<クラシック・輸入盤新譜情報 12-09>


<Deutsche Grammophon>
47971 ¥1850
ガランチ/ロマンティック
1)歌劇「ファヴォリータ」-いとしいフェルナンドよ(ドニゼッティ)
2)歌劇「サムソンとデリラ」-あなたの声で心は開く(サン=サーンス)
3)歌劇「オルレアンの娘」-森よさらば(チャイコフスキー)
4)歌劇「サッフォ」-不滅のリラよ(グノー)
5)歌劇「ファウスト」-私の告白を伝えておくれ(グノー)
6)歌劇「ロメオとジュリエット」-ジュリエット、おお私のジュリエット
(ヴァッカイ)
7)劇的物語「ファウストの劫罰」-燃える恋の思いに(ベルリオーズ)
8)歌劇「イスの王様」-あなたと不意に再会して…あなたが生きて以前のよう
に誇らしい姿で(ラロ)
9)歌劇「シバの女王」-Plus grand dans son abscurite
エリーナ・ガランチャ(メッゾ・ソプラノ)
イヴ・アベル指揮
ボローニャ歌劇場管弦楽団
〔録音〕2012年3月19-26日, ボローニャ、サローネ・ボロニーニ
メッゾ・ソプラノの女王、ガランチャ待望の新録音はチャイコフスキーのオル
レアンの娘からサン=サーンスのデリラまで、数々のロマンティックなオペラ
・アリアを集めたアルバム。ビロードのような滑らかな声、見事なステージ姿、
並はずれたテクニック、そしてモーツァルト、ベルカントからドラマティック
・オペラ、そして現代曲にいたるその幅広いレパートリーは、比類なく他の追
随を許しません。イヴ・アベルの指揮のもとボローニャ歌劇場管弦楽団も驚く
べき深みある音色で、ガランチャの美声を支え、麗しい声と相まって見事なア
ンサンブルを聴かせてくれます。

4779878 3枚組 ¥5580
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(全曲)
イルデブランド・ダルカンジェロ(BR ドン・ジョヴァンニ)
ロナルド・ビリャソン(T ドン・オッターヴィオ)
ルカ・ピサローニ(B レポレッロ)
ディアナ・ダムラウ(S ドンナ・アンナ)
ジョイス・ディドナート(Ms ドンナ・エルヴィラ)
モイカ・エルトマン(S ツェルリーナ)
ヴォーカル・アンサンブル・ラシュタット 
ヤニク・ネゼ=セガン指揮
マーラー・チェンバー・オーケストラ
録音:2011年7月13日-24日 バーデン・バーデン 祝祭劇場
フランス系カナダ人指揮者ネゼ=セガンがドイツ・グラモフォンでモーツァル
トのオペラ・ツィクルスを開始!ネゼ=セガンはメトロポリタン歌劇場、コヴェ
ントガーデン、スカラ座、ザルツブルク音楽祭などでその才能を認められる若
き俊英。バーデン・バーデン祝祭劇場の公演に前後して行われたこの録音がネ
ゼ=セガンのグラモフォンでのモーツァルト・オペラ・チクルス第1弾となり
ます。現代望みうる最高の歌手を取りそろえた綺羅星のようなアリアの数々を
存分にお楽しみください。今後のリリースが非常に楽しみなツィクルスです。

479628 ¥1850
サロネン/Out of Nowhere
1)ヴァイオリン協奏曲(2009)
2)Nyx(2011)
リーラ・ジョセフォウィッツ(ヴァイオリン)
フィンランド放送交響楽団
指揮:エサ=ペッカ・サロネン
録音:2012年3月(1)、2011年9月(2) ヘルシンキ・ミュージック・センター
ボストン・グローヴ紙が「現代ヨーロッパ人の苦難とカリフォルニアン・クー
ルの魅惑的な融合」と評したように、サロネンのヴァイオリン協奏曲は、21世
紀初の偉大なる協奏曲作品といえましょう。このアルバムの演奏者でもあるリ
ーラ・ジョセフォヴィッツのために書かれました。サロネンが17年にわたるロ
サンゼルス・フィル音楽監督時代の最後の頃に作曲したものです。来年2013年
2月には諏訪内晶子が音楽監督を務める諏訪内晶子音楽祭でサロネン指揮の下
諏訪内晶子のソロで演奏が予定されています。

4734884(DVD-Video) ¥3350
5734890(Blu-ray) ¥3380
ドゥダメル/マーラー:交響曲第8番《千人の交響曲》
◆ボーナス映像
レコーディング風景を収めた約17分のドキュメンタリー
マヌエラ・ウール、ジュリアナ・ディ・ジャコモ、キーラ・ダフィー(S)
アンナ・ラーション、シャルロット・ヘルカント(A)
ブルクハルト・フリッツ(T)
ブライアン・マリガン(Br/、アレキサンダー・ヴィノグラー(Bs)
べネズエラ国立青年合唱団 
ロサンジェルス・フィルハーモニック 
シモン・ボリバル交響楽団
指揮:グスターボ・ドゥダメル
〔録音〕2012年2月 カラカス
マーラーの没後100年を記念して2月18日にべネズエラのカラカスで行われたマ
ーラー・プロジェクトをライヴで収録。グスターボ・ドゥダメル指揮による
「千人の交響曲」公演には、盛大な賞賛が贈られました。べネズエラ国立青年
合唱団の子どもたちによる天使の歌声。そして、ロサンジェルス・フィルハー
モニックとシモン・ボリバル交響楽団による繊細な演奏。3人のソプラノ歌手
マヌエラ・ウール、ジュリアナ・ディ・ジャコモ、キーラ・ダフィーと、2人
のアルト歌手アンナ・ラーション、シャルロット・ヘルカント、テノール歌手
ブルクハルト・フリッツ、バリトン歌手ブライアン・マリガン、そしてバス歌
手アレキサンダー・ヴィノグラードフらの圧倒的な美声。全ての旋律をとりま
とめるドゥダメルのダイナミックで開放感に溢れた指揮。総勢1400人を超える
音楽家が一同に介した「交響曲第8番」は、圧巻です。この記念すべきコンサ
ートの映像は、6/22日に一日限りのシアター上映ということで、日本でも5つの
会場にて限定上映され、大反響を呼びました。そしてその映像がドイツ・グラ
モフォンからDVDとブルーレイの2形態でリリースされることになりました。ま
るでのカラカスの会場にいるかのような臨場感溢れる映像を心行くまでお楽し
みください。


47959 55枚組 ¥10900
モーツァルトの名曲をグラモフォン&アルヒーフの名演ばかりで収録!
《Mozart 101》 完全限定盤
【CD1】
『交響曲第25, 26, 29番』
-ピノック&イングリッシュ・コンサート(1990年録音)
【CD2】
『交響曲第28, 31, 33, 34番』
-レヴァイン&ウィーン・フィル(1985年録音)
【CD3】
『交響曲第32, 35, 36番』
-カラヤン&ベルリン・フィル(1976-1977年録音)
【CD4】
『交響曲第38, 39番』
-ピノック&イングリッシュ・コンサート(1993-1994年録音)
【CD5】
『交響曲第40, 41番』『「イドメネオ」よりバレエ音楽』
-ミンコフスキ&ルーヴル宮音楽隊(2005年録音)
【CD6】
『ピアノ協奏曲第17, 21, 6番』
-ゲザ・アンダ&ザルツブルク・モーツァルテウム・アカデミカ
(1961-1962年録音)
【CD7】
『ピアノ協奏曲第27, 10*番』
-エミール・ギレリス, エレナ・ギレリス*, ベーム&ウィーン・フィル
(1973年録音)
【CD8】
『ピアノ協奏曲第23, 19番』
-ポリーニ, ベーム&ウィーン・フィル(1976年録音)
【CD9】
『ピアノ協奏曲第20, 24番』
-ビルソン, ガーディナー&イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
(1986&1988年録音)
【CD10】
『ピアノ協奏曲第14, 26番』
-ピリス, アバド&ウィーン・フィル(1992&1990年録音)
【CD11】
『ヴァイオリン協奏曲第3, 4, 5番』
-パールマン, レヴァイン&ウィーン・フィル(1982年録音)
【CD12】
『協奏交響曲K.364』『コンチェルトーネK.190』
-パールマン, ズカーマン, メータ&イスラエル・フィル(1982年録音)
【CD13】
『クラリネット協奏曲』『ホルン協奏曲第1, 4番』
-チャールズ・ナイディック(Cl), デイヴィッド・ジョリー(Hr),
オルフェウス室内管弦楽団(1987年録音)
【CD14】
『ホルン協奏曲第2, 3番』『オーボエ協奏曲』『ファゴット協奏曲』
-ウィリアム・パーヴィス(Hr), ランダル・ウォルフガング(Ob),
フランク・モレッリ(Fg), オルフェウス室内管弦楽団(1987年録音)
【CD15】
『フルート協奏曲第1番』『アンダンテ K.315』
『フルートとハープのための協奏曲』
-スーザン・パルマ(Fl), ナンシー・アレン(Hp),
オルフェウス室内管弦楽団(1988年録音)
【CD16-17】
『セレナード第10, 11, 12番』『ディヴェルティメント第14番』
-オルフェウス室内管弦楽団(1985-1990年録音)
【CD18】
『ディヴェルティメント第17番』
『セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」』
-カラヤン&ベルリン・フィル(1987,1983年録音)
【CD19】
『セレナード第7番「ハフナー」』
『フリーメイソンのための葬送音楽』
-ベーム&ベルリン・フィル(1972, 1979年録音)
【CD20】
『セレナード第9番「ポストホルン」』『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
-レヴァイン&ウィーン・フィル(1982年録音)
【CD21-23】
『弦楽四重奏曲第14-19番』-ハーゲン四重奏団(1995-2000年録音)
【CD24】
『弦楽五重奏曲K.515*』『ディヴェルティメントK.563』
-アマデウス弦楽四重奏団, セシル・アロノヴィッツ(Va)*(1967, 1982年録音)
【CD25】
『弦楽五重奏曲K.516&593』』
-アマデウス弦楽四重奏団, セシル・アロノヴィッツ(Va)(1957年録音)
【CD26】
『フルート四重奏曲第1番』『オーボエ四重奏曲』『ホルン五重奏曲』
『クラリネット五重奏曲』
-アンドレアス・ブラウ(Fl), ローター・コッホ(Ob),
ゲルト・ザイフェルト(Hr), ジェルヴァーズ・ドゥ・ペイエ(Cl),
アマデウス弦楽四重奏団(1969-1977年録音)
【CD27】『管楽とピアノのための五重奏曲』
-ジェームズ・レヴァイン(P),
アンサンブル・ウィーン=ベルリン(1986年録音)、
『ケーゲルシュタット・トリオ』
-ジェームズ・レヴァイン(P), カール・ライスター(Cl),
ヴォルフラム・クリスト(Va)(1991年録音)、
『アダージョとロンドK.617』-アンサンブル・ウィーン=ベルリン(1990年録音)
【CD28】
『ピアノ四重奏曲第1, 2番』-フォーレ・クヮルテット(2005年録音)
【CD29】
『ヴァイオリン・ソナタ第25, 28, 34, 35番』
-オーギュスタン・デュメイ(Vn), マリア・ジョアオ・ピリス(P)
(1990, 1991年録音)
【CD30】
『ヴァイオリン・ソナタ第40, 41, 42番』
-パールマン(Vn)&バレンボイム(P)(1990年録音)
【CD31】
『ピアノ・ソナタ第8, 12, 15』
-マリア・ジョアオ・ピリス(P)(1989-1990年録音)
【CD32】
『ピアノ・ソナタ第3, 10, 13番』『アダージョK540』『ロンド K.485&511』
-ホロヴィッツ(P)(1985-1988年録音)
【CD33】
『ピアノ・ソナタ第11, 14番』『幻想曲K.397&475』
-グルダ(P)(1980-1982年録音)
【CD34】
『2台のピアノのためのソナタK.448&497』『アンダンテと5つの変奏曲K.501』
『幻想曲K.608』
-クリストフ・エッシェンバッハ&ユストゥス・フランツ(P)(1972-1973年録音)
【CD35】
『戴冠ミサ曲K.317』『証聖者の盛儀晩課K.339』『踊れ、喜べ、幸いなる魂』
-バーバラ・ボニー(Sp), ピノック&イングリッシュ・コンサート&合唱団
(1993年録音)
【CD36】
『アヴェ・ヴェルム・コルプス』『踊れ、喜べ、幸いなる魂』
『ミサ曲ハ短調K.427(バイヤー版)』
-アリーン・オジェー(Sp),
バーンスタイン&バイエルン放送交響楽団&合唱団(1990年録音)
【CD37】
『レクィエムK.626』『葬送音楽「受難カンタータ」K.42』
『「ヴェスペレK.339」より「ラウダーテ・ドミノ」』
-アバド&ベルリン・フィル(1999年録音)
【CD38】
『ああ、私には分かっていた…ああ、私の見えない所へ姿を消してK.272』
『この胸に、お願いだから来て…天があなたを私に返す時K.374』
『大いなる魂と高貴な心はK.578』
『『葬送音楽「受難カンタータ」K.42より』『私は行く、しかしどこへK.583』
『私のうるわしい恋人よ、さようなら…とどまって下さい、ああいとしい人よ
K.528』『哀れな私、どこにいるの…ああ、口を聞いているのは私でなくK.369』
-グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S),
ヴィルフリード・ベッチャー(指揮)ウィーン交響楽団(1966年録音)
【CD39-41】
『歌劇「クレタの王イドメネオ」K.366』
-ガーディナー&イングリッシュ・バロック・ソロイスツ,
モンテヴェルディ合唱団, シルヴィア・マクネアー(Sp),
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms),
アントニー・ロルフ・ジョンソン(T)他(1990年録音)
【CD42-43】
『歌劇「後宮からの逃走」K.384』
-カール・ベーム(指揮), ドレスデン・シュターツカペレ,
アリーン・オジェー(Sp), ペーター・シュライアー(T),
クルト・モル(Bs)(1973年録音)
【CD44-46】
『歌劇「フィガロの結婚」K.492』
-アーノンクール(指揮), ウィーン・フィル,
イルデブラント・ダルカンジェロ(Br), アンナ・ネトレプコ(Sp),
ドロテア・レシュマン(Sp), ボー・スコウフス(Br),
クリスティーネ・シェーファー(Sp),(2006年ライヴ録音)
【CD47-49
】『歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527』
-アバド&ヨーロッパ室内管弦楽団, サイモン・キーンリサイド(Br),
マッティ・サルミネン(Bs), ブリン・ターフェル(Bs),
イルデブランド・ダルカンジェロ(Bs)他,(1997年録音)
【CD50-52】
『歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」K.588』
-レヴァイン&ウィーン・フィル, キリ・テ・カナワ(Sp),
トーマス・ハンプソン(Br), フェルッチョ・フルラネット(Bs)他,(1988年録音)
【CD53-54】
『歌劇「魔笛」K.620』-カール・ベーム&ベルリン・フィル,
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br),
フリッツ・ヴンダーリヒ(T), ロバータ・ピータース(Sp),
フランツ・クラス(Bs)他,(1964年録音)
【CD55】
『音楽の冗談K.522』『コントルダンスK.587, 534, 535, 610, 607』
『6つのドイツ舞曲K.567』『ガリマティアス・ムジクムK.32』
『行進曲K.335』『ドイツ舞曲K.611』『3つのドイツ舞曲K.605』
-オルフェウス室内管弦楽団(1989年録音)
モーツァルトの名曲を、名門DG&アルヒーフ・レーベルの名演ばかりで収録し
た、モーツァルトをとことん味わい尽くすことができる55枚組ボックスです。
DG111 のシーリーズと同様の立方体紙製外箱の中にオリジナル・デザインの紙
ジャケットに1枚ずつのCDを封入。140ページのブックレットには録音セッショ
ン写真なども多数掲載された仕様です。外箱の青地に銀色の星模様のデザイン
は、「魔笛」の夜の女王をイメージしたもの。初回限定盤になります。


●Decca & DG Virtuoso 各1枚 ¥750
4784225
ベートーヴェン:
『ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15』
『ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19』
スティーヴン・コヴァセヴィチ(P)
コリン・デイヴィス(指揮)
BBC交響楽団
〔録音〕(1)1970年, ロンドン/(2)1974年,(ステレオ:セッション)
原盤:PHILIPS
音楽通から非常に高い評価を受け、極めて真摯な演奏で聴き手に深い感銘を与
えるピアニスト、コヴァセヴィチ。彼が30代に録音した代表作のひとつ。C.デ
イヴィスの指揮とともに虚飾を排し、若々しい覇気がみなぎり、堂々として揺
るぎないベートーヴェン像を打ち立てています。

4784226
シューベルト:
『即興曲集 D.899&935』
『16のドイツ舞曲 D.783』
アルフレート・ブレンデル(P)〔録音〕1972-1974年(ステレオ:セッション)
シューベルトはブレンデルの中心レパートリーのひとつです。ブレンデルは、
1988年の再録音がありますが、この盤は初期の作品を除くすべてのソロ・ピア
ノ曲を録音したときの70年代の演奏。外へ向かっての広がりと開放感を合わせ
もった演奏で、そこには香り高いうたと深い抒情があり、ウィーン風を超えた
新しいシューベルト像を打ちたてた演奏として絶賛を博しました。この両曲の
もっともスタンダードな名演です。

4784227
チャイコフスキー:
(1)『交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」』
(2)『弦楽のためのエレジー』
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団((1)),
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団((2))
〔録音〕1979年(1), 1988年(2),(デジタル:セッション) 原盤:Decca
過剰なロシア的色彩を排しつつも、ロマン性にあふれたアシュケナージの十八
番・チャイコフスキー。指揮者としてのアシュケナージの才能が遺憾なく発揮
された1枚。全体の構成力、和声や旋律の歌わせ方など、充実した至芸を聴かせ
てくれます。

4784228
《名マーチ集》
(1)『スーザ:星条旗よ永遠なれ』, (2)『スーザ:ワシントン・ポスト』,
(3)『ヴェルディ:アイーダ凱旋行進曲』
(4)『ベルリオーズ:ハンガリー行進曲』, (5)『エルガー:威風堂々第1番』
(6)『J・シュトラウス2世:フランツ・ヨゼフI世万歳!』
(7)『J・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲』
(8)『シューベルト:軍隊行進曲Op.51-1』
(9)『ベートーヴェン:トルコ行進曲』, (10)『イワーノフ:酋長の行列』
(11)『J・シュトラウス2世:ロシア行進曲』, (12)『スーザ:忠誠』
(13)『スーザ:雷神』, (14)『J・シュトラウス2世:エジプト行進曲』
(15)『J・シュトラウス2世:ペルシャ行進曲』
(16)『ハルヴォルセン:ロシア貴族の入場』
(17)『コーツ:ダム・バスターズ』, (18)『アーノルド:クワイ河マーチ』
(19)『スーザ:キング・コットン』, (20)『スーザ:自由の鐘』
(21)『フチーク:剣士の入場』
エルガー・ハワース(指揮)
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル
〔(1)(2)(3)(12)(13)(17)(18)(19)(20)(21)〕
ゲオルク・ショルティ(指揮)シカゴ交響楽団〔(4)〕
ゲオルク・ショルティ(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団〔(5)〕
ウィリー・ボスコフスキー(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
〔(6)(11)(14)(15)〕
ロドニー・バッシュフォード中佐(指揮)
グレナディア・ガーズ軍楽隊〔(7)(8)(9)(10)(16)〕
〔録音〕1963-1985年 原盤:Decca
有名なマーチを収録したアルバム。オリジナル作品からクラシックの編曲作品
まで幅広いレパートリーを誇り、金管アンサンブルをクラシックの1ジャンルと
して確立した「フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル」。そして、
バッキンガム宮殿でおなじみのイングランドの近衛歩兵連隊による「グレナ
ディア・ガーズ軍楽隊」。ヨハン・シュトラウスの行進曲は、ご当地ウィーン
・フィルの演奏で収録されています。

4784671
《教会歴のグレゴリオ聖歌集》
「降臨節」「クリスマス」「復活祭」「キリストの昇天」
「聖霊降臨祭」「マリアの生涯」のための
グレゴリオ聖歌より30曲収録
フーベルト・ドップ(指揮)
ウィーン・ホーフブルクカペルレ・コーラルスコラ
〔録音〕1990-1995年, ウィーン王宮礼拝堂(デジタル:セッション)
日本では“癒しの音楽”としても高い人気をもつグレゴリオ聖歌。グレゴリオ
聖歌はカトリック教会のラテン語典礼文を歌った聖歌ですが、ドップ神父指揮
によるウィーン・ホーフブルクカペルレ・コーラルスコラの録音は、1974年の
ヴァティカン版ミサ聖歌集にもとづいて歌われた注目のグレゴリオ聖歌集。グ
レゴリオ聖歌のなかでも有名かつ音楽的な聖歌がふんだんに収められており、
美しく心洗われるア・カペラ合唱には、しみじみと人の心を打つものがありま
す。

4784229
(1)『ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ』
(2)『J・シュトラウス2世:ウィーン気質』, (3)『レハール:金と銀』
(4)『ローサス:波濤を越えて』, (5)『J・シュトラウス2世:春の声』
(6)『チャイコフスキー:「白鳥の湖」よりワルツ第2番』
(7)『ドリーブ:「コッペリア」よりワルツ第1番』
(8)『チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より「花のワルツ」』
(9)『J・シュトラウス2世:ウィーンの森の物語』
(10)『J・シュトラウス2世:美しく青きドナウ』
フランツ・バウアー=トイスル(指揮)
ウィーン・フォルクスオーパ管弦楽団〔(1)(2)(3)(4)〕
ウィリー・ボスコフスキー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団〔(5)(9)(10)〕
シャルル・デュトワ(指揮)モントリオール交響楽団〔(6)(7)(8)〕
アントン・カラス(ツィター)〔(9)〕
〔録音〕1959-1991年 原盤:PHILIPS, Decca
ワルツというとヨハン・シュトラウスが有名で、もちろんこのアルバムにも
ウィーンの演奏家による美しいウィンナ・ワルツが収録。アントン・カラスの
ツィターの演奏による「春の声」。デュトワのタクトによる、チャイコフスキ
ー、ドリーブのバレエからのワルツも収録されています。

4784231
《J・S・バッハ:カンタータ集》
『カンタータ第106番「神の時こそいと良き時」BWV.106』
『モテット「おおイエス・キリスト、わが命の光」BWV.118』
『カンタータ第140番「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」BWV.140』
『カンタータ第147番「心と口と行いと生きざまもて」BWV.147』
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ, モンテヴェルディ合唱団,
ナンシー・アージェンタ(Sp), ルース・ホルトン(Sp),
マイケル・チャンス(CT), アンソニー・ロルフ・ジョンソン(T),
スティーヴン・ヴァーコー(Bs)
〔録音〕1989-1990年(デジタル:セッション)
様々な編曲によって演奏される機会の多い有名なコラール「目覚めよ、とわれ
らに呼ばわる物見らの声」を含む第140番、「主よ、人の望みの喜びよ」を含む
第147番、そして追悼行事用の第106番。バッハの宗教音楽のなかで最も広く、
また古くから親しまれている教会カンタータの傑作3曲を収録しています。歯
切れの良いアーティキュレーションと心地よい推進力を特徴とするガーディナ
ーの指揮が、作品の真価を明らかにしています

4784232
ベルリオーズ:
『幻想交響曲 Op.14』
『歌劇「ベンヴェヌート・チェルリーニ」序曲』
『序曲「海賊」Op.21』
『歌劇「トロイアの人々」-王の狩りと嵐』*
チョン・ミュンフン(指揮)
パリ・バスティーユ管弦楽団
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団&RIAS室内合唱団*
〔録音〕1994年, 1990年*(デジタル:セッション)
色彩的な管弦楽法や劇的な表現形態によって、ロマン派を代表する交響曲とし
て知られる「幻想交響曲」。いまや巨匠指揮者への階段を着実に歩み続けてい
るチョン・ミュンフンがオーケストラから引き出す並々ならぬ色彩感や圧倒的
な迫力は、この作品でその威力を最大限に発揮しています。彼がパリのバス
ティーユ歌劇場の音楽監督を務めていた時期に手兵のオーケストラを指揮して
録音したアルバムで、2曲の序曲をフィルアップ。「トロイアの人々」の第4幕
への間奏曲であるベルリオーズの傑作管弦楽「王の狩りと嵐」は、レヴァイン
&ベルリン・フィルの演奏で収録。

4784233
ドヴォルザーク:
(1)『チェロ協奏曲ロ短調Op.104』
(2)『交響曲第8番ト長調Op.88』
(1) ピエール・フルニエ(Vc),
ジョージ・セル(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(2) ラファエル・クーベリック(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
〔録音〕(1)1961年, (2)1966年 ベルリン、イエス・キリスト教会
(ステレオ:セッション)
伸びやかでノスタルジックな旋律美とソロの華麗なパッセージが魅力的な
「チェロ協奏曲」。この作品に内在する郷愁や憧憬を雄大なスケールで、しか
も詩情豊かに表現したフルニエの名演奏です。この曲の決定盤として広く親し
まれているアルバムで、バックを務めるセル&ベルリン・フィルの万全のサポ
ートぶりも見事。祖国ボヘミア的の親しみやすいメロディーを郷愁的に謳い上
げた「交響曲8番」は、クーベリック&ベルリン・フィルの名演で収録。

4784234
リスト:
『ピアノ協奏曲第1番変ホ長調』
『ピアノ協奏曲第2番イ長調』
『交響詩「前奏曲」S.97』*
『ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調S.244-2』*
ラザール・ベルマン(P)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)ウィーン交響楽団
ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団*
〔録音〕1976年6月, ウィーン、ジンメリンク・ホフ(ステレオ:セッション)
1996年9月, ウィーン、ムジークフェラインザール(デジタル:セッション)*
ベルマンの、強靭な迫力と鮮やかな超絶技巧。そして絶妙な繊細な語り口を
兼ね備えたリストのピアノ協奏曲。ロマン派音楽を主要レパートリーとした
ベルマンですが、中でもリスト演奏での鮮やかさは絶品といえるでしょう。
その驚くべきテクニックと抑制の効いた演奏と、バックを務めるジュリーニ
の深みのある音楽によって、高い完成度で聴かせてくれます。オーケストラ
の美音とリズム、歌が印象的なシノーポリ&ウィーン・フィルによる管弦楽
作品2曲も収録。

4784235
マーラー:『交響曲第4番ト長調』
クラウディオ・アバド(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
フレデリカ・フォン・シュターデ(Sp)
〔録音〕1977年5月, ウィーン、ムジークフェラインザール
(ステレオ:セッション)
アバド1回目のマーラー交響曲録音からの1枚。現在とは違ったウィーン・フィ
ルのふくよかでいぶし銀のような響きと、アバドの緻密さとさわやかな歌謡性
がマッチした名演です。

4784236
《モーツァルト:オペラ・アリア集》
[歌劇「フィガロの結婚」より]
『序曲』, 『もう飛ぶまいぞ、この蝶々』-ブリン・ターフェル(Br)
『愛の神よ』-ヒレヴィ・マッティンペルト(Sp)
『私が苦汁を飲まされ』-ロドニー・ジルフリー(Br)
『手紙の歌』-アリソン・ハーグリー(Sp)& ヒレヴィ・マッティンペルト(Sp)
『恋人よ、早くここへ』-アリソン・ハーグリー(Sp)
[歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より]
『お手をどうぞ』-ロドニー・ジルフリー(Br)& エイリアン・ジェイムズ(Ms)
『みんな楽しく、お酒を飲んで』-ロドニー・ジルフリー(Br)
『その間に僕の恋人を慰めに行って下さい』
-クリストフ・プレガルディエン(T)
『あの恩知らずは私を裏切った』-シャルロッテ・マルジョーノ(Sp)
[歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」より]
『風よ、おだやかなれ』
-ローザ・マニオン(Ms)& アマンダ・ロークロフト(Sp)
『ご婦人方よ、よくやってくれますな』-ロドニー・ジルフリー(Br)
『恋は小さな泥棒』-ローザ・マニオン(Ms)
[歌劇「ティトの慈悲」より]
『行こう、だが愛しい人よ』-アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)
[歌劇「魔笛」より]
『私は。鳥刺し』-ジェラルド・フィンレイ(Br)
『復讐の炎は地獄のように我が心に燃え』-シンディア・ジーデン(Sp)
『ああ, 私は感じる、愛のしあわせが永遠に消え去ってしまったことを!』
クリスティアーネ・エルツェ(Sp)
-『恋人か女房が』-ジェラルド・フィンレイ(Br)
『パパゲーナ! お嬢ちゃん!カワイ子ちゃん!』
-コンスタンツェ・バッケス(Sp)& ジェラルド・フィンレイ(Br)
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
〔録音〕1990-1995年(デジタル:セッション)
古楽界の巨匠ガーディナーが、手兵イングリッシュ・バロック・ソロイスツと
ともに残した7つのモーツァルト・オペラ。彼独特の歯切れ良く躍動するリズム
は、今までにない軽く透明な音響像を描き出しています。録音当時若手の歌手
たちを多く起用し、適材適所に配した清廉な歌唱の数々。有名なアリアばかり
が選ばれたこのベスト盤は、モーツァルト・オペラ入門にも最適なアイテムと
言えるでしょう。

4784237
プロコフィエフ:
(1)『交響曲第1番ニ長調「古典交響曲」Op.25』
(2)『バレエ「ロメオとジュリエット」Op.64(ハイライト)』
(3)『組曲「キージェ中尉」Op.60』
(1) 小澤征爾(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(2) 小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団
(3) シャルル・デュトワ(指揮)モントリオール交響楽団
〔録音〕(1)1989年, (2)1986年, (3)1990年(デジタル:セッション)
1980年代後半には、ベルリン・フィルと共に交響曲全集を完成させるなど、プ
ロコフィエフに集中していた小澤征爾。ベルリン・フィルと共演した「古典交
響曲」は、標題が示すとおり古典的で簡潔明快な様式美を示す新古典主義の先
駆的な作品。「ロメオとジュリエット」(抜粋)は手兵ボストン響によるもので、
引き締まった指揮ぶりが見事。「キージェ中尉」は、細部まで神経の行き届い
た音作りのデュトワの演奏で収録。

4784238
ラフマニノフ:
(1)『交響的舞曲 Op.45』
(2)『幻想曲「岩」Op.7』
(3)『交響詩「死の島」Op.29』
ロリン・マゼール(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
〔録音〕(1)1983年, (2)1984年, (3)1981年(デジタル:セッション)
シンフォニーに匹敵する大スケールの「交響的舞曲」。ベックリンの絵画から
想をえて作られた、その絵のもつ陰惨な光景と不気味さを音で表した「死の島」
など、ラフマニノフ独特のダイナミズムとマゼールの見事な解析力が融合。さ
らにベルリン・フィルの統率力によって、圧倒的な熱演による名演です。

4784239
《バレエ音楽名演集》
(1) 『チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」より5曲』
-ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1978年
(2) 『フェルディナン・エロルド:「リーズの結婚」より「クロッグダンス」』
-ジョーン・ランチベリー(指揮)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団 〔録音〕1983年
(3)『ドリーブ:バレエ「コッペリア」より「情景とスワニルダの踊り」』
-ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1961年
(4)『ドリーブ:バレエ「シルヴィア」より「ピッツィカート」』
-ネーメ・ヤルヴィ(指揮)イェーテボリ交響楽団 〔録音〕1996年
(5)『プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」より「仮面」「モンタ
ーギュー家とキャピュレット家」』
-チョン・ミュンフン(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 〔録音〕1993年
(6)『チャイコフスキー:組曲「眠れる森の美女」より「バラのアダージョ」』
-小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団 〔録音〕1990年
(7)『オッフェンバック(ロザンタール編):「パリの喜び」より「舟歌」』
-小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団 〔録音〕1987年
(8)『プロコフィエフ:バレエ「シンデレラ」より「春の精」「夏の精」
「秋の精」「冬の精」』
-ミハイル・プレトニョフ(指揮)ロシア・ナショナル管弦楽団 〔録音〕1994年
(9)『ショパン:バレエ「レ・シルフィード」より「夜想曲とワルツ」』
-ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1961年
(10)『グノー:歌劇「ファウスト」より「鏡の踊り」』
-ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1971年
(11)『チャイコフスキー:組曲「白鳥の湖」より「1幕:情景」「白鳥の踊り」
「フィナーレ:情景」』
-ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1971年
カラヤン独特の魅力的なシンフォニックな演奏。音楽的な完成度を求めるプレ
トニョフ。チョン・ミュンフンの強い躍動感のある演奏など、ひとつひとつの
音楽で完結した説得力ある演奏ばかりでそろえたバレエ音楽集です。



●Originals 発売10,000,000枚突破記念 完全限定盤
47912 ¥780
1)ドビュッシー:夜想曲
2)ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲
3)ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
4)スクリャービン:法悦の詩
カタログ+CD
クラウディオ・アバド指揮
ボストン交響楽団
〔録音〕1970年―1971年ボストン
ミッド・プライスのシリーズとして1995年にスタートしたOriginalsシリーズ。
発売から20年近くがたち、今や最も人気のあるシリーズとして不動の評価を得
るに至っています。発売以来1000万枚以上の売り上げを記念して、60ページ・
フルカラー・カタログを付けた上記アルバムが限定商品として登場しました。
ジュケル・ケース入りCDと同サイズのカタログをスリップケースで一体化した
形態になります。一度限りの限定盤ですので、オーダーはお早めに!

●通常Originals新譜
479528 ¥1350
ブルックナー:交響曲第8番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1988年11月 
ウィーン ムジークフェライン
カラヤン最晩年の録音で、2枚組CDとして発売され、長きにわたって同曲の定
番として高い評価を得てきたブルックナー8番。カラヤンの心情が最も注がれ
た録音の一つと言われるこの名盤が、今回1枚もののオリジナルスとして生ま
れ変わりました。

479529 ¥1350
1)ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10
2)ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調
3)コダーイ:弦楽四重奏曲第2番 Op.10
メロス弦楽四重奏曲
録音:1979年2月シュトゥッツガルト
長年入手困難だったメロス弦楽四重奏団の名盤がオリジナルスで復活!今年記
念年を迎えるドビュッシーとラヴェルの作品を収録しています。ここにカップ
リングされたコダーイの録音は、メロス弦楽四重奏のドイツ・グラモフォン・
デビュー盤となったLPに収められていたもので、それ以来一度も再発売された
ことが無かった貴重な音源。

479530 ¥1350
1)リムスキー=コルサコフ/グラズノフ編:歌劇「金鶏」組曲
2)リムスキー=コルサコフ:序曲「五月の夜」
3)チャイコフスキー:フランチェスカ・ダ・リミニ
4)ボロディン:中央アジアの平原にて
5)グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
6)リャードフ:交響的絵画「ヨハネ黙示録から」
ラムルー管弦楽団
指揮:イーゴリ・マルケヴィチ
〔録音〕1958年―1960年 パリ (ステレオ)
ボロディン、グリンカ以外は非常にレアな作品をカップリング。ステレオ初期
の録音ながら、ラムルー管弦楽団の奏でる、まさにロシア的な音響を見事にと
らえた優秀録音です




<DECCA>
●Double Decca 各2枚組 ¥1850
4784597 2枚組
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全曲
『ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1』
『ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18』
『ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30』
『ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40』
ジャン=イヴ・ティボーデ(P)
ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮)
クリーヴランド管弦楽団
〔録音〕1993-1996年, クリーヴランド、セヴェランス・ホール
(デジタル:セッション) 原盤:Decca
ラフマニノフを十八番とする名手ティボーデのピアノ協奏曲。自作自演からヒ
ントを得たというティボーデは、自由奔放に傾くことを避け、作品の古典的側
面を重視したしっとりとした音楽を聴かせてくれます。

4784585 2枚組
コープランド:管弦楽作品集
(1)『バレエ「ロデオ」』, (2)『エル・サロン・メヒコ』
(3)『キューバ舞曲』, (4)『組曲「ビリー・ザ・キッド」』
(5)『市民のためのファンファーレ』, (6)『バレエ「グローグ」』
(7)『室内オーケストラのための前奏曲』, (8)『バレエ「聞け!汝ら!」』
デイヴィッド・ジンマン(指揮)
ボルチモワ交響楽団((1)-(4))
アンタル・ドラティ(指揮)デトロイト交響楽団((5))
オリヴァー・ナッセン(指揮)クリーヴランド管弦楽団((6)),
ロンドン・シンフォニエッタ((7)(8))
〔録音〕1993年, ボルチモワ((1)-(4):デジタル:セッション)原盤:Decca
1981年, デトロイト((5):デジタル:セッション)原盤:Decca
1993年, クリーヴランド((6):デジタル:セッション)原盤:DG
1993年, ロンドン((7)(8):デジタル:セッション)原盤:DG
ジャズやアメリカ民謡を取り入れ、アメリカ現代音楽の基礎を築いたコープラ
ンド。ジンマンのアメリカン・リズムを大切にした演奏。ナッセンの見事な曲
の分析と小回りを利かした演奏が、新鮮に響きます。

4784582 2枚組
デュトワ/ベルリオーズ:
『オラトリオ「キリストの幼時」Op.25』
『水浴びするサラ Op.11』
『エレーヌ Op.2-2』
『美しき旅の女 Op.2-4』
『東方の3博士の四重唱と合唱』 
『神聖な歌 Op.2-6』
シャルル・デュトワ(指揮)
モントリオール交響楽団,モントリオール交響楽団合唱団,
スーザン・グラハム(Ms), ゴードン・ゲッツ(T),
ジョン・マーク・エインズリー(T), フランソワ・ル・ルー(Br),
フィリップ・ココリノス(Bs), アンドルー・ウェンツェル(Bs),
マルク・ブヨー(Bs), スザンヌ・メンツァー(Ms),
〔録音〕1995-1996年, モントリオール(デジタル:セッション)原盤:Decca
やがて幼子に王座を奪われると予言されたヘロデ王が企てた幼児大虐殺と、聖
家族の逃避の物語。異様な緊張感に満ちたヘロデ王と、清楚な敬虔な聖家族が
対照的に描かれています。美しさを基調としながらも迫力と高揚感をもったデュ
トワの演奏は、この作品の魅力を最上の形で引出しています。スーザン・グラ
ハムやエインズリーらのなどの歌唱も見事です。

4784603 2枚組
チャイコフスキー:
(1)『交響曲第4番ヘ短調Op.36』
(2)『交響曲第5番ホ短調Op.64』
(3)『交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」』
ゲオルク・ショルティ(指揮)
シカゴ交響楽団
〔録音〕(1)1984, (2)1987, (3)1976年, シカゴ・オーケストラ・ホール
(セッション)原盤:Decca
ショルティのチャイコフスキーは、パワフルなだけでなく、造形の美しさが加
わっています。木管のしっとりとした色彩感や、弦のしなやかな歌、トゥッテ
での劇的な盛り上がりなど、内奥まで迫ったショルティの円熟を感じさせてく
れる名演です。

4784594 2枚組
ホグウッド/ハイドン: オラトリオ「天地創造」
(ピーター・ブラウン版/英語歌唱)
クリストファー・ホグウッド(指揮),
エマ・カークビー(Sp:ガブリエル、イヴ),
アントニー・ロルフ・ジョンソン(T:ウリエル),
マイケル・ジョージ(Bs:ラファエル、アダム),
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック管弦楽団&合唱団,
オックスフォード・ニューカレッジ合唱団
〔録音〕1990年, グロスター大聖堂,
ウォルサムストー・アセンブリー・ホール(デジタル:セッション)
原盤:L’Oiseau-Lyre
現在通常演奏されているドイツ語版とは違い、原作台本の英語テクストによる
演奏です。ウィーン芸術家協会に残されている資料や、ハイドンが所有してい
たパート譜による編成で演奏されています。管弦楽は120人(管楽器は4管編成&
2対のティンパニ)、合唱も80人以上を要する大編成。そして、ソリストや通奏
低音など当時の配置によって、初演時にできるだけ忠実な音の再現を目指した
画期的な演奏です。カークビーの純粋な歌唱も絶品。

4784609 2枚組
J・S・バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV.1001-1006(全曲)
ギドン・クレーメル(Vn)
〔録音〕1980年,(ステレオ:セッション)原盤:PHILIPS
クレーメルが1980年にフィリップスへ録音した、バッハ最高の器楽の傑作のひ
とつである「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」。繊細極まりない
ニュアンスに富んだ研ぎ澄まされた演奏は、この名作の代表的名演のひとつと
して定評を得ています。厳しい創造精神に貫かれた入魂のバッハ演奏ですが、
クレーメルは、この20年後にECMへ再録音も行っています。

4784588 2枚組
グリーグ:
(1)『劇音楽「ペール・ギュント」Op.23(抜粋)』
ウルバン・マルムベルイ(Br:ペール・ギュント、泥棒)、
マリ・アンネ・ヘガンデル(Sp:ソルヴェイグ)、
ウェンディ・ホフマン(Sp:第1の山羊追いの女)、
メリリン・ヴォーン(Ms:第2の山羊追いの女)、
ウェンディ・ホワイト(Ms:アニトラ、第3の山羊追いの女)、
リチャード・ヘイル(Br:盗品買い)、他
(2) 『ピアノ協奏曲イ短調Op.16』 - オリ・ムストネン(P)
(3) 『交響曲ハ短調』
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)サンフランシスコ交響楽団((1)(2))
カシュテン・アンデルセン(指揮)ベルゲン交響楽団(3)
〔録音〕(1)1988年, (2)1994年,
サンフランシスコ、デイヴィス・シンフォニー・ホール
(デジタル:セッション)
(3)1981年, ベルゲン、グリーグ・ホール(デジタル:セッション)原盤:Decca
イプセンの戯曲の付随音楽として作曲されたグリーグの「ペール・ギュント」
は、一般には8曲からなる組曲の形で親しまれていますが、このアルバムは劇音
楽全26曲中20曲を抜粋した演奏で、専門の俳優が起用された台詞部分も収録さ
れています。巨匠ブロムシュテットの代表作として知られる名盤のひとつです。
1989年度レコード・アカデミー賞受賞作品。鋭敏なタッチと美しい音色で雄弁
に弾き進む、ムストネンの「ピアノ協奏曲」。1867年初演後封印されていたグ
リーグ唯一の「交響曲」。それ以後114年ぶりに日の目をみた演奏がカップリン
グされています。

4784591 2枚組
ヘンデル:
(1)『戴冠式アンセム HMV.258-261』
(2)『アンセム「貧しき者をかえりみる者は幸いである」(捨子養育院アンセム)
HWV.268』
(3)『アン女王の誕生日のためのオードHWV.74』
(4)『ユトレヒト・テ・デウムとユビラーテHWV.278&279』
デイヴィッド・ヒル(指揮)
ブランデンブルク・コンソート, ウィンチェスター大聖堂聖歌隊((1)(2))
サイモン・プレストン(指揮)
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック,
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊((3)(4))
〔録音〕1993年, ウィンチェスター(デジタル:セッション)原盤:Decca 
((1)(2))/1977&1979年, ロンドン(ステレオ:セッション)
原盤:L’Oiseau-Lyre ((3)(4))
ジョージ2世の戴冠式のために書かれた「戴冠アンセム」。ヘンデルが院長及
び後見人を務めた捨子養育院のために書いた「捨子養育院アンセム」。パーセ
ル以来の伝統的アンセム形式によるアリアと合唱が交互にうたわれる「アン女
王の誕生日のためのオード」。スペイン継承戦争に終止符を打った1713年のユ
トレヒト条約を記念しての「テ・デウムとユビラーテ」。どれもが壮大な合唱
をともなう祝典的な作品で、伝統的な英国国教会聖歌隊とピリオド楽器によっ
て、当時の華麗な宗教音楽が再現されています。

4784600 2枚組
スメタナ:
(1)『連作交響詩「わが祖国」』(全曲)
(2)『歌劇「リブシェ」序曲』
(3)『歌劇「2人のやもめ」序曲とポルカ』
(4)『歌劇「口づけ」序曲』
(5)『歌劇「売られた花嫁」序曲と3つの舞曲』
アンタル・ドラティ(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団((1))
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)クリーヴランド管弦楽団((2)-(5))
〔録音〕1986年, アムステルダム、コンセルトヘボウ (デジタル:セッション)
原盤:PHILIPS((1))
1993-1994年, クリーヴランド、セヴェランス・ホール(デジタル:セッション) 
原盤:Decca((2)-(5))
スメタナがチェコの岩山や森をとおして人間(民族)の奥深い感情を表現した彼
の最高傑作「わが祖国」。この録音はこの作品に特別な愛着を寄せていた巨匠
ドラティが最晩年に名門コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮したものです。全体
にスケールが大きく、彫りが深く、しかも自然体で、各曲の性格をくっきりと
浮き彫りにしています。ドラティの年輪の厚さを感じさせる感動的な名演奏で
す。そしてドホナーニの、太い筆で輪郭を描いた風景画のような演奏による、
スメタナの歌劇序曲と舞曲をカップリングしています。

4784606 2枚組
《ウォルトン:協奏曲と交響曲集》
(1)『チェロ協奏曲』
(2)『交響曲第1番』『交響曲第2番』
(3)『ヴァイオリン協奏曲』
(4)『ヴィオラ協奏曲』
(1) ジュリアン・ロイド・ウェッバー(Vc),
ネヴィル・マリナー(指揮)アカデミー室内管弦楽団
(2) アンドルー・リットン(指揮)ボーンマス交響楽団
(3)チョン・キョンファ(Vn), アンドレ・プレヴィン(指揮)ロンドン交響楽団
(4) パウル・ノイバウアー(Va),
アンドルー・リットン(指揮)ボーンマス交響楽団
〔録音〕(1)1996年, (2)1993-1994年, (3)1972年, (4)1996年,(セッション) 
原盤:PHILIPS, Decca
ロマンティックでイギリス的な雰囲気をもつ作風をもつウォルトンは、20世紀
のイギリス音楽を代表する作曲家のひとりです。新鮮かつ大胆なリズムと和声。
豊かな情感と壮大で雄渾多感な表現が特徴的です。弦楽器のための3つの協奏曲。
そして2つの交響曲(第3番は未完)を、名ソリストとイギリスのオーケストラ演
奏によって収録しています。





<Australian Eloquence>
4804923 ¥900
シューベルト:
(1)『歌曲集「白鳥の歌」D.957(全曲)』
(2)『流れの上で D.943』*
ペーター・シュライアー(T)
アンドラーシュ・シフ(P)
ラドヴァン・ヴィラトコヴィチ(Hr:(2))
"〔録音〕1988年(1),1991年(2),
ウィーン、コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(デジタル:セッション)
原盤:Decca
シュライアー円熟期の1990年前後に、アンドラーシュ・シフと録音したシュー
ベルトの歌曲集の中から「白鳥の歌」全曲を収録したアルバム。この曲集は
シューベルト死後、出版社が独自にシューベルトの遺作から14曲を集めたもの
ですが、レルシュタープの詩による「秋」と、ザイドルの詩による3曲を追加
し、周到な判断にもとづいて曲順が変更されています。シフの軽快で清楚な美
しい響きと、シュライアーのドラマティックな歌い口による、見事な音色のハ
ーモニーが楽しめます。ホルンのヴィラトコヴィチが参加した「流れの上で」
は初出音源です。

4805368 ¥900
《ヴェルディ:歌曲集》
『日没』『誘惑』『星に』『小さな煙突掃除』『私は安らぎを失せて』
『ああ、悲しみの聖母様』『想い出にひかれて』『ジプシーの女』『亡命者』
『壷に近寄るな』『孤独な部屋で』『暗い夜の恐怖の中で』『哀れな男』
『お前は私を愛さないという』『アヴェ・マリア』
マーガレット・プライス(Sp)
ジェフリー・パーソンズ(P)
〔録音〕1986年, ウィーン、コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール
(デジタル:セッション) 原盤:DG
2011年に亡くなったウェールズの生んだ大ソプラノ、マーガレット・プライス
による、珍しいヴェルディの歌曲集。多くのオペラの名曲を作曲したヴェル
ディですが、彼はサロンのための歌曲をイタリア・オペラ作曲家らと作曲し、
ピアノやギター伴奏によるリサイタルをひらいていました。彼のそうした遺産
を、20世紀の偉大なソプラノ歌手マーガレット・プライスが魅力的に歌い上げ
ています。

4805769 ¥900
《エレナ・スリオティス/オペラ・アリア集》
(1)『ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」-ああ、宿命的な文書よ』
(2)『ヴェルディ:歌劇「マクベス」
-勝利の日に…早く来て,灯をつけておくれ…今こそ立て皆のもの』
(3)『ヴェルディ:歌劇「ルイーザ・ミラー」-神にそむいた私を罰して下さい』
(4)『ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」-死にましょう、これが最後です』
(5)『ドニゼッティ:歌劇「アンナ・ボレーナ」-狂乱の場』
(6)『マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」-ママも知るとおり』
(7)『ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」-ここは罪が死によって』
(8)『ヴェルディ:歌劇「運命の力」-神よ、平和を与えたまえ』
(9)『ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」-自殺!』
エレナ・スリオティス(Sp)
ランベルト・ガルデッリ(指揮)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団((1))
オリヴィエロ・デ・ファブリティス(指揮)ローマ歌劇場管弦楽団((2)-(5))
シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ(指揮)ローマ歌劇場管弦楽団((6)-(9))
〔録音〕(1)1965年, ウィーン、ゾフィエンザール
(2)-(9)1966年, ローマRCAイタリアーナ・スタジオ(ステレオ:セッション)
原盤:Decca
ギリシャ生まれのエレナ・スリオティスはアルゼンチンで育ち、1964年に「カ
ヴァレリア・ルスティカーナ」でデビューし、ミラノやロンドンなどに出演し
絶賛を浴びました。ドラマティック・ソプラノ役で高い評価を得ていた彼女の
大きいスケールの歌唱は、「第2のカラス」とも言われていました。しかし、
わずか5年で突然声の変調に見舞われてしまいました。このアルバムは、彼女
がデビュー直後にDeccaと契約し録音したもので、彼女のまさに全盛期の録音
です。

4805672 ¥900
《フェリシティ・ロット/モーツァルト:アリア集》
『モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」K.165』
『アリア「ああ、説き明かしたまえ、おお神よ」K.178』
『アリア「私は行く、しかしどこへ」K.583』
『アリア「誰が知っているでしょう、私のいとしい人の苦しみを」K.582』
『アリア「わが感謝を受けたまえ、やさしき保護者よ」K.383』
『レチタティーヴォとアリア「私のうるわしい恋人よ、さようなら…とどまっ
て下さい、ああいとしい人よ」K.528』
『歌劇「ツァイーデ」K.344より「安らかにお休み、愛しいお方よ」』
『歌劇「ポントの王ミトリダーテ」K.87 より「あなたから、私が離れ去るこ
とをお望みなら」』
フェリシティ・ロット(Sp)
ジェーン・グローヴァー(指揮)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
〔録音〕1989年, UK, モーデン、セント・ピータース教会
(デジタル:セッション) 原盤:Decca
1975年、イングリッシュ・ナショナル・オペラの「魔笛」のパミーナ役でデ
ビューして以来、ロイヤル・オペラやグラインドボーン音楽祭の常連。そして
R・シュトラウスのオペラやリート。オッフェンバックの喜歌劇などで、現在
でも高い評価を得ているフェリシティ・ロット。このモーツァルトのアリア集
でも、一貫して英国的な気品ある味わい深い歌唱を聴かせてくれます。感情の
入った歌唱による「幸福感」あふれるアルバムです。

4805369 ¥900
《クリスティーネ・シェーファー/ショーソン&ドビュッシー:歌曲集》
ショーソン:
『魅惑と魔法の森でOp.36-2』『4つの歌Op.13』
『「愛と海の死」-リラの花咲くころOp.19-3』
『「7つの歌Op.2」-「エベ」「蜂鳥」』
『「4つの歌Op.8」-「夜想曲」「悲しい春」』『2つの二重唱曲Op.11』
ドビュッシー:『華やかな宴 第1巻』『抒情的散文』『白夜*』
クリスティーネ・シェーファー(Sp)
アーウィン・ゲージ(P)、ステッラ・ドゥフェクシス(Ms)*
〔録音〕1999年, ベルリン、テルデック・スタジオ(デジタル:セッション)
原盤:DG
ベルリン芸術大学にてイングリッド・フィガー、オーリーン・オジェー、アリ
ベルト・ライマン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、セナ・ユリ
ナッチに師事。1988年、ベルリン音楽祭におけるリサイタル・デビューで大成
功を収め、国際的なキャリアをスタート。現在ではアーノンクールやアバドを
はじめ、名指揮者、主要オーケストラと共演するシェーファー。2人のフラン
ス作曲家に光をあてたこのアルバムを、吉田秀和氏は「時にかげり、時に明る
くなる声の質は、いやが上にも彼女の歌唱をこまかなニュアンスに富んだもの
とし、この歌曲集は正にこの特徴が歌う対象とピッタリ照合する」と絶賛して
いました。

4805770 ¥900
《マティアス・ゲルネ/ドイツ・アリア集》
モーツァルト:
『おれは鳥刺し-歌劇「魔笛」』『恋を知る男たちは-歌劇「魔笛」』
『かわいい娘か女房がいれば-歌劇「魔笛」』
『訴訟に勝ったと!-歌劇「フィガロの結婚」』
『ひどいやつだな!なぜ今まで長いこと-歌劇「フィガロの結婚」』
『窓に姿を見せておくれ-歌劇「ドン・ジョヴァンニ」』
ワーグナー:
『この貴きまどいを見渡せば-歌劇「タンホイザー」』
『死の予感のごとく夕やみが地をおおい(夕星の歌)-歌劇「タンホイザー」』
シューマン:
『沼地が山岳に沿って広がり-ゲーテの「ファウスト」からの情景』
フンパーディンク:
『絶えた!死んでしまった!…かわいい子供たちは見つかった
-歌劇「王様の子供たち」』
R・シュトラウス:『ハルレキンの歌-歌劇「ナクソス島のアリアドネ」』
コルンゴルト:『私のあこがれ、私の迷いは-歌劇「死の都」』
ベルク:
『あっし達貧乏人は-歌劇「ヴォツェック」』
『左へずうっと行けば町よ…ここにいろよ、マリー-歌劇「ヴォツェック」』
マティアス・ゲルネ(Br)
マンフレッド・ホーネック(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
ドロテア・レシュマン(Sp)
〔録音〕2000年, ストックホルム (デジタル:セッション) 原盤:Decca
歌の演劇的側面を強調する若き巨匠ゲルネ。この録音以前まではドイツ・リー
ト歌手として、革新的な表現法で歌ってきました。このアルバムでは、色々な
性格の役柄を歌い分け、独自のキャラクター像を作り上げています。その様々
な難しい心理描写を劇的に表現し、作品独特の雰囲気を見事にあらわしていま
す。

4806105 2枚組 ¥1400
ヘンデル:
歌劇「ロンバルディア王妃、ロデリンダ」HWV.19(ハイライト)
ジョーン・サザーランド(Sp), イソベル・ブキャナン(Sp),
アリシア・ナフェ(Ms), ユゲット・トゥランジョー(Ms),
カーティス・レイアム(T), サミュエル・ラミー(Bs)、
リチャード・ボニング(指揮)ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団
〔録音〕1985年, ロンドン、セント・バーナバス教会 
(デジタル:セッション) 原盤:Decca
「ロデンリンダ」は、王位を退けられ戦場で死んだと思われた夫を、貞節な王
妃ロデリンダが見出し救出するという「フィデリオ」に似た劇的緊張に富む作
品で、20世紀に入ってからもしばしば上演されるオペラです。サザーランドは
1959年にこの作品を歌い絶賛を浴び、その後多くのヘンデルのオペラに出演・
録音をしてきました。このアルバムは、サザーランドとボニングのコンビに
よる唯一のヘンデル録音で、格調高い彼女の黄金の声による鮮やかさと絶望感
のコントラストが見事に描かれています。

4806666 ¥900
ハイドン:
『チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb-1』
『チェロ協奏曲第2番ニ長調Hob.VIIb-2』
ジャン・ワン(Vc)
ムハイ・タン(指揮)グルベンキアン管弦楽団
〔録音〕1998年, リスボン (デジタル:セッション) 原盤:DG
1968年西安生まれ。チェリストの父より手ほどきを受け、上海音楽院に首席で
入学。1979年にアイザック・スターンに見いだされアメリカへ留学し、イェー
ル大学、ジュリアード音楽院で研鑽をつみました。DGと契約し、ピリスやデュ
メイとのトリオなど室内楽分野でも活躍しています。この極めて高度な技巧が
要求されるハイドンのチェロ協奏曲で、ジャン・ワンは、第1番の雄弁な主題、
第2番のチャーミングで人間味溢れる美しい主題、劇的でダイナミックな展開
の数々を丁寧に紡ぎ出していきます。

<EMI Classics>
CMSW-3193852 2枚組 ¥2050
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集
CD1
ピアノ協奏曲第1番 嬰へ短調 作品1
ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
演奏:レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
アントニオ・パッパーノ指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
CD2
ピアノ協奏曲第3番 二短調 作品30
ピアノ協奏曲第4番 ト短調 作品40
演奏:レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
アントニオ・パッパーノ指揮/ロンドン交響楽団
録音:CD1 2005年6月
CD2 2009年3月(1-3)、2010年4月(4-6)
マルチパック、ブックレット付き。
北欧のオーロラとうたわれるピアニストの、ラフマニノフのコンチェルト全曲
が2枚組として登場!アンスネスのラフマニノフは日本でも高い評価を得ている

CDCW-4403292 ¥1500
キングス&クイーンズ-ザ・ミュージック・オブ・パーセル&ヘンデル
1 ヘンデル:「ガウラのアマディージ」-Sento la gioa
パーセル:アーサー王組曲
2  第1幕 序曲
3  第1幕 来られるものならかかってこい
4  第5幕 シンフォニー
5  第2幕 羊飼いよ、羊飼いよ、誘惑はやめなさい
6  第5幕 美しいブリテンのニンフよ
7  第5幕 トランペット・チューン
8  第5幕 すべての島にまさる、最も美しい島
9 ヘンデル:「アタランタ」序曲
10 ヘンデル:永遠の源よ-アン王女の誕生日のためのオード
パーセル:妖精の女王 組曲
11  シンフォニー
12  ロンドー
13  第1幕の音楽ージグ
14  第5幕 プレリュード
15  シャコンヌと合唱
16 パーセル:来たれ汝ら、芸術の子よ-トランペットを吹きならせ
ヘンデル:組曲ニ長調 (ウォーター・ピース)
17  序曲
18  ジーグ(アレグロ)
19 ミヌエット(アリア)
20  ブーレ
21  行進曲第2番
22 パーセル:妖精の女王-嘆き
23-26 ヘンデル:オーボエ協奏曲第1番
演奏:アリソン・バルサム(トランペット)
トレヴァー・ピノック&イングリッシュ・コンサート
世界の女流トランペット奏者の中でも最高峰の実力と人気を誇るバルサムの最
新作は、イギリス・バロックを代表する作曲家の作品を、その分野のエキスパ
ートであるトレヴァー・ピノックとイングリッシュ・コンサートとの共演で録
音。カウンターテナーのレスティン・デイヴィーズとソプラノのルーシー・ク
ロウも参加して華をそえる。

CDCW-3193012 ¥1500
ジョン・ウィルソン/ロジャース&ハマースタイン・アット・ザ・ム―ビーズ
ロジャース&ハマースタイン:
1  「オクラホマ」-メイン・タイトル
2  「オクラホマ」-People Say We're in Love
3  「回転木馬」-回転木馬のワルツ
4  「回転木馬」-もしもあなたを愛したら
5  「回転木馬」-6月、咲き乱れる
6  「回転木馬」-人生はひとりではない
7  「回転木馬」-Sililoquy(ソロ)
8  「南太平洋」-I'm gonna wash that man right out of my hair
9  「南太平洋」-バリハイ
10 「南太平洋」-魅惑の宵
11 「王様と私」-序曲
12 「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」-メイン・タイトル
13 「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」-自信をもって
14 「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」-山を越えて
演奏:
アンナ・ジェイン・ケイシー(MS) (トラック8,9)
ジョイス・ディドナート(MS) (トラック5,6,14)
マリア・ユーイング(S) (トラック9)
ジュリアン・オヴンデン(Br) (トラック1、2、4)
デイヴィッド・ピッツィンガー(B-Br)(トラック10)
シエラ・ボッジス(S) (トラック2、4、13)
以上:ジョン・ウィルソン指揮/ジョン・ウィルソン・オーケストラ
2009年、イギリスのBBCプロムスで華々しくデビューを飾ったジョン・ウィルソ
とそのオーケストラは、2010年のプロムスで、ミュージカル映画黄金時代の名
コンビ、ロジャース&ハマースタイン作品をとりあげて大成功をおさめた。
軽快な音楽は、実は指揮者であり作曲家でもある多才なジョン・ウィルソンの
緻密なオーケストレーションの研究によって、どこにもないジョン・ウィルソ
ン・スタイルにリメイクされ、現代の聴衆のハートをつかんでいる。今回はソ
リストにジョイス・ディドナート達を迎えての豪華な大人のためのエンターテ
インメント作品となっている。


CZS-5597762 13枚組 ¥2980
マリア・カラス/ザ・スタジオ・リサイタルズ(限定盤)
CD1 プッチーニ・アリア集
プッチーニ
1. 歌劇「マノン・レスコー」-この柔らかなレースの中で
2.               -一人さびしく捨てられて
3. 歌劇「蝶々夫人」-ある晴れた日に
4.           -名誉ある死を・・可愛い坊や (蝶々さんの死)
5. 歌劇「ラ・ボエーム」-私の名はミミ
6.           -
7. 歌劇「修道女アンジェリカ」-母もなく
8. 歌劇「ジャンニ・スキッキ」-お父様にお願い
9. 歌劇「トゥーランドット」-お聞きください、王子様
10.        -この宮殿の中で
11.        -氷のような姫君の心も
演奏:マリア・カラス(S)、
トゥリオ・セラフィン指揮/フィルハーモニア管弦楽団
録音:1954年 9月15-18日 Watford Town Hall
CD2 コロラトゥーラ・オペラ・アリア集
1. チレア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」-私はいやしい召使です
2.                          -
3. ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」-亡くなった母を
4. カタラーニ:歌劇「ラ・ワリー」-さようなら、ふるさとの家よ
5. ボーイト:歌劇「メフィストーフェレ」-いつかの夜、暗い海の底に
6. ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」-今の歌声は
7. マイアベーア:歌劇「ディノーラ」-影の歌
8. ドリーブ:歌劇「ラクメ」-若いインド娘はどこへ(鐘の歌)
9. ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」-ありがとう、愛する友よ
演奏:マリア・カラス(S)、トゥリオ・セラフィン指揮/フィルハーモニア管弦楽団
録音:1954年9月17,18,20&21日 Watford Town Hall
CD3 スカラ座のマリア・カラス
1. ケルビーニ:歌劇「メディア」-あなたの子供の母親は
2. スポンティーニ:歌劇「ウェスタの巫女」-無慈悲な女神よ
3.                   -ああ、不幸な人々を守護する女神
4.                   -いとしいお方
5. ベッリーニ:歌劇「夢遊病の女」
-親しいお友達の方々......何と平和で静かな日でしょう
6. -おお、もし私がただ一度でもーああ、私はお前がそのように早く萎れる
のを
演奏:マリア・カラス(S)、
トゥリオ・セラフィン指揮/ミラノ・スカラ座管弦楽団
録音:1955年6月9-12日 ミラノ・スカラ座
CD4 ヴェルディ・アリア集 I
ヴェルディ
1. 歌劇「マクベス」-勝利に日に......さあ、いそいですぐに
2。        -日の光がうすらいで
3.        -消えてしまえ、呪わしいこのしみよ
4. 歌劇「ナブッコ」-ああ、わたしが見つけた運命の書よ
-いつかわたしも晴の身となり
5. 歌劇「エルナーニ」-夜のとばりがおりたのに
-エルナーニよ、いっしょに逃げて
6. 歌劇「ドン・カルロ」-世のむなしさを知る神
演奏:マリア・カラス(S)、
ニコラ・レッシーニョ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
録音:1958年9月19,21&24日 No.1 Studeio, Abbey London
CD5 狂乱の場
1. ドニゼッティ:歌劇「アンナ・ボレーナ」
-あの方は泣いているの?...私の生まれたあのお城
モニカ・シンクレア(A)、ジョン・ラニガン(T)
ジョセフ・ルルー(B)、ダンカン・ロバートソン(T)
2. トマ:歌劇「ハムレット」-皆様のお楽しみに
-それでは、私の歌をお聴きくださいまし
3. ベッリーニ:歌劇「海賊」-ああ、目の前にかかる雲を
-その無心の微笑みで
演奏:マリア・カラス(S)、
ニコラ・レッシーニョ指揮/フィルハーモニア管弦楽団、
フィルハーモニア合唱団
録音:1958年9月24-25日 Kingsway Hall, London
CD6 パリのマリア・カラス I
1. グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」
-エウリディーチェを失って
2. グルック:歌劇「アルチェステ」-よみじの神々よ
3. ビゼー:歌劇「カルメン」-恋は野の鳥(ハバネラ)
4.            -セビリャの城壁の近くに(セギーディーリャ)
5. サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」-春は目覚めて
6.           -愛よ、かよわい私に力をかして
7.           -あなたの声に心は開く
8. グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」-私は夢に生きたい
9. トマ:歌劇「ミニョン」-私はティターニア(ポロネーズ)
10. マスネ:歌劇「ル・シッド」-泣け、泣け、わが瞳よ
11. シャルパンティエ:歌劇「ルイーズ」-その日から
演奏:マリア・カラス(S)、
ジョルジュ・プレートル指揮/フランス国立管弦楽団
録音:1961年3月28-31日&4月4-5日 Salle Wagram, Paris
CD7 パリのマリア・カラス II
1. グルック:歌劇「トーリードのイフィジェニー」
-おお、不幸なイフィジェニーよ
2. ベルリオーズ:劇的物語「ファウストの劫罰」作品24
-燃える恋の思いに(ロマンス)
3. ビゼー:歌劇「真珠とり」-ここに私はたったひとり
-いつかのような暗い夜に
4. マスネ:歌劇「マノン」-さようなら、私たちの小さなテーブルよ
5.           -私が女王様のように町を行くと
6. マスネ:歌劇「ヴェルテール」
-ヴェルテールよ、この胸のうちをだれが言えましょうか(手紙の歌)
7. グノー:歌劇「ファウスト」-トゥーレの王.-何と美しいこの姿(宝石の歌)
演奏:マリア・カラス(S)、ジョルジュ・プレートル指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1963年5月2-8日 Salle Wagram, Paris
CD8 ヴェルディ・アリア集 II
ヴェルディ
1. 歌劇「オテロ」-私のお母様に
2.         -泣きぬれてさびしいのにただ一人歌う(柳の歌)
3.         -アヴェ・マリア
4. 歌劇「アロルド」-神よ、われに安らぎを与えたまえ
5.          -神よ、われは何処に
6. 歌劇「ドン・カルロ」-友よ、もう嘆きなさるな
7.            -おお、むごい運命よ
演奏:マリア・カラス(S)、ニコラ・レッシーニョ指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1963年12月17-27日&1964年2月20-21日 Salle Wagram, Paris
CD9 モーツァルト、ベートーヴェン&ウェーバーを歌う
1. ベートーヴェン:演奏会用アリア「ああ、不実な者よ」作品65
2. ウェーバー:歌劇「オベロン」-海よ、巨大な怪物よ
3. モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」-愛の神よ、安らぎを与えたまえ
4. モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」-いまこそ判ったでしょう
5.                -恋人よ、私を不親切な女と思わないで
6. -何というふしだらな......あの恩知らずは約束を破って
演奏:マリア・カラス(S)、ニコラ・レッシーニョ指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1963年12月6-23日&1964年1月8日 Salle Wagram, Paris
CD10 ロッシーニ&ドニゼッティ オペラ・アリア集
ロッシーニ
1. 歌劇「シンデレラ」-不安と涙のうちに生まれ…悲しみよ去りゆけ
2. 歌劇「ヴィルヘルム・テル」-ついに遠のいてしまった!......暗い森
3. 歌劇「セミラーミデ」-うるわしい光が誘惑する
ドニゼッティ
4. 歌劇「連隊の娘」-さようなら
5. 歌劇「ルクレツィア・ボルジア」-あの魔法の何と美しいこと
6. 歌劇「愛の妙薬」-受けとって、あなたは私のために
演奏:マリア・カラス(S)、ニコラ・レッシーニョ指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1963年12月4-23日&1964年4月13-24日 Salle Wagram, Paris
CD11 ヴェルディ・アリア集 III
ヴェルディ
1. 歌劇「第1回 十字軍のロンバルディア人」
-おお、聖母様、天から私をお救いください
2. 歌劇「アッティラ」-さあ、思う存分泣くがいい…おお、飛び行く雲の中に
3. 歌劇「海賊」-あの人はまだ帰らない
4.     -私ほど不幸な女はこの地上にいない…ときには牢獄から離れて
5. 歌劇「トロヴァトーレ」-静かな夜だった
6. 歌劇「シチリア島の夕べの祈り」-アリーゴ! あなたの胸にお話しなさい
7. 歌劇「仮面舞踏会」-この恐ろしい場所…あの草を摘み取って
8.            -死にましょう、しかし、その前にお願い
9. 歌劇「アイーダ」-勝ちて帰れ
演奏:マリア・カラス(S)、ニコラ・レッシーニョ指揮/
パリ音楽院管弦楽団、パリ国立歌劇場管弦楽団(3&4)
録音:1964年1月&4月(7);1964年2月&1965年4月(6);1964年4月(2,8&9);
1964年4月&1965年1月(1&5);1969年2月&3月(3&4)
CD12 ザ・EMI・レアリィティーズ 1953-1961
1953年のテスト
1. モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」-もう言わないで (テイク1)
2. モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」-もう言わないで (テイク2)
演奏:マリア・カラス(S)、
トゥリオ・セラフィン指揮/フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
録音:1953年1月17日 Teatro Comunale, Florence
マクベスの夢遊病の場面(MONOヴァージョン)
3. ヴェルディ:歌劇「マクベス」-消えてしまえ、呪わしいこのしみよ
演奏:マリア・カラス(S)、
ニコラ・レッシーニョ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
録音:1958年9月 No.1 Studeio, Abbey London
1960年と1961年のトニーニ・セッションズ
4. ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」-うるわしい光が
5. ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」
-アリーゴ! あなたの胸にお話しなさい
演奏:マリア・カラス(S)、
アントニオ・トニーニ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
6. ドニゼッティ:歌劇「ルクレツィア・ボルジア」
-あの魔法の何と美しいこと
7. ロッシーニ:歌劇「ヴィルヘルム・テル」
-ついに遠のいてしまった!…暗い森
8. ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」-うるわしい光が誘惑する
9. ベッリーニ:歌劇「海賊」
-お立ちなさい...私は彼が瀕死の重傷を負ったのを見ました
演奏:マリア・カラス(S)、モニカ・シンクレア(A)(9)、
アレクサンダー・ヤング(T)(9)、
アントニオ・トニーニ指揮/フィルハーモニア管弦楽団、
フィルハーモニア合唱団
録音:1961年11月 Kingsway Hall, London
CD13 ザ・EMI・レアリティーズ 1962-1969
1962年のトニーニ・セッションズ
1. ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」-おお、むごい運命よ
2. ロッシーニ:歌劇「シンデレラ」
-不安と涙のうちに生まれ…悲しみよ去りゆけ
3. ウェーバー:歌劇「オベロン」-海よ、巨大な怪物よ
演奏:マリア・カラス(S)、
アントニオ・トニーニ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
録音:1962年4月 Kingsway Hall, London
1964年のプレートル・セッションズ
4. ヴェルディ:歌劇「アイーダ」-やっと会えたね 愛しいアイーダ
演奏:マリア・カラス(S)、
フランコ・コレッリ(T)、
ジョルジュ・プレートル指揮/パリ国立歌劇場管弦楽団
録音:1964年6月 Salle Wagram, Paris
1964-5年のレッシーニョ・セッションズ
5. ヴェルディ:歌劇「第一回十字軍のロンバルディア人」
-御身に、聖なる乙女よ
6. ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」-恋はバラ色の翼に乗って
演奏:マリア・カラス(S)、ニコラ・レッシーニョ指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1964年4月&1965年1月 Salle Wagram, Paris
1969年のレッシーニョ・セッションズ
7. ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」-アリーゴよ!ああ、心に語れ
8. ヴェルディ:歌劇「アッティラ」-さあ、思う存分泣くがいい
9. ヴェルディ:歌劇「十字軍のロンバルディア人」-御身に、聖なる乙女よ
演奏:マリア・カラス(S)、ニコラ・レッシーニョ指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1969年1月&2月 Salle Wagram, Paris
クラムシェル・ボックス、ブックレット付き。


CZS-5597942 10枚組 ¥2550
マリア・カラス/ザ・ライブ・リサイタルズ(限定盤)
CD1 ライブ・イン・ローマ 1952年&サン・レモ 1954年
1  ヴェルディ 「マクベス」-さあ、いらっしゃい!急いで...
2  ヴェルディ 「ナブッコ」-ああ、私が見つけた運命の書よ
3  ドニゼッティ 「ランメルムーアのルチア」-優しい囁きが
4  ドリーブ 「ラクメ」-若いインド娘はどこへ?
5  モーツァルト 「後宮からの誘拐」-どんな責め苦があろうとも
6  マイヤベーア 「ディノーラ」-影の歌
7  シャルパンティエ 「ルイーズ」-その日から
8  ロッシーニ 「アルミーダ」-甘き会いの帝国に
演奏:アルフレード・シモネット指揮/RAI管弦楽団
録音:1952年2月18日 Studio della RAI, Rome(1-4),1954年12月27日
1954年12月27日 (5-8)  2002年リマスター
CD2 ライブ・イン・ミラノ 1956年&アテネ 1957年
1  スポンティーニ 「ヴェスタの巫女」-無慈悲な女神よ
2  ベルリーニ 「清教徒」-アルトゥーロの奥方
3  ロッシーニ 「セミラーミデ」-麗しい光が
4  トーマ 「ハムレット」-皆様のお楽しみに
5  ヴェルディ 「イル・トロヴァトーレ」
-もういいわ・・恋はバラ色の翼にのって
6  ヴェルディ 「運命の力」-おお、神よ、平和を! 平和を!
7  ワーグナー 「トリスタンとイゾルデ」-おだやかに、静かに
8  ドニゼッティ 「ランメルムーアのルチア」-暗い夜更け
9  トーマ 「ハムレット」-皆様のお楽しみに
10 トーマ 「ハムレット」-それでは私の歌をお聴き下さい(アンコール)
演奏:アントニーノ・ヴォットー指揮/アテネ音楽祭管弦楽団
録音:1956年9月27日 Studio della RAI, Milan
1957年8月5日 Herodes Atticus Arena Athens
CD3 イン・リハーサル ダラス 1957年
1  ヴェルディ 「椿姫」-不思議だわ!・・花から花へ
2  ベルリーニ 「清教徒」-おお、私に希望を返して下さいませ
3  ベルリーニ「清教徒」
-いらっしゃい、いとしい方、月が雲にかかっています
4  ドニゼッティ「アンナ・ボレーナ」-あなた方は泣いているの?
5        -連れて行って、私のなつかしい生まれ故郷に
6        -この不思議な音は何?
7        -祝祭の音なの?
8        -邪悪な2人よ
9   ヴェルディ 「マクベス」-さあいらっしゃい、急いで!
10  モーツァルト 「後宮からの誘拐」-どんな責め苦があろうとも
演奏:ニコラ・レッシーニョ指揮/ダラス交響楽団&合唱団
録音:1957年11月20日 State Fair Music Hall, Dallas
2002年リマスター
CD4 ライブ・イン・ロンドン 1958年&1959年
1   プッチーニ 「トスカ」-歌に生き、愛に生き 
2   ロッシーニ 「セビリャの理髪師」-今の歌声は
3   ベルリーニ 「ノルマ」-清らかな女神よ
4   プッチーニ「蝶々夫人」-ある晴れた日に
5   プッチーニ「ラ・ボエーム」-私の名はミミ
6   ボーイト「メフィストーフェレ」-いつかの夜、暗い海の底に
7   ヴェルディ 「マクベス」-消えてしまえ!呪わしいこのしみよ!
8   ベルリーニ「海賊」-ああ!私の顔の前に重くたれこめている
演奏:ニコラ・レッシーニョ指揮/ロンドン交響楽団
録音:1958年6月17日(1&2)、1958年11月23日(3&4)Chelsea Empire
1959年10月3日(5&6) Wood Green Empire
1959年9月23日 Royal Festival Hall, London
2002年リマスター
CD5 ライブ・イン・ハンブルク 1959年
1   スポンティーニ 「ヴェスタの巫女」-無慈悲な女神よ
2   ヴェルディ 「マクベス」-さあ、いらっしゃい、急いで!
3   ロッシーニ 「セビリャの理髪師」-今の歌声は
4   ヴェルディ 「ドン・カルロ」-世のむなしさを知る神
5   ベルリーニ 「海賊」-ああ、目の前にかかる雲を
6               -そのけがれない微笑みを
7              -なんという不吉な音が響き渡るのか?
演奏:ニコラ・レッシーニョ指揮/北ドイツ放送交響楽団
録音:1959年5月15日、Musikhalle, Hamburg
2003年リマスター
CD6  ライブ・イン・シュトゥットガルト 1959年
1   スポンティーニ 「ヴェスタの巫女」-無慈悲な女神よ
2   ヴェルディ 「マクベス」-さあ、いらっしゃい、急いで!
3   ロッシーニ 「セビリャの理髪師」-今の歌声は
4   ヴェルディ 「ドン・カルロ」-世のむなしさを知る神
5   ベルリーニ 「海賊」-ああ、目の前にかかる雲を
6               -そのけがれない微笑みを
7              -なんという不吉な音が響き渡るのか?
演奏:ニコラ・レッシーニョ指揮/南ドイツ放送交響楽団
録音:1959年5月19日 Liederhalle, Stuttgart
2003年リマスター
CD7  ライブ・イン・アムステルダム 1959年
1    スポンティーニ 「ヴェスタの巫女」-無慈悲な女神よ
2    ヴェルディ 「エルナーニ」-エルナーニよ、一緒に逃げて
3    ヴェルディ 「ドン・カルロ」-世のむなしさを知る神
4    ベルリーニ 「海賊」-ああ、目の前にかかる雲を
5                -そのけがれない微笑みを
6                -なんという不吉な音が響き渡るのか?
演奏:ニコラ・レッシーニョ指揮/コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:1959年7月11日 Concertgebouw, Amsterdam
2003年リマスター
CD8  ライブ・イン・ロンドン 1961年&1962年
1    ウェーバー 「オベロン」-海よ、巨大な怪物よ
2    マスネ 「ル・シッド」-泣け、泣け、わが目
3    ロッシーニ 「シンデレラ」-悲しみと涙のうちに生まれて
4    ヴェルディ 「マクベス」-日の光がやわらいで
5    ドニゼッティ 「アンナ・ボレーナ」-あの方は泣いているの?
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/フィルハーモニア管弦楽団
6    ヴェルディ 「ドン・カルロ」-世のむなしさを知る神
7    ビゼー 「カルメン」-第1幕への前奏曲
8               -恋は野の鳥(ハバネラ)
9               -間奏曲 (第3幕)
10              -セビリャの城壁近くに
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/王立歌劇場管弦楽団
11   マスネ 「ル・シッド」-泣け、泣け、わが目
12   ヴェルディ 「ドン・カルロ」-世のむなしさを知る神
13   ボーイト 「メフィストーフェレ」-いつかの夜、暗い海の底に
演奏:マルコム・サージェント(ピアノ)
録音:1962年2月27日 Royal Festival Hall, Londn (1-5)
1962年11月4日 Royal Opera House, Covent Garden(6-10)
1961年 5月30日 St. James Palace, London(11-13)
2003年リマスター
CD9 ライブ・イン・パリ 1963年&1976年
1    ロッシーニ 「セミラーミデ」-麗しい光が
2    ロッシーニ 「シンデレラ」-悲しみのうちに生まれて
3    マスネ 「マノン」-さようなら、私達の小さなテーブルよ
4    マスネ 「ウェルテル」-ウェルテルよ、誰が言えましょうか
5    ヴェルディ 「ナブッコ」-ああ、私が見つけた運命の書よ
6    プッチーニ 「ラ・ボエーム」-私が街を歩くと
7    プッチーニ 「蝶々夫人」-かわいい坊や
8    プッチーニ 「ジャンニ・スキッキ」-私のお父さん
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/フランス国立放送管弦楽団
9    ベートーヴェン ああ、不実な者よ 索引65(演奏会用アリア)
演奏:ジェフリー・テイト(ピアノ)
録音:1963年6月5日(1-8)&1976年3月3日 (9)
Theatre des Champs-Elysees, Paris
2003年リマスター
CD10 イン・カンヴァセーション・ウィズ・エドワード・ダウンズ
1-10 アメリカのオペラ・コメンテイター、エドワード・ダウンズとの対話
これは、メトロポリタン歌劇場にて、2度にわたり、オペラ上演の
幕間に放送された音源。(1967年12月30日&1968年1月13日放送)
以上:マリア・カラス(ソプラノ)
クラムシェル・ボックス、16ページ・ブックレット(歌詞対訳はありません)
永遠の歌姫、カラスがのライブ音源を集めリパッケージされた10CDボックス。
カラスの完璧なスタジオ録音とはまた一味違う、ライブならではの魔法のよう
な瞬間が度々訪れる。スタジオ録音とともにお楽しみ頂ける貴重な音源!


●バジェット・ボックス・シリーズ(10タイトル)
EMIが誇る人気アーティスト達のバジェット・プライス・ボックス。ABQ、バレンボイムなど贅沢なセレクション!


CZS-7044052 7枚組 ¥2250
バッハ:管弦楽組曲&協奏曲集(限定盤)
CD1
JSバッハ:
1-7  管弦楽組曲 第1番 ハ長調 BWV1066
8-14  管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV1067
15-19 管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068
演奏:エレーヌ・シェファー(フルート)、
ユーディ・メニューイン指揮/バース祝祭管弦楽団
CD2
JSバッハ:
1-5  管弦楽組曲第4番 ニ長調 BWV1069
演奏:エレーヌ・シェファー(フルート)、
ユーディ・メニューイン指揮/バース祝祭管弦楽団
6-13 音楽の捧げもの BWV1079
演奏:イレイン・シェファー(フルート)、アーチー・カムデン(バスーン)、
ロナルド・キンロック・アンダーソン(チェンバロ)
ユーディ・メニューイン指揮/バース祝祭管弦楽団
CD3
JSバッハ:
1-4 ブランデンブルグ協奏曲第1番 ヘ長調 BWV1046
5-7 ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調BWV1047
デニス・クリフト(トランペット)、
クリストファー・テイラー(リコーダー)
ジャネット・クラクストン(オーボエ)、
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
8-10 ブランデンブルグ協奏曲第3番 ト長調 BWV1048
11-13 ブランデンブルグ協奏曲第4番 ト長調 BWV1049
演奏:クリストファー・テイラー&リチャード・テイラー(リコーダー)
ユーディ・メニューイン指揮&ヴァイオリン/バース祝祭管弦楽団
CD4
JSバッハ:
1-3 ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050
演奏:ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、
エレーヌ・シェファー(フルート)
ジョージ・マルコム(チェンバロ)
4-6 ブランデンブルグ協奏曲第6番 ロ短調 BWV1051
演奏:ユーディ・メニューイン&パトリック・アイルランド(ヴィオラ)
アンブローズ・ゴーントレット&デニス・ネスビット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
7-9 フルート 、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV 1044
演奏:ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、
ウィリアム・ベネット(フルート)
ジョージ・マルコム(チェンバロ)
ユーディ・メニューイン指揮/バース祝祭管弦楽団
CD5
JSバッハ:
1-3 チェンバロ協奏曲 ニ短調 BWV1052
4-6 チェンバロ協奏曲 ホ長調 BWV1053
7-9 チェンバロ協奏曲 ニ長調 BWV1054
10-12 チェンバロ協奏曲 イ長調 BWV1055
演奏:ジョージ・マルコム(チェンバロ)
ユーディ・メニューイン指揮/バース祝祭管弦楽団
CD6
JSバッハ:
1-3 チェンバロ協奏曲 ヘ短調 BWV1056
演奏:ジョージ・マルコム
4-6 2台のチェンバロのための協奏曲 ハ短調 BWV 1060
7-9 2台のチェンバロのための協奏曲 ハ長調 BWV 1061
演奏:ジョージ・マルコム&サイモン・プレストン(チェンバロ)
ユーディ・メニューイン指揮/バース祝祭管弦楽団
10-12 3台のチェンバロのための協奏曲 ハ長調 BWV 1064
演奏:アイリーン・ジョイス、
ジョージ・マルコム&サーストン・ダート(チェンバロ)
13-15 4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV 1065
演奏:アイリーン・ジョイス、ジョージ・マルコム&サーストン・ダート、
デニス・ヴォーン(チェンバロ)
ボリス・オード指揮/プロ・アルテ・オーケストラ
CD7
JS バッハ:
1-3 ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV1041
4-6 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
7-9 ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV1042
10-12 ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ニ短調
演奏:ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、
クリスティアン・フェラス(ヴァイオリン)(4-6)、
レオン・グーセンス(オーボエ)(10-12)
ユーディ・メニューイン指揮/バース祝祭管弦楽団
クラムシェル・ボックス、12ページ・ブックレット


CZS-7044212 10枚組 ¥2550
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(限定盤)
CD1
1-4 ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 作品2-1
5-8 ピアノ・ソナタ第2番ヘ短調 作品2-2
9ー12 ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 作品2-3
CD2
1-3 ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 作品10-1
4-6 ピアノ・ソナタ第6番ヘ短調 作品10-2
7-10 ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 作品10-3
11-12 ピアノ・ソナタ第22番 ヘ長調 作品54
CD3
1-4 ピアノソナタ 第4番 ホ短調 作品7
5-7 ピアノソナタ 第9番 ホ長調 作品14-1
8-10 ピアノソナタ 第10番 ト長調 作品14-2
CD4
1-4 ピアノソナタ 第11番 ロ短調 作品22
5-8 ピアノソナタ 第12番 イ短調 作品26
9-11 ピアノソナタ 第13番 ホ短調 作品27-1
CD5
1-3 ベートーヴェンピアノソナタ 第8番「悲愴」 ハ短調 作品13
4-6 ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 「月光」 作品27-2
7-9 ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 「熱情」 作品57
CD6
1-4 ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調 「田園」 作品28
5-6 ピアノ ソナタ 第21番 「ワルトシュタイン」 ハ長調  作品53
7-8 ピアノ・ソナタ第19番 ト短調 作品49-1
9-10 ピアノ・ソナタ第20番 ト長調 作品49-2
CD7
1-3 ピアノ・ソナタ第16番 ト長調 作品31-1
4-6 ピアノソナタ第17番 ニ長調 作品31-2 「テンペスト」
7-10 ピアノソナタ第18番 変ホ長調 作品31-3
CD8
1-2 ピアノソナタ第24番 嬰ヘ長調 作品78
3-5 ピアノソナタ第25番 ト長調 作品79
6-8 ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 作品81a 「告別」
9-10 ピアノ・ソナタ第27番 ホ長調 作品90
CD9
1-3 ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 作品101
4-7 ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 「ハンマークラヴィーア」 作品106
CD10
1-3 ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 作品109
4-7 ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 作品110
8-9 ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 作品111
演奏:ダニエル・バレンボイム(ピアノ) 
録音:1966-1969 No.1 Studio, Abbey Road, London
クラムシェル・ボックス、12ページ・ブックレット


CZS-7044132 7枚組 ¥2250
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全曲
CD1
1-4 弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 作品18-1
5-8 弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調 作品59-1「ラズモフスキー第1番」
CD2
1-4 弦楽四重奏曲第2番 ト長調 作品18-2
5-8 弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調 作品18-6
9-12 弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 作品135
CD3 
1-4  弦楽四重奏曲第3番 二長調 作品 18-3
5-8  弦楽四重奏曲第5番 イ長調 作品18-5
9-12 弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 作品95「 セリオーソ」
CD4
1-4  弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 作品18-4
5-11 弦楽四重奏曲第13番 ロ短調 作品130
CD5
1-4 弦楽四重奏曲第8番 ホ短調 作品59-2 「ラズモフスキー第2番」
5-8 弦楽四重奏曲第13番 変ホ長調 作品127
CD6
1-4 弦楽四重奏曲第9番 ハ長調 作品53-3 「ラズモフスキー第3番」
5-11 弦楽四重奏曲第14番 変ハ短調 作品131
CD7
1-4 弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 作品74「ハープ」
5-9 弦楽四重奏曲第15番 イ短調 作品132
演奏:アルバン・ベルク四重奏団
録音:1978-1984年 
クラムシェル・ボックス、12ページ・ブックレット


CZS-7044342 9枚組 ¥2700
ベートーヴェン:
CD1
1-4 ピアノ三重奏曲 変ホ長調 作品1-1
5-8 ピアノ三重奏曲 ト長調 作品1-2
9 創作主題による変奏曲 作品44
5-10 ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 作品97 「大公」.
演奏:ダニエル・バレンボイム(ピアノ)、
ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン)
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ) 
CD3
1-3 ピアノ三重奏曲第5番 「幽霊」 ニ長調 作品 70-11
4-7 ピアノ三重奏曲第6番 変ホ長調 作品70-2
8 ピアノ三重奏曲 作品121a
演奏:ダニエル・バレンボイム(ピアノ)、
ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン)
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ) 
CD4
1-3 チェロ・ソナタ 第1番 ヘ長調 作品5 -1
4-6 チェロ・ソナタ第2番 ト短調 作品5-2
7-9 チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op. 69
演奏:ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)、ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
CD5 
1-2 チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 作品102-1
3-5 チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 作品102-2
6 ヘンデル「ユダ・マカベウス」の「見よ、勇者は帰る」の主題による12の
変奏曲
7 モーツァルト「魔的」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲
8 モーツァルト「魔的」の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 作品66
演奏:ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)、ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
CD6
1-3 ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 作品12-1
4-6 ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 作品12-2
7-9 ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 作品12-3
演奏:ピンチャス・ズッカーマン(ヴァイオリン)、
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
CD7
1-3 ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 作品23
4-6 ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 作品24 「春」
7-9 ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 作品30-1
演奏:ピンチャス・ズッカーマン(ヴァイオリン)、
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
CD8
1-4 ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 作品30-2
5-7 ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 作品30-3
8-11 ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 作品96
演奏:ピンチャス・ズッカーマン(ヴァイオリン)、
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
CD9
1-3 ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 「クロイツェル」作品47
チャイコフスキー:
4-5 :ピアノ三重奏曲 イ短調 作品 50
演奏:ダニエル・バレンボイム(ピアノ)、
ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン)、
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
録音:1969-1973
クラムシェル・ボックス、12ページ・ブックレット


CZS-7044442 8枚組 ¥2480
ドビュッシー&ラヴェル:管弦楽作品集(限定盤)
CD1
ドビュッシー:
1-3 交響詩「海」
4-6 夜想曲
7 牧神の午後への前奏曲
8 スコットランド行進曲
9 英雄的子守歌
10-11 劇的付随音楽「リア王」
CD2
1 舞踊詩『遊戯』
2-6 映像
7-8 交響組曲『春』
CD3
1-6 子供の領分
7-10 小組曲
11-12 神聖な舞曲と世俗的な舞曲
13-16 おもちゃ箱
CD4
1-3 ピアノと管弦楽のための幻想曲
演奏:アルド・チッコリーニ(ピアノ)
4 レントより遅く
5 クラリネットと管弦楽のための第1ラプソディ
演奏:ギイ・ダンゲイン(クラリネット)
6 サクソフォーンとオーケストラのためのラプソディー
演奏:ジャン=マリー・ロンデックス(サクソフォン)
7 カンマ
8 スティリー風タランテッラ
演奏:以上:ジャン・マルティノン指揮・フランス国立放送管弦楽団
CD5
ラヴェル:
1 ボレロ
2 「鏡」より 洋上の小舟
3-13 マ・メール・ロワ
14 「鏡」より 道化師の朝の歌
15-18 スペイン狂詩曲
CD6
1 シェエラザード:夢幻劇のための序曲
2 管弦楽のための舞踏詩『ラ・ヴァルス』
3-6 クープランの墓
7 古風なメヌエット
8 亡き王女のためのパヴァーヌ
9-16 高雅で感傷的なワルツ
CD7
ダフニスとクロエ
1-11 第1部
12-14 第2部
15-18 第3部
演奏:パリ国立歌劇場合唱団
CD8 
1-3 左手のためのピアノ協奏曲
演奏:アルド・チッコリーニ(ピアノ)
4-6 ピアノ協奏曲 ト長調
演奏:アルド・チッコリーニ(ピアノ)
7 ツィガーヌ
演奏:イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)、
以上:ジャン・マルティノン指揮/パリ管弦楽団
クラムシェル・ボックス、20ページ・ブックレット


CZS-9145452 5枚組 ¥2100
ロストロポーヴィチ/チェロ協奏曲集(限定盤)
CD1
1-3 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
4-6 サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 イ短調 作品33
演奏:カルロ・マリア・ジュリーニ指揮/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
CD2
1 ブロッホ:シェロモ
2-4 シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 作品129
演奏:レナード・バーンスタイン指揮/フランス国立管弦楽団
CD3
ハイドン:
1-3 チェロ協奏曲第1番ハ長調,Hob.VIIb-1
4-6 チェロ協奏曲第2番二長調,Hob.VIIb-2
演奏:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ&指揮)、
アカデミー室内管弦楽団
CD4
R.シュトラウス:
1-13 交響詩「ドン・キホーテ」Op.35
演奏:ウルリッヒ・コッヒ(ヴィオラ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
CD5
ショスタコーヴィチ:
1-4 チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 Op. 107.
5-7 チェロ協奏曲第2番 ト長調 Op.26
演奏: 以上:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮/ロシア国立交響楽団
クラムシェル・ボックス、12ページ・ブックレット


CZS-7044542 8枚組 ¥2480
モーツアルト:ピアノ・ソナタ&変奏曲集(限定盤)
10-12 ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 K282
13-15 ピアノ・ソナタ第5番 ト長調 K283
CD2
1-3 ピアノ・ソナタ第6番 二長調 K284
4-6 ピアノ・ソナタ第7番 ハ長調 K309
7-9 ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K310
CD3
1-3 ピアノ・ソナタ第9番 二長調 K311
4-6 ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K330
7-9 ピアノ・ソナタ第11番 ヘ長調 K331
10-12 ピアノ・ソナタ第12番 変ロ長調 K332
CD4
1-3 ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K333
4 ファンタジア ハ短調 K.475
5-7 ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K475
CD5
1-3 ピアノ・ソナタ第15番 ヘ長調 K533
4-6 ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K545
7-9 ピアノ・ソナタ第17番 変ロ長調 K570
10-12 ピアノ・ソナタ第18番 二長調 K576
CD6
1-9 グラーフのオランダ語歌曲「われら勝てり」による8つの変奏曲 ト長調
10-17 ヴィレム=ヴァンナ・ナッサウのオランダの歌による7つの変奏曲 K25
18-24 サリエリ歌劇「ヴェネツィアの定期市」のアリア
「わが愛しのアドーネ」による6つの変奏曲
25-37 フィッシャーのメヌエットによる12の変奏曲 ハ長調
38-51 ボーマルシェによる「セビリャの理髪師」のロマンス
「私はランドール」による12の変奏曲
CD7
1-13 「ああ、ママに言うわ」による12の変奏曲(きらきら星変奏曲)
14-26「美しいフランソワーズ」による12の変奏曲ハ長調 K353(300f)
27-37 ドゼードの「ジュリー」の「リゾンは眠った」による9つの変奏曲 
K264(315d)
38-46 グレトリーの歌劇「サムニットの結婚」の行進曲の主題による8つの
変奏曲
47-53 パイジェッロの歌劇「哲学者気取り」の「主に幸あれ」による6つの
変奏曲 K398(416e)
CD8
1-12 グルックの歌劇「メッカの巡礼」の「われら愚かな民の思うは」による
10の変奏曲K455
13-26 アレグレットによる12の変奏曲 K500
27-33 アレグレットによる6つの変奏曲 K54(547b)
34-44 デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 K573
45-54 「女ほど素晴らしいものはない」による8つの変奏曲 K613
演奏: ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
録音:1984 (CD1-4) 、1985(CD5)、La Mutualite, Paris、1991(CD6-8) 
Munich
クラムシェル・ボックス、24ページ・ブックレット


