<クラシック・輸入盤新譜情報 11-10>


<Deutsche Grammophon>
3月新譜でご案内し、延期になっていた4779329ですが、10月新譜として発売が
予定されております。既に受注から半年以上が経ちましたため、以前のご注文
はキャンセルとさせていただきましたので、改めてご注文をお願いいたします。

4779329 ¥1850
モーツァルト:協奏交響曲&フルートとハープのための協奏曲
1.協奏交響曲変ホ長調K.297b
2.フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299
ルーカス・マシアス・ ナヴァッロ(1:オーボエ)
アレッサンドロ・ カルボナーレ(1:クラリネット)
アレッシオ・アレグリーニ(1:ホルン)
ギヨーム・サンタナ(1:ファゴット)
ジャック・ズーン(2:フルート)
レティツィア・ベルモンド(2:ハープ) 
モーツァルト管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:2008年6月12日 ボローニャ
後期交響曲集、ヴァイオリン交響曲全集に続くアバド&モーツァルト管による
モーツァルト第3弾は、名手たちの競演による2つの協奏曲。第8回国際オーボ
エコンクール・軽井沢の覇者ナヴァッロ、ローマ聖チェチーリア管の首席クラ
リネット奏者カルボナーレ、マーラー・チェンバー管の首席ファゴット奏者サ
ンタナ、そしてルツェルン祝祭管、モーツァルト管、ヨーロッパ室内管の首席
ホルン奏者を兼任するアレグリーニという錚々たる若手が集ったK.297bの協奏
交響曲と、名手ズーンとイスラエル国際コンクールの覇者ベルモンドを要した
K.299の協奏曲を豪華カップリング。若手の育成に長年力を注いでいるアバド
ならではの人選が光る、若々しく充実した掛け合いの数々がお楽しみいただけ
ます。

4779849(1CD+DVD) ¥2400 ※ハードカヴァー仕様限定盤
4779455 ¥1850 ※通常盤CD
CD
モーツァルト
(1)ピアノ協奏曲 第19番 ヘ長調 K.459
(2)レチタティーヴォ《どうしてあなたが忘れられましょう》とアリア
《心配しないで、愛する人よ》 K.505 (イダマンテ)
(3)ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488
ボーナスDVD
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番-第2楽章、他 収録予定
モイツァ・エルトマン(ソプラノ(2))
バイエルン放送交響楽団室内管弦楽団
エレーヌ・グリモー(ピアノ&指揮)
録音:2011年7月22日-23日 ミュンヘン プリンツレーゲンテン劇場(ライヴ)
独自の輝きを放つピアニスト、エレーヌ・グリモー、初のDGへのライヴ録音&
初のモーツァルト協奏曲録音。バッハでも室内管弦楽団を弾き振りしましたが、
今回もバイエルン放送交響楽団のメンバーによる室内管弦楽団を弾き振りして
います。2曲の協奏曲に加えて、ピアノ・オブリガート付きのれチターティー
ヴォとアリアK.505を、透明な美声で頭角をあらわしているソプラノ、モイ
ツァ・エルトマンと共演しています。幼少の頃このアリアを初めて聴いたグリ
モーは、この曲に込められたモーツァルト音楽ならではのしなやかさと優美さ
に心打たれ、それ以来ずっと愛して止まない曲となったとのこと。

4778107 ¥1850 ※一旦発売中止
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第16番 イ短調 D845
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960
マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
録音:2011年7月 ハンブルク=ハールブルク
ピリス3年振り、待望の新譜が登場! 今年7月にハンブルク=ハールブルクで
録音されたシューベルトのソナタ。ピリスといえば、1996年97年録音のシュー
ベルトの即興曲集の大ヒットが思い浮かびます。ソロとしてはそれ以来のシュ
ーベルト・アルバムになります。

4778100 ¥1850
ミッシャ・マイスキー/わが心のスペイン
ファリャ:
スペイン民謡組曲(7つのスペイン民謡から:ムーア人の衣装/歌/ポーロ
/アストゥリアス地方の歌/ホタ/ナナ)
グラナドス:
間奏曲(歌劇《ゴイェスカス》から)、スペイン舞曲集 作品37の5 
アンダルーサ(祈り)、スペイン舞曲集 作品37の2 オリエンタル
サラサーテ:プライェーラ(祈り) 作品23の1
アルベニス:タンゴ 作品165の2
カサド:愛の言葉
ラヴェル:ヴォカリーズ―ハバネラ形式のエチュード
マヌエル・デ・ファリャ:スペイン舞曲 第1番 歌劇《はかない人生》から
アルベニス:コルドバ(スペインの歌 作品232の4)
ファリャ:火祭りの踊り(バレエ《恋は魔術師》から)
作者不詳/カザルス:鳥の歌(カタルーニャ民謡)
シチェドリン:アルベニス風に 作品52
ミッシャ・マイスキー(チェロ)
リリー・マイスキー(ピアノ)
録音:2011年3月 シュロス・エルマウ、大ホール〈ライヴ・レコーディング〉
名手マイスキー久々の新譜は愛娘でピアニストのリリーとの共演によるスペイ
ン・レパートリーのライヴ録音。マイスキーならではの泣きのチェロ、美しい
メロディに溢れた一枚。

4779447 ¥1850
プティボン/メランコリア
1.グラナドス:ある女の眼差し/2.モンサルバーチェ:黒人の子守歌
3.同:黒人の歌/4.ホアキン・ニン:エル・ヴィート
5.グラナドス:ああ、私の命のマホ/6.トゥリーナ:カンタレス
7.ゴメス&サアベドラ:アディオス・グラナダ
8.ファリャ:笑いながら楽しくこの世を過ごし
9.ヒメネス:タランチュラは悪い虫だ
10.ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番-アリア
11.トローバ:ぺテルナ/12.シメオン:マリネッラの歌
13.ブラガ民謡:Odung - uaerr?/14.バクリ:ア・ラ・マル
15.同:シレンシオ・ミ・ニノ/16.同:ハイ・クワイエン・ダイス
17.同:ソロ
パトリシア・プティボン(ソプラノ)
スペイン国立管弦楽団 指揮:ジョゼプ・ポンス 
録音:2010年9月25日 マドリード国立音楽堂
ユニーク極まる知性とユーモアを備えたリリコ・ソプラノ、プティボンの最新
盤は、ヴィラ=ロボスから民謡、そして世界初録音となるバクリの連作曲まで
及ぶ多彩なスペインの名曲を集めた1枚。バロックから、モーツァルトなど古
典学派の楽曲を得意とする一方で、お国もののフランス・オペラからR.シュト
ラウスまで歌う幅広い音色と表現力は、今回の新境地でも大成功を収めること
は間違いないでしょう

734637(DVD-Video) 2枚組 ¥4800
ベルク:歌劇《ルル》全3幕
パトリシア・プティボン(ソプラノ)ジュリア・ジュオン(メゾ・ソプラノ)
アシュレイ・ホランド(バリトン)ポール・グローヴス(テノール)
フランツ・グルントヘーバー(バス・バリトン)他 
リセウ大劇場管弦楽団 指揮:ミヒャエル・ボーダー他
収録:2010年11月10日 
リセウ大劇場、バルセロナ
ザルツブルク音楽祭など各地で大好評を博しているプティボンの《ルル》が待
望のDVD化!この作品が持つ野生的で妖艶な美を見事に体現したプティボンを
はじめ、グローヴス、グルントヘーバーら実力派歌手陣が、オリヴィエ・ピー
の新演出の下で、柔軟かつ華々しい饗宴を繰り広げています。話題のザルツブ
ルク公演とはまた一味違う魅力が満載の2舞台は、まさにファン必見の1枚です!

4779763 ¥1850
アヌーシュカ・シャンカール/旅人
1.インサイド・ミー/2.ブレリア・コン・リカルド/3.クリシュナ
4.ジー・ノー・プエド・ヴェッラ/5.ダンシング・イン・マッドネス
6.ボーイ・ミーツ・ガール/7.カンヤ/8.旅人/9.ISHQ/10.カジ・ウノ
11.バイラビ/12.ローラズ・ララバイ
アヌーシュカ・シャンカール(シタール)
ハビエル・リモン、ペペ・アビチュエラ(ギター)
ピラーニャ(パーカッション)
サンドラ・カラスコ、ドゥケンデ、シュバ・ムドガル(ヴォイス)他 
1981年ロンドン生まれの美貌のシタール奏者アヌーシュカ・シャンカールは、
ビートルズにも影響を与えた20世紀最大のインド古典音楽家ラヴィ・シャンカ
ールを父に、またノラ・ジョーンズを異母姉に持つ名門の出身です。16歳にし
て、故ジョージ・ハリスンがプロデュースしたラヴィ・ジーの97年作《チャン
ツ・オブ・インディア》にコンダクター&アシスタントとして参加したのを皮
切りに、ジェフ・リンやエリック・クラプトンらとも共演を果たし、グラミー
賞のワールドミュージック部門にもノミネートされています。そんな彼女の最
新盤では、クラシック、ジャズ、フランメンコを融合して新たな魅惑的な音楽
をお届けします。名プロデュサー&ギターのハビエル・リモン、フラメンコ界
の巨匠サンドラ・カラスコ、ドゥケンデ、ペペ・アビチュエラ、ピラーニャ、
シュバ・ムドガルら豪華共演陣にもぜひご注目ください!

4779792 ¥1850
モーツァルト:
1.交響曲第39番変ホ長調K.543
2.  同  第40番ト短調K.550
モーツァルト管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:2008年6月9-11日 ボローニャ
巨匠アバドが自ら組織したモーツァルト管弦楽団とのモーツァルト交響曲集
第2弾!同コンビでのモーツァルトの交響曲は、2008年6月に2枚組(第29番、
第33番、第35番《ハフナー》、第38番《プラハ》、第41番《ジュピター》)が
発売されましたが、今回はそれ以来の発売となります。人気の第40番と第39番
というのも嬉しいところ。軽快さと優雅さを湛えたその演奏は、アバドらしい
理想的なフォルムを構築しています。

4779882 ¥1850
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
シュターツカペレ・ドレスデン
指揮:クリスティアン・ティーレマン
録音:2011年6月 ドレスデン〈ライヴ〉
ポリーニ2年振りの新録音は、DGに3度目となるブラームスの第1協奏曲。ドイ
ツ音楽の正統的継承者ティーレマンの指揮シュターツカペレ・ドレスデンとの
共演によるブラームス第1協奏曲の再録音。ポリーニ3度目のブラームスのピア
ノ協奏曲第1番(1回目は1979年12月ベーム指揮ウィーン・フィル、2回目は
1997年4月アバド指揮ベルリン・フィルとのライヴ)です。今回の共演は2012年
からシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者就任が決まっている、ドイツ
音楽の正統的継承者といわれるティーレマンの指揮というのも大きな目玉です。
 
4779521 ¥1850
リスト:
1)ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調
2)ピアノ協奏曲 第2番 イ長調
3)6つのコンソレーション-第3番 S173
4)4つの忘れられたワルツ-第1番 S215
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
シュターツカペレ・ベルリン 
指揮:ピエール・ブーレーズ
録音:2011年6月9日-10日 エッセン
リスト生誕200年(1811年10月22日生まれ) バレンボイム演奏家デビュー60周年
ブーレーズ指揮シュターツカペレ・ベルリンとの共演。バレンボイムにとって
もブーレーズにとっても初のリスト協奏曲。

4779429 限定盤(CD+DVD) ¥2680
477979 通常盤(ジュエルケース)CD ¥1850
4779858 ※4779858と同内容の限定盤2枚組アナログLP ¥3880
トーリ・エイモス(Tori Amos)
Night of Hunters
[Disc1(CD)]
1:Shattering Sea 2:Snowblind 3:Battle of Trees 4:Fearlessness
5:Cactus Practice 6:Star Whisperer 7:Job's Coffin
8:Nautical Twilight 9:Your Ghost 10:Edge of the Moon 11:The Chase
12:Night of Hunters 13:Seven Sisters 14:Carry
[Disc2(DVD)]
1:Recording Documentary 2:Carry(Music clip)
3: Nautical Twilight(Music clip)
官能的な歌声と陰影に富んだシンガーソングライター、トーリ・エイモスが、
ドイツ・グラモフォンよりリリース。

4779903 ¥1850
アンナ・ネトレプコ-メトロポリタン・オペラ・ライヴ
ベッリーニ:
『あなたの優しい声が』(「清教徒」より)
・・・パトリック・サマーズ(指揮)[録音:2007年1月6日]
プロコフィエフ:
『Ya ne budu…Kak solntze za garoi』(「戦争と平和」より)
・・・ヴァレリー・ゲルギエフ(指揮),
ディミトリー・・ホロストフスキー(Br)[録音:2002年3月2日]
モーツァルト:
『みてらっしゃい、かわいい人、いい子にしてたら』(「ドン・ジョヴァンニ」
より)
・・・シルヴァン・カンブルラン(指揮)[録音:2003年2月15日]
ドニゼッティ:『この物語の教訓は』(「ドン・パスクワーレ」より)
・・・マウリッツィオ・ベニーニ(指揮)[録音:2006年4月15日]
ヴェルディ:『ああ、もう自分がわからない』(「リゴレット」より)
・・・アッシャー・フィッシュ(指揮)[録音:2005年12月17日]
グノー:
『私はあなたをお許し致しましたわ・・・結婚の夜!』(「ロメオとジュリエッ
ト」より)
・・・プラシド・ドミンゴ(指揮),
ロベルト・アラーニャ(T)[録音:2007年12月15日]
グノー:『ああ、なんという戦慄が』(「ロメオとジュリエット」より)
・・・プラシド・ドミンゴ(指揮)[録音:2007年12月15日]
ドニゼッティ:『狂乱の場』(「ランメルモールのルチア」より)
・・・マルコ・アルミリアート(指揮)[録音:2009年2月7日]
オッフェンバック:
『でもね、可愛いフィアンセさん』(「ホフマン物語」より)
・・・ジェームズ・レヴァイン(指揮)[録音:2009年12月19日]
プッチーニ:『あなたの愛の呼ぶ声に』(「ボエーム」より)
・・・マルコ・アルミリアート(指揮)[録音:2010年2月27日]
プッチーニ:『ああ、麗しの乙女』(「ボエーム」より)
・・・マルコ・アルミリアート(指揮)[録音:2010年2月27日]
アンナ・ネトレプコ(Sp)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
録音:2002-2010年、メトロポリタン歌劇場でのライヴ
アンナ・ネトレプコのメトロポリタン歌劇場でのライヴ録音集です。「清教徒」
と「狂乱の場」はDVDで発売されているものと同音源となりますが、それ以外
はライブビューイングは別として初出音源となります。


4779527 10枚組 ¥6200
リスト弾きたち5人が得意とした作品の、初出・初CD化集
ザ・リスト・レガシー The Liszt Legac
【Disc1&2】《クラウディオ・アラウ(初出録音)》
ベートーヴェン:
『ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」』
『同第8番ハ短調Op.13「悲愴」』『第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」』
『同第23番ヘ短調Op.57「熱情」』『同第26番変ホ長調Op.81a「告別」』
ショパン:『幻想曲ヘ短調Op.49』(録音:1954年)
【Disc3&4】《アリシア・デ・ラローチャ(初CD化)》
トゥリーナ:
『幻想舞曲』『前奏曲集Op.80』『古きスペインの記憶Op.48』
『パルティータ ハ長調Op.57』(以上録音:1953年11月3日、ビルバオ)
グラナドス:『ゴイェスカス』
モンポウ:『内なる印象』(以上録音:1956年1月11日)
【Disc5&6】《レイモンド・レーヴェンタール(初CD化)》
スクリャービン:
『24の前奏曲Op.11』『5つの前奏曲Op.74』『幻想曲ロ短調Op.28』
『詩曲「炎に向かいて」Op.72』
(以上録音:1956年6月5日、ニューヨーク・エソテリック・スタジオ)
作者不詳(レーヴェンタール編):『グリーン・スリーヴズ』
サン=サーンス(ゴドフスキー編):『白鳥』
メンデルスゾーン(リスト編):『歌の翼に』
ラフマニノフ(レーヴェンタール編):『ここはすばらしい場所』
(以上録音:1957年7月、ニューヨーク)
シューマン:『トッカータ ハ長調Op.7』
アルカン:『トッカータ ハ短調Op75』
ツェルニー:『トッカータ ハ長調Op.92』
アッツォリーノ・デラ・チャイア:『トッカータ ト短調』
J・S・バッハ:『トッカータ ハ短調BWV.911』
プロコフィエフ:『トッカータOp.11』
ドビュッシー:『トッカータ』
ラヴェル:『「クープランの墓」より「トッカータ」』
ジェロビンスキー:『スカルラッティ風トッカータ』
メノッティ:
『「泥棒とオールドミス」の主題によるリチェルカーレとトッカータ』
ルビンシュテイン:『「ペテルブルクの夜会」より「ロマンス」』
マスネ:『エレジー』
シューベルト:『セレナーデ』
ドビュッシー:『月の光』
リスト:『愛の夢第3番』(以上録音:1961年、ニューヨーク)
【Disc7&8】《ベンノ・モイセイヴィチ(初CD化)》
シューマン:
『謝肉祭Op.9』『クライスレリアーナOp.16』『子供の情景Op.15』
『アラベスク ハ長調Op.18』
ムソルグスキー(モイセヴィチ編):『展覧会の絵』
ベートーヴェン:
『ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」』
『同第26番変ホ長調Op.81a「告別」』
『アンダンテ ヘ長調「アンダンテ・ファヴォリ」WoO.57』
シューマン:『予言の鳥Op.82-7』『ロマンス第2番嬰ヘ長調Op.28-2』
(録音:1961年、ニューヨーク)
【Disc9&10】《エゴン・ペトリ(初CD化)》
リスト:
『メンデルスゾーン:結婚行進曲と妖精の踊り』
『グノー:「ファウスト」からのワルツ』『ベートーヴェン:アデライーデ』
『メフィスト・ワルツ第1番』『モーツァルト:フィガロ幻想曲(ブゾーニ編)』、
ブゾーニ:『対位法的幻想曲』
J・S・バッハ(ブゾーニ編):
『トッカータとフーガ 二短調BWV.565』
『トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564』
『前奏曲とフーガ 変ホ長調BWV.552』『前奏曲とフーガ ニ長調BWV.532』
『コラール「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」BWV.645』
『コラール「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV.639』
『コラール「今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」BWV.734』
ブクステフーデ(ペトリ編):『Now We Thank Thee
J・S・バッハ(ペトリ編):
『I Step Before Thy Throne, O Lord』『メヌエット』
『羊は安らかに草を食み』
(以上録音:1956年6月22日、ニューヨーク・エソテリック・スタジオ)
クラウディオ・アラウ
アリシア・デ・ラローチャ
レイモンド・レーヴェンタール
ベンノ・モイセイヴィチ
エゴン・ペトリ
録音:1954-1961年
リストの超絶技巧作品を得意とした5人のピアニストによる、彼らの得意とし
たレパートリーを録音したBOXとなります。これらはアメリカDeccaとウェスト
ミンスターに録音されたもので、クラウディオ・アラウの録音は初出。それ以
外の録音は、初CD化となります。元のオリジナルLPジャケットやアーティスト
写真などを含むカラー32ページのブックレット付き。

●2CD シリーズ 1点追加
4779559 2枚組 ¥1850
J・S・バッハ:ブランデンブルク協奏曲集、他
ブランデンブルク協奏曲(全曲)BWV.1046-1051
オーボエ協奏曲 BWV.1053,1055,1059
ヨーロッパ室内管弦楽団 指揮&Ob:ダグラス・ボイド
録音: 1990年1&4月、フェッラーラ市立劇場(ブランデンブルク協奏曲)
1989年3月、ベルリン・フィルハーモニー室内楽ホール(オーボエ協奏曲)
イギリス・グラスゴー出身のボイドは英国王立音楽院で学び、パリではモーリ
ス・ブルグに師事しています。ヨーロッパ室内管弦楽団の創立メンバーの一人
で、2002年までその首席オーボエ奏者を務めていました。オーボエ協奏曲集は
ボイド自身が指揮者とソリストを兼ねたデビュー盤で、それまではあまりなか
った今風のスマートな感覚のバッハ演奏です。なおブランデンブルク協奏曲第
2&4番では、リコーダーではなくフルートが用いられています。


4779830 13枚組 ¥3600
カラヤン/ベートーヴェンBOX
完全限定盤
CD1-5
交響曲全集(1982年―84年 デジタル録音)
CD6-7
序曲集(レオノーレ1番-3番、フィデリオ、プロメテウスの創造物、
シュテファン王、アテネの廃墟、エグモント、コリオラン、命名祝日、献堂式)
大フーガ(管弦楽版)
CD8
劇音楽《エグモント》、ウェリントンの勝利、騎士のバレエ WoO1、
祝賀メヌエット、行進曲 WoO18
CD9-11
ピアノ協奏曲全集
(クリストファー・エッシェンバッハ:第1番
/アレクシス・ワイセンベルク:第2番―5番)
CD12
ヴァイオリン協奏曲(アンネ=ゾフィー・ムター)
三重協奏曲(アンネ=ゾフィー・ムター、マーク・ゼルツァー、ヨーヨー・マ)
CD13
荘厳ミサ曲(1985年録音)
カラヤンによるベートーヴェンのオーケストラ作品を広く網羅したBOX。EMI録
音のワイセンベルクによるピアノ協奏曲第2番から5番も収録しています。レア
な序曲や初期作品も含む一度限りの貴重なセットです。この機会をぜひお見逃
し無く!




<Decca>
4782940 ¥1850
ロシアン・ファンタジー
(だったん人の踊り-2台ピアノための作品集II )
(1)ラフマニノフ:組曲第1番《幻想的絵画》作品5
(2)ボロディン:だったん人の踊り(ヴォフカ・アシュケナージ編)
(3)グリンカ:幻想的ワルツ(リャプノフ編)
(4)スクリャービン:幻想曲
(5)ムソルグスキー:はげ山の一夜(ヴォフカ・アシュケナージ編)
ヴラディミール&ヴォフカ・アシュケナージ(ピアノ)
録音:2011年6月
アシュケナージ&息子ヴォフカのピアノ・デュオ・アルバム第2弾はロシア作
品集。ラフマニノフのオリジナル作品「組曲第1番」に、ヴォフカが編曲した
《だったん人の踊り》、《はげ山の一夜》、さらにはグリンカとスクリャービ
ンの珍しい作品をカップリング。前作同様、息のあったアンサンブルを聴かせ
てくれます。二人は9月28日から行われる日本ツアーでも、このアルバムと前
作の内容をメインとしたコンサートを行います!

4782938 ¥1850
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番 他
ラフマニノフ:
(1)ピアノ・ソナタ 第1番 二短調 作品28
(2)ショパンの主題による変奏曲 作品22
ヴラディミール・アシュケナージ(ピアノ)
録音:2011年8月
ショパンと並び、アシュケナージにとって最も重要な作曲家の一人、ラフマニ
ノフ。これまでほとんどの作品を録音してきましたが、ピアノ・ソナタ第1番
とショパンの主題による変奏曲の録音がついに実現しました。近年は指揮活動
が中心のアシュケナージですが、昨年はバッハのパルティータ集をリリースす
るなど、ピアニストとしての録音プロジェクトも継続しています。

743421(DVD-Video) ¥3350
ジョルダーノ:歌劇《アンドレア・シェニエ》全4幕
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
マリア・グレギーナ(ソプラノ)
フアン・ポンス(バリトン)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
収録:1997年 
メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク
シャイー&ナショナル・フィルとの共演から18年を経た円熟期のパヴァロッ
ティが、磐石のキャストと共に挑んだ十八番の《アンドレア・シェニエ》。
当代最高のマッダレーナと言っても過言ではないマリア・グレギーナの雄弁
な歌唱も大きな聴きどころです!

4783039 2枚組 ¥1980
クラシカル・ビートルズ
CD1:クラシック・ギター編曲集
1.ミシェル/2.フール・オン・ザ・ヒル/3.エリナー・リグビー
4.ヒア・カムズ・ザ・サン/5 キャント・バイ・ミー・ラブ
6.ノルウェイの森/7.抱き締めたい/8.イエスタデイ/9.デイ・トリッパー
10.イエロー・サブマリン/11.ガール/12.ヘイ・ジュード
13.アンド・アイ・ラブ・ハー/14.ロング・アンド・ワインディング・ロード
15.アクロス・ザ・ユニバース/16.ヘルプ
17.イエスタデイからペニー・レインへ
CD2:オーケストラ編曲集
1.ザ・ビートルズ協奏曲(2台のピアノとオーケストラのための)
2.イエスタデイ/3.ヘイ・ジュード/4.ミシェル/5.涙の乗車券
6.ザ ・フール・オン・ザ・ヒル/7.サムシング
8.《ビートルクラッカー》組曲(チャイコフスキーの様式による)
9.ゴー・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ/10.ノルウェイの森
11.ゲット・バック/12.ア・ハード・デイズ・ナイト
13.レット・イット・ビー
ゲラン・セルシェル、村治佳織(ギター)
ペル・アルネ・グロルヴィゲン(バンドネオン)
ピーター・ロスタル、ポール・シェーファー(ピアノ)
エーテボリ交響楽団 指揮:マッツ・ロンディン 
フランク・チャックスフィールド管弦楽団 
指揮:フランク・チャックスフィールド 
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ジョン・ラター 
フロン男声合唱団 プラハ・シティ・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ギャヴィン・サザーランド ボストン・ポップス・オーケストラ 
指揮:アーサー・フィードラー
録音:1970-2004年
1962年のデビューから来年で半世紀を迎えるビートルズ。もはや「古典」と
なった彼らが残した名曲は、様々な演奏家によってアレンジされ、愛奏され続
けてきました。この2枚組には、村治佳織やセルシェルらの慈愛に満ちたギタ
ー編曲版と、ボストン・ポップスらによる華麗なオーケストラ版を多数収録!
2台ピアノのための《ザ・ビートルズ協奏曲》や、チャイコフスキーの《くる
み割り人形》を範にした《ビートルズクラッカー》組曲など、凝りに凝った名
編曲がずらりと並んでいます。

4782718 ¥1850
ダントーネの表現の多様さを感じさせてくれるバッハの管弦楽曲
J・S・バッハ:カンタータのシンフォニア,コンチェルト,ソナタ集
カンタータ第29番「われら汝に感謝す、神よ、われら感謝す」BWV.29
よりシンフォニア
カンタータ第150番「主よ、われ汝をこがれ望む」BWV.150よりシンフォニア
カンタータ第42番「されど同じ安息日の夕べに」BWV.42よりシンフォニア
カンタータ第35番「霊と魂は驚き惑う」BWV.35よりシンフォニア
カンタータ第156番「わが片足すでに墓穴に入りぬ」BWV.156よりシンフォニア
カンタータ第35番「霊と魂は驚き惑う」BWV.35よりシンフォニア
カンタータ第196番「主はわれらを御心に留めたまえり」BWV.196
よりシンフォニア
カンタータ第31番「天は笑い、地は歓呼す」BWV.31よりソナタ
カンタータ第152番「信仰の道を歩め」BWV.152よりコンチェルト
カンタータ第169番「神ひとりわが心を占めたまわん」BWV.169
よりシンフォニア
カンタータ第12番「泣き、嘆き、憂い、怯え」BWV.12よりシンフォニア
カンタータ第52番「偽りの世よ、われ汝に頼らじ」BWV.52よりシンフォニア
カンタータ第142番「ひとりの御子われらに生まれたり」BWV.142
よりコンチェルト
カンタータ第146番「われらあまたの苦難を経て」BWV.146よりシンフォニア
カンタータ第182番「天の王よ、よくぞ来ませり」BWV.182よりシンフォニア
カンタータ第174番「われ、いと高き者を心を尽くして愛しまつる」BWV.174
よりコンチェルト
カンタータ第21番「わが心には憂い多かりき」BWV.21よりシンフォニア
カンタータ第18番「天より雨と雪の降るごとく」BWV.18よりシンフォニア
カンタータ第75番「貧しき者は、饗せられん」BWV.75よりシンフォニア
アッカデーミア・ビザンチーナ(ピリオド楽器使用)
指揮:オッターヴィオ・ダントーネ
録音:2011年1月、ラヴェンナ・聖ジローラモ教会 [デジタル:セッション]
シンフォニアはバッハ時代、声楽作品中に挿入された合奏曲を示す用語で、イ
タリアのオペラ中での管弦楽のみ楽章を称していました。バッハのカンタータ
も、オペラの序曲のように第1曲に演奏されることがありますが、中には2曲の
シンフォニアが挿入されている場合もあります。それらがソナタ形式やコン
チェルト形式で書かれていたり、また他の協奏曲や世俗曲などから転用された
場合も多くあります。古楽鍵盤演奏の第一人者、オッターヴィオ・ダントーネ
率いるアッカデーミア・ビザンティーナは、それまで主にイタリア様式で書か
れた作品を、斬新なイタリア的自由な発想を取り入れ、新鮮な響きが生まれま
した。アッカデーミア・ビザンティーナは、1983年にイタリアのラヴェンナで
結成され、17-8世紀の作品の解釈における演奏・解釈、たしかな技術によって
世界的に最も高い評価を得ています。オリジナル楽器を用いて聞かせる情熱的
で個性的な演奏が聴き手を魅了してやみません。


4783071 3枚組 ¥2680
ジ・アート・オブ・プリマドンナ
CD1
1.アーン:戦いに疲れた武士は/2.ヘンデル:群をなす輝けるセラフィムたちを
3.ベッリーニ:扇動する声が…清らかな女神よ、あなたの銀色の光は…ああ、
愛しい人、戻ってきて
4.同:私は美しい乙女/5.ロッシーニ:麗しい光が
6.ベッリーニ:ああ!私に希望を与えて下さい…ここで、あのお方の優しい声
が…来てください
7.同:この晴れやかな火に
8.グノー:何と美しいこの姿
CD2
1.グノー:夢に生きたい/2.ヴェルディ:柳の歌
3.モーツァルト:どんな責苦が待ち受けていても
4.ヴェルディ:ああ、そはかの人か…花から花へ
5.トマ:どうぞ皆さん、私も遊びの仲間に
6.ドリーブ:若いインドの娘はどこへ
7.マイアベーア:おお、美しいトゥレーヌ
8.ヴェルディ:慕わしい人の名は
CD3
1.ジョーン・サザーランドの人生とキャリアに関するジョン・トランスキー
との対話/2.ドニゼッティ:誰も私の幸せを考えてくれない
3.同:香炉はくゆり/4.ヴェルディ:ああ、そはかの人か
5.ドニゼッティ:この優しい告白が/6.ドリーブ:星を散りばめた空の下を
7.マスネ:空の心!波の心!
8.プッチーニ:ああ坊や、お前は母もなしに死んだのね
9.ベッリーニ:ああ、信じられない
ジョーン・サザーランド(ソプラノ) 
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団 
指揮:フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ
録音:1959-2002年
昨年10月に惜しまれながらこの世を去ったジョーン・サザーランド。10月10日
に最初の命日、そして11月17日に85歳の誕生日を迎えるのを記念して、得意の
ベルカント・オペラからヴェルディ、プッチーニ、モーツァルト、フランスも
のまで多彩な内容を収録した3枚組をお届けします。1959-60年に収録された往
年の名歌唱に加え、80ページに及ぶ充実したライナーノートや、ボーナストラ
ックとしてジョン・トランスキーが彼女に行ったの73分のインタビューが収め
られているのも魅力です。


4783243 23枚組 ¥7200
サザーランド/デッカ・スタジオ・リサイタル全集
CD1:オペラティック・アリア集
情景&アリア集:《ランメルモールのルチア》、《エルナーニ》、
《シチリア島の夕べの祈り》より
/パリ音楽院管弦楽団 指揮:ネッロ・サンティ
CD2-3:プリマドンナの芸術
アリア集:《アルタクセルクセス》、《サムソン》、《ノルマ》、《清教徒》、
《セミラーミデ》、《夢遊病の女》、《ファウスト》、
《ロメオとジュリエット》、《オテロ》、《後宮からの逃走》、《椿姫》、
《ハムレット》、《ラクメ》、《ユグノー教徒》、《リゴレット》より
/コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団 
指揮:フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ
CD4-5:コマンド・パフォーマンス
アリア&歌曲集:《ル・シッド》、《ディノーラ》、《道化師》、《群盗》、
《ルイザ・ミラー》、《婚約手形》、《テンダのベアトリーチェ》、
《マルティナ》、ジプシーと小鳥、口づけ、理想の人、セレナータ、
Mattinata、見よ、優しきひばりを、夏の名残りのばら、
ホーム・スウィート・ホーム (埴生の宿)、
アイ・ドレムト・アイ・ドゥウェルト・イン・マーブル・ホールズ
/ロンドン交響楽団 指揮&ピアノ:リチャード・ボニング
CD6:ベル・カントの時代I
アリア集:《チェッキーナ、または良い娘》、《アタランタ》、
《アルテミジア》、《サムソン》、《セメレ》、《アスタルト》、
《アルタクセルクセス》、《ロジーナ》、《魔笛》、《後宮からの逃走》、
《牧人の王》、《アンジェラ》より
CD 7:ベル・カントの時代II
アリア集:《セミラーミデ》、《ポルティチの唖娘》、《魔弾の射手》、
《テンダのベアトリーチェ》、《ドン・パスクァーレ》、
《ルクレツィア・ボルジア》、《アッティラ》、《異国の女》、
《セビリャの理髪師》、《ボレロ》より
/マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ)Richard Conrad(テノール)
ロンドン交響楽団(CD6) ロンドン交響楽団&合唱団(CD7)
CD8:もろびとこぞりて
もろびとこぞりて、あめなる神には、オ・ホーリー・ナイト、
おお、神々しき贖い主よ、この嬰児は誰なるぞ、クリスマスの12日、
よきかなウェンセラス王、あめには栄え、マリアの子守歌、
アヴェ・マリア、柊と蔦、荒野の果てに、お部屋を飾って
/アンブロシアン合唱団 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 
指揮:リチャード・ボニング
CD 9:ノエル・カワード集
ソング・フロム・カンヴァセーション・ピース、ビター・スウィート、
オペレッテ、アフター・ザ・ボール、パシフィック1860
/管弦楽団&合唱団 指揮:リチャード・ボニング
CD10-11:ラヴ・ライヴ・フォーエヴァー
オペレッタ歌曲集:《学生王子》、《ボーイズ・フロム・シーラキュース》、
《ザ・デザート・ソング》、《ミュージック・イン・エア》、
《ローズ・マリー》、《ザ・オンリー・ガール》、《ショウ・ボート》、
《ザ・メイド・オブ・マウンテンズ》、《トム・ジョーンズ》、
《シェリュバン》、《小鳥売り》、《デュバリー伯爵夫人》、
《メリー・ウィドウ》、《スペインのナイチンゲール》、《ドルの女王》、
《ポンパドゥール夫人》、《愛しのアウグスティン》、《エヴァ》、
《ワルツの夢》、《オペラ舞踏会》、《カサノヴァ》、
《ザ・キング・ステップス・アウト》、《ザ・チョコレート・ソルジャー》、
《バラライカ》、《パガニーニ》より
/アンブロシアン合唱団 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 
指揮:リチャード・ボニング
CD12-13:ロマンティック・フランス・アリア集
アリア集:《ロビンソン・クルーソー》、《ルイーズ》、
《ジェロルスタイン大公夫人》、《マノン・レスコー》、
《フラ・ディアヴォロ》、《真珠採り》、《ホフマン物語》、
《サンドリヨン》、《ミレイユ》、《北極星》、《ザモラの貢ぎ物》、
《悪魔のロベール》、《心臓と手》、《レ・ノス・ド・ジャネット》、
《ファウスト》、《ヴァスコ・ダ・ガマ》
/スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
CD14:我が母の教え給いし歌
歌曲集:ドヴォルザーク、メンデルスゾーン、デル・リエゴ、マスネ、グノー、
ネルソン、ドリーブ、ラ=フォージ、ユンカー、ハーン、アブト、グリーグ、
リスト
/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
CD15:オペラ・デュエット集
デュエット集:《椿姫》、《夢遊病の女》、《シャモニーのリンダ》、
《オテロ》、《アイーダ》より
/ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
CD 16 & 17:音楽の夜会
歌曲集:ロッシーニ、レオンカヴァッロ、ドニゼッティ、レスピーギ、
ベッリーニ、ヴェルディ、チマーラ、ポンキエッリ、マスカーニ、グノー、
ゴダード、マスネ、ラロ、トマ、サン=サーンス、フォーレ、ビゼー、
マイアベーア、シャミナーデ、ドリーブ、ハーン、アダン
/リチャード・ボニング(ピアノ)
CD 18:ワーグナー・リサイタル
アリア集:《リエンツィ》、《さまよえるオランダ人》、《タンホイザー》、
《ローエングリン》、《ワルキューレ》、
《ニュルンベルクのマイスタージンガー》、《トリスタンとイゾルデ》より
CD19:モーツァルト・リサイタル
アリア集:《牧人の王》、《フィガロの結婚》、《魔笛》、
あなたに明かしたい、おお神よK.418、K.505、《イドメネオ》より
/ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
CD20:ベル・カント・アリア集
アリア集:《ケルニワース城のエリザベッタ》、《アッティラ》、
《カプレーティとモンテッキ》、《ベトリー、またはスイスの山小屋》、
《ラ・ファヴォリート》、《アフリカの女》、《ウィリアム・テル》、
《セビリャの理髪師》より
/ウェールズ国立歌劇場管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
CD 21 トーキング・ピクチャーズ
(映画音楽&ミュージカル集)
イギリス室内管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
CD22:ロマンティック・トリオ集
ソプラノ、ホルンとピアノのための歌曲集:デンツァ、パンスロン、
クロイツェル、ニコライ、プロッホ、シュクロウプ、ドニゼッティ、
ラハナー、キュッケン、マスネ、ベルリオーズ/ 
バリー・タックウェル(ホルン)リチャード・ボニング(ピアノ)
CD 23:レア&ファースト・レコーディング集
アリア集:ボノンチーニ、パイジェッロ、プッチーニ、アーン、ヘンデル
/フィロムジカ・オブ・ロンドン 
指揮:グランヴィル・ジョーンズ、エイドリアン・ボールト、
アンソニー・ルイス
ロシア歌曲集:ストラヴィンスキー、キュイ、グレチャニノフ、
グリエール:コロラトゥーラ・ソプラノ協奏曲
/ロンドン交響楽団 指揮:リチャード・ボニング
ドニゼッティ:高い身分と豪勢な暮しに…フランス万歳!
/コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団 
指揮:リチャード・ボニング
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)他多数
録音:1959-87年
名花サザーランドがデッカに残したスタジオ・リサイタル録音をすべて収録し
た限定盤!コヴェント・ガーデンで歌った《ランメルモールのルチア》から、
1990年12月31日のオペラ引退まで、彼女の輝かしいキャリアが余すところなく
収録してあります。また、48ページに及ぶ詳細なライナーノートもファン必読
です。

743439(DVD-Video) 6枚組 ¥9550
ザ・ワールズ・グレイテスト・オペラズ
ヴェルディ:歌劇《アイーダ》 2DVD
ヴィオレータ・ウルマーナ(アイーダ)、
ロベルト・アラーニャ(ラダメス)
イルディコ・コムロシ(アムネリス)、
ジョルジオ・ジュゼッピーニ(ランフィス)
カルロ・グェルフィ(アモナスロ)、他 
ミラノ.スカラ座管弦楽団&合唱団
リッカルド・シャイー(指揮)
演出、舞台美術:フランコ・ゼッフィレッリ/ 
収録:2006年12月 ミラノ、スカラ座
ビゼー:歌劇《カルメン》
アンナ・カテリナ・アントナッチ(S:カルメン)、
ヨナス・カウフマン(T:ドン・ホセ)
ノラ・アンセレム(S:ミカエラ)、
イルデブランド・ダルカンジェロ(Br:エスカミーリョ)、他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:アントニオ・パッパーノ
演出:フランチェスカ・ザンベロ 
収録:2007年、コヴェント・ガーデン王立歌劇場(ライヴ)
モーツァルト:歌劇《魔笛》 K.620
ルネ・パーペ、 ポール・グローヴズ、
フランツ・グルントヘーバー
ディアナ・ダムラウ、ゲニア・キューマイアー、
クリスティアン・ゲルハーエル、他
合唱:ウィーン国立歌劇場合唱団
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:リッカルド・ムーティ
演出:ピエール・オーディ
収録:2006年7,8月、ザルツブルク祝祭大劇場
プッチーニ:歌劇《トスカ》
キャサリン・マルフィターノ(トスカ)
ブリン・ターフェル(スカルピア)
リチャード・マージソン(カヴァラドッシ)、他
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
リッカルド・シャイー(指揮)
収録:1998年(ネーデルランド・オペラ)
特典映像:ドキュメンタリー(16分)
夜が日ごとに長くなって来たこの季節、最も人気の高いオペラ4作品のDVDを一
箱に収めたギフトにも最適なアイテムの登場!最近の名演で揃えた豪華BOXです。



<Decca>
4782826 50枚組 ¥11000
ザ・デッカ・サウンド(50CD)
完全限定盤
CD1
ファリャ:三角帽子/同:《はかなき人生》-間奏曲と舞曲
ドビュッシー:管弦楽のための《映像》
テレサ・ベルガンサ(ソプラノ) 
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:エルネスト・アンセルメ
CD2
シャブリエ:スペイン/リムスキー=コルサコフ:スペイン狂詩曲
グラナドス:編んだルーサ/モシュコフスキー:スペイン舞曲第1巻
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン) 
ロンドン交響楽団 指揮:アタウルフォ・アルヘンタ
CD3
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番/同:ピアノ・ソナタ第2番
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ) 
ロンドン交響楽団 指揮:アナトーレ・フィストラーリ
CD4
シベリウス:交響曲第1番
ムソルグスキー(アシュケナージ編):組曲《展覧会の絵》
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ
CD5
ベートーヴェン:
旅立ち/同:静かな問いかけ/同:恋の焦燥/同:恋の嘆き/同:期待
同:この暗い墓に
モーツァルト:快い静けさが
シューベルト:
あなたはご存知のはず、まだどれほど私が…/同:林にて/同:リラによせて
同:羊飼いの娘/同:この墓に近づいてくれるな/同:ご覧、何と明るい月か
同:私はあのかんばせから知った/同:恋しい人よ、思い出して下さい
同:考えるのだ、今この時が/同:嬉しい訪れと暇乞い
ハイドン:ナクソス島のアリアンナ
チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
CD6
バーバー:ヴァイオリン協奏曲/ブロッホ:バール・シェム
ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲
ジョシュア・ベル(ヴァイオリン) 
ボルティモア交響楽団 指揮:デイヴィッド・ジンマン
CD7
R.シュトラウス:交響詩《ドン・ファン》/同:アルプス交響曲
サンフランシスコ交響楽団 指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
CD8
ブルックナー:交響曲第4番《ロマンティック》
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:カール・ベーム
CD9
ニューイヤー・コンサート1979
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ウィリー・ボスコフスキー
CD10
ブリテン:戦争レクイエム
ロンドン交響楽団&合唱団 指揮:ベンジャミン・ブリテン他
CD11
メシアン:トゥーランガリラ交響曲
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 指揮:リッカルド・シャイー他
CD12
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番/同:スコットランド幻想曲
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
モントリオール交響楽団 指揮:シャルル・デュトワ 
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ルドルフ・ケンペ
CD13
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番/同 第27番
クリフォード・カーソン(ピアノ) 
イギリス室内管弦楽団 指揮:ベンジャミン・ブリテン
CD14
シェーンベルク:期待/ベルク:《ルル》組曲
ウェーベルン:夏風の中で
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:クリストフ・フォン・ドホナーニ他
CD15
ストラヴィンスキー:バレエ《火の鳥》/同《春の祭典》
デトロイト交響楽団 指揮:アンタル・ドラティ
CD16
ラヴェル:マ・メール・ロワ/同:亡き王女のためのパヴァーヌ
同:クープランの墓/同:高雅で感傷的なワルツ/同:ボレロ
モントリオール交響楽団 指揮:シャルル・デュトワ
CD17
モーツァルト:愛の神よ、安らぎを与えたまえ/同:楽しい想い出はどこへ
チャイコフスキー:たとえ死んでもいいの/ドヴォルザーク:月に寄せる歌
ヴェルディ:泣きぬれて/同:柳の歌…アヴェ・マリア
ブリテン:縫いとりは子供の頃には贅沢だったわ
R.シュトラウス:来ましたよ
ルネ・フレミング(ソプラノ) 
ロンドン交響楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
CD18
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番/シューマン:謝肉祭
ネルソン・フレイレ(ピアノ) 
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 指揮:リッカルド・シャイー
CD19
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番/同 第9番
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ベルナルト・ハイティンク
CD20
パーセル:歌劇《ディドーとイーニアス》
エンシェント室内管弦楽団 指揮:クリストファー・ホグウッド他
CD21
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲/ブリテン:ヴァイオリン協奏曲
ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン) 
ドイツ・カンマーフィルハーモニー ロンドン交響楽団 
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
CD22
ホルスト:組曲《惑星》/同:どこまでも馬鹿な男-バレエ音楽
同:エグドン・ヒース
ウィーン国立歌劇場合唱団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
ロンドン交響楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン、サー・エイドリアン・ボールト
CD23
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番/ラヴェル:ピアノ協奏曲
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
ジュリアス・カッチェン(ピアノ) 
ロンドン交響楽団 指揮:イシュトヴァン・ケルテス
CD24
ドヴォルザーク:交響曲第9番《新世界より》/同 第8番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
ロンドン交響楽団 指揮:イシュトヴァン・ケルテス
CD25
ハイドン:ネルソン・ミサ/同:戦時のミサ
ロンドン交響楽団 アカデミー室内管弦楽団 
指揮:サー・デイヴィッド・コックス、ジョージ・ゲスト他
CD26
グラナドス:ゴイェスカス/同:藁人形/ファリャ:スペインの庭の夜
アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ) 
ロンドン交響楽団 指揮:ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス
CD27
ベルリン・カバレット歌曲集/ウテ・レンパー(ヴォーカル)他
CD28
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第14番《月光》/同 第8番《悲愴》
同 第21番《ワルトシュタイン》/同:創作主題による32の変奏曲
ラドゥ・ルプー(ピアノ)
CD29
メンデルスゾーン:交響曲第3番《スコットランド》
同:《真夏の夜の夢》-序曲&付随音楽
ロンドン交響楽団 指揮:ペーター・マーク他
"CD30
レスピーギ:交響詩《ローマの祭》/同《ローマの松》
リムスキー=コルサコフ:《金鶏》組曲
クリーヴランド管弦楽団 指揮:ロリン・マゼール
CD31
ヤナーチェク:シンフォニエッタ/同:タラス・ブーリバ
同:《利口な女狐の物語》組曲
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・チャールズ・マッケラス
CD32
チャイコフスキー:弦楽セレナード/同:フィレンツェの思い出
グリーグ:ホルベルク組曲
アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
CD33
イベール:ディヴェルティメント/サン=サーンス:死の舞踏
ビゼー:子供の遊び/サン=サーンス:オンファールの糸車
ボロディン:交響曲第2番
パリ音楽院管弦楽団 ロンドン交響楽団 指揮:ジャン・マルティノン
CD34
ヴァレーズ:アルカナ/同:アンテグラル、同:イオニザシオン
アイヴス:交響曲第2番
ロサンゼルス・フィルハーモニック 指揮:ズービン・メータ
CD35
ラヴェル:ダフニスとクロエ/エルガー:《エニグマ》変奏曲
ロンドン交響楽団 指揮:ピエール・モントゥー
CD36
J.S.バッハ:マニフィカト/同:カンタータ第10番/同 第140番
シュトゥットガルト室内管弦楽団 指揮:カール・ミュンヒンガー他
CD37
ワーグナー:《ニーベルングの指輪》(ハイライト)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ他
CD38
3大テノール・イン・コンサート1990
ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴ、
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)他
CD39
プッチーニ:《トゥーランドット》(ハイライト)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ズービン・メータ他
CD40
スサート:ダンスリー
ニュー・ロンドン・コンソート 指揮:フィリップ・ピケット
CD41
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番/同 第4番/同 第6番
パスカル・ロジェ(ピアノ) 
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 フィルハーモニア管弦楽団 
指揮:シャルル・デュトワ
CD42
ペルゴレージ:スターバト・マーテル
同:サルヴェ・レジーナ ヘ短調/同 イ短調
レ・タラン・リリク 指揮:クリストフ・ルセ他
CD43
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
CD44
グリンカ:《ルスランとリュドミラ》序曲、同:《ホヴァンシチナ》前奏曲
同-ペルシャの奴隷の踊り/同:禿山の一夜
ボロディン:《イーゴリ公》序曲/同-ダッタン人の踊り
スッペ:《軽騎兵》序曲/同:《詩人と農夫》序曲
同:《ウィーンの朝、昼、晩》序曲/同:《スペードの女王》序曲
ロンドン交響楽団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
CD45
マーラー:交響曲第8番《千人の交響曲》
シカゴ交響楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ他
CD46
ヴェルディ&ベッリーニ&ポンキエッリ歌曲集
ジョーン・サザーランド、マリリン・ホーン(ソプラノ)
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)他
CD47
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番《セリオーソ》
同 第13番/同:大フーガ
タカーチュ四重奏団
CD48
プッチーニ:《西部の娘》(ハイライト)
ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団 指揮:フランコ・カプアーナ他
CD49
メンデルスゾーン:八重奏曲/ベートーヴェン:七重奏曲
ウィーン八重奏団員
CD50
ウォルトン:ベルシャザールの饗宴/同:戴冠テ・デウム
パリー:アイ・ワズ・グラッド/同:ブレスト・ペア・オブ・サイレンズ
同:イェルサレム/ボーンマス交響楽団 指揮:デイヴィッド・ヒル他
録音:1956-2009年
デッカ栄光の録音史から厳選した豪華50枚組!世界初CD化も含む珠玉の名録音
を、200ページの充実したライナーノートと共にお届けします。


4783317 5枚組 ¥2400
ザ・デッカ・サウンド(5CDセット)
CD1
1.シャブリエ:スペイン
(ロンドン交響楽団 指揮:アタウルフォ・アルヘンタ)
2.あなただってわかってくれるわね(ソプラノ:レナータ・テバルディ他)
3.同:あんたの言葉は神の言葉だ(テノール:マリオ・デル・モナコ他)
4.メンデルスゾーン:
交響曲第3番《スコットランド》-第4楽章(ロンドン交響楽団 
指揮:ペーター・マーク)
5.イベール:行列(パリ音楽院管弦楽団 指揮:ジャン・マルティノン)
6.ドヴォルザーク:
交響曲第9番《新世界より》-第3楽章
(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:イシュトヴァン・ケルテス)
7.ハイドン:ネルソン・ミサ-クレド(ソプラノ:シルヴィア・スタールマン他)
8.ファリャ:スペイン舞曲第1番-間奏曲
(スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:エルネスト・アンセルメ)
9.バルトーク:ピアノ協奏曲第3番-第1楽章(ピアノ:ジュリアス・カッチェン他)
10.ホルスト:土星
(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン)
11.ラヴェル:《ダフニスとクロエ》-3人のニンフの神秘的な踊り
(ロンドン交響楽団 指揮:ピエール・モントゥー)
12.ブリテン:我を解き放ち給え、眠ろうよ、もう…楽園へ
(バリトン:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ他)
CD2
1.ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番-第3楽章
(ピアノ:ヴラディーミル・アシュケナージ他)
2.チャイコフスキー:弦楽セレナード-第2楽章
(アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー)
3.J.S.バッハ:マニフィカト
(シュトゥットガルト室内管弦楽団 指揮:カール・ミュンヒンガー他)
4.グリンカ:《ルスランとリュドミラ》序曲
(ロンドン交響楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ)
5.ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番-第2楽章
(ヴァイオリン:チョン・キョンファ他)
6.メンデルスゾーン:八重奏曲-第4楽章(ウィーン八重奏団)
7.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番《悲愴》-第2楽章
(ピアノ:ラドゥ・ルプー)
8.ブルックナー:交響曲第4番《ロマンティック》-第3楽章
(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:カール・ベーム)
9.ヴァレーズ:イオニザシオン
(ロサンゼルス・フィルハーモニック 指揮:ズービン・メータ)
10.ワーグナー:烏たちよ、飛んで行け!(ソプラノ:ビルギット・ニルソン他)
CD3
1.モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番-第3楽章
(ピアノ:クリフォード・カーゾン他)
2.R.シュトラウス:アルプス交響曲-登り道
3.同-夜
(以上サンフランシスコ交響楽団 指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット)
4.シベリウス:交響曲第1番-第3楽章
(フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ)
5.シェーンベルク:愛しい人、愛しい人、朝が来る
(ソプラノ:アニャ・シリヤ他)
6.J.シュトラウスII世:ワルツ《酒、女、歌》
(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ウィリー・ボスコフスキー)
7.レスピーギ:アッピア街道の松
(クリーヴランド管弦楽団 指揮:ロリン・マゼール)
8.グラナドス:嘆き、 またはマハと夜鳴き鶯
(ピアノ:アリシア・デ・ラローチャ)
9.ショスタコーヴィチ:交響曲第5番-第2楽章
(アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 
指揮:ベルナルト・ハイティンク)
10.サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番-第2楽章(ピアノ:パスカル・ロジェ他)
11.マーラー:交響曲第8番《千人の交響曲》-現れたまえ創造の主、聖霊よ
12.同-父なる主に栄光あれ
(以上シカゴ交響楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ他)
CD4
1.ラヴェル:美女と野獣の対話」
(モントリオール交響楽団 指揮:シャルル・デュトワ)
2.プッチーニ:お聞きください、王子様(ソプラノ:モンセラート・カバリエ他)
3.同-泣くな、リュー/4.同-私はどうしたのかしら?/5.同-私の最初の涙
6..同-お前の名前はわかった!
7.同-我らが皇帝陛下万歳!…おお神聖なる父君陛下よ
(以上テノール:ルチアーノ・パヴァロッティ他)
8.ヤナーチェク:シンフォニエッタ-第3楽章
(ウィーン交響楽団 指揮:サー・チャールズ・マッケラス)
9.ベートーヴェン:この暗い墓のうちに
10.モーツァルト:静けさは微笑みつつ
11.シューベルト:歓迎と別れ
(以上メゾ・ソプラノ:チェチーリア・バルトリ他)
12.スザート:戦いのパヴァーヌ
(ニュー・ロンドン・コンソート 指揮:フィリップ・ピケット)
13.ホレンダー:ちょっとした憧れ(ヴォーカル:ウテ・レンパー他)
14.ブラームス:ピアノ協奏曲第1番-第3楽章(ピアノ:ネルソン・フレイレ他)
15.ヴェルディ:孤独なさすらい人(ソプラノ:ジョーン・サザーランド他)
16.ストラヴィンスキー:生贄の踊り
(デトロイト交響楽団 指揮:アンタル・ドラティ)
CD5
1.パリー:アイ・ワズ・グラッド
(ウィンチェスター大聖堂合唱団 指揮:デイヴィッド・ヒル他)
2.バーバー:ヴァイオリン協奏曲-第2楽章(ヴァイオリン:ジョシュア・ベル他)
3.オ・ソレ・ミオ(テノール:ホセ・カレーラス他)
4.J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲-第26変奏/5.同-第27変奏
6.同-第28変奏/7.同-第29変奏/8.同-第30変奏
9.同-アリア(以上ピアノ:アンドラーシュ・シフ)
10.R.シュトラウス:来ましたよ、来ましたよ、縁なす兄弟よ
(ソプラノ:ルネ・フレミング他)
11.ペルゴレージ:サンクタ・マーテル(ソプラノ:バーバラ・ボニー他)
12.ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番《セリオーソ》-(タカーチェ四重奏団)
13.パーセル:ベリンダよ、あなたの手を…私が土の中に横たわるとき
14.同-力なく翼を垂れしクピードーよ
(以上エンシェント室内管弦楽団 指揮:クリストファー・ホグウッド他)
15.ブリテン:ヴァイオリン協奏曲-第1楽章
(ヴァイオリン:ジャニーヌ・ヤンセン他)
16.メシアン:星の血の歓喜
(ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 指揮:リッカルド・シャイー他)
録音:1957-2009年
1957-2009年にかけてデッカに録音された名盤のエッセンスを集めた5枚組。古
くから高音質を誇るデッカ・レーベルの実力を、録音史に残る名演でお楽しみ
ください!


4783310(アナログLP) 6枚組 ¥9250
ザ・デッカ・サウンド 6LPボックス
完全限定盤 180g重量盤LP
LP1 1961年録音
ファリャ:三角帽子、はかなき人生-スペイン舞曲第1番
(スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:エルネスト・アンセルメ)
LP2 1963年録音
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
(ヴラディーミル・アシュケナージ/ロンドン交響楽団 
指揮:アナトーレ・フィストラーリ)
LP3 1976年録音
レスピーギ:ローマの祭り&ローマの松
(クリーヴランド管弦楽団 指揮:ロリン・マゼール)
LP4 1958年-1965年録音
ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指環》ハイライト
(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ)
LP5 1992年録音(初LP化)
メシアン:トゥーランガリラ交響曲
(ジャン・イヴ・ティボーデ/原田節/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 
指揮:リッカルド・シャイー)
LP6 2000年録音(初LP化)
ベートーヴェン&ブリテン*:Vn協奏曲
(ジャニーヌ・ヤンセン/ロンドン交響楽団*
&ドイツ・カンマーフィルハーモニー 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ)


4783062 3枚組 ¥4380
モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》(デラックス盤)
完全限定盤
トーマス・アレン(B)、キリ・テ・カナワ(S)、ルチア・ポップ(S)、
サミュレル・レイミー(B)、フレデリカ・フォン・シュターデ(MS)、
クルト・モル(Bs)、他
ロンドン・オペラ・コーラス ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
録音:1981年(デジタル)
ハードカヴァー・ブックレット
歌詞対訳(イタリア語/英語/フランス語/ドイツ語)


●オペラ・カンパニーDECCAが選りすぐりのオペラ名盤を再発売する新しいシリーズの登場!ブックレット自体にはトラックリストとあらすじを掲載。CDに挿入されたDecca Classicsメーリングリストへの登録により、英・独・仏・伊などの歌詞対訳がパソコン、i-Pad, Kindleなどで読むことができます。Topプライスから初めてMidプライスに価格を下げたものも多数含む、魅力的なラインナップで第1回発売の20タイトルをお届けします。

4783054 2枚組 ¥1850
プッチーニ:《トスカ》(全曲)
ロンドン・オペラ・コーラス ワンズワース少年聖歌隊 
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ニコラ・レッシーニョ
ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)ワルター・バラッティ(ボーイ・ソプラノ)
ルチアーノ・パヴァロッティ、ミシェル・セネシャル(テノール)
シェリル・ミルンズ(バリトン)リチャード・ヴァン・アラン、
イタロ・ターユ,ポール・ハドソン、ジョン・トムリンソン(バス)
録音:1978年6月
フレーニとパヴァロッティ共、この曲の初録音となった2枚組。緻密さと劇的
な力を備えたフレーニ、甘美で豪快なパヴァロッティ、そして過剰なほどの悪
を描くミルンズと、最上の歌を聴かせる《トスカ》の決定盤。純正イタリア派
のレッシーニョによる歌わせる指揮も巧みです。

4783047 2枚組 ¥1850
フンパーディンク:歌劇《ヘンゼルとグレーテル》(全曲)
エディタ・グルベローヴァ、バーバラ・ボニー、
クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)ギネス・ジョーンズ、アン・マリー、
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
フランツ・グルントヘーバー(バリトン) 
ドレスデン国立歌劇場少年合唱団 ドレスデン国立歌劇場女声合唱団 
シュターツカペレ・ドレスデン 
指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1992年1月
巨匠デイヴィスが、名誉指揮者を務めるシュターツカペレ・ドレスデンを指揮
して録音したドイツ随一の童話オペラ。ギネス・ジョーンズやグルベローヴァ
など豪華キャストを配した名演です。

4783059 2枚組 ¥1850
ヴェルディ:歌劇《ナブッコ》(全曲)
エレナ・スリオティス(ソプラノ)ティート・ゴッビ(バリトン)
ブルーノ・プレヴェーディ(テノール)他 
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団 
指揮:ランベルト・ガルデッリ
録音:1965年9月
ヴェルディの名作《ナブッコ》世界初のスタジオ録音。第2のマリア・カラス
と謡われたスリオティスと、カラスの親友だった名バリトンのゴッビが夢の
共演を果たした1枚です。ガルデッリの指揮も堂々として実に立派。とりわけ、
このオペラのハイライト《行け、わが思いよ、金色の翼に乗って》の静かで
力強い合唱の感動は全身的です。

4783046 2枚組 ¥1850
ジョルダーノ:歌劇《フェドーラ》(全曲)
マグダ・オリヴェロ、ルチア・カッペルリーノ、
キリ・テ・カナワ(ソプラノ)マリオ・デル・モナコ、ピエロ・デ・パルマ、
リカルド・カッシネルリ(テノール)ティト・ゴッビ(バリトン)
レオナルド・モンレアーレ(バス)他 
モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団&合唱団 
指揮:ランベルト・ガルデッリ
録音:1969年4月
レコーディングに恵まれなかったことで知られる稀代の名ソプラノ、マグダ・
オリヴェロの貴重なメジャー・レーベル録音。デル・モナコ最後のオペラ録音
になったという意味でも貴重な音源です。

4783055 3枚組 ¥2680
R=コルサコフ:歌劇《キーテジと乙女フェヴローニヤの物語》(全曲)
ガリーナ・ゴルチャコーワ(ソプラノ)他 
サンクトペテルブルク・キーロフ歌劇場合唱団 
サンクトペテルブルク・キーロフ歌劇場管弦楽団 
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
録音:1994年2月
その神秘的で象徴的な内容から,ロシアの《パルシファル》と称されるこのオ
ペラは、キーロフ・オペラによって初演されたリムスキー=コルサコフの知ら
れざる名作です。まさに鬼才ゲルギエフならではの録音と言えるでしょう。

4783052 3枚組 ¥2680
ムソルグスキー:歌劇《ホヴァンシチナ》(全曲)
エレーナ・プロキナ、エフゲニア・ツェロワリニク(ソプラノ)
オリガ・ボロディナ(メゾ・ソプラノ)ウラジーミル・ガルーシン、
アレクセイ・ステブリアンコ、コンスタンチン・プルージニコフ(テノール)
ニコライ・ガシエフ、ワレリー・アレクセーエフ(バリトン)
ブラト・ミンジルキエフ、ニコライ・オホトニコフ(バス) 
サンクトペテルブルク・キーロフ歌劇場合唱団 
サンクトペテルブルク・キーロフ歌劇場管弦楽団 
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
録音:1991年1-2月
ショスタコーヴィチの補筆完成版を基礎に置きながらも、アバド版とは違った
アプローチでムソルグスキーの響きを重視した録音。ロシア的なスケールと迫
力に富んでおり、名盤と呼ぶにふさわしい1枚です。

4783060 2枚組 ¥1850
ヴェルディ:歌劇《リゴレット》(全曲)
ジューン・アンダーソン、ヴィタルバ・モスカ、
アンナ・カテリーナ・アントナッチ、マリレーナ・ラウレンツァ(ソプラノ)
シャーリー・ヴァーレット(メゾ・ソプラノ)ルチアーノ・パヴァロッティ、
ピエロ・デ・パルマ(テノール)レオ・ヌッチ、カルロ・デ・ボルトーリ、
オラツィオ・モーリ(バリトン)ニコライ・ギャウロフ、
ナターレ・デ・カロリス、ロバート・スカルトゥリーテ(バス) 
ボローニャ市立歌劇場管弦楽団&合唱団 
指揮:リッカルド・シャイー
録音:1989年6-7月
パヴァロッティが演じる最高のマントヴァ公爵が聴ける89年のボローニャ歌劇
場における《リゴレット》。パヴァロッティ以外にも、性格描写に優れたヌッ
チのリゴレットなど、優れた歌手陣とともにシャイーの生気あふれる指揮が魅
力的です。

4783056 2枚組 ¥1850
ロッシーニ:歌劇《イタリアのトルコ人》(全曲)
チェチーリア・バルトリ、ラウラ・ポルヴェレッリ(メゾ・ソプラノ)
アレッサンドロ・コルベッリ、ラモン・バルガス、
フランチェスコ・ピッコリ(テノール)ロベルト・デ・カンディア(バリトン)
ミケーレ・ペルトゥージ(バス) 
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団 指揮:リッカルド・シャイー
録音:1997年7月
《チェネレントラ》に続くシャイー&バルトリのロッシーニ・オペラ第2弾!
ロッシーニ協会の1988年版に基づく貴重な録音で、オケを名門ミラノ・スカラ
座管弦楽団が務めているのも聴きどころです。

4783048 2枚組 ¥1850
クルシェネク:歌劇《ジョニーは演奏する》(全曲)
アレッサンドラ・マルク(S)ハインツ・クルーゼ(T)他 
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 
指揮:ローター・ツァグロゼク
録音:1991年11月
ナチス・ドイツの弾圧によって禁じられ、失われた音楽に貴重な光を当てたこ
とで知られるDECCAの偉業「頽廃音楽シリーズ」の1枚。1922年にライプツィヒ
にて初演され大成功をおさめた本作は、クルシェネクが生涯にわたり作曲家と
して活動するための経済的安定をもたらした作品になりました。。しかし、ナ
チスが台頭するにつれて、ウィーンのナチス党信奉者から作品は敵視されるこ
ととなり、ナチス党が政権を握ると、この作品の上演は禁止されてしまいまし
た。初演の地で名匠ツァグゼクが指揮した名盤を、待望の再プレスでお届けし
ます!

