奏曲K.575/K.589&K.387
バリリ四重奏団
Recorded in1954&53
CD44
モーツァルト:弦楽五重奏曲K.515/K.593
バリリ四重奏団
Recorded in1953&54; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD45
モーツァルト:弦楽五重奏曲K.516/K.614
アマデウス四重奏団
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1951&49; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
&ハムステッド・パリッシュ教会(ロンドン)
CD46
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲No.1 Op.18-1/No.2 Op18-2/No.3 Op.18-3
バリリ四重奏団
Recorded in1953&52; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD47
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲No.4 Op.18-4/No.5 Op.18-5/No.6 Op. 18-6
バリリ四重奏団
Recorded in1953&52; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD48
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲No.7 Op.59-1/弦楽五重奏曲 Op.29
バリリ四重奏団
Recorded in1955&53; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD49
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲No.8 Op.59-2/No.9 Op.59-3
バリリ四重奏団
Recorded in1956&55; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD50
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲No.10 Op.74/No.12 Op.127
バリリ四重奏団
Recorded in1956; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD51
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲No.11 Op.95. No.15 Op.132
バリリ四重奏団
Recorded in1952&56; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD52
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲No.13 Op.130/Grobe Fuge Op.133
バリリ四重奏団
Recorded in1952; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD53
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲No.14 Op.131/No.16 Op.135
バリリ四重奏団
Recorded in1952; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD54
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲No.7 Op.59-1/No.9 Op.59-3
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1951&52; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD55
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲No.8 Op.59-2
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1951&52; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD56
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲No.10 Op.74/No.12 Op.127/No.15 Op.132
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1951&52; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD57
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲No.15 Op.132
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
Recorded in1951; コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(ウィーン)
CD58
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 K.466
スカルラッティ:ソナタK247/2/132/35/193/386/519/322/87/515&437
クララ・ハスキル(piano)
ヴィンタートゥール交響楽団
ヘンリー・スウォボダ(conductor)
Recorded in1950
CD59
ベートーヴェン:ディアベッリの主題による33の変奏曲 Op.120
ピアノ・ソナタ第14番 Op.27-2「月光」
ダニエル・バレンボイム(piano)
Recorded in1965&58;ニューヨーク

<CARUS>
83.009 ¥2380
「クリスマスの歌 Weihnachts Lieder」 Vol.1
ドイツに古くから伝わるクリスマス・キャロル(賛美歌や伝承曲)30曲を収録
1)「エサイの根より」 Es ist ein Ros entsprungen
フリーダー・ベルニウス指揮シュトゥットガルト室内合唱団
2)「粉雪が舞う」 Leise rieselt der Schnee
ユリアン・プレガルディエン(テノール)、ゲッツ・ペイヤー(ピアノ)
3)Morgen, kinder, wird's was geben
シビラ・ルーベンス(ソプラノ)、インゲボルク・ダンツ(アルト) 他
4)「空から天使が降りてくる」 Vom Himmel hoch, o Englein, Kommt
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、Hamburger Ratsmusik(古楽アンサンブル)
5)「真夜中」 Inmitten der Nacht
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(バス)、ゲロルト・フーバー(ピアノ)
6)「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」 Nun komm, der Heiden Heiland
フランツ・ヴィッツム(カウンター・テナー)、
Les Escapades(古楽アンサンブル)
7)「可愛いナイチンゲールよ、目をさませ」 
Lieb Nachtigall, wach auf (インストゥルメンタル)
/ カイ・ヨハンセン(オルガン)
8)「子供たち、おいで」 Ihr Kinderlein, kommet
/ Christian, Paulina und Leonhard Elsner(子供の歌)
9)「マリアはいばらの森を通り」 Maria durch ein Dornwald ging
/カルムス・アンサンブル
10)「今宵鳴りわたる」 Susser die Glocken nie klingen
アンゲリカ・キルヒシュラーガー(メゾ・ソプラノ)、
ジュリアーヌ・リュフ(ピアノ)
11)「陽気な羊飼いはいずこへ行くのか」 
Ou s'en vont ces guays bergers (インストゥルメンタル)
カイ・ヨハンセン指揮アンサンブル94
12)「喜ばしきクリスマスに」 Froliche Weihnacht uberall
クリストフ&ユリアン・プレガルディエン(テノール)、
ミヒャエル・ゲース(ピアノ)
13)「天のかなたから」 Vom Himmel koch, da komm ich her
/ SWRヴォーカル・アンサンブル
14)Wer klopfet an / コルネリウス・ハウプトマン(バス) 他
15)「きらきら星」 Morgen kommt der Weihnachtsmann 
(インストゥルメンタル)
クリスティーネ・ブッシュ(ヴァイオリン)、カイ・ヨハンセン(オルガン)
16)「クリスマスツリーに灯をともし」 
Am Weihnachtsbaume die Lichter brennen
インゲボルク・ダンツ(アルト)、トーマス・クーリー(テノール)
17)Wisst ihr noch, wie es geschehen
/ オルフェウス・ヴォーカル・アンサンブル
18)「まぶねのかたえに我は立ちて」 Ich steh an deiner Krippen hier
/ サラ・ウェグナー(ソプラノ)、Ensemble Licht und Schatten
19)Zumba zumba (インストゥルメンタル) / カイ・ヨハンセン(オルガン)
20)「喜べ、大地と満天の星よ」 Freu dich, Erd und Sternenzelt
/ オルフェウス・ヴォーカル・アンサンブル
21)「もろびと声あげ」 In dulci jubilo
/ ルース・サンドホフ(アルト)、Les Escapades(古楽アンサンブル)
22)「喜べや、たたえよや」 Tochter Zion, freue dich
/ クラウス・メルテンス(バス・バリトン) カイ・ヨハンセン(オルガン)
23)「星のひかり、さむき夜に」 Alle Jahre wieder
/ シュトゥットガルト少年合唱団コレギウム・イヴェヌム
24)「クリスマス」 Weihnachten / SWRヴォーカル・アンサンブル
25)「全てのキリスト教徒よ、神を賛美せよ」 
Lobt Gott, ihr christen allzugleich
アンドレアス・ヴェラー(テノール)、カイ・ヨハンセン(オルガン)
26)「ゆりかごに風吹き」 Maria Wiegenlied (インストゥルメンタル)
/ ルートヴィヒ・ギュトラー指揮ブラス・アンサンブル
27)「おお可愛いイエス」 O Jesulein zart / Niniweヴォーカル・アート
28)「高く戸を上げよ」 Macht hoch die Tur / NDR合唱団、ハンブルグ
29)O Createur (インストゥルメンタル)
/ カイ・ヨハンセン指揮 アンサンブル94
30)「いざ歌え、いざ祝え」 O du frohliche
/ ヨナス・カウフマン(テノール)、ジャン・フィリップ・シュルツェ(ピアノ)
下記の既発のアイテム同様、各アーティストの紹介と原語と英語の歌詞、丁寧
な100ページ程の解説書が含まれています。
ご案内させて頂いたタイトルの日本語表記は、一般的に良く知られたものであ
る事ご了承下さい。
既発のアイテム:
「こもりうた:子守唄集」第1集 83.001
第2集 83.002
「ドイツ民謡集」第1集 83.003
第2集 83.004
第3集 83.005
「子供の歌集」第1集 83.006
第2集 83.007


83.010 ¥2380
「クリスマスの歌 Weihnachts Lieder」 Vol.2
ドイツを中心にヨーロッパに古くから伝わるクリスマス・キャロル
(賛美歌、伝承曲、世俗曲)28曲を収録
1)「ヨゼフよ、私の愛しいヨゼフよ」 Josef, lieder Josef mein
モニカ・マウチ(ソプラノ)、ヒュー・サンディランズ(リュート)
2)「ベツレヘムで生まれた」 Zu Bethlehem Geboren
Lord of the chords(男声ヴォーカル・アンサンブル)
3)Es singt wohl ein Voglein
インゲボルク・ダンツ(アルト)、カルステン・リンク(ギター) 他
4)「マリアはいばらの森を通り」 Maria durch ein Dornwald ging
(インストゥルメンタル)
クリスティーネ・ブッシュ(ヴァイオリン)、カイ・ヨハンセン(オルガン)
5)「おお救い主よ、天を切り開け」 O Heiland, reiss die himmel auf
クリスティーネ・ミュラー(メゾ・ソプラノ)、ゲッツ・ペイヤー(ピアノ)
6)Und unser Liben Frauen
フリーダー・ベルニウス指揮シュトゥットガルト室内合唱団
7)Was soll das bedeuten / リディア・トイシャー(ソプラノ)、
ジュリアーヌ・リュフ(ピアノ)
8)「シャルトルの市民たちは」 Les Bourgeois de Chastres
(インストゥルメンタル) / カイ・ヨハンセン指揮 アンサンブル94
9)「船がやってくる」 Es kommt ein Schiff, geladen
/ ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)
10)「もろびと声あげ」 In dulci jubio / SWRヴォーカル・アンサンブル
11)「天のかなたから」 Vom Himmel hoch, da komm ich her
/ サラ・ウェグナー(ソプラノ)、カイ・ヨハンセン(オルガン)
12)「家畜にえさを与えよ」 Laissez paitre vos betes
(インストゥルメンタル) / カイ・ヨハンセン指揮 アンサンブル94
13)「羊たちのそばで目覚めると」 Als ich bei meinen Schafen wacht
/ アンドレアス・エラー(テノール)、カイ・ヨハンセン(オルガン)
14)「可愛いナイチンゲールよ、目覚めよ」 
Wach, Nachtigall, wach auf / 聖トーマス教会合唱団
15)King, Glockchen, Kingelingeling
/ Paulina und Leonhard Elsner(子供の歌)
16)Es ist fur uns eine Zeit angekommen (インストゥルメンタル)
/ カイ・ヨハンセン(オルガン)
17)「闇は深まり」 Die Nacht ist vorgedrungen
/ オルフェウス・ヴォーカル・アンサンブル
18)「幼な子はベツレヘムに生まれぬ」 Puer natus
/ シュトゥットガルト少年合唱団コレギウム・イヴェヌム
19)Preis sei gott im hochsten Throne
/ シルヴェンテス・ベルリン(混声合唱)
20)「めでたしマリア」 Ave Maria, gratia Plena
/ ルース・サンドホフ(アルト)、ゲッツ・ペイヤー(ピアノ)
21)「ひとりの若い娘が」 Une Jeune pucelle (インストゥルメンタル)
/ カイ・ヨハンセン指揮 アンサンブル94
22)「神の御子は」 Herbei, o ihr Glaubigen
/ オルフェウス・ヴォーカル・アンサンブル
23)「荒野の果てに」 Hort, der Engel helle Lieder
/ シュトゥットガルト少年合唱団コレギウム・イヴェヌム
24)「幼な子、主イエスよ」 O Jesulein suss
/ SWRヴォーカル・アンサンブル
25)「我、いかにして汝をむかえまつるべし」 Wie soll ich dich empfangen
(インストゥルメンタル)
クリスティーネ・ブッシュ(ヴァイオリン)、カイ・ヨハンセン(オルガン)
26)「来たり聞けよ、御告げを」 Kommet, ihr Hirten
/ シュトゥットガルト少年合唱団コレギウム・イヴェヌム
27)「マリア、今ぞわれらに語りたまえ」 
Or nous dites Marie (インストゥルメンタル)
/ カイ・ヨハンセン指揮 アンサンブル94
28)「きよしこの夜」 Stille Nacht
/ クリストフ&ユリアン・プレガルディエン(テノール)、
ミヒャエル・ゲース(ピアノ)




<TACET>
TACET 203 ¥2380
The Welte Nignon Mystery Vol.XIX
ピアノ・ロールに刻まれた歴史的録音の再現 Vol.19 グラズノフ
グラズノフ自身と弟子アルトゥール・レンバによる1910年の演奏。
グラズノフ:
(1)3つの小品からop.49-1
(2)前奏曲 ニ長調 op.25-1
(3)ピアノ・ソナタ第1番 変ロ長調 op.74 から第2楽章「アンダンテ」
(4)バレエ音楽「ライモンダ」 op.57から
- Prelude et la Romanesca, Prelude et Variation, Entre-acte
(5)バレエ音楽「ライモンダ」 op.58から
- Valse fantastique et variation I, Hymne
(6)バレエ音楽「ライモンダ」 op.59から
- Entre-acte, Variation III et IV
(7)バレエ音楽「お嬢さん女中」 op.61から
- Recitatif mimique, Gavotte, Sarabande
(8)バレエ音楽「四季」 op.67から - Barcarolle et Variation
(9)バレエ音楽「四季」 op.67から - Petit Adagio
以上、アレクサンドル・グラズノフ(ピアノ) Alexander Glazunov
(10)ピアノ・ソナタ第2番 ホ長調 op.25
(11)コンサート・ワルツ第1番 ニ長調 op.47
以上、アルトゥール・レンバ(ピアノ) Artur Lemba
1910年に記録されたピアノ・ロールにを2012年にSteinway Dと高音質録音で有
名なTACETレーベルの技術陣によって再現。
今回ご案内するピアノ・ソナタ第2番は、グラズノフ自身のものであるか真偽に
諸説ございますが、(ピアノ・ロールにはグラズノフの名前が記されていますが、
カタログにはレンバの名前が記載されている etc)今回TACET社の調査によって
タリン出身のエストニアの作曲家でピアニストとして有名なグラズノフの弟子
であるアルトゥール・レンバ(1885-1963)の演奏として発売致します。




<VENEZIA>
CDVE00510 16枚組 ¥5550
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)の芸術
CD. 1 協奏曲 ベルク、ラロ
(1)ベルク:ヴァイオリン協奏曲
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮 Gennadi Rozhdestvensky
ソビエトRTV大交響楽団 1966年10月3日 ライヴ録音
(2)ラロ:スペイン交響曲 二短調 op.21
キリル・コンドラシン指揮 Kirill Kondrashin
ソビエト国立交響楽団 
1959年10月29日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
CD. 2 協奏曲 モーツァルト
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 KV.216
1959年9月24日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
(2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 KV.219
ソビエト国立交響楽団 1959年ライヴ録音
以上(1)(2)の伴奏は、キリル・コンドラシン指揮 Kirill Kondrashin
ソビエト国立交響楽団 
CD. 3 協奏曲 ブラームス、メンデルスゾーン
(1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
カール・エリアスベルグ指揮 Carl Eliasberg
ソビエト国立交響楽団 1953年ライヴ録音
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮 Evgeni Svetlanov
ソビエト国立交響楽団 
1960年4月29日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
CD. 4 協奏曲 チャイコフスキー、ベートーヴェン
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
ワシリー・ネボルシン指揮 Vassily Nebolsin
ソビエト国立交響楽団 1950年スタジオ録音
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
キリル・コンドラシン指揮 Kirill Kondrashin
モスクワ・フィル 1962年ライヴ録音
CD. 5 協奏曲 ハチャトゥリヤン、ショスタコーヴィチ
(1)ハチャトゥリヤン:演奏会用狂詩曲
1962年ライヴ録音
(2)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ロ短調 op.77
1960年10月3日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
以上(1)(2)の伴奏は、キリル・コンドラシン指揮 Kirill Kondrashin
モスクワ・フィル 
CD. 6 協奏曲 ヴァインベルグ、カラーエフ
(1)モイセイ・ヴァインベルグ:ヴァイオリン協奏曲
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮 Gennadi Rozhdestvensky
ソビエト国立交響楽団 
1961年モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
(2)カーラ・カラーイェフ Gara Garayev :ヴァイオリン協奏曲
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮 Evgeni Svetlanov
ソビエト国立交響楽団 1968年4月28日ライヴ録音
CD. 7 協奏曲 パガニーニ 及び管弦楽との小品集
(1)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 op.6
1950年代スタジオ録音
(2)サラサーテ:カルメン幻想曲 op.25
1950年スタジオ録音
以上(1)(2)の伴奏は、ワシリー・ネボルシン指揮 Vassily Nebolsin
ソビエト全同盟ラジオ大管弦楽団 
(3)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン op.20
アレクサンドル・オルロフ指揮 Alexander Orlov
ソビエト全同盟ラジオ大管弦楽団 1945年スタジオ録音
CD. 8 管弦楽との小品集
(1)ラヴェル:ツィガーヌ
ソビエト国立交響楽団 1947年
(2)ワックスマン:カルメン幻想曲
モスクワ放送交響楽団 1956年
(3)サン=サーンス:ハバネラ op.83
ソビエト国立交響楽団 1956年スタジオ録音
以上(1)-(3)の指揮は、キリル・コンドラシン指揮 Kirill Kondrashin
(4)クライスラー:ウィーン奇想曲 op.2
ソビエト国立交響楽団 1974年ライヴ録音
(5)クライスラー:愛の喜び
(6)クライスラー:愛の悲しみ
1977年ライヴ録音
以上(4)-(6)の伴奏は、アーノルド・カッツ指揮 Alnord Kats
ソビエト国立交響楽団 
(7)バッハ:管弦楽組曲第3番から「アリア」
ルドルフ・バルシャイ指揮 Rudolf Barshai
モスクワ室内管弦楽団 1964年2月11日ライヴ録音
CD. 9 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ Vol. 1
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 op.12-1
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.12-2
1978年12月モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
以上(1)(2)のピアノ伴奏は、ニーナ・コーガン(ピアノ) Nina Kogan
(3)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 op.12-3
エミール・ギレリス(ピアノ) Emil Gilels
1964年3月29日レニングラード大ホールでのライヴ録音
CD. 10 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ Vol. 2
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」 ヘ長調 op.24
エミール・ギレリス(ピアノ) Emil Gilels
1964年3月29日レニングラード大ホールでのライヴ録音
(5)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番 op.30-1
ニーナ・コーガン(ピアノ) Nina Kogan
1978年12月モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
CD. 11 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ Vol. 3
(6)ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」 イ長調 op.47
エミール・ギレリス(ピアノ) Emil Gilels
1964年3月29日レニングラード大ホールでのライヴ録音
(7)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 op.96
ニーナ・コーガン(ピアノ) Nina Kogan
1978年12月モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
CD. 12 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ
(1)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」 ト長調 op.78
1959年モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
(2)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.100
1956年モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
(3)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 二短調 op.108
1955年モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
以上(1)-(3)のピアノ伴奏は、アンドレイ・ムイトニク Andrei Muitnik
CD. 13 R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 及びベートーヴェン:室内楽
(1)リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 op.18
アンドレイ・ムイトニク(ピアノ)
1954年ライヴ録音
(2)ベートーヴェン:弦楽三重奏曲第1番 変ホ長調 op.3
ルドルフ・バルシャイ(ヴィオラ) Rudolf Barshai
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ) Mstislav Rostropovich
1956年スタジオ録音
CD. 14 室内楽 ベートーヴェン、シューマン
(1)ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」 変ロ長調 op.97
1956年スタジオ録音
(2)シューマン:ピアノ三重奏曲 二短調 op.67
1958年スタジオ録音
以上(1)(2)の共演は、エミール・ギレリス(ピアノ) Emil Gilels  と
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ) Mstislav Rostropovich
CD. 15 小品集 Vol. 1
(1)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタからパルティータ第1番 BWV.1002
(2)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタからパルティータ第2番 
BWV.1004 から 「シャコンヌ」
1954年2月14日ライヴ録音
(3)ハチャトゥリャン:「ガイーヌ」から「アイシェの踊り」、「剣の舞」
1950年スタジオ録音
(4)ショパン:夜想曲 op.27-2
1952年スタジオ録音
(5)シューマン:幻想曲 ハ長調 op.131
(6)シューベルト:「アヴェ・マリア」
1953年ライヴ録音
以上(3)-(6)のピアノ伴奏は、アンドレイ・ムイトニク Andrei Muitnik
CD. 16 小品集 Vol. 2
(1)プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」から「仮面:MASKS」
(2)ポンセ(ハイフェッツ編曲):「エストレリータ」
(3)グラズノフ:瞑想曲 op.32
(4)グルック(クライスラー編曲):
「オルフェオとエウリディーチェ」から「メロディ」
(5)ボロディン(ハイフェッツ編曲):「小組曲」から「セレナード」
(6)ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 ト短調
(7)ブラームス:ハンガリー舞曲第20番 ホ短調
以上(1)-(7)のピアノ伴奏は、アンドレイ・ムイトニク Andrei Muitnik
1955年スタジオ録音
(8)ラフマニノフ:2つの小品から「ロマンス」 op.6-1
アンドレイ・ムイトニク(ピアノ) Andrei Muitnik
1959年5月10日 レニングラード・フィルハーモニー大ホールでのライヴ録音
(9)シューベルト:4つの即興曲集から第3番(ハイフェッツ編)op.90-3 D.899-3
(10)シマノフスキ:夜想曲とタランテッラ
(11)サラサーテ:アンンダルシアのロマンス op.22-1
(12)ラヴェル:ツィガーヌ
以上(9)-(12)のピアノ伴奏は、ナウム・ワルテル(ピアノ) Naum Walter
1967年12月27日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
同レーベルから発売され、現在は廃盤のものの音源がリ・マスターリングされ
て再収録されています。
CDVE00026(2700000 000267: 3CD)は、廃盤となります。
現在の鑑賞に堪えうる音質の良いものを選んだとの事ですが、音源はマスター
・テープ、オリジナルLP、放送用音源など多岐に及び非常に古い音源も含まれ
ています。つきましては、マスターに起因する聴き苦しい箇所が聴かれます事
ご了承ください。
尚、録音年代などの表記は、一般的に良く知られたものである事ご了承下さい。
※装丁は紙ジャケット(CDVE00506, CDVE00508同様)です。




<ANDROMEDA>
ANDRCD 5152 ¥1050
ブゾーニ:歌劇「アルレッキーノ」
イアン・ウォーレス(マッテオ:Br)
ゲライント・エヴァンズ(コスピクス修道院長:Br)
フリッツ・オレンドルフ(ボンバスト博士:Bs)
クルト・ゲスター(アルレッキーノ:語り)
マレイ・ディツキー(レアンドロ:T)
イレーヌ・マルビン(コロンビーナ:Ms)
サー・ジョン・プリッチード指揮
グラインドボーン祝祭管弦楽団、合唱団
1954年6月12日グラインドボーンでのライヴ録音
1917年チューリヒで初演された1幕の歌劇。
全曲として録音されたものとしては初録音のもののCD化との事。
全曲として現存するものは無く、学術的にも貴重なアルバムの発売です。
とても良い音質です。

ANDRCD 5153 2枚組 ¥1750
ジョヴァンニ・パイジェッロ:歌劇「ヴェネツィアのテオドーロ王」
チェチーリア・フスコ(リゼッタ:Lisetta)
ルクミニー・スクマワティ(ベリサ:Belisa)
ニコラ・モンティ(サンドリーノ:Sandrino)
セスト・ブルスカンティーニ(テオドーロ王:Teodoro)
パオロ・ペダーニ(タデオ:Taddeo)
マリオ・バシオーラJr(Acmet terzo)
フロリンド・アンドレオッリ(カッフェリオ:Gafforio)
レナート・ファザーノ指揮
ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ
1962年4月22日 トリノでのスタジオ録音
ブルスカンティーニとファザーノのコンビでは同じくパイジェッロの「セビリャ
の理髪師」がDVD化されて日本でも知られていますが聴かれる機会の少ない、
この歌劇の学術的にも貴重なアルバムの発売です。
とても良い音質です。

ANDRCD 5154 ¥1050
ワルター、エディンバラ1953年のブラームス:ドイツ・レクイエム
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
ブルーノ・ワルター指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1953年9月エデインバラでのライヴ録音
言わずと知れた名盤の復刻。音質は万全とは言えませんが音楽に真摯に向き合
うワルターはじめ、演奏家、会場が一体と成った熱気感が、聞き手に迫る感動
的な名盤の復刻です。




<CARUS>
83.375 ¥2380
ハンマーシュミット、ローゼンミュラーの教会合唱音楽作品
アンドレアス・ハンマーシュミット:
(1)「門を開け」 Machet die Tore weit
(2)「私の魂は主を崇め」Meine Seele Gott erhebt
(3)「わが魂は主をあがめ」 Meine Seele erhebt den Herren
(4)「恐れるなかれ」 Furchtet euch nicht
(5)「いと高きところにいます神に栄光あれ」 Ehre sei Gott in der Hohe
(6)「御言葉は肉体となり」 Das Wort ward Fleisch
(7)「お生まれになった王は何処に?」Wo ist der neugeborne Konig?
(8)「こはまことに信ずべき言葉なり」 Das ist je gewisslich wahr
(9)「主に向いて新しき歌を歌え」 Singet dem herrn ein neues Lied!
(10)「アレルヤ!こぞりて喜べ汝らキリスト者よ」
Alleluga! Freuet euch, ihr Christen
ヨハン・ローゼンミュラー(1619-1684 Johann Rosenmuller ドイツ)
(11) - (19) マニフィカト集 9曲
ヨッヘン・アーノルド指揮
アンサンブル"Gli Scarlattisti"(古楽器とヴォーカルのアンサンブル)
2001年2月19-20日、2011年9月25-27日 ドイツ、リュートリンゲンでの録音
17世紀のドイツ教会音楽界で重要な位置を占めるハンマーシュミットによる声
楽と器楽の協奏(コンチェルタート)を主とする10曲。
主にイタリアで活躍し美しい旋律が特徴的な曲を多く作曲したローゼンミュラ
ーによるマニフィカト集9曲。

83.379 ¥2380
カルムス・アンサンブル 「TOUCHED」
1)スティング:Shape Of My Heart 2)間奏 3)パーセル:Huch, No More
4)パーセル:「恋が甘いものなら」 5)レナード・コーエン:「悲しみのダンス」
6)マイケル・ジャクソン:「リメンバー・ザ・タイム」 7)間奏
8)アドリアーノ・バンキエーリ:Bella Olimpia 9)間奏 10)クレマン・
ジャヌカン:「鳥の歌」 11)フレディ・マーキュリー「愛という名の欲望」
12)エルトン・ジョン:「僕の歌は君の歌」 
13)パーセル:「音楽が愛の糧であるならば」 14)間奏 
15)古い歌(匿名):Dindirindin 16)間奏
17)フレディ・マーキュリー:Love Of My Life 
18)ビル・ウィザース:「消えゆく
太陽」 19)間奏 20)モンテヴェルディ:「私を死なせて」 
21)エリック・アイドル:Always Look On the Bright Side Of Life 
22)間奏 23)シュッツ:「おまえは、毒舌の蛇のように傷つける」
カルムス・アンサンブル
2012年5月17-19,23-25日 ライプツィヒ The Echolux Tonstudioでの録音
聖トーマス少年合唱団出身の男性により1999年に結成された後、ソプラノの
アニャ・リプフェルトを加えた若い5人のヴォーカル・アンサンブル。キングズ
・シンガーズのマスター・クラスで学んだ事もある彼らによるバロックから現
代のヒット曲までをちりばめた、意欲的なアルバムです。それぞれの曲は、間
奏曲で繋がれ、聴く者に違和感を抱かせる事無く統一感ある、1つのアルバムと
しての価値を表現しています。
完璧なイントネーション、音色の均一性、透明感ある美しい歌声に乗せて音楽
と言葉そのものの力を、どうぞお楽しみ下さい。




<VIDEOLAND>
■メルビッシュ音楽祭公演ライヴDVD
VLMD019(DVD-Video) ¥2850
メルヴィッシュ2012年J.シュトラウス:オペレッタ「こうもり」
ヘルベルト・リッペルト(アイゼンシュタイン)
アレクサンドラ・ラインプレヒト(ロザリンデ)
ハラルド・セラフィン(フランク)
ゾルヤーナ・クシュプラー(オルロフスキー公爵)
アングス・ウッド(アルフレード)
ダニエル・セラフィン(ファルケ博士)
ダニエラ・ファリー(アデーレ)  他
メルビッシュ音楽祭合唱団
メルビッシュ祝祭管弦楽団
マンフレッド・マイヤーホーファー指揮
2012年メルビッシュ音楽祭でのライヴ
収録時間:180分 サブ・タイトル:英語
解説書:英語
メルビッシュ音楽祭を長年支えてきたハラルド・セラフィン氏の引退公演。
ORFの収録。

<WEITBLICK>
SSS0136/37 2枚組 ¥3960
ブラームス:交響曲全集
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
録音:第1番(1984年9月7日)、第2番(1982年1月15日)、第3番(1980年9月6日)、
第4番(1985年10月20日)
以上、全てベルワルドホールに於けるステレオ・ライヴ録音
スヴェトラーノフのブラームス交響曲全集というと手兵ロシア国立響との1981
年ライヴが高名ですが、当スウェーデンのライヴはその前後5年の演奏となりま
す。「指示に素直に従うアンサンブル」スウェーデン放送響の適応ぶりは聴い
ていて頭が下がります。スヴェトラーノフの解釈は率直で早目のテンポ。オー
ソドックスそのものでドイツの伝統遵守の指揮者と言われても一瞬は頷けます
が、やはり統率力、推進力の凄まじさ、そして時に見せる必殺のフェルマータ
伸ばし、強烈な歌いこみはやはりこの巨匠ならではです。第4番などは絶美の
演奏と申せましょう。2枚のCDに綺麗に収まっているところも二重マルです。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付

SSS0138/39 2枚組 ¥3960
J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調BWV.232
ヘルベルト・ケーゲル(指揮)
ライプツィヒ放送響、同合唱団、
チェレスティーナ・カサピエトラ(S)、レナーテ・フランク・ライネッケ(S)、
ヴェラ・ソウクポヴァ(A)、エーバーハルト・ビュヒナー(T)、
ジークフリート・フォーゲル(Bs)
録音:1975年9月16日ライプツィヒ・コングレスハレ・ライヴ・ステレオ録音
久々のケーゲルの新譜は、「ロ短調ミサ」です。これは演奏内容の素晴らしさ
から未亡人がぜひに、ということで実現しました。ライプツィヒというとバッ
ハ演奏では伝統を誇りますが、ケーゲルの演奏は「音楽の捧げもの」編曲版く
らいしか思い浮かばず、今回の登場は貴重です。合唱指揮者出身のケーゲルだ
けにこういう曲もお手の物で、やはり一家言あったと思われます。カラヤン、
ジュリーニ、チェリビダッケのようなロマンティックな演奏とは一線を画した、
極めてストイックで硬質な演奏を聴かせます。全体としてスタイリッシュで、
キリリと引締まったテンポは活力に満ち、全曲があっという間に終わります。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。




<TUDOR>
TUDOR 7189 ¥1550
(1)シャーンドル・バローグ(b.1958):ブレーメンの金管音楽隊(37:16)
(2)ショスタコーヴィチ(ドラーゲ&アンドレセン編):
舞台管弦楽のための組曲より(4曲,11:11)
シャーンドル・バローグ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー金管アンサンブル、
(1)クラウス・ヴァレンドルフ(朗読・ドイツ語)
録音:2009年3月、2012年2月
ベルリン・フィルの精鋭たちが集まった金管アンサンブルによる楽しい音楽劇。
シャーンドル・バローグはハンガリー出身のバス・トロンボーン奏者でハンガ
リー放送響、ブダペスト祝祭管などで活動する傍ら、ブラスのための作編曲を
数多く手がけている。「ブレーメンの金管音楽隊」はバローグのオリジナル作
品で有名な童話に基づく音楽劇。8曲からなる組曲の合間に朗読(ドイツ語)が入
る。ショスタコーヴィチの組曲はかつては「ジャズ組曲第2番」として知れられ
ていた作品から4曲選んで金管アンサンブルのために新たに編曲してまとめたも
の。




<DIVINE ART>
DDA25105 ¥1980
「ロシアのピアノ音楽シリーズVol.9」
「ヴァインベルク:ピアノ・ソナタ全集Vol.1」
ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):
ピアノ・ソナタ第1番Op.5(1940)
ピアノ・ソナタ第2番Op.8(1942)
ピアノ・ソナタ第3番Op.31(1946)
17のやさしい小品Op.24(1946)
マレイ・マクラフラン(Pf)
録音:1996年12月エーテボリ音楽大学,スウェーデン(Olympia音源による再発)
このロシアン・ピアノ・ミュージックVol.9とVol.10の二枚ではヴァインベルク
のピアノ・ソナタ全6曲を収録。ソナタは無調、複調など様々な手法を用いた苦
悩の音楽。併録の「17のやさしい小品」はこどものための小品で平易な表現の
中にも内省的で豊かな抒情が感じられる佳曲。

DDA25107 ¥1980
「ロシアのピアノ音楽シリーズVol.10」
「ヴァインベルク:ピアノ・ソナタ全集Vol.2」
ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):
ピアノ・ソナタ第4番Op.56(1955)
ピアノ・ソナタ第5番Op.58(1956)
ピアノ・ソナタ第6番Op.73(1960)
マレイ・マクラフラン(Pf)
録音:1996年12月エーテボリ音楽大学,スウェーデン(Olympia音源による再発)
近年評価の著しいヴァインベルクのピアノ・ソナタ全集第2巻。1950年代以降の
ソナタには初期ソナタの激しく先鋭的な作風とは異なり、内容には新古典主義
的な様式への変化が見られ、独自の叙情性を生み出している。OLYMPIAレーベル
で出ていたヴァインベルク・シリーズの名盤が待望の復活です。

DDA25108 2枚組 ¥3960
「カールスルーエのスティーヴン・ベヴィル」
CD1)
ショパン:スケルツォ第4番ホ長調Op.54
ブーレーズ:12のノタシオン
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ ハ短調Op.111
CD2)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ変ホ長調Op.81a
シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
スティーヴン・ベヴィル(Pf)
録音:2003-2004年フェルテ・ザール,カールスルーエ(一部ライヴ)
スティーヴン・ベヴィルはイギリスのロイヤル・アカデミーで作曲とピアノ、
指揮を学んだ後、ドイツのカールスルーエ音楽大学に留学、ヴォルフガング・
リームらに作曲を師事し、作曲家としてもエレクトロニクスを使った前衛的な
作品を発表している。このディスクではショパンからベートーヴェン、ブーレ
ーズまで、それぞれが全く異なる様式にも関わらず見事に弾き分けている。
ショパンは現代風に白けた演奏ではなく、立派にロマン派の抒情を湛え、ブー
レーズをまるでドビュッシーの曲のように弾いている。有望新人の登場である。




<METIER>
MSV28525 ¥1850
エリック・クレーヴン:ピアノのためのセット(1-12)
メアリー・ダレー(Pf)
録音:2011年6月
エリック・クレーヴンは数学者としても活動しており、マンチェスター大学で
音楽と数学の教鞭をとっている変り種の作曲家。作品にも数学の理論が使われ
ているとのことだが、協和音が時にリズミカルに、また時にはゆったりと響き
の帯をたなびかせてゆく様はサティやフェルドマンを思わせる。作品は大小様々
な12の小品から構成されている





<エディションHST>
HST-090 ¥2500
F.L.ガスマン(1729 ?1774):疾風怒濤交響曲集
(1)交響曲ト短調 Hill45 (1767)
(2)交響曲ロ短調 Hill83 (1769)
(3)交響曲ホ長調Hill63 (1768)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー:松井 利世子(Vn)
録音:2012年4月東京、三鷹・風のホール、
8月オペラシティ近江楽堂にてライヴ収録
1772年馬車からの転落事故がもとで74年に亡くなったヴィーン宮廷歌劇場総監
督ガスマンの晩年の3曲を収録。18世紀ヴィーンではほとんど選択されなかっ
たホ長調やロ短調の調性をとる意欲的な作品集。ト短調交響曲もハイドンや後
輩モーツアルトを超え、終楽章では「ボヘミアン農奴魂」が炸裂する。





<ジェイズ・ミュージック(日本)>
JMPC-10103 ¥2000
「In My Life」
ムーン・リバー/グリスビーのブルース/さらば夏の日
コーリング・ユー/南京豆売り&テキーラ/ラブ・ミー・テンダー
魅せられし心/アランフェス/イン・マイ・ライフ
真田正二(ハーモニカ)、
森丘ヒロキ(ピアノ)、加藤真一(ベース)、安藤正則(ドラム)、
太田光宏(ギター)
喜・怒・哀・楽・・・すべてがこの小さな箱の中にある! ハーモニカの音色
は人生の音色だ。 名手・真田正二の集大成、第一弾!クロマチック・ハーモ
ニカの日本の第一人者、真田正二渾身のファースト・アルバム。彼の音色には
人生の様々な様相が詰め込まれている。数々のコンテスト入賞を重ねながら、
日本のみならず、海外でも高く評価されるその演奏には、吸い込まれてしまい
そうな魅力がある。今回は、回りを優秀なジャズミュージシャン達でかため、
泳ぐようにそのなかで自由に演奏している。めったに出会える事のないジャズ
・ハーモニカの名盤である。




<若林工房レーベル(日本)>
WKPR 8006 ¥2400
「ドビュッシー&リスト/田崎悦子」
ドビュッシー:プレリュード(前奏曲)集 第1集
1 デルフィの舞姫たち/2 帆/3 野を渡る風/
4 音と香りは夕暮れの大気に漂う /5 アナカプリの丘/
6 雪の上の足跡/7 西風の見たもの/8 亜麻色の髪の乙女/
9 とだえたセレナード/10 沈める寺/11 パックの踊り/12 ミンストレル
リスト:
「ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲」(巡礼の年 第2年「イタリア」S.161より)
田崎悦子(ピアノ)
録音:2012年7月12,13日、千葉市若葉文化ホール
1960年代、10代でひとり日本人留学生もまばらな激動のニューヨークに渡り、
ゼルキン、ルービンシュタイン、カザルス、ホロヴィッツらの演奏の渦の中で
揉まれ、かの地で国際的ピアニストとして足場を築き、日本人で唯一人20世紀
の大指揮者ショルティとシカゴ交響楽団定期演奏会に出演するなど、偉業を重
ねてきた稀有なアーティスト田崎悦子。そのパワフルな表現力と鮮烈なピアニ
ズムは、類まれな感じる力と洞察力が加わり、バッハ、ベートーヴェン等の古
典を湯気が立ち上がるあたかも今出来上がったばかりの作品に蘇らせ。バルト
ークや現代曲は、心をえぐり取る感情豊かな物にしてしまいます。
今回、田崎が満を持してリリースしたドビュッシーとリストの新譜は、今や円
熟期を迎えた田崎が、深く多彩な心の襞を、生の声として、隈なく引き出した
ものになっています。ドビュッシーとリストが描いた心象風景は、田崎悦子の
美意識をもって鮮やかに現代に蘇りました。敬虔な祈りのようなデリカシーに
満ちたピアニズム、きめ細やかなニュアンスのみならず、芳醇な感性が、激し
い苦悩や葛藤が色濃く浮かび上がらせ、一方で時折聴こえる穏やかな旋律は筆
舌に尽くし難い艶やかさを謳歌しています。





<ELECT RECORD>
EDC972-76 5枚組 ¥7400
パスカル・ベントイウ(b.1927):
8つの交響曲と交響詩
CD1)
(1)交響曲第1番Op.16(1965)[19:57]
(2)交響曲第2番Op.20(1974)[23:10]
CD2)
(3)交響曲第3番Op.22(1976)[35:58]
(4)交響曲第4番Op.25(1978)[26:21]
CD3)
(5)交響曲第5番Op.26(1979)[22:37]
(6)交響曲第6番「色彩」Op.28(1985)[38:05]
CD4)
(7)交響曲第7番「ヴォリューム」Op.29(1986)[22:57]
(8)管弦楽のための協奏曲Op.23「エミネスクIII」(1976)[19:40]
CD5)
(9)交響曲第8番「映像」Op.30(1987)[61:11]
(1)エーリッヒ・ベルゲル(指揮)クルジュ・フィル
(2)(4)(8)ヨシフ・コンタ(指揮)放送交響楽団
(3)ミルセア・クリステスク(指揮)G.エネスコ・フィル
(5)パウル・ポペスク(指揮)放送交響楽団
(6)クリスティアン・マンデアル(指揮)クルジュ・フィル
(7)レムス・ジョルジェスク(指揮)ティミショアラ・フィル
(9)ホリア・アンドレースク(指揮)放送交響楽団
録音:(1)1968年,(2)1975年,(3)1978年,(4)1979年,(5)1983年,(6)1987年,
(7)1987年,(8)1977年,(9)2005年
突如手現した、という訳ではないが珍しいルーマニアのシンフォニストの交響
曲全集が発売になります。ベントイウは現代ルーマニアを代表する作曲家で現
時点までに8つの交響曲、2つのピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、チェロ協
奏曲、3つの歌劇、その他多数の室内楽曲を発表している。またジョルジュ・エ
ネスコの交響曲第4番と第5番の補作・校訂なども行っている。作風は初期は
ショスタコーヴィチ、ヒンデミットの影響を感じさせ、やがて12音技法を取り
入れ、表現主義的な激しい音楽を手がけ、交響曲第8番ではシュニトケとも若干
相通ずる多様式主義的な作風へと変貌している。いずれも大管弦楽を駆使したダ
イナミックな音楽である。演奏もルーマニアを代表する指揮者が勢ぞろいです。

EDC1024-32 9枚組 ¥12950
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
CD1)第4番Op.18-4、第11番Op.95「セリオーソ」
CD2)第15番Op.132、第2番Op.18-2
CD3)第14番Op.131、第1番Op.18-1
CD4)第12番Op.127
CD5)第7番Op.59-1「ラズモフスキー第1番」、第3番Op.18-3
CD6)第10番Op.74「ハープ」、第13番Op.130
CD7)第5番Op.18-5、大フーガOp.133
CD8)第8番Op.59-2「ラズモフスキー第2番」、第6番Op.18-6
CD9)第16番Op.135、第9番Op.59-3「ラズモフスキー第3番」、大フーガOp.133
ヴォーチェス弦楽四重奏団
録音:1998年3月21日-28日ドイツ・ヴュルツブルク、トスカーナ・ザールにおけ
るライヴ録音
ヴォーチェ弦楽四重奏団はジョルジュ・エネスコ音楽院の学生有志により1973
年に結成され、ヨーロッパのいくつかのコンクールに優勝し、着実に地歩を固
めてきたルーマニアを代表するクァルテット。この全集は1998年にドイツで行
われた8日間で全曲を演奏したライヴ録音。マラソン・ライヴにも関わらず、
集中力は途切れることなく、高いアンサンブルを維持しているのは驚異。

EDC927 ¥1850
「ルーマニアの珍しいヴァイオリン協奏曲」
(1)エドゥアルド・カウデラ(1841-1924):ヴァイオリン協奏曲第1番Op.61(1914)
(2)コンスタンチン・C.ノッターラ(1890-1951):ヴァイオリン協奏曲(1950)
(3)リヴィウ・グロデアヌ(1938-1978):ヴァイオリン協奏曲
ダニエル・ポドロフスキ(Vn)
(1)イオン・バチウ指揮ヤシ・モルドヴァ・フィル
(2)ミロン・ラチウ指揮オラデア・フィル
(3)レムス・ジョルジェスク指揮バナートゥル・フィル
録音:年月日不明(ステレオ)
ダニエル・ポドロフスキは1939年生まれのルーマニアのヴァイオリニスト。
1960年にブカレスト音楽院を卒業後、アイザック・スターンの推薦によりジュ
リアード音楽院に留学、イヴァン・ガラミアンに師事した。その後、アメリカ、
イギリスなど西側諸国の他、日本でもツアーを行った。収録作品はルーマニア
の作曲家によるヴァイオリン協奏曲で中期ロマン派の作風を持つカウデラ(幼
少時のエネスコの才能を認めた人物)の作品、民族色の濃いノッターラ作品、
無調の中に民族性が奇妙に入り混じったグロデアヌ作品など大変バラエティ豊
かな内容。

EDC1022 ¥1850
ジョルジュ・エネスコ(1881-1955):ピアノ独奏とピアノを含む室内楽作品集
(1)3つの小品Op.18
(2)ピアノ三重奏曲イ短調(P.ベントイウによる補筆校訂版★)
(3)フォーレの名による小品
(4)アヴライエン村の夜想曲(ピアノ三重奏のための)★
(5)ピアノ・ソナタ第3番Op.24
ヴィニチウ・モロイアヌ(Pf)、
(2)(4)ミオアラ・モロイアヌ(Vn)、
(2)ローラ・ブルイアナ(Vc)
(4)フロリン・マテイ(Va)、
(4)ダン・ジョイトイウ(Vc)
録音:1988/2007-2009年
★世界初録音
世界初録音を含むエネスコの室内楽作品集。ピアノ三重奏曲イ短調は作曲家の
パスカル・ベントイウが未完成のまま残された手稿を元に補筆完成させたもの。

EDC926 ¥1850
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」Op.24
(2)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
(3)J.S.バッハ:シャコンヌ-パルティータ第2番より
(4)フランク:レチタティーボ-ヴァイオリン・ソナタより
(5)タルティーニ:悪魔のトリル-グラーヴェ・アレグロ・アッサイ
モデスト・イフティンキ(Vn)、
アナ・イフティンキ(Pf)
録音データ不明((1)のみステレオ、他はモノラル、プライベート録音のため
トラックにより音質、バランスにやや難あり)
※解説:ルーマニア語のみ
モデスト・イフティンキ(1930-2003)はルーマニアのヴァイオリニストでブカレ
スト音楽院で教鞭を執りつつ演奏活動を行った。本CDはこれまで行ったライヴ
の中からのセレクションで録音年代は様々。録音コンディションに若干のばら
つきあり。

EDC1036-39 4枚組 ¥7400
「ディアナ・ロタル&オクタヴィアン・ネメスク:時のための音楽2」
CD1)ディアン・ロタル(b.1981):ユニコーンの最後の嘆き
オクタヴィアン・ネメスク(b.1940):
ベイト・ソノルム-午前6時のための、ベイト・インターヴァルム
-午前7時のための
CD2)ネメスク:ベイ・トリゾナム-午前8時のための、自然-文化
CD3)ネメスク:
ロウアウルアウオル(rouaUruauor)-午前9時のための、OUA-午前10時のための
CD4)ネメスク:OU-午前11時のための、AM UAT
アルケス・アンサンブル、
トリオ・コントラスト・アンサンブル、
ブカレスト音楽大学スチューデント・チェンバー・オーケストラ
ほか
制作:2011年
ディアナ・ロタルはエネスコ国際作曲コンクール入賞や2004年入野賞を受賞す
るなど期待されているルーマニアの若手女性作曲家。オクタヴィアン・ネメス
クはルーマニア作曲界の重鎮的存在。室内楽からオーケストラまでの編成の作
品が収められており、かなり前衛色の濃い作品が揃っている。

EDC1054 ¥1850
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ長調Op.23
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24
ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調Op.96
アリーナ・ナウンチェフ(Vn)、
リリアナ・ヤコベスク(Pf)
録音:2012年
アリーナ・マリア・ナウンチェフはブラショフ出身のルーマニアの女流ヴァイ
オリニストでソロ、協奏曲、室内楽の分野で活動している。ヴィヴァルディ、
ハイドン、モーツァルトとバロックから古典を得意としており、さらにお国物
のエネスコも得意としている。





<NORTHERN FLOWERS>
NF/PMA99102 ¥1980
ワディム・サルマノフ(1912-1978):弦楽四重奏曲全集Vol.1
(1)弦楽四重奏曲第1番(1945)
(2)弦楽四重奏曲第2番(1958)
(3)弦楽四重奏曲第3番(1961)
タネーエフ四重奏団
録音:(1)1980年、(2)1963年(モノラル)、(3)1966年
サルマノフはショスタコーヴィチの次の世代に属する作曲家で地質学者として
も活動する傍ら交響曲、室内楽その他、多くの作品を残した。伝統的な調性と
無調、12音技法のほか、不協和音を折衷し独自の境地を開拓、ポスト・ショス
タコーヴィチのソ連の作曲家としての地位を不動にし、ムラヴィンスキーから
も高く評価されていた。がっぷりと四つに組んだ書法の中、時おり現れる内省
的で美しいメロディ、先輩ショスタコーヴィチもやっていないような実験的な
音響上の試みを行うなど、弦楽四重奏の聴き所満載。20世紀の弦楽四重奏の作
曲史に残る秀作。

NF/PMA99103 ¥1980
「ローマのソネット」
-ヴィアチェスラフ・イワノフの詩に付けられた歌曲集
ミヤスコフスキー:V.イワノフによる3つの素描Op.8(1908)
A.ルリエ:V.イワノフ訳による「サッフォー」からのギリシャ歌曲集(1914)
シェバーリン:V.イワノフ訳による「サッフォー」からの5つの断章Op.5
グレチャニノフ: トリプティク「井戸で」Op.73、ローマのソネットOp.160
ミラ・シュキルティル(MS)、
ユーリ・セロフ(Pf)
録音:2011-2012年
ヴィアチェスラフ・イワノフ(1866-1949)はロシア・ソビエトの象徴派の詩人で
哲学者。近代ロシアの文芸運動に多大な影響を与えた文学者で彼の詩に曲を付
けたものを集めた。ミヤスコフスキー、シェバーリン作品はロシア・ソビエト
的というより、フォーレ、プーランクを思わせるフランス近代の歌曲の雰囲気
を湛えた繊細な作品。




<GENUIN>
GEN 12220 ¥1980
「チェロ・シネマ」-チェロ・プロジェクト
8 1/2(ニーノ・ロータ)/ナイト・オン・アース(トム・ウェイツ)
「サイコ」組曲(バーナード・ハーマン)/ヘンリーIV(ピアソラ)
タンゴ・バー(カルロス・ガルデル)/ディーヴァ(カタラーニ)
スール(ピアソラ)/呼応計画(ショスタコーヴィチ)
馬あぶ(ショスタコーヴィチ)/存在の耐えられない軽さ(ヤナーチェク)
パルプ・フィクション(ディック・デール)/モダン・タイムス(チャップリン)
ニューヨークの王様(チャップリン)/
ニュー・シネマ・パラダイス(エンニオ・モリコーネ)
チェロ・プロジェクト:
【エックハルト・ルンゲ(Vc)ジャック・アモン(Pf)】
録音:2003年フライブルグ,2012年ライプツィヒ
チェロによる映画音楽集といっても選曲が普通ではない。モダン・タイムスや
ニュー・シネマ・パラダイスはよいとしても、フェリーニの「8 1/2」、タラン
ティーノの「パルプ・フィクション」が取り上げられ、ヒッチコックの「サイ
コ」では3楽章の組曲を構成するほどの凝り様。「存在の耐えられない軽さ」と
「ディーヴァ」では映画の中で印象的に使用されたクラシックが演奏されてい
る。チェロ・プロジェクトはこれまでにもカプースチン等を演奏した「ロシア
ン・ソウル」やピアソラほかタンゴの名曲を演奏した「タンゴ・チェロ」が高
い評価を得ており、このディスクでも雰囲気たっぷりに朗々とチェロを歌わせ
ている。

GEN 12244 ¥1980
「ファニー・ヘンゼル=メンデルスゾーン(1805-47):ピアノ曲集」
(1)アンダンテ・カンタービレ変ニ長調
(2)アレグロ・モルト ハ短調
(3)《12ヶ月》-フォルテピアノのための12の性格的小品
(4)ローマのサルタレロ
(5)ローマへの別れ
エルス・ビーセマンス(Fp,パリ1851年製プレイエル・フォルテピアノ使用)
録音:2011年10月ラジオ・スタジオ,チューリヒ
ビーセマンスはベルギーの若手女流鍵盤奏者でモダン・ピアノ、フォルテピア
ノ、チェンバロ、オルガンとあらゆる鍵盤楽器でリサイタルを行っている。
数々のコンクール受賞歴があり、第5回武蔵野市オルガン・コンクールでも2位
入選した経験がある。このCDでは早世したファニー・メンデルスゾーンの最晩
年のピアノ作品をほぼ同時代に製作された1851年製プレイエルのフォルテピア
ノで弾き、往時の見事に雰囲気を再現している。

GEN 12243 ¥1980
「ドイツ音楽コンクール2010年受賞者
-アレクセイ・ゲラッシメツ」
(1)エマニュエル・セジョルネ(b.1961):ファミム2
(2)アレクセイ・ゲラッシメツ(b.1987):エコトナン
(3)トビアス・ブロストローム(b.1987):アレナ(独奏版)
(4)アレクセイ・ゲラッシメツ:エラヴィー
(5)ジョン・サーサス(b.1966):1つの研究・1つの要約
(6)アレクセイ・ゲラッシメツ:リベルタンゴによる変奏曲
アレクセイ・ゲラッシメツ(Perc)、
(1)(2)(5)ユリウス・ハイゼ(Perc)、
(1)(6)ニコライ・ゲラシメッツ(Pf)
録音:2011年10月
ドイツ音楽コンクールは1975年に開始された国営の音楽コンクールで日本にお
ける「日本音楽コンクール」に相当する若手音楽家のための権威ある登竜門。
打楽器奏者のアレクセイ・ゲラッシメツは1987年生まれですでに多くのコンク
ール入賞歴があり、ベルリン放送響のコンサートにソリストとしても登場して
いる。このCDは自作を含む、比較的若い世代の作曲家の作品で構成されており、
その多くがスティーヴ・ライヒ、グラハム・フィットキンなど、ミニマルもし
くはミニマルにポップスとエスニックな要素を加味したポピュラリティのある
親しみやすい作品。




<NMC>
NMC D176 ¥1980
「脊柱-タンシー・デイヴィス(b.1973)作品集」
(1)アイリス-サキソフォンとアンサンブルのための
(2)スタティック-テノールとピアノのための
(3)暗い大地-打楽器のための
(4)ロウアー-無伴奏ヴァイオリンのための
(5)堕ちた天使-アンサンブルのための
(6)この愛-テノールとピアノのための
(7)メイク・ブラック・ホワイト-アンサンブルのための
(8)抜け穴と輪留め-ピアノのための
(9)スパイン(脊柱)-アンサンブルのための
バーミンガム現代音楽アンサンブル、
アゼラ(アンサンブル)、
コンコーディア(アンサンブル)ほか
録音:2010年12月
タンシー・デイヴィスはイギリスの若手作曲家で、彼女の言う所によれば、前
衛音楽と実験音楽、ロックから影響を受けており、特にクセナキスとプリンス
(ロック・ミュージシャン)から多大なインスピレーションを得ているという。
無調、クラスター、様々なノイズのなかにロックを思わせるリズムが混在する
独自の世界を持ち、打楽器ソロの「暗い大地」ではゲーム・ミュージックのよ
うなポップな感覚を聴かせる一方、テノールのための歌曲ではベルクのような、
かなり伝統的な現代歌曲の書法を採っている。

NMC D182 ¥1980
「レトリカ-イギリスのヴァイオリン二重奏曲」
ジム・エイチソン:スィルウ-5つのカザフの絵
ジョン・マッケイブ:再生
アーネスト・J.モーラン:2つのヴァイオリンのためのソナタ
ウィリアム・クロフト:ソナタIV
デヴィッド・マシューズ:8つの二重奏
アラン・ロースソーン:主題と変奏
レトリカ:【ハリエット・マッケンジー(Vn)、フィリッパ・モー(Vn)】
録音:2010年2月
レトリカの二人は共に学生時代にロンドンの王立音楽院で出会い、意気投合し
て結成され、古今の2つのヴァイオリンのために書かれた作品のリヴァイヴァル
と現代の作曲家への作曲委嘱をライフ・ワークとしている。カザフスタンの民
謡と舞曲の素材が現代書法とミックスされたエイチソンの「スィルウ」、19世
紀末-20世紀初頭に活躍したイギリス田園楽派の一人、モーランのアイルランド
の情緒がたっぷりの「ソナタ」、メランコリックなメロディと和声が魅力のロ
ースソーンの「主題と変奏」が聴き物。





<エディションHSTレーベル(日本)>
HST-089 ¥2500
「J.B.ヴァンハル(1739-1813):
初期交響曲集第二巻」
交響曲ト長調Bryan G10( ca.1765)
交響曲ニ長調Bryan D14( ca.1765)
交響曲ハ長調Op.7-3 Bryan C15( ca.1765)
交響曲ニ長調Op.8-1 Bryan D9 ( ca.1765)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー:松井 利世子(Vn)
録音:2010年10月東京三鷹市・風のホールにて収録
作品7、8はベルリン、パリなどから1770年代出版されたヴァンハルの交響曲集
として伝承されてきたが、 ブライアン氏らの研究では、偽作でシュタルケル作
と推定されている。

<Signum Classics>
SIGCD 310 ¥2080
ハチャトゥリアン:
組曲《スパルタクス》より エギナとバッカナリアのヴァリアシオン、
スパルタクスとフリーギアのアダージョ、情景とクロタルムスの踊り、
ガディスの娘の踊り - スパルタクスの勝利、
組曲《ガイーヌ》より アイシェの踊り、バラの乙女たちの踊り、子守歌、
クルドの若者たちの踊り、レズギンカ、剣の舞
ラヴェル:《ダフニスとクロエ》第2組曲
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)、
サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団
曲目を見るだけで熱演を期待してしまう「レズギンカ」や「剣の舞」を含むハ
チャトゥリアン、そして同コンビの録音では珍しいフランス音楽、ラヴェルの
「ダフニスとクロエ」という組み合わせは、これだけで注目度、話題性ともに
十分!
前任者ムラヴィンスキーの名声、旧ソ連の崩壊、急速に進む国際化の流れを乗
り越えてきたテミルカーノフとサンクトペテルブルク・フィルの"現在"がここ
にあります。




<Hyperion>
CDA 67916 ¥2080 ※10月2日までのご注文特価 ¥1750
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
ドナルド・ラニクルズ(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
フライブルク歌劇場の音楽総監督、サンフランシスコ歌劇場の音楽監督を歴任
し、現在はベルリン・ドイツ・オペラの音楽総監督、BBCスコティッシュ交響楽
団の首席指揮者、アトランタ交響楽団の首席客演指揮者を兼任しているラニク
ルズ。ドイツのマンハイムで指揮者としてのキャリアをスタートさせ、欧米各
地の歌劇場を中心に活躍してきたラニクルズは、R・シュトラウス、ワーグナー、
ブルックナーなど独墺系のレパートリーを得意としており、ブルックナーの
「交響曲第7番」への期待も膨らむ!
録音:2012年5月8日-9日、シティ・ホール(グラスゴー)