CZS-7044632 9枚組 ¥2850
モーツァルト:ダ・ポンテ・オペラ作品集(限定盤)
モーツァルト:
CD1-3
歌劇「歌劇「フィガロの結婚」K492全曲
主なキャスト:フィガロ・・・・・・・トーマス・アレン
スザンナ・・・キャスリーン・バトル(S)
伯爵夫人・・・マーガレット・プライス
アルマヴィーヴァ伯爵・・JORMA HYNNINEN 他
演奏:リッカルド・ムーティ指揮/
ウィーン・国立歌劇場管弦楽団&合唱団 録音:1986年 Salzburg
CD4-6
歌劇「ドン・ジョヴァンニ 」K.527全曲
主要キャスト:ドン・ジョヴァンニ・・・・・ウィリアム・シメル
レポレッロ・・・・・・・・・・サミュエル・レイミー
ドンナ・アンナ・・・・・・・シェリル・スチューダー
ドンナ・エルヴィラ・・・・キャロル・ヴァネス
ドン・オッターヴィオ・・・フランク・ロパルド
ツェルリーナ・・・・・・・・スザンヌ・メンツァー
マゼット・・・・・・・・・・・・ナタ-レ・デ・カロリス
演奏:リッカルド・ムーティ指揮
/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
録音:1990年 Musikvereinssaa, Vienna
CD7-9
歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」K588全曲
主要キャスト:フィオルディリージ・・・・・マーガレット・マーシャル
ドラベッラ・・・・・・・・・・・・アグネス・バルツァ
グリエルモ・・・・・・・・・・・ジャイムス・モリス
フェルランド・・・・・・・・・・フランシスコ・アライザ
デスピーナ・・・・・・・・・・・キャスリーン・バトル
ドン・アルフォンソ・・・・・・ジョゼ・ファン・ダム
演奏:リッカルド・ムーティ指揮
/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
録音:1982年 Kleines Festspielhaus, Salzburg
クラムシェル・ボックス、16ページ・ブックレット


CZS-7055752 6枚組 ¥2350
プロコフィエフ:バレエ作品集(限定盤)
CD1 & CD2 
バレエ音楽「ロメオとジュリエット」作品64
演奏:アンドレ・プレヴィン指揮/ロンドン交響楽団 
録音:1973年Kingsway Hall, London
CD3
バレエ音楽「シンデレラ」 作品87
演奏:アンドレ・プレヴィン指揮/ロンドン交響楽団 
録音:1983年Abbey Road Studios Lonon
CD4
1-20 バレエ音楽「シンデレラ」作品87 続き
21-24 交響曲第1番 ニ長調 「古典」 作品25
演奏:アンドレ・プレヴィン指揮/ロンドン交響楽団 
録音:1977年Abbey Road Studios, London
CD5
1-7 カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」作品78
演奏:アンナ・レイノルズ(MS),
アンドレ・プレヴィン指揮/ロンドン交響楽団&合唱団
録音:1971年 Kingsway Hall, London
8-12 組曲「キージェ中尉」 作品60
演奏:アンドレ・プレヴィン指揮/,ロンドン交響楽団 
録音:1974年 Abbey Road Studios, London
CD6
1-26 オラトリオ「イワン雷帝」 作品116
演奏:イリーナ・アルキポヴァ(MS),アナトリー・モクレンコ(Br)、
ボリス・モルグノフ(ナレーター)
アンブロージアン;コーラス、
リッカルド・ムーティ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
録音:1977年 Kingsway Hall、London
クラムシェル・ボックス、28ページ・ブックレット


CZS-7044732 5枚組 ¥2100
サティ:ピアノ音楽集(限定盤)
サティ:
CD1
1 アレグロ
2 ワルツ・バレエ 作品62
3 幻想:ワルツ
4-6 3つのサラバンド
7-9 3つのジムノペディ
10 若き令嬢のためにノルマンディの騎士によって催された宴
11-17 梨の形をした3つの小品
18-22 夜想曲
23-25 組み立てられた3つの小品
共演:ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
26 最初のメヌエット
27-29 最後から2番目の思想
CD2
1-4 4つのオジーヴ
5 ばら十字団の最初の思想
6-8 ばら十字団のファンファーレ
9-11 「星の息子」への前奏曲
12-13 ナザレ人
14 エジナール
15-23 ゴシックの舞曲
24-28 天国の英雄的な門への前奏曲
CD3
1 愛撫
2 歪んだ踊り
3 哀れな道化師の小曲
4 夢見る魚
5-25 スケッチとクロッキーの手帖
26-331906-1913年時代の六つの小品
34-36 心に触れる秘密の音楽
37-49 12の短いコラール
50-51 2つの夜の夢
52-54 不愉快な概要
共演:ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
55-58 馬の装具で
CD4
1-3 新しい冷たい小品
4-7 犬のための、ぶよぶよした前奏曲
8-10 犬のための本当にぶよぶよした前奏曲
11-13 自動記述法
14-16 ひからびた胎児
17-19 太った木の人形のスケッチとからかい
20-22 あらゆる意味で、でっちあげられた数章
23-25 古い金貨と古いよろい
26 官僚的なソナチネ
27-29 子供の曲集 I.短い子供のお話
30-32 子供の曲集 II.絵に描いたような子供らしさ
33-35 子供の曲集第3巻 迷惑な軽い罪
36-38 3つの新・子供の音楽集
39-59 スポーツと気晴らし
60-62 世紀ごとの時間と 瞬間の時間
63-65 嫌な気取り屋への3つのワルツ
CD5
1-6 グノシエンヌ
7-9 冷たい小品
10-12 冷たい小品 - 第2番 歪んだ踊り
13-19 びっくり箱
20-27 メデューサの罠
28-32 エキセントリックな美女
共演:ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
以上:アルド・チッコリーニ(ピアノ)
録音;1983-1986 Salle Wagram, Paris
クラムシェル・ボックス、24ページ・ブックレット




<EMI GERMANY>
●INSPIRATIONシリーズ 各1枚 ¥550
CDZW-6217632
モーリス・アンドレ/ポートレート
1.クラーク:トランペット・ヴォランタリー
2.スネイエ:アレグロ・スピリトーソ
3.JSバッハ:組曲第3番 BWV1068-エア(G線上のアリア)
4.スタンリー:トランペット・チューン
5.JSバッハ:無伴奏チェロ組曲第4番BWV1010-ブーレ
6.バッハ/グノー:アヴェ・マリア
7.モーツァルト:エクスルターテ・ユビラーテ-アレルヤ
8.パーセル:女王の悲しみ
9.JSバッハ:カンタータ第147番 主よ、人の望みの喜びよ
10.-12.ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調 第1楽章ー第3楽章
13.-15.テレマン:トランペット協奏曲 ヘ短調 第1楽章ー第3楽章
16.- 19.アルビノーニ:トランペット協奏曲 二短調 第1楽章ー第3楽章
20.-22.マルチェッロ:トランペット協奏曲 ハ短調 第1楽章ー第3楽章
演奏:モーリス・アンドレ(トランペット)
ジェーン・パーカー=スミス(オルガン) (1-7)
アルフレート・ミッテルホーファー(オルガン)(8-9)
ロペス=コボス指揮/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 (10-22)

CDZW-3271382
ヴァリアス/ディーヴァ-ソプラノ・フェスティヴァル
1.ベッリーニ:歌劇「ノルマ」-清らかな女神よ
演奏:マリア・カラス(S)、
トゥリオ・セラフィン指揮/ミラノ・スカラ座管弦楽団
2.ベルリーニ:歌劇「夢遊病の女」-気も晴ればれと
演奏:エディタ・グルベローヴァ(S),
クルト・エイヒホルン指揮/ミュンヘン放送管弦楽団
3.ドニゼッティ:歌劇「ランメルムーアのルチア」-苦い涙をそそいで
演奏:アンナ・モッフォ(S),
コリン・デイヴィス指揮/フィルハーモニア管弦楽団
4.ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」-今の歌声は
演奏:べヴァリー・シルズ(S),
ジェイムズ・レヴァイン指揮/ロンドン交響楽団
5.プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」-この柔らかなレースの中で
演奏:ルース・アン・スウェンソン(S),
ユリウス・ルーデル指揮/ロンドン交響楽団
6.プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」-一人さびしく捨てられて
演奏:ゲーナ・ディミトローヴァ(S),
アントン・グアダーニョ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
7.プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」-私の名はミミ
演奏:ミレッラ・フレーニ(S),ニコライ・ゲッダ(T)、
トーマス・シッパーズ指揮/ローマ歌劇場管弦楽団
8.プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」-私が街を行くと
演奏:ゲーナ・ディミトローヴァ(S)、
アントン・グァダーニョ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
9.プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」-あなたの愛の呼ぶ声に
演奏:モンセラート・カバリエ(S),
チャールズ・マッケラス指揮/ロンドン交響楽団
10.プッチーニ:歌劇「トスカ」-歌に生き、愛に生き
演奏:マリア・カラス(S)、
ジョルジュ・プレートル指揮/パリ音楽院管弦楽団
11.プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」-ある晴れた日に
演奏:レナータ・スコット(S),
ジョン・バルビローリ指揮/ローマ歌劇場管弦楽団
12.プッチーニ:歌劇「つばめ」-ドレッタの素晴らしい夢
演奏:モンセラート・カバリエ(S),
チャールズ・マッケラス指揮/ロンドン交響楽団
13.プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」-私のお父さん
演奏:バーバラ・ヘンドリックス(S)、
パーヴォ・ヤルヴィ指揮/フランス放送局管弦楽団
14.プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」-お聞き下さい、王子様
演奏:ゲーナ・ディミトローヴァ(S),
アントン・グァダーニョ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
15.プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」-この宮殿の中で
演奏:ゲーナ・ディミトローヴァ(S),
アントン・グアダーニョ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
16.プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」-氷のような姫君の心も
演奏:モンセラ・カバリエ(S),
チャールズ・マッケラス指揮/ロンドン交響楽団
17.カタラーニ:歌劇「ラ・ワリー」-さようなら、ふるさとの家よ
演奏:バーバラ・ヘンドリックス(S)、
パーヴォ・ヤルヴィ指揮/フランス放送局管弦楽団
18.ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」-亡くなった母を
演奏:ゲーナ・ディミトローヴァ(S),
アントン・グァダーニョ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
19.マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」-ママも知るとおり
演奏:モンセラート・カバリエ(S),
リッカルド・ムーティ指揮/フィルハーモニア管弦楽団

CDZW-3271392
メヌエット&ファンダンゴ-ベスト・オブ・ボッケリーニ
ボッケリーニ:
1.弦楽五重奏曲 ホ長調-ミヌエット
2-5 ギター五重奏曲 第4番 ニ長調 第1楽章ー第4楽章
6-8 チェロ協奏曲 ト長調 第1楽章ー第3楽章
9-12 ギター五重奏曲 ハ長調 第1楽章ー第4楽章
演奏:ファビオ・ビオンディ、エンリコ・カサッザ、ロレンツォ・コリット、
(ヴァイオリン) (1-5, 9-12)
エルネスト・ブラウチェル(ヴィオラ) (1-5,9-12)
アントニオ・ファンティヌオーリ、
マウリッツィオ・ナッデオ(チェロ)(1-5,9-12)
ジャンジャコモ・プナルディ (ギター)(2-5,9-12)
マウロ・オコニエロ〈カスタネット) (12)
ファビオ・ビオンディ指揮/エウローパ・ガランテ
スティーヴン・イッサーリス(チェロ) (6-8)、
マギー・コール(チェンバロ)(6-8)
ユーハ・カンガス指揮/オストロボスニア室内管弦楽団

CDZW-3271372
ヴァリアス/スペイン狂詩曲他
ビゼー:カルメン組曲第1番&第2番(抜粋)
1.アラゴネーズ
2.インテルメッツォ
3.アルカラの竜騎兵
4.レ・トレアドール
5.ノクターン 
演奏:ネヴィル・マリナー指揮/シュトゥットガルト放送交響楽団
マスネ:ル・シッド (バレエ音楽)
6.第1番 
7.第2番
8.第3番
9.第6番
10.第7番
演奏:ルイ・フレモー指揮/バーミンガム市交響楽団
11.ロドリーゴ:アランフェス協奏曲 第2楽章:アダージョ
演奏:アンヘル・ロメーロ(ギター)、
アンドレ・プレヴィン指揮/ロンドン交響楽団
12.ラロ:スペイン交響曲 第3楽章:インテルメッツォ
演奏:小澤征爾指揮/、フランス国立管弦楽団
リムスキー=コルサコフ:スペイン狂詩曲 作品34
13.第3楽章
14.第4楽章
15.第5楽章
ラヴェル:スペイン狂詩曲
16.第2楽章:マラゲーニャ
17第3楽章:ハバネラ
演奏:ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/パリ管弦楽団
18.チャイコフスキー:白鳥の湖 第21番 スペインの踊り
19.サラサーテ:カルメン幻想曲作品25
演奏:ウルフ・ヘルシャー(ヴァイオリン)、
ハインツ・ワルベルク指揮/ミュンヘン放送管弦楽団

CDZW-3271352
ヴァリアス/ダンス・クラシックス・フォー・キッズ
チャイコフスキー:
1.白鳥の湖-情景
2.-小さな白鳥たちの踊り
3.-スペインの踊り
4.-ナポリの踊り
演奏:ジョン・ランチベリー指揮/フィルハーモニア管弦楽団
くるみ割り人形
5.行進曲
6.こんぺい糖の踊り
7.ロシアの踊り-トレパーク
8.スペインの踊り-チョコレート
9.アラビアの踊り-コーヒー
10.中国の踊り-お茶
11.あし笛の踊り
12.花のワルツ
演奏:ジョン・ランチベリー指揮/フィルハーモニア管弦楽
眠りの森の美女
13.ローズ・アダージョ
14.長靴をはいた猫と白い猫
15.I.パ・ド・ドゥ
16.II. ヴァリアシオンI
17.III.ヴァリアシオンII
18.IV:コーダ
19.赤ずきんと狼
演奏:ジョン・ランチベリー指揮/フィルハーモニア管弦楽団
ドリーブ:コッペリア
20.ワルツ
21.マズルカ
22.人形のワルツ
23.セレブレーション・ダンス
演奏:ジャン・バプティスト・マリ指揮/パリ国立歌劇場管弦楽団
24.ウォルトン:ファサード-ポルカ
25.-ポピュラー・ソング
演奏:マルコム・サージェント指揮/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
26.プロコフィエフ:ロメオとジュリエット-騎士たちの踊り
-バルコニーの場
演奏:アンドレ・プレヴィン指揮/ロンドン交響楽団

CDZW-6361022
シューベルト歌曲集
1.至福 D433
2.野ばら D257
3.セレナード D889
4.漁夫の恋の幸せ D933
5.漁夫の歌 D881b
6.泉のほとりの若者 D300
7.リュートに寄せて D905
8.ます D550d
9.リーゼン山頂に立って D611
10.はるかなる恋人に D765
11.水に寄せて歌う D774
12.舟びと D536
13.さすらい人 D649
14.夜の歌 D314
15.弔いの鐘 D871
16.若者と死 D545b
17.郷愁 D456
18.草原の歌 D917
19.死と乙女 D531 
20.冬の夕べ D938 
21.怒れる吟遊詩人 D785
22.流れ D565
23.万霊節のための連?
演奏:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)

CDZW-6217652
ヴァリアス/イタリア奇想曲
1.チャイコフスキー:イタリア奇想曲 作品45
演奏:小澤征爾指揮/フィルハーモニア管弦楽団
2.ポンキエッリ:時の踊り-ラ・ジョコンダより
演奏:ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/フィルハーモニア管弦楽団
3.ボッケリーニ:弦楽五重奏曲 作品11 第5番-ミヌエット
演奏:ファビオ・ビオンディ指揮/エウローパ・ガランテ
4.ロッシーニ:ブルスキーノ氏、または冒険する息子 序曲
演奏:ジャンルイジ・ジェルメッティ指揮/シュトゥットガルト放送交響楽団
5.ヴィヴァルディ:ギター協奏曲 ニ長調 RV93-第2楽章:ラルゴ
演奏:クリストファー・パークニング〈ギター)、アカデミー室内管弦楽団
6.オッフェンバック:舟歌-ホフマン物語
演奏:ネヴィル・マリナー指揮/シュトゥットガルト放送交響楽団
7.ベッリーニ:カプレーティとモンテッキ-序曲
演奏:ランベルト・ガルデッリ指揮/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
8.ロッシーニ:ウィリアム・テル-兵士たちの踊り
演奏:ランベルト・ガルデッリ指揮/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
9.プッチーニ:修道女アンジェリカ-インテルメッツォ
演奏:ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
10.ヴェルディ:ナブッコ-序曲
演奏:リッカルド・ムーティ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
11.ベッリーニ:オーボエ協奏曲 変ホ長調 
演奏:クリストフ・ハルトマン(オーボエ)、アンサンブル・ベルリン
12.ドニゼッティ:ドン・パスクワーレ-序曲
演奏:リッカルド・ムーティ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
13.ヴィヴァルディ:マンドリンのための協奏曲 ト長調-第1楽章:アレグロ
演奏:ファビオ・ビオンディ指揮/エウローパ・ガランテ
14.メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
-第4楽章:サルタレッロ:プレスト
演奏:フランツ・ウェルザー=メスト指揮
/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

CDZW-3271402
ヴァリアス/真夏の夜の夢-ベスト・オブ・メンデルスゾーン
メンデルスゾーン:
1.真夏の夜の夢 作品61-序曲
2.-スケルツォ
3.-ノットゥルノ
4.-結婚行進曲
演奏:アンドレ・プレヴィン指揮/ロンドン交響楽団
5.無言歌 第1番 ホ長調 作品19-1
演奏:ダニエル・アドニ(ピアノ)
6.交響曲第4番 イ長調 「イタリア」 作品90
-第4楽章:サルタレッロ:プレスト
演奏:フランツ・ウェルザー=メスト指揮
/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 
7.ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64-第1楽章
8.-第2楽章
演奏:フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)、
ゲルト・アルブレヒト指揮/ベルリン放送交響楽団 
9.ピアノ三重奏曲 二短調-第2楽章
演奏:アンドレ・プレヴィン(ピアノ)、ポール・トルトゥリエ(チェロ)、
チョン・キョン=ファ(ヴァイオリン)
10. 無言歌 第30番 イ長調 作品62-6 春の歌
演奏:ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)
11.真夏の夜の夢作品61-フィナーレ 
演奏:リリアン・ワトソン(S),デリア・ウォリス(MS)
フィンチリー・チルドレンズ・ミュージック・グループ、
アンドレ・プレヴィン指揮/ロンドン交響楽団

CDZW-6244352
ヴァリアス/タイスの瞑想曲-ベスト・オブ・マスネ
マスネ:
1.タイスの瞑想曲
演奏:アンネ=ゾフィ・ムター(ヴァイオリン)、
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2.歌劇「エロディアード」-序奏
3.-ああ、サロメ! 美しく優しい君
演奏:レジーヌ・クレスパン(S)、
ジョルジ・プレートル指揮/パリ国立歌劇場管弦楽団
4.歌劇「マノン」-前奏曲
5.-さようなら、私達の小さなテーブルよ
6.-私が女王のように街を行くと
7.-こうやってしっかり握っている手は僕の手ではないか?
演奏:アンジェラ・ゲオルギュー(S),ロベルト・アラーニャ(T)
アントニオ・パッパーノ指揮/モネ歌劇場管弦楽団
8.歌劇「ル・シッド」-バレエ音楽 マドリレーヌ
演奏:ルイ・フレモー指揮/バーミンガム市交響楽団
9.歌劇「ル・シッド」-統べたまい、裁きたもう御父よ
演奏:ホセ・カレーラス(T),
ジャック・ドゥラコート指揮/コヴェント・ガーデン立歌劇場管弦楽団
10.歌劇「ル・シッド」-バレエ音楽 アンダルーサ
演奏:ルイ・フレモー指揮/バーミンガム市交響楽団
11.歌劇「ル・シッド」-泣け、泣け、わが瞳よ
演奏:マリア・カラス(S)、ジョルジュ・プレートル指揮/フランス国立放送局管弦楽団
12.歌劇「ウェルテル」-月の光(管弦楽)
13.-でもあなたは私のことを全く知らない
14.-おお、なんという幸福だろう
15.-シャルロット!シャルロット!
演奏:アンジェラ・ゲオルギュー(S),ロベルト・アラーニャ(T)
アントニオ・パッパーノ指揮/ロンドン交響楽団
16.歌劇「ドン・キショット」(ドン・キホーテ)-第3幕への前奏曲
17.-アルザ!
18.-アルザ・・女性も20歳になれば
19.-彼女は私を愛している
20.-第5幕への前奏曲
演奏:テレサ・ベルガンサ(S),ジョゼ・ファン・ダム(Br)、
ミシェル・プラッソン指揮/トゥールーズ・カピトール国立歌劇場管弦楽団
21. 歌劇「タイス」-フィナーレ あなたですね、私の父親
演奏:べヴァリー・シルズ(S)、
ロロン・マゼール指揮/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

CDZW-6217572
ヴァリアス/ヴィラネッラ-古風な舞曲と歌
1-4.レスピーギ:古風な舞曲とアリア 組曲第1番 第1楽章ー第4楽章
5-8.組曲第2番 第1楽章ー第4楽章
9-12.組曲第3番 第1楽章ー第4楽章
演奏:ネヴィル・マリナー指揮/ロス・アンジェルス室内管弦楽団
13-19.アーン:エステ家のベアトリーチェの舞踏会 全曲
演奏:ジャン=ピエール・ジャキヤ指揮/パリ管弦楽団


<EMI CLASSICS>
CZS-6356572 11枚組 ¥2780
エイドリアン・ボールト/バッハからワーグナーまで(限定盤)
イギリス音楽の大家として知られるボールトは、実はドイツ・オーストリア系
の音楽にも造詣が深く、EMIに残されたステレオ音源には、バッハからワーグ
ナーまで素晴らしいものがある。パッションあふれる名演が多数収録された
貴重なコレクション。
CD1
JS バッハ:
1-4.ブランデンブルク協奏曲 第1番 ヘ長調 BWV1046
演奏:ロジャー・ウィンフィールド、
ロバート・カターモール&モーリス・チェッカー(オーボエ)
ジェフリー・ブライアント&コリン・ホートン(ホルン)、
ニール・レヴスリー(バスーン)、
ロドニー・フレンド(ヴァイオリン)
5-7.ブランデンブルク協奏曲 第2番 ヘ長調 BWV1047
演奏:ロドニー・フレンド(ヴァイオリン)、
ロジャー・ウィンフィールド(オーボエ)、
デイヴィッド・マンロウ(リコーダー)、ゴードン・ウェッブ(トランペット)
8-10.ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV1050
11-13ブランデンブルク協奏曲 第4番 ト長調 BWV1049
演奏:ジェラルド・ジャーヴィス(ヴァイオリン)、デイヴィッド・マンロウ、
ジョン・ターナー(リコーダー)
以上、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
CD2
JS バッハ:
1-3.ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050
演奏:ダグラス・ホイッタカー(フルート)、
ロニー・フレンド(ヴァイオリン)、
レイモンド・レッパード(チェンバロ)
4-6.ブランデンブルク協奏曲 第6番 ロ短調 BWV1051
演奏:アレクサンダー・キャメロン(チェロ)、
ウィリアム・ウェブスター(コントラバス)、
ヴァルダ・アヴェリング(チェンバロ) 
以上、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
7-10.モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 K551「ジュピター」
CD3
1-4.モーツァルト:交響曲 第35番 ニ長調 K385 「ハフナー」
録音:1974年&1975年 ロンドン、アビイ・ロード・スタジオ
5.モーツァルト:歌劇「魔劇」K620-序曲
演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
6-10.ベートーヴェン:交響曲 第6番 ヘ長調 作品68 「田園」
演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1977年 ロンドン・アビイ・ロード・スタジオ
11.ベートーヴェン:コリオラン 序曲 作品62
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
録音:1970年 Kingsway Hall, London
CD4
1-4.シューベルト:交響曲 第9番 ハ長調 D944
演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1972年 Kingsway Hall, London
5-6.ベートーヴェン:「アテネの廃墟」作品113 序曲と行進曲
演奏:フィルハーモニア管弦楽団
録音:1957年 Walthamstow Town Ha, London
7.J.シュトラウスI:ラデツキー行進曲 作品228
録音:1967年 アビイ・ロード・スタジオ、ロンドン
8.スッペ:詩人と農夫 序曲
録音:1967年 アビイ・ロード・スタジオ、ロンドン
CD5 
1ワーグナー:ファウスト 序曲 
2ワーグナー:リエンツィ-序曲
3ワーグナー:さまよえるオランダ人-序曲
4ワーグナー:タンホイザー-序曲
5ワーグナー:タンホイザー-大行進曲
6ワーグナー:ローエングリン-第1幕への前奏曲
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
録音:1974年(1-3&5)、1971年(4,6) アビイ・ロード・スタジオ、ロンドン
CD6
1ワーグナー:ローエングリン-第3幕への前奏曲
2ワーグナー:トリスタンとイゾルデ-第1幕への前奏曲
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
3ワーグナー:トリスタンとイゾルデ-第3幕への前奏曲
演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
4ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー-第1幕への前奏曲
5ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー-第3幕への前奏曲
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
録音:1971年(1-2,4-5)、1972年(3) アビイ・ロード・スタジオ、ロンドン
6ワーグナー:ラインの黄金-ヴァルハラ城への神々の入城
7ワーグナー:ワルキューレ-ワルキューレの騎行
8ワーグナー:ジークフリート-森のささやき
9ワーグナー:神々の黄昏-ジークフリートのラインへの旅
10ワーグナー:神々の黄昏-ジークフリートの葬送行進曲
演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1972年(7-10)、1974年(6) アビイ・ロード・スタジオ、ロンドン
CD7
1.ワーグナー:パルシファル-第1幕への前奏曲
2.-第1幕 場面転換の音楽
3.-第3幕への前奏曲
4.-聖金曜日の音楽
5.-第3幕 場面転換の音楽
6.ワーグナー:ジークフリート牧歌
演奏:ロンドン交響楽団
録音:1973年 1月 アビイ・ロード・スタジオ、ロンドン
7ヴォルフ:イタリア風セレナーデ
演奏:フィルハーモニア管弦楽団
録音:1957年 Walthamstow Town Ha, London
CD8
1-4.ブラームス;交響曲 第1番 ハ短調 作品68
演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1972年3月 Kingsway Hall, London
5-14.ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1977年&1978年 アビイ・ロード・スタジオ、ロンドン
CD9
1-4.ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73
5ブラームス:大学祝典序曲 作品80
演奏:ロンドン交響楽団
録音:1970年 Kingsway Hall, London
6ブラームス:悲劇的序曲 作品56a
CD10
1-4.ブラームス:交響曲 第3番 ヘ長調 作品90
演奏:ロンドン交響楽団
録音:1970年 Kingsway Hall, London
5-8  ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 作品98
演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1972年 Kingsway Hall, London
CD11
1-6.ブラームス:セレナーデ 第1番 ニ長調 作品11
7-11.ブラームス:セレナーデ 第2番 イ長調  作品16
演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
12ブラームス:アルト・ラプソディ 作品53
演奏:ジャネット・ベイカー(MS),ジョン・オールディス合唱団の男声合唱
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1970年 Kingsway Hall, London
以上:エイドリアン・ボールト(指揮)
クラムシェル・ボックス 26ページ・ブックレット付き。



CZS-4408582 12枚組 ¥3150
ヴァリアス/ウィリアム・ウォルトンEMI コレクターズ・エディション
(限定盤)
1902年生まれの、現代イギリスを代表する作曲家、ウィリアム・ウォルトン。
このボックスでは、ラトル、プレヴィン、ハイティンクなどEMIが誇るアー
ティストたちの名演をCD12枚組でお届け。
ウォルトン:
CD1
1-4.交響曲 第1番 変ロ短調
演奏:ベルナルト・ハイティンク指揮/フィルハーモニア管弦楽団
録音:1981年 アビイ・ロード・スタジオ、ロンドン
5-7.交響曲 第2番 
演奏:アンドレ・プレヴィン指揮/ロンドン交響楽団
録音:1973年 アビイ・ロード・スタジオ、ロンドン
CD2 
1-3.ヴァイオリン協奏曲
演奏:イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)、
パーヴォ・ベルグルンド指揮/ボーンマス交響楽団
録音:1977年 The Guildhal, Southanmpton
2-6.ヴィオラ協奏曲 
演奏:ナイジェル・ケネディ(ヴィオラ)、アンドレ・プレヴィン指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1987年9月 アビイ・ロード・スタジオ、ロンドン
7.ブリテンの主題よる即興曲
演奏:アンドレ・プレヴィン指揮/ロンドン交響楽団
録音:1972年 アビイ・ロード・スタジオ、ロンドン
CD3
1ポーツマス・ポイント 序曲
2.喜劇的序曲「スカピノ」
演奏:アンドレ・プレヴィン指揮/ロンドン交響楽団
録音:1973年 アビイ・ロード・スタジオ、ロンドン
3.シエスタ
演奏:リチャード・ヒコックス指揮/ノーザン・シンフォニア
録音:1989年5月 All Saint's Church, Quayside, Newcastle upon Tyne
4-7.弦楽のためのソナタ
演奏:リチャード・ヒコックス指揮/ノーザン・シンフォニア
録音;1991年1月 St.Augustine's Church, Kilburn, London
8-10.チェロ協奏曲 
演奏:リン・ハレル(チェロ)、
サイモン・ラトル指揮/バーミンガム市交響楽団
CD4 
1.戴冠式行進曲(1937): クラウン・インペリアル
2.戴冠式行進曲(1953):宝玉と勺枝
演奏:エイドリアン・ボールト指揮/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
3.ヨハネスバーグ祝典序曲
4.ブルレスク風カプリッチョ
5-6.スピット・ファイア プレリュードとフーガ
演奏:チャールズ・グローヴス指揮
/ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1969年6月 Philharmonic Hall, Liverpool
7-8.空軍大戦略 組曲(コリン・マシューズ編)
演奏:カール・デイヴィス指揮/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1986年5月 アビイ・ロード・スタジオ、ロンドン
9-19.ヒンデミットの主題による変奏曲
演奏:ヴァーノン・ハンドリー指揮/ボーンマス交響楽団
録音:1988年5月 Wessex Hall, Poole Arts Centre, Dorset
CD5
1-4.ヘンリー5世組曲
5.トロイラスとクリシーダ 第2幕 間奏曲
6-12.お気にめすまま 組曲(カール・デイヴィス編)
13.英国諸国民の歴史のための行進曲
演奏:カール・デイヴィス指揮/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1986年5月 アビイ・ロード・スタジオ、ロンドン
CD6 
1-22.ファサード組曲
演奏:フェネッラ・フィードリング、マイケル・フランダース(朗読)
ネヴィル・マリナー指揮/アカデミー室内管弦楽団のメンバー
録音:1971年12月 Kingsway Hall, London
23-33.ファサード組曲より オーケストラのための2つの組曲
34-39.バレエ音楽「賢い乙女たち」
演奏:ルイ・フレモー指揮/バーミンガム市交響楽団
録音:1976年9月 Bedworth Cicic Centre
CD7
1-5.ヘンリー5世 組曲
6-8.オーケストラのためのパルティータ
演奏:ウィリアム・ウォルトン指揮/フィルハーモニア管弦楽団
録音:1959年2月 Kingsay Hall, London
9-11.合奏協奏曲 第1番 
演奏:フィリス・セリック(ピアノ)、
ウィリアム・ウォルトン指揮/バーミンガム市交響楽団
録音:1945年8月 Town Hal, Dudley
12-15弦楽四重奏曲 イ短調
演奏:ハリウッド弦楽四重奏団
録音:1949年11月&1950年8月 Melrose Studio, Hollywood
CD8
1-4. ピアノ四重奏曲 
演奏:ジャニス・グラハム(ヴァイオリン)、
ポール・シルヴァーソーン(ヴァイオリン)、
モレイ・ウェルシュ(チェロ)、イスラエラ・マルガリト(ピアノ)
録音:1995年9月 All Saints Church, East Finchley,London
5-6.ヴァイオリン・ソナタ
演奏:ジャニス・グラハム(ヴァイオリン)、ジョン・アレイ(ピアノ)
録音:1995年Conway Hall, London 
7-11.ギターのための5つのバガテル
演奏:トム・ケルステンス(ギター)
録音:1994年9月 St John's Downshire Hill, Hampstead, London
CD9
1-6.ベルシャザールの饗宴
演奏:トーマス・ハンプソン(バリトン)、サイモン・ラトル指揮
バーミンガム市交響楽団&合唱団、クリーヴランド管弦楽団合唱団
7.ロンドン市の栄誉をたたえて
演奏:リチャード・ヒコックス指揮/ロンドン交響楽団&合唱団
8.戴冠テ・デウム
演奏:フランシス・グリエール(オルガン)、ウォーチェスター大聖堂合唱団
9.グロリア 
演奏:バーバラ・ロボサム(MS),、アンソニー・ロルフ・ジョンソン(T)、
ブライアン・レイナー・クック(Br), 
ルイ・フレモー指揮/バーミンガム市交響楽団&合唱団
録音:1976年9月 Birmingham Town Hall
CD10 
歌劇「トロイラスとクレシダ」
キャスト:リチャード・カッシリー(T)、デイム・ジャネット・ベイカー(MS)、
ジェラルド・イングリッシュ(T)、ベンジャミン・ラクソン(Br),
エリザベス・ベインブリッジ(MS)、
リチャード・ヴァン・アラン(B)、マルコム・リヴァース(Br),
ロバート・ロイド(B) 他
ローレンス・フォスター指揮/王立歌劇場管弦楽団&合唱団
録音:1976年11月 ライヴ録音 Royal Opera House, Covent Garden, London
1-12.第1幕
13-18.第2幕
CD11 
1-4.第2幕続き
5-16.第3幕 
CD12
1-23.歌劇「熊」
キャスト:モニカ・シンクレア(MS),ジョン・ショー(Br),
ノーマン・ラムスデン(B)
ジェイムス・ロックハート指揮/イギリス室内管弦楽団
録音:1967年7月 Aldeburgh Festival
(effects added at Abbey Road Studios)
24.私を刻みつけてください 
演奏:ゴータム・ランガリアン(T),
スティーヴン・クレオベリー指揮/キングス・カレッジ合唱団
録音:1991年7月 Chapel of King's College, Cambridge
25.ご機嫌いかが?
演奏:ラッセル・バージェス指揮/ワンズワース・スクール合唱団
録音:1968年 Holy Trinity Church, Sloane Street, London
26.絶対音楽はどこへ行く?
演奏:レスリー・ウッドゲイト指揮/BBC合唱団
録音:1946年6月 アビイ・ロード・スタジオ・ロンドン
27.女王のファンファーレ
演奏:マーティン・ニアリー指揮/ボーンマス・シンフォニエッタ
録音:1977年春 Winchester Cathedral, Hampshire
クラムシェル・ボックス 34ページ・ブックレット付き




<VIRGIN>
VC-9733962 ¥1500
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 作品77
ベルク:ヴァイオリン協奏曲”ある天使の想い出に”
演奏:ルノー・カピュソン(ヴァイオリン)
ダニエル・ハーディング指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2011年12月19、21、22日 ORF Radiokurturhaus , Vienna Austria
Producer: Michale Fine
Engineer:Wolf-Deiter Karwatky
デジパック、24ページ・ブックレット(限定盤)
今やフランスを代表するヴァイオリニストに成長したカピュソンの夢であった
ウィーン・フィルとの共演が実現!しかも指揮は、CDデビューでも共演した、
ダニエル・ハーディング。
王道のドイツ・オーストリア系レパートリーでの勝負作。

VCS-6025472 2枚組 ¥2400
ヴィヴァルディ:「メッセニアの神託」全曲
主要キャスト: ポリフォンテ・・・・・マグヌス・スターヴェラント(T)
メローペ・・・・・・・・・・・アン・ハレンベリ(MS)
エピディーテ・・・・・・・・・ヴィヴィカ・ジュノー(MS)
トラジメーデ・・・・・・・・・ユリア・レジーネヴァ(S)
ルチスコ・・・・・・・・・・・フランシスカ・ゴットヴァルト(MS)
アナッサンドロ・・・・・・・・・・・グサビエ・サバタ(CT)
演奏:ファビオ・ビオンディ指揮/エウローパ・ガランテ
クラムシェル・ボックス、168ページ・ブックレット付き。(限定盤)
ヴィヴァルディのエキスパート、ファビオ・ビオンディが、「メッセニアの神
託」を世界初録音!
1738年にイタリアのヴェネツィアで初演されたこの作品を、ウィーンで上演す
るためウィーン・ヴァージョンを作成したのが1740年。最近になってアメリカ
のワシントンの図書館で発見されたリブレットや、スコアをもとに、ビオンディ
が再構築を行い、上演と録音にこぎつけた貴重なもの。 2011年にオーストリ
アで上演し、世界初録音となった。キャストには、今注目を集め始めたロシア
人ソプラノ、ユリア・レジーネヴァに、すでに定評のあるヴィヴィカ・ジュノ
ーやアン・ハレンベリが名を連ねる。




<Capitol Records>
CDCW-9784662 ¥1350
ヴァリアス/FIFTY SHADES OF GREY - THE CLASSICAL ALBUM
1.ドリーブ:歌劇『ラクメ』(第1幕より)「花の2重唱」
(マディ・メスプレ&ダニエレ・ミレー)
2.J.S.バッハ:協奏曲 ニ短調 BWV 974 よりアダージョ
(アレクサンドロ・タロー)
3.ヴィラ・ロボス:ブラジル風バッハ第5番よりカンティレーナ
(バーバラ・ヘンドリックス)
4.ヴェルディ:歌劇『椿姫』より前奏曲
(リッカルド・ムーティ指揮フィルハーモニア管弦楽団)
5.パッヘルベルのカノン(ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー室内管弦楽団)
6.タリス:40声のモテット『我、汝の他に望みなし』(タリス・スコラーズ)
7.ショパン:プレリュード第4番(サンソン・フランソワ)
8.ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番第2楽章
(セシル・ウーセ/ピアノ、サイモン・ラトル指揮 
バーミンガム市交響楽団)
9.ヴォーン=ウィリアムス:トマス・タリスの主題による幻想曲
(エイドリアン・ボールト指揮 
ロンドン・フィルハーモニック)
10.カントルーブ:『オーベルニュの歌』より バイレロ(羊飼いの歌)
(アーレン・オージェ)
11.ショパン:ノクターン第1番(サンソン・フランソワ)
12.フォーレ:『楽園にて』よりレイクエム(キングス・カレッジ合唱団)
13.J.S.バッハ:ゴルドベルク変奏曲よりアリア(マリア・ティーポ)
14.ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女(モーラ・リンパニー)
15.J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ(アレクシス・ワイセンベルク)
「ハリー・ポッター」超えた!映画化も決定!の話題作。
全米で2000万部を突破した官能小説の作家公認クラシックコンピ!
小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」は、裕福なビジネスマン、クリ
スチャン・グレイによって、女子大生のアナスタシア・スティールが官能の世
界に引き込まれていくさまを描いた官能小説。
3部作からなるシリーズの1作目「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」は、
全米で既に2000万部を売上げ、3部作合計で3100万部と、ハリー・ポッターシリ
ーズのトータル売上を超える驚異的なセールスを更新中。大ヒット作として、
全米を始め、ヨーロッパでも話題になっています。
既に、映画化も決定。プロデューサーには、映画『ソーシャル・ネットワーク』
のマイケル・デ・ルカとデイナ・ブルネッティが抜擢。
日本のネット販売サイトでも、既に洋書のトップセラーとなっており、
日本国内で注目される日も近いと思われます。
このコンピレーションCDは、作家E.L.ジェイムスが、作品を書く際にインスパ
イアされたクラシック楽曲を収録。ライナーノーツも作家本人が執筆。
CDカヴァーも小説のカヴァーと同じデザインになっています。




<VIRGIN CLASSICS>
VC-4407372 ¥1580
タロー/屋根の上の牛(限定盤)
1920年代パリの「屋根の上の牛」という伝説的キャバレーの世界観をモチーフ
にした、鬼才ピアニスト、アレクサンドル・タローの最新作。そこは、コクト
ーやサティやフランス六人組、ココ・シャネルやマン・レイといった当時の最
先端の芸術家たちが夜な夜な集うサロンのような場所で、現在でも観光客が訪
れるような所。タローは、「この場所がなかったら、パリの音楽は変わってい
たかもしれない」とコメント。今回は今までと一味違うアルバムとなっていて、
クラシック界からは、フランク・ブラレイ、歌姫ナタリー・デセイなどの他、
クラシック以外のジャンルからも多才なゲストを迎えての録音。タロー・ワー
ルドを満喫できるコンセプチュアル・アルバム。ガーシュウィンやコール・
ポーター、ミヨー他多数収録。
※曲目詳細はメールでお問い合わせ下さい(Goodies)
レパートリー。


VBS-6025192 6枚組 \2250
バッハ:平均律クラヴィーア他(限定盤)
CD1
1-24 JSバッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 第1番-12番
CD2
1-24 JSバッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 第13番-24番
録音:1987年2月&4月Hamburg
CD3
1-24 JSバッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻 第1番-12番
CD4
1-24 JSバッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻 第13番-24番
録音:1988年9月&1989年3月Hamburg
CD5
JS バッハ:トッカータBWV910-916
1 トッカータ ニ長調BWV912
2 トッカータ ホ短調BWV914
3 トッカータ 嬰へ短調BWV910
4 トッカータ ト長調BWV916
5 トッカータ ハ短調BWV911
6 トッカータ 二短調BWV913
7 トッカータ ト短調BWV915
録音:1990年2月Hamburg
CD6
1-32 JS バッハ:ゴールトベルク変奏曲BWV988
録音:1990年7月ベルリン
以上:ボブ・ファン・アスペレン(ハープシコード)
クラムシェル・ボックス 14ページ・ブックレット


VBS-6025322 8枚組 \2480
ヒリヤード・アンサンブル
フランドル楽派のマスター・ワークス(限定盤)
CD1
1-9 オケゲム:レクイエム
10-14 ミサ Mi-mi
演奏:デイヴィド・ジャームズ(A),マイケル・チャンス(A)、
ロジャース・カヴィ=クランプ(T),リー・ニクソン(T)、
ジョン・ポッター(T)(10-14),ポール・ヒリヤー(Br),マイケル・ジョージ(B)
デイヴィッド・ビーヴァン(B)(10-14)
CD2
1-16 ミサ
演奏:デイヴィッド・ジェームズ(A),アシュリー・スタッフォード(A)
ロジャース・コーヴィ=クランプ(T),マーク・パドモア(T)
ジョン・ポッター(T)(1-16),ポール・ヒリヤー(Br),マイケル・ジョージ(B)
デイヴィッド・ビーヴァン(B)(1-12,14,16)
CD3
ジョスカン・デ・プレ:
モテットとシャンソン
1 アヴェ・マリア
2 4声のためのモテット わが息子、アブサロン
3 4声のためのモテット 来たりたまえ、聖霊よ
4 6声のためのモテット われ深き淵より汝を呼べリ
5 4声のためのモテット スカラメッラは戦場に行く
6 私はあなたの慈悲に期待した
7 こおろぎ
8 千の悲しみ
9 4声のためのモテット 可愛いカミュゼット
10 6声のためのモテット 私は嘆く
11 わが子、川のほとりの茂みの中で
12 愛さずにはいられない
13 ヨハネス・オケゲムの死を悼む挽歌
演奏:デイヴィッド・ジェイムズ(CT),アシュリー・スタっフォード(CT)
ロジャース・コーヴィ=クランプ(T),ポール・エリオット(T)、
リー・ニクソン(T),ニコラス・ロビンソン(T),マイケルージョージ(Bs),
ポール・ヒリヤー(B&指揮)
録音:1983年2月ロンドン
CD4
ジョスカン・デ・プレ:
1-7 ミサ曲「フェルラーラ公エルコレ」
ニコラ・ゴンベール(c1500-1556):
8 ダヴィデはアブサロンを悼む
9 われを憐れみたまえ
10 ただひとり奇跡を行う御身
演奏:デイヴィッド・ジェームズ(CT),ロジャース・カヴィ=クランプ(T)
ポール・エリオット(T)、ジョン・ポッター(T)、ポール・ヒリヤー(B)
アシュリー・スタッフォード(CT)、ロバート・ジョーンズ(CT)
マーク・パドモア(T),リー・ニクソン(T),ポール・アグニュー(T)
ゴードン・ジョーンズ(Br),デイヴィッド・ビーヴァン(B)
ポール・ヒリヤー(指揮)
CD5
ピール・ド・ラ・リュー(c1460-1518):
1-4 4部のモテット
5-9 ミサ曲「Cum iocunditate」
10 おお、救いの生贄よ
11 アヴェ・レジーナ・チェロールム
12 Delicta juventutis
演奏:デイヴィッド・ジェームズ(CT),アシュリー・スタッフォード(CT)
ロジャース・カヴィ=クランプ(T),ジョン・ポッター(T)、
ポール・ヒリヤー(B)、(指揮)
CD6
オルランド・ド・ラッスス(1532-1594);
1 スタバト・マーテル
2 オリーブ山で
3 イエスが生まれたまいし時
4 こんにちは愛しき人
5 花の15歳
6 ある日スザンヌが
7 J’ayme la pierre precieuse
8 マルゴーはぶどうを摘みに
9 寒くてさびしい夜
10 ある日スザンヌが(c1590)
11 Pour courir en poste a la ville
演奏:デイヴィッド・ジャームズ(CT),チャールズ・ブレット(CT),
ロジャース・カヴィ=クランプ(T),ポール・エリオット(T)、
ジョン・ポッター(T)、
リー・ニクソン(T),ニコラス・ロビンソン(T),マイケルージョージ(Bs),
デイヴィッド・ビーヴァン(B)、ポール・ヒリヤー(指揮)
CD7
オルランド・ド・ラッスス(1532-1594);
1 あなたの狂気によって
2 不義を減らされた者は幸いなり
3 あなたの狂気によって
CD8
オルランド・ド・ラッスス(1532-1594);
1 主よ、憐れみたまえ
2 主よ、あなたの狂気によって
3 主よ、私の祈りを聞きとってください
4 主よ、怒りもて罰したもうなかれ
以上:ザ・ヒリヤード・アンサンブル
キース・ブーケ・アンサンブル
クラムシェル・ボックス、18ページ・ブックレット


VBS-3193642 5枚組 \2000
デュティユー/管弦楽、ピアノと室内楽作品集
アンリ・デュティユー(b1916):
CD1
1-5 メタボール
6-11 時の影
12-14 交響曲第2番「ル・ドゥーブル」
演奏:ミシェル・プラッソン指揮/トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団
CD2
1-3 狼
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/パリ国立音楽院管弦楽団
4-7 交響曲第1番
演奏:ジャン=クロード・カサデスス指揮/リール国立管弦楽団
8-10 狼
演奏:ポール・ボノー指揮/シャンゼリゼ劇場管弦楽団
CD3
1-5 チェロ協奏曲「はるかなる遠い国へ」
演奏:トゥルルス・モルク(チェロ)
6-8 SACHERの名による3つのストロフ
演奏:トゥルルス・モルク(チェロ)
9-15 ヴァイオリン協奏曲「夢の樹」
演奏:ルノー・カピュソン(ヴァイオリン)
以上:チョン・ミョンフン指揮/フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
CD4
1-3 ピアノ・ソナタ
4-6 ピアノのための前奏曲
7 すべての道は、ローマへ通ず
8 羊小屋
9 ブラックバード
10 響き〈1965年Lucette Descavesに献呈)
11-14 響き(2台のピアノのための)
15-20 波にまかせて
演奏:アンヌ・ケフェレック、クリスティアン・イヴァルディ(ピアノ)(11-14)
CD5
1-12 弦楽四重奏曲「夜はかくの如し」
演奏:ベルチャ四重奏団
13-15 ソナティナ フルートとピアノのための
演奏:エマニュエル・パユ(フルート)、エリック・ル・サージュ(ピアノ)
16-18 オーボエとピアノのためのソナタ
演奏:ニコラス・ダニエル(オーボエ)、ジュリエス・ドレイク(ピアノ)
19-20 サラバンドとコルテージ(バスーンとピアノのための)
演奏:マルク・トレネル(バスーン)、パスカル・ゴダール(ピアノ)
21-22 コラール、カデンツ&フーガ(トロンボーンとピアノのための)
演奏:ダニエル・ブレジンスキ(トロンボーン)、パスカル・ゴダール(ピアノ)
クラムシェル・ボックス、15ページ・ブックレット

VCS-6028692 3枚組 \2400
ヴィンチ:アルタセルセ(限定盤)
主要キャスト:
ARTASERSE・・・・・・・フィリップ・ジャルスキー(CT)
MANDANE・・・・・・・・マックス・エマニュエル・チェンチッチ(CT)
ARTABANO・・・・・ダニエル・ベーレ(T)
ARBACE・・・・・・・・フランコ・ファジオリ(CT)
SEMIRA・・・・・・・・・ヴァレール・バルナ=サバドゥス(CT)
MEGABISE・・・・・・ユーリィ・ミネンコ(CT)
演奏:ディエゴ・ファソリス指揮/コンチェルト・ケルン
スイス・ルガーノ放送合唱団
クラムシェル・ボックス 各CD紙ケース入り。192ページ・ブックレット
1690年頃、ナポリで生まれたヴィンチは、その時代を代表するオペラ作曲家。
この「アルタセルセ」には、今をときめくフィリップ・ジャルスキーに、もと
ウィーン少年合唱団員として日本でも人気のあった、マックス・エマニュエル
・チェンチッチの二人をはじめ、全5人のカウンターテナーが華やかに登場!
メタスタージオがリブレットを手掛けた、ヴィンチの代表作!

VCW-4041562 \1280
タロー/AMOUR オリジナル・サウンドトラック
1 シューベルト:即興曲 作品90 D899
2 シューベルト:即興曲 作品90-1 ハ短調
3 ベートーヴェン:バガテル 作品126 第2番 ト短調
4 バッハ/ブゾーニ:主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわるBWV639
5 シューベルト:楽興の時 作品94 D780 第3番
6 ベートーヴェン:バガテル 作品33-4
7 ベートーヴェン:バガテル 作品33-2
演奏:アレクサンドル・タロー(ピアノ)
ジュエル・ボックス、4ページ・ブックレット
鬼才ピアニストのアレクサンドル・タローが、本人役で登場する、ミヒャエル
・ハネケ監督作品、映画「AMOUR(LOVE)」が、2012年度のカンヌ国際映画祭で
パルム・ドールに輝いた!定年を迎えた音楽教師夫婦の愛と苦悩を描いた
作品で、タローはピアニスト役で映画初出演。サントラには、タロー演奏の
シューベルト、ベートーヴェン、バッハの曲が収録されている。
日本公開は来春予定。





<EMI CLASSICS>
CDCW-9154732 \1500
ラフマニノフ:
1-4 交響曲第2番 ホ短調 作品27
5 「アレコ」-女性の踊りーTemp di valse
6 [アレコ」-男性の踊り-Vivo-Meno mosso, alla zingana
演奏:ヴァシリー・ペトレンコ指揮
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
2006年、ヴァシリー・ペトレンコが英国のロイヤル・リヴァプール・フィルの
首席指揮者に就任して以来、同オケを第1級のオーケストラに育て上げたと評判
の指揮者の最新作は、前作に続き、ラフマニノフ。カップリングには、一幕も
のオペラの「アレコ」から舞曲を取り出して収録。

<Sony Classical>
8869193493-2 ¥1450
Placido Domingo Songs
1. Cancion para una Reina
2. Sous le Ciel de Paris feat. JOSH GROBAN
3. Time after Time HARRY CONNICK, JR.
4. Un Uomo tra la Folla
5. La Chanson des vieux Amants with ZAZ
6. Come what may with CATHARINE JENKINS
7. Besame mucho with CHRIS BOTTI
8. From thisMoment on with SUSAN BOYLE
9. Parla piu piano(from The Godfather)
10. Il mio Cuore va - My Heart will go on(from Titanic)with MEGANHILTY
11. Eternally(from Limelight)
12. Jalousie
13. The Girl from Ipanema
14. What a Wonderful World with PLACIDO DOMINGO, JR.
70代になった今もなお現役歌手としてステージにたつドミンゴ。一層のカリス
マ性をまし、その輝ける声は健在だが表現力は以前にもまして陰影にとみ、聴
く者の胸に深く迫る。昨年の震災以降、海外からの来日アーティストのキャン
セルが続くなかで、ドミンゴは4月に来日しチャリティ公演を開催、私たちがそ
の歌声にどれだけの勇気をもらったか説明は不要であろう。本作ではお馴染み
のスタンダードや名画を彩った有名テーマ曲、お国ものであるラテン・ナンバ
ーが収録され、極上の歌声が堪能できるセレクションとなっている。また、世
界が認める実力派&注目の個性派をゲストをむかえた豪華デュエットを多数収
録しておりドミンゴの深みある歌声の魅力、再発見うけあいの1枚が誕生。

8869191970-9(DVD-Video) ¥1550
映画・原作ともに大ヒットした『イル・ポスティーノ』のオペラ
ドミンゴによる初演をDVD化!
1 Opening Credits / 2 Act I: Prelude
3 Scene 1: "No papa, no hay agua" / 4 Scene 2: "Tus manos..."
5 Aria: "Desnuda" / 6 Scene 3: "Buenosdias ...su correo"
7 Scene 4: "Mujer! Mujer!" / 8 Scene 5: "Correo! Correo!"
9 Aria "Oda al mar" / 10 Duet "Metaforas" / 11 Scene 6:Romanza
12 "Futbolito" / 13 Scene 7: "Don Pablo!"
14 Scene 8: "Ya duerme el mar" / 15 Act II: Scene 1: "Que haces?"
16 Scene 2:"Cala di Sotto" / 17 Scene 3: Love Duet #1
18 Scene 4: "Te caiste de la cama" / 19 Scene 5: "Leamela Padre"
20 Scene 6: Love Duet #2
21 Scene 7: Aria "Chile la sangre de tus hijos" / 22 Duet "Comprendo"
23 Scene 8 and 9: "Senor Neruda!" / 24 Scene 10: Love Duet #3
25 Scene 11: The Wedding
26 Act III: Prelude and Scene 1: "No, Don Pablo"
27 Scenes 2 - 5: Interlude and "Que pasa?"
28 Scene 6: Sceneand Aria "Mas bien era yo"
29 Scene 7: "Comprendo" / 30 Scene 8: "Estas seguro?"
31 Scene 9: "Es curioso"
32 Duet: "Querido DonPablo"(Mario's Farewell)
指揮 グラント・ガーション
演出 ロン・ダニエルス
パブロ・ネルーダ : プラシド・ドミンゴ
郵便配達人マリオ : チャールズ・カストロノーヴォ
マリオの恋人ベアトリーチェ : アマンダ・スクィティエリ
パブロ・ネルーダの妻 : クリスティーナ・ガリャルド=ドマス
ベアトリーチェの従姉妹ドンナ・ローザ : ナンシー・ファビオラ・エレラ
郵便局長ジョルジョ : ウラジミール・チェルノフ
イタリアの小さな漁村を舞台に、チリから亡命中の詩人パブロ・ネルーダと、
そこに郵便配達に立ち寄る青年の心の交流を描いた『イル・ポスティーノ』は、
原作そしてアカデミー賞にも輝いた94年のマイケル・ラドフォード監督映画で
世界的なヒットとなったが、メキシコ人作曲家ダニエル・カタン(1949-2011 
昨春没)による音楽・脚本で2010年にオペラ化され、プラシド・ドミンゴの出演
作としても話題になった。現在はロサンゼルス歌劇場の芸術監督にも就任して
いるドミンゴ、「ダニエル・カタンはアメリカでも大変な人気を誇るが、彼と
はいつか仕事をしたいとずっと思ってきた。彼から『イル・ポスティーノ』の
オペラ化に取り組んでいると聞いた時すぐに、“パブロ・ネルーダの役こそ私
が命を吹き込める役だ”と感じたんだ。」とのこと。今作は2010年9-10月にか
けてロサンゼルスのドロシー・チャンドラー・パビリオンにて初演された時の
模様を収録しており、アメリカのテレビ局で放送されて大好評を得たもの。
全編スペイン語。

8869197129-2 ¥1450
フレデリック・ショパン:
1.ワルツ第7番嬰ハ短調 作品64-2
2.ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 作品35「葬送」
3.バラード第4番ヘ短調 作品52
4.ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 作品21
5.マズルカ第13番イ短調 作品17-4
※エクストラ映像として、ショートフィルム(約5分)がCDエクストラで収録さ
れています。
カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ)
パーヴォ・ヤルヴィ指揮パリ管弦楽団(4)
数多くのすぐれた音楽家を輩出してきた国、グルジアから彗星のように登場し
たカティア・ブニアティシヴィリ。まだ20代前半という若さながら、マルタ・
アルゲリッチやギドン・クレーメル、パーヴォ・ヤルヴィといった偉大なアー
ティストから惜しみない賞賛を送られたカティアは、2011年にソニー・クラシ
カルと専属契約を結び、同年春に生誕200年を祝うフランツ・リストの作品集
で華麗にデビューした逸材。セカンド・アルバムは、オール・ショパン・プロ
グラムによる、日本人好みの1枚となっている。ワルツやバラード、有名な葬
送ソナタ、そして気鋭の指揮者パーヴォ・ヤルヴィ指揮パリ管との共演による
ピアノ協奏曲第2番などが収録されており、彼女の叙情性やテクニックを味わ
うにかっこうの1枚といえよう。

8872542058-2 ¥1450
ベートーヴェン:
1.ピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15
2.ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ&指揮)
マーラー・チェンバー・オーケストラ
[録音]2012年5月22日&23日、プラハ、
ルドルフィヌムでのライヴ・レコーディング
[プロデューサー]ジョン・フレーザー 
[エンジニア]アーン・アクセルバーグ
1970年生まれのノルウェーのピアニスト、レイフ・オヴェ・アンスネスがソニ
ー・クラシカルと専属契約を結び、ニュー・レコーディング・プロジェクトが
始動しました。2012年から2014年にかけて3年がかりでアンスネスが取り組む
のは、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲のライヴ・レコーディング。パート
ナーは、マーラー・チェンバー・オーケストラで、アンスネスはピアノを弾き
つつ指揮も行ないます。その第1弾となる第1番と第3番が早くも登場いたしま
す。「The Beethoven Journey」=「ベートーヴェンへの旅」と題されたこの
プロジェクトは、アンスネスにとって初めてのベートーヴェン作品のレコー
ディング。アンスネスのEMIへの膨大なディスコグラフィにもベートーヴェン
作品はこれまでありませんでした。2012年-2016年に、アンスネスは全世界55
都市150回の演奏会でベートーヴェンのピアノ協奏曲を演奏する予定で、推定
20万人が体験する一大イベントになります。「最も人間的で精神の深い部分に
訴えかけてくる音楽」とベートーヴェンにぞっこんのアンスネスがその充実ぶ
りを聴かせてくれます。

8872544621-2 ¥1550
カール・オルフ:『カルミナ・ブラーナ』(全曲)
キーラ・ダフィー(Sp), マルコ・パヌッチィオ(T),
ダニエル・シュムッツハルト(Br),
MDR交響楽団(旧ライプツィヒ放送交響楽団)
MDR放送合唱団, MDR少年合唱団
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)
〔録音〕2012年7月2-5日, ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
(デジタル:セッション)
今シーズンよりMDR交響楽団の音楽監督に就任するクリスチャン・ヤルヴィ(ネ
ーメ・ヤルヴィの次男でパーヴォ・ヤルヴィの弟)。それを記念してこのコン
ビによる初録音を早くもリリース(9月15日ンも就任披露演奏会でも取り上げら
れる予定です)。クリスチャンは、MDR響のポストのほかに、バーゼル室内管の
芸術アドヴァイザー、ニューヨークのアブソリュート・アンサンブルの音楽監
督を兼任し、斬新なプログラミングや同時代音楽への積極的な関わりとで知ら
れ、現在最も注目を集める指揮者の一人で、ソニークラシカルからは2010年に
アルヴォ・ペルトのアルバムをリリースしています。「カルミナ・ブラーナ」
はその型破りなリズムと野性的な躍動感によって中世に生きた人々の愛と生を
描き出す一大絵巻。クリスチャンの棒のもと、名門MDR響が息を吹き返し、こ
れまで誰も聴いたことのないような「カルミナ・ブラーナ」の登場が期待され
ます。


8869191256-2(68CD+5DVD) ¥16800
完全生産限定盤
世界最高のリリシズムを紡ぎだすピアニスト、マレイ・ペライアの40年の軌跡
を封じ込めた超豪華アニヴァーサリー・ボックス登場。
・各ディスクはアメリカ盤初出LP/CDデザインによる紙ジャケットに封入
・276ページの豪華オール・カラー別冊解説書付き(ペライアの語り下ろしイン
タビュー、初出LP/CD番号、マトリックス番号、録音データなどを完備したト
ラックリスティング、初出LP/CDの全英文ライナーノーツ、作曲家別及び録音
年月日順コンプリート・ディスコグラフィを掲載。未発表写真多数掲載)
・収納用豪華厚紙製外ボックス(サイズ28.8cm x 20.7 cm x 17 cm)
2011年の久々の来日でその類まれなピアニズムを日本の聴衆に披露してくれた
マレイ・ペライア(1947年生まれ)。1972年のリーズ国際コンクールに優勝し、
翌73年、ソニー・クラシカル(当時はコロンビア・レコード)への初録音である
シューマンの「ダヴィッド同盟舞曲集」と「幻想小曲集」が収められたLPが発
売されました(ただし日本でのデビューLPは、ソニー・クラシカルとしては2枚
目の「ショパン:ピアノ・ソナタ第2番&第3番」で、1975年発売)。それから40
年を経た今でも、ペライアはソニー・クラシカルの最も重要なピアニストとし
て録音を継続しており、2010年には最新盤であるブラームス「ヘンデルの主題
による変奏曲」を含むブラームス・アルバムがリリースされました。ペライア
本人と家族の緊密な協力のもと、ペライアのソニー・クラシカル・デビュー40
周年を祝って制作されたのが、今回リリースされる73枚組のボックス・セット
です。
ペライアがソニー・クラシカルに録音した全アルバム(67アイテム)を紙ジャケ
ット仕様で収録
・アナログ録音は全点、デジタル録音は初期のものはすべて新規マスタリング
・世界初CD化音源3枚
ショパン:24の前奏曲ほか(1976年発売/これのみ日本国内だけでCD化済み)
ピーター・ピアーズ(T)と共演した「シューマン:歌曲集」(1980年発売)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第4番&第11番(1983年発売)
・定評あるモーツァルトのピアノ協奏曲全集(イギリス室内管)
・ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲(ハイティンク/コンセルトヘボウ管)、
ピアノ・ソナタ16曲
・バッハのゴールドベルク変奏曲、イギリス組曲、パルティータ、
ピアノ協奏曲全曲、ブランデンブルク協奏曲第5番(アカデミー室内管)
・ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番(第1番は2種)、練習曲全曲、
ピアノ・ソナタ第2番・第3番、バラード全曲、即興曲全曲、24の前奏曲
・スカルラッティ、ヘンデル、メンデルスゾーン、シューベルト、
メンデルスゾーン、シューマン、リスト、バルトークの主要ピアノ曲
・アマデウス四重奏団とのモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス
・F=ディースカウとのシューベルト「冬の旅」
ボーナスCDとしてソニー・クラシカルとの契約前に録音した室内楽アルバム
を収録(世界初CD化)
ハロルド・ライト、ボリス・クロイトとの共演で、1967年にワシントンの国会
図書館でライヴ・レコーディングされたモーツァルト、ブルッフ、シューマン
の室内楽を収録した知られざるアルバム
(1976年にヴォックス・レーベルより発売)が世界初CD化。
加えてDVD5枚分の映像を収録。しかも世界初発売2枚、世界初DVD化3枚。
DVD5枚分の映像には、BBCがTV用に収録していたモーツァルトのピアノ協奏曲
第12番と第20番(1977年)、BBCスタジオでのリサイタル(1973年)の世界初発売
となるDVD2枚分の映像が含まれる。さらにソニー・クラシカルからLD/VHSで発
売されていた3種類の映像も今回世界初DVD化されている。
※曲目詳細は当店にメールでお問い合わせ下さい。


8872547676-2 ¥1500
The Piano Guys
Piano Guys
1 Pavanium / 2 Peponi(Paradise) (オリジナル:COLDPLAY)
3 Bourne Vivaldi / 4 Beethoven's 5 Secrets
5 Somewhere Over theRainbow/Simple Gifts / 6 All of Me
7 Cello Wars(Star Wars) (スターウォーズのパロディ)
8 A Thousand Years / 9 Michael Meets Mozart / 10Cello Song
11 Rolling in the Deep (オリジナル:アデル)
12 What Makes You Beautiful (オリジナル:ワン・ダイレクション)
ほか
2011年は2人のイケメン(テクニックでも折り紙つき!)チェリスト2CELLOSの世
界的な大成功に沸いたクラシカル・クロスオーヴァー界。もちろん2CELLOSは
2012年もエリザベス女王在位60周年記念コンサートをはじめとする世界的なイ
ベント、エルトン・ジョンとのツアー、そして自身の単独ツアーでも全世界で
ひっぱりだこで新作のリリースも噂される最中、彼等を送り出したクラシック
の名門マスターワークスが次なるクラシカル・クロスオーヴァー・デュオを送
り出す!
アメリカ ユタ州のピアノ&チェロのデュオ、ピアノ・ガイズである。(ピアノ
とチェロの構成でありながら、ユニット名はピアノ・ガイズ)
ユタ州の小さな田舎町セント・ジョージでピアノ商を営むポール・アンダーソ
ンと、コンサートのため町を訪れていたピアニスト ジョン・シュミットが出
会い意気投合。ポールがそのユニークな演奏のアイデアをビデオ化することを
提案したところから、ジョン・シュミットの長年の盟友であるチェリスト ス
ティーブン・シャープ・ネルソンが合流し、ジョンとスティーブンがプレイヤ
ーとして活動するピアノ・ガイズが誕生した。それぞれはこれまで通り仕事を
続けながら、休暇などを利用して、誰もが知っているポピュラーな曲(ロックか
ら、映画音楽、または至極有名なクラシック曲など)を分かりやすくアレンジし、
見て楽しい映像をつけてネット上に公開。アイデアを提案したピアノ商のポー
ルも、ビデオのアイデア他でこのデュオを支えるメンバーの一人でもある。
既に2年前より動画投稿サイト上に映像をアップしており、アレンジの妙味に加
え、美しい大自然の中や凝った演出の中でユーモアを交えて繰り広げられる演
奏/映像が話題を呼び、総再生回数はおよそ1億3000万回に達している。
今回の収録曲は、これまでアップしてきた35曲の中でも人気のあった選りすぐ
りの曲に加えて、今作で初めて披露される新録で構成されている。
「Cello Wars(Star Wars)」の試聴はこちら
http://www.youtube.com/watch?v=BgAlQuqzl8o&list=UUmKurapML4BF9Bjtj4RbvXw&index=4&feature=plcp


●ヨーヨー・マの名盤を最新リマスターでお届け
8869755354-2 ¥1200
ブラームス:
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ第2番へ長調 Op.99
エマニュエル・アックスとヨーヨー・マの1985年録音で、RCAレーベルからの発
売作品(後にソニー・クラシカルからも再録音し発売している)。過剰なロマン
や感傷によって重く演奏されがちな2曲に対して、マのチェロは透明度の高い音
色で軽やかに、伸び伸びと歌い上げ、作品から繊細かつ若やいだ抒情を存分に
引き出した。従来のブラームス像を一新する、再創造とでもいうべき新たな解
釈に成功している。

8869756147-2 ¥1200
Silk Road Journeys -When Strangers Meet(Remastered)
1. Mongolian Traditional longsong / 2. Legend of Herlen
3. Blue Little Flower(Chinese Traditional)
4. Mido Mountain(Chinese Traditional)/ 5.Moon over Guan Mountain
6. No. 3 Miero vuotti uutta kuuta from Five Finnish Folk Songs
7. No. 5 Joiku from Five Finnish Folk Songs
8.Persian Traditional Avaz-e Dashti / 9. Habil-Sayagy(In Habil's Style)
10. Blue As The Turquoise Night of Neyshabur
11. Chi passa per'stastrada
12. Desert Capriccio(Music from the film Crouching Tiger, Hidden Dragon)
ヨーヨー・マ、2001年8月ニューヨークでの録音。1998年にヨーヨー・マは「シ
ルクロード・プロジェクト」を設立した。それは25年に及ぶ自らの世界各地で
の演奏活動から生まれたもので、シルクロードに沿った様々な文化の知識と伝
統の研究を目的としたもの。人間の内面に到達する音楽を通して、世界各地に
暮らす私たちの生活と文化の理解を深めようという試みだ。そのシルクロード
・プロジェクトとしての第1弾作品が本作で、アルバムにはモンゴル、中国、ア
ゼルバイジャンの作曲家の作品が収録されている。モンゴルの曲ではヨーヨー
・マが馬頭琴を演奏していることでも話題になった。そして中国の笙、中国琵
琶、インドの打楽器タブラ等アジアの民族楽器による「シルクロード・アンサ
ンブル」の演奏がヨーヨーのチェロとともに新しい音空間をつくり出している。

8869755647-2 ¥1200
Tchaikovsky: Gala InLeningrad(Remastered)
1. Eugene Onegin Polonaise / 2. Serenade melancolique, Op. 26
3. Valse scherzo, Op. 34
4. Chansons francaises, Op. 65, for Voice and PianoSerenade, No. 1
5. Chansons francaises, Op. 65, for Voice and Piano Rondel, No. 6
6. Variations on a Rococo Theme, Op. 33
7. Jeanne d'Arc(La Pucelle d'Orleans) Adieu, forets
8. 1812 Overture, Op. 49
1991年に旧BMGクラシックス/RCA Red Sealレーベルから発売された作品。チャ
イコフスキー生誕150年を記念してサンクトペテルブルクで行われたガラ・コン
サートのライヴ・レコーディング。ヨーヨー・マは「ロココの主題による変奏
曲」を演奏。テミルカーノフ指揮サンクト・ペテルブルク・フィル、ジェシー
・ノーマン、イツァーク・パールマン等が参加している。

8869756145-2 ¥1200
Yo-Yo Ma Plays The Music of John Williams(Remastered)
1. Concerto for Cello and Orchestra  I. Theme and Cadenza
2. Concerto for Cello and Orchestra  II. Blues
3. Concerto for Cello andOrchestra  III. Scherzo
4. Concerto for Cello and Orchestra  IV. Song
5. Elegy for Cello and Orchestra
6. Three Pieces for Solo CelloRosewood
7. Three Pieces for Solo Cello  Pickin'
8. Three Pieces for Solo Cello  The Long Road North
9. Heartwood
2001年4月の録音で、ヨーヨーの長年の友人であるジョン・ウィリアムズ
(1932.2.8-)の作品集。ジョン・ウィリアムズ自身が指揮もしている。ジョン・
ウィリアムズといえば、「スター・ウォーズ」をはじめ映画音楽界の巨匠とし
て80歳を越えた今も精力的に活躍を続けており、2012年末に公開される大作
「リンカーン」の書き下ろし最新作スコアが、今から世界の熱い注目をあつめ
ている。ヨーヨー・マとは映画「SAYURI」(2005)でもタッグを組んでいる。




<RCA Red Seal>
8869196318-2 ¥1550
シューベルト:
『ディアベリのワルツによる変奏曲ハ短調D.718』
『12のワルツD.145,Op.18より第2,10,6番』
『ハンガリー風のメロディ ロ短調D.817』
『コティヨン変ホ長調D.976』
『17のドイツ舞曲(レントラー)D.366より第1,3,4,5,12,17番』
『ギャロップとエコセーズD.735,Op.49』
『即興曲変イ長調D.935,Op.142より第2-4番』
『オリジナル舞曲(最初のワルツ)D.365,Op.9より第1,2,14番』
『12のワルツ(高雅なワルツ)D.969,Op.77』
『クッペルヴィーザー・ワルツ』
オルガ・シェプス(P)
〔録音〕2012年4月11-13日, ベルリン、イエス・キリスト教会
(デジタル:セッション)
オルガ・シェプスは、1986年モスクワ生まれ。父のイルヤ・シェプスよりピア
ノを学び、6歳の時にドイツに移住。ヴァシリー・ロバノフらに師事し、様々
な国際コンクールで賞を受賞。ヨーロッパのオーケストラと共演、および多く
の音楽祭に出演。またダニエル・ホープなどパートナーを務めるなど、室内楽
の分野でも高い評価を得ています。特にロマン派やロシアの作品には、「熱い
エネルギーを注ぎこんだ燃焼度の高い極上のピアノ演奏」と評されています。
2010年度エコー賞若手ピアニスト部門で、アリス=紗良・オットと同位で受賞
しています。シューベルトの作品では、「ピアノ・ソナタ」「即興曲」などば
かりが演奏される傾向にありますが、このアルバムでは非常に珍しい舞曲的作
品ばかり選曲されています。これらはメロディックでピアニスティックあり、
彼女は深い抒情感だけでなく、広がりと開放感を合わせもった香り高い歌を表
現しています。




<deutsche harmoniamundi>
8869798305-2 ¥1250
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:
『O Jerusalem』『O rubor sanguinis』『O tu suavissima virga』
『Symphoniae: O quam Mirabilis』『Caritas habundat inomnia』
『O cruor sanguinis』『O vis aeternitatis』
『O beata infantia, Dominus noster』『O vos, felices radices』
『O presul vere civitatis』『Dance(Instrumental)』
『Quae es, aut unde venis?』『In principio』
セクエンティア(中世音楽アンサンブル)
ベンジャミン・バグビー, バーバラ・ソーントン(ディレクター)
〔録音〕1982-1997年 (デジタル)
中世ドイツの女子修道院長、幻視者ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-
1179)は、2012年10月7日、ローマ教皇ベネディクト16世によって35人目の「教
会博士」(=神学上の教育の正教を通して彼ら自身を区別した聖者に与えられる
称号)に列せられることになりました。また2009年に公開され、様々な賞を受
賞した、マルガレーテ.フォン.トロッタ監督&脚本による映画『幻視体験-ヒル
デガルト.フォン.ビンゲンの生活』の世界規模での再公開も予定されています。
当アルバムはこの映画のサウンドトラックであり、セクエンツィアがドイツ・
ハルモニア・ムンディに録音したさまざまな演奏がコンパイルされています。
セクエンツィアによる定評ある演奏によって、ヒルデガルトの天才的なメロ
ディストとしての才能の高さを再確認することができ、このミステリアスな女
性作曲家への興味を一層掻き立てずにはおきません。ベンジャミン・バグビー
とともにセクエンツィアを創設し、1998年に亡くなったバーバラ.ソーントン
の思い出へのオマージュでもあります。




<Sony Classical>
8872544695-0 ¥1950
完全生産限定盤
未発表写真 満載!
グレン・グールド 2013年カレンダー
2012年はグレン・グールドの生誕80年&没後30年ということで、数多くの記念
アイテムが企画される中、2013年のカレンダーが登場!未発表写真満載でイン
テリアとしても楽しめる内容。
月/曜日の表示には、英語/フランス語/ドイツ語/スペイン語/イタリア語
と並んで日本語による表記も。
輸入数に限りがありますので、ご注文はお早目に。
サイズ:約30×30センチ(LPサイズ)

<NAXOS> 各1枚 ¥1000
8.572762
新しい瓶に古いワイン
1.グランザム(1947-):星明りの王冠
2-5.ゴードン・ジェイコブ(1895-1984):
新しい瓶に古いワイン(3人のジプシーが城門に/3羽のカラス/鬱陶しい心配なん
か消え失せろ/ある朝早く)
6-9.ゴードン・ジェイコブ:
もっと、新しい瓶に古いワインを(死者たちのもとへ/かしわととねりこの木/
リンカンシャーの密猟者/メイポールのジョアン)
10.スティーヴン・ブライアント(1972-):エクスタティック・ウォーターズ
11.カーター・パン(1972-):その子を抱きしめて、声を聴いて
ヤングスタウン州立大学シンフォニック・ウィンド・アンサンブル…1.10.11
ダナ・チャンバー・ウィンズ…2-9/スティーヴン・L・ゲージ(指揮)
管楽アンサンブルのレパートリーには、まさに「新しい瓶に古いワイン」のタ
イトル通りに、豊かな歴史と活気に満ちた現代がうまく調和しています。この
アルバムには4人の作曲家の興味深い作品が収録されていて、ファンならずとも
聴いてみたいと思わせるものが並んでいます。グランザムの「星明りの王冠」
は1920年代と30年代のゴスペル音楽が元になっています。ジェイコブの2つの曲
集は、どちらもよく知られたイギリス民謡を編曲したもので、まさに言葉通り
の世界が広がります。矛盾した音楽を「弁証法(事物の変化や発展の過程を本質
的に理解するための方法)」で表す事を試みたというブライアントの曲、柔らか
く落ち着いた音色を追求したパンの曲も聴きものです。

8.572761
イギリスのヴィオラとピアノの音楽集
1-3.ベイントン(1880-1956):ヴィオラ・ソナタ
4-6.ホランド(1878-1947):組曲 ニ長調
7.ボーエン(1884-1961):ヴィオラのための小品 変ホ長調
8-10.バントック(1868-1946):ヴィオラ・ソナタ ヘ長調「コーリーン」
サラ=ジェーン・ブラッドリー(ヴィオラ)
クリスチャン・ウィルソン(ピアノ)
イギリス生まれの名ヴィオラ奏者、ライオネル・ターティス(1876-1975)はヒン
デミットやプリムローズとともに、ヴィオラという楽器の地位向上に貢献した
人で、ヴィオラの持つ豊かな響きの魅力を広く喧伝しました。このアルバムに
収録された4つの作品は、全て彼の存在に触発されたものであり、どれも強烈な
印象を有しています。ベイントンの「ソナタ」は、戦争の面影を有した憂鬱な
風情の曲。ホランドの「組曲」は独創的で、ボーエンの「小品」は短いながら
も情熱にあふれたもの。そしてロマンティックで長大なバントックの「ソナタ」
はまさにイギリス音楽を代表する名作。まだまだ知らない名曲が埋もれている
ことを実感させてくれます。

8.572767
ワーグナー:管弦楽曲集 第1集
1.歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
2.楽劇「ラインの黄金」第4場:ワルハラへの神々の入場(H.
ズンペ編)/3.楽劇「ワルキューレ」第3幕:ヴォータンの別れと魔の炎
4.楽劇「ジークフリート」第2幕:森のささやき(W.ハッセンルイター編)
5.楽劇「神々の黄昏」序幕:夜明け-ジークフリートのラインの旅
-第3幕:ジークフリートの死-葬送行進曲
シアトル交響楽団
ジェラール・シュウォーツ(指揮)
ワーグナー(1813-1883)の名歌劇から名場面を抜き出して、オーケストラのみで
演奏するという試みは、多くの指揮者が行っていて、そのどれもが高い効果を
上げています。ここでは名指揮者シュウォーツによる「さまよえるオランダ人」
の序曲と、「ニーベルングの指輪」からの名場面をお聞きください。歌がなく
ては成立不可能と思える「ヴォータンの別れ」なども、歌の部分をうまくカバ
ーする楽器の音色に思わず舌を巻くこと間違いなし。神々の黄昏の「夜明け」
での金管楽器の冴えにも感動です。 DELOSより移行盤

8.572768
ワーグナー:管弦楽曲集 第2集
1.ファウスト序曲/2.歌劇「ローエングリン」第1幕:前奏曲
3.歌劇「ローエングリン」第1幕:エルザの夢
4.歌劇「ローエングリン」第3幕:前奏曲と結婚行進曲
5.楽劇「パルジファル」第1幕:前奏曲/6.楽劇「パルジファル」第3幕:前奏曲
7.楽劇「パルジファル」第3幕:聖金曜日の音楽
アレッサンドラ・マーク(ソプラノ)…4/シアトル交響楽団
ジェラール・シュウォーツ(指揮)
このシリーズに「オペラからの管弦楽曲集」というタイトルが付けられなかっ
たのは、このアルバムのトラック1に収録されている「ファウスト序曲」が、
独立した管弦楽作品であるためです。これはゲーテとベートーヴェンにインス
パイアされた26歳のワーグナー(1813-1883)が「ファウスト交響曲」を構想しな
がらも、結局のところ完成させることなく、その第1楽章を「序曲」としたため
で、もしかしたら、この作品はリストの同名の曲を凌ぐほどの劇的なものにな
っていたかもしれません。他には「ローエングリン」と「パルジファル」から
の音楽を収録。第3集(8.572768)もお楽しみに。 DELOSより移行盤

8.573031
期待の新進演奏家シリーズ
マリアンナ・プルジェヴァルスカ ピアノ・リサイタル
1.ハイドン(1732-1809):アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII:6
〈D.スカルラッティ(1685-1757)〉
2.ソナタ イ短調 K175/L429/P136/3.ソナタ ト長調 K125/L487/P152
4.ソナタ ト短調 K450/L338/P422/5.ソナタ ニ短調 K213/L108/P288
6.ソナタ ヘ短調 K365/L480/P112
7-10.シューマン(1810-1856):ピアノ・ソナタ 第1番 嬰ヘ短調 Op.11
11.サラーテ(1972-):オーガスターナ
マリアンナ・プルジェヴァルスカ(ピアノ)
1982年生まれ、6歳からピアノを学び9歳でデビュー。1992年に家族とともにス
ペインに移住し、ラ・コルーニャ音楽大学でピアノを学びます。その後英国王
立音楽大学、インディアナ大学サウスベント校、イェール音楽大学で研鑽を重
ね、数多くのコンクールで入賞経験を持つ若手女性ピアニストです。このアル
バムは2011年にスペインで開催された「ハエン賞国際ピアノコンクール」の優
勝記念として作成されたものですが、彼女の名前は、2010年に日本で開催され
た2つノコンクール、「高松」と「仙台」ですでにおなじみ。伸びやかで美しい
音色と、詩情溢れる表現力には、輝かしい将来が見えてきます。

8.559723
ケネス・フックス:アトランティック・リボン
1.アトランティック・リボン
2.アメリカン・ラプソディ(ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス)
3.神の謎(ヴィオラと管弦楽のための協奏曲)
4.コンチェルト・グロッソ(弦楽四重奏と弦楽オーケストラのための)
5.ディスカヴァー・ザ・ワイルド(管弦楽のための序曲)
ミヒャエル・ルートヴィヒ(ヴァイオリン)…2
ポール・シルヴァートホーン(ヴィオラ)…3/ロンドン交響楽団
ジョアン・ファレッタ(指揮)
2005年に発売された「アメリカン・プレイス」は、やはりロンドン交響楽団と
ファレッタの見事な演奏で、グラミー賞の2部門にノミネートされるなど、大き
な反響を呼びました。このアルバムでは、様々な形態の作品で、その多様性を
みせてくれています。作曲家の母方の祖父であるヴァン・ホーク(彼は有名なク
ルーズ会社“ホーランド・アメリカライン”のエンジニアでした)に捧げられた
「アトランティック・リボン」はヨーロッパとアメリカを結ぶ海を描いていて、
金管楽器やヴィヴラフォンによって醸し出される音色の妙が見事であり、どこ
となくドビュッシーの名作を思わせる部分もあります。

8.572921
ヴォルフ=フェラーリ:管楽器のための協奏曲全集
1-4.オーボエと小管弦楽のための「牧歌-小協奏曲」イ長調 Op.15
5-8.コールアングレと小管弦楽のための小協奏曲 変イ長調 Op.34
9-12.ファゴットと小管弦楽のための「組曲-小協奏曲」 Op.16
アンドレア・テナーリア(オーボエ)…1-4
ウィリアム・モリコーニ(コールアングレ)…5-8
ジュセッペ・チャボッキ(ファゴット)…9-12
ローマ交響楽団
フランチェスコ・ラ・ヴェッキア(指揮)
ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948)と言えば、昔大切に聴いた「オーケストラ名
曲集」の中に入っていた「マドンナの宝石」序曲を思い出す人が多いかもしれ
ません。それはカラヤンの指揮であったか、それともポール・モーリアだった
か・・・。どちらにしても甘いメロディと切ないオーケストラの響きが耳に残
る名曲でした。しかし、他の曲を聴いたことがある人はどのくらいいるのでしょ
う?イタリア人の母親とドイツ人の父親を持つ彼は、オペラで大成功を収めま
したが、活動の初期と晩年には、たくさんの器楽曲も作曲し、そのどれもが素
晴らしい表現力を誇っています。ここでは彼の管楽のための協奏曲を全て収録。
一度聴いたら誰もが好きになること間違いありません。

8.572928
プロコフィエフ:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」(ハイライト)
(第1幕)1.序曲/2.待ちの目覚め/3.朝の踊り/4.少女ジュリエット/5.仮面
6.騎士たちの踊り/7.マーキュシオ/8.アドリガル/9.ガヴォット
10.バルコニーの情景/11.ロメオのヴァリアシオン/12.愛の踊り
(第2幕)13.マンドリンを手にした踊り/14.ローレンス僧庵でのロメオ
15.民衆のお祭り騒ぎ/16.決闘/17.マーキュシオの死/18.第2幕の終曲
(第3幕)19.序曲/20.ロメオとジュリエットの別
れ/21.朝の歌/(第4幕)22.ジュリエットの葬式/23.ジュリエットの死
ウクライナ国立交響楽団
アンドリュー・モグレリア(指揮)
プロコフィエフ(1891-1953)のバレエ音楽「ロメオとジュリエット」は、当初レ
ニングラード・バレエ学校創立200年祭で上演される予定でしたが、あまりの酷
評のために契約を撤回されてしまったほどの問題作。現在の人気ぶりからは、
そのような経緯は想像もできません。全曲は52曲からなりますが、このハイライ
ト版でも聴きどころは外すことなく、この濃厚な世界を味わうことが可能です。

8.572636
モンサルバーチェ:ピアノ作品集 第3集 2台ピアノのための音楽集
1.バルセロナ・ブルース/2-4.万華鏡/5.オマージュ
6-8.忘れられた作曲家たちの主題による3つのディヴェルティメント
9.ソプラノと2台ピアノ、2台のパーカッションのための「私は虫である」
10-14. 5つの「十字架への祈り」(キリストの受難/涙する聖母/聖処女の戴冠
/嘆き/時に祈る人)
ホルディ・マソ(ピアノ)/ミケル・ビリャルバ(ピアノ)
ピア・フロイント(ソプラノ)…9.10-14
フェラン・カルセレル(パーカッション)…9
ミゲル・アンヘル・マルティネス(パーカッション)…9
バルセロナ216…10-14
エルネスト・マルティネス=イスキエルド(指揮)…9.10-14
20世紀のカタロニア文化発展に大きく貢献した作曲家ハビエル・モンサルバー
チェ(1912-2002)。このアルバムでは、彼が残した2台ピアノのための音楽をお
楽しみいただけます。これを聴いたら、最初に置かれたジャズ風味満載の「バ
ルセロナ・ブルース」から驚くことは間違いありません。こんな作風の人だっ
たっけ?そう思いながら次の「万華鏡」に進むと、これまた渋くも楽しい曲が
並びます。アリシア・デ・ラローチャから依頼されたアンコール用の曲である
「オマージュ」など聴きやすい曲もステキですが、圧巻は彼の本領が発揮され
た「十字架への祈り」でしょう。ラテン語やスペイン語のテキストを縦横に用
い、神秘的な世界を描いています。

8.572814
W.F.バッハ:鍵盤作品集 第3集
1-3.ソナタ 変ホ長調 F.5/BR A 7/4-6.ソナタ 変ロ長調 F.9/BR A 16
7-11.組曲 ト短調 F.24/BR A 39/12-14.ソナタ ハ長調 F.2/BR A 3
15-17.ソナタ ニ長調 F.4/BR A 5
ジュリア・ブラウン(ハープシコード)
華麗な即興演奏で知られたヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784
J.S.バッハの長男)は、素晴らしい才能に恵まれていたにも拘らず、それを存分
に発揮することなく生涯を終えたことでも知られています。彼は多くの曲を書
きましたが、曲に署名をすることもなく、また出版された曲もほんのわずかで
あったため、なかなか彼の本質を知ることができません。その上、どんな楽器
を想定して書かれたのかもわからないため、逆にクラヴィーアでも、チェンバ
ロでも、オルガンでも演奏できるという曖昧さ(柔軟さともいう)も持っていた
りと、一筋縄でいかない作曲家です。風変わりなコントラストと大胆な音の動
きに満たされた音楽は、驚くほど魅力的です。

8.572821
レーガー:オルガン作品集 第12集
1-4.組曲 第1番 ホ短調 Op.16 (序奏とフーガ/アダージョ・アッサイ/間奏曲
-トリオ/パッサカリア)
5-11.組曲 第2番 ト短調 Op.92 (前奏曲/フーガ/間奏曲/バッソ・オスティナ
ート/ロマンツェ/トッカータ/フーガ)
キルステン・シュトゥルム
(オルガン ロッテンブルク・アム・ネッカー,聖マルティン大聖堂のオルガン
演奏)
レーガー(1873-1916)のオルガン作品は、質と量の両面において、偉大なるバッ
ハの正統な後継者であることは間違いありません。このアルバムに収録された
2つの組曲は、ルター派のコラールを基に、自由な創造力を働かせた見事な作品
となっています。1895年に完成した第1番はブラームスも大絶賛したという作品
で、4つの楽章はどれも複雑な対位法に彩られています。第2番はその10年後に
書かれ1906年に出版されました。こちらは7つの部分からなり、およそ考えられ
る限りの最上の技法を駆使しながら最後の輝かしいフーガへと昇り詰めます。
オルガンを聴く喜びをたっぷりと。

8.573026
期待の新進演奏家シリーズ/スルジャン・ブラット ギター・リサイタル
1.ロドリーゴ(1901-1999):ヘネラリーフェのほとり
2.レグレンツィ(1822-1872):練習曲 第8番 ト長調
3-7.タルレガ(182-1909):3.前奏曲 第1番 ニ短調
4.前奏曲 ニ短調「エンデチャー」/5.前奏曲 ニ短調「オレムス」
6.ロジータ/7.アラビア風奇想曲
8-10.シュチェパン・シュレック(1914-1986):
トロバトール・スリー(メランコリー/ソネット/セレブレーション)
11.アルベニス(1860-1909):マヨルカ Op.202
12.ブリテン(1913-1976):ジョン・ダウランドによる夜想曲 Op.70
スルジャン・ブラット(ギター)
1986年クロアチア生まれのギタリスト、スルジャン・ブラットは8歳でギターを
始め、ザグレブの音楽アカデミーを主席で卒業し、権威あるコンクールを数多
く制覇しています。彼はクロアチアの現代音楽を得意とし、専門的な論文を書
き、また大規模なコンサートも開いています。このアルバムは2011年のタルレ
ガ国際ギター・コンクールの優勝記念として作成されたもので、タルレガ、ロ
ドリーゴなどのオーソドックスなレパートリーから、ブリテンやシュレックな
どのモダンな曲まで、見事に弾きこなしています。磨かれた技巧はもちろんの
こと、明るい音色から陰鬱な音色まで、本当に多彩な響きを駆使する人です。

8.660312-13 2枚組
メルカダンテ:1幕のメロドラマ「ガマッチョの結婚式でのドン・キホーテ」
CD1.情景1-11/CD2.情景12-18 ※世界初録音
ドン・キショット(ドン・キホーテ)…ウーゴ・グアリアルド(B)
サンチョ・パンサ…ドメニコ・コライアンニ(B,ブッフォ)
キテリア…ラウラ・カトラーニ(S)/ガマッチョ…リカルド・ミラベッリ(T)
バジリオ…ハンス・エヴァー・モゴロン(T)
ベルナルド…ジューリオ・マストロトターロ(Br)
クリスティーナ…マリサ・ボーヴ(S)
ドン・ディエゴ…フィリッポ・ポリネッリ(B)
ナポリ・サン・ピエトロ・ア・マジェラ音楽院合唱団
ブルノ・チェコ・チェンバー・ソロイスツ
ファウスト・ディ・ベネデット(チェンバロ)
アントニーノ・フォリアーニ(指揮)
ロッシーニの引退後、イタリアのオペラ界で大きな人気を誇っていたのは、ド
ニゼッティとこのメルカダンテ(1795-1870)でした。しかし、少しずつヴェル
ディに人気を奪われ、とりわけメルカダンテのオペラは「時代遅れ」とされ、
19世紀の後半にはほとんど忘れ去られてしまったのは周知の事実です(彼のオペ
ラが復権したのは、一重にマリア・カラスの偉業によるものでしょう)。さて、
そんな彼の知られざるオペラです。この作品は、スペインのお騒がせもの、ド
ン・キホーテの一つのエピソードに基づくもので、バレエ好きにはおなじみ、
ミンクスの作品と同じ内容を持つものです。床屋の息子バリジオ(バジル)と愛
し合う宿屋の娘キテリア(キトリ)。しかし、キテリアの父は彼女を金持ちのガ
マッチョ(ガマーシュ)と結婚させようと企み、そこにキテリアを「理想の姫ド
ルシネア」と思い込んだドン・キホーテが乱入するというお話。

8.660314-15 2枚組
ロッシーニ:歌劇「なりゆき泥棒」 全1幕
ベレニーチェ…エリザベッタ・マルティロージャン(S)
エルネスティーナ…ファニー・アントネロウ(Ms)
ドン・パルメニオーネ…ジャンピエル・ルッゲリ(Br)
マルティーノ…マウロ・ウッチェリ(Br)
アルベルト伯爵…ガーダー・トール・コーテス(T)
ドン・エウセービオ…ホアン・リベルタ(T)
ヴュルテンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
マティアス・マナシ…ハープシコード
アントニーノ・フォリアーニ(指揮)
1812年、20歳のロッシーニ(1792-1868)はオペラ「試金石」の成功するなど、
着々と大作曲家への道を歩み始めていました。この「なりゆき泥棒」は、この
年の11月24日に初演された1幕物の粋な作品です。きっかけは、雨宿りしていた
ドン・パルメニオーネが、居合わせたアルベルト伯爵(彼は許嫁ベレニーチェと
結婚する予定)の鞄を間違えて持って出てしまうことから。現代なら、この中に
「危ないモノ」が入っていたりするのですが、この時は中に「美しい女性の絵
姿」が入っていました。この女性を手中に収めようと企むパルメニオーネ。し
かし、そんなことがうまく行くわけは・・・。そして美しい絵姿の女性の正体
は・・・。ま、結局は鞄を間違えたことで全てがうまく行ったわけです。

8.572784
トリスタンのハープ -アーサー王の中世の音楽
1.カンティガ第35番「聖母マリアはどのような」
2.トリスタンは女王に忠実だ/3.帰らずの森での踊り
4.神はペリカンのようなものである/5.黄金の時代へ戻って
6.投獄されないと自分の考えを伝えない/7.悲しい歌を作る
8.王宮の第4エスタンピー/9.野生のナイチンゲールの甘い声
10.帰らずの森での踊り/11.ヒバリを見る時
12.カンティガ第419番「神は母より」/13.帰らずの森での踊り
14.カンティガ第108番「私はそれにしたがって(マーリンのカンティガ)」
カペラ・アンティクァ・デ・チンチラ/ホセ・フェッレーロ(音楽監督)
中世の歴史書に描かれるアーサー王は、6世紀初めにローマン・ケルトのブリト
ン人を率いてサクソン人の侵攻を撃退した人物とされます。彼が本当に実在し
たのかは定かではありませんが、この物語は様々な芸術に創作のインスピレー
ションを与え、数多くのロマンスや冒険譚を生み出しました。このアルバムで
は、12世紀から14世紀の吟遊詩人や作曲家たちによるアーサー王の物語を収録
したもので、それは歌であったり舞曲であったりと様々です。また、その中に
はスペイン王アルフォンソ10世や「獅子心王」リチャード1世の美しい作品も
含まれています。

8.572840
イートン・クワイアブック
1.ウォルター・ラム:貞節な聖なる母 5声
2.ウィリアム(ストラッドフォードの修道士):マニフィカト 4声
3.単声聖歌:貞節な聖なる母
4.リチャード・デイヴィ:マタイ受難曲(マタイ伝第27章:11-56)4声
5.ジョン・ブラウン:スターバト・マーテル 6声
6.ヒュー・ケリーク:マニフィカト 5声
7.ロバート・ウィルキンソン:
しかし、イエスは横切られ/クレド・イン・デウム・カノン 13声
トーヌス・ペレグリヌス/アンソニー・ピッツ(指揮)
イートン・クワイアブックは15世紀末頃に編纂された、英語による神聖な音楽
を集めた豪華な彩色写本コレクションの一つです。24人の異なる作曲家による
音楽が含まれていますが、完全な形で残っているのはごく僅かですが、イギリ
スの初期ルネッサンス・ポリフォニーの発展の段階を示す重要な作品が含まれ
ています。単声聖歌などの小さい編成で歌われる初期の作品から、J.ブラウン
やR.デイヴィ、W.ラムの定旋律技法に基づいた曲への発展などが見てとれます。
ルネサンス期の音楽の完璧なる解釈で知られる、トーヌス・ペレグリヌスの愉
悦感あふれる演奏で。