4783058 3枚組 ¥2680
ヴェルディ:歌劇《アイーダ》(全曲)
マリア・キアーラ(ソプラノ)ゲーナ・ディミトローヴァ(メゾ・ソプラノ)
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)他 
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団 
指揮:ロリン・マゼール
録音:1986年2月
古代エジプトを舞台にしたヴェルディ後期の傑作《アイーダ》。 黄金期のパ
ヴァロッティらの名演が堪能できるマゼール&スカラ座盤は、まさにオペラ・
ファン必携のアイテムです!

4783045 2枚組 ¥1850
ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》(全曲)
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
シェリル・ミルンズ(バリトン)ニコライ・ギャウロフ(バス)他 
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団 
指揮:リチャード・ボニング
録音:1971年6-7月
1959年のコヴェントガーデンにおける《ルチア》のセンセーショナルな成功に
より、一夜にして大スターとなったサザーランド。その成功から12年を経て、
更に深化したサザーランドを中心に、パヴァロッティ、ミルンズ、ギャウロフ
が全盛期の見事なノドを披露してくれています。

4783049 3枚組 ¥2680
マスネ:歌劇《エスクラルモンド》 (全曲)
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
ユゲット・トゥーランジョー(メゾ・ソプラノ)ジャコモ・アラガル、
ライランド・デイヴィス、イアン・ケイリー、
グラハム・クラーク(テノール)ルイ・キリコ(バリトン)
クリッフォード・グラント、ロバート・ロイド(バス)他 
ジョン・オールディス合唱団 フィンチリー児童合唱団 
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:リチャード・ボニング
録音:1975年7月
ワーグナー的なスケールと、フランスならではのエスプリを備えたマスネの
傑作歌劇《エスクラルモンド》。全編サザーランドの名唱に支えられた、絢
爛豪華な舞台が眼に浮かぶような名演です。

4783042 3枚組 ¥2680
ベッリーニ:歌劇《ノルマ》 (全曲)
ジョーン・サザーランド、モンセラート・カバリエ(ソプラノ)
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)サミュエル・レイミー(バス)他 
ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団 
指揮:リチャード・ボニング
録音:1984年12月
カラス以降、最高の《ノルマ》歌いと讃えられたカバリエがアダルジーザを演
じて話題になった名盤。サザーランドが歌う優雅で可憐なノルマも聴きどころ
です。

4783061 4枚組 ¥3680
ワーグナー:楽劇《ワルキューレ》(全曲)
ビルギット・ニルソン、レオニー・リザネック(ソプラノ)
ジェームズ・キング(テノール)テオ・アダム(バス)他 
バイロイト祝祭歌劇場管弦楽団  
指揮:カール・ベーム
録音:1967年7-8月
巨匠ベームがバイロイト音楽祭で《指環》を指揮したのは65-67年の3年間のみ
で、当盤はその最終年にあたる67年のライヴです。キング、アダムら、当時望
み得る最高の歌手たちと繰り広げる凄じい気迫にあふれた白熱の名演です。

4783051 3枚組 ¥2680
モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》(全曲)
ブリン・ターフェル(バス・バリトン)アン・マレイ(メゾ・ソプラノ)
ルネ・フレミング(ソプラノ)ヘルベルト・リッペルト(テノール)
ミケーレ・ペルトゥージ(バリトン)他 
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:サー・ゲオルク・ショルティ
録音:1996年9-10月
ショルティ20年ぶりの《ドン・ジョヴァンニ》。96年のロンドン公演ライヴで
すが、この傑作オペラの代表盤の一つに数えられる名盤中の名盤です。あえて
ビッグ・ネームの歌手に頼らず、適材適所の歌手を配したキャスティングと、
それをまとめ上げるショルティの手腕には脱帽させられます。

4783050 3枚組 ¥2680
モーツァルト:歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》(全曲)
ルネ・フレミング(ソプラノ)
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)
フランク・ベーア(テノール)オラフ・ロバート(バリトン)他 
ヨーロッパ室内管弦楽団 
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
録音:1994年5月
メリハリのきいた歯切れの良いリズムに乗って、生き生きと繰り広げられる人
情の機微。ショルティのモーツァルト演奏の中でも屈指の出来と言ってよい名
盤です。歌手のバランスもよく、《コジ》の魅力を天真爛漫に楽しませてくれ
ます。

4783043 4枚組 ¥3680
ベルリオーズ:歌劇《トロイ人》(全曲)
デボラ・ヴォイト、フランソワーズ・ポレ(ソプラノ)
エレーヌ・ペラギン(メゾ・ソプラノ)ゲイリー・レイクス(テノール)
ジーノ・キリコ(バリトン)ジャン=フィリップ・クルティス(バス)他 
モントリオール交響楽団&合唱団 
指揮:シャルル・デュトワ
録音:1993年10月
ベルリオーズの複雑な楽譜を明快に響かせたデュトワの名演。劇的な強奏の部
分も音に濁りは皆無で、肩の力の抜けた爽やかな《トロイ人》を聴かせてくれ
ます。

4783044 2枚組 ¥1850
ドビュッシー:歌劇《ペレアスとメリサンド》(全曲)
コレット・アリオット・ルガズ、フランソワ・ゴルフィエ(ソプラノ)
ディディエ・アンリ(テノール)ジル・カシュメル(バリトン)
ピエール・トー、フィリップ・アン(バス)
クローディーヌ・カールソン(アルト)他 
モントリオール交響楽団&合唱団
指揮:シャルル・デュトワ
録音:1990年5月
ドビュッシーが生前に残した唯一のオペラで、オペラ史上不朽の名作。総ての
キャストがフランス語を常用としていることもあり、歌い回しの美しさは比類
がありません。言葉と音楽の高度な一体化を目指したドビュッシーへの見事な
解答と言えるでしょう!

4783057 2枚組 ¥1850
R.シュトラウス:楽劇《サロメ》(全曲)
キャサリン・マルフィターノ(ソプラノ)
ハンナ・シュヴァルツ(メゾ・ソプラノ)
ケネス・リーゲル、キム・ベグリー(テノール)
ブリン・ターフェル(バス・バリトン)他 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クリストフ・フォン・ドホナーニ
録音:1994年4月
ウィーン・フィルの流麗な響きを活かしてスコアの隅々まで明晰に描き出し
た、ドホナーニの室内楽的とも言える解釈が絶品な1枚。妖艶な声で童女のよ
うに演じるマルフィターノのサロメ、生々しくも人間的なターフェルのヨカナ
ーンなど、歌手陣もユニークな魅力に溢れています。

4783053 2枚組 ¥1850
プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》(全曲)
ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)ルチアーノ・パヴァロッティ、
ラモン・バルガス(テノール)ドゥウェイン・クロフト(バリトン)
ジュゼッペ・タッデイ(バス)他 
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団 
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
録音:1992年8月
パヴァロッティ初のデ・グリュー!レヴァイン&METのスタイリッシュな伴奏
に乗せて、パヴァロッティもフレーニも、この爛熟したオペラの魅力を十二分
に味わわせてくれます。




<Australian Eloquence>
4802093 2枚組 ¥1400
シルヴィア・ シャシュ/デッカ・リサイタル集
CD1
1.プッチーニ:この王宮の中で/2.同:歌に生き、恋に生き
3.同:この柔らかなレースの中で/4.同:一人寂しく/5.同:私のお父さん
6.ヴェルディ:勝ちて還れ!/7.同:ここにまだ沁みがある
8.同:あお母様、天上から私の涙に…私の所に帰って来てという
9.同:不思議だわ!…ああ、そはかの人か…花から花へ
10.同:恋はばら色の翼に乗って/11.同:早く来て!…光も衰え
CD2
1.ベッリーニ:
扇動する声が…清らかな女神よ、あなたの銀色の光は…ああ愛しい人!
戻ってきて
2.ポンキエッリ:私は死のう!/3.リスト:ローレライS.273
4.同:ハンガリー王の歌S.340/5.同:我が子よ、私がもし王だったらS.283
6.同:それはきっとすばらしいことS.314/7.同:僕の歌には毒があるS.289
8.同:静かに響け、私の歌よS.301‐1/9.同:昔トゥーレに王がいたS.278
10.同:3人のジプシーS.320/11.バルトーク:5つの歌Op.16
シルヴィア・ シャシュ(ソプラノ) イアン・カレー(CD1‐9) 
アンドラーシュ・シフ(CD2‐3-11) アンブロシアン合唱団(CD2‐1) 
ロンドン交響楽団(CD1‐8) 
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団(CD1‐9-2‐2) 
指揮:ランベルト・ガルデッリ(CD1-2‐2) 録音:1977-79年
ハンガリーの伝説の歌姫シルヴィア・シャシュは、1970年代後半にマリア・カ
ラスの再来と言われ、一世を風靡した美貌のプリマドンナです。その絶頂期の
録音を集めたこの2枚組は、陰りをおびた美しくドラマティックな歌声が高音
質で記録されています。

4802096 ¥900
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ・シングズ・ロシアン・ソング
1.ムソルグスキー:死の歌と踊り
2.チャイコフスキー:ただ憧れを知る者だけがOp.6‐6
3.同:おお、友よ語るなOp.6‐2/4.同:信じるな、我が友よOp.6‐1
5.プロコフィエフ:アンナ・アフマートヴァの5つの
6.チャイコフスキー:なぜばらは色あせたかOp.6‐5/7.同:なぜ?Op.28‐3
8.同:騒がしい舞踏会の中でOp.38‐3/9.同:Op.黄色の柳の上に57‐2
10.セレナード(おお我が子よ)同:Op.63‐6/11.同:夜Op.73‐2
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(ピアノ)
録音:1961年、1968年
ショスタコーヴィチにも愛されたロシア・オペラ界きってのソプラノ歌手であ
るガリーナ・ヴィシネフスカヤは、1952-174年までボリショイ劇場のソリスト
として活躍し、私生活では55年にムスティスラフ・ロストロポーヴィチと結婚。
70年にロストロポーヴィチが反体制派作家のソルジェニーツィンを擁護して当
局から国内外の演奏活動を妨害されると、74年に国外へ脱出した夫に同行。や
がて首都ワシントンに暮らすようになり、78年には二人ともソ連国籍を剥奪さ
れるも、1990年にゴルバチョフ政権下の祖国へ帰国。その後は、後進の育成に
あたる一方で、夫とともに子どもの医療改善を目指すビシネフスカヤ=ロスト
ロポーヴィチ財団を設立して現在に至っています。1961年と68年に収録された
当盤には、ピアノの名手でもあった夫を伴奏に迎え、彼女のレパートリーの中
核をなすロシア歌曲を11曲収録。ムソルグスキー《死と歌の踊り》をはじめ、
彼女自身が「私の人生で最も重要な録音プロジェクト」と語る歴史的名演が、
今回待望の初CD化です!

4805055 ¥900
ピーター・ピアーズ/ザ・デッカ・プレミエス
1.ブリテン:テノール,ホルンと弦楽のためのセレナードOp.31
2.同:サリー・ガーデン/3.同:小さなサー・ウィリアム
4.同:オリヴァー・コーンウェル/5.同:ジ・アッシュ・グローヴ
6.同:ザ・ボニー/7.同:美しいモリー伯爵/8.同:ハイ・ホー!ハイ・ハイ!
9.同:スウィート・ポリー・オリヴァー/10.同:ゼアーズ・ノン・トゥ・
11.同:慰めてくれる人もなく/12.同:美しい人は愛の庭に
13.同:王は狩に行く/14.同:おいらが親父のところで
15.ヴォーン・ウィリアムズ:ウェンロック・エッジで
16.ウォーロック:コープ・クリスティ
ピーター・ピアーズ(テノール)ソフィー・ウィス(13-15:ソプラノ)
アン・ウッド(16:アルト)デニス・ブレイン(1:ホルン)
ベンジャミン・ブリテン(2-12、15:ピアノ) 
ゾリアン弦楽四重奏団(15) BBC合唱団 
指揮:レスリー・ウッドゲート(16) ボイド・ニール管弦楽団 
指揮:ベンジャミン・ブリテン(1)  録音:1936-46年
1936年6月24日、ロンドンのアッパー・テムズ街のデッカ・スタジオで、ピー
ター・ピアーズがBBC合唱団の仲間たちとともに録音したウォーロック《コー
プ・クリスティ》は、彼の記念すべき初録音になりました。この年は他にも、
4月のバルセロナ国際現代音楽協会フェスティバルでベンジャミン・ブリテン
に会い、彼とともに北アメリカへ初のツアーを行うなど、ピアーズにとって大
きな転機になりました。デビュー間もない当時から約10年に渡って彼がスター
ダムを駆け上がっていく過程のダイジェストとも言える16曲を、初CD化となる
貴重な音源でお楽しみください!

4801273 2枚組 ¥1400
ピーター・ピアーズ/ア・トレジャリー・オブ・イングリッシュ・ソング
CD1
1.ディーリアス:らっぱ水仙に/2.モーラン:心浮きたつ5月
3.ディーレン:夢の行商
4.同:テイク・オ・テイク・ゾーズ・リップス・アウェイ
5.ウォーロック:Piggnsie/6.同:アロング・ザ・ストリーム
7.グレインジャー:放埓者のウィリアム・テイラー
8.ブッシュ:ウィリアム・ブレイクの2つの歌
9.同:イフ・ゾウ・ヴィルト・イーズ・シン・ハート
10.同:カム・オ・カム・マイ・ライフズ・ディライト
11.ブリッジ:ティス・バット・ア・ウィーク/12.同:ゴールデンヘア
13.同:ホエン・ユー・アー・オールド/14.同:ソー・パーヴァース
15.同:ジャーニーズ・エンド/16.アイアランド:失われた満足の地
17.同:ザ・トレリス/18.同:3つの歌
19.ティペット:ソング・フォー・アリエル
20.ブッシュ:ヴォイセス・オブ・プロフェッツ
CD2
1.ブリテン:9つの民謡/2.ブリッジ:ゴー・ノット・ハッピー・デイ
3.バターワース:イズ・マイ・ティーム・プラーフィング/4.アイアランド:
5.モーラン:イン・ユース・イズ・プレジャー
6.ウォーロック:アイ・ハヴ・トゥエルヴ・オクセン
7.ホルスト:ペルセポネ/8.:ハウ・ラヴ・カム・イン
9.ブリテン:華やかな音楽で讃えよう!
10.オールドハム:スリー・チャイニーズ・リリックス
11.ブリッジ:愛は馬に乗って/12.ベネット:ベドレムのトム
13.ライナー:サイクル・フォー・デクラメーション
ピーター・ピアーズ(テノール)ヴィオラ・タナード(CD1‐1-7:ピアノ)
ベンジャミン・ブリテン(CD1‐8-19、CD2‐1-11)アラン・ブッシュ(CD1‐20)
ジョアン・ベネット(CD2‐12)
録音:1954-64年
ピアーズが心身共に最も充実していた時期にあたる1954-64年に残した栄光の
記録。盟友ベンジャミン・ブリテンの好サポートを得ながら行われたこの
一連のイギリス歌曲集は、今もなおこのジャンルの決定盤として君臨し続けて
います。

4804964 3枚組 ¥2350
キリ・テ・カナワ/キリ・テ・カナワ・シングズ・モーツァルト
CD1
1.安らかにお休み、私の愛しい命よ
2.残酷な男たちよ、おお神様!立ち止まりなさい…ああ、涙と嗚咽とで
3.涙する以外の何事も
4.あの方が行ってしまう…お願いです、愛しいあなた、許して下さい
5.彼女を愛そう/6.愛しい瞳/7.たとえお父上を失いましても
8.ああ、私にはわかる、消え失せてしまったことが
9.ミサ曲ハ短調-肉体をとりたまいし者/10.ラウダテ・ドミヌム
11.エクスルターテ・ユピラーテ
CD2
1.愛の神よ
2.スザンナはまだ来ないわ!…今はどこなのでしょう、あの美しい時は
3.若いあなた!/4.岩礁がじっと動かないように
5.何という変化が…深い悲しみに/6.貴女から遠く、我が愛するお方
7.ドン・オッターヴィオ、私、死んでしまう!
8.心穏やかにしてください、憧れの人…ああ、違いますわ、愛するお方!
9.どんな拷問が待っていようと
CD3
1.哀れな私はどこにいるの…ああ、口をきいているのは私でなく
2.どうしてあなたを忘れられよう…恐れることはないわ、愛しい人
3.ああ、お前は私の視線を避ける/4.私は行く、でもどこへ?
5.この父の抱擁ゆえに/6.わからないわ、どうしたの/7.恐れないで、恋人よ
8.留まってください、ああ愛しい人よ
9.我が感謝を受けたまえ、優しき保護者よ
キリ・テ・カナワ(ソプラノ) 
ロンドン交響楽団 指揮:サー・コリン・デイヴィス(CD1‐1-8、10-11) 
アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー(CD1‐9) 
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ(CD2‐1) 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:サー・ジョン・プリッチャード(CD2‐2)、
ジェイムズ・レヴァイン(CD2‐3) 
イギリス室内管弦楽団 指揮:ジェフリー・テイト(CD2‐4-9)他
録音:1971-93年
その輝かしいキャリアの出発点が《フィガロの結婚》だったなど、常にレパー
トリーの中核にモーツァルトを置き続けてきたカナワの名演を集めた3枚組。
豪華巨匠たちの好サポートも得た十八番の《コジ》のフィオルディリージや
《魔笛》のパミーナ、そして内田光子との美しい掛け合いなど、どの歌唱も充
実を極めています。

4804915 ¥900
ケネス・マッケラー/ケネス・マッケラー・シングズ・ヘンデル
1.オンブラ・マイ・フ/2.愛の神が彼女の目の中にすわってたわむれ
3.ディド・ユー・ノット・ヒア・マイ・レディ
4.ディーパー・アンド・ディーパー・スティル…ワフト・ハー・エンジェルス
5.そなたの赴くところ、何処にも
6.サンクス・トゥ・マイ・ブレスレン…ハウ・ヴァイン・イズ・マン
7.マイ・アームズ・アゲインスト・ディス・ゴルギアス…サウンド・アン・
アラーム
8.安らげ、諸々の山は低くされ/9.すべて彼を見る者は…彼は主に身を委ねた
10.そしりが彼の心を砕いたので…尋ねて見よ
11.彼は生けるものの地から断たれ…あなたは彼の魂を陰府に捨て置かれず
12.一体、神は御使いたちの…神の御使いたちはことごとく
13.天に座する者は笑い…おまえは鉄の杖をもって
14.その時、聖書に書いてある言葉が成就する…死よ、お前の勝利は、
どこにあるのか… しかして感謝が神にあれ
ケネス・マッケラー(テノール) 
ロンドン交響楽団&合唱団 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団 
指揮:サー・エイドリアン・ボールト
録音:1959-61年
1927年スコットランド生まれの不世出の名テノールの代名詞とも言える2つの
ヘンデル・アルバムをカップリング!いずれも巨匠ボールトの好サポートが
光りますが、とりわけ1961年録音の《メサイア》のハイライトは必聴!悠然
とした足取り、豊麗なオケの美音、朗々たる歌唱といった、いわゆる古楽演奏
スタイルが導入される以前の古きよき日の名演をたっぷりお楽しみいただけ
ます。




<UCJ>
2781057(1CD+DVD) ¥2400
キャサリン・ジェンキンス/ある晴れた日に
CD:ある晴れた日に
1.アヴェ・マリア/2.ある晴れた日に/3.夜の音楽
4.兵士のためのレクイエム/5.あなたのために/6.誰も寝てはならぬ
7.舟歌/8.ザ・プレイヤー/9.シャウト・イン・サイレンス
10.ザ・ロード・イズ・マイ・シェパード/11.私のお父さん
12.サンクタ・マリア/13.パニス・アンジェリクス/14.オ・ソレ・ミオ
15.行け、我が思いよ、黄金の翼に乗って/16.アニュス・デイ
17.また会いましょう/18.オ・ホーリー・ナイト/19.愛しきウェールズ
20.渚には/21.ロンダの谷
DVD:ライヴ・イン・ザ・パーク
1.《フィガロの結婚》序曲/2.夜の音楽/3.ネッラ・ファンタジア
4.どこかに/5.キャサリン・ジェンキンス・インタビュー
(ライヴ・アット・マルガム・パーク)/6.フーガBWV.578
7.主があなたを祝福し守られますように/8.アモーレ・セイ・トゥ
9.ウェールズ民謡メドレー/10.女心の歌/11.アイ
12.兵士のためのレクイエム/ 13.タイム・トゥ・セイ・グッドバイ
14.信じれば/15.グラナダ/16.アメイジング・グレイス
17.一晩中踊り明かそう/18.また会いましょう/19.忘れな草
20.ウィール・キープ・ア・ウェルカム
21.ランド・オブ・マイ・ファーザーズ/22.エンド・クレジット
23.アヴェ・マリア/ 24.ラウダーテ・ドミヌム/25.清らかな心
26.ネッラ・ファンタジア(PV)
キャサリン・ジェンキンス(メゾ・ソプラノ)
フアン・ディエゴ・フローレス(テノール)
プラハ・シンフォニア 
指揮:アンソニー・イングリス他
イギリスのクラシックミュージシャンとしてデビュー年に売り上げたCDが、
マリア・カラス以来となる最大&最速の売り上げを記録したキャサリン・ジェ
ンキンズの待望の新譜。彼女の最も成功を収めた楽曲の一つである《ある晴れ
た日に》を軸にしたCDと、2008年にリリースして好評を得た『ライヴ・イン・
ザ・パーク』(フアン・ディエゴ・フローレスとの共演も収録)の映像をカッ
プリングしたファン必聴の豪華2枚組が特別価格で登場します。



●ドイツ・グラモフォンとデッカからのバジェット新シリーズ VIRTUOSO
第1回発売は40タイトルです。


<DECCA> 各1枚 ¥750
4783348
J.S.バッハ:
1.ヴァイオリン協奏曲第1番
2. 同 第2番ホ長調
3.2つのヴァイオリンのための協奏曲
4.オーボエ・ダモーレ協奏曲
アカデミー室内管弦楽団 
ヴァイオリン&指揮:ギドン・クレーメル(1-3)
カメラータ・ベルン オーボエ・ダモーレ:ハインツ・ホリガー(4)
録音:1982年(1-3)、1996年(4)
ホリガーとクレーメルという異色の顔合わせによるヴァイオリンとオーボエの
ための協奏曲集。クレーメルの透明で冷たい音色と流れのよい運びのテンポが、
カップリングのホリガーのオーボエ・ダモーレとも実によくマッチしたていま
す。

4783349
ベートーヴェン:
1.第14番《月光》
2.第8番《悲愴》
3.第23番《熱情》
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
録音:1977-80年
1981年度のレコード・アカデミー賞を受賞したアシュケナージのベートーヴェ
ン・ピアノ・ソナタ全集から選りすぐった人気ソナタ集。小柄な彼の身体かは
想像できない強靭なタッチから生まれる美しい音色と切れ味の鋭いテクニック
で、ベートーヴェンの中期の傑作「3大ソナタ」を雄弁な語り口で弾いています。

4783350
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集
1.第4番
2.第5番《皇帝》
スティーヴン・コヴァセヴィッチ(ピアノ)
BBC交響楽団(1) ロンドン交響楽団(2) 
指揮:サー・コリン・デイヴィス録音:1974年(1)、1969年(2)
コヴァセヴィッチのピアノ、コリン・デイヴィスの指揮によるベートーヴェン
のピアノ協奏曲第4番&第5番。第4番はBBC響、第5番はロンドン響楽団との録
音。ですが、いずれもピアノとオーケストラがしっかりと呼応し合って、古典
的でふくよかな交響的世界を現出しています。

4783351
ブルッフ:
1.ヴァイオリン協奏曲第1番
2.スコットランド幻想曲
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
ロイヤル・フィルハーモニー還元楽団 指揮:ルドルフ・ケンペ
録音:1972年
ブラームスとほぼ同時代に生きたドイツの作曲家ブルッフは、オペラ、交響曲、
室内楽や合唱曲など様々なジャンルに作品を残していますが、現在では当盤に
収められた2つの協奏曲が最もよく知られています。その甘美な旋律とロマン
ティックなサウンドにふさわしく、名花チョン・キョンファが持ち前の情熱的
なアプローチで感動的な名演を繰り広げています。また、巨匠ケンペの堅牢な
好サポートも必聴です!

4783352
ショパン:アンコール名曲集
1.ワルツ第5番/2.夜想曲第2番/3.即興曲第4番/4.前奏曲第7番
5. 同 第15番/6.ワルツ第7番/7.夜想曲第8番/8.練習曲第12番
9. 同 第5番/10.子守歌/11.ワルツ第6番/12.舟歌/13.バラード第1番
14.練習曲第3番/15.ポロネーズ第6番
ピアノ:クラウディオ・アラウ(2、7)、ゾルターン・コチシュ(1、6、11)、
スティーヴン・コヴァセヴィッチ(12)、ベラ・ダヴィドヴィチ(3)、
ニキタ・マガロフ(4-5、8-9、14)、ラファエル・オロスコ(10)、
アダム・ハラシェヴィチ(13)、ジョルジュ・シフラ(15)
録音:1962-81年
ショパンの名曲15曲を選りすぐりの名演奏でお届けする1枚。アラウ、コチ
シュ、コヴァセヴィッチ、マガロフ、シフラといった錚々たる名手たちの確
かな技術と溢れんばかりの抒情美を備えた名演は、ショパン入門にも最適と
言えるでしょう!

4783353
1.コープランド:市民のためのファンファーレ
2. 同:組曲《アパラチアの春》
3. 同:ロデオ
2.バーバー:弦楽のためのアダージョ
ロザンセルス・フィルハーモニック 
指揮:ズービン・メータ(1、2)
ボルティモア交響楽団 
指揮:デイヴィッド・ジンマン(3、4)
録音:1993年(1)
アジア的な重厚さを帯びたメータの熱演と、ジンマンの清冽でのびやかな秀演
のカップリング。アメリカ合衆国が生んだ芸術音楽の古典を本場の演奏でお楽
しみください!

4783354
フォーレ:
1.レクイエム
2.ペレアスとメリザンド
3.幻想曲
4.パヴァーヌ
シルヴィア・マクネアー(ソプラノ)サー・トーマス・アレン(バリトン) 
アカデミー室内管弦楽団&合唱団 
指揮:サー・ネヴィル・マリナー他
録音:1975-93年
フォーレの4つの代表作を一挙に集めた1枚。マリナーの明晰で透明感の高い演
奏が、それぞれの持ち味を十分に表出しています。

4783355
ガーシュウィン:
1.ラプソディ・イン・ブルー
2.パリのアメリカ人
3.ピアノ協奏曲ト調
ピッツバーグ交響楽団 指揮&ピアノ:アンドレ・プレヴィン
録音:1984年
当時流行していたジャズの要素を採り入れて、音楽史に新たな1ページを刻ん
だガーシュウィンの傑作《ラプソディ・イン・ブルー》。パリの風物描写と
ガーシュウィン自身を対置させた、機知に富んだジャズ的な名曲《パリのアメ
リカ人》。そして、シンフォニック・ジャズの異色作として知られるへ調のピ
アノ協奏曲。アメリカ・クラシック音楽の古典に位置付けられるガーシュウィ
ンの代表作3曲を、プレヴィンとピッツバーグ交響楽団のスィング溢れる演奏
で収録した1枚です。

4783356
グリーグ:管弦楽曲&協奏曲集
1.《ペールギュント》組曲第1番
2. 同 第2番
3.ピアノ協奏曲
サンフランシスコ交響楽団 指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット(1、2)
スティーヴン・コヴァセヴィッチ(ピアノ) 
BBC交響楽団 指揮:サー・コリン・デイヴィス(3)
録音:1989年(1、2)、1971年(3)
イプセンの戯曲の付随音楽として作曲されたグリーグの《ペール・ギュント》
から抜粋した組曲盤で、ブロムシュテットの指揮による、1989年度レコード・
アカデミー賞受賞盤です。 また、カップリングのピアノ協奏曲では、鬼才コ
ヴァセヴィッチの華麗かつ繊細な妙技をお楽しみいただけます。

4783357
ヘンデル:
1.王宮の花火の音楽
2.水上の音楽 組曲第1番
3. 同 第3番
4. 同 第2番
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ 
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
録音:1983年(1)、1991年(2-4)
テムズ河での舟遊びのために作曲されたと伝えられる《水上の音楽》と、戦争
の終結を祝う戦勝祝賀会の花火大会のための《王宮の花火の音楽》のカップリ
ング。バロック演奏の第一人者ガーディナーとオリジナル楽器を用いた手兵イ
ギリス・バロック・ソロイスツによる、ヘンデルの管弦楽の傑作2曲を収録し
たアルバムです。爽やかで生気に満ちた彼らの演奏は、ヘンデル時代の雰囲気
を髣髴とさせてくれます。

4783358
1.ホルスト:組曲《惑星》
2.ジョン・ウィリアムズ:《スター・ウォーズ》組曲
ロサンゼルス・マスター・コラール(1) 
ロサンゼルス・フィルハーモニック 指揮:ズービン・メータ
録音:1971年(1)、1977年(2)
インド出身の名指揮者メータの演奏は発売当事にレコード・アカデミー賞を受
賞した名盤です。

4783359
メンデルスゾーン:
1.序曲《フィンガルの洞窟》
2.交響曲第4番《イタリア》
3.ヴァイオリン協奏曲ホ短調
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:クリストフ・フォン・ドホナーニ(1) 
チョン・キョンファ(ヴァイオリン) 
モントリオール交響楽団 指揮:シャルル・デュトワ(2)
録音:1978年(1、3)、1981年(3)
清冽かつ緻密な名演として知られるキョンファ&デュトワのヴァイオリン協奏
曲ホ短調と、ドホナーニ&ウィーン・フィルの優美で瑞々しく薫る《イタリア》
の豪華カップリング。メンデルスゾーンの音楽性を知る上でも最適な1枚と言
えるでしょう。

4783360
モーツァルト:
1.レクイエム
2.アヴェ・ヴェルム・コルプス
シルヴィア・マクネアー(ソプラノ)キャロリン・ウォトキンソン(アルト)
フランシスコ・アライサ(テノール)ロバート・ロイド(バス) 
アカデミー室内管弦楽団&合唱団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー(1)
ライプツィヒ放送合唱団 シュターツカペレ・ドレスデン 
指揮:ペーター・シュライアー(2)
録音:1989年(1)、1992年(2)
マリナーにとって2度目の録音となるモーツァルトのレクイエム。前回とは違
うジェスマイヤー版を使っていますが、いい意味で肩の力が抜けた、自然な流
れが魅力。マクネアーらソリストたちの抑制の効いた好演も秀逸です。また、
カップリングの《アヴェ・ヴェルム・コルプス》では、宗教音楽に造詣が深い
シュライアーならではの荘厳な名演をお楽しみいただけます。

4783361
ラフマニノフ:
1.ピアノ協奏曲第2番
2.パガニーニの主題による狂詩曲
ラファエル・オロスコ (ピアノ) 
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:エド・デ・ワールト録音:1973年(1)、1972年(2)
スペインのピアニスト、オロスコのドラマティックでヴィルティオジティに富
んだ華麗なピアニズムを楽しめる1枚。ワールト指揮ロッテルダム・フィルと
の掛け合いも緊密で、両曲ともバランスのよいお手本のような協奏曲を聴かせ
てくれます。

4783362
1.ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
2.ファリャ:《三角帽子》組曲第2番
3.ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲
カルロス・ボネル(ギター) 
モントリオール交響楽団
指揮:シャルル・デュトワ
録音:1980年(1、3)、1981年(3)
スペイン系イギリス人の俊英ギタリスト、カルロス・ボネルが、デュトワ&モ
ントリオール響の好サポートを得て紡ぎ出す洗練された2つのロドリーゴ作品。
デュトワ十八番の一つとしておなじみのカップリング、ファリャ《三角帽子》
も嬉しい聴きどころです!

4783363
サン=サーンス:
1.交響曲第3番《オルガン付き》
2.ピアノ協奏曲第2番
ピーター・ハーフォード(オルガン) モントリオール交響楽団(1)
パスカル・ロジェ(ピアノ) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(2) 
指揮:シャルル・デュトワ
録音:1982年(1)、1978年(1)
古典的な様式によりながら、オーケストラとパイプ・オルガンの音響で綴られ
たサン=サーンスの壮大な交響曲第3番の決定盤!フランス音楽を十八番とす
るデュトワの優れた色彩感覚と、名手ハーフォードの華麗な妙技が相まって、
作品の魅力を十二分に描き出した1枚です。カップリングのピアノ協奏曲第2番
でも、名手ロジェとの洗練された掛け合いをお楽しみいただけます。

4783364
サティ:ピアノ作品集
1.舞踏への小序曲
2.3つのジムノぺディ
3.ばら十字団のファンファーレ
4.冷たい小品
5.6つのグノシエンヌ
ラインベルト・デ・レーウ(ピアノ)
録音:1977年
演奏者のデ・レーウは1938年生まれのオランダの作曲家で、指揮者やピアニス
トとしても著名な人物。ピアニストとしてはサティのスペシャリストとして知
られ、すでに大半の作品を録音済みですが、そのくつろい暖かみのある演奏は、
しばしば客観的に演奏されがちなサティのもうひとつのロマンテッックな側面
に光をあてて好評を博しています。

4783365
チャイコフスキー:管弦楽曲集
1.イタリア奇想曲
2.幻想序曲《ロメオとジュリエット》
3.幻想曲《フランチェスカ・ダ・リミニ》
4.大序曲《1812年》
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(1-3) 
サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団(4) 
指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ
録音:1987年(1-2)、1988年(3)、1996年(4)
指揮者としてのアシュケナージの才能が遺憾なく発揮された1枚。2つの名門オ
ケを相手に、全体の構成力、和声や旋律の歌わせ方など、充実した至芸を聴か
せてくれます。

4783366
チャイコフスキー:バレエ組曲集
1.《白鳥の湖》組曲
2.《くるみ割り人形》組曲
3.《眠りの森の美女》組曲
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1961年(2)、1965年(1、3)
帝王カラヤンが1960年代にウィーン・フィルと残した珠玉のチャイコフスキー
録音。絢爛で輝かしく、エレガントで快活。とりわけ弦の豊麗で官能的な響き
他に類がないほど絶品です。

4783367
チャイコフスキー:
1.ピアノ協奏曲第1番
2.交響曲第4番
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ) 
ロンドン交響楽団(1) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(2) 
指揮:ロリン・マゼール
録音:1963年(1)、1978年(2)
チャイコフスキーの協奏曲は63年の旧ソ連時代、チャイコフスキー国際コンク
ールで優勝した翌年の録音。完璧なテクニックと瑞々しい叙情性が融合した圧
巻のソロを聴かせてくれます。マゼールの指揮も若々しく、カップリングの交
響曲第4番でも絢爛豪華な名演を聴かせてくれます。

4783368
オペラ・アリア名曲集
1.プッチーニ:私のお父さん/2.ヴェルディ:女心の歌
3.オッフェンバック:ホフマン舟歌/4.ヴェルディ:アンヴィル・コーラス
5.カタラーニ:さようなら、故郷の家よ/6.ロッシーニ:私は町の何でも屋
7.ベッリーニ:カスタ・ディーヴァ/8.モーツァルト:お手をどうぞ
9.プッチーニ:ある晴れた日に/10.ビゼー:闘牛士の歌
11.ヴェルディ:行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って/12.同:ハバネラ
13.プッチーニ:星は光りぬ/14.ドリーブ:花の二重唱
15.プッチーニ:歌に生き、愛に生き/16.モーツァルト:私は鳥刺し
17.ヴェルディ:乾杯の歌/18.サン=サーンス:私の愛にこたえて
19.プッチーニ:誰も寝てはならぬ
レナータ・テバルディ(1、5:ソプラノ)
ルチアーノ・パヴァロッティ(2、19:テノール)
ジョーン・サザーランド(3、7、14:ソプラノ)
シェリル・ミルンズ(6:バリトン)ルチア・ポップ(8:ソプラノ)
ミレッラ・フレーニ(9:ソプラノ)ジョセ・ヴァン・ダム(10:バス)
マリリン・ホーン(12、18:メゾ・ソプラノ)
フランコ・コレッリ(13:テノール)キリ・テ・カナワ(15:ソプラノ)
トム・クラウゼ(16:バリトン)カルロ・ベルゴンツィ(17:テノール)他
録音:1962-84年
《誰も寝てはならぬ》や《私のお父さん》など、誰もがどこかで一度は聴いた
ことがあるオペラ・アリアの傑作19曲を集めた1枚。パヴァロッティ、テバル
ディ、サザーランドら往年の名歌手たちの極上の名唱でどうぞ!

4783369
ヴィヴァルディ:
1.ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》
2.合奏協奏曲RV.580
3.ソロ・ヴァイオリンと遠くのこだま用のヴァイオリンのための協奏曲
4.フルート協奏曲RV.443
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン) 
ロンドン交響楽団 指揮:クラウディオ・アバド 
オルフェウス室内管弦楽団(2) ルツェルン弦楽合奏団 
指揮:ルドルフ・バウムガルトナー(3)
ハンス=マルティン・リンデ(フルート) 
エミール・ザイラー室内管弦楽団 指揮:ヴォルフガング・ホフマン(4)他
録音:1980年(1)、1989年(2)、1964年(3)、1962年(4)
ヴァイオリンの鬼才クレーメルをソリストに迎えた、アバド&ロンドン響の
ヴィヴァルディの《四季》。クレーメルは透明で輝かしい音色を駆使して幅の
広い表現でこの名作に果敢に挑戦。その鋭い感性によってあまりにも有名なこ
の作品への深い切り込みを行っています。アバド&ロンドン響も名技性を存分
に発揮してそれに応え、緊密感に溢れる秀逸な演奏を繰り広げています。

4783370
ピアノ・マスターワークス
1.シューマン:見知らぬ国と人々について/2.同:トロイメライ
3.ベートーヴェン:エリーゼのために/4.リスト:愛の夢第3番
5.ブラームス:ハンガリー舞曲第5番/6.ショパン:練習曲第3番
7.同:ワルツ第6番/8.モーツァルト:トルコ行進曲
9.ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク
10.ムソルグスキー:プロムナード/11.同-小人
12.ラフマニノフ:前奏曲Op.3‐2
13.ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番-第4楽章
14.シューベルト:即興曲D.899‐4
15.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番-第2楽章
16.ショパン:前奏曲第15番/17.J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲-アリア
18.シューベルト:楽興の時-第3曲
19.ブラームス:幻想曲集Op.116-第1曲/20.ショパン:ポロネーズ第6番
21.シューマン:森の情景-第9曲
ピアノ:マルタ・アルゲリッチ(1-2、16)、
アナトール・ウゴルスキ(3-4、10-11、13)、
アロイス&アルフォンス・コンタルスキー(5)、
タマーシュ・ヴァーシャリ(6)ジャン=マルク・ルイサダ(7)、
クリストフ・エッシェンバッハ(8、21)、
アレクシス・ワイセンベルク(9)、ラザール・ベルマン(12、20)、
アンドレイ・ガヴリーロフ(14、17)、エミール・ギレリス(15)、
ヴィルヘルム・ケンプ(18)、エフゲニー・キーシン(19)
録音:1965-94年
誰もがどこかで一度は聴いたことがあるピアノの名曲21曲を集めた1枚。アル
ゲリッチ、ワイセンベルク、エッシェンバッハら、ピアノという楽器の特性を
隅々まで知り尽くした名手たちの珠玉の名演でどうぞ!

4783371
J.シュトラウスII世:ワルツ&ポルカ名曲集
1.美しく青きドナウ/2.トリッチ・トラッチ・ポルカ/3.皇帝円舞曲
4.雷鳴と雷光/5.南国のばら/6.ピチカート・ポルカ/7.アンネン・ポルカ
8.常動曲/9.《こうもり》序曲
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:カール・ベーム(1-7)
バイエルン国立歌劇場管弦楽団 指揮:カルロス・クライバー(8)
録音:1971-75年
晩年、ウィーン・フィルと特別に結びつきの強かった巨匠ベームが、彼らと残
した最高の余技ともいうべきJ.シュトラウスII世のワルツ&ポルカ名曲集。カ
ップリングにクライバーの《こうもり》序曲を収録した嬉しいおまけ付きです。

4783372
パッヘルベルのカノン-バロック名曲集
1.ヘンデル:シヴァの女王の入場
2.J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番-第1楽章
3.ヘンデル:王宮の花火の音楽-第3曲/4.同-第4曲
5.アルビノーニ:オーボエ協奏曲第5番-第1楽章
6.コレッリ:合奏協奏曲Op.6‐8-第3楽章
7.ヴィヴァルディ:〈春〉-第1楽章
8.テレマン:リコーダーとファゴットのための協奏曲-第1楽章
9.パーセル:アンダンテ/10.トレッリ:トランペット協奏曲-第1楽章
11.J.S.バッハ:エア/12.同:バディネリ
13.ヴィヴァルディ:リュートと2つのヴァイオリンのための協奏曲-第2楽章
14.パッヘルベル:カノン/15.J.S.バッハ:トッカータ
16.アルビノーニ:アダージョ
17.ヴィヴァルディ:フルート協奏曲RV.433-第1楽章
18.マルチェッロ:オーボエ協奏曲-第2楽章
19.ヘンデル:水上の音楽 組曲第2番-第2曲
20.パーセル:シーベル(トランペットの調べ)
指揮:トレヴァー・ピノック(1-2、12、19)
指揮:ラファエル・クーベリック(3-4)
ハインツ・ホリガー(5、18:オーボエ)
オルフェウス室内管弦楽団(6、9-10、14、16)
ギドン・クレーメル(7:ヴァイオリン)ミカラ・ペトリ(8:リコーダー)
モーリス・アンドレ(9:トランペット)ゲラン・セルシェル(13:ギター)
サイモン・プレストン(15:オルガン)パトリック・ガロワ(17:フルート)
クリスピアン・スティール=パーキンス(20:トランペット)他
録音:1963-93年
極上のバロックの調べを錚々たる名手たちの名演でお届けする1枚。クレーメ
ル、ペトリ、アンドレ、セルシェル、プレストン、ガロワといった各界の第一
人者たちがずらりと並んでいます。

4783373
シベリウス:
1.交響詩《フィンランディア》
2.交響曲第2番
3.悲しきワルツ
4.トゥオネラの白鳥
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン(1)、オッコ・カム(2)
録音:1964年(1)、1970年(2)、1967年(3)、1965年(4)
シベリウスを得意とする2人の巨匠の名演を豪華カップリング!ベルリン・
フィルのゴージャズなサウンドを駆使して、シベリウスの音楽世界をあざやか
に歌い上げています。

4783374
ワーグナー:管弦楽曲集
1.《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第1幕前奏曲
2.《さまよえるオランダ人》序曲
3.《トリスタンとイゾルデ》第1幕前奏曲
4. 同-愛の死
5. 同-第3幕前奏曲
6.《神々の黄昏》-葬送行進曲
7. 同-フィナーレ
8.ワルキューレの騎行
パリ管弦楽団 指揮:ダニエル・バレンボイム
録音:1983年
バレンボイムならではの大柄で色彩あふれるワーグナー管弦楽曲集。とりわ
け、《マイスタージンガー》と《トリスタン》が名演です。

4783375
1.リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》
2.ストラヴィンスキー:《火の鳥》組曲
パリ・バスティーユ管弦楽団 指揮:チョン・ミュンフン
録音:1992年
『千夜一夜物語』に題材を得て、エキゾティックな旋律と壮麗なオーケストレ
ーションによって絢爛豪華な一編の音楽絵巻に仕上げられたリムスキー=コ
ルサコフの《シェエラザード》。眩いまでに斬新な極彩色の響きや独特のリズ
ム語法が特徴的な、バーバリズムの出発点となったストラヴィンスキーの《火
の鳥》。チョン・ミュンフンとバスティーユ管弦楽団が壮麗な色彩感と圧倒的
な迫力をフルに発揮した、熱気溢れる演奏を繰り広げています。

4783376
オルフ:カルミナ・ブラーナ
クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)
デイヴィッド・キューブラー(テノール)
サイモン・キーンリーサイド(バリトン) 
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団 
指揮:クリスティアン・ティーレマン
録音:1998年
ドイツ指揮界のホープ、ティーレマンがオルフの名作に新たな名演を加えた必
聴盤。最近流行の軽妙な感覚とは一線を画した重厚さが特長で、ゆったりとし
たテンポも適切で。この曲が持つ猥雑な祭典的盛り上がりも十分で、歌手陣で
はキーンリサイドのソロが聴きものです。

4783377
モーツァルト:木管協奏曲集
1.クラリネット協奏曲
2.ファゴット協奏曲
3.オーボエ協奏曲
チャールズ・ナディッヒ(1:クラリネット)
フランク・モレッリ(2:ファゴット)
ランドル・ヴォルフガング(3:オーボエ) 
オルフェウス室内管弦楽団
録音:1987年
透明で孤高な抒情性を深い精神的な静けさのなかで表出した晩年のクラリネッ
ト協奏曲、精緻で諧謔的な意匠で編まれたファゴット協奏曲、そして生彩に富
んだ輝くばかりの作品で後にフルート用にも編曲されたオーボエ協奏曲。そん
なモーツァルトの木管協奏曲を収めた1枚です。指揮者を置かないオーケスト
ラとして知られるオルフェウス室内管弦楽団の首席奏者たちがソロを務めてお
り、完璧なまでのアンサンブルを披露しています。

4783378
1.ドヴォルザーク:交響曲第9番《新世界より》
2.スメタナ:交響詩《わが祖国》-モルダウ
3. 同-ボヘミアの森と草原から
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ラファエル・クーベリック
録音:1972年(1)、1971年(2)
チェコから西側に亡命していたクーベリックが望郷の念とともに祖国の傑作を
描いた1枚。ドヴォルザークも、スメタナも、クーベリックは度々録音してい
ますが、1970年代に名門ベルリン・フィルと残したこの2つの録音は同曲のベ
スト盤のひとつにも数えられる感動的な名演です。

4783379
ベートーヴェン:
1.交響曲第5番《運命》
2. 同  第7番
ロシア・ナショナル管弦楽団 指揮:ミハイル・プレトニョフ
録音:2006年
手兵ロシア・ナショナル管弦楽団を指揮した過激な解釈が話題を呼んだプレト
ニョフのベートーヴェン交響曲全集からの分売。《運命》と第7番の人気曲を
カップリングしてお届けします。

4783380
ベートーヴェン:
1.交響曲第6番《田園》
2.  同  第8番
ロシア・ナショナル管弦楽団 指揮:ミハイル・プレトニョフ
録音:2006年
手兵ロシア・ナショナル管弦楽団を指揮した過激な解釈が話題を呼んだプレト
ニョフのベートーヴェン交響曲全集からの分売。優美な名曲として名高い《田
園》と第8番のカップリングでお届けします。

4783381
ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》
アンゲラ・デノケ(ソプラノ)マリアンナ・タラソワ(メッゾ・ソプラノ)
エンドリク・ヴォトリヒ(テノール)マティアス・ゲルネ(バリトン)、
モスクワ室内合唱団 ロシア・ナショナル管弦楽団、
指揮: ミハイル・プレトニョフ
録音:2006年
完全なる音楽家、プレトニョフの最もワイルドで過激な「第9」。自由な精神
の飛翔、直観と知性、激情と優雅さ、極限と極限が交錯した演奏は、ベートー
ヴェンの演奏史上初の出来事と言えるでしょう!

4783382
1.ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》
2.同:はげ山の一夜
3.ボロディン:だったん人の踊り
3.ムソルグスキー:プロローグ〈万歳、皇帝ボリス・フェオードロウィチ!〉
4.ハチャトゥリアン:剣の舞
シカゴ交響楽団 指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ(1) 
エーテボリ交響楽団 指揮:ネーメ・ヤルヴィ(2) 
クリーヴランド管弦楽団 指揮:オリヴァー・ナッセン(3) 
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ゲナンジー・ロジェストヴェンスキー
録音:1976年(1)、1959年(2)、1989年(3)、1996年(4)、
ジュリーニ絶頂期の名演として有名な《展覧会の絵》は、シカゴ響の強烈なパ
ワーを生かしつつも、随所にジュリーニらしい美しい歌を感じさせてくれるユ
ニークな演奏です。また、豪華カップリングの数々も聴きどころです。

4783383
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ)
録音:1992年
バッハの後援者であった伯爵に仕えていたクラヴィーア奏者のゴルトベルク
が、伯爵の不眠を慰める目的で弾くために作曲されたと伝えられる《ゴルトベ
ルク変奏曲》。全体はアリアと30の変奏から成り、形式の多彩さや高度な対位
法的作曲技法など、当時のクラヴィーア技法の精髄を集成した作品です。ロシ
ア出身、18歳のときにチャイコフスキー・コンクールで優勝した経歴を持つガ
ヴリーロフが全曲を慈しむように演奏しています。

4783384
J.S.バッハ:
1.ブランデンブルク協奏曲第1番
2. 同 第2番
3. 同 第3番
4.組曲第3番
イングリッシュ・コンサート 指揮:トレヴァー・ピノック
録音:1982年(1-3)、1978年(4)
バロックの協奏曲を総決算すると同時に、次に続く古典派を予告するような独
創性をも備えているバッハの《ブランデンブルク協奏曲》から第1-3番を収録。
オリジナル楽器を用いたトレヴァー・ピノックとイングリッシュ・コンサート
の音楽に対する情熱が群を抜いたものであることを如実に示すような、熱い
一体感を持った演奏が繰り広げられています。

4783385
J.S.バッハ:
1.ブランデンブルク協奏曲第4番
2. 同 第5番
3. 同 第6番
4.組曲第2番
イングリッシュ・コンサート 指揮:トレヴァー・ピノック
録音:1982年(1-3)、1978年(4)
バロックの協奏曲を総決算すると同時に、次に続く古典派を予告するような
独創性をも備えているバッハの《ブランデンブルク協奏曲》から第4-6番を
収録。オリジナル楽器を用いたトレヴァー・ピノックとイングリッシュ・コン
サートの音楽に対する情熱が群を抜いたものであることを如実に示すような、
熱い一体感を持った演奏が繰り広げられています。

4783386
ラヴェル:管弦楽曲集
1.ボレロ
2.亡き王女のためのパヴァーヌ
3.道化師の朝の歌
4.古風なメヌエット
5.スペイン狂詩曲
6.ラ・ヴァルス
ボストン交響楽団 指揮:小澤征爾
録音:1974年
小澤征爾の指揮するラヴェルの管弦楽名曲集。彼がボストン交響楽団の音楽監
督に就任した直後の1974年と75年に録音されたこのディスクを聴くと、この指
揮者とオーケストラがスタート当初から理想的な関係にあったことが分かりま
す。明快な指揮ぶりと鋭敏なリズム感、絶妙なまでのバランス感覚、そしてオ
ーケストラの能力をフルに発揮させて圧倒的なクライマックスを築き上げてゆ
く彼の手腕は見事というほかありません。

4783387
モーツァルト:室内楽作品集
1.アイネ・クライネ・ナハトムジーク
2.セレナータ・ノットゥルナ
3.《ポストホルン》セレナード
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1) 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(2、3) 指揮:カール・ベーム
録音:1974年(1)、1970年(2)
中庸の美を頑固なまでに貫いたベームらしいモーツァルト。《アイネ・クライ
ネ》では、洗練された音楽性と古典派特有の形式美を全面に押し出す一方、
《ポストホルン》ではモーツァルトの多彩でシンフォニックなオーケストレ
ーションを力強く描いており、2つのオケの特性に応じたみごとな振り分けを
聴かせてくれます。

<EMI CLASSIS>
CDCW-0886352 ¥1500
リベラ/クリスマス・アルバム(スタンダード・エディション)
CDC-0843532でご案内中のリベラのクリスマス・アルバムのスタンダード・エディションです。
ジュエル・ケース 折りたたみ式12Pブックレット
国内盤はワイドパッケージでCD+ボーナスDVDの2枚組仕様予定です。

CDSW-0842302 2枚組 ¥1500
パユ/フルート・キング(スタンダード・エディション)
CDS-0842202でご案内中のアイテムのスタンダード盤です。

●ICONシリーズ
CZS-6790602 6枚組 ¥2400
マイケル・レビン(限定盤)
CD1
1.パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調作品6
録音:1960年5月14日 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
2.ヴィエニアフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調作品22
録音:1960年5月13日 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
3.ヴィエニアフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番作品14
w/フィルハーモニア管弦楽団、エードリアン・ボールト指揮
録音:1957年1月4日 UK
CD2
1.パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調作品6
録音:1955年1月1日 UK
2.チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35
w/フィルハーモニア管弦楽団、アルチェオ・ガッリエラ指揮
録音:1956年6月11/12日 UK
CD3
1.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
w/フィルハーモニア管弦楽団、エードリアン・ボールト指揮
録音:1957年1月2/4日 UK
2.ブルッフ:スコットランド幻想曲作品46
w/フィルハーモニア管弦楽団、エードリアン・ボールト指揮
録音:1957年1月4日 UK
3.グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調作品82
録音:1954年12月17日 UK
CD4
パガニーニ:24のカプリース(ソロ・ヴァイオリンのための)作品1
録音:1958年9月5-8日 スタジオA、キャピトル46番街スタジオ、ニュー・ヨーク
CD5
1.JSバッハ:ソナタ第3番(無伴奏ヴァイオリンのための)ハ長調BWV1005
録音:1955年9月30日 キャピトル・スタジオA
2.イザーイ:ソナタ(ソロ・ヴァイオリンのための)ハ短調作品27の4
録音:1955年9月30日 キャピトル・スタジオA
3.イザーイ:ソナタ ニ短調作品27の3(1楽章のバラード)
録音:1959年1月1日 US
4.ヴィエニアフスキ:エチュード・カプリス イ短調作品18の4
w/レオン・ポマーズ(ピアノ)
録音:1959年1月1日 US
5.ドビュッシー:レントよりおそく
録音:1959年4月30日 キャピトル・スタジオA、US
6.ラヴェル:ハバネラ形式の小品
録音:1959年4月30日 キャピトル・スタジオA、US
7.ラヴェル:ツィガーヌ
w/フィルハーモニア管弦楽団、エードリアン・ボールト指揮
録音:1957年1月1日 UK
8.マスネ:瞑想曲-タイス
w/ハリウッド・ボウル交響楽団、フェリックス・スラトキン指揮
録音:1959年9月1日 US
9.クライスラー:ウィーン奇想曲
w/ハリウッド・ボウル交響楽団、フェリックス・スラトキン指揮
録音:US
10.サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調作品28
w/フィルハーモニア管弦楽団、アルチェオ・ガッリエラ指揮
録音:1956年6月13日 UK
CD6
1.サン=サーンス:ハバネラ ホ長調作品83
w/フィルハーモニア管弦楽団、アルチェオ・ガッリエラ指揮
録音:1956年6月13日 UK
2.サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ作品28
録音:US
3.サラサーテ:スペイン舞曲集より
w/レオン・ポマーズ(ピアノ)
録音:US
4.サラサーテ:ハバネラ作品21の2
w/レオン・ポマーズ(ピアノ)
録音:キャピトル・スタジオA US
5.サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン作品20
w/ハリウッド・ボウル交響楽団、フェリックス・スラトキン指揮
録音:US
6.ディニーク:ホラ・スタッカート
w/ハリウッド・ボウル交響楽団、フェリックス・スラトキン指揮
録音:1959年9月10-11日 ハリウッド、US
7.パガニーニ/編:クライスラー:無窮動 作品11
w/ハリウッド・ボウル交響楽団、フェリックス・スラトキン指揮
録音:1959年9月10-11日 ハリウッド、US
8.エルガー:気まぐれな女 作品17
w/レオン・ポマーズ(ピアノ)
録音:キャピトル・スタジオA US
9.ブランドル/編:クライスラー:オールド・リフレイン
w/ハリウッド・ボウル交響楽団、フェリックス・スラトキン指揮
録音:1959年9月10-11日 ハリウッド、US
10.リムスキー=コルサコフ:
サルタン皇帝の物語-くまんばちの飛行(編:ハイフェッツ)
w/ハリウッド・ボウル交響楽団、フェリックス・スラトキン指揮
録音:1959年9月10-11日 ハリウッド、US
11.ショパン:夜想曲第8番変ニ長調作品27の2
w/レオン・ポマーズ(ピアノ)
録音:キャピトル・スタジオA US
12.モンポウ:庭のおとめたち-子供の情景第5曲
w/レオン・ポマーズ(ピアノ)
録音:キャピトル・スタジオA US
13.スクリャービン:エチュード 変ニ長調作品8の10
w/レオン・ポマーズ(ピアノ)
録音:キャピトル・スタジオA US
14.エンゲル:シー・シェル
w/レオン・ポマーズ(ピアノ)
録音:キャピトル・スタジオA US
15.プロコフィエフ:行進曲(「3つのオレンジへの恋」より)
w/レオン・ポマーズ(ピアノ)
録音:キャピトル・スタジオA US
16.スーク:ブルレスカ(4つの小品作品17‐第4曲)
w/レオン・ポマーズ(ピアノ)
録音:キャピトル・スタジオA US
以上 マイケル・レビン(ヴァイオリン)
1972年1月19日のマイケル・レビンの没後40年企画。36歳で惜しまれて早世し
たにもかかわらずそのヴィルトゥオジティは伝説となっています。15歳でミト
ロプーロス、ニュー・ヨーク・フィルとの共演で一躍名声を高めたパガニーニ
のヴァイオリン協奏曲1番、カプリース全曲、そしてバッハ、ヴィエニアフス
キ、チャイコフスキー、メンデルスゾーン、ドビュッシー、ブルッフなどの名
演を収録した6CDをICONシリーズで発売。
クラムシェル・ボックス 各CD紙製ジャケット入り 28Pブックレット