CDA 67905 ¥2080
ジェレンスキ:ピアノ四重奏曲ハ短調Op.61
ザレンプスキ:ピアノ五重奏曲ト短調Op.34
ジョナサン・プロウライト(ピアノ)、シマノフスキ弦楽四重奏団
リストに作曲を学び、独創的な作風でショパン後のポーランドを担う存在とし
て嘱望されながらも結核により31歳という若さでこの世を去ったユリウシュ・
ザレンプスキ(1854-1885)。
クラクフ音楽院の院長を務めるなど教育分野にも大きく貢献したヴワディスワ
フ・ジェレンスキ(1837-1921)の音楽は、メンデルスゾーンやシューマンのロマ
ンティシズム、スラヴの要素を併せ持っている。
ドヴォルザークやブラームスに比肩できるだけの音楽的内容、価値を持ちなが
らも、ポーランド国外では知られざる音楽として不遇をかこってきた室内楽作
品に、本格的な再評価の時が訪れた!
録音:2011年12月4日-6日、ポットン・ホール(サフォーク)

CDA 67842 ¥2080
ヘンデル:バスのためのアリア集 ――
歌劇《リナルド》HWV.7aより Sibilar gli angui d’Aletto
牧歌劇《エイシスとガラテア》HWV.49aより 俺は怒り狂う, 溶ける, 燃え尽き
る、さくらんぼよりなお赤い
カンタータ《アチ、ガラテアとポリフェーモ》HWV.72より Fra l'ombre e
gl'orrori
オラトリオ《快活の人、沈思の人、中庸の人》HWV.55より If I give thee
honour due、Mirth, admit me of thy crew
オラトリオ《復活》HWV.47より Qual'insolita luce、Caddi, e ver
オラトリオ《デボラ》HWV.51より Tears, such as tender fathers shed
オラトリオ《ベルシャザール》HWV.61より To pow'r immortal my first
thanks are due
歌劇《オルランド》HWV.31より Impari ognun da Orlando、Sorge infausta
una procella
オラトリオ《テオドーラ》HWV.68より Racks, gibbets, sword and fire
歌劇《ムツィオ・シェーヴォラ》HWV.13より Volate piu dei venti
歌劇《アグリッピーナ》HWV.6より こちらへ、愛する人よ
歌劇《イングランド王リッカルド》HWV.23より Nel mondo e nell'abisso
カンタータ《アポロとダフネ》HWV.122より 足よ急げ!、Cara pianta
オラトリオ《アレグザンダーの饗宴》HWV.75より Revenge, Timotheus cries
オラトリオ《セメレ》HWV.58より Leave me, loathsome light
クリストファー・パーヴェス(バス)、
ジョナサン・コーエン(指揮)、アルカンジェロ
ザ・シックスティーンのヘンデル「サウル」(COR 16103)でサウルを歌ったイギ
リスのバス、クリストファー・パーヴェスが歌うヘンデルのアリア集。
パーヴェスが歌うアリア集は、イタリア語と英語のオペラ、英語による古典劇、
聖書に基づくオラトリオ、頌歌、仮面劇などからセレクトされており、多彩な
プログラム、豊かな歌声、アルカンジェロの洗練された響きはどれも魅力的。
録音:2012年1月、オール・ハロウズ教会(ゴスペルオーク/ロンドン)

CDA 67964 ¥2080
ブクステフーデ:オルガン作品全集Vol.5 ――
カンツォネッタ ト長調BuxWV.171
コラール《わが許に来たれ、かく神の子は語り》BuxWV.201
前奏曲ハ長調BuxWV.137/コラール《天にましますわれらの父よ》BuxWV.219
コラール《イエス・キリスト、汝はたたえられよ》BuxWV.188
コラール《われらの救い主、イエス・キリスト》BuxWV.198
コラール《今ぞ主をたたえよ、わが魂》BuxWV.215
コラール《愚かな口はよき言葉を語る》BuxWV.187/前奏曲ホ短調BuxWV.143
コラール《神のひとり子なる主キリスト》BuxWV.192
コラール《汝らキリスト者よ、こぞりて神をたたえよ》BuxWV.202
フリギア旋法による前奏曲BuxWV.152
コラール《アダムの堕落によりてすべては罪にそみぬ》BuxWV.183
前奏曲ヘ長調BuxWV.144/第1旋法によるマニフィカトBuxWV.204
フーガ ト長調BuxWV.175/コラール《いまぞわれら聖霊に乞わん》BuxWV.209
前奏曲ホ長調BuxWV.141/コラール《われ神より離れじ》BuxWV.220
コラール《われ汝に感謝す、いとしき主よ》BuxWV.194
コラール《ああ主なる神よ》BuxWV.177/前奏曲ト長調BuxWV.147
クリストファー・へリック(オルガン)
ハイペリオンのオルガン歴史を築いてきたイギリスの名オルガニスト、クリス
トファー・へリックのブクステフーデ全集が第5巻で完結!
最終巻のオルガンは、北ドイツ・オルガン楽派の巨匠ブクステフーデの生まれ
故郷、デンマークのマリアガー修道院のオーベルタン・オルガン。
録音:2012年2月18日-20日、マリアガー修道院(デンマーク)




<Helios>
CDH 55437 ¥1280
チャイコフスキー:
9つの宗教的音楽作品/天使は泣いて
聖金口イオアン聖体礼儀(聖ヨハネス・クリソストムスの典礼)Op.41
コリドン・シンガーズ、マシュー・ベスト(指揮)
ハイペリオンの初期を支えた合唱団コリドン・シンガーズが歌うチャイコフス
キーの宗教音楽の代表作、聖金口イオアン聖体礼儀(聖ヨハネス・クリソストム
スの典礼)。
「天使は泣いて」は、18887年の初演後に失われ、作曲家の死から13年後に再発
見された宗教合唱作品。
録音:1997年4月25日-27日
CDA 66948からの新装移行再発売

CDH 55438 ¥1280
ブリテン:
5つの花の歌Op.47/A.M.D.G./聖母への讃歌
歌劇《グロリアーナ》より 合唱舞曲/古いフランスのキャロルによるコラール
神聖と世俗Op.91
ポリフォニー、スティーヴン・レイトン(指揮)
ブリテンの没後25周年にリリースされ、英グラモフォン賞や仏ディアパゾン賞
に輝いたレイトン&ポリフォニーの名盤が、2013年の生誕100周年記念盤として
復活!
「神聖と世俗」の全曲録音など、英国内外でブリテンの合唱作品の知名度と価
値をさらに高めた名演である。
録音:1999年10月6日&2000年4月26日-27日、テンプル教会(ロンドン)
CDA 67140からの新装移行再発売




<Guild Historical>
GHCD 2394 ¥1350
レオニード・コーガン・プレイズ・ブラームス&ハチャトゥリアン ――
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調*
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、
キリル・コンドラシン(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団、
ピエール・モントゥー(指揮)*、ボストン交響楽団*
ダヴィド・オイストラフと並び立った20世紀のレジェンドであり、ロシアン・
ヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾ、レオニード・コーガン(1924-1982)。
ピーター・レイノルズのリマスタリングで復刻になるのは、1950年代から西側
での活動を本格化させたコーガンのアビー・ロード・スタジオとボストン・シ
ンフォニー・ホールでの「ブラームス」と「ハチャトゥリアン」。
カールスルーエのマックス・レーガー研究所や、ロバート・シンプソン協会の
メンバーにも名を連ねるドイツのユルゲン・シャールヴェヒター博士のコレク
ション(LP)から、コーガンの西側での遺産が鮮やかに蘇ります。
マスター・ソース:ユルゲン・シャールヴェヒター・コレクション
〔Columbia SAX 2307(1959年2月22日&26日、アビーロード・スタジオ)&
RCA Victrola VICS 1153(1958年1月12日-13日、ボストン・シンフォニー・
ホール)*〕
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング

GHCD 2393 ¥1350
マルコム・サージェント - プロムスの夕べ ――
サリヴァン:舞踏会序曲
チャイコフスキー:歌劇《エフゲニー・オネーギン》より タチアナの手紙
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第10番ホ短調Op.72-2《マズルカ》
ホルスト:東洋的組曲《ベニ・モラ》Op.29-1*
シャブリエ:喜歌劇《いやいやながらの王様》より ポーランドの祭り
チャイコフスキー(シュミット編):アンダンテ・カンタービレ
リトルフ:交響的協奏曲4番ニ短調Op.102より スケルツォ
エルガー:行進曲《威風堂々》第1番ニ長調Op.39-1
ジョーン・ハモンド(ソプラノ)、シューラ・チェルカスキー(ピアノ)、
マルコム・サージェント(指揮)、BBC交響楽団
エイドリアン・ボールトの後任として1950年代のBBC交響楽団を率いたイギリス
の名指揮者マルコム・サージェント。
BBCプロムスの名物指揮者として絶大な人気を博したサージェントの「プロムス
の夕べ(An Evening At The Proms)」(1959年録音)と、ホルストの「ベニ・モラ」
(1959年録音)が、名エンジニア、ピーター・レイノルズのリマスタリングで復
刻!
プロムスの聴衆を熱狂させたマルコム・サージェントのマジックを堪能できる
プログラムです。
マスター・ソース:ユルゲン・シャールヴェヒター・コレクション
〔HMV ASD 536(1959年録音)&HMV SXLP 30126(1956年録音)*〕
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング




<Guild>
GMCD 7384 ¥2180
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.1-3
スメタナ:ピアノ三重奏曲ト短調Op.15
ショイブレ:ピアノ三重奏曲Op.45
トリオ・フォンターネ〔アンドレア・ヴィーズリ(ピアノ)、
ノエレ・グルーブラー(ヴァイオリン)、ヨナス・クライエンブール(チェロ)〕
スイスの若手奏者たちによって2002年に結成されたアンサンブル、トリオ・
フォンターネ(http://www.triofontane.ch/)。
古典派、ロマン派、近現代の3つの時代を繋げるプログラムには、母国スイスの
作曲家ハンス・ショイブレ(1906-1988)の珍しい「ピアノ三重奏曲」も収録。
スイスに芽吹いた若き才能たちが、広いレパートリーと、母国の音楽への愛着
を披露してくれる。2011年10月17日-19日の録音。

GMCD 7389 ¥2180
オータムナル - ハイド:室内楽作品集 ――
3つの踊りOp.11a/秋にOp.5/夜想曲集Op.7/無伴奏チェロ組曲第2番Op.3
誕生日の歌/冬の音楽Op.6/弦楽四重奏曲Op.10
アクィナス・ピアノ・トリオ、ユウェントゥス・クヮルテット、
エドワルド・ヴァンデルスパール(ヴィオラ)、
エリザ・マーシャル(フルート&アルト・フルート)、
カトリオーナ・スコット(クラリネット)、ルース・ポッター(ハープ)、
キャスリーン・ジェンキンソン(チェロ)、
ジョン・トライル(指揮)、
エヴェリナ・プザイテ(ピアノ)、マーティン・カズン(ピアノ)
名門オックスフォード大学出身で、デイヴィッド・マシューズに作曲を学んだ
イギリスのエリート作曲家、トーマス・ハイド(1978-)の室内楽作品集。
その才能は早くから注目を集めており、現在はイギリスのプレスティン音楽祭
の委嘱作品、ジェニファー・パイクのための「ソナタ」など新作を作曲中。
2007年-2012年の録音。




<Guild Light Music>
GLCD 5197 ¥1650
軽音楽の黄金時代 - メロディ・ミクスチュア ――
ファン・デル・リンデン:カブ・バンク/マンシーニ:ミスター・ラッキー
エリントン:キャラバン/ティオムキン編:ダウン・アンダー
ワイル:ビルバオ・ソング/ホープ:スプリング・コレクション
グッドウィン:プレジャー・アイランド/他
ルード・フィリップ&シンフォニー・オーケトラ、
フランク・コーデル&ヒズ・オーケストラ、
ヴァル=ベルク&ヒズ・オーケストラ、
パーシー・フェイス&ヒズ・オーケストラ、
ロン・グッドウィン&ヒズ・コンサート・オーケストラ、他
軽音楽の黄金時代第97集では、ヘンリー・マンシーニやデューク・エリントン、
ロン・グッドウィンなどの"巨人たち"の音楽がぎっしりと詰まったプログラム。
アラン・バンティングのリマスタリング。1947年-1961年の録音。

GLCD 5198 ¥1650
軽音楽の黄金時代 - 労働時間の軽音楽Vol.3 ――
シュトラウス2世:南国のばら
デイヴィス&コンラッド:ロンサム・アンド・ソーリー
ビゼー(ラング編):カルメン - リズミック・ラプソディ
バーンズ:ディンティ・ミス/ブラックモア:ナックルダスト
シュトラウス2世:春の声/他
ハリー・フライヤー&ヒズ・オーケストラ、
ロニー・ムンロ&ヒズ・ワルツ・オーケストラ、
レジナルド・パースグローヴ&ヒズ・オーケストラ、
ハロルド・コリンズ&ヒズ・オーケストラ、
リチャード・クリーン&ヒズ・オーケストラ、他
シリーズの第98集は、デッカの78回転LPでリリースされていたBBCのラジオ・
プログラム、「労働時間の音楽(Music While You Work)」の復刻第4弾。元BBC
エンジニアのアラン・バンティングのリマスタリングで、往年のデッカ・サウ
ンドと黄金期のライト・ミュージックをじっくりと。1943年-1946年の録音。




<Glossa>
GCD 921207 2枚組 ¥3250
コレッリ:トリオ・ソナタ集Op.4(室内ソナタ) ――
ソナタ第6番ホ長調Op.4-6/ソナタ第12番ロ短調Op.4-12
ソナタ第4番ニ長調Op.4-4/ソナタ第5番イ短調Op.4-5
ソナタ第1番ハ長調Op.4-1/ソナタ第10番ト長調Op.4-10
ソナタ第3番イ長調Op.4-3/ソナタ第8番ニ短調Op.4-8
ソナタ第7番ヘ長調Op.4-7/ソナタ第9番変ロ長調Op.4-9
ソナタ第2番ト短調Op.4-2/ソナタ第11番ハ短調Op.4-11
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン&音楽監督)、
アンサンブル・アウローラ〔ロゼッラ・クローチェ(ヴァイオリン)、
ジュディス=マリア・ブルムステルベリ(チェロ)、
ガブリエレ・パロンバ(アーチリュート)、
ファビオ・チオフィーニ(チェンバロ)〕
コレッリの4つのトリオ・ソナタ集の最後のセットであり、「Op.2」と同じく
「室内ソナタ」となる1694年の「Op.4」。
ピエトロ・オットボーニ枢機卿に献呈された「Op.4」で繰り広げられるエンリ
コ・ガッティの最も新しいコレッリ解釈に期待せずにはいられない。
録音:2012年6月、テアトロ・クチネリ(ソロメオ/イタリア)

GCD P32107 ¥2180
納骨堂 - 聖者の遺骨の安置所 ――
ピエール・ド・カンブレ:ハンガリー女王エルジェーベトのための礼拝
グランドラヴォア、ビョルン・シュメルツァー(指揮)
O教会建築のための図画や絵画、彫刻、装飾などを求めてヨーロッパ各地を旅し
たとされるヴィラール・ド・オヌクールの旅路を追うグランドラヴォアの三部
作。第1集では北フランスからハンガリーまでの道程がテーマ。13世紀のピエー
ル・ド・カンブレ(カンブレのピエール)による当時のハンガリー女王エルジェ
ーベトのための礼拝の音楽が、シュメルツァー&グランドラヴォアによって再
現される。
録音:2010年7月&8月、サン=イヴ(ブレーヌ/フランス)





<Tactus Serie Bianca>
TB 650390 2枚組 ¥1980
コレッリ:トリオ・ソナタ集 ――
トリオ・ソナタ集Op.1(教会ソナタ)より ソナタ第5番変ロ長調Op.1-5、
ソナタ第9番ト長調Op.1-9、ソナタ第11番ニ短調Op.1-11、
ソナタ第12番ニ長調Op.1-12
トリオ・ソナタ集Op.3(教会ソナタ)より ソナタ第4番ロ短調Op.3-4、
ソナタ第9番ヘ短調Op.3-9、ソナタ第11番ト短調Op.3-11、
ソナタ第12番イ短調Op.3-12
トリオ・ソナタ集Op.2(室内ソナタ)より ソナタ第1番ニ長調Op.2-1、
ソナタ第7番ヘ長調Op.2-7、ソナタ第10番ホ長調Op.2-10、
ソナタ第12番ト長調Op.2-12/トリオ・ソナタ集Op.4(室内ソナタ)より
ソナタ第1番ハ長調Op.4-1、ソナタ第3番イ長調Op.4-3、
ソナタ第4番ニ長調Op.4-4、ソナタ第10番ト長調Op.4-10
エンリコ・ガッティ(バロック・ヴァイオリン&音楽監督)、
アンサンブル・アウローラ〔ルイジ・マンジョカヴァッロ(バロック・ヴァイオ
リン)、ロベルト・ジーニ(バロック・チェロ)、ルチアーノ・コンティーニ
(アーチリュート)、グイド・モリーニ(チェンバロ&オルガン)〕
17世紀後半のイタリアに現れた同国における最初のヴァイオリンの巨匠コレッ
リ。最初の4つのトリオ・ソナタ集は、奇数「Op.1」と「Op.3」が"教会ソナタ"
として、偶数の「Op.2」と「Op.4」が"室内ソナタ"として作曲されており、オ
ルガン(教会ソナタ)とチェンバロ(室内ソナタ)を使い分けているのも特徴の1つ
である。
エンリコ・ガッティを筆頭にロベルト・ジーニやグイド・モリーニなど、古楽
界の巨星たちが集う豪華がメンバーによるコレッリ。名盤の復活を喜びたい。

TB 570001 ¥1280
アムステルダム旧教会のオルガン ――
シャイデマン:神のひとり子なる主キリスト*/ファン・ノールト:詩篇第50番*
シャイデマン:トッカータ ト長調*
スヴェーリンク:
トッカータ ハ長調、大公のバッロ、エコー・ファンタジア イ短調
作曲者不詳(17世紀):3つの変奏曲/シャイト:ベルガマスカ
作曲者不詳(17世紀):3つの変奏曲
シャイデマン:主よあわれみ給え、よい羊飼いはよみがえられた
グスタフ・レオンハルト(オルガン)*、マッテオ・インブルーノ(オルガン)
かつてアムステルダムの"新教会"でオルガン奏者を務めていたレオンハルトと、
"旧教会"のオルガン奏者インブルーノ。2人の世界的名手が取り上げたのは、
"旧教会"のオルガニストを務めていたネーデルラント楽派の最重要人物スヴェ
ーリンクとその弟子であるシャイデマンとシャイト、そして"新教会"のオルガ
ニストだったアントニ・ファン・ノールト(1620-1675)の音楽。
"旧教会"と"新教会"、再調律が行われる"前"のレオンハルトと"後"のインブル
ーノのコントラストを通じて、スヴェーリンクから北ドイツ・オルガン楽派へ
と続く17世紀のオルガン音楽の歴史が描かれる――。
録音:2004年9月7日-9日&録音年月日不詳*

TB 650701 ¥1280
ドメニコ・ガブリエリ:チェロ作品全集 ――
チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調
チェロと通奏低音のためのソナタ イ長調/7つのリチェルカーレ
チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調
ベッティーナ・ホフマン(バロック・チェロ)、モード・アンティクオ
17世紀の天才チェリストとして華々しい活躍を見せたドメニコ・ガブリエリ
(1651-1690)。
ボローニャのサン・ペトロニオ聖堂のチェロ奏者に就任するなど、普及しつつ
あったチェロの名手として欧州各地にその名を轟かせ、音楽史上最初にチェロ
作品を作曲したと伝わるなど、後世に大きな功績を遺している。
ガブリエリの「7つのリチェルカーレ」や「3つのチェロ・ソナタ」は、チェロ
という楽器の歴史の1つの出発点となった重要な作品である。
録音:1999年7月、フィレンツェ

TB 460090 2枚組 ¥1980
ボローニャ、サン・ペトロニオ聖堂のオルガン ――
アンドレア・ガブリエリとジョヴァンニ・ガブリエリ -
G・ガブリエリ: 第1旋法による8声のカンツォン
A・ガブリエリ:
第1旋法によるイントナツィオーネ、第1旋法によるリチェルカーレ、
第6旋法によるイントナツィオーネ、、
リチェルカール・アリオーソ、モテット《いでよ、シオンのおとめたちよ》
G・ガブリエリ:
第9旋法によるフーガ、第2旋法によるトッカータ、
カンツォン《ラ・スピリタータ》、カンツォン《ソ・ソ・ラ・ソ・ファ・ミ》
A・ガブリエリ:
第5旋法によるトッカータ、カンツォン・アリオーサ、
ファンタジア・アレグラ、私は若い娘、フランス風カンツォン
G・ガブリエリ:
4月の訪れに、第1旋法によるトッカータ、第1旋法によるリチェルカーレ、
第2旋法によるカンツォン、第12旋法によるカンツォン、カンツォン第12番
ポー平原とフランドルの作曲家たち - ボネッリ:トッカータ《クレオパトラ》
ヴェッジョ:リチェルカータ/フォリアーノ:リチェルカータ、リチェルカータ
セニ:リチェルカーレ第6番、リチェルカーレ第11番
バルビエリ:モテット《我らの大地は賛美の歓びに沸く》
フランチェーゼ:第6旋法によるイントナツィオーネ
M・A・カヴァッツォーニ:プラス・ネ・レグレス
G・カヴァッツォーニ:リチェルカーレ第3番/フェッラボスコ:私は若い娘
フレスコバルディ:カンツォーナ
パスクィーニ:トッカータ、不協和音、カンツォーナ
メールラ:半音階的トッカータ、カンツォーナ
ボネッリ:トッカータ《アタランタ》
ルイジ・フェルディナンド・タリアヴィーニ(オルガン)、
リウウェ・タミンハ(オルガン)
イタリア、ボローニャの守護聖人、聖ペトロニウス(サン・ペトロニオ)を祀る
ゴシック様式の教会、サン・ペトロニオ聖堂。
バチカンのサン・ピエトロ大聖堂よりも大きな教会を作ることが許されず、現
在も未完成というエピソードを持つ。
バルダッサーレ・マラミーニ(?-1614)が1596年に製作したオルガン、ロレン
ツォ・ダ・プラト(1417-1492)が1471年から75年にかけて製作した2つのヒスト
リカル・オルガンを弾いているのは、タリアヴィーニとタミンハというイタリ
ア・オルガン界の2人の巨匠。
"2人とガブリエリ"と"ポー平原とフランドル地方"の音楽が、サン・ペトロニ
オ聖堂に響き渡る。
録音:1990年3月、サン・ペトロニオ聖堂(ボローニャ)





<Tactus>
TC 744590 2枚組 ¥4360
トゥッリーニ:
6つのチェンバロ・ソナタ(1795)
ヴァイオリン伴奏とチェンバロ独奏のフーガ付き《6つのチェンバロ・ソナタ》
(1784)(全曲世界初録音)
ジュズィ・デ・ベラルディニス(フォルテピアノ)、
クリスティーナ・パルッチ(ヴァイオリン)
18世紀後期-19世紀初期のイタリアにおける「鍵盤ソナタ」を発展させた盲目の
天才トゥッリーニ。
1784年と1795年の「チェンバロ・ソナタ」は、イタリアのチェンバロからピア
ノ(フォルテピアノ)への過渡期を刻印した音楽史的観点からも貴重な資料とな
ることだろう。
使用楽器のヨハン・フリッツ製作(1810年頃)のフォルテピアノと、ジョヴァン
ニ・トノーニ製作(1700年)のヴァイオリンの音色もこのディスクの大きな魅力
である。2008年8月、ペンネ(ペスカーラ/イタリア)での録音。

TC 672253 ¥2180
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲集 ――
協奏曲ニ長調RV.513/協奏曲変ロ長調RV.526(アンメット補完版)
協奏曲イ長調RV.520(アンメット補完版)/協奏曲変ロ長調RV.764
協奏曲イ長調RV.521/協奏曲変ロ長調RV.528(アンメット補完版)
協奏曲ヘ長調RV.765
アンジェロ・チチリーニ(ヴァイオリン)、
ルカ・ヴェントゥーリ(ヴァイオリン)、
ファブリツィオ・アンメット(指揮)、オルフェオ・アンサンブル
タクトゥスからユニークで質の高いヴィヴァルディをリリースしてきたイタリ
ア、スポレートのオルフェオ・アンサンブル。
世界初録音を含む「2本のヴァイオリン協奏曲集」では、イタリア・アントニオ
・ヴィヴァルディ協会の国際学術委員会のメンバーでもあるファブリツォオ・
アンメットの補筆により未完の「RV.526」、「RV.520」と「RV.528」の"全曲
版"と出会うことが出来る。
2009年8月10日-12日、スポレート(イタリア)での録音。

TC 570201 ¥2180
ベルナルディ:4声のカンティレーナ様式によるモテット集(1613)(世界初録音)
アンサンブル・カンティンバンコ、ロベルト・バルコーニ(指揮)
ステファノ・ベルナルディ(1577-1637)は、生まれ故郷のヴェローナ大聖堂の
楽長を務め、ザルツブルク大聖堂でも活躍したイタリアの作曲家。
ベルナルディは、逸早く採り入れたコンチェルタート様式と、伝統的なポリ
フォニーの書法を使い分けており、独唱の使用など声楽、器楽の両面で革新的
な手法が用いられている。2011年11月の録音。

TC 862717 ¥2180
ボッシ:オルガン作品全集Vol.7 ――
英雄的小品Op.128/演奏会用小品ハ短調Op.130
オルガンのための5つの小品Op.132(全曲世界初録音)
アンドレア・マシナンティ(オルガン)
昨年2011年に生誕150周年を迎えたイタリア・オルガンの大家マルコ・エンリコ
・ボッシ(1861-1925)のオルガン作品全集第7巻。
ザンドナイの「ジュリエッタとロメオ」をテーマとした「英雄的小品」や、力
強い「演奏会用小品」など、1906年から1910年の充実期に作曲された3作品を
収録。カルロ・ヴェゲッツィ=ボッシが1897年に製作したイタリア、クネオの
サクロ・クオーレ教会のオルガンによる演奏。2011年8月の録音。

TC 862090 2枚組 ¥4360
テバルディーニ:オルガン作品全集&宗教合唱作品集 ――
オルガンと合唱のためのソナタOp.26/アレルヤ/6つのオルガン小品Op.16
オルガン・コラールOp.43/オルガンと金管のためのソナタOp.26bis
4声のための5つのモテットOp.17
合唱とオルガンのための宗教カンタータOp.10(全曲世界初録音)
ジュリオ・メルカティ(オルガン)、
アントニオ・グレコ(指揮)、コーロ・コンスタンツォ・ポルタ、
アントニオ・クエロ(トランペット)、
アルフレード・ミリアヴァッカ(トロンボーン)、
ファブリツィオ・スパノ(トロンボーン)、
アレックス・ソルディ(トロンボーン)、ジャンルカ・ボンディ(ホルン)、
キアラ・バレストラ(ホルン)
ピツェッティの師でもある19世紀後期-20世紀前半のイタリアの音楽家、ジョ
ヴァンニ・テバルディーニ(1864-1952)。
作曲家、指揮者としてだけでなく、音楽学者としてはパレストリーナの権威と
しても高名であり、このオルガンと宗教合唱作品は、テバルディーニが目指し
た教会音楽改革の成果の一部である。2011年6月の録音。

TC 830601 ¥2180
フマガッリ:オルガン作品集 ――
6つの行進曲Op.80より
ディヴェルティメント形式による6つの練習曲Op.231より
スコーラ・オルガーノOp.233より/音楽的修得神学Op.235より
カプリッチョ《ラ・カッチャ》Op.257/オルガン・ソナタ ホ短調Op.290
ジョヴァンニ・フェルトリン(オルガン)
イタリアのフマガッリ一族の生まれで、ディズマ・フマガッリの弟、ポリビオ
・フマガッリ(1830-1900)のオルガン作品集。
ミラノ音楽院の教授という要職に就き、マルコ・エンリコ・ボッシにもオルガ
ンを教えたフマガッリのオルガン作品は、全盛を迎えたイタリア・オペラのス
タイルから、新古典主義、ドイツの交響曲的なスタイル、フランスのスタイル
への移行を果たしている。サン・アゴスティーノ教会(トレヴィーゾ)のフラテ
ッリ・セラッシ1858年製と、サント・ステファノ教会(イーゾラ・デッラ・スカ
ーラ)のファリナーティ1932年製のオルガンによる演奏。2011年10月の録音。

TC 960202 ¥2180
ベッラフロンテ:協奏曲集 ――
ピッコロ協奏曲《魂の迷宮》/ヴァイオリン協奏曲《ディスカントゥス》
ファゴット協奏曲《ツァイト》
ソプラノ・サクソフォン協奏曲《ムラレス》(全曲世界初録音)
ニコラ・マッツァンティ(ピッコロ)、
フランチェスコ・ドラツィオ(ヴァイオリン)、
パトリック・デ・リティス(ファゴット)、
フェデリコ・モンデルチ(サクソフォン)、
ウィーン・コンツェルト・フェライン、ディルク・フェルミューレン(指揮)
ファゴット協奏曲「ツァイト(Zeit)」がムジークフェラインのオフィシャル・
シーズンで演奏されるなど、現代イタリアにおける管楽器、弦楽器作品のリー
ディング・コンポーザー、ラファエレ・ベッラフロンテ(1961-)の協奏曲集。
フィレンツェ五月音楽祭管のピッコロ奏者ニコラ・マッツァンティ、イタリア
・サクソフォン界の重鎮フェデリコ・モンデルチなど、ソリストも強力!難解
な作曲技法のみに傾倒しないベッラフロンテの世界を、ウィーン・コンツェル
ト・フェラインが精巧な完成度で繰り広げる。2009年4月の録音。

TC 970701 ¥2180
ジャンムッソ:ピアノ作品集 ――
即興曲/ピアノと弦楽のための協奏曲/ソナタ
ジェネシ・ディ・ウン・テマ・インファンティレ
インヴェンション(全曲世界初録音)
エンリコ・マリア・ポリマンティ(ピアノ)、
アンドレア・ノフェリーニ(チェロ)、
ファウスト・アンセルモ(指揮)、弦楽オーケストラ
現代イタリアの作曲家、フランチェスコ・ジャンムッソ(1970-)のピアノが主役
の室内楽作品集。
スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ヤマハを弾き分けるポリマンティのピ
アノ、ノフェリーニが弾くトマーソ・バレストリエリ1759年製のチェロ、そし
てジャンムッソの作品が世紀を越えて共演する。

TC 921301 ¥2180
マリヌッツィ:ピアノ作品集 ――
パルティータ/ポポラーレの主題によるディヴェルティメント
ラガーリーダー(全曲世界初録音)
マルティーナ・コッリ(ピアノ)、ロゼッラ・ルビーニ(ピアノ)
イタリアの指揮者ジーノ・マリヌッツィの息子で、映画音楽の作曲家、父と同
じ指揮者として活躍したニューヨーク生まれのイタリア人音楽家ジーノ・マリ
ヌッツィ・ジュニア(1920-1996)。
マリヌッツィ・ジュニアは、イタリアで初めて電子音楽の世界を探究した作曲
家であり、2台ピアノ、4手連弾のための音楽からも実験的な響きが生まれ出る。
2011年3月の録音。




<Hyperion>
CDA 67957 ¥2080 ※9月17日までのご注文特価 ¥1750
ガブリエリ:サクラ・シンフォニア集 ――
主の御声(C64)/集いにて(C78)/第1旋法によるカンツォン(C176)
おお、いとも甘美なるわたしのイエスよ(C24)
すべての民よ、手を打ち鳴らせ(C52)
おお、いとも甘美なるわたしのイエスよ(C56)/キリエ(C71-73)
処女マリア(C35)/マニフィカト(C75)/聖母マリアの連祷(C63)
喜び躍れ、天の軍勢よ(C131)
ジェフリー・スキッドモア(指揮)、
エクス・カシドラ、ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ、
コンチェルト・パラティーノ
ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ、コンチェルト・パラティ
ーノという世界有数の古楽系金管アンサンブルとの共演となるエクス・カシド
ラのガブリエリ。
ガブリエリが発展させたヴェネツィアの複合唱(分割合唱)様式、ザ・シックス
ティーンのグレース・ダヴィッドソンを擁するエクス・カシドラの神々しきハ
ーモニー、古楽系金管楽器の豊かな倍音と音色の饗宴が、17世紀ヴェネツィア、
サン・マルコ寺院に響いた音楽を再現してくれる。
録音:2012年5月27日-29日、オール・ハロウズ教会
(ゴスペル・オーク、ロンドン)

CDA 67915 ¥2080
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.58 ――
ピクシス:
ピアノ協奏曲ハ長調Op.100(世界初録音)、
ピアノ小協奏曲変ホ長調Op.68(世界初録音)
タールベルク:ピアノ協奏曲ヘ短調Op.5
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)、
タスマニア交響楽団
当時のヨーロッパで人気、評価を二分したフランツ・リストを相手に、1837年
のパリを舞台に行われた「ピアノによる決闘」が有名なタールベルク。
リストと比肩した大ピアニストが作曲した唯一の「ピアノ協奏曲」は、高度な
ヴィルトゥオージティとスタミナが求められるロマン派の大作である。
録音:2011年5月10日-14日、フェデレーション・コンサート・ホール
(タスマニア)

CDA 67864 ¥2080
シューベルト:
弦楽五重奏曲ハ長調D.956*/楽四重奏曲第12番ハ短調D.703《四重奏断章》
タカーチ弦楽四重奏団〔エドワード・ドゥシンベル(第1ヴァイオリン)、
カーロイ・シュランツ(第2ヴァイオリン)、ジェラルディン・ウォルサー
(ヴィオラ)、アンドラーシュ・フェエール(チェロ)〕、
ラルフ・カーシュバウム(チェロ)*
1828年、シューベルトが死の6週間前に仕上げた遺作「弦楽五重奏曲」。
第2チェロが加わり、低音域の充実と響きの幅が広がった「弦楽五重奏曲」は、「ザ・グレイト」と同じく"ハ長調"と"長大なスケール"という特徴を持ったシューベルト最晩年の傑作である。
タカーチ弦楽四重奏団にとって、デッカ時代から約20年振りのレコーディング
となる「弦楽五重奏曲」と「四重奏断章」。
録音:2012年5月18日-21日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール
(モンマス)

CDA 67908 ¥2080
C.P.E.バッハ:鍵盤楽器のためのソナタ集Vol.2 ――
ソナタ嬰ヘ短調H.37,Wq.52-4/ソナタ ホ長調H.39,Wq.62-5
ソナタ ハ短調H.121,Wq.65-31/ソナタ イ長調H.135,Wq.65-32
幻想曲嬰ヘ短調H.300,Wq.67/ロンド ニ短調H.290,Wq.61-4
ダニー・ドライヴァー(ピアノ)
ピアノ王国ハイペリオンが次代のエースとして大きな期待を寄せている逸材、
ダニー・ドライヴァーが弾くカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-
1788)の鍵盤ソナタ集Vol.2!
バッハ一族の大作曲家であると同時に傑出した鍵盤奏者でもあったC.P.E.バッ
ハは、200曲を超える鍵盤作品の作曲を行い、音楽理論と共に後世に大きな影響
を与えている。
創意工夫にあふれたC.P.E.バッハのソナタに取り組むダニー・ドライヴァー。
ピアノによるC.P.E.バッハの新たなスタンダードとなる可能性は高い。
録音:2012年1月19日-21日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

CDA 67844 ¥2080
R・シュトラウス:歌曲全集Vol.6 ――
変わらぬものOp.69-3/星Op.69-1/森を行くOp.69-4/ひどい天気Op.69-5
赤いばらTrV.119/目覚めたばらTrV.90/めぐり合いTrV.98
僕らは踊りだしたい気持ちだTrV.175/小川Op.88-1
ベルヴェデーレ上宮からの眺めOp.88-2/歌曲集《商人の鑑》Op.66
誰がしたのか?TrV.142/あおいTrV.297
エリザベス・ワッツ(ソプラノ)、ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)の歌曲全集第6巻では、ヨーロッパで急
速に評価を高めているイギリスの若きソプラノ、エリザベス・ワッツがハイペリ
オン初登場!
第6巻には、1921年に出版された歌曲集「商人の鑑」や、シュトラウスの生前に
は出版されず、1985年にキリ・テ・カナワが初演を行った「あおい」などを収
録。
優れたプログラム構成、ヴィニョールズのピアノ伴奏、そしてエリザベス・
ワッツの歌声。充実の内容に改めて感服。
録音:2012年1月16日-18日、オール・セインツ教会(ロンドン)

CDA 67904 ¥2080
18世紀ポルトガルの愛の歌 ――
作曲者不詳:
ガニンハ、私のガニンハ/ダ・シルヴァ・レイテ:テンポ・キ・ブレーヴェ・
パッサステ、フランシスコ・ゲラルドのトッカータ
作曲者不詳:フォイ・ポル・ミン、フォイ・ペラ・ソルテ
ダ・シルヴァ・レイテ:オンデ・ヴァス・リンダ・ネグリンハ
アヴォンダーノ:メヌエット第4番
作曲者不詳:ア・ミンハ・ネリーナ、エ・デリシア・テル・アモール
ポルトガル:ヴォーチェ・トラータ・アモール・エン・ブリンコ
ダ・シルヴァ・レイテ:メヌエット
ポルトガル:ヤ・ヤ・メ・ヴァイ・マリーリア
マウリシオ:ソブレ・アス・アサス・ダ・テルヌラ
セイシャス:トッカータ第8番
マウリシオ:キ・フィズ・エウ・ア・ナトゥレーザ?
アヴォンダーノ:メヌエット第6番
ポルトガル:クイダドス、トリステス・クイダドス
マウリシオ:エ・アモール・ア・レイ・スアーヴェ
スカルラッティ:ソナタ ヘ短調Kk.466
作曲者不詳:オス"メ・デイシャス"ケ・トゥ・ダス
ラヴェントゥーラ・ロンドン、ザク・オズモ(指揮)
16世紀-18世紀の西ヨーロッパの音楽をレパートリーとするイギリスのピリオド
・アンサンブル、ラヴェントゥーラ・ロンドンのハイペリオン・デビュー・レ
コーディング。
ハル大学の古楽学科でディレクターを務めている古楽器奏者ザク・オズモが
2009年に結成したラヴェントゥーラ・ロンドン。メランコリックでリリカル、
それであり明るくリズミカルな表情を持つ18世紀ラテンの愛の歌が、感情豊か
に歌われる。
録音:2012年1月19日-21日、オール・セインツ教会(ロンドン)

CDS 44311/3 3枚組 ¥4160
スタンフォード:宗教合唱作品集 ――
マニフィカトとヌンク・ディミティス変ロ長調Op.10/主は私の羊飼い
正しき人の魂は/いかに幸いなことか
マニフィカトとヌンク・ディミティス イ長調Op.12
口でイエスは主であると公に言い表しOp.37-2
マニフィカトとヌンク・ディミティス ヘ長調Op.36
そして、私は別の天使をOp.37-1/我らの父
マニフィカトとヌンク・ディミティス変ホ長調
ユビラーテとテ・デウム変ロ長調Op.10
マニフィカトとヌンク・ディミティス ト長調Op.81
聖書の歌と6つの賛歌Op.113
テ・デウム、ベネディクトゥスとサンクトゥス ハ長調Op.115
マニフィカトとヌンク・ディミティス ハ長調Op.115
新しいエルサレムの聖歌隊Op.123/グローリア/聖パトリックの胸当て
栄光と力強き神Op.135-3/永遠なる父Op.135-2
フォー・ロー、アイ・ライズ・アップOp.145/マニフィカト変ロ長調Op.164
暗闇を照らす光よ/正しきことを述べる者の足は美しい
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊、
デイヴィッド・ヒル(指揮)
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924)が英国国教会のために
作曲を行った「マニフィカトとヌンク・ディミティス」を中心とした宗教合唱
作品集がボックスになって新登場!
演奏が多くの名唱を聴かせてくれたデイヴィッド・ヒルとウィンチェスター大
聖堂聖歌隊というところもポイント。
録音:1997年1月&4月、ウィンチェスター大聖堂(イギリス)
CDA 66964、CDA 66965&CDA 66974の新装移行再発売




<Helios>
CDH 55413 ¥1280
ヒンデミット:ルードゥス・トナリス/組曲《1922年》Op.26
ジョン・マッケイブ(ピアノ/ファツィオーリ)
パウル・ヒンデミット(1895-1963)の作曲理論、対位法や調性が作品として具現
化された代表作「ルードゥス・トナリス」。
ロマン主義から脱却を目指したヒンデミットの冒険的な作品を、自らも作曲家
として活躍する重鎮ジョン・マッケイブがファツィオーリのピアノで解明して
ゆく。
録音:1995年7月18日-20日/CDA 66824からの新装移行再発売




<Onyx>
ONYX 4105 ¥2180
汚れなき乙女、いじわる女、がみがみ女 ――
パーセル:祝福されし聖処女の戒め
ベルリオーズ:オフェリアの死
ゲーテの《ヴィルヘルム・マイスター》より 6つのミニョンの歌
シューベルト:私に言わせないで、シューマン:その姿のままで、
リスト:君よ知るや,南の国、チャイコフスキー:ただ憧れを知る者だけが、
デュパルク:ミニョンのロマンス、ヴォルフ:君よ知るや南の国
ホロヴィッツ:マクベス夫人
プーランク:歌曲集《偽りの婚約》、愛の小径
ポーター:ザ・フィジシャン
デューク:エージズ・アゴー
ロジャース&ソンドハイム:
ボーイ・フロム・タカレンボ・ラ・トゥンバ・デル・フエゴ・サンタ・
マリパス・サカテカス・ラ・ハンタ・デル・ソル・イ・クルス
スーザン・グラハム(メゾ・ソプラノ)、マルコム・マルティヌー(ピアノ)
2008年にオニックス(Onyx)からリリースされたソロ・アルバム、22人の作曲家
による「フランス歌曲の百年」(ONYX 4030)で素晴らしい歌声とプログラムを披
露してくれたスーザン・グラハム(グレアム)。
名伴奏者マルコム・マルティヌーとのデュオで贈るスーザン・グラハムの新し
いプログラムは、女性の感情の変化を歌った「汚れなき乙女、いじわる女、が
みがみ女(Virgins, Vixens & Viragons)」!
汚れを知らなかった清らかな乙女が、次第に狡賢さを覚え、果てにはがみがみ
とまくし立てる女性へと変貌してゆく過程、揺れ動く感情を際立つ歌唱力で表
現するスーザン・グラハム。
これほどまでに大胆かつ見事なコンセプトと至上の歌声を併せ持つ歌曲集には、
なかなか出会うことは出来ないだろう。

ONYX 4102 ¥2180
海 - フォーレ、シューベルト&ドビュッシー:歌曲集 ――
ドビュッシー:ヴェルレーヌの詩による3つの歌曲、美しい夕暮れ
フォーレ:
歌曲集《幻想の水平線》Op.118、歌曲集《ある1日の詩》Op.21、
ゆりかごOp.23-1、ひそやかにOp.58-2、漁師の歌Op.4-1、涙Op.51-1
シューベルト:
舟乗り、海の静けさ、冥府への旅、ドナウにて、エルラフ湖、
ゴンドラの漕ぎ手、帰り道、川辺にて、冥府から来た群れ
ヘンク・ネヴェン(バリトン)、ハンス・アイザッカース(ピアノ)
ヘンク・ネヴェンは、オランダのアムステルダム音楽院でマールテン・コニン
グスベアガーとマルグリート・ホーニクの薫陶を受け、2011年には権威あるオ
ランダ音楽賞(Nederlandse Muziekprijs)の受賞、オニックス(ONYX)からのソロ
・デビュー(ONYX 4052)を果たし上昇気流によるオランダ期待のバリトン歌手。
フランスのフォーレとドビュッシー、歌曲王シューベルトの音楽で構成される
"海"テーマとしたプログラムでは、ヘンク・ネヴェンの豊かで気品のある歌声
が、海や水にまつわる多様な色彩感と感情を歌い上げる。ネヴェンの歌声が、
オランダに到来したバリトン新時代の証拠となる。




<Linn>
CKD 417(SACD-Hybrid) ¥2380
鳥の歌いまは絶え - チューダー朝時代のラテン語の音楽 ――
バード:光なり日なるキリスト/ホワイト:エレミアの哀歌
パーソンズ:アヴェ・マリア/バード:主よ、御身の神殿に住まんとするは誰か
パーソンズ:主よ、御身の神殿に住まんとするは誰か
バード:われらはいかに主の歌を歌わん、エレミアの哀歌
ホワイト:光なり日なるキリスト(IV)
マニフィカト、フィリップ・ケイブ(指揮)
マニフィカトが歌うバード、ホワイト、パーソンズの教会音楽には優れた対位
法が発揮されており、カトリックと英国国教会が両立した時代におけるラテン
語の名作である。
マニフィカトのハーモニーの全てを捉えるリン(Linn)の優秀録音が、今回も絶
大な効果をもたらしてくれることだろう。




<ABC Classics>
ABC 476 4598 ¥2250
ドヴォルザーク:
交響曲第9番ホ短調Op.95《新世界より》/序曲《謝肉祭》Op.92
尾高忠明(指揮)、メルボルン交響楽団
尾高忠明のドヴォルザークといえば、2007年3月に札幌コンサートホールKitara
で札幌交響楽団を振った「交響曲第8番&第9番」(Signum Classics/SIGCD 110)
の優れた演奏が大きな話題となっただけに、メルボルン交響楽団との新録音に
懸かる期待も大きい。
南半球オーストラリア、メルボルンから、丁寧でスケール豊かなドヴォルザー
クの快演が登場です!
録音:2010年4月6日-8日、イワキ・オーディトリアム(メルボルン)




<Signum Classics>
SIGCD 312 ¥2080
リャプノフ:ヴァイオリン協奏曲
ハチャトゥリアン:
コンチェルト・ラプソディ(ヴァイオリン版)、
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ・モノローグ
宇田川杰子(ヴァイオリン)、
アラン・ブリバエフ(指揮)、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
イギリス、ロンドンで活躍する日本人ヴァイオリニスト、宇田川杰子が得意と
するロシアン・レパートリーの新録音は、リャプノフとハチャトゥリアン。
ヴァイオリンで弾くハチャトゥリアンの「コンチェルト・ラプソディ」がユニ
ーク。タクトを執るのは、カザフスタンの俊英アラン・ブリバエフ。
2011年10月の録音。





<Quartz>(Quartzはレーベル・オフィシャルのCD-R盤です)
QTZ 2088 ¥2180
マッケイブ:ピアノ作品集 ――
アポン・エンタリング・ア・ペインティング(世界初録音)
《エドワード2世》より 2つの情景(世界初録音)/バス・ダンス/ガウディ
ソナタ(世界初録音)
ピアノ・フォー・ハンズ〔ジョセフ・トング(ピアノ)、長谷川和香(ピアノ)〕
英グラモフォン誌で高評価を受けたイギリスのピアノ・デュオ、ピアノ・フォ
ー・ハンズ(Piano 4 Hands)のクォーツ(Quartz)第3弾は、現代イギリスの重鎮
作曲家ジョン・マッケイブ(1939-)の4手連弾集。
ジョン・マッケイブの世界初録音となる4手連弾作品を、ピアノ・フォー・ハン
ズが絶妙のコンビネーションで披露。近現代作品への造詣の深さ、4手連弾のレ
パートリー発掘への積極的な姿勢が伝わってくる。
2010年12月の録音。

QTZ 2092 ¥2180
ヴィラ=ロボス:ピアノ作品全集Vol.2 ――
ブラジル風バッハ第4番/カボークロの伝説/ショーロ第5番《ブラジルの魂》
ブラジルの詩
マルセロ・ブラトケ(ピアノ)
クラシックからジャズまで幅広いジャンルで活躍するブラジルのピアニスト、
マルセロ・ブラトキが取り組んでいる母国の巨匠エイトール・ヴィラ=ロボス
(1887-1959)のピアノ作品全集第2巻。
「ブラジル風バッハ第4番」の「アリア」での歌い方、続く「踊り」でのリズム
感は、やはりブラジルのピアニストならではの表現力。ピアノと音楽の双方が
しっかりと結びついた演奏である。2010年4月の録音。

QTZ 2091(CD+DVD-PAL) ¥2180
グラント・フォスター:組曲《ドバイの真珠》/レディング獄舎のバラッド
ミラ・イェヴティチ(ピアノ)、セルゲイ・ロルドゥギン(チェロ)、
アンドルー・グッドウィン(テノール)、ザウルベク・ググカエフ(指揮)、
ノーヴァヤ・ロシア交響楽団、エルミタージュ交響楽団、ベラルーシ交響楽団
オーストラリア、シドニー出身の作曲家グラント・フォスターの管弦楽作品集。
「ドバイの真珠」は、ロシアの皇帝ニコライの末娘アナスタシアの物語を題材
とした作品。ノーヴァヤ・ロシア響やエルミタージュ響、ベラルーシ響が起用
されており、マイナー・オーケストラ・ファンにもおススメ。
2011年-2012年の録音。




<Stone Records>
5060192780178 ¥2180
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 ――
ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調Op.70-2
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97《大公》
フェニックス・ピアノ・トリオ〔ジョナサン・ストーン(ヴァイオリン)、
マリー・マクラウド(チェロ)、ショルト・カイナッチ(ピアノ)〕
フェニックス・ピアノ・トリオは、シャンドスの専属アンサンブル、ドーリッ
ク弦楽四重奏団のヴァイオリニスト、ジョナサン・ストーンが参加する2010年
結成のイギリスの新しい室内楽団。
デビュー・レコーディングの「ベートーヴェン」は"コンプリート・ベートー
ヴェン・リサイタル・シリーズ"のライヴ録音であり、オックスフォード・リー
ダー・フェスティヴァルの創設者でもあるショルト・カイナッチのピアノが、
艶やかな音色と存在感でアンサンブルをリードしている。
2011年4月&7月のライヴ録音。

5060192780185 ¥2180
コープ:合唱作品集 ――
シングス・アイ・ディドゥント・セイ/復活
ネヴァー・ウェザー=ビーテン・サイル/楽園の鐘/3つの中世のキャロル
ウィー・ウィル・リメンバー・ゼム/アヴェ・ヴェルム/アヴェ・マリア
詩篇150番/巡礼者
アプサラ、ロナルド・コープ(指揮)、エドワード・バティング(オルガン)
イギリスの指揮者、作曲家ロナルド・コープと自身が主宰する室内合唱団アプ
サラによる自作の合唱作品集。
コープの合唱作品は、幼馴染であるスティーヴ・メインウォーリング、ヘンリ
ー・ヴォ―ン、トマス・キャンピオンの詩を題材としており、清浄な旋律、響
きが特徴であり印象的。アプサラの洗練された歌声も美しい。
2010年&2011年の録音。





<Attuned Heart>
AHR 001 ¥2180
カルム・オヴ・エイナウディ - エイナウディ:ピアノ作品集 ――
白い雲/波/ジェントル・ドラッグ/明けの明星/薔薇/別の世界で
バース・オヴ・シークレット・シングス/2つの川/花のように/夢
ステイ・ウィズ・ミー/デイズ/レオ/ アフリカの旋律IV(抜粋)
クリスティーネ・レイナー(ピアノ)
シンプルで優しく、ヒーリング的な旋律美で日本でも大ヒットとなったイタリ
アの作曲家ルドヴィコ・エイナウディ(1955-)のピアノ作品集。
穏やかな波のように揺らめくエイナウディの音楽が、聴き手を幻想的な響きで
包み込む。ちなみにエイナウディの祖父ルイージは、イタリアの第2代大統領を
務めた人物。2011年7月&8月の録音。





<Unizarre>
SS 001 ¥2180
ラ・ダンサ - スペインのギター音楽 ――
サンス:4つのスペイン舞曲/ソル:グラン・ソロOp.14
タレガ:アラビア風奇想曲/アルベニス:セビーリャ、アストゥーリアス
グラナドス:ビリャネスカ、ロンデーリャ・アラゴネーサ
作曲者不詳(フラメンコ):ラ・ガジェガによるファンタジア
ニール・スミス(ギター)
ニール・スミスは、サイモン・ラトルやアレグザンダー・ギブソンといった名
指揮者たちとの共演を重ね、長きに渡り第1線で活躍を続けるイギリスのベテラ
ン・ギタリスト。
西欧スペインのギター音楽集では、ラテンの情熱、明と暗が精妙に表現されて
いる。収録曲は全てニール・スミスのアレンジ。ギターの弦はアメリカのダダ
リオを使用。

SS 002 ¥2180
ヴィルトゥオーゾ ――
パガニーニ:グランド・ソナタ イ長調/ジュリアーニ:変奏曲Op.107
ソル:別れ/アルベニス:カディス、朱色の塔
ニール・スミス(ギター)
ニール・スミスのアレンジによるギターのためのヴィルトゥオーゾ作品集。
パガニーニの「グランド・ソナタ」やジュリアーニの「変奏曲」など、1台の
ギターから繰り出されるテクニカルなフレーズをたっぷりと聴かせてくれる。
ギターの弦はアメリカのダダリオを使用。




<PentaTone>
PTM 1034(SACD-Hybrid) ¥2300
チャイコフスキー:
交響曲第3番ニ長調Op.29《ポーランド》/戴冠式行進曲
ミハイル・プレトニョフ(指揮)、ロシア・ナショナル管弦楽団
15年以上という歳月を経て、プレトニョフ&RNOの2度目のチャイコフスキー全
集がここに完結です!

PTM 1035(SACD-Hybrid) ¥2300
リスト:
ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124/ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125
死の舞踏S.126/ハンガリー幻想曲S.123
ナレ・アルガマニヤン(ピアノ)、
アラン・アルティノグル(指揮)、ベルリン放送交響楽団
アルガマニヤンがリストのピアノ協奏曲で共演するのは、フランスのマエスト
ロ、アラン・アルティノグルとベルリン放送交響楽団。
アルガマニヤンにとってのリストの音楽は、ラフマニノフと並ぶメイン・レパ
ートリーであり、14歳でウィーン国立音楽大学への入学を実現させ、2008年モ
ントリオール国際音楽コンクールを制覇した実力を最大限に発揮してくれるに
違いない。

PTC 5186 460(SACD-Hybrid) ¥2580
J.S.バッハ:
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043*
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV.1041
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV.1042
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1060a#
ヴェスコ・エシュケナージ(ヴァイオリン)、
チェールト・トップ(ヴァイオリン)*、
アレクセイ・オグリンチュク(オーボエ)#、
コンセルトヘボウ室内管弦楽団
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(RCO)のコンサート・マスター、ヴェスコ
・エシュケナージが主役を務めるJ.S.バッハの「ヴァイオリン協奏曲集」!
同じくRCOの第1ヴァイオリン奏者チェールト・トップ、首席オーボエ奏者のア
レクセイ・オグリンチュクなど、エシュケナージとの共演陣も実力者揃い。
RCOのキーマンたちによるJ.S.バッハの新録音の登場です!
2012年5月1日-4日、ハールレム(オランダ)の録音。




<Signum Classics>
SIGCD 309 ¥2080
アレッシオ・バックス・プレイズ・ブラームス ――
ブラームス:
4つのバラードOp.10/8つのピアノ小品Op.76
パガニーニの主題による変奏曲Op.35
ハンガリー舞曲第5番(シフラ&バックス編)
アレッシオ・バックス(ピアノ)
1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年のリーズ国際ピアノ・コン
クールを制覇した実績を持つアレッシオ・バックス。飛躍の第1歩となった浜松
国際ピアノ・コンクールの本選でブラームスを選曲するなど、アレッシオ・バッ
クスにとってドイツ・ロマン派の巨匠の音楽はラフマニノフと並ぶ特別な存在。
「4つのバラードOp.10」で幕を開け、超絶技巧が求められるシフラ&バックス
編曲の「ハンガリー舞曲第5番」で締めくくるプログラムからも、高いセンスを
感じさせてくれる。
録音:2012年1月5日-7日、ワイアストン・エステイト・コンサートホール
(モンマス)


●創立15周年記念アニヴァーサリー・シリーズ!
SIGCD 299 ¥1080
アニヴァーサリー・シリーズ - ア・カペラ・コレクション ――
ベートーヴェン(ハグ編):
交響曲第5番《運命》〔スウィングル・シンガーズ&シュロモ〕
ヒープ(ガビタス編):ハイド・アンド・シーク〔キングズ・シンガーズ〕
チルコット:ウェザー・リポート〔ボブ・チルコット(指揮)、BBCシンガーズ〕
フォーレ(レストレンジ編):
夢のあとで〔ナイジェル・ショート(指揮)、テネブレ〕
ジョージ&アイラ・ガーシュウィン:
スラップ・ザット・バス〔ヴォーチェス8〕
スティルズ(ローソン編):どうにもならない望み〔キングズ・シンガーズ〕
黒人霊歌(ブラックウェル編):逃れ行け〔ヴォーチェス8〕
ルイス&ヘンドリックス&ランバート:
イッツ・サンド・マン〔スウィングル・シンガーズ〕
モンテヴェルディ(ロンドン・クヮルテット編):
安らかにみな忘れ〔ロンドン・クヮルテット〕
ロドリーゴ(アランセイ編):
恋のアランフェス〔カルロス・アランセイ(指揮)、コロ・セルバンテス〕
ウィテカー:結婚〔キングズ・シンガーズ〕
バート(クレメンツ編):ロシアより愛をこめて〔ヴォーチェス8〕
ハーパー(ロンドン・クヮルテット編):
オールド・クリケッター〔ロンドン・クヮルテット〕
ヤング(ナイト編):
アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ〔キングズ・シンガーズ〕
J.S.バッハ(スウィングル編):
バッハビート〔スウィングル・シンガーズ&シュロモ〕
マカロフ:アンドロメダ〔キングズ・シンガーズ〕
伝承曲(ショート編):
ダイイング・ソルジャー〔ナイジェル・ショート(指揮)、テネブレ〕
ラック:うぬぼれ〔キングズ・シンガーズ〕
チルコット:白鳥の歌I〔ボブ・チルコット(指揮)、サイレンズ〕
ジャクソン(クレメンツ編):スムース・クリミナル〔ヴォーチェス8〕
キングズ・シンガーズ、スウィングル・シンガーズ、BBCシンガーズ、
ヴォーチェス8、コロ・セルバンテス、ロンドン・クヮルテット、他
6人の英国紳士たち、キングズ・シンガーズ、イギリスの若きファンタジスタた
ち、ヴォーチェス8、スウィングル・シンガーズなど、世界最高峰のハーモニー
が集う"ア・カペラ"の饗宴です!

