<クラシック・輸入盤新譜情報 11-11>


<Decca>
4782721 5枚組 ¥5580
既にご案内済みの4782721は限定仕様盤であったため、本国よりの入荷数が少
なくご迷惑をおかけいたしました。今後は下記の通常仕様盤4783492に切り替
わりお取り扱いを行ないますので、よろしくお願いいたします。

4783492 5枚組 ¥5050
ベートーヴェン:交響曲全集
ベートーヴェン:
CD 1:
(1)交響曲第1番ハ長調作品21 
(2)序曲 《プロメテウスの創造物》 作品43
(3)交響曲第2番ニ長調作品36
(4)《レオノーレ》序曲第3番 作品72a
CD 2:
(1)交響曲第3番変ホ長調作品55《英雄》 
(2)歌劇《フィデリオ》序曲 作品72
(3)交響曲第4番変ロ長調作品60
CD 3:
(1)《コリオラン》序曲 作品62
(2)交響曲第5番ハ短調作品67《運命》 
(3)交響曲第6番ヘ長調作品68《田園》
CD 4:
(1)《エグモント》序曲 作品84 
(2)交響曲第7番イ長調作品92
(3)交響曲第8番ヘ長調作品93
CD 5:
(1)《命名祝日》序曲 作品115 
(2)劇付随音楽《シュテファン王》序曲 作品117
(3)交響曲第9番二短調作品125《合唱》
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 
指揮:リッカルド・シャイー




<Deutsche Grammophon(France版)>
4764669 ¥2180
ロジェ・ムラロ/ Reflets
ガーシュイン:『3つの前奏曲』
ストラヴィンスキー:『「4つのエテュードOp.7」より第3&4番』
フォーレ:『夜想曲第1番変ホ短調Op.33-1』『夜想曲第4番変ホ長調Op.36』
ラヴェル:『・・・風に』『ラ・ヴァルス』『ピアノ協奏曲ト長調*』
ロジェ・ムラロ(P)
チョン・ミュンフン(指揮*)
フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団*
録音:2011年7月、パリ(デジタル:セッション)
2010年4月、パリ(デジタル:ライヴ)*
メシアンのピアノ作品全集をはじめとする数々のレコーディングで鮮烈な存在
感を示すフランスのピアニスト、ムラロによるピアノ曲集。ラヴェルの「ラ・
ヴァルス」と「協奏曲」は2回目の録音となりますが、チョン・ミュンフン&
フランス放送フィルとの2010年ライヴ録音は、プリズムのようにピアノと様々
な楽器との掛け合いを分光し、清新なラヴェル演奏を主張していきます。また
研ぎ澄まされたテクニック、クールな詩情とモダンな感性が横溢した演奏でも
あります。2012年2月来日予定。




<Deutsche Grammophon>
4779908 9枚組 ¥4680
ポリーニ・コレクション-ショパン編
CD1
1.12の練習曲Op.10/2.同 Op.25
CD2
24の前奏曲
CD3
ポロネーズ第1-7番
CD4
1.ピアノ・ソナタ第2番《葬送》/2.同 第3番
CD5
1.スケルツォ第1-4番/2.子守歌/3.舟歌
CD6
1.バラード第1-4番/2.前奏曲第25番/3.幻想曲
CD7-8
夜想曲第1-19番
CD9
1.バラード第2番/2.マズルカ第22-25番/3.ワルツ第2-4番/4.即興曲第2番
5.ピアノ・ソナタ第2番《葬送》"
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ
)録音:1972-90年
2012年1月5日に70歳の誕生日を迎える巨匠ポリーニの70歳記念リリース第1弾。
圧倒的な技術、深い音楽性、そして現代性を備えたポリーニの十八番である
ショパンの9枚組です。約半世紀に渡ってショパンの最高権威として君臨する
彼が、1972-2008年にかけて当レーベルに残した秀演がずらり!2008年の伝説
のライヴも収録した「完璧なショパン・アルバム」です。

4779918 6枚組 ¥3800
ポリーニ・コレクション-20世紀音楽編
CD1
1.ストラヴィンスキー:《ペトルーシュカ》からの3楽章/
2.プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番/
3.ウェーベルン:ピアノのための変奏曲/
4.ブーレーズ:第2ソナタ
CD2
1.ノーノ:力と光の波のように/2.同:苦悩に満ちながらも晴朗な波
3.マンツォーニ:質量(エドガー・ヴァレーズ賛)
スルヴァカ・タスコヴァ(ソプラノ) 
バイエルン放送交響楽団 
指揮:クラウディオ・アバド ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
CD3:シェーンベルク
1.3つのピアノ曲/2.6つのピアノ小品/3.5つのピアノ曲/4.ピアノ組曲Op.25
5.ピアノ曲Op.33a/6.同Op..33b/7.ピアノ協奏曲Op.42
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド
CD4:バルトーク
1.ピアノ協奏曲第1番/2.同 第2番
シカゴ交響楽団 指揮:クラウディオ・アバド
CD5
1.ドビュッシー:12の練習曲/2.ベルク:ピアノ・ソナタ第1番
CD6:ドビュッシー
1.前奏曲集第1巻
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)他
録音:1971-98年
巨匠ポリーニのピアノ・コレクション・ボックス第2弾!彼がキャリアの初期
から現在に至るまで積極的に取り組んできた20世紀音楽を一挙に集めた6枚組
です。バルトーク、ブーレーズ、マンツォーニ、ノーノ、プロコフィエフ、
シェーンベルク、ストラヴィンスキー、ウェーベルンといった初期録音から、
近年の名盤として名高いドビュッシーとベルクまでをコンプリートした充実
の内容です。

4779365 ¥1850
クリスマス・ウィズ・ロス・ロメロス
1.ヘンデル:我がために嬰児を神は与えたもう
2.マレー(カークパトリック):まぶねの中で
3.伝承曲:諸人こぞりて/4.シューベルト:アヴェ・マリア
5.ヘンデル:ハレルヤ/6.レオントヴィチ:キャロル・オブ・ザ・ベルズ
7.伝承曲:聖母の御子/8.同:サイレント・ナイト
9.同:ザ・リトル・ドラマー・ボーイ/10.プレトリウス:薔薇は咲きいで
11.パリス:4つのギターと室内オーケストラのためのクリスマス組曲
12.メンデルスゾーン(ガラルディ編)クリスマス・タイム・イズ・ヒア
13.J.S.バッハ(グノー編):アヴェ・マリア
ロス・ロメロス コンチェルト・マラガ 指揮:マッシモ・パリス
録音:2011年5月2日 マラガ
ペペ・ロメロら、ギターの名門ロメロ家の4人で構成されるロス・ロメロスの
待望のクリスマス・アルバム。クリスマス・キャロル、ヘンデルのハレルヤ、
シューベルトとグノーのアヴェ・マリアといった定番から、伴奏指揮のマッシ
モ・パリスが1952年に作曲した4つのギターと室内オケのためのクリスマス組
曲までを収めた盛り沢山の内容なので、クリスマスの様々なシチュエーション
で楽しめるのも魅力です!

4764603 ¥1850
アラーニャ/パシオン
1.ララ:私を想って/2.ファレス:キサス・キサス・キサス
3.アルラマン:ある恋の物語/4.ロドリゲス:ラ・クンパルシータ
5.カルム:2つの十字路/6.コルテス:シエリト・リンド
7.メキシコ民謡:ラ・ジョローナ/8.ヴェラスケス:ベサメ・ムーチョ
9.ヒメネス:彼女/10.エスペランサ(希望)/11.パロマ・ネグラ
12.ガルデル:想いの届く日/13.同:首の差で/14.レクオーナ:シボネー
15.スコッロ:Cu ti lu dissi
ロベルト・アラーニャ(テノール) 
パリ交響楽団 指揮&ピアノ:イヴァン・カッサール他
録音:2010年 フランス
オペラ、ポップスなどジャンルを越えて活躍を続ける現代最高のテノール、
ロベルト・アラーニャ。スペイン語で「情熱」を意味するタイトルの当盤は、
スペインの祖先を持つ彼がキューバのボレロやアルゼンチンのタンゴを中心
に構成したファン必聴の1枚です。イヴァン・カッサールの隅々まで用意周到
な伴奏指揮にも助けられた圧巻の歌唱の数々をお楽しみください!

4764615 ¥1850
ガリアーノ/ニーノ・ロータ作品集
1.《ゴッドファーザー》-ワルツ/2.《道》-テーマ/3.《青春群像》-テーマ
4.3人の楽隊/5.行列/6.《8 1/2》-別れの桟橋
7.ソリテュディーネ・ディ・ジェルソミーナ/8.キリンのサーカス
9.イル・マット・サル・フィルオ/10.《ゴッドファーザー》-愛のテーマ
11.ジェルソミーナ/12.《カビリアの夜》-テーマ
13.ザンパノ・エ・ラ・ヴェドーヴァ/14.《道》-修道院からの出発
15.同-アディオ・デル・マット/16.《甘い生活》-テーマ
17.魂のジュリエッタ
18.《アマルコルド》-レ・マニーネ・ディ・プリマヴェーラ
19.同-テーマ/20.ニーノ
リシャール・ガリアーノ(アコーディオン)
ジョン・サーマン(サクソフォーン&クラリネット)
デイヴ・ダグラス(トランペット)クラレンス・ペン(パーカッション)
ボリス・コゾロフ(コントラバス)
録音:2011年1月 ペルヌレフォンテーヌ
あらゆるジャンルの音楽で成功を収めてきたアコーディオンの巨匠リシャール
・ガリアーノの待望の最新盤!今年の12月3日に生誕100年を迎えるイタリアの
クラシック&映画作曲家ニーノ・ロータに捧げたアルバムで、甘美で、郷愁的
で、強烈で、しかもユニークな音楽性を備えた4人の名手共に、今回も現代最
高峰の演奏を繰り広げています。

734725(DVD-Video) 2枚組 ¥4800
734728(Blu-ray) ¥3880
ドニゼッティ:歌劇《アンナ・ボレーナ》全2幕
アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)エリーナ・ガランチャ(メゾ・ソプラノ)
イルデブランド・ダルカンジェロ(バス・バリトン)他 
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団 
指揮:エヴェリーノ・ピドー
収録:2011年4月 ウィーン
ウィーン国立歌劇場の昨シーズン最大の話題の公演となったネトレプコの《ア
ンナ・ボレーナ》が早くも映像化!名実共に力のあるネトレプコ、ガランチャ、
ダルカンジェロを筆頭に、すべて実力のある歌手でまったく隙のない布陣です。
このオペラ最大の見せ場であるアンナの狂乱の場のアリアを、ネトレプコがど
う歌うのか乞うご期待!




<Decca>
743454(DVD-Video) 2枚組 ¥4800
743455(Blu-ray) ¥3880
R.シュトラウス:歌劇《カプリッチョ》Op.85全1幕
ルネ・フレミング(ソプラノ) 
メトロポリタン歌劇場管弦楽団 
指揮:サー・アンドリュー・デイヴィス
収録:2011年4月23日 メトロポリタン歌劇場ニューヨーク
詩人と音楽家という2人の男性の間で揺れ動く伯爵夫人を、ルネ・フレミング
が究極の美声で 歌う華麗な舞台!「彼女は自分たちのどちらを選ぶのか?」と
言い争ううち、いつのまにか話は「言葉」と「音楽」はどちらが重要なのか?
という議論に発展し、女優や劇場支配人らも巻き込んで二重唱、四重唱、八重
唱と多種多様なアンサンブルが繰り広げられます。作曲家の熟達に熟達を重ね
た筆を、最高の演出とキャストでどうぞ。


4783103 2枚組 ¥1850
チャイコフスキー:バレエ《眠りの森の美女》
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 
指揮:アンタル・ドラティ
録音:1981年1月
チャイコフスキーの3大バレエの一つで、ペローやグリムの童話集にも取り上
げられているヨーロッパの古い民話を原作に持つ《眠りの森の美女》。オーロ
ラ姫を愛らしく純粋に、ライラックを滋味たっぷりに…といった具合に、ドラ
ティらしい明快でドラマティックな名演です。

4783109 2枚組 ¥1850
マスネ:バレエ《マノン》
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団 
指揮:リチャード・ボニング
録音:1985年5月 ロンドン
L.ルーカスが英国ロイヤル・バレエ団のためにマスネのいくつかの管弦楽曲を
編作して全3幕に仕立てたバレエ《マノン》。ボニングは劇場で育んだ指揮セン
スを生かして、この作品の官能的&耽美的な情緒を余すところなく伝え、耳だ
けの鑑賞でも充分楽しませてくれます。

4803097 2枚組 ¥1850
チャイコフスキー:バレエ《白鳥の湖》
モントリオール交響楽団
指揮:シャルル・デュトワ
録音:1991年5月 モントリオール
色彩的で描写的な、いかにもデュトワらしい《白鳥の湖》。全体に早めのテン
ポ設定で、リズムのアクセントも柔らかめ。中でも抒情的なシーンは秀逸を極
めています。ロシア的な濃厚さが皆無で、都会的で洗練された演奏を楽しめま
す。

4783106 2枚組 ¥1850
チャイコフスキー:バレエ《くるみ割り人形》
1.チャイコフスキー:バレエ《くるみ割り人形》Op.71全2幕
2.グラズノフ:四季Op.67
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ
録音:1989年11月 ロンドン
欧米ではクリスマス時期に必ず上演されるチャイコフスキーの《くるみ割り人
形》。3大バレエの前2作同様、この曲も初演は不評で、その11ヶ月後にチャイ
コフスキーは突然死去。彼が確立したロシア・バレエの伝統は25年後輩のグラ
ズノフに受け継がれました。この《四季》はロシアの自然を擬人化した作品で、
冬から始まり秋に終わります。美しくセンシティヴなアシュケナージの指揮は、
この2曲の魅力を余すところなく伝えています。

4783100 2枚組 ¥1850
プロコフィエフ:バレエ《ロメオとジュリエット》
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ
録音:1991年2月 ロンドン
ロイヤル・フィルからしっとりとした色彩感を引き出して、この作品特有の情
感を見事に描出したアシュケナージの《ロメオとジュリエット》。アシュケナ
ージならではの作品への共感と、謙虚な人柄がに隅々まで反映されています。
演奏が決して出しゃばらないという意味で、バレエ音楽としても「正しい」演
奏と言えるでしょう。


4783078 8枚組 ¥5380
ディーリアス・エディション
CD1
1.ブリッグの定期市/2.幻想曲《夏の庭で》/3.楽園への道
4.北国のスケッチ
CD2
1.アパラチア(ビーチャム編)/2.高い丘の歌
3.幻想序曲《丘を越えて遥かに》
ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団 
指揮:チャールズ・マッケラス
CD3
1.海流/2.フロリダ組曲
トーマス・ハンプソン(バリトン) 
ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団 
指揮:チャールズ・マッケラス
CD4
1.ヴァイオリン協奏曲/2.2枚の水彩画/3.春初めてのカッコウを聞いて
4.川面の夏の夜/5.《フェニモアとゲルダ》間奏曲/6.《イルメリン》前奏曲
7.舞踏狂詩曲第2番/8.舞踏狂詩曲第1番
タスミン・リトル(ヴァイオリン) 
ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団 
指揮:チャールズ・マッケラス
CD5
1.チェロ・ソナタ /2.チェロとピアノのための2つの小品
3.弦楽四重奏曲(1916)/4.夏至の歌/5.クレイグ・ドゥーの山頂にて
6.水の上の夏の夜に歌うこと/7.夕日の輝きは城壁に落ち/8./9.
ジュリアン・ロイド・ウェッバー(チェロ)
ベンクト・フォシュベリ(ピアノ) 
フィッツウィリアム弦楽四重奏団 ルイス・ハルシー・シンガーズ
CD6
1.《ハッサン》-間奏曲とセレナード/2.夜明け前の歌/3.歌と踊り
4.ラ・カリンダ/5.チェロと室内オーケストラのための2つの小品
6.ピアノ協奏曲/7.パリ
ジュリアン・ロイド・ウェッバー(チェロ)
ジャン=ルドルフ・カールス(ピアノ) 
アカデミー室内管弦楽団 
指揮:サー・ネヴィル・マリナー ロンドン交響楽団 
指揮:アンソニー・コリンズ
CD7-8
歌劇《村のロメオとジュリエット》
ヘレン・フィールド、パメラ・ミルデンホール(ソプラノ)
サミュエル・リネイ(ボーイ・ソプラノ)アーサー・デイヴィス(テノール)
バリー・モーラ,スタッフォード・ディーン、
トーマス・ハンプソン(バリトン)他 
アーノルド・シェーンベルク合唱団 オーストリア放送交響楽団 
指揮:サー・チャールズ・マッケラス
録音:1977-96年
2012年1月29日に生誕150周年を迎えるフレデリック・ディーリアスを記念した
豪華8枚組。マッケラス、マリナー。ロイド・ウェッバー、ハンプソンなどデッ
カを代表する名演を選りすぐってお届けします。ディーリアスの主要作品をす
べて含んでいることもあり、彼およびイギリス音楽の入門にも最適なアイテム
と言えるででしょう。彼特有の甘美な抒情美をたっぷりお楽しみください。




<Australian Eloquence>
4804249 ¥900
エルガー:管弦楽作品集
エルガー:
『序曲「コケイン(首都ロンドンにて)」Op.40』『チェロ協奏曲ホ短調Op.85』
『弦楽のためのエレジー ホ短調Op.58』『組曲「子供の魔法の杖」』
アンソニー・ピーニ(Vc)
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1949-1950年, ロンドン・キングズウェイ・ホール(モノラル)
ベイヌムは、エルガーの音楽を愛した指揮者の一人で、この録音はイギリス中
を魅了しました。戦後、外国人指揮者によってロンドンで行われた演奏という
意味でも興味深い録音です。ベイヌムの解釈は非常に温かみを持っており、そ
れ故にロンドン・フィルハーモニーの楽員たちから献身的な尊敬を獲得するに
至りました。ここに聴かれるエルガーの名演に彼らの良好な関係がうかがえま
す。オリジナル・マスターテープからリマスターされた音源でお届けします。

4803609 ¥900
モーツァルト:
『ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415』『ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466』
『6つのドイツ舞曲K.509*』
ジュリアス・カッチェン(P)
ペーター・マーク(指揮)
ニュー・シンフォニー・オーケストラ・オブ・ロンドン
ペーター・マーク(指揮)ロンドン交響楽団*
録音:1955年, ロンドン・デッカ・スタジオ
1959年, ロンドン・キングズウェイ・ホール*
ジュリアス・カッチェン(1926-69)は、アメリカのニュージャージー州に生ま
れ、11歳でオーマンディ指揮のフィラデルフィア管とモーツァルトのピアノ協
奏曲第20番でデビューして神童といわれたピアニストでした。1947年にデッカ
と契約を結び様々な録音を行ってきましたが、モーツァルトの録音はあまり多
いとはいえません。その中で「20番」は、ハスキル以前の最高の演奏と呼ばれ、
「すばらしい暖かさと爽やかさを両立させた演奏」と高い評価を得ていた名演
です。

4804849 ¥900
チャイコフスキー:
『イタリア奇想曲Op.45』『幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32』
『幻想序曲「ロメオとジュリエット」*』『組曲「くるみ割り人形」Op.71a**』
アンソニー・コリンズ(指揮)
ロンドン交響楽団
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団*
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団**
録音:1956年,ロンドン・キングズウェイ・ホール
1950年, ロンドン・キングズウェイ・ホール*
1958年, コンセルトヘボウ**
アンソニー・コリンズは、1893年にイギリスのサセックス州ヘイスティングス
生まれ。17歳でヘイスティングス市立管弦楽団に入団してヴィオラ奏者を務め、
第一次大戦後王立音楽大学でリヴァードにヴァイオリンを、ホルストに作曲を
学びました。オーケストラのヴィオラの首席奏者を務めながらで、作曲家、指
揮に深い関心を抱くようになり、1938年にロンドン交響楽団を指揮してエルガ
ーの交響曲を演奏し、デッカは彼の演奏を数多く録音してきました。ベイヌム
の演奏はフィリップスへの録音ですが、チャイコフスキーの録音は数少なく、
この「くるみ割り人形」は初CD化となります。

4803608 ¥900
モーツァルト:管楽のための協奏曲集
『クラリネット協奏曲イ長調K.622』『ファゴット協奏曲変ロ長調K.191』
『フルート協奏曲第2番ニ長調K.314*』
『ホルン協奏曲断章ホ長調K.Anh.98a**』
ジェルヴァーズ・アラン・ドゥ・ペイエ(Cl)アンリ・エラール(Fg)
アンソニー・コリンズ(指揮)ロンドン交響楽団
クロード・モントゥー(Fl)
ピエール・モントゥー(指揮)ロンドン交響楽団*
バリー・タックウェル(Hr)
ペーター・マーク(指揮)ロンドン交響楽団**
録音:1954年, ロンドン・キングズウェイ・ホール
1963年,ロンドン・デッカ・スタジオ*
1961年, ロンドン・キングズウェイ・ホール**
録音当時、ロンドン交響楽団首席クラリネット奏者であったペイエ、スイス・
ロマンドの首席ファゴット奏者だったエラールによる、モーツァルト協奏曲の
初CD化を含んだアルバムです。フルート協奏曲では、モントゥー親子による競
演。イギリス・ブラスの伝統を受け継ぐ名手タックウェルによる協奏曲断章は、
しなやかな音色と強靱なテクニック。それぞれの個性による音楽性が何よりも
魅力を放っています。

4801305 2枚組 ¥1400
アルベニス:『イベリア(アルボス&スナリッチ管弦楽編曲版)』
ラヴェル:『スペイン狂詩曲』
シャブリエ:『狂詩曲「スペイン」』『楽しい行進曲』*
ビゼー:『アルルの女』第1&2組曲*
ジャン・ポール・モレル(指揮)
パリ音楽院管弦楽団, コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団*
録音:1959年,パリ/1958年,ロンドン・キングズウェイ・ホール*
ジャン・モレルは(1903-1975)は、フランス生まれのアメリカの指揮者。パリ
音楽院でイシドール・フィリップにピアノを、ガブリエル・ピエルネに作曲を、
レイナルド・アーンに指揮を学びました。1939年に渡米し、ニューヨーク・シ
ティ・オペラの首席指揮者、メトロポリタン歌劇場指揮者、ジュリアード音楽
院で教鞭をとりました。ブロムシュテット、レヴァイン、スラットキンの師と
しても有名ですが、録音は意外と少ないようです。彼がこよなく愛した作品は
フランス系であり、モントゥーと多くの類似点がありますが、クリアで明るい
演奏スタイルは彼独自のものです。当盤は、デッカの名エンジニア、ケネス・
ウィルキンソンによる素晴らしい録音も相まって、彼のその音楽性が最も発揮
されたアルバムといえるでしょう。

4803442 2枚組 ¥1400
モーツァルト:協奏曲&ソナタ集
『ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503』
『ピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537「戴冠式」』
『ピアノ協奏曲第14番変ホ長調K.449』『ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453』
『ピアノ・ソナタ第17番ニ長調K.570』『ロンド ニ長調K.485』
『ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310』
フリードリヒ・グルダ(P)
アンソニー・コリンズ(指揮)ロンドン新交響楽団(25&26番)
アンソニー・コリンズ(指揮)ロンドン交響楽団(14番)
パウル・アンゲラー(指揮)&管弦楽団(17番)
録音:1948年, ロンドン・デッカ・スタジオ(K.570)
1953年, ロンドン・デッカ・スタジオ(K485&310)
1954年, ロンドン・キングズウェイ・ホール(14番)
1955年,ロンドン・カールトン・ルームズ(25&26番)
1960年,ウィーン・バウムガルトナー・カジノ(17番)
グルダが18-30歳の間に、アマデオとデッカに録音したモーツァルトの作品集
です。1960年以前はロンドンでの録音で、それ以降はウィーンでの録音が中心
となっていきました。当時イギリスで人気のあった指揮者コリンズは、彼の演
奏のためにロンドンの優秀な演奏家を集め、グルダの独創的なソロとのスリリ
ングな「会話」を聴かせてくれます。独特なスピード感とロマン主義から解き
放たれたグルダの自由な解釈が聴き手を魅了します。

4804920 2枚組 ¥1400
リスト:交響詩集
『交響詩「前奏曲」S.97』『交響詩「プロメテウス」S.99』
『交響詩「祭りのどよめき」S.101』
『交響詩「ゆりかごから墓場まで」S.107*』
『村の居酒屋での踊り(メフィスト・ワルツ第1番)S.110-2*』
『交響詩「タッソー、悲劇と勝利」S.96*』『ハンガリー狂詩曲第1-6番**』
ゲオルク・ショルティ(指揮)ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
ゲオルク・ショルティ(指揮)パリ管弦楽団*
イヴァン・フィッシャー(指揮)ブダペスト祝祭管弦楽団**
録音:1977年, ロンドン・キングズウェイ・ホール/1974年,パリ*
1997年,ブダペスト**
リストの交響詩はどの曲も華やかで、パワーあふれる金管と様々な打楽器によ
る躍動感がたまりません。それだけでも心が動いてしまいますが、その中に聴
かれる弦の美しいメロディの魅力も忘れることはできません。ショルティは圧
倒的な重厚さで迫っていきますが、弦のメロディも完璧に表現しています。民
族楽器の名手を起用したフィッシャーの「ハンガリー狂詩曲」も、起伏に富ん
だすばらしい演奏も収録。



<Deutsche Grammophon(US版)>
B001606802 ¥1850
アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ集(第1番-第4番)
ヒラリー・ハーン(Vn)
ヴァレンティーナ・リシッツァ(P)
録音:2009年4月ニューヨーク、ラインベック、クラブハウス
人気&実力No.1のアメリカ人ヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンの最新作は、
アメリカ現代音楽のパイオニアとして評価されているチャールズ・アイヴズの
ヴァイオリン・ソナタ集。アイヴスの音楽語法はヒラリー・ハーンが生まれ持
つ血に脈々と流れているもの。キエフ出身で現在アメリカ在住のピアニスト、
リシッツァとの共演で、伝統とフロンティア精神を併せ持つアイヴスの作品の
独創的な響きを余すところ無く伝えるアルバムです。
「ヴァレンティーナと私は、このアルバムをリリースすることによって、アイ
ヴズのソナタたちがもつ多くの美質や価値が明らかになり、心から感じられ、
聴きての方々がヴァイオリンとピアノのためのゆたかで独創的なこれらの作品
に対して、私たちと同じように愛を感じてくださることを願っています」
(ヒラリー・ハーン―ライナーノーツより)

<EMI GERMANY>
CZS-0871012 9枚組 ¥3000
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 (限定盤)
モーツァルト弾きとして定評のあるツァハリアスの名演で聴くピアノ・コン
チェルト集。
クラムシェル・ボックス 20Pブックレット
(ブックレット・ノーツはドイツ語と英語)
CD1
1.ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K467
バイエルン放送交響楽団、デイヴィッド・ジンマン指揮
2.ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K415(387b)
イギリス室内管弦楽団、デイヴィッド・ジンマン指揮
3.ピアノ協奏曲第8番ハ長調「リュッツォウ協奏曲」 K246
ポーランド室内管弦楽団、イェルジ・マクシミウク指揮
CD2
1.ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K503
バイエルン放送交響楽団、デイヴィッド・ジンマン指揮
2.ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K491
北ドイツ放送交響楽団、ギュンター・ヴァント指揮
CD3
1.ピアノ協奏曲第26番ニ長調「戴冠式」 K537
北ドイツ放送交響楽団、デイヴィッド・ジンマン指揮
2.ピアノ協奏曲第16番ニ長調 K451
3.ピアノ協奏曲第5番ニ長調 K175
シュトゥットガルト放送交響楽団、ネヴィル・マリナー指揮
CD4
1.ピアノ協奏曲第20番二短調 K466
バイエルン放送交響楽団、デイヴィッド・ジンマン指揮
2.ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K482
ドレスデン・シュターツカペレ、デイヴィッド・ジンマン
CD5
1.ピアノ協奏曲第9番変ホ長調「ジュノム」 K271
2.ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K449
ポーランド室内管弦楽団、イェルジ・マクシミウク指揮
CD6
1.ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K459
2.ピアノ協奏曲第11番ヘ長調 K413(387a)
3.ピアノ協奏曲第17番ト長調 K453
シュトゥットガルト放送交響楽団、ネヴィル・マリナー指揮
CD7
1.ピアノ協奏曲第23番イ長調 K488
ドレスデン・シュターツカペレ、デイヴィッド・ジンマン指揮
2.ピアノ協奏曲第12番イ長調 K414(385p)
ポーランド室内管弦楽団、イェルジ・マクシミウク指揮
3.ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K456 
シュトゥットガルト放送交響楽団、ネヴィル・マリナー指揮
CD8
1.ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K595
北ドイツ放送交響楽団、ギュンター・ヴァント指揮
2.ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K450
イギリス室内管弦楽団、デイヴィッド・ジンマン
3.ピアノ協奏曲第6番変ロ長調 K238
シュトゥットガルト放送交響楽団、ネヴィル・マリナー指揮
以上 クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)
CD9
1.2台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K365(316a)
2.2台のピアノのための協奏曲ヘ長調
3.2台のピアノのためのソナタニ長調 K448(375a)
クリスティアン・ツァハリアス、マリー=ルイーズ・ヒンリクス(ピアノ)
バンベルク交響楽団、クリスティアン・ツァハリアス指揮


●INSPIRATION
親しみやすい名曲を廉価でお届けするINSPIRATIONシリーズ、11月新譜として
新たに5点をご案内します。
全てジュエル・ケース 4P ブックレット 英語/ドイツ語表記

CDZW-0878962 ¥550
ダニエル・バレンボイム/ポートレート
1.モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲 K492 
イギリス室内管弦楽団、ダニエル・バレンボイム指揮
2.モーツァルト:ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調 K382
イギリス室内管弦楽団、ダニエル・バレンボイム ピアノ&指揮
3-5.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第2番 作品19 全曲
ダニエル・バレンボイム(ピアノ&指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
6-8.シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54 全曲
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ指揮
録音:1976年(1)、1989年1月(2)、1985年6月(3-5)、1992年1月(6)
天才ピアニスト&指揮者のベスト盤!オペラの序曲からピアノ協奏曲の弾き振
りなどバレンボイムの魅力のいいとこどり。

CDZW-0878942 ¥550
チャイコフスキー:
1-3.ピアノ協奏曲第1番ロ短調作品23 全曲
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)、フィルハーモニア管弦楽団 
ウラジーミル・フェドセーエフ指揮
4-7.交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」全曲
ロシア国立管弦楽団、ミハイル・プレトニョフ指揮
録音:1990年3月 (1-3)
1991年3月(4-7)

CDZW-0878902 ¥550
シューベルト:「冬の旅」全曲
ヘルマン・プライ(バリトン)
カール・エンゲル(ピアノ)
録音:1961年10月 Gemeindehaus, Berlin-Zehlendorf
ベルリン生まれの名バリトンによる1961年録音の名盤、美しきシューベルト

CDZW-0878882 ¥550
1.ヴィヴァルディ:歌劇「ジュスティーノ」より この喜びをもって会おう
フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー)
アンサンブル・マテウス ジャン=クリストフ・スピノジ指揮
2.ヘンデル:歌劇「テッサーリアの王、アドメート」より 
Aria:Se l'arco avessi ,e I strali
ジェイムズ・バウマン(カウンターテナー)、
ジル・ゴメス、マックス・ヴァン・エグモント
イル・コンプレッソ・バロッコ、アラン・カーティス指揮
3.ヘンデル歌劇「テッサーリアの王、アドメート」より Ah, si morro
ルネ・ヤーコプス(カウンターテナー)
イル・コンプレッソ・バロッコ、アラン・カーティス指揮
4.ヘンデル:歌劇「カスティーリャの王、フェルナンド」より 
Aria:In mille dolci modi
ローレンス・ザッゾ(カウンターテナー)、
ヴェロニカ・カンジェーミ(ソプラノ)、
マリアンネ・ピッゾラート(メゾ・ソプラノ)、
マックス・エマヌエル・チェンチッチ
(カウンターテナー)、
イル・コンプレッソ・バロッコ、アラン・カーティス指揮
5.モーツァルト歌劇「皇帝ティートの慈悲」K621より ああ、この瞬間だけ
でも
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、
ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団
アイヴァー・ボルトン指揮
6.ヘンデル:歌劇「ファラモンド」より Aria:Voglio che sia l'indegno
マックス・エマヌエル・チェンチッチ(カウンターテナー)
ゾフィ・カルトハウザー(ソプラノ)、
マリナ・デ・リーソ(メゾ・ソプラノ)、イン=スン・シム(バス)、
ザヴィエ・サバータ
フィリップ・ジャルスキー(カウンタテナー)、
フルヴィオ・ベッテイーニ(バリトン)、
テリー・ウェイ(カウンターテナー)、スイス放送合唱団、
イ・バロッキスティ、ディエゴ・ファソリス指揮
7.ヘンデル:歌劇「セルセ」より オンブラ・マイ・フ
ジェラール・レーヌ(カウンターテナー&指揮)、
イル・セミナリオ・ムジカーレ
8.グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より 
エウリディーチェを失って
デイヴィッド・ダニエルズ(カウンターテナー)、
ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団、ハリー・ビケット指揮
9.モーツァルト:歌劇「ポントの王 ミトリダーテ」より おいでなさるがいい 
デイヴィッド・ダニエルズ(カウンターテナー)、
ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団、ハリー・ビケット指揮
10.J.C.バッハ:
フィリップ・ジャルスキー(カウンタテナー)、
ル・セルクル・ドゥラルモニー
ジェレミー・ロレール指揮
11.ロッシーニ歌劇:「パルミラのアウレリアーノ」より 
Perche mai le luci apprimo Arsace
マックス・エマヌエル・チェンチッチ(カウンターテナー)、
ローザンヌ室内管弦楽団
ミヒャエル・ホフシュテッター指揮
エンジェル・ヴォイセズ-カストラートの魔法
今もっとも人気と実力を誇るスター・カウンターテナー、ジャルスキーやチェ
ンチッチをはじめ、ベテラン、ヤーコプスやレーヌなど美しきハイ・ヴォイス
の饗宴!

CDZW-0878972 ¥550
チェロ・メディテーション
1.サン=サーンス:白鳥-動物の謝肉祭より
ハンナ・チャン(チェロ)、
フィルハーモニア管弦楽団、レナード・スラットキン指揮
2.ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 変ホ長調 RV408 第2楽章ラルゴ
ハンナ・チャン(チェロ)、
ロンドン室内管弦楽団、クリストヴァー・ウォレン=グリーン指揮
3.ボッケリーニ:チェロ協奏曲変ロ長調 G482 第2楽章
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)、
オストロボスニア室内管弦楽団、ユハ・カンガス指揮
4.ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調 作品101 第2楽章
ゴーティエ・カピュソン(チェロ)、
マーラー室内管弦楽団、ダニエル・ハーディング指揮
5.ベートーヴェン:
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長作品56第2楽章
ウルフ・ヘルシャー(ヴァイオリン)、ハインリヒ・シフ(チェロ)、
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
クルト・マズア指揮
6.フォーレ:シシリエンヌ-ペレアスとメリザンドより
ハンナ・チャン(チェロ)、
フィルハーモニア管弦楽団、レナード・スラットキン指揮
7.JSバッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009よりサラバンド
トゥルルス・モルク(チェロ)
8.マスネ:
「ドン・キショット(ドン・キホーテ)」より第4幕デュルシネのパティオにて
-前奏曲
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団、ミシェル・プラッソン指揮
9.ブラームス:5つの歌作品49より子守歌
トゥルルス・モルク(チェロ)、ユハニ・ラゲルスペッツ(ピアノ)
10.チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲作品96より第3変奏
トゥルルス・モルク(チェロ)、
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、マリス・ヤンソンス指揮
11.ブルッフ:コル・ニドライ作品47
トゥルルス・モルク(チェロ)、
フランス放送フィルハーモニー管、パーヴォ・ヤルヴィ指揮
12.マスネ:「聖母」より聖母の永眠
ポール・トルトゥリエ(チェロ)、イギリス室内管弦楽団
13.エルガー:チェロ協奏曲ホ短調作品85第3楽章アダージョ
トゥルルス・モルク(チェロ)、
バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮
14.ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調作品104 
第2楽章:アダージョ・マ・ノン・トロッポ
トゥルルス・モルク(チェロ)、
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、マリス・ヤンソンス指揮
深く落ち着いた響きのチェロの音色を、一流のチェリスト達の名演で、リラッ
クス...。




<VIRGIN CLASSICS>
VCW-0709432 ¥1450
「デュエッティ・ダ・カメラ」(室内二重唱曲集)
ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747)
Pietoso nume arcier 
フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737)
Quanto mai saria piu bello
フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(1681/2-1732)
Quando veggo un’usignolo
ジョヴァンニ・ボノンチーニ
Chi d’Amor tra le catene
Bella si, ma crudel
ニコラ・ポルポラ (1686-1768)
Ecco che il primo fonte
ベネデット・マルチェッロ(1686-1739)
Chiaro e limpido fonte
Tristi e Fileno
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725)
Amore e Virtu Nel cor del cor mio
フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー)、
マックス・エマニュエル・チェンチッチ(カウンターテナー)
ウィリアム・クリスティ指揮・レザール・フロリサン
ジャルスキーとチェンチッチ、二人のカウンターテナーのスター歌手がウィリ
アム・クリスティ、レザール・フロリサンとの豪華共演でお届けする18世紀前
半のイタリアのバロック作曲家達の美しくも官能的な二重唱集。
バロックの大家ヘンデルに影響を与えたという作曲家達の貴重な作品にあえて
光をあてた意欲作。2つの声が繊細に、時に官能的にからまり、魅惑のデュエッ
トの世界を展開する。
ジュエル・ケース、40Pブックレット

VCSW-9076652 2枚組 ¥1880
JSバッハ:6つの無伴奏ヴィオラ組曲(原曲チェロ)
CD1
1.Pour ecrire un seul vers (リルケ作の詩)
2-7.組曲第1番ト長調BWV1007
8.Chevaucher, chevaucher 
9-14.組曲第3番ハ長調BWV1009
15.Je voudrais devenier un de ceux-la(リルケ作の詩)
16.Avec un toit que suit son ombre(リルケ作の詩)
17-22.組曲第6番ニ長調BWV1012
CD2
1.Quiconque pleure a present quelque part dans le monde(リルケ作の詩)
2-7.組曲第2番二短調BWV1008
8.Seigneurr, donne a chacun sa propre mort(リルケ作の詩)
9-14.組曲第4番変ホ長調BWV1010
15.Terre, n'est-ce pas ce que tu veux(リルケ作の詩)
16-21.組曲第5番ハ短調BWV1011
演奏:ジェラール・コーセ(ヴィオラ) 
使用楽器:1560年製Gaspard Da Salo
朗読:ローラン・テルツィエフ(俳優・監督) 
CD1 1、8、15、16 CD2 1、8、15
録音:2010年6月&11月 Auditorium de Pigna, Corse,France
このCDは、ヴィオラのコーセが無伴奏チェロ組曲にヴィオラで挑戦しているだ
けでも意欲的な企画ですが、更に曲の合間にフランス人俳優・監督のローラン
・テルツィエフがリルケの詩を朗読したものが収録されています。テルツィエ
フはフランスの演劇賞「モリエール賞」を受賞し、この録音の後に亡くなって
います。リルケは、コーセがバッハを弾く際に思い浮かべたというボヘミアン
詩人ですが、フランス文化に多大な影響を受けたと言われています。

<SONY CLASSICAL>
8869798960-2 2枚組 ¥1500
SALVATORE LICITRAIl Tenore(Best Of Salvatore Licitra)
(Disc1)
1:『ヴェルディ:「誰も寝てはならぬ」-「トゥーランドット」より』
2:『レオンカヴァッロ:「衣装をつけろ」 -「道化師」より』
3:『ヴェルディ:
「芝生に光る露のごとく・・おお恋する心を君に」-「エルナーニ」より』
4:『ヴェルディ:「ああ、父の手は」-「マクベス」より』
5:『ヴェルディ:「ああ、美しい人」-「トロヴァトーレ」より』
6:『ヴェルディ:「神秘な楽の音が波のうち」-「トロヴァトーレ」より』
7:『ヴェルディ:「恐ろしい火あぶりの火が」-「トロヴァトーレ」より』
8:『ヴェルディ:「星は光ぬ」-「トスカ」より』
9:『ヴェルディ:「おお、なよやかなこの手」-「トスカ」より』
10:『ヴェルディ:「聞いて…時は迫ったわ」-「トスカ」より』
11:『ヴェルディ:「あの人達は来ないわね…」-「トスカ」より』
12:『プッチーニ:「さよなら、愛の家」-「蝶々夫人」より』
13:『ヴェルディ:「永久に君を失えば」-「仮面舞踏会」より』
14:『ヴェルディ:「穏やかな夜には」-「ルイザ・ミラー」より』
15:『ヴェルディ:「主よ!あなたは私の頭上に」-「オテロ」より』
16:『ヴェルディ:
「5月の晴れた日のように」-「アンドレア・シェニエ」より』
17:『ポンキエルリ:「空と海」-「ジョコンダ」より』
18:『マスカーニ:
「お母さん、あの酒は強いね」-「カヴァレリア・ルスティカーナ」より』
(Disc2)
1:『ヴェルディ:「清きアイーダ」-「アイーダ」より』
2:『ヴェルディ:「こい、女占い師…告げてくれ」-「仮面舞踏会」より』
3『チレーア:「フェデリコの嘆き」-「アルルの女」より』
4:『プッチーニ:「ああ、あの眼が」-「トスカ」より』
5:『プッチーニ:「なんとすばらしい美人」-「マノン・レスコー」より』
6:『ビゼー:「聖なる神殿の奥深く」-「真珠採り」より』
7:『ラフマニノフ(S・ウッド編):「飛翔」-「ヴォカリーズ」より』
8:『グノー(S・ウッド編):
「それはきみの瞳」-「ファウスト(この清らかな住まい)より」
9:『スティーヴ・ウッド:「旅」』
10:『フォーレ(S・ウッド編):「愛の亡霊」』
11:『フランチェスコ・サルトリ:「嵐の彼方に」』
12:『オスバルド・ゴリホフ:
「クローズ・ユア・アイズ」-映画「耳に残るは君の歌声」』
13:『J・S・バッハ(S・ウッド編):「ソロ・アモーレ」』
14:『ナポリ民謡:「帰れソレントへ」』
15:『ロッシーニ:「踊り」』
16:『ルイージ・デンツァ:「フニクリ・フニクラ」』
17:『トスティ:「理想」』
18:『トスティ:「もはや君を慕わず」』
19:『クルティス:「勿忘草」』
20:『カプア(ナポリ民謡):「オー・ソレ・ミオ」』
サルヴァトーレ・リチートラ(T)
カルロ・リッツィ(指揮)ロンドン交響楽団 [Disc1-1,4,8,12,13 /Disc2-1,5]
ロベルト・ルッツィ・ブリニョーリ(指揮)
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団 [Disc1-2,3,14-18 /Disc2-3]
リッカルド・ムーティ(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団 [Disc1-5-7,9-11 / Disc2-4]
マルセロ・アルベニス(T)
ダニエル・メイ(指揮)
プラハ市フィルハーモニー管弦楽団, キューンズ合唱団 [Disc2-6-13]
クロノス・クァルテット [Disc2-12]
カティア・ラベック(P)[Disc2-14]
ウォーレン・ジョーンズ(P)[Disc2-15]
マルコ・アルミリアート(指揮)プラハ市フィルハーモニー管弦楽団 [Disc2-16-20]
サルヴァトーレ・リチートラ追悼盤 未発表曲5曲を収録
パヴァロッティの後継者的存在として世界的名声を得ていたリチートラ。両親
の故郷でもあるシチリア島滞在中に、スクーターで事故を起こし、9月5日に亡
くなりました。まだ43歳の若さでした。
彼の死を悼み、SONYに録音したアルバムの中から、選りすぐりの名唄を収録。
(あのムーティが初めて本拠地スカラ座で「トスカ」を振り、全世界の注目を
集めた2000年3月公演にリチートラが大抜擢されたCDデビュー盤 / 2000年12月
ミラノ・スカラ座でヴェルディ・イヤー幕開け公演の大舞台での「トロヴァト
ーレ」/ ヴェルディやプッチーニなどを中心とした魅惑のソロ・アルバム2タ
イトル / アルバレスとの2人のために書かれたロマンティックなバラード集
等)、さらに今回、未発表5曲(Disc2の16-20)を収録。




<RCA RED SEAL>
初回生産限定盤
8869791136-2(142CD+2DVD) \28800
アルトゥール・ルービンシュタイン/コンプリート・アルバム・コレクション
■このセットについて
20世紀を代表するピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタインの残した正
規録音(1928-76年、モノラル&ステレオ)の全てを集大成したCD142枚+DVD2枚
のボックス・セットです。一人のアーティストによるCDのボックス・セットと
しては世界最多となり、ギネスブックへの申請も行われています。
今回の発売に当たっては、LP盤として発売されたものは、初発売時のオリジナ
ル・アナログ盤によるカップリング、およびその復刻デザインによる紙ジャケ
ット仕様、レーベル面もアナログ盤風デザインとなっており、おおよそ発売年
順に並べられています。ルービンシュタインが専属契約を結んでいたRCAの全
録音にとどまらず、EMI/HMV(1956年までEMIとRCAは提携関係にあり、EMI録音
はアメリカではRCAが発売)とDECCA原盤の録音も使用して、半世紀に及ぶルー
ビンシュタインの録音活動のすべてを網羅しています。1999年にBMGから発売
された「アルトゥール・ルービンシュタイン大全集」に収録されていたインタ
ビューと未発表録音も収録されております。(ただし「大全集」に含まれてい
たメロディア録音の「モスクワ・リサイタル1964」は、今回は収録されていま
せん。)
■音質について
それぞれの録音についてこれまでで最良と思われるデジタル・リマスター音源
を使用し、最高のクオリティを実現しました。基本的にオリジナルのマスター
・テープ、もしくはメタル原盤からUV22スーパー・コーディング・CELLOシス
テムによって20ビットで復刻された「大全集」の定評あるリマスター音源を使
用しています。さらにルービンシュタインの最も重要な1950年代-60年代のス
テレオ録音で、「大全集」以降に発売されたリビングステレオSACDやJVC XRCD
のために新しくリマスターされた音源があるものは、それらに置き換えられて
います。142枚のCDのプロダクション・マスターを制作する際には、これらの
デジタル・リマスター音源を細心の注意を払って編集しており、さらに必要な
場合は、オリジナル・マスターに遡って再度デジタル・リマスターをやり直し
ています。
■初めて日の目を見る3枚の未発売ライヴCD
特筆すべきは、1961年秋の10夜にわたるカーネギー・ホールでの連続リサイタ
ルからのライヴがCD3枚分含まれていることでしょう。10回のリサイタルはそ
の全てがRCAによって録音されましたが、ルービンシュタインによって発売が
認められたのはCDにして1枚半分の音源だけでした。今回のリリースにあたっ
ては、この歴史的リサイタルから50年を記念して、10回のリサイタルのライヴ
録音からCD3枚=3時間半分の演奏が選ばれました。聴衆を前にした熱気あふれ
るライヴの魅力が横溢する名演ぞろいであるのみならず。ストラヴィンスキー
「『ペトルーシュカ』からの3楽章」や、ショパンの練習曲など、ルービンシュ
タインがスタジオ録音を残さなかった貴重なレパートリーが収録されています。
特にストラヴィンスキーがバレエ音楽からルービンシュタインのためにピアノ
編曲した「『ペトルーシュカ』からの3楽章」は、ルービンシュタインが敢え
て録音しようとしなかった特別なレパートリーであるだけに、このボックスの
価値をいやがうえにも増しています。
■2枚のボーナスDVD
ボーナスDVDとして、ルービンシュタインの現存する唯一のカラー収録による
フル・リサイタル映像である「リサイタル・フォー・イスラエル」と、ピータ
ー・ローゼンによるドキュメンタリー「思い出のルービンシュタイン」の2枚
が収録されています。
■資料的価値満載のフルカラー164ページ・大型ハードカバー・ブックレット
付き
[収録内容]
・ハーヴェイ・サックスによる新たなライナーノートとバイオグラフィー
・息子ジョン・ルービンシュタインによるエッセイ
・娘エヴァが撮影およびセレクトしたルービンシュタインの未発表写真多数
・「カーネギー・ホール・リサイタル1961」についての解説
・可能な限りマトリックス番号まで網羅した作曲家別および録音年代順による
完全ディスコグラフィ
■各ディスクの収録内容
全体の概略としては下記のように構成されています。
[Disc1-14]:SPとして発売されたもの
[Disc15-55]:LP発売モノラル録音
[Disc56-133]:LP発売ステレオ録音
[Disc134-135]:ルービンシュタイン没後に発売された音源、または1999年の
「大全集」時に未発売音源として収録されたもの。
[Disc 136-137]「リサイタル・フォー・イスラエル」のライヴ
[Disc138]:Decca音源で、ルービンシュタイン最後の協奏曲録音。
[Disc139]:ルービンシュタインへのインタビュー
[Disc140-142]:カーネギー・ホール・リサイタル1961からの未発表音源
[Disc143-144]:ボーナスDVD
詳細はこちらにございます




<SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL>
8869796431-2(SACD-Hybrid) \1950
ロベルト・シューマン:
交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」
交響曲第1番変ロ長調作品38「春」
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
[録音]2009年12月20日-22日(第3番)、2010年4月9日-11日(第1番)、
ベルリン、フンクハウス・ケーペニック
ベートーヴェンの交響曲の解釈でクラシック音楽界を席巻しているパーヴォ・
ヤルヴィ+ドイツ・カンマーフィルが挑むニュー・プロジェクト「シューマン:
交響曲全集&ベートーヴェン:序曲集」の第1弾です。
シューマンを文字通り「愛している」と公言してはばからないパーヴォ・ヤル
ヴィ。シューマンの演奏においては、「作品に込められた感情の起伏や途方も
ないエネルギーを恥ずかしがることなくさらけ出さないと、シューマン本来の
魅力が伝わらない」と考えるパーヴォが、シューマンのオーケストレーション
の機微を繊細に表現しきることのできるドイツ・カンマーフィルハーモニーと
繰り広げるシューマン・ワールド。
シューマン・イヤーの締めくくりに輝きを放つ、これぞ「21世紀のシューマン」
シンフォニー解釈の決定盤です。




<RCA RED SEAL>
8869795335-2 \1550
フランツ・シューベルト:
交響曲第7番ロ短調D.759「未完成」
ヴァイオリンと弦楽のためのロンド イ長調D.438
ヴァイオリンと管弦楽のためのコンツェルトシュトッゥク ニ長調D.345
ヴァイオリンと管弦楽のためのポロネーズ変ロ長調D.580
アンドレアス・ヤンケ(ヴァイオリン)
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
指揮:デイヴィッド・ジンマン
[録音]2011年5月、チューリヒ、トーンハレ
2013年春まで2年がかりでジンマンが手がけていくのがシューベルトの交響曲
全集。交響曲8曲に加え、ヴァイオリンとオーケストラのための作品3曲を収録
するCD全5枚のビッグ・プロジェクトである。ジンマンにとってシューベルト
は、ヴァイオリニストだったころから愛してやまない作曲家。
これまでに膨大な録音を残してきたジンマンにとって、シューベルト作品の録
音は今回が初めてとなる。ブラームス全集とは異なり、従来同様、チューリヒ
・トーンハレにおけるセッション・レコーディングで収録が進められる。
■今後の発売予定
2012年3月:全集VOL.2=交響曲第1番&第2番
2012年6月: 全集VOL.3=交響曲第8番「ザ・グレイト」
2012年秋: 全集VOL.4=交響曲第5番&第6番
2013年初: 全集VOL.5=交響曲第3番&第4番「悲劇的」


8869797224-2 2枚組 \1950
リスト:『巡礼の年第1年「スイス」S.160』『2つの伝説 S.175』
※ボーナスCD:『呪い(マレディクシオン)S.121』
オリヴァー・シュニーダー(P)
※[Andreas Janke, Yi-Chen Lin, Cosmin Banica, Cathrin Kudelka(Vn)/
Michel Rouilly, Katja Fuchs(Va)/ Benjamin Nyffenegger,
Christian Proske(Vc)/ Kamil Losiewicz(Cb)]
【録音】2011年9月9-12日、スイス放送第1スタジオ(デジタル:セッション)
63ページのブックレット付き特殊パッケージ仕様、初回生産限定盤
1973年スイス生まれの実力派ピアニスト、オリヴァー・シュニーダー。ルース
・ラレードやレオン・フライシャーに師事、多くのコンクールでも上位入賞を
果たしています。ソリストとしてだけでなく、室内楽や伴奏ピアニストとして
も実力を発揮、通好みのピアニストとしても知られています。これまでにモー
ツァルトやシューベルト、シューマン、サン=サーンスなどでの名演がCD化さ
れていますが、今回は生誕200年を迎えたリストの作品集で、また新たな面を
見せてくれます。
ボーナス・ディスクに収録された「呪い」は、あまり演奏される機会は多くあ
りませんが、弦楽オーケストラとピアノの協奏曲であり、彼ならではのヴィル
トゥオーゾ性がたっぷり楽しめる逸品です。チューリヒ・トーンハレのメンバ
ーとシュニーダーの息のあった演奏は、リストを聴く喜びを心から味わわせて
くれることでしょう。63ページのブックレット付き特殊パッケージ仕様。




<deutsche harmonia mundi>
8869792256-2 \1550
テレマン:オペラ・アリア集
「Kommm o Schlaf, und las mein Leid」(歌劇「ゲルマニクス」より)
「Das Auge starrt, die Lippen beben」(歌劇「エマとエーギンハルト」より)
「Erscheine bald du Irrlicht meiner Sinne」(歌劇「エマとエーギンハルト」より)
「ヴァイオリン協奏曲イ短調」(歌劇「エマとエーギンハルト」序曲による)
「Steckt Mars den Degen ein」(歌劇「エマとエーギンハルト」より)
「Mir schmeichelt die Hoffnung」(歌劇「寛容なソクラテス」より)
「ヴァイオリン協奏曲ハ長調」(歌劇「寛容なソクラテス」序曲による)
「Mich trostet die Hoffnung」(歌劇「寛容なソクラテス」より)
「Ach seht mich doch, geliebte Augen」(歌劇「当世風な情夫ダモン」より)
「Ach was fur Qual und Schmerz」(歌劇「.幸なアルクマイオン」より)
「Meine Tranen werden Wellen」(歌劇「寛容なソクラテス」より)
ヌリア・リアル(Sp)
ユリア・シュレーダー(Vn&リーダー)
バーゼル室内管弦楽団(ピリオド楽器使用)
【録音】2010年10月29-31日, カータウゼ・イッティンゲン, スイス
(デジタル:セッション)
テレマンは12歳で初のオペラを作曲し、生涯で20のオペラを作曲したといわれ
ており、現在では8曲が残されています。徐々にその復活上演が行われ、その
中でも「寛容なソクラテス」は彼の代表するオペラであり、貴族的というより
世俗的でメロディックな美しいアリアも多く含まれています。ヌリア・リアル
のテクニックはもちろん、純潔な歌唱で、テレマンのオペラの素晴らしさを教
えてくれるでしょう。さらにバーゼル室内管の躍動感あふれる古楽器演奏も、
素晴らしい効果を上げています。




<SONY CLASSICAL>
8869795206-2(3CD+1DVD) ¥2400
Legendary Moments of the New Year's Concert
初回生産限定盤、デジパック仕様
【Disc1(CD)】《ニューイヤー・コンサート1990,1994,1995,1996》より
『ヨハン・シュトラウスII:喜歌劇「くるまば草」序曲』-マゼール(指揮)
『ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ「休暇旅行で」』-メータ(指揮)
『ヨハン・シュトラウスII:ワルツ「ウィーンの森の物語」』-マゼール(指揮)
『エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ「電気的」』-メータ(指揮)
『ヨハン・シュトラウスII:ワルツ「朝の新聞」』-メータ(指揮)
『ヨゼフ・シュトラウスII:ポルカ・マズルカ「ナスヴァルトの娘」』
-マゼール(指揮&Vn)
『ヨハン・シュトラウスII:「皇帝円舞曲」』-マゼール(指揮)
『ヨハン・シュトラウスII:喜歌劇「ジプシー男爵」より「入場行進曲」』
-メータ(指揮)
『ヨハン・シュトラウスII:ワルツ「ウィーン気質」』-メータ(指揮)
『ヨハン・シュトラウスII:喜歌劇「こうもり」より「チャルダッシュ」』
-マゼール(指揮)
『ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ「遠方から」』-マゼール(指揮)
【Disc2(CD)】《ニューイヤー・コンサート1990,1994,1995,1996,1999》より
『エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ「粋に」』-マゼール(指揮)
『ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ「わが人生は愛と喜び」』-メータ(指揮)
『ヨハン・シュトラウスII:「入江のワルツ」』-マゼール(指揮)
『ヨハン・シュトラウスII:ポルカ・マズルカ「心と魂」』-マゼール(指揮)
『ヨハン・シュトラウスII:ポルカ「ドナウの岸辺より」』-メータ(指揮)
『ヨハン・シュトラウスII:「トリッチ・トラッチ・ポルカ」』-メータ(指揮)
『ヨハン・シュトラウスII:ワルツ「格言詩」』-マゼール(指揮)
『ヨハン・シュトラウスII:ポルカ「雷鳴と電光」』-マゼール(指揮)
『ヨハンII&ヨゼフ&エドゥアルト・シュトラウス:「射撃のカドリール」』
-メータ(指揮)
『ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ「思いやり」』-メータ(指揮)
『ヨハン・シュトラウスII:「カルーセル行進曲」』-マゼール(指揮)
『ヨゼフ・ランナー:ワルツ「シェーンブルンの人々」』-マゼール(指揮)
『ヨハン・シュトラウスII:ワルツ「メフィストの地獄の叫び」』
-メータ(指揮)
『ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ「野火」』-マゼール(指揮)
【Disc3(CD)】《カルロス・クライバーのニューイヤー・コンサート1989》より
『ヨハン・シュトラウスII:「加速度ワルツ」』
『ヨハン・シュトラウスII:「田園のポルカ」』
『ヨハン・シュトラウスII:ワルツ「わが家で」』
『ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ「とんぼ」』
『ヨハン・シュトラウスII:喜歌劇「こうもり」序曲』
『ヨハン・シュトラウスII:ワルツ「芸術家の生活」』
『ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ「風車」』
『ヨハン・シュトラウスII:ポルカ「ハンガリー万歳!」』
『ヨハン・シュトラウスII:ポルカ「クラップフェンの森で」』
『ヨハン・シュトラウスII:ワルツ「春の声」』
『ヨハン・シュトラウスII&ヨゼフ・シュトラウス:「ピチカート・ポルカ」』
『ヨハン・シュトラウスII:歌劇「騎士パズマン」より「チャルダーシュ」』
『ヨハン・シュトラウスII:ワルツ「美しく青きドナウ」』
『ヨハン・シュトラウスI:「ラデツキー行進曲」』
【Disc4(DVD)】《カラヤンのニューイヤー・コンサート1987》
『ヨハン・シュトラウスII:喜歌劇「ジプシー男爵」序曲』
『ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ「天体の音楽」』
『ヨハン・シュトラウスII:「アンネン・ポルカ」』
『ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ「うわごと」』
『ヨハン・シュトラウスII:喜歌劇「こうもり」序曲 』
『ヨハン・シュトラウスI:「アンネン・ポルカ」』
『ヨハン・シュトラウスII:ポルカ「観光列車」』
『ヨハン・シュトラウスII&ヨゼフ・シュトラウス:「ピチカート・ポルカ」』
『ヨハン・シュトラウスII:「皇帝円舞曲」』
『ヨハン・シュトラウスII:「無窮動」』
『ヨハン・シュトラウスII:ポルカ「雷鳴と雷光」』
『ヨハン・シュトラウスII:ワルツ「春の声」』
『ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ「憂いもなく」』
『ヨハン・シュトラウスII:ワルツ「美しく青きドナウ」』
『ヨハン・シュトラウスI:「ラデツキー行進曲」』
ロリン・マゼール、ズービン・メータ(指揮:Disc1&2)
カルロス・クライバー(指揮:Disc3)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮:Disc4)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
キャスリーン・バトル(Sp:Disc4)
毎年正月恒例『ウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサート』。マゼールと
メータが指揮をした演奏の中からCD2枚分の曲を収録。クライバーが初めて登
場した1989年のコンサートはまさしく“大事件”で、世界中の聴衆がクライバ
ーの華麗でダイナミックな演奏の記録。そして、最初にして最後の「ニューイ
ヤー・コンサート」といわれるカラヤンの大家の風格を感じさせる演奏は、
DVDで映像として収録しました。

8869792717-2(6CD+1DVD) ¥7280
初回生産限定盤
ベートーヴェン
[DISC1]
1.交響曲第1番ハ長調作品21
2.交響曲第2番ニ長調作品36
[DISC2]
3.交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
[DISC3]
4.交響曲第4番変ロ長調作品60
5.交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
[DISC4]
6.交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」
[DISC5]
7.交響曲第7番イ長調作品92
8.交響曲第8番ヘ長調作品93
[DISC6]
9.交響曲第9番ニ短調作品125「合唱」
[DISC7=DVD]
10.メイキング&インタビューDVD「メイキング・ヴァン・ベートーヴェン」
(45分:ユニテル&ORF制作・日本未放映)
[独唱]アネッテ・ダッシュ(ソプラノ)、 藤村実穂子(アルト)、
ピョートル・ベチャーワ(テノール)、ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス)
[合唱]ウィーン・ジングフェライン合唱団(合唱指揮:ヨハネス・プリンツ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クリスティアン・ティーレマン
[録音]2008年12月(第1番&第2番)、2009年3月(第3番&第4番)、
2009年11月(第7番&第8番)、2010年4月(第5番、第6番&第9番)、
ウィーン、ムジークフェラインザールでのライヴ・レコーディング
2008年12月から2010年4月まで1年半をかけて開催されたティーレマン&ウィー
ン・フィルによるベートーヴェン・チクルス。「BEETHOVEN9」と題されたこの
プロジェクトは、現在ヨーロッパで最も注目を集める指揮者と名門オケという
新鮮な組み合わせで高い評価を得、地元ウィーンのみならずパリとベルリンで
も演奏され、さらに映像収録されてTV放映されました。この模様は、2011年に
ブルーレイ3枚組、DVD9枚組のボックスセットでリリースされ、「20世紀のベー
トーヴェン演奏の王道を行くような解釈」「ウィーン・フィル特有の音と響き
が鮮明に聴こえてくる」「モダン楽器の演奏にもまだ新しい可能性があること
を強く印象付ける」「会場のウィーン楽友協会大ホールの豊かな響きが見事に
捉えられている」と高い評価を得ています。
当全集はその映像のサウンドトラックをCD用にリマスターしてボックスセット
化したもので、演奏の前後の拍手はカットされています。ボーナスDVDは、この
全曲演奏のドキュメンタリー「メイキング・ヴァン・ベートーヴェン」。ティ
ーレマンおよびウィーン・フィルの楽員へのインタビューを中心に、ベートー
ヴェンの作品の現代性を追った約45分の映像作品です。





<RCA RED SEAL>
20世紀アメリカ最高のディーヴァ、レオンタイン・プライス。今年は彼女の、
メトロポリタン歌劇場デビュー50年となり、 それを記念して、2つのオリジナ
ル・ジャケット・コレクションの発売となります。

8869794051-2 14枚組 ¥4150
初回生産限定盤
レオンタイン・プライス-コンプリート・アルバム・コレクション
(オペラ・アリアとデュエット編)
Disc1
ヴェルディ:
『歌劇「アイーダ」-
「勝って帰れ」「ここにラダメス様がおいでのはず」「おおわが故
『歌劇「トロヴァトーレ」-
「何をぐずぐずしておいでなの?」「穏やかな夜」「この恋を語るすべもなく」
「恋はばら色の翼に乗って」
プッチーニ:『歌劇「蝶々夫人」-
「ある晴れた日に」「かわいい坊や」
『歌劇「つばめ」-「ドレッタのすばらしい夢」
『歌劇「トスカ」-「歌に生き、恋に生き」
『歌劇「トゥーランドット」-
「おきき下さい、王子様」「氷のような姫君の心も」
オリビエロ・デ・ファブリティース(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団
アルトゥーロ・バジーレ(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団
[録音:1959&60年ローマ歌劇場]
Disc2
ガーシュイン:『歌劇「ポーギーとベス」(ハイライト)』
-スキッチ・ヘンダーソン(指揮)RCAビクター交響楽団 [録音:1962年]
Disc3
R・シュトラウス:『歌劇「エジプトのヘレナ」より』『歌劇「サロメ」より』
-エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)ボストン交響楽団 [録音:1964年]
Disc4
『パーセル:歌劇「ディドーとエネアス」より』
『モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」より』
『ヴェルディ:歌劇「椿姫」より』
『マイアーベア:歌劇「アフリカの女」より』『マスネ:歌劇「マノン」より』
『ヴェルディ:歌劇「オテロ」より』
『チレア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」より』
『シャルパンティエ:歌劇「ルイーズ」より』
『バーバー:歌劇「ヴァネッサ」より』
-フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)
RCAイタリア・オペラ管弦楽団 [録音:1966年頃]
Disc5
『ヘンデル:歌劇「アタランタ」より』
『モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より』
『ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」より』
『ヴェルディ:歌劇「マクベス」より』
『ボイート:歌劇「メフィストフェレ」より』
『ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」より』
『ザンドナーイ:歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」より』
『ドビュッシー:カンタータ「放蕩息子」より』
-フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)
RCAイタリア・オペラ管弦楽団 [録音:1967年頃]
Disc6
バーバー:『歌劇「アントニーとクレオパトラ」より』
『ノックスヴィル、1915年の夏』
-トーマス・シッパーズ(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団[録音:1968年頃]
Disc7
モーツァルト:『歌劇「フィガロの結婚」より』
『歌劇「イドメネオ」より』『歌劇「魔笛」より』
『歌劇「羊飼いの王様」より』
『レチタティーヴォとアリア「私のうるわしい恋人よ、さようなら…とどまっ
て下さい、ああいとしい人よ」K.528』
『レチタティーヴォとアリア「どうしてあなたが忘れられるでしょうか?…
心配しなくともよいのです、愛する人よ」K.505』
-ペーター・ヘルマン・アドラー(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団[録音:1965-1969年]
Disc8
『グルック:歌劇「アルチェステ」より』
『ヴェルディ:歌劇「十字軍のロンバルディア人」より』
『ヴェルディ:歌劇「シモン・ボッカネグラ」より』
『ビゼー:歌劇「カルメン」より』
『プーランク:歌劇「カルメル会修道女の対話」より』
『ヴェルディ:歌劇「椿姫」より』
『モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より』
『フロトー:歌劇「マルタ」より』
『オッフェンバック:喜歌劇「ペリコール」より』
『ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」より』
『マスネ:歌劇「タイス」より』
『プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」より』
-エドワード・ダウンズ(指揮)
ロンドン交響楽団 [録音:1970年]
Disc9
『ヴェルディ:歌劇「椿姫」より』
『チャイコフスキー:歌劇「エフゲニ・オネーギン」より』
『ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より』
『R.シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」より』
『ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」より』
-ファウスト・クレヴァ(指揮)
ロンドン交響楽団 [録音:1971年]
Disc10
ヴェルディ:『歌劇「ボエーム」より』『歌劇「エドガール」より』
『歌劇「つばめ」より』『歌劇「マノン・レスコー」より』
『歌劇「妖精ヴィッリ」より』『歌劇「蝶々夫人」より』
『歌劇「西部の娘」より』
-エドワード・ダウンズ(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団[録音:1972年]
Disc11
『ヴェルディ:歌劇「オテロ」「仮面舞踏会」』
『プッチーニ:「マノン・レスコー」「蝶々夫人」』よりデュエット・シーン
-プラシド・ドミンゴ(T)ネッロ・サンティ(指揮)
ロンドン交響楽団[録音:1974年]
Disc12
『J・シュトラウス:喜歌劇『こうもり』より』
『マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より』
『ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」より』
『チレア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」より』
『コルンゴルト:歌劇「死の都」より』
『プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」より』
-ネッロ・サンティ(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団[録音:1977年]
Disc13
『ヘンデル:歌劇「セメレ」より』
『ウェーバー:歌劇「オベロン」より』
『ヴェルディ:歌劇「リゴレット」より』
『ベッリーニ:歌劇「ノルマ」より』
『カオンカヴァッロ:歌劇「道化師」より』
『ブリテン:歌劇「グロリアーナ」より』
『ワーグナー:歌劇「トリスタンとイゾルデ」より』
-ヘンリー・ルイス(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団[録音:1979年]
Disc14
【L・プライス, M・ホーン, J・レヴァン/メト・ガラ・コンサート1982より】
『モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」より』
『ヘンデル:歌劇「ロデリンダ」「リナルド」より』
『ヴェルディ:歌劇「アイーダ」より』
『ロッシーニ:歌劇「コリントの包囲」より』
『ヴェルディ:歌劇「運命の力」より』
『ベッリーニ:歌劇「ノルマ」より』
『マイヤベーア:歌劇「ユグノー教徒」より』
『プッチーニ:歌劇「つばめ」「蝶々夫人より』
-マリリン・ホーン(Ms)
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
[録音:1982年3月28日, メトロポリタン歌劇場でのライヴ]
1960年の記念碑的デビュー盤は、レオンタイン・プライスがミラノ・スカラ座
デビューを皮切りにヨーロッパ中を席巻し、メトロポリタン歌劇場とも契約を
結んだ同年に録音されたオリジナルのオペラ・アリア集で、ファンの間では
「ブルー・アルバム」として知られている名盤です。その他黒人歌手たち(指揮
者も)で収録された「ポーギーとベス」や、ドミンゴとのデュエット。1982年の
メトでのガラ・コンサートのライヴまで、プライスお得意のヴェルディおよび
プッチーニだけでなく、様々なオペラからのアリアを集めており、いずれも伸
びやかな美声を堪能できる「オペラ・アリアとデュエット編BOX」です。

8869794050-2 12枚組 ¥3550
初回生産限定盤
レオンタイン・プライス-コンプリート・アルバム・コレクション
(歌曲と黒人霊歌編)
プライスの声が最もみずみずしい魅力に輝いていた時期に、彼女の知己的な表
現力によって歌われた歌曲やピアノ伴奏によるオペラ・アリア。そして裏打ち
されたように確信に満ちた歌声と聖歌隊による黒人霊歌。さらにジャズ風版に
よるアンドレ・プレヴィンとの黒人霊歌まで収録した「歌曲と黒人霊歌編BOX」
です。

Disc1
『バーバー:「隠者の歌」Op.29』- サミュエル・バーバー(p)
『アレクセイ・ハイエフ:弦楽四重奏曲第1番』-ジュリアード弦楽四重奏団
[録音:1954年]
Disc2
フォーレ:『月の光 Op.46-2』『私たちの愛 Op.23-2』『墓地にて Op.51-2』
『川のほとりで Op.8-1』『マンドリン Op.58-1』
プーランク:『お前には夕べの火が見えるだろう』『手は心の意のまま』
『お前の額を名付けよう』『彼女の優しい小さな顔』
R・シュトラウス:『万霊節 Op.10-8』『高鳴る胸 Op.29-2』
『懐かしい面影 Op.48-1』『どうすればそれを秘密に Op.19-4』
ヴォルフ:『庭師』『さようなら』『朝霧』
『お行き、愛しい人よさあ行くのです』
- デイヴィッド・ガーヴェリー(P)[録音:1958年]
Disc3
『ベルリオーズ:歌曲集「夏の歌」Op.7』『ファリャ:「恋は魔術師」』
- フリッツ・ライナー(指揮)
シカゴ交響楽団 [録音:1963年]
Disc4
シューマン:『歌曲集「女の愛と生涯」Op.42』『君に捧ぐ Op.25-1』
『ミニョン Op.79-28』『小さな民謡 Op.51-2』
『私の悲しみの美しいゆりかご Op.24-5』『時は春 Op.79-23』
『語らずともよい、黙っているがよいと言って下さい Op.98a-5』
『嵐の夜の楽しみ Op.35-1』
- デイヴィッド・ガーヴェリー(P)[録音:1969年]
Disc5
R・シュトラウス:『4つの最後の歌』『歌劇:「影なき女」より』
『歌劇「ばらの騎士」より』『歌劇「グントラム」より』
- エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団[録音:1973年]
Disc6
バーバー:『隠者の歌Op.29』『さあ眠れ Op.10-2』『ひなぎく Op.2-1』
『夜想曲 Op.13-4』『ヌヴォレッタ Op.25』
『ノックスヴィル、1915年の夏 Op.24』
- サミュエル・バーバー(p)
『アントニーとクレオパトラ Op.40』より
- トーマス・シッパーズ(指揮)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
Disc7
『ヘンデル:歌劇「ジュリアス・シーザー」より』
『モーツァルト:歌劇「イドメネオ」より』
『ヴェルディ:歌劇「運命の力」より』
『ベルリオーズ:歌曲集「夏の夜」より』
『プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」「トスカ」「つばめ」より』
『チレア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」より』
『ガーシュイン:「サマータイム」』
- デイヴィッド・ガーヴェリー(P)
Disc8
『ヘンデル:歌劇「アタランタ」「アグリッピーナ」
「ジュリアス・シーザー」より』
『ブラームス:「ジプシーの歌 Op.103」より』
『ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」より』、他
- デイヴィッド・ガーヴェリー(P)
Disc9-12
『黒人霊歌集』
- レオナルド・デ・パウアー合唱団(Disc9)
ニューヨーク聖トーマス公会教会聖歌隊、他(Disc10)
ラスト・カレッジ合唱団(Disc11)
アンドレ・プレヴィン(P), シェリー・マン(Drums),
レイ・ブラウン(Cb)(Disc12)


<deutsche harmonia mundi>
8869785745-2 ¥1550
ルネッサンス-初期バロック期、ヨーロッパの祈りの音楽
作者不詳:『Verleih uns Frieden』
J・シェッレ:『Sonata Vom Himmel hoch』
M・アルテンブルク&L・シュレーター:『Allein Gott in der Hoh sei Her』
B・レジナリウス:『Nun komm der Heiden Heiland』
H・シュッツ:『Paratum cor meum』
J・E・キンダーマン:『Intonatio: Gib Frid zu unser Zeit』
M・プレトリウス:『Es ist ein Ros entsprungen』
J・プレトリウス:『Vom Himmel hoch』
C・フロイント:『Wie schon singt uns der Engel Schar』
J・H・シャイン:『Verleih uns Frieden gnadiglich』
B・レジナリウス:『Gelober seystu Jesu Christ』
J・エッカルト:『Ich steh an Deiner Krippen hier』
J・シェッレ:『Sonata Pastorella』
M・プレトリウス:『In dulci jubilo』
F・カッティング:『Greensleeves』
H・シュッツ:『Verleih uns Frieden』
A・ホルボーン:『The New Yeeres Gift』
【演奏者】ヒレ・パール(gamb), アンナ・マリア・フリーマン(Sp),
リー・サンタナ(Lute), ザ・シリウス・ヴィオール
【録音】2011年1月9-11日ゼングヴァルデン教会、ドイツ(デジタル:セッション)
ヒレ・パールの最新録音は、ルネッサンス-初期バロック期の美しい祈りの音楽。
ヴィオール・アンサンブルとリュートを引き立てる歌手には、ビルボード・ベ
ストセラーやグラミー賞にもノミネートされた「トリオ・メディイーヴァル」
のソプラノ、アンナ・マリア・フリーマン。彼女は既に北欧最高峰の女声アカ
ペラとの呼び声が高く、美しいメロディーとハーモニー、独特なリズムを持つ
歌がしっとりとした質感の中に響く明晰な声で次々と生まれ来る様で、清澄な
祈りによる幻想的なアルバムとなっています。

8869797447-2 10枚組 ¥3450
初回生産限定盤
アンドレアス・シュタイアー・エディション(10CD BOX)
Disc1-2
《ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ集》
K.118,119,454,455,198,203,501,502,518,519,516,517,108,490,491,492,420,
421,263,264,132,133,175,277,278,213,214,202,64,96,87,460,46
Disc3
《J・S・バッハ:幻想曲,前奏曲とフーガ集》
『前奏曲(幻想曲)イ短調BWV.922』『幻想曲とフーガ イ短調BWV.904』
『前奏曲(幻想曲)ハ短調BWV.921』『幻想曲ハ短調BWV.919』
『前奏曲とフーガ イ短調BWV.894』『前奏曲とフゲッタ ト長調BWV.902』
『前奏曲とフゲッタ ヘ長調BWV.901』
『半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV.903』
『幻想曲ト短調BWV.917』『幻想曲とフーガ ハ短調BWV.906』
Disc4
《テレマン:『エセルツィーチ・ムジチ』より》
オブリガート・チェンバロと器楽のための作品集
『通奏低音付オブリガート・チェンバロのためのソロ第6&12番』
『ブロック・フレーテ、オブリガート・チェンバロと通奏低音のためのトリオ』
『オーボエ、オブリガート・チェンバロと通奏低音のためのトリオ』
『ヴィオラ・ダ・ガンバ、オブリガート・チェンバロと通奏低音のためのトリオ』
『フラウト・トラヴェルソ、、オブリガート・チェンバロと通奏低音のための
トリオ』
- パオロ・パンドルフォ(gamb)、ミシェル・ピゲ(ob)、
コンラート・シュタインマン(Bfl)、他
Disc5
《J・S・バッハ:イタリア協奏曲とパルティータ》
『イタリア協奏曲ヘ長調BWV.971』
『パルティータ ロ短調BWV.831(フランス風序曲)』
『パルティータ第6番ホ短調BWV.830』
Disc6
《C・P・E・バッハ:ソナタと幻想曲集》
『ソナタ イ短調 Wq.49-1(ヴュルテンベルク・ソナタ集 Wq.49より)』
『「スペインのラ・フォリア」による 12の変奏曲 ニ短調 Wq.118-9』
『チェンバロ・ソロのためのソナタ ト短調 Wq.65-17』
『自由な幻想曲 嬰ヘ短調 Wq.67』『ロンド ハ短調 Wq.59-4』
『ソナタ ホ短調 Wq.59-1』『幻想曲 ハ長調 Wq.61-6』
Disc7
《ボッケリーニ:ピアノ五重奏曲集》
『ピアノ五重奏曲ホ短調Op.57-3,G.415』『同イ短調Op.56-6(46-2),G.412』
『同ハ長調Op.57-6,G.418』
- レザデュー
Disc8
《J・ドウシェク:ピアノ作品集》
『幻想曲とフーガOp.55』『ピアノ・ソナタ変イ長調Op.64「パリに帰りて」』
『ピアノ・ソナタ嬰ヘ短調Op.61「悲歌の調べ」』
Disc9-10 《ハイドン:ピアノ・ソナタ集》
『ピアノ・ソナタ第20, 35-39, 48-52番』
古典鍵盤楽器奏者アンドレアス・シュタイアーは1955年ゲッティンゲンに生れ、
ハノーファー音楽大学でピアノとチェンバロを、卒業後アムステルダムでトン・
コープマンに師事しています。その後、ムジカ・アンティクヮ・ケルン(MAK)の
チェンバロ奏者に加入しました。1986年MAKを脱退し、レザデューの客演フォル
テピアノ奏者およびソリストとして活躍をはじめます。独創的な解釈、知的で
陰影に富んだ表現、それらを表現しえる見事な奏法など、シュタイアーはひと
際異彩をはなっている鍵盤楽器奏者でしょう。彼のソリストとして活躍をはじめ
て25年を記念し、DHMに録音した中から彼の代表する録音を10枚分選曲したBOXで
す。※Discの順番は入れ替わる場合があります。

8869797448-2 10枚組 ¥3450
初回生産限定盤
イギリス ルネッサンス・バロック音楽集(10CD)
Disc1
《イギリスのハープシコード作品集》
ジョン・ブロウ:『プレリュード ト長調』『グラウンド ト長調』
『レッスン ニ長調,イ長調,ト長調』『シャコンヌ ヘ長調』
ウィリアム・クロフト:『組曲ハ長調,イ長調』
パーセル:『「インドの女王」組曲』
- ブラッドフォード・トレーシー(cemb)
Disc2
《無秩序の喜び-17世紀英国の2声部のコンソート》
『冷たい地面の上で』『王女の喜び』『色目使いのカラリーヌ』
『なぜそんなに青ざめて』『生きる』『ジーグのティューン』
『ケンプのジーグ』『トランペットを模したパッセージ・エアーと小品第4番』
『イザークのウジ』『ウァルハム修道院』『マルボロ』
『グラネディールのマーチ』『太陽の栄光』『ファンタジー』『組曲イ短調』
『魔女の踊り』『サチュロスの仮面劇』『シンフォニー』『アドソンの仮面劇』
『キューパラリー』『サラバンドとスコットランドのテューン』
『トッカータ イ短調』『プラント,グラウンド イ短調』
『静かなグランド ニ長調による、ダブリンで奏さわた』
『ブラック・ジョーク』『グラウンド ニ短調』
- ペドロ・メメルスドルフ(Bfl)アンドレアス・シュタイアー(cemb)
Disc3
《ヘンリー・パーセル、声楽作品集》
『聴け、にぎやかな楽士たちの歌声を Z.542』
『わが苦しみのすべてが君の憐れみを呼び起こすにはあらず Z.400』
『聖セシリアの祝日のためのオード「セシリアをほめ讃えよ」Z.329』
『「アーサー王」組曲』『「エディプス王」より付随音楽』
『わが安らぎは永遠に失われて Z.502』
『その日を支配するために作られたのは酒 Z.546』
『息づけ大気、私を和らげよ』
- マーク・ブラウン(指揮)
プロ・カンツォーネ・アンティクァ、コレギウム・アウレウム
Disc4
《ヘンリー・パーセル:アリアと器楽作品集》
『プレリュード&シンフォニー』『音楽が愛の糧とあらば』
『聞け、大気の響きわたるを』『グラウンドに基づく3声部のファンタジア』
『自然界の声』『ホーンパイプ.ラウンド・オー.』『序曲ト短調』
『主よ、人とは(聖歌)』『シャコンヌ ト短調』『しばしの音楽』
『アルビーナは陸に上がり』『4声のファンタジア』
『グラウンドとカノンによるシャコンヌ』『幸せな恋人たち』
『パヴァーヌ 変ロ長調』『夕べの讃歌』
- スキップ・センペ(cemb&指揮)
ハワード・クルック(T)カプリッチョ・ストラヴァガンテ
Disc5&6
《イギリスのオペラ作品》
『ジョン・ブロウ:歌劇「ヴィーナスとアドニス」』
『クリストファー・ギボンズ&マシュー・ロック:歌劇「キューピットと死」』
- アントニー・ルーリー(指揮&リュート)コンソート・オブ・ミュージック
Disc7
《ムジカ・ブリタニカ》
『T・モーリー:「手をつないで」』『ダウランド:「今こそ別れねばならぬ」』
『T・トムキンス:マドリガル「O let me live, o let me die」』
『コンヴェルジ:マドリガル「Sola soletta」』
『ダウランド:「もし罪人の溜め息が」』『T・フォード:「全能の神」』
『ダウランド:「我が主人ウィロビー卿のご帰館」』
『T・レイヴンズクロフト:「3羽のカラス」』
『W・ロウズ:「ばらのつぼみを拾うが良い」「See how in gathering」』
『N・ラニアー:「けれど、私は若い」』
『パセール:「エディプス王」より「Hear ye sullen powers」
「束の間の音楽」「Come away, do not stay」』
『パーセル:「わが安らぎは永遠に失われて」「聞け、大気の響きわたるを」
「その日を支配するために作られたのは酒」』
- デラー・コンソート、プロ・カンツォーネ・アンティクァ、
モーリー・コンソート
Disc8
《シェイクスピアによる歌とコンソート》
『T・モーリー:「It was a lover and his lass」「O Mistress Mine」』
『J・ウィルソン:「Take oh take those lips away」』
『T・ウィルケンス:「Strike it up Tabor」』
『R・ジョンソン:「Where the Bee Sucks」「Full Fathom Five」』
『F・カッティング:「Walsingham Variations」』
『W・バード:「Non nobis domine」』
『作者.詳:「How Should I Your True Love Know?」「We Be Soldiers Three」
「When Griping Griefs」「Caleno custure me」
「Then they for sudden joy did weep」「Bonny Sweet Robin」
「When That I Was」「Kemp's Jig」「He That Will an Alehouse Keep」
「Hark, all ye」「Sweet Phillida」「The sheep shearing」
「The sailor and the young」「O, waly waly」「グリーンスリーヴズ」
「柳の歌」』
- デラー・コンソート
Disc9
《17世紀イギリス宮廷のハープ音楽》
- アンドルー・ローレンス=キング(harp)
『ダウランド&バード:「A Fancy」』
『ダウランド:「Passionate Melancholy」「Sweet Love & Crystal Tears」
「The Farewell Fancy」』『バード:「Fantasia」』
『コーマック・マクダーモット:「The King’s Musicon」』
『Jean le Flelle::「The Queen’s Maske」』
- アンドルー・ローレンス=キング(harp)
Disc10
《チューダー王朝期の宗教音楽》
『作者.詳:「キリエ・オルビス・ファクトール」(ソールズベリー聖歌)』
『タヴァナー:「ミサ・シネ・ノミネ」(ミサ曲「ミーン」5声)』
『バーズレー:「エレミアの哀歌」(5声)』
『シェパード:ミサ曲「ブレインソング」-ミーン声部のための4声)』
- ブルーノ・ターナー(指揮)
プロ・カンティオーネ・アンティクヮ
イギリスにおける音楽の活動が盛んとなったのは、音楽にも造詣が深かったテュ
ーダー朝のヘンリー8世とイギリス国教会の影響が高かったことでしょう。そう
した教会音楽とシェイクスピア劇音楽を含む世俗音楽や、ダウランドのリュー
ト作品や歌曲など多く作曲されました。バロック期のパーセルは偉大なるイギリ
スの音楽であり、イタリアやフランスの影響を受けながら、イギリス文化を見
事に受けついだ音楽を生み出しました。このセットでは、この時代の音楽復興
の先駆者、アルフレッド・デラーやプロ・カンツォーネ・アンティクァの演奏
を中心として、英国独自の音楽文化を見直してみようという企画です。
※Discの順番は入れ替わる場合があります。

8869797450-2 10枚組 ¥3450
初回生産限定盤
Disc1&2
《モンテヴェルディ:「聖母マリアの夕べの祈り」》
- フリーダー・ベルニウス(指揮)
ムジカ・フィアータ、シュトゥットガルト室内合唱団
Disc3
《アリアンナの嘆き》
『モンテヴェルディ:「アリアンナの嘆き」(独唱用&5声用)』
『ボニーニ:「アリアンナの嘆き」(レチタティーヴォ様式)』
『コスタ:「アリアンナの悲しみ」』『ヴェルソ:「死なせてください」』
- アントニー・ルーリー(指揮&リュート)
コンソート・オブ・ミュージック
Disc4
《フレスコバルディ:アリア集》
『Corilla danzando』『Se l'aura spira』『Se m'amate』『Ti lascio』
『Donna, siam rei di morte』『Dunque dovro』『Cosi mi disprezzate?』
『Doloroso mio core』『Con dolcezza e pietate』『Troppo sotto』
『Eri gia tutta mia』『O mio cor』『Oscure selve』『Se l'onde, ohime』
『Ohime, che fur』『Voi partite mio sole』『O dolore』
ルネ・ヤーコプス(CT), モンセラート・フィーゲラス(Sp),
ナイジェル・ロジャース(T), ミヒャエル・ショッパー(Bs),
バーゼル・スコラ・カントゥルム器楽アンサンブル
Disc5
《フレスコバルディ:ソナタ風カンツォン集(20曲)》
- ローラント・ウィルソン(指揮&ツィンク)
ムジカ・フィアータ
Disc6
《A・スカルラッティ:カンタータ集》
『セレナータ「Poco si poco amore」』『カンタータ「Lisa del foco mio」』
『カンタータ「Amica, hora che Aprile」』
『カンタータ「Ahi, che sara di me?」』
- ドミニク・ラーベル(Sp)クリスティーナ・ブランディス(Sp)
ニコラス・マギーガン(指揮&Cemb)アルカディアン・アカデミー
Disc7
《サンマルティーニ兄弟の作品集》
サンマルティーニ兄:『チェロ・ピッコロのための協奏曲ハ長調』
『2本のリコーダーと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ヘ長調』
『オーボエ協奏曲変ホ長調』『リコーダー協奏曲ヘ長調』、
サンマルティーニ弟:『フラウト・トラヴェルソ、2つのヴァイオリン、
通奏低音のための四重奏曲ニ長調』
- カメラータ・ケルン
Disc8
《1400-1700年のイタリアのラウダ集》
『Volgi gli ochi, o madre pia』『Ave corpus vere natum』
『Dolor pianto』『Ave maris stella』『Io ti lascio』
『Signor per la tua fe』『Helas me celes』
『Chi c'insegna ov'e Gesu? - Nell' arrivare alla Chiesa』
『O cieco mondo』『Chi vol seguir la guerra』
『Che bella vit'ha'l mond'un villanello』『Sequenza de morti』
『Plus sui en bone compagnie』『Alma che scarca dal corporeo velo』
- パウル・ファン・ネーヴェル(指揮)ウエルガス・アンサンブル
Disc9
《カッチーニ:アマリリ麗し-新しい音楽》
『愛の神よ、何を待つのか?』『愛の神よ、我去りゆかん』『翼あれば』
『天にもかほどの光なく』『気高き至福の光よ』『我は見ん、我が太陽を』
『ひねもす涙して』『いとど優しき溜息の』『東の門より』
『麗しのアマリッリ(アマリリ美わし)』『憐れみの心動かし』
『麗しき真紅のばらよ』『この苦き涙よ』『ああ、戻り来たれ』
『輝く麗しの瞳もて』
- モンセラート・フィゲーラス(SP)、ジョルディ・サバール(gamb)、
ホプキンソン・スミス(リュート、ギター)、
バーゼル・スコラ・カントゥルム合奏団
Disc10
《モンテヴェルディとその時代》
『モンテヴェルディ:「どれほど快く」「ああ、私は倒れる」「リラを整え」
「しかし、それは本当なのか」「柔かな光の中で」「こんなに素晴しい勝利を」
「西風が帰り」「悩みはとても甘いので」』『カステッロ:「ソナタ第15番」』
『メルーラ:「2声のチャコーナ」』『フレスコバルディ:「トッカータ第11番」
「トッカータ第9番」』『リッチオ:「谺による2つのソプラーノのカンツォン」』
『マリーニ:「パッサカリア」』『マルヴェッツィ:「シンフォニア」』
-ギルメット・ロランス(Ms)
スキップ・センペ(cemb&指揮)
カプリッチョ・ストラヴァガンテ
イタリア・バロック音楽集(10CD)
ルネサンスからバロックへの大転換を自ら成し遂げた音楽史上の大巨匠、モン
テヴェルディ。クレモナに生れマントヴァの宮廷で活躍したのち、1613年以降
ヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂楽長として活躍し、オペラ、マドリガーレ、
宗教的作品など数々の傑作を残しました。フレスコバルディはフェラーラ、ナ
ポリなどの諸楽派の伝統を統合し、さらに新しいバロック的な表出の理念を導
入し、一世を風靡しました。A・スカルラッティは、ナポリとローマで活躍し、
典型的なイタリア・バロック様式による多くのオペラと室内カンタータを作曲。
サンマルティーニは、バロック様式によるソナタや協奏曲など多くの器楽曲を
作曲し、前古典派の先駆的な存在でした。イタリア・バロック音楽は、バッハ、
モーツァルトなど様々なヨーロッパ音楽の基本となっているのです。このセッ
トでは、偉大なるモンテヴェルディの作品を中心に、その後の基本となる作品
を選曲したものです。
※Discの順番は入れ替わる場合があります。



<SONY CLASSICAL>
8869797586-2 ¥1550
ドレスデン宮廷のための協奏曲集
ゼレンカ:『8つの協奏楽器のためのシンフォニア イ短調 Z.189』
ヤン・イルジ・ネルダ:『シンフォニア イ長調』
アルビノーニ:『ヴァイオリン協奏曲 ニ長調』
アントニン・ライヒェナウアー:『ファゴット協奏曲 ト短調』
ハイニヒェン:『協奏曲 ト長調』
【演奏者】
スザンネ・ブラニー(Vn), アンドレアス・ロレンツ(Ob), エリク・ライケ(Fg),
ヘルムート・ブラニー(指揮)
ドレスデン国立歌劇場室内管弦楽団
【録音】2011年1月24-28日ベーゼ・コスヴィッヒ(デジタル:セッション)
ドレスデン国立歌劇場室内管弦楽団は1994年に設立され、シュターツカペレ・
ドレスデンの主要な楽団員によって構成されており、母体のオーケストラのエッ
センスとも言うべき、名状し難い魅力を放っています。メンバーたちが腐心し
ているのは、バロック、古典派及びロマン派音楽の遺産を生き生きとした演奏
で聴衆に伝えることで、伝統的なドレスデンの音の美しさだけでなく、真実性
を追究するためにピリオド奏法も取り入れています。指揮者のヘルムート・ブラ
ニーは、1957年ザクセン生まれ。シュターツカペレ・ドレスデンのコントラバス
奏者でもあり、長年にわたって、古楽奏法と古楽の本来の解釈について徹底的
に研究し、確信に満ちた音楽的意志とエネルギーによってメンバー全体に多大
な影響を不えています。ドレスデン以外でも、ベルリン古楽アカデミー、フラ
イブルグ・バロック・オーケストラ等、数多くの古楽アンサンブルと共演して
います。

8869791400-2 ¥1950
初回生産限定盤 デジパック仕様
クリスティーネ・シェーファー(Sp)/ オペラ・アリア集
R・シュトラウス:
『歌劇「ナクソス島のアリアドネ」-「先生、お許しください」』
ヘンデル:『歌劇「セメレ」-「おお眠りよ、なぜ私から去るの?」』
ベッリーニ:『歌劇「夢遊病の女」-「ああ信じられない」』
トマ:『歌劇「レモン、または女王の秘密」-序曲』
トマ:『歌劇「ミニョン」-「私はティターニアよ」』
R・シュトラウス:『歌劇「カプリッチョ」-「あすのお昼の11時に」』
ビゼー:『「アルルの女」第1組曲』-アダージェット」』
ヴェルディ:『歌劇「オテロ」-「柳の歌」「アヴェ・マリア」』
シェーンベルク:『「管弦楽のための5つの小品Op.16」より第3番「色彩」』
メシアン:
『歌劇「アッシジの聖フランチェスコ」より
「Ah! Dieu nous eblouit par exces de verite」』
クリスティーネ・シェーファー(Sp)
ジュリアン・サーレムクール(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団
[録音] 2011年3月21-24日、ベルリン・テルデックス・スタジオ
透明感のある声に、近年ますます深みが加わってきた感のある、クリスティー
ネ・シェーファーのアリア集です。今回のアルバムでは、更なる新境地を開拓
し、新たな魅力を見せつけています。まずは、「ナクソス島のアリアドネ」。
彼女がこのオペラで歌うと言ったら、まずはツェルビネッタだと思います・・・
が、ここでは作曲家のアリアを歌っているのです。これは通常メゾ・ソプラノが
歌うズボン役であり、ハイ・ソプラノの彼女が歌うと随分印象が変わることは間
違いありません。ヴェルディの「柳の歌」や「カプリッチョ」のマドレーヌのア
リアなども、女性らしさを前面に出すべきもので、今までの中性的なイメージが
払拭されることでしょう。声も表現力も変容しつつあるシェーファー。
今後も楽しみです。

<NAXOS> 各1枚 ¥1000
8.572705
シベリウス:
1-4.交響曲 第6番 二短調 Op.104
5.交響曲 第7番 ハ短調 Op.105
6.フィンランディア Op.26
ニュージーランド交響楽団
ピエタリ・インキネン(指揮)
フィンランド気鋭の若手指揮者、ピエタリ・インキネンによるシベリウス
(1865-1957)交響曲全集も、こちらの第6番と第7番で完結となります。
インキネンの指揮は、極めて決然としたもので、シベリウスのエッセンスを
一切の夾雑物なしに感じさせてくれる良い演奏です。現実に引き戻してくれ
るかのような「フィンランディア」も熱演です。

8.572788
リムスキー=コルサコフ:
1-5.スペイン狂詩曲 Op.34/6.歌劇「五月の夜」序曲
7.歌劇「皇帝の花嫁」序曲/8.3つのロシアの主題による序曲 Op.28
9.歌劇「プスコフの娘」序曲/10.ドゥビヌシカ Op.62
11.ロシアの復活祭序曲 Op.36
シアトル交響楽団
ジェラード・シュワルツ(指揮)
シェエラザード(8.572693)に続く、シュワルツとシアトル交響楽団のリムスキ
ー=コルサコフ(1844-1908)作品集の第2弾です。これらの作品、既にNAXOSに
録音があるのですが、いかんせん十何年も前のもの。そろそろ新しい録音で聴
きたいと思っていた方も多いのではないでしょうか?このシュワルツの演奏、
まさに申し分のないもので、痒いところに手が届くかのような素晴らしいリム
スキー・コルサコフを聞かせています。

8.572685
セイラー
1-8.スナーク狩り(上陸/ベルマンの演説/ベイカーの物語/狩り/ビーバーの
授業/簡潔なスナークエストラルの爆発 I/簡潔なスナークエストラルの爆発
II/消失)
《ヴィンテージ・サイレント・フィルム・コメディへの新しい音楽》
9.カルッツォ(1980-):盗品/10.セイラー:宣伝料
11.シンプソン(1967-):たくさんのママ
カンターテ・チェンバー・シンガーズ…1-8
ホルトン=アームズ・ロウアー・スクール合唱団…1-8
スナーク・ピット=バンド…1-8/ジゼル・ベッカー(指揮)…1-8
スナーク・アンサンブル…9-11
このタイトルにある「スナーク狩り」というのは、ルイス・キャロルの伝説的
な作品です。白紙の海路図に導かれ海を渡り奇妙な島にやって来た探検隊の一
行。彼らは伝説の生き物「スナーク」を捕まえるのを目的としています。しか
し、その捕まえたスナークが“”ブージャム”だったとしたら、発見者は突然
消えてしまうというのです。何とも不可解で意味不明な長編詩。真の意味を知
っているのはキャロルだけでしょう。ちなみにキャロルは、「そのスナークは
ブージャムだった」という最後の1行からこの詩を書き始めたといいます。こ
の理不尽なお話にセイラー(1957-)が付けた音楽がこれまた秀逸。珍しい楽器
を使うのが好きな作曲家で、この録音のために彼自身がバンドを結成したほど
です。「サイレント・フィルムへの新しい音楽」がこれまた楽しいもので、
ピンクパンサーの音楽をもっと発展させたような爽快感があります。「面白
い1枚」として認定します。

8.571286
リスト:
1-12.12の練習曲 S136/R1(1826)
13-15.3つの演奏会用練習曲 S144/R5(1845-1849)(悲しみ/軽やかに/ため息)
16-17.2つの演奏会用練習曲 S145/R6
18.リゴレット・パラフレーズ S434/R267
19.ワーグナー=リスト:歌劇「タンホイザー」序曲 S422/R275
イディル・ビレット(ピアノ)
1941年生まれのトルコの名ピアニスト、ビレットは16歳でデビューし、以降半
世紀に渡ってその技巧と音楽性を発展させ続けています。そんな彼女の最新録
音はリストの練習曲とパラフレーズという「いかにも」というものです。
年齢を重ねた渋さも加わったビレットのリストをどうぞお楽しみください。

8.572525
ペルト:ピアノ作品集
1-2.ピアノ・ソナチネ Op.1-1/3-5.ピアノ・ソナチネ Op.1-2
6-9.パルティータ Op.2
(トッカーティナ/フゲッタ/ラルゲット/オスティナート)
10-15.アリヌシュカの回復による変奏曲/16.アリーナのために
17.アンア・マリアのために…世界初録音/18-27.ラメンターテ
ラルフ・ファン・ラート(ピアノ)
オランダ放送室内フィルハーモニー…18-27
ジョアン・ファレッタ(指揮)…18-27
「現代人の心の癒し」として、その作品が幅広い人気を得ている現代作曲家
アルヴォ・ペルト(1935-)。しかし、このアルバムから最初に聴こえてくるの
は、メカニカルで他動的な音楽です。そんな「ソナチネ」は1950年代の終わり、
彼が20代の頃の作品でした。しかしその作風はソヴィエト政府の怒りを買う事
になり、模索を重ねた結果、彼は「西洋音楽の根底」へ回帰することとなりま
す。使われる音符は少なくなり、リズムは単純になっていきます。そして「ア
リーナのために」では無調も捨て去り、2006年の「アンナ・マリアのために」
ではまるでモーツァルトか、リチャード・クレイダーマンのピアノ曲のような
明快さを得ています。2002年に書かれた「ラメンターテ」はインドのアーティ
スト、A.カプーアの彫刻「Marsyas」にインスパイアされた作品で、ここでは、
いつもの静謐なペルトだけではなく、激しい音の応酬も聞こえてくる音による
記念碑です。

8.572409
マリピエロ:自然の印象・間隔と静寂
1-3.自然の印象 I/4-6.自然の印象 II/7-9.自然の印象 III
10.間隔と静寂 I/11-15.間隔と静寂 II
※世界初録音…2.4-9.11-15
ローマ交響楽団
フランチェスコ・ラ・ヴェッキア(指揮)
最近人気急上昇中のイタリアの近代作曲家マリピエロ(1882-1973)。このアルバ
ムは、いくつかの世界初録音を含む彼のカタログの隙間を埋める貴重なものと
なっています。自然の印象三部作の第1番は、まだ印象派の影響が見て取れる
色彩的な曲。ドビュッシーを思わせる柔らかい和声も聞こえてくる美しい作品
です。1914年から15年作曲の第2番は荒々しさが加わり、何とも生命力溢れる
曲となっています。そして第3番は1921年から22年に作曲されたもので、中で
も「カプリのタランテラ」はストラヴィンスキーとまでは言わないものの、命
の根源に迫るかのような激しさも見せてくれます(とはいえ、レスピーギにも
近いかも)。象徴的なタイトルを持つ「間隔と静寂」も幽玄な作風が見られ、
とりわけ第1番の静けさと力強さの対比は見事であり、マリピエロの管弦楽法
の素晴らしさを体感することができるでしょう。

8.559700
ハンソン:
1-3.交響曲 第1番「ノルディック」(1922)
4.ベオウルフの哀歌(1925)
シアトル交響合唱団…4/シアトル交響楽団/ジェラード・シュワルツ(指揮)
ハワード・ハンソン(1896-1981)はアメリカの作曲家、指揮者です。保守的な
作風で知られ、とりわけ北欧文化を好んで題材にするため「アメリカのシベリ
ウス」と呼ばれることもあります。彼は25歳の時に、交響詩「夜明け前」を作
曲、この曲がアメリカ・ローマ賞を受賞したことで、イタリアに留学するとい
う栄誉を受けました。その時にレスピーギにも管弦楽法を学び、その時に作曲
されたのが、この第1番の交響曲と「ベオウルフの哀歌」を含む一連の作品で
した。交響曲第1番「ノルディック」はまさにシベリウスの作風を継承したも
のであり、穏やかさと勇壮さを兼ね備えています。また「ベオウルフ」とは、
イギリスの長編詩に登場する英雄の名で、ハンソンは緊張感溢れる見事な音楽
を付けています。

8.572312
イルゲンス=イェンセン:
1-3.交響曲 二短調(原典版)(1942)/4.エアー(1959)
5.パッサカリア(1928)※世界初録音…1-4
ボーンマス交響楽団
ビャルテ・エンゲセト(指揮)
ノルウェーの作曲家イルゲンス=イェンセンは最初オスロ大学で文献学を学ん
でいましたが、ニルス・ラーセンからピアノも学んでいました。25歳を過ぎて
作曲を始めるようになり、オラトリオや管弦楽作品で幾つかの賞を獲得します。
このアルバムに収録された「パッサカリア」は1928年のシューベルト100年祭
作曲コンクールの北欧地区予選で第2位を獲得し、ストラヴィンスキーやトス
カニーニの注目を浴びるのです。彼のただ一つの交響曲は第二次世界大戦への
憂いと、人間と自然界についての考察が反映されています。ここでは彼が創案
したとおりの3楽章形式で演奏されています。そして短いながらも印象的な
「エア」の美しさも特筆ものです。

8.572765
ライアン:
1.リニアリティ・オブ・ライト-光の直線性(2003)
2-4.ピアノ・トリオと管弦楽のための三重協奏曲「エクイラテラル」(2007)
5-8.交響曲 第1番「ヒュージティヴ・カラーズ-逃亡する色」(2006)
グリフォン・トリオ…2-4/バンクーバー交響楽団
ブラムウェル・トヴェイ(指揮)
カナダで活躍中の作曲家、ジェフリー・ライアン(1962-)の作品集です。彼の
作品はどれもパワフルで鮮烈です。ここに収録された3つの作品は、どれも楽
器の特性を上手く生かした鮮烈な印象を持つものばかりです。「光の直線性」
は一直線に進む光と、それを反射させる鏡を想像しながら聞いてみてくださ
い。フル・オーケストラで表現される光は様々なフィルターを通しながら、耳
に残像を残して行きます。次の「エクイラテラル(等辺)」は3つの楽器がそれ
ぞれ対等の立場で使われていることをタイトルにした曲で、ミニマル風でもあ
り、民族音楽風でもあるという、胸がわくわくするような緊張感に満ちた音楽
が展開されます。交響曲第1番も音で光を描いた作品といえるでしょうか。こ
ういう感覚的な作品を聴くときは、曲の成立を調べたりするよりも、何も考え
ずに音の渦に身を浸すのが一番でしょう。

8.572671
マクロード:
1.皇帝とナイチンゲール(1985)
2-4.管弦楽のための3つのセレブレーション(1983/2010年改訂)
(マウンテン・パークランドの旅/湾にて/A&Pショウ)
5-7.ロック・コンチェルト
ヘレン・メドリン(ナレーター)…1
ユージン・アルブレスキュー(ピアノ)…5
ニュージーランド交響楽団
ウーヴェ・グロット(指揮)
ニュージーランド生まれの作曲家、マックロード(1941-)の楽しい3つの作品で
す。「皇帝とナイチンゲール」はよく知られているアンデルセンの物語をテキ
ストにした朗読劇です。本物の鳥と機械の鳥に優劣をつけるという愚かな行為
に対して、生きているナイチンゲールは文句も言わず、皇帝に生きる希望を与
えるという物語で、ストラヴィンスキーも同じ題材で作曲していることはご存
知の通りです。このマクロードの作品、とてもわかりやすい音楽と、若干オー
バーアクションなれども、聞き取りやすいナレーターで構成されています。他
には、ニュージーランドの景色が目の前に広がるような描写的作品「3つのセレ
ブレーション」と、ノリノリのピアノが縦横無尽に活躍する「ロック・コン
チェルト」を収録。ご家族みんなでお楽しみいただける内容です。

8.572211
ペンデレツキ:
1-7.ヴィオラ協奏曲(1983)
8-15.チェロ協奏曲 第2番(1982)
グリゴリー・ジスリン(ヴィオラ)…1-7
タチアナ・ヴァシリエヴァ(チェロ)…8-15
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
アントニ・ヴィト(指揮)
このアルバムに収録された第2番は1982年に名チェリスト、ロストロポーヴィチ
のために書かれたもので、ベルリン・フィル創立100周年記念の委嘱作品となっ
ています。切れ目なく演奏される1楽章形式の作品で、刺激的な音は影をひそ
め、豊かな調和と劇的な力は感じられるものの、やはり不安な感情を拭うこと
はできません。その1年後に書かれたヴィオラ協奏曲は、冒頭の表現力豊かな
モノローグが耳に残る緊張感溢れる作品です。20分ほどの短い時間にぎっしり
中身の詰まっています。60年代の尖がった作風を捨て、ネオ・ロマンに回帰し
つつある作曲家の変遷の跡が見えてきませんか?