CMS-0874842 5枚組 ¥2400
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集(限定盤)
クラムシェル・ボックス 
CD1
海の交響曲
w/シーラ・アームストロング(ソプラノ)、
ジョン・キャロル・ケイス(バリトン)
ロンドン・フィルハーモニー合唱団&管弦楽団
録音:1968年9月23-26日 キングズウェイ・ホール、ロンドン
CD2
1.ロンドン交響曲
w/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1971年3月1,2日 キングズウェイ・ホール、ロンドン
2.田園交響曲(第3番)
w/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1968年2月14&15日 キングズウェイ・ホール、ロンドン
CD3
1.交響曲第4番ヘ短調
w/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
録音:1968年1月22-23日、2月12日 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
2.交響曲第6番ホ短調
w/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
録音:1967年2月27日&3月1日 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
CD4
1.交響曲第5番ニ長調
w/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1969年4月1-3日 ウェンブリー・タウン・ホール
2.交響曲第9番ホ短調
w/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1969年12月18&22-23日 キングズウェイ・ホール、ロンドン
CD5
1.南極交響曲
w/ノーマ・バロウズ(ソプラノ)
ロンドン・フィルハーモニー合唱団&管弦楽団
録音:1969年11月18,19&21日 キングズウェイ・ホール、ロンドン
2.交響曲第8番ニ短調
w/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1968年9月25日、12月23日&1969年3月26日 
キングズウェイ・ホール、ロンドン
以上 エードリアン・ボールト指揮



<EMI FRANCE>
CZS-0886362 4枚組 ¥2250
ミシェル・ポルタル/ポートレイト(限定盤)
作曲者、ジャズ奏者としても有名なポルタルのフランスEMIに収録したクラシ
ック音楽をまとめた4枚組
クラムシェル・ボックス 12Pブックレット アートワークはフランス語
CD1
1.モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調K581
w/ケルビーニ四重奏団(1995年1月録音)
2.三重奏曲(クラリネット、ヴィオラとピアノのための)変ロ長調K498
w/ジェラール・コーセ(ヴィオラ)、ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)
(1995年1月録音)
CD2
1.ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調作品120の1
2.ブラームス:クラリネット・ソナタ第2番変ロ長調作品120の2
w/ミハイル・ルディ(ピアノ) (1991年1月録音)
3.ブラームス:
三重奏曲(ピアノ、クラリネットとチェロのための)イ短調作品114
w/ボリス・ベルガメンシコフ(チェロ)、ミハイル・ルディ(ピアノ)
(1991年1月録音)
CD3
1.シューマン:おとぎ話(クラリネット、ヴィオラとピアノのための)作品132
w/ジェラール・コーセ(ヴィオラ)、ミハイル・ルディ(ピアノ) 
(1993年1月録音)
2.シューマン:幻想小曲集(クラリネットとピアノのための)作品73
w/ミハイル・ルディ(ピアノ) (1993年1月録音)
3.シューマン:3つのロマンス(クラリネットとピアノのための)作品94
w/ミハイル・ルディ(ピアノ) (1993年1月録音)
4.プーランク:クラリネット・ソナタFP184
w/ジャック・フェブリエ(ピアノ) (1972年1月録音)
5.プーランク:2つのクラリネットのためのソナタFP7
w/モーリス・ギャベ(クラリネット) (1973年1月録音)
6.プーランク:クラリネットとバスーンのためのソナタFP32
w/アモーリ・ワレス(バスーン) (録音1973年1月)
7.プロコフィエフ:序曲-ヘブライの主題による組曲作品34
w/パレナン四重奏団、ミシェル・ベロフ(ピアノ) (1981年1月録音)
CD4
1.ハイドン:
二重奏曲第3番ハ長調-6つのドゥオ・コンチェルタント(編:H.ヴォックスマン)
2.ハイドン:
二重奏曲第2番ヘ長調-6つのドゥオ・コンチェルタント(編:H.ヴォックスマン)
w/ポール・メイエ(クラリネット) (1997年11月録音)
3.未詳:
2つのクラリネットのための5つのエール(c1713)(編:ハインツ・ベッカー)
w/ポール・メイエ(クラリネット) (1997年11月録音)
4.モーツァルト:2つのクラリネットのための12の小品K487
w/ポール・メイエ(クラリネット) (1997年11月録音)
5.ルソー:2つのクラリネットのための4つのエール
w/ポール・メイエ(クラリネット) (1997年11月録音)
6.ミシェル・ヨスト:
二重奏曲第1番ハ長調-2つのクラリネットのための12の小二重奏曲
w/ポール・メイエ(クラリネット) (1997年11月録音)
7.CPEバッハ:2つのクラリネットのための二重奏曲ハ長調
w/ポール・メイエ(クラリネット) (1997年11月録音)


CDSW-0844132 2枚組 ¥1800
マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」
サンタ・チェチーリア国立アカデミア管弦楽団
アントニオ・パッパーノ指揮
録音:2011年1月8、10&11日 
ローマ、アウディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカ、
サラ・サンタ・チェチーリア(ライヴ)
Recording made in association with the RAI RADIO3
ブリリアント・ボックス 16Pブックレット
10月初旬に来日し、「悲愴」、「シェエラザード」やイタリア・オペラの序曲
などで全国で5回のコンサートが予定される、パッパーノとサンタ・チェチー
リアO。今秋のクラシック音楽界の大きな話題となる公演は日本の聴衆にその
存在感をさらに強烈に印象付けることになりそうで、その公演とほぼ同時に発
表されるこのマーラーは彼らのコンピの新たな境地と可能性を期待させる作品
です。

CDS-0842202 2枚組 ¥2200
パユ/フルート・キング(デラックス・エディション)(限定盤)
CD1
1.CPEバッハ:フルート協奏曲イ長調
2.ベンダ:フルート協奏曲ホ短調
3.フレデリック大王:協奏曲(フルート、弦楽合奏と低音のための)第3番
4.クヴァンツ:
協奏曲(フルート、弦楽合奏と通奏低音のための)ト長調QV5:174
CD2
1.JSバッハ:トリオ・ソナタ-音楽の捧げものBWV1079
2.アンナ・マリア・フォン・プロイセン:
ソナタ(フルートと通奏低音のための)ヘ長調
3.CPEバッハ:ソナタ(フルートのための)イ短調
4.アグリコーラ:ソナタ(フロートと通奏低音のための)イ長調
5.フレデリック大王:ソナタ(フルートと通奏低音のための)ロ短調
6.CPEバッハ:ハンブルク・ソナタ(フルートと通奏低音のための)ト長調
エマニュエル・パユ(フルート)
トレヴァー・ピノック(ハープシコード)
ジョナサン・マンソン(チェロ)(CD2)
マシュー・トラスコット(ヴァイオリン)(CD2‐1)
カンマーアカデミー・ポツダム(CD1)
録音:2011年6月9-13日 ベルリン、ダーレム、イエス・キリスト教会
ケースバウンド・ブック 48Pブックレット
2012年に生誕300年をむかえる18世紀プロシアのフレデリック大王。彼自身フル
ートを愛しその名手として、作曲家としてそして音楽を含む芸術の大スポンサ
ーとして18世紀のヨーロッパにその名はとどろいていました。政治の本拠地ベ
ルリンと近郊ポツダムに建設した夏の離宮「サンスーシ(無憂)宮」とで、1日
のうち4時間は音楽を研究、練習、演奏して過ごしたとされる程、音楽とりわ
けフルートを愛したされます。そんな彼の宮廷には当時の代表的作曲家が訪れ、
大王と彼の友人達のためにフルート作品を作曲しており、このパユの新作アル
バムにはそれらの作品が収録されました。それらの作曲家は他のジャンルで有
名作を残していますが、このフルートの作品たちは比較的知られていない作品
集ともいえ、大王自身、さらに彼に手ほどきを受けたとされる妹、アンナ・マ
リアの作品まで収録されています。
フロント・カヴァーは「大王」に扮した衣装を着たパユの写真を使用、この
2枚組へのパユの並々ならぬ思いがつわたってくるようです。パユ・ファン、
そしてフルート音楽、バロック作品にに興味を持つファンには見逃せないパユ
の新作の登場です。


●チェリビダッケは疑いなく、近来の音楽界において、最も重要でオリジナルな指揮者です。彼は現代の録音スタジオでは作り物の音が生み出されてしまうと受け止めて嫌い、コンサート会場の直接性とライヴでの聴衆との相互作用を好みました。この4つのボックスは、彼と手兵ミュンヘン・フィルとのライヴ公演の興奮と雰囲気を伝える伝説的な演奏を集大成したものです。チェリビダッケは1979年から、彼の死の1996年までミュンヘン・フィルの音楽監督を務めました。仏教に深く影響を受け、音と宇宙的な思索の完璧なバランスのとれた演奏で、特別で人生を左右するようなライヴの聴衆の体験を創造したといわれています。
2012年生誕100年を迎えるチェリビダッケの音楽は再び大きな注目を浴びることでしょう。いずれも クラムシェル・ボックス 32Pブックレット

CZS-0855662 14枚組 \4800(予定) 価格決定 \3780
チェリビダッケ・エディション第1集/交響曲集
CD1
ハイドン:
1.交響曲第103番変ホ長調「太鼓連打」
2.交響曲第104番ニ長調「ロンドン」
録音:1993年11月11&12日(1)、1992年4月14&16日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー
ミュンヘン
CD2
1.モーツァルト:交響曲第40番ト短調K550
2.ハイドン:交響曲第92番ト長調「オクスフォード」
録音:1994年3月15日(1)、1993年2月28日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD3
ベートーヴェン:
1.交響曲第2番ニ長調作品36
2.交響曲第4番変ロ長調作品60
録音:1996年6月4日(1)、1987年4月12&13日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、
ミュンヘン
CD4
交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
録音:1987年4月12&13日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD5
1.交響曲第4番変ロ長調作品60
2.交響曲第5番ハ短調作品67
録音:1995年3月19日(1)、1992年5月28&31日、
ガスタイク・フィルハーモニー、
ミュンヘン
CD6
1.交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」
2.レオノーレ第3番-序曲作品72a
録音:1993年1月25日(1)、1989年1月20日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD7
1.交響曲第7番イ長調作品92
2.交響曲第8番ヘ長調作品93
録音:1989年1月20日(1)、1995年1月4日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD8
交響曲第9番ニ短調作品125
ヘレン・ドーナト(ソプラノ)、ドリス・ゾッフェル(コントラルト)、
ジークフリート・イェルザレム(テナー)、ペーター・リーカ(バス)
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
録音:1989年3月17日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD9
シューベルト:交響曲第9番ハ長調D944「ザ・グレート」
録音:1994年2月28日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD10
ブラームス:
交響曲第1番ハ短調作品68
録音:1987年1月21日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD11
1.交響曲第2番ニ長調作品73
2.&CD12ー1.交響曲第3番ヘ長調作品90
2.交響曲第4番ホ短調作品98
録音:1991年6月8日(第2番)、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
1979年6月20日(第3番)、1985年3月16日(第4番)、
ミュンヘン王宮ヘラクレスザール
CD13
1.シューマン:交響曲第2番ハ長調作品61
2.ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲作品56a
録音:1994年11月29日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン(1)
1980年10月16日、ミュンヘン王宮ヘラクレスザール(2)
CD14
シューマン:
1.交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」
2.交響曲第4番ニ短調作品120
録音:1988年4月21日(1)、1986年9月20日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
以上 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
セルジュ・チェリビダッケ指揮


CZS-0855782 12枚組 \4200(予定) 価格決定 \3300
チェリビダッケ・エディション第2集/ブルックナー
CD1
交響曲第3番ニ短調(1888/89 編 ノーヴァク)
録音:1987年3月19&20日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD2
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティク」(編 ハース)
録音:1988年10月16日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD3&4
交響曲第5番変ロ長調(編 ハース)
録音:1988年10月16日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD5
交響曲第6番イ長調(編 ハース)
録音:1991年11月29日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD6&7-1.
交響曲第7番ホ長調(編 ハース)
2.テ・デウム(1883/84 編 ペータース)
マーガレット・プイラス(ソプラノ)、
クリステル・ボルヒェルス(コントラルト)
クラエスH.アーンシェル(テナー)、カール・ヘルム(バス)
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団、ミュンヘン・バッハ合唱団員
エルマー・シュローター(オルガン)
録音:1994年9月10日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン(第7番)
1982年7月1日、ルカ教会、マリアンネンプラッツ、ミュンヘン(テ・デウム)
CD8&9
交響曲第8番ハ短調(1890 編 ノーヴァク)
録音:1993年9月12&13日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD10&11-1.
交響曲第9番ニ短調(編 ノーヴァク)
2.交響曲第9番-リハーサルより
録音:1995年9月10日(第9番)、1995年9月4-7日(リハーサル)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD12
ミサ曲第3番ヘ短調
マーガレット・プイラス(ソプラノ)、ドリス・ゾッフェル(アルト)
ペーター・シュトラーカ(テナー)、マティアス・ヘレ(バス)
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
以上 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
セルジュ・チェリビダッケ指揮


CZS-0856062 11枚組 \3500(予定) 価格決定 \3050
チェリビダッケ・エディション第3集/フランス&ロシア音楽集
CD1
ドビュッシー:
2.映像(管弦楽のための)第2集「イベリア」
録音:1992年9月13日(1)、1992年9月22日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD2
ミヨー:
1.マリンバ、ヴィブラフォーンと管弦楽のための協奏曲作品278
2.フランス組曲作品248
ルーセル:
3.小組曲作品39
4.組曲ヘ長調作品33
録音:1992年4月16&17日(1)、1991年9月30日(2)、1990年2月9日(3)、
1992年9月20&22日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD3
1.ムソルグスキー/編 ラヴェル:展覧会の絵
2.ラヴェル:ボレロ
録音:1993年9月24&25日(1)、1994年6月18日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、
ミュンヘン
CD4
チャイコフスキー:
交響曲第4番ヘ短調作品36
録音:1993年11月11&12日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD5
くるみ割り人形-バレエ組曲作品71a
録音:1991年2月10日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD6
交響曲第5番ホ短調作品64
録音:1991年5月29日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD7
交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」
録音:1992年11月14&16日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD8
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」作品35
録音:1984年4月18日、レジデンツ・ヘルクレスザール、ミュンヘン
CD9
プロコフィエフ:
1.交響曲第1番ニ長調作品25「古典的」
2.交響曲第5番変ロ長調作品100
録音:1988年3月26日(1)、1990年2月3日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD10
ショスタコーヴィチ:
1.交響曲第1番ヘ短調作品10
2.交響曲第9番変ホ長調作品70
3.バーバー:弦楽のためのアダージョ作品11
録音:1994年6月2&3日(1)、1990年2月9日(2)、1992年1月19-20日、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD11
バルトーク:
1.管弦楽のための協奏曲Sz116
2.同上のリハーサルより
録音:1995年3月20日(1)、1995年3月10日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
以上 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
セルジュ・チェリビダッケ指揮


CZS-0856172 11枚組 \3500(予定) 価格決定 \3050
チェリビダッケ・エディション第4集/宗教音楽とオペラ
CD1&2
バッハ:ミサ曲ロ短調BWV232
バーバラ・ボニー(ソプラノ)、ルクサンドラ・ドノーゼ(メゾ・ソプラノ)
コルネリア・ヴルコップ(アルト)、ペーター・シュライヤー(テナー)、
ヤロン・ヴィントミュラー(バス)
マインツ大学ヨハネス・グッテンベルグ・バッハ合唱団
録音:1990年11月18日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD3
モーツァルト:レクイエム ニ短調K626
カロリーネ・ペトリーク(ソプラノ)、
クリステル・ボルヒェルス(コントラルト)
ペーター・シュトラーカ(テナー)、マティアス・ヘレ(バス)
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
録音:1995年2月15&17日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD4&5-1.
ヴェルディ:レクイエム
エレナ・フィリポヴァ(ソプラノ)、ラインヒルト・ルンケル(メゾ・ソプラノ)
ペーター・ドヴォルスキー(テナー)、クルト・リドル(バス)
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
2.&CD6
ブラームス:ドイツ・レクイエム作品45
アーリーン・オージェ(ソプラノ)、フランツ・ゲリーゼン(バリトン)
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団、ミュンヘン・バッハ合唱団員
録音:1981年7月2日、ルカ教会、ミュンヘン
CD7
1.フォーレ:レクイエム作品48
マーガレット・プライス(ソプラノ)、アラン・タイタス(バリトン)
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
2.ストラヴィンスキー:詩篇交響曲
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
録音:1994年3月14&15日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン(1)、
1984年1月31日、レジデンツ・ヘルクレスザール、ミュンヘン(2)
CD8
イタリア・オペラ序曲集
ロッシーニ:
1.ギヨーム・テル(ウィリアム・テル)
2.セミラーミデ
3.絹のはしご
4.泥棒かささぎ
5.ヴェルディ:運命の力
6.モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ
録音:1982年11月29日(6)、1983年11月3日(2)、1989年10月5日(5)、
1992年11月6&8日(3)、1993年1月25&26日(1)、1995年4月3&4日(4)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD9
序曲集
1.ベルリオーズ:ローマの謝肉祭作品9
メンデルスゾーン:
2.フィンガルの洞窟作品26
3.真夏の夜の夢作品21
4.シューベルト:ロザムンデD644
5.スメタナ:わが祖国-モルダウ
6.J.シュトラウスII:こうもり
録音:1984年4月18日(3)、1986年6月20日(5)、1996年6月4日(4)、
レジデンツ・ヘルクレスザール、ミュンヘン、
1988年9月30日(1)、1991年2月10日(6)、1993年3月12&15日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD10
1.ヴェーバー:オベロン-序曲
ワーグナー:
2.パルジファル-聖金曜日の音楽(第3幕)
3.トリスタンとイゾルデ-前奏曲
4.トリスタンとイゾルデ-愛の死
録音:1983年12月6日(3-4)、1985年3月16日(1)、
レジデンツ・ヘルクレスザール、ミュンヘン、
1993年2月3&4日(2)、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD11
ワーグナー:
1.ニュルンベルクのマイスタージンガー-第1幕への前奏曲
2.ジークフリート牧歌
3.神々の黄昏-葬送行進曲
4.タンホイザー-序曲
録音:1993年2月3&4日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
以上 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
セルジュ・チェリビダッケ指揮



<EMI CLASSIS>
CDC-6315092 \1650
ゲオルギュー/マリア・カラスへのオマージュ
(デラックス・エディション)(限定盤)
ゲオルギューが敬愛してやまないカラスへ捧げるオーマージュ。選曲は、カラ
スとゲオルギューの存在を、ステージでも録音でも際立たせてきたレパートリ
ー。デラックス・エディションではビゼー「ハバネラ」の二人のデュエットを
ボーナス収録
ケースバウンド・ハード・ブック 
54Pブックレット(ゲオルギューのエッセー、歌詞テキスト‐英語フランス語・
ドイツ語・オリジナル‐ フォト・ギャラリー 
ハバネラのメイキング映像へのアクセス案内)
1.プッチーニ:「ラ・ボエーム」‐あなたの愛の呼ぶ声に
2.グノー:「ファウスト」‐宝石の歌:何と美しいこの姿
3.ベッリーニ:「海賊」‐無邪気なほほえみで
4.レオンカヴァッロ:「道化師」‐大空を晴れやかに
5.サン=サーンス:「サムソンとダリラ」-あなたの声にわが心は開く
6.カタラーニ:「ラ・ワリー」-遠くへ行かないで
7.ビゼー:「カルメン」-ハバネラ:恋は野の鳥
8.ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」-私の亡くなった母が
9.ケルビーニ:「メデア」-貴方の息子たちの母親が
10.マスネ:「ル・シッド」-泣け、泣け、わが瞳よ
11.チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」-哀れな花よ
12.ヴェルディ:「椿姫」-ああ、そはかの人か
13.ヴェルディ:「椿姫」-花から花へ*
ボーナス・トラック(デラックス・エディション用)
14.ビゼー:「カルメン」-ハバネラ:恋は野の鳥**
アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)
ジェイムズ・ヴァレンティ(テナー)*
マリア・カラス(ソプラノ)**
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
マルコ・アルミリャート指揮

CDCW-0843772 \1580
ゲオルギュー/マリア・カラスへのオマージュ
(スタンダード・エディション)
デジパック 24Pブックレット(ゲオルギューのエッセイ、歌詞-英語、
フランス語、ドイツ語、オリジナル)

CZS-0852952(13CD+1CDROM) \3750
グレート・カセドラル・オルガン(限定盤)
1960年代後半に、イギリスの優れたカセドラル付属のオルガン、オルガニスト、
オルガン音楽を組み合わせて19枚のLPが制作されました。本ボックスはその音
源を完全CD化したもので、ボーナス・トラック、ボーナス・ディスクを追加し
て13CDで発売、詳細なブックレット・データはCDROMに収録されています。
クラムシェル・ボックス 各ディスク紙製ケース入り
曲目詳細はこちらにございます。

CDCW-0883252 ¥1600
テンティン(tenThing)/10(ノルディック・ヴァージョン)
1.アルベニス:アストゥリアス-「スペイン組曲」
2.ピアソラ:
ブエノス・アイレスの冬(レオニード・デスヤトニコフの弦楽オーケストラの
ためのヴァージョンからのトランスクリプション)
3.ワイル:三文オペラからの組曲(7曲)
(管楽アンサンブルのためのオリジナル組曲
のトランスクリプション-フィナーレを除く)
4.グリーグ:おばあさんのメヌエット-抒情小品集第9集作品68の2
5.グリーグ:Gjendineの子守歌-19の伝承によるノルウェー民謡作品66の第19曲
6.グリーグ:小人の行進-抒情小品集第5集作品54の3
7.モーツァルト:トルコ行進曲(ピアノ・ソナタ第11番K331第3楽章)
8.ピアソラ:ブエノス・アイレスの夏
(レオニード・デスヤトニコフの弦楽オーケストラの
ためのヴァージョンからのトランスクリプション)
9.ヤン・クーツィール:ブラス交響曲作品80
10.ビゼー:
カルメン(前奏曲-トレアドール-ハバネラ-ジプシーの踊り-トレアドールの歌)
(ロジャー・ハーヴィーによる10人のブラス・アンサンブルのためのオリジナル
編曲をもとに)
11.ヤン・クーツィール:Grassauer Zwiefacher作品105の3(民謡)
テンシング
編曲:ヤーレ・シュトルレッケン(Jarle Storlokken)(除く:9&10)
耳に心地良いブラスの響きウノルウェイ出身、新人女性トランペッターの新星、
ティーネ・ティング・ヘルセットをリーダーとする10人の美人女性トランペッ
ターからなるブラス・アンサンブル、テンティンのデビュー。
グループは2007年春結成、本国ノルウェイはもちろん国境を越えて評判を得て
いる。ノルウェイでは若いブラスバンド・プレイヤーの多くが女性であり、こ
のユニークな10人の女性メンバーだけのアンサンブルのアイディアが生まれた。
リーダーのティーネは2006年ユーロヴィジョン・ヤング・ミュージシャン・コ
ンペティションで2位となり、クラシック・トランペッター界でのビッグ・ネー
ムにのし上がっている。グループとしても忙しく演奏スケジールが組まれ、彼
女たちのライヴは幅広いレパートリーをユーモアあふれる楽しいパフォーマン
スで聴衆を虜にしているという。
ジュエル・ケース 16P ブックレット

CDCW-0883272 ¥1600
ティーネ・ティング・ヘルセット(TINE THING HELSETH)/ストーリーテラー
ラフマニノフ:ここは何と素晴らしいところ
ドリーブ:カディスの娘
ドヴォルザーク:我が母の教え給いし歌 作品55の4
シュトラウス:母親の自慢 作品43の2
シュトラウス:子守歌 作品41の1
マーラー:だれがこの歌を作ったのだろう
シベリウス:日の出
シベリウス:春はいそぎ過ぎゆく
シベリウス:それは夢か
グリーグ:山の娘 作品67
カントルーブ:野原の羊飼いのおとめ
ラヴェル:ヴォカリーズーハバネラ形式のエチュード
カントルーブ:女房もちはかわいそう
コルンゴルト:マリエッタの歌
カノ:月のエピローグ
ワイル:私の船
ワイル:Je me t'aime pas
ティーネ・ティング・ヘルセット(トランペット)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
エイヴァンド・アードランド指揮
ハーヴァード・ギムゼ(ピアノ)
ノルウェイ出身、女性トランペッターの新星、ティーネ・ティング・ヘルセッ
トの新契約第1作。
クラシック・ソリスト、アンサンブル・リーダーそしてジャズ・ミュージシャ
ンとして多彩に活躍。1987年生まれ、7歳からトランペット演奏を始め、若手
トランペッターをリードする存在。クラシック・ソリストとしてすでに、ウィ
ーンSO、ウィーン室内O、チューリッヒ室内O、シュトゥットガルト室内O、ウル
スターO、フィルハーモニア・バーデン・バーデン、ノルウェイ国内のメジャ
ー・オケと共演、まもなく上海SOとの演奏も予定されている。

CDC-0843532 ¥2400
リベラ/クリスマス・アルバム(デラックス・エディション)(限定盤)
待望のリベラのクリスマス・アルバムがついに登場します。
本国UKはもちろん、日本でも多くの女性ファンを持ち、来日コンサートはチケ
ットが即完売となる人気です。今年の冬はリベラとともに。
(「ピース」-デラックス盤)と同様の歌詞カード(CDサイズ16枚) 折りたたみ
6面のポスター形式のブックレット クリスマス・オーナメント(ゴールドのリ
ース)付き デジパック
なお、同時発売(後ほどご案内予定)のスタンダード・エディションはジュエル
・ケース入りで特製カード、オーナメントはパッケージされません。
国内盤はワイドパッケージでCD+ボーナスDVDの2枚組仕様予定です。
1.Joy to the world-W’ホルフォードのヴォーチェ・ディ・メロディア’
(メイソン/ウォッツ)
2.Still, still, still(ウィルバーグ/プライズマン)
3.Carol of the Bells(レオントヴィチ 編:プライズマン)
4.Veni, veni, Emmanuel(トラッド 編:プライズマン)
5.Once in royal David's city
(ゴーントレット/アレクサンダー 編:プライズマン)
6.O holy night(アダン 編:プライズマン)
7.ホワイト・クリスマス(バーリン)
8.Corpus christi carol(ブリテン/トラッド)
9.In dulci jubilo(トラッド 編:プライズマン)
10.Have yourself a merry little christmas(ブレイン/マーティン)
11.Sing the story(エドラー/プライズマン)
12.Coventry carol(トラッド 編:プライズマン)
13.第1のノエル(トラッド 編:プライズマン)
14.Jubilate deo(プライズマン/トラッド)
15.While shepherds watched their flocks-エステのWhole Book of Psalm's
(テイト 編:プライズマン)
16.ララバイ(グッドナイト・マイ・エンジェル)(ビリー・ジョエル)
リベラ
監督&指揮:ロバート・プライズマン

CZS-0841752 18枚組 ¥5350
ディーリアス・ボックス(生誕150年記念)(限定盤)
EMIの充実した録音素材から選りすぐった生誕150年企画
ディーリアス音楽演奏の代表的指揮者、ビーチャムやフェンビー、さらにその
他の名指揮者による管弦楽作品、さらに3つのオペラ、室内楽、ソロ楽曲や歌曲
などその全体像を集大成した18枚組
厚型紙製ボックス 40Pブックレット
CD1
1.そりすべり
2.奇想行進曲(編:ビーチャム)
3.丘を越えて遥かに(編:ビーチャム)
4.ダンス・ラプソディ第2番
5.ダンス・ラプソディ第1番
6.頂にて
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、トマス・ビーチャム指揮
7.「村のロミオとジュリエット」の78回転盤発売のための、1948年10月の
サー・トマス・ビーチャムによるプレゼンテーション
CD2
1.楽園への道-村のロミオとジュリエット(編:ビーチャム)
2.夏の歌
3.「イルメリン」前奏曲
ロンドン交響楽団、ジョン・バルビローリ指揮
4.遅れたつばめ (編:フェンビー)
ハレ管弦楽団、ジョン・バルビローリ指揮
5.「アパラチア」のリハーサル(1970年7月16日)
6.「アパラチア」(編:ビーチャム)
アンブロジアン・シンガーズ
ハレ管弦楽団、ジョン・バルビローリ指揮
CD3
1.パリー大都会の歌
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
チャールズ・マッケラス指揮
2.夏の庭で
ハレ管弦楽団、ヴァーノン・ハンドレー指揮
小管弦楽のための2つの小品
3.第1曲:春を告げるかっこうを聞いて
4.第2曲:川辺の夏の夜
5.間奏曲-「フェニモアとゲルダ」(編:フェンビー)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ヴァーノン・ハンドレー指揮
6.ピアノ協奏曲ハ短調
ピアース・レイン(ピアノ)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
ヴァーノン・ハンドレー指揮
CD4
1.組曲「フロリダ」(編:ビーチャム)
2.ブリッグの定期市ーイギリス狂詩曲
ボーンマス交響楽団、リチャード・ヒコックス指揮
3.夏の夕べ(編:ビーチャム)
4.ラ・カリンダ-コアンガ(編:フェンビー)
5.歌と踊り
6.間奏曲
7.セレナード-ハッサン(編:ビーチャム)
ノーザン・シンフォニア・オブ・イングランド、リチャード・ヒコックス指揮
8.2枚の水彩画(編:フェンビー)
アカデミー室内管弦楽団、ネヴィル・マリナー指揮
CD5
1.人生の踊り
2.北国のスケッチ
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、チャールズ・グローヴズ指揮
3.海流
ジョン・ノーブル(バリトン)、リヴァプール・フィルハーモニー合唱団
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
チャールズ・グローヴズ指揮
4.シナーラ 
ジョン・シャーリー=クァーク(バリトン)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
チャールズ・グローヴズ指揮
CD6
1.ヴァイオリン協奏曲
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、メレディス・デイヴィス指揮
2.ヴァイオリンとチェロのための協奏曲
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、ポール・トルトゥリエ(チェロ)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、メレディス・デイヴィス指揮
3.チェロ協奏曲
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、マルコム・サージェント指揮
CD7 全てエリック・フェンビーによる編曲作品
1.舞曲*
2つの小品(フルートと弦楽合奏のための)*
2.ラ・カリンダ
3.歌と踊り
4.5つの小品(小管弦楽のための)
5.ソナタ(弦楽オーケストラのための)
*エレーナ・デュラン(フルート)
ボーンマス・シンフォニエッタ、エリック・フェンビー指揮
6.弦楽四重奏曲
ブリテン四重奏団
CD8
1.ヴァイオリン・ソナタ第1番
2.ヴァイオリン・ソナタ第2番
3.ヴァイオリン・ソナタ第3番
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、エリック・フェンビー(ピアノ)
4.伝説 変ホ長調
タスミン・リトル(ヴァイオリン)、ジョン・レネハン(ピアノ)
5.チェロ・ソナタ
モレイ・ウェルシュ(チェロ)、イスラエラ・マーガリット(ピアノ)
6.舞曲(ハープシコードのための)
イゴール・キプニス(ハープシコード)
CD9
1.夕べの声
イアン・ボストリッジ(テナー)、ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
2.夏の夜に水の上で歌われる2つの歌
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団、フィリップ・レッジャー指揮
3.さすらい人の歌
バッコリアン・シンガーズ・オブ・ロンドン
4.家路に向かって(オーケストレーション:ソンドハイマー)
マージョリー・トマス(メゾ・ソプラノ)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、トマス・ビーチャム指揮
5.夕べの声(オーケストレーション:ビーチャム)
6.秋(オーケストレーション:ビーチャム)
7.すみれ(オーケストレーション:ギブソン)
エルシー・サダビー(ソプラノ)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、トマス・ビーチャム指揮
8.秋(オーケストレーション:ビーチャム)
9.すみれ(オーケストレーション:ギブソン)
10.イ・ブラジル(オーケストレーション:ヘーゼルタイン)
11.小さなヴェネヴィル(歌唱:ドイツ語)
ドーラ・ラベット(ソプラノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、トマス・ビーチャム指揮
12.夕べの声
13.子守歌
14.ナイチンゲール
ドーラ・ラベット(ソプラノ)、トーマス・ビーチャム(ピアノ)
15.イルメリンのばら
16.彼女はとても色白で柔らかく優しい
17.空は屋根の上に
18.白い月
ドーラ・ラベット(ソプラノ)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)
19.わが心の女王に
20.愛の哲理
へドル・ナッシュ(テナー)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)
21.奇想曲と悲歌
ベアトリス・ハリソン(チェロ)
室内管弦楽団、エリック・フェンビー指揮
CD10
1.おとぎ話
ハレ管弦楽団、ヴァーノン・ハンドレー指揮
2.ハッサン(付随音楽)
マーティン・ヒル(テナー)、ブライアン・レイナー・クック(バリトン)
ボーンマス・シンフォニエッタ合唱団
ボーンマス・シンフォニエッタ、ヴァーノン・ハンドリー指揮
CD11
1.日没の歌
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
ジョン・シャーリー=クァーク(バリトン)
リヴァプール・フィルハーモニー合唱団
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
チャールズ・グローヴズ指揮
2.アラベスク
ジョン・シャーリー=クァーク(バリトン)
リヴァプール・フィルハーモニー合唱団
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
チャールズ・グローヴズ指揮
3.&CD12人生のミサ
ヒザー・ハーパー(ソプラノ)、ヘレン・ウォッツ(コントラルト)、
ロバート・ティアー(テナー)
ベンジャミン・ラクソン(バリトン)、ロンドン・フィルハーモニー合唱団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、チャールズ・グローヴズ指揮
CD13
1.レクイエム
ヒザー・ハーパー(ソプラノ)、ジョン・シャーリー=クァーク(バリトン)
ロイヤル合唱協会
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、メレディス・デイヴィス指揮
2.牧歌ー私はかつて人の多い都市を通った
ヒザー・ハーパー(ソプラノ)、ジョン・シャーリー=クァーク(バリトン)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、メレディス・デイヴィス指揮
3.夜明け前の歌
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、マルコム・サージェント指揮
4.別れの歌
ロイヤル合唱協会
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、マルコム・サージェント指揮
CD14&15-1.
コアンガ
コアンガ・・・・・ユージーン・ホルムズ(バリトン)
パルミラ・・・・・・・・クラウディア・リンゼイ(ソプラノ)
ドン・ホセ・マルティネス・・・・・・ライマンド・ヘンリンクス(バス)
サイモン・ペレス・・・・・・・キース・アーウェン(テナー)
クロティルダ・・・・・・・ジャン・アリスター(コントラルト)
ラングワン・・・・・・・・サイモン・エステス(バス)

ジョン・オールディス合唱団
ロンドン交響楽団、チャールズ・グローヴズ指揮
2.高い丘の歌
リヴァプール・フィルハーモニー合唱団
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
チャールズ・グローヴズ指揮
CD16&17
村のロミオとジュリエット
マンツ・・・・・・・・ベンジャミン・ラクソン(バリトン)
マルティ・・・・・・・ノエル・マンギン(バリトン)
サリ(子供時代)・・・・コリン・マンリー(トレブル)
ヴレンヒェン(子供時代)・・・・・ウェンディ・イーソーン(ソプラノ)
サリ・・・・・・・・ロバート・ティアー(テナー)
ヴレンヒェン・・・・エリザベス・ハーウッド(ソプラノ)
ダークなフィドラー・・・・・ジョン・シャーリー=クァーク(バリトン)

ジョン・オールディス合唱団
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、メレディス・デイヴィス指揮
CD18
フェニモアとゲルダ
フェニモア・・・・・・・・エリザベス・ゼーダーシュトレーム
ゲルダ・・・・・・・・・・ブライアン・レイナー・クック
エリク・レフストラップ・・・・・ロバート・ティアー

デンマーク・ラジオ合唱団
デンマーク・ラジオ交響楽団、メレディス・デイヴィス指揮

●BRITISH COMPOSERS
CDMW-0873872 ¥980
ラッター:グローリア、マニフィカート
「最近の英国音楽界で最も成功し、よく知られた合唱音楽の作曲家」(BBCミュ
ージック・マガジン)と評されるラッター。そのフェスティヴァル性あふれる
作品のコレクション
ジュエルケース 8Pブックレット
1.グローリア
2.マニフィカート
3.詩篇150
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
バーミンガム市交響楽団
スティーヴン・クローベリー指揮

CDMW-0873882 ¥980
ラッター:レクイエム
作曲、指揮者、編曲者として活躍するラッター、傑作のレクイエムを中心に
合唱作品をまとめたアルバム
ジュエルケース 8Pブックレット
1.レクイエム
2.ヴェニ・サンクテ・スピリトゥス
3.What sweeter music
4.Hymn to the Creator of Light
5.カンタータ・ドミノ
6.カントゥス
7.テ・デウム
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア
スティーヴン・クローベリー指揮

CMSW-0887962 2枚組 ¥980
ブリティッシュ・ライト・クラシックス
英国のファンが楽しむ、ライトでおしゃれなクラシックのコレクション
ブリリアント・ボックス
CD1
1.眠ったようなラグーン(コーツ)
2.全労働者諸君(コーツ)
3.ペルシャの市場にて(ケテルビー)
4.The Merrymakers(コーツ)
5.ナイツブリッジ(コーツ)
6.デリー地方のアイルランド民謡(グレンジャー)
7.モック・モリス (グレンジャー)
8.修道院の庭で(ケテルビー)
9.Country Gardens(グレンジャー)
10.羊飼いの呼び声(グレンジャー)
11.Dream of Olwen(チャールズ・ウィリアムズ)
12.Dusk(ギブス)
13.草原を渡る鐘(ケテルビー)
14.コーニッシュ・ラプソディ(バース)
15.オックスフォード・ストリート(コーツ)
ラジオ・クラシックス(モノラル録音)
16.Devil's Music(Dick Barton-Special Agent)
17.Barwick Green(The Archers)
18.Marching Strings(Top of the Form)
19.Sailing By(Late Night Shipping Forecast)
CD2
1.Dance in the Twilight(コーツ)
2.Vanity Fair(コリンズ)
3.パンチネルロ(カーゾン)
4.小さなセレナード(トムリンソン)
5.Miss Melanie(ビンジ)
6.ワルツ(ラングフォード)
7.Elizabethan Masque(バイコ)
8.Portuguese Party(ヴィンター)
9.シチリアーノ(デクスター)
10.Joyousness(ウッド)
11.Elizabethan Serenade(ビンジ)
12.モンマルトル(ウッド)
13.Lullaby for Penelope(オズボーン)
14.Portrait of a Flirt(ファーノン)
15.赤と黒(ハートリー)
16.行進曲(ダンカン)
17.The Boulevardier(カーゾン)
18.水車(ビンジ)
19.Tabarinage(ドッカー)
20.Jaunting Car(ホープ)
コーツ・コンダクツ・コーツ(モノラル録音)
21.Impression of a Princess
22.Wood Nymphs
23.The Dam Busters
ヴィヴィアン・ダン指揮、ウェルドン指揮、キルビー指揮、ランチベリー指揮
グローヴズ指揮、アドニ(ピアノ)、他


●AMERICAN CLASSICS
アメリカに縁ある作曲家、作品に焦点をあてたユニークなシリーズ。すべてジュエル・ケース 8Pブックレット


CDMW-0829382 ¥800
ソングス・フロム・ザ・ショウ
1.My Funy Vallentine(from Babes in Arms-1937)
2.I Must Love You(from Chee Chee-1928)
3.I Didn't Know What Time It Was(from Too Many Girls-1939)
4.Moon of My Delight(from Chee Chee-1928)
5.Everybody Loves You(from I'd Rather Be Right-1937)
6.A Ship Without a Sail(from Heads Up-1929)
7.Quiet Night(from On Your Toes-1936)
8.To Keep My Love Alive(from A Connecticut Yankee-1943)
9.Love Never Went to College(from Too Many Girls-1939)
10.You're Nearer(from Too Many Girls-film version)
11.If I Were You(from Betsy-1926)
12.Bewitched, Bothered and Bewildered(from Pal Joey-1940)
13.Now That I Know You(from Two Weeks with pay)
14.Bye and Bye(from Dearest Enemy-1925)
15.Altantic Blues(from Lido Lady-1926)
16.Where or When(from Babes in Arms-1937)
17.Falling in Love with Love(from The Boys from Syracuse-1938)
フレデリカ・フォン・シュターデ(ソプラノ)
アンブロジアン・シンガーズ、ロンドン交響楽団
ジョン・マッグリン指揮
ブロードウェイのミュージカル音楽に大きな足跡を残した、リチャード・ロ
ジャースとロレンツ・ハートの共作による名曲17曲。20世紀前半を代表する
ヒット作品をフォン・シュターデの歌とマッグリン指揮のオリジナル・スコア
によるオーケストラ演奏で聴く一枚。

CDMW-0829342 ¥800
ゴットシャルク:
1.コロンビア‐アメリカ風奇想曲
2.マルグリット‐華麗なる大ワルツ
3.La Gallina(めんどり)(キューバ風舞曲)
4.バラッド
5.O, Ma Charmante, Epargnez-Moi, Caprice
6.Suis-Mol! - Follow Me!(奇想曲)
レナード・ペナリオ(ピアノ)
ジョプリン:
7.パラゴン・ラグ
8.マグネティック・ラグ
9.メイプル・リーフ・ラグ
10.ジ・エンターテナー
11.イージー・ウィナーズ
12.パイン・アップル・ラグ
ジョシュア・リフキン(ピアノ)
ガーシュウィン:
13.プロムナード(Walking the Dog)(「シャル・ウイ・ダンス」より)
14.ハ調のワルツ
15.Merry-Andrew
16.「プリモーズ」からのバレエ
17.スリー=クォーター・ブルーズ
18.リナルト・リプルズ
19.3つのプレリュード(3曲)
レナード・ペナリオ(ピアノ)
アメリカのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ペナリオによるピアノ名曲

CDMW-0829322 ¥800
ゴットシャルク:ピアノ作品集
1.The Union
2.Danza
3.Pasquinade
4.The Last Hope
5.Le Bananier
6.Bamboula
7.The Banjo
8.Souvenir of Puerto Rico
9.Creole Eyes
10.Midnight In Seville
11.Tournament Gallop
12.Polka In B Flat
13.Grand Scherzo
14.Mazurk In F Sharp Minor
15.Berceuse-Cradle Song
16.Battle Cry Of Freedom
レナード・ペナリオ(ピアノ)
アメリカのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ペナリオによるゴットシャルクの
ピアノ作品集

CDMW-0829372 ¥800
A DIFFERENT KIND OF BLUES:IT'S A BREEZE
アンドレ・プレヴィン:
1.Look at him go
2.Little Face
3.Who Reads Reviews
4.Night Thoughts
5.A Different kind of blues
6.Chocolate apricot
7.The Five of us
8.Make Up Your Mind
9.It's a breeze
10.Rain in my head
11.Catgut your tounge
12.It's about time
13.Quiet Diddling
14.A Tune for Heather
15.Bowing and scraping
16.The Red Bar
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)、アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
シェリー・マン(パーカッション)、ジム・ホール(ギター)、
レッド・ミッチェル(ベース)
プレヴィンのジャズ・フレーヴァーの自作アルバム、パールマンとの共演、
さらにシェリー・マン、ジム・ホール、レッド・ミッチェルといった豪華ミュ
ージシャンとの共演

CDMW-0829392 ¥800
SONGS OF THE AMERICAN LAND
1.Bound For The Promised Land
2.'Cross The Wide Missouri
3.On Sprinfgield Mountain
4.El-A-Noy
5.My Old Kentucky Home
6.Sacramento
7.Colorado Trail
8.Erie Canal
9.Sourwood Mountain/Goin' To Boston(メドレー)
10.Red River Valley
11.I'm Goin' Back To Georgia
12.Home On The Range
13.Dixie
14.The Sunny South
15.The Lone Prairie
16.Geography Lesson Song / America(メドレー)
サリー・テリー(ヴォーカル)
ジャック・ハロラン四重奏団、合唱&器楽アンサンブル
(編曲:リン・マレイ&ロバート・トンプソン)
VOICES OF THE SOUTH:
17.Go Down, Moses
18.Little David Play On Yo' Harp
19.Darling Nelly Gray
20.Charlottown
21.Old Time Religion
22.Aura Lee
23.Oh, Dem Golden Slippers
24.Steal Away
25.Li'l Liza Jane
26.Deep River*
27.My Old Kentucky Home
28.Joshua Fit The Battle Of Jericho
29.Sometimes I Feel Like A Motherless Child
30.Gentle Annie
31.He Never Said A Mumblin' Wood
ロジェ・ワーグナー合唱団、*w/サリー・テリー(ヴォーカル)
カナダ生まれの歌手、サリー・テリーは50-60年代に大活躍し、当時のアメリカ
のポピュラーな曲の演奏、録音で大成功しました。録音ではギターのローリン
ド・アルメイダとの共演や、ロジェ・ワーグナー合唱団との録音で知られてい
ます。ロジェ・ワーグナー合唱団とは1953年英国のエリザベス2世の戴冠式で’
ディープ・リヴァー’を歌うなどアメリカを代表する存在でした。
サリー・テリーとロジェ・ワーグナー合唱団にようるおなじみのアメリカの曲
がぎっしりつまったアルバムです。
全て新リマスター音源



●THE HOME OF OPERA
5月に引き続き登場するEMIならではの、オペラ名盤を揃えた'THE HOME OF OPERA'シリーズのご案内です。
いずれもマルチパック 16Pブックレット あらすじと歌詞テキストのデータを掲載したCDR-Rom付です。


CMSW-0879692(2CD+1CDRom) ¥1750
ディーリアス:村のロミオとジュリエット全曲
エリザベス・ハーウッド、ロバート・ティアー、ベンジャミン・ラクソン、
ノエル・マンギン、ジョン・シャーリー=クワーク、ウェンディ・イーソン、
エレン・バリー、マーティン・ヒル他
ジョン・オールディス合唱団
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
メレディス・デイヴィス指揮
歌唱:英語
録音:1971年10月
ディーリアスの貴重なオペラ4作目にして代表作、全6景からなる作品。

CMSW-0882042(2CD+1CDRom) ¥1750
R.シュトラウス:ダフネ全曲
ルチア・ポップ、ライナー・ゴルトベルク、
ペーター・シュライアー、オルトルン・ウェンケル、
クルト・モル他
バイエルン放送合唱団及び交響楽団
ベルナルト・ハイティンク指揮
歌唱:ドイツ語
録音:1983年11月6-13日 Herkulessaal, Munnich
ルチア・ポップの名唱で味わうR.シュトラウス。

CMSW-0880292(2CD+1CDRom) ¥1750
ロルツィング:皇帝と船大工
ヘルマン・プライ、ペーター・シュライアー、ニコライ・ゲッダ、
エリカ・コッチ、ゴットロープ・フリック、アネリーゼ・ブルマイスター他
ライプツィヒ放送合唱団
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
ロベルト・へーガー指揮
歌唱:ドイツ語
録音:1965年 Dresden, Lukaskirche
この作品によってドイツの一流コミック・オペラ作曲家となったロルツィング
の作品。

CMSW-0880212(3CD+1CDRom) ¥2250
ヘンデル:アルチーナ全曲
アーリン・オジェ、キャスリーン・キュルマン、
エルドウィン・ハリー、パトリツィア・クエッラ、マルドウィン・デイヴィス、
ジョン・トムリンソン他
オペラ・ステージ合唱団
シティ・オブ・ロンドン・バロック・シンフォニア
リチャード・ヒコックス指揮
歌唱:イタリア語
録音:1985年7月
1735年作曲、魔法の島を舞台にくりひろげられるヘンデルの力作。

CMSW-0882192(2CD+1CDRom) ¥1750
ヴェルディ:ジョヴァンナ・ダルコ(ジャンヌ・ダルク)
モンセラート・カバリエ、プラシド・ドミンゴ、
シェリル・ミルンズ、キース・アーウェン、ロバート・ロイド他
アンブロジアン・オペラ・コーラス
ロンドン交響楽団
ジェームズ・レヴァイン
歌唱:イタリア語
録音:1972年9月
レヴァインの記念すべき初のオペラ全曲スタジオ録音!

CMSW-0882252(2CD+1CDRom) ¥1750
ジョルダーノ:アンドレア・シェニエ全曲
マリア・カラス、マリオ・デル・モナコ、
アルド・プロッティ、シルヴァーナ・ザノッリ他
ミラノ・スカラ座合唱団&管弦楽団
アントニーノ・ヴォットー指揮
歌唱:イタリア語
録音:1955年 スカラ座でのライブ録音
マリア・カラスとデル・モナコの白熱の共演、1955年スカラ座ライブ。

CMSW-0881982(2CD+1CDRom) ¥1750
サン=サーンス:サムソンとデリラ全曲
プラシド・ドミンゴ、ワルトラウト・マイヤー、
アラン・フォンダリー、ジャン=フィリップ・クルティス、
サミュエル・レイミー他
バスティーユ歌劇場合唱団及び管弦楽団
チョン・ミュンフン指揮
歌唱:フランス語
録音:1992年1月
ドミンゴとマイヤーの豪華共演によるフランス・オペラの名作

CMSW-0881922(2CD+1CDRom) ¥1750
パーセル:妖精の女王全曲
ロレイン・ハント、カトリーヌ・ピエラール、
スーザン・ビックリー、マーク・パドモア、
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン他
ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ
ロジャー・ノリントン指揮
歌唱:英語
録音:1993年11月
シェークスピアをベースにした英国バロックの巨匠の代表作。

CMSW-0879562(2CD+1CDRom) ¥1750
ボーイト:メフィストーフェレ全曲
プラシド・ドミンゴ、モンセラート・カバリエ、
ノーマン・トライグル、トーマス・アレン、
ヘザー・ベッグ他
アンブロージアン・オペラ・コーラス
ロンドン交響楽団
ユリウス・ルーデル指揮
歌唱:イタリア語
録音:1973年7月
ワーグナーに影響されて作曲したという壮大なドラマをドミンゴ&カバリエ
の名唱で。

CMSW-0882112(3CD+1CDRom) ¥2250
R.シュトラウス:影のない女全曲
ルネ・コロ、シェリル・スチューダー、ハンナ・シュヴァルツ、
アンドレアス・シュミット、シンディア・ジーデン、
アルフレッド・ムッフ、ポール・フライ、ジュリー・カウフマン他
バイエルン放送交響楽団及び合唱団
テルツ少年合唱団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮
歌唱:ドイツ語
録音:1987年
サヴァリッシュによる1987年録音の貴重な完全全曲版。




<EMI FRANCE>
CZSW-0283142 3枚組 ¥1650
サンソン・フランソワ/ショパン・ドビュッシー・ラヴェル"三部作”
46歳で亡くなり伝説となった個性派ピアニストが最も得意とした3人の作曲家
の名曲をCD3枚で。
マルチパック、8Pブックレット アートワーク及びブックレット表記はフラン
ス語。
CD1 ショパン:
1.幻想曲 ヘ短調 作品49
2.舟歌 嬰へ長調 作品60
3.タランテラ 変イ長調 作品43
4.ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53 「英雄」
5.夜想曲 第5番 嬰へ長調 作品15-2
6.幻想即興曲 作品66
7.練習曲 第3番 ホ長調 作品10-3 「別れの曲」
8.練習曲 第5番 変ト長調 作品10-5「黒鍵」
9.練習曲 第2番 ヘ短調 作品25-2
10.練習曲 第12番 ハ短調 作品10-12「革命」
11.バラード 第1番 ト単調 作品23
12.ワルツ 第7番 嬰ハ短調 作品64-2
13.ワルツ 第6番 変ニ短調 作品64-1 「小犬」
14.ワルツ 第9番 変イ長調 作品69-1
15.スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
CD2 ドビュッシー:
1.「子供の領分」 全曲
2.「版画」全曲
3.「ベルガマスク組曲」全曲
4.「ピアノのために」 全曲
5.喜びの島
CD3 ラヴェル:
1.「夜のガスパール」全曲
2.「ソナティナ」 全曲
3.「クープランの墓」 全曲
4.古風なメヌエット
5.水の戯れ
6.亡き王女のためのパヴァーヌ





<VIRGIN CLASSIS>
VCW-6420170 ¥1600
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
ヴァレリー・ソコロフ(ヴァイオリン)
トンハレ管弦楽団、ダヴィッド・ジンマン指揮
録音:2010年10月29日-11月2日 トンハレ、チューリヒ
ジュエル・ボックス 12Pブックレット
ウクライナ出身の天才、ソコロフのヴァージン専属第1作
24歳ウクライナ出身のソコロフは、すでにヴァージン・レーベルから2006年に
ブルーノ・モンサンジョン・フィルムのドキュメンタリー映像、さらに2009年
のエネスコ作品アルバムでヴァイオリン・ソナタを発表、専属第1作となる本作
はジンマン指揮のトンハレOと2010年秋に収録、本格的なデビューを飾ります。
テクニック、音楽性のあらゆる面で最上級の評価が欧米メディアでされるソコ
ロフのメジャーなレパートリーによる本格デビューはクラシック・ファンの大
きな話題となり、新スター・ヴァイオリンの本命登場です。
パブロ・サラサーテ・コンペティション優勝のスカラシップでUKのユーディ・
メニューイン・スクールに在籍中の16歳のソコロフに出会ったモンサンジョン
も「完全にコントロールされたテクニックと音楽的な成熟度」に驚嘆し、2005
年のジョルジュ・エネスコ国際コンペティションでのグラン・プリがソコロフ
の名前を世界的に知らしめることになりました。

VCW-0709282 ¥1500
ダムラウ/リスト歌曲集
収録予定曲:
漁師の娘
ラインの美しき流れのほとり
ローレライ
三人のジプシー
チューレの王
汝マールリングの鐘
山々に憩いあり
汝天上にある者
3つのペトラルカのソネットより
平和は見いだせず
その日いつくしみくださる
地上の天使のような姿
喜びに満ち、悲しみに満ち(1848)
私の歌は毒されている
喜びに満ち、悲しみに満ち(1860)
風はそよぐ
もの静かなすいれん
あなたはそよ風のように柔らかく
それはすばらしいことだろう
おお、愛しうるかぎり愛せ
ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
ヘルムート・ドイチェ(ピアノ)
録音:2011年8月 グリュネヴァルト、ドイツ
ジュエル・ボックス 40Pブックレット
大好評のR.シュトラウス歌曲集に続く、生誕200年のリスト歌曲の最新録音
本年メトロポリタン・オペラ公演でその素晴らしさを多くのオペラ・ファンに
認識され、一躍ファンを増やしたダムラウの新録音。アニヴァーサリー・イヤ
ーに合わせてリストが作曲した70曲ほどの歌曲からの選曲、「3つのペトラルカ
のソネット」、「ローレライ」、「三人のジプシー」、愛の夢第3番の原曲「お
お、愛しうるかぎり愛せ」など有名曲もしっかり収録。
ダムラウの、歌詞と音楽を結び合わせてきめ細やかに表現する歌の魅力の世界
が堪能できる名盤の誕生です。

VMW-0709232 ¥1080
BEETHOVEN INVENTS JAZZ(ベートーヴェンのジャズ事始め)
「ベートーヴェンがジャズを発明した」といえば音楽学者からの反発は必至か
も。しかしベートーヴェンのソナタ32番のパッセージのスウィング感(ブギ・
ウギ)、ブラームスのチェロ・ソナタのウォーキング・ベースのブルース感覚、
クインシー・ジョーンズの予告のようなムソルグスキーの「展覧会の絵」など、
クラシック音楽とジャズ音楽との類似、関係性をさぐる興味深い企画アルバム。
ジュエル・ボックス 16Pブックレット
1.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番作品111‐アリエッタ(抜粋)
イヴ・ナット(ピアノ)
2.ブラームス:
チェロ・ソナタ第2番作品98‐アダージョ・アッフェトゥオーソ(抜粋)
トゥルルス・モルク(チェロ)、ユハーニ・ラゲルスペッツ(ピアノ)
3.ムソルグスー/ラヴェル:展覧会の絵‐卵の殻をつけた雛の踊り
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
チャールズ・グローヴズ指揮
ドビュッシー:
4.子供の領分‐ケーク・ウォーク
5.レントよりおそく
ジャン・ベルナール・ポミエ(ピアノ)
6.ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ‐ブルーズ
ルノー・カピュソン(ヴァイオリン)、フランク・ブラレイ(ピアノ)
7.ストラヴィンスキー:エボニー・コンチェルト‐アレグロ・モデラート
マイケル・コリンズ(クラリネット)
ロンドン・シンフォニエッタ、サイモン・ラトル指揮
バルトーク:
8.ミクロコスモス 第113番 ブルガリアのリズム
ジョルジュ・ソルシャニー(ピアノ)
9.コントラスツ‐Sebes
ジェルヴァーズ・ドゥ・ペイエ(クラリネット)、メロス・アンサンブル
ミヨー:
10.スカラムーシュ‐ブラジレイラ
ノエル・リー&クリスティアン・イヴァルディ(ピアノ)
11.世界の創造(抜粋)
ローザンヌ室内管弦楽団、アルベルト・ゼッダ指揮
12.ワイル:三文オペラ‐大砲の歌
フィルハーモニア管弦楽団、オットー・クレンペラー指揮
ガーシュウィン:
13.ラプソディ・イン・ブルー(抜粋)
14.アイ・ガット・リズム
オールボア管弦楽団、ウェイン・マーシャル指揮
バーンスタイン:「ウェスト・サイド・ストーリー」からの交響的舞曲より
15.プレリュード
16.マンボ
17.ディヴェルティメント(ブルーズ)
バーミンガム市交響楽団、パーヴォ・ヤルヴィ指揮
18.アーノルド:
協奏曲(クラリネットのための)第2番作品115‐アレグロ・ノン・トロッポ
ザビーネ・マイヤー(クラリネット)
バンベルク交響楽団、インゴ・メッツマッハー指揮
19.マヤール:ピアノレット‐ジャズアーティストリックス
スーザン・トーム(ピアノ)

<SONY CLASSICAL>
8869784118-2 ¥1550
YO-YO MAThe Goat Rodeo Sessions
Attaboy
Quarter Chicken Dark
Helping Hand
Here And Heaven(featuring vocals by Aoife O’Donovan & Chris Thile)
Where’s My Bow
Hill Justice
Franz And The Eagle
Less Is Moi
No One But You(featuring vocals by Aoife O’Donovan & Chris Thile)
13:8
Goat Rodeo
2011年6月&8月の最新録音。現在アメリカが誇るルーツ・ミュージックにおけ
る最高のストリングス奏者たちが集結し、今、望みうる理想のドリーム・チー
ムによるアルバムがここに完成した。マンドリン:クリス・シール、フィドル
&バンジョー:スチュアート・ダンカン、エドガー・メイヤー:ベース( *1996年
と2000年に発表した「アパラチア・ワルツ」シリーズでも共演したエドガー・
メイヤー)というグラミー賞常連がずらりと顔をそろえている。また本作は今
年が初来日より30周年をむかえるヨーヨー・マの2011年11月来日記念盤でも
ある。


●メトロポリタン・オペラ・ライヴ・シリーズ 第4回発売
世界最高峰のオペラハウス、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場。芸術監督
ジェームズ・レヴァインのもと、世界的な名歌手が集い、豪華絢爛な舞台が繰
り広げられている夢の殿堂です。ソニー・クラシカルとメトロポリタン歌劇場
がパートナーシップを組んでリリースするシリーズの最新リリースは、メト史
上に残るフランス語で上演されたオペラの名演4タイトルです。第2次大戦前後
のメトのステージを彩った名花リーゼ・スティーヴンス出演の3曲に、伝説的
なリリー・ポンスのライヴ1曲で、そのうち2曲は名指揮者フリッツ・ライナー
とピエール・モントゥーがフィーチャーされています。