SIGCD 301 ¥1080
アニヴァーサリー・シリーズ - アーリー・ミュージック・コレクション ――
モンテヴェルディ:
《聖母マリアの夕べの祈り》より 主よ我を救い給え
〔エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団&合唱団〕
ストロッツィ:マスカラ〔シャリヴァリ・アグレアブル〕
ヴィヴァルディ:ソナタ第8番ト短調より Giga Presto〔コルダリア〕
イダルゴ:「待つ、感じる、死ぬ、恋こがれる〔シャリヴァリ・アグレアブル〕
作曲者不詳:ローザ・ダス・ローザス〔ミル・フレール〕
作曲者不詳:王様のサイモンじいさん〔エマ・マーフィー(リコーダー)〕
フォード:ディス・ナウ・デッド・ナイト〔ガリカントゥス〕/
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調より 前奏曲〔デイヴィッド・ケネディ(チェロ)〕
バード:ファンシー〔キングズ・シンガーズ〕
ヴィヴァルディ:
協奏曲ト短調RV.106より Allegro
〔ゲイル・ヘネシー(オーボエ)、ニコラス・パール(チェンバロ)〕
ロボ:我が竪琴は悲しみに〔テネブレ〕
作曲者不詳:ガリアルダ〔ムジカ・アンティクヮ・ロンドン〕
G・ガブリエリ:
12声のカンツォーナ第13番
〔ポール・マクリーシュ(指揮)、ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ〕
デュファイ:おお、聖なるセバスティアヌスよ〔クラークス・グループ〕
タリス:光の消ゆる前に〔シャペル・デュ・ロイ〕
バルダッサーリ:
コルネットと弦楽のためのソナタより Allegro〔シャリヴァリ・アグレアブル〕
ヴェネトゥス:
ネル・テンポ・シェ・リヴェステ〔ムジカ・アンティクヮ・ロンドン)
ビーバー:《ロザリオのソナタ》より 第3番「降誕」〔コルダリア〕
テレマン:神はありがたくも人になり、死すべき存在になられる〔コルダリア〕
モンテヴェルディ:カンターテ・ドミノ〔ヴォーチェス8〕
ミルトン:月の中の美しきオリオン〔キングズ・シンガーズ〕
J.S.バッハ:憐れみたまえ わが神よ〔シャリヴァリ・アグレアブル〕
作曲者不詳:
キリエ・エレイソン〔ケンブリッジ・ゴンヴィル&カイウス・カレッジ合唱団〕
J.S.バッハ:
パルティータ第4番ニ長調BWV.828より アリア
〔ルーシー・キャロラン(チェンバロ)〕
作曲者不詳:千々の悲しみ〔ムジカ・アンティクワ・ロンドン〕
モーリー(マクゴワン編):ラヴォルト〔グローブ・シアター・カンパニー〕
エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団&合唱団、
シャリヴァリ・アグレアブル、コルダリア、ムジカ・アンティクヮ・ロンドン、
ヴォーチェス8、他
ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズやOAE、創立当初からレコーディングを
続けているピリオド・アンサンブルのシャリヴァリ・アグレアブルなど、
Signum Classicsの"古楽"を代表するメイン・アーティストたちの名演の数々。

SIGCD 302 ¥1080
アニヴァーサリー・シリーズ - オルガン・コレクション ――
J.S.バッハ:トッカータBWV.564〔デイヴィッド・グード(フライブルク大聖堂)〕
メンデルスゾーン:
コン・モート・マエストーソ(ソナタ第3番より)
〔ジョセフ・ノーラン(バッキンガム宮殿)〕
シューマン:
ラングサム(Op.60より)
〔サイモン・プレストン(ロイヤル・アルバート・ホール)〕
ウェスリー:
コラール・ソング〔ジェームズ・ヴィヴィアン(テンプル教会)〕
ヴォーン=ウィリアムズ:
ロシメドル〔ジョセフ・ノーラン(バッキンガム宮殿)〕
デュプレ:
前奏曲変ロ長調Op.7〔ロバート・クィンニー(ウェストミンスター大聖堂)〕
メシアン:
聖体の秘蹟〔デイヴィッド・グード(イートン・カレッジ・チャペル)〕
ラングレー:テ・デウム〔ナジ・ハキム(グレナルモンド・カレッジ)〕
タルベン=バル:詩曲〔ジョセフ・ノーラン(サン=シュルピス教会)〕
エルガー:ニムロッド〔ロバート・クィンニー(ウェストミンスター寺院)〕
メイソン:
メヌエット ― ワルツ〔アレクサンダー・メイソン(グロスター大聖堂)〕
パッヘルベル:トッカータ ト短調〔マイケル・マッテス(トゥール大聖堂)〕
デュボワ:トッカータ〔ジョセフ・ノーラン(バッキンガム宮殿)〕
ウィドール:アダージョOp.42-1〔ジョセフ・ノーラン(マドレーヌ寺院)〕
ボエルマン:トッカータOp.25〔ジョセフ・ノーラン(サン=シュルピス教会)〕
ヴィエルヌ:
終曲(オルガン交響曲第1番より)
〔ジェレミー・フィルセル(サン=トゥーアン教会)〕
デイヴィッド・グード(オルガン)、ジョセフ・ノーラン(オルガン)、
サイモン・プレストン(オルガン)、ジェームズ・ヴィヴィアン(オルガン)、
ロバート・クィンニー(オルガン)、ナジ・ハキム(オルガン)、
アレクサンダー・メイソン(オルガン)、マイケル・マッテス(オルガン)、
ジェレミー・フィルセル(オルガン)
"オルガン"はSignum Classicsの全体像を知る上で外すことの出来ない大きな特
色。バッキンガム宮殿ボールルームやロイヤル・アルバート・ホール、ウェス
トミンスター大聖堂とウェストミンスター寺院など、イギリスを中心としたヨ
ーロッパ各地の貴重なオルガンをこのタイトルで味わうことが出来る。

SIGCD 303 ¥1080
アニヴァーサリー・シリーズ - アート・ソング・コレクション ――
ヴォーン=ウィリアムズ:
ウェンロック・エッジで
〔アンドルー・ケネディ(テノール))、サイモン・クロフォード=フィリップス
(ピアノ)、ダンテ四重奏団〕
ベートーヴェン:
ゲーテのファウストからOp.75-3
〔ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)、イアン・バーンサイド(ピアノ)〕
プーランク:
メタモルフォーズ
〔リサ・ミルン(ソプラノ)、マルコム・マルティヌー(ピアノ)〕
ロス:ア・ファイン・レディ
〔マーク・パドモア(テノール)、フィリップ・オノーレ(ヴァイオリン)、
アリソン・ニコルズ(ハープ)、モーガン・シマンスキ(ギター)〕
リスト:おお、私が眠る時S.282
〔レベッカ・エヴァンス(ソプラノ)、イアン・バーンサイド(ピアノ)〕
F.G.スコット:ロード・オン・マイ・ハート
〔ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)、イアン・バーンサイド(ピアノ)〕
モーラン編:失恋の歌
〔アイリッシュ・タイナン(ソプラノ)、イアン・バーンサイド(ピアノ)〕
ブリテン:ディアフェニア
〔アンドルー・スウェイト(トレブル)、アンドルー・プラント(ピアノ)〕
パーセル(ティペット編):ばらの花はよりも甘く
〔ジョン・マーク・エインズレー(テノール)、イアン・バーンサイド(ピアノ)〕
ベートーヴェン:ミニョンOp.75-1
〔アン・マレー(メゾ・ソプラノ)、イアン・バーンサイド(ピアノ)〕
ウィテカー:5つのヘブライの愛の歌より
〔ヒラ・プリットマン(ソプラノ)、クリストファー・グリン(ピアノ)〕
ブリテン:愛と芸術
〔マーク・パドモア(テノール)、イアン・バーンサイド(ピアノ)〕
ウォーロック:そして汝は我をこのように捨て去るのか?
〔ティモシー・トラヴァース=ブラウン(カウンターテナー)、
ジェレミー・フィルセル(ピアノ)〕
ホーズ:誕生日
〔エリン・マナハン・トーマス(ソプラノ)、クレア・ジョーンズ(ハープ)〕
ブリテン編:それは空想の中
〔スーザン・グリットン(ソプラノ)、イアン・バーンサイド(ピアノ)〕
アーン:クロリスに
〔サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)、ユージン・アスティ(ピアノ)〕
ティペット:おいで、黄色の砂浜に
〔ジョン・マーク・エインズレー(テノール)、イアン・バーンサイド(ピアノ)〕
ウェアー:セヴダリーノ、マイ・リトル・ワン
〔スーザン・ビックリー(メゾ・ソプラノ)、イアン・バーンサイド(ピアノ)〕
ストローチェ:カーフュー・トールズ・ザ・ベル
〔フィリップ・ラングリッジ(テノール)、デイヴィッド・オーウェン・ノリス
(ピアノ)〕
バーバー:辺鄙なホテル
〔アイリッシュ・タイナン(ソプラノ)、イアン・バーンサイド(ピアノ)〕
プーランク:愛の小径
〔フェリシティ・ロット(ソプラノ)、マルコム・マルティヌー(ピアノ)〕
コルンゴルト:別れの歌
〔サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)、イアン・バーンサイド(ピアノ)〕
伝承曲(ヒューズ編):シー・ムーヴド・スルー・ザ・フェア
〔アイリッシュ・タイナン(ソプラノ)、イアン・バーンサイド(ピアノ)〕
プーランク:楽天家
〔ジョナサン・レマル(バス・バリトン)、マルコム・マルティヌー(ピアノ)〕
ワイル:スピーク・ロウ
〔サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)、ユージン・アスティ(ピアノ)〕
フェリシティ・ロット、エリン・マナハン・トーマス、サラ・コノリー、
アン・マレー、スーザン・グリットン、マーク・パドモア、
ロデリック・ウィリアムズ、他
進行中の"プーランクの歌曲全集"など、「歌曲」にも積極的に取り組んでいる
Signum Classics。
起用されている歌い手たちも、フェリシティ・ロットやエリン・マナハン・ト
ーマス、サラ・コノリー、マーク・パドモア、ジョン・マーク・エインズリー
など超一流揃い。

SIGCD 304 ¥1080
アニヴァーサリー・シリーズ - コラール・コレクション ――
J.S.バッハ:すべての国よ、主を讃美せよBWV.230〔ヴォーチェス8〕
プーランク;《ミサ曲ト長調》より サンクトゥス
〔ナイジェル・ショート(指揮)、テネブレ〕
ウィテカー:黄金の光〔キングズ・シンガーズ〕
チルコット:百合とバラの花を〔ボブ・チルコット(指揮)、サイレンズ〕
バーンスタイン:第108番第2節-第100番
〔ジェームズ・ヴィヴィアン(指揮)、テンプル教会合唱団〕
ステイナー:神はこの世を愛したもうた
〔ジョセフ・アレン(指揮)、ハダースフィールド合唱協会〕
アレグリ:ミゼレーレ〔ナイジェル・ショート(指揮)、テネブレ〕
バーゴン:ヌンク・ディミティス
〔ベンジャミン・ニコラス(指揮)、アビー・スクール合唱団〕
ロス:ロスト〔ジェフリー・スキッドモア(指揮)、エクス・カシドラ〕
ホーズ:愛の約束
〔エリン・マナハン・トーマス(ソプラノ)、コンヴェントゥス、
イギリス室内管弦楽団〕
マルタン:サンクトゥス
〔ジェレミー・バックハウス(指揮)、ヴァサーリ・シンガーズ〕
ヘンデル(モーツァルト編):オラトリオ《メサイア》より ハレルヤ
〔チャールズ・マッケラス(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団、
ハダースフィールド合唱協会〕
ティペット:オーヴァー・ザ・シー・トゥ・スカイ
〔スティーヴン・クレオバリー(指揮)、BBCシンガーズ〕
J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調BWV.232より 我らに平和を
〔ラルフ・オールウッド(指揮)、ロドルファス合唱団、サザン・シンフォニア〕
チャールズ・マッケラス(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団、キングズ・シンガーズ、
ナイジェル・ショート(指揮)、テネブレ、ヴォーチェス8、
ボブ・チルコット(指揮)、サイレンズ、他
宗教曲から近現代作品まで幅広い時代、ジャンルをカバーするSignum Classics
の「合唱」。マッケラス&フィルハーモニアのモーツァルト版「メサイア」や、
共に元キングズ・シンガーズのショート、チルコットが指揮するテネブレやサ
イレンズの名演を収録。

SIGCD 305 ¥1080
アニヴァーサリー・シリーズ - ピアノ・コレクション ――
ベートーヴェン:
ソナタ第21番Op.53《ワルトシュタイン》より Allegro con brio
〔ジェームズ・ローズ(ピアノ)〕
ブラームス:3つの間奏曲Op.117より Andante moderato
〔ジョン・リル(ピアノ)〕
ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3-2〔ジェレミー・フィルセル(ピアノ)〕
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ第11番ヘ長調〔ジル・クロスランド(ピアノ)〕
ナイマン:赤い帽子の女〔ズー・デュエット〕
ラフマニノフ(バックス編):ヴォカリーズOp.34-14
〔アレッシオ・バックス(ピアノ)〕
シューマン:幻想曲ハ長調Op.17より 第3楽章〔ジョン・リル(ピアノ)〕
ラモー:鳥のさえずり〔ジル・クロスランド(ピアノ)〕
J.S.バッハ(ジロティ編):前奏曲ロ短調〔ジェームズ・ローズ(ピアノ)〕
グラナドス:ともしびのファンダンゴ〔アナ=マリア・ベラ(ピアノ)〕
カッツ=チェルニン:アレクサンダー・ラグ
〔サラ・ニコルズ(ピアノ)、ニコラ・スウィーニー(ヴァイオリン)〕
ドビュッシー:パゴダ〔スィール・ウィリアムズ(ピアノ)〕
ムソルグスキー:卵の殻をつけたひなどりの踊り
〔スィール・ウィリアムズ(ピアノ)〕
J.S.バッハ(バックス編):ラルゴ〔アレッシオ・バックス(ピアノ)〕
ショパン:前奏曲第4番ホ短調Op.28-4〔ジェームズ・ローズ(ピアノ)〕
アレッシオ・バックス(ピアノ)、ジル・クロスランド(ピアノ)、
ジョン・リル(ピアノ)、ジェームズ・ローズ(ピアノ)、
スィール・ウィリアムズ(ピアノ)、他
リーズ国際ピアノ・コンクールの覇者アレッシオ・バックス、チャイコフスキ
ー国際コンクールの優勝者ジョン・リル、独自の世界を持つ異色の才能ジェー
ムズ・ローズなど、この「ピアノ・コレクション」には個性豊かなピアニスト
たちの秀演が並ぶ。




<Chandos>
CHAN 10738 ¥2080 ※9月8日までのご注文特価 ¥1750
ローザ:管弦楽作品集Vol.3 ――
ヴァイオリン協奏曲Op.24*/弦楽オーケストラのための協奏曲Op.17
主題、変奏と終曲Op.13
ジェニファー・パイク(ヴァイオリン)*、
ラモン・ガンバ(指揮)、BBCフィルハーモニック
1907年にハンガリーのブダペストで生まれ、ライプツィヒ、パリ、ロンドン、
イタリアそしてアメリカのハリウッドへと活躍の場を移したハリウッドの巨匠
ミクロス・ローザ(ロージャ・ミクローシュ)。
ハリウッド時代のローザがヤッシャ・ハイフェッツのために作曲を行い、1956
年にハイフェッツ自身の演奏で初演された「ヴァイオリン協奏曲Op.24」を弾く
のは、イギリスの若きミューズ、ジェニファー・パイク!ハイフェッツの演奏
を想定して作曲されており、高度な技術が求められる難曲としても有名なロー
ザの「ヴァイオリン協奏曲」。神童として世界中から注目を集めてきたジェニ
ファー・パイクのヴァイオリンが、20世紀のハイフェッツから続く21世紀の新
たな名演を生み出してくれることだろう。

CHAN 10743 5枚組 ¥4250
ドビュッシー:ピアノ作品全集 ――
前奏曲集第1巻/前奏曲集第2巻/燃える炭火に照らされた夕べ/バラード
ロマンティックなワルツ/舞曲/映像/版画/ピアノのために/仮面
喜びの島/スケッチ帳より/夜想曲/ベルガマスク組曲/ボヘミア風舞曲
2つのアラベスク/夢/マズルカ/組曲 《子供の領分》/ハイドンを讃えて
コンクールの小品/レントよりおそく/小さな黒ん坊/アルバムの1ページ
英雄の子守歌/エレジー/映像第1集/映像第2集/練習曲集第1巻
練習曲集第2巻/バレエ音楽 《カンマ》/バレエ音楽 《遊戯》
バレエ音楽 《おもちゃ箱》
ジャン=エフラム・バヴゼ(ピアノ)
フレンチ・ピアニズムの巨星、ジャン=エフラム・バヴゼが完成させた自身の
代名詞、ドビュッシーのピアノ作品全集が、作曲者の生誕150周年を記念した
ボックス・セットで登場!
2006年にスタートしたバヴゼのドビュッシー全集は、イギリスのグラモフォン
賞、BBCミュージック・マガジン賞、フランスのICMA賞、ディアパゾン賞など、
数多くの栄誉に輝いており、当代有数のドビュッシー全集として絶賛されてい
る。サンカンにピアノを学び、ショルティからも認められたバヴゼのドビュッ
シー全集。ドビュッシーの演奏史に残る名盤です!

CHAN 10740 ¥2080
パリー:
エルサレム(原典版)/栄光の空しさ(世界初録音)/テ・デウム(世界初録音)
マニフィカト(世界初録音)/イングランド
アリストパネスの《鳥》からの組曲(世界初録音)
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団&合唱団、
アマンダ・ルークロフト(ソプラノ)
イートン・カレッジとエクセター・カレッジで音楽を学び、その後就職した保
険会社のサラリーマンから作曲家へと転身を遂げ、音楽の世界へと舞い戻った
パリー。パリーのオリジナルのオーケストレーションを使用した代表作「エル
サレム」や「イングランド」といった代表作の新録音が、エルガーに「我が国
における芸術の世界のリーダー」と評されながらも、最も有名であり最も無名
でもあったパリーの音楽の真価を伝えてくれるに違いない。

CHAN 10742 ¥2080
ディーリアス:管弦楽作品集 ――
夜想曲《パリ - 大都会の歌》/ピアノ協奏曲(1897年原典版)/春の牧歌
ブリッグの定期市(イギリス狂詩曲)
ハワード・シェリー(ピアノ)、
アンドルー・デイヴィス(指揮)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
現在では1907年に初演された"1楽章形式"のヴァージョンで演奏されることの多
いディーリアスの「ピアノ協奏曲」。アンドルー・デイヴィスとハワード・
シェリーは、1897年に作曲された"3楽章形式"の原典版を採用。
グリーグとリストの影響を感じさせ、ディーリアスが作曲当初に描いていた改
定前の「ピアノ協奏曲」の姿が、ディーリアスの伝道師、アンドルー・デイ
ヴィスのタクトによって鮮明に描かれる。

CHAN 10739 ¥2080
イギリスのクラリネット協奏曲集Vol.1 ――
フィンジ:クラリネット協奏曲Op.31
アーノルド:クラリネット協奏曲第2番Op.115
スタンフォード:クラリネット協奏曲Op.80
マイケル・コリンズ(クラリネット&指揮)、BBC交響楽団
現在のクラリネット界を代表するトップ・プレーヤー、マイケル・コリンズが
取り上げる母国イギリスの「クラリネット協奏曲」。イギリスにおける初の本
格的なクラリネット協奏曲となったスタンフォードの作品など、フィンジ、ア
ーノルドを含む3作品は、いずれもクラリネットの重要レパートリーである。
ジャケット写真のマイケル・コリンズが、演奏の充実度を物語ってくれていま
す。

CHAN 10741 ¥2080
イギリスのチェロとピアノのための作品集Vol.1
パリー:チェロ・ソナタ イ長調/フォウルズ:チェロ・ソナタOp.6
ディーリアス:チェロ・ソナタ/バントック:ハマブディル
ポール・ワトキンス(チェロ)、
ヒュー・ワトキンス(チェロ)
エルガーの「チェロ協奏曲」(CHAN 10709)での素晴らしい演奏が記憶に新しい
ワトキンス兄弟の新シリーズは、19世紀後半から20世紀のイギリスの作曲家た
ちによる「チェロとピアノのための作品集」!
プロのチェリストだったフォウルズ、ユダヤの旋律を採り入れたバントック、
そしてパリーとディーリアス。ワトキンス兄弟のデュオで近代イギリスのチェ
ロ作品のアンソロジーが始まります!

<helicon>
HEL 029658 2枚組 ¥2780
シェーンベルク:グレの歌
シェーンベルク:淨められた夜Op.4(弦楽合奏版)
ダニエル・キルヒ(T ヴァルデマール王)
ジェニファー・ウィルソン(S トーヴェ) ダニエラ・デンシュラグ(A 山鳩)
アレクサンドル・ツィンバリュク(Bs 農夫)
ニクラス・ビョルリンク・リーゲルト(T クラウス)
イタイ・ティラン(語り)
プラハ・フィルハーモニー合唱団(合唱指揮:ルカーシュ・ ヴァシレク)
ガリー・ベルティーニ・イスラエル合唱団
(合唱指揮:ローネン・ボルシェフスキー)
ズービン・メータ(指揮)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:[グレの歌]2011年7月31日
[浄められた夜]2006年4月テルアビブ、マン・オーディトリアム
(ライヴ・デジタル)(ライヴ)
巨匠ズービン・メータが手兵イスラエル・フィルを指揮して、シェーンベルク
初期のふたつの代表作、「グレの歌」と「淨められた夜」をライヴ録音した注
目のアルバムがHelicon Classicsに登場します。
=メータ20年ぶりの「グレの歌」ライヴ再録音=
「グレの歌」は、メータがイスラエル・フィル終身音楽監督に就任して30年目
を迎えた2011年7月のライヴ録音。メータは1991年5月に、13年間に亘り音楽監
督を務めたニューヨーク・フィルとの最終公演で同曲を取り上げた際の模様を
収めたアルバムを発表していたので、20年ぶりの再録音ということになります。
ちなみに、メータは、この翌年2012年6月にもウィーンのムジークフェライン
でウィーン・フィルを指揮して「グレの歌」を演奏していますが、破格に巨大
な編成を擁する作品の性格から実演での上演が稀である現実を踏まえると、む
しろ近年のメータの本作への入れ込みぶりが窺い知れます。なお、この上演で
は、重要な役どころである山鳩のデンシュラグ、農夫役のツィンバリュクがこ
のアルバムと同一のキャスティングとなっていました。
「グレの歌」は声楽陣だけでも、5人の独唱者、3群の男声四部合唱、混声八部
合唱を加えた300人近い人員を要することから、ここでは地元の合唱団のほか、
世界有数の実力派団体として知られるプラハ・フィルハーモニー合唱団をゲス
トに迎えていて、やはりメータの気合の入り具合が伝わってきます。
=イスラエル・フィル弦楽セクションの真価が発揮された「淨められた夜」=
メータの「淨められた夜」については、1967年にロサンジェルス・フィルを指
揮したDECCAのセッション録音と、2003年にバイエルン州立歌劇場管弦楽団を
指揮したFARAOのライヴ録音がリリース済みでしたので、イスラエル・フィル
とのライヴ録音は、前作より3年ぶり、通算3種目の内容ということになります。
ブラームスの第4交響曲(2006年)、マーラーの「夜の歌」(2007年)など、ここ
最近のメータによる充実の指揮ぶりはHELICONのリリースを通じて確かめられ
ますが、ここではイスラエル・フィル看板の弦楽セクションが奏でる「淨めら
れた夜」というポイントだけで、もはや説明不要でしょう。むせかえるような
官能美を期待したいところです。




<IDIS>
IDIS 6655 ¥1650
シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120
R.シュトラウス:「死と変容」
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1962年12月16日、ウィーン(ライヴ)
1962年12月16日、ハンス・クナッパーツブッシュがウィーン・フィルを指揮し
た演奏会からシューマンの第4交響曲とR.シュトラウスの「死と変容」を収録。
晩年のクナの雄大な音楽が楽しめます。

IDIS 6649 ¥1650
レスピーギ:
ドリア旋法による弦楽四重奏曲
バリリ四重奏団
録音:1960年
夕暮れ
セーナ・ユリナッチ(S)
バリリ四重奏団
録音:1960年
降誕祭のためのラウダ
リリアーナ・ロッシ(S) リディア・マリンピエトリ(S)
トンマーゾ・フラスカーティ(T)
ニーノ・アノトネッリーニ(指)
ローマ交響楽団員、合唱団
録音:1961年
レスピーギの珍しい作品を3曲収録。ドリア旋法による弦楽四重奏曲と夕暮れは
WESTMINSTER社の録音。どちらもこの録音で知名度が上がったもの。アントネッ
リーニ指揮の降誕祭のためのラウダは、マイナーレーベルのLPで発売されたこ
とがあるものの、かなり珍しい音源です。




<muso>
MU 003 ¥2280
イギリス・ルネサンスのコンソート歌曲&器楽曲集
1.ホルボーン:コンソート「地獄」
2.歌曲「ダフネが美しきアポロから逃がれた時」(作者不詳)
3.歌曲「さらば喜びよ」(作者不詳)
ホルボーン:
4.パヴァーヌ「善き希望」 5.コンソート「ミューズの涙」
6.歌曲「聖母マリアが歌いし歌は愛情にあふれていた」(作者不詳)
7.パーソンズ:コンソート「ド・ラ・クール」
ダウランド:
8.歌曲「さぁもう一度、愛が呼んでいる」
9.コンソート「サー・ヘンリー・アンプソンの葬送」
10.歌曲「私の嘆きで人の心を動かせるものなら」
11.コンソート「ディゴリー・パイパー大佐のガリアルド」
12.コンソート「エセックス伯のガリアルド」
13.歌曲「この喜ばしく心地良い春に」(作者不詳)
14.歌曲「5月が訪れたばかりの頃は」
ダウランド:
15.コンソート「ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルマンド」
ホルボーン:
16.クラント「妖精のラウンド」 17.パヴァーヌ
18.ダウランド:歌曲「おお、今こそ別れねばならぬ」
ホルボーン:
19.ララバイ 20.アルマンド「夜警」 21.コンソート「憂鬱の影像」
22.歌曲「楽園で」(作者不詳)
ユジェニー・ワルニエ(S)、ミュジカル・ユモール
録音:2010年10月27-30日、ノートルダム・ド・ボンスクール教会(パリ)
フランス若手世代注目の古楽団体「ミュジカル・ユモール」が、musoレーベル
より2ndアルバムとなる最新盤をリリース!デビュー・アルバムでは、得意のA.
フォルクレのヴィオラ・ダ・ガンバ曲集(MU 001)で爽やかなアンサンブルを聴
かせてくれたミュジカル・ユモールですが、今回は時代をさかのぼり、イギリ
ス・ルネサンスの歌曲と器楽曲を中心としたプログラムで魅せてくれます。
“コンソート”とは、主にイギリス・ルネサンス期に流行した小編成の器楽合
奏曲を指す言葉。本アルバムでは特にエリザベス1世の時代に焦点を当て、この
ジャンルを語るに欠かせないJ.ダウランド、A.ホルボーンといった大家たちの
作品が多く収録されています。素朴で柔らかなソプラノの歌声と古楽器の“コ
ンソート”・ハーモニーは絶品。哀愁漂う曲あり、春の到来を喜ぶ朗らかな曲
あり、夜にしっとりと聴き入りたくなる曲あり……繊細かつ温もりあふれるイ
ギリス・ルネサンスならではの響きに酔いしれるアルバムに仕上がっています。
ソプラノを担当するのは、ユジェニー・ワルニエ。2000年より本格的に活動を
開始した若手歌手ではありますが、巨匠C.ルセから注目され、早くもル・パル
ルマン・ド・ミュジークやポエム・アルモニークといったフランス屈指の古楽
団体らと共演を重ねる実力派です。ミュジカル・ユモールはジュリアン・レオ
ナールらフランスの若手音楽家たちによって2005年に結成されたアンサンブル。
今回はヴィオラ・ダ・ガンバだけでなく、リュートやヴァージナル、オルガン
といった楽器を含めた多彩なハーモニーを披露してくれます。

MU 004 ¥2280
ルイ=ガブリエル・ギユマン:アミュズマン集
(1)グラティオーゾ「ミュゼット」、アレグレット、ミニュエット、アルトロ、
アレグロ「狩」、「フュルスタンベール」
(独奏ヴァイオリンのためのアミュズマンop.18より)
(2)ソナタニ短調(独奏ヴァイオリン・ソナタ集第3巻op.11より)
(3)流行のアミュズマン第1番op.8(2台のヴァイオリンあるいはフルートと通奏
低音のための)
(4)ソナタ第1番より「ラルゴ」 (ソナタ集第1巻op.1より)
(5)ソナタト短調 (ヴァイオリン伴奏つきのクラヴサン・ソナタ曲集op.13より)
(6)トリオ・ディヴェルティスマン第2番
(ポンパドゥール侯爵夫人のためのディヴェルティスマン集op.15より)
アリクァンド{ステファニー・ポーレ(Solo&1stVn)、
ベランジェール・マイヤール(2nd Vn)、
ルシル・ブランジェ(バス・ド・ヴィオル)、
フランソワ・ラザレヴィチ(Fl、ミュゼット)、クレール・グラットン(Vc)、
モード・グラットン(クラヴサン)
世界的ヴァイオリニスト、ステファニー・ポーレを中心とするアンサンブル団
体「アリクァンド」が、musoレーベルよりデビュー・アルバムをリリースしま
した!何よりも注目されるのは、18世紀のフランスに活躍した音楽家ルイ=ガ
ブリエル・ギユマン(1705-1770)の作品のみを収録したという超希少な収録内
容!ギユマンの作品は名手G.コリャールによるいくつかの録音で知られるもの
の、まだまだ演奏・収録される機会に恵まれないだけに、ファン注目必至の
アルバムです。何よりの聴きどころはS.ポーレの洗練されたヴァイオリン・ソ
ロ!ルイ15世の宮廷ヴァイオリニストとして名を馳せたギユマンの作品には、
ソリストの妙技を見せつける技巧的な旋律が随所に散りばめられています。当
時のフランスでは無伴奏のソナタは珍しく、本アルバムに収録されているソナ
タの多くもチェンバロなどの通奏低音付ソナタとなっています。典雅な装飾や
美しいアルペジオなどはもちろんのこと、内面の葛藤を喚起するような深い短
調の響きは絶品!高音までも伸びやかなポーレの透明感あふれるソロの音色に
酔いしれます。また、本アルバムには多くのアンサンブル曲も収録。ミュゼッ
トやバクパイプといった牧歌的な楽器の響きも愉しめるほか、ロココ芸術を思
わせるギャラントな旋律は聴き応え十分です。「娯楽Amusement」という言葉
の意味に違わぬ、開放的で明るい曲調にあふれたアルバムといえましょう!





<Paradizo>
PA 0011 ¥2280
M.プレトーリウス&W.ブレイドのテレプシコール(舞曲集)
ドロン・シャーウィン(コルネット)、ジュリアン・マルタン(リコーダー)、
スキップ・センペ(指揮)、
カプリッチョ・ストラヴァガンテ・ルネサンス・オーケストラ
録音:2011年
スキップ・センペ率いるカプリッチョ・ストラヴァガンテ・ルネサンス・オー
ケストラによるルネサンス舞曲集。M.プレトーリウスとブレイドの作品を中心
に、ルネサンス期の珠玉の舞曲の数々を4つの組曲にまとめたプログラムとなっ
ています。演奏される機会の少ないブレイドの舞曲が多く収録されているのは
嬉しい限り。プレトーリウスとブレイドはドイツ圏を中心に活躍した音楽家で
すが、舞曲集には当時のフランス、アンリ4世の宮廷で流行していた舞曲が多く
含まれています。ブレイドの舞曲には故郷イギリスの作風が色濃く表れており、
ダウランドやホルボーンといったイギリス・ルネサンスの舞曲を思わせる素朴
な響きが垣間見えます。舞曲によって楽器の編成も様々で、金管、木管、弦楽
器などの多彩なハーモニーを愉しむことが出来るのも本アルバムの魅力のひと
つ。やがて本格的に訪れるバロック時代へと受け継がれていく、ルネサンス舞
曲の真髄をたっぷりと堪能できる組曲集に仕上がっています。
2011年に結成25周年を迎え、ますます円熟しているセンペ&カプリッチョ・ス
トラヴァガンテ・ルネサンス・オーケストラは今回も素晴らしい演奏を披露。
古楽器ならではの棘のないまろやかなハーモニーが素晴らしく、溌剌としたア
ンサンブルで舞曲のリズムを存分に聴かせてくれます。ドロン・シャーウィン、
ジュリアン・マルタン、ソフィー・ジェントといった古楽界期待の若手実力派
たちの妙技にも注目です!




<C-major>
72 0704(Blu-ray) ¥4950
72 0608(DVD-Video) ¥3100
字幕:伊英独仏西中韓日
ヴェルディ:「第一回十字軍のロンバルディア人」
ディミトラ・テオドッシュウ(S ジゼルダ)
フランチェスコ・メーリ(T オロンテ)
ミケーレ・ペルトゥージ(Bs パガーノ)
ロベルト・デ・ビアージョ(T アルヴィーノ)
クリスティーナ・ジャンネッリ(S ヴィクリンダ)
ロベルト・タリアヴィーニ(Bs ピッロ)
グレゴリー・ボンファッティ(T ミラノ市長)
ヴァルディス・ヤンソンス(Br アッチャーノ)
ダニエラ・ピーニ(Ms ソフィア)
ダニエレ・カッレガーリ(指)パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団
ランベルト・プッジェッリ(演出)
パオロ・ブレーニ(舞台装置)
サントゥッツァ・カリ(衣装)
アンドレア・ボレッリ(照明)
収録:2009年1月15、21日、パルマ
+ボーナス 「第一回十字軍のロンバルディア人」について
「第一回十字軍のロンバルディア人」、略して「ロンバルディ」は、ヴェル
ディが「ナブッコ」の成功に続いて作曲したオペラ。「ナブッコ」で称賛され
た良さを継承しつつ、宗教オペラだった「ナブッコ」に比べるとずっと娯楽活
劇風になっており、これまた大成功を収めました。ヴェルディの音楽も、激し
い熱血っぷりも多々ありつつ、有名なオロンテのアリア「私の喜びで彼女を包
みたい」のような優美さもあり、一歩進んだ感があります。ただ見所を盛り込
みすぎた台本があまりに話がすっ飛ぶので、オペラのドラマ性が重視される時
代になると人気は下火になってしまいました。人気が再浮上するのは1970年代
に入ってからです。
ここに収録されている2009年1月のパルマの上演は、近年の「ロンバルディ」
の中でも特に注目されるものでした。このオペラは、可憐なヒロインでありな
がらド迫力で歌い倒す必要もある難役ジゼルダを歌いこなせるソプラノが鍵に
なります。これにはディミトラ・テオドッシュウは打ってつけ、第2幕の幕切
れでは素晴らしい歌を聞かせてくれます。物語の軸となるパガーノは、ベテラ
ンのバス=バリトン、ミケーレ・ペルトゥージ。風格を漂わせつつ、父殺しの
罪に苦悶する渋い歌唱演技は素晴らしいの一言。オロンテは、近年ヴェルディ
・テノールとしてますます人気が高まっているフランチェスコ・メーリ。情熱
的かつ気品ある歌いっぷりは気持ちの良いものです。もう一人のテノール、
アルヴィーノのロベルト・デ・ビアージョは、カターニャ出身。ここ数年注目
度が上がっているテノールで、2011年にはメトロポリタン歌劇場にもデビュー。
シチリア人らしい情熱的な歌が魅力です。ダニエレ・カッレガーリは、正統な
ヴェルディを作れる指揮者として、パルマの口うるさい聴衆からも支持の強い
人。ランベルト・プッジェッリは極めて堅実なもので、初めてこのオペラを見
る人でも安心です。
日本語字幕つきです。

72 1104(Blu-Ray) ¥4950
72 1008(DVD-Video) ¥3100
字幕:伊英独仏西中韓日
ヴェルディ:「二人のフォスカリ」
レオ・ヌッチ(Br フランチェスコ・フォスカリ)
ロベルト・デ・ビアージョ(T ヤコポ・フォスカリ)
タチアナ・セルジャン(S ルクレツィア・コンタリーニ)
ロベルト・タリアヴィーニ(Bs ヤコポ・ロレダーノ)
グレゴリー・ボンファッティ(T バルバリーゴ)
マルチェッラ・ポリドーリ(S ピザーナ)
マウーロ・ブッフォリ(T 十人委員会の使用人)
アレッサンドロ・ビアンキーニ(Bs 総督の従僕)
ドナート・レンゼッティ(指)パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団
ジョゼフ・フランコーニ・リー(演出)
ウィリアム・オルランディ(装置、衣装)
ヴァレリオ・アルフィエーリ(照明)
マルタ・フェリ(振付)
収録:2009年10月8、16日、パルマ
+ボーナス 「二人のフォスカリ」について
「二人のフォスカリ」は、1840年代の若きヴェルディが、それまでの熱血路線
とは違った新たな道、つまり「渋く重厚な」作風を探ったことで重要な作品。
ヴェネツィアでの政治抗争とそれによって引き起こされたフォスカリ親子の悲
劇を描いたもので、原作はバイロンの戯曲。後の「シモン・ボッカネグラ」を
先駆したような音楽は、1844年の初演当時はかなり実験的だったことでしょう。
総督には強い説得力のあるバリトンが要求され、歴代の名バリトンが挑んでき
ました。このパルマの上演では、大ベテラン、レオ・ヌッチが、職責のために
息子を見殺しにせざるを得ない悲劇の父親をこの上なく見事に歌い演じていま
す。息子ヤコポには、シチリア、カターニャ出身のテノール、ロベルト・デ・
ビアージョ。フルート奏者から転身したという遅咲きの歌手ですが、デビュー
して数年で高い評価を得ています。その妻、ルクレツィアのタチアナ・セル
ジャンは、ロシア、サンクトペテルブルク生まれ。ヴェルディやプッチーニの
ドラマティックなソプラノ役を得意としており、ドイツ語圏での劇場での活躍
が目立ちます。総督の政敵、ヤコポ・ロレダーノはロベルト・タリアヴィーニ、
1976年、地元パルマ生まれのバス。知る人ぞ知るパルマの名歌唱指導ピアニス
トでミケーレ・ペルトゥージを育て上げた田中久子に学んでおり、今後が期待
される逸材です。指揮は様式感確かなドナート・レンゼッティ。
ジョゼフ・フランコーニ・リーの演出は、装置などをわりと簡素にし、個々の
人物の心情を細かく描きこむことを重視しています。
日本語字幕付です。

72 0904(Blu-Ray) ¥4950
72 0808(DVD-Video) ¥3100
字幕:伊英独仏西中韓日
ヴェルディ:「エルナーニ」
マルコ・ベルティ(T エルナーニ)
カルロ・グエルフィ(Br ドン・カルロ)
ジャコモ・プレスティア(Bs シルヴァ)
スーザン・ネヴィス(S エルヴィーラ)
ニコレッタ・ザニーニ(S ジョヴァンナ)
サムエレ・シモンチーニ(T ドン・リッカルド)
アレッサンドロ・スヴァブ(Bs ヤーゴ)
アントネッロ・アッレマンディ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団
ピエラッリ(演出、衣装、照明)
収録:2005年5月3、6、8、11、19日、パルマ
+ボーナス 「エルナーニ」について
パルマのヴェルディ・フェスティヴァルは、今でこそ10月の名物ですが、2004
年から2006年までは4月から6月頃に行われていました。ここに収録されている
のは2005年5月に上演された「エルナーニ」。これはDynamic社が収録しており、
DVD(とCD)で発売していたものですが、C-major社がライセンスを得てTutto
Verdiのシリーズに組み込んでいます。
タイトルロールのマルコ・ベルティは、今やヴェルディ・テノールとして世界
中で引っ張りだこの人。コモの生まれ。2008年3月の新国立劇場でのヴェルディ
「アイーダ」のラダメスが評判になったのはまだ記憶に新しいところ。エル
ヴィーラのスーザン・ネヴィスは、ニューヨーク生まれのソプラノ。ドラマ
ティックな役を得意とする一方、コロラトゥーラもできるので、ヴェルディの
初期作品のヒロインには打ってつけの人。ドン・カルロのカルロ・グエルフィ
は、ローマ出身のバリトン。ヴェルディからヴェリズモオペラの、特に悪役を
得意としています。シルヴァのジャコモ・プレスティアは、1960年、フィレン
ツェ生まれのバス。東欧勢に押されがちなバスにあって、イタリア人バスの伝
統を担っている逸材です。指揮のアントネッロ・アッレマンディは、安心して
聞くことのできるイタリアオペラのベテラン。ピエラッリの演出は、傾いた背
景を効果的に用いつつ、全体としては見やすくまとめたものです。
「エルナーニ」は、比較的上演される演目にしては映像が少なく、Blu-ray
Discはこれが初めて。日本語字幕付きです。




<Alba>
ABCD 344(SACD-Hybrid) ¥1980
郷愁-弦楽のためのフィンランド抒情曲集
カヤヌス:貧しい娘の子守歌(1896)
ジャン・シベリウス:抒情的なアンダンテOp.5-5/6
同:ロマンス Op.42/ヤルネフェルト:ある朝早く(却下された訴え)(1900)
シベリウス:プレスト(スケルツォ)Op.4の3/メラルティン:カンツォーネ
アーレ・メリカント:カンツォーナ(1934)/ライティオ:ロマンス(1940)
同:セレナード(1940)(ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための)
クラミ:子守歌(1930)/同:ソナチネ(1934)/カスキ:無言歌
マデトヤ:エレジーOp. 4の1/クーラ:無言歌Op.22の1
クーラ編曲:民謡 Op.9の2/ハーパライネン編曲:あなたが忘れられない(1929)
ユハ・カンガス(指)
オストロボスニア室内管弦楽団、レイヨ・トゥンカリ(Vn)
《カレリア》組曲と同じ1893年に出版されたピアノのための《6つの即興曲》
からロ短調とホ長調の2曲をシベリウス自身が、交響曲第7番の作曲とほぼ同時
期に弦楽オーケストラのために改訂したとされ、《抒情的なアンダンテ》の名
でも知られる《即興曲》。交響曲をはじめとする大作で名高いメラルティンと
クラミの書いた小品。マデトヤの《交響組曲》の第1曲〈エレジー(悲歌)〉。
フィンランド音楽きっての人気曲のひとつ《結婚行進曲》のクーラの《クリス
マスキャロル》の別名をもつ《無言歌》と、彼がポホヤンマー(オストロボスニ
ア)の民謡を編曲した《南ポホヤンマー組曲 第1集》の第2曲〈民謡〉。「フィ
ンランド・ロマンティックス」の音楽を集めた『郷愁』は、ユハ・カンガス
(1945-)が1972年に設立したオストロボスニア室内管弦楽団の40周年を記念し
てリリースされます。

NCD 47(SACD-Hybrid) ¥1980
闇から光へ
コムライネン:冬の夜(2010)/プーランク:小室内カンタータ《雪の夕暮れ》
マーラー(クリュトゥス・ゴットヴァルト編曲:恋人の青い眼(《さすらう若人
の歌》 から)(1896 arr.2001)
クーラ:舟歌Op.21-2a/モンテヴェルディ:おお春よ
ヘイニオ:二重混声合唱のための3つの民謡Op.28
パルムグレン:聖ヨハネの日(夏至祭)/マデトヤ:幸福Op.13の2
イェアシル:私の大好きな谷/ラウタヴァーラ:さあ楽しい踊りだ
シェーンベルク:照らせ、いとしい太陽よ
ダニ・ユリス(指)
カーモス室内合唱団
カーモス室内合唱団は、ヘルシンキを中心とする地域に生まれたもっとも新し
いアンサンブルのひとつです。合唱を経験した歌手を集め2007年に創設されま
した。2010年にはフィンランド放送交響楽団と共演、初めての国内ツアーも行
いました。2011年6月、タンペレのフェスティヴァルではグランプリを獲得し
ました。芸術監督はダニ・ユリス(1984-)。ヘルシンキ・メトロポリア大学で
合唱指揮を学び、2009年3月、スロヴェニアで行われた若い合唱指揮者の国際
コンペティションで第1位に選ばれました。現在、シベリウス・アカデミーの
マッティ・ヒュオッキの下でディプロマ取得の準備を行っています。『闇から
光へ』はカーモスのデビューアルバムです。モンテヴェルティ、マーラー、
プーランク、デンマークのイェアシル、フィンランドの作品と、彼らのレパー
トリーの中心となる曲が選ばれています。




<Profil>
「ギュンター・ヴァント-ミュンヘン・レコーディングス」(PH06013)のうち、
BOX先行収録であった2タイトルのお取り扱いを開始いたします。
PH 06045 ¥2180
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調WAB. 109(原典版)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ギュンター・ヴァント(指揮)
録音:1998年4月21日ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
「名演のベルリン・フィル盤が98年9月、このミュンヘン盤は同年4月のライヴ。
どちらもとび切りの一級で、スケルツォとアダージョに優劣はつけられないが、
第1楽章は再現部冒頭とコーダがベルリン盤を上まわる。ということは史上最高
ということだ!(中略)
ヴァントはブルックナーがこうしてほしいとスコアに書きこんだすべてを初め
て音にして見せたのだ。それにしても言語に絶するのはコーダ!!!ここだけは誰
がなんといってもヴァント/ミュンヘンが第1位である。(中略)アダージョの出
もこれ以上は考えられない表情を示す。(中略)最後の頂点を築いた後、天国の
音楽へ、その別世界に突然入ってゆく。美しさのかぎり!」
音楽評論家・宇野功芳氏(「レコード芸術」2010年1月号&2月号)

PH 06047 ¥2180
ブルックナー:交響曲第6番イ長調WAB. 106(原典版)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ギュンター・ヴァント(指揮)
録音:1999年6月24日ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
「ヴァントの良さはスケルツォ以後で、(中略)スケルツォの宇宙のひびき、各
楽器のフレッシュな色の出し方、まことに美しくも意味深い。中間部では木管
による第5番のテーマの高級なフレージングに打たれた。フィナーレもまこと
に綿密である。抉りの効いた強音部と思いやりにみちた弱音部の歌が対比され、
第2主題の提示から展開部にかけては息もつかせない。内容の深さと音楽美が、
いつもブルックナーの音楽の森羅万象を語りかけてゆく。」
音楽評論家・宇野功芳氏(「レコード芸術」2010年1月号)




<Euro Arts>
20 01828(DVD-Video) ¥2180
字幕:英独仏伊
ルッジェーロ・ライモンディ
/私のお気に入りのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」
ルッジェーロ・ライモンディ(Bs-Br)
リッカルド・シャイー(指)ボローニャ市立劇場管弦楽団
ルカ・ロンコーニ(演出)他
偉大なイタリア人バス=バリトン、ルッジェーロ・ライモンディは、レパート
リーが広いことでも知られていますが、中でもドン・ジョヴァンニは当たり役
の一つ。この映像では、彼の生まれ故郷ボローニャでの「ドン・ジョヴァンニ」
(ルカ・ロンコーニ演出)の上演を軸に、ライモンディのドン・ジョヴァンニ観
を明らかにしています。

20 59094(Blu-Ray) ¥4250
20 59098(DVD-Video) 2枚組(2DVD) ¥4250
95’(コンサート)+52’(ドキュメンタリー)
字幕(ドキュメンタリー):日英独仏ヘブライ
イスラエル・フィル75周年記念コンサート&ドキュメンタリー
(1)ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調Op.93
(2)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
(3)ショーソン:詩曲Op.25
(4)ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
+ドキュメンタリー: 「カミング・ホーム」(ヤーノシュ・ダルヴァシュ監督)
ジュリアン・ラクリン(2)、ワジム・レーピン(3)(Vn)、
エフゲニー・キーシン(4)(Pf)
ズビン・メータ(指)イスラエル・フィル
[2011年12月/テルアヴィヴ、ハンガー11(ライヴ)]
ヴァイオリニストのフーベルマンの呼びかけで、ヨーロッパのユダヤ系音楽家
たちがパレスチナに建設したオーケストラがトスカニーニの指揮で初披露され
たのが1936年12月26日。それが今日のイスラエル・フィルとなり、2011年に創
立75周年を迎えました。それを祝い昨年12月に行われたコンサートをライヴ収
録しました。同オーケストラ終身音楽監督を務めるズビン・メータが全曲の指
揮を務め、ベートーヴェンの交響曲第8番のほか、ロシア出身のユダヤ系スター
3名、ジュリアン・ラクリンがサン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオー
ソ」、ワジム・レーピンがショーソンの「詩曲」、エフゲニー・キーシンが
ショパンの「ピアノ協奏曲第1番」を披露するという超豪華プログラム。3者と
も渾身の熱演で、観客の熱狂ぶりが感動的です。
さらに興味深いのが、ヤーノシュ・ダルヴァシュ監督による「カミング・ホー
ム」と題されたドキュメンタリー。イスラエル・フィル創設を軸に、イスラエ
ルの歴史と20世紀にユダヤ人が被った悲劇も盛り込まれ見応え満点。イスラエ
ル・フィルの歴史では、ラジオのインタビューや個人が撮影したホームムービ
ーなど、オーケストラの資料室からだけでなく個人コレクションも多数使用し
たお宝満載の資料となっています。出演者もトスカニーニ、アルトゥール・ル
ビンシュタイン、バーンスタイン、アイザック・スターン、メータ、バレンボ
イムのオールスター・キャスト。もちろん現役の若手の証言も含め、この高性
能オーケストラの全貌を明らかにする必見映像です。

20 58594(Blu-Ray) ¥4250
20 58598(DVD-Video) ¥2900
パールマン、イスラエル・フィルを振る
ベートーヴェン:
(1)エグモント序曲
(2)ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲Op.56
(3)交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
ジオラ・シュミット(Vn)、ズィル・ベイリー(Vc)、ナヴァ・パールマン(Pf)、
イツァーク・パールマン(指)イスラエル・フィル
[録音:2010年3月/テルアヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)]
その美音とテクニックに加え明るい音楽性ゆえ、1970年代のアイドルだったイ
ツァーク・パールマン。彼も60歳代半ばを越え、巨匠への道を進んでいます。
今回はヴァイオリンから離れ、指揮者としてイスラエル・フィルを振っていま
す。オール・ベートーヴェンという充実のプログラム。三重協奏曲では、彼の
愛娘ナヴァほか子どもたちの年代を独奏者に迎え、人間味あふれる美しい世界
を作り上げています。メインの田園交響曲もパールマンならではの明るく健康
的な音楽性が横溢。それも意外な鼓舞と喚起に満ちていて、まさに元気を与え
てくれる演奏となっています。弦楽器の雄弁な歌わせ方はさすがヴァイオリン
のヴィルトゥオーゾ、イスラエル・フィルの弦の響きに酔わされます。




<ALTUS>
ALTSA 138(SACDシングルレイヤー) ¥3500
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1986年10月22日、サントリーホール、ライヴ録音
録音:FM東京 音源提供:KAJIMOTO
CDでベストセラーを続けているサントリーホールでのブル5がついにSACDで登
場。SACD化により1枚で収録可能となりCDよりもお買得価格に。なによりもSACD
用の新マスタリングにより美しい音の余韻などより魅力がましました。圧倒的
高揚感がすばらしい。
1986年はサントリーホールの開館の年でもあり、ヨッフム、コンセルトヘボウ
も来日して名演のブルックナー7番(ALTSA015)を残し当時チェリかヨッフムかと
大いに世間を騒がしました。音楽評論界穏健派の重鎮岡本稔氏も「これほど再
現性の高いチェリビダッケの録音は数少ないというのが率直な印象だ。ここに
真のチェリビダッケの芸術と呼ぶにふさわしい音の記録が残されている」と手
ばなしの模様でございます。

ALTSA 183(SACDシングルレイヤー) ¥3500
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB108
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1990年10月20日、サントリーホール、ライヴ録音
録音:NHK 使用音源:NHK FMの音声専用録音
まさに天空を登るかのようなコーダに茫然!怪物ティンパニスト、ペーター・
ザードロの実力を日本中に知らしめた有名演奏がついにSACDシングルレイヤー
で登場!また当SACDの使用音源は映像用の音源でなく音声専用音源であるFM放
送用録音を使用しており、その音質の良さが特徴です。SACD化により弱音の繊
細感など見事な仕上がりです。また今回、1枚に収まりCDよりお買得となりまし
た。『チェリビダッケとミュンヘン・フィルの響きは、残響豊かなサントリー
ホールでは実に美しく聞こえたものだった。明るさと適度の艶っぽさが印象的
だった。それはこの録音でも十分うかがい知ることができよう』
慶応大教授 許 光俊
※これらのディスクはSACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCDプレ
ーヤーでは再生することができません。




<Bel Air>
BAC 068(DVD-Video) ¥4950
字幕:英仏独西
ベルク:「ヴォツェック」
ゲオルク・ニグル(Br ヴォツェック)
マーディ・バイヤーズ(S マリー)
マキシム・パステル(T 大尉)
ピョートル・ミグノフ(Bs 医師)
ロマン・ムラヴィツキー(T鼓手長)
ロマン・シュラコフ(T アンドレス)
ヴァレリー・ギルマノフ(Bs 第一の徒弟)
ニコライ・カザンスキー(Br 第二の徒弟)
レオニード・ヴィレンスキー(T 白痴)
アレクサンドル・ネスポヴィティ(マリーの息子)
テオドール・クルレンツィス(指)ボリショイ劇場管弦楽団、合唱団
ディミトリ・チェルニャコフ(演出)
エレナ・ザイチェヴァ、ディミトリ・チェルニャコフ(舞台、衣装)
グレブ・フィリシチンスキー(照明)
収録:2010年11月、モスクワ
+ボーナス メイキング映像
注目の上演の映像が登場!今猛烈に冴えてキレまくっている鬼才ディミトリ・
チェルニャコフが、ベルクの傑作「ヴォツェック」を演出、期待に違わぬ見事
な出来栄えです。舞台は現代の中流集合住宅。12の住居(の一部屋が見られると
いう設定)と、1階には広いバー。ヴォツェックは集合住宅の一室に暮らす勤め
人風。大尉はアーミーオタク、医師はマッドサイエンティスト風、そしてヴォ
ツェックは徹頭徹尾狂いっぱなし。チェルニャコフは「日常の中に紛れ同居し
ている異常さ」を鋭く描いています。通常だとマリー殺害とヴォツェックの溺
死の後、緊張が急激に解けてしまうところを、チェルニャコフは彼らしい視点
で見るものを最後まで惹き付けさせてくれます。
舞台に負けず演奏がまた凄い。テオドール・クルレンツィスは、1972年2月24
日、ギリシャに生まれたまだ若い指揮者。2004年から2010年までノヴォシビル
スク歌劇場の首席指揮者を務め、その才能が大きな評判になりました。現在は
ペルミ・オペラ・バレエ劇場の音楽監督を務めています。将来のロシアの音楽
界を背負って立つこと間違いなしの逸材です。ボリショイ劇場ではこれが
「ヴォツェック」初演だそうですが、そうとは思えぬほどオーケストラを見事
に操り、切れ味鋭く緊張感のある音楽を作りつつ、必要な時にはお家芸のブラ
ス群をパワフルに爆発させて血走った音楽を鳴らす。これぞロシアン・ベルク!
ヴォツェック役のゲオルク・ニグルは、1972年、ウィーン生まれのバリトン。
かつてウィーン少年合唱団のスター・ソリストだった人で、変声後にバリトン
に転向、バロックオペラと現代オペラを両軸に活躍しています。ヴォツェック
はウィーンやミュンヘンでも歌っている得意の役柄。ここでは、普通の一般人
なのに完全に狂気に侵されているという役作りが見事です。マリー役のマー
ディ・バイヤーズは、米国出身のドラマティック・ソプラノ。アイーダやトス
カを得意とし、近年はワーグナーのソプラノ役も多く歌っています。この二人
以外は皆ボリショイ劇場で活躍する実力のあるロシア人歌手ですが、中には大
尉役のマキシム・パステルのようにビックリするほどうまい人もいます。
カーテンコールでの観客の大喝采まで一緒に楽しめます。