8.559678
シュワントナー:Chasing Light…(光を追いながら)
1-3.パーカッションと管弦楽のための協奏曲(1944)/4.朝の抱擁
5-8.光を追いながら…(日の出は夜明けのヴェールに点火する/カリオペが架
けた虹の歌/万華鏡の花/夜明けを迎えての朝の抱擁)
クリストファー・ラン(パーカッション)
ナッシュヴィル交響楽団
ジャンカルロ・ゲレーロ(指揮)
ピューリッツァー賞を受賞したこともある、アメリカ合衆国の作曲家シュワン
トナー(1943-)。彼の名前は主に吹奏楽の分野で知られています。とりわけ
「・・・そしてどこにも山の姿はない」は彼の代表作であり、日本でもしばし
ば演奏されています。彼はさまざまな分野から影響を受けた多くの作品を書き、
それらはとても雄弁で強烈な色彩を放っています。

8.570767
ローデ:
1-3.ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト短調 Op.5
4-6.ヴァイオリン協奏曲 第4番 イ長調 Op.6
7-9.ヴァイオリン協奏曲 第6番 変ロ長調 Op.8
カデンツァ…フリードマン・アイヒホルン
フリードマン・アイヒホルン(ヴァイオリン)
イェナ・フィルハーモニー管弦楽団
ニコラ・パスケ(指揮)
ヴィオッティの愛弟子であり、またナポレオンの宮廷音楽家として幅広い活動
を行ったヴァイオリニスト、ピエール・ローデ(1774-1830)。以前NAXOSからリ
リースされた第7番と第10番の協奏曲(8.570469)で、その偉大な才能に開眼し
た人も多いことでしょう。今回もヴァイオリニスト、アイヒホルンによる3曲
の協奏曲を聴いてみてください。優美さ、抒情性、冴え渡る技巧、そしhて流
暢な音楽の流れ。まさにベートーヴェンやパガニーニに匹敵する素晴らしい作
品がここにあります。
各々の曲に付されたカデンツァはアイヒホルンによるもの。バッハのシャコン
ヌからもインスピレーションを受けたというその音楽。ぜひ楽しんでください。

8.571261
イディル・ビレット/ベートーヴェン・エディション 第11集
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 第3集
1-3.ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調「皇帝」Op.73
4.ピアノと合唱、管弦楽のための合唱幻想曲 ハ短調 Op.80
イディル・ビレット(ピアノ)
エツゲチャン・ジェンチェル(ソプラノ)…4
ギュルベン・エジシュク・チャヤン(ソプラノ)…4
セマ・バイサル(アルト)…4
チャン・セルハト・サイギ(テノール)…4
エティム・デミール(テノール)…4
アリ・シナン・ギュルセン(バス)…4
トルコ国立ポリフォニック合唱団/ビルケント交響楽団
アントニ・ヴィト(指揮)
さて、名演奏がひしめきあう感のある「皇帝」協奏曲。ビレットの演奏はその
中のどの辺りに位置づけられるのでしょうか?確かにこの曲のベスト盤とする
のは無理かもしれませんが、色々と期待のできる演奏と言っても過言ではあり
ません。ポーランドの名指揮者ヴィトの堅固なサポートを聴くもよし。ソロで
は独自の世界観を表出するビレットが、協奏曲ではどんな我がままで指揮者を
振り回すのかを聴きとるのもよし。トルコのオーケストラの爆演を楽しむもよ
し・・・。思いの他端正な第1楽章も良いですが、濃厚なるビレット節を聴き
たければ第2楽章がオススメです。もちろん第3楽章では大団円に向かって突っ
走ります。そうそう、あまり演奏されることのない「合唱幻想曲」が想像以上
に良い曲だと再認識することもできるでしょう。

8.57246
ショーソン:協奏曲 ニ長調・ピアノ三重奏曲
1-4.ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲 ニ長調 Op.21
5-8.ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.3
スティーヴン・シップス(ヴァイオリン)…1-4
エリック・ラーセン(ピアノ)…1-4
ウィハン弦楽四重奏団…1-4
メドウマウント・トリオ…5-8
ショーソン(1855-1899)の協奏曲ニ長調は、協奏曲と名付けられてはいるもの
の、実際はピアノと弦楽四重奏と、もう1台のヴァイオリンからなる六重奏曲
です。偉大なヴァイオリニスト、イザイに献呈されており、初演も彼がヴァイ
オリン・パートを演奏、聴衆と批評家たちの心に強い印象を与え、この曲の人
気を瞬時に揺るぎないものとしたのです。それ以来、フランスの室内楽曲の中
でもとりわけ重要な作品の一つとなり、今に至っています。柔らかな和声に支
配された美しいメロディは一瞬足りとも緊張感を失うことなく、全ての楽器が
心を合わせ大いなる歌を紡いでいきます。第2楽章の物憂げなシシリエンヌは、
フォーレの曲よりも儚げで移ろいやすい佇まいを持っています。第3楽章の胸
をふるわせるような不安さ、終楽章での縺れ合うような音の動き。どこを切っ
てもフランス風味が溢れています。初期の作品であるピアノ三重奏曲も美しさ
の極みです。

8.572640
アーノルド:協奏曲集
1-3.シェイクスピアのチェロ協奏曲 Op.136(1988/2000年改訂版)
4-6.フルートと弦楽のためのコンチェルティーノ Op.19a
(D.エリスによるフルート・ソナチネの編曲)(1948/2000年改訂版)
7-11.リコーダーと弦楽四重奏のための幻想曲 Op.140(1990/2001年改定版)
12-14.サクソフォン協奏曲
(D. エリスによるピアノ・ソナタの編曲)(1992/1994)
15-17.弦楽のための交響曲 Op.13(1946)
※4-6,12-14…世界初録音
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)…1-3
エステル・インガム(フルート)…4-6/ジョン・ターナー(リコーダー)…7-11
カール・レーヴェン(アルト・サクソフォン)…12-14
マンチェスター・シンフォニア…4-14
リチャード・ハワース(指揮)…4-14
ノーザン室内管弦楽団…1-3,15-17
ニコラス・ウォード(指揮)…1-3,15-17
映画音楽でも有名なマルコム・アーノルド(1921-2006)は、もともとはトラン
ペット奏者で、名門ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席を務めたこと
もあるほどの腕前でした。作曲家としても多くの作品を書き、変化に富んだ作
風で聴き手を楽しませています。ここに収録された曲は、彼の活動の初期から
後期までの長い時間に渡って書かれたものを選りすぐっており、彼が生涯を通
じて、どんな音楽を書きたかったのかが理解できるかと思います。迫力たっぷ
りの音に聴き惚れていると、直後に軽くいなされるような、変幻自在の表情が
魅力的なアーノルドの作品は、イギリス音楽好きだけでなく、もっと広く愛さ
れるに値する名曲ぞろいです。

8.572533
ヴィオラとピアノのための作品集
1-2.マルティヌー(1890-1959):ヴィオラ・ソナタ H355
3.コダーイ(1882-1967):アダージョ(ヴィオラとピアノ編)
4-6.ドホナーニ(1877-1960):
ヴァイオリン・ソナタ 嬰ハ短調 Op.21(S.J.ブラッドリー編)
7-9.ヨアヒム(1831-1907):ヘブライの旋律 Op.9
10.エネスク(1881-1955):コンチェルトシュトゥック
サラ=ジェーン・ブラッドリー(ヴィオラ)
アンソニー・ヒューイット(ピアノ)
NAXOSの「地味ながらも極めて人気の高いシリーズ」として定着しているヴィ
オラ作品集。今作は抒情性と妙技、そして民族風な味付けを施された作品を
集めた1枚です。マルティヌーが1955年に作曲しヴィオラ・ソナタはところど
ころに不思議な和音が顔を出すものの、全体的にはノスタルジックな雰囲気に
満たされた親しみ易い音楽です。コダーイの夢見るように美しいアダージョは、
彼の初期の作品で、ヴァイオリン、ヴィオラどちらでも演奏が可能です。ドホ
ナーニの表現力豊かな作品は、彼がこの手の音楽の扱いに長けていたことを証
明するものですし、ヨアヒムの「ヘブライの旋律」もなかなかの名曲です。
エネスコのペーソス溢れる作品も聴きものです。

8.559696-97 2枚組
ヘルプス:ピアノを伴う室内楽作品集
〈CD1〉
1.後奏曲(1964)/2.幻想曲(1963)/3-7.ピアノ四重奏曲(1997)
8.二重奏曲(1977)/9-11.ピアノ五重奏曲(1997)
〈CD2〉
1-3.ピアノ三重奏曲I(1957)/4-6.ピアノ三重奏曲II(2000)
《ベルリンでのロバート・ヘルプス演奏会》
7.メンデスルソーン(1809-1847):6つの歌より Op.71-4「葦の歌」
(R.ヘルプスによるピアノ編)
8.アイアランド(1879-1962):恋は悲しみに満ちた病
(R.ヘルプスによるピアノ編)
9.プーランク(1899-1963):即興曲 変イ長調 FP118
10-11.ゴドフスキー(1870-1938):
ショパンの練習曲による53の練習曲より第45番.第12番
12.ヘルプス(1928-2001):シャル・ウィ・ダンス
13.アイアランド:暮れなずむ谷間
シュペクトラム・コンチェルト・ベルリン…CD1/アトス三重奏団…CD2.1-6
ロバート・ヘルプス(ピアノ)
アメリカの作曲家、ピアニスト、ロバート・ヘルプス(1928-2001)。この2枚組
では彼の作品とピアノ演奏の両面を味わえます。コロンビア大学からカリフォ
ルニア大学に転学し、卒業後ジュリアード音楽院ピアノ科でも学んだヘルプス
は、1950年代から作曲家として注目され、多くの作品を書き始めます。なかで
もピアノを使った作品に重きを置き、2つの協奏曲を始め、室内楽や独奏曲を
作曲しています。彼の作品は独特の叙情性を帯び、また無調と調性音楽の橋渡
しをするものとしても評価されています。CD2の7-13は彼のベルリンでのコン
サートを収録したもので、これを聴くと、彼がなかなか腕の立つピアニストで
あり、曲の解釈にも一工夫あったことがわかるというものです。

8.570896
R.シュトラウス:
1-4.ピアノ三重奏曲 第1番 イ長調 AV37(1877)
5-8.ピアノ三重奏曲 第2番 ニ長調 AV53(1878)
9.セレナーデ ト長調 AV168(1882)/10.祝典行進曲 ニ長調 AV178(1886)
11-12.ピアノ四重奏のための2つの小品(1893)
(アラビア風の踊り/小さい愛の歌)
13.コンチェルタンテ AV157(1875頃)
アメリア・ピアノ三重奏団(メンバー:相沢吏江子(ピアノ)
/アンジー・クレストン(ヴァイオリン)/イアソン・ダックレス(チェロ))
マックス・マンデル(ヴィオラ)…9-13
破壊的な音響と、華美かつ複雑過ぎるオーケストレーション。そんな大げさな
音楽で好き嫌いが分かれてしまうのがR・シュトラウス(1864-1949)です。しか
しここに収録された10代から20代終わりにかけてかかれた優美な室内楽作品は、
彼のイメージを一新するのに役立つことでしょう。

8.572564
ヴィラ=ロホチェロのための作品集
1-3.ソナタ第2番(2009)/4.哀歌(バージョンB)(2008)
5.オラシオン・セレーナ(2004)
6-12.エクスプレシオーネス(彼は私の感覚をひととき停止させた/喜びと愛と
/私の心に燃えて/幸せな夜に/こんなに穏やかな愛に満ちた/彼の優しい手で
/赤裸々な精神の自由)
アシエル・ポロ(チェロ)/アマイア・ジピチラーヤ(ピアノ)
ラファエル・ロメオ(ヴォーカル)…4
ゲラルド・ロペス・ラグーナ(ピアノ)…5
スペインの現代作曲家の中でも最もダイナミックな作品を書くことで知られる
ヴィラ=ロホ(1940-)のチェロ作品集です。以前リリースの協奏曲集(8.570443)
でも、その少々不気味な音楽が癖になったものですが、このチェロ作品集も負
けず劣らず個性的です。「オラシオン・セレーナ(穏やかな祈り)」は2004年に
マドリッドで勃発した同時多発テロの犠牲者に捧げる哀歌であり、自らの存在
価値を問われるような深遠な曲調です。聖ヨハネの言葉を元にした「エクスプ
レシオーネス」は痛みすら覚えるようなチェロによる慟哭です。同じく
“慟哭”の音楽「哀歌」ではフラメンコ歌手ロメロと、多重録音によるチェロ
・アンサンブルの果てなき応酬が繰り広げられます。悲痛な歌には救いもない
ようです。

8.572660
チュルリョーニス:ピアノ作品集第2集
1.前奏曲二短調VL239/2.前奏曲イ短調VL241/3.前奏曲ニ短調VL256
4.前奏曲ロ短調VL259/5.天にましますわれらの父よVL260/6.秋VL264
7-9.3つの秋の小品VL269-271/10.前奏曲二短調VL294/11.前奏曲二短調VL295
12.即興曲二短調VL298/13.前奏曲VL304/14.前奏曲二短調VL325
15.前奏曲ハ長調VL327/16.前奏曲ハ長調VL330/17.前奏曲イ長調VL335
18.前奏曲ト長調VL338/19.前奏曲二短調「おお、我が親愛なる母よ」VL340
20.前奏曲ト短調VL343/21.前奏曲二短調VL344/22.フーガ編ロ短調VL345
23-25.弦楽四重奏曲ハ短調VL83(M.ルバッキーテによるピアノ編)
MARCOPOLO 8.223550より移行盤
ムーザ・ルバッキーテ(ピアノ)
☆第1集(8.572659)も大好評。チュルリョーニス(1875-1911)のピアノ作品集
第2集です。こちらは彼の後期の作品を含むため、よりモダンな味わいになっ
ています。ほとんどは彼が好んだ「前奏曲」として成立していますが、VL269
から271までは、明らかにソナタとして計画されたようで、短いながらもまと
まりのある、凝縮された音楽が見てとれます。トラック22から25までは、
1901年から1902年に草案された弦楽四重奏曲(ここではピアニスト自身による
ピアノ独奏編曲版を収録)は、出版される前に最終楽章が失われてしまいまし
たが、もし聴くことができれば、かなりドラマティックな世界が展開された
ことでしょう。フーガVL345は彼の最後のピアノ作品で、暗く陰鬱なピアノの
音色の中に厳粛な雰囲気が宿った感動的な曲となっています。

8.571258
イディル・ビレット/ベートーヴェン・エディション第8集
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集第4集
1-3.ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57
4-7.ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101
8-10.ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
イディル・ビレット(ピアノ)
イディル・ビレットのスゴイところは、それがどんなに難曲であろうとも、
顔色ひとつ変えることすらなく弾きこなしてしまうところでしょう。また独特
のテンポ感があり、それも興味深いところと言えそうです。このアルバムに収
録された3曲は、どれもベートーヴェン(1770-1827)のソナタの中でも最高峰に
位置する作品で、技巧、表現ともども、一筋縄ではいきません。それを彼女は
独自の世界観を持って構築していきます。

8.571259
イディル・ビレット/ベートーヴェン・エディション第9集
ベートーヴェン=リスト編曲ピアノ独奏による交響曲集第3集
1-4.交響曲第7番イ長調S464/R128
5-8.交響曲第8番ヘ長調S464/R128
イディル・ビレット(ピアノ)
最近、リスト(1811-1886)が編曲したベートーヴェン(1770-1827)の交響曲を
手掛けるピアニストが増えてきましたが、やはりこういう曲は「けれんみの
ない」人が演奏してもつまらなくなってしまうものです。その点ビレットなら
ば問題なし。ベートーヴェンとリスト双方の美味しい部分をじっくり味わうこ
とができるというものです。このアルバムに収録されているのは、人気急上昇
中の第7番と、比較的簡素な形式を持つ第8番の2曲です。第7番は華やかな主題
が出て来るまでに、かなりの長い時間を要するのですが、この部分をピアノで
演奏すると、どうしても単調になりがちなところを、ビレットは上手い具合に
飽きさせず聴かせてくれています。最も荒々しい曲調を持つ終楽章は意外にも
静かですが、これは彼女のいつものやり方です。第8番は細部にまで手が入っ
た編曲であり、ビレットはその音を漏らさず聴かせてくれています。優美なは
ずの第3楽章メヌエットも、予想外の表情を見せています。これは面白いです。

8.571260
イディル・ビレット/ベートーヴェン・エディション 第10集
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第5集
1-3.ピアノ・ソナタ 第9番 ホ長調 Op.14-1
4-6.ピアノ・ソナタ 第10番 ト長調 Op.14-2
7-10.ピアノ・ソナタ 第13番 変ホ長調 Op.27-1
11-13.ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調「月光」Op.27-2
イディル・ビレット(ピアノ)
ビレットのベートーヴェン(1770-1827)を聴く時は、少しだけ固定観念を振り
払う必要がありそうです。何しろ彼女は美しいメロディを美しく歌わせること
にはあまり興味がないようですし、早いパッセージを流麗に演奏することにも
あまり気合いを入れていないようなのですから。さて、このソナタ集に収録さ
れている4曲ではどんな演奏を聞かせてくれるのでしょうか?まず「ソナタ・
アルバム」でおなじみの若干平易に書かれているOp.14の2つのソナタを聴い
てみてください。万が一、ピアノ学習者がこの真似をしたとしたら即叱られて
しまうことでしょう。独創的過ぎて少々ついていけない人もいるのでは。そし
て、ともに「幻想曲風」という副題がついたOp.27の2つのソナタでは、ビレッ
トの自由自在な解釈を味わうことができます。切れ目なく奏される第1番での
目まぐるしく変化する曲想、そして誰もが知っている「月光」ソナタでの揺ら
ぎなき幻想。一歩一歩踏みしめるかのような堅実な終楽章も味わい深いもの
があります。

8.571263
イディル・ビレット/ベートーヴェン・エディション第13集
ベートーヴェン=リスト編曲 ピアノ独奏による交響曲集第4集
1-4.交響曲 第3番 変ホ長調「英雄」S464/R128
イディル・ビレット(ピアノ)
リスト(1770-1827)はこの壮大な作品を見事にピアノ独奏作品へと移し替えま
した。どこもかしこも素晴らしい出来ですが、中でも変奏曲形式で書かれた
終楽章が聴きものです。この主題はそのままベートーヴェン自身がピアノのた
めの変奏曲としても作曲しているので、これと聴き比べるのも「通の楽しみ」
と言えるでしょう。

8.572440
スクリャービン:
1-2.2つの詩曲 Op.32/3-6.ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.6
7-8.2つの詩曲 Op.44/9.3つの小品 Op.45より第2番「幻想的詩曲」
10.4つの小品 Op.51より第3番「翼のある詩曲」
11.2つの小品 Op.59より第1番「詩曲」
12-13.ピアノ・ソナタ 第4番 嬰へ長調 Op.30/14-15.2つの詩曲 Op.63
16-17.2つの詩曲 Op.69/18-19.2つの詩曲 Op.71
20.ピアノ・ソナタ 第8番 Op.66
アレクサンドル・ギンジン(ピアノ)
10年ほど前、リストの編曲したシューベルトなどの超絶技巧系のレパートリー
を引っ提げて、颯爽とデビューした若手ピアニスト、アレクサンドル・ギンジ
ン。その後多くの経験をして、今回NAXOSレーベルに登場しました。演奏する
のはスクリャービン(1872-1915)。初期の作品から晩年の作品までをソナタを
中心に上手く組み合わせています。若い頃、右手を酷使し過ぎたためピアニス
トとしては挫折、以降作曲を志したというスクリャービン(この頃に第1番の
ソナタが書かれました)。1900年頃からニーチェに心酔し、作風をより神秘的
なものへと変化させていきます。第8番のソナタは、番号こそ最後ではありま
せんが、実際に作曲されたのは第10番よりも後であり、実質上彼の最後のソナ
タとなります。無調とはいうものの、その和声は妖艶な響きを持つ難解な美
しさを帯びています。

8.572455
トゥリーナ:ピアノ作品集 第7集
1-5.旅のアルバム Op.15 (肖像/アルヘシラスのカジノ/ジブラルタル/夜の
散歩/タンジールのムーア人の祭り)
6-8.ビアヘ・マリティモ Op.49 (海の光/お祝い/最初の到着)
9-11.回想曲 (風景/海/サルダーナ)
12-14.マロールカ Op.44 (ドラゴンの洞窟/パルマ湾の夜/道路上の車)
15-19.葉書 Op.58 (バスクの踊り/ランブラス通り/マドリッド/グラナダの
風景/巡礼)
ホルディ・マソ(ピアノ)
ホルディ・マソによるトゥリーナ(1882-1949)のピアノ作品集第7集は、なん
とも楽しい「旅のアルバム」で幕を開けます。この初期の作品はスペイン風
の音を持ちながらも、ドビュッシーの影響を感じさせる柔らかい響きも持ち
合わせています。何より香りのよい風が吹き抜けるような爽やかさが自慢で
す。「ジブラルタル」ではどこかで聴いたメロディも使われていて、こちら
も興味深いところです。続く作品も、どれもが旅の風景を切り取ってきたか
のような、表現力豊かなものばかり。「回想曲」で描かれているのはカタロ
ニアの風景であり。「葉書」で描かれるのはバスクの風景です。美しいピア
ノの音色に耳を傾けながら、スペイン旅行を楽しめそうです。

8.572843
期待の新進演奏家シリーズ アナベル・モンテシノス:ギター・リサイタル
1.グラナドス(1867-1916):詩的なワルツ集(A.モンテシノスによるギター編)
2.グラナドス:昔風のスペインの歌曲集より第7番「ゴヤのマハ」
(A.モンテシノスによるギター編)
3.ファリャ(1876-1946):バレエ音楽「三角帽子」より第2部 代官の踊り
(S.ベーレントによるギター編)
4-6.リョベート(1878-1938):13のカタルーニャ民謡より
(第3番:クリスマス・イヴに/第13番:盗賊の歌/第10番:少年の母親)
7-9.ロドリーゴ(1901-1999):スペイン風の3つの小品
(ファンダンゴ/パッサカリア/ザパテアード)
10-12.ロペス=キローガ(1899-1988):
5つのコプラスより(C.トレパトによるギター編)
(第1番:タトゥー/第2番:おお、マリア/第4番:緑の瞳)
13.ソル(1778-1839):モーツァルトの主題による序奏と変奏 Op.9
14-16.プホール(1866-1980):
3つのスペインの小品 (トナディーリャ/タンゴ/グアヒラ)
アナベル・モンテシノス(ギター)
2003年3月に録音されたモンテシノスのNAXOSデビュー盤から早や8年。当時も
「上品な柔軟性」と「完璧な技術」が高く評価されたのですが、このアルバム
では更に深化した彼女の音楽性を感じることができます。幾つものコンクール
で上位に入賞、2010年には有名なミケーレ・ピッタルーガ国際クラシック・ギ
ターコンクールの優勝者となりました。アルバムの冒頭から炸裂する力強い音
色は、本当に只者ではありません。グラナドス、リョベート、ロドリーゴなど
鉄板のレパートリーを次々と弾きこなしていきますが、要所要所にこぼれ落ち
るほどの抒情性も感じさせてくれます。次々と登場する名ギタリストたちの
中でも、一際輝く存在となることは間違いありません。

8.660303-04 2枚組
ドニゼッティ:歌劇「マリーノ・ファリエーロ」全曲
マリーノ・ファリエーロ…ジョルジョ・スーリアン(バス)
エレーナ…ラシェル・スターニシ(ソプラノ)
フェルナンド…イヴァン・マグリ(テノール)
イスラエル・ベルトゥッチ…ルカ・グラッシ(バリトン)
ステーノ…ルカ・ダッラーミコ(バス・バリトン)
レオーニ…レオナルド・グラメーニャ(テノール)他
ベルガモ音楽祭合唱団/ベルガモ音楽祭管弦楽団
ブルーノ・チンクエグラーニ (指揮)
ドニゼッティ(1797-1848)のほぼ50番目のオペラにあたる「マリーノ・ファリ
エーロ」は、「ランメルモールのルチア」と同じ1835年に作曲されました。主
人公マリーノ・ファリエーロは実在の人物で、1354年にヴェネツィアの第54代
総督に選ばれるも、その翌年に市民が企てた反乱の首謀者となり、自らが議長
を務めた十人委員会で死刑宣告を受けたといわれています。かのバイロンがこ
の人物について長編の悲劇を著し、そこからヒントを得た劇作家ドラヴィー
ニュが書いた同名の戯曲をビデーラが台本にしたものにドニゼッティが作曲し
たのです。民衆の政治不信と、若き妻への不信感。これらが混然一体となり避
けるべくもない悲劇を構成しています。ヴェルディの一連の作品と双璧を成す
このドニゼッティの「政治オペラ」、名手スーリアンを中心とした素晴らしい
歌手たちによって演じられました。現代社会にも通じる問題作です。

8.572737
ウィットボーン:
1-9.神の子のミサ(2001)/10.ウィンターズ・ウェイト(2010)
11.私たちに信仰の翼をください(2002)
12.ピーター・アベラールの短い話(ソプラノ・サクソフォンとオルガン編)
(2006/2011)
13.南アメリカからの祈り(2009)/14.リヴィング・ヴォイシズ(2001)
15-19.レクイエム・カンティコルム(2010)
20.すべてはアーメンとハレルヤでなければならない(2009)
ジェレミー・パウエル(ソプラノ・サクソフォン)…1.3.5.7.9.12.14-18
ケン・コーワン(オルガン)…1-12.15-20/ロン・キャロル(朗読)…14
ジョナサン・パルマー・レイクランド(ピアノ)…20
ヤコブ・エッツォ(パーカッション)…20
ウェストミンスター・ウィリアムソン・ヴォイシズ
ジェイムズ・ジョーダン(指揮)
このアルバムを再生してすぐ、聴き手は「あれ、これ宗教曲だったはず」と複
雑な思いに捉われるかもしれません。何しろソプラノ・サックスの朗々とした
響きで始まるのですから。とはいえ、透明な響きを持つ合唱が「キリエ・エレ
イソン」と歌い始めると、何となく安心できるのは間違いありません。2000年
から2001年に放送されたBBCドキュメンタリー・フィルムのために書かれた音
楽をミサ曲にしたもので、いかにもキャッチーな肌触りが魅力です。他にも
9.11の祈りのために書かれた「リヴィング・ヴォイシズ」など、生と死の狭間
を垣間見るような、深遠で濃密な音楽です。

8.111371
グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ
ハイフェッツ ブルッフ・ベートーヴェン・シュポア
1-3.ブルッフ(1838-1920):ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 Op.26
4-6.ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ短調 Op.44
7.ベートーヴェン(1770-1827):ロマンス 第1番 ト長調 Op.40
8.ベートーヴェン:ロマンス 第2番 ヘ長調 Op.50
9-11.シュポア(1784-1859):
ヴァイオリン協奏曲第8番 イ短調 「劇唱の形式で」 Op. 47
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団…1-3/マルコム・サージェント(指揮)…1-3
RCAビクター交響楽団…4-11/アイズラー・ソロモン(指揮)…4-6,9-11
ウィリアム・スタインバーグ(指揮)…7-8
ロンドン 1951年5月18日…1-3, ハリウッド 1954年11月2日…4-6,
ハリウッド 1951年6月15日…7-8, ハリウッド 1954年11月3日…9-11
マーク・オーバート=ソーン復刻
ブルッフのロマンティックな2曲の協奏曲を、ハイフェッツは完璧な技巧と絹
のような美しい音色で表現します。1951年に録音された第1番は、彼の2つある
この曲の録音の最初のもので、名指揮者サージェントと胸の熱くなるようなや
りとりを聴かせてくれます。第2番とシュポアの協奏曲は同じ時期の録音で、
ベートーヴェンとともに彼の唯一の記録となっています。息の長いメロディ
を抑制の効いた表現で端正に歌い上げています。

8.112063
グレート・ピアニスト・シリーズ
ギーゼキング ベートーヴェン:ピアノソナタ集
1-2.ピアノ・ソナタ第20番 ト長調 Op.49-2(録音 1940年ベルリン)
3-5.ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 「ワルトシュタイン」Op.53
(録音 1938年8月11日ベルリン)
6-8.ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 「熱情」Op.57
(録音 1939年2月27日ニューヨーク)
9-12.ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101(録音 1939年2月24日ニューヨーク)
13-15.ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
(録音 1940年春 ベルリン)
ウォード・マーストン復刻
ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)
20世紀を代表するピアニストの一人、ギーゼキングは、活動の初期に「新しい
アントン・ルービンステイン」と呼ばれ、また「ピアノのために書かれたどん
な曲でも演奏できた」ことでも知られています。彼の絶頂期に記録されたこの
ベートーヴェン(1770-1827)のピアノ・ソナタはその比類なき完成度が高く評
価されています。音色、音楽、リズムそれぞれ完璧な“ワルトシュタイン”、
爆発的な力と微妙なニュアンスの対比が素晴らしい“熱情”、最も素晴らしい
解釈が炸裂するOp.101。そして、易しそうに聞こえるけれども実は難しい
ト長調の小さいソナタ。




<OEHMS CLASSICS>
OC-415 ¥1750
ヴィジョンズ…フランツ・リストの室内楽作品集
1-4.ヴァイオリンとピアノの二重奏ソナタ 嬰ヘ短調
5-6.ハンガリー狂詩曲 第9番「ペシュトの謝肉祭」
(ヴァイオリン、チェロ、ピアノ版)
7.悲歌 第1番(チェロとピアノ版)/8.悲歌 第2番(チェロとピアノ版)
9.シューベルト=リスト:ウィーンの夜会から「ワルツ・カプリース 第6番」
(D.オイストラフによるヴァイオリンとピアノ編)
10.巡礼の年第3年から「夕べの鐘,守護天使への祈り」(弦楽四重奏版)
11.悲しみのゴンドラ(チェロとピアノ版)
12.リヒャルト・ワーグナー-ヴェネツィア(ピアノ独奏)
13.リヒャルト・ワーグナーの墓へ(弦楽四重奏版)
ルーカス・マリア・クウェン(ピアノ)
インゴルフ・トゥルバン(ヴァイオリン)
ウェン=シン・ヤン(チェロ)/〈10.13〉バルバラ・トゥルバン(ヴァイオリン)
マルティン・アルブレヒト・ローデ(ヴィオラ)
録音 2011年4月,6月,7月ミュンヘン音楽・演劇大学
Recording Producer Editing & Mastering:
Christian Bohm(Tracks: 1, 2, 5, 6, 7, 8, 11)
Andreas Fischer(Tracks: 3, 4, 9, 10, 12, 13)
実力派チェリスト、ウェイ=シン・ヤンと若くしてミュンヘン・フィルハーモ
ニーの首席奏者を務め、かのチェリビダッケからも大絶賛されたというミュン
ヘン出身のヴァイオリニスト、インゴルフ・トゥルバンを中心としたメンバー
によるリスト(1811-1886)の室内楽作品集です。ピアノを愛し膨大な作品を残
したリストですが、ヴァイオリンやチェロのために書かれた曲は驚くほど少な
く、またその多くは編曲であったりと、リストの作品の中でも隠れたジャンル
と言っても過言ではありません。とりわけ珍しい2つの作品を含んでいて、そ
れは最初に置かれた二重奏曲と「ペシュトの謝肉祭」です。二重奏曲は1832年
に書かれた作品で、ショパンのマズルカOp.6-2とポーランドの旋律を用いたも
ので、1963年まで発見されることなく埋もれていた秘曲です。また「ペシュト
の謝肉祭」はピアノ独奏版となる前の形で、リストがハンガリー民謡をヨーロ
ッパに根付かせるべく努力した跡がうかがえる意欲的な作品です。この曲は、
ピアノ独奏版が書かれてから、ドップラーの協力で管弦楽版にも編曲されてい
ます。3つの版の聴き比べも楽しそうです。

OC-829 ¥2080
暁の星のいと美しきかな -バロック時代のクリスマス牧歌と聖なる歌曲集
1.ベルンハルト・シュミット(1536-1592):
悩みの日に主よ隠れたまわず(オルガン)
2.ミヒャエル・プレトリウス(1569?-1621):暁の星のいと美しきかな
3.ヴェネツィア伝承(16世紀):ピヴァのパドヴァナ-パヴァーヌ(チェンバロ)
4.マルコ・ダ・ガリアーノ(1582-1643):
羊飼いたちよ,さあ,起き上がりなさい
5.アレッサンドロ・グランディ(1575?-1630):カンタード・ドミノ
6.フランチェスコ・ゲラウ(1649-1722):カナリオ(バロックギター)
7.クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):すべての市民よ歓喜せよ!
8.同:サルヴェ・レジーナ/9.同:喜び踊れ,シオンの娘よ
10.同:ああ、幸いな道
11.クリスティアン・エールバッハ(1570?-1635):
第2旋法によるトッカータ(オルガン)
12.ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):
おお、優しく恵み深い主イエス・キリスト SWV285
13.同:主は偉大である SWV286
14.リンツのタブラトゥーラ(1611-1613年)よりイントゥラーダ,舞曲,クーラン
ト15.ガスパール・サンツ(1640-1710):マターチン(バロックギター)
16.レオナルド・レオ(1694-1744):満足、喜びと歓喜の
17.アントニオ・カルダーラ(1670?-1736):われは命の糧なり
18.ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):サルヴェ・レジーナ
19.サルヴァトーレ・ランツェッティ(1710?-1780):
ラルゴ・パストラーレ(バロックチェロによる合奏)
クレメンチッチ・コンソート/クリスティーナ・ヨナス(ソプラノ)
マレリーゼ・ゲルバー(ソプラノ)/アルミン・グラマー(カウンターテナー)
ピエール・ピツル(バロックギター)/クラウディオ・ロンコ(バロックチェロ)
エマニュエル・ヴォッツァ(バロックチェロ)
レネー・クレメンチッチ
(フリーザッハーのバロックオルガン,チェンバロ,指揮)
録音 2011年1月ウィーン アルベルトゥス・マグヌス・ギウナジウム教会
Recording Producer, Editing, Mastering:
Wolfgang and Elisabeth Reithofer
常に刺激的で驚きに満ちた音楽を提供するクレメンチッチ(ルネ・クレマンシッ
ク)による19曲からなるクリスマス・コンサートです。バロック時代と言って
も、初期から後期までおよそ150年の長き年月に渡るもので、当然音楽様式も
かなり変化していることは間違いありません。これを研究者クレマンチッチは、
まったく自然に理解させてくれるのがさすがです。もちろん彼なりの考証に基
づいたもので、もしかしたら逸脱している部分もあるのでしょうが、何より
「音楽は楽しいもの」という原点に立ち返らせてくれることは間違いありませ
ん。リブレット(ドイツ語&英語)には今年83歳を迎えたクレメンチッチによる
作曲家紹介も掲載されていて、知的欲求も満たすことが可能です。今年のクリ
スマスは一味違った音楽で過ごしてみませんか?

OC-682(SACD-Hybrid) ¥2080
北ドイツのオルガン作品集 第4集
ハインリヒ・シャイデマン:オルガン作品集
1.前奏曲 ト長調 WV73/2-3.われを憐れみたまえ、おお主なる神よ WV87
4-7.第6旋法によるマニフィカト WV19/8.カンツォン ヘ長調 WV44
9.イエス・キリスト我らの救い主 WV10/10.よき羊飼いは見出した WV55
11-12.われらみな唯一なる神を信ず WV29/13.トッカータ ト長調 WV43
14-17.高き空よりわれは来れり WV69/18.涙のパヴァーヌ WV106
19.前奏曲 ニ短調 WV34
ヨーゼフ・ケレメン(オルガン)
イエテボリ オールグリューテ新教会のオルガンにて演奏
録音 2010年8月3-5日スウェーデン イエテボリ オールグリューテ新教会
Recording Producer: Jorg Moser(BR)
シャイデマン(1595?-1663)は17世紀半ばのオランダのオルガニスト・作曲家
です。彼はスウェーリンクに学び、ブクステフーデ、J.S.バッハの先駆者とし
て高く評価されています。生涯のほとんどをオルガンに捧げ、数多くのオルガ
ン曲を残しました。彼の作品の主たるものはコラール前奏曲とコラール、そし
てマニフィカトであり、またハスラーやダウランドの作品の編曲も知られてい
ます。これらはスウェーリンクから学んだ形式をもとにして、当時発展途上に
あった北ドイツのバロック・オルガンの機能を存分に生かしたものであり、技
巧的な華やかさも備えています。バッハが活躍する100年前に、こんなに素晴
らしく堅実なオルガン曲があったことには驚くほかありません。ここで演奏し
ているケレメンは1957年ブダペスト生まれのベテランで、J.S.バッハのオルガ
ン演奏の権威でもあります。

OC-798 ¥1750
ガブリエル・フォーレ:ピアノ作品集
1-3.3つの無言歌 Op.17/4.8つの小品 Op.84-3 フーガ イ短調
5.舟歌 第6番 変ホ長調 Op.70/6.8つの小品 Op.84-1 カプリッチョ 変ホ長調
7.8つの小品 Op.84-5 即興 嬰ハ短調/8.8つの小品 Op.84-7 喜び ハ長調
9-17.9つの前奏曲 Op.103/18.舟歌 第12番 変ホ長調 Op.105/2(106bis)
19.舟歌 第13番 ハ長調 Op.116/20-23.バラード 嬰ヘ長調
アンソニー・シピリ(ピアノ)
録音 2010年3月15-18日,4月12日シュトゥッツガルト カンマームジーク・
スタジオ
Recording Producer, Editing & Mastering: Roland Ruble
実力派ピアニスト、アンソニー・シピリはアメリカ、ニュージャージーに生ま
れ、7歳からピアノと作曲を学びはじめ、ヨーロッパに留学、ザルツブルクの
モーツァルテウム音楽院を優秀な成績で卒業しました。幅広いレパートリーで
知られますが、とりわけ若い頃から古典の鍵盤楽器に興味を持ち、バロック音
楽演奏でも目覚ましい成果をあげている人です。歌曲の伴奏のうまさでも知ら
れますが、今回彼が選んだのは「フランスのエスプリ」の権化ともいえるフォ
ーレ(1845-1924)の舟歌を中心とした名曲の数々です。初期の作品である無言
歌から、晩年の作品「前奏曲」までしなやかで流麗な演奏を披露、チェンバロ
やフォルテピアノを演奏する時とは全く違うアプローチを見せてくれます。バ
ラードは通常耳にする「オーケストラとピアノ版」ではなく、オリジナルの
「ピアノ独奏版」をチョイス。あのリストに「この曲を演奏するには指が足り
ない」とまで言わせた難曲ですが、シピリの演奏はは難しさを微塵も感じさせ
ない完璧なもの。フォーレの持ち味である和声のゆらめきや、独特の転調など
の七色の音色が存分に楽しめる1枚です。




<CAPRICCIO>
C5057 ¥2080
テレマンで1週間
G.F.テレマン:1-7.スケルツィ・メロディチ- スケルツォ ニ長調 TWV42:D7
8-10.ああ、神の手が必要だ TWV1:30
11-17.スケルツィ・メロディチ - スケルツォ イ長調 TWV 42:A4
18-20.わが魂は主を広める
21-27.スケルツィ・メロディチ - スケルツォ 変ロ長調 TWV 42:B3
28-34.スケルツィ・メロディチ - スケルツォ ト長調 TWV 42:G5
35-37.心と口、ああ、永遠の言葉よ TWV 1:9
38-44.スケルツィ・メロディチ - スケルツォ ホ短調 TWV 42:e4
45-51.スケルツィ・メロディチ - スケルツォ ト短調 TWV 42:g3
アグネス・シャイベルライター(ソプラノ)…8-10.18-20.35-37
アンサンブル・デリリオ
ニーダーザクセン州のバート・ピルモンドは保養地として有名であり、豊富な
炭酸水温泉が湧出し、多くの湯治客や観光客でにぎわうところです。彼ら訪問
客を喜ばせるために音楽が毎日提供されていて、それはテレマン(1681-1767)
の時代から変わることがありません。このアルバムには日曜から土曜まで1週間
分のテレマンの音楽が収録されており、各々はその日の目的に応じて選ばれて
います。カンタータあり、器楽曲あり、何とも幸せになれること間違いありま
せん。1734年当時の優雅なスパ・リゾートをお楽しみください。

C5059 ¥2080
ホルン五重奏曲集
1-3.モーツァルト(1756-1791):ホルン五重奏曲 変ホ長調 K.407
4-5.W.G.ハウフ(1755-1807):ホルン五重奏曲 変ホ長調
6-7.ホフマイスター(1754-1812):ホルン五重奏曲 変ホ長調
8.M.ハイドン(1737-1806):
ロマンス(原曲:モーツァルトのホルン協奏曲第3番 変ホ長調 K.447より
第2楽章 ロマンス-ラルゲット
9-11.ベートーヴェン(1770-1827):六重奏曲 変ホ長調 Op.81b
ヌリ・グアルナシェッリ(ホルン)/ピーター・エルデイ(ホルン)…9-11
シグナム四重奏団
アルゼンチン州の州都サンタフェに生まれたホルン奏者グアルナシェッリを中
心をしたアンサンブルです。彼女は現在最高のフレンチホルン奏者として知ら
れ、アバドが率いるマーラー室内管弦楽団でもソリストを務め、またベルリン
・フィルでもしばしば演奏しています。また16年間、ウィーン放送交響楽団の
首席奏者も務めるなど、その才能は高く評価されています。このアルバムでは、
モーツァルトのホルン五重奏曲を中心に、古典派の名曲を軽やかに奏していま
す。彼女は現代作品も得意としていて、POENIX EDITIONから出ている現代ホル
ン協奏曲集(PE131)では、また別の面を味わうことができます。また、シグナム
弦楽四重奏団も素晴らしいアンサンブルであり、彼らのデビュー・アルバムで
あるトゥイレの弦楽四重奏曲(C5049)は「Pizziccato賞」を受賞しています。
溶け合う響きをご堪能ください。

C5066 ¥2080
ゴットフリート・フッペルツ:映画音楽「メトロポリス」
オリジナル・サウンド・トラックを元にした世界初録音
ベルリン放送交響楽団/フランク・シュトローベル(指揮)
1926年制作、1927年の公開されたモノクロサイレント映画「メトロポリス」は
SF映画の金字塔として今なお愛され続ける名作です。2002年と2008年に失われ
ていた部分が発見され、この映画のほぼ全容を辿ることが可能となり、それに
合わせて、本来つけられていた音楽であるフッペルツ(1887-1937)の曲も復刻
され、シュトローベルの指揮により、新たに蘇ったというわけです。21世紀の
この時代は、当時の想像を遥かに超える進歩を遂げましたが、人の心の本質は
全く変わっていないことを思い起させてくれるでしょう。

C5069 2枚組(1枚価格) ¥2080
シャイン:イスラエルの泉
※C10290/91 再編集盤
〈CD1〉
1.おお主よ、われは汝のしもべ/2.汝の若き日の女に喜び
3.涙とともに種まく人は/4.われは汝を見捨てず
5.なおわれは汝のもとに留まらん/6.主よ、再びわれを顧みたまえ
7.シオンは言う、主はわれを見捨てられたと/8.われ若かりしとき
9.主はわれらを思いたもう/10.ヤコブが没したとき
11.愛らしく美しい生は虚無である
12.エフライムはわが最愛の子なのであろうか/13.神の御業を見よ
14.われ主によりて喜ぶ/15.われらの人生は70年におよぶ
16.汝ら聖徒たちよ、主をほめたたえよ
〈CD2〉
1.主よ、わが嘆きを除きたまえ/2.見よ、慰めののちになお不安が
3.ああ主、わが美しき砦/4.3つの美しきことあり
5.何を悲しむのか、わが魂よ/6.貞淑なる妻に恵まれたる者は
7.おお主、イエス・キリスト/8.われはダヴィデ一族の祖なり
9.われらは死すべきものと悟らせたまえ/10.今ゾすべての人よ神に感謝せよ
ライニッシェ・カントライ/ヘルマン・マックス(指揮)
ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630)は17世紀ドイツの作曲家で、同時代
に活躍したシュッツとシャイトと合わせて、「ドイツバロックの3S」と呼ばれ
ることもあります。ほとんど宗教音楽しか作らなかったシュッツとは違い、
シャインは世俗音楽と宗教音楽を交互に作曲、出版していましたが、これは彼
が用途別に音楽を使い分けることを目的としていたに他なりません。
この「イスラエルの泉」はイタリア風のマドリガーレの形式を用いた宗教曲で、
歌詞はドイツ語の聖書の言葉を用いたという、当時としては先鋭的なもの。
5-6人の歌手たちを中心に、伴奏はオルガンかハープシコード(低音は数字で表
記されている)を付けてもよいという指示があります。

C5072 ¥2080
J.L.ドゥシェク:ピアノ協奏曲集
※C10444 再発盤
1-3.ピアノ協奏曲 ト短調 Op.49/4-6.ピアノ協奏曲 変ロ長調 Op.22
7.フランス王妃の受難
ジャン=ミシェル・フォレス(ナレーター)…7
アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)
コンチェルト・ケルン
録音 1992年11月24-28日
チェコで生まれ、ヨーロッパ各地で活躍、クレメンティを名声を分かちあった
という作曲家ドゥシェク(ドゥシーク)(1760-1812)。「全ての作曲家の中で、
最も正直、かつ礼儀正しく、最も優れた男」と老ハイドンが賞賛したとも伝え
られます。彼は20曲近くのピアノ協奏曲を書き、また多くのピアノ・ソナタを
書きました。あまりにもピアノの腕がすばらかったため、ロンドンのピアノ製
作者であり友人でもあったジョン・ブロードウッドは、彼のためにピアノに
1オクターブを加えたほどでした。シュタイアーは、この録音のために1806年
に製造された楽器を用い、コンチェルト・ケルンは闊達な伴奏を付けています。
彼の音楽は深みに乏しいとされることもありますが、こうして聴いてみるとな
かなかのものであり、当時の聴衆が熱狂したのは理解できるというものです。

C5073 ¥1750
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ:序曲と協奏曲
1-6.序曲(組曲)変ロ長調/7-9.協奏曲 ニ長調
10-12.フルートとオーボエのための協奏曲 ト長調
13-15.トランペットと2つのオーボエのための協奏曲 ニ長調
16-21.序曲 ホ短調
ラインホルト・フリードリヒ(トランペット)…7-9,13-15
アラン・デ・ルッデル(トランペット)…7-9
ラヨシュ・レンチェス(オーボエ)…13-15
ラースロー・パルカニ(オーボエ)…13-15
ブダペスト・ストリングス…7-9,13-15
カペラ・コロニエンシス…1-6,10-12,16-21
ハンス=マルティン・リンデ(指揮)…1-6,10-12,16-21
ドイツ後期バロック音楽の作曲家ファッシュ(1688-1758)。彼の作品は19世紀
から20世紀にかけて、その重要性が認められるようになり、現在では「バロッ
ク音楽を古典派音楽の橋渡しをした人」として認知されています。彼は多くの
教会音楽と器楽曲を書きましたが独奏楽器が活躍する協奏曲も数多く書いてい
ます。ここではラインホルト・フリードリヒら名手たちがその技巧を余すこと
なく披露しています。

C5086 ¥2080
ダニエル・ベーレ,シューマン&シューベルトを歌う
シューベルト:1.楽に寄す Op.88-4 D547/2.野ばら Op.3-3 D257
3.ます Op.32 D550d/4.夜の明かり Op.134 D892
5.君はわが憩い Op.59-3 D776/6.ガニュメート Op.19-3 D544
7.万霊節の日のための連祷 D343/8.岩の上の羊飼い Op.129 D965
9-24.シューマン:歌曲集「詩人の恋」Op.48(.美しき5月に/私の涙から/ばらよ、
ゆりよ、鳩よ/私がおまえの瞳を見つめるとき/私の心をゆりの杯にひたそう
/聖なるラインの流れに/私は恨むまい/花がわかってくれるなら/それはフルー
トとヴァイオリンの響き/あの歌の響きを聞くと/若者はおとめを愛した/明る
い夏の朝に/私は夢の中で泣いた/夜ごとの夢に君を見る/昔のおとぎ話より/
昔のいまわしい歌)
アンディ・マイルズ(クラリネット)…8/ダニエル・ベーレ(テノール)
スヴァイヌング・ビェラン(ピアノ)
「美しき水車屋の娘」(C5044)で真っ直ぐな若者の心情を歌い上げたベーレ、
今回はシューマン(1810-1856)の「詩人の恋」でちょっぴり屈折した若者の心
を歌います。ピアノと声が複雑に絡みあい、言葉にならない感情を紡いでいく
ベーレとビェラン。シューマンの歌曲のむずかしさと美しさを実感させてくれ
る瞬間が至るところに用意されています。最初に置かれたシューベルト
(1797-1828)の歌曲たちもまるで宝石のような美しさ。圧巻はクラリネットの
マイルズが花を添える「岩の上の羊飼い」で、本来はソプラノが歌う曲ですが、
ベーレが歌うと、羊飼いの仄かな悲しみが見事に表現されていて、思わず涙が
誘われてしまいます。

C5098 2枚組 ¥2080
G.F.テレマン:オラトリオとカンタータ集
※既発盤 C10413とC10556の再発となります。
〈CD1〉
1-34.オラトリオ「最後の審判の日」TWV6:8
〈CD2〉
1-16.カンタータ「雷神を称える」TWV6:3
17-25.カンタータ「主は王なり」TWV8:6
演奏: 〈CD1〉アン・モノイオス(S)/デイヴィッド・コーディエ(A)
ヴィルフリート・ヨッヘンス(T)/シュテファン・シュレッケンベルガー(B)
〈CD2〉アン・モノイオス(S)…1-25/アクセル・ケーラー(A)…1-16
ヴィルフリート・ヨッヘンス(T)…1-25/ハンス=ゲオルク・ヴィンマー
(B)…1-16/シュテファン・シュレッケンベルガー(B)…1-16
ハリー・ファン・デル・カンプ(B)17-25
シュテファン・シュレッケンベルガー
〈CD1&2〉ライニッシェ・カントライ/ダス・クライネ・コンツェルト
ヘルマン・マックス(指揮)
テレマンは余りにも作品が多いため、なかなか全貌を知ることはできません。
それでも室内楽曲や協奏曲は聴く機会もあるのですが、このようなカンタータ
やオペラはなかなか上演の機会もないのが実情です。とはいえ当時の民衆を楽
しませるために、せっせと作曲に精を出したテレマンの作品が面白くない訳が
ありません。これらのオラトリオとカンタータも、とてもドラマティックな
展開を持つ壮大な曲です。

C7080 4枚組 ¥3450
J.A.ハッセ:歌劇「クレオフィーデ」全曲
※既発盤 C10193-96の再発となります。
クレオフィーデ…エマ・カークビー(S)/エリッセナ…アニュス・メロン(S)
ガンダルテ…ランダル・K・ウォン(S)/ポロ…デレク・リー・レイギン(A)
アレッサンドーロ…ドミニク・ヴィス(A)
ティマゲーネ…デイヴィッド・コーディエ(A)
ライニッシェ・カントライ/カペラ・コロニエンシス
ウィリアム・クリスティ(指揮)
録音 1986年5月
ハンブルクに生まれ、偉大なるオペラ作曲家カイザーの率いる劇団で、テノー
ル歌手として活躍していたハッセ(1699-1783)。アレッサンドロ・スカルラッ
ティと親交を結ぶことで作曲家としても成功を収め、120に及ぶ歌劇の他、多
数の教会音楽や器楽曲を作曲しました。この歌劇は彼の代表作の一つであり、
美しいメロディに彩られたアリアやレチタティーヴヴォがたっぷりと楽しめ
ます。歌手たちも錚々たる顔ぶれであり、もちろんクリスティの指揮も定評あ
るものです。

C7085 2枚組 ¥3050
C.H.グラウン:歌劇「モンテズマ」
※既発盤 C60032の再発となります
モンテズマ…エンカルナシオン・バスケス(メゾ・ソプラノ)
オイパフォリチェ…ドロテア・ヴィルツ(ソプラノ)
テゼウコ…コンチータ・ジュリアン(ソプラノ)
ピルパトーエ…ルルド・アンブリッツ(ソプラノ)
エリッセナ…ルス・アンゲリカ・ウルリベ・サンチェス(ソプラノ)
フェルディナンド・コルテス…マリア・ルイザ・タメス(ソプラノ)
ナルヴェス…アナ・カリダッド・アコスタ(アルト)
カンティカ・ノーヴァ室内合唱団
ノイス・ドイツ・チェンバー・アカデミー
ヨハネス・ゴリツキ(指揮)
録音 1992年6月1-5日
カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759)。この当時よくあるように、彼も
もともとは宮廷テノール歌手として名を馳せた人です(兄ゴットリープもヴァ
イオリン奏者として活躍)。当時はハッセを人気を二分するほどのイタリア・
オペラ作曲家として知られ、フリードリヒ大王の即位に伴い、ベルリンの宮廷
楽長に招かれ、生涯その地位に就きました。この歌劇「モンテズマ」は、フリ
ードリヒ2世が台本を書いたもので、いくつかのアリアが今日でも演奏される
ことがありますが、なかなか全曲を聴く機会はありません。当時ドイツの最先
端を行っていた様式を取り入れた、流麗さと繊細さを併せ持つ聴きごたえのあ
る作品です。

C7090 4枚組 ¥2450
フランツ・リスト:管弦楽作品集
〈CD1〉1-6.ハンガリア狂詩曲 第1番-第6番
〈CD2〉1-3.ダンテ交響曲 S109/R426(地獄/煉獄/マニフィカート)
4.システィーナ礼拝堂で S360/R445
〈CD3 前奏曲集〉1.交響詩「前奏曲(レ・プレリュード)」 S97/R414
2.交響詩「オルフェウス」 S98/R415/3.交響詩「マゼッパ」 S100/R417
4.交響詩「ハンガリー」 S103/R420
〈CD4〉1.ラコッツィ行進曲 S117/R439
2.19のハンガリー狂詩曲 S244/R106 - 第15番 イ短調 「ラコッツィ行進曲
3.ゲーテ記念祭によせる祝典行進曲 S115/R433
4.交響詩「タッソ、悲哀と勝利」S96/R413
〈CD1〉ブダペスト交響楽団/アンドラーシュ・コロディ(指揮)
〈CD2〉オランダ・フィルハーモニー合唱団…1-3
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団/ハルトムート・ヘンヒェン(指揮)
〈CD3〉ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団/
ヤーノシュ・フェレンチク(指揮)
〈CD4〉イェネ・ヤンドー(ピアノ)…2
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団…1.3.4
ジュラ・ネーメト(指揮)…1.3/ヤーノシュ・フェレンチク(指揮)…4
リスト(1811-1886)の生誕200年を記念し、Capriccioレーベルが誇る名演を凝
縮したアルバム。こちらは管弦楽作品集です。

C7095 3枚組 ¥2080
フランツ・リスト:ピアノ協奏曲集
〈CD1〉
1-3.ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S124/R455
4-9.ピアノ協奏曲第2番 イ長調 S125/R456
10.ハンガリー民謡の主題による幻想曲 S123/R458
〈CD2〉
1.シューベルト=リスト:さすらい人幻想曲 S366/R459
2.ベートーヴェンの「アテネの廃墟」の主題によるトルコ風カプリッチョ
S122/R454
3.ベルリオーズの「レリオ」の主題による交響的大幻想曲 S120/R453
4.ハンガリー幻想曲 S123/R458
〈CD3〉
1.呪い/2.ウェーバー=リスト:華麗なるポロネーズ S367/R460
3.ウェーバー=リスト:「魔弾の射手」幻想曲 S451/R284
4.死の舞踏 S126/R457
イェネ・ヤンドー(ピアノ)
ブダペスト交響楽団/アンドラーシュ・リゲティ(指揮)
リスト生誕200年記念。こちらはピアノを伴う作品集。「リストと言ったらピ
アノ」。その一言に尽きる3枚組です。NAXOSレーベルでおなじみ、イェネ・
ヤンドーの文句なしの名演です。「

C7112 2枚組 ¥3050
ポール・デュカス:歌劇「アリアーヌと青髭」全曲
アリアーヌ…マリリン・シュミージェ(メゾ・ソプラノ)
青髭…ロデリック・ケネディ(バス)
乳母…ジャクリーヌ・タイヨン(コントラルト)
セリゼット…シンシア・ブーチャン(メゾ・ソプラノ)
イグレーヌ…モニク・ブーダン(ソプラノ)
メリザンド…白井光子(メゾ・ソプラノ)
ベランジェール…フランシーヌ・ローラン(ソプラノ)
農夫…ジョセフ・オッテン(バス)
農夫…イェルク・パヴェレク(テノール)
農夫…フランツ・ゲリーゼン(バス)
ケルン放送合唱団/ケルン放送交響楽団
ガリー・ベルティーニ(指揮)
シャルル・ペローが書いた童話「青髭」。恐ろしい風貌の金持ち「青髭」が妻
を娶るも、彼には多くの秘密があった・・・。そんな幻想的で残忍、かつエロ
ティックな話は、後世の芸術家たちに多大な影響を与え、戯曲や歌劇など、さ
まざまな形に姿を変え、現在に至っています。歌劇としては、バラージュが台
本を書いたバルトークの作品がおなじみですが、こちらはメーテルランクの劇
が元になっています。結末までが神秘的なバルトークの作品に比べると、こち
らの主人公はとても勇猛果敢で、捉えられていた前妻たち(彼女たちはみんな
生きています)に逃亡を勧めるのですが、前妻たちはそれを拒むという、ちょ
っと不思議なあらすじを持っています。最近、日本でも上演されたり、新録音
が発売されたりと、知名度が上がってきているこの秘曲。ベルティーニの闊達
たる指揮でぜひ聞いてみてください。




<NEWTON CLASSICS>
8802088 2枚組 ¥2450
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲集&三重奏曲
〈CD1〉
1-4.三重奏曲 ハ長調 Op.74/5-8.弦楽四重奏曲 第11番 ハ長調 Op.61
9-12.弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調「アメリカ」Op.96
〈CD2〉
1-4.弦楽四重奏曲 第14番 変イ長調 Op.105
5-8.弦楽四重奏曲 第13番 ト長調 Op.106
グァルネリ四重奏団(メンバー:アーノルド・シュタインハルト(第1ヴァイオ
リン)/ジョン・ダレイ(第2ヴァイオリン)/マイケル・トゥリー(ヴィオラ)
/デヴィット・ソイヤー(チェロ))
録音 ニューヨーク 1972年12月18-19日…CD1:1-4
1972年4月10-11.13日…CD1:5-12/1979年12月13-14日…CD2:5-8
1965年6月4.7.9.11日…CD2:1-4
1964年に結成されたグァルネリ弦楽四重奏団は、2001年にチェロが交代した以
外は、2007年の引退表明までメンバーを変えることなく、一貫した音楽性を
保持してきたアンサンブルです。音色の美しさには定評があり、このドヴォル
ザークも美しい響きに満ちています。

8802089 2枚組 ¥2450
シューベルト:後期弦楽四重奏曲集
〈CD1〉
1-4.弦楽四重奏曲 第13番 イ短調「ロザムンデ」D804
5-8.弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 「死と乙女」D810
〈CD2〉
1-4.弦楽四重奏曲 第15番 ト長調 D887
5.弦楽四重奏曲 ハ短調「断章」D703

グァルネリ四重奏団(メンバー:アーノルド・シュタインハルト(第1ヴァイオ
リン)/ジョン・ダレイ(第2ヴァイオリン)/マイケル・トゥリー(ヴィオラ)
デヴィット・ソイヤー(チェロ))
録音 ニューヨーク 1971年…CD1:1-4/1976年4月7日&5月19日…CD1:5-8
1977年4月29日&5月19日…CD2
グァルネリ四重奏団の演奏は、圧倒的な存在感と求心力を持つもので、ともす
れば冥界に引き込まれそうになる聴き手の心を、きっちり引き戻してくれるか
のような強さを有しています。

8802090 ¥1750
キルステン・フラグスタート:ワーグナーを歌う
1.楽劇「トリスタンとイゾルデ」より第3幕「愛の死」
2.歌劇「ローエングリン」より「おごそかな広間よ、ふたたび挨拶を送る」
3.楽劇「パルジファル」より「幼子があなたの母親の胸に抱かれているのを
見た」
4.楽劇「ワルキューレ」より「あなたこそ春なのです」
5.楽劇「ワルキューレ」より「ホー・ヨー・トー・ホー」
6.楽劇「神々の黄昏」より「高貴なる戦士よ、新たな証を」
7.楽劇「神々の黄昏」より「ラインの岸に焚き木の山を積み
-ブリュンヒルデの自己犠牲」
キルステン・フラグスタート(ソプラノ)
ラウリッツ・メルヒオール(テノール)…3.6.7
ゴードン・ディルオース(バリトン)…3
サンフランシスコ・オペラ管弦楽団…1.6.7
フィルハーモニア管弦楽団…2.4
ビクター交響楽団…3
エドウィン・マッカーサー(指揮)…1.3.6.7
ユージン・オーマンディ(指揮)…2.4
ハンス・ランゲ(指揮)&スタジオ・オーケストラ…5
録音 1939年11月12日…1.6.7/1937年10月17日…2.4/1935年10月9日…5
このアルバムは、彼女の声が全盛期の時代、1935-1940年に記録されたもので
す。「ワーグナー・ソプラノ」の伝統を創り上げた彼女の代表作である「パル
ジファル」を始め、数々の楽劇のアリアを誇り高く歌いあげ、強靭な美しさを
目の当たりにさせてくれます。また名テノール、メルヒオールとのデュエット
も素晴らしいものです。

8802091 ¥1750
ヤナーチェク:ピアノ作品集
1-2.ピアノ・ソナタ「1905年10月1日,街頭にて」
3-12.草陰の小道を通って 第1集(われらの夕べ/散りゆく木の葉/一緒においで
/フリーデクの聖母マリア/彼女らは燕のように喋り立てた/言葉もなく/
おやすみ/こんなにひどく怯えて/涙ながらに/ふくろうは飛び去らなかった)
13-17.草陰の小道を通って 第2集(アンダンテ/アレグレット-プレスト
/ピウ・モッソ/アレグロ-アダージョ/ヴィーヴォ)
18.思い出/19-22.霧の中で
ルドルフ・フィルクシュニー(ピアノ)
録音 1989年6月5-7日アメリカ ニューヨーク,RCAスタジオA
ピアニスト、フィルクシュニーは1912年、ブルノに生まれ、幼い頃からピアノ
演奏で才能を発揮した人です。5歳の時にヤナーチェクと会い、7歳からピアノ
と作曲のレッスンを受けており、ヤナーチェクの音楽性を体で理解していた人
です。当時、既にヤナーチェクはここに収録されたピアノ作品のほとんどにつ
いて作曲を終えており、フィルクシュニーの演奏は、自らの音楽を完璧に表現
するものと感じたのではないでしょうか。有名な「草陰の小道を通って」での
繊細な感情の移り変わりの見事さと、ヤナーチェク自身が一度は破棄したとい
う、ブルノのチェコ語大学への支持を訴えるデモ中に死を遂げた労働者パブリ
ークへの追悼作品である「ピアノ・ソナタ」での陰鬱な嘆きなど、聴くべき
個所が多すぎて悩んでしまうかもしれません。

8802092 ¥1750
ブリュメル:
1-13.ミサ曲「見よ、大地の揺れ動きを」
14.セクエンツァ「ディエス・イレ,ディエス・イラ」
ウエルガス・アンサンブル/パウル・ファン・ネーベル(指揮)
録音 1990年5月18日ベルギー
オケヘムに学び、フランス、イタリアで活躍したフランドル楽派中期の作曲家
ブリュメル(1460?-1515?)。ミサ曲やモテットの作曲家として知られていて、
中でも一番有名なのが、ここに収録された12声部のミサ曲「見よ、大地の揺れ
動きを」です。生涯を通じ、作曲様式を発展させたブリュメルは、初期は不規
則な旋律線を特徴としていましたが、後期はよりポリフォニックな様式を用い、
後世の作曲家たちにも多大なる影響を与えたことで知られます。この「見よ、
大地の揺れ動きを」は彼の晩年の作品であり、また「怒りの日」はこのメロ
ディを複旋律で作曲した最初の例としても有名です。無限に広がるかのような
清冽なヴォーカル・アンサンブルは、近現代の音楽とは全く違った愉悦感を与
えてくれます。





<NAXOS> ※未案内新譜 発売中です
NYNG-003 ¥2100
NHK「現代の音楽」 アーカイブシリーズ
武満 徹(1930-1996)
【解説】楢崎洋子(楽曲解説)
諸石幸生(演奏論等)
1. 地平線のドーリア(1966)
小林研一郎(指揮)/東京都交響楽団
録音:1979年10月16日東京文化会館
(昭和54年度文化庁芸術祭主催公演 芸術祭コンサートより)
2. テクスチュアズ(1964)
森正(指揮)/NHK交響楽団
録音:1967年11月29日東京文化会館
(NHK交響楽団臨時演奏会「現代日本の作品の夕べ」より)
3. 風の馬よりI, II(1961)<初演>
田中信昭(合唱指揮)/東京混声合唱団
録音:1961年11月14日共立講堂
(東京混声合唱団第25回定期演奏会より)
4. ノヴェンバー・ステップス(1967)
鶴田錦史(琵琶)/横山勝也(尺八)/岩城宏之(指揮)/
NHK交響楽団
録音:1969年10月23 or 24日東京文化会館
(第530回 NHK交響楽団定期公演より)
5. ピアニストのためのコロナ(1962)
松谷翠/高橋アキ(ピアノ)
録音:1968年2月4日東京文化会館
(第2回日独現代音楽祭「現代ピアノ音楽の夕べ」より)※モノラル
6. 武満徹/杉浦康平 対談
(-1963年6月29日放送「環礁」を聴き終えて)
1969年、NHK交響楽団の正指揮者に就任した岩城宏之、渾身の名演。武満徹の
名を世界に知らしめた名曲として知られる「ノヴェンバー・ステップス」は、
初演を含めこれ以前の録音は、日本のオーケストラではなかったところに注目
したい。いわゆる「純国産のノヴェンバー・ステップス」であり、曲の持つ可
能性が広がる機会となった演奏とも言えるだろう。初演と同じく琵琶の鶴田錦
史、尺八の横山勝也をソリストに迎えた、まさに「決定稿」と呼ぶにふさわし
い記念すべき演奏だ。合唱を嗜む人ならおなじみ「風の馬」は、こちらが初演。
世界に向けて馬が羽ばたいた記念碑的録音である。精緻すぎるスコアを丹念に
読み解いた「地平線のドーリア」、「テクスチュアズ」、ピアニストへの挑戦
状とも受け取れる図形で書かれたスコアが美しい「ピアニストのためのコロ
ナ」。こんなに素晴らしい音として聴ける幸せを、じっくり噛みしめてみたい。

NYNG-004 ¥2100
諸井 誠(1930-)
【解説】諸井 誠(楽曲解説)
諸石幸生(演奏論等)
1. 第1室内カンタータ(1959)<放送初演>
本荘玲子(オンド・マルトノ)/竹前聡子(ハープシコード、チェ
レスタ)/小林美隆/有賀誠門/塚田靖(以上、パーカッション)/
水島弘(語り手)/東京混声合唱団/岩城宏之(指揮)
放送:1959年4月26日
2. 対話五題(1964)<初演>
酒井竹保、酒井松道(尺八)
録音:1967年2月10日東京ドイツ文化研究所ホール
(第1回日独現代音楽祭より)
3. ピアノのための「以呂波譬喩八題」(1967)
山根弥生子(ピアノ)
放送:1968年11月10日
4. レ・ファルス(1970)
黒沼ユリ子(ヴァイオリン)
録音:1971年2月5日東京文化会館
(現代の音楽展'71 現音創立40周年記念演奏会より)
5. ピアノ協奏曲第1番(1966)
小林仁(ピアノ)/森正(指揮)/NHK交響楽団
録音:1967年11月29日東京文化会館
(NHK交響楽団臨時演奏会「現代日本の作品の夕べ」より)
6. 諸井誠、矢代秋雄、森正による鼎談
軽妙な音楽エッセイでも知られ、一方、日本の現代音楽史にいち早く十二音技
法などを取り入れた、当時の最先端を行く音楽家、諸井誠の第1室内カンター
タ。新進気鋭の作曲家として活躍を始めた1959年の作品は、まさに火花散るよ
うな緊張感に満ちた曲。暴力的な響きではなく、あくまでも透明な音。大気中
に様々な音が放たれては色を変えていくような感覚が心地よい。オンド・マル
トノ好きにもオススメしたい音による一遍の絵画。まるでプロコフィエフのよ
うに始まるピアノ協奏曲もオススメ。打楽器とピアノの掛け合いも見事この上
なし。そして第2楽章では、また音たちが弾け飛ぶ。すすり泣くヴァイオリン
に絡むピアノの周りを飛びまわるフルート・・・やはり、この人の音楽は何
かを見せてくれる。




<BR KLASSIK>
900114 2080
1-6.シューベルト(1797-1828):ミサ曲 第2番 ト長調 D167
7-16.グノー(1818-1893):聖チェチーリア祝日のための荘厳ミサ曲
リューバ・オルゴナソーヴァ(ソプラノ)
クリスチャン・エルスナー(テノール)
グスタフ・ベラチェク(バス)
バイエルン放送交響楽団&合唱団
マリス・ヤンソンス(指揮)
2007年3月27-29日ミュンヘン ヘルクレス・ザール ライブ録音
ヤンソンスのこの演奏、いつものように細部まで磨き抜かれたもので、シュー
ベルトの素朴さとグノーの華麗さが存分に堪能できることでしょう。オルゴナ
ソーヴァの堂々たるソプラノは、ちょっとシューベルトにはもったいない感も
ありますが、グノーではオーケストラと競い合うかのような力強さを見せてく
れます。サンクトゥスで滴る美声を聞かせるエルスナーも最高です。

900502(DVD-Video) 2枚組 ¥4050
J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248
ラヘル・ハルニシュ(ソプラノ)
アンケ・フォンドゥング(メゾ・ソプラノ)
マキシミリアン・シュミット(テノール)
クリスティアン・インマー(バス…バイエルン放送合唱団メンバー)
ベルリン古楽アカデミー
ペーター・ダイクストラ(指揮)
2010年12月ライブ収録 ミュンヘン ヘルクレスザース
収録時間:157分
ペーター・ダイクストラとベルリン古楽アカデミーによる、素晴らしい独唱陣
を配した敬虔なクリスマス・オラトリオです。
スイス出身のソプラノ、ハルニッシュはすでに日本でもおなじみで、アバドの
信頼も厚く、宗教曲から現代曲までレパートリーの広い人です。
メゾ・ソプラノのアンケ・フォンドゥングは2010年に来日し、マルクス・シュ
テンツの指揮でマーラーの「復活」を熱唱。その歌声に魅了された人も多いの
ではないでしょうか。シュミットはドイツ生まれのテノールで、少年の頃はレ
ーゲンスブルク聖歌隊で活躍、その後ベルリン芸術大学で学び、2005年にリリ
ンクの指揮でバッハを歌いました。これからが楽しみな歌手の一人です。
合唱団のメンバーであるインマーは懐の深い歌声を聞かせます。




<ONDINE>
ODE-1183 ¥2080
エリッキ=スヴェン・トゥール:
1.混声合唱と室内管弦楽団のための「覚醒」(2011)
2.無伴奏合唱のための「さすらい人の夕べの歌」(2001)
3.弦楽オーケストラのための「インスラ・デセルタ」(1989)
エストニア・フィルハーモニック室内合唱団…1.2
/シンフォニエッタ・リーガ…1.3/ダニエル・ロイス(指揮)
録音 2011年5月31日-6月3日エストニア タリン,メソジスト教会
ヨーロッパの神秘、バルト三国エストニアの作曲家エルッキ・スヴェン・トゥ
ール(1959-)の最新作です。彼はタリンで最初の音楽教育を受け、1979年から
1984年までは「In Spe」というロック・グループを結成し、エストニアで大人
気を獲得しました。しかし、作曲に専念するためにバンドを脱退。様々なオー
ケストラやアンサンブルから委嘱を受け、たくさんの作品を書いています。彼
の作風は、確かに様々な様式の折衷でもあり、よく言われるようにプログレの
影響を受けてもいますが、常に発展的で、多くの示唆に富むものでもあります。
このアルバムは彼の合唱作品と弦楽合奏の作品を収録していて、中でも注目は
「覚醒」と題された2011年の最新作です。自然の再生、春の神秘から着想を得
て、そこにキリスト教の概念と古代エストニアにおける神の存在、それらを巧
みに描いたものであり、湧き上がるようなオーケストラの音色と溶け合う美し
い合唱に思わず心を捉えられることは間違いありません。七色の光のように乱
舞する音。その響きの美しさの中に紛れこむ独特の和声は、確かに耳を欹てる
のに充分なものを持ち、聴き手の脳をも覚醒させるパワーを備えています。
さすらい人の夕べの歌はエルンスト・エンノの詩による合唱作品で、2001年、
合唱団の20周年を記念して書かれたものです。また「インスラ・デセルタ」は
1989年に作曲され、トゥールが西側で初めて大成功を収めた記念碑的な作品で
す。ダニエル・ロイスは1961年オランダ生まれの指揮者で、合唱音楽のスペ
シャリスト。2008年からこの合唱団の芸術監督を務めています。

ODE-1081 ¥1750
ベスト・オブ・エイノユハニ・ラウタヴァーラ
1-3.カントゥス・アルクティクス「鳥と管弦楽のための協奏曲」Op.61
4.クラリネット協奏曲より第2楽章 Adagio assai
5.秋の庭より第3楽章 Giocoso e leggiero
6.マンハッタン三部作より第1部 白昼夢
7.ピアノ協奏曲第3番「夢の贈り物」より第3楽章 Energico
8.交響曲第7番 「光の天使」より第3楽章 Come un sogno
9.アポテオシス
リチャード・ストルツマン(クラリネット)…4
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団…1-8
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮…5&ピアノ…5.7)
レイフ・セーゲルスタム(指揮)…1-4.6.8/スウェーデン放送交響楽団…9
ミッコ・フランク(指揮)…9
ヘルシンキに生まれ、最近では「癒し系」としても人気急上昇中のラウタヴァ
ーラ。しかし、彼の作品はそのような言葉では語り尽くせない多面性を持って
います。初期はセリー主義に傾倒していたり、「カントゥス・アルティクス」
のようにテープ録音を用いたものもよく知られていますし、彼の名を高めた
「天使」シリーズなどの神秘的な曲は、アルヴォ・ペルトと並ぶ人気を保って
います。このアルバムでは、そんな彼の多彩な作品を楽しめます。なお、トラ
ック9のアポセオシスは、フィンランドを代表する映画監督アキ・カウリスマ
キが、最新映画「ル・アーブル」のサウンド・トラックとして使用したことで
俄然注目を浴びています。元来は交響曲第6番「ヴィンセンティアーナ」の終
楽章ですが、映画音楽のために書かれたかのような重厚な音楽であり、不思議
な感動が押し寄せる問題作です。



<LPO>
LPO-0058 ¥2080
オネゲル:作品集
1.夏の牧歌/2-4.交響曲 第4番「バーゼルの喜び」
5-7.クリスマス・カンタータ
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
クリストファー・マルトマン(バリトン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
ニュー・ロンドン児童合唱団
録音 2007年3月28日サウスバンク・センター,
クイーン・エリザベス・ホール…1-4, 2009年
12月5日サウスバンク・センター,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール…5-7
両親はスイス人で、第一次世界大戦ではスイス軍に従軍しながらも、その活動
のほとんどをフランスで行ったため「フランス6人組」の一人として活躍した
オネゲル(1892-1955)ですが、現在では独立した作曲家として、そのユニーク
な作風が愛されています。彼は1920年代のパリのモダニズムを具体化し、後期
ロマン派や反印象主義を推進しましたが、時には抒情的で懐古的な作品も書い
ていました。このユロフスキのライヴはそんな曲を集めたものです。




<TOCCATA>
TOCC0034 ¥2450
ショスタコーヴィチ:2台&4手のためのピアノ作品全集 第1集
1-5.交響曲 第9番 変ホ長調 Op.70…世界初録音
6.映画音楽「団結(大いなる川の歌)」よりワルツ Op.95d
7.バレエ組曲 第2番から第3番「ポルカ」
8.コルジンキナの冒険 Op.59より第3番「追跡」
9-12.2台ピアノのための組曲 嬰ヘ短調 Op.6
13.タランテラ Op.84d
14.メリー・マーチ Op.84c
15.2台のピアノのためのコンチェルティーノ イ短調 Op.94
※1-8…連弾, 9-15…2台ピアノ
ヴィッキー・ヤンノウラ(ピアノ)/ヤコブ・フィケルト(ピアノ)
録音 2007年7月17日.20日ハーストウッドファーム・ピアノ・スタジオ
多くの作曲家・・・たとえばブラームス・・・がそうであったように、ショス
タコーヴィチ(1906-1975)も、管弦楽作品を書く際に、まず連弾か2台ピアノ演
奏版を作っていました。しかしそれらのほとんどは、演奏される機会もなく静
かに眠っています。今回TOCCATAレーベルはこれらの作品を全て発掘し実際に
音にしてみます。ピアニストとしても天賦の才を有していたショスタコーヴィ
チの創作の原点を探るシリーズ、まずは「交響曲第9番」から始めます。新し
い世界が目の前に広がることでしょう。その他の小品も興味深いものばかり。
「ショスタコーヴィチ・マニア」必聴です。

TOCC0112 ¥2450
ヴィッサリオン・シェバリーン:無伴奏合唱組曲全集
1-5.プーシキンの詩による5つの合唱曲 Op.42
6-8.レルモントフの詩による3つの合唱曲 Op.47
9-11.ソフロノフの詩による3つの合唱曲 Op.44
12-17.タンクの詩による6つの合唱曲 Op.45
18-21.イサコフスキの詩による4つの合唱曲 Op.50
22-24.モルドバの詩による3つの合唱曲 Op.52
25-28.我が孫たちに-子どものための4つの合唱曲
29-35.森の開拓地で-子どものための7つの合唱曲
36.映画「グリンカ」より国防市民軍兵の合唱「おお、夜明けよ」
※全て初録音
ロシア・コンセルヴァトワール室内合唱団
ニコライ・コーンジンスキー(指揮)
録音 2008年5月14.16.19日モスクワ ロシア放送曲 第1スタジオ
シベリア、オムスク生まれの作曲家、シェバリーン(1902-1963)の珍しい合唱
作品集です。両親ともに音楽教師という環境の元に育った彼は20歳の頃にモス
クワへ行き、グリエールとミャスコフスキーに見いだされ、モスクワ音楽院で
学びました。ショスタコーヴィチとも親交を結び、1920年代には現代音楽連合
(AMM)のメンバーとしても名を連ねています。初期には印象派の影響を受ける
も、後には社会主義リアリズム路線に転じ、チャイコフスキーの「1812年」の
終結部の改変などを行っています。当局の依頼により作曲家の書いた本来の形
を変え、旧ソ連国歌を挿入。今でもその形は耳にすることが可能であり、当時
の「国家事情」を慮るには最適な作品と言えましょう。さて、このアルバムで
すが、ここには彼本来の姿であろう「控え目で楽観的」な作風が横溢する合唱
作品集です。民謡風で素朴な味わいです。

TOCC0114 ¥2450
フィリップ・ラミーピアノ作品集 第3集 1960-2010
1-10.組曲(1960-1963 改編1988)(前奏曲/アリア/スケルツォ/ガーシュウイン
へのオマージュ/喚起/行進曲/バラード/ブルレスケ/ロシア風の讃歌/
トッカータ)
11-12.2つの小品/13.トッカータ・ジョコーサ
14.スラヴ風狂詩曲(ノヴゴロドのクレムリンの夜)
15.フォスターの主題によるブルレスケ=パラフレーズ
16.ディエス・イレによるバガテル
17.ディエベル・バニ(サハラン・メディテーション)
18.ブルー・ファントム
19.ピアノ・ソナタ 第6番(幻想ソナタ)※作曲家立ち会いにて初録音
スティーブン・ゴスリング(ピアノ)
録音 2010年5月7.8.10日ニューヨーク パトリック・サウンド・スタジオ
アメリカのピアニスト、作家、そして作曲家であるラミー(1939-)のピアノ作
品集第3集です。彼は20代の初めに、ロシアの名作曲家チェレプニンから作曲
を学んだ後、アメリカへ行き、多くの音楽家たちと交友を持ちます。その中に
はコープランド、バーバー、バーンスタイン、トムソンなどの作曲家や、ホロ
ヴィッツなどの名演奏家も含まれます。そして彼は、1977年から1993年まで、
ニューヨーク・フィルのプログラム・エディタとして活躍し、作曲家たちへの
インタビューや、演奏などの解説をこなしていることでも知られます。このア
ルバムでは1960年から最近の作品までの様々な作品を聴くことが可能です。プ
ロコフィエフやバルトークなどの新古典主義の作風による「組曲」に始まり、
抒情的な「スラブ風狂詩曲」などをはさみ、技巧的で劇的なソナタ第6番で幕
を閉じます。作曲家お墨付きのゴスリングによる演奏です。

TOCC0119 ¥2450
ヘイノ・エッレル:ピアノ作品全集 第1集
1-7.前奏曲 第1巻(1914-1917)
8-13.6つの組曲(エストニア組曲…1946)(ビリー・ゴートの踊り/ラウンド・
ダンス/民謡/角笛の調べ/民謡で/踊りの調べ)
14.トッカータ ロ短調(1921)/15.踊り ロ短調(1930)
16.性格的な踊り(1941)/17.ダンス=カプリース(1933)/18.鐘(1929)
19-21.ピアノ・ソナタ 第2番(1939-1940)
ステン・ラスマン(ピアノ)
録音 2008年12月11-12日オールド・グラナリー・スタジオ
エストニア、タルトゥに生まれ、多くの作品を残したヘイノ・エッレル(1887-
1970)。現在では彼の作品のほとんどは忘れられてしまい、仄かに名を残すの
は「アルヴォ・ペルトの師」であったことくらいでしょうか?主にヴァイオリ
ニストとして活躍した人ですが、ピアノ曲も多く書いていて、その量はおよそ
CD7枚分にも及びます。ショパン、グリーグの抒情性を受け継ぎ、そこにエス
トニア民謡や北欧の雰囲気を加え、時にはプロコフィエフ風のエネルギッシュ
さを感じさせる幅広い音楽です。

TOCC0127 ¥2450
セルゲイ・ワシレンコ:ヴィオラとピアノのための作品全集
1-4.ヴィオラ・ソナタ Op.46/5.子守歌
6-9.古いリュート音楽から4つの小品 Op.35(パヴァーヌ/マドンナ・テネリナ
/わが心のご婦人のためのセレナード/騎士)
10.眠れる河/11.東洋風の踊り Op.47(アルタモノヴァ編)
12-16.ゾディアクス組曲(序曲/パッサカリア/メヌエット/嘆き/ミュゼット)
17-20.4つの小品(1953)(前奏曲/練習曲/伝説/スケルツォ)
エレーナ・アルタモノヴァ(ヴィオラ)/ニコラス・ウォーカー(ピアノ)
録音 2010年3月26.31日ロンドン ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック
帝政ロシアの最後の時代に活躍した作曲家、ワシリエンコ(1872-1956)の珍し
い室内楽作品集です。彼は1888年に初めて音楽教育を受け、最初はグレチャニ
ノフの個人指導を受けましたが、その後、タネーエフの薫陶を受け、またスク
リャビンにも影響され、象徴主義や印象主義の特徴を持った音楽を書いていま
した。しかし、その後は様々な国の民族音楽に心惹かれ、ロシアだけでなく、
極東の音楽までをも取り込み、不思議な異国趣味を感じさせる音楽を書いたこ
とでも知られています。ここに収録された作品は、そんな彼の特徴が理解でき
るものばかりで、社会主義的リアリズムから背をそむけた感のある、一瞬
「フォーレ?」とも思える流麗な中期の名作ヴィオラ・ソナタ(しかし和声は
もっと複雑)、東洋趣味が発揮された「東洋風の踊り」など、聴きごたえのあ
る作品が並びます。歴史に埋もれた秘曲を聴く喜びがここにあります。

TOCC0138 ¥2450
ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト:
ヴァイオリンとピアノのための作品全集 第2集
1-8.ロッシーニの歌劇「オテッロ」による華麗なる幻想曲 Op.11
9.ボレロ Op.16/10-11.2つのロマンス Op.15
12-19.ル・プレ・オ・クレールの思い出
20-25.束の間の思考 第1部
26-32.ロッシーニの主題による華麗なる変奏曲
シェルバン・ルプー(ヴァイオリン)/イアン・ホブソン(ピアノ)
録音 2010年10月4.5.11.12日イリノイ大学 フォーリンジャー・グレート・
ホール
知られざる「ヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾ」、エルンスト(1812-1865)の
作品集です。彼はベルリオーズの友人であり、また、ショパン、リスト、メン
デルスゾーンとも顔なじみでした。そしてヨーゼフ・ヨアヒムは彼を「私が知
る限り、最も偉大なヴァイオリン奏者」と評しています。そんな素晴らしい人
だったはずなのに、現在では幾つかのアンコール・ピースが知られているに過
ぎません。TOCCATAレーベルでは彼の音楽を6枚のCDに分けてリリースする予定
で、第1集(TOCC0118)も大好評を持って迎えられました。変奏曲や幻想曲など、
まさに超絶技巧の炸裂!華麗過ぎて演奏不可能だったのでしょうか。

TOCC0139 ¥2450
ジョン・マッケイブ 2010年8月29日,フェアウェル・リサイタル
1-3.シューベルト(1797-1828):ピアノ・ソナタ 第14番 イ短調 D784
4.エミリー・ハワード(1979-):空と水
5.ジョン・カスケン(1949-):忘れられない大きな枝
6-13.ラヴェル(1875-1937):高雅で感傷的なワルツ
14.ジョン・マッケイブ:テネブレ
15.フランク・ブリッジ(1879-1941):3つの叙情詩より第1番「心のやすらぎ」
ジョン・マッケイブ(ピアノ)
録音 2010年8月29日アンドリュー教会
ジョン・マッケイブ(1939-)はイギリス、リバプール生まれの作曲家です。彼
はピアニストとしても知られ、自作を含む現代音楽から、ハイドンのピアノ・
ソナタまで幅広いレパートリーを持ち、素晴らしい活躍ぶりを見せています。
そんな彼ですが、2010年8月29日に「最後の公開ピアノ・リサイタル」を行い、
半世紀にわたるピアニストとしての活動に終止符を打ちました。このアルバム
はその記録となります。シューベルトのソナタ、ラヴェルの「」など、郷愁が
にじみ出る一連の作品を始め、彼の友人の曲、及び自作の「テネブレ」で洒落
た“別れ”を告げるマッケイブ。まだまだ活躍を期待しても良いのでしょうか?