8869796189-2 2枚組 ¥1550
ビゼー:歌劇『カルメン』
フリッツ・ライナー(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団
リーゼ・スティーヴンス(カルメン)
リチャード・タッカー(ドン・ホセ)
ナディーヌ・コナー(ミカエラ)
パオロ・シルヴェーリ(エスカミーリョ)
ルチーナ・アマーラ(フラスキータ)
マーガレット・ロッジェーロ(メルセデス)
オシー・ホーキンス(スニガ)
クリフォード・ハーヴォート(モラレス)他
【録音】1952年2月16日メトロポリタン歌劇場でのライヴ・レコーディング
[モノラル]
メッゾ・ソプラノのリーゼ・スティーヴンス(1913年生まれ)は、第2次大戦前
後のメトのステージを彩ったアメリカの大歌手で、1938年から1961年にかけて、
337回出演し15の役柄を歌いました。目鼻立ちのくっきりした舞台映えする容
貌と表現力のある歌唱で大きな人気を博しました。オクタヴィアン、ケルビー
ノ、ダリラ、マリーナ(ボリス・ゴドゥノフ)などの幅広い役柄を手がけました
が、何と言ってもスティーヴンスの十八番はカルメンで、メトで124回歌い、
この時代のカルメン像のスタンダードを作り上げました。イギリスの演劇界で
知られたタイロン・ギュトリーを演出に迎えて新演出された1952年の「カルメ
ン」は、そのスティーヴンスのカルメンの決定版と称賛された上演で、タッカ
ーのホセ、コナーのミカエラ、シルヴェーリのエスカミーリョと当時のメトの
人気歌手を擁しています。1948年から53年までメトの首席指揮者を務めたフリ
ッツ・ライナーの筋肉質な指揮が、ドラマの緊迫感を盛り上げています。

8869796190-2 2枚組 ¥1550
オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』(全曲)
ピエール・モントゥー(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団
リチャード・タッカー(ホフマン)
ロバータ・ピータース(オランピア)
ルチーネ・アマーラ(アントニア)
リーゼ・スティーヴンス(ジュリエッタ)
マーシャル・シンガー(リンドルフ、コッペリウス、ダペルトゥット)
ミルドレッド・ミラー(ニクラウス)
【録音】1955年12月3日メトロポリタン歌劇場でのライヴ・レコーディング
[モノラル]
1955年11月に新演出上演された「ホフマン物語」は、リチャード・タッカーを
主役に迎え、ロバータ・ピータース(オランピア)、ルチーネ・アマーラ(アン
トニア)、そしてリーゼ・スティーヴンス(ジュリエッタ)を女声三役に据えた、
当時のメトの総力を結集した上演でした。リンドルフ、コッペリウス、ダペル
トゥットを一手に担当したのは、ミュンシュ/ボストンの「ファウストの劫罰」
全曲録音でメフィストフェレスを歌ったシンガー、そして重要なニクラウスは、
ワルター/ニューヨーク・フィルの「大地の歌」に起用されたミルドレッド・
ミラーが手がけています。フランスの名指揮者ピエール・モントゥーは、1917
-1919年にメトの常任指揮者としてフランス・オペラのレパートリーを手掛けた
のち、1953年になって久々に再登場し、やはりフランス・オペラを中心に3シ
ーズンにわたってその円熟の至芸を聴かせました。1980年代にメトが自主制作
してスポンサーに限定配布した豪華LPシリーズにも選ばれていたほどの歴史的
名演です。

8869796192-2 2枚組 ¥1550
トマ:歌劇『ミニョン』(全曲)
ウィルフリード・ペルティエ(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団
リーゼ・スティーヴンズ(ミニョン)
エツィオ・ピンツァ(ロタリオ)
ミミ・ベンゼル(フィリーヌ)
ジェイムズ・メルトン(ヴィルヘルム・マイスター)
リュシェル・ブラウニング(フレデリック)、他
【録音】 1945年1月27日、メトロポリタン歌劇場でのライヴ・レコーディング
[モノラル]
ゲーテの小説「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」をもとに作曲された、
トマの歌劇「ミニョン」の主役は、カルメンと並ぶリーゼ・スティーヴンスの
当たり役の一つ。スティーヴンスが1938年にメト・デビューを飾った時に歌っ
たのがミニョンでした。その後メトでこのオペラが上演される際はスティーヴ
ンスが歌うことが多く、1938年から1948年までメトから放送された4回の「ミ
ニョン」も全てスティーヴンスが歌っています。エツィオ・ピンツァをはじめ、
当時のメトで活躍していた座付きの歌手たちの生き生きとした歌唱も聴きもの。
1929年から1950年までメトの常任指揮者をつとめ、モントリオール響の創設者
としても知られるウィルフリード・ペルティエは、まさにこのトマの「ミニョ
ン」を見て指揮者になろうと決心した音楽家。その万感の思いがこの名演に結
実しています。

8869796191-2 2枚組 ¥1550
ドニゼッティ:歌劇『連隊の娘』(全曲)
ジェンナーロ・パピ(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団
リリー・ポンス(マリー)
ラウル・ジョバン(トニオ)
マリア・サヴァージ(クラーケントルプ公爵夫人)
ルイス・ダンジェロ(ホルテンシウス)
サルヴァトーレ・バッカローニ(スュルピス)
イッラ・ペティーナ(ベルケンフィールト侯爵夫人)
【録音】1940年12月28日メトロポリタン歌劇場でのライヴ・レコーディング
[モノラル]
第2次大戦前のメトに、ドニゼッティの「連隊の娘」のリヴァイヴァルをもた
らした記念碑的な新演出上演の記録。すでに第2次大戦開戦後でフランスがナ
チス占領下にあった1940年12月28日のライヴで、作品の最後で連隊の衣装を着
たポンスが舞台の全面に進みフランス国旗を高く掲げて振った時、愛国心に火
を点けられたメトの聴衆は思わず立ち上がって演奏を讃えたという伝説の公演
です。マリーはフランス生まれのコロラトゥーラ・ソプラノ、リリー・ポンス
(1898-1976)の当たり役の一つで、そのチャーミングな歌は今聴いても新鮮で
す。カナダ生まれでフランスで学び、ラジオ・オーディションで選ばれたラウ
ル・ジョバンの情熱的な名唱、バッカローニやサヴァージなど脇を固める歌手
のコミカルな歌唱も聴きもの。トスカニーニのアシスタントをつとめ、1930年
代のメトで活躍したジェンナーロ・パピの闊達な指揮が全体を引き締めていま
す。レチタティーヴォが採用されたイタリア語版をもとに、フランス語で上演
されています。




<RCA RED SEAL>
8869787147-2 ¥1600
フランツ・シューベルト:
1.交響曲第1番ニ長調D82
2.交響曲第2番変ロ長調D125
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
指揮:デイヴィッド・ジンマン
[録音]2010年2月、チューリヒ、トーンハレ
交響曲・序曲・協奏曲全曲を網羅するベートーヴェン・プロジェクトでスター
トし、「R.シュトラウス管弦楽曲全集」「シューマン交響曲全集」「マーラー
交響曲全集」などを経て、ジンマンが辿りついたのは、ロマン派音楽の端緒を
切ったシューベルトとその幕引きを行なったブラームスの交響曲全曲。
2013年春まで2年がかりでジンマンが手がけていくのがシューベルトの交響曲全
集。交響曲8曲に加え、ヴァイオリンとオーケストラのための作品3曲を収録す
るCD5枚のプロジェクトである。ジンマンにとってシューベルトは、ヴァイオリ
ニストだったころから愛してやまない作曲家。「ヴァイオリンのためのソナチ
ネ」はジンマンが最初のソロ・リサイタルで取り上げた作品であり、「未完成」
交響曲は生涯最初に買ったオーケストラ・スコアだったほどで、今回のレコー
ディング・プロジェクトは、ジンマンにとって待ち望んだ夢の実現でもある。
これまでに膨大な録音を残してきたジンマンにとって、シューベルト作品の録
音は今回が初めてとなる。
全集第1弾は、シューベルトの若書きの大作である交響曲第1番と第2番でフレ
シュにスタート。ピリオド演奏のスタイルを消化しつくしたジンマンとチュー
リヒ・トーンハレは、全集録音などでしか省みられない傾向のあるこの可憐な
2曲の魅力をあますところなく掬い取っている。ライヴで収録・制作されたブ
ラームスとは異なり、従来同様、チューリヒ・トーンハレにおけるセッション
・レコーディングで収録が進められる。ジャケットにはスイスの風景画家ロベ
ルト・ジュントRobert Zund(1826‐1909)の油彩画を全タイトルに使用予定。
<今後の発売予定>
2012年3月全集VOL.2=交響曲第7番「未完成」
2012年6月全集VOL.3=交響曲第8番「ザ・グレイト」
2012年秋 全集VOL.4=交響曲第5番&第6番
2013年初 全集VOL.5=交響曲第3番&第4番「悲劇的」



<SONY CLASSICAL>
8869793598-2 ¥1600
モーツァルト:
『弦楽四重奏曲第21番ニ長調K.575「プロシャ王第1番」』
『弦楽四重奏曲第22番変ロ長調K.589「プロシャ王第2番」』
『弦楽四重奏曲第23番ヘ長調K.590「プロシャ王第3番」』
エマーソン弦楽四重奏団
[ユージーン・ドラッカー(Vn) フィリップ・セッツァー(Vn)
ローレンス・ダットン(Va) デイヴィッド・フィンケル(Vc)]
[録音] 2011年1月20-27日, ニューヨーク私立大学クィーンズ・カレッジ、
レフラック・ホール
(デジタル:セッション, Producer & Engineer:Da=Hong Seetoo)
長年ドイツグラモフォン専属だったエマーソン弦楽四重奏団が、新たなる境地
を求めてSony Classicalに移籍となりました。その第1弾としての録音は、モー
ツァルトの弦楽四重奏曲最後の3曲である「プロシャ王四重奏曲集」です。チェ
ロの名手でもあったプロイセン(プロシャ)王フリードリヒ・ヴィルヘルム2世か
らの依頼により作曲されたことからこの名で呼ばれている作品で、人間的な会
話とチャーミングさ、そして単純な構成の中に生き生きとした遊戯精神の働く
作品となっています。エマーソン弦楽四重奏団は、その完璧なアンサンブルと
巧みにコントロールされた音色や歌いまわし、各楽器との会話によっての音楽
に対しての清らかさと柔らかさが満ち溢れており、見事というほかない世界を
つくりあげています。
これまでエマーソン弦楽四重奏団の最初の録音からずっと支えてきたダー=ホ
ン・シートー(グラミー賞も受賞)が、ここでもプロデューサー&エンジニアを
務め、音質の面でも高いクオリティが期待できます。

8869792926-2 ¥1600
J.S.バッハ:
ピアノ協奏曲第3番ニ長調BWV1054
ピアノ協奏曲第4番ト短調BWV1058
ピアノ協奏曲第7番イ長調BWV1055
8つの小プレリュードとフーガ
プレリュード第1番ハ長調BWV533 フーガ第1番ハ長調BWV533
プレリュード第7番イ短調BWV559 フーガ第7番イ短調BWV559
プレリュード第4番ニ長調 BWV556 フーガ第4番ニ長調 BWV556
プレリュード第2番ニ短調BWV554 フーガ第2番ニ短調BWV554
プレリュード第8番変ロ長調BWV560 フーガ第8番変ロ長調BWV560
プレリュード第6番ト短調BWV558 フーガ第6番ト短調BWV558
プレリュード第5番ト長調BWV557 フーガ第5番ト長調BWV557
プレリュード第3番ホ短調BWV555 フーガ第3番ホ短調BWV555
マルティン・シュタットフェルト(ピアノ)
ミュンヘン・フィルハーモニー室内管弦楽団
ロ-レンツ・ナストゥリカ=ヘルシュコヴィチ音楽監督
[録音]2011年4月
2004年「ゴールドベルク変奏曲」でセンセーショナルなデビューを飾ったドイ
ツ気鋭のピアニスト、シュタットフェルト。デビュー時からライフワークとし
て取り組んでいるバッハ・シリーズのコンチェルト第2弾がいよいよ登場。共
演には、チェビダッケ時代のミュンヘン・フィル コンマスだったナストゥリ
カ=ヘルシュコヴィチが音楽監督を務めるオーケストラをむかえ 溌剌とした
アンサンブルを繰り広げる。2011年4月の最新録音。

<NAXOS>各1枚 ¥1000
8.572318
プロコフィエフ:ロメオとジュリエットOp.64(抜粋)
V.ボリソフスキーによるヴィオラとピアノ編曲
1-8.第1幕(序曲/第1場 街の目覚め/第2場 少女ジュリエット
第2場 メヌエット-客人たちの登場/第2場 仮面/第2場 騎士たちの踊り
第2場 マーキュシオ/第2場 バルコニーの情景)/9-13.第2幕(第1場 謝肉祭
第1場 マンドリンを手にした踊り/第2場 ローレンス僧庵でのロメオ/
第3場 マーキュシオの死/第3場 タイボルトの死)
14-15.第3幕(第3場 朝のセレナーデ/第3場 百合の花を手にした娘たちの踊り)
16.第4幕 エピローグ:別れの情景とジュリエットの死
マシュー・ジョーンズ(ヴィオラ)/リヴカ・ゴラーニ(ヴィオラ)…10.14
マイケル・ハンプソン(ピアノ)
現在、プロコフィエフ(1891-1953)の全作品の中でもとりわけ愛されているの
が、この「ロメオとジュリエット」でしょう。もともとの台本はハッピーエン
ドで終わることになっていて、その理由は「死者は踊ることができない」とい
うものでした。しかし、悲劇的な結末でも、踊りで表現することで、原作通り
の結末に変更したというものです。初演は酷評でしたが、プロコフィエフ自身
はこの曲を大層気に入っていたようで、管弦楽組曲の他、ピアノ独奏組曲まで
も作られています。このヴィオラ版を作ったのは、ショスタコーヴィチの弦楽
四重奏曲の演奏で知られる「ベートーヴェン弦楽四重奏団」のヴィオラ奏者、
ボリソフスキー(1900-1972)を中心にした仲間たち。彼らは作曲家もうなるで
あろうほどの名編曲で、この名作に新たな光を当てたのです。

8.571284-85 2枚組
イディル・ビレット/アーカイヴ・エディション 第9集&第10集
《CD1.ベルリオーズ=リスト:幻想交響曲》
《CD2.ベルリオーズ=リスト:イタリアのハロルド》
イディル・ビレット(ピアノ)/ルーセン・グーンズ(ヴィオラ)…CD2
ビレットが演奏するベルリオーズ(1803-1869)=リスト(1811-1886)の幻想交響
曲は、NAXOSにも録音があり(8.550725)、こちらもとても評判が高いのですが、
こちらの録音はそれよりも14年前の演奏です。彼女はこのリスト版を演奏する
にあたって、ベルリオーズの原曲をよく研究し、リストが編曲した際の原曲と
の微妙な相違点を修正していることで知られていますが、この録音でもそれは
顕著に現れています。後年の演奏よりも若干軽やかさとぎこちなさが同居して
いますが、よくぞここまで!という妙技は変わりありません。もう1曲の「イ
タリアのハロルド」は2011年の最新録音です。ヴィオラをともなうこの交響詩
を全曲演奏してしまうというだけでも偉業なのですが、これがまた随分と良く
できていて、ついつい聴き入ってしまいます。どうしても統一感が不足がちな
原曲よりもまとまりがあり、一気に聴きとおすことが可能です。

8.572567
ウィリアム・ペリー:偉大なる無声映画時代の音楽集
1-6.ジェミニ・コンチェルト(序奏と旅の音楽/ダブリン:ケルティック・エア
と道をはずれたリール/ベルリン:キャバレー・マーチとベルリンの歌/モスク
ワ:夜更けのトロイカとロマンス/ウィーン:多調のポルカとウィーンの酒のワ
ルツ/ニューヨーク:ブロードウェイ・バレエと終曲)
7-9.サイレント・イヤーズ:ピアノと管弦楽のための3つの狂詩曲(最愛のロー
グ/血と砂/ゴールド・ラッシュ)
10-15.映画から見つけた6つのタイトル・テーマ(トロントのワイルド・ナイ
ツ-「ダンス序曲」/ディジョンのレインコート-ワルツ/天使のアンジェラス-
セレナーデ/河の上の橋-行進曲/黒いマリーゴールド-夜想曲/ドッグスターへ
の航海-シリアスな終曲)
アンブラ・アルベック(ヴァイオリン&ヴィオラ)…1-6/フィオナ・アルベッ
ク(ピアノ)…1-6/マイケル・チャートック(ピアノ)…7-9/ヘレン・カーンズ
(ソプラノ)…15/アイルランド国立交響楽団/ポール・フィリップス(指揮)
アメリカの作曲家、ピアニスト、ウィリアム・ペリー(1930-)。彼はニューヨ
ーク市の近代美術館映画部の音楽監督を12年間務め、サイレント映画のための
ピアノ伴奏を作り、また100作以上の映画音楽を作曲しました。また彼が音楽
をつけたテレビ・シリーズ「サイレント・イヤーズ」は、オーソン・ウェルズ
とリリアン・ギッシュ(サイレント時代の名女優)の活躍もあって、世界中の至
るところに古典的なサイレント映画の美しさを広め、エミー賞を受賞すること
となったのです。彼の「ジェミニ・コンチェルト」は、大先輩であるコルンゴ
ルトがあの有名なヴァイオリン協奏曲を作曲した時と同じように、自らの7つ
の映画音楽からテーマを拾い上げ、起伏のある音楽を作り上げています。

8.572732
エンジェルズ・イン・ジ・アーキテクチャ
1-3.フランク・ティケリ(1958-):
コンサート・バンドのための交響曲第2番(2004)(シューティング・スター/新
月の下で見る夢/アポロの耽美)
4-5.レスリー・バセット(1923-):2楽章の九重奏曲(1968)
6.フランク・ティケリ:エンジェルズ・イン・ジ・アーキテクチャ(2008)
7-10.ウィリアム・ボルコム(1938-):バンドのための第1交響曲(2008)
ララ・スピエセル(ソプラノ)…6/ミドルテネシー州立大学(MTSU)ウィンド・
アンサンブル/リード・トーマス(指揮)
大好評、アメリカのブラス・シリーズです。今回はフランク・ティケリの作品
を2曲と、ウィリアム・ボルコム、レスリー・バセット各1曲の全4曲です。ティ
ケリは現在アメリカにおけるブラス・バンド界で重要な位置を占めている作曲
家で、既に数多くの作品が愛奏されている人です。アルバム・タイトルの「エ
ンジェル-」は、シドニー・オペラ・ハウスの装飾からヒントを得たもので、
神の光と荒れ狂う暗黒の対比を描いています。「交響曲第2番」も神の世界を
描いていて、2つの作品は密接な関係を持っているのです。レスリー・バセッ
トは第二次世界大戦中、第13機甲師団のバンドでトロンボーンを吹いたという
経歴の持ち主。その後、電子音楽や現代音楽を学び、1966年にはピューリッ
ツァー賞の音楽部門を受賞しています。ボルコムはすでにおなじみの作曲家
で、様々な技法を用いた面白い作品を書く人として知られています。

8.570145
オルウィン:
1.劇的序曲-ヴェニスのムーア人(編曲:P.レーン)…世界初録音
2-4.合奏協奏曲第2番/5-8.セレナード…世界初録音
9-15.7つのアイルランドの旋律(小さな赤いヒバリ/田舎の旋律/乙女の光線/
リール-雌羊と曲がった角/上品な乙女/ため息/ジグ)…世界初録音
16-18.合奏協奏曲第3番
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)
合奏協奏曲第1番を始めとした作品集(8.570704)での表情豊かな音楽を聴くだ
けで、「まだまだイギリスにはすごい作曲家がいるんだな」と驚かせてくれた
オルウィン(1905-1985)ですが、ここでも、その劇的な音楽がたっぷり楽しめ
ます。ヴェニスのムーア人とは、あのシェークスピアが描いたオセロのこと。
もともとはブラスバンドのために書かれたものをP.レーンがが管弦楽へと編
曲。オセロとデズデモーナを中心とした人間模様が激しい音楽で表出されて
います。他には、見事に練られた合奏協奏曲2曲と、極めて田園的な2つの作品
を収録。合奏協奏曲第3番は、偉大なる指揮者ヘンリー・ウッドの没後20年を
記念してBBCから依嘱された作品です。

8.572649
ホルブルック:
1-4.ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第1番Op.6a
5-7.ホルン三重奏曲ニ長調Op.28(原典版)
8-10.ヴァイオリン協奏曲「バッタ」(ヴァイオリン・ソナタ第2番)Op.59
11.メゾチント集Op.55-第2番恍惚(ヴァイオリンとピアノ編)
※全て世界初録音
マーク・スミス(ホルン)…5-7/ケレンツァ・ピーコック(ヴァイオリン)
ロバート・スティーヴンソン(ピアノ)
イギリス、クロイドン生まれの作曲家ホルブルック(1878-1958)のヴァイオリ
ン作品集です。彼は12歳でピアニストとしてデビュー、その後指揮活動を続け
ながら、作曲家としての道を志し、22歳の時に交響詩「大鴉」を発表。次々と
大作をものにし、ついには「コックニーのワーグナー」と呼ばれるほどの同時
代の作曲家の中でも先進的な位置を獲得したのでした。しかし、第一次大戦後
も後期ロマン派の作風を捨てることなく、また、常に大作の上演・・・ワーグ
ナー風の連作・・・を夢みていたため、結局は時流に乗れずに、次第に忘れら
れてしまったのです。とはいえ、彼の器楽曲はもっと気楽で明るく魅力的なも
のであり、民謡風の主題をもつ素朴なものです。アルバム・タイトルになって
いるヴァイオリン協奏曲「バッタ」は彼自身が、協奏曲版とソナタ版(こちら
の方の最終楽章が若干平易に書かれている)の2つのヴァージョンで出版してい
ますが、この録音では難しい方の協奏曲版を用いています。

8.572712
マックスウェル=デイヴィス:
1.独奏チェロとアンサンブルのための「リングァ・イグニス(炎の舌)」(2002)
2-15.音楽劇とダンサーのための「ヴァサリー・イコネス」(1969)
16-18.パーセルのグラウンドによるファンタジアと2つのパヴァーヌ(1968)
世界初録音…1
ヴィットリオ・チェカンティ…1-15/コンテンポアルトアンサンブル
マウロ・チェカンティ(指揮)
イギリスの作曲家、ピーター・マックスウェル=デイヴィス(1934-)は、NAXOS
から依嘱された「弦楽四重奏曲」全10曲で知られています。彼は現在だけでな
く、過去、未来を見通し、その作品に投影します。そこには中世の神秘主義も
盛り込まれ、時とともに姿を変えながら、聴き手の感性に強く訴えかけるので
す。このアルバムで聴くことのできる3つの作品は、それぞれ、全く違う方向
性を抱いています。独奏チェロが奏でる挽歌を彩るピアノや打楽器が印象的な
「リングァ・イグニス」、中世ベルギーの医師の論文の写しが創作の原動力と
なった「ヴァサリー・イコネス」は、人体の解剖図と、中世のメロディの不思
議な融合、そしてヘンリー・パーセルの音楽が現代的に変容している「ファン
タジア」(これが一番聴きやすいかも)と、どれも聴き終えた後には、不思議な
余韻を残します。

8.559720
ジェームズ・エイクマン:北ヴェネツィアの協奏曲
1-3.ヴァイオリン協奏曲「動いている線」(2009)
4.パヴァーヌと弦楽合奏のための「アニアの歌」(2006)
5-7.サキソフォン協奏曲(2010)
テイマー・サリヴァン(アルト・サクソフォン)…5-7
チャールズ・ウェザビー(ヴァイオリン)…1-3
サンクトペテルブルク交響楽団
ウラディーミル・ランデ(指揮)
アメリカの作曲家ジェームズ・エイクマン(1959-)の音楽は、何十年にも渡っ
て高い栄誉を受けています。彼の音楽は、どれも感情に訴えかける力が大き
く、また多くのイメージを喚起させます。また「豊かに響き渡り、魅力的で、
悲しげで、美しく、刺激的。そして創意に富んでいて、新しい。」と様々な
メディアで大絶賛を受けてもいます。ここで聴ける3つの作品は、ジャズや
ポップスの影響も感じられるエレガントで柔軟な作風が魅力です。天に向かっ
て伸びていくような、美しくゆったりとしたメロディラインを持つヴァイオ
リン協奏曲、元ポーランドの王族であり、ヴァイオリニストの妻となったアニ
ア讃える弦楽のための音楽、そして透明感を湛えながらも、アルバン・ベル
クの管弦楽法を模倣しているというサキソフォン協奏曲。どれもが作曲家の
過去の経験と密接に結び付いた音楽なのです。

8.571257
イディル・ビレット/ベートーヴェン・エディション 第7集
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 第2集
1-3.ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37
4-6.ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58
イディル・ビレット(ピアノ)
ビルケント交響楽団/アントニ・ヴィト(指揮)
ビレットとヴィトのコンビによる、なんとも重量級のベートーヴェン(1770-
1827)が生まれました。第3番の1楽章の長い提示部は、まさに交響曲を聴いて
いるかのような味わい。ワクワク感が最高潮に達したところで登場するピア
ノ。決して焦ることなく、着々と音楽を進めて行く様は、本当に聴いていて
気持ちの良いものです。第2主題も過度に歌わせることなく、あくまでも無骨
さを崩さないところがビレット流。この人は、流麗さが求められるところを、
敢えてゴツゴツ表現するのですね。そんなビレットが演奏する第4番がまた面
白いのです。「こんなに力強くこの曲を演奏するか?」と思わせるところが
彼女らしさなのかもしれません。ヴィトの指揮も、ベートーヴェンの「漢」
ぶりを引き立てています。

8.572023
ルイエ:リコーダー・ソナタ集
1-5.リコーダー・ソナタ ニ短調 Op.2-3/6-9.リコーダー・ソナタ ト長調
Op.1-3/10-14.リコーダー・ソナタ ハ短調 Op.3-5/15-20.リコーダー・
ソナタ ハ長調 Op.1-6/21-24.リコーダー・ソナタ ヘ短調 Op.4-2/25-28.
リコーダー・ソナタ 変ホ長調 Op.3-7/29-32.リコーダー・ソナタ イ短調
Op.1-1/33-37.リコーダー・ソナタ ホ短調 Op.3-12
ダニエル・ロテルト(リコーダー)/ヴァネッサ・ヤング(チェロ)
シェティル・ハウグサン(チェンバロ)
同時代に「ルイエ」と言う名前の音楽家が3人いたため、このジャン・バティ
スト・ルイエ(1688-1720)は、同名の従兄と区別するため、生まれ故郷の名を
とって「ヘントのルイエまたはガンのルイエ」と呼ばれます。生涯のほとんど
をフランスで過ごし、リヨンの大司教に仕えた事が知られる以外、彼の人生は
ほとんどわかっていません。しかし、数多くのフルートのための作品と、リコ
ーダー作品は、今なお、高い人気を誇っています。コレッリのヴァイオリン・
ソナタに影響を受け、そこに名人芸を加味したこれらの曲は、当時流行のイタ
リア様式とフランス様式を融合した、洗練された音楽です。ロテルトの素朴で
暖かい音色は、聴いていてそこはかとない幸福感をもたらします。

8.559687
ピーター・シックリー(1935-):カッツキルの1年
1-5.カッツキルの1年(春-幻想/夏-模造/秋-変奏/冬-ラメント/終曲-スピード
運転)/6-8.ガーデンズ/9-11.あなたは今日ジェフリーの家で何をしました
か?/12-16.ドリーム・ダンス/17-19.気晴らし
ブレア木管五重奏団(メンバー:ジャック・キルヒナー(フルート)…1-5.12-16
/ジャレッド・ハウザー(オーボエ)…1-8.12-19/カサンドラ・リー(クラリネッ
ト)…1-5.17-19/シンシア・エステル(ファゴット)…1-5.17-19/レスリー・ノ
ートン(ホルン)…1-5.9-11)/フェリックス・ワン(チェロ)…12-16/メリッサ
・ローズ(ピアノ)…6-11
この作曲家の名前、聞き覚えあるな?と思った方、それはかなりのマニアです。
そうです。この人は以前、全世界で大ヒットを飛ばしたP.D.Q.バッハ(バッハ
の21番目の息子???)の生みの親というか、伝記作者。平たく言えば、「シッ
クリー教授」が自作を発表する時に用いた偽名なのですが、そのジャンルを越
えた「冗談音楽」はお堅いクラシック音楽界に旋風を巻き起こしたことは間違
いありません。このアルバムに収録された曲は、冗談音楽ではなく、きちんと
した室内楽ですが、それでも、「カッツキルの1年」ではバロック時代に回帰
した音楽が聴けますし、自作からの引用も盛り込まれています。ドリーム・ダ
ンスでの人を食った表情もいい感じです。

8.559662
光の川-アメリカのヴァイオリンとピアノのための小品集
1.プッツ(1972-):アリア(2000)
2.グラス(1937-):渚のアインシュタインからニー・プレイ2
3.カーニス(1960-):エアー(1995)
4.ズービン(1978-):シシリエンヌ(2000)…世界初録音
5.ダニエルプール(1956-):光の川(2007)…世界初録音
6.ボルコム(1938-):優雅なゴースト・ラグ(1979)
7.ヒグドン(1962-):レガシー(1999)…世界初録音
8-10.ツィンメッリ(1968-):ライト・ギター(2006)…世界初録音
11.ワイリー(1916-1989):物言いたげな小品 Op.16-2(1953)
ティム・フェイン(ヴァイオリン)
ワン・ペイ=ヤオ(ピアノ)…1.3.4.5.6.7.11
アメリカのヴァイオリニスト、ティム・フェインによる刺激的で冒険的なアメ
リカ現代の作品集です。このアルバム、何と言っても選曲が見事!あまりにも
美しいプッツやカーニスの作品に耳を奪われ、郷愁溢れるボルコムのラグに心
躍らせてください。そしてグラスの「渚のアインシュタイン」での狂乱ぶりは
まさに地獄絵を見るかのよう。現代アメリカ社会の縮図を垣間見るような雑多
で楽しい音楽に満ち溢れています。

8.559674
ローレム:フルートを伴う室内楽作品集
1.山の歌(フルートとピアノ版)(1949)
2-10.ロメオとジュリエット(1977)(私はこの夜まで真の美しさを見たことが
ない/あなたはマブ女王と/夜に響く恋人の声は銀の鈴のように澄み/おお、
毒蛇の心臓/…悲しみは時を長くする/…鳴くのはナイチンゲール/おいで、
私のために泣いてくれ/エンプティ・タイガー/これほど痛ましい話はない)
11-14.フルート、チェロとピアノのための三重奏曲(1960)
15-22.時祷書(1975)/23-26.4つの祈り(2006)
フェンウィック・スミス(フルート)
デイヴィッド・レイズナー(ギター)…2-10
ロナルド・トーマス(チェロ)…11-14
ミーハ・リー(ピアノ)…1.11-14.23-26
アン・ホブソン・パイロット(ハープ)…15-22
1923年生まれのネッド・ローレム(1923-)は概ね歌曲作曲家として知られてい
ますが、彼はその活動のほぼ全域に渡って、フルートのための作品も書いてい
ます。ここに収録されたのは、そんな魅力的な曲の数々です。若い頃にフラン
スに住んでいたローレム、やはり初期の作品にはプーランクやラヴェル、ルー
セルの影響が強く感じられます。そんなモダンさとケンタッキーの民謡を掛け
合わせたかのような、「山の歌」(これは、彼が最初に書いた器楽のための曲
で、オーボエ、もしくは、ヴァイオリン、チェロでも奏されます)から、2006
年の「4つの祈り」まで、およそ50年もの年月によって熟成されたローレムの
歌心は、美しくも哀しく響き渡ります。名手フェンウィック・スミスの演奏で。

8.570876
ピツェッティ:弦楽四重奏曲集
1-4.弦楽四重奏曲 第1番 イ長調(1906)
5-8.弦楽四重奏曲 第2番 ニ長調(1932-33)
ライタ弦楽四重奏団(メンバー:レイラ・ラーソニー(第1ヴァイオリン)/
ジェルジ・アルベルト(第2ヴァイオリン)/ラーシュロー・コロフヴァリ
(ヴィオラ)/ラーシュロー・フェンイェー(チェロ))
まるでドヴォルザーク?と聴きながらジャケットを見直してしまいそうな、
第1番の弦楽四重奏曲。これを書いたのは、マリピエーロ、カセッラ、レスピ
ーギと同世代のイタリアの作曲家ピツェッティ(1880-1968)です。彼はどちら
かというと先進的な和声には嫌悪感を抱いていたようで、初期バロックやルネ
サンス音楽への回帰を目指していましたが、とはいうものの、抒情的な旋律を
用い、和声も半音階的だったりと、かなり時代の風潮には忠実だったようです。
さわやか香りを持つ前述の第1番に比べ、その約26年後に書かれた第2番は、明
らかに後期ロマン派風の成熟した濃厚な音楽であり、ゆったりとした第1楽章
では、おなじみのBACHの名前も音として引用されています。神秘的な音の流れ
は、そのまま第2楽章へと続き、見事な構造を持つスケルツォを経て、激しい
終楽章へとなだれ込むのです。まさに「音のドラマ」です。

8.572040
ハイドン:ピアノ三重奏曲集 第1集
1-3.ピアノ三重奏曲 第26番 嬰ヘ短調 Hob.XV:26
4-6.ピアノ三重奏曲 第24番 ニ長調 Hob.XV:24
7-9.ピアノ三重奏曲 第25番 ト長調 Hob.XV:25
10-11.ピアノ三重奏曲 第31番 変ホ長調 Hob.XV:31
クングスバッカ・ピアノ三重奏団(メンバー:マリン・ブローマン
(ヴァイオリン)/イェスパー・スヴェドベルグ(チェロ)/サイモン・
クローフォード・フィリップス(ピアノ))
ハイドン(1732-1809)はその生涯にピアノ三重奏曲を41曲以上書いたとされて
います。ここに収録された4曲は、ハイドンの創作の絶頂期である1794年から
1795年にかけて作曲されたもので、2回目のロンドン訪問を行った時期です。
小規模ながらも、熟達の書法を見せるこれらの作品はロンドン在住の未亡人レ
ベッカ・シュレーターのために書かれ、彼女に捧げられています。彼女の存在
は、60歳を越えたハイドンの創作意欲を高め、作品の上にも大いなる実りをも
たらした事は間違いありません。事情が許せば、結婚も考えていたというハイ
ドンですが、残念ながら彼には「本妻」がいたため、それは叶うことのない
夢に終わりました。全曲に漂う夢のような甘い雰囲気は、そんな気持ちを現わ
しているのかもしれません。

8.572753
アルファーノ:ヴァイオリン・ソナタ&ピアノ五重奏曲
1-3.ヴァイオリン・ソナタニ長調(1923年原典版…この版は世界初録音)
4-6.ピアノ五重奏曲変イ長調(1945)…世界初録音
7-8.ネニアとスケルツィーノ(1936)(E.ピエランジェリによるヴァイオリンと
ピアノ編)…世界初録音
メアリー・アン・マム(ヴァイオリン)…4-6/クレイグ・マム(ヴィオラ)…4-6
サミュエル・マギル(チェロ)…4-6/エルミラ・ダルヴァロヴァ(ヴァイオリン)
スコット・ダン(ピアノ)
以前はプッチーニのトゥーランドットの補筆完成者としか認知されていなかっ
たアルファーノ(1875-1954)ですが、以前リリースされたチェロ・ソナタ
(8.570928)の暗く蠢く情熱的な音楽で、若干人気も高まったかのようです。
このアルバムでも、そんなアルファーノの個性的な音楽を聴くことができます。
最初のヴァイオリン・ソナタはフランスの印象主義の影響も受けていて、流麗
でありながら、不確定な和声が続く色彩豊かな曲です。ピアノ五重奏曲は、彼
の最後の室内楽作品でありながらも、深い抒情性に満ち、決して無調にはなら
ず、聴き手に安心感すら与えてくれる美しさがたまりません。魅力的な「ネニ
アとスケルツォ」は、彼が訪れた様々な国の思い出や、スラブ民謡などが入り
混じって聴こえてきます。優しくくつろいだ雰囲気を持つ小品です。

8.571278
イディル・ビレット/アーカイヴ・エディション第5集
1.マーラー(1860-1911):ピアノ四重奏曲イ短調
2-4.フランク(1822-1890):ピアノ五重奏曲ヘ短調
イディル・ビレット(ピアノ)/ロンドン弦楽四重奏団
ビレットの幅広いレパートリーを示す、珍しい室内楽作品の演奏です。マーラ
ーの作品は、彼がウィーン音楽院に在学していた16歳の頃に書かれた単一楽章
の曲で、作曲科の試験に提出するために書かれたとされています。本来は4楽
章形式で構想されたと言われますが、第3楽章スケルツォの断片が残っている
のみで、他は紛失したようです。この楽章のみ、未亡人アルマの遺品から発見
されました。後年の作風のような重厚さは見られないものの、終わり近くに現
れるヴァイオリンの悲劇的なカデンツァが未来を予見させます。もう1曲のフ
ランクは、渋さの権化のような作品ですが、ビレットの演奏は、フランク特有
の旋律美を面白いほどに感じさせてくれる説得力あるものです。またロンドン
弦楽四重奏団も素晴らしい。現れては消える緊張感漲るメロディを追っていく
うちに、この曲が好きになること間違いなし。

8.572727
期待の新進演奏家シリーズパブロ・ガリベイ:ギター・リサイタル
1.D.スカルラッティ(1685-1757):
ソナタホ長調K.380/L.23/P.483(L.ラウスによるギター編)
2.D.スカルラッティ:
ソナタニ短調K.213/L.108/P.288(L.ラウスによるギター編)
3.タルレガ(1852-1909):アラビア奇想曲
4-6.ポンセ(1882-1948):ソナタ第3番
7-10.ホセ(1902-1936):ギター・ソナタ(1933)
11.タルレガ:ラグリマ(涙)
12.タルレガ:マリア
13.タルレガ:前奏曲ニ短調「エンデチャ」
14.タルレガ:前奏曲ニ短調「オレムス」(シューマンによる)
15.タルレガ:20の練習曲-第14番「ラ・マリポーサ」
パブロ・ガリバイ(ギター)
メキシコのギタリスト、パブロ・ガリベイのリサイタル・アルバムです。彼は
古典的なレパートリーだけでなく、あまり知られていない作品も積極的に取り
上げ、それらの解釈で高い評価を受けています。タルレガ国際コンクールを始
め、16もの国際コンクールで入賞し、現在はメキシコ・シティUNAM音楽学部の
ギター教授を務めています。なので、期待の新進演奏家と呼ぶのは申し訳ない
ほどのキャリアの持ち主なのです。まずはスカルラッティのソナタを聴いてみ
てください。その表現力豊かな演奏は、偉大なる先人アンドレス・セゴビアを
思い起こさせることでしょう。タルレガを始めとした小品も泣かせてくれます。

8.570216
セイシャス:チェンバロ・ソナタ集第2集
1.チェンバロ・ソナタ第3番ハ長調/2.チェンバロ・ソナタ第35番ホ短調
3.チェンバロ・ソナタ第16番ハ短調/4.チェンバロ・ソナタ第45番ト長調
5.チェンバロ・ソナタ第60番イ長調/6-7.チェンバロ・ソナタ第65番イ短調
8-10.チェンバロ・ソナタ第40番へ長調/11.チェンバロ・ソナタ第28番ニ短調
12.チェンバロ・ソナタ第33番変ホ長調
13-14.チェンバロ・ソナタ第53番ト短調
15-17.チェンバロ・ソナタ第39番ヘ長調
18-19.チェンバロ・ソナタ第78番変ロ長調
20.チェンバロ・ソナタ第47番ト長調
21-22.チェンバロ・ソナタ第58番イ長調
23-24.チェンバロ・ソナタ第20番ニ
長調/25.チェンバロ・ソナタ第38番ヘ長調
デボラ・ハラス(チェンバロ)
第1集(8.557459)が高い評価を受けたスカルラッティと同時代の作曲家、セイ
シャス(1704-1742)のチェンバロ・ソナタの第2集です。ご存知の通り、セイ
シャスが残した作品の多くは、1755年のリスボン大地震で失われてしまいまし
た。現存しているのは、およそ100曲のソナタと若干の典礼作品のみです。し
かし、この残された作品だけでも、聴き手に限りない喜びを与えてくれていま
す。一聴してわかる通り、スカルラッティの作品よりも難しそうなパッセージ
に満ちており、ものすごく華やかで、聴き映えのする曲です。地響きがするよ
うな迫力のある演奏は、第1集と同じデボラ・ハラスによるものです。

8.572326
クレメンティ:グラドゥス・アド・パルナッスム Op.44 第2巻
1-3.3つの小品からなる組曲(第25番 序/第26番 シャコンヌ/第27番 情熱を
もって速く)/4.第28番 活発に/5.第29番 速く、しかしはなはだしくなく
6.第30番 急速に/7.第31番 元気に速く/8.第32番 活発に
9.第33番 シャコンヌ/10.第34番 急速に/11.第35番 急速に
12.第36番 急速に、しかしはなはだしくなく
13-17.5つの小品からなる組曲(第37番 前奏曲/第38番 ほどよく快速に/第39番
悲しい情景/第40番 フーガ/第41番 終曲)
アレッサンドロ・マランゴーニ(ピアノ)
第1集(8.572325)での、表現力豊かな演奏が高い評価を持って迎えられたマラ
ンゴーニによる、クレメンティ(1752-1832)の「グラドゥス・アド・パルナッ
スム」の第2集です。作曲家、演奏家、教師、そして音楽出版、そして楽器製
造まで手掛けたマルチ音楽家、クレメンティのこの練習曲は、本当に一筋縄で
はいきません。例えば、このアルバムに収録された冒頭の3曲、第25番から第
27番は、これだけでも一つの曲集として成立するほどのクォリティを持ってい
ます。もちろん、それはほんの小手調べ。まだまだ多彩な曲が手薬煉引いて
待っているのですから。

8.572376
バルトーク:ピアノ作品集 第6集
1-4.4つの小品 BB27(1903)(左手のための練習曲/幻想曲 その1/幻想曲
その2/スケルツォ)
5.交響詩「コッシュート」より葬送行進曲 BB31(1903/05)
6-7.断片 BB38(1905)/8-9.2つのエレジー Op.8b,BB49(1909)
10-27ピアノの初歩(第1番 /第2番 /第3番 対話 /第4番 対話 /第5番 /第6番
/第7番 民謡 /第8番 /第9番 /第10番 民謡 /第11番 メヌエット /第12番
豚飼いの踊り /第13番 民謡 /第14番 /第15番 婚礼の踊り /第16番 農民の踊り
/第17番 /第18番 ワルツ)
イェネ・ヤンドー(ピアノ)
バルトーク(1881-1945)の初期のピアノ作品集です。22歳の時に書かれた4つの
小品は、明らかにリストの影響を受けてることは間違いありません。第1番
「左手のための練習曲」での輝かしい超絶技巧の表出は、まさに「当時の」
彼がピアニストとして目指していた到達点なのでしょう。管弦楽のために書
いた交響詩「コッシュート」(19世紀のハンガリーの偉大なる革命家)からの
葬送行進曲も未発表のリスト作品だと言われても、そんなに違和感がありま
せん。それから少し時を経た1909年に書かれた「2つのエレジー」はタイトル
通り陰鬱な雰囲気を湛えた内省的な作品です。ただ、やはりリストの最晩年
の作品と言われても「そんなものかな」と思えてしまうのはご愛敬。やはり
もっと民謡風な作品を求めてしまうのは仕方ありません。「ピアノの初歩」
は楽しい教育用教材です。

8.572515
ソレール:鍵盤楽器のためのソナタ集 第1番-第15番
1.ソナタ 第1番 イ長調/2.ソナタ 第2番 変ホ長調
3.ソナタ 第3番 変ロ長調/4.ソナタ 第4番 ト長調/5.ソナタ 第5番 ヘ長調
6.ソナタ 第6番 ヘ長調/7.ソナタ 第7番 ハ長調/8.ソナタ 第8番 ハ長調
9.ソナタ 第9番 ハ長調/10.ソナタ 第10番 ロ短調
11.ソナタ 第11番 ロ長調/12.ソナタ 第12番 ハ長調「コドルニツから」
13.ソナタ 第13番 ト長調/14.ソナタ 第14番 ト長調
15.ソナタ 第15番 ニ短調
マルティナ・フィリャク(ピアノ)
カタルーニャの作曲家、オルガニスト。23歳でエル・エスコリアル修道院の聖
職者となり、その後の31年間はひたすら祈りと瞑想にあてるという禁欲的な生
活を送ったと言われています。そのような生活の中で、150曲ほどのチェンバ
ロ・ソナタを含む500曲以上の作品を書き続けました。D.スカルラッティに学
んだとされていますが、その真贋はわかっていません。ソレール(1729-1783)
のソナタはスペイン国王カルロス三世の王子ガブリエルのために書かれたとさ
れていますが、これらのソナタがどの楽器のために書かれたのかは断定できま
せん。ほとんどはチェンバロのためのようですが、3楽章や4楽章で書かれたも
のは当時最先端の楽器であったフォルテ・ピアノのためであった可能性もあり
ます。ここでは、ルビオ番号(20世紀初頭の研究者)に従って並べられています。
生活は質素でしたが、音楽は驚くほど雄弁です。

8.572774
ウォレス:オペラ・ファンタジーとパラフレーズ集
1.ヴェルディ:歌劇「椿姫」の主題による華麗な幻想曲
2.ベルリーニ:歌劇「夢遊病の女」によるのサロン風幻想曲
3.ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」によるサロン風幻想曲
4.ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」からヘブライの捕虜たちの合唱「行け、わが
思いよ、黄金の翼に乗って」
5.ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」の舟歌による華麗な変奏曲
6.ヴェルディ:歌劇「リゴレット」から「愛しの美しい娘」
7.ウォレス:歌劇「ラーリン」から夜想曲「夜の風」
8.ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクワーレ」の主題によるサロン風幻想曲
9.ウォレス:歌劇「マリターナ」の主題による大幻想曲
10.アレヴィ:歌劇「ルクレール」による大二重奏曲
ローズマリー・タック(ピアノ)/リチャード・ボニング(ピアノ)…5.10
今でこそ忘れられてしまったものの、存命当時はオペラ作家として国際的に称
賛されていたアイルランドの作曲家ウォレス(1812-1865)による、チャーミン
グなオペラからのトランスプリクション集です。彼はウォーターフォードで
生まれ、10代後半からピアニストとして活躍、その後1835年にオーストラリア
に移住し、捕鯨(!)をしながら音楽活動を行いました。その際、インドでトラ
に襲われたり、南洋で地震に遭遇したりなどの武勇伝もありますが、これはど
うも眉唾もののようです。そんな彼のオペラの中で、現在かろうじて知られて
いるのは、「マリターナ」1曲ですが、このアルバムの中では彼自身の手で聴
きどころを集めた「幻想曲」を聴くことができます。当時流行していた様々な
オペラからの聴きどころも、彼の手で新たに生まれ変わっていて、なかなか面
白い編曲が楽しめます。名指揮者ボニングがピアノを弾いているところも注目
です。

8.571254
イディル・ビレット/ベートーヴェン・エディション 第4集
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第2集
1-4.ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 Op.2-3
5-7.ピアノ・ソナタ 第5番 ハ短調 Op.10-1
8-11.ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調 Op.31-3
イディル・ビレット(ピアノ)
ビレットのベートーヴェン(1770-1827)、この第2集では初期の2つのソナタと、
中期のソナタのカップリングです。第3番は、冒頭の右手の重音が思いの他ピ
アニスト泣かせ。ここを軽やかに弾くのは結構大変!他にも難所続出の「甘く
見てはいけない曲」です。もちろんビレットは何のためらいもなく、さくさく
弾き切って、ベートーヴェンが伝えたかったことを存分に見せてくれています。
第5番は「悲愴」と同じハ短調のソナタ。第2楽章の美しさも含めて「悲愴」と
の関連性も見受けられる、もっと聴かれてもいい作品です。終楽章の軽快な
パッセージが心地よいです。第18番は、しばしば「狩り」と呼ばれ、第1楽章
に現れる「運命の動機」が特徴的な作品です。終楽章のタランテラは、まるで
指が縺れるのでは。と危惧してしまいますが、そこもビレット。こちらも難
なく弾きこなしています。

8.571255
イディル・ビレット/ベートーヴェン・エディション 第5集
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第3集
1-4.ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 Op.10-3
5-7.ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53
8-11.ピアノ・ソナタ 第25番 ト長調 Op.79
イディル・ビレット(ピアノ)
ビレットのベートーヴェン・ソナタ第3集。明るい長調の3曲が収録されていま
す。初期の作品の中では大規模な構造を持つ第7番は、ベートーヴェン(1770-
1827)の拘り(粘着性とも)を現わす、第1楽章での執拗なまでの下降音形や、終
楽章の問いかけとも思える音形が癖になる力作です。第3楽章の優美なメヌエッ
トが耳に優しく感じられます。ハ長調の「ワルトシュタイン」は言わずと知れ
た名作。ここではビレット節が炸裂します。メリハリのある強弱、くせのある
歌わせ方、などなど普通の人がやったら確実に叱られそうな音楽を紡いでいき
ます。第25番は、この時期の作品としては小規模なもので、ピアノを習ってい
た人にはおなじみの曲ですが、これがやはり、きちんと演奏しようとすると結
構難しいものです。右手と左手の連携や、アクセントの付け方に一癖も二癖も
ある作品です。ビレットの演奏はもちろん文句ありません。さらりと終わる終
楽章が愛らしいです。

8.571256
イディル・ビレット/ベートーヴェン・エディション 第6集
ベートーヴェン=リスト編曲 ピアノ独奏による交響曲集 第2集
1-4.交響曲 第4番 変ロ長調 S464/R128
5-8.交響曲 第5番 ハ短調 S464/R128
イディル・ビレット(ピアノ)
ピアノ1台でベートーヴェン(1770-1827)の交響曲を演奏してみたい。かのリス
ト(1811-1886)が考えた壮大なる計画。今までにも数多くのピアニストがその
試みを音にしてきました。もちろん、どこかでもたついていたら、かっこよさ
は半減してしまいます。ただただ技術的に難しいだけでなく、オーケストラの
音色を感じさせてくれないといけないのですが、ビレットはこの命題を見事に
クリアしています。交響曲第4番の冒頭は、引き延ばした音で本当に思わせぶ
りに始まるので、ピアノで再現するのは困難。しかしビレットは「何かを予感
させるかのように」気持ちをぐいぐい引っ張ってくれます。もちろん軽快な
第1主題では、オーケストラもたじたじとなるほどの華やかな音楽が炸裂しま
す。第4楽章の早いパッセージはピアノ向きですが、音の厚みが半端ではない
ので演奏はかなり困難です。そして第5番はおなじみ「運命」。この迫力は、
まさにため息ものです。

8.660300-01 2枚組
プティジラール:歌劇「グル」
グル…フーベルト・クラセンス(バス・バリトン)
マリー…ソニア・ペトロヴナ(女優)
ヴィクトル…フィリップ・ドー(テノール)
イリス…カレン・ウィエルズバ(ソプラノ)
カレッリ…フィリップ・カーン(バス)
マルテ…マリー=ノエル・ヴィダル(アルト)他
ブダペスト・スタジオ合唱団/ホンヴェード男声合唱団
ハンガリー交響楽団
ローラン・プティジラール(指揮)
フランスの現代作曲家プティジラール(1950-)は、これまでも様々な問題作を
書き、次々と発表しています。それは交響曲であったり、映画音楽であったり、
またオペラであったり。中でも世間を騒がせたのは、「エレファント・マン
(ジョセフ・メリック)」のオペラ化でした。この悲しく救いのない物語は、映
画とはまた違う感動を伴いつつ、聴衆の心に棘を残したことは間違いありませ
ん。今回のオペラ「グル(尊師)」は、カルト宗教とそれにまつわる人間模様を
描いた作品。「自分は選ばれた人間である」と主人公が確信した時から、彼の
狂気と死へのカウントダウンが始まります。彼の行動を止めようとするマリー
一人を除いて、他の登場人物は主人公の狂気に巻き込まれていくのです。

8.572706
ブリテン:スコットランド歌曲集全集
1-7.誕生日の祝い Op.92/8-19.この子らはだれか Op.84
20.子守歌「ねむれ、わが子よ、ねむれ」
21.ああ、私はこれまで結婚していなかった
22.民謡編曲第5集「イギリスの歌」より第5番「羊を追って」
23.民謡編曲第3集「イギリスの歌」より第2番「なぐさめる人もなく」
24.民謡編曲第1集「イギリスの歌」より第4番「おまえはクッションが縫える
かい」
25.民謡編曲第1集「イギリスの歌」より第3番「美しいマリー伯爵」
26.8つの民謡編曲より第4番「すがすがしい朝」
27.民謡編曲第3集「イギリスの歌」より第7番「おまえはニューキャッスルの
生まれではないのか」
28.ドウティーの献身
29.大きなナイフ/30.伝統/31-34.バーンズの4つの歌(C.マシューズによる
声とピアノ編)
マーク・ワイルド(テノール)
ルーシー・ウェイクフォード(ハープ)…1-7.26
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(ピアノ)…8-25.27-34
ブリテン(1913-1976)はその生涯に多くの歌曲を残しました。それは盟友であ
った名歌手P.ピアーズや、交流のあった詩人オーデンの影響も強いのですが、
何より彼自身が古代スコットランドの伝統音楽・・・仄暗く、表現豊かで清冽
な表現に惹かれていたからなのかも知れません。彼の歌曲のほとんどは連作歌
曲で、それ自体が一つの世界を包括し、限りない物語性を秘めたものです。こ
こに収録された2つの連作歌曲は、どちらも晩年の作品で、「誕生日の祝い」
はエリザベス2世が、実母の75歳の誕生日を祝うためにブリテンに作曲を依頼
したもの。王族のスコットランドの家系を重んじるため、スコットランド語の
歌詞が選ばれたと言います。また、ウィリアム・スーターの歌詞による「この
子らはだれか?」の暗く劇的な音楽描写は、ブリテンが強烈な反戦主義者であ
ったことを思い起こさせます。どちらもピアーズによって初演されましたが、
ここではマーク・ワイルドの甘美な声が、これらの名歌曲にまた新しい表情を
与えています。

8.503229 3枚組 ¥2000
※NAXOS 2枚組価格
リュリ:グラン・モテ集
《CD1…第1集 8.554397》
1.テ・デウム/2.われを憐れみたまえ/3.手を打ち喜べガリアの国よ
《CD2…第2集 8.554398》
1.人々は泣き叫ぶかのごとく/2.おお信仰の涙/3.怒りの日/4.深き淵より
《CD3…第3集 8.554399》
1.主は汝の声を聞き(詩篇第19番)/2.おお、いと甘き主よ(プティ・モテ)
3.ノトゥス・イン・ユダエア・デウス(詩篇第75番)
4.主の僕たちよ、主をほめたたえよ(詩篇第112番)(プティ・モテ)
5.ベネディクトゥス
ル・コンセール・スピリチュエル
エルヴェ・ニケ(指揮)
イタリア出身ながらも、ルイ14世の寵愛を受け、作曲家&踊り手として活躍。
多くのバレ(フランスではこう呼ばれました)を作曲したリュリ(1632-1687)は、
宗教音楽も多数残しています。そんなリュリの宗教曲を、ニケ&ル・コンセー
ル・スピリチュエルによる誉れ高き名演のセットでお楽しみください。グラン
・モテとは、室内編成または標準編成のオーケストラが声楽を伴奏するモテッ
トのことで荘厳な響きが楽しめます。それに対してプティ・モテとはオルガン
と通奏低音が伴奏するモテットで、このBOXの中にも数曲含まれていて、こち
らは素朴で簡素な美しさが楽しめます。

8.506026 6枚組 ¥4000
※NAXOS 4枚組価格
MONSTER MUSIC!
《CD1…8.570183》
スタイナー(1888-1971):1.コングの復讐/2.猟奇島
《CD2…8.570188》
ソルター(1896-1994)&デッサウ(1894-1979):フランケンシュタインの家
《CD3…8.557700》
スタイナー:キングコング
《CD4…8.557703》
キラール(1932-):1.ドラキュラ/2.キング・フォー・バーニング/3.死と処女
4.The Beads of One Rosary/5.Pearl in the Crown
《CD5…8.557705》
1.スキナー(1897-1968):フランケンシュタインの息子
2.スキナー&ソルター(1896-1994):透明人間の帰還
3.スキナー&ソルター:狼人間
《CD6…8.557850》
フランケル(1906-1973):1.吸血狼男/2.So Long at the Fair Medley
3.ジェット機M7号/4.The Prisoner
演奏:
《CD1》レオニド・マカレヴィチ(ピアノ)…2/モスクワ交響楽団
ウィリアム・ストロンバーグ(指揮)
《CD2》モスクワ交響楽団/ウィリアム・ストロンバーグ(指揮)
《CD3》モスクワ交響楽団/ウィリアム・ストロンバーグ(指揮)
《CD3》クラクフ・フィルハーモニー合唱団…1.2
《CD4》ポーランド国立放送交響楽団/アントニ・ヴィト(指揮)
《CD5》モスクワ交響楽団/ウィリアム・ストロンバーグ(指揮)
《CD6》ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
カール・デイヴィス(指揮)
NAXOSが誇る「映画音楽集」の中から、モンスターにまつわる音楽を収録した
アルバムの6枚セットです。無声映画の頃は、お話を盛り上げるのは全て音楽
でした。背後から何かが忍び寄ってくるシーン、まさに怪物に襲われるシー
ン、その時々にふさわしい迫力満点の音楽が奏されていたのです。このBOXに
は、アレンジャーJ.モーガンが当時のスコアを洗い出し(もしくは記録された
音楽を再現)、リライトして、その音楽をより一層迫力あるものに仕上げてい
るものを中心に収録。また、CD4にはポーランドの純クラシックの作曲家とし
ても知られるキラールの作品集が含まれています。ドラキュラに付けられた
悲劇的な音楽は一度聴いたら忘れることのできない魅力を放っています。




<BR KLASSIK>
900306 \2080
ルチア・ポップ GREAT SINGERS
1.シュトルツ(1880-1975):「お気に入り」より「君はわが心の皇帝」
2.シュトルツ:
「絹をまとったヴェヌス」より「あなたのヴァイオリンを弾いてよ」
3.レハール(1870-1948):
「パガニーニ」より「私はわからない-愛は地上の天国」
4.ウェーバー(1786-1826):「魔弾の射手」より「すてきな人がきたときは」
5.ロルツィング(1801-1851):
「ウンディーネ」より「そののち、私が知ってる全ての事柄を」
6.ヘンデル(1685-1759):
「ジュリオ・チェザーレ」より「彼女の目、それを私は愛している」
7.モーツァルト(1756-1791):
「フィガロの結婚」より「ついにその時がきたわ」
8.モーツァルト:「フィガロの結婚」より「愛の喜びよ、早く来い」
9.ロッシーニ(1792-1868):
「セビリアの理髪師」より「今の歌声は心にひびく」
10.ドニゼッティ(1797-1848):
「ドン・パスクァーレ」より「騎士はあの眼差しを」
11.ドニゼッティ:
「ドン・パスクァーレ」より「私もその不思議な力は知ってるわ」
12.スメタナ(1824-1884):「売られた花嫁」より「ああ、何と言う苦痛」
13.スメタナ:「売られた花嫁」より「あたりは奇妙なほど静かだ」
14.モーツァルト:ラウダーテ・ドミヌム K399
ミュンヘン放送管弦楽団
ヴェルナー・シュミット=ベルッケ(指揮)…1-3
ハンス・ザノテッリ(指揮)…4-5/クルト・アイヒホルン(指揮)…6-11
ハインツ・ワルベルク(指揮)…12.13
レーゲンスブルク大聖堂少年合唱団…14
ランベルト・ガルデッリ(指揮)…14
録音 1968、1972、1979、1980、1982年ミュンヘン放送管弦楽団「日曜コンサ
ート」より
今なお光を放つ永遠のスープレッド・ソプラノ、ルチア・ポップの秘蔵音源!「20
世紀最高のスザンナ」として、全ての人から愛されていた名歌手ルチア・ポッ
プ(1939-1993)。チャーミングで清楚な歌い口と、艶やかな声、そして可憐な
容姿で国際的に活躍。彼女が54歳という若さでこの世を去ってしまった時は、
全世界のファンが悲しみの涙にくれたことは言うまでもありません。彼女の当
たり役は、何と言っても前述の「フィガロの結婚」のスザンナであり、また、
あのクライバーの伝説的名演「こうもり」のアデーレでしょう。もちろん他の
ドイツ・オペラも得意としていたことは間違いありません。また、リート歌手
としてはマーラー、R.シュトラウスなどロマン派の作品がレパートリーの中心
でした。この1968年から1982年の日曜コンサートでは、彼女お得意のモーツァ
ルトや、お国もののスメタナを始め、いくつかのオペレッタ(この分野でも素
晴らしい歌を披露)、そして、声が円熟してからレパートリーを広げたドニゼ
ッティなど、彼女の多彩な表情を伺い知ることができます。21世紀の今、彼女
を越えるスザンナは現れるのでしょうか?