<harmonia mundi>
HMC 902135 ¥2450
+ボーナスDVD(NTSC/演奏風景+インタビュー 字幕:英・独・仏)
ナポリのフォリア-1725年
(1)ドメニコ・サッロ(1679-1744):協奏曲第11番 イ短調
(2)A.スカルラッティ(1660-1725):
パルティータ「スペインのフォリア」に基づく即興
(3)ニコラ・フィオレンツァ(1700(ca.)-1764):交響曲イ短調
(4)ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):交響曲第1番 イ長調
(5)フランチェスコ・バルベッラ(1692-1732):協奏曲第3番 ハ長調
(6)フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737):ソナタ第11番 ト短調
(7)レオナルド・レオ(1694-1744):協奏曲 ト長調
モーリス・シュテーガー(リコーダー)
フィオレンツァ・デ・ドナティス、アンドレア・ロニョーニ、
アナイ・チェン(ヴァイオリン)
マルギット・ウーベルラッカー(プサルテリウム) 
北谷直樹(チェンバロ、オルガン)ほか
録音:2011年11月
1971年スイスのヴィンタール生まれ、リコーダーの天才モーリス・シュテーガ
ーの最新盤。シュテーガーは、チューリッヒ音楽大学にてパドロ・メメスドル
フとケース・ブッケに、シュトゥットガルトではマルクス・リードに師事し、
1995年にソリスト・ディプロマ“With Highest Honors”を、2002年にはカラ
ヤン賞を受賞するなど、輝かしい経歴を遺しています。ウィグモアホール、
ゲヴァントハウス、コンセルトヘボウなどで演奏会を重ねているほか、ベルリ
ン古楽アカデミーなどの古楽アンサンブルやモダン・オーケストラとも共演。
来日演奏も行っており、その技量と、舞台を縦横無尽に駆け回って演奏するパ
ワー溢れるパフォーマンスで聴衆を魅了しました。
なんといっても光るのが非常にダイナミックかつ華麗な音楽!リコーダーとい
う小さな楽器からこんなにも様々な音色と音型が飛び出してくるとは、とただ
ただ圧倒されます。バックで支えるアンサンブルのメンバーも、シュテーガー
と共演も多い北谷直樹(チェンバロ&オルガン)をはじめ、ツワモノぞろい。シュ
テーガーのめまぐるしく変わる表情に負けじとアグレッシブな音楽が展開され
ています!
タイトルにある1725年は、フリードリヒ大王のフルート教師を務めたことでも
歴史にその名を刻む名フルート奏者クヴァンツが、A.スカルラッティに会うた
めにナポリを訪れた年。クヴァンツは1月から3月までナポリに滞在、フルート
(リコーダー)の魅力をナポリの人々に広めるべく努めました。1725年以前、ナ
ポリでは声楽作品が非常に盛んで、リコーダー音楽はそれほど多く残されてい
ませんが、この1725年を境に、リコーダー音楽も多く書かれるようになりまし
た。これは、クヴァンツのナポリ訪問が大きなきっかけになったと考えられま
す。このCDに収録されている楽曲も、1725年前後の楽譜に基づいています。リ
コーダーという楽器の魅力を、歴史的にも興味深い切り口で鮮やかに提示して
くれている力作です。ボーナスDVDには、演奏風景や、シュテーガーがイタリ
アにおけるリコーダー音楽に語ったインタビュー映像が収録されています。




<audite>
AU 92674(SACD-Hybrid) ¥2300
ヴィエルヌ:
オルガン交響曲第1番ニ短調 op.14(1899)、
オルガン交響第2番ホ短調 op.20
ハンス=エーベルハルト・ロス(オルガン)
録音:2011年4月6-8日、メミンゲン、聖マルティン教会の大オルガン
オルガン作品の録音に定評のあるドイツauditeレーベルより2012年が歿後75周
年にあたるフランスの作曲家ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937)が作曲したオルガン
交響曲の全曲録音するシリーズが開始しました。ヴィエルヌは先天性の白内障
のため生まれつき盲目に近かったのですが、6歳で弱視へ快復したと言われてい
ます。音楽的才能は幼少の頃に開花し、2歳でピアノ演奏を聴き、その場で聴い
た曲を弾いてみせた程の楽才を持ち合わせていました。1881年、ヴィエルヌが
11歳の時には国立パリ盲学校に進学し、その後ヴァイオリン、ピアノそしてオ
ルガン学び、とりわけオルガンは熱心に勉強しました。それはセザール・フラ
ンクが弾くオルガン演奏を聴いて感銘を受けてからで、その後ヴィエルヌはフ
ランクやオルガン交響曲第5番のトッカータが有名なシャルル=マリー・ヴィ
ドールなど、著名なオルガニストに師事をし、オルガン演奏及び作曲を習いま
した。やがて歿年までパリのノートル・ダム大聖堂の首席オルガニストを務め
ました。
ヴィエルヌは生涯6つのオルガン交響曲を残しました。当シリーズでは2曲ずつ、
計3枚でリリース予定です。第1弾となる当アルバムは交響曲第1番ニ短調 op.14
と第2番ホ短調 op.20です。1898年作曲の第1番は師のヴィドールの影響から作
曲された6楽章からなる大作です。一方交響曲第2番は第5楽章構成で、ロマン
ティックで非常に色彩に富んだ素晴らしい作品です。
演奏のハンス=エーベルハルト・ロスは数々の国際コンクール受賞歴を持つ逸
材で、auditeレーベルからフランクのオルガン作品集を(AU 21413)をリリース、
非常に高い評価を得ています。当シリーズはSACD hybridとなりますので、オル
ガンの響きをより楽しめるアルバムとなっております。





<Classic Concert Records>
CCR 62016 ¥1980
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
フーガ ト短調/コラール「ああ主よ、哀れなる罪人われを」
コラール「いと高きにある神にのみ栄光あれ」/フーガ ハ長調
コラール「キリストは死の縄目につながれたり」/フーガ ハ短調
コラール「天にいますわれらの父よ」/協奏曲 ト長調
コラール「来たれ聖霊、わが主」/フーガ ホ短調/幻想曲 ニ長調
ジョルジオ・レヴェリ(オルガン:ゲリエ制作のオルガン)
録音:2011年、オフヴィラー、フランス
後期バロックのドイツの大作曲家、ゲオルク・フィリップ・テレマンのオルガ
ン作品集。早熟で多作だったテレマンは、生前J.S.バッハをしのぐ名声を博し
ていたと言われています。G.P.テレマンは様々な音楽形態の作品を残しました
が、なかでも自信が得意だったオルガン、ハープシコード作品は小曲ながら素
晴らしい作品を残しています。ここに収録された作品はコラール、フーガ、協
奏曲で、同時代を生きたバッハの作品と比較しても面白い内容となっておりま
す。




<KII>国内仕様盤
KKC 5234 ¥3000
[harmonia mundi France]
HMC 902091
輸入盤・日本語解説書付
「ディアベッリ変奏曲」
・アントン・ディアベッリのワルツ主題に基づく 50の変奏より
(1824年出版、ウィーン)
ディアベッリ(1781-1858):
テーマ/ツェルニー:変奏IV/フンメル:変奏XVI
カルクブレンナー:変奏 XVIII/ケルツコフスキー:変奏XX
クロイツァー:変奏XXI/リスト :変奏XXVI/モシェレス:変奏 XXVI
ヨハン・ペーター・ピクシス:変奏 XXXI/F.X.W.モーツァルト:変奏 XXVIII
F.シューベルト:変奏 XXXVIII
・アンドレアス・シュタイアー:‘イントロダクション’
・ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲 op.120 (全曲)
アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ/コンラート・グラーフモデル)
録音:2012年9月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)

KKC 5235 ¥3000
[harmonia mundi France]
HMC 902106
輸入盤・日本語解説書付
シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調 D 956
アルカント・カルテット〔アンティエ・ヴァイトハース(第1ヴァイオリン)、
ダニエル・ゼペック(第2ヴァイオリン)、タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)、
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)〕
オリヴィエ・マロン(第2チェロ)
録音:2 010年12月13-16日

KKC 5236/39 4枚組 ¥6500
[naive] V 5299
輸入盤・日本語解説書付
シューベルト:交響曲全集
[CD1] 第3番ニ長調D 200(1815)、第1番ニ長調D 82(1813)、
第2番変ロ長調D 125(1814-1815)
[CD2] 第5番変ロ長調D 485(1816)、第4番ハ短調D 417「悲劇的」(1816)
[CD3] 第7番ロ短調D 759「未完成」(1822)、第6番ハ長調D 589(1817-1828)
[CD4] 第8番ハ長調D 944「ザ・グレート」(1825?-1828)
マルク・ミンコフスキ(指揮)、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル―グルノーブル
録音: 2012年3月/ウィーン・コンツェルトハウスでのライヴ録音
*交響曲のナンバリングおよび演奏は、ベーレンライター版による

KKC 5240(SACD-Hybrid) ¥3000
[LSO Live] LSO 0716
輸入盤・日本語解説書付
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB. 104「ロマンティック」
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
ロンドン交響楽団
録音: 2011年6月14 & 16日ロンドン、バービカンセンター(ライヴ )

KKC 5241 ¥3000
[naive] V 5252
輸入盤・日本語解説書付
・チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
・ショスタコーヴィチ:祝典序曲 Op.96
トゥガン・ソヒエフ(指揮)トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
録音: 2010年7月/ラ・アル・オ・グレン(トゥールーズ)

KKC 9033(DVD-Video) ¥4000
字幕:日英独仏 88’
[EUROARTS]
20.58538
輸入盤・日本語解説書付
「神のヴァイオリニスト ヤッシャ・ハイフェッツ」
監督:ペーター・ローゼン 制作:2011年
日本語字幕付 

KKC 9034(Blu-ray) ¥5000
[EUROARTS]20.11404
KKC 9035(DVD-Video) ¥4000
[EUROARTS]20.11408
本編 90’+ボーナス 54’
字幕:日英独(ドキュメンタリー)
輸入盤・日本語解説書付
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB.107
セルジウ・チェリビダッケ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 収録: 1992年3月31日&4月1日ベルリン、シャウシュピールハウス(ライヴ)
監督:ロドニー・グリーンベルク
制作:メトロポリタン・ミュニック
=ボーナス映像=
・ドキュメンタリー「凱旋( Triumphant Return)」
監督:ヴォルフガング・ベッカー





<PROFIL>
PH 11044 3枚組 ¥5400
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
ヨゼフ・カイルベルト(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1948年9月24日、ドレスデン
「タンホイザー」から(7場面)
エルンスト・グルーバー(T タンホイザー)
ブリュンヒルト・フリートマン(S エリーザベト)
ドラ・ツシレ(Ms ヴェーヌス)
クルト・レーム(Br ヴォルフラム)
ハンス・クレーマー(Bs ヘルマン)
ヘルムート・アイレ(Bs ビテロルフ)
ゲルハルト・プフリューガー(指)
ライプツィヒ放送交響楽団,ライプツィヒ放送合唱団
録音:1953年9月25日、ライプツィヒ
「タンホイザー」―死の知らせのように(夕星の歌)
カール・パウル(Br ヴォルフラム)
ルドルフ・ケンペ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1949年12月22日、ドレスデン
「ローエングリーン」前奏曲
「ローエングリーン」―この上ない信頼を
ベルント・アルデンホフ(T ローエングリーン)
ルドルフ・ケンペ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1949年12月22日、ドレスデン
「ローエングリーン」― 私と一緒に甘い香りを吸いませんか?
「ローエングリーン」― 遠い国から
ハンス・ホプフ(T ローエングリーン)
クルト・シュトリーグラー(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1945年4月-6月初旬頃、バート・エルスターもしくはラディウムバート・
ブラマッハ
「さまよえるオランダ人」-スン、ブルンと
エミリー・ヴァルター=ザックス(Ms マリー)
ルドルル・ケンペ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン、ドレスデン国立歌劇場合唱団
録音:1950年12月7日、ドレスデン
「さまよえるオランダ人」
-ヨー・ホー・ホエー!黒いマストの船に出くわしましたか
ブリュンヒルデ・フリードラント(S ゼンタ)
ゲルハルト・プフリューガー(指)ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1953年12月17日、ライプツィヒ
「ジークフリート」―ノートゥング、待ち望まれた剣よ!
「ジークフリート」―鍛えよ、僕の鎚よ!
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」―目覚めよ!
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」―マイスターを侮らないでほしい
ベルント・アルデンホフ(T ジークフリート)
ヨゼフ・ヘルマン(Br ザックス)
ハンス=ヘンドリク・ヴェーディング(指)
ドレスデン放送大管弦楽団,ドレスデン国立歌劇場合唱団
録音:1948年1月1日、ドレスデン
「トリスタンとイゾルデ」―前奏曲と愛の死
ルドルフ・ケンペ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
クリステル・ゴルツ(S イゾルデ)
録音:1947年
「トリスタンとイゾルデ」―愛の死
クリステル・ゴルツ(S イゾルデ)
ゲルハルト・ヴィーセンフッター(指)ライプツィヒ放送交響楽団
録音:不詳
「タンホイザー」―ああ、お姫様
クリステル・ゴルツ(S エリーザベト)
ベルント・アルデンホフ(T タンホイザー)
ゲルハルト・ヴィーセンフッター(指)ライプツィヒ放送交響楽団
録音:不詳
「タンホイザー」―心に熱意を持って(ローマ語り)
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」―朝は薔薇色に輝いて
「リエンツィ」―全能の神よ
ベルント・アルデンホフ(T タンホイザー,ヴァルター,リエンツィ)
ヴァルター・シュトシェンク(指)ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1950年2月5日、ドレスデン
「パルジファル」―お前は私の足に香油を注いだ(聖金曜日の場面)
ヨアヒム・ザットラー(T パルジファル)
クルト・ベーム(Bs グルネマンツ)
アルノ・シェレンベルク(Br アンフォルタス)
クルト・シュトリーグラー(指)ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1950年4月2日、ドレスデン
PROFILがお送りするゼンパーオーパー・シリーズ、第3集は、第二次世界大戦が
終わった直後のドレスデンとライプツィヒでのワーグナーの録音。これまでほ
とんど知られなかった録音が多数含まれています。指揮者ではヨゼフ・カイル
ベルト、ルドルフ・ケンペという、戦後初代、二代目のカペルマイスターの他、
ライプツィヒを中心に活躍したゲルハルト・プフリューガーなど、東ドイツで
活動したためにあまり国際的知名度を得なかった名指揮者の貴重な録音が多数。
彼らの指揮するシュターツカペレ・ドレスデンからは、今では失われてしまっ
た古き良き伝統の薫りがたっぷりします。歌手では、終戦直後からメキメキ頭
角を現したベルント・アルデンホフの活躍が目立ちます。1950年の「パルジ
ファル」の第3幕の録音では、聖金曜日の奇跡の場面がたっぷり30分近く収録、
クルト・ベーメの渋いグルネマンツが楽しめます。
今回も貴重な写真、情報が満載の89ページのブックレット(独英)が嬉しいもの
です。




<BONGIOVANNI>
AB 20022(DVD-Video) ¥4950
字幕:伊英
ロッシーニ:「パルミラのアウレリアーノ」
ボグダン・ミハイ(T アウレリアーノ)
フランコ・ファジョーリ(CT アルサーチェ)
マリア・アレイダ(S ゼノービア)
アスデ・カラヤヴズ(Ms プブリア)
メルト・シュンギュ(T オラスペ)
森雅史(Bs リチーニョ)
ルカ・ティットト(Bs 大祭司)
ジャコモ・サグリパンティ(指)イタリア国際管弦楽団、
ブラティスラヴァ・スロヴァキア合唱団
ティモシー・ネルソン(演出)
ティツィアーノ・サンティ(舞台装置)
ミシェル・カントウェル(衣装)
ニコス・ラゴウサコス(振付)
収録:2011年7月、マルティーナ・フランカ
珍しいオペラを上演することで知られている南イタリア、マルティーナ・フラ
ンカのイトリアの谷音楽祭が2011年に取り上げたのは、ロッシーニのオペラの
中でも特に珍しいものの一つ、「パルミラのアウレリアーノ」。この作品は、
ロッシーニのオペラでは唯一カストラート歌手(アルサーチェ役のジョヴァン
ニ・バッティスタ・ヴェッルーティ 1780-1861)を想定したものとしても知ら
れています。1813年12月26日にミラノのスカラ座のカーニヴァルシーズンの開
幕を飾りましたが、その直前にタイトルロールを歌う予定だった名テノール、
ジョヴァンニ・ダヴィドが降りてしまったこともあり、、初演は成功を収めら
れませんでした。しかしこのオペラの優れた曲は多々後の作品に再利用されて
います。中でも序曲は、今日「セビリアの理髪師」序曲としてあまりにも有名
なあの曲そのものです(ロッシーニはその前に、いくらか手直しをした上で「英
国女王エリザベッタ」の序曲でも利用しています)。また第1幕冒頭の合唱はや
はり「セビリアの理髪師」の“空は微笑み”の旋律、などなど。ロッシーニ好
きならあちこちに聞き覚えのある音楽を見つけられるでしょう。
タイトルロールのボグダン・ミハイは、今注目の若いロッシーニ・テノール。
ルーマニアのブカレスト出身。ヴァイオリンを学んだ後、バリトンとして修行
を積んでいた時、ミレッラ・フレーニにテノール転向を勧められ、すぐに成功
を収めました。7月にこの「パルミラのアウレリアーノ」を歌った直後、ペーザ
ロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルで「アデライデ・ディ・ボルゴー
ニャ」に出演、大喝采を浴びました。ロッシーニ・テノールとして今後ますま
す活躍が期待される逸材です。フランコ・ファジョーリは、バロック声楽もの
が好きならご存知のカウンターテノール。1981年、アルゼンチンのトゥクマン
生まれ。逸材が続出するカウンターテノールの中にあっても特に傑出した歌手
として活躍しています。ゼノービアのマリア・アレイダはキューバ出身の若い
ソプラノ。彼女もこの公演の後、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルでの
「ランスへの旅」でフォルヴィル伯爵夫人を歌い、翌2012年には「ブルスキー
ノ氏」のソフィアを歌っています。ゼノービアにはかなり難しいアリアがあり
ますが、アレイダが見事に歌いきり、ボローニャ歌劇場来日公演のベッリーニ
「清教徒」にも出演した森雅史がリチーニョを歌っています。
ジャコモ・サグリパンティは、1982年生まれ、2009年にオペラのデビューを果
たしたばかりの若いイタリアの指揮者。しかし、ここでの指揮で分かる通り、
既にかなり完成度の高い音楽を聞かせてくれます。翌年マルティーナ・フラン
カに戻り、ベッリーニの「ザイーラ」を指揮しました。
ティモシー・ネルソンは、米国バージニア州クリスチャンズバーグ生まれの若
い演出家。ここでは、ローマ帝国のパルミラ侵攻を、1941年に英国がフランス
・ヴィシー政権支配下にあるシリアに攻め入った歴史と重ねており、ローマ兵
はスコットランドのキルト姿、パルミラの人々はアラブ人風。
会場は屋根の無い屋外劇場ですが、四方を壁に囲まれているので、映像ではさ
ほど屋外を意識することはありません。
解説冊子に詳しい日本語あらすじがあります。
※1時間32分過ぎ、第1幕フィナーレの途中で、機種によってはほんの一瞬映像
音声が途切れます。ご了解くださいませ。

GB 1225 ¥2180
ピエール・ミランダ・フェラーロ アリア集
ロッシーニ:「グリエルモ・テル」
ベッリーニ:「海賊」,「ノルマ」
ヴェルディ:
「エルナーニ」,「シチリアの晩鐘」,「運命の力」,「アイーダ」,
「オテッロ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」,「イザボー」
レオンカヴァッロ:「道化師」
プッチーニ:「トスカ」,「西部の娘」
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」
からのアリア、場面
ピエール・ミランダ・フェラーロ(T)
録音:1957-1969年
ピエール・ミランダ・フェラーロ(1924-2008)は、ヴェネツィア近郊のアルティ
ーヴォレ出身のテノール。逞しいイタリアの声で高音にも強く、1960年代を中
心にかなりの活躍をしたテノールですが、商業録音はおそらくマリア・カラス
が歌ったポンキエッリ「ジョコンダ」のEMI録音くらい。いくつかライブ録音
は残されているものの、典型的な「実力に比して録音が少ない」歌手です。彼
の実力を知る人には、この1枚は待望のものでしょう。
なお録音状態は玉石混交で、ものによってはだいぶ覚悟が必要になることをご
承知くださいませ。




<Grand Slam>
-平成の盤鬼 平林直哉のレーベル-
GS 2085 ¥2250
ステレオ
「クナッパーツブッシュ/ウィーンの休日」
(1)ヨハン・シュトラウスI:ラデツキー行進曲 作品228
(2)カール・コムツァーク:ワルツ「バーデン娘」 作品257
(3)ヨハン・シュトラウスII:アンネン・ポルカ 作品117
(4)ヨハン・シュトラウスII:加速度円舞曲 作品234
(5)ヨハン・シュトラウスII:トリッチ・トラッチ・ポルカ 作品214
(6)カール・ツィーラー:ワルツ「ウィーンの市民」 作品419
(7)ヨハン・シュトラウスII:ポルカ「うわき心」 作品319
(8)ヨハン・シュトラウスII:ワルツ「ウィーンの森の物語」 作品325
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・ヤンチェク(ツィター)(8)
録音:1957年10月15日、16日、ウィーン、ムジークフェラインザール
使用音源:London(U.S.A.)LCL 80016(オープンリール・テープ、4トラック、
19センチ)、ステレオ
■制作者より
LP復刻によるクナッパーツブッシュ指揮、ウィーン・フィル/「ウィーンの休
日」(GS 2040-2009年発売)は、大好評によりまたたく間に完売しました。その
GS 2040の再プレスも検討しましたが、オープンリール(4トラック、19センチ)
の音質はLPよりも空気感が豊かであり、音色もいっそう艶やかなため、このテ
ープを復刻の素材として再登場することとなりました。
■解説書の内容
GS 2040の解説書には元バイエルン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスター、
クルト・グントナー氏のインタビュー「クルト・グントナーが語る、クナッパ
ーツブッシュの思い出/彼はどんなタイプにも分類出来ない唯一無二の存在」
(きき手:舩木篤也氏)が掲載されていましたが、貴重な証言ゆえに全文をそのま
ま転載します。(以上、平林 直哉)





<EUROARTS>
20 59168(DVD-Video) ¥2900
ドキュメンタリー[56’]/ 4:3
実験映像[92’]/ 16:9
PCM Stereo
字幕:独英仏日
HOW TO GET OUT OF THE CAGE- A YEAR WITH JOHN CAGE
いかにしてケージから抜け出るか-ジョン・ケージとの一年間
-フランク・シェーファーのレンズをとおして-
チャプター1:ナイト・ケージ・デー(1987年2月14-15日、ケルン)
チャプター2:ローラトリオ
(フィネガンス・ウェークによるアイリッシュ・サーカス)
(1987年7月18日、ロイヤル・アルバート・ホール)
チャプター3:ロサンジェルス・フェスティバル
(1987年9月3-27日、ロサンジェルス)
チャプター4:ニューヨーク(1987年10月3-7日、ニューヨーク)
チャプター5:ユーロペラI&II(1987年11月12&12月11日、フランクフルト)
実験的映像
(1)チェスフィルムノイズ(1988/ 17’21)---ジョン・ケージが監督した初の
映像作品
(2)ワーグナーのリング(1987/ 4’24)---ワーグナーの「指環」全曲の映像を
4’24に縮小した実験的映像
(3)NOPERA(1995/ 5’56)---チェスに興じながら、実現しなかった新しいオペ
ラについて語るケージ
(4)竜安寺(2011/ 60’37)---フランク・シェーファーがチャンス・オペレー
ションの技法を用いて編集した竜安寺の映像とともに
(5)ストペラI&II(1992/ 3’05)---ユーロペラI&IIの完全版に基づく実験的
映像
0ケージの生誕100年を記念して、非常に興味深い映像作品が生まれました。監
督は、「Conducting Mahler(マーラー指揮者たち)」の監督も務めたフランク
・シェーファー。1982年から1990年にかけて、シェーファーは、ジョン・ケー
ジの日常生活に密着、ケージの行動や対話を映像として記録していました。こ
の映像素材をベースに、インタビュー、演奏シーン、そしてケージの人生に縁
の深い様々な場所の映像(これらは16mmで撮影)を組み合わせた充実のドキュメ
ンタリーです。音楽に対する深い理解と洞察があるからこそ可能な対話、シー
ンの選び方など非常に見事です。
さらに興味深いのが、実験的映像が収録されていること。14時間半に及ぶワー
グナーのリング全曲の舞台映像を、3分40秒に縮めたものや、「竜安寺」の音楽
と実際の竜安寺の映像を組み合わせた作品など、興味津々です。
「私は、私自身にも、私の作品にも興味はないし、私から聴き手にコミュニケ
ーションをとることにも興味はない。音自体が聴き手に直接届くことを望む。
それゆえ、作曲者というよりむしろ聴き手として音楽を作るのだ。」など、ケ
ージ自身が語る言葉ひとつひとつが、ケージの音楽を読み解く貴重なヒントに
満ちています。





<WERGO>
MV 0806(DVD-Video) ¥2450
言語:英・独
(字幕なし)
“Birdcage: 73’20.958’’ for a Composer”
「バードケージ:73’20.958-作曲者のための」
映像制作:ハンス・G・ヘルムス(1972年)
今年はケージ生誕100周年。現代音楽の名門WERGOから、作曲家ケージの生誕
100周年を記念する注目盤の登場。このDVD “Birdcage: 73’20.958’’for a
Composer”は、1972年に、ケージの生誕60年を記念してW製作されたフィルム
のコラージュで、ドナウエッシンゲン音楽祭で初公開されたもの。ケージとい
う芸術家、音楽と音楽以外についての彼の思考、彼のキャラクターと重要な作
品などを描く映像作品です。映写機のための作品で、カットなしのオリジナル
版でのDVDリリースは初めてのことです! 映像編集をてがけたのは、作曲家で
もあるハンス・G・ヘルムス。ケージが九官鳥に「What's your name?」と語り
かけるシーンからはじまり、プリペアド・ピアノの準備をするケージ、鳥かご
を買うケージ、当時の最先端をいく演奏家たちによる演奏シーン、ケージがピ
アノを弾いてカニングハムがダンスを練習するシーン、大勢の前で講義をする
ケージ、詩を朗読するケージ、創作するケージ、そしてジョン・レノン、オノ
・ヨーコとケージ3人の対談シーン、キノコについて語るシーン(自分でキノコ
いりのラザニアを作った話)、楽譜に青色鉛筆で修正を入れるシーン、チュー
ダーが「易の音楽」をストップウォッチ片手に練習している横でケージが何や
ら読みあげるシーンなどなど、実に興味深いシーンがモザイクのように多数組
み合わされています。ケージの人柄、音楽観などをたっぷりとうかがい知るこ
とのできる貴重な映像です!




<新書館>
DD12 0913(DVD-Video) ¥5250
リージョン2
ワイドサイズ16:9
ドルビーデジタル
アダン:ジゼル
ジゼル:ナタリヤ・オシポワ
アルブレヒト:レオニード・サラファーノフ
ハンス:イリヤ・クズネツォフ
ミルタ:エカテリーナ・コンダウーロワほか マリインスキー・バレエ
ワレリー・オフシャニコフ(指揮)
マリインスキー劇場管弦楽団(芸術監督:ワレリー・ゲルギエフ)
振付:ジャン・コラーリ、ジュール・ペロー、マリウス・プティパ
装置:イーゴリ・イワノフ
照明:ウラジーミル・ルカセヴィチ
収録:2010年、マリインスキー劇場
強靭なテクニックとドラマティックな表現で世界を沸かせるオシポワと、軽や
かで音楽性豊かな踊りで古典を現代に息づかせるサラファーノフ。ロシアを代
表するスターダンサー2人が共演した話題の舞台がDVDで登場!ジャン・コラー
リ/ジュール・ペローの振付をマリウス・プティパが改訂したもので、ロシア
をはじめ世界の観客に愛され続けている作品です。ミルタを演じるエカテリー
ナ・コンダウーロワはもちろん、コール・ド・バレエも含めて、マリインスキ
ー・バレエの魅力が詰まった舞台をライブ収録。バレエ・ファン必見の1本で
す。
◆ナタリヤ・オシポワ-ミハイロフスキー・バレエ プリンシパル
1986年モスクワ生まれ。5歳よりバレエをはじめる。04年、ボリショイ・バレ
エ・アカデミーを卒業と同時にボリショイ・バレエに入団。10年にプリンシパ
ルに昇格し、『ドン・キホーテ』『ラ・シルフィード』『パリの炎』などに主
演。11年12月にミハイロフスキー・バレエに移籍した。09年からはABTのゲスト
・アーティストも務めている。
◆レオニード・サラファーノフ-ミハイロフスキー・バレエ プリンシパル
ウクライナ・キエフ生まれ。キエフ・バレエ学校に学び、2000年、キエフ・バ
レエに入団。02年にマリインスキー・バレエに移籍して一気にスターダムに駆
け上がった。抜群のテクニックと音楽性にあふれた踊りで、『白鳥の湖』『眠
れる森の美女』『ラ・シルフィード』などに主演。11年ミハイロフスキー・バ
レエに移籍した。
◆マリインスキー・バレエ
ロシアでもっとも長い歴史と伝統を持つバレエ団。アンナ女帝時代の1738年、
冬、宮内に開設されたバレエ学校を期限とする。1783年からサンクトペテルブ
ルグ・ボリショイ劇場で、1885年からは新たに作られたマリインスキー劇場で
公演を行い、フランスからディドロ、ペローら有名なバレエ・マスターを招い
て質の高い作品を上演。とくに1869年に主席バレエ・マスターに就任したマリ
ウス・プティパは『ラ・バヤデール』(1877)、『眠れる森の美女』(1890)、
『白鳥の湖』(1895)などを手がけ、カンパニーをクラシック・バレエの殿堂に
育て上げた。1917年の十月革命によって帝政が崩壊すると、1920年に国立アカ
デミー・オペラ・バレエ劇場(GATOB)、1935年にキーロフ記念レニングラード
国立オペラ・バレエ劇場に改称。1992年からマリインスキー・バレエの名称に
戻り、マリインスキー劇場芸術監督・総裁に就任した世界的指揮者ワレリー・
ゲルギエフのもと、古典から現代作品までは幅広レパートリーを擁し、旺盛な
公演活動を行っている。




<ORFEO>
=ザルツブルク音楽祭ドキュメント=
ORFEOR 844121 ¥2080
モーツァルト:
アダージョとフーガ ハ短調KV 546 (9’44)
ピアノ協奏曲第18番変ロ長調KV 456 (30’42)
交響曲第30番ニ長調KV 202 (19’13)
交響曲第32番(序曲)ト長調KV 318 (9’16)
コンスタンチン・リフシッツ(P)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(指揮) 
モーツァルテウム管弦楽団
録音:2006年8月6日ザルツブルク、モーツァルテウム(ライヴ・ステレオ)
2012年5月に86歳で歿したディートリヒ・フィッシャー=ディースカウは、歴史
と伝統あるザルツブルク音楽祭においても、1951年にフルトヴェングラーとの
共演でマーラーの「さすらう若人の歌」を歌いデビューしてから半世紀に亘り、
バリトン歌手に、語り手、そして指揮者として重要な役割を果たしました。
2006年8月6日に、フィッシャー=ディースカウがモーツァルテウム管弦楽団を
指揮した内容は、ザルツブルクでの最後の演奏会を収録したもので、オール・
モーツァルト・プログラムとなっています。
荘厳なる「アダージョとフーガ」で開始され、単一楽章形式の「序曲」とも呼
ばれる交響曲第32番で閉じられるという構成のなかでも、ひときわ目をひくの
がリフシッツをソリストに立てたピアノ協奏曲第18番。
2002年12月にフィッシャー=ディースカウの指揮でブラームスのピアノ協奏曲
第2番を演奏したときの模様(ORFEO810102)も心に迫るものがありましたが、や
はりここでもリフシッツは、もはやただのソリストとしてではなく、偉大なる
音楽家と対話する誠実なパートナーとしての姿を強く印象付けています。




<SDG>
SDG 717 ¥2180
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92、第5番 ハ短調 op.67
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮) 
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
録音:2011年11月16日/ニューヨーク・カーネギーホール[ライヴ]
ガーディナー、待望のベートーヴェン再録音!グラモフォン・レーベルでベー
トーヴェンの交響曲を録音から20年近くの時を経て初めて、ガーディナーによ
るベートーヴェン交響曲CDの登場。第7番と第5番といううれしいカップリング
です。第7番第3楽章でのしなやかな哀しみ、そして終楽章では一転して喜びに
足も浮き立つような絶妙なテンポとリズムが見事です。第5番終楽章の終盤は
聴きもの!カーネギー・ホールを興奮に巻き込んだガーディナーの約20年ぶり
のベートーヴェン、見逃せません!

SDG 178 6枚組 ¥3780
J.S.バッハ:クリスマスのためのカンタータ集
CD1:【降誕節第1日】
カンタータ「キリストの徒よ、この日を彫り刻め」BWV63
カンタータ「いと高きところには神に栄光あれ」BWV191
CD2:【降誕節第1日】
「賛美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」BWV91
「笑いは、我らの口に満ち」BWV110
【降誕節第2日】
「キリストをわれらさやけく頌め讃うべし」BWV121
「神の子の現れたまいしは」BWV40
CD3:【降誕節第3日】
「試練に耐えうる人は幸いなり」BWV57
「見よ、父のわれらに賜いし愛の」BWV64
「甘き慰めなるかな、わがイエスは来ませり」BWV151
「われ汝にありて喜び」BWV133
CD4:
【モテット】「主にむかいて新しき歌をうたえ」BWV225
【降誕節後の日曜日のためのカンタータ】
「出で立て、信仰の道に」BWV152
「新たに生まれし嬰児」BWV122
「神は頌むべきかな!いまや年は終わり」BWV28
【新年のためのカンタータ】
「主にむかいて新しき歌を歌え」BWV190
CD5:【新年のためのカンタータ】
「わが魂よ、主を頌めまつれ」BWV143
「神は喜び叫ぶ声と共に昇り」BWV41
「主なる神よ、汝をわれらは讃えまつらん」BWV16
「神よ、汝の誉れはその御名のごとく」BWV171
CD6:【新年後の日曜日のためのカンタータ】
「見たまえ、御神、いかにわが敵ども」BWV153
「ああ神よ、いかに多き胸の悩み」BWV58
「人々シバよりみな来たりて」BWV65
「いと尊きインマヌエル、虔しき者らを率いたもう君候」BWV123
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団
録音:1999-2000年
これまでにリリースしたカンタータ・シリーズから、クリスマスに関連したカ
ンタータを集めたボックスセット。大変お買得です!



<AUDITE>
AU 92653(SACD-Hybrid) ¥2300
17世紀、ウィーン宮廷に響く2台のオルガンのための作品集
G.プリウーリ:
(1)祝福されしイェルサレムの町 (2)8声の第2カンツォーネ 
(3)おお、なんと甘美な 
G.ヴァレンティーニ:
(1)6声のカンツォーネ ト長調 (2)6声のカンツォーネ ト短調
作者不詳:ゼクエンツ「復活のいけにえに」、「聖霊来たりたまえ」
W.エブナー:
(1)トッカータ ト短調 (2)アリア・ファヴォリータによるパルティータ
フローベルガー:
(1)トッカータ第6番「聖体奉挙のための」 (2)カプリッチョ第5番 
レオポルド1世:
(1)アルマンド60 - アリア61 - カナリオ62 
(2)アリア63 - ガヴォット64 - サラバンド65
テシェルマン:リチェルカーレ ハ長調
J.C.ケルル:
(1)カッコウによるカプリッチョ (2)フーガClamor grillorum campestrium
A.ポリエッティ:
雄鶏と雌鶏の鳴き声のカンツォーネ、鶏の鳴き声のカプリッチョ
M.アンティフォン:サルヴェ・レジーナ
デイヴィッド・ブランデン(Org)、ヨハンネス・シュトローブル(Org)、
カペッラ・ムレンシス
録音:2011年7月29-31日、ムーリの修道院所属教会(スイス)
ヨーロッパ屈指の音響で知られるスイスのムーリ修道院所属教会で、ルネサン
ス・バロック時代の音楽を録音していこうという「haenssler」レーベルの意欲
的なシリーズから、第6弾となる最新盤がリリースされました!今回の舞台は
17世紀のウィーン、ハプスブルク宮に響いていた2台のオルガンのための作品
集。第5弾(AU 92652)に引き続き、今回もヨハンネス・シュトロープル率いる
合唱団体カペッラ・ムレンシスによる演奏です。フェルディナント2世、フェル
ディナント3世、そしてレオポルド1世という3人の皇帝の時代にまたがり、当時
の宮廷に活躍していた音楽家たちの作品がたっぷりと収録されています。宮廷
楽長として活躍したG.プリウーリ(ca. 1575-1626)、G.ヴァレンティーニ
(1582/83-1649)、著名なオルガニストだったF.M.フローベルガー(1616-1667)と
いった今日にも名を残す音楽家から、W.エブナー(1611/12-1665)やA.ポリエッ
ティといった中々お目にかかれない作曲家の作品、さらには皇帝レオポルド1世
自身の作品にいたるまで、まさに“ウィーン宮尽くし”のプログラムです。オ
ルガン付のグレゴリオ聖歌、モテットやカンツォーネといった声楽曲、カッコウ
や鶏などの動物の鳴き声を模した愉しい器楽曲、とジャンルも様々。
収録場所のムーリ修道院はハプスブルク家によって1027年に創立されたという
ことで、ウィーン宮廷とも縁深い地。サラウンド効果を狙った楽器配置は今回
も行われており、SACDハイブリッドの高音質で堪能できるのも本シリーズお馴
染みの魅力。第4弾(AU 92573)で素晴らしい音色を聴かせてくれたムーリ修道院
のオルガンの響きも必聴です!

AU 92672(SACD-Hybrid) ¥2300
2台のピアノのためのフレンチ・ミュージック
(1)ミヨー:スカラムーシュop.165b 
(2)ラヴェル:スペイン狂詩曲(2台のピアノのための編曲版) 
(3)ビゼー:子供の遊び(全曲)op.22 
プーランク:(4)2台のピアノのためのソナタ (5)エレジー
モナ&リカ・バード(Pf)
録音:2011年25-28日、ジーメンス・ヴィラ(ベルリン)
ドイツ、イタリアをはじめ数々の国際コンクール連弾部門で入賞を重ね、世界
から注目を集めている新進気鋭の姉妹デュオ、モナ&リカ・バードが待望の1st
アルバムをリリースしました!彼女たちが記念すべき1stアルバムのために選ん
だのは、ビゼーからプーランクにいたる連弾作品を集めた19世紀-20世紀のオー
ル・フランス・プログラム。ラヴェルの「スペイン狂詩曲」とビゼーの「子供
の遊び」は管弦組曲としても知られる作品。音色の幅では流石に勝てないとし
ても、ピアノ2台(ビゼーの作品は1台)から生み出されているとは思えないほど
の壮大な音世界をSACDハイブリットの高音質でたっぷりと堪能できます。ミヨ
ーのスカラムーシュでは、ジャズ・セッションも思わせるウィットの利いた愉
しい掛け合いが魅力的!連弾最大の聴きどころである演奏者2人のコンビネー
ションだけでなく、多彩な表現力に存分に魅せられるプログラムといえましょ
う。モナ&リカ・バードは姉妹ならではの息の合ったコンビネーションで、素
晴らしいユニゾンと絶妙な掛け合いを魅せてくれます。すでにヨーロッパだけ
でなくアジア、アメリカにも活動地域を広げているモナ&リカ・バード姉妹。
今後の活躍にも期待必至の注目アーティストです!




<THE CHOIR OF KING’S COLLEGE>
-新規レーベル-
このたび、500年以上の歴史を誇るイギリスの名門合唱団、ケンブリッジ・キン
グズ・カレッジ合唱団の自主レーベル≪THE CHOIR OF KING’S COLLEGE≫の取
り扱いを開始いたします!中世聖歌から近現代の合唱曲にいたる幅広いレパー
トリーを持つ合唱団ならではの多彩なプログラムを、世界から絶賛を浴びる煌
びやかな歌声と共に発信するレーベルです。

KGS 0001 2枚組 ¥1650
9つの聖務日課の祈りとキャロル集
[CD1]
1.讃美歌:ダビデの村の厩の内に 2.招祷(Bidding Prayers) 
3.イギリスの伝承曲(R.V.ウィリアムズ編):ヘレフォード・キャロル 
4.第1日課の祈り 5.B.オード:囚われのアダムは横たわり 
6.イギリスの伝承曲(クレオベリー編):この上なく清き乙女 
7.第2日課の祈り 8.ドイツの伝承曲(ピアサル編):諸人声あげ 
9.トランチウェル:もしも天使の歌声を聴いたなら 10.第3課の祈り 
11.イギリスの伝承曲(P.レジャー編) 12.讃美歌:「世の人忘るな」 
13.第4課の祈り 14ゴールドシュミット:やわらかな若枝 
15.プレトリウス(サンドシュトルム編):讃美歌「一輪のバラが咲いて」 
16.第5課の祈り 17.ヴィレット:聖母マリアへの讃美歌 
18.ハーフォード:陽のあたる土手 19.第6課の祈り 
20.レーガー:マリアの子守唄 
21.フランスの伝承曲(J.ニクソン編):柊と蔦は
[CD2]
1.第7課 2.讃美歌:「羊飼いたちが」 
3.J.ワイア:光を放て、イェルサレムよ 4.第8課 
5.ラウタヴァーラ:クリスマスキャロル 
6.16世紀フランスの伝承曲:ディンドン空高く 7.第9課 
8. 讃美歌:「神の御子は今宵しも」 9.集会祈願と祝祷 
10. メンデルスゾーン:讃美歌「天には栄え」 
11. J.S.バッハ:ヴォランタリー:諸人声あげ 12.ジャクソン:幼子キリスト 
13.B.ディーン:いまや夜明けがきて  14.タネジ:主よ、憐れみたまえ 
15.マルダウニー:聖母マリア 16.T.デイヴィス:クリスマス・イヴ 
17.J.ラター:楽園にある全ての鐘が(世界初録音)
ピーター・スティーヴンス(Org)、
スティーヴン・クレオベリー(合唱指揮)、
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
録音:2010年12月、2011年1月、2012年7月、
キングズ・カレッジ聖堂(ケンブリッジ)
イギリス屈指の世界的合唱団「ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団」が、
自主レーベル「THE CHOIR OF KING’S COLLEGE」より記念すべき1stアルバムを
リリース!2010年12月のクリスマスコンサートで演奏した「9つの聖務日課の祈
りとキャロル」のライヴ録音をベースに、2006年から2011年にかけて委嘱した
新曲の数々をまとめた豪華2枚組アルバムです。
毎年BBCテレビでの生中継も行われるケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
のクリスマスコンサートは、いまやイギリスのクリスマスには欠かせない人気
イベント。ヨーロッパ伝統のクリスマスキャロルから、現代作曲家たちの委嘱
新曲にいたる多彩なプログラムが、イギリス国内外問わず多くの人を魅了して
います。このアルバムでも、フィンランドの作曲家ラウタヴァーラら、名だた
る現代作曲家たちが、他ならぬこの合唱団のために作曲した作品がちりばめら
れています。キングズ・カレッジ合唱団と縁の深いイギリスの作曲家、ジョン
・ラターの「楽園にある全ての鐘が All bells in paradise」は今回が世界初
録音!ラターらしいシンプルながらも奥深い響きが美しく、荘厳でありながら
どこか親しみのあるハーモニーに魅了されます。ジャクソンの「幼子キリスト」
では、ぞっとするほどの透明感を放つボーイ・ソプラノの歌声が絶品。キング
ズ・カレッジ聖堂の音響も素晴らしく、柔らかくも荘厳なオルガンの音色と共
に、由緒ある名門の煌びやかなハーモニーを存分に堪能できます。2ndアルバム
には、モーツァルトの「レクイエム」を予定しているケンブリッジ・キングズ
・カレッジ合唱団。今後のリリースからも目が離せません!




<AMBRONAY>
AMY 035 2枚組 ¥3500
F.クープラン:諸国の人びと―3声の合奏のソナタと組曲(全曲)
[CD1](1)フランス人 (2)スペイン人
[CD2](1)神聖ローマ帝国の人びと 
(2)ピエモンテの人びと[+J.S.バッハ:アリアヘ長調BWV587(終曲ジーグのあと)]
(3)ベンジャミン・アラール(Org.)、
マルゴ・ブロンシャール&シルヴァン・サルトル(芸術監督)、レゾンブル
録音:2012年4月1-9日、ランテルヌ聖堂(リヨン、フランス)
2006年に結成されたばかりの新進気鋭の古楽演奏団体レゾンブル【Les Ombres】
が、AMBRONAYレーベルより注目の2ndアルバムをリリースしました。1stアルバ
ム(AMY 301)ではコモン・ド・ブラモンの作品を取り上げた超希少なプログラム
が話題となったレゾンブルですが、今回彼らが取り上げたのはF.クープランの
代表作「諸国の人びと」!このアルバムで特筆すべきは、組曲のラストにJ.S.
バッハのオルガン曲が付随していることでしょう!というのも、このアリアヘ
長調BWV587は、「諸国の人びと」の「神聖ローマ帝国の人々」から第1曲目を
バッハが編曲したものなのです(バッハの手によるものではないという説もあり
ますが)。「ピエモンテの人びと」の最後の曲が流れた後、しっかりとした間を
置いてからアラールによるオルガンの演奏が始まるというプログラム構成。フ
ランスとドイツ、2人の作曲家の交差点を示してくれる、ちょっとしたエスプリ
の効いた興味深いアルバムに仕上がっています!
「諸国の人びと」という題名の通り、フランス、スペイン、神聖ローマ、ピエ
モンテ(現在はイタリア圏ですが、以前はフランス貴族のサヴォワ家が統治した
地域)という4つの国の人々を表した本作。コレルリの合奏協奏曲を強く思わせ
る作風ですが、舞曲の穏やかなリズム感と気品あふれる優雅な旋律はF.クープ
ラン、ひいてはフランス・バロックならではの魅力といえましょうか。ゆった
りとしたリズムの中に遊び心のように散りばめられたイネガルな装飾も美しく、
古楽器ならではの暖かみのあるハーモニーと共にしっとりと聴き入る傑作です。
演奏を担当するレゾンブル(Les Ombres)は、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のマル
ゴ・ブロンシャールと、フラウト・トラヴェルソ奏者のシルヴァン・サルトル
によって結成されたアンサンブル団体。バロック界の次代を担う注目の若手団
体としてB.クイケンやJ.クリステンセンらからも一目置かれ、フランスを中心
に高い評価を集めている期待の若手実力派です。早くも日本を含め世界的なツ
アーを行っており、今後のさらなる飛躍に注目必至の団体です!




<agOgique>
AGO 006 ¥2380
G.オンスロー(1784-1853):
(1)弦楽四重奏曲 ニ短調 op.10-2※ (2)弦楽四重奏曲 ヘ短調op.9-3 
(3)弦楽四重奏曲 変ホ長調op.21-3※
※世界初録音(また、いずれの作品もガット弦による演奏は世界初録音)
ルッジェーリ四重奏団{ジローヌ・ゴベール=ジャック(Vn)、
シャルロット・グラタール(Vn)、
デルフィーヌ・グランベール(Va)、エマニュエル・ジャック(Vc)}
録音:2011年6月13-17日、ポール・ロワイヤル・デ・シャン(フランス)
「レ・タラン・リリク」や「アマリリス」といった名門の中核で活躍する名手
たちが2007年に結成した室内楽アンサンブル、「ルッジェーリ四重奏団」によ
るジョルジュ・オンスロー(1784-1853)の弦楽四重奏曲集。オンスローは19世紀
に活躍したフランスの作曲家ですが、生前はむしろドイツで高い評価を受けた
ことでも知られます。近年ようやく再評価の動きが生まれつつある作曲家を取
り上げたこと自体も魅力的ですが、何よりもまず注目されるのは、本アルバム
が世界初録音となるガット弦を用いた演奏であることでしょう!しかも、ニ短
調と変ホ長調の作品はそれ自体が世界初録音!アンサンブルの響きは全体的に
柔らかく、ガット弦ならではの絶妙なまろやかさを持った強弱のコントラスト
が絶品です。ハイドンやモーツァルトの作風を思わせながらも、所々にシュー
ベルトのようなドラマティックかつメランコリックな響きが垣間見えるオース
ローの弦楽四重奏曲。誇張されたしつこさを控えた、清廉な情感にあふれた旋
律の数々に聴き入ります。最後に収録された変ホ長調op.21は、彼がオペラジャ
ンルへと作曲活動を転身する前に書いた作品。瞑想にひたるような第3楽章のラ
ルゲットの美しさは、かのベルリオーズのお墨付きとか。アルバムを通して躍
動感と鷹揚感の対比が美しく、ルッジェーリ四重奏団の清廉とした演奏がその
魅力をさらに引き立てます。彼らの演奏は一つ一つの音の輪郭が非常に明瞭で、
アンサンブルがクリアに響いてくるのも印象的。古典派とロマン派ファン、双
方の方々に是非聴いて頂きたい注目盤です!




<Ligia Digital>
LIDI 0202246 ¥2250
J.ジル(1668-1705):(1)ミサ曲 ニ短調 (2)テ・デウム
アンヌ・マグエ(S)、ヴァンサン・リエーヴル=ピカール(C-T)、
ジャン=フランソワ・ノヴェッリ(T)、アラン・ビュエ(Bs)、
ジャン=マルク・アンドリュー(指揮)、
レ・パッション(モントーバン・バロックオーケストラ)、
ジョエル・シュビエット(合唱指揮)、レゼレマン室内合唱団
録音:2012年5月3-5日、サン=ピエール・デ・シャルトル教会
(トゥールーズ、フランス)
宗教声楽作品、とりわけフランス・バロックならではの柔らかい響きがたまら
ないという方は必聴の新譜!2012年のシェーズ・デュ音楽祭でも話題となった、
アンドリュー率いるレゼレマン室内合唱団&レ・パッションらによるジャン・
ジル(1668-1705)のミサ曲とテ・デウムが、このたびリリースされる運びとなり
ました!本アルバムは8月末の音楽祭に先んじて2012年5月に収録されたもので
すが、歌手陣および演奏陣は音楽祭と同じ面々。日本では中々聴くことの叶わ
ない極上のハーモニーを存分に堪能できる1枚です。指揮を務めるアンドリュー
はジルの復興演奏に積極的で、シェーズ・デュ音楽祭においても2009年、2010
年、2012年と連続して彼の作品に向き合ってきました。シュビエット率いるレ
ゼレマン合唱団とのアンサンブルも抜群。A.マグエ、リエーヴル=ピカール、
A.ビュエら、ジルの「レクイエム」でも好評だった歌手陣は今回も素晴らしい
歌声を聴かせてくれます。
J.ジルはルイ14世の時代、F.クープランと同時代に活躍したフランスの音楽家。
生前は優れた歌手として南仏の教会で活躍し、数々の宗教作品を残しました。
特に彼の「レクイエム」や「テ・デウム」は当時の宗教声楽作品の中でも屈指
の美しさを持つ作品の中に数えられ、シャルパンティエやド・ラランドの宗教
声楽作品がお好きな方ならば間違いなく聴いて損はない作品といえましょう!
思わず体が揺れてしまうような躍動感あふれる舞曲のリズム、気品のある装飾
に満ちた豪奢なアンサンブルは、厳かな宗教曲というよりもむしろ絢爛な祝祭
音楽といった方がしっくりとくる壮麗さ。独唱、合唱、器楽演奏、それぞれに
聴き応えのある作品です。




<Arte della’rco Japan>
●アルテ・デラルコ・ジャパンから再発売商品のご紹介
ADJ 012 2枚組 ¥3650
ヴィヴァルディ:チェロと通奏低音のためのソナタ集(9曲)全集
(1)変ロ長調RV.47 (2)ヘ長調RV.41 (3)イ短調RV.43 (4)変ロ長調RV.45
(5)ホ短調RV.40
(6)変ロ長調RV.46 (7)イ短調RV.44 (8)変ホ長調RV.39 (9)ト短調RV.42
鈴木秀美(Vc)、ライナー・ツィパーリング(Vc)、
エーロ・パルヴィアイネン(アーチリュート&バロックG)
録音:2003年11月26、27、29&30日、秩父ミューズパーク音楽堂
★ヴィヴァルディの名曲6つのチェロ・ソナタ集に筆写譜の残っている3曲を加
えて現在確認できる事実上の全集です。演奏、録音とも快心の出来栄えで、非
常に引き込まれます。ツィパーリングとソロパートを繰り返しで交替して弾く
など「ステレオ効果」も楽しめます。RV40はキューブリック監督の名画「バリ
ー・リンドン」で使われ絶大な効果を発揮した世にも美しい名曲です。また、
通奏低音のメンバーも素晴らしく、フィンランド生まれでホプキンソン・スミ
スの弟子のリュート名人パルヴィアイネン。この録音、通常のチェンバロでな
くリュートとバロック・ギターで奏でられているのも特徴。もう一人は18世紀
オケやラ・プティット・バンドのメンバーの大家ツィパーリング。ヴィヴァル
ディ・ファンならずとも注目の内容です。(TDKAD-012の再発売商品)




<haenssler>
98 653 ¥2080
C.P.E.バッハ:鍵盤協奏曲集
(1)ニ短調Wq.17 (2)ハ短調Wq.43-4 (3)ホ長調Wq.14
ミヒャエル・リシェ(ピアノ)、
モッテン・シュルト=イェンセン(指揮)、ライプツィヒ室内管弦楽団
録音:(1)(3)2012年7月9-10日、(2)2012年4月28日、
MDRスタジオ(シュトットガルト)
MDRとhaensslerが共同制作している話題のプロジェクト、C.P.E.バッハシリー
ズから第2弾がリリースされました!フリードリヒ大王の宮廷で活躍し、“ベル
リンの大バッハ”として当時絶大な人気を誇ったことで知られるC.P.E.バッハ。
近年はシュタイアーやシュパーニ、中野振一郎などをはじめとする演奏家たち
の活動によって、他のバッハ一族と共に再評価の動きが非常に高まっている注
目の作曲家でもあります。今回収録されているのは、1770年代に作られた3曲の
鍵盤協奏曲。強弱のコントラスト鮮やかな旋律美、目まぐるしく変転していく
曲調、刺激的なリズム…J.S.バッハともハイドンとも似て非なる、C.P.E.バッ
ハならではの刺激的な音楽世界をたっぷりと堪能できます。
第1弾(98 639)に引き続き、演奏は知性派ピアニストのミヒャエル・リシェ&
シュルト=イェンセン率いるライプツィヒ室内管。毅然とした演奏で、C.P.E.
バッハの鮮烈な音世界をセンセーショナルに聴かせてくれます。リシェといえ
ば、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第20番」の様々なカデンツァを同時収録し
たアルバムが一躍話題となるなど、近々は近現代レパートリーだけでなく古典
派の演奏でも注目を集めるピアニスト。今回も明晰で理知的な演奏で、オーケ
ストラと絶妙なアンサンブルを作り上げています。今回、カデンツァは全て
C.P.E.バッハ自作のものを使用。

●プレミアム・コンポーザーズ-
94 614 2枚組 ¥1980
プレミアム・コンポーザーズVol.13-ベルリオーズ
[CD1]
(1)ウェイヴァリーOp.1 H.26 (2)宗教裁判官Op.3 H.23d (3)リア王Op.4 H.53
(4)ロブ・ロイH.54 (5)ローマの謝肉祭Op.9 H.95 (6)海賊Op.21 H.101
[CD2]
幻想交響曲Op.14
[CD1]シルヴァン・カンブルラン(指揮)、
バーデン=バーデン&フライブルクSWR
[CD2]サー・ロジャー・ノリントン(指揮)、
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
録音:[CD1](1)(4)(6)2007年5月(2)2000年2月
(3)2003年2月フライブルク、コンツェルトハウス
(5)2002年1月バーデン=バーデン、祝祭劇場
[CD2] 2003年7月2-4日、シュトゥットガルト・リーダーハレ(ライヴ録音)
名盤をお買い得価格で再リリースするhaensslerの人気シリーズ、「プレミア
ム・コンポーザーズ」第13弾!ついに、フランス・ロマン派の大家ベルリオー
ズが登場です!何よりも注目なのは、これまでのシリーズの中でも一際目を引
く豪華なプログラム!カンブルラン&SWR南西ドイツ放送交響楽団の序曲集
(旧品盤:93 201)と、ノリントン&シュトゥットガルト放送交響楽団の幻想交
響曲ライヴ録音(旧品盤:93 103)を一つにまとめたファン必携の豪華収録内容
となっています。フランソワ=グザヴィエ・ロト&レ・シエクルの古楽器に
よる演奏が話題沸騰になったことも記憶に新しい「幻想交響曲」ですが、やは
り「幻想」といえば忘れてはならないのがノリントンによるピリオド演奏!
今回収録されているのは初のピリオド・アプローチから15年後、2002年のライ
ヴ録音になります。ノリノトンのメリハリのある指揮ぶりと、こだわりの対向
配置から生まれるサウンドはこの盤ならではの聴き所でしょう。一方、カンブ
ルランのアルバムは短めの序曲を集めた小品集。『ローマの謝肉祭』や『リア
王』など、聴き馴染みある作品の数々が収録されています。カンブルランの序
曲を“前プロ”に、ノリントンの「幻想」を“メイン”に聴く……夢のような
演奏会のひとときを楽しめる、お買い得盤です!