<Phoenix Edition>
CAPRICCIO人気タイトルがPhoenix Editionから再発売!
PE-451 ¥1750
C.P.E.バッハ(1714-1788):鍵盤音楽作品集
1-3.ソナタ イ短調 Wq.50/3/4-6.ソナタ ト長調 Wq.50/2
7-9.ソナタ 二短調 Wq.50/4/10.アレグロ ト長調 Wq.113 H.193
11.アリオーソ ハ長調 Wq.113 H.194/12.ファンタジア 二短調 Wq.113 H.195
13.メヌエット ヘ長調 Wq.113 H.196
14.アラ・ポラッカ イ短調 Wq.113 H.197
15.アレグレット 二短調 Wq.113 H.198
16.アラ・ポラッカ ニ長調Wq.113 H.199
17.アレグレット イ長調 Wq.113 H.200
18.アンダンテとソステヌート ト短調 Wq.113 H.201
19.プレスト 変ロ長調 Wq.113 H.202/20.アレグロ 二短調 Wq.113 H.203
21.アレグロ・ディ・モルト 二短調 Wq.114 H.228
22.アンダンテとグラジオーソ 変ロ長調 Wq.114 H.229
23.プレスト ハ短調 Wq.114 H.230/24.メヌエット ト長調 Wq.114 H.231
25.アラ・ポラッカ ニ長調 Wq.114 H.232
26.アラ・ポラッカ 変ホ長調 Wq.114 H.233
27.ファンタジア 二短調 Wq.114 H.234/28.アレグロ ホ長調
Wq.114 H.235/29.アレグレット イ長調 Wq.114 H.236
30.アンダンテ ハ長調 Wq.114 H.237/31.ポコ・アレグロ ホ短調
Wq.114 H.238
※CAPRICCIO 既発盤より移行
リンダ・ニコルソン(クラヴィコード)

PE-452 ¥1750
C.P.E.バッハ(1714-1788):フルート・ソナタ集
1-3.フルート・ソナタ ト長調 Wq.134 H.548
4-6.フルート・ソナタ ホ短調 Wq.124 H.551
7-9.フルート・ソナタ ト長調 Wq.127 H.554
10-12.フルート・ソナタ ニ長調 Wq.129 H.556
13-15.フルート・ソナタ イ短調 Wq.128 H.545
16-17.フルート・ソナタ ト長調 Wq.133 H.564
※CAPRICCIO 既発盤より移行
エッカルト・ハウプト(フルート)
ジークフリート・パンク(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アルミン・タールハイム(チェンバロ)

PE-453 2枚組 ¥2450
C.P.E.バッハ(1714-1788):声楽作品集
〈CD1〉
1-9.クロップシュトックの「春の祝い」からの朝の歌 Wq.239 H.779
10-22.クリスマス・カンタータ「あなたにむかって」Wq.249 H.815
23-30.慈悲深きあなたを崇拝します Wq.243 H.807
31-32.聖なるかな Wq.217 H.778
〈CD2〉
1-16.Herrn Pastors Gasie Einfuhrungsmusik Wq.250 H.821
17.Wer ist so wurdig als du, Wq. 222 H.831
18-35.Der Herr lebet, Wq.251 H.821g
※CAPRICCIO 既発盤より移行
バルバラ・シュリック(ソプラノ)/ヨハンナ・コスロフスキー(ソプラノ)
ヒルケ・ハイリング(アルト)/ヴィルフリート・ヨッヘンズ(テノール)
ゴットホルト・シュヴァルツ(バス)/ライニッシェ・カントライ
ダス・クライネ・コンツェルト
ヘルマン・マックス(指揮)

PE-456 2枚組 ¥2450
C.P.E.バッハ(1714-1788):オラトリオとカンタータ
オラトリオ「イエスの復活と昇天」Wq.240
復活祭カンタータ Wq.244
※CAPRICCIO 既発盤より移行
バルバラ・シュリック(ソプラノ)…オラトリオ
クリストフ・プレガルレィエン(テノール)…オラトリオ
シュテファン・ヴァーコー(バス)…オラトリオ
マルティナ・リンス(ソプラノ)…カンタータ
パウル・エリオット(テノール)…カンタータ
ゴットホルト・シュワルツ(バス)…カンタータ
ライニッシェ・カントライ/ダス・クライネ・コンツェルト
ヘルマン・マックス(指揮)
ヨハン・セバスチャン・バッハ(大バッハ)は、子だくさんの作曲家としても知
られています。先妻マリア・バルバラとの間に7人、後妻アンナ・マグダレー
ナとの間に13人!その全てが成人したわけではありませんが、なんとも賑やか
な一家だったことは想像に難くありません。息子たちのほとんどは音楽家とし
て成功を収めましたが、中でも優秀だったのが、二男であるカール・フィリッ
プ・エマヌエル・バッハでした。彼はフリードリヒ大王の宮廷音楽家兼チェン
バリストとして活躍し、1967年からは父バッハの友人であったテレマンの公認
としてハンブルクの教会総監督となります。作曲様式も受け継ぎ、ギャラント
様式を追求。多くの作品を書きました。当時目まぐるしく変化した時代の潮流
に乗り、ハイドンやモーツァルトにも影響を与え、18世紀の後半「バッハ」と
言えば彼のことを指すほどに、賞賛を浴びていたのです。「ベルリンのバッハ」、
「ハンブルクのバッハ」と呼ばれます。

PE-460 2枚組 ¥2450
ボッケリーニ(1743-1805):交響曲集
〈CD1〉
1-4.交響曲 第13番 ハ長調 Op.37-1 G515
5-8.交響曲 第15番 ニ長調 Op.37-3 G517
9-12.交響曲 第16番 イ長調 Op.37-4 G518
〈CD2〉
1-4.交響曲 第17番 ハ短調 Op.41 G519
5-8.交響曲 第18番 ニ長調 Op.42 G520
9.交響曲 第19番(序曲)ニ長調 Op.43 G521
10-13.交響曲 第20番 ニ短調 Op.45 G522
※CAPRICCIO 既発盤より移行
新ベルリン室内管弦楽団/ミヒャエル・エルクスレーベン(指揮)
録音 1992年5月.6月ベルリン放送

PE-463 2枚組 ¥2450
ボッケリーニ(1743-1805):弦楽四重奏曲&五重奏曲集
〈CD1〉
1-3.弦楽四重奏曲 第90番 ヘ長調 Op.64-1 G248
4-5.弦楽四重奏曲 第19番 ニ長調 Op.15-1 G177
6-8.弦楽四重奏曲 第36番 ト短調 Op.24-6 G194
9-12.弦楽四重奏曲 第55番 イ長調 Op.39 G213
〈CD2〉
1-3.弦楽五重奏曲 第15番 イ長調 Op.60-3 G393
4-6.弦楽五重奏曲 第23番 ニ長調 Op.62-5 G401
7-10.弦楽五重奏曲 第62番 ニ長調 Op.31-2 G326
11-13.弦楽五重奏曲 第16番 ニ短調 Op.13-4 G280
※CAPRICCIO 既発盤より移行
ペーターゼン弦楽四重奏団/ウルリッヒ・クネルツァー(第2ヴィオラ)…CD2
グィド・シーフェン(第2チェロ)…CD2
録音 1991年11.12月…CD1, 1992年12月…CD2

PE-466 2枚組 ¥2450
ボッケリーニ(1743-1805):ギター五重奏曲集
〈CD1〉
1-4.ギター五重奏曲 第1番 ニ短調 G445
5-7.ギター五重奏曲 第2番 ホ長調 G446
8-11.ギター五重奏曲 第3番 変ロ長調 G447
〈CD2〉
1-3.ギター五重奏曲 第4番 ニ長調「ファンダンゴ」G448
4-7.ギター五重奏曲 第5番 ニ長調 G449
8-11.ギター五重奏曲 第6番 ト長調 G450
※CAPRICCIO 既発盤より移行
ジャン=ピエール・ジュメス(ギター)/ディモフ弦楽四重奏団

PE-469 2枚組 ¥2450
ボッケリーニ(1743-1805):弦楽六重奏曲&室内楽作品集
〈CD1〉
1-4.弦楽六重奏曲 Op.23-4 ヘ短調 G457
5-7.弦楽六重奏曲 Op.23-1 変ホ長調 G454
8-11.弦楽四重奏曲 Op.23-6 ヘ長調 G459
12-15.弦楽六重奏曲 Op.23-3 ホ長調 G456
〈CD2〉
1-5.弦楽五重奏曲 ハ長調「マドリードの夜警隊の行進」Op.30-6 G324
6-7.弦楽四重奏曲 ト長調 「暴君」Op.44-4 G223
8-11.二重奏曲 第7番 変ホ長調 「ラ・ボンナ・ノッテ」G62
12-13.弦楽五重奏曲 第72番 ヘ長調 Op.36-6 G336
※CAPRICCIO 既発盤より移行
演奏: マユミ・ザイラー(ヴァイオリン)
イリス・ジューダ(第2ヴァイオリン)
ジルヴィア・ヴァルヒ(第2ヴァイオリン)…CD2
ディエムート・ポッペン(ヴィオラ)/リチャード・レスター(チェロ)
ハワード・ペニー(第2チェロ)
録音 ベルリン ジーメンス・ヴィラ
1992年1月13-16日…CD1, 1993年2月22-26日…CD2

PE-472 2枚組 ¥2450
ボッケリーニ(1743-1805):ディヴェルティメント&オーボエ五重奏曲集
〈CD1〉
1-4.ディヴェルティメント 第1番 Op.16-1 G461
5-8.ディヴェルティメント 第4番 Op.16-4 G464
9-12.ディヴェルティメント 第5番 Op.16-5 G465
13-16.ディヴェルティメント 第6番 Op.16-6 G466
〈CD2〉
1-2.オーボエ五重奏曲第13番 ト長調 Op.55-1 G431
3-4.オーボエ五重奏曲第14番 へ長調 Op.55-2 G432
5-6.オーボエ五重奏曲第15番 ニ長調 Op.55-3 G433
7-8.オーボエ五重奏曲第16番 イ長調 Op.55-4 G434
9-11.オーボエ五重奏曲第17番 変ホ長調 Op.55-5 G435
12-13.オーボエ五重奏曲第18番 ニ長調 Op.55-6 G436
※CAPRICCIO 既発盤より移行
演奏: エッカルト・ハウプト(フルート)…CD1
ミ=キュン・リー(ヴァイオリン)…CD1
ジルヴィア・ヴァルヒ(ヴァイオリン)…CD1
ディエムート・ポッペン(ヴィオラ)…CD1
ルードヴィヒ・クヴァント(チェロ)…CD1
ゲッツ・トイチュ(チェロ)…CD1
エスコ・ライネ(コントラバス)…CD1
ラオシュ・レンチェス(オーボエ)…CD2
パリジー弦楽四重奏団…CD2
録音 1992年6月12-14日
そんなボッケリーニ。本当は古典派時代のイタリアを代表する器楽作曲家なの
です。プッチーニの生地でもあるイタリア、ルッカに生まれ、父レオポルドか
ら弦楽器の指導を受けた彼、はじめはチェロ奏者としてパリを拠点で活躍して
いましたが、数多くの弦楽四重奏曲などが認められ、1769年にスペインの宮廷
に招かれ、ドン・ルイス皇子付きの奏者兼作曲家となり、マドリッドで残りの
半生を送りました。しかし、ドン・ルイス皇子の死後は失職し、寂しくこの世
を去ったとされています。本人がチェロの名手であったため、当時は通奏低音
を奏でる役割がほとんどであったチェロ・パートを恐ろしいまでに充実させた
「弦楽五重奏曲」を多数作曲、時にはヴァイオリン・パートよりも目立つ音楽
を与えていることでも知られます。またスペイン音楽を見事に取り入れた
「ファンダンゴ」などの作品も素晴らしく、同時期のハイドン、モーツァルト
とは異彩を放つ存在として、もっと知られてもいい作曲家でしょう。





<cpo>
777611-2 ¥2450
ゲオルク・ゲベル:クリスマス・カンタータ 第2集
1.わがイエスこそアルパにしてオメガ、始めにして終わり
(元旦“啓発と慰めの教義”から1747/48)
2.汝の体を汝自身で捧げよ
(公現日のあとの日曜日“啓発と慰めの教義”から1747/48)
ヴェロニカ・ヴィンター(ソプラノ)/ゲジーネ・アドラー(ソプラノ)
ブリッタ・シュヴァルツ(アルト)/アンドレアス・ポスト(テノール)
マティアス・フィーベグ(バス)/レサミ・ド・フィリッペ
ルドガー・レミー(指揮)
ゲオルク・ゲベル(1709-1753)のクリスマス・カンタータ、第2集です。こちらは
クリスマスの直後の日曜日、および元旦に歌われるための2曲のカンタータが収
録されています。cpoからは第1集(777610-2)の他、いくつかの作品がリリース
されていて好評を博していますが、この初録音のカンタータもファンにとって
は嬉しい贈り物となることでしょう。同時代の作曲家と比較しても、類を見な
いほどの巧みな対位法を使い、また当時としては新しいメロディとハーモニーを
用いた壮大な作品です。最先端の作風を愛しつつも、44歳という年齢で亡くなっ
てしまったこの作曲家、もう少し長生きしていれば、また違った音楽を書いて
いたに違いありません。

777617-2 2枚組 ¥4900
アントン・ブルックナー:交響曲全集 第2集
1.交響曲 第0番 ニ短調(1869年第2稿とされている版)
2.交響曲 第1番 ハ短調(1866年第1稿 リンツ版)
タピエラ・シンフォニエッタ
マリオ・ヴェンツァーゴ(指揮)
第1集(777615-2)では、バーゼル交響楽団とともに第4番と第7番を演奏、無駄を
削ぎ落としたさっぱりとした音色で聴かせたヴェンツァーゴですが、彼曰く、
「ブルックナーの交響曲は全て違った音色で演奏しなくてはいけない」のだそ
うです。彼は第2作でそれをどのように実現したか・・・。なんとオーケストラ
を丸ごと交換(?)してしまいました。確かにオーケストラを変えれば、否応で
も違った響きが得られます。今回のツィクルスは初期の2つの交響曲であり、
ヴェンツァーゴが求めたのは、比較的簡素ですっきりした音なのでしょう。モー
ツァルトなども得意とするこのオーケストラからは小回りの利く、古典的で静
謐の響きが導きだされることは間違いありません。ブルックナー(1824-1896)の
全集を完成させるための新たな試みとしても高く評価されるのではないでしょ
うか。今後、重量級の音に期待も膨らみます。

777602-2 3枚組 ¥7350
ゲオルク・フィリップ・テレマン:歌劇「ゲルマニクス」
クリスティーネ・ドロテア・ラッハ台本/ミヒャエル・マウル再編
オリヴィア・スターン(ソプラノ)/エリザベス・ショル(ソプラノ)
マティアス・レクスロート(カウンターテナー)
アルブレヒト・ザック(テノール)/ヘンリク・ベーム(バス)
トビアス・ベルント(バリトン)
フリードリヒ・プレトリウス(ボーイ・ソプラノ)
ディーター・ベルマン(ナレーター)/ザクセン・バロック管弦楽団
ゴットホールト・シュヴァルツ(指揮)
17世紀後半、ドイツ語圏各地に次々と宮廷歌劇場が作られます。その中で、
1678年に作られたハンブルク、ゲンゼマルクト劇場は「市民のためのオペラ劇
場」として人気を博し、ドイツ語オペラが数多く上演されるようになります。
そしてライプツィヒ歌劇場は1693年に創立、ドイツの第2のオペラハウスとして
人気を馳せるようになります。ここで作品を発表したのは、ハイニヒェン、ピ
ゼンデル、ファッシュ、シュテルツェル、テレマン(1681-1767)など錚々たる顔
ぶれでしたが、中でもテレマンは1701年から1705年の間に約20曲ほどのオペラ
を作曲したようです。しかし、これらは少数のアリア以外はほとんど残ってお
らず、本当にこれらの曲があったのかすらも謎となっています。そんな中、フ
ランクフルト大学図書館で発見されたアリア・コレクションは40曲ほどの匿名
作家のアリアであり、テレマンの「ゲルマニクス」の中の曲として知られてい
るものも含まれていました。この録音はそれらを拾い上げ、再度テレマンの初
期の天才的な仕事を確認するための記録となることでしょう。

777700-2 ¥2450
ヨハネス・エッカルト:宗教曲&世俗曲集
1.5声のミサ「愛する人へ」(ラッソによる)/2.良き歌い手とオルガニスト
3.御者よ、私は逃げたい/4.愛する人へ(オルランド・ディ・ラッソ)
5.今、救世主は荒野へ/6.山を越えマリアは行く/7.おお、喜びの喜び
8.聖母マリア、聖処女/9.園にてキリストは苦しみを受け
10.男たちの偉大な日/11.復活祭の時期に/12.私たちは全ての喜びの中で歌う
13. 来たれ聖なる精神、偉大なる神/14.天より来る神聖なる精神
15.ツァハリアスはとても不満である/16.キリストはわれに与えたもうた
17.多くはここにない/18.Die weil umbsonst jtzt alle Kunst
19.音楽は無学な人々には敵である
オペッラ・ムジカ/アンサンブル・ノエマ
グレゴール・マイヤー(指揮)
16世紀の最も重要な教会音楽作曲家の一人、ヨハン・エッカルト(1553-1611)は
ガブリエリ、シュッツからバッハ、そしてブラームスに繋がる「コラールの伝
統」の礎を作り、また数多くの宗教歌曲を残しています。彼はチューリンゲン
で生まれ、ワイマールで学び、またオルランド・デ・ラッソにも教えを受けて
います。その後裕福な銀行家フッガーの家や、ドイツ各地の王侯に仕えたりと、
着実に地位を築き、多くのコラールを出版しています。1611年に没しましたが、
彼の作品は色褪せることなく、今でも大切な作曲家として認知されています。
このアルバムはエッカルトの没後400年を記念して録音されたもので、神聖な
歌から、大衆的な歌まで、当時の流行も仄かに香る曲集です。

777427-2 ¥1700
フェルッチョ・ブゾーニ:モーツァルト,バッハ,ショパンへのオマージュ
1.J.S.バッハ=ブゾーニ:シャコンヌ 二短調 BV B24
J.S.バッハ=ブゾーニ:オルガンのための前奏曲より BV B27
2.いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV659/3.目覚めよと呼ぶ声あり BWV645
4.主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ BWV639/5.汝のうちに喜びあり BWV615
6.われらが救い主、キリストよ BWV665
7.モーツァルトによるジグ、ボレロと変奏曲 BV254
8.3つのアルバムの綴り BV289/9.ショパンの前奏曲による10の変奏曲 BV213a
10.バッハによる幻想曲 BV253/11.エスキースより「クリスマスの夜」BV251
ローランド・ペンティネン(ピアノ)
ブゾーニ(1866-1924)はイタリアの作曲家ですが、母方の祖父はドイツ人であり、
彼自身もバッハとモーツァルトに深く傾倒していました。ピアニストとしても
才能に恵まれた彼は、先人の作品を研究し、自分自身の創造性を高める目的で、
これらを編曲。新たな表情を持たせたのです。中でもよく知られているのが、
J.S.バッハ作曲「無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ」のピアノ編曲でしょ
う。この曲は、ブラームスなど他の作曲家もピアノ独奏への編曲を試みていま
すが、やはり絢爛たる超絶技巧を駆使したブゾーニ版は一歩抜きんでた存在で
あり、ピアニストの憧れの1曲と言ってもよいだけの風格を備えています。その
他のバッハ作品を始め、モーツァルトやショパンのトランスクリプションは、
原曲の要素を残しながらも、全く新しいものとして捉えてみてください。ピア
ニスト、ペンティネンは正統派のレパートリーを極めながらも、このような編
曲物も得意とする、「超絶技巧マニア」にとっては嬉しい存在です。ここでも、
芯の通った素晴らしい演奏で聴き手を魅了します。

777622-2 ¥1700
アルトゥール・シュナーベル:弦楽四重奏曲集 第1集
1.弦楽四重奏曲 第1番(1917)/2.アルトとピアノのための「夜想曲」(1914)
ペレグリーニ弦楽四重奏団/ノア・フレンケル(アルト)
イルメラ・レルッケ(ピアノ)
当時オーストリア領であったクンツェンドルフのユダヤ系の家庭に生まれたシュ
ナーベル(1882-1951)は、幼い頃から天才少年ピアニストとして才能を発揮、
1901年には自作のピアノ協奏曲をベルリン・フィルと共演、大変な成功を収め
ました。ただし、この頃の作品はブラームスやシューマンから影響を受けた穏
健なものであり、本人もあまり気に入っていなかったようです。1912年頃から
は室内楽の演奏にも力を注ぎ(当時の)現代音楽にも理解を深め、シェーンベルク
の作品なども好んで演奏していました。そんな経験は彼の創造性にも深く影響
を及ぼし、作曲家として研鑽を積むうちに、自らの作風もアバンギャルドなも
のを取り入れるようになったのです。1914年に書かれた「夜想曲」は、彼の妻
となったテレーゼ・ベーアのために書かれたものですが、昔の保守的な作風は
すっかり姿を消し、機能的な調性と拍子記号の呪縛から逃れています。弦楽四
重奏第1番も形式は古典的ながら、やはり作風は現代的で、ピアニストとしては
ブラームス以降の作品を演奏しなかったピアニストとしての姿とは、かなり違
った雰囲気を宿しています。

777649-2 9枚組 ¥8750
ヨーゼフ・ハイドン:ピアノ三重奏曲全集
CD 1: Hob.XV:6-10/CD 2: Hob.XV:11-14/CD 3: Hob.XV:5&18-20
CD 4: Hob.XV:21-23/CD 5: Hob.XV:24-26&31-32/CD 6: Hob.XV:27-30
CD 7: Hob.XV:f1,34,35,38&40/CD 8/9: Hob.XV:C1,1-2,36-37&41
トリオ1790(ピリオド楽器使用)
ハイドン(1732-1809)のピアノ三重奏曲は、それ以前の通奏低音付きのヴァイオ
リン・ソナタとは一線を画した、当時としては画期的な作品群であると同時に、
ハイドンの全作品の中でも、一際聳え立つ高い山として認識されています。しか
しながら、なんとなくとっつきにくさがあるのか、なかなか録音、演奏の機会
に巡り合うことができないのも実情です。聴けば聴くほどに魅力的なこの「宝の
山」、トリオ1790の信頼おける演奏でぜひ聴いてみてください。




<ONDINE>
ODE-1195 ¥2080
シューマン/メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲集
1.ロベルト・シューマン(1810-1856):
ヴァイオリンとオーケストラのための幻想曲 ハ長調 Op.131
2-4.フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
5-7.ロベルト・シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Wo023
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)
フランクフルト放送交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音 フランクフルト・アルテ・オパー ライヴ
録音 2008年9月…2-4, 2009年2月…1&5-7
ソリストとして、また室内楽奏者として大活躍のヴァイオリニスト、クリス
ティアン・テツラフがONDINEレーベルに登場です。録音ではバッハの無伴奏
ソナタやベートーヴェンの協奏曲、シベリウスなどが世界的に高く評価され、
また日本にも度々来日し、その都度満場の聴衆を唸らせる彼。今回の録音で
も、その名技を余すことなく披露しています。メンデルスゾーンの協奏曲に
ついては、いまさら何も語ることのない名曲として認知されていて、古今東
西、数多くの名演と呼ばれるものも存在していますが、このテツラフ、まさ
に溜息の出るような快演を聴かせます。全体的に早めに設定されたテンポは、
指揮者ヤルヴィの解釈もあるのでしょうが、これを易々とクリアしてしまう
テツラフの超絶技巧は、まさに絶品。ライヴ録音ということもあり、1楽章も
終楽章も加速する興奮を抑えることは不可能でしょう。シューマンの協奏曲
は、全体的にさっぱりした味付けで、この曲に「しっとりとした情感」を求
める向きには物足りないかもしれませんが、シューマンの求めたであろうヴィ
ルトゥオーゾ性においては、完璧に表現されているのではないでしょうか。
フランクフルト放送響のふっくらとした響きも随所に溢れる、聴きどころたっ
ぷりの注目盤です。今後も次々とリリースが予定されているテツラフ。目が
離せません!

ODE-1169 ¥2080
エイノユハニ・ラウタヴァーラ:児童合唱のための作品集
1.マルヤッタ、いやしい娘(1977)/2.大工の息子(1975)
3-6.ロルカの詩による組曲(1973)(指導者の歌/悲鳴/月が覗いた/マラゲーニャ)
7-9.ロルレイ(1973)(男の子はなにでできている?/ブタさんは森へ行け/親指
男がブタをつかまえた)/10.無邪気なワルツ
11-15.もしも世界が開かれるなら/16.愛は決して失敗しない
17-23.子どものためのミサ曲
タピオラ合唱団 他/パシ・ヒヨッキ(指揮)
録音 2010年3月13-14日,10月9-10日…1-9.17-23, 2011年1月16日…10-16
「子どものための合唱曲」とはいえ、現代屈指の神秘的作風を持つラウタヴァ
ーラ(1928-)のこと、ものすご-く面白い曲が聴けること間違いありません。そ
れは第1曲目の「マルヤッタ」からイケイケです。北欧の叙事詩「カレワラ」
からラウタヴァーラ自身がテキストを起こし、1幕の神秘劇に仕立てたこの作
品、以前、BISレーベルからラウタヴァーラの朗読による演奏もリリースされ
ていますが、この演奏はもっともっとコクがあり、印象深い肉付けがされてい
ます。また「大工の息子」はタイトル通り、イエスの誕生の喜びを歌ったもの。
ロルカの詩による組曲は、比較的知られた作品です。その他、どれも民謡をベ
ースにしながら、現代的な和声と、清冽な響きが求められる難曲をタピオラ合
唱団が完璧に歌いこなしています。




<PHIL.HARMONIE>
PHIL-06018 ¥2080
ラデク・バボラク&ベルリン・バロック・ゾリステン
ゼレンカ&テレマン作品集
1.ゼレンカ:
2つのホルン、2つのオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のためのカプリッ
チョ 第3番 ヘ長調 ZWV184
2.テレマン:ホルンと弦楽のための協奏曲 ニ長調 TWV51:D8
3.テレマン:
2つのホルン、2つのヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 変ホ長調 TWV54:Es1
4.テレマン:2つのホルンと弦楽のための協奏曲 ニ長調 TWV52:D2
5.テレマン:序曲(組曲)ト短調「ミュゼット」
ラデク・バボラク(ホルン)
ベルリン・バロック・ゾリステン
通常「序曲」というと、何か物語が始まる前に奏されるものとして認識されて
いますが、バロックの時代には「いくつかの舞曲が組になった曲集」を意味し
た自由度の高いもので、ドイツ、フランス、イタリア、そしてポーランドの音
楽までをも熟知していたテレマンにおいては、自らの想像力を発揮させるのに
極めて適した分野の音楽だったことは間違いなく様々な形の序曲(組曲)を数多
く生み出しました。また多くの楽器を弾きこなしたテレマン(1681-1767)は協
奏曲でも抜群に楽器の扱いがうまく、彼の協奏曲では各々の楽器が大活躍し、
華々しくその技巧を競っていることで知られています。一方ゼレンカ(1679-
1746)はボヘミアで生まれ、ザクセンで没した作曲家で宗教音楽の大家として
知られていますが、彼のトリオ・ソナタはJ.S.バッハが高く評価したほどの完
成度の高さを誇っています。このアルバムでは現在「最も上手い」ホルン奏者
ラデク・バボラクとベルリン・バロック・ゾリステンが共演。文句なしのアン
サンブルを披露しています。

PHIL-06011 ¥2080
シューマン:
1-3.ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO23
4-6.ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.105
7-9.3つのロマンス Op.94
コーリャ・ブラッハー(ヴァイオリン&指揮…1-3)
マーラー室内管弦楽団…1-3
ヴァシリー・ロバノフ(ピアノ)…4-9
録音 2007年11月7-8日…1-3, 2010年9月26-27日…4-9
シューマン(1810-1856)の晩年の名作「ヴァイオリン協奏曲」を中心にした1枚
です。さて、ここでヴァイオリンを弾き振りしているコーリャ・ブラッハーで
す。彼はベルリンで作曲家ボリス・ブラッハーの息子として生まれ、15歳で
ニューヨークに渡り、ジュリアード音楽院でドロシー・ディレイに師事します。
その後シャンドール・ヴェーグの教えも受けています。20歳の時、史上最年少
でベルリン・フィルの第1コンサート・マスターに就任したことで世界的に話
題になりました。6年後ベルリン・フィルを退団してからは、ソリスト、室内
楽奏者として世界的に活躍しています。指揮者アバドの信頼も厚く、数多くの
共演もこなしていることで知られています。今回、マーラー室内管との共演は、
その良好な関係が認められることでしょう。ブラッハーはオーケストラの機動
力を存分に生かし、第1楽章から自在にテンポを動かして、時には激しく、第2
主題ではまるでむせび泣くかのような濃厚な表現を聴かせています。ヴァイオ
リン・ソナタと3つのロマンスは、ピアノの伴奏であるために、若干風通しが
よくなっていますが、重苦しい情感は、シューマンの満たされぬ思いを120%
伝えているかのようです。

●旧譜タイトルのご案内 各1枚 ¥2080
PHIL-06001
室内アンサンブルによるラヴェルとムソルグスキー
(W.レンツによる室内アンサンブル編)
1-6.ラヴェル(1875-1937):クープランの墓
7-22.ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」
アンサンブル・ベルリン

PHIL-06002
ヴィオラで聴くシューマンの歌曲
1-16.シューマン:詩人の恋 Op.48(ヴィオラとピアノ編)
17-28.シューマン:リーダークライス Op.39(ヴィオラとピアノ編)
マルティン・シュテーグナー(ヴィオラ)/高橋朋子(ピアノ)

PHIL-06003
ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲集
1-3.オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 変ロ長調 RV548
4-6.チェロ協奏曲 ロ短調 RV424
7-9.ヴィオラ・ダモーレ協奏曲 イ短調 RV397
10-12.ヴァイオリン協奏曲 ホ長調「春」Op.8-1 RV269
13-15.ヴァイオリン協奏曲 ト短調「夏」Op.8-2 RV315
16-18.ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調「秋」Op.8-3 RV293
19-21.ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調「冬」Op.8-4 RV297
ジョナサン・ケリー(オーボエ)…1-3
ライナー・クスマウル(ヴァイオリン)…1-3,10-21
ゲオルク・ファウスト(チェロ)…4-6
ウォルフラム・クリスト(ヴィオラ・ダモーレ)
ベルリン・バロック・ソロイスツ
ライナー・クスマウル(指揮)

PHIL-06004
シュールホフ(1894-1942):作品集
1-4.フルート、ヴィオラとコントラバスのためのコンチェルティーノ
5-8.フルート・ソナタ
9-12.弦楽六重奏曲
アンドラーシュ・アドリヤン(フルート)…1-8
ヴァルター・クシュナー(ヴィオラ)…1-4
クラウス・シュトール(コントラバス)…1-4
占部由美子(ピアノ)…5-8
ベルリン・フィルハーモニー弦楽六重奏団…9-12

PHIL-06005
ストラヴィンスキー(1882-1971):兵士の物語
ドミニク・ホルヴィッツ(ナレーター)
コーリャ・ブラッハー(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバー

PHIL-06006
1-32.J.S.バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV988
チェン・ピ=シェン(ピアノ)

PHIL-06007
J.S.バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番&第3番(朗読付き)
1-7.無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
8-14.無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
コーリャ・ブラッハー(ヴァイオリン)
フランク・アルノルト(ナレーター)

PHIL-06008
コントラバス協奏曲集
1-3.ディータースドルフ(1739-1799):コントラバス協奏曲 変ホ長調
4-6.ホフマイスター(1754-1812):コントラバス協奏曲 第1番 変ホ長調
7-9.ヴァンハル(1739-1813):コントラバス協奏曲 変ホ長調
エディソン・ルイズ(コントラバス)
ベネズエラ・シモン・ボリバル交響楽団
クリスチャン・バスケス(指揮)

PHIL-06009
シュナイダー(1770-1839):室内楽作品集
1-3.ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 変ロ長調 Op.44-1
4-6.フルート四重奏曲 ト短調 Op.69-3
7-16.2台のコントラバスのための二重奏曲(K.ストール編)
17-19.フルート四重奏曲 ト長調 Op.52-3
アライン・チャンピオン(ヴァイオリン)…1-3
ヴァルター・クシュナー(ヴィオラ)…1-3
アドリヤン四重奏団…4-6.17-19
クラウス・シュトール(コントラバス)…7-16
エディソン・ルイズ(コントラバス)…7-16

PHIL-06010
ミュージック・オブ・レッド・ツェッペリン
1.カシミール/2.ハートブレイカー
3.ベイブ・アイム・ゴナ・リーブ・ユー/4.胸いっぱいの愛を
5.レイクハースト/6.レイン・ソング/7.ブラック・ドッグ/8.聖なる館
9.コミュニケーション・ブレイクダウン/10.移民の歌
11.ステイルウェイ・トゥ・ヘヴン/12.アフター・オール
ヤン・カズダ(ベース)/インディゴ弦楽四重奏団

PHIL-06012
ウェーバー、ベートーヴェン、パスクッリ:作品集
1-4.ウェーバー(1786-1826):ピアノ・ソナタ 第4番 ホ短調 Op.70(W.レンツ編)
5-7.ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17(C.カイム編)
8.パスクッリ(1842-1924):
ロッシーニの「ウィリアム・テル」による協奏的大七重奏曲(W.レンツ)
アンサンブル・ベルリン




<OEHMS CLASSICS>
OC-928 4枚組 ¥4050
ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」第3夜 神々の黄昏
ジークフリート:クリスティアン・フランツ(テノール)
グンター…ローベルト・ボルク(バス・バリトン)
アルベリヒ…ヴォルフガンク・コッホ(バス・バリトン)
ハーゲン…ジョン・トムリンソン(バス)
ブリュンヒルデ…デボラ・ポラスキ(ソプラノ)
グートルーネ…アンナ・ガブラー(ソプラノ)
ヴァルトラウテ…ペトラ・ラング(メゾ・ソプラノ)
第1のノルン…デボラ・ハンブル(アルト)
第2のノルン…クリスティーナ・ダミアン(メゾ・ソプラノ)
第3のノルン…カーチャ・ピーヴェク(ソプラノ)
ヴォークリンデ…ユン・リー=ハ(ソプラノ)
ヴェルグンデ…マリア・マルキーナ(ソプラノ)
フロスヒルデ…アン=ベス・ソルヴァング(メゾ・ソプラノ)
ハンブルク・フィルハーモニー
シモーネ・ヤング(指揮)
録音 2010年10月12.14.17.21日ハンブルク国立歌劇場
Recording Producer & Editing: Dirk Ludemann
Balance Engineer: Dominik Blech
Recording Engineer: Katja Zeidler
シモーネ・ヤングとハンブルク国立歌劇場の「リング・ツィクルス」もいよい
よ大詰め。この「神々の黄昏」で幕を閉じます。配役はジークフリートは変わ
らず、クリスティアン・フランツが張りのある声を生かし、この大役を歌い切
りました。ブリュンヒルデはベテラン、デボラ・ポラスキが担当。有無を言わ
せぬ迫力で現代最高のワーグナー・ソプラノの威厳を見せ付けます。ハーゲン
役には、こちらもベテラン、トムリンソン。奸計巡らす悪役を気持ちよいばか
りに歌ってのけています。ヤングの指揮は、オーケストラの音色に波打つかの
ようなうねりを持たせ、かつ、厚みのあるハーモニーと、的確なライトモティ
ーフを聴かせます。全て、この壮大なる叙事詩の締めくくりに相応しい素晴ら
しいものです。

OC-683(SACD-Hybrid) ¥2080
グスタフ・ホルスト:組曲「惑星」(ピーター・シークスによるオルガン編曲版)
1.火星/2.金星/3.水星/4.木星/5.土星/6.天王星/7.海王星
ハンスイェルク・アルブレヒト(オルガン)
録音 2010年4月23-28日キール 聖ニコライ
Recording Producer, Editing & Mastering: Martin Fischer
最近は指揮者としても、その活動が華々しいハンスイェルク・アルブレヒトで
すが、やはり彼の本領発揮はオルガン演奏。それも、このような珍しいレパー
トリーを次々と世に送り出してくれることでしょう。今回のアルバムは、ホル
スト(1874-1934)の超人気曲「惑星」です。通常、オーケストラの芳醇な響き
を楽しむためのスペキュタクルな作品、オルガン1台ではどのような様相を呈
するのでしょうか?もちろん、そんな期待にアルブレヒトは100%以上応えて
くれました。SACDのフォーマットを最大限に生かし、それぞれの曲をこの上な
く劇的に演奏しています。リスニング・ルームが瞬時に大宇宙へと変わる瞬間
を体験してみてください!

OC-405 ¥1750
答えなかった問い-シュテファニー・シューマッハー:アコーディオンの世界
《Chapter1.オルガ》
1-3.マシャ・コーティムスキ(1980-):答えなかった問い
《Chapter2.レオシュ》
4-13.レオシュ・ヤナーチェク(1854-1928):
草陰の小道を通って 第1集(われらの夕べ/散りゆく木の葉/一緒においで/フリ
ーデクの聖母マリア/彼女らは燕のように喋り立てた/言葉もなく/おやすみ!
/こんなにひどく怯えて/涙ながらに/ふくろうは飛び去らなかった)
《Chapter3.孤独》14.ミナス・ボルボウダキス(1974-):回折思考
15.アラシュ・サファイアン(1981-):アルファ
《エピローグ》16.ローセンス・トライガー(1956-):共感
ステファニー・シューマッハー(アコーディオン)
録音 2011年5月ミュンヘン
Recording Producer, Editing, Mastering:Asparuh Tashev
ステファニー・シューマッハーはフライブルグ近郊で生まれた、現在注目のア
コーディオン奏者です。「アンサンブルZeitsprung」のメンバーでもあり、他
にも様々な現代アンサンブルのメンバーとしても活躍。幅広い活動をしていま
す。そんなアンサンブルの中で光を放つ彼女ですが、このアルバムではソリス
トとしての彼女に焦点を当て、物語性を持たせたコンセプト・アルバムとして、
その存在を印象つけることに成功しました。収録曲の中心となるのは、ヤナー
チェクのおなじみのピアノ曲「草陰の小道を通って」で、これは「最初からア
コーディオンのために書かれた?」と思うほどに曲想と音色がマッチしていま
す。例えば「フリーデクの聖母マリア」に現れるコラール風の旋律は、ピアノ
では表現できないほどの切ない情感を表出しています。

OC-403 ¥1750
フランツ・リスト:ヴァイオリンとピアノのための作品集
1-4.ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲(またはソナタ)-ショパンのマズ
ルカ 嬰ハ短調 Op.6-2による
5.ラフォンのロマンス「船乗り」による協奏的大二重奏曲
6.ペトラルカのソネット 第104番(J.マルグリス編)
7.リスト=フバイ(1858-1937):
ハンガリー狂詩曲-歌曲「3人のジプシー」による
8.レメーニの結婚式のための祝婚曲/9.忘れられたロマンス
10.悲しみのゴンドラ
ユラ・マルグリス(ピアノ)
アリッサ・マルグリス(ヴァイオリン)
録音 2010年12月27.28日ベルリン、テルデック・スタジオ
2011年はリスト(1811-1886)の生誕200年ということで、本当に数多くのアルバ
ムが各社からリリースされ、リスト好きの心を大いに満たしてくれたことは間
違いありません。しかしながら、室内楽の分野は未だそれほど認知度が高いと
は言えないのが本当のところです。このヴァイオリン作品集は、既にリリース
されたチェロ作品集(OC-415)と併せて、知られざるリストに光を当てるための
貴重な録音の一つとして評価されることでしょう。ここでピアノを演奏してい
るユラ・マルグリスは、リストやブゾーニなどのトランスクリプション物を得
意としているピアニストですが、華麗な技巧をひけらかすよりも、曲の構造を
じっくりと探求し、複雑な音の絡みを具現化するタイプの奏者です。ここに収
録されている「ペトラルカのソネット」も、彼自身が、原曲となるピアノ・
ヴァージョンと、3つの異稿版が存在する歌曲全てを研究した上で、ヴァイオ
リンとピアノ版に編曲しているというのですから、やはり研究者肌の色合いが
濃くなっているのも頷けるというものです。また、フバイによる「ハンガリー
狂詩曲」も珍しい作品で、こちらも滅多に耳にする機会はありません。リスト
自身は、ピアノ以外の楽器の独奏曲に関心がなかったようですが、できること
なら、パガニーニを敵に回すほどの多数のヴァイオリン曲を書いてほしかった
ものです。

OC-414 ¥1750
ロート・アン・デル・ロートのホルツァイ・オルガン
《J.S.バッハ(1685-1750)》
1.オルガンのための小品-幻想曲ト長調 BWV572
2-5.パストラーレ ヘ長調 BWV590/《フランソワ・クープラン(1668-1733)》
6.教区のためのミサ曲より「キリエ-Plein chant en taille」
7.教区のためのミサ曲より「キリエ-Recit de chromhorne」
8.修道院のためのミサ曲より「ベネディクトゥス-Tierce en taille」
9.教区のためのミサ曲より「グラン・ジュのオッフェルトリウム」
《ピストイアの作者不詳の曲》
10.トッカータ/11.高めたまえ/12.ポスト・コムニオ
《ベルガモのダヴィデ神父(1791-1863)》
13.アレグロ
《ルイ・ジェームズ・アルフレッド・ルフェビュール=ヴェリー(1817-1869)》
14.パストラーレ ト長調/15.ソルティエ ト短調
《ジョゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901)》
16-18.オルガン・ソナタ第4番イ短調「第9旋法による」 Op.98
フランツ・ラムル(オルガン)
録音 2011年7月ロート・アン・デル・ロート聖ヴェレーナ教会
Recording Producer, Editing & Mastering: Bernd Hanke
ドイツのロート・アン・デア・ロートにある聖ヴェレーナ教会は、その音響の
良さでも知られ、いくつかの名録音が存在する「知る人ぞ知る」名所です。こ
こに設置されているオルガンは1793年にネポムーク・ホルツァイによって建立
されたフランス・バロック式の仕様を持ち、柔らかい管楽器の響きと、人の声
に近い音色を出せることが特色の一つです。バロックから初期ロマン派の作品
を演奏するのに、これほど良い楽器はないでしょう。演奏者のフランツ・ラム
ルは、1964年ドイツ、シュトラウビング生まれ。トン・コープマンにオルガン
とチェンバロを師事し、演奏家として、また教育者として精力的に活躍してい
ます。このホルツァイ・オルガンによる録音もいくつかあり、楽器を知り尽く
した完璧な演奏は他の追随を許しません。

OC-769 ¥1750
エメリッヒ・カールマン(1882-1953)・チャールズ・カールマン(1929-)父子
の作品集
1.マルジョリー・ワルツ…C/2.ウィーンへ愛を込めて…E
3.ヴァラジュディンより来たる…E/4.ジプシーよ、来ておくれ…E
5.私の好きな踊り…E/6.それは何とすばらしい…E
7.夜は私を待っている…E/8.「陽気な軽騎兵」よりハンガリー舞曲組曲…E
9.2つのメルヒェンのような瞳…E/10.あなたは覚えていますか…E
11.ジプシーの歌…C/12.人生は長いキス…C
13.つまり、それは素晴らしい…C/14.私のところへ来て.…C
15.幸運の夢…C/16.あれはまだ?…C/17.王冠の歌…C
※E…エメリッヒ、C…チャールズ
ミヒャエル・ズットナー(テノール)/ステファニー・C・ブラウン(ソプラノ)
ミュンヘン交響楽団
アンドレアス・コヴァレヴィツ(指揮)
録音2011年5月15-20日ミュンヘン バイエルンスタジオ
RecordingProducer, Editing&Mastering: Bernd Hanke
オペレッタ好き垂涎の1枚です。20世紀のオペレッタ作曲家カールマンは、そ
の香り高い作品で、今も人気を博していますが、彼の息子であるチャールズ・
カールマンも音楽家としての才能に満ち溢れています。ここではそんな父と
子の作品を並べ、「オペレッタの伝統」を強く打ち出すことに成功しました。
ミヒャエル・ズットナーの甘いテノールは、ちょっぴり涙を誘うカールマン
の作品を歌うのにうってつけであり、随所に挟まれるデュエットでは、ソプラ
ノ歌手ステファニー・C・ブラウンが見事な花を添えています。ちょっと何か
を聴きたい時に手が伸びるような、親しみに満ちたアルバムと言えそうです。

OC-828 ¥2080
高き天より天使たちが来たる
1.ボイレッケ(1933-):高き天より天使たちが来る
2.クーツィール(1911-2006):おお喜びよ、喜びよ
3.ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):クリスマスの歌
4.ドラニツィン(1946-2010):優しきマリアさま
5.G.ガブリエリ(1557-1612):ピアノ・フォルテのソナタ
6.ヴォルターズ(1910-1989):茨の道を通ってマリアは行く
7.ボイレッケ:今、その時が近づく/8.クーツィール:誰が戸を叩くの
9.メンデルスゾーン(1809-1847):
2つの詩編 Op.78-1「なぜ異邦人たちは騒ぐのか」
10.シュツキー(1817-1893):ディエス・サンクティフィカトゥス
11.クーツィール:
イン・ドゥルチ・ユビロ&暁の星のいと美しきかな
12.ビーブル(1906-2001):それでも誰もが神を知りたい
13.ビーブル:こちらへおいで、天使たち
14.ゴッレ(1942-):クリスマスのナイチンゲール
15.ブッヘンベルク(1962-):信仰
篤き人々よ/16.コバレイ(1935-):聖なる夜/17.ボイレッケ:部屋の中で
18.コバレイ:Potztausend mal tausend
19.ブッヘンベルク:救世主は生まれたもう/20.コバレイ:天国よ、静まれ
21.ボイレッケ:愛らしい幼子/22.ブッヘンベルク:御子が現れたもうた
23.ボイレッケ:ゆうやみ迫りて/24.ヴィルス(1957-):羊飼いたち
25.ボイレッケ:きよしこの夜
カール・オルフ合唱団…1.3.4.6.9.10.14.21.23.25.
シュヴェビッシュ・メタル…2.5.8.11.16.18.20.24.
アニマート…7.12.13.15.17.19.22.
録音 2011年7月
Recording Producer, Editing, Mastering: Bernd Hanke
/ Recording Engineer: Christian Starke
ドイツ、バイエルン州の保養地、マルクトオーバードルフで活動するカール・
オルフ合唱団は、20年以上も前から、待降節の日曜日に聖マルティン教会で、
伝統的なクリスマス・コンサートを行ってきました。そんな彼ら、この最新ア
ルバムでは、「伝統と革新」を目指して、一味違うクリスマス音楽を聴かせて
くれます。中世の音楽から21世紀の作品(民謡も含む)の美しい合唱の響きの合
間を縫って、金管アンサンブル「シュヴェビッシュ・メタル」の華やかなファ
ンファーレが置かれています。厚みのある響きはカール・オルフ合唱団が受け
持ち、コンパクトな曲は、アンサンブル「アニマート」が担当。メリハリのあ
る音楽が楽しめるようにプログラミングされているところも嬉しいです。




<NAXOS>
●NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ第4弾
NYNG-007 ¥2100
黛敏郎(1929-1997):
TRACK LIST1.七人の奏者によるミクロコスモス(1957)〈初演〉
北村維章(クラヴィオリン),伊部晴美(エレクトリック・ギター),
小野顕(ミュージカル・ソー),外山雄三(ピアノ), 小宅勇輔, 小林美
隆, 近衛秀健(打楽器)
岩城宏之(指揮)
録音:1957年3月28日第一生命ホール
放送:1957年4月7日※モノラル録音
2.作品を語る
鼎談: 諸井誠、矢代秋雄、森正
談話: 黛敏郎
3.オーケストラのための「呪」(1967)〈初演〉
NHK交響楽団
森正(指揮)
録音: 1967年11月29日東京文化会館
4.プリペアド・ピアノと弦楽のための小品(1957)
坂本玉明, 竹内智子(ヴァイオリン),
奥邦夫(ヴィオラ), 藤本英雄(チェロ),本庄玲子(ピアノ)
岩城宏之(指揮)
録音:1957年10月24日第一生命ホール
5.ミュージック・コンクレートによる「カンパノロジー」(1959)
〈放送初演〉
NHK電子音楽スタジオ
放送:1959年11月29日※モノラル録音
【解説】川崎弘二
ある時は、あの壮大かつ実験的な音楽「涅槃交響曲」の作者として、またある
時は「題名のない音楽会」の司会者として、他、様々な才能を発揮した黛敏郎。
おのおのの聴き手の年齢によっても、頭に浮かぶ姿が微妙に違うのではないで
しょうか。そんな黛の作品、映画音楽から吹奏楽、電子音楽まで本当に幅広い
ジャンルに渡っていますが、ここに選ばれた4つの作品で、それらを万遍なく
体現できることでしょう。極めて考え抜かれた十二音音列による厳格な音を放
つのは、予想もつかないような楽器群であり、電気的な音と、アコースティッ
クな音が交錯する不可解な世界は、まさに小宇宙そのものです。「オーケスト
ラのための呪」は、まさに映画音楽そのもの。「プリペアド・ピアノと弦楽の
ための小品」は詩的な感情こそあれど、音としてはとてもシリアスなもの。
そして「カンパノロジー」は、後の「涅槃交響楽」を予感させる、梵鐘の音を
使った気も遠くなるような音響、録音技術(ミュージック・コンクレート)への
挑戦です。今作では、日本の電子音楽批評&演奏家としても第一人者である
川崎弘二氏に解説を執筆を依頼。曲に対する詳細なアナリーゼを含めた資料価
値のみならず、大変興味深い一つの読み物としても成立する素晴らしい解説
です。

NYNG-008 ¥2100
湯浅 譲二(1929-):
1.箏とオーケストラのためのプロジェクション「花鳥風月」(1967)
菊池梯子 他(箏)
読売日本交響楽団 若杉弘(指揮)
録音:1971年2月10日厚生年金会館(「現代の音楽展'70」より)
2.フルート、ピアノ、2人の打楽器奏者のための
「インター・ポジ・プレイ・ションI」(1971)
小泉浩(フルート), 高橋アキ(ピアノ), 山口恭範(打楽器)
録音:1972年12月7日東京文化会館(「Sound Space Ark I」より)
3.クラリネットのための「クラリネット・ソリテュード」(1980)
〈初演〉
森田利明(クラリネット)
録音: 1980年9月19日東京ドイツ文化研究所ホール
4.楽曲解説
湯浅譲二
5.2つのフルートのための「相即相入」(1963)
吉田雅夫, 野口龍(フルート)
放送:1964年3月29日※モノラル録音
6. ホワイト・ノイズによる
「プロジェクション・エセムプラスティク」
〈放送初演〉
NHK電子音楽スタジオ
放送:1964年3月29日
【解説】湯浅譲二、川崎弘二
本来は外科医志望であった湯浅譲二、作曲は趣味で行っていたといいますが、
1950年代の、当時としては最新鋭の「現代音楽」に触れるうち、自分でもこの
くらいは書けるのではないかと思ったのだそうです。そんな湯浅が本格的に創
作活動を始めたのは1952年、「実験工房」に参加してからのことでした。彼が
どんな道を歩んだか、そしてどんな音楽を書いたのか。それは実際に解説を読
み、音楽を聴くことで理解できることでしょう。過去に何人かの作曲家が試み
てきた「邦楽器と西洋のオーケストラの融合」をより深く発展させた、“筝と
オーケストラのためのプロジェクション「花鳥風月」”、数字で書かれた楽譜
から生まれる不確定的な音楽を追求した“インター・ポジ・プレイ・ションI”
など楽器と奏法の追求、果ては“ホワイト・ノイズによる「プロジェクション
・エセムプラスティク”まで、時間を越えた音を求めた作曲家による、新たな
地平線がここにあります。

<molto Fine>
MF 23702 ¥2600
フランス音楽と俳句 
Musique Francaise et Haiku
ドビュッシー :
(1)月の光   
(2)子供の領分    
ラベル:
(3)ソナチネ
三上直子:
(4)三つのフォリオ 松尾芭蕉・小林一茶・与謝蕪村の俳句による
(5)フォリオ ヴァンロンプイの俳句による
ギャヌー :
(6)野尻湖 小林一茶とマブソンの俳句による7つのピアノのための組曲
日仏俳句朗読(4)-(6):村岡恵理、マルク・ジヌー
ドビュッシー、ラベル、三上直子、ギャヌーの作品を演奏
仙川アヴェニューホール、ファツィオリ・ピアノで収録
末高明美(ピアノ)
日仏俳句朗読:村岡恵理、マルク・ジヌー
録音:2011年4月27日、28日 仙川アヴェニューホール
ピアニスト末高明美の「水織音(MI・O・LI・NE)」につづくCDアルバム第2弾。
ドビュッシーが19世紀後半に出会った浮世絵等の日本文化が、時を経て、今多
くのフランス人の生活に根付き、禅や俳句などが一大ブームとなっています。
このアルバムは、フランスにおける「クール・ジャパン」の過去と現在を、一
台のピアノで表現する試みです。
一茶の俳句を通じて拡がった、ヨーロッパと信濃町(長野県・一茶の故郷)の交
流がきっかけとなり、末高明美が三上直子とルノーギャヌーの日仏の作曲家2人
に、俳句からイメージした曲を委嘱した作品を後半に収録しています。その中
の三上のフォリオは、今のEUの大統領、ロンプイ(ベルギー)の俳句集の一句に
基づく作品です。
このCDはフランスでも同時発売されます。




<Accord>
4764369 ¥2180 ※番号変更 4764370
チエリ・エスケシュ:
(1)『オルガンと管弦楽のためのソーラー・ボート』(2008),
(2)『夜の狂気』(2008),
(3)『ヴァイオリン協奏曲』(2009)
チエリ・エスケシュ(org:(1)),ノラ・グビッシュ(Ms:(2)),
ダヴィッド・グリマル(Vn:(3)), 準・メルクル(指揮:(1)(2)),
クリスティアン・アルミンク(指揮:(3)), フランス国立リヨン管弦楽団
録音:(1)2009年4月23日, (2)2008年5月22日, (3)2009年10月8日,
リヨン・モーリス・ラヴェル・オーディトリアム
チエリ・エスケシュ(1965- )は、パリ音楽院で最優秀賞を8つを取得、パリ・
クラシック音楽大賞をも受賞した鬼才オルガニスト及び作曲家です。彼は学生
時代より即興を得意とし、様々な時代の音楽要素を取り入れて斬新な現代音楽
に仕上げて行きます。例えばそれはレーガーやメシアンの音楽とは全く異なり、
シンフォニック・ロックのようにも聞こえるかもしれません。ハーモニーは、
すべて彼の作品で重要な役割を果たしています。フランス音楽の特異性を作る
の調和のこの感覚は、彼の音楽の主要な構成成分で、そのダイナミクスと色
を作成するすべての関数(ディレイ、装飾音符、緊張、弛緩)が使われています。
また、バルトーク的な音楽と偉大な対位法の妙技によっての複雑なポリリズム
は、「心底後世に残したいと思った数少ない現代作品」と高い評価を得ていま
す。「ヴァイオリン協奏曲」は、2012年5月アルミンク&グリマルによって
新日本フィル定期公演にて日本初演が決まっています。

4764607 2枚組 ¥2550
リスト:
『ハンガリーの民俗旋律S.242』
『ハンガリー狂詩曲S.244(全19曲)』
ジョヴァンニ・ベルッチ(P)録音:2005年、2010年、2011年、モンペリエ
14歳までまったくピアノが弾けなかったが、独学でピアノをはじめ、15歳でベ
ートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を暗譜で弾いたという伝説の持ち主ジョ
ヴァンニ・ベルッチによるリストのラプソディー集。ベルッチはラザール・
ベルマンに師事。ベルマンの天才的なテクニックを徹底的に叩き込まれ、師匠
ゆずりのリスト弾きになりました。色彩感やダイナミックはそのままに、繊細
かつロマンティックでありながら、圧倒的なシャープな打鍵とテクニックを
堪能できます。

4764653 3枚組 ¥4380
バーナード・ハーマン:歌劇「嵐が丘」(全曲)
ロラ・アイキン(Sp: Catherine Earnshaw),
ボアーズ・ダニエル(Br:Heathcliff),
ヴァンサン・ル・テキシエ(Br:Hindley Earnshaw),
ハンナ・シャー(Ms:Nelly Dean), イヴ・セレンス(T:Edgar Linton),
マリアンヌ・クレバッサ(Ms:Isabella Linton),
ジェローム・ヴァーニエ(Bs:Joseph), ニコラ・カヴァリエ(Br:Mr Lockwood),
ガスパール・フェレット(Hareton Earnshaw)
アラン・アルティノグル(指揮)
モンペリエ国立管弦楽団
録音:2010年7月、モンペリエ音楽祭(デジタル:ライヴ)
バーナード・ハーマンは、1911年ニューヨーク生まれ。ニューヨーク大学と
ジュリアード音楽院で学んだ後、開局間もないCBS放送の音楽スタッフとして
活躍。オーソン・ウェルズとの仕事がきっかけで招かれたハリウッドでウェル
ズの初映画で歴史的名作「市民ケーン」(1941)で映画音楽デビュー。同年の
2作目「悪魔の金」では早くもオスカーを受賞し地歩を固め、友人を介して紹
介されたサスペンス物の名監督アルフレッド・ヒッチコックと出会ってからは
彼の名画の音楽を手掛けました。1975年の「タクシードライバー」を録音直後
に亡くなりました。ハーマンのオペラ「嵐が丘」は有名な小説がもとになって
いますが、映画音楽的な作曲法で書かれており、ロマンティックなメロディー、
重厚なオーケストレーション、緻密な動機展開、音楽に漂う緊張感がいたると
ころにちりばめられています。




<MD+G>
94016676(SACD-Hybrid) ¥2950
モーツァルト:協奏曲集 Vol.7
モーツァルト:
『ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415』
『ピアノ協奏曲第6番変ロ長調K.238』
『ピアノ協奏曲第16番ニ長調K.451』
クリスティアン・ツァハリアス(P&指揮)
ローザンヌ室内管弦楽団
録音:2011年3月9-11日, ローザンヌ、メトロポール (デジタル:セッション)
着々と進行しているツァハリアス&ローザンヌ室内管の、モーツァルトのピア
ノ協奏曲全集Vol.7。モーツァルトの輝かしい鍵盤の手腕を見せるための目的
で作曲されたといわれている「6番」。この時期のモーツァルトには珍しいト
ランペットとティンパニ付きの「13番」と、交響的作曲法の進歩が顕著な
「16番」。モーツァルト演奏に相応しい磨きぬかれた音色やアーティキュレー
ションで、爽やかで生き生きとした演奏を聴かせてくれます。

94317126(SACD-Hybrid) ¥2950
シューマン:『ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.47』
ブラームス:『ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25』
『ピアノ四重奏曲第3番ハ短調Op.60-アンダンテ』
モーツァルト・ピアノ四重奏団
[マルク・ゴトーニ(Vn), ハルトムート・ローデ(Va), ペーター・ヘール(Vc),
パウル・リフィニウス(P)]
録音:2010年12月19日, マリエンミュンスター修道院(デジタル:ライヴ)
世界の名だたる国際コンクールで優勝や入賞経験を持つ名手が揃った当団
(2000年結成)の精密で優美なアンサンブル。自発的な解釈による自然な各楽器
の対話は絶品です。ブラームスの「2番」と「3番」は、彼らの初アルバム
(ArteNova)に収録され高評価を得ていましたが、メンバーも入れ替わり10年
たっての「1番」はライブということもあって、熱いロマンチシズムと繊細さ
が見事に融合された演奏です。

30317112 ¥2080
ショーソン:『ピアノ三重奏曲ト短調Op.3』
フォーレ:『ピアノ三重奏曲ニ短調Op.120』
ドビュッシー(ユベール・ムートン編):
『「ペレアスとメリザンド」による三重奏』
トリオ・パルナッスス [ヤメイ・ユ(Vn), ミヒャエル・グロス(Vc),
チアオ・チョウ(P)]
録音:2010年9月28-30日, マリエンミュンスター修道院(デジタル:セッション)
すでに20年以上のキャリアを誇るトリオ・パルナッスス。ブラームスの名演の
他、メンデルスゾーン、ラインベルガー、モーツァルト、レーガー、フンメル、
ラロ、バルギールなど、様々なレパートリーで優れた演奏を聴かせる彼らは、
室内楽ファンにはおなじみの存在です。このアルバムではフランスの名弦楽
三重奏作品を2曲。そして、当時ドビュッシーが成功をおさめた「ペレアスと
メリザンド」からのメロディを、パリの出版社がベルギー出身の音楽学校長
ムートンに依頼したピアノ三重奏編曲版で収録しています。

30817092 ¥2080
ヴィヴァルディ:協奏曲集
ヴィヴァルディ(ゲルハルト・ティッテルによる、10人のヴァイオリニスト
とチェンバロのための編曲版):
『協奏曲集Op.3「調和の霊感」より第8,10,11番』『協奏曲集「四季」より
「秋」』『ソナタ ニ短調「ラ・フォリア」Op.1-12』
ラウレンティウス・ディンカ(Vn&リーダー)
ベルリン・フィルハーモニー・ヴァイオリン・アンサンブル
録音:2011年2月14-17日, ベルリン(デジタル:セッション)
93年、ベルリン・フィル第1ヴァイオリン奏者ラウレンティウス・ディンカを
中心に結成。10人のヴァイオリニストとピアノによるユニークなアンサンブル
です。'94年ドイツで初のコンサートを行って以来、ベルリンはもとより、フ
ランス、スペイン等のヨーロッパ各地での公演、さらに南米、日本等へのツア
ーやレコーディングなど、世界的な活動を続けています。繊細な美しいサウン
ドはもちろん、室内オーケストラを思わせるような力強い表現力や厚い響きも
あり、さらにエンタテインメント性溢れるステージで、ヴァイオリンを聴く喜
びを満喫させてくれます。このアルバムでは、多くのヴァイオリン協奏曲を作
曲したヴィヴァルディの作品を、10挺のヴァイオリンと1チェンバロのために
編曲し、刺激的なアレンジで楽しませてくれます。2011年11月来日予定。

60317102 ¥2080
ハインリヒ・アルベルト・デュオ/Italy
フェルディナンド・カルッリ:『セレナータ Op.96-1』
D・スカルラッティ:『ソナタ K.193, 332, 11, 132, 87, 98』
ロッシーニ(ジュリアーニ編曲):『歌劇「どろぼうかささぎ」序曲』
チマローザ:『ソナタ ハ長調, ニ短調, ホ短調, ニ短調, ハ長調』
パガニーニ:『カンタービレ』『タランテラ』
ジュリアーニ:『協奏風変奏曲Op.130』
『ゴッドファーザーのテーマ』
 (全て、ヨアヒム・シュラーダーによる2台のギター用編曲版)
ハインリヒ・アルベルト・デュオ
[ヨアヒム・シュラーダー&ヤン・エルラー(G)]
録音:2011年5月9-11日, マリエンミュンスター修道院(デジタル:セッション)
ハインリヒ・アルベルト・デュオは、師弟関係にあるヨアヒム・シュラーダー
とヤン・エルラーの二人によって結成されたギター・デュオです。今回のアル
バムでは、イタリアの古典派からロマン派の作曲家の作品を、おしゃれな編曲
で聴かせてくれます。ボーナス・トラックとして「ゴッドファーザーのテーマ」
も収録!

60617012 2枚組 ¥4160
クラーゲンフルトのタブラチュアによるオルガン曲集
ルートヴィヒ・ゼンフル, クロダン・ド・セルミジ, ジョスカン・デ・プレ,
ピエール・ド・ラリュー, ジャン・ムートン, フィリップ・ヴェルドロ,
他作曲者不詳の作品
マンフレート・ノーヴァク(1560年頃イェルク・エベルト製オルガン)
録音:2011年4月, イスブルック宮廷附属教会(デジタル:セッション)
このタブラチュアは、1560年頃インスブルックの宮廷附属教会に、ルネッサン
ス・オルガンが備え付けられ、その時に奉納されたものではないかといわれて
います。オルガンのためのタブラチュアによる手稿譜には、、ジョスカン・デ
・プレ, ピエール・ド・ラリューなど、その時代の教会音楽や世俗曲をオルガ
ン用に編曲したもので、歴史的にも非常に貴重なものです。オーストリアのオ
ルガニスト、マンフレート・ノーヴァクは、解読難解なタブラチュア通りにそ
の時代のオルガンを使って演奏。当時の歴史的研究結果を見事に具現化した画
期的な録音です。

30717222 5枚組 ¥4580
モーツァルト:弦楽四重奏曲集(第14番-21番)【限定盤】
『弦楽四重奏曲第14番ト長調K.387「春」』『同第15番ニ短調K.421』
『同第16番変ホ長調K.428』『同第17番変ロ長調K.458「狩り」』
『同第18番イ長調K.464』『同第19番ハ長調K.465「不協和音」』
『同第20番ニ長調K.499「ホフマイスター」』
『同第21番ニ長調K.575「プロシャ王第1番」』
『同第22番変ロ長調K.589「プロシャ王第2番」』
『同第23番ヘ長調K.590「プロシャ王第3番」』
ライプツィヒ弦楽四重奏団
録音:1998-2000年(デジタル:セッション)
1988年に創設されたライプツィヒ弦楽四重奏団は、今や世界屈指の弦楽四重奏
団として幅広く活躍しています。新チューリヒ新聞は「現代最高峰の、最も多
機能な四重奏団の一つ」と評し、2002年のニューヨーク・タイムズ紙は「ライ
プツィヒ・サウンドというものが存在するならば、まさにこれだ!」と書かれ
ました。メンバーのうち3人は、以前はゲヴァントハウス管弦楽団の首席奏者
であり、数々の国際的な賞を受賞しています。2008年、第一ヴァイオリンのア
ンドレアス・ザイデルがグループを去り、代わってライプツィヒ出身で現在ラ
イプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のアシスタント第一コンサートマスタ
ーを務めるシュテファン・アルツベルガーが加わっています。このモーツァル
トの演奏も「イントネーションの絶対の完璧さ」「細心の愛を込めた精密な
演奏」と、高評価をうけた録音です。「第20番」は初CD化。

31516452 14枚組 ¥10150
レーガー:オルガンのための作品全集【限定盤】 
『バッハのオルガンのための編曲作品全集』
ロザリンデ・ハース(フランクフルト, アルビーツ・オルガン)
録音:1990年頃, フランクフルト(デジタル:セッション)
1990年頃に録音された、ロザリンデ・ハースが12枚分の「オルガンのための作
品」全曲。そして補完として録音された2枚分の「バッハ編曲作品」全曲を
加えて完成した限定盤BOXの登場です。現段階においても一人の演奏家による
レーガー:オルガン作品全集はこれが唯一のもの。レーガーの中でも、最も重
要なオルガン作品は、自己の感性を忠実に反映しつつ、したたかに投影される
ロマン主義的旋律を確立。バッハ的で幾何学的、規則的な古典の約束事を支柱
に、細部では新たな素材を使い続けました。高度な技巧でコーティングされた
旋律は複雑に感じられますが、爛熟のロマンティシズムと変幻自在に紡ぎ出
される音の綾が見事です。

93712006(SACD-Hybrid) 11枚組 ¥8600
ショスタコーヴィチ:交響曲全集
ローマン・コフマン(指揮)
ボン・ベートーヴェン管弦楽団,
タラス・シュトンダ(Bs), イノア・タマール(Sp)
チェコ・フィルハーモニー合唱団, ブルノ・フィル合唱団
録音:2002-2007年, (デジタル:セッション)
コフマンの演奏は、旧ソ連系の緊迫したものとは大きく異なるスタイルなが
ら、大音量時の迫力に頼ることなく、緻密なスコア・リーディングによって、
ひとつひとつの音符を大切にしたアプローチが特徴的です。コフマンのショス
タコーヴィチに対する思い入れが結晶したその演奏は、力技ではない説得力を
持っています。シリーズ一貫して録音技術も優秀なものでした。以前に通常
CD盤による限定全集BOXが発売されましたが、今回は見事な録音をより高音質
で再生できるよう、ハイブリッドSACD仕様での全集BOXとなります。




<ECM>
4764107 2枚組 ¥3850
ヘンデル:組曲集第1巻
『組曲第2番ヘ長調HWV.427』『組曲第8番ヘ短調HWV.433』
『組曲第4番ホ短調HWV.429』『組曲第5番ホ長調HWV.430』
『組曲第3番ニ短調HWV.428』『組曲第6番嬰ヘ短調HWV.431』
『組曲第1番イ長調HWV.426』『組曲第7番ト短調HWV.432』
リサ・スミルノワ(P)
録音:2007年6月, 2008年5&6月, 2009年2月, ゴールデック城、
オーストリア(デジタル:セッション)
ヘンデルが鍵盤楽器の名手であり、キャロライン王女をはじめとして貴族の子
女たちにチェンバロを教えていたことは広く知られています。したがって当時
彼が書いた作品の多くは教育のためのものでした。ジョン・クリュアによって
1720年に出版されたこの曲集は、それを反映した親しみやすい作品です。スミ
ルノワは、もともとロマン派から現代音楽を得意としていましたが、2007年
以降バロックから古典派の音楽をモダン楽器での演奏研究を始めました。そう
した研究の成果が、バランスのとれた絶妙な解釈、繊細な表現力となって、こ
こに刻まれています。
[リサ・スミルノワ]・・・1972年ロシア生まれ。A.カントル、K.H.カンメルリ
ング、M.ツルツィオにモスクワ、ザルツブルグ、ロンドンの各都市で師事。在
学中からイタリア、ドイツ、フランス、アメリカのコンクールで優勝。1992年
20歳でカーネギーホールデビュー、同年日本にロシア・ユース室内オーケスト
ラのソリストして来日し、好評を博しました。その後ヨーロッパ各地で盛んな
演奏活動を繰り広げており、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ロンドン、
ウィーン・コンツェルトハウスや、ザルツブルグ音楽祭、モーツァルト週間、
ギーナ・ピアノ・フェスティバル、ルツェルン国際音楽祭などに招待されてい
ます。1993年にはS・ホルシュタイン音楽祭にてブラームス賞を受賞。数多く
のオーケストラとの共演経験を持ち、ベンヤミン シュミット、トーマス・
ツェートマイアー、クレメンス・ハーゲン、ベルカント弦楽トリオらと精力
的に室内楽にも取り組んでいます。オーストリア、ドイツ、オランダ、イギ
リス、フランスで放送録音を行う他、CD録音も数多く行っています。現在、
ザルツブルグモーツァルテウム音楽大学の助教授として、ケマリング教授と
共に教鞭を取り、音楽を通じて国境を越えた交流にも尽力。また毎年行われ
ている「長崎おぢか国際音楽祭」の音楽監督と講師を務めています。

<ARCHIPEL>
ARPCD0474 ¥880
チャイコフスキー:
(1)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮 
ワルシャワ国立フィル
1957年11月29日 ワルシャワ、フィルハーモニー・ホールでのライヴ録音
(2)ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」 イ短調 op.50
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
スビャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)
レフ・オボーリン(ピアノ)
1952年4月3日 ライプツィヒでの録音でのライヴ録音
手に汗握るスリリングなスクロヴァチェフスキとのヴァイオリン協奏曲。
音質はとても良いです。興味深い取り合わせによるアルバムです。ライプツィヒ
でのピアノ三重奏曲は、所々マスターに起因する音の揺れなどの傷が聴かれます。
収録時間は合計78分25秒です。

ARPCD0476 ¥880
(1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
フリッツ・リーガー指揮
ミュンヘン・フィル 
1955年4月26日 ミュンヘンでのライヴ録音
(2)バッハ:2台のヴァイオリンの為の協奏曲 二短調 BWV1043
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン)
フランツ・コンヴィチュニー指揮
ライプツィッヒ・ゲヴァンドハウス管弦楽団
1957年 ライプツィッヒでのスタジオ録音
(3)ショーソン:詩曲 op.25
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
キリル・コンドラシン指揮
ソビエト国立交響楽団
1948年3月15日 モスクワでのスタジオ録音
ベルリン・クラシックスなどから発売のあるバッハとメロディアから発売のある
ショーソンに、興味深いフリッツ・リーガー指揮ミュンヘン・フィルとのブラー
ムスの協奏曲のカップリングです。
ブラームスは一部にマスターに起因する欠落があり、また、所々POP(破裂)音が
聴かれますが、全体的に音質は良いです。
丁寧で、骨太、且つ端正でスケールの大きな演奏です。



<MYTO HISTRICAL>
MYTO 296 2枚組 ¥1750
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」
マリア・カラス(ルチア)
ジャンニ・ライモンディ(エドガルド・ディ・レーヴェンスウッド)
ローランド・パネライ(エンリコ・アシュトン)
アントニオ・ゼルビーニ(ライモンド)
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮
ナポリ・サンカルロ劇場管弦楽団、合唱団
1956年4月22日 ナポリ、サンカルロ劇場でのライヴ録音
旧MYTOレーベル(MCD90319) 他から発売あり。
音質は良好です。
マリア・カラスの名演奏。待望の復刻です。

MYTO 297 2枚組 ¥1750
ヴェルディ:歌劇「椿姫」
ヴィルジニア・ゼアーニ(ヴィオレッタ・ヴァレリー)
ウィリアム・マカルパイン(アルフレード・ジェルモン)
ジェス・ウォルターズ(ジョルジュ・ジェルモン)
ネッロ・サンティ指揮
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団、合唱団
1960年1月13日 ロンドン、コヴェントガーデンでのライヴ録音
臨場感あるとても良い音質です。
ネッロ・サンティの若々しく推進力のある演奏が魅力的です。




<WALHALL>
WLCD0346 2枚組 ¥1750
プッチーニ:歌劇「トスカ」
グレース・ムーア(トスカ)
ジャン・ピアース(マリオ・カヴァラドッシ)
ローレンス・ティベット(スカルピア男爵)
チェーザレ・ソデロ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1946年2月9日 メトロポリタン歌劇場でのライヴ録音
音質は、1946年の録音であることを考えれば非常に良い状態です。
多くの映画にも出演し、その美声と美貌で一時代を築いたグレース・ムーアの
トスカ。オールド・ファンにはたまらなく懐かしいアルバム。
待望の復刻です。

WLCD0347 3枚組 ¥2780
ベルリオーズ:歌劇「トロイアの人々」(イタリア語)
ネル・ランキン(カサンドラ)
ジュリエッタ・シミオナート(ディド)
マリオ・デル・モナコ(アエネアス)
リーノ・プリーシ(クレブス)
アドリアーナ・ラッツァーリ(アンナ)
フィオレンツァ・コソット(アスカニウス)
ニコラ・ザッカリア(ナルバール)
ラファエル・クーベリック指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
1960年5月30日 ミラノ、スカラ座でのライヴ録音
以前、VAIレーベル 他から発売あり。
音質は良好です。デル・モナコ 他 素晴らしいキャストを集めた
緊張感溢れる名演奏。待望の復刻です。





<VIDEOLAND>
VLMD018(DVD-Video) ¥2850
J.シュトラウス:オペレッタ「ジプシー男爵」(全三幕)
ダニエル・セラフィン(ホモナイ伯爵)
ハラルド・セラフィン(カルネロ伯爵)
Lucian Krasznec (シャーンドル・バリンカイ)
ヴォルフガング・バンクル(カールマーン・ジュバーン)
Iva Mihanovic (アルゼーナ) / リンダ・プレック(ミラベラ)
ゲルノット・ハインリヒ(オットカル)
Monika Bohinec(ツィプラ) /Evelin Novak (ザッフィ)
バレエ:メルビッシュ音楽祭バレエ団
管弦楽:メルビッシュ音楽祭管弦楽団
指揮:マンフレッド・マイヤーホーファー
演出:Brigitte Fassbaender
2011年ORFによる収録
サブ・タイトル:英語、フランス語、イタリア語、スペイン語
解説書:ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語

VLMD006(DVD-Video) ¥2850
J.シュトラウス:オペレッタ「ジプシー男爵」(全三幕)
ペーター・エーデルマン(ホモナイ伯爵)
ハインツ・ツェドニク(カルネロ伯爵)
Harrie Van Der Plas (シャーンドル・バリンカイ)
ヘルムート・ベルガー=トゥーナ(カールマーン・ジュバーン)
ロマーナ・ノアーク(アルゼーナ)
ミリヤーナ・イロシュ(ミラベラ)
アンドレアス・シャーゲル(オットカル)
ブリギッテ・ビンター(ツィプラ)
マルティーナ・セラフィン(ザッフィ)
バレエ:メルビッシュ音楽祭バレエ団、振付:ゲオルク・ゲスラー
管弦楽:ブルゲンラント交響楽団
合唱:メルビッシュ音楽祭合唱団
指揮:ルドルフ・ビーブル 演出:ハインツ・マレチェク
2000年8月ORF&NHKによる収録
サブ・タイトル:英語、フランス語、スペイン語、日本語
解説書:ドイツ語、英語
他社さまからCDのハイライト版として発売されているキャスト同様の演奏です。
以前NHK BSで放送されたものと同じ映像です。一部キャストに違いが見られま
すが、後日上記のCDで発売されているものや今回のDVDの映像内クレジットを
確認するに、今回のキャスト表記が正しいようです。

VLMD014(DVD-Video) ¥2850
J.シュトラウス:オペレッタ「ウィーン気質」(全三幕)
ハラルド・セラフィン(ギルデルバッハ侯爵)
ライナー・トロスト(ツェドラウ伯爵)
ノエミ・ネーデルマン(伯爵夫人ガブリエーレ)
フレディ・シュヴァルトマン(メッテルニッヒ)
マルガレータ・クロブチャール(フランツィスカ)
アレクサンダー・グリル(カグラー)
ルネ・シュッテングルーバー(ペーピ)
ダニエル・セラフィン(ヨーゼフ)
バレエ:メルビッシュ音楽祭バレエ団
合唱:メルビッシュ音楽祭合唱団
管弦楽:メルビッシュ音楽祭管弦楽団
指揮:ルドルフ・ビーブル 演出:マクシミリアン・シェル
2007年8月ORFによる収録
サブ・タイトル:英語、フランス語、イタリア語
解説書:ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語




<ANDROMEDA>
ANDRCD9097 ¥1050
コール・ポーターのブロードウェイ・ソング集:
(1)「昼も昼も NIGHT AND DAY」(陽気な離婚 より)
(2)「ソー・イン・ラブ SO IN LIVE」(キス・ミー・ケイト より)
(3)「あなたはしっかり私のもの
(踊るために生まれた より)
(4)「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ
TO COME HOME TO」(サムシング・トゥ・シャウト・アバウト より)
(5)「いつも、さよならを EV'RY TIME WE SAY GOODBYE」
(セブン・ライビリー・アーツ より)
(6)「ヴンダーバー WNDERBAR」(キス・ミー・ケイト より)
(7)「ビギン・ザ・ビギン BEGIN THE BEGUINE」(ジュビリー より)
(8)「イージー・トゥ・ラヴ EASY TO LOVE」(踊るために生まれた より)
(9)「君にこそ心ときめく I GET A KICK OUT OF YOU」
(エニシング・ゴーズ より)
(10)「アイ・ラブ・ユー I LOVE YOU」(メキシコ逃避行 より)
(11)「夜の静けさに IN THE STILL OF THE NIGHT」(ロザリー より)
(12)「吹け、ガブリエル BLOW, GABRIEL, BLOW」(エニシング・ゴーズ より)
ロバート・ショウ・オーケストラ 1955年
イタリア民謡集:
(13)トスティ:「マリア MALIA」
(14)デンツァ:「妖精の瞳 OCCHI DI FATA」
(15)トスティ:「君なんかもう愛していない NON T'AMO PIU」
(16)トスティ:「セレナータ SERENATA」
(17)ロトーリ:「私の花嫁は旗 MIA SPOSA SARA LA MIA BANDIERA」
(18)ビッリ:「そしてコオロギは歌う E CANTA IL GRILLO」
(19)ブロギ:「ヴェネツィアの幻想 VISIONE VENEZIANA」
(20)トスティ:「最後の歌 L'ULTIMA CANZONE」
オーケストラ 1947-1948年
昨年亡くなったシエピ(Cesare Siepi 1923-2010 イタリア)により歌われたコー
ル・ポーターのブロードウェイ・ソング集とイタリア民謡集。
同じタイトルをもつ、他レーベルの同タイトルのアイテムより多くの楽曲が収
録されている、お買い得版。待望の復刻です。
トスカニーニに認められトスカニーニ指揮のボイート:「メフィストフェレ」
(1948年)の主役でスターの座につきました。その後1950年にメトロポリタンで
「ドン・カルロ」のフィリッポ二世役でデビュー。またザルツブルグ音楽祭で
フルトヴェングラー指揮の「ドン・ジョヴァンニ」に主演。スカラ座、ウィー
ンメトロポリタンをまたにかけ、朗々とした美声、凛とした舞台映えで世界中の
多くのファンを魅了しました。今回収録された各曲ではオペラ歌手としてのみ
ならず、人々を魅了する才能に溢れたシエピの魅力に歌声を堪能できます。
※共に、ロンドン・レーベルなどから発売あり。



<CARUS>
83.005 ¥2380
ドイツ民謡集 Vol.3
SWR2(南西ドイツ放送局2)との共同企画により、ドイツ・グラモフォン、デッカ
等 多くのレーベル及び、マネージメント会社の協力のもと、このアルバムは
製作されました。
歌手:クリスティアーネ・エルツェ Christiane Oelze、
アンゲリカ・キルヒシュラーガー Angelika Kirchschlager
クリスティーネ・ミュラー Christine Muller、
ローマン・トレーケル Roman Treke
アンドレアス・ヴェラー Andreas Weller、
クリスティアン・イヴェン Christiane Iven
ブリッタ・シュワルツ Britta Schwarz
ヨハネス・カレシュケ Johannes Kaleschke
クリスティーナ・ランドシャーマー Christina Landshamer
クリスティーネ・ブッシュ Christine Busch (ヴァイオリン)
アンサンブル・カンティッシモ ensemble cantissimo   他
「民謡集」の第2集に続く「民謡集」第3集です。
「おおう、懐かしい」「静かに月は昇る」「荷車は老婆でいっぱい」
「王様の2人の子供」「私は泉へ行く」「昨夜わたしは夢を見た」
「野中のバラ」「ターラウのエンヒェン」 他 全28曲を収録。
美しい挿絵を含む丁寧な作りのブックレット(103ページ)で、すべての歌手
演奏家、及び歌の紹介が行われています。

83.006 ¥2380
子供の歌集 Vol.1
※SWR2(南西ドイツ放送局2)との共同企画により、ドイツ・グラモフォン、
デッカ等 多くのレーベル及び、マネージメント会社の協力のもと、このアル
バムは製作されました。
「ちょうちょう(幼いハンス)」「ジムバ、ジムバ」「コロンブスという男」
「ちびのハンゼル」「ABC,ネコが雪の中を歩いていた」「霧か雲か」
「穴の中の兎さん(「こぎつね」の原曲)」「木にとまっているカッコウ」
「小鳥が飛んできて」「聖マーティン」「提灯、提灯」「お誕生日おめでとう」
「ケーキを焼く!焼く!」「昔1人の母親がおりました」「輪になって踊ろう」
他 ドイツに古くから伝わる子供のための歌 全36曲を収録。
美しい挿絵を含む丁寧な作りのブックレット(119ページ)で、すべての歌手
演奏家、及び歌の紹介が行われています。
演奏家:Tubinger Neckarschwa(I)ben, Kinderchor SingsalaSing,
Der Nachwuchs des Cross Over, Ulmer Spatzen Chor, MDR Kinderchor

83.238(SACD-Hybrid) ¥2380
シュッツ(Heinrich Schutz 1585-1672 ドイツ)
(1)葬送音楽(ドイツ・レクイエム): Musikalische Exequien SWV.279-281
(2)私は蘇りである: Ich bin die Auferstehung SWV.464 
(3)嘆きの別れ: Klaglicher Abschied SWV.52  
(4)Gutes und barmherzigkeit SWV.95
(5)Ich hab mein Sach Gott heimgestellt SWV.94
(6)それは確かなまこと: Das ist je gewisslich wahr SWV.277
(7)哀悼の歌: Ein Trauer SWV.419
ドロシー・ミールズ(ソプラノ) Dorothee Mields 他
ハンス=クリストフ・ラーデマン指揮 Hans-Christoph Rademann
ドレスデン室内合唱団 Dresdner Kammerchor
2011年5月2-8日 ドイツ、Radebergでの録音
3,4,5,7が世界初録音です。




<MALIBRAN>
CDRG198 ¥1350
2種のレオンカヴァッロ:歌劇「道化師」抜粋
(Tony Poncet 1918年-1979年スペイン-フランス)
1960年代に活躍したフランスを代表するリリコ・スピント・テノールです。
力強く豪快な高音が特徴的で、強烈で圧倒的な「ハイC音」を歌う歌手として
有名です。メジャー・レーベル等にも録音を残していますが、現状ではほとん
ど手に入れる事ができなくなっています。
MALIBRANレーベルでは、彼の素晴らしい歌声を残すべく、精力的に発売を行っ
ています。
(1)レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」 (フランス語)(抜粋) モノラル録音
(2)レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」(イタリア語)(抜粋) ステレオ録音
トニー・ポンセ(カニオ) Tony Poncet
ゲオリ・ブエ(ネッダ) Geori Boue
アドリアン・ルグロ(トニオ) Adrien Legros
ピエール・ジャノッティ(ベッペ) Pierre Gianotti
アンリ・ギー(シルヴィオ) Henri Gui
ジェジュ・エチェヴェリ指揮、管弦楽団 Jesus Etcheverry
(共に同じセッション中に記録された2種の録音)
(2)は1960年代に発売されたPHILIPS社のアナログ・レコード HIFI STEREO
シリーズで発売されていたものと同じ音源かと思われます。
現在では手に入ることができない、貴重で重要な録音の復刻です。
2種、共にとても良い音質です。 収録時間計 75分59秒

<Brilliant Classics>
BRL 94251 170枚組 \10800
モーツァルト:作品大全集
CD170枚、CD-ROM(ブックレット収録)1枚
昨年発売され大変ご好評いただいたモーツァルト作品大全集が更に充実して
再登場です!
今回は前作の演奏家の一部変更しての再編集となりました。行進曲集をニコル
・マット指揮、カペラ・イストロポリターナ/弦楽五重奏曲をチリンギリアン
四重奏団、井上祐子(Vla)/歌劇「アポロとヒュアキントゥス」をニコル・
マット指揮、ヨーロッパ・チェンバー・ソロイスツ、他/歌劇「イドメネオ」
をジョン・プリッチャード指揮、グラインドボーン祝祭管弦楽団、他/歌劇
「後宮からの逃走」をマルティン・ジークハルト指揮、リンツ・ブルックナー
管弦楽団、他/歌劇「劇場支配人」をニコル・マット指揮、ヨーロッパ・チェ
ンバー・ソロイスツ、他/歌劇「魔笛」をシギスヴァルト・クイケン指揮、
ラ・プティット・バンド、他、に変更となりました。著名な演奏家による録音
を使用し、今やブリリアントレーベルの代表的アーティストとして注目されて
いる演奏家たちの名演奏も多数収録している全集です。また価格も特別大特価
としてご案内いたします。おそらく限定生産品となることが予想されます。
どうぞお早めにご検討下さい。
サイズ:縦140mm×横420mm×奥行140mm
詳細はこちらにございます




<韓国ローカル EMI>
EKC31D-1040 31枚組 ¥9450
EMIGreat Recordings of the Century Box
完全限定生産、クラムシェル・ボックス仕様、各CDは紙ジャケに収納されます。
152ページ・ブックレット(韓、英語表記)
CD1
Wolfgang Amadeus Mozart - Symphony No.41 etc.
Beecham, Royal Philharmonic Orchestra
CD2
Ludwig van Beethoven - Symphonies Nos.5 & 7 / Klemperer
CD3
Ludwig Van Beethoven - Symphony No.9 'Choral' / Furtwangler
CD4
Johannes Brahms - Symphony No.4 / Carlo Maria Giulini
CD5
Georges Bizet - Symphony In C
L'Arlesienne Suites : Sir Thomas Beecham
CD6
Gustav Mahler - Symphony No.2 'Resurrection' / Klemperer
CD7
Gustav Mahler - Symphony No.5 / Barbirolli
CD8
Richard Wagner - Orchestral Music / Karajan
CD9
Nikolai Rimsky-Korsakov - Scheherazade / Sir Thomas Beecham
CD10
Ludwig Van Beethoven /
Felix Mendelssohn - Violin Concertos : Menuhin / Furtwangler
CD11
Johannes Brahms / Jean Sibelius - Violin Concerto : Ginette Neveu
CD12
Johannes Brahms / Max Bruch - Double Concerto / Violin Concerto No.1
Oistrakh / Fournier
CD13
Sibelius, Tchaikovsky Violin Concertos & Glazunov : Violin Sonatas
Jascha Heifetz / Barbirolli
CD14
Ludwig van Beethoven - Piano Concerto 4 & 5 / Emil Gilels
CD15
Frederic Chopin - Piano Concertos / Samson Francois
CD16
Antonin Dvorak - Piano Concerto etc. : Richter / Kleiber
CD17
Edward Grieg / Robert Schumann - Piano Concerto / Richter
CD18
Rachmaninov / Saint-Saens / Schostakowitsch - Piano Concertos No.3 Etc
Emil Gilels
CD19
George Gershwin - Rhapsody In Blue, etc. / Andre Previn
CD20
Joseph Haydn / Luigi Boccherini - Cello Concerto
Du Pre / Barenboim / Barbirolli
CD21
Antonin Dvorak / Camille Saint-Saens - Cello Concerto / Rostropovich
CD22
Ludwig Van Beethoven / Franz Schubert - Piano Trio
Cortot / Thibaud / Casals
CD23
Schubert : String Quartets No.14 'Death and the Maiden' & No.15
Busch String Quartet
CD24
Nicolo Paganini - 24 Capricen / Rabin
CD25
Frintz Kreisler - Original Compositions & Arrangements
Fritz Kreisler
CD26
Tartini : Sonata in g "Il Trillo del Diavolo"
David Oistrakh
CD27
Johann Sebastian Bach / Robert Schumann / Ferruccio Busoni
Johannes Brahms : Michelangeli
CD28
Ludwig Van Beethoven - Piano Sonatas No.21, 23, 30, 31
Walter Gieseking
CD29
Chopin: Etudes Op.10 & Op.25 / Claudio Arrau
CD30,31
Johann Sebastian Bach - Cello Suites / Paul Tortelier




<韓国ローカル SONY BMG>
S70686C 20枚組 ¥6750
SONY Classic Recordings Collection
クラムシェル・ボックス仕様、各CDは紙ジャケに収納されます。
20ページ・ブックレット(韓、英語併記)
CD1-2
マーラー:交響曲第4番(*)/ 交響曲第5番/ 歌曲集「若き日の歌」より(**)
デシ・ハルバン(S)*/**
ブルーノ・ワルター(P)**(指揮)**以外
ニューヨーク・フィルハーモニック交響楽団 **以外
CD3-4
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」/ 交響曲第9番
ブルーノ・ワルター 指揮
コロムビア交響楽団
CD5-6
バッハ:ブランデンブルク協奏曲 全曲
*1964年マールボロ音楽祭のカザルス、リハーサル付き
パブロ・カザルス 指揮
マールボロ音楽祭管弦楽団.
CD7-8
ヴェルディ:レクイエム
レナード・バーンスタイン 指揮
ロンドン交響楽団&合唱団
アーロヨ(S)、ヴィージー(Ms)、ドミンゴ(T)、ライモンディ(Bs)
CD9-10
バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 全集
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
CD11-12
ブラームス:交響曲 全集
ブルーノ・ワルター 指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック交響楽団
CD13-14
「ソロ・ピアノ」-フィリップ・グラス自作自演集
フィリップ・グラス(ピアノ)
CD15-16
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 、イタリア協奏曲 BWV.971 他
ロザリン・テューレック(チェンバロ、ピアノ)
CD17-18
ドヴォルザーク:交響曲第7-9番 他
ジョージ・セル 指揮
クリーヴランド管弦楽団 
CD19-20
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集 作品18(第1番-第6番)
ブタペスト弦楽四重奏団(1951/52録音)

<MSR>
MS1373 ¥1980
(1)マーラー:交響曲第4番
(室内アンサンブル版・1921年エルヴィン・シュタインによる/アレクサンダー
・プラット再構成)
(2)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
(ベンノ・ザックスによる室内アンサンブル1920年編曲版)
(1)(2)ケン・セルデン指揮マーティンゲール・アンサンブル
(2)ディアンナ・ブレイウィック(Sop)
録音:2011年1月ライヴ
私的音楽協会は同時代の音楽を広く紹介するためにシェーンベルクが1918年に
立ち上げた団体でプログラムはひとつの傾向や国に限定せず様々な作品が取り
上げられ、3年の活動期間に117の演奏会が行われた。オーケストラ作品は予算
の都合もあり室内アンサンブルに編曲して演奏された。マーラーとドビュッシ
ーは特にシェーンベルクのお気に入りの作曲家であったと言われる。室内アン
サンブルに編曲されることで対位法がよりくっきりすると同時に最高級のサロ
ン音楽としても楽しめる。

MS1138 ¥1980
「四旬節と聖週間のための音楽」
パレストリーナ:谷川を慕いて/グレゴリア聖歌《パンジェ・リングァ》
バード:アヴェ・ヴェルム・コルプス
ヴィクトリア:おお、すべての道行くものよ/
14世紀イギリス作者不詳:
O homo considera/O homo de pulvere/Filiae Jerusalem
アレグリ:ミゼレーレ・メイ・デウス
タリス:エレミアの哀歌、おお聖なる宴
ケント・トリトル指揮
聖イグナチウス・ロヨラ合唱団
録音:1998年1月ニューヨーク
四旬節と聖週間に関わるルネサンスの宗教音楽集。聖イグナチウス・ロヨラ合
唱団はニューヨークに拠点を置く合唱団で宗教曲を専門とするが、ヒナステラ、
シュニトケの宗教曲を歌ったり、ジョン・ゾーンやウテ・レンパーとも共演す
るなど、野心的な活動を行っている。アレグリのミゼレーレ・メイ・デウスや
タリスのエレミアの哀歌など、ルネサンス宗教楽の名曲が集められている。

MS1340 ¥1980
「ドリーミング・イン・カラー」-ファゴットと作品集
ピーター・シックリー(b.1985):夏のセレナード
ジョン・スタインメッツ(b.1951):想像上のオペラからの組曲
ドレイク・メイブリー(b.1950):二重奏曲
パウル・ジェレスク(1901-89):ドブロゲアナ狂詩曲
ホセ・シクィエラ(1907-85):3つのエチュード
イ・ヒェキョン(b.1959):ドリーミング・イン・カラー
ベンジャミン・コエーリョ(Fg)、
アラン・ハックルベリー(Pf)
録音:2009年8-9月
アメリカ、ルーマニア、ブラジル、韓国出身の作曲家による現代ファゴット作
品集。PDQバッハことピーター・シックリー等、ジャズ、民族音楽の影響を受
けた親しみやすい作品が中心。ファゴットのベンジャミン・コエーリョはブラ
ジル系アメリカ人でソロ奏者として活動しAlbany、Crystal、MSRなどに多く録
音している。

MS1367 ¥1980
「ファゴットと友達」-2010年ファゴット室内楽作曲コンクール入賞作品
(1)ジョナサン・バーツ(b.1986):コンチェルティーノ
(2)ルイス・ニールソン(b.1950):あなたはどう?
(3)アーサー・ゴットショーク(b.1952):アメリカの夜
(4)ステファン・クウィック(b.1987):
「8つのミニチュア」-ストラヴィンスキーへのオマージュ
ポーラ・ブルスキー(Fg)、
(1)(3)(4)ウェンレイ・グ(Vn)、ケイ・キム(Pf)、
(1)エリザ・トムソン(Va)、デシリー・ミラー(Vc)
(2)クリストファー・オットー(Vn)、(2)エミリー・デユフォー(Vc)
(4)マイケル・ウィリアムズ(Fl)
録音:2010-2011年
ファゴットのレパートリーを増やすためファゴット奏者ポーラ・ブルスキーが
2009年に創設したファゴット室内楽作曲コンクールの2010年度入賞作を収録。
特殊奏法満載の前衛的なニールソンの「あなたはどう?」、ストラヴィンスキ
ー作品と同名のクウィックの楽しげな「8つのミニチュア」が聴きもの。

MS1388 ¥1980
「シャドウ・キャッチャー」-アメリカの吹奏楽作品集
ノーマン・デロ・ジョイオ(1913-2008):ルーヴルからの情景
アンソニー・プロッグ(b.1947):
二重協奏曲-2つのトランペットとウィンド・アンサンブルのための
ジョセフ・ターリン(b.1947):
コンチェルティーノ-11楽器とウィンド・アンサンブルのための
エリック・エワゼン(b.1954):
協奏曲《シャドウ・キャッチャー》
-金管五重奏とウィンド・アンサンブルのための
アンドリュー・ヨーズヴィアーク指揮
ウェスト・チェスター大学ウィンド・アンサンブル
録音:2011年3月
ウェスト・チェスター大学はペンシルヴァニア州にあり今年創立140年になる
音楽大学で吹奏楽では定評がある。いずれもウィンド・アンサンブルの機能と
効果をよく考え抜いた秀作ぞろい。

MS1389 ¥1980
ハンプソン・シスラー(b.1932):
(1)不死鳥よ永遠に(2009)
(2)嵐の湧き起こる中で(2005)
(3)魂の中の音楽(2005/2009)
(4)聖フランシスコの祈り人(1970/2009)
マーロン・ダニエル指揮プラハ・シンフォニエッタ
(3)ロリ=カイエ・K.ミラー(MS)&ダーネル・イシュメル(Br)、
(4)メリッサ・シントロン(Sop)
録音:2007,2009年チェコ
ハンプソン・シスラーはニューヨーク出身の作曲家でオルガニストとしても活
動している。いずれの作品も宗教色が濃く、新ロマン主義とでも言うべき抒情
的な作品。

MS1390 ¥1980
「モーツァルト:2台ピアノのための作品全集」
モーツァルト:
(1)2台ピアノと管弦楽のための協奏曲K.365
(2)2台ピアノのためのソナタK.448
(3)アダージョとフーガK.546/K.426
(4)ラルゲットとアレグロ 変ホ長調
ピアース&ジョナス(Pfデュオ):
【ジョシュア・ピアース&ドロシー・ジョナス】
(1)ポール・フリーマン指揮スロヴァキア・フィル
録音:(1)1993年1月26日、ブラティスラヴァ,ライヴ,(2)-(4)SUNY
ピアース&ジョナスのコンビは1980年代中ごろに2台ピアノの作品を演奏するた
めに結成。レパートリーは18世紀から20世紀までと幅広い。1984年に映画「ベ
ン・ハー」の音楽でも知られるミクロス・ローザに2台ピアノと管弦楽のため
の協奏曲の作曲を委嘱、初演している。当MSRからはメンデルスゾーンの2曲の
2台ピアノのための協奏曲、ラフマニノフの交響的舞曲ほかをリリースしている。

MS1391 3枚組 ¥3960
「インタープレイ」
-ロバート・アッカーマンの世界BOX1
CD1) より遅い速度で、2つの断章、チェンジ、インタープレイ、2つの俳句、
エニシング・バットほか全10曲
CD2) ウォーター、オーロラ、ハヴァナ・スペシャル、ショート・ストーリー、
冬の死、サウス・カロライナ・スケッチほか全15曲
CD3) ビル・エヴァンスのためのシエナ、リフレクションズ、サークリング、
ジェントル・ムードほか全14曲
トリスタン・ウィレムズ(指揮)
アテナ弦楽オーケストラ、
スロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団(コシツェ)、
スロヴァキア国立フィル弦楽四重奏団
ほかソリスト達
録音:2003-2010年、アイスランド、コシツェ、ニュージャージー
ジャズのサクソフォン奏者でもあるロバート・アッカーマンの作品集。弦楽四
重奏、室内楽アンサンブルなど多様な編成の曲が並び、時に新ウィーン楽派、
時にアヴァンギャルド・ジャズと様々な様式が折衷されている。

MS1397 ¥1980
「ゴーイング・ソロ」-無伴奏ヴァイオリン&ヴィオラ作品
(1)G.P.テレマン:幻想曲第7番 変ホ長調
(2)H.ヴュータン:奇想曲Op.Posth-9
(3)E.イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.27-4
(4)F.クライスラー:レチタティーヴォと奇想的スケルツォOp.6
(5)A.R.トーマス:呪文
(6)J.ウィン:ピーブロック(2008)
(7)E.シュールホフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(1927)
(7)Q.ポーター:無伴奏ヴィオラ組曲(1930)
(8)A.ピアソラ:3つのタンゴ・エチュード
ステファニー・サンタンブロジオ(Vn,Va(2)(5)(7)のみ)
録音:2010年ソノマ州立大学グリーン・ミュージック・センター
ステファニー・サンタンブロジオはイーストマン音楽院を卒業後、クリーヴラ
ンド管弦楽団に永らく勤めた後、サン・アントニオ交響楽団のコンサート・ミ
ストレスに抜擢。その後、室内楽とソロ活動に力を注ぐようになった。アー
ジェンタ・ピアノ三重奏団のリーダーとして活躍、メンデルスゾーン作品集も
発売になっている(BRIDGE,BCD9338)。このアルバムは古今の無伴奏ヴァイオ
リン、ヴィオラ作品を集めた珍しいCDでシュールホフ、ピアソラ作品は普段聴
く機会がないため大変貴重。

MS1398 ¥1980
「星座」-ジャスティン・ヘンリー・ルービン作品集
ジャスティン・ヘンリー・ルービン(b.1971):
エグロガ-ヴァイオリンとピアノのための
《明けの明星が輝く》による変奏曲-ヴァイオリンとピアノのための
エコセーズ-ヴァイオリンとマリンバのための
5声のためのセレナーデ
2つのヴァイオリンのための3つのコラール
3楽器のための小さなスケルツォ
2人の音楽家のための「間に合わせ」
2つのヴァイオリンのためのサミュエル・グリーンバーグ星座
パミーナのアリア「ああ私にはわかる」による幻想曲
-ファゴットとピアノのための
別の最後の日に・・・-ヴァイオリンとピアノのための
E.オルドリッジ(Vn)、
J.キャンベル(Fg)、
デュオ・ゲランド(Vnデュオ)、
G.コシンスキ(Perc)、
ジャスティン・ルビン(Pf)
シャンノン・ウェットスタイン(Pf)
ミネソタ大学ダルース・ファカルティ木管五重奏団
録音:2009-2010年
ジャスティン・ヘンリー・ルービンは1971年ニューヨーク出身の作曲家。マン
ハッタン音楽院、ニューヨーク州立大で学び、ピアニストとしても活動。無調
から調性音楽まで堅実な作風の作曲家。収録作品のほとんどは12音技法もしく
は無調で書かれている。

MS1405 ¥1980
「シモーネ・レイタン・ピアノ・リサイタル」
J.S.バッハ(1685-1770):イギリス組曲第3番ト短調
アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):ピアノ・ソナタ第1番Op.22
アンドレ・メーマリ(b.1977):グランデ・バイアン・デ・コンチェルト
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ・ソナタ第2番Op.36
シモーネ・レイタン(Pf)
録音:2011年5月,7月
シモーネ・レイタンはブラジル出身で現在、アメリカで熱い注目を集めている
女流ピアニスト。マイアミ大学で博士号を取得、ノルウェー音楽院でも学んだ。
バッハにおける対位法のカンタービレ、ヒナステラと現代作曲家メーマリの強
烈なリズム、ラフマニノフの華麗なピアニズムなど、あらゆるスタイルをブラ
ジルの強烈な陽射しのように熱く明快に弾ききる。




<WEITBLICK>
SSS0101-2 ¥1980
モーツァルト:交響曲第39番
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
クルト・ザンデルリング指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団
録音:1991年12月2日シャウシュピールハウス、
ベルリン(現コンツェルトハウス),ライヴ録音
引退してほぼ10年とは言え、亡くなられてみると寂しいものがあります。巨匠
の生前に許諾を得ていた、モーツァルトの第39番と「田園」の登場です。
ザンデルリングはコンサートの前半にハイドンを演奏することが多く、その演
奏はいつも活き活きとして、絶品でした。今回は珍しくモーツァルトの第39番
(初出レパートリー)を聴かせてくれます。随分とロマンティックな演奏で、ザ
ンデルリングらしい恰幅良く、豊かなスケールを誇ります。どこまでも柔らか
く旋律美を強調した名演です。
「田園」は巨匠の愛奏曲といって差し支えありません。とにかくスタイリッ
シュな演奏で、音色はとても美しく、ザンデルリングならではの思い切りの良
さも楽しめドラマティックでもあります。ベルリン・ドイツ響とは、ほぼ毎年
客演し良好な関係でした。「田園」は1997年にも再度取上げており、よほど気
に入っていたと言えるでしょう。
御承知の通り、ベルリン・ドイツ響の普段の演奏会場はフィルハーモニーです
が、この当時はアスベスト除去改修で旧東ベルリンに位置しザンデルリングに
馴染み深いシャウシュピールハウス(現コンツェルトハウス)での美しい一夜と
なりました(同様の理由でアバドのブラームス全集も一部がシャウシュピールハ
ウスでライヴ収録です)。そんなことを思い出すのも感慨深いものがあります。
英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。