8.572876
グエッラの写本 第2集
1.娘さん、もしあなたと出会ったら
2.イダルゴ(1614-1685):ああ、私の悲しみ/3.私は愛のために幸せ
4.さわやかなそよ風/5.バラは彼に/6.私は誰に文句を言えばいいの?
7.イダルゴ:彼は恋人に/8.美しさが最高/9.イダルゴ:陰鬱な闇夜
10.静かに、歌わないで/11.私は罰を受けたい/12.神の慈悲を
13.ホァン・デ・ナバス(1650頃-1719):しかし、うまく行く
14.イダルゴ伝(もしくはマリン):恋人が不在だと悲しい
15.イダルゴ:どうやってベリラを学んだの?/16.私が若かった頃
17.歌のないフィロメラ
フアン・サンチョ(テノール)/アルス・アトランティカ
スペイン王宮の礼拝堂の書記を務めたミゲル・デ・グエッラ(1646-1722)が編纂
した「グエッラの写本」の第2集です。第1集(8.570135)で、驚くばかりの多彩
な世界をみせてくれたこの曲集は、17世紀後半のスペインで流行した世俗曲を
集めたもので、これらの曲は、詩的であり、溢れる情緒に満ちています。甘く
切ないメロディとノリの良いリズムは、このまま現代の歌手がカバーしてもよ
いのではないか?と思わせるほどです。いとしい人を想う心はいつの時代も同
じなのですね。




<LPO>
LPO-0064 2枚組(1枚価格) ¥2080
チャイコフスキー(1840-1893):
1.チャイコフスキー:交響曲 第4番 ヘ短調 Op.36
2.チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 Op.64
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
録音 2011年3月19日&5月4日
ロンドン,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール,サウスバンク・センター
2007年から首席指揮者を務めるユロフスキは、現在もLPOと最良の関係を保って
おり、素晴しい録音を次々と世に送り出しています。
チャイコフスキーについては、2006年リリースの「マンフレッド交響曲」
(LPO-0009)、2009年リリースの第1番&第6番(LPO-0039)があり、これらも高く
評価されていますが、このライヴ録音でも、そのエネルギッシュで見通しの良
い音楽作りが更に強化されており、全てが溶け合い、深く呼吸するかのような
見事な世界が表出されています。残りの曲の録音にも大いなる期待が寄せられ
るでしょう。

LPO-0065 ¥1750
シベリウス(1865-1957):
1.交響曲 第5番 変ホ長調 Op.82
2.交響曲 第6番 ニ短調 Op.104
3.組曲「レンミンカイネン」Op.22-トゥオネラの白鳥
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
パーヴォ・ベルクルンド(指揮)
録音 2003年5月31日…1、2003年12月6日…2
ロンドン サウスバンク・センター,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
2012年1月にこの世を去ったフィンランドの名指揮者パーヴォ・ベルクルンド。
(本人はこだわっていなかったというものの)世間では「シベリウスの専門家」
として名高く、また作曲家との個人的な繋がりもあったということもあり、や
はり彼のシベリウスは独自の光を放っていることは間違いありません。ベルグ
ルンドは生涯にシベリウスの全集を3回録音していますが、そのどれもが特徴
的で、オーケストラの持つ機動力を最大限に生かしたものとして知られていま
す。LPOとも幾度か共演しており、第2番&第7番(LPO-0005)でも、北欧特有の暗
い光の中から浮かび上がる抒情的な風景を描き出し、その音楽の底力を見せつ
けています。
シベリウス後期の作品の中でも、とりわけ祝祭的な雰囲気を持つ第5番での輝か
しい音色、深い森を思わせる清冽な響きを要求される第6番、このどちらもベル
グルンドならではの解釈が聴けるものです。
「トゥオネラの白鳥」は2006年の録音で、死の国の冷たいトゥオネラ川の水面
を滑るように泳ぐ白鳥の姿を、暖かい音色で描写することで、このオーケスト
ラから、また違った音色を引き出しています。




<CPO>
777573-2 ¥2450
ジギスムント・ノイコム:管弦楽作品集
1.英雄大交響曲 Op.19/2.大オーケストラの幻想曲 Op.9
3.ミルトンの「失楽園」による幾つかのパッセージの劇的幻想曲
4.大オーケストラの幻想曲
ケルン・アカデミー/ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮)
19世紀前半に活躍した作曲家ノイコム(1778-1858)は、現在多くの場合、ハイド
ンの作品の編曲者として知られています。しかし、当時はヨーロッパでも最も
高名な作曲家であり、フランス王からは騎士の称号を授与されるなど、大変な
名士でした。彼はミヒャエル・ハイドンに音楽理論を学び、ザルツブルクで活
躍した後に、1810年代からは南米ブラジルで過ごし、この地でヨーゼフ・ハイ
ドンやモーツァルトの作品を普及させた功績も大きいものです(モーツァルトの
レクイエムの補筆でも知られています)。とはいえ、彼は作曲家としても素晴し
い作品を残していました。ここで聴くことのでいる4つの作品は、タイトルの付
け方などにもベルリオーズ風の壮大さが漂うもので、曲想も雄大。この作曲家
の良き理解者ヴィレンズの指揮で。

777507-2 ¥1700
パウル・ユオン:室内楽作品集
1.2台のヴァイオリンとヴィオラ、2台のチェロとピアノのための六重奏曲
Op.22
2.ヴァイオリンと2台のヴィオラ、チェロとピアノのための五重奏曲
ヘ長調 Op.44
オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)
トーマス・グロッセンバッハー(チェロ)…六重奏曲
カルミナ弦楽四重奏団
スイス系ロシアの作曲家パウル・ユオン(1872-1940)は、チャイコフスキーとス
トラヴィンスキーを繋ぐ重要な役割を果たした人です。モスクワに生まれ1889
年にモスクワ音楽院に入学、作曲と音楽理論をタネーエフに学びます。1894年
にはベルリンに入学し、クララ・シューマンの義弟であるヴァルディマール・
バルギールに学び、更なる研鑚を積みました。1896年にロシアに戻り、教師と
評論家として活躍し、最初の交響曲とオペラを書き上げます。2年後にはまたベ
ルリンの戻り、ヨーゼム・ヨアヒムからベルリン大学の教授に任命されていま
す。そんな彼の音楽には、祖国であるロシアの音楽の影響はほとんど見ること
ができません。明らかにドイツ・ロマン派音楽の伝統を継承したものと言える
でしょう。多くのジャンルの作品を書きましたが、基本的には室内楽の作曲家
であり、また彼自身が優れたピアニストであったため、ピアノの部分は精緻で
複雑な書法が用いられています。複雑かつ不規則なリズムは、その後の世代で
あるストラヴィンスキーやブラッハーへと繋がっていきます。

777742-2 ¥2450
1.アントニオ・ロセッティ(1750-1792):ファゴット協奏曲 Murray C72
2.ロセッティ:ファゴット協奏曲 Murray C68
3.ロセッティ:ファゴット協奏曲 Murray C67
4.モーツァルト(1756-1791):ファゴット協奏曲 変ロ長調 K191/186e
エッカルト・ヒュープナー(ファゴット&指揮)
マンハイム・プファルツ選帝候室内管弦楽団
現在、「ホルン協奏曲」で知られる作曲家ロセッティ(レスレル)のファゴット
協奏曲の全曲録音が完成です。ロセッティはコントラバス奏者として、キャリ
アをスタートし、エッティンゲン=ヴァラーシュタイン侯爵の宮廷楽団に加わ
り、少しずつ名声を広めていきました。作曲家としても認められ、数多くの交
響曲や協奏曲、声楽曲を残しています。彼は7曲のファゴット協奏曲を残してい
て、そのうちの4曲は既にヒューブナーによって録音され(999936-2/777166-2)、
多くの聴き手を喜ばせていますが、ここで、その残りの3曲を録音、素晴しく
バランスの取れた、上品な音色と抒情的なカンタービレを楽しむことができま
す。余白には、多大なる影響を与えたと言われるモーツァルトのファゴット協
奏曲が収録されています。

777261-2 ¥2450
ゲオルク・フィリップ・テレマン:カンタータ集
1.泣かないで TVWV1:1541/2.彼らは万軍の主の法律を捨てる TVWV1:1339
3.あなたの名前は全ての神 TVWV1:698
ヴェロニカ・ヴィンター(ソプラノ)/レナ・スザンナ・ノリン(アルト)
ヤン・コボウ(テノール)/エッケハルト・アーベレ(バス)
ライニッシェ・カントライ/ダス・クライネ・コンツェルト
ヘルマン・マックス(指揮)
cpoで精力的にリリースを続けるテレマンの作品集、今回もマグデブルク・テレ
マン音楽祭で演奏された作品をお届けいたします。毎回プログラムに選ばれる
のは、オラトリオや受難曲、カンタータなどのオペラに匹敵する壮大な作品で
あり、今回のカンタータも例に漏れません。テレマン(1681-1767)のカンタータ
には、実に驚くべき生産性が明らかにされており、重要な教会音楽作曲家とし
てのテレマンを再認識することができるでしょう。これらのカンタータは毎週
日曜日と祭日に演奏できるように、72曲が書かれていて、どもでも贅沢な響き
を持った重厚で楽しい作品となっています。

777689-2 ¥2450
ヤン・ファン・ヒルセ:
1.交響曲 第4番 イ長調/2.ウイレンシュピーゲルの死のための葬送音楽
3.演奏会序曲 ハ短調
オランダ交響楽団
デイヴィッド・ポルセライン(指揮)
最近、再復興の気運高まるオランダの作曲家ヤン・ファン・ヒルセ(1881-1944)
の交響曲第4番です。第1番&第2番(777349-2),第3番(777518-2)でも、その斬新
な音楽で多くのファンを獲得しています。この交響曲第4番は、作曲家自身とコ
ンセルトヘボウ管によって1915年11月28日に初演されています。初演は大成功
を収め、出版社からスコアが100部だけ、ヒルセの自費で出版され、こちらも人
気を博しました。「演奏会序曲」は1900年に作曲され、5回ほど繰り返し演奏さ
れましたが、いつしか姿を消してしまった作品です。「葬送音楽」は第2次世界
大戦中に作曲され、終戦後、エドゥアルト・ファン・ベイヌムによって「ヒル
セの思い出のために」初演されています。

777711-2 ¥1700
フランシス・プーランク:室内楽作品集
1.クラリネットとピアノのためのソナタ/2.ホルンとピアノのためのエレジー
3.廃墟を見守る笛吹きの像/4.フルートとピアノのためのソナタ
5.オーボエとピアノのためのソナタ
6.クラリネットとファゴットのためのソナタ
7.オーボエ,ファゴットとピアノのための三重奏曲
アンサンブル・ミッドヴェスト
デンマークからの「プーランク」をお届けいたします。プーランク(1899-1963)
と言えば、まさに「フランスのエスプリ」を具現化した作曲家であり、その作
品は常にお洒落で小粋。輝かしさに溢れています。と、同時に彼の作品に見え
隠れする、深刻さと陰鬱さは、曲に深い陰影を与え、その明と暗の両面で聴き
手を翻弄します。このアルバムではデンマークの若く意欲的なアンサンブル
「ミッドヴェスト」による理想的なプーランクをお聞きいただけます。このア
ンサンブルは2002年に11人の音楽家によって結成され、多くの賞を受賞してい
ます。様々な楽器の組み合わせが可能で、大抵の室内楽曲を演奏することが可
能な柔軟性を持っています。高い芸術性と遊び心を併せもった期待のアンサン
ブルです。




<CAPRICCIO>
C5117 ¥2450
ステンハンマル:ピアノ作品集
1-3.3つの幻想的小曲集 Op.11/4-8.5つの小品「晩夏の夜」 Op.33
9-12.ピアノ・ソナタ 変イ長調 Op.12
カッサンドラ・ワイス(ピアノ)
録音 2011年11月3-5日 ベルリン,ジーメンスヴィラ
スウェーデンで最も重要な作曲家の一人であるステンハンマル(1871-1927)の
ピアノ作品集です。ストックホルム王立歌劇場を始め、数多くのオーケストラ
を指揮し、指揮者としても作曲家としても、高く尊敬されている人なのですが、
日本ではまだまだ知名度が高いとは言えません。彼の作風の初期は、後期ロマ
ン派の流れを組んでおり、その後、北欧独自の音を探求することで、ドイツ風
の音楽から少しずつ簡潔かつ精錬な音楽へと変化していったことで知られてい
ます。ここに収録された3つの作品は、1895年から1914年までに書かれたもの
で、シューマン、ブラームスを思わせる「幻想的小曲集」と、北欧の風景を映
し出したかのような「晩夏の夜」では、その印象の明らかな違いに驚くばかり
です。

C5115 ¥2450
モンポウ:ピアノ作品集
1-6.前奏曲(抜粋)(第5番 モデラート/第6番「左手のための」/第7番「星でで
きた棕櫚の葉」/第8番 コン・リリカ・エスプレッシオーネ/第9番 ラングイド
/第10番 モデラート)
7-14.歌と踊り(抜粋)(第5番/第6番/第7番/第8番/第9番/第10番/第11番/第12番)
15-23.内なる印象(哀歌/悲しい鳥/小舟/子守歌/秘めごと/ジプシー)
オレナ・クシュプラー(ピアノ)
録音 2011年8月1-3日 ベルリン,ジーメンスヴィラ
極端で内気な性格を有していたというモンポウ(1893-1987)。その作品のほとん
どが「繊細」「内省的」「静謐」なという言葉で表現されています。とは言え、
決して声を荒立てることはなくとも、その表現力の多彩さは他に類を見ないほ
どに独特なものであり、フランス近代音楽の印象主義音楽に影響を受けた近代
的な和声法は、まるで心に染み入る祈りにも似て、一度聴いたら決して忘れる
ことのないほど強い印象を残すものばかりです。
オレナ・クシュプラーはドイツで高く絶賛されている女性ピアニストで、ソロ
活動だけでなくショスタコーヴィチの室内楽(C71104)なども積極的に演奏し、
また歌手である双子の妹ツォリアーナとともに録音した「ロシア歌曲集」
(C5039)でも、深い情念をのぞかせる素晴らしいピアノを聴かせてくれていま
す。

C5109 ¥2450
名オペレッタ・アリアと情景集
1.ローベルト・シュトルツ(1880-1975)
:ウィーンの歌 Op.216-ウィーンは夜が一番美しい
2.J.シュトラウス2世(1825-1899):こうもり-時計の二重唱
3.キュネッケ(1885-1953):どこかのいとこ-私はただの貧しい旅職人
4.ミレッカー(1842-1899):
乞食学生-:私は金を持っていないが、鳥のように自由だ
5.カールマン(1882-1953):伯爵夫人マリツァ-ウィーンによろしく
6.J.シュトラウス2世:ジプシー男爵-自由気ままに
7.J.シュトラウス2世:
ヴェネツィアの一夜-なんとすばらしい眺め(入江のワルツ)
8.J.シュトラウス2世:ヴェネツィアの一夜-さあゴンドラにお乗りなさい
9.J.シュトラウス2世:ウィーン気質-第2幕の二重唱「ウィーン気質」
10.J.シュトラウス2世:ウィーン気質-私があいつの夫になった時
11.ツィーラー(1843-1922): ジェローム王-恋よ
12.ツェラー(1842-1898):小鳥売り-私のアーンルが20歳で
13.レハール(1870-1948):パガニーニ-女たちに口づけするのが好きだった
14.レハール:ロシアの皇太子-ボルガ河岸に立つ兵士
15.レハール:微笑みの国-君こそわが心のすべて
イェルク・シュナイダー(テノール)/ニナ・ベルテン(ソプラノ)…2.9
ウィーン・サロン・オーケストラ
録音 2010年7月
オーストリアの俊英テノール、イェルク・シュナイダーのオペレッタ・アルバ
ムです。彼はオーストリアで生まれ、ウィーン少年合唱団で活躍後、1995年、
ヴィースバーデン歌劇場にてデビューし、その輝かしいキャリアを始めます。
ロッシーニやロルツィング、J.シュトラウス、モーツァルトなどを歌い、注目
を集めました。1997年から2000年までは、ライン・ドイツ・オペラのメンバー
となり、テノールとして重要な役を歌うようになります。他にもシュトゥット
ガルト歌劇場やフォルクスオーパーを始め、世界各国で歌い、時には楽友協会
ではムーティの指揮によるケルビーニを歌い、またテルアヴィヴではメータの
指揮でモーツァルトのベルモンテを歌うなど、まさに八面六臂の活躍をしてい
ます。他にもアバドやティーレマンなどの大指揮者との共演が続々と控えてい
るという期待の歌い手であり、このオペレッタ・アルバムでも甘く切ない声を
存分に生かした、イケてる歌唱を聴かせてくれます。

C7125 10枚組 ¥4050
シューベルト:ピアノ・ソナタ&舞曲全集
ミヒャエル・エンドレス(ピアノ)
CAPRICCIOレーベルから既発売のC49456(ソナタ全集)とC49242(舞曲全集)の再
編盤のBOXです。シューベルトのピアノ曲の中でも、あまり聴かれる機会のな
い舞曲集ですが、どれもが短い中にも素朴かつ深い味わいを持つ名作ばかりで
す。ワルツとレントラーの違いを聴き分けること、またテンポの速いエコセー
ズの面白さなど、聴きどころもりだくさん。ドイツの中堅ピアニスト、エンド
レスの実直な演奏が、これまた良い味を出しています。

C5111 ¥2450
21世紀のポートレート:シー
1.河を横切って(1995)/2.9人のための一つのタクト(2006)
3.ピアノと弦楽四重奏のための一つのタクト(2004/05)
4.旅行(2010)/5.分離(1999/2000)
アヌ・コムシ(ソプラノ)…4/アニカ・ヴァヴィチ(ピアノ)…3
アンサンブル“ディ・ライヘ”…1.2.4
ゲオルク・フリッチュ(指揮…1.2.4)/台湾国家交響楽団…5
チェン・ウェン=ピン(指揮)…5
1950年台北うまれのオーストリア系台湾人の作曲家シー(1950-)の作品集です。
彼は24歳の時にウィーンに移住し、音楽芸術大学で作曲とハープを学び、1983
年に卒業しています。その翌年、オーストリアの市民権を授与され、現在はフ
リーランスの作曲家としてウィーンで活動しています。彼は西洋と東洋の音楽
文化の融合に積極的であり、彼によって設立されたパシフィック・ユース・オ
ーケストラにはアジア圏から多くの学生が参加し、音による文化的交流を続け
ています。彼の作品はとりわけ個性的であり、それは伝統的なスタイルを使用
しながらも、その中に東洋の哲学の精神を内包させ、人間の心の深さを探求す
るというものであり、その根底には幾何かの懐かしさも含むという複雑かつ繊
細、ユニークなものとなっています。

C5118 ¥2450
21世紀のポートレート:ヨスト
1.ヴァイオリン協奏曲「深き陶酔」
2-6.コクーンシンフォニー-大オーケストラによる“中央への旅”の5楽章
ヴィヴィアン・ハグナー(ヴァイオリン)/エッセン・フィルハーモニカー
クリスティアン・ヨスト(指揮)
「私はいつも、形と音、構造の間に差別化と複雑な相互接続が実現する魔法の
時を探しています」と語る作曲家ヨスト(1963-)。彼はドイツ連邦共和国ライ
ンラント=プファルツ州の都市トリーアで生まれ、ケルンとサンフランシスコ
で学んだ現在最高の作曲家の一人です。彼のオペラはヨーロッパ各地の歌劇場
で上演され、作品は世界中で演奏されています。2003年にはジーメンス財団か
ら「進歩賞」を授与され、2009年には彼のオペラ「ハムレット」がドイツでの
「最優秀パフォーマンス」に選ばれるなど、その活躍はとどまるところを知り
ません。彼の協奏曲といえば、トランペットと管弦楽による「ピエタ」が知ら
れていますが、こちらのヴァイオリン協奏曲も、しばし時を忘れるほどの不思
議な印象を残します。

C5129 ¥2450
21世紀のポートレート:アンサンブルXX-21世紀の室内楽作品集
1.トーマス・ハイニシュ(1968-):放浪者と彼の影-ディアペンテII
2.ヴォルフガンク・リープハルト(1958-):まろやかな色合い
3.カールハインツ・エッスル(1960-):幽玄
4.ハンネス・ヘーエル(1964-):メタモルフォーゼン
5.ホルヘ・サンチェス=チョン(1969-):使用済の未来
アンサンブルXX/ペーター・ブルヴィーク(指揮)
1971年、ペーター・ブルヴィークによって設立されたアンサンブルXX(20世紀)
は、ウィーンのオーケストラ奏者や、フリーランスで活躍する奏者たちがメン
バーとなり、主に「20世紀の音楽」を演奏することを目的として活動していま
す。彼らはウィーンの音楽文化を世界的に広めるために、オーストリア国内、
および世界中の作曲家に作品を依頼し、現代音楽の啓蒙と発展のために力を尽
くしているのです。ここで聴くことのできる5つの作品も、そんなコンセプト
に基づいています。曲によっては電子楽器までをも駆使し、新たな表現の可能
性を模索する彼らの演奏は一聴の価値ありです。




<DYNAMIC>
CDS-592 2枚組 ¥3050
ラロ:歌劇「イスの王様」3幕
台本…エドゥアール・ブロー
(映像…DYNDVD-33592 既発売)
イスの王…エリック・マルティン=ボネ(バス)
マルガレード…ジュゼッピーナ・ピウンティ(メゾ・ソプラノ)
ローゼン…ギレーヌ・ジラール(ソプラノ)
ミリオ…ゼバスティアン・ゲーゼ(テノール)
カルナック…ウェルナー・ファン・メヘレン(バリトン)
サン・コランタン…レオナルド・グラウス(バス)
ジャエル…マルク・ティソン(バリトン)
ワロン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
パトリック・ダヴァン(指揮)
録音2008年4月リエージュ
指揮者ダヴァンは、2008年からこの劇場の音楽監督を務めていて、劇的な音つ
くりと、音楽から濃いロマンを引き出すことで(とりわけチェロの深い音色に注
目)知られており、聴衆から大きな賞賛を得ている人です。既出の映像で、歌手
たちの技量については、その素晴らしい容姿も含めて評価されていますが、こ
うして音だけで聴いてみると、その繊細かつドラマティックな表現には改めて
感心するばかりです。人物描写などは、ワーグナーなどのオペラに比べると、
若干軽めに思えるかも知れませんが、そのシンプルさこそがフランスオペラの
真骨頂と言えるでしょう。

CDS-714 ¥1750
アレッサンドロ・ロッラ:3つのヴァイオリン協奏曲集
1-3.ヴァイオリン協奏曲変ロ長調
4-6.ヴァイオリン協奏曲ニ長調
7-9.ヴァイオリン協奏曲イ長調 ※世界初録音
パオロ・ギドーニ(ヴァイオリン&指揮)
コンセルヴァトーリオ・ディ・マントヴァ室内管弦楽団
録音2011年10月マントヴァ
イタリアのパヴィアで生まれたアレッサンドロ・ロッラ(1757-1841)は、その生
涯におよそ600曲の作品を残し、またイタリアにおける弦楽器の奏法の向上に非
常に貢献した人として知られています。彼はミラノでヴィオラとヴァイオリン
を学び、1782年から1801年までパルマの王立管弦楽団などで演奏、1802年から
はミラノ・スカラ座のコンサート・マスターに就任します。同時に教師として
も活躍し、数多くの門下生を育てあげました。そんな彼の作品には、当然ヴァ
イオリンとヴィオラのためのものが多く、L. インツァギとL. A. ビアンキが作
成した作品目録によると、協奏曲だけでもヴァイオリンが20曲ほど、ヴィオラ
が15曲あるとされています。これらはどれも、スコア自体はシンプルですが、
当時の慣例に従い、演奏者はスコアから多くのことを読み取る力を要求され、
同じ曲を演奏したとしても、装飾、フレージング、カデンツァなどでの独自性
を求められるという、古典派の協奏曲とは違う楽しさがあるものです。

CDS-725 ¥1750
モーツァルト:オーボエ四重奏&クラリネット五重奏曲「シュタードラー」
1-3.オーボエ四重奏曲ヘ長調K370(K308b)
4-7.バセットクラリネットと弦楽四重奏のための五重奏曲「シュタードラー」
K581
マルコ・ギローニ(オーボエ)…1-3
ヴィンセンツォ・パーチ(バセットクラリネット)…4-7
テアトロ・ラ・フェニーチェ弦楽四重奏団(メンバー:ロベルト・バラルディ
(ヴァイオリン)/ジャナルド・タトーネ(ヴァイオリン)…4-7/ダニエル・フォ
ルメンテッリ(ヴィオラ)/エマヌエーレ・シルベストリ(チェロ))
録音2011年3月ベルガモ
1784年、ウィーンのフリーメイソンに入党したモーツァルト(1756-1791)は、す
ぐに第2級に格上げされ、父やヨーゼフ・ハイドンを勧誘するなど活発な活動を
行っていました。ここで出会ったのがクラリネット奏者のシュタッドラー兄弟
で、彼らはヴィルトゥオーゾとして名高く、その音色と素晴しい技術は人々に
賞賛されていたのです。とりわけ兄のアントンは、低音域をことのほか愛して
いたようで、ウィーンの宮廷楽器製作者テオドール・ロッツにわざわざ「バセ
ットクラリネット」と「バセットホルン」の2つの低音が出せるクラリネットの
制作を依頼したほどでした。現在では稀にバセットホルンのみが用いられるこ
とがありますが、バセットクラリネットの存在はほとんど忘れ去られてしまい
ました。しかし、モーツァルト没後200年を記念して1991年に復元され、この
美しい音色が再び見直されてきています。

CDS-727 ¥1750
ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ:フルート協奏曲集
1-3.フルート(ヴァイオリン)協奏曲 第23番 ト長調(WIa:18)
フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803)によるフルート編曲版
4-6.フルート(ヴァイオリン)協奏曲 第16番 ホ短調(WIa:17)
カスパール・フュルステナウ(1772-1819)によるフルート編曲版
マリオ・カボッタ(フルート)
ポメリッジ・ムジカーリ交響楽団
ピエトロ・ミアニーティ(指揮)
録音 2011年7月ミラノ テアトロ・ダルヴェルメ
ヴァイオリンの名手、ヴィオッティ(1755-1824)の作品は魅力的なメロディに彩
られており、他の楽器の奏者たちからも羨望の眼差しを注がれていることは間
違いありません。もちろん多くの編曲が試みられ、今も昔も様々な楽器によっ
て彼の曲の演奏が行われているのです。ここでは2人のフルートの名手による協
奏曲の編曲版をお楽しみいただけます。ドイツ・ロマン派のフュルステナウに
よる第16番と、フランスの名手ドヴィエンヌによる第23番は、各々の作曲家の
個性を表しつつも、同時にヴィオッティへの尊敬の意が込められたものであり、
作品を楽しむための方法と、楽器のレパートリーを増やすための施策も理解で
きるはずです。

CDS-731 ¥1750
ベートーヴェン=リスト:ベートーヴェン交響曲全集 第1集
1-4.第1番 ハ長調 Op.21
5-9.第6番 ヘ長調「田園」Op.68
ガブリエレ・バルドッチ(ピアノ)
録音 2012年2月ヴェネツィア
19世紀最大のヴィルトゥオーゾ・ピアニストであったリスト(1811-1886)が編曲
したベートーヴェン(1770-1827)の交響曲は、オーケストラの響きを余すことな
く伝え、またピアニストが自らの技量を存分に発揮できるという、(名技を持っ
た)ピアニストには美味しいレパートリーです。今回、この難曲に挑戦したのは
若手ピアニスト&指揮者、ガブリエレ・バルドッチ。なんとも知性的、かつ情
熱的な演奏であり、全集完成が楽しみなプロジェクトです。イタリアのリヴォ
ルノに生まれ6歳からピアノを始めた彼は、才能あるピアニストの例に漏れず、
世界中のコンサートで演奏を重ね、また、コンクールでも注目を浴び続けまし
た。なかでも、ブエノスアイレスで開催されたマルタ・アルゲリッチ国際ピア
ノ・コンクールで優勝したことが、世界へ羽ばたく足がかりとなり、現在は、
ソリスト、室内楽奏者、そして教師としても活動の幅を広げていています。ま
た、この第1集は彼の師であるアルゲリッチに感謝の念とともに捧げられている
ということです。

CDS-711
ジョヴァンニ・レグレンツィ:オラトリオ「イル・セデキア」
1.ソナタ Op.2-15「ラ・トリアーナ」
2.オラトリオ「イル・セデシア」第1部
3.ソナタ Op.2-4「ラ・ストラソルダ」
4.オラトリオ「イル・セデシア」第2部
5.ソナタ Op.2-3「ラ・フランギパーナ」
ラファエレ・ジョルダーニ(テノール)/リア・セラフィーニ(ソプラノ)
フランチェスカ・ロンバルディ(ソプラノ)/ワルター・テストリン(バス)
アンドレア・アッリヴァベーネ(カウンターテナー)
オフィチナ・ムジクム・アンサンブル
リッカルド・ファヴェーロ(指揮)
録音 2010年10月パドヴァ
セデキアは旧約聖書に登場するユダ王国の最後の王で、ヨシュアの息子です。
物語はセデキアと彼の息子たちがイェルサレムから逃亡するところから始まり、
悲劇的なエピローグで幕を閉じるという劇的なものです。抑制された感情の表
出が見事です。

CDS-728 ¥1750
フルートとピアノのためのソナタと変奏曲集
1-9.シューベルト(1797-1828):
「しぼめる花」にとる変奏曲 ホ短調 Op.160 D802
10-11.フンメル(1778-1837):フルートとピアノのための大ソナタ イ長調 Op.64
12-14.ウェーバー(1786-1826):
ヴァイオリン(フルート)とピアノのためのソナタ ト長調 Op.10-2
15-16.ウェーバー:
ヴァイオリン(フルート)とピアノのためのソナタ ニ短調 Op.10-3
17-23.ベートーヴェン(1770-1827):セレナード ニ長調 Op.41
24.シューベルト:「しぼめる花」による変奏曲 第5変奏曲(第2稿)…世界初録音
ファビオ・デ・ローサ(フルート)
ステファニア・ネオナート(ピアノ)
録音 2011年3月クレモナ
古典派から初期ロマン派を代表する4人の作曲家のフルート作品集です(シュー
ベルトの「しぼめる花」の第5変奏曲の第2稿は、この録音が世界初となります)。
この当時は、演奏家たちの名人芸が競われた時代であり、フンメルを始めとし
た作曲家たちも挙ってこのような華麗な作品を次々と生み出していました。演
奏するのは、トレント生まれで、国際的なフォルテピアノ奏者、古楽研究家と
して知られるステファニア・ネオナートと、1973年ジェノヴァ生まれのフルー
ティスト、ファビオ・デ・ローサ。端正なフォルムに現代的な感覚を備えたバ
ランスの良い演奏です。

CDS-729 2枚組 ¥2450
ジョヴァンニ・パチーニ:歌劇「ポンペイ最後の日」
(CDS-178 再発盤)
ラウール・ヒメネス(テノール)/イアノ・タマール(ソプラノ)
ニコラス・リヴェンク(バリトン)/グレゴリー・ボンファッティ(テノール)
リッカルド・ノヴァーロ(バリトン)他
カターニア・ベッリーニ劇場管弦楽団/ジュリアーノ・カレッラ(指揮)
録音 1996年8月マルティナ・フランカ
1825年11月19日、この歌劇「ポンペイ最後の日」はナポリのサン・カルロ劇場
で初演の幕を開けました。この公演は大成功を収め、1827年にはウィーンとミラ
ノ、1828年にはリスボン、1830年にパリ、1839年にマドリット、そしてスカラ
座では43回もの再演が行われるなど、大変な人気を誇った作品で、パチーニに
しても生涯最高の栄誉を味わったことは間違いないでしょう。作品はロッシー
ニ風の味わいを持ち、高水準の歌手たちの歌声とカレッラの溌剌した指揮を楽
しめる「隠れた名作」です。

DM-8032 ¥1050
トマゾ・アルビノーニ:フルートと通奏低音のための6つのソナタ Op.6
1-4.フルート・ソナタ ニ長調 Op.6-7
5-8.フルート・ソナタ ホ短調 Op.6-8
9-12.フルート・ソナタ ハ長調 Op.6-1
13-16.フルート・ソナタ ト短調 Op.6-2
17-20.フルート・ソナタ イ短調 Op.6-6
21-24.フルート・ソナタ ト長調 Op.6-9(CDS-139の再編盤)
アンサンブル・バロッコ・サン・スシ(メンバー:マリオ・フォレーナ(フルート)
/テッレル・ストーン(テオルボ)/カルロ・ザナルディ(バロック・チェロ)
/アルド・フィオレンティン(ハープシコード))
録音 1995年4月-5月パドヴァ
アルビノーニ(1671-1751)のOp.6の一連の作品は、1710年から1712年に作曲され
た12曲からなるヴァイオリン・ソナタで、彼の創作の絶頂期の作品と言われて
います。ヴァイオリンの高い技術を要求する作品であり、これをバロック・フ
ルートで演奏することは、想像以上の困難を伴うものですが、マリオ・フォレ
ーナは、まさに息をのむほどの鮮やかさで、これらの曲に見事な色合いを与え
ることに成功しています。

<ECM>
4764990 ¥2180
複雑でシルヴェストロフ:祈りのための合唱作品集
『夕べの祈りのための歌』(2006)
『詩篇と祈り』(2007)
『2つのダヴィッド詩篇』(2007)
『2つのスピリチュアル・リフレインズ』(2007)
『2つのスピリチュアル・ソングズ』(2007)
『3つのスピリチュアル・ソングズ』(2006)
キエフ室内合唱団
ミコラ・ゴブディッチ(指揮)
録音:2008年, キエフ、聖ムィハイール黄金ドーム修道院
ECMレーベルでは2001年以来シルヴェストロフの作品を紹介し続けていますが、
今回は2006-2007年に作曲された「聖なる祈りの調べ」による合唱作品を収録。
前衛音楽の停滞後、多くの作曲家が書く理由を失う中で、彼は望郷や回顧とい
った感覚を機能和声の枠内で取り戻すことに成功した貴重な作曲家です。これ
らの作品は、ロシア語、ウクライナ語の独特な発音・発声、そして教会の残響
や鐘の音色を模倣したエコーが取り入れられ、アカペラ合唱作品の叙情的な美
しさを聴くことができます。キエフを象徴する聖ムィハイール黄金ドーム修道
院の見事な残響を取り入れたECMの優秀録音。そして、名門キエフ室内合唱団
の精密なハーモニーが、静かな祈りの調べを多彩なサウンド・クオリティで織
り上げていきます。

4764580 ¥2180
シューベルト:
(1)楽興の時D780(全6曲)
(2)ピアノ・ソナタ第17番ニ長調D850
ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)
録音:2010年9月23-25日 ルガーノ、RTSI放送局アウディトリオ
小説『海辺のカフカ』でも登場するピアノ・ソナタ第17番と、《楽興の時》を
カップリング。きわめてゆっくりなテンポや長い間のとりかた、独特の音の響
かせ方や解釈でファンからは「鬼才」と呼ばれることもあるアファナシエフが、
彼にとって最重要作曲家のひとりであるシューベルト作品を久々に録音しまし
た。《楽興の時》は2010年来日時のライヴ録音が他社からリリースされていま
すが、こちらはそれに先立つイタリアでのスタジオ録音。ピアノ・ソナタ第17
番はおそらく彼にとって初録音となる作品です。ECMへの録音も1985年のロッケ
ンハウス音楽祭ライヴ以来。アファナシエフがシューベルトと共にECMへ戻っ
てきました。

<ANDROMEDA>
ANDRCD5149 2枚組 ¥1750
モーツァルト:ピアノ三重奏曲全集
CD. 1
(1)ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 K.254
(2)ピアノ三重奏曲第2番 二短調 K.442
(3)ピアノ三重奏曲第3番 ト長調 K.496
CD. 2
(1)ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調 K.502
(2)ピアノ三重奏曲第5番 ホ長調 K.542
(3)ピアノ三重奏曲第6番 ハ長調 K.548
(4)ピアノ三重奏曲第7番 ト長調 K.564
ヴィリー・ボスコフスキー(ヴァイオリン)
ニコラウス・ヒューブナー(チェロ)
リリー・クラウス(ピアノ)
1954年ウィーンでのセッション録音
3人の名手達が残した素晴らしいモーツァルト。名盤の復刻です。

ANDRCD5151 ¥1050
初出!シュヴァルツコップ(ソプラノ) R.シュトラウス作品集
リヒャルト・シュトラウス:
(1)4つの最後の歌
パウル・クレツキ指揮
ウィーン交響楽団
1952年5月10日 ウィーンでのライヴ録音
(2)歌劇「ナクソス島のアリアドネ」から2曲のアリア
「なんと素晴らしいことか:Ein Schones war」
「すべてのものが、清らかな国がある:Es gibt ein Reich」
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィル
1956年12月10日 ベルリンでのライヴ録音
(3)4つの最後の歌
ハンス・ミュラー=クライ指揮 Hans Muller-Kray
シュトゥットガルト放送交響楽団
1960年6月20日 シュトゥットガルト
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ミュラー=クライとの「4つの最後の歌」の音質のみこもりぎみですが、全体的
な音質はとても良く、シュヴァルツコップの名唱が素晴らしい感動的なアルバ
ムです。

ANDRCD9114 4枚組 ¥2380
ワーグナー:楽劇「パルジファル」
シャンドール・コーンヤ(パルジファル:T)
リタ・ゴール(クンドリー:S)
ボリス・クリストフ(グルネマンツ:Bs)
グスタフ・ナイトリンガー(アンフォルタス:Br)
ゲオルク・シュテルン(クリングゾル:Bs)
シルヴィオ・マイオニカ(ティトゥレル:Bs)
アンドレ・クリュイタンス指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
1960年5月2日 ミラノでのライヴ録音
以前、MELODRAMレーベル他から発売あり。
冒頭にキャストを読み上げるナレーションが入ります。
音質はとても良いです。「パルジファル」を得意としたクリュイタンスによる
充実したキャスト達との名盤の復刻です。




<MYTO HISTRICAL>
MYTO 316 ¥1050
プッチーニ:歌劇「修道女アンジェリカ」(ドイツ語)
セーナ・ユリナッチ(アンジェリカ:S)
ヒルデ・レッスル=マイダン(公爵夫人:Ms)
マルガレータ・シェーステット(修道院長:Ms)
フリードル・リーガー(ジェノヴィエッファ:S)
ヴィルヘルム・ロイブナー指揮
ウィーン交響楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団
1951年12月23日ウィーンでのセッション録音
放送用の録音かと思われます。冒頭に多少の音の揺れが聴かれますが全体的に
とても、良い音質です。

MYTO 317 3枚組 ¥2780
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
エーベハルト・ヴィヒター(ドン・ジョバンニ:Br)
レオンタイン・プライス(ドンナ・アンナ:S)
ニコラ・ザッカリア(騎士長:Bs)
チェーザレ・ヴァレッティ(ドン・オッターヴィオ:T)
エリーザベト・シュワルツコップ(ドンナ・エルヴィラ:S)
ワルター・ベリー(レポレロ:Bs) Walter Berry
グラツィエッラ・シュッティ(ツェルリーナ:S)
ローランド・パネライ(マゼット:Bs)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
1960年8月3日ザルツブルグでのライヴ録音
MOVIMENTO MUSICA、オルフェオ他から発売あり。
充実した歌手陣と共に、ライブならではの熱気溢れるカラヤンの音楽作りが魅
力的な評価の高い名盤の復刻です。




<WALHALL>
コンヴィチュニー指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団による「ニー
ベルングの指輪」が既に発売中の2タイトルと合わせて今回発売の2タイトルで
完結と成ります。

WLCD0368 4枚組 ¥3380
ワーグナー:楽劇「神々のたそがれ」
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリート:T)
ヘルマン・ウーデ(グンター:Br)
オタカール・クラウスアルベリヒ:Br)
ゴットローブ・フリック(ハーゲン:Bs)
アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ:S)
アミー・シュアード(グートルーネ:S)
ウルズラ・ベーゼ(ヴァルトラウテ:Ms)
フランツ・コンヴィチュニー指揮
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、合唱団
1959年10月2日ロンドン、コヴェント・ガーデンでのライヴ録音録音
ライブ特有の傷が聴かれますが、全体的にクリアでとても良い音質です。

WLCD0370 4枚組 ¥3380
ワーグナー:楽劇「ジークフリート」
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリート:T)
ペーター・クレイン(ミーメ:T)
ハンス・ホッター(Der Wanderer:Br)
オタカール・クラウス(アルベリヒ:Br)
ペーター・ロート=エーラング(ファフナー:Bs)
アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ:S)
マルガ・ヘフゲン(エルダ:Ms)
フランツ・コンヴィチュニー指揮
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、合唱団
1959年9月28日ロンドン、コヴェント・ガーデンでのライヴ録音
ライブ特有の傷が聴かれ、多少音がこもりがちですが、全体的にとても良い
音質です。




<ANDROMEDA>
ANDRCD9112 4枚組 ¥2380
ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)の芸術
CD. 1
(1)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV.1002
1958年9月9日ブザンソンでのライヴ録音
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのロマンス第1番ト長調
(3)ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのロマンス第2番ヘ長調
(ピアノ) Eugenio Bagnoli
1961年5月9日フランス、ボルドーでのライヴ録音
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
アンドレ・クリュイタンス指揮
パリ音楽院管弦楽団 
1946年11月13日パリでのライヴ録音
CD. 2
(1)ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 op.102
ピエール・フルニエ(チェロ)
マルコム・サージェント指揮
BBC交響楽団 
1955年8月30日イギリス、エディンバラでのライヴ録音
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
ウィーン・フィル
1958年8月24日ザルツブルクでのライヴ録音
CD. 3
(1)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 二短調 op.108
エウジェニオ・バニョーリ(ピアノ)
1958年9月9日ブザンソンでのライヴ録音
(2)パウル・ベン・ハイム:独奏ヴァイオリンのためのソナタ ト長調 op.44
1958年9月9日ブザンソンでのライヴ録音
(3)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
フェルナンド・プレヴィターリ指揮
トリノRAI交響楽団
1953年12月18日トリノでのライヴ録音
CD. 4
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
アンドレ・クリュイタンス指揮
パリ音楽院管弦楽団 
1946年11月13日パリでのライヴ録音
(2)パガニーニ:ロッシーニの「こんなに胸騒ぎが」による序曲と変奏曲
1961年5月9日フランス、ボルドーでのライヴ録音
(3)プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 op.94
エウジェニオ・バニョーリ(ピアノ)
1961年5月9日フランス、ボルドーでのライヴ録音
(4)ラヴェル:ツィガーヌ
エウジェニオ・バニョーリ(ピアノ)
1958年9月9日ブザンソンでのライヴ録音
(5)サン=サーンス:序曲とロンド・カプリッチョーソ op.28
1958年9月9日ブザンソンでのライヴ録音
以上、ヴァイオリンは全て ジノ・フランチェスカッティ
録音時期や場所は多岐に渡っておりますので音質の統一感はありませんが、
全体的に、とても良い音質で聴きやすいです。内容も充実のセットです。

ANDRCD9113 ¥950
ジェルメーヌ・リュバン(ソプラノ)ファースト・レコーディング集
フランスのワグネリアン・ソプラノとして有名なGermaine Lubin(1890-1979)
は、1930年にパリ・オペラ座でイゾルデを歌い絶賛された後、ワーグナーを
得意とし、1939年バイロイトでイゾルデを歌う最初のフランス人となりました。
(その際の録音が、このアルバムに収録されています)その歌声はアドルフ・
ヒットラーにより賞賛されました。ヒットラーの寵愛を受けナチスが企画する
コンサートにも度々出演したことから、第二次世界大戦後、ナチスとの関係に
疑惑を持たれ、無罪判決を受けるも財産の没収や投獄を受け、フランスからの
追放を言い渡されました。その後、1950年にパリに戻り活躍の場を見つけよう
としますが1953年に息子の自殺を受け、復帰を断念。1979年に89歳で死去しま
す。
下記の全16曲を収録
ヴィクトル・デ・サーバタ指揮バイロイト祝祭歌劇場管弦楽団との1939年バイ
ロイトでのワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」から「愛の死」ライヴ
 他、
ワーグナーの作品から7曲、ヴェーバー:「魔弾の射手」から、
レイエ:「シュギール」から、グノー:「ファウスト」から
プッチーニ:「トスカ」、ショパン:練習曲第3番「別れの曲」(編曲)
シューベルト:「魔王」、デュランテ:「愛に満ちた聖処女」、ヴォルフ:
「さぁ歩きましょう、マリア」、
ドビュッシー:「あなたの顔を見て私はおののく」
録音年代は1920年代から1930年代後半にわたって、おり多くがアナログ・レコ
ードの音質ですが、とても良い状態です。

ANDRCD9115 2枚組 ¥1750
カルロス・ゴメス:歌劇「イル・グァラニ(グァラニ一族)」
Jose Perrota(ドン・アントニオ:Bs)
Niza de Castro Tank(チェチーリア:S)
Manrico Patassini(ペーリ:T)
Paschoal Raymundo(ドン・アルヴァーロ:T)
Paulo Fortes(ゴンザレス:Br) 
アルマンド・ベラルディ指揮
サンパウロ交響楽団、合唱団
1959年8月サンパウロでのセッション録音
ブラジルで生まれイタリアに留学し活躍したアントニオ・カルロス・ゴメス
(Antonio carlo Gomes 1836-1896)によって作曲された1870年にミラノ・スカ
ラ座で初演された4幕の歌劇です。ブラジル先住民アマゾン・インディオのグ
アラニ族を主題としたブラジルの作家によるロマンス小説を素にした作品で、
楽曲にブラジル的な要素(リズムやメロディ)を多く取り入れ、イタリア歌劇と
して仕上げています。当時は、大ヒットするも、現在では聴く機会の少ない歌
劇であり、今回の発売は学術的にも貴重であると考えます。
1900年生まれのブラジル人指揮者ベラルディを含め、レベルの高いブラジル人
歌手を起用。非情に優れた質の高い演奏です。
※音質はとても良いです。




<MYTO>
MDCD0015 2枚組 ¥3050
ヴェルディ:レクイエム
ギネス・ジョーンズ(ソプラノ)
グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ)
フランコ・コレッリ(テノール)
エツィオ・フラジェッロ(バス)
ズービン・メータ指揮
ロスアンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団
1967年11月14日ロスアンゼルスでのライヴ録音
ボーナス・トラックとして
フランコ・コレッリ(テノール)によるプロビデンス(Providence アメリカ:
ロード・アイランド州)での1967年の演奏会から 他のアリア集を収録。
旧MYTOレーベルから13245というカタログ番号で発売されていたものです。
リマスターリングを行っての待望の発売となります。
音は少々篭っており、明確ではありませんが、演奏は素晴らしいです。
メータの牽引力と共にベストな状態のキャストが大伽藍のような音楽を作り
上げます。




<WALHALL>
WLCD0364 2枚組 ¥1750
ベルク:歌劇「ヴォツェック」(英語)
ヘルマン・ウーデ(ヴォツェック:Br)
クルト・バウム(鼓手長:T)
チャールズ・アンソニー(アンドレアス:T)
ポール・フランク(大尉:T)
カール・デンヒ(医者:Bs)
エリナー・スティーバー(マリー:S)
マーガレット・ロッジェロ(マルグレート:A)
カール・ベーム指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1959年3月14日メトロポリタンでのライヴ録音
冒頭、放送用にキャストを紹介するアナウンスが入ります。
音質はとても、良いです。
メトロポリタンでの「ヴォツェック」初演(1959年3月5日)に続く2回目の公演
のライヴ。

WLCD0366 3枚組 ¥2780
ヴィントガッセン ワーグナー:楽劇「神々のたそがれ」
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリート:T)
ヘルマン・ウーデ(グンター:Br)
ローレンス・デイヴィッドソン(アルベリヒ:Br)
クルト・ベーメ(ハーゲン:Bs)
マーガレット・ハーショー(ブリュンヒルデ:S)
マリアンネ・シェヒ(グートルーネ:S)
ジーン・マデイラ(ヴァルトラウテ:Ms)
フリッツ・シュティードリー指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1957年3月2日メトロポリタンでのライヴ録音
とても良い音質です。

WLCD0367 3枚組 ¥2780
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」
ラウリッツ・メルヒオール(トリスタン:T)
キルステン・フラグスタート(イゾルデ:S)
ケルスティン・トルボルイ(ブランゲーネ:Ms)
アレクサンダー・キプニス(マルケ王:Bs)
ユリウス・ヒューン(クルヴェナール:Br)
エメリー・ダーシー(メロート:T)
エーリヒ・ラインスドルフ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1941年2月8日メトロポリタンでのライヴ録音
録音年代の古さを感じさせる音ですが、全体的に良質な音質です




<MYTO HISTRICAL>
MYTO 313 2枚組 ¥1750
プッチーニ:歌劇「ボエーム(全曲)」(ドイツ語)
ピラール・ローレンガー(ミミ)
リタ・シュトライヒ(ムゼッタ)
シャーンドル・コーンヤ(ロドルフォ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(マルチェロ) 
ホルスト・ギュンター(ショナール)
アルベルト・エレーデ指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団、合唱団
1960年 ベルリンでのスタジオ録音(ステレオ)
DGレーベル他から発売あり
音質は、全体的にポップ音が気になるものの、良質なステレオです。

MYTO 314 2枚組 ¥1750
マリア・カラス 1953年 ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
マリア・カラス(レオノーラ)
エベ・スティニャーニ(アズチェーナ)
ジーノ・ペンノ(マンリーコ)
カルロ・タリアブエ(ルーナ伯爵)
ジュゼッペ・モデスティ(フェルナンド)
アントニーノ・ヴォットー指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
1953年2月23日 ミラノ・スカラ座でのライヴ録音
MYTOレーベル他から発売あり。音質は良好です。
若々しいマリア・カラスが魅力的な名盤の復刻です。

MYTO 315 4枚組 ¥3380
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
ヨゼフ・グラインドル(ハンス・ザック)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ワルタ・フォン・シュトルツィンク) 
カール・シュミット=ヴァルター(ジクトゥス・ベックメッサー)
テオ・アダム(ファイト・ポーグナー)
ゲルハルト・シュトルツェ(ダヴィッド)
エリーザベト・グリュンマー(エヴァ)
エリーザベト・シュルテル(マグダレーネ)
ヨゼフ・クリップス指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1961年バイロイトでのライヴ録音 初出!
ウィーンの巨匠ヨゼフ・クリップスによる唯一のバイロイトでの演奏記録。
この年は、パルジファルをクナッパーツブッシュ、指輪をケンペ、タンホイザ
ーとオランダ人をサヴァリッシュが指揮。誠実で美しく奏でられる音楽作りが
魅力的な初出となる貴重な音源のアルバムです。
音質はライヴならではの傷も聴かれますが、非常に良いです。




<OPERA RARA>
ORC46 3枚組 ¥6280
ロッシーニ:歌劇「パルミーラのアウレリアーノ」
ケネス・ターヴァー (アウレリアーノ: T)
カトリオーナ・スミス (ゼノービア: S)
シルヴィア・トロ・サンタフェ (アルサーチェ: Ms)
エズギ・クトゥル(ブブリア: S)
ジュリアン・アレクサンダー・スミス(オラスペ: T)
ヴヤニ・ムリンデ(リチーニオ: Bs)
アンドリュー・フォスター=ウィリアムス(大祭司長: Bs)
マウリツィオ・ベニーニ指揮
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
ジェフリー・ミッチェル合唱団
2010年10月スタジオ録音
2010年10月23日ロンドンで演奏会形式での上演(オペラ・ララ40周年記念-パ
トロンであった偉大なソプラノ歌手サザーランドのために捧げられた)でシル
ヴィア・トロ・サンタフェのスター性、ケネス・ターヴァーの威厳と自己抑制
されたその演技と声によって絶賛されたキャストによるスタジオ録音です。




<ARCHIPEL>
ARPCD0489 ¥880
モーツァルト:歌劇「ツァイーデ」
マリア・シュターダー(ツァイーデ)
フリッツ・ヴンダーリヒ(ゴーマッツ)
フリッチョフ・セントパウル(アラツィム)
ペトル・ムンテアヌー(ソリマン皇帝)
ホルスト・ギュンター(オスミン)
アルフォンス・リシュナー指揮
シュトゥットガルト放送交響楽団、合唱団
1956年10月23日スタジオ録音




<ANDROMEDA>
ANDRCD9109 2枚組 ¥1750
シューベルト:
CD. 1
(1)交響曲第9番「グレイト」 D.944
1940年12月19日アムステルダム
(2)アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
ガスパール・カサド(チェロ) Gaspar Cassado
1940年12月12日アムステルダム
CD. 2
(1)交響曲第8番「未完成」 ロ短調 D.759
1942年11月アムステルダム
(2)「軍隊行進曲」第1番 ニ長調 D.733-1
1942年4月17日アムステルダム
(3)「ロザムンデ」序曲 D.797
1941年11月27日アムステルダム
ボーナス・トラックとして
(4)シューマン:ピアノ協奏曲 ロ短調 op.54
エミール・フォン・ザウアー(ピアノ)
1940年10月10日アムステルダム
以上全ての演奏は ウィレム・メンゲルベルク指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
多くの復刻を手がけるANDROMEDAレーベルが自信を持ってお薦めするメンゲル
ベルクの名演奏の復刻です。

ANDRCD9111 2枚組 ¥1750
ドヴォルザーク:
CD. 1
(1)交響曲第9番「新世界より」 ホ短調 op.95
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
1940年4月23,24日アムステルダム
(2)チェロ協奏曲 ロ短調 op.104
モーリス・ジャンドロン(チェロ)
パリ放送大管弦楽団
1944年1月16日パリ
CD. 2
(1)ヴァイオリン協奏曲 イ短調 op.53
マリア・ノイス(ヴァイオリン)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
1943年3月25日アムステルダム
ボーナス・トラックとして
(2)ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 op.21
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
1940年4月14日アムステルダム
以上全ての指揮は ウィレム・メンゲルベルク指揮
多くの復刻を手がけるANDROMEDAレーベルが自信を持ってお薦めするメンゲル
ベルクの名演奏の復刻です。

<ソニー・ミュージックダイレクト>
MECO 1013 ¥3000
国内盤仕様
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
横山幸雄(ピアノ)
小泉和裕(指揮)、東京都交響楽団
横山幸雄デビュー20周年記念アルバム。ピアノ協奏曲の中でも特に人気が高い
極め付けの名曲、チャイコフスキー1番とラフマニノフ3番というゴールデンカ
ップリング。横山のピアノと小泉和裕率いる東京都交響楽団のアンサンブルは
極めて高い親和性を見せるが、その深いエスプレッシーヴォ、千変万化する音
の色彩、凄まじいドライブ感は圧巻の一言。グリーグのピアノ協奏曲以来、実
に15年ぶりとなる横山幸雄の満を持してのコンチェルト・アルバムである。




<GreenNaraeMedia DVD(Korea)>
GNM 3002540(DVD-Video) 4枚組 ¥2700
ベートーヴェン:交響曲全集
クラウディオ・アバド指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲第1番-第8番
2011年2月ローマ聖チェチーリア音楽院ホール ライヴ録音
交響曲第9番
カリタ・マッティラ(Sop)ヴィオレ-タ・ウルマーナ(MSop)
トマス・モーザー(Ten)アイケ・ヴィルム・シュルテ(Br)
スウェーデン放送合唱団、エリック・エリクソン室内合唱団
2000年5月ベルリン・フィルハーモニーライヴ録音 
こちらの商品は特にしっかりした紙箱に入っているわけではなく、薄いビニー
ルで結束してあるだけの簡易パックになっております。ご了承ください。




<Brilliant Classics>
BRL 94369 25枚組 ¥7800
リムスキー・コルサコフ:作品集
Disc. 1
交響組曲「シェエラザード」Op.35
サトコからのエピソードOp.5、インドの歌
ロリス・チェクナヴォリアン指揮
アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団
Disc. 2、Disc. 3
歌劇「皇帝の花嫁」序曲
セルビア幻想曲Op.6
交響曲第1番、第2番
3つのロシアの歌による序曲Op.28
ヨンダニ・ブット指揮、フィルハーモニア管弦楽団
交響曲第3番
おとぎ話Op.29
ヨンダニ・ブット指揮、ロンドン交響楽団
Disc. 4
組曲「金鶏」(グラズノフ、M.シテインベルク編・補作)
組曲「サルタン皇帝の物語」Op.57
熊蜂の飛行
組曲「クリスマス・イヴ」
ロリス・チェクナヴォリアン指揮
アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団
Disc. 5
組曲「見えざる町のキーテジと聖女フェヴローニャの物語」
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
組曲「パン・ヴォイェヴォーダ」Op.59
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、ボリショイ劇場管弦楽団
ピアノ協奏曲Op.30
スヴャトスラフ・リヒテル(pf)
キリル・コンドラシン指揮、モスクワ・ユース交響楽団
Disc. 6
ピアノ三重奏曲(M.シテインベルク補作)
オイストラフ三重奏団
ピアノと木管のための五重奏曲変ロ長調
フェリシア・ブルメンタール(pf)
ロンドン・ニュー・フィルハーモニア・ウィンドアンサンブル
Disc. 7
4つの歌Op.2
あなたの頬に私の頬を寄せて、ばらのとりこになった夜うぐいす、子守歌、
私の涙から
4つの歌Op.3
樅と棕櫚、南の夜、金色の雲は眠りにつき、グルジアの丘で
4つの歌Op.4
あなたにとって私は何でしょう、使者、暗い森の中 
ナイチンゲールは黙っている、静かに夕暮れが燃え立っている
4つの歌Op.7
あなたに語る私の甘く悩ましげな声、
ヘブライの歌「眠れ、しかし覚めやすい心は寝つかれない」、
スヴィテジャンカ、あなたの眼差しは空のように輝く
6つの歌Op.8
あなたのもとへ私の思いは馳せる、夜、ひめごと、起きて去れ 夜は明けた、
ばらと酒の国に来たまえ、私は信ずる 愛されていると
2つの歌Op.25
私の歌に、あなたの眼を見つめる時
4つの歌Op.26
激しい心の衝動、呪文、遠い祖国の岸へ、ズライカの歌
ナターリャ・ゲラシモーヴァ(Sop)ヴラディーミル・スカナヴィ(pf)
Marina Choutova(MSop)Elena Tcheglakova(pf)
アレクセイ・マルティノフ(Ten)アリストテリ・コンスタンチニージ(pf)
ミハイル・ランスコイ(Br)イリヤ・シェプス(pf)
Disc. 8
4つの歌Op.27
魂は柔らかく天に舞う、こだま、お前とあなた、
許して転落の日々を思い出さないで
4つの歌Op.39
ああ お前がもう一度、西空は次第に青ざめて、静けさは黄金の畑をおおい、
眠れ 哀れな友よ
4つの歌Op.40
黄金の畑が波うつ時、真夜中の空に、夜のしじまの中で、
私は決めた時刻にお前を待っていた
4つの歌Op.41
眠りなき太陽、私は不幸だ、月よ お前が好きだ、果樹園で思う
4つの歌Op.42
息をころしたささやき、私はお前に挨拶にきた、たなびく雲は薄くなり、
私のいたずらな娘
歌曲集「春に」Op.43
ひばりの歌声は響き、高嶺に吹く風もなく、
清くかぐわしいあなたの立派な花環、それは早春のことだった
ナターリャ・ゲラシモーヴァ(Sop)
ヴラディーミル・スカナヴィ(pf)
Marina Choutova(MSop)
Elena Tcheglakova(pf)
アレクセイ・マルティノフ(Ten)アリストテリ・コンスタンチニージ(pf)
ミハイル・ランスコイ(Br)イリヤ・シェプス(pf)
セルゲイ・バイコフ(Bs)イリヤ・シェプス(pf)
Disc. 9
詩人にOp.45
こだま、芸術、8行詩、疑い、詩人
歌曲集「海辺にて」Op.46
波は砕け音をたてしぶきを上げる、海は泡立たず波ははね上がらず、
海は波打ち、私を信ずるな 友よ、波は盛り上がり
4つの歌Op.50
娘と太陽、歌手、静かな青い海、私はまだあの人を愛している
5つの歌Op.51
無為にすぎゆく日々、美しい人よ 私のために歌わないで、
しぼめる花 美しい女、もの憂い日は消え
テノールのための4つの歌Op.55
目覚め、ギリシャの乙女に、夢、私は幸福のために死ぬ
ソプラノのための2つの歌Op.56
ニンフ、夏の夜の夢
ナターリャ・ゲラシモーヴァ(Sop)ヴラディーミル・スカナヴィ(pf)
アレクセイ・マルティノフ(Ten)アリストテリ・コンスタンチニージ(pf)
ミハイル・ランスコイ(Br)イリヤ・シェプス(pf)
セルゲイ・バイコフ(Bs)イリヤ・シェプス(pf)
Disc. 10
神の人アレクセイの詩Op.20
カンタータ「賢者オレーグの歌」Op.58
ドミトリー・コルチャック(Ten)ニコライ・ディデンコ(Bs)
カンタータ「ホメロスより」Op.60
スヴェトラーナ・ジゾーワ(MSop)タチャーナ・フェドトワ(Sop)
カンタータ「スヴィテジャンカ」Op.44
エレナ・ミトラコーヴァ(Sop)ドミトリー・コルチャック(Ten)
ヴラディーミル・ジヴァ指揮、モスクワ交響楽団、他
Disc. 11、Disc. 12
歌劇「5月の夜」
ヴィターリ・タラシチェンコ(Ten)
ナタリア・エラソヴァ(MSop)
マリーナ・ラピナ(Sop)
ヴャチェスラフ・ポチャプスキ(Bs)
アレクサンデル・アルヒポフ(Ten)
ピョートル・グルボーキィ(Bs)
ニコライ・レシェトニアク(Br)
アンドレイ・チスチャコフ指揮、ボリショイ劇場管弦楽団、他
Disc. 13-Disc. 15
歌劇「雪娘」
エレーナ・ゼメンコワ(Sop)
ニコラ・ギュゼレフ(Bs)
アレクサンドリーナ・ミルチェワ(MSop)
リュボミール・ヂャコフスキー(Ten)
ヴェッセラ・ゾローワ(MSop)
リュボミール・ヴィデノワ(Br)
ストイヤン・アンゲロフ指揮 ブルガリア放送交響楽団、他
Disc. 16
歌劇「モーツァルトとサリエリ」Op.48
アレクセイ・マスレニコフ(Ten)エフゲニー・ネステレンコ(Bs)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、ボリショイ劇場管弦楽団
Disc. 17
歌劇「貴婦人ヴェーラ・シェロガ」Op.54
ステフカ・エフスタティエヴァ(Sop)
アレクサンドリーナ・ミルチェワ(MSop)
ステフカ・ミネバ(MSop)
Peter Bakardzhiev(Bs)
ディミター・スタンチェフ(Bs)
ストヤン・アンゲーロフ指揮、ブルガリア放送交響楽団、他
Disc. 18、Disc. 19
歌劇「皇帝の花嫁」
エカテリーナ・クドリアフチェンコ(Sop)
アルカディ・ ミシェンキン(Ten)
ヴラジスラフ・ヴェレスニコフ(Br)
ニーナ・テレンティエヴァ(MSop)
ウラジーミル・クドリャショフ(Ten)
ピョートル・グルボキー(Bs)
エレーナ・オコリシェヴァ(MSop)
イリーナ・ウダローワ(MSop)
ニコライ・ニジエンコ(Bs)
アンドレイ・チスチャコフ指揮、ボリショイ劇場管弦楽団、他
Disc. 20-Disc. 22
歌劇「見えざる都市キーテジと乙女フェヴローニャの物語」
イヴァン・ペトロフ(Bs)
ヴラディーミル・イワノフスキー(Ten)
ナタリア・ロジェストヴェンスカヤ(Sop)
ドミトリー・タルホフ(Ten)
イリヤ・ボグダノフ(Br)
リディア・メルニコヴァ(MSop)
セルゲイ・コルティピン(Bs)
ボリス・ドブリン (Br)
ティーホン・チェルニャコフ(Ten)
ミハイル・スカージン(Bs)
ワシリー・ネボルシン指揮、モスクワ放送交響楽団、他
ロマンス 歌曲集
もの憂い日は消えOp.51-5
たなびく雲は薄くなりOp.42-3
ああ、お前がもう一度Op.39-1
高嶺に吹く風もなくOp.43-2
8行詩Op.45-3
使者Op.4-2
毒樹アンチャールOp.49-1
イヴァン・ペトロフ(Bs)セミョン・ストゥチェフスキー(pf)
Disc. 23、Disc. 24
歌劇「金鶏」
エレナ・ストヤノヴァ(Sop)
ヤウオラ・ストイロヴァ(Sop)
エフゲニア・ババチェヴァ(MSop)
リュボミル・ボドゥロフ(Ten)
エミル・ユグリノフ(Br)
ニコライ・ストイロフ(Bs)
コスタ・ヴィデフ(Bs)
ディミタール・マノロフ指揮、ソフィア国立歌劇場管弦楽団、他
Disc. 25
交響曲第3番
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、ソビエト国立放送交響楽団
1962年6月録音
交響組曲「シェエラザード」Op.35
ダヴィッド・オイストラフ(Vln)
ニコライ・ゴロワノフ指揮、ボリショイ劇場交響楽団
1950年1月録音
※一部収録曲の順番が入れ替わる場合があります。ご了承ください。
ロシアの作曲家として日本でも人気のあるRコルサコフの作品を集めた25枚組で
す。「シェエラザード」で見せる精巧で壮大な管弦楽曲から「雪娘」の詩的で
美しい旋律まで管弦楽曲を多数収録。歌曲全集や室内楽曲も充実。さまざまな
ジャンルの音楽を含んだボックスです。
またブリリアントレーベルならではの珍しいオペラも多数収録しています。
またブックレット(英語表記のみ)はロシアの音楽学者でジャーナリストのデイ
ビッド・ニースによって書かれたRコルサコフの作品と生涯を中心にまとめた
素晴らしいものとなっています。

<WEITBLICK>
鬼才ヘルベルト・ケーゲルによるブルックナーの交響曲は1999年にODE
CLASSICSより一気に7曲が発売されて、演奏水準の高さでファンの度肝を抜き
ましたがレーベル解散もあって、長らく廃盤となっておりました。今回改めて、
ケーゲル未亡人、ドイツ放送アーカイヴのライセンスを得てWEITBLICKが新た
にマスタリングしなおして再発売の運びとなりました。ブルックナーとマーラ
ーを同等のハイレベルで演奏しえた名匠ケーゲルの貴重な遺産です。
既発売は第3番(SSS0114)、第4番(SSS0115)、第5番(SSS0116)、第6番(SSS0117)

SSS0118-2 ¥1980
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1971年5月17日-28日ステレオ・スタジオ録音
旧東ドイツの放送オーケストラは日程に恵まれていたのか放送用のセッション
もレコード録音なみに日数をかけております。ほかの曲目の演奏に比して比較
的遅めのテンポが採用され抒情性満点。柔らかく細密な仕上がりを見せます。
聴衆を前に盛り上がるイキの良いケーゲルとは別の一面を見せてくれます。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。

SSS0119-2 ¥1980
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1975年3月11日ステレオ・ライヴ録音
この翌日からケーゲルはスタジオ・セッション録音を残しておりまして、こち
らはPILZ盤で親しまれましたが、音質演奏ともにこちらのほうが上であると言
えましょう。切れ味鋭いブルックナー。牧歌的な演奏を期待する方はお避けに
なったほうがよろしいでしょう。鮮血が迸るようなブルックナーでチェリビ
ダッケなどの超常現象的ブルックナーの対極にある目の前で起きるドキュメン
タリータッチのブルックナーと言えるかもしれません。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。

SSS0120-2 ¥1980
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1975年12月16日ステレオ・ライヴ録音
ブルックナーの最後の作品である第9番もケーゲルは、特別な感傷を注入するこ
となく、55分という快速で突っ走ります。とはいえ無感傷は無感情にあらず。
冷たいけれど触れると火傷をする……、ドライアイス的演奏と申せましょう。
リズム感がしっかりしているのでリリカルにも聴こえますが内声の抉りには心
しびれます。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。




<TR(ティー・アール)レーベル(日本)>
MHH-0026 ¥2500
ソロピアノで奏でるピアソラ集II
「天使のタンゴ」組曲-孤独・ムムキ 他
アストル・ピアソラ(北條直彦,編曲):
(1)-(4)「天使のタンゴ組曲」(天使のイントロダクション/天使のミロンガ
/天使の死/天使の復活)
(5)孤独/(6)ムムキ/(7)アディオス・ノニーノ
広瀬美紀子(ピアノ)
録音:2012年4月19日 海老名市文化会館(小)
このCDについて(北條直彦,ライナーノートより抜粋)
私が広瀬さんの依頼を受けてピアソラ五重奏団の演奏をピアノ独奏曲に編曲し、
初めて彼女がピアソラに取り組んだ「ブエノスアイレスの四季」が出てから早
くも5年の歳月が経った。その間、彼女は白寿ホールでのリサイタルを始め多く
のコンサートに出演の際にピアソラを演目に多く取り上げ彼の音楽への理解を
深め、着実に研鑽を積んできた。その大きな成果の証と云えるのが今回のこの
ピアソラのピアノ独奏CD、第2弾である。第1弾の「ブエノスアイレスの四季」
に比べるとこのCD収録の(華麗なアディオス・ノニーノ以外の)「天使のタンゴ」
シリーズ、「孤独」、「ムムキ」は、前者に比べるとどちらかと云うと地味か
もしれないが、人間の内面を、人生の哀愁を、そしてノスタルジーを歌ってい
る実に味わい深い名曲揃いなのだ。静寂の深夜、ひっそりと一人で耳を傾ける
には最適なCDであろう。
※広瀬美紀子(ピアノ)
東京芸術大学音楽学部及び同大学院ピアノ科修了。1981年デビュー・リサイタ
ル以来、交響楽団と協演、室内楽、伴奏及びソロで全国各地のコンサート、音
楽祭にも多数出演。1990-91年の間、渡仏。その間にナント市、ベル・トウ市、
ル・マン市でのコンサートに出演。ショパン・コンクールinアジア、PTNAコン
ペティション等、各種コンクールの審査員、日本ヴィラ=ロボス協会会員。現
在山梨県立大講師、PTNA八王子中央ステーション代表、八王子音楽院院長。

●同時に旧譜も取り扱い開始します!
MHH-0024 ¥2500
ソロピアノで奏でるピアソラ集
「ブエノスアイレスの四季」-アディオス・ノニーノ
アストル・ピアソラ((1)(3)(4)北條直彦,編):
(1)ブエノスアイレスの四季/(2)3つの前奏曲/
(3)アディオス・ノニーノ/(4)忘却-オブリビオン
広瀬美紀子(ピアノ)
録音:2007年11月28日 パルテノン多摩(小ホール)

VA-09001 ¥2500
「ヴィラ=ロボス:ピアノ作品集Vol.1」
(1)ワルツ・スケルツォ/(2)波に揺れて-練習曲
(3)ニューヨーク・スカイライン/(4)-(7)ブラジル風バッハ第4番
(8)神秘的なワルツ/(9)真実の詩-飾りのない詩/(10)白いインディオの踊り
(11)悲嘆/(12)ロマンティックなワルツ/(13)苦悩のワルツ
広瀬美紀子(ピアノ)
録音:2009年5月27日,6月9日




<東武レコーディングズ>
TBRCD 0018 ¥2200
レスピーギ:ローマ三部作
(1)交響詩「ローマの噴水」/(2)交響詩「ローマの松」
(3)交響詩「ローマの祭」
演奏タイミング:(1)[17:00]/(2)[23:00]/(3)[26:30]
山田一雄(指揮)
東京都交響楽団
録音:1989年3月30日第210回都響プロムナードコンサート,デジタル・ライヴ
今年生誕100年を迎え、生前には決してディスクに恵まれていたとは言えない巨
匠も数々の未発表録音が発売されるなどその活動が正に蘇ろうとしている山田
一雄。東武レコーディングは、「ローマ三部作」を選びました。これらは最も
ヤマカズさんにぴったりな派手な曲ですが、今まで「ローマの祭」の京都大学
交響楽団とのプライヴェート盤が存在するのみでした。ノリノリの指揮ぶりが
目に見えるかのようです。特に「アッピア街道の松」では低弦に合わせるかの
ような唸り声が凄まじく、聴衆の熱狂も頷ける快演。その好調を持続しての
「ローマの祭」、ゲルギエフも真っ青の強烈なタメがあり、これぞ山田一雄の
真骨頂とも言える伝説的狂乱と申せましょう。いやあ、熱い!シャープな切味
で都響も現在に劣らぬ妙技を堪能させてくれます。優秀なデジタル録音。
※サウンド・マスタリング:WEITBLICK




<アクースティカ(パウ)レーベル(日本)>
PANU-4001 ¥2500
「展覧会の絵」
(1)ムソルグスキー:展覧会の絵
(2)チャイコフスキー:「指揮」Op.37bisより「6月・舟歌」
(3)ラフマニノフ:前奏曲「鐘」Op.3-2
木曽真奈美(ピアノ)
録音:2011年9月27-29日,岐阜サラマンカ・ホール(DSD方式)
木曽真奈美の演奏による「展覧会の絵」を聴いて強い感銘を受けた。それは、
ムソルグスキーが描いた「心のプロセス」が強い共感をもって表出されていた
からである。すべてが考え抜かれ、そして“語っている”演奏なのである。
(林田直樹,解説より抜粋)
音楽には人の心を救う力がある。さらにはその人の人生までも変えてしまうこ
とがある。私にとって、「展覧会の絵」はそんな1曲です。(木曽真奈美)
※木曽真奈美は14歳で名古屋フィルと協演、16歳で米国演奏旅行。
東京芸術大学大学院を卒業後はベルリン弦楽四重奏団、A.ヴェデルニコフ指揮
ロシアフィルハーモニー交響楽団、小林研一郎指揮日本フィルハーモニー交響
楽団、沼尻竜典指揮同交響楽団なと、多数のオーケストラ、室内合奏団と協演
を重ねている。特にラフマニノフのピアノ協奏曲第2番などロシア音楽を得意と
している。
今回のプログラム「展覧会の絵」は木曽がライフワークとして取り組む作品で、
その演奏に当たっては日本人として初めてムソルグスキーの生地を訪れ、また
自筆譜の研究をするなどより深く作品に肉薄する研鑽を積んで来ている。
また彼女にとって「展覧会の絵」は心を救う音楽であり、その演奏会では多く
の聴衆が涙を浮かべながら音楽に聴き入るという希有の現象が起こっている。
響きの豊かな岐阜サラマンカ・ホールで行われた録音は、DSD方式で収録されダ
イナミックでありながら繊細な色彩感にあふれた仕上がりになっています。




<MARQUIS>
MAR 81427 ¥1980
「コネクションズ」-フランスのチェロ作品集
(1)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ第1番(チェロ演奏版)
(2)ショーソン:詩曲
(3)フォーレ:パピヨン
(4)フランク:チェロ・ソナタ(原曲:ヴァイオリン・ソナタ)
ウィノナ・ゼレンカ(Vc)、
コニー・シー(Pf)
録音:2011年8月、CBCグレン・グールド・スタジオ,トロント
ウィノナ・ゼレンカはトロント在住のカナダの若手チェリストで米インディア
ナ大学でヤーノシュ・シュタルケルに師事、現在はトロント響在籍し首席奏者
を務めている。オーケストラの他、室内楽、ソリストとしても活動している。
MARQUISレーベルからはバッハの無伴奏チェロ組曲・全曲(品番:MAR81509)が発
売になっており、好評を博している。このアルバムはチェロで弾いたヴァイオ
リン・ソナタを最初と最後に持ってきた、ちょっと捻ったオール・フランス・
プログラムで、彼女の繊細な表現、音色にぴったり。

MAR 81433 ¥1980
「古き巨匠へのオマージュ」
-カルロス・セイシャスの鍵盤ソナタ集
カルロス・セイシャス(1704-1742):
13曲のソナタ、一曲のソナタ=フーガ(全25トラック)
アーニャ・アレクセーエフ(Pf)
録音:2011年8月
ポルトガルのバロックの大家セイシャスの鍵盤ソナタを収録。ソナタといって
も2分半の単一楽章といった小さなものから、全3楽章で10分近くにもなる作品
まで実に多様な作品が収録されています。アーニャ・アレクセーエフはロシア
出身でモスクワ・チャイコフスキー音楽院を卒業後、ロンドンの王立音楽院で
学んだ。現在は西ヨーロッパ、アメリカ、カナダを中心に活動している。1995
年にはポール・マッカートニーの最初のピアノ・ソロ作品「リーフ」を初演し
たことでも知られる。最近はMARQUISから「パラレル」(スクリャービンとロス
ラヴェッツの同じタイトルの作品を集めたアルバム,MAR81415)が好評を博し
ている。

MAR 81513 10枚組 ¥9800
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
ピアノ・ソナタ第1番-第32番
スチュアート・グッドイヤー(Pf)
録音:2010-2012年、CBCグレン・グールド・スタジオ,トロント
スチュアート・グッドイヤーはカナダ・トロント出身で地元トロント音楽院で
学んだ後、ジュリアード音楽院で学士号を修得。ソリストとしてニューヨーク
・フィル、トロント響、フィラデルフィア管と共演している。レパートリーは
バッハからベートーヴェン、ガーシュイン、メシアンまで及び、自ら作曲も行
うマルチ・タレントである。先に発売になっていた後期ピアノ・ソナタ集
(MAR81507)でも曖昧さのない明晰さと緩徐楽章における繊細さが評判となって
おり、グラモフォン誌などでも絶賛されている。




<BRIDGE>
BCD 9382 ¥1980
「ポール・ルーザースの音楽第8集」
ポール・ルーザース(b.1949):
(1)オフレッド組曲(2000)-歌劇「ハンドメイド・テイル」より
(2)ツンドラ(1990)-ジャン・シベリウスへのオマージュ
(3)交響曲第3番「ドリーム・キャッチャー」(2005-06/2009)
スコット・ユー(指揮)
オーゼンセ交響楽団
(1)スザンナ・フィリップス(Sop)
録音:2012年1月
デンマークの現代作曲家ルーザースの8枚目となる作品集。オフレッド組曲は
歌劇からの組曲。また第7集(BCD9375)の交響曲第4番「オルガン付き」に続い
て交響曲が登場。その交響曲第3番「ドリーム・キャッチャー」は、ハリウッ
ドの映画音楽を思わせる、大管弦楽を駆使した効果満点の交響曲。シベリウス
好きにはたまらない、ツンドラ-シベリウスへのオマージュを収録。

BCD 9358 2枚組(1枚価格) ¥1980
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV1001-1006
セシリア・アルゼウスキ(Vn)
録音:2011年3月/5月
アルゼウスキはポーランド出身で1957年に家族と共にイスラエルへ移住、テル
アビブ音楽院で学んだ後、ジュリアード音楽院でイヴァン・ガラミアンに師事
した。2008年までアトランタ響のコンミスを務めた後、現在はソリストとして
活躍。確かなテクニックと毅然と前に進もうとする強固な意志に貫かれた音楽
性、凛とした音色はバッハ演奏史に新たな一頁を開いたといっても言い過ぎで
はない。

BCD 9367 ¥1980
「メンデルスゾーン姉弟のピアノ音楽」
フェリックス・メンデルスゾーン:ソナタ ト短調Op.105
ファニー・メンデルスゾーン:ソナタ ト短調
フェリックス・メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ
ファニー・メンデルスゾーン:
前奏曲とフーガ、ラルゴ、アンダンテ・ディ・モルト、前奏曲とトッカータ
ジョアン・ポーク(Pf)
録音:2011年1月
ジョアン・ポークはジュリアード音楽院で音楽博士号を取得しソロ、室内楽の
分野で活躍している。アメリカの女流作曲家エイミー・ビーチのピアノ作品全
集、歌曲集(ピアノ伴奏を担当)、クララ・シューマンの歌曲全集の録音にも参
加しており、才能ある女流作曲家の再評価に務めている。

BCD 9373 ¥1980
「アメリカのフルート五重奏曲」
ジョン・タワー(b.1938):ライジング(2010)
アーサー・フット(フート)(1853-1937):2つの小品(1918)
エイミー・ビーチ(1867-1944):主題と変奏Op.80
キャロル・ウィンセンス(Fl)、
ケヴィン・ローレンス(Vn)、
キャロリン・スチュアート(Vn)、
シェイラ・ブラウニー(Va)、
ブルックス・ホワイトハウス(Vc)
録音:2011年12月
エマーソンSQと共演したモーツァルトのフルート四重奏曲集の録音(DG)で知ら
れるフルートのキャロル・ウィンセンスは現代音楽の初演と紹介に力を入れて
おり、これまでにルーカス・フォス、トビアス・ピッカーらアメリカ勢の他、
ヘンリク・グレツキのコンチェルト・カンタータの世界初演にも参加している。
このCDに収録のジョン・タワー作品はメシアンの影響を受けた穏健な現代音楽、
アーサー・フート、エイミー・ビーチ作品は19世紀から20世紀初頭の様式で書
かれたロマンティックな音楽。




<GEGA NEW>
GR 10 ¥1850
ニコロ・イズワール(1773-1818):
聖ヨハネのための典礼作品集
(1)シンフォニア ハ短調
(2)讃歌「5声のテ・デウム」
(3)詩篇「主が家を建てるのでなければ」
(4)モテット「御身の唇には慈しみが置かれた」
(5)モテット「主は誓う」
(6)グローリア
ローザベッラ・ビアンキ(ソプラノ)
クレア・カルアナ(ソプラノ)
クレア・マッサ(メッゾソプラノ)
シャルル・ヴァンサンティ(テノール)
アルベルト・ブッティギーク(バス)
リチャード・ディヴァル(指揮)
マルタ・フィルハーモニー管弦楽団,
コール・ミラビチュル(合唱)
ロミーナ・モロー(オルガン)
録音:2011年11月29日-12月1日、マルタ
ニコロ・イズワール(1773-1818)はマルタ出身の作曲家。1798年にパリに移り、
多数の作品を書いて大きな名声を築いた。一世代前のパリの大御所ケルビーニ
の古典的音楽と、当時絶大な人気を博したチマローザ、パイジェッロからの影
響を感じさせる作風。イズワールの宗教曲が録音されるのは珍しい。祖国マル
タでの演奏。




<ココロ・レコード(日本)>
KKR-004 ¥3150
「佐藤容子・三味線作品集」
(1)「The Road」-三味線ソロ-(2007年)
(2)「岐店」-三味線と5種類の和管楽器-(2008年)
(3)「つばさ」-三味線・筝-(2006年)
(4)「SHADOWS」-三味線・尺八-(2004年)
(5)「躍心」-三味線二重奏-(2008年)
(6)「風の路」-三味線・尺八・筝-(2012年)
野澤徹也(三味線)
(2)澤田由香(篠笛)、酒井麻椰(龍笛)、田島一枝(笙)、
中村仁美(篳篥)、神令(尺八)
(3)野澤佐保子(筝)
(4)阿部大輔(尺八)
(5)浅野藍(三味線II)
(6)山口賢治(尺八)、(3)野澤佐保子(筝)
このCDは、まさに現代邦楽の今を映し出す、聴覚におけるスナップ写真である。
音楽に反映されている作曲者の深い人生経験、作曲技法、演奏家のテクニック
や、新曲に挑む情熱も同時に味わっていただきたい。
マーティ・リーガン(作曲家)




<QUERSTAND>
VKJK 1214(SACD-Hybrid) ¥2250 ※8月末までのご注文特価 ¥1980
日本語オビ・解説付き
ブルックナー:交響曲第2番ハ短調
(1872年稿、キャラガン校訂版)
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
録音:2012年3月8-11日ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにおけるライヴ
ブルックナーの交響曲第2番は、この作曲家の他の作品とは明らかに異なるス
タイルで書かれている。よく知られる休止の多用。そして、前半の二楽章が長
大で、後半の二楽章が短いという特徴を持つ。ブロムシュテットはいつものよ
うにきびきびとした快速テンポを採用している。休止も、矯めに矯めて止まり、
立ち上がるというような効果、演出など、禁欲的にしない。だから人によって
は生真面目に過ぎると思われるかもしれない。しかし、これは前半が長いこと、
後半が短いことを承知したブロムシュテットが、全体のバランスを考えて行っ
ている知的な理由に起因するのだ。
それゆえに前半は充実しているけど、後半尻つぼまりだなあという印象が全く
ないばかりか、フィナーレの豪快さが第1番のフィナーレを想起させるユニー
クな解釈となっている。思えば、ブルックナーというとオルガン奏者という
側面が強調され、延々とつづく残響がなければ本当でないという誤解が多いの
ではないか?ブロムシュテットはそうした勘違いを払拭してくれる。

VKJK 1215(SACD-Hybrid) ¥2250 ※8月末までのご注文特価 ¥1980
日本語オビ・解説付き
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
(コールス校訂版,2000年)
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
録音:2011年11月24-26日ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにおけるライヴ
ブルックナーの交響曲第9番は、壮麗極まりない作品である。第一楽章などを
聴いているとやはり、マーラーにも通じる現代音楽への扉がこの曲にもあるこ
とを教えてくれる。楽器がどんどん少なくなっていく第三楽章の終結も後年の
ショスタコーヴィチなどにも共通する虚無感がある。但し、古典解釈の権化ブ
ロムシュテットだけのことはある。徒に新しさを求めるのではなく、ハイドン
並のシンプルさをこの曲に見出し、ベートーヴェンの後継者としてのブルック
ナー、古典交響曲の極北として、ブルックナー最後の傑作を紡ぎだす。故に、
作品がシンプルに見える。言い方が悪ければプリミティヴに感じる。混濁した
ところは一切なく、澄んだ水底に光る美しい石のようにこの曲を再現していく。
特に感動したのは、第2楽章の運動神経の確かさ。第三楽章に於ける微細な戸
惑いと揺れ(これまであまりブロムシュテットから感じなかった新しい美点だ!)
である。そしてり合理性、整合性。未完の傑作ではなく、三楽章で完成してい
ることをブロムシュテットは明示する。

VKJK 1230(SACD-Hybrid) 9枚組 ¥21250
ブルックナー:交響曲全集
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
録音:2005年-2012年ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにおけるライヴ
分売で出ていた以下のセット化。
第1番(VKJK1115)、第2番(VKJK1214)、第3番(VKJK1017)、
第4番(VKJK1018)、第5番(VKJK0931)、第6番(VKJK0816)、
第7番(VKJK0708)、第8番(VKJK0604)、第9番(VKJK1215)

VKJK 1202 2枚組 ¥3360
フェルディナント・ヒラー(1811-1885):
オラトリオ《エルサレムの崩壊》Op.24
グレゴール・マイヤー指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス合唱団、
ライプツィヒ・ヴォーカル・コンソート
グドルン・シドニー・オットー(Sop)、アンネッテ・マルケルト(Alt)、
パトリック・グラール(T)、トビアス・フンガー(T)、
ダニエル・オチョア(Br)
録音:2011年11月
ヒラーはフランクフルト出身のドイツのロマン派音楽の作曲家でユダヤ系の裕
福な家庭に生まれる。メンデルスゾーンとも深い親交があり、指揮者、ピアニ
スト、教育者としても活躍。歌劇、オラトリオ、カンタータ、室内楽、協奏曲
など多くの作品を残した。作風は典型的な中期ロマン派で、メンデルスゾーン
らの影響を強く感じさせる一方、J.S.バッハ研究による成果も随所に表れてい
る。

VKJK 1210 ¥1680
「バッハとチャット」
ヨハネス・ゲプハルト(b.1969):コンチェルト・フォー・アス
デヴィット・ティム(b.1969):君は僕と一緒
エデン・アーベス(1908-1995):ネイチャー・ボーイ
ヨハネス・ゲブハルト:ジーザス・グルーヴ
ダニエル・シュマール(Trp,フリューゲルHr)
ヨハネス・ゲブハルト(Org,Pf)、
ヴォルフラム・ディックス(Perc)、
ヤン・ホッペンシュテット(Bass)
録音:2010年10月
バッハの作品をジャズ風にパラフレーズしたフュージョン系音楽のアルバム。

VKJK 1219 ¥1680
「音の世界」-ボッフム・ルール大学大ホールの大クライス・オルガン
J.S.バッハ:前奏曲とフーガBWV541、ソナタBWV527
ルードヴィヒ・ニールセン(1906-2001):
オルガン幻想曲《ニダロスドーメンの鐘》
ウィリアム・ロイド・ウェバー(1914-1982):
前奏曲-オルガンのための3つの演奏会用小品より
リスト:《泣け・非難せよ・提供せよ・狼狽せよ》による変奏曲
サン=サーンス:2つの幻想曲Op.101
ヴィドール:オルガン交響曲第1番よりトッカータ
メシアン:主イエスの降誕のための9つの瞑想-第9曲《私たちと神》
ヨハネス・ウンガー(Org)
録音:2012年2月
ウンガーは1976年ドイツ・ザクセン出身のオルガニスト。2000年にライプツィ
ヒで行われた第12回国際J.S.バッハ・コンペティションで優勝している。バッ
ハからリスト、メシアンまで文字通り古今東西のオルガン作品が収録され、長
いオルガン音楽の歴史をこれ一枚で堪能できる。

VKJK 1222 ¥1680
ヤダスゾーン(1831-1902):ピアノ四重奏曲ハ短調Op.77
メンデルスゾーン:ピアノ四重奏曲ヘ短調Op.2
シューマン:ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.47
ライプツィヒ・ピアノ四重奏団
録音:2012年3月
ライプツィヒに縁の深い中期ロマン派の作曲家たちによるピアノ四重奏曲集。
ヤダスゾーンはライプツィヒ音楽院の名教師として多くの作曲家を育て、対位
法の名教科書も残した。ライプツィヒ・ピアノ四重奏団のメンバーいずれもラ
イプツィヒ音楽院と何らかの関わりのある演奏家たちである。





<若林工房レーベル(日本)>
「ミューズと前衛 -革命前夜のロシア・ピアノ音楽」
WAKA 4164-65 2枚組 ¥3600
●disc-1
スクリャービン:5つのプレリュード Op.74 /
ピアノ・ソナタ 第10番 Op.70 / 2つの詩曲 Op.69
ルリエ:大気のかたち/
プロコフィエフ:風刺 Op.17/
ロスラヴェッツ:5つのプレリュード(1919-22)より第2番・第4番・第5番
●disc-2
メトネル:ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.25-2「夜の風」
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
録音:2012年5月、新川文化ホール(スクリャービン&ルリエ)(DSD録音)
2010年9月、新川文化ホール(プロコフィエフ&ロスラヴェッツ)
(96kHz/24Bit digital録音)
2009年10月2日、HAKUJUホール(東京)におけるライヴ録音(メトネル)
(96kHz/24Bit digital録音)
様々な音楽的実験が繰り広げられていた1910年代、革命前夜のロシア音楽に焦
点をあてたアルバム。スクリャービン(1872-1915)後期の「終末」の精神世界。
ルリエ(1892-1966)作品にみられる幾何学的要素。プロコフィエフ(1891-1953)
の鮮烈なアイロニー。そして「音組織の新体系」へと突き進んでゆくロスラ
ヴェッツ(1881-1944)。いっぽうで保守的な作風を保ちながらも「抒情の革新」
を試みたメトネル(1880-1951)。
進境著しいロシアのピアニスト、メジューエワ独自のパースペテクティヴによ
り、この時代のロシア音楽の豊穣さが改めて浮き彫りにされます。なお、アル
バム・タイトルはメトネルの著書名「ミューズと流行(ファッション)」(1935)
に掛けたもの。超難曲として知られるメトネルのソナタ「夜の風」のライヴ録
音も話題を呼びそうです。




<コウベレックス(日本)>
KRS-453 ¥2800
「宇野功芳 叙情の世界2」 神戸市混声合唱団
(1)-(3)佐藤眞:混声合唱組曲「若人のうた」
(4)-(10)高田三郎:混声合唱組曲「心の四季」
(11)椰子の実、(12)思い出の子守歌、(13)蛇祭り行進、(14)さくら、
(15)ラスト・ワルツ、(16)星の界、(17)庭の千草、(18)故郷を離るる歌
(19)さくら(ボーナス・トラック)
宇野功芳(指揮)
神戸市混声合唱団
沢田真智子(ピアノ)、宮下恵美(ピアノ)
録音:2012年6月9日 神戸新聞松方ホール(公開録音コンサート)
全19トラック、65分07秒(録音/製作:コウベレックス、
協力:財団法人神戸市演奏協会)
神戸市混声合唱団は、幅広いジャンルを網羅する神戸市のプロの合唱団として
国内外で演奏し、活動歴は23年になる。2011年に出したライヴ盤「宇野功芳叙
情の世界」がレコード芸術誌(12月号)の特選盤に選ばれるなど音楽性の豊かさ
と技術的レベルの高さが評価されている。今回、宇野功芳指揮による日本の混
声合唱音楽の第二弾。ライヴの長所を最大限に生かし、聴衆の入場を制限した
公開録音で、神戸新聞松方ホールでの収録。
昭和39年に作曲された佐藤眞の「若人のうた」は、当時では独創的で斬新な名
作といわれ、その迫力とダイナミズムは、それぞれの主題が聴く人にまっすぐ
と伝わってきて壮快。また、7つの風景からなる組曲「心の四季」混声版(高田
三郎作曲)は今回、宇野の初めての録音で、声とピアノの絶妙なバランスは美し
く安定感がある。「椰子の実」「庭の千草」は、ゆったりと情景を味わうこと
ができ、女声アカペラとソプラノ独唱による「さくら」は、あらためて日本古
謡の美しさを心に刻んでくれる。ビロードのようなピアニシモで大人の愛がさ
さやかれる「思い出の子守歌」は聴きどころ。宇野の音楽的な要求に見事に応
えて、当合唱団の良さである爽快さと聴く人への温かいサービス精神が録音に
表れている。




<エレクト・レコード(国内盤)>
ERT1001-2 5枚組 ¥3950
ベートーヴェン:交響曲全集
(CD1)
交響曲第1番 (録音:1961年5月)、
交響曲第7番 (録音:1962年1月)、
レオノーレ序曲第3番 (録音:1962年1月)
(CD2)
交響曲第2番 (録音:1961年4月20日)、
交響曲第6番「田園」(録音:1961年10月)
(CD3)
交響曲第8番 (録音:1961年5月)、
交響曲第3番「英雄」(録音:1961年3月)
(CD4)
交響曲第4番 (録音:1962年1月)、
交響曲第5番「運命」(録音:1961年8月)、
「コリオラン」序曲 (録音:1961年8月)
(CD5)
交響曲第9番「合唱」(録音:1961年7月)、
「エグモント」序曲 (録音:1962年1月11日)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮
ブカレスト・ジョルジュ・エネスコ・フィル
(第9)エミリャ・ペトレスク(S),マルタ・ケスラー(Ms)、
イオン・ピソ(T)、マリウス・リンツラー(Bs)、
ジョルジュ・エネスコ・フィル合唱団(ヴァシリ・パンテア指揮)、
ルーマニア放送合唱団(カロル・リトヴィン指揮)
録音:1961-62年、
ルーマニア文化宮殿ホールにおけるスタジオ・ステレオ録音、
エンジニア:Ben Bernfeld
ジョルジュ・ジョルジェスク(1887-1964)は、ルーマニアを代表する大指揮者
でジョルジュ・エネスコ・フィルの音楽監督を1920年から1944年までと1954か
ら1964年まで務めました。1918年から1920年にはゲヴァントハウス管の副指揮
者としてアルトゥール・ニキシュに直接師事しました。ニキシュに影響を受け
た巨匠であり同年代のボールトとも共通するのがヴァイオリンを両翼に配置し
た古典的演奏スタイルです。ルーマニアはソ連の庇護のもとにありましたが、
本国ソ連でも全てがステレオ録音に移行していなかったこの時期に、高水準の
ステレオ録音でベートーヴェン全集が遺されていたことは驚嘆と喜びを隠せま
せん。この全集についてはDANTE/LYSのCDがありましたが市販LPからの板起こ
しで今回初のマスター・テープからのCD化となります。ジョルジェスクの演奏
は、「田園」などクライバー並の超快速で歌心に満ちたもの。リズム感も明快。
どこをとってもきびきびしていて聴かせます。エネスコ・フィルも如何にも鄙
びた味わいで、木管の懐かしい響きも心を打ちます。「合唱」はルーマニア語
による歌唱となります。研究好きの方にはメンゲルベルクなどを思わせる楽譜
の改訂なども興味深いところと言えましょう。
エレクト・レコードは膨大なバックカタログを誇りますが中々その復刻が進ま
なかったため、今秋より弊社との共同制作で、重要アイテムを復刻していきま
す。ブカレストは高温多湿ですが幸いにもマスター・テープの保管状態は極上、
録音データも現存しました。現役のストゥーダーのデッキで慎重に再生され、
マスタリングを施しました。
次回以降には、マンデアルのブルックナー:交響曲全集、カルロ・ゼッキのモ
ーツァルト、シェリングの全ルーマニア・ライヴ、シルヴェストリのショスタ
コーヴィチ:交響曲第10番が予定されております。
※CD日本プレス。マルチケース5枚組。英語、日本語によるライナーノート付。
(東武トレーディング)