94 615 2枚組 ¥1980
プレミアム・コンポーザーズVol.14-J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲集
[CD1](1)第1番 ヘ長調BWV.1046 (2)第2番 ヘ長調BWV.1047
(3)第3番 ト長調BWV.1048
[CD2](1)第4番 ト長調BWV.1049 (2)第5番 ニ長調BWV.1050
(3)第6番 変ロ長調BWV.1051
ヘルムート・リリング(指揮)、オレゴン・バッハ祝祭室内管弦楽団
録音:1994年7月オレゴン州ユージーン,
ハルト・パフォーミング・アーツ・センター
リリング&オレゴン・バッハ祝祭室内管弦楽団によるJ.S.バッハの「ブランデ
ンブルク協奏曲集」(92 126)が、このたびお買い得価格になって再リリースさ
れる運びとなりました。第5弾としてプライスダウン再発された管弦楽組曲集
(94 605)に引き続き、今回もリリング監修の『J.S.バッハ大全集』(98 620)に
収録されているものと同録音となります。オレゴン大学音楽学部のメンバーと、
欧米の名手たちが集った精鋭オーケストラ「オレゴン・バッハ祝祭室内管弦楽
団」の精彩に富んだ演奏は絶品。リリング指揮の下織り成されていく清廉とし
たアンサンブルが爽やかで、モダン楽器のキレのある鮮烈な音色が、透明感の
ある煌びやかなハーモニーを生み出しています。アンサンブルだけでなく、金
管、木管、弦楽器、各楽器のソリストたちの洗練された妙技の数々もたっぷり
と堪能できるのもブランデンブルク協奏曲ならではの聴き所。これまでに多く
の名盤が残されてきた「ブランデンブルク協奏曲」ですが、リリングのこの録
音もそのひとつに名を連ねるにふさわしきものであると申せましょう。それだ
けに、今回の廉価盤に再発は嬉しい限り。未だリリング盤を聴いたことがない、
という方には特におすすめのアルバムです!

=SWR MUSIC=
93 292 10枚組 ¥7450
モノラル / ステレオ(DISC 10)
「カール・シューリヒト・コレクション第2集
/シュトゥットガルト放送交響楽団歴史的録音集1951-1966」
[CD 1](69’34”)
・ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op. 21 [23’29”]
録音:1961年3月7日シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク(放送用セッション)
・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op. 55「英雄」 [45’46”]
録音:1952年2月29日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、
ヴァルトハイム(放送用セッション)
[CD 2](65’09”)
・ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調Op. 60 [33’47”]
録音:1959年4月8日シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)
・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op. 67「運命」 [31’22”] ★初出
録音:1953年4月10日シュトゥットガルト、SDRヴィラ・ベルク
[CD 3](61’57”)
・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op. 68「田園」 [37’29”]
録音:1957年2月14日シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)
・シューベルト:交響曲第5番変ロ長調D 485 [24’28”]
録音:1960年4月11日シュトゥットガルト、SDRヴィラ・ベルク
[CD 4](77’42”)
・ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op. 68 [42’55”]
録音:1963年9月18日シュトゥットガルト、
SDRフンクシュトゥーディオ(ライヴ)
・ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op. 90 [34’47”]
録音:1954年12月2日シュトゥットガルト、SDRヴィラ・ベルク
[CD 5](69’30”)
・ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op. 98 [43’46”]
録音:1964年3月6日シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)
・ブラームス:アルト・ラプソディOp. 53 [12’16”] ★初出
ルクレティア・ウェスト(A)
シュトゥットガルト南ドイツ放送合唱団男声合唱
シュトゥットガルト教員声楽協会
ヘルマン・ヨーゼフ・ダーメン(合唱指揮)
録音:1964年3月5日シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)
・ブラームス:悲劇的序曲Op. 81 [13’08”] ★初出
録音:1954年1月29日シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク
[CD 6](71’59”)
・シューマン:交響曲第3番変ホ長調Op. 97「ライン」 [29’44”]
録音:1960年9月15日シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)
・R.シュトラウス:家庭交響曲Op. 53 [42’05”] ★初出
録音:1960年12月14日シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク
[CD 7](60’51”)
・ヴェーバー:「オイリアンテ」序曲 [8’46”]
録音:1962年2月19日シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク
・ヴェーバー:「オベロン」序曲 [9’32”] ★初出
録音:1953年4月10日シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク
・ヴォルフ:イタリアのセレナード [7’17”]
ヘルマン・ヒルシュフェルダー(ヴァイオリン)
録音:1957年2月14日シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク
・チャイコフスキー:幻想序曲「ハムレット」Op. 67 [19’05”]
録音:1952年10月24日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、
ヴァルトハイム(ライヴ)
・レズニチェク:「ドンナ・ディアナ」序曲 [5’44”] ★初出
録音:1960年2月12日シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク
・ブラッハー:管弦楽のための協奏的音楽Op. 10 [9’42”]
録音:1951年10月29日シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク
[CD 8](58’37”)
・ドビュッシー:「海」-3つの交響的スケッチ [23’28”]
録音:1952年5月23日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、
ヴァルトハイム(ライヴ)
・ギュンター・ラファエル:
シンフォニア・ブレーヴェOp. 67 [21’20”] ★初出
録音:1952年3月14日シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク(ライヴ)
・ロベール・オブシエ:ヴァイオリン協奏曲 [13’29”] ★初出
ロマン・シマー(ヴァイオリン)
録音:1955年1月4日シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク
[CD 9](67’32”)
・リスト:交響詩「人、山上にて聞きしこと」R 412 [27’30”]
録音:1961年3月7日シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク
・レーガー:ヒラーの主題による変奏曲とフーガOp. 100 [39’54”]
録音:1953年1月10日シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク
[CD 10](50’15”)
=リハーサル風景抜粋= ★初出
・ブラームス:交響曲第2番第4楽章より [17’48”]
・ワーグナー:「パルシファル」第1幕への前奏曲より [15’58”]
・ワーグナー:「パルシファル」第3幕終結部より [8’23”]
・ワーグナー:「パルシファル」第3幕、聖金曜日の音楽より [7’59”]
録音:1966年3月15 & 16日シュトゥットガルト、
ヴィラ・ベルク(リハーサル部分)
以上、すべて カール・シューリヒト(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団
2007年の歿後40周年を記念して、haensslerより発売された「カール・シューリ
ヒト・コレクション1950-1966」(93.140)は、シューリヒトが70歳の1950年11月
に始まり、亡くなる前年の1966年3月まで続いた手兵シュトゥットガルト放送交
響楽団との偉大な足跡を辿るうえで質・量共にかけがえのないドキュメントで
したが、5年の歳月を経て今また、歿後45周年を迎える2012年、ファン待望の続
篇が登場します。
このたびもSWRアーカイヴ収蔵の正規音源を使用したCD10枚組の内容には、正規
音源によるリリースとしては初めてとなるもののほかに、これまで商品化され
たことがなく、おそらく当セットで初めて日の目をみる音源が数多く含まれて
いるのが見逃せないところです。
作品の成立した同時代の空気を吸い、シューリヒトが得意としていたシュトラ
ウスの「家庭交響曲」をはじめ、ベートーヴェンの「運命」、ブラームスの
「アルト・ラプソディ」「悲劇的序曲」、ヴェーバーの「オベロン序曲」、レ
ズニチェクの「ドンナ・ディアナ序曲」、ギュンター・ラフェエル(1903-1960)
の「シンフォニア・プレーヴェ」といった独墺系のプログラムに、楽団のコン
マスで名手シマーが独奏を務める、オブシエ(1900-1957)の「ヴァイオリン協奏
曲」がこれにあたります。
そして、なにより興味深いのが、ディスク10には、ブラームスの「第2交響曲
フィナーレ」と、ワーグナーの「パルシファル」のリハーサル風景がたっぷり
収められていること。
高潔な人柄で団員や共演したソリストたちから尊敬を集めたシューリヒトです
が、プローベは「蜜のように甘いものではなかった」とウィーン・フィル・エ
ピソードにも記載されているように、思いがけず巨匠による至芸の奥義に触れ
られるのは無上の喜びといえるでしょう。




<Coviello>
COV 21211 ¥2350
ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ集
(1)エルレバッハ:
ソナタ第3番-ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音のための6つの
ソナタ(1694年)より
J.S.バッハ:
(2)マタイ受難曲 BWV.244より レシタティーヴォ「そう、 もとより私たちの
内なる血と肉こそ」
(3)同曲よりアリア「来たれ甘き十字架」
(4)J.M.キューネル:
リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音のためのコンチェルト
A.キューネル:
(5)ソナタ第3番 -ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタとパルティ
ータ(1698)より
(6)同曲より ソナタ第9番
(7)ブクステフーデ:
ソナタ第9番-ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音のためのソナタ
(1696)より
フラウケ・ヘス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
アンドレアス・アレンド(キタローネ、バロック・リュート)、
ジョシュ・チータム(ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオローネ)、
トルステン・ヨハン(オルガン、チェンバロ)、
ヴェロニカ・スクプリク(ヴァイオリン)、ドミニク・ヴェルナー(Bs)
録音:2012年10月18-21日、聖ゲオルグ教会(ゼングヴァルデン、ドイツ)
ドイツを中心に活躍する注目の若きガンバ奏者、フラウケ・ヘスによるヴィオ
ラ・ダ・ガンバのためのソナタ集。ヨハン・ミカエル・.キューネル(1645-ca.
1700)やエルレバッハ(1657-1714)といった音楽家たちの作品を多く収録したド
イツ・バロックプログラムです!特にアウグスト・キューネルの甥であるJ.M.
キューネルの作品は近年もなお収録される機会が殆んどないため、古楽マニア
も唸らせる希少盤といえましょう。
エルレバッハはテューリンゲン地方に活躍した宮廷音楽家。多作家でしたが、
その作品の殆どが火事で焼失してしまった不遇の作曲家でもあります。今回収
録されているソナタ第3番は、残された僅かな作品の中でも知名度の高い曲。
アルマンド、クラントといった舞曲のリズムが愉しく、典雅な旋律の中にもど
こか素朴な響きが親しみやすい作品です。J.M.キューネルのコンチェルトは、
他ではなかなか見られないヴィオラ・ダ・ガンバとリュートが織り成す生き生
きとしたソロの対話が魅力的。耳に自然と入り込んでくる、古楽器ならではの
柔らかなアンサンブルが絶品です。
演奏を担うのは、古楽器界の今後を担う若手・中堅の実力派たち。中心となっ
ているフラウケ・ヘスはW.クイケンやJ.サヴァルの流れを汲む実力派で、カン
トゥス・ケルンやフライブルク・バロック・コンソートといった今注目の団体
でも活動を行っています。チェンバロのT.ヨハンはフライブルク・バロック・
オーケストラの設立にも携わった名チェンバリスト。マタイ受難曲でバスを歌
うドミニク・ヴェルナーは、バッハ・コレギウム・ジャパンとも度々共演を重
ねていることでお馴染みの世界的名手です。




<SKARBO>
DSK 4126 ¥2080
モーツァルト:フルート四重奏曲全集(ピッコロ版)
フルート四重奏曲第1番ニ長調K.285
フルート四重奏曲第4番イ長調 K.298
フルート四重奏曲第3番ハ長調 K.Anh.171(285b)
フルート四重奏曲第2番変ホ長調 K.285a
ジャン=ルイ・ボーマディエ(ピッコロ)、
デジャン・ボグダノヴィッチ(ヴァイオリン)、
ピエール=アンリ・シュエレブ(ヴィオラ)、
ラファエル・クレティアン(チェロ)
録音:2008年4月、アリス・スタジオ
★これはおもしろい!モーツァルトの傑作のフルート四重奏曲をフルートでは
なくピッコロで演奏した全曲版が登場。第1、2番は1777/8年モーツァルトがパ
リに旅行していた時の作品、第4番は1786/7年ウィーンにて作曲された作品、
そして第3番はセレナード第10番K.361からの編曲で、おそらくモーツァルト作
ではないとされていますが、どの曲を聴いても絶品で、不朽の名作と言えま
しょう。この名曲をフルートと同じ指使いで、ちょうど1オクターブ高い音域
のピッコロで演奏しています。ピッコロの音域の高さからより華やかに煌びや
かな印象を受けます。
ジャン=ルイ・ボーマディエ(ピッコロ)
マルセイユ音楽院在学中にフルートをジョゼフ・ランパルに師事し、その後パ
リ国立高等音楽院にてジャン・ピエール・ランパルに師事し研鑽を積みました。
その間、木製のフルートを弾く機会に恵まれ、やがてピッコロ演奏に傾倒して
いきました。その後、フランス国立管弦楽団の首席ピッコロ奏者となりますが、
一方で室内楽の活動も積極的に行っています。来日は小澤征爾指揮のもと、サ
イトウ・キネン・オーケストラで演奏、また、2012年10月には室内楽のコンサ
ートで来日予定です。





<ORFEO>
=ザルツブルク音楽祭ドキュメント=
ORFEOR 868121 ¥2080
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調WAB. 107
グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ
フランツ・ヴェルザー=メスト(指揮)
録音:1989年8月18日ザルツブルク、祝祭大劇場(ライヴ・ステレオ)
1989年8月のザルツブルク音楽祭で、ヴェルザー=メストがマーラー・ユーゲ
ント管を指揮して、ブルックナーの交響曲第7番を演奏したコンサートのライ
ヴ録音盤が登場。
1960年にオーストリアのリンツに生まれたヴェルザーメストはブルックナーを
得意としていて、ほかに第5番、第8番、第9番のソフトもすでにリリースされて
います。第7番については、ヴェルザー=メスト初のブルックナー録音であり、
1991年8月のプロムスで、翌年9月より音楽監督を務めるロンドン・フィルを指
揮したライヴ録音に次いで、2008年9月に、2002年より音楽監督に就任して現在
に至る手兵クリーヴランド管を指揮したセヴェランス・ホールでのコンサート
の模様をライヴ収録した映像作品を発表していました。これまでのところ、
ヴェルザー=メストによるブルックナーの第7番のアルバムはすべてライヴによ
る演奏となりますが、ヴェルザー=メスト自身による第5番のケース同様に、
およそ20年近くの隔たりのなかで、より後年の録音になるほど、ゆるやかで全
体の演奏時間が長大になる傾向がうかがえます。ヴェルザーメストとマーラー
・ユーゲント管とは、2002年に第8番をウィーン・ムジークフェライン大ホール
で演奏したライヴ録音でも、若々しい感性が荒々しくぶつかり合いながらもソ
リッドな表現で全曲をまとめ、結果的に相性の良いところをみせていたので、
こ同じ顔合わせということで、ここでもホットで刺激的な内容を聴かせてくれ
るものとおもわれます。




<Bel Air>
BAC 471(Blu-ray) ¥5680
BAC 071(DVD-Video) 2枚組 ¥5150
字幕:伊英独仏西
モーツァルト:「フィガロの結婚」
リュドヴィク・テジエ(Br アルマヴィーヴァ伯爵夫人)
バルバラ・フリットリ(S アルマヴィーヴァ伯爵夫人)
エカテリーナ・シューリナ(S スザンナ)
ルカ・ピサローニ(Br フィガロ)
カリーヌ・デエイェ(Ms ケルビーノ)
アン・マリー(Ms マルチェッリーナ)
ロバート・ロイド(Bs バルトロ)
ロビン・レガート(T ドン・バジーリオ)
アントワーヌ・ノルマン(T ドン・クルツィオ)
マリア・ヴィルジニア・サヴァスターノ(S バルバリーナ)
クリスチャン・トレギエ(Br アントーニオ)
フィリップ・ジョルダン(指)パリ国立歌劇場管弦楽団,合唱団
ジョルジョ・ストレーレル(演出、照明)
アンベール・カメルロ(再演監督)
エツィオ・フリジェリオ(舞台装置)
エツィオ・フリジェリオ、フランカ・スクワルチャピーノ(衣装)
ジャン・ギゼリック(振付)
収録:2010年10、11月、パリ
20世紀後半を代表する演出家の一人で、オペラの分野でも多大な功績を残した
ジョルジョ・ストレーレル(1921-1997)。中でも特に有名なものが、1973年に
パリのオペラ座のために制作した「フィガロの結婚」。オペラ座以外でも盛ん
に上演されたためいくつか映像も残されていますが、今回は2010年に場所をバ
スティーユ劇場に移して上演された際の最新映像です。ストレーレルの演出に
ついては、奇を衒わず伝統を尊重しながらも才気が漲る生き生きした舞台、と
いうに尽きます。「フィガロの結婚」が好きならば一度は見ておくべき名舞台
です。
歌手ではなんといってもバルバラ・フリットリの伯爵夫人が最高!若い頃から
得意としてフリットリの評価を決定付けた役だけに、イタリアオペラのプリマ
ドンナとして君臨している今でも圧倒的。さらにフランスを代表するバリトン
に成長したリュドヴィク・テジエの男の色気のある伯爵、伊達男を絵に描いた
ような勢いと頭の切れの良さがあるルカ・ピサローニのフィガロ、ちょっと垢
抜けない可愛さがスザンナらしいエカテリーナ・シウリナ、フランス人らしい
品の良さと優れた演技力で非常に人気の高いカリーヌ・デエイェのケルビーノ
と、主役級はたいへん強力。またマルチェッリーナにアン・アマレー、バルト
ロにはロバート・ロイドと大ベテランが入るというお楽しみも。フィリップ・
ジョルダンの指揮は、古楽系のメリハリの利いたモーツァルトとは一線を画し
た安定感のあるもので、ストレーレルの演出との相性もピッタリです。




<EUROARTS>
=Recorded Excellence-Historical Value=
20 66424(Blu-ray) 3枚組 ¥7150
「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 / バレンボイム」
=特典映像=
・インタビュー「バレンボイム、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲収録に
ついて語る」(2012年ウィーン)
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1983-1984年ウィーン、ロプコヴィツ宮、ラズモフスキー宮、
キンスキー宮&ヘッツェンドルフ宮(ライヴ)
監督:ジャン・ピエール・ポネル

20 66428(DVD-Video) ¥2900
「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集Vol. 1 / バレンボイム」
第1番ヘ短調Op.2-1 / 第2番イ長調Op.2-2 / 第3番ハ長調Op.2-3
第4番変ホ長調Op.7 / 第5番ハ短調Op.10-1 / 第6番ヘ長調Op.10-2
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1983-1984年ウィーン、ロプコヴィツ宮、ラズモフスキー宮、
キンスキー宮&ヘッツェンドルフ宮(ライヴ)
監督:ジャン・ピエール・ポネル
2012年11月に、世界的な指揮者でピアニストのダニエル・バレンボイム(1942年
ブエノスアイレス生まれ)が生誕70周年を迎えるのを記念して、「ベートーヴェ
ンのピアノ・ソナタ全曲」を収めた映像作品がEUROARTSよりリリースされます。
コンサート活動における全曲演奏シリーズへの取組みに並行して、ディスコグ
ラフィからも、バレンボイムは「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ」をライフ
ワークのひとつとして掲げているようで、それぞれ時期の異なる3つの全集録音
を完成させていました。
・1960年代末-70年頃ロンドン(セッション録音)
・1981-84年パリ(セッション録音)
・2006年ベルリン(ライヴ録音) ※映像作品あり
このたび登場する映像作品はメトロポリタン・ミュニクの制作で、1983年から
84年にかけてバレンボイムが、ウィーンの由緒ある宮殿4か所でおこなったコン
サートの模様をライヴ収録したもので、映像作品としては2種目、バレンボイム
4種目の全集になります。なお、過去に「ワルトシュタイン」と「熱情」のカッ
プリングで2曲のみが国内リリースもされましたが、全曲が登場するのはおそら
く初めてとおもわれます。
本作と同時期に、バレンボイムがセッション収録した2度目の全集の出来ばえも
すぐれていたので、ここでの演奏内容にも期待が持てるところですが、リリー
スに際して、オリジナルの35ミリ・フィルムからあらたに入念なレストアとデ
ジタル・リマスタリングを施し、高画質&高音質を実現しているのは、何より
喜ばしい限りといえるでしょう。
映像特典には、2012年にウィーンでおこなわれたバレンボイムへのインタビュ
ーを収録。制作当時の状況について語っています。
※リリース形態について。「全曲を収録したブルーレイBOX」は3枚組み美麗デ
ジパック仕様となります。同時発売の「DVDは全5巻分売」で、まず、第1番か
ら第6番までを収めた第1巻がリリースされたのち、翌月以降、1巻ずつのリリ
ースが予定されています。




<LSO Live>
LSO 0730(SACD-Hybrid) 10枚組 ¥5400
「マーラー:交響曲全集/ゲルギエフ&ロンドン交響楽団」
[DISC 1]
・交響曲第1番ニ長調「巨人」 52’42
 録音:2008年1月13日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) DSD 5.0
・交響曲第10番嬰ヘ長調-第1楽章アダージョ 22’13
 録音:2008年6月5日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) DSD 5.0
[DISC 2]
・交響曲第2番ハ短調「復活」 77’43
 エレーナ・モシュク(ソプラノ) ズラータ・ブルィチェワ(メゾ・ソプラノ)
 ロンドン交響合唱団
 録音:2008年4月20、21日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) DSD 5.0
[DISC 3]
・交響曲第3番ニ短調-第1楽章 32’22
[DISC 4]
・交響曲第3番ニ短調-第2-第6楽章 59’48
 アンナ・ラーション(メゾ・ソプラノ)、
ティフィン少年合唱団、ロンドン交響楽団合唱団
 録音:2007年9月24日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) DSD 5.0
[DISC 5]
・交響曲第4番ト長調 54’48
 ラウラ・クレイコム(ソプラノ)
 録音:2008年1月12日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) DSD 5.0
[DISC 6]
・交響曲第5番嬰ハ短調 70’46
 録音:2010年9月26日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) DSD 5.1
[DISC 7]
・交響曲第6番イ短調「悲劇的」 77’11
 録音:2007年11月22日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) DSD 5.0
[DISC 8]
・交響曲第7番ホ短調「夜の歌」 72’00
 録音:2008年3月7日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) DSD 5.0
[DISC 9]
・交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」 77’22
 ヴィクトリヤ・ヤーストレボワ(S I 罪深き女) 
アイリッシュ・タイナン(S II 贖罪の女)
 リュドミラ・ドゥディーノワ(S III 栄光の聖母) 
リリ・パーシキヴィ(Ms I サマリアの女)
 ズラータ・ブルィチェワ(Ms II エジプトのマリア) 
セルゲイ・セミシクール(T マリア崇拝の博士)
 アレクセイ・マルコフ(Br 法悦の神父) 
エフゲニー・ニキティン(Bs 瞑想の神父)
 エルサム・カレッジ合唱団 、
ワシントン・コーラル・アーツ・ソサエティ、ロンドン交響合唱団
 録音:2008年7月9 & 10日ロンドン、セント・ポール大聖堂(ライヴ) 5.1
[DISC 10]
・交響曲第9番ニ長調 79:00
 録音:2011年3月2 & 3日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) DSD 5.1
ワレリー・ゲルギエフ(指揮) ロンドン交響楽団
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
バランス・エンジニア:ジョナサン・ストークス&ニール・ハッチンソン
2007年収録の第6番でスタートし、2011年の第9番で完結したゲルギエフ指揮ロ
ンドン交響楽団によるマーラーの交響曲全集が、SACD Hybrid盤10枚組のBOXセ
ットとなって登場。分売リリース11枚分の収録内容はそのままに、収録順を組
み換えることで枚数を抑えて、たいへんお買い得な価格での御提供が可能とな
りました。
このシリーズは、すべてコンサートでの演奏をライヴ録音しているところにそ
の特徴があり、実演における白熱の模様がストレートに肌で感じられるのも魅
力のひとつといえ、第6番や第7番などはその最たる例で、極端なテンポ設定や
荒削りでユニークなアプローチも話題騒然となりました。
また、シリーズの大詰めの時期にあたる第5番と第9番では、同一プログラムを
数多くこなしたのちに、周到な準備を経て収録に臨んだこともあり、完成度の
高さでもゲルギエフがロンドン交響楽団のシェフに就任して以来、屈指の成果
を示しています。
マーラー・アニヴァーサリーに向けて台風の目となったゲルギエフ率いるロン
ドン交響楽団によるマーラー・シリーズ。ぜひとも、この機会にお確かめくだ
さい。




<新書館>
DD12 0711(DVD-Video) ¥5250
チャイコフスキー:バレエ「眠れる森の美女」
オーロラ姫:スヴェトラーナ・ザハーロワ、
デジレ王子:デヴィッド・ホールバーグ、
カラボス:アレクセイ・ロパレヴィチ、
リラの精:マリヤ・アラシュ、
フロリナ王女:ニーナ・カプツォーワ、
青い鳥:アルチョム・オフチャレンコ ほか
 ボリショイ・バレエ
ワシーリー・シナイスキー(指揮)、ボリショイ劇場管弦楽団
振付:ユーリー・グリゴローヴィチ
美術:エツィオ・フリジェリオ
衣装:フランカ・スクァルチャピーノ
照明:ヴィニチオ・シェリ
収録:2011年11月 ボリショイ劇場
ボリショイ劇場は、6年の歳月を掛けた大改修を終え、2011年11月、歴史ある
外観をのこしつつ最新式の設備を備えた新劇場として再生。この日のために、
美術や衣装も一新し、グリゴローヴィチが新演出し全2幕となった「眠れる森
の美女」が初披露されました。ザハーロワ&ホールバーグが主役のこの豪華な
こけら落とし公演の映像がはやくも登場!ボリショイ・バレエを代表するプリ
マ、ザハーロワは、気品あふれるオーロラ姫を優雅に舞い、米国人初のプリン
シパル、ホールバーグは美しい王子を披露します。「リラの精」を踊るプリン
シパルのアラシュ、後日同じ演目に主演しプリンシパルに昇格した「フロリナ
王女」のカプツォーワも、見事な踊りを披露しています。ボリショイ・バレエ
の層の厚さを感じさせるファン必見の舞台です!
=スヴェトラーナ・ザハーロワ(プリンシパル)=
ウクライナのルーツクに生まれる。1989年からキエフ・バレエ学校でワレリヤ
・スレーギナに師事。1995年にワガノワ・バレエ・アカデミーに編入し、エレ
ーナ・エフテーエワに学ぶ。1996年、卒業と同時にマリインスキー・バレエに
入団。翌年、プリンシパルに昇進した。2003年にボリショイ・バレエに移籍し、
現在リュドミラ・セメニャカに師事している。ボリショイ・バレエでは『白鳥
の湖』『ドン・キホーテ』『ラ・バヤデール』などの古典作品からバランシン、
プティなどの現代作品まで幅広く踊る、ミラノ・スカラ座バレエ、パリ・オペ
ラ座バレエ、新国立劇場バレエ団などにもゲストとして招かれ、国際的に活躍
している。97年バルティカ賞、99年、00年ゴールデン・マスク賞、05年ブノワ
・ド・ラ・ダンス賞を受賞。ロシア連邦功労芸術家。
=デヴィッド・ホールバーグ(プリンシパル)=
米国サウス・ダコタ州に生まれる。13歳からアリゾナ・バレエ・スクールでキ
ー・ホワン・ハンに学ぶ。1999年、パリ・オペラ座バレエ学校に留学。2000年、
ABTスタジオ・カンパニーにて研修を積み、翌年ABTに入団。2004年にソリスト、
2005年にプリンシパルに昇進。『白鳥の湖』『ロミオとジュリエット』『ラ・
シルフィード』などのほか、バランシン、ロビンズ、ヨース、チューダー、
フォーサイス作品などを踊る。2008年、2009年には「キング・オブ・ダンス」
に出演。マリインスキー・バレエ、スウェーデン・ロイヤル・バレエ、キエフ
・バレエなどにも客演している。2011年、外国人ダンサーで初めてボリショイ
・バレエにプリンシパルとして入団し、話題を呼んだ。

DD12 0812(DVD-Video) ¥3990
日本語字幕
バレエの女王 シルヴィ・ギエム
「エピソード」 振付:モーリス・ベジャール 共演:ローラン・イレール
「白鳥の湖」第1幕より 振付:マリウス・プティパ、
共演:ジョナサン・コープ、マリインスキー・バレエ
「二羽の鳩」 振付:アルベール・アヴリーヌ、
共演:パリ・オペラ座バレエ学校
「イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド」 
振付:ウィリアム・フォーサイス、共演:ローラン・イレール
「シシィ」 振付:モーリス・ベジャール
「ドン・キホーテ」第1幕より キトリのヴァリエーション 
振付:マリウス・プティパ
「白鳥の湖」第3幕より 黒鳥のパ・ド・ドゥからアダージオ 
振付:マリウス・プティパ 共演:ジョナサン・コープ
「白鳥の湖」第3幕より 黒鳥のパ・ド・ドゥからコーダ 
振付:マリウス・プティパ
「マノン」第1幕より 寝室のパ・ド・ドゥ 振付:ケネス・マクミラン 
共演:ゾルタン・ソイモジ
「ウェット・ウーマン」 振付:マッツ・エック
シルヴィ・ギエム
モーリス・ベジャール、マッツ・エック、アンソニー・ダウエル、ギレーヌ・
テスマー ほか
このDVDは販売権終了のために廃盤になっていた『美と神秘のプリマ シルヴィ
・ギエム』(ジェネオン エンタテインメント)と同内容の映像商品で、この度、
新書館から日本語字幕、封入ブックレットの内容一新で発売することになりま
した。
現代最高のスーパー・バレリーナ、シルヴィ・ギエム。パリ・オペラ座の史上
最年少エトワールの座を捨て、英国ロイヤル・バレエに移籍。その圧倒的なパ
フォーマンスで、世界を席捲していく彼女の姿を迫った、1993年撮影のドキュ
メンタリー。ギエム本人や関係者のインタビューとともに、「白鳥の湖」「ド
ン・キホーテ」「マノン」「シシィ」など、今では観られない貴重な舞台映像
も多数収録!
=シルヴィ・ギエム=
1965年2月23日パリに生まれる。体操のオリンピック候補として研修でパリ・
オペラ座バレエ学校を訪れた際、当時のバレエ学校校長クロード・ベッシーに
見出され、バレエに転身。77年、パリ・オペラ座バレエ学校に入学。81年にパ
リ・オペラ座バレエに入団し、わずか3年後の84年、『白鳥の湖』に主演して
パリ・オペラ座史上最年少の19歳でエトワールに任命される。『ライモンダ』
『シンデレラ』などを踊り注目されるも、89年にロイヤル・バレエに電撃移籍
して国家的損失と騒がれる。移籍後は現代のコリオグラファーとの創作も意欲
的に進め、モーリス・ベジャール、ウィリアム・フォーサイス、マッツ・エッ
クらの作品を踊る。近年ではアクラム・カーンやラッセル・マリファントなど
のコリオグラファーとの共同作業を行い、コンテンポラリーダンスの領域へ活
躍の場を広げている。





<haenssler>
98 582 ¥2080
ハイドン:
(1)交響曲第89番 ヘ長調Hob.I-89 
(2)交響曲第102番 変ロ長調Hob.I-102 
(3)交響曲第105番(協奏交響曲) 変ロ長調Hob.I-105
(3)ヴォイテク・ガルボウスキ(Vn)、ピルコ・ランガー(Vc)、
アンドリウス・プスクニギス(Ob)、ミヒャエル・コラーツ(Fg)
トーマス・ファイ(指揮) ハイデルベルク交響楽団
録音:(2)(3)2012年5月13-15日、
ハイデルベルク=プファッフェングルント・ゲゼルシャフツハウス
(1)2012年5月24-25日、バド・デュルクハイム、ナチュラルホルンアカデミー
古楽界注目の異才、トーマス・ファイ&ハイデルベルク交響楽団による話題の
ハイドン全集から待望の最新盤がリリース!第18集となる今回は第89番&第102
番、そして協奏交響曲のジャンルとしても親しまれる第105番が収録されていま
す。初期の作品を取り上げた第17集(98 633)から一転、ザロモン・セットの時
代を中心に取り上げたプログラムとなっています。
第89番は、いわゆる「パリ交響曲」群を作曲した後、ヴァイオリニストのJ.P.
トストのフランス公演のために第88番「V字」と共に作曲されたもの。「しょ、
しょ、しょじょじ♪」と思わず口ずさみそうになる印象的な冒頭のユニゾンか
ら、ファイ&ハイデルベルクのアグレッシブな演奏にぐっと引き寄せられます。
強弱や表情のコントラストの鮮烈さは相変わらず。ファイは今回も金管楽器に
のみピリオド楽器を採用するという独自の編成で臨んでいますが、第3楽章を
はじめとして、そのピリオド・ホルンの音色がいい存在感を出しています。さ
らに印象的なのは、第105番!交響曲の中に独奏を多く織り込み、ヴァイオリ
ン、チェロ、オーボエ、ファゴットらソロの掛け合いによる室内楽的なアンサ
ンブルが魅力の本作ですが、冒頭のオーケストラ部分で度肝を抜いてくるあた
りファイ節炸裂といえましょうか。強烈な金打楽器のアタックは衝撃的。圧倒
的なオーケストラの迫力がある分、ソロ楽器による緻密なアンサンブルのハー
モニーがより際立つように感じられます。終楽章ラストのたたみかけも見事。
前へ前へと音を導くファイの指揮にくらいつくハイデルベルク響の演奏も素晴
らしく、期待を裏切らぬ洗練されたアンサンブルで魅せてくれます!




<Profil>
PH 12052 2枚組 ¥3780
バックハウス、レア音源
CD1 協奏曲とピアノロール
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番ニ長調「戴冠式」K.537
【フリッツ・ザウン(指)ベルリン市立管(1940年録音)】
(2)モーツァルト(バックハウス編):ドン・ジョヴァンニのセレナード
【1923年ロール】
(3)R.シュトラウス(バックハウス編):セレナードOp.17の2【1924年ロール】
(4)ピック=マンジャガッリ:オラフの踊りOp.33の2【1923年ロール】
(5)ショパン(バックハウス編):ピアノ協奏曲第1番-ロマンツェ
【1925年ロール】
(6)クライスラー(ラフマニノフ編):愛の悲しみ【1926年ロール】
(7)ドリーブ(ドホナーニ編):ナイラ・ワルツ【1923年ロール】
(8)リスト:演奏会用練習曲「軽やかさ」【1928年ロール】
(9)メンデルスゾーン(リスト編):結婚行進曲によるパラフレーズ
【1926年ロール】
(10)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35より【1924年ロール】
CD2 SP録音珍品
(1)ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3の2【1908年9月録音】
(2)リスト:愛の夢第3番【1908年9月録音】
(3)ウェーバー:ピアノソナタ第1番-無窮動【1908年9月録音】
(4)ショパン:幻想即興曲Op.66【1908年9月録音】
(5)リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調【1928年1月録音】
(6)ドリーブ(ドホナーニ編):ナイラ・ワルツ【1925年11月録音】
(7)シューベルト(バックハウス編):軍隊行進曲変ホ長調Op.51の1
【1928年1月録音】
(8)ショパン:子守歌Op.57
(9)モシュコフスキ:スペイン奇想曲Op.37【1928年1月録音】
(10)メンデルスゾーン(ハッチソン編):真夏の夜の夢-スケルツォ【1925年録音】
(11)アルベニス:イベリア-トゥリアーナ【1928年1月録音】
(12)リスト:演奏会用練習曲「森のささやき」【1925年11月録音】
(13)ショパン:小犬のワルツOP.64の1【1926年録音】
(14)ブラームス:自作主題による変奏曲Op.21の1【1935年12月録音】
(15)同:パガニーニの主題による変奏曲Op.35
ヴィルヘルム・バックハウス(Pf)
ヴィルヘルム・バックハウスといえば、純ドイツ・ピアニズムの王者で、ベー
トーヴェンやブラームスをゆるぎなき構築力と深みで再現した「鍵盤の獅子王」。
彼のベートーヴェンのピアノソナタ録音は、今日でもベスト演奏とされること
の多い決定盤です。
そのバックハウスの最初期にあたる1908年9月の録音をはじめ、貴重な音源を集
めた大歓迎企画盤。バックハウスは意外にも、若い頃は非独墺作品も好んで弾
き、技巧的なサロン音楽も得意としていました。実際、ゴドフスキやラフマニ
ノフのように派手なトランスクリプションもいくつか残していて、それらを自
演で聴くことができるのも存外の喜びと申せましょう。「ドン・ジョヴァンニ
のセレナード」は、マンドリン伴奏で歌われる名歌ですが、バックハウスの編
曲は装飾音の洪水に目が眩むほど。後のバックハウスが弾くことのなかった
ショパンのピアノ協奏曲第1番、第2楽章ロマンツァの編曲も凝っています。こ
の曲にはバラキレフによる編曲もありますが、原曲に忠実なバラキレフ版(で
も物凄く難しい)に比べ、バックハウス編曲はさらに音を加え、より華麗かつ
難しくしています。これが清潔な名演でピアノロールとは言え、バックハウス
のショパンの協奏曲を味わえるとは奇跡です。さらにラフマニノフ編曲のクラ
イスラーやドホナーニ編曲のドリーブのバレエ音楽でのヴィルトゥオーゾぶり
など、バックハウスの印象が大きく変わること間違いありません。
アコースティック録音も貴重。ショパンの「小犬のワルツ」は指鳴らし的なイ
ントロを付け、驚くほど軽やかで快速な個性的演奏。1908年当時最新作だった
ラフマニノフの有名な前奏曲もラフマニノフの自作自演とは全く異なるアプロ
ーチが興味津々なうえ、アルベニスの「イベリア」の難曲「トゥリアーナ」、
モシュコフスキの演奏効果抜群の「スペイン奇想曲」といった作品をバックハ
ウスの演奏で楽しめるのもピアノ・ファン狂喜。池田理代子の名作「オルフェ
ウスの窓」で描かれていた頃のバックハウスで、切れ味鋭い恐るべき技巧の持
ち主だったことを教えてくれます。しかし語り口はバックハウス節炸裂で、モ
シュコフスキの「スペイン奇想曲」などスケールの大きさは驚きながら、ヨゼ
フ・ホフマンの奔放自在な魔術的演奏とは別の作品とみまごう、拍を性格にき
ざんだ伸び縮みのない端正さ。ドイツ・ピアニズム極まれりという貴重な記録
です。



<WERGO>
WER 6951 5枚組 ¥4750
「John Cage 100- SPECIAL EDITION」
[CD1] ケージ:ソナタとインタリュード(1946-48)
/ジョシュア・ピアース(ピアノ)
録音:1975年(WER 60156[廃盤])
[CD2]ケージ:ピアノと管弦楽のための協奏曲(1957-58)、
アトラス・エクリプティカリス(1961-62)
ペール・コティック(指)、S.E.M.アンサンブル交響楽団、ヨゼフ・クペラ(P)
録音:1992年(原盤:WER 6216)
[CD3]「アルファベット」
(1)1982年ラジオ放送時のケージのコメント
(2)「アルファベット」(英語版)
録音:1990年4月29日(第二回アクスティカ国際フェスティバルのライブ録音)
(原盤:WER 6310(原盤は2枚組、ドイツ語版も収録)
[CD4]ヴァリエーションズII(1961)、8つのウィスクス(1985)、
ミュージック・フォー・トゥー(1985)、竜安寺(1983-85)
録音:1998年(原盤:WER 6636)
[CD5]・ハーモニー第27、22、24、13番(チェロとピアノのための)(1976)
・北のエチュード(ピアノを奏するパーカッション奏者のための)(1978)
・『10'40.3''』(弦楽奏者のための-チェロ・ヴァージョン)(1955)
・北のエチュード(チェロ独奏とピアノ独奏のための)(1978)
フリードリヒ・ガウヴェルキ(チェロ)、マーク・ノップ(ピアノ)
録音時期:2009年9月(原盤:WER 6718)
ケージ生誕100周年を記念して、WERGOから様々な編成によるケージ作品のディ
スクをまとめた5枚組ボックスの登場。
[CD1] 「ソナタとインタリュード」は、16のソナタと4つのインタリュード
(間奏曲)から成り、演奏時間にして50分を超えます。インド哲学に影響を受け
たケージがヒンドゥー古来の概念である様々な不変の感情を表現したというも
の。東洋の様々な打楽器の音色を思わせるプリペアド・ピアノの響きが織り成
す神秘的な世界は見事。ジョシュア・ピアースはこのソナタとインタリュード
をコンサートで23回は演奏したという兵。さらに、ブックレットには、どのピ
アノ線にどんなネジやボルトを仕掛けたかが詳細に記されており、こちらも見
逃せません。
[CD2] ピアノと管弦楽のための協奏曲(1957-58)はもともとは「ソロ・フォー
・ピアノ」という63ページの作品。演奏者はどこを弾いても全部を弾いてもど
んな順番で弾いてもよい、というもの。これが発展してピアノと管弦楽のため
の協奏曲になりました。管弦楽といっても、その編成も人数もこれまた演奏者
まかせ。アトラス・エクリプティカリスは86ものパートからなる器楽(管弦楽)
作品。1961年8月3日に初演され、一柳慧もアシスタント・コンダクターを務め
ました。1964年にはバーンスタインによっても取り上げられるなど、ケージの
代表作となりました。仏教の思想と、「森の生活」のヘンリー・デヴィッド・
ソローの思想の世界観をもつ作品で、鳥がさえずり、キノコが豊かに成る森を
思わせます。
[CD3]「アルファベット」は、1982年にラジオドラマとして生み出されたもの
です。ケージが愛してやまなかった、ジョイス、デュシャン、そしてサティ。
三人は、ケージの豊かな想像力によってステージ上に蘇り、ちょっと不思議な
会話を交わします。ギリシャ古典文学の話からカンチェンジュンガの山の話、
ハイデッガー批判、レオナルド・ダ・ヴィンチの話、そしてなぜか富士山の話。
さらに12人の思索家たちも加わって、会話はますますヒート・アップ。それぞ
れの出演者がケージの音楽仲間たちによって演じられるというのもまた興味深
いもの。ケージ扮するジョイスの思慮深げな語り口には思わず聞き入ってしま
います。ここでは英語版のみを収録。1982年にこの作品がラジオで放送された
ときのケージのコメントが入っています。
[CD4]ヴァリエーションズは複数の出来事が同時に起こっているザ・偶然性の
音楽。その出来事のひとつひとつが耳に心地よいものから虫歯に響きそうな音
まで様々です。そのほかにも俳句にヒントを得たエイト・ウィスクス。また、
京都の有名な竜安寺にインスパイアされて作曲したその名も「竜安寺」では、
小石による波のもようをグリッサンドに、そして配置された岩(石)をピッチ
(音高)に見立て、静かで不思議な世界が広がっています。
[CD5]スローモーショーンの映像を見せられているようなハーモニー第27番、
冷たい水と氷の世界を思わせる北のエチュードなど、人の心や脳裏のどこか、
正気と狂気の間に潜んでいるような風景満載の作品集。鬼才ガウヴェルキの
チェロと、ノップの完璧なピアノの音色が冴えわたる1枚。




<harmonia mundi>
HMC 902119 2枚組 ¥3780
スメタナ:「売られた花嫁」(チェコ語歌唱)
ダナ・ブレショヴァー(S マジェンカ)
トマーシュ・ユハース(T イェニーク)
ヨゼフ・ベンツィ(Bs ケツァル)
スヴォタプルク・セム(Br クルシナ)
スタニスラヴァ・イルク(S ルドミラ)
アレシュ・ヴォラーチェク(T ヴァシェク)
ヤロスラフ・ブジェジナ(T サーカス団長)
カテリーナ・クネージコヴァー(S エスメラルダ)
ルチエ・ヒルシェコヴァー(Ms ハータ)
グスターヴ・ベラーチェク(Bs ミーハ)
オンドレイ・ムラーズ(Bs インディアン役のサーカス団員)
マキシム・ドゥセク(BS 第一の子供)
バベッテ・ルスト(S 第二の子供)
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)BBC交響楽団、BBCシンガーズ
録音:2011年5月、ロンドン
スメタナのオペラの代表作、「売られた花嫁」の新録音がharmonia mundiから
発売です。チェコの名指揮者イルジー・ビエロフラーヴェクが、首席指揮者を
務めるBBC交響楽団を指揮したもの。2011年5月20日にロンドンのバービカンセ
ンターで演奏会形式で上演されており、その際にBBC第3放送と共同で収録した
ものです(harmonia mundiのCDにはライブとの表記はなく、また拍手も聞かれな
いので、総練習を中心とした収録のようです)。ビエロフラーヴェクといえば、
プラハ交響楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、スロヴァキア・フィル
ハーモニー管弦楽団、自ら創設したプラハ・フィルハーモニア、BBC交響楽団と、
名門オーケストラを多数率いてきた名匠。しかも彼はこの10月からチェコ・フィ
ルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に復帰、60代後半を迎えてますますの円熟
が期待されています。この新録音は、2006年から首席指揮者を務めるBBC交響
楽団との成果が示されたすごぶる充実した演奏で、これ見よがしなところは一
つもないのに、ボヘミアの旨みがグワッと広がってくる音楽は久しく味わえな
かったものでしょう。
ヒロインのマジェンカは、プラハ国民劇場で大活躍しているソプラノ、ダナ・
ブレショヴァー。2008年のブルノ歌劇場来日公演でのワーグナー「タンホイザ
ー」でエリーザベトを歌って評判になりました。若い頃マジェンカで名声を築
いた人だけに、まさにハマリ役。透明感と温かみと強さを兼ね備えた美声はと
ても素敵です。イェニークのトマーシュ・ユハースはスロヴァキア生まれのテ
ノール。まだデビューして数年という若手ですが、既にチェコ、スロヴァキア
では人気の高いテノール。2011年12月、ヤクブ・フルシャが東京都交響楽団を
指揮したドヴォルザークのスターバト・マーテルでテノール・ソロを歌いまし
た。重要な役所である結婚仲介人のケツァルは、スロヴァキアのバス、ヨゼフ
・ベンツィ。
驚いたことにチェコ語の「売られた花嫁」の新録音は、1981年のズデニク・コ
シュラーのSUPRAPHONE録音以来、実に30年ぶり。まさに待望の新録音です。




<ORFEO>
=ザルツブルク音楽祭ドキュメント=
ORFEOR 867121 ¥2080
ロッシーニ:「セミラーミデ」序曲 (12’26)
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54 (30’17)
モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調K 364 (33’16)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
ゲルハルト・ヘッツェル(Vn)
ルドルフ・シュトレング(Va)
リッカルド・ムーティ(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:[ロッシーニ、シューマン]1972年8月17日ザルツブルク、祝祭大劇場
(ライヴ・ステレオ)
[モーツァルト]1974年7月27日ザルツブルク、祝祭小劇場(ライヴ・ステレオ)
ザルツブルク音楽祭での収録年の異なるふたつのコンサートより、キャリア駆
け出しのムーティがウィーン・フィルを指揮した演奏内容を編んだアルバム。
ロッシーニとシューマンが1972年8月17日前半(後半はケルビーニのレクィエム)、
モーツァルトは1974年7月27日のプログラムとなっています。このうちシューマ
ンとモーツァルトのカップリングが、伊デアゴスティーニ社より限定数頒布さ
れたことがあるものの、このたびようやくORFEOが一般流通にこぎつけました。
巨人リヒテルをソリストに迎えたシューマンの協奏曲は、1954年(1948年とも)
のガウク指揮モスクワ放送響とのセッション録音盤、1958年のロヴィツキ指揮
ワルシャワ・ナショナル・フィルとのセッション録音盤、1974年のマタチッチ
指揮モンテ・カルロ国立歌劇場管とのセッション録音盤につづくもので、リヒ
テルにとって4種目で現状、唯一のライヴ録音となります。当時31歳の若きムー
ティとリヒテルの顔合わせといえば、こののちEMIにおこなったセッション録音、
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番(1977年)や1979年のモーツァルトのピアノ
協奏曲第22番(1979年)でのスリリングな掛け合いも思い起こされるところで、
ここでの内容にも期待が高まります。
1969年よりコンマスに就任したヘッツェルと、ヴィオラの首席シュトレングと
が独奏を担当したモーツァルトの協奏交響曲は、まさしく「ウィーン・フィル
によるモーツァルト」の魅力が花開いた内容。当日は交響曲第25番も取り上げ
られ、巨匠となったいまに至るまで、ムーティがモーツァルトを得意としてい
ることをあらためて実感させてくれるものです。
「セミラーミデ」序曲は初CD化。ムーティの実演がロッシーニやヴェルディの
序曲で幕を開け、詰め掛けた聴衆の心を掴んでしまうのはいつものことながら、
きびきびとした音楽づくりには、やはり新鮮でいつ聴いても心躍らせるものが
あります。




<C-major>
72 0504(Blu-ray) ¥4950
72 0408(DVD-Video) ¥3100
字幕:伊英独仏西日中韓
ヴェルディ:「ナブッコ」
+ボーナス 「ナブッコ」について
レオ・ヌッチ(Br ナブッコ)
ディミトラ・テオドッシュウ(S アビガイッレ)
ジョルジョ・スリアン(Bs ザッカリア)
ブルーノ・リベイロ(T イズマエーレ)
アンナ・マリア・キウーリ(S フェネーナ)
アレッサンドロ・スピーナ(Bs バール神の大祭司)
マウーロ・ブッフォリ(T アブダッロ)
クリスティーナ・ジャンネッリ(Ms アンナ)
ミケーレ・マリオッティ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団,合唱団
ダニエレ・アッバード(演出)
ルイージ・ペレーゴ(舞台、衣装)
ヴァレリオ・アルフィエーリ(照明)
収録:2009年10月12、14日、パルマ
ご存知ヴェルディの出世作「ナブッコ」は、若きヴェルディならではの血湧き
肉躍る音楽が強い魅力。一方で歌手への負担は相当なもので、上演は多いもの
の満足できる公演は決して多くありません。この映像は2009年10月、すっかり
パルマの秋の名物となったヴェルディ・フェスティヴァル出の上演のもの。収
録当時67歳だった大ベテラン、レオ・ヌッチがなおも圧倒的なナブッコで大喝
采を浴びるわ、今アビガイッレを歌わせたら一番のプリマドンナ、ディミトラ
・テオドッシュウが、ド迫力+繊細な美声で聴衆を魅了するわ、これまた大ベ
テラン、ザッカリアのジョルジョ・スリアンが渋い歌をしみじみ聞かせてくれ
るなど、非常に高水準。大物歌手たちが競い合う一方、ボローニャ市立劇場の
主席指揮者で、この年30歳になったばかりの若手のミケーレ・マリオッティが
新鮮かつ個性的なヴェルディを聞かせてくれます。また、新国立劇場での2002
年6月のビゼー「カルメン」のタイトルロールと同年11月のヴェルディ「トロ
ヴァトーレ」のアズチェーナで好評を博したアンナ・マリア・キウーリがずっ
と成長してフェネーナを歌っていたり、ポルトガル出身で今人気急上昇中のテ
ノール、ブルーノ・リベイロがイズマエーレだったりと、若手中堅もしっかり
押さえてあります。ダニエレ・アッバードの演出は、2012年3月の二期会公演
で用いられたもの。巨大な石壁を回転させる以外は静的に描き、話が飛躍しま
くるこのオペラに宗教的深みを与えています。
口うるさいことで有名なパルマのヴェルディ・マニアが絶賛したというこの
「ナブッコ」、鮮明映像出お楽しみください!
嬉しい日本語字幕付きです。

72 0304(Blu-ray) ¥4950
72 0208(DVD-Video) ¥3100
字幕:伊英独仏西中韓日
ヴェルディ:「一日だけの王様」
+ボーナス 「一日だけの王様」について
アンナ・カテリーナ・アントナッチ(Ms ポッジョ侯爵夫人)
アレッサンドラ・マリアネッリ(S ジュリエッタ)
イヴァン・マグリ(T エドアルド)
グイド・ロコンソーロ(Br 騎士ベルフィオーレ)
アンドレア・ポルタ(Br ケルバー男爵)
パオロ・ボルドーニャ(Br ロッカ氏)
リカルド・ミラベッリ(T イブレア伯爵)
ペク・スンファ(Br デルモンテ)
ドナート・レンゼッティ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団,合唱団
ピエール・ルイージ・ピッツィ(演出、舞台装置、衣装)
ヴィンチェンツォ・ランポーニ(照明)
ルカ・ヴェジェッティ(振付)
収録:2010年1月30日、パルマ
ヴェルディ唯一のオペラ・ブッファ「一日だけの王様」、待望の映像が登場し
ました!ヴェルディが生涯で書いたオペラ・ブッファは、彼の第2作のオペラ
である「一日だけの王様」だけ。しかも1840年の初演はひどい大失敗で一晩だ
けで打ち切り。またヴェルディが真面目で頑固な性格だったこと、1838年に娘、
1839年に息子、そして「一日だけの王様」作曲中の1840年に妻を相次いで亡く
すという悲惨な状況だったこと、さらにヴェルディが晩年の「ファルスタッフ」
まで半世紀以上喜劇に手を出さなかったことから、「一日だけの王様」は、
ヴェルディの嫌々作曲した失敗作という烙印を押されて、ちょっと前まではど
のヴェルディ解説本でも駄作扱いされていました。しかし20世紀も末になり、
ロッシーニやドニゼッティの埋もれたオペラ・ブッファが次々と復活して人気
を博すと、「一日だけの王様」も言われているような駄作ではなく、それどこ
ろか意外に楽しめる作品として再評価されるようになりました。とはいえ上演
は稀で、CDも1951年(ヴェルディ没後50年)と1973年の2種だけ、映像はありませ
んでした。このパルマのヴェルディ・フェスティヴァルの映像は大いに歓迎さ
れるものでしょう。
このオペラでは主役の男女がメッゾソプラノとバリトン。ポッジョ侯爵夫人は、
美人で演技達者なメッゾソプラノとして知られるアンナ・カテリーナ・アント
ナッチ。騎士ベルフィオーレのグイド・ロコンソーロは、2003年にデビューし
たばかりの若いイタリアのバリトン。ドニゼッティ「愛の妙薬」のベルコーレ
を得意とする二枚目半にはピッタリの人。ちなみにグルジア出身のソプラノ、
ニーノ・マチャイーゼの夫。若いカップルはソプラノとテノール。ジュリエッ
タのアレッサンドラ・マリアネッリは、1986年生まれのまだ20代半ばの若いイ
タリアのソプラノ。しかし2002年にはもうデビュー、2007年にはロッシーニ・
オペラ・フェスティヴァルでの「イタリアのトルコ人」のヒロインを歌うなど、
若くして活躍しています。エドアルドのイヴァン・マグリは、2007年、シチリ
ア、カターニャ生まれの若いテノール。いかにも南イタリア的な情熱的な歌い
まわしで既に人気があり、2012年の夏にはマチェラータ音楽祭で「トラヴィア
ータ」のアルフレードを歌っています。指揮は1950年生まれのベテラン、ドナ
ート・レンゼッティ。ロッシーニやドニゼッティのオペラ・ブッファも得意と
する指揮者です。巨匠ピエール・ルイージ・ピッツィの演出は、いつもながら
デザインと色使いのセンスが素敵なものです。
映像初物だけにありがたい日本語字幕付きです。

72 0104(Blu-ray) ¥4950
72 0008(DVD-Video) ¥3100
字幕:伊英独仏西日中韓
(ボーナスのみ英伊)
ヴェルティ:「オベルト」
+ボーナス 「オベルト」について
ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ(Bs オベルト)
フランチェスカ・サッス(S レオノーラ)
マリアーナ・ペンチェヴァ(Ms クニーツァ)
ファビオ・サルトーリ(T リッカルド)
ジョルジャ・ベルターニ(Ms イメルダ)
アントネッロ・アッレマンディ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団,合唱団
ピエーラッリ(演出、舞台、衣装、照明)
収録:2007年10月16、23日、パルマ
「オベルト」はヴェルディが書いた最初のオペラ。1839年11月17日、スカラ座
で初演され、まったくの新人の作品としてはかなりの成功を収めました。サン
・ボニファーチョ伯爵オベルトは戦いに破れ敗走、ヴェローナに残った娘レオ
ノーラは、身分を隠した敵方の伯爵リッカルドと恋に落ち婚約するが、彼はレ
オノーラを棄て、オベルトの敵方である有力人物の妹クニーツァと結婚するこ
とになる。これに憤ったレオノーラは単身、結婚式の行われるバッサーノとい
う町に乗り込む。一方、娘の恥辱を知ったオベルトもこの地にやって来て、再
会した娘に復讐を迫る。だがオベルトはリッカルドと決闘して殺されてしまい、
それを知ったレオノーラは狂乱する。初オペラとはいえヴェルディは既に20代
半ば、後のヴェルディを予告する音楽が多々あります。オペラマニアの間では
「実は傑作」と知られており、CDは数種、映像も一種ありました。今回登場す
る映像は、2007年10月、パルマでのヴェルディ・フェスティヴァルで上演され
たもの。レオノーラのフランチェスカ・サッスは、1984年、サルデーニャ島の
サッサリの生まれのソプラノ。名前を覚えている方もいらっしゃるでしょう、
彼女は2005年10月の東京室内歌劇場による「オベルト」日本初演の二日目でレ
オノーラを歌って好評を博した歌手。実は彼女はこの直前にスポレート実験劇
場のコンクールで優勝、そのご褒美の演目が「オベルト」で、彼女はこのレオ
ノーラでオペラ歌手としてデビューしたのです。それから2年後、より成長した
サッスが聞けます。オベルトのジョヴァンニ・バッティスタ・パローディは、
1976年、ジェノヴァの生まれ。スカラ座のアッカデミア出身。ここ数年で一気
に人気が上昇したイタリア人バスで、2010年のヴェルディ・フェスティヴァル
では「アッティラ」のタイトルロールを歌いました。クニーツァのマリアーナ
・ペンチェヴァとリッカルドのファビオ・サルトーリは、どちらも今バリバリ
に活躍している旬の歌手。アントネッロ・アッレマンディの指揮は的確な様式
感が気持ちよいもの。ピエラッリの演出はいたって伝統的なもので、初心者で
も安心して見ることができます。
日本語字幕付きです。