<若林工房レーベル(日本)>
WAKA 4159-60 2枚組 ¥3600
「リスト作品集 / イリーナ・メジューエワ」
disc-1
愛の夢 第3番/メフィスト・ワルツ 第1番(「村の居酒屋での踊り」)
コンソレーション 第1番-第3番/ラ・カンパネッラ
ピアノ小品 変イ長調 S.192-2/夢の中で(ノクターン)S.207
ピアノ小品 嬰ヘ長調 S.192-4/エステ荘の噴水(「巡礼の年」第3年より)
カンツォーネとタランテラ(「巡礼の年」第2年補遺 《ヴェネツィアとナポリ》 より
disc-2
ピアノ・ソナタ ロ短調/子守歌 S.198/瞑想 S.204
忘れられたロマンス S.527/トッカータ S.197a
悲しみのゴンドラ 第2番 S.200-2/ピアノ小品 嬰ヘ長調 S.192-3
P.N.夫人の回転木馬 S.214a/暗い雲 S.199
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
録音: 2011年4月、6月、9月、新川文化ホール(富山県魚津市)
STEREO/DSD録音(但しdisc-1 「愛の夢」・「カンツォーネとタランテラ」の
み24-Bit & 96kHz PCM録音)、
発売元:若林工房
若くして「巨匠の風格を備えつつある」と、ここ数年の演奏がきわめて高い評
価を獲得しているロシア出身の実力派メジューエワが、リスト生誕200年のメ
モリアル・イヤーに合わせて、超大作「ソナタ ロ短調」を録音。ショパン作
品の瑞々しい解釈で知られるメジューエワですが、今回はリスト弾きとしても
その実力を遺憾なく発揮。古今の大ピアニストたちが個性豊かな名演を刻んで
きたこの傑作ソナタに真っ向から挑み、正攻法の解釈で作品の素晴らしさを伝
えてくれます。作品の根幹を見据えた重厚堅固な構築感はまさに巨匠風。19世
紀ロマン派のピアニズムを髣髴とさせるレガート奏法、強靭なテクニックと
千万変化の多彩な音色を駆使して、リスト音楽の森羅万象を見事に描き上げま
す。カップリングに選ばれたのは、「愛の夢」や「ラ・カンパネッラ」といっ
た「お約束」の名曲のほかに、神秘的で独自の美しさを備えた晩年の小品の
数々。リストの多彩な魅力を満載した2枚組アルバムの誕生です。

WKLC 7010 ¥2400
シューベルト:
ピアノ・ソナタ 第18番 ト長調 D894
〔ボーナス・トラック〕
即興曲 ハ短調 作品90の1(D899-1)
即興曲 変ト長調 作品90の3(D899-3)
即興曲 変イ長調 作品142の2(D935-2)
ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)
録音:2010年11月20日、紀尾井ホール(ライヴ:D.894)
STEREO/ Digital録音、発売元:若林工房
現代屈指の鬼才アーティストとして新録音を出すたびに大きな注目を集める
ヴァレリー・アファナシエフ。今回登場する2010年来日公演時のライヴ録音は、
シューベルトのピアノ・ソナタ第18番《幻想ソナタ》(ト長調 D894)。DENONへ
の録音(1992年)以来、18年ぶりの再録音です。48分を超えるスロー・テンポが
特徴だった旧盤に対し、今回のバージョンは約40分。独特の「重さ」を保ちな
がらも変幻自在の様相を見せるその演奏は、ある種の「軽み」をたたえ、ア
ファナシエフの到達した新たな境地を物語っています。ボーナス・トラックと
して収録された即興曲(3曲)はアファナシエフにとって初出となる貴重なレパ
ートリー。アファナシエフ・ファン必聴の一枚です。




<ORF>
CD 3122 ¥2080
テオドリコ・ペドリーニ(1671-1746):ソナタ集
ソナタ第6番/ソナタ第8番/ソナタ第7番/
ソナタ第2番/ソナタ第9番/ソナタ第4番
シロッコ:
【ナタリー・ウトマン(ブロックフレーテ)、ベルナール・ヴォルテシェ(Vc)、
ラファエル・コリニョン(Cemb,ポジティフOrg)】
録音:2008年5月12日,メルク修道院
テオドリコ・ペドリーニはイタリア・フェルモに生まれ、ローマ教会の宣教師
として中国に派遣され、北京にて没した。ペドリーニは宣教師以外に清朝の康
熙帝(1654-1722)の3人の息子の音楽教師としても活動した。作品はここに収録
されたソナタのほか、ミサ曲、ヴァイオリン・ソナタなど多くを残した。同時
代のコレルリを思わせるイタリア・バロックの様式の中に微かに中国の情緒が
漂う。

CD 3123 ¥2080
リチャード・ロジャース(1902-1979):ミュージカル《南太平洋》
(台本:オスカー・ハマーステインII、英語版)
デヴィッド・レヴィ指揮
ウィーン・フォルクスオパー管弦楽団、合唱団
サンドラ・ピレス(ネリー・フォーブッシュ)、
フェルッチョ・フルラネット(エミール・デ・ベック)、
マルヤナ・リポヴシェク(ブラッディ・メアリー)、
スティーヴン・ションディ(ジョセフ・ケーブル中尉)、
クリストフ・ヴァーグナー=トレンクヴィッツ(ルーサー・ビリス)、他
録音:2010年1月ウィーン・フォルクスオパー,ライヴ
ウィーン・フォルクスオパーは今日、オペレッタのみならず「マイフェア・レ
ディ」から「サウンド・オブ・ミュージック」「キャッツ」まで多くのブロー
ドウェイ・ミュージカルを上演する。20世紀最大のメロディ・メーカー、リチャ
ード・ロジャースの《南太平洋》はジェームズ・ミッチナーの原作を元にオス
カー・ハマーステインIIが台本・歌詞を手がけた傑作。物語は太平洋戦争中、
対日作戦に協力するフランス人と島の看護婦との恋を描く。魅惑の宵、バリ・
ハイ、ハッピー・トーク、ディテ・モアなど名曲ぞろい。
主役のサンドラ・ピレスはポピュラー畑の歌手ですが、オペラ界の大物も登場!
ワーグナーやR.シュトラウスのオペラやマーラーなどでお馴染のリポヴシェク
も出演。さらにフランス人農園主エミール・デ・ベック役のフルラネットは晩
年のカラヤンに才能を見出され、ウィーン国立歌劇場の宮廷歌手の称号を持つ
ヴェルディ歌手として有名。

CD 3124 ¥2080
「太陽の光」
-ヴィスコンティ家の宮廷音楽(1360-1410)
ニッコロ・ダ・ペルージャ:公明正大な顔
バルトリーノ・ダ・パドヴァ:アルバ・コロンバ
ヨハネス・チコーニア:太陽の光、ウナ・パンテーラ、ほか
ヨハネス・デ・ヤヌア:私の甘い恋
ヤコブ・デ・セレンチェス:ハープの旋律
ほか,フィリッポット・ダ・カセルタ,作者不詳,
パオロ・ダ・フィレンツェ,マッテオ・ダ・ペルージャ,
ジャケ・ド・ノヨン,ヨハネス・シモン・ハスプロワ,の作品全15曲
ミケーレ・パソッティ(リュート,指揮)
ラ・フォンテ・ムジカ
録音:2007年10月25日放送のライヴ、ADD、74:50
※イタリア・ルネサンス音楽の花、トレチェント音楽集。北イタリアの貴族ヴィ
スコンティ(映画監督のルキノ・ヴィスコンティはその末裔)家はルネサンス時
代の音楽家の大パトロンでその宮廷を中心に多くの音楽様式が生まれた。その
トレチェント音楽の代表的作曲家の作品を収録。ラ・フォンテ・ムジカはフィ
ドル、リコーダー、ハープ、リュート、声楽からなるルネサンス音楽専門のア
ンサンブル。

CD 3128 ¥2080
「ナチュラル・フロウ」
-ヴァイオリンとピアノのための現代音楽
ヤヴォール・ディミトロフ:
ソナタ・インプレッション「ランニング・ウォーター」、ソナタ「孤独な鳥」
デヴィッド・L・キャプラン:
アリザのドイナとアリザ・シャーフのためのフライラッハ
パウル・ワルター・フュルスト:ヴァイオリン・ソナタ
モンテ・K・ピシュニー=フロイド:消滅、ヴァイオリン・ソナタ
エレーナ・デニソワ(Vn)、
アレクセイ・コルニエンコ(Pf)
録音:2009-2011年
エレーナ・デニソワとアレクセイ・コルニエンコは共にモスクワ出身でともに
クラシックの他、現代音楽、クロスオーバーな音楽に幅広く取り組んでいる。
ORFレーベルからはコリシュ編曲のレーガー:ヴァイオリン協奏曲が発売になっ
ている(CD 351)。ここに収録された作品も硬派な現代音楽ではなく、ジャズ、
民族音楽の影響が濃厚な親しみやすい作品ばかり。





<GENUIN>
GEN 11212 ¥1980
「モーツァルト・イン・マイナー」
-モーツァルト:短調のピアノ作品集
幻想曲ニ短調KV.397/幻想曲ハ短調KV.475
ピアノ・ソナタ ハ短調KV.457
ピアノ・ソナタ イ短調KV.310/ロンド イ短調KV511
コンスタンツェ・アイクホルスト(Pf)
録音:2011年3月、リューベック
コンスタンツェ・アイクホルストはクララ・ハスキル国際ピアノ・コンペティ
ションとゲザ・アンダ国際ピアノ・コンペティションに優勝。その後、ソロ、
室内楽、オーケストラとの共演など幅広く活動している。CDではバッハ:ゴー
ルドベルク変奏曲(THOROFON BM31.9048)が発売になっている。ペダルを極力押
さえ、一音もおろそかにせず端正に磨き上げられた音はモーツァルトの短調の
作品を一層、悲しく味わい深く聴かせる。

GEN 11221 ¥1980
「フェスティヴァル」-シンフォニック・クラシックス
ヴェルディ:「アイーダ」-合唱と凱旋行進曲
ワーグナー:「タンホイザー」-賓客の入場
ワーグナー:「ローエングリン」-よりエルザの大聖堂への入場
ヘンデル:「ソロモン」-女王の到着
ヘンデル:「セルセ」-アリア
R.ファール:「神は我がやぐら」-イントラーダ
メンデルスゾーン:交響曲第5番「宗教改革」-「神はわがやぐら」
メンデルスゾーン:「エリヤ」-「それ、主汝のためにみ使いたちに命じ」
J.S.バッハ:「エルセレムよ、主を讃えよ」,G線上のアリア
クラウス=ペーター・ブルッフマン(b.1932):クレッシェンド
ブラームス:ハンガリー舞曲第6番、第5番
トマス・クラーマー指揮
ザクセン・ウィンド・フィルハーモニック(吹奏楽)
録音:2011年2-3月ライプツィヒ・ベタニア教会
ザクセン・ウィンド・フィルハーモニックは昨年設立60年を迎えた吹奏楽団で
ドイツの主要な交響楽団の腕利きの管楽器奏者たちで構成されている。アイー
ダの凱旋行進曲、タンホイザーの賓客の入場など吹奏楽の醍醐味を味わえる定
番からしっとりとしたG線上のアリアまで幅広い内容。




<OTAKEN RECORDS>
ベートーヴェン「4&5」「1&7」非売品見本盤より復刻!
「バイロイトの第九」史上空前の89点(レコード芸術10月号録音点数)をたたき
出したオタケン・ブライトクランクの「バイロイトの第九」(TKC-339)の音質
を更に上回るシリーズ第2弾!
いわゆる白レーベル非売品見本盤とは、作り立てのメタル原盤から最初に手動
でプレスされ、音楽評論家を始め一部の関係者に一般発売前に配布されたレコ
ードのことです。これらのレコードは、私どもが昔聴いた自動プレス量産市販
品とは似て非なるもので、その音質の違いは一聴瞭然です。この度、ほとんど
手付かずの状態で発見された一連のブライトクランク非売品見本盤は、元のブ
ラクラの音はこんなに美しく自然なものであったかと、ブラクラに対する評価
を一変させるものと思われます。(オタケン・レコード太田憲志)

TKC-335 ¥2080
ベートーヴェン:
(1)交響曲第4番 変ロ長調 作品60/(2)交響曲第5番 ハ短調 作品67
ヴェルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1952年12月1-2日、(2)1954年2月28日,3月1日、
ウィーン・ムジークフェラインザール
音源:ブライトクランク白レーベル非売品見本盤
当CDに収められたベト4&5は、当社の擬似ガラスCDに匹敵する高音質で、そこ
にアナログレコードの柔らかさを加味したものとなっております。演奏は、即
興性よりも全体のバランスを重んじており、多くの人々の繰り返しの鑑賞に耐
えることが出来、尚且つ私どもの人生に安心と安定をもたらす名演と言っても
過言ではないことは、皆様よくご承知の通りです。心行くまでご堪能ください
ませ。(オタケン・レコード太田憲志)

TKC-337 ¥2080
ベートーヴェン:
(1)交響曲第1番 ハ長調 作品21/(2)交響曲第7番 イ長調 作品92
ヴェルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1952年11月24日,27-30日、(2)1950年1月18-19日、
ウィーン・ムジークフェラインザール
音源:ブライトクランク白レーベル非売品見本盤
当CDに収められたベト7は、これまでSP起こし、LP起こし、テープ系起こしの
3系列で様々な復刻盤が出ておりましたが、音質面で、それぞれ一長一短があっ
て、全ての点で満足出来るCDは無かったように思えます。今回のブラクラ非売
品見本盤復刻においては、この点がほぼ解消出来たと言って良いでしょう。
演奏については、言わずもがなの名演で、これほど多くの人々に生きる勇気
を与えてきた演奏は他になく、数あるベト7の演奏の中でも随一の演奏である
ことは、皆様よくご承知の通りでございます。尚、ベト1の方も当社HQCDに匹
敵する音質で、そこにアナログレコードの柔らかさを加味したものとなって
おり、演奏も繰り返しの鑑賞に耐え得る安心の名演と言えます。
(オタケン・レコード太田憲志)





<コウベレックス>
KPC-619 ¥2000
「神戸市混声合唱団特別演奏会 -宇野功芳叙情の世界-」
(1)佐藤眞:混声合唱のための組曲「旅」
(2)高田三郎:水のいのち
(3)大中恩:沼、海の若者、秋の女よ
(4)石桁真礼生:月光とピエロ
宇野功芳(指揮)
神戸市混声合唱団
録音:2011年6月5日 神戸文化ホール 中ホール,ライヴ録音 60分04秒収録
(製作:財団法人神戸市演奏協会/販売元:コウベレックス)
神戸市混声合唱団は1989年に神戸市により設立されたプロの合唱団。澄んだ歌
声と密度の高い合唱でレパートリーも多彩。年2回の定期演奏会では内外の客
演指揮者を迎えて本格的なステージが組まれ固定したファン層を持つ。2011年
の特別演奏会では宇野功芳氏を迎え、佐藤眞作曲「混声合唱のための組曲"旅"」
と、高田三郎作曲「水のいのち」他が好演された。
宇野氏はこれまでの共演から同合唱団の音楽的なレベルの高さを評価しており、
今回は「感動的で楽しい」演奏会を目指した。混声合唱の可能性を追求しなが
ら親しみやすさを忘れず、叙情の感性がライヴから伝わってくる。また、今回、
長年の演奏スタイルから表現を新たにしたという宇野氏の「水のいのち」も聴
きどころ。




<KOKORO RECORDS(日本)>
KKR-003 ¥3150
野澤徹也による「水野修孝・三味線作品集」
水野修孝(b.1934):
(1)三味線二重奏のための「3章」?(2007年)?
(2)三味線・ヴァイオリン・打楽器のための「ディヴェルティメント」(2009年)
(3)尺八・箏・三味線のための「三重奏曲」(2009年)
(4)三重奏曲「笛と三味線、小鼓・太鼓」(2007年)
(5)ソロ三味線のための「パッセージ3章」(2006年)
(6)宵のうたげ(1979年)
野澤徹也(三味線)
(1)浅野藍(三味線II)
(2)亀井庸州(Vn)、篠田浩美(打楽器)
(3)神令(尺八)、吉澤延隆(箏)
(4)鳳声晴久(篠笛)、藤舎花帆(打楽器)
(6)澤田由香(Fl)、亀井庸州(Vn)、三村磨紀予(Pf)、片岡寛晶(打楽器)
世界中の音楽・楽器を絶妙にミックスしてハイブリッド化させる手腕を持つ巨
匠、水野修孝による三味線音楽作品を新世代の演奏家・野澤徹也が委嘱・再演
・CD化
「メロディー、ハーモニー、リズムだけでなく楽器の組み合わせや語法など、
水野らしくハイブリッド化が行われた作品群は、国際的な活動を続ける作曲家
が様々な創作を経てから自国の楽器と向かい合った重要な仕事でありレパート
リーとして残っていくだろう」
西 耕一(音楽評論)





<パンセ・ミュージック(日本)>
PANU-7011 ¥2800
「月夜の海」
(1)沢井忠夫:楽(無窮動/変奏曲/輪舞)
(2)高橋悠治:鹿
(3)八橋検校:みだれ
(4)三輪眞弘:箜篌のための蝉の法
(5)江戸信吾:サザンクロス
(6)西陽子:月夜の海
西陽子(筝、(4)箜篌、(6)十七弦筝)
録音:2011年7月
柔らかく弧を描く・・・磨き上げてきた独自の世界を、今、解き放つ!
筝曲家、西陽子が9年ぶりに、満を持してリリースする待望のソロ・アルバム。
古典から現代曲まで様々なスタイルの作品を収録。西陽子の織りなす、艶やか
な世界が広がります。

<Avie>
AV 2234 ¥2180
ドヴォルザーク:
ピアノ五重奏曲イ長調Op.81*/8つの愛の歌Op.83+
弦楽四重奏のための《糸杉》
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)*、
アドリアーナ・クチェロヴァ(ソプラノ)+、ティモス弦楽四重奏団
"ピアニスト"クリストフ・エッシェンバッハと、パリ管の副コンサートマスタ
ー、千々岩英一が参加するフランスのアンサンブル、ティモス弦楽四重奏団が
ドヴォルザークの「ピアノ五重奏曲」で共演!
古代ギリシャ語で「魂の息吹き」という意味を持つティモス弦楽四重奏団は、
千々岩英一をはじめとするパリ管のメンバーで構成されており、かつてのシェ
フ、エッシェンバッハとの「ピアノ五重奏曲」はもちろんのこと、「糸杉」、
「8つの愛の歌」での素晴らしい演奏に期待したい。
※録音:2010年10月27日+、2011年3月25日、2011年5月4日&9日*

AV 2235 ¥2180
J.S.バッハ:
ゴルトベルク変奏曲BWV.988、14のカノンBWV.1087
シュテルツェル:御身がともにあるならば
ダニエル=ベン・ピエナール(ピアノ)
まばゆいばかりの指さばき、丁寧なタッチと軽快なテンポで展開される「ゴル
トベルク変奏曲」からは、ピエナールだけの知的なバッハ解釈を感じ取ること
が出来る。「ゴルトベルク変奏曲」の低音主題を題材とした「14のカノン」を
加え、"アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳"に収録されている「御身がと
もにあるならば」で締めくくるというアイディアも豊かな才能の成せる技。
2010年9月3日、王立音楽院デュークス・ホール(ロンドン)での録音。

AV 2194 ¥2180
メイド・イン・ブリテン ――
ウォルトン:喜劇序曲《スカピーノ》
バターワース:イギリスの田園詩曲第1番、イギリスの田園詩曲第2番
ディーリアス:楽園への道/バックス:幸せな森/エルガー:愛の挨拶*
ヴォ―ン=ウィリアムズ:イギリス民謡組曲、揚げひばり*
ジャーマン:ネル・グウィン序曲
ジョン・ウィルソン(指揮)、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
ジェームズ・クラーク(ヴァイオリン)
ジョン・ウィルソン・オーケストラとのコンビでブレイク中のイギリス人マエ
ストロ、ジョン・ウィルソンと、1840年に創設された英国最古のオーケストラ、
ロイヤル・リヴァプール・フィルのタッグによる近代イギリス音楽のノスタル
ジック・ジャーニー。
ウォルトンの「スカピーノ」で幕を開ける"メイド・イン・ブリテン"は、近代
映画音楽の魅力が満点!吹奏楽の名作中の名作として親しまれてきたヴォ―ン
=ウィリアムズの「イギリス民謡組曲」のオーケストラ版新録音も話題となり
そうだ!
2010年4月7日-8日、リヴァプール・フィルハーモニー・ホール(イギリス)での
録音。

AV 2229 ¥2180
コラージュ ――
スカルラッティ:ソナタK.9、ソナタK.141
カリアー:スカルラッティ・カデンツァ、ブレインストーム
ドビュッシー:版画/リーバーマン:ガーゴイル/シューマン:謝肉祭
ショパン(リスト編):私のいとしい人
ジョイス・ヤン(ピアノ)
若き女流ピアニスト、ジョイス・ヤン(1986-)は、2005年のヴァン・クライバ
ーン国際ピアノ・コンクールで最年少メダリスト(第2位)に輝き、2010年には
権威あるエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントを受賞した韓国の才
女。このデビュー・レコーディングでは、アメリカを拠点としているピアニス
トらしく、スカルラッティからリーバーマン、カリアーなど広い時代の音楽を
組み合わせた多彩なプログラムを披露してくれる。ちなみに2005年のヴァン・
クライバーン国際の第1位はコブリン、第3位はサ・チェン。アジアの新星の
登場です!

AV 2239 2枚組 ¥3250
パースペクティヴ5 ――
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106《ハンマークラヴィーア》
リスト:巡礼の年第1年《スイス》S.160
アンドレアス・ヘフリガー(ピアノ)
スイス出身の大テノール、エルンスト・ヘフリガーの息子でピアニスト、アン
ドレアス・ヘフリガーのレコーディング・プロジェクト"パースペクティヴ"シ
リーズの第5巻。
第5巻ではメインとなるベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」とリスト
の「巡礼の年第1年」をカップリング。コンサート・ホールでのリサイタル・
プログラムのアイディア、熱気をそのままに届けてくれる"パースペクティヴ"
にはヘフリガーの才気がみなぎっている。
2011年7月21日-26日、ラ・ショード・フォン(スイス)での録音。

AV 2244 ¥2180
リジョイス! - セージ・ゲイツヘッドのクリスマス ――
エルムス:祝祭ファンファーレ、久しく待ちにし
エーベリンク:オール・マイ・ハート・ディス・ナイト
ウィルコックス編:サセックス・キャロル、牧人ひつじを
チルコット:マーヴェラス・バース
伝承曲(ヴォ―ン=ウィリアムズ編):ああベツレヘムよ
ヘスケス編:もろびと声あげ/伝承曲:あめにはさかえ
アンダーソン:そりすべり/グッドール:主は私の羊飼い
マサイアス:ワッセイル・キャロル/伝承曲:ウェンセスラスはよい王様
チルコット:ジングル・ベル/フレッチャー:鳴り響け鐘よ
伝承曲:神の御子は今宵しも/チルコット:クリスマスおめでとう
サイモン・ハルゼイ(指揮)、
ノーザン・シンフォニア、ノーザン・シンフォニア・コーラス、
キー・ヴォイセズ
ノーザン・シンフォニアの本拠地、ニューカッスル=ゲイツヘッドのセージ
ゲイツ・ヘッドホールで行われたクリスマス・コンサートのライヴ・レコー
ディング。
お馴染みのクリスマス・キャロルが並ぶプログラムには、イギリス合唱界の
人気作曲家ボブ・チルコットの名前も!国際的評価も急上昇中のノーザン・
シンフォニアがクリスマスの華やかに祝います。
2009年12月12日-13日、セージ・ゲイツヘッド・ホールでのライヴ録音。




<Pavane>
ADW 7540 ¥2300
ロッシーニ:ピアノ・デュオによるオペラ集 ――
歌劇《泥棒かささぎ》序曲(クラインミヒェル編)
歌劇《アルジェのイタリア女》序曲(クラインミヒェル編)
歌劇《セヴィリアの理髪師》より(シェーンベルク編)
歌劇《ウィリアム・テル》序曲(ゴットシャルク編)
デュオ・ソロ
デュオ・ソロは、フランスのヴァルベレイで行われた2010年の国際ピアノ4手
連弾コンクールで第3位に入賞した実績を持つベルギーの夫婦ピアノ・デュオ。
シェーンベルクやゴットシャルクのマジックでピアノ・デュオへと姿を変えた
ロッシーニの音楽は、原曲とはまた違った華やかさと面白さがある。
2011年4月の録音。

ADW 7539 ¥2300
ミステリアス・モーニング
- ヴィルトゥオーゾ・サクソフォン・ミュージック ――
棚田文紀:ミステリアス・モーニングIII
デ・クラーク:アウフ・ウント・ダーヒン
ウォーリネン:ディヴェルティメント/ユレル:a batons rompus
ネイリンク:プロセッサス第5番
ピーター・クヴェーレ(ソプラノ・サクソフォン)、セデル・クヮルテット、
アンディ・ドーント(アルト・サクソフォン)、
ピーター・ラガシー(バリトン・サクソフォン)、他
1982年のウォーリネンから2010年のデ・クラークまでの5作品を集めた高度な
テクニックを求められるサクソフォンのための近現代作品集。アルバム・タイ
トルにもなっている日本人作曲家、棚田文紀の「ミステリアス・モーニング
III(1996)」を収録。2010年-2011年の録音。

ADW 7542 ¥2300
R・シュトラウス:管弦楽伴奏付き歌曲集 ――
解き放たれた心Op.39-4/ばらの花輪Op.36-1/セレナードOp.17-2
万霊節Op.10-8/愛を抱いてOp.32-1/憩え、わが魂Op.27-1/献身Op.10-1
したしき幻影op.48-1/あした!Op.27-4/ツェツィーリエOp.72-2
4つの最後の歌
チェン・キレン(ソプラノ)、
ディルク・ブロッセ(指揮)、上海歌劇院管弦楽団
チェン・キレンは、ベルギーのブリュッセルで声楽を学び、現在は母国の上海
音楽院で声楽科教授として後進の育成にもあたる中国人ソプラノ歌手。伴奏が
上海歌劇院管弦楽団というところがマイナー・オケ・ファンの興味をそそる。
2010年の録音。

ADW 7535 ¥2300
シューマン:
子供の情景Op.15/幻想小曲集Op.111/森の情景Op.82/暁の歌Op.133
ミシェル・ローラン(ピアノ)
ジェルメーヌ・ムニエにピアノを学んだベルギーのピアニスト、ミシェル・
ローランのシューマン・アルバム。シューマン特有の抒情性が大切にされた
演奏。2006年-2010年の録音。




<Hyperion>
CDA 67971/2 2枚組 ¥4260 ※2011年10月30日までのご注文特価 ¥3450
ブライアン:交響曲第1番ニ短調《ゴシック》
マーティン・ブラビンズ(指揮)、
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団、
BBCコンサート・オーケストラ、
スーザン・グリットン(ソプラノ)、クリスティーネ・ライス(メゾ・ソプラノ)、
ピーター・オーティー(テノール)、アラステア・マイルズ(バス)、
バッハ・クワイアー、BBCウェールズ・ナショナル合唱団、
ブライトン祝祭合唱団、バーミンガム市交響楽団ユース・コーラス、
ウェールズ合唱団(コル・カエルディーズ)、エルサム・カレッジ少年合唱団、
ハダースフィールド合唱協会、ロンドン交響合唱団、
サウスエンド少年少女合唱団、デイヴィッド・グード(オルガン)
その人生で32曲の交響曲を作曲し、96歳まで生きたイギリスの長寿作曲家ハ
ヴァーガル・ブライアン(1876-1972)の超巨大シンフォニー、交響曲第1番《ゴ
シック》の2011年BBCプロムス・ライヴがハイペリオンから衝撃のリリース!
オーケストラ、バンダ、ソリスト、混声合唱、児童合唱で800人以上という演
奏者を必要とし、演奏時間は110分を超えるなど、音楽史上稀に見る圧巻のス
ケールを持つが故に、演奏、レコーディングが困難とされているブライアンの
「ゴシック」。そのためBBCプロムスのチケットも発売後、即完売となり英国
内外で公演前から大きな話題を呼んでいたという。
近代イギリスの知られざる管弦楽作品を振り続けるマーティン・ブラビンズの
指揮、BBCウェールズ・ナショナル管、BBCコンサート・オーケストラなど"イ
ギリス勢"の演奏で、しかもプロムスという舞台で繰り広げられた「ゴシック」
の新録音。
録音(ライヴ):2011年7月17日、ロイヤル・アルバート・ホール(BBCプロムス)




<PentaTone>
PTM 1020(SACD-Hybrid) 4枚組 ¥7500
ワーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》
マレク・ヤノフスキ(指揮)、ベルリン放送交響楽団、
アルベルト・ドーメン(バリトン/ハンス・ザックス)、
ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス/ファイト・ポーグナー)、
マイケル・スモールウッド(テノール/クンツ・フォーゲルザンク)、
セバスティアン・ノアック(バス/コンラート・ナハティガル)、
ディートリヒ・ヘンシェル(バス/ジクストゥス・ベックメッサー)、
トゥオマス・プルシオ(バス/フリッツ・コートナー)、
イェルク・シェルナー(テノール/バルタザル・ツォルン)、
トーマス・エーベンシュタイン(テノール/ウルリヒ・アイスリンガー)、
トルステン・シャルンケ(テノール/アウグスティン・モーザー)、
トビアス・ベルント(バス/ヘルマン・オルテル)、
ハンス=ペーター・シャイデッガー(バス/ハンス・シュヴァルツ)、
イ・ヒュンウク(バス/ハンス・フォルツ)、
ロバート・ディーン・スミス
(テノール/ヴァルター・フォン・シュトルツィング)、
ペーター・ゾーン(テノール/ダヴィッド)、
エディット・ハッラー(ソプラノ/エヴァ)、
ミシェル・ブリート(メゾ・ソプラノ/マグダレーネ)、
マッティ・サルミネン(バス/夜警)
生誕200周年の2013年完成を目指して進行中のヤノフスキ&ベルリン放送響、
ペンタトーン・クラシックスのワーグナー・プロジェクト。
「さまよえるオランダ人」(PTM 1018)に続くリリース第2弾として登場するの
は、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の2011年6月、ベルリン・フィ
ルハーモニーでのライヴ・レコーディング!
「ニーベルングの指環」を含むワーグナーの主要オペラ10作品を演奏会形式で
上演するヤノフスキ&ベルリン放送響のワーグナー・プロジェクト。
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」には前作の「さまよえるオランダ人」
からドーメン、サルミネン、ディーン・スミスが引き続き参加しており、キャ
スト陣の継続性も非常に嬉しいところ。
録音(ライヴ):2011年6月3日、ベルリン・フィルハーモニー(演奏会形式)




<Onyx>
ONYX 4087(DVD-Video) ¥3250
ヴィクトリア・ムローヴァ - メイキング・オヴ・ペザント・ガール ――
デュオウード(バーリー編):フォー・ネディム(フォー・ナディア)
ジョン・ルイス/ブラッチ(バーリー編):ジャンゴ
フロリアン・ヘルマン(バーリー編):黒い瞳
ブラッチ(バーリー編):
エル・ネモ・クランツ・ウィズ・バルトーク・デュオス
ウェザー・リポート(ザヴィヌル/バーリー編):ペザント
バルトーク:
デュオス・ウィズ・インプロヴィゼイションズ(44の二重奏曲より)
バーリー:ユーラ - ロシア民謡リューバによる
ブラッチ(バーリー編):ビ・ロヴェンゴ
ウェザー・リポート(ザヴィヌル/バーリー編):貴婦人の追跡
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)、
マシュー・バーリー・アンサンブル〔マシュー・バーリー(チェロ)、ジュリ
アン・ジョセフ(ピアノ)、ポール・クラーヴィス(ドラムス&パーカッション)、
サム・ウォルトン(パーカッション)〕
ヴァイオリンの女王ヴィクトリア・ムローヴァの新しいクロスオーヴァー・プ
ログラム「ペザント・ガール」。ムローヴァとマシュー・バーリー・アンサン
ブルの2011年のコンサート・プログラムであり、オニックス(Onyx)からリリー
スされたレコーディング(ONYX 4070)が世界各国で大反響を呼んでいる「ペザ
ント・ガール」のドキュメンタリー、レコーディング・セッションを収録した
DVD『メイキング・オヴ・ペザント・ガール』が登場!
「ジプシー音楽」、「伝統音楽」、そしてムローヴァのルーツ「ウクライナ」
をキーワードとする「ペザント・ガール」。この「メイキング・オヴ・ペザン
ト・ガール」は、ムローヴァとマシュー・バーリー・アンサンブルのメンバー
たちが「ペザント・ガール・プロジェクト」に注ぐ熱き情熱と想いの記録であ
る。ロンドンのアビー・ロード・スタジオで行われたレコーディング・セッ
ション、ドキュメンタリーが、あの「鏡の国のアリス」に続く「ペザント・ガ
ール」誕生の裏側に迫る!




<Raumklang>
RK 2807 ¥2300
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988(ヴィオラ・ダ・ガンバ二重奏版)
ジルケ・シュトラウフ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
クラース・ハルダース(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
永遠の名曲、J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」の"ヴィオラ・ダ・ガンバ
二重奏"ヴァージョンが登場!
ドイツのバロック・オーケストラなどで活躍する2人の実力派ガンビスト、ジ
ルケ・シュトラウフとクラース・ハルダースのデュオによる「ゴルトベルク変
奏曲」では、"弦楽器"によるどこか不思議で新しいバッハの響きがゆったりと
深く広がってゆく。
ピアノやチェンバロでの「ゴルトベルク変奏曲」とは異なる新しいイメージを
もたらしてくれる好演です。2008年10月の録音。

RK 2805 ¥2300
ビルクホルツのトランペット1650 ――
トムセン:イントラーダ・トッチェーダ/プレトリウス:クーラントとバガテル
ブクステフーデ:前奏曲ト短調BWV.163/ペーツェル:ソナタ第75番
ベーム:コラール幻想曲/ペーツェル:ソナタ第69番&第70番
ヤルゼブスキ:4声の協奏曲/アルブリチ:5声のソナタ
フィーアダンク:奇想曲第20番/ヘンライン:5声のソナタ/他
ジャン=フランソワ・マドゥフ&アンサンブル
ドイツのベリッツ教会(Prebberede)で発見された17世紀ニュルンベルクの名工
ヴォルフガング・ビルクホルツのトランペット。
この17世紀のビルクホルツ・トランペットをモデルとしてロストックのマイス
ター、ミヒャエル・ミュンクヴィッツが精巧に復元した楽器を、ナチュラル・
トランペットの世界的名手ジャン=フランソワ・マドゥフが吹く!
エルヴェ・ニケ&18世紀オーケストラのヘンデル『王宮の花火の音楽&水上の
音楽』でもトランペット・セクションを見事に統率したマドゥフが奏でる17世
紀のナチュラル・トランぺットの響き。
これはトランペット&古楽関係者要注目です!2008年7月の録音。




<Christophorus>
CHR 77352 ¥2300
プレガルディエン&ホップシュトック・イン・コンサート ――
シューベルト:
歌曲集《冬の旅》D.911より/野ばらD.257/仕事を終えてD.795-5
死と乙女D.531/トゥーレの王D.367/どこへ?D.795-2
クリストフ・プレガルディエン(テノール)、
ティルマン・ホップシュトック(ギター)
ドイツの名テノール、クリストフ・プレガルディエンと、ドイツのギタリスト、
ティルマン・ホップシュトックのデュオによるシューベルトのライヴ・レコー
ディング。
リリック・テノール、プレガルディエンの円熟味を増した歌声と、ホップシュ
トックのシンプルなギターの音色との相性、ブレンド具合も実に見事。テノー
ルとギターのデュオによる儚くも感動的な「冬の旅」が始まります ――。
2006年10月26日&2003年12月5日のライヴ録音。

CHR 77351 ¥2300
グレゴリアン・ブルー・ノート -
グレゴリオ聖歌とサクソフォンのインプロヴィゼーション
ユルゲン・ゼーフェルダー(サクソフォン)、アンサンブル・オフィチウム、
ウィルフリート・ロンバッハ(指揮)
ドイツのア・カペラ・グループ、アンサンブル・オフィチウムの"グレゴリオ
聖歌"と、ドイツのジャズ・サクソフォン奏者ユルゲン・ゼーフェンターの"即
興"が時空を超えて1つとなった中世の教会音楽とジャズとのクロスオーヴァー。
その響きは荘厳、幽玄であり神秘的。
2001年7月22日、聖ペーター大聖堂(ヴォルムス)でのライヴ録音。





<Timpani>
1C 1190 ¥2300
ロパルツ:交響曲全集Vol.3 ――
交響曲第3番ホ長調(1906) - ソリスト、合唱と管弦楽のための
イザベル・フィリップ(ソプラノ)、エロディ・メシャン(アルト)、
マルク・ラホ(テノール)、ジャン・テジャン(バス)、
ジャン=イヴ・オッソンス(指揮)、
トゥール・サントル地方交響楽団、
アンサンブル・ヴォーカル・エリック・サティ、
アンサンブル・ヴォーカル・ジャック・イベール、
アンサンブル・ヴォーカル・オーパス37
ジョセフ・ギイ・ロパルツ(1864-1955)の音楽の復興に大きな役割を果たして
いるティンパニ(Timpani)のロパルツ・シリーズ。遂に登場する「交響曲全集
第3巻」は、ロパルツの交響曲の最高傑作との呼び声高く、合唱付き交響曲の
中でも屈指の作品と称される1906年初演の大作「交響曲第3番」!
1894年に就任したナンシー音楽院院長の在任中に作曲された「交響曲第3番」
は、4人の独唱、合唱、管弦楽のための3楽章形式の交響曲であり、独唱、合唱
が歌うテキストはロパルツ自身が創作したものが用いられている。
録音(ライヴ):2011年5月、トゥール大劇場(フランス)





<PentaTone>
PTC 5186 393(SACD-Hybrid) ¥2580
戦争の時代の音楽 ――
アイヴズ:答えのない質問*/アダムズ:包帯係+
ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエムOp.20
ヴォ―ン=ウィリアムズ:交響曲第4番ヘ短調
カルロス・カルマー(指揮)、
オレゴン交響楽団、ジェフリー・ワーク(トランペット)*、
サンフォード・シルヴァン(バリトン)+、ジュン・イワサキ(ヴァイオリン)+
アメリカ、オレゴン州ポートランドのオーケストラ、オレゴン交響楽団と2003
年から音楽監督を務めるカルロス・カルマーのコンビがペンタトーン初登場!
2011年5月にカーネギーホールで行われた"スプリング・フォー・ミュージック
・フェスティヴァル"で大絶賛を浴びた20世紀アメリカ&イギリス・プログラ
ムが、カルマー&オレゴン響のペンタトーン第1弾となる。
ジェームズ・デプリーストの音楽監督退任以降、レコーディングに恵まれてこ
なかったオレゴン響が再び表舞台へと復帰です!




<Pavane>
ADW 7536 ¥2300
ピアソラ - タンゴの革命家 ――
フーガとミステリオ/ブエノスアイレスの夏/天使のミロンガ/革命家
ブエノスアイレスの秋/アディオス・ノニーノ/フガータ
ブエノスアイレスの冬/ムムキ/ブエノスアイレスの春/忘却
トリオ・カルロ・ヴァン・ネスト〔セバスチャン・リエナール(ピアノ)、
ノエ・乾(ヴァイオリン)、アレクサンドル・ドゥブリュ(チェロ)〕
ベルギー王妃から往年の名アンサンブル"トリオ・カルロ・ヴァン・ネスト"の
名称を授けられたベルギーの若き精鋭たちによるピアソラ・アルバム。日本と
ギリシャのハーフで、ベルギーを拠点に全世界で活躍中のヴァイオリニスト、
ノエ・乾の情熱的な"タンゴ"がアツい!
2010年9月の録音。

ADW 7532/3 2枚組 ¥4600
ショパン:夜想曲全集
ステファネ・デ・メイ(ピアノ)
ステファネ・デ・メイは、ベルギーのアンサンブル、トリオ・ポルティチのメ
ンバー、ロッテルダム音楽院の客員教授、リエージュ王立音楽院の准教授、ル
ーヴェン音楽院の教授など、演奏、教育の両面で活躍するベルギーのピアニス
ト。ショパンの夜想曲全集は、美音と幻想的な空間が印象的。
2010年6月の録音。

ADW 7537 ¥2300
ラロ:
弦楽四重奏曲変ホ長調Op.45
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲第3番イ短調Op.26
シモン弦楽四重奏団、ダニエル・イゾワール(ピアノ)
シモン弦楽四重奏団は、フランスの名門パリ音楽院で1等賞を受賞した演奏家
たちによって結成されたフランスのアンサンブル。前作ドビュッシー
(ADW 7288)に続く2枚目のレコーディングは、同じくフランスのエドゥアール
・ラロ。2010年5月の録音。

ADW 7538 ¥2300
ドビュッシー:メロディーズ ――
星の輝く夜/カプリス/夢/祈願/そよ風/ばら/ピエロ/愛しあって眠ろう
リラ/華やかな宴/セレナード/イル・ドルト・アンコル/操り人形
ひそやかに/マンドリン/パントマイム/月の光/死後のなまめかしさ
スペインの歌/ロマンス/音楽/感傷的な風景/今はもう春
アリエルのロマンス/哀惜/まぼろし
アン・ルヌープレ(ソプラノ)、エリアンヌ・レイエ(ピアノ)、
イヴ・セレンス(テノール)
ブリュッセル王立音楽院、モンス王立音楽院で声楽を学んだベルギーの若手ソ
プラノが歌うドビュッシー歌曲集。ドビュッシーの歌曲の揺らめく和声が色彩
感豊かに歌われている。2010年11月の録音。

ADW 7217 ¥2300
マルケヴィチ:ピアノ作品集 ――
ヘンデルの主題による変奏, フーガとアンヴォワ、詩人ステファン
ガレ:瞑想曲*
藤井一興(ピアノ)、フィリップ・デペトリス(フルート)*、
ベルナール・ガレ(ピアノ)*
巨匠イーゴリ・マルケヴィチの"作曲家"としての姿を記録したピアノ作品集。
ヘンデルのテーマが徐々にマルケヴィチ・カラーへと変貌していく「変奏、
フーガとアンヴォワ」など、作曲家マルケヴィチの優れた手腕を藤井一興の
ピアノで聴ける。1990年の録音。弊社初紹介。

ADW 7222 ¥2300
クライスラー:ヴァイオリンとピアノのための21の小品集 ――
ジプシーの女/愛の喜び/愛の悲しみ/ウィーン奇想曲/美しきロスマリン
中国の太鼓/前奏曲とアレグロ/ルイ13世のシャンソンとパヴァーヌ
才たけた貴婦人/アレグレット/アンダンティーノ
テンポ・ディ・メヌエット/イ長調のフーガ/コレッリの主題による変奏曲
スラヴ舞曲第1番/スラヴ舞曲第2番/スペイン舞曲(ファリャ)
スペイン舞曲(グラナドス)/タンゴ/道化役者/シンコペーション
ジェロルド・ルーベンスタイン(ヴァイオリン)、
ダリア・ウズィエル(ピアノ/ファツィオーリ)
ジェロルド・ルーベンスタインは、13歳から名門ジュリアード音楽院で学び、
ベルギーでは18年に渡りベルギー国立管弦楽団のコンサートマスターを務めた
名ヴァイオリニスト。いぶし銀のクライスラーがどこか物悲しげに響く。
弊社初紹介。

ADW 7219 ¥2300
シマノフスキ:仮面劇Op.34/ソナタ第1番ハ短調Op.8
ヨアンナ・トシェチャク(ピアノ)
シマノフスキのピアノ組曲「仮面劇(マスク)」は、第1曲シェエラザードの陰
影に満ちた響きなど、フランス印象主義からの影響が見られる。ヨアンナ・
トシェチャクはレフ・ヴラセンコ門下のポーランド人ピアニスト。
1990年の録音。弊社初紹介。

ADW 7208 ¥2300
トリオ18 -
ヴィヴァルディ:協奏曲ト長調/アルベニス:コルドバ
ファリャ:はかなき人生/レノン&マッカートニー:イエスタデイ変奏曲
ハチャトゥリアン:剣の舞/マイアーズ:カヴァティーナ
ヴィーストホフ:サンバ・クエカ/ジョプリン:オリジナル・ラグ
カルドーソ:ミロンガ/デ・ヨンヘ:グッディー・ムーディー・デイ
ギター・アンサンブル《トリオ18》
ベルギーのギター三重奏団、トリオ18が贈るヴィヴァルディからビートルズま
でを取り上げたギター・アンサンブル集。ギターのサウンドのみで疾走するハ
チャトゥリアンの「剣の舞」は痛快!1989年の録音。弊社初紹介。

ADW 7206 ¥2300
ハイドン:ソナタ集 ――
ピアノ・ソナタ第23番ヘ長調Hob.XVI-23
ピアノ・ソナタ第46番変イ長調Hob.XVI-46
ピアノ・ソナタ第20番ハ短調Hob.XVI-20
エティエンヌ・ラッペ(ピアノ)
1984年のベルギー・プロ・シヴィターテ・コンクール第2位入賞ピアニスト、
エティエンヌ・ラッペのハイドン。適度なスピード感、軽やかなタッチが光
る好演奏。1988年の録音。弊社初紹介。




<Signum Classics>
SIGCD 262 ¥2180
ハイ・フライト - ウィテカー/ローリゼン/チルコット:合唱作品集 ――
チルコット:すべての者らの瞳が*/ローリゼン:おお、光より生まれし光*
ウィテカー:黄金の光*/チルコット:イーヴン・サッチ・イズ・タイム*
ウィテカー:クラウドバースト+/チルコット:ハイ・フライト*/+(世界初録音)
ウィテカー:結婚*/ローリゼン:おお、大いなる神秘+
ウィテカー:アローン*(世界初録音)、ストールン・チャイルド*/+
チルコット:感謝祭*/+(世界初録音)
キングズ・シンガーズ、ルネ・クラウセン(指揮)、コンコルディア合唱団
全世界の合唱シーンを盛り上げる3人の作曲家たち、エリック・ウィテカー
(1970-)、モートン・ローリゼン(1943-)、ボブ・チルコット(1955-)の「合唱
作品集」で"6人の英国紳士たち"キングズ・シンガーズと、アメリカ有数の混
声合唱団、コンコルディア合唱団が共演!
リトル・ジャズ・ミサ(A Little Jazz Mass)が日本でも大ブレイク中のチル
コットの作品では「ハイ・フライト(High Flight)」と「感謝祭(A
Thanksgiving)」、ウィテカーの作品では「アローン(Alone)」が世界初録音。
2003年&2010年-2011年、アメリカ&イギリスでの録音。

SIGCD 268 ¥2180
もろびとこぞりて ――
伝承曲:立て羊飼いたちよ、そしてついて来なさい
ペッティマン:ガブリエルのお告げ
伝承曲:新しいノエル
伝承曲/ディックス:御使いうたいて
チャイコフスキー:バラの王冠
伝承曲/J.S.バッハ:優しくも愛らしきみどり子
ローソン:眠れ、いとしいわが子よ/グル―バー/モール:きよしこの夜
コリン/モーガン:穏やかな心/ラッター:ある木に咲いた花
メイスン/ワッツ:もろびとこぞりて/サン=サーンス:冬のセレナード
伝承曲:クリスマスの12日間/伝承曲:ガウデーテ
伝承曲:世の人忘るな
デイヴィス/オノレイティ/シメオン:リトル・ドラマー・ボーイ
ピアポント:ジングル・ベル/伝承曲/オリファント:ひいらぎかざろう
キングズ・シンガーズ〔デイヴィッド・ハーリー(カウンターテナー)、
ティモシー・ウェイン=ライト(カウンターテナー)、ポール・フェニックス
(テノール)、フィリップ・ローソン(バリトン)、クリストファー・ガビタス
(バリトン)、ジョナサン・ハワード(バス)〕
キングズ・シンガーズにとって意外にも初(!)のクリスマス・アルバムとなっ
た2003年リリースの「クリスマス」(SIGCD 502)。
UKクラシカル・チャートの首位に輝くなど、ベストセラー・アルバムとして君
臨する前作に続き、遂にキングズ・シンガーズのクリスマス・アルバム第2弾
「もろびとこぞりて」が登場!
クリスマスのトラディショナルからチャイコフスキー、ラッター、メンバーの
フィリップ・ローソンのオリジナルなどバラエティ豊かなプログラムの魅力は
前作以上!
2010年12月19日、カドガン・ホール(ロンドン)でのライヴ録音。

SIGCD 211 ¥2180
LCO Live ――
ラヴェル:クープランの墓/フォーレ:パヴァーヌOp.50
プーランク:ピアノ協奏曲*/ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
イベール:ディヴェルティスマン
パスカル・ロジェ(ピアノ)*、
クリストファー・ウォーレン=グリーン(指揮)、
ロンドン室内管弦楽団
去る4月に行われたイギリスのロイヤル・ウェディングにも起用された1921年
創設の歴史あるイギリス最古の室内オーケストラ、ロンドン室内管弦楽団のラ
イヴ・シリーズ第4弾!
フレンチ・ピアニズムの継承者パスカル・ロジェをソリストに迎えたプーラン
クなど、LCOのオール・フレンチ・プログラムはハイレベルの充実度。
デイヴィッド・パイアット、マイケル・トンプソンが名を連ねるホルン・セク
ションの妙技、サウンドにはホルン関係者要注目。
2008年5月25日&2010年4月21日、
セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン)でのライヴ録音。

SIGCD 217 ¥2180
クリケットの歌 ――
レストレンジ:クリケット・テーマ・メドレー
ワーロック:ハンブルドンのクリケッターズ
様々な作曲家:スクール・ソングス・メドレー
ライス/ウェッバー:サマー・ゲーム/スティルゴー:リリアン・トムソン
伝承曲:ラドネージ・クリケット・ソング
イエッティーズ:フォー・ジョリー・ボウラーズ
ロンドン・クヮルテット/ハーヴァーガル:クリケットのルール
シャーマン/フィールズ/タッパー/ニコルズ:
ユー・ガット・トゥ・ビー・ア・クリケット・ヒーロー
ハノン/ワルシュ:ごまかし/M・ホルスト:ヴィレッジ・ロンド
ワーナー/ケリー:イートン&ウィンチェスター
チャンピオン:
アイ・メイド・ア・ハンドレッド・イン・ザ・ブラックヤード・アット・
マムズ
様々な作曲家:オーストラリアのクリケット・メドレー
スティルゴー:バーミー・アーミー
ディーツ/シュワルツ:ザッツ・ノット・クリケット
作曲者不詳:クリケット・ティー・タオル
スティルゴー:アンディ・フラワー・デュエット
スティルゴー:エルサレム
ハーパー:ホエン・アン・オールド・クリケッター・リーヴス・ザ・クリース
ブレムナー:ストップ・イット・アッガース!
カンタービレ(ロンドン・クヮルテット)
クラシックとコメディをミックスさせたスタイル、1982年から2000回を超える
ライヴ・パフォーマンス、200以上のテレビ放映で人気を博してきたイギリス
のヴォーカル・アンサンブル、カンタービレ(ロンドン・クヮルテット)。
イギリスの紳士のスポーツ"クリケット"にちなんだプログラムでも、カンター
ビレのエンターテイナー性あふれるパフォーマンスは健在!同じイギリスのキ
ングズ・シンガーズとも一味違うコミカルなスタイルは話題となりそうだ!
2011年2月-3月、ロンドンでの録音。

SIGCD 271 3枚組 ¥4360
ディアギレフのバレエ・リュスのための音楽 ――
ストラヴィンスキー:
バレエ音楽《火の鳥》、バレエ音楽《春の祭典》、
バレエ音楽《ペトルーシュカ》、幻想的スケルツォ
リャードフ:バーバ・ヤーガ、魔法にかけられた湖、キキモラ
プーランク:バレエ音楽《牝鹿》
ティエリー・フィッシャー(指揮)、
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団&合唱団
ティエリー・フィッシャーが首席指揮者を務めるBBCウェールズ・ナショナル
管弦楽団を振って完成させた「ロシア・バレエ団のための音楽集」のボックス
・セット。中でもストラヴィンスキーの3大バレエでは、オーケストラの埋も
れがちな声部もしっかりと主張させるティエリー・フィッシャーの解釈が高い
評価を受けている。2008年-2009年、カーディフ(ウェールズ)での録音。

SIGCD 267 ¥2180
パリー:告別の歌 ――
ホルスト:イヴニング・ウォッチOp.43-1/R.R.ベネット:グッド・ナイト
ハウエルズ:地よ、慈しみもてこの人を収め給え/タヴナー:弔いのイコス
パリー:告別の歌/エルガー:彼ら安息の地に
ヴォ―ン=ウィリアムズ:きじばと/サリヴァン:長い一日が終わる
ヴォ―ン=ウィリアムズ:休息
ハリス:ブリング・アズ、オー・ロード・ゴッド
テネブレ、ナイジェル・ショート(指揮)
テネブレは、かつてタリス・スコラーズやザ・シックスティーンのメンバーと
して活躍したナイジェル・ショートによって結成されたイギリスのプロの混声
合唱団。
プーランクの「人間の顔」(SIGCD197)、ビクトリアの「レクイエム」
(SIGCD 248)に続く新録音は、ヒューバート・パリー(1848-1918)の「告別の歌」
をメインに据えたイギリスのパートソング&合唱作品集。テネブレにとって満
を持しての近代イギリス・レパートリー。気合十分です!
2011年1月、聖オールバンズ教会(ロンドン)での録音。

SIGCD 266 ¥2180
ウェストミンスター寺院のオルガン -
エルガー:
威風堂々第3番ハ短調Op.39-3/ニムロッド/ソナタ ト長調Op.28
ため息Op.70/セヴァーン川組曲Op.87/荘厳な前奏曲
威風堂々第5番ハ長調Op.39-5
ロバート・クィンニー(オルガン)
ザ・シックスティーンやカージナルズ・ミュージック、イングリッシュ・コ
サートでも活躍するウェストミンスター寺院のオルガニスト、ロバート・クィ
ンニーのエルガー作品集。
オルガンで鳴り響くエルガーはさらにスケールを増した音楽へと変貌を遂げる。
使用オルガンは、もちろんウェストミンスター寺院のオルガン(ハリソン&ハ
リソン製)。

SIGCD 273 ¥2180
アンドリーセン:アナイス・ニン/国家
クリスティーナ・ザヴァッローニ(ソプラノ)
シナジー・ヴォーカルズ、
デイヴィッド・アサートン(指揮)
ロンドン・シンフォニエッタ
Aシグナム・クラシックスとロンドン・シンフォニエッタのコラボレーション
・シリーズ第1弾は、ルイ・アンドリーセン(1939-)の「アナイス・ニン」&
「国家」。
現代オランダ作曲界の巨匠アンドリーセンの新作「アナイス・ニン」は、20
世紀最大の日記作家アナイス・ニン(1903-1977)を描いたモノドラマ。
2011年4月14日、クィーン・エリザベス・ホールでのライヴ録音。





<Champs Hill Records>
CHRCD 024 ¥2180
我が故郷 - イギリス歌曲コレクション ――
パリー:おお、愛しい君よ/トレリス:トレリス(紋章)
パリー:私の心は歌う鳥のよう
エルガー:スピーク・ミュージックOp.41-2、月明かりの中で
クィルター:音楽は, 優しい声が消えても、音楽と月明かり
エルガー:プリーディングOp.48-1、トワイライトOp.59-6、緑の木蔭
ブリッジ:もう赤いバラをまき散らさないで
クィルター:愛の哲学/ウォーロック:ハナカーの風車屋、我が故郷
アイアランド:私は12匹の雄牛を持っている
クィルター:行け、うるわしのバラよ/ブリッジ:行かないで、幸せな日よ
クィルター:今、深紅の花びらは眠り/ウォーロック:眠り、夜
バックス:白い平和/ホルスト:ウシャス(夜明け)
エルガー:ブルー・アイズ・フェアリー
フレイザー=シムソン:
ミッシング、ポライトネス、ハーフウェイ・ダウン、ラインズ・リトゥン
レーマン:ヘンリー王、マチルダ
アイアランド:最愛の君よ、私が死んだら
パリー:グッド・ナイト
フェリシティ・ロット(ソプラノ)、グレアム・ジョンソン(ピアノ)
2011年4月の来日公演でも素晴らしい歌声を聴かせてくれた名花フェリシティ
・ロット。
イギリス、サセックスの田園風景を思わせるかのような牧歌的なイギリス歌曲
のコレクションが、近代イギリス歌曲を美しさを教えてくれる。
活動を停止した旧ASVのGOLDシリーズから短期間リリースされていたフェリシ
ティ・ロットの名唱が復活です。
2003年5月14日-16日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(サセックス)
での録音。

CHRCD 026 ¥2180
街頭にて -
ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ第1番《1905年10月1日》、草かげの小径にて
ラヴェル:高貴で感傷的なワルツ
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番ニ短調Op.14
イヴァナ・ガヴリッチ(ピアノ)
2011年のBBC Music Magazine AwardsでNewcomer of the Yearに選出されたボ
スニア・ヘルツェゴヴィナ、サラエボ出身のピアニスト、イヴァナ・ガヴリッ
チのセカンド・アルバム。
前作ではヤナーチェクの演奏が高評価を得たガヴリッチ。1905年から1912年の
数年間に作曲されたヤナーチェク、ラヴェル、プロコフィエフの4作品では、
近代ヨーロッパの音楽文化の違いを巧みに弾き分ける。2011年4月&月の録音。

CHRCD 025 ¥2180
パターソン:フェニックス・コンチェルト
ヴォ―ン=ウィリアムズ:オーボエ協奏曲
ハウエルズ(ウォルフィッシュ編):オーボエ・ソナタ(管弦楽伴奏版)
エミリー・ペイルソープ(オーボエ)、
ベンジャミン・ウォルフィッシュ(指揮)、イギリス室内管弦楽団
1989年のジレット国際オーボエ・コンクールの優勝者、エミリー・ペイルソー
プのコンチェルト・アルバム。ポール・パターソン(1947-)の「フェニックス
・コンチェルト」はその名の通り"不死鳥"をモチーフとした2009年の新作。
2010年3月&5月の録音。

CHRCD 023 ¥2180
エマヌエル・アンサンブル -
カプースチン:トリオOp.86/ゴーベール:ロマンティックな小品
シューマン:アダージョとアレグロ変イ長調Op.70/ボルヌ:カルメン幻想曲
ファランク:トリオOp.45/ピアソラ:天使の死
エマヌエル・アンサンブル〔アンナ・ストークス(フルート)、ルイザ・タック
(チェロ)、ジョン・リード(ピアノ)〕
Kエマヌエル・アンサンブルは、女流フルーティストのアンナ・スークスが中
心となり2001年に結成されたフルート、チェロ、ピアノのアンサンブル。最大
の聴きどころは、やはりニコライ・カプースチンの「トリオOp.86」!
2010年8月&2011年5月の録音。

CHRCD 019 ¥2180
クセーニャ・シドロワ - クラシカル・アコーディオン ――
ノールヘイム:フラッシング/J.S.バッハ:フランス風序曲
ベリオ:セクエンツァXIII《シャンソン》
スカルラッティ:ソナタ ニ短調K.77、ソナタ ニ長調K.33
モーツァルト:キラキラ星変奏曲
シュニトケ:リヴァイス・フェアリー・テイル/高橋悠治:水牛のように
ピアソラ:アスリープ
クセーニャ・シドロワ(クラシカル・アコーディオン)
1988年ラトヴィア出身の女流アコーディオン・プレーヤー、クセーニャ・シド
ロワのデビュー・レコーディングとなるアコーディオン・ソロ・プログラム。
シドロワは、すでにゲルギエフ&CBSOやベルチャ弦楽四重奏団と共演を果たす
など、次代のスター候補として期待が寄せられている。2010年-2011年の録音。




<CORO> ※2011年11月30日までのご注文特価 1枚ものすべて ¥1880
COR 16096 ¥2180
マクミラン:ミゼレーレ(世界初録音)
ストラスクライドのモテット集より 全ての権威は我に与えられ、
主は恩恵を与え給えり、突然天より、イザヤは預言し
おお、慈悲深きイエス*
ストラスクライドのモテット集より 主はラザロの姉妹を見て、永遠の光、
聖なる輝きの中で、我らは主をたたえ
テネブレ・レスポンソリウム
ハリー・クリストファーズ(指揮)、
ザ・シックスティーン、ロバート・ファーリー(トランペット)
ハリー・クリストファーズ&ザ・シックスティーンの新録音は、スコットラン
ドのリーディング・コンポーザー、ジェームズ・マクミラン(1959-)の世界初
録音となる「ミゼレーレ」!
マクミランの「ミゼレーレ」は、ザ・シックスティーンが2009年のフランダー
ス音楽祭で世界初演、2010年のスピタルフィールズ音楽祭でイギリス初演を行
った2009年完成の新作であり、今回のリリースが世界初録音となる。
敬虔なカトリック教徒でもあるマクミランの深き信仰心と、母国スコットラン
ドへの愛情から生まれた「ミゼレーレ」は、近現代音楽という区分けとは無縁
の純粋で崇高なる祈りの音楽である。
録音:2011年1月、聖ジャイルズ教会(ロンドン)&2002年7月4日、
聖マイケル教会(ハイゲイト)*

COR 16043 ¥2180
トラディショナル・クリスマス・キャロル・コレクションVol.1 ――
牧人、羊を/ダビデの村の厩の中に/サセックス・キャロル
羊飼いの見守るうちに/三隻の船/荒野の果てに/ああベツレヘムよ
きよしこの夜/まぶねの中で/ロッキング・キャロル/もろびと声あげ
ディンドン空高く/冬のさなかに/ウェンセスラスはよい王様/柊飾ろう
柊と蔦は/世の人忘るな/真冬の雪の中に/コヴェントリー・キャロル
神の御子は今宵しも/天には栄え
ハリー・クリストファーズ(指揮)、ザ・シックスティーン
ザ・シックスティーンの極美なハーモニーで響くクリスマス・キャロルはまさ
に天上の響き。至福の時間が降り注ぎます ――。
録音:1991年4月、聖ジャイルズ教会(ロンドン)/弊社初紹介

COR 16004 ¥2180
オディエ(今日)- イギリスのクリスマス・コレクション ――
ウォルトン:祭りを祝いたまえ/レイトン:コヴェントリー・キャロル
フリッカー:御子が生まれ/ラッブラ:聖母の子守歌/ブリテン:聖母への讃歌
タヴナー:子羊/ブリテン:キャロルの祭典/ハウエルズ:子守歌を歌い
ヘイワード:リュート・ブック・ララバイ/ハウエルズ:汚れなき薔薇
ワーロック:キリストの御体、子守歌(バルラロウ)、いざ主を賛美せん
ガードナー:明日は私が踊る日
ハリー・クリストファーズ(指揮)、ザ・シックスティーン
ザ・シックスティーンが歌う20世紀イギリスのクリスマス音楽集。
ザ・シックスティーンが歌うブリテンの傑作「キャロルの祭典」やハウエルズ、
ラッブラ、ワーロックからは、近代英国音楽への造詣の深さ、その音楽の素晴
らしさが伝わってくる。
録音:1990年1月&1992年9月、聖マイケル教会(ハイゲイト)/弊社初紹介

COR 16027 ¥2180
キリスト生まれたもう - 中世ルネサンス・イギリスのクリスマス ――
単旋律聖歌:言葉は肉となり
作曲者不詳(15世紀):サリュテーション・キャロル
作曲者不詳(1450年頃):ノエルを歌おう
ピエ・カンツィオーネス(1582):ガウデーテ
作曲者不詳(1420年頃):恵みあふれる聖マリア
シェパード:いと高きところの神の栄光
作曲者不詳(1420年頃):かくも麗しき薔薇は
作曲者不詳(1450年頃):あなたの眠りから覚め
レイヴンズクロフト:リメンバー、オー・ゾウ・マン
パイゴット:幼子イエスをあやす聖母マリア
作曲者不詳(1600年頃):甘き歌
バード:おやすみ、かわいい幼な子よ
作曲者不詳(1450年頃):アヴェ・レクス・アンゲロルム
作曲者不詳(1600年頃):寒い冬を追い払おう
作曲者不詳(1500年頃):ボアーズ・ヘッド
作曲者不詳(1600年頃):グリーンスリーヴス
作曲者不詳(14世紀):天使がひそかに
作曲者不詳(1500年頃):神はあなたを見守る
作曲者不詳(1450年頃):我らは喜び
シェパード:言葉は肉となり
ハリー・クリストファーズ(指揮)、ザ・シックスティーン
15世紀から17世紀初期のイギリスで作曲されたクリスマスのための聖なる音楽。
フィドルやハープ、リュート、打楽器などの古楽器とのアンサンブル、民族音
楽的な歌唱法など、ザ・シックスティーンの一味違った一面を聴けるアルバム
です。
録音:オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)/弊社初紹介

COR 16046 ¥2180
ヒリヤード・ライヴVol.1 - ペロティヌスとアルス・アンティクァ ――
作曲者不詳(13世紀):
古き文字は移ろいゆく、人間をあわれむ神、来たり給え, 創造主なる聖霊よ
ペロティヌス:地上のすべての国々は
レオニヌス:わが贖い主に栄光あれ
作曲者不詳(13世紀):この日こそ主の創りたまいし日、エサイの茎は
作曲者不詳(12世紀):ムンドゥス・ヴェルゲンス
作曲者不詳(13世紀):プロクランス・オディウム
作曲者不詳(ペロティヌス):アレルヤ、乙女マリアの誉れある御誕生
作曲者不詳(13世紀):キリストよみがえりぬ
ペロティヌス:かしらたちは集いて
ヒリヤード・アンサンブル〔デイヴィッド・ジェームズ(カウンターテナー)、
ロジャーズ・カヴィ=クランプ(テノール)、ジョン・ポッター(テノール)、
ゴードン・ジョーンズ(バリトン)〕
世界トップレベルのハーモニーとアンサンブル、イギリスが世界に誇る男声
ヴォーカル・クヮルテット、ヒリヤード・アンサンブルのライヴ・シリーズ!
テノールのジョン・ポッター在籍時代のライヴ集第1巻のテーマは、13世紀の
フランス音楽"アルス・アンティクァ"。ヒリヤード・アンサンブルが歌うペロ
ティヌスとレオニヌス、13世紀の作曲家不詳の音楽が、ノートルダム楽派のス
タイルを紐解く。仏ディアパゾン賞(2007年5月)受賞盤。
録音(ライヴ):1996年8月1日、トリニティ・カレッジ・チャペル
(ケンブリッジ)/弊社初紹介

COR 16048 ¥2180
ヒリヤード・ライヴVol.2 - オケゲムに捧ぐ ――
オケゲム:キリエ&グローリア(ミサ・ミ・ミ)/クレタン:冷酷なる死
ビュノワ:ヒュドラウリスで/クレタン:甘き調和の後で....
オケゲム:クレド(ミサ・ド・プリュ・ザン・プリュ)
クレタン:ダヴィデ王が現れ/コンペール:あらゆる善きものに満ちて
クレタン:ケンタウロスのケイロンが来て
オケゲム:サンクトゥス(ミサ・カプト)
クレタン:そしてとても悲しげな女声の音楽
ルピ:エルゴネ・コンティクィト
クレタン:私は彼を先生と呼び
オケゲム:アニュス・デイ(ミサ・プロラティオーヌム)
ヒリヤード・アンサンブル〔デイヴィッド・ジェームズ(カウンターテナー)、
ロジャーズ・カヴィ=クランプ(テノール)、ジョン・ポッター(テノール)、
ゴードン・ジョーンズ(バリトン)〕
ヒリヤード・ライヴの第2巻は、フランドルの作曲家ヨハネス・オケゲム
(c.1410-1497)。オケゲムやビュノワの音楽の曲間には、フランス・トゥール
のサン・マルタン教会で発見されたギョーム・クレタンの「ヨハネス・オケゲ
ムへの晩歌」が読み上げられる。
録音(ライヴ):1997年2月5日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会
(ロンドン)/弊社初紹介

COR 16052 ¥2180
ヒリヤード・ライヴVol.3 - アントワーヌ・ブリュメル ――
キリエ&グローリア(ミサ・ヴィクティマエ・パスカリ・ラウデス)
作曲者不詳:ラウダ - オー・ディヴィナ・ヴァーゴ、フローレ
ブリュメル:めでたし栄えある乙女
作曲者不詳:ラウダ - サルヴェ、サルヴェ、ヴァーゴ・ピア
ブリュメル:マーテル・パトリス、クレド、ネイティヴィタス・ウンデ・
ガウディア
作曲者不詳:ラウダ - レジナ・ソヴラナ
ブリュメル:サンクトゥス&ベネディクトゥス
作曲者不詳:ああ、なんということ
ブリュメル:めでたし十字架, ただひとつの望みよ、アニュス・デイ
ヒリヤード・アンサンブル〔デイヴィッド・ジェームズ(カウンターテナー)、
ロジャーズ・カヴィ=クランプ(テノール)、ジョン・ポッター(テノール)、
ゴードン・ジョーンズ(バリトン)〕
ヒリヤード・ライヴの第3巻は15世紀後期の大作曲家、アントワーヌ・ブリュ
メル(c.1460-c.1515)へのトリビュート・プログラム。同世代随一の才能の持
ち主であり、ジョスカンに次ぐ存在と称されたブリュメルの教会音楽をヒリア
ード・アンサンブルの歌声で聴く。
※録音(ライヴ):1997年6月6日、聖オールバンズ教会(ロンドン)/弊社初紹介

COR 16055 ¥2180
ヒリヤード・ライヴVol.4 - ギョーム・デュファイ ――
キリエ&グローリア(ミサ曲《私の顔が青ざめているのは》)
花の中の花/クレド/アニマ・メア/モリブス
サンクトゥス&ベネディクトゥス/美しい乙女/めでたし天の女王
アニュス・デイ/天は称賛にわき立ち
ヒリヤード・アンサンブル〔デイヴィッド・ジェームズ(カウンターテナー)、
ロジャーズ・カヴィ=クランプ(テノール)、ジョン・ポッター(テノール)、
ゴードン・ジョーンズ(バリトン)〕
ヒリアード・アンサンブルのライヴ・シリーズのラストを飾るのは、ブルゴー
ニュ楽派の巨匠ギョーム・デュファイ(c.1400-1474)!4声のハーモニーが創る
デュファイの音楽は、90年代後半のヒリヤード・アンサンブルを代表する名唱
の1つ。
録音(ライヴ):1998年1月22日、聖オールバンズ教会(ロンドン)/弊社初紹介




<Glossa>
GVD 921114S(DVD-Video) 2枚組 ¥3780
日本語字幕&日本語解説書&日本語曲目表記オビ付き/特典付き
ショパン生誕200周年スペシャル・バースデー・コンサート -
ショパン:ピアノと管弦楽のための作品集 ――
ポーランド民謡による大幻想曲イ長調Op.13
ネルソン・ゲルナーのインタビュー(Part.1)
ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
マズルカ第6番イ短調Op.7-2
ケヴィン・ケナーのインタビュー
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22
マルク・デストリュベのインタビュー
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21
マズルカ第21番嬰ハ短調Op.30-4
ヤヌシュ・オレイニチャクのインタビュー
演奏会用ロンド《クラコヴィアク》ヘ長調Op.14
ネルソン・ゲルナーのインタビュー(Part.2)
モーツァルトの歌劇《ドン・ジョヴァンニ》の「お手をどうぞ」の主題によ
る変奏曲変ロ長調Op.2
夜想曲第13番ハ短調Op.48-1
ネルソン・ゲルナーのインタビュー(Part.3)
ネルソン・ゲルナー(ピアノ/エラール1849)、
ケヴィン・ケナー(ピアノ/エラール1849)、
ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ/エラール1849)、
フランス・ブリュッヘン(指揮)、18世紀オーケストラ
2010年2月26日、ショパン生誕の地ワルシャワで行われた「ショパン生誕200周
年スペシャル・バースデー・コンサート」。
"ピアノの詩人"ショパンの生誕200周年を祝うためにワルシャワのフィルハー
モニー・コンサート・ホールに集ったのは、ネルソン・ゲルナー、ケヴィン・
ケナー、ヤヌシュ・オレイニチャクといった世界有数のショパン弾きたち、そ
してフランス・ブリュッヘンと18世紀オーケストラ!
ショパンの祖国ポーランドが国家を挙げて創り上げた全てのピアノ・ファン、
ショパン・ファンのためのコンサート・ライヴが最高のクォリティで登場です!
ゲルナー、ケナーとオレイニチャク、18世紀オーケストラのコンサートマスタ
ー、マルク・デストリュベのインタビューは日本語字幕付き!
3大ピアニストが弾く楽器は、NIFCが所有するショパン存命当時の銘器、1849
年製のエラール!
録音(ライヴ):2010年2月26日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・
ホール(ポーランド)




<Et'cetera>
KTC 1430 ¥2300
ドゥ・ア・ドゥ - ハープとホルンのための二重奏曲集 ――
デュヴェルノワ&ナーデルマン:夜想曲第3番ハ短調
ナーデルマン:幻想曲Op.64-1、幻想曲Op.64-2、幻想曲と変奏曲、
幻想曲Op.64-3
長澤真澄&ファン・デァ・ズヴァールト:幻想曲《ドゥ・ア・ドゥ》
デュヴェルノワ:夜想曲第2番変ホ長調
トゥーニス・ファン・デァ・ズヴァールト(ナチュラルホルン)、
長澤真澄(シングルアクション・ハープ)
ブリュッヘンの18世紀オーケストラ、ヘンゲルブロックのフライブルク・バロ
ック・オーケストラで首席奏者を務めるナチュラルホルンの世界的名手トゥー
ニス・ファン・デァ・ズヴァールト。
古楽王国オランダを活動拠点とする日本が誇るバロック・ハーピスト、長澤真
澄とのデュオは、啓蒙時代からロマン派時代への移り変わりの中で生まれたハ
ープとホルンのためのデュエット集!
その音色でナポレオン・ボナパルトを魅了した名ホルニスト、フレデリク・
デュヴェルノワ(1765-1838)と、王室礼拝堂のハーピスト、パリ音楽院の初代
ハープ科教授として高名なフランソワ・ジョセフ・ナーデルマン(1781-1835)
の"デュオ"が、ズヴァールトと長澤真澄の高貴なサウンド、気品あふれるアン
サンブルで現代に鳴り響く。
録音:2011年2月、ローン改革派教会(オランダ)

KTC 1411 2枚組 ¥4600
ライデンのクワイアブックからの音楽Vol.2 ――
作曲者不詳:我に来たれ(5声)/
ホランダー:イン・ノミネ(4声)/
クレメンス・ノン・パパ:主よ、いざわれらに(4声) / 憩いなきわが心(4声)
バストン:安息日を過ぎて(5声)/ 日曜の朝早く(5声)
クレメンス・ノン・パパ:マリア・マグダレーナ(5声) / 急ぎ行きたまえ(5声)
作曲者不詳:大いなる地震が起こり(5声) / エラト・アウテム・ファティ(3声)
/ プレ・ティモーレ・アウテム・エユス(5声)/
作曲者不詳:過ぎ越しのいけにえに(6声) / キリストがいた墓を(6声)
ルピ: 主は我らが避け所(5声) / ノッシェ・エニム・テ(5声)
クレメンス・ノン・パパ:
エルサレムよ、立ち上がれ(5声) / レヴァ・イン・キルクイトゥ(5声)
モンテ:
おお、エリザベツ(4声) / クム・プエリス・ケルタヴィスティ(4声)
アッペンツェラーのベネディクトゥス:めでたし、海の星(4声)
ヴェルドロ:聖なるマリア、聖なる乙女(6声)
リシャフォール:われは在りて在るもの(5声) / わが主を奪い去り(5声)
作曲者不詳:光と日なるキリスト〔f.270〕(4声)
作曲者不詳:よき牧者よ(4声)
作曲者不詳:マリア・マーテル・ドミニ(4声)
クレメンス・ノン・パパ:第4旋法によるマニフィカト(4声)
作曲者不詳:第4旋法によるヌンク・ディミッティス(4声)
作曲者不詳:光と日なるキリスト〔f.274〕(4声)
モンテ:黄金の光で(4声)
作曲者不詳:
預言者らの群れが(4声) / クウェム・セネクス・ユーストゥス(4声)
クレメンス・ノン・パパ:第6旋法によるマニフィカト(4声)
作曲者不詳:光と日なるキリスト〔f.276〕(4声)
作曲者不詳:パンジェ・リングァ(4声) / タントゥム・エルゴ(4声)
クレメンス・ノン・パパ:第8旋法によるマニフィカト(4声)
作曲者不詳:光と日なるキリスト〔f.328〕(4声)
エギディウス・クヮルテット&カレッジ
オランダ、ライデン(レイデン)の聖ピーター教会で"時課の踊り"のために編集
されたと伝わる6冊の「ライデンのクワイアブック」。
16世紀から数世紀という時を経て蘇る「ライデンのクワイアブックからの音楽」
の第2巻は世界初録音となる"マニフィカト集"。
クレメンス・ノン・パパ、ジャン・リシャフォール、ヨアヒムス・デ・モンテ、
そして作曲者不詳のオランダで眠り続けてきたポリフォニーが天へと響く。
アムステルダム・バロック合唱団のメンバーたちによって結成されたエギディ
ウス・クヮルテットのハーモニーは前作以上に美しい。
録音:2011年2月16日-24日、ラウレンティウス教会(オランダ)

KTC 1429 2枚組(1枚価格) ¥2300
ヴィヴァルディ&ケージ:8つの季節 ――
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》
ケージ:4つのパートのための弦楽四重奏曲(バロック・オーケストラ版)
ロドルフォ・リヒター(ヴァイオリン)、
バロック・オーケストラ《ビーロック》
2005年に創設されたベルギーの新しいバロック・オーケストラ、ビーロック
(B'ROCK)が、"ヴィヴァルディ"と"ケージ"の音楽の共存という壮大なテーマに
挑む。ヴィヴァルディの「四季」の曲間に、ビーロックの創設者でありチェン
バリスト、フランク・アグステリッベがアレンジを施したケージの「弦楽四重
奏曲」を組み込み"8つの季節"を表現するビーロック。
イタリア・バロックとアメリカのコンテンポラリー。ベルギー古楽界の精鋭た
ちが、未知なる世界を創り出す。2011年2月、ベルギーでの録音。

KTC 4034 ¥2300
イザイ:弦楽のための室内楽作品集 ――
弦楽五重奏曲ロ短調/弦楽四重奏曲《ロンドン》(ジャック・イザイ編)
アンダンテ ロ短調
弦楽四重奏のための《パガニーニ変奏曲》(ジャック・イザイ編)
クリプトス弦楽四重奏団
ブリュッセル王立音楽院の卒業生たちが2002年に結成したアンサンブル、クリ
プトス弦楽四重奏団が近代ベルギーの大音楽家ウジェーヌ・イザイ(1858-1931)
の室内楽作品の深層へと聴き手を誘う。
ウジェーヌ・イザイの孫、ジャック・イザイの手で弦楽五重奏版へと編曲され
た2作品では、祖父と孫の音楽的才能の共演も興味深い。
2009年1月25日-27日、ブリュッセル(ベルギー)での録音。

KTC 1421 ¥2300
シュベルティアーデ・ナハトムジーク ――
シューベルト:
つらい悲しみは過ぎ去りD.53/若き春の動きD.61/愛の心D.747
ワルツ ト長調D.365-19/ワルツ ト長調D.365-21/ワルツ ニ長調D.365-29
ワルツ ト長調D.365-29/ゴンドラの舟人D.809/遥かなる人D.331
ドイツ舞曲イ短調D.783-10/ドイツ舞曲イ短調D.969-9
地上の最も美しい幸せD.657/メヌエット イ長調D.334/ワインと愛D.901
明るい夜D.892/ワルツ ヘ長調D.365-36/ワルツ ヘ長調D.365-34
ワルツ ヘ長調D.365-35/山賊の歌D.435/夜D.983
アンダンテ(ソナタD.664より)/墓と月D.893/レントラー ロ短調D,790-5
レントラー嬰ト短調D.790-6/ドイツ舞曲変イ長調D.783-15
精霊の踊りD.494/墓D.569/ワルツ ト長調D.844
オルフェオン・アンサンブル、ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)、
ダニエル・ロイス(指揮)
ヘレヴェッヘのコレギウム・ヴォカーレ・ヘントで活躍する12人のテノール、
バリトン、バスたちで結成されたオルフェオン・アンサンブルが歌うシュー
ベルト。
オルフェオン・アンサンブルの抜群の歌唱力と、ベルギーのシューベルティ
アン、フェルミューレンが弾くフォルテピアノとの相性も絶品。
2010年3月、ベルギーでの録音。

KTC 1423 ¥2300
ジョン・ダニエル:アン・グリーン夫人のための歌曲集
ガーデン・オヴ・エロクァンス、エヴェリン・タブ(ソプラノ)、
ディノ・リュティ(テノール)、ダン・ドゥンケルブルム(テノール)、
アレクサンドラ・ポーリン(テノール・ヴィオール)、
ミハウ・ゴンコ(バス・リュート)
その生涯に関する記録は少ないものの、トムキンズからはダウランドと並ぶ
音楽家として称賛されていたイギリスの王室音楽家ジョン・ダニエル(1564-
1626)。
ダニエルの代表作「アン・グリーン夫人のための歌曲集」でプロデューサー
を務めているのは、古楽界の名匠アントニー・ルーリー!ルーリーの秘蔵っ子
でガーデン・オヴ・エロクァンスのヴォーカル、キャスリン・ハウントの清純
な歌声に感動。2010年11月、スイスでの録音。

KTC 4037 ¥2300
リスト:
ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124/ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125
ピアノ・ソナタ ロ短調S.178
リーブレヒト・ファンベッケフォールト(ピアノ)、
エンリケ・マッツォーラ(指揮)、ブリュッセル・フィルハーモニック
リーブレヒト・ファンベッケフォールトは、ヤン・ミヒエルス、メナヘム・
プレスラー、ラッセル・シャーマン、エリソ・ヴィルサラーゼといった名ピ
アニストたちからピアノを学び、2007年のエリザベート王妃国際音楽コンク
ールで入賞を果たした1984年生まれのベルギーの新鋭ピアニスト。
リストを弾ききる確かなテクニックと表現力が今後の飛躍を予感させる。
2011年4月27日-29日&6月11日-12日、ベルギーでの録音。

KTC 1426 3枚組 ¥4600
スヴェーリンク:合唱作品集 ――
Vol.1 -
詩篇150番-永遠なる者がたたえられるように
詩篇33番-主に従うものよ、目覚めなさい
詩篇53番-神を知らぬ者は心のなかで言って信じる
今日キリストがお生まれになった/テ・デウム
詩篇148番-天に住むあなたがたすべての人々*
東方から博士たちが来た*/主の祈り*/深き淵より+/神に向かって+
喜べ、喜躍れ+/今こそ私の食事をととのえ+
ピーター・フィリップス(指揮)、
トン・コープマン(指揮)*、ウィリアム・クリスティ(指揮)+、
オランダ室内合唱団、ベルナルト・ヴィンセミウス(オルガン)、
ヤープ・テル・リンデン(バス・ヴィオール)、
ヒルデガルト・ペール(バス・ヴィオール)、
ヴァルトラウト・グムス(バス・ヴィオール)、
マールテン・ファン・デル・ハイデン(ヴィオローネ)、
ヤン・クラインブシンク(オルガン)、シュテファン・スタッブス(リュート)、
ジョナサン・ルビン(リュート)、
アンヌ・マリー・ラスラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ヴィンセント・デ・コルト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
Vol.2 -
詩篇122番《わたしは喜びました》
詩篇42番《鹿が音を立てるのを聞くように》
人よあなたのためにわたしが耐えていることを見てください
詩篇43番《わたしに変わって争ってください》/わたしに語る者は皆
主よ、御もとに身を寄せ/わたしについてきたい者は
貧しい人は幸いである/詩篇108番《神よ、わたしの心は確かです》
詩篇23番《神はその大きな力のもとでわたしを養います》
詩篇137番《バビロンの流れのほとりに座り》/新しい歌を主に向って歌え
詩篇110番《全能者はわたしの主人に》/天の元后よ、喜べ
詩篇99番《さていまこそ》
ヤン・ブッケ(指揮)、フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)、
ピーター・フィリップス(指揮)、オランダ室内合唱団
Vol.3 -
主よ、われは御身を愛し奉る/詩篇109番/Tanto tempore vobiscum sum
詩篇77番/Che giova posseder cittadi e regni/Yeux qui guidez mon ame
Dolcissimo ben mio/おお 主イエス・キリストよ/詩篇114番
主を畏るることは/我が青春はすでに過ぎ去り/Qual vive Salamandra
パウル・ファン・ネーヴェル(指揮)、
オランダ室内合唱団、ウィレム・ブレマー(コルネット&バス・ダルシアン)、
レネ・ファン・ラーケン(テナー・ショーム&テナー・ダルシアン)、
ハリー・リース(アルト・サックバット)、
ヴィム・ベク(テナー&バス・サックバット)
ピーター・フィリップス(指揮)、フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)、
トン・コープマン(指揮)、オランダ室内合唱団、他
合唱、古楽の巨匠たち、ピーター・フィリップス、フィリップ・ヘレヴェッヘ、
トン・コープマン、ウィリアム・クリスティ、ヤン・ブッケ、パウル・ファン
・ネーヴェルがオランダ室内合唱団を振ったスヴェーリンクの合唱作品集が
ボックス・セットで新装登場!
世界最高峰のハーモニーと解釈でネーデルラント楽派の巨星スヴェーリンクの
合唱作品をじっくりと。1986年-1990年、オランダの録音。

KTC 4036 ¥2300
マルデレ:シンフォニア集 ――
シンフォニア ト短調Op.4-1/シンフォニア ニ長調Op.5-1
シンフォニア イ長調(ヴィオラ・オブリガータ)/4声のシンフォニア ヘ長調
エンシェント室内管弦楽団、フィリップ・ブラル(指揮)
ロートリンゲン公カールに重用されたブリュッセルの音楽家ピエール・ファン
・マルデレ(1729-1768)のシンフォニア集。
18世紀イタリア様式とウィーン古典派の架け橋となったマルデレの音楽の中で
もシンフォニア集の完成度は群を抜いている。エンシェント室内管のリーダー
はもちろん鬼才ベズノシウク!
2000年10月、ベルギーでの録音。Klara(MMP 012)からの移行再発売。

KTC 1425 ¥2300
デファーレ:作品全集 ――
ソナタOp.2/グラーヴェとポイニャント/フーガ・リベラ/歌曲集Op.1
ソナタ ホ長調/前奏曲とフーガ/ノートルダムの鐘
ハンス・リッケリンク(ピアノ)、インゲ・スピネッテ(ピアノ)、
イグナス・ミヒエルス(オルガン)、ヒルデ・コッペ(ソプラノ)、
ヴェルナー・ファン・メヘレン(バリトン)
フランツ・リストの弟子、アルテュール・デ・グレーフの師事し将来を期待
されながらも、若くして第1次世界大戦で命を落としたベルギーの音楽家アン
ドレ・デファーレ(1890-1914)の作品全集。
早世が惜しまれるデファーレの短い生涯の中で作曲された7つの作品は、メロ
ディックな旋律、どこかフランス的な響きが印象的。夭折の音楽家デファーレ
の貴重な作品集である。2009年-2011年、ベルギーでの録音。

KTC 1389 ¥2300
ヘルマヌス:微分音による室内楽作品 ――
ルナパーク/トゥールヌ・ディスク・アンティク/ハルシネイションズ
ミクロフォビア/ピッカデリー・サーカス/ハンマーフェスト
ステイガーズ/オーガニック・ムーヴメンツ/ウォルドルフ=アストリア
カレファックス・リード五重奏団、
ダネル弦楽四重奏団、ラインベルト・デ・レーウ(指揮)、
ASKOシェーンベルク
アムステルダム出身のコンポーザー=サクソフォニストで微分音の使い手、
サンダー・ヘルマヌス(1972-)の室内楽作品集。レーウ&ASKOシェーンベルク
がその作品を取り上げるなど、ヘルマヌスのヨーロッパでの評価はかなりの
もの。2004年-2010年の録音。




<Gala>
GL 100.680 4枚組 ¥5120
ムソルグスキー:歌劇《ボリス・ゴドゥノフ》(録音:1960年)
ロッシーニ:歌劇《試金石》(録音:1959年6月6日)*
ピツェッティ:歌劇《イフィゲニア》(抜粋/録音:1960年)+
フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ)、
オリヴィエロ・ディ・ファブリティス(指揮)、
ボローニャ歌劇場管弦楽団&合唱団、
ニーノ・サンツォーニョ(指揮)*/+、
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団*、
フェニーチェ劇場管弦楽団&合唱団+、他
20世紀イタリアのオペラ界を代表するメゾ・ソプラノ歌手、フィオレンツァ・
コッソット(1935-)が歌うレア・オペラ集。




<Signum Classics>
SIGCD 254 ¥2180 ※10月10日までのご注文特価 ¥1680
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125 《合唱》
チャールズ・マッケラス(指揮)、
エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団、
ニュー・カンパニー、アマンダ・ルークロフト(ソプラノ)、
フィオーナ・ジェーンズ(メゾ・ソプラノ)、
ジョン・マーク・エインズリー(テノール)、
ニール・デイヴィス(バリトン)
晩年のスコットランド室内管とのモーツァルト(Linn)に代表されるようにピリ
オド・アプローチにも精通していたマッケラスは、ピリオド・オーケストラで
あるOAEと積極的に共演を重ね、メンデルスゾーンやシューベルトなどの名演
を遺している。
固い絆で結ばれていたマッケラスとOAEの1994年8月の「第九」は、スコット
ランドのエジンバラ国際音楽祭のライヴ・レコーディング。マッケラスが遺し
た至芸の復活を喜びたい。
録音(ライヴ):1994年8月26日、アッシャー・ホール(エジンバラ)
リマスタリング:マイク・ハッチ、ロジャー・ビアズリー




<Chandos>
CHAN 1070 ¥2180 ※10月9日ご注文分までの特価 ¥1750
ラフマニノフ:
合唱交響曲《鐘》Op.35/カンタータ《春》Op.20/3つのロシアの歌Op.41
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、
BBCフィルハーモニック、マリインスキー劇場合唱団、
スヴェトラ・ヴァシリエヴァ(ソプラノ)、ミーシャ・ディディク(テノール)、
アレクセイ・タノヴィツキ(バス)
ノセダは2011年のプロムスでラフマニノフの「鐘」を演奏するために、師匠の
ゲルギエフが率いるマリインスキー劇場から、ヴァシリエヴァ、ディディク、
タノヴィツキのソリストたち、そして合唱にはマリインスキー劇場合唱団を
強力な援軍として迎え入れるなど、ラフマニノフ・プロジェクトのフィナーレ
を飾るに相応しい布陣が実現!
ノセダ&BBCフィルとマリインスキー劇場の共演がロイヤル・アルバート・ホ
ールに鳴り響かせた人生を表す4つの「鐘」。
ノセダのラフマニノフ・プロジェクト、堂々の完結です!
録音(ライヴ):2011年7月31日、ロイヤル・アルバート・ホール(ロンドン)

CHAN 10693 ¥2180
スヴェンセン:管弦楽作品集Vol.1 ――
パリの謝肉祭Op.9/ロメオとジュリエットOp.18/祝祭ポロネーズOp.12
ロマンスOp.26*/夢/ゾラハイダOp.11/去年、山で山羊の番をしていた
セーテルの娘の日曜/ノルウェー狂詩曲第1番Op.17
ノルウェー狂詩曲第2番Op.19
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団、
マリアンネ・トゥーシェン(ヴァイオリン)*
ヨハン・ハルヴォルセン(1864-1935)の管弦楽作品集に続くネーメ・ヤルヴィ
&ベルゲン・フィルの新シリーズは、同じくノルウェー出身の音楽家ヨハン・
スヴェンセン(1840-1911)の管弦楽作品集!
新天地を求めてノルウェーからスウェーデン、デンマーク、ドイツを渡り歩い
たスヴェンセン。ワーグナーやベルリオーズ、リストなど当時の急進派たちの
音楽から影響を受けたスヴェンセンは、盟友グリーグと共にノルウェーのナ
ショナル・ロマンティシズムを確立させた北欧の大作曲家である。
スウェーデン=ノルウェー国王オスカルII世の戴冠式のために作曲された「祝
祭ポロネーズOp.12」など、破竹の勢いで快進撃を続けるネーメ・ヤルヴィが
ベルゲン・フィルと共に繰り広げるスヴェンセン。ハルヴォルセンに引き続き
要注目!
録音:2009年8月-9月&2010年8月、グリーグホール(ベルゲン/ノルウェー)

CHAN 10695 4枚組 ¥6540
ベートーヴェン:ピアノと管弦楽のための作品全集 ――
ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15/ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
ピアノと管弦楽のためのロンドWoO.6/ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73《皇帝》/ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
ピアノ協奏曲Op.61(原曲:ヴァイオリン協奏曲Op.61)
合唱幻想曲ハ短調Op.80*
ピアノ協奏曲変ホ長調WoO.4(オーケストレーション:ハワード・シェリー)
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調Op.56+
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)、
タスミン・リトル(ヴァイオリン)+、ティム・ヒュー(チェロ)+、
オペラ・ノース管弦楽団、オペラ・ノース合唱団*
2009年には大英帝国勲章(OBE)を受勲するなど、名実ともにイギリスのトップ
・ピアニストの1人として君臨するハワード・シェリー。
ハイペリオンではロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズのソリス
ト、また近年は指揮者としても幅広く活躍するハワード・シェリーが、オペラ
・ノース管弦楽団を率いてベートーヴェンの弾き振りを披露!
ハワード・シェリーのベートーヴェン全集では「皇帝」までの5つのピアノ協
奏曲はもちろんのこと、「ヴァイオリン協奏曲Op.61」からのアレンジ、シェ
リーのオーケストレーションによる「ピアノ協奏曲WoO.4」など初期や未完の
作品も収録。
名匠ハワード・シェリーが満を持して弾くベートーヴェン。シェリーの金字塔
ラフマニノフ全集と並ぶ名盤の誕生です。
録音:2010年6月20日-21日&7月12日-14日、
ヴィクトリア・ホール(リーズ/イギリス)

CHAN 10700 ¥2180
夜の後に- トランペット協奏曲集 ――
ジョリヴェ:コンチェルティーノ/コープランド:静かな都市
ヒンデミット:トランペット、ファゴットと弦楽のための協奏曲*
アルチュニアン:エレジー
ヴィルトゲン:トランペットと弦楽のための協奏曲《夜の後に...》
フィリップ・シャーツ(トランペット&フリューゲルホルン)、
カレン・ジョーヒガン(ファゴット)*、
クリストフ・ケーニッヒ(指揮)、
ソロイスツ・ヨーロピアンズ・ルクセンブルク
ウェールズの雄、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団(BBCNOW)の首席トラン
ペット奏者という大役を務めているフィリップ・シャーツのコンチェルト・ア
ルバム第2弾!
シャーツが吹くのは、2010年にシャーツのために作曲されたルクセンブルクの
作曲家ヴィルトゲンの新作や、ジョリヴェ、コープランド、ヒンデミット、ア
ルチュニアンなど、どれもトランペットのための重要な近現代作品ばかり。
ヒンデミットの「協奏曲」では、イギリスのライジング・スター、ファゴット
のカレン・ジョーヒガンが共演として参加しており、こちらも聴き逃せない!
録音:2011年6月21日-23日、トリフォリオン(エヒテルナハ、ルクセンブルク)

CHAN 10701 ¥2180
メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品集 ――
チェロ・ソナタ第1番変ロ長調Op.45/協奏的変奏曲ニ長調Op.17
無言歌ニ長調Op.109/チェロ・ソナタ第2番ニ長調Op.58
ポール・ワトキンス(チェロ)、
ヒュー・ワトキンス(ピアノ)
ウェールズ出身のポール・ワトキンスとヒュー・ワトキンスの兄弟デュオが絶
妙のアンサンブルで奏でるメンデルスゾーンの「チェロ作品集」!
マルティヌーのチェロ・ソナタ集(CHAN 10602)でも素晴らしいコンビネーショ
ンを披露してくれたワトキンス兄弟。"メンデルスゾーン兄弟の絆"を美しく情
緒豊かに醸し出す・・・。
1997年までBBC交響楽団の首席チェロ奏者を務めたポール・ワトキンスは、イ
ギリス室内管の音楽監督、アルスター管の首席客演指揮者としても活躍するな
ど、英国楽壇の若手有望株として大きな期待を寄せられている。
録音:2011年5月10日-12日、ポットン・ホール(サフォーク)

CHAN 0783 ¥2180
ファッシュ:管弦楽作品集Vol.2 ――
協奏曲ニ長調FWV L:D5/序曲イ短調FWV K:a1/シンフォニア ト短調FWV M:g1
協奏曲ト長調FWV L:G13
テンペスタ・ディ・マーレ
J.S.バッハとテレマンの同時代の作曲家、ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ
(1688-1758)の管弦楽作品集第2巻。
ドイツ・バロックの巨匠ファッシュの音楽の中で、特に管弦楽作品はバロック
時代と古典派時代の橋渡しとしての役割を担った音楽と評される。
テンペスタ・ディ・マーレは、ヴァイスのリュート協奏曲集(CHAN 0707)で古
楽界に新風を吹き込んだアメリカ、フィラデルフィアのバロック・オーケスト
ラ。
録音:2010年10月&2011年5月、
チェスナット・ヒル長老教会(フィラデルフィア)




<NIFC>
NIFCCD 024 ¥2300
ショパン:トマス・ムーアの民謡の主題による変奏曲ニ長調(4手連弾)
マイアベーアの歌劇《悪魔のロベール》の主題による協奏的大二重奏曲ホ長調
(4手連弾版/フリードリヒ・モッコヴィツ編曲)
ロンド ハ長調Op.73(2台ピアノ版)*
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21(ピアノ独奏版)+
ディーナ・ヨッフェ(フォルテピアノ)、
ダニエル・ワイマン(フォルテピアノ)
ネイガウス・スクールの名教師ヴェラ・ゴルノスタエヴァからピアノを学んだ
ディーナ・ヨッフェ。息子のダイエル・ワイマンとの共演での"4手連弾"、
"2台ピアノ"のための作品では、エラール1849とプレイエル1848の2台の銘器を
弾き、親子ならではの素晴らしいアンサンブルを披露。
そして「ピアノ協奏曲第2番」の"ピアノ独奏版"では、プレイエルの持ち味を
最大限に引き出した詩情あふれる演奏を聴かせてくれている。
来る2011年11月の来日公演でも、ディーナ・ヨッフェの弾く本物のショパンが
多くの人々を魅了してくれることだろう!
使用楽器:エラール1849(ワイマン&ヨッフェ)/エラール1849(ワイマン)
&プレイエル1848(ヨッフェ)*/プレイエル1848(ヨッフェ)+
録音:2010年5月21日-25日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送
コンサート・スタジオ(ワルシャワ)