<MSR>
MS 1429 ¥1980
「春の響・春の海」
(1)ジェームズ・如楽・シュレファー(b.1956):春の海リダックス(2011)
(2)ジェームズ・如楽・シュレファー:尺八協奏曲(2009)
(3)デーロン・ヘイゲン(b.1961):筝協奏曲「源氏」(2011)
ジェームズ・如楽・シュレファー(尺八)、
黒澤有美(20弦筝)、
オーケストラ・オブ・ザ・スワン
(1)(2)ケネス・ウッズ(指揮)
(3)デヴィッド・カーティス指揮
録音:2011年ストラトフォード市民ホール
ジェームズ・ニョラク(如楽)・シュレファーはニューヨークにおける尺八の第
一人者で横山勝也、三橋貴風らに尺八を師事、2001年には日本人以外としては
数少ない「大師範」の免状を取得している。筝の黒澤有美は吉村七重に師事し、
ニューヨークを中心に活動している若手。
(1)は宮城道雄の名曲「春の海」に弦楽の序奏をつけ、伴奏を付けた珍作。(2)
の尺八協奏曲は3楽章26分の大作。日本人では考えつかないような斬新な尺八
作品。コープランドから連なるいかにもアメリカのカラッとした協奏曲です。
こんな作品だと尺八はフルートのようです。(3)の筝協奏曲はオペラ作曲家と
知られるヘイゲンの作品。こちらも28分弱の大作。若干中華風です。
どの作品も、我々日本人には考えつかないような邦楽器作品で、ヘンテコなこ
とこの上ないのですが、大真面目に作られた作品です。

MS 1370 ¥1980
「心の平和とともに」
-ナンシー・ワーチ(Nancy Wertch)の合唱音楽
心の平和とともに/ヒムヌス・マトゥティヌス/チャーム・ミー・アスリープ
精霊の歌/テニソン・タペストリー
ハロルド・ローゼンバウム指揮
ニューヨーク・ヴィルトゥオーゾ・シンガーズ
録音:2011年
ナンシー・ワーチはウィスコンシン州出身のアメリカの中堅作曲家でフルブラ
イトの奨学金を得てベルリンで学んだ。モダンな要素と敬虔な信仰心が一体と
なった現代の宗教音楽。

MS 1371 ¥1980
「ベッコニング(手招き)」-チェロのための新しい音楽
(1)セラ・フアン(b.1962):手招き(2003)-チェロと朝鮮の太鼓のための
(2)フアン・ルオ(b.1976):4つの断章(2008)
(3)レラ・アウアーバック(b.1973):無伴奏チェロ・ソナタOp.72(2004)
(4)ジェイ・グリーンバーグ(b.1991):チェロ・ソナタ(2006)
アンソニー・アーノーン(Vc)
(1)ネイサン・ヘッセリンク&セラ・フアン(朝鮮の太鼓)
(4)ジェームズ・ジルス(Pf)、
録音:2011年
アンソニー・アーノーンはチェロをポウル・トゥルトゥリエとモード・トゥル
トゥリエに師事しソリスト、指揮者として活動している。このCDには新しい世
代の作曲家によるチェロ作品が収められている。韓国の太鼓とのデュオである
セラ・フアンの「手招き」は朝鮮の民族音楽にモダンな装いが施されて楽しい。

MS 1402 ¥1980
「リュッケルト歌曲集」-ジュリア・モーガン(メゾ・ソプラノ)
(1)シベリウス:7つの歌曲Op.50
(2)ブラームス:2つの歌曲Op.91
(3)シューベルト:宵の明星、夜のヴァイオリン、ドナウ川で
(4)マーラー:リュッケルトの詩による歌曲
ジュリア・モーガン(M.Sop)
アマンダ・ジョンストン(Pf)、
(2)ジョディ・デイブンポート(Va)
録音:2009年
ジュリア・モーガンはカナダ出身のメゾ・ソプラノ。「ディドーとエネアス」
のディドー役、「ヘンゼルとグレーテル」のヘンゼル役などでリリカルな歌唱
が高い評価を得ている。北米、ヨーロッパの歌劇場、リサイタルで活躍する期
待の若手。

MS 1414 2枚組 ¥3100
「ハンプソン・シスラー(b.1932):作品集」
(オーケストレイション:A.レイトゥシュ)
(1)《マイルストーン》組曲第1巻(4曲)
(2)《マイルストーン》組曲第2巻(5曲)
(3)《マイルストーン》組曲第3巻(5曲)
(4)5つのシェイクスピアのソネット-ソプラノ、バリトンと管弦楽のための
アーカディ・レイトゥシュ(指揮)
(1)-(3)ウクライナ国立交響楽団
((1)の1曲目、(2)の1曲目、3曲目、(3)の2曲目、3曲目)
(1)-(3)ブルガリア国立放送交響楽団(上記以外)
(4)ミシェル・トロヴァート(Sop)、
(4)イアン・グリーンロウ(Br)
(4)クリミア国立フィルハーモニー交響楽団
録音:2011年
シスラーはニューヨーク出身の作曲家。マイルストーン組曲は様々な過去の名
曲(ブラームスの子守唄やサン=サーンスの白鳥など)の旋律を使った管弦楽に
よるパラフレーズ集。コープランドやバーバー、そのほか映画音楽を思わせる
叙情的で親しみやすい音楽。

MS 1419 ¥1980
「明るい雰囲気」-ミリツァ・ヨヴァノヴィッチ
セルゲイ・プロコフィエフ:風刺Op.17
イゴール・カラーチャ(b.1974):夜想曲
ヴラダン・ラドヴァノヴィッチ(b.1932):6つの前奏曲
ロジャー・ブリッグス(b.1952):即興曲
デュシャン・ラディッチ(1929-2010):3つの前奏曲
レスリー・ソンマー(b.1967):ロバート・フロストの詩による5つの小品
ベラ・バルトーク:戸外にてSZ.81,BB.89
ミリツァ・イェラチャ・ヨヴァノヴィッチ(ピアノ)
録音:2011年7月ベオグラード,セルビア
ヨヴァノヴィッチはセルビア、ベオグラード出身のピアニストでモスクワの
チャイコフスキー音楽院で学んだ。ソリストとしてアメリカ、カナダ、ヨー
ロッパで活躍する女性ピアニスト。彼女の得意とするロシア物、東欧物でまと
めた内容。

MS 1428 ¥1980
ルイジ・レニャーニ(1790-1877):フルートとギターのための作品集
グラン・デュエットOp.87
グランド・ファンタジアOp.61-ギター独奏のための
ヴェルディの《エルナーニ》よりエルヴィラのカヴァティーナ
デュエット・コンチェルタンテOp.23
ハイム・デュオ:
【アネッテ・ハイム(Fl)、ブレット・ハイム(Gtr)】
録音:2011年
レニャーニは古典派からロマン派へ移り変わる時代を生きたイタリアのギタリ
スト、歌手で作曲家。ロッシーニ、ドニゼッティ、ヴェルディの歌劇からの編
曲作品も多く、当CDにも収められている。自作もまたロッシーニ、ドニゼッ
ティらの影響を受けた軽妙で流麗な旋律に溢れている。

MS 1433 ¥1980
メシアン(1908-1922):
《幼子イエスに注がれる20のまなざし》抜粋
(第15、14、4、1、10、11、19番)
エヴァン・ハーシュ(Pf)
録音:2005-2008年
エヴァン・ハーシュはアメリカのピアニストでソリスト、室内楽の分野で活躍
している。ナクソスよりジョージ・ロックバーグ作品集を出すなど特に20世紀
音楽を得意としている。ニューイングランド音楽院でマスター・クラスを持つ
など後進の指導にも当たっている。




<THOROFON>
CTH2589 ¥1680
「ペーター・ルジツカ(b.1948):
管弦楽曲集」
(1)「入場」-6つの小品
(2)「アウロディー」-オーボエと室内管弦楽のための音楽
(3)「奪還」-大管弦楽のための記憶
(1)クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)NDR北ドイツ放送交響楽団
(2)アルブレヒト・マイヤー(Ob)、
ペーター・ルジツカ指揮シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭管
(3)クリスティアン・ティーレマン指揮ウィーン・フィル
録音:(1)2011年2月10-11日ハンブルク、(2)2011年8月7日ハンブルク
(3)2010年4月25日ウィーン,(全曲ライヴ録音)
ルジツカはハンブルクでヘンツェに師事、その後、ヨーロッパで数々の賞を受
賞した。またザルツブルグ音楽祭の芸術監督を務めるなど多彩な才能の持ち主。
作品はエッシェンバッハ、ギーレン、マズア、シノーポリなど多くの著名な指
揮者に好んで取り上げられている。というのも彼の作品は理論倒れに終わりが
ちな前衛派とは異なり、確かなオーケストラ書法、圧倒的なダイナミズム、な
ど過去の作曲家の作品からの引用(マーラー:第6交響曲、他)など、オーケスト
ラの魅力を存分に引き出す書き方をしているためである。3作品ともライヴ・
レコーディングによる迫力ある演奏でエッシェンバッハ、ティーレマンの最近
の動向を知る上でも一聴に値する内容。

CTH2588 ¥1680
「ハラルド・ゲンツマー(1909-2007):
フルート、ヴィオラとハープのための作品集」
フルート、ヴィオラとハープのための三重奏曲(1947)
無伴奏フルート・ソナタ第2番(1999)
無伴奏ヴィオラ・ソナタ(1957)
ハープのための幻想曲(1968)
フルートとハープのためのソナタ(1990)
トリオ・カロルカ:
【アンネ=カトリーネ・ハインツマン(Fl)、ローラントグラッスル(Va)、
シャルロッテ・バルツェライト(Hrp)】
録音:2010年11月-12月
ハラルド・ゲンツマーはドイツ・ブレーメン出身の作曲家。ベルリンでヒンデ
ミットに師事しクラリネット奏者としても活躍した。当THOROFONレーベルから
は17枚(!)作品集が発売になっています。ここに収められているフルート、
ヴィオラとハープのための作品は、その編成からの察せられるように、ドビュ
ッシーの影響を色濃く感じさせ、三重奏以外の作品も20世紀ドイツに端を発す
る(12音主義などの)モダニズムとは一線を画した、フランス的な抒情を感じさ
せる繊細で優美な旋律とハーモニーを持った音楽である。
トリオ・チャロルカはウィーン・フィルのハープ奏者バルツェライト、フラン
クフルト歌劇場管弦楽団のハインツマン、マンデルリング四重奏団のメンバー
でソリストとしても活躍するグラッスルと有望若手による、珍しい編成のトリ
オです。

CTH 2567 ¥1680
「メンデルスゾーン:宗教合唱曲集」
テ・デウム/おお、幸いにして祝福にみちた
3つのモテット Op.39
レスポンソリウムと讃歌 Op.121/時は来た
イェルク・シュトラウベ(指揮)
北ドイツ・フィグラルコール
諸岡亮子(オルガン)
録音2003年10月、2011年、DDD,71'20
メンデルスゾーンの宗教曲を集めている。イェルク・シュトラウベは1953年、
ブレーメン生まれ。今日ドイツを代表する合唱指揮者の一人である。北ドイツ
・フィグラルコールは1981年意シュトラウベが創設、以来30年以上密接な関係
にある。日本の名オルガニスト、諸岡亮子がオルガンを受け持っている。




<ANTES>
BM319276 ¥1680
「スカイ・ブルー・フラワー」-マンドリンとマンドーラのための作品集
クラウディオ・マンドニコ(b.1957):二声のインヴェンツィオーネ
D.スカルラッティ:
ソナタ ハ長調 K.159,ソナタ イ短調 K.175,ソナタ ホ短調 K.203
ガブリエレ・レオーネ(18世紀):二重奏曲 第3番
ペドロ・カモルロ(b.1961):ワインの踊り
桑原康雄(1946-2003):柵の中で,空色の花
小林由直(b.1961):水魚
ダニエル・フーシェルト(b.1977):カニョン
柴田高明(マンドリン)
クリスティアン・ライアー(マンドリン)
録音:2011年10月17-20日、ワイマール、DDD、62'37
マンドリンの二重奏曲を集めている。ドメニコ・スカルラッティとガブリエレ
・レオーネ以外はすべて20世紀の作品である。柴田高明とクリスティアン・ラ
イアーはともにカッセル音楽院で学んだ同窓で、たびたびデュオを組んで活動
している。日本語解説付き。

BM319277 ¥1680
フェリックス・トライバー(b.1960)作品集
(1)プリズム(2009)-ヴァイオリンとピアノのための27の小品
(2)夜(2004)-コントラバス、ヴァイオリンとピアノのための
(1)(2)フェリックス・トライバー(Vn)、
(1)(2)アンネミ・エグリ(Pf)
(2)ヴォルフガング・ギュットラー(Cb)、
録音:(1)2011-12年、(2)2004年11月
フェリックス・トライバーはシュトゥットガルト出身の作曲家でヴァイオリニ
ストで管弦楽曲、協奏曲、声楽曲など多くの作品を手がけている。作風は東欧
圏、ロシア圏の民族音楽の影響を受けており、バルトークが今日生きていたら、
こんな作品を書くであろう、と思わせる音楽。

BM319278 ¥1680
「フルートのための室内楽」-浮ヶ谷順子
ドヴォルザーク:ソナチネ ト長調 Op.100
プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調Op.94
フランク:ソナタ イ長調(原曲:ヴァイオリン・ソナタ)
浮ヶ谷順子(フルート)
ヴァレンティナ・イゴシナ(ピアノ)
録音:2011年9月1-3日、DDD、76'45
ドイツで活躍するフルーティスト、浮ヶ谷順子のドヴォルザーク、プロコフィ
エフ、そしてフランク。フランクのソナタは、ヴァイオリン・ソナタからの編
曲。浮ヶ谷は東京出身。東京芸術大学で学んだ後、1978年にドイツに渡り、ベ
ルリンで学び、そしてソリストとして活躍している。ちなみに指揮者の浮ヶ谷
孝夫氏の夫人でもあります。




<WEITBLICK>
SSS0134-2 ¥1980
(1)ブラームス:悲劇的序曲
(2)ブラームス:交響曲第4番
クルト・ザンデルリング指揮
スウェーデン放送交響楽団
録音:
(1)1997年11月28日ベルワルドホール・ライヴ
(2)1990年5月4日ベルワルドホール・ライヴ
巨匠ザンデルリングと言えばブラームスですが、この第4番はザンデルリングの
どの同曲異演よりも情熱的というか、私小説的主情的な解釈と言えます。当レ
ーベルではミュンヘン・フィルとのライヴがありますが、それよりも全体で2分
以上も長く、ロマン主義解釈の大家であることは疑いないザンデルリングです
が、ここまで耽溺的な一面があったのかと驚かされます。第1楽章などは祈りに
も似た没入。第3楽章の裂帛の気合も身の毛もよだつばかりです。フィナーレに
至っては奈落の底へ突き落とされるかのようなカタルシスさえ感じます。例に
よって遅いテンポが採用されておりますが、その劇性は凄まじく手に汗握る熱
演となっております。「悲劇的序曲」はベルリン交響楽団との全集では再録音
しなかった曲で、こちらも15分にも及ぼうという怪演。古格を保つ驚愕の名演
です。

SSS0135-2 ¥1980
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番
クルト・ザンデルリング指揮
スウェーデン放送交響楽団
録音:1994年10月21日ベルワルドホール・ライヴ
ザンデルリンクのショスタコ8番と言えば、ベルリン交響楽団とのスタジオ録音
が唯一で、この曲を遅いテンポで透徹したユニークな演奏として名高いもので
した。第8番は、巨匠が活動最晩年までレパートリーから外さなかった愛奏曲な
がら、ライヴ録音の登場は今までありませんでした。ムラヴィンスキーなら、
快速で進めるであろう箇所はザンデルリングはこれでもかとばかりに執拗に遅
いテンポで、このシリアスな作品をまるで点描画のように聴衆に開示して行き
ます。余程好調だったのか、足踏みや第3楽章から第4楽章にかけての掛け声を
発したり、冷静沈着に見えるザンデルリングの燃える姿が記録されています。




<NAXOS>
NYCC-27270 ¥1600
HQCD(Hi Quality CD)
山田一雄の 界
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲(ワーグナー)
劇音楽「ロザムンデ」序曲(シューベルト)
劇音楽「ロザムンデ」間奏曲第2番(シューベルト)
劇音楽「アルルの女」第1組曲より“前奏曲”(ビゼー)…*
劇音楽「アルルの女」第1組曲より“メヌエット”(ビゼー)…*
劇音楽「アルルの女」第1組曲より“カリヨン”(ビゼー)…*
劇音楽「アルルの女」第2組曲より“ファランドール”(ビゼー)
大序曲「1812年」(チャイコフスキー)
*…初CD化
山田一雄 指揮
読売日本交響楽団
二期会合唱団...8
録音データ
1971年5月9日武蔵野音楽大学ベートーヴェン・ホール
1973年4月6日杉並公会堂
1983年4月15、16日荒川区民会館
1991年にCD化され、その凄すぎる演奏にファンが狂喜乱舞した「1812年」を始
めとする山田一雄の、いわゆる「名曲アルバム」の復活です。
悠然たる「マイスタージンガー」前奏曲、優美極まるシューベルトとビゼー、
そして恐ろしいまでの迫力で迫る「1812年」。全身全霊で指揮棒を振りまわす
ヤマカズの姿が目に浮かぶことは間違いありません。
マーラー、ベートーヴェン指揮者としてのヤマカズは人気が再燃していますが、
どんな曲にも渾身の力を尽くす「熱血指揮者ヤマカズ」の真の姿を知るために
は、やはり、このような誰もが知っている曲を聴いてみるのが一番です。
なお「アルルの女」組曲からの3曲は、初CD化となります。
このCD化のために書き下ろされた岩野裕一氏の解説も読みごたえあり。
戦後日本のクラシック音楽界を支えた指揮者山田一雄の知られざるエピソード
がたっぷり盛り込まれています。




<若林工房レーベル>
WAKA 4163 ¥2400
「メトネル・アルバム/イリーナ・メジューエワ」
メトネル(1880-1951):
ピアノ・ソナタ ト短調 作品22
忘れられた調べ 作品40
(第1曲 歌のある舞曲/第2曲 交響的舞曲/第3曲 花の舞曲/
第4曲 歓喜の舞曲/第5曲 波の舞曲/第6曲 酒神賛美の舞曲)
牧歌ソナタ ト長調 作品56
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
録音:2002年4月、新川文化ホール(富山県魚津市)
STEREO/24Bit Digital録音、発売元:若林工房
2002年に音楽之友社よりリリースされながら、長らく入手困難な状態が続いて
いたメジューエワの「メトネル・アルバム」。今や日本でも有数のレコーディ
ング・アーティストに成長した彼女の記念すべき名盤(魚津・新川文化ホール
での録音第一作)が、日本コンサートデビュー15周年を機に若林工房より再発売
されます。収録されたレパートリーはいずれもメジューエワの「代名詞」とも
呼ぶべきもの。ト短調ソナタ(op.22)は、ギレリスやホロヴィッツ、グリンベ
ルクなども愛奏したメトネルの代表的ソナタのひとつ。「忘れられた調べ」
op.40は同名のシリーズ三連作の掉尾を飾る全6曲の舞曲集。そして、メトネル
最後のピアノ・ソナタで、シンプルな作風が魅力的な佳品、「牧歌ソナタ」。
若く瑞々しい感性と豊かな歌心に満ち溢れながらも、ある種の落ち着きと精神
的な深みを持ち合わせたメジューエワの演奏は、「レコード芸術・特選盤」に
輝くなど各方面で高い評価を獲得しました。今回のリリースにあたっては再マ
スタリングを施すと同時にジャケット・デザインも一新。若きメジューエワの
記念すべきステップを刻んだ2002年録音、待望の復活リリースです。

<Aeolus>
AE-10057(SACD-Hybrid) ¥2580
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集Vol.1 ――
チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV.1052
チェンバロ協奏曲第2番ホ長調BWV.1053
チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調BWV.1056
イタリア協奏曲ヘ長調BWV.971
アーポ・ハッキネン(チェンバロ)、ヘルシンキ・バロック・オーケストラ
ヘルシンキ出身の名手アーポ・ハッキネンとヘルシンキ・バロック・オーケス
トラのコンビによるJ.S.バッハの「チェンバロ協奏曲集Vol.1」!
アスペレン、アンタイ、ファン・デルフト、レオンハルトといった錚々たる名
匠たちから古楽奏法を学んだハッキネンは、北欧フィンランドが誇るワールド
クラスの古楽系鍵盤奏者。
イタリアの名ヴァイオリニスト、リッカルド・ミナージを擁するヘルシンキ・
バロック・オーケストラとのバッハが、北欧の古楽の充実する"現在"を聴かせ
てくれる。2010年5月の録音。

AE-10104 ¥2300
G.A.ベンダ:6つのソナタ(1757) ――
ソナタ第1番変ロ長調/ソナタ第2番ト長調/ソナタ第3番ニ短調
ソナタ第4番ヘ長調/ソナタ第5番ト短調/ソナタ第6番ニ長調
ベルンハルト・クラップロット(クラヴィコード/ヨーゼフ・ゴットフリート
・ホルン1788年製)
ボブ・ファン・アスペレンの高弟で、ワイマールのフランツ・リスト音楽大学
の古楽科で教授としても活躍中のベルンハルト・クラップロットが弾くゲオル
ク・アントン・ベンダ(1722-1795)の鍵盤ソナタ集。
クラップロットが弾く楽器は、ドレスデンで1788年にヨーゼフ・ゴットフリー
ト・ホルンが製作した18世紀末のオリジナルのクラヴィコード。ゴータの宮廷
楽長など要職を歴任したベンダ一族の秀才G.A.ベンダの音楽が、1788年製のク
ラヴィコードから作曲者が生きた時代の音色で湧き上がる。1788年製のクラ
ヴィコードの音色、古楽ファン必聴です!

AE-10186(SACD-Hybrid) ¥2580
目覚めた王女たち - 18世紀のリコーダーによる作品集 ――
デュパール:組曲第5番ヘ長調/エクルズ:グラウンドによるディヴィジョン
ヘンデル:ソナタ変ロ長調/バニスター:グラウンドによるディヴィジョン
ダニエル・パーセル:メツェナ/シックハルト:ソナタ イ短調
ペジブル:ソナタ第14番ト短調/フィンガー:グラウンド
バルサンティ:ソナタ ト短調
カー:イタリアのグラウンドによるディヴィジョン
ペーター・ホルツラグ(リコーダー)、
エリザベス・ケニー(アーチリュート&テオルボ)、
ライナー・ツィパーリング(ヴィオール&バロック・チェロ)、
カーステン・ローフ(チェンバロ)
英国王立音楽院の教授ペーター・ホルツラグが、オックスフォード大学のベイ
ト・コレクションが所蔵する1710年頃と1730年頃に製作された6本の歴史的なリ
コーダーを吹く!
ヴァイオリンにおけるストラディヴァリに等しい価値を持つ18世紀に製作され
たリコーダーの銘器。18世紀のリコーダー音楽が18世紀の楽器で演奏されるこ
とにより、作曲当時の響きや空気が鮮明に蘇ってくる。2011年の録音。

AE-10981 ¥2300
ヴァイオリンとオルガンの出会い ――
クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ/ヴュータン:アリア
ヴィターリ:チャコーナ/ギルマン:瞑想曲/ラインベルガー:主題と変奏
レーガー:ヴァイオリンを弾く隠者/ネヴォロヴィチ:カンプ
ペルト:フラトレス/ネヴォロヴィチ:愛の告白/ハキム:カプリッチョ
ナージャ・ネヴォロヴィチ(ヴァイオリン)、
ペーター・ファン・デ・ヴェルデ(オルガン)
メニューイン・アカデミー・クヮルテットの第1ヴァイオリンを務めるサンクト
・ペテルブルク生まれの女流ヴァイオリニストと、アントワープ大聖堂のオル
ガニストによるヴァイオリンとオルガンのためのデュオ・アルバム。クライス
ラーやヴュータンでは、オルガンの柔らかく豊かな音色の上で、ヴァイオリン
が優美な歌を響かせる。2011年10月の録音。

AE-10971(SACD-Hybrid) ¥2580
ロート:神聖な大壁画
ダニエル・ロート(オルガン)
ルクセンブルク大公国、デュドランジュのサン・マルタン教会の壁画からイン
スピレーションを得たフランスのヴィルトゥオーゾ・オルガニスト、ダニエル
・ロートの即興曲。即興とは思えぬ壮大なスケールの音楽が、ルクセンブルク
の教会の光景を映し出す。2011年10月24日-25日の録音。





<Centaur>
CRC 3146 ¥2080
ルーベンスの旅 - ヨーロッパ宮廷のヴィルトゥオーゾ・リュート音楽 ――
レイモンド:カッサンドラ、レチェルカータ、バレット
カプスペルガー:トッカータ、コレンテ/ダウランド:いくつかの英国音楽より
カプスベルガー:アルペジアータ
作曲者不明:
ア・ポルト、ア・スコット・チューン、ジプシーズ・リルト、
ア・ダンス、カナリア、ア・スコット・チューン
ヴァレット:ミューズの秘密より/バラード:村のブランル
マッシモ・マルチェーゼ(リュート&テオルボ)
マッシモ・マルチェーゼはサボナで生まれ、リュートの名匠ヤコブ・リンドベ
ルイに師事した。1980年以来、ソリスト、通奏低音奏者としてリンドベルイ、
エンリコ・ガッティなど古楽界を代表する一流アーティスト達との共演を果た
してきた。温もりと風情あふれるリュートの音色が味わえる1枚。
2010年7月の録音。

CRC 3195 ¥2080
ブレヴァル:チェロまたはヴァイオリンと通奏低音のためのソナタOp.12 ――
ソナタ第1番、第2番、第3番、第4番、第5番
フョードル・アモソフ(チェロ)、アレクセイ・クルバトフ(ピアノ)
ジャン=バティスト・ブレヴァルはコンセール・スピリチェル、パリ・オペラ
座のメンバーとして活躍したフランスの作曲家兼チェリスト。モスクワの音楽
一家で生まれ育ったアモソフは、7歳の時にステージに立って以来ソリストとし
て国内外で精力的に活動中。ラン・ランらを輩出したチャイコフスキー・ユー
ス・コンクールで特別賞を受賞した実力派が、母国の作曲家であるブレヴァル
のチェロ・ソナタを高らかに歌い上げる。2011年3月の録音。

CRC 3179 ¥2080
モーツァルト:オーボエ四重奏曲 へ長調KV370、アダージョ ハ長調P.98
ハイドン:ディベルティメント ハ長調P.98
J.C.バッハ:オーボエ四重奏曲 変ロ長調
アレサンドロ・バッチーニ(オーボエ&イングリッシュ・ホルン)、
ヌーヴォ・カルテット・イタリアーノ
国内外のジュニア・コンクールで幾多の優勝歴をもつアレサンドロ・バッチー
ニ。ソロ、デュオ、トリオ、カルテットなど、様々な形態で受賞を重ねており、
古典派作品を集めたこのプログラムでもそのマルチな才能を余すことなく発揮。
2007年5月の録音。

CRC 3182 ¥2080
フォーリング・スティル - 女流作曲家によるオーボエのための音楽 ――
マドレーヌ・ドリング:トゥー・ダンス
ナンシー・ガルブライス:
オーボエ、バスーンとピアノのためのインカンテーションとアレグロ
グウェン・マクレイド・ホール:パロールのないシャンソン
エミリードリトル:フォーリング・スティル
マーガレット・グリブリング・ハイ:
チェン・イー:
ジョイ・オブ・ザ・レユニオン-オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、
ダブルベースのための
アリサ・モリス:オーボエとピアノのための4つの性格的小品
マリー・アシュレイ・バレット(オーボエ)、イナラ・ザンドマン(ピアノ)、
マイケル・バーンズ(バスーン)、マージョリー・バグレイ(ヴァイオリン)、
アレクサンダー・エツェルマン(チェロ)、スコット・ロールズ(ヴィオラ)
マリー・アシュレイ・バレットはノースカロライナ州のグリーンズボロ大学で
オーボエ科の教授を、グリーンズボロ交響楽団では首席オーボエ奏者を務めて
いる。女流オーボエ奏者による珍しい女流作曲家の近現代オーボエ作品集。
2010年1月の録音。

CRC 3180 ¥2080
オーケストラル・イクオリブリァム ――
マクイラン:アルト・サックスと室内オーケストラのための協奏曲
クアリオティーヌ:ラメンテイションス、フェアー・ザ・フォレスト・エンド
マクイラン:イクオリブリァム
ドヴォルザーク交響楽団、
ジュリアス・P・ウィリアムス(指揮)、
ロマン・フォイチェク・(アルト・サクソフォン)
指揮者、作曲者として名声高いジュリアス・P・ウィリアムスは、ワシントン
交響楽団の音楽監督を務め、アメリカ国内を中心に活躍中。アムステルダム出
身のリー・T・マクイランは、リヒャルト・シュトラウスの孫弟子にあたる。
2008年3月の録音。




<Le Monde>
MONDE 001 2枚組 \1350
ヴェルディ:レクイエム*/レクイエム(抜粋)+/テ・デウム#
シャケー・ヴァルテニシアン(ソプラノ)*、
フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ)*、
エウジェニオ・フェルナンディ(テノール)*、
ボリス・クリストフ(バス)*、ト
ゥリオ・セラフィン(指揮)*/+、
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団*/+、
マリア・カニーリャ(ソプラノ)、
エベ・スティニャーニ(メゾ・ソプラノ)、
ベニャミーノ・ジーリ(テノール)、
エツィオ・ピンツァ(バス)、
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)#、
NBC交響楽団#、ロバート・ショウ合唱団#
ミラノ・スカラ座、ローマ歌劇場の音楽監督を歴任したイタリアのマエストロ、
トゥリオ・セラフィンの1959年と1939年(抜粋)のヴェルディの「レクイエム」
をカップリング。「テ・デウム」はスカラ座の前任トスカニーニの指揮。
1959年8月17日-29日&10月4日*&1939年+(ローマ歌劇場)&1954年3月14日#
(カーネギー・ホール)の録音。ブックタイプ(解説:フランス語)

MONDE 002 2枚組 \1350
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲
アグネス・ギーベル(ソプラノ)、マルガ・ヘフゲン(アルト)、
エルンスト・ヘフリガー(テノール)、フランツ・ケルヒ(バス)、
ハンス=オラフ・フーデマン(バス)、
ギュンター・ラミン(指揮)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、聖トーマス教会合唱団
1940年にカール・シュトラウベの後任としてライプツィヒ聖トーマス教会のト
ーマスカントルに就任したギュンター・ラミンの指揮による「ヨハネ受難曲」。
1954年10月23日(聖トーマス教会)の録音。ブックタイプ(解説:フランス語)

MONDE 003 2枚組 \1350
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調Op.123/ミサ曲ハ長調Op.86*
エリーザベト・シュワルツコップ(ソプラノ)、
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)、
ニコライ・ゲッダ(テノール)、
ニコラ・ザッカリア(バス)、
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
ウィーン楽友協会合唱団、フィルハーモニア管弦楽団、
ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)*、
モニカ・シンクレア(アルト)*、
リチャード・ルイス(テノール)*、
マリアン・ノヴァコフスキ(バス)*、
トーマス・ビーチャム(指揮)*、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ビーチャム合唱協会*
共に1958年録音の帝王カラヤンの「ミサ・ソレムニス」と、イギリスの名匠ビ
ーチャムの「ミサ曲ハ長調」を収録。
1958年の録音。ブックタイプ(解説:フランス語)

MONDE 004 2枚組 \1350
ベルリオーズ:レクイエムOp.5/オラトリオ《キリストの幼時》Op.25(抜粋)*
レオポルド・シモノー(テノール)、チェザーレ・ヴァレッティ(テノール)*、
フローレンス・コプレフ(アルト)*、ジェラール・スゼー(バリトン)*、
ジョルジョ・トッツィ(バリトン)*、
シャルル・ミュンシュ(指揮)、
ボストン交響楽団、ニュー・イングランド音楽院合唱団
ベルリオーズの「レクイエム」と「キリストの幼時」は、シャルル・ミュンシュ
のボストン交響楽団音楽監督在任時のレコーディング。
1959年4月26日-27日&1956年12月23日-24日*の録音。
ブックタイプ(解説:フランス語)

MONDE 005 2枚組 \1350
モーツァルト:ミサ曲ハ短調K.427/レクイエム ニ短調K.626*
マリア・シュターダー(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(ソプラノ)、
エルンスト・ヘフリガー(テノール)、イヴァン・シャルディ(バス)、
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)、
ベルリン放送交響楽団、聖ヘドヴィヒ大聖堂聖歌隊、
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)*、 ジェニー・トゥーレル(アルト)*、
レオポルド・シモノー(テノール)*、ウィリアム・ウォーフィールド(バス)*、
ブルーノ・ワルター(指揮)*、
ニューヨーク・フィルハーモニック*、ウェストミンスター合唱団*
ブルーノ・ワルター&ニューヨーク・フィルの1956年収録の「レクイエム」は
モノラル期の同曲を代表する名演。「ミサ曲ハ短調」もフリッチャイ最晩年の
代表盤である。
1960年&1956年*の録音。ブックタイプ(解説:フランス語)

MONDE 006 2枚組 \1350
ブラームス:
ドイツ・レクイエムOp.45*/4つの厳粛な歌Op.121+
アルト・ラプソディOp.53#
エリザベト・グリュンマー(ソプラノ)*、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)*/+、
ルドルフ・ケンペ(指揮)*、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団*、聖ヘドヴィヒ大聖堂聖歌隊*、
イェルク・デームス(ピアノ)+、キャスリーン・フェリアー(アルト)#、
クレメンス・クラウス(指揮)#、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団#
若き日のフィッシャー=ディースカウとグリュンマーをソリストに迎え、絶妙
のテンポ設定や美しい合唱で名演と称されてきたケンペ&BPOの「ドイツ・レク
イエム」。
1955年&1960年+&1947年#の録音。(解説:フランス語)




<Signum Classics>
SIGCD 259 ¥1680
マーラー:交響詩《葬礼》/さすらう若人の歌
ウラディミール・ユロフスキ(指揮)、
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)、
エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団
ユロフスキがOAEとの共演のために選んだマーラーは、完成の100年後となる
1988年に初めて出版された「復活」第1楽章の初稿版「葬礼」と、サラ・コノ
リーをソリストに迎えての「さすらう若人の歌」!
ピリオド・オーケストラによるマーラーという一見意外な組み合わせでも、
LPO、RNO、グラインドボーン音楽祭などで獅子奮迅の活躍を繰り広げ、大胆か
つ斬新な選曲を打ち出してきたユロフスキならば、想像を上回るマーラーの姿
を披露してくれることでしょう!
録音(ライヴ):2011年1月21日、
ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン)

SIGCD 297 2枚組(1枚価格) ¥2080
ベスト・オヴ・ザ・キングズ・シンガーズ
CD1/Classical
クレーク:いかに幸いなことか/バード:グローリア
ジェズアルド:オリーヴ山にて/ペルト:生神童貞女や喜べよ/タヴナー:小羊
スヴェーリンク:神よ、わたしはあなたのなかに希望があります
ファン・ネス:我が魂は聖なる場所に
パディーリャ:我がハープは悲しみの音に変わり
メルガス:断食し、嘆きつつ
ロッシ:詩篇第128番より(Shir hama'a lot. Ashrei koi yere)
コダーイ:夕べの歌/シベリウス:恋人Op.14/サン=サーンス:夜の静けさ
ベアストー:音楽、やさしい歌声が消えても/マンディ:陽気な彼女は
ギボンズ:白銀の白鳥/チルコット:デイズ/ウィテカー:黄金の光
ラーセン:君を夏の日にたとえようか?
CD2/Light
ビリー・ジョエル:ララバイ/デイヴィッド:ユー・アー・ザ・ニュー・デイ
ジョエル:シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン
イギリス民謡:グリーンスリーヴス/スティング:バルパライソ
ヒープ:ハイド&シーク/ブーブレ&フォスター・ジャイルス&チャン:ホーム
キング・コール:ストレートン・アップ・アンド・フライ・ライト
アメリカ民謡:ささやかな贈り物/バーリン:ブルー・スカイ
コニック・ジュニア:レシピ・フォー・ラヴ/コーエン:ハレルヤ
アメリカ民謡:揺れるチャリオット/ムラーズ:アイム・ユアーズ
マカロフ:サイレント・ラヴ/レノン&マッカートニー:ブラックバード
ヤング:アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ
ローハン:アウト・オヴ・ザ・ウッズ
チルコット&ベネット:スウィミング・オーヴァー・ロンドン
黒人霊歌:イエスのそばへ逃れて行こう
キングズ・シンガーズ
シグナム・クラシックス(Signum Classics)の創立15周年記念リリースとして、
6人の英国紳士たち、キングズ・シンガーズのベスト・アルバムが登場!
2003年にリリースされた初のクリスマス・アルバム「クリスマス」(SIGCD 502)
から現在まで続くシグナム・クラシックスでのキングズ・シンガーズの歩み。
結成当初から受け継がれてきた唯一無二のスタイル、歴史と共に広がり続ける
驚異的なレパートリー。キングズ・シンガーズのハーモニーを存分に楽しめる
充実のベスト・アルバムです!

SIGCD 291 ¥2080
ヴォーチェス8 - クリスマス ――
ガントレット(ジョーンズ):ダビデの村に
バスクのキャロル(クレメンツ編):ガブリエルのお告げ
プレトリウス:第5旋法によるマニフィカト
プーランク:おお、大いなる神秘
作曲者不詳(クレメンツ編):ディンドン空高く
アパラチア地方のキャロル(クレメンツ編):何故にイエスは
グレツキ:すべて御身に/伝承曲(スミス編):コヴェントリー・キャロル
ラック:イエス, スウィート・ソン・ディア、マリアがまぐさ桶で歌い
プーランク:賢人ら星を見て
ドイツのキャロル(プレトリウス編):もろびと声あげ
ワーロック:ベツレヘム・ダウン
作曲者不詳:あらゆるばらの花にもまして
ムトン:処女なる御母は男を知らず
コルネリウス:3人の王
ウォルトン:ホワット・チアー
ヴォーチェス8
「エイセス・ハイ」(SIGCD 187)、「バッハのモテット集(SIGCD 213)」、「コ
ラール・タペストリー」(SIGCD 283)の3タイトルでセンセーションを巻き起こ
し、2011年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで一気に評価を高めたヴォ
ーチェス8。
バスク、アパラチア、ドイツの伝承曲や、ムトン、プーランク、グレツキ、
ウォルトンなど、バラエティに富んだプログラムと、ヴォーチェス8の完璧か
つ美麗なハーモニーが、クリスマス・シーズンを彩ります――。
録音:2011年8月21日-24日、セント・ジョージ教会(チェスタートン/イギリス)

SIGCD 269 ¥2080
光の中への旅 ――
ポストン:イエス・キリスト、りんごの木
マッキー:我らは汝の優しき恵みを待ち望む/ハドリー:私は少女を歌にする
ウェイア:アドヴェント・プローズ/ジュベア:あらゆるばらの花にもまして
ブリテン:聖母への賛歌/マーリー:ブライト・スター・キャロル
ドレイク:冬のさなかに/ガードナー:明日は私が踊る日
チルコット:羊飼いのキャロル/伝承曲(プレストン編):三隻の船
ヘッド:ベツレヘムへの小道/カークパトリック:まぶねの中で
マサイアス:クリスマス/タヴナー:子羊
クック:《世の成らぬ先に》による賛歌/ビンガム:公現祭
ハウエルズ:ここに小さな扉が/ワーロック:ベツレヘム・ダウン
バーゴン:ヌンク・ディミティス/ラッター:創造主への讃歌
ケンブリッジ・ジーザス・カレッジ合唱団、
マーク・ウィリアムズ(指揮)
15世紀末の1496年に設立されたケンブリッジ大学のジーザス・カレッジの合唱
団。2009年に指揮者に就任したマーク・ウィリアムズとのレコーディングは、
待降節、クリスマス、公現祭、聖燭祭のための作品集。
ケンブリッジ大学の合唱団と言えば、トリニティ・カレッジ、セント・ジョン
ズ・カレッジが有名だが、ジーザス・カレッジの歌声にも注目したい。
2011年7月3日-6日の録音。

SIGCD 257 ¥2080
コーラル・クリスマス ――
レイトン:ルリ・ルラ/ラドクリフ:オキセン
バード:おやすみ、かわいい幼な子よ/タヴナー:小羊
シヴァース:この子供を見よ/ローリゼン:おお、大いなる神秘
ヴォーン・ウィリアムズ:天上より送られた真理/ウィテカー:黄金の光
ホルスト:眠りなさい、愛しい子よ/プーランク:おお、大いなる神秘
タヴナー:おお、動ずることなく
パレストリーナ:マリアは天に昇らされたまいぬ
パリー:ようこそ、クリスマス!
レーヴェンスクロフト:御子の民よ目を覚ませよ
ポストン:イエス・キリスト、リンゴの木/ビクトリア:アヴェ・マリア
チャイコフスキー:ばらの冠/ワーロック:ベツレヘム・ダウン
タヴナー:今日、聖母は
ロドルファス合唱団、ラルフ・オールウッド(指揮)
ロドルファス合唱団、26年間にわたりイギリスのイートン・カレッジ合唱団で
音楽監督を務めたラルフ・オールウッドが、自ら設立したイートン・コーラル
・コースから選抜したメンバーで結成される合唱団。
バッハ、モンテヴェルディ、クリトゥス・ゴットヴァルトの編曲作品集などを
発表しており、特にハウエルズの合唱作品集(SIGCD190)は英BBCミュージック
・マガジン誌で演奏、録音の両方で最高評価の五つ星を獲得した優秀盤。
2010年9月3日-4日の録音。




<Tactus>
●タクトゥス・スーパー・セレクション
2012年12月上旬までの期間限定商品で。メーカー在庫が無くなり次第、販売
終了となります。

TCSS 001 ¥1350
パドヴァーノ&スペリンディオ オルガン作品全集 ――
アンニーバレ・パドヴァーノ(1527-1575):
第6旋法によるトッカータ
第6旋法によるリチェルカーレ
第1旋法によるトッカータ
第12旋法によるリチェルカーレ
第8旋法によるトッカータ
ベルトルド・スペリンディオ(ca.1535-1570):
トッカータ第2番
第1旋法によるリチェルカーレ
フランス風カンツォン(Un gai berger)
フランス風カンツォン
第6旋法によるリチェルカーレ
フランス風カンツォン(Hor vienza vien)
フランス風カンツォン(Petit fleur)
第3旋法によるリチェルカーレ
フランス風カンツォン(Frais et gagliard)
トッカータ第1番
マルコ・ギロッティ(オルガン)
「1553年に27歳という若さでヴェネツィアのサン・マルコ寺院のオルガニスト
に抜擢されたアンニーバレ・パドヴァーノと、その前年の1552年にパドヴァ大
聖堂のオルガニストに就任したベルトルド・スペリンディオという16世紀イタ
リアの天才オルガニストたちのオルガン作品集を網羅。 フランチェスコ・ザ
ニン2003年製のオルガンによる演奏によって、16世紀イタリアンの知られざる
名曲をマルコ・ギロッティにより奏でられる。

TCSS 002 ¥1350
ラウラ・ペペラーラへのマドリガーレ――
ルッツァスコ・ルッツァスキ(1545-1607):香しい手袋を取り
ジャケス・デ・ヴェルト(1535-1596):愛しいわが生命よ
ロドヴィコ・アゴスティーニ(1534-1590):香しい手袋を取り
ジャケス・デ・ヴェルト:愛しいわが生命よ(チェンバロ演奏)
ロドヴィコ・アゴスティーニ:あなたの歌により
ルッツァスコ・ルッツァスキ:
やさしいそよ風に秘められた歌
愛の鋭い矢
トッカータ
わが人の心,我々の愛が終わってしまうのなら
嘆かないでわが心よ
おお春よ,とし若き季節よ
ああ,すぐに来てください,愛しい人よ
パオロ・ヴィルキ(1551-1610):
やさしくそよぐそよ風
泉よ,川よ,そよ風よ
もし太陽と星のみを見るなら
ロドヴィコ・アゴスティーニ
優しい調べのなかに
ああ,心を奪うこの歌は
うれしげに小鳥はさえずる
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):トッカータ第9番
コンチェルト・セグレート
イタリアの詩人タッソーには"年若き巡礼者"、"第2の炎"と表現され、その神々
しき歌声でマントヴァを訪れた君主アルフォンソ2世の心を動かし、フェラー
ラ宮廷における女流奏者のみのアンサンブルに歌い手として迎え入れられたラ
ウラ・ペペラーラ。 これは、アルフォンソ2世の宮廷で誕生した史上初(と言
われる)女流奏者のみのアンサンブル"コンチェルト・デッレ・ダーメ"のため、
そしてラウラ・ペペラーラのためにタッソーやオルシーナといった詩人、ルッ
ツァスキ、ヴェルト、ヴィルキといった音楽家たちによって作詞、作曲された
「マドリガーレ」を集め、当時の"コンチェルト・デッレ・ダーメ"の演奏、存
在を再現させた画期的かつ斬新な録音なのである。 日本人ソプラノ歌手の神
谷美穂や、日本を代表するカウンタテナー、彌勒忠史もメンバーに名を連ねて
いるコンチェルト・セグレートは、ルッツァスキ没後400周年の2007年に結成
されたイタリアのアンサンブル。 "1500年代後半のマドリガーレ"や"コンチェ
ルト・デッレ・ダーメ"の演奏、研究を行い続けてきたコンチェルト・セグレ
ートが、16世紀のフェラーラ宮廷で開催されていた貴族たちのための特別で美
しきコンサートを鮮明に再現してくれます ――。

TCSS 003 ¥1350
グイド・レーニの時代の音楽 ――
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
スピネッタとヴァイオリンのためのトッカータ
カンツォーナ第3番《ラ・ルッケジーナ》
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525-1594):
《ああ、私は傷つき》に基づくロニョーニによるディミニューション
ビアージョ・マリーニ(1594-1663):ロマネスカ
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ:
《草原と丘》に基づくセルマによるディミニューション
《私の髪のように》に基づくバッサーニによるディミニューション
バルトロメオ・デ・セルマ(1580-1638):カンツォン
チプリアーノ・デ・ローレ(1515-1565):
《別れの時には》に基づくロニョーニによるディミニューション
ダリオ・カステッロ(1590-1658):ソナタ第1番
ミケランジェロ・ロッシ(1601-1656):トッカータ第7番
バルトロメオ・モンタルバーノ(1598-1651):シンフォニア第4番
ダリオ・カステッロ:ソナタ第2番
マルティーノ・ペセンティ(1600-1648):ガリアルダ第2番
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン&音楽監督)、アンサンブル・アウローラ
イタリアに降り立ったバロック・ヴァイオリンの神様、エンリコ・ガッティの
タクトゥス(Tactus)時代を代表する名盤「グイド・レーニの時代の音楽」。
ラファエロの再来と称され、ゲーテが「神の如き天才」と讃えたイタリア・バ
ロック、ボローニャ派の名画家グイド・レーニ(1575-1642)が生きた時代に作
曲されたイタリアのヴァイオリン音楽集。 それはアルカンジェロ・コレッリ
が登場する以前のイタリアにおけるヴァイオリン音楽の変遷、発展を刻印した
エンリコ・ガッティとアンサンブル・アウローラの至高の名演である。ジャケ
ット・デザインにはグイド・レーニ1626年の作品「聖母戴冠」が用いられてい
る。

TCSS 004 ¥1350
モンテヴェルディ:タッソのテキストによるマドリガーレ集 ――
マドリガーレ集第2巻(1590)より
女よ、私が帰ると私の思いは
愛の神が狩りに行った時
私のクローリは優しくまどろんでいた
まだ陽は昇っていなかった
そして女は嘆息しながら言った
マドリガーレ集第1巻(1587)より:
私は燃えている
燃えようが冷めようが
いとしい気持ちで
マドリガーレ集第3巻(1592)より
苦悩の日々を生きよう
愛する人の遺骸はどこへ
あなたのもとへ行くだろう
マドリガーレ集第2巻(1590)より
浜辺の花
不実な恋人よ、もし私から去るならば
最も甘い絆よ
恋人の燃える瞳をじっと見つめていた時に
マドリガーレ集第3巻(1592)より
去れ、むごき者
そこで血にまみれ
彼女が正気づいて
マドリガーレ集第4巻(1603)より
嘆きと溜め息
コンチェルト・イタリアーノ、リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)
1984年にリナルド・アレッサンドリーニを主宰者として結成され、イタリアの
古楽再興に大いなる功績を残してきたコンチェルト・イタリアーノ。 イタリア
のタクトゥス(Tactus)にレコーディングされたモンテヴェルディは、イタリア
・バロック最大の詩人トルクァート・タッソ(1544-1595)の詩を題材としたマ
ドリガーレ集。 古典イタリア語に熟達した精鋭たちがまろやかなハーモニー
で歌うモンテヴェルディには、まるで音楽劇のような説得力と存在感がある。
ちなみに録音当時のメンバーには、ラ・ヴェネクシアーナのリーダー、クラウ
ディオ・カヴィーナも名を連ねている。

TCCS 005 12枚組 ¥6600
フレスコバルディ(1583-1643):鍵盤作品全集
フランチェスコ・タシーニ(オルガン)、
セルジオ・ヴァルトロ(チェンバロ&オルガン)、
ロベルト・ロレジャン(チェンバロ)
1986年、セラフィーノ・ロッシによってボローニャで創設されたイタリアのレ
ーベル、タクトゥス(Tactus)。この世界初となる『フレスコバルディの鍵盤作
品全集』は、これまでに500タイトル以上の録音を全世界に向けて送り出すな
ど、創設から現在までイタリア音楽に情熱を注ぎ続けてきたタクトゥスのレー
ベル史上最大級となるスペシャル・リリース! イタリアの初期バロックを代
表する作曲家であり、同世代のモンテヴェルディが"声楽"ならば、フレスコバ
ルディが大きく発展させたジャンルは"鍵盤音楽"。このBOXセットには、出版
されている鍵盤作品全てが網羅されており、"イタリアのレーベル"&"イタリ
アのアーティスト"という全集完成に相応しい環境と演奏で大バッハを魅了し
た音楽が鳴り響きます ――。

TCSS 006 ¥1350
ストロッツィ(1619-1677):
独唱のためのアリエッタ集 Op.6(1657) 世界初録音
彌勒忠史(カウンターテナー)、シルヴィア・ランバルディ(チェンバロ)
イタリアを拠点に声楽家、演出家、作曲家、教育者として多才な才能を発揮す
る日本が誇るワールドクラスのカウンターテナー、彌勒忠史。バッサーニの
「シレーヌたちのハーモニー」(TCSS 007)以来となる新録音は、17世紀イタリ
アの女流作曲家バルバラ・ストロッツィ!
養父(実父説もある)の詩人、台本作家ジュリオ・ストロッツィから"選ばれた
娘"と称され、神聖ローマ皇帝フェルディナント2世から支援を受けていたとさ
れている。モンテヴェルディ、師であるカヴァッリから受け継いだ様式、声楽
家としての視点が反映された自由で抒情的な表現が見られる「アリエッタ集」
は、ストロッツィが自立した女流作曲家であったことの確実な証しである。

TCSS 007 ¥1350
ジョヴァンニ・バッティスタ・バッサーニ(ca.1650-1716):
シレーヌたちのハーモニー
つれない女との別離に
ラウラという名の美しい女性に恋する心に寄せる喜ばしい希望
アドニスの亡骸に涙するヴィーナス
ソナタ ニ長調
アルミーダの涙
愛しいひととの別離
貧しさに絶望している恋人
彌勒忠史(カウンターテナー)
シルヴィア・ランバルディ(チェンバロ)、
ヴァレリア・モンタナーリ(チェンバロ)
イタリアのパドヴァで生まれたバッサーニは、アレッサンドロII世の宮廷楽長、
アカデミア・デラ・モルテの楽長を歴任。1687年にはフェラーラ大聖堂の楽長
へと就任し、その功績から「フェラーラのバッサーニ」と呼ばれるなど17世紀
のイタリア音楽に多大な影響を残した音楽家である。ここで歌われているソプ
ラノのための6曲のカンタータには愛を主題とした詩が用いられており、哀愁
を帯びた美しき旋律が心に直接響いてくる。またブックレットには彌勒忠史自
身の翻訳による3ページの日本語解説が封入されており、バッサーニのカンタ
ータについての詳細が日本語で読めるのも嬉しい。 イタリアを拠点として世
界規模での活躍を続けるカウンターテナー、彌勒忠史。豊かな表情と透明感に
あふれる彌勒忠史の歌声は、聴き手に深い感動と新たな発見を与えてくれる。

TCSS 008 ¥1350
ヴィヴァルディ:チェンバロ用に編曲された協奏曲集――
アントニオ・ヴィヴァルディ/編曲者不詳:
協奏曲「ラ・ストラヴァガンツァ」ニ短調
(ヴァイオリン協奏曲集「ラ・ストラヴァガンツァ」よりト短調 Op.4 No.6)、
アントニオ・ヴィヴァルディ/J.S.バッハ編曲:
協奏曲ニ長調 BWV.972(合奏協奏曲集「調和の霊感」よりニ長調 Op.3 No.9)
アントニオ・ヴィヴァルディ/編曲者不詳:
協奏曲ヘ長調(合奏協奏曲集「調和の霊感」よりヘ長調 Op.3 No.7)、
アントニオ・ヴィヴァルディ/J.S.バッハ編曲:
協奏曲ト長調 BWV.973(ヴァイオリン協奏曲集よりト長調 Op7 No.8)、
アントニオ・ヴィヴァルディ/編曲者不詳:
協奏曲「ラ・ストラヴァガンツァ」変ロ長調
(ヴァイオリン協奏曲「ラ・ストラヴァガンツァ」より変ロ長調 Op.4 No.1)、
アントニオ・ヴィヴァルディ/J.S.バッハ編曲:
協奏曲ハ長調 BWV.976(合奏協奏曲集「調和の霊感」よりヘ長調 Op.3 No.12)、
アントニオ・ヴィヴァルディ/編曲者不詳:
協奏曲イ長調(合奏協奏曲集「調和の霊感」よりヘ長調 Op.3 No.5)、
アントニオ・ヴィヴァルディ/J.S.バッハ編曲:
協奏曲ヘ長調 BWV.978(合奏協奏曲集「調和の霊感」よりヘ長調 Op.3 No.3)
ロベルト・ロレジャン(チェンバロ)
ロレジャンの超絶技巧で生まれ変わる、名曲「ラ・ストラヴァガンツァ」&
「調和の霊感」!

TCSS 009 ¥1350
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):鍵盤楽器のための稀少作品集――
アントニオ・ヴィヴァルディ:
協奏曲ヘ長調 RV.584
協奏曲ニ短調 RV.541より 第2楽章
協奏曲ヘ長調 RV.775(アンメット補完)
協奏曲ハ長調 RV.774(アンメット補完)
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):協奏曲第8番ロ短調 BWV.979
アントニオ・ヴィヴァルディ:
シンフォニア イ長調 RV.Anh.85(原曲:ヴィヴァルディ RV.Anh.10)
ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):
協奏曲ロ短調 RV.275(原曲:ヴィヴァルディ RV.275)
アントニオ・ヴィヴァルディ:
協奏曲ハ短調 RV.766
協奏曲ト長調 Op.3-3、RV.310
協奏曲ハ長調 RV.Anh.76より 第2楽章(タルボット補完)
ラルゴとアンダンテ RV.746
協奏曲ヘ長調 RV.767
ファブリツィオ・アンメット(ヴァイオリン&ディレクター)、
スポレート・オルフェオ・アンサンブル
未完に終わった楽曲を含むヴィヴァルディ“自身”による作品と、ヴィヴァル
ディの作品を題材として“後に”生まれた作品の2つをテーマとした世界初録
音を含む稀少作品集。 未完成の作品である「RV.775」、「RV.774」、
「RV.Anh.76」の補筆完成版や、トレッリのヴァイオリン協奏曲が原曲という
説が有力なバッハの「協奏曲第8番ロ短調BWV.979」では、敢えてヴィヴァル
ディの「RV.Anh.10」が原曲という説を取り入れるなどプログラム構成も非常
に興味深い。 この力作を演奏するスポレート・オルフェオ・アンサンブルは、
ペルージャ出身のバロック・ヴァイオリン奏者ファブリツィオ・アンメットが
ディレクターとして率いるピリオド・アンサンブル。1988年の結成以来、歴史
に埋もれた作品や曰く付きの作品などを積極的に取り上げてるなど、その取り
組みへの注目度はかなり高い。

TCSS 010 ¥1350
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
カンタータ・ダ・カメラ第1巻(世界初録音)――
カンタータI
おおニーチェ、わたしに何を、カンタータII
もしおまえが忠実にわたしを愛するなら、カンタータIII
わたしがいいたいのは、カンタータV
天よ、これはいかなこと
ラヴィニア・ベルトッティ(ソプラノ)
ダニエル・ボッカチオ(指揮、チェンバロ)、
アンサンブル・セイント・イタリアーノ

TCSS 011 ¥1350
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
カンタータ・ダ・カメラ第2巻(世界初録音) ―
カンタータIV
せめて時には眠りのうちに、カンタータVI
泣きたまえ、苦しみに満ちたひとみよ、カンタータVII
血の色に染め、カンタータVIII
偽りの言葉
ラヴィニア・ベルットティ(ソプラノ)、
ダニエル・ボッカチオ(指揮、チェンバロ)、
アンサンブル・セイント・イタリアーノ
鍵盤楽器のためのソナタを多く作曲したドメニコ・スカルラッティであるが、
宗教曲、声楽の分野においても重要な作品を数多く残している。カンタータに
ついては少なくとも60曲以上を書いたとされているが真実性は疑わしいものも
ある。スカルラッティのカンタータというと通常アレッサンドロ・スカルラッ
ティの作品がイメージされるだけにこの録音は貴重である。こういったレパー
トリーを録音するとはさすがイタリア・レーベルだ。 セイセント・イタリア
ーノはダニエル・ボッカチオによって1999年に創設されたピリオド楽器による
アンサンブル。
17世紀から18世紀のイタリア音楽を主なレパートリーにしているこのアンサン
ブルのメンバーはそれぞれヨーロッパの有名な音楽学校で音楽を学んでおり、
アーリー・ミュージックのスペシャリストたちである。

TCSS 012 ¥1350
C・P・E・バッハ(1714-1788):
ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ集――
ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ニ長調 Wq.137
ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ハ長調 Wq.136
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ ト短調 Wq.88
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
リナルド・アレッサンドリーニ(チェンバロ)
数々の古楽革命を巻き起こし続けてきたヴィオラ・ダ・ガンバの鬼才パオロ・
パンドルフォが、リナルド・アレッサンドリーニとのデュオで1980年代末に生
み出したC.P.E.バッハの「ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集」。 パンドルフォ
の圧倒的な技巧、アレッサンドリーニの流麗なチェンバロが、才気渙発たる
C.P.E.バッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタを繰り広げる。

TCSS 013 ¥1350
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):
フォルテピアノ、ヴァイオリンとチェロのための6つのソナタ ――
ソナタ第1番-第6番
ガリマティアス・ムジクム
ラウラ・アルヴィーニ(フォルテピアノ)
エンリコ・ガッティ(バロック・ヴァイオリン)、ロベルト・ジーニ(チェロ)
フォルテピアノ"のラウラ・アルヴィーニ、"ヴァイオリン"のエンリコ・ガッ
ティ、"チェロ"のロベルト・ジーニ。 イタリア古楽界の3巨頭と言っても過言
ではない3人の名手たちのアンサンブル、ガリマティアス・ムジクムが奏でる
イタリアの室内楽王"ボッケリーニのソナタ集。お互いの活かし方を完全に心
得た名手たちの典雅で愉悦をもたらすボッケリーニは、2005年に他界したラウ
ラ・アルヴィーニの遺産である。


TCSS 014 ¥1350
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):
6つの弦楽四重奏曲Op.26(2台フォルテピアノ版/世界初録音)
アンナ・クレメンテ(フォルテピアノ/ヨハン・シャンツc.1810-1815)
スザンナ・ピオランティ(フォルテピアノ/ヨハン・シャンツc.1800)
18世紀イタリアの室内楽王ボッケリーニがスペイン時代の1778年に作曲した代
表作、「6つの四重奏曲Op.26」の"世界初録音"となる2台のフォルテピアノ編曲
版! ドイツ、ドレスデンのザクセン州立図書館に写本の形で所蔵されている
2台のフォルテピアノ(チェンバロ)版。編曲者は不明とされているが、その楽譜
の存在は「ピアノ四重奏曲」にも編曲された「Op.26」の音楽的価値の高さを物
語っている。イタリアの女流デュオが弾く楽器は、それぞれがウィーンの名工
ヨハン・シャンツが製作したオリジナルのフォルテピアノ!
ウィーンの銘器が奏でるボッケリーニの「Op.26」の知られざる姿。優美で躍動
感あふれる演奏に感嘆する。

TCSS 015 ¥1350
ジョアキーノ・ロッシーニ(1792-1868):
オルガン4手連弾によるロッシーニの序曲集――
歌劇 《どろぼうかささぎ》 序曲
歌劇 《セビリャの理髪師》 序曲
歌劇 《セミラーミデ》 序曲
歌劇 《タンクレディ》 序曲
歌劇 《アルジェのイタリア女》 序曲
歌劇 《ウィリアム・テル》 序曲
ジュリアーナ・マッカローニ(オルガン)、
フェデリカ・イアンネッラ(オルガン)
19世紀イタリアが生んだ不動の名作ロッシーニの序曲集をオルガンで、しかも
4手連弾で弾いてしまうという仰天の演奏が登場!ここでは原曲のオーケスト
ラ版を単純にコピーするのではなく、スコアをオルガンの特性を活かした形に
再構成。カラフルでゴージャスなサウンド、軽快なリズム、壮大なスケール、
シンバルの音・・・。オルガン4手連弾が繰り広げるロッシーニの「序曲集」
の演奏は、まるでこれが原曲なのではないかと思えてしまうほど。ジュリアー
ナ・マッカローニとフェデリカ・イアネラは、イタリアのセニッガリア国際
オルガン音楽祭やペーザロの国際オルガン音楽祭の芸術監督を務める凄腕の
女流オルガニスト・コンビ。ロッシーニ存命当時に製作された1821年フラテッ
リ・セラッシ製の歴史的オルガンが奏でる「序曲集」。

TCSS 016 ¥1350
カミッロ・シヴォリ(1815-1894):ヴァイオリンとピアノのための作品集――
タランテラ Op.21

フィオーリ・ディ・ナポリ Op.22
変奏曲 Op.2
ロマンス 変ホ長調 Op.23
ロマンス 変イ長調 Op.23
《ランメルモールのルチア》の主題による序奏と華麗な変奏曲
マウロ・トルトレッリ(ヴァイオリン)、アンジェラ・メルーソ(ピアノ)
イタリアが生んだヴァイオリンのヴィルトゥオーゾ、ニコロ・パガニーニに
唯一弟子入りを認められた音楽家、カミッロ・シヴォリのヴァイオリン作品集。
童と称えられた才能、師匠譲りの超絶技巧、ヴァイオリン・コレクターとして
の一面。"パガニネット(小さなパガニーニ)"と呼ばれた天才の"音楽"に再びス
ポットライトがあたる。
フランコ・グッリとボリス・ベルキンの高弟、マウロ・トルトレッリの熱演に
も要注目です!

TCSS 017 ¥1350
トスカニーニ、パルマのマエストロ 声楽とピアノのための歌曲集――
ジョヴァンニ・ボッテジーニ(1821-1889):私たちの歌**
ジゥースト・ダッチ(1840-1915):
苦しみがこだまし***
あなたの微笑み**
ラ・トラディタ・モレンテ*
グスターヴォ・カンパニーニ(1879-1962):
私を愛して***
あなたは今はいない***
アルトゥーロ・トスカニーニ(1867-1957):
恋人の最期の願い*
私はやきもち屋*
生垣の花***
悲嘆**
ノイローゼ*
ミニョンの歌***
愛している*
秋*
子守歌(ピアノのための)
イルデブランド・ピツェッティ(1880-1968):羊飼いたち**
3つのペトラルカのソネット**
シモーナ・チアンキ(ソプラノ)*、ユウコ・ムラカミ(ソプラノ)**
ドゼナナ・ムスタフィチ(ソプラノ)***、ラファエレ・コルテシ(ピアノ)
イタリアのパルマが生んだ巨匠、アルトゥーロ・トスカニーニの"指揮者"とし
てではなく"作曲家"しかも"歌曲"にスポットライトをあてたタクトゥスならで
はの個性豊かなイタリア歌曲集。 故郷のパルマ音楽院では作曲を専攻してい
たが、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」に魅せられチェロ科に転身して
しまったトスカニーニ。作曲家を志した若き日のトスカニーニが書いた歌曲は、
後年のスタイルを暗示しているかのような熱情的な作風が特徴的である。トス
カニーニだけでなく「皇紀2600年奉祝曲」の作曲家ピツェッティ、「コントラ
バス協奏曲」のボッテジーニの歌曲もかなり興味深い。イタリア音楽ファンの
ライブラリーをさらに充実させてくれる歌曲集の登場です。

TCSS 018 ¥1350
ジョヴァンニ・ズガンバーティ(1841-1914)ピアノ作品全集 Vol.6――
交響曲第1番ニ長調 Op.16(4手連弾版)
管弦楽のための葬送行進曲(作曲者による4連弾編曲版/世界初録音)
リスト:交響詩《理想》 S.106(ズガンバーティ編曲による4手連弾版)
フランチェスコ・カラミエロ(ピアノ)、フランチェスコ・リベッタ(ピアノ)
コアなファンから高い支持を得ているリストの愛弟子、ジョヴァンニ・ズガン
バーティのピアノ作品全集第6巻では、4手連弾のためのアレンジ作品を収録。
師であるリストが見抜いたズガンバーティの才能は、19世紀イタリアの鍵盤音
楽の隆盛に影響を及ぼすなど大きな役割を果たしている。ズガンバーティのア
レンジによる師匠リストの交響詩も聴き物。
ズガンバーティのピアノ作品集で継続的に演奏を務めるイタリアのピアニスト、
フランチェスコ・カラミエロ。使用ピアノはファツィオーリのモデルF278!

TCSS 019 ¥1350
アルフォンソ・レンダーノ(1853-1931):ピアノ作品集――
舟歌
スラヴ舞曲
悲しきワルツ
夜想曲変イ長調
夜想曲ホ長調
即興曲
マズルカ ヘ短調
葬送行進曲
風変わりなセレナータ
デュエッティーノ
幽霊のガヴォット
フォレッティのガヴォット
ステファーノ・セヴェリーニ(ピアノ/ファツィオーリF278)
ピアノの第3ペダル、レンダーノ・ペダルの考案者、アルフォンソ・レンダー
ノのピアノ作品集。ナポリ音楽院在籍がわずか6か月で終わってしまったレン
ダーノだが、1866年のタールベルク師事をきっかけにピアニストとしての道を
本格再開。パリ、ロンドン、ライプツィヒでもピアノを学び、19世紀イタリア
の器楽音楽の復興に尽力した音楽家の1人である。

TCSS 020 ¥1350
ニーノ・ロータ(1911-1979):フルート作品集――
5つのやさしい小品
エレジ
アレグロ・ヴェローチェ
フルート・ソナタ
2本のフルートのための 《3つの小品》*
映画音楽のテーマによる幻想曲
ロベルト・ファブリチアーニ(フルート)
マッシミリアーノ・ダメリーニ(ピアノ)、
ルイゼラ・ボッテオン(フルート)*
『自身の本業はクラシックの作曲家であり、映画音楽は趣味にすぎない』と主
張し続けた20世紀を代表する映画音楽の巨匠、ニーノ・ロータの生誕100周年
記念として発売され、話題を呼んだアルバム。「ヴァイオリン・ソナタ」から
フルート用に編曲された「フルート・ソナタ」、「ゴッドファーザー」や「山
猫」、「道」など、往年の名映画のテーマがフルート作品へと生まれ変わった
「幻想曲」など、プログラミングもユニーク。そしてフルート・ソロには、ハ
イパーバス・フルートまでを吹きこなすイタリアの鬼才ロベルト・ファブリチ
アーニを起用。




<Linn>
CKD 411(SACD-Hybrid) 2枚組 ¥3580
コレッリ:合奏協奏曲集Op.6 ――
合奏協奏曲第1番ニ長調Op.6-1/合奏協奏曲第2番ヘ長調Op.6-2
合奏協奏曲第3番ハ短調Op.6-3/合奏協奏曲第4番ニ長調Op.6-4
合奏協奏曲第5番変ロ長調Op.6-5/合奏協奏曲第6番ヘ長調Op.6-6
合奏協奏曲第7番ニ長調Op.6-7/合奏協奏曲第8番ト短調Op.6-8
合奏協奏曲第8番ト短調Op.6-8《クリスマス》/合奏協奏曲第9番ヘ長調Op.6-9
合奏協奏曲第10番ハ長調Op.6-10/合奏協奏曲第11番変ロ長調Op.6-11
合奏協奏曲第12番ヘ長調Op.6-12
パヴロ・ベズノシウク(ヴァイオリン&ディレクター)、
エイヴィソン・アンサンブル
2013年で没後300周年を迎えるイタリア・バロックにおけるヴァイオリン音楽の
輝く天才コレッリ。2013年の全4巻(Op.1-Op.6)での完結に向けて始動したベズ
ノシウク&エイヴィソン・アンサンブルによるコレッリの第1弾は「合奏協奏曲
Op.6」!ベズノシウクのヴァイオリン、エイヴィソン・アンサンブルの合奏能
力が冴え渡る"コンチェルティーノ"と"リピエーノ"の対比では、LINNの超ハイ
ファイ録音が見事な効果を発揮してくれることだろう。




<Glossa>
GCD 921626 2枚組 ¥1880
完全限定盤
コンセール・スピリチュエル
- 結成25周年アニヴァーサリー・アルバム"les 25 ans !!!" ――
I.ミュジーク・ルリジューズ(宗教音楽)
- フレマール、ブテイエ、シャルパンティエの音楽
II.デムジュール(行き過ぎ) - ヘンデル、ストリッジョ、パーセルの音楽
III.ジャルダン・スクレ(秘密の園)
- ボワモルティエ、ダジャンクール、ギュスターヴ・シャルパンティエの音楽
IV.オペラ集
- ボワモルティエ:《ダフニスとクロエ》より、
パーセル:《ディドーとエネアス》より、デトシュ:《カリロエ》より、
マレ:《セメレ》より、グレトリ:《アンドロマケ》より、
カンプラ:《ヴェニスの謝肉祭》より
V.私のお気に入りの小さな宝石
- ボワモルティエ、、マレ、デトシュの音楽
エルヴェ・ニケ(指揮)、コンセール・スピリチュエル
フランス革命により活動に終止符が打たれた18世紀の"コンセール・スピリチュ
エル"の名を受け継ぎ、1987年に古楽界の鬼才エルヴェ・ニケが現在のコンセー
ル・スピリチュエルを結成してから今年2012年で25周年!
エルヴェ・ニケとコンセール・スピリチュエルの結成25周年を祝したアニヴァ
ーサリー・アルバムは、四半世紀という長き歳月の中で現代に蘇らせてきた
"フランス・バロック音楽"や、ヘンデル、ストリッジョなどの"古楽革命"を集
めたスペシャル・プログラム!
知られざるフランス・バロック音楽の発掘、復権という大きな役割を担い続け
るニケ&コンセール・スピリチュエル。25年という歳月と功績が凝縮されたア
ニヴァーサリー・アルバムです。
録音:1999年-2011年




<APR>
APR 6010 2枚組 ¥2180
トバイアス・マッセイ・スクールVol.3
- アイリーン・シャラー:電気録音全集&アコースティック録音選集
●HMV/電気録音(1925年-1929年)
パーセル(ヘンダーソン編):
トッカータ=プレリュード、サラバンド&メヌエット
パラディージ:トッカータ イ長調
スカルラッティ:ソナタ集(Kk1、Kk11&Kk159)
J.S.バッハ(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよ
ボイス(クラクストン編):ガヴォット
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ト長調K.283
メンデルスゾーン:紡ぎ歌Op.67-4
ショパン:
練習曲Op.10-5、ワルツ ホ短調Op.posth、即興曲第1番Op.29、
幻想即興曲嬰ハ短調Op.66
シンディング:春のささやきOp.32
ドビュッシー:アラベスク第2番
●Columbia/電気録音(1929年-1933年)
メンデルスゾーン:アンダンテとロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14
リスト:ハンガリー狂詩曲第12番
ヴェルディ(リスト編):リゴレット・パラフレーズ
ショパン:
幻想即興曲Op.66、練習曲Op.10-11、練習曲Op.10-12、練習曲Op.25-1、
練習曲Op.25-9、練習曲Op.25-6、練習曲Op.25-11《木枯らし》、
練習曲Op.25-12、3つの新しい練習曲第1番、3つの新しい練習曲第2番、
スケルツォ第2番Op.31
リトルフ:スケルツォ*
●HMV/アコースティック録音(1912年-1924年)
スカルラッティ:ソナタ ト長調Kk14
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ第3番嬰ハ長調BWV.848
ショパン:
夜想曲Op.48-1、前奏曲Op.28-8、練習曲Op.25-2、葬送行進曲(Op.35より)、
ワルツOp.64-1
シューマン:間奏曲(Op.26より)
リスト:小人の踊り
リスト:ハンガリー幻想曲S.123(抜粋)#
サン=サーンス:アレグロ・スケルツァンド(抜粋)#
ドビュッシー:水に映る影、金色の魚
スコット:黒人の踊り
グッドハート:ティペラリー
アイリーン・シャラー(ピアノ)、
ヘンリー・ウッド指揮*、ロンドン交響楽団*、
ランドン・ロナルド(指揮)#、ニュー・シンフォニー・オーケストラ#
19世期後期-20世紀前半のイギリス・ピアノ界における名教師、トバイアス・
マッセイ(1858-1945)の門下生たちが遺した録音を復刻するAPRの「トバイアス
・マッセイ・スクール」シリーズ。
ヒストリカル・ファンから高く評価を受けた"アイリーン・ジョイス(APR 7502)"、
"ハリエット・コーエン(APR 7304)"に続くシリーズの第3巻は、マイラ・ヘスの
従姉妹としても知られる名ピアニスト、アイリーン・シャラー(1888-1971)!
得意とするショパンから最後の録音となったリトルフに至る1925年から1933年
までの"電気録音"の全集、100年前の1912年の演奏を含む"アコースティック録
音"の選集は、アイリーン・シャラーの至芸を21世紀に伝える貴重なディスク
として重宝されること必至。ヒストリカル・ファン要注目の復刻です!




<Glossa>
GBSADV 001(SACD-Hybrid) 5枚組+ボーナスDVD ¥6150
ベートーヴェン:交響曲全集(2011年新録音、ロッテルダムでのライヴ)
交響曲第1番ハ長調Op.21/交響曲第3番変ホ長調Op.55《英雄》
交響曲第2番ニ長調Op.36/交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第6番ヘ長調Op.68《田園》/交響曲第5番ハ短調Op.67《運命》
交響曲第8番ヘ長調Op.93/交響曲第7番イ長調Op.92
交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱付き》
天国への九つの階段 - ブリュッヘンが語るベートーヴェンとその音楽
(DVD/日本語字幕付き)
フランス・ブリュッヘン(指揮)、
18世紀オーケストラ、ラウレンス・コレギウム&カントライ、
レベッカ・ナッシュ(ソプラノ)、
ウィルケ・テ・ブルンメルストローテ(メゾ・ソプラノ)、
マルセル・ビークマン(テノール)、
ミヒャエル・テーフス(バス)
日本先行発売!2000セット完全限定 !!
●日本盤のみの2大特典付き !!
1, 日本盤完全限定特典DVD付き(日本語字幕付き/NTSC/約36分)
天国への九つの階段 - ブリュッヘンが語るベートーヴェンとその音楽
『 やれることは全てやったと僕らは自身は自負しても、ベートーヴェンが「お
や、これは私の曲だ」とわかってくれたら、僕はきっと感動する 』
『 ベートーヴェンのオリジナルなテンポを、原則的に僕は尊重する。自分の好
きなテンポでやってたら、何の意味もないと思う。 』  
『 聴く度に、新たなベートーヴェンを発見することになる。それがまた、聴く
者の歓喜となる 』 - ブリュッヘンのインタビューより
※ブリュッヘンのインタビュー、コンサートのライヴ、リハーサル、ロッテル
ダムやイタリアの風景を収録。
2, 解説書全文日本語対訳付き(解説:ロランド・デ・ベール/日本語訳:生塩
昭彦)  



<Somm(Beecham)>
SOMM-BEECHAM 32 ¥1650
ビーチャム・コレクション ――
ベルリオーズ:序曲《海賊》Op.21(録音:1951年3月7日)
グリーグ:古いノルウェーの旋律による変奏曲Op.51(録音:1955年11月27日)
ダンディ:魔の森Op.8(録音:1951年10月21日)*
サン=サーンス:
交響曲第3番ハ短調Op.78《オルガン付き》(1954年10月20日)**
トーマス・ビーチャム(指揮)、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、BBC交響楽団*、
デニス・ヴォ―ン(オルガン)**、トム・マッコール(ピアノ)**、
ダグラス・ガムレイ(ピアノ)**
サン=サーンス「交響曲第3番《オルガン付き》」は、トーマス・ビーチャム
卿が1946年に創設したロイヤル・フィルとの1954年10月20日、ロイヤル・フェ
スティヴァル・ホールでのライヴ・レコーディング。
フランス音楽を得意としたビーチャムにとってサン=サーンスはベルリオーズ
と並ぶ重要な存在だっただけに、晩年の「オルガン付き」のライヴでも熱演が
繰り広げられている。

SOMM-BEECHAM 31 ¥1650
ビーチャム・コレクション ―― ヘンデル:合奏協奏曲Op.6-10*
R・シュトラウス:
交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》Op.28*
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番
R・シュトラウス:交響詩《ドン・ファン》Op.20
ラヴェル:スペイン狂詩曲
トーマス・ビーチャム(指揮)、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
当初フルトヴェングラー&ベルリン・フィルの公演が予定されていたが、フル
トヴェングラーの逝去により、指揮者とオーケストラがビーチャム&ロイヤル
・フィルへと交代となった1955年1月ロイヤル・フェスティヴァル・ホールで
のコンサートのライヴ。
バッハ、ヘンデル、R・シュトラウス、ラヴェルというプログラムでも持ち前
の幅広いレパートリーを活かしたビーチャム&ロイヤル・フィルは、"代役"か
ら完全な"主役"となり聴衆を熱狂させている。
1955年1月18日&20日*、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録音。

SOMM-BEECHAM 30-2 2枚組 ¥3300
グレトリ:歌劇《ゼミールとアゾール》(ビーチャム校訂&編曲版)
トーマス・ビーチャム(指揮)、
ボーンマス交響楽団、
ベルナール・ルフォール(バリトン)、ミシェル・アメル(テノール)、
ミシェル・セネシャル(テノール)、ユゲット・ブーランジョ(ソプラノ)、
アーダ・マンディキアン(ソプラノ)
19世紀のフランス音楽だけでなく、18世紀後半のフランス・オペラでも優れた
演奏を残しているトーマス・ビーチャム。
1955年5月16日のバース・ロイヤル・シアターで上演されたアンドレ・モデス
ト・グレトリ(1741-1813)の代表作「ゼミールとアゾール」は初CD化。グレト
リやメユールのオペラの貴重な初稿版のスコアを所蔵していたビーチャム自身
の手により校訂、編曲が行われた版を使用している。




<Somm(Celeste)>
SOMMCD 0113 ¥1780
ジュベア:弦楽四重奏曲集 ――
弦楽四重奏曲第1番変イ長調Op.1(世界初録音)/弦楽四重奏曲第2番Op.91*
弦楽四重奏曲第3番Op.112(世界初録音)
ブロドスキー弦楽四重奏団〔ダニエル・ローランド(ヴァイオリン)、
イアン・ベルトン(ヴァイオリン)、ポール・キャシディ(ヴィオラ)、
ジャクリーン・トーマス(チェロ)〕
フランス人の父とオランダ人の母を持ち、南アフリカのケープタウンで生まれ
たイギリスの作曲家ジョン・ジュベア(1927-)。結成40周年を迎えたブロドスキ
ー弦楽四重奏団による斬新かつ新鮮な和声法を特徴とするジュベアの弦楽四重
奏曲集は、作曲者の生誕85周年記念リリースとなる。
「第1番」と「第3番」は今回が世界初録音であり、「第2番」もブロドスキー
弦楽四重奏団によって行われた世界初録音の演奏を収録。
2011年6月25日-26日&2006年2月20日*の録音。

SOMMCD 0114 ¥1780
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集Vol.1 ――
ピアノ三重奏曲第2番ト長調Op.1-2/アレグレットWoO.39
14の変奏曲変ホ長調Op.44/ピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70-1《幽霊》
グールド・ピアノ・トリオ〔ルーシー・グールド(ヴァイオリン)、
アリス・ニアリー(チェロ)、ベンジャミン・フリース(ピアノ)〕
ブラームス(Quartz)やドヴォルザーク(Champs Hill Records)の録音で名声を
確立し、2011-12シーズンで結成20周年を迎えたイギリスのアンサンブル、グ
ールド・ピアノ・トリオがソム(Somm)を舞台に、ベートーヴェンの「ピアノ
三重奏曲集」のレコーディングを開始!
ドイツ音楽との相性の良さは、ブラームスで実証されており、ヨーロッパ室内
管の第2ヴァイオリンの首席奏者、ルーシー・グールドたちの活躍が楽しみ。
2011年10月5日、ブランドン・ヒル、セント・ジョージ教会(ブリストル)での
ライヴ録音。

SOMMCD 0111 ¥1780
ブリス:ピアノ作品集Vol.1 ――
幻想ワルツ集/トッカータ/間奏曲/練習曲/ピアノ・ソナタ/メイ=ツェー
ピアノのための組曲/ミニアチュア・スケルツォ
マーク・ベビントン(ピアノ)
代表作「色彩交響曲」や「チェック・メイト」で知られ、英国の王室楽長とい
う栄えある地位にあったイギリスの大作曲家アーサー・ブリス(1891-1975)の
ピアノ作品全集第1巻。
アイアランドやブリッジ、バックス、デイル、ハールストーンなど近代イギリ
スのピアノ音楽を弾き続けるスペシャリスト、マーク・ベビントンの両手がブ
リスでも精彩を放つ。2011年1月&2010年8月の録音。

SOMMCD 0112 ¥1780
ディーリアス:2台ピアノ編曲版管弦楽作品集Vol.1 ――
ダンス・ラプソディ第1番(グレインジャー編)
春初めてのかっこうを聞いて(シュミット=ヴンストルフ編)
ブリッグの定期市(ヘゼルタイン編)
交響詩《人生と愛の詩》(ガーディナー&フェンビー編)
夏の歌(フェンビー編)/ラ・カリンダ(トリンブル編)
竹ノ内博明(ピアノ)、サイモン・キャラハン(ピアノ)
ソム(Somm)のフレデリック・ディーリアス(1862-1934)の生誕150周年記念リリ
ースは、管弦楽作品の"2台ピアノ編曲集"!
イギリス在住の日本人ピアニスト、竹ノ内博明が弾くシリーズ第1集には、
「ブリッグの定期市」や「夏の歌」などディーリアスの名曲の2台ピアノ版を
収録。ディーリアン要注目!2011年4月の録音。

SOMMCD 0110 ¥1780
ラフマニノフ:前奏曲全集 ――
前奏曲嬰ハ短調Op.3-2/前奏曲集Op.23/前奏曲集Op.32
ピーター・ケイティン(ピアノ)
1948年にウィグモア・ホールのリサイタルでピアニストとしてのキャリアをス
タートさせたイギリスの大ベテラン・ピアニスト、ピーター・ケイティン
(1930-)。1971年に録音が行われユニコーン(Unicorn)からリリースされていた
ラフマニノフの「前奏曲全集」が80歳記念として復刻リリース。録音から40年
以上が経過した現在もその存在感は不変である。1971年の録音。

SOMMCD 0105 ¥1780
シェイベル(セイバー):無伴奏合唱作品集 ――
ユーゴスラビア民謡集、3つのハンガリー民謡、2つの戦士の歌、
ミサ・ブレヴィス、シルミオ、2つのマドリガル、
スリー・ナンセンス・ソングス、3つの恵み、2つのポークチョップ
カーン:戦士たちの告別/ギブス:グローリア
コダーイ:われら生のただ中にありて
ハワード・ウィリアムズ(指揮)、21世紀合唱団
後半生はイギリスを活躍の場としたハンガリー生まれの作曲家シェイベル・マ
ーチャーシュ(1905-1960)の無伴奏合唱作品集。
ユーゴスラビアの民謡を採り入れた作品など、南スラヴやハンガリーの伝承音
楽を題材とした合唱が代表作である。2011年10月の録音。




<Somm>
SOMMCD 246 ¥2180
ヴォーン・ウィリアムズ:ピアノと管弦楽のための幻想曲
マサイアス:ピアノ協奏曲第1番、ピアノ協奏曲第2番(全曲世界初録音)
マーク・ベビントン(ピアノ)、
ジョージ・ヴァス(指揮)、アルスター管弦楽団
グレアム・パーラット博士の校訂によるヴォ―ン・ウィリアムズの「幻想曲」、
作曲者の娘リーアノン・マサイアスとジェライント・ルイスの校訂によるマサ
イアス「ピアノ協奏曲第1番」と1961年に初演された「ピアノ協奏曲第2番」。
世界初録音となるイギリスのピアノ協奏曲3作品と、近代イギリス音楽の名手
マーク・ベビントンという組み合わせが頼もしい。2011年5月の録音。




<Nimbus Alliance>
(Nimbus Allianceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 6141 ¥2080
J.S.バッハ:鍵盤楽器のための協奏曲集 ――
協奏曲第4番イ長調BWV.1055/協奏曲第7番ト短調BWV.1058
協奏曲第3番ニ長調BWV.1054/協奏曲第2番ホ長調BWV.1053
協奏曲第5番ヘ短調BWV.1056
ニック・ヴァン・ブロス(ピアノ)、
デイヴィッド・パリー(指揮)、イギリス室内管弦楽団
ヨンティ・ソロモン、ベンジャミン・カプランの下で研鑽を積み、その演奏を
聴いたタチアナ・ニコラーエワから「ピアニストとして完成品」と激賞された
イギリスのピアニスト、ニック・ヴァン・ブロス。
1994年6月を最後に15年間ピアノ演奏から遠ざかっていたヴァン・ブロスは、
2008年のレコーディング開始、2009年のカムバック・コンサートで劇的な復帰
を飾り、その独特の感性、スタイルは英国内外で注目を集めている。
「ゴルトベルク変奏曲(NI 6136)に続く「協奏曲集」でも、内面から湧き出る
アイディア、桁外れの才能が随所で輝きます。2008年7月18日-20日の録音。

NI 6162 ¥2080
チャイコフスキーへのトリビュート ――
チャイコフスキー:
主題と変奏イ短調Op.19/夜想曲Op.10-1/ロマンス ヘ短調Op.5
ロマンス ヘ長調Op.51-5/感傷的なワルツ ヘ短調Op.51-6
とぎれた夢Op.40-2/カプリッチョ変ト長調Op.8/対話Op.72-8
子守歌Op.72-2/やさしいとがめOp.72-3/瞑想Op.72-5/悲歌Op.72-14
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
孤高の天才ピアニスト、ウラディミール・フェルツマンの"ラフマニノフ"続く
トリビュート・アルバムは、母国ロシアの大作曲家"チャイコフスキー"。
フェルツマンがチャイコフスキーへのトリビュートのために選んだ音楽は、ピ
アノ協奏曲やピアノ・ソナタなどの大規模な作品ではなく"12曲の小品"。
2011年6月4日-5日、ニューヨークでの録音。

NI 5876 ¥2080
ハンス・フォン・ビューロー:ピアノ作品集 ――
バラードOp.11/ミラノの謝肉祭Op.21/ラ・チェトラOp.27/英雄行進曲
マーク・アンダーソン(ピアノ)
ベルリン・フィルの常任指揮者として高名なハンス・フォン・ビューロー
(1830-1894)の「ピアノ作品集」。
優れたピアニストでもあった往年の名指揮者フォン・ビューローの「ピアノ作
品」は、その実力が反映された華麗で技巧的な作風が特徴。フォン・ビューロ
ーの"作曲家"としての手腕を楽しめる好企画。2011年4月&8月の録音。

NI 5874 ¥2080
フレスコバルディ:鍵盤作品集Vol.4 ――
トッカータ第6番/カンツッォーナ第6番/トッカータ第3番
オルガンのためのトッカータ/トッカータ第5番
聖体奉挙のための半音階的トッカータ/トッカータ第8番/ファンタジア第6番
トッカータ第4番/カンツォーナ第2番/聖体奉挙のためのトッカータ
ファンタジア第9番/カンツォーナ第9番/聖体奉挙のためのトッカータ
フォリアのアリアによるパルティータ*/カンツォーナ第3番*
リチャード・レスター(オルガン&チェンバロ*)
ニンバス(Nimbus)でスカルラッティの鍵盤作品全集を完成させたイギリス、サ
イレンスター古楽音楽祭の音楽監督リチャード・レスターのフレスコバルディ
第4巻は"オルガン"がメイン。
イタリア、アルメンノ・サン・サルヴァトーレのサン・ニコラ教会に設置され
ているコスタンツォ・アンテニャーティ1588年製作のヒストリカル・オルガン、
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボーニ1619年頃製作のチェンバロという貴重な
楽器の響きを聴くことが出来る。

NI 6164 ¥2080
ワーグナー:
楽劇《トリスタンとイゾルデ》より 前奏曲と愛の死
歌劇《タンホイザー》序曲
楽劇《ワルキューレ》より 魔の炎の音楽、ワルキューレの騎行
楽劇《ラインの黄金》より ヴァルハラ城への神々の入城
楽劇《神々のたそがれ》より ジークフリートのラインへの旅、
ジークフリートの死と葬送音楽
ヨンダニ・バット(指揮)、ロンドン交響楽団
ニンバス(Nimbus)に登場以降、ブラームス、ベートーヴェンを振ってきたヨン
ダニ・バットが次に取り上げてきたのはワーグナー!
旧ASV時代はゴルトマルクやリムスキー=コルサコフ、グラズノフなど、レアな
レパートリーを中心としていただけに、大作曲家たちの名作へと舵を切ったヨ
ンダニ・バットの行き先が気になるところ。中でも「タンホイザー」序曲と
バットのスタイルの相性は上々。2011年6月9日-10日の録音。

NI 6172 ¥2080
祈り - スペインの印象 ――
アルベニス(ワット編):組曲《スペインの歌》Op.232/ロドリーゴ:祈りと踊り
ホセ:ギター・ソナタ/ファリャ:ドビュッシーの墓に捧げる讃歌
タレガ:アラビア風奇想曲
イアン・ワット(ギター)
ニンバス・アライアンス(Nimbus Alliance)と英国王立スコットランド音楽院の
コラボレーションによる新シリーズのリリース第1弾は、2005年11月にデビュー
を飾ったギタリスト、イアン・ワットのスパニッシュ・アルバム。
ギターの主要レパートリーだけでなく現代作品も得意とするワットは、ピータ
ー・マックスウェル・デイヴィスの75歳記念コンサート・シリーズにも招かれ、
歌曲集「黒い天使たち」の演奏に参加するなど、英国内外で注目を集めるギタ
ー界の俊英である。2011年5月&8月の録音。

NI 6170/1 2枚組 ¥3180
この見えざる世界 - フルート作品集 ――
ボニス:フルート・ソナタ/ヒンデミット:フルート・ソナタ
ジョンゲン:フルート・ソナタOp.77/ウィット:この見えざる世界
スタンコヴィチ:セレナーデのソナタ
ボウスタニー:...そして風がささやいた.../フーリー:夢のあとに
シベリウス:スカラムーシュOp.71
ウィザム・ボウスタニー(フルート)、
アレクサンドル・シュラム(ピアノ)
中東レバノン出身のフルーティストで、現在マンチェスターのロイヤル・ノー
ザン・カレッジ・オヴ・ミュージックでフルート科の教授を務めているウィザ
ム・ボウスタニー。
ヒンデミットやジョンゲンから自作、現代作曲家の作品など、レパートリーの
新規開拓に一役買ってくれそうだ。シベリウスの小品「スカラムーシュ」も収
録!