72 5704(Blu-ray) ¥1780
72 5608(DVD-Video) ¥1780
字幕:伊英独仏西中韓日
トゥット・ヴェルディ・ハイライト集
「オベルト」序曲
アントネッロ・アッレマンディ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団,合唱団
ピエラッリ(演出)
収録:2007年10月、パルマ
「一日だけの王様」-恋する心は重く
アンナ・カテリーナ・アントナッチ(Ms ポッジョ侯爵夫人)
ドナート・レンゼッティ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団,合唱団
ピエール・ルイージ・ピッツィ(演出)
収録:2010年1月、パルマ
「ナブッコ」-行け、思いよ、黄金の翼に乗って
ミケーレ・マリオッティ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団,合唱団
ダニエレ・アッバード(演出)
収録:2009年10月、パルマ
「第一回十字軍のロンバルディア人たち」
-天はこんなに純粋な天使を
ディミトラ・テオドッシュウ(S ソフィア)
フランチェスコ・メーリ(T オロンテ)
ダニエレ・カレッガーリ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団
ランベルト・プッジェッリ(演出)
収録:2009年1月
「エルナーニ」-エルナーニ、お前か!
スーザン・ネヴィス(S エルヴィーラ)
マルコ・ベルティ(T エルナーニ)
カルロ・グエルフィ(Br ドン・カルロ)
アントネッロ・アッレマンディ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団
ピエラッリ(演出)
収録:2005年6月、パルマ
「二人のフォスカリ」-年老いた心臓よ
レオ・ヌッチ(Br フランチェスコ・フォスカリ)
ドナート・レンゼッティ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団
ジョゼフ・フランコーニ・リー(演出)
収録:2009年10月、パルマ
「ジョヴァンナ・ダルコ」-ああ予言の森よ
スヴェトラ・ヴァシレヴァ(S ジョヴァンナ)
ブルーノ・バルトレッティ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団
ガブリエーレ・ラヴィア(演出)
収録:2008年10月、パルマ
「アッティラ」-英雄たちよ、立ち上がれ
ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ(Bs アッティラ)
アンドレア・バッティストーニ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団
ピエールフランチェスコ・マエストリーニ(演出)
収録:2010年10月、パルマ
「マクベス」-宿命のわが妻よ
シルヴィー・ヴァレル(S マクベス夫人)
レオ・ヌッチ(Br マクベス)
ブルーノ・バルトレッティ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団
リリアーナ・カヴァーニ(演出)
収録:2006年6月、パルマ
「海賊」-囚われの部屋から私の思いは飛んで行く
シルヴィア・ダッラ・ベネッタ(S グルナーラ)
カルロ・モンタナーロ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団
ランベルト・プッジェッリ(演出)
収録:2008年10月、パルマ
「ルイーザ・ミラー」- 穏やかな夜には
マルセロ・アルバレス(T ロドルフォ)
ドナート・レンゼッティ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団
デニス・クリーフ(演出)
収録:2007年10月、パルマ
「リゴレット」-愛の美しい娘よ
ニーノ・マチャイーゼ(S ジルダ)
ステファニー・イラーニ(Ms マッダレーナ)
フランチェスコ・デムーロ(T マントヴァ公爵)
レオ・ヌッチ(Br リゴレット)
マッシモ・ザネッティ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団
ステーファノ・ヴィジオーリ(演出)
収録:2008年10月
「トロヴァトーレ」-神秘な音の波が…見よ、恐ろしい炎を
マルセロ・アルヴァレス(T マンリーコ)
テレーザ・ロマーノ(S レオノーラ)
ユーリ・テミルカーノフ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団
ロレンツォ・マリアーニ(演出)
収録:2010年10月、パルマ
「トラヴィアータ」-プロヴァンスの海と陸
ウラディーミル・ストヤノフ(Br ジェルモン)
ユーリ・テミルカーノフ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団
カール=エルンスト・ヘルマン、
ウルゼル・ヘルマン(演出)
収録:2007年10月
「シチリアの晩鐘」-感謝しますわ、愛するお友だち
ダニエラ・デッシ(S エレナ)
マッシモ・ザネッティ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団
ピエール・ルイージ・ピッツィ(演出)
収録:2010年10月、パルマ
「シモン・ボッカネグラ」-平民たちよ!貴族たちよ!
レオ・ヌッチ(Br シモン・ボッカネグラ)
タマール・イヴェーリ(S アメーリア)
フランチェスコ・メーリ(T ガブリエーレ)
ロベルト・スカンディウッツィ(Bs フィエスコ)
シモーネ・ピアッツォラ(Br パオロ)
パオロ・ペッキオーリ(Bs ピエトロ)
ダニエレ・カッレガーリ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団
ジョルジョ・ガッリョーネ(演出)
収録:2010年3月、パルマ
「仮面舞踏会」-永遠に君を失ったら
フランチェスコ・メーリ(T リッカルド)
ジャンルイージ・ジェルメッティ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団
マッシモ・ガスパロン(演出)
収録:2011年10月、パルマ
「運命の力」-平安を
ディミトラ・テオドッシュウ(S レオノーラ)
ジャンルイージ・ジェルメッティ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団
ステーファノ・ポーダ(演出)
収録:2011年1月、パルマ
「アイーダ」-エジプトとイシスの神に栄光があるように
アントニーノ・フォリアーニ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団
ジョゼフ・フランコーニ・リー(演出)
収録:2012年1月
「ファルスタッフ」-この世はすべて冗談
ルカ・サルシ(Br フォード)
パトリツィオ・サウデッリ(Bs バルドルフォ)
マッティア・デンティ(T ピストーラ)
スヴェトラ・ヴァシレーヴァ(S アリーチェ)
バルバラ・バルニェージ(S ナンネッタ)
アントーニオ・ガンディア(T フェントン)
ロミーナ・トマゾーニ(Ms クイックリー夫人)
ダニエラ・ピーニ(Ms メグ)
アンブロージョ・マエストリ(Br ファルスタッフ)
ルカ・カザリン(T 医師カイウス)
アンドレア・バッティストーニ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団
スティーヴン・メドカルフ(演出)
収録:2011年10月
+ボーナス
「一日だけの王様」について
「ナブッコ」について
トゥット・ヴェルディのハイライト集です。26タイトルのうち20作の名場面を
収録しています。今後どれを買うかの目安にするもよし、全曲リリースまで待
ち遠しいのでまずはこちらで楽しむもよし、かけっぱなしで見る聞くもよし。
パルマの熱狂をギュッと濃縮した1枚です。




<BIS>
BIS SA 1944(SACD-Hybrid) ¥2500
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453
(2)同第26番ニ長調K.537「戴冠式」
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)、
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)ケルン・アカデミー
[録音:2011年7月/ドイツ放送カンマームジーク・ザール(ケルン)]
ブラウティハムのモーツァルト協奏曲全集、第3弾は待望の「戴冠式」協奏曲
登場。いわゆる典雅なモーツァルト像とは一線を画する強烈な演奏で、モー
ツァルト本来の高すぎるボルテージ、尖った感覚を実感できます。フォルテピ
アノの音色も独特で雄弁。ブラウティハムとケルン・アカデミーの推進力で、
あれよあれよという間に聴き進んでしまう面白さ。超新鮮です。

BIS SA 1950(SACD-Hybrid) ¥2500
R.シュトラウス:
(1)アルプス交響曲Op.64
(2)交響幻想曲「影のない女」(1947)
フランク・シップウェイ(指)サンパウロ交響楽団
[録音:2012年2、3月/サラ・サンパウロ]
イギリスのベテラン指揮者フランク・シップウェイBIS初登場。それも爆演で
知られるサンパウロ響とのリヒャルト・シュトラウス。大オーケストラの機能
を極限まで追求した「アルプス交響曲」が物凄い原色で迫ります。雪をいだく
アルプスの雄大さというより、アマゾンの密林のような濃密さで興味津々。歌
劇「影のない女」を最晩年のR.シュトラウスがオーケストラ作品に仕立て直し
た交響幻想曲も聴きもの。晩年のシュトラウス独特の清明な世界を味わえます。

BIS SA 1962(SACD-Hybrid) ¥2500
コロラチューラ
(1)グリエール:コロラチューラ・ソプラノと管弦楽のための協奏曲Op.82
(2)トマ:歌劇「ハムレット」-オフェーリア狂乱の場
(3)ドリーブ:歌劇「ラクメ」-鐘の歌
(4)アリャビエフ(コスキミェス編):ナイチンゲール(ロシア語歌唱)
(5)モーツァルト:歌劇「魔笛」-夜の女王のアリア
(6)ジョン・ゾーン:存在の機械(2011)
(7)シベリウス:交響詩「大気の精」Op.70
アヌ・コムシ(Sop)、サカリ・オラモ(指)ラハティ交響楽団
[録音:2011年9、10月/シベリウス・ホール(ラハティ)]
今や絶頂期にあるフィンランドのソプラノ、アヌ・コムシ。北欧ならではの透
明で輝くような艶のある声は無二の魅力と申せましょう。当アルバムはコロラ
チューラの美しさと超絶技巧を存分に味わえます。グリエールの協奏曲は、歌
詞のない母音歌唱でオーケストラと競うもので、20世紀の作品ながら非常に美
しいメロディに満ちています。コムシの歌唱はオーロラが燃えるような幻想性
にあふれています。「オフェーリア狂乱」ではアブナい人のオーラ、夜の女王
のアリアでは悪い人のオーラ全開。さらにジョン・ゾーンがコムシのために
2011年に作曲した「存在の機械」(アントナン・アルトー原作)も興味津々。シ
ベリウスの「大気の精」はキラキラと輝き、もう美しさの極み。サカリ・オラ
モが見事な婦唱夫随ぶりを見せています。

BIS SA 1947(SACD-Hybrid) ¥2500
ドヴォルザーク:チェロとピアノのための作品集
(1)ソナチネ ト長調Op.100/(2)ロンド ト短調Op.94/(3)森の静けさOp.68の5
(4)わが母の教えたまいし歌Op.55の4/(5)おやすみOp.73の1
(6)ポロネーズ イ長調/(7)ラルゲットOp.75aの4
(8)歌劇「ルサルカ」より月の歌/(9)私にかまわないでOp.82の1
クリスチャン・ポルテラ(Vc)、キャスリン・ストット(Pf)
[録音:2011年1月/ゲルトナーシュトラッセ・スタジオ(ベルリン)]
トリオ・ツィンマーマンのメンバーとしても評価の高いクリスチャン・ポルテ
ラ。彼がドヴォルザークのチェロとピアノの作品集に挑戦。とは言っても、オ
ジリナル作品は少なく、フィルアップとしてヴァイオリン曲もしくは声楽曲の
編曲も集めました。いずれもドヴォルザークならではのメロディにあふれてい
て、ポルテラの歌ごころが発揮されています。イギリスの名手キャスリン・ス
トットの伴奏の巧さも光ります。

BIS 2002 11枚組 ¥9450
メンデルスゾーン:交響曲、協奏曲全集
交響曲;
第1番ハ短調Op.11/第2番変ロ長調Op.52「讃歌」
第3番イ短調「スコットランド」Op.56/第4番イ長調「イタリア」Op.90
第5番ニ短調「宗教改革」Op.107/序曲「ルイ・ブラス」Op.9
アンドルー・リットン(指)
ベルゲン・フィル、同合唱団、ベルゲン・ヴォーカル・アンサンブル、
デンマーク国立声楽アンサンブル、ジュディス・ハワース(Sop)、
ジェニファー・ラーモア(Ms)、クリストフ・プレガルディエン(Ten)
弦楽のための交響曲;
第1番ハ長調/第2番ニ長調/第3番ホ短調/第4番ハ短調/第5番変ロ長調
第6番変ホ長調/第7番ニ短調/第8番ニ長調
第8番ニ長調(フルオーケストラ版)/第9番ハ長調/第10番ロ短調
第11番ヘ長調/第12番ト短調/第13番ハ短調
レフ・マルキス(指)アムステルダム・シンフォニエッタ
協奏曲;
ヴァイオリン協奏曲ニ短調/八重奏曲のスケルツォOp.20
ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64(オリジナル1844年版)/ピアノ協奏曲イ短調
ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25/ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.40
ヴァイオリンとピアノのための協奏曲ニ短調/華麗なカプチッチョOp.22
華麗なロンドOp.29/セレナードとアレグロ・ジョコーソOp.43
2台のピアノのための協奏曲ホ長調/2台のピアノのための協奏曲変イ長調
イザベル・ファン・クーレン(Vn)、ロナルド・ブラウティハム(Pf)、
ローランド・ペンティネン&ロヴェ・デルヴィンエル(ピアノ・デュオ)、
レフ・マルキス(指)
アムステルダム・シンフォニエッタ
メンデルスゾーンの交響曲と協奏作品の全集11枚組がこれは超お買い得品とし
て登場。それも13曲から成る弦楽のための交響曲(第8番はフルオケ版も併録)ま
で入っている万全さです。演奏陣も豪華で、交響曲はアンドルー・リットン指
揮ベルゲン・フィル、協奏曲のソリストはクーレン、ブラウティハム、ペンティ
ネン。二重協奏曲や協奏的小品までももれなく収められています。メンデルス
ゾーンは大作曲家のわりに、こうした全集セットがあまりないので大歓迎。
一家に一セットは揃えたい優れモノです。




<Col legno>
WWE 20406 ¥2250
(1)ファーニホウ:命題・肖像・警句(1981)
(2)ジョージ・ベンジャミン:シャドウラインズ(6つのカノン的前奏曲)(2001)
(3)チェルハ:マリーノのために(2010)
(4)同:幼年時代-スロヴァキアの思い出第5番(1956/1989)
(5)シュトックハウゼン:ピアノ曲V(1954)
(6)チェルハ:幼年時代-スロヴァキアの思い出第9番(1956/1989)
(7)ケージ:ワン(1987)
(8)チェルハ:幼年時代-スロヴァキアの思い出第20番(1956/1989)
(9)シュトックハウゼン:3時間目「自然の持続時間」-第5曲
マリーノ・フォルメンティ(Pf)
1965年生まれの奇才ピアニスト、マリーノ・フォルメンティ。彼が2011年秋に
ウィーン・モデルン現代音楽祭で行った4回のコンサート。メイン・コンサート
後の深夜に始まることから「ノットゥルニ」と名付けられたコンサート・シリ
ーズは、現代オーストリアの作曲家フリードリヒ・チェルハとその周辺のピア
ノ曲を集め、好評を博しました。今回そこから選りすぐってCD化。いずれも難
曲揃いで、公開で演奏するのは不可能と思われるものばかりなので、ライヴと
いうのは驚愕の極み。なかでも、ファーニホウの「命題・肖像・警句」は非常
識なまでに難しく、これに比べればゴドフスキ作品など良心的に思えてきます。
それをフォルメンティが見事に披露。ピアノ・オタク失神間違いなしの興奮も
のです。




<idealeaudience>
30 73518(DVD-Video) 2枚組 ¥2900
字幕:日英仏独露
モノクロ&カラー
スヴャトスラフ・リヒテル 謎(エニグマ)-甦るロシアの巨匠
監督:ブリュノ・モンサンジョン 1998年作品
リヒテル演奏:
バッハ:前奏曲ト長調/ベートーヴェン:三重協奏曲より
ショパン:練習曲第5番Op.25の5番/リスト:ピアノソナタ ロ短調より
モーツァルト:ピアノ四重奏曲第2番 より
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番より
ラフマニノフ:練習曲「音の絵」Op.33の5/シューマン:飛翔
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番より他
かつてワーナミュッジックジャパンから国内盤が発売され、各国の音楽賞を総
ナメにするなど大きな話題となったリヒテルの「謎(エニグマ)」。現在入手困
難なこの傑作がユーロアーツから再発されます。
リヒテル本人の語り(ロシア語)と超貴重映像で綴られた超弩級のドキュメンタ
リーで、歴史と政治に翻弄された天才の生涯を垣間見せてくれます。リヒテル
の演奏シーンも満載で、抜粋ながら引き込まれてしまう凄さの連続。さらに凄
いのが出演の面々。ショスタコーヴィチ、オイストラフからグールド、アル
トゥール・ルービンシュタイン、ブリテン、フィッシャー=ディースカウなど、
まさに20世紀音楽史の祭典。モンサンジョンの魔術的な映像芸術で充実感満点。
まだ観ていない向き必見の問題作です。




<C-major>
71 1804(Blu-ray) ¥4950
71 1708(DVD-Video) ¥3100
ドキュメンタリー 16:9 / 演奏会4:3
ドキュメンタリー 52分 / 演奏会 55分
字幕:仏西韓
814337 011178
人生の旅 ゲオルグ・ショルティ
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番 ヘ短調 Op.10
プロコフィエフ:交響曲第1番 ニ長調 Op.25 「古典交響曲」
ムソルグスキー:「ホヴァーンシチナ」前奏曲
ゲオルク・ショルティ(指)シカゴ交響楽団
収録:1977年
2012年はゲオルク・ショルティ(1912-1997)の生誕100年。それを記念して
C-majorからドキュメンタリーと演奏会が収録された映像が発売になりました。
ドキュメンタリーは、カルロス・クライバーのドキュメンタリー「私は世に理
解されていない」が大きな話題となったゲオルク・ヴュープボルトが監督した
もの。ショルティは亡くなる直前に優れた自伝を残していますが、この映像で
は、ヴァレリー未亡人のの協力を得て、様々な貴重な写真、映像を用いて、
ショルティの生涯を立体的に伝えてくれます。
後半は、ショルティとシカゴ交響楽団の演奏の映像です。記録によると1977年
10月19日収録で、このコンビの黄金時代の記録です。ショルティ・ファンのみ
ならず、シカゴ響マニアにも貴重な映像です。




<EUROARTS>
20 59408(DVD-Video) 3枚組 ¥4350
(DVD1:ラスカトフ)
字幕:英独仏西(※ドキュメンタリー)
「ギドン・クレーメル-アニヴァーサリー・エディションDVDボックス」
[DVD1](30.72238) 88’
「クレーメル&クレメラータ・バルティカ」
・シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D 956(弦楽合奏版)
・ピアソラ:オブリビオン(忘却)
・シュニトケ:静寂の音楽
・ローザ:主題と変奏
・ラスカトフ:W. A. M. の生涯からの5分間
マルタ・スドラバ(Vc)
ギドン・クレーメル(Vn & 指揮) クレメラータ・バルティカ
収録:モーツァルテウム大ホール
(ザルツブルク・モーツァルト週間2002におけるライヴ)
DVD2と同様に、クレーメルが結成5年目を迎えたクレメラータ・バルティカを
率いて、2002年ザルツブルクのモーツァルト週間に出演した際のコンサートの
模様をライヴ収録した映像作品。なかでも、クレーメルがアレンジを手掛けた
弦楽合奏版によるシューベルトの弦楽五重奏曲は、同様の例ではシェーンベル
クの「淨夜」弦楽合奏版を思わせる絶妙な演奏効果を上げています。
[DVD2](20.72228)
・モーツァルト:
ヴァイオリンとヴィオラと管弦楽のための協奏交響曲変ホ長調K 364
・セレナード第6番ニ長調「セレナータ・ノットゥルナ」K 239
・ペルト:モーツァルト=アダージョ(ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
・シュニトケ:ハイドン風モーツァルト
・テディ・ボーア:
マックモーツァルトのアイネクライネ・ブリヒト・ムーンリヒト・ニヒト・
ムジーク
ギドン・クレーメル(Vn & 指揮) クレメラータ・バルティカ
ウラ・ウリジョナ(Va)、アンナ・カンディンスカヤ、マリア・ネマニテ(Vn)、
ダニエリス・ルビナス(Cb)
アンドレイ・プシカレフ(Perc.)、マルタ・スドラバ(Vc)、
レイヌート・テップ(P)
収録:2002年1月31日、2月2日モーツァルテウム大ホール
(ザルツブルク・モーツァルト週間2002におけるライヴ)
クレーメル率いるクレメラータ・バルティカが2002年ザルツブルクのモーツァ
ルテウム大ホールで2夜にわたり行ったコンサートのライヴ映像。「アフター・
モーツァルト」と題された内容は、モーツァルトのオリジナル作品に、現代の
作曲家たちによる「アマデウス讃」の数々が織り交ぜられ、才気に満ちたアイ
ディア満載のつくりとなっています。
[DVD3](20.55638) 74’+58’(ドキュメンタリー)
・J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ(全曲)
第1番ロ短調BWV 1002、第2番ニ短調BWV 1004、第3番ホ長調BWV 1006
ギドン・クレーメル(Vn)
収録:2001年9月ロッケンハウス、聖ニコラウス聖堂区聖堂(ライヴ)
・ドキュメンタリー「ギドン・クレーメル-バック・トゥ・バッハ」
出演:タチヤナ・グリンデンコ、グレン・グールド、サー・サイモン・ラトル、
ソフィア・グバイドゥーリナ、ジャック・ブレルほか
クレメラータ・バルティカ、ベルリン・フィル
クレーメルの弾くバッハの無伴奏ヴァイオリン作品集といえば、1980年の
PHILIPSへのソナタとパルティータ全曲のセッション録音と、ECMよりリリース
された2001年のロッケンハウスでのパルティータ全曲、2002年のリガでソナタ
全曲が知られ、いずれも純度の高さと研ぎ澄まされた表現で強烈な存在感を示
していますが、この映像はその ECM盤と同時期に同じ場所でライヴ収録された
ものです。ヴァイオリン音楽の極北に切り込むクレーメルの姿を捉えていて、
視覚情報から得られる感銘の深さにはかなりのものがあります。ほかに約60分
のドキュメンタリー映像も含まれており、旧ソ連時代などの貴重な映像に加え、
クレーメルが語るバッハ観など興味深い内容です。(英語字幕あり)
カミソリのような切れ味の演奏で鬼才と謳われ、屈指の知性派ヴァイオリニス
トとして、刺激的な音楽活動で注目を浴びるギドン・クレーメル。
2012年は、クレーメルにとってまさに節目の年。1947年生まれのクレーメルは
65歳、1967年に、クレーメルがエリザベート王妃国際音楽コンクールのヴァイ
オリン部門第3位入賞を果たしてから、ちょうど50年。さらには、1997年にクレ
ーメル自らが結成して以来、芸術監督を務める「クレメラータ・バルティカ」
が15周年を迎えます。
これを記念して、EUROARTSよりリリースされている3つの映像作品をまとめたた
いへんお買い得なBOXセットが登場。「クレメラータ・バルティカ」の指揮者と
しての顔から、バッハの無伴奏作品に至るまで、クレーメルの音楽活動のあゆ
みを辿れるすぐれた内容です。
なお、当ボックスは、すでにリリースされております単品をスリップケースに
収めた仕様となります。




<LA DOLCE VOLTA>
LDV 05 ¥2280
(日本語解説付)
メンデルスゾーン(1809-1847):チェロとピアノのための作品集
(1)ソナタ第2番 ニ長調 op.58
(2)協奏的変奏曲 ニ長調 op.17
(3)アルバムの綴り op.117
(4)無言歌 ニ長調 op.109
(5)ソナタ第1番 変ロ長調 Op.45
ゲイリー・ホフマン(Vc/1662年アマティ)、ダヴィッド・セリグ(Pf)
録音:2011年11月(パリ)
「音の美しさ、完璧なテクニック、高度な芸術性」と世界が絶賛するゲイリー
・ホフマンのチェロで聴くメンデルスゾーン作品集。ソナタ第2番の歌い出し
など、実に品があり、メンデルスゾーンならではの瑞々しさに満ちたピアノと
の掛け合いも絶品。なお、このソナタ第2番は、ロシアの貴族でチェロの腕も
なかなかだったというウィルホルスキ伯爵に献呈されていますが、この伯爵が、
ホフマンが使用している1662年製のアマティの楽器を所有していたといいます。
メンデルスゾーンが念頭に置いていたチェロの音色がこのアマティのものだっ
たことは十分に考えられることを思うと、よりひとしおこの演奏が輝いて聴こ
えてきます。メンデルスゾーンの天才の結晶的な作品の数々をゆっくり堪能
たい1枚です。

LDV 07 ¥2280
(日本語解説付)
ドビュッシー(1862-1918):前奏曲集第1巻&第2巻(全曲)
前奏曲集 第1巻 (全12曲)(1909-1910)、前奏曲集 第2巻 (全12曲)(1910-1912)
フィリップ・ビアンコーニ(Pf/ヤマハ)
録音:2012年2月(パリ)
絶頂期のヘルマン・プライとの数々の名演でも名高い名手、フィリップ・ビア
ンコーニによる香り高いドビュッシー前奏曲集全曲の登場。ビアンコーニは、
1960年ニース生まれ。ギャビー・カサドシュ、シモーヌ・デルベール=フェリ
ヴェ(マルグリット・ロンとロベール・カサドシュの弟子)に学びました。第7回
ヴァン・クライバーン国際コンクールで銀メダルを受賞しています。1980年代
には20代という若さで絶頂期のヘルマン・プライとも多数共演。また、ランパ
ル、シュタルケル、ゲイリー・ホフマン、ガルネリ弦楽四重奏団、ターリヒ弦
楽四重奏団などとの名演を展開したヴェテランです。
「野を渡る風」の、まさに吹き抜ける風を思わせる絶妙なテンポと音色、「音
と香りは夕べの大気の中に漂う」で魅せる詩的な世界、センスあふれる「花火」
など、一曲一曲がフランスのエスプリをまとった非常に魅力の演奏です。




<新書館>
DD12 0609(DVD-Video) ¥5040
カラー本編118分+特典26分
2011年収録
チャイコフスキー:くるみ割り人形
特典映像:バックステージ&インタビュー、ブックレット付
クララ:アンナ・ツィガンコーワ
王子/ドロッセルマイヤーの甥:マシュー・ゴールディング
くるみ割り人形:ジェームズ・スタウト
ドロッセマイヤー:ウォルフガング・ティーツェ
ねずみの王様:アレクサンドル・ツェムブロフスキー、ほか
エイルマノ・フロリオ(指揮)、
オランダ・シンフォニア、ウォーターランド児童合唱団、
オランダ国立バレエ、
アムステルダム国立バレエ学校
振付:ウェイン・イーグリング、トゥア・ヴァン・スハイク
音楽:ピョートル・チャイコフスキー
舞台美術:トゥア・ヴァン・スハイク
照明:ハンス=オーケ・ショークヴィスト
収録:2011年11月、アムステルダム音楽劇場
19世紀初頭のオランダを舞台にしたユニークな演出が光る「くるみ割り人形」!
世界から熱い視線を集める新星、マシュー・ゴールディングが第1幕では優しい
青年を、第2幕ではノーブルで若々しい王子を演じ舞台に花を添えます。クラシ
ック・バレエの名作を美しくドラマティックに演出したご家族でお楽しみいた
だける作品です。この舞台は2011年12月30日、欧州の映画館を中心に世界80ヶ
所でライブ上映されました。その際にあわせて上映されたオランダ国立バレエ
の舞台裏を団員が紹介する、「バックステージ&インタビュー」が特典映像で
す。公演本番の1幕と2幕の間にツィガンコーワとゴールディングにインタビュ
ー。その他の出演者や衣装担当者、芸術監督へのインタビューした映像も収録。
主演2人のリハーサル風景、指揮者、振付家へのインタビューなど、舞台が出
来上がるまでの様子も垣間見られる貴重な映像です。




<Grand Slam>
-平成の盤鬼 平林直哉のレーベル-
GS 2083 ¥2250
ステレオ
ベートーヴェン:
(1)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61(カデンツァ:第1,3楽章クライスラー)
(2)交響曲第8番 ヘ長調 作品93
ブルーノ・ワルター(指揮)、コロンビア交響楽団
ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)(1)
録音:(1)1961年1月26日、(2)1958年1月8、10、13日、
アメリカン・リージュン・ホール、カリフォルニア、ステレオ
使用音源:
(1)Private archive(オープンリール・テープ、2トラック、38センチ)
(2)Columbia(U.S.A.)M2Q 511(オープンリール・テープ、4トラック、19センチ)
■制作者より
ブルーノ・ワルターのオープンリール・テープ復刻の第9弾はベートーヴェンの
2曲、フランチェスカッティとのヴァイオリン協奏曲と交響曲第8番です。特に
前者は日本のファンのリクエストによって収録されたと言われるものですが、
その名演をプロ仕様の2トラック、38センチのテープより復刻しました。フラン
チェスカッティのヴィロードのような柔らかな音色にうっとりとしてしまいま
す。また交響曲第8番は普及型の4トラック、19センチのテープを使用していま
すが、瑞々しい響きは十分に発揮されています。
■解説書の内容
ベートーヴェンの没後100年(1926年)に際し、ワルターが寄稿した文章と、英
『Strad』誌に掲載されたフランチェスカッティのインタビューの中から、フ
ランチェスカッティが自らの生い立ちを語った部分をそれぞれ翻訳して掲載し
ています。(以上、平林 直哉)

GS 2084 ¥2250
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮) 
バイロイト祝祭管弦楽団、同合唱団
エリーザベト・シュワルツコップ(ソプラノ) 
エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
ハンス・ホップ(テノール) オットー・エーデルマン(バス)
録音:1951年7月29日、フェストシュピールハウス、バイロイト
使用音源:EMI(Japan)AXA 3044
(オープンリール・テープ、4トラック、19センチ)
録音方式:疑似ステレオ(ライヴ)
■制作者より
ベートーヴェンの「英雄」(GS 2070)に続く、疑似ステレオ版によるオープン
リール・テープ(4トラック、19センチ)復刻第2弾です。フルトヴェングラーの
主要な録音はドイツ・エレクトローラ社のブライト・クランクによって疑似ス
テレオ化され、特にLP時代は広く普及していました。そのシリーズ中でもこの
〈バイロイトの第九〉は、疑似ステレオの出来栄えとしてはそれほど良くない
と言われていました。しかし、このオープンリールの音は解き放たれたかのよ
うな広がりがあり、今後、この疑似ステレオ版に対する評価が大きく変わって
くる可能性があります。
■解説書の内容
周知のように、2007年以来この第9には同じ日付の別音源が存在します。その
内容についてはこれまでに様々な意見が出されていますが、結論はいまだに出
ていません。そこで、制作者自らがその周辺の事情を洗い直し、注意深く検証
しています。(以上、平林 直哉)




<KII>
KKC 5231/33 3枚組 ¥6000
[NIGHTINGALE]
NC 070565
輸入盤・日本語解説書&歌詞訳付
ドニゼッティ:「アンナ・ボレーナ」
エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ:アンナ・ボレーナ)
デローレス・ジーグラー(メゾソプラノ:ジョヴァンナ・セイモール)
ホセ・ブロス(テノール:リッカルド・ペルシ)
ステファノ・パラッチ(バス:エンリーコ8世)
ヘレン・シュナイダーマン(メゾソプラノ:スメトン)
イーゴリ・モロゾフ(バリトン:ロシュフォール卿)
ホセ・グアダルーペ・レイエス(テノール:エルヴェイ)
エリオ・ボンコンパーニ(指揮)ハンガリー放送管弦楽団、合唱団
録音:1994年11月28日、12月1日、ウィーン、コンツェルトハウス大ホール




<halmonia mundi>
HMC 902136 2枚組 ¥2700
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
[CD1]
(1)幻想曲 ハ長調「さすらい人幻想曲」D.760 
(2)即興曲集op.142 D.935 
[CD2]
(1)ピアノ・ソナタ第16番 イ短調op.42 D.845 
(2)楽興の詩op.94 D.780 (3)アレグレット ハ短調 D.915
ポール・ルイス(Pf)
録音:2012年2月
ブレンデルの愛弟子であり、次代巨匠の強力候補として高い注目を集めている
イギリスの名手ポール・ルイスによるシューベルトのピアノ・ソナタ集!銀座
の王子ホールで2011年より行っている好評のシューベルト・チクルスが2013年
2月にいよいよ最終公演を迎えるのを前に、注目必至のアルバムといえましょ
う。巨匠ブレンデルの流れをくむルイスのシューベルトは、早くも「世界最高
のシューベルト弾き」との声も高いほどの素晴らしさ。柔らかく均質なレガー
ト奏法、聴く人の内面を深く穿つ弱音の響き……透明感のあるピアノの優しい
音色とともに、一人真摯に聞き入るアルバムに仕上がっています。ピアノ・ソ
ナタ第19番-第21番(HMC 901800)、第15番・第17番・第18番(HMC902115)に引き
続く今回は、ピアノ・ソナタの第16番ほか、さすらい人幻想曲や楽興の詩など、
これまでの来日公演でも絶賛された作品の数々を収録。メジャーな大作と共に、
演奏される機会が少なめな小品アレグレット(ハ短調)を組み込んでいるあたり、
ルイスのこだわりが感じられるよう。ピアノの芯をとらえた強音と弱音の自然
なコントラストから生まれる絶妙な静寂が美しく、明朗と憂愁のうつろいも秀
逸な表現力にしっとりと聴き入ります。シューベルトファンの方は是非にも聞
き逃せない名盤といえましょう。2013年2月に行われるシューベルト・チクルス
最終公演では、最晩年のソナタ3作を予定しているルイス。今後も注目必至の
アーティストです!

HMU 807558(SACD-Hybrid) ¥2500
ブラームス:
(1)クラリネット五重奏曲 ロ短調op.115 
(2)ピアノ五重奏曲 ヘ短調op.34
ジョン・ナカマツ(Pf)、ジョン・マナシー(Cl)、
東京クヮルテット{マーティン・ビーヴァー(Vn)、池田菊衛(Vn)、
磯村和英(Vla)、クライヴ・グリーンスミス(Vc)}
録音:2011年11月、ソウダー・コンサートホール(アメリカ)
2012年4月、来たる2013年6月をもって解散し、44年(現メンバーでの活動も10
年目)の長き活動に幕をおろすことを発表した東京クヮルテット。惜しくも最
後のシーズンとなる2012-2013年の活動にますますの注目が集まる中、ブラー
ムスのクラリネット五重奏曲とピアノ五重奏曲を収録した最新盤が発売されま
す!シューベルトの弦楽四重奏曲&五重奏曲(HMU 807427)に引き続き、今回も
高音質SACD Hybrid盤でのリリース。青年期と晩年期それぞれの作品の中でも
指折りの傑作を同時収録した、ブラームス好きにはたまらないプログラムとな
っています。いずれの作品もブラームスらしい重厚な響きと叙情的な旋律の
数々が絶品。長き時を経て培ってきた東京クヮルテットが織り成す円熟のアン
サンブルによって、ブラームスならではの薫り高いハーモニーを堪能できます。
豪華な共演者も本アルバムの注目どころ!若き情熱あふれるピアノ五重奏曲
にはアメリカの中堅ジョン・ナカマツ、晩年の傑作クラリネット五重奏曲には
屈指の名手ジョン・マナシーをゲストとして迎えています。東京クヮルテット
のメンバーと比べれば若手に部類されてしまうであろう演奏家たちではありま
すが、ベテラン顔負けの貫禄ある演奏で極上のアンサンブルを織り成していま
す。特にマナシーのクラリネットの音色は息を呑む美しさ。名手ミュールフェ
ルトに魅せられたブラームスが、クラリネットという楽器の魅力の髄を詰め込
んだ作品だけに、その素晴らしさが際立ちます。第2楽章でのビーヴァーとの
アンサンブルは鳥肌もの。第4楽章ではグリーンスミスの艶やかなチェロ・ソ
ロも光ります。ピアノ五重奏曲では、リズム感抜群のナカマツのソロと共に
激しくも安定感のあるアンサンブルを披露しています。2013年の解散を前に、
今後のアルバムのリリースも数限られることとなるであろう東京クヮルテット。
まさにファン必携のアルバムといえましょう!




<AMBROISIE>
AM 208 ¥2500
ラフマニノフ:
(1)ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調op.28 
(2)ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調op.36(ルガンスキー版)
ニコライ・ルガンスキー(Pf)
録音:2012年5月、ポットン・ホール(イギリス)
21世紀ロシアン・ピアニズムの継承者として高い注目を集めている世界的名手、
ルガンスキーが、ナイーヴ/アンブロワジー・レーベルより待望の2ndアルバム
をリリースしました!圧巻の超絶技巧で魅せたリスト(直輸入盤AM 205 国内盤
KKC 5183)に続く今回収録したのは、彼の十八番ともいえるラフマニノフ。今
もなお演奏される機会の少ない第1番がルガンスキーの演奏で聴けるのは貴重!
さらに、第2番は、基本的にはラフマニノフの初版に基づきながら、適所に改訂
版の要素を盛り込んだルガンスキーのオリジナル版というのも注目です。
曲の難度など物ともせず涼やかに、知的かつ強靭に弾きこなす圧倒的な演奏は
今回も健在!第1番の「ファウスト」の世界に基づく荘大な世界、そして第2番
の怒涛の世界も、過度な情感やテンポの揺らぎを排した完璧なコントロールで
聴かせます。奔流の如く複雑に絡み合う音の一粒一粒までシャープに響かせる
ルガンスキーの音づくりは、壮大でありながらも繊細なラフマニノフの作品に
まさにぴったりといえましょう。「難曲を汗一滴、顔色変えず弾きこなす超人
的ピアニスト」と絶賛されるのも納得。圧巻のラフマニノフです!




<WERGO>
WER 6752 ¥2180
ミヒャエル・ヒルシュ(b.1958):
(1)捨てられたディドーネ
(2)第5スタディ (ミュージック・コンクレート)
(3)弦楽四重奏曲
(4)ウンバウ2 (ミュージック・コンクレート)
(5)悲喜劇
クラウディア・ノイベルト(Sop)、ダニエル・オチョア(Br)、
(1)アンサンブル・クラージュ&ティトゥス・エンゲル(指)、
(2)(4)ミヒャエル・ヒルシュ、(3)ソナール弦楽四重奏団、
(5)シュトゥットガルト新ヴォーカルゾリステン
録音:2004, 2009, 2011年
ミヒャエル・ヒルシュは、1958年ドイツ・ミュンヘン生まれ、ベルリン在住の
作曲家です。これまでに、エリザベス・シュナイダー賞やブゾーニ賞といった
作曲賞を受賞しており、イタリアのフェローシップも与えられるなど、今後の
活躍が大変注目されている作曲家のひとりです。
「捨てられたディドーネ」は、メタスタージオが書いた、ディドーとエネアス
のテキスト(1724)に基づいた再創作。ディドーとエネアスを担当する二人の歌
手、そして10人の室内アンサンブルとミュージック・コンクレート(自然界から
発せられる音や、機械や人の声などを録音、加工し創作される音楽)を巧くミッ
クスし、ぎゅぎゅっと凝縮された神話の世界が広がります。エチュードは様々
な要素を組み合わせる練習曲。最後の喜歌劇はスペイン語とドイツ語の2言語
で構成される音楽劇。対話の断片から成る要素と、筋の通った朗読的要素、二
つの混合体です。とても独特で不思議な世界観を持つヒルシュの作風に、どっ
ぷりと浸かってみませんか?

WER 6585 ¥2180
サラ・ネムツォフ:
(1)ロング・ウェイ・アウェイ (2)ホケティ
アンサンブル・アダプター、マニュエル・ナウリ(指揮)
シュトゥットガルト新ヴォーカルゾリステン、ダニエル・グローガー(指揮)
録音:2012年
1980年にドイツ・オルデンブルクで生まれたサラ・ネムツォフは、8歳で既に
作曲を始めていたという天才。これまでに、ハンス・アイスラー賞やZONTA音
楽賞などのほか、最近では、今後の活躍が期待されるアーティストのサポート
のためのドイツ・アウトーレン・プライズも受賞した注目の作曲家です。
(1)のロング・ウェイ・アウェイは、W.G.セバルドの4つの物語「移民」に基づ
いています。祖国から新しい地への移行、またユダヤのことを扱った物語で、
このネムツォフの作品も、様々な対比やリズムなどを効果的に用いています。
ホケティ(ホケトゥス)とは、もともとは歌い手が一音一音交互に歌う中世・ル
ネサンスの手法ですが、ここでも様々な歌い手が交互に様々な声を出し、また
器楽奏者も様々な音色を出し、現代版ホケトゥスが描かれています。





<naive>
V 5299 4枚組 ¥4580
F.シューベルト(1797-1828):交響曲全集
[CD1] 第3番 ニ長調 D200(1815)、第1番 ニ長調 D82(1813)、
第2番 変ロ長調 D125(1814-1815)
[CD2] 第5番 変ロ長調 D485(1816)、第4番 ハ短調 D417「悲劇的」(1816)
[CD3] 第7番 ロ短調 D759「未完成」(1822)、第6番 ハ長調 D589 (1817-1828)
[CD4] 第8番 ハ長調 D944 「ザ・グレート」(1825?-1828)
マルク・ミンコフスキ(指揮)、
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル―グルノーブル
録音:2012年3月/ウィーン・コンツェルトハウスでのライヴ録音
*交響曲のナンバリングおよび演奏は、ベーレンライター版による
ミンコフスキの待望注目の新譜の登場!2012年3月に、ウィーンのコンツェルト
ハウスでの、シューベルトの交響曲全曲演奏会のライヴ録音です。ミンコフス
キとレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル-グルノーブルといえば、昨年のレコ
ード・アカデミー大賞受賞のコンビ(ハイドン:交響曲全集V 5176/ KKC 5150)
であり、さらに、7月末にアンサンブル金沢と素晴しく精緻なフランス音楽を
聴かせてくれたミンコフスキの新譜というだけに、期待が高まります!
シューベルトの初期の6つの交響曲は、シューベルト16歳の1813年から1818年に
かけて作曲されました。第4番は歌曲「魔王」の後、1816年4月に作曲されたも
のですが、ミンコフスキは「ハイドンの『十字架上のキリストの最後の七つの
言葉』を思い起こさせる。『悲劇的』という副題がついてはいるが、この作品
はドラマティックなもの、というよりも、宗教的なインスピレーションに基づ
いたものだ」と語ります。
初期の6作から5年ほどの間をおいて書かれた「未完成」について、ミンコフス
キは、「ロ短調という調性で、作曲者は、彼自身のことや、彼の運命について
のかなしみを語っている。彼は新しい扉を開け、そしてその先には、底なしの
暗い裂け目があり、それはアンダンテの絶望的なピアニッシモであらわされて
いるようだ。シューベルトの交響曲の中で初めて、シューベルトの音楽に特有
のあの哀しみの昇華、胸が苦しくなるような光景がみられる。弦楽五重奏曲や
「死と乙女」の緩徐楽章にもどこか似ているようだ」と語ります。
楽器配置は、ヴィーンの伝統に基づき、ヴァイオリンは指揮者の両脇に、コン
トラバスは指揮者の正面に配置。オーボエもウィーン仕様で、鼻にかかったよ
うな、柔らかな音色です。コントラバスは、通常は4台ですが、第5番では2台
のみ。そして、「グレート」では、「シューベルトの野心があらわれており、
ハイドンの天地創造やベートーヴェンの第九のような何かがある」として、
5台のコントラバスを採用。さらに、第Iフルート、オーボエ、第IIクラリネッ
トを倍増、ファゴットを強化し、各楽器が3人となることで、ブルックナーの
ような、どこかオルガンのようなスケールの音色が生まれています。
ミンコフスキの緻密なスコアの読み込みと洞察には興味が尽きません。そして、
とくに初期6作品での演奏の溌剌としたリズム、「未完成」と「グレート」で
とりわけ生々しく感じられるシューベルトの人間味の表出など、現代のぞみう
る最高のシューベルトの交響曲全集がここに完成しています。
2013年2月には、ミンコフスキ&レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル-グルノー
ブルの来日公演でシューベルトの未完成も演奏されることになっており、非常
に注目度の高いボックスです!




<Genzo Kitamura>
GK 2011 ¥2000
パーセル:女王の嘆き
J.S.バッハ:「目覚めと呼ぶ声がする」BWV645
J.S.バッハ:G線上のアリア
レーガー:マリアの子守唄
ホバネス:聖グレゴリーの祈り
シューベルト:アヴェ・マリア
サン=サーンス:アヴェ・マリア
フォーレ:ラシーヌ讃歌
アルビノーニ:アダージョ
ドヴォルザーク:「我が母の教えたまいし歌」
カッチーニ:アヴェ・マリア
北村源三(トランペット)、エルンスト・ヴァリー(オルガン)
録音:2011年6月22-24日、ウィーン、マツラインスドルフ、クリストゥス教会
元NHK交響楽団首席トランペット奏者北村源三の2011年6月録音の最新アルバム、
Con Spirito(魂をこめて、精気をもって、生き生きと)は、J.S.バッハのG線上
のアリア、シューベルトのアヴェ・マリアなど、クラシックの名曲をオルガン
伴奏で録音しました。収録場所に選んだのは北村源三が1962年から65年まで留
学したことのあるマツラインスドルフ・クリストゥス教会で、壮麗なオルガン
の響きと北村のトランペットが見事に調和した演奏です。




<ALTUS>
ALT 241 ¥2450
ライヴ録音
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 op.68
ワーグナー:交響曲第2番ホ長調 WWV35(未完)
準・メルクル(指揮)、中部ドイツ放送交響楽団(ライプツィヒ放送交響楽団)
録音:2011年3月27日、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス、ライヴ録音
遅めのテンポで重厚な味わいのブラームス第1番。正にドイツ正統派のメルクル
らしい堂々とした、たたずまいでございます。フィナーレは実に熱い。ワーグ
ナーの弟子モットルのオーケストレーションによるワーグナー2番も嬉しいカッ
プリング。

ALT 242 ¥2450
ライヴ録音
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 op.90
リスト:交響詩「前奏曲」ハ長調
準・メルクル(指揮)、中部ドイツ放送交響楽団(ライプツィヒ放送交響楽団)
録音:2011年10月2日、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス、ライヴ録音
メルクルならではのまじめなアプローチがかえって切々たる情味を生み、3楽章
の繊細さなども絶品でございます。また、リストの「前奏曲」がいたって面白
い演奏でブラームス顔負けの重量級の大演奏。ここまで重厚な表現の演奏はあ
まりみかけません。聴いてご損はありません。




<Claves>
50 1107 ¥2180
J.S. バッハ(1685-1750): オルガン作品傑作集 Vol.3
前奏曲とフーガ ロ短調 BWV544
オルガン小曲「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639
前奏曲 イ短調 BWV894(オルガン編曲:小糸恵)
フーガ ロ短調 BWV579
[コレッリのトリオ・ソナタop.3-4の第2楽章の主題による]
カンタータ「喜ばしい安息、好ましい魂の歓喜」よりアリア
(オルガン編曲:ジャン=エデル・ベルティエ編曲)
協奏曲 ニ短調 BWV974[原曲:A.マルチェッロのオーボエ協奏曲]
(オルガン編曲:小糸恵)
前奏曲(トッカータ)とフーガ ヘ長調 BWV540
コラール「主なる神よ、我れらを憐みたまえ」BWV721
コラール「われ汝に別れを告げん」BWV736
小糸恵(オルガン:ミューラー・オルガン1738年制作)
録音:2011年6月21-23日、聖バフォ教会、オランダ、ハーレム
好評、世界的オルガニスト小糸恵による歴史的名器を弾くバッハのオルガン作
品傑作集、待望の第3集の登場です。当シリーズの第1集(50 2908)ではオランダ、
マルティニ教会にて収録されたライプツィヒ時代の傑作集、第2集(50 1008)は
ジルバーマン・オルガンを用いてトッカータとフーガを含む作品を収録しまし
た。期待の第3集。まず、使用楽器に注目です。かつてヘンデル、モーツァル
ト、メンデルスゾーン、リストなど著名な作曲家が演奏したことのあるオラン
ダ、ハーレムの聖バフォ教会の大オルガンで、1738年、オルガン・ビルダーの
クリスティアン・ミューラーによって制作されたもので270年以上たった今も演
奏され続けており、バロック時代に制作された最も素晴らしい響きを持つ名器
として知られています。もちろん収録曲も充実で、バッハ後期の傑作の前奏曲
とフーガ ロ短調、オルガン小曲「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」
BWV639、そしてメンデルスゾーンが『まるで教会が崩れ落ちようとするかのよ
うだ!』と評した、大胆な転調部分が魅力のトッカータ(前奏曲)とフーガヘ長
調 BWV540など盛りだくさんです。バッハ弾きのスペシャリストである小糸恵が
実に絶妙な装飾音と的確な解釈で演奏を披露しております。




<EGEA-FELMAY>
FY 7037 ¥2180
「FLOWERS 2」-スタルテリ、クラシックの名曲を弾く
1, C.ドビュッシー:月の光
2, I.マクドナルド/P.シンフィールド(A.スタルテリ編):
イン・ザ・コート・オブ・ザ・クリムゾン・キング
3, R.ワーグナー(F.リスト編):歌劇「トリスタンとイゾルデ」より“愛の死”
4, A.スタルテリ:ザ・コンシャスネス・オブ・タオ
5, J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
6, F.ショパン:ノクターン ホ短調 Op.72-1
7, シガー・ロス(A.スタルテリ編):ホッピポッラ
8, F.シューベルト:即興曲 Op.142-2 D935
9, L.V.ベートーヴェン:ピアノソナタ 嬰ハ短調 Op.27-2 月光 第一楽章
10, A.スタルテリ:スカーレット(ニュー・ヴァージョン)
追加トラック 11, A.スタルテリ:ムーン・ブレス
アルトゥーロ・スタルテリ(ピアノ/ファツィオーリ、Gran Coda F278)
アルトゥーロ・スタルテリは、かつて伝説のイタリイアンロックバンド「ピエ
ロ・ルネール」のキーボーディストとして活躍しました。このバンドはドラム
が入らず、キーボード主体のバンドでしたので、今回のスタルテリのソロは注
目に値します!ファツィオーリのどこか懐かしさを感じさせるサウンドで、ス
タルテリの真骨頂がうかがえる贅沢な録音です。クラシックの名曲を軸に、ス
タルテリのヒット曲「スカーレット」のニュー・ヴァージョンや、アイスラン
ドの圧倒的な人気バンド、シガー・ロスのカヴァー曲「ホッピポッラ」など、
とても心安らぐ楽曲ばかりです。ドビュッシーの「月の光」など、サウンドの
作り方もおシャレで、訥々とした語り口が即興演奏のよう。「愛の死」も静か
にしかし熱い血を感じます。





<LIGIA DIGITAL>
LIDI 0104146 ¥2250
F.リスト:
交響詩「マゼッパ」、「レ・プレリュード」、「オルフェウス」
「プロメテウス」
ローラン・カバッソ(Pf)、オリヴィエ・ヴェルネ(Org)
録音:1998年6月
聖モーリス大聖堂/使用楽器:カヴァイエ=コル(アンジェ)
リストが2台ピアノ用に編曲したものに基づいて、オルガンとピアノで演奏した
もの。マゼッパの打ち付けるような和音の洪水は非常にエキサイティング!

LIDI 0104245 2枚組 ¥2850
モナコ大聖堂のパイプオルガン
[Disc1]
ニコラ・ド・グリニー(1672-1703):賛歌「来たり給え、創造主なる聖霊よ」
ヨハン・ニコラウス・ハンフ(1665-1711/12):7つのコラール
J.S.バッハ(1685-1750):トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
アレクサンドル・ギユマン(1837-1911):ソナタ第5番 op.80より第2,5楽章
セヴラック(1872-1921):英雄的悲歌
[Disc2]
ジャック・イベール(1890-1962):
3つの小品、コラール「正しき者の魂は神の御手に」
ジャン・アラン(1911-1940):
シャコンヌ、クレマン・ジャヌカンの主題によるヴァリエーション
モーリス・デュリュフレ(1902-1986):アランの名による前奏曲とフーガ
ガストン・リテーズ(1909-1991):タルシスの王(Reges Tharsis)
ドゥニ・ベダール(1950-):
オルガンのための8つの瞑想曲(オリヴィエ・ヴェルネに捧ぐ)、
オルガンのためのミサより第2,4,5曲(オリヴィエ・ヴェルネに捧ぐ)
オリヴィエ・ヴェルネ(Org)
録音:2012年モナコ大聖堂(モナコ公国)
名手ヴェルネがモナコ大聖堂のドミニク・トマ製オルガンを演奏した2枚組。
17世紀から20世紀までの幅広い作品を収録しており、オルガンのパワーと豊か
な音色を心行くまで楽しむことができるセットです。




<K617>
K617 238 ¥2250
アルテ・マンドリン
(1)エヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ(1675-1742):
複数の楽器のための協奏曲 Op.V.6
(2)カルロ・アッリゴーニ(1697-1744):マンドリンと通奏低音のためのソナタ
(3)ダリオ・カステッロ(17世紀 ヴェネツィア):
ソプラノのためのソナタ・セコンダ(?)
(4)ニッコロ・マッテイス(1670-1749):エア
(5)ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ K.89
(6)ヨハン・ジギズムント・ヴァイス(1678-1741):協奏曲 ニ短調
(7)アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):合奏協奏曲 ハ長調
(8)ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):ソナタ ニ短調
(9)マルコ・ウッチェリーニ(1603-1680):ラ・ベルガマスカ
アルテ・マンドリン
録音:2011年(ルクセンブルク)
フアン・カルロス・ムニョスを中心とする「アルテ・マンドリン」は、17,18
世紀のマンドリン作品を復活・世に広めようとするアンサンブル。いま世界で
最も注目されている古楽演奏団体の一つです。古い時代の忘れられた作品を研
究し、数々の傑作に再び命を吹き込み、彼ら自身の手で世に送り出しています。
ドン・ジョヴァンニが窓辺でつまびく典雅な旋律だけではない、ヴィルトゥオ
ーゾの世界が展開されています!是非お楽しみ下さい!