NIFCCD 023 ¥2300
ショパン:
ポーランドの歌Op.74(ドイツ語版)より 濁った水Op.74-3、愁いOp.74-13、
メロディOp.74-9、枯れ葉よOp.74-17、春Op.74-2、リトアニアの歌Op.74-16、
使者Op.74-7、乙女の願いOp.74-1、美しき若者Op.74-8
ポーランドの歌Op.74(ポーランド語版)より 濁った水Op.74-3、
愁いOp.74-13、メロディOp.74-9、枯れ葉よOp.74-17、春Op.74-2、
リトアニアの歌Op.74-16、使者Op.74-7、乙女の願いOp.74-1、
美しき若者Op.74-8
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、
ネルソン・ゲルナー(フォルテピアノ/プレイエル1848)
ブリュッヘン、ヘレヴェッヘ、レオンハルトなど古楽界の巨匠たちからの信頼
も厚く、古楽唱法にも長けたドロテー・ミールズが歌うのは、"ドイツ語"と
"ポーランド語"の2ヶ国語による「ポーランドの歌Op.74」からの9作品。
"ドイツ語"と"ポーランド語"の2つの歌詞がショパンの音楽にもたらす表現と
ニュアンスの違いを、ドロテー・ミールズの歌声が美しくも繊細に、そして
感動的に歌う ――。
ドロテー・ミールズの歌声と、ネルソン・ゲルナーが弾くプレイエルの響きの
ブレンドも秀逸。
録音:2009年10月19日-21日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送
コンサート・スタジオ(ワルシャワ)

NIFCCD 612 ¥2300
パヴェル・ヴァカレツィ -
第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ ――
ショパン:
夜想曲第16番変ホ長調Op.55-2/練習曲第2番イ短調Op.10-2
練習曲第8番ヘ長調Op.10-8/4つのマズルカOp.24
幻想ポロネーズ変イ長調Op.61/ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21*
パヴェウ・ヴァカレツィ(ピアノ/スタインウェイ)、
アントニ・ヴィト(指揮)*、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団*
パヴェウ・ヴァカレツィは、次代の巨匠候補たちが続々と誕生した第16回ショ
パン国際コンクールで、ポーランド人として唯一ファイナルに進んだ1987年ト
ルン出身の天才ピアニスト。
ブレハッチの師匠としても高名な名教師カタジナ・ポポヴァ=ズィドロンの門
下生でもあるヴァカレツィには、ポーランド・ピアノ界を背負って立つ存在と
して大きな期待が寄せられている。
録音(ライヴ):2010年10月3日-23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・
コンサート・ホール(ポーランド)

NIFCCD 613 ¥2300
ミロスラフ・クルティシェフ -
第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ ――
ショパン:
バラード第4番ヘ短調Op.52/練習曲第8番ヘ長調Op.10-8
夜想曲第16番変ホ長調Op.55-2/ポロネーズ第5番嬰ヘ短調Op.44
夜想曲第10番変イ長調Op.32-2/ワルツ第5番変イ長調《大円舞曲》Op.42
舟歌嬰ヘ長調Op.60/幻想ポロネーズ変イ長調Op.61/4つのマズルカOp.30
即興曲第3番変ト長調Op.51/幻想即興曲嬰ハ短調Op.66
ミロスラフ・クルティシェフ(ピアノ/スタインウェイ)
1985年、レニングラード(現サンクトペテルブルク)出身のミロスラフ・ク
ルティシェフも第16回ショパン国際ピアノ・コンクールのファイナリスト。
今大会のロシア勢では、第1位のアヴデーエワや第2位のゲニューシャスに注目
が集まっているが、クルティシェフは2007年の第13回チャイコフスキー国際コ
ンクールのピアノ部門で最高位に輝くなど、一足早く世界進出を果たした若き
実力者である。
録音(ライヴ):2010年10月3日-23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コ
ンサート・ホール(ポーランド)




<Channel Classics>
CCSSA 31511(SACD-Hybrid) \2580
マーラー・アルバム ――
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調より アダージェット
ベートーヴェン(マーラー編):
弦楽四重奏曲第11番ヘ短調Op.95《セリオーソ》(弦楽オーケストラ版)
マーラー(シュタットルマイアー編):
交響曲第10番嬰ヘ長調より アダージョ(弦楽オーケストラ版)
アムステルダム・シンフォニエッタ
カンディダ・トンプソン(芸術監督)
弦楽四重奏などの小編成作品を"弦楽オーケストラ"で演奏することにより、そ
の音楽が持つ隠れた魅力を引き出してきたオランダの弦楽オーケストラ、アム
ステルダム・シンフォニエッタ。
出発が大幅に遅れたKLMオランダ航空機内で乗客に生演奏をプレゼントしたエ
ピソードで世界中にその名が広まったアムステルダム・シンフォニエッタは、
各奏者の演奏技術、アンサンブル能力も一級品!
没後100周年を祝うマーラー・アルバムでは、"マーラーのオリジナル"、"マー
ラーのアレンジ"、"アレンジされたマーラー"というマーラーの『3つの魅力』
をアムステルダム・シンフォニエッタが届けてくれます。




<Metronome Magdalen>
METCD 1070 \2300
R.R.ベネット:ピアノ作品集Vol.2 ――
スキップとサディのための組曲/奇想曲/丘を越えて遥かに
16世紀の旋律によるファンファーレ/カンディンスキー変奏曲
4つの小品による組曲
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)、リチャード・マクマホン(ピアノ)
ブーレーズに師事した作曲家でありジャズ・プレーヤー、英国楽壇の重鎮リ
チャード・ロドニー・ベネットのピアノ作品集第2巻はピアノ・デュオのため
の作品集。
映画音楽の作曲家としても有名なR.R.ベネットのピアノ・デュオは、コンサー
ト・ピースとしても活躍しそうな調性音楽。時折り現れるモダンな響きもほど
よいアクセント。2002年9月の録音。


●Metronome Magdalen
イギリスのレーベル"Metronome(メトロノーム)"からヒストリカル音源の復刻
シリーズ"Magdalen(マグダレン/モードリン)"がスタート!
マスタリングはイギリスのサウンド・エンジニアで、イギリス交響楽団の首席
オーボエ奏者としても活躍するポール・アーデン=テイラーが担当。

METCD 8001 4枚組 \4180
ワーグナー:
楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》
楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》(ハイライト)*
フェルディナント・フランツ(ザックス)、
ゴットローブ・フリック(ヴァイト)、ベンノ・クッシェ(ベックメッサー)、
グスタフ・ノイドリンガー(コートナー)、ルドルフ・ショック(ヴァルター)、
ゲルハルト・ウンガー(ダーヴィット)、エリザベト・グリュンマー(エヴァ)、
マルガ・ヘフゲン(マクダレーネ)、ヘルマン・プライ(夜警)、
ルドルフ・ケンペ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
アンネリース・クッパー(エヴァ)*、ヘルタ・テッパー(マクダレーネ)*、
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ヴァルター)*、
ヨーゼフ・ヘルマン(ザックス)*、リヒャルト・ホルム(ダーヴィット)*、
フェルディナント・ライトナー(指揮)*、
シュトゥットガルト州立歌劇場管弦楽団*、バイエルン放送合唱団*
録音:1956年4月4日-20日、ベルリン/1955年2月21日-25日&5月15日、
ミュンヘン*
原盤:His Master's Voice ALP 1506/10/Deutsche Grammophon DGM 19047*

METCD 8002 2枚組 \2580
ギルバート&サリヴァン:喜歌劇《ミカド》
サリヴァン(マッケラス編):パイナップル・ポール組曲*
サリヴァン:
序曲《軍艦ピナフォア》+、序曲《ペンザンスの海賊》+、
序曲《イオランテ》+
イシドール・ゴドフリー(指揮)、
ドイリー・カート・オペラ・カンパニー、ロンドン新交響楽団、
ジョン・ホリングスワース(指揮)*、
プロ・アルテ・オーケストラ*、
アーサー・フィードラー(指揮)+、ボストン・プロムナード・オーケストラ+
アーサー・フィードラーが指揮するサリヴァンの「序曲集」は初CD化。
録音:1957年10月、ロンドン/1958年*/1952年+
原盤:Decca SKL 4006-7/Pye CML 33000*/His Master's Voice CLP 1030+

METCD 8003 2枚組 \2580
フンパーディンク:
歌劇《ヘンゼルとグレーテル》
ドイツのアリアと歌曲集* - ブラームス、ロルツィンング、フンパーディンク、
コルンゴルト
プフィッツナー:序曲《ハイルブロンのケートヒェン》+
ワーグナー:序曲《リエンンツィ》#
リタ・シュトライヒ(グレーテル)、ギゼラ・リッツ(ヘンゼル)、
マリアンネ・シェヒ(ゲルトルート)、ホルスト・ギュンター(ペーター)、
フリッツ・レーマン(指揮)、
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、
バイエルン放送合唱団、バンベルク交響楽団+、
バイエルン放送交響楽団#、
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)*、
ヘルマン・プライ(バリトン)*
録音:1953年10月2日-10日、ミュンヘン/1957年6月1日、ロンドン*/1954年、
ベルリン*/1952年2月、バンベルク+/1954年10月5日-6日、ミュンヘン#
原盤:Deutsche Grammophon DGM 18217/8/Columbia 33CX1482*
/Columbia C60140*/Deutsche Grammophon LPE 17065+/#

METCD 8004 \1780
マーラー:
交響曲第4番ト長調/子供の魔法の角笛より*
マーガレット・リッチー(ソプラノ)、
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)、
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、
ロルナ・シドニー(メゾ・ソプラノ)*、アルフレート・ペル(バリトン)*、
フェリックス・プロハスカ(指揮)*、ウィーン国立歌劇場管弦楽団*
ベイヌム&コンセルトヘボウ管の名演が新しいリマスターで復刻。
録音:1952年4月-5月/1950年*
原盤:Decca LXT 2718/Vanguard VRS 412/3*

METCD 8005 \1780
キュネケ:
舞踏組曲Op.26/《幸福な旅》より 序曲/《幸福な旅》より ハイライト*
エドゥアルト・キュネケ(指揮)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
ハインツ・ザンダウアー(指揮)*、
ウィーン放送管弦楽団*、アカデミー室内合唱団*
録音:1938年/1950年代初期*
原盤:Telefunken LGX 60013/Philips S 10112*

METCD 8006 \1780
チャイコフスキー:管弦楽作品集 ――
イタリア奇想曲Op.45*/スラヴ行進曲Op.31*
幻想序曲《ロメオとジュリエット》+/序曲《1812年》Op.49**
ケネス・オルウィン(指揮)*/**、
ロンドン交響楽団*/**、英国近衛歩兵グレナディア連隊軍楽隊**、
ジョン・バルビローリ(指揮)+、ハレ管弦楽団+
ケネス・オルウィン&LSO、バルビローリ&ハレ管のチャイコフスキー管弦楽
作品集。
録音:1958年5月、ロンドン*/1957年6月13日+/1958年5月、ロンドン**
原盤:Decca SXL 2001*/**/Pye CCL 30128+

METCD 8007 2枚組 \2580
ギルバート&サリヴァン:
喜歌劇《ペンザンスの海賊》、喜歌劇《ミカド》序曲*
ギルバート&サリヴァン(クルックシャンク編):
メドレー+ - ペンザンスの海賊、軍艦ピナフォア、ペーシェンス
ラルフ・ハンター編:ギルバート&サリヴァン・ソングブック#
イシドール・ゴドフリー(指揮)、
ドイリー・カート・オペラ・カンパニー、ロンドン新交響楽団、
アーサー・フィードラー(指揮)*、
ボストン・プロムナード・オーケストラ*、
ハリー・デイヴィッドソン&ヒズ・オーケストラ+、
ラルフ・ハンター合唱団#
録音:1957年11月-12月/1952年*/1955年初発売(録音年月日不詳)+
/1959年、ニューヨーク#
原盤:Decca SKL 4038/9/His Master's Voice CLP 1030*
/Columbia 33S 1070+/RCA Victor LSP 2116#

METCD 8008 \1780
チャイコフスキー:バレエ音楽《白鳥の湖》(ハイライト)
ドリーブ:バレエ組曲《シルヴィア》*
ラロ:歌劇《イスの王様》序曲+
ジャン・モレル(指揮)、コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団、
ピエール・デルヴォー(指揮)*、コンセール・コロンヌ管弦楽団*、
ジャン・フルネ(指揮)+、コンセール・ラムルー管弦楽団+
モレル、デルヴォー、そしてフルネが振る1950年代録音のバレエ音楽集。
録音:1958年/1959年*/1953年6月16日-17日&9月25日+
原盤:RCA SB 2012/His Master's Voice XLP 20005*/Philips A 00196L+

METCD 8009 2枚組 \2580
ドニゼッティ:
歌劇《ドン・パスクアーレ》
歌劇《ドン・パスクアーレ》(ハイライト/ドイツ語版)*
あの騎士の眼差しは+/さあ用意はいいわ#
エルネスト・バディーニ(ドン・パスクアーレ)、
アフロ・ポーリ(マラテスタ)、ティト・スキーパ(エルネスト)、
アデライデ・サラセーニ(ノリーナ)、ジョルダーノ・カッレガーリ(公証人)、
カルロ・サバイノ(指揮)、
ミラノ・スカラ座管弦楽団、
リタ・シュトライヒ(ノリーナ)*/+、クルト・ヴェホフシッツ(公証人)*、
カール・シュミット・ヴァルター(マラテスタ)*、
ヨーゼフ・グラインドル(ドン・パスクアーレ)*、
フリッツ・レーマン(指揮)*、
バイエルン放送交響楽団&合唱団*、
ロッテ・シェーネ(ソプラノ)#、
ヴィリ・ドムグラーフ=ファスベンダー(バリトン)#
録音:1932年9月26日-11月5日、ミラノ/1954年2月1日-6日、ミュンヘン*
1955年4月、ベルリン+/1931年3月24日、ベルリン#
原盤:His Master's Voice C 2519-2533/Deutsche Grammophon LPE 17053*
Deutsche Grammophon DGM 19137 / EPL 30225+
His Master's Voice DB 1546#




<ABC Classics>
ABC 472 606-2 \2250
ノエル!ノエル! ――
作曲者不詳:久しく待ちにし、すべての者の救い主なるキリストよ
シャルパンティエ:夜/イギリス民謡:牧人羊を
作曲者不詳:暁の星のいと美しきかな/ドイツ民謡:エサイの根より
モンテヴェルディ:主を褒め称えよ/グル―バー:きよしこの夜/他
サラ・マクリヴァー(ソプラノ)
ポール・ダイアー(指揮)、
オーストラリア・ブランデンブルク管弦楽団&合唱団、
ブランデンブルク・ベルリンガーズ
オーストラリアのピリオド・オーケストラ、ブランデンブルク管弦楽団のクリ
スマス・プログラムは、毎年ABCで放送されるなど、国内での人気、知名度は
かなりのもの。
真夏にクリスマスを迎えるオーストラリアから届く本格的なクリスマス・アル
バムです。
2001年12月14日、シティ・リサイタル・ホール(シドニー)での録音。
弊社初紹介。

<GLOR>
GC 11461 ¥2280
ベートーヴェン:
交響曲第5番 ハ短調 「運命」
〔録音:2003年11月29日/フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ)〕
交響曲第6番 ヘ長調「田園」
〔録音:2007年1月24日/エッセン、フィルハーモニー;シュタットカジノ・
バーゼル〕
シルヴァン・カンブルラン(指揮)
バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団(南西ドイツ放送交響楽団)
カンブルランのベートーヴェンの登場。名曲「運命」と「田園」のカップリン
グです。「運命」第1楽章での前進感は見事。第2楽章の旋律の歌には胸を打た
れます。フィナーレの華やかさと管楽器の鳴らし方のバランスの巧さはさすが
カンブルラン。「田園」でも、フィナーレでの響きの立体的なバランスの美し
さがひときわ印象に残ります。

GC 11451 ¥2280
ベートーヴェン:
交響曲第3番 変ホ長調「英雄」
〔録音:2009年2月14日/バーデンバーデン(ライヴ)〕
序曲「レオノーレ」第1番 ハ長調 op.138
〔録音:2004年12月17日/フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ)〕
シルヴァン・カンブルラン(指揮)
バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団(南西ドイツ放送交響楽団)
カンブルランの「英雄」。冒頭の和音の鳴らし方から、ひとあじ違います。
躍動感溢れる前進感はさすが。第2楽章でも低音をとどろくように響かせなが
ら、すすり泣きのような旋律をたっぷり歌い上げています。「レオノーレ」
序曲も重すぎず、しかし、しっかりとしたボリューム感のある和声で聴かせ
ます。

GC 11441 ¥2280
シューマン:
(1)ウィーンの謝肉祭の道化 op.26
(2)ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲
(3)アベッグ変奏曲op.1(4)幻想小曲集 op.12
エレーナ・クシュネローヴァ(ピアノ)
録音:(1)1996年、(2)(3)(4)2010年7月21-22日
モスクワ生まれ、タチアナ・ケストナーに師事した名手、エリザベト音楽大
学の客員教授も務めるエレーナ・クシュネローヴァのシューマン。アベッグ
変奏曲の天上の響きのような美しさから、幻想小曲集の一曲一曲の細かな表
情付けまで、表現の幅の広さは巨匠の風格。ベートーヴェン交響曲第7番第2
楽章の主題に基づく「ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲」
では、執拗に繰り返される音階的パッセージ、シューマンならではのシンコ
ペーション的独特のリズムでたたみかける和音など、完璧な技巧で聴かせます。



<Dynamic>
DYNDVD 33702(DVD-Video) 3枚組 ¥3780
「ノルマ」
字幕:日英独仏伊西
「カプレーティとモンテッキ」
字幕:伊英独仏西
ベッリーニ:「ノルマ」
ディミトラ・テオドッシュウ(S ノルマ),
ニディア・パラチオス(Ms アダルジーザ),
カルロ・ヴェントレ(T ポリオーネ),
リッカルド・ザネッラート(Bs オロヴェーゾ),
ほか
ジュリアーノ・カレッラ(指)
カターニャ・ベッリーニ歌劇場管弦楽団,合唱団
演出:ワルター・パリアーロ
収録:2005年6月,カターニャ,ベッリーニ大劇場
ベッリーニ:「カプレーティとモンテッキ」(1830年ミラノ版)
パトリツィア・チョーフィ(S ジュリエッタ)
クララ・ポリート(S ロメオ)
ダニロ・フォルマッジャ(T テバルド)
フェデリーコ・サッキ(Br カペッリオ)
ニコラ・アモーディオ(Bs ロレンツォ)
ルチアーノ・アコチェッラ(指)
イタリア国際管弦楽団
演出:デニス・クリーフ
収録:2005年8月
DYNDVD 33493とDYNDVD 33504で発売されていた二つのベッリーニのオペラがま
とまってお買い得セットになりました。「ノルマ」はカターニャ・ベッリーニ
歌劇場が2005年6月に新演出上演した際の収録。今日ノルマを歌わせたら最高
峰のディミトラ・テオドッシュウを軸に据えた上演は素晴らしい出来栄えで、
翌2007年6月にほぼ同メンバーによる来日公演も絶賛を博しました。なおテオ
ドッシュウはDynamicが2007年8月にマチェラータ音楽祭で収録した「ノルマ」
でもノルマを歌っています(DYNDVD33561)。同じ制作会社が二度同じ歌手のタ
イトルロールを収録するのは極めて異例なことで、それでも構わないくらいテ
オドッシュウのノルマが素晴らしいものだったのです。
ベッリーニの「カプレーティとモンテッキ」は、南イタリア、プーリア州の
マルティーナ・フランカで催されるイトリアの谷音楽祭での収録。若い頃に
この音楽祭に多数出演して国際的名声を高めたパトリツィア・チョーフィが
2005年に恩返ししに出演したもの。国際的プリマドンナになったチョーフィ
の歌は胸に迫るもの。新たに作成されたクリティカル・エディションを使用
し、1830年にミラノで上演された際の珍しい楽譜を使用したことでも話題と
なりました。
限定特価でのご提供です。

CDS 690 10枚組 ¥5670
CD1
バッツィーニ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ソナタ形式の3つの小品 Op.44
3つの性格的小品 Op.45
3つの抒情的小品 Op.41
短いお話 Op.47
第一組曲 Op.47
空想
CD2-3
パガニーニ:ルッカ・ソナタ集
ヴァイオリンとギターのための6つのソナタ M.S.9
ヴァイオリンとギターのための6つのソナタ M.S.10
ヴァイオリンとギターのための6つのソナタ M.S.11
ヴァイオリンとギターのための6つのソナタ M.S.12
ヴァイオリンとギターのための6つのソナタ M.S.13
CD4
パガニーニ:
ラ・グラン・ヴィオラ M.S. 70
ラ・カンパネッラ
クライスラー:
愛の悲しみ
愛の喜び
サラサーテ:スペイン舞曲集―祈り,マラゲーニャ,
アンダルシアのロマンス,サパテアード
ブロッホ:ニーグン
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ラヴェル:ハバネラ
CD5
レーガー:
ヴァイオリン・ソナタ第7番 Op.91
3つのヴィオラ組曲 Op.131d
 (第1番 ト短調,第2番 ニ長調,第3番 ホ短調)
CD6
ロッラ:ヴァイオリンとヴィオラのための3つの二重奏曲 Op.15
二重奏曲第1番 変ホ長調
二重奏曲第2番 変イ長調
二重奏曲第3番 ハ長調
CD7
コダーイ:
チェロ・ソナタ第8番
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第7番
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
CD8
クライスラー:
中国の太鼓
美しいロスマリン
愛の悲しみ
愛の喜び
ウィーン奇想曲
ジプシー奇想曲
ジプシーの女
シンコペーション
ロンドンデリーの歌
道化役者
ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
おもちゃの兵隊の行進
オールド・リフレイン
ウィーン小行進曲
ウィーン風狂詩的小幻想曲
レチタティーヴォとスケルツォ=カプリーチェ
ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形
CD9
ラロ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
独創的な幻想曲 Op.1
アレグロ・マエストーソ Op.2 ハ短調
二つの即興曲 Op.4
牧歌 Op.8 ト長調
プルチネッラ風のスケルツォ 変ホ長調
ソナタ Op.12 ニ長調
パリの夕べ Op.18
アルレッキーノ ト長調
ギター Op.28 ロ短調
CD10
ウェーバー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ集
ノルウェーのアリアの主題による9つの変奏曲
6つのヴァイオリン・ソナタ Op.10
ルイージ・アルベルト・ビアンキ(Vn,Va)
アルド・オルヴィエート(P)
ブルーノ・カニーノ(P)
ピエールナルチーゾ・マージ(P)
ドゥブラ・コヴァチェヴィチ(P)
カロリーネ・ハフナー(P)
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
フランコ・マッジョ・オルメゾフスキ(Vc)
マウリツィオ・プレーダ(G)
ジャック・デラコート(指)ベルリンRIAS交響楽団
ほか
ルイージ・アルベルト・ビアンキは1945年、ローマに生まれたヴァイオリニ
スト、ヴィオリスト。20歳でカール・フレッシュ・コンクールで優勝。ヴァ
イオリンにおいてもヴィオラにおいても名手として知られています。Dynamic
に多数の録音を残しており、その中から10枚が選ばれてセットになりました。
有名作品はクライスラーやパガニーニの曲の一部のみで、あとはかなりマニ
アックな内容、しかし演奏の質は極めて高水準です。アレッサンドロ・ロッ
ラの二重奏曲集では、巨匠サルヴァトーレ・アッカルドがヴァイオリンを受
け持っているのも豪華。この分量にして3CD価格という大特価です。

CDS 706 ¥1350
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 「合唱」 Op.125
テレサ・シュティッヒ=ランダル(S)
ヒルデ・レッセル=マイダン(Ms)
ワルデマール・クメント(T)
ゴットロープ・フリック(Bs)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
RAIローマ交響楽団
録音:1954年12月
イタリアのカラヤン、第2弾は、1954年12月にローマでRAIローマ交響楽団を
指揮したべトーヴェンの第9交響曲です。米独墺の歌手をわざわざ呼び寄せて
いるのがカラヤンらしいところ。初出ではないものの珍しい音源です。ミッ
ドプライス。

=デリーツィエ・ムジカーリ=
DM 8024 ¥880
ブルッフ:
弦楽四重奏曲第1番 ハ短調 Op.9
弦楽四重奏曲第2番 ホ長調 Op.10
アカデミカ四重奏団
マリアーナ・シルブ(Vn)
サンドラ・コラン(Vn)
コンスタンティン・ザニダーケ(Va)
ミハイル・ダンチラ(Vc)
録音:1983年、ジェノヴァ
旧CDS29。マックス・ブルッフ(1838-1920)は、二十代の始めに2曲だけ弦楽四
重奏曲を作曲しており、いずれもドイツ・ロマン派の色濃い名曲です。今でこ
そ録音もいくつかありますが、この1983年のアカデミカ四重奏団はかなり先駆
的録音でした。アカデミカ四重奏団1967年、ルーマニアのブカレスト音楽院で
結成された弦楽四重奏団です。長らく廃盤だった名盤が、お求め安い値段で
再発になりました。




<Aurora>
ACD 5071 ¥2280
お尋ね者
(1)ブーレーズ:ピアノソナタ第3番(1957)
(2)エリオット・カーター:夜の夢想(1980)
(3)アスビョルン・ショートフン:
ピュシス(1986/2003)(増幅ピアノと5台のデジタル・ハーモナイザーのための)
(4)同:アダージョとアレグロ(1976/2010)
ホーコン・アウストボー(Pf)
ホーコン・アウストボーは、1948年ノルウェーのコングスベルグ生まれ。パリ
で開催された "Concours National de la Guilde Fran?aise des Artistes
Solistes" に、1970年、フランス以外の国からはじめての優勝者に選ばれ、
翌71年にはオリヴィエ・メシアン現代音楽コンクール第1位を獲得しました。
30年以上にわたりオランダを本拠に活動をつづけた後、ノルウェーに戻り、
現在、スタヴァンゲル大学でピアノを教えながら、ヨーロッパ全土を視野に
置いた活動を行っています。『お尋ね者』は、ヴァーレン、エッゲ、モッテ
ンセン、ヴァリーンの曲を弾いた『ノルウェーの命令』(ACD5060)に次ぐ、
ノルウェー作曲家協会のレーベルAurora のソロアルバム。ジョン・ケージの
偶然性音楽からインスピレーションを授かったとされ、作者自身が「都市計
画」になぞらえるブーレーズの《ソナタ第3番》と、現代アメリカを代表する
作曲家エリオット・カーターの《夜の夢想》は、二十世紀ピアノ音楽の「里
程標」とみなされる作品。「夜、眠つけないでいる時、心に去来する束の間
の想いと感覚をほのめかしつつ、絶えず気分を変えていく」。ノルウェーの
作曲家、アスビョルン・ショートフン(1961-)のエレクトロニクスも使われた
作品、《ピュシス》 -- 「自然」……人間の主観を離れて独立に存在し、変
化する現象の根底をなす永遠に真なるもの -- そして、「ささやかなアンコ
ール」の《アダージョとアレグロ》が、「アヴァンギャルドとわたしたち自
身の時をつなぐ」(ショートフン)。




<Alba>
NCD 43(SACD-Hybrid) ¥1980
北極地方の情景
(1)ティモ・クルキ:クルナサジュ、ぼくのトナカイ(1977)
(2)トゥーリッキ・ナルヒンサロ:ラップの少女の歌(1983)
(3)ユッカ・カンカイネン:ラップランドの歌(1981)
(4)伝承曲/クッレルヴォ・カルヤライネン編曲:
連作サーミ・ヨイク《ヨイクを歌おう》(1962)
(5)クッレルヴォ・カルヤライネン:北極地方の情景(1971)*
(6)ユッカ・カンカイネン:血止めの呪文(1983)**
(7)ヤン・ヘルベリ:山を旅する者の思い(2011)***
(8)同:約束の歌を歌おう(2005)
セイタクオロ室内合唱団、エリナ・シヴォネン(Sop)*、
ミッコ・アハヴェンヤルヴィ(Br)*、ヘリ・ハーパラ(Fl)*、
オッリ=ペッカ・カヤスヴィータ(Vc)*、カドリ・ヨアメツ(太鼓)**、
ミッコ・シランデル(太鼓)***
スカンディナヴィア半島の北部、ロシア、フィンランド、スウェーデン、ノ
ルウェーにまたがるラップランド地方は、そのほとんどが北極圏に含まれま
す。この地域には古くからサーミ人が住み、独自の生活と文化を守ってきま
した。フィンランド領ラップランド、ヘルシンキから約800キロに位置するロ
ヴァニエミに本拠を置く室内合唱団のセイタクオロは、1961年に創設され、
ラップランドの美しく厳しい自然を背景にラップランド出身の作曲家たちが
作曲した「北の地方」の音楽を紹介することを目的のひとつに活動をつづけ
ています。創設50周年を記念して録音されたアルバム『北極地方の情景』は、
記念の年のためヤン・ヘルベリが作曲した《山を旅する者の思い》をはじめ、
セイタクオロのために書かれた曲を中心とするプログラムが組まれました。




<IDIS>
IDIS 6624 ¥1650
STEREO
エルガー:
エニグマ変奏曲 Op.36
チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
弦楽のためのエレジー Op.58
ジョン・バルビローリ(指)
ハレ管弦楽団
アンドレ・ナヴァラ(Vc)
録音:1956、1957年
英NIXA(=PYE、後のPRT)録音。ステレオ最初期の録音。バルビローリはエル
ガーの作品を度々録音しており、上記3曲はいずれも後にEMIで録音、エニグ
マ変奏曲はこの前の1947年にも録音していました。

IDIS 6625 ¥1650
ヴィラ=ロボス:前奏曲
タレガ:
アルハンブラの思い出
アラビア風奇想曲
グラン・ホタ
マラツ:スペインのセレナーデ
アルベニス:
入江のざわめき
アストゥリアス
ファリャ:粉屋の女房の踊り
サビオ:ブラジルの風景
ナルシソ・イエペス(G)
録音:1960年頃
スペイン サフィロ録音と思われます。ナルシソ・イエペス30代前半の若々し
い演奏を楽しめます。




<harmonia mundi>
HMU 807510(SACD-Hybrid) ¥2500
ラス・ウエルガスの写本(C.1300)の聖歌集
[First Light-はじめの光]
1. かがやかしき処女/2. 海原の星をたたえよ
3. モテット:節度ある修道院―聖処女は―FLOS FILIUS
[朝]
4. ファ・ファ・ミ―ド・レ・ミ
5. コンドゥクトゥス・モテット:おお、聖なるマリア/6. ベネディクトゥス
[ミサ]
7. 聖なる母をたたえよ.../8. キリエ/9. グローリア
10. セクエンツィア:'アヴェ'と叫び続けよう
11. モテット:高貴なる処女をたたえよ
12. サンクトゥス&ベネディクトゥス/13. 高貴なる処女に喜べ
14. アニュス・デイ/15. ブルゴスの修道女たちよ/16. 奸計はいたる所に
[夕刻]
17. 恵みの庭で
18. 天の女王を賛美せよ
19. 神をたたえよう
[夜]
20. 婚礼に呼ばれたら/21. 父なる主の母にして娘/22. 主をたたえよ
23. あなたのすべてを信じます
アノニマス4
録音:2009年&2011年
これまで数多くの写本の聖歌収録に取り組んできたアノニマス4が、かの有名
なラス・ウエルガス写本をついに収録しました!この写本が編纂されたのは、
北スペインのブルゴスにあるラス・ウエルガス女子修道院。王族の女性の隠遁
場であったこの修道院では、高貴な女性たちが密やかな修道生活を営んでいま
した。ラス・ウエルガス写本は14世紀初期に写されたもの。中には13世紀-14
世紀初頭の間に歌われていたラテン語の単律聖歌およびポリフォニー聖歌が
186曲も残されており、まさに当時の聖歌名曲集といえましょう。本CDは朝か
ら夜までの聖務日課を追うように収録されており、当時の修道女たちが過ご
した神聖な一日を想起させるようなプログラムになっています。
アノニマス4は女性4人で構成される歌唱団体で、アメリカ、ヨーロッパ、アジ
アなどのコンサートやフェスティヴァルで幅広い活動を行っています。もとも
とは中世聖歌を歌うために結成された団体ともあって、とりわけ中世音楽演奏
において注目される団体です。今回収録された聖歌でも、一切楽器伴奏はな
く、女性の声のみによって歌われています。アノニマス4の卓越した歌唱力と
透明感あふれる歌声を最大限堪能できるおすすめの1枚です!




<ORFEO D'OR>
ORFEOR 816112 2枚組 ¥4160
ヴェルディ:「トラヴィアータ」
イレアナ・コトルバス(S ヴィオレッタ) 
ニコライ・ゲッダ(T アルフレード・ジェルモン)
コーネル・マックニール(Br ジョルジョ・ジェルモン) 
エミー・ローゼ(Ms アンニーナ)
クルト・エクヴィルツ(T ガストーネ) 
エディタ・グルベローヴァ(S フローラ)
エルンスト・グートシュタイン(Br ドゥフォル男爵) 
ハラルト・プレーグルホフ(Bs オビニ侯爵)
ヘルベルト・ラックナー(Bs 医師グランヴィル) 
マリオ・グッジャ(T ジュゼッペ)
ルドルフ・レッシュ(Bs フローラの召使) 
リュボミール・パンチェフ(Br 使者)
ヨーゼフ・クリップス(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1971年12月25日、ウィーン
1971年のクリスマスにウィーン国立歌劇場で上演された「トラヴィアータ」の
ライヴ録音です。指揮はなんとウィーンの名匠ヨーゼフ・クリップス。さすが
ウィーンのオーケストラの魅力を見事に引き出しており、これほど柔らかな美
しさに溢れたヴェルディは珍しいでしょう、何気ないところでの弦や管のとろ
けるようにまろやかな魅力はたまりません。オペラ指揮者クリップスの本領を
発揮した演奏です。
ヴィオレッタは、この役が当たり役だったイレアナ・コトルバス。当時まだ32
歳、ウィーン国立歌劇場に所属して国際的名声を高めている最中でした。後年
と比べてもなお瑞々しい声で切々とヴィオレッタを歌っています。アルフレー
ドのニコライ・ゲッダは、この頃が一番脂の乗り切った時期。第2幕のアリア
では、当時としては珍しくカバレッタ「おお、恥ずかしいことだ」を歌い、ハ
イCを伸ばして大喝采を貰っています。ジェルモンは、メトロポリタン歌劇場
で活躍した米国のバリトン、コーネル・マックニール。スタジオ録音だと分か
りづらいマックニールのとてつもなく巨大な声がはっきり収録されています。
スペシャルサプライズに、フローラがエディタ・グルベローヴァ!二日前に25
歳を迎えたばかりのグルベローヴァの声が、ほんの少しだけですが楽しめます。
さらにアーノンクールのバッハ録音でおなじみのウィーンの万能テノール、ク
ルト・エクヴィルツ、長年活躍した知る人ぞ知る名脇役、エルンスト・グート
シュタインと、クリスマス公演ならではの豪華さ。
ありがたいことに良好なステレオ録音です。今ほぼ失われてしまったウィーン
風の優美豪華なヴェルディをたっぷりお楽しみください。





<HUNGAROTON>
HCD 32705 ¥2080
エマニュエル・アロイス・フェルスター(1748-1823):
3つの弦楽四重奏曲 op.21 第1番 ハ長調 第2番 ニ短調 第3番 イ長調
オーセンティック四重奏団(ピリオド楽器使用)
ジョルト・カッロー(Vn) バラージ・ボザイ(Vn) ガーボル・ラーツ(Va) 
チッラ・ヴァーリ(Vc)
録音:2011年3月31日-4月4日、フンガロトン・スタジオ
オーストリアに生まれた音楽家であり理論家でもあるE.A.フェルスター。モー
ツァルトやシューベルトらと同時代を生き、その作品はベートーヴェンも高く
評価していたといわれます。器楽曲が隆盛し、人気を博すようになった19世紀
ウィーンでは、作曲家たちはこぞって聴衆に曲を最初から最後まで聞いてもら
うために奮闘していました。当時の室内楽曲に深い造詣を持っていたフェルス
ターの作品からもその工夫が垣間見えます。彼の作品はアンサンブルや楽器の
可能性が最大限に活かされており、3曲ともリズム感にあふれる舞曲の如き快活
な雰囲気が魅力の作品です。
演奏するオーセンティック四重奏団はピリオド楽器の演奏を得意とする演奏団
体。今回の演奏もピリオド楽器で収録されています。17世紀-18世紀にわたる
定番の名曲はもちろん、歴史の影に埋もれてしまった作品を再発見することに
も積極的に取り組む今注目の演奏団体です。




<Classic concert records>
CCR 62040 ¥1980
(1)-(3)ピアソラ:タンゴ組曲
(4)マシアス・シュミット:2-ギャザー
(5)安倍圭子:竹の中の風
(6)アンドレアス・コッペル:トッカータ
(7)安部圭子:山を越える風
(8)ノボイサ・ヨハン・ジフコヴィッチ:アルチメータム
(9)ダニエル・ヴィルツ:若きアコーディオン奏者の歌
「WAVE」内山 詠美子、ウラジーミル・ペトロフ(マリンバ)
録音:2008年
ピアソラの『タンゴ組曲』や安倍圭子の『竹の中の風』など、マリンバ特性の
おしゃれな響きを活かした、クールなナンバーが満載。技巧的なものから叙情
性を歌ったものまで、マリンバの様々な魅力を楽しめます。
このマリンバ・デュオは、ベルギーで行われた国際マリンバ・デュオコンクー
ルで最優秀賞、聴衆賞、及び安倍圭子賞を獲得した実力派。日本、ブルガリア
と国籍は違えども、まるで一人が演奏しているかのように息のぴったり合った
演奏で、とても心地よい音楽を聞かせてくれます。

CCR 62028 ¥1980
1-6 ウィリアム・ヤング(1610-1662):組曲 (1653)
7-10 ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):
ソナタI イ短調 (原曲はト短調)(1731)
11-16 ヨハン・ジョセフ・フックス(1660-1741):序曲 ハ長調 (1701)
17 ヘンリー・パーセル(1659-1695):シャコンヌ ニ調
18-20  A.スカルラッティ(1660-1725):
ソナタ ヘ長調 (Santini- Bibliothek Muenster HS3957)
21-25 ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644-1704):
組曲III イ短調(「食卓の音楽」より、1680年)
26-29 カール・フリードリヒ・ヴァイデマン(1782没):
ソナタ ヘ長調(3部からなる6つのソナタ、1751年より)
30-33 ビアジョ・マリーニ(1587-1663):
組曲-教会ソナタ&室内ソナタ集 第3巻よりopera XXII(Venedig 1655)
室内楽アンサンブル『ラユエラ』
リコーダー/クラウディア・ゲラウエア、マルティナ・ジュース、
トーマス・エンゲル
テオルボ、バロックギター/トーマス・C・ボイセン
バロックギター、キタラ/トール=ハラルド・ヨンセン
ヴィオラ・ダ・ガンバ/サラ・ルイス・マルティネス
チェンバロ、オルガン/ミヒャエル・ベーリンガー
録音:2007年
イタリアから、フランス、オーストリア、ドイツ、イギリスにかけての名曲を
集めたものです。ヨーロッパを渡り歩いた作曲家たちの、様々な民俗音楽のメ
ロディーやリズムが反映された、一曲ごとに新鮮な違いを楽しむことができる
CDです。
「文化は遊びから始まる」をモットーに、2004年に結成され、古典音楽の研究
と普及に努めている『ラユエラ』。ヨーロッパ各地から選りすぐりの音楽家に
よって構成され、世界各国の音楽祭に参加しています。

CCR 62030 ¥1980
グリーグ(1843-1907):抒情小曲集より
1アリエッタ(Op.12-1)
2ワルツ(Op.12-2)
3番人の歌(Op.12-3)
4ポピュラー・メロディー(Op.12-5)
5アルバム・リーフ(Op.12-7)
6エレジー(Op.38-14)
7ワルツ(Op.38-15)
8孤独な旅人(Op.43-18)
9私の祖国で(Op.43-19)
10春に向けて(Op.43-22)
11ワルツ即興曲(Op.47-23)
12メロディー(Op.47-25)
13メランコリー(Op.47-27)
14エレジー(Op.47-29)
15ノットゥルノ(沈痛で叙情的な曲)(Op.54-33)
16過ぎ去った日々(Op.57-36)
17幻影(Op.57-38)
18秘密(Op.57-39)
19夢想(Op.62-46)
20憂鬱(Op.65-50)
21バラード風に(Op.65-52)
22 憂鬱なワルツ(Op.68-59)
23 過ぎ去りて(Op.71-65)
24思い出(Op.71-66)
ゴットフリート・ヘメツベルガー(ピアノ)
録音:2007年、オーストリア
グリーグは、本CDに納められているピアノ作品により、『北欧のショパン』と
呼ばれるようになりました。北欧の静謐な叙情が反映されたグリーグの詩情。
彼の音楽はフランスの印象派ドビュッシーやラヴェルにも多大な影響を与えま
した。
ゴットフリード・ヘメツベルガーは、ウィーン出身のピアニスト。ソロピアノ
だけでなく室内楽も幅広くレパートリーに入れ、世界各国で音楽祭などに出演
する傍ら、オーストリア人の作曲家の作品の初演も積極的に行っています。後
進の指導にも力を入れており、現在は韓国で客人教授を務め、彼の弟子の多く
が、国内外を問わず多くのコンクールで受賞しています。

CCR 62067 ¥1980
きよしこの夜、アヴェマリア、神を讃えよ他
モーツァルト少年合唱団(合唱)、
ペーター・ラング(指揮)
トニー・スラマ(朗詠)、
イルカー・アルカリューレク(テノール)
クリスマスにちなんだ曲を集めたCD。聖歌を中心として、『きよしこの夜』や
『アヴェマリア』など、なじみのある曲も沢山入っています。まだ声変わりす
る前の、少年たちの清らかな声で、もう一度名歌が生まれ変わります!クリス
マスのBGMに最適。
モーツァルト少年合唱団は、1956年にモーツァルト生誕200周年を記念して結成
されました。今や世界的な活動を展開しており、日本や中国、シンガポールな
ど、アジアでも絶大な人気を博しています。

CCR 62058 ¥1980
1.マヌエル・デ・ファリャ:はかなき人生
2.イサーク・アルベニス:アルハンブラの思い出
3.ゴンザレス=ワインバーグ:甘い恋
4.アンドリュー・ヨーク:日差し
5.メモ・ペレス:ネリー
6.ラダメス・グナタッリ:コルタ・ジャカ
7.アルヴォ・ペルト:鏡の中の鏡
8.イサーク・アルベニス:アストゥリアス
9.ベートーヴェン:ソナチネ
10.フランシスコ・タッレガ:夢
11.ジョージ・モント=ゴンザレス:アフリカン・ドリーム
12.アナトリー・リャードフ:プレリュード
13.アウグスティン・バリオス:森に夢見る
14.ベートーヴェン:アンダンテと変奏曲
フェルナンド・ゴンザレス(ギター)
アラン・ワインバーグ(ピアノ)
様々な花を集めたブーケのように、スペイン、エストニア、ロシアなど、様々
な国の作曲家による傑作を集めたCD。「幸せを味わってほしい。幸せのあると
ころに知性と天才は生まれる」という信念を持って、ゴンザレスが音楽の花束
を添えます。
フェルナンド・ゴンザレスは、音楽院時代からトップの成績を収め、ギタリス
トの登竜門、ナムール国際コンクールで最優秀賞を納めました。レパートリー
は今やルネッサンスから現代ものまで幅広く、世界で最も優れたギタリストと
して引く手数多です。絶妙なリズム感とギターの響きを熟知した素晴らしい音
楽性です。




<K617>
K617 232 ¥2250
1. ヌアシ・ハナネム・ラマ
2 . タタ・グアス
3-4. エクサルタテ・レゲム/ベトゥ・ピコ
5-8 . ドミニコ・ツィポリ:ミサ・サン・イグナシオ
9-11. ソナタ 第9番
12 . ドミニコ・ツィポリ:ベアトス・ヴィール
13-15. ソナタ 第18番
16. セニョーラ・ドナ・マリア
17-19. ロカテッリ:ソナタ 第10番
20. エル・ヴェルソ
21. プサウメ・ドゥルチェ・イエズス・ミオ
アンサンブル・モクソス、ラクエル・マルドナード(指揮)
録音:2011年、フランス
ボリビアのマモレ川に沿って旅する中で、アマゾンでイエズス会が残したバロッ
ク音楽の伝統を授かったメキシコ系インディアンたち。その伝統は長いときを経
て彼らの手より再構築されていきました。今までイタリアの作曲家ドミニコ・
ツィポリが書いたとされてきた音楽が、実はボリビアのインディアンたちの音
楽であったという脅威の事実。彼らが築いた独自のバロック音楽が展開されま
す。ボリビアの他民族によるオーケストラ・アンサンブル『モクソス』は、ヨ
ーロッパから宣教師を通じて伝えられたバロック音楽を元に、地元アマゾンの
舞踊音楽の要素を加えて、独自の新しい音楽観を提供しています。世紀と国境
を超越した、伝統と革新のバロックです。




<EUROARTS>
20 66688(DVD-Video) ¥2900
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
収録:1991年エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ)
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
収録:1991年ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
ダニエル・バレンボイム(P)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
セルジウ・チェリビダッケ(指揮)
かつてメトロポリタン・ミュニヒが制作した一連のチェリビダッケ&ミュンヘン
・フィルのコンサート映像作品のなかから、バレンボイムをソリストに迎えた
ブラームスのピアノ協奏曲集がEUROARTより初DVD化されます。
チェリビダッケにとって、正規の商業録音としては両曲とも唯一の内容である
ブラームスのふたつのピアノ協奏曲は、入念なリハーサルに裏付けられた精緻
な音色のセンスと悠然たるテンポを基調に、途方もなく巨大な音楽が展開され
るというもので、チェリビダッケ晩年の様式美が顕著な内容として有名です。
いっぽう、ピアノ独奏を務めるバレンボイムは、1978年4月にミュンヘンのヘル
クレス・ザールにおけるライヴで、クーベリック指揮のバイエルン放送響との
共演でピアノ協奏曲第2番、さらに2004年5月にアテネの野外ライヴで、ラトル
指揮のベルリン・フィルとの共演によるピアノ協奏曲第1番という具合に、ブラ
ームスのピアノ協奏曲の映像作品を異なる顔合わせでも発表していて、いずれ
も高い評価を得ていました。
かねがねバレンボイムは、チェリビダッケについて「わたしがこれまでに巡り
合ったもっとも偉大なる音楽家のひとり」と公言してきましたが、ここでのバ
レンボイムのひたむきな表情からは、それが単なる言葉だけではないことがは
っきりと見て取れます。
この顔合わせでは、ブラームスとともにチャイコフスキーやシューマンのピア
ノ協奏曲の映像作品も同時期にまとめてリリースされていましたが、すでに廃
盤で中古盤市場ではプレミアがつき、長らく入手難が続いていたので、まずは
ブラームスのカタログ復活は広く歓迎されるものとおもわれます。なお、収録
時期について、初出時のクレジットでは第1番が1991年7月、第2番が1990年11月
となっていました。




<TOKYO FM>
TFMC 0031 5枚組 ¥10500
ステレオ
日本語解説書付
ベートーヴェン:交響曲全集
ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
CD-1
ベートーヴェン:
交響曲第1番 ハ長調 作品21、第3番「英雄」 変ホ長調 作品55
録音:1977 年11 月13 日、東京 普門館、ライヴ録音
CD-2
ベートーヴェン:
交響曲第2番 ニ長調 作品36、第8番 ヘ長調 作品93
録音:1977 年11 月14 日(2番)17 日(8番)、東京 普門館、ライヴ録音
CD-3
ベートーヴェン:
交響曲第6番「田園」ヘ長調 作品68、第5番「運命」ハ短調 作品67
録音:1977 年11 月16 日、東京 普門館、ライヴ録音
CD-4
ベートーヴェン:
交響曲第4番変ロ長調 作品60、第7番 イ長調 作品92
録音:1977 年11 月15 日、東京 普門館、ライヴ録音
CD-5
ベートーヴェン
:交響曲第9番ニ短調 作品125
演奏:バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)、ヘルイェ・アルゲルヴォ(アルト)、
ヘルマン・ヴィンクラー(テノール)、ハンス・ゾーティン(バス)、
プロ合唱団連盟、東京藝術大学合唱団[田中信昭(合唱総指揮)]
録音:1977 年11 月18 日、東京 普門館、ライヴ録音
ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2010年9月に発売したカラヤン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のベートー
ヴェン・チクルス(1977)がいよいよセットで登場致します。全集の初回特典と
して32ページの豪華写真集付き(ブックレット・サイズ)が封入されております。
TOKYO FM が全曲をなんと全曲録音しておりました。しかも録音にあたってはお
馴染みTOKYO FM の名プロデューサーだった東条碩夫氏( 現・音楽ジャーナリス
ト)があたり、さらにストコフスキーも絶賛した腕前の日本が誇る名エンジニア
若林駿介氏を動員し、万全の体制で臨みました。すこぶる良好な大ステレオ録
音!また、トラなしのベルリン・フィル正規メンバーのみで臨んだ「運命」
「田園」は朝日放送がテレビでモノラル放送したためFM未放送で今回がステレ
オ録音初公開!ちなみにティンパニーはかのテーリヒェンが第2,4,8,7番を担当、
残りをフォーグラーがたたいています。カラヤンとテーリヒェンのレコードは
少なく貴重です。また、コンサート・マスターは第1,3番がシュヴァルベ、残り
をシュピーラーとブランディスが担当。そして、カラヤンが激賞した田中信昭
氏率いる合唱団とが第9で日本人離れしたとんでもないボルテージの合唱を展
開!必聴と申せましょう。




<INTEGRAL>
INT 221182 ¥2080
カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786?-1826):
ピアノ・ソナタ 第1番 ハ長調 op.24, J.138、告別 op.81, J.Anhang 105
ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(1760-1812):
フランス王妃の受難 op.23 C.98、
ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 
プロイセンのルイ・フェルディナント王子の死に寄せる悲歌」 op.61, C.211
リサ・ユイ(Pf)
録音:2010年12月
INTEG 221182
19世紀ロマンティシズムの先駆者として変革の時代を生きたウェーバーとドゥ
シーク。当時のヨーロッパを風靡した彼らのピアノ作品を、リサ・ユイが蘇ら
せます。リサ・ユイはニューヨークを中心に幅広い活動を行っているピアニス
ト。7歳でプロデビューした後、セニガリエ国際ピアノコンクールにおいて最年
少で最高位入賞を果たすなど数々の賞を受賞し、今なお大きな注目を集めてい
ます。

INTEG 2212407 7枚組 ¥5680
ヨーゼフ・ヴェルフル(1773-1812):
CD1-5:ピアノのためのソナタ集op.6, op15, op28, op33, op.27, op54,
大ソナタ
CD6:ピアノとハープのための2重奏
CD7:ピアノとチェロとヴァイオリンのための3重奏
ロール・コラダン(Pf)、カトリーヌ・ミシェル(Hp)、エリザベス・バルマ(Vn)、
デヴィッド・シンプソン(Vc)
使用楽器:フィリッポ・モリトル製ピアノフォルテ使用
録音年:1987年
18世紀ヨーロッパを風靡したヴィルトゥオーゾ、ヴェルフルの魅力の詰まった
豪華7枚組アルバムがついに発売。演奏するのは国から勲章も授与されたフラン
ス屈指のピアニスト、ロール・コラダン。ヴェルフルの演奏の牽引者でもある
彼女が、1987年から2001年にかけて録音した珠玉の演奏の数々を一度に堪能で
きます!高名な調律師、夫ヨハンネス・カルダのコレクションである18世紀モ
リトル製ピアノフォルテの優しくも芯のある音色も大きな魅力。
ベートーヴェンとほぼ同時代を生きたピアニストのヴェルフル。長身かつイケ
メンという美男子ぶりによって、当時はベートーヴェンよりも人気を集めたと
いわれます。もちろん、優れているのは外見だけではありません。幼少期から
レオポルト・モーツァルトとミヒャエル・ハイドンに学んだ後、ワルシャワで
名声を確立。そこで演奏家・作曲家・教師と幅広く音楽活動を展開。ベートー
ヴェンの好敵手として高い人気を得ていました。ウェーバーを先取りしたよう
なロマン的で技巧的なピアノ作品が有名ですが、他にも室内楽曲やアンサンブ
ル曲、オペラなど幅広いジャンルに作品を残しています。




<Col legno>
WWE 60021 2枚組 ¥4500
シューマン:交響曲全集
(1)第1番変ロ長調 Op.38「春」
(2)第2番ハ長調 Op.61
(3)第3番変ホ長調 Op.97「ライン」
(4)第4番ニ短調 Op.120
グスタフ・クーン(指)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管
[録音:2010年1月(第1番)、2月(第2番)、3月(第3番)、4月(第4番)
ハイドン講堂(ボルツァーノ)]
奇才グスタフ・クーンとボルツァーノ・トレント・ハイドン管の充実ぶりを示
す新録音。これまでベートーヴェン、ブラームスの交響曲シリーズも新鮮でし
たが、今回のシューマンはさらに上をゆく出来で衝撃的。シューマンの交響曲
といえば重く暗いオーケストレーションが指摘されますが、作曲家でもあるク
ーンは、比較的小編成のボルツァーノ・トレント・ハイドン管から驚くほど明
快かつ明るい音を引き出しています。さらにきびきびとしたテンポとフレージ
ングで推進力満点。といっても決して軽い演奏ではなく、低い重心とメリハリ
の強い表現法が、往年の巨匠を彷彿させるボルテージの高さ。シューマンの交
響曲が苦手な向きでも思わず全4曲を聴き通してしまうほど魅力的で、物凄い
オーラに満ちた演奏です。

WWE 60017 ¥2250
シューマン:
(1)ピアノ協奏曲イ短調Op.54
(2)謝肉祭 Op.9
ダヴィデ・カバッシ(Pf)
グスタフ・クーン(指)ボルツァーノ・トレント・ハイドン管
[録音:2008年5月/ハイドン講堂(ボルツァーノ)(ライヴ)(1)、
2010年10月/バルトーク・スタジオ(ベルナレッジオ)]
クラシックのCDらしからぬショッキング・ピンクとイエローのカラフルなジャ
ケットながら、内容はいたって正統派。イタリアの若手ダヴィデ・カバッシは
1976年ミラノ生まれ。レオン・フライシャー、ロザリン・テュレック、ウィリ
アム・ナボレに師事、2005年に行われた第12回ヴァン・クライバーン・コンク
ールでもファイナルに残る(優勝はコブリン)実力を示しました。明るく美しい
音色、くせのないフレージングと歌ごころが独特で、今後の注目株。ナイーヴ
な情感あふれるシューマンの協奏曲は彼のピアニズムにぴったり。クーンのき
びきびしたバックも最高で、近年稀な魅力あふれるシューマンとなっています。
聴衆の熱狂ぶりも納得できます。

WWE 20298 ¥2250
パトリック・プルジンガー、パメリア・カースティン、
ヒラリー・ジェフリー、ローズマリー・ヘッゲン:フェルドマンではなく
(1)悠久の浮遊音楽
(2)ペルシャ絨毯
(3)パターンズ・ノット・ループス
(4)形而上的空間
(5)中間にあるもの
(6)架空映画
(7)同一和音の異種反復
パトリック・プルジンガー(シンセサイザー)、
パメリア・カースティン(テレミン)、ヒラリー・ジェフリー(トロンボーン)、
ローズマリー・ヘッゲン(コントラバス)
[録音:2010年/カジノ・バウムガルテン(ウィーン現代音楽祭ライヴ)]
ウィーンの音楽家にしてプロデューサーでもあるパトリック・プルジンガーが
四重奏を組んで2010年のウィーン現代音楽祭で企画した”Feld(man)Forschung”。
これはアメリカの前衛作曲家モートン・フェルドマンへのオマージュとして、
彼のスタイルで作られた新曲を集めたもので、フェルドマンの接頭語Feldに調
査を意味するForschungをつけて「フィールド・ワーク」のドイツ語Feld
Forschungと題しています。コンサートを聴いたcol legnoのプロデューサーが、
「これこそわが社の企画!」と興奮し、CD化となりました。編成はシンセサイ
ザー、テレミン、トロンボーン、コントラバス。これらを巧妙に組合せ、まる
でテレミンがアナログ楽器で、トロンボーンが電子楽器のような不可思議な効
果を生み出します。音楽は完全にノイズ系で、まさに今風、オシャレの極みです。




<Grand Slam>
GS 2068 ¥2250
ステレオ
(1)モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
(2)ブラームス :交響曲第1番 ハ短調 作品68
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1959年3月27、28日、(2)1959年3月23、26日、
ウィーン、ゾフィエンザール
使用音源:RCA(U.S.A.)(1)FTC 2080、
(2)FTC 2074(オープンリール・テープ、19センチ、4トラック)
■制作者より
録音当時、上昇気流に乗ったカラヤンの若々しい覇気の溢れる演奏を、オープ
ンリール・テープから復刻しました。カラヤンの指揮もさすがですが、この頃
のウィーン・フィルのしたたるような美音はまた格別の味わいがあります。
■解説書の内容
このディスクの録音が行われた年の春、カラヤンはウィーン・フィルと初来日
を果たしましたが、この時、彼らと行動を共にした故福原信夫氏の貴重な報告
記事をご遺族の了解を得て全文掲載します。カラヤンの人間性や、当時の空気
が非常に良く伝わってくる貴重な文献です。(以上、平林直哉)




<OPUS蔵>
OPK 7060 ¥2250
アナトール・フィストゥラーリ-フランス音楽集
(1)プーランク:バレエ組曲 『牝鹿』
(2)プーランク:
『オーバード(朝の歌)』 - ピアノと18の楽器のための舞踊協奏曲
(3)ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲
(4)フォーレ:組曲 『ドリー』 から 子守歌 (アンリ・ラボー編曲)
アナトール・フィストゥラーリ(指揮)、(1)(4)ロンドン交響楽団、
(2)(3)ファビエンヌ・ジャキノー(ピアノ)&ロイヤル・フィルハーモニー
管弦楽団
録音:(1)(4)1953年、(2)(3)1954年
原盤:UK-Parlophone LP
フィストゥラーリはバレエ音楽の大家として知られ、コンセルトヘボウを振っ
た「白鳥の湖」のハイライト盤(Decca)はLP時代の代表的な録音でした。その
後オランダ放送響との全曲盤が出ましたが、余り面白いものではなくフィストゥ
ラーリに対する私の評価は低くなっていました。あるとき中古レコード店に
第1回目の「白鳥の湖」全曲盤があり買って聴いたところ、柔軟性のある活きた
演奏が目の前に展開し、一発でノックアウトされました。その後Tully Potter
さんに確認したところ、フィストラーリは晩年に往年の輝き、インスピレーショ
ンを失ったと知らされ納得しました。それから「白鳥の湖」(OPK7024/5) 
「眠りの森の美女」「くるみ割り人形」(OPK7041/2) を出しましたが、またま
た同じレコード店でプーランクの「牝鹿」を見つけました。 これも魅力たっ
ぷりです。「白鳥の湖」と同じロンドン交響楽団の演奏で、演奏もしっかりし
ており、繰返し聴くにはもってこいです。その後同じ英Parlophone-LPでプー
ランクの「オーバード」を見つけましたので、一枚分となりました。モノラル
時代の録音ですがフィストゥラーリの一番輝いていた時代の演奏です。
(オーパス蔵代表:相原 了)

OPK 2096/7 2枚組(1枚価格) ¥2250
アルトゥーロ・トスカニーニ&NBC交響楽団-
ワーグナー録音集(RCA SP録音1941-1946)
CD1
(1)「ニュルンベルクの名歌手」 第1幕への前奏曲
(2)ジークフリート牧歌
(3)「ローエングリン」 第1幕への前奏曲
(4)「ファウスト」 序曲
(5)「トリスタンとイゾルデ」 より 「愛の死」
CD2 ≪ニーベルングの指輪≫より
(6)ワルキューレの騎行
(7)ジークフリートのラインの旅
(8)ジークフリートの死と葬送行進曲
(9)ブリュンヒルデの自己犠牲
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、NBC交響楽団、
ヘレン・トローベル(ソプラノ)
録音:(5)1942年、(3)(7)-(9):1941年、(1)(2)(4)(6):1946年
音源: 米RCA‐SP
トスカニーニ好きのオーパス蔵がNBC交響楽団とのLP音源の録音を出すきっかけ
となったのは、英HMVのLP,ALPシリーズによる音を聴いてからでした。力強く強
烈な音のアメリカ盤とは異なり、豊かな低音と柔軟さのある音が特長です。多
分LPが出された1950年当時のアメリカとイギリスのオーディオ装置の特性が違
い、求める音の国民性の違い、それがレコードの音に反映されていたと考えら
れます。日本にはアメリカの音が入ってきたためそれがトスカニーニの音とし
てインプットされたことでしょう。しかし米RCA1960年代には英RCAを作り、
HMV(EMI)からの発売を止めたため、ALPとして発売されたレコードの数はそう多
くありません。一番の典型はワーグナーの録音です。トスカニーニはオペラハ
ウスを離れてからもコンサートにおいて、最後の演奏会に至るまで繰返しワー
グナーを取り上げてきました。しかしLPとしてまとまったアルバムが出たのは、
かなり遅くなってからでHMVからは1949年の「ジークフリートラインへの旅」
が出たのみです。RCAから出たLPはやはり低音が抑制され、耳にきつい音(だか
ら迫力がある、と言われれば、そうですかと言わざるを得ませんが)になってい
ます。当然ですが英RCA,仏RCAのLPも同様な音です。トスカニーニのワーグナー
は出せないかとあきらめていましたが、レコード探しの名人田中氏がトスカニ
ーニとNBC交響楽団のSPを全部集めてくれました。録音時期は1941年と1946年の
もので、「トリスタンとイゾルデ」の「愛の死」のみが1942年録音です。これ
は兵士慰問用V-Discのための録音だったようです。この時期の録音でSPとして
出されたものはスタジオ録音のもののみです。ライブの長時間録音は普通アセ
テート盤であり、アセテート盤から細切れのSP原盤を作ることは難しかったた
めと思われます。ということで、SPで出されたワーグナー録音をまとめました。
特に1946年の「ニュルンベルクの名歌手」第1幕前奏曲は、戦争も終わった喜び
に溢れる演奏で、これを凌駕する演奏はなく、RCAもこれが正規録音の代表とな
りました。 (オーパス蔵代表:相原 了)
★今回オーパス蔵から復刻されたCDは、いずれもSP録音である。トスカニーニ
がワーグナーを得意にしていた関係上全曲に複数の音源があるが、オーパス蔵
はNBC響による40年代のSPに的を絞ったのである。SPも最後期なので十分に聴け
るし、昔の日本のRCAのCDに比べると、音もしっかりし、低音が出ており、別の
演奏を聴いているような気がする。特におどろいたのは、「ローエングリン」
第一幕前奏曲で、この曲は高いヴァイオリンの音が冴えていなければどうにも
ならないが、目がさめるような鮮明さで鳴っている。これは嬉しかった。SP録
音なのにこの世のものとも思えぬほど美しいひびきがする。もちろんトスカニ
ーニ/NBCならではの技術あればこそであろう。
「名歌手」第一幕前奏曲もオケの全員が鳴り切った、まさにトスカニーニの音
である。生々しい実在の演奏で、前進性が素晴らしく、雑味がないので、音楽
そのものしか感じさせない。すでに79歳の筈であるが、まことに若々しいトス
カニーニの姿がここにある。  (宇野功芳)




<naive>
V 5266 ¥2280
(76ページ豪華ブックレット)
ベルリオーズ:
(1)イタリアのハロルド op.16 (2)夏の夜 op.7
(3)テューレの王のバラード(『ファウストの劫罰』op.24より)
(1)アントワーヌ・タムスティ
(Vla/使用楽器:1672年ストラディヴァリウス「マーラー」(ハビスロイティ
ンガー・ファンデーションより貸与))
(2)(3)アンネ=ゾフィー・フォン・オッター(Ms)
マルク・ミンコフスキ(指揮) 
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル-グルノーブル(ルーヴル宮音楽隊)
録音:2011年4月/ヴェルサイユ宮オペラ・ロワイヤル
ミンコフスキ待望の新譜!ベルリオーズの登場です。当代一の注目ヴィオラ奏
者、ミュンヘン国際コンクール優勝者でもあるタムスティ(1979年生まれ)をソ
リストに迎えた「イタリアのハロルド」、そして2003年レコード・アカデミー
大賞に輝いた「ジュリアス・シーザー」と同じ顔合わせとなるオッターとの
「夏の夜」というカップリング。ミンコフスキ自身、プログラム的にもアー
ティスト的にも「これ以上の組み合わせはない」と語る自身作です。




<EURO ARTS>
20 54424(Blu-ray) ¥4250
字幕:英・独・仏・西
マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」
ディアナ・ダムラウ(S)
ペトラ・ラング(Ms)
ベルリン国立歌劇場合唱団
シュターツカペレ・ベルリン
ピエール・ブーレーズ(指揮)
収録:2005年3月26-27日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
2011年の作曲者歿後100周年に合わせて、ブーレーズがシュターツカペレ・ベ
ルリンを指揮して、マーラーの「復活」を演奏した映像作品がブルーレイディ
スクとして登場します。
このマーラーの「復活」は、ブーレーズの盟友であるバレンボイムとシュター
ツカペレ・ベルリンが中心となって行う音楽祭「ベルリン・フェストターゲ」
期間中の、2005年3月26、27日の2日間に亘り、ブーレーズが客演指揮者として
登場し、ベルリンのフィルハーモニーでおこなったコンサートの模様をライヴ
収録したものです。
こののち2007年、2009年にも、ブーレーズはバレンボイムとともに、シュター
ツカペレ・ベルリンを指揮して「マーラーの交響曲連続演奏会」に取り組んで
いますが、ここでブーレーズもまたシュターツカペレ・ベルリンとは息の合っ
たところをみせているのが特徴的。濃厚で激情型のバレンボイムとはまるで対
照的ながらも、ブーレーズ持ち前の整然として的確な音楽運びと、ライヴ特有
の高揚感とがうまい具合にブレンドされ、たいへん感銘深い仕上がりとなって
います。
もともとハイビジョン撮影、DTS HD Master Audioによる収録で、画質・音質
ともきわめてすぐれているため、このたびのブルーレイディスクでのリリース
を待たれていた方も少なくないものとおもわれます。




<SUPRAPHON>
SU 4075 6枚組 ¥6480
「ヨゼフ・スーク / アーリー・レコーディングス」
[CD 1]
・ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品Op.75, B 150
 ヨゼフ・ハーラ(P)
 収録時期:1956年3月21日(セッション・モノラル)
・ドヴォルザーク:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ
ト長調Op.100, B 183
 ヤン・パネンカ(P)
 収録時期:1958年1月29日、2月2日、3月20日(セッション・モノラル)
・ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調Op.57, B 106
 ヤン・パネンカ(P)
 収録時期:1957年5月2日、3日(セッション・モノラル)
・ヨゼフ・スーク(1874-1935):4つの小品Op.17
 ヤン・パネンカ(P)
 収録時期:1957年12月9、12 & 21日(セッション・モノラル)
 収録場所:すべてプラハ、ドモヴィナ・スタジオ
[CD 2]
・ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
 ヤン・パネンカ(P)
 収録時期:1958年4月23 & 24日(セッション・モノラル)
・スメタナ:わが故郷より
 ヤン・パネンカ(P)
 収録時期:1962年6月22日(セッション・ステレオ)
・ヤロスラフ・イェジェク(1906-1942):ヴァイオリン・ソナタ(1933)
 ヤン・パネンカ(P)
 収録時期:1965年12月31日(セッション・ステレオ)
・マルチヌー:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第1番H 157
 アンドレ・ナヴァラ(Vc)
 収録時期:1964年9月28-30日(セッション・ステレオ)
・マルチヌー:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第2番H 371
 アンドレ・ナヴァラ(Vc)
 収録時期:1966年6月30日(セッション・ステレオ)
 収録場所:すべてプラハ、ドモヴィナ・スタジオ
[CD 3]
・グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調Op.45
 ヨゼフ・ハーラ(P)
 収録時期:1956年3月26-29日(セッション・モノラル)
・シューマン:夕べの歌Op.85-12
 ヨゼフ・ハーラ(P)
 収録時期:1956年3月23日(セッション・モノラル)
・レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調(1917)
 ヤン・パネンカ(P)
 収録時期:1958年1月16-17日(セッション・モノラル)
・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78「雨の歌」
 ヨゼフ・ハーラ(P)
 収録時期:1956年3月22-23日(セッション・モノラル)
・ブラームス:ワルツ イ長調Op.39-15
 ヨゼフ・ハーラ(P)
 収録時期:1956年7月11日(セッション・モノラル)
 収録場所:すべてプラハ、ドモヴィナ・スタジオ
[CD 4]
・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
 ヤン・パネンカ(P)
 収録時期:1962年6月18日(セッション・ステレオ)
・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
 ヤン・パネンカ(P)
 収録時期:1962年6月21日(セッション・ステレオ)
・シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番ニ長調
D 384, Op.137-1
 ヤン・パネンカ(P)
 収録時期:1962年6月25日(セッション・ステレオ)
・シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲イ長調D 574, Op.162
 ヤン・パネンカ(P)
 収録時期:1962年6月27日(セッション・ステレオ)
 収録場所:すべてプラハ、ドモヴィナ・スタジオ
[CD 5]
・ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
 ヤン・パネンカ(P)
 収録時期:1958年5月29-30日(セッション・モノラル)
・ドビュッシー:月の光-ヴァイオリンとピアノ用編曲版
 ヨゼフ・ハーラ(P)
 収録時期:1956年5月23日(セッション・モノラル)
・ドビュッシー:レントよりおそく-ヴァイオリンとピアノ用編曲版
 アルフレード・ホレチェク(P)
 収録時期:1966年9月22日(セッション・ステレオ)
・プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
 ヤン・パネンカ(P)
 収録時期:1967年1月23 & 25日(セッション・ステレオ)
・フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 ヤン・パネンカ(P)
 収録時期:1967年1月25、27、30 & 31日(セッション・ステレオ)
 収録場所:すべてプラハ、ドモヴィナ・スタジオ
[CD 6]
・モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番変ロ長調
K. 424
 ミラン・シュカンパ(Va)
 収録時期:1961年12月27-28日(セッション・ステレオ)
・オネゲル:ヴァイオリンとチェロのためのソナチネ
 アンドレ・ナヴァラ(Vc)
 収録時期:1964年9月28-30日(セッション・ステレオ)
・コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲Op.7
 アンドレ・ナヴァラ(Vc)
 収録時期:1964年9月28-30日(セッション・ステレオ)
 収録場所:すべてプラハ、ドモヴィナ・スタジオ
ヨゼフ・スーク(Vn)
2011年7月6日に81歳で世を去ったチェコを代表する世界的ヴァイオリニスト、
ヨゼフ・スーク(1929-2011)。その不滅の業績を讃えて、母国チェコの
SUPRAPHONよりスークの追悼盤が登場。曾祖父にドヴォルザーク、祖父に同姓
同名の作曲家ヨゼフ・スークを持つ恵まれた家系に生まれたスークは、ヤロス
ラフ・コチアン(ヤン・クべリーク(クーベリックとも)とともにオタカル・シェ
フチークに学んだ名ヴァイオリニスト)によって幼少より、その才能を見出さ
れ薫陶を授かっています。
プラハ音楽院に進んだのちもスークはコチアンに師事していますが、チェコの
ヴァイオリン楽派の流れを汲むソリストとして、本格的に活動を開始して国際
的な名声を得るのは1950年代中頃からで、ほぼ時を同じくしてレコーディング
活動も開始しています。
このたびの「アーリー・レコーディングス」と題された6枚組のセットには、
まさにそうした時期にスークがSUPRAPHONへおこなった録音のなかから、ソナ
タ作品を中心としたナンバーが集められているのが特徴で、その得も言われぬ
美音が「練り絹のよう」と喩えられ、日本のファンにも愛されたスークの魅力
をストレートに味わえる内容となっています。
収録内容については、権威あるフランスのアカデミー・シャルル・クロ・ディ
スク大賞を受賞したドビュッシーとヤナーチェクをはじめ、パネンカ(1922-
1999)、ホレチェク(1917-1989)、ハーラ(1928-)と組んだソナタの数々から、
フランスの名チェリスト、ナヴァラ(1911-1988)と組んだものまで、いずれも
味わい深いものばかり。
過去に日本コロムビアよりCD化されたものも含まれていますが、こうしてまと
まった形で入手可能となったのはなによりといえるでしょう。また、SUPRAPHON
でのCD化に際して、入念なリマスタリングが施されているとのことですので、
音質面でも期待が持てそうです。




<WAON RECORDS>
WAONXA 206(DVD-ROM) ¥4050
96kHz 24bit
STEREO/WAVE
PC-AUDIO
甘き喜びのうちに-In dulci jubilo 富山鹿島町教会 礼拝奏楽より 
-アドヴェントからクリスマス- 〈礼拝の開始と御言葉に耳を傾けられるよう
にとの祈り〉
1. 中世のキャロル:「甘き喜びのうちに」,
2. J.M.バッハ:「甘き喜びのうちに」,
3. J.C.H.リンク:「いとも尊いイエスよ、われらはここにて」 〈待望(I)〉
4. J.S.バッハ:「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」,
5. コラール:「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」(和声:J.S.バッハ),
6. G.M.トラバーチ:第3旋法による3つの主題によるリチェルカータ 〈預言〉
7.コラール:「一輪のバラの花が萌え出で(エッサイの根より)」,
8. J.ブラームス:「一輪のバラの花が萌え出で」 〈天使による良い知らせ〉
9. J.S.バッハ:「高き天よりわれは来たれり」 〈天使、羊飼いの讃美〉
10. C.ウェスレー:パストラーレ,
11. 『讃美歌21』278番 「暗き闇に星光り」(松原葉子 編曲),
12. J.S.バッハ:「ほめ讃えられよ、汝イエス・キリストよ」,
13. 『讃美歌21』259番「いそぎ来たれ、主にある民(神の御子は今宵しも)」
(松原葉子 編曲),
14. O.ギボンズ:ヴォランタリー〈マリアの讃歌、すべてのものらの礼拝と讃美〉
15. D.ブクステフーデ:「マニフィカト(わが魂は主をあがめ)第9旋法」,
16. 『讃美歌21』255番 「生けるものすべて」(松原葉子 編曲),
17. J.S.バッハ:「全能なる神に讃美あれ」,
18. E.クレンケル:「いざ歌い、喜べ」,
19. B.カー:シチリアの歌に基づく変奏曲より,
20. O.アーベル:「われは汝の馬槽の前に立ち」〈待望(II)と成就〉
21. J.ボワヴァン:第4旋法による容易なプレリュード,
22. 松原葉子:「久しく待ちにし」による前奏曲,
23. 『讃美歌21』231番 「久しく待ちにし」 〈讃美と安らぎ、平和〉
24. G.P.チーマ:カンツォーン第4番「安らぎ」,
25. 『讃美歌21』
26. 4番「きよしこの夜」(松原葉子 編曲)
松原葉子-リードオルガン
録音:2009年9月28日、12月7日、2010年5月6日、6月21日 
日本基督教団富山鹿島町教会礼拝堂(富山市)
WAONCD 200のハイレゾ音源。96kHz 24bit。2010年のクリスマス期に発売され、
静かなブームとなった、松原葉子の奏でる心にしみるリードオルガンを超高音
質で。

WAONXA 106(DVD-ROM) ¥4050
96kHz 24bit
STEREO/WAVE
PC-AUDIO
「光のしずく」
上畑正和作品集2 「光のしずく」
(1)光のしずく (2)白壁の町 (3)こもれび (4)かざぐるま (5)Galle 
(6)春の光 (7)夕暮れに (8)冬の海 (9)組曲:赤い月 (10)家路 (11)落葉
上畑正和(リードオルガン)、崎川晶子(チェンバロ)、
橋本薫明(鳳笙)、亀井真知子(ハンドベル)
WAONCD 100のハイレゾ音源。94kHz 24bit。




<ORFEO>
ORFEO 860111 ¥2450
チャイコフスキー:
・幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32
・交響曲第4番ヘ短調Op.36
バーミンガム市交響楽団
アンドリス・ネルソンス(指揮)
録音:2011年6月1-4日バーミンガム、シンフォニー・ホール(デジタル・ライヴ)
アンドリス・ネルソンスは、2010年秋、ベルリン・フィルへのデビューを果た
したのに続いて、2011年9月にもベルリン・フィルに再登場して注目を集める
いっぽう、オペラでもMETやロイヤル・コヴェント・ガーデンなどにおける華々
しい成功のニュースでも知られる、いま話題沸騰の若きマエストロ。
手兵バーミンガム市響を指揮した最新アルバムは、ネルソンスの得意とする
チャイコフスキー。交響曲第4番と幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』は、
ともに2011年6月に本拠バーミンガムのシンフォニー・ホールにおいて行われ
た定期公演の模様をライヴ収録したものです。
「チャイコフスキーの音楽とはすべて人生における感情的な瞬間から出来てい
る」との持論を熱っぽく展開するネルソンスは、その言葉どおりにバーミンガ
ム市響を指揮した第5交響曲(ORFEO780091)、『悲愴』(ORFEO832101)でもたいへ
ん情熱的で、心を揺さぶるスケールのゆたかな音楽づくりには印象深いものが
ありました。
このたびのアルバムでも、思いきりのよいアプローチとあふれ出る歌心が際立
って印象的な仕上がりとなっており、加えて、メインの第4交響曲ではフィナ
ーレのエネルギーの爆発的な開放など、実演ならではのホットな内容が期待以
上の手ごたえで驚かされます。
しかも、ライヴながら録音がきわめてすぐれているのもうれしいところで、各
楽器、みごとなアンサンブルも精妙に聞き取ることが可能。首席指揮者就任3年
目を迎えたバーミンガム市響との変わらぬ好調な関係も窺えます。
なお、第4交響曲のみ終演後に拍手が入ります。




<BIS>
BIS SA 1869(SACD-Hybrid) ¥2500
秋に-ブラームス、シューベルト合唱曲集
ブラームス:
ジプシーの歌Op.103より9曲/5つの歌Op.104/何ゆえ悩む者に光がOp.74の1
/宗教的歌曲Op.30
シューベルト:詩篇23番D706/水上の精霊たちの歌D714
グレーテ・ペデーシェン(指揮)
ノルウェー・ソリスト合唱団、イングリ・アンスネス(Pf)、
コーレ・ノールストーガ(Org)、
キャスリン・ブロック、マデレン・ベルグ(Va)、
オイスタイン・ビルケランド、ウーレ=アイリク・リー(Vc)、
ダン・ステュッフェ(Db)
[録音:2010年11月/リス教会(オスロ)]
ノルウェーの合唱作品を集めたアルバム「白夜」で衝撃のデビューを飾ったペ
デーシェン率いるノルウェー・ソリスト合唱団。今回はシューベルトとブラー
ムスという独墺ロマン派作品集。あくまでも透明ながら、ブラームスの北ドイ
ツ的な色調を巧みに表出しているのが見事。秋の夜長にじっくりと味わいたい、
いぶし銀のアルバムです。

BIS 1845 ¥2380
ヴィヴァルディ:弦楽のための協奏曲
協奏曲ハ長調RV114/4声のソナタ変ホ長調「聖なる墓にて」RV130
/協奏曲ト短調RV152/協奏曲ニ短調RV128
/協奏曲ニ短調「マドリガル風」RV129/セーヌ川に祝うRV693-序曲
/協奏曲ヘ短調RV143/協奏曲ト短調RV157/協奏曲ホ短調RV134
/協奏曲イ長調RV158
アルテ・デイ・スオナトーリ
[録音:2009年10月/カトリック高等神学校(ゴシチコヴォ・パラディス
(ポーランド)]
ポーランドのピリオド楽器団体アルテ・デイ・スオナトーリがヴィヴァルディ
の弦楽合奏のための協奏曲に挑戦。これらは1720年代から30年代の所産で、主
に野外でのレクレーション用に書かれたとされますが、ヴィヴァルディのフー
ガ書法の好例となっています。フランス王ルイ15世へのレスペクトで書かれた
「セーヌ川に祝う」の序曲が入っているのも嬉しい限りです。

BIS 1895 ¥2380
テレマン:
トリオ・ソナタ ニ短調TWV42;d7/チェロ・ソナタ ニ長調TWV41;D6
トリオ・ソナタト短調TWV42;g9
J.S.バッハ:リコーダー・ソナタ ロ短調BWV1030
C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタ ヘ長調Wq163/ヴィオラ・ソナタ ト短調Wq88
パラディソ・ムジカーレ
【ダン・ラウリン(Rec)、ヘンリク・フレンディン(Va)、
マッツ・オロフソン(Vc)、アンナ・パラディソ(Cem)】
[録音:2010年4月/レンナ教会(スウェーデン)]
父(J.S.バッハ)、子(C.P.E.バッハ)、名付親(テレマン)の大物3名が教会や宮廷
の要請ではなく、家庭で楽しむために作った室内楽を集めたアルバム。優雅で
親しみやすいものばかり。テレマン作品はポーランドやフランス、イタリアの
民俗音楽を採り入れていて、ワールドミュージックを先取りしたような感覚に
満ちています。「北欧の虚無僧」ダン・ラウリン率いるパラディソ・ムジカー
レの初アルバム。リコーダー、ヴィオラ、チェロ、チェンバロという変った編
成で、メンバーはクラシックのみならずプリンスやフランク・ザッパとも共演
したことのあるマルチタレント揃いで、今後要注目です。

BIS 1752 ¥2380
グバイドゥーリナ:
(1)今この時の中で(ヴァイオリン協奏曲)(2007)
(2)栄光のパーカッション(打楽器アンサンブルと管弦楽のための協奏曲)(2008)
ワジム・グルズマン(Vn)、
グロリアス・パーカッション【アンデシュ・ログイン、アンデシュ・ヘーグ、
竹原美歌、アイリク・ラウデ、ロビン・シュルコフスキー】、
ジョナサン・ノット(指)
ルツェルン交響楽団
[録音:2011年3月16、17日/ルツェルンKKL(1)、2008年12月3、4日/公開コン
サートのライヴ(2)]
今年80歳を迎え、ますます旺盛な創作力をみせるグバイドゥーリナ。ムターの
委嘱で書かれ、2007年にルツェルン音楽祭で初演され話題となったヴァイオリ
ン協奏曲「今この時の中で」が登場。ここではウクライナ出身のイスラエルの
名手グルズマンが独奏を務め、ムターとは異なる解釈を示しているのが興味
津々。もう1曲はスウェーデンの名人打楽器アンサンブルのために書かれた協奏
曲で、彼らの名が曲名となっています。グバイドゥーリナの音楽の特徴である
リズムの力を堪能できます。

BIS 1847 ¥2380
イルッカ・クーシスト:
(1)交響曲第1番(1998)
(2)コンチェルティーノ・インプロヴィサンド(2006)-Vnと小管弦楽
(3)バリトンと管弦楽のためのカンタータ「家が鳴り響き始める時」(1992)
ペッカ・クーシスト(Vn)(2)、ヨルマ・ヒュンニネン(Br)(3)、
ヤーッコ・クーシスト(指)ラハティ交響楽団
[録音:2010年1月(1)(2)、9月(3)/シベリウス・ホール(ラハティ)]
1933年生まれのフィンランドの作曲家イルッカ・クーシストの作品を、ふたり
の息子たちヤーッコとペッカが演奏したアルバム。イルッカ・クーシストは
15歳でジャズ・ピアニストとして出発し、オルガン奏者、合唱指揮者などを務
めたこともあり、その作風は多様でいろいろな要素が詰まっています。オスモ
・ヴァンスカの薦めで作曲された交響曲第1番は、夏の魅力を描いたカラフルな
作品。冒頭のカッコウの鳴き声から惹かれてしまいます。

BIS 1739 ¥2380
中国系アメリカ作曲家のフルート協奏曲
(1)ゾー・ロン(周龍):五輪/百尋千尋
(2)ブライト・シェン(盛宗亮):フルート・ムーン
(3)チェン・イ(陳怡):金笛
シャロン・ベザリー(Fl)、
ラン・シュイ(指)
シンガポール交響楽団
アメリカに定住してはいるものの、中国出身の3人の作曲家のフルート協奏曲を
シャロン・ベザリーが演奏。もともと中国には伝統楽器としての笛があるため、
ナチュラルで中華風味満点の作品に仕上がっています。チェン・イの「金笛」
では中国の土鈴シュンの語法を西洋のフルートに吹かせるという興味深い試み
が見られます。ラン・シュイ指揮シンガポール響のバックも万全。ベザリーの
フルートに不可能の文字はありません。



<Apart>
AP 021 ¥2300
アンナ・デ・アミチスのためのアリア集
ヨンメッリ:「棄てられたアルミーダ」-哀れなアルミーダ
モーツァルト:
「ルーチョ・シッラ」- ああ、いとしい人の恐ろしい危険を思うと,
私は行く、急いで,不吉な死の思いの中で,暗い岸から
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ-なんと過酷な瞬間
ボルギ:「クレリアの勝利」-災いに多大な力を
ミスリヴェチェク:
「ロモロとエルシーリャ」-あなたは私を驚かせたいのですか,
あなたが勝利すれば
J.C.バッハ:「ザナイダ」-棄てられたキジバト
カファーロ:「アンティゴノ」-もし稲光がし
ほか
テオドーラ・ゲオルギュー(S)
クリストフ・ルセ(指)レ・タラン・リリク
注目の新星が登場です。テオドーラ・ゲオルギューはルーマニア生まれのソプ
ラノ。様々なコンクールを受賞した後、2003年にウィーン国立歌劇場にデビュ
ー、2007年から2010年まで同歌劇場のメンバーとして多数の公演に出演し人気
を高めました。レパートリーは比較的広く、中でもモーツァルトのソプラノと
して評価されています。上り坂にある若い歌手ならではの魅力がたっぷりです。
今回、初めてのアリア集がリリースになります。このアルバムは「アンナ・デ
・アミチスのためのアリア集」と題されています。アンナ・デ・アミチス(1733
頃-1816)は、18世紀後半にヨーロッパ各都市で広く活躍したプリマドンナ。
1772年、ミラノでのモーツァルト「ルーチョ・シッラ」初演でジューニャを歌
ったことで知られています。ここにはその「ルーチョ・シッラ」を始め、彼女
の得意としたオペラのアリアが集められています。ジョヴァンニ・バッティス
タ・ボルギ(1738-1796)やパスクワーレ・カファーロ(1715-1787)の作品は特に
珍しいもの。
バックは、なんとクリストフ・ルセが指揮するレ・タラン・リリク。こちらも
要注目です。




<SKARBO>
DSK 1104 ¥2080
J.S.バッハ:
アルマンド-無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
無伴奏フルート・ソナタ イ短調 BWV1013(全曲)
プレリュード・サイクル-無伴奏チェロ組曲(BWV1007-1012)
アレグロ-無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調BWV1003
アレグロ・アッサイ-無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3 イ短調BWV1005
プレリュード-無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調BWV1006
クラント-無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調BWV1012
サラバンド-無伴奏チェロ組曲第5 ハ短調BWV1011
ジーグ-無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
ジョエル・ヴェルサヴォー(Sax)
録音:2011年3月
J.S.バッハの無伴奏曲集を、稀代のサックス奏者ヴェルサヴォーが録音。本CD
には異なる音域の作品が同時に収録されていますが、バリトン、テノール、
アルト、ソプラノという4種のサックスを用いることで、原曲そのままの音域で
各作品が見事に表現されています。「プレリュード・サイクル」は無伴奏チェ
ロ組曲全6のプレリュードをサックスで演奏したもの。1つの楽器から生み出さ
れるとは思えないほど壮大なJ.S.バッハの音楽に、サックスならではの豊かな
響きが映えます。天を突くような澄んだ高音から、地の深くより響いてくるよ
うな低音まで、サックスの多彩な音色の数々を堪能できます。フランス生まれ
の名手、ヴェルサヴォーの卓越した演奏テクニックもこのCDの大きな魅力。
循環呼吸(Un souffle contenu)によって限りなく続いていくメロディラインの
美しさは必聴です!

DSK 4061 ¥2080
ユリウス・リーツ(1812-1877):ソナタ ト短調 op.42
F.メンデルスゾーン:(1809-1847):ソナタ ヘ長調(死後刊行)
カルル・ライネッケ(1824-1910):ソナタ ホ短調 op.167 「ウンディーネ」
ジャンパオロ・プレット(Fl)、マリーノ・ニコリーニ(Pf)
録音:2004年7月、トリノ
19世紀ドイツの作曲家たちによるロマンティックな響きに満ちたフルートとピ
アノのソナタ集。メンデルスゾーンと、彼の影響を少なからず受けた同時代の
作曲家、リーツとライネッケの作品が収録されています。メンデルスゾーンの
ソナタは作曲されて以後、1950年に再発見され、出版されるまで忘れ去られて
いたもの。どこか「真夏の夜の夢」を想起させる雰囲気の中で、ピアノとフル
ートの美しい対話が繰り広げられます。リーツはチェリスト、指揮者、作曲者
として幅広く活躍していた音楽家。今回収録されたフルートとピアノのための
ソナタは彼の円熟期である晩年の作品ですが、その随所にメンデルスゾーンの
影響が見られます。一方、ライネッケはピアニストとして活躍する傍ら、その
膨大な作曲数でも有名。「ウンディーネ」は師であるメンデルスゾーンの影響
が強いといわれる初期の作品で、各章ごとに提示される豊かなテーマ性が魅力
の作品といえましょう。
プレットはミラノ・スカラ座や聖チェチーリアアカデミーなど、数々のオーケ
ストラで首席奏者として活躍する傍ら、アンサンブル活動でも注目されるフル
ート奏者。今回のCDでプレットと演奏を共にするのはリスト国際コンクール優
勝を筆頭に、数々のコンクールの賞に輝き、ソリストとして幅広い活動を展開
するピアニストのニコリーニ。2人の卓越したアンサンブルの豊かな響きにも
注目です!

DSK 4053 ¥2080
ジャン・ラングレ(1907-1991):
(1)3つのゴシック風の素描 (2)カンツォーナ (3)パスチッチョ 
(4)中世風組曲 
(5)小組曲 (6)聖なる日の祈り (7)3つのロマネスク風の素描
ジャック・カウフマン(Org.)、フレデリック・ルドロワ(Org.)
録音:2004年4月、フランス、アングレーム大聖堂
3375250 405309
20世紀フランスを代表するオルガニストの一人であり、作曲家でもあった盲目
の音楽家ラングレのオルガン曲集。ひとたびCDを聴けば、アングレームの大聖
堂に響き渡るオルガン2台の壮大な音色にまず圧倒されます。演奏者のカウフマ
ンはパリのドミニコ教会、ルドロワは録音場所としても使われたアングレーム
大聖堂のオルガン奏者。両者ともフランスを中心に各地でリサイタルを行い、
その演奏活動は高い評価を受けています。
バッハやパレストリーナなどの演奏活動を積極的に行いながらも、常に中世時
代の音楽に影響を受けてきたラングレ。今回収録された曲の節々からも、デュ
プレの作品を想起させるような中世の響きを垣間見ることが出来ます。しかし、
ラングレは古典の響きに傾倒しつつ、常に新しい表現の開拓にも力を注いでき
ました。中世の教会旋法の響きと近現代の和声を併せ持つ彼の作品は神秘的な
響きに満ち溢れ、その劇的な盛り上がりには時折狂気的なものすら感じるほど。
作曲家である前にまずオルガン奏者であったラングレの魅力がたっぷり詰まっ
た、おすすめの1枚です!