<LPO>
LPO-0057 \2080
1.シベリウス(1865-1957):交響詩「ポヒョラの娘」Op.49
2-4.シベリウス:交響曲 第5番 変ホ長調 Op.82
5-7.ルトスワフスキ(1913-1994):管弦楽のための協奏曲
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ユッカ=ペッカ・サラステ(指揮)
録音 ロンドン ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
2008年2月20日…5-7, 2008年10月15日…1-4
フィンランドの俊英、ユッカ=ペッカ・サラステによる十八番のシベリウスと、
ルトスワフスキという何とも興味深い1枚です。「ポヒョラの娘」はシベリウ
スの作品の中でも壮大で、また物語性をはっきり打ち出したこの音楽であり、
12分程度の短い中に内容がぎっしり詰まっていることで知られています。この
サラステの演奏、お楽しみのクライマックスの部分が若干押さえ気味で、「も
う少し激しくても」と思ってしまうのですが、そこに至るまでの弦、管の絡み
の幽玄なる美しさは一聴の価値ありです。交響曲第5番についても、金管の咆
哮などが影を潜めた渋いもので、よくある「熱く激しい演奏」とは一線を画し
た演奏と言えるでしょう。ルトスワフスキでは精緻なスコア再現が楽しめ、曲
の流れが自然に納得できるという、この曲の特徴である「複雑さ」が良く理解
できる名演です。





<ARTHAUS>
101571(DVD-Video) 2枚組 \6280
108028(Blu-ray) \5650
(日本語字幕あり)
ヘンデル:3幕の歌劇(ドランマ・ペル・ムージカ)「アルチーナ」
女魔法使いアルチーナ…アニヤ・ハルテロス(ソプラノ)
騎士ルッジェーロ…ヴァッセリーナ・カサロヴァ(メゾ・ソプラノ)
ルッジェーロの許婚ブラダマンテ…クリスティーナ・ハンマーシュトローム
(アルト)
アルチーナの妹モルガーナ…ヴェロニカ・カンゲミ(ソプラノ)
少年オベルト…アロイス・ミュールバッハー
(ボーイ・ソプラノ-聖フローリアン教会少年合唱団員)
家臣オロンテ…ベンジャミン・ブルンス(テノール)
メリッソ…アダム・プラチェトカ(バス)他
グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊/ウィーン国立バレエ
マルク・ミンコフスキ(指揮)
エイドリアン・ノーブル(演出)/アンソニー・ウォード(装置&衣装)
マルコ・アルトゥーロ・マレッリ(演出、舞台装置、照明)
ダグマール・ニーフィンド(衣装)
2010年ウィーン国立歌劇場 ライヴ収録
収録時間:205分+21分(ボーナス…「ビハインド・ザ・シーン」登場人物ヘのイ
ンタヴュー)
字幕:独語、英語、仏語、西語、伊語、日本語、韓国語(BDのみ)
バロックの時代、ルドヴィーコ・アリオストによる叙事詩「狂乱のオルランド」
をモティーフにオペラを書くことが流行していました。3万8736行の長さを誇る
この詩は、魔法使いが登場するは、登場人物が月へと旅行するは、と、荒唐無
稽なもので、リュリ、ヴィヴァルディ、ハイドンを始めとした多数の作曲家た
ちが、この中から自由にエピソードを選び出し独自の作品に仕上げていたので
す。ヘンデルのこの作品は、魔女アルチーナの魔力に捕らわれた騎士ルジェッ
ロが、恋人の力を借りて逃げ出すまでを描いています。最近、斬新な演出が施
されることの多いヘンデル(1685-1759)のオペラですが、ここでは無理な読み替
えなどを行わず、衣装、美しい背景も含めて納得の行く世界を楽しむことがで
きます。歌手は現在最高のバロック・スターたちが集結。中でも主役のアルチ
ーナは、めきめきと頭角を現したアニヤ・ハルテロスが素晴らしい存在感で演
じています。いつも溌剌とした指揮でおなじみのミンコフスキも、また新たな
境地を開いています。

101577(DVD-Video) \3450
108029(Blu-ray) \5650
ダニエル・バレンボイム -ショパン:ピアノ協奏曲集
1.ハイドン(1732-1809):交響曲 第44番 ホ短調「悲しみ」 Hob.I:44
2.ショパン(1810-1849):ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21
3.ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11
4.華麗なるワルツ イ短調 Op.34-2
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
シュターツカペレ・ベルリン
アンドリス・ネルソンス(指揮)
2010年エッセン・フィルハーモニー ライヴ収録
毎年ドイツのエッセンで開催されているルール・ピアノ・フェスティヴァルは、
ドルトムントのコンサートホールを中心に名ピアニストたちが集結。彼らが入
れ替わり立ち替わり多彩な演奏会を繰り広げるという、ピアノ音楽好きにはた
まらない音楽祭として知られています。その音楽祭、2010年のショパン生誕
200年には特別演奏会が企画されました。それは精力的な若き指揮者ネルソン
ズと、シュターツカペレ・ベルリン、そして、演奏活動60周年を迎えた巨匠ダ
ニエル・バレンボイムによる、ショパンの2曲のピアノ協奏曲という魅力的な
プログラムです。演奏会は、情熱あふれるネルソンズの指揮によるジハイドン
の交響曲第44番で幕を開けます。これはハイドンの疾風怒濤期に書かれた名作
で、「悲しみ」というタイトル通り短調で書かれ、この曲のアダージョ楽章は
「自らの葬儀で演奏してほしい」と言ったほどのハイドン自身のお気に入りの
作品でもありました。ネルソンスの若さ溢れる刺激的な指揮による美しいハイ
ドンで、ここでまず、聴衆の熱狂が最初のピークを迎えます。そして、メイン
のショパンの協奏曲です。ショパンが10代の最後に書いた夢のように美しい曲
たちを、バレンボイムは命の脈動を感じさせる優雅さで確実に音にしていきま
す。鍵盤の上を華麗に舞う、バレンボイムの指の動きを目に焼き付けることが
できるのは、まさに映像ならではの楽しみと言えるでしょう。

101586(DVD-Video) \5650
108035(Blu-ray) \5650
Le Songe-夢 シェークスピアの「真夏の夜の夢」によるバレエ
モンテカルロ・バレエ
コレオグラフィ&映像…ジャン=クリストフ・マイヨー
音楽…フェリックス・メンデルスゾーン、ダニエル・テルッギ、
ベルトランド・マイヨー
シノグラフィ(背景)…エルネスト・ピニョン=エルネスト
衣装…フィリップ・ギヨテル
2009年モンテカルロ、グリマルディ・フォーラム ライヴ収録
字幕:なし
のびのびと軽やかに踊るダンサーたち。カラフルで印象的な衣装・・・妙にエ
ロティックであったり、コミカルであったりと多種多様・・・、そして何かを
予見させる細やかな動き。この映像からは、ひと時も目を離すことはできませ
ん。その一瞬に世界はがらりと様相を変えてしまうのですから。誰もが知って
いるシェークスピアの古典的名作「真夏の夜の夢」は、今までにも様々な形で
視覚化されてきましたが、このモンテカルロ・バレエによる斬新すぎる舞台は、
まさに夢の世界を構築したもの。クラシック・バレエ、コンテンポラリー・ダ
ンス、そして演劇の枠を飛び越え、妖精たちは自由自在に踊ります。時には厳
粛に。時にはまるでサーカスのばか騒ぎのように。この演出自体は、日本でも
上演され大好評を得ていますが、今回の映像は舞台そのままではなく、スタジ
オで撮影された練りに練られたもの。カメラアングルにも趣向が凝らされてい
て、マイヨーの思い描いた世界が120%再現されているという、ファンにとっ
ても夢のような作品となっています。

101576(DVD-Video) \5650
(日本語字幕あり)
メノッティ:3幕の歌劇「ゴヤ」
台本:ジャン・カルロ・メノッティ(プラシド・ドミンゴのために制作)
ゴヤ…プラシド・ドミンゴ(テノール)
アルバ侯爵夫人…ミシェル・ブリート(メゾ・ソプラノ)
スペイン女王マリア・ルイーザ…イリデ・マルティネス(ソプラノ)
マルティン・サパテール…クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン)
ウィーン放送交響楽団
クランクボーゲン音楽祭合唱団
エマニュエル・ヴィローム(指揮)
カスパー・ベック・ホルテン(演出)
ステフィーン・アールフィンク(装置&衣装)
2004年アン・デア・ウィーン劇場 ライヴ収録…世界初映像
字幕:英語(オリジナル・ヴァージョン)
独語、仏語、西語、伊語、日本語、韓国語
2011年は、アメリカの偉大なオペラ作曲家メノッティ(1911-2007)の生誕100周
年にあたります。20世紀のアメリカで最も偉大なオペラ作曲家です。彼は11歳
で最初のオペラを書いたことで、その後の人生はほぼ決定してしまったのかも
しれません。1937年に初演された「アメーリア舞踏会に行く」はその濃い管弦
楽法と、劇的な筋書きで大成功を収め、若きドミンゴもしばしばこの曲を歌っ
たのだそうです。そんなドミンゴ。1977年にメノッティから夕食に招待された
時、彼は偉大なる作曲家に直談判したのです。「ジャン・カルロ!私のために
オペラを書いてみませんか?」・・・その問いかけが実行に移さたのがこの作
品です。メノッティがドミンゴのために選んだ人物は、偉大なるスペインの芸
術家フランシスコ・デ・ホヤでした。ドミンゴはその提案に同意し、このオペ
ラが出来上ったのです。内容は、天才画家ゴヤの生涯をフィクションとして描
いたもので1986年に完成、出版もされました。まるで映画音楽のような美しい
旋律を持ったいかにもドミンゴに相応しい華麗な作品です。これまでにリリー
スされた音源もないわけではないのですが、音のみですし、何より主役をドミ
ンゴが努めていないというのが大きなマイナス点でした。ここでドミンゴの歌
唱が映像によって登場することで、ようやくこの作品の真意が理解できるのは
ないでしょうか。

8101573(DVD-Video) \5650
アーロン・コープランド アメリカのためのファンファーレ
アンドレアス・スキピスによる映像
字幕:英語、独語、仏語、西語
この「アメリカのためのファンファーレ」は、彼の人生と経歴を彩る数ある映
像の中から、映像作家アンドレアス・スキピスが、彼の伝記作者ハワード・ポ
ラックと、指揮者ヒュー・ウルフの助言を借りて、特記すべき情景を選び出し、
説得あるストーリーに仕立て上げています。ベニー・グッドマンがコープラン
ドに依頼した、有名な「クラリネット協奏曲」の演奏風景、バーンスタインが
演奏する「リンカーン・ポートレイト」、「アパラチアの春」を踊るマーサグ
ラハム。これらを実際に目で観ることで、この作曲家が「アメリカ的な音楽の
スタイル」をどのように構築したのか、面白いようにわかるはずです。

9101574(DVD-Video) 2枚組 \6280
(日本語字幕あり)
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
2幕のドラマ・ジョコーソ
ドン・ジョヴァンニ…ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ドンナ・アンナ…エリザベス・グリュンマー(ソプラノ)
ドンナ・エルヴィーラ…ピラール・ローレンガー(ソプラノ)
ドン・オッターヴィオ…ドナルド・グローブ(テノール)
騎士長…ヨーゼフ・グラインドル(バス)
レポレッロ…ヴァルター・ベリー(バス)
ベルリン・ドイツ・オペラ
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
カール・エーベルト(演出)
ゲオルク・ヴァケヴィッチ(装置&衣装)
1961年ベルリン・ドイツ・オペラのシーズン初日公演 ライヴ収録
字幕:独語(オリジナル・ヴァージョン)、
英語、仏語、西語、伊語、日本語、韓国語
ベルリンの壁・・・冷戦の真っ只中にあった1961年8月13日に東ドイツ(ドイツ
民主共和国)政府によって建設された、東ベルリンと西ベルリンを隔てる壁で
す。1989年11月10日に破壊され、その翌年の1990年10月3日に東西ドイツが統一
されるまで、この壁がドイツ分断の象徴となっことはご存知の通りです。さて、
この「ドン・ジョヴァンニ」の公演は、そんな物々しい時期に開幕したベルリ
ン・ドイツ・オペラのシーズンのオープニングを飾る歴史的公演です。この
歌劇場は度々名前を変えたことで知られています。1919年にシャルロッテンブ
ルク・ドイツ歌劇場として設立、1925年にはベルリン市立歌劇場、1933年にベ
ルリン・ドイツ・オペラ、そして1945年には市立歌劇場。そしてこの年、再び
ベルリン・ドイツ・オペラとなりました。それまで戦争で破壊されていた劇場
が新しく建立され、人々が待ち望んでいたこの9月24日のシーズン開始は、本来
なら大きなニュースになるはずだったのに、その6週間前のベルリン分断のお
かげで、ほとんど報道されることもなかったのです。とはいえ、この「ドン・
ジョヴァンニ」はたくさんの観衆を引きつけました。ドイツ連邦共和国大統領、
政治家、外交官、ベルリン大学の教授たち、世界の主要な音楽評論家を始め、
西側の音楽家、俳優、画家たち、あらゆる芸術家たちがこの公演を観るために
集まりました。フィッシャー=ディースカウを始めとした、当時最高の歌手た
ちが、このこけら落とし公演のために集結、冥界から騎士長だけでなく、モー
ツァルトまでをも呼び寄せたかのような熱演を繰り広げました。また、この夜、
見事な指揮を行ったフリッチャイですが、実は既に不治の病に冒されていて、
この公演の3ヶ月後には指揮棒を置くことになります。

101575(DVD-Video) \5650
シューマン:バイロン卿による3部の劇詩への付随音楽「マンフレッド」Op.115
マンフレッド…ヨハン・フォン・ビューロー(朗読)
狩人/亡霊…シュテファン・ヴィルケニング(朗読)
アルプスの精霊/アスターティ…ティナ・アモン・アモンセン(朗読)
ネメシス…ヴェラ・バウアー(朗読)
アブト・・・ディーター・プロシュナウ(朗読)
ヘルマン…マルクス・フライク(バス)
バッハ・メヒトヒルト(ソプラノ)
エリザベス・ポピエン(メゾ・ソプラノ)
ハンス=イェルク・マンメル(テノール)
マンフリート・ビットナー(バス)
エックハルト・エーベル(バス)
トビアス・ベルント(バス)
デュッセルドルフ市立劇場合唱団/デュッセルドルフ交響楽団
アンドレイ・ボレイコ(指揮)
ヨハネス・ドイチュ(ヴィジュアリセーション指導)
ミヒャエル・ベッカー(総監督)
2010年デュッセルドルフ・トーンハレ ライヴ収録
字幕:独語(オリジナル・ヴァージョン)、英語、仏語
この「マンフレッド」は独唱、合唱、管弦楽の他に複数の語り手を必要としま
す。主要な登場人物は歌うのではなく、バイロンの詩をほぼ原形のまま朗読、
精霊たちの役は独唱や合唱が担い、管弦楽は情景描写と劇の進行を担うことに
なります。人生の至るところで物語を紡ぎだしていたシューマンならではの、
渾身の大作と言えるでしょう。この演奏会では、物語を視覚的にも楽しめるよ
うに工夫されています。聴衆はオーケストラの上の設営された大きな「目」を
通して、そこに投影される情景をみながらマンフレッドの気持ちを体感するこ
とになります。美しいスイスの山なみや、怒りに震えた死の精霊の空虚な瞳、
マンフレッドがその目に焼き付けたであろう映像は、重く美しい音楽とともに、
観てる者全てに深い感銘を与えることでしょう。朗読者たちの美しいドイツ語、
ボレイコが指揮するデュッセルドルフ交響楽団の共感に満ちた暖かい音色。ベ
テランの歌手陣たちの説得力ある歌声。この大作に限りない永遠の命を与える
かのような名演です。

101519(DVD-Video) \3150
ミレッラ・フレーニ-オペラに捧げた人生
マリタ・ストッカーによる映像
FEATURING PLACIDO DOMINGO, NICOLAI GHIAUROV, HERBERT VON KARAJAN,
LUCIANO PAVAROTTI
収録時間:58分
字幕:伊語、英語、独語、仏語、西語
世界で最も偉大なソプラノ歌手の一人、ミレッラ・フレーニ。1935年にイタリ
アの労働者階級の家庭に生まれた彼女は、10歳でラジオ局の主催したコンクー
ルで優勝。しかし、大先輩ベニャミーノ・ジーリが「あまり早くから歌うと喉
を痛めるよ」という忠告に従って、17歳までステージで歌わなかったことが知
られています。19歳に「カルメン」のミカエラ役で正式にデビューするものの、
結婚、子育てのためキャリアを中断。本格的に復帰するのは1958年になってか
らでした。この映像は、その半生をオペラに捧げた彼女のインタビューを中心
に構成されています。彼女の驚異的な経歴、そして若々しい声質と類い稀なる
演技力。これらを、友人であるドミンゴや、夫ギャウロフ、幼なじみパヴァロ
ッティ、そして偉大なる指揮者カラヤンの証言も交えながら、丹念に掘り起こ
していきます。輝かしい経歴の裏に秘めた強い精神と、繊細な感情、それらが
強く伝わってくる貴重な映像です。

100377(DVD-Video) 5650
グルック:4幕の歌劇「トリドのイフィジェニー」(フランス語版)
女大司祭イフィジェニー…ジュリエッテ・ガルスティアン(メゾ・ソプラノ)
イフィジェニーの弟オレスト…ロドニー・ギルフリー(バリトン)
オレストの友人ピュラード…デオン・ファン・デア・ヴァルト(テノール)
トリド王トアス…アントン・シャリンガー(バス)
狩りの女神ディアーヌ…マルティナ・ヤンコヴァ(ソプラノ)他
チューリヒ歌劇場“ラ・シンティッラ”オーケストラ”(オリジナル楽器使用)
ウィリアム・クリスティ(指揮)
クラウス・グース(演出)
クリスティアン・シュミット(演出&衣装)
2001年チューリヒ歌劇場 ライヴ収録
字幕:仏語(オリジナル・ヴァージョン)、英語、独語、西語、伊語、日本語
グルック(1714-1787)がパリで上演するために書いた7本のオペラの内の一作で
あるこの「トリドのイフィジェニー」は、グルックの創作活動の絶頂期を示す
緊張感に満ちた素晴らしい作品です。ギリシャ神話をモティーフにしながら、
そこにしっかりと描かれた人間模様、そして劇的で写実的な音楽。また類を見
ないほどに充実したアンサンブルと、聴きどころ、見どころは後を絶ちません。
かぶり物を多用した少々気味の悪い演出は、昨今のバロック・オペラの流行と
も言え、嫌悪感を露わにする方もいるでしょうが、夢、お告げなど、非現実的
な要素が大きなファクターを占める物語だけに、このような表現方法の方が却
って容易く物語を理解できるかもしれません。演奏に関しては申し分なし。
一定の水準を保った歌手たちに加え、クリスティのグルックを聴けるというだ
けでも嬉しいものです。

101537(DVD-Video) \5650
ヴェルディ:3幕の歌劇(コンメーディア・リリカ)「ファルスタッフ」
ジョン・ファルスタッフ卿…ベルント・ヴァイクル(バリトン)
アリーチェ・フォード夫人…アデルハイド・フィンク(ソプラノ)
メグ・ペイジ夫人…ウィオレッタ・ヘブロウスカ(メゾ・ソプラノ)
フォード…カルロス・アグイッレ(バリトン)
クイックリー夫人…ヤンユ・グオ(メゾ・ソプラノ)他
カイザーラウステン・プファルツ劇場管弦楽団
ウヴェ・ザンドナー(指揮)
ベルント・ヴァイクル(演出)/トーマス・デルフラー(装置)
ユリア・ホレヴィック(衣装)
2010年カイザーラウステン・プファルツ劇場 ライヴ収録
字幕:伊語(オリジナル・ヴァージョン)、英語、独語
ヴェルディ(1813-1901)の最後のオペラ「ファルスタッフ」は、一度は“完全
なるオペラ・ブッファを書きたい”と夢見ていたヴェルディの理想の具現化と
も言える作品です。彼と友好関係を保っていたボーイトの手による、シェーク
スピアの名作「ウィンザーの陽気な女房たち」に基づく台本は老ヴェルディに
豊かな創作の泉をもたらし、斬新かつ繊細な音楽が生み出されたのはご存知の
通り。もちろん録音も映像も幾多ありますが、この演奏の一番の見どころは、
名バリトン歌手ヴァイクルによるアイデア盛りだくさんの仕掛けです。オペラ
のコンセプトでもある「この世は全て冗談だ・・・Tutto nel mondo e burla」
そのままのちょっとチープな衣装、装置は、却って作品の偉大さを実感させて
くれることでしょう。




<ARTHAUS>
101483(DVD-Video) ¥3450
日本語字幕あり
このDVDは101526(2枚組)の分売となります。
マイケル・ナイマン
レベルアップし続けるコンポーザー -シルヴィア・ベックによるポートレート
収録時間:52分/字幕:英・独・仏・西・伊・日
マイケル・ナイマン(1944-)は、イギリスのミニマル・ミュージックの作曲家で
あり、ピアニストであり、オペラ台本作家であり、さらに音楽学者でもあり、
音楽評論家です。1982年から映画音楽の作曲に携わってきましたが、1992年の
映画「ピアノ・レッスン」の音楽で爆発的な人気を得たことをご存知の方は多
いでしょう。ロンドン、ベルリン、メキシコ、ポーランド、オランダ、ポルト
ガル・・・マイケル・ナイマンとナイマン・バンドの演奏旅行に同行した映像
作家シルヴィア・ベックは、彼の姿を丹念に追うことで、彼の出自や音楽的プ
ロセスやその魅力溢れる音楽性を見事に描きだしています。旅行の間、ずっと
写真を撮り続けるナイマン。幼い頃に熱中したモーツァルトについて熱く語る
ナイマン。これらはなんと魅力に溢れた人物像なのでしょう。また、偉大なる
先駆者スティーヴ・ライヒによる語りも注目。一時期作曲から退いていたナイ
マンに「好きなものを書くべきだ」と示唆したというライヒあってこそ、今の
ナイマンが存在するというのも、何とも嬉しくなるようなエピソードです。

101509(DVD-Video) 2枚組 ¥5650
フィッシャー=ディースカウBOX
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ85歳の誕生日を記念して
シューベルト(1797-1828):歌曲集「冬の旅」&「美しき水車屋の娘」
《DVD1》
シューベルト:歌曲集「冬の旅」D911/ボーナス…リハーサル映像
《DVD2》シューベルト:歌曲集「美しき水車屋の娘」D795
/ボーナス…フィッシャー=ディースカウとフランツ・ツォクロイアーとの
対話
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
《DVD1》アルフレード・ブレンデル(ピアノ)
《DVD2》アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
収録
《DVD1》1979年1月ベルリン.ジーメンスヴィラ
《DVD2》収録 1991年6月20日フェルト教会 モントフォルトハウス
字幕:独、英、仏、伊、西
あらゆる歌曲集の中でも、とりわけ美しく、また解釈の難しさで群を抜く「美
しき水車屋の娘」と「冬の旅」。この2つの連作歌曲を、ドイツの名バリトン
歌手フィッシャー=ディースカウが歌います。「冬の旅」は1979年の収録で、
名ピアニスト、ブレンデルとの共演。深淵な解釈が光る名演を楽しませてくれ
ます。彼らは1975年から1989年にかけて、世界中でこの歌曲集を演奏するほど
の名コンビであり、気心のしれた親密なやり取りが見てとれます。「美しき水
車屋の娘」は1991年、アンドラーシュ・シフとの共演です。実は、こちらの歌
曲集、20年間公式の場では歌っていなかったというフィッシャー=ディースカ
ウですが、ここではシフのピアノに触発されてか、しなやかで瑞々しい歌唱を
披露しています。

101570(DVD-Video) ¥3450
日本語字幕あり
ジャコモ・ヴァリエーションズ
ジョン・マルコヴィチによるモーツァルト「カサノヴァ」
ボーナス…インサイド・ザ・ジャコモ・ヴァリエーション(ドキュメンタリー
&インタヴュー)
ジャコモ…ジョン・マルコヴィチ
エリサ,ジャコモIIII,ベリーノ
M.M,ヘンリエッテ,ルクレツィア…インゲボルガ・ダクネイト(役者)
ジャコモII,伯爵,ヴァルトシュタイン公,ルカ・デ・マタローン,
ブラニッキ…フローリアン・ベッシュ(バス・バリトン)
チェチーレ,デスピーナ,ジャコモIII,エリサII,C.C,
ソフィー・ワルトシュタイン,ヘンリエッテII,
レオニルダ…ゾフィー・クルスマン(ソプラノ)
ウィーン・アカデミー合奏団(ピリオド楽器使用)
マルティン・ハーゼルベック(指揮)
ミヒャエル・シュトゥルミンガー(脚本&演出)
レナーテ・マルティン&アンドレアス・ドンホイザー(衣装&装置)
フランク・ソボッタ(照明)
マティアス・ロイツェンドルフ(DVD制作&プロデューサー)
収録時間:本編139分+ボーナス34分
字幕:英,独,仏,西,伊,日
ジャコモ・カサノヴァ(1725-1798)は、ヴェネツィア出身の術策家(adventurer)
であり作家であり、変わったところではフランスの宝くじの共同創設者でもあ
りますが、一番の功績(?)は、生涯に1000人以上もの女性と愛を交わしたとい
う偉業でしょうか。彼は死の床で「わが生涯の物語」の草稿を甥に渡しますが、
その後、それは脚色翻案され、1826年に刊行されたことで、彼の波乱に満ちた
生涯に光があてられることになります。さて、この「ジャコモ・ヴァリエー
ション」は、そんなカサノヴァの生涯を新しい室内オペラとして描き出したも
のです。シュトゥルミンガーとハーゼルベックは、この作品に、カサノヴァの
同時代の天才モーツァルトの美しい音楽をあてはめることで、作品に更なる奥
行きを与えることに成功しました。稀代の色事師カサノヴァは「女が欲しい」
と叫びながら自殺を図り、そこから悪夢のような物語が始まります。名優マル
コヴィチを含む、たった4人の出演者たちが、男女の壁を越えながら様々な登
場人物を演じ分け、歌い踊ります。変幻自在で不可思議なお話は、一瞬たりと
も目を離すことができません。装置、衣装、音楽、全てに耳と目をこらしてみ
てください。

108027(Blu-ray) ¥5650
日本語字幕あり
プッチーニ(1858-1924):歌劇「トスカ」全曲
フローリアン・トスカ…フィオレンツィア・チェドリンス(ソプラノ)
マリオ・カヴァラドッシ…マルセロ・アルバレス(テノール)
スカルピア男爵…ルジェーロ・ライモンディ(バリトン)
チェーザレ・アンジェロッティ…マルコ・スポッティ(バス)
教会堂守り…ファビオ・プレヴィアーティ(バス)
スポレッタ…エンリコ・ファチーニ(テノール)
シャルローネ…ジュリアーノ・ペリゾン(バス)他
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団&合唱団
ダニエル・オーレン(指揮)
ウーゴ・デ・アーナ(演出・装置・衣装・照明)
2006年アレーナ・ディ・ヴェローナ ライブ収録
字幕:(オリジナル・ヴァージョン)・英・独・仏・西・伊・日
主役を歌うトスカに求められるのは、溢れる情熱と強靭な声。そして凛とした
舞台姿です。カヴァラドッシは甘い歌声と幾分母性本能をくすぐられるような
弱さでしょうか。そしてスカルピアには、憎らしいまでの男臭さと狡猾さで
しょう。指揮者に求められるのは、物語に即した的確な音楽作りと、身も心も
とろけるような美しい響きをオーケストラから紡ぎだすこと。このヴェローナ
の舞台は、その全ての欲求をくまなく満足させてくれるものです。名演出家ウ
ーゴ・デ・アーナによるゴージャスで統一感のある衣装と舞台も見どころの一
つ。高画質収録の再現により、ご家庭のリビングが瞬時に野外劇場に変貌いた
します。

107233(DVD-Video) ¥5650
モーツァルト:歌劇「魔笛」全曲
タミーノ…ピョートル・ベチャワ(テノール)
パミーナ…ドロテア・レッシュマン(ソプラノ)
パパゲーノ…デトロフ・ロート(バリトン)
夜の女王…デジーレ・ランカトーレ(ソプラノ)
ザラストロ…マッティ・サルミネン(バス)
弁者…ヴォルフガンク・シェーネ(バス)他
パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団
イヴァン・フィッシャー(指揮)
ベンノ・ベッソン(演出)/ジャン=マルク・ステーレ(装置&衣装)
2001年パリ オペラ座 ライヴ収録
字幕:独・英・仏・西・伊
全世界中で愛されているモーツァルトのオペラ「魔笛」。無邪気でメルヘンチ
ックな外観の中に、複雑な内容を秘めていることでも知られています。このイ
ヴァン・フィッシャーの演奏は、レシュマンのふくよかで美しいパミーナ、草
食系王子ベチャーラ、見ているだけでも楽しいロートのパパゲーノ、ベテラン
の底力を見せつけるサルミネンのザラストロ、何より若々しい張りのあるラン
カトーレの夜の女王・・・と、素晴らしいキャストを揃え、目の覚めるように
鮮やかな舞台装置を用いて、この名作を完全に再現しています。

107235(DVD-Video) 2枚組 ¥6280
ベッリーニ(1801-1835):歌劇「ノルマ」全曲
ポリオーネ…シン・ヨン・フン(テノール)
ノルマ…ジューン・アンダーソン(ソプラノ)
アダルジーザ…ダニエラ・バルチェッローナ(メゾ・ソプラノ)
オロヴェーゾ…イルダール・アブドラザコフ(バス)
クロティルデ…スヴェトラーナ・イグナトヴィチ(メゾ・ソプラノ)
フラーヴィオ…レオナルド・メラーニ(テノール)他
ヴェルディ・フェスティバル合唱団
エウローパ・ガランテ(ピリオド楽器使用)
ファビオ・ビオンディ(指揮)
ロベルト・アンド(演出)/ジョヴァンニ・カールッチョ(装置)
ナナ・チェッキ(衣装)/グィド・レヴィ(照明)
2001年テアトロ・レージョ・ディ・パルマ収録
字幕:英・独・仏・西・伊・中
ビオンディとエウロパ・ガランテのオリジナル楽器による演奏が評判となった
「ノルマ」です。ベテラン、ジューン・アンダーソンと、当時彗星のごとく現
れ、国際的名声を一気に獲得したダニエラ・バルチェローナの白熱した戦いが、
柔らかい弦の響きに乗って描き出されます。一味違う「ノルマ」を楽しみたい
方に。

107257(DVD-Video) ¥3450
ミンクス(1826-1917):バヤデール 3幕のバレエ
1991年ロンドン コヴェント・ガーデン,ロイヤル・オペラ・ハウス
ライブ収録
字幕:なし
ニキヤ…アルティナイ・アスィルムラートワ
ソロル…イレク・ムハメドフ
ガムザッティ…ダーシー・ブッセル
黄金の仏像…熊川哲也
高僧バラモン…アンソニー・ダウエル
ドゥグマンタ…デヴィット・ドリュー 他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
ジョン・ランチベリー(指揮)
ナタリア・マカロワ(演出・振付)/ピエル・ルイジ・サマリターニ(舞台装置)
/ヨランダ・ソナベント(衣装)/ジョン・B・リード(照明)
ロシアで活躍した作曲家ミンクスの名作バレエ「バヤデール」です。1877年に
マリウス・プティパにより振付けされ、キーロフ・バレエによって初演されま
した。その後長らく上演されることがありませんでしたが、1961年にキーロフ
・バレエがロンドンで公演を行い、そのエキゾティシズムが高く評価され、幾
度かの改定を経て、現在の人気を博しています。バヤデールとは寺院に使える
舞姫のこと。勇士ソロルと愛し合った舞姫ニキヤの悲恋物語ですが、その結末
は版によって若干の違いがあることでも知られています。このヌレエフ版は、
寺院崩壊の後、愛する2人は天国で結ばれるというもの。黄金の仏像役には
熊川哲也が出演、この舞台に華を添えています。

107313(DVD-Video) ¥5650
ヴェルディ(1813-1901):歌劇「マクベス」全曲
マクベス…レオ・ヌッチ(バリトン)
バンコ…エンリコ・イオリ(バス)
マクベス夫人…シルヴィ・ヴァレル(ソプラノ)
マクベス夫人の侍女…ティジアナ・トラモンティ(メゾ・ソプラノ)
マクダフ…ロベルト・イウリアーノ(テノール)
マルコム…ニコラ・パスコーリ(テノール)他
パルマ・テアトロ・レッジョ管弦楽団&合唱団
ブルーノ・バルトレッティ(指揮)
リリアーナ・カヴァーニ(演出)/ダンテ・フェラッリ(装置)
アルベルト・ヴェルソ(衣装)/セルジオ・ロッシ(照明)
アメデオ・アモーディオ(コレオグラフィ)
2006年テアトロ・レッジョ・ディ・パルマ ライブ収録
字幕:英・独・仏・西・伊
ヴェルディが心底愛したというシェークスピアを原作にしたオペラ「マクベス」。
彼の作品の中で、唯一「愛の陰謀」のない作品としても知られています。主役
にテノールでなく、バリトンを置いたところにも、ヴェルディの革新的な試み
が感じられます。そのマクベスを歌うのが、ベテラン、レオ・ヌッチ。熟成さ
れた男っぽさの中に感じる少々の脆さが、この物語を深いものにしています。
マクベス夫人を歌うヴァレルは、スピントの効いた力強い声が魅力です。カ
ヴァーニの演出は、時として説明過剰に感じる部分もあるのですが、複雑なあ
らすじと、交錯する人間模様を表出するためには必要不可欠でもあり、これら
を一つ一つ読み解く楽しみに浸るのも一興でしょう。バルトレッティの指揮
は、重厚さの中にも軽妙さを併せ持つもので、この暗い作品に一筋の救いの光
をもたらすものとして評価されています。

107319(DVD-Video) ¥5650
日本語字幕あり
プッチーニ(1858-1924):歌劇「トゥーランドット」全曲
トゥーランドット…エヴァ・マルトン(ソプラノ)
カラフ…ホセ・カレーラス(テノール)
中国皇帝…ヴァルデマール・クメント(テノール)
テイムール…ジョン=ポール・ボガール(バス)
リュー…カーティア・リッチャレッリ(ソプラノ)
ピン…ロバート・カーンズ(バリトン)
ポン…ハインツ・ツェドニク(テノール)
パン…ヘルムート・ヴィルトハーバー(テノール)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
ロリン・マゼール(指揮)
ハロルド・プリンス(演出)
ティモシー・オブライエン&タゼーナ・ファース(装置&衣装)
ケン・ビリントン(照明)
1983年ウィーン国立歌劇場 ライブ収録
字幕:英・独・仏・西・伊・日
プッチーニの最後のオペラである「トゥーランドット」は、未完であるにもか
かわらず、彼の最高の作品として評価されています。大胆な和声を用いたエキ
ゾチックな表情を湛えた音楽は、まるで映画音楽のように壮大であり、また永
遠に解決することのない男女間の愛の論争も、ここでは一つの美しい解決を見
ることになります。主役を歌うトゥーランドットには、圧倒的な存在感と声量
が求められますが、稀代のソプラノ、マルトンはその欲求に120%応え、実に
見事な姫を演じています。カレーラスのカラフ、リッチャレッリのリューも文
句なしです。ここでは指揮者もマゼールもたっぷり目のテンポで、重厚な音楽
を丁寧に描きだしています。この名演、終演後の拍手は、なんと45分間も続き、
指揮のマゼールと歌手たちに惜しみない賞賛が送られたそうです。熱い熱い上
演記録です。

107506(DVD-Video) 2枚組 ¥6280
ミンコフスキ:オッフェンバックBOX
《DVD1》
オッフェンバック:歌劇「地獄のオルフェ」全曲
《DVD2》
オッフェンバック:歌劇「美しきエレーヌ」全曲
《DVD1》ユリディス(エウリディーチェ)…ナタリー・デセイ(ソプラノ)
オルフェ…ヤン・ブロン(テノール)
ジュピテール…ローラン・ナウリ(バリトン)
アリステ=プリュトン…ジャン=ポール・フシェクール(テノール)他
リヨン歌劇場管弦楽団&合唱団/グルノーブル室内管弦楽団
マルク・ミンコフスキ(指揮)
ローラン・ペリー(演出)/シャンタル・トーマス(装置)
《DVD2》エレーヌ…フェリシティ・ロット(ソプラノ)
オレステス…マリー・アンジェ・トロドヴィチ(メゾ・ソプラノ)
パリス…ヤン・ブロン(テノール)
メネラオス…ミシェル・セネシャル(テノール)
アガメムノン…ロラン・ナウリ(バリトン)
カルカス…フランソワ・ル・ルー(バリトン)
アキレス…エリック・ウシェ(バリトン)他
ルーヴル宮音楽隊&合唱団
マルク・ミンコフスキ(指揮)
ローラン・ペリー(演出&衣装)/シャンタル・トーマス(装置)
《DVD1》1997年リヨン歌劇場 ライブ収録
《DVD2》2000年パリ シャトレ座 ライブ収録
字幕:英・独・仏・西・伊/画
オッフェンバックの人気作2つをBOXセットで。バロック音楽の名手として名を
馳せながらも、オッフェンバックに深い愛情を注いでいるミンコフスキの軽妙
で説得力たっぷりの魅力ある音楽作りと、デセイ、ロットという、全く違うタ
イプの2人のソプラノによるヒロインたちを一度に楽しめます。デセイの主演に
よる「地獄のオルフェ」は、発売当時から話題になったもので、有名な序曲で
始まる通常版ではなく、初演版を元にしたミンコフスキ独自の版で、この違い
を確かめるのも楽しいものです。「美しきエレーヌ」では有閑夫人を演じるロ
ットが、まさにはまり役。この溢れかえるような淫蕩さと妖艶さを醸し出せる
のは彼女以外にはいないでしょう。

101578(DVD-Video) 2枚組 ¥6280
108030(Blu-ray) ¥5650
日本語字幕あり
マイール:歌劇「コリントのメディア」全曲 映像世界初収録
クレオンテ…アラステア・マイルズ(バス)
エゲオ…アレック・シュレーダー(テノール)
メディア…ナージャ・ミヒャエル(ソプラノ)
ジアゾーネ…ラモン・ヴァルガス(テノール)
クロイサ…エレーナ・ツァラゴワ(ソプラノ)
エヴァンドーロ…ケネス・ロバーソン(テノール)他
ヴァイオリン…ユリア・ドイザッカー/ハープ…ジョイ・スミス
バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
アイヴァー・ボルトン(指揮)
ハンス・ノイエンフェルス(演出)/アンナ・ヴィーブロック(装置)
エリーナ・シュニッツラー(衣装)/ミヒャエル・バウアー(照明)
2010年ミュンヘン ナショナル・シアター ライブ収録
字幕:伊(オリジナル・ヴァージョン)、独、英、仏、西、日、中、韓
最近、その作品の復興が著しいシモーネ・マイール(ジモン・マイール、
1763-1845)。彼はドイツで生まれ、神学を学んだ後、イタリアに留学しベルガ
モ大聖堂の終身教会学長となり、同地の音楽界の中心人物となった人です。
生涯に約70曲のオペラを作曲しましたが、その作品はほとんど忘れられていま
した。この「コリントのメディア」は1813年にナポリで初演された作品で、
当時大変な人気を誇り、彼が生涯を終えるまでは、ヨーロッパの主要な劇場で
何度も再演されたという記録が残っています。ギリシア神話に登場する魔女メ
ディアの物語は多くの芸術家の心を捉え、マイールと同時代の作曲家ケルビー
ニも、同じ素材でオペラを書いています(ケルビーニは歌劇「ロドイスカ」で
もマイールと同じ素材を使っています)。わが子を手にかけるというその残忍
さと、そしてその奥底に潜む愛と力の拮抗関係は、確かに興味深いものがあり
ます。ノイエンフェルスの演出は、この作品を現代的なスリラーと位置づけ、
残忍な場面を交えながら、力に対する渇望を鮮烈に描きだします。ここで猛女
メディアを演ずるのは、注目のソプラノ、ナージャ・ミヒャエルです。彼女は
あの「凄すぎる」サロメで少女と成熟した女性の端境期に発するエロティシズ
ムを見事に歌いあげましたが、ここでも、得意のコロラトゥーラを生かし、夜
の女王を更に強烈にしたかのような激しいアリアを歌います。ヴァルガスのジ
アゾーネは、その優柔不断さが裏切りにつながってしまうのだな・・・と納得
させてくれる素晴らしい歌唱で、そのほかの出演者も文句なしの歌を披露しま
す。ボルトンは、いつもの如くオリジナル奏法を取り入れた軽快な音楽作りで、
この作品が古典派のものであることを再認識させてくれるのです。

100171(DVD-Video) ¥5650
日本語字幕あり
R.シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」全曲
プリマドンナ/アリアドネ…スーザン・アンソニー(ソプラノ)
テノール歌手/バッカス…ジョン・ヴィラーズ(テノール)
作曲家…ゾフィー・コッホ(メゾ・ソプラノ)
ツェルビネッタ…イリデ・マルティネス(ソプラノ)
執事長…フリードリヒ=ヴィルヘルム・ユンゲ(台詞)
シュターツカペレ・ドレスデン
コリン・デイヴィス(指揮)
マルコ・アルトゥーロ・マレッリ(演出&装置)
フリードヴァルト・デーゲン(照明)
2000年ドレスデン ゼンパーオーパー ライブ収録
字幕:英、仏、西、伊、日
最近、このオペラの上演が増えることにより、様々な演出が試みられています
が、ここでも近代的で洒落た演出が施されています。当時売り出し中のメゾ・
ソプラノ、ゾフィー・コッホが注目を浴びることとなったチャーミングすぎる
作曲家は、通常出番のないオペラの部分でも姿を見せてくれてたり・・・と、
見どころたっぷりの1枚です。弊社取扱のない既発売のPAL仕様(100170)の映像
と同内容です。

101589(DVD-Video) 2枚組 ¥6280
日本語字幕あり
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」全曲
アルマヴィーヴァ伯爵…ピエトロ・スパニョーリ(バリトン)
伯爵夫人…マルチェラ・オルサッティ・タラマンカ(ソプラノ)
スザンナ…ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
フィガロ…イルデブランド・ダルカンジェロ(バス)
ケルビーノ…モニカ・バチェッリ(メゾ・ソプラノ)
バルトロ…マウリツィオ・ミュラーロ(バス)
ドン・バジーリオ…グレゴリー・ボンファッティ(テノール)
ドン・クルツィオ…ニコラ・パミオ(テノール)
バルバリーナ…オリアナ・クルテシ(ソプラノ)
アントニオ…マッテオ・ペイローネ(バス)
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
ジェラール・コルステン(指揮)
ジョルジョ・ストレーレル(演出)/エツィオ・フリゲリオ(装置)
フランカ・スカルシャピノ(衣装)/ジァンニ・マントヴァーニ(照明)
アンナ・マリア・プリナ(コレオグラフィ)
2006年ミラノ・スカラ座 ライブ収録
字幕:伊(オリジナル・ヴァージョン)、英、独、仏、西、韓、日
ヨーロッパ屈指の名演出家ストレーレル(1921-1997)によるこの演出は、1981年
のプレミエ(この公演はムーティが指揮しました)からずっと変わらないという、
まさにイタリアの伝統を伝える格調高いものです。ダルカンジェロの奥行のあ
るフィガロ、人気絶頂のダムラウによるスザンナ。スパニョーリの伯爵や、オ
ルサッティの伯爵夫人も見事な歌唱を聞かせます。ダムラウのスザンナは、現
代的な強さを持った頭の切れる女性像を描き出し、この作品の普遍性を際立た
せることに成功しています。

101487 ¥3450
ナイマン・イン・コンサート マイケル・ナイマン・バンド スタジオ・ハレ
・ライブ
1.羊飼いにまかせとけ/2.光学理論の眼識/3.えびの観察/4.時の流れ
5.ナディア/6.モリー/7.ダイアリー・オブ・ヘイト
8.ダイアリー・オブ・ラブ/9.普遍性に対して/10.おいで、黄色の砂浜に
11.ミランダ/12.音楽学者のスコア/13.ホィールバロウ・ウォーク
14.真相究明/15.ウォーター・ダンス/16.ニ調のドン・ジョヴァンニ
※このDVDは101526(2枚組)の分売となります
2009年10月22日ライブ収録
字幕:なし
この映像は、2009年のヘンデル記念年というテーマに合わせ、ヘンデルの故郷
ハレで最新作「音楽学者のスコア」のドイツ初演を行った時の模様です。この
20分を越える作品では、ヘンデルの主題がナイマンによって現代によみがえっ
ています。この曲を含む全16曲にわたる精力的なコンサートはエキサイティン
グな時間をお約束します。

108031(Blu-ray) 特別価格 ¥1050
日本語字幕あり
プッチーニ:歌劇「トスカ」全曲 ※108027と同内容
2011年特別サンプラー収録
フローリアン・トスカ…フィオレンツィア・チェドリンス(ソプラノ)
マリオ・カヴァラドッシ…マルセロ・アルバレス(テノール)
スカルピア男爵…ルジェーロ・ライモンディ(バリトン)
チェーザレ・アンジェロッティ…マルコ・スポッティ(バス)
教会堂守り…ファビオ・プレヴィアーティ(バス)
スポレッタ…エンリコ・ファチーニ(テノール)
シャルローネ…ジュリアーノ・ペリゾン(バス)他
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団&合唱団
ダニエル・オーレン(指揮)
フーゴ・デ・アーナ(演出・装置・衣装・照明)
2006年アレーナ・ディ・ヴェローナ ライブ収録
字幕:伊(オリジナル・ヴァージョン)・英・独・仏・西・伊・日
名演出家ウーゴ・デ・アーナによるゴージャスで統一感のある衣装と舞台も
見どころの一つ。高画質収録の再現により、ご家庭のリビングが瞬時に野
外劇場に変貌いたします。

108033(Blu-ray) \5650
ブルックナー(1824-1896):交響曲第7番ホ長調
演奏 :フランツ・ウェルザー=メスト(指揮)/クリーヴランド管弦楽団
2008年9月セヴェランス・ホールライヴ収録
DVD既発売(101581)

107291(DVD-Video) 2枚組 ¥6280
ポンキエッリ(1834-1886):歌劇「ジョコンダ」全曲
ジョコンダ…デボラ・ヴォイト(S)
ラウラ・アドルノ…エリザベッタ・フィオリッロ(Ms)
アルヴィーゼ・バドエーロ…カルロ・コロンバーラ(T)
ラ・チエカ(ジョコンダの母)…エヴァ・ポドレス(C-A)
エンツォ・グリマルディ…リチャード・マージソン(T)
バルナバ…カルロ・グェルフィ(Br)
ツァーネ…ジョゼフ=ミケル・リボット(B)
イセポ…ジョン・プラツァオーラ(T)
バルセロナ・リセウ大劇場管弦楽団&合唱団
ダニエレ・カッレガーリ(指揮)
ピエル・ルイージ・ピッツィ(演出・装置・衣装)/セルジオ・ロッシ(照明)
ゲオルゲ・イアンク(コレオグラフィ)
2005年バルセロナ・リセウ大劇場 ライブ収録
字幕:伊(オリジナル・ヴァージョン)・英・独・仏・西・カタロニア
ジョコンダを歌うためにはソプラノの中でもとりわけ強靭な声が必要とされま
す。ここで登場するのは、稀代のワーグナー歌手としてもおなじみのデボラ・
ヴォイトです。圧倒的な存在感を示す彼女が思いを寄せるエンツォ役のマージ
ソンと、いかにも悪役然としたバルナバ役のグェルフィ、そしてポドレスの人
間味あふれるチエカも大絶賛されました。原色を多用したコントラストの美し
い舞台も見どころの一つです。

107307(DVD-Video) ¥3450
ヴェルディ:レクイエム
フィオレンツァ・チェドリンス(S)/ルチアーナ・ディンティーノ(A)
ラモン・ヴァルガス(T)/ラファウ・シヴェク(B)
アルトゥーロ・トスカニーニ財団合唱団
アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団
ズービン・メータ(指揮)
2005年ローマ、オーディトリアム・パルコ・デッラ・ムジカ ライブ収録
字幕:なし
この演奏は、2004年のスマトラ島沖地震の犠牲者の追悼コンサートの模様を収
録しています。この地震による津波では200000人以上もの尊い人命が犠牲とな
り、スリランカとインドネシアを中心に大きな被害を齎しました。この時も指
揮者メータは宗教の境界を越え、多くの人々に働きかけ、この演奏会を実現さ
せ、収益のすべてを寄付したのです。メータの献身的な思いを受け、全ての出
演者たちが熱演したこの演奏は、今の私たちにも格別の感動を与えてくれるに
違いありません。

107507(DVD-Video) 3枚組 ¥7080
サシャ・ヴァルツ:ケーパー/S/noBody…三部作BOX
日本語字幕あり
《DVD1》ケルパー(身体)/《DVD2》S/《DVD3》noBody
演奏: サシャ・ヴァルツとゲストたち
ベルリン シャウビューネ劇場 ライブ収録/パリ市立劇場公演 共同制作
字幕(ボーナス部分):独・英・仏・西・日
ピナ・バウシュに次ぐコレオグラフィ(振付)の大家、サシャ・ヴァルツによる
「身体」三部作です。12人のダンサーによる(ケルパー)では、解剖学的な見地
に立った身体を追求し、(S)では、もっと内面に宿るエロスや感受性の原点を
探求します。そして三部作の最後(noBody)では肉体を離れ、人類の形而上学的
存在について、受け手である私たちに問いを突き付けてくるのです。
肉体の持つ限界、肉体に宿るエロス、そして不死の探求。これらが混然一体と
なり、爆発的なエネルギーが放出される時、自らの体すら持て余してしまう事
も多い現代人は、いったい何を思うのでしょう。ニューヨークの現代音楽家、
ジョナサン・ベプラーのオリジナル曲が使われています。

107329(DVD-Video) 2枚組 ¥3450
ヴェルディ:歌劇「イェルサレム」全曲
(「第一回十字軍のロンバルディア人」改作)
ガストン…イヴァン・モミロフ(T)
エレーヌ…ヴェロニカ・ヴィッラロエル(S)
イゾール…フェデリーカ・ブラガリア(Ms)
トゥールーズ伯爵…アラン・フォンダリー(Br)
ロジェ(伯爵の弟)…カルロ・コロンバーラ(T)
レーモン…ジョルジョ・カシアッリ(T)
アデマール・ド・モントゥイ…カルロ・ディ・クリストフォロ(B)
兵士…ジャンカルロ・トージ(B)他
カルロ・フェリーチェ歌劇場管弦楽団&合唱団
カルロ・フェリーチェ・バレエ団
ミシェル・プラッソン(指揮)
ピエールジョルジョ・ゲイ(演出)/エルマンノ・オルミ(演出原案)
ダニロ・ドナティ(装置&衣装)/マウロ・ビゴンツェッティ(コレオグラフィ)
2000年ジェノヴァ カルロ・フェリーチェ歌劇場 ライブ収録
字幕:仏・英・独・伊・西・カタロニア
この映像は、ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場の「ヴェルディ没後
100年祭」の際に上演されたもので、ガヴァッツェーニの時のようなイタリア
語ではなく、研究に基づいたフランス語による演奏であり、また衣装や装置も
考え抜かれたものを使った文句なしの演奏です。

107511(DVD-Video) 4枚組 ¥4850
プラシド・ドミンゴBOX
《DVD1-2(100217)》
マイヤーベーア(1791-1864):歌劇「アフリカの女」全曲
《DVD3(100233)》
ポンキエッリ(1834-1886):歌劇「ジョコンダ」全曲
《DVD4(100202)(PAL)》
サン=サーンス(1835-1921):歌劇「サムソンとダリラ」全曲
演奏:
《DVD1-2》
セリカ…シャーリー・ヴァレット(S)
ヴァスコ・ダ・ガマ…プラシド・ドミンゴ(T)
イネス…ルート・アン・スヴェンソン(S)
ネルスコ…ジュスティーノ・ディアス(Br)
ドン・ペドロ…ミヒャエル・デヴリン(B)
ドン・ディエゴ…フィリップ・スキナー(B)他
サンフランシスコ歌劇場管弦楽団・合唱団・バレエ団
マウリツィオ・アリーナ(指揮)
ルトフィ・マンソーリ(演出)/ヴォルフラム・スカリッキ(装置)
アムレイ・スカリッキ(衣装)/トマス・J=ムン(照明)
《DVD3》
ジョコンダ…エヴァ・マルトン(S)
エンツォ・グリマルディ…プラシド・ドミンゴ(T)
バルナバ…マッテオ・マヌグエッラ(Br)
ラウラ・アドルノ…ルドミラ・センチュク(Ms)
アルヴィーゼ・パドエーロ…クルト・リドル(B)
ラ・チエカ…マルガリータ・リローワ(C-A)他
ウィーン国立歌劇場管弦楽団・合唱団・バレエ団
アダム・フィッシャー(指揮)
フィリッポ・サンジュスト(演出)/ゲルリンデ・ディッリ(コレオグラフィ)
《DVD4》
サムソン…プラシド・ドミンゴ(T)
ダリラ…シャーリー・ヴァレット(MS)
ダゴンの大司祭…ヴォルフガンク・ブレンデル(Br)他
サンフランシスコ歌劇場管弦楽団・合唱団
ユリウス・ルーデル(指揮)
ニコラス・ヨエル(制作)/ダグラス・シュミット(装置)
キャリー・ロビンズ(衣装)/トーマス・ムン(照明)
《DVD1-2》1988年サンフランシスコ歌劇場 収録
《DVD3》1983年ウィーン国立歌劇場 収録
《DVD4》1981年サンフランシスコ歌劇場 収録
字幕:独・英・仏・西・伊(100202…英・独・西)
NTSC…100217&100233/PAL…100202/REGIONCode:0…100217&100233
REGIONCode:2,5…100202
最近は指揮者としても活躍中、まだまだ新境地を開拓している現代最高のテノ
ール歌手、プラシド・ドミンゴ(1941-)の名唱を楽しむDVD-BOXです。イタリア
物だけでなく、フランス物やドイツ物までの多彩なレパートリーと、陰影のあ
る美しい声、卓越した演技力に加え、颯爽たる舞台姿。どこを取っても素晴ら
しいの一言です。注意・・・「サムソンとダリラ」のみPAL仕様ですので、パ
ソコン以外の装置では、再生できない場合があります。ご了承ください。

107512(DVD-Video) 3枚組 ¥4850
ドヴォルザーク:宗教曲集BOX
1.聖書の歌Op.99/2.テ・デウムOp.103/3.レクイエムOp.89
4.スターバト・マーテルOp.58
ボーナス:ヴァイオリン協奏曲Op.53
リヴィア・アグホヴァ(S)…2/ルチア・ポップ(S)…3
エヴァ・ウルバノーヴァ(S)…4/エヴァ・ランドーワ(Ms)…1,3
カテルジーナ・カハリコーヴァ(Ms)…4/ヨゼフ・プロチュカ(T)…3
シュテファン・マルギータ(T)…4/イヴァン・クズニエール(Br)…2
ペテル・ミクラシュ(B)…3,4
プラハ・フィルハーモニー合唱団…2/プラハ交響合唱団…3,4
プラハ交響楽団…1,2,3,4
イルジ・ビエロフラーヴェク(指揮)…1,2
ペテル・アルトリヒテル(指揮)…3
リボル・ペシェク(指揮)…4
《ボーナス曲》
イヴァン・ジェナティー(Vn)/プラハ交響楽団
イルジ・ビエロフラーヴェク(指揮)
字幕:英・独・仏・西
これら4つの作品は、確かに知名度は高くないものの、静かな感動をもたらす
名曲ぞろいです。チェコを代表する演奏家たちの渾身の演奏で。とりわけ、
若くして逝ってしまったルチア・ポップの亡くなる直前の姿は、曲の感動とは
また違った涙を誘うことでしょう。




<cpo>
777571-2 ¥2450
フランチェスコ・ドゥランテ:ナポリのクリスマス音楽集 第1集
1.イエス・キリストの誕生を祝すための牧歌的モテット ト長調
2.4声のマニフィカト 変ロ長調
3.賛美された聖母マリアのためのリタニー ヘ短調
4.4声のマニフィカト ハ短調
5.キリエ-グローリア・ミサ「田園にて」イ長調
ロバート・マメリ(ソプラノ)/ウルズラ・エィッテンガー(メゾ・ソプラノ)
アンドレアス・ポスト(テノール)
シュテファン・マックロード(バス・バリトン)/ケルン・アカデミー
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮)
イタリア後期バロック時代の作曲家ドゥランテ(1684-1755)は、シチリア王国
のフラッタマッジョーレに生まれ、幼い頃から音楽教育を受け、アレッサンド
ロ・スカルラッティをはじめとした多くの音楽家から教えを受けたとされます
が、あまり詳しいことは分かっていません。ただ、偉大なる教師であったこと
と、18世紀前半のナポリにおいて、最も偉大な教会音楽作曲家のひとりであっ
たことは間違いないようです。彼のクリスマス音楽は、ナポリの伝統的な形式
を順守したカンタータとモテットで、当時としては、明るさの中に少しだけ感
傷的な雰囲気を持ち込んだことでも高く評価されました。中でも変ロ長調のマ
ニフィカトは、最も愛されていた作品の一つで、19世紀になっても、頻繁に演
奏されていました。

777638-2 ¥2450
リヒャルト・ヴェッツ:
古いドイツ語の詩によるクリスマス・オラトリオ Op.53
マリエッタ・ツムブエルト(ソプラノ)/マーテ・ショーヨム= ナギ(バス)
エアフルト・ドンバーグ合唱団/エアフルト・フィルハーモニシャー合唱団
チューリンゲン・カンマーオーケストラ・ワイマール
ゲオルゲ・アレクサンダー・アルブレヒト(指揮)
いくつかの交響曲で知られるヴェッツ(1875-1935)のクリスマス・オラトリオで
す。生まれた時代は後期ロマン派に属するものの、「目指したのはブルックナ
ーやワーグナーであっただろう」と想像させる作風が持ち味のヴェッツ。ここ
でもその方向性は変わることがありません。この作品は1927年から1929年の2年
間に渡って書かれ、1929年12月3日に彼自身の指揮で初演されました。その後、
ドイツの各都市で演奏されましたが、1945年以降は忘れ去られてしまい、一切
演奏の記録はありません。cpoは今までにもヴェッツの作品を取り上げています
が、作曲家の没後75周年に、このオラトリオを録音することで、一層認知度を
深めることに成功したといえるでしょう。用いられているテキストや、随所に
認められる見事な対位法の処理など、聴きどころ満載。ブルックナー好きはも
ちろんのこと、典礼音楽好きの方にもたまらない贈り物と言えそうです。

777402-2 ¥2450
ゲオルグ・フィリップ・テレマン:管楽器のための協奏曲集 第6集
1.フラウト・トラヴェルソ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ロ短調 TWV 51:h1
2.2つのフルート、ファゴット、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調
TWV 53:D1
3.オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 イ短調 TWV 51:a1
4.2つのオーボエ、ファゴットと弦楽、通奏低音のための協奏曲 ハ長調
「フランス風」TWV 53:C1
5.フルートと弦楽、通奏低音のための協奏曲「ポロネーズ」ニ長調 TWV 51:D3
6.2つのリコーダーと弦楽、通奏低音のための協奏曲 変ロ長調 TWV 52:B1
7.2つのホルン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ヘ長調 TWV 52:F3
ラ・スタジオーネ・フランクフルト/カメラータ・ケルン(TWV 51:D3)
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
テレマン(1681-1767)の膨大な作品を整理し、その素晴らしい旋律美と見事な
対位法の技術を再認識するためにと企画されたこのシリーズも第6集となりま
した。今回もシュナイダーによる統率の取れた演奏と、オリジナル楽器による
自然な響きでこれらの名作をお聴きいただけます。テレマンはイタリアやポー
ランド、フランスの舞曲を自らの音楽様式に積極的に取り入れたことでも知ら
れますが、この曲集に収録されたいくつかの作品にも、その傾向は顕著に表れ
ています。タイトルに「フランス風」や「ポーランド風(ポロネーズ)」と記さ
れたものはもちろんのこと、他の曲も、イタリア風の華麗な妙技を誇るものや、
品のよいフランス風の味付けを施された小粋なものばかり。

777683-2 ¥2450
アンジェイ・パヌフニク:交響的作品集 第4集
1.交響曲 第2番「悲歌の交響曲」/2.交響曲 第3番「神聖な交響曲」
3.交響曲 第10番
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団
ルーカス・ボロヴィツ(指揮)
ワルシャワで生まれ、パリ、ウィーンで学びロンドンで生涯を終えた作曲家パ
ヌフニク(1914-1991)。cpoからは、これまでに3枚の管弦楽作品のリリースがあ
り、そのどれもが世界中で高い評価を受けています。今作は今までのポーラン
ド放送管弦楽団ではなく、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団による演奏
で、今までとは違った趣きが楽しめること間違いありません。交響曲第2番は
1957年に書かれたもので、1942年のワルシャワ蜂起における犠牲者の為に書か
れた鎮魂のための交響曲です。初期の作品ということもあり、まだまだ調性に
支配されたどちらかというと古典的な作品です。第3番は最もよく演奏される
曲で、宗教心と愛国心に満ち、現代的な響きの中に驚くほどの清冽な表情が見
える特異なものです。1988年に作曲された第10番はシカゴ交響楽団の創立100
周年とゲオルク・ショルティへのための委嘱作品で、凝縮された内容を持つ
15分程度の短い交響曲です。