<AD VITAM>
AV 120615 ¥2300
狩りの音楽-
「グラン・ジュール」、「待ち合わせへ出発!」、「いなかの動物たち」、
「うさぎ」、「狩りからの帰還」、「アヴェ・マリア(シューベルト)」ほか
(全57トラック)
レ・トロンペ・ドゥ・シャンボール
録音:2012年1月(フランス)
ホルンという楽器は、その名の通り元々は動物の角でできた笛やラッパを指し、
かつては生活の様々な場面において合図として信号を発するためのものでした。
特に17,18世紀のヨーロッパでは、狩猟の際に盛んに使用されました。特にフ
ランスでは狩りの音楽としてのホルン音楽が発展。このCDはいにしえから伝わ
る狩りの音楽を集めたものです。ここで用いられている楽器の形状は、私たち
が現在慣れ親しんでいるものとは異なり、バルブが付いておらず、音を変える
手段はリップスラーのみという非常に原始的な作り。音色は現代のオーケスト
ラで親しんだホルンの音色とは違い、バグパイプを思わせるような非常にザラ
ザラした響きなど実に興味深いもの。音程も独特ではありますが、王族たちの
狩りの一行に交じって野山を駆け回るような気分になれる1枚です。最後には
ボーナスとしてシューベルトのアヴェ・マリアの演奏も収録。詳細は不明です
がおそらく一人(一楽器)が一音を担当、一音ごとに違う人が入れ替わり立ち替
わりしているという、なんとも珍妙で仰天のディスクの締めくくりです。

<BOHEME>
CDBMR 009164 9枚組 ¥4850 ※9月26日までのご注文特価
(9CD)BC:4602410811649 ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲全集
第1番-第16番
大フーガ 変ロ長調 Op.133
2つのホルンと弦楽四重奏のための六重奏曲変ホ長調 Op.81b(*)
タネーエフ弦楽四重奏団
ヴィタリー・ブヤノフスキー、ヴラディーミル・シャリート(ホルン(*))
録音:1971年(*)、1981-1988年(*以外)、サンクトペテルブルク




<TRITO>
※代理店の在庫限りの先着特価です。
予定数量に達し次第取り扱い終了となります。
TD 0087 ¥540
ジャナンドレア・ノセダのシューマン&シューベルト
シューマン(1810-1856):交響曲第2番ハ長調 Op.61(+)
シューベルト(1797-1828):交響曲第4番ハ短調 D.417(*)
カダケス管弦楽団
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
録音:2009年4月29日(*)、2010年4月30日(+)、
ライヴ、アウディトリウム、サラゴサ、スペイン




<FABIAN RECORDS>
※代理店の在庫限りの先着特価です。
予定数量に達し次第取り扱い終了となります。
FABIAN-CD 6113 3枚組 ¥2180
J・S・バッハ(1685-1750):マタイ受難曲 BWV244
ノルベルト・エルンスト(テノール:福音史家)
アンドレアス・レベダ(バス:イエス)
エマ・カークビー、ガブリエーレ・ダニエル(ソプラノ)
マルクス・フォルスター、ユルゲン・バンホルツァー(男性アルト)
クリスティアン・ハーフェル(テノール)
マンフレート・ミッターバウアー(バス)
バッハ=ヴォーカルアンサンブル・シュレーグル
アルス・アンティクァ・アウストリア
ルペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(指揮)
録音:2005年3月16日、ライヴ、シュレーグル参事会聖堂、オーストリア

FABIAN-CD 6114 2枚組 ¥1650
J・S・バッハ(1685-1750):ヨハネ受難曲 BWV245
ダニエル・ヨハンセン(テノール:福音史家)
アンドレアス・レベダ(バス:イエス)
エマ・カークビー(ソプラノ)
マルクス・フォルスター(男性アルト)
クリスティアン・ハーフェル(テノール)
マンフレート・ミッターバウアー(バス)
バッハ=ヴォーカルアンサンブル・シュレーグル
アルス・アンティクァ・アウストリア
ルペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(指揮)
録音:2007年4月1日、ライヴ、シュレーグル参事会聖堂、オーストリア

FABIAN-CD 6115 2枚組 ¥1650
(2CD)J・S・バッハ(1685-1750):ミサ ロ短調 BWV232
エマ・カークビー、マリア・エアラッハー(ソプラノ)
マルクス・フォルスター(男性アルト)
ダニエル・ヨハンセン(テノール)
アンドレアス・レベダ(バス)
バッハ=ヴォーカルアンサンブル・シュレーグル
アルス・アンティクァ・アウストリア
ルペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(指揮)
録音:2009年5月31日、ライヴ、シュレーグル参事会聖堂、オーストリア




<DUX>
DUX 0137 ¥1800
ジャン・フランソワ・ジョフロワ(1633-1694):クラヴサン曲集
組曲 en c sol ut b mol(全11曲)/組曲 en c sol ut(全12曲)
組曲 en g re sol b quar(全17曲)/組曲 en d la re(全9曲)
エヴァ・ムロフツァ(チェンバロ)
使用楽器:2006年、デトマール・フンゲルベルク製、ヒュッケスヴァーゲン、
ドイツ
(モデル:1711年、ピエール・ドンゼラーグ製)
ジャン・フランソワ・ジョフロワはフランスのチェンバロおよびオルガン奏者
・作曲家。1690年にペルピニャン大聖堂のオルガニストに就任しましたが、そ
れ以前についてはパリの聖ニコラ・デュ・シャルドネ教会のオルガニストを務
めていたと推測される以外、資料がありません。ジョフロワの作品と確認され
ているものは彼の没後に作られた一巻の手稿譜集「あらゆる自然調と派生調に
よるクラヴサン曲集」(パリ国立図書館所蔵、Res.475)ただ一つですが、曲数は
200を超え、それらは彼がフランス・バロック音楽においてフランソワ・クープ
ランやジャン=フランソワ・ダンドリューに匹敵する作曲家であったことを示し
ています。
エヴァ・ムロフツァはポーランドのクラクフに生まれ、エルジビェタ・ステ
ファンスカ(クラクフ音楽アカデミー)、ニコラス・パール(オーバーラウジッツ
古楽アカデミーおよびギルドホール音楽学校)、イェルク・アンドレアス・ベッ
ティヒャー(バーゼル・スコラ・カントールム)に師事したチェンバロ奏者。

DUX 0336 ¥1800
シベリウス(1865-1957):ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47
チャイコフスキー(1840-1893):ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
ユン・ソヨン(ヴァイオリン)
ゴジュフ・フィルハーモニー管弦楽団
ピオトル・ボルコフスキ(指揮)
録音:2012年4月、ゴジュフ・フィルハーモニー、ポーランド
ユン・ソヨン(韓国)は第14回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・
コンクール(2011)優勝者。

DUX 0588 ¥1800
シューベルト(1799-1828):連作歌曲「美しい水車屋の娘」Op.25 D.795
カロル・コズウォフスキ(テノール)
ヨランタ・パヴリク(ピアノ)
カロル・コズウォフスキはワルシャワ芸術アカデミー彫刻科を卒業後、2007年
にグダンスク音楽アカデミーを卒業したポーランドのテノール。2009年以来ワ
ルシャワ国立大劇場オペラでソリストを務めており、国際的な活躍も始めてい
ます。

DUX 0752 ¥1800
ミハウ・ドブジンスキ(1980-):
連続[Continuum](2台のピアノと2つの打楽器セットのための;2009)
悲歌 第4番「マルチフォニア」[Elegia IV. Multifonia]
(弦楽合奏のための;2010)(+)
夜想協奏曲「イルミネーション」[Iluminacje. Concerto-notturno]
(ピアノと弦楽合奏のための;2010)(#)
深き淵より[De profundis]
(混声合唱、アルト独唱と弦楽合奏のための;2010)(**)
大いなる主[Magnus Dominus](混声合唱と管弦楽のための;2005)(++)
悲歌 第1番[Elegia I](無伴奏ヴァイオリンのための;2006)(##)
ミハウ・ドブジンスキ、マリウシュ・クリムシャク(ピアノ(*))
マテウシュ・クラフチク、ヤン・ヴェズネル(打楽器(*))
バルトゥオメイ・ヴェズネル(ピアノ(#))
ナタリア・ウーカシェヴィチ(アルト(**))
シロンスク・フィルハーモニー合唱団(**/++)
シロンスク室内管弦楽団(+/#/**)
シロンスク・フィルハーモニー管弦楽団(++)
プシェミスワフ・フュガイスキ(指揮(+/#/**/++)
バルトゥオメイ・ニジョウ(ヴァイオリン(##))

DUX 0783 ¥1800
スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):オペラ「貴族の一言」(1幕の喜劇)
アレクサンドラ・ブチェク(ソプラノ)
ヤヌシュ・レヴァンドフスキ(バスバリトン)
ミハウ・パルティカ、レシェク・スクルラ(バリトン)
アレクサンデル・テリガ(バス)
シュチェチン城オペラ合唱団&管弦楽団
ヴァルチスワフ・クンツ(指揮)

DUX 0869 ¥1800
ヘンデル(1685-1759):トリオ・ソナタ集
変ロ長調 HWV380/ニ短調 HWV381/変ホ長調 HWV382
ヘ長調 HWV383/ト長調 HWV384/ニ長調 HWV385
ウルシュラ・バルトキェヴィチ(チェンバロ)
ボグダン・リシュカ、スタニスワフ・マリコフスキ(オーボエ)
ズビグニェフ・プージェク(ファゴット)

DUX 0890/0891 2枚組 ¥2700
一対の炎 ショパンとノルヴィト
ショパン(1811-1849)のピアノ作品(12曲)
ツィプリアン・ノルヴィト(1832-1883)の詩(12篇)
ルーカス・ゲニューシャス、ケヴィン・ケナー、
タチアナ・シェバノワ(ピアノ)
未詳(朗読者)
ショパンの曲(既発売音源)とノルヴィトの詩(三か国語:ポーランド語、フラン
ス語、英語の順)を交互に収録。ツィプリアン・ノルヴィトはワルシャワに生
まれたポーランドのロマン派を代表する放浪の詩人(・小説家・劇作家・随筆
家・彫刻家・画家・哲学者)。パリ滞在期にショパンと知り合ったノルヴィトが
ショパンの没後パリに戻って書いた詩「ショパンのピアノ」が第1曲「夜想曲
第13番 Op.48 No.1」の後に朗読されます。

DUX 0906/0907 2枚組 ¥2700
キラールの最も美しい曲集
ヴォイチェフ・キラール(1932-):
映画「パン・タデウシュ物語」から ポロネーズ/映画「嫉妬と医術」から
タンゴ
映画「キング・フォー・バーニング」から アニュス・デイ
3つの前奏曲(1951)/平和へのミサ(2001)から キリエ(一部),クレド(一部)
映画「パン・タデウシュ物語」から 蟻/ピアノ協奏曲 から 第1楽章
弦楽合奏のためのコラール前奏曲(1988) から 第2楽章
ヴィクトリア(独唱、合唱と管弦楽のための;1983)
マニフィカト(独唱、管弦楽のための;2006)から 第2楽章
オラヴァ(室内管弦楽のための;1986)/コシチェレツ山1909(交響詩;1976)
クシェサニ(交響詩;1974)
さまざまな演奏者
既発売音源編集盤。24カラット・ゴールドCD。

DUX 0917 ¥1800
ジョン・ティルブリー トマシュ・シコルスキのために
トマシュ・シコルスキ(1939-1988):ピアノ作品集
署名[Autograph](1980)/ロンド[Rondo](1984)
ぼんやりと外を眺めて[Zertstreutes Hinausschauen](1971)
ジョン・ティルブリー(1936-):トマシュ・シコルスキのための即興(2011)
ジョン・ティルブリー(ピアノ)
トマシュ・シコルスキはポーランドの作曲家カジミェシュ・シコルスキ(1895-
1986)の息子としてワルシャワに生まれ、ワルシャワ音楽院で父とスビグニェ
フ・ドジェヴィエツキに、パリでナディア・ブーランジェに師事した作曲家・
ピアニスト。「ポーランドのミニマリスト」と称され、数多くの器楽作品を書
きました。ジョン・ティルブリーは前衛音楽と即興を得意とするイギリスのピ
アニスト。同世代でありコラボレーションを重ねたトマシュ・シコルスキへの
彼からのトリビュートして制作されたのがこのアルバムです。




<LA MA DE GUIDO>
LMG 2112 ¥2080
パブロ・カザルス 協奏曲名演集
ブルッフ(1838-1920):
コル・ニドライ(ヘブライの主題による変奏曲)Op.47[11'49"](*)
ボッケリーニ(1743-1805):
チェロ協奏曲変ロ長調 G.482[9'05"/ 6'07"/ 7'01"](+)
ブラームス(1833-1897):
ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための二重協奏曲イ短調 Op.102(#)
[15'11"/ 6'55"/ 8'39"]
ブルッフ(1838-1920):
コル・ニドライ(ヘブライの主題による変奏曲)Op.47[8'27"](**)
パブロ・カザルス(チェロ)
ロンドン交響楽団(*/+/**)
ロナルド・ランドン(指揮(*/+))
ジャック・ティボー(ヴァイオリン(#))
バルセロナ・パウ・カザルス管弦楽団(#)
アルフレッド・コルトー(指揮(#))
原盤:HMV DB.3063/4(1936)(*)/HMV DB.3056/7/8(+)
/HMV DB.1311-1314(1929)(#)
RCA VICTOR V-14842(**)




<MUSIEPOCA>
MEPCD 005 ¥2080
トマス・ミランス・イ・ゴダヨル(1672-1742):教会音楽作品集
聖母のリタニア[Litaniae lauretanae / Lletanies de la Mare de Deu]
(合唱4声と通奏低音のための)
サルヴェ・レジナ[Salve Regina]
(6声;2人のアルト、合唱4声と通奏低音のための)
神の愛[Charitas Dei](合唱4声と通奏低音のための)
マニフィカト[Magnificat]
(8声;2人のソプラノ、アルト、テノール、合唱4声と通奏低音のための)
不安で、不幸な[Suspende, infelice]
(聖体の秘跡の独唱カンタータ;ソプラノ独唱と通奏低音のため)
タルシスの王たちは[Reges Tharsis]
(王の日のためのアンティフォナ;合唱3声と通奏低音のための)
ヌンク・ディミティス[Nunc dimittis]
(6声;ソプラノ、テノール、合唱4声と通奏低音のための)
さあ、羊飼い娘たちよ[Hala, zagalas]
(クリスマスのトノ;3人のソプラノ、テノール、合唱4声と通奏低音のための)
ライア・フリゴレ(ソプラノ)
ラ・シャントリア(独唱、合唱、通奏低音)
ペレ・リュイス・ビオスカ(指揮)
前作(MEPCD 004)のジュゼプ・ミル・イ・リュサ(1700頃-1764)に続き、カタル
ーニャの若々しい声楽アンサンブル、ラ・シャントリア(2008年デビュー)が世
に問う知られざるカタルーニャ・バロック教会音楽。トマス・ミランス・イ・
ゴダヨルはカタルーニャ(スペイン)のカネトに生まれ、バルセロナのコムテサ
宮(小王宮)礼拝堂楽長およびジロナ大聖堂楽長を務めた作曲家。
当ディスクにはボーナス・トラックとしてインタラクティヴ・オーディオヴィ
ジュアル・コンテンツが収録されている(CDプラス仕様)とのことですが、弊社
は動作の保証をいたしません。なにとぞご了承ください。




<LAUDA>
★国内代理店変更に伴う、代理店の在庫処分のご案内です。
先着で商品がなくなり次第、今回特価は終了となります。
1枚もの:¥880 2枚組:¥1080

LAU 001
冒険と魅惑の間に ドン・キホーテに関する音楽
不詳:冒険の騎士/ご婦人よ、あなたに会ってから
それほど強くあなたに会いたがる男は/どこにいるのですか、わが婦人よ
平民にはタマネギとパンが与えられ
カルロス・パティニョ(1600-1675):大事を成すには少なからぬ努力
ヘロニモ師:緑のミルテの木のそばで
セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1627):
大ティエント第4旋法(器楽)
マテオ・ロメロ(1575頃-1647):われを憐れみたまえ、主よ
ペドロ・ゲレロ(16世紀):おお、私の嘆きは大理石よりも堅く
マテオ・ロメロ:樹木や草花は
チャコン:サンチョ・パンサここにあり
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1648-1611):バビロンの川のほとりに
不詳:愛の力はしばしば
ジュアン・パウ・プジョル(1570-1626):愛よ、私は思うと/強き郷士ここに眠る
ラ・グランド・シャペル
セシル・ケンペナールス、ヘレン・アシュビー、ケイト・アシュビー(ソプラノ)
シツェ・ブワルダ(カンターテナー) エルヴェ・ラミー(テノール)
リーヴェン・テルモント(バス)
バルト・クン、ペーター・デ・クレルク(リコーダー)
マルティン・バウアー、ピート・ストリッカース(ビウエラ・デ・アルコ)
トム・デヴァーレ(ビオロン)
フィリップ・マルフェイト、ウィム・マーセーレ(ギター、テオルボ)
ハンネローレ・デヴァーレ(ハープ) ステファン・プジャン(打楽器)
アンヘル・レカセンス(指揮)
録音:2004年12月8-10日、メルセン(ベルギー)、聖ステファン教会
小説「ドン・キホーテ」の主人公の「脳内同時代」である1605年以前に作曲さ
れた音楽や古いバラード、また、彼の正体である本名アロンソ・キハノおよび
作者ミゲル・デ・セルバンテス(1547-1616)の時代の音楽で構成されたアルバム。

LAU 002
セルバンテスのためのレクィエム
[死者のための聖務;朝課]
単旋律聖歌:振り返りたまえ、主よ(アンティフォナ)
マテオ・ロメロ(1575頃-1647):主よ、御身の怒りの内に(詩篇6)
単旋律聖歌:御身の手は形作りたもうた(レクツィオIII)
マテオ・ロメロ:主よ、この世を裁きに来たもうとき(レスポンソリウムIII)
[死者のためのミサ]
マテオ・ロメロ:
死者のためのミサ から レクィエム・エテルナム(イントロイトゥス),キリエ
単旋律聖歌:
レクィエム・エテルナム
(グラドゥアーレ;"In memoria" 以降マテオ・ロメロ作曲)
われを放ちたまえ、主よ(トラクトゥス)
マテオ・ロメロ:死者のためのミサ から
ディエス・イレ(セクエンツィア),
ドミネ・イェズ・クリステ(オフェルトリウム;"Hostias" 以降単旋律聖歌),
サンクトゥス
単旋律聖歌:ベネディクトゥス
マテオ・ロメロ:死者のためのミサ から アニュス・デイ
単旋律聖歌:ルクス・エテルナ(コムニオ)
[葬儀式における免罪]
ペドロ・ルイモンテ(1656-1627):
ラザロを蘇らせし御方(レスポンソリウム)/わが罪を覚えたもうな(同)
伝マテオ・ロメロ:われを解き放ちたまえ、主よ(レスポンソリウム)
[死者の埋葬式]
ペドロ・ルイモンテ:深き淵より(詩篇129)
セバスティアン・ロペス・デ・ベラスコ(1584-1659):
御身は完璧に美し(モテット)
ラ・グランド・シャペル
ヘレン・アシュビー、ケイト・アシュビー、
エリン・マナハン=トマス(ソプラノ)
シツェ・ブワルダ、クリストファー・ケイル、
マシュー・ヴェナー(カンターテナー)
サイモン・デイヴィス、エルヴェ・ラミー、
ジョージ・プーリー(テノール)
ヤン・ファン・デル・クラッベン(バリトン) 
ベン・デイヴィス、マルク・パンテュス(バス)
アルノ・パドゥフ(コルネット[ツィンク])
オトマール・ガイスヴィンクラー、
ハンス・ペーター・ガイスヴィンクラー(サックバット)
イヴ・ベルタン(ファゴット) マルティン・バウアー(ビウエラ・デ・アルコ)
フィリップ・マルフェイト(テオルボ) トマ・ド・ピエルフュ(ビオロン)
スコラ・アンティクァ(単旋律聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・アセンシオ(指揮))
アンヘル・レカセンス(指揮)
録音:2005年2月、クエンカ(スペイン)、聖ミゲル教会
小説「ドン・キホーテ」の出版(1605)四百周年を記念して制作された、作者ミ
ゲル・デ・セルバンテス(1547-1616)の追悼企画盤。プログラムのメインは、
セルバンテスの死の年にスペイン王宮礼拝堂楽長を務めていた(在任:1598-1633)、
リエージュ(現ベルギー)生まれの作曲家ロメロの8声のレクィエム(死者のた
めのミサ)。

LAU 003
イカロスの飛翔 バロック的エロスに関する音楽
マヌエル・コレア(1600頃-1653):聞け、愛に生きる者たちよ
[蝋の翼]
不詳:何を私に助言するか、愛よ
[イカロス]
マテオ・ロメロ(1575頃-1647):幸福な思いよ
不詳:愛が殺すとはいえ
ジュアン・バプティスタ・カバニリェス(1644-1712):
左手のトッカータ第5旋法(器楽)
[太陽]
不詳:これは愛だ、経験者はわかっている
マヌエル・マチャド(1590頃-1646):イカロスは常に描かれた
[飛翔]
不詳:注意せよ、蝶よ
マヌエル・コレア:何のために命を惜しむのか?
ベルナルド・ムリリョ(17世紀):相手を変えるために、ヒラは
不詳:3つの小ヴァース第2旋法(器楽)/風は愛の神を目覚めさせず
セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):愛の飛翔
[墜落]
不詳:太陽は向こう見ずな翼を溶かし
ジュアン・バプティスタ・カバニリェス:
ティエント・デ・ファルサス第1旋法(器楽)
ラ・グランド・シャペル
アンネ・カンビエル、ケイト・アシュビー(ソプラノ)
シツェ・ブワルダ(カンターテナー) エルヴェ・ラミー(テノール)
パウ・ボルダス(バス)
バルト・クン、クン・ディールティーンス(リコーダー)
フレーク・ボルストラプ、ガイル・アン・シュレーダー、
ニコラス・ミルン(ビウエラ・デ・アルコ)
マルガレート・ウルクハルト(ビオロン)
ダヴィト・ファン・オーイェン(ギター、テオルボ)
ミシェル・クロード(打楽器)
アンヘル・レカセンス(指揮)
録音:2005年9月12-14日、アントワープ(ベルギー)、エルゼンフェルト、
聖母礼拝堂
ギリシャ神話に登場する人物、大工のダイダロスと息子イカロスはミノス王に
疑われ塔に幽閉されていたが、鳥の羽根を蝋(ろう)で固めて翼を作り塔から脱
出した。しかし、父親の忠告にもかかわらず高く昇り太陽に近づき過ぎたイカ
ロスの翼の蝋は溶け、海に墜落して死んでしまう。
当アルバムでは、イカロスの翼が男性の欲求に、太陽がその対象である女性に
喩えられ、17世紀スペイン・バロック音楽に表れた「生きる人間の欲求として
の愛」をテーマにプログラム構成されています。

LAU 004
ホセ・デ・ネブラ:証聖者の晩課 (教皇ではない)証聖者共通の晩課の再構成
ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):晩課のヴェルスス(入場;オルガン)
単旋律聖歌:神よ、来たりてわれを救いたまえ(開始の祈り)
単旋律聖歌:主よ、5タレントを(アンティフォナI)
ホセ・デ・ネブラ:
主は言われた(詩篇I;単旋律聖歌とポリフォニーの交互歌唱)(*)
単旋律聖歌:よきかな、善良なる僕よ(アンティフォナII)
不詳:われは御身をたたえん(詩篇II;ファルソボルドーネとオルガンの
交互演奏、第6ヴェルスス(オルガン)のみホセ・デ・ネブラ作曲)
単旋律聖歌:忠実にして聡明なる僕(アンティフォナIII)
ホセ・デ・ネブラ:
主を畏れる者は幸いなり(詩篇III;単旋律聖歌とポリフォニーの交互歌唱)
単旋律聖歌:僕は幸いなり(アンティフォナIV)
不詳:僕らよ、主をたたえよ(詩篇IV;単旋律聖歌とオルガンの交互演奏、
第8ヴェルスス(オルガン)のみホセ・デ・ネブラ作曲)
単旋律聖歌:御身の髪は(アンティフォナV)
ホセ・デ・ネブラ:
主をたたえよ(詩篇V;単旋律聖歌とポリフォニーの交互歌唱)(*)
単旋律聖歌:これなる証聖者は(ヒムヌス)
単旋律聖歌:この世を軽んずるこの者は(マニフィカトへのアンティフォナ)
ホセ・デ・ネブラ:マニフィカト(単旋律聖歌とポリフォニーの交互歌唱)
単旋律聖歌:主をたたえよ[Benedicamus Domino]
ホセ・デ・ネブラ:われは信ず(詩篇;単旋律聖歌とポリフォニーの交互歌唱)
ラ・グランド・シャペル
アンネ・カンビエル(ソプラノ) 
ティモシー・トラヴァーズ=ブラウン(カンターテナー)
ニコラス・マルロイ(テノール) ジョナサン・ブラウン(バス)
ヘルマン・スティンダース(オルガン)
スコラ・アンティクァ(単旋律聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・アセンシオ(指揮))
アンヘル・レカセンス(指揮)
録音:2006年6月3-5日、アントワープ(ベルギー)、エルゼンフェルト、
聖母礼拝堂
ホセ・デ・ネブラはマドリードの王宮礼拝堂首席オルガニストを務めた18世紀
中盤のスペインを代表する作曲家。オペラ等の舞台作品で成功を収めましたが、
1734年の王宮の火災による所蔵楽譜の大量焼失後、教会音楽に専念しました。
当アルバムでは、ネブラが無伴奏4声という小編成のために作曲したユニーク
な曲集「聖人共通晩課および聖母晩課」(1759)の収録曲をもとに一つの晩課を
再構成。(*)以外のネブラの作品は世界初録音。証聖者とは殉教者以外の聖人
を指します。

LAU 005
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ(1722-1787):器楽カンシオン集
「全音階・半音階的に和声付けられた音楽」(1751)から カンシオン
第6旋法第6番,第4旋法第4番,ハ長調第1番,ハ短調第7番,
ト長調第1番,ホ短調第1番,ホ長調第5番,第1旋法第1番,
ヘ長調第3番,ヘ長調第2番,ハ短調第6番,ト短調第7番,
ロ長調第2番,ヘ長調第1番,ロ長調第1番,ロ短調第6番,
ニ長調第2番,ホ長調第6番,第5旋法第5番,ヘ長調第5番,
第6旋法第6番
ラ・グランド・シャペル
アントワーヌ・トルンチク、クレマンティーヌ・ユモー(バロックオーボエ)
クロード・モーリー、カミーユ・ルロワ(ナチュラルホルン)
イヴ・ベルタン(ファゴット) ジョナサン・ルビン(テオルボ)
デイヴィッド・シンクレア(ビオロン)
アンヘル・レカセンス(アーティスティック・ディレクター)
録音:2006年2月5-8日、パリ、ドイツ福音教会
ロドリゲス・デ・イタはマドリード生まれの進歩的な作曲家・理論家。パレン
シア大聖堂、マドリードの王立エンカルナシオン修道院の楽長を務めました。
「全音階・半音階的に和声付けられた音楽(Escala diatonico-chromatico-
enharmonica)」(通称「シャリュモーのための曲集(Libro para las chirimias)」)
は、彼がパレンシア大聖堂楽長を務めていた時期に5つの楽器と低音のために
書いたカンシオン(カンツォーナ、つまり楽器による「歌」)集で、旋法・調性
別にまとめられています。当アルバムではフランスの管楽器奏者による、まさ
に歌うような演奏を楽しめます。

LAU 006
華麗なる色事師 ドン・フアンの伝説に関する音楽
クリストバル・ガラン(1620頃-1684):海はトロイとなる
フアン・イダルゴ(1614頃-1685):甘美なナイチンゲール
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575頃-1647):
第2旋法と4つのフーガ(器楽)
フアン・イダルゴ(1614頃-1685):華麗なる色事師
マヌエル・エグエス(1657-1729):名前を持たない男
ベルナルド・ムリリョ(17世紀):セビリャが声を上げて私を呼ぶ!
不詳:アミンタがさらに美しく現れる
クリストバル・ガラン:誰も嘆かせるな
ジャン・ド・マック(1548/50?-1614):
コンソナンツェ・ストラヴァガンティ(器楽)
マヌエル・コレア(1600頃-1653)?:
信用してよいものか!/新しいエネアスの言葉
不詳:花たちよ、二羽のナイチンゲールの歌をお聞きなさい/村の舞踏会に
フアン・イダルゴ:静かに、ゆっくりと
クリストバル:ガラン:彼は何と甘美に傷付けることか!/ディエス・イレ(*)
ラ・グランド・シャペル
シリル・ジェルステナーベル、マリサ・マルティンス(ソプラノ)
シャビエ・サバタ(カウンターテナー) イアン・ハニーマン(テノール)
ジョナサン・ブラウン(バス)
グレース・ダヴィドソン(ソプラノ(*)) 
ティモシー・トラヴァーズ(テノール(*))
ニコラス・マルロイ(バス(*))
ミラ・グロデアヌ、ホルレン・ベガ・ガルシア(ヴァイオリン)
ライナー・ツィパーリング、エマヌエル・バルサ(ビウエラ・デ・アルコ)
マルガレート・ウルクハルト(ビオロン)
バルト・クン、クン・ディールティーンス(リコーダー)
シメン・ファン・メヘレン、ヨースト・スウィンケルス、
アダム・ウルフ(サクバット)
ハビエル・サフラ(ファゴット) マティアス・シュペーター(アーチリュート)
ウィム・マセーレ(ギター、テオルボ) ミシェル・クロード(打楽器)
ヘルマン・スティンダース(チェンバロ、オルガン)
アンヘル・レカセンス(指揮)
録音:2007年1月28-30日、ゲント(ベルギー)、
フレリック・レウヴェン・ゲント・マネージメント・スクールの礼拝堂
モーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」の台本を書くにあたってダ・ポ
ンテが参照したとされる、スペインの伝説上の放蕩貴族ドン・フアンを主人公
とするティルソ・デ・モリナ(1579-1648)作の戯曲『セビーリャの色事師と石
の招客』(1630)からテキストを採った声楽曲を中心に構成されたアルバム。

LAU 007
ジュアン・パウ・プジョル:聖体のための音楽
キリスト聖体祭の行列と終課の再構成
[聖体行列]
ジュアン・パウ・プジョル(1570-1626):
お母さん、恋人が(ビリャンシコ;器楽)/皇太子が(ビリャンシコ)
単旋律聖歌:パンは唯一なり(レスポンソリウム)
セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1627)/
フアン・ナバロ(1530頃-1580):歌え、舌よ[パンジェ・リングァ](ヒムヌス)
ジュアン・パウ・プジョル:
荘厳なる祭に(ヒムヌス)/もしも命のパンから(ビリャンシコ)
[終課]
単旋律聖歌:
われらを導きたまえ、神よ
神よ、来たりてわれを救いたまえ(開始のヴェルスス)/われを憐れみたまえ
ジュアン・パウ・プジョル:
私が彼を呼びしとき(第1の詩篇;詩篇4)
御身に、主よ、われは信を置く(第2の詩篇;詩篇30)
至高の助けとともに住まう者は(第3の詩篇;詩篇90)
見よ、今こそ主を祝福せよ(第4の詩篇;詩篇133)
聖書朗読:御身はわれらとともにあり、主よ
ジュアン・パウ・プジョル:
御身の手に(小レスポンソリウム)/日の終わる前に(ヒムヌス)
単旋律聖歌:
われらを守りたまえ、主よ/われらを救いたまえ、主よ(アンティフォナ)
ジュアン・パウ・プジョル:
今こそ行かせたまえ(シメオンのカンティクム)/主に祝福あれ
天の元后(アンティフォナ)
[聖体行列]
ジュアン・パウ・プジョル:
傷付いた愛の炎(ビリャンシコ)/エルサレムよ、主をたたえよ(詩篇147)
ラ・グランド・シャペル
マリア・ルス・アルバレス、アンナ・デニス、
キャサリン・フュージ(ソプラノ)
デイヴィッド・オールソップ、
ガブリエル・ディアス・クエスタ(カウンターテナー)
ニコラス・マルロイ、デイヴィッド・マンダーロー(テノール)
ジョナサン・ブラウン(バス)
ジェイミー・サヴァン(コルネット[ツィンク])
バルト・クン、クン・ディールティーンス(リコーダー)
シメン・ファン・メヘレン、アダム・ウルフ(サックバット)
ハビエル・サフラ(ファゴット) エリヒオ・キンテイロ(ギター、テオルボ)
ニコラス・ミルン(ビウエラ・デ・アルコ) 
ミリアム・シャリンスキー(ヴァイオリン)
ジョイ・スミス(ダブルハープ) ダビド・マヨラル(打楽器)
ヘルマン・スティンダース(オルガン)
スコラ・アンティクァ(単旋律聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・アセンシオ(指揮))
アルベルト・レカセンス(指揮)
録音:2008年1月24-26日、アントワープ(ベルギー)、エルゼンフェルト、
聖母礼拝堂
イエス・キリストが最後の晩餐においてパンを「わが体なり」、ぶどう酒を
「わが血なり」と弟子たちに示したことを記念する聖体祭。カトリックでは神
輿にも似た聖体行列が行われ、司祭や信者が町を行進します。このアルバムで
は、ジュアン・パウ・プジョルの作品を中心とした終課の音楽の前後に民衆的
な行列の歌(ビリャンシコ)に置く構成がとられています。
タラゴナ、サラゴサ、バルセロナの大聖堂楽長を務めたカタルーニャの作曲家
プジョルは、スペイン音楽におけるルネサンスとバロックの橋渡し的存在。

LAU 008
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル:死者のための聖務曲集
単旋律聖歌:主よ、わが唇を開きたまえ(開始のヴェルスス)
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル(1730-1809):
神よ、万物は御身のために生きる(インヴィタトリオ)
来たれ、主に向いて歓呼せよ(詩篇94)
単旋律聖歌:
導きたまえ、主よ(アンティフォナ)/わが言葉を聞きたまえ、主よ(詩篇5)
振り返りたまえ、主よ(アンティフォナ)
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル:主よ、御身の怒りの内に(詩篇6)
単旋律聖歌:奪わぬように/わが神なる主よ(詩篇7;ファルソボルドーネ)
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル:
われを許したまえ、主よ(レクツィオI)
単旋律聖歌:われは信ず、わが救い主の生けるを(レスポンソリウム)
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル:萎えしわが魂は(レクツィオII)
単旋律聖歌:ラザロを蘇らせし御方(レスポンソリウム)
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル:ディエス・イレ
ラ・グランド・シャペル
シリル・ジェルステナーベル、アンナ・デニス(ソプラノ)
ロバート・オグデン、ガブリエル・ディアス・クエスタ(カウンターテナー)
ジェイムズ・オクスリー、デイヴィッド・マンダーロー(テノール)
ジョナサン・ブラウン、ジャン=バティスト・デュモラ(バス)
リデウェイ・ファン・デル・フォールト、ユディト・ステーンブリンク、
デイヴィッド・ウィッシュ、サラ・マリー・デ・コルソ(ヴァイオリン)
リヒテ・ファン・デル・メール(チェロ) 
エクトル・カスティリョ(ヴィオローネ)
フランク・テュンス、シャルル・ゼブリー(フルート)
エルウィン・ウィエリンガ、アンネケ・スコット(トランペット)
バルバラ・セラ(ファゴット) 
ヘルマン・スティンダース(ポシティヴ・オルガン)
スコラ・アンティクァ(単旋律聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・アセンシオ(指揮))
アルベルト・レカセンス(指揮)
録音:2008年2月19-20日、マドリード国立音楽堂室内楽ホール
ガルシア・ファヘルはイタリアで学びオペラで成功を収めたのち帰国、1756年
から亡くなるまで50年以上に渡ってサラゴサ大聖堂楽長を務めました。当時の
スペインの作曲家としては珍しく、彼は楽長就任以降ほとんど教会用の音楽し
か書きませんでした。この「死者のための聖務曲集」の楽譜はメキシコのグア
ダルーペのバジリカ教会に保管されていたもので、これが世界初録音。ここで
は単旋律聖歌を加えた死者のための聖務が再構成されています。

LAU 009
ロドリゲス・デ・イタ:ミサ「おお、栄光に満てる聖母」
聖母被昇天ミサ(1771)の再構成
[聖母行列]
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ(1722-1787):
カンシオン第1旋法第1番 No.[58](開始;器楽)
単旋律聖歌:おお、栄光に満てる聖母
[ミサ]
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ:
ミサ「おお、栄光に満てる聖母」 から キリエ,グローリア
カンシオン第2旋法第2番 No.[2](使徒書簡朗読箇所;器楽)
単旋律聖歌:
祝福と尊敬あれ(グラドゥアーレ)
アレルヤ、聖母マリアは恵まれたり(アレルヤ)
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ:
カンシオン イ短調第5番 No.[48](福音書朗読箇所;器楽)
ミサ「おお、栄光に満てる聖母」 から クレド
単旋律聖歌:幸いなり、聖母マリア(オフェルトリウム)
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ:カンシオン ハ短調第5番 No.[13]
単旋律聖歌:いつの世までも、永遠に(序唱)
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ:
ミサ「おお、栄光に満てる聖母」 から サンクトゥス
カンシオン ト短調第6番 No.[42](エレヴァツィオーネ;器楽)
ミサ「おお、栄光に満てる聖母」 から アニュス・デイ
単旋律聖歌:聖母の御子宮に祝福あれ(コムニオ)
[聖母行列]
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ:
カンシオン ト短調第4番 No.[40](開始;器楽)
単旋律聖歌:聖母マリアのリタニア(ファルソボルドーネ付き)
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ:サルヴェ・レジナ
ラ・グランド・シャペル
キャサリン・フュージ(ソプラノ)
デイヴィッド・オルソップ、
ティモシー・トラヴァーズ=ブラウン(カウンターテナー)
サイモン・ウォール(テノール)
オリヴィア・ロビンソン(ソプラノ) マシュー・ヴェナー(カウンターテナー)
トマス・ホッブズ(テノール) ジョナサン・ブラウス(バス)
ロレンツォ・コリット、ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン)
リヒテ・ファン・デル・メール(チェロ) 
ロベルト・フラネンベルグ(ヴィオローネ)
フランセス・ノーブリー、レイチェル・バルドック(オーボエ)
エルウィン・ウィオリンガ、ヘイス・ラスーレ(トランペット)
マルガレート・ボンヘルス(ファゴット) 
ヘルマン・スティンダース(ポジティヴ・オルガン)
スコラ・アンティクァ(単旋律聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・アセンシオ(指揮))
アルベルト・レカセンス(指揮)
録音:2007年9月23-24日、サフラ(スペイン)、聖シプリアノ教会
聖母マリアが死後に霊魂も肉体も伴い天に上げられたことを記念する聖母被昇
天祭(8月15日)。カトリック諸国では聖母像等を掲げた行列が行われ、特にス
ペインでのその熱のこもった光景はマスコミにもたびたび登場しています。ロ
ドリゲス・デ・イタはマドリード生まれの進歩的な作曲家・理論家。パレンシ
ア大聖堂、マドリードの王立エンカルナシオン修道院の楽長を務めました。彼
は教会で楽師たちが演奏する器楽曲も多く書いており、当録音でもその中から
カンシオン(カンツォーナ)が演奏されています。

LAU 010 2枚組
クリストバル・ガラン(1625頃-1684):魂の歌 ラテン語とスペイン語の作品集
【CD 1:ラテン語の作品】
主をほめたたえよ[Laudate Dominum](詩篇;8声)
天の星[Stella coeli](聖母のためのモテット;8声)
めでたし、元后[Salve Regina](アンティフォナ;5声)
悲しみの聖母[Stabat Mater](セクエンツィア;8声)
めでたし、聖なるマリア[Ave sanctissima Maria](聖母のモテット;8声)
クレゴリオ聖歌による作品 第1旋法[Orba de lleno de primer tono]
(フアン・デル・バド(1625頃-1691)作曲;器楽)
記憶しないでください[Ne recorderis](死者のためのレスポンソリウム;4声)
私は信じた[Credidi](詩篇;8声)
私は私の父のもとへ昇る[Ascendo ad Patrem meun]
(被昇天のためのレシポンソリウム;8声)
【CD 2:スペイン語の作品】
天上界のケルビムよ![Querubes de la impirea]
(聖体の秘蹟のビリャンシコ;8声)
勇敢な恋する男に[Al valiente enamorado](聖体の秘蹟のハカラ;8声)
愛の矢を飛ばせ[Vuele la flecha!](聖母被昇天の独唱曲)
二つの意味を聞け[Oigan a dos sentidos](聖体の秘蹟のビリャンシコ;8声)
太陽の最も美しい娘よ![Bellisima hija del sol!]
(無原罪懐胎の二重唱と四重唱)
蝶よ、飛んで火に入るな![Mariposa, no corras al fuego!]
(聖体の秘蹟のトナダ;独唱)
聞け、木々よ、聞け、獣らよ![Oid troncos, oid, fieras!]
(聖体の秘蹟のビリャンシコ;8声)
フェニックス、愛の炎の中に[Fenix, que en llamas de amor]
(キリスト生誕のトノ;4声)
おべっかつかいの泉[Fuentecillas lisonjeras](聖体の秘蹟の二重唱)
愛するために生きること[Vivir para amar](聖体の秘蹟のビリャンシコ;3声)
感覚の毒[Veneno de los sentidos](トノ・ウマノ;二重唱)
最も美しい光に[A la luz mas hermosa](聖体の秘蹟の独唱曲)
恐れるな、疑うな[No temas, no receles](レスポンシオン・ヘネラル;8声)
ラ・グランド・シャペル
マリア・エウジェニア・ボシュ、アンナ・デニス、マリス・パボン、
カミーユ・ヘスケス(ソプラノ)
ロサ・ドミンゲス、ジョアナ・トメ(メゾソプラノ)
ガブリエル・ディアス・クエスタ、デイヴィッド・オルソップ、
ダニエル・コリンズ(カウンターテナー)
ニコラス・マルロイ、サイモン・ウォール、
ヘラルド・ロペス・ガメス(テノール)
ブノワ・アルヌール、ヘスス・ガルシア・アレフラ(バス)
ビャッテ・アイケ、ペーター・シュピスキー(ヴァイオリン)
ニコラス・ミルン(ビウエラ・デ・アルコ) バルバラ・セラ(ファゴット)
エリヒオ・キンテイロ(テオルボ) ジョシュア・チーザム(ヴィオローネ)
シオバン・アームストロング(ハープ)
ヘルマン・スティンダース(ポシティヴ・オルガン)
スコラ・アンティクァ(グレゴリオ聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・アセンシオ(指揮))
アルベルト・レカセンス(指揮)
録音:2009年10月25-26日、2010年1月24-26日、クエンカ(スペイン)、
聖ミゲル教会
クリストバル・ガランはセゴビア大聖堂楽長、マドリードのデスカルサル・デ
アレス修道院楽長、王宮礼拝堂楽長等を務めたスペインの作曲家。スペイン・
バロックの作曲家の例にもれず彼の作品の多くが王宮の火災により失われまし
たが、残された教会音楽や世俗声楽曲を入念に研究した上で録音された当盤は、
人気作曲家であった彼の実力をじゅうぶんに伝えるものとなっています。全収
録曲が世界初録音。

LAU 011
フアン・ガルシア・サラサル(1639-1710):枝の主日のための音楽
サモラの枝の主日の行列とミサの再構成
《棕櫚の聖別》
私を清めてください[Asperges me](アンティフォナ)
ダヴィデの息子にホサナ[Hosanna Filio David]
(アンティフォナ;グレゴリオ聖歌)
《棕櫚の配布》
ヘブライの子らは[Pueri Hebraeorum](アンティフォナ;8声)
《行列》
エルサレムに着き[Cum appropinquaret](アンティフォナ;グレゴリオ聖歌)
《教会の門の前に》
栄光、称賛[Gloria laus](ヒムヌス;8声)
《教会内の行列》
主が聖都に入られたとき[Ingrediente Domino](レスポンソリウム;8声)-
民が聞いたとき[Cum audissent populus](グレゴリオ聖歌)
クレゴリオ聖歌による作品 第1旋法[Orba de lleno de primer tono]
(アントニオ・ブロカルテ(1629-1696)作曲)
《ミサ》
主よ、離れないでください[Domine, ne longe facias](グレゴリオ聖歌)
ミサ第8旋法(4声)から キリエ[Kyrie de la Misa de octavo tono]
あなたは私の友となる[Vos amici mei](使徒書簡;4声)
マタイ受難曲[Passio Domini nostri Jesu Christi secundum Matthaerum]
(福音書;4声)
キリストは私たちのために[Christus factus est](オフェルトリウム;4声)
ミサ第8旋法(4声)から サンクトゥス[Sanctus de la Misa de octavo tono]-
ベネディクトゥス[Benedictus](グレゴリオ聖歌)
平和を与えてください、主よ[Da pacem, Domine](聖体奉挙;4声;器楽)
ミサ第8旋法(4声)から アニュス・デイ
[Agnus Dei de la Misa de octavo tono]
父よ、もしも[Pater, si non potest](コムニオン;グレゴリオ聖歌)
私たちは主を祝う[Benedicamus Domino]
(ポストコムニオン;グレゴリオ聖歌)-
天の都、エルサレム[Caelestis urbs Ierusalem](4声;器楽)
《晩課》
王の御旗は進む[Vexilla regis]
(ヒムヌス;4声、グレゴリオ聖歌との交代歌唱)
《ボーナス・トラック》
マリア・マグダレーナ[Maria Magdalena](モテット;4声)
ラ・グランド・シャペル
ロビン・タイソン、
ガブリエル・ディアス・クエスタ(カウンターテナー;ソプラノ声部)
ダニエル・コリンズ、オーウェン・ウィレッツ(カウンターテナー;アルト声部)
ジェイムズ・オクスリー、サイモン・ウォール(テノール)
マシュー・ベイカー、ニック・パーフェクト(バス)
ゲープハルト・ダーヴィト(コルネット) 
ベルンハルト・オルトナー(アルトサックバット)
ハンス・ペーター・ガイスヴィンクラー(テナーサックバット)
バルバラ・セラ(ファゴット) シオバン・アームストロング(ハープ)
ヘルマン・スティンダース(ポシティヴ・オルガン)
スコラ・アンティクァ(グレゴリオ聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・アセンシオ(指揮))
アルベルト・レカセンス(指揮)
録音:2010年3月14-15日、バリャドリド(スペイン)、
ミゲル・デリベス文化センター
フアン・ガルシア・サラサルは1668年から没するまで42年の長きにわたってス
ペインのサモラ大聖堂楽長を務めた作曲家。バロック時代にありながら前時代
的な作風の教会音楽を数多く書きました。当盤では復活祭の一週間前の日曜日
(聖週間の初日)、棕櫚(しゅろ)の枝を聖別する枝の主日(受難の主日)の祝祭音
楽が再構成されています。「マタイ受難曲」の演奏時間は約24分。全収録曲が
世界初録音。




<PRO MUSICA CAMERATA>
PMC 4151 11枚組 ¥2680
※代理店入荷分の数量限定特価商品です。先着で無くなり次第終了となります。
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲全集
第9番変ホ長調「ジュノム」K.271/第14番変ホ長調 K.449
第11番ヘ長調 K.413/第15番変ロ長調 K.450/第19番ヘ長調 K.459
第25番ハ長調 K.503/第26番ニ長調「戴冠式」K.537/ロンド イ長調 K.386
第12番イ長調 K.414/第13番ハ長調 K.415/第21番ハ長調 K.467
第5番ニ長調 K.175/第10番(2台のピアノのための)変ホ長調 K.365(*)
第7番(3台のピアノのための)ヘ長調「ロドロン」K.242(*/+)
第22番変ホ長調 K.482/第24番ハ短調 K.491/ロンド ニ長調 K.382
第6番変ロ長調 K.238/第20番ニ短調 K.466/第23番イ長調 K.488
第8番ハ長調 K.264「リュツォウ」/第16番ニ長調 K.451/第17番ト長調 K.453
第18番変ロ長調 K.456/第27番変ロ長調 K.595
第1番へ長調 K.37/第2番変ロ長調 K.39/第3番ニ長調 K.40
第4番ト長調 K.41
ニ長調 K.107 No.1/ト長調 K.107 No.2/変ホ長調 K.107 No.3
ヴィヴィアナ・ソフロニツキ(フォルテピアノ)
リンダ・ニコルソン(フォルテピアノ(*))
マリオ・アシュナウアー(フォルテピアノ(+))
ムジケ・アンティケ・コレギウム・ヴァルソヴィエンセ
タデウシュ・カロラク(指揮)
録音:2004-2006年、ワルシャワ
使用楽器:ポール・マクナルティ製(モデル:1795年頃、ワルター製)
ロシアの大ピアニスト、ウラディーミル・ソフロニツキー(1901-1961)の娘ヴィ
ヴィアナは、モスクワ音楽院ピアノ科を卒業後オランダの王立ハーグ音楽院で
チェンバロと時代ピアノを学びました。
ムジケ・アンティケ・コレギウム・ヴァルソヴィエンセは1957年、古楽を演奏
するポーランドで最初の声楽・器楽アンサンブルとして創設され、奏者たちは
1961年、ワルシャワ室内歌劇場の創設メンバーも兼ねました。当初はモダーン
楽器を使用していましたが、1991年以降はピリオド楽器を専門としています。
タデウシュ・カロラク(1954年生まれ)は2003年よりムジケ・アンティケ・コレギ
ウム・ヴァルソヴィエンセとワルシャワ室内歌劇場の指揮者を兼任しています。





<GANSER & HANKE>
770966-2 ¥1550
ニック・ムンロ(編纂、編曲、歌詞編集):
世紀のコンサート オペラ200年の大ヒット曲の数々を合唱で
第1部:おお…!どれほどあてにならない?-ワルツの拍子で(17曲)
第2部:この日に万歳「ディーデルドゥム」(22曲)
第3部:責め苦!責め苦!(お前は消える…)-少し物憂げに(22曲)
第4部:勝利の行進だ行進だ!(19曲)
オペラ・ヴィーヴァ合唱団
ニック・ムンロ・スタジオ=シンオーケストラ
ロンドン・ストリングス(弦楽合奏)
ヘルムート・ヴォルンスベッヒャー(指揮)
録音:ヴォクス=クラングスタジオ、ベンデスドルフ、ドイツ
ムンロスタジオ、ハンブルク、ドイツ
CBS・レコーディング・スタジオ、ロンドン、イギリス 時期の記載なし
有名なオペラの聴きどころをすべて合唱メドレーで歌ってしまおうという好企
画。




<FABIAN RECORDS>
FABIAN-CD 7132 ¥2080
オーストリアの歴史的オルガン
不詳:ブクスハイム・オルガン曲集 から
Christus surrexit/Pange lingua/Christ ist erstanden/Annabassana
パウル・ホーフハイマー(1459-1537):Mein einigs A
ハインリヒ・イザーク(1450頃-1517):
Tristitia vestra/Innsbruck, ich muss dich lassen/Nil n'est plasier
不詳:ルブリンのヤンのタブラチュア から La Guerra
録音:2009年6月28日、宮廷教会、インスブルック
使用楽器:1561年、イェルク・エーベルト製
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(1616-1667):
トッカータ第19番/カプリッチョ第1番/リチェルカーレ第7番
ファンタジア第8番/トッカータ第23番/トッカータ第22番
録音:2007年10月2日、参事会教会、クロスターノイブルク
使用楽器:1642年、ヨハン・ゲオルク・フロイント製
ゲオルク・ムッファト(1653-1704):チャコナ[シャコンヌ]
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):ファンタジア
クリスティアン・エールバッハ(1568頃-1635):トッカータ第12番
録音:2004年11月16日、聖ファイト教区教会
使用楽器:1698年、クリストフ・エーゲダッハー製?
クリスティアン・エールバッハ:
イントロイトゥス第1旋法/エレヴァツィオーネによるファンタジア
ファンタジア第1旋法/ファンタジア・グラマティカ/カンツォーナ第6旋法
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー:半音階的カプリッチョ
ゲオルク・ムッファト:トッカータ第1番
録音:2011年9月、参事会教会、シュレーグル
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)

FABIAN-CD 7133 ¥2080
北方の歴史的オルガン
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1582-1621):
トッカータ ニ短調/Allein Gott in der Höh sei Ehr/こだま
ヨハン・ニコラウス・ハンフ(1665-1712):
Wa Gott nicht mit uns diese Zeit/Mit mir Gottes Gute preisen
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:
3声のトッカータ ト長調/O Gott, du unser Vater bist
3声のトッカータ ヘ長調
ヴィンツェント・リューベック(1654-1740):前奏曲ニ短調
録音:2007年11月4日、聖ヤコビ教会、リューベック、ドイツ
使用楽器:小オルガン、1500年頃、製作者不詳、ゴシック
1636-1637年、フリードリヒ・シュウテルヴァーゲン改修
(1977-1978年、ヒンデブラント兄弟オルガン工房復元)
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
Herr Jesu Christ, ich weiss gar wohl/Nun bitten wir dem Heiligen Geist
Wir danken dir, Herr Jesu Christ
ヴィンツェント・リューベック:前奏曲ハ長調
録音:2006年7月30日、聖ヤコビ教会、ハンブルク
使用楽器:1588-1592年、ハンス・シェーラー製(1605-1607、その息子により継続)
1635年、ゴットフリート・フリッチェ改修/1693年、アルプ・シュニトガー改修
1760-1761年、ヨハン・ヤコプ・レーネルト改修
(1990-1993年、ユルゲン・アーレント復元)
ザムエル・シャイト(1587-1654):詩篇「Da Jesus an dem Kreutze stund」
録音:2004年10月23日、聖ヤコビ教会、リューディングヴォルト、ドイツ
使用楽器:1598-1599年、アントニウス・ヴィルデ製
1682-1683年、アルプ・シュニトガー改修
(1981-1982年、ユルゲン・アーレント復元)
ディートリヒ・ブクステフーデ:
Ach Herr, mich arman Sunder/Erhalt uns, Herr, bei deinem Wort
Jesus Christus, unser Heiland/Nun komm, der Heiden Heiland
フェルディナント・ツェルベル(1689-1765):前奏曲ヘ長調
不詳(17世紀、ウプサラ;A・デューベン?):Nun komm, der Heiden Heiland
ヴィンツェント・リューベック:前奏曲ト長調
録音:2008年8月8日、レーヴスタブルーク城内教会、スウェーデン
使用楽器:1725-1728年、ヨハン・ニクラス・カーマン製
(1963-1964年、マルクッセン復元/
2006年、マッツ・アーヴィドソン・オルガン工房復元)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)

FABIAN-CD 3001 2枚組 ¥4050
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー オルガン即興演奏集 Vol.2
「Magne Pater Augustine」による
録音:2004年、ブルックナー音楽祭、
聖フローリアン教会、リンツ、オーストリア
使用楽器:1951年復元、ブルックナー・オルガン
「Wie schon leuchtet der Morgenstern」による即興演奏
録音:1977年、ハンスラッハ・アン・デア・ミュール、オーストリア
使用楽器:1972年、リードル製
A.H.(=アントン・ハイラー)による幻想曲
録音:2002年、修道院内教会、ソレ、デンマーク
使用楽器:1948年、P・G・アンナセン製
「Wer nur den lieben Gott lasst walten」による即興演奏
録音:2005年、フライベルク大聖堂、ドイツ
使用楽器:小オルガン、1719年、ジルバーマン製
「Nun komm, der Heiden Heiland」による即興演奏
録音:2005年、フライベルク大聖堂、ドイツ
使用楽器:大オルガン、1714年、ジルバーマン製
「Straf mich nicht in deinem Zorn」による即興演奏
録音:2003年、パッサウ大聖堂
使用楽器:1928年、シュタインマイヤー製(1980、1993年、アイゼンバルト復元)
「Der Mond ist aufgegangen」による即興演奏
録音:004年、ブルックナー音楽祭、聖フローリアン教会、リンツ、オーストリア
使用楽器:1951年復元、ブルックナー・オルガン
「Nun komm, der Heiden Heiland」による即興演奏
録音:2008年12月、ローゼンハイム、ドイツ
使用楽器:2008年、ライル精
「Ach wie fluchtig」による死の舞踏
「Wachet auf, ruft uns die Stimme」による即興演奏
録音:2005年11月、カトリック旧宮廷教会、ドレスデン、ドイツ
使用楽器:1750年、ジルバーマン製
「Ave maris stella」による即興演奏
録音:1998年10月、ズラター・コルナ、チェコ
使用楽器:1690年、スタルク製
1890年、バート・イシュルにおける大公妃マリー=ヴァレリーの婚礼の際に
ブルックナーが行った即興演奏のためのスケッチによる即興演奏
録音:1996年7月、ブルックナー没後100年記念演奏会、
グロスミュンスター(大聖堂)、チューリヒ、スイス
使用楽器:1958年、メツラー製
「Ein feste Burg ist unser Gott」による即興演奏
録音:2009年3月、ルターシュタット・ヴィッテンベルク城内教会、ドイツ
使用楽器:1864年、ラーデガスト製(1994年、オイレ復元)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)




<STRADIVARIUS>
STR 33876 \1850
エンニオ・モリコーネ:レンマ クラシカル作品集
エンニオ・モリコーネ(1928-):
補説(2つのクラリネットと2つのピアノのための;1995-1996)
仮定(クラリネットとピアノのための;1995-1996)
アンドレア・モリコーネ(1964-):
跡(クラリネットとピアノのための;1995-1996)
エンニオ・モリコーネ:
研究5(カタログ)(ピアノのための;2000)
波のように(バスクラリネットのための;2005)
反射(チェロのための3つの小品;1995-1996)
生きている(弦楽三重奏のための;2001)
A.L.P. 1928(弦楽四重奏のための;1996)
ヴィオレッタの変容(クラリネットと弦楽四重奏のための;2001)
ロッコ・パリージ(クラリネット、バスクラリネット)
アンドレア・ノフェリーニ(チェロ)
ガブリエーレ・ロータ(ピアノ)
ノフェリーニ弦楽四重奏曲
エンニオ・モリコーネといえば映画ファンなら知らない人はいない映画音楽の
巨匠ですが、彼はローマの聖チェチーリア音楽院でゴッフレード・ペトラッシ
(1904-2003)に師事したクラシカル音楽(当初はいわゆる前衛音楽)の作曲家とい
う顔も持っています。アンドレアは彼の息子で、映画音楽・クラシカル音楽の
作曲家および指揮者。全曲が世界初録音と表示されています。

STR 33909 \1850
アレッサンドロ・ソルビアーティ(1956-):ピアノ作品集
ソナタ第2番(2005)/間奏曲集(2000-2006)
祭(2007)/波のように(四手連弾のための;1981/2002)
エマヌエーラ・ピエモンティ、アルフォンソ・アルベルティ(ピアノ)




<EMEC>
E 100/1 2枚組 ¥3150
ルイス・デ・ナルバエス(1503/1505頃-1555/1560):
「デルフィンのビウエラ曲集」(全6巻;1538)
[第1巻] ファンタジア第1番-第8番
[第2巻] ファンタジア第9番-第14番
[第3巻]
ジョスカン・デプレの「ミサ フェラーラ公エルコレ」のサンクトゥスとホザ
ンナ
ジョスカン・デプレの「ミサ フェザン・ルグレ」のサンクトゥスとホザンナ
ジョスカン・デプレの「フーガによるミサ」のクム・サンクト・スピリト
カンシオン第1番(ジョスカン・デプレの「千々の悲しみ(皇帝の歌)」)
カンシオン第2番-第3番(ゴンベールによる)
カンシオン第4番(リシャフォールの「Je veux laysser melancolie」)
[第4番]
「おお、栄光の聖母」による6つのディフェレンシア
「厳かな犠牲」による5つのディフェレンシア
[第5巻]
「クラロス伯爵」による22のディフェレンシア
「私の牛の見張りをしておくれ」による4つのディフェレンシア
「私の牛の見張りをしておくれ」による3つのディフェレンシア/対位法のバス
[第6巻](*)
ラミロ王は席につかれた(ロマンセ)/モーロの王は散策していた(ロマンセ)
「Si tantos halcones」(ビリャンシコ)による3つのディフェレンシア
「Y la mi cinta dorada」(ビリャンシコ)による6つのディフェレンシア
La bella mal maridada(ビリャンシコ)/何を使って洗いましょう(ビリャンシコ)
Arded, corazon, arded(ビリャンシコ)
アグスティン・マルリ(ギター)
マルタ・インファンテ(メゾソプラノ(*))
録音:データ未詳
グラナダに生まれ、スペイン王太子フェリペ(後の国王フェリペ2世)に仕えたビ
ウエラ奏者・作曲家ルイス・デ・ナルバエスがバリャドリドで出版した曲集
(「デルフィン」とは「王太子」の意)の世界初の全曲録音。普通のクラシック
ギターによる演奏と思われます。全40ページのブックレットにスペイン語と英
語の解説を収録。ギター・ファン、スペイン古楽ファンなら聴き逃せません。