<C major>
70 7404(Blu-ray) ¥4950
70 7308(DVD-Video) 2枚組 ¥4450
字幕:仏,英,独,西,カタルーニャ,中,韓
ビゼー:「カルメン」
ベアトリス・ユリア=モンゾン(Ms カルメン)
ロベルト・アラーニャ(T ホセ)
エルウィン・シュロット(Br エスカミーリョ)
マリーナ・ポプラフスカヤ(S ミカエラ)
エリアナ・バイヨン(S フラスキータ)
イチャロ・メンチャカ(S メルセデス)
マルク・カントゥリ(Br ダンカイロ)
フランシスコ・ヴァス(T レメンダート)
アレックス・サンマルティ(Br モラレス)
ジュゼップ・リボト(Bs スニガ)
マルク・ピオレ(指)
リセウ大劇場交響楽団、合唱団,
カタルーニャ・ヴィヴァルディ少年少女合唱団
カリスト・ビエイト(演出)
アルフォンス・フロレス(装置)
メルセ・パロマ(衣装)
シャビ・クロフ(照明)
収録:2010年10月、バルセロナ
大人気作「カルメン」に注目すべき新たな映像が登場です!2010年10月、バル
セロナのリセウ大劇場での上演のライヴ収録です。この上演では今ホセを歌わ
せたら天下一のロベルト・アラーニャが大絶賛されました。相変わらずの美声
に加え、どこか哀愁漂う姿、そして幕切れでの激情と、文句なしのホセです。
カルメンは、この役のスペシャリストとして知られるベアトリス・ユリア=モ
ンゾン。2008年、ローザンヌ歌劇場来日公演での「カルメン」で急遽代役とし
て来日、大好評を博したのはまだ記憶に新しいでしょう。エスカミーリョも、
この役を得意として日本でも歌ったことのあるエルウィン・シュロット。ミカ
エラは、ロシア出身で今メトロポリタン歌劇場で次代のプリマドンナとして期
待されているマリーナ・ポプラフスカヤ。主要四役に力のある歌手が集められ
ています。指揮のマルク・ピオレはパリ生まれの中堅指揮者。現在ヴィースバ
ーデン・ヘッセン州立歌劇場の音楽総監督を務めています。
とかく過激な演出ばかりが話題になりがちなカリスト・ビエイト、しかしこの
「カルメン」では現代化された舞台はわりと堅実。初演時にビゼーが狙った下
層社会に生きる人たちの生々しい愛憎模様が、まるで最近の海外ドラマのよう
な雰囲気で蘇っています。
HD収録の鮮明画像はことにBlu-Rayで存分にお楽しみいただけるでしょう。




<APART>
AP 022 ¥2300
(1)W.A.モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番 ハ長調「不協和音」K 465
(2)F.シューベルト:弦楽四重奏曲第13番 イ短調「ロザムンデ」D 804 op.29
チアロスキュロ・カルテット
(1stVn:アリーナ・イブラギモヴァ、2ndVn:パブロ・エルナン・ベネディ、
Va:エミリー・ヘルンルンド、Vc:クレア・ティリオン)
録音:2010年12月
2005年にイギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックの卒業生で結成
された古楽演奏団体、チアロスキュロ・カルテット。1750年から1830年までの
時代を中心とした曲をレパートリーとし、現在はヨーロッパを中心に幅広い活
動を展開しています。若手演奏家らしい、活気あふれる卓越したアンサンブル
がこの団体の魅力。1stVnを担当するイブラギモヴァはソリストとしても活動
し、今注目される若手ヴァイオリニストの一人です。本年来日を予定しており、
今後ますますの活躍が期待されます!
リブレットに掲載されたインタビューの中で、彼らは今回の選曲について次の
ように述べています。
「『不協和音』は欠かせない傑作であると同時に、私たちがコンサートで最初
に演奏した曲でもあります。『ロザムンデ』も非常に重要な作品であり、モー
ツァルトの数々の弦楽作品とつながるものがあります。モーツァルトとシュー
ベルトは多くの共通点で結ばれており、私たちは必然的に、この2つの作品を
連続して録音することにしたのです」




<C major>
70 9004(Blu-ray) ¥4950
70 8308(DVD-Video) ¥3100
字幕:英、独、仏、西、露、葡、韓
ドキュメンタリー「キンシャサ・シンフォニー」
監督:クラウス・ヴィシュマン&マルティン・バウアー
演奏:キンバンギスト交響楽団  アルマンド・ディアンギエンダ(指揮)
曲目:ベートーヴェン:交響曲第9番、オルフ:カルミナ・ブラーナ、他
ボーナス:メイキング映像
制作:2010年
コンゴ共和国のオーケストラを追ったドキュメンタリー映像。ドイツ各地で上
演し、ベルリン国際映画祭2010に出品され話題となり、「ドイツ映画祭」
「ニューヨーク・フェスティヴァル2011」「バンクーバー国際映画祭」「アイ
スランド国際映画祭」など世界中の映画祭で数々の賞に輝いた作品です。
今や世界を舞台に活躍する指揮者ドゥダメルを輩出した、音楽で貧困を救う目
的で設立されたベネズエラの教育システム「エル・システマ」。この映像は同
じく貧困の中で音楽の中に希望を見出していく人々を描いたコンゴ版「エル・
システマ」。コンゴは1998年の紛争勃発以来国情が悪化し、人権侵害、大量虐
殺、年間9000件以上のレイプ事件が発生するなど悲惨な状況に置かれています。
このドキュメンタリー映像の主役は首都キンシャサで活動している、指揮者の
アルマンド・ディアンギエンダの祖父によって設立されたキンバンギスト交響
楽団。コンゴ独立記念日コンサートにむけてベートーヴェンの「第9」やオル
フのカルミナ・ブラーナの練習を必死で行う楽団員。コンサート衣装はすべて
手作り、家賃を支払えず、屋台や理髪店で働きながら生活費を稼ぐ団員たちの
苦しい生活の実情とオーケストラに託された希望をリアルに描いています。荒
れ果てた生活環境の中で200人のオーケストラ・メンバーが独学で楽器を覚え、
音楽に希望を見出しながら練習していく様は、人々の夢を描きつつも、コンゴ
の厳しい現状を考えさせる内容となっています。




<naive>
OP 30528 10枚組 ¥7450
[CD1-2]
J.S.バッハ:
フーガの技法、パルティータ 第2番 ハ短調 BWV 826〔録音:1982年(OP 30346)〕
[CD3-4]
ベートーヴェン:
ロンド Op.51-1&2、Op.129、ソナタ第4番 変ホ長調 Op.4-7、
第28番 Op.101、ディアベッリ変奏曲〔録音:1992、2000年(OP 30420, 30384)〕
[CD5-6]
シューベルト:
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D960, 同第18番ト長調「幻想」D894
〔録音:1996年(OP 30387)〕
[CD7]
ブラームス:
(1)バラード集Op.10〔ニ短調「エドワード」,ニ長調,ロ短調,ロ長調〕、
(2)ピアノ・ソナタ第3番へ短調Op.5
〔録音:(1)1992年11月10日 (2)1993年10月20日パリ、
サル・ガヴォー(ライヴ)(OP 30365)〕
[CD8-9]
ショパン:
24の前奏曲Op.28、ソナタ第2番変ロ短調 Op.35、練習曲Op.25(全曲)
〔録音:1990-1995年(OP 30456)〕
[CD10]
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
スクリャービン:
ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調Op.23、同第9番ヘ長調「黒ミサ」Op.68
ラフマニノフ:前奏曲第10番ニ長調Op.23-4〔録音:2003年(OP 30386)〕
グレゴリー・ソコロフ(ピアノ)
コンサート嫌い、録音嫌い、もはや生ける伝説と化した感もあるソコロフの、
ナイーブ・レーベル録音大全集。ベートーヴェン作品の正確無比でクリアな
タッチ、プロコフィエフやスクリャービン作品で魅せる説得力、ショパンの
op.25の練習曲全曲での音楽性は他に類を見ないものとなっています。

E 8935 5枚組 ¥4750
モザイク弦楽四重奏団ボックス
[CD1]
ハイドン:ロプコヴィツ四重奏曲Op.77(全曲)〔録音:1989年(E 8800)〕
[CD2]
モーツァルト:
弦楽四重奏曲第18番イ長調K464,同第19番ハ長調「不協和音」K465
〔録音:1991年(E 8845)〕
[CD3]
ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲第1番ヘ長調Op.18-1、第4番ハ短調Op.18-4
〔録音:2004年(E 8899)〕
[CD4]
シューベルト:
弦楽四重奏曲第10番変ホ長調D87,同第13番イ短調「ロザムンデ」D804
〔録音:1996年(E 8580)〕
[CD5]
メンデルスゾーン:
弦楽四重奏曲第1番Op.12,同第2番Op.13〔録音:1998年(E 8622)〕
モザイク弦楽四重奏団
ピリオド楽器クヮルテットの雄、モザイクによる珠玉の名盤のお買得ボックス
化。感動の名演「ロザムンデ」のほか、心にしみるメンデルスゾーンも入った
注目ボックスです。

E 8936 4枚組 ¥2980
クリストフ・コワン・ボックス
[CD1]
ヨハン・ゴットリープ・グラウン(1702-71):
ヴィオラ・ダ・ガンバのための音楽(世界初録音),
ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバのための協奏曲ハ短調,
2挺のヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのトリオ ト長調,
ヴィオラ・ダ・ガンバ協奏曲イ短調,ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、
ヴィオールと通奏低音のためのトリオ イ長調
ジル・コリアール(Vn) ブリュノ・コセ(Gamb,ヴィオール) 
ヴィレム・ジャンセン(Cemb) 
クリストフ・コワン(指,Gamb)
アンサンブル・バロック・ド・リモージュ〔録音:1998年(E 8617)〕
[CD2]
テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバのための室内楽曲集
四重奏曲(Fl、Gamb、Fg、通奏低音のための)ロ短調TWV43:H3,
同ニ長調TWV43:C2,四重奏曲(Fl、2Gmb、通奏低音のための)ト長調TWV43:G12,
ソナタ(Vn、Gamb、通奏低音のための)へ長調TWV42:F10,
ソナタ(Fl、Gamb、通奏低音のための)ト短調TWV42:G7
クリストフ・コワン(指,Gamb)
アンサンブル・バロック・ド・リモージュ〔録音:1998年(E 8632)〕
[CD3]
ボッケリーニ:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲第9番変ロ長調G482,同第7番ト長調G480,同第3番ニ長調G476,
アリア・アカデミカG557
マルタ・アルマヤノ(S) 
クリストフ・コワン(指,Vc)アンサンブル・バロック・ド・リモージュ
〔録音:1993年(E 8517)〕
[CD4]
J.S.バッハ:カンタータ集
第180番「装いせよ、おお、わが魂よ」,
第49番「われは生きて汝をこがれ求む」,
第115番「備えて怠るな、わが霊よ」
バーバラ・シュリック(S) アンドレアス・ショル(A) 
クリストフ・プレガルディエン(T) ゴットホルト・シュヴァルツ(Bs) 
クリストフ・コワン(ピッコロVc/指)
コンチェルト・ヴォカーレ・デ・ライプツィヒ、
アンサンブル・バロック・ド・リモージュ
〔録音:1994年(E 8897)〕
バロック・チェロの帝王、クリストフ・コワンの録音集大成。弓や指揮棒を
自在に操り、ボッケリーニでは華麗に聴かせ、また、テレマンの典雅な世界
も実に見事。

OP 30530 6枚組 ¥4750
バッハ=ヴィヴァルディ/リナルド・アレッサンドリーニ
[CD1]
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」
リナルド・アレッサンドリーニ(指)
コンチェルト・イタリアーノ〔録音:2003年(OP 30363)〕
[CD2-3]
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲
リナルド・アレッサンドリーニ(指)
コンチェルト・イタリアーノ〔録音:2005年(OP 30412)〕
[CD4]
「バッハ・アラ・マニエラ・イタリアーナ」
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV903,組曲へ短調BWV823,
最愛の兄の旅立ちに寄せるカプリッチョBWV992,
フランス組曲第1番ニ短調BWV812,アルビノーニの主題によるフーガBWV951a,
イタリア様式のアリアと変奏BWV989,トッカータ ニ短調BWV913,
ソナタ ト長調BWV968よりアダージョ
リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb)〔録音:1999年(OP 30258)〕
[CD5]
ヴィヴァルディ:
協奏曲ニ短調RV565,協奏曲ト短調RV316a,協奏曲ト短調RV439「夜」,
バッハ:
イタリア協奏曲ヘ長調BWV971(ヴァイオリン協奏曲復元版),
ベネデット・マルチェッロ:協奏曲ホ短調,
アレッサンドロ・マルチェッロ:協奏曲ニ短調
リナルド・アレッサンドリーニ(指)
コンチェルト・イタリアーノ〔録音:2000年(OP 30301)〕
[CD6]
ヴィヴァルディ:弦楽のための協奏曲集(全12曲)
イ長調RV159、ト短調RV153、ニ長調RV121、ニ短調RV129、ト短調RV154、
ハ長調RV115、ヘ短調RV143、ヘ長調RV141、ハ短調RV120、ト短調RV156、
イ長調RV158、ニ長調RV123
リナルド・アレッサンドリーニ(指)
コンチェルト・イタリアーノ〔録音:2003年(OP 30377)〕
アレッサンドリーニのスペシャル・ボックス。リズムの刻みが心地よいヴィ
ヴァルディに、鬼才ぶりが発揮されたチェンバロ・ソロなど、アレッサンドリ
ーニの魅力が存分に味わえるボックスです。

V 5283 7枚組 ¥5150
[CD1]
モネの音楽
ラヴェル、ドビュッシー、プーランクらの作品
[CD2-3]
シャガール(1887-1985)をめぐる音楽
ユダヤ民謡「ドナ、ドナ」,ロシア民謡「カリンカ」,
チャイコフスキー:「もし私が知っていたら」「子守歌」,
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番よりワルツ第1番&第2番/小ポルカ他
[CD4-5]
ギュスターヴ・クールベ-画家クールベの音楽世界
ショパン、ベルリオーズ、マーラー、リスト、ドビュッシー、デュパルク、
ショーソンらの作品
[CD6-7]
マティスとピカソをめぐる音楽
ファリャ、プーランク、ショスタコーヴィチらの作品
ナイーブ・レーベルがフランスの美術館の企画展示にあわせて作る画家をテー
マにしたコンピレーションのボックス化。画家に思いをはせながら、美しい
音楽に耳をかたむける贅沢なひと時です。




<harmonia mundi>
=INITIALESシリーズ=
ハルモニアムンディのアーティスト発見シリーズ
ハルモニアムンディの新シリーズ、「INITIALES」シリーズは、ハルモニアム
ンディでリリースを重ねているアーティストの魅力を再発見して頂くためのシ
リーズ。

HMX 2908454 2枚組 ¥2080
(2CD)
INITIALES~イザベル・ファウスト
[CD1]
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.61
/ビエロフラーヴェク(指)、プラハ・フィルハーモニア〔録音:2006年4月〕 
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 op.posth.162, D574
/メルニコフ(Pf)〔録音:2004年9月〕
[CD2]
バルトーク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番 Sz.75
/エヴァ・クピーク(Pf)〔録音:1996年6月〕 
マルティヌー:ヴァイオリン協奏曲第2番 H.293
/ビエロフラーヴェク(指)、プラハ・フィル〔録音:2006年6月〕
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
最新盤のブラームス:ヴァイオリン協奏曲の評判も極めて上々のイザベル・
ファウスト。伝説の名演、バルトークのソナタのほか、近年もアンサンブル
のパートナーとしてますますの充実ぶりをみせているメルニコフとのシュー
ベルトなど、嬉しいカップリングです。

HMX 2908450 2枚組 ¥2080
(2CD)
INITIALES~アレクサンドル・タロー
[CD1]
・ラヴェル:
高雅にして感傷的なワルツ、亡き王女のためのパヴァーヌ、水の戯れ、
メヌエット嬰ハ短調、ハイドンの名によるメヌエット、古風なメヌエット、
グロテスクなセレナーデ、パレード(バレエ音楽のためのスケッチ)、
シャブリエ風に、ボロディン風に〔録音:2003年〕
・サティ:ジムノペディ第1番、グノシエンヌ、最後から2番目の思想
〔録音:2008年〕
[CD2]
(1)サン・サーンス:クラリネットとピアノのためのソナタ 作品167
(2)ドビュッシー:
クラリネットとピアノの小品、クラリネットのための第1狂詩曲
(3)プーランク:クラリネットとピアノのためのソナタ
(4)オネゲル:クラリネットとピアノのためのソナタ 作品42
(5)ジャン・フランセ:クラリネットとピアノのための主題と変奏
(6)メシアン:黒つぐみ
(7)アンリ・デュティユー:フルートとピアノのためのソナチネ
ローラント・ファン・スペンドンク(クラリネット/(1)-(5)〔録音:2000年1月〕)、
フィリップ・ベルノルド(フルート(6)(7)〔録音:2000年1月〕)
アレクサンドル・タロー(ピアノ)
アレクサンドル・タローはもともとバロック作品をピアノでとんでもなく魅力
的に弾いたことにより名を馳せたピアニストですが、もちろんフランス近代も
のを弾かせたらこのように魔術的な音色で魅力炸裂!2000年に録音されたクラ
リネット・フルートとの室内楽も、センスあふれるピアノが光ります。

HMX 2908456 2枚組 ¥2080
(2CD)
INITIALES~ポール・ルイス
[CD1]
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ ハ短調 第8番 作品13、ト長調 第25番 作品79
〔録音:2005年12月, 06年3&6月〕 
シューベルト:ピアノ・ソナタ ハ短調 第19番 作品958〔録音:2001年7月〕
[CD2]
シューベルト:ピアノ・ソナタ イ長調 第20番 作品959〔録音:2001年9月〕
リスト:
4つのピアノ小品より『悲しみのゴンドラ』
ピアノ・ソナタ ロ短調〔録音:2003年9月〕
ポール・ルイス(ピアノ)
イギリス出身のピアニスト、ポール・ルイスに焦点をあてた2枚。ここに並べ
られた作品はどれもピアニストとしても優れた才能をもった作曲家たちの手に
よるもの。ポール・ルイスの卓抜なピアニズムと完璧なコントロール、深い
洞察と知と情の絶妙なバランスが光る演奏です。

HMX 2908460 2枚組 ¥2080
INITIALES~ヴェルナー・ギューラ
[CD1]
シューベルト:(1)歌曲集「白鳥の歌」D957(2)昔を今にD710(3)夜の明りD892
(1)クリストフ・ベルナー(Pf)〔録音:2006年5月〕 
(2)(3)RIAS室内合唱団、マーカス・クリード(指揮)〔録音:1998年5月〕
[CD2]
(1)シューマン:「詩人の恋」op.48より第1,2,3,5,7,8,13,14,15,16曲
クリストフ・ベルナー(Pf)〔録音:2001年10月〕
(2)ヴォルフ:メーリケ詩集より第10,6,23,15,17,8,9,39,32,33,34,36,12,44曲
ヤン・シュルツ(Pf)〔録音:2004年11,12月〕
ヴェルナー・ギューラ(テノール)
高貴なるテノールの声が魅力のギューラ。詩への共感が自然で、音楽も実に自
然。「詩人の恋」の第3曲「ばらよ、ゆりよ、鳩よ」での活き活きとした表情は
印象的です。ヴォルフの「メーリケ詩集」の各曲の世界の完成度も見事です。

HMX 2908452 2枚組 ¥2080
INITIALES~エマニュエル・ベルトラン
[CD1]
・アルカン:チェロとピアノの協奏的ソナタ ホ長調Op.47〔録音:2001年3月〕
・サン=サーンス:チェロ・ソナタ第1番 ハ短調〔録音:2006年9月〕
・リスト:
2つのエレジー/尼僧院の僧房/忘れられたロマンス/悲しみのゴンドラ
〔録音:2001年3月〕
[CD2]
・グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調Op.36〔録音:2007年7月〕
・R.シュトラウス:ロマンス ヘ長調、チェロ・ソナタ ヘ長調Op.6
〔録音:2006年9月〕
エマニュエル・ベルトラン(チェロ)
パスカル・アモワイヤル(ピアノ)
深い音色が魅力の女性チェリスト、ベルトランの2枚組。ヴィルトゥオジックな
[CD1]、ロマン性たっぷりの[CD2]と、彼女の音楽の幅広さを堪能できます。ピ
アノを務めるのは夫でもあり、シフラの直系弟子にあたるパスカル・アモワイ
ヤル。ベルトランのチェロを影になり日向になり美しいピアニズムで支えます。

HMX 2908458 2枚組 ¥2080
INITIALES~アンドレアス・ショル
[CD1]
・ヴォルケンシュタイン:歌曲(「いとしい人よ、来ておくれ」他)
〔録音:2009年6月〕
・ダウランド:見よ、この不思議/私を、誰よりもこの私を
/お前たち、愛と運命に/ルーセル嬢のパヴァン/愛しい人が泣くのをみた
/流れよ、我が涙/悲しみよ、とどまれ/愛の神よ、今までに
/彼女は許せるだろうか/我が窓から行け〔録音:1996年4月〕
・カンピオン:
私の可愛いレスビアよ/あんな女どもに興味はない/私の恋人は断言した
・ロバート・ジョンソン:美しいゆりが育つのを見たか?他
シールド・オブ・ハーモニー【キャスリーン・ディネーン(S, Hrp)、
マルク・レヴォン(G, Lute他)マルギット・ユーベルラッカー(ダルシマー) 
クロフォード・ヤング(指、Lute, G)】
ジュリアン・ベール(リュート、*ソロ) コンチェルト・ディ・ヴィオーレ
[CD2]
バロック時代のカンタータ集
・ヘンデル:「麗しのアマリッリ」HWV 82〔録音:2006年8月〕
・J.S.バッハ:「心も魂も乱れはて」BWV35、「喜ばしい安息、
好ましい魂の歓喜」BWV170〔録音:1997年7月〕
マルセル・ポンセール(Ob) 
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)コレギウム・ヴォカーレ、
マルクス・メルクル(Org)
アンドレアス・ショル(カウンターテナー)
アルフレート・デラーの後継者とも賞される、ショルの歴史的名録音の選りす
ぐり。民謡風な[CD1]から、バロックの王道レパートリーの[CD2]まで、ショル
の変幻自在な歌声と表現にイチコロです。




<Classic concert records>
CCR05 JM01 ¥1980
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
前奏曲 嬰ハ短調 作品3-2、前奏曲 嬰ハ短調 作品32-12、
『音の絵』 嬰ハ短調 作品33-9、『音の絵』 変ホ短調 作品33-6、
前奏曲 ト長調 作品32-5、『音の絵』 変ホ短調 作品39-5、
前奏曲 変ト長調 作品23-10
ムソルグスキー(1839-1881):『展覧会の絵』
ジョアン・ミゲル・ムラーニ(ピアノ)
録音:2005年(私立アントン・ブルックナー大学コンサート・ホール)
アヴァンギャルドが吹き荒れるロシアのモダニズムの中で、自分の音楽を見失
わず、メロディーに拘ったラフマニノフ。『音の絵』作品39は、スイスの象徴
主義画家アーノルド・ビョックリンの絵画からインスピレーションを得ており、
ロシア十月革命前を予感する美しくも不穏な空気に包まれています。『展覧会
の絵』は、1874年にムソルグスキーが彼の友人であったヴィクトル・ハルトマ
ンの遺作展を歩きながら、そこで見た10枚の絵の印象を音楽に仕立てたもので
す。『卵の殻をつけた雛の踊り』や『鶏の足の上に立つ小屋-バーバ・ヤガー』、
『キエフの大門』など、キャッチーなメロディーで可愛らしさ、おどろおどろ
しさ、荘厳さが表現されます。
スペインのピアニストでもあり、作曲者でもあるジョアン・ムラーニは、奨学
金を得てロシアで研鑽を積み上げた背景から、ロシア音楽の解釈に卓越してい
ます。また、外国人としては他に類を見ず、ロシア人も滅多に手にすることの
できないレッド・プライズをグネーシン音楽大学にて授与されています。確か
なテクニックと繊細な解釈、レガート奏法による歌心を兼ね備えた、パッショ
ンのある音楽性の持ち主です。

CCR 62072 ¥1980
ヨハン・バッハ(1685-1750):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調
バルトーク(1881-1945):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz117
イザイ(1858-1931):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 作品27-4
ジョルジュ・エマニュエル・シュナイダー(ヴァイオリン)
録音:2010年7月(ドイツ)
バッハ、バルトーク、イザイのソナタは、非常に強い密接関係にあり、バロッ
クから20世紀にかけてのヴァイオリン音楽史全体がひとつのラインでつながっ
ています。バッハのソナタは、ザクセン・ワイマールのヴァイオリニスト兼作
曲家だったヨハン・パオル・フォン・ヴェストホフ(1656-1705)の作品にインス
ピレーションを受けています。バルトークは、ハンガリーのナショナリズムを
追及して、ハンガリーのフォーク・ソングを研究し、その成果をヴァイオリン
・ソナタに反映させました。イザイは、1923年にバッハのヴァイオリン・ソナ
タを発見したことをきっかけに、バッハの形式と主題をベースとしたヴァイオ
リン・ソナタを作曲し、オーストリアの名ヴァイオリニストフリッツ・クライ
スラーに献呈しました。コンクールの課題曲とされることが多く、ヴァイオリ
ン・ソナタの中で最も難曲といわれるソナタです。
ジョルジュ・エマニュエル・シュナイダーは、1980年チューリッヒ出身。浜松
福祉交流センターでのヤマハとのコラボレーションによる演奏会が日本で高く
評価されています。その誠実な人間性と精巧なまでの音楽作りに定評があり、
レパートリーは古典から現代まで幅広く、新作の初演もしばしば手がけていま
す。

CCR 62048 ¥1980
ヨハンネス・ブラームス(1833-1897):ピアノ・ソナタ ヘ短調 作品5
クララ・シューマン(1819-1896):
三つのロマンス 作品11、ロマンス イ短調 op.21-1、ロマンス ロ短調(1856)
ゴットフリード・ヘメツベルガー(ピアノ)
録音:2008年4月(ワインバーグ城、オーストリア)
ブラームスは、1853年にこの作品に着手したか、完成したといわれています。
1853年、22歳のブラームスは名ヴァイオリニストであったヨーゼフ・ヨアヒム
やフランツ・リスト、そしてクララ・シューマンに出会い、自らの音楽の視野
を広げることとなりました。クララ・シューマンは、1856年のクリスマスにブ
ラームスにプレゼントした最後のロマンスに、次のような言葉を添えました:
「愛しい記憶の中で―クララ」二人の作品には愛が詰まっています。癒された
い方必聴です。
ゴットフリード・ヘメツベルガーは、ウィーン出身のピアニスト。ソロピアノ
だけでなく室内楽も幅広くレパートリーに入れ、世界各国で音楽祭などに出演
する傍ら、オーストリア人の作曲家の作品の初演も積極的に行っています。後
進の指導にも力を入れており、現在は韓国で客人教授を務め、彼の弟子の多く
が、国内外を問わず多くのコンクールで受賞しています。

CCR 62060 ¥1980
(1)グユン(ロベン・マルチネス・ルビエラ):あぁ、ママ・イネス
(2)レオ・ブローウェル:ギターの日のための舞踊団Caracteristica
(3)カルロス・ファリナス:沈黙の中でなければいけない
(4)カルロス・ファリナス:グアラチャ
(5)レオ・ブローウェル:プレリューディオ
(6)レオ・ブローウェル:フーガ
(7)ジョゼ・アントニーノ・(ニコ)ロジャース:リリアム
(8)ジョゼ・アントニーノ・(ニコ)ロジャース:グアジラ・ア・ミ・マドレ
(9)ジョゼ・アントニーノ・(ニコ)ロジャース:グアジラ・グアンタナメラ
(10)カルロス・ファリナス:カンツィオン・トリステ
(11)カルロス・ファリナス:プレリューディオ
(12)ジョセ・アントニオ・(ニコ)ロジャース:
レトラト・デ・ウン・メディコ・ヴィオリニスタ
(13)カルロス・ファリナス:ラウラ
(14)レオ・ブローウェル:ウン・ディア・デ・ノヴィエンブレ
(15)ジョセ・アントニーノ・(ニコ)ロジャース:パキート・イ・アフォニスト
(16)レオ・ブローウェル:ピエザ・シン・ティトゥロ
(17)カルロス・ファリナス:エン・エル・パルク
(18)グユン(ロベン・マルチネス・ルビエラ):ヤンバンボー
(19)グユン(ロベン・マルチネス・ルビエラ):キューバンサルサ
(20)レオ・ブローウェル:キューバララバイ
ホアキン・クレルチ(ギター)
録音:1997-1999年、オーストリア
ポップスとクラシックを融合させるという実験を試みたキューバの巨匠たち。
キューバの民族舞踊音楽の語法を活かしながら独特の芸術を作り上げました。
血気盛ん、情熱、あるいは癒し系である南国ならではの様々なキャラクターが
詰まっています。ストレスのたまったときや、疲労の多い日などに最適。一気
に元気がでます!
ホアキン・クレルチは1965年キューバ生まれ。ハバナ大学でギターや作曲など
を巨匠レオ・ブローウェルから学び、1990年以後はオーストリアのザルツブル
ク・モーツァルトテウムで研鑽を積みました。キューバ音楽の軽快なリズム、
ギターの持つ温かい音色で南国のパラダイスへと導き、ラテン音楽の真髄に迫
ります。

CCR 62027 ¥1980
(1)序奏
(2)ゴルノディカンスコ・ホロー
(3)即興とホロー
(4)カリマンク
(5)プラーヴォ・ホロー
(6)タンツ・ザ・バラバーニ
(7)南の山の三つの歌より第一楽章
(8)第二楽章
(9)第三楽章
(10)三つのブルガリアの民族舞踊
(11)ヴァルナのダンス 第二部
『ヴィア・ノヴァ』(パーカッション・グループ)
録音:2007年
バルカン地域、ことにブルガリアの民俗音楽に光が当てられた一枚。トラキア、
ギリシャ、スラヴ、オスマンという様々な地域の文化のミックスした、イスラ
ムチックな、しかしスラヴ的でもある独特の音楽が楽しめます。世界の音楽史
上でもまれに見るメロディーの多様性とリズムの複雑さ。次第に加速していく
高速打のテクニックには目を見張ります。紀元200年より姿かたちを変えていな
いブルガリアの伝統打楽器を使用した、古代からの音楽をお楽しみください!
『ヴィア・ノヴァ』は、パーカッションという楽器の持つ可能性を究極に追求
することを目的とした、ブルガリア、イタリア、オーストリアから集められた
鬼才パーカッショニストたちのグループです。ヨーロッパ各地でライヴすると
ころ全てにおいて、その圧倒的な存在感と共に、火花が飛び散るほどの迫力と
テクニックをあますところなく披露し、聴衆を熱狂の渦に巻き込んでいます。
2005年ルクセンブルクで行われた国際パーカッション・コンクールでは、最優
秀賞およびその他二つの特別賞を受賞し、一躍注目の存在となりました。

CCR 62047 ¥1980
ブラームス:
・『子供の民謡』 WoO31(第8曲「膝の上に馬乗り」は2版とも収録、
および「野いばら」は長調の版も収録)
・1860年までに作曲された作品43,47そして48の歌曲より
日曜日 作品47-3、恋人の手紙 作品47-5、恋人を尋ねて 作品48-1、
裏切り者 作品48-2、おとめの恋の嘆き 作品48-3、金は恋に勝る 作品48-4、
涙の慰め 作品48-5、幸福と平安は私から去って 作品48-6、
私は角笛を苦しみの谷(現世)で鳴らす 作品43-3、
ファルケンシュタインの殿様の歌 作品43-4
ジョゼ=ダニエル・マルティネス(ピアノ) 
※歌唱なし。ピアノ・パートのみ収録。
録音:2009年、オーストリア
ブラームスは、民謡に並々ならぬ関心を示し、これにインスピレーションを受
けた歌曲を42作品も書いています。さらに、民謡を混声合唱や四重奏団、デュ
オのためにアレンジもしています。CDに収められた作品は、1854年から1857年
にかけて、ブラームスが交流を深めていたシューマンの子供たちに献呈された
ものです。歌曲に添えられたピアノ・パート譜は、歌に劣らず非常に重要な音
楽性を湛えており、こうして聴いているとそれ自体で独立したピアノ小品のよ
う。ブラームスの、子供たちへの温かい眼差しが思い浮かんできます。
ジョセ=ダニエル・マルティネスは、アメリカのワシントン出身。マイアミ大
学にて室内楽の研究テーマで博士号を取得。1999年から2004年にかけてモー
ツァルテウムのサマー・アカデミーで教鞭をとり、1997年よりチェロやソプラ
ノ歌手との共演を続けています。また、ブラームス初期の声楽曲に関するレク
チャーも行っています。ブラームスに精通した彼ならではの歌心、説得力のあ
る曲作りは圧巻。

CCR 62034 ¥1980
(1)A.ピアソラ:プロローグ
(2)R.ディルクス:ダンツァ・ノン・ダンツァ
(3)R.ディルクス:さらば
(4)J.コロンボ:ジャーメイン
(5)R.トウナー:賛美歌
(6)D.ヴィルツ:ワルツ・ワルツ
(7)J.ド・バンドリム:ノイテス・カリオサス
(8)スティング:メッセージ・イン・ア・ボトル
(9)D.ヴィルツ:若きアコーディオン奏者の歌
(10)レノン&マッカートニ:エリナー・リグビー
(11)E.ギスモンティ:ロロ
(12)D.ウィルツ:ヴォーヒン・アオフ・インマー
(13)R.ディルクス:パヤソの告白
(14)Ch.パーカー:ビリーの空威張り
「ディルクス・ウント・ヴィルツ」
レーントコ・ディルクス(ギター、パーカッション)、
ダニエル・ヴィルツ(ギター)
録音:2007年
このCDは、ドレスデンの新進気鋭のギタリスト、レーントコ・ディルクスとダ
ニエル・ヴィルツが、タンゴやフラメンコ、ラテンアメリカ音楽等に触発され
て書いた作品の傑作集で、様々な舞踊曲のダンス・ミュージック的要素がぎっ
しり詰まった、非常に面白い内容となっております。
レーントコ・ディルクスとダニエル・ヴィルツは、2000年にドレスデンにおい
て、名教師であるトーマス・フェローの下で知り合い、すぐに意気投合してギ
ター・デュオを結成しました。レーントコ・ディルクスは、幼い頃パーカッショ
ンを習いたいと思っていました。その夢は結果としてかないませんでしたが、
ディルクスのパーカッションに対する情熱はギタリストになった後も消えるこ
となく、彼はギターでパーカッションのような響きを作り出すマルチ奏法を独
力で開発しました。このCDでは、通常のギター音楽では聴くことのできない、
ギターの持つ様々な可能性が披露されています。

CCR 62045 ¥1980
Acco Duo
(1)トーマス・アルビノーニ:アダージョ
(2)-(4)ヴィヴァルディ、バッハ:ニ短調協奏曲)(BWW596)
(1)-(8)シュニトケ:リヴァイス・フェアリー・テール
(9)ウラジーミル・ヴィルメーニヒ:コルノブリフツィ
(10)-(11)アストール・ピアソラ:アディオス・ノニーノ、ヴィオレンタンゴ
(12)フランク・アンゲリス:ロマンス
(13)ヴィクトル・ノヴィコフ:サンバ-カーニバル
ミラン・ヴァウポティク、
イヴァナ・レヴァク・ヴァウポティク(アコーディオン)
録音:2009年、クロアチア
クロアチアの天才アコーディオン・デュオが、ヨーロッパ中世から現代音楽ま
で、幅広いレパートリーをきかせたCDをお届けします。彼らの使うバヤンは、
最先端のクロマティック・アコーディオンの一つで、特に、ロシアにおいて広
く普及し、民衆音楽の中で力強い発展を遂げました。近年、この楽器の持つ底
知れない魅力と大きな可能性が再注目されており、いまやバヤンはクラシック
の楽器仲間として立派に認められています。ロシアを越えてヨーロッパ各地に
広まりつつあるアコーディオン音楽文化をお楽しみください。
アコーディオン・デュオ奏者ことヴァウポティク夫妻は、モスクワ音楽院で研
鑽を積みロシアにおけるバヤンの伝統を受け継いできました。特に、ミラン・
ヴァウポティクはクロアチアのアコーディオン・コンクールで二度の優勝を果
たし、2007年にアメリカのニューヨークで行われた国際コンクールでは、グラ
ンプリを受賞するなど、世界最高のアコーディオン奏者として認められていま
す。ヴァウポティク夫婦の絶妙に息のあったタイミング、知性のある音楽性、
繊細な歌心は、バヤンの大御所ロシアのお墨付き。





<Solo Voce>
SV 8553231 2枚組 ¥4050
ヴェルディ:「オテッロ」
ファビオ・アルミリアート(T オテッロ) 
ダニエラ・デッシー(S デズデーモナ)
ジョヴァンニ・メオーニ(Br イヤーゴ) 
クリスティアーノ・クレモニーニ(T カッシオ)
ルチアーノ・モンタナーロ(Bs ロドヴィーコ) 
ジェイムズ・エドワーズ(T ロデリーゴ)
ソフィー・フルニエ(Ms エミーリア) 
ロジェ・ジョアキム(Br モンターノ) マルク・ティソン(Br 軍令)
パオロ・アッリヴァベーニ(指)
ワロン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:2011年4月、リエージュ
オペラ界随一のおしどり夫婦、ダニエラ・デッシーとファビオ・アルミリアー
ト、新録音はなんと「オテッロ」!2011年4月にリエージュのワロン王立歌劇場
で大成功を収めた上演のライヴ録音です。アルミリアートがオテッロを歌うの
はこれが初めて。周到に準備を重ねて役を掘り込み、嫉妬に狂って破滅する人
間の弱さに重心を置いた役作りに成功しています。一方のデッシーは円熟した
スケールの大きな表現で貫禄のデズデーモナを歌っています。イヤーゴはジョ
ヴァンニ・メオーニ。イタリア、ジェンツァーノ・ディ・ローマ生まれで、近
年ヴェルディ・バリトンとして大活躍しています。2010年、リッカルド・ムー
ティの遅いMETデビューになった「アッティラ」でエツィオを急遽代役で歌って
成功を収めています。
指揮はワロン王立歌劇場管弦楽団の音楽監督、パオロ・アッリヴァベーニ。イ
タリアオペラの様式感に優れたこの指揮者らしい衒いのない誠実な音楽造りに
好感が持てます。
なおライヴ録音ですので、舞台上の物音が目立つ箇所がございます。予めご了
承くださいませ。




<ambroisie>
AM 205 \2500
リスト:
(1)雪あらし-超絶技巧練習曲集より
(2)超絶技巧練習曲第10番ヘ短調
(3)ラ・カンパネラ
(4)オーベルマンの谷-巡礼の年第1年スイスより
(5)婚礼-巡礼の年第1年イタリアより
(6)エステ荘の噴水-巡礼の年第3年
(7)ペトラルカのソネット第123番
(8)ワーグナー(リスト編):イゾルデの愛の死
(9)鬼火-超絶技巧練習曲集より
ニコライ・ルガンスキー(Pf)
[録音:2011年6月/ポットン・ホール(イギリス)]
ニコラーエワの秘蔵っ子として注目されたニコライ・ルガンスキーも今年39歳、
巨匠への道を着実に歩んでいます。このたび、ルガンスキーはナイーヴ/アン
ブロワジー・レーベルと長期独占契約を締結、魅力的なシリーズを展開する予
定です。
第1弾はリスト作品集。リスト作品はルガンスキーがしばしば披露しているレ
パートリーながら、まとまったアルバムとしては初めて。練習曲を4篇、巡礼
の年から4篇、さらにワーグナーの編曲という魅力的なラインナップで、ルガ
ンスキーの超絶的テクニックを目の当たりに出来ます。正統派ロシア・ピアニ
ズムの継承者ルガンスキーは汗一滴、顔色ひとつ変えずにぞっとするほど難
しい曲を弾くうえ、良く響く音、入り組んだ声部の明快な弾き分けなど、ま
さに超人的。こうした技量を駆使したリストは衝撃的で、人間の限界を超え
た凄さを感じさせます。人気の「ラ・カンパネラ」も絶品です。




<naive>
V 5282 \2280
ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲 op.120
シューベルト:
さすらい人幻想曲 ハ長調 D 760、
ディアベッリのワルツによる変奏曲 D 718
ローラン・カバッソ(ピアノ)
録音:2011年4月
ローラン・カバッソ、嬉しいソロ新録音の登場。カバッソは、1961年パリ生ま
れ、端正でたおやかな音色が魅力のピアニストで、na?ve傘下となった名門レ
ーベル、90年代のAuvidisを代表する存在でもありました。そんなカバッソが
久々にど真ん中レパートリーのソロ・アルバムを録音。「十代の頃から好きで
たまらなかった」と自ら語るベートーヴェンのディアベッリ変奏曲と、シュー
ベルトのさすらい人幻想曲、というなんともぜいたくなプログラムです。実に
丁寧で自然な語り口、端正なタッチは見事。分厚い和音も、重さの全くない、
壮麗な響きで聴かせます。輝かしいパッセージでの明るさは、ラテン系フラン
ス人ピアニストならではの魅力といえるでしょう。
1819年、作曲家および出版業者でもあったディアベッリは、当時ウィーンで活
躍していた総勢50名の音楽家達に自分のワルツ主題でひとつずつ変奏曲を作る
よう依頼しました(ベートーヴェンだけが、独りで33からなる壮麗な変奏曲を
書いた)。ここでカバッソが取り上げたシューベルトの手による変奏はしっと
りとしたもの。ほの暗く上品な雰囲気でさらりと締めるという、カバッソの
センスが光る、なんとも心憎い1枚です。




<EURO ARTS>
20 66528(DVD-Video) 3枚組 \4800
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集第1-18番
DVD1
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調K.279、ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調K.280、
ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調K.281、
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調K.282、ピアノ・ソナタ第5番ト長調K.283、
ピアノ・ソナタ第6番ニ長調K.284
DVD2:
ピアノ・ソナタ第7番ハ長調K.309、ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310、
ピアノ・ソナタ第9番ニ長調K.311、
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330、ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331、
ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調K.332、
ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333
DVD3
幻想曲ハ短調K.475、ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457、
ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調K.533、
ピアノ・ソナタ第16番ハ長調K.545、ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調K.570、
ピアノ・ソナタ第18番ニ長調K.576
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1989年ハイムハウゼン城(第5、6、14、7&16番、幻想曲)
1990年ハイムハウゼン城(第1、2、3、4、9番)
1988年マックス・ヨセフ・ザール ミュンヘン・レジデンツ(第8、10、17番)
1990年マックス・ヨセフ・ザール ミュンヘン・レジデンツ
(第11、12、13、15、18番)
バレンボイムのモーツァルトのピアノ・ソナタといえば、1984-85年に録音し
た全集があり、現代を代表するモーツァルト演奏として支持されています。
このDVDは音楽都市ミュンヘンの貴重な映像を発売するシリーズ「メトロポリ
タン・ミュンヘン」の第4弾で、CDの全曲録音の後1988-90年に収録されたピア
ノ・ソナタ全曲演奏の映像です。指揮者として伴奏者として、そしてもちろん
ソリストとして幅広く活動を行っているバレンボイムの均整のとれた豊かな
表現力が、モーツァルトの音楽を瑞々しく自然に演奏しています。バレンボ
イムの清潔感ある端正なモーツァルト演奏は、何度繰り返し聴いても新鮮さ
に溢れる美演。




<SUPRAPHON>
※先日ご案内済みの商品ですが、価格変更(値下げ)で再度ご案内いたします。
既にご注文をいただいているものも、新価格となります。

SU 4065 2枚組 \2080
モノラル
「ターリヒ『わが祖国』わき上がるチェコ国歌 / 1939年ドイツ占領下の感動
ライヴ」
[CD 1]
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」(全曲)
・1939年6月5日オリジナル・ラジオ前説アナウンス
・ヴィシェフラド / モルダウ / シャールカ / ボヘミアの森と草原より
[CD 2]
・ターボル / ブラニーク
・チェコ国歌(聴衆斉唱)
・オリジナル放送終了アナウンス
ドヴォルザーク:「スラヴ舞曲」第2集Op.72, B. 147
・1939年6月13日オリジナル・ラジオ前説アナウンス
・「スラヴ舞曲」第2集(全曲演奏)
・チェコ国歌(レコード録音)
・オリジナル放送終了アナウンス
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団[スメタナ]
ラジオジャーナル管弦楽団[ドヴォルザーク]
ヴァーツラフ・ターリヒ(指揮)
収録場所:すべてプラハ、国民劇場(モノラル・ライヴ)
収録:オスロ・ノルウェー放送協会(NRK)、Arkiv 783
【2011年プラハにおけるデジタル・リマスタリング】
ターリヒ&チェコ・フィルの「わが祖国」といえば、英HMVによる1929年の
第1回を始めとする3つの商業録音が知られています。しかしながら、今回ご
紹介する録音は、これらとは異なる歴史的ドキュメントとしての際立った性格
に注目が集まること必至です。今回の音源はチェコ・フィル自主制作盤とし
て数年前に初めてCD化されていましたが、既に入手困難となっていたこの貴
重すぎる記録を、ターリヒ没後50年に際しスプラフォンが新規リマスターに
より広く世に問います。




<KING INTER>
KKC 32 \2800
ブラームス:後期ピアノ作品集
幻想曲集Op.116、3つの間奏曲Op.117、6つの小品Op.118、4つの小品Op.119
セルゲイ・シェプキン(P)
録音:2011年7月7日(Op.116,Op.119)、8月30日(Op.117,Op.118)
ジョーダンホール、ニューイングランド音楽院、ボストン
最初の録音から13年ぶりに再録音されたゴルトベルク変奏曲(KKC-29)を2010年
リリースしたセルゲイ・シェプキンが、新たに挑むブラームスのピアニズム。
ブラームス晩年の深みと憂いに満ちた作品を収録しています。
3つの奇想曲と4つの間奏曲からなる「幻想曲集」作品116は、シューマンとパ
ガニーニの影響が見て取れ、また親しい友人を相次いで亡くした時期でもあり、
作品全体にほの暗い不安定な感情が漂っています。ブラームス自身が「苦悩の
子守歌」と呼んでいた3つの間奏曲作品117は、激しい感情が交錯する劇的な作
品集。ブラームスのピアノ作品の中でも最も有名な曲集、6つの小品作品118は、
哀愁に満ちた旋律が穏やかに心に残る詩情豊かな作品です。そして豊かで深い
感動が胸を打つブラームスのピアノ作品最後の作品4つの小品作品119。
ブラームスの心境を丁寧に表現し、ブラームスが残したピアノ音楽の「最後の
言葉」として、究極の作品集をシェプキンが世に放ちます。




<ACCENT>
ACC 24251 2枚組 \3780
J.S.バッハ:「ヨハネ受難曲」、第4版(1749)
ザビーネ・ケーツ(S)、アマリリス・ディールティンス(S)、
エリザベット・パピアン(A)、アレクサンダー・シュナイダー(A)、
ハンス=イェルク・マメル(T)、ゲオルグ・ポプルッツ(T)、
ウォルフ・マティアス・フリードリヒ(Bs)、マークス・フライク(Bs)、
カントゥス・ケルン、コンラート・ユングヘーネル(指揮)
録音:2011年
ルネサンス・バロック音楽を専門とする演奏団体カントゥス・ケルンが、
ACCENTレーベルから初のCDを発売。数回改訂が行われたJ.S.バッハの名曲「ヨ
ハン受難曲」の中から、今回はあまり演奏されることのない1749年稿での演奏
です!また、ソロ歌手達の理想的なアンサンブルのサウンドを生み出すため、
四重唱を2つ重ねた編成で収録された点にも注目。この試みによって、非の打
ち所のないソロセクションの美しさだけでなく、透明感のあるコーラスの響
きが生み出されています。ソロ歌手達の中でも、イエズス役を歌うフライク
は第14回ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクールにおいて第三位に
輝いた実力派。本CDの魅力は卓越した歌手達による輝かしいアリアやレシタ
ティーヴォだけではありません。ユングヘーネルの指揮によるカントゥス・
ケルンの圧倒的なコーラスの響きも魅力のアルバムです。





<OBSIDIAN>
OBSCD 707 \2180
ジョン・タヴァナー(d.1545):アンティフォナ&宗教音楽集
6声のための作品<Quedmadmodum>、アンティフォナ<めでたし、
父なる神Ave Dei patris filia>、<喜べ Gaude plurimum>、
レスポンソリウム<天に栄光 Gloria in excelsis Deo>、
<安息日が終わる Dum transisset Sabbatum>他
デイヴィッド・スキナー(指揮)、アラミレ
録音:2010年
16世紀前半のイングランドを代表する音楽家であるジョン・タヴァナー。伝統
的な形式のミサ曲、マニフィカト、アンティフォナなどに大規模な作品を残し
ており、主に教会音楽作品によってその名を知られる音楽家です。このCDでは、
彼が作曲した宗教音楽作品の中から、タヴァナーの若き頃の作品を中心に収録。
中でも6声のための作品<Quemadmodum>は、間もなく訪れるルネサンス様式を
先取った作品とも言われ、彼の代表作の一つとなっています。ルネサンス時代
の到来をほのかに感じながらも、中世に花開いた音楽を堪能できる一枚です。
スキナー率いるアラミレは、これまで中世・ルネサンスの教会音楽を中心に、
幅広い活動を行っている演奏団体。とりわけイギリス中世・ルネサンスは彼ら
の十八番とも言えるでしょう。高い評価を受ける繊細かつストレートな響きに
よって、タヴァナーの響き豊かな音楽が蘇ります!




<Coviello>
COV 61114 \2350
パウル・ヒンデミット:
(1)「ドフライン教本に基づく41 の練習曲」
(2)「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.31 第1番、第2番」
イダ・ビーラー(Vn(1)(2))、ゲオルグ・サルキシャン(Vn(1))
録音:2010年
20世紀ドイツを代表する音楽家の一人、ヒンデミット。ヴィオラを中心に演奏
活動に従事する傍ら積極的な作曲活動を行った彼ですが、彼の関心はプロだけ
でなく子供やアマチュアたちの音楽教育にもありました。本CDでは、彼が作曲
した「ドフライン教本に基づく41の練習曲」と、2曲からなる「無伴奏ヴァイ
オリン・ソナタ」を収録。41の練習曲は現在もヴァイオリン教本として使われ、
多くの演奏者に愛されています。練習曲の域に収まらぬ独創性に富んだ作品の
数々を、ビーラーとサルキシャンが初めて全曲録音しました!
一方、彼が作曲した唯一の無伴奏ヴァイオリン・ソナタは、彼の音楽性の転換
期ともいわれる1920年代に作曲された作品。2曲ともヒンデミットの持ち味で
ある抒情的な主題を持ち、技巧的にも見所のある作品です。
難易度の異なる2つの作品集を通してヒンデミットの多彩な音楽性を堪能でき
る、おすすめの一枚です!




<BONGIOVANNI>
GB 2455 \2180
アルビノーニ:「ピンピノーネ」
ルチアーノ・ミオット(Br ピンピノーネ)
オダ・ホッホスハイト(Ms ヴェスペッタ)
ミケーレ・ニッティ(指)ジュゼッペ・ニコリーニ・バロック管弦楽団
録音:2010年12月、ミラノ&ピアチェンツァ
トマゾ・アルビノーニ(1671-1751)は、18世紀前半にヴェネツィアを中心に活
躍した作曲家。しかし貴族出身だったこともあって自由気儘な作曲にいそしみ、
案外と作曲家の実像がつかめない人物でもあります。有名ないわゆる「アルビ
ノーニのアダージョ」という明らかな贋作が世に広まったのも、アルビノーニ
の作風が知まっていないからこそ。そんなアルビノーニ、オペラも約50作書い
たと伝えられていますが、ほとんどが散逸。最も有名なのが、インテルメッ
ツォ「ピンピノーネ」。物語は単純。第1部で、ヴェスペッタが金持ちのピン
ピノーネの女中に納まり、第2部で二人は結婚、第3部になるとそれまでしおら
しかったヴェスペッタが本性を表しわがまま放題、ピンピノーネがトホホとな
る、というもの。後にテレマンがリメイクしたことでも知られています。名が
知れられている割に録音は少なく、しかもほぼ入手難になっていたので、この
新録音は歓迎されるでしょう。
ルチアーノ・ミオットはアルゼンチン、ブエノスアイレス生まれの若いバリト
ン。現在はイタリアで活動し、モーツァルトやロッシーニのバリトン役を得意
としています。オダ・ホッホスハイトはオランダのメッゾソプラノ。ミケーレ
・ニッティは1981年、南イタリア、プーリア州のバーリに近いアックアヴィー
ヴァ・デッレ・フォンティに生まれた指揮者。

GB 1222 \2180
ジョルジョ・ザンカナーロ アリア集
ベッリーニ:「清教徒」
ドニゼッティ:「ルチア」,「ファヴォリータ」
ヴェルディ:
「エルナーニ」,「トロヴァトーレ」,「運命の力」,「ドン・カルロ」
プッチーニ:「トスカ」,「外套」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
グノー:「ファウスト」
からのアリア,場面
ジョルジョ・ザンカナーロ(Br)
録音:1977-1991年(ライヴ録音)
ジョルジョ・ザンカナーロは1939年、ヴェローナ生まれのバリトン。1970年代
から1990年代にかけて活躍し、ことにリッカルド・ムーティがスカラ座音楽監
督の前半期に重用していたことで知られています。ザンカナーロは録音が決し
て多くないので、全盛期のライヴ録音は嬉しいもの。お得意のヴェルディはも
ちろん、プッチーニ、ジョルダーノ、またグノー(ちゃんと原語のフランス語)、
いずれも素晴らしいもの。意外なのがベッリーニとドニゼッティ。「清教徒」
では細かい音符までキッチリ歌い、「ルチア」では音楽の枠を尊重しつつ大き
な盛り上がりを生み出しています。
なお録音の状態には個別にだいぶ差があります。ご了解くださいませ。

GB 5169 \2180
ハッセ:オルガンのための6つの協奏曲
マヌエル・トマディーン(Org)
録音:2009年2月15日
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783)は、ヘンデルよりも一世代下になるド
イツの作曲家。ヘンデル同様、イタリアに留学、ナポリでアレッサンドロ・
スカルラッティと交流を持ち、最先端の音楽をたっぷり吸収しました。ドイ
ツに戻るとドレスデンを拠点とし、高い名声を誇りました。このオルガンの
ための6つの協奏曲は、元になった管弦楽曲をハッセ自身が鍵盤楽器用に編曲
したものと考えられています。使用されているオルガンは、ヴェネツィアから
北に50、60km離れたポルチェニーゴという町にある小型のオルガンで、ジャ
チント・ペシェッティという作者によって1732-1733年に作られたもの。大パ
イプオルガンと異なった素直で愛らしい響きが魅力的です。




<Quindecim>
QP 005 \2080
(1)西村朗(1953-):「ketiak(彩色打楽)」、
(2)近藤譲(1947-):「A Volcano Mouth(火口)」、
(3)清水武仁(1966-):「Critical Point」、
(4)武満徹(1930-96):「Rain tree(雨の樹)」、
(5)安倍圭子(1937-):「Conversations in the Forest(森の会話)」
タンブッコ(アルフレッド・フリンカス、ラウル・トゥドン、
リカルド・カシャルド、イヴァン・マンツァニラ)
録音:1995年
打楽器界を牽引する世界屈指の打楽器アンサンブル団体「タンブッコ」が、
今年、国際交流基金賞を受賞しました!日本現代音楽を世界に発信してきた
活動が高い評価を受け、今回の受賞につながりました。これまでもグラミー
賞に4回ノミネートされるなど、1993年の結成以来大きな注目を浴び続けてき
た「タンブッコ」。何よりの魅力は、卓越した演奏技術によって生み出され
る躍動感あふれる音楽です。民族的な音楽から前衛音楽までに至る幅広いレ
パートリーとオリジナリティーあふれるプログラムで、常に打楽器の可能性
を広げてきました。
今回お知らせするCDは今回の国際交流基金賞の受賞にもつながった、日本の
現代音楽作品のみを収録したもの。打楽器の多彩な音色と壮大な響き、そし
て何より日本の現代音楽作品の魅力が詰まった一枚です。2011年10月には来
日公演も行い、これまで以上に日本での注目が高まっている今だからこそお
すすめする、「タンブッコ」の魅力あふれる名盤です!




<La Dolce Volta>
LDV 02 \2280
フランツ・リスト:
(1)「詩的で宗教的な調べ」よりアンダンテ・ラクリモーソ 
(2)メフィスト・ワルツ 第1番 (3)悲しみのゴンドラ
(4)小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ
(5)水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ、
(6)詩的で宗教的な調べより「葬送」、(7)子守歌
クレール・シュヴァリエ(Pf)
ピアノ:エラール1876年製
録音2011年2月、ベルギー
フランス生まれのピアニスト、クレール・シュヴァリエによるリスト作品集。
彼女が今回の収録で使用したのは、リストも好んでいたとされるエラールの
1876製。シュヴァリエが奏でる明瞭で美しい音色に酔いしれます。ブックレッ
ト内にはピエール・エラールとリストとの文通の内容や使用楽器についての
解説も掲載されており、使用楽器に対する彼女のこだわりを感じます。収録
された作品は軽快なものから叙情的なもの、ドラマティックなものまで様々。
リストが持つ多彩な魅力を堪能できる一枚です。

LDV 107 2枚組 \2580
リスト:作品集
(1)バラード第2番 ロ短調、(2)詩的で宗教的な調べ(全曲)、
(3)愛の夢-3つの夜想曲、(4)ロマンス、(5)忘れられたロマンス
パスカル・アモワイヤル(Pf)
録音:2007年5月
Callipeレーベルで評価の高かった、シフラの直系、パスカル・アモワイヤル
によるリスト作品集がLa Dolce Voltaレーベルから再登場。ふくよかで粒立
ちのよい音色に魅了されます。




<Profil>
PH 11040 \2180
コダーイ:
(1)マロシュセーク舞曲
(2)子どもの舞曲(全12曲)
(3)9つのピアノ小品Op.3
(4)ガラーンタ舞曲
(5)ドビュッシーの主題による瞑想曲
(6)小ワルツ
青木美樹(Pf)
[録音:2011年1月/ベルリン・ブランデンブルク放送。ザール3]
コダーイは友人のバルトークやドホナーニのようなピアノの凄腕でなかったせ
いか、ポピュラーになったピアノ作品がなく、録音も多くありません。しかし、
ふたりのどちらとも異なる独特な作風を示し、貴重なピアノ・レパートリーと
申せましょう。オーケストラ曲として知られる「マロシュセーク舞曲」と「ガ
ラーンタ舞曲」はオリジナルのピアノ版で、いわゆる編曲物ではありません。
オーケストラ版と異なるすっきりした響きが新鮮。また最初期のエレガントな
「小ワルツ」、ドビュッシーの影響が興味深い「9つのピアノ小品」、「ドビュ
ッシーの主題による瞑想曲」など親しみやすく楽しい曲が多いのも特徴。また、
多くがバルトークやドホナーニほどの技巧を要求しないので、教材としても
うってつけです。
青木美樹は東京生まれ。9歳で渡英、その後インディアナ大学、イェール大学
大学院、ハンブルグ音楽演劇大学にてジェルジ・シェベック、ボリス・ベル
マン、コロリオフらに師事。2004年イタリア、イブラ国際コンクールを皮切り
に、さまざまなコンクールに優勝および入賞。スイスを本拠として国際的に活
躍する実力派。シェベックゆずりのハンガリー節も聴きもの。今後要注目の逸
材です。




<naive>
V 5280 ¥2280
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)、
リエージュ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2011年7月2,4-7日/リエージュ・フィルハーモニック・ホール
ローラン・コルシアがnaiveレーベルに帰ってきた!
期待の新録音は今やヴァイオリニスト必須レパートリー、アメリカ人作曲家の
コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲とファン待望チャイコフスキーのヴァイオ
リン協奏曲です!この2曲には共通点が多く、いずれもニ長調で書かれ、作品
番号も同じ35、そして映画やフィギュアスケートなどでも使用されることの多
いメロディアスで演奏技術を求められる難曲です。コルシアはこの2大コンチェ
ルトを組み合わせました。

E 8931 ¥2280
『黒人のオデュッセイア譚、記憶の海』
サンチャゴ・デ・ムルシア(1673-1759):ハカラス(エグエス編)
カルミート・ガンボア(?-1974):La Josa/アブライ・キッソコ:Ali
ガスパール・フェルナンデス(1565-1629):私は率直に言う
Fatouyo(韻文)(セネガルの民謡)
ギルバート・バルデス(1905-1971):Ogguere(ハバネラ)
ウルカムラ(セネガルの民謡)
わが友アントニオよ、よい知らせだよ(セネガルの民謡)
彼ら(マヌエル・デル・カブラル(1907-1999)による詩)
エグエス:Douna、メスクラオ/ミゲル・マタモロス:黒い涙
小さな黒人のためのララバイ(ニコラス・ギランの詩)/エル・コンゴ
歌と語り:イヴァン・ガルシア(ベネズエラ)、アブライ・キッソコ(セネガル)、
テレサ・パズ(キューバ)、
タト・ルイス(ベネズエラ)、カロリーナ・エグエス(イタリア)
エドゥアルド・エグエス(指揮、リュート)、ラ・キメラ
録音:2010年7月、スペイン
『黒人のオデュッセイア譚、記憶の海』というタイトルが付けられている本CD。
アメリカ中部、カリブ海周辺で演奏されてきた音楽の起源を探ると共に、現代
に至るまでの軌跡を追います。エグエスと、ガルシアが以前より暖めていたプ
ロジェクトが満を持してCDとなりました!16世紀頃から今日に至るまで、カリ
ブ海が記憶してきた曲の数々をエグエスやテルッギがアレンジ。様々な人種、
言葉、文化の坩堝とも言えるカリブ海で、現地の人々はどのような音楽を奏で
てきたのか……時に語りを交えながら演奏される弦の軽やかな響き、軽快な打
楽器のリズム、そして美しくも力強い歌声に魅了されます。ラ・キメラは元々
2001年に結成されたヴィオラ・ダ・ガンバのアンサンブル団体。その正確な演
奏で一躍注目を集め、現在までオリジナルなプロジェクトを展開しながら活動
の幅を広げています。様々な人種が入り混じったメンバーから構成されるラ・
キメラは、言わば卓越した音楽家の坩堝!エグエスのリードの下、そこから生
み出される透明感のある無限大の響きが、聴く者をカリブの海原へと導いてく
れます!




<PREISER>
PRCD 91194 ¥2080
アグスティン・バリオス(1885-1944):
 「春のワルツ」(5’22)、「ジュリア・フロリダ(4’17)、
「コロ・ダ・サウダーデ」(5’18)、「ワルツ」OP.8/NR.4(4’23)
ジュリオ・レゴンディ(1822-1872):
「ベッリーニのオペラ『カプレーティとモンテッキ』の歌曲の変奏」(11’29)
フレデリック・ハンド(*1947):「モーリスのためのワルツ」(5’11)
ケビン・キャラハン(*1958):「赤い川」(6’02)、「底流」(12’28)
ローラン・ディアンス(*1955):
「リブラ・ソナチネ・インディア」(6’06)、「ラルゴ」(4’15)、
「フォーコ」(3’27)
ダニエル・ミューラー(ギター)
オーストリア出身のギタリスト、ダニエル・ミューラーによるギター独奏曲集。
ミューラーは各地のフェスティバルや数々の大きな演奏会などで活躍の幅を広
げており、いまや世界的に大きな注目を集めるギタリストです。今回収録され
ている曲は時代も国籍も様々。哀愁漂う舞曲や、穏やかなカントリー調の曲、
荒々しく情熱的な作品など、クラシックギターの多様な響きを楽しむことが
できます。クラシックギターだからこそ生み出せる、柔らかくも芯のある響き
の世界をミューラーが見事に描き出している名盤です!




<LSO Live>
LSO 0716(SACD-Hybrid) ¥2180
ブルックナー:
交響曲第4番変ホ長調WAB. 104「ロマンティック」(ハース版)
ロンドン交響楽団
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
録音:2011年6月14 & 16日ロンドン、バービカンセンター(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
バランス・エンジニア:ジョナサン・ストークス
音声編集:ジョナサン・ストークス & ニール・ハッチンソン
巨匠ハイティンクがLSOを指揮して、ブルックナーの交響曲第4番を演奏したコ
ンサートのライヴ・レコーディングが登場。
このたびのハイティンクによる「ロマンティック」は、2010/11年シーズン期
間中の2011年6月に行われたLSO定期公演の模様を収めたものですが、ここ数年
毎シーズン、ハイティンクはLSOに客演して、得意のレパートリーを手掛けて
います。タイムズ紙、インディペンデント紙ほか各紙レビューが伝えるように、
過去の客演の成果については、ブラームスの交響曲全曲(2003、04年)、ベート
ーヴェンの交響曲全曲(2005、06年)、シュトラウスのアルプス交響曲(2008年)
といったLSO Liveのリリースを通して確かめることができます。




<ARTE DELL'ARCO JAPAN>
待ちに待った再発売!
鈴木秀美率いるオーケストラ・リベラ・クラシカの名演がここに甦る!

ADJ 002 ¥2450
ライヴ
ハイドン:
交響曲第6番ニ長調「朝」、交響曲第7番ハ長調「昼」、
交響曲第8番ト長調「晩」
鈴木秀美(指揮)、オーケストラ・リベラ・クラシカ
録音:2002年9月27日、浜離宮朝日ホール(ライヴ録音)
「快哉を叫びたい、歴史的な第一歩(レコード芸術2002年10月号、平野昭氏)」
と絶賛されたデビュー・アルバムに続き発売されたOLCの第2弾。このアルバム
は青年ハイドンの覇気とユーモアに溢れた「朝」「昼」「晩」が収録されてお
ります。鈴木秀美の指揮のOLCの憧れと愉悦感に満ちたハイドン青春の調べ、
楽の各所にフューチャーされたソロを演奏するOLCソリストたちの名技の冴え
をお楽しみください。(TDKAD-002の再発売商品)

ADJ 006 ¥2450
ライヴ
モーツァルト:
セレナード第13番ト短調K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、
ディヴェルティメント ニ短調K.136、同 変ロ長調K.137、同 ヘ長調K.138、
アダージョとフーガ ハ短調K.546
鈴木秀美(指揮、チェロ)、
オーケストラ・リベラ・クラシカ〔若松夏美,高田あずみ,荒木優子,
竹嶋祐子(Vn) 森田芳子(Va) 西澤誠治(Cb)〕
録音:2003年5月、三鷹市芸術文化センター、風のホール、セッション録音
OLC の選抜メンバーと、鈴木秀美氏が自らチェロを弾き、指揮もした大変な熱
演。衝撃的なアイネクライネと、腹をえぐるようなバスが炸裂するアダージョ
とフーガなど絶品の演奏で、オリジナル楽器独特の美しく暖かい音色、澄みき
ったハーモニーを堪能できます。ディヴェルティメントの有名曲3曲もリズム
が弾みきった演奏。録音も抜群でエンジニア櫻井卓の快心の出来。OLC 初の
セッション録音オーディオ的にも大満足!(TDKAD-006の再発売商品)




<C Major>
ティーレマン&ウィーン・フィルハーモニー
ベートーヴェン交響曲全集の高画質映像のDVDが分売に!
日本語字幕付き
「BEETHOVEN9」と題したティーレマン&ウィーン・フィルによるベートーヴェ
ン・チクルスは、2008年12月から2010年4月にかけてムジークフェラインザー
ルでおこなわれ、大きな評判となりました。DVD全集として発売しておりまし
た話題の映像を、この度分売としても販売開始致します。コンサートの全曲演
奏の映像と、ティーレマンと高名な批評家ヨアヒム・カイザーによる非常に
興味深い対談映像が長時間に渡って収録されています。

KKC 9016(DVD-Video) 3枚組 ¥6080
字幕:独・英・仏・西・伊・韓・中・日本語
日本語解説付
DVD1:ベートーヴェン
交響曲第1番ハ長調Op.21、序曲「コリオラン」Op.62、
「エグモント」Op.84序曲
撮影監督:ミヒャエル・バイヤー
収録時期:2008年12月(Sym.1&コリオラン)、2009年11月(エグモント)、
ライヴ
収録場所:すべてウィーン、ムジークフェライン大ホール
撮影監督:ブライアン・ラージ(Sym.1&コリオラン)、
ミヒャエル・バイヤー(エグモント)
DVD2:ベートーヴェン
交響曲第2番ニ長調Op.36、交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」 
収録時期:2008年12月(Sym.2)、2009年3月(Sym.3)、ライヴ 
撮影監督:ブライアン・ラージ(Sym.2)、アグネス・メート(Sym.3)  
収録場所:すべてウィーン、ムジークフェライン大ホール
DVD3:ドキュメンタリー
「ディスカヴァリング・ベートーヴェン-クリスティアン・ティーレマンと
ヨアヒム・カイザーとの対話」
(交響曲第1番、第2番、第3番「英雄」)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
クリスティアン・ティーレマン(指)
映像制作:ユニテル・クラシカ

KKC 9017(DVD-Video) 3枚組 ¥6080
字幕:独・英・仏・西・伊・韓・中・日本語
日本語解説付
DVD1:ベートーヴェン
交響曲第4番変ロ長調Op.60
収録時期:2009年3月(ライヴ) 
撮影監督:アグネス・メート  
収録場所:ウィーン、ムジークフェライン大ホール 
DVD2:ベートーヴェン
交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」 、交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」 
収録時期:2010年4月(ライヴ) 
撮影監督:カリーナ・フィビヒ  
収録場所:すべてウィーン、ムジークフェライン大ホール
DVD3:ドキュメンタリー
「ディスカヴァリング・ベートーヴェン-クリスティアン・ティーレマンと
ヨアヒム・カイザーとの対話」(交響曲第4番、第5番「運命」、第6番「田園」)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
クリスティアン・ティーレマン(指)
映像制作:ユニテル・クラシカ

KKC 9018(DVD-Video) 3枚組 ¥6080
字幕:独・英・仏・西・伊・韓・中・日本語
日本語解説付
DVD1:ベートーヴェン
交響曲第7番イ長調Op.92 、交響曲第8番ヘ長調Op.93 
収録時期:2009年11月(ライヴ) 
撮影監督:ミヒャエル・バイヤー  
収録場所:すべてウィーン、ムジークフェライン大ホール 
DVD2:ベートーヴェン
交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱つき」 
アネッテ・ダッシュ(S) 藤村実穂子(A) ピョートル・ベチャワ(T) 
ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs) 
ウィーン楽友協会合唱団(合唱指揮:ヨハネス・プリンツ) 
収録時期:2010年4月(ライヴ) 
撮影監督:アグネス・メート  
収録場所:ウィーン、ムジークフェライン大ホール 
DVD3:ドキュメンタリー
「ディスカヴァリング・ベートーヴェン-クリスティアン・ティーレマンと
ヨアヒム・カイザーとの対話」(交響曲第7番、第8番、第9番「合唱つき」)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,クリスティアン・ティーレマン(指)
映像制作:ユニテル・クラシカ




<ALTUS>
ALTSA 015/6(2SACD) ¥4580
非圧縮シングルレイヤー
限定生産品
2チャンネルステレオ
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
モーツァルト:交響曲第33番 変ロ長調,K319
オイゲン・ヨッフム(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ(ロイヤル・コンセルトヘボウ)管弦楽団
録音:1986年9月17日 昭和女子音楽大学 人見記念講堂における実況録音
前プロはモーツァルト33番だが、これがまた滅多に耳にしえない素晴らしさだ。
ブルックナーは大変な聴きものだ。ヨッフムが最晩年に至り円熟し、ブルック
ナーの音楽と一体化したのである。第1楽章はロマンティックの極みであり、
それでいて、もたれることは一切ない。オーケストラの生き物のような動きも
特筆すべきであろう。こんなに遅い第2楽章を僕は初めて耳にする。このしみ
じみとした味は比類がなく、曲が進むにつれ、法悦の響きや意味深さがいよい
よその度合いを増していくのである。スケルツォの響きは立体的で彫りが深い。
どこまでもふっくらとしており老指揮者の熟した味わいに満ちている。久しぶ
りにこのような表現を耳にして感無量。フィナーレは音楽が終始語りかけ、
演奏は威厳と拡がりにあふれ、十二分の満足感をあたえつつ終始するのである。
―宇野功芳― 
と、絶賛された名演中の名演。レコ芸もCD発売時特選でありました。

ALTSA 055/6(2SACD) ¥4580
非圧縮シングルレイヤー
限定生産品
2チャンネルステレオ
ベートーヴェン:序曲「エグモント」作品84
交響曲第6番「田園」ヘ長調 作品68
交響曲第5番「運命」ハ短調 作品67
J.S.バッハ:G線上のアリア
ヘルベルト・ケーゲル(指揮)
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1989年10月18日 サントリーホール ライヴ録音(NHKによる実況録音)
バブル経済によってあらゆる楽天主義が蔓延していた時代、こともあろうに東
京のまんなかで絶望と希望のギリギリの対決のような音楽が行われていたのだ。
ケーゲルがこの夜ほど感情をあからさまに表出した演奏を行った例を私は他に
知らない。ケーゲルがこの夜ほど美しく歌ったことはない。ケーゲルは翌年、
自殺を遂げた。許光俊(慶應大学教授)
と、絶賛された有名演奏。SACD化の音も『ケーゲルの暗さ美しさがよく出た
SACDだ』と許光俊氏も満足の出来。




<C major>
70 7804(Blu-ray) ¥4950
70 7708(DVD-Video) ¥3100
字幕:独・英・仏・西・中・韓・日
・ワーグナー:序曲「ファウスト」
・リスト:ファウスト交響曲S. 108
エンドリク・ヴォトリヒ(T)
ドレスデン国立歌劇場合唱団
パブロ・アサンテ(合唱指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
収録時期:2011年2月21日、22日(ライヴ)
収録場所:ドレスデン、ゼンパーオーパー
映像監督:ティロ・クラウセ(映像制作:ユニテル・クラシカ)
クリスティアン・ティーレマンが、来期に迫った2012年のシーズンより首席指
揮者に就任予定のシュターツカペレ・ドレスデンを指揮して、リストの「ファ
ウスト交響曲」とワーグナーの序曲「ファウスト」を演奏したライヴ映像作品
が登場。ベートーヴェンの「荘厳ミサ曲」よりほぼ1年を経た、2011年2月21日
と22日の2日間に亘り、ゼンパーオーパーで行われた「リスト生誕200周年記念
演奏会」の模様を収録したものです。




<Simax>
PSC 1315 ¥2280
スパッレ・オルセン(1903-1984):ロムの6つの民謡
エドヴァルド・グリーグ(1843-1907):
ハルダンゲル地方伝承のフィドルの旋律 弾きにくいメロディ
ヨルン・ヒルメによる「低音のハリング」
オーラ・ボーの形式によるスプリンガル「ぶよ」
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ長調 作品8
オラヴ・モーの形式によるリューダルロット「ヴァングのフルドラの歌」
ラッセ・トゥーレセン(1949-):ヴァイオリン・ソロのための「YR」 作品23
ラグンヒル・ヘムシング(Vn、ハリングフェレ) 
トゥール・エスペン・アスポース(P)
録音:2010年10月28-31日ソフィエンベルク教会、オスロ
【ビデオ・トラック】
「YR」ラグンヒル・ヘムシング(Vn)/ ハルグリーム・ハンセゴー(踊り/振付)
オスロの北に位置するヴァルドレス地方は、夏はハイキングとサイクリングと
釣り、冬はクロスカントリーとさまざまなスポーツ活動の行われ、ノルウェー
民謡の故郷としても知られます。現在23歳のヴァイオリニスト、ラグンヒル・
ヘムシングは、このヴァルドレスに生まれました。5歳からヴァイオリンを弾
き、9歳でオスロのバラット・デューエ音楽学校に入学しました。ベルゲン・
フィルハーモニック、トロンハイム交響楽団、オスロ・フィルハーモニック、
デンマーク国立交響楽団をはじめとするオーケストラと共演。2010年にはノル
ウェー放送(NRK)の企画したオーレ・ブルのドキュメンタリー番組の音楽を
妹のエルビョルグ(1990-)とともに録音しました。ラグンヒルは、現在、ウィ
ーンのボリス・クシュニール氏の下で学んでいます。
このアルバム「YR」は、彼女の最初のソロCD。タイトル曲としたラッセ・
トゥーレセンの「YR」は、オスロ・フィルハーモニックのコンサートマスター、
スティーグ・ニルソンのための委嘱曲。「不思議なリアリズムをもった」小品
とされ、ラグンヒルの演奏は「信じられないくらい立派な、伝説的な演奏」と
評されました。グリーグの第1番のヴァイオリン・ソナタ、民謡を素材とした
カール・グスタフ・スパッレ(1903-1984)の曲集、ヴァルドレスと同じように
民謡の宝庫とされるハルダンゲル地方のフィドルの音楽。デクストラ・ムジカ
・ファウンデーションから貸与された1694年クレモナのフランチェスコ・ルッ
ゲーリとノルウェーの民俗フィドル、ハリングフェレを弾きわけています。
ピアニストのトゥール・エスペン・アスポース(1971-)は、ノルウェーの同世
代を代表する音楽家のひとりに挙げられます。世界各地のフェスティヴァルと
コンサートで演奏し、2007年からは母校のノルウェー音楽アカデミーの教授を
務めています。欧米のメディアから賞賛されたデュカスのピアノ作品全集
(PSC1177)と、ベートーヴェン、シェーンベルク、ヴェーベルン、ベルクの作
品を弾いた「鏡のカノン」(2L 49SACD)が代表的録音です。このCDには、フォ
ークダンスグループ、FRIKAR のハルグリーム・ハンセゴーがヘムシングの演
奏に合わせて踊る「YR」の映像も収録されています。

PSC 1305 ¥2280
カール・アーノルト(1794-1873):ピアノ作品集
ピアノソナタ第1番 ニ短調、ピアノのための幻想曲形式の変奏曲 ト長調、
ピアノのための幻想曲 ハ短調、
ピアノソナタ第3番 イ長調、
ノルウェー民謡「物悲しい日曜の夕べ」によるロンドー、
ロンドレット第1番 ニ短調、ロマンス 変ホ長調
トルライフ・トルゲシェン(フォルテピアノ) 
[楽器 ゴットリープ・ハフナー、ウィーン 1830年頃]
カール・アーノルトは、ドイツのノインキルヒェンの生まれ。ノルウェー音楽
の発展に大きな功績を残した音楽家の一人です。アーノルトの音楽にはハイド
ン、モーツァルト、ベートーヴェン、フンメル、メンデルスゾーンの作品をモ
デルにした跡がうかがえ、ショパンの抒情を先取りしたスタイルのページのあ
ることも指摘されています。その作品の価値は認められながらも、グリーグ以
後のナショナル・ロマンティシズムの流れから取り残されたアーノルトの音楽。
そのアーノルトがピアノのために書いた作品がまとめて紹介されるのは、この
アルバムがはじめてです。ピアニストのトルライフ・ユリウス・トルゲシェン
(1967-)はベルゲン生まれ。アウドゥン・カイセルに学び、ノルウェー音楽ア
カデミーでアイナル・ステーン=ノクレベルグ、エヴァ・クナルダール、ラザ
ーリ・ベリマンに師事し、シベリウス・アカデミーでリーサ・ポホヨラのクラ
スに参加。ヴァーレンとトゥーレセンのピアノ曲を録音したアルバム(PSC1105)、
クラウス・エッゲの作品全集(PSC1131)も欧米で高い評価を得た代表的録音
です。





<Alba>
ABCD 328 ¥1980
アントニオ・ソレル(1729-1783):ハープシコードソナタ集
ソナタ第61番 ハ長調/ソナタ第107番ヘ長調/ソナタ第69番 ヘ長調
/ソナタ第18番 ハ短調/ソナタ第5番 ヘ長調/ ソナタ第6番 ヘ長調
/ソナタ第24番 ニ短調/ソナタ第84番 ニ長調/ソナタ第37
ソナタ第34番 ホ長調/
ソナタ第106番 ホ短調/ソナタ第71番 イ短調
アンナ=マーリア・オラモ(ハープシコード)
アントニオ・ソレルは、後期バロックから初期古典主義におよぶ時代の作曲家
です。スペインのカタルーニャ生まれ。誓願を立て修道院生活を送っていたこ
とからアントニオ・ソレル神父として知られます。ハープシコードのためのソ
ナタは、彼の作品の柱のひとつ。スペインの香りも漂う作品群は、明確なコン
トラストと豊かな装飾をもち、このジャンルの重要な遺産とみなされています。
12曲のソナタ。第61番は、〈ロンド-アレグロ〉〈アレグレット〉〈ミヌエ・
ディ・リヴォルティ-テンポ・スオ〉〈アレグロ〉の4楽章から構成され、そ
の他の曲は単一楽章の作品です。ハープシコード奏者のアンナ=マーリア・
オラモは、父が音楽学者のイルッカ・オラモ、母がピアニストのリーサ・ポホ
ヨラ、兄が指揮者のサカリ・オラモという音楽一家に育ちました。2004年、
ソロイストとしてデビュー。バード、J・S・バッハ、ヘンデル、クープラン、
フレスコバルディといったアーリーミュージックとバロック期の作品から、
20世紀のファリャ、フランク・マルタン、プーランク、ストラヴィンスキー、
あるいは現代フィンランドのセッポ・ポホヨラ、エーロ・ハメーンニエミ、
ユッカ・ティエンスー、キルモ・リンティヘンまで多様なスタイルの音楽を
レパートリーにソロ奏者、室内楽奏者としてフィンランドとヨーロッパ各地
のコンサートとフェスティヴァルに出演をつづけています。





<KII>
KKC 5165 ¥3000
[SDG]
SDG 711
輸入盤・日本語解説書付
モーツァルト:
(1)交響曲第39番変ホ長調K543
(2)交響曲第41番ハ長調K551「ジュピター」
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
【録音:2006年2月/カドガン・ホール(ライヴ)】
2006年2月にロンドンで行われたコンサートの幻の音源が日の目をみました。
もともとは、ロンドンの聴衆のための完全限定盤でしたが、このたび世界発売
となりました。ガーディナー率いるイングリッシュ・バロック・ソロイスツだ
けに期待が高なりますが、演奏も録音も期待以上の素晴らしさ。ライヴの熱気
もあいまって、最強のモーツァルトの登場です。

KKC 5166(SACD-Hybrid) ¥3000
[Mariinsky]
MAR 0507
輸入盤・日本語解説・訳詞付
ショスタコーヴィチ:
交響曲第2番 Op.14(十月革命にささげる)
交響曲第11番ト短調Op.103「1905年」
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)マリインスキー劇場管、同合唱団
[録音:2009年2月4-6日、2月14-16、18-20日/マリインスキー・コンサート
・ホール]
ゲルギエフ&マリインスキー管によるショスタコーヴィチ新シリーズ、第2弾
はロシア革命がらみの2篇、最初期1927年作の第2番と円熟期1957年作の第11
番「1905年」。第2番はショスタコーヴィチのもっとも尖った作品のひとつ。
錯綜した音の綾と強烈な音響ゆえ、指揮者の統率力と高水準の録音が要求され
ますが、さすがゲルギエフ。驚くほど明快かつ若きショスタコーヴィチの恐ろ
しいエネルギーを最大限に再現。一方第11番「1905年」は演奏時間1時間を要
する大曲。ロシア革命前夜を描いたもので、ショスタコーヴィチの驚くべき描
写力が発揮されていますが、全体の構成力を含め指揮者の能力が試される難曲。
これまでのショスタコーヴィチ盤が無用になるほど衝撃的なアルバムの登場
です。

KKC 5167(SACD-Hybrid) ¥3500
[ALIAVOX]
AVSA 9865
輸入盤・日本語解説書付
ケルティック・ヴィオール
アイルランド民謡:音楽の司祭、スコットランドのメアリー
フレイザー:カレドニアの叫び/アイルランド民謡:スカリフのユーモア
ガウ:ストラススペー
ライアンの大コレクション:トム・ブリッグのジグ、ザ・ゴビー・オウ
モイラ卿、人力車/アイルランド民謡:サッカウのジグ
スコットランド民謡:艱難辛苦こそ我が運命
マーシャル:キーサック礼拝堂
フレイザー:グードワイフは彷徨い人を入れる
マクファーソンの哀歌と変奏
スコットランド民謡:トゥーロッホゴルム、可愛いペギー
作者不詳:それはエディンバラの街の1ハロン以内でのことだった
フレイザー:若く麗しいメアリー/アイルランド民謡:ダウドのリール
スコットランド舞踏:レディー・メアリー・ヘイ
カロラン:カロランのいとまごい/ドネガル民謡:ガスティのうかれ騒ぎ
スコットランド民謡:移民のリール
カロラン:オーウェン・ロウ・オニールの哀歌
レイバーン:ベアトリス王女
スコットランド民謡:チャーリー王子のエディンバラへの最後の一瞥
アイルランド民謡:上の階へ旅行しな
マーシャル:ギプトンのマクファーソン夫人
アイルランド民謡:タットルのリール
ガウ:彼の2人目の妻の死への哀歌、間抜け穴の中の雄ガチョウ
ジョルディ・サヴァール(ヴィオール)、
アンドルー・ローレンス=キング(アイリッシュ・ハープ、プサテリウム)
[録音:2008年6月、9月、10月/サン・ペール・ド・ローデス修道院
(カタルーニャ)]
サヴァール初のケルティック・アルバム。さらに1枚すべてをワールド・ミュ
ージック系でまとめたのも彼初の試み。ケルト系ガーンジー島出身のローレン
ス=キングと組み、日本でも人気の高いケルト音楽を絶妙に再現。スコットラ
ンドの歴史を背景にしている曲が多く、聴き手をいにしえの世界に誘ってくれ
ます。

KKC 5168/9(SACD-Hybrid) 2枚組 ¥3800
[ALIAVOX]
AVSA 9851
輸入盤・日本語解説書付
マラン・マレ:
異国趣味による組曲-《ヴィオール曲集》第4巻(1717年)より(全33曲)
ジョルディ・サヴァール(ヴィオール)
ピエール・アンタイ(チェンバロ)、フィリップ・ピエルロ(ヴィオール)、
ロルフ・リスレヴァンド、
シャビエル・ディアス=ラトッレ(テオルボ、ヴィオール)、
アンドルー・ローレンス=キング(ハープ)、
ペドロ・エステヴァン(打楽器)
[録音:2006年8月21-31日、9月1、7、8日/
サン・ミシェル=アン=ティエラシュ]
サヴァールはかつてアストレ・レーベルで1975年から92年にかけてマレのヴィ
オール組曲を録音し、マレの名を世に知らしめました。今回は第4巻の抜粋で、
1977年以来約30年ぶりの再録となります。ヴィオール、チェンバロ、
テオルボ(ギター)という3人だった旧盤に比べ、最新の研究成果を盛り込ん
だ7人編成となり、さらに12曲の抜粋だった「異国趣味による組曲」も33曲全
曲収録と、すべての点で興味津々。現代ヴィオールの第一人者サヴァールの面
目躍如たる素晴らしい演奏となっています。

KKC 5170 ¥3000
[SUPRAPHON]
SU 4038
輸入盤・日本語解説書付
ドヴォルザーク:
(1)弦楽四重奏曲第12番Op.96「アメリカ」
(2)第13番ト長調Op.106
パヴェル・ハース四重奏団
[録音:2010 年6 月3、6、29 & 30 日/プラハ、ルドルフィヌム]
2004 年にプラハ芸術アカデミー音楽部HAMU 出身者で結成されたパヴェル・
ハース四重奏団。2005年プラハの春音楽祭コンクール弦楽四重奏部門、さらに
翌年にはイタリアの第7回ポルチアーニ弦楽四重奏コンクールでともに優勝。
以後世界の主要なホール、音楽祭に出演して実績を積み上げ、現在最も注目
される弦楽四重奏団のひとつです。彼らが母国の大作曲家ドヴォルザークの
名作2篇に挑戦。弦の国の伝統に新たな感覚を加えた解釈で、21世紀チェコ
弦楽界の新しい息吹を鮮烈に感じさせてくれます。

KKC 5171(SACD-Hybrid) ¥3000
[BIS]
BIS SA 1551
輸入盤・日本語解説・訳詞付
J.S.バッハ:カンタータ全集Vol.34
(1)第1番『何と美しいことでしょう、暁の星が照り輝くのは』BWV1
(2)第126番『我らを保たせたまえ、主よ、あなたの御言葉のもとに』BWV126
(3)第127番『主イエス・キリスト、真の人にして神』BWV127
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)、ロビン・ブレイズ(アルト)、
ゲルト・テュルク(テノール)、ペーター・コーイ(バス)、
鈴木雅明(指揮)バッハ・コレギウム・ジャパン
[録音:2005年6月/神戸松蔭女子学院大学チャペル]
127番『主イエス・キリスト、真の人にして神』が聴きもの。とりわけ美しい
のが第3曲のアリアで、2本のリコーダーと弦のピツィカートが刻む『死の鐘』
に乗ってオーボエとソプラノが歌う『天国での安らぎ』。これは全カンタータ
中、最も美しいアリアと言っても過言でないものです。続くトランペットと
バスが語るこの世の終わりの描写とあいまって、劇的に音楽化されたキリス
ト教の奥義を目の当たりにすることができます。

KKC 5172/3(SACD-Hybrid) 2枚組 ¥3000
[RCO]
RCO 10004
輸入盤・日本語解説・訳詞付
マーラー:交響曲第3番ニ短調(カール・ハインツ・フュッスル校訂版)
ベルナルダ・フィンク(メゾソプラノ)、
オランダ放送女声合唱団、ブレダ・サクラメント児童合唱団、
ラインモンド児童合唱団、
マリス・ヤンソンス(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
[録音:2010年2月/アムステルダム・コンセルトヘボウ(ライヴ)]
2010年の来日公演での壮絶な演奏が語り草となっているヤンソンスのマーラー
の3番。最初に聴いたマーラー作品で、かつ「もっとも偉大な作品」と言うヤ
ンソンスならではのこだわりと自信に満ちた演奏が繰り広げられます。独唱は
ヤーコプスの古楽オペラの主役で有名なベルナルダ・フィンク。ノン・ヴィブ
ラートの透明な声質で説得力満点。録音の素晴らしさも特筆で、アムステルダ
ム・コンセルトヘボウの豊かな響きをあますところなくとらえています。

KKC 5174 ¥2800
[ARTACT]
AR 002
輸入盤・日本語解説書付
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ
(1)第5番ヘ長調「春」Op.24
(2)第7番ハ短調Op.30の1
(3)第8番ト長調Op.30の2
ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン)、スーザン・マノフ(ピアノ)
録音:2008年7月(ライヴ)
不思議なカリスマ性、ロックのようなノリの良さ、決して乱れることのないテ
クニックと甘い音色。日本でも人気急上昇の若きセルビアの天才がベートー
ヴェンの王道ソナタに挑戦しました。躍動感と瑞々しさあふれる演奏に吸い寄
せられます。ライヴならではの熱に満ちた名演です。

KKC 5175 ¥3000
HMC 902071
輸入盤・日本語解説書付
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲Op.120
ポール・ルイス(ピアノ)
録音:2009年12月
イギリス・ピアニズムを継承する第一人者ポール・ルイス。2011年より日本で
もシューベルト・チクルス演奏会を催し、聴衆の度肝を抜きましたが、ベート
ーヴェンも素晴らしく、2010年夏にはプロムス史上初めてピアノ協奏曲全曲を
ひとりで演奏して世界中の注目を浴びました。「ディアベリ変奏曲」も直球勝
負。奇をてらったところは微塵もなく、ベートーヴェンの音楽の面白さ、斬新
さがくっきりと浮き彫りにされます。



<GLYNDEBOURNE>
GFOCD 012 2枚組 ¥3780
ヴェルディ:「ファルスタッフ」
ジェレイント・エヴァンズ(Br ファルスタッフ) 
イルヴァ・リガブエ(S アリーチェ)
アンナ・マリア・ロータ(Ms メグ) 
オラリア・ドミンゲス(Ms クイックリー夫人)
セスト・ブルスカンティーニ(Br フォード) 
マリエッラ・アダーニ(S ナンネッタ)
フアン・オンシナ(T フェントン) ユグ・キュエノ(T 医師カイウス)
マリオ・カルリン(T バルドルフォ) 
マルコ・ステファノーニ(Bs ピストーラ)
ヴィットーリオ・グイ(指)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1960年6月
ヴェルディの「ファルスタッフ」はグラインドボーン音楽祭で人気のある演目
で、これまで10シーズン上演されています。シェイクスピアを原作としその精
神を尊重していてるこの作品は、英国人には格別の愛着があるもののようです。
ことに1955年から始まったカール・エーベルト演出のプロダクションは非常に
好評で、1957、1958、1960年と再演を重ねました。このCDには最終年の1960年
の録音が収録されています。1957年の録音が海賊盤で出回ったことがあります
が、この1960年の録音はこれが初出。
ウェールズ出身の名バリトン、ジェレイント・エヴァンズは、喜劇役からシリ
アスな役まで広いレパートリーを誇った歌手でしたが、ことにファルスタッフ
はエヴァンズの当たり役として知られています。いたって真面目に歌っている
のにどこか可笑しくて笑えてくる、実に絶妙な役作り。エヴァンズは後にショ
ルティの指揮で録音していますが、このグラインドボーンでのライヴ録音の方
がずっと本領を発揮しています。フォードはこれまた演技達者なセスト・ブル
スカンティーニ。イルヴァ・リガブエは極めつけのアリーチェとして一時代を
築いたソプラノ。ダウンズ指揮のハイライト、ショルティとバーンスタインの
全曲と、3度もアリーチェを録音しているほどです。さらにクイックリー夫人
にオラリア・ドミンゲス、フェントンにフアン・オンシナ、カイウスにユグ・
キュエノと、実力のある名歌手が並んでいます。
特筆すべきはグラインドボーン音楽祭中興の祖、ヴィットーリオ・グイの指
揮。中劇場の利を生かし、キビキビとした音楽の中に細部まで丁寧に表現を
掘り込んだ、見事なもの。「ファルスタッフ」を好きな人ほど唸らされる音
楽でしょう。




<Art Verum>
ARV 010 ¥2280
フランツ・シューベルト(1797-1828):「冬の旅」(全24曲)
バーバラ・ヘンドリックス(S)、ルーヴェ・デルヴィンイェル(Pf)
録音:2010年4月26日-5月1日、パリ
「私がシューベルトの『冬の旅』を初めて聴いたのは1970代終わりのパリで、
かの有名なバス歌手(ピアニストでもあります)マルッティ・タルヴェラと、
ピアニストであるラルフ・ゴトーニによる演奏でした。マルッティの洞窟の奥
から響くような深い歌声は、私の細いソプラノの歌声とは正反対でした。しか
しながら、この作品の音楽と詩に込められた情動に、私は強く惹きつけられた
のです。(中略)『冬の旅』に取り組み始めると、私が最初に感じていた魅力
はこの作品の情動的な表面をかすめるに過ぎなかったことに気づきました。こ
の一連の詩を歌うたび、シューベルトとミュラーが、己の魂の絶望と孤独の辛
さによって照らす忘れがたい旅へと私を誘うのです」
――バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
1970年代にヨーロッパでデビューして以来、世界中の歌劇場で活躍する稀代の
ソプラノ歌手バーバラ・ヘンドリックス。様々な歌曲を歌いこなしてきたヘン
ドリックスのレパートリーに、ついに「冬の旅」が追加されました。「冬の旅」
は1827年に作曲された、シューベルトの最晩年の歌曲集。悲哀の中へ永遠に放
り出された男の寂寥感と絶望感をひたすらに描いたミュラーの詩にふさわしい、
陰鬱な旋律が綿々と続きます。これまで多くの録音がなされてきた名曲ですが、
その多くは男性歌手によるもの。本CDは数少ない女性、しかもソプラノの録
音としても注目されます。ヘンドリックスが持つ透明感に満ちた歌声が描く
「冬の旅」、圧巻です。




<SEELENKLANG>
FIT 3 ¥2250
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー:
ピアノと管弦楽のための交響的協奏曲ロ短調*
リヒャルト・ヴァーグナー:
舞台神聖祭典劇《パルジファル》第1幕への前奏曲
野口剛夫(指揮)、東京フルトヴェングラー研究会管弦楽団、
シュテファン・メラー(ピアノ)* 
録音:2011年4月24日 小松川さくらホール (ライヴ)
2010年に歌曲とテデウム(FIT 1)、そして交響曲第3番(FIT 2)に続く、作曲家
フルトヴェングラーの作品シリーズ第3弾の登場です。東京フルトヴェングラ
ー研究会は1995年の設立以来、一貫してフルトヴェングラーの作品を紹介し続
けていますが、時代の流行には批判的な姿勢を貫いた結果、ほとんど顧みられ
ることのなかったフルトヴェングラーの作曲作品は、生誕125年を迎える現在、
時代を超えた普遍的メッセージを伝えるものとして再評価が高まっています。
今回リリースの「ピアノと管弦楽のための交響的協奏曲」は、第2次大戦の直
前1937年に初演されたフルトヴェングラー唯一の巨大なピアノ協奏曲ですが、
時代を反映してか、彼の作品中では最も暗い悲壮感が全編を覆っています。
このCDに収録されたのは2011年4月24日に東京で行われた演奏会のライヴ録音
です。ピアニストのシュテファン・メラーは、この難曲をなんと暗譜で演奏
して周囲を驚かせました。オーケストラも献身的な演奏で奮闘しています。
かつてドイツの未曽有の危機の時代に作曲された作品が、いま日本を見舞う
未曽有の災害後に演奏されたのは、偶然の一致とは言え、演奏者の作品への
理解や共感を深め、このドキュメントの価値をさらに高めたと言えましょう。




<ENZO Recordings>
EZCD 10017 ¥2450
比石妃佐子サグラダ・ファミリア大聖堂コンサート1995
アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):ピアノ・ソナタ第1番
ホアキン・トゥーリーナ(1882-1949):幻想的舞曲集 Op.22
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):
ピアノのための《三角帽子》から3つのダンス
マヌエル・デ・ファリャ:ベティカ(アンダルシア)幻想曲
マヌエル・デ・ファリャ:火祭りの踊り
比石妃佐子(Pf)
(1995年8月24日スペイン・サグラダ・ファミリア大聖堂でのLive録音)
サグラダ・ファミリア大聖堂での95年のピアノ・リサイタルの模様を捉えたラ
イヴ音源。なお、世界遺産に指定された現在ではコンサート開催の許可がまっ
たく下りなくなっているため、大変貴重な音源である
1995年のデジタル・ライヴ録音をENZO Recordingsにおいて24Bit/96KHzにトラ
ンスファーしてリマスタリング
比石妃佐子女史はサグラダ・ファミリア主任彫刻家外尾悦郎氏の奥様。ヨーロ
ッパを中心にリサイタリスト、ソリストとして活躍するほか、2011年には九州
交響楽団とアルベニスのピアノ協奏曲を本邦初演。師アリシア・デ・ラロー
チャの遺志を引き継ぐスペイン音楽のスペシャリストとして、近年日本でもそ
の評価はますます高まっている。




<ALIA VOX>
AVSA 9887(SACD-Hybrid) ¥2750
「崇高な門/イスタンブールの声(1400-1800)」
1カーシ・セサーワーズ(18世紀):セギャーフ・カル
2デルヴィシュ・メフメト:タクシームとマカーム「ウッザル・ウスレス」
3作者不詳(セファラード、スミルナ16世紀):
「そのあたりを騎士が通り過ぎた」
4作者不詳(アルメニア民謡):「嘆き」
5作者不詳(セファラード、スミルナ16世紀):
「とても早起きな王様は」(器楽曲)
6ブフリ・ザーデ・ムスラファ・ウトリ(ca1640-1712):
ヒサール・アウール・セマーイー
7ディミトリエ・カンテミル(1673-1723):
タクシームとマカーム「ブセリク・ウスレス」
8ユダヤ民謡:宗教歌
9タンブーリ・アンゲリ(1690):
マカーム「レハーヴィー・ジェンベシュ」
10即興曲(トルコ民謡):「ガザル」
11 作者不詳(カンテミルオウル手稿譜):
タクシームとマカーム「ヒジャーズ・ウスレス」
12セファラードのロマンセ(イスタンブール)
13タンブーリ・ムスタファ・カルウス(1700-1770):
ヒサール・ブセリク・シャルク
14作曲者不詳(アルメニア民謡):タクシームと踊り
15ハジュー・アブデュルカディル・メラーギ(1350-1435):
ラースト・ナキエ「ア・メド・ネ・シ」
ジョルディ・サヴァール
(指、リラ、ヴィエール、レバブ)、エスペリオンXXI、
1,6,10,13,15:ギュルソイ・ディンチェル(Vo)、
8:リオシュ・エルマレフ(Vo)、12:モンセラート・フィゲーラス(Vo)、他
「東洋=西洋(1000-1600)」、「イスタンブール」に続く今作は、オスマン
帝国の最盛期である1400-1800を対象とし、オスマン帝国、アルメニア、離散
したユダヤ、それぞれの口承伝統音楽を見事に復活させたアルバムです。また、
口承音楽のみならず、器楽による間奏曲によっても、この時間と空間を通過す
る旅を楽しむことができます。
アルバム・タイトルの「崇高な門」は、もともと、大宰相府に通じる門の名前
でしたが、後に、ヨーロッパとアジアの間の関門というオスマン帝国の位置を
意味するようになった言葉。ジョルディ・サヴァールの霊感に満ちた指揮のも
と、3人の歌手とエスペリオンXXIに加え、トルコ伝統音楽の選り抜かれた
演奏家たちの参加が、このアルバムの特色となっています。

<FABIAN RECORDS>
FABIAN-CD 7123 ¥2080
アルザス地方のジルバーマン・オルガン
ジャン・フランソワ・ダンドリュー(1684-1740):オルガン曲集ト長調
フランソワ・クープラン(1668-1733):
修道院のミサ から グラン・ジュによるオフェルトリウム
ルイ・ニコラ・クレランボー(1676-1749):組曲第2旋法
録音:2003年11月11日、ヴァスロンヌ、福音教会
使用楽器:1745年、ヨハン・アンドレアス・ジルバーマン製
(ゲブヴィレのドミニコ教会に建造、1791年に移動/
1992年、ガストン・ケルン復元)
ゲオルク・ムッファト(1654-1704):
「Lasst uns das Kindlein wiegen」によるカプリッチョ
ゲオルク・フランク(1700頃-1740以後):ソナタ
録音:2003年11月9日、グリ教会
使用楽器:1791年、ヨハン・アンドレアス・ジルバーマン製
(1967年、アルフレッド・ケルン復元)
ランベール・ショモン(?-1712):組曲第2旋法 から 7曲
ゲオルク・ムッファト:「オルガン音楽の練習」から トッカータ第4番
ランベール・ショモン:オルガン曲集第6旋法
録音:2003年11月14日、エベルスマンステ教会
使用楽器:1732年、アンドレアス・ジルバーマン製
(2000-2002年、ガストン・ケルン復元)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)

FABIAN-CD 7124-25 2枚組 ¥4160
デンマークとスウェーデンの記念碑的オルガン
[デンマーク]
ニコラス・ブルーンス(1665-1697):前奏曲ト短調
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):Nun bitten wir den Heigen Gest
クリスティアン・フロール(1626-1697):Ein feste Burg ist unser Gott
アンドレアス・ノインハーバー(1603-1663):
Ich ruf zu dr, Herr Jesu Christ
ヨハン・シュテッフェンス(1559-1616):Veri redemptor gentium
録音:2003年8月3日、ロスキレ大聖堂
使用楽器:1554年、ヘルマン・ラファエリス・ロッテンシュタイン=ポック製
1654-1655年、グレゴール・ミュリシュ改造(1991年、マルクッセン&サン復元)
ヤン・ファン・ルブリンのタブラチュア譜集(1537-1548)から 9曲
クリスティアン・エールバッハ(1570-1653):ファンタジア/グラマティカ
録音:2003年8月2日、フレゼリクスボー城教会
使用楽器:1610年、エザイアス・コメプニウス製
(1985-1990年、ユルゲン・アーレント、マッツ・キアスゴー復元)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(1951-):
「Wie schön leichtet der Morgenstern」による即興演奏
A・Hへのオマージュ(即興演奏)
録音:2003年8月6日、ソレ教会
使用楽器:1627年製のパーツを元に、1941-1942年、マルクッセン&サン製
[スウェーデン]
ディートリヒ・ブクステフーデ:
カンツォーナ ト短調/Nun lob meik Seel den Herrn
録音:2003年8月2日、オストラ・ユングビー教会
使用楽器:1707年、ユーハン・イェオリ・アムドル製
(1971年、アンデシュ・ペーション復元)
ディートリヒ・ブクステフーデ:トッカータ ト長調/フーガ ト長調
ヴィンツェント・リューベック(1654-1740):
Lobt Gott ihr Christen allzugleichn Orem aIagled/In dulci jubilo
シャコンヌ イ長調
ディートリヒ・ブクステフーデ:カンツォネッタ ト長調
録音:2003年7月30日、ランナシェーデ教会
使用楽器:1734年、ラーシュ・ソルベリ製
(Sandsjö教会に建造、1775年に移動/1952年、モーベリ復元)
ディートリヒ・ブクステフーデ:シャコンヌ ヘ長調
ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703):An Wasserflussen Babylon
ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):
Dies sind die heigenzehen Gebot/Es spricht der Mund der Unweisen wohl
In dulci jubilo/Wo Gott, der Herr, nicht bei uns halt
Warum betrubst du dich mein Herz
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ツァホウ(1663-1712):
Heut triumphieret Gottes Sohn
録音:2003年7月30日、ウルリカ教会
使用楽器:1723年、ユーハン・ニクラス・カーマン製
(キサに教会に建造、1789年に移動/2004年、マッツ・アルヴィドソン復元)
ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):
Wachet auf, ruft uns die Stimme
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ツァホウ:Nun komm, der Heiden Heiland
ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター:
タリエッティ氏の協奏曲/Ein Lammlein geht
ヨハン・ペーター・ケルナー(1705-1772):Jesu, meine Zuversicht
チャールズ・ジョン・スタンリー(1713-1786):
ヴォランタリー Op.4 No.6/ヴォランタリー Op.6 No.6
録音:2003年7月31日、ガンマルシル教会
使用楽器:1806年、ペール・ショーリン製(1996年、オーシェマン&ルンド復元)
フリードリヒ・ジルヒャー(1789-1860):
モーツァルトの「レコルダーレ」
四旬節用のグラーヴェ(ペルゴレージの「スターバト・マーテル」から)
Poco Adagio/Freu dich sehr, o meine Seele
Wie gross ist des Allmachtigen Gute/Ein feste Burg ist unser Gott
録音:2003年8月1日、ニーシル教会
使用楽器:1863年、スヴェン&エーリク・ヌードストレム製
(1963年、Richard Jacoby改修)
不詳(リューネブルク・タブラチュア譜集 から):
トッカータ ハ長調/Hosianna dem Sohne David/前奏曲ニ短調
Vom Himmel hoch/前奏曲ト長調/Veni creator/前奏曲ホ短調
不詳(ヤン・ファン・ルブリンのタブラチュア譜集 から):7つの舞曲
録音:2003年7月30日、Tjallmo教会
使用楽器:1710年、不詳作者製
(ウプサラ大聖堂に建造、1746年に移動/1968年、ビョーデナ・ムーベリ復元)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)

FABIAN-CD 7126 ¥2080
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(1951-):
「黙示録」(ヨハネの黙示録からの抜粋;朗読とオルガン即興演奏のための)
ロムアルト・ペクニー(朗読)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)
録音:2002年8月15日、アイゲン・イン・ミュールクライス(オーストリア)、
教区教会

FABIAN-CD 7127 ¥2080
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(1951-):
弦楽四重奏曲「御影石」(+)
アーダルベルト・シュティフター(1805-1868):小説「御影石」から(朗読)(*)
ヘルムート・ヴラザク、ソニヤ・ヘーファー(朗読(*))
レゾナンツ弦楽四重奏団(+)
ヨハネス・ゾンベルガー、アストリット・レッシュ(ヴァイオリン)
ダニエラ・ミュレダー(ヴィオラ) ヴォルフガング・リーガー(チェロ)
録音:2001年9月9日、シュレーグル(オーストリア)、
ザンクト・ノルベルト音楽センター