777546-2 ¥2450
グロスファーナー・コレクションからのソプラノ・カンタータ集
1.ヨハン・ハインリヒ・ブットシュテット(1666-1727):それは我が喜び
2.ゲオルク・フリードリヒ・クエンステル(1699-1700頃に活躍):
私は罪におびえたい
3.ヨハン・ハインリヒ・ブットシュテット:食事の準備ができている
4.ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):私の肉体は正しい食物
5.ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
味わう、そして見る TVWV 7:32
6.ゲオルク・フィリップ・テレマン:
私は願う-あなたはとても優雅です TVWV 1:deest
7.ゲオルク・フィリップ・テレマン:神のみわざは善きかな TVWV 1:1526
8.ヨハン・トップ(1700年頃):神よ、あなたはわが神
マリア・ヨナス(ソプラノ)
Chursaechsische Capelle Leipzig
チューリンゲン州は、ドイツを構成する16の連邦州のひとつです。この中の小
さなコミュニティであったグロスファーナーには、600を超える教会音楽の写譜
があります。これらは、17世紀から18世紀にかけてザクソンの教会で音楽監督
を務めたエイブラハム・ネーゲルのコレクションであり、中部ドイツ、または
その近隣の町で演奏された教会音楽が広く含まれているものです。その中には
J.S.バッハの作品や、パッヘルベル、テレマンの作品から、今では名も忘れら
れてしまったような作曲家の作品まで様々で、当時の人気の曲は、宮廷の枠を
越えて演奏されていたことがよくわかるというものです。ソプラノのマリア・
ヨナスが8曲のカンタータを選び、当時の雰囲気を感じさせる素晴らしい演奏
を聴かせます。

777712-2 ¥1700
ゲオルク・シューマン:ピアノ三重奏曲集
1.ピアノ三重奏曲 第1番 Op.25/2.ピアノ三重奏曲 第2番 Op.62
ミュンヘン・ピアノ三重奏団
同じファミリー・ネームではありますが、このゲオルク・シューマン(1866-
1952)は、かのロベルトの子孫ではありません。しかし、音楽的な家庭に生ま
れたゲオルクも、若い頃からコンチェルトを楽々演奏するほどの才能あるピア
ニストに育ち、その音楽的才能を嘱望されたのです。とはいえ、彼はソロスト
としての活動には興味を持たず、学友たちと室内楽を演奏することを好み、ま
た、生涯を通じて室内楽の作曲に力を注いだのです。この第1番のピアノ三重
奏曲は、彼がブレーメンで指揮者として経験を積んでいた頃の作品で、若々し
い情熱に満ちた楽想を持っています。第2番は1916年頃の作品で、後期ロマン
派の特徴を前面に押し出した濃厚な作風となっています。

777253-2 ¥1700
フェリックス・ワインガルトナー:弦楽四重奏曲集 第3集
1.弦楽四重奏曲 第2番 Op.26/2.弦楽四重奏曲 第4番 Op.62
ザラストロ弦楽四重奏団
今では指揮者として知られるワインガルトナーの作曲家としての足跡を辿る
cpoのシリーズ、今回は弦楽四重奏曲の第3集です。ここで注目したいのは、ワ
インガルトナー(1893-1942)が自身の弦楽四重奏曲第1番と第2番を献呈したと
いうヴァイオリニスト、カール・ハリジュ(1859-1909)で、彼はヨアヒムに学
び、ベルリン芸術大学の教授を務め、ヨアヒムやゲオルク・シューマンと弦楽
四重奏団を結成し、その後、自らの名前を冠した弦楽四重奏団も結成しました。
そのハリジュ弦楽四重奏団による第1番の初演の模様を後にワインガルトナーが
記していますが、どうもあまり良い印象は得られなかったようです。ハリジュ
の演奏もイマイチだったのかもしれませんが、何より曲が暗すぎて、彼が示唆
した恐怖を聴衆が理解しきれなかったというあたりが本当のところでしょうか。
そんなワインガルトナー、1917年に作曲された第2番と第4番の弦楽四重奏曲は、
もっと耳に優しい響きを持っていて、ベートーヴェン、シューベルトから連な
る伝統に則った堅固な作風を有しています。





<ICACLASSICS>
CAC-5045 ¥1750
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
《ショパン》ケルン放送交響楽団/オットー・クレンペラー(指揮)
《ベートーヴェン》ケルン放送交響楽団
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)
録音《ショパン》1954年10月25日ケルン放送第1ホール
《ベートーヴェン》1959年4月6日ケルン放送第1ホールMONO
このCDに収録された演奏は、どちらもWDR(ケルン放送)に保存されていたオリジ
ナルのテープの復刻です。ショパンの方はクレンペラーが指揮したという、とて
も貴重なもの。これまでにも出所のわからない復刻盤が出ていましたが、こちら
は確かな音源を新しくマスタリングしたものであり、その点でもご満足いただけ
るのではないでしょうか。
この演奏について、批評家ジェド・ディストラーは「感情的な新鮮さと自由な
フォルムはまさに理想的であり、彼の比較的慎重なスタジオ録音とは鋭い対比を
見せる、活気のあるパフォーマンスである」と述べています。ベートーヴェンの
協奏曲も1955年のスタジオ録音を凌駕するものと言えそうです。

ICAC-5046 2枚組 ¥2450
ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」全曲
フィガロ…ローランド・パネライ(バリトン)
ロジーナ…テレサ・ベルガンサ(メゾ・ソプラノ
アルマヴィーヴァ伯爵…ルイージ・アルヴァ(テノール)
バルトロ…フェルナンド・コレナ(バリトン)
ドン・バジーリオ…イーヴォ・ヴィンコ(バス)
フィオレッロ…ロナルド・ルイス(バス)
ベルタ…ジョセフィーヌ・ヴィージー(メゾ・ソプラノ)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
(ダグラス・ロビンソン…合唱指揮)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
録音1960年5月21日ロンドンロイヤル・オペラ・ハウスMONO
20世紀の最も偉大な指揮者の一人、カルロ・マリア・ジュリーニ(1914-2005)の
ロッシーニ(1792-1868)です。彼の「セビリアの理髪師」は1954年,1956年,1962
年,1965年の4種類の音源が確認できますが、このコヴェントガーデンにおける
1960年の演奏は初出となるものです(この時に彼がコヴェントガーデンで行った
演奏は、ヴェルディの「ドン・カルロ」と「ファルスタッフ」、「トロヴァトー
レ」、「椿姫」でした)。
この演奏は、当時24歳、デビューして間もないテレサ・ベルガンサと、アルマ
ヴィーヴァ伯爵を得意役としていたルイージ・アルヴァの2人をフィーチャーし
た素晴らしいライブです。このルイージ・アルヴァは、1956年のミラノ・スカラ
座でアルマヴィーヴァ伯爵を歌ってデビューしました。その時のロジーナはマリ
ア・カラスであり、フィガロ役はティート・ゴッビという大舞台。もちろん指揮
はジュリーニで、この時の成功が元で、このコヴェントガーデンでも伯爵役を歌
うことになったのです。もちろん他の出演者たちも最高の歌唱を聞かせています
し、ジュリーニは、この歌劇の弾けるような魅力を存分に引き出しています。ま
さに貴重な記録です。


ICAC-5047 ¥1750
メンデルスゾーン:劇音楽「真夏の夜の夢」
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調Op.93
演奏:オットー・クレンペラー(指揮)/ケルン放送交響楽団
《メンデルスゾーン》ケイト・メーラー=ジーパーマン(ソプラノ)
ハンナ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ケルン放送合唱団(カール・カウフホールド…合唱指揮)
録音《メンデルスゾーン》1955年6月9-11日ケルン放送第1ホール
《ベートーヴェン》1954年10月25日ケルン放送第1ホールMONO
1952年にEMIと契約し、活躍の場を広げたクレンペラーは、この1955年のケルン
放送交響楽団とのメンデルスゾーン(1809-1847)の演奏会で大成功を収めたのを
きっかけとして、1959年からフィルハーモニア管弦楽団初の常任指揮者の地位に
つくことになるのです。この録音は、そのメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」
と、前年に行われた演奏会からベートーヴェン(1770-1827)の交響曲第8番を収録。
ケルン放送局所蔵のテープをリマスタリングした貴重な記録です。

ICAC-5048 ¥1750
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 Op.15
(2)ショパン:バラード 第3番 変イ長調 Op.47
(3)リスト:メフィスト・ワルツ 第1番 S514
(4)シューマン:森の情景から「予言の鳥」Op.82-7
(5)アルベニス:イベリア 第2集から「トゥリアーナ」
(6)ジュリアス・カッチェンとジョン・エイミス、モーツァルトのピアノ協奏曲
第20番 ニ短調 K466とブラームスのピアノ協奏曲 第1番についての対談
録音 (1)1967年10月11日ロンドン BBC,マイダ・ヴァレ・スタジオ
(2)(3) 1965年10月4日ロンドン ブロードキャスティング・ハウス,BBCコンサート
・ホール/(4)(5) 1958年9月29日ロンドン BBC,マイダ・ヴァレ・スタジオ
(6) 1967年12月15日ロンドン BBCスタジオ MONO
ジュリアス・カッチェン(ピアノ)
(1) BBC交響楽団/ルドルフ・ケンペ(指揮)
アメリカのピアニスト、ジュリアス・カッチェン(1926-1969)はとりわけブラー
ムスの解釈者として知られ、このケンペとの協奏曲第1番でも独特な解釈と深い
理解が見てとれる演奏を聞かせます。また、彼の比較的珍しいレパートリーであ
るリストやシューマン、ショパンとアルベニスも収録されています。最後に収
録されたジョン・エイミスによるインタビューは、カッチェンがモーツァルトと
ブラームスの解釈についてじっくりと語っています。

ICAD-5049(DVD-Video) ¥2450
ブルックナー:交響曲 第5番 変ロ長調
ボーナス…ギュンター・ヴァントへのインタビュー
BBC交響楽団
ギュンター・ヴァント(指揮)
1990年9月9日ロンドン ロイヤル・アルバート・ホール
字幕:英語/フランス語(インタビュー)
この1990年のBBC交響楽団との演奏は練りに練られた堅固たる解釈を聴くもので
あり、彼の本質は、ドイツのオーケストラであろうがイギリスのオーケストラで
あろうが、まったく変わりなく表出されるのだということを、改めて認識させて
くれる貴重な記録です。ボーナスとして収録されたインタビューではブルックナ
ーの作品全般と第5番の神秘的な構造について語る彼の姿を捉えておりブルック
ナーに対するヴァントの深い理解を感じさせてくれることでしょう。

ICAD-5050(DVD-Video) ¥2450
マーゴ・フォンテーン&マイケル・サムズ:チャイコフスキーを踊る
(1)チャイコフスキー(1840-1893):眠りの森の美女(抜粋)
(2)チャイコフスキー:白鳥の湖(抜粋)
(3)くるみ割り人形より第2幕
演奏: (1)ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
(2)(3)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
(1)ジョン・ランチベリー(指揮)/(2)ロバート・アーヴィング(指揮)
(3)フーゴ・リゲノールド(指揮)
収録 (1) 1959年12月20日放送(スタジオ収録)/
2) 1954年6月9日放送(スタジオ収録)/(3) 1958年12月21日放送(スタジオ収録)
収録時間:72分/音声:LCPM MONO/字幕:なし
20世紀後半を代表するイギリスのプリマ、マーゴ・フォンテーンは1919年にイギ
リスで生まれ、家族とともに中国で育ちました。1934年にデビューし、その翌年、
16歳でプリマとなります。数多くの作品の主役を演じ、また「眠れる森の美女」
のオーロラ姫は大ヒットの演目となりました。1949年にニューヨーク公演で大成
功を収めましたが、1955年の結婚を機に引退説が飛び交いました。しかしそんな
噂をはねのけ、1963年からはルドルフ・ヌレエフとパートナーを組み、その後
10年以上も踊り続けたのです。この映像はそんなの彼女の結婚前後の完璧な踊り
を目の当たりにできるものです。パートナーは、当時最も心の通っていたであろ
うマイケル・サムズで、2人の素晴らしい演技には息を飲むほかありません。

ICAD-5051(DVD-Video) ¥2450
(1)マーラー(1860-1911):交響曲 第1番 ニ長調
(2)R.シュトラウス(1864-1949):交響詩「ティル・
オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
《ボーナス》マーラー:交響曲 第5番より第4楽章「アダージェット」
ボストン交響楽団
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
収録 (1)1962年12月4日ハーヴァード・ユニヴァーシティ,サンダース劇場
(2) 1962年11月13日ハーヴァード・ユニヴァーシティ,サンダース劇場
《ボーナス》1963年11月12日ボストン・シンフォニー・ホール
収録時間:78分/音声:LCPM MONO/字幕:なし
/画面:4:3/
エーリヒ・ラインスドルフ(1912-1993)は1937年、メトロポリタン歌劇場の副指
揮者の地位を得ましたが、その数か月後には祖国オーストリアはナチス・ドイツ
に占領されてしまったため、彼は1942年にアメリカへ帰化することになりました。
メトではワーグナーの指揮で注目を浴びましたが、幼い頃から親しんでいたマー
ラーの作品にも共感を持っていて、1960年代には、LPの登場で長時間録音が可能
になったという追い風を受け、RCAビクターに超優秀録音のマーラーの交響曲を
録音し、マーラー・ブームを先導するという偉業も成し遂げました。そんな時代
に残されたこのコンサート。カラヤンとバーンスタインの影に隠れてしまった感
のあるこの名指揮者を再認識するにはもってこいの映像です。

ICAD-5052(DVD-Video) ¥2450
(1)シューマン:歌劇「ゲノフェーファ」序曲 Op.81
(2)シューマン:交響曲 第2番 ハ長調 Op.61
(3)シューベルト:交響曲 第5番 変ロ長調 D485
ボストン交響楽団
シャルル・ミュンシュ(指揮)
収録 ハーヴァード・ユニヴァーシティ,サンダース劇場
(1) 1961年4月18日/(2) 1959年4月7日/(3) 1962年2月27日
収録時間:75分/音声:LCPM MONO/字幕:なし
ミュンシュはシューマン交響曲第2番にはとりわけ強い思い入れがあったようで、
4つの異なるシーズンにこの曲を演奏しましたが、この曲と、シューベルトの交
響曲第5番の録音は全く残っていませんでした。なぜ記録に残さなかったのかは
わかりませんが、ここで聴ける2曲は、作品の輪郭をくっきりと際立たせ、その
上で自由にメロディラインを遊ばせるという見事なものであり、信じられないほ
どに刺激的な姿となっています。彼のディスコグラフィにまた一つ名演が加わり
ました。




<NEWTON CLASSICS>
8802055 ¥1750
ウェーベルン(1883-1945):歌曲集
1-3.3つの詩(1899-1903)
4-11.8つの初期の歌(1901-1904)
12-14.フェルディナント・アヴァナリウスの詩による 3つの歌(1903-1904)
15-19.リヒャルト・デーメルの詩による 5つの歌(1906-1908)
20-24.シュテファン・ゲオルゲの「第七の輪」による 5つの歌 Op.3
25-29.シュテファン・ゲオルゲの詩による 5つの歌 Op.4
30-33.シュテファン・ゲオルゲの詩による 4つの歌(1908-1909)
34-37.4つの歌 Op.12
38-40.ヒルデガルド・ヨーネの「道なき道」による 3つの歌 Op.23
41-43.ヒルデガルド・ヨーネの詩による 3つの歌 Op.25
クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)
エリック・シュナイダー(ピアノ)
録音 1994年9月ベルリン ,ランクヴィッツ・コンツェルトザール
1995年に初リリースされた、エルツェとシュナイダーによるこのウェーベルンの
歌曲集は、当時から高く評価されたものです。20世紀を代表する作曲家ウェー
ベルンは、残した作品は多くないものの、そこには凝縮された音楽が詰まって
いて、後進に与えた影響も大きいことで知られています。
エルツェの歌唱は、ウェーベルンの持つ冷たい肌触りを生かしつつも、奥底に秘
めた仄暗い情熱を見事に表出した知的さが持ち味です。バッハからワーグナー、
そして未来へと続く伝統を体現した名演です。

8802083 2枚組 ¥2450
ショパン(1810-1849)&メンデルスゾーン(1809-1847):ピアノ作品集
《CD1 ショパン》
1.バラード第1番ト短調 Op.23/2.バラード第2番ヘ長調 Op.38
3.バラード第3番変イ長調 Op.47/4.バラード第4番ヘ短調 Op.52
5.アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
《CD2》
1-3.ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
4.メンデルスゾーン:華麗なるカプリッチョ Op.22
ゲーリー・グラフマン(ピアノ)
ボストン交響楽団…CD2.1-3/シャルル・ミュンシュ(指揮)…CD2.1-3
ゲイリー・グラフマン(1928-)は、アメリカ合衆国のピアニスト、音楽教師です。
彼はロシア系ユダヤ人を両親に、ニューヨークで生まれ、7歳でカーティス音楽
院に入学し、ヨゼフ・ホフマンをはじめとした優秀な教師の元で学びます。20歳
のころには、素晴らしいピアニストとして名声を博していましたが、更に修行す
るため、ホロヴィッツとルドルフ・ゼルキンに師事したことでも知られています。
1960年代に絶頂期を迎え、幾人もの大指揮者と共演し、ここで聴けるショパンの
ような一連の素晴らしい録音を残しています。その後、 1977年から右手に不調
を訴え、 1979年には完全に教育者として方向転換し、後進を育てることに力を
注ぎました。ランラン、ユジャ・ワンも彼に学んでいます。彼の煌めく技巧と音
楽性を知るための 2枚組です。

8802084 ¥1750
シューマン(1810-1856):ピアノ作品集
1-6.フモレスケ Op.20
7-14.幻想小曲集 Op.12
(夕べに/飛翔/なぜ/気まぐれ /夜に/寓話/夢のもつれ/歌の終わり)
エマニュエル・アックス(ピアノ)
録音 1981年10月アメリカニューヨーク RCAスタジオ A
ウクライナのリヴィウで生まれ、家族とともにポーランドからカナダへ移住、
11歳の時にニューヨークへ移り、ジュリアード音楽院でピアノを学んだエマニュ
エル・アックス。彼は驚くほどのレパートリーを誇り、古典から現代まで何でも
弾きこなす才人で、ジョン・アダムスやピーター・リーバーソンなど現代音楽の
名手たちも彼のためにたくさんの作品を書いていますが、ここではロマンティッ
クの境地ともいえるシューマンの作品を2つお聴きください。 1830年代の後半、
シューマンが愛しいクララを思いながら書いたフモレスケと幻想小曲集は、その
内声の豊かさと、切ない調べに満ちた名作であり、彼自身が「情緒と知の巧みな
融合」と語るように、どれもこれも一筋縄ではいかない構造を持っています。
アックスのしなやかで柔軟な演奏は、絡みあった音を解き解し、シューマンの
懊悩を見事に解き明かすかのようです。

8802085 ¥1750
アンナ・モッフォ :名唱集
1-7.カントルーブ(1879-1957):
オーヴェルニュの歌より(アントゥエノ/羊飼いの乙女/泉の水/バイレロ/牧場を
通っておいで/女房持ちはかわいそう/子守歌)
8-9.ヴィラ・ロボス(1887-1959):ブラジル風バッハ第5番
10.ラフマニノフ(1873-1943):ヴォカリーズ Op.34
アンナ・モッフォ(ソプラノ)
アメリカ交響楽団/レオポルド・ストコフスキー(指揮)
録音 1964年4月アメリカニューヨーク ,マンハッタン・センター
ペンシルバニア生まれのソプラノ、アンナ・モッフォは若き頃から「女優になら
ないか?」とハリウッドから誘いがあったほどの美貌を誇っていました。カー
ティス音楽学校で勉強し、その後ローマの聖チェチーリア音楽院に留学、1955年
にはスポレットでドン・パスクァーレのノリーナとしてデビュー、そしてRAI(イ
タリア放送)のテレビ放送で「蝶々夫人」を演じたことで一気にブレイク。スカラ
座、ウィーン国立歌劇場と次々と活躍の場を広げていきます。その天性の美貌を
生かし歌手だけでなく、ハリウッドでも活躍、映画に出演したり、テレビ番組の
司会をしたりとひっぱりだこの人気を誇りましたが、やはり歌手としての活動が
一番光り輝いていたのは間違いありません。この「オーヴェルニュの歌」は見事
な言語感覚と美声がマッチした名唱を聴くことができます。まるで語るような表
情豊かな歌に魅了されない人はいないでしょう。ヴィラ=ロボスのわくわくする
ような「ブラジル風バッハ」も聴きもの。そしてラフマニノフのヴォカリーズも、
何度も聴きたくなるような不思議な魅力を持っています。ストコフスキーの指揮
がこれまた絶品です。

8802086 4枚組 ¥3450
バッハ(1685-1750):管弦楽作品集
《CD1》
1-7.管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV1066/8-14.管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV1067
《CD2》
1-5.管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068/6-10.管弦楽組曲第4番ニ長調 BWV1069
《CD3》
1-3.ヴァイオリン協奏曲ホ長調 BWV1042
4-6.ヴァイオリン協奏曲イ短調 BWV1041
7-9.オーボエ協奏曲ニ短調 BWV1059/1056
10-12.オーボエ・ダ・モーレ協奏曲イ長調 BWV1055
《CD4》
1-3.ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ニ短調 BWV1060
4-6.ヴァイオリン,フルートとハープシコードのための協奏曲イ短調 BWV1044
7-9.2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043
10-12.3つのヴァイオリンのための協奏曲 BWV1064
アレクセイ・ウトキン(オーボエ・ソロ)/トビアス・キャロン(フルート・ソロ)
アレナ・ドゥラン(フルート・ソロ)
セルゲイ・ベズロドニー(ハープシコード・ソロ)
アルカディ・フーター(ヴァイオリン…CD4,10-12)
ボリス・ガルリツキー(ヴァイオリン…CD4,10-12)
モスクワ・ヴィルトゥオージ
ウラディーミル・スピヴァコフ(ヴァイオリン&指揮 )
録音 1989年4月22-28日&1990年4月2
0日ミュンヘン,ヘルクレス・ザール… CD1&2
1982年7月10-14日フランス ,サン・マチュー教会…CD3
1988年7月24-30日フランス ,レバノン教会…CD4
このスピヴァコフによるバッハの一連の協奏曲作品はそれぞれ、他の楽器用に編
曲されたり、また他の作曲家の作品を編曲したりと、通常のレパートリーとは一
風変わった趣きを持っているものが多く、これらをまとめて演奏することは、こ
の録音当時はあまりなかったことでした。普通のロシアのアンサンブルとは一線
を画した明瞭で精力的なアプローチと、深い響きは「ドイツの伝統の音」とはか
なり違う感触ですが、その存在感溢れる音は「新しいバッハ像」を構築するもの
として価値が高いものだといえるでしょう。

8802087 ¥1750
シューベルト(1797-1828):
1-5.ピアノ五重奏曲イ長調「ます」 D667
6-8.アルペジョーネ・ソナタイ短調 D821
9.アダージョ変ホ長調「ノットゥルノ」D897
ジョス・ファン・インマゼール(フォルテピアノ)
ラルキブデッリ(メンバー:ヴェラ・ベス(ヴァイオリン)/ユルゲン・クスマウル
(ヴィオラ)/アンナー・ビルスマ(チェロ)/マージ・ダニロウ(コントラバス))
録音 1997年7月オランダハーレム ,ルーテル教会
究極の名演の登場です。インマゼールとラルキブデッリによるシューベルトの
「ます」と、ラルキブデッリのメンバー、ビルスマによる「アルペジョーネ・ソ
ナタ」、そしてシューベルトの知られざる名曲「ノゥトゥルナ」の3曲を収録し
たこの1枚。古楽器ファンの間では、まさに宝物のように扱われてきたアルバム
なのです。「ます」での表情豊かな演奏もさることながら、「アルペジョーネ」
でビルスマが弾く5弦のチェロ・ピッコロの軽やかかつ幽玄な響きは、いくら同
曲異演が存在しようとも、代替のきかない「唯一無比」のものなのだからです。
そんなにすごいものなの?と思う方がいるのでしたら、まずこの響きに耳を傾
けてみてください。




<RONDEAU>
※新代理店に変更になりました。旧譜のご注文もお受け致します。
ROP-4031 ¥1750
J.S.バッハ:宗教改革記念日/大天使聖ミカエルの日のカンタータ集
1.いさかいは起これり BWV19
2.今ぞ救いと力は来たれり BWV50
3.われらが神はかたき砦 BWV80
4.主なる神は、太陽にして楯なり BWV79
聖トーマス教会少年合唱団
フリードリヒ・プレトリウス(ボーイソプラノ…合唱団内ソリスト)
コンラッド・ツーバー(ボーイソプラノ…合唱団内ソリスト)
シュテファン・カーレ(アルト…合唱団内ソリスト)
マルティン・ペッツォルト(テノール)
ゴットホルト・シュヴァルツ(バス)
ゲヴァントハウス管弦楽団
ゲオルク・クリストフ・ビラー(指揮)
聖トーマス教会 ライブ録音
J.S.バッハ(1685-1750)も第15代目の音楽監督(カントール)を務めた、聖トー
マス教会合唱団は、数ある少年合唱団の中でも、とりわけ由緒正しい団体とし
て知られています。1212年に設立され、来年は創立800周年を迎える彼らが取
り組むのはもちろんバッハのカンタータ。全10枚のアルバムが予定されており、
これらは全てライプツィヒの伝統に則り、毎週1曲カンタータを演奏している
彼らならではの渾身の演奏です。このアルバムで取り上げられているのは、
10月31日の「宗教改革記念日」のカンタータ第79番と第80番、9月29日の「大
天使ミカエルの日」の第19番と第50番カンタータの4曲です。厳しい戒律と伝
統に裏打ちされた純粋で無垢な歌声は、バッハの時代を寸分たりとも違えるこ
となく私たちの元へ届けてくれるかのようです。

ROP-4043 ¥1750
教会暦とJ.S.バッハ…クリスマス・カンタータ集
1.キリスト者よ、この日を銘記せよ BWV63
2.われらが口を笑いにして満たすべし BWV110
3.主に向かって新しき歌をうたえ BWV190
聖トーマス教会少年合唱団
パウル・ベルネヴィツ(ボーイソプラノ…合唱団内ソリスト)
フリードリヒ・プレトリウス(ボーイソプラノ…合唱団内ソリスト)
シュテファン・カーレ(アルト…合唱団内ソリスト)
クリストフ・ゲンツ(テノール)
マティアス・ヴァイヒェルト(バス)
ゲヴァントハウス管弦楽団
ゲオルク・クリストフ・ビラー(指揮)
聖トーマス教会 ライブ録音
こちらはクリスマス(降誕節)用のカンタータと新年を迎えるための晴れ晴れし
い新年用のカンタータが歌われています。1714年12月25日に演奏された第63番、
1725年12月25日に初演された第110番、そして1724年の1月1日に演奏された第
190番の3曲です。一部欠損していることで知られる第190番は、復元の技術など
様々な議論の余地を残していますが、ここでの解決法は説得力あるものとして
評価されることでしょう。

<TESTAMENT>
日本語盤
JSBT 8473 ¥1850
ショパン:練習曲集
練習曲集 op.10 & op.25
世界初発売!
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
録音:1960年9月 
アビーロード・スタジオ
1960年、弱冠18歳にして第6回ショパンコンクールを満場一致で完全制覇した
ポリーニ。その時、審査委員長を務めていたアルトゥール・ルービンシュタイ
ンが、「彼は我々審査員の誰よりも上手い」と絶賛したのは有名です。 その
直後にポリーニはEMIと契約を結び、ショパン:ピアノ協奏曲第1番をリリース
し大絶賛を博しました。その後約10年近く、表だった演奏活動から遠ざかり、
1971年に活動再開とされていましたが、実はショパン・コンクール優勝の年、
なんと、ショパンの練習曲集をEMIに録音していたのでした。この若き日の録
音はお蔵入りになったまま、その後ポリーニがDGと契約を結び同曲の新録音を
1972年に行い、このDGでの新録音が大ヒットとなったため、かつての録音は
今日まで50年以上も埋もれていたのでした。吉田秀和氏がLP発売時のタスキに
「これ以上何をお望みですか?」と書いた72年のDG録音とはまた違い、今回
リリースされるものはポリーニ18歳のみずみずしい感性溢れる録音です。DG盤
とは全く異なる音作りは非常に興味深く、ポリーニ・ファンならずとも、音楽
ファン必聴の一枚です。

JSBT2 8472 2枚組 ¥2800
シューベルト:ロザムンデ序曲 D.644
ベルク:ヴァイオリン協奏曲
ブルックナー:交響曲第9番(原点版)
世界初発売!
クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヨーゼフ・カイルベルト
録音:1960年8月 ザルツブルグ祝祭大劇場(ライヴ)
1954年にフルトヴェングラーが死去した折、彼の後継者の最有力候補とされな
がらも結局はベルリン・フィルの客演指揮者にとどまり、カイルベルトとベル
リン・フィルの録音はこの音楽祭のものしか残されなかったという貴重なる音
源がリマスターされて初CD化となります。また、フェラスのザルツブルク・
フェスティヴァル・デビューとなったベルクの協奏曲も聴き逃すことはできま
せん。
ORFEOレーベルからも同日の録音がリリースされるとのことですが、テスタメ
ントレーベルによれば、このテスタメントからのリリースが正規マスターから
の復刻でベルリン・フィルの許諾も得たものとのこと。ぜひお聴き比べ下さい。

JSBT 8469 ¥1850
ブラームス:交響曲第2番
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:サー・ジョン・バルビローリ
録音:1962年6月6日 
コヴェントリー新聖堂(ライヴ)
第2次世界大戦中、ドイツ軍によって壊滅的被害を受けたコヴェントリー大聖
堂。戦後この廃墟と化した旧聖堂と並べて新聖堂が建てられ、ドイツとイギリ
スの間にできた不幸な傷あとを払拭すべく、1962年に完成したこの新聖堂の献
堂式の一環として開かれたコンサートに、ベルリン・フィルが招かれたのです。
この忘れえぬ友好の証となったコンサートの記録がこの録音です。





<TESTAMENT>
UK盤
下記サイトから日本語解説がダウンロードできます。 
http://www.testament.co.uk/japanesenotes/SBT1471japanese.pdf

SBT6 1471 6枚組 ¥7500
マイケル・レビン/1954-1960スタジオ録音集
CD1
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.6*
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 Op.82
サン=サーンス:ハバネラ Op.83*
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28*
CD2
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 Op.35*
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 Op.64*
ラヴェル:ツィガーヌ*
CD3
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ブルッフ:スコットランド幻想曲 Op.46*
J.S.バッハ:無伴奏ウ゛ァイオリン・ソナタ第3番 BWV1005*
CD4
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.6
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.22
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番*
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番*
CD5
パガニーニ:カプリース 全24曲
CD6
ヴィニャフスキ、ドビュッシー、ラヴェル、ショパン、モンポウ、
スクリャービン、サラサーテ、エルガー、エンゲル、プロコフィエフ、
スーク、マスネ、クライスラー、パガニーニ、サン=サーンス、他の小品
録音:1954年-1960年 ADD ステレオ録音/モノラル録音*
35歳で世を去った若きヴィルトゥオーソ、マイケル・レビンがEMIに残した名演
の数々を集め、特別価格で贈る6枚組セット。ニューヨーク・フィルのヴァイオ
リン奏者の父、ジュリアードのピアノ教師の母の元に生まれたレビンは、早熟の
天才として9歳からジュリアード音楽学校でガラミアンに師事。12歳で録音を開
始し、14歳の時にはカーネギー・ホール・デビューを飾り大成功を収めました。
早熟なヴィルトゥオーソぶりは少年期のメニューインを彷彿とさせ、ハイフェッ
ツの再来とも言われましたが、過密なスケジュールは次第に彼の精神を蝕み、
30代半ばにして不幸な事故により人生の幕を閉じることとなりました。レビンの
黄金の弓さばきが生み出した比類無いパガニーニの≪24のカプリース≫全曲他、
貴重な録音の数々が50年の歳月を経て、リマスターされて蘇りました。




<Bayer>
BR 100373 ¥2080
デュオ・リゾナンツァ/カレイドスコープ・オブ・ザ・ディープ
1.ブラームス:旋律のようにOp.105‐1/2.コダーイ:エピグラム-アダージョ
3.グラナドス:祈りOp.37‐5/4.レーガー:ロマンツェ ト長調
5.フォーレ:子守歌Op.16/6.同:シシリエンヌOp.78/7.A.デザンクロ:アリア
8.C.キューンル:傾斜/9.ラヴェル:ヴォカリーズ‐ハバネラ形式のエチュード
10.クーセヴィツキー:アンダンテOp.1‐1/11.同:悲しみの歌Op.2
12.リスト:忘れられたワルツ/13.サティ:ジムノぺディ第1番
デュオ・リゾナンツァ
〔カトリン・トリクヮルト(コントラバス)二コール・ミュラー(ハープ) 〕
コントラバスとハープの出会いによって生まれる万華鏡のように深い世界。こ
の2つの楽器のために書かれた作品は残念ながら多くありませんが、有名曲の
編曲も多数織り交ぜることで、その相性のよさと可能性をたっぷり味わえます。
ベルリン生まれの女流コントラバス奏者カトリン・トリクヮルトは、マンハイ
ム国立歌劇場や韓国ファウム室内管弦楽団で活躍した名手で、近年は教育活動
やこうした様々な楽器との共演にも積極的なことでも有名です。

BR 100374 ¥2080
モーツァルト:フルート協奏曲集
1.フルート協奏曲第1番ニ長調K.313
2. 同 第2番ト長調K.314
3.フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299
ガビー・パス・ヴァン・リエト(フルート)
クリスティーナ・ビアンキ(ハープ) 
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団 
指揮:ルーベン・ガザリアン
SWRシュトゥットガルト放送響の首席奏者で、ベルギーのエッセンに生まれた
名手パス・ヴァン・リエトによる珠玉のモーツァルト協奏曲集。バイロイト祝
祭管のメンバーに名を連ね、2001-02年にはアバドやアーノンクールが指揮す
るベルリン・フィルで首席客演奏者を務めるなど、その華々しい経歴からも実
力は折り紙つきです。また、ヴュルテンベルク室内管の指揮者を務め、「ヤン
グ・バーンスタイン」と評される期待の若手指揮者ルーベン・ガザリアンの好
サポートにもぜひご注目ください。




<Musica Omnia>
MO 403 ¥1400
J.S.バッハ:モテット全集
1.第5番《来ませ、イエスよ、来ませ》BWV.229
2.BWV.118
3.第1番《主に向かいて新しき歌を歌え》BWV.225
4.第3番《イエスよ、我が喜び》BWV.227
5.第6番《主を頌めまつれ、諸々の異邦人よ》BWV.230
6.第4番《恐れるな、我汝とともにあり》BWV.228
7.第2番《御霊は我らの弱きを助けたもう》BWV.226
トリニティ・バロック管弦楽団&合唱団
指揮:ジュリアン・ワクナー
録音:2011年5月30日-6月2日
1969年ハリウッド生まれの俊英ジュリアン・ワクナーが、名門トリニティ・バ
ロックを指揮したJ.S.バッハのモテット全集。通常は真作とされる第1-6番に、
カンタータと称しながらも、事実上はモテットとして扱われているカンタータ
第118番《おおイエス・キリスト、私の生命の光》も加えた意欲的な内容です。
ワクナーは4 歳からチェロとピアノを始め、聖トマス聖歌隊の少年聖歌隊員と
しても活躍。1990 年にはボストン大学の礼拝堂聖歌隊の指揮者としてJ.S.バッ
ハから現代音楽までを幅広く演奏し、現地で最も有名な音楽家の一人と称され
るまでになりました。「大胆で空気のようだ」とニューヨーク・ タイムズで
大絶賛された彼の妙技をお聴き逃しなく!

MO 308 ¥1400
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30-32番
1.ピアノ・ソナタ第30番変ホ長調Op.109
2. 同 第31番変イ長調Op.110
3. 同 第32番ハ短調Op.111
ペネロープ・クロフォード(フォルテピアノ)
録音:2010年4月5-8日
ソロと室内楽の双方でアメリカを代表するフォルテピアノ奏者ペネロープ・ク
ロフォードの最新盤は、古今のピアノ・ソナタの最高峰に位置するベートー
ヴェンの最後の3曲。ベートーヴェン自身が作曲当時に使用していたウィーン
製のコンラート・グラーフを使用しての演奏は、モダン楽器では決して味わえ
ない多くの演奏効果を楽しめるのが魅力です。





<MD+G>
93716876(SACD-Hybrid) 3枚組 ¥4900
フランツ・シュレーカー(1878-1934):歌劇《狂える炎(Irrelohe)》(全曲)
ローマン・サドニック(T:ハインリヒ),
インゲボルク・グライナー(Sp:エヴァ),
ダニエラ・デンシュラグ(Ms:ローラ),
マーク・モールーズ(Br:ペーター),
マーク・ローゼンタール(T:クリストバルト), 他
ボン・ベートーヴェン管弦楽団
指揮:シュテファン・ブルーニエ
録音:2010年11月2-7日 ボン劇場でのライヴ
シュレーカーの名声と影響力は、ワイマール共和国初期の数年間に頂点を迎え、
当時はR・シュトラウスに次いで最も上演されるオペラ作曲家の一人となりまし
た。このオペラは1923年にオットー・クレンペラーの指揮でケルンで初演され
たのですが賛否両論に分かれ、これまでの名声が崩れ始めるきっかけとなった
ようです。しかしながら、愛の場面の美しい旋律や混沌としたマーラーのよう
な壮大な管弦楽法は、聴きごたえがあります。指揮者のシュテファン・ブル
ニェーは、1964年にスイスのベルンに生まれ、指揮者としてはオペラ・ハウス
を中心にキャリアを重ねながら、ドイツの様々な放送オケの指揮経験も豊富な
彼ですが、この作品のロマンティックさを見事に表現れてます。最新の3D録音
「2+2+2Recording http://www.222sound.ch/」方式が採用され、壮大なオーケ
ストレーションだけでなく、バンダや合唱、オルガンを立体的に再生すること
が可能となり、よりライヴの雰囲気を楽しむことができます。
ハイブリッドSACD仕様(CD Stereo, SACD Stereo, SACD5.1ch)

64817192 2枚組(1枚価格) ¥2080
マーラー:交響曲第9番ニ長調
ロシア・国立交響楽団(スヴェトラーノフ交響楽団)
指揮:マルク・ゴレンシュタイン
録音:2010年2月20日, モスクワ音楽院大ホールでのライヴ
(30:07 / 17:45 / 15:10 / 31:55)
2002年スヴェトラーノフの後任としてロシア国立響芸術監督兼首席指揮者に就
任したマルク・ゴレンシュタイン。ロシアを代表するオーケストラの一つの
トップとして、オーケストラの豊かな伝統を築くとともに、新たな創造性を吹
き込んでいます。2005年には“ロシア連邦政府賞文化部門”、2006/2007シー
ズンの初めにはロシアで最も権威ある賞“母国功労賞”を受賞、オーケストラ
と共にロシア大統領から感謝状が授与。2009年2月には京都市響に客演、スクリ
ャービンの交響曲第2番は喝采をもって迎えられました。2011年にはロシア国立
響とともにロシア色の充溢する、濃密な響きの強烈な聴き応えを感じさせてく
れました。 すでにスヴェトラーノフ時代の団員はほとんど残っていないもの
の、若い団員たちの高度なテクニックと集中力によって、かなり遅めのテンポ
を採用したゴレンシュタインの解釈を完璧に表現しきっています。

30717062 ¥2080
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Vol.4(太陽四重奏曲集より)
弦楽四重奏曲第32番ハ長調Op.20-2,Hob.III-32
弦楽四重奏曲第34番ニ長調Op.20-4,Hob.III-34
弦楽四重奏曲第36番イ長調Op.20-6,Hob.III-36
ライプツィヒ弦楽四重奏団
録音:2010年9月21-22日, マリエンミュンスター修道院
(デジタル:セッション)
世界最古のシンフォニー・オーケストラである名門ライプツィヒ・ゲヴァント
ハウス管弦楽団の首席奏者たちが1988年に結成した当団は、55人の作曲家によ
る約200曲をレパートリーに持ち、録音も30枚以上残している名門中の名門で
す。そんな彼らが満を持して挑むハイドン全集の第4弾が待望のリリースとな
ります。収録曲は「太陽四重奏曲集」6曲のうちの3曲で、「疾風怒濤」期最大
の成果に数えられる作品です。2番と6番のフィナーレではフーガ形式が採用さ
れバロック様式の積極的な融合が図られているのも特徴的です。これまでの様
に正統派の演奏を基本としていますが、1700-1800年のクラシカル弓のコピー
を使用することによって、よりハイドンの意図したであろう音楽の再現も取り
入れています。

60316612 ¥2080
カール・ライネッケ(1824-1910)
チェロ・ソナタ全集
チェロ・ソナタ イ短調Op.42
チェロ・ソナタ ニ長調Op.89
チェロ・ソナタ ト長調Op.238
マヌエル・フィッシャー=ディースカウ(Vc)
コニー・シー(P)
録音:2010年11月25-27日, マリエンミュンスター修道院
(デジタル:セッション)
ライネッケは作曲者、指揮者、ピアニスト、教育者などとして幅広い分野にわ
たって活動していました。作曲者としては、シューマンやメンデルスゾーンに
近い作風を持っており、美しい旋律が魅力的です。「Op.42」ではメンデルス
ゾーン風の濃厚な情熱。「Op.89」ではブラームス風の外面の派手さを抑えな
がら歌心を湛えた作品。「Op.238」では、ブラームスが没した翌年に故人に献
呈されたものです。マヌエル・フィッシャー=ディースカウはこのあまり演奏
されない作品に注目し、音楽の意図を的確に捉えたロマンティックさとスマー
トさが見事に融合された演奏です。

60617082 2枚組 ¥2950
J・S・バッハ:オルガン作品集
【Disc1】
(1)前奏曲とフーガ ロ短調BWV.544 (2)前奏曲とフーガ変ホ長調BWV.552
(3)パッサカリア(とフーガ)ハ短調BWV.582
(4)前奏曲とフーガ ハ短調BWV.546 (5)前奏曲とフーガ ハ長調BWV.547
【Disc2】
(1)前奏曲(幻想曲)とフーガ ト短調BWV.542
(2)前奏曲とフーガ ト長調BWV.541
(3)コラール「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」BWV.622
(4)コラール「汝の御座の前に、われ進み出で」BWV.668/668a
(5)トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564
(6)前奏曲とフーガ イ短調BWV.543
(7)前奏曲とフーガ ホ短調BWV.548
フーベルト・マイスター(マティス・オルガン)
録音:1981年アイヒシュタット・シュットゲン教会、ドイツ(Disc1(1)-(3)),
1983年ザンクト・ヒラリウス・ネフェルズ・プファール教会、
スイス(Disc1(4)(5),Disc2(6)(7)),
1985年リート・イム・インクライス・シュタットプファール教会、
オーストリア(Disc2(1)-(5))
ドイツの音楽学者でありオルガニストであったフーベルト・マイスター
(1938-2010)が昨年亡くなりました。彼はインスブルック、ローマ、ケルン、
ミュンヘンで音楽学、哲学、神学を学び、ミュンヘン音楽大学で音楽理論の教
授、レーゲンスブルク教会音楽学校で講師を長年務めてきました。それだけで
なく、バッハのオルガン作品の研究や多くの著書、録音などを行ってきました。
この録音は、1980年代にMDGよりLPとして発売されたものですが、この録音は
当時優秀録音としてオーディオ・ファイル的に高い評価を得ていたアルバムの
再発売となります。

90116636(SACD-Hybrid) ¥2950
メンデルスゾーン:
1.交響曲第3番イ短調Op.56《スコットランド》
2.交響曲第4番イ長調Op.90《イタリア》〔第2稿〕
ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム 
指揮:ハインツ・ホリガー
録音:2010年4月6-9日 ヴィンタートゥール
30年以上に渡って蜜月関係を築いてきたホリガーとヴィンタートゥール・ムジ
ークコレギウムの最新盤。メンデルスゾーンの交響曲の中で特に人気が高い2曲
のカップリングです。全部で第3稿まで残っている《イタリア》は、現在最も
演奏される機会が多い第2稿に寄るものです。豊麗なホルンや、ティンパニが
透明かつ鮮明かつに浮かび上がるSACDの高音質でお楽しみください。

90416996(SACD-Hybrid) ¥2950
ブラームス:
1.ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
2.間奏曲Op.119‐1
ハーディ・リットナー(1854年製エラール・ピアノ) 
ラルテ・デル・モンド 
指揮:ヴェルナー・エルハルト
録音:2011年2月11-12日 レヴァークーゼン
ヒストリカル・ピアノの響きをいかした数々の成功により、若くして世界的な
トップ・ピアニストの仲間入りをしたリットナー。これまでに発表したブラー
ムスのピアノ作品集も好評を博していますが、今回の最新盤には、若書きの傑
作ピアノ協奏曲第1番と、最晩年に残した間奏曲をカップリング。ブラームス
がちょうどこの協奏曲を書き始めた1854年製エラール・ピアノの美しい響きは
必聴です!

60217042 ¥2080
キューバ合唱作品集
1.R.バレーラ:ババルー・ラ・ハバナ・ビエハ
2.同:コノセス・ウン・フエゴ・クエ・ノー・ダー・カラー
3.F.フェルナンデス:ヴァーティゴ・デ・ジュビア
4.同:ラス・カサス/5.O.ヘルナンデス:ラ・ローザ・ロハ
6.C.A.カリッロ:グローリア/7.同:キリエ/8.E.シルヴァ:パラ・ティ
9.M.マタモラス:ユラメント・ボレロ・フロム・キューバ
10.W.A.カル:ファイヴ・カンシオンズ・パラ・コロ・ミクスト・ア・カペッラ
11.R.クラウセン:プレイヤー
12.S.ロドリゲス:ヘイ・クワイエン・プレシーザ/13:同:ロクラス
14.L.ブローウェル:サン・メルセデス/15.F.レピラード:チャン・チャン
キューバ国立合唱団 
指揮:ディグナ・ゲーラ
録音:2011年2月28日-3日4日 ハバナ
ディグナ・ゲーラの提唱で1981年に結成されたキューバ国立合唱団は、ルネサ
ンスから現代、キューバを始めとしたラテン・アメリカ諸国のフォルクローレ
など様々な時代やスタイルのレパートリーを持つ集団です。結成30年を迎える
今年の2月に収録された当盤には、20世紀から現代を代表するキューバ人作曲
家たちの魅力的な合唱作品を多数収録。約20人のコーラス隊が珠玉のアカペラ
で聴かせてくれています。

31617052 ¥2080
ア・フェスティヴァル・オブ・フレンチ・オルガン
1.ヴィドール(M.デュプレ編):アメリカ行進曲Op.31
2.ピエルネ:3つの小品Op.29/3.ギルマン:インヴェンションOp.18‐3
4.同:アレグレットOp.19‐1/5ジグーウ:スケルツォ/6.同:トッカータ
7.サン=サーンス(ギルマン編):白鳥/8.ボネ:演奏会用変奏曲Op.1
9.デュボア:トッカータ/10.ボエルマン:組曲第2番Op.27
ベン・ヴァン・オーステン(オルガン/Stahlhuth-Jann de Dudelange)
録音:2011年4月 デュデランジ
1955年オランダ・ハーグ生まれのオルガニスト、ベン・ヴァン・オーステン。
彼はオルガニストとして活躍する一方、ロッテルダム音楽院の教授も務めてお
り、当レーベルには、ヴィエルヌ全集、フランス・ロマンティック・オルガン
作品集、そして全7枚におよぶヴィドール作品などを発表しています。そのエッ
センスを集めた当盤には、ヴィドールを始めとした彼のフランス・オルガン作
品の十八番をずらり10曲収録!タイトルそのままに、フランス・オルガン作品
の祭典を現出しています。

3015942 ¥2080
ベートーヴェン:七重奏曲&六重奏曲
1.変ホ長調Op.20
2.変ホ長調Op.81b
コンソルティウム・クラシクム
録音:1994年9&12月 アーロルゼン
ドイツのクラリネット奏者&音楽学者ディーター・クレッカーが率いるコンソ
ルティウム・クラシクムのみごとな演奏で聴くベートーヴェンの2つの傑作。
2011年5月21日に惜しまれつつこの世を去ったクレッカーの在りし日の名演を
お届けします。




<ECM>
4764426 ¥2180
ボリス・ヨッフェ:《Songs of Songs》
ロザムンデ弦楽四重奏団ヒリヤード・アンサンブル
録音:2009年11月26-28日、聖ゲロルド司教座教会、オーストリア
(デジタル:セッション)
ボリス・ヨッフェは1968年サンクトペテルブルグ生れの作曲家。彼はドイツ音
楽、ロシア文学、極東哲学を融合した美しい音楽を作曲し、ヴォルフガング・
リームも絶賛する作曲家です。この作品は聖書の言葉を描写したもので、マ
ショー、パレストリーナ、ラッソス、ショスタコーヴィチ、そして2つのクァ
ルテットどうしの融合を調和させたものです。それは現代人の心の悩みを鋭く
えぐったような痛さを感じますが、その後安らぎを感じてくることでしょう。

4764428 ¥2180
武満徹, ヒンデミット, ヤナーチェク, シルヴェストロフ
ヴァイオリンとピアノのための作品集
武満徹:妖精の距離
ヒンデミット:ヴァイオリン・ソナタ ホ調
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
シルヴェストロフ:5つの小品(G・クレーメルのために・・)
デュオ・ガッツァーナ
[ナターシャ・ガッツァーナ(Vn), ラファエラ・ガッツァーナ(P)]
録音:2011年3月1-3日、スイス・イタリア語放送局、ルガーノ
(デジタル:セッション)
ローマ近郊生まれの姉妹ナターシャ&ラファエラ・ガッツァーナは、それぞれ
P・アモイヤル、B・カニーノに学びました。ロマン派の音楽も演奏しています
が、彼女らは近現代音楽を国際的な音楽性と深いヒューマニズムに満ちた独特
な解釈で演奏し高い評価を得ています。この初アルバムは、それぞれの国の独
特な様式に書かれていますが、非常に異なった作曲家の音楽の間に創造的な親
近感を見つけることができましょう。

4764404 ¥2180
現代ソロ・クラリネットのための作品集
ルチアーノ・ベリオ:クラリネットのための歌曲(1983)
ハインツ・ホリガー:コントレチャント(2007)
サルヴァトーレ・シャリーノ:Let me die before I wake(1982)
エリオット・カーター:Gra(1993)
ハインツ・ホリガー:レシャント(2008)
エトヴェシュ・ペーテル(ペーター・エトヴェシュ):
Derwischtanz(1993/2001)
ゲルゲーイ・ヴォイダ:Ligthshadow-trembling(1993)
レト・ビエリ(Cl)
録音:2010年9月6-8日、聖ゲロルド司教座教会、オーストリア
(デジタル:セッション)
ECMより 素晴らしく有能なスイスのクラリネット奏者、レト・ビエリがデビュ
ーします。彼は1975年にスイスで生まれ、チャールズ・ナイディックにクラリ
ネットを学び、 様々な現代作曲家より多くの作品が献呈されています。ここ
に収録されたクラリネット独奏のための作品は、近代的奏法を可能とした楽器
の言語の可能性を探り、それを可能とさせたものです。

4763938 ¥2180
細川俊夫:
1.ランドスケープV
2.セレモニアル・ダンス 
3.さくら-オットー・トーメック博士の80歳の誕生日に
4.雲と光
宮田まゆみ(笙)
ミュンヘン室内管弦楽団 
指揮:アレクサンダー・リプライヒ
録音:2009年10月19-21日 ミュンヘン フラウエン教会
オペラ『松風』の成功で、ヨーロッパでも名を轟かせる作曲家、細川俊夫の作
品を集めた1枚。





<Musica Omnia>
MO 312 ¥1400
テレマン:リコーダー・ソナタ集
1.ソナタ ヘ長調
2.ソナタ 変ロ長調
3.ソナタ へ短調
4.ソナタ ハ長調
5.ソナタ ニ短調
6.ソナタ ハ短調
7.ソナタ へ短調
サスキア・コーレン(リコーダー)
ペーター・ワッコーン(チェンバロ) 
マルグリット・ティンデマンス(ヴィラ・ダ・ガンバ)
録音:1992年
リコーダーが得意だったと自叙伝でも述べているテレマンは、この楽器の特性
を熟知し、それにふさわしい美しく自然な曲想をつねに念頭に置きながら作曲
していたと言われています。オランダのヴィルトゥオーソ、コーレンのリコー
ダーと、名手ワッコーンのチェンバロ&ティンデマンスのヴィオラ・ダ・ガン
バのみごとな掛け合いでお届けします。

MO 211 ¥1400
1.シューマン:ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.47
2.タールベルク:ピアノ三重奏曲イ長調Op.69
アトランティス・トリオ〔ペネロペ・クラウフォード(フォルテピアノ)
アイント・シュレーダー(チェロ)ヤープ・シュレーダー(ヴァイオリン)〕
ダニエル・フォスター(ヴィオラ)
録音:2008年10月(1)、2006年12月(2)
「室内楽の年」と呼ばれる1842年にシューマンが残した傑作の一つで、とりわ
け美しい第3楽章で知られるピアノ四重奏曲。そして、リストのライヴァル、
タールベルクの隠れた名曲であるピアノ三重奏曲をカップリングした1枚。ピ
リオド奏法に精通したアトランティス・トリオの名演でどうぞ!