NI 6161 ¥2080
ブラックフォード:ノット・イン・アワー・タイム
ギャヴィン・カー(指揮)、
ボーンマス交響楽団、ボーンマス交響合唱団&ユース合唱団、
ポール・ナイロン(テノール)、スティーヴン・ガッド(バリトン)
2011年にボーンマス交響合唱団からの委嘱によって作曲されたリチャード・ブ
ラックフォードの「ノット・イン・アワー・タイム」。
ジョージ・ブッシュやバラク・オバマのスピーチ、第1回十字軍の遠征のテキス
トなどを用いたこの作品は、アメリカ同時多発テロで失われた命への鎮魂歌で
あり平和への祈りの音楽である。2011年9月18日-19日の録音。

NI 6159 2枚組 ¥3180
ショーソン:ピアノ三重奏曲ト短調Op.3/ドビュッシー:ピアノ三重奏曲ト長調
ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲ニ短調Op.9《悲しみの三重奏曲》
ウィーン・シューベルト・トリオ〔ボリス・クシュニール(ヴァイオリン)、
マルティン・ホルンシュタイン(チェロ)、
クラウス=クリスティアン・シュスター(ピアノ)〕
1985年から1993年の8年間という短い活動期間の中でモーツァルトのピアノ三重
奏曲全集など、優れた録音を残したウィーン・シューベルト・トリオ。
結成の翌年にオランダのハーレムで収録された3作品では、特にショーソンでの
繊細な表情が美しい。1986年の録音。

NI 6146 ¥2080
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱付き》
レベッカ・エヴァンス(ソプラノ)、
ウィルケ・テ・ブルンメルストローテ(メゾ・ソプラノ)、
スティーヴ・デイヴィスリム(テノール)、ニール・デイヴィス(バス)、
ヨンダニ・バット(指揮)、ロンドン交響楽団&合唱団
指揮者と科学者という2つの姿を持つマカオ出身の名物指揮者、ヨンダニ・バッ
トとロンドン交響楽団のベートーヴェン・チクルス第3弾は「第九」!オーケス
トラ、合唱の自主性に委ねたかのような緩やかな空気、随所に現れるバットの
アイディアが特徴的。

NI 6157 ¥2080
密度21.5 - フルート、アルト・フルート、ピッコロ、バリトン・サクソフォン
のための無伴奏作品集 ――
スコット:KBM(世界初録音)/ヴァレーズ:密度21.5
ナイマン:トニーへの歌(バリトン・サクソフォン版/世界初録音)
イールズ:11番目の戒律(世界初録音)/J.S.バッハ:パルティータ イ短調
スコット:18(世界初録音)/ナイマン:カンツォーナ(世界初録音)
ヒース:コルトレーン(世界初録音)
カレン:無伴奏フルート・ソナタ(世界初録音)
ナイマン:永遠なるヤマモト第5番&第9番(Yamamoto Perpetuo/世界初録音)
ナイマン:トニーへの歌(フルート版/世界初録音)
アンディ・フィンドン(フルート&アルト・フルート&ピッコロ&バリトン・
サクソフォン)
マイケル・ナイマン・バンドで活躍したマルチプレーヤー、アンディ・フィン
ドンがフルートやバリトン・サクソフォンを駆使しての無伴奏作品集。10曲が
世界初録音となるこのプログラムでは、持ち前の超絶技巧を余すことなく発揮。
フィンドン独自の空間を創り上げている。

NI 6156 ¥2080
バッド・テンパード・フルート - スコット:フルート作品集 ――
スリー・レター・ワード/ネメスルス
アンド・エブリシング・イズ・スティル/マイ・マウンテン・トップ
フルートとピアノのためのソナタ/フルートとハープのためのソナタ
地の塩/18/フジコ/パキート
ポール・エドムンド=デイヴィス(フルート&アルト・フルート)、
クレア・サウスワース(フルート)、アンディ・フィンドン(フルート)、
クレイグ・オグデン(ギター)、ローレン・スコット(ハープ)、
ティム・ケイリー(ピアノ)、ピーター・ローソン(ピアノ)
イギリスのコンポーザー=サクソフォニスト、アンディ・スコットのフルート
作品集。スコットは「ダブル・サクソフォン・コンチェルト」で2006年にブリ
ティッシュ・コンポーザー・アウォードを獲得しており、特に管楽器の作品で
高い評価を受けている。

NI 6152 ¥2080
ローマのレリークVol.1 ――
ロッシ:パッサカリア/マラッツォーリ:エレーナ・インヴェッキアータ
ロッシ:流れるため息/マラッツォーリ:アルテミジアの哀歌
ロッシ:ピアント・デッラ・マッダレーナ
パスクァリーニ:ポルチェ・ドルチェ・バンビーノ
マッツォッキ:泣けよ目よ、泣け
ロッシ:罪を犯したるわれを、オラトリオ《聖週間》より 終曲
アタランテ、エリン・ヘッドリー(ディレクター)、
ナディーヌ・バルベイジ(ソプラノ)、テオドーラ・バカ(メゾ・ソプラノ)
ローマで活躍したモンテヴェルディの次世代の音楽家たち、ルイジ・ロッシ
(1597-1653)やマルコ・マラッツォーリ(1602-1662)の作品集。ローマのバチカ
ン図書館に所蔵されている17世紀イタリアのカストラート、マルカントニオ・
パスクァリーニの作品も収録。2010年11月の録音。





<Halle>(Halleはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
CDHLL 7529 ¥1780
ヴォーン・ウィリアムズ:
交響曲第2番《ロンドン交響曲》/オーボエ協奏曲イ短調
マーク・エルダー(指揮)、
ハレ管弦楽団、ステファヌ・ランクール(オーボエ)
特にイギリス音楽の演奏が絶大な評価を受けているエルダー&ハレ管弦楽団と
って、「すずめばち」(CDHLD 7510)以来となるヴォーン・ウィリアムズのレコ
ーディングは「ロンドン交響曲」!
ロンドンの多様な風景が音化されたヴォーン・ウィリアムズの傑作でも、黄金
期にあるエルダー&ハレ管弦楽団の充実振りは目覚ましい。ロンドンの街並み
が目に浮かぶような素晴らしい演奏を聴かせてくれています。
2010年6月&10月の録音。

CDHLD 7532 4枚組 ¥4350
イングリッシュ・クラシックス ――
〔CD1〕
バターワース:
狂詩曲《シュロプッシャーの若者》、2つのイギリス田園詩曲、青柳の堤
ディーリアス:
歌劇《イルメリン》より 前奏曲、楽園への道、
イギリス狂詩曲《ブリッグの定期市》
グレインジャー:ブリッグの定期市
伝承曲:ブリッグの定期市(歌:ジョセフ・テイラー/1908年の録音-約40秒)
〔CD2〕
バックス:交響詩《ティンタジェル城》
ディーリアス:春初めてのかっこうを聞いて、河の上の夏の夜
エルガー:夏の急流/フィンジ:落ち葉/アイアランド:丘
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり、ノーフォーク狂詩曲第1番
〔CD3〕
バックス:春の炎/ディーリアス:春の牧歌、春の訪れ/ブリッジ:春の訪れ
〔CD4〕
エルガー:
序曲《コケイン》、夢見るの子供たちOp.43、弦楽セレナード ホ短調Op.20
ヴォーン=ウィリアムズ:劇音楽《すずめばち》より
アイアランド:忘れられた儀礼*、エピック・マーチ*
マーク・エルダー(指揮)、ジョン・ウィルソン(指揮)*、ハレ管弦楽団
マーク・エルダーとハレ管弦楽団が自主レーベル"Halle"にレコーディングを
行ったイギリス音楽のボックス・セット。まさにイギリス一色!「ブリッグの
定期市」は下敷きになった伝承曲の、20世紀初頭の貴重な音源が付加されてい
る。2002年-2010年の録音。

NI 1542(CD Single/特別価格) ¥550
シュトラウス2世:オープン・ロード(《ジプシー男爵》より)
ジョン・チャールズ・トーマス(バリトン)、
フランク・ツアーズ(指揮)、ビクター交響楽団
アウディのコマーシャルで使用されたアメリカのバリトン、ジョン・チャール
ズ・トーマスが歌う"オープン・ロード"。1939年8月24日の録音。紙ケース仕様。






<EM Records>(EM Recordsはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
EMR CD004 ¥2180
ホルスト:
付随音楽《キリストの来臨》H.170/2つの詩編H.117
ヌンク・ディミッティスH.127/我が恋人を愛すH.136
ヒラリー・デイヴァン・ウェットン(指揮)、
シティ・オヴ・ロンドン合唱団、
ホルスト・オーケストラ、セント・ポール女学校室内合唱団、
ロバート・ハーディ(朗読)
1927年にカンタベリー大聖堂の首席司祭からの委嘱により作曲され、2010年の
イングリッシュ・ミュージック・フェスティヴァルで蘇演が実現した付随音楽
「キリストの来臨」を収録。
「吹奏楽のための第2組曲」の第2楽章でもある「我が恋人を愛す」の合唱版も、
吹奏楽版とはまた違った深い味わいがある。2011年101月の録音。

EMR CD003 ¥2180
ホルブルック&バントック ――
ホルブルック:ヴァイオリン・ソナタ第2番ヘ長調《グラスホッパー》(原典版)
バントック:ヴィオラ・ソナタ ヘ長調《コーリン》(世界初録音)
ルパート・マーシャル=ラック(ヴァイオリン&ヴィオラ)、
マシュー・リッカード(ピアノ)
「ヘブリディーズ交響曲」や「ケルティック交響曲」、ヘブリディーズ諸島の
伝承曲や旋律を採り入れた作風が再評価を受けているバントックの世界初録音
となるヴィオラ・ソナタ「コーリン」を収録。
年の差は10歳ながらロマン派的な作風を持ち味としたホルブルックの「ヴァイ
オリン・ソナタ」とのコントラストにも注目したい。2011年8月の録音。

EMR CD002 ¥2180
クィルター:ピアノ作品全集 ――
3つの練習曲Op.4/3つの小品Op.16/2つの即興曲Op.19
4つのカントリー・ピースOp.27
《虹の終わる場所に》からの組曲(世界初録音)
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(ピアノ)
歌曲の作曲家として高名なイギリスのロジャー・クィルター(1877-1953)が、
その生涯の中で作曲を行ったピアノ作品の全集。
歌曲と同じく美しい旋律が最大の魅力である。劇付随音楽「虹の終わる場所に」
からのピアノによる組曲はこれが世界初録音となる。2004年2月&8月の録音。





<Avie>
AV 2208(2CDs+DVD-Video/NTSC) ¥3250
ヘンデル:オラトリオ《メサイア》HWV.56
アポロズ・ファイア、アポロズ・シンガーズ、
ジャネット・ソレル(指揮)、
アマンダ・フォーサイス(ソプラノ)、
エリザベス・シャマッシュ(メゾ・ソプラノ)、
イアン・ハニーマン(テノール)、ロス・ハウク(テノール)、
ジェフリー・ストラウス(バリトン)
アムステルダムでグスタフ・レオンハルト、アメリカでロジャー・ノリントン、
レナード・バーンスタインに師事した才女ジャネット・ソレルとアメリカ、ク
リーヴランドのピリオド・オーケストラ、アポロズ・ファイアのヘンデル「メ
サイア」!
J.S.バッハの「ブランデンブルク協奏曲」(AV 2207)、モーツァルトの「交響曲
第40番」(AV 2159)での溌剌とした演奏、コンパクトな編成ながら豊潤な響きを
生み出したモンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」(AV 2206)の好演で、
アメリカから世界へと進出したアポロズ・ファイア。
アメリカ古楽界で育まれたオーケストラ、合唱の特徴を活かし、創意工夫に満
ちたヘンデルの「メサイア」も、アポロズ・ファイアの代表盤である。
2008年12月&2010年2月の録音。





<Signum Classics>
SIGCD 294 ¥2080
人形の館 - 打楽器のための新しい音楽 ――
フィトキン:シャード/スケンプトン:スリップ・ストリーム
モンタギュー:リムファイヤー/ベドフォード:バッシュ・ピース
ヘイズ:ダンス・プレイ/マガー:サウンド・アスリープ
S・コープランド:ブリーザー/リーチ:エコラリア
K・ティペット:トンボの踊り
アンサンブル・バッシュ
1992年結成のイギリスのパーカッション・クヮルテット、アンサンブル・バッ
シュが、多彩な種類の打楽器を駆使して繰り広げる現代のパーカッション・ワ
ールド!
2002年から2012年にかけてアンサンブル・バッシュのために作曲されたグレア
ム・フィトキンをはじめとする9作品は、パーカッション・アンサンブルのレ
パートリー拡大にも貢献してくれることだろう。2011年7月の録音。

SIGCD 290 ¥2080
リスト:ピアノ作品集 ――
タランテラ
巡礼の年第2年《イタリア》より サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ、
ペトラルカのソネット第47番、ペトラルカのソネット第104番、
ペトラルカのソネット第123番、ソナタ風幻想曲《ダンテを読んで》
孤独の中からの神の祝福/イゾルデの愛の死
スィール・ウィリアムズ(ピアノ)
エジンバラのグレイフライヤーズ教会で2週間にわたって行われた「ベートー
ヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会」でサウス・バンク・スカイ・アーツ・ア
ウォードを受賞するなど、近年目覚ましい活躍を見せるスィール・ウィリアム
ズは1976年ウェールズ出身のピアニスト。
独特のカラーで描いた「展覧会の絵」(SIGCD 226)以来となるソロ録音第2弾は、
ウェールズ期待の実力派が選び抜いたオリジナリティに富んだリスト・プログ
ラムです。2011年5月の録音。




<Onyx>
ONYX 4103 ¥2180
リスト&マーラー - 歌曲集 ――
リスト:
シラーの《ヴィルヘルム・テル》からの3つの歌S.292〔漁師の子供S.292-1、
羊飼いS.292-2、アルプスの狩人S.292-3〕
マーラー:
原光、ラインの伝説、いたずらっ子をしつけるためには、無駄な骨折り、
緑の野を楽しく歩いた、夏の交代、美しいトランペットの鳴り響くところ、
もう会えない!
リスト:おお!私が眠りにつくときS.282、ローレライS.273
マーラー:天上の生活
アンネ・シュヴァーネヴィルムス(ソプラノ)、
チャールズ・スペンサー(ピアノ)
マーラーやリスト、ドビュッシー、ヴォルフ、シェーンベルク、そしてR・シュ
トラウスを歌曲のメイン・レパートリーとしているシュヴァーネヴィルムス。
これまではR・シュトラウスのレコーディングが中心となってきただけに、こ
の"リスト&マーラー"は、シュヴァーネヴィルムスの多彩かつ魅力的なレパー
トリーと歌声を聴くことの出来る絶好の機会となることでしょう!

ONYX 4092 ¥2180
シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲第2番イ長調Op.81
ジョナサン・ビス(ピアノ)、エリアス弦楽四重奏団
新天地オニックスで「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集」をスタートさせ
たアメリカの天才ピアニスト、ジョナサン・ビス。
1998年にマンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージッ
クで結成されたエリアス弦楽四重奏団との共演で室内楽録音が実現!
ジョナサン・ビスとエリアス弦楽四重奏団は、ヨーロッパでのロング・ツアー
やシューマン・プロジェクトで共演を重ねており、アンサンブルとしての実績
も十分。
独特の感性と間合いを持つジョナサン・ビスがリードするシューマンとドヴォ
ルザーク。若き俊英たちの才能が輝きます。




<Hyperion>
CDA 67795 ¥2080 ※8月12までのご注文特価 ¥1750
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲集 ――
ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64/序曲《フィンガルの洞窟》Op.26
ヴァイオリン協奏曲ニ短調
アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)、
ウラディミール・ユロフスキ(指揮)、
エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団
"モダン・アプローチ"と"ピリオド・アプローチ"の両方に精通するイブラギモ
ヴァが、"ピリオド・アプローチ"のメンデルスゾーンで共演するのは、ロシア
指揮界の雄ウラディミール・ユロフスキとエイジ・オヴ・インライトゥメント
管弦楽団!
イブラギモヴァ、ユロフスキ、OAE、ピリオド・アプローチ、437Hzのピッチが
織り成すドイツ・ロマン派の傑作中の傑作「ホ短調Op.64」とメンデルスゾー
ン若き日の秀作「ニ短調(1822)」。
録音:2011年9月2日-4日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

CDA 67898 ¥2080
ドビュッシー:ピアノ作品集 ――
組曲《子供の領分》/ベルガマスク組曲/舞曲/2つのアラベスク
ピアノのために/仮面/喜びの島/レントよりおそく
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ/ファツィオーリ)
ヒューイットが銘器ファツィオーリで弾くドビュッシーの音楽には、柔らかさ、
繊細さ、フランスのエスプリ、熱情など、フランスのピアノ音楽の"魅力"とな
る大切な要素が息づいている。
録音:2011年12月12日-15日、イエス・キリスト教会(ベルリン)

CDA 67948 ¥2080
見出された場所 - チェロとピアノのための音楽 ――
リスト:
忘れられたロマンスS.132、ノンネンヴェルト島の僧房S.382、
悲しみのゴンドラS.134
ヤナーチェク:おとぎ話
フォーレ:チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.117
クルターク:
スティーヴンのために - ポーリン・マラの追憶に、
ピリンスキー・ヤーノシュ:
ジェラール・ド・ネルヴァル、影、ロー・ジェルジー・イン・メモリアム
アデス:見出された場所
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)、トーマス・アデス(ピアノ)
哀しみの感情が漂うリストの編曲3作品、ヤナーチェク、フォーレを経てたど
り着く現代ハンガリーの巨匠クルタークの「スティーヴンのために」は、2010
年に他界したイッサーリスの愛妻ポーリン・マラへの哀悼の意が込められた音
楽である。
また、アデスが2009年に作曲しイッサーリスによって世界初演が行われた「見
出された場所(Lieux retrouves)」も、21世紀イギリスのチェロ作品のシンボ
ルとなるべき傑作であり難曲中の難曲。
様々な想いが込められたイッサーリスとアデスのリサイタル・プログラムが、
チェロのための音楽の新たな可能性、視点を示してくれることだろう。
録音:2011年12月13日-15日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール
(モンマス)

CDA 67937 ¥2080
バード:
グレート・サーヴィス(大礼拝曲)/諸々の異邦人よ、主をほめまつれ
われはわが目を丘の上に上げ/全地よ、神に向かいて歓呼せよ
おお主よ、われらをとらわれの身より/この日キリストは生まれ
カージナルズ・ミュージック、アンドルー・カーウッド(指揮)
バードのラテン語による教会音楽全集を完成させ、「Vol.13」(CDA 67779)が
2010年の英グラモフォン賞において年間最優秀賞に輝いた実績を持つカージナ
ルズ・ミュージック。
それぞれの音楽が持つ純粋な美しさだけでなく、カトリックと英国国教会の狭
間を生き抜き、カトリック教徒としての信仰心を貫いたバードの心情が、妙な
るハーモニーと共に響く。
録音:2011年11月14日-16日、アランデル城フィッツアラン・チャペル
(ウェスト・サセックス)

CDA 67946 ¥2080
ブリテン:キャロルの祭典Op.28/カンタータ《聖ニコラス》Op.42
スティーヴン・レイトン(指揮)、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、
ホルスト・シンガーズ、テンプル教会少年聖歌隊、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア、
サリー・プライス(ハープ)、アラン・クレイトン(テノール)
ブリテンの合唱作品の中でも最も有名で、クリスマスに関連した2作品。
特にヒル&ウェストミンスター大聖堂聖歌隊の名盤(CDA 66220)が存在する
「キャロルの祭典」を選んできたというところからも、ハイペリオンのブリテ
ン・イヤーに懸ける意気込みと情熱が伝わってくる。
ブリテン・イヤーを感動的に彩るレイトン&ケンブリッジ・トリニティ・カレ
ッジ合唱団の新名盤の誕生です!
録音:2007年9月10日-13日、トリニティ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ)
&2012年1月15日-16日、オール・ハロウズ教会(ロンドン)

CDA 67944 ¥2080
シューマン:
リーダークライスOp.39/ある画家の詩集からの6つの詩Op.36
リーダークライスOp.24
ジェラルド・フィンリー(バリトン)、ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
熱情的な「詩人の恋」(CDA 67676)の続編となるジェラルド・フィンリー&ジュ
リアス・ドレイクのシューマン歌曲集は、1840年の"歌曲の年"に作曲された
「リーダークライス」。
2008年のバーバー、2009年のシューマン、2011年のブリテンで3度の英グラモ
フォン賞に輝いているカナダの名バリトンは、「詩人の恋」で"シューマン歌
曲"と"ハイネの詩"との抜群の相性を聴かせてくれており、この「リーダーク
ライス」では"アイヒェンドルフの詩"の表現にも期待が膨らむ。
同じく"歌曲の年"の作品でライニックの詩を題材とした「6つの詩Op.36」を
組み合わせたプログラム構成も充実。ドイツ・リート・ファン要注目!
録音:2011年11月2日-4日&2012年5月8日、ポットン・ホール(サフォーク)





<Helios>
CDH 55439 ¥1280
ヴィヴァルディ:様々な楽器のための協奏曲集 ――
協奏曲ヘ長調RV.574/協奏曲変ロ長調《葬送》
協奏曲ニ長調RV.562《聖ロレンツォの祝日のために》
協奏曲ヘ長調RV.97/協奏曲ニ長調RV.781/協奏曲ハ長調RV.555
協奏曲ニ短調RV.566
キングズ・コンソート、ロバート・キング(指揮)
キングズ・コンソートが誘うヴィヴァルディの一風変わった"様々な楽器"のた
めの協奏曲集。
それぞれの協奏曲で主役となる楽器は、ヴァイオリンやリコーダー、トラン
ペット、ホルン、ファゴットから、シャリュモー、トロンバ・マリーナ、ヴィ
オラ・アッリングレーゼなど多種多彩!
このヴィヴァルディでレコーディング・エンジニアを務めたのはフィリップ・
ホッブス。ヴィヴァルディの創意工夫、珍しい楽器の響き、録音面など、聴き
どころ満載デス。
録音:1998年5月9日-11日、アビー・ロード・スタジオ(ロンドン)
CDA 67073からの新装移行再発売

CDH 55463 ¥1280
セント・ポールの降臨節 ――
ダーンリー編:称えよ、王を
パレストリーナ(ウィルコックス編):マティンス・レンポンソリー
ハンドル:あなたは身ごもり
ピアソン:シオンにてラッパを吹きならせ
ロイド:天から降りて/バード:天にて喜びあれ
ウィルビー:エコー・キャロル/ウィールクス:ダヴィデの子に栄あれ
ブリテン:聖コロンバ讃歌、キリストとありて喜べ
ギボンズ:ヨハネの証はかくのごとし/ラッター:光の創造主への讃歌
ウィルコックス編:天使は聖処女のもとへ
ブルックナー:エッサイの若枝は芽を出し/パーソンズ:アヴェ・マリア
パレストリーナダ(ダーンリー編):ヴェスパー・レスポンソリー
カーター編:久しく待ちにし
カーター:《久しく待ちにし》によるオルガン・トッカータ
セント・ポール大聖堂聖歌隊、ジョン・スコット(指揮)
604年に建立、1710年に再建された歴史あるロンドンのセント・ポール大聖堂。
毎年、待降節の第1日曜日に行われる待降節のキャンドル・サービスの空間、
雰囲気を、セント・ポール大聖堂聖歌隊の歌声が再現。
イギリスの大聖堂の聖歌隊ならではのプログラムが特徴的であり魅力的。
録音:1997年6月23日-26日、セント・ポール大聖堂(ロンドン)
CDA 66994からの新装移行再発売





<CORO>
COR 16105 ¥2180
パレストリーナVol.2 ――
パレストリーナ:
今日、キリストは生まれたまいぬ(モテトゥス)
すべての者の救い主なるキリストよ(イムヌス)/第5旋法によるマニフィカト
天と地は御身にあり(オッフェルトリウム)
タルシスと島々の王たちは(オッフェルトリウム)
ミサ曲《今日、キリストは生まれたまいぬ(ミサ・クリストゥス・ナトゥス
・エスト)》
《ソロモンの雅歌》より その口でわれに口づけを、われを連れていきたまえ、
われは黒けれど美し
おお、大いなる神秘(モテトゥス)
ザ・シックスティーン、ハリー・クリストファーズ(指揮)
イタリア後期ルネサンスの巨匠、ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレスト
リーナ(1525/26-1594)の偉大な芸術に敬意を表するザ・シックスティーンとハ
リー・クリストファーズのプロジェクト第2巻。
第1巻の「聖母マリアを称えた音楽」に続くザ・シックスティーンのパレスト
リーナ第2巻は「降誕節(クリスマス)の音楽」!
各巻を1曲のミサ曲と、そのミサ曲に関連した主題を割り当てることを基本と
するザ・シックスティーンのパレストリーナ。
第2巻では、クリスマス・ミサである「ミサ曲《今日、キリストは生まれたま
いぬ》」を取り上げており、"イエス・キリストの生誕"がテーマとなっている。

<MUSIKMANUFAKTUR BERLIN>
MMB 419 ¥1680
ヴァンハル[ヴァニュハル](1739-1813):
(1)弦楽四重奏曲「ホフマイスター」第2番 
(2)弦楽四重奏曲 ヘ長調 op.33-3 (3)弦楽四重奏曲 イ長調op.33-2
カメジーナ・クヮルテット(ピリオド楽器使用){ヨハネス・ゲバウアー(Vn)、
カレン・ヴァルティンセン(Vn)、
イリーナ・アレクザンドロヴナ(Va)、マルティン・ブルクハルト(Vc)}
録音:2011年7月27-29日、イエス・キリスト教会(ベルリン)
ドゥシークの弦楽四重奏曲(MMB 476)を世界初録音したファースト・アルバムも
好評のピリオド楽器アンサンブル、カメジーナ・クヮルテットが、18世紀のウィ
ーンに活躍した音楽家ヴァンハル(1739-1813)の後期弦楽四重奏曲を収録した注
目の新譜をリリースしました!近年は日本でも徐々に知名度が高まりつつある
ヴァンハルですが、クラシック音楽全体を見渡せば、まだまだ演奏の機会に恵
まれない作曲家の一人といえましょう。しかも交響曲や協奏曲が取り上げられ
る傾向にある中、彼の弦楽四重奏曲を取り上げた本アルバムは非常に希少!同
時代に活動を共にしたハイドンやモーツァルトの作品を強く思い起こさせる典
雅な作風を持ちながら、時折ふっとシューベルトのようなロマン的な響きを垣
間見せる、そんなヴァンハルならではの魅力にあふれた作品の数々が収録され
ています。いずれの作品も優美な旋律と随所に散りばめられているウィットの
利いたアクセントが愉しく、「ディヴェルティメント」的な作品がお好きな方
には特におすすめ!カメジーナ・クヮルテットの演奏は癖がなく、響きも爽や
か。細やかな音の輪郭も明瞭で、非常にすっきりとしたアンサンブルを組み上
げています。ピッチ指定はA=421Hz。ちなみに、来たる2013年はヴァンハル没後
200周年!この機会に是非とも聴いておきたい希少盤です。
カメジーナ・クァルテットは2007年に設立されたピリオド楽器アンサンブル。
その名はモーツァルトが1784年から1787年まで住み、弦楽四重奏曲(ハイドン・
セット)などを作曲した家「カメジーナ・ハウス」に由来しています。これまで
ドゥシーク、ヴァンハル、と現代ではマイナーな18世紀の音楽家たちへ連続し
て焦点をあててきたカメジーナ・クァルテット。今後の演奏活動にも期待必至
の注目団体です!




<Claves>
50 1207 ¥2180
スヴェンセン(1840-1911):弦楽八重奏曲 イ長調 op.3
ブルッフ:弦楽八重奏のための協奏曲 変ロ長調 遺作
シャリース・ヴィルトゥオーゾ
録音:2011年8月21-23日、パウル・クレー・センター
実力派揃いの弦楽アンサンブル、アムルテルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
のコンサート・マスター、リヴィウ・プルナール率いるシャリース・ヴィル
トゥオーゾによるスヴェンセンそしてブルッフの弦楽八重奏曲のアルバム。ス
ヴェンセンはノルウェー生まれ、ライプツィヒ音楽院で学び、パリのいくつか
の管弦楽団でヴァイオリニストを務めた後、ライプツィヒ、オスロ、コペンハ
ーゲンで指揮者として活躍した作曲家でグリーグとともにノルウェーの国民主
義音楽を代表する一人です。ここに収録された弦楽八重奏曲はスヴェンセン初
期の作品で溌剌とした若々しさが際立ち、それぞれのパートに非常に美しいメ
ロディが存在し、各パートのかけ合いが見事です。一方、ブルッフの弦楽八重
奏曲は、彼らしい非常に甘美な旋律とロマンティックな作風で、こちらの作品
も同様に各パートの美しさが際立ちます。弾かれることの少ない両作品ですが、
決して見逃せない内容です!




<haenssler>
98 570 ¥2180
シューベルト:
ピアノ・ソナタ第7番 変ホ長調 D568 作品122/幻想曲 ハ短調 D2E
メヌエット イ短調 D277A/メヌエット イ長調 D334
スケルツォ ニ長調 D570/ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D664
ゲルハルト・オピッツ(P)
録音:2008 年7月14-18 日、ノイマルクト
巨匠オピッツによるシューベルトのピアノ作品集第8弾。収録内容は2つのピア
ノ・ソナタ、メヌエット、スケルツォ、そして幻想曲です。ピアノ・ソナタ第
7番は1817年に第2版として完成した4楽章のから成る変ホ長調の作品ですが、
もとは変ニ長調の作品でシューベルトにより改訂されました。シューベルトら
しい限りなく美しいメロディが散りばめられています。もうひとつのソナタは
第13番 イ長調 D664は優美な旋律で知られているソナタです。長調と短調のコ
ントラストがシューベルトの独特の世界を作り出している傑作です。なおこの
ソナタは2012年12月来日の際に演奏予定の演目です。この他、小品の傑作、幻
想曲を含む充実の内容です。




<EUROARTS>
20 55308(DVD-Video) ¥2900
字幕:英独仏(※ドキュメンタリー)
「バレンボイム&ベルリン・フィル / ヨーロッパ・コンサート2006」
モーツァルト:
・交響曲第35番ニ長調KV. 385「ハフナー」
・ピアノ協奏曲第22番変ホ長調KV. 482
・ホルン協奏曲第1番ニ長調KV. 412/514(KV. 386b)
・交響曲第36番ハ長調KV. 425「リンツ」
ラデク・バボラーク(ホルン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(ピアノ & 指揮)
収録:2006年5月1日プラハ、エステート劇場(ライヴ)
=特典映像=「プラハの芸術点描」
「ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート2006」のDVDが新品番で復活、ふ
たたびご入手いただけるようになりました。毎年5月1日恒例の「ベルリン・フィ
ルのヨーロッパ・コンサート」は、モーツァルト歿後200年の1991年に、アバド
の指揮によりプラハの市庁舎スメタナ・ホールでおこなわれたのがその始まり。
以来、プラハが公演の開催地となるのはこれが2度目で、2006年の会場に選ばれ
たエステート劇場は、1787年にモーツァルト自らの指揮で「ドン・ジョヴァン
ニ」を初演したことで知られ、2006年はモーツァルト生誕250年のアニバーサリ
ーということで、1991年の第1回と同じく、やはりオール・モーツァルト・プロ
グラムとなっています。
指揮を務めるバレンボイムは、指揮者として1992年、1997年に出演、また、ピ
アニストとしても1994年、2004年に出演と、これが5度目の出演を数える当コン
サートの常連でもあり、ベルリン・フィルとの呼吸もピッタリ。1989年にもベ
ルリン・フィルとは同じく弾き振りで収録しているピアノ協奏曲に顕著なよう
に、オケとのみごとな掛け合いはこの巨匠ならではのものがあります。さらに、
エレガントで、まばゆいばかりの美観に彩られた交響曲2曲も申し分のない仕上
がりで、「ハフナー」については1991年にアバドも取り上げていたので聴き比
べも興味深いところです。
そして、なんといっても、収録当時、楽団の首席を務めていたバボラークが吹
くホルン協奏曲が絶品。師バウマンが「チャーミングでやわらかな音色が18世
紀の祝祭的なムードへと誘う」と評した驚異的な腕前を目と耳で存分に味わう
ことができます。

20 52298(DVD-Video) ¥2900
字幕:英独仏
「ワンダフル・タウン / ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート2002」
・バーンスタイン:ミュージカル「ワンダフル・タウン」より
序曲 / クリストファー・ストリート / オハイオ
コンカリング・ニューヨーク / 100通りの抜け道 /何と言う無駄
ちょっと恋して / パス・ザ・フットボール / もの静かな娘 / コンガ!
マイ・ダーリン・アイリーン / スウィング!/ イッツ・ラヴ
バレエ・アット・ヴィレッジ・ヴォルテックス /音の狂ったラグタイム
リプライズ:イッツ・ラヴ / コンガ!(アンコール)
キム・クリズウェル(ルース) オードラ・マクドナルド(アイリーン) 
トーマス・ハンプソン(ベイカー) ブレント・バレット(レック)ほか
ヨーロピアン・ヴォイセズ
ウェイン・マーシャル(ピアノ)
サー・サイモン・ラトル(指揮) 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:2002年12月ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
ベルリン・フィルのシェフに就任後、ラトルが初めて迎えた2002年のジルヴェ
スター・コンサートのメイン・プログラムに選んだのは、バーンスタインの
ミュージカル「ワンダフル・タウン」。全20曲のうち16のナンバーを演奏会形
式で上演しています。
キャストにはキム・クリズウェル、オードラ・マクドナルドといった本場ブロ
ードウェイのスターをゲストに招くいっぽう、世界的バリトンのハンプソンも
参加して相変わらずの芸達者なところをみせてくれます。
ダンス、コーラス、照明効果まで全てがエンターテインメントに徹した舞台づ
くりで、ステージ後方の雛壇上でソリストと合唱団が演技も交えて熱演を繰り
広げるさまは必見。フィルハーモニーで、かつて目にしたことがない光景を目
撃されることでしょう。




<SUPRAPHON>
SU 4106 ¥1780
L.コジェルフ:ピアノ三重奏曲集(ピアノ、フルート、チェロのためのソナタ)
(1)ハ長調 (2)ホ短調 (3)ニ長調 (4)ハ長調 (5)ヘ長調
※全てピリオド楽器の演奏による世界初録音
モニカ・クノブロコヴァ(フォルテピアノ)、
ヤナ・セメラードヴァー(バロック・フルート)、
ハナ・フレコヴァー(バロック・チェロ)
録音:2011年3月、5月マルティニク・スタジオ(プラハ)
古典派はハイドンやモーツァルトだけではない!という通なファンの方々に朗
報です! 18世紀のウィーンに活躍したボヘミア出身の作曲家、レオポルト・ア
ントニーン・コジェルフ(1747?1818)のピアノ三重奏曲集がリリースされました。
すべてピリオド楽器による世界初録音という注目盤です!今となってはすっか
りモーツァルトの人気の陰に隠れてしまっているコジェルフですが、生前はバ
レエ音楽やピアノ作品などで大きな成功を収め、モーツァルトに劣らぬ絶大な
人気を集めていた作曲家でした。彼の音楽は典型的なウィーン古典派の響きを
持ちつつも、時折シューベルトを予感させるようなロマン的な旋律も垣間見え
る作風。明るく優美な旋律の数々も魅力的ですが、劇的な短調の旋律の美しさ
も絶品です。今回収録されたのは、彼が1790年代に手掛けたピアノ三重奏曲。
優れたピアノ作品を多く輩出し、ピアノの人気向上に大きく貢献したことでも
知られるコジェルフだけに、彼の作品の魅力を知るには欠かせない絶好のプロ
グラムといえましょう!
モニカ・クノブロコヴァはチェコを中心に活動するピアニスト。1999年にプラ
ハの春国際音楽コンクールで第3位に輝いたほか、数々のコンクールで受賞歴を
誇る名手です。ヤナ・セメラードヴァーとハナ・フレコヴァーは、バロック・
フルート作品集(SU 4087)でも素晴らしいアンサンブルを聴かせてくれたばか
り。チェコが誇る名手達によって、知る人ぞ知るコジェルフの作品の数々が現
代によみがえります!

SU 4111 ¥1780
ゼレンカ:クリスマス・ミサ
(1)マニフィカト ハ長調 ZWV.107 (2)生誕ミサ ZWV.8 
(3)モテット「主を褒め称えよ」ZWV 165
バルボラ・ソイコヴァー(S)、マルケータ・ツクローヴァ(A)、
トマーシュ・クラール(Bs)、
マレク・シュトリンツル(指揮)、ムジカ・フロレア(ピリオド楽器使用)
録音:2011年12月7-8日、聖シモン&ジュード教会(プラハ)
バロック時代を代表するボヘミア出身の作曲家のひとり、ゼレンカ(1679-1745)。
近年再評価の動き高まる中、ゼレンカの祝典オペラ『聖ヴァーツラフのメロド
ラマ』(SU 4113)も好評のシュトリンツル&ムジカ・フロレアが、再びゼレンカ
の作品を収録した新譜をリリースしました!今回は1720年代後半に作曲された
宗教作品を収録。彼の生涯の中で最も作曲活動が盛んであった頃の作品で、ゼ
レンカならではの魅力をたっぷりと体感できるアルバムに仕上がっています。
ハ長調のマニフィカトではイタリア・オペラのアリアを思わせる美しい独唱と
オーケストラの爽やかな掛け合いが絶品。生誕ミサでは、「ボヘミアの大バッ
ハ」の異名も持つゼレンカの卓越した対位法から生み出される複雑かつ見事な
アンサンブルに圧倒されます。いずれも宗教作品ではありますが、神聖な響き
の中にも絶えず溌剌とした雰囲気が満ちあふれているところがゼレンカらしい
といえましょうか。シュトリンツル指揮の下、ムジカ・フロレアとソリストた
ちが織り成すアンサンブルは絶品。ゼレンカ・ファンはもちろんのこと、宗教
音楽がお好きな方は是非とも聞き逃せない希少盤です!




<TOKYO FM>
TFMC 0040 ¥2500
TFMCSA 0040(SACDシングルレイヤー) ¥3850
ステレオ ライヴ録音
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ長調 Op.37
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」Op.73
アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:(1)1977年11月14日、(2)1977年11月17日、
東京、普門館(ライヴ録音)
奇跡的に保存されていた、日本が誇る名エンジニア故若林駿介氏によるカラヤ
ンBPOのステレオ・ライヴ録音。1977年に収録されるもFM東京に眠っていた未
公開音源がついにディスク化されました。カラヤン&ワイセンベルク黄金コンビ
の往時多くの聴衆を魅了したこの美音にしてこの迫力は今聴いても圧巻です。




<EUROARTS>
20 57607(Blu-ray) ¥1200
20 20228(DVD-Video) ¥880
88’(本編83’+ボーナス5’)
字幕:日英独仏(※ドキュメンタリー)
初出荷日より1年間の期間限定特別価格商品
紙製スリップケース入り、2012年版カタログつき初回完全限定生産商品
ワーグナー(マゼール編):交響組曲「ニーベルングの指環」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ロリン・マゼール(指揮)
収録:2000年10月17 & 18日ベルリン、フィルハーモニー
=特典映像=
・マゼールへのインタビュー
天才指揮者マゼール自ら編曲を手掛けた交響組曲「ニーベルングの指環」は、
全曲上演におよそ15時間を要する長大なワーグナーの楽劇からエッセンスを抽
出し、音素材を抜群のセンスで切れ目なくつなげ、オーケストラ曲として仕上
げたもの。出来ばえに満足したマゼールが折に触れて実演で取り上げているこ
の曲を、ベルリン・フィルを指揮して演奏した映像作品は、ワーグナー・ファ
ン、オーケストラ・ファンの双方から高い評価を得て、ベストセラーを続けて
いますが、このたびブルーレイ版のジャケットと品番を一新、日ごろの御愛顧
に応えて1年間だけの期間限定特別価格でご提供させていただきます。
さらに、同一内容を収録した毎年恒例のカタログつきDVDも同時発売。こちらも
初回完全限定生産なのでお早めにお求めください。




<naive>
V 5264 ¥2280
オペラ・アリア集
1, W.A.モーツァルト(1756-1791):
「厳格な父よ、脅かしにやって来るがいい」
-『ポントの王ミトリダーテ 』K.87より
2, F.J.ハイドン(1732-1809) :
「もし不幸が泣くことができなければ」-『無人島』より
3, W.A.モーツァルト:幸せの影よ ― 私はあなたに別れを告げます K.255
4,C.W.グルック(1714-1787):
「全能の神よ」-『アウリーデのイフィゲニー』より
5, W.A.モーツァルト:ポントの王ミトリダーテ 序曲 K.87
6,C.H.グラウン(1704-1759):「私は恐ろしさを感じる」-『モンテズマ』より
7, W.A.モーツァルト:
「私は武装せずに行く、何も恐れずに」
-オラトリオ 解放されたべトゥーリア K.74c/K.118より
8, C.W.グルック:
「エウリディーチェを失って」-『オルフェオとエウリディーチェ』より
9, W.A.モーツァルト:
「恋とはどんなものかしら」-『フィガロの結婚』K.492より
10, W.A.モーツァルト:
「この今のときだけでも」-『皇帝ティートの慈悲 K.621』より
11, F.J.ハイドン:
「彼は栄光を勝ち取り」-『トビアの帰還』より
マリー=ニコル・ルミュー(A)、レ・ヴィオロン・デュ・ロワ、
ベルナール・ラバディ(指揮)
録音:2010年9月(カナダ)
2000年にエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝し、世界にその名を馳せ
たカナダ出身のアルト歌手、マリー=ニコル・ルミュー。タイトルロールで鮮烈
なデビューを果たした「ヴィヴァルディ:怒れるオルランド」(OP30393)を始め
とする数々のバロック・オペラや、シューマンの歌曲集「女の愛と生涯」
(V5159)などは、まだまだ記憶に新しいですが、そんな彼女による待望の古典
派オペラ・アリア集がついに登場です。
モーツァルトの「恋とはどんなものかしら」で魅せる初々しさ、グルックの
「エウリディーチェを失って」で聴かせる演技力など、ルミューの魅力が満載。
聴いているとオペラの一場面が目の前に浮かびあがるような、イメージの喚起
力に満ちた表現力と、柔らかくも深い声で、魅惑の世界を展開しています。レ
・ヴィオロン・デュ・ロワによるエッジの効いた伴奏にも注目です。



<VAI>
VAIDVD 4554(DVD-Video) ¥3450
モノクロ MONO
本編52分
ボーナス45分
サリヴァン:オペレッタ「ミカド」
ミカド:デニス・キング、ナンキプー:ロバート・ランスヴィル、
ココ:グルーチョ・マルクス、ヤムヤム:バーバラ・マイスター、
プーバー:スタンリー・ホロウェイ、カティーシャ:ヘレン・トローベル、
ドナルド・ヴォーヒース(指)テレフォン・オーケストラ
ボーナス:
出演者たちのインタビュー(約27分)、
放送時のコマーシャル(3種)、
サリヴァンのオペレッタ「戦艦ピナフォア」からの抜粋
(約12分、1963年収録カラー)
制作・監督:マーティン・グリーン
(1960年ベル・テレフォン・アワー。テレビ放送用)
日本を舞台にしたギルバート&サリヴァンのオペレッタ「ミカド」を、マルク
ス兄弟の三男グーチョ・マルクスの出演により制作された映像がついに出まし
た。1950-60年代にアメリカで人気を博した番組ベル・テレフォン・アワーの
1篇で、モノクロ、モノラル音声ながら、当時のアメリカの豊かさと豪華さあふ
れる凄い出来となっています。グーチョ・マルクスといえば、伝説的コメディ
アンで、ドリフのヒゲダンスの本家にもなっています。約2時間の作品をテレ
ビの枠に入れるため1時間に短縮しているので、カットも多く、テンポも早す
ぎる程ですが、出演者の芸達者ぶりに唖然とさせられます。もともとは愚かな
支配階級への辛辣な風刺作品ですが、グーチョは、牛乳瓶の底のような丸眼鏡
といかがわしいヒゲの完全に日本人観光客をおちょくった姿で登場、驚くと大
村崑ばりに眼鏡がずり落ちます。さらに驚きなのが、メトの大スターで、アメ
リカきってのワーグナー歌手ヘレン・トローベルが姥桜の芸者風メイクで現れ、
おぞましきコメディアンヌぶりを披露しています。このキレた発想はアメリカ
でならではの、超ゲテモノ映像と申せましょう。

VAIDVD 4553(DVD-Video) ¥3450
モノクロ MONO
本編79分
ボーナス25分
サリヴァン:オペレッタ「近衛騎兵隊」
ジャック・ポイント:アルフレッド・ドレイク、フィービ:セレステ・ホルム、
フェアファックス大佐:ビル・ハイエス、エルシー:バーバラ・クック、
チャモンドリィ卿:ロバート・ライト、
シャドボールト:ヘンリー・カルヴィン、
メリル軍曹:ノーマン・アトキンス、フランツ・アラース(指)
ボーナス:
マーティン・グリーン、シリル・リチャード、サリヴァンのオペレッタを歌う
(カラー)
制作・監督:ジョージ・シェーファー
(1957年ホールマーク・ハール・オブ・フェイム。テレビ放送用)
アメリカで1950年代に絶大な人気を博したテレビ・シリーズ「ホールマーク・
ハール・オブ・フェイム」。当時の大スターを贅沢に配し、予算と手間をか
けた豪華な作りは、今なお驚きの水準となっています。この回はギルバート&
サリヴァンのオペレッタ「近衛騎兵隊」。ロンドン塔に幽閉された冤罪の大佐
の脱獄を描くもので、サリヴァンのオペレッタのなかでは手に汗握るサスペン
スにあふれ、まさにテレビ向き。出演者も豪華で、ブロードウェイ黄金時代の
大スターアルフレッド・ドレイクや、映画「紳士協定」「イヴの総て」のセレ
ステ・ホルムが魅力を放っています。

VAIDVD 4561(DVD-Video) ¥3450
カラー STEREO
175分
ロシアン・ピアノ・マラソン-イリヤ・イーティン リサイタル
(1)ラフマニノフ:24の前奏曲
(2)プロコフィエフ:ピアノソナタ第7番変ロ長調Op.83
(3)同:ピアノソナタ第8番変ロ長調Op.84
+ボーナス:イーティンのインタビュー(英語字幕付き)
イリヤ・イーティン(Pf)
(2010年3月7日ライヴ)
現在ニューヨーク在住のロシア人ピアニスト、イリヤ・イーティン。1967年生
まれ、モスクワ音楽院で名教師レフ・ナウモフに師事。1996年リーズ国際コン
クール優勝など、多くの入賞歴を誇っています。2011年からは武蔵野音楽大学
でも教え、しばしばマスタークラスも行うなど、日本にも弟子がたくさんいま
す。ブーニンやベレゾフスキーと同年代、同じく正統派ロシア・ピアニズムの
継承者ながら、録音がほとんどないため凄さを認識されていないのが残念な限
りです。ここに収められた3曲は、いずれも技巧・解釈ともに難物ですが、聴け
ば必ず凍りつく超絶的な名演。2010年3月7日に行われたコンサートのライヴで
すが、チケットの争奪戦が語り草となっています。イーティンの指遣いやペダ
リングを見ることができるのも貴重。言葉を忘れる圧倒感を味あわせてくれま
す。




<Col legno>
WWE 20408 ¥2250
クレメンス・ガーデンシュテッター:
(1)フルヒテン・アゴラゾーニエ1(2009)-2Pf, percとorch
(2)アウフタクト(1997/9)
(3)バラード1(リーザ・シュパルト詞)(1997)
ヨハンナ・グレブナー、ヴェロニカ・トリスコ(Pf)(1)、
ヨーゼフ・グムピンガー、ゲルハルト・ヴィントバッヒャー(Perc)(1)、
パスカル・ロフェ(1)、アルトゥーロ・タマヨ(2)(指)ウィーン放送交響楽団、
アンナ・マリア・パムマー(Sop)、フロリアン・ミュラー(Pf)(3)
1966年生まれ、ラッヘンマン門下のオーストリアの作曲家クレメンス・ガーデ
ンシュテッター。いわゆるノイズ系ゲンダイオンガクで、正常なリゲティとい
った印象です。「ポートレート」と題された当アルバムは、ガーデンシュテッ
ター作品のスクリーンキャプチャーともいうべき内容で、聴覚現象が聴き手を
どう感動させるかという明白例になっているとのこと。




<C Avi>
4260085532582 ¥2450
(1)ベートーヴェン(M.G.フィッシャー編):
交響曲第6番「田園」ヘ長調op.68(弦楽六重奏版) 
(2)A.ヴァレンテ(*1959):シックス・トゥー・ミッドナイト(1999/2000)
ケルン六重奏団
録音:2003年、ドイチュランドフンク室内楽ホール(ケルン)
ベートーヴェン・ファンの方必見の新譜!ケルン六重奏団が、ベートーヴェン
の交響曲第6番「田園」の弦楽六重奏版を収録した注目のアルバムをリリース
しました。他の弦楽編成版と同じく、M.G.フィッシャーの弦楽六重奏版もまた
演奏・収録の機会に恵まれない作品なだけに、ファン必聴のアルバムです!
弦楽器のふくよかなハーモニーに加えて、木管楽器の美しいソロも印象的な
「田園」。フィッシャーの六重奏版では、1stヴァイオリンがフルートやオー
ボエ、2ndヴァイオリンがクラリネット、ヴィオラとチェロがホルンやファゴッ
トのパートを担当し、小さなオーケストラ・ハーモニーを作り上げています。
原曲に比べて規模が小さくなってしまうのは否めませんが、原曲以上に各パー
トの旋律の魅力や、掛け合いの魅力がクリアに聞こえてくるのも確かです。
ヴィオラとチェロが2人ずついるため、他の四重奏版や五重奏版などに比べて、
中低音域の響きが非常にしっかりとしているのも印象的!ケルン六重奏団の表
現力も素晴らしく、多彩な音色と卓越したアンサンブルでオーケストラに劣ら
ぬ厚いハーモニーを聴かせてくれます。弦楽六重奏のはずが、どこからかオー
ボエやホルンの音色が聞こえてくるような気もして、不思議な聴き心地に満た
されましょう。原曲と聴き比べるもよし、オーケストラ・スコア片手に楽しむ
もよし。この機会にぜひ聴いて頂きたい注目盤です!
また、本アルバムにはブラジルの現代音楽家ヴァレンテ(*1959)の作品も同時
収録。シックス・トゥー・ミッドナイトは6つの短い小曲からなる作品で、断
続的な音の連続と、それらを繋ぐように響き続けるフラジオレットやグリッサ
ンドのフラットな音の対比が印象的です。弦楽器の多彩な響きを堪能できると
ともに、幅広いレパートリーを持つケルン四重奏団の実力にも唸るアルバムと
いえましょう。

4260085532483 ¥2450
クルークハルト:
(1)弦楽四重奏曲 ヘ長調op.42 (2)ピアノ五重奏曲 ト短調op.43
ケルン・プレイエル四重奏団(ピリオド楽器使用)、(2)トビアス・コッホ(Fp)
録音:2010年、ヨハネス教会(ケルン)
2004年にケルンで結成された注目のピリオド楽器演奏団体、ケルン・プレイエ
ル四重奏団が、クルークハルトの弦楽四重奏曲とピアノ五重奏曲を収録した新
譜をリリース!現在では殆ど演奏される機会に恵まれない不遇の作曲家クルー
クハルトですが、19世紀ドイツものをレパートリーの中心とするケルン・プレ
イエル四重奏団にとっては十八番ともいうべきプログラム!ドイツ古典派とロ
マン派の響きを併せ持つ隠れた名曲を、彼らの極上の演奏で知ることができる
のは、本アルバム最大の魅力といえるかもしれません。ピアノ五重奏ではフォ
ルテピアノの名手トビアス・コッホを迎え、ピリオド楽器ならではの暖かみの
ある極上のアンサンブルを堪能できる1枚に仕上がっています。
アウグスト・クルークハルト(1847-1902)は19世紀後半のドイツに活躍した作曲
家。生前は指揮者としての活躍が際立ち、ヴァイマールの宮廷劇場の音楽を務
めながらリストやワーグナーと親交を深めるなど、当時のドイツ音楽界の第一
線に身を置き続けた音楽家でもあります。弦楽四重奏曲op.42は彼が最初に作
曲した四重奏作品。当時最高峰の名門として活躍していたヨアヒム弦楽四重奏
団の演奏会で披露され、大成功を収めました。その後クルークハルトはこの団
体へ敬意を表し、ピアノ五重奏曲op.43を献呈しています。2曲とも、超絶技巧
的なパッセージで圧倒するというよりも、旋律の美しさや重厚なハーモニーに
包み込まれるような魅力を持った作品。メンデルスゾーンの劇音楽を思わせる
軽やかかつ鮮やかな表現、シューベルトの後期作品やブラームスを思わせる重
々しくも流麗な旋律、シューマンの歌曲のような叙情性…どこか素朴でありな
がらも味わい深いメロディの数々が絶品の希少盤です。




<audite>
=ドイチュラントラジオ・クルトゥーア=
「ベルリンRIAS録音による新ウィーン楽派作品集1949-65」
AU 21412 4枚組 ¥5400
モノラル
「ベルリンRIAS・新ウィーン楽派プロジェクト」
[CD 1]
・シェーンベルク:月に憑かれたピエロOp.21 (1912)
 イルメン・ブルメスター(シュプレッヒシュティンメ)
 クラウス・ビリング(P)
 ハンス・ペーター・シュミッツ(Fl、ピッコロFl)
 アルフレッド・ビュルクナー(Cl、バスCl)
 ハンス・バスティアーン(Vn)、ヴァルター・ミュラー(Va)
 ヴェルナー・ハウプト(Vc)、ヨーゼフ・ルーファー(指揮)
 録音:1949年3月3 & 10日ベルリン、クライストザール 
(セッション・モノラル)
・シェーンベルク:室内交響曲Op.9 (1906)
 RIAS交響楽団のメンバー
 フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
 録音:1953年10月1日ベルリン=ダーレム、イエス・キリスト教会
(セッション・モノラル)
・シェーンベルク:ピアノ協奏曲Op.42 (1942)
 ペーター・シュタドレン(P)
 RIAS交響楽団
 ヴィンフリート・ツィリヒ(指揮)
 録音:1949年2月6日ベルリン、ティタニア=パラスト(ライヴ・モノラル)
[CD 2]
・シェーンベルク:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲Op.47(1949)
 ティボル・ヴァルガ(Vn)
 エルンスト・クルシェネク(P)
 録音:1951年9月24日ベルリン、RIASフンクハウス、シュトゥーディオ7
(セッション・モノラル)
・シュテファン・ゲオルゲの詩による歌曲集「架空庭園の書」Op.15(1908-09)
  シュザンヌ・ダンコ(S)
  ヘルマン・ロイター(P)
 録音:1955年11月3日ベルリン、RIASフンクハウス、シュトゥーディオ7
(セッション・モノラル)
・詩篇第130番「深き淵より」Op.50B(1950)
 RIAS室内合唱団
 ギュンター・アルント(指揮)
 録音:1958年3月7日ベルリン、ランクヴィッツ・シュトゥーディオ
(セッション・モノラル)
・シェーンベルク:3つのピアノ小品Op.11 (1909)
・シェーンベルク:6つのピアノ小品Op.19 (1911)
・シェーンベルク:5つのピアノ小品Op.23 (1920/23)
 エドゥアルト・シュトイアーマン(P)
 録音:1963年6月18日ベルリン、ランクヴィッツ・シュトゥーディオ
(セッション・モノラル)
・シェーンベルク:ピアノ曲Op.33a (1929)
・シェーンベルク:ピアノ曲Op.33b (1931)
 エルゼ・C.クラウス(P)
 録音:1951年5月20日ベルリン、RIASフンクハウス、シュトゥーディオ7
(セッション・モノラル)
[CD 3]
・シェーンベルク:弦楽三重奏曲Op.45 (1946)
 エーリヒ・レーン(Vn)
 エルンスト・ドベリツ(Va)
 アルトゥール・トレースター(Vc)
 録音:1957年9月23日ベルリン、RIASフンクハウス、シュトゥーディオ7
(セッション・モノラル)
・シェーンベルク:古い様式による組曲ト調-弦楽オーケストラのための(1934)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
 録音:1949年11月28日ベルリン、ティタニア=パラスト(ライヴ・モノラル)
・ベルク:抒情組曲 (1925‐26)
 ヴェーグ四重奏団
 シャーンドル・ヴェーグ(第1Vn)、シャーンドル・ゾールディ(第2Vn)
 ゲオルゲス・ヤンツェル(Va)、パウル・サボー(Vc)
 録音:1963年11月10日ベルリン、ランクヴィッツ・シュトゥーディオ
(セッション・モノラル)
・ベルク:クラリネットとピアノための4つの小品Op.5 (1913)
 ハインリヒ・ゴイザー(Cl)
 クラウス・ビリング(P)
 録音:1953年9月19日ベルリン、RIASフンクハウス、シュトゥーディオ7
(セッション・モノラル)
[CD 4]
・ベルク:7つの初期の歌
 マグダ・ラースロー(S)
 ローター・ブロダック(P)
 録音:1958年7月4日ベルリン、RIASフンクハウス、シュトゥーディオ7
(セッション・モノラル)
・ベルク:わたしの両眼を閉ざしてください(1907年版)
・ベルク:わたしの両眼を閉ざしてください(1925年版)
 イヴリン・リアー(S)
 ハンス・ヒルシュドルフ(P)
 録音:1960年2月5日ベルリン、RIASフンクハウス、シュトゥーディオ7
(セッション・モノラル)
・ヴェーベルン:パッサカリアOp.1 (1908)
 ベルリン放送交響楽団
 アルトゥール・ローター(指揮)
 録音:1965年2月1日ベルリン、ランクヴィッツ・シュトゥーディオ
(セッション・モノラル)
・ヴェーベルン:管弦楽のための5つの小品Op.10 (1911/13)
 ベルリン放送交響楽団
 ブルーノ・マデルナ(指揮)
 録音:1961年12月5日ベルリン、ランクヴィッツ・シュトゥーディオ
(セッション・モノラル)
・ヴェーベルン:ヴァイオリンとピアノのための4つの小品Op.7 (1910)
 アンドレ・ジェルトレル(Vn)
 ディアネ・アンデルセン(P)
 録音:1958年5月7日ベルリン、RIASフンクハウス、シュトゥーディオ
(セッション・モノラル)
・ヨハン・シュトラウス2世(シェーンベルク編曲):
ワルツ「南国のばら」Op.388 (1880/1921)
 バスティアーン四重奏団
 [ハンス・バスティアーン(Vn)、ヨハネス・ブラウ(Vn)、
ヴァルター・ミュラー(Va)、ヴェルナー・ハウプト(Vc)]
 エミール・ハマーマイスター(ハルモニウム)
 クラウス・ビリング(P)
 録音:1950年2月18日ベルリン、クライストザール(セッション・モノラル)
・ヨハン・シュトラウス2世(ヴェーベルン編曲):
「ジプシー男爵」より宝のワルツOp.418 (1885/1921)
 バスティアーン四重奏団
 [ハンス・バスティアーン(Vn)、ヨハネス・ブラウ(Vn)、
ヴァルター・ミュラー(Va)、ヴェルナー・ハウプト(Vc)]
 エミール・ハマーマイスター(ハルモニウム)
 クラウス・ビリング(P)
・シェーンベルク:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲Op.47
 ルドルフ・コリッシュ(Vn)
 アラン・ヴィルマン(P)
 録音:1953年8月28日ベルリン、RIASフンクハウス、シュトゥーディオ7
(ライヴ・モノラル)
パウル・クレーによる水彩画「月に憑かれたピエロ」(1924)をあしらったジャ
ケットも印象深いauditeのRIAS音源復刻シリーズ最新刊は、シェーンベルク、
ベルク、ウェーベルンら新ウィーン楽派による作品を集めたセット。CD4枚組、
トータル5時間にもおよぶボリューム満点の内容です。




<EUROARTS>
20 87898(DVD-Video) 3枚組 ¥4050
字幕:英仏西
「ゲオルク・ショルティ-生誕100年記念DVDボックス」
[DVD1]
ドキュメンタリー・ショルティ:「メイキング・オブ・マエストロ」
 監督:ペーター・マニウラ
[DVD2]
・ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21
 収録:1978年9月5日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
・シューベルト:交響曲第6番ハ長調D 589
・シューベルト:交響曲第8番ロ短調D 759「未完成」
 収録:1979年12月5-6日シカゴ、オーケストラ・ホール(ライヴ)
 サー・ゲオルク・ショルティ(指揮) シカゴ交響楽団
=ボーナス=
・ショルティによるシューベルト:交響曲第6番&第8番のプレトーク
[DVD3]
・ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調Op.70
・チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」 
 サー・ゲオルク・ショルティ(指揮) バイエルン放送交響楽団
 収録:1990年ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー(ライヴ)
 監督:クラウス・リンデマン
20世紀を代表する巨匠指揮者ショルティの生誕100年を記念してEUROARTがリリ
ースするボックス・セット。DVD3枚組の収録内容は、ドキュメンタリー1枚に、
コンサートのライヴ映像が2枚分という構成になります。
BBCとの共同制作によるドキュメンタリーは、ショルティ最晩年を通して制作
されたもので、この不世出のマエストロが音楽に傾ける、驚異的な情熱と取り
組みをつぶさに捉えていると同時に、ハンガリーでの下積み時代から、シカゴ
響での名声を獲得するに至るまでを辿り、ショルティとともにブダペスト、バ
イエルン、シカゴ、ロンドンにおいて大規模なロケを敢行、ほかに類を見ない
音楽紀行に仕上がっています。
コンサートのライヴ映像は、ショルティがふたつの異なる楽団とおこなったコ
ンサートの模様を収録しています。
ディスク3には、ショルティが1990年にミュンヘンのガスタイク・フィルハー
モニーでバイエルン放送交響楽団を指揮して、ショスタコーヴィチの第9交響曲
とチャイコフスキーの「悲愴」交響曲を演奏した際の模様を収録。
ショルティは、ショスタコーヴィチの第9交響曲を、同じく1990年5月にムジー
クフェラインザールでウィーン・フィルを指揮してライヴ録音していたほか、
チャイコフスキーの「悲愴」についても1976年にシカゴ響を指揮したメダイナ
・テンプルでのセッション録音がありました。
いずれの作品でもショルティによるスタイルは、バイエルン放送響の機能美を
活かして、整然と音素材を構築してゆくもので、その過程できわめて情報量の
多い剛毅なサウンドを味わうことができます。なお、この1990年ミュンヘンで
のライヴ演奏とドキュメンタリーは、ARTHAUS社よりリリースされていたもの
で、このたびEUROARTより移行再発となります。
ディスク2は、長年の手兵シカゴ響との2つのコンサートから、ベートーヴェン
の第1交響曲とシューベルトの「未完成」および第6番をカップリング。
こちらの内容はすでにEUROARTSより発売済みのタイトル(2072468)と同一になり
ますが、第8代音楽監督ショルティによって現出したシカゴ響第2期黄金時代の
恐るべき合奏性能にあらためてしびれること必至とおもわれます。




<APARTE>
AP 039 ¥2300
R.シューマン(1810-1856):蝶々 Op.2、子供の情景 Op.15
F.ショパン(1810-1849):
マズルカ ホ短調 Op.41-2、ノクターン 変ホ長調 Op.55-2
カーチャ・ブロンスカ(Pf)
録音:2012年1月(パリ)
カーチャ・ブロンスカは、ポーランドに生まれ、現在パリで活躍する女性ピア
ニストです。大規模なホールでのコンサートよりも親密な雰囲気のホールを好
むこともあり、知る人ぞ知る的な存在ではありますが、その演奏を一度聴けば、
きらびやかではないけれどもいぶし銀のような輝きを放ち、色彩感覚に優れた
美しい音色、そして豊かな詩情に誰もが虜になってしまいます。メニューイン
も、彼女の演奏を聴いて「私は打ちのめされた!彼女はショパン作品を、緻密
で見事なルバートをもって、魅惑の時の旅へといざなうような絶妙なテンポで
演奏する」と絶賛しています。1987年に、フランス財団のグランプリに輝きま
した。マルグリット・ロンに師事したクリスティナ・ヤストルゼフスカに師事、
その後もイヴォンヌ・ルフェーブルや、ペルルミュテールにも師事しました。
今回カティアが取り上げたのは、奇しくも同じ年に生まれ、同じ時代を生た
シューマンとショパンのピアノ作品集。非常にゆったりとした「トロイメライ」
で聴かせる自然なフレーズの緩急づけは感動的。また、ショパンのマズルカで
は彼女のポーランドの血が実に自然にショパンの物悲しい世界を描きます。ノ
クターンで聴かせる詩情はちょっと他では得られないもの。絶妙なテンポ設定
と、詩情豊かな音色によるショパンとシューマンを、心行くまでたっぷりと堪
能できる1枚です。




<harmonia mundi FRANCE>
HMC 902126 3枚組 ¥4050
モーツァルト:「偽の女庭師」K.196
ソフィー・カルトホイザー(S サンドリーナ) 
ジェレミー・オヴェンデン(T ベルフィオーレ伯爵)
アレックス・ペンダ(S アルミンダ) ニコラ・リヴァンク(Br 市長)
マリー=クロード・シャピュイ(Ms 騎士ラミーロ) 
スンヘ・イム(S セルペッタ)
ミヒャエル・ナギ(Bs ロベルト)
ルネ・ヤーコプス(指)フライブルク・バロック・オーケストラ
録音:2011年9月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
ジャケット絵画:ポンパドゥール夫人(「美しい庭師」)(部分)
ヴァン・ロー作(1760年)[プチ・トリアノン蔵]
HMFが誇るルネ・ヤーコプスのモーツァルトのオペラのシリーズ、新刊は「偽の
女庭師」です。1775年1月13日にミュンヘンで初演されたオペラブッファで、
初演時モーツァルトは19歳目前、1774年というと交響曲第28番の頃ですので、
既に神童を脱した立派な作曲家に成長していました。物語は、かつて恋人ヴィ
オランテに大怪我を負わせて音信不通にしてしまったが今はアルミンダと婚約
しているベルフィオーレ伯爵の前に、サンドリーナを騙り庭師として働くヴィ
オランテが現れ、周囲を巻き込んで騒動になる、といったお話。モーツァルト
はかなり力を入れて作曲し、初演も好評だったことが伝えられています。この
作品はモーツァルトの生前にドイツ語の上演が広まり、そのためオリジナルの
イタリア語オペラブッファは20世紀まで埋もれていました。近年、青年期のモ
ーツァルトの傑作として上演が増えています。
サンドリーナのソフィー・カルトホイザーはベルギー出身のソプラノ。モー
ツァルト・ソプラノとして活躍しており、2005年に大野和士率いるモネ劇場の
来日公演「ドン・ジョヴァンニ」でゼルリーナを歌っていました。ベルフィオ
ーレ伯爵のジェレミー・オヴェンデンは英国のテノール。バロックから古典派
の声楽作品で活躍しており、ヤーコプスは既にヘンデル「サウル」で彼を起用
しています。アルミンダのアレックス・ペンダとは、ヤーコプスが「イドメネ
オ」や「ティートの慈悲」などで重用しているアレクサンドラ・ペンダチャン
スカのこと。最近、長すぎる名前を短縮するようになったんだそうです。彼女
と、これもヤーコプスの声楽作品の常連、ソプラノのスンヘ・イム、そして大
ベテランのニコラ・リヴァンクなどなど、キャストは充実しています。
「偽の女庭師」は、復活が遅れた経緯から、最近の映像はいくつかあれど、し
っかりした録音があまりありません。ヤーコプスの気合の入ったこの新録音は
モーツァルティアン、オペラマニア、どちらからも大歓迎されることでしょう!



<TAHRA>
TAH 731(SACD-Hybrid) ¥2300
MONO
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
ジネット・ヌヴー(Vn)、
ロジェ・デゾルミエール(指)フランス国立管
【録音:1948年4月25日/バーデン・バーデン(ライヴ)】
夭折の天才ジネット・ヌヴーが残したブラームスの協奏曲4種の録音のなかで
も、その鬼気迫るような凄絶演奏で知られる1948年4月25日バーデン・バーデン
のライヴ。これまでTahraレーベルから発売されていた音源をC.エッディによる
アナログ・マスターからのリマスタリング、SACDハイブリッド盤で待望の登場
となります。
ブラームスの協奏曲は彼女の十八番だっただけあり、残された録音はいずれも
絶品ですが、このデゾルミエールとの共演盤は、彼女のソロの素晴らしさは図
抜けているものの、録音とりわけオーケストラの分離と強音での割れが興をそ
ぐこととなっていました。
今回リマスタリングを施され、目が覚めるような音となりました。テープ劣化
に起因するワウや、オーケストラの全奏では多少ビリつくところもありますが、
さすがアナログ・マスターからの復刻だけあり、その情報量の多さと音質の向
上ぶりに驚嘆させられます。オーケストラの響きが明快になっただけでなく、
ヌヴーのソロもニュアンスがより多彩になり、正確な音程と恐るべき集中力の
ほかに優しい歌い回しや音色の変化まで自在に操っていたことを納得させてく
れます。音質が良くなったというより、新たな音源が見つかったかのような衝
撃があります。
イタリアの画家サンドラ・ブルネッティの独特な画風による肖像ジャケットも
魅力です。




<ACCENT>
ACC 24272 ¥2300
ハイドン:交響曲三部作
(1)第6番 ニ長調「朝」 (2)第7番 ハ長調「昼」 (3)第8番 ト長調「晩」
シキスヴァルト・クイケン(指揮)、ラ・プティット・バンド
録音:2012年1月モル、ギャラクシー・スタジオ(ベルギー)
シキスヴァルト・クイケン率いるラ・プティット・バンドが、ハイドンの交響
曲「朝」「昼」「晩」の三部作を収録したアルバムをリリースしました!エス
テルハージ侯爵家の副楽長になったばかりの若きハイドンが、侯爵より三部作
の作曲を依頼され、作り上げたという本作。侯爵家の楽団が名手揃いというこ
ともあってか、随所に散りばめられた各楽器の技巧的なソロが際立ち、交響曲
というよりも合奏協奏曲といった印象が深い作品です。コレッリの合奏協奏曲
も思わせる鮮やかな掛け合いの数々が愉しく、全体的に淀みのない爽やかな音
運びが心地よい作品といえましょう。ヴァイオリンやフルートの典雅に満ちた
ソロが美しいのはもちろんですが、低音楽器のソロにも是非注目していただき
たいところ!三部作とも、第3楽章のメヌエットのトリオには低音楽器による
ソロの掛け合いが用意されており、短いながらもファゴットやコントラバスの
妙技を堪能することができます。
演奏者それぞれに高い演奏技術が問われるプログラムですが、ラ・プティット
・バンドの演奏は流石の一言。繊細さと躍動感を見事に兼ね備え、アンサンブ
ル全体がきゅっとひきしまった爽快な演奏に魅せられます。ブクステフーデの
カンタータ集(ACC 24243)では瞑想的な美しさで魅せてくれたクイケン&ラ・
プティット・バンドですが、今回は活気あふれるハーモニーで愉しく聴かせる
アルバムに仕上がっています!

ACC 24275 ¥2300
ロイター:
(1)シンフォニア ニ長調 
(2)『アレクサンドロス大王の寛容さ』よりアリア 
(3)ピッツィカート 
(4)『アルシード』よりアリア 
(5)クラリネットのためのコンチェルト 
(6)『イシュマエルへの神の摂理』よりアリア 
(7)『アルキダミア』よりアリア 
(8)『救われたベトゥーリア』よりシンフォニア ト短調 
(9)『アレクサンドロス大王』よりアリア 
(10)『救われたベトゥーリア』よりアリア
オリヴィア・フェルミューレン(Ms)、ヌォーヴォ・アスペット
録音:2011年11月23-26日ケルン、WDRフンクハウス(ドイツ)
2011年に設立された新進気鋭のドイツのピリオド・アンサンブル、ヌォーヴォ
・アスペットが待望の1stアルバムをリリースしました!ガンバ奏者のツィンケ
が2003年に設立し、近年活躍著しかったアンサンブル・エコー・ドゥ・ダニュ
ーブのメンバーからなる団体ということで、演奏の質は折り紙つき。注目の
1stアルバムのプログラムは、18世紀ウィーン古典派の黎明期に活躍した音楽
家、ヨハン・ゲオルク・ロイター(1708-1772)のアリア&シンフォニア集!オ
ペラのアリアからクラリネット・コンチェルトまで、今日では殆んど演奏され
ることのないことが残念な作品の数々を収録。歴史の陰に埋もれてしまった18
世紀の作品を再発見する意欲的な活動で高い評価を受けるアンサンブル・エコ
ー・ドゥ・ダニューブの方向性を踏襲し、最初からマニアも唸る魅力的なプロ
グラムを提供してくれます。この団体の素晴らしいところは、ただ単に音楽家
や作品の存在を紹介するだけに留まらないところ。ヨーロッパで活躍する若手
実力派、フェルミューレンの柔らかくも美しいメッゾの声と共に、ピリオド楽
器ならではの繊細な響きと丁寧に練り上げられたアンサンブルで、ロイターの
作品の魅力を最大限に聴かせてくれます。「ヌォーヴォ・アスペット(新たな
外観)」の名の通り、18世紀ウィーン音楽の新たな一面を教えてくれる注目の
アルバムといえましょう。
アンサンブル・エコー・ドゥ・ダニューブでも中核を担っているフロリアン・
ドイター、ヨハンナ・ザイツら名手達は、本団体でも極上のハーモニーを披露。
2006年バッハ国際コンクール(ライプツィヒ)で第2位に輝いたヴァイオリニス
ト、平崎真弓も2ndヴァイオリニストとして参加しています。今後も再発見プ
ログラムに意欲的なヌォーヴォ・アスペット。これからの活動に期待必至の注
目団体です!





<haenssler>
98 001 2枚組(1枚価格) ¥2080
ハインリッヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク:キリストの誕生
レジーナ・シューデル(S)、アンケ・エッガース(A)、ペーター・マウス(T)、
エルンスト=ゲロルト・シュラム(Bs)、ルドルフ・ハイネマン(Org)、
クリスチャン・グルーベ(指揮)、
アンサンブル・オリオン、ベルリン芸術大学室内合唱団
録音:1988年1月26-28日、イエス・キリスト教会(ベルリン)
近年再評価の動きが高まっているハインリッヒ・フォン・ヘルツォーゲンベル
ク(1843-1900)。このたび、ヘルツォーゲンベルクの作品を収録した希少盤の
ひとつが、このたび特別価格で再発売される運びとなりました!オリジナル盤
(旧品盤:98 574)はすでに廃盤となってしまっているため、今回のリリースは
嬉しい限りです。
ブラームスと多くの書簡を交わすほど親交厚い関係であったことでも知られる
ドイツ・ロマン派の作曲家、ヘルツォーゲンベルク。生涯を通して幅広いジャ
ンルに作品を残しましたが、愛妻を亡くしてからはプロテスタントの宗教音楽
にますます感銘を深めていくようになります。晩年の1894年頃に作曲されたオ
ラトリオ「キリストの誕生」は、ソリスト、合唱、オーケストラという編成か
らなる壮大なクリスマス・オラトリオ。パイプ・オルガン(本アルバムではポ
ジティブ・オルガンを使用)とオーケストラの荘厳な伴奏に乗って、ソリスト
と合唱隊が救い主の降誕を高らかに歌い上げます。全体的に粛々とした雰囲気
に包まれた作品ではありますが、第3部では牧歌的なオーボエのソロが印象的
に現れるほか、親しみやすい旋律の数々を持った作品ともいえましょう。録音
から20年以上が経過したとはいえ、状態は良好。グルーベ指揮の下、柔らかく
も力強いハーモニーを組み上げるドイツの名手達の演奏の輝きは今も失われて
いません。




<RCO Live>
RCO 12102(11Blu-ray BOX) ¥10800
RCO 12101(11DVD BOX) ¥10800
「RCOによるマーラーの交響曲全曲演奏会シリーズ2009/10/11」
=収録内容=
[disc 1] [60:00]
・交響曲第1番ニ長調「巨人」
 ダニエル・ハーディング(指揮)
 収録時期:2009年9月30日(ライヴ)
[disc 2] [90:00]
・交響曲第2番ハ短調「復活」
 リカルダ・メルベート(S)
 ベルナルダ・フィンク(Ms)
 オランダ放送合唱団(合唱指揮:セルソ・アントゥネス)
 マリス・ヤンソンス(指揮)
 収録時期:2009年12月3日(ライヴ)
[disc 3] [103:00]
・交響曲第3番ニ短調
 ベルナルダ・フィンク(Ms)
 オランダ放送合唱団女声合唱 セルソ・アントゥネス(合唱指揮)
 ブレダ・サクラメント合唱団少年合唱
 ラインモンド少年合唱団
 マリス・ヤンソンス(指揮)
 収録時期:2010年2月3日& 4日(ライヴ)
[disc 4] [61:00]
・交響曲第4番ト長調
 ミア・パーション(S)
 イヴァン・フィッシャー(指揮)
 収録時期:2010年4月22日& 23日(ライヴ)
[disc 5] [76:00]
・交響曲第5番嬰ハ短調
 ダニエレ・ガッティ(指揮)
 収録時期:2010年6月25日(ライヴ)
[disc 6] [97:00]
・交響曲第6番イ短調「悲劇的」
 ロリン・マゼール(指揮)
 収録時期:2010年10月20日(ライヴ)
[disc 7] [80:00]
・交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 収録時期:2011年1月20日& 21日(ライヴ)
[disc 8] [87:00]
・交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」
 クリスティーン・ブルーワー(ソプラノ1:罪深き女)
 カミッラ・ニールンド(ソプラノ2:贖罪の女)
 マリア・エスパーダ(ソプラノ3:栄光の聖母)
 ステファニー・ブライス(アルト1:サマリアの女)
 藤村実穂子(アルト2:エジプトのマリア)
 ロバート・ディーン・スミス(テノール:マリア崇拝の博士)
 トンミ・ハカラ(バリトン:法悦の神父)
 シュテファン・コツァーン(バス:瞑想の神父)
 バイエルン放送合唱団
 ラトビア国立アカデミー合唱団
 オランダ放送合唱団
 オランダ国立少年合唱団
 オランダ国立児童合唱団
 マリス・ヤンソンス(指揮)
 収録時期:2011年3月4日& 6日(ライヴ)
[disc 9] [93:00]
・交響曲第9番ニ長調
 ベルナルト・ハイティンク(指揮)
 収録時期:2011年5月13日& 15日(ライヴ)
[disc 10] [92:00]
・「大地の歌」
・交響詩「葬礼」
 アンナ・ラーション(Ms)
 ロバート・ディーン・スミス(T)
 ファビオ・ルイジ(指揮)
 収録時期:2011年5月18日& 20日(ライヴ)
[disc 11] [77:00]
・交響曲第10番嬰ヘ長調(クック版全曲)
 エリアフ・インバル(指揮)
 収録時期:2011年6月30日(ライヴ)
収録場所:すべてアムステルダム、コンセルトヘボウ 
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
2009/10年、2010/11年と2シーズン連続で行われた「RCOによるマーラー交響曲
全曲演奏会シリーズ」は、作曲者生誕150周年および歿後100年を相次いで迎え
た2010/11年シーズンを通じて、世界中で数多くの趣向を凝らしたイベントが目
白押しのなかでも、ひときわおおきな話題を集めたもののひとつでした。
首席指揮者ヤンソンスによる第2番と第3番のアルバムや、同じく第2番の映像で
もすでに高い評価を獲得している当シリーズが、このたび、プロジェクトの模
様を完全収録した映像作品としてRCO Liveよりブルーレイ&DVDのボックス・セッ
トで登場、ついにその全貌があきらかになります。
なんといっても、今回の「RCOによるマーラー交響曲全曲演奏会シリーズ」のユ
ニークな特徴は、当代屈指のマーラー指揮者総勢9名が11の交響曲を時代順に振
り分けてゆくというところにあります。RCO現首席指揮者ヤンソンスが第2番、
第3番、第8番と、シリーズ最多の3曲を担当しているのを筆頭に、じつに個性豊
かで豪華な顔ぶれが並びます。第9番を先先代の首席指揮者ハイティンク、第6番
をマゼール、第7番をブーレーズ、インバルが第10番クック版全曲という具合に、
いずれも交響曲全集録音を完成させた実績ある巨匠たちに、対する若い世代の
代表格ハーディング指揮による第1番も注目の顔合わせ。また、イヴァン・フィ
ッシャーの第4番、ガッティの第5番、ルイジの「大地の歌」と、こちらも録音
歴のある作品で勝負しているので期待も十分です。さらに、パイロット版とも
いえる上述ヤンソンスによる第2番のリリースでも知られるように、一貫して鮮
明な映像とすぐれた録音により、優美と華麗をきわめたコンセルトヘボウが織
り成す極上の音響をたっぷり楽しむことができるのも当セットのおおきな魅力。
ほかならぬ作曲者自身もその指揮台に幾度となく立った名門RCOが、本拠地コ
ンセルトへボウで名だたるマエストロたちと繰り広げた渾身のドキュメントは、
長くマーラー演奏史に刻まれる内容といえるでしょう。




<EVIL PENGUIN RECORDS>
EPRC 012(2CD+ボーナスDVD) ¥2980
[ボーナスDVD]
字幕:蘭・仏・独
(DVD言語:英語)
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
[CD1]
第1番 ト長調 BWV 1007、第2番 ニ短調 BWV 1008、第3番 ハ長調 BWV 1009
[CD2]
第4番 変ホ長調 BWV 1010、第5番 ハ短調 BWV 1011、第6番 ニ長調 BWV 1012
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)
使用楽器:第1 - 5番:Pieter Rombouts, 1710年
第6番:ピッコロ・チェロ(18世紀、製作者不明)
ピッチ:392
録音:2012年6月9-14日/セレンデピトゥス・スタジオ(ベルギー)
DVD収録:オックスフォード、聖マグダレンカレッジ
濃厚な感情、力強く魂に響く音色。ウィスペルウェイ、3度目のバッハが登場。
今年50歳(1962年9月25日生まれ)、知命をむかえ、過去の2度の録音(1989,90年
および1998年)から10年以上の時を経て、ますます充実著しいことを感じさせる
録音です。これまでに使用していた楽器とは違う新しい楽器、さらにピッチも
392(バッハのケーテン時代、ケーテン宮廷のピッチ)、いわゆるカンマートーン
に合わせたことにより、音の振幅は格段に広くなり、その音色はより雄弁なも
のとなっています。さらに、今回の演奏にあたり、バッハ研究家でヴィオール
奏者でもあるローレンス・ドレイフュスとジョン・ブットからも様々なインス
ピレーションを得ました。これまでに約1000回この作品を演奏会でとりあげた
ウィスペルウェイ自身、「かつて経験したことのないような領域に入ったよう
に感じる」と語っています。
バッハがチェロ1本のために書いたこの組曲の単旋律には、分解してみればいく
つもの声部が内在していますが、それだけではなく、「過去と現在、弾き手と
聴き手、そして何よりもバッハ本人との対話」といった複数の声が存在してい
る、とウィスペルウェイは語ります。舞曲に則って書かれたこの組曲ですが、
ウィスペルウェイの演奏は、舞曲を思わせるというよりも、深くたっぷりとし
た息遣いで、旋律、モティーフの一つ一つを実に生々しく響かせたもの。濃厚
な感情が込められた力演です。深い洞察力と驚異的なテクニック、そして古楽
器とモダン楽器両方を弾き分けることができるウィスペルウェイだからこそ達
することのできた領域だといえるでしょう。深い洞察力と驚異的なテクニック、
そして古楽器とモダン楽器両方を弾き分けることができるウィスペルウェイだ
からこそ達することのできた高みにある演奏です。
歴史ある聖マグダレンカレッジでの演奏風景や、ドレイフュス、ジョン・ブッ
トのバッハ観などをたっぷりと収録したボーナスDVDも、ウィスペルウェイとい
う芸術家の横顔を伝えてくれます。




<naive>
V 5309 ¥2280
マリエッタ・マルコリーニのためのアリア集
(1)ヨハン・シモン・マイヤー(マイール)(1736-1845):
歌劇『イフィゲニアの犠牲』より「死だけが」※
(2)ロッシーニ:
歌劇『とてつもない誤解』より「あなたのおかげで、私は再び幸せになった」
(3)ヨーゼフ・ヴァイグル(1766-1846):
歌劇『待ち伏せ』より「愛していると彼女に伝えて」※
(4)フェルディナンド・パエール:歌劇『愛の勇士』より「私は死ぬだろう」※
(5)ジュゼッペ・モスカ:
歌劇『Le bestie in uomini(男の中の獣)』より「私は自分の姿を見つめながら」 
ロッシーニ:
(6)歌劇『アルジェのイタリア女』より「私が愛する彼のために」 
(7)同劇より「我らの祖国を思え」
(8)カルロ・コッチャ(1782-1873):
歌劇『野生の女』より「あなたは私を抱きしめ」※
(9)ロッシーニ:
歌劇『バビロニアのチロ』より「私はあなたに口づけし、強く抱きしめる」
※=世界初録音
アン・ハレンベルク(Ms)
(4)(9)ブリジット・クリステンセン(S)、
(4)(9)シーン・カロリーン・ソーンヒル(S)、
(4)(6)(9)マリウス・ロト・クリステンセン(T)、
(4)(9)フレドリク・アクセルベルグ(T)、
(3)(4)(6)(9)ヨハネス・ヴァイザー、(3)(6)ハルヴォル・F・メリン
ファビオ・ビオンディ(指揮)、スタヴァンゲル交響楽団、SSO室内合唱団
録音:2011年8月、スタヴァンゲル・コンサートホール(ノルウェー)
このたび、naiveレーベルより注目必至の新シリーズが始動しました!その名
も、「ナイーヴ・ディスカヴァリーズ」!好評のヴィヴァルディ新発見シリー
ズに並び、今日演奏されなくなってしまった作品を世界的名手たちによる演奏
によって再発見していこうという意欲的なシリーズです。記念すべきファース
ト・アルバムは、19世紀イタリアを一斉風靡した名コントラルト、マリエッタ
・マルコリーニのために作曲されたアリア集!録音される機会の少ないロッシ
ーニの1810年代の歌劇のアリアを数多く収録しているほか、現在では殆ど演奏
されることのない同時代の音楽家たち、マイヤー、パエール、ヴァイグルなど
の作品も収録。世界初録音を4曲含む希少なプログラムであると同時に、本アル
バムならではのオリジナリティあふれるプログラムに仕上がっています。
マリエッタ・マルコリーニは1780年にフィレンツェに生まれた女性歌手。スタ
ンダールの「ロッシーニの一生」によればロッシーニと恋人関係にもあったと
もいわれますが、いずれにせよ彼女の成功にロッシーニとの出会いが不可欠で
あったことは確かなようです。名コントラルトとして大成したマルコリーニは
北イタリアを中心に高い人気を集め、彼女のために数々のオペラの役が用意さ
れました。力強さと美しさを兼ね備えた技巧的なアリアの数々からは、マルコ
リーニの名手ぶりを窺い知ることができましょう。
彼女の生きた軌跡ともいうべき作品の数々を歌いあげるのは、バロック・オペ
ラを中心に大活躍のメッゾ、アン・ハレンベルク!世界各地の劇場、音楽祭に
引っ張りだこのハレンベルクは、まさに本アルバムの“マルコリーニ役”にふ
さわしき名手といえましょう。重唱では、B.クリステンセンやJ.ヴァイサーを
はじめとするノルウェー屈指の名歌手らとの鮮やかな掛け合いも堪能できます。
器楽演奏は名匠ビオンディが2006年より芸術監督を務めているノルウェーのス
タヴァンゲル交響楽団。名手たちによる質の高い演奏で希少なプログラムを堪
能できるのも、本シリーズ最大の魅力の一つとなりそうです。




<haenssler>
93 293(SACD-Hybrid) ¥2300
アルノルト・メンデルスゾーン(1855-1933):
ドイツ・ミサ曲 Op.89 ――8声部アカペラ混声合唱と独唱のための
宗教合唱曲 Op.90 ――8声部合唱と独唱のための
 「天よ 上より水を注げ」(待降節のモテット Op.90 -5)
 「汝キリスト者たち 神を讃えよ」(クリスマスのモテット Op.90 -9)
 「見よ 闇が地を覆う」(公現祭のモテット Op.90 -10)
フリーダー・ベルニウス(指揮) 
SWRヴォーカル・アンサンブル・シュトゥットガルト
録音:2008年9月/2009年2、10月/2011年1月
アルノルト・メンデルスゾーン(1855-1933)は、フェリックス・メンデルスゾー
ンの’はとこ’にあたります。フェリックスはアルノルトが生まれる8年前に没
したため、二人が実際に会うことはありませんでしたが、その存在に強い影響
を受けたアルノルトは、20世紀初頭、様式の創造よりも破壊へと向かうような
音楽の方向性や作曲技法に懐疑的で、伝統の作曲技法を重視しました。アルノ
ルトは、教会オルガニストや合唱指揮、フランクフルトの音楽院で教鞭を執っ
たほか、長年にわたりダルムシュタットの教会で音楽監督を務めました。3作の
オペラをはじめ、歌曲、室内楽曲、協奏曲、交響曲などを一通り書きましたが、
教会との深い関わりから宗教作品を数多く残しています。
1923年に出版された「ドイツ・ミサ曲 Op.89」は、古いポリフォニーの技法を
主軸としていますが、無調すれすれまで行くかと思うと古典的な和音構成が戻
るなど、時代を超えた多彩な音楽語法が魅力。2組の4声部をさまざまに組み合
わせることにより、表情豊かな、変化に富んだ、奥行きのある響きを実現して
います。1923/24年に書かれた「宗教合唱曲 Op.90」は14曲のモテットから成
る作品。待降節およびクリスマスのモテットでは、各詩節の間にコラールが支
柱のごとく配され、ときにシンプルなホモフォニー、ときに網の目のようなポ
リフォニーで聴き手を魅了します。公現祭のモテット冒頭、相対する闇と光を
男女声部に分けるなど、効果的な技法があちこちで駆使されていて、メンデル
スゾーン一族の血の優秀さを実感します。
合唱と管弦楽の両方で活躍するベテラン指揮者で、ライプツィヒ市からバッハ
・メダルを授与されたこともあるフリーダー・ベルニウス(1947-)の確かな指揮
に、創立65年を迎えた世界トップクラスの現代音楽アンサンブル、SWRヴォーカ
ル・アンサンブル・シュトゥットガルトが見事に応えます。

98 641 2枚組 ¥3500
ドヴォルザーク(1841-1904):歌曲集「糸杉」 
オリジナル18曲の歌曲&弦楽四重奏版
[CD1]
グスタフ・フレーガー=モラフスキーの詩による、声楽とピアノのための18曲、
1865年7月作曲【世界初録音】
[CD2]歌曲集「糸杉」弦楽四重奏版
1887年5月、作曲家によって原曲より弦楽四重奏に編曲された12曲(「歌のこだ
ま」第2-4,6-9, 12, 14, 16-18曲)および、ハンス=ペーター・ドットによって
原曲より弦楽四重奏に編曲された6曲(第1、5、10、11、13、15曲)
マルクス・ウルマン(T) マルティン・ブルーンス(Br) 
アンドレアス・フレーゼ(P) ベネヴィッツ・カルテット
録音:[CD1]2011年8月30-9月1日[CD2]2012年1月16-18日
ドヴォルザークの「糸杉」といえば弦楽四重奏版の方がしばしば取り上げられ
ますが、原曲は作曲者が初めて書いた声楽曲、18曲から成る歌曲集「糸杉」
(チェコ語)でした。このたび、この原曲歌曲をチェコ語で歌唱したものが発売
されます(世界初録音)!
この18の歌曲は、生徒だったヨゼフィーナ・チェルマーコヴァ(のちに妻となる
アンナの姉)に恋破れたドヴォルザークが、そのつらい思いを込めるかのように、
1862年にプラハで出版されていたモラフスキーの詩集「糸杉」を題材に作曲し
たもの。18の作品はすべて失恋の気分に満ちています。終曲は「この苦しみが
自分の故郷となる」という悲痛な内容で、ドラマチックなピアノで盛り上がり
ますが、最後は絶望の中、静かに曲が閉じられます。ドヴォルザークの当時の
心の叫びのようです。ドヴォルザークは、この歌曲集を友人で作曲家のカレル
・ベンドルに献呈したものの評価されず、後に歌詞の処理、調性、拍子など大
幅な改訂を加えて、「4つの歌 Op.2」(4曲)「愛の歌 Op.83」(8曲)といったか
たちで分割して出版していきました。さらに弦楽四重奏にも編曲しています
(12曲のみ。こちらの編曲はほぼ原曲どおり)。当ディスクでは、後世の作曲家
が残りの6曲を弦楽四重奏に編曲したものも収録しています。
18の歌曲を歌うのはドイツを中心に活躍するリリック・テノールのウルマンと、
もともとヴァイオリン奏者だったブルーンス。声楽作品を得意とするフレーゼ
のピアノが手堅くサポートしています。弦楽四重奏を演奏するのはベネヴィッ
ツ弦楽四重奏団。恋に破れた若きドヴォルザークの心情をドラマチックに描き
ます。

98 648 ¥2080
待降節とクリスマスのための歌曲集
男声合唱のための待降節とクリスマスのための歌曲集
マイスタージンガー/クラウス・ブロイニンガー(指揮)
録音:2011年12月(ライヴ)
2011年12月にブロンバッハ修道院で行われたコンサートの録音。星がまたたく
冬の夜、雪を踏みしめながら、丘に佇む小さな教会へ向かい、ロウソクの光の
なかで男声合唱の歌に耳を傾ける――そんなクリスマスの情景が浮かび上がる
歌曲集です。いまでは知る人のほとんどない、このまま失われてしまうには惜
しい作品から、「きよしこの夜」などクリスマス・ソングの名曲まで、男声合
唱用に編曲された、16世紀から現代まで5世紀にわたる多彩なクリスマス歌曲を
23曲収録しています。
マイスタージンガーは、1998年に「 ゲヒンガー・カントライ」の男声メンバー
で結成されたアンサンブルで、結成当初よりブロイニンガーが指揮者を務めて
います。かつてはどの合唱団でも人気レパートリーだった19世紀の男声合唱作
品を歌い継ぐことを主な目的とし、録音やコンサート活動を行っています。




<2L>
2L 080PABD(Pure Audio Blu-ray) ¥3100
[DXD(24bit/352.8kHz)録音:5.1 DTS-HD MA(24bit/192kHz),
2.0 LPCM(24bit/192kHz), mShuttle: FLAC 192kHz + MP3 Region ABC]
トマス・D・A・テレフセン (1823-1874) ピアノ作品全集
4つのマズルカ 作品1、夜想曲へ長調 作品2、4つのマズルカ 作品3、
3つの華麗なるワルツ 作品5、タランテラ 変ホ長調 作品6、悲歌 作品7、
フルドラの踊り 作品9、アダージョとロンド ロ短調 作品10、
夜想曲第2番 ホ長調 作品11、創作主題と幻想曲 変ロ短調 作品12、
ソナタ ハ短調 作品13、6つのマズルカ 作品14、アルバムのページ 作品16、
夜想曲第3番 変ロ長調 作品17、大ポロネーズ 嬰ハ長調 作品18、
アレグレット 作品20、トッカータ ヘ長調 作品22、
小さな物ごい ホ短調 作品23、大マズルカ 変ロ長調 作品24、
大練習曲 嬰ハ短調 作品25、花嫁の歌 ニ長調 作品26、
ワルツ 変ニ長調 作品27、バラード ハ短調 作品28、
凱旋行進曲 変ホ長調 作品29、大ワルツ第5番 へ長調 作品30-1、
大ワルツ第6番 ヘ短調 作品30-2、マズルカ イ長調 作品33、
夢の向こうへ 変イ長調 作品34、
カプリッチョ・アパッショナート ロ短調 作品36、
即興曲 ト長調 作品38、夜想曲第4番 変ト長調 作品39、
ヴァルハラの祭り 作品40、
スコットランドの旋律 嬰ハ短調 作品42、6度の練習曲 ホ長調 作品43、
エリザベス女王のパヴァーヌ 嬰ハ短調 作品44、ワルツ イ長調
ヨルゲン・ラーシェン(ピアノ) [ピアノ Steinway C-model]
[録音 2010年5月、2011年2月 リングヴェ博物館(トロンハイム、ノルウェー)]
[制作・録音 モッテン・リンドベルグ]
トマス・D・A・テレフセン Thomas Dyke Acland Tellefsen(1823-1874)は、
1823年、トロンハイム生まれ。「フランス語の知識もなく、無一文に近い状態
で、ただ自分の芸術とショパンへの熱狂だけを武器に」(ジョルジュ・サンド)、
1842年、パリに渡り、その秘めた才能と創造性を見抜いたショパンから生徒と
して迎えられました。ショパンの没後、パリの音楽界にデビューし、51歳で病
没するまでピアニスト、作曲家としてパリを舞台に活躍しました。テレフセン
のピアノのソロの作品集。ピアニストのヨルゲン・ラーシェン(1958-)は、エ
ヴァ・クナルダールに学び、1979年にオスロでデビュー。いくつかの室内楽ア
ンサンブルに参加し、トロンハイム交響楽団のピアニストを務めています。ホ
ルン奏者のシェル=エーリク・アルネセンと共演してシューマン、シュトラウ
ス、ヒンデミット、ニルセンの作品を演奏したアルバム『呼び声(Calls)』
(2L-20)がこれまでの代表的録音です。新しいテレフセンの全集は、トロンハイ
ムにある国立の音楽と楽器の博物館、リングヴェ博物館 Ringve Museum で録音
セッションが行われました。24bit/352.8kHz の DXD 録音。DTS HD MA 5.1 と
LPCM 2.0 にそれぞれミックスダウンされた演奏時間の合計3時間18分の録音が
Pure Audio Blu-ray のディスク1枚に収められています。このアルバムでは、
アイナル・ステーン=ノクレベルグによる全集(Simax PSC1239)に収められて
いた未出版のコラールと小品は省かれ、ステーン=ノクレベルグの録音に含ま
れていなかった作品番号なしのイ長調の《ワルツ》が演奏されています。
※Pure Audio Blu-ray ディスクは、CD プレーヤーや DVD のプレーヤーでは再
生できません。Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応の PC を使ってくだ
さい。

2L 090PABD(Pure Audio Blu-ray) ¥3100
5.1 DTS-HD MA(24bit/192kHz) 7.1 DTS-HD MA(24bit/96kHz)(side-fill) 
2.0 LPCM(24bit/192kHz) 9.1 Auro-3D(24bit/96Hz)(tracks 01-05 only) 
mShuttle: FLAC 192kHz + MP3  Region ABC
トロンハイム・ソロイスツ - 思い出
ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893):フィレンツェの思い出 作品70
カール・ニルセン(1865-1931):
 《若き芸術家の棺のかたわらで》 FS58(アンダンテ・ラメントーゾ)
 小組曲 FS6(作品1)(弦楽オーケストラのための)
ピョートル・チャイコフスキー:弦楽のためのセレナード ハ長調 作品48
トロンハイム・ソロイスツ
ゲイル・インゲ・トルベルグ(リーダー) オイヴィン・ギムセ(芸術監督)
[録音 2011年5月、10月 セルビュ教会(セルビュ、ノルウェー)]
[制作・録音 モッテン・リンドベルグ[DXD(24bit/352.8kHz)録音]]

2L 090ALP(アナログLP) ¥3380
[DMM(Direct Metal Master)180gオーディオファイルグレード・ビニール使用]
トロンハイム・ソロイスツ - 思い出 Part I
ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893):
弦楽のためのセレナード ハ長調 作品48
カール・ニルセン(1865-1931):
小組曲 FS6(作品1)(弦楽オーケストラのための)
トロンハイム・ソロイスツ
ゲイル・インゲ・トルベルグ(リーダー) オイヴィン・ギムセ(芸術監督)
[録音 2011年5月 セルビュ教会(セルビュ、ノルウェー)]
[制作・録音 モッテン・リンドベルグ[DXD(24bit/352.8kHz)録音]]

2L 090CLP(アナログLP) ¥3380
[DMM(Direct Metal Master)180gオーディオファイルグレード・ビニール使用]
トロンハイム・ソロイスツ - 思い出 PartII
ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893):フィレンツェの思い出作品70
カール・ニルセン(1865-1931):
《若き芸術家の棺のかたわらで》 FS58(アンダンテ・ラメントーゾ)
トロンハイム・ソロイスツ
ゲイル・インゲ・トルベルグ(リーダー) オイヴィン・ギムセ(芸術監督)
[録音 2011年10月 セルビュ教会(セルビュ、ノルウェー)]
[制作・録音 モッテン・リンドベルグ[DXD(24bit/352.8kHz)録音]]
演奏者が聴いている音を聴き手にそのまま聴いてほしい・・・ライブと録音の
音の違いではなく、演奏者自身と聴き手にとっての音の違いを極力までなくし
ていこう!そんなこだわりから2週間もかけてレコーディングが行われた究極の
高音質ディスクです。
ノルウェーのインディペンデント・レーベル、2L の録音に対する評価は国際的
にすっかり定着しました。受賞こそしていないもののアメリカのグラミー賞に
も毎年のようにノミネートされています。古都トロンハイムに本拠を置くトロ
ンハイム・ソロイスツ TrondheimSolistene/The Trondheim Soloists のブリテ
ンやバルトークを演奏した『ディヴェルティメント(Divertimenti)』
(2L050SABD)は小アンサンブル部門とサラウンドサウンド・アルバム部門とエン
ジニアリング部門、グリーグの《ホルベアの時代から》から始まる『民謡の調
子で(in folk style)』(2L068SABD)は小アンサンブル部門とサラウンドサウン
ド・アルバム部門にそれぞれノミネートされました。ソロイスツのミュージ
シャンたちは、モッテン・リンドベルグ Morten Lindberg をはじめとする 2L
のスタッフに厚い信頼を寄せ、サラウンド録音の楽器配置など、さまざまな試
みに挑んでいます。
トロンハイム・ソロイスツと 2L のコラボレーション第3作『思い出』。芸術監
督のオイヴィン・ギムセ ?yvind Gimse(1968-)とリーダーのゲイル・インゲ・
ロツベルグ Geir Inge Lotsberg(1969-)が「弦楽オーケストラのために作曲さ
れたもっとも美しい音楽」とみなすチャイコフスキーの《弦楽のためのセレナ
ード》と《フィレンツェの思い出》、そして、FACEBOOK を通じて世界各国の
音楽愛好家から寄せられたリクエストによるカール・ニルセンの《小組曲》と
《若き芸術家の棺のかたわらで(アンダンテ・ラメントーゾ)》。4曲のプログ
ラムです。2011年の5月に録音された《弦楽のためのセレナード》では、合唱
音楽の録音を多く手がけてきたプロデューサーのリンドベルグのアイデアを入
れ、同じ楽器の奏者が隣り合わせにならないようアンサンブルの声部を混在さ
せる楽器配置がとられました。
セルビュ教会で DXD(24bit/352.8kHz)録音された『思い出』は、Pure Audo
Blu-ray と LP のフォーマットでリリースされます。Blu-ray ディスクに収録
されるのは、5.1 DTS-HD MA(24bit/192kHz)、2.0 LPCM(24bit/192kHz)などの
トラック。LP は Part I と Part II の2枚に分かれ、DMM のステレオ音源が
180g のオーディオファイルグレードのビニールにプレスされています。
Pure Audio Blu-ray ディスクは、CD プレーヤーや DVD のプレーヤーでは再
生できないので、Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応の PC を使って
ください。