FABIAN-CD 7128 ¥2080
ザクセン地方のジルバーマン・オルガン
J・S・バッハ(1685-1750):
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV533/Wachet auf, ruft uns die Stimme BWV645
Nun komm, der Heiden Heiland(フゲッタ)BWV599
Nun komm, der Heiden Heiland BWV659
ヨハン・ベルンハルト・バッハ(1676-1749):シャコンヌ変ロ長調
録音:2004年5月16日、フライベルク大聖堂(大オルガン)
使用楽器:1714年、ゴットフリート・ジルバーマン製
(1981年、イェームリヒ・オルガン工房復元)
J・S・バッハ:Wenn wir in hochsten Noten sein(パルティータ)BWV Anhang 78
録音:2004年5月16日、フライベルク大聖堂(小オルガン)
使用楽器:1719年、不詳作者製
(フライベルクのヨハネ教会に建造、1939年に移動/
(1997年、イェームリヒ・オルガン工房復元)
J・S・バッハ:
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565/Vater unser im Himmelreich BWV636
Ich ruf zu dir, Herr Jesu Christ BWV639
Wenn wir in hochsten Noten sein BWV641
Nun komm, der Heiden Heiland BWV599
Gelobet seist du, Jesu Christ BWV604
0 Mensch, bewein dein Sunde gross BWV622
Wer nur den lieben Gott lasst walten BWV642
録音:2005年7月17日、レータ(ライプツィヒ近郊)、ゲオルク教会)
使用楽器:1721年、ゴットフリート・ジルバーマン製
(1979-1980年、オイレ・オルガン工房復元)
J・S・バッハ:
Jesu, meine Zuversicht BWV728/An Wasserflussen Babylon BWV653
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546
録音:2005年7月18日、ドレスデン大聖堂(旧宮廷教会)
使用楽器:1750年、ゴットフリート・ジルバーマンにより製作開始、
1753年、彼の死により弟子のツァハリアス・ヒルデブラントが後継
(2001-2002年、クリスティアン・ヴェークシャイダー、
イェームリヒ・オルガン工房復元)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)

FABIAN-CD 7129 ¥2080
国際ブルックナー音楽祭 2004 オルガンの夕べ
アウグスティヌス・フランツ・クロプフライター(1936-2003):Signum(1977)
ブルックナー(1824-1896):
前奏曲ハ長調(「ペルガー」前奏曲;1884)-即興演奏
アウグスティヌス・フランツ・クロプフライター:
Ach wie nichtig, ach wie flüchtig(小パルティータ;1964)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(1951-):
1890年9月30日、大公フランツ・サルヴァトールと大公妃マリー=ヴァレリーの
結婚式においてブルックナーが行った即興演奏のスケッチに基づく即興演奏
ブルックナー:前奏曲とフーガ ハ短調(1847)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー:
聴衆が提供した主題による即興演奏(「Ein feste Burg ist unser Gott」)
「Der Mond ist aufgegangen」による即興演奏(アンコール)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)
録音:2004年9月24日、ザンクトフロリアン(オーストリア)、参事会聖堂
ブルックナーのオルガン作品、即興を得意としたブルックナーを思い起こさせ
るフリーベルガーの即興演奏、そしてブルックナーゆかりのザンクトフロリア
ン修道院のオルガニストを務めた作曲家・聖職者で、録音の前年に亡くなった
アウグスティヌス・フランツ・クロプフライターの作品。交響曲以外にもこだ
わるブルックナー・マニア向けのアルバムと申せましょう。

FABIAN-CD 7130 2枚組 ¥4160
2台のオルガンのための音楽
アウレリオ・ボネッリ(1569頃-1620以後):Cleopatra(トッカータ;1620)
ロドヴィコ・グロッシ・デ・ヴィアダーナ(1564-1627):
シンフォニエ・ムジカーレ(1610)から
ラ・ヴェロネーゼ/ラ・クレモネーゼ/ラ・フィオレンティーナ
ジャコモ・フィリッポ・ビウミ(1580頃-1653):カンツォーナ第12番
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
カンツォン・ペル・ソナール(1608)
チェザーリオ・グッサーゴ(1550頃-1620):ラ・レオーナ(ソナタ;1620)
録音:1993年4月26-27日、ボローニャ(イタリア)、聖ペトローニオ聖堂
使用楽器:1471-1475年、ロレンツォ・デ・ジャコモ・ダ・プラート製
(祭壇右側)
1596年、バルダッサーレ・マラミーニ製(祭壇左側)
ジュゼッペ・グアーミ(1540-1611):ラ・ルッケジーナ(カンツォーナ;1608)
ジョヴァンニ・ドメニコ・タエッジョ(1550頃-1620):
ラ・ポルタ(カンツォーナ;1605)
チェザーリオ・グッサーゴ:ラ・ポルセッラーガ(ソナタ;1608)
ロドヴィコ・グロッシ・デ・ヴィアダーナ:
シンフォニエ・ムジカーレ から ラ・ベルガマスカ
ジョヴァンニ・ベルナルド・ズッキネッティ(1755-1801):
2台のオルガンのためのソナタ/2台のオルガンのための協奏曲変ロ長調
ガエターノ・ピアッツァ(18世紀後半):2台のオルガンのためのソナタ ヘ長調
ボナヴェントゥーラ・テッレーニ(18世紀後半):2台のオルガンのためのソナタ
録音:1993年3月29-30日、ヴェネツィア(イタリア)、
サンタマリア・グロリオーザ・デ・フラーリ教会
使用楽器:1794-1795年、ガエターノ・カッリード製(祭壇右側)
1732年、ジョヴァンニ・P・ピアッジャ製(祭壇左側)
フランシスコ・J・オリバレス(18世紀後半-19世紀前半):
2つのオルガンのためのヴァース第8旋法(1807)
賛歌「荘厳なるいけにえ」による2つのオルガンのためのヴァース第8旋法
ホセ・リドン(1752-1827):王のコルネットのためのソナタ、エコー付き
ホセ・ブランコ(1756-1811):2台のオルガンのための協奏曲
フリアン・パラホン(18世紀-19世紀):2台のオルガンのための協奏曲
(サンティアゴ・プラドの王のレスポンソリウム第7番「星」他による;1807)
録音:2006年10月26-27日、ブラガ大聖堂(ポルトガル) 
使用楽器:製作者名の記載なし
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー、
インゲマール・メルヒェルソン(オルガン)

FABIAN-CD 7131 ¥2080
イタリアの歴史的オルガン
エルコレ・パスクイーニ(1568-1619):ドゥレッツァ/トッカータ
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ(1570-1622):
ラ・ヴァーガ(カンツォーナ)/リチェルカーレ
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
エレヴァツィオーネのためのトッカータ
ジョヴァンニ・デ・マック(1550-1614):ストラヴァガンツァ第2番
録音:2002年11月7日、ポンテ・イン・ヴァルテッリーナ、
マドンナ・ディ・カンパーニャ教会
使用楽器:1519年、マルコ・アントニオ・ビツァッリ製
(1999年、マルコ・フラッティ復元)
エルコレ・パスクイーニ:ドゥレッツァとリガトゥーラ
アドリアーノ・バンキエーリ(1567-1634):
トッカータ第1番第3旋法/リチェルカーレ
録音:1995年4月20日、ボローニャ、聖ペトローニオ聖堂
使用楽器:1596年、バルダッサーレ・マラミーニ製
アンドレア・アンティコ(15世紀):Chi non credo
アンドレア・ガブリエーリ(1510-1586):イントナーツィオ第1旋法
マルカントニオ・カヴァッツォーニ(1490-1560):リチェルカーレ
ジローラモ・カヴァッツォーニ(1510-1565):アヴェ・マリス・ステラ
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ:カンツォン第13番
ジローラモ・フレスコバルディ:
エレヴァツィオーネのための半音階的トッカータ
アドリアーノ・バンキエーリ:対話
録音:2005年11月8日、ヴァルヴァゾーネ、キリスト聖体教会
使用楽器:1532年、ヴィンチェンツォ・コロンボ製
(1972年、アルフレード・ピッチネッリ改修/1999年、
フランチェスコ・ザニン復元)
アンドレア・アンティコ:Non resto in questa valle
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ:カンツォン・モローザ
ジローラモ・フレスコバルディ:半音階的カンツォーナ
録音:1994年7月15日、フィレンツェ、聖ニコロ教区教会
使用楽器:1581年、ディオニジ・ディ・アゴスティーノ・ロマーニ製
使用楽器:1532年、ヴィンチェンツォ・コロンボ製
(1978-1979年、パオロ・ドナーティ復元)
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):ソナタ風
録音:サンタマリア・グロリオーザ・デ・フラーリ教会、時期記載なし
使用楽器:1794-1795年、ガエターノ・カッリード製
アンドレア・ルッケージ(1741-1801):二段鍵盤のためのソナタ/ロンド
録音:1993年3月23日、ウディーネ大聖堂
使用楽器:18世紀中盤、ピエトロ・ナッキーニ&フランチェスコ・ダッチ製
(1972年、フランツ・ザニン復元)
バルダッサーレ・ガルッピ:フルートの応答を伴うソナタ
ガエターノ・ヴァレーリ(18世紀後半):ヴァーセット
ジョヴァンニ・バッティスタ・グラツィオーリ(1747-1820):パストラーレ
録音:1993年3月23日、ウディーネ、聖ジョルジョ教区教会
使用楽器:1800年、ガエターノ・カッリード製(1977年、フランツ・ザニン復元)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)

FABIAN-CD 9101-1 ¥2080
メメント・モリ グレゴリオ聖歌:プレモントレ会の死者のための礼拝
イントロイトゥス: レクイエムとキリエ/書簡朗読
セクエンツィア: ディエス・イレ/福音書朗読
オフェルトリウム: ドミネ・イェズ・クリステ/序文とサンクトゥス
アニュス・デイ/コムニオ: ルクス・エテルナ/ディジュリドゥ・ソロ I
レスポンソリウム: リベラ・メ/ディジュリドゥ・ソロ II
アンティフォナ:
Placebo+詩篇114/アンティフォナ: Hei mihi+詩篇119
Dominus custodit+詩篇120/Si iniquitates+詩篇129
Opera manum+詩篇137/Tuam Deusとマニフィカト
Clementissime Domine/ディジュリドゥ・ソロ III
スコラ・グレゴリアーナ・プラゲンシス(グレゴリオ聖歌斉唱)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(カントール、指揮)
クラウス・ヴィンターステラー(ディジュリドゥ)
録音:2007年8月16日、フライシュタット(オーストリア)、聖ペーター教会、
墓地礼拝堂
グレゴリオ聖歌の下でオーストラリア大陸の先住民アボリジニの管楽器ディ
ジュリドゥのドローンが鳴る・・・意外にも合います。




<ROSSINI OPERA FESTIVAL>
イタリアのペーザロで1980年以来毎年夏に開催されているるロッシーニ・オペ
ラ・フェスティヴァル。その演目のライヴ録音はレコード会社との共同制作盤
として発売されることが多いのですが、年によってはフェスティヴァルの自主
制作盤として発売されています。このたび自主制作盤の扱いを開始することと
なりました。

ROF 10013 3枚組 ¥6480
ロッシーニ(1792-1868):
オペラ「モイーズとファラオン」(フランス語版;1827)
ミケーレ・ペルトゥージ(バス:モイーズ)
エルダー・アリエフ(バス:ファラオン)
チャールズ・ワークマン(テノール:アメノフィス)
ルイージ・ペトローニ(テノール:エリエゼル)
リッカルド・フェッラーリ(バス:オジリド)
チェーザレ・カターニ(テノール:オフィド)
マリアナ・ペンチェヴァ(メゾソプラノ:シナイード)
エリーザベト・ノルベルク=シュルツ(ソプラノ:アナイ)
エンケレイダ・シコーサ(メゾソプラノ:マリー)
プラハ室内合唱団
ルボミール・マートル(合唱指揮)
ボローニャ市立劇場管弦楽団
ウラジミール・ユーロフスキー(指揮)
録音:1997年8月9、13、17、21日、ペーザロ、パラフェスティヴァル、ライヴ

ROF 10023 3枚組 ¥6480
ロッシーニ(1792-1868):オペラ「タンクレディ」(フェッラーラ上演版;1813)
ジュゼッペ・フィリアノーティ(テノール:アルジリオ)
ダニエラ・バルチェッローナ(メゾソプラノ:タンクレディ)
シモーネ・アルベルギーニ(バス:オルヴァッツァーノ)
ダリーナ・タコーヴァ(ソプラノ:アメナイーデ)
ラウラ・ポルヴェレッリ(メゾソプラノ:イザウラ)
ジュゼッピーナ・ピウンティ(ソプラノ:ロッジェーロ)
プラハ室内合唱団
ルボミール・マートル(合唱指揮)
トスカーナ管弦楽団
ジャンルイジ・ジェルメッティ(指揮)
録音:1999年8月11、14、18、22日、ペーザロ、ロッシーニ劇場、ライヴ

ROF 10033 3枚組 ¥6480
ロッシーニ(1792-1868):オペラ「チェレネントラ」(1817)
フアン・ディエゴ・フロレース(テノール:ドン・ラミロ)
ロベルト・デ・カンディア(バリトン:ダンディーニ)
ブルーノ・プラティコ(バリトン:ドン・マニフィコ)
エカテリーナ・モロゾワ(ソプラノ:クロリンダ)
ソニア・プリーナ(アルト:ティスベ)
ソニア・ガナッシ(メゾソプラノ:アンジェリーナ(チェレネントラ))
ニコラ・ウルヴィエーリ(バス・アリドーロ)
プラハ室内合唱団
ルボミール・マートル(合唱指揮)
ボローニャ市立劇場管弦楽団
カルロ・リッツィ(指揮)
録音:2000年8月7、10、13、17、20日、ペーザロ、パラフェスティヴァル、
ライヴ

ROF 10043 2枚組 ¥4600
ロッシーニ(1792-1868):オペラ「新聞」(1816)
ステファニア・ボンファデッリ(ソプラノ:リゼッタ)
マリサ・マルティンス(メゾソプラノ:ドラリーチェ)
ラウラ・ポルヴェレッリ(メゾソプラノ:ラ・ローゼ夫人)
アントニーノ・シラグーザ(テノール:アルベルト)
ジャンピエロ・ルッジェーリ(バリトン:トラヴェルセン氏)
クリストフォロス・スタンボグリス(バス:アンセルモ)
ピエトロ・スパニョーリ(バリトン:フィリッポ)
ブルーノ・プラティコ(バリトン:ドン・ポンポーニオ)
プラハ室内合唱団
ルボミール・マートル(合唱指揮)
フェスティヴァル青年管弦楽団
マウリツィオ・バルバチーニ(指揮)
録音:2001年8月11、14、17、20、22、24日、
ペーザロ、アウディトリウム・ペドロッティ、ライヴ

ROF 10053 3枚組 ¥6480
ロッシーニ(1792-1868):オペラ「試金石」(1812)
カルメン・オプリサヌ(アルト:クラリーチェ侯爵未亡人)
ラウラ・ブリオーリ(メゾソプラノ:アスパージア男爵令嬢)
パトリツィア・ビッチレ(ソプラノ:ドンナ・フルヴィア)
マルコ・ヴィンコ(バス:アズドゥルーバレ伯爵)
ラウル・ヒメネス(テノール:騎士ジョコンド)
ピエトロ・スパニョーリ(バリトン:マクロービオ)
ブルーノ・デ・シモーネ(バリトン:パクーヴィオ)
ダリウシュ・マチェイ(バス:ファブリツィオ)
プラハ室内合唱団
ルボミール・マートル(合唱指揮)
ボローニャ市立劇場管弦楽団
カルロ・リッツィ(指揮)
録音:2002年8月9、12、15、18、21日、ペーザロ、パラフェスティヴァル、
ライヴ

ROF 10061 ¥2450
ロッシーニ(1792-1868):小ミサ・ソレムニス(初演版;1863)
ダリーナ・タコーヴァ(ソプラノ)
ダニエラ・バルチェッローナ(メゾソプラノ)
アントニーノ・シラグーザ(テノール)
マルコ・ヴィンコ(バス)
プラハ室内合唱団
ルボミール・マートル(合唱指揮)
ミケーレ・カンパネッラ(第1ピアノ、指揮)
モニカ・レオーネ(第2ピアノ)
ダニエーレ・ロッシ(ハルモニウム)
録音:2004年8月9日、ペーザロ、ロッシーニ劇場、ライヴ





<ARS PRODUKTION>
ARS 38105(SACD-Hybrid) ¥2250
ニーノ・ロータ(1911-1979):
チェロ協奏曲第1番(1972)(*)
チェロ協奏曲第2番(1973)(*)
映画「山猫」(1962)から 舞曲集[Ballabili](小管弦楽のための組曲)
フリードリヒ・クラインハプル(チェロ(*))
アウクスブルク・フィルハーモニー管弦楽団
ディルク・カフタン(指揮)
録音:2011年6月、アウクスブルク(ドイツ)
「本業はあくまでクラシックの作曲であり、映画音楽は趣味にすぎない」と語
っていたニーノ・ロータのチェロ協奏曲と、映画音楽から編纂された組曲。

ARS 38500 ¥1850
北欧歌曲集
ニルス・ウィルヘルム・ゲーゼ(1817-1890):4つの歌 Op.24(*)
あなたの声を響かせよ/私の花輪を私は送った/あなたはじゅうぶん飲んだ
穏やかな夕べの風が吹く/その日の最後のひとときが
エドゥアルド・グリーグ(1842-1907):
彼らはどこへ行った? Op.4 No.6/私は暗い夢の中で Op.2 No.3
詩人の心 Op.5 No.2/あいさつ Op.48 No.1/ある夢 Op.48 No.6
テューレ・ラングストレム(1884-1947):
昔のスウェーデン人/メロディー/牧羊神/別れ/夜の翼
ユルヨ・キルピネン(1892-1959):愛と死の歌 Op.6
憂鬱な小鳥/荒れ果てた墓地に/死神と孤独な酒飲み/冬の夜
種をまく人/失われない保証
ジャン・シベリウス(1865-1957):
夢 Op.13 No.5/夜に Op.38 No.3/虚しい望み Op.61 No.7
水の精 Op.57 No.8/フリッガに Op.13 No.6
ドミニク・ヴェルナー(バスバリトン)
ジーモン・ブーハー(ピアノ)
録音:2010年7月20-23日、ヴッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会
(*)世界初録音と表示されています。




<RUSSIAN DISC>
●未案内旧譜
RDCD00860 ¥1550
プロコフィエフ(1891-1953):交響曲第5番変ロ長調 Op.100
ワレーリー・キクタ(1941-):
キエフの聖ソフィア教会のフレスコ画
(ハープと管弦楽のための協奏交響曲)Op.50(*)
ナタリア・シャメーエワ(ハープ(*))
アレクサンドル・ポゴレロフ(ヴィオラ(*))
ウクライナ国立交響楽団
ヴィアチェスラフ・ワレーエフ(指揮)
録音:2007年11月11-12日、場所の記載なし 発売:2010年

RDCD00881 ¥1550
トロイカの鈴 ロシアの古い歌曲集
ブラーホフ:思い出をかきたてるな  デュビュク:口づけして、愛しい人よ
マラシキン:私はあなたに会った  アバザ:霧の朝
マラシキン:おお、言葉にすることさえできれば
シェレメチェフ:私はあなたを愛した  デュビュク:通り
シシュキン:夜は明るい  フォーミン:長旅
ズーボフ:去らないで、私と一緒に  ブラーホフ:輝け、輝け、私の星
バカレイニコフ:トロイカの鈴  民謡:ざわめく葦の葉  ゲルマン:黒い瞳
ブローク:ナジェジダ  フェリドマン:御者よ、馬を急かすな
ワシーリー・サヴェンコ(バスバリトン)
モスクワ・バラライカ四重奏団
ウラジーミル・イオチェンコフ(ドムラ=アルト) 
アレクサンドル・ゴルバチョフ(バラライカ)
イーゴリ・コノヴァロフ(バヤン) 
ユーリー・ビルジェフ(バラライカ=コントラバス)
録音:2005年、モスクワ、合唱芸術アカデミー 発売:2010年

RDCD00534 ¥1550
エドヴァルト・コルマノフスキー(1923-1994):
私の愛する女へ ベスト・ソングズ
沈黙(ウラジーミル・トローシン)
十字路(マルク・ベルネス)
あなたの愛が終わる時(マヤ・クリスタリンスカヤ)
私はあなたに微笑みかける(ドミートリー・グナーチュク)
ワルツのワルツ(クラウディア・シュリジェンコ)
私の愛する女へ(イオシフ・コブゾン)
川は流れ行く(エカテリーナ・セミョンキナ&アントニーナ・フロロワ)
アリョーシャ(マルグレート・ニコロワ&ゲオルギー・コルドフ)
男たち(マリア・パホメンコ)
私たちの町に雨が降る(マヤ・クリスタリンスカヤ)
ビリュシンカ(ドミートリー・ロマシュコフ)
タイガのワルツ(マヤ・クリスタリンスカヤ)
おやすみ、愛する人よ(アレクサンドル・グラトスキー)
窓の外に明かりは少なく(リュドミラ・ジュイキナ)
白い雪が降る(ウラジーミル・トローシン)
あなたが居た場所(ワレンティナ・トルクノワ)
鶴のひな(ゲオルク・オトス)
あなたは私に愛を語る(ニーナ・ブロドスカヤ)
私はあなたを愛する、人生よ(マルク・ベルネス)
さまざまな歌手(上記)、伴奏者
録音:データ記載なし 発売:2001年

RDCD00812 ¥1550
ヴィクトル・ウリアニチ(1956-):静かな時間 合唱&管弦楽作品集
合唱二部作(1983)(*); 静かな時間/心へのオード
チュッチェフの詩による2つの合唱曲(1984)(*); 人間の涙/夕べ
カンタータ「こんばんは」(ウクライナ民謡による、混声合唱と独唱のための;
6部構成、ウクライナ語;1977、1982、2005)(+)
プーシキン三部作(1997-2000)から(*)
時よ、私の友よ、その時が来た/私たちにとっていくつの発見が
3つの賛歌(2002)(*); 聖なる神/ようこそ、マリア、ようこそ/それは真
キリストは死からよみがえられた(大管弦楽のための Avetozvony VI;1993)(#)
室内合唱団「霊的復活」(*/+)
レフ・コントロヴィチ(指揮(*/+))
ロシア国立シンフォニー・カペラ(#)
アレクサンドル・ヴェデルノコフ(指揮(#))
録音:2005年4月24日、
グネーシン・ロシア音楽アカデミー・コンサートホール、ライヴ(*)
2005年11月21日、モスクワ音楽院ラフマニノフ・ホール、ライヴ(+)
1993年9月21日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(#)
発売:2008年

RDCD00861 ¥1550
子供をテーマとしたロシア歌曲集
ムソルグスキー(1839-1881):
子供部屋(自作の歌詞による子供の生活のエピソード;全7曲)
プロコフィエフ(1891-1953):
みにくいあひるの子 Op.18(アンデルセンの童話による)
ウラジスラフ・アガフォンニコフ(1936-):
子供部屋(アグニヤ・リヴォヴナ・バルトの6つの詩)
ロスチスラフ・ボイコ(1931-2002):
「銀のベルト」から 子供のための9つの歌(V・ヴィクトロフの歌詞による)
ガリーナ・ボイコ(ソプラノ)
マリーナ・アガフォンニコワ(ピアノ)
録音:2009年、場所の記載なし 発売:2009年

RDCD00863 ¥1550
ゲオルギー・ドミトリエフ(1942-):ロシアの詩人の作品による抒情歌曲集
「セラフィムのハープ」(プーシキンの詩による5つの歌;1978、1998)(+/++)
コリツォフの詩による2つの歌;2005)(**/##)
レールモントフの詩による3つの歌(1978)(+/++)
チュッチェフの3つの詩(1967)(*)/ブーニンの詩による4つの歌(2000)(#/##)
「アレクサンドル・ブロークに」(アクマトワの3つの詩;1968、1980)(*)
渡し(トヴァルドフスキーの詩による;1976)(+/##)
ルプツォフの3つの詩(1978)(+/++)
タチアナ・クインジ(ソプラノ(*))
イリーナ・チスチャコワ(メゾソプラノ(+))
フセヴォロド・グリヴノフ(テノール(#))
ワシーリー・ラジュク(バリトン(**))
ミハイル・アルカジェフ(ピアノ(*))
アンナ・ラフマン(ピアノ(++))
ピョートル・ドミトリエフ(ピアノ(##))
録音:2000、2001、2006、2007年、場所の記載なし 発売:2009年





<Alto>
ALC 1147 ¥750
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58(*)
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」Op.73(+)
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
ウィーン交響楽団
ハインツ・ワルベルク(指揮(*))
ズービン・メータ(指揮(+))
録音:1961年、ADD 原盤:Vox
レーベル提供の情報では(*)の指揮者がアンゲラーとなっていますが、誤りと思
われます。

ALC 1149 ¥750
南米のギターの古典
マヌエル・ポンセ(1882-1948)/
アンドレス・セゴビア(1893-1987)編曲:ワルツ
アストル・ピアソラ(1921-1992)/
アベル・カルレバロ(1916-2001)編曲:天使の死
アグスティン・バリオス(1885-1944):
マズルカ・アパッショナータ/パラグアイ舞曲
愛の神に免じて施しを(トレモロ)/タンゴ第2番
みつばち(練習曲イ長調)
アグスティン・バリオス/リチャード・ストーバー編曲:
ワルツ Op.8 No.3/哀愁のショーロ/フリア・フロリダ
アントニオ・ラウロ(1917-1986):
ベネズエラのワルツ第2番/エル・ネグリト/エル・マラビノ
ディレルマンド・レイス(1916-1977):もしも彼女がたずねたら
マヌエル・ポンセ:前奏曲とアレグロ/ガヴォット
エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):5つの前奏曲
マルセロ・カヤト(ギター)
録音:1987年、1991年 原盤:IMP 前出:Regis, RRC 1149

ALC 1151 ¥750
ジョゼフ・カントルーブ(1879-1957):歌曲集「オーベルニュの歌」
ネタニア・ダヴラツ(ソプラノ)
管弦楽団
ピエール・ド・ラ・ロシュ(指揮)
録音:1963、1966年、ADD 原盤:Vanguard
「オーベルニュの歌」の最初の全曲録音として知られる名盤です。

ALC 1158 ¥750
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2 No.3
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7
ピアノ・ソナタ第27番変ホ短調 Op.90
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1971、1975年、ADD 原盤:Olympia 前出:Regis, RRC 1185

ALC 1161 ¥750
ブラームス(1833-1897):クラリネット五重奏曲ロ短調 Op.115
モーツァルト(1756-1791):クラリネット五重奏曲イ長調 K.581
デイヴィッド・キャンベル(クラリネット)
ビンガム弦楽四重奏団
スティーヴン・ビンガム、サリー=アン・ウィークス(ヴァイオリン)
ブレンダ・ステュアート(ヴィオラ) ジェイムズ・ハルゼー(チェロ)
録音:1997年 原盤:Olympia 前出:Regis, RRC 1005

ALC 1164 ¥750
J・S・バッハ(1685-1750):
ゴルトベルク変奏曲 BWV988(*)
フランス組曲第5番ト長調 BWV816(+)
グレン・グールド(ピアノ(*))
アンドラーシュ・シフ(ピアノ(+))
録音:1955年(*)、1978年(+)、ADD 原盤:Sony(*), Vanguard(+) 
前出:Regis, RRC 1264

ALC 1171 ¥750
ドヴォルジャーク(1841-1904):ピアノ作品集
作曲者自身が所有したベーゼンドルファー・ピアノ(1879年)による演奏 Vol.2
8つのワルツ Op.54 B.101/4つの牧歌 Op.56 B.103
6つの小品 Op.52 B.110/6つのマズルカ Op.56 B.111
ラドゥスラフ・クヴァピル(ピアノ)
録音:1998年 原盤:Accord Vol.1: ALC 1044

ALC 1173 ¥750
スメタナ(1824-1884):ピアノ作品集
マクベスと魔女(1858-1859)(+)/3つのサロン用ポルカ Op.7(1854)(*)
3つの詩的ポルカ Op.8(1854)(*)
ポルカの形式によるボヘミアの思い出 Op.12(1859-1860)(+)
ポルカの形式によるボヘミアの思い出 Op.13(1859-1860)(+)
チェコ舞曲集第1巻(1877)(#)/バガテルと即興曲集 Op.6(1844)(#)
ラドスラフ・クヴァピル(ピアノ)
録音:1992-1994年 原盤:Unicorn Kanchana
前出:ALC 1128, 6001(*)、Regis, RRC 1173(*)(+), RRC 1223(#)

ALC 2016 2枚組 ¥1200
20世紀を代表する35人の歌手たち 全盛期のオペラ・アリア録音集
[CD 1]
ワーグナー(1813-1883):「タンホイザー」から Dich teure halle
ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団 オットー・アッカーマン(指揮)(1957)
ワーグナー:「タンホイザー」から Blick ich'umher
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ベルリン国立オペラ管弦楽団 フランツ・コンヴィチュニー(指揮)(1958)
ワーグナー:「ワルキューレ」から Du bist der Lenz
レオニー・リザネク(ソプラノ) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)(1954)
ワーグナー:「ワルキューレ」から Brunnhilde's War Cry
キルステン・フラグスタート(ソプラノ)
フィラデルフィア管弦楽団 ユージン・オーマンディ(指揮)(1937)
ベートーヴェン(1770-1827):
「フィデリオ」から Hat man nicht auch Gold beineben
ゴットロープ・フリック(バス) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)(1953)
モーツァルト(1756-1791):「コシ・ファン・トゥッテ」から Smani implacbili
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾソプラノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 カール・ベーム(指揮)(1956)
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」から Deh vieni alla finestra
チェーザレ・シエピ(バリトン)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ヨゼフ・クリップス(指揮)(1956)
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」から Dalla sua pace
レオポルド・シモノー(テノール)
ウィーン交響楽団 ルドルフ・モラルト(指揮)(1955)
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」から Ah! Fuggi il traditor
エリーザベト・シュワルツコップ(ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団 カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)(1959)
フロトウ(1812-1883):「マルタ」から Ach so fromm
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
ベルリン交響楽団 アルトゥール・ローター(指揮)(1958)
グノー(1818-1893):「ファウスト」から Salut demeure
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)
管弦楽団 ガエターノ・メローラ(指揮)(1949)
スメタナ(1824-1884):「ダリボル」から Ah, whose is the power?
ベノ・ブラフト(テノール)
プラハ・オペラ管弦楽団 ヨシュカ・ハルヴァト(指揮)(1947)
チャイコフスキー(1840-1893):
「エフゲニー・オネーギン」から オネーギンのアリア
パーヴェル・リシツィアン(バリトン) ボリショイ劇場管弦楽団
アレクサンドル・メリク=パシャーエフ(指揮)(1951)
チャイコフスキー(1840-1893):
「エフゲニー・オネーギン」から I love you Olga
セルゲイ・レメシェフ(テノール)
ボリショイ劇場管弦楽団 ボリス・ハイキン(指揮)(1956)
ラフマニノフ(1873-1943):「アレコ」から アレコのカヴァティーナ
アレクサンドル・ピロゴフ(バス)
ボリショイ劇場管弦楽団 ニコライ・ゴロワーノフ(指揮)(1950)
ヘンデル(1685-1759):
オラトリオ「イェフタ」から Deeper and deeper still... Waft her angels
リチャード・ルイス(テノール)
ロンドン交響楽団 マルコム・サージェント(指揮)(1959)
ドニゼッティ(1797-1848):「ランメルモールのルチア」から
Ancor non giunse!.. Regnava nel silenzio... Quando rapito in estasi
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
パリ音楽院管弦楽団 ネッロ・サンティ(指揮)(1959)
[CD 2]
ドニゼッティ:「ドン・パスクアーレ」から
Povero Ernesto... Cerchero lontana in terra
チェーザレ・ヴァレッティ(テノール)
RAIトリノ管弦楽団 マリオ・ロッシ(指揮)(1952)
ヴェルディ(1813-1901):「リゴレット」から Gualtier Mald?.. Caro nome
レナータ・スコット(ソプラノ) フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)(1960)
ヴェルディ:「リゴレット」から La donna e mobile
アルフレード・クラウス(テノール) 管弦楽団 不詳(指揮)(1960)
ヴァルディ:「ナブッコ」から Dio di Giuda
パオロ・シルヴェーリ(バリトン)
RAIローマ管弦楽団 フェルナンド・プレヴィターリ(指揮)(1951)
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」から Stride la vampa
ジュリエッタ・シミオナート(メゾソプラノ)
ジュネーヴ大劇場管弦楽団 アルベルト・エレーデ(指揮)(1956)
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」から Timor di me?... D'amor sull'ali rosee
レオンティン・プライス(ソプラノ)
ローマ・オペラ管弦楽団 アルトゥーロ・バジーレ(指揮)(1959)
ヴェルディ:「椿姫」から Di Provenza il mar
ロバート・メリル(バリトン)
ローマ・オペラ管弦楽団 フェルナンド・プレヴィターリ(指揮)(1960)
ヴェルディ:「運命の力」から Pace, pace mio Dio
レイラ・ゲンジェル(ジェンチェル)(ソプラノ)
RAIトリノ管弦楽団  アルトゥーロ・バジーレ(指揮)(1956)
ヴェルディ:「ドン・カルロ」から Io la vidi e al suo sorriso
ジョン・ヴィッカーズ(テノール) コヴェントガーデン王立オペラ管弦楽団
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)(1958)
ヴェルディ:「シモン・ボッカネグラ」から Il lacerato spirito
ボリス・クリストフ(バス)
ローマ・オペラ管弦楽団 ガブリエーレ・サンティーニ(指揮)(1957)
ヴェルディ:「オテロ」から Esultate
マリオ・デル・モナコ(テノール) 交響楽団 
アルジェオ・クアドリ(指揮)(1949)
ポンキエッリ(1834-1886):「ジョコンダ」から Voce di donna
フィオレンツァ・コッソット(メゾソプラノ)
ミラノ・スカラ座管弦楽団 アントニオ・ヴォット(指揮)(1960)
ポンキエッリ:「ジョコンダ」から Suicidio
マリア・カラス(ソプラノ)
ミラノ・スカラ座管弦楽団 アントニオ・ヴォット(指揮)(1960)
レオンカヴァッロ(1857-1919):「道化師」から Recitar!.. Vesti la giubba
フランコ・コレッリ(テノール)
RAIトリノ管弦楽団 アルトゥーロ・バジーレ(指揮)(1956)
プッチーニ(1858-1924):「ボエーム」から Che gelida manina
カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団 
トゥリオ・セラフィン(指揮)(1958)
プッチーニ:「蝶々夫人」から Un bel di vedremo
レナータ・テバルディ(ソプラノ)
ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団 
トゥリオ・セラフィン(指揮)(1958)
プッチーニ:「トゥーランドット」から Non piangere Li?
ユッシ・ビョルリング(テノール)
ローマ・オペラ管弦楽団 エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)(1960)
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」から O mio babbino caro
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
ローマ・オペラ管弦楽団 ガブリエーレ・サンティーニ(指揮)(1958)
録音:1950-1961年 原盤:EMI, Decca, RCA, Melodiya, Sony

ALC 4001 4枚組 ¥2250
英国のアンセム集 バードからタヴナーに至る450年
[Vol.1 CD 1]
ウィリアム・バード(1543?-1623):
O Lord turn Thy wrath / Teach me, O Lord / Exalt thyself, O God
トマス・モーリー(1557/1558-1602):
Out of the Deep / Nolo mortem peccatoris
ジョン・ファーマー(1570頃-1601頃):The Lord's Prayer
リチャード・ファラント(1530頃-1580):Hide not thy face
フィリップ・ファン・ウィルダー(1500-1554):Blessed art Thou
クリストファー・タイ(1505頃-1572頃):I will exalt Thee
トマス・タリス(1505頃-1585):
I call and cry to Thee / Purge me, O Lord /
O Lord, give Thy Holy Spirit
ジョン・シェパード(1515頃-1558):The Lord's Prayer
ウィリアム・バード:Sing joyfully unto God
オーランド・ギボンズ(1583-1625):
O Lord in Thy wrath rebuke me not / O Lord, I lift my heart to Thee
トマス・ウィールクス(1576-1623):
Hosanna to the Son of David / O Lord, arise into Thy resting peace
トマス・トムキンズ(1572-1656):
Then David mourned / O praise the Lord, all ye Heathen
ジョン・ブロウ(1649-1708):My God, my God, look upon me
ヘンリー・パーセル(1659?-1695):I was glad when they said unto me
[Vol.1 CD 2]
ヘンリー・パーセル:
Hear my prayer / O God, Thou has cast us out
Remember not, O Lord, our offences
ウィリアム・クロフト(1678-1727):God is gone up
モーリス・グリーン(1696-1755):Lord, let me know mine end
ウィリアム・ボイス(1711-1779):O where shall wisdom be found
ジョナサン・バッティシル(1738-1801):Lord, look down from Heaven
トマス・アットウッド(1765-1838):Come Holy Ghost, our souls inspire
サミュエル・セバスチャン・ウェズリー(1810-1876):
Blessed be the God and Father
フレデリック・ウーズリー(1825-1889):
Is it nothing to you? / O Saviour of the world
サミュエル・セバスチャン・ウェズリー:The wilderness
ジョン・ステイナー(1840-1901):I saw the Lord
[Vol.2 CD 1]
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):
The Lord's my shepherd / Glorious and powerful God
ジョセフ・パリー(1841-1903):My soul, there is a country
チャールズ・ウッド(1866-1926):
O Thou, the central orb / Hail, gladdening light / Expectans expectavi
エドワード・ベアストウ(1874-1946):
Blessed City, heavenly Salem / Let all mortal flesh keep silence
ジョン・アイアランド(1879-1962):Greater love hath no man
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):Whitsunday hymn
ジェラルド・フィンジ(1901-1956):Welcome, sweet and sacred feast
グスターヴ・ホルスト(1874-1934):The Evening-Watch
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):Like as the hart
[Vol.2 CD 2]
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):Set me as a seal upon Thine hearth
ホールデン・キャンベル・ステュアート(1868-1942):
King of Glory, King of Peace
バーナード・ローズ(1916-1996):Praise ye the Lord
ジョン・ジュベール(1927-):O Lord, the maker of al thing
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):Hymn to St. Peter
ウィリアム・ヘンリー・ハリス(1883-1973):Harris: Bring us, O Lord God
ジョナサン・ハーヴェイ(1939-):Come, Holy Ghost / The Tree
ハーバート・ハウエルズ:Thee will I love / Come, my soul
レノックス・バークリー(1903-1989):Thou hast made me
ジョン・タヴナー(1944-):Hymn to the Mother of God
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-):Verses I / Verses II / Verses III
ジョン・ハーパー:Salve Regina / Ubi caritas
ケネス・レイトン(1929-1988):
Drop, drop, slow tears / Give me the wings of faith
オックスフォード・モードリン・カレッジ聖歌隊
ジョン・ハーパー(指揮)
録音:1983-1989年 原盤:Alpha(& Abbey?) 前出:Regis, RRC 4001

ALC 6002 6枚組 ¥2250 ※価格訂正 \3050
チェコ・ピアノ音楽アンソロジー Vol.2
ドヴォルジャーク(1841-1904):
ユモレスク Op.101/アメリカ組曲 Op.98
ドゥムカとフリアント Op.12/シルエット Op.8
録音:1998年 原盤:AMAT 前出:ALC 1044
作曲者自身が所有したベーゼンドルファー・ピアノ(1879年製)による演奏。
ドヴォルジャーク(1841-1904):
8つのワルツ Op.54 B.101/4つの牧歌 Op.56 B.103
6つの小品 Op.52 B.110/6つのマズルカ Op.56 B.111
録音:1998年 原盤:Accord 分売:ALC 1171
作曲者自身が所有したベーゼンドルファー・ピアノ(1879年製)による演奏。
ズデニェク・フィビフ(フィビヒ)(1850-1900):
「気分、印象、思い出」第1巻-第4巻 Op.41,44,47,57 から
第358,20,24,35,67,127,139,183,21,25,19,103,81,87,94,281,282,355,368番
絵画練習曲(5曲)
原盤:Unicorn-Kanchana 前出:Regis, RRC 1221
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1959):
3つのチェコ舞曲/ボロヴァ(7つのチェコ舞曲)/4つの楽章
スケッチ[Skici](6曲)/スケッチ[Hry](6曲)
リトルネッロ集(6曲)/庭に面した窓(4曲)
原盤:Unicorn-Kanchana 前出:Regis, RRC 1222
スメタナ(1824-1884):
マクベスと魔女(1858-1859)/3つのサロン用ポルカ Op.7(1854)
3つの詩的ポルカ Op.8(1854)
ポルカの形式によるボヘミアの思い出 Op.12(1859-1860)
ポルカの形式によるボヘミアの思い出 Op.13(1859-1860)
チェコ舞曲集第1巻(1877)/バガテルと即興曲集 Op.6(1844)
録音:1992-1994年 原盤:Unicorn Kanchana 分売:ALC 1173
ヤン・ヴァーツラフ・ヴォジーシェク(1791-1825):
即興曲 Op.7/幻想曲 Op.12/変奏曲変ロ長調 Op.19
ソナタ変ロ長調 Op.20
原盤:Unicorn-Kanchana 前出:Regis, RRC 1224
ラドゥスラフ・クヴァピル(ピアノ)
ライセンサー:AMAT
6枚組ですが4枚組と同じ価格です。フィビフ、マルチヌー、ヴォジーシェクに
ついては収録曲目が若干変更される可能性がございます。その場合は再度ご案
内する予定です。




<ARTA>
F 10183 ¥2080
イジー・アントニーン・ベンダ(1722-1795):チェンバロ協奏曲&ソナタ集
協奏曲ヘ長調(*)/協奏曲ハ長調(*)/協奏曲ト長調(*)
ソナタ ハ長調/ソナタ ト長調
エディタ・ケグレロヴァー(チェンバロ)
ヒポコンドリア・アンサンブル
ヤン・ハーデク、イジー・シハ(ヴァイオリン) ミハウ・ドゥシェク(ヴィオラ)
オンドジェイ・ミハル(チェロ) ミハル・ノヴァーク(コントラバス)
録音:2010年11月、プジーブラム(チェコ)、ヴァルドルフ学校

F 10184 ¥2080
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(1616-1667):クラヴィコード・ファンタジア
カプリッチョ第13番(ハ短調)(*)/組曲第3番(ト長調)(*)
即興演奏 I-エレヴァツィオーネのためのトッカータ(*)
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラによるファンタジア第1番(*)
即興演奏 II(ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラによるパッサカリア)(*)
カンツォーナ第5番(ト長調)(+)/組曲第2番(イ短調)(+)
即興演奏 III-ジグ・アリオ・モード(+)
即興演奏 IV-2台のクラヴィコードのためのファンタジア(*/+)
即興演奏 V-2台のクラヴィコードのためのインヴェンション(*/+)
即興演奏 VI-「Auff die Mayerin」によるトッカータとカンツォーナ(#)
組曲「Auff die Mayerin」(変奏曲ト長調)(#)
即興演奏 VII-2台のクラヴィコードのためのソナタ「Auff die Mayerin」(+/#)
ヤロスラフ・トゥーマ(クラヴィコード)
録音:2010年、ボロヴァニ(チェコ)、アウグスティノ会修道院、地下書庫
使用楽器:マルティン・カーター製
1787年フーベルト製からのインスピレーションによる(*)
1600年頃イタリアの無名作者製をモデルとする(+)
時期不詳、ドイツの無名作者製フレンチ・スタイルをモデルとする(#)
2台のクラヴィコードのための作品の録音方法は不明ですが、ブックレットには
トゥーマが左右の手で2台のクラヴィコードを弾いている写真が載っています。




<NIBIRU>
NIBIRU 0153-2 ¥2080
ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745):
聖ヨセフのミサ ZWV14(*)/聖ザビエルのリタニア ZWV155(+)
ハナ・ブラジーコヴァー(ソプラノ)
ガブリエラ・エイベノヴァー(ソプラノ(+))
ヤコプ・フップマン(男性アルト)
ヤロスラフ・ブジェジナ(テノール)
トマーシュ・クラール、ヤロミール・ノセク(バス(*))
マリアーン・クレイチーク(バス(+))
アンサンブル・イネガル
プラハ・バロック・ソロイスツ
アダム・ヴィクトラ(指揮)
録音:2010年3月6-9日、プラハ、スタジオ・ドモヴィナ




<ARENA>
AR 10025 ¥2180
トマス・テレフセン(1823-1874):
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.19
エドゥアルド・グリーグ(1843-1907):
ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45/同第1番ヘ長調 Op.8
ミハエル・シュスマン(ヴァイオリン)
ナタリア・ストレルチェンコ(ピアノ)
録音:2010年10月、ビェルクライム教会(ノルウェー)




<GRONG>
GMP 09-17N ¥2180
展覧会 金管バンドのための音楽
ムソルグスキー(1839-1881)/マイケル・アレン編曲:組曲「展覧会の絵」
ドビュッシー(1862-1918)/クリス・モワット編曲:仮面
J・S・バッハ(1685-1750)/
クリス・モワット編曲:ブランデンブルク協奏曲第3番
ノルウェー・ブラス・エクスポ(金管バンド)
モルテン・ヴェンスベルグ(指揮)
録音:2009年1月24-25日、オスロ、ビグドイ教会

GMP 1104 ¥2180
ノルウェー・ロマン派のチェロとピアノのための音楽
ヨハン・セヴェリン・スヴェンセン(1840-1911):チェロ協奏曲ニ長調 Op.7
マリア・グスタヴォ・シェルレルプ(モン・シェルレルプ)(1870-1934):
メランコリー[Tungsind]Op.18
オスカル・ハンセン(1852-1925):マズルカ
ゲルハルド・ローセンクローネ・シェルレルプ(1859-1933):幻想的小品
カタリヌス・エリング(1858-1942):エア
クリスチャン・シンディング(1856-1942):北欧のバラード Op.105
ゲルハルド・ローセンクローネ・シェルレルプ:悲歌
カタリヌス・エリング:ロココ
オスカル・ハンセン:スケルツォ
セヴェリン・スヴェンセン(1871-1959):子守歌
ボルド・ボスルプ(チェロ)
ステッフェン・ホルン(ピアノ)
録音:2011年4月15-17日、シーエン(ノルウェー)、イプセン博物館

GMP 1105 ¥2180
ノルウェーのクラリネットの弦楽のための協奏曲集
スヴェッレ・ベルグ(1915-1980):クラリネットと弦楽のための協奏曲
トール・ブレヴィク(1932-):クラリネットと弦楽のための協奏曲
ビャーネ・ブルースタ(1895-1978):クラリネットと弦楽のための協奏曲
コンラード・バーデン(1908-1989):クラリネットと弦楽のための協奏曲 Op.37
ハンス・クリスチャン・ブレイン(クラリネット)
オスロフィヨルド室内フィルハーモニー
テリエ・ボイェ・ハンセン(指揮)
録音:2010年10月11-14日、オスロ、東アーケル教会



<LJB>
LJBMR 005 ¥2180
Helg i Sky ノルウェーのクリスマス民謡集
Beredan vag for Herran / Det hev ei rose sprunge
Et barn er fodt i Betlehem / Jeg synger julekvad
Sa tenner vi et lys / Julenatt ved fjorden / Mariavise
Mitt hjerte alltid vanker / Kling no, klokka
Jul, jul, stralande jul / Josefines julesalme / Deilig er jorden
ヴィア・カントゥス(合唱)
ノルウェー少年合唱団
ダヌタ・コゾン(指揮)
録音:2010年2月、オスロ、フルセト教会/2010年10月、
フログン教会(ノルウェー)




<PLATEARBEIDERNE>
PLACD 2007 ¥2180
ソルヴグッテネ・ライヴ
メルヒオール・フランク(1579頃-1639):平和を与えたまえ、主よ(+)
マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):テ・デウム(*/+/#)
ブラームス(1833-1897):ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a(抜粋)(#)
ブラームス:おお、救い主よ、天の扉を開け Op.74 No.2(+)
メンデルスゾーン(1809-1847):
われらに平安を与えたまえ(コラール・カンタータ)(+/#)
メルヒオール・フランク(1579頃-1639):平和を与えたまえ、主よ(+)
フリック・ハイデ・ステーン(オートコントル(*))
フレドリク・オッテルスター(テノール(*)、合唱指揮(+))
ホーコン・ヒッレ・フスター(バス(*))
ソルヴグッテネ(ノルウェー放送少年合唱団)(+)
ノルウェー放送管弦楽団(#)
ペーテル・シルヴァイ(指揮)
録音:2010年3月13日、オスロ、西アーケル教会、国際教会音楽祭、ライヴ




<WELL TEMPERED PRODUCTIONS>
WTP 5195 ¥1780
ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン・ソナタ集
第5番ヘ長調「春」Op.24/第6番イ長調 Op.30 No.1
第8番ト長調 Op.30 No.3
ダニエル・ゲデス(ヴァイオリン)
イラン・レヒトマン(ピアノ)
録音:リオデジャネイロ(ブラジル)、サラ・セシリア・メイレレス、
時期記載なし





<Parnassus>
PACD 96051/2 2枚組 ¥1200
【特別価格】
ジェイコブ・ラテイナーの芸術
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.2 No.1
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31 No.3
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
ベルク(1885-1935):ピアノ・ソナタ Op.1
プロコフィエフ(1891-1953):トッカータ ハ長調 Op.11
ブラームス(1833-1897):パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
メンデルスゾーン(1809-1847):スケルツォ ロ短調
ジェイコブ・ラテイナー(ピアノ)
録音:1977年、ADD
オリジナル・アルバム・タイトルの直訳は「ジェイコブ・ラテイナーの失われた
芸術」。ジェイコブ・ラテイナー(1928-2010)はポーランド人を両親にキューバ
のハバナに生まれたピアニスト。10歳にしてエルネスト・レクオナ指揮ハバナ・
フィルハーモニー管弦楽団との共演でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を弾
きデビューという神童ぶりを発揮しました。その2年後、一家はアメリカ合衆国
に移住し、ジェイコブは弟イジドア(1930-2005;ヴァイオリニスト)とともにカ
ーティス音楽学校に入学、イザベラ・ヴェンゲーロヴァに師事しました。16歳
でユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団との共演でチャイコ
フスキーのピアノ協奏曲第1番を弾き合衆国デビュー。1960年代にはヤッシャ・
ハイフェッツ、ウィリアム・プリムローズ、グレゴール・ピアティゴルスキー
の室内楽コンサート・シリーズに参加、その後1990年代までコンサート・ピア
ニストとして活躍しましたが、1967年を最後に商業用録音を行わなかったため
か、2010年の逝去時には忘れられたピアニストとなっていました。
当盤に収録の音源については詳細未詳ですが、初CD化であるとのことです。こ
のCDがジェイコブ・ラテイナー再評価のきっかけになるかもしれません。




<FABIAN RECORDS>
FABIAN-CD 7111(CD-R) ¥2080
ヨーロッパのオルガンの銘器
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
トッカータとフーガ ヘ長調/Puer natus in Bethlehem(コラール前奏曲)
録音場所:シュタインキルヒェン(ドイツ、アルテスラント)
使用楽器:1683年、アルプ・シュニトガー製
ハインリヒ・シャイデマン(1596-1663):マニフィカト幻想曲第8旋法
ニコラウス・ハンフ(1665-1711):
Ein feste Burg ist unser Gott(コラール前奏曲)
録音場所:リューディングヴォルト(ドイツ、クックスハーフェン)
使用楽器:1687年、アルプ・シュニトガー製
J・S・バッハ(1685-1750):
Jesu meine Freude BWV728/Herr Jesu Christ, dich zu uns wend BWV726
Herr Jesu Christ, dich zu uns wend BWV706
ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):
Jesu meine Freude(前奏曲、アリオ・モードとコラール)
録音場所:Gamalkin(スウェーデン) 使用楽器:1806年、Per Schiorlin製
J・S・バッハ:パッサカリア ハ短調 BWV562
ジュアン・アラン(1911-1940):リタニア
録音場所:リンツ(オーストリア)、新大聖堂 使用楽器:1968年、
マルクッセン製
レーガー(1874-1916):Wie schon leuchtet der Morgenstern(コラール幻想曲)
録音場所:ザンクト・フローリアン(オーストリア)
使用楽器:1774年製/1951年復元、ブルックナー・オルガン
インゲマール・メルヒェルソン(オルガン)
録音時期の記載はありません。CD-Rですのでご注意ください。

FABIAN-CD 7112 2枚組 ¥4050
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー オルガン即興演奏集
「Christ lag in Todesbanden」による(*)
グスタフ・レオンハルトの主題による(+)
録音:1974年7月4日(*)、1975年7月5日(+)、ハールレム(オランダ)、大教会
使用楽器:ミュラー製
「Ecce lignum crucis」による
録音:1972年2月8日、シュレーグル(オーストリア) 使用楽器:フラデツキー製
「Victimae paschali laudes」による
録音:1974年3月25日、シュレーグル 使用楽器:プッツ製
自由即興演奏
録音:1978年7月10日、ザンクトフローリアン(オーストリア)
使用楽器:ブルックナー・オルガン
「Erhalt uns Herr, bei deinem Wort」による(*)
「Veni creator spriritus」による(+)
録音:1977年9月(*)、1794年7月(+)、リンツ(オーストリア)、新大聖堂
使用楽器:マルクッセン製
「Christ ist erstanden」による
/「Ein Mannlein steht im Walde」による即興演奏
録音:1980年、リンツ、ブルックナー音楽祭
与えられた2つの主題による
録音:1972年3月21日、ウィーン、聖ウルズラ教会 使用楽器:フラデツキー製
「Wie schon leuchtet der Morgenstern」による
録音:1994年6月8日、ドルトムント(ドイツ)、プロスプタイ教会 
使用楽器:ザウアー製
バッハの「Wachet auf」(コラール前奏曲)による
録音:1977年5月28日、インスブルック(オーストリア)、
シュトフト・ヴィルテン
使用楽器:フラデツキー製
デンマーク民謡による
録音:1992年7月5日、ヘルシノア(デンマーク)、聖オーライ大聖堂
使用楽器:アンナスン製
B・バルテリンクの主題による(+グレゴリオ聖歌「アヴェ・マリス・ステラ」)
録音:1992年7月10日、ハールレム(オランダ)、大教会 使用楽器:ミュラー製
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)

FABIAN-CD 7113 ¥2080
別れと新たな始まりの時 悲哀と憧憬の間の詩と音楽
I. 「UBERLASS ES DER ZEIT........」
オルガン即興演奏
フーゴー・フォン・ホフマンスタール作詩:
「Die Zeit, die ist ein sonderbar Ding」
ヘルマン・ヘッセ作詩:「Alt werden」
旧約聖書・伝道の書 から:「Windhauch..」
「Ach wie fluchtig, ach wie nichtig」によるオルガン即興演奏
II. 「DES LEBENS RUF AN UNS WIRD NIEMALS ENDEN」
カール・ツックマイヤー作詩:Strophen von der Unsterblichkeit
ヘルマン・ヘッセ作詩:Mein Leben
「ラクリモーサ」によるオルガン即興演奏
テオドール・フォンターネ作詩:Herr Ribbeck auf Ribbeck
「ディエス・イレ-Jesu meine Zuversicht」によるオルガン即興演奏
III. 「SIEHE, ICH MACHE ALLES NEU!」
ヴィルヘルム・ブッシュ作詩:Auf Wiedersehen
ヨハン・G・ハーダー:Ein Traum
ノヴァリス作詩:Getrost das Leben Schreitet
新約聖書・黙示録第21章
「Wacht auf, ruft usn die Stimme」によるオルガン即興演奏
ゾニヤ・ヘーファー、ヘルムート・ヴラーザク(朗読)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)
録音:2000年5月29日、アイゲン(オーストリア)、教区教会(オルガン)
2000年5月、ORF・ランデスストゥディオ・チロル
ドイツ語の詩の朗読とオルガンの即興演奏で構成されたアルバム。

FABIAN-CD 7114 ¥2080
スカンジナヴィアの歴史的オルガン
J・S・バッハ(1685-1750):
幻想曲ハ短調 BWV562/Wenn wir in hochsten Notten sein BWV668
Wenn wir in hochsten Notten sein BWV641
O Mensch, bewein dein Sunde gross BWV622
An Wasserflussen Babylon BWV653/前奏曲とフーガ ハ短調 BWV564
録音:1999年7月29日、トロンハイム(ノルウェー)、ニーダロス大聖堂
使用楽器:1741年、ヨアヒム・ヴァーグナー製
ヨハン・パッヘルベル(1653-1711):
Werde munter mein Gemute(コラールと3つの変奏曲)
トッカータ ホ短調/アリエッタ ヘ長調(主題と9つの変奏曲)
録音:1999年8月3日、アシェリード(スウェーデン) 
使用楽器:ヨナス・ヴィステルニス製
クリスティアン・エールバッハ(1570-1635):
カンツォーナ第6旋法/ファンタジア第1旋法
不詳:インタヴォラツォーラ・ノーヴァ(1551、ヴェネツィア)から
6つの古いヴェネツィアのバッロ
録音:1999年8月8日、フレゼリスクボー城教会(デンマーク)
使用楽器:1610年、エザイアス・コメプニウス製
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)

FABIAN-CD 7115 ¥2080
ジルバーマン製オルガンによるJ・S・バッハ
J・S・バッハ(1685-1750):
O Gott, du frommer Gott BWV767 / Herzlich tut mich verlangen BWV727
Herr Jesu Christ, dich zu uns wend BWV726
Jesu, meine Zuversicht BWV728 / Liebster Jesu, wir sind hier BWV731
Wer nur den lieben Gott lasst walten BWV691
Nun komm, der Heiden Heiland BWV659 / 前奏曲とフーガホ短調 BWV533
録音場所:フラウロイト(ドイツ)
使用楽器:1742年製(1978年、イェームリヒ・オルガン工房復元)
Herr Gott, nun schleuss den Himmel auf BWV1092
O Lamm Gottes unschuldig BWV1095
Erhalt uns Herr, bei deinem Wort BWV1103
Wenn dich Ungluck tut greifen an BWV1104
Jesu meine Freude BWV1105 / Christus, der ist mein Leben BWV1112
Wie nach einer Wasserquelle BWV1119 / 幻想曲ハ短調 BWV562
録音場所:プファッフローダ(ドイツ)
使用楽器:1715年製(1968、1983、1993年、リューレ復元)
Schmucke dich, o libe Seele BWV654 / トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
録音場所:ナッサウ(ドイツ)
1748年製(1998年、ドレスデン・オルガン工房復元、
アンドレアス・ハーン復元監修)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)
録音時期:2000年4月11日、5月16日

FABIAN-CD 7116 ¥2080
BC: なしオストフリースラント地方の歴史的オルガン
ハンス・ブーフナー(1483-1526):Redeuntes I(鐘の音とともに)
不詳:ブクスハイム・オルガン曲集(1470頃)から
Pange lingua / Christ lag in Todesbanden
ハンス・コッター(1480頃-1541):Us tiefer Not schry ich zu dir
ジョスカン・デプレ(1440?-1521):デュオ
パウル・ホーフハイマー(1459-1537):Was ich durch Gluck
ハインリヒ・イザーク(1450頃-1517):リチェルカーレ
マティアス・グライッター(1500頃-1550):Herbei, herbei, was Loffel sei
ハンス・ブーフナー:Tanzmass Benzenauer
ヨハネス・ヴェック:Schwarz Knab
ハンス・コッター:Kocherperger Spanioler Tanz
レオンハルト・クレーバー(1495-1556):前奏曲ニ短調
コンラート・パウマン(1410-1473):Mit ganzcem willen
ハンス・ブーフナー:Redeuntes II(鐘の音とともに)
録音:2001年7月28日、リズム(ドイツ)、改革派教会
使用楽器:1457年、ハルマヌス製(1959年、アーレント&ブルンツェマ復元)
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):
幻想曲ト短調/トッカータ ト長調/トッカータ ハ長調
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):カンツォネッタ/カンツォーナ
不詳:リューネブルク・タブラチュア譜集(1636-1637)から
Resonet in laudibus / Gelobet seist du Jesu Christ
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:トッカータ イ短調
録音:2001年7月17日、ヴェスターフーゼン(ドイツ)
使用楽器:1641/1643年、イェスト・ジーグボルク製
(1955年、アーレント&ブルンツェマ復元)
ハンリヒ・シャイデマン(1595-1663):前奏曲ニ短調/幻想曲ハ長調
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:前奏曲ヘ長調
不詳:スサンネ・ファン・ソルトのタブラチュア譜集(1599)から
アルマンドとリプリーズ
録音:2001年7月27日、ウットゥム(ドイツ)、聖パウルス教会
使用楽器:1660年、ヘルクンフト製(1956/1957年、
アーレント&ブルンツェマ復元)
不詳:リューネブルク・タブラチュア譜集 から
前奏曲 ex clave F / Mein Seel erhebet den Herrn
前奏曲またはフーガ ト長調 / Jesu, du wolltest uns weisen
前奏曲ホ短調 / Was kann uns kommen an fur Not
Veni redemptor gentium / O Lamm Gottes, unschuldig
ザムエル・シャイト(1587-1654):O Lamm Gottes, unschuldig
ゲオルク・ベーム(1661-1733):パルティータ「Ach wie flüchtig」
録音:2001年7月29日、マリエンハーフェ(ドイツ)、聖マリア大教会
使用楽器:1712年、ゲアハルト・フォン・ホーリー製
(1956/1957年、アーレント&ブルンツェマ復元)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)
オストフリースラントはドイツ北西部、オランダに隣接する北海沿岸の地域。

FABIAN-CD 7117 ¥2080
われらの神は堅き砦
ザムエル・シャイト(1587-1654):
Ein feste Burg ist unser Gott(ゲルリッツ・タブラチュア譜集による)
ニコラウス・ハンフ(1665-1712):
Ein feste Burg ist unser Gott(コラール前奏曲)
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
Ein feste Burg ist unser Gott(コラール前奏曲)
録音:2001年7月25日、バーゼドウ教会(ドイツ、メックレンブルク)
使用楽器:1683年、ザムエル・ゲルケ、ハインリヒ・ヘルプスト父子製
不詳:リューネブルク・タブラチュア譜集 から
Ein feste Burg ist unser Gott
録音:2002年7月14日、Leufstabruk(スウェーデン)
使用楽器:1723年、ユーハン・ニクラス・カーマン製
不詳:リューネブルク・タブラチュア譜集 から
Ein feste Burg ist unser Gott, vers 1,2,3
録音:2001年7月29日、マリエンハーフェ(ドイツ、オスターフリースラント)
使用楽器:1706年、ゲアハルト・フォン・ホーリー製
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):
Ein feste Burg ist unser Gott(幻想曲)
録音:2003年3月31日、シュレーグル修道院教会(オーストリア)
使用楽器:1634年、アンドレアス・プッツ製
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):
Ein feste Burg ist unser Gott(コラール前奏曲)
録音:2001年6月13日、ドレスデン宮廷教会(ドイツ、ザクセン)
使用楽器:1755年、ゴットフリート・ジルバーマン
(没後、ツァハリアス・ヒルデブラント監修)製
ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703):
Ein feste Burg ist unser Gott(コラール小フーガ)
ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):
Ein feste Burg ist unser Gott(コラール前奏曲)
録音:2001年6月15日、エルツゲビルゲ、ナッサウ村教会(ドイツ、ザクセン)
使用楽器:1748年、ゴットフリート・ジルバーマン製
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(1951-):
「Ein feste Burg ist unser Gott」による即興演奏
録音:2001年7月10日、パッサウ大聖堂(ドイツ、ニーダーバイエルン)
使用楽器:1981年、ルートヴィヒ・アイゼンバルト社製
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)

FABIAN-CD 7119 ¥2080
高い天より、私は来た クリスマス・コンサート
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):
目覚めよ、と呼ぶ声あり(オーボエとオルガンのためのコラール前奏曲)(*)
ヨハン・パッヘルベル(1654-1711):トッカータ ヘ長調/高い天より(コラール)
ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル(1727-1789):
オーボエとオルガンのためのパルティータ第3番ニ短調(*)
ヨハン・ゴットリープ・ヴァルター(1684-1748):
高い天より(コラール編曲;3つのヴァース)/協奏曲イ長調
ゲオルク・フリードリヒ・カウフマン(1679-1750):
今こそ主をたたえよ、わが魂よ
(オーボエとオルガンのためのコラール前奏曲)(*)
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ツァハウ(1663-1712):高い天より(コラール)
ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル:
オーボエとオルガンのためのパルティータ第2番ヘ長調(*)
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ツァハウ:高い天より(3つのヴァース)
ゲオルク・フリードリヒ・カウフマン:
暁の星の何と美しいことか(オーボエとオルガンのためのコラール前奏曲)(*)
J・S・バッハ(1685-1750):
高い天より(コラール編曲)BWV700/高い天より(コラール編曲)BWV701
パストラーレ BWV590/高い天より(コラール)BWV738
フェルナンド・ソウザ(バロック・オーボエ(*))
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)
録音:2002年6月13-14日、エルツゲビルゲ(ドイツ)、ナッサウ教区ルター派教会
使用楽器(オルガン):1748年、ゴットフリート・ジルバーマン製
(1998年、ドレスデン・オルガン工房復元)
フェルナンド・ソウザはブラジルに生まれ、オランダのハーグ王立音楽院でク
・エビンゲに師事したオーボエ奏者。18世紀オーケストラ、ラ・プティット・
バンド、オランダ・バッハ協会管弦楽団等に参加しています。

FABIAN-CD 7120 ¥2080
ポルトガルの歴史的オルガン
不詳(17世紀):処女マリアの無原罪の懐胎の単旋律聖歌
ディエゴ・ダ・コンセイサン修道士(17世紀):バタリャ第5旋法
ガスパル・ド・レイス(17世紀):アヴェ・マリス・ステラによるコンセルタド
アントニオ・カレイラ(1525-1587):4声のカンシオンのグロサ
アンドレス・ロレンテ(1624-1706):第1旋法の作品、右手に音栓分割
不詳(17世紀):不協和音を含む半音階的作品第1旋法/パヴァナ(パヴァーヌ)
アンドレス・ロレンテ:
第1旋法(の作品)、右手の2つのソプラノ声部に音栓分割
ジュアン・カバニリェス(1644-1712):
パンジェ・リングァ/不協和音を含むティエント第1旋法
録音:2002年8月3日、ドルネス、涙の聖母教会 
使用楽器:18世紀中盤、不詳作者製
ペドロ・デ・アラウジョ(1610?-1668?):バタリャ第6旋法
フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1576-1654):
スペインのパンジェ・リングァによるティエント
アントニオ・カレイラ(1520-1587):ファンタジア第5旋法
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):歌の主題による3声の作品
ペドロ・デ・サン・ロレンソ(17世紀):第1旋法の作品、右手に音栓分割
ジュアン・カバニリェス:左手のためのトッカータ第2番
ディエゴ・ダ・コンセイサン修道士:第2旋法(の作品)、音栓分割、Accidental
アントニオ・カレイラ:4声のティエント
セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1585-1618):
パンジェ・リングァ/バスのティエント第1旋法
ジュアン・カバニリェス:トッカータ第4番
録音:2002年7月31日、ポルト、聖ロレンソ神学校教会
使用楽器:1860年、アントニオ・ジョゼ・ド・サントス製
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)

FABIAN-CD 7121 ¥2080
ボヘミアの歴史的オルガン
クリスティアン・エールバッハ(1570-1635):
トッカータ第8旋法/エレヴァツオーネのためのファンタジア
カンツォネッタ第2旋法/ファンタジア第1旋法(エコー・ファンタジー)
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(1616-1667):
半音階的ファンタジア/エレヴァツオーネのためのトッカータ
トッカータ第14番ハ長調
録音:2003年7月11日、ズラター・コルナ(チェコ)、
シトー会修道院、西側合唱隊席
使用楽器:1699年、アブラハム・シュタルク製
(1992年、ヴィラディミール・スライフ復元)
P・フランツ・アントン・エステンドルファー(1670-1711):
Der Tag Der ist so freudenreich(コラールと5つの変奏曲)
ゴットロープ・チェルノホルスキー(1684-1742):フーガ ヘ長調
ヴァレンティン・ラートゲーバー(1682-1750):8つのパストラーレ
録音:2003年7月15日、チェスキー・クルムロフ(チェコ)、聖ヴィート教会
使用楽器:1710-1716年、不詳作者製、小オルガン(1999年復元)
フランツ・クサヴァー・ムルシュハウザー(1663-1738):
トッカータ第6旋法
Lasst uns Kindlein wiegen(per imitationem cuculi)
(コラールと3つの変奏曲)
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー:トッカータ第2番ヘ長調
フランツ・クサヴァー・ブリクシ(1732-1771):
パストラーレ ハ長調/前奏曲ヘ長調
ヨゼフ・ゼーガー(1716-1782):トッカータ(パストラーレ)とフーガ
ヨハン・カスパル・フェルディナント・フィッシャー(1665-1746):
前奏曲、6つのフゲッタと後奏曲第8旋法(「音楽の花束」から)
Der Tag Der ist so freudenreich(クリスマスのためのリチェルカーレ)
フランツ・クサヴァー・ムルシュハウザー:トッカータ第10旋法
録音:2003年5月19日、プラハ、ティーン教会
使用楽器:1672年、ヨハン・ハインリヒ・ムント製
(1998-2000年、ヨハネス・クライス・オルガン工房復元)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)

FABIAN-CD 7122 ¥2080
北ドイツの歴史的オルガン
ハインリヒ・シャイデマン(1595-1663):前奏曲ハ長調
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
Erhalt uns Herr, bei deinem Wort / Wir danken dir, Herr Jesu Christ
ハインリヒ・シャイデマン:前奏曲ニ短調
ニコラウス・ハンフ(1665-1711):Auf meinen lieben Gott
ハインリヒ・シャイデマン:フーガ ニ短調
ディートリヒ・ブクステフーデ:Ein feste Burg ist unser Gott
ニコラウス・ハンフ:Ein feste Burg ist unser Gott
ザムエル・シャイト(1587-1654):
Ein feste Burg ist unser Gott / Erbaum dich mein, o Herre Gott
Nun komm der Heiden Heiland
ディートリヒ・ブクステフーデ:前奏曲(pedaliter)ハ長調(ニ長調)
録音:2002年7月31日、バーゼドウ教会(ドイツ、メックレンブルク)
使用楽器:1683年、ハインリヒ・ヘルプスト父子、ザムエル・ゲルケ製
(1982年、アレクサンダー・シュンケ復元)
ハインリヒ・シャイデマン:
In dich habe ich gehoffet, Herr / Gelobet seist du, Jesu Christ(2 Verse)
前奏曲ヘ長調
録音:2003年7月27日、ハンブルク、聖ヤコビ教会
使用楽器:1689-1693年、アルプ・シュニトガー製
(1989-1993年、ユルゲン・アーレント復元)
ディートリヒ・ブクステフーデ:
カンツォーナ ニ短調 / Jesus Christus, unser Heiland
Num komm der Haiden Heiland / Vater unser in Himmelreich
Komm, Heiliger Geist, Herre Gott / 前奏曲、フーガとシャコンヌ ハ長調
録音:2003年9月4日、ノルデン(オストフリースラント)、聖ルートゲリ教会
使用楽器:1686-1688年、アルプ・シュニトガー製
(1981-1985年、ユルゲン・アーレント復元)
ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):前奏曲ホ短調(小)
ディートリヒ・ブクステフーデ:
Gelobet seist du, Jesu Christ / Lobt Gott, ihr Christen, allzugleich
Puer natus in Bethlehem / Wie schön leichtet der Morgenstern
ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):前奏曲ホ短調(大)
録音:2003年7月25日、シュタインキルヒェン(アルテスラント)、
聖ニコライ&聖マルティーニ教会
使用楽器:1685-1686年、アルプ・シュニトガー製
(1987年、ベッケラート社復元)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)




<STRADIVARIUS>
STR 33901 ¥2080
テレマン(1681-1767):6つの新しいソナティネ(1730/1731、ハンブルク刊)
第1番ホ短調 TWV41:e3/第2番イ短調 ex TWV41:c2
第3番ニ長調 TWV41:D7/第4番ト長調 TWV41:G7
第5番ホ短調 ex TWV41:a4/第6番ホ長調 TWV41:E1
ラポテオーゼ
エンリコ・ディ・フェリーチェ(フラウト・トラヴェルソ)
ダニエーレ・ボーヴォ(チェロ) フランチェスコ・ビアンコ(チェンバロ)

STR 33908 ¥2080
クラウディオ・アンブロジーニ(1948-):種々のピアノのための作品集
力のロンドRondo di forza(ピアノのための;1981)
アポクリフォ(アップライトピアノのための;1984)
バレット「舞踏歌集」から 八行詩のバッロ(ピアノのための;1991)
シャコンヌ(ピアノのための;1998)/即興曲(ピアノのための;1982)
オペラ=バレット「失われたカサノヴァの書」から
3つの夜想曲(ピアノのための;1998)
前奏曲、一瞥(ピアノのための;1994)
うわー!うわー!(アップライトピアノのための;1982)
3つの即興曲 から 第2番(ディスクラヴィアのための;1997)
イタリアのバッロ(プリペアードピアノのための;1981)
未来派大舞曲(アップライトピアノのための;1982)
アルド・オルヴィエート(ピアノ)




<DUTTON>
●DUTTON EPOCH
CDLX 7269 ¥1550
マイケル・ハード(1928-2006):
室内オペラ「エフェソスの未亡人」
(デイヴィッド・ヒューズ&マイケル・ハード台本;1幕;1971)(*)
バラッド・カンタータ「オウエン氏の大いなる努力」
(マイケル・ハード台本;語り手、混声合唱と小管弦楽のための;1990)(+)
ピッパ・ゴス(ソプラノ:メイド(*))
ルイーズ・ウィンター(メゾソプラノ:未亡人(*))
マイケル・バンディ(バリトン:兵士(*))
カンタベリー市室内合唱団(+)
オーケストラ・ノーヴァ
ジョージ・ヴァス(指揮)
録音:2010年10月8-9日、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
世界初録音と表示されています。

CDLX 7270 ¥1550
ジュベア、オルウィン、マルテッリ:管弦楽作品集
ジョン・ジュベア(ジュベール;1927-):
交響曲第2番、一楽章の交響曲 Op.68
(1960年3月21日、シャープヴィルの犠牲者の記念に;1970)
ウィリアム・オルウィン(1905-1985):オペラ「妖精のヴァイオリン弾き」から
前奏曲(1924)/デリーベグの定期市(1925)
カルロ・マルテッリ(1935-):交響曲第2番(1955-1956)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
マーティン・イェーツ(指揮)
録音:2011年1月11-12日、グラスゴー(英国)、
RSNOセンター、ヘンリー・ウッド・ホール
世界初録音と表示されています。

CDLX 7271 ¥1550
ミス・オースティンの楽しみ
ジェーン・オースティン家のコレクションから新たに発見された音楽
マサイアス・ホルスト(1769-1854)編曲:妖精の踊り
ハイドン(1732-1809)/シェークスピア作詩:彼女はけっして愛を語らなかった
ジェイムズ・フック(1746-1827)/チャールズ・ディブディン作詩:
世界の半分(+)
作曲者不詳/作詩者不詳:悲しみの水辺(流れは広く)(*)(**)
ハリエット・エイブラムズ(1758-1821)/M・ルイス作詩:狂気のジェーン(*)
ジョージ・キアルマーク(1781-1835):ロビン・アディア
スティーヴン・ストレイス(1762-1796)/ジーンズ師作詩:囚われ人(*)(**)
作曲者不詳/作詩者不詳:私はつばめを見てみたい(*)(#)
アン・ティクネス(1737-1824):ファンダンゴ
トマゾ・ジョルダーニ(1730-1806)/作詩者不詳:メアリー女王の嘆き(*)(**)
作曲者不詳/ロバート・バーンズ作詩:バーンズの歌(*)(#)
ジャコモ・ゴティフレード・フェッラーリ(1759-1842)/
ジョージアナ・キャヴェンティシュ作詩:アフリカの歌(+)
エドワード・スミス・ビッグズ(?-1820)/
アメリア・オルダーソン・オーピー作詩:ヒンズーの歌(*)(**)
ヘンデル(1685-1759)/編曲者不詳:オペラ「ロデリンダ」序曲(1755)
作曲者不詳/チャールズ・ディブディン作詩?:アイルランドの男(*)(**)
マイケル・ケリー(1762-1826)/M・G・ルイス作詩:妻の告別(*)(#)
マイケル・ケリー/M・G・ルイス作詩?:夫の帰還(+)
作曲者不詳/作詩者不詳:誰も私に求婚してくれない(*)
ジョージアナ・キャヴェンティシュ(1757-1806)/
リチャード・ブリンズリー・シェリダン作詩:
「The Stranger」からのお気に入りの歌(*)(**)
ジェイムズ・フック/チャールズ・ディブディン作詩:昼の気まぐれ(+)
ヨハン・バプティスト・クラーマー(1771-1858):些細なこと
アマンダ・ピット(ソプラノ(*))
ジョン・ロフトハウス(バリトン(+))
デイヴィッド・オウエン・ノリス(ピアノ)
録音:2009年11月18-19日、ハッチランズ(サリー州、英国)、
ミュージック・ルーム
(**)以外は世界初録音と表示されています。(#)は英国の小説家ジェーン・
オースティン(1775-1817)の姪キャロラインがジェーンの特にお気に入りだっ
たと記憶していた曲。

CDLX 7272 ¥1550
トイヴォ・クーラ(1883-1918):歌曲&管弦楽作品集
海水浴をするニンフ Op.12(1909/管弦楽版:1910)(*)
南オストロボスニア組曲第2番 Op.20(1912-1913)
管弦楽伴奏の4つの歌曲(*)
夏の夕べ(1907/管弦楽版:1917)
長らく私はその火を見つめていた Op.2 No.2
(管弦楽版:アーッレ・メリカント編曲)
家畜場で Op.31a No.2(1917/管弦楽版:1918)
月明かりの帆走 Op.31a No.1(1917/管弦楽版:1918)
演奏会用組曲「奴隷の息子」Op.14b(1912)
乙女とロシア大貴族の息子 Op.18(1911/管弦楽版:1912)(*)
前奏曲とフーガ Op.10(1909)
スーザン・グリットン(ソプラノ(*))
BBCコンサート管弦楽団
マーティン・ブラビンズ(指揮)
録音:2011年1月24-26日、ロンドン、ハムステッド、エア・スタジオ
使用版による世界初録音と表示されています。

CDLX 7273 2枚組 ¥3100
フローラン・シュミット(1870-1958)2台のピアノのための音楽
小さなエルフ「眠りの精」-一週間の踊り Op.73
(1912/1923-1924;デアス編曲)(*)
サロメの悲劇 Op.50(1907/1910-1911)(+)
ドイツの反映(8つのワルツ)Op.28(1906)
私は遠くで聞く… Op.64 No.1(1917/1929)(#)
エドガー・アラン・ポーの「幽霊宮」のための練習曲 Op.49
(1900-1904/1909)(#)
3つの狂詩曲 Op.53(1903-1904)
キンバリー・バーバー(メゾソプラノ(*))
ジェイムズ・メイソン(オーボエ(+))
レスリー・デアス、アーニャ・アレクセーエフ(ピアノ)
録音:2010年12月17日、2011年2月22日、3月9日、
ウィルフリッド・ローリエ大学音楽学部
リサイタル・ホール(カナダ、オンタリオ州ウォータールー)
(*)(+)(#)は使用版による世界初録音と表示されています。

CDLX 7274 ¥1550
バンジャマン・ゴダール(1849-1895):
ピアノ協奏曲第1番イ短調 Op.31(1875)(*)
ピアノと管弦楽のための序奏とアレグロ Op.49(1880)(*)
オリエンタル交響曲 Op.84(1884)
ヴィクター・サンジョルジョ(ピアノ(*))
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
マーティン・イェーツ(指揮)
録音:2011年1月13-14日、グラスゴー(英国)、RSNOセンター、
ヘンリー・ウッド・ホール
世界初録音と表示されています。

LXBOX 2011 2枚組(1枚価格) ¥1550
ヨーク・ボウエン(1884-1961):室内楽作品集
ヴァイオリンとピアノのための組曲 Op.28
(フリッツ・クライスラーに献呈;1909)
チェロ・ソナタ Op.64(ベアトリス・ハリソンに献呈;1921)
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.112(ペギー・ラドモールに献呈;1945)
エンディミオン・アンサンブル
クリシア・オソストヴィチ(ヴァイオリン) ジェーン・サーモン(チェロ)
マイケル・デュセク(ピアノ)
録音:2001年11月16-18日、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
ヴィオラ・ソナタ第2番ヘ長調(1906)
ヴィオラ・ソナタ第1番ハ短調(1905)
ヴィオラとピアノのための幻想曲 Op.54(1918)
ジェイムズ・ボイド(ヴィオラ)
ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
録音:2002年4月29日-5月1日、ロンドン、イースト・フィンチレー、
オール・セインツ教会
CDLX 7120 と CDLX 7126 をスリップケースに収めたものです。

●DUTTON HISTORIC CLASSIC
CDBP 9805 ¥950
アンリ・メルケル・プレイズ・ユボー、ドラノワ&サン=サーンス
ジャン・ユボー(1917-1992):ヴァイオリン協奏曲ハ長調
コンセール・ラムルー管弦楽団 ウジェーヌ・ビゴー(指揮)
録音:1942年5月12-13日、パリ、スタジオ・アルベール
音源:Cat. no. W1503-5; Mat. no. 2LA3758-63
マルセル・ドラノワ(1898-1962):協奏的セレナード/りすの毛皮の靴
パリ音楽院管弦楽団 シャルル・ミュシュ(指揮)
録音:1941年7月21日、場所の記載なし
音源:Cat. no. DB5184-6; Mat. no. 2LA3593-8
サン=サーンス(1835-1921):ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調 Op.61
コンセール・パドルー管弦楽団 ピエロ・コッポラ(指揮)
録音:1935年6月27日、パリ、サル・ラモー
音源:Cat. no. L1000-2; Mat. no. 2LA427-32
アンリ・メルケル(ヴァイオリン)

CDBP 9806 ¥950
ピエロ・コッポラ・コンダクツ・ドビュッシー
ドビュッシー(1862-1918):
イベリア/版画 より グラナダの夕べ(管弦楽版:ピエロ・コッポラ編曲)
録音:1935年3月11-12日、パリ、サル・ラモー
音源:Cat. no. DB4974-6; Mat. no. 2LA362-7

録音:1932年10月25、27日、パリ、サル・ラモー
音源:Cat. no. DB4874-6; Mat. no. 2PG188-91, 208-9
夜想曲
録音:1938年5月18日、パリ、スタジオ・アルベール
音源:Cat. no. DB5066-8; Mat. no. 2LA2568-73
パリ音楽院管弦楽団
ピエロ・コッポラ(指揮)

CDVS 1917 ¥680
フリッツ・クライスラー ベートーヴェン&メンデルスゾーン
ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61(*)
メンデルスゾーン(1809-1847):ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64(+)
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ジョン・バルビローリ(指揮(*))
ランドン・ロナルド(指揮(+))
録音:1936年6月16-17、22日(*)、1935年4月8日(+)、
アビー・ロード・スタジオ No.1(*/+)
音源:DB2927-32S(2EA2974-84)(*)/DB2460-2(2EA1465-70)(+)




<IFO>
IFO 03003 ¥2080
トーマス・ガブリエル(1957-)/オイゲン・エッカート(1954-)台本:
オラトリオ「エマオ」(ルカによる福音書第24章第17-35節に基づく、
独唱、合唱、管弦楽とバンドのための;2002)
シュテファン・ミュラー=リュッペルト
(イエスの弟子クレオパ、税官吏レヴィ、テクラの父)
ベアーテ・ハイツマン(テクラ、テクラの母)
パスカル・ショルツ(福音史家)
シュテファン・レッティヒ(旅人)
クリスティアン・ミュート、モニカ・ヴルツェル(公訴人)
シュテッフェン・ボーデンゾーン(ピラト) 他
エマウス合唱団 管弦楽団
トーマス・ガブリエル(指揮)
録音:2002年4月1日、ゼーリゲンシュタット(ドイツ)、
アインハルト・バジリカ聖堂、ライヴ
復活したイエスがエマオという町で弟子の前に現れたという、聖書の中のエピ
ソードに基づくオラトリオ。ポップス寄りの作風です。

IFO 07001 ¥2080
J・S・バッハ(1685-1750):フーガの技法 BWV1080
ジャン=クリストフ・ガイザー(オルガン)
エリーザベト・ソンバール(ピアノ)
録音:2007年8月22-24日、ローザンヌ大聖堂(スイス)

IFO 07002 ¥2080
言葉のないロマンス ヴィオラとオルガンのための音楽
ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764):
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 Op.1 No.2(1723)(*/+)
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004 から
シャコンヌ(ト短調に移調)(*)
ブラームス(1833-1897):前奏曲とフーガ ト短調 WoO.10(+)
ショーソン(1855-1899):ヴィオラとオルガンのための小品 Op.39(*/+)
カシミール・ネイ(1801-1877):
ヴィオラのための24の前奏曲(1849)から 第20番ハ短調(*)
フォーレ(1845-1924)/アンリ・ビュッセル(1872-1973):パヴァーヌ(*/+)
ダニエル・ロート(1942-):
「Rorate caeli desuper」によるオルガン即興演奏(+)
ラヴェル(1875-1937)/ヴァンサン・ロート(1974)編曲:
無伴奏混声四部合唱のための3つの歌
(中声とピアノのための版に基づくヴィオラとオルガンのための編曲版)(*/+)
ダニエル・ロート:オルガン即興演奏「Tauet Himmel den Gerechten」
(「Rorate caeli desuper」による)(*)
ヴァンサン・ロート(ヴィオラ)
ダニエル・ロート(オルガン)
録音:2008年12月4-5日、マインツ(ドイツ)、聖ベルンハルト教会
モーリス・デュリュフレ、マリー=クレール・アランに師事したフランスのオ
ルガン奏者ダニエル・ロートと息子のヴィオラ奏者ヴァンサンの父子共演。




<RUSSIAN DISC>
発売年の古いものは現地にて在庫僅少となっているため、供給できない可能性
もございます。あらかじめご了承ください。

RDCD 00211 ¥1550
モーツァルト(1756-1791):
ヴァイオリン協奏曲第3番 K.216(*)
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219(+)
J・S・バッハ(1685-1750):
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043(#)
アンドレイ・コルサコフ(ヴァイオリン(*/#))
ナターシャ・コルサコワ(ヴァイオリン(+/#))
ロシア国立室内管弦楽団(*/+)
コンチェルティーノ(モスクワ・フィルハーモニー協会室内アンサンブル)(#)
録音:1990年4月15日(#)、1990年12月20日(*)、1991年3月5日(+)、
モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
発売:1993年
ロシアのヴァイオリニスト、アンドレイ・コルサコフ(1946-1991)と娘ナター
シャ・コルサコワ(1973-)の共演が聴ける貴重な録音。

RDCD 00216 ¥1550
愛と死の歌 20世紀アルメニアの合唱曲集
エドガル・ホフハニシアン(1930-1998):
Hop, Shorora, Shorora / I sew wheat / Hanor / Weeping of Adena
My house by the sea
ハチャトゥル・マルチロシアン(1945-):
Weeding Song / Cilicia(E・エルカニアン編曲)
エドガル・ホフハニシアン:
It seems I'm at home again / Gandza / The interminable
/The River Araz
ロベルト・ペトロシアン(1930-2009):
On the grey top of Ararat / The small tree of Pshat
Night comes bringing freshness
ダヴィート・ハラジアン(1962-):Songs of Love and Death
アルメニア放送室内合唱団
チグラン・ヘケキアン(指揮)
録音:1990、1991年 発売:1993年
曲目は英語訳表記ですが歌詞はアルメニア語です。

RDCD 00218 ¥1550
ドヴォルジャーク(1841-1904):
ピアノ三重奏曲第3番ヘ短調 Op.65
ピアノ三重奏曲第4番ホ短調「ドゥムキー」Op.90
メドマウント三重奏団
エリック・ラーセン(ピアノ) スティーヴン・シップス(ヴァイオリン)
オーエン・カーマン(チェロ)
録音:1992年 発売:1994年

RDCD 00301 ¥1550
ロシアの古い行進曲とワルツ集
ハーゼ:プレオブラジェンスキー連隊行進曲
グリンカ:第27竜騎兵連隊(行進曲)
ジョイス:秋の夢(ワルツ)
不詳:英雄(行進曲)
シャトロフ:青い夜(ワルツ)
ベッケル:勝利の喜び(行進曲)
アガプキン:早朝(ワルツ)
シャトロフ:満州の丘(ワルツ)
不詳:スコベレフ(行進曲)
テイケ:忠誠(行進曲)
ジョイス:思い出(ワルツ)
ヴァーグナー:双頭の鷲の旗のもとに
ベッケル:森のおとぎ話(ワルツ)
バカレイニコフ:憂鬱(ワルツ)
クシュニル:1月9日(行進曲)
キュス:アムール川の波(ワルツ)
不詳:ペチェルスキー連隊行進曲
ローサス:波涛を越えて(ワルツ)
ホレワ:バトゥリンスキー連隊行進曲
ロシア国防省第一軍楽隊
ヴィクトル・アファナシェフ(指揮)
録音:データ記載なし 発売:2000年

RDCD 00378 ¥1550
チャイコフスキー国際コンクール入賞者たち(1962-1990) チェロ部門 Vol.1
ジャン=バティスト・ブレヴァル(1753-1823):チェロ・ソナタ から 第1楽章
ナタリア・スアホフスカヤ[第2回(1962):第1位、ソヴィエト]
ショスタコーヴィチ(1906-1975):チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40 から 第1楽章
レスリー・パーナス[第2回(1962):第2位、アメリカ合衆国]
ミハイル・ブキニク(1872-1947):演奏会用練習曲
ミハイル・ホミツェル[第2回(1962):第3位、ソヴィエト]
ダヴィート・ポッパー(1842-1913):練習曲ト短調
アルト・ノラス(チェロ))[第3回(1966):第2位、フィンランド]
プロコフィエフ(1891-1953):バレエ「石の花」Op.118 から ワルツ
ミッシャ・マイスキー[第3回(1966):第6位、ソヴィエト]
ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ(1695-1764):チェロ・ソナタ
カリーネ・ゲオルギアン[第3回(1966):第1位、ソヴィエト]
チャイコフスキー(1840-1893):夜想曲 Op.19 No.4
ナタリア・グートマン[第2回(1962):第3位、ソヴィエト]
プロコフィエフ:バレエ「シンデレラ」Op.87 から アダージョ
ダヴィート・ゲリンガス[第4回(1970):第1位、ソヴィエト]
ウラジミール・ウラーソフ(1903-1986):バラッド
ヴィクトリア・ヤグリング[第4回(1970):第2位、ソヴィエト]
ウラジミール・ウラーソフ:演奏会用小品
イワン・モニゲッティ[第5回(1974):第2位、ソヴィエト]
Vol.2以降は入手不能と思われます。

RDCD 00496 ¥1550
ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ・デュオのための作品集
2台のピアノのための組曲第1番 Op.5
ピアノ四手連弾のための6つの小品 Op.11
ピアノ四手連弾のためのロマンス
ピアノ四手連弾のためのイタリア風ポルカ
2台のピアノのための組曲第2番 Op.17
ガリーナ・トゥルキナ、ユリア・トゥルキナ(ピアノ)
録音:データ記載なし 発売:2000年

RDCD 00528 ¥1550
アリャビエフからプロコフィエフまで ロシアの30のピアノ小品
アレクサンドル・アリャビエフ(1787-1851):マズルカ
アレクサンドル・グリボリエフ(1795-1829):ワルツ
オシプ・コズロフスキー(1757-1831):ポロネーズ=パストラーレ
アンドレイ・エサウロフ(1800頃-1850頃):憂鬱なワルツ
イワン・ラスコフスキー(1799-1855):無言歌
レフ・グリリョフ(1770-1844):前奏曲
ミハイル・グリンカ(1804-1857):舟歌
アレクサンドル・ダルゴムイシスキー(1813-1869):タバケロチニー・ワルツ
アントン・ルビンシテイン(1829-1894):マズルカ Op.75 No.10
ニコライ・ルビンシテイン(1835-1881):アルバムの綴り
ニコライ・ドミトリエフ(1829-1893):即興曲 Op.27 No.1
ピョーチル・チャイコフスキー(1840-1893):四季 Op.37bis から 五月「白夜」
アレクサンドル・ボロディン(1834-1887):小組曲 から セレナード
ミリー・バラキレフ(1836-1910):夜想曲
ツェーザリ・キュイ(1835-1918):カンツォネッタ
モデスト・ムソルグスキー(1839-1881):涙
アレクサンドル・グラズノフ(1865-1936):前奏曲 Op.49 No.1
アナトーリー・リャードフ(1855-1914):ワルツ Op.57 No.1
ワシーリー・カリンニコフ(1866-1901):悲しい歌
ウラジーミル・レビコフ(1866-1920):音のスケッチ Op.10 から 田舎の絵(No.1)
アントン・アレンスキー(1861-1906):私を忘れないで Op.36 No.10
アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):アルバムの綴り Op.45 No.1
ニコライ・メトネル(1879-1951):おとぎ話 Op.26 No.3
アレクセイ・スタチンスキー(1888-1914):前奏曲
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):ひなぎく Op.38 No.3
アレクサンドル・グレチャニノフ(1864-1956):パステル から 思い
セルゲイ・リャプーノフ(1859-1924):前奏曲 Op.6 No.3
イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971):五本の指で から アレグロ
ニコライ・チェレプニン(1873-1945):前奏曲 Op.18 No.3
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):古典交響曲 から ガヴォット
アレクサンドル・バフチエフ(ピアノ)
録音:1992年 発売:2005年

RDCD 00529 ¥1550
パーセルからモーツァルトまで ピアノのための変奏曲集
ヘンリー・パーセル(1659-1695):グラウンド(パッサカリア)
ジャン=フランソワ・ダンドリュー(1682-1738):ティンパノン
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):アリアと変奏曲
ヘンデル(1685-1759):シャコンヌ
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):変奏曲
ハイドン(1732-1809):アンダンテと変奏曲 Hob.XVII:No.6
モーツァルト(1756-1791):
変奏曲ト長調 K.24/変奏曲ニ長調 K.25/変奏曲変ロ長調 K.500
アレクサンドル・バフチエフ(ピアノ)
録音:1992年 発売:2005年

RDCD 00606 ¥1550
チャイコフスキー(1840-1893):四季 Op.37bis
グラズノフ(1865-1936):前奏曲とフーガ ニ短調 Op.62
ラフマニノフ(1873-1943):
ピアノ六手連弾のためのワルツ/ピアノ六手連弾のためのロマンス(*)
ヴィクトル・ブーニン(ピアノ)
エフゲニー・ブーニン、ウラジーミル・ブーニン(ピアノ(*))
録音:データ記載なし 発売:1999年

RDCD 00679(CD-R) ¥1550
J・S・バッハ(1685-1750):
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第1番ト長調 BWV1027
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第2番ニ長調 BWV1028
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第3番ト短調 BWV1029
C・P・E・バッハ(1714-1788):
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ ハ長調
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ ニ長調
アラ・ワシーリエワ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミハイル・ムンチャン(チェンバロ)
録音:データ記載なし 発売:2002年
CD-Rです。ご注意ください。

RDCD 00682(CD-R) ¥1550
アントン・ルビンシテイン(1829-1894):
チェロ・ソナタ第1番ニ長調 Op.18(*)
チェロ・ソナタ第2番ト長調 Op.39(+)
アラ・ワシーリエワ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミハイル・ムンチャン(ピアノ(*))
アレクセイ・シュチミトフ(ピアノ(+)
録音:1994年 発売:2002年
CD-Rです。ご注意ください。

RDCD 00802 ¥1550
ワレーリー・キトカ※訂正ワレーリー・キクタ(1941-):
洗礼者ウラジーミル(交響的年代記;1989-1990)(*)
ベルゴロド協奏曲(オーボエと管弦楽のための;1983)(+)
エウロパの誘拐(1990)(#)
ドミートリー・コテノク(オーボエ(+))
モスクワ放送交響楽団(*/+)
ウラジーミル・フェドセーエフ(指揮(*))
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指揮(+))
モスクワ新交響楽団(#)
コンスタンチン・クリメツ(指揮(#))
録音:1991年11月18日(*)、1992年10月26日(+)、
モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(*/+)
データ記載なし(#)
発売:2006年

RDCD 00814 ¥1550
ロシア儀仗兵模範軍楽隊
グリンカ(1804-1857):オペラ「ルスランとリュドミラ」序曲
バーンスタイン(1918-1990):オペラ「キャンディード」序曲
チャイコフスキー(1840-1893):劇付随音楽「雪娘」から 道化師の踊り
ララ(1897-1970):グラナダ(*)
ミヨー(1892-1974):組曲「スカラムーシュ」から ブラジレイラ
リュティ:ブラスバンド
J・シュトラウス:ポルカ
スーザ(1854-1932):海を越える握手(行進曲)
タイケ(1864-1922):旧友(行進曲)
オギンスキ(1730-1800):ポロネーズ
ワルトトイフェル(1837-1915):水の妖精(ワルツ)
ベッケル:森のおとぎ話
ジョイス:思い出
民謡の主題による2つの小品;コサックの騎行/いちごビール
アガプキン:スラヴの娘の別れ(行進曲)
ディエフ:序曲「ロシア万歳」
A・トルボチキン(歌(*))
ロシア儀仗兵模範軍楽隊
アナトーリー・プリホトチェンコ(指揮)
録音:データ記載なし 発売:2007年

RDCD 00827 ¥1550
ロスチスラフ・ボイコ(1931-2002):合唱作品選集&「ピョートルの鐘」
メッセージ/3つの歌/秋の風(**)/吹雪(**)/覚え書き(**)/冬の道
菩提樹の下は涼しい/松/畑は刈り取られ/空も大地も真白く/荒天
フィギュア・スケート(スポーツ組曲 から)(*)
チェリョームハは香り(*)/秋/私にその歌を歌って/暗い雲
ボナパルトとモンテネグロ人
3つのマドリガル(+)
アレクサンドラ・オシポノヴナ・スミルノワに
私が思うには/雨とともにあなたは行ってしまう
チュッチェフの詩による2つの三重唱曲(+); 冬の魔女/春
3つの合唱曲(+); 再生/銀の翼/ヴォログダのレース編み
ヴャトカの歌 から 3つの合唱曲(+)
飛ぶな、はやぶさ/それは草原の上に/私たちの門のすぐそばで
私のすてきな人のところに行くだろう(ベラルーシの戯れ歌)(+)
オー、ノー、ジョン(イギリス民謡)(+)
ピョートルの鐘(ピョートルの青春)(#)
スヴェシニコフ記念合唱学校合唱団(無印/*/**)
アナトーリー・キスリャコフ(指揮(無印/*))
アレクサンドル・シションコフ(指揮(**))
ラジオ放送「ロシアの声」児童大合唱団(*)
合唱芸術アカデミー合唱団(+)
ヴィクトル・ポポフ(指揮(+))
ソヴィエト国立交響楽団(#)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮(#))
録音:2001年(無印/*/**)、2006年(+)、1980年(#)