<Challenge Classics>
CC72506(SACD-Hybrid) 2枚組 ¥3450 CC72506(SACD-Hybrid) 2枚組 \3450
(Disc1)
J.S.バッハ:ソプラノとオーボエのためのアリア集
1. “Ich bin vergnugt mit meinem Glucke”
カンタータ第84番 「われ足れり わが幸に」
2. “Ich esse mit Freuden mein weniges Brot”
カンタータ第84番 「われ足れり わが幸に」
3. “Liebster Jesu, Mein Verlangen”
カンタータ第32番 「最愛のイエスは、私の願望」
4. “Flost, mein Heiland”
クリスマス・オラトリオ BWV 248
5. “Erfullet, ihr himmlischen, gottlichen Flammen” *
カンタータ第1番 「あしたに輝く たえなる星よ」
6. “Seufzer, Tranen, Kummer, Not”
カンタータ第21番 「われは 憂いに沈みぬ」
7. “Ich nehme mein Leiden mit Freuden auf mich” *
カンタータ第75番 「貧しき者は 食し」
8. “Ich will auf den Herren schaun”
カンタータ第93番 「ただ主によりたのみ」
9. “Genugsamkeit ist ein Schatz in diesem Leben” *
カンタータ第144番 「汝のものをとりて去りゆけ」
10. “Komm, komm, mein Herze steht dir offen” *
カンタータ第74番 「われを愛する者は、わが言葉を守らん」
11. “Die Seele ruht in Jesu Handen” **
カンタータ第127番 「魂はイエスの御手に憩うなり」
12. “Wie zittern und wanken”
カンタータ第105番 「主よ、汝の下僕の審きにかかずらいたもうなかれ」 
13. “Letzte Stunde, Brich herein”
カンタータ第31番 「天は笑い 、地は歓呼す」
(Disc2)
J.S.バッハ:オーボエ・ダ・モーレ協奏曲 イ長調
(BWV1055に基づく復元)
ヨハン・クリスチャン・バッハ:オーボエ協奏曲
C.P.E.バッハ:オーボエ協奏曲 変ホ長調 Wq165
パウリーネ・オーステンレイク
(オーボエ、オーボエ・ダ・モーレ、イングリッシュ・ホルン)
ニエンケ・オーステンレイク(ソプラノ)
ヤープ・テル・リンデン(指揮)
アムステルダム・シンフォニエッタ
パウリーネ・オーステンレイクは、現在ハーグ・レジデンティ管のソロ・オー
ボエ奏者であり、フェルナンド・ジレ国際コンクール優勝の他数々の国際・国
内コンクール受賞歴を誇る実力派。本2枚組アルバムでは、1枚目で姉妹である
ニエンケ(ソプラノ)と大バッハのカンタータからソプラノとオーボエのための
アリアを集め、2枚目では大バッハとともに二人の息子たちによるオーボエ協
奏曲を集めた意欲的な内容になっています。大バッハを中心に、バッハ親子の
音楽の魅力を充分に抉るオーステンレイクの「情熱」はすさまじいばかり。
パウリーネは「演奏するたびに新しい」とその力を存分に表現したCDです。
(本アルバムは再発売です)

CC72518(SACD-Hybrid) ¥2300
シューマン/M.M. Reisenberger 編:
春の旅 作品45-2、森の入り口(「森の情景」より)作品82(器楽)、
異郷で(「リーダークライス」より)作品39-8、
森の語らい(「リーダークライス」より)作品39-3、
月の夜(「リーダークライス」より)作品39-5、
孤独な花(「森の情景」より)作品82(器楽)、歌による慰め 作品142、
森の辺への憧れ 作品35-5、さすらい 作品35-7、
宿屋(「森の情景」より)作品82(器楽)、愛は輝きわたる 作品127-3、
君の顔 作品127-2、君の頬を寄せて 作品127-2、
僕の馬車はゆっくりと行く 作品142-4、
別れ(「森の情景」より)作品82(器楽)、
詩人のお話(「子供の情景」より)作品15
キルマイヤー/作曲家自身による編曲:
「ヘルダーリン歌曲集II」からの4つの歌
In lieblicher Blaue / Der Mensch / Wie Wolken / Griechenland
マーラー/シェーンベルク編:
「さすらう若人の歌」
彼女の婚礼の日は/朝の野原を歩けば/燃えるような短剣をもって
彼女の青い目が
クリストフ・プレガルディエン(テノール)
アンサンブル・コントラステ
世界のトップ・テノールであるプレガルディエン。これまでの録音はいずれも
ヨーロッパを中心にレコード・アワードを受賞する他、世界規模での高い評価
を得ています。最新盤では、頻繁に共演を重ねて音楽的ケミストリーは間違い
ないアンサンブル・コントラステとの1枚。シューマン、マーラーそしてドイツ
の作曲家キルマイヤーによる歌曲の小編成アンサンブル編曲です。編曲による
新しい光をあて、人気のある歌曲群の魅力の地平がさらに広がります。それが、
名テノール、プレガルディエンの美声と優れたアンサンブルによるクオリ
の高い演奏によるのだから、まさにクラシックファン必聴の1枚です。

CC72531 ¥2080
J.C.シーファーデッカー:
コンチェルト 第13番 ハ短調
コンチェルト 第8番 ヘ長調
コンチェルト 第5番 ニ短調
コンチェルト 第10番 ト長調
コンチェルト 第1番 イ短調
コンチェルト 第6番 ニ長調
エルビポリス・バロック・オーケストラ
歴史に埋もれた作曲家の発掘 ― ブクステフーデの弟子であり後継者である
J.C.シーファーデッカーによるコンチェルト集
ブレーメン、ハンブルクそしてベルリン出身の音楽家を中心に構成されるバロ
ック・アンサンブルは、ドイツ及びヨーロッパを中心に活動し、その驚異的な
「上手さ」と新感覚とが世界中で話題となっている注目のアンサンブルです。
そのエルビポリスがチャレンジ・クラシックス・デビュー。第一弾は、ブクス
テフーデの弟子であり、後継者であり、歴史の中に埋もれた作曲家シーファー
デッカーに光を当てます。
シーファーデッカー(1679-1732)は、ドイツのオルガン奏者・作曲家。ブクス
テフーデの弟子であり、師の死後はその後を継いでリューベックの聖マリア
教会のオルガニストに就任した人物です。彼の作品はほとんど知られておらず、
聖マリア教会でブクステフーデの前任者であるF.トゥンダーから連綿と守られ
てきた一連の公開演奏会(夕べの音楽)を守り続けました。
チャレンジ・クラシックス第1弾に相応しい意欲的な一枚です。

CC72253 ¥2080
ブクステフーデ:オペラ・オムニアXIV―声楽作品集5
1. Je hoher du bist BuxWV 55
2. Herr, wenn ich nur dich habe(II)BuxWV 39
3. Ich bin die Auferstehung und das Leben BuxWV 44
4. Herr, wenn ich nur dich hab(I)BuxWV 38
5. Bedenke Mensch das Ende BuxWV 9
6. Ich bin eine Blume zu Saron BuxWV 45
7. Jesu, komm, mein Trost und Lachen BuxWV 58
8. Jesu, dulcis memoria II ? Ciacona - BuxWV 57
トン・コープマン
アムステルダム・バロック管弦楽団
ミリアム・マイヤー、シリ・カロリーネ・ソーンヒル、
ベッティーナ・パーン、ドロシー・ウォールゲムート(ソプラノ)
ボグナ・バルトシュ(アルト)
イェルク・デュルミュラー(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)
ブクステフーデは、当時の様々なタイプの声楽音楽のトレンドを作るのに、主
要な役割を担った作曲家でした。オルガン奏者・作曲家・指揮者としてキャリ
ア、そしてイタリア音楽についても造詣が深く、同時代のレパートリーについ
ての豊富な知識を有していたために、ブクステフーデは、北ドイツのカンター
タの歴史に、最も独創的で、最も意義深い貢献をしました。本シリーズではそ
うした17世紀後期の非常に魅力的な声楽作品であり、且つシュッツと大バッハ
の間をつなぐルター派教会音楽のひとつの頂点を形作った作品群に光を当てま
すが、特に当盤では「知られざるブクステフーデ」の一面に肉薄し、様々な時
期に作曲された多彩な個性を持つ作品を収録。コレクションに貴重な1枚が加
わります。

CC72530(SACD-Hybrid) ¥2300
ドヴォルザーク:
ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53 *
ガーシュウィン:
パリのアメリカ人
リザ・フェルシュトマン(ヴァイオリン) *
マリオ・ヴェンツァーゴ(指揮)
ネザーランド・フィルハーモニー管弦楽団
オランダを活動の拠点として、高い人気と実力を誇る若手ヴァイオリニスト、
リザ・フェルシュトマン。前作のJ.S.バッハ&イザイ無伴奏作品集とベートー
ヴェンのヴァイオリン協奏曲とロマンスはいずれも高い評価を得ています。最
新盤では、ドヴォルザークの協奏曲を、じわじわと注目されている指揮者マリ
オ・ヴェンツァーゴ指揮ネザーランド・フィルと共演します。カップリングと
して、同コンビによる「パリのアメリカ人」を収録。実力派ぞろいのアーティ
ストによる幅広い音楽性をお楽しみいただけます。
リザ・フェルシュトマンは、2006年オランダの音楽家にとって最高の栄誉とも
される「オランダ音楽賞」を受賞、オランダの主要オーケストラ全てとの共演
を重ね、海外のオーケストラからの招聘も多く、レナード・スラトキン、レフ
・マルキス、ローレンス・レネス、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン、フランス
・ブリュッヘン、エド・スパンヤール、ティエリー・フィッシャー、メンディ
・ロダン、クリストフ・フォン・ドホナーニ、シュロモ・ミンツなどの指揮者
と共演。情熱と知性を併せ持ったその演奏は国際的な注目を集めており、自身
で室内楽音楽祭を主催するなど、活動も多岐にわたる才能です。
マリオ・ヴェンツァーゴは、スイス出身の指揮者。グラーツ歌劇場、バーゼル
響、エーテボリ響、インディアナポリス響等の音楽監督を歴任した実力派です。

CC72520 ¥2080
シューマン:
ピアノ三重奏曲 ニ短調 作品63
ピアノ三重奏曲 ト短調 作品110
ヴォーチェス・インティメ
リッカルド・チェケッティ(フォルテピアノ)
ルイジ・デ・フィリッピ(ヴァイオリン)
サンドロ・メオ(チェロ)
イタリア発で活躍する古楽器ピアノ・トリオ、ヴォーチェス・インティメ。
これまでワーナーから話題盤をリリースしてきた実力派アンサンブルが、極上
の古楽アンサンブルによる優秀盤を多数リリースしているチャレンジ・クラシ
ックス・レーベルからいよいよデビューです!
チャレンジでの第1弾は、シューマンのピアノ・トリオです。
「…シューマンの三重奏曲をオリジナル楽器で演奏しようと思ったのは、私た
ちのサウンドを、シューマンが実際に過ごしていた音楽環境でのサウンド、彼
が知っていて、愛したサウンドにより近づけるためでした。そのサウンドは彼
の人生を満たし、思いつめた彼を狂気にまで至らしめました。19世紀中旬の
フォルテピアノ(1847年J.B.シュトライヒャー)、ガット弦でマウントしたヴァ
イオリン(1648年A.マリアーニ)、チェロ(18世紀後半のC.ベルゴンツィのレプ
リカ)、そして3つの楽器のシンプルで完璧なまでのバランスによって、我々は
この素晴らしい楽曲を照らし出す光を取り戻すことができました。…」(演奏
者によるCDライナーノートより抜粋)
ヴォーチェス・インティメ ― イタリアを代表する古楽アンサンブル。ウィグ
モア・ホール、カーネギー・ホール、ハンブルクのムジークハレ他、世界の名
門ホールでの演奏を重ねています。彼らのモットーは、あらゆる楽曲にオリジ
ナルが持つ明晰性を取り戻すこと、サウンドとフレージングの妙を通じて、
作曲家のオリジナルの意図を明らかにし、作品の背景にある歴史に光を当てる
ことであり、常にそれは成功しているのです。

<Piano classics>
PCL 0018 ¥1050
シューマン:幻想曲Op.17、交響的練習曲Op.13
ナウム・グルベルト(pf)

PCL 0019 ¥1050
フレデリック・ジェフスキー:「不屈の民」変奏曲
(政治闘争歌 "El pueblo unido jamas sera vencido" による36の変奏曲)
ウルズラ・オッペンス(pf)

PCL 0019 2枚組 ¥1780
LISZT Bicentenary Vol.5
リスト:ピアノ協奏曲第1番、第2番
超絶技巧練習曲集、死の舞踏(原盤:Warner)
ボリス・ベレゾフスキー(pf)

PCL 0021 2枚組 ¥1780
LISZT Bicentenary Vol.6
リスト:ピアノ曲集
3つの演奏会用練習曲より第2番「軽やかさ」、第3番「ため息」、
詩的で宗教的な調べより第7曲「葬送、1849年10月」、
超絶技巧練習曲第3番「風景」、第9番「回想」、ハンガリー狂詩曲第4番、
巡礼の年第2年「イタリア」よりペトラルカのソネット第47番、第123番、
忘れられたワルツ第1番、メフィスト・ポルカ、
パガニーニによる超絶技巧大練習曲より第2番「オクターヴ」、
第3番「ラ・カンパネッラ」、第5番「狩り」、
マイアベーアの「悪魔のロベール」回想、
2つの演奏会用練習曲より「小人の踊り」、メフィスト・ワルツ第1番、
モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の回想、
グノーの「ファウスト」からのワルツ(ライヴ録音)
アール・ワイルド(pf)

PCL 0022 2枚組 ¥1780
LISZT Bicentenary Vol.7
リスト:ピアノソナタ ロ短調
巡礼の年第1年「スイス」よりウィリアム・テルの礼拝堂、
ワレンシュタット湖畔で、オーベルマンの谷、望郷、ジュネーヴの鐘、
超絶技巧練習曲集より第1番「前奏曲」、第3番「風景」、第5番「鬼火」、
第6番「幻影」、第10番、第11番「夕べの調べ」、第12番「雪かき」、
スペイン狂詩曲
ラザール・ベルマン(pf)




<韓国ローカルUniversal>
PO 4805233(50CD+BonusCD) ¥18900
MERCURY LIVING PRESENCE-Collector's Edition
*キューブ型美麗ボックス仕様(サイズ:140mm×140mm×140mm)、
64ページ・ブックレット(英語表記)
CD1: KUBELIK/CSO - MUSSORGSKY: PICTURES AT AN EXHIBITION
CD2: KUBELIK/CSO - SMETANA : MA VLAST
CD3: HANSON - MCBRIDE: MEXICAN RHAPSODY
CD4: DORATI - WORKS BY BARTOK AND KODALY
CD5: DORATI - BARTOK: VIOLIN CONCERTO
CD6: FENNELL - HI-FI A LA ESPANOLA AND POPOVERS
CD7: DORATI - PROKOFIEV: THE LOVE FOR THREE ORANGES
CD8: HANSON - The Composer and his Orchestra
CD9: DORATI/MSO - TCHAIKOVSKY: 1812 OVERTURE
CD10: DORATI/MSO - DVO?AK : SLAVONIC DANCES
CD11: HOWARD HANSON - GROFE: GRAND CANYON
CD12: FENNELL - BRITISH & AMERICAN BAND CLASSICS
CD13: Dorati - Petrouchka/Printemps
CD14: PARAY - SUPPE: OVERTURES
CD15: PARAY - BERLIOZ: SYMPHONIE FANTASTIQUE
CD16: FENNELL - FENNELL CONDUCTS SOUSA: 24 FAVORITE MARCHES
CD17: DORATI - LISZT: HUNGARIAN RHAPSODIES
CD18: SKROWACZEWSKI - SHOSTAKOVICH: SYMPHONY 5
CD19: DORATI - BRAHMS: HUNGARIAN RHAPSODIES
CD20: JANIS - RACHMANINOV: PIANO CONCERTOS 2 & 3
CD21: DORATI - COPLAND: APPALACHIAN SPRING
CD22: JANIS - MUSSORGSKY: PICTURES AT AN EXHIBITION
CD23: DORATI - PROKOFIEV: ROMEO & JULIET
CD24: JANIS - TCHAIKOVSKY: PIANO CONCERTO 1
CD25: PEPE ROMERO - FLAMENCO
CD26: ROMERO - ROYAL FAMILY OF THE SPANISH GUITAR
CD27: FENNELL - SCREAMERS MARCH CIRCUSES
CD28: FENNELL - THE CIVIL WAR: THE MUSIC AND ITS SOUNDS(PART 1)
CD29: FENNELL - THE CIVIL WAR: THE MUSIC AND ITS SOUNDS(PART 2)
CD30: OSIPOV STATE RUSSIAN FOLK - BALALAIKA FAVORITES
CD31: JANIS - LISZT: PIANO CONCERTOS 1 & 2
CD32: JANIS/KONDRASHIN - PROKOFIEV: PNO CTO 3; RACHMANINOV: PNO CTO 1
CD33: STARKER - DVO?AK: CELLO CONCERTO
CD34: STARKER - SCHUMANN: CELLO CONCERTO
CD35: DORATI - TCHAIKOVSKY: THE NUTCRACKER(PART 1)
CD36: DORATI - TCHAIKOVSKY: THE NUTCRACKER(PART 2)
CD37: SZERYNG - BRAHMS AND KHACHATURIAN: VIOLIN CONCERTOS
CD38: DORATI - BARTOK: BLUEBEARD'S CASTLE
CD39: BACHAUER - BRAHMS/LISZT/BEETHOVEN: PIANO WORKS
CD40: SZERYNG - SZERYNG PLAY KREISLER AND OTHER TREASURES
CD41: STARKER - BACH: 6 CELLO SUITES(PART 1)
CD42: STARKER - BACH: 6 CELLO SUITES(PART 2)
CD43: BACHAUER/DORATI - BEETHOVEN: PIANO CONCERTOS 4 & 5
CD44: BACHAUER/DORATI - CHOPIN: PIANO CONCERTOS
CD45: BACHAUER/DORATI - Ravel/Debussy/Stravinsky
CD46: STARKER/SEBOK - BRAHMS & MENDELSSOHN: CELLO SONATAS
CD47: SZERYNG - MENDELSSOHN: VIOLIN CONCERTO
CD48: DORATI - STRAVINSKY: THE FIREBIRD
CD49: STARKER - ITALIAN CELLO SONATAS
CD50: ROMERO - RODRIGO: CONCERTO DE ARANJUEZ
Bonus CD:
An Interview with Wilma Cozart Fine
/ Mercury Living Presence producer


DN 0001 50枚組 ¥9450
BACH 50-バッハ50
キューブ型美麗ボックス仕様(サイズ:140mm×140mm×150mm)、
80ページ・ブックレット(韓、英、独語表記)
曲目詳細はこちら




<韓国ローカルRCA>
RCA S70697C ¥1650
RCA Red Seal Recordings
バッハ:トリオ・ソナタ(BWV 1039,1038&1079)他
バッハ:トリオ・ソナタ ト長調 BWV.1039
バッハ:トリオ・ソナタ ト長調 BWV.1038
バッハ:トリオ・ソナタ ハ短調BWV.1079-「音楽の捧げものより
ジェームズ・ゴールウェイ(フルート)
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
フィリップ・モル(チェンバロ)
モーレイ・ウェルシュ(チェロ) 
録音:1979年6/18-19、CBSスタジオ、ロンドン
(ボーナス・トラック)
ハチャトゥリアン:スペルタカスより「アダージョ」
ハチャトゥリアン:ガイーヌより「剣の舞」
ジェームズ・ゴールウェイ(フルート)
ロイヤル・フィルハーモニ管弦楽団
チョン・ミュンフン(指揮.)
録音:1984年5/18-19、CBSスタジオ、ロンドン
ジェームズ・ゴールウェイ(フルート)、チョン・キョンファ(ヴァイオリン)、
フィリップ・モル(チェンバロ)、モーレイ・ウェルシュ(チェロ)他




<Brilliant Classics>
BRL 93980 60枚組 \10800
チャイコフスキー:作品集
縦130mm×横160mm×奥行140mm CDROM(ブックレット収録)1枚
曲目詳細はこちら

BRL 94212 40枚組 \7850
メンデルスゾーン:作品集
縦135mm×横135mm×奥行110mm CDROM(ブックレット収録)1枚
曲目詳細はこちら
待望の再発売
モーツァルトに勝るとも劣らないメンデルスゾーンの才能は、短い生涯に残さ
れた多くの作品を見渡せばよくわかります。とりまく不幸な環境下のなかで作
曲を続けていましたが、若いころの作品を取ってみても大変完成度の高い作品
が多く、演奏活動にも積極的だったメンデルスゾーンの音楽に対する強い気持
ちが感じられます。
交響曲、弦楽のための交響曲、協奏曲、室内楽曲など全曲収録となっていま
す。今回は交響曲をサヴァリッシュ指揮の演奏に、弦楽四重奏曲をゲヴァント
ハウス四重奏団、ピアノ曲の充実、カンブルラン指揮のエリア等に改編されて
います。ブックレットはCDROMに収録。歌曲の歌詞も収録しています。
数量限定生産品です。




BRL 94149
リスト:歌曲とソネット
やさしく響け わが歌S.301、ラインの美しき流れのほとりS.272、
ゆれよ 青い眼S.305、高貴なる愛S.307、毎朝私は起きそして問うS.290、
音楽の力S.302、ペトラルカの3つのソネットS.270(詩:ペトラルカ)
マルチェロ・ナルディス(Ten)
ミケーレ・カンパネッラ(pf)

BRL 94233 3枚組
ジャン・アラン:オルガン曲全集
ジャン=バティスト・ロバン(Org)

BRL 94242
D.スカルラッティ:ヴィオラ・ダモーレソナタ集
ソナタK.90、K.91、K.73、K.78、K.77、K.79、K.80、K.88、K.89
ヴァレリオ・ロジト(Viola damore)
アンドレア・コーエン(Cemb)

●Brilliant Classics Opera Collection
BRL 94220 3枚組
グリンカ:歌劇「イワン・スサーニン」
イヴァン・マリノフ指揮、ソフィア国立歌劇場管弦楽団、他
ニコラ・ギュセレフ(Bs)エレーナ・ストヤノフ(Sop)
ルーメン・ドイコフ(Ten)

BRL 94239 3枚組
モーツァルト:歌劇「魔笛」
イゾルデ・シーベルト(Sop)スージー・ル・ブラン(Sop)
クリストフ・ゲンツ(Ten)コルネリウス・ハウプトマン(Bs)
シギスヴァルト・クイケン指揮、ラ・プティット・バンド、他

BRL 94254 2枚組
デュカス:歌劇「アリアーヌと青ひげ」
デボラ・ポラスキ(Sop)ジェーン・ヘンシェル(Alt)カンチュル・ユン(Bs)
ルクサンドラ・ドノーゼ(MSop)
ベルトラン・ド・ビリー指揮、ウィーン放送交響楽団、他

BRL 94255 2枚組
ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」
ディミテール・ペトコフ(Bs)ニコラ・ギュセレフ(Bs)
アレクサンドリーナ・ミルチェーワ(MSop)
アナトス・マルガリトフ指揮、ソフィア国立歌劇場管弦楽団、他

●Brilliant Classics Russian Archives series
BRL 9239 3枚組
ダヴィッド・オイストラフ(Vln)
ロシアの作曲家によるヴァイオリン協奏曲集
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番
カバレフスキー:ヴァイオリン協奏曲
タネーエフ:協奏的組曲Op.28
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
カルル・エリアスベルク指揮、ソビエト国立交響楽団
クルト・ザンデルリング指揮、ソビエト国立交響楽団
キリル・コンドラシン指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団

BRL 9240 3枚組
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
ロシアの作曲家によるチェロ協奏曲集
プロコフィエフ:交響的協奏曲Op.125
ミャスコフスキー:チェロ協奏曲
チャイコフスキー:
ロココ風の主題による変奏曲Op.33、カプリッチョ風小品Op.62
グラズノフ:吟遊詩人の歌Op.71、メロディ
ハチャトゥリアン:コンチェルト・ラプソディ
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番
ティシチェンコ:チェロと17の管楽器と打楽器とハーモニウムための協奏曲
ヴラソフ:チェロ協奏曲
キリル・コンドラシン指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、ソビエト国立交響楽団
ニアノノフ指揮、ソビエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、他"

BRL 9241 3枚組
ヴラディーミル・ソフロニツキー(pf)
ロシアの作曲家によるピアノ曲集
スクリャービン:
ピアノソナタ第3番、第2番より、第9番、第10番、詩曲よりOp.32-2、
Op.44-1、Op.52-1、3、Op.52-3、Op.59-1、Op.36、Op.69-1、2、
ポロネーズOp.21、練習曲Op.42-4-6、ワルツOp.38、プレリュードOp.11より、
Op.13より、Op.15より、Op.16より、Op.22より、Op.9より、皮肉Op.56-2、
欲望Op.57-1、仮面Op.63-1、舞曲Op.73-1、2、、たよりなさOp.51-1、
アルバムの綴りOp.45-1
ボロディン:小組曲
プロコフィエフ:年老いた祖母の話Op.31
ラフマニノフ:楽興の時より、音の絵より

BRL 9242 3枚組
ギドン・クレーメル(Vln)
20世紀の作曲家による作品集
プロコフィエフ:
ヴァイオリンソナタ第1番、ヴァイオリン協奏曲第1番より、
2つのヴァイオリンのためのソナタ
クプコヴィチ:スーヴェニール 
オレグ・マイセンベルク(pf)ユーリ・シモノフ(pf)
タチアーナ・グリンデンコ(Vln)
カラーエフ:ヴァイオリン協奏曲
サルマノフ:ヴァイオリンソナタ第2番
シェーンベルク:幻想曲
ウェーベルン:4つの小品Op.7
シュトックハウゼン:ティアクライスより
ウラディミール・コジュハーリ指揮、モスクワ放送交響楽団
マリア・ボンダレンコ(pf)
オレグ・マイセンベルク(pf)
タチアーナ・グリンデンコ(Vln)
マルチノフ:カム・イン!
ルリエ:コンチェルト・ダ・カメラ 
タチアーナ・グリンデンコ(Vln)
ミカエル・ムンティヤン(Celesta)
ユーリ・バシュメット指揮
モスクワフィルハーモニック・ソサエティ・ソロイスツ
ドイツ室内フィルハーモニック・ソサエティ

BRL 9243 3枚組
エフゲニー・キーシン(pf)
ロシアの作曲家によるピアノ曲集
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ヴァレリー・ゲルギエフ指揮、サンクトペテルブルク・アカデミック交響楽団
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 
ウラディーミル・スピヴァコフ指揮、サンクトペテルブルク室内管弦楽団
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
アンドレイ・チスチャコフ指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ピアノソナタ第6番、4つの小品Op.32より、束の間の幻影より
ラフマニノフ:前奏曲Op.23-1、Op.32-8、Op.23-10、音の絵Op.39より
スクリャービン:
前奏曲Op.27より、Op.37より、Op.51より、マズルカOp.25-3、練習曲Op.42-5

BRL 94291 3枚組
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ピアノソナタ第12番、第16番
エミール・ギレリス(pf)
クルト・マズア指揮、ソビエト国立交響楽団




<Membran BOX>
MEMBRAN 223425 52枚組 \4750
Masterpieces of Classical Music
マスターピース・オブ・クラシカル・ミュージック
大型美麗ボックス仕様、詳細別紙
曲目詳細はこちら




<Opus Arte>
DVD
OA 1057D(DVD-Video)
OABD 7091D(Blu-ray)
プロコフィエフ:ピーターと狼
ポール・マーフィ指揮、ロイヤル・シンフォニア、他
振付 マシュー・ハート 英国ロイヤルバレエ学校2010
字幕 英・仏・独・西
狼(フレンチホルン): セルゲイ・ポルーニン
おじいさん(ファゴット)/ナレーション: ウィル・ケンプ
ピーター(弦楽): キリアン・スミス
アヒル(オーボエ): シャルロッテ・エドモンズ
小鳥(フルート): ローリーン・ムッチオーリ 
ネコ(クラリネット): チサト・カツラ 
他 ロイヤル・バレエ学校生徒
振付: マシュー・ハート  
音楽: セルゲイ・プロコフィエフ
演奏: ポール・マーフィ指揮  ロイヤル・シンフォニア
2010年12月 コヴェント・ガーデン王立歌劇場での収録
プロコフィエフが1936年に子供のための交響的物語として作曲した「ピーター
と狼」。ナレーションと、役ごとに決まった楽器によってストーリーが表現さ
れているが、こちらは楽曲にROHのマシュー・ハートが振付けたバレエ作品。
95年の初演以来、ロイヤル・バレエ学校の人気上演作品となっている。
子供たちは初々しく愛らしく、スタイルが良く、表現力も豊かだ。生徒とはい
えども、ダンサーとしてのレベルも高く、見ごたえのある舞台となっている。
また、ネコ役では日本人のチサト・カツラが踊っており、将来が楽しみでもあ
る。おじいさん役には、映画「ヴァン・ヘルシング」の出演やアダム・クー
パーとの「白鳥」「兵士の物語」などで知られるウィル・ケンプ。狼にはROH
のセルゲイ・ポルーニン。


OA 1060D(DVD-Video) 2枚組
OABD 7092D(Blu-ray)
ヴェルディ:歌劇「シチリアの晩鐘」
エレーヌ: バーバラ・ハーヴェマン
ニネッタ: リヴィア・アゴヴァ
アンリ: ブルクハルト・フリッツ
ギー・ド・モンフォール: アレハンドロ・マルコ=ブールメスター
ジャン・プロシダ: バリント・サボ/ティボー: ヒューベルト・フランシス
ダニエリ: ファブリス・ファリーナ/マンフロワ: ルディ・デ・フリース
ロベール: ロジェ・スメーツ/ベテューヌ卿: ジェレミー・ホワイト
ヴォードゥモン伯爵: クリストフ・フェル
演出:クリストフ・ロイ
指揮:パオロ・カリニャーニ
ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団
ネーデルラント・オペラ合唱団
2010年9月23日、29日 
ネーデルラント・オペラ―アムステルダム音楽劇場におけるライヴ収録
パリ・オペラ座のためのグランド・オペラとして作曲された《シチリアの晩鐘》
は、13世紀末にフランス占領下のシチリア島で実際に起こったフランス人虐殺
事件を題材として、人間の激しい感情と政治状況との軋轢を描いています。演
出家のクリストフ・ロイはこれを、突如として暴力が世の中を支配するように
なった1940年代へと時代を置き換えています。
通常イタリア語で上演されているこのオペラですが、ここではフランス語版を
採用し、バレエ〈四季〉もこのドラマ悲劇を一層鮮明に描き出すための一要素
として組み込まれています。フリッツ、ブールメスター、ハーヴェマンをはじ
めとした理想的キャストと、カリニャーニの巧みな指揮で、この長大なドラマ
の全貌を表現しつくされます。




<WARNER CLASSICS>
WARNER 2564 666834 34枚組
ワーグナー:オペラ全集
ダニエル・バレンボイム指揮
歌劇「さまよえるオランダ人」
シュターツカペレ・ベルリン
ファルク・シュトルックマン(Br)ローベルト・ホル(Bs)
フェリシティ・パーマー(MSop)ジェーン・イーグレン(Sop)
ペーター・ザイフェルト(Ten)ロヤンド・ビヤソン(Ten)
歌劇「タンホイザー」
シュターツカペレ・ベルリン
ルネ・パーペ(Bs)ペーター・ザイフェルト(Ten)トーマス・ハンプソン(Br)
ジェーン・イーグレン(Sop)ヴァルトラウト・マイヤー(Sop)
歌劇「ローエングリン」
シュターツカペレ・ベルリン
ファルク・シュトルックマン(Br)ルネ・パーペ(Bs)エミリー・マギー(Sop)
デボラ・ポラスキ(Sop)ペーター・ザイフェルト(Ten)
楽劇「トリスタンとイゾルデ」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ファルク・シュトルックマン(Br)マッティ・サルミネン(Bs)
ヴァルトラウト・マイヤー(Sop)ジークフリート・イェルザレム(Ten)
マルヤーナ・リポヴシェク(Alt)
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
バイロイト祝祭歌劇場管弦楽団
アンドレアス・シュミット(Bs)ローベルト・ホル(Bs)
エミリー・マギー(Sop)ビルギッタ・スヴェンデン(Sop)
エンドリク・ヴォトリヒ(Ten)ペーター・ザイフェルト(Ten)
楽劇「ラインの黄金」
バイロイト祝祭歌劇場管弦楽団 ジョン・トムリンソン(Br)
グレアム・クラーク(Ten)リンダ・フィニー(MSop)エヴァ・ヨハンソン(Sop)
楽劇「ワルキューレ」
バイロイト祝祭歌劇場管弦楽団
パウル・エルミング(Ten)マティアス・ヘレ(Bs)ジョン・トムリンソン(Br)
ナディーヌ・セクンデ(Sop)アン・エヴァンス(Sop)
楽劇「ジークフリート」
バイロイト祝祭歌劇場管弦楽団
ジークフリート・イェルザレム(Ten)グレアム・クラーク(Ten)
ジョン・トムリンソン(Br)フィリップ・カン(Bs)
楽劇「神々の黄昏」
バイロイト祝祭歌劇場管弦楽団
フィリップ・カン(Bs)ギュンター・フォン・カンネン(Br)
アン・エヴァンス(Sop)エヴァ=マリア・ブントシュー(Sop)
ヴァルトラウト・マイヤー(MSop)ジークフリート・イェルザレム(Ten)
舞台神聖祝典劇「パルジファル」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ホセ・ファン・ダム(Br)マティアス・ヘレ(Bs)
ヴァルトラウト・マイヤー(Sop)ジークフリート・イェルザレム(Ten)


●WARNER Opera series Vol.11
WARNER 2564 666952 2枚組
オッフェンバック:喜歌劇「ラ・ペリコール」
レジーヌ・クレスパン(Sop)アラン・ヴァンゾ(Ten)ジュール・バスタン(Bs)
ジャック・トリゴー(Br)
アラン・ロンバール指揮、
ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、他

WARNER 2564 667080 2枚組
ツィンマーマン:歌劇「軍人たち」
マーク・マンキトリック(Br)ナンシー・シェード(Sop)
ミラグロ・ヴァルガス(MSop)ウイリアム・コクケン(Ten)
ベルンハルト・コンタルスキー指揮、
シュトゥットガルト州立国立管弦楽団、他

WARNER 2564 667082
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」
ファルク・シュトルックマン(Br)ローベルト・ホル(Bs)
フェリシティ・パーマー(MSop)ジェーン・イーグレン(Sop)
ペーター・ザイフェルト(Ten)ロヤンド・ビヤソン(Ten)
ダニエル・バレンボイム指揮、シュターツカペレ・ベルリン、他

●WARNER APEX series 各\680
WARNER 2564 673012
リスト:ダンテ交響曲
ダニエル・バレンボイム指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」 
ダニエル・バレンボイム(pf)

WARNER 2564 673024
モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」、第39番
ニコラウス・アーノンクール指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

WARNER 2564 673020
プロコフィエフ:交響曲第1番
ハイドン:交響曲第1番
ビゼー:交響曲ハ長調
ヒュー・ウルフ指揮、セントポール室内管弦楽団

WARNER 2564 673176
ブラームス:ピアノソナタ第3番、4つのバラード
ダニエル・バレンボイム(pf)

WARNER 2564 673189 2枚組
ヒンデミット:室内音楽集ヴァリアスアーティスツ
ゲラルド・ファン・ブレーク(pf)アンナー・ビルスマ(Vc)
ヤープ・シュレーダー(Vln)パウル・ドクトール(Vla)
ヨーケ・フェルミューレン(ヴィオラ・ダモーレ)
アルベルト・デ・クレルク(Org)
アムステルダム・コンソート



<MEMBRAN>
※昨年ご紹介してすぐに品切れになっておりましたBOXが、代理店に特価で再入荷いたしました。よろしくご検討ください。

MEMBRAN 223287 40枚組 ¥4050
OPERA ITALIANA オペラ・イタリアーナ
サイズ:縦140mm×横370mm×奥行150mm
各タイトルごとにブックレットが付き装丁も綺麗になっています。珍しいオ
ペラも多く含まれています。
※内容詳細はこちらにございます





<UNIVERSAL MUSIC>
Focus Edition
PO 4800685(DVD-Video) 4枚組 ¥2700
Disc1
Beethoven: Symphony No.7
Beethoven: Symphony No.9
Gundula Janowitz(Sop), Christa Ludwig(Alt), Jess Thomas(Ten),
Walter Berry(Bass), Chor der Deutschen Oper Berlin,
Walter Hagen-Groll
Berliner Philharmoniker, Herbert von Karajan,
Disc2
Brahms: Symphony No.3
Brahms: Symphony No.4
Berliner Philharmoniker, Herbert von Karajan
Disc3
Bruckner: Symphony No.8
Wiener Philharmoniker, Herbert von Karajan
Disc4
Tchaikovsky: Symphony No.4
Tchaikovsky: Symphony No.5
Tchaikovsky: Symphony No.6
Berliner Philharmoniker, Herbert von Karajan
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
*解説書・ブックレット封入なし
画面:カラー、4:3 音声:ステレオ NTSC Region All




<ソニー・ミュージックダイレクト>
●国内盤仕様
MECO 1007 ¥3000
デュオイズム
プロコフィエフ:2つのヴァイオリンのためのソナタOp.56
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
モーツァルト:
歌劇「魔笛」より“パパゲーノ様が欲しいのは”“私は鳥刺し”、
歌劇「フィガロの結婚」より“恋とはどんなものかしら”
クヮンツ:トリオソナタ ハ長調
テレマン:6つのトリオ(1718)より第4番
ルクレール:2つのヴァイオリンのためのソナタ集より第2番Op.3-2
グリーンスリーヴス(イギリス民謡)
デュオ・プリマ[礒 絵里子、神谷 未穂](Vn)
礒絵里子、神谷未穂の従姉妹同士のふたりから成るヴァイオリン・デュオのユ
ニット。〈主役〉を表す〈Prima〉はスペイン語で〈女性の従姉妹〉の意味を
持ちます。デビュー10周年を記念したアルバム〈デュオイズム〉では、古典か
ら近代まで幅広くヴァイオリン・デュオの名作をセレクト、10年の時空を超え
てその成果が今ここに結実しました。まさに〈Duoism〉のタイトルが示すとお
りヴァイオリン・デュオの神髄を堪能できます。ゲストアーティストとして、
ギターの福田進一、チェロのエマニュエル・ジラールが参加、その馥郁たる
薫り立つようなサウンドは、極上の室内楽ならではの愉悦です。

<EMC Records>
EMCR0019 ¥1350
ダウランドの憂愁、偉大なるリュート奏者の生涯
1. エリザベス女王のためのガリアルド(リュート・ソロ)
2. しばらくは休んでくれ
3. 「愛」や「運命」に
4. デンマーク王のガリアルド(リュート・ソロ)
5. 時の長男として
それでは坐り
他の者たちが
6. 常にダウランド 常に嘆く(リュート・ソロ)
7. 時は止まる
8. 目覚めよ甘い愛よ
9. ラントン卿のパヴァーヌ(リュート・ソロ)
10. 偉大なる神よ
ダビデの命が
脚のなえた哀れな男が
11. 来たれ 深き眠り
平井 満美子 Mamiko Hirai / ソプラノ
佐野 健二 Kenji Sano / リュート
2011年7、8月録音
ご好評頂いておりますEMC Recordsの9枚目のアルバムです。
ルネサンスリュート音楽の最高峰ジョン・ダウランドの生涯を聴くという意味
で、数多く残された作品から生涯において節目となる11曲を収録。
作曲家ダウランドへの敬意と愛の詰まった丁寧で心温まる演奏。
日本語と英語による丁寧で充実した解説書付きです。





<VIDEOLAND>
オーストリアとハンガリー国境のノイジードラー湖、湖畔の町メルビッシュ。
その湖畔に面する巨大な野外劇場で行われるオペレッタの祭典。メルビッシュ
音楽祭のライブ映像。

VLMD007(DVD-Video) ¥2850
レハール:オペレッタ「微笑みの国」(全三幕)
ハラルド・セラフィン(リヒテンフェルス伯爵)
イングリート・ハーベルマン(リーザ)
ディートマル・ケルシュバウム(グスタフ)
サン・ホー・チョイ(スー・チョン殿下)
三谷結子(殿下の妹:ミー)
田辺とおる(チャン(スー・チョンの伯父))
湖南省(Hunan)歌と踊りの一座
管弦楽:メルビッシュ音楽祭管弦楽団
指揮:ルドルフ・ビーブル
2001年収録
サブ・タイトル:英語、フランス語、イタリア語、スペイン語
解説書:ドイツ語、英語
国を超えて惹かれる2人を阻む、しきたりの差を美しく楽しく描いた物語です。

VLMD012(DVD-Video) ¥2850
レハール:オペレッタ「メリー・ウィドウ」(全三幕)
ハラルド・セラフィン(ミルコ・ツェータ男爵)
マルガリータ・デ・アレラーノ(ハンナ・グラヴァリ)
マティアス・ハウスマン(ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵)
エリーザベト・シュタルツィンガー(ヴァランシエンヌ)
マルワン・シャミーヤ(カミーユ・ド・ロジヨン)
ダニエル・セラフィン(カスカーダ子爵)
アレクサンダー・クリンガー(ラウール・ド・サン・ブリオッシュ)
エルンスト・コナレク(ニェーグシュ)
バレエ:メルビッシュ音楽祭バレエ団、振付:ジョルジョ・マディア
合唱:メルビッシュ音楽祭合唱団
管弦楽:メルビッシュ音楽祭管弦楽団
指揮:ルドルフ・ビーブル
美術・衣装:ロルフ・ランゲンファス、演出:ヘルムート・ローナー
2005年ORFによる収録
サブ・タイトル:英語、フランス語、イタリア語
解説書:ドイツ語、英語、イタリア語、スペイン語

VLMD013(DVD-Video) ¥2850
レハール:オペレッタ「ルクセンブルク伯爵」
ミヒャエル・ズットナー(ルネ:ルクセンブルク伯爵)
ゲザ・ホッペ(アンジェール・ディディエ)
マルコ・カトール(アルマン・ブリサール)
ハラルド・セラフィン(バジール・バジリオヴィッチ公爵)
マリカ・リヒター(スターシャ:ココツォフ伯爵夫人)
バレエ:メルビッシュ音楽祭バレエ団、振付:ジョルジョ・マディア
合唱:メルビッシュ音楽祭合唱団
管弦楽:メルビッシュ音楽祭管弦楽団
指揮:ルドルフ・ビーブル
美術・衣装:ロルフ・ランゲンファス、演出:ディートマー・プフレーゲルル
2006年8月5日ORF&NHKによる収録
サブ・タイトル:英語、フランス語、イタリア語、スペイン語
解説書:ドイツ語、英語、イタリア語、スペイン語、日本語
遊び人の「ルクセンブルク伯爵」の偽装結婚をめぐる物語です。




<INTERNATIONAL CULTURAL PROMOTIONS THAILAND>
ICPREQUIEM 5枚組 ¥5350
※本アイテムの収益はタイ王国のプリンセスMAHA・CHAKRI・SIRINDHORNのチャリ
※この商品は在庫がある限りの限定盤です。ご注意下さい。
※弊社はライセンス元から正式に日本で販売する許可を得て、このたび販売させ
て頂く事となりました。 MADE IN THAILAND

ロシアの4大オーケストラによる、亡きガラヤニ王女に捧げる「レクイエム」
(ティシチェンコ)コンサート・ライヴ 2010年
2008年1月に亡くなったガラヤニ王女(タイ王国の現国王であるプミポン国王の
実姉)は教育、芸術、文化への発展に尽くしました。特にバンコクで最大のクラ
シック音楽演奏会やオペラ上演、タイ舞踊などを行うインターナショナル・フェ
スティバルの創設に尽力し自らもパトロンでありました。1891年以来続くロシア
とタイ王国の緊密な関係の中で、多くのロシアからの演奏家が、このフェスティ
バルで演奏しました。王女の死を受けて現代ロシアの偉大な作曲家の1人ボリス・
ティシチェンコ(Boris Tishchenko 1939-2010 ロシア)は「レクイエム」を作曲
し、亡きガラヤニ王女に捧げ2008年9月15日タイ王国のバンコクで初演されまし
た。
ボリス・ティシチェンコはショスタコーヴィチの愛弟子の1人です。特に1963年
に書かれロストロポーヴィチに捧げられたチェロ協奏曲で1969年プラハ国際作曲
コンクールで1位を獲得して世界的に知られるようになりました。作風は不安定
な調性をベースに独特の和声の重ね合わせが特徴的で、自らもピアノの名手だっ
たティシチェンコは多くのピアノ・ソナタを書き、また交響曲、協奏曲と多岐の
種類に及ぶ作品を発表しました。
この「レクイエム」は圧倒的な成功を持って人々に受け入れられ、王女の遺志を
継ぎ、文化への貢献をより広く知らしめるべく、タイ王国の実業家グループによ
りロシアの4つの都市で「レクイエム」を演奏するコンサートが開かれました。
その際のライヴ録音がこの5枚のアルバムに収められています。
途切無く演奏される各楽曲で構成された「レクイエム」は、大きく2部に分けら
れ、1部は死を暗示する8つの長い音が全体を支配します。第2部は「優しさの歌」
であり「正義と、それを照らす永遠の光」を意味した喪(も)の継続を示した慈し
みの楽曲。全曲を通しての演奏時間は45分強です。
マスターに起因するライヴ音源特有の雑音などが聴かれます事ご了承下さい。
CD.1
アレクサンドル・ドミトリエフ指揮
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団、カペラ・コーラス
(1)プロコフィエフ:交響曲第7番「青春」 嬰ハ短調 op.131
(2)ボリス・ティシチェンコ:「タイ王国、ガラヤニ王女の為のレクイエム」
2010年5月29日サンクトペテルブルクでのライヴ DDD録音ステレオ
CD.2
ユーリ・シモノフ指揮
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、スヴェシニコフ国立ロシア合唱団
(1)ボリス・ティシチェンコ:「タイ王国、ガラヤニ王女の為のレクイエム」
(2)ドヴォルザーク:スラブ舞曲 第10番 op.72
2010年6月1日モスクワでのライヴ DDD録音ステレオ
CD.3&CD.4
ファビオ・マストランジェロ指揮
エカテリンブルク国立歌劇(バレエ)場管弦楽団、合唱団
(CD.3)
(1)チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 ロ短調 op.74
※第1楽章が2つのトラックにわかれています。
第2楽章が第1楽章後半のトラック内に含まれています。
(CD.4)
(1)ボリス・ティシチェンコ:「タイ王国、ガラヤニ王女の為のレクイエム」
※マストランジェロは若くして海外で学び将来が嘱望される指揮者です。
2010年6月3日エカテリンブルクでのライヴ DDD録音ステレオ
CD.5
アンドレイ・ダニロフ指揮
ノヴォシビルスク国立オペラ・バレエ劇場管弦楽団、合唱団
(1)プロコフィエフ:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」から5曲
(2)ボリス・ティシチェンコ:「タイ王国、ガラヤニ王女の為のレクイエム」
※ダニロフは指揮者テミルカーノフに学びマリンスキーなどのロシアのバレエ
劇場やイギリスで活躍するバレエ音楽を得意とする指揮者です。
2010年6月6日ノヴォルシビルスクでのライヴ DDD録音ステレオ
各楽曲の途中で拍手がおこったり、携帯が鳴ったり、物が落ちる音がしたりと物
騒なライブ録音ですが、それぞれの演奏は非常に感動的なものです。
ドミトリエフとシモノフの聴きなれない曲をいっきに聴かせる構成力は貫禄十分
です。また若手2人の古きロシアを思わせる爆演も聴き応え十分です。





<CARUS>
83.265 ¥2380
ヨハネス・エッカルト(1553-1611ドイツ)と
ヨハネス・シュトベウス(1580-1646ドイツ)の宗教合唱曲集
「プロイセンの祭りの歌」として1642、1644年に出版された
宗教合唱曲集から初録音を含む15曲を収録
ヨハネス・シュトベウス(Johannes Stobaeus 1580-1646):
Macht hoch die tur 「高く戸を上げよ」
Such, wer da will, ein ander Ziel 「すべての人は心をかえて新しき道を求
めよ」
Wes ist der Stern
Gott einen hellen Wunderstern
ヨハネス・エッカルト(Johannes Eccard 1553-1611):
O Freude uber Freud 「おお、この上ない喜び」
Maria, das Jungfrauelein
Freu dich, du werte Christenheit
Mein Sund mich krankt
Zu dieser osterlichen Zeit
Freut euch, ihr Christen alle 「こぞりて喜べ、汝らキリスト者よ」
Der heilig geist vom Himmel kam
Mir ist ein geistlichs Kirchelein
Der Zacharias ganz verstummt
Ubers Gebirg Maria geht 「山を越えてマリアが行く」
Mein schonste Zier und Kleinod bist 「主よ汝のうちにのみ我望みを持ち」
ペーター・コップ指揮 Peter Kopp
ドレスデン・ヴォーカル・コンサート Vocal Concert Dresden
カペラ・デ・ラ・トーレ Capella de la Torre
2011年3月9,10,21-24日 ドレスデンでの録音

83.366 ¥2380
カルムス・アンサンブルの演奏。「詩篇116」に基づき作曲
4009350833661 された17世紀と21世紀の作曲家達による合唱作品集
詩篇116番「私は主を愛する。主は私の声、私の願いを聞いてくださるから」
(1)ヨハン・ヘルマン・シャイン (Johann Hermann Schein 1586-1630)
詩篇116
(2)グレゴリオ聖歌 詩篇116:v 1-5
(3)ベルント・フランケ (Bernd Franke 1959- ):And why ? (詩篇116)
(4)グレゴリオ聖歌 詩篇116:v 6-11
(5)ニコラウス・エーリッヒ (Nicolaus Erich 1588-1631):詩篇116
(6)グレゴリオ聖歌 詩篇116:v 12-15
(7)シュテフェン・シュライエルマッハー (Steffen Schleiermacher 1960- )
convertere anima mea in requiem tuam (詩篇116)
(8)グレゴリオ聖歌 詩篇116:v 16-19
(9)ハイリヒ・シュッツ (Heinrich Schutz 1585-1672):詩篇116
カルムス・アンサンブル・ライプツィヒ CALMUS Ensemble Leipzig
2011年5月23,24日、6月2日、6月20,21日 ライプツィヒでの録音
※聖トーマス少年合唱団出身の男声により1999年に結成され、2001年に中部ドイ
ツ放送児童合唱団出身のアニャ・リプフェルト(女声)を加えた若い混声グループ
(女性1人:ソプラノ、男性4人:カウンター・テナー、テノール、バス、バリトン)
安定した美しい声、均整のとれたアンサンブルを聴かせます。キングズ・シンガ
ーズのマスター・クラスで学んだ彼らは、バロックからジャズまでと幅広いレパ
ートリーを持ち多くの演奏会と発売するCDで、その透明感ある歌声と素晴らしい
技巧が好評を博しています。




<ARCHIPEL>
ARPCD0535 ¥880
ブラームス:ドイツ・レクイエム op.45
マリア・シュターダー(ソプラノ)
ディートリヒ・フィッシャ=ディースカウ(バリトン)
パウル・クレツキ指揮
フランス国立管弦楽団、RTF合唱団
1956年6月6日 パリ
良い音質です。待望の復刻です。

ARPCD0536 2枚組 ¥1480
トスカニーニ指揮 1949年ベニスでのライヴ録音完全収録盤
(1)ケルビーニ:歌劇「アナクレオン」序曲
(2)ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 ヘ長調 op.68
(3)フランク:交響詩「アイオリスの人々」
(4)スメタナ:交響詩「モルダウ」(連作交響詩「わが祖国」より)
(5)R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」 op.20
(6)ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から
第1幕への前奏曲
ミラノ・スカラ座管弦楽団
1949年9月3日ベニス フェニーチェ劇場でのライヴ録音
下記はボーナス・トラック:
(7)ベートーヴェン:エグモント序曲 op.84
(8)ワーグナー:歌劇「タンホイザー」から序曲とバッカナール
1946年7月7日 ルツェルンでのライヴ録音
指揮は、全て アルトゥーロ・トスカニーニ
(2)のベートーヴェン:田園の第1楽章冒頭が欠落しています。
音質は悪く、一般的とはいえません。トスカニーニ・ファン向けのアイテム。
スカラ座管弦楽団との雰囲気ある演奏に痺れます。

ARPCD0537 ¥880
ベートーヴェン:
(1)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
(2)ロマンス 第1番 ト長調 op.40
ヘルマン・アーベントロート指揮
ベルリン放送交響楽団
1952年3月31日 ベルリン歌劇場でのライヴ
(3)ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 op.30-2
レフ・オボーリン(ピアノ)
1960年10月16日 ベルリン歌劇場でのライヴ
ヴァイオリンは、全て ダヴィド・オイストラフ
※名演奏として名高い演奏の復刻です。
強烈な個性のぶつかりあいが、緊張感を生み出しています。




<OPERA RARA>
ORC44 2枚組 ¥4380
ドニゼッティ:歌劇「マリア・ディ・ロアン」
クラッシミーラ・ストヤノワ(マリア)
ホセ・ブロス(リッカルド)
クリストファー・パーヴェス(エンリーコ)
ロイック・フェリックス(アルマンド)
サー・マーク・エルダー指揮
エイジ・オブ・インライントゥンメント管弦楽団
ジェフリー・ミッチェル合唱団
2009年11月 スタジオ録音
2009年11月7日イギリスのロイヤル・オペラ・ハウスでコンサート形式により
絶賛された演奏会後、スタジオ録音された録音です。
1843年パリのイタリア劇場で上演された修正部分(ゴンディによるアリア 他)
の演奏が付録として収録されています。
いつもながらの丁寧で素晴らしい装丁による2CD ボックス。
1843年6月にウィーンで初演された3幕の悲劇的メロドラマです。




<VENEZIA>
CDVE04329 2枚組 ¥1650
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 二短調 op.125
CD.1
N. Shpiller(ソプラノ)
Z. Dolukhanova(アルト)
N. Khanaev(テノール)
A. Baturin(バス)
ヘルマン・アーベントロート指揮 Hermann Abendroth
ソビエト国立交響楽団、合唱団
1951年2月1日 モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音 (モノラル)
CD.2
T. Sterling Korolkova (ソプラノ)
G. Vinogradova(アルト)
L. Kuznetsov(テノール)
V. Paraskeva(バス)
コンスタンティン・イワノフ指揮 Konstantin Ivanov
国立モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
アカデミー・ロシア合唱団
1972年12月12日 モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音 (ステレオ)
共に、ロシア語による「合唱」です。
共にマスターに起因する音の揺れ、歪み、傷が聴かれますこと、ご了承くだ
さいますよう、お願い致します。
特にイワノフの「合唱」には、ハム・ノイズなど傷が多く聴かれます。
上記の傷を補って余りある程の推進力あるライブ特有の熱のこもった爆演。
2種の「合唱」。待望の復刻です。




<WALHALL>
WLCD0351 2枚組 ¥1750
ヴェルディ:歌劇「オテロ」
マリオ・デル・モナコ(オテロ)
レナード・ウォーレン(ヤーゴ)
ポール・フランク(カッシオ)
ジェイムズ・マクラッケン(ロデリーゴ)
レナータ・テバルディ(デズデモーナ)
フリッツ・シュティードリー指揮 Fritz Stiedry
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1955年3月12日 ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場でのライヴ録音
多少、古めかしさを感じさせる音質です。
レナータ・テバルディによるセンセーショナルなニューヨーク、デビュー作品
です。緊張感溢れる、音楽の推進力の高い迫力ある名演奏です。

WLCD0352 2枚組 ¥1750
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」
エヴァンゲロス・マルケロス(ドン・フェルナンド)
コンスタンティーノ・エゴ(ドン・ピツァロ)
ジュゼッペ・ザンピエーリ(フロレスタン)
マルタ・メードル(レオノーレ)
デジュー・エルンスター(ロッコ)
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮
アテネ祝祭管弦楽団、合唱団
1957年9月6日 アテネ、イロド・アティコス野外劇場でのライヴ録音
良い音質です。
キャストも魅力的で手堅い演奏です。



<MYTO HISTRICAL>
MYTO 286 2枚組 ¥1750
チャイコフスキー:歌劇「マゼッパ」
エットレ・バスティアニーニ(マゼッパ)
ボリス・クリストフ(コチュベイ)
デイヴィッド・ポレリ(アンドレイ)
マリアンナ・ラデフ(リュボーフィ)
マグダ・オリヴェーロ(マリア)
ジョネル・ペルレア指揮
フィレンツェ5月祭管弦楽団、合唱団
1954年6月6日 フィレンツェでのライヴ録音
良い音質です。
バスティアニーニ、クリストフらによる素晴らしい演奏です。

MYTO 294 2枚組 ¥1750
ドニゼッティ:歌劇「アンナ・ボレーナ」
ブリニオ・クラバッシ(エンリーコ8世)
レイラ・ジェンチェル(アンナ)
ジュリエッタ・シミオナート(ジョヴァンナ)
シルヴィオ・マイオニカ(ロシュフォール卿)
アルド・ベルトッチ(リッカルド・パーシー卿)
ジャンナドレア・ガヴァッツェーニ指揮
ミラノRAI交響楽団、合唱団 
1958年8月11日 ミラノでの放送用音源
良い音質です。
魅力的なキャストによる美しくも力強い演奏です。





<ANDROMEDA>
ANDRCD9096 3枚組 ¥2150
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」
ジョン・ヴィッカーズ(ドン・カルロ)
グレ・ブロウエンスティーン(エリザベッタ)
ティート・ゴッビ(ロドリーゴ)
フェドーラ・バルビエーリ(エボリ公女)
ボリス・クリストフ(フィリッポ)
マイケル・ランドン(大審問官)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、合唱団
1958年5月12日 ロンドン、ロイヤル・オペラハウスでのライヴ
ロイヤル・オペラ開場100周年記念上演のライヴです。
以前、MYTO 他のレーベルから発売あり。良い音質です。

ANDRCD9099 2枚組 ¥1750
R.シュトラウス:歌劇「無口な女」
ハンス・ホッター(モロズス卿)
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(女中)
ヘルマン・プライ(理髪師)
フリッツ・ヴンダーリヒ(ヘンリー・モロズス)
ヒルデ・ギューデン(アミンタ)

ANDRCD9100 2枚組 ¥1750
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」(ドイツ語)
ポリー・バティツ(ラーリナ)
レオニー・リザネク(タチヤーナ)
ミラ・カリン(オリガ)
ヒルデ・レッスル=マイダン(フィリピエヴナ)
ジョージ・ロンドン(エフゲニー・オネーギン)
アントン・デルモータ(レンスキー)
ゴットローブ・フリック(グレーミン公爵)
ベリスラフ・クロブチャール指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団
1955年 ウィーンでのライヴ録音
良い音質です。歌手も一流どころを揃えた名演奏です。

<ジェイズ・ミュージック(日本)>
JMCC-20218 ¥2800
「花信風」
曲目:杏の風に吹く風/ 花言葉の唄/ さくらんぼの実る頃
わたしの宇宙/ あなたをしりたくて/ SKY/ 
草原情歌/ グリーンスリーブス/ たんぽぽウォーキング/
時間のささやき/ 花に鳥に/ ブラザー・サン・シスター・ムーン
野原
河上素子(Pf,Vocal)
共演者:富沢恵(fromプルミエ)、
笹部裕子(fromプルミエ)、
中山英二(ジャズ・ベーシスト)
プロデューサー:富沢恵(fromプルミエ)
アルバム「SKY」で即興ピアニストとして、天分の才能を余すところなく発揮
した河上素子。彼女の音楽はクラシックを越えて、即興音楽、ジャズ、民族音
楽と、自由な翼を存分に広げて展開する。その彼女が今度は「歌」という大き
な武器を手に入れた。様々なスタイルの共演者とも自然なコラボレーションを
楽しんでいるようにさえ思える。真の音楽家としての「MOTOKO」の誕生である。
アジアの中にある美しい国、日本の言葉とともに、花を信じて咲く、音楽の風
としてこの世に送る。





<東武レコーディングズ>
TBRCD 0013 ¥2200
ベートーヴェン:(1)交響曲第2番/(2)交響曲第5番「運命」
朝比奈隆(指揮)
倉敷音楽祭祝祭管弦楽団
録音:(1)1989年3月17日,(2)1992年3月24日
全て倉敷音楽祭(倉敷市民会館大ホール)に於けるデジタル・ライヴ録音
朝比奈隆が室内管弦楽団の規模で唯一残した「ベートーヴェン・ツィクルス」
から第2番、第5番「運命」の登場です。ソリスト、コンサートマスター級の名
手を集めた倉敷音楽祭祝祭管弦楽団、朝比奈もルーチンワークから離れ刺激に
満ちた演奏を行います。特に「第2番」、多くの指揮者が敬遠する難曲ですが、
朝比奈はぶれることなくロマンティックな交響曲として堂々と奏でます。
第2楽章の深深とした趣には抗し難い魅力があります。「運命」は十八番だけ
に腰の据わったテンポ設定、大胆なアゴーギグなど定番中の定番といった感じ
です。いずれもキビキビとして明確なリズム、テンポ。大編成オーケストラと
の共演だと時としてリズムの不明確や旋律の膨張が指摘されることもなくはな
かった巨匠ですが、それらの欠点がまるでなく、如何にオーケストラが重要な
要素であるかを知らしめます。いずれの演奏も朝比奈自身が演奏を楽しんでい
る感があり、一年に一度の顔合わせの倉敷音楽祭が巨匠にとってのリラックス
・タイムであったのではないかと当時が偲ばれます。いずれも音質に不足はな
くホールアコースティックも相俟って直接音による硬質でクリアな肌合いです。
日英文の解説つき。
※協力:アルスくらしき倉敷市文化振興財団
サウンド・マスタリング:WEITBLICK





<若林工房レーベル(日本)>
WAKA 4157-58 2枚組 ¥3600
「チェンバロ名曲集/中野振一郎」
●disc-1
F.クープラン:
「葦」「神秘のバリケード」「ティク・トク・ショク」「修道女モニク」
ラモー:「優しい訴え」「未開人」/ボヮモルティエ:「蚤」
ダカン:「かっこう」/ロワイエ:「スキタイ人の行進」
D.スカルラッティ:3つのソナタ(変ホ長調K.193,ニ短調K.9,ハ長調K.159)
ガルッピ: ソナタ ハ長調/ソレル:ソナタ第25番ニ短調
●disc-2
バード:ソールズベリー伯爵のパヴァーヌ/パーセル:組曲第4番イ短調Z.663
クロフト:グラウンド ハ短調/ヘンデル:組曲第5番ホ長調HWV.430
J.S.バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調BWV.971
J.S.バッハ:
3つの小プレリュード(ハ長調BWV.933,ハ短調BWV.934,ニ長調BWV.936)
C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ第6番ロ短調Wq.49-6
●[ボーナス・トラック]
オリジナル・ラグ(S.ジョプリン/中野振一郎・編曲)
メリー・ウィドウ・ワルツ(F.レハール/中野振一郎・編曲)
中野振一郎(チェンバロ)
録音: 2011年4月9-11日、新川文化ホール(富山県魚津市)
日本が世界に誇る天才チェンバロ奏者、中野振一郎が楽壇デビュー25周年を迎
えて録音した「名曲集」。F.クープランやラモーの作品、ヘンデルの「調子の
よい鍛冶屋」、J.S.バッハの「イタリア協奏曲」などおなじみの名曲に加えて、
ガルッピやソレル、C.P.E.バッハといったこだわりのレパートリーを披露。
ヨーロッパ各国をめぐるチェンバロ音楽の旅、ともいうべき素敵な2枚組アル
バムに仕上がりました。フレンチ・スタイルとジャーマン・スタイルの2台の
楽器を使用し、ボーナス・トラックにラグタイムとウィーンものを収録すると
いうサービスぶり。チェンバロの魅力をさまざまな角度からお楽しみいただき
ます。




<MUSIC&ARTS>
M&ACD 1256 6枚組 ¥7920
ブルックナー:
(1)交響曲第3番/(2)交響曲第4番
(3)交響曲第5番/(4)交響曲第7番
(5)交響曲第8番/(6)交響曲第9番
ワーグナー:
(7)「神々の黄昏」より
(8)「ジークフリート」第2幕第2場
(9)「ワルキューレ」第1幕第3場
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
(1)バイエルン州立管弦楽団
(録音:1954年10月11日)
(2)ベルリン・フィル(録音:1944年9月8日)
(3)ミュンヘン・フィル(録音:1959年3月19日)
(4)ウィーン・フィル(録音:1949年8月30日ザルツブルグ音楽祭)
(5)ベルリン・フィル(録音:1951年1月8日)
(6)ベルリン・フィル(録音:1950年1月30日)
(7)ベルリン国立歌劇場管弦楽団
(録音:1959年11月)
(8)(9)バイエルン州立管弦楽団(録音:1952年)
2011年A.スナイダーによる修復
M&Aレーベルで出ていたもの廃盤となっていたクナッパーツブッシュの名演を
新リマスタリングで再発売となります。旧品番は、ブルックナー:交響曲第3番
(M&ACD257)、第4番(M&ACD249)、第7番(M&ACD209)、第4以降のセット
(M&ACD1028)となります。

M&ACD 1253 8枚組 ¥11880
「ロンドン弦楽四重奏団1917-51録音集」
CD1)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番Op.59-3
ブラームス:弦楽四重奏曲第3番Op.67
CD2)(1)ドビュッシー:弦楽四重奏曲Op.10
(2)ハイドン:弦楽四重奏曲第76番「五度」Op.76-2
(3)ハイドン:弦楽四重奏曲第77番「皇帝」Op.76-3
CD3)シューマン:弦楽四重奏曲Op.41-3
トッホ:弦楽四重奏曲第12番Op.70
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番Op.95
CD4)ドホナーニ:弦楽四重奏曲第2番
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番Op.132
CD5)シューベルト:弦楽四重奏曲第13番Op.29
ブロッホ:5つの小品(1923-25)
ラヴェル:弦楽四重奏曲
CD6)モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番「不協和音」
マキュアン:弦楽四重奏曲第2番「ビスケー」
ブラームス:弦楽四重奏曲第2番Op.51-2
CD7)(1)フランク:弦楽四重奏曲
(2)ヴォーン=ウィリアムズ:ウェンロックの断崖で
CD8)(1)シューベルト弦楽四重奏曲第12番
(2)エルガー:弦楽四重奏曲Op.83(短縮版)
(3)ブリッジ:3つの牧歌
(4)ブリッジ:アイルランドの旋律-ロンドンデリーの歌
(5)クライスラー:弦楽四重奏曲-フィナーレ
(6)フォスター:旋律集
ロンドン弦楽四重奏団
録音:
CD1),CD2)(1)
1943年12月4日LC、ライヴ
CD2)(2)1943年11月5日LC、ライヴ
CD2)(3)1924年12月15-17日ロンドン(コロンビア)
CD3)1947年2月21日LC、ライヴ
CD4)1948年11月5日LC、ライヴ
CD5)1950年1月27日LC、ライヴ
CD6)1951年3月2日LC、ライヴ
CD7)
(1)1928年11月(コロンビア)
(2)ガーヴェイス・エルウェス(T)
フレデリック・キドル(Pf)
1917年(コロンビア)
CD8)
(1)1927年11月4日ロンドン(コロンビア)
(2)(5)1921年ロンドン(ヴォカリオン)
(3)1925年11月3日(コロンビア)
(4)1925年11月17日(コロンビア)
(6)1945-46年ロサンゼルス(デッカ)
(LCはLibrary of Congress=アメリカ議会図書館)
2010年はロンドン弦楽四重奏団の初コンサートからなんと100年の記念の年で
した。長らくイギリスをリードする弦楽四重奏団として活躍。アメリカでも
人気があり毎年のように客演していました。このセットにはほぼ初出となるア
メリカ議会図書館での1943年-1951年ライヴを中心に英コロンビアのSP録音な
どを収めたものです。