<PREISER>
PRCD 90785 ¥2080
TSCHO THEISSING / Mussorgsky Dis-Covered
ムソルグスキー:
(1)ゴパック
(2)のみの歌
(3)いたずらっ子
(4) モデスト・ファンタジー
-「ボリス・ゴドゥノフ」「ホヴァンシチナ」「禿山の一夜」より
(5)セレナード-「死の歌と踊り」
(6) 書き損じ-「トレパーク」の最初と最後の3つの和音による瞑想
(7)トレパーク-「死の歌と踊り」
(8)人形の夢
(9)人形を持って-「子供部屋」
(10)大門にいるサーヴィシナ
(11)かわいいサーヴィシナ
(12)バレエ・リュス-「ホヴァンシチナ」より
(13)モデスト・リフレクションズ
(14)バレエ・リュス、フィナーレ
メンバー:エリーザベト・クルマン (Vo)、チョ・タイシング (Vn)、
ミキ・スクータ (Pf)、アルカジー・シルクロペル (Hrn)
録音:2009年8月30日-9月3日/ウェイヴガーデン・スタジオ(オーストリア)
バッハやショパンをジャズのアレンジにするのは定番となっていますが、それ
以上にジャズとしっくり合うのが「ロシア五人組」で知られるムソルグスキー
の音楽。「展覧会の絵」は多くのミュージシャンがとりあげていますし、ボブ
・ジェームスの「禿山の一夜」も古典的名盤となっています。おそらくムソル
グスキーの型に収まりきらない奔放さと、時代に先んじた狂気がジャズやロッ
クに近いことを、ミュージシャンたちが嗅ぎとっているのでしょう。
ここではザルツブルク生まれのヴァイオリニスト、チョ・タイシング率いるカ
ルテットがムソルグスキーの諸作を料理。タイシングはモーツァルテウムでヴァ
イオリンを学び、ウィーン・フォルクスオーパーの第2ヴァイオリン奏者を務め
るかたわら、 1977年以来ジャズ界でも活躍しています。エリーザベト・クルマ
ンはザルツブルク音楽祭の常連のメゾソプラノ。ここではオペラとは違った魅
力的なヴォーカルを聴かせてくれます。興味深いのは、ムソルグスキーのカヴァ
ーにもかかわらず、アルバム・タイトルが「ムソルグスキー・Dis-Covered(ム
ソルグスキー・非カヴァー)」となっていること。もちろん「discover(発見)」
と掛け言葉になっていて、ムソルグスキーの音楽の持つジャズ性を示唆する彼
らのコンセプトが明白です。
収録曲の多くは声楽作品に基づいているため、一般的に知られていないもので
すが、ムソルグスキーの天才性はどこにも溢れています。また「展覧会の絵」
もしっかり出てきて、期待を裏切りません。ちなみに、曲名に出てくる「モデ
スト」とは、ムソルグスキーのファーストネーム。




<GALLO>
GALLO 1375 4枚組 ¥4750
アレクサンドル・ラビノヴィチ=バラコフスキー作品集
CD1
(1)6つの中有
-チベット死者の書「バルド・トドゥル」によるシンフォニア(1998) 
【ラビノヴィチ=バラコフスキー(指)ベオグラード・フィル】
(2)3つの祈り(1995)
【フィラルモニカSQ、ラビノヴィチ=バラコフスキー(チェレスタ)】
CD2
(1)ヴァイオリンと管弦楽のための協奏交響曲「ラ・トリアド」(1998) 
【戸田弥生(Vn)、ラビノヴィチ=バラコフスキー(指)
パドヴァ・エ・ヴェネト管弦楽団】
(2)カンタータ「チベットの祈り」(1991-2) 
【ラビノヴィチ=バラコフスキー(指)タリン音楽アカデミー合唱団、
ホルトゥス・ムジクス】
CD3
(1)協奏交響曲「ジアオ」(2004) 
【ラビノヴィチ=バラコフスキー(クラヴィノーヴァ)、
アンドリュー・ルッソ(チェレスタ)、
ジャン=ポール・デシー(指)ミュジク・ヌーヴェル】
(2)協奏交響曲「マイトゥーナ」(2005) 
【ラビノヴィチ=バラコフスキー(指)パドヴァ・エ・ヴェネト管弦楽団】
(3)旅の話(1976)
 【ジャン・ピゲ(Vn)、マルク・ドロビンスキー(Vc)、
フレデリック・マカレ(Perc)、ラビノヴィチ=バラコフスキー(Pf、チェレスタ)】
CD4
(1)ラ・ベル・ミュジク第3番(1977) 
【ラビノヴィチ=バラコフスキー(指)モスクワ放送交響楽団】
(2)ポピュラー・ミュージック(1980) 
【マルタ・アルゲリッチ&ラビノヴィチ=バラコフスキー(Pf)】
(3)ラ・ベル・ミュジク第4番(1997) 
【ミハイル・アダモヴィチ、アレクセイ・レリオミン、
アントン・バタゴフ、ラビノヴィチ=バラコフスキー(Pf)】
(4)アポロの白鳥の歌(1996) 
【戸田弥生(Vn)、マルタ・アルゲリッチ(チェレスタ)、
ラビノヴィチ=バラコフスキー(Pf、シンセサイザー)】
アレクサンドル・ラビノヴィチ=バラコフスキーと聞いてあまりピンとこなく
ても、かつてアルゲリッチとのピアノ・デュオで数々の名盤を世に出したあの
ラビノヴィチといえば、知らぬ人はいないでしょう。彼の本業は作曲家で、旧
ソ連のミニマル・ミュージックの元祖と目されています。このアルバムは、彼
の代表作を4枚にまとめたもので、大半は過去にMegadisc他から分売されていま
した(現在は入手困難)。ラビノヴィチ自身は全曲の演奏に参加していますが、
何より独奏陣の豪華さに驚かされます。2台のピアノのための「ポピュラー・
ミュージック」とヴァイオリン、チェレスタ、ピアノのための「アポロの白鳥
の歌」はアルゲリッチ(後者ではチェレスタ担当)、その「アポロ」と「ラ・ト
リアド」では戸田弥生が演奏しています。作風はまさにミニマル系で軽く聴き
やすいうえ、へんてこなメロディにあふれているのも特徴。さらにチベットの
密教系な題材を扱ったものも多く、なかでも「マイトゥーナ」は、R.シュトラ
ウスの「家庭交響曲」やショスタコーヴィチの「ムツェンスクのマクベス夫人」
と同系のアレを音で描いていて興味津々。




<Col legno>
WWE 20297 ¥2250
(1)リーム:
カントゥス・フィルムス-ルイジ・ノーノへの追悼音楽第1の試み(1990)
(2)ダウランド:真実のラクリメ
(3)リーム:リチェルカーレ-ルイジ・ノーノへの追悼音楽第2の試み(1990)
(4)ウェーベルン:6つの小品Op.6(室内管弦楽版)
(5)リーム:数字II-鳴るべく静寂(1983)
(6)シュトックハウゼン:クロイツシュピール(1951)
(7)リーム:セラフィン=スフィア(2006)
エミリオ・ポマリコ(1)-(6)、
シルヴァン・カンブルラン(7)(指)クラングフォルム・ウィーン
[録音:2010年8月/コレーギエン教会(ザルツブルク音楽祭ライヴ)]
多作家として知られるヴォルフガング・リーム。いずれも「死」と「静寂」と
いう精神的縦糸と、十二音技法からさらに厳格なトータル・セリエリズムとい
う理論を横糸に、リームの作品とその師筋にあたる作品を並べています。リー
ムの最近作「セラフィン=スフィア」(約25分)はカンブルランが振っているの
も注目です。

WWE 20404 2枚組 ¥4500
シャリーノ:歌劇「マクベス」(全3幕)
マクベス:オットー・カッツマイヤー(Br)、
マクベス夫人:アンナ・ラジェイェフスカ(Ms)、
バンクォー:リヒャルト・ツォーク(Ten)、
フリーアンス、暗殺者、使者:ソニア・トゥルケッタ(Ms)、
トーマス・メーネルト(Bs)、
エヴァン・クリスト(指)
クラングフォルム・ウィーン、ヴォーカルアンサンブル「ノーヴァ」
台本:サルヴァトーレ・シャリーノ(イタリア語)
[録音:2011年8月/五大陸(ザルツブルク音楽祭ライヴ)]
マクベスのオペラといえば、誰もがヴェルディの傑作を思い出しますが、こち
らは現代イタリアの作曲家サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-)の2002年作。
構想から20年あまりをかけて完成させたもので、シャリーノ芸術の集大成とみ
なされています。全3幕で、シェイクスピアの原作に忠実ながら、ヴェルディ
のようなドラマティックな音楽ではなく、静かで断片的な音が続く独特な作風。
初演は大成功で、その後世界中で上演される人気を博しています。マクベス役
はドイツのバリトン、カッツマイヤー。シャリーノの舞台作品には欠かせない
名パートナーで、ここでもマクベスの複雑な内面を見事に表現。オペラ・ファ
ン必聴の新作です。





<ACANTA>
ACANTA 233597 ¥1100
ワーグナー:
ローエングリン 幻想曲 / カール・シュティークラー(1876-1932)編
ラインの黄金 幻想曲 / マンフレート・クリアー(1935-) 編
ジークフリート 幻想曲 / カール・シュティークラー編
トリスタンとイゾルデ 幻想曲/ カール・シュティークラー編
ゲルト・ザイフェルト、クラウス・マルコウスキ、ヤン・シュレーダー、
マンフレート・クリアー、ジークフリート・マハタ、バリー・ガーベイジ、
クラウス・シュナイダー、ギュンター・フリッチェ(Hrn)
超優秀録音でバリバリ・ブリブリ吹き鳴らされるホルン!20世紀末に発売され
ベストセラーとなった名盤の復活です。
バイロイト祝祭管弦楽団は周知の通り、固定のオーケストラではなくドイツを
中心に欧米各地からワーグナーに心酔する腕っこきのプレイヤーが集められま
すが、カラヤン時代のベルリンフィルを支えたゲルト・ザイフェルトをはじめ、
ホルン界の名人たちが8人集まってワーグナーの世界を堪能させてくれます。
全曲聴くには一番短い「ラインの黄金」でも2時間超、「トリスタン」や「ジー
クフリート」なら4時間以上を要しますが、この幻想曲なら10数分で楽劇のエッ
センスをたっぷり味わうことができます。




<Anima>
ANM1 20400001 ¥2350
プーランク:歌曲集
(1)2つの詩〔1.アンナの庭園にて 2.もっと早く歩こう〕
(2)陽気な歌〔1.浮気な情婦 2.酒の歌 3.マドリガル 
4.運命の女神への祈り 5.酒盛りのクプレ 6.捧げ物 7.美しい青春 
8.セレナード〕
(3)ロズモンド
(4)動物詩集〔1.らくだ 2.チベットの子羊 3.いなご 4.いるか 
5.ざりがに 6.鯉〕
(5)2つの歌〔1.二十日ねずみ 2.雲〕
(6)冷気と火〔1.視線 2.朝に枝を燃やし 3.すべては消え去り 
4.庭の暗闇で 5.冷気と火を結合せよ 6.ほほえむ人 7.流れる大河〕
(7)2つの詩〔1.セー 2.華やかな宴〕
(8)パリの風物〔1.ラッパを吹く 2.あなたはもう書かないの〕
(9)ロンサールの詩〔1.属詞 2.墓碑銘 3.踊り歌 
4.私はもはや屍にすぎない 5.彼女の小姓に〕
(10)平和への祈り
(11)4つの詩〔1.うなぎ 2.郵便はがき 3.映画を見に行く前に 4.1904年〕
(12)ホテル(「月並み」より第2曲)
フィリップ・カントール(Br)、ソフィー・リヴ(Pf)
録音:2011年7月(パリ)
アンサンブル・クレマン・ジャヌカンのバリトンとしても名を馳せるバリトン、
フィリップ・カントールによる、プーランク歌曲集の登場。そのレパートリー
は古楽のみにとどまらず、ソロ活動からオペラはもちろんのこと、ヴィス率い
るクレマン・ジャヌカンでの芝居っ気たっぷりの歌唱までをもこなしてしまう
という、非常に多才な活動を展開しています。彼のフランス語による歌唱は大
変耳あたりが良く、声自体が美しいことはもちろんのこと、フランス語の響き
も実に美しいので、フランス歌曲にあまり馴染みのない方でもお楽しみいただ
けることでしょう。ユーモアとアイロニーに溢れる“エスプリの作曲家・プー
ランク”の世界観を、カントールのエネルギッシュな歌声でご堪能下さい。ピ
アニストのソフィー・リズとは大変親交が深く、今回の録音の他に「ドビュッ
シー歌曲集」(ANM 90900001)でも共演しています。




<FARAO>
B 108071 ¥2180
「ア・カペラ ― ロマン派の合唱音楽」
メンデルスゾーン(1809-1847):
[1]全地よ、主に向かって喜びの声をあげよ(詩編100番)
ブラームス(1833-1897):
[2-5]何ゆえ悩む者に光が与えられたのか 
[6]神よ、わがために清き心をつくれ
ブルックナー(18824-1896):
[7]アヴェ・マリア [8]われらがためキリストは死のもとに
[9]この場所を作りたもうたのは神である [10]正しき者の唇は知恵を語る
[11]王の旗は翻る [12]エサイの枝は芽を出し
ヨゼフ・G・ラインベルガー(1839-1901):[13]夕べの歌
アウディ青年合唱アカデミー
マルティン・シュタイトラー(指揮)
ナタリヤ・ルキーナ(指揮/1, 7, 10, 13)
録音:2011年10月、2012年6月(ドイツ)
アウディ青年合唱アカデミーは、ドイツが誇るアウディ社が文化支援の一環と
して2007年に設立した若者のための合唱アカデミー。参加(応募)資格は16歳か
ら27歳まで、厳正なる審査を経て合唱団の一員となることができます。これま
でに指揮者ケント・ナガノと「メンデルスゾーン:最初のワルプルギスの夜」
(B108059)で共演を果たすなど、現在、世界で最も注目される青年合唱団のひと
つにまで成長しました。今回は、母国ドイツ・ロマン派を代表する4人の作曲
家たち―メンデルスゾーン、ブラームス、ブルックナー、ラインベルガー―の
ア・カペラ(無伴奏)名曲の数々に挑戦しました。総勢100名を超える大規模な
編成での演奏は圧巻で、とても若々しくエネルギーに満ちています。芸術監督
であるマーティン・シュタイトラーの指揮に加え、シュタイトラーのアシスタ
ントを務めるウクライナ出身の女性指揮者、ナタリヤ・ルキーナによるいくつ
かの演奏もやわらかな響きが非常に魅力的です。




<Sunnyside>
SSC 1318 ¥1850
カルロス・フランツェッティ:ピエロとコロンビーヌ
アリソン・ブリュースター・フランツェッティ(Pf)、
レオナルド・スアレス・パス(Vn)、アンディ・フスコ(Cl, A-sax)、
カルロス・フランツェッティ(ピアニカ)、ピエトロ・カルドーナ(Db)、
カルロス・フランツェッティ(指)弦楽合奏団
[録音:2011年6月/ツィンズ・スタジオ]
ラテン・フュージョンの第一人者カルロス・フランツェッティ。1948年アルゼ
ンチンに生まれ、1974年にアメリカへ移り、ジュリアード音楽学校でヴィンセ
ント・ラ・シルヴァに作曲を師事。ピアニスト、アレンジャーとしてフュージョ
ン界で活躍、アルバム「タンゴ・ファタール」は2001年ラテン・グラミー賞を
受賞のほか、参加アルバムでも本家グラミー賞の常連。魅力的なメロディと独
特の洗練されたラテン・フレーバーにファンも多い南米の坂本龍一的な存在で
す。フランツェッティはフュージョンやビッグ・バンド界での活躍と同時に、
3篇の交響曲や2篇のピアノ協奏曲をはじめとするクラシック作品も手掛けてい
て、いずれもCDで聴くことができます。当アルバムはイタリア伝承の道化劇
「ピエロとコロンビーヌ」を音楽化で、彼の最新作。道化師ピエロが親方の娘
コロンビーヌに片思いする悲喜劇で、古くはコメディア・デラルテ(仮面即興
劇)から、最近ではフェリーニの名画「道」までテーマとなっています。フラン
ツェッティの音楽は器楽のみで、18の部分で構成、ピエロがコロンビーヌを見
染める所から、恋敵アルルカンの登場、親方の反対から別れまでを情感たっぷ
りに描写します。音楽的にはピアソラのラテン色にニーノ・ロータの旋律性、
ショスタコーヴィチやストラヴィンスキー的なスパイスを利かせた魅力作と
なっています。ポピュラー界で成功した人だけあり、聴き手を楽しませようと
いう精神が常にあり、子供も楽しめる親しみやすさで超オススメです。
演奏陣も豪華。特にピアノを担当するアリソン・ブリュースター・フランツェ
ッティは、作曲者の愛妻の名手。最近グランドピアノ・レーベルでワインベル
クのピアノ曲全集シリーズを開始し注目されていますが、ここでもリズム感の
良さが光る素敵な演奏を繰り広げています。




<OPUS蔵>
OPK 7062/3 2枚組 ¥3380
ヴェルディ:アイーダ(全曲)
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、NBC交響楽団
アイーダ:ヘルヴァ・ネルリ(S),アムネリス:エヴァ・ギュスターヴソン(Ms)
ラダメス:リチャード・タッカー(T),
アモナスロ:ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(Br)
ランフィス:ノーマン・スコット(Bs),エジプト王:デニス・ハーバー(Bs)
使者:ヴィルジニオ・アッサンドリ(T)
巫女の長:テレサ・シュティッヒ=ランダル(S)
ロバート・ショウ合唱団、ロバート・ショウ(合唱指揮)
録音:1949年3月24日、4月2日、8Hスタジオ、ライブ録音、
1954年6月5日(アイーダ・アリア再録音)
復刻原盤: ソ連Melodyia LP
この歌劇《アイーダ》全曲は、1949年3月26日と4月2日という2回にわけて、
ニューヨーク、マンハッタンのロックフェラー・センター、RCAビル8階にある
NBCのTV放送用に改装された8Hスタジオで、聴衆をいれたコンサート形式により
演奏、同時に全米にTV中継されたものの録音であるが、1957年に発売された全
曲盤では、すでに引退宣言後のトスカニーニが「どうしても満足出来ない幾つ
かのパッセージを録り直す」ために、1954年6月5日、カーネギー・ホールでの
録音セッションに臨み、再び指揮棒をとっている。録り直したのは、マエスト
ロお気に入りのソプラノ、ヘルヴァ・ネルリのうたう「勝ちて帰れ」と第2幕
1場の“Numi pieta”それに第3幕の「おお、わが故郷」などアイーダの歌唱が
TV録画の音声と挿し替えられている。あるオペラ好きの賢者が「歌劇《アイー
ダ》の本当のドラマは第3幕からはじまる」と言い残している。第3幕はエキゾ
ティックな書法の音楽ではじまるけれども、大きなアリアのあと、すごく劇的
な2重唱が2曲あって、この幕を聴くと、全体の人間関係が一挙にわかるからだ。
この第3幕がとりわけ強い印象を残す理由は、うたっている歌手の出来の良さ
であり、それらの歌唱を作品の内容にふさわしくサポートしつつ、オーケスト
ラを完璧に演奏させている指揮者トスカニーニの音楽性に富んだ抜群の構成力
の賜物と言える。RCAトーンと違う響きも印象的である。(小林利之)
復刻に用いたレコードはもともと私はトスカニーニ・ファンとして、SPは別と
して、LPに関してはRCAの音を越えるものはないはずと思っていたが、低音が
豊かな英HMVのLPでRCA(Victor)以上の音楽的な響きを耳にして以来、HMV盤の
トスカニーニの音を多くの人に知ってもらいたく、復刻を続けてきた。最終段
階としてオペラの復刻を続けており、今回の「アイーダ」で4つ目となる。とこ
ろが「アイーダ」にはHMV盤はない。「アイーダ」の発売予定が、米RCAが英HMV
と袂を分かって英RCAとして発売するようになった頃のタイミングであったので
あろう。当然ながら英RCAの音は米RCAと同じである。「アイーダ」は出せない
かとあきらめていたところ、中古レコード・リストの中にメロディア盤の「ア
イーダ」が目に入った。すぐに購入して聴いてみたところ、RCA盤と違い低音
もあり、HMVの音に近いものであった。少なくともRCAのマスターとは違う音で
ある。この理由としては契約が切れ発売できなくなったHMVのマスターがソ連
に流れたのではないかと想像する。ちなみにHMVから出ている他のトスカニー
ニのオペラをメロディア盤で聴いてみたが、RCA盤より低音はあり音はきれい
であるが、HMV程の低音の力強さはない、RCAとHMVの中間のような音である。
しかし元の音はRCAでなくHMVからソ連に渡ったものではないかと考えられる。
ちょうどこの頃は、マッカーシーの赤狩りの時期であり、アメリカ直接より英
国がソ連との接触窓口であっても不思議ではない。(相原 了)




<haenssler>
98 654 ¥2080
(1)ラロ:チェロ・ソナタ イ短調 
(2)マニャール:チェロ・ソナタ イ長調 
(3)ラヴェル(ラドゥティウ編):ヴァイオリン・ソナタ(チェロ・ソナタ版)
ファレンティン・ラドゥティウ(Vc)、ペル・ルンドベルク(Pf)
録音:2012年4月16-19日、アウグスト・エファーディング・ザール
(グリューンヴァルト、ドイツ)
ドイツの若手世代の中でも屈指の実力で注目を集めるチェリスト、ファレンティ
ン・ラドゥティウの最新アルバムがリリースされました!バッハからショスタ
コーヴィチまで幅広いレパートリーを持つラドゥティウですが、今回収録した
のはラロ、マニャール、ラヴェルのチェロ・ソナタ集。悩ましくも流麗なメロ
ディが美しい19-20世紀のフランス・プログラムです。原曲のヴァイオリン・
ソナタをチェロで演奏したラヴェルのソナタは注目の1曲!原曲の雰囲気はその
ままに、より味わい深い響きをたたえた作品に仕上がっています。棘のない高
音域の柔らかい音色はヴァイオリン顔負けの美しさ。超絶技巧炸裂の第3楽章は
圧巻です!卓越した演奏技術と柔軟な音楽性が高い評価を得ているラドゥティ
ウの魅力が存分に発揮されたアルバムといえましょう。堂々たる演奏ぶりは早
くもベテランのごとき貫禄!F.ルジェッリの1685年製チェロの力強くも暖かな
音色に聴き入る注目盤です。
ファレンティン・ラドゥティウは1986年ミュンヘン生まれの若手チェリスト。
6歳よりチェロを始め、これまでにC.ハーゲン、H.シフ、D.ゲリンガスら名手
に師事。2008年にはカール・ダヴィドフ国際コンクールで第1位と特別賞を同
時受賞したほか、国内外問わず数々のコンクールで輝かしい受賞歴を誇り、名
実ともにドイツ屈指の若手実力派として注目を集めています。ピアニストのペ
ル・ルンドベルクとはデビュー・アルバムでも共演。室内楽演奏のパートナー
として演奏活動を共にし、ラドゥティウと息の合ったアンサンブルを生み出し
ています。現在進行形で世界的に活動の場を広げているラドゥティウ。今後の
活躍に期待必至のアーティストです!

94 611 2枚組 ¥1980
プレミアム・コンポーザーズVol.10-シューベルト交響曲集
[CD1](1)第4番 ハ短調D 417 (2)第6番 ハ長調D 589 
[CD2](1)第7番「未完成」 ロ短調D 759 (2)第8番 ハ長調「グレート」D 944
ハンス・ツェンダー(指揮)、
バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団(旧南西ドイツ放送交響楽団)
録音:[CD1](1)1996年3月7日、バーデン=バーデン、
ハンス・ロスバウト・スタジオ
(2)2000年10月31日、11月10日、コンツェルトハウス
[CD2](1)2001年2月6日、コンツェルトハウス (2)2003年1月28-30日、
ハンス・ロスバウト・スタジオ
過去の名盤をお買い得価格で再発する「haenssler」レーベルの人気シリーズ、
「プレミアム・コンポーザーズ」最新盤がリリースされました!第10弾となる
今回は、ハンス・ツェンダー&バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団
(旧南西ドイツ放送交響楽団)のシューベルトの交響曲全集(93 120)から4番、
6番、7番、8番を収録。1996年から2003年の間に録音された全集は、ツェンダ
ー&バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団を代表する名盤のひとつと
いっても過言ではないでしょう。きびきびとした爽やかな音運びと、モダン・
オケならではの迫力ある表現力は見事。この演奏では特に木管の存在感が印象
的で、軽やかな弦楽器の響きと共に一際厚いハーモニーを作り上げています。
壮大なオーケストラの音響世界を作りあげながらも、個々のパートが持つ細や
かな音のひとつひとつもしっかりと聴かせてくる所にもツェンダーの名匠ぶり
が伺えましょう。

94 612 2枚組 ¥1980
プレミアム・コンポーザーズVol.11-ショパンピアノ曲集
[CD1]
(1)スケルツォ第1番 ロ短調Op.20 
(2)練習曲第12番 ハ短調Op.10-12「革命」
(3)ワルツ第3番 イ短調Op.34-2 (4)ワルツ第10番 ロ短調Op.69-2 
(5)夜想曲第1番 変ロ短調Op.9-1 (6)夜想曲第13番 ハ短調Op.48-1 
(7)幻想即興曲Op.66 (8)バラード第1番 ト短調Op.23 
(9)幻想ポロネーズOp.61
[CD2]
(1)子守唄変ニ長調Op.57 (2)舟歌嬰へ長調Op.60 
(3)華麗なる大ワルツ(ワルツ第1番)変ホ長調Op.18 
(4)華麗なるワルツ(ワルツ第4番)へ長調Op.34-3 
(5)ワルツ第12番ヘ短調Op.70-2 
(6)小犬のワルツ(ワルツ第6番変ニ長調)Op.64-1 
(7)英雄ポロネーズ(ポロネーズ第6番変イ長調)Op53 
(8)ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調「葬送行進曲付」Op.35
[CD1]パヴロス・ハッツォプロス(P) [CD2]ウラジミール・ブーニン(P)
録音:[CD1]2003年9月30日-10月2日、シュトゥットガルト音楽演劇大学 
[CD2]1999年6月18日、モスクワ放送
「プレミアム・コンポーザーズ」シリーズ、パヴロス・ハッツォプロスとウラ
ジミール・ブーニンそれぞれの名盤を1つにまとめた2枚組アルバムが、お買い
得価格で再発売されます。控え目かつ落ち着きのある優しい音運びが印象的な
ハッツォプロスと、力強い活気さと優雅さを兼ね備えたブーニン。二人の演奏
を続けて聴くことで個々の魅力がさらに際立って感じられることでしょう。ド
イツとロシア、二つの国の名手が集った豪華なお買い得盤です!

94 613 2枚組 ¥1980
プレミアム・コンポーザーズVol.12-モーツァルト交響曲&セレナード集
[CD1](1)交響曲第33番 変ロ長調KV.319 
(2)セレナード第9番 ニ長調「ポストホルン」KV.320
[CD2](1)交響曲第35番 ニ長調「ハフナー」KV.385 
(2)セレナード第7番 ニ長調「ハフナー・セレナード」KV.250
アイオナ・ブラウン(指揮)、
アカデミー室内管弦楽団(聖マーティン・イン・ザ・フィールズ教区アカデミー)
録音:1997年4月、ヘンリー・ウッドホール(ロンドン)
ヴァイオリニストおよび指揮者として活躍し、2004年に惜しまれながらも亡く
なったアイオナ・ブラウン女史。このたび、haensslerの名盤再発シリーズ
「プレミアム・コンポーザーズ」より、ブラウン率いるアカデミー室内管弦楽
団が過去にリリースした2つの名盤が、特別価格の2枚組アルバムとしてリリー
スされました!交響曲第35番とセレナード第7番という2曲の「ハフナー」を収
録したアルバム(旧品盤:98 173)は既に廃盤となってしまっており、現在では
入手困難な状況であるだけに、今回の再発は嬉しい限り!1974年にネヴィル・
マリナーから首席指揮者の席を引き継ぎ、亡くなるまでこのオーケストラを牽
引してきたブラウン。ブラウンのモーツァルトといえばノルウェー室内管との
演奏も名高いですが、マリナー時代よりモーツァルトを十八番とするアカデミ
ー室内管弦楽団による本アルバムの演奏も素晴らしいもの。上品かつまろやか
なハーモニーと、活気あふれる爽やかなアンサンブルが絶品の名盤です。




<naive>
V 5297 ¥2280
オペラ・ファンタジー
(1)ベッリーニの『ノルマ』による主題と変奏
(エリアス・パリッシュ=アルヴァース(1808-1849))
(2)チャイコフスキーの『エフゲニー・オネーギン』によるファンタジア
(エカテリーナ・カルター・キューネ(1870-1930))
(3)ビゼーの『カルメン』によるパラフレーズ(セイソン(b.1984))
(4)メユール:
「私は再び春に生き」による変奏曲 op.36(シュポーア(1784-1859))
(5)グノーの『ファウスト』による変奏曲(A.ザベル(1834-1910))
(6)オッフェンハックの『ホフマン物語』によるファンタジア
(ジャン=ミシェル・ダマス(b.1928))
(7)ドニゼッティの『ランメルモールのルチア』によるファンタジア
(アルヴァース)
エマニュエル・セイソン(ハープ/ライオン&ヒリー、サルセード・モデル
(2010年)(シカゴ製))
録音:2012年1月、パリ、マナン寺院
フランスが生んだハープの天才、エマニュエル・セイソンの注目ソロ・デビュ
ー盤の登場です!セイソンは1984年生まれ。2006年からパリ国立オペラ座管弦
楽団の首席ソロ奏者を務めています。彼がピットで奏でるハープの音色はオペ
ラ批評家達にもしばしば絶賛され、ハープ界の「恐るべき子供」とも呼ばれて
います。コンクールでも、難関ミュンヘン国際コンクールで優勝(2009年)した
ほか、USA国際ハープコンクール(ブルーミントン、2004年)、ニューヨークのヤ
ング・コンサート・アーティスト・オーディションでも優勝(2006年)。3つの主
要なコンクールを制覇した初めてのハープ奏者です。若くしてロンドンの王立
アカデミーの客員教授も務めています。
卓越した技巧、溢れるエネルギーとともに醸し出される豊かな詩情は圧倒的。
パワフルなタッチから繰り出されるグリッサンドはなんともゴージャス。そし
て弱音でも幻想的かつ魅惑的な世界を展開しています。セイソンの魅力がたっ
ぷりと味わえる極めつけのプログラムとなっています。なお、オペラ三昧のこ
の1枚、セイソン自身オペラ座管弦楽団の団員ということもあり、ジャケット
の写真でセイソンがまとっているマントは実際にパリのオペラ座でも使用され
たことのあるものだそうです。オペラ座の怪人ならぬ、天才ハーピスト・セイ
ソン、注目です!




<KII>
KKC 5228(SACD-Hybrid) ¥3000
[BIS] BIS SA 1621
輸入盤・日本語解説&対訳付
J.S.バッハ:カンタータ全集Vol. 37
(1)第169番「神にのみ、わが心を捧げん」BWV 169
(2)第170番「満ち足りた安らぎ、魂の歓び」BWV 170
(3)第35番「霊魂は乱れ迷います」BWV 35
(4)第200番「告白します、あの方の御名を」BWV 200
ロビン・ブレイズ(アルト)
鈴木雅明(指揮)バッハ・コレギウム・ジャパン

KKC 5229(SACD-Hybrid) ¥3000
[BIS] BIS SA 1631
輸入盤・日本語解説&対訳付
J.S.バッハ:カンタータ全集Vol. 38
(1)第52番「偽りの世よ、われは汝に頼まじ」BWV 52
(2)第82番「われは足れり」BWV 82
(3)第55番「われ哀れなる人、われ罪の下僕」BWV 55
(4)第58番「ああ神よ、いかに多き胸の悩み」BWV 58
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)(1)(4)
 ペーター・コーイ(バス)(2)(4)
 ゲルト・テュルク(テノール)(3)
鈴木雅明(指揮)バッハ・コレギウム・ジャパン

KKC 5230(SACD-Hybrid) ¥3000
[BIS] BIS SA 1641
輸入盤・日本語解説&対訳付
J.S.バッハ:カンタータ全集Vol. 39
(1)第68番「げに神はかくまで世を愛して」BWV 68
(2)第175番「彼はおのれの羊の名を呼びて」BWV 175
(3)第28番「神は頌むべきかな!いまや年は終り」BWV 28
(4)第183番「人々汝らを除名すべし」BWV 183
(5)第85番「われは善き牧者なり」BWV 85
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)、ロビン・ブレイズ(カウンターテノール)、
ゲルト・テュルク(テノール)、ペーター・コーイ(バス)
コンチェルト・パラティーノ
ディミトリー・バディアロフ(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)
鈴木雅明(指揮)バッハ・コレギウム・ジャパン




<ACANTA>
ACANTA 233595 ¥1100
(1)モーツァルト:フルート協奏曲 ト長調 KV 313
(2)ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe:1
(1)カティンカ・パスフェーア(Fl)、(2)マルクス・シュトックハウゼン(Tp)
カールハインツ・シュトックハウゼン(指揮)、ベルリン放送交響楽団
2007年にこの世を去った現代音楽界の巨匠、シュトックハウゼンがモーツァル
トのフルート協奏曲とハイドンのトランペット協奏曲を指揮した名盤が、
「ACANTA」レーベルよりお買い得価格でリリースされました!当時の前衛音楽
界の第一線に立つ作曲家が、バリバリの古典派作品を指揮したことで一躍注目
を集め、さらに2曲ともシュトックハウゼン自身が手掛けたカデンツァが使用
されたことでも話題となった歴史的録音です。いずれのカデンツァも多少のク
セはありますが、シュトックハウゼンの絶妙な匙加減によって作品全体の雰囲
気を壊さない程度におさめられています。フルート・ソロはシュトックハウゼ
ンからの期待厚かった名手カティンカ・パスフェーア、トランペット・ソロは
シュトックハウゼンの長男マルクス・シュトックハウゼンが担当。溌剌とした
爽やかな演奏が耳に心地よく、ベルリン放送交響楽団の暖かみのある演奏と共
に素晴らしいハーモニーを生み出しています。テンポは快適で、過度な表現を
控えた落ち着いた演奏。この温もりあふれる響きがシュトックハウゼンの指揮
棒から引き出されているかと思うと、まさに目から鱗。現代音楽ファンや古典
派音楽ファンに限らずあらゆる方々におすすめしたい、今なお注目の名盤です。

ACANTA 233593 ¥1100
モノラル
R.シュトラウス:ヨゼフ伝説(バレエ・パントマイム)op.63
ロベルト・ヘーガー(指揮)、
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
録音:1952年
R.シュトラウスの作品を多く手掛けたドイツの巨匠、ロベルト・ヘーガー&バ
イエルン国立管弦楽団による「ヨゼフ伝説」の歴史的録音がお買い得価格でリ
リースされました!「ヨゼフ伝説」は1914年にパリで初演されたバレエ曲。同
時期に作曲された「ばらの騎士」を思わせる華やかさと、「影のない女」の魔
的な響きを兼ね備えた名作です。他の交響詩や歌劇音楽に比べると演奏される
機会に恵まれない「ヨゼフ伝説」ですが、R.シュトラウスが作曲したバレエ音
楽の中でも指折りの大作。その壮麗さは、バレエ音楽というよりもむしろオペ
ラを聴いているよう!本アルバムはシュトラウス没後間もない1952年の録音で、
バイエルン国立歌劇場、ひいてはドイツ音楽界全体が戦後の再起に奮闘してい
た時代。数少ない「ヨゼフ伝説」の録音としては、これまでにノイマイヤーが
振付を担当したことで話題となったホルライザー&ウィーン・フィルのバレエ
公演(1977年)、あるいはシノーポリ&ドレスデン国立歌劇管(1999年)なども知
られておりますが、本アルバムはこれら名盤に先んじる歴史的名盤といえま
しょう!プログラム、演奏者ともにファン必携のアルバムです。

ACANTA 233594 ¥1100
ステレオ
レーガー:
(1)ロマンティック組曲op.125 
(2)ベックリンによる4つの音詩op.128
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)、北ドイツ放送交響楽団
録音:(1)1967年9月20-22日、(2)1972年1月19-20日
ドイツ正統派の名匠イッセルシュテット&北ドイツ放送交響楽団によるレーガ
ーの「ロマンティック組曲」と「ベックリンによる4つの音詩」。1967年と1972
年に録音された2つの名演が1つになった注目必至のアルバムがリリースされま
した。1945年に北西ドイツ放送交響楽団(後の北ドイツ放送交響楽団)の創立に
携わり、1971年まで首席指揮者としてこのオーケストラを支え続けたイッセル
シュテット。本アルバムは彼の活動の最晩年、北ドイツ放送交響楽団にとって
は最初の黄金期の最後を飾る時代の録音になります。収録された2曲は、いず
れもドイツの伝統を受け継ぐ重厚な響きと、メンデルスゾーンも思わせる情感
豊かな魅力を併せ持った作品。重厚でありながらも決して停滞せず、幻想的か
つ神秘的な作品の魅力を自然に引き出すイッセルシュテットの指揮は見事の一
言。レーガーを聴くならば聞き逃せない、歴史的録音です。

ACANTA 233596 4枚組 ¥2080
ステレオ
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲全集
[CD1](1)第3番 ニ長調op.44-1 (2)第2番 イ短調op.13
[CD2](1)弦楽四重奏曲 変ホ長調 (2)弦楽四重奏の4つの小品op.81
[CD3](1)第1番 変ホ長調op.12 (2)第4番 ホ短調op.44-2
[CD4](1)第5番 変ホ長調op.44-3 (2)第6番 ヘ短調op.80
バルトルディ四重奏団
録音:1973年
1970年代に活躍したドイツを代表する名門バルトルディ四重奏団の名盤、メン
デルスゾーンの弦楽四重奏曲全集が、「ACANTA」レーベルよりお買い得価格で
リリースされる運びとなりました!現在では老若問わず様々なアンサンブル団
体が手掛けているメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲の全集録音ですが、当時は
まだ交響曲や協奏曲、ピアノ曲や歌曲などの録音が盛んだった時代。メロス四
重奏団やラサール四重奏団の全集よりもさらに前、1973年の録音です。室内楽
曲の録音がマイナーであった時代に先んじて行われたバルトルディ四重奏団の
弦楽四重奏曲全集は、まさにこのジャンルのパイオニア的存在といえましょう。
そんな記念的名盤がリーズナブルな価格で再発されたのは嬉しい限り。近年活
躍する若手アンサンブル団体の演奏と聴き比べるもよし、今なお語り継がれる
世界的名手らの妙技にじっくり聴き入るもよし。この機会に是非とも聴いて頂
きたい、おすすめのアルバムです!




<HATART>
HATART 173 ¥2250
ジョン・ケージ:易の音楽(1951)
デイヴィッド・チューダー(ピアノ)
録音:1956年11月WDR HISTORIC FIRST RECORDING/マスタリング:2012年
ケージが歴史に刻んだ問題作の1つ、「易の音楽(music of changes)」のチュー
ダーによる世界初録音音源の登場!
「易の音楽」は、太古から行われてきた占いを体系的にまとめた東洋の書『易
経、もしくは変化の書』に載っている占いの表を参考に作曲された作品。様々
な音素材(単音、重音などの最小限の単位。これは易によって割り出されたもの
ではなく、ケージ自身の作)の組み合わせや、各セクションのテンポなどを、
一回一回コインを投げて決めていきます。さらにそうして組み合わされた素材
が実際にピアノで演奏できるように適宜ケージが手を入れるというなんとも手
の込んだ作品。結果、極めて複雑な音とリズム構造をもつ作品となっており、
現代音楽の名手チューダーも相当苦心して、ストップウォッチなどと首っ引き
になりながら楽譜を読み込んでいったといいます。
世界初録音の大役をつとめたのは、アメリカが誇る現代音楽スペシャリスト・
ピアニスト、チューダー。チューダーは「易の音楽」の初演者であり、また、
ブーレーズの「ピアノ・ソナタ第2番」1950年にアメリカで初演し、あのケー
ジの4’33’’を1952年に初演した人物でもあります。新しい音楽の誕生の場
に居合わせた人々が発する熱気と緊張感に満ちた素晴しい演奏。音楽的に素晴
しく、歴史的にも非常に貴重な音源です。

HATART 181 ¥2250
「ラウンド・ミッドナイト」
(1)オリヴァー・シュネラー(B.1966):音響空間(Resonant Space)(2007)
(2)ギレルモ・グレゴリオ(B.1941):4つの部分からなる構造物(2008)
(3)ファブリツィオ・ラト・フェッレーロ(B.1983):
L’abito Non Fa Il Monaco(2007)
(4)ステファン・ワース(B.1975):スタンダーズ(2010)
マクロコスモス四重奏団
(ウフク&ババール・デルドゥンキュ(Pf)/フランソワ・ヴォルペ&セバスティ
アン・コルディエル(打楽器))
録音:2008年8月
ピアノ2名と打楽器2名で構成されるマクロコスモス四重奏団が送る、セロニア
ス・モンク、言わずと知れた大ジャズ・ピアニストに捧げる1枚。タイトルの
「ラウンド・ミッドナイト」は、モンクの代表作で、後にマイルス・デイヴィ
スが「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」というタイトルでレコードをリリ
ースし、このデイヴィスの演奏でもとりわけ親しまれている名曲です。
マクロコスモス四重奏団の委嘱を受けたシュネラー、グレゴリオ、フェッレー
ロ、ワースという4人の作曲家は、世代は様々ですが、いずれもモンクを崇拝
する人物。とはいえ、モンクの音楽を聴いてモンクに染まってしまったのでは
なく、モンクの音楽によって自らのアイデンティティを更に確固たるものにし
た作曲家たちです。どれもエッジの効いた現代音楽でありながら、どこかモン
クを思わせるピアノを打楽器的に奏でたパッセージが断片的に聴こえ、「ラウ
ンド・(アバウト・)ミッドナイト」の世界の煙たい空気がふっと薫るなど、実
におしゃれで凝ったモンクへのオマージュとなっています。

HATART 164 ¥2250
アール・ブラウン(1926-2002):
(1)イヴェント:シナジーII(1967/68)(version1)
(2)トラッキング・ピエロ(1992)
(3)ウィンザー・ジャム(1980)
(4)イヴェント:シナジーII(1967/68)(version2)
アール・ブラウン(指揮)、アンサンブル・アヴァンギャルド
録音:1995年1月16,17日
アメリカを代表する作曲家にしてプロデューサー、アール・ブラウンの「シナ
ジー」の登場。ブラウンが一番興味を持っていたのが、音楽の形式。といって
も、古典派の形式に則るのではなく、いかに古典派から脈々と続いた形式にと
らわれないようにするかということ。相乗作用、相互作用といった意味の「シ
ナジー」でも、ポロックやマーク・ロスコの作品をも思わせる、既成概念にと
らわれない世界が展開されています。

HATART 165 ¥2250
リュック・フェラーリ(1929-2005):作品集
(1)ないしょの話(1987-1988)-ピアノとパーカッションのための(世界初録音)
(2)ヴィザージュI(1956)-ピアノのための
(3)ソナティヌ・エリーブ-ピアノのための(1953-54)(世界初録音)
(4)細胞75-不自然なリズムと不自然にされたカデンツァ
-ピアノ、打楽器とテープのための
井上郷子(ピアノ)
松倉利之(パーカッション)
録音:2004年7月
フェラーリは、「日常のなかにすでに存在する音を録音して、加工・編集する
ことであるひとつの音楽作品を作ろう」とするフランスで生まれたミュジック
・コンクレートの作曲家。自分が日常生活を送る音を録音したりした作品も知
られていますが、ここでは楽器のための作品が収録されています。ピアノを演
奏する井上は、フェラーリと交流があり、日本でもフェラーリ作品をとりあげ
たリサイタル企画をするなど、フェラーリ作品の演奏には定評があります。実
際にこのレコーディングもフェラーリの立ち会いのもと行われました。フェラ
ーリが目指していたところの「逸話的音楽」ともいうべき独特の世界が見事に
展開されています。といってもただ漠然とした音楽なのではなく、「私たちは
熱心に議論し、フェラーリは個々の部分について説明をしてくれた。リュック
は、彼が書いた音について、常に非常に明確なイメージと言いたいことを持っ
ていた。」と井上も述べているとおり、明確な意図に裏付けられた一貫した物
語が形作られています。自由で無調の音楽の中に、なぜかストンと納得がいき、
馴染みやすいものがあるフェラーリの魅力を感じる1枚です。




<SONARE>
SONARE 1014 ¥2520
モーツァルト:
弦楽四重奏曲 第13番 ニ短調 KV173
弦楽四重奏曲 第23番 ヘ長調 KV590 「プロイセン王 第3番」
藤原浜雄,鈴木理恵子(Vn)鈴木康浩(Va)毛利伯郎(Vc)
録音:2012年3月30日 東京文化会館小ホール
日本モーツァルト協会例会コンサートライブ録音。モーツァルト初期の最後の
作品KV173と、生涯最後の弦楽四重奏曲KV590のカップリング。
「テクニックは「職人」のように確かで、相互の応酬は「家族」のように暖か
くて激しく、音楽に身を委ねる姿勢は「芸術家」のそれである。」(竹内 ふみ
子 ライナーノーツより)

SONARE 1015 ¥2520
モーツァルト:
弦楽三重奏のためのディヴェルティメント 変ホ長調 KV563
藤原浜雄(Vn)鈴木康浩(Va)毛利伯郎(Vc)
録音:2012年3月30日 東京文化会館小ホール
日本モーツァルト協会例会コンサートライブ録音。モーツァルト晩年(ジュピタ
ー交響曲の一ヶ月後に作曲)の室内楽の傑作というばかりでなく、弦楽三重奏曲
というジャンルの最高峰といっても過言ではない作品。
「充分に華やかであり、節度があるのに自由な躍動、瞬時の明暗の転換、ダイ
ナミックな音響から繊細で微妙なニュアンスまで表現できるアンサンブル。」
(竹内 ふみ子 ライナーノーツより)




<haenssler>
=SWR MUSIC=
94 219 ¥1350
ブラームス:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op. 77 (38:15)
セレナード第2番イ長調Op. 16 (34:13)
ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)
南西ドイツ放送交響楽団(現:バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団)
エルネスト・ブール(指揮)*
録音:1974年4月27日[協奏曲]、1978年5月16日[セレナード]
バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ
(放送用セッション・ステレオ)
ヘンスラーのSWRアーカイヴ復刻シリーズにフランチェスカッティが登場。ブラ
ームスのヴァイオリン協奏曲を弾いて、嬉しいことにステレオ収録というファ
ンには見逃せない内容です。
フランチェスカッティはブラームスのヴァイオリン協奏曲を、1956年にオーマ
ンディ指揮フィラデルフィア管とセッション録音、1958年にミトロプーロス指
揮ウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭でライヴ録音、1961年にバーンスタ
イン指揮ニューヨーク・フィルとセッション録音、1969年にラインスドルフ指
揮フランス国立放送管とライヴ録音していましたし、このほかにも幾つかライ
ヴ録音が知られてもいて、たいへん得意としていたことがうかがえます。
1974年にブール指揮南西ドイツ放送響との顔合わせで実現した演奏は、1976年
に演奏活動から引退するフランチェカッティにとって、現状もっとも遅い時期
の録音ということになりますが、匂い立つような音色と練り上げられた歌い回
しに、やはり作品への愛情の深さが強く感じられるものとなっています。
協奏曲に引き続きブール指揮によるセレナード第2番は1978年の収録。のどかな
曲調のなかに特有の哀感が顔をのぞかせるブラームス初期の人気作に、名匠ブ
ールの手堅い指揮のもと腕っこき揃いの放送オケが活き活きとした演奏を聴か
せます。
なお、両曲とも録音の状態もたいへん良好です。

94 216 ¥1350
「ゲザ・アンダSWR録音集Vol.3 / モーツァルト&ラヴェル」
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調KV 453
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調KV 488* 
・ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲ニ長調 (19:16)
ゲザ・アンダ(ピアノ)
南西ドイツ放送交響楽団(現:バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団)
ハンス・ロスバウト(指揮)
エルネスト・ブール(指揮)*
録音:1952年3月15日[KV 453 & ラヴェル]1963年3月13日[KV 488]
バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ
(放送用セッション・モノラル)
ゲザ・アンダのSWR放送録音シリーズ第3集は、第1集(94.208)以来となる協奏曲
アルバム。モーツァルテウム管を弾き振りした全集で知られるモーツァルトの
ピアノ協奏曲は、ここでも清潔感と気品あふれるスタイルがたいへん魅力的。
木管をはじめオーケストラの味わいゆたかなひびきも華を添えています。
いっぽう、ピアノを深く鳴らし切ったラヴェルもスケールのおおきな名演。ア
ンダが無類のヴィルトゥオーゾ・ピアニストであったことをあらためて思い起
こさせてくれるものです。アーカイヴのマスター・テープは状態も良く、モノ
ラルながら聴きやすい音質です。

94 218 ¥1350
・シュテルツェル:「深き淵より主よ、われ汝に呼ばわる」
・トゥンダー:「主よ、我に与えたまえ」
・ブクステフーデ:「夜われはふしどにて求めぬ」 Bux WV.50 *
・ブルーンス:「聖なるキリストは起ち上がり」 *
・A.クリーガー:「バビロン川のほとりに」 *※
・ブルーンス:「深き淵よりわれ汝を呼ぶ」
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 ヘルムート・クレプス(テノール)*
 エリカ・ヴィンクラー(アルト)※
 南西ドイツ放送交響楽団のメンバー
ヘルマン・ヴェルダーマン、リゼドーレ・プレトリウス、
カール・ゲロク(チェンバロ)
録音:1952年-1954年シュトゥットガルト(放送用セッション・モノラル)
J.S.バッハ(94.201)、シュッツ(94.206)につづく、フィッシャー=ディースカ
ウがSWRに残した放送録音集の第3弾。
オペラからリートまで膨大なレパートリーに対して、そのいずれにも楽譜の深
い読み込みと正確な発声ですぐれた水準の内容を聴かせてきたフィッシャー=
ディースカウ。これは「バリトンの帝王」が、当時のドイツを代表するバッハ
・テノール、クレプスや、メゾのヴィンクラーと組んで、1950年代にシュトゥ
ットガルトのSWRを拠点に古楽演奏に力を入れていた時期の姿を伝える貴重な
記録。これまで同様、音の状態もすこぶる良好で、若々しく張りのある歌声を
堪能できます。




<Spectrum Sound>
CDSMAC 001 ¥2080
モノラル
DSD&24bit/192kHz Digital Remastering
-アナログ・コレクター・シリーズ Vol.1-
J.S.バッハ:「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」BWV622(チェロ&ピアノ版)
ハイドン:メヌエット/ウェーバー:ポロネーズ/アルベニス
アルベニス:マラゲーニャ/ニン:グラナディーナ/ショパン:ポロネーズ
フォーレ:エレジー/ラヴェル:ハバネラ/ドビュッシー:前奏曲
ストラヴィンスキー:ロシアの歌/ブロッホ:ニーグン
フランクール:ラルゴとアレグロ
ピエール・フルニエ(チェロ)、ナウム・ワルター(ピアノ)
録音:1961年、モスクワ、モノラル
使用原盤:Russian Melodiya D-08379 Blue label ED 2 Original LP
巨匠フルニエが1961年にモスクワで収録した貴重な録音を初CD化!バッハのオ
ルガン小曲のチェロ編曲版やヴァイオリンでおなじみのブロッホのニーグンな
ど、フルニエの歌心に満ちた演奏を楽しめます。モノラルながら非常にリアル
な復刻にも注目。

CDSMAC 002 ¥2080
ステレオ/モノラル
DSD&24bit/192kHz Digital Remastering
-アナログ・コレクター・シリーズ Vol.2-
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
キリル・コンドラシン(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
録音:1959年、ロンドン、ステレオ
使用原盤:U.K EMI Columbia SAX 2307 Blue Silver label ED 1
STEREO Original LP
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調「クロイツェル」Op.47
ジョセフ・フックス(ヴァイオリン)、アルトゥール・バルサム(ピアノ)
録音:1952年、モノラル
使用原盤:U.S.A Decca DL 9640 Gold Label ED 1 LP
ヴァイオリン曲の素晴らしい復刻が期待できるスペクトラム・サウンド。コレ
クター・シリーズ第2弾は、巨匠レオニード・コーガンのブラームスの協奏曲
とカップリングにフックスのクロイツェルです。コーガンは流石!と思わせる
ブラームスでコンドラシンとの息もぴったりです。現代のヴァイオリニストに
も通じる完璧なまでのテクニックと、コーガンでしか表現することのできない
豊かなヴィブラートを堪能できます。またカップリングにはフックスのクロイ
ツェルが納められております。温かみのあるふくよかな音色です。

CDSMAC 003 ¥2080
モノラル
DSD&24bit/192kHz Digital Remastering
-アナログ・コレクター・シリーズ Vol.3-
ファリャ:スペイン舞曲、恋は魔術師より
グラナドス:インテルメッツォ、アンダルーサ
アルベニス:マラゲーニャ
カサド:愛の言葉、緑の悪魔の踊り
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)、レオン・ポーマーズ(ピアノ)
使用原盤:U.S.A Period SPL 584 'Round the world Spain' ED 1 LP
録音:1950年代
ショパン:練習曲 「別れの曲」Op.10-3/グリーグ:ソルヴェーグの歌
ゴダール:子守歌/サン=サーンス:白鳥
アンドレ・レヴィ(チェロ)、アンドレ・コラール(ピアノ)
録音:1950年代、モノラル
使用音源:French Lumen LD 1-433A 45rpm Red black letter ED 1 MONO LP
シュタルケルのスペインの作曲家の小品集。通常ヴァイオリンで弾かれること
の多いファリャの作品を朗々としたチェロの演奏で聴かせてくれます。カップ
リングは、レヴィです。演奏の別れの曲、ソルヴェーグの歌も聴き逃せません!

CDSMAC 004 ¥2080
ステレオ/モノラル
DSD&24bit/192kHz Digital Remastering
-アナログ・コレクター・シリーズ Vol.4-
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61(カデンツァ:ヨアヒム)
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、
コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮)、パリ音楽院管弦楽団
録音:1959年11月、パリ、ステレオ
使用原盤:French EMI CVD 850 D ED 2 STEREO Original LP
ショスタコーヴィチ:4つの前奏曲/クライスラー:ウィーン奇想曲
ハチャトゥリヤン:アイシェの踊り
ヴュータン:ロンディーノ Op.32-2
プロコフィエフ:仮面-ロメオとジュリエットより/ブロッホ:ニーグン
グラズノフ:前奏曲-ライモンダ/サラサーテ:バスク奇想曲
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、アンドレイ・ミトニク(ピアノ)
録音:1958年、アメリカ、モノラル
使用原盤:U.S.A RCA LM 2250 Shaded dog ED 1 LP
コーガン1959年の名演、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲です。ヨアヒム
のカデンツァを披露しています。カップリングには1958年にアメリカで収録し
たヴァイオリン小曲集が納められております。どれをとっても絶品の内容です。

CDSMAC 005 ¥2080
ステレオ/モノラル
DSD&24bit/192kHz Digital Remastering
-アナログ・コレクター・シリーズ Vol.5-
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
ブルッフ:スコットランド幻想曲 Op.46
アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン)、
エイドリアン・ボールト(指揮)、ロンドン交響楽団
録音:1958年5月6-8日、ロンドン
使用原盤:U.K LONDON(Same as U.K DECCA SXL 2026)、
CS 6047 FFSS Grooved Pancake ED 0 STEREO LP
シューベルト:ロンド イ長調
ラヴェル:ツィガーヌ
エーリヒ・レーン(ヴァイオリン) 
ワルター・マーティン(指揮)、ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1950年代、モノラル
使用原盤:German Telefunken TW 30032 Black gold Label ED 1 MONO LP
表情豊かに歌い上げるアルフレード・カンポーリのメンデルスゾーンのヴァイ
オリン協奏曲とハンブルクの北ドイツ放送交響楽団の初代コンサート・マスタ
ーでハンブルク弦楽四重奏団の第一ヴァイオリンのエーリヒ・マーティンの
シューベルトのロンドとラヴェルのツィガーヌを収録。

CDSMAC 006 ¥2080
モノラル/ステレオ
DSD&24bit/192kHz Digital Remastering
-アナログ・コレクター・シリーズ Vol.6-
コレッリ:グラーヴェ/ヴィヴァルディ:シシリエンヌ
J.S.バッハ:サラバンド/ヴィヴァルディ:ラルゴ/シューベルト:悲しい歌
シューマン:トロイメライ/ラロ:ロシアの歌
ベルナルド・フォントネ(チェロ)、マリー=ルイーズ・ジロー(オルガン)
録音:1961年、モノラル
使用原盤:French DEVA CEL 2 ED 1 MONO LP
シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調
ダニール・シャフラン(チェロ)、リディア・ペチェルスカヤ(ピアノ)
録音:1960年、ニューヨーク、ステレオ
使用音源:U.K RCA Victrola(U.K Decca Pressing)
VICS 1298 Plum Silver label ED 1 Stereo LP
フォントネのチェロとジローのオルガンによる小品集。のびやかなチェロの音
が雄大なオルガンの響きと合っています。またカップリングはシャフラン演奏
のアルペジョーネとショスタコのチェロ・ソナタで瑞々しく歌いあげ、その美
しい音色を聴くことができます。

CDSM 017WF 2枚組 ¥3050
モノラル
限定盤
ベルリン・フィル創立70周年記念演奏会
ベートーヴェン:大フーガ 変ロ長調
オネゲル:交響的運動第3番
シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759『未完成』
ブラームス:交響曲第1番ハ短調作品68
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1952年2月10日、ベルリン、ティタニア・パラスト、(モノラル)
使用音源:独フルトヴェングラー協会(Original Archive of RBB)
スペクトラム・サウンドで人気のある伝説の指揮者ヴィルヘルム・フルトヴェ
ングラー・シリーズの第6弾が登場。今回はベルリン・フィル創立70周年記念
演奏会をおさめた注目の内容。この復刻は聴き手に迫るすごい音質で驚きのリ
アルさです。



<KII>
あのAUDITEのフルトヴェングラーの名盤がLudger Boeckenhof氏によってシン
グルレイヤーSACDに!!!!
平成の盤鬼、平林直哉先生激賞!!
「まず第一印象は個々のパートが非常にクリアに聴き取れることである。さら
に、モノーラル録音であるにもかかわらず、各奏者の座席位置までもくっきり
と見えてくるようでもあるのだ。そうなると、フルトヴェングラーの解釈がよ
り繊細に、色彩豊かに聴こえることになる。」

KKC 10001(SACDシングルレイヤー) ¥3500
MONO
平林直哉先生の渾身の解説付き
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」&交響曲第5番「運命」
フルトヴェングラー(指)
ベルリン・フィル
1947年5月25日 ベルリン ティタニア・パラストLIVE
第5番は特に第4楽章がSACDの恩恵を一番受けているように思う。この怒濤のよ
うなテンポの変化は凄まじいとしか言いようがないが、そんな荒れ狂った中で
も、たとえばフルトヴェングラーの好んだティンパニにはかなり細かいニュア
ンスを要求していたと想像された。金管楽器も、音を切る前にはグッとクレッ
シェンドする箇所もあるし、低弦もただ野放図に強く弾かせているわけではな
い。SACD化によってこれだけ細かい音の変化が聴き取れたのはたいへんに幸い
なことだった。(平林直哉先生の解説より)

KKC 10002(SACDシングルレイヤー) ¥3500
MONO
平林直哉先生の渾身の解説付き
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」&交響曲第5番「運命」
フルトヴェングラー(指)ベルリン・フィル
1954年5月23日 ベルリン ティタニア・パラストLIVE
このたびこのディスクと1947年の第6番「田園」+第5番(KKC-10001)の2点の
SACDを聴き、予想以上の音の変化に驚嘆した。確かにLPは素晴らしかった。
でも、LPはプチパチは不可避であるし、内周になると音がわずかに貧弱になる。
LPの良さも十分にかみしめながらも、SACDシングルレイヤーもとてつもなくク
リアに聴き取れることに興奮を禁じえない。(平林直哉先生の解説より)




<新書館>
DD11 0709(DVD-Video) ¥5250
ステレオ
ダニール・シムキン IN TOKYO
【特典映像】
東京バレエ団「ドン・キホーテ」第2幕より グラン・パ・ド・ドゥ
出演:ダニール・シムキン、オリガ・アレクサンドロワ、
ドミトリー・シムキン、東京バレエ団
天才ダンサーはこうして生まれた・・・待望のDVDがついに登場!彗星のごと
く現れたスターダンサー、ダニール・シムキン。バレエ学校に通わず、両親と
レッスンをつんだ幼少期。そして、数々の国際コンクールを制覇し、ABTを中
心に世界の舞台で活躍する現在。東京バレエ団と共演した『ドン・キホーテ』
の舞台を中心に、レッスンやオフのチャーミングな素顔も満載。いま世界が注
目するスターの魅力に迫ります!また特典映像として東京バレエ団と共演した
『ドン・キホーテ』を中心に、レッスンやオフのチャーミングな素顔も収録し
ています。

DD11 1014(DVD-Video) ¥5880
ワガノワ・バレエ・アカデミー 卒業公演-天使たちの旅立ち
・「せむしの仔馬」より海の王国(海と真珠のパ・ド・トロワ)
・「グラン・ワルツ」
・「手紙」
・「二人」
・「インテルメツッオ」
・「パキータ」よりパ・ド・トロワ
・「海賊」第1幕より 奴隷のパ・ド・ドゥ
・「幻想の舞踏会」
・「眠れる森の美女」第3幕より 青い鳥のパ・ド・ドゥ
・「バヤデルカ」第3幕より 影の王国
ワガノワ・バレエ・アカデミーの卒業公演の舞台を収録。「せむしの仔馬」
より海の王国、「眠れる森の美女」第3幕より 青い鳥のパ・ド・ドゥ、「バヤ
デルカ」第3幕より 影の王国、ほか盛りだくさんの内容です。




<naive>
OP 30537 ¥2280
アントニオ・マリア・ボノンチーニ(1677-1726):
(1)5声のミサ・コンチェルタータ ト短調
-独唱、合唱、弦楽器と通奏低音のための(世界初録音)
(2)4声のスターバト・マーテル ハ短調
-独唱、合唱、弦楽器と通奏低音のための
シルヴィア・フリガート(S)、ラッファエッラ・ミラネージ(S)、
アンドレア・アリヴァベーネ(C-T)、
エレナ・ビスクオーラ(A)、サラ・ミンガルド(A)、
ヴァレリオ・コンタルド(T)、ラッファエレ・ジョルダーニ(T)、
サルヴォ・ヴィターレ(Bs)、
リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)、コンチェルト・イタリアーノ
録音:2012年1月、ウィーン・コンツェルトハウス(ライヴ録音)
naiveレーベルではお馴染み、アレッサンドリーニ&コンチェルト・イタリア
ーノの大御所コンビの最新盤。2012年1月、レゾナンツェン古楽祭に沸く真冬
のウィーン・コンツェルトハウスに一際熱き話題を提供したボノンチーニのミ
サ・コンチェルタータとスターバト・マーテルが、早くもアルバムとしてリリ
ースされました!A.M.ボノンチーニ(1677-1726)はモデナ(ボローニャやフェッ
ラーラ近くの都市)の音楽一家に生まれました。父は作曲家でヴァイオリニス
トであるジョヴァンニ・マリア・ボノンチーニ。兄は同じく作曲家でチェリス
トであるジョヴァンニ・バッティスタ・ボノンチーニでした。若い頃からロー
マとボローニャの2都市で活躍したのち、1705-13年まではウィーンで宮廷のカ
ペルマイスターとして勤務。13年にモデナに戻ってからは、エステ家に仕え、
オペラ作品や様々なパトロンのための宗教的作品を作っていました。ボノンチ
ーニだけを取り上げることだけでも希少なうえ、5声のミサ・コンチェルター
タは本アルバムが世界初録音!この作品は今までに一度も出版されないままで、
この2012年1月の演奏まで、公の場で演奏されることもない幻の作品でした。
ハ短調のスターバト・マーテルも、既にヴェラルディやコセンディヤクなどの
録音で知られているとはいえ、その数は決して多くはなく、やはり希少である
ことに変わりはありません。
ボノンチーニの音楽は、対位法を駆使し堅固に組み上げられたアンサンブルと
イタリア・バロックならではの技巧的な装飾にあふれる煌びやかなアリアが絶
品。ソリストたちの重唱部分では会話のごとく密に絡み合うアンサンブルが美
しく、合唱部分では1つの壮大な音響世界を生み出すような一体感のある極上
のハーモニーを味わえます。ミラネージ、ミンガルド、ジョルダーニといった
アレッサンドリーニと共演深い名手たちのソロも聴き所。コンチェルト・イタ
リアーノの演奏は今回も抜群で、柔らかくも清澄なハーモニーがソリストの歌
声を優しく支えます。古楽器の暖かな音色と共に、優しく包み込まれような荘
厳さに静かに聴き入る1枚です。




<ACANTA>
ACANTA 233587 2枚組 ¥1780
-ヒストリカル・マスター・インストゥルメント-
[CD1]
J.S.バッハ:音楽の捧げもの BWV 1079より
(1)3声のリチェルカーレ (2)6声のリチェルカーレ 
(3)C.P.E.バッハ:ソナタ ホ短調 
【1749年頃G.ジルバーマン製フォルテピアノ使用】
(4)パラディーニ:ディヴェルティメント ト長調 
【1726年B.クリストフォリ製フォルテピアノ使用】
(5)J.S.バッハ:幻想曲 ハ短調 BWV 906 
【1695年頃製イタリア式チェンバロ使用】
(6)3つのメヌエット BWV 841-843 【1700年頃製ドイツ式チェンバロ使用】
(7)カプリッチョ ホ長調「ヨハン・クリストフ・バッハをたたえて」
BWV 993 【1710年J.H.ハラス製チェンバロ使用】
[CD2]
(1)クーナウ:パルティータ 第4番 ヘ短調 
【1700年ドナ製クラヴィコード使用】 
(2)C.P.E.バッハ:ソナタ変ロ短調 
【1730/1740年G.ジルバーマン製チェンバロ(フレットなし)使用】
(3)J.S.バッハ:幻想曲とフーガ イ短調 BWV 904 
【1599年H.ルッカース製チェンバロ使用】
(4)フレスコバルディ:トッカータ 第9番 
(5)J.S.バッハ:ソナタイ長調 BWV 963 
【1594年製H.ルッカース製チェンバロ使用】
[CD1](1)-(4)、(6)ワルター・ヘインツ・ベルンシュタイン、
(5)・(7)マリア・ブラウティハム
[CD2](1)・(2)ヴィンフリート・シュラメク、
(3)-(5)アルミン・タールハイム
アルバムタイトルからもお分かりの通り、17世紀から18世紀にかけて製作され
た鍵盤楽器―フォルテピアノ、チェンバロ、クラヴィコード―を用いた演奏が
収録されたアルバム。J.S.バッハ、C.P.Eバッハ、フレスコバルディらバロッ
ク期の音楽家たちによる珠玉の鍵盤作品の数々を、当時の響きと共に堪能でき
ます。フォルテピアノの発明者B.クリストフォリ、J.S.バッハからの信頼も厚
かったG.ジルバーマン、チェンバロの発展史を語るに欠かせないH.ルッカース
・・・いずれの楽器も現在は美術館などが所蔵し、管理している希少な名器ば
かりです。演奏会や録音にもしばしば貸出されるので、すでにその音を聞いた
ことがある方も多いかもしれません。とはいえ、様々な名器の音色を2枚組に
わたり一挙に聴き比べることができるのは本アルバムならではの魅力。ピリオ
ド楽器にこだわりのあるファンの方はもちろんのこと、普段聴きなれないとい
う方にもおすすめのアルバムです。

ACANTA 233586 ¥1100
-ワーグナーのピアノ-
ワーグナー(リスト編):
(1)楽劇『ニーベルングの指環』より ヴァルハラ 
(2)歌劇『ローエングリーン』より エルザの大聖堂への入場 
(3)歌劇『さまよえるオランダ人』より 紡ぎ歌 
リスト:
(4)聖ドロテア (5)リヒャルト・ワーグナーの墓に 
(6)4つの忘れられたワルツ 第4番 
(7)リヒャルト・ワーグナー―ヴェネツィア 
(8)悲しみのゴンドラ 第1稿 (9)同曲 第2稿 (10)調性のないバガテル
ミケーレ・カンパネッラ(Pf)
【使用楽器:1876年製スタインウェイ(バイロイトのヴァンフリート館所蔵)】
イタリアはナポリ生まれのミシェル・カンパネッラは、世界的リスト弾きの
一人としても知られる名手。2011年のリスト・イヤーでの活躍も記憶に新し
いカンパネッラが、新たなリスト・アルバムをリリースしました。ワーグナ
ー作品の改編曲や彼への追悼曲などのワーグナー絡みの作品に加え、「悲し
みのゴンドラ」や「調性のないバガテル」といった珠玉の後期作品の数々を
収録したアルバムです。リスト後期作品中心のプログラムということで、超
絶技巧的な魅力だけに留まらない叙情性豊かな曲調をたっぷりと堪能できる
アルバムといえましょう。カンパネッラは今回の録音に際し、ワーグナーが
愛用した1876年製のスタインウェイを使用!リストもこの楽器を演奏したと
言われており、今回のアルバムのコンセプトにまさにぴったり。カンパネッ
ラの演奏はやや硬派ですが、楽器の音色とよくマッチした演奏ともいえましょ
う。2013年のワーグナー・イヤーを前に、彼が愛した響きに耳を傾けながら、
2人の大音楽家へと思いをはせる1枚です。

ACANTA 233600 ¥1100
クリスマス聖歌集
パレストリーナ:「今日キリストは生れたもう」 
ヘンドル(ガルス):「しもべらよ、共に歌え」、「われらに生まれし御子」 
M.プレトーリウス:「主の生誕のときに」 
ウヴェ・タイマー:民謡歌曲集 
ウヴェ・ハラー:民謡歌曲 ほか全22曲
ウィーン少年合唱団
巨匠トスカニーニが『天使の歌声』と評したことでも知られる清澄な歌声で、
日本でも絶大な人気を誇るウィーン少年合唱団によるクリスマス聖歌集。初期
バロックの聖歌から民謡調のクリスマス歌曲まで、時代・ジャンルともに多彩
なプログラムが収録されています。クラシックからポップスにいたる幅広い
ジャンルを巧みに歌いこなす、ウィーン少年合唱団の本領発揮の選曲ともいえ
ましょう。ウィーン少年合唱団出身の現代作曲家ウヴェ・タイマーによる民謡
歌曲集ほか、ウィーンの伝統歌曲も収録。パレストリーナやM.プレトーリウス
の厳粛な響きに圧倒される一方で、民謡の響き色濃いクリスマス歌曲の暖かな
響きにほっと一息つく……ウィーンのクリスマスの一夜を思わせるアルバムに
仕上がっています。これまでも、いくつものクリスマス・アルバムをリリース
してきたウィーン少年合唱団。ポップス調の歌曲も多く取り入れ、クラシック
・ファンに留まらない幅広いファン層からの支持を集めています。2012年の来
日公演でも絶賛された美しい歌声はジャンルを問わず素晴らしいもの。ウィー
ン少年合唱団と共に、ひとあし先にウィーンのクリスマスの響きに酔いしれる
1枚です。

ACANTA 233598 3枚組 ¥2080
クリスマス歌曲集-子どもたちはクリスマスに歌う
讃美歌「諸びと声あげ」、「きよしこの夜」、「いざ歌え、いざ祝え」、
「喜べや讃えよや」、「エサイの根より」 
「おお、もみの木よ」(ドイツ民謡) 
ウヴェ・タイマー:民謡歌曲集 ほか
シェーネベルク少年合唱団、ウィーン少年合唱団、
ヴェストファーレン・ナイチンゲール合唱団、
聖トーマス教会少年合唱団、テルツ少年合唱団、ケルン少年合唱団ほか
「ACANTA」レーベルより、ひとあし早いクリスマス歌曲集がリリースされまし
た!賛美歌やクリスマス民謡がたっぷりと詰まった聴き応え十分の収録内容で
すが、何よりも注目されるべきは合唱団の豪華な顔ぶれでしょう!2012年に
創立800周年を迎えたライプツィヒの聖トーマス教会少年合唱団、日本でも絶
大な人気を誇るウィーン少年合唱団、力強い歌声で多くの人を魅了している名
門テルツ少年合唱団などなど、ドイツ・オーストリアが世界に誇る合唱団が勢
ぞろい。世界の第一線で活躍する子供たちによる洗練された歌声がぎゅっと
凝縮されたアルバムに仕上がっています。クリスマスといえばやはり子供たち
の清澄な歌声なしには語れないというもの。ドイツの伝統的な讃美歌、民謡、
そして現代作曲家たちによる民謡調のクリスマス歌曲――クリスマスの一夜を
過ごすに十分な、多彩なプログラムも魅力です。ボーナスCDとして、旋律のみ
を抽出した“カラオケCD”も同梱。聴くやよし、歌うやよし…ドイツ・オース
トリアのクリスマスの響きを堪能できるアルバムです。




<SKARBO>
DSK 1124 ¥2080
ヒナステラ:ハープ協奏曲 Op.25*
バッハ=ブゾーニ:コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV659
スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K.27/ソナタ ニ短調 K.9
シュポア:ファンタジア Op.35
フォーレ:即興曲 変ニ長調 Op.86/塔の中の奥方 Op. 110
ニコラ・テュリエ(ハープ)
バーゼル交響楽団、マルコ・レトーニャ(指揮)*
録音:2004年5月9日、バーゼル*、2011年5月29日、ラジオ・フランス
あのチョン・ミョンフンが素晴らしき才能として激賞する、フランス人ハープ
奏者、ニコラ・テュリエが2004年に満を持してヒナステラの協奏曲を録音!ヒ
ナステラはカタロニア出身の父とイタリア生まれの母の間に生まれ、そのルー
ツから彼の音楽には効果的なパーカッションなどラテン・アメリカの香りがし
ます。このハープ協奏曲は彼の代表作の一つとも言える作品で、初演は1965年、
ニカノール・サバレタのハープ、ユージン・オーマンディ指揮、フィラデル
フィア管弦楽団で行われました。ハープとオーケストラのかけ合いが見事で、
第3楽章の冒頭は長いカデンツァから始まり非常に独創的な作風が魅力です。
テュリエはこの作品をレトーニャの指揮のもとかつて首席奏者を務めたバーゼ
ル交響楽団と息の合った演奏を聴かせてくれます。この他の収録曲は全て2011
年に収録され、バッハのオルガン曲「いざ来ませ、異邦人の救い主」をハープ
独奏に編曲したものからフォーレの即興曲など、ハープの魅力、可能性を広げ
る興味深い内容です。
-ニコラ・テュリエ(ハープ)-
パリ生まれ。ジュリアード音楽院卒業後、名門イエール大学を首席で卒業。そ
の後アメリカ、ヨーロッパ、アジアを中心にソロ活動を展開し、これまでに
チョン・ミョンフン、アダム・フィッシャー、アントニ・ヴィット等の指揮者、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、マーラー・チェン
バー・オーケストラなど、世界の名だたる演奏者と共演しています。またオー
ケストラの首席奏者として、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、バ
ーゼル交響楽団で活動し、現在はフランス放送フィルハーモニック管弦楽団の
ハープ奏者として活躍しています。




<DOREMI>
DHR 7987/8 2枚組 ¥3980
MONO
アレクシス・ワイセンベルク1949-1955録音
(1)J.S.バッハ(リスト編):前奏曲とフーガ イ短調BWV543
(2)ハイドン:ピアノソナタ第52番変ホ長調XVI-52
(3)ソレール神父:3つのソナタ(ニ短調/二短調/嬰ハ短調)
(4)チェルニー:ロードの歌曲「思い出」による変奏曲Op.33
(5)プロコフィエフ:ピアノソナタ第3番イ短調Op.28
(6)同:悪魔的暗示Op.4の4
(7)スクリャービン:練習曲変ロ短調Op.8の11
(8)同:左手のためのノクターンOp.9の2
(9)リスト:葬送-詩的で宗教的な調べより
(10)同:ペトラルカのソネット第123番
(11)同:ペトラルカのソネット第104番
(12)同:即興ワルツ
(13)同:ピアノソナタ ロ短調
アレクシス・ワイセンベルク(Pf)
透明できらめくような音色と超絶技巧で1970年代に世界的人気を誇ったアレク
シス・ワイセンベルク。今年1月に惜しくも亡くなられましたが、晩年は闘病
のため実演や新録音に接する機会はなく、生きた伝説と化していました。この
アルバムに収められた演奏は、彼がジギ・ワイセンベルクと名乗っていた20代
前半の録音。後に録音していない珍しいレパートリーが目白押しなのも魅力で、
ワイセンベルクならではの耽美的な解釈と目の覚めるような技巧を満喫できま
す。リスト作品とハイドンはLumen音源、プロコフィエフはColumbia音源使用。
このなかで、リスト作品のみ国内レーベルからCD発売され、「レコード芸術」
誌で特選に輝きました。たしかに驚くべき輝きとオーラに満ちていて、思わず
引き込まれる凄さ。プロコフィエフの初期作品特有のガンガン叩く書法でも、
水晶のように透明な音色で不思議な繊細さを醸し出しています。





<ATMA Classique>
ACD2 2630 ¥1850
英国の歌曲とアンセム集
(1)マーティン・ピアソン(v.1572-1651):おお、汝の足元に
(2)ジョン・コプラリオ:おお、貧しく取り乱した世界よ
(3)ヘンリー・パーセル(1659-1695):わたしの目は涙を流し
(4)ロバート・ラムジー(?-1644):罪深き夜に
(5)トマス・ルーポ(1571-1627)またはセオフィラス・ルーポ(?-1650):
おお主よ、来りて我が嘆きに憐みをたれたまえ
(6)マシュー・ロック(1622-1677):主よ、あなたに答え
(7)ヘンリー・パーセル:罪深き夜に
(8)ジョン・ブロー(1649-1708):
私は言った。私は生涯の半ばで、よみの門にはいる。[イザヤ38:10]
(9)ジョン・ミルトン(v.1563-1647):もし罪人の溜め息が
(10)ヘンリー・パーセル:主よ、わたしはあなたに感謝をささげます
(11)ウィリアム・クロフト(1678-1727):主において喜びなさい
(12)トマス・ウィールクス(1576-1623):汝がまもっている人は幸いなり
レ・ヴォワ・バロック
ユリア・ヴァン・ドーレン(Sop)、シャノン・メルセル(Sop)、
マシュー・ホワイト(Alt)、チャールズ・ダニエルズ(Ten)、
タイラー・ダンカン(Br)、ロバート・マクドナルド(Bas)
アレクサンダー・ワイマン(指揮) 
レ・ヴォワ・バロック
録音:2009年8月ユニタリアン教会(カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州
ヴィクトリア)
カナダを代表する古楽団体、レ・ヴォワ・バロック(バロックの声)による英国
の声楽作品集。16世紀から17世紀にかけて、イギリス音楽はその様式・性格に
おいて非常に独特な雰囲気を持っていました。当時のイギリスで流行していた
のはメランコリー(憂鬱さ)。打ちひしがれた英雄、幻覚、血みどろの死・・・
鬱々とした主題を描くために音楽は恰好の手段となりました。このCDに収録さ
れた歌曲では、メランコリーの気分がシンプルながらも美しいハーモニーで表
現されています。他に讃美歌なども収録され、当時の英国の空気をたっぷりと
感じさせてくれます。
レ・ヴォワ・バロックは声楽ソリストの団体で、ルネサンスからバロックの時
代の作品を中心に演奏しています。編成の小さなものから、フル・ステージの
オペラまでマルチな活躍で注目を集めています。このアルバムでも歌手として
参加しているマシュー・ホワイトの後任となる、新音楽監督アレクサンダー・
ヴァインマン(パシフィック・バロック・オーケストラの音楽監督)のもと、ま
すます魅力的な活動を展開しています。

ACD2 2675 ¥1850
フォー・ブエノスアイレス
(1)ブエノスアイレスの四季
 I.ブエノスアイレスの夏 II.ブエノスアイレスの秋  
III.ブエノスアイレスの冬 IV.ブエノスアイレスの春
(2)5つのタンゴ・センセーション
 I. 眠り II.愛 III.不安 IV. 目覚め V.恐怖
(3)天使の組曲
 I.天使のタンゴ II.天使の死 III.天使の復活 IV.天使のミロンガ
(4)忘却(オブリビオン)
(5)リベルタンゴ
(6)夢
(7)アディオス・ノニーノ
デニス・プランテ(Bdn)、ダヴィッド・ジャック(G)
録音:2012年2月(カナダ)
カナダを代表するバンドネオン奏者であるデニス・プランテが、ついに巨匠ピ
アソラの名曲に挑戦しました。数々の輝かしい賞を受賞した彼自身の作品集
「タンゴ・ボレアル」(ACD2 2661)も好評だっただけに、期待も高まります!
現代タンゴ界において国際的にも高く評価される、プランテのユニークな演奏
と曲想へのアプローチを、どうぞお聴き逃しなく!
プランテと共にピアソラの熱い世界を展開するのはベテランギタリスト、
ダヴィッド・ジャック。彼は、これまでに50以上の録音でプランテをはじめ
様々なアーティストと共演、また世界各国で演奏家としても活動してきまし
た。その傍ら、音楽大学で教鞭まで執るほどの実力に裏打ちされた演奏は、
非常に胸に迫るものがあります。




<naive>
V 5307 2枚組(1枚価格) ¥2280
ロイヤル・ヘンデル-ヘンデル作品集
[CD1]
(1)「司祭ザドク」(ジョージ2世の戴冠式アンセムより)
ジェレミー・サマリー(指揮)、
タリス室内合唱団、ロイヤル・アカデミー・コンソート
(2)歌劇『ロンゴバルディ王妃ロデリンダ』よりアリア
パトリシア・プティボン(S)、ロベール・エクスペール(CT)、
アンサンブル・アマリリス 
(3)フルート・ソナタ ヘ長調よりアレグロ
エロイーズ・ガイヤール(指揮)、アンサンブル・アマリリス
(4)「聖セシリアの祝日のための頌歌」より抜粋
ルーシー・クロウ(S)、リチャード・クロフト(T)、
マルク・ミンコフスキ(指揮)、
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル-グルノーブル他
(5)アリア「預言者の言葉が私の胸を狂喜させる」
(「ヨセフとその兄弟」HWV59より) 
(6)合唱曲「快活の人、沈思の人、温和の人」より二重唱
サンドリーヌ・ピオー(S)、トピ・レーティプー(T)、
ステファノ・モンタナーリ(指揮)、アカデミア・ビザンチーナ 
(7)オラトリオ『ベルシャザル』より二重唱
カリーナ・ゴヴァン(S)、マリー=ニコル・ルミュー(A)、
アラン・カーティス(指揮)、イル・コンプレッソ・バロッコ
(8)オラトリオ『時と悟りの勝利』よりアリア
デボラ・ヨーク(S)、
リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)、コンチェルト・イタリアーノ
(9)オラトリオ『メサイア』
(編:モーツァルト/ドイツ語歌唱)第2部よりアリア
ベルナルダ・フィンク(A)、
ジャン=クロード・マルゴワール(指揮)、王室大厩舎・王宮付楽団、
ナミュール室内合唱団 
[CD2]
(1)大サラバンド(編:ローバー/チェンバロ組曲版)
カロル・トイチュ(指揮)、ヴロスラウ・レオポルディヌム室内管弦楽団
(2)歌劇『リナルド』よりアルメリーナのアリア、
『エジプトのジューリオ・チェーザレ』よりクレオパトラのアリア
マリア・バーヨ(S)、
スキップ・センペ(指揮)、カプリッチョ・ストラヴァガンテ 
(3)歌劇『アルチーナ』より序曲、ミュゼット、メヌエット
リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)、コンチェルト・イタリアーノ
(4)歌劇『デイダミア』よりデイダミアのアリア、『アレッサンドロ』より
ロザーネのアリア
サンドリーヌ・ピオー(S)、クリストフ・ルセ(指揮)、
レ・タラン・リリクE8928
(5)オラトリオ『時と悟りの勝利』よりアリア
サラ・ミンガルド(A)、
リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)、コンチェルト・イタリアーノ
(6)水上の音楽より抜粋
マルク・ミンコフスキ(指)
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル-グルノーブル
(7)歌劇『テオドーラ』より二重唱
カリーナ・ゴヴァン(S)、マリー=ニコル・ルミュー(A)、
アラン・カーティス(指揮)、イル・コンプレッソ・バロッコ
(8)オラトリオ『メサイア』よりハレルヤ
ロランス・エキルベイ(指揮)、コンチェルト・ケルン、アクサンチュス
2012年はヘンデル・イヤー・・・というわけではありませんが、思わずそう
言ってしまいたくなるほどのヘンデル尽くしの豪華アルバムが「naive」レー
ベルよりお買い得価格でリリースされました!世界に活躍する名手らによる
過去の名盤の数々から珠玉の演奏を抜粋し、2枚組のアルバムとして一挙にま
とめあげた本アルバム。ピオーやミンガルドといった歌姫たちのアリア、ミン
コフスキ&レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル-グルノーブルによる管弦組曲、
アクサンテュスによる「ハレルヤ」――収録曲はもちろん、演奏陣の顔ぶれも
音楽祭の如き豪華さです!名盤それぞれの“いいとこどり”ともいうべきアル
バムなので、ヘンデル関連、ひいては古楽関連の名盤を探している方には是非
ともおすすめしたいアルバムです。
プログラムは歌劇、オラトリオのアリアから管弦楽曲にいたるまで様々。いず
れも各ジャンルの歴史に名を馳せる傑作揃いで、ヘンデルの多彩な音楽性に改
めて感服してしまいます。冒頭に収録されている「司祭ザドク」は1727年の
ジョージ2世戴冠式のために作曲されたアンセムの第1曲目。初演以降は歴代国
王の戴冠式で演奏されるようになり、イギリスの戴冠式ではもはやお馴染みの
作品といえましょう。荘厳かつ高揚感あふれる煌びやかなハーモニーが素晴ら
しく、この豪華なアルバムの最初を飾るにふさわしき作品です。マルゴワール
が指揮するモーツァルト編曲版『メサイア』(旧品盤:E 3004)はすでに廃盤と
なってしまっているため、抜粋版でも聴けるのは嬉しい限り。ブックレットの
末尾にはアルバムカタログが掲載されており、1曲だけでは物足りない!と思
ったアルバムはすぐに探すこともできます。




<HUNGAROTON>
HCD 32673 ¥2080
ゴルトマルク:ピアノ作品全集Vol.4
(1)オペラ『シバの女王』(ピアノ・デュオ版)より 
シバの女王の入場行進 op.27-2 
(2)同曲より バレエ音楽 op.27-4
(3)管弦楽のためのスケルツォ ホ短調 op.19(ピアノ・デュオ版) 
(4)3つの小品 op.12 
(5)舞曲集 op.22 
(6)管弦楽のためのスケルツォ イ長調 op.45(ピアノ・デュオ版)
ティハメール・フラヴァチェク(Pf)、バラージュ・ソコライ(Pf)
録音:2011年9月、2012年1月、フンガロトン・スタジオ
ひそかに注目を集めているゴルトマルクのピアノ作品全集シリーズ、待望の最
新盤!専らオペラやヴァイオリン協奏曲などで知られるゴルトマルクのピアノ
作品を全曲録音するという前人未到のシリーズも、早くも第4弾をむかえまし
た。今回収録されたのは、代表作のオペラ『シバの女王』ほか、管弦楽曲の編
曲作品を中心としたピアノ二重奏曲集!序曲「シャクンタラー」のピアノ独奏
版を収録した第3弾(HCD 32612)に引き続き、編曲作品を収録した注目必至のア
ルバムです。シリーズを通して、独奏曲以外の作品が収録されるのは今回が初
めて。クラヴェチェクと演奏を共にするバラージュ・ソコライは、1961年ブタ
ペスト生まれのピアニスト。フランツ=リスト音楽院でカドシャ、コチシュ、
クルターグ、ラドシュらに師事した後、各地の国際コンクールで賞を獲得し、
今日もなお世界的に活躍している名手です。
1875年にウィーンで初演された「シバの女王」は、ゴルトマルクのオペラ作品
の中で最も大きな成功を収めたオペラ。本アルバムに収録されているピアノ・
デュオ版は、彼がスコア出版と同時に多く手掛けた編曲作品の中の1つで、メ
ンデルスゾーンを思わせるドイツ・ロマン派の美しい旋律と、時折現れる半音
階の響きが印象的。1860年半ばからの一連の舞曲を集めた舞曲集からは、当時
の華やかなサロンの流行を感じ取ることができます。いずれの作品も没後は忘
れ去られ、現在では殆ど演奏の機会に恵まれないものばかり。これまでのシリ
ーズに違わず、今回も魅力的なアルバムに仕上がっています。

HCD 32696 ¥2080
アレッサンドロ・ロッラ:
2台のヴァイオリンのための二重奏曲 (1)第1番 変ホ長調 
(2)第2番 ヘ長調 (3)第3番 イ長調
(4)2台のヴァイオリンのための協奏的二重奏曲 第2番 ヘ長調 op.17-2
ヴィルモーシュ・サバディ(Vn)、チェン・ジュウ(Vn)
録音:2011年9月24-28日、フンガロトン・スタジオ
ロッラ・ファンの方々に必聴の新譜!「HUNGAROTON」レーベルより、アレッサ
ンドロ・ロッラ(1757-1841)のヴァイオリン二重奏曲を集めたアルバムがリリ
ースされました!ロッラ・アルバムというだけでなかなか希少ですが、ヴァイ
オリンとチェロのための二重奏曲やヴィオラ二重奏曲集などの演奏・録音が盛
んに行われる中、ヴァイオリン二重奏曲のみを収録した本アルバムはまさに希
少盤!技巧的でありながらも上品さを失わないロッラ独特の典雅な響きを、
ヴァイオリン2台という華やかなアンサンブルでより一層堪能することができ
ます。モーツァルトとほぼ時を同じくして生まれ、ベートーヴェン、パガニー
ニらと同時代に活動し、彼らの音楽を生で体感していたロッラ。後期古典派の
響きと初期ロマン派の響きを併せ持つロッラの音楽は、親しみやすくも多くの
魅力を含んだものといえましょう。ベートーヴェン的な響きも垣間見える3つ
の二重奏曲は、愛好家のために作曲された作品ではありますが、愛好家の域に
留まらない難易度と聴き応えのある作品。ロッラらしい高音域を駆使した旋律
や、コンチェルトのカデンツァを思わせるような華やかな旋律が魅力的です。
ヨーロッパを中心に世界的に活躍するハンガリーの名手ヴィルモーシュ・サバ
ディと、中国出身の名手チェン・ジュウの卓越したアンサンブルにも注目の希
少盤です!