E 093 ¥2080
スペインの詩人たち Vol.3
アントニオ・マチャド(1875-1939):
Campos de Castilla(1907-1917): Retrato / A un olmo seco(1912)
Cancionero Apocrifo: Dos sonetos a Guiomar / Canciones: Inventario
galante
Campos de Castilla:
Campos de Soria. Fragmento. "!Soria fria, Soria pura...")
Canciones: "Abril florecia"
Del camino: "!Oh dime, noche amiga, amada vieja..."
Campos de Castilla: "De la ciudad moruna...",
Campos de Castilla: Los olivos. Fragmento. "!Viejos olivos
sedientos...")
Humorismos, Fantasias, Apuntes: "Anoche cuando dormia..."
Campos de Castilla: Del pasado efimero / El manana efimero(1913)
Elogios: Una Espana joven(1914)
Campos de Castilla: Proverbios y cantares. Fragmentos
Soledades(1899-1907): "He andado muchos caminos..."
Campos de Castilla: Por tierras de Espana
Juan de Mairena(Fragmentos): "Mairena no era un recitador de
poesias..."
Juan de Mairena(Fragmentos): "Se que habras de llorarme cuando
muera..."
Campos de Castilla: A Jose Maria Palacio(1913)
Elogios: A don Francisco Giner de los Rios(1915),
A don Miguel de Unamuno, A Juan Ramon Jimenez
Campos de Castilla: Llanto de las virtudes y coplas por la muerte de Don
Guido
Soledades: En el entierro de un amigo
Humorismos, Fantasias, Apuntes: Las moscas / Campos de Castilla: La
saeta
Galerias: "Guitarra del meson que hoy suenas jota..."
フランシスコ・バリャダレス(朗読)
アグスティン・マルリ(ギター)
録音:2010年7月28日、8月6日、聖アントニオ修道院のロマネスク礼拝堂、ラ・
カブレラ、
マドリード自治州、スペイン
「98年世代」(米西戦争の敗北に象徴されるスペインの後進性を直視した世代)
を代表する詩人の一人であるアントニオ・マチャドの詩をスペインの名優フラ
ンシスコ・バリャダレス(1935-)が朗読。一部にギターの演奏(ソル、ジュリア
ーニ、カルカッシ、コストの作品)が重ねられています。

E 094 ¥2080
スペインの詩人たち Vol.4
フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936):
Llanto por Ignacio Sanchez Mejias(1935):
La cogida y la muerte / La sangre derramada
Cuerpo presente. Alma ausente
Romancero Gitano(1924-1927):
Prendimiento y muerte de Antonito "El Camborio" en el camino de Sevilla
Romance sonambulo / Romance de la pena negra. Romance de la luna, luna
La casada infiel / Preciosa y el aire. San Gabriel(Sevilla)
Poema del Cante Jondo(1921-1922):
Baladilla de los tres rios / Poema de la saeta: Sevilla
Tres ciudades(Malaguena. Barrio de Cordoba: topico nocturno. Baile)
Poema de la solea / Grafico de la petenera: muerte de la petenera
Vinetas flamencas(Cafe cantante. Memento)
Poema de la seguiriya gitana: la guitarra
Mariana Pineda(1924): Corrida de toros en Ronda: Amparo
Dona Rosita la Soltera o el Lenguaje de las Flores(1935):
Dialogo de las tres Manolas(fragmento)
Canciones Andaluzas(1921-1924):
Cancion del jinete. Arbole, arbole
Un retrato con sombras: Juan Ramon Jimenez
Amor: En el instituto y en la universidad
Sonetos del Amor Oscuro(1935-1934):
Noche del amor insomne / Soneto de la guirnalda de rosas
Soneto de la dulce queja
El poeta pregunta a su amor por la ciudad encantada de Cuenca
Llagas de amor
Soneto gongorino en que el poeta manda a su amor una paloma
El amor duerme en el pecho del poeta
El poeta pide a su amor que le escriba / El poeta dice la verdad
El poeta habla por telefono con el amor / !Ay! voz secreta del amor
oscuro
Divan del Tamarit(1931-1934):
Casida del herido por el agua / Gacela del nino muerto
Poeta en Nueva York(1929-1930):
1910(Intermedio)/ Huida a Nueva York / Un vals hacia la civilizacion
Vals en las ramas / Ciudad sin sueno(Nocturno del Brooklyn Bridge)
Norma y paraiso de los negros / La aurora
Bodas de Sangre(1933): Nana suegra.
フランシスコ・バリャダレス(朗読)
アグスティン・マルリ(ギター)
録音:2010年9月27-29日、10月6日、聖アントニオ修道院のロマネスク礼拝堂、
ラ・カブレラ、
マドリード自治州、スペイン
アンダルシアに生まれ内戦の最中に銃殺された詩人・劇作家フェデリコ・ガル
シア・ロルカの詩をスペインの名優フランシスコ・バリャダレス(1935-)が朗読。
一部にギターの演奏(アンダルシア民謡)が重ねられています。

E 095 ¥2080
フランシスコ・オテロ(1940-):音と影
北 3[Boreal](1986)(*)
格言[Gnómina](テキスト:アントニオ・パスカル・ロス;2002)(+)
夜の出来事[Los Eventos de la Noche](1990)(#)
ギターのしわがれた音色のように[Como el Ronco Metal de las Guitarras](**)
(テキスト:パブロ・ネルダ;1973/2001改訂)
絶望の歌[Cancion Desesperada](テキスト:パブロ・ネルダ;1977)(++)
ビセンテ・マルティネス・ロペス・Jr
(C管フルート(*)、フルート(+)、器楽グループ指揮(+))
ビセンテ・マルティネス・ロペス(G管フルート(*)、フルート(+))
マリア・ホセ・チャコン(ソプラノ(+))
高木真介(ギター(+/**))
ホセ・ルイス・ベルナルド・デ・キロス(ピアノ(*/+))
RCSMM・サクソフォン・グループ(#)
マヌエル・ミハン(指揮(#))
アナ・フェルナンデス(ソプラノ(**))
エスペランサ・アバド(ソプラノ(++))
フェルナンド・ガリェゴ、ミゲル・ソラ(バス(++))
4つのの器楽グループ(++)
ホセ・マリア・フランコ・ヒル(指揮(++))
録音:2010年7月、エメック・ディスコス・スタジオ、マドリード、スペイン




<RADIOSERVIS>
CR 0590-2 ¥1850
ヴォイチェフ・マティアーシュ・イーロヴェツ
[アーダルベルト・ギロヴェッツ](1763-1850):
交響曲変ホ長調 Op.18/交響曲ニ長調 Op.9/交響曲変ホ長調 Op.8
南ボヘミア室内フィルハーモニー管弦楽団
ヤン・タリフ(指揮)
録音:2010年6月22-23日、9月27-30日、
オタカル・イェレミーアーシュ・コンサートホール、
チェスケー・ブジェヨヴィツェ、チェコ
イーロヴェツはボヘミア(現チェコ)のチェスケー・ブジェヨヴィツェに生まれ
た作曲家。ウィーン宮廷楽長を務め、ハイドン、モーツァルトらと交流しウィ
ーン古典派の重鎮として活躍。ロマン派にも理解を示し自分の音楽に取り込ん
でいきました。

CR 0593-2 ¥1850
アンドルー・イン・スヴォボダ(1977-2004):
ピアノ独奏&ピアノとチェロのための作品全集
変奏曲ヘ長調(1996)(*)/ミュージカル「Aah Pootee!」(序曲;1998)
簡潔なレントラー(1996)/自作主題によるインヴェンション(1998)
ソナタ ホ短調(1997;未出版)/性格的小品第1番(1996)
レントラー(1997)/私の夢の中で失われ(1995)/フーガ ニ短調(1999)
狂詩曲(2003)/太陽を従わせ(1997)/オード 2 M(2000)
私は、私に、私[Je me mois](ピアノとテープのための;1999)(+)
トランジット[Trans-it](2004)(*)
マルチン・カルリーチェク(ピアノ)
ドミニク・パンショー(チェロ(*))
録音:2009年5月10日(無印)、2010年2月12日(+)、2010年4月20日(*)、
場所の記載なし
カナダの作曲家アンドルー・イン・スヴォボダの作品集。チェコ人を父に、
中国人を母にオンタリオ州バーリントンに生まれた彼はマギル[McGill]大学
在学中からプロの作曲家としての活動を開始し将来を嘱望されながら、急性心
不全のため27歳という若さで亡くなってしまいました。マルチン・カルリー
チェクはマギル大学で教えているチェコ出身のピアニスト。ドミニク・パン
ショーはカナダのケベックに生まれマギル大学で学んだチェロ奏者。

CR 0611-2 ¥1850
カレル・スタミツ[カール・シュターミッツ](1745-1801):
2つのヴィオラのための6つの二重奏曲
第1番ハ長調/第2番変ホ長調/第3番変ロ長調
第4番ヘ長調/第5番ニ長調/第6番ト長調
ラディスラフ・キセラーク、パヴェル・ツィプリス(ヴィオラ)
録音:2010年11月、2011年4月、スタジオ・マルチーネク、プラハ、チェコ
ラディスラフ・キセラークは1956年チェコのブルノに生まれ、ブルノ音楽院、
プラハ音楽アカデミーで学んだヴィオラ奏者。スロヴァキア・フィルハーモニ
ー管弦楽団首席奏者(1986-1989)、ヤナーチェク弦楽四重奏団員(1989-2008)を
歴任、ブルノのヤナーチェク音楽院で教えています。パヴェル・ツィプリス
(1973年生まれ)はブルノ音楽院で学んだ後ヤナーチェク音楽アカデミーでラ
ディスラフ・キセラークに師事。1997年から2005年までプラハ放送交響楽団の
首席、2006年よりチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の副首席ヴィオラ奏者。
アポロン弦楽四重奏団のメンバーでもあります。





<GZ DIGITAL MEDIA>
L 10693-2 ¥2080
ブラームス(1833-1897):
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77(*)
ハイドンの主題による変奏曲 Op.56A
ハンガリー舞曲集 から Nos.1,3,10
ガブリエラ・デメテロヴァー(ヴァイオリン(*))
パルドゥビツェ・チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団
ダグラス・ボストック(指揮)
録音:2006年、その他未詳
モダーンとピリオドの両ヴァイオリンを弾きこなし、さらにヴィオラまでマス
ターしたチェコの才女ガブリエラ・デメテロヴァー(1971年プラハ生まれ)。デ
ータによれば6年前の録音ながら、ダグラス・ボストックの指揮を含め要注目
のリリースと言えるでしょう。




<STYLTON>
RS 5204-2 2枚組 ¥4050
チェコの名歌 現代チェコ女声合唱作品集
ペトル・エベン(1929-2007):典礼歌集 から(5曲)(*/O)
イジー・ラブルダ(1931-):ミゼレーレ(詩篇56)(S/B/*/P)
ルカーシュ・フルニーク(1967-):3つのマドリガル(+)
ミロスラフ・ライフル(1930-1998):
韻を踏んだマッコウクジラとその他の動物たち から(2曲)(*/P)
ヴァーツラフ・トロヤン(1907-1983):民謡集 から(3曲)(#)
イリヤ・フルニーク(1922-2006):「六月の夜」(全6曲)(*)
アントニーン・トゥチャプスキー(1928-):天使のミサ(全6章)(+/O)
オトマル・マーハ(1922-2006)、フランチシュカ・アクスマノヴァー:
シレジアのキャロル(無伴奏版;5曲) 〔ボーナス・トラック〕(*)
ヤン・イラーセク(1955):テ・デウム(*)
イヴァナ・ロウドヴァー(1941):格言(全5曲)(*/#)
ズデニェク・ルカーシュ(1928-2007):夏の夜と昼の歌(全3曲)(+)
エダ・ドリガ(1944-):チェシーンのりんご(全5曲)(S/A/P2)
ヤン・ヴィチャル(1949-):ゴラレ(*/D)
ミラン・バーホレク(1949-):ジョフカ(全5曲)(*/**/Q)
オトマル・マーハ、フランチシュカ・アクスマノヴァー:
シレジアのキャロル(室内アンサンブル伴奏版;5曲)(*/++)
マルティナ・ユリコヴァー(ソプラノ(S))
カリナ・グリモヴァー(アルト(A))
トマシュ・スハネス(バリトン(B))
ペルモニーク・ユース合唱団(*)
エヴァ・シェイネロヴァー(合唱指揮(*))
ヴォーカル・トリオ・エリン(+)
クアドリチニウム・ヴォカーレ・カルヴィニエンセ(#)
モラヴィア室内合唱団女声パート(**)
ルボミール・マートル(指揮(**))
マルタ・ヴィエルズゴン(オルガン(O))
ハナ・ショブロヴァー(ピアノ(P))
ルカーシュ・ミヘル(ピアノ(P2))
ミロスラフ・ズク(ドラムス(D))
クビン弦楽四重奏団(Q)
マレク・ブレシュ、ルカーシュ・ブロダ(クラリネット(++))
イジー・ドロシンスキー(コントラバス(++))
録音:データ記載なし
外装に規格番号表示がございません。




<SUBITON>
SUB 0026-2 ¥2250
弦の夢
ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリンソナタ第8番ト長調 Op.30 No.3
ピアソラ(1921-1992):タンゴの歴史
マスネ(1842-1912):タイスの瞑想曲 〔ボーナス・トラック〕
ヤロスラフ・スヴィエチェニー(ヴァイオリン)
ヴァーツラフ・マーハ(ピアノ)
録音:2010年、Fermata a.s.、チェコ
ヤロスラフ・スヴィエチェニー(1960年生まれ)はプラハ音楽アカデミーでフラ
ンチシェク・ポスピーシルとヴァーツラフ・スニーティルに師事したチェコの
ヴァイオリニスト。ポピュラー音楽とクロスオーヴァーした活動も行っていま
す。

SUB 0025-2 ¥2250
ユリエ ヴァイオリンとピアノのための音楽
ブラームス(1833-1897):スケルツォ ハ短調
パブロ・デ・サラサーテ(1844-1908):序奏とタランテッラ
ラヴェル(1875-1937):ツィガーヌ
オタカル・シェフチーク(1852-1934):
チェコ舞曲集 Op.10 から 青い瞳の少女(No.1)
フランチシェク・オンドジーチェク(1857-1922):
スケルツォ・カプチョーソ Op.18
ウジェーヌ・イザイ(1858-1931):ソナタ・バラード Op.27 No.3(*)
ユリエ・スヴィエツェナー(ヴァイオリン)
ヴァーツラフ・マーハ(ピアノ(*以外))
録音:2010年、Fermata a.s.、チェコ
ユリエ・スヴィエツェナー(1994年生まれ)はチェコのヴァイオリニスト、ヤロ
スラフ・スヴィエチェニーの娘。2012年現在、プラハ音楽院でダナ・ブラホ
ヴァーに師事しています。録音時点で16歳という若さ。

SUB 0027-2 ¥2250
バッハ、ヴィヴァルディ:2つ&3つのヴァイオリンのための協奏曲集
ヴィヴァルディ(1678-1741):
2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲イ短調 Op.8 No.3 RV522(+)
J・S・バッハ(1685-1750):
2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調 BWV1060R(+)
ヴィヴァルディ:
2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲変ロ長調 RV524(*)
J・S・バッハ:
3つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ヘ長調 RV551(*/+)
ヤロスラフ・スヴィエチェニー(ヴァイオリン)
ダナ・ブラホヴァー(ヴァイオリン(*))
ユリエ・スヴィエツェナー(ヴァイオリン(+))
ヴィルトゥオージ・プラジェンセス(室内管弦楽団)
イトカ・ナヴラーチロヴァー(チェンバロ) トマーシュ・ストラシル(チェロ)
ミラン・ライチーク(アーティスティック・ディレクター)
録音:2010年、Fermata a.s.、チェコ
スニーティル父娘とユリエの師ダナ・ブラホヴァーの共演。ダナ・ブラホヴァ
ー(1957年生まれ)はヴラフ弦楽四重奏団の創設者で第1ヴァイオリン奏者のヨセ
フ・ヴラフ(1923-1988)の娘。プラハ音楽院、プラハ音楽アカデミーで学び、
1984年にアルス三重奏団(ピアノ三重奏団)の創設メンバーとなり、1992年の
チェコ三重奏団への改称を経て現在に至っています。また1994年以来プラハ音
楽院で教えており、2009年にはヴァイオリン科長に就任しました。





<THURI>
●未案内旧譜
THR 0001 ¥2080
フランチシェク・クサヴェル・トゥリ(1939-):オーボエ協奏曲集
オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調
オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲変ホ長調
オーボエ、2つのホルンと弦楽と通奏低音のための協奏曲ヘ長調
オーボエ、オーボエ・ダモーレ、イングリッシュホルン、弦楽と
通奏低音のための三重協奏曲ニ長調
ヤン・トゥリ(オーボエ、オーボエ・ダモーレ、イングリッシュホルン)
トゥリ室内管弦楽団
フランチシェク・クサヴェル・トゥリ(指揮)
録音:2005年3月5-13日、プラハ
現代にありながら多くの作品をバロック様式で書くチェコのユニークな作曲家
であり、プラハ音楽院オーボエ科教授でもあるフランチシェク・クサヴェル・
トゥリの作品集。ヤン・トゥリ(1975年生まれ)は彼の息子。2005年よりプラハ
音楽院オーボエ科教授を務めています。「三重協奏曲」では多重録音により3
つのソロ・パートを演奏。全曲が世界初録音。




<ARTA>
F 10190 ¥2080
ヤロスラフ・トゥーマ(1956-):
「私の祖国」(スメタナの連作交響詩「わが祖国」の諸主題による即興演奏集)
ヴィシェフラト/シャールカ/ボヘミアの森と草原から/ターボル
ブラニーク-ヴルタヴァ/わが祖国(アンコール1)/無題(アンコール2)
ヤロスラフ・トゥーマ(オルガン)
録音:2002-2011年、ボヘミアおよびモラヴィア、チェコ




<NETHERLANDS MUSIC INSTITUTE>
NMICD 1202 ¥2080
オランダのバロック音楽 チェロとチェンバロのための音楽
アレクシス・マヒト(1711-1772以後):
チェロと通奏低音のための6つのソナタ Op.1(1765頃)から 第1番イ短調(*)
ウィレム・デ・フェッシュ(1687-1761):
チェロとチェンバロによる通奏低音のための6つのソナタ Op.13(1757頃)から
第4番ニ短調(*)
ピーテル・ブステイン(1649-1729):
チェンバロのための9つの組曲 Op.1(1712)から 第2番ニ長調
ウィレム・デ・フェッシュ:
チェロとチェンバロによる通奏低音のためのソナタ集 Op.8(1738)から
第3番ニ短調(*)
ピーテル・ブステイン(1649-1729):
チェンバロのための9つの組曲 Op.1(1712)から 第6番イ短調
アレクシス・マヒト:
チェロと通奏低音のための6つのソナタ Op.1(1765頃)から 第2番ヘ長調(*)
エルスケ・ティンベルヘン(チェロ(*))
イェルン・ボイセン(チェンバロ)
録音:2011年6月9-11日、オランダ改革派教会、ケーテル、オランダ
まとめて聴ける機会の少ないオランダ・バロックのチェロ音楽。アレクシス・
マヒトは曲芸師の一家に生まれたチェロ奏者・作曲家・楽譜浄書(彫金)家。詳
しい経歴はわかっていませんが、1767年にイングランドのケンブリッジで演奏
したことはまちがいないとされており、彼の Op.1のソナタ集もケンブリッジで
出版されています。ウィレム・デ・フェッシュはアルクマールに生まれた作曲
家・ヴィオローネ奏者。アムステルダム、アントワープ(大聖堂楽長:1725-1731)、
ロンドンで活躍しました。Op.8とOp.13のソナタ集はロンドンで出版され、
Op.8には2種の版(2つのチェロのための/チェロとチェンバロのための)が存在
します。ピーテル・ブステイン(バステインという表記もあり)は生地ミデルブ
ルフの新教会のオルガンおよびカリヨン奏者を務めた作曲家。彼の生涯につい
てはほとんどわかっておらず、現存する作品も「9つの組曲 Op.1」のみです。
オランダの女性チェロ奏者、エルスケ・ティンベルヘンはモダーン・チェロを
ラン・ファロンに、バロック・チェロをフィオラ・デ・ホーフ、ヤープ・テル
・リンデン、ルシア・スワルツに師事。ハーグ王立音楽院では5弦のピッコロ・
チェロを専攻。EUバロック管弦楽団、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル他さ
まざまなピリオド楽器オーケストラ、アンサンブルに参加した経歴の持ち主で
す。イェルン・ボイセンは1976年リューベック(ドイツ)生まれのチェンバロ奏
者・指揮者。




<SOLFA>
SR 0001000 2枚組 ¥2450
クリストフ・ヴィリバルト・グルック(1714-1787):
オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」(1762)
ジョルディ・ドメネク(カウンターテナー:オルフェオ)
モリ・ミキ(ソプラノ:エウリディーチェ)
クリスティーナ・オブレゴン(ソプラノ:アモーレ)
サバデイ・オペラ楽友会合唱団
ロザ・M・リベラ(合唱指揮)
バリェス交響楽団
アルベルト・アルグド(指揮)
録音:1999年11月26-28日、演奏会形式上演ライヴ、
サバデイ市立ラ・ファランドゥラ劇場、
カタルーニャ、スペイン
ローカル上演ながらなかなか水準の高い演奏を聴かせるライヴ盤。ジョルディ
・ドメネクはバルセロナ近郊に生まれ、バルセロナ高等音楽院、イギリスのロ
イヤル・アカデミー・オブ・ミュージック、ギルドホール音楽演劇学校で学ん
だカウンターテナー。モリ・ミキは東京芸術大学を卒業後バルセロナ高等音楽
院に留学、卒業後もこの地方を中心に活躍し、2000-2001年のシーズンにバル
セロナのリセウ劇場にデビューしたソプラノ。

SR 0608224 ¥2080
カタルーニャ現代作曲家の管弦楽作品集(Vol.1)
マヌエル・パラウ(1893-1967):おどけた行進曲
エンリク・ムレラ(1865-1942):インディビルとマンドニ/祖国/夢
エドゥアルト・トルドラ(1895-1962):農夫
パウ[パブロ]・カザルス(1876-1973):
サン・マルタン・デュ・カニグー修道院
カタルーニャ青年交響楽団
サルバド・ブルトンス(指揮)
録音:2006年8月、ライヴ、サン・ミシェル・ド・キュクサ修道院、コダレ、
フランス

SR 0609280 ¥2080
現代の音楽
ジェプ・ヌシュ(1955-1998):変化、進化、変異
(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;1992)
ホルヘ・リデルマン(1957-2008):5人のために
(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;1989)
陳怡[チェン・イ](1953-):春夜喜雨
(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2004)
カルレス・ギノバルト(1941-):
クラリネット、ヴァイオリピアノのための三重奏曲(1976)
マイケル・トーキー(1961-):電話帳
(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;
1985-1995)
グループ21
アルベルト・モラ(フルート) 
バレリア・コンティ(クラリネット、バスクラリネット)
ヨアナ・ペトク=コラン、リュイス・ギノバルト(ヴァイオリン)
マルク・フリートホフ(チェロ) ダニ・エスパザ、カルメ・ポク(ピアノ)
録音:データ記載なし

SR 0708243 ¥2080
カタルーニャ現代作曲家の管弦楽作品集 Vol.2
マティルデ・サルバド(1918-2007):バレエ「ナイチンゲールとバラ」(1958)
ジョアキム・セラ(1907-1957)/サルバド・ブルトンス(1959-)管弦楽編曲:
交響詩「プチソリュー」(1957)
ジャウメ・パイサ(1880-1969):
交響詩「戦い」(1906)/序曲「地中海沿岸で」(1905)
ジョアキム・セラ/アルベルト・ギノバルト(1962-)管弦楽編曲:
サルダナ「ビクの記念」(1954)
カタルーニャ青年交響楽団
サルバド・ブルトンス(指揮)
録音:データ記載なし
【重要】
ブックレットの一部に乱丁がございます。また、修正された商品の供給予定が
無いため、弊社はこの乱丁を理由とする返品・交換に応じることができません。
まことに恐縮ながら、あらかじめご了承ください(代理店より)。

SR 0808270 ¥2080
カタルーニャ現代作曲家の管弦楽作品集 Vol.3
マヌエル・オルトラ(1922-):交響詩「アリマラ」(1983)(*)
バルタザ・サンペル(1888-1966):組曲「マヨルカ」(1929)
エドゥアルト・トルドラ(1895-1962):組曲ホ長調(1919)
ジュアン・マルトゥレイ(1976-):葦の茂み(2008)
ミケル・エステルリク(ピアノ(*))
カタルーニャ青年交響楽団
サルバド・ブルトンス(指揮)
録音:データ記載なし

SR 0905150 ¥2080
ロマンティック・フルート フルートとピアノのための音楽
シューベルト(1797-1828):アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
ショパン(1810-1849):
ロッシーニのオペラ「チェレネントラ」の主題による変奏曲 Op.posth.
シューベルト:序奏と「しおれた花」の主題による変奏曲 Op.160 D.802
シューマン(1810-1856):3つのロマンス Op.94
クロード・ポール・タファネル(1844-1908):
ウェーバーのオペラ「魔弾の射手」の主題による幻想曲
パトリシア・デ・ノ(フルート)
アルバ・ベントゥラ(ピアノ)
録音:データ記載なし
パトリシア・デ・ノはバルセロナに生まれたスペインのフルーティスト。
1992年にバルセロナ音楽院を卒業、1994年に同音楽院より奨学金を得てジュネ
ーヴ音楽院(スイス)に留学しマクサンス・ラリューに師事しました。

SR 1004190 ¥2080
アンナ・ボフィユ・レヴィ(1944-):室内楽作品集
アンダンテとリトルノ(ピアノのたの;2002)
裸の物体(クラリネットと打楽器のための:2007)
ヨーロッパ 1945(メゾソプラノ、フルート、クラリネット、ピアノ、
ヴァイオリンとチェロのための)
螺旋 III(フルート、クラリネット、ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための)
七つの賃金のための七重奏曲(フルート、クラリネット、ギター、打楽器、
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための)
バルセロナ・モダーン・プロジェクト
クリスティナ・セグラ(メゾソプラノ) キム・ウレ(フルート)
ナウム・ムンテルデ(クラリネット) フランセスク・ビダガニ(打楽器)
ダビド・カザノバ(ピアノ) マルコス・サンチェス(ギター)
アラ・ヴォコロコヴァ(ヴァイオリン) リト・イグレシアス(チェロ)
マルク・ムンクジ(指揮)
録音:2010年4月19日、カタルーニャ貯蓄銀行コンサートホール、ラ・ペドレラ、
バルセロナ、スペイン
外装に規格番号表示がございませんので、ご注意ください。

SR 1012050 ¥2080
こだま 金管四重奏のための音楽
J・S・バッハ(1685-1750):
管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV1067 より バディネリ
J・S・バッハ:前奏曲とフーガ ト短調 BWV558
ヘンデル(1685-1759):水上の音楽 より ホーンパイプ
モーツァルト(1756-1791):
ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331 より トルコ行進曲
モーツァルト:オペラ「魔笛」K.620 より 夜の女王のアリア
ファリャ(1876-1946):バレエ「三角帽子」より 粉屋の踊り
アルベニス(1860-1909):スペイン組曲 Op.47 より グラナダ(セレナータ)
フォーレ(1845-1924):パヴァーヌ Op.50
ピアソラ(1921-1992):リベルタンゴ
ティエリー・ティボー:アラ・クバーナ
伝承曲:ジャスト・ア・クローザー・ウォーク
BCNブラス・アンサンブル
ジュゼプ・A・カザド(トランペット) ヨヌト・ポドゴレアヌ(ホルン)
ジェラルド・コステス(トロンボーン) フアン・B・ドメネク(テューバ)
録音:2010年12月5-6日、サンタ・クリスティーナ・ダロ教会、
ジロナ、スペイン
BCNブラス・アンサンブルはバルセロナ在住の金管楽器奏者から成るアンサン
ブル。ちなみに「BCN」はバルセロナを示す略号です。

SR 1102050 ¥2080
ジュアン・ポン(1813-1885)、サルバド・ビダル(1818-1883):
「コンプレテス、セルベラの聖体の秘跡の朝」
サンドラ・ロゼト(ソプラノ)
リュイス・ビラマジョ(テノール)
トニ・マルソル(バリトン)
コンプレテス合唱団
セルベラ室内管弦楽団
シャビエ・プチ(指揮)
録音:2011年2月5日、聖マリア教会、セルベラ、スペイン

SR 1109220 ¥2080
足跡 オーボエと鍵盤楽器のための音楽
エンニオ・モリコーネ:ガブリエルのオーボエ(映画「ミッション」より)
ヴィヴァルディ:ラルゴ イ短調(オーボエ協奏曲ハ長調 F.VII-4 RV451 より)
ピアソラ:オブリビオン
ルーシー・シルヴァス:フォーゲット・ノット・ミー
エンヤ:イヴニング・フォールズ
ミシェル・コロンビエ:エマニュエル
フォーレ:パヴァーヌ Op.50
ケニー・G:ミラクルズ
伝承曲:久しく待ちにし
チャイコフスキー:舟歌 Op.37 No.6
J・S・バッハ:あなたの血、気高き命の糧 BWV136 No.6(コラール)
E・ジュリア:絆
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
エンニオ・モリコーネ:死のテーマ(映画「最強のふたり」より)
ヘンリー・パーセル:恋が甘いものなら
ジョン・ダウランド:愛しい人よ、もしもあなたが心変わりするなら
ニーノ・ロータ:愛のテーマ(映画「ロミオとジュリエット」より)
J・S・バッハ:私はあなたを呼ぶ、主イエス・キリストよ BWV639
ヴィヴァルディ:ラルゴ ト短調(ソナタ第5番ホ短調 RV40 より)
エルトン・ジョン:悲しみのバラード
ジュゼプ・ジュリア(オーボエ)
ジュゼフィナ・リウス(チェンバロ、オルガン、ピアノ)
録音:データ記載なし




<MELODIYA>
MELCD 1001993 4枚組 ¥4250
スクリャービン(1872-1915):管弦楽作品集
交響曲第1番ホ長調 Op.26(+)
交響曲第2番ハ短調 Op.28(#)
交響曲第3番ハ短調「神聖な詩」Op.43(*)
交響曲第4番「法悦の詩」Op.54(++)
交響曲第5番「プロメテウス-火の詩」Op.60(**)
夢想 ホ短調 Op.24(**)
ラリーサ・ アヴデーエワ(メゾソプラノ(+))
アントン・グリゴリエフ(テノール(+))
ロシア共和国合唱団(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ(**))
モスクワ放送合唱団(**)
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1968年(*)/1969年(+/#)
1972年(**)、1977年(++)、モスクワ音楽院大ホール(**/++)

MELCD 1001997 2枚組 ¥2980
ヴィクトリア・ポストニコヴァ&ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー 
アンサンブル
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):
鍵盤楽器四手連弾のためのソナタ イ長調(#)
フランツ・ラハナー(1803-1890):オルガン四手連弾のためのフーガ ニ短調(#)
シューベルト(1797-1828):
オルガン四手連弾のためのフーガ ホ短調 Op.152 D.952(#)
シューべルト:ピアノ四手連弾のための幻想曲ヘ短調 Op.103 D.940(#)
モーツァルト(1756-1791):
ピアノ四手連弾のためのソナタ ニ長調 K.381(*)/同変ロ長調 K.358(#)
バラキレフ(1836-1910):30のロシア民謡(+)
スメタナ(1824-1884):二台ピアノ八手連弾のためのソナタ ホ短調(**)
スメタナ:二台ピアノ八手連弾のためのロンド ハ長調(**)
チェルニー(1791-1857):
ベッリーニの「カプレーティ家とモンテッキ家」の主題による
二台ピアノ六手連弾のための華麗な変奏曲 Op.295(++)
ヴィクトリア・ポストニコヴァ(ピアノ)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(ピアノ(++以外))
アレクサンドル・バフチエフ、エレーナ・ソロキナ(ピアノ(**/++))
1973年(*)/1975年(+)/1977年(#)/1980年(**/++)

MELCD 1002000 ¥1550
プロコフィエフ・プレイズ・プロコフィエフ
プロコフィエフ(1891-1953):
トッカータ Op.11/「三つのオレンジへの恋」より 間奏曲
10の小品 Op.12 から リゴドン(No.3)/スケルツォ(No.10)
風刺 Op.17 から Nos.1, 2/10の小品 Op.11 から 行進曲(No.1)
6つの小品 Op.52 から 練習曲(No.3)/3つの小品 Op.59 から 風景(No.2)
年老いた祖母のお話 Op.31 から Nos.2, 3
4つの小品 Op.32 から ガヴォット(No.3)
3つの小品 Op.59 から 田園風ソナティナ(No.3)
束の間の幻影 Op.22 から Nos. 9, 3, 17, 18, 11, 10, 16, 6, 5
交響曲第1番ニ長調 Op.25「古典交響曲」から ガヴォット(第3楽章)
4つの小品 Op.4 から 悪魔的暗示(No.4)
ピアノ協奏曲第3番ハ長調 Op.26(*)
セルゲイ・プロコフィエフ(ピアノ)
ロンドン交響楽団(*)
ピエロ・コッポラ(指揮(*))
録音:1920-1930年代

MELCD 1002002 2枚組 ¥1850
ドビュッシー(1862-1918):前奏曲集
アレクセイ・リュビモフ(ピアノ)
録音:データ未詳

MELCD 1002012 ¥1550
1812年、栄光の炎
オシプ・コズロフスキー(1757-1831):2つのポロネーズ(*)
ドミートリー・ボルトニャンスキー(1751-1825):
トリオ・ソナタ ハ長調(+)
ピアノ、ハープ、2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロと
ファゴットのための協奏交響曲変ロ長調(#)
チャイコフスキー(1840-1893):祝典序曲変ホ長調 Op.49(**)
不詳?:狙撃兵行進曲(++)/プレオブラジェンスキー連隊行進曲(##)
室内アンサンブル(*)
V・コルナチェフ(指揮(*))
モスクワ・アンサンブル・バロック・ソロイスツ(+)
ムジカ・ヴィーヴァ室内管弦楽団(#)
A・ルービン(指揮(#))
ソヴィエト国立交響楽団(**)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮(**))
ソヴィエト国防省第一軍楽隊(**/++/##)
N・ミハイロフ(指揮(++))
N・ナザロフ(指揮(##))
録音:1974-2005年

MELCD 1002017 ¥1550
リヒテル・プレイズ・チャイコフスキー&ラフマニノフ
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23(*)
ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮(*))
クルト・ザンデルリング(指揮(#))
録音:1959年 前出:MELCD 1000993
新装再発売。

MELCD 1002022 ¥1550
ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61(*)
シベリウス(1865-1957):ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47(+)
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ヴォルデマール・ネルソン(指揮(*))
ソヴィエト国立交響楽団(+)
ユーリー・テミルカーノフ(指揮(+))
録音:1970年(+)/1974年(*)




<OPERA SABADELL>
OS 019799 3枚組 ¥3250
ドニゼッティ(1797-1848):オペラ「アンナ・ボレーナ」(1830)
キム・ヘジン(ソプラノ:アンナ・ボレーナ)
アルチュン・コチニャン(バス:エンリコ8世)
ロザ・マテウ(ソプラノ:ジョヴァンナ・セイモー)
リュイス・ビラマジョ(テノール:パーシー卿)
マリサ・マルティンス(メゾソプラノ:スメトン)
リュイス・ラモン・サレス(バス:ロシュフォール卿)
カルレス・コジアス(テノール:エルヴェイ)
サバデイ・オペラ楽友会合唱団
ロザ・M・リベラ(合唱指揮)
バリェス交響楽団
フェデリコ・ガルシア・ビヒル(指揮)
録音:1997-1998年、ライヴ、サバデイ市立ラ・ファランドゥラ劇場、
カタルーニャ、スペイン
バルセロナ近郊の町サバデイのオペラハウスの自主制作盤。ブックレットは
150ページにわたりますが、解説・歌詞対訳はカタルーニャ語とカスティリャ語
(標準スペイン語)のみとなっています。




<REGENT>
REGCD 383 ¥2080
イギリスの大聖堂シリーズ Vol.17 聖エドモンズベリー大聖堂
オルガンのための音楽
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1924):
幻想曲とトッカータ ニ短調 Op.57
フランク・ブリッジ(1879-1941):
レント(ヒューバート・パリーを記念する小オルガン曲集 から)(*)
ハロルド・ダーク(1888-1976):アンダンティーノ ハ長調
(ヒューバート・パリーを記念する小オルガン曲集 から)(*)
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):狂詩曲第3番嬰ハ短調 Op.17 No.3(*)
ノーマン・コッカー(1889-1953):テューバ・チューン
シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937):
交響曲第9番「ゴシック」Op.70 から アンダンテ・ソステヌート
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):
天上の饗宴/「栄光に輝く身体」から 栄光に輝く身体の喜びと明るさ
ジャン・ロジェ=デュカス(1873-1954):牧歌
エドワード・エルガー(1857-1934)/エドウィン・ルメア(1866-1934)編曲:
威風堂々 第1番ニ長調(*)
ジャイムズ・トマス(オルガン(*以外))
デイヴィッド・ハンフリーズ(オルガン(*))
録音:2011年7月26-28日、聖エドモンズベリー大聖堂、イギリス
使用楽器:2010年、ハリソン&ハリソン製

REGCD 305 ¥2080
BC: 802561030522フィリップ・レッジャー(1937-):レクイエム 合唱作品集
レクイエム「A thanksgiving for life」(*)
Birth of the soul - Requiem aeternam / Kyrie eleison
Thanksgiving hymn / Sanctus / Benedictus / Agnus Dei - Pie Jesu
Final journey of the soul - In paradisum
Adam Lay Ybounden / Advent Calendar / A spotless rose
Jesus Christ the apple tree / In the bleak mid-winter
Lie still and slumber(Two lullabies for Christmas)
Hush! my dear, lie still and slumber / Hush you, my baby
Good Christian men, rejoice(*)/ If ye love me
Loving Shepherd of thy sheep / Do not stand at my grave and weep
O Master, let me walk with Thee / Christ's journey
This joyful Eastertide
ケンブリッジ・クライスト・カレッジ聖歌隊
フィリップ・レッジャー(指揮(*))
デイヴィッド・ローランド(指揮(*以外))
録音:2008年12月7-8日、ジーザス・カレッジ礼拝堂、ケンブリッジ、イギリス
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊音楽監督(1973-1982)、王立スコッ
トランド音楽演劇アカデミー楽長(1982-2001)を歴任したイギリス音楽界の重
鎮フィリップ・レッジャー。意外にも彼の作品のみを収録した音盤はこのCDが
初とのことです。

WOODCD 803/6 4枚組 ¥3150
ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ソナタ第1番ニ長調 Op.12 No.1/ソナタ第2番イ長調 Op.12 No.2
ソナタ第3番変ホ長調 Op.12 No.3
ソナタ第4番イ短調 Op.23/ソナタ第5番ヘ長調「春」 Op.24
モーツァルトの「フィガロの結婚」の「伯爵様が踊るなら」の主題による
12の変奏曲ヘ長調 WoO 40
ロンド ト長調 WoO 41/6つのドイツ舞曲 WoO 42
ソナタ第6番イ長調 Op.30 No.1/ソナタ第7番ハ短調 Op.30 No.2
ソナタ第8番ト長調 Op.30 No.3
ソナタ第9番イ短調「クロイツェル」Op.47/ソナタ第10番ト長調 Op.96
ポール・バリット(ヴァイオリン)
ジェイムズ・リズニー(ピアノ)
録音:2004年12月20-22日、2005年6月28-30日、2006年2月21-23日、4月25-27日、
聖マーティン教会、イースト・ウッドヘイ、ハンプシャー、イギリス

WOODCD 807/8 2枚組(1枚価格) ¥2080
ベートーヴェン(1770-1827):チェロとピアノのための作品全集
ソナタ第1番ヘ長調 Op.5 No.1/ソナタ第2番ト短調 Op.5 No.2
ソナタ第3番イ長調 Op.69
ソナタ第4番ハ長調 Op.102 No.1/ソナタ第5番ニ長調 Op.102 No.2
ヘンデルの「ユダス・マカベウス」の「見よ、勇者は帰る」の主題による
12の変奏曲ト長調 WoO 45(*)
モーツァルトの「魔笛」の「娘か女か」の主題による12の変奏曲ヘ長調
Op.66(*)
モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による12の変奏曲
変ホ長調 WoO 46(*)
アレグザンダー・ベイリー(チェロ)
ジェイムズ・リズニー(ピアノ)
録音:2002年11月9日、ライヴ、ブレーメン音楽大学、ドイツ(*以外)
2007年2月8日、メンデルスゾーン・ホール、ゲヴァントハウス、ライプツィヒ、
ドイツ(*)
前出:Genuin, GEN 03024(*以外)





<ARS PRODUKTION>
ARS 38116(SACD-Hybrid) ¥2250
ルイ・シュポア(1784-1859):歌曲集 Vol.1
Ermunterung WoO 117 No.1(*/+)/ Sonntagsfrühe WoO 117 No.2(*/+)
Fruhlingslied WoO 117 No.3(*/+)/ Wenn sich zwei Herzen finden WoO 120(*/+)
Lied des verlassenen Madchens WoO 90(*)(#)/ Nachgefuhl WoO 91(*)(#)
Verlust WoO 99(*)/ Unterwegs WoO 101(*)/ Abendlied WoO 104(*)
Wolle Keiner mich fragen WoO 106(*)/ Thränen WoO 108(*)
Liebt er mich? WoO 109(*)
Immerdar Liebe WoO 113(+)/ Der Herbst WoO 115(+)
Glockenklange WoO 118(+)/ Grusse WoO 123(+)/ Immer dasselbe! WoO 124(+)
Wohin? WoO 125(+)/ Die verschwiegene Nachtigall WoO(+)
Neue Liebe, neues Leben WoO 127(+)
Abendlied Op.108 No.1(*/+)/ Das Herz Op.108 No.2(*/+)
Ruhe Op.108 No.3(*/+)
フェリツィタス・エルプ(ソプラノ(*))
ユディト・エルプ(ソプラノ(+))
ドリアナ・チャカロヴァ(ソプラノ)
録音:2011年11月28-30日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
あまり注目されることのないシュポアの歌曲がディスク1枚にわたって収録され
ることは珍しく、その上(#)の2曲以外はすべて世界初録音という貴重な音盤。
フェリツィタス・エルプとユディト・エルプはシュトゥットガルト(ドイツ)生
まれのソプラノ姉妹。(*/+)では姉妹の二重唱を聴くことができます。ドリア
ナ・チャカロヴァはブルガリア出身のピアニスト。

ARS 38119(SACD-Hybrid) ¥2250
エドゥアール・ラロ(1823-1892):
チェロ協奏曲ニ短調(*)
ディヴェルティメント(オペラ「フィエスク」のバレエ音楽;1872)
スケルツォ
ダリウス・ミヨー(1892-1974):チェロ協奏曲第1番 Op.136(*)
ナデージュ・ロシャ(チェロ(*))
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
オーラ・ルードナー(指揮)
録音:2011年12月6-9日、場所の記載なし
ナデージュ・ロシャは1991年ジュネーヴ(スイス)生まれのチェリスト。2001年
ジュネーヴ音楽院に入学し(10歳?!)ダニエル・ヘフリガーに師事、さらに2006
年よりケルン音楽大学でマリア・クリーゲルに師事し、2010年3月にベルリン
のコンツェルトハウスでデビューを飾った期待の新星です。

ARS 38120(SACD-Hybrid) ¥2250
フィルム・ミュージック サウンズ・オヴ・ハリウッド Vol.2
ラロ・シフリン(1932-)/カルヴィン・カスター編曲:
ミッション・インポッシブル
ジョン・ウィリアムズ(1932-)/ポール・ラヴェンダー編曲:
ア・トリビュート・トゥ・ジョン・ウィリアムズ
カルロス・ガルデル(1890-1935)/ジョン・ウィリアムズ編曲:
「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」から ポル・ウナ・カベサ
ハンス・ジマー(1957-)/ジョン・グレネスク・モーティマー編曲:
ラストサムライ
ミクロス・ローザ(1907-1995)/ジョン・グレネスク・モーティマー編曲:
ベン・ハー
ダニー・エルフマン(1953-)/ジョン・ワッソン編曲:スパーダーマン
エンニオ・モリコーネ(1928-)/リチャード・リング編曲:
「ミッション」より ガブリエルのオーボエ
ヘンリー・マンシーニ(1924-1994)/カルヴィン・カスター編曲:
ピンク・パンサー
ジェイムズ・ホーナー(1953-)/スコット・リチャーズ編曲:トロイ
ルロイ・アンダーソン(1908-1975):
「底抜けオットあぶない」より タイプライター
モーリス・ジャール(1924-2009):「ドクトル・ジバゴ」から ララのテーマ
ハンス・ジマー、ジェイムズ・ニュートン・ハワード(1951-)/
ヴィクター・ロペス編曲:ダークナイト
ニコラス・フーパー、ジョン・ウィリアムズ/ヴィクター・ロペス編曲:
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
ハンス・ジマー/ポール・ラヴェンダー、ロバート・ロングフィールド編曲:
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
フォクトラント・フィルハーモニー管弦楽団
シュテファン・フラース(指揮)
録音:2012年6月11-14日、ノイベリンハウス、ライヒェンバッハ、ドイツ

ARS 38819 ¥1550
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.9
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
ファゴット協奏曲変ロ長調 Ben107(*)
ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク[ヨハン・ラディスラウス・ドゥセク]
(1760-1812):
ピアノ協奏曲ヘ長調 Op.17(1792)(+)
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル:
大管弦楽のための交響曲ト長調 Ben156(原典版;1804)(#)
マティアス・ラーチ(ファゴット(*))
イングリット・マルソナー(ピアノ(+))
カメラータ・プロ・ムジカ
パウル・ヴァイゴルト(指揮)
録音:2012年1月7日、
イグナツ・プレイエル協会(IPG)第167回演奏会(新年演奏会)、
ライヴ、ハウス・デア・ムジーク、グラーフェンベルト、オーストリア
(*)は世界初録音、(+)は原典版による世界初録音と表示されています。




<TROUBADISC>
TRO-CD 01442 ¥2080
ミリアム・マルベ(1931-1997):
大地の渇きのための儀式(声、応答合唱と打楽器のための;1968)
マドリガル合唱団
マリン・コンスタンティン(指揮)
録音:1990年、舞台上演時のライヴ、場所の記載なし 音源:ルーマニア放送
セレナータ「アイネ・クライネ・ゾンネンムジーク」
(クラリネット、弦楽合奏、チェレスタと打楽器のための;1974)
ブラショフ・フィルハーモニー室内管弦楽団
イラリオン・ヨネスク・ガラーツィ(指揮)
録音:1984年、演奏会ライヴ、場所の記載なし 音源:ルーマニア放送
トロンメルバス[バスドラム](弦楽とドラムのための;1985)
アンサンブル・ロマンティカ
ジェオルジェ・ディマ(ヴァイオリン) ステファン・ゲオルギュ(ヴィオラ)
コンスタンティン・ゲオルギュ・ホルバン(チェロ) 
ヴィオルニカ・チュリッラ(ドラム)
録音:1986年、ルーマニア放送 音源:ルーマニア放送
レクイエム「フラ・アンジェリコ-マルク・シャガール-ヴォロネツ」
(メゾソプラノ、合唱とアンサンブルのための;1990)
Agnus Dei / Lacrimosa / Veseliti-va
バルバラ・ヴェルナー(メゾソプラノ)
ハイデルベルク劇場合唱団&エキストラ合唱団
ハイデルベルク・フィルハーモニー管弦楽団
ヤン・シュヴァイガー(指揮)
録音:2011年2月5日、ライヴ、ハイデルベルク 音源:ドイチュラントラジオ
ミリアム・マルベはルーマニアの女性作曲家・ピアニスト・音楽学者・ジャー
ナリスト。1954年から1988年までブカレスト音楽院で作曲を教えましたが、共
産党への入党を断り続けたため教授への昇進はありませんでした。第二次大戦
後からチャウシェスク政権崩壊(1989年)までのルーマニア音楽の状況は国外に
あまり知られておらず音盤も多くありません。ディスク1枚にマルベの作品の
みを収録し、うち3曲がルーマニアでの放送音源というこのアルバムはたいへん
貴重なものと言えます。





<PAVIAN>
PM 0047-2 ¥2080
ポドリーネツのイタリアン・コンチェルト
P・フェルナンドゥス・パンキェヴィチ(1706-1773):4声の協奏曲
ジュゼッペ・トレッリ(1658-1709):協奏曲ヘ長調 Op.8 No.11
トマゾ・アルビノーニ(1671-1751):4声の協奏曲
ヨゼフ・メック(1690-1758):協奏曲ヘ長調 Op.1 No.1
ジュゼッペ・マッテオ・アルベルティ(1685-1751):協奏曲ハ長調 Op.1 No.6
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲ホ短調 RV275
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):協奏曲ト長調 TWV51:G8
ジュゼッペ・マッテオ・アルベルティ):協奏曲ヘ長調 Op.1 No.10
アントニオ・ヴィヴァルディ:協奏曲ヘ長調 RV Anh.130(*)
ジュゼッペ・トレッリ:
5、6、7つの楽器のための6つの協奏曲 E.Roger No.188 から
2つのヴァイオリン、ホルン、アルト・ヴィオラ、バス楽器と
通奏低音のための協奏曲第5番
ソラメンテ・ナトゥラーリ
ミロシュ・ヴァレント(指揮)
録音:2010年11月10-12日、ドルナー・クルパー城、トルナヴァ、スロヴァキア
「スロヴァキアのオックスフォード」と称されたポドリーネツは18世紀におけ
る人口がわずか1,500人ほどであったにもかかわらず、典型的な学生の町でし
た。大学と並んでその中心を担っていたピアリステン修道院は当時のスロヴァ
キアで最も重要な音楽学校であり、そのおかげでポドリーネツは音楽の中心都
市ともなっていました。ピアリステン修道院は17世紀から18世紀に書かれた50
の協奏曲からなる楽譜集を所蔵しており、当盤にはその中から選ばれたイタリ
ア様式の協奏曲が収録されています。(*)は世界初録音とのこと。ソラメンテ
・ナトゥラーリはミロシュ・ヴァレントが1995年に創設したスロヴァキアのピ
リオド楽器アンサンブルです。




<Alto>
ALC 1179 ¥750
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525?-1594):
永遠のキリストの恵み[Aeturna Christi munera](賛歌)
ミサ「永遠のキリストの恵み」/スターバト・マーテル
ミサ「ロム・アルメ」(5声)
日々罪を犯す私を[Peccantem me quotidie](モテット)
プロ・カンツィオーネ・アンティクア
ブルーノ・ターナー、マーク・ブラウン(指揮)
録音:1980、1992年 原盤:Pro Cantione Antiqua 前出:Regis, RRC 1065, 2040

ALC 1194 ¥750
ベートーヴェン(1770-1827):
ディアベッリのワルツによる33の変奏曲ハ長調 Op.120
バガテル イ短調「エリーゼのために」WoO 59
ロンド・ア・カプリッチョ ト長調「無くした小銭への怒り」Op.129
「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」(イギリス国歌)による
7つの変奏曲ハ長調 WoO 78
「ルール・ブリタニア」による5つの変奏曲ニ長調 WoO 79
スイスの歌による6つの易しい変奏曲ヘ長調 WoO 64
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
録音:1963、1967年、ADD 原盤:Vox

ALC 1197 ¥750
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」Op.30
交響詩「ドン・フアン」Op.20
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
チャールズ・マッケラス(指揮)
録音:1995年 原盤:Tring

ALC 1198 ¥750
ビゼー(1838-1875):
交響曲ハ長調(*)
組曲「カルメン」第1番&第2番(+)
組曲「子供の遊び」(#)
西ドイツ・シンフォニア(*)
ディーク・ジェレス(指揮(*))
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(+/#)
マルク・エルムレル(指揮(+))
アンドレア・リカータ(指揮(#))
録音:1993-1994年 原盤:RPO(+/#) 前出:Regis, RRC 1191(*)

ALC 1199 ¥750
ヴィチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949):
交響詩「タトラ山にて」Op.26
南ボヘミア組曲 Op.64
声と管弦楽のための8つの夜想曲 Op.39(*)
ダニエラ・ストラコヴァー(ソプラノ(*))
カールスバッド交響楽団
ダグラス・ボストック(指揮)
録音:1998年 原盤:Classico

ALC 1201 ¥750
ボヘミアのバロックとその後の音楽 Vol.6
クリストフ・シンプケ(1725-1789):交響曲 ex F
フロリアン・レオポルト・ガスマン(1729-1774):交響曲ハ短調
ヴォイチェフ・イーロヴェツ(1763-1850):交響曲ヘ長調
チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団
ペトル・フロムチャーク(指揮)
録音:2012年

ALC 1204 ¥750
ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-2010):
交響曲第3番「悲歌」(1976)(*)
古い様式による3つの小品(弦楽合奏のための)(1963)
スーザン・グリットン(ソプラノ(*))
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ユーリー・シモノフ(指揮)
録音:1995年 原盤:RPO 前出:Regis, RRC 1284

ALC 2019 2枚組 ¥1180
グリエール(1875-1956):
交響曲第3番「イリヤ・ムローメツ」(1911)(*)
チェロ協奏曲(1946-1947)(+)
セルゲイ・スジロフスキー(チェロ(*))
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ハロルド・ファーバーマン(指揮(*))
ロシア・シネマトグラフィ交響楽団(+)セルゲイ・スクリプタ(指揮(+))
録音:1978、1986年 原盤:Unicorn(*)/Olympia(+) 前出:Regis, RRC 2068

ALC 4002 4枚組 ¥2250
ドビュッシー(1862-1918):ピアノ作品集
ベルガマスク組曲/忘れられた映像/2つのアラベスク/バラード
ロマンティックなワルツ/夜想曲/ボヘミア舞曲/ピアノのために
映像 第1集/映像 第2集/英雄的子守歌/マズルカ/レントより遅く
マスク/悲歌/小さな黒人/アルバムのページ
コンクールの小品/ハイドンをたたえて/スケッチ帳より/子供の領分
前奏曲集第1巻/前奏曲集第2巻/12の練習曲/版画/喜びの島
マルティノ・ティリモ(ピアノ)
録音:1988、1990年 原盤:IMP Regis, RRC 4003

ALN1934
ムーヴィー・マジック エピック&ウエスタン 映画音楽名曲集
リヒャルト・シュトラウス:
「2001年宇宙の旅」(交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」から)
フランシス・レイ:「ある愛の詩」から Where do I begin?
モーリス・ジャール:「ドクトル・ジバゴ」から ララのテーマ
セルゲイ・ラフマニノフ:「逢びき」(ピアノ協奏曲第2番 から)(*)
カール・デイヴィス:「秘録 第二次世界大戦」
ニーノ・ロータ:「ゴッドファーザー」
ジョルジュ・ドルリュー:「ベストフレンズ」
マックス・スタイナー:「風と共に去りぬ」
ニーノ・ロータ:「ロミオとジュリエット」
サミュエル・バーバー:
「プラトーン」「エレファント・マン」(弦楽のためのアダージョ)
モーリス・ジャール:「アラビアのロレンス」
エンニオ・モリコーネ:「続・夕陽のガンマン」
ディミトリー・ティオムキン:「真昼の決闘」
エンニオ・モリコーネ:「夕陽のガンマン」
ディミトリー・ティオムキン:「アラモ」
エンニオ・モリコーネ:「ウエスタン」
ジェローム・モロス:「大いなる西部」
エンニオ・モリコーネ:「荒野の用心棒」
エルマー・バーンスタイン:「荒野の七人」
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
カール・デイヴィス(指揮)
録音:1996年 原盤:RPO
32bitデジタルサウンドによる新編集盤。




<Griffin>
GCCD 4078 ¥1180
ブリテン諸島の民謡集
The Keel Row キャスリーン・フェリアー(アルト) フィリス・スプア(ピアノ)
Cushie Butterfield オーエン・ブラニガン(バス) ジェラルド・ムーア(ピアノ)
The Lincolnshire Poacher(ブリテン編曲)
ピーター・ピアーズ(テノール) ベンジャミン・ブリテン(ピアノ)
My Lady Greensleeves ルートン少女合唱団 メラクリーノ楽団
Bonnie Mary of Argyle(ジェフリーズ作詞/ネルソン作曲)
ロバート・ウィルソン(テノール) 管弦楽団
The Kerry Dance(モロイ作曲)
ピーター・ドーソン(バスバリトン) ジェラルド・ムーア(ピアノ)
The Star of the County Down(ヒューズ編曲)
ジョン・マコーマック(テノール) ジェラルド・ムーア(ピアノ)
The Spinning Wheel(ウォルター作詞/マーフィー作曲)
メアリー・オハラ(ソプラノ)
Charlie, He's My Darling イワン・マッコル&ペギー・シーガー(歌)
O Can Ye Sew Cushions?(バントック編曲)
グラスゴー・オルフェウス合唱団 ヒュー・ロバートソン(指揮)
The Skye Boat Song ケネス・マッケラー(テノール) ボブ・シャープレス楽団
Annie Laurie イアン・ウォーレス(バスバリトン) ロン・グッドウィン楽団
Believe Me if all those Endearing Young Charms ルビー・マレイ(歌)
The Garden Where the Praties Grow(リドル編曲) ジョゼフ・ロック(テノール)
The Last Rose of Summer
ジョアン・ハモンド(ソプラノ) アーネスト・ラッシュ(ピアノ)
A'Rovin オスカー・ナツカ(バス)
Myfanwy(パリー作曲)
モリストン・オルフェウス合唱団 アイヴァー・E・シムズ(指揮)
The Foggy Foggy Dew Trad
リチャード・ルイス(テノール) 管弦楽団 チャールズ・マッケラス(指揮)
Down by the Sally Gardens(ヒューズ編曲)
キャスリーン・フェリアー(アルト) フィリス・スプア(ピアノ)
She Moved Through the Fair
シドニー・マッキーワン(テノール) ダンカン・モリソン(ピアノ)
Blow the Man Down... Hullabaloo Balay オスカー・ナツカ(バス)
Helston Furry Dance
リチャード・ルイス(テノール) 管弦楽団 チャールズ・マッケラス(指揮)
Counting the Goats
モリストン・オルフェウス合唱団 アイヴァー・E・シムズ(指揮)
Westering Home ケネス・マッケラー(テノール) ボブ・シャープレス楽団
The Blaydon Races (リドリー作詞/ワリントン編曲)
オーエン・ブラニガン(バス) 男声四重唱団 ジェラルド・ムーア(ピアノ)
All Thro' the Night
モリストン・オルフェウス合唱団 アイヴァー・E・シムズ(指揮)
録音:1934-1960年