<Polskie Radio>
PRCD 1297-1298 2枚組 ¥3100
ヴァンダ・ヴィウコミルスカ マエストラ
ブラームス(1833-1897):
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78(*)
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100(*)
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ長調 Op.108(*)
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
ヴァイオリン協奏曲第5番(1954)(+)
ヴァイオリン協奏曲第7番(1965)(#)
アンジェイ・パヌフニク(1914-1991):ヴァイオリン協奏曲(1971)(**)
ヴァンダ・ヴィウコミルスカ(ヴァイオリン)
タデウシュ・フミェレフスキ(ピアノ(*))
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団(+/#)
ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮(+))
アンジェイ・マルコフスキ(指揮(#))
ポーランド室内管弦楽団(**)
イェジ・マクシミウク(指揮(**))
録音:1974年、ポーランド放送スタジオ(*)/1955年(+)
/1979年、ライヴ(#/**)
20世紀ポーランドを代表するヴァイオリニストの一人で、同国の同時代作曲家
たちからの信頼も厚かったヴァンダ・ヴィウコミルスカ(1929年生まれ)。
(+)は世界初演時の録音。

PRCD 1180 ¥2080
ヴィトルト・マウツジンスキ ショパン
ショパン(1810-1849):
夜想曲ヘ長調 Op.15 No.1/夜想曲ハ短調 Op.48 No.1
スケルツォ変ロ短調 Op.31
ワルツ嬰ハ短調 Op.64 No.2/マズルカ ハ長調 Op.24 No.2
マズルカ イ短調 Op.67 No.4/マズルカ イ短調 Op.68 No.2
マズルカ変ロ短調 Op.24 No.4/マズルカ嬰ハ短調 Op.50 No.3
マズルカ ハ短調 Op.56 No.3/マズルカ嬰ハ短調 Op.63 No.3
ポロネーズ嬰ヘ短調 Op.44/幻想曲ヘ短調 Op.49
ヴィトルト・マウツジンスキ(ピアノ)
録音:1971-1975年、ポーランド放送スタジオ
ショパンのスペシャリストとして高名だったポーランドのピアニスト、ヴィト
ルト・マウツジンスキ(日本ではマルクジンスキーと呼ばれていました)による
放送録音。

PRCD 1189 ¥3100
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):オペラ「アーサー王の冒険」(1959)
リシャルト・ミンキェヴィチ(テノール:アーサー王)
ダニエル・ボロフスキ(バス:巨人)
プシェミスワフ・レズネル(バリトン:ガヴェイン)
アグニェシュカ・マクフカ(メゾソプラノ:女王、上品な婦人、敬虔な婦人)
カタジナ・トリルニク(ソプラノ:花嫁、賢明な婦人、尊敬すべき老婦人)
ヤドヴィガ・ラッペ(アルト:魔女)
アンナ・カラシンスカ(ソプラノ:乙女、召使いの少女)
アレクサンデル・クナフ(テノール:若い騎士)
ズビグニェフ・ザマホフスキ(語り手)
ポーランド放送クラクフ合唱団
マリア・オラフスカ(合唱指揮)
ポーランド放送管弦楽団
ウーカシュ・ボロヴィチ(指揮)
録音:2009年10月12-14日、ワルシャワ、ポーランド放送、
ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ
ポーランド語と英語の解説、ポーランド語の歌詞と英語訳を記載した全94ペー
ジのブックレット付き。1枚物ですが高価格商品ですのでご注意ください。

PRCD 1258-1259 2枚組 ¥4050
ロマン・スタトコフスキ(1859-1925):オペラ「マリア」(1903)
ヴィオレッタ・ホドヴィチ(ソプラノ:マリア)
ダリウシュ・ピェトジコフスキ(テノール:ヴァツワフ)
アルトゥル・ルチンスキ(バリトン:太刀持ち)
ヴォイテク・ギェルラフ(バス:県知事)
カタジナ・ジムスカ(ソプラノ:少年)
クシシュトフ・クル(テノール:貴族、コサック)
レミギウシュ・ウーコムスキ(バス:幽霊、騎士長、コサック、仮面の男)
アンナ・マルフヴィンスカ(ソリスト指導)
ポーランド放送合唱団
ヴオジミェシュ・シェドリク(合唱指揮)
ポーランド放送管弦楽団
ウーカシュ・ボロヴィチ(指揮)
録音:2008年9月21日、ワルシャワ、ポーランド放送、
ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ライヴ
ポーランド語と英語の解説、ポーランド語の歌詞を記載した全64ページのブッ
クレット付き。

PRCD 1288-1289 2枚組 ¥4580
ルイ・シュポア(1784-1859):オペラ「山の霊」(1824)
スザンネ・ベルンハルト(ソプラノ:アルマ)
アグニェシュカ・ピアス(ソプラノ:ルドミッラ)
ダン・カールストレム(テノール・オスカル)
ヴォイテク・ギェルラフ(バス:ドモスラフ)
エドゥアルト・ツァンガ(バス:山の霊)
ザボルチ・ブリックネル(テノール:トロル、地の霊)
ポーランド放送クラクフ合唱団
ピオトル・スーコフスキ(合唱指揮)
カメラータ・シレジア
アンナ・ショスタク(合唱指揮)
ポーランド放送管弦楽団
ウーカシュ・ボロヴィチ(指揮)
録音:2009年4月8日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサートホール、
演奏会形式、ライヴ
ポーランド語、ドイツ語、英語、フランス語の解説、ドイツ語の歌詞とポー
ランド語、英語、フランス語訳を記載した全232ページのブックレット付き。

PRCD 1299 ¥2080
アルトゥル・ルチンスキ 歌曲&アリア集
ミチェスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):
一番星が輝く所 Op.1 No.2/穏やかな暗い海で Op.3 No.4
私にもっと話して Op.3 No.1/彼は野に行く Op.3 No.3
失望 Op.1 No.4/私のために泣かないで Op.3 No.7
夜の輝きの中で眠る Op.3 No.5/私の魂は悲しんでいる Op.1 No.6
穏やかで明るい黄金の日々を私は思い出す Op.1 No.5
チャイコフスキー(1840-1893):オペラ「エフゲニーオネーギン」第1幕 から
オネーギンのレチタティーヴォとアリア
チャイコフスキー:オペラ「スペードの女王」第2幕から
エレツキー公のレチタティーヴォとアリア
ワーグナー(1813-1883):
オペラ「タンホイザー」第3幕 から ヴォルフラムのアリア
グノー(1818-1893):
オペラ「ファウスト」第1幕 から ヴァランティンのアリア
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「ドン・カルロ」第4幕 から ポーザ侯爵の
アリア
アルトゥル・ルチンスキ(バリトン)
ポーランド放送管弦楽団
ウーカシュ・ボロヴィチ(指揮)
録音:2009年3月16、24-25日、ワルシャワ、ポーランド放送、
ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ

PRCD 1315 ¥2080
水とワイン ギターと弦楽のための音楽
ヴィヴァルディ(1678-1741):ギターと弦楽のための協奏曲ニ長調 RV93
ファリャ(1876-1946)/ミゲル・リョベト(1878-1938)編曲:
7つのスペイン民謡 より 子守歌,モーロ人の衣装,アストゥアリナ
アルベニス(1860-1909)/フランシスコ・タレガ(1852-1909)編曲:
アストゥリアス
バルトーク(1881-1945)/アーサー・レヴァリング(1953-)編曲:
ルーマニア民俗舞曲集 から Nos.1,2,3,5,6
エグベルト・ジスモンチ(1947-)/ヤン・オーロフ・エーリクソン編曲:
水とワイン
ボッケリーニ(1743-1805):
ギターと弦楽のための四重奏曲第4番ニ長調「ファンダンゴ」
ウーカシュ・クロパチェフスキ(ギター)
アガタ・シムチェフスカ、アンナ・マリア・スタシキェヴィチ(ヴァイオリン)
カタジナ・ブドニク=ガウォンスカ(ヴィオラ)
マルチン・ズドゥニク(チェロ)
録音:2010年1月15日、2月15-16日、3月26日、ワルシャワ、ポーランド放送、
ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ

PRCD 1316 ¥2080
オレナ・レオネンコ(1966-)/ヤヌシュ・グウォヴァツキ台本/
ユゼフ・オパルスキ演出:音楽劇「エセーニン」(2009)
オレナ・レオネンコ(台詞、歌)
ラファウ・グジョンカ(アコーディオン、バンドネオン)
クラウディシュ・バラン(アコーディオン)
ロベルト・シヴァク(打楽器)
アンジェイ・オレヴィンスキ(ギター)
録音:2009年12月28日、ワルシャワ、ポーランド放送劇場

PRCD 1322 ¥2080
20世紀の室内楽 チェロのための作品集
ズビグニェフ・ブヤルスキ(1933-):
オルニファリア(チェロとピアノのための)(+)
マレク・スタホフスキ(1936-2004):
アダージョ・リコルダメンテ(チェロとピアノのための)(#)
ジャック・イベール(1890-1962):ギルラルツァーナ(無伴奏チェロのための)
ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):
牧歌集(ヴィオラとチェロのための)(*)
マレク・スタホフスキ:レチタティーヴォと祈り(チェロとピアノのための)(#)
ジャック・イベール:
「クープランの墓」のための奇想的練習曲(無伴奏チェロのための)
フランク・マルタン(1890-1974):シャコンヌ(チェロとピアノのための)(+)
ティトゥス・ミェチニコフスキ(チェロ)
イグナツィ・ミェチニコフスキ(ヴィオラ(*))
マヌエル・ベルチュ(ピアノ(+))
マールタ・グヤーシュ(ピアノ(#))
録音:データ記載なし

PRCD 1349 ¥2080
デカダンス
ラフマニノフ(1873-1943):絵画的練習曲集 Op.39
シマノフスキ(1882-1937):ピアノ・ソナタ ハ短調 Op.8
プシェミスワフ・ヴィテク(ピアノ)
録音:2009年10月2-5日、ワルシャワ、ポーランド放送、
ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ
ポーランドのピアニスト、プシェミスワフ・ヴィテク(1985年生まれ)のデビュ
ーCD。

PRCD 1359 ¥2080
前古典派のオーボエ協奏曲集
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):
オーボエ協奏曲第2番ヘ長調
ヨハン・ゴットリープ・グラウン(1703-1771):
オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ハ短調
ヨハン・クリスティアン・フィッシャー(1733-1800):
オーボエ協奏曲第1番ハ長調
ゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイル(1715-1777):
オーボエとファゴットのための協奏曲変ホ長調(*)
ティトゥス・ヴォイノヴィチ(オーボエ)
レシェク・ヴァフニク(ファゴット(*))
エッセンティア・ムジカ
録音:2011年2月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

PRCD 1378-1379 2枚組 ¥4050
ムジカ・サクロモンターナ(シフィエンタ・グラ教会堂の音楽)Vol.5
ユゼフ・ゼイドレル(1744-1806):リタニア ヘ長調
アグニェシュカ・ボヘネク=オシェツカ(ソプラノ)
ユスティナ・ディラ、アレクサンドラ・ポニショフスカ(メゾソプラノ)
ウーカシュ・ノヴァク(テノール)
ヤロスワフ・キタラ(バス)
カメラータ・シレジア(合唱)
アッカデーミア・デラルカディア
アンナ・ショスタク(指揮)
フロリアン・レオポルト・ガスマン(1729-1774):
アヴェ・レジナ・チェロールム
ユゼフ・ゼイドレル:サルヴェ・レジナ ハ長調
マチェイ・ゲンバルスキ(1760-1806):サヴェ・レジナ
マクシミリアン・コペルスキ(1812-1886):レジナ・チェリ
ユリアン・ゲンバルスキ(1950-):サルヴェ・レジナ
エルジビェタ・グロジカ=ウォプシンスカ、
ヨアンナ・ヴェングジノヴィチ(ソプラノ)
ラウダーテ・ドミヌム室内アンサンブル
ユリアン・ゲンバルスキ(指揮)
録音:2010年9月27日、10月1日、ゴスティン近郊(ポーランド)、
シフィエンタ・グラ教会堂

PRCD 1435 ¥2080
マチェイ・ジェレンスキ(1971-):アクロス・ザ・ミレニアムズ
弦楽のための音楽 西暦1993年(1993)(*/**)
ルトスワフスキ・イン・メモリアム(オーボエとピアノのための;1999)(+)
トリオ・フォー・M・B(クラリネット、ヴァイオリンとチェロのための;2004)(#)
シャイニング II(弦楽合奏のための;2006)(**)
落ち着きのない協奏曲(クラリネットと管弦楽のための;2010)(++)
トマシュ・ストラール(チェロ(*))
ポーランド放送管弦楽団(**/++)
マルチン・ナウェンチ=ニェショウォフスキ(指揮(**))
ティトゥス・ヴォイノヴィチ(オーボエ(+))
グジェゴシュ・ゴルチツァ(ピアノ(+))
コンソナーレ・ペル・ヴァルソヴィア(#)
アルトゥル・パフレフスキ(クラリネット) 
エルジビェタ・パリヴォダ=ブリチ(ヴァイオリン)
カタジナ・ドジェヴィエツカ=シュラフチコフスカ(チェロ)
アルトゥル・パフレフスキ(クラリネット(++))
ウーカシュ・ボロヴィチ(指揮(++))
録音:データ記載なし





<POLSKIE NAGRANIA>
PNCD 1354 ¥1800
【再発売】
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):
ウトレニヤ[朝課](1969-1970)
第1部「キリストの埋葬」(*)/第2部「キリストの復活」(+)
デルフィナ・アンブロジャク(ソプラノ(*))
ステファニア・ヴォイトヴィチ(ソプラノ(+))
クリスティナ・シュチェパンスカ(メゾソプラノ)
カジミェシュ・プステラク(テノール)
ヴオジミェシュ・デニセンコ(バス(*))
ベルナルト・ワディシュ(バス(+))
ボリス・ツァルメリ(バッソ・プロフォンド(*))
ペーター・ラッガー(バッソ・プロフォンド(+))
ハルツェルスキ合唱団
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
アンジェイ・マルコフスキ(指揮)
録音:データ記載なし
「PNCD 018」(廃盤)の新装再発売。旧盤での録音データは「1973年、ワルシャ
ワ」となっておりましたが、当盤では「(P)(C)1972, 2011」と表示されている
ので、録音は1972年以前だったのではないかと推測されます。
「ウトレニヤ」はロシア正教の聖土曜日の朝課(一部聖金曜日の晩課)の典礼文
による、5人の独唱者、2つの合唱団と管弦楽のための大作。

PNCD 1373 ¥1800
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):アヴァンギャルド作品集
ダヴィデ詩篇(混声合唱と打楽器のための;1958)(*)
ストロフィ(ソプラノ、朗読と10の楽器のための;1959)(+)
アナクラシス(打楽器と弦楽器のための;1959/1961)(#)
時と静寂の次元(40声の混声合唱、打楽器と弦楽器のための;1960)(**)
広島の犠牲者に捧げる哀歌(52の弦楽器のための;1961)(++)
Flourescenes(管弦楽のための;1962)(##)
ポリモルフィア(48の弦楽器のための;1961)(***)
ゾフィア・スタフルスカ(ソプラノ(+))
フランチシェク・デレクタ(朗読(+))
ワルシャワ国立フィルハーニー合唱団(*/**)
ワルシャワ国立フィルハーニー管弦楽団(+以外)
シロンスク・フィルハーモニー室内管弦楽団(+)
アンジェイ・マルコフスキ(指揮)
録音:1966年1月8日(*/#/##)/1972年6月24日(**)
1959年9月17日(+)、1961年9月22日(++)、1963年9月26日(***)、
「ワルシャワの秋」、ライヴ(+/++/***)
(*)(**)(++)(***)は「PNCD 017」(廃盤)と同一音源。他がCD初出であるかは不
明です。




<SARTON>
ワルシャワのフリデリク・ショパン音楽大学講師を務めるカタジナ・ラコヴィ
エツカ=ロイシャとアリナ・ラトコフスカが創設した新レーベル。オリジナル
の規格番号表示は例えば「No. 001-1」ですが、「SARTON 001-1」の形で管理
いたします。

SARTON 001-1 ¥2080
J・S・バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV988
アリナ・ラトコフスカ(チェンバロ)
録音:2010年7月4-5日、ゴストミェ(ポーランド)、聖十字架賛美教会
使用楽器:2002年、ティトゥス・クレイネン製
アリナ・ラトコフスカは1976年ポーランドのグディニャに生まれ、ワルシャワ
のフリデリク・ショパン音楽アカデミー(現音楽大学)、バーゼルのスコラ・カ
ントールム(アンドレア・マルコンに師事)、グダンスク工科大学で学んだチェ
ンバロ奏者。フリデリク・ショパン音楽大学講師を務め、グダンスクのゴルト
ベルク音楽祭を創設しその監督に就任、そして当レーベルを立ち上げるなど、
ポーランドで大活躍中。

SARTON 002-1 ¥2080
グダンスク市の音楽の遺産 Vol.2
(ポーランド科学アカデミー・グダンスク図書館所蔵の楽譜による)
18世紀グダンスクのクリスマス・カンタータ集
ヨハン・テオドール・レームヒルト(1684-1756):
来たれ、心よ、来たれ、唇よ[Kommt ihr Hertzen, kommt ihr Lippen]
(クリスマス第2日のための;1727)(*)
ヨハン・ダニエル・プックリッツ(1714-1774):
誰もがキリストのうちに[Ist jemand in Christo]
(新年の祝日と割礼の祝日のための;1740)(*)
ヨハン・イェレミアス・ドゥ・グライン(1710頃?-1756):
ようこそ、救世主よ[Willkommen Erlöser](クリスマス第1日のための)
ヨハン・ダニエル・プックリッツ:
シオンに救世主が来られる[Denen zu Zion wird ein Erlöser]
(クリスマス第2日のための;1758)(*)
ヨハン・テオドール・レームヒルト:今こそ皆で神に感謝せよ
[Nun danket alle Gott](クリスマス後の最初の日曜日のための)(*)
フリードリヒ・クリスティアン・モールハイム(1719?-1780):
エルサレムよ、主をたたえよ[Preise Jerusalem den Herrn]
(新年の祝日のための;1762)(*)
イングリダ・ガポヴァ(ソプラノ)
ヤン・メンドララ(男性アルト)
クシシュトフ・コザレク(テノール)
シモン・コビリンスキ(バス)
ゴルトベルク・バロック・アンサンブル(合唱&管弦楽)
アンジェイ・ミコワイ・シャデイコ(指揮)
録音:2010年9月1-5日、グダンスク(ポーランド)、聖三位一体教会
DUXレーベルから発売されている「Vol.1:待降節のカンタータ集」(DUX
0689)の続編。(*)は世界初録音と表示されています。ゴルトベルク・バロック
・アンサンブルは2008年にアンジェイ・ミコワイ・シャデイコにより創設され
たポーランドのピリオド楽器&声楽アンサンブル。アンジェイ・ミコワイ・
シャデイコは1974年グダンスクに生まれ、バーゼルのスコラ・カントールムで
ジャン=クロード・ツェーンダー他に師事したポーランドのオルガン奏者・指
揮者。

SARTON 003-4-2 2枚組 ¥3100
ロマン・マチェイェフスキ(1910-1998):ピアノのためのマズルカ全集
第1番-第21番/第21番bis/第22番-第39番
(全40曲;1932/1948-1951/1977)
アンナ・ブロジェク(ピアノ)
録音:2008年9月8-10日、12月29-30日、2009年9月3-4日、場所の記載なし
ロマン・マチェイェフスキはベルリンに生まれ、ポズナンとワルシャワでカジ
ミェシュ・シコルスキ(1895-1986)に師事したポーランドの作曲家。初期にシ
マノフスキから高く評価され彼の影響を受けましたが、ナディア・ブーラン
ジェに学ぶためパリに赴いて以降はポーランドに戻らず、イギリス、スウェー
デン、合衆国で暮らし、晩年再びスウェーデンに移りヨーテボリで亡くなりま
した。マチェイェフスキのピアノのためのマズルカの全曲録音は当盤が世界初
とのことです。
アンナ・ブロジェクは1980年クラクフに生まれ、クラクフ音楽アカデミーと
ワルシャワのショパン音楽大学でピアノを、ヨハネ・パウロ2世カトリック大
学とワルシャワ大学で哲学を学んだピアニスト・哲学博士(PhD)。




<CLASSICAL RECORDS>
CR 145 ¥1480
ブリテン(1913-1976):ピアノ協奏曲ニ長調 Op.13(1938/1945)(*)
シュニトケ(1934-1998):ピアノと弦楽合奏のための協奏曲(1979)(+)
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(ピアノ)
ラトヴィア国立交響楽団(*)
エドガル・トンス(指揮(*))
ミシュコルツ室内管弦楽団(+)
ラースロー・コヴァーチ(指揮(+))
録音:1967年(*)/1987年(+)

CR 147 ¥1480
ブラームス(1833-1897):
パガニーニの主題による変奏曲 Op.35/幻想曲集 Op.116
リスト(1811-1886):「ドン・ジョヴァンニ」の回想
ダニール・ツヴェトコフ(ピアノ)
録音:データ未詳

D 15 2枚組 ¥2960 ※価格変更 ¥2300
ベートーヴェン(1770-1827):チェロ・ソナタ全集
第1番ヘ長調 Op.5 No.1/第2番ト短調 Op.5 No.2
第3番イ長調 Op.69/第4番ハ長調 Op.102 No.1
第5番ニ長調 Op.102 No.2/ソナティナ(1795)
アレクサンドル・ザゴリンスキー(チェロ)
アイナル・ステーン=ノックレベルグ(ピアノ)
録音:2009年4月5日、モスクワ音楽院、ラフマニノフ・ホール、ライヴ
ロシアのザゴリンスキー(1962年生まれ)とノルウェーのステーン=ノックレベ
ルグ(1944年生まれ)、注目の共演ライヴ。本体・外装にレーベル名や規格番号
の表示がない可能性がございます。あらかじめご了承ください。





<MELODIYA>
MELCD 1001867 3枚組 ¥4050
ムソルグスキー(1839-1881):
オペラ 「ホヴァーンシチナ」(ショスタコーヴィチ版)
イリーナ・アルヒーポワ(メゾソプラノ)
ウラジスラフ・ピアフコ、アレクセイ・マスレンニコフ(テノール)
アレクセイ・クリフチェニア、ヴィクトル・ネチパイロ、
アレクサンドル・オグニフツェフ(バス) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
ボリス・ハイキン(指揮)
録音:1974年

MELCD 1001873 1550
リャードフ(1855-1914):管弦楽作品集
ヨハネの黙示録から(交響的絵画)Op.66/古い時代から(バラード)Op.21b
ババ・ヤガ(ロシア民謡への音画)Op.56
魔法にかけられた湖(おとぎ話の絵)Op.62/キキモラ(民話)Op.63
8つのロシア民謡 Op.58/音楽玉手箱 Op.32
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1970年

MELCD 1001874 ¥1550
J・S・バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV988
マリア・ユーディナ(ピアノ)
録音:1968年

MELCD 1001875 2枚組
ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニス(1875-1911):
ピアノ作品集
4つの小品 Op.3/2つの小品 Op.4/2つの小品 Op.6
4つの前奏曲 Op.7/2つの小品 Op.8/3つの前奏曲 Op.11
3つの小品 Op.12 から/3つの前奏曲 Op.13 から
主題と6つの変奏曲 Op.15/4つの前奏曲 Op.16/3つの小品 Op.17
「B E Es A C A Es」の主題と3つの変奏曲 Op.18/3つの小品 Op.19
同一主題による3つの変奏曲 Op.20/4つの前奏曲 Op.21
5つの前奏曲 Op.22/4つの前奏曲 Op.26/4つの前奏曲 Op.27
海(3つの連作)Op.28/2つのフゲッタと2つの前奏曲 Op.29 から
3つの前奏曲 Op.30/4つの前奏曲 Op.31/3つの前奏曲 Op.32 から
6つの前奏曲 Op.33/フーガ Op.34
アルドーナ・ラドヴィライテ、ライモンダス・コントリマス、
アウグスティナス・マツァイナ、ビルテ・ヴァイニューナイテ、
アレクサンドラ・ユオザペナイテ、アルドーナ・ドヴァリョナイテ(ピアノ)
録音:1975年

MELCD 1001944 2枚組 ¥2960
プロコフィエフ(1891-1953):オペラ「三つのオレンジへの恋」Op.33
ニーナ・ポリアコワ、タチアナ・カリストラトワ(ソプラノ)
タマーラ・メドヴェージェワ(メゾソプラノ)
リュドミラ・ラフコヴェツ、タチアナ・エロフェーエワ(アルト)
ウラジーミル・マーホフ、ユーリー・エルニコフ(テノール)
ボリス・ドブリン、イワン・ブドリン(バリトン)
ヴィクトル・リビンスキー、ゲンナジー・トロイツキー(バス)
モスクワ放送合唱団&管弦楽団
ジェマル・ダルガート(指揮)
録音:1961年

MELCD 1001950 ¥1550
ラフマニノフ(1873-1943):
聖金口イオアン聖体礼儀(聖ヨハネス・クリソストムスの典礼)Op.31
モスクワ室内合唱団
ウラジーミル・ミーニン(指揮)
録音:1988年、スモレンスク修道院(ロシア)

MELCD 1001951 8枚組 ¥8100
チャイコフスキー(1840-1893):
バレエ「眠れる森の美女」Op.66(*)
バレエ「くるみ割り人形」Op.71(+)
バレエ「白鳥の湖」Op.20(+)
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1980年(*)/1988年(+)

MELCD 3001845 ¥1550
ヴォルガ・タタール民謡集
さまざまな演奏者




<NUMERICA>
NUM 1202 \1850
ヴィクトル・マセド・ピント(1917-1964):
Emil Andersenの主題による変奏曲(ピアノのための)(*)
スペイン女(ピアノのための)(*)
7つの古謡(ソプラノ、テノール、フルートとピアノのための)(+)
ピアノのためのソナティナ(*)
ルイス・コスタへの悲歌(ピアノのための)(*)
礼拝ミサ(無伴奏混声合唱のための)(#)
ルイ・ピニェイロ(ピアノ(*))
アナ・キンタンス(ソプラノ(+))
ジョアン・ロドリゲス(テノール(+))
ジャネテ・サントス(フルート(+))
ジョゼ・マヌエル・ブランダン(ピアノ(+))
リスボン室内合唱団(#)
テレジタ・グティレス・マルケス(指揮(#))
録音:2008年7月29-30日、パソス・デ・ブランダン音楽アカデミー(*)
2008年12月17日、エスピニョ、アウディトリオ(+)
2007年7月23-25日、リスボン、聖ジョルジェ聖公会教会(#) 
(すべてポルトガル)
ヴィクトル・マセド・ピントはポルトガルのポルトに生まれ、ルイス・コス
タ、ヴィアンナ・ダ・モッタ他にピアノを、クラウディオ・カルネイロ、
フェルナンド・ロペス=グラサらに作曲を師事したピアニスト・作曲家・音楽
批評家。コインブラ大学法学部を卒業し、1948年に外交事務サービス会社に
就職、大使館で働くという兼業音楽家でした。

NUM 1210 \1850
エウリコ・トマス・デ・リマ(1908-1989):聴くを知る ピアノ作品集
練習曲/前奏曲/夜想曲/幻想曲/黒い舞曲第1番-第4番
ブーヘンヴァルト=プロテスト・ミュージカル
ポルトガル組曲第1番/ポルトガル組曲第2番
ジョアン・リマ(ピアノ)
録音:2010年10月2-3、23-24、30日、ブラガ(ポルトガル)、
カロウステ・グルベンキアン音楽院、アンディトリオ・アデリナ・カヴァラナ
エウリコ・トマス・デ・リマはポルトガル、アゾレス諸島のポンタ・デルガ
ダに生まれ、リスボン国立音楽院でアレクサンドレ・レイ・コラソンとヴィ
アンナ・ダ・モッタにピアノ、ルイス・デ・フレイタス・ブランコに音楽美
学と音楽史、エルミニオ・デ・ナシメントに作曲を師事したピアニスト・作
曲家・音楽教育家。CDの最後に、ブックレットに記載されたアントニオ・ヴィ
クトリノ・ダルメイダ著の序章とミゲル・レイテ著の解説(「聴くを知る」
「エウリコ・トマス・デ・リマのバイオグラフィ・ノート」「プログラム・
ノート」)の各筆者による朗読が収録されています。

NUM 1213 \1850
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):アンソロジー・(イン)ポッシブル
ポルトガル各地の民謡による合唱曲集
Cancao da vindima(ベイラ・バイシャ)
A Senhora d’Aires(バイショ・アレンテジョ)
Ja os passarinhos cantam(ベイラ・バイシャ)
Romance de Mirandum(トラス=オス=モンテス)
Canta, camarada, canta(ベイラ・アルタ)
Romance da andorinha gloriosa(ベオラ・リトラル)
Quatro laccos da danca dos paulitos(トラス=オス=モンテス)
Nao quero que vas a monda(アレンテジョ)
Romance da menina cativa(トラス=オス=モンテス)
Senhora do Livramento(ベイラ・アルタ)
Menina, se bem me queres(ドウロ・リトラル)
Oh que novas tao alegres(ベイラ・バイシャ)
Vai colher a rosa(アレンテジョ)
O meu divino Senhor(ベイラ・アルタ)
As secias(ベイラ・バイシャ)
Dormi, menino, dormi(アゾレス諸島サン・ジョルジェ島)
A Senhora do Desterro(ベイラ・アルタ)
Segadinhas, segadinhas(ミニョ)
Do St. Joao an S. Pedraベイラ・バイシャ)
Vamos ao Bom Jesus da Pedra(リバテジョ)
No alto daquela serra(エストレマドゥラ)
Bata-cus dos linhares
Nossa Senhora da Guia(ベイラ・アルタ)
O meu bem...(アゾレス諸島ファイアル島)
Confusa, perdida(クリスマス・キャロル)
O Menino nas palhas(クリスマス・キャロル)
ポルト大学文学部合唱団
ジョゼ・ルイス・ボルジェス・コエリョ(指揮)
録音:2010年5月1-2日、ポルト(ポルトガル)、商科学院、貴族の間
2011年2月5-6、20日、ポルト(ポルトガル)、ボルサ宮、アラブの間

NUM 1218 \1850
フェスティヴァル・クリアソンス 現代ポルトガル室内楽の潮流
セルジオ・アゼヴェド(1968-):室内協奏曲(2010)(*)
ジョルジェ・コスタ・ピント(1932-):複調スケルツォ Op.106(2010)(*)
アンネ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(1978-):セラ・ダルガの四重奏曲(2010)(+)
ジョルジェ・コスタ・ピント:
弦楽四重奏曲 Op.104 No.1「ファド・ルゾ」(2009)(+)
アミルカル・ヴァスケス=ディアス(1945-):セミの昼寝への前奏曲(2010)(+)
アレシャンドレ・デルガド(1965-):ブルレスカ(1991-1992)(#)
オプス・アンサンブル(*)
ロペス=グラサ弦楽四重奏団(+)
デュオ・コントラチェロ(#)
ミゲル・ロシャ(チェロ) アルドアノ・アギアル(コントラバス)
録音:2011年3月、リスボン、フォス宮、ライヴ(*)/2011年3月、ヌメリカ・
スタジオ(+)
1996年(#)
「Criacao(Creation)」と「Sons (Sounds)」を組み合わせた「Criasons」音楽
祭およびポルトガル国営ラジオ放送「アンテナ2」との共同製作盤。
(*)(+)は演奏者への献呈作品で、これが初演・初録音です。

NUM 1219 \1850
シルフの踊り フルートとピアノのための音楽
メラニー(メル)・ボニス(1858-1937):ソナタ
ヨアキム・アナセン(ヨアヒム・アンデルセン)(1847-1909):
シルフのバラードと踊り
ジョアキン・ドス・サントス(1936-2008):メヌエット
アンリ・ディティーユ(1916-):ソナティネ
アレクサンドレ・デルガド(1965-):The Panic Flirt
プロコフィエフ(1891-1953):ソナタ
アドリアナ・フェレイラ(フルート)
イゾルダ・クレスピ(ピアノ)
録音:データ未詳
アドリアナ・フェレイラは2010年にデンマークのオーデンセで開催されたカー
ル・ニルセン国際フルート・コンクールで19歳にして優勝を果たしたポルトガ
ルのフルート奏者。

NUM 1220 \1850
SWING.PT クラリネットと吹奏楽のための音楽
スコット・マカリスター(1969-):ブラック・ドッグ
モートン・グールド(1913-1996):デリヴェーションズ
ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):サマータイム
レナード・バーンスタイン(1918-1990):前奏曲、フーガとリフ
ヌノ・シルヴァ(クラリネット)
ポルトガル陸軍シンフォニック・バンド
ミッチェル・フェネル(指揮)
録音:データ未詳
ヌノ・シルヴァはリスボン国立音楽院、ポルト高等音楽院(アントニオ・サイ
オテに師事)で学んだ後、パリでパスカル・モラゲスに師事したポルトガルの
クラリネット奏者。

NUM 1222 \1850
アジアの歌 合唱曲集
Jinklie Nona(マラッカ)/Soleram(インドネシア)
Lenggang Kangkong(マレーシア)/Ni wa wa(中国-シンガポール)
Burung Kakak Tua(インドネシア)/Menceceh Bujang Lapuk(マレーシア)
Arirang(韓国)/Diu Diu Deng(台湾)/Bastiana(マカオ)
Garasu no chohchoh(日本)/Sohran bushi(日本)/Phra Met Ta(タイ)
The Sound of Portuguese Malacca(マラッカ)/Katakataka(フィリピン)
Jambatan - Geylang(マレーシア)
Lilo eh!(in Timor et non Tremor)(東ティモール)
/Mamayog akun(フィリピン)
リスボン室内合唱団
テレジタ・グティレス・マルケス(指揮)
録音:データ未詳




<EMEC>
E 098/99 2枚組 \3150
【移行再発売】
マルエル・ロペス・キロガ(1899-1988):管弦楽版コプラ集
[CD 1](*)
Ojos verdes(zambra)/ !Ay, Maricruz!(pasodoble)/ Tatuaje(cancion)
La Zarzamora(marcha)/ !Ay, pena, penita!(farruca)
La Parrala(cancion-pasodoble)/ Solea(pasodoble)
Coplas de Luis Candelas / Dime que me quieres(cancion)
Trinia(pasodoble)/ La rosa de capuchinos(marcha-cancion)
Romance de la otra(farruca-cancion)/ A la lima y al limon(bulerias)
No me quieras tanto(zambra)/ La jota de mi balcon(jota)
Rosas de ayer(cancion)/ La Lirio(cancion-pasodoble)
No me llames Dolores(bulerias)/ Maria de la O(zambra-cancion)
Catalina(romance-cancion)
[CD 2](*)
La nina de fuego(zambra)/ Carmen de Espana(pasodoble)
Y sin embargo te quiero(zambra)/ Capote de grana y oro(marcha)
Me embrujaste(tientos)/ Te quiero(pasodoble)/ Yo soy… esa(zambra)
Callejuela sin salida(zambra)/ La nina de Puerta Oscura(bulerias)
Romance de valentia(pasodoble)/ No te mires en el rio(bulerias)
Con divisa verde y oro(pasodoble)/ Te lo juro yo(danzon)
Lola la Piconera(tanguillo)
Romance de la reina Mercedes(marcha-cancion)
Te he de querer mientras viva(zambra)
スペイン放送交響楽団
エンリケ・ガルシア・アセンシオ(指揮)
録音:1999年7月13-19日、マドリード、レガネス、カルロス3世大学ホール
2001年4-5月、マドリード、モヌメンタル劇場
前出:RTVE, 65118(*)、65142(+)
コプラと呼ばれるスペインの民族的歌謡曲の大家ロペス=キロガの名作の数々
をオーケストラで演奏したものです。





<TANIDOS>
SRD 398 \2080
リスト生誕200年記念
リスト(1811-1886):ピアノ・ソナタ ロ短調(*)
リスト:詩的で宗教的な調べ から(+)
葬送/アンダンテ・ラクリモーソ/祈り/パーテル・ノステル
エレウテリオ・ドミンゲス:3つの即興曲(#)
ブレンノ・アンブロジーニ(ピアノ(*))
アンヘル・ウイドブロ(ピアノ(+))
エレウテリオ・ドミンゲス(ピアノ(#))
録音:2011年7月、バリャドリド(スペイン)、スペイン&ドゥエロ貯蓄銀行演劇
サロン

SRD 399 \2080
石が音を響かせた時から
16世紀スペインのビウエラ奏者たち ソリア県の美しい教会にて
ディエゴ・ピサドール(1509/1510-1557以後):たいへん平易なパヴァーヌ
アロンソ・ムダラ(1510頃-1580):
ルドヴィーコの手法によるハープを模したファンタジア
エンリケス・デ・バルデラバノ(1500頃-1557以後):ソネット I/ソネット II
アロンソ・ムダラ:アレクサンドルのパヴァーヌ/ガイヤルド
エステバン・ダサ(1537頃-1591/1596):Dame acogida en tu hato
ルイス・デ・ミラン(1500頃-1561以後):
パヴァーヌ第1&第2旋法/パヴァーヌ第3&第4旋法
パヴァーヌ第5&第6旋法/パヴァーヌ第7&第8旋法
パヴァーヌ第8旋法 I/パヴァーヌ第8旋法 II
ルイス・デ・ナルバエス(1500頃-1550/1560):
ゴンベールのカンシオン第1旋法/ファンタジア第1旋法
ミゲル・デ・フエンリャナ(1500頃-1579頃):
愛が私を苦しめるとしても/「花咲く日々に」によるグロサ
ルイス・デ・ナルバエス:皇帝の歌
ミゲル・デ・フエンリャナ:デュオ
ブレオガン・プレーゴ(ギター)
録音:2011年6-7月
アルマサン、聖ミゲル教会/アルマス、聖ビセンテ教会
ベルランガ・デ・ドゥエロ、メルカドの聖母参事会教会
ブルゴ・デ・オスマ、聖母被昇天大聖堂/メディナセリ、聖母被昇天参事会
教会
モロン・デ・アルマサン、聖母被昇天教会
レハス・デ・サン・エステバン、聖マルティン教会
ロマニリョス・デ・メディナセリ、聖熾天使ミゲル教会/ソリア、聖ペドロ
大聖堂
スペイン、カスティリャ・イ・レオン州ソリア県の9つの美しい教会堂内で録
音された、音響空間的にも興味深いCD。ブレオガン・プレーゴは1978年スイス
のジュネーヴに生まれたギタリスト。ジャズ、ロック、ブルースに傾倒した後、
スペインのムルシアであたらめてクラシック・ギターを学んだという経歴の持
ち主です。




<MV CREMONA>
MVC 011-035 \2080
優雅な合奏 リュートのための音楽
フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543):カノン/スパーニャ
フランチェスコ・ダ・ミラノ&ヨハンネス・マテラルト(1538以前-1607):
ファンタジア第5番
ベルナルド・モンジーノ:コントラプント第2番
ヴィンチェンツォ・ガリレイ(1520頃-1591):フーガ
ベルナルド・モンジーノ:コントラプント第1番
シモーネ・モリナーロ(1570頃-1633):バッロ「オルランド伯」
ピエトロ・パオロ・メッリ(1575-1620):バレット「L'ardito gracioso」
不詳:優雅な合奏[Conserto Vago]
ジローラモ・カプスベルガー(1580-1651):
Com'esser puo/トッカータ第2番/ガリアルダ/ベルガマスカ/カナリオ
ラウラ・ソアーヴェのリュート奏者たち
ディエゴ・カンタルーピ、ディエゴ・レヴェリチ(リュート、キタローネ)
クラウディオ・ノッツォ(リュート、キタリーノ)
録音:2011年8月20-22日、クレーマ(イタリア)、サン・ドメニコ劇場
1559年から1640年までの間にヴェネツィアやローマで出版されたリュート曲
集からの選曲。キタローネはテオルボより長い低音開放弦のための竿を持つ
リュート属で最も大型の楽器。キタリーノは小型のギター。イタリアの名手
三人による文字通りの優雅な合奏を堪能できます。ベルナルド・モンジーノ
はフランチェスコ・ダ・ミラノの別名の可能性もあると言われている謎の作
曲家です。

MVC 011-033 \2080
カザルマッジョーレ、聖ステファノ大聖堂のオルガン
ディエゴ・ダ・コンセイサン修道士(17世紀):バタリャ第5旋法
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):カノン ニ短調
クリスティアン・リッター(164?-172?):ソナティナ
J・S・バッハ(1685-1750):イタリア協奏曲 BWV971
ゴットリープ・ムッファト(1690-1770):
オフェルトリウムのためのカンツォン/エレヴァツィオーネのためのアリア
ベルガモのダヴィデ神父(1791-1863):
エレヴァツィオーネ ニ短調/フルートとヴィオラ伴奏のための協奏曲
エドアルド・ファリーナ(1939-):ソナティナ「ラ・バッターリャ」
エンリコ・ヴィッカルディ(オルガン)
録音:2010年10月25-26日、カザルマッジョーレ(イタリア)、
聖ステファノ大聖堂
使用楽器:1862年、ボッシ製(2010年、ジアーニ復元)
イタリア、クレモナ近郊の町カザルマッジョーレの大聖堂の復元されたばかり
の歴史的オルガンを演奏。エンリコ・ヴィッカルディ(1961年生まれ)はウィー
ン音楽大学でミヒャエル・ラドレスクに師事したイタリアのオルガン奏者。





<BEL AIR MUSIC>
BAM 2047 \1080
ロシアのチェロ グラズノフ、ソコロフ:チェロとピアノのための作品集
グラズノフ(1865-1936):
吟遊詩人の歌 Op.71/スペインのセレナード Op.20 No.2
メロディ Op.20 No.1/アラブのメロディ Op.4 No.5
歌詞のないロマンス/悲歌 変ニ短調 Op.17
イワン・ソコロフ(1960-):ソナタ(2002)
フョードル・アモーソフ(チェロ)
スン・ジェンル(ピアノ)
録音:2009年9月、ランシング(合衆国、ミシガン州)、
ブルー・グリフィン・スタジオ、「ザ・ボールルーム」

BAM 9606 \1080
【未案内旧譜】
モーツァルト(1756-1791):
ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466(*)
ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K.281(*/+)
音楽の冗談(2つのヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバスと
2つのホルンのための)K.522(#)
アンドレイ・ピサレフ(ピアノ(*))
新ロシア管弦楽団(+) 同団員(#)
アンドレイ・チスチャコフ(指揮(+))
録音:1996年1月、モスクワ放送スタジオ5

BAM 2035(DVD-Audio) \1450
【未案内旧譜】
シューベルト(1797-1828):ピアノ独奏のための舞曲全集
[Vol.1]
最初のワルツ集(36のオリジナル舞曲)Op.9 D.365
ワルツ、レントラーと3つのエコセーズ Op.18 D.145
ドイツ舞曲と2つのエコセーズ Op.33 D.783
グラーツのワルツ集 Op.91 D.924/グラーツのギャロップ D.925
ウィーンの淑女たちのレントラーと2つのエコセーズ Op.67 D.734
ディアベッリのワルツによる変奏曲ト短調 D.718/メヌエット D.336
感傷的なワルツ集 Op.50 D.779/高雅なワルツ集 Op.77 D.969
ギャロップと8つのエコセーズ Op.49 D.735/最後のワルツ集 Op.127 D.146
12のレントラー Op.171 D.790
[Vol.2]
30のメヌエットとトリオ(10曲は紛失) D.41
2つのメヌエットと4つのトリオ D.91 No.1
/ワルツ嬰ハ長調とトリオ イ長調 D.139
メヌエットと2つのトリオ ホ長調 D.335/メヌエットとトリオ イ長調 D.334
3つのメヌエットとトリオ D.380(ライモンド・カンピージ補筆完成)
エコセーズ ヘ長調 D.158/12のエコセーズ D.229
4つのユーモラスなレントラー ニ長調 D.354
/12のウィーン・ドイツ(舞曲)D.128
17のドイツ舞曲(レントラー)D.366/6つのエコセーズ D.421
8つのレントラー変ロ長調 D.378/12のドイツ舞曲 D.420
エコセーズ変ロ長調 D.511/8つのエコセーズ D.529/メヌエット D.600
トリオ ホ長調(紛失したメヌエットの一部)D.610/エコセーズ D.618b
2つのエコセーズ D.618c/2つのレントラー D.679/2つのレントラー D.680
8つのレントラー D.681/ドイツ舞曲とエコセーズ D.643
6つのエコセーズ D.697/4つのレントラー(四手連弾のための)D.814(*)
ドイツ舞曲 D.722/11のエコセーズ D.781/2つのドイツ舞曲 D.769
エコセーズ D.782/3つのドイツ舞曲 D.971/6つのドイツ舞曲 D.820
2つのドイツ舞曲 D.841/ワルツ(アルバムの綴り)D.844
3つのエコセーズ D.816/6つのドイツ舞曲 D.970/コティヨン D.976
3つのドイツ舞曲 D.972b/3つのドイツ舞曲 D.973/2つのドイツ舞曲 D.974
3つのドイツ舞曲(四手連弾のための)D.618(+)/10のエコセーズ D.977
ドイツ舞曲 D.975/ワルツ D.978/ワルツ D.979/2つのワルツ D.980
ドイツ舞曲/2つのメヌエット D.995
ライモンド・カンピージ(ピアノ)
オレステ・カンピージ(ピアノ(*))
録音:1978年、ミラノ、スタジオ7
(リマスター:2005年1月、ミラノ、Elettroformati、DVD Dolby Digital
Stereo 2.0、ADD)
1枚に6時間24分10秒を収めたDVDオーディオ。音質はCDに及びませんので、あ
らかじめご了承ください。
外装に「Plays on all DVD and Home Cinema DVD Players」と表記されており
ますが、弊社では「DVD Audio」対応プレーヤー以外での再生の保証をいたし
ません。 パソコンでの再生についても同様といたします。なにとぞお許しく
ださい。




<COLOSSEUM>
COL 9025-12.2 12枚組 \4450 ※10月16日までのご注文特価 \4050
エリー・ナイ 晩年の録音全集成
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.11
エリー・ナイ(ピアノ)
録音:1962年、1968年
ベートーヴェン:
アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57
アルバムの綴り イ短調 WoO.59「エリーゼのために」
パイジェッロの歌劇「水車屋の娘」からの二重唱
「わが心はうつろになりて」の主題による6つの変奏曲 WoO.70
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
エリー・ナイ(フォルテピアノ)
録音:1965年、ボン、ベートヴェン=ハウス
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
エリー・ナイ(ピアノ)
ヴィレム・ファン・ホーフストラーテン(指揮)
ニュンベルク交響楽団
録音:1961年、コロセウム音楽スタジオ
シューベルト:
「さすらい人」幻想曲(*)
シューマン:
交響的練習曲集 Op.13(+)/交響的練習曲への追加 Op.posth.(+)
エリー・ナイ(ピアノ)
録音:1964年(*)、1962年(+)、コロセウム音楽スタジオ
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7(*)
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13「悲愴」(+)
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26(*)
エリー・ナイ(ピアノ)
録音:1962年(*)、1967年(+)、コロセウム音楽スタジオ、モノラル(*)
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」(*)
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」(+)
エリー・ナイ(ピアノ)
ヴィレム・ファン・ホーフストラーテン(指揮)(*)
ニュンベルク交響楽団(*)
録音:1960年(*)、1967年(+)、コロセウム音楽スタジオ
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27 No.2「月光」(*)
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31 No.2「テンペスト」(+)
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53「ヴァルトシュタイン」(#)
エリー・ナイ(ピアノ)
録音:1967年(*)、1964年(+)、1960年(#)、
コロセウム音楽スタジオ、モノラル(#)
ベートーヴェン:
ソナタ第18番変ホ長調 Op.31 No.3(*)
変奏曲ヘ長調 Op.34(+)
ソナタ第29番変ロ長調 Op.106「ハンマークラヴィーア」から アダージョ(#)
創作主題による32の変奏曲ハ短調 Op.80(+)
ロンド・ア・カプリッチョ ト長調 Op.129「失われた小銭への怒り」(+)
6つのエコセーズ(+)
エリー・ナイ(ピアノ)
録音:1964年(*)、1960年(+)、1968年(#)、
コロセウム音楽スタジオ、モノラル(*/+)
メンデルスゾーン:
無言歌集 から(*)Op.62 No.3/Op.19 No.1/Op.102 No.5/Op.62 No.6
/Op.67 No.4
シューベルト:
即興曲変ト長調 Op.90 No.3(+)/即興曲変イ長調 Op.142 No.2(#)
楽興の時 Op.94 から(#)変イ長調(No.2)、ヘ短調(No.3)、嬰ハ短調(No.4)
即興曲ヘ短調 Op.142 No.4(#)
ショパン:
幻想曲ヘ短調 Op.49(+)/バラード変イ長調 Op.47(+)
エリー・ナイ(ピアノ)
録音:1967年(*)、1961年(+)、1964年(#)、コロセウム音楽スタジオ
モーツァルト:
ロンド イ短調 K.577(*)/ソナタ イ長調(+)/ソナタ第10番ハ長調 K.330(#)
シューベルト:15のドイツ舞曲(*)
エリー・ナイ(ピアノ)
録音:1961年(*)、1964年(+)、1962年(#)、コロセウム音楽スタジオ
ブラームス:
ソナタ第3番ヘ短調 Op.5(*)
ロマンス ヘ長調 Op.118 No.5(+)/間奏曲変ホ短調 Op.118 No.6(+)
間奏曲変ホ長調 Op.117 No.1(+)/狂詩曲変ホ長調 Op.119 No.4(+)
コラール前奏曲「エサイの根より」Op.122no.6(+)
〔エリー・ナイによる短いコメント〕
ソナタ第1番ハ長調
[第1楽章(+)/第2-第3楽章(#)]
エリー・ナイ(ピアノ)
録音:1961年(*)、1962年(+)、1966年(#)、コロセウム音楽スタジオ
ソナタ第1番の録音はLPで発売されず、当盤が初出。
アンコール 小品集
「いかにして私はベートーヴェンに行き着いたか」(語り)
ベートーヴェンの「ハイリゲンシュタットの遺書」(朗読)
録音:1960年
ブラームス:眠りの精(砂小人)
シューベルト:
子守歌/春の信仰/Weisst du wieviel Sternlein stehen/
Gold'ne Abendsonne
モーツァルト:アニュス・デイ/アンダンティーノ
フリーデマン・バッハ:Kein Halmlein wachst auf Erden
メンデルスゾーン:アンダンテ・ソステヌート
シューマン:子守歌/Kind erwacht/トロイメライ
録音:1963年
シューマン:
子守歌(Op.68 から)/ノヴェレッテ ヘ長調 Op.21 No.1/なぜ Op.12 No.3
録音:1962年
グルック:ガヴォット
録音:1961年
J・S・バッハ:
前奏曲ハ長調
平均律クラヴィーア曲集第1巻 から
前奏曲とフーガ第1番ハ長調 BWV870/前奏曲第21番変ロ長調 BWV890
カンタータ第22番 から Ertodt' uns durch dein' Gute
録音:1962年
エレオノーレ・ファン・ホーフストラーテンによる紹介(語り)
ショパン:夜想曲ハ短調 Op.48 No.1
エレオノーレ・ファン・ホーフストラーテンによる、リルケの
「Das Karrussell-ルクセンブルクの庭園」の朗読
ショパン:夜想曲ト長調 Op.37 No.2
エレオノーレ・ファン・ホーフストラーテンによる、リルケの
「スペインの踊り子」の朗読
ショパン:夜想曲嬰ヘ長調 Op.15 No.2
録音:1961年(演奏)
エレオノーレ・ファン・ホーフストラーテンによるコメント
ブラームス:子守歌
録音:1963年
エリー・ナイ(ピアノ、語り、朗読)
既発売の10枚+ボーナス盤2枚(単体未発売)の形をとった限定ボックスセット。
通常盤3枚弱程度という特別価格です。




<PRO MUSICA CAMERATA>
PMC 4151 11枚組 \3750 ※10月16日までのご注文特価 \2980
ヴィヴィアナ・ソフロニツキーが弾く
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲全集
第9番変ホ長調「ジュノム」K.271/第14番変ホ長調 K.449
第11番ヘ長調 K.413/第15番変ロ長調 K.450/第19番ヘ長調 K.459
第25番ハ長調 K.503/第26番ニ長調「戴冠式」K.537/ロンド イ長調 K.386
第12番イ長調 K.414/第13番ハ長調 K.415/第21番ハ長調 K.467
第5番ニ長調 K.175/第10番(2台のピアノのための)変ホ長調 K.365(*)
第7番(3台のピアノのための)ヘ長調「ロドロン」K.242(*/+)
第22番変ホ長調 K.482/第24番ハ短調 K.491/ロンド ニ長調 K.382
第6番変ロ長調 K.238/第20番ニ短調 K.466/第23番イ長調 K.488
第8番ハ長調 K.264「リュツォウ」/第16番ニ長調 K.451
/第17番ト長調 K.453
第18番変ロ長調 K.456/第27番変ロ長調 K.595
第1番へ長調 K.37/第2番変ロ長調 K.39/第3番ニ長調 K.40
第4番ト長調 K.41
ニ長調 K.107 No.1/ト長調 K.107 No.2/変ホ長調 K.107 No.3
ヴィヴィアナ・ソフロニツキ(フォルテピアノ)
リンダ・ニコルソン(フォルテピアノ(*))
マリオ・アシュナウアー(フォルテピアノ(+))
ムジケ・アンティケ・コレギウム・ヴァルソヴィエンセ
タデウシュ・カロラク(指揮)
録音:2004-2006年、ワルシャワ
使用楽器:ポール・マクナルティ製(モデル:1795年頃、ワルター製)
ロシアの大ピアニスト、ウラディーミル・ソフロニツキー(1901-1961)の娘ヴィ
ヴィアナは、モスクワ音楽院ピアノ科を卒業後オランダの王立ハーグ音楽院で
チェンバロと時代ピアノを学びました。ムジケ・アンティケ・コレギウム・
ヴァルソヴィエンセは1957年、古楽を演奏するポーランドで最初の声楽・器楽
アンサンブルとして創設され、奏者たちは1961年、ワルシャワ室内歌劇場の創
設メンバーも兼ねました。当初はモダーン楽器を使用していましたが、1991年
以降はピリオド楽器を専門としています。タデウシュ・カロラク(1954年生ま
れ)は2003年よりムジケ・アンティケ・コレギウム・ヴァルソヴィエンセとワ
ルシャワ室内歌劇場の指揮者を兼任しています。




<IFO>
IFO 03003
トーマス・ガブリエル(1957-)/オイゲン・エッカート(1954-)台本:
オラトリオ「エマオ」(ルカによる福音書第24章第17-35節に基づく、
独唱、合唱、管弦楽とバンドのための;2002)
シュテファン・ミュラー=リュッペルト
(イエスの弟子クレオパ、税官吏レヴィ、テクラの父)
ベアーテ・ハイツマン(テクラ、テクラの母)
パスカル・ショルツ(福音史家)
シュテファン・レッティヒ(旅人)
クリスティアン・ミュート、モニカ・ヴルツェル(公訴人)
シュテッフェン・ボーデンゾーン(ピラト) 他
エマウス合唱団 管弦楽団
トーマス・ガブリエル(指揮)
録音:2002年4月1日、ゼーリゲンシュタット(ドイツ)、
アインハルト・バジリカ聖堂、ライヴ
復活したイエスがエマオという町で弟子の前に現れたという、聖書の中のエピ
ソードに基づくオラトリオ。ポップス寄りの作風です。

IFO 07001
J・S・バッハ(1685-1750):フーガの技法 BWV1080
ジャン=クリストフ・ガイザー(オルガン)
エリーザベト・ソンバール(ピアノ)
録音:2007年8月22-24日、ローザンヌ大聖堂(スイス)

IFO 07002
言葉のないロマンス ヴィオラとオルガンのための音楽
ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764):
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 Op.1 No.2(1723)(*/+)
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004 から
シャコンヌ(ト短調に移調)(*)
ブラームス(1833-1897):前奏曲とフーガ ト短調 WoO.10(+)
ショーソン(1855-1899):ヴィオラとオルガンのための小品 Op.39(*/+)
カシミール・ネイ(1801-1877):
ヴィオラのための24の前奏曲(1849)から 第20番ハ短調(*)
フォーレ(1845-1924)/アンリ・ビュッセル(1872-1973):パヴァーヌ(*/+)
ダニエル・ロート(1942-):
「Rorate caeli desuper」によるオルガン即興演奏(+)
ラヴェル(1875-1937)/ヴァンサン・ロート(1974)編曲:
無伴奏混声四部合唱のための3つの歌
(中声とピアノのための版に基づくヴィオラとオルガンのための編曲版)(*/+)
ダニエル・ロート:オルガン即興演奏「Tauet Himmel den Gerechten」
(「Rorate caeli desuper」による)(*)
ヴァンサン・ロート(ヴィオラ)
ダニエル・ロート(オルガン)
録音:2008年12月4-5日、マインツ(ドイツ)、聖ベルンハルト教会
モーリス・デュリュフレ、マリー=クレール・アランに師事したフランスのオ
ルガン奏者ダニエル・ロートと息子のヴィオラ奏者ヴァンサンの父子共演。




<GLISSANDO>
779002-2 \1550
聖夜 レーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊のクリスマスの歌
フランツ・グルーバー(1787-1863)/ハンス・ミースナー編曲:
Stille Nacht, heilige Nacht
メンデルスゾーン(1809-1847):
Vom Himmel Hoch / Ehre sei Gott in der Höhe
Wie schon leuchtet der Morgenstern
ペーター・コルネリウス(1824-1874)/
ハンス・ゲオルク・プフリューガー(1944-1999)編曲:
Drei Kon'ge wandern aus Morgenland
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):In dulci jubilo
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525-1594):
Missa Hodie Christus natus est から Kyrie
ヨハン・ミヒャエル(1648-1694):Furchtet euch nicht
ヨハン・ヴァルター(1496-1570):Joseph, lieber Joseph mein
ヤコブス・ガルス(1550-1591):Venite ascendamus ad montem Domini
ヨゼフ・ラインベルガー(1839-1901):Ex Sion Op.176 No.3
カール・レーヴェ(1796-1869):Quem pastores laudavere
ヨゼフ・ラインベルガー:Prope est Dominus Op.176 No.8
ユルゲン・ゴーレ(1942-):Still, Still, Still
ブラームス(1833-1897):Der englische Gruss Op.22 Op.1
不詳:Es ist ein Ros' entsprungen
レーガー(1873-1916):Unser lieben Frauen Traum Op.138 No.4
ヤン・サンドストレム(1954-)Es ist ein Ros' entsprungen
民謡/ハンス・ラング編曲:O du frohliche, o du selige
民謡:Alle Jahre wieder
フランツ・グルーバー/ハンス・ミースナー編曲:
Stille Nacht, heilige Nacht(第1節のみ)
レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊
ローラント・ビュヒナー(指揮)
録音:1999年2月、場所の記載なし 発売:1999年

779036-2 \1550
【再案内】
パーチェム(平和) 現代の教会音楽
ハビエル・ブスト(1949-):アヴェ・マリス・ステラ/サルヴェ・レジナ
グレゴリオ聖歌:ベネディカムス・ドミノ
クヌート・ニューステット(1915-):
ラウダーテ・ドミヌム
3つのモテット
このように主は言われた/われは汝らに平和を残す
われは御身をたたえん、おお主よ
グレゴリオ聖歌:十字架の木を見よ
クヌート・ニューステット:おお、十字架よ
グレゴリオ聖歌:御身の十字架を
マックス・バウマン(1917-1999):
喜べ、天よ/主よ、われに耳を傾けたまえ/パーテル・ノステル
グレゴリオ聖歌:ユビラーテ・デオ
ハビエル・ブスト:
ラウダーテ・ドミヌム/ユビラーテ・デオ
アヴェ・マリア(無伴奏)/アヴェ・マリア(オルガン付き)
グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリス・ステラ
ハビエル・ブスト:アヴェ・マリス・ステラ
レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊
ローラント・ビュヒナー(指揮)
録音:2001年7、9月、レーゲンスブルク、ヴォルフガングスザール





<ARTESMON>
AS 737-2 \2080
他国へ移住したチェコの作曲家たちのヴィオラ協奏曲集
アントニーン・ヴラニツキー(1761-1820):
2つのヴィオラのための協奏曲ハ長調(*)
イジー・アントニーン・ベンダ(1722-1795):ヴァイオリン協奏曲ヘ長調
ヨセフ・レイハ(1752-1795):ヴァイオリン協奏曲変ホ長調
ヤン・ピェルシュカ(ヴィオラ)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団員による室内管弦楽団
アンドレアス・ゼバスティアン・ヴァイザー(指揮)
録音:2010年9月9-11日、プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルジャーク・ホール
アルバム・タイトルの直訳は「チェコの移住のヴィオラ」。アントニーン・
ヴラニツキーはウィーンでヴァイオリニスト・作曲家として活躍。イジー・
アントニーン・ベンダはドイツのベルリン、ポツダム、ゴータで宮廷楽長・
ヴァイオリニスト・作曲家として活躍。ヨセフ・レイハはドイツのボンでチェ
リスト・作曲家・指揮者として活躍。当レーベルでヴィオラといえばこの人、
ヤン・ピェルシュカ(1951年生まれ)はプラハ音楽院教授およびスタミツ弦楽
四重奏団メンバー。(*)の2つのヴィオラの片方を誰が弾いているか、あるいは
多重録音によるのかについては表示がございません。

AS 736-2 \2080
【旧譜・再案内】
現代ヴィオラ気質
ミラン・スラヴィツキー(1947-2009):祈りI(無伴奏ヴィオラのための)(*)
ミハル・ミュレル(1956-):
黙示録(ヴィオラとプリペアード・ピアノのための(+))
スヴァトプルク・ハヴェルカ(1925-2009):
静かな幸福(無伴奏ヴィオラのための)(*)
マレク・コペレント(1932-):ヴィオラとピアノのためのトッカータ(#)
ヴァーツラフ・クチェラ(1929-):
エレジアコ・アッパショナート(無伴奏ヴィオラのための)(**)
ヤン・ピェルシュカ(ヴィオラ)
ダニエル・ヴィスネル(プリペアード・ピアノ(+)、ピアノ(#))
録音:2010年6月28日、プラハ、ヤコブのはしご教会(*)
2010年7月1日(+/#)、2009年12月17日(**)、プラハ、
スタジオ・マルチーネク(+/#/**)




<DISKANT>
DK 0136-2 \2080
ロマンティシズムの宝石
シューマン(1810-1856):ユモレスク Op.20
メンデルスゾーン(1809-1847):厳格な変奏曲ニ短調 Op.54
ショパン(1810-1849):ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
ダニエラ・ヴァリーンスカ(ピアノ)
録音:2010年11月、ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館
ダニエラ・ヴァリーンスカはブラチスラヴァ音楽院、
サンクトペテルブク(レニングラード)音楽院、ブラチスラヴァ音楽アカデミー
で学んだスロヴァキアのピアニスト。バロック(チェンバロも演奏)から現代ス
ロヴァキア作曲家の新作に至る幅広いレパートリーを持ち、社会主義チェコス
ロヴァキア時代から西欧や北米に進出、1991年からは母校ブラチスラヴァ音楽
演劇アカデミー教授を務めています。当レーベルで完成させた「ベートーヴェ
ン:ピアノ・ソナタ全集」(DK 0118-2)は好評を博しました。




<OPUS>
未案内旧譜
93512155 \1850
J・S・バッハ(1685-1750):オルガン作品集
前奏曲ト長調 BWV568/前奏曲ハ長調 BWV567
「ああ、罪びとである私は何を成すべきか」による変奏曲 BWV770
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
アリア ヘ長調 BWV587/カンツォーナ ニ短調 BWV588
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
イヴァン・ソコル(オルガン)
録音:1989年1月、コシツェ(スロヴァキア)、芸術館




<PAVIAN>
未案内旧譜
PM 0024-2(SACD-Hybrid) \2450
ヴラジミール・ゴダール(1956-):マーテル
Maykomashmalon der regen(女声、ヴィオラとチェロのための;2005)(*)
Magnificat(女声、合唱、弦楽合奏とハープのための;2003)(+)
Lullabies(女声、2つのヴァイオリン、2つのヴィオラとチェロのための;
2001/2003)(+)
Ecce puer(女声、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス、
キタローネとハープのための;1997)(#)
Stabat Mater [Mother Stood]
(アルト、ヴァイオリンと室内管弦楽のための;2001)(+)
Regina coeli(女声、ヴァイオリン、合唱と室内管弦楽のための;2003)(**)
Maykomashmalon der regen(女声、ヴィオラとチェロのための;2005)(*)
イヴァ・ビトヴァ[ビットヴァー](歌)
ミロシュ・ヴァレント(ヴァイオリン、ヴィオラ)
ユライ・コヴァーチ(チェロ)
ブラチスラヴァ音楽院合唱団
デュシャン・ビル(合唱指揮)
ソラメンテ・ナトゥラーリ(管弦楽)
マレク・シュトリンツル(指揮)
録音:2005年9月2-3日、スヴェティー・ユル(スロヴァキア)、聖ゲオルク教会
ECM New Series, 4765689
と同一音源。クラシカル音楽と映画音楽の両分野で高名なスロヴァキアの作曲
家ゴダールによる大作。スロヴァキア語と英語の解説、歌詞原文((*)イディッ
シュ語/(+)スロヴァキア語/(#)英語/(**)ラテン語)とスロヴァキア語訳・
英語訳を完備したスリップケース入りハードカバー・ブック仕様。




<PNEUMA>
PN 1250 \2080
魂の旅
ナスィール・シャンマ(1963-):
魂の旅/アル=アンダルスがその門を開く/シャクラワへの道
私の祖父の知恵/コルドバの郷愁/ハンムラビ/チュニジアへ
ナスィール・シャンマ(ウード)
アシュラフ・シャリフ・カーン(シタール)
シャハバーズ・フセイン(タブラ)
録音:2011年2月6日、マドリード
イラクのウード(アラブ・リュート)の名手ナスィール・シャンマとパキスタン

PN 1290 \2080
マルーフ チュニジアのアンダルシア音楽の秘められた力
[ヌーバ・アスバアイン]
Istiftah Abbaayn(器楽による序曲)/ Msaddar Asbaayn
Bashraf Sama'i Asbaayn / Istikhbar violin(即興)
"Ala ya mudir al-Ran"(Dkhul Barwal Asbaayn)/ "Qadima al-masa"
"Ya habibi farrjni"-"Mina Nawaa" / Istikhbar laud(即興)
"Ya la qawmi dayya 'uni"(Shughul Asbaayn)/ Istikhbar qanum(即興)
"Essaber mallit manou" inshad(即興歌唱)
[ヌーバ・フシン]
Istikhbar nay, tab'Hsin(即興)/ "Ya lasmar"(Zajal tab'Hsin-Saba)
"Ya nas jaratli gharayib"(Dkhul Barwal, Mrabba)
"Ya qalbi otorokil mahna"-"Ya jafna ayni"
Danza popular de mezoued(gaita)
チュニジア・アンダルシア・オーケストラ
マハムド・ゲッタト(指揮)
録音:1990年、セビリャ(スペイン)、レアル・アルカサル(王宮)、
乙女のパティオ
チュニジアではアンダルシア起源の音楽がマルーフと呼ばれ、自国の伝統音楽
として位置づけられています。ヌーバは歌と器楽曲の組曲で、マルーフの形式
の一つ。




<SUPRAPHON>
※臨時扱い 少量代理店に入荷済み
昨年、多くのオーダーをいただきながら廃盤のため供給できなかったチェコ・
フィルハーモニーのアイテムがスプラフォン・レーベルより再発売されました。
内容に若干の変更がございますのでご注意ください。ご注文先着順の確保となり
ますので、ご了承下さい。

SU 4065-2 2枚組 \2550
ヴァーツラフ・タリフ(ターリッヒ) ライヴ 1939
ラジオ放送開始アナウンス
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」
チェコ国歌(聴衆の合唱)
ラジオ放送終了アナウンス
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーツラフ・タリフ(指揮)
録音:1939年6月5日、プラハ国民劇場、ライヴ
音源:オスロ、ノルウェー放送協会、Arkiv 783
ラジオ放送開始アナウンス
ドヴォルジャーク:スラヴ舞曲第2集 Op.72
チェコ国歌(レコード演奏)とラジオ放送終了アナウンス
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーツラフ・タリフ(指揮)
録音:1939年6月13日、プラハ国民劇場、ライヴ
音源:オスロ、ノルウェー放送協会、Arkiv 783
2010年にチェコ・フィルハーモニーの自主制作盤として発売され大きな話題を
呼びながら、その後のチェコ・フィルハーモニーの組織的問題から再生産が断
念されていたCDがレーベルを変えて再発売されました。
【旧盤との相違】
「スラヴ舞曲第2集」の収録日が変わっています。
「わが祖国」の音源Arkiv番号が変わっています。(旧盤の方が正しいかもしれ
ません。)
「ヴァーツラフ・タリフ、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団について語る」
が収録されていません。
CD-1の最後のトラックに収録されていた「わが祖国」第5曲「ターボル」が
CD-2の最初のトラックに収録されています。
拍手の部分のトラックの振り分けが異なる箇所があります。




<UNIVERSAL ITALY>
4805117 8枚組 \3780
サルヴァトーレ・アッカルド ヴァイオリンに捧げた人生
バッハ(1685-1750):
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV1041
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043(*)
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調 BWV1060(+)
(原曲:2台のチェンバロのための協奏曲第1番)
ヴァイオリン協奏曲ヘ短調 BWV1056
(原曲:チェンバロ協奏曲第5番/サルヴァトーレ・アッカルド編曲)
マーガレット・バーチャー(ヴァイオリン(*))
ダグラス・ボイド(オーボエ(+))
ヨーロッパ室内管弦楽団
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ BWV1001-1006
ヴィヴァルディ(1678-1741):
ヴァイオリン協奏曲集「四季」Op.8 Nos.1-4
4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調 RV580
3つのヴァイオリンのための協奏曲ヘ長調 RV551
ナポリ国際音楽週間合奏団(イ・ソリスティ・ディ・ナポリ)
パガニーニ(1782-1840):ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.6(*)
パガニーニ:無伴奏ヴァイオリンのための24の奇想曲 Op.1 から
Nos.1,3,4,9,10,11,14,16,17,24
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
シャルル・デュトワ(指揮(*))
チャイコフスキー(1840-1893):ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
BBC交響楽団
コリン・デイヴィス(指揮)
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調 Op.7(*)
ヴィターリ(1663-1745):シャコンヌ ト短調
メンデルスゾーン(1809-1847):ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64(*)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
シャルル・デュトワ(指揮(*))
ブルッフ(1838-1920):
ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26
ヴァイオリンのための協奏的小品嬰ヘ短調 Op.84
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
クルト・マズア(指揮)
シベリウス(1865-1957):ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47(*)
ドヴォルジャーク(1841-1904):ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.53(+)
ロンドン交響楽団(*)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(+)
コリン・デイヴィス(指揮)
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)

●"Spirto Gentil" Series 第1回ご案内
イタリアのカトリック系宗教活動団体「Comunione e Liberazione」とメジャ
ー・レーベル(イタリア・ローカル)の共同制作シリーズ。イタリア・ユニヴァ
ーサル盤の扱いを開始いたします。

4763173 \2850
ヴィラ=ロボス(1887-1959):ギター作品全集
5つの前奏曲/ブラジル民謡組曲/12の練習曲
ワルツ-ショーロ/ショーロ第1番
ピエロ・ボナグリ(ギター)
録音:2008年6月、モンテフィオーレ・コンカ(イタリア)、フ
ァルコン・ヴァレー

4729962 \2850
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):レスポンソリウム集
「聖週間の聖務日課」(1585)から レスポンソリウム(全18曲)
コムニオーネ・エ・リベラツィオーネ合唱団
ピッポ・モリーノ(指揮)
録音:2002年11月、2003年3月、ロベッコ・スル・ナヴィーリオ(イタリア)、
カステルノ、聖アンドレア教会
コムニオーネ・エ・リベラツィオーネ合唱団は「Comunione e Liberazione」
の会員で構成される混声室内合唱団。

4763742 \2850
甘美な心 フィリッポのラウダ集
Lodate Dio / Anime affaticate e sitibonde / Perche in aspri dolori
Angel dal ciel disceso / Nell'apparir del sempiterno sole
Perchea cosig facesti? / Interna sete ardente / Benedetto sia lo giorno
O cor soave / Cristo al morir tendea / Stava a' pie della croce
Il pietoso Gesug / Che fai, donna? / Cor mio dolente e tristo
Signor, io t'ho conflitto / O Maria, Diana stella / Ave di grazia plena
Hor eccoti il mio core
コムニオーネ・エ・リベラツィオーネ合唱団
ピッポ・モリーノ(指揮)
録音:2009年7月、ミラノ、聖マルコ・バジリカ教会堂、聖具室
フィレンツェ生まれの司祭フィリッポ・ネーリ(1515-1595)がローマに創設し
たオラトリオ会では、民間起源の旋律に宗教的なイタリア語の歌詞とハーモニ
ーが付けられた「ラウダ・スピリトゥアーレ」と呼ばれる聖歌が歌われていま
した。ラテン語の難解なポリフォニー音楽とは異なる親しみやすいラウダは、
「歌い祈る」習慣を民間に広めることに大いに貢献しました。

4763859 \2850
創造主を愛するあなたがた 中世のラウダ集
Troppo perde 'l tempo / Da mi conforto, Dio / Tutor dicendo
Ben e crudele e spietoso / Ohime lasso / Piangiamo quel crudele basciare
De la crudel morte del Cristo / Voi ch'amate lo criatore
Omne homo ad alta voce / Jesu Cristo glorioso / Laudamo la resurrezione
Alta trinit'agrave; beata / Magdalena degna da laudare
Sia laudato San Francesco / Amor dolce senza pane
Spiritu sancto, dolze amore / Spirito sancto glorioso
コムニオーネ・エ・リベラツィオーネ合唱団
ピッポ・モリーノ(指揮)
録音:2010年1、2月、聖マルコ・バジリカ教会堂、聖具室
「フィリッポのラウダ集」から遡ること3世紀、教会礼拝以外の集会で歌われ
ていた単旋律のラウダ・スピリトゥアーレを集めたアルバム。





<VERMEER DIGITAL>
既に活動を停止していると思われるイタリアのレーベル。現地在庫限りの供給
となります。欠品となる可能性もございますがご了承下さい。

99TDC 006 \1850
ブラームス(1833-1897):
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
ルイージ・ピオヴァーノ(チェロ)
ルイーザ・プライエル(ピアノ)
録音:2001年3月、シエナ(イタリア)、サルテアーノ、ラ・リバットラ
使用楽器:
1868年、ジュゼッペ・ズガルビ製、ガット弦使用(チェロ)
1880年、シャルル・N・バザン製(弓)
1883年、スタインウェイ、モデルD、シリアル・ナンバー:49356(ピアノ)
(復元:1999年、ファウスト・ハリソン、アンジェロ・ファッブリーニ)



 
<ORCHESTRAL CONCERT CDs>
東欧旧共産圏のオーケストラがイギリスを訪れた際にコンサートホールでの
実況録音を担当していたイギリス人エンジニア、ジェフリー・テリーが自身の
手でそのマスターテープからCD化し世界のファンに供給するために創設したレ
ーベル。規格番号表示は「CD」で始まりますが、「OCCD」で管理いたします。

OCCD 1/2008 \1550
ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団
ドヴォルジャーク(1841-1904):交響曲第9番ホ短調「新世界より」Op.95
ヤン・ノヴァーク(1921-1984):フィルハーモー舞曲集(*)
ディーリアス(1862-1934):
オペラ「イルメリン」前奏曲/オペラ「コアンガ」から ラ・カリンダ」
ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団
イジー・ヴァルトハンス(指揮)
録音:1966年10月22日、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、
ライヴ
イジー・ヴァルトハンス(1925-)は1962年から1978年までブルノ・フィルハ
ーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めました。(*)は商業録音として世界初出
となる楽曲。

OCCD 2/2008 \1550
プラハ交響楽団
ウォルトン(1902-1983):序曲「スカルピーノ」(*)
プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ協奏曲第3番ハ長調 Op.26(*)(**)
ミロスラフ・カベラーチ(1908-1979):反映 Op.49(#)
ラヴェル(1875-1937):スペイン狂詩曲(+)
ドヴォルジャーク(1841-1904):スラヴ舞曲第15番 Op.72 No.7(アンコール)(+)
ピーター・ケイティン(ピアノ(**))
プラハ交響楽団
スデニェク・コシュラー(指揮(*/+))
ヴァーツラフ・スメターチェク(指揮(#))
録音:1967年2月8日(*)、1968年3月6日(#)、
ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ライヴ(*/#)
1967年2月13日、ノッティンガム(イギリス)、アルバート・ホール、
ライヴ(+)

OCCD 3/2009 \1550
アルフレード・カンポーリ&ピーター・ケイティン
モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン・ソナタ第42番イ長調 K.526(*)
ベートーヴェン(1770-1827):
ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30 No.2(*)
ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108(+)
アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン)
ピーター・ケイティン(ピアノ)
録音:1963年9月24日、クロイドン(イギリス)、フェアフィールド・ホール、
ライヴ(*)
1973年、ロンドン、サウスゲート、アルフレード・カンポーリの自宅(+)

OCCD 4/2009 \1550
チェコ三重奏団
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ三重奏曲第5番ニ長調「幽霊」Op.70 No.1
ドヴォルジャーク(1841-1904):
ピアノ三重奏曲第4番ホ短調「ドゥムキー」Op.90
マルチヌー(1890-1959):
ピアノ三重奏曲第2番ニ短調 から 第3楽章(アンコール)
チェコ三重奏団
ヨセフ・パーレニーチェク(ピアノ) イヴァン・シュトラウス(ヴァイオリン)
サシャ・ヴェチトモフ(チェロ)
録音:1972年10月15日、ロンドン、クイーン・エリザベス・ホール、ライヴ

OCCD 5/2009 \1550
ハンガリー国立交響楽団
ベートーヴェン(1770-1827):劇付随音楽「エグモント」序曲
コダーイ(1882-1967):ガランタ舞曲集
ブラームス(1833-1897):交響曲第1番ハ短調 Op.68
ベルリオーズ(1803-1869):
劇的物語「ファウストの劫罰」から ラコッツィ行進曲(アンコール)
ハンガリー国立交響楽団
ヤーノシュ・フェレンチク(指揮)
録音:1966年2月26日、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、
ライヴ

OCCD 6/2009 \1550
ベルリン・シュターツカペレ
ブルックナー(1824-1896):交響曲第7番ホ長調
ベルリン・シュターツカペレ
クルト・マズア(指揮)
録音:1967年11月17日、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、
ライヴ

OCCD 7/2009 \1550
ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団
フランチシェク・シュクロウプ(1801-1861):チェコスロヴァキア国歌
スク(1874-1935):アスラエル交響曲ハ長調 Op.27
ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団
イジー・ヴァルトハンス(指揮)
録音:1968年11月13日、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、
ライヴ

OCCD 8/2009 \1550
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス・バッハ管弦楽団
J・S・バッハ(1685-1750):管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV1066
J・S・バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042(*)
モーツァルト(1756-1791):ディヴェルティメント第7番ニ長調 K.205
ハイドン(1732-1809):交響曲第6番ニ長調「朝」
J・S・バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068 から アリア(アンコール)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス・バッハ管弦楽団
ゲルハルト・ボッセ(ヴァイオリン(*)、指揮)
録音:1966年10月、ロンドン、セントパンクラス・タウン・ホール、ライヴ

OCCD 9/2009 \1550
サシャ・ヴェチトモフ&ボヘミア交響楽団
ドヴォルジャーク(1841-1904):
序曲「自然の中で」Op.91/チェロ協奏曲ロ短調 Op.104(*)
スク(1874-1935):
組曲「おとぎ話」Op.16(オペラ「ラドゥースとマフレナ」Op.16 より)
サシャ・ヴェチトモフ(チェロ(*))
ボヘミア交響楽団(中部ボヘミア交響楽団)
ミロシュ・ゼレンカ(指揮)
録音:1973年5月27日、ポジェブラディ劇場(チェコ)、ライヴ

OCCD 10/2010 \1550
プラハ交響楽団
ドヴォルジャーク(1841-1904):交響曲第8番ト長調 Op.88
R・シュトラウス(1864-1949):交響詩「死と変容」Op.24
プラハ交響楽団
スデニェク・コシュラー(指揮)
録音:1967年3月13日、ノッティンガム(イギリス)、アルバート・ホール、
ライヴ

OCCD 11/2010 \1550
ピーター・ケイティン ショパン・リサイタル
ショパン(1810-1849):
17のポーランドの歌 Op.74 より
乙女の願い(No.1)/私の愛しい人(No.12)/指輪(No.14)/遊び(No.4)
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
スケルツォ第4番ホ長調 Op.54/マズルカ ト短調 Op.24 No.1
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
夜想曲嬰ヘ長調 Op.15 No.2/ワルツ嬰ハ短調 Op.64 No.2
ピーター・ケイティン(ピアノ)
録音:1966年10月29日、クロイドン(イギリス)、フェアフィールド・ホール、
ライヴ

OCCD 12/2011 \1550
ヴァンダ・ヴィウコミルスウカ&ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
ブリテン(1913-1976):ヴァイオリン協奏曲 Op.15(*)
チャイコフスキー(1840-1893):交響曲第4番ヘ短調 Op.36
モニュシュコ(1819-1872):
オペラ「幽霊屋敷」第4幕から マズルカ(アンコール)
ヴァンダ・ヴィウコミルスウカ(ヴァイオリン(*))
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮)
録音:1967年4月7日、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、
ライヴ

OCCD 13/2012 \1550 ※番号変更OCCD 13/2011
ベルリン・シュターツカペレ
ベートーヴェン(1770-1827):序曲「レオノーレ」第3番 Op.72b
ハイドン(1732-1809):交響曲第88番ト長調 Hob.1:88
パウル・デッサウ(1894-1979):ベルトルト・ブレヒトの記念に
マーラー(1860-1911):さすらう若者の歌(*)
アンネリーゼ・ブルマイスター(アルト(*))
ベルリン・シュターツカペレ
クルト・マズア(指揮)
録音:1967年11月17、18日、
ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ライヴ
ヘイスティングズ、ホワイト・ロック・パヴィリオン、ライヴ

OCCD 14/2012 \1550 ※番号変更OCCD 14/2011
プラハ交響楽団
ショスタコーヴィチ(1906-1975):交響曲第10番ホ短調 Op.93
プラハ交響楽団
ヴァーツラフ・スメターチェク(指揮)
録音:1968年3月6日、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、
ライヴ

<ドイツ・カンマーフィルハーモニー / Pallas社>
MDKB-LP001-009(アナログLP) 9枚組 ¥35900
ベートーヴェン: 交響曲第1番-第9番 全曲録音 (2004-2008年)
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)
ペトラ・ラング(アルト)
クラウス・フローリアン・フォークト(テノール)
マティアス・ゲルネ(バリトン)
ドイツ室内合唱団(Deutscher Kammerchor)
【内 容】33rpm 180g 9LPs BOX set *999セット完全限定生産
完全限定生産999セット 初回入荷分のみとなります。
(うち99セットがヤルヴィ直筆サイン付き。こちらは数セット入るかもしれま
せん。ご希望の場合はお問い合わせください。但し価格が異なります)
過去にSACDバージョンとDVDで発売されており、各国のオーディオ評で「現行
手に入るベートーヴェン交響曲録音の中で、トップランクに位置されることは
間違いない」と、軒並み最上級の評価を得ており、音質は折り紙付き。
予約締切は10月24日(月)
※数量限定品のため代理店への注文先着となります。締め切り前にご注文いた
だきましても商品が確保できない場合もございますので、お早めにご検討下さ
い(Goodies)

<独EMI>
EMI 6782892 ¥800
モーツァルト:
オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370
ブリテン四重奏団
クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
アンドリュー・マリナー(Cl) チリンギリアン四重奏団
クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
アンドリュー・マリナー(Cl) ジェーン・グローヴァー指揮
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ

EMI 6782902 ¥800
バロック名曲集
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番、管弦楽組曲第3番、
アルビノーニ:アダージョ  他
サー・ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー室内管弦楽団

EMI 6782912 ¥800
モーツァルト:レクイエム
フェリシティー・ロット(S)
デラ・ジョーンズ(Ms)
キース・ルイス(T)
ウィラード・ホワイト(Bs)
デイヴィッド・ベル(og)
フランツ・ウェルザー=メスト指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団

EMI 6783362 ¥800
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第14番「月光」
ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
ダニエル・コルゼンパ(P)

EMI 6783402 ¥800
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」
ジョーン・ロジャース(S)
デラ・ジョーンズ(Ms)
ピーター・ブロンダー(T)
ブリン・ターフェル(B)
サー・チャールズ・マッケラス指揮
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団

EMI 6783412 ¥800
ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第2番
パガニーニの主題による狂詩曲
フィリップ・フォーク(P)
ユーリ・テミルカーノフ指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

EMI 6782712 ¥800
ヴォーン・ウィリアムズ:
あげひばり
デイヴィッド・ノーラン(Vn)
ヴァーノン・ハンドリー指揮 ロンドン・フィル
「グリーンスリーヴス」による幻想曲
メア・ジョーンズ指揮 ロイヤル・リヴァプール・フィル
トーマス・タリスの主題による幻想曲
ヴァーノン・ハンドリー指揮 ロイヤル・リヴァプール・フィル
エルガー:弦楽セレナード ホ短調
ヴァーノン・ハンドリー指揮 ロイヤル・リヴァプール・フィル
エニグマ変奏曲
ヴァーノン・ハンドリー指揮 ロンドン・フィル

EMI 6783372 ¥800
オルフ:カルミナ・ブラーナ
シーラ・アームストロング(S)
ブライアン・レイナー・クック(T)
ピーター・ホール(Br)
フォーレ:パヴァーヌ
フランク:天使の糧
モーリス・ハンドフォード指揮
ハレ管弦楽団、合唱団

EMI 6783382 ¥800
サティ:ピアノ作品集
ジムノペディ第3番
3つのグノシェンヌ
太った木の人形のスケッチとからかい
パッサカリア
官僚的なソナティナ 他全21曲
ピーター・ローソン、アンジェラ・ブラウンリッジ(P)

EMI 6783422 ¥800
ヴィヴァルディ:四季、オーボエ協奏曲集
アルビノーニ:オーボエ協奏曲集
シドニー・サトクリフ(Ob)
アーサー・デイヴィソン指揮
ヴィルトゥオージ・オブ・イングランド




<MODE>
MODE 238 ¥1680
Morton Feldman Edition 11 "Orchestra"
フェルドマンのオーケストラ作品から、フルオーケストラでの演奏としては
初出のIntersection I とファーストレコーディング4作品を収録。
すべてスタジオ録音。ModeとDeutchlandradioの共同制作。
Intersection I(1951)
first recording for large orchestra
初期グラフィック・スコアの代表作。リアリゼーションはSamuel Clay
Birmaher。荒削りなオーケストラが、いかにもフェルドマンらしい力強くダイ
ナミックなサウンドを生み出している。
Structures(1962)
On Time and the Instrumental Factor(1969)
こちらの両作品はフェルドマン音楽の過渡期に作られた姉妹作品。どちらも浮
遊する時間を表現している。
Voice and Instruments(1972)
Martha Cluver, soprano
ヴォイスとオーケストラの言葉なきダイアログが繰り広げられる。
ここでは繊細な糸で結ばれているシングル・サウンドの美しさが描かれている。
Orchestra(1976)
オーケストラ全体を端から端までを通り抜けているような作品。
未踏の地を進むように、パターンはそれぞれ独自に行きつ戻りつする。フェル
ドマン中期から後期の橋渡しとなる重要な作品。
ライナーノートはSamuel Clay Birmaher.
Deutsches Symphonie-Orchester Berlin
Brad Lubman, conductor
ブラッド・ラブマンはアメリカ人指揮者。1989-94にタングルウッド・ミュー
ジックセンターでオリヴァー・ナッセンのアシスタントを務める。アンサンブ
ルからオーケストラまで幅広いレパートリーをもつ。これまでピエール・ブー
レーズ、ルチアーノ・ベリオ、スティーブ・ライヒ、フィリップ・グラス、
マイケル・ティルソン・トーマス、ジョン・ゾーンの作品を指揮している。




<独ERATO>
2564666952 2枚組 ¥1450
オッフェンバック:喜歌劇「ペリコール」
レジーヌ・クレスパン、アラン・ヴァンゾ、ジュール・バスタン、
ジェラール・フリードマン、ジャック・トリゴー、エメ・ブザンソン、
レベッカ・ロバーツ、他
アラン・ロンバール指揮
ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団   1976年

2564666983 2枚組 ¥1450
メサジェ:歌劇「フォルチュニオ」
シルヴィ・スチュワート、ティエリ・ドラン、
ブリジット・ディスノーズ、コレット・アリオ=ルガス、
パトリック・ロッカ、ニコラ・リヴァンク、ミシェル・フォッケノイ、
ルネ・シレール、ミシェル・トランポン、フランシス・ドゥアジク、
ジル・カイマイユ
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
リヨン歌劇場管弦楽団&合唱団 1987年

2564671474 6枚組 ¥3300
モンテヴェルディ:倫理的、宗教的な森
ミシェル・コルボ指揮
ローザンヌ声楽、器楽アンサンブル




<EMI>
●オリジナル・アルバムを2枚収録した2枚組シリーズ

EMI 7291462 2枚組 ¥1350
ナイジェル・ケネディ/ヴァイオリン協奏曲集
チャイコフスキー、シベリウス、メンデルスゾーン、ブルッフ
サイモン・ラトル、オッコ・カム、ジェフリー・テイト指揮
ロンドン・フィル、バーミンガム・シティ、イギリス室内

EMI 7291762 2枚組 ¥1350
ヴァネッサ・メイ
クラシック・アルバム、ヴァイオリン・プレイヤー
ヴィヴァルディ:四季
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調「悪魔のトリル」他

EMI 7291792 2枚組 ¥1350
キリ・テ・カナワ/クラシック・アルバム:
ガーシュウィン、ポーター

EMI 7296842 2枚組 ¥1350
マリア・カラス/クラシック・アルバム:LA DIVINA 1 & 2

EMI 7297242 2枚組 ¥1350
マキシム/ピアノ・プレイヤー、ニューワールド




<GALA>
GL100605 3枚組 ¥2250
マイヤベーア:歌劇「アフリカの女」
プラシド・ドミンゴ(ヴァスコ・ダ・ガマ)
シャーリー・ヴァーレット(セリカ)
イヴリン・マンダク(イネス)
グウェンドリン・ジョーンズ(アンナ)
サイモン・エステス(ドン・ペドロ)
ノーマン・ミッテルマン(ネルスコ)
ジャン・マリー・ペリソン指揮
サンフランシスコ・オペラ管弦楽団、合唱団  1976/11/3
ボーナス・トラック
マイヤベーア:歌劇「アフリカの女」(抜粋)
プラシド・ドミンゴ(ヴァスコ・ダ・ガマ)
モンセラート・カバリエ(セリカ)
アントニオ・デ・アルメイダ指揮
リセオ大劇場管弦楽団、合唱団  1977/11/27




<MEMBRAN>
NCA 60231 ¥1650
アダルベルト・ギロヴェッツ(1763-1850):ピアノ三重奏曲集
ソナタ 変ホ長調 op.23-2、ソナタ 変ロ長調 op.28-1
ソナタ ニ短調 op.14-2、ソナタ イ長調 op.12-1
トリオ・フォルテピアノ
ミリアム・アルトマン(P)
ジュリア・フーバー(Vn)
アニャ・エンデルレ(VC) 2010/11/14-18

DOCUMENTS 233194 2枚組 ¥1080
R.シュトラウス:歌劇「サロメ」
モンセラ・カバリエ(サロメ)
ザビーネ・ツィンマー(ヘロディアス)
ズビスラフ・ヴォツニャク(ヘロデ)
アレクサンダー・ヴェリッチュ(ヨカナーン)
シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ指揮
バーセル・オペラハウス管弦楽団、合唱団  1958

DOCUMENTS 233195 ¥800
モーツァルト:歌劇「バスティアンとバスティエンヌ」
ソロはウィーン少年合唱団員
エドゥアルト・リンデンベルク指揮
ウィーン室内管弦楽団     1957

ARS MUSICI 233420 ¥1280
バッハ:クリスマス・オラトリオ 第4部-第6部
ゲルハルト・ヴェルリッツ(T) ヨハネス・カムラー(B)
マルクス・ゴッペル(S) ダニエレ・ジョアス(S)
Ferdinand Geirhos(A)
ラインハルト・カムラー指揮
ミュンヘン・レジデンス室内管弦楽団  2010/9/25(ライヴ)

ACOUSTICA CD2010.02 ¥1350
ソレール:ピアノ・ソナタ集 Vol.1
第1番 ヘ長調、第2番 ヘ長調、第3番 ト長調、第4番 
ニ長調、第5番 ハ短調、第6番 ハ長調、第7番 嬰ハ短調、
第8番 変ホ長調、第9番 ニ短調、第10番 ロ短調
イシドロ・バッリオ(P) 2010/10/4-6

ACOUSTICA CD2010.03 ¥1350
ソレール:ピアノ・ソナタ集 Vol.2
第11番 ニ短調、第12番 ハ短調、第13番 ヘ長調、第14番
ヘ長調、第15番 ニ短調、第16番 変ロ長調、第17番 ハ長調、
第18番 イ長調、第19番 ハ長調、第20番 嬰ヘ長調、
第21番 ハ長調
イシドロ・バッリオ(P) 2010/10/4-6

ACOUSTICA CD2010.04 ¥1350
ソレール:ピアノ・ソナタ集 Vol.3
第22番 ハ長調、第23番 ト長調、第24番 ニ短調、第25番
ロ短調、第26番 イ長調、第27番 ニ短調、第28番 ト長調、
第29番 ト長調
イシドロ・バッリオ(P) 2010/10/4-6




<TONAR MUSIC>
TONAR 11015 ¥1480
Bach to Tan Dun/ Beijing Guitar Duo
北京ギターデュオとしては第2弾となります。
前作「Maracaipe」は2010年グラミーにノミネートされ一躍脚光を浴びました。
これまでバルエコとも共演しており今後ますます目が離せないアジアン・ギタ
リストです。
演奏:Meng Su(g)Yameng Wang(g)[Beijing Guitar Duo]
1. JS bach: Sonata in B Minor, K.173(4:42)
2, JS Bach: Sonata in D Minor, K.141(3:32)
3. JS Bach: Chaconne in D Minor(14:51)
4. Castelnuovo-Tedesco: Sonatina Canonica. Op.196
5. Granados: Valses Poeticos(13:54)
6. Tan Dun: Eight Memories in Watercolor, Op.1(3:48)




<KULTUR>
KULTUR D4747(DVD-Video) ¥2450
Ballet Favorites
白鳥の湖(チャイコフスキー)
ユリア・マカリナ、イーゴリ・ゼレンスキー  キーロフ・バレエ
わがまま娘(エロール)
ブライアン・ショー   ロイヤル・バレエ
くるみ割り人形(チャイコフスキー)
レスリー・コリア、アンソニー・ダウエル  ロイヤル・バレエ
ジゼル(アダン)
ガリーナ・メゼンツェワ、コンスタンチン・ザクリンスキー
キーロフ・バレエ
眠りの森の美女(チャイコフスキー)
イリーナ・コルパコワ   キーロフ・バレエ
ロメオとジュリエット(プロコフィエフ)
アレッサンドラ・フェリ、ウェイン・イーグリング ロイヤル・バレエ
パゴダの王子(ブリテン)
ダーシー・バッセル、ジョナサン・コープ  ロイヤル・バレエ
ドン・キホーテ(ミンクス)
シンシア・ハーヴェイ、ミハイル・バリシニコフ
アメリカン・バレエ・シアター
90分 カラー




<URANIA>
WS121.134 2枚組 ¥1450
(ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」op.8
フェリックス・アーヨ(Vn)
イ・ムジチ合奏団   1959-1961

WS121.135 2枚組 ¥1450
ドヴォルザーク:
交響曲第7番、第8番、第9番「新世界より」
スケルツォ・カプリチオーソ、伝説
サー・ジョン・バルビローリ指揮
ハレ管弦楽団   1957-1959

WS121.136 2枚組 ¥1450
マーラー:交響曲第1番「巨人」
エルガー:エニグマ変奏曲
R.シュトラウス:「ばらの騎士」組曲、ドン・ファン、
ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯
プロコフィエフ:交響曲第1番「古典」
ウィリアム・スタインバーグ指揮
ピッツバーグ交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団 1952-1957

<レグルス>
RGCD‐1032 ¥3045
大いなる神秘 O magnum Mysterium
J.S.バッハ:アリア《わたしは、その方の名を言い表す》BWV.200
テレマン:ミサ・ブレヴィス
クーナウ:カンタータ《私は目を上げて山々を仰ぐ》(Psalm 121)
ヴィヴァルディ:カンタータ《親愛なる森よ、友なる草原よ》RV671
コレッリ:
合奏協奏曲 ト短調op.6-8《クリスマス協奏曲》
(ウォルシュ版,1725年ロンドン)
ゼレンカ:降誕のためのモテット《おやすみ 幼子よ、おやすみ 神よ》ZWV171
青木 洋也(カウンターテノール)&リコーダー&弦楽アンサンブル
(リーダー:北谷直樹Cemb)
録音: 2011年1月22日-24日 秩父ミューズパーク音楽堂
¥3,045(税込) ¥2,900(税抜)
BCJ等の独奏者、ヴォーカル・アンサンブル カペラ等のメンバー、また合唱指
導者、指揮者として八面六臂の活躍を続ける青木洋也、初のソロ・アルバム。
「18世紀前半ドイツの大都市では何と豊かで多彩な教会音楽が典礼を満たして
いたことだろう!当CDに収められたライプツィヒ、ハンブルク、ドレスデンで
活躍したプロテスタントとカトリック両派の作曲家によるミサ、モテット、
カンタータに耳を傾けると、当時と今日を隔てる最大の違いはキリスト教典礼
から優れた音楽が奪い去られたことであったかと考えてしまう。神に捧げられ
る麗しき音楽よ、再び会堂に響き我らの心を潤せ!と思わず叫ばせる様な素晴
らしい選曲と演奏!」(藤原一弘/音楽学)。
青木洋也プロフィール
1976年東京生まれ。東京少年少女合唱隊のメンバーとして多くの合唱曲を、ま
たボーイソプラノ歌手としてコンサート、レコーディングで多くのソロを歌う。
東京藝術大学大学院修士課程古楽科修了。エリザベト音楽大学大学院宗教音楽
学専攻修了。在学中より定期的に渡欧して研鑽を積む。 声楽を鈴木仁、宇田
川貞夫、マックス・ファン・エグモント、野々下由香里、ペーター・コーイ、
ゲルト・テュルク、ロビン・ブレイズの各氏に師事。J.S.バッハ『マタイ受難
曲』『ヨハネ受難曲』など、ヘンデル『メサイア』などの宗教曲のソリストを
つとめる。ダブリンで『メサイア』、ライプツィヒ・ニコライ教会において
『ミサ曲ロ短調』『クリスマス・オラトリオ』『メサイア』のソロをつとめる
など活動の場を着実に広げている。
バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとして国内外の公演・録音に参加し、
2009年ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン音楽祭公演《ヨハネ受難曲》《カン
タータ》、ドイツ公演《マタイ受難曲》等でソリストを務める。近年は、音楽
誌上「隙のない音楽づくりと、そのナンバーにふさわしい情景描写の的確さ、
声楽・器楽の見事なまとめ方は、彼の適応性とこれまでの経験の基盤がモノを
言っている」と評されるなど、合唱指揮者としても高い評価を得ている。
「バッハ・コレギウム・ジャパン」「ヴォーカル・アンサンブル カペラ」
「アンサンブル小瑠璃」「フィルハーモニーカンマーアンサンブル」メンバー。
「早稲田大学・日本女子大学室内合唱団」「エルヴィオ・ソーヌス」「ヨハネ
ス・カントーレス」「カルド・ムジカ」「ノヴァ・ヴォーチェ」常任指揮者。
「オルフ祝祭合唱団」「JVC合唱団」「東京スコラ・カントールム」「IJCC合
唱団」合唱指揮者。「東京少年少女合唱隊」特任指揮者。