<harmonia mundi>
HMC 902124 ¥2450
J.S.バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ集 VOL.2
(1)ソナタ 第1番 ト短調 BWV 1001
(2)パルティータ 第1番 ロ短調 BWV 1002
(3)ソナタ 第2番 イ短調 BWV 1003
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/1704年製ストラディヴァリス
「スリーピング・ビューティー」)
録音:2011年8,9月
イザベル・ファウスト、待望のバッハの完結編の登場です。第1弾となる無伴奏
ソナタ&パルティータ集 BWV 1004-1006(HMC 902059)は世界中で絶賛され、そ
の後も、ブラームス(HMC 902075)の協奏曲と六重奏曲というカップリングで魅
せた比類なきアンサンブル、そしてアバド指揮モーツァルト管とのベートーヴェ
ン&ベルク協奏曲(HMC 902105)の神がかり的な美しい演奏のディスクで私たち
をたのしませてくれました。さらに来日公演も高評価だっただけに、期待が高
まります!
聴き手の耳と心に焼きつく強烈な美しさを放つファウストの音。重力を感じさ
せない、しかし軽いというわけでは決してない、実に不思議な弓使いから生み
出される彼女の音色は、一度聴いたら忘れられないもの。今回のバッハでも、
銘器ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティー」の特徴でもある美
しい音色、彼女自身「レーザーのようにまっすぐで、宙を射る光の線のように
まばゆい」と述べる音色で、聴き手の心にまっすぐに響いてくるバッハを聴か
せてくれます。




<haenssler>
94 212 ¥1350
アダン:「ロンジュモーの郵便御者」―友よ物語を聞いてくれ
グルック:「アルチェステ」―どんな感情が私の胸を膨らますのだ(独語)
グルック:「アウリスのイフィゲニー」―カルカスにこの剣が落ちよう(独語)
モーツァルト:「イドメネオ」―海から離れて
ロッシーニ:「オリー伯爵」―栄えある運命が
グリンカ:「イワン・スサーニン(皇帝に捧げた命)」―兄弟よ、嵐の中で
シューベルト:春に D882、愛は裏切った D751、夜と夢 D827、舟人 D536
プーランク:パガニーニ、重々しい歌,田園の歌
リムスキー=コルサコフ:
たなびく雲は薄くなり Op.42-3、空の雲 Op.3-1、
ひばりの歌声は響き Op.43-1
ラフマニノフ:夜の静けさ Op.4-3、ミュッセからの断片 Op.21-6
ドビュッシー:美しい夕暮れ、マンドリン
ニン:グラナディーナ第7番
レスピーギ:夜、ストルネッロを歌う女
プラテッラ:白い道
カゼッラ:海賊に攫われた娘の物語
カルネヴァーリ:風変わりなストルネッロ
ニコライ・ゲッダ(T)
エルネスト・ブール(指)バーデン=バーデンSWR交響楽団
ヴェルナー・ジンガー(P) エリック・ウェルバ(P)
録音:1954-1965年
ニコライ・ゲッダといえば、優れた発声に加え、多言語を自由に操り、膨大な
レパートリーをこなしたテノールとして非常に有名です。そんなゲッダが南西
ドイツ放送に残した様々な録音を集めたCDです。アダンの「ロンジュモーの郵
便御者」のアリアは、ゲッダの得意中の得意のもの。その他のアリアも十八番
が揃っています。一方歌曲は、シューベルト、ドビュッシー、プーランク、レ
スピーギあたりはゲッダらしい選曲ですが、さらにリムスキー=コルサコフ、
ラフマニノフのロシア歌曲や、フランチェスコ・バリッラ・プラテッラ(1880-
1955)、アルフレード・カゼッラ(1883-1947)、ヴィート・カルネヴァーリ(1888
-1960)といったイタリア近代の作曲家、さらにキューバのホアキン・ニンと、
相当に意欲的な内容です。ゲッダの至芸を楽しむにも、珍しい作曲家の作品を
楽しむにも、どちらも大満足のCDです。
※当CDでは、トラック17のラフマニノフ:夜の静けさ Op.4-3と、トラック18の
同:ミュッセからの断片 Op.21-6の2曲が、誤ってリムスキー=コルサコフの作
品として扱われております。シールにて訂正表示する対応とさせていただきま
す。ご了承お願い申し上げます。




<Coviello CLASSICS>
COV 31215(SACD-Hybrid) 10枚組 ¥12150
「ブルックナー:交響曲全集(11曲)/ボッシュ&アーヘン響」
[CD 1]
・交響曲第1番ハ短調WAB.101(1865/66年リンツ稿) (46:04)
 録音:2011年6月11-13日アーヘン、聖ミヒャエル教会(ライヴ)
[CD 2]
・交響曲第2番ハ短調WAB.102
(1872年第1稿/2005年ウィリアム・キャラガン校訂版) (66:21)
 録音:2010年5月22&24日アーヘン、聖ニコラウス教会(ライヴ)
[CD 3]
・交響曲第3番ニ短調WAB.103(1873年初稿) (67:38)
 録音:2006年6月3&5日アーヘン、聖ニコラウス教会(ライヴ)
[CD 4]
・交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」WAB.104(1874年初稿) (68:56)
 録音:2008年5月30日&6月1日アーヘン、聖ニコラウス教会(ライヴ)
[CD 5]
・交響曲第5番変ロ長調WAB.105 (71:45)
 録音:2005年5月14&16日アーヘン、聖ニコラウス教会(ライヴ)
[CD 6]
・交響曲第6番イ長調WAB.106 (52:13)
 録音:2009年5月30日&6月1日アーヘン、聖ニコラウス教会(ライヴ)
[CD 7]
・交響曲第7番ホ長調WAB.107 (64:03)
 録音:2004 年5 月29&31 日アーヘン、聖ニコラウス教会(ライヴ)
[CD 8]
・交響曲第8番ハ短調WAB.108(ハース版) (75:25)
 録音:2003年6月7&9日アーヘン、聖ニコラウス教会(ライヴ)
[CD 9]
・交響曲第9番ニ短調WAB.109(1894年原典版/2000年グンナー・コールス校訂)
※サマーレ、フィリップス、マッツーカ&コールス校訂(1983-2007年)による
フィナーレつき (69:54)
 録音:2007年5月26&28日アーヘン、聖ニコラウス教会(ライヴ)
[CD 10]
・交響曲ヘ短調WAB.99 (36:29)
・交響曲第0番ニ短調WAB.100 (41:23)
 録音:2012年5月26&28日アーヘン、聖ミヒャエル教会(ライヴ)
マルクス・ボッシュ(指揮)アーヘン交響楽団
ボッシュ指揮アーヘン交響楽団による看板シリーズ、ブルックナーの交響曲全
集がお得なボックス・セットになって登場します。しかも、既発リリース9曲だ
けでなく、2012年最新録音の「ヘ短調の習作」と「第0番ニ短調」の未発売2曲
があらたに加わり、さらに通常盤CDでの発売であった「第7番と第8番もSACDハ
イブリッド仕様」となって登場という超強力なポイントつき!
アーヘン交響楽団創立150周年記念アルバムの第8番でシリーズがスタートした
のが2003年。以来、回を重ねるごとに全集完成への期待度が高まり、最新の研
究成果を踏まえて、第1番、第2番、第3番、第4番では初稿を採用した点や、初
リリース時点で、正規盤で唯一となるベンヤミン=グンナー・コールスらが
2007年までに校訂した最新復元稿のフィナーレを収めた4楽章版による第9番な
どでも、ブルックナー・ファンのあいだで話題を集めたことは記憶にあたらし
いところです。
SACDによる初のブルックナー交響曲全集である当セットは、すぐれた録音もま
たたいへん評価が高く、メインの収録会場である古都アーヘンの大伽藍、聖ニ
コラウス教会の包み込まれるような豊かな音響がまさにブルックナー、そして
SACDでの再生にも適していて、重厚なオルガンのひびきに喩えられるブルック
ナーの交響曲の魅力をあますところなく伝えてくれます。




<GLOR CLASSICS>
GC 11431 ¥2280
ドビュッシー:
(1)牧神の午後への前奏曲(全曲) 
(2)5つの前奏曲(ツェンダー編) 
1.帆 2.パックの踊り 3.ラヴィーヌ将軍、風変わりな 
4. 雪の上の足跡 5.アナカプリの丘 
(3)交響組曲「春」 
(4)舞曲(スティリー風タランテッラ)(ラヴェル編) 
(5)夜想曲
ハンス・ツェンダー(指揮)、
バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団(南西ドイツ放送交響楽団)、
ルツェルン・アカデミー女声合唱団
録音:(1)2003年1月24日 (2)2002年2月16日 (3)2002年5月2日 
(4)2005年5月12日、
ハンス・ロスボード・スタジオ(バーデン=バーデン)
(5)2002年9月6-9日、コンツェルトハウス(フライブルク)
ドイツの名匠ハンス・ツェンダー率いるバーデン=バーデン&フライブルクSWR
交響楽団(南西ドイツ放送交響楽団)によるドビュッシーの管弦楽作品集。牧神
の午後、交響組曲「春」、夜想曲といった大作に加え、ツェンダーとラヴェル
による編曲作品が収録された注目の新譜です。指揮者としてだけでなく、現代
作曲家および編曲家としても知られるツェンダー。「5つの前奏曲」と題された
ツェンダーの編曲作品は、ドビュッシーの前奏曲集の中から5曲を抜粋、オーケ
ストラ編成にしたものになります。ツェンダーは今回の編曲にあたり、モノク
ローム調のピアノの色彩を、多彩なオーケストラの色調の中で再考したかった
と語っています。様々な楽器の音色が折り重なって生まれるハーモニーは、ま
さに多彩な色のパレットのよう。「帆」の冒頭でけだるげに下降する3度の和音
は木管で奏でられますが、これがまさにぴったり。一気にツェンダーの世界に
引き込まれます。また、「アナカプリの丘」の最初の五音がホルンで奏でられ、
まさに「丘」のイメージにふさわしい音世界になっているなど、曲調の異なる
5曲それぞれに趣向あふれるオーケストレーションがなされており、“音の匠”
ツェンダーならではの奥行き深い音楽世界が展開されています。プログラム全
体を通して、ツェンダーとSWRオケの鋭敏な表現力が光る1枚といえましょう。
近年は体調悪化も懸念されているツェンダーですが、今回のプログラムは彼が
SWRオケの永久客演指揮者となった1999年の直後、2002年頃の録音。名盤と名
高いシューベルトの全集録音を行った時期にも重なり、まさにツェンダー&
SWRオケ黄金期の録音とも言えましょう。細密画のような緻密な音響世界で魅
せたレーガーのアルバム(GC 10361)に引き続き、今回も見事な演奏を聞かせて
くれます。近年、カンブルランとの素晴らしいベートーヴェンやブルックナー
でもますます評判のバーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団。ツェン
ダーの匠技とオーケストラの妙技が合わさった名盤です。




<ACANTA>
ACANTA 233584 3枚組 ¥2080
カール・オルフ:劇的三部作「勝利」(全曲)
[CD1] 第1作 世俗の賛歌「カルミナ・ブラーナ」
[CD2] 第2作 劇的演技「カトゥーリ・カルミナ」
[CD3] 第3作 劇的コンチェルト「アフロディーテの勝利」
[CD1]ルート=マルグレート・ピュッツ(S)、マイケル・カズンズ(T)、
バリー・マクダニエル(Br)、ローラント・ヘルマン(Bs)
[CD2]ルート=マルグレート・ピュッツ(S、レスビア)、
ドナルド・グローブ(T)
[CD3]エンリケタ・タレス(S、スポーザ)、
ブリジット・デュルラー(S、コリフェア)、ドナルド・グローブ(T、スポーゾ)、
ホルスト・R・ラウベンタール(T、コリフェオ)、
ハンス・ギュンター・ネッカー(Bs、コリフェオ)
フェルディナント・ライトナー(指揮)、
テルツ少年合唱団、ケルン放送合唱団、ケルン放送交響楽団
録音:[CD1]1973年、[CD2][CD3]1974年、(2003年リマスタリング)
ドイツ正統派の巨匠ライトナー、ひいてはクラシック・ファン全ての方々に朗
報です!このたび、「カール・オルフ・エディション」シリーズの第1弾、
第2弾に分けてリリースされていたライトナー&ケルン放送交響楽団らによる
オルフの「勝利」三部作が、ついにコンプリートBOXとしてお買い得価格で発
売されることとなりました!オルフと親交厚かったライトナーが、1973年から
1974年にかけてオルフ立ち会いの下で収録を行った本録音。オルフ自身が指揮
棒をとった訳ではありませんが、作曲者の監修の下で行ったということで、自
作自演“的”録音とも申せましょう。いずれの作品も、見事な独唱に劣らぬ合
唱の素晴らしさが際立ちます。「カルミナ・ブラーナ」では名門テルツ少年合
唱団を起用。ケルン放送合唱団の力強い歌声が、三部作全てにおいて大きな存
在感を放っています。「勝利」三部作のひとつの完成形を作り上げた名盤だけ
に、今回の特別価格での再発は嬉しい限り。まさにファン必携のコンプリート
BOXです。




<BIS>
BIS SA 1961(SACD-Hybrid) ¥2500
J.S.バッハ:カンタータ全集Vo.51
(1)第120番a「主なる神、万物の支配者よ」BWV120a
(2)第157番「汝われを祝せずば」BWV157
(3)第192番「いざやもろ人、神に感謝せよ」BWV192
(4)第195番「光は義しき人のために射し出で」BWV195
ハナ・ブラシコヴァ(Sop)、ダミアン・ギヨン(C-T)、
クリストフ・ゲンツ(Ten)、ペーター・コーイ(Bs)、
鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン
[録音:2011年6月/神戸松蔭女子学院大学チャペル]
BCJのカンタータ第51集は1730年前後に作られた4篇が収められています。結婚
式用の第120番a「主なる神、万物の支配者よ」と195番「光は義しき人のため
に射し出で」、葬儀用の第157番「汝われを祝せずば」などの機会作品のため、
華やかだったり憂愁に満ちていたりと、通常の教会カンタータとは異なる味わ
いが新鮮です。ことに「汝われを祝せずば」でのオーボエ・ダモーレとヴィオ
ラ・ダモーレの憂いに翳る音色は魅力的です。「主なる神、万物の支配者よ」
の真ん中に置かれたオルガンと管弦楽により奏されるシンフォニアは、何と
「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調BWV1006」の前奏曲と
同じ音楽であるのも興味津々。鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンの
魔術的妙技をたっぷり堪能できます。

BIS SA 1959(SACD-Hybrid) ¥2500
チャイコフスキー:
(1)交響曲第6番ロ短調「悲愴」
(2)幻想序曲「ロミオとジュリエット」
トーマス・ダウスゴー(指)
スウェーデン室内管
[録音:2011年9月/ウレブルー・コンサートホール(スウェーデン)]
チャイコフスキーの悲愴交響曲はロシア音楽ならではの物々しく分厚い響きで
奏されるのが常識となっています。それをダウスゴーが全38名の室内管弦楽団
で初披露。話題となった交響曲第2番(BIS SA 1829)に次ぐダウスゴーのチャイ
コフスキー第2弾で、まさに目から鱗の落ちる内容となっています。何より驚
くのはその軽快さと爽やかさ。まるでバレエ音楽で、「悲愴」が「くるみ割り
人形」と同時期の作品であることを再認識させてくれるだけでなく、あの威圧
的な第3楽章のマーチでさえバレエの舞台を彷彿させます。ダウスゴーの指揮
は全く粘らず、さらさらと軽いので、チャイコフスキーの音楽がメンデルスゾ
ーンに聴こえてくるかのよう。とにかく驚きの発見の連続で、「悲愴」に興味
のある向き必聴。この名作のイメージを完全に一新してくれる凄すぎる新譜で
す。

BIS SA 1980(SACD-Hybrid) ¥2500
アラン・ペッテション:交響曲第6番(1963/6)
クリスチャン・リンドベルイ(指)
ノールショピング交響楽団
[録音:2012年1月/ルイス・デ・ギア・コンサートホール(ノールショピング)]
アル中でDVの父と病弱な母の間で、悲惨な成長期をたどったアラン・ペッテ
ション(1911-1980)。その人生が反映されたような、暗く激しい音楽は長く不
当に無視されてきましたが、BISが最新録音で次々日の目を見せてくれていま
す。彼の作品はひたすら露悪的で、聴き手を楽しませたり美しい時を供給しよ
うという気の全くない私小説的音楽。中でも最凶作品のひとつに数えられる交
響曲第6番は1968年の作で、74分にわたり暗黒か鋭い牙で襲いかかってくる、
世にも珍しい音楽的暴力。陽性で優しいクリスチャン・リンドベルイが驚くほ
どの凶暴性を発揮しているのも聴きものです。

BIS SA 1946(SACD-Hybrid) ¥2500
カレヴィ・アホ:
(1)3つのインタリュード(1993)
(2)オルガン交響曲「すべてうつろいゆくものは」(2007)
ヤン・レヘトラ(Org)
[録音:2010年10月/聖ヨハネス教会(マルメ。スウェーデン)]
カレヴィ・アホといえば交響曲をはじめとするオーケストラ曲のイメージが強
いですが、興味深いオルガン曲もものしています。オルガンは高性能シンセサ
イザーばりの宇宙的、未来的音響を持っていますが、まさにアホの作品は真夏
の北極海や白夜を描いていてこの世のものとは思えぬ音響を生み出しています。
夏の暑い時期に爽やかな冷風をそよいでくれます。フィンランドの名手レヘト
ラの懇願で生まれたオルガン交響曲は、ゲーテの「ファウスト」の一節をタイ
トルとし、天国と地獄をオルガンで描いています。

BIS 1889 ¥2380
シベリウス:合唱作品集
(1)恋する人Op.14/(2)歌いつぶした声Op.18の1/(3)船の旅Op.18の3
(4)島の火Op.18の4/(5)わが心の歌Op.18の6/(6)つぐみのように慌ただしく
(7)祖国に/(8)イタリア民謡編曲(トリッポーレ;おお、カロリーネ)
(9)水車を聞け/(10)嘆くことなく/(11)陸と海から来た人たちOp.65の1
(12)幼子の飼葉桶に/(13)ようこそ、王女よ/(14)大地は息づく
(15)響け、神への栄誉を讃え/(16)対位法練習
【朝と夕べの門/王は夢みた/主の日は来たれり/船乗りは主に感謝せよ
主よ、あなたは岩】/(17)3つのアンティフォナ/(18)フィンランディア讃歌
セッポ・ムルト(指)
ドミナンテ合唱団、
フォルケ・グラスベック(Pf)、ハッリ・ヴィータネン(Org)、
ヨルマ・ヒュンニネン(Br)、モニカ・グロープ(Ms)
[録音:2009年10月、2010年1, 2, 4月/パヴィリョンゲン(グランクッラ。
フィンランド)]
シベリウスの合唱作品は「シベリウス大全集Vo.11」(BIS 1930/2)ですべて聴
くことができますが、ここではフィンランド屈指の名門合唱団ドミナンテの名
技で楽しめます。うれしい驚きは、名バリトンのヒュンニネンとメゾソプラノ
のグロープが参加していることで、一段と華やかさを増しています。グラス
ベックのピアノやヴィータネンのオルガンも雄弁ですが、最後に唱されたアカ
ペラによる「フィンランディア讃歌」は稀代の名演。涙なしには聴けません。

BIS 1789 ¥2380
笛は夢見る-南半球のフルート協奏曲
(1)ホセ・セレブリエール:フルート協奏曲(2008)
(2)アディーナ・イザラ:キバラオオタイランチョウ(1987, 2007)
(3)カール・ヴァイン:笛は夢見る(2003)
(4)アルベルト・ヒナステラ:プーナの印象(1934)
シャロン・ベザリー(Fl)、
リチャード・トニェッティ(指)
オーストラリア室内管
新しい領域を次々と開拓していくフルートの女神シャロン・ベザリー。次なる
挑戦は南米とオーストラリアの作曲家によるフルートの協奏作品集。指揮者と
しても高名なウルグアイ出身のセレブリエールがベザリーのために作曲した協
奏曲は、「タンゴ付」と題されたピアソラを思わすノリの良さ。ベネズエラの
女性作曲家アディーナ・イザラの作品は、黄と茶色の美しい小鳥の学名。南米
の夏の午後のアンニュイな雰囲気を醸し出しています。1987年の作ですが、今
回シャロンのためにカデンツァを加筆しました。現代オーストラリアの作曲家
カール・ヴァイン作品もフルートの機能を最大限に追求した興味深いもの。
ニェッティとオーストラリア室内管も自国の作品として、いつも以上に熱い演
奏を聴かせてくれます。



<Grand Slam>
-平成の盤鬼 平林直哉のレーベル-
GS 2082 ¥2250
ステレオ
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
ジャニーヌ・アンドラード(ヴァイオリン)
ハンス=ユルゲン・ワルター(指揮)、
ハンブルク・プロ・ムジカ交響楽団
録音:1957/58年頃、ハンブルク、ムジークハレ
使用音源:(1)Tip Classic(Germany)63 3508、(2)Amati(Gramany)A LP 1020
/1-5、ステレオ、セッション
■制作者より
ジャニーヌ・アンドラード(1918-1980年代)はオークレールと並び称され、ヌ
ヴーの最大のライヴァルと言われたフランスの名女流ヴァイオリニストです。
このディスクの演奏はいかにも女流らしい大らかで気品の溢れる演奏で、一部
の愛好家の間では有名なものでした。しかしながら、この録音の詳細を始め、
彼女の経歴など、不明な点が多いのもこのアンドラードの不思議なところで
す。このたび、その謎を解き明かすべく、世界中の研究家やコレクターを総動
員し、核心に可能な限り迫るよう試みました。
■唯一の来日を捉えた貴重な未公開写真
アンドラードの写真は、かつてスプラフォンから発売された2枚のLPに使用さ
れたものがほとんど唯一のものとして知られています。ところが、アンドラー
ドは1954年11月から12月にかけてフランス政府派遣文化使節として来日し、そ
の時に写真家、丹野章氏が彼女の貴重な姿を多数撮影しています。このブック
レットにはその丹野氏所蔵のオリジナル・ネガから起こしたものを4点使用し
ていますが、これらは過去に一度も公開されたことのない貴重なものです。ま
た、日本公演やティボーと共演した際のプログラムなど、資料も極めて充実し
ています。まさに、ヴァイオリン・ファン必携のディスクです。
(平林 直哉)




<LIMEN CLASSIC / EGEA>
CDE11 C012 ¥2080
(1)フランコ・ドナトーニ:ASAR(10の弦楽器のための)(1964)
(2)イヴァン・フェデーレ:NOTHAR(弦楽オーケストラのための)(2009)
(3)フランコ・ドナトーニ:SOLO(10の弦楽器のための)(1969)
(4)アレッサンドロ・ソルビアーティ:SETTE PEZZI(弦楽オーケストラ版)(1999)
杉山洋一(指揮)
リメン・アンサンブル
録音:2010年
イタリア在住の指揮者・作曲家、杉山洋一指揮によるイタリアの現代音楽作品
集。2012年のサントリーサマーフェスティバルでも生誕85年の作曲家として作
品が演奏される、イタリアの重要作曲家ドナトーニ(1927-2000)の作品も収録
されており、注目です。
【杉山洋一(指揮者、作曲家)】
1969年生まれ。桐朋学園大学作曲科卒業。95年イタリアに留学。指揮をエミリ
オ・ポマリコ、岡部守弘に、作曲を三善晃、フランコ・ドナトーニ、サンドロ
・ゴルリに師事。指揮者としては世界各地の現代音楽フェスティバルに出演し
ています。2012年1月には東京都交響楽団の定期演奏会でブーレーズの難曲
「エクラ/ミュルティプル」を指揮して話題となりました。また、8月22日に
はサントリー芸術財団サマーフェスティバル MUSIC TODAY21<25周年/生誕
85年記念>公演でも指揮をする予定となっています。作曲家としては、イタリ
アの音楽祭や日本の演奏団体からの委嘱作品を含めた作品があります。ドナト
ーニが東京でマスタークラスを開催した際にはアシスタントも務めました。
現在ミラノ在住、ミラノ市立学校で教鞭をとっています。




<AUDITE>
AU 92687(SACD-Hybrid) ¥2300
モーリッツ・エッゲルト:無限の多様性をもつ音楽
(1)私はこの世に忘れられて(2010)
(声、エレクドリック・ギター、ピアノ、弦のための)
(2)Tetragrammaton(2009)
(3)大鴉「二度とない」序曲(室内オーケストラのための)(1991)
(4)アダージョ-問いに対する答え(1994/2011)
(室内オーケストラのための)(カタリーナ・スザンネ・ミューラー編)
(5)永遠の歌(1985/89)(弦楽器のための)
(6)3つの魂(2002)(ヴァイオリンとピアノのための9
インガ・フンペ(声)、アドリアン・イリエスク(Vn)、
モーリッツ・エッゲルト(Pf)、
シュトゥットガルト室内管弦楽団、ミヒャエル・ホフシュテッター(指揮)
録音:2011年9月
「作曲家とは、その頭の中に、生み出されるべき音楽をたくさん持っている人
です。・・・芸術家として、私たちは、特定の時代の感情の記録者であります、
そしてもし私たちがラッキーであれば、私たちの記録はささやかながら輝きを
放ち、道を照らすのです」(エッゲルトの言葉)。ここに収録された様々な作品
は、これらの感情や道がいかに多様性に満ちているか、ということを示してい
ます。
1曲目の「私はこの世に忘れられ」を歌うのは特別ゲスト、2raumwohnung(ベル
リンで人気のポップ2人組歌手)のインガ・フンペ。ポップス歌手とオーケスト
ラによる、マーラーへの今風のオマージュとなっています。
(3)の大鴉「二度とない」は、想像上のオペラのための序曲。ポーの物語詩
「大鴉」に出てくる鴉が「二度とない」と鳴くところから題名がとられていま
す。曲は絶えず変容するプロセスに基づいていますが、ただ、その変容があま
りに急速なため聴き手は認識できないというなんとも難解なもの。と同時に、
美を強烈に意識した作品でもあり、なぜか懐かしい感じも覚えますが、ポーの
作品と同様どこか狂気の世界へと導く不思議な作品です。
エッゲルトは1965年ハイデルベルク生まれ。ドイツの様々なアンサンブルなど
からの委嘱作品も多く、また、その作品も10のオペラ作品から、舞台や舞踊の
ための音楽まで実に様々です。ピアニストとしても活躍しており、親交の深い
作曲家ヘンツェのピアノ作品をコンサートで全曲弾いた初めてのピアニストで
もあります。



<audite>
=ドイチュラントラジオ・クルトゥーア=
AU 21418 3枚組 ¥3850
モノラル
「ブロニスラフ・ギンペル / ベルリンRIAS録音集1954-57」
[CD 1]
・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
フリッツ・レーマン(指揮)
録音:1955年6月24、25日ベルリン、
ランクヴィッツ・シュトゥーディオ(セッション・モノラル)
・シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番Op.61
アルトゥール・ローター(指揮)
録音:1957年4月1日ベルリン、
ランクヴィッツ・シュトゥーディオ(セッション・モノラル)
・ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調Op.22
アルフレッド・ゴールケ(指揮)
録音:1954年2月26日ベルリン=ダーレム、
イエス・キリスト教会(セッション・モノラル)
[CD 2]
・シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調D 574, Op.162
録音:1955年4月15日ベルリン、RIASフンクハウス、
シュトゥーディオ7(セッション・モノラル)
・メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調Op.4
録音:1955年4月16日ベルリン、RIASフンクハウス、
シュトゥーディオ7(セッション・モノラル)
・シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105
録音:1955年2月4日ベルリン、RIASフンクハウス、
シュトゥーディオ8(セッション・モノラル)
[CD 3]
・ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
録音:1955年6月29日ベルリン、RIASフンクハウス、
シュトゥーディオ7(セッション・モノラル)
・タルティーニ(フリードリヒ・ヘルマン編):
ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.1-10「見捨てられたディドーネ」
録音:1955年2月4日ベルリン、RIASフンクハウス、
シュトゥーディオ8(セッション・モノラル)
・ラートハウス:パストラルとダンスOp.39
録音:1955年2月3日ベルリン、RIASフンクハウス、
シュトゥーディオ8(セッション・モノラル)
RIAS交響楽団[CD1] マルティン・クラウゼ(ピアノ)[CD2 & CD3]
ブロニスラフ・ギンペル(ヴァイオリン)
抜群の高音質復刻で評判を呼ぶauditeの「ドイチュラントラジオ・クルトゥー
ア・エディション」の最新刊。幼少時より神童としてならし、名手フーベルマ
ンになぞらえて「ブロニスラフ2世」としてさわがれた名ヴァイオリニスト、
ギンペル。クレンペラーに賞賛されロス・フィルのコンサートマスターを務め
た事もありましたが、オイロディスクなどの多くの録音などによって、ソリス
トとしての人気が現在でも高いようです。芸風も「天賦の才があり、大変な技
術力もち、若き日は力強いヴィブラートと情熱的な音楽が魅力」とグローブ音
楽事典でも評されております。往時のヴァイオリン芸術の魅力が堪能できる価
値ある1セットです。
●ブロニスラフ・ギンペル
ブロニスラフ・ギンペル(1911-1979)は、現在のウクライナ共和国西部リヴィ
ウ(リヴォフとも)に生まれ、ロサンジェルスで亡くなったアメリカのヴァイオ
リニスト。イディッシュ・シアターを立ち上げた祖父、クラリネットやヴァイ
オリンを演奏し、小劇場の楽団を指揮する父、そして兄のジェイコブ(1906-
1989)もまた高名なピアニストとして知られるという具合に、芸術一家に育っ
たギンペルは、1922年から26年までウィーン音楽院でロベルト・ポラック(ほ
どなくサンフランシスコで若き日のアイザック・スターンの師となる)に学び、
さらに1928年から1929年にかけてベルリン音楽大学でカール・フレッシュに師
事しています。
14歳でウィーン・フィルと共演、ゴルトマルクのヴァイオリン協奏曲を弾いて
デビューを果たし、神童と讃えられたギンペルは1926年にはイタリア国王とロ
ーマ教皇ピウス11世の御前演奏をおこなってもいます。
ギンペルはケーニヒスベルク管(1929-31)、エーテボリ響(1931-36)、ロサン
ジェルス・フィル(1937-1942)のコンサートマスターを歴任するいっぽう、こ
の間1935年の第1回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで入賞を
果たしています。
その後一時期、ハリウッド・ユース・オケを創設して指揮者としても活躍、
1942年から1945年までは米軍の兵役に服し、1947年以降、ギンペルはアメリカ
とヨーロッパでソリストとしての活動を再開。また、アメリカン・アーティス
ト四重奏団、ニュー・フレンズ・ピアノ四重奏団、マンズ・ピアノ・トリオの
メンバーとしても、ワールドツアーを行いました。
1967年から1973年までコネティカット大学の教授として後進の指導にあたり、
1964年には初来日を果たしました。




<ORFEO D'OR>
ORFEOR 845122 2枚組 ¥4160
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
プラシド・ドミンゴ(T トゥリッドゥ) 
レオニー・リザネク(S サントゥッツァ) 
アストリッド・ヴァルナイ(Ms ルチア)
ベニト・ディ・ベッラ(Br アルフィオ) 
ルース・ファルコン(S ローラ)
レオンカヴァッロ:「道化師」
プラシド・ドミンゴ(T カニオ) テレサ・ストラータス(S ネッダ) 
ベニト・ディ・ベッラ(Br トニオ)
ノルベルト・オルト(T ペッペ) 
ヴォルフガング・ブレンデル(Br シルヴィオ)
ネッロ・サンティ(指)
バイエルン国立管弦楽団,バイエルン国立歌劇場合唱団
録音:1978年12月25日、ミュンヘン
ドミンゴがダブルで主役を歌ったマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカー
ナ」とレオンカヴァッロの「道化師」のライヴ録音が登場。ドミンゴのカヴァ
&パリといえば、1976年の第8次NHKイタリア歌劇団公演が語り草になっている
ほど、30代後半の若きドミンゴの十八番でした。ここでもドミンゴならではの
逞しい声と知的な役の掘り込みが効いています。「カヴァレリア・ルスティカ
ーナ」では、なんとレオニー・リザネクがド迫力のサントゥッツァ。アストリ
ッド・ヴァルナイのルチアというのも嬉しいもの。「道化師」では、当時40歳
のテレサ・ストラータスがネッダ。ベニト・ディ・ベッラはイタリア歌劇団公
演でもトニオを歌った人。シルヴィオをまだ31歳の若手だったヴォルフガング
・ブレンデルが歌っています。どちらもネッロ・サンティがこの上なく見事に
まとめています。ミュンヘンのクリスマス公演の興奮をステレオ録音でお楽し
みください!




<ORFEO>
ORFEO 848121 ¥2450
プッチーニ:「修道女アンジェリカ」
クリスティーネ・オポライス(S 修道女アンジェリカ) 
リオバ・ブラウン(Ms 伯母の公爵夫人)
モイツァ・エルトマン(S 修道女ジェノヴィエッファ) 
ナデージダ・セルデューク(Ms 修道長)
ベアーテ・ボルヒェルト(Ms 修練長) 
ベアーテ・ケップ(Ms 女子修道院長)
カローラ・グンター(S 修道女ドルチーナ) 
クラウディア・ニュッセ(Ms 医務係修道女)
イ・ドンヒ(S 托鉢修道女) 
クリスティアーネ・ロスト(S 修道女オスミーナ)
ベニタ・ボルボヌス(S 修道院で働く女) 
ザビーネ・カルハマー(S 修練女)
アンドリス・ネルソンス(指)
ケルンWDR交響楽団,ケルンWDR放送合唱団,ボン劇場少年合唱団
録音:2011年5月12-17日
+プッチーニ:交響的前奏曲
アンドリス・ネルソンス(指)ケルンWDR交響楽団
録音:2011年10月12-15日
ケルンの西ドイツ放送局制作のプッチーニ「修道女アンジェリカ」の新録音で
す。指揮は若手注目株の筆頭と言っても良いアンドリス・ネルソンス。1978年、
ラトヴィアのリガの生まれ。まだ30代前半ですが、2008年から名門バーミンガ
ム市交響楽団の音楽監督を務め、2010年にバイロイト音楽祭で話題騒然の「ロ
ーエングリン」の指揮に大抜擢、ここ数年で著しく人気が急上昇している指揮
者です。。このプッチーニも才気が漲った演奏です。タイトルロールは、やは
りラトヴィア出身で近年ドイツで非常に人気の高いソプラノ、クリスティーネ
・オポライス。公爵夫人はワーグナーのメッゾソプラノ役でおなじみのリオバ
・ブラウン。修道長はマリインスキー劇場で活躍するメッゾ、ナデージダ・セ
ルデューク。修道女ジェノヴィエッファを今話題のモイツァ・エルトマンが歌
っているのも注目です。余白に、やはりネルソンス指揮でプッチーニの交響的
前奏曲を収録。プッチーニがミラノ音楽院に在学していた頃の習作で、素材が
後に「エドガー」で用いられたことでも知られていますが、録音はあまり多く
なく、久しぶりの新録音です。




<MELBA>
MR 301133(SACD-Hybrid) 2枚組 ¥5180
ワーグナー:ニーベルングの指環ハイライト
「ラインの黄金」より
前奏曲/そうよ、大丈夫よ/神々のヴァルハラ城への入場
 ジョン・ウェグナー(Br;アルベリヒ)、
ナタリー・ジョーンズ(S;ヴォークリンデ)、
ドナ=マレー・ダンロプ(S;ヴェルグンデ)、
ザン・マッケンドリー=ライト(Ms;フロースヒルデ)、
アッシャー・フィッシュ(指)
アデレード交響楽団ほか
「ワルキューレ」より
第1幕への前奏曲/ジークムントの愛の歌/第3幕への前奏曲/争いが父を怒ら
せても/ホーヨートーホー!/ヴォータンの別れ
リサ・ガスティーン(Sop;ブリュンヒルデ)、
スチュアート・スケルトン(Ten;ジークムント)、
デボラ・リーデル(Sop;ジークリンデ)、
ジョン・ブレッヒェラー(Br;ヴォータン)、
アッシャー・フィッシュ(指)
アデレード交響楽団ほか
「ジークフリート」より
鍛冶屋の歌/ずっと昔から、そして今も
ゲイリー・ライドアウト(T;ジークフリート)、
リサ・ガスティーン(S;ブリュンヒルデ)、
リチャード・グリーガー(T;ミーメ)、
ジョン・ブレッヒェラー(Br;ヴォータン)、
アッシャー・フィッシュ(指)
アデレード交響楽団ほか
「神々のたそがれ」より
夜明けとジークフリートのラインへの旅/ジークフリートの死と葬送音楽/
ブリュンヒルデの告別の歌
ティモシー・マサード(T;ジークフリート)、
リサ・ガスティーン(S;ブリュンヒルデ)、
ドゥッチョ・ダル・モンテ(Bs;ハーゲン)、
ジョナサン・サマーズ(Br;グンター)、
アッシャー・フィッシュ(指)
アデレード交響楽団ほか
これまで各夜の全曲盤【「ラインの黄金」(MR 301089)、「ワルキューレ」
(MR 301091)、「ジークフリート」(MR 301095)、「神々のたそがれ」
(MR 301099)】としてリリースされ、非常に評判の高かったフィッシュ&アデ
レード交響楽団によるワーグナーの「ニーベルングの指環」。これが2枚組の
ハイライト版となって登場します。南オーストラリアの都市アデレードはドイ
ツ系の移民が開いたこともあり、本格的なワーグナーのオペラの伝統が根付い
ています。バレンボイムのアシスタントから名をあげたイスラエルの指揮者
アッシャー・フィッシュが、地元の歌手を中心に、ヴォータンをオランダのベ
テラン、ジョン・ブレッヒェラーが演じるなどこだわりの配役で大絵巻として
描いています。MELBAレーベルのベストセラー、最高のハイライト盤と申せま
しょう。

MR 301141 ¥2180
ワーグナー(リスト編):
(1)静かな炉辺で-「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より
(2)紡ぎ歌-「さまよえるオランダ人」より
(3)巡礼の合唱-「タンホイザー」より
(4)夕星の歌-「タンホイザー」より
(5)ヴァルトブルク城への客人の入城-「ローエングリン」より
(6)エルザの婚礼の行進-「ローエングリン」より
(7)イゾルデの愛の死-「トリスタンとイゾルデ」より
(8)ワーグナー:ベティ・ショット夫人のためのアルブムブラット
(9)同:黒鳥館到着
(10)同:アルブムブラット「M侯爵夫人のアルバムに」
アッシャー・フィッシュ(Pf)
MELBAレーベルにワーグナーの「ラインの黄金」全曲を録音したのをはじめ、オ
ペラ指揮者として頭角を現すフィッシュの新録音はワーグナー作品集。といっ
ても指揮者としてではなく、ピアニストとして登場。それもリスト編曲の難曲
を集め、単なる余技ではなくヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして勝負してい
ます。ワーグナーのオペラを熟知するフィッシュだけに、ワグネリアンを狂喜
させるツボを押さえた選曲がさすが。煌めくようなピアニズムでリストの超絶
技巧も楽々こなし、さらにストーリーを語るように描くのは指揮者ならでは。
これほど説得力にあふれたリストの編曲は珍しいと申せましょう。余白にワー
グナーのオリジナルのピアノ小品が3篇入っているのも注目。ほとんど知られて
いませんが、ワーグナーの刻印がはっきり感じられ、ファンならば魅了される
こと間違いのない世界です。これもフィッシュの演奏で聴くことができるのは
存外の幸福と申せましょう。

MR 301138(CD Redbook) ¥2450
ロマンティック・クラリネット
(1)ブラームス:クラリネットソナタ第1番ヘ短調Op.120の1
(2)同:
3つの歌曲編曲【ああ、その目をそらしてOp.57の4/私はその夢を見たOp.57の3
/動かぬなまぬるい空気Op.57の8】
(3)シューマン:幻想小曲集Op.73
(4)ブラームス:クラリネットソナタ第2番変ホ長調Op.120の2
ポール・ディーン(Cl)、スティーヴン・エマーソン(Pf)
CDレッドブック(静止画像多数)仕様。オーストラリアの名クラリネット奏者ポ
ール・ディーンがブラームスに挑戦。ディーンならではの自然で詩的な音楽性
を堪能できます。興味深いのは歌曲3篇をそのままクラリネットで奏しているこ
とで、ディーンの歌ごころの豊かさを示しています。

MR 301139 ¥2180
(1)ロス・エドワーズ:ピアノ三重奏曲(1998)
(2)ポール・スタンホープ:
ピアノ三重奏曲「とても優しいナイチンゲール」(2007)
(3)マシュー・ハンドソン:ピアノ三重奏曲(2007)
(4)ニコラス・ブック:トレイラー・ミュージック
ベノー・トリオ【アミル・ファリド(Pf)、イーウェン・ブレインブル(Vc)、
レイクラン・ブレインブル(Vn)】
2005年のオーストラリア室内楽コンクールでピアノ三重奏賞を受賞したベノー
・トリオ。クリケット好きの彼らが、オーストラリアの伝説的な選手の名を冠
したトリオで、まるでロックバンドのような容姿のとんがった団体として注目
されています。デビューとなる当アルバムは、オーストラリアの中堅世代の作
曲家たちの最近作が収められていて興味津々。いずれもポップスやダンスのス
タイルを採り入れたノリの良さが特色で、カッコいい音楽。しかしスタンホー
プ作品の中間部のような狂気と暴力性もベノー・トリオならではの芸風です。




<haenssler>
=SWR MUSIC=
93 289 ¥2250
「ディアギレフとロシア・バレエ団の音楽Vol. 8」
・リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」Op. 35
ヤーモライ・アルビカー(独奏Vn)
バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団
アレホ・ペレス(指揮)
録音:2011年3月2 & 3日フライブルク、コンツェルトハウス(デジタル)
プロコフィエフ:スキタイ組曲(アラとロリー)Op. 20
バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団
キリル・カラビツ(指揮)
録音:2011年11月23日フライブルク、コンツェルトハウス(デジタル)
「ディアギレフとロシア・バレエ団の音楽」の第8集。近年、目覚ましい活躍を
みせる指揮者ふたり、ペレスとカラビツがロシア音楽の名作2曲を取り上げた注
目の内容となっています。




<FARAO>
B 108090 3枚組 ¥5880
ヘンデル:「エジプトのジューリオ・チェーザレ」
アン・マレー(Ms ジューリオ・チェーザレ)
スーザン・グリットン(S クレオパトラ)
クリストファー・ロブソン(CT トロメーオ)
パトリシア・バードン(Ms コルネリア)
カタリーナ・カルネウス(Ms セスト)
マルチェッロ・リッピ(Bs アキッラ)
ヤン・ツィンクラー(Br クーリオ)
アクセル・ケーラー(CT ニレーノ)
アイヴァー・ボルトン(指)バイエルン国立管弦楽団
録音:2002年7月
久々にFARAO CLASSICSからバイエルン国立歌劇場でのヘンデルが登場。2002年
に上演されたヘンデルの傑作「ジューリオ・チェーザレ」のライヴ録音です。
もちろんバイエルン国立歌劇場でのバロックオペラ上演を定番にしたアイヴァ
ー・ボルトンの指揮です。タイトルロールのアン・マレーと、敵役トロメーオ
のクリストファー・ロブソンは、共に2005年の同歌劇場来日公演での「アリオ
ダンテ」にも出演したミュンヘンのヘンデルの常連で、ベテランらしい堂に入
った歌。タイトルロール以上に要となるクレオパトラは、ヘンデルを得意とす
る英国のソプラノ、スーザン・グリットン。小悪魔的な魅力に満ちた美女クレ
オパトラです。もう一人の鍵となる役、未亡人コルネーリアのパトリシア・バ
ードンはアイルランドのメッゾソプラノ。彼女もヘンデルのスペシャリストで、
コルネーリアは映像になったグラインドボーン音楽祭での上演でも絶賛された
当たり役。セストを歌うカタリーナ・カルネウスはストックホルム生まれのメ
ッゾソプラノ。レパートリーの広い歌手で、最近ではフリッカやブランゲーネ
なども歌っていますが、この頃はヘンデルのメッゾとして英国を中心にバリバ
リ活躍してしました。ボルトンは早めのテンポで生き生きとしたヘンデルを鳴
らしています。
このプロダクションは1994年3月に初演されたもの。当時はまだ大歌劇場がバ
ロックオペラを上演することは極めて珍しく、かなり実験的な試みだったので
すが、リチャード・ジョーンズの愉快で刺激的な演出がミュンヘンで大うけ、
以来上演すれば必ず大入りになるミュンヘンの定番演目になっています。ブッ
クレットにはその舞台カラー写真がいくつも掲載されているのも嬉しいもの。
なおこの作品の日本語訳は、サイト「オペラ対訳プロジェクト」で閲覧できま
す。
http://www31.atwiki.jp/oper/pages/401.html




<united archives>
NUA 11 5枚組 ¥2700
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集
[CD1]
(1)第1番 ヘ長調op.18-1
(2)第2番 ト長調 「挨拶する」op.18-2 
(3)第4番 ハ短調op.18-4 
[CD2]
(1)第5番 イ長調op.18-5 
(2)第7番 ヘ長調「ラズモフスキー 第1番」op.59-1
[CD3]
(1)第8番 ホ短調「ラズモフスキー 第2番」op.59-2 
(2)第9番 ハ長調「ラズモフスキー 第3番」op.59-3
[CD4]
(1)第10番 変ホ長調「ハープ」op.74 
(2)第14番 嬰ハ短調op.131
[CD5]
(1)第15番 イ短調op.132 
(2)第16番 ヘ長調op.135
パガニーニ四重奏団
第1Vn/アンリ・テミアンカ、第2Vn/グスターヴ・ロッセール
Vla/ロベール・クールト(Nos. 4, 5, 7, 8, 9, 16)、
シャルル・フォアダール(Nos. 1, 2, 10, 14, 15)
Vc/ロベール・マス(Nos. 7, 8, 9, 16)、
アドルフ・フレジン(Nos. 1, 2, 4, 5, 10, 14, 15)
録音:1947-1953年
1940-60年代のアメリカで活躍した名門アンサンブル団体、パガニーニ四重奏団
によるベートーヴェン弦楽四重奏曲の名録音の初CD化、ファン必携の希少盤が、
お買得価格で登場です!デビュー直後の1946年にベートーヴェンの弦楽四重奏
曲全集をリリースしたことを皮切りに、RCA Victorレーベルの下で弦楽四重奏
曲の録音を数多く残してきたパガニーニ弦楽四重奏団。今回リマスタリングさ
れたのは全集の発売後、1947年から1953年の間に収録されたものになります。
いずれのオリジナルLPも現在は価格高騰のために入手が困難になってしまって
いるだけに、この初CD化は嬉しい限り、まさに待望の発売といえましょう!
パガニーニ四重奏団はアメリカの弦楽四重奏団。アンリ・テミアンカ(1906-92/
ティボー、イザイ,フーベルマンらの流れを汲む)によって1946年に結成されま
した。ミヨーの作品などの初演も手掛けた団体で、66年に解散しました。団体
名の由来はパガニーニが選んだ4つのストラディヴァリ(2Vn, Vla, Vc/通称パ
ガニーニ・カルテット)に由来しています(現在、このパガニーニ・カルテット
の楽器は東京クヮルテットが日本音楽財団の貸与で使用)。メンバーのうち3人
はベルギーで学んでおり、アメリカで生まれたカルテットながら、「ベルギー
宮廷の四重奏団」と称されたプロ・アルテ弦楽四重奏団の流れを汲む四重奏団
とも言われます。また、彼らが活動した時期は、ブッシュSQ、カルヴェSQ、レ
ナーSQ、ブダペストSQといった戦前の歴史的な弦楽四重奏団と、ジュリアード
SQといった戦後のアンサンブル団体のちょうど間にあたり、ベートーヴェンの
弦楽四重奏という非常に重要な室内楽作品の、解釈の歴史の貴重な記録ともい
えるでしょう。
パガニーニ弦楽四重奏団の演奏は芯の通った溌溂とした音色が素晴らしく、激
しいパッセージにおいても揺るがぬ堅固なアンサンブルに圧倒されます。技巧
的なパッセージでは名手テミアンカの鮮烈なソロが圧巻。一方、柔らかな旋律
部分では、情感あふれた暖かい響きが絶品です。パガニーニ弦楽四重奏団とい
えば1949年にA.ルービンシュタインと行ったシューマンのピアノ五重奏曲の録
音も名高いですが、このアルバムではその響きとはまた違った、ベートーヴェ
ンならではの重々しくも流麗な響きを堪能することができます。




<avanti classic>
5414706 10332(SACD Hybrid+ボーナスDVD[PAL]) ¥2650
ピアソラ:
(1)ミケランジェロ70(F.フシド編) (2)レヴィラド(P.シーグレル編) 
P.シーグレル:(3)エル・エンペドラド (4)サンドゥンガ (5)アスファルト 
F.フシド:(6)タンゴ・ラプソディー(2台のピアノとオーケストラのための) 
(7)シーグレル:ミロンゲータ 
ピアソラ(P.シーグレル編):(8)天使の死 (9)アディオス・ノニーノ 
(10)フシド/コーデラー:「瞳の奥の秘密」
デュオ・レヒナー・ティエンポ
【カリン・レヒナー(Pf)&セルジオ・ティエンポ(Pf)】、
ヤシェク・カスプシク(指揮)、
スイス・イタリアーナ管弦楽団
録音:2011年1月、オーディトリアム・ステリオ・モロ(ルガーノ、スイス)
(6)2010年6月22-24日、パラッツオ・デイ・コングレッシ(ルガーノ)ライブ録音
デュオ・レヒナー・ティエンポは、カリン・レヒナー&セルジオ・ティエンポの
姉弟から成るピアノ・デュオ。かのアルゲリッチにも認められた名コンビが今
回収録したのは、ピアソラ、シーグレル、フシド、とまさにアルゼンチン・タ
ンゴ尽くしのプログラム!ピアソラの名曲の数々をピアノ連弾で演奏している
ことも注目されますが、本アルバム最大の聴き所はフェデリコ・フシドの「タ
ンゴ・ラプソディー」!映画音楽などでも活躍するフシドがこのデュオのため
に作曲した作品で、2010年ルガーノ音楽祭で行われた世界初演のライブ音源と
なります。2台のピアノとオーケストラのための本作は、一つの男女の恋愛劇を
見ているようなドラマティックな展開が魅力的。艶やかで流麗な旋律もあれば、
感情をぶつけ合うような激しい掛け合いもあります。名匠カスプシク惹き入る
スイス・イタリアーナ管弦楽団の鮮烈な演奏も見事ですが、やはり聴きどころ
はレヒナー&ティエンポ姉弟の息を呑む熱演。これでもかと連発する超絶技巧の
掛け合いと多彩な表現力に圧倒されます。ボーナスDVDではこの演奏風景を収録。
演劇のようなパフォーマンスもあり、タンゴ・ラプソディーを情熱的に“演じ
る”姉弟の演奏模様は必見です!
ボーナスDVDはPAL方式で記録されており、通常のNTSC方式のDVDプレーヤーや
TVでは再生することができません。DVD再生が可能なWindows PCやMacのほか、
マルチシステム対応AV機器などで再生することが可能です。




<ANALEKTA>
AN2 9955 ¥1980
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲(1)第2番 変ロ長調 op.19 (2)第1番 ハ長調 op.15
児玉麻里(ピアノ)、
ケント・ナガノ(指揮)、ベルリン・ドイツ交響楽団
録音:2006年6月23&24日(テルデックス・スタジオ、ベルリン)
児玉麻里とケント・ナガノ夫妻共演によるベートーヴェンのピアノ協奏曲集。
児玉が2003年から3年間をかけて日本で(アメリカでも開催)行ったベートーヴェ
ンのソナタ全曲演奏会も非常に高評価だっただけに、協奏曲への期待も高まる
というもの。研ぎ澄まされた音色でフレーズのすみずみまで磨きあげられた世
界が広がります。緩徐楽章も聴きものです。ベルリン・ドイツ交響楽団の奏で
る室内楽的なサウンドと、ケント・ナガノの丁寧な仕事ぶりも光るベートー
ヴェンです。
児玉麻里は大阪出身、6歳で渡欧。14歳の時、最年少、最優秀でパリ国立高等
音楽院に入学。パリ音楽院でジェルメーニュ・ムニエにピアノを、ジュヌヴィ
エーヴ・ジョワ・デュティユーに室内楽を師事。ニコラーエワにも薫陶を受け、
また、ブレンデルにも師事しました。ケント・ナガノは夫、また、ピアニスト
の児玉桃は妹。優れた美的感覚と個性的なスタイルで世界的に高い評価を得て
います。

AN2 9944 ¥1980
チン・ウンスク(b.1961):作品集
(1)ロカナ(光の部屋)(2008) (2)ヴァイオリン協奏曲(2001)
ヴィヴィアン・ハーグナー(Vn)、
ケント・ナガノ(指揮)、モントリオール交響楽団
録音:2008年3月3,4日((1))/2008年1月15,16日((2))
サンスクリット語で「光の部屋」を意味する「ロカナ」。チン・ウンスクによ
るとタイトルは特に特別な意味はないとのこと。しかし、オーケストラの各楽
器が、互いのパートを繊細に模倣や反映を繰り返すさまは、光が部屋や水の中
で様々に変化しているかのようです。色彩と光に満ちた魅惑の作品。ヴァイオ
リン協奏曲は、チン・ウンスクが2001/02のシーズンにベルリン・ドイツ響のレ
ジデンス・コンポーザーを務めていたときの委嘱作品。2002年、ケント・ナガ
ノ指揮ベルリン・ドイツ響、ヴィヴィアン・ハーグナーのヴァイオリンで初演
され、すでに10以上の国で演奏されています。ソロのヴァイオリンと、それに
対するオーケストラの打楽器的な書法が印象的なヴァイオリン協奏曲。オーケ
ストラの各パートが強烈な個性を示しながら展開していき、様々な要素が見事
に融合した作品。4楽章から成っています。ケント・ナガノの確かな采配が魅力
です。
チン・ウンスクは1961年ソウル生まれの女性作曲家。1985年、3つのチェロのた
めの「Spektra」でガウデアムス賞を受賞。1988年ハンブルクでリゲティに師
事。現在のアヴァンギャルドの作品にとらわれないようアドヴァイスされまし
た。2006年からはソウル・フィルのレジデンス・コンポーザーを務めています。
2007年にはオペラ「不思議の国のアリス」がバイエルン国立歌劇場によって初
演されます。2009年のサントリーホールサマーフェスティバルでも来日し、話
題となりました。

AN2 9893 ¥1980
ブルックナー:交響曲第7番
ジャン=フィリップ・トランブレ(指揮)、
フランコフォニー・カナディエンヌ管弦楽団
録音:2006年8月
カナダの俊英指揮者、トランブレによるブルックナーの7番。ハース版に基づい
ていますが、アダージョのクライマックス(練習番号W)ではブルックナーが自筆
譜に糊づけした紙片に書きいれたシンバルを用いています。ハース版ではこの
シンバルは信頼性が薄いとして削除しましたが、8番のアダージョのやはりクラ
イマックスでシンバルが打ち鳴らされるとする研究者達の指摘なども考慮して、
このようなかたちとなりました。エネルギーに満ちた演奏が展開されています。

AN2 9916 ¥1980
ブルックナー:
交響曲第4番「ロマンティック」
(1889年の版&ブルーノ・ワルター、トスカニーニの演奏録音に基づくトランブ
レ版)
ジャン=フィリップ・トランブレ(指揮)、
フランコフォニー・カナディエンヌ管弦楽団
録音:2008年8月
《版について》「このレコーディングで用いた版は、注意深く考察・調査した
結果ですが、一番の目的は、ブルーノ・ワルター、そしてトスカニーニが演奏
した版を発見(再発見)するということでした。ここで基準となったのは、どれ
が「絶対的な」ものかを探る、ということではありません。この若いオーケス
トラに、様々な可能性、様々な選択を探るという新たな学びを体験してほしい
という思いからでした。1889年版を規範に、ワルター、そしてトスカニーニの
録音を注意深く聴いて版を設定しました。発見の精神に満ちた演奏になったと
思います。」(トランブレのコメント/ライナーノートより抄訳)

AN2 8761 ¥1980
(1)ラヴェル:シェエラザード(全3曲)
(2)ドビュッシー:抒情的散文(全4曲)
(3)ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」より「月に寄せる歌」
マリアンヌ・フィセ(S)、マリー=エヴァ・スカルフォン(Pf)
録音:2007年9月
カナダの大人気歌手、フィセによるフランス歌曲とドヴォルザークの魅惑のア
リア。ピアニストを務めるのはフィセと2005年以来共演を重ねているスカル
フォン。ドビュッシーの濃密な世界は聴きもの。ドヴォルザークのアリアもし
っとりと聴かせてくれます。

AN2 9962 ¥1980
ムソルグスキー(編/I.マルケヴィッチ):
(1)安らかに眠れ、農夫の息子 (2)おしゃべりのかささぎ (3)夜
(4)星よ、おまえはどこに (5)みなしご (6)ドニエプル川で
ラフマニノフ:
(7)「美しい人よ、私のために歌わないで」 op.4-4 
(8)「ここはすばらしい場所」op.21-7 
(9)「夢」op.8-5 (10)「私は悲しい恋をした」op.8-4 
(11)「春の洪水」op.14-11
グリンカ:
(12)「疑い」 (13)「お前を知ったばかりに」 (14)「舟歌」
(15)チャイコフスキー:
歌劇「エフゲニー・オネーギン」より 第1幕第2場 タチヤーナの手紙の場面
マリアンヌ・フィセ(S)、(7)-(14)マリー=エヴァ・スカルフォン(Pf)、
(1)-(6)・(15):ジャン=フィリップ・トランブレ(指揮)、
カナダ放送管弦楽団
録音:2009年
「北に住む私達は、物事の感じ方が異なります。私達の魂の深いところまで届
くかと思えば、まったく私達の心に響かないものもあります。私達にとって、
愛はいつも悲しみと紙一重のものです。」とは、ロシア音楽の精神的な父、グ
リンカの言葉。そんなグリンカの、主にドイツ歌曲と、ロシア正教会の流れを
汲む魅惑の歌曲を中心に、ムソルグスキーらの歌曲や、チャイコフスキーのア
リアなど、ロシアの魅惑の作品が並びます。マリアンヌ・フィセはカナダで大
人気の歌手です。

AN2 9952 ¥1980
TRAHISONS/ BETRAYALS(裏切り、不貞)
(1)R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」op.20 
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より 
(2)序曲 (3)イゾルデの死 (3)第3幕への前奏曲 
(5)T.デュボワ:アドニス 
(6)C.シャンパーニュ:交響詩「ヘラクレスとオムパレ」
アメリー・ブノワ=バスティアン(SoloVn(1))、
メリッサ・スコット(SoloOb(1))
カミーユ・ジャンドロ(イングリッシュ・ホルン[(2)-(4)])
ジャン=フィリップ・トランブレ(指揮)、
フランコフォニー・カナディエンヌ管弦楽団
録音:2008年7月
世界に伝わる、男女の恋や間柄をめぐる様々な物語に基づく作品を集めた一枚、
題して「TRAHISONS/ BETRAYALS(裏切り、不貞)」。中世スペインが生んだドン
・ファンの物語に基づくR.シュトラウスの作品にはじまり、ケルトの伝説「ト
リスタンとイズー(イゾルデ)」に基づくワーグナー作品とつづきます。デュボ
ワの作品は、女性と深い関係の物語がある一方で、再生や目覚めをもつかさど
るアドニスの物語に基づきます。そしてヘルメスによって、女神オムパレに売
られたヘラクレスの物語に基づくシャンパーニュ(モントリオール出身の作曲
家、この作品は1918年、シャンパーニュが27歳の時に書かれました)の作品と
興味深いラインナップ。トランブレ率いる楽団の、官能的なハーモニーに酔い
しれたい1枚です。




<ALIA VOX>
AVSA 9892(SACD-Hybrid) ¥2700
『アルメニアの心』
(1)チュハジヤン(1837-1898):闘いの歌 (2)作曲者不詳(中世):逃亡の歌 
(3)サヤト・ノヴァ(1712-1795):愛の歌 (4)伝承曲:歌と踊り 
(5)チュハジヤン:逃亡の歌 作曲者不詳:田舎の歌(作曲者不詳) 
(7)ノヴァ:追放前、王への嘆願歌 
(8)田舎の歌(コミタス(1869-1935)採集の民謡集より) 
(9)結婚の歌(コミタス採集の民謡集より) 
(10)田舎のロンド:恋人たちの対話(コミタス採集の民謡集より) 
グサン・アショト(1907-1989):嘆き 
(12)作曲者不詳:自由へのオードとアルメニア人のための嘆願 
(13)アイリヴァネツィ(1222-1290):聖木曜日の俗歌「私の心は震える」 
(14)エラニヤン(1827-1862):祖国へのオード 
(15)愛の歌(伝承歌、D.ガザリヤン採集) 
(16)田舎の歌:嘆き(コミタス採集の民謡集より) (17)ラメント(伝承歌) 
(18)田舎の歌(コミタス採集の民謡集より)
ジョルディ・サヴァール(指揮)、
エスペリオンXXI、ミュジシャン・ザルメニアン
録音:2012年3月29-30日、4月8,9,25日
/カルドナ参事会管理聖堂(カタルーニャ)
サヴァール&エスペリオンXXIがおくる好評の歴史譚シリーズ、待望の最新盤!
地中海の古代音楽(AVSA 9888)、ジャンヌ=ダルクに焦点を当てたフランス中世
音楽集(AVSA 9891)に続き、今回サヴァールが誘ってくれるのは西アジアと東
ヨーロッパの交差路に位置する国家、アルメニアです。イスタンブールを取り
上げたアルバム(AVSA 9870)の一部でも収録され好評を博しましたが、アルメニ
アの音楽だけを取り上げたのは本アルバムが初めて。アルメニアはオリエント
地方の中でも最も古いカトリック国のひとつに数えられる伝統厚き国家ですが、
様々な大国に隣接する立地ゆえに多くの争いに巻き込まれ、幾度も国土荒廃の
苦難を経験した国でもあります。しかし、長らく他国の侵略・支配を多く受け
たのにも関わらず、あるいはそれゆえか、紀元前より綿々と続くアルメニア
独自の文化精神は今日まで頑なに受け継がれてきました。独自の文字や建築様
式を今もなお継承しているアルメニアの人々にとって、音楽もまた祖国の精神
を語り継ぐ重要な遺産の一つ。本アルバムには古来より伝わる伝承歌から近年
の音楽までが収録されていますが、古い時代のものを聴いてもどこかハチャト
リヤンを思わせるようであり、また新しい作品を聴いてもアルメニアの土の臭
いが濃厚に感じられます。アルメニアの人々と心の音楽の根底に生き続ける
「アルメニアの心」に感じ入る1枚に仕上がっています。
愛の歌、戦いの歌、嘆願の歌など、様々な伝承歌を古楽器で演奏している本ア
ルバム。中東音楽の響きにも近い独特の旋律そのものも十分魅力的なのですが、
さらなる聴き所はアルメニアの伝統楽器デュデュクの美しい音色でしょう!オ
ーボエにも似た木管楽器で、荒涼とした大地に遠く響き渡るような哀愁漂う音
色が心を深く穿ちます。ヴァイオリンの原型とも言われる弦楽器カマンチャの
音色も絶品。これらの伝統楽器は、2011年にも惜しくもこの世を去ったモンセ
ラート・フィゲーラスが深く愛した楽器でもあり、サヴァールはこのアルバム
を亡き妻との思い出に捧げると語っています。サヴァール率いるエスペリオン
XXIが奏でる西洋の楽器とアルメニアの音色の極上のハーモニーが堪能できる
のは本アルバムならでは!歴史譚シリーズに連ねるにふさわしい名盤です。




<naive>
V 5286 ¥2280
SOGNO BAROCCO-バロックの夢
(1)モンテヴェルディ:「苦しみはかくも甘き」 
(2)カヴァッリ:歌劇『ヘレナの誘拐』より器楽曲* 
(3)モンテヴェルディ/フェラーリ/カヴァッリ:歌劇『ポッペアの戴冠』より
二重唱 「ただあなたを見つめ」(陛下を見つめ) 
(4)プロヴァンツァーレ:「明け方に輝くかすかな光」 
(5)モンテヴェルディ:
歌劇『ポッペアの戴冠』より二重唱 「陛下、私は今日生まれ変わり」 
(6)カヴァッリ:歌劇『ヘレナの誘拐』より器楽曲* 
(7)ロッシ:スウェーデン女王のラメント 
カヴァッリ:(8)歌劇『ラ・カリスト』より 「あなたのために私は生きる」 
(9)同劇より二重唱 「甘い口づけ」 
(10)歌劇『ヘレナの誘拐』より シンフォニア* 
(11)歌劇『ドリクレーア』より 「ドリクレーアのラメント」 
(12)モンテヴェルディ:
歌劇『ウリッセの故郷への帰還』より「哀れな女王の苦しみは終わることが
ない」
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)、
(3)(5)(9)サンドリーヌ・ピオー(S)、(12)スザンナ・サンドバーグ(A)、
レオナルド・ガルシア・アラルコン(指揮)、
アンサンブル・カペラ・メディテラネア
録音:2012年1月、スウェーデン
*世界初録音
世界的メッゾ歌手アンネ・ゾフィー・フォン・オッターによるバロック・オペ
ラ歌曲集。モンテヴェルディやカヴァッリといったイタリア初期バロックの大
家たちの珠玉の作品の中から、女性を主人公にしたオペラのアリア、さらには
ロッシやプロヴェンツァーレによる珍しい作品も収録されており、愛の二重唱
から悲嘆にくれる独唱まで、古楽器の美しい伴奏と共にオッターの知的な歌声
に酔いしれるアルバムに仕上がっています。また、豪華共演者にも要注目!
「ポッペアの戴冠」から抜粋した二重唱でソプラノを担当するのは、来日も間
近に控え、今最も注目を集めている歌姫ピオー!2003年に上演されたクリスティ
指揮の「セルセ」でも共演、好評を博している二人だけに、まさに待望の共演
といえましょう!ズボン役でも定評高いオッターの艶やかなメッゾと、「鈴を
転がすような声」とも称されるピオーの透明なソプラノの相性は抜群。((3))の
二重唱で聴かせる、ネロとポッペアの、愛と瑞々しさに溢れた二重唱は必聴で
す!なお、作曲者名が3名ならんで「?」となっていますが、これは、ポッペア
の戴冠がある種ワークショップ的な作品で、曲によっては自分の弟子のフェラ
ーリやカヴァッリが書いたものもあるとされているから。この二重唱は当時の
ポピュラー音楽の様式で書かれていて、宝石のように美しいオスティナートの
書法などは当時好まれた書法。もちろん現代の私たちが聴いても非常に魅力的
なものとなっています。また、アルトを担当するのはスウェーデンの名手スザ
ンナ・サンドバーグ。夫の不在を嘆く王妃ペネロペとそれを慰める浮母エリク
レーアの二重唱を、哀しくも美しく歌いあげます((12))。
器楽伴奏は、アラルコン率いるアンサンブル・カペラ・メディテラネア!
2005年に結成されたばかりの古楽器団体ですが、早くもヨーロッパを中心に幅
広い活躍を遂げています。2011年にはオッターと共にフランス、ロンドンへ演
奏ツアーを行っており、オッターの歌声とのアンサンブルも抜群です。ミンコ
フスキやラトルといった指揮者らと共演を果たし、今もなお、オペラ界に一層
の存在感を放つオッター。まだまだ若手歌手には譲れない、オットーならでは
の魅力あふれる歌声に酔いしれる1枚です。





<harmonia mundi>
HMC 902138 ¥2450
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集-Moto perpetuo
(1)第12番 変イ長調「葬送ソナタ」op.26 (2)第22番 ヘ長調op.54 
(3)第17番 ニ短調「テンペスト」op.31-2 (4)第27番 ホ短調op.90
ハヴィエル・ペリアネス(Pf)
録音:2011年12月、テルデックススタジオ(ベルリン)
バレンボイムやハーディング、メータといった巨匠たちと次々共演を果たし、
今や母国スペインだけに収まらない世界的な注目を集める若手ピアニスト、ハ
ヴィエル・ペリアネス。ファリャやモンポウなど故郷スペインの作曲家に焦点
を当てた意欲的なアルバムを相次いでリリースしてきたペリアネスですが、今
回の新譜で収録したのはベートーヴェン!2007年の初来日公演でベートーヴェ
ンを演奏し、高い評価を得たペリアヌスだけに、期待必至の新譜といえましょ
う。ペリアネスの演奏の持ち味といえばやはり哀愁と翳りを含んだ弱音の流麗
な響き。シューベルトのピアノ作品集(HMI 987080)でも魅せてくれた極上のピ
アニッシモは今回も健在です。えもいわれぬ深みを湛えたピアニッシモの音色
に、耳だけでなく心まで吸い寄せられてしまいます。いずれの作品も、是非と
も周りの音が聞こえない静かな環境でじっくりと聴き入って頂きたいほど。特
に第12番「葬送ソナタ」の第3楽章、そして「テンペスト」の第3楽章はペリア
ネスの持ち味炸裂の美しさです。2009年の来日以降、ほぼ毎年日本で公演を行
っているペリアネス。次の来日も待ち遠しく、今後の活躍に注目必至のアー
ティストです。
このディスクにはMoto perpetuo(常動曲)という副題がつけられていますが、
ここに収録されたソナタはどれも終楽章が常動曲のスタイルで書かれたもの。
といっても、「テンペスト」のように非常に速い動きのものもあれば、op.90
の終楽章(第2楽章)のようにゆったりとした流れの中での隠れた無窮動など、
そのスタイルは様々。単なる急速な動きというだけでなく、疾走する音符に、
様々な感情の起伏をも巧みに盛り込んだベートーヴェンの手腕に、あらためて
感嘆する思いの1枚です。





<MIRARE>
ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭ライヴ録音集
MIR 174 ¥1980
1. J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 よりアリア 
/シュ・シャオメイ(Pf)
2.スクリャービン:2つの左手のための小品より 前奏曲 嬰ハ短調 op.9-1 
/クレール=マリ・ル・ゲ(Pf)
3.ショパン:マズルカ ヘ短調 op.68-4 /イド・バル=シャイ(Pf)
4.グラナドス:ゴイェスカスより 嘆き、またはマハとナイチンゲール 
/ルイス・フェルナンド・ペレス(Pf)
5.シューマン:色とりどりの小品より 5つのアルバムの綴り op.99 
/クレール・デゼール(Pf)
6.メンデルスゾーン:無言歌集 第6巻より 変ホ長調「瞑想」 op.67-1 
/シャニ・ディリュカ(Pf)
7.J.S.バッハ:平均律クラヴィア曲集 第1集より 第8番 変ホ短調 BWV 853
/アンヌ・ケフェレック(Pf)
8.ショスタコーヴィチ:24の前奏曲 第4番 変ホ短調 op.34-4 
/アンドレイ・コロベイニコフ(Pf)
9.ショパン:12の練習曲 第6番 変ホ短調 op.10-6 
/フィリップ・ジュジアーノ(Pf)
10.ドビュッシー:映像第2集より そして月は荒れた寺院に落ちる 
/ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(Pf)
11.シャブリエ:10の絵画風小品より 森で 変ト長調 
/エマニュエル・シュトロッセ(Pf)
12.シューベルト:4つの即興曲集 第4番 変イ長調 op.90-4 
/ブリジット・エンゲラー(Pf)
13.バラキレフ:園にて 変ニ短調 /広瀬悦子(Pf)
14.フォーレ:3つの無言歌 第3番 op.17-3 
/ジャン=クロード・ペヌティエ(Pf)
15.ブラームス:8つの小品 第3番 間奏曲 変イ長調 op.76-3 
/アダム・ラルーム(Pf)
16.ストラヴィンスキー:3つのやさしい小品
/リディヤ・ビジャーク(Pf)、サンヤ・ビジャーク(Pf)
17.リスト:巡礼の年報 第1年 スイスより 牧歌 
/ニコラ・アンゲリッシュ(Pf)
18.ムソルグスキー:展覧会の絵より 古城 /ダヴィッド・カドゥシュ(Pf)
19.アルベニス:スペイン組曲より グラナダ op.47-1 
/ボリス・ベレゾフスキー(Pf)
20.プロコフィエフ:10の小品より スケルツォ op.12-10 
/アブデル・ラーマン・エル・バシャ(Pf)
21.ブラームス:ハンガリー舞曲集 第17番 嬰ヘ短調 
/ボリス・ベレゾフスキー(Pf)、ブリジット・エンゲラー(Pf)
エクサンプロヴァンスに近い地方都市ラ・ロック・ダンテロンで毎年7月末-8月
初頭にかけて行われているラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭は、かの
ラ・フォル・ジュルネの主催者でもあるルネ・マルタンがプロデュースしてい
る夏の音楽祭。1980年に開始されて以来、若手・ベテラン問わず様々な世代の
ピアニストたちが集う豪華な顔ぶれと、クラシックとジャズという2つのジャン
ルにまたがる充実したピアノ・プログラムが話題の音楽祭です。早くも創始か
ら32年を迎える2012年、この音楽祭のライヴ録音の一部を抜粋、収録したアル
バムがMIRAREレーベルよりリリースされました!広瀬悦子、クレール・デゼー
ル、ボリス・ベレゾフスキーといった2012年のラ・フォル・ジュルネでも話題
となったアーティストたちの個性あふれる演奏の数々を一度に堪能できます。
中には、2012年6月に惜しまれながらも亡くなったブリジット・エンゲラーの
希少なライヴ録音や、5月に来日公演でも注目を集めた名手シュ・シャオメイ
のゴルトベルク変奏曲も収録。若手から往年の名手までの演奏を集めたプログ
ラムで、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭のコンセプトにぴったりな
アルバムといえましょう。2011年には観客数8万7000人を記録し、大盛況のう
ちに幕を閉じたラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭。その熱狂の片鱗を
体感できる記念的アルバムです。




<ACANTA>
今を去ること20数年前、取り扱っていたACANTAレーベルが帰ってきました。
バイロイトの8人のホルン奏者によるワーグナー、ルチア・ポップ、ルネ・コロ
等、話題盤にも事欠きませんでした。特価でのご提供です。

ACANTA 233585 ¥1350
MONO
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
ジネット・ヌヴー(Vn)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
北ドイツ放送響(1948年5月3日 LIVE)
不世出の天才女流ヴァイオリニスト、ジネット・ヌヴー(1919~49)が飛行機事故
で亡くなる(1949年10月7日)前年のライヴ録音。北ドイツ放響はちょうどシュ
ミット=イッセルシュテットが、初代の首席指揮者(1945年-1971年)に就任し、
このオーケストラにとって初めての黄金期を築いた頃で燃えたぎるような伴奏
が素晴らしく、ヌヴーの4種類あるブラームスの録音の中でも、ファーストチョ
イスはこれ!と申せましょう。

<LICANUS>
CDM 1130 ¥2850
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):主の生誕のカンティクム
アヴェ・マリア[Ave Maria](4声)
おお、天の王を[O Regem caeli](4声)
私をほめよ[Congratulamini mihi](6声)
あがない主の恵み深い御母[Alma redemptoris Mater](8声)
何と美しいことか[Quam pulchri sunt](4声)
博士たちは星を見て[Magi viderunt stellam](4声)
恐れるな、マリア[Ne timeas Maria](4声)
見よ、主は来られる[Ecce Dominus Veniet](5声)
誰を見たのか、羊飼いたちよ[Quem vidistis, pastores](6声)
残酷な敵ヘロデ[Hostis Herodes impie](4声)
おお、大いなる神秘よ[O magnum mysterium](4声)
喜べ、処女マリアよ[Gaude Maria virgo](5声)
アヴェ・マリア[Ave Maria](8声)
カペリャ・デ・ミニストレルス
エリカ・エスクリバ=アスタブルアガ、ピラル・エステバン(ソプラノ)
ダビド・サガストゥメ(男性アルト) ランベルト・クリメント(テノール)
フランシスコ・フェルナンデス=ルエダ(テノール) トマス・マシェ(バス)
ダビド・アンティク(リコーダー) パコ・ルビオ(コルネット[ツィンク])
エリアス・エルナンディス、ダビド・ガルシア(サックバット)
カタリーナ・ボイムル(ファゴット、チリミア) 
イグナジ・ジュルダ(オルガン)
アルモディ室内合唱団
オスカル・パヤ(合唱指揮)
カルレス・マグラネル(指揮)
録音:2010年12月18-20日、聖マリア教会、レケナ、バレンシア州、スペイン
ビクトリアの「死者のための聖務日課」(レクイエム)で名演を聴かせたカペ
リャ・デ・ミニストレルスによるモテット&賛歌集。「アヴェ・マリア」
(4声)は有名な楽曲ですが、ここでは偽作と記されています。ハードカヴァ
ー・ブック仕様です。




<ALQHAI & ALQHAI>
ALQHAI 043 ¥2080
行きと帰り 植民地時代のスペイン・バロック音楽、フラメンコとの対話
《土地とルーツ》
伝承曲:トナ[Tona](*)
不詳(15世紀):ラ・スパニャ[La Spagna]−
ハインリヒ・イザーク(1450頃-1517):ラ・スパニャ[La Spagna]
ルイス・デ・ナルバエス(活躍:1526頃-1549頃):
モーロの王のロマンセ[Romance del Rey Moro]−
伝承曲:グラナイナ[Granaina](*/+/#)
不詳:「王宮の歌集」(1500頃)から
ハエンのモリリャ[Las morillas de Jaen](*/+/#)
伝承曲:ハレオ[Jaleos](*/+/#)
《メスティソの音楽》
伝承曲:ビダリタ[Vidalita](*/#)
様々な作曲家(1700頃):フォリア[Folias](#)
伝承曲:シギリヤ[Siguiruya](*/#)
《舞曲》
不詳(17世紀):No hay que decirle el primor(ハカラ)−
伝承曲:No hay que decirle el primor(ブレリア)(*/+/#)
フアン・ガルシア・デ・セスペデス(1619頃-1678):
Ay, que me abraso!(グアラチャ)−
伝承曲:Ay, que me abraso!(グアヒラ)(*/+/#)
アルカンヘル(フラメンコ・シンガー(*))
アッカデーミア・デル・ピアチェーレ マリビ・ブラスコ(ソプラノ(+))
ミゲル・アンヘル・コルテス(フラメンコ・ギター(#))
ラミ・アルクアイ、ヨハンナ・ローゼ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
フアン・ラモン・ララ(ヴィオローネ)
ビセンテ・パリリャ(リコーダー)
ホアキン・ロデロ(アラブ・リュート)
エンリケ・ソリニス(バロックギター、テオルボ、アーチリュート)
ペドロ・エステバン(打楽器)
アグスティン・ディアセラ(フラメンコ・パーカッション)
ダビド・“チュペテ”(カスタネット)
ファーミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ、ディレクター)
録音:データ記載なし
従来の古楽の枠を超えた果敢な表現で注目を集めるファハミ・アルクアイ、今
回はなんとスペイン・フランメンコのカンテオール(歌い手)のプリンス、ア
ルカンヘル(1977年生まれ)とのコラボレーションをやってしまいました。結
果は大成功。フラメンコのカンテとスペインの古楽がこれほどに融合しようと
は!
アンサンブルにアルカンヘルのパートナーであるフラメンコ・ギタリスト、ミ
ゲル・アンヘル・コルテスを迎え万全の態勢。いやはや、参りました。「メス
ティソ」はスペイン人と中南米植民地原住民の間の混血の意。
CDとDVDの2枚組として発売されておりますが、DVDがPAL仕様のため基本的に日
本製DVDプレーヤーでは再生できません。PAL対応のプレーヤー、パソコンを含
め弊社は再生の保証をいたしません。




<NIBIRU>
NIBIRU 0154-2 ¥2080
ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745):
諸聖人のミサ[Missa Omnium Sanctorum]ZWV21(*)
キリストよ、憐れみたまえ[Christe eleison]ZWV29
野蛮、残忍にして冷酷な[Barbara dira effera!]ZWV164
ガブリエラ・エイベノヴァー(ソプラノ(*))
カイ・ヴェッセル(男性アルト)
ヤン・コボウ(テノール(*))
マリアーン・クレイチーク、トマーシュ・クラール(バス(*))
アンサンブル・イネガル(合唱(*)、器楽)
プラハ・バロック・ソロイスツ
アダム・ヴィクトラ(指揮)
録音:2011年6月29日-7月2日、鎖の聖母マリア教会、プラハ、チェコ

NIBIRU 0155-2 ¥2080
ベンジャミン・ブリテン(1983-1976):キャロルの祭典(+/#)
アルヴォ・ペルト(1935-):
2つの子守歌(*); クリスマスの子守歌,エストニアの子守歌
サルヴェ・レジナ(+)
ガブリエラ・エイベノヴァー(ソプラノ(*))
アンサンブル・イネガル(合唱(+)、器楽(*/+))
カテジナ・エングリホヴァー(ハープ(#))
アダム・ヴィクトラ(指揮)
録音:2011年11月1-4日、フラホル・ホール、プラハ、チェコ,被昇天教会
クラドノ、チェコ




<ARS HARMONICA>
AH 222 ¥2080
フェデリコ・ガルシア・ロルカ 現代的視線 スペインのギター音楽
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):ドビュッシーの墓への賛歌
トマス・マルコ(1942-):タロット から抜粋; 力/太陽/正義/愚か者
エミリオ・カランディン(1958-):シンボリズム、6つの夜の詩
静寂/叫び/道/踊り/夜/6本の弦
エンリケ・サンス・ブルゲテ(1957-):アクスマティカ[Acusmatica]
フアン・マヌエル・アルテロ(1969-):不動の庭師の理論
エドゥアルド・ペレス・マセダ(1953-):蒸留器
カルロス・クルス・デ・カストロ(1941-):ロルカ前奏曲集; 根/穂
ビセンテ・ロンセロ(1960-):悲歌と舞曲
ホセ・ルイス・ルイス・デル・プエルト(ギター)
録音:データ記載なし

AH 224 ¥2080
バレンティン・ミゼラクス(1943-):
「血の婚礼」(イボラの聖ドゥブテ聖堂建立一千年記念オラトリオ;2011)
マルタ・コルドミ(メゾソプラノ:マリア)
ジョルディ・カザノヴァ(テノール:セガラの天使)
アントニ・マルソル(バリトン:ベルナト・オリベル殿)
パウ・ボルダス(バス:司教聖エルメンゴル)
ジネスタ・デ・セルベラ合唱団、ポリフォニカ・デ・ピュチ=レチ、
ウルフェオ・ノヴァ・スルソナ(合唱)
ジュリア・カルボネイ・デ・レス・テレス・デ・リェイダ管弦楽団
バレンティン・ミゼラクス(指揮)
録音:2011年5月6-8日?、ライヴ、聖ドゥブテ聖堂、イボラ、カタルーニャ、
スペイン

AH 111 ¥2080
【未案内旧譜】
アンドレス・レウィン=リクテル(1937-):
Frullato(1990)(*)/Secuencia XI(1989)(+)
Constelaciones(2000)(#)/Reacciones IV(1991)(**)
Secuencia V(1983)(++)/Strings(1989)(#)
Figures(2000)(##)/Secuencia X(1991)(***)
グループ・フルリャト(*)
ユタス・ヤヴォルカ(ヴィオラ(+))
アンドレス・レウィン=リクテル(エレクトロアコースティック(#))
ジェルジ・ラカトシュ(ファゴット(**))
ジュゼプ・マヌエル・ベレンゲル(ギター(++))
カイェタノ・カスタニョ(オーボエ(##))
トマス・ガリド(チェロ(***))
録音:データ記載なし

AH 176 ¥2080
【未案内旧譜】
ティアナ・アンティカ 2006 第7回ティアナ古楽祭
スペイン・ルネサンスの音楽と詩(#)
バルトロメ・デ・トレス・ナアロ(1485頃-1530頃?)(作詩):
Mas váme por la vihuela
フアン・バスケス(1500頃-1560頃):Morenica, dame un beso
不詳(作詩):Ay Dios, quien hincase un darbo!
エンリケス・デ・バルデラバノ(1500頃-1557以後):ソネット
不詳(作詩):Endechas
ルイス・デ・ナルバエス(1500頃-1555/1560):ファンタジア第4旋法
アラ・ビオラ
メルセデス・デルシオス(歌) マ・アンジェルス・トルノ(歌、ビウエラ)
シャビエ・ドミンゲス(ビウエラ) リョレンス・ブラジ(朗読)
中世舞曲集(*)
不詳(13世紀フランス):王のエスタンピ第5番
不詳(14世紀イタリア):
イスタンピッタ「ガエッタ」/マンフレディーナとロッタ
不詳:カルミナ・ブラーナ から Bache vene venies
アルテ・ファクトゥム
アニバル・ソリアノ(リュート、シトラ)
イグナシオ・ヒル(リコーダー、シャリュモー、アシャベバ、バグパイプ)
ホセ・マヌエル・バケノ(ハーディガーディ、オルガネット)
フアン・マヌエル・ルビオ(ハーディガーディ、ビオラ、ハープ、ウド)
アルバロ・ガリド(打楽器)
クラシカル=ロマンティック・ギター(+)
フリアン・アルカス(1832-1882):ヴェルディの「リゴレット」による幻想曲
マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):ロッシーニの「セビリアの理髪師」序曲
ドゥオ・トリニダド・ウエルタ
エバリスト・バレンティ、フェルナンド・エスピ(ロマンティックギター)
エウロペの略奪(**)
ヴィヴァルディ(1678-1741):
リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン、ファゴットと通奏低音のための協奏曲
R.99
シャルル・デマジュール(1670-1736):
4声のサンフォニー集 から 組曲第1番,組曲ニ長調
ルイ・クープラン(1626頃-1661):クラヴサンのための前奏曲ホ短調
ヴェスプレス・ダルナディ
サラ・パレス(リコーダー) ペレ・サラゴサ(オーボエ)
エンリク・イグアル(ファゴト) ジュリアノ・ブオジ(ヴァイオリン)
ギリェルモ・マルティネス(チェロ) 
ジュゼプ・マリア・マルティ(テオルボ、バロックギター)
ダニエル・エスパザ(チェンバロ)
録音:2006年5月20日(*)、21日(+)、27日(#)、28日(**)、ライヴ、
アレグリア礼拝堂、ティアナ、カタルーニャ、スペイン
バルセロナ近郊の町ティアナで2000年以来毎年開催されている古楽祭。

AH 181 ¥2080
【未案内旧譜】
マネル・リベラ・トレス(1974-):オデュッセウスの世界
フランツ・ヨゼフ・ベートツァルトへ感謝の言葉を(ピアノのための;2006)(*)
三重奏曲(ピアノ、ヴァイオリンとクラリネットのための;2007)(+)
4つのクロスワード
(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2005)(#)
Des toupies dans linsinuation(アンサンブルのための;2007)(**)
オデュッセウスの世界(クラリネットのための;2002)(++)
それゆえまだ日は昇っていない(フェラン・グランジャに;
ヴァイオリンのための;2003)(##)
狩(ホルンのための;少年時代の作品/2001年改訂)(***)
子供時代の始まりと終わり(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、
チェロ、ピアノとヴィブラフォンのための;2004)(+++)
セバスティアン・バーヴェック(ピアノ(*))
ジョルディ・サンチェス(ピアノ(+))
オレゲル・ベルトラン(ヴァイオリン(+))
ロザ・M・カパロス(クラリネット(+/++))
サープラス・アンサンブル(#)
ジェイムズ・アヴェリー(指揮(#))
アンサンブル・マルチヌー(**)
アルマンド・メリノ(指揮(**))
ジュアン・プラナ・ナダル(ヴァイオリン(##))
ラウル・ガリド(ホルン(***))
アンサンブル・レンブト(+++)
マネル・リベラ(指揮(+++))
録音:
2007年11月、音楽新聞ホール、カペリャデス、スペイン(*)
2007年10月、ブレダ、スペイン(+)
2005年7月、ソリテュード宮殿、シュトゥットガルト、ドイツ(#)
2007年5月、テラサ音楽院、スペイン(**)
/2003年4月、バルセロナ現代文化センター(++)
2006年5月、クリーヴランド音楽学校、アメリカ合衆国(##)
2007年11月、レウス音楽院、スペイン(***)
2004年2月、カタルーニャ高等音楽学校、バルセロナ、スペイン(+++)




<LIMIT>
RTAC 019 3枚組 ¥2080※特価
現代カタルーニャの歌曲集
サルバド・ブルトンス(1959-):
ミケル・マルティ・イ・ポルの詩による4つの歌(MM/AB)
秋のサロン(全4曲)(PD/AB)/J・V・フォシュの2つのソネット(MLM/AB)
自然史のスクラップ(全8曲)(IM/AB)
レオノラ・ミラ(1942-):
ミラの連作(全5曲)(MM/JS)/散らばった連作(全4曲)(MLM/JS)
ゲーテの連作(全4曲)(AM/JS)/ロセンド・リャテスの連作(全3曲)(MAS/JS)
親密なばら(CM/LM)/歌詞のない歌(ピアノ独奏)(LM)
アルベルト・ムラレダ(1947-):2つの歌(IM/CB)
マヌエル・オルトラ(1922-):4つの歌(MLM/JS)
アルベルト・ギノバルト(1962-):6つの苦いバラード(CM/AG)
アントニ・ベセス(1945-):6つの歌(IM/AB)
マルタ・マテウ(ソプラノ(MM))
マリア・リュイザ・ムンタダ(ソプラノ(MLM))
アスンプタ・マテウ(ソプラノ(AM))
マリア・アンジェルス・サロカ(ソプラノ(MAS))
イネス・ムラレダ(メゾソプラノ(IM))
カルレス・マスデウ(テノール(CM))
パウ・ボルダス(バス(PD))
アントニオ・ベセス(ピアノ(AB))
ジュゼプ・スリニャク(ピアノ(JS))
レオノラ・ミラ(ピアノ(LM))
クロマ・ブニン(ピアノ(CB))
アルベルト・ギノバルト(ピアノ(AG))
録音:2010-2011年、アルベルト・ムラレダ・スタジオ、バルセロナ,
パウ・カザルス・コンサートホール、タラゴナ、スペイン

RTAC 020 ¥2080
謝肉祭
シューマン(1810-1856):謝肉祭 Op.9(1835)
リスト(1811-1886):巡礼の年第2年イタリア(1839-1946)
レオノラ・ミラ(1942-):謝肉祭 Op.43(1985)
レオノラ・ミラ(ピアノ)
録音:2011年7月、アルベルト・ムラレダ・スタジオ、ラ・ガリガ、バルセロナ、スペイン

RTAC 005 ¥2080
レオノラ・ミラ(1942-):バレエ組曲「ティラン・ロ・ブランク」Op.50
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ブライアン・ライト(指揮)
録音:1992年、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン、イギリス





<DIPUTACION PROVINCIAL DE GRANADA>
DLGR 594-2012 ¥2080
フアン・アルフォンソ・ガルシア(1935-):ピアノ作品全集
3つの舞踊楽章(1962/1976改訂)/変奏曲(1976)/トッカータ(1977)
楽興の時(1978)/親密な歌(左手のための;1979)
「Descubre tu presencia」によるディフェレンシア(1989)
追悼の時に-ドニャ・ペピタ・ブスタマンテの記念に(1997)
対位法(2002/2007改訂)
フアン・アントニオ・イゲロ(ピアノ)
録音:2010年3月19、22日、グラナダ大学医学部講堂、スペイン
グラナダ県議会に所属する機関が制作したCD。




<KLASSIC CAT>
KC 1009 ¥2080
リカルド・ラモテ・デ・グリグノン(1899-1962):
4つの歌(*)/女の愛(ピアノと朗読のための;全9曲)(+)
世紀末のバガテル(チェロとピアノのための;全3曲)(#)
即興曲(**)/無伴奏チェロ組曲(全6曲)(++)
マルタ・マテウ(ソプラノ(*))
マック・マクルーア(ピアノ(*))
イネス・ムラレダ(朗読(+))
マルタ・モル・デ・アルバ(ピアノ(+))
ビンセント・エリジエルス(チェロ(#/++))
レズリー・ベリオ(ピアノ(#))
クロマ・ボニン(ピアニ(**))
録音:データ記載なし
スリップケース裏面のトラック表示に誤りがございます。恐縮ながらあらかじ
めご了承ください。プラスチックケース裏面(インレイ)の表示は合っておりま
す。




<LUBICAN>
ARD 140 ¥1850
コントラスト
Johnny cock thy beaver / Schottis Lima - Petrushka
Marchas Procesionales / Divisions(Bellamira)/ La Canarie
Catineaux - Moninette / El Buey / Robin is to the greenwood gone
Slangpolska / Araber Tanz / She loves it well / Medyatsiner Waltz
Divisions(Mr. Finger)/ The Savage Hornpipe / A Merry Conceite
Mrs. McGee / Divisions / A Pollish Vilanell / Wolseys Wilde / Itzikel
ルネ・ボッシュ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
カルロス・ベセイロ
(チターン、マンドラ、マンドリン、ビオラ・ブラゲスタ、バリトンギター)
録音:2011年春、スタジオ・オーディオ・アクティヴ
スペインの様々な撥弦楽器とヴィオラ・ダ・ガンバの共演。
スリム紙ケース仕様。





<PICAP>
PICAP 911090 2枚組 ¥3150
ジュアキム・セラ(1907-1957):コブラのための交響的作品集
ピュチソリュ Op.96(小詩曲;1957)(*)
独身者たちの踊り Op.90(舞曲形式の小品;1955)(+)
田舎の印象 Op.25(組曲;全5曲;1927)(#)
三つの太鼓 Op.18(民謡によるグロサ;1926)(#)
ペネデスのジプシー舞曲のグロサ Op.27(民俗舞曲のグロサ;1928)(#)
La moixeranga d'algemesí(民俗舞曲の和声付け)(**)
ペレ・ガリャリ(民謡のグロサ)(*)
カステイテルソル舞曲(民俗舞曲の和声付け)(*)
大ろうそくの踊り(民俗舞曲の和声付け)(*)
序奏と舞曲 Op.37(3つのコブラのための交響的スケッチ;1930)(**)
定期市 Op.32(2つのコブラのための交響的スケッチ;1929)(**)
リェイダの囚人 Op.73(2つの増強されたコブラと打楽器のための;1948)(**)
モンセラトにて Op.73(2つのコブラのためのサルダナ;1948)(**)
春 Op.69(2つのコブラのためのサルダナ;1947)(**)
カタルーニャ民謡の主題による行進曲 Op.51
(2つのコブラ、テューバと打楽器のための;1935)(**)
バルセロナ市立コブラ・サン・ジョルディ(*/+/#)
カタルーニャ室内コブラ(**)
シャビエ・パジェス(指揮(*))
アントニ・ロス=マルバ(指揮(+))
ジョルディ・レオン(指揮(#))
ヘスス・ベントゥラ(指揮(**))
録音:1995-2007年、カタルーニャ各地、スペイン




<PNEUMA>
※未案内旧譜情報
PN 1230 ¥2080
女性のカンティガ
アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
第203番「小麦粉」/第186番「中傷された妻」/第188番「乙女の心」
第107番「マリサルトス、セゴビアのユダヤ人」/第79番「小娘ムサ」(*)
第201番「約束された純潔」/第167番「ボルハのモーロ女」(+)
第94番「会計係の修道女」
ムシカ・アンティグア
サミラ・カディリ(歌)セサル・カラソ(歌、ビオラ)
ハイメ・ムニョス(アハベバ、カラモ、カヴァル、シャリュモー)
アルフォンソ・トマス(笛)
エドゥアルド・パニアグア
(プサルテリウム、チタラ、フハル、サラミリャ、タル、ダルブガ、
ベンディル)
ダビド・マヨラル(カンタラ、ダルブガ、ザルブ、ダフ、タンバリン)
ゲスト:
キケ・アルメンドロス(ガイタ[バグパイプ](+))
ルイス・デルガド(ベンディル(*)、タル(+))
エドゥアルド・パニアグア(指揮)
録音:2010年、Axis、マドリード、スペイン

PN 1270 ¥2080
西ゴート風モサラベ聖歌 聖ヤコブと中世初期・盛期スペインの典礼
私の平和[Pacem meam](Ad Pacem. Liber Omnium Offertorium;
モサラベ聖歌集、トレドの聖歌集 より)
私は立ち上がり、行く[Surgam et ibo]
(レスポンソリウム、死者のための聖務日課 から;トレドの賛歌集 より)
味わって知れ[Gustate et videte]
(Ad Contrafactum panis;トレドの聖歌集 より)
栄光あれ[Gloria]
(賛歌、ゴシック期モサラベのアンティフォナ集 より;10世紀、レオン大聖堂)
エレミヤの哀歌、聖木曜日の第1課
[Lamentacion de Jeremias. Leccion I de Jueves Santo]
エレミヤの哀歌、聖金曜日の第1課
[Lamentacion de Jeremias. Leccion I de Viernes Santo]
エレミヤの祈り、聖土曜日[Oracion de Jeremias, Sabado Santo]
(シロスのモサラベのアンティフォナ集 より;シロス修道院アーカイヴ)
儀式の鈴(りん)[Campanas de ritual](6種の鈴(りん;bowl bell))
あなたの僕(しもべ)を憐れんでください[Fac cum servis tuis]
(死者のための聖務日課 から;ゴシック期のブレヴィアリウム;
トレドの賛歌集 より)
栄光により[Per gloriam]
(Ante Missam. Liber Omnium Offertorium...;トレド)
カトリック教徒の喜び[Cogaudeant catholici]
(Tropo de Benedicamus Domino;コンドゥクトゥス;
パリのアルベルトゥス師(1146頃-1177);カリクストゥス写本 より、12世紀)
ムシカ・アンティグア
セサル・カラソ(独唱、コーラス、フィドゥラ)
エドゥアルド・パニアグア(コーラス、プサルテリウム、トロンバ・マリーナ、
リコーダー、ビザンチンの鐘、鈴)
ルイス・パニアグア(鈴(りん)、鐘、ビオラ・オリエンタル)
フェリペ・サンチェス(パンドラ、コーラス)
ハイメ・ムニョス(横笛、コーラス)
サムエル・クルス(コーラス)
エドゥアルド・パニアグア(指揮)
録音:データ記載なし
中世、イスラム教徒支配下のスペインにおけるキリスト教徒であるモサラベの
典礼は、西ゴート王国時代(415-711)の様式を継承していました。サンティア
ゴ・デ・コンポステラへの巡礼が最も盛んだった時代の音楽で、はるか西ゴー
ト時代に思いをはせるという趣旨のアルバムです。




<STRADIVARIUS>
STR 33880 2枚組 ¥2900
サヴェリオ・メルカダンテ(1795-1870):
無伴奏フルートのためのアリアと奇想曲集
「様々なアリア集」から
ロッシーニの「アルミーダ」より Cara per te quest'anima
メルカダンテの「ヴェルギーのガブリエッラ」より Ombra che a me d'intorno
モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」より La ci darem la mago
ロッシーニの「イギリスの女王エリザベッタ」より Bell'alme generose
パエールの「フィッツヘンリーのアニェーセ」より
Come la nebbia al vento fuggi mia verde eta
ロッシーニの「アルミーダ」より D'amor al dolce impero
ロッシーニの「リッカルドとゾライデ」より
Ah, nati e ver noi siamo / Sol per amarci ognor
ロッシーニの「エジプトのモーゼ」より Dov'e mai quel core amante
ロッシーニの「オテッロ」より Assisa a' pie d'un salice
ロッシーニの「リッカルドとゾライデ」より
O cangia il mio destino / O qui degg'io spirar
20の奇想曲
ステファノ・パッリーノ(フルート)
録音:2010年7月29-31日、聖ロレンツォ教会、エウピーリオ、コモ県、イタリア
ステファノ・パッリーノはイタリアのボルミーオに生まれ、1990年にミラノの
G・ヴェルディ音楽院を卒業後、マクサンス・ラリュー(ジュネーヴ音楽院)、
パトリック・ガロワ(パリ国立音楽学校)、ウィリアム・ベネット(ロンドン王
立音楽学校)、ペーター=ルーカス・グラーフ(イタリア、ビエッラのL・ペロー
ジ国際アカデミー)他のに師事し、数々のコンクールに入賞。国際的演奏活動
のかたわら後進の指導にも力を注いでいます。

STR 33927 ¥1850
ジョン・ケージ(1912-1992):
エレクトロ・ミュージック・フォー・ピアノ(1964)
4-7 / 8-13 / 22, 23, 26, 30, 31, 37-39
55, 56, 53, 54, 57, 60-64, 66-68 / 45, 41-43, 51, 52
69-84 / 30, 31x4(coda)
チーロ・ロンゴバルディ(ピアノ)
アゴスティーノ・ディ・シピオ(コンピューター、ライヴ・エレクトロニクス)
録音:2011年12月21日、スタジオ・イル・パルコ、ナポリ、イタリア

STR 57913 ¥1850
ピエトロ・ルーカ・コンジェード(1977-):
ノットゥルノ「アンナ・リヴィア・プルラベッラ」
(ジェイムズ・ジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」による電子音響的断章)
Dhau
ルーカ・バルビエーリ(声)
ピエトロ・ルーカ・コンジェード(打楽器)
アイルランドの小説家・詩人ジェイムズ・ジョイス(1882-1941)の最後の作品
で、その難解さで知られる小説「フィネガンズ・ウェイク」(1939)からテキス
ト(イタリア語訳)を採った作品。アンナ・リヴィア・プルラベッラは小説の登
場人物の一人(英語原文ではアナ・リヴィア・プルーラベル)で、一章の題名に
もなっています。