M&ACD 1255 4枚組 ¥5940
「ビーチャム・イン・トロント初出ライヴ集1960」
(1)「1960年4月3日と7日のコンサート」
ハイドン:交響曲第102番/交響曲第94番「驚愕」
モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」
ヘンデル(ビーチャム編):バレエ組曲「バースの恋」
R.シュトラウス:「炎の災い」-「愛の場面」
ブラームス:交響曲第2番
(2)「1960年4月5日のCBCテレビ放送」
ロリポップ(スッペ/シベリウス/マスネ/サン=サーンス
ロッシーニの作品)
(以下ボーナスCD)「BBCの放送より」
(3)モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
(4)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
(5)ディーリアス:北国のスケッチ
(6)ラロ:交響曲
トーマス・ビーチャム(指揮)
(1)CBC交響楽団(トロント)
録音:1960年4月3日、7日ライヴ
(2)トロント交響楽団
録音:1960年4月5日ライヴ
(3)-(6)ロイヤル・フィル
録音:(3)1958年年12月25日放送のライヴ、
(4)(5)1959年12月25日放送のライヴ、(6)1959年10月25日放送のライヴ
1960年にトロントに客演したイギリスの名指揮者ビーチャム(1879-1961)の3つ
のコンサートを完全収録。ビーチャムの没後50年のアニヴァーサリー・イヤー
に贈る全曲初出の音源です。





<WEST HILL RADIO ARCHIVES>
WHRA 6039 8枚組 ¥11880
「サミュエル・バーバー(1910-81)の歴史的録音集1935-1960」
CD1) 
歌劇《ヴァネッサ》Op.32(第1幕-第3幕)
CD2) 
歌劇《ヴァネッサ》Op.32(第4幕)
以上、エレノア・スティーバー、ニコライ・ゲッダ、ロサリンド・エリアス、

ディミトリ・ミトロプーロス指揮
メトロポリタン歌劇場,
録音:1959年2月1日ライヴ
《メデア》組曲Op.23
作曲者指揮ロンドン新交響楽団,録音:1950年12月12日ロンドン(Decca)★
《メデアの瞑想曲と復讐の踊り》Op.23a
ミトロプーロス指揮
ニューヨーク・フィル 録音:1958年3月16日カーネギー・ホール・ライヴ
CD3) 
序曲《悪口学校》Op.5
ワーナー・ジャンセン指揮
ロサンジェルス・ジャンセン交響楽団
録音:1942年3月11日(Victor)★
単一楽章の交響曲(交響曲第1番)Op.9(原典版)
アルトゥール・ロジンスキ指揮
NBC交響楽団, 録音:1938年4月2日,ライヴ
単一楽章の交響曲(交響曲第1番)Op.9(改訂版)
ブルーノ・ワルター指揮
ニューヨーク・フィル
録音:1944年3月12日カーネギー・ホール,ライヴ
弦楽のためのアダージョOp.11
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBC交響楽団,録音:1938年11月5日,ライヴ
管弦楽のためのエッセイ第1番Op.12
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBC交響楽団,録音:1938年11月5日,ライヴ
管弦楽のためのエッセイ第2番Op.17
B.ワルター指揮
ニューヨーク・フィル,録音:1942年4月16日カーネギー・ホール,ライヴ
コマンド・マーチ
セルゲイ・クーセヴィツキー指揮
ボストン交響楽団
録音:1943年10月30日ボストン・シンフォニー・ホール,ライヴ
CD4)
交響曲第2番《フライト・シンフォニー》Op.19(原典版)
セルゲイ・クーセヴィツキー指揮
ボストン交響楽団
録音:1944年3月4日ボストン・シンフォニー・ホール,ライヴ★
交響曲第2番《フライト・シンフォニー》Op.19(改訂版)
作曲者指揮
ロンドン新交響楽団,録音:1950年12月13日(Decca)
交響曲第2番《フライト・シンフォニー》Op.19(改訂版)のリハーサル風景
作曲者指揮
ボストン交響楽団,録音:1951年4月6日-7日
CD5)
《クリスマスに》Op.37
シャルル・ミュンシュ指揮
ボストン交響楽団
録音:1960年12月23日ボストン・シンフォニー・ホール・ライヴ
《キルケゴールの祈り》Op.30
レオンタイン・プライス(S)、ジーン・クラフト(MS)、
エドワード・マンロ(T)、
シャルル・ミュンシュ指揮
ボストン交響楽団、ボストン・チェーチリア協会合唱団
録音:1954年12月3日ボストン・シンフォニー・ホール・ライヴ
ヴァイオリン協奏曲Op.14(原典版)
アルバート・スポルディング(Vn)、
オーマンディ指揮
フィラデルフィア管弦楽団
録音:1941年2月7日フィラデルフィア音楽アカデミー,ライヴ
CD6)
ヴァイオリン協奏曲Op.14(改訂版)
ルース・ポッセルト(Vn)、
セルゲイ・クーセヴィツキー指揮
ボストン交響楽団
録音:1949年1月7日ボストン・シンフォニー・ホール,ライヴ
《カプリコーン協奏曲》Op.21
J.ベーカー(Fl)、M.ミラー(Ob)、H.フライシュタット(Trp)、
作曲者指揮
CBS管弦楽団
録音:1945年5月2日WABC番組「音楽への招待」からのライヴ
チェロ協奏曲Op.22
ザラ・ネルソヴァ(Vc)、
作曲者指揮
ロンドン新交響楽団,録音:1950年12月11日(Decca)★
CD7)
チェロ・ソナタOp.6
オーランド・コール(Vc)、ウラディミール・ソコロフ(Pf)
録音:1973年1月28日カーティス音楽院ライヴ★
(曲の前にコールのスピーチあり)
弦楽四重奏曲ロ短調Op.11(原典版)
カーティス四重奏団,録音:1938年3月14日カーティス音楽院ライヴ
《遠足》Op.20
ルドルフ・フィルクスニー(Pf),録音:1950年11月17日(Columbia)★
組曲《思い出》Op.28
アーサー・ゴールド&ロバート・フィッツデール(Pf),
録音:1952年8月15日(Columbia)
CD8)
《ドーヴァー・ビーチ》Op.3
作曲者独唱(Br)、カーティス四重奏団,録音:1935年5月13日(Victor)★
《ノックスヴィル1915年夏》Op.24(原典版)
アイリーン・ファレル(Sop)、
バーナード・ハーマン指揮
CBS交響楽団
録音:1949年6月19日放送
《ノックスヴィル1915年夏》Op.24(ピアノ伴奏版)
エレノア・スティーバー(Sop)、エドワード・ビルトクリフ(Pf)
録音:1958年10月カーネギー・ホール・ライヴ(VAI)★
《ノックスヴィル1915年夏》Op.24(改訂版)
レオンタイン・プライス(Sop)、
トーマス・シッパーズ指揮
ニューヨーク・フィル
録音:1959年11月15日カーネギー・ホール・ライヴ
管弦楽伴奏つき歌曲集(この輝く夜に、夜想曲、私は兵隊の足音を聞く)
ジェニー・トゥーレル(M.Sop)、
作曲者指揮
CBS管弦楽団
録音:1945年5月2日WABC番組「音楽への招待」からのライヴ
バーバー生誕70年におけるジャン・カルロ・メノッティのスピーチ
録音:1980年3月9日カーティス音楽院のコンサートにて
ジェームズ・フェイセットによるサミュエル・バーバーへのインタビュー
録音:1958年5月16日ニューヨーク・フィルのコンサートの休憩時間における
インタビュー
CD9) CD-ROM詳細な解説(英語・フランス語)※PDFファイル
★:今回が世界初出となる音源(メーカー情報によります)
これはアメリカ音楽の好きな人にとってはまさに垂涎、快挙といってもよい、
貴重も貴重な画期的セットです。昨年2010年はサミュエル・バーバー生誕百年
だったのにも関わらず日本では全くと言ってよいほど騒がれず、それが日本に
おけるバーバー受容の程度と言えましょうが、有名な「弦楽のためのアダー
ジョ」に代表されるようにバーバーの音楽は程よくモダンな要素を持ちながら
どこまでもロマンティックで聴き手の期待を決して裏切らないエンターテイメ
ント性と芸術性を備えています。
1930年代から1950代にかけてのアメリカでバーバーがどれほどアメリカのクラ
シックの演奏家から支持されていたかはアルバムに記された演奏家の名前から
も察せられましょう。トスカニーニ、ワルター、ロジンスキー、ミトロプーロ
ス、ミュンシュ、クーセヴィツキー。さらにオーケストラ伴奏つき歌曲《ノッ
クスヴィル1915年夏》では多くのヒッチコック映画や「タクシー・ドライバー」
の音楽を担当した巨匠バーナード・ハーマンの名前も見ることが出来ます。ま
たソプラノのアイリーン・ファレル、エレノア・スティーバー、レオンタイン
・プライス、ヴァイオリンのアルバート・スポルディング、チェロのゾラ・ネ
ルソヴァ、ピアノのウラディミール・ソコロフの名前も見逃せません。
多くが何らかの形で既にリリースされたことのある音源ですが、現在入手出来
るディスクは殆どない上、今回世界初出の音源も加わっているので、このリリ
ースを逃すと次はいつ入手出来るかわかりません。バーバーの音楽が好きな方、
アメリカ音楽ファンの方はぜひお手元に置いておいて損のないセットです。
遅ればせながら昨年のバーバー生誕百年と今年没後30年をこのディスクで一度
に祝いましょう。

WHRA 6040 6枚組 ¥5940
「ジュリアード四重奏団初期録音集1949-52」
(1)バルトーク:弦楽四重奏曲全集(全6曲)
(2)シェーンベルク:弦楽四重奏曲
(3)ベルク:抒情組曲
(4)ベルク:弦楽四重奏曲Op.3
(5)ウェーベルン:5つの断章Op.5
ジュリアード弦楽四重奏団:
【ロバート・マン(Vn)、ロバート・コフ(Vn)、ラファエル・ヒリヤー(Va)、
アーサー・ウィノグラッド(Vc)】
(1)録音:1949年コロンビアLP、ML4278/79/80
(2)(4)(5)録音:1951-52年コロンビアLP、SL188)
(3)録音:1950年コロンビアLP、ML2148
(4)録音:年コロンビアLP、ML2148
ADD、TT 6:00:07
1946年ジュリアード音楽院の校長ウィリアム・シューマンとヴァイオリニスト、
ロバート・マンにより設立されたジュリアード弦楽四重奏団。その後の活躍は
ファンのみならず知られることになります。このセットはそんな彼らの初期録
音集でLPからの復刻になります。当初より彼らの得意としたバルトークや新
ウィーン楽派の作品集です。




<ジェイズ・ミュージック(日本)>
GRGT-01 ¥3000
「伊福部昭 SF交響ファンタジー ギタートランスクリプションズ」
伊福部昭(1914-2006):
(1)怪獣大作戦マーチ
(2)SF交響ファンタジー第1番
(3)SF交響ファンタジー第2番
(4)SF交響ファンタジー第3番
(5)SFファンタジー「ゴジラ VS メカゴジラ」
(イントロダクション-メインタイトル-ベビーゴジラ-翼竜ロボット-ゴジラVS
ラドン-Gフォースマーチ-ラドン-ローリングタイトル)
(6)SFファンタジー「ゴジラ VS デストロイヤ」
(メインタイトル-オキシジェンデストロイヤー-スーパーXIII-ゴジラ-デスト
ロイヤ-メーサータンク-レクイエム-エンディングタイトル)
(編曲:哘崎考宏、八尋健生)
哘崎考宏(ギター、使用楽器:ホセ・オリベ1979)
岩木俊宏(ギター、使用楽器:ヘルマン・ハウザーIII世1990)
録音:2009年、音楽応用解析研究所、プロデューサー:八尋健生
巨匠伊福部昭の残した仕事の中で、もっとも親しまれているゴジラシリーズの
ために書かれた音楽をギター2重奏で再構築。作曲者が存命中に編曲・演奏の
許可をを得た哘崎考宏(さそざきこうひろ)が新鋭・岩木俊宏と共に行った渾身
の演奏。プロデュース・サポートは「豪快」シリーズで伊福部ファンでは知ら
ない人はいない八尋健生と不気味社社員。名作「SF交響ファンタジー」に新た
なCDがここに完成!
哘崎は先に「伊福部昭、ギター・トランスクリプションズ(交響譚詩、他)」
(ミッテンヴァルトMTWD99027)を録音していますが、今回のアルバムと作品の
重複はありません。




<NEOS>
レーベル(ドイツ)
没後5年、孤高の作曲家ヴァインベルグ・エディション!
今回リリースされる録音は全て昨年オーストリア・ブレゲンツ音楽祭で行われ
たヴァインベルグの大規模な回顧作品展のライヴです。当NEOSレーベルでも無
伴奏ヴィオラ・ソナタ全集(NEOS11008-09)やNHK・BSでも放送された歌劇「乗
客(パサジェルカ)」(Blue-Ray Disc NEOS51005)など紹介してまいりました。
他にもCHANDOSレーベルやCPOレーベルから継続的に新譜が発売され作曲家ヴァ
インベルグの全容が見えてまいりました。
ヴァインベルクの名は一部の愛好家の間では知られていましたが生誕90年の
2009年前後を境にリヴァイヴァルの機運が高まりました。ミエチスワフ(モイ
セイ)・ヴァインベルグはポーランド・ワルシャワのユダヤ人家庭に生まれま
すが、ナチスのポーランド侵攻を機にソビエトに亡命、そこでショスタコー
ヴィチの才能を認められ私淑するようになります。しかしユダヤ人であるた
め、ソビエト国内でも苦難の人生を歩みました。作風はショスタコーヴィチ
の影響が極めて濃厚ですが、その亜流に陥らずショスタコーヴィチの内省的な
側面を醸成させたような深みと広がりを備えています。

NEOS 11125(SACD-Hybrid) ¥2080
「ヴァインベルグ(1919-96)エディションVol.1」
ミエチスワフ(モイセイ)・ヴァインベルグ:
(1)交響曲第6番Op.79(1962-63)
(2)シンフォニエッタ ニ短調Op.41(1948)
(1)ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮)
ウィーン交響楽団、ウィーン少年合唱団
(2)ジェラール・コルステン(指揮)フォアアールベルク交響楽団
録音:2010年8月ブレゲンツ音楽祭ライヴ
交響曲第6番(交響曲は全部で19曲作曲!)はソビエトのユダヤ系詩人レフ・ク
ヴィトコの詩をテキストにした少年合唱つきの大作。ショスタコーヴィチの後
期交響曲に通ずる深い悲しみと諦観の闇のなかから浮かび上がる清らかな少年
合唱の響きは天使の声(ウィーン少年合唱団が名演!)と見紛うばかり。フェド
セーエフはモスクワ放送響とも同じ2010年に録音しておりましたが、それは何
故かカット版でした。今回の録音は演奏時間44分、待望の全曲版になります。
シンフォニエッタはストラヴィンスキーかプロコフィエフ、ショスタコーヴィ
チのバレエ「黄金時代」「ボルト」あたりを思わせる外向的な作品です。こち
らはエヴァ・メイの夫君としても知られるジェラール・コルステンがブレゲン
ツのオーケストラを振っての演奏です。
両曲ともオーケストラのダイナミズム満載でオーディオ・マニアにも気に入っ
て頂けます。

NEOS 11126(SACD-Hybrid) ¥2080
「ヴァインベルグ(1919-96)エディションVol.2」
ヴァインベルグ:
交響曲第17番「記憶」Op.137 (1982-84)
ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮)
ウィーン交響楽団
録音:2010年7月ブレゲンツ音楽祭ライヴ
ヴァインベルグは生涯に19曲の交響曲を作曲していますが(シンフォニエッタ、
室内交響曲、番号なしの交響曲を入れると27曲!)、この第17番は第18、19番
と組んで三部作を構成し、いずれも1980年代に集中的に作曲されました。《記
憶》と名づけられたこの曲は第二次世界大戦とソビエト亡命後のユダヤ人迫害、
スターリン圧政下の苦難の思い出が反映されていると作曲者は述べています。
第1楽章の闇の中で祈りを捧げるかのような悲痛な旋律、第2楽章の戦争を連想
させる不吉な行進曲調の音楽、第3楽章のバロック様式を模しながらもどこま
でも不安な曲調、そして終楽章の諦めと最後の闘争。どこまでも暗く救いのな
い音楽。

NEOS 11127(SACD-Hybrid) ¥2080
「ヴァインベルグ(1919-96)エディションVol.3」
ヴァインベルグ:レクイエムOp.96(1965-1967)
【1.パンと鉄(ディミトリ・ケドリン)/2.そしてそれから・・・(フェデリコ
・ガルシア・ロルカ)/3.柔らかい雨が降るだろう(サラ・ティースダール)/
4.広島、5本の詩句(深川宗俊)/5.人々は歩いた(フェデリコ・ガルシア・ロル
カ)/6.種をまく(ミハイル・デュディン)】
エレナ・ケレシディ(Sop)、
ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮)
ウィーン交響楽団、
ウィーン少年合唱団、プラハ・フィルハーモニック合唱団
このレクイエムは作曲者がベンジャミン・ブリテンの戦争レクイエムの影響を
受けて作曲されました。作曲の背景にはブリテンの友人でもあるショスタコー
ヴィチの薦めもあったようです。ロシアの詩人ケドリン、スペインの詩人ガル
シア・ロルカの他、日本の詩人・深川宗俊の詩も取り上げられています。因み
に深川宗俊は広島で被爆、戦後は峠三吉らと反戦詩人として活動した。楽譜は
作曲後紛失、初演は作曲者の死後13年経った2009年11月リヴァプールにてトマ
ス・ザンデルリングの指揮で行われました。ショスタコーヴィチ、シュニトケ
・ファンは必聴!

NEOS 11128 ¥2080
「ヴァインベルグ(1919-96)エディションVol.4」
ヴァインベルグ:
(1)チェロ・ソナタ第2番Op.63(1959)
(2)ピアノ五重奏曲Op.18(1944)
(1)クリストフ・ストラドナー(Vc)、ルカ・モンティ(Pf)
(2)ドリス・アダム(Pf)、ウィーンEOS四重奏団
録音:(1)2010年8月、(2)2010年7月、
ブレゲンツ音楽祭ライヴ
チェロ・ソナタ第2番はショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番に感銘を受け
て作曲された暗い叙情の溢れる佳曲。チェロのストラドナーはウィーン響の首
席。ピアノ五重奏曲は第二次大戦中に書かれたヴァインベルグの「戦時の音楽」
でブラームスから後期ロマン派、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチの影響
を感じさせる大作。ヴァスクスら現代のロマン主義の作曲家と不思議に似通っ
た雰囲気を持つ。

NEOS 11129 ¥2080
「ヴァインベルグ(1919-96)エディションVol.5」
ヴァインベルグ:
(1)3本の椰子の木Op.120(1977)
(2)弦楽三重奏曲Op.48(1950)
(3)トランペット協奏曲第1番変ロ長調Op.94(1967)
(1)タリア・オル(S)、ウィーンEOS四重奏団
(2)松井香奈(Vn)、ヨハネス・フリーダー(Va)、
クリストフ・ストラドナー(Vc)
(3)ユルゲン・エレンゾーン(Trp)、
ジェラール・コルステン指揮
フォアアールベルク交響楽団
録音:(1)2010年8月、(2)(3)2010年7月、
3本の椰子の木はミハイル・ユーリヴィッチ・レールモントフの同名の詩によ
る作品、弦楽三重奏曲は民族音楽と新古典主義の影響を受けた佳曲、そしてト
ランペット協奏曲はソビエトの名トランペット奏者ティモフェイ・ドクシツェ
ルのために作曲された。リムスキー=コルサコフの金鶏やビゼーのカルメン、
メンデルスゾーンの結婚行進曲などが引用される痛快な傑作。

NEOS 11118 ¥2080
ルドルフ・ケルターボーン(b.1931):
(1)FDへのオマージュ(2010)-5楽器と女声のための想像上の情景
(2)室内交響曲第3番(2007)-2台ピアノと3つの楽器群のための
(3)イッヒ・ヘーレ・ミッヒ(2006)-ソプラノ、オーボエ(コール・アングレ)、
チェロとピアノのための
(4)ヴィオラ協奏曲(2009)
(1)(2)(3)ピエール=アラン・モノ指揮
NECヌーヴェル・アンサンブル・コンタンポラン、
(1)(3)ジャニーヌ・ヒルツェル(Sop)、
(2)アドリエンネ・ソーシュ&イーヴォ・ハーグ(Pf)
(3)ジェシカ・ロナ(Va)、トマス・レースナー指揮ビール交響楽団
録音:(1)2011年2月(2)2008年9月初演ライヴ(3)2011年2月
(4)2010年5月初演ライヴ
ケルターボーンはバーゼル出身の作曲家でヴォルフガング・フォルトナー、
ボリス・ブラッヒャーらに師事した。ポスト・ウェーベルンの点描的な厳しい
様式の流れを汲みつつブーレーズを思わせる輝かしい音響が特徴。室内交響曲
第3番におけるピアノ、ハープ、ギター、金属系打楽器の奏でる輝かしい音響
の中から生まれてくるヴァイオリン群の息の長い旋律の神秘的な美しさ、ただ
ひたすらヴィオラとオーケストラが禅問答のような孤独な対話を続ける大作
ヴィオラ協奏曲が聴きもの。

NEOS 11119(SACD-Hybrid) ¥2080
ルイジ・ノーノ(1924-1990):
(1)「リゾナンツェ・エランティ(さすらう響き)」/マッシモ・カッチアリに
(1986/1987)※世界初録音
-コントラルト、フルート、チューバ、打楽器とライヴ・エレクトロニクスの
ための
(2)ドナウのための後-前-奏曲(1987)
-チューバとライヴ・エレクトロニクスのための
アンサンブル・エクスペリメンタル:【(1)ズザンネ・オット(Sop)、
(2)R.ファブリチアーニ(Fl)、(1)(2)クラウス・ブルガー(Tuba)】
(1)デトレフ・ホイジンガー指揮ストラスブール打楽器アンサンブル
(1)(2)SWRエクスペリメンタル・スタジオ(ライヴ・エレクイトロニクス)
録音:2010年12月
《リゾナンツェ・エランティ(さすらう響き)》はハーマン・メルヴィルら数人
の詩人の詩をテキストとし、他にいくつかの中世ルネサンスの歌曲が原型を留
めぬほど変形してコラージュされて構成されている。コントラルトのモノロー
グとも言うべき独唱に打楽器、チューバ、電子音響が挑発的に楔を入れる形で
進行するノーノ晩年の傑作。《ドナウのための後-前-奏曲》は現代曲の世界で
はチューバの名曲として比較的知られており、本年6月にも日本初演されたば
かり。予め録音され変調されたチューバの音と生のチューバが夢と現実の境も
曖昧な幻想的な対話を繰り広げる。




<KAIROS>
13162KAI ¥2250
マティアス・ピンチャー(b.1971):作品集
(1)ソニック・エクリプス(2009-2010)
-トランペット独奏、ホルン独奏とアンサンブルのための
(2)トワイライト・ソング(1997)
-E.E.カミングスの詩によるソプラノと7楽器のための
(3)「私は如何に恋煩っているか」-シル・ハ・シリムV(2008)
「she-cholat ahavah ani (shir ha-shirim V)」
-H.ザロモスの詩による無伴奏混声合唱のための
(1)(2)マティアス・ピンチャー指揮
インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル
(1)ガレス・フラワーズ(Trp)、デヴィッド・バード=マロウ(Hrn)、
(2)マリソル・モンタルヴォ(S)、
(3)マーカス・クリード指揮SWRヴォーカル・アンサンブル・シュトゥットガルト
録音:(1)2010年10月、(2)2010年11月、(3)2009年11月
当KAIROSでは管弦楽曲集(12582KAI)、当社取り扱レーベルのNEOS、アンサンブ
ル・モデルン・レーベルから盛んに作品がリリースされ、1970年代生まれのヨ
ーロッパ作曲界のホープとして活躍しているピンチャーの最新作「ソニック・
エクリプス」をメインとした作品集。ピンチャーはファーニホー、ラッヘンマ
ンらの影響を受けた特殊奏法を多用した点描的な音の連なりに突然鋭く音を打
ち込むような厳しい表現を持ち味とする。最後に収録された2008年の混声合唱
曲では合唱ということもあって厳しいなかにこれまでになく、抒情的で柔らか
な響きが現れ、新境地を開いている。





<NMC>
NMC D156 ¥1980
「夜の黒い鳥」
-ハリソン・バートウィスル(b.1934):管弦楽曲集
(1)夜の黒い鳥(2004)/
(2)夜の影(2001)/(3)アヌビスの嘆き(1994)
ライアン・ウィグルスワース指揮ハレ管弦楽団、
(3)オーウェン・スレード(Tuba)
録音:2010年8月
かつてピーター・マクスウェル・デイヴスと並んでマンチェスター楽派と呼ば
れたイギリス作曲界の重鎮バートウィスルの久々の大規模オーケストラ作品を
一挙紹介。目にも鮮やかなまばゆいばかりの華麗なオーケストレーション、う
ねり渦巻き、ほとばしる音響と旋律の運動、はじける活き活きとしたリズムな
ど、現代音楽でありながら聴き手の生理的欲求と期待を満足させてくれるエン
ターテイメント性に富んだ作品ぞろい。2011年英グラモフォン誌レコード賞ノ
ミネート・ディスク。

NMC D139 ¥1980
「プリズム」-バス・クラリネットとピアノのための音楽
ゲーリー・カーペンター:マーキング・タイム
ケネス・ヘスケス:ポイント・フォーム(カンディンスキーを見て)
ギャヴィン・ヒギンズ:3つの壊れたラヴ・ソング
エミリー・ハワード:仮面舞踏会/デヴィッド・ホーン:チャイム
パトリック・ヌン:プリズム/スティーヴン・プラット:ショート・スコアI-IV
マーク・シンプソン:ラヴ(エスケープ)
マーク=アンソニー・タネジ:根源の歌
マーク・シンプソン(バスCl/Cl)、
イアン・バックル(Pf)
録音:2010年8月
イギリスの幅広い世代の作曲家によるクラリネットのための新作現代音楽。
ジャズ、ロックの影響が濃厚なカーペンターのマーキング・タイム、ハワード
のミニマル系の抒情的な仮面舞踏会、いまや巨匠となったポスト・パンク世代
の代表マーク=アンソニー・タネジの根源の歌など全9曲。クラリネットで聴
くイギリス発ポスト・パンク世代の現代音楽。

NMC D167 ¥1980
セア・マスグレイブ(b.1928):
(1)ラジオのための歌劇《ふくろうクリーク橋での事件》(1981)
(2)グリーン
(3)荒々しい冬 I
(1)J.ガーディナー(Br)、G.ハニカット(語り)、
セア・マスグレイブ指揮ロンドン・シンフォニエッタ
(2)スコティッシュ・アンサンブル、
(3)レッド・バード、フレット・ワーク
録音:(1)1981年(2)2008年(3)1993年
マスグレイブはスコットランドに出自を持つアメリカの作曲家で主にドラマ音
楽の分野で活動している。ラジオのための歌劇《ふくろうクリーク橋での事件》
は語り、独唱とアンサンブルのための放送オペラで効果音なども含まれる無調
風の音楽。《グリーン》は19世紀後半のロマン派のスタイルで書かれた佳作、
《荒々しい冬》は人気ヴォーカル・グループ・レッド・バード、フレット・
ワークを起用したオペラ風のシアター・ピースでルネサンス音楽の様式を模倣
している。

NMC D171 ¥1980
デヴィッド・ラムズダイン(b.1931):《ビッグ・ミーティング》
録音制作:1971年
ラムズダインはオーストラリア、シドニー出身の作曲家。《ビッグ・ミーティ
ング》は声、語り、街の雑踏、話し声などの環境音、ブラス・バンド、電子音
などをコンピュータで加工、コラージュした一種のミュージック・コンクレー
ト作品。




<BRIDGE>
BCD 9339 \1980
「モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.2」
モーツァルト(1756-1791):
(1)ピアノ協奏曲第11番ヘ長調K.413(カデンツァ:モーツァルト)
(2)ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
(カデンツァ:第1楽章・ベートーヴェン,
第3楽章・クリスティアン・ツァハリス)
(3)ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467(カデンツァ:ディヌ・リパッティ)
ヴァシリー・プリマコフ(Pf)
ジモン・ガウデンツ指揮
オーゼンセ交響楽団
前回の第24-27番(BCD9328)に続くモーツァルト:ピアノ協奏曲シリーズ第2弾。
前回もフォーレやランドフスカなどのカデンツァを使用して効果をあげていま
したが、今回もベートーヴェン、ツァハリス、リパッティと様々なカデンツァ
を使用しています。
プリマコフはロマン派の大曲でそのダイナミックな音楽性を大いに発揮します
が、モーツァルトではころころと真珠のようなタッチから時にモーツァルトで
ありながらベートーヴェンのようなダイナミックなタッチへと表現を多様に使
い分けています。既にバイエルン放送響やフランス国立管などメジャー・オー
ケストラに客演している期待の若手指揮者ガウデンツとオーゼンセ交響楽団は
古楽とモダン的な演奏を折衷しながら変化に富んだ演奏を聴かせてくれます。

BCD 9348 \1980
「プリマコフ・プレイズ・ラフマニノフ」
セルゲイ・ラフマニノフ:前奏曲変ロ長調Op.23-No.2
エレジー変ホ長調Op.3-No.1/前奏曲嬰ト短調Op.32-No.12
前奏曲ト短調Op.23-No.5/前奏曲ニ長調Op.23-No.4
コレルリの主題による変奏曲Op.42/前奏曲ホ長調Op.32-No.3
前奏曲ト長調Op.32-No.5/前奏曲ホ短調Op.32-No.4
前奏曲変ロ長調Op.32-No.2/前奏曲変ホ長調Op.23-No.6
変奏曲ロ短調Op.32-No.10/奏曲嬰ハ短調Op.3-No.2
ヴァシリー・プリマコフ(Pf)
録音:2011年1月
当BRIDGEの看板アーティスト、プリマコフが得意とするお国物、ラフマニノフ
の前奏曲を中心としたピアノ作品集。ラフマニノフを取り上げるのはこのCDが
初となる。どこまでも澄み切った、むらのないタッチから紡ぎだされるクリス
タルのようなラフマニノフはこれまでになかったラフマニノフ像を確立してい
る。特にコレルリの主題による変奏曲Op.42は圧巻。

BCD 9336 \1980
「ポール・ルーザースの音楽第6集」
(1)ピアノ協奏曲第2番(2009-10)
(2)ベル・カント(2004)
(3)宇宙の海の岸辺のセレナード(2004)
(1)ヴァシリー・プリマコフ(Pf)、
トマス・セナゴー指揮ノルウェー放送管弦楽団、
(2)ルネ・トンスゴー・セーレンセン(Vn)、
(3)ミッコ・ルオマ(アコーディオン)、イオ弦楽四重奏団
録音:2009/2010年
ポール・ルーザースは1949年デンマーク出身の作曲家で作品はアメリカ、イギ
リス、デンマークで盛んに演奏されている。ピアノの貴公子プリマコフを独奏
者に迎えての最新作ピアノ協奏曲第2番はバルトークのそれを思わせるエネル
ギッシュな音楽。《宇宙の海の岸辺のセレナード》はアコーディオンと弦楽四
重奏が時にクラスターでぶつかり、また協調しあう現代のロマン主義ともいえ
る秀作。

BCD 9340 2枚組 \3960
「ジャン・デガエターニ・イン・コンサート」
CD1)
ベートーヴェン:ゲーテの詩による3つの歌曲、星空の下の夕べの歌
フランシス・プーランク:
祭りに行く男、ギター、これがあなたのやり方、心が支配の手、愛
ケネス・フランゼル:世俗的な望み/
ジョージ・クラム:3つの初期歌曲、眠る人/ドビュッシー:勇敢な祭り
CD2)
R.シュトラウス:献身、私は宮廷の愛を運ぶ、お休み私の魂よ、朝
ガーシュイン:わが愛はここに/スタンレイ・ウォールデン:3人の淑女
F.J.ハイドン:ナクソスのアリアンナ
ジャン・デガエターニ(メゾソプラノ)、
ギルバート・カリッシュ(Pf)
録音:1987年
アメリカのメゾソプラノ歌手ジャン・デガエターニ(1933-1989)の当BRIDGEで
は9枚目となるアルバム。彼女はジュリアード音楽学校に学び、古典から現代
音楽までこなす一方、卓越した語学力でドイツ、フランス歌曲、中世ルネサン
ス歌曲まで歌う驚異的なレパートリーを誇った。広い声域と確かな音程、澄み
切った声は現代作品で特に生かされ、彼女の歌ったシェーンベルクの「月に憑
かれたピエロ」は名盤として名高い。またジョージ・クラムの声楽曲の多くは
彼女のために作曲された。ベートーヴェンの歌曲、ドビュッシー、プーランク
のシャンソン、現代作品どれを聴いても高い完成度を保っている。ドーン・
アップショー、ルネ・フレミングの師匠としても知られるデガエターニの主要
なレパートリーを満遍なくコンパクトにまとめた貴重なリサイタルのライヴ録
音。名ピアニスト、ギルバート・カリッシュの伴奏もすばらしい。

BCD 9338 \1980
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49
無言歌Op.53-No.2(ピアノ三重奏曲版)
ピアノ三重奏曲第2番ハ短調Op.66
アージェンタ三重奏団:
【ステファニー・サンタンブロジオ(Vn)、ドミトリ・アタパイン(Vc)、
ジェームズ・ウィン(Pf)】
録音:2010年10月
アルジェンタ三重奏団はアメリカ・ネヴァダ大学のレジデンス・アンサンブル。
ヴァイオリンのステファニー・サンタンブロジオはドホナーニ時代のクリーズ
ランド管弦楽団でセカンド・ヴァイオリンの副首席を務め、サンアントニオ響
のコンサート・ミストレスを歴任しネヴァダ大学で後進の指導にもあたってい
る。またピアノのウィンと共にモーツァルトのソナタ集の録音もある(MSRレー
ベル、MS1305)。チェロのドミトリ・アタパインはサンクト・ペテルブルク音
楽院に学び東京カルテットと共演したこともある。ピアノのジェームズ・ウィ
ンはピューリッツァー賞受賞作曲家でもありネヴァダ大学で作曲と理論の教鞭
を執っている。大変軽やかで淀みのないメンデルスゾーンで無言歌のピアノ三
重奏編曲版も楽しい。

BCD 9343 \1980
「アーリーン・シエラ(b.1970):作品集Vol.1」
(1)蝉貝(2006)/
(2)「鳥と昆虫」第1巻(2007)
(3)サラウンデド・グラウンド(2008)
(4)2つのネルーダ賛歌-(2004)
(5)コルメナ-14奏者のための(2008)
(6)バリスター-13奏者のための(2001)
(1)(5)(6)ジョイス・オグレン指揮
インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル
(2)ヴァシリー・プリマコフ(Pf)、
(3)ダイダロス弦楽四重奏団、チャールズ・ナイディッチ(Cl)、
スティーヴン・ゴスリング(P)
(4)スーザン・ナルッキ(S)、Rラマクリシュナン(Vc)、S.ゴスリング(P)
アーリーン・シエッラはジェイコブ・ドラッグマンに師事した若手女性作曲家。
無調様式のなかに様々な素材がめまぐるしく登場し展開される。ウェーベルン
とミニマルを掛け合わせたおうな独自の点描主義音楽。

BCD 9353 \1980
「ビート・セラピー」-ドミトリ・ティモチコ:作品集
ループ&スウィング/カチュンク/カトリーナ・ストンプ/神秘的な訪問者
地震/夢はきっと叶う
ドミトリ・ティモチコと彼のお友達
録音:2010年
ドミトリ・ティモッコはマサチューセッツ出身のピアニスト、作曲家。ジャズ
とロックの分野で活躍。本CDはフュージョン系のジャズを演奏している。




<DREYER-GAIDO>
CD 21055 \1980
「二人のマルギット・カーン」-アコーディオンとエレクトロニクスの音楽
エディソン・デニソフ(1929-1996):暗闇から光へ(1995)
アリ・ゴルジ(b.1978):フラッター・フリューゲル(2006)
ヨアヒム・ハインツ:影(2006)
サミール・オデー=タミミ(b.1970):ツラリム(2007)
シャーロッテ・ザイター(b.1965):出発の目録(2006)
マーギット・ケルン(アコーディオン&エレクトロニクス)
録音:2009年4月
マーギット・ケルンは1967年生まれで、フーゴー・ノースにアコーディオンを
学んだ他、現代音楽についての学位も取得している。ソロの他、アンサンブル
・モデルン、アンサンブル・アンテグラル、ムジーク・ファブリクなどヨーロ
ッパの主要な現代音楽アンサンブルに参加している。収められた作品は何れも
アコーディオンのクラスターを中心にした音響と電子音を組み合わせた宇宙的
な拡がりを持つ作品。

<Channel Classics>
CCSSA 32411(SACD-Hybrid) ¥2850 ※2012年2月までの特価 ¥2300
モーツァルト:
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調K.423
M.ハイドン:
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ハ長調MH.335(P.127)
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番変ロ長調K.424
M.ハイドン:
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番ニ長調MH.336(P.128)
モーツァルト:メヌエット - ホルンのための12の二重奏曲K.48より
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン/ペザリニウス1739)
ジェーン・ロジャース(ヴィオラ/パヴリコフスキ2008 - グァルネリ・モデル)
1793年、ザルツブルク大司教コロレドから「ヴァイオリンとヴィオラのための
二重奏曲」を6曲作曲するよう命じられたミヒャエル・ハイドン。4曲を完成さ
せた時点で病に倒れてしまい窮地に陥ったミヒャエル・ハイドンを救うために、
ザルツブルクへ戻っていた天才モーツァルトが残り2曲の作曲を引き受けたと
いう有名なエピソードがある。
レイチェル・ポッジャーとデュオを組むジェーン・ロジャースは、ブレコン・
バロック、ダンディン・コンソート、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、
アムステルダム・バロック・オーケストラ、アカデミー・オヴ・エンシェント
・ミュージックなど、世界有数のピリオド・オーケストラやアンサンブルで首
席奏者として活躍するバロック・ヴィオラの世界的名手である。
ポッジャーとロジャースの素晴らしきデュオが、モーツァルトとミヒャエル・
ハイドンの友情の証しを優雅に描き出す ――。
録音:2011年5月、オール・セインツ教会(ロンドン)




<APR>
APR 7502 5枚組 ¥4750 ※期間限定特価 ¥3300
アイリーン・ジョイス -
パーロフォン&コロンビア・ソロ録音全集1933-1945
CD-1
J.S.バッハ:幻想曲とフーガ イ短調BWV.944(1938年2月7日)
パラディエス:トッカータ イ長調(1938年2月7日)
モーツァルト:
ロンド イ長調K.386(1936年2月2日)、
組曲K.399より(1939年5月26日)、ソナタ ハ長調K.545(1940年5月26日)
シューベルト:
アンダンテ イ長調D.604(1939年2月7日)、
即興曲変ホ長調D.899-2(1939年2月7日)、
即興曲変イ長調D.899-4(1939年12月18日)
ショパン:
夜想曲変ホ長調Op.9-2(1940年5月3日)、
夜想曲ロ長調Op.32-1(1940年5月3日)、幻想即興曲Op.66(1939年12月18日)、
子守歌変ニ長調Op.57(1939年12月18日)
シューマン:
ノヴェレッテ第2番ニ長調Op.21-2(1937年4月7日)、
ノヴェレッテ第6番イ長調Op.21-6(1939年5月26日)、
小品第1番Op.99-1(1938年5月31日)/
CD-2
リスト:
愛の夢第3番変イ長調S.541-3(1938年8月31日)、
森のささやきS.145-1(1935年1月4日)、
忘れられたワルツ第1番S.215-1(1939年12月18日)、
泉のほとりでS.160-4(1937年9月2日)、軽やかさS.144-2(1933年6月8日)、
小人の踊りS.145-2(1934年9月6日)
J.S.バッハ(リスト編):前奏曲とフーガ イ短調BWV.543(1936年2月25日)
シューマン(リスト編):
君に捧ぐS.566(1936年2月25日)、春の夜S.568(1937年5月31日)
ワーグナー(リスト編):紡ぎ歌S.440(1939年4月24日)
グノー(リスト編):ファウストのワルツS.407(1934年5月5日)
ブラームス:
ロマンツェ ヘ長調Op.118-5(1937年9月2日)、
間奏曲ハ長調Op.119-3(1935年5月14日)、
カプリッチョ ニ短調Op.116-7(1935年5月14日)、
間奏曲イ長調Op.76-6(1934年9月26日)、
ラプソディ変ホ長調Op.119-4(1934年9月26日)、
間奏曲変ロ短調Op.117-2(1939年4月24日)、
間奏曲イ長調Op.118-2(1935年11月11日)、
バラード ト短調Op.118-3(1935年11月11日)
CD-3
フンメル:ロンド変ホ長調Op.11(1935年1月4日)
ヘンゼルト:もしも私が鳥ならば(1934年2月26日)
シュレーツァー:練習曲変イ長調Op.1-2(1933年6月8日)
モシュコフスキ:
ワルツ ホ長調Op.34-1(1933年10月28日)、スペイン奇想曲(1937年4月7日)
アルベニス:タンゴ ニ長調(1939年12月18日)
グラナドス:少女とナイチンゲール(1937年1月11日)
シンディング:春のささやき(1939年7月12日)
グリーグ:
即興的スケルツォOp.73-2(1939年7月12日)、蝶々Op.43-1(1939年4月24日)、
メロディOp.47-3(1939年4月24日)、孤独なさすらい人Op.43-2(1939年4月24日)、
小川Op.62-4(1939年4月24日)、春に寄すOp.43-6(1939年7月12日)、
夏の夕べOp.71-2(1939年7月12日)
シベリウス:ロマンス変ニ長調Op.24-9(1939年7月12日)
シュターフェンハーゲン:メヌエット・スケルツァンドOp.5-3(1937年1月11日)
パルムグレン:さあ行こうOp.9(1934年2月26日)
フリードマン:ウィーン舞曲第2番(1936年2月25日)
フォーレ:即興曲第2番ヘ短調Op.31(1938年8月11日)
ドビュッシー:水に映る影(1935年5月14日)、トッカータ(1933年10月28日)
CD-4
ラフマニノフ:
前奏曲ト短調Op.23-5(1934年5月5日)、
前奏曲変ホ長調Op.23-6(1938年1月11日)
前奏曲ハ短調Op.23-7(1938年1月11日)
前奏曲変イ長調Op.23-8(1938年9月2日)
前奏曲変ロ短調Op.32-8(1938年9月2日)
前奏曲変ニ長調Op.32-13(1938年9月2日)
ダルベール:スケルツォ嬰へ長調Op.16-2(1938年9月2日)
R・シュトラウス(ギーゼキング編):セレナードOp.17-2(1934年9月6日)
ドホナーニ:ラプソディ ハ長調Op.11-3(1938年1月11日)
ベルグマン:
ポルカ・カプリースOp.1-3(1938年5月31日)、
Himmelgesang Op.2-1(1938年5月31日)
スコット:
蓮の国Op.47-1(1937年4月14日)、ダンス・ネグレOp.58-5(1937年4月14日)
ピック=マンジャガッリ:オラフの踊り(1934年2月26日)
ファージャン:タランテラ(1937年5月14日)
ショスタコーヴィチ:3つの幻想的舞曲Op.5(1938年9月2日)
ラヴェル:水の戯れ(1941年1月28日)
スクリャービン:
前奏曲ホ長調Op.11-9(1941年11月11日)、
前奏曲嬰ハ短調Op.11-10(1941年11月11日)
メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソOp.14(1945年4月29日)
ベートーヴェン:
バガテル ハ長調Op.33-2(1940年5月15日)、
エリーゼのためにWoO.59(1940年5月15日)
CD-5
モーツァルト:
ソナタ第12番ヘ長調K.332(1941年8月29日)、
ソナタ第17番ニ長調K.576(1941年5月5日)、
ロマンツェ変イ長調KA.205(1941年9月3日)、
ジーグ ト長調K.574(1941年11月11日)、
メヌエット ニ長調K.355(1941年11月11日)
ショパン:
練習曲第3番ホ長調Op.10-3(1941年2月4日)、
バラード第1番ト短調Op.23(1942年7月8日)、
バラード第3番変イ長調Op.47(1940年5月15日)
グリーグ:バラード ト短調Op.24(1943年5月3日)
アイリーン・ジョイス(ピアノ)
ヨーク・ボーウェンやハリエット・コーエン、マイラ・ヘスたちの師である英
国ピアノ界の名教師トバイアス・マテイ(1858-1945)。
マテイの門下生たちの秘蔵音源を復刻するAPRの新シリーズ第1弾は、タスマニ
ア生まれの女流ピアニスト、アイリーン・ジョイス(1908-1991)がパーロフォ
ンとコロンビアに遺したソロ・レコーディング全集!
グレインジャーとバックハウスに認められドイツへと渡ったアイリーン・ジョ
イスは、1930年から33年までロンドンの王立音楽院でトバイアス・マッティに
ピアノを学び、ヨーロッパを舞台に大きな飛躍を遂げている。
APRがマスト・アイテムと大推薦するアイリーン・ジョイスのBOXセット。ヒス
トリカル・ファン要注目のリリースです。

APR 6009 2枚組 ¥2180
ホルヘ・ボレット - 初期録音集
◇Boston Records LP B301(1952年録音)-
サン=サーンス:ワルツ形式による練習曲Op.52-6
モシュコフスキ:秋にOp.36-4
メンデルスゾーン:狩りの歌、ロンド・カプリチオーソOp.14
リスト:葬送曲
ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調WoO.57
◇Boston Records LP B300(1952年録音)-
レクオーナ:...そして黒人が踊っていた、ニャーニゴの踊り
グラナドス:アンダルーサ/ファリャ:アンダルーサ、クバーナ
アルベニス:前奏曲、マラゲーニャ、コルドバ
◇Remington LP 199-182(1953年録音)-
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.16*
◇Remington LP 199-191(1953年録音)-
ショパン:スケルツォ第1番ロ短調Op.20/スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39/スケルツォ第4番ホ長調Op.54
ホルヘ・ボレット(ピアノ)、
ソーア・ジョンソン(指揮)*、シンシナティ交響楽団*
カリブ海、キューバが輩出した20世紀の大ピアニスト、ホルヘ・ボレット
(1914-1990)の初期録音集。
1974年のカーネギー・ホール・ライヴやデッカとの契約以前にレコーディング
された1950年代前半の初期録音には、"ラテン・アメリカの音楽"や"プロコフィ
エフのピアノ協奏曲第2番"など、ボレットの非常に珍しいレパートリーが収め
られている。
アメリカのカーティス音楽ではゴドフスキーとサパートンからピアノを学んだ
ボレットは、第2次世界大戦後にGHQの音楽担当ディレクターとして来日した異
色の経歴の持ち主でもある。





<Hyperion>
CDA 67824 ¥2180 ※10月3日までのご注文特価 ¥1750
リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124、ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
アンドルー・リットン(指揮)、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
"リスト生誕200周年"と"ハフ自身の50歳の誕生日"という2つのアニヴァーサリ
ーを祝うリスト&グリーグのピアノ協奏曲集。
ハフが繰り出す威風堂々たる打鍵とテンポ設定、スコアの原点に立ち返った解
釈は、21世紀の名演との呼び声が高い「ラフマニノフのピアノ協奏曲全集」
(CDA 67501/2)を彷彿とさせるほど見事なもの。
録音:2011年6月14日-16日&18日、グリーグホール(ベルゲン/ノルウェー)

CDA 67817 ¥2180
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.55 ――
ウィドール:
ピアノ協奏曲第1番ヘ短調Op.39(世界初録音)
幻想曲変イ長調Op.62
ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.77(世界初録音)
マルクス・ベッカー(ピアノ)
ティエリー・フィッシャー(指揮)、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
フランスのリヨンでオルガン製作一家に生まれたウィドールは、パリ・マドレ
ーヌ教会でサン=サーンスのアシスタントとなり、1870年にはサン・シュルピ
ス教会のオルガニストに就任。
代表作である10曲の「オルガン交響曲」を作曲し、パリ音楽院では教授として
教鞭を執ったフランス・オルガン界の傑物である。
あまりにもオルガンの演奏、作品が有名になってしまったために忘れ去られて
しまったウィドールの2つのピアノ協奏曲。
このフランス・ロマン派の知られざる遺産を呼び覚ますのは、第47集(ヤーダ
ースゾーン&ドレーゼケ)以来の登場となるマルクス・ベッカー!
録音:2010年6月30日-7月2日、BBCホディノット・ホール
(カーディフ/ウェールズ)

CDA 67793 ¥2180
ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.71《アポニー四重奏曲集》
弦楽四重奏曲第69番変ロ長調Op.71-1
弦楽四重奏曲第70番ニ長調Op.71-2
弦楽四重奏曲第71番変ホ長調Op.71-3
タカーチ弦楽四重奏団
〔エドワード・ドゥシンベル(第1ヴァイオリン)、カーロイ・シュランツ
(第2ヴァイオリン)、ジェラルディン・ウォルサー(ヴィオラ)、
アンドラーシュ・フェエール(チェロ)〕

CDA 67781 ¥2180
ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.74《アポニー四重奏曲集》
弦楽四重奏曲第72番ハ長調Op.74-1
弦楽四重奏曲第73番ヘ長調Op.74-2
弦楽四重奏曲第74番ト短調Op.74-3《騎士》
タカーチ弦楽四重奏団
〔エドワード・ドゥシンベル(第1ヴァイオリン)、カーロイ・シュランツ
(第2ヴァイオリン)、ジェラルディン・ウォルサー(ヴィオラ)、
アンドラーシュ・フェエール(チェロ)〕
1793年、訪問先のロンドンで大成功を収め、ウィーンへと戻ったハイドンが作
曲した6つの弦楽四重奏曲。
アントン・アポニー伯爵に献呈され「アポニー弦楽四重奏曲集」と呼ばれる
「Op.71」&「Op.74」は、ロンドン交響曲の第2期などと同時期に創作され、
驚くべき優雅さと抒情性を兼ね備えている。
タカーチ弦楽四重奏団はデッカ時代にハイドンの「Op.76」、「Op.77」、
「Op.103」を取り上げているが、「Op.71」&「Op.74」(アポニー四重奏曲集)
のレコーディングは初となる。
時代やレーベルの壁を越えた"続編"の登場です。
録音:2010年11月15日-17日&2011年1月30日-2月2日、
ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス)




<Danacord>
DACOCD 709 \2300
2010年フーズム城音楽祭ライヴ ――
C.P.E.バッハ:ソナタ ホ短調Wq.59-1,H.281(マルク=アンドレ・アムラン)
ヘラー:
ウェーバーの《魔弾の射手》による練習曲より 第1番イ短調、第3番ハ短調
(ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ)
ワーグナー(コチシュ編):
《パルジファル》より 花の乙女たちの場&フィナーレ(イアン・ファウンテン)
ブゾーニ:前奏曲変ホ短調Op.37-14(ミハイル・リフィッツ)
ブゾーニ:《6つの悲歌》より 第2番 イタリア風に(ジョヴァンニ・ベルッチ)
パステルナーク:2つの前奏曲(エルダー・ネボルシン)
パステルナーク:ソナタ ロ短調(竹ノ内博明)
ベンソン:ショパンの主題による変奏曲Op.1(ペーター・フロウンジャン)
ヘルプス:フォーレへのオマージュ(ジェニー・リン)
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)、
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)、
イアン・ファウンテン(ピアノ)、ミハイル・リフィツ(ピアノ)、
ジョヴァンニ・ベルッチ(ピアノ)、エルダー・ネボルシン(ピアノ)、
竹ノ内博明(ピアノ)、ペーター・フロウンジャン(ピアノ)、
ジェニー・リン(ピアノ)
北海に面した北ドイツの小さな港町フーズムを舞台として1987年から毎年開催
されているピアノのためのレア・レパートリーのEXPO「フーズム城音楽祭」。
2010年の第24回には、超人マルク=アンドレ・アムランや、フランスの若き天
才ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ、第57回ブゾーニ国際ピアノ・コンク
ールの覇者ミハイル・リフィッツなど、例年以上に世界トップクラスの個性派
ピアニストたちが集結!
プログラムも、アムランが弾くC.P.E.バッハ、ノーベル文学賞受賞者ボリス・
パステルナークのピアノ作品など、ピアノ・ファン垂涎の秘曲珍曲がズラリ!
録音:2010年8月21日-28日、フーズム(ドイツ)

DACOCD 631 \2300
ブルノンヴィルのバレエのための音楽 ――
ローヴェンスキョルド:
バレエ音楽《ラ・シルフィード》
シルフィードのパ・ド・ドゥ
ペーター・エアンスト・ラッセン(指揮)、オールボー交響楽団
コペンハーゲン王立劇場で活躍した19世紀デンマークの振付師、アウゴスト・
ブルノンヴィル(1805-1879)の生誕200周年を記念してリリースされたボックス
・セットが分売化。
ブルノンヴィルのバレエのための音楽とは、「ラ・シルフィード」をはじめ現
在もデンマーク・ロイヤル・バレエ団の主要レパートリーとして上演されてい
る19世紀デンマークの偉大なる遺産である。2002年-2004年の録音。

DACOCD 632-633 2枚組 \4600
ブルノンヴィルのバレエのための音楽 ――
パウリ&ヘルステズ&ゲーゼ&ロンビ:
バレエ音楽《ナポリ、または漁夫と花嫁》/軍隊ポルカ
バレエ音楽《ラ・ヴェンタナ》
ペーター・エアンスト・ラッセン(指揮)、オールボー交響楽団

DACOCD 634-635 2枚組 \4600
ブルノンヴィルのバレエのための音楽 ――
パウリ:バレエ音楽《コンセルヴァトワール、または、新聞プロポーズ》
バレエ音楽《ブルージュのケルメッセ、または、3つの贈り物》
ペーター・エアンスト・ラッセン(指揮)、オールボー交響楽団

DACOCD 636-637 2枚組 \4600
ブルノンヴィルのバレエのための音楽 ――
ゲーゼ&ハートマン:バレエ音楽《ある民謡》
ヘルステズ&パウリ:バレエ音楽《ゲンツァーノの花祭り》
ペーター・エアンスト・ラッセン(指揮)、オールボー交響楽団

DACOCD 638-639 2枚組 \4600
ブルノンヴィルのバレエのための音楽 ――
グレーサー&リンケ&ロンビ:バレエ音楽《デンマークを離れ》
ハマー:バレエ音楽《アマー島の王の義勇兵たち》
メラー:騎手の踊り
ペーター・エアンスト・ラッセン(指揮)、オールボー交響楽団





<Timpani>
1C 1188 \2300
ル・フレム:
独唱、合唱と室内オーケストラのための歌物語《オーカッサンとニコレット》
(世界初録音)
デルフィーネ・ハイデン(メゾ・ソプラノ)、
スタニスラス・ド・バルベイラック(テノール)、
メラニー・ボワヴェール(ソプラノ)、アルマン・アラピアン(バリトン)、
カティア・ヴェレタス(ソプラノ)
ニコラ・シャルヴァン(指揮)、サヴォア地方管弦楽団、ソリステ・ド・リヨン
1984年に103歳(!)でこの世を去ったフランスの長寿作曲家、ポール・ル・フ
レム(1881-1984)の舞台音楽「オーカッサンとニコレット」の世界初録音!
12-13世紀のフランスで書かれた同名の冒険物語を題材として作曲された「オ
ーカッサンとニコレット」は、"故郷ブルターニュの風景"が音楽に反映された
ル・フレム初期の代表作である。
指揮を振るのは、ピエルネの「ソフィー・アルヌー」(1C 1124)で好演を披露
してくれたニコラ・シャルヴァン。中世フランスの物語と近代フランスの音楽
が1つとなったル・フレムの秀作が蘇る。
録音:2011年3月18日-20日、シャンベリ(フランス)




<Ladybird>
Ladybird 79556818 \2300
ペーテル・マッテイが歌うクリスマス音楽 ――
ニールセン:話さねばならない驚き/伝承曲:主の道をととのえよ
プレトリウス:一輪のバラが咲いた/ラーション:シシリアーナ
ケーラー:たくさんのキャンドルに灯がともった
リリェフォシュ:もうすぐクリスマス/他
ペーテル・マッテイ(バリトン)、
グスタフ・シェークヴィスト(指揮)、ストックホルム・シンフォニエッタ
現代スウェーデン・オペラ界の大バリトン、ペーテル・マッテイが歌うクリス
マス・アルバム。ニールセンやラーションなど北欧の音楽をふんだんに採り入
れたスウェーデンのクリスマス・プログラムを、METなど世界中のオペラハウ
スで活躍するマッテイの甘く気品あふれる歌声で・・・。





<Chamber Sound>
CSCD 11045 \2300
コミュニケイション - パースペクティヴス2002-10 ――
シュトルム:クエスティオ・テンポリス/シャートフン:エクローグ
サンディン:エコー・イン・サイレンス
ダフゴー:マーラー・リヴィジッテッド/ロタル:トレムルクトレムル
シンメルート:スーン
アンサンブル・アルス・ノヴァ、マグヌス・アンデション(ギター)、
アクセルソン&ニルソン・デュオ、トリオ・スペクトラ、他
スウェーデンの"CoMA(コンテンポラリー・ミュージック&アーティスツ)"によ
るコンテンポラリー作品集。マーラーの音楽をベースとした「マーラー・リ
ヴィジッテッド」などは、アコースティック音楽とコンテンポラリーが交差す
るユニークなアートに仕上がっている。





<Daphne>
DAPHNE 1040 \2300
昼の雪解け ――
ヤコブソン:昼の雪解け、1844年のスケッチ、シグネイチャー
パークマン:キリエ、エスプレッソ、ハ長調
カルコフ:黒と白のカササギ/他
エマ・トランストロンメル(メゾ・ソプラノ)、
アンドレアス・クリュゲル(ピアノ)、ダヴィド・ヘーレンスタム(ギター)、
ベルント・リセル(ヴァイオリン)
ノーベル賞候補にも名前が挙がるスウェーデンの高名な詩人トーマス・トラン
ストロンメルの詩を題材とした歌曲集。娘のエマ・トランストロンメルの歌声
と父の詩が共演を果たす。





<Guild Historical>
GHCD 2379/80 2枚組 ¥2700
ストラヴィンスキー:
交響曲ハ調(録音:1943年2月21日、NBCスタジオ8-H、Live)
ヒンデミット:交響曲変ホ長調(録音:1943年2月28日、NBCスタジオ8-H、Live)
ハルトマン:交響曲第2番《アダージョ》(録音:1955年5月25日、ケルン、Live)*
ハンソン:
交響曲第4番Op.34《レクイエム》(録音:1944年1月2日、NBCスタジオ8-H、Live)
ハリス:
交響曲第7番(初稿版)(録音:1955年1月9日、キール・オペラ・ハウス、Live)**
ホヴァネス:
交響曲第3番Op.148(世界初録音)
(録音:1956年10月14日、カーネギー・ホール、Live)#
レオポルド・ストコフスキ(指揮)、
NBC交響楽団、ケルンWDR交響楽団*、セントルイス交響楽団**、
シンフォニー・オヴ・ジ・エアー#
ケルンWDR交響楽団を振り大絶賛を博したハルトマンの「交響曲第2番」、超多作
家ホヴァネスの世界初録音となった「交響曲第3番」、ナディア・ブーランジェ
の弟子ロイ・ハリスの「交響曲第7番」しかも初稿版など、ストコフスキの凄す
ぎるレパートリーの広さを再確認できるプログラムです!
リマスタリング:ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)

GHCD 2381 ¥1350
リスト:ピアノ協奏曲集 ――
交響詩《前奏曲》S.97(録音:1951年11月14日)
ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124(録音:1953年2月26日-27日)
ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125(録音:1953年2月28日)
交響詩《ハンガリー》S.103*(録音:1952年10月31日)
アンドール・フォルデス(ピアノ)、
レオポルト・ルートヴィヒ(指揮)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
フェルディナント・ライトナー(指揮)*、
バンベルク交響楽団*
ギルド・ヒストリカルのリスト生誕200周年アニヴァーサリー・リリースは、20世
紀ハンガリーの大ピアニスト、アンドール・フォルデス(が弾くリストのピアノ協
奏曲第1番&第2番!
バルトークやコダーイなどハンガリー音楽のスペシャリストとしても高名なフォ
ルデスのリストは、ベルリン・フィルとの共演、ピーター・レイノルズのリマス
タリングなど聴きどころ多し!
リマスタリング:ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)
シャールヴェヒター・コレクションのLPからの復刻。

GHCD 2382/83 2枚組 ¥2700
ビゼー:歌劇《真珠採り》(録音:1953年10月、パリ)
ピエレッテ・アラリー(ソプラノ)、レオポルト・シモネー(テノール)、
ルネ・ビアンコ(バリトン)、グザヴィエ・ドゥプラ(バス)、
ジャン・フルネ(指揮)、
コンセール・ラムルー管弦楽団、エリザベート・ブラッスール合唱団
ピエレッテ・アラリーが歌うフランス・オペラ・アリア集
(録音:1953年4月21日-22日、パリ) ――
グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》より 私は夢に生きたい
ビゼー:歌劇《カルメン》より 何を恐れることがありましょう
ドリーブ:歌劇《ラクメ》より 美しい夢を下さったあなた
グノー:歌劇《ミレイユ》より おお, 身軽なつばめよ、幸福なかわいい羊飼い
オッフェンバック:歌劇《ホフマン物語》より 生け垣に小鳥たちが
ビゼー:歌劇《真珠採り》より 夜の闇にただひとり…いつかのような暗い夜に
トマ:歌劇《ミニョン》より 私はティターニア
ピエレッテ・アラリー(ソプラノ)、
ピエール