<POLSKIE NAGRANIA>
PNCD 1400 ¥2080
マリア・オルキシュ カルメン-オペラ・リサイタル
ロッシーニ(1792-1868):
「セビリャの理髪師」から ロジーナのカヴァティーナ(第1幕)(*)
モニュシュコ(1819-1872):「幽霊屋敷」から ヤドヴィガのドゥムカ(第2幕)
モニュシュコ:「伯爵夫人」から ブロニアのアリエッタ(第1幕)
ビゼー(1838-1875):「カルメン」から
カルメンのレチタティーヴォとハバネラ(第1幕)(+)
カルメンのレチタティーヴォとカルタの歌(第3幕)
ヴェルディ(1813-1901):
「トロヴァトーレ」から アズチェーナのアリア(第2幕)
サン=サーンス(1835-1921):「サムソンとデリラ」から デリラのアリア(第2幕)
プロコフィエフ(1891-1953):
オラトリオ「アレクサンドル・ネフスキー」から 死の荒野(第6曲)(*/+)
ファリャ(1876-1946):バレエ「恋は魔術師」(#)
マリア・オルキシュ(メゾソプラノ)
クラクフ・ポーランド放送合唱団(+)
クラクフ・ポーランド放送管弦楽団(#以外))
シモン・カヴァラ(指揮(*))
アンジェイ・ストラシンスキ(指揮(*/#以外)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(#)
ヴォイチェフ・ライスキ(指揮(#))
録音:データ記載なし
マリア・オルキシュは1973年にデビューしたポーランドのメゾソプラノ。

PNCD 1427 ¥2080
悲歌 歌曲集
アーン(1874-1947):クロリスに
マスネ(1842-1912):悲歌(+)
フォーレ(1845-1924):悲歌 Op.24(#)
リスト(1811-1886):それはすばらしいにちがいない S.314
R・シュトラウス(1864-1949):
万霊節 Op.10 No.8/憩え、わが心 Op.27 No.1/ツェツィーリエ Op.27 No.2
明日の朝 Op.27 No.4/解き放たれて Op.39 No.4
マーラー(1860-1911):私はこの世に捨てられ
グレツキ(1933-2010):中声のための3つの歌 Op.3 から
暗闇の中で,どんな弔いの鐘が
ショパン(1810-1849):悲しみの川 Op.74 No.3
エドヴァルト・パウワシュ(1936-):わが息子よ
チャイコフスキー(1840-1893):
信じるな、わが友よ Op.6 No.1/ただ憧れを知る者だけが Op.6 No.6(+)
マグダレナ・クリク(メゾソプラノ(#以外))
マグダレナ・ブルム(ピアノ)
スタニスワフ・フィルレイ(チェロ(+/#))
録音:データ記載なし

PNCD 1433 ¥2080
ヴィエスワフ・オフマン 名アリア&歌曲集
ヴェルディ(1813-1901):
「リゴレット」から 風の中の羽のように(女心の歌;第3幕)(*)
ビゼー(1838-1875):
「真珠採り」から 耳に残る君の歌声(ロマンス;第1幕)(*)
「カルメン」から お前の投げたこの花を(第2幕)(*)
ララ(1897-1970):グラナダ
クルティス(1875-1937):私のために歌っておくれ
プッチーニ(1858-1924):
「マノン・レスコー」から 見たこともない美人(第1幕)(+)
「トスカ」から 妙なる調和(第1幕)(+)
「ボエーム」から 冷たい手を(第1幕)(*)
ブッツィ=ペッチア(1854?-1943):ロリータ
デンツァ(1846-1922):フニクリ・フニクラ
モーツァルト(1756-1791):
「ドン・ジョヴァンニ」から 恋人を慰めて(第2幕)(+)
プッチーニ:「トゥーランドット」から 誰も寝てはならぬ(第3幕)(*)
ドニゼッティ(1797-1848):「愛の妙薬」から 人知れぬ涙(第2幕)(+)
レオンカヴァッロ(1857-1919):朝の歌
ポンキエッリ(1834-1886):「ジョコンダ」から 空と海(第2幕)(+)
ドリゴ(1846-1930):セレナード
クルティス:帰れ、ソレントへ
カプア(1846-1917):オ・ソレ・ミオ
ヴィエスワフ・オフマン(テノール)
ワルシャワ大劇場管弦楽団(*/+)
ズジスワフ・グルジンスキ(指揮(*))
ミェチスワフ・ノヴァコフスキ(指揮(+))
ポーランド放送管弦楽団(無印)
ステファン・ラホン(指揮(無印))
録音:1968年(*)/1977年(+)/1969年(無印)
1960年代後半から1990年代まで国際的に活躍したポーランドのリリック・テノ
ール、ヴィエスワフ・オフマン(1937年ワルシャワ生まれ)のポーランド国内で
の録音から構成された名曲名唱集。




<BOMBA PITER>
CDMAN 470-12 ¥1550
時を追って ソプラノとカウンターテナーのためのアリア&二重唱曲集
ヴラディーミル・ヴァヴィロフ(1925-1973):カッチーニのアヴェ・マリア(*/+)
ベッリーニ(1801-1835):
オペラ「テンダのベアトリーチェ」から 平和の天使よ(*/+)
トンマーゾ・ジョルダーニ(1730-1806):カーロ・ミオ・ベン(+)
ヴィヴァルディ(1678-1741):
オペラ「ティグラーネ」から 私の胸を引き裂いて下さい(+)
ドニゼッティ(1797-1848):誓い(*/+)
ベッリーニ:オペラ「ノルマ」から 清らかな女神よ(*/#)
モーツァルト(1756-1791):
オペラ「ドン・ジョヴァンニ」から おっしゃらないで、いとしい人よ(*/#)
モーツァルト:幻想曲ニ短調 K.397
ヘンデル(1685-1759):オペラ「ガウラのアマディージ」から Pena tiranna(+)
グルック(1714-1787):
オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」から 私はエウリディーチェを失った(+)
ファビオ・カンパーナ(1819-1882):見よ、あの白い月を(*/+)
マリア・マリブラン(1808-1836):朝(*/**)
アデリーナ・パッティ(1843-1919):口づけ(*/**)
オッフェンバック(1819-1880):オペラ「ホフマン物語」から 舟歌(*/+)
ロッシーニ(1792-1868):
ヴェネツィアのレガッタ(*/+)/二匹の猫の愉快な二重唱(*/+)
マリア・リュディコ(ソプラノ(*))
オレク・ベジンスキフ(カウンターテナー(+))
E・セーロヴァ(ピアノ(#))
G・プレオブラジェンスカヤ(ピアノ(**))
ガリーナ・セーニナ(ピアノ(#/**以外))
録音:データ記載なし
マリア・リュディコはボリショイ劇場、ベルリン・コーミッシェオーパー等で
歌い、サンクトペテルブルク音楽院で教えているロシアのソプラノ。オレク・
ベジンスキフはサンクトペテルブルク音楽院を卒業した最初のカンターテナー。
3オクターヴ以上の声域を持つ彼はマリーンスキー劇場等で歌うのみならず声
優としても活躍、また彼の声はロシアの科学者たちの研究対象ともなっている
とのことです。




<ARCO DIVA>
UP 0150-2 ¥2080
モーツァルト(1756-1791):クラリネット五重奏曲イ長調 K.581(*)
ベートーヴェン(1770-1827):弦楽四重奏曲第10番変ホ長調「ハープ」Op.74
ラディスラフ・ルージチカ(クラリネット)
マルティヌー弦楽四重奏団
ルボミール・ハヴラーク(第1ヴァイオリン) 
リボル・カニュカ(第2ヴァイオリン)
ズビニェク・パジョウレク(ヴィオラ) 
イトカ・ヴラシャーンコヴァー(チェロ)
録音:2012年1月13-14、17-18日、ドモヴィナ・スタジオ、プラハ、チェコ
ラディスラフ・ルージチカはブルゼニュ音楽院、プラハ音楽アカデミー、ヴュ
ルツブルク音楽大学(チェコ)で学んだチェコのクラリネット奏者。1991年か
ら18年間国際貿易に携わり、事業を成功させ演奏家に復帰したという異色の経
歴の持ち主です。

UP 0154-2 ¥2080
D・スカルラッティ:ギター二重奏によるソナタ集
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)/マチェイ・フレムル編曲:
ト長調 K.33/ニ長調 K.208/ニ長調 K.209/ト短調 K.466/ト長調 K.467
イ短調 K.417/ニ長調 K.491/イ短調 K.238/イ短調 K.239/ニ短調 K.30
シエンプレ・ヌエボ
マチェイ・フレムル、パトリック・ヴァツィーク(ギター)
録音:2011年8月22-24日、ジョヴァンニ・ディ・マットーニ邸、
ハウツェンベルク、
バイエルン州、ドイツ
シエンプレ・ヌエボはチェコのギタリスト、マチェイ・フレムル(1982年生ま
れ)とパトリック・ヴァツィーク(1984年生まれ)が2007年に結成したギター
・デュオ。




<GZ DIGITAL MEDDIA>
L 10692-2 ¥2080
ファイアワークス・オブ・クラシックス III スラヴ音楽名曲集
フチーク(1872-1916):演奏会用序曲「マリナレッラ」Op.215
スメタナ(1824-1884):オペラ「売られた花嫁」から
Now, Sir, listen to a word or two (Nuze, mily chasniku, znam jednu divku)
ドヴォルジャーク(1841-1904):プラハ・ワルツ
フチーク:小言爺さん Op.210
スメタナ:ポルカ
チャイコフスキー(1840-1893):
オペラ「エフゲニー・オネーギン」Op.24 から ワルツ
ドヴォルジャーク:わが母の教えたまいし歌 Op.55 No.4
フチーク:冬の嵐(ワルツ)Op.184
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」Op.71 からの小組曲
ロシアの踊り/アラビアの踊り/花のワルツ
ドヴォルジャーク:スラヴ舞曲第10番ホ短調 Op.72 No.2
スク(1874-1935):ソウセツカ
ドヴォルジャーク:スラヴ舞曲第8番ト短調 Op.46 No.8
オスカル・ネドバル(1874-1930):
バレエ「ホンザの物語」から 悲しいワルツ
フチーク:フローレンス行進曲 Op.214
チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団
クラウス・リンケル(指揮)
録音:2011年5月、聖アネシュカ修道院(現・国立美術館別館)、
プラハ、チェコ
1230年代に建てられたゴシック様式の修道院内のホールにおけるワンポイント
録音。




<HEVHETIA>
HV 0058-2 ¥2080
ソロ 
カーゲル、グバイドゥーリナ、ベリオ、細川、リンドベリ:アコーディオン作品集
マウリシオ・カーゲル(1931-2008):Figuren (1993)
ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):De profundis (1978)
ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):Sequenza XIII (Chanson) (1995)
細川俊夫(1955-):Slow Motion (2002)
マグヌス・リンドベリ(1958-):Jeux d'anches (1990)
ペテル・カチナ(アコーディオン)
録音:2011年6月3-4日、クラクソン・スタジオ、コシツェ、スロヴァキア
ペテル・カチナはブラチスラヴァ音楽アカデミー(スロヴァキア)およびオー
デンセ・カール・ニルセン音楽アカデミー(デンマーク)で学んだスロヴァキ
アのアコーディオン奏者。現代音楽を得意としています。




<NUMERICA>
NUM 1223 ¥1850
ヌノ・ジャシント(1985-):
診断(医療と臨床診断のプロセスに関する4つの思考)
プロローグ:Mnesis/聞く・話す(愁訴・助言)/見る(観察)/触る(打診)
フレイレ・ソアレス博士(朗読)
リリアナ・レアル(フルート) ルイザ・マルケス(クラリネット)
ルルデス・カルネイロ(ファゴット) エリゼウ・コレイラ(トランペット)
ダヴィド・シルヴァ(トロンボーン) ラケル・コスタ(ヴァイオリン)
テレザ・コレイラ(ヴィオラ) カテリナ・ミクソヴァ(チェロ)
ヌノ・アライス(コントラバス) フランシスコ・ソアレス(打楽器)
録音:パソス・デ・ブランダン音楽アカデミー・コンサートホール、
ポルトガル 時期の記載なし
音楽療法に関するCDと思われます。

NUM 1228 ¥1850
ポルトガルのピアノ音楽 Vol.3
カルロス・セイシャス(1704-1742):トッカータ ハ短調
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ イ長調(*)
ジョアン・デ・ソーサ・カルヴァリョ(1745-1798):ソナタ ニ長調(*)
フランシスコ・シャヴィエル・バプティスタ(?-1797):
ソナタ ホ長調 から メヌエット(*)
アントニオ・レアル・モレイラ(1758-1819):
ソナタ変ロ長調(*)/ソナタ変ロ長調(*)
オスカル・デ・シルヴァ(1870-1958):パッション
アントニオ・デ・リマ・フラゴゾ(1897-1918):小組曲 から 前奏曲(第1曲)
ジョゼ・ヴィアンナ・ダ・モッタ(1868-1948):瞑想(1933)
フランシスコ・ラセルダ(1869-1934):ヴェールの踊り
ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):10の前奏曲 から 第7番
ルイス・コスタ(1879-1960):田舎の踊り 第2番
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):グロサ第9番
ハルシー・スティーヴンズ(1908-1989)編曲:
ポルトガル民謡集(1956)から 第1番−第5番(*)
フィリペ・ピレス(1934-):パルティータ から サラバンド
ベルタ・アルヴェス・ソーザ(1906-1997):3つの前奏曲 から 第1番
アルマンド・ジョゼ・フェルナンデス(1906-1983):5つの前奏曲 から 第2番
ドミンゴス・ボンテンポ(1775-1842):レッスン第4番
ジョリ・ブラガ・サントス(1924-1988):シチリアーナ
ルイ・コエリョ(1892-1986):民謡(*)
アミルカル・ヴァスケス・ディアス(1945-):収穫(*)
ジョルジェ・クロネル・デ・ヴァスコンセロス(1910-1974):メロディ(*)
クラウディオ・カルネイロ(1895-1963):お話、お話…/鬼ごっこ
コンスタンサ・カプデヴィレ(1937-1992):オルゴール
エウリコ・トマス・デ・リマ(1908-1989):気まぐれなワルツ第25番
セルジオ・アゼヴェド(1968-):メヌエット
フレデリコ・デ・フレイタス(1902-1980):モフィナ・メンデスの踊り
ヴィクトル・ピント・デ・マセド(1917-1964):エスパニョラダ
アントニオ・ピニョ・ヴァルガス(1951-):ちっぽけな玩具(*)
クリストファー・ボックマン(1950-):初心者のための曲集 から 第1番(*)
ルイス・ピパ(1960-):小品集 から 第1番
マリア・デ・ルルデス・マルティンス(1926-2009):キャッチ第1番(*)
カンディド・リマ(1939-):太陽の戯れ
ジョルジェ・ペイシニョ(1940-1995):ジャネイラス
クロティルデ・ロザ(1930-):バガテル
ジョアン・ペドロ・オリヴェイラ(1959):
鏡をのぞきこみながら(ピアノとサウンドトラックのための)
ナンシー・リー・ハーパー(ピアノ)
録音:2011年、アヴェイロ大学、ポルトガル
(*)はピアノによる世界初録音と表示されています。

NUM 1231 ¥1850
フレデリック・ギフォード(1972-):
モービル ギターとフルートのための作品集
aegjlns / corpse fragment I / corpse fragment II
Janus [MOBILE 2011] (version 1)(*) / corpse fragment III
MOBILE 2012 (version 1)(*) / MOBILE 2010 (version 1)
Palestrina: Stabat Mater / MOBILE 2010 (version 2)
corpse fragment IV / MOBILE 2012 (version 2)(+)
corpse fragments V / corpse fragments VI
Janus [MOBILE 2011] (version 2)(*) / 27 sonorities
ジェス・ランゲン(ギター(+以外))
シャンナ・グティエレス(フルート(*/+))
録音:ヌメリカ・スタジオ、パソス・デ・ブランダン、ポルトガル
フレデリック・ギフォードはアメリカ合衆国ペンシルヴァニア州ランカスター
に生まれ、シカゴのデポール大学とノースウェスタン大学で学び2000年に音楽
博士号を取得した作曲家・音楽プロデューサー。シャンナ・グティエレス、
ジェス・ランゲンも合衆国の演奏家です。

NUM 1233 ¥1850
ポルト、ラパ教会の大オルガン
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):前奏曲 BuxWV146
J・S・バッハ(1685-1750):ソナタ BWV529/幻想曲とフーガ BWV542
マルセル・デュプレ(1886-1971):受難交響曲 Op.23 から 磔刑(第3楽章)
シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937):
オルガン交響曲第5番 Op.42 No.1 から アレグロ・ヴィヴァーチェ(第1楽章)
モーリス・デュリュフレ(1902-1986):
アランの名による前奏曲とフーガ Op.7
フィリペ・ヴェリッシモ(オルガン)
録音:ラパ教会、ポルト、ポルトガル 時期の記載なし
使用楽器:1995年、ゲオルク・ヤン製
ポルトガル第二の都市ポルトの観光名所のひとつであるラパ教会。フィリペ・
ヴェリッシモは2002年、この教会のオルガニストに就任しました。
外装に「NUM 1231」と誤表示されております。あらかじめご了承ください。




<ANACRUSI>
AC 082 2枚組 ¥3850
エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):ピアノ伴奏歌曲全集
El rei Lear / Els obercocs i les petites collidores / Festeig
Romanca sense paraules / Menta i farigola / Matinal / La mar estava
alegra
Canco d'un bell amor / L'hort / Abril / Maig / Canticel
Les garbes dormen al camp
榎の木陰[L'ombra del lledoner]
A l'ombra del lledoner / Canco de comiat / Canco de grumet
Canco de bressol / La vida de la galera
Romanc de Santa Llucia / Vinyes verdes vora el mar / El gessami i la
rosa
Canco de l'amor que passa / Camins de fada / A muntanya / Canco de vela
Cocorococ / Recanca / Anacreontica / Canco de l'oblit
Canco de passar cantant / Canco incerta / Platxeria / Divendres Sant /
Esplai
Floreix l'ametller
9つのカタルーニャ民謡
Matinet me'n llevo jo / El pardal / De Mataro varem venir
Flor d'olivar / El rei n'ha fetes fer crides
Ai minyons que aneu pel mon / Sota el pont d'or / La quadrilla /
L'Alabau
ピンクの唇[La rosa als llavis]
Si anessis tan lluny / Mocador d'olor / I el seu esguard
I el vent deixava dintre la rosella / Sere a ta cambra amiga / Visca
l'amor
6つの歌
La zagala alegre / Cantarcillo / Mananita de San Juan / Madre unos
ojuelos vi
Nadie puede ser dichoso / Despues que te conoci
12の民謡
Con el picotin / La panaderita / No llores nina / !Rataplan! / La
"Bamba"
La perrita chita / El pajaro era verde / La Kyrie Eleison / Lorenzo y
Catalina
Una vez en el mercado / Clo-Clo / Tengo un arbolito
Muntanya d'amor / As frolinas dos toxos / Aquarel・la del Montseny
ジュリア・アルノ(ソプラノ)
モンセ・マサゲ(ピアノ)
録音:ジャフレ・デ・テル・コンサートホール・スタジオ、ジロナ、スペイン、
時期の記載なし

AC 077 ¥2580
【未案内旧譜】
フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1576-1654):オルガン作品集
ティエントとディスクルソ第2旋法(II)
ティエント第6番、低音域のメディオ・レヒストロ、第1旋法(XXXV)
ティエント、高音域のメディオ・レヒストロ、第8旋法(XLVII)
ティエント第5旋法(V)
ディスクルソ、低音域の2つのメディオ・レヒストロ、第4旋法(LVI)
ティエント第9旋法(IX)
ティエント、高音域の2つのメディオ・レヒストロ、第2旋法(LIII)
ティエント第2番、カンシオンのモード、第4旋法(XVI)
ティエント第5番、低音域のメディオ・レヒストロ、第1旋法(XXXIV)
ティエント第5番、高音域のメディオ・レヒストロ、第7旋法(XXIX)
ティエント第3番、モラレスの「戦争」による、第6旋法(XXIII)
マリア・ナシー(オルガン)
録音:2010年4月8-9日、聖使徒ジャウメ教会、ウイデモリンス、スペイン
使用楽器:1638年、フエンテス&トゥリセス製
(2008年、ヴィルフリート・プレート復元)




<BASSUS EDICIONES>
BED 007 2枚組 ¥3850
19世紀スペインの未出版ピアノ音楽 Vol.6
ニコラス・デ・レデスマ(1791-1883):大幻想曲と「黄金の弦」による変奏曲
ホセ・アントニオ・サンテステバン(1835-1906):交響的変奏曲/スケルツォ
フェリペ・ゴリティ(1839-1896):メヌエット/セヒスムンド(ハバネラ)
アポリナル・ブルル(1845-1905):スケルツォ
フェデリコ・チュエカ(1846-1908):奇跡(レドヴァ)
トマス・ブレトン(1850-1923):アルハンブラにて
ホセ・マリア・エチェバリア(1855-?):エチュード=カプリッチョ Op.14 No.2
カルロス・ビディエリャ(1856-1915):ロマンス
ヘナロ・バリェホス(1861-1910):ナバラ!
ミゲル・カプリョンク(1861-1935):牧歌
ファビアン・フルンダレナ(1862-1928):
さようなら/短いワルツの小組曲第2番/マズルカ Op.15/マズルカ Op.19
メヌエット/ソルチコ
ルイス・レアンドロ・マリアニ(1864-1925):歌詞のないロマンス(この夢)
ホアキン・ラレグラ(1865-1945):ジプシー魂(スペイン舞曲)/幻想的即興曲
ホアキン・ラレグラ:アンダルシア; アンダルシアの歌/サパテアド
アナ・ベナビデス(ピアノ)
録音:2011年7月26-27日、9月14日、
ウルクロ文化センター・ホアキン・ロドリーゴ音楽ホール、マドリード、
スペイン
「レコード芸術」誌「海外盤試聴記」に掲載され注目を集めたシリーズの最新巻。




<OPERA TRES>
CD 1046 ¥2080
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):13のソナタ
マルコス・ディアス編曲(無印)、マヌエル・バルエコ編曲(*):ソナタ
イ長調 K.175/ニ長調 K.490/ハ長調 K.225/ハ長調 K.384/ト長調 K.391
ホ短調 K.198/ニ長調 K.478/ニ長調 K.322/ホ長調 K.380(*)
イ長調 K.208(*)/イ長調 K.209(*)/ニ短調 K.213/ロ短調 K.27
マルコス・ディアス(ギター)
録音:2011年7月25-28日、フライ・ルイス・デ・レオン・コンサートホール
マルコス・ディアスはスペインを本拠に活躍するブラジル生まれのギタリスト。
8歳で父の手ほどきを受けギターを弾き始め、サンパウロ音楽でウルグアイの
ギタリスト、イサイアス・サビオに、スペインに移りオレンセ専門音楽院でト
マス・カマチョに、マドリード高等音楽院でホセ・ルイス・ロドリゴに師事。
当レーベルの看板アーティストの一人として、バッハの無伴奏チェロ組曲全6曲
のギター編曲版(CD 1041, 1043)等をリリースしています。

CD 1002 ¥2080
【未案内旧譜】
5つの詩 フルートとピアノのための音楽
フランシス・プーランク(1899-1963):ソナタ
ヘスス・グリディ(1886-1961):ティラナ
カマルゴ・グアルニエリ(1907-1993):ソナティナ/3つの即興曲
ジョルジェ・エネスク[ジョルジュ・エネスコ](1881-1955):
カンタービレとプレスト
カルロス・ラファエル・リベラ(1970):5つの詩
砂漠/謎/希望/紛争/記念の贈り物
フランソワ・ボルヌ(1840-1920):カルメン幻想曲
エウヘニア・モリネル(フルート)
ロブ・ブルック(ピアノ)
録音:2001年11月、WFMT・ラジオ放送スタジオ、シカゴ、アメリカ合衆国 
(C)(P)Orobroy
エウヘニア・モリネルはロッテルダム音楽院で学んだスペインのフルーティスト。
レーベル表示は「OROBROY」となっており、本体・外装に「OPERA TRES」の表示
はございませんので、ご注意ください。




<TRITO>
TD 0094 ¥1550
ALJIBE DE MADERA アンドレス・セゴビアへのオマージュ
フランシスコ・タレガ(1852-1909):前奏曲第1番-第7番
クロード・ドビュッシー(1862-1918)/ハビエル・リバ(1974-)編曲:
アラベスク第2番
ジャウメ・パイサ(1880-1969):海の歌
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1976):ドビュッシーへのオマージュ
マヌエル・デ・ファリャ/ミゲル・リョベト(1878-1938)編曲:
「恋は魔術師」より 漁師のロマンス,鬼火の歌
エルネスト・アルフテル(1905-1989):孔雀のパイ(3つの子供の小品)
セレナード/ワルツ/小行進曲
ホセ・マリア・フランコ(1894-1971):ロマンス
ビセンテ・アレギ(1871-1925):遠い歌
ガスパル・カサド(1897-1966):カタラネスカ
アドルフォ・サラサル(1890-1958):ロマンシリョ[小さなロマンス]
ペドロ・サンフアン(1886-1976):伝説
イサーク・アルベニス(1860-1909):コルドバ
ハビエル・リバ(ギター)
録音:2012年2月24-26日、コルプス・クリスティ修道院(現・アントニオ・ガラ
財団本部)、
コルドバ、スペイン
使用楽器:1900年、マドリード、ビセンテ・アリアス製
ハビエル・リバはホセ・ロドリゲス、マヌエル・アベリャに師事、コルドバの
ラファエル・オロスコ高等音楽院ギター科主任を務めるスペインの若手ギタリ
スト・作曲家。ピリオド楽器の演奏にも積極的に取り組んでいます。




<PNEUMA>
PN 1310 ¥2080
サーベル・アブデルサッタル:称賛 カヌーンのための音楽
Solo nahawand / Sama'ay sihr misr / Musique sayidna al-qutb
Solo hejaz kar kord / Musique tasabih / Musique al-yasmin
Solo kord/Saba / Musique farah / Longa al-farasha / Solo bayaty
サーベル・アブデルサッタル(カヌーン)
アムロ・モスタファ(リク、ダフ、カホン)
アメール・エッザト(タブラ)
アハメド・エウェース(コントラバス)
録音:2011年8月23日、カイロ、エジプト
カヌーンはツィター、ダルシマー、サントゥールに形の似た、弦を爪弾いて演
奏する撥弦楽器で、アラブ古典音楽で広く用いられています。サーベル・アブ
デルサッタルは来日演奏歴もあるカヌーンの名手。

PN 1350 ¥1050
魂の薬 心と体のための音楽
アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:
聖母マリアのカンティガ集 から ドン・マヌエルの指輪(第376番)
イブン・アル・ファリド(1181-1234)作詩:神により、幾夜
ヨアン・アンブロジオ・ダルツァ(活躍:1500頃):Tastar da corde
ナスィール・シャンマ(1963-):魂の旅
ワラダ(994-1077)&イブン・ザイドゥーン(1003-1071):Pasa tus miradas
不詳(1525頃):カリー夫人のダンプ
サーベル・アブデルサッタル:Taqsim saba kord
西ゴート=モサラベ聖歌:エレミヤの哀歌
ジリアーブの旋法:馬の踊り
ポンセ(15世紀):Alla se me ponga el sol(王宮の歌集 から)
「ハウズィ&マフジュズ」から 私たちの傷ついた二つの心(イスティクバル)
サンティアゴ・デ・ムルシア(1682-1735):苦悩
エドゥアルド・パニアグア、他、さまざまな演奏者
既発売音源(一部未案内)編集盤。

PN 1360 ¥1050
ナバス・デ・トロサ 1212
カスティーリャ王アルフォンソ8世の戦争にまつわる12&13世紀の音楽
アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
フランスの騎士(第281番)/アルメリア征服の踊り(第353番)
フォルケト・デ・マルセヤ(活躍:1178頃-1231頃):この先は理を知らず
不詳(14世紀):茎から折った花
(マドリードの写本(トレド大聖堂所蔵)所収の2声のモテット)
不詳:Quddam hidyaz oriental
アルフォンソ10世:聖母マリアのカンティガ集 から
騎馬隊(第344番)/顔に火(第81番)
マルカブレ:十字軍の歌(1145)から Emperaraire, per mi mezeis
ナバラ王テオバルド1世(シャンパーニュ伯ティボー4世;1210-1253):良き愛
アルフォンソ10世:聖母マリアのカンティガ集 から
トゥディアのモーロ人(第329番)
ユク・デ・レスクラ(活躍:1190頃-1204頃):
私はペイレ・ヴィダルの尊大な言葉など恐れない
不詳:王は崩御された(ラス・ウェルガス写本所収、
アルフォンソ8世の死に寄せるプランクトゥス)
不詳:水と火
エドゥアルド・パニアグア、他、さまざまな演奏者
既発売音源(一部他レーベル)編集盤。
ナバス・デ・トロサの戦い:1212年7月16日にイベリア半島、現アンダルシア州
ラ・カロリナ近郊のナバス・デ・トロサで、カスティーリャ王アルフォンソ8世
をはじめとするカトリック諸国連合軍とムワッヒド朝のカリフ率いるイスラム
諸国連合軍の間で行なわれた戦いである。この戦いの意義の大きさから当時の
年代記作者たちは単に「あの戦い」(La Batalla)と記すことが多い。
(Wikipediaより転載、一部補足)

PN 1370 ¥1050
海賊と私掠団
アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
僧たちと泥棒たち(第102番)
不詳:芳醇なワイン
アルフォンソ10世編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
ダマスカスのイコン(第9番)/小麦を積んだ船(第112番)
盗まれた商人(第193番?)
不詳:愛の喪失
アルフォンソ10世編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
セビリャの聖救世主教会(第378番)/投石(第385番)/海賊(第379番)
結納金の処女(第105番)/ラレドから来た船乗り(第248番)
アルカナテ-エル・プエルトの聖母マリア(第328番)
ラレドの居酒屋(第244番)
不詳:Nawa shambar
アルフォンソ10世編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
ラオンの聖遺物(第35番)/マルセイユの海の上で(第236番)
ムシカ・アンティグア
エドゥアルド・パニアグア(指揮)
既発売音源編集盤。




<COLUMNA MUSICA>
1CM 0213 2枚組(1枚価格) ¥2080
アルベニス(1860-1909):イベリア(全12曲)/ラ・ベガ
アルベルト・アッテネリェ(ピアノ)
録音:2011年7月18-21、23日、エンリク・グラナドス・コンサートホール、
リェイダ、スペイン
アルベルト・アッテネリェはバルセロナ生まれのピアニスト。生年については
今のところ資料が見つかりませんが、ブックレットによれば1957年にはオーケ
ストラと共演していたとのことなのでかなりのベテランと推測されます。

1CM 0270 ¥2080
リカルド・リョルカ(1962-):
オペラ=モノドラマ「空虚な時間」
(ソプラノ、女優、ピアノ、合唱と弦楽合奏のための;2007)
ラウラ・アロンソ・パディン(ソプラノ)
アンヘリカ・デ・ラ・リバ(女優)
ロサ・トレス=パルド(ピアノ)
マンハッタン・コラール・アンサンブル
トマス・カニンガム(合唱指揮)
ニューヨーク・オペラ・ソサイエティ管弦楽団
エマニュエル・プラッソン(指揮)
録音:2010年11月15-16日、アメリカ芸術・文学アカデミー、ニューヨーク、
アメリカ合衆国
リカルド・リョルカはスペインのアリカンテに生まれ、ジュリアード音楽院で
デイヴィッド・ダイアモンド、ジョン・コリリアーノに師事したアメリカ合衆
国の作曲家。2011-2012年と2012-2013年の2シーズンにわたりニューヨーク・
オペラ・ソサイエティのコンポーザー・イン・レジデンスを務めています。
マルティメディア・コンテンツ収録のDVD-ROMが付いておりますが、ヨーロッパ
向け仕様のため弊社は再生を保証いたしません。あらかじめご了承ください。

1CM 0276 ¥2080
リスト(1811-1886):チェロとピアノのための作品全集
悲歌 第2番 S.131/悲しみのゴンドラ S.134/おお、優しい夕星よ S.380(*)
5つのルーマニア舞曲 S.129a(*)/プスタの哀愁 S.379b(*)
忘れられたロマンス S.132/悲歌 第1番 S.130b
アンシェヌマン(コンソレーション第1&4番)S.382a
尼僧院の僧坊(悲歌)S.382
「パルジファル」より、聖杯への厳かな行進曲 S.720a(*)
トリノ・スリタ(チェロ)
アントニオ・シモン(ピアノ)
録音:2011年12月6-8日、バルセロナ音楽博物館、スペイン
使用楽器:1893年、ヴィチェンツァ、
フランチェスコ・ラッツァレッティ製(チェロ)
1884年、エラール製、バルセロナ音楽博物館所蔵(ピアノ)
トリノ・スリタは1976年スペインのアンテケラに生まれマラガ音楽院とモスク
ワ音楽院で学んだチェリストで、「カザルス以前のチェロ奏法」の研究者。ア
ントニオ・シオンは1976年スペインのハエンに生まれたピアニストで、リスト
のスペシャリスト。(*)は世界初録音と表示されています。

1CM 0279 ¥2080
世界の魅力
[ヨーロッパ]
Krinitsa / El rossinyol / El tarongeret / Isabel
Berceuse cosaque / On suuri sun rantas autius / Mama
[アジア]
Keren-or / Dodili / 赤い花、白い花 / 会津磐梯山 / Arirang
Karsan terrissaire / Humara desh - La nostra patria
[アフリカ]
Aliki mini assalam / Siyahamba / Zangalewa / 'Nesiponono
[アメリカ]
Tutira mai / Day oh! / Samba lele / Verde mar de navegar
El manguito / Hail Holy Queen / Sun children
オルフェオ・カタラ児童合唱団
パウ・カザン(ピアノ)
グロリア・コマ・イ・ペドラルス(指揮)
録音:2011年7月4-7日、カタルーニャ音楽堂・小音楽堂、バルセロナ、スペイン

1CM 0280 2枚組(1枚価格) ¥2080
エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):コブラのための作品全集
La maledicció del comte Arnau(1926)(*)/ Sol ponent(1917)
Gentil Antonia(1918)(+)/ Marinera(1919)(+)/ La nuvolada(1920)(+)
Lluna plena(1921)/ Mariona(1921)/ L'hereu i la pubilla(1922)
La nevada(1922)/ Esperanca(1922)/ Caterina d'Alió(1922)
Sol ixent(1922)/ Camperola(1923)/ La Ciseta(1924)
L'Hostal de la Peira(1924)/ El bac de les ginesteres(1924)
Ofrena(1925)(+)/ La fageda d'en Jorda(1925)/ Puig Neulos(1925)
El roserar(1926)/ Atzavares i baladres(1929)/ Tamariu(1930)
Cantallops(1931)(+)/ Coll Forcat(1932)/ Salou(1932)/ Faluga
(1934)(+)
Perafita(1935)(+)/ Capvespre(1935)(+)/ Vilanovina(1946)
Maria Isabel(1946)/ Mariangela(1948)/ Vallgorguina(1950)
Les danses de Vilanova(1921)/ Sardana revessa num. 1(1920)(+)
Sardana revessa num. 2(1921)(+)/ Sardana revessa num. 3(1921)(+)
バルセロナ市立コブラ・サン・ジョルディ
コブラ・ベイピュチ(*)
ジロナ市立コブラ(*)
フェラン・アルメンゴル(ドラムス(*))
サルバド・マス(指揮)
録音:2011年12月28-30日、12月1日、スタジオ44.1、アイグアビバ、ジロナ、
スペイン
カタルーニャ出身の作曲家トルドラが、カタルーニャの民俗舞踊サルダナの伴
奏楽団コブラ(民俗楽器を含む吹奏楽団)のために書いた全作品を収録。(+)は
世界初録音と表示されています。

1CM 0281 ¥2080
クアルテット・タラゴ ギター・クアルテットのための音楽
フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):4つのマドリガル
Esclarecida Juana / Oi Joseph! / Nino Dios d'amor herido
Todo quanto pudo dar
ホアキン・トゥリナ(1882-1949):闘牛士の祈り
ストラヴィンスキー(1882-1971):組曲第1番&第2番 より 5つの小品
行進曲/ナポリターナ/アンダンテ/ポルカ/ギャロップ
シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):3つの協奏的舞曲
フランス風/アメリカ風/スペイン風
カルレス・ギノバルト(1941-):錬金術
アントニオ・ルイス=ピポ(1934-1997):4のための4
ジョアキン・オムス(1906-2003):クアドリガ
リェオナルド・バラダ(1933-):覚え書き; 垂直/平坦/層/高さ/固執
クアルテット・タラゴ
ラウラ・アルメリク、マヌエル・カルヴェ、ジョルディ・クディナ、
ジュゼプ・ジュアン・エンリケス(ギター)
録音:1975年10月、スタジオ・ジェマ、バルセロナ、スペイン
バルセロナのリセウ音楽院ギター科教授ガルシア・タラゴの名を冠したタラゴ
・クアルテット(1971-1988)の音源復刻盤。

1CM 0282 ¥2080
ハバナの女たちに捧げる キューバ歌曲集
マヌエル・マウリ(1857-1939):Celia
アルベルト・ビリャロン(1882-1955):Ya reire cuando tu llores
ホルヘ・アンケルマン(1877-1941):Flor de Yumuri
エドゥアルド・サンチェス・デ・フエンテス(1874-1944):
Vivir sin tus caricias
ロセンド・ルイス・スアレス(1885-1983):Junto a un canaveral
エウセビオ・デルフィン(1893-1965):
Y tu, que has hecho?(En el tronco de un arbol)
エルネスト・レクオナ(1895-1963):Se fue
シンド・ガライ(1867-1968):La tarde
アルベルト・ビリャロン:La ausencia
ホルヘ・アンケルマン:El quitrin
エドゥアルド・サンチェス・デ・フエンテス:Intima / Tu
シンド・ガライ:Mujer bayamesa(La bayamesa)
ホセ・ホワイト(1836-1918)/ニコラス・ルイス・エスパデロ(1832-1890)編曲:
Potpourri cubano
フェリス・B・カイグネト(1892-1976):Te odio
ロゼル・フェレル=ムラト(ソプラノ)
セシリオ・ティエレス(ピアノ)
録音:2011年9月5-6日、バルセロナ音楽院エドゥアルド・トルドラ・
コンサートホール、スペイン

1CM 0283 ¥2080
ジェラード、オムス:室内楽作品集
ロバート・ジェラード[ロベルト・ジェラルド](1896-1970):
映画「Secret People」のための練習曲
(ヴァイオリン、クラリネットとピアノのための;1952)(*)
ジョアキン・オムス(1906-2003):無伴奏クラリネットのための独白(1972)
ジョアキン・オムス:ヴァイオリンとピアノのための即興曲
ロバート・ジェラード:
クラリネットとピアノのためのソナタ(1928)/2つの覚え書き(1921-1922)
ジョアキン・オムス:
クラリネットとピアノのための2つのインヴェンション(1963)
ジョアキン・オムス:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(1941)
ロバート・ジェラード:
ヴァイオリン、クラリネットとピアノのためのアンダンティーノ(1929)(*)
ジョアキン・オムス:クラリネットとピアノのための三重奏曲(1974)
ダビド・バリェステロス(ヴァイオリン)
クリスト・バリオス(クラリネット)
グスタボ・ディアス=ヘレス(ピアノ)
録音:2011年11月27-29日、アダン・マルティン・コンサートホール室内楽ホール、
テネリフェ、スペイン
(*)は世界初録音と表示されています。

1CM 0284 ¥2080
カザルス・コレクション Vol.1 ピアノ作品全集
パブロ[パウ]・カザルス(1876-1973):
アレグロ嬰ヘ短調(1893)/バラード(1893)/慣れ親しんだページ(1898)
小マズルカ(1895)/3つの有機的前奏曲(1895-1898)
歌詞のない4つのロマンス(1894)/インスタント[Instantania](1895)
2つの子守歌; I.子供の夢(1935)/II(1942)
子守詩(1943)/羊飼いたちの合唱(オリジナル版;1942)
ジョルディ・カメイ(1959-):「羊飼いたちの合唱」による変奏曲(2011)
パブロ・カザルス:メヌエット風(1955)/前奏曲(1946)
ジョルディ・カメイ(ピアノ)
録音:2011年12月5-7日、ジュゼプ・カレラス・コンサートホール、ビラ=セカ、
スペイン

1CM 0285 ¥2080
ライヴ・エモーションズ 2
ジョン・アダムズ(1947):
ザ・チェアマン・ダンス(管弦楽のためのフォックストロット)
チャイコフスキー(1840-1893):交響曲第6番ロ短調「悲愴」Op.74
ワールド・オーケストラ
ジュゼプ・ビセント(指揮)
録音:2010-2011年、ライヴ、場所の記載なし

1CM 0294 ¥2080
モンポウ、マネン、ペドレル:ギター作品集
フェデリコ[フレデリク]・モンポウ(1893-1987):
歌と踊り 第13番/コンポステラ組曲
ジュアン・マネン(1883-1971):幻想ソナタ Op.A.22
カルロス・ペドレル(1878-1941):ロマンティックなページ/嘆き/ギタレオ
アレックス・ガロベ(ギター)
録音:2011年7月11,14,26日、アルベルト・ムラレダ・スタジオ、スペイン

1CM 0295 ¥2080
ガブリエル・ブルンシク(1942-):バルセロナ時代の音楽 1974-2011
ホルヘ・ペニャ・エンの称賛のためのクエカ(1974-1976)(*)
コントラバホ=コンセルト(2003)(+)/風の家(1996)(#)/変奏曲(1975)(**)
バルセロナのポリフォニー(1975)(++)/3つのラッパ(1986)(##)
ダバロス=チェルビト・ギター・デュオ(*)
ダニエル・キーンツィ(コントラバスサクソフォン(+))
アンサンブル・モザイク(#)
ガブリエル・ブルンシク(シンセサイザー(**))
グループ・2e2m(++) ポール・メファノ(指揮(++))
ハリー・スパルナーイ(バスクラリネット(##))
録音:1978年、ベサル、ジロナ、スペイン(*)/2003年、パリ、フランス(+)
1998年、ベルリン、ドイツ(#)
1975年(**)、1983年(++)、2011年(##)、バルセロナ、スペイン(**/++/##)
チリ生まれのクロアチア系作曲家ガブリエル・ブルンシクのバルセロナ移住後
の作品集。

1CM 0296 ¥2080
モンサルバジェ 生誕100年記念
シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):
5つの黒人の歌
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
パリ音楽院管弦楽団 ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)
原盤:EMI
短い協奏曲 から 第1楽章
アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)
バルセロナ交響楽団 ローレンス・フォスター(指揮)
原盤:カタルーニャ・ムジカ
長靴をはいた猫 から
序曲「Mira si soy desgraciado」,アダージェット(第2幕)
マリサ・マルティンス(メゾソプラノ) アントニ・コマス(テノール)
イサベル・モナル(ソプラノ)
エンリク・マルティンス=カスティニャニ(バリトン)
リセウ大劇場交響楽団 アントニ・ロス=マルバ(指揮)
ウナ・ヴォーチェ・イン・オフ から Sentimi, Angela(第1場)
アントニ・コマス(テノール)
リセウ大劇場交響楽団 アントニ・ロス=マルバ(指揮)
イヴェットのためのソナティネ
マック・マクルーア(ピアノ)
マドリガル
マリサ・マルティンス(メゾソプラノ) セルマ・ゴクセン(チェロ)
マック・マクルーア(ピアノ)
バルセロナ・ブルース
ラモン・ガリガ、マック・マクルーア(ピアノ)
ファーナビーの主題による変奏曲
アーラ・ヴォロンコヴァ(ヴァイオリン) マック・マクルーア(ピアノ)
余談  カルロタ・ガリガ(ピアノ)
ストラディヴァリウスのための四学科 から 第4楽章
アーラ・ヴォロンコヴァ(ヴァイオリン)
ジョゼフィン・フィッツパトリック(ヴィオラ)
マヌエル・マルティネス・デル・フレスノ(チェロ)
子守歌
ナンシー・ファビオラ・エレラ(メゾソプラノ) マック・マクルーア(ピアノ)
原盤:ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス財団

1CM 0304 ¥2080
ソナタの勝利
ブラームス(1833-1897):ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.5
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2 No.3
エンリケ・ベルナルド・デ・キロス(ピアノ)
録音:2010年7月13-15日、ミュージックストリー・スタジオ、マドリード、
スペイン
エンリケ・ベルナルド・デ・キロスは1981年モスクワに生まれたスペインのピ
アニスト。マドリードでアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル門下のピアニス
トであるガリーナ・エグイアザロヴァに師事した彼はロシア・ピアニズムの伝
統を汲む若手として注目されています。

1CM 0306 ¥2080
ブラームス、シューマン、スクリャービン、グラナドス:ピアノ作品集
ブラームス(1833-1897):8つの小品 Op.76 から Nos.1-5
シューマン(1810-1856):フモレスケ Op.20
スクリャービン(1872-1915):2つの前奏曲 Op.11
グラナドス(1867-1916):ゴイェスカス から 嘆き、またはマハとナイチンゲール
[アンコール] モンポウ(1893-1987):子供の情景 から 庭の乙女たち
マリア・リュイザ・カントス(ピアノ)
録音:2012年2月22日、ライヴ、サン・クガト・デル・バリェス劇場ホール、
スペイン




<IVM(バレンシア音楽学会)>
PMV 010 ¥2080
マヌエル・パラウ(1893-1967):
レバンテ協奏曲(ギターと管弦楽のための;1947)(*)
劇的協奏曲(ピアノと管弦楽のための;1946/1954頃改訂)(+)
ラファエル・セリャレト(ギター(*))
バルトメウ・ジャウメ(ピアノ(+))
バレンシア自治州立青年管弦楽団
マヌエル・ガルドゥフ(指揮)
録音:2007年7月18日、ライヴ、アリカンテ大学講堂、スペイン(*)
2008年7月19日、ライヴ、プリンシパル劇場、カステリョン、スペイン(*)
マヌエル・パラウはバレンシア音楽院長を務めた作曲家。パリ音楽院でシャル
ル・ケクランに師事し、ラヴェルからも助言て印象派的な作風も獲得していま
した。「レバンテ」はスペインのバレンシア、アリカンテ地方を指す言葉です。

●未案内旧譜
PMV 008 ¥2080
ホセ・プラダス・ガリェン(1689-1757):地は苦しみ叫ぶ 教会音楽集
Dixit dominus Domino meo / Hoy a un galan embozado
Convertimini ad me / In dedicatione templi
La tierra llora afligida[地は苦しみ叫ぶ]
Dilexi quoniam exaudiet / Miserere mei Deus(*)
Memento Domine David / Regina caeli laetare
メルセデス・エルナンデス、マルタ・インファンテ(ソプラノ)
ダビド・サガストゥメ(男性アルト)
ジョゼ・ピザロ[ホセ・ピサロ](テノール)
トマス・マシェ(バス)
アルモニア・デル・パルナス(管弦楽&合唱)
マリアン・ロサ・モンタグト(指揮)
録音:2007年10月22-25日、聖テレサ修道院礼拝堂、ラバル・デ・ヘスス、
トルトザ、スペイン
ホセ・プラダス・ガリェンはバレンシア大聖堂楽長を務め(1728-1757)、スペ
イン・バロック音楽の最も重要な作曲家の一人と見なされている人物。アルモ
ニア・デル・パルナスはマリアン・ロサ・モンタグト(音楽学者・チェンバロ
奏者・指揮者)により2003年にバレンシアで創設された古楽アンサンブル。
(*)以外は初録音と表示されています。

PMV 009 ¥2080
ビセンテ・マルティン・イ・ソレル(1754-1806)
/ヨハン・ヴェント(1745-1801)編曲:
オペラ「ディアナの木」によるハルモニームジーク
エルス・ソナドルス
録音:2007年12月4-8日、聖マリア教会コンサートホール、アルバラシン、
スペイン
スペイン、バレンシア出身の作曲家マルティン・イ・ソレルのオペラ・ブッ
ファの代表作を、ボヘミア出身でウィーンで活躍したオーボエ奏者・作曲家
ヴェントが管楽8パート(オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴット各2)と
コントラバスのために抜粋編曲した版を演奏。エルス・ソナドルスはおそら
くバレンシア地方に本拠を置くスペインのピリオド楽器アンサンブル。

PMV ACTUAL 006 ¥2080
新しい道 バレンシアの若手作曲家の打楽器作品集
ホアキン・ランビエス:Corimbo(musica para cuencos [music for bowls])
アンドレス・バレロ=カステリュス(1973-):
Tocata, Interludio y Tocatina [Toccata, Interlude & Toccatina]
オスカル・コロミナ(1977-):Une poupee en flammes [A doll in flames]
リカルド・クリメント:Acute
ボロ・ガルシア(1970-):No hi ha cami... [There is no road]
コンタクテ(打楽器グループ)
ミケル・ベルナト(指揮)
録音:2007年8月20-25日、9月15日、リリア専門音楽院、バレンシア、スペイン




<LA MA DE GUIDO>
LMG 2107 ¥2080
ピアノのための夜想曲集
ジョン・フィールド(1782-1837):夜想曲第2番ハ短調
ショパン(1810-1849):夜想曲ハ短調 Op.48 No.1
リスト(1811-1886):夜想曲第2番ホ長調
ボロディン(1833-1887):小組曲 から 夜想曲変ト長調
チャイコフスキー(1840-1893):夜想曲 Op.19 No.4
フォーレ(1845-1924):夜想曲嬰ヘ短調 Op.104 No.1
ドビュッシー(1862-1918):夜想曲変ロ短調
サティ(1866-1925):夜想曲第4番
スクリャービン(1871-1915):夜想曲イ長調
マヌエル・ブランカフォルト(1897-1987):夜想曲第1番
ブリテン(1913-1976):夜想曲変ロ長調
ナルシス・ボネト(1933-):夜想曲第5番
リョレンス・バルサク(1953-):夜想曲
シラ・エルナンデス(ピアノ)
録音:2011年6月16日、音楽新聞ホール、カペリャデス、スペイン
シラ・エルナンデスはスペインのバルセロナに生まれ、トリノ(イタリア)の
ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で学び16歳でデビュー、バルセロナのマーシャ
ル・アカデミーでアリシア・デ・ラローチャの指導を受けたピアニスト。バル
セロナとトリノに拠点を置いて演奏と教育に携わっています。

LMG 2108 ¥2080
6弦ギターのための18世紀スペインの音楽
フェデリコ・モレッティ(1765頃-1838):主題と変奏曲
フェルナンド・フェランディエレ(1740頃-1816頃):ソナタ ト長調 Op.1 No.3
フェルナンド・フェランディエレ:「ギター演奏技法」(1799)から
第6課:迷路またはハーモニック・サークル/第3課:メヌエット
フアン・アントニオ・デ・バルガス・イ・グスマン:
「ギター演奏解説」(1776)から
ソナタ第1番イ長調/ソナタ第2番イ短調/ソナタ第3番イ長調
フアン・アントニオ・デ・バルガス・イ・グスマン:
「ギター演奏解説」(1773)から
メヌエット ニ長調/メヌエット ニ短調/ナポリ行進曲
不詳:サンタ・ロサの音楽アーカイヴ(1780頃)から ソナタ第8番ト長調
フェルナンド・フェランディエレ:主題と10の変奏曲
トーマス・シュミット(6弦ギター)
録音:2010年、イスラ・ブランカ・スタジオ、ナバセラダ、マドリード自治州、
スペイン
使用楽器:2009年、マドリード、カルロス・ガス製(モデル:1797年、ロレンソ
・アロンソ製)
ギターが6弦なのは当たり前と思われるかもしれませんが、ルネサンス・ギタ
ー、バロック・ギターの多くは4弦や5弦で、6弦のものが作られたのは18世紀
の後半に入ってからでした。当盤ではその当時に6弦ギターのために書かれた
ギター曲が、18世紀末に作られた楽器の複製を用いて演奏されています。トー
マス・シュミットはウィーン音楽院でコンラート・ラゴスニヒに師事したギタ
リスト・音楽学者。

LMG 2109 ¥2080
モンポウ(1893-1987):風景 ピアノ作品集
前奏曲集(全20曲)/風景(全3曲)/パリ万博の思い出(全4曲)
ショパンの主題による変奏曲/子守歌
アドルフ・プラ(ピアノ)
録音:2011年8月31日-9月2日、アウディトリ・カン・ロチ・イ・トレス、
サンタ・クロマ・デ・グラマネト、スペイン

LMG 2110 ¥2080
アルカス、マネン、モンポウ:ギター作品集
フリアン・アルカス(1832-1882):妄想
ジュアン・マネン(1883-1971):幻想ソナタ
フェデリコ[フレデリク]・モンポウ(1893-1987):コンポステラ組曲
ホアン・カルレス・マルティネス(ギター)
録音:2011年6月、マルドゥシュ劇場、サン・エステベ・デ・パラウトゥルデラ、
スペイン
使用楽器:1986年、Jonathan Hinves製
ホアン・カルレス・マルティネスはアリカンテ音楽院でホセ・トマスに師事し
たギタリスト・作曲家。

LMG 2111 ¥2080
ジュゼプ・スレ[ソレル](1935-):瞑想 ピアノ作品集
瞑想/夜景 VII/夜景 VIII/十字架への道行の場面/日差しなく
ソナタ XI(左手のための)
ミゲル・アルバレス=アルグド(ピアノ)
録音:2009年6月19日、ジャフレ、ジロナ県、スペイン




<REGENT>
REGCD 372 ¥2080
ウィンチェスター大聖堂の一年
チャールズ・ウッド(1866-1926):Hail, gladdening light 〔降臨節〕
ジョン・タヴナー(1944-):
God is with us(Christmas Proclamation)〔クリスマス〕
ジョナサン・ドーヴ(1959-):The Three Kings Jonathan Dove 〔顕現日〕
ウィリアム・バード(1540頃-1623):Senex puerum portabat 〔聖燭節〕(*)
ヘンリー・パーセル(1659?-1695):Hear my prayer, O Lord 〔大斉節〕
アントン・ブルックナー(1824-1896):Ave Maria 〔御告げの日〕
ドナルド・スウィーニー(1935-):Litany 〔棕櫚の主日〕
ドナルド・スウィーニー:Quem quaeritis 〔復活祭の夜明け〕
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1934):
Ye Choirs of New Jerusalem 〔復活祭〕
パトリック・ガワーズ(1936-):Viri Galilaei 〔昇天日〕(+)
エドワード・エルガー(1857-1934):
The Spirit of the Lord is upon me 〔聖霊降臨日〕
ジョン・シェパード(1515頃-1559):Libera nos, salva nos 〔三位一体主日〕
ジョン・ラッター(1945-):Winchester Te Deum 〔聖スウィザンの日〕
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊
サイモン・ベル(オルガン、指揮(*))
リチャード・マクヴェイ(シンセサイザー(+))
アンドルー・ラムスデン(指揮(*以外))
録音:2011年2月14-16日、ウィンチェスター大聖堂、イギリス

REGCD 375 ¥2080
何と愛らしい フランス・ロマン派の合唱音楽
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
Quam dilecta Op.148 / Ave Maria Op.145 / Ave verum corpus(変ホ長調)
デオダ・ド・セヴラック(1872-1921):
O sacrum convivium / Ave verum corpus(1898)
ガブリエル・フォーレ(1845-1924):Tantum ergo(1904)
カミーユ・サン=サーンス:Offertoire(1904)
デオダ・ド・セヴラック:Tantum ergo(1920)
ヴァンサン・ダンディ(1851-1931):Ave Regina coelorum Op.79
デオダ・ド・セヴラック:Salve Regina
カミーユ・サン=サーンス:Ave verum corpus(ニ長調)
ヴァンサン・ダンディ:O Domina mea Op.88
ガブリエル・フォーレ:
Tantum ergo Op.65 No.2 / O salutaris hostia Op.47 No.1
Ave Maria Op.67 No.2 / Salve Regina Op.67 No.1
Maria, Mater gratiae Op.47 No.2
ヴァンサン・ダンディ:Sancta Maria, succurre miseris Op.49
ヴァンサン・ダンディ:Deus Israel conjungat vos Op.41
ガブリエル・フォーレ:
Ecce fidelis servus Op.54 / Ave verum corpus Op.65 No.1
ケンブリッジ・クライスツ・カレッジ聖歌隊
ロキシー・サマーフィールド(オルガン)
デイヴィッド・ローランド(指揮)
録音:2011年3月19-20日、ジーザス・カレッジ礼拝堂、ケンブリッジ、イギリス

REGCD 376 ¥2080
サザーク大聖堂の一年
トマス・ウィールクス(1576?-1623):Alleluia 〔降臨節〕
フィリップ・ムーア(1943-):All wisdom cometh from the Lord 〔降臨節〕
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
Rejoice greatly 〔クリスマス〕(+)
ウィリアム・バード(1540頃-1623):Teach me, O Lord 〔大斉節〕(*)
フェリクス・メンデルスゾーン(1809-1847):Hear my prayer 〔大斉節〕
ジョン・ステイナー(1940-1901):God so loved the world 〔受難節〕
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):O taste and see 〔洗足木曜日〕(*)
アントニオ・ロッティ(1667頃-1740):Crucifixus(8声) 〔聖金曜日〕
ジェイムズ・マクミラン(1959-):A New Song 〔復活祭〕
アラン・ウィークリー(1975-):May the grace of Christ 〔三位一体主日〕
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1934):
For lo, I raise up 〔三位一体主日〕
バーナード・ローズ(1916-1996):
Surely thou hast tasted that the Lord is good 〔献堂日〕
ニール・コックス(1955-):War in heaven 〔聖ミカエルの日〕
ジョン・アイアランド(1879-1962):Greater love 〔追悼〕
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):Geistliches Lied 〔神への信仰〕(*)
サザーク大聖堂聖歌隊
スティーヴン・ディスリー(オルガン(*/+以外))
ジョナサン・ホープ(オルガン(*))
ピーター・ライト(指揮、オルガン(+))
録音:2011年3月29-30日、4月1日、サザーク大聖堂、イギリス

REGCD 377 ¥2080
トルーロ大聖堂の一年
イングランド伝承曲/レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)編曲:
The truth from above 〔降臨節〕
ポール・ドレイトン(1944-):The world's desire? 〔クリスマス〕
コーンウォール伝承曲/フィリップ・ストップフォード(1977-)編曲:
Sans Day Carol〔クリスマス〕
デイヴィッド・ベドナル(1979-):Noe, noe〔クリスマス〕
ジョン・ヘンリー・ホプキンズ(1820-1891)/
フィリップ・ストップフォード(1977-)編曲:We, three kings〔顕現日〕
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):Warum ist das Licht gegeben 〔大斉節〕
ガブリエル・フォーレ(1845-1924):Ave Maria 〔御告げの日〕
アントン・ブルックナー(1824-1896):Christus factus est 〔受難節〕
ドイツ伝承の旋律(17世紀)/チャールズ・ウッド(1866-1926)編曲:
This joyful Eastertide 〔受難節〕
ジェラルド・フィンジ(1901-1956):God is gone up 〔昇天日〕
グレイストン・アイヴズ(1948-):Listen, sweet dove 〔聖霊降臨日〕
デイヴィッド・チータム(1943-):
Blessed be the Holy Trinity 〔三位一体主日〕
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):The Twelve 〔諸聖人の日〕
エドワード・ベアストー(1874-1946):
Blessed city, heavenly Salem 〔献堂日〕
ジョナサン・ドーヴ(1959-):
Seek him that maketh the seven stars 〔王キリスト〕
トルーロ大聖堂聖歌隊
ルーク・ボンド(オルガン)
クリストファー・グレイ(指揮)
録音:2011年5月10-13日、トルーロ大聖堂、イギリス

REGCD 384 ¥2080
フランス趣味 オルガンのための音楽
ナジ・ハキム(1955-):レバノン序曲
ジェラルド・ヘンドリー(1935-):
「マルセル・デュプレの墓碑銘」から トッカータとフーガ嬰ヘ短調
マルセル・デュプレ(1886-1971):
3つのスケッチ Op.41 から 第2番ホ短調,第3番変ロ短調
ヘンリー・パーセル(1659?-1695)/マルセル・デュプレ編曲:
トランペット・チューン
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)/ジャン・ギユ(1930-)編曲:
「3つのオレンジへの恋」より 行進曲
モーリス・ラヴェル(1875-1937)/デイヴィッド・ブリッグズ編曲:
「ダフニスとクロエ」組曲第2番
デイヴィッド・ブリッグズ(1962-):グリーンスリーヴズによる幻想曲
エクトール・ベルリオーズ(1803-1869)/W・T・ベスト(1826-1897)編曲:
ハンガリー行進曲
ガストン・リテーズ(1909-1991):12の小品 から スケルツォ
ウジェーヌ・ルクセル(1900-1988):
「プロヴァンス散策」から カプ・ネグルは晴れ時々曇り
ポール・カー(オルガン)
録音:聖チャド大聖堂、バーミンガム、イギリス、時期未詳

REGCD 385 ¥2080
復元されたレッドクリフのオルガン
ヴィルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):幻想曲ヘ短調 K.608
ジャン・シベリウス(1865-1957)/ハーバート・フリッカー(1868-1943)編曲:
フィンランディア Op.26
ミヒャエル・フェスティング(1680-1752)/
ジョージ・タルベン・ボール(1896-1987)編曲:
ラルゴ、アレグロ、アリアと2つの変奏曲
ゲオルギー・ムシェリ(1909-1989):トッカータ
アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):ヘンデルの主題による行進曲
パーシー・ウィットロック(1903-1946):
4つの即興曲 から ファンファーレ(第4曲)
サミュエル・ウェズリー(1766-1837):
12の小品 から エアとガヴォット(第8&9曲)
エドワード・エルガー(1857-1934)/ジョージ・C・マーティン(1844-1916)編曲:
帝国行進曲 Op.32
アルフレッド・ホリンズ(1865-1942):陽光の歌
ノーマン・コッカー(1899-1957):テューバ・チューン
マックス・レーガー(1873-1916):序奏とパッサカリア ニ短調
アンドルー・カーク(オルガン)
録音:2011年9月12-13日、聖メアリー・レッドクリフ教会、ブリストル、
イギリス
使用楽器:1911年、Harrison & Harrison製(2010年、Harrison & Harrison復元)

●旧譜(2010年以前発売)
REGCD 104 ¥2080
ベルカント・バスーン ファゴットとピアノのための作品集
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):ソナタ Op.168
ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848)
/ソル・シェーンバック(1915-1999)編曲:
「愛の妙薬」より 人知れぬ涙
ジュゼッペ・タンプリーニ(1817-1888):
ドニゼッティの「ドン・パスクアーレ」の主題による幻想曲
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):ヴォカリーズ Op.43 No.14
ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844-1908)/
ウィリアム・ウォーターハウス(1931-2007)編曲:くまばちの飛行
ジャン・コッケン(1801頃-1875):
ロッシーニの「ウィリアム・テル」による幻想曲 Op.34
エドワード・エルガー(1857-1934):ロマンス Op.62
ルイージ・オルセッリ(19世紀?-20世紀初?):ヴェルディの「椿姫」の回想
フリッツ・クライスラー(1875-1962):愛の悲しみ
ルイージ・オルセッリ:ヴェルディの「仮面舞踏会」による幻想曲
ジャック・イベール(1890-1962):カリニャン
フレデリック・ベール(1794-1838):
ロッシーニの「セビリャの理髪師」の「今の歌声は」による幻想曲
キム・ウォーカー(ファゴット)
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
録音:データ記載なし 発売:1989年

REGCD 107 ¥2080
サイモン・ロール(1957-):父の愛 合唱作品集
Choral Fanfare: This is the Day / St David's Service / Angels
Vesper Responsory / Morning Star
Mary's Child(G・エインジャー作曲/サイモン・ロール編曲)
Child of the Manger / The Journey / The St Nicholas Service(Rite A)
Jesus, good above all other(14世紀ドイツ伝承曲/サイモン・ロール編曲)
An Evening Hymn / I will lift up mine eyes / O God the Holy Spirit
The Father's Love / Shall we not love thee Mother dear?
I got me Flowers / The St Mary's Service(Rite B)/ Love Eternal
ワーウィック・セント・メアリー・カレッジエイト教会聖歌隊
ケヴィン・ボーヤー(オルガン)
サイモン・ロール(指揮)
録音:1992年11月2-4日、聖メアリー教会、ワーウィック、イギリス

REGCD 129 ¥2080
マーティン・ハウ(1931-):日ごとに 合唱&オルガン作品集
St John the Baptist(*)/ Exultate(+)/ Day by day(*)
Hymn Lo! he comes with clouds descending(*/+)
Psalm 136(*)/ Scherzetto(+)/ Fairest Lord Jesus(*)
Psalm 137(*)/ Psalm 138(*)/ Psalm 23(*)/ Testament(+)
Gloria from The Cantabury Mass(*)/ Bless, O Lord, us thy servants(*)
Homage to Elgar(+)/ Hymn: The day thou gavest, Lord, is ended(*/+)
クロイドン教区教会聖歌隊(*)
マーティン・ハウ(オルガン(+))
ジョナサン・ヴォーン(オルガン(+以外))
ピーター・ナーダン(指揮)
録音:1998年3月4-6日、クロイドン教区教会、イギリス

REGCD 247 ¥2080
デイヴィッド・ベドナル(1979-):めでたし、喜びの光 合唱作品集
Easter Alleluia / The Wells Service; Te Deum - Jibilate
Come, Holy Ghost / Lux et Origo(Alternatim Mass for Douai Abbey)
The Wells Service; Benedicite, Omnia Opera - Benedictus
Hail, gladdening Light / Adagio for Organ
The Gloucester Service; Magnificat - Nunc Dimittis
ウェルズ大聖堂聖歌隊
デイヴィッド・ベドナル(オルガン)
マシュー・オーエンズ(指揮)
録音:2006年5月9-11日、ウェルズ大聖堂、イギリス

REGCD 263 2枚組 ¥3250
ヴィエルヌ・コレクション
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):
荘厳ミサ嬰ハ短調 Op.16(*)/小ミサ Op.30(23:03)(+)
三部作 Op.58(+)/幻想曲集 Op.53 から トッカータ変ホ短調(No.6)(+)
タントゥム・エルゴ(*)/アヴェ・ヴェルム Op.15(*)/アヴェ・マリア(*)
死者のための小ミサ(+)/お告げの祈り Op.57(#/+)
幻想曲集 Op.54 から ウェストミンスターの鐘(No.6)(+)
モニカ・ブレット=クローザー(メゾソプラノ(#))
トルーロ大聖堂合唱団(*)
クリストファー・グレイ(オルガン(*))
ロバート・シャープ(指揮(*)、オルガン(+))
録音:2007年4月30日-5月2日、2008年3月13日、トルーロ大聖堂、イギリス

REGCD 280 ¥2080
ポール・スパイサー(1952-):出でよ、ラザロ 合唱作品集
Love is Beautiful Indeed / His Heart's Desire
Glory be to God for Dappled Things(Pied Beauty)
Stars, I have seen them fall / There is no Rose of such Virtue
In a field as I lay / This Child of God / Prayer of St Cuthbert
Come out, Lazar / A Grace: Inscription in a Monastic Refectory
Let the Mount Sion Rejoice
How Love Bleeds(Four Carols for Dark Times)/ Alive
Drop, Drop Slow Tears / Michael, The Great Prince, shall Arise
ケンブリッジ・セルウィン・カレッジ礼拝堂聖歌隊
クレア・インズ=ホプキンズ(オルガン)
サラ・マクドナルド(指揮)
録音:2008年1月10-11日、セルウィン・カレッジ礼拝堂、ケンブリッジ、
イギリス

REGCD 293 ¥2080
ロクサナ・パヌフニク(1968-):聖人たちの魂 合唱作品集
Kyrie(Westminster Mass)/ Plainchant Kyrie / Kyrie Cum Jubilo(*)
Gloria(Westminster Mass)/ Sleep little Jesus(Angels Sing!)
Deus, Deus meus(Westminster Mass)/ The Spirit of the Saints(+)
Ave Maria / Hail little golden star(Angels Sing!)
Sanctus(Westminster Mass)/ Benedictus(Westminster Mass)
All in Tune(+)/ Memorial Acclamation(Westminster Mass)
Amen(Westminster Mass)/ Jesus Christ is born today(Angels Sing!)
Agnus Dei(Westminster Mass)/ Triumphant King(Angels Sing!)
ロンドン・オラトリー・スクール・スコラ(合唱(*以外))
デイヴィッド・テリー(オルガン(*以外))
リー・ワード(指揮(*以外)、オルガン(*))
録音:2008年6月20-21日、10月10-11日、2009年1月24日、
ハムステッド教区教会、イギリス
(*)(+)は初録音と表示されています。

REGCD 297 ¥2080
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):合唱作品集
Surexit pastor bonus / Missa Jager(Missa Venatorum)[狩人のミサ]
Taedet animam meam / Veni Creator Spiritus / Tristis est anima mea
In pace in idipsum / Quare tristis es, anima mea?
Alleluia: Videmus stellam eius / Timor et tremor
Magnificat Septimi toni [マニフィカト第7旋法]/ Surgens Jesus
ヨーク・ミンスター聖歌隊ガール・コリスターズ&ジェントルメン
ジョン・スコット・ホワイトリー(指揮)
録音:2008年7月15-17日、ヨーク・ミンスター・チャプター・ハウス、
イギリス

REGCD 310 ¥2080
グランヴィル・バントック(1868-1946):人命のページェント 合唱作品集
The Golden Journey to Samarkand(*)
They that go down to the sea in ships(A Threnody for S.S.Titanic)(*)
In the silent west / Coronach(*)/ One with eyes the fairest(*)
The Lake Isle of Innisfree
The Mermaid's Croon(Cronan na Maighdinn-Mhara)
The Happy Isle(Chorus for female voices)(*)/ Requiem(*)
The Isles of Greece(*)
Three Choruses for Male Voices(*);
O Zeus the King / A Grammarian's Funeral / Paracelsus
A Pageant of Human Life(*);
Childhood(+)- Manhood - Cupid(*)- Age - Death - Lady Fame -
Time - Lady Eternity(3:01)  Darest thou now, O soul(#)(*)
セントルイス室内合唱団
ワシントン大学コンサート合唱団(+)
パークウェイ・ノース・ハイスクール合唱団(#)フィリップ・バーンズ(指揮)
録音:2008年11月10-13日、悲しみの聖母教会、セントルイス、ミネソタ州、
アメリカ合衆国

REGCD 316 ¥2080
ヘレフォードのハウエルズ
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):合唱作品集
Te Deum & Jubilate(Collegium Regale)
O pray for the peace of Jerusalem(No.1 of Four Anthems)
Magnificat & Nunc dimittis(Gloucester Service)
We have heard with our ears(No.2 of Four Anthems)
Magnificat & Nunc dimittis(Hereford Service)
Like as the hart(No.3 of Four Anthems)
Magnificat & Nunc dimittis(Worcester Service)
Let God arise(No.4 of Four Anthems)
Magniicat & Nunc dimittis(Collegium Regale)
ヘレフォード大聖堂聖歌隊
ピーター・ダイク(オルガン)
ジェレイント・ボーエン(指揮)
録音:2009年1月20-22日、ヘレフォード大聖堂、イギリス

REGCD 320 ¥2080
デイヴィッド・ベドナル(1979-):天の炎 合唱作品集 Vpl.2
Everyone Sang / The Wells Service; Cantate Domino - Deus misereatur
Behold, O God our defender / The souls of the righteous
Missa Sancti Pauli(Mass for St Paul's Cathedral)
O Jesu, victim blest / O come let us sing
The Wells Service; Magnificat - Nunc dimittis
Psalm 150(O praise God in his holiness)
ウェルズ大聖堂聖歌隊
ジョナサン・ボーン(オルガン)
マシュー・オーエンズ(指揮)
録音:2009年2月11-12日、3月11-12日、ウェルズ大聖堂、イギリス
レーベルのウェブサイトでは全曲が初録音と表示されています。

REGCD 327 ¥2080
デイヴィッド・ベドナル(1979-):レクイエム 合唱作品集
Requiem
O come let us sing / Salvator mundi / Let all the world
セントメアリーズ・カルネ室内合唱団
フィリップ・デュークス(ヴィオラ)
デイヴィッド・ベドナル(オルガン)
エドワード・ホワイティング(指揮)
録音:2009年5月6-8日、マールボロ・カレッジ礼拝堂、イギリス

REGCD 337 ¥2080
オルガンとチェロのための音楽
ジョルト・ガールドニー(1946-):ハンガリーのコラールによる変奏曲
ヨゼフ・ラインベルガー(1839-1901):3つの小品 Op.150
夕べの歌/パストラーレ/悲歌
ジョゼフ・ジョンゲン(1873-1953):ユモレスク Op.92
カルヴィン・ハンプトン(1938-1984):ブラックホールへの行進
ソフィア・グヴァイドゥーリナ(1934-):イン・クローチェ
ラッセル・ヘプルホワイト(1982-):見えない風景(*)
マルセル・デュプレ(1886-1971):ソナタ イ短調 Op.60
スヴィアティ・デュオ
レベッカ・ヒューズ(チェロ) ジュリアン・コリングズ(オルガン)
録音:2009年8月24-25日、聖処女メアリー教会、セントメアリーズ・プラット、
イギリス
(*)は初録音と表示されています。

REGCD 338 ¥2080
フィリップ・ウィルビー(1949-):常なる天国 合唱&オルガン作品集
Companions of the Lord: An Evensong
Introit: Companions of the Lord - Preces -
Psalm 24: The Earth is the Lord's -
Scriptural Sentence 1: Genesis 18: 2-3 -
Magnificat(for St Paul's Cathedral)-
Scriptural Sentence 2: John 12:1-3 -
Nunc Dimittis(for St Paul's Cathedral)- Responses & Collects -
Ave Maria - Final Responses -
Organ Voluntary: Recessional on Michael(+)(*)
Two Choral Prayers(*); Prayer for St Thomas - Prayer(men's voices)
Organ Prelude(from "A Passion for our Times")(*)
Two Wedding Anthems
Breathe on me, Breath of God - Thou didst delight my eyes
Prelude, Fugue and Toccata for Organ(*)
エクストン・シンガーズ(*以外)
ジェフリー・マキンソン(オルガン)
マシュー・オーエンズ(指揮(*以外))
録音:2009年12月28-30日、ウェルズ大聖堂、イギリス
(+)以外は初録音と表示されています。

REGCD 339 ¥2080
ポール・エドワーズ(1955-):神よ、わが頭に在れ 合唱作品集
O joyful light of the heavenly glory
Evening Service in C sharp minor; Magnificat - Nunc dimitis
Great shepherd of thy people / O dear and lovely brother
Hymn: Saviour, who didst healing give / O gladsome light, O grace
Bread of heaven / Behold us, Lord / Hold thou my hands
O dearest Lord, thy sacred head / Blessed are those servants
Come, healing cross / O Lord, how manifold are thy works
Round me falls the night / Come, dearest Lord / Carol of the birds
Requiem Mass / Hymn: O love that wilt not let me go
How shall I sing that majesty / God be in my head
ケンブリッジ・セルウィン・カレッジ礼拝堂聖歌隊
サラ・マクドナルド(指揮)
録音:2010年1月8-9日、セルウィン・カレッジ礼拝堂、ケンブリッジ、
イギリス

REGCD 349 ¥2080
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):合唱&オルガン作品集
Te Deum in C / Jubilate Deo in E flat / Corpus Christi Carol
The Sycamore Tree / A Hymn to the Virgin / Hymn to St Cecilia
Prelude and Fugue on a theme of Vittoria(*)
Missa Brevis / Antiphon / Rejoice in the Lamb / Advance Democracy
トルーロ大聖堂聖歌隊(*以外)
ルーク・ボンド(オルガン)
クリストファー・グレイ(指揮(*以外))
録音:2010年7月14-16日、トルーロ大聖堂、イギリス

REGCD 361 ¥2080
マーカス・ハクスリー(1949-)光の歌 合唱&オルガン作品集
Psalm CL / Magnificat(falso bordone setting for Men's Voices)
Nunc dimittis in A flat(upper voices)/ A Psalm of Thanksgiving
Common Worship Evening Prayer(The Shirley Service)
Opening Responses - Hymn: Phos Hilaron, A Song of the Light -
Old Testament Canticle: Verses from Psalm 104 -
Psalm 124(Proper for St Peter's Day -
New Testament Canticle: A Song of the Lamb -
Responsory: The Lord is my light -
Gospel Canticle: Magnificat(The Song of Mary)- The Lord's Prayer
The Passion of our Lord according to Luke
Prelude on Walsall(When came in flesh the incarnate Word)organ solo(*)
Susanni / Whence is that goodly fragrance? / Of A Rose
Variations on This Endris Night organ solo(*)
Mass of St Henry & St Philip
Gloria:(...and SUDDENLY there was ...a MULTITUDE
of the HEAVENLY HOST...)-
Sanctus(as with ceaseless voice they cry.....)-
Agnus Dei(Behold the LAMB of GOD)
Fantasy-Prelude on the Old Hundredth organ solo(*)
バーミンガム大聖堂聖歌隊(*以外)
ティモシー・ハーパー(オルガン(*以外))
マーカス・ハクスリー(指揮(*以外)、オルガン(*))
録音:2010年7月19-21日、バーミンガム大聖堂、イギリス

REGCD 364 ¥2080
秋 オルガンとチェロのための音楽
クット・ヴィクランデル(1950-):幻想曲 Op.5
エリック・スウィーニー(1948-):秋の音楽(*)
マックス・ブルッフ(1838-1920)/
ハインリヒ・ライマン(1850-1906)編曲:コル・ニドライ
ヨゼフ・ラインベルガー(1839-1901)/
スヴィアティ・デュオ編曲:序曲 Op.150 No.6
J・S・バッハ(1685-1750)/
ヘルムート・ボルネフェルト(1906-1990)編曲:3つのコラール前奏曲
Ach, was ist doch unser Leben BWV743
Vater unser im Himmelreich BWV762
Christus, der uns selig macht BWV747
ティモシー・ソルター(1942-):Vitis Flexuosa[三角蔓](*)
ウィリアム・ロイド・ウェバー(1914-1982)/
スヴィアティ・デュオ編曲:ベネディクトゥス
ハラルト・ゲンツマー(1909-2007):ソナタ(*)
スヴィアティ・デュオ
レベッカ・ヒューズ(チェロ) ジュリアン・コリングズ(オルガン)
録音:2010年8月14-15日、ラグビー・スクール礼拝堂、イギリス
(*)は初録音と表示されています。

●旧譜(再案内)
REGCD 341 ¥2080
高尚なる講話
ジョン・ミルトン、マーティン・ピアソン:器楽作品全集
(リチャード・ラストール復元・校訂)
マーティン・ピアソン(1572頃-1651):
ファンタジア ト短調「知人」[Acquaintance]、6声(P.III/2)
アルマン ト短調、6声(P.III/3)
ファンタジア ト長調「美女」[Beauty]、6声(P.III/4)
アルマン ト長調、6声(P.III/5)/パイパーのパヴァン(P.VI/2)(*)
ファンタジア ニ長調&ニ短調「詐欺」[Chowse]、6声(P.III/6)
アルマン ト長調、6声(P.III/7)
ファンタジア ニ短調「優美」[Delicate]、6声(P.III/8)
アルマン ト長調、6声(P.III/9)/アルマン(P.VI/1)(*)
ジョン・ミルトン(1562-1647):
ファンタジア第1番ト短調、5声(M.16)/ファンタジア第3番ト長調、5声(M.18)
マーティン・ピアソン:
ファンタジア ニ短調、6声(P.III/10)/アルマン ニ長調、6声(P.III/11)
ファンタジア「聞け」[Attendite]、5声(P.III/1)
ジョン・ミルトン:
ファンタジア第2番イ短調、5声(M.17)
イン・ノミネ「もし罪人のため息が」[If that a sinner's sighs](M.15)(+)
ファンタジア第4番ニ短調、5声(M.19)
マーティン・ピアソン:
ファンタジア ト長調、6声(P.III/12)
アルマン ト長調、6声(P.III/13)/アルマン ト長調、6声(P.III/14)
ジョン・ミルトン:ファンタジア第5番イ短調、6声御(M.20)
マーティン・ピアソン:
落葉[The Fall of the Leafe](P.VI/3)(*)
/さくら草[The Primerose](P.VI/4)(*)
ファンタジア ニ短調、6声(P.III/15)
フレットワーク(*以外)
スザンナ・ペル、森川麻子(トレブル・ヴィオル)
リチャード・キャンベル、市瀬礼子(テナー・ヴァイオル)
ウィリアム・ハント、リチャード・ブーズビー(コンソート・バス・ヴィオル)
マイケル・チャンス(カウンターテナー(+))
ソフィー・イェーツ(ヴァージナル(*))
録音:2009年7月29日、ウィルトシャー(イギリス)、ウェストウッド・マナー(*)
2010年1月17-19日、ヨーク(イギリス)、国立古楽センター(*以外)
17世紀前半に活躍し名声を得ながら、その後忘れ去られてしまったイングラン
ドの二人の作曲家の現存する全器楽作品。ジョン・ミルトンは高名な詩人で同
名のジョン・ミルトン(1608-1674)の父。
フレットワークの創設メンバーの一人であるリチャード・キャンベルは2011年
3月8日に55歳の若さで急逝、当録音は彼が器楽曲を弾いた最後のセッションと
なりました。

REGFCM 101/2 2枚組 ¥3250
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):「4声のミサと詩篇曲集」(1650)
4声のミサ[Messe a quattro voci]
主は言われた[Dixit Dominus]、8声
主は言われた(アラ・ブレーヴェ)[Dixit Dominus, alla breve]、8声
私はあなたに感謝する[Confitebor]、1声
私はあなたに感謝する[Confitebor]、2声
主を恐れる者は幸いである[Beatus vir]、7声
主をほめたたえよ、僕(しもべ)らよ[Laudate pueri]、5声
主をほめたたえよ、僕(しもべ)らよ[Laudate Dominum]、1声(*)
私は喜んだ[Latatus sum]、6声/私は喜んだ[Latatus sum]、5声
主が建てられるのでなければ[Nisi Dominus]、3声
主が建てられるのでなければ[Nisi Dominus]、6声
主をほめたたえよ、エルサレムよ[Lauda Jerusalem]、3声
主をほめたたえよ、エルサレムよ[Lauda Jerusalem]、5声
聖処女のためのリタニア[Latania della Beata Vergine]、6声
デイヴィッド・トマス(バス(*))
コンソート・アルス・ムジカ
ルース・ホルトン、デボラ・ロバーツ、テッサ・ボナー(ソプラノ)
キャロライン・トレヴァー(アルト) ロバート・ハル=ジョーンズ(男性アルト)
ロバート・ジョンストン、フィリップ・ケイヴ(テノール)
ドナルド・グレイグ(バリトン) フランシス・スティール(バス)
ジュリア・ビショップ、キャサリン・マーティン、ルーシー・ラッセル、
スティーヴン・ジョーンズ(ヴァイオリン)
アンドルー・ワッツ(ファゴット)
スーザン・アディソン、ポール・ニーマン(トロンボーン)
ポール・ニコルソン、マーガレット・フィリップス(オルガン)
ラファエッロ・モンテロッソ(指揮)
録音:1994年10月11-15日、11月29日、12月15日、ロンドン、ヘンリー・ウッド
・ホール
クレモナのクラウディオ・モンテヴェルディ財団との共同制作により1995年に
発売されたCD。モンテヴェルディの死後に出版された「4声のミサと詩篇曲集」
の世界初の全曲録音ながら日本ではほとんど知られていなかったものです。当
曲集は「倫理的・宗教的な森」(1640)に比べ音楽的に遜色ないにもかかわらず
録音される機会が少ないので、このCDは貴重なものと言えます。コンソート・
アルス・ムジカの声楽メンバーは録音当時タリス・スコラーズにも所属してい
たシンガーたち。さすがに安定感のある歌唱を聴かせてくれます。

REGFCM 103/4/5 3枚組 ¥4450
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525頃-1994):
4声のマドリガーレ全集
4声のマドリガーレ集第1巻(全29曲;1555)
4声のマドリガーレ集第2巻(全25曲:1586)
様々な雑集に収録されたマドリガーレ集(全28曲)
コンソート・アルス・ムジカ
キャロライン・トレヴァー(アルト) ロバート・ハル=ジョーンズ(男性アルト)
フィリップ・ケイヴ、スティーヴン・ハロルド(テノール)
フランシス・スティール(バス) エリザベス・ケニー(リュート)
ラファエッロ・モンテロッソ(指揮)
録音:1997年3月10-15日、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
1997年5月15日、ロンドン、エンジェル・スタジオ
クレモナのクラウディオ・モンテヴェルディ財団との共同制作により1998年に
発売されたCD。パレストリーナの4声マドリガーレの世界初全曲録音。

<MEMORIES>
MR2037/2038 2枚組 ¥3380
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」第2,3幕
(1947年10月3日、ベルリン、アドミラルパラスト・ライヴ)
フルトヴェングラー指揮
シュターツカペレ・ベルリン、
ルードヴィヒ・ズートハウス(トリスタン)、エルナ・シュルター(イゾルデ)、
ゴットロブ・フリック(マルケ王)、ヤロ・プロハスカ(クルヴェナル)、
マルガレーテ・クローゼ(ブランゲーネ)他
ナチス関与の疑いで戦後演奏禁止の処分を受けたフルトヴェングラーは、その
後、無罪放免を受けて祖国ドイツでは1947年5月にベルリンフィルとのベートー
ヴェン・プロで復帰。さらに当演奏である10月に、オペラ公演に復帰します。
フルトヴェングラーの「トリスタン」というと、フィルハーモニア管とのスタ
ジオ録音が著名ですが、イギリスのオケ、スタジオ録音というハンデはやはり
明確であります。当演奏は第2,3幕のみでしかも第2幕も完全ではないとは言え、
「ドイツの指揮者」フルトヴェングラーがドイツの歌劇場でどういう演奏を展
開したかを知る意味で最適な音盤と申せましょう。うねるようなドラマ性は正
にフルトヴェングラーのワーグナーを聴く醍醐味です。音質は時代にしては非
常に鮮明ですし、臨場感もたっぷりです。出演者提供の音源による復刻とのこ
とです。

MR2079/80 2枚組 ¥3380
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番(セル指揮NYP,1955年12月4日)、
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(ワルター指揮NYP、1941年2月2日)、
ベルク:ヴァイオリン協奏曲(ミトロプーロス指揮NYP、1945年12月11日)、
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(タクセン指揮デンマーク放送響、1956年10月4日)
ヨゼフ・シゲティ(VN)
求道ヴァイオリニスト、シゲティによる究極の名協奏曲ライヴ。共演者も豪華
そのものです。セルが律儀できりっとした伴奏で支えるモーツァルトも謹厳そ
のもの。ワルターとはセンチメンタリズムすれすれの絶唱。ベルクは深刻でか
つここまで美しい演奏は他にないのでは?もちろんミトロプーロスの狂ったよ
うなオーケストラ・ドライヴも凄いの一言。そして、ベートーヴェンも儀式の
ような厳かさが光ります。

MR2117/2118 2枚組 ¥3380
チャイコフスキー:交響曲第4番(ウィーンフィル、1951年1月スタジオ録音)、
交響曲第5番(トリノ・イタリア放送響、1952年6月6日ライヴ)、
交響曲第6番「悲愴」(ベルリンフィル、1951年4月カイロ・ライヴ)
フルトヴェングラー指揮
フルトヴェングラーの深刻な芸風にぴったりなチャイコフスキーの作品群です
が、録音にはあまり恵まれておりません。当盤はありそうでなかった好カプリ
ングで、50年代の最円熟期の名演を楽しめます。第5番は、フルトヴェングラー
の最悪演奏とまで酷評されることのある唯一の録音ですが、今回の発売では、
気になるノイズは極限まで除かれ、マスタリングも成功しているためにイタリ
アのオーボエらしい明朗な妙技なども楽しめ、決して駄演ではないことが証明
されております。DISCOCORPレーベルのテストプレスからの復刻で、テストプレ
スは溝がきつ過ぎて音もキンキンすると言われておりますが、当盤からはそん
な感じを受けません。この演奏はフィナーレの前にフライング拍手が入ってい
ることで有名ですが、余りにも妙なので編集でカットしたとのことです。第4番
も多くの復刻がされていますが、純正モノラルの逸品です。「悲愴」も巨匠の
疲れを感じさせる演奏ですが、それゆえに陰影の深さは無類であり、地響きの
ようなティンパニの迫力など激情型の超名演として広く知られています。

MR2045/46 2枚組 ¥3380
アーベントロート
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番=バイエルン国立管1956年1月16日ライヴ
交響曲第2番=ライプツィヒ放送響1952年3月3日スタジオ録音
交響曲第3番=ライプツィヒ放送響1952年3月17日スタジオ録音
交響曲第4番=ライプツィヒ放送響1954年12月8日スタジオ録音
ファン待望、アーベントロートのブラームス全集。当盤は第1番を爆演として
名高いバイエルン国立管で収録しております。ウィーンフィルで言えば数少な
い定期演奏会にあたるバイエルン国立歌劇場管に於けるアカデミー・コンサー
トライヴで、ミュンシュも驚く劇場的な名演で広く知られたもので、終楽章な
ど聴いて元気が出ます、音質良好。第2番は極めて珍しい演奏で、ウルトラフォ
ン原盤と見られ、SP復刻で音量の不統一なども修正されております。第3、
第4番は元来が放送用のスタジオ録音であり、こちらも音質は極上。Berlin
Classicsではエコーが異常に付加され妙なステレオ感がありましたが、当盤は
完璧モノラルで、却って音が塊でぶつかって来るようです。

MR2081/82 2枚組 ¥3380
ディヌ・リパッティ・レア・レコーディングズ
CD1
リスト:ピアノ協奏曲第1番(アンセルメ指揮ロマンド管1947年)、
エネスコ:ピアノ・ソナタ、
ブラームス:間奏曲作品117-2、
以上、1936年パリの初レコーディング、
バッハ:主よ人の望みの喜びを、
スカルラッティ:ピアノ・ソナタト短調、
ショパン:練習曲変ト長調作品10-5「黒鍵」、
シューマン:交響的練習曲作品13-9、
リスト:演奏会練習曲「小人の踊り」、
以上、1941年のブカレストテスト録音、
リスト:演奏会練習曲第2番「軽やかさ」(1947年9月BBC録音)、
フォーレ:「夢の後に」、
ラヴェル:ハバネラ形式の小品、
R=コルサコフ:熊ん蜂の飛行、
以上、ヤニグロ=Vcチューリヒ1947年5月、
ショパン:練習曲変ト長調作品10-5「黒鍵」、練習曲作品25-3
以上、1950年チューリヒ・ライヴ、
バルトーク:
ピアノ協奏曲第3番第2楽章(1948年5月、ザッヒャー指揮南西ドイツ放送響)
CD2 リパッティ作品集
古典的コンチェルティーノ、
ピアノと管弦楽のためのルーマニア舞曲(アンセルメ指揮ロマンド管、1945年)、
2台ピアノと管弦楽の協奏交響曲
(マドレーヌ・リパッティ、ベラ・シキ、アンセルメ指揮ロマンド管1951年)、
ツィガーヌ(アンセルメ指揮ロマンド管、1951年?)
夭折の奇才リパッティの貴重録音集。現在では入手困難な演奏ばかり必携のア
イテムと申せましょう。アンセルメとのリストの鬼気迫る展開や神経質ながら
恐るべきファンタジーを感じさせるソロ録音。テスト録音とは到底信じられぬ
完成度の演奏群も凄い出来です。そして作曲家としてのリパッティを知る唯一
無二の資料も含まれております。全てモノですが、鑑賞に不足ありません。

<Liona Boyd>
4571288024607 17枚組 ¥29000
LIONA BOYD: THE ULTIMATE COLLECTION 限定盤
1. Seven Journeys - Music for the soul and the imagination(2009)
2. Liona Boyd Sings Songs of Love(2009)
3. A Guitar for Christmas
4. Christmas Dreams
5. Romanza
6. Camino Latino
7. Miniatures for Guitar
8. Dancing on the Edge
9. Passport to Serenity
10. The Romantic Guitar of Liona Boyd
11. Highlights
12. Classically Yours
13. Baroque Favorites
14. Spanish Album
15. Encore
16. Persona
17. Whispers of Love
演奏:リオナ・ボイド(ギター)
英国の美人ギタリスト「リオナ・ボイド」は8才の時カナダに移住。その後ジュ
リアン・ブリームの演奏を聴き、感動しギタリストへの道へと進む。セゴビア
にも師事し1980年代には美人ギタリストとしての地位を確固とした。
この17枚組は限定版として販売されており、通常ルートでは入手出来ない商品
です。




<ハイフェッツ・MASTER CLASS(DVD-R)>
SHARMUSICSHAR MUSIC社よりカザルス(Vc)に続きハイフェッツ(DVD-R)のMASTER
CLASS SERIESが発売。
1962年南カリフォルニア大学でのマスター・クラスに於いての映像。
レーベルからDVD-Rにての発売となります。

4571288024508(DVDR) ¥3150
HEIFETZ MASTER CLASS SERIES Vol.1
ショーソン: 詩曲
モノクロ:29分
演奏:ヤッシャ・ハイフェッツ(vn)
生徒:Claire Hodgkins(vn)
監督:Alexander Hammid

4571288024515(DVDR) ¥3150
HEIFETZ MASTER CLASS SERIES Vol.2
ブラームス::ヴァイオリン協奏曲より第1楽章
J.S.バッハ:2本のヴァイオリンの協奏曲より第1楽章
モノクロ:29分
演奏:ヤッシャ・ハイフェッツ(vn)
生徒:Eric Friedman(vn)
監督:Alexander Hammid

4571288024522(DVDR) ¥3150
HEIFETZ MASTER CLASS SERIES Vol.3
ヴィニアフスキー:華麗なるポロネーズ第2番
マルコス・ヴァレ≪編曲:ハイフエッツ≫:ブラジル舞曲
モノクロ:29分
演奏:ヤッシャ・ハイフェッツ(vn)
生徒:Varoujon Kodjian(vn)
監督:Alexander Hammid

4571288024539(DVDR) ¥3150
HEIFETZ MASTER CLASS SERIES Vol.4
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲より第3楽章
J.S. バッハ:ヴァイオリン協奏曲より第1楽章
モノクロ:29分
演奏:ヤッシャ・ハイフェッツ(vn)
生徒:Erick Friedman(vn),Robert White(vn)

4571288024546(DVDR) ¥3150
HEIFETZ MASTER CLASS SERIES Vol.8
フランク:ヴァイオリン・ソナタより第1楽章
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3楽章、第4楽章
モノクロ:30分
演奏:ヤッシャ・ハイフェッツ(vn)
生徒:Erick Friedman(vn),Adam Han Gorski(vn)
監督:Alexander Hammid



<SHAR MUSIC>
弦楽器の出版社SHAR MUSIC社よりカザルス、ハイフェッツに続きDVD-Rの発売となります。
4571288024591(DVD-R) ¥4580
WILLIAM PRIMROSE/ RECITAL
演奏:ウイリアム・プリムローズ
ベートーヴェン: ポロネーズ
シューベルト: アヴェマリア
パガニーニ: 奇想曲 No.24
映像:21分,モノクロ・カラー
スコットランド・グラスゴー生まれのプリムローズ
1937年にNBC交響楽団の首席ヴィオラ奏者
バルトークのヴィオラ協奏曲は有名。
ブリンガム・ヤング大学録音

4571288024584(DVD-R) ¥3150
WILLIAM PRIMROSE/ A VIOLIST' LEGACY
演奏:ウイリアム・プリムローズ
master classでの演奏
デヴィッド・ドールトンとの対談
プリムローズのドキュメンタリー映像
映像:30分, カラー、1986年
ブリンガム・ヤング大学録音

5023581190323(DVD-R) ¥2950
WILLIAM PLEETH/ A LIFE IN MUSIC Vol.2
演奏:ウイリアム・プリース(チェロ)
MASTER CLASS
バーバー:チェロソナタ
映像:60分、カラー

5023581190422(DVD-R) ¥2950
WILLIAM PLEETH/ A LIFE IN MUSIC Vol.3
演奏:ウイリアム・プリース(チェロ)
MASTER CLASS
エルガー:チェロ協奏曲
映像:60分、カラー,1989年

5023581190521(DVD-R) ¥2950
WILLIAM PLEETH/ A LIFE IN MUSIC Vol.4
演奏:ウイリアム・プリース(チェロ)
MASTER CLASS
ベートーヴェン:チェロソナタ第4番
映像:60分、カラー,1989年

5023581190620(DVD-R) ¥2950
WILLIAM PLEETH/ A LIFE IN MUSIC Vol.5
MASTER CLASS
演奏:ウイリアム・プリース(チェロ)
ハイドン:チェロ協奏曲
映像:60分、カラー,1989年
ロンドン生まれのウイリアム・プリースは1940年、BBC交響楽団とエルガーの
チェロ協奏曲でデビューその後メニューイン・スクールの教授として活躍
MASTER CLASSの先生として名を馳せる。
ジャクリーヌ・デュプレの先生として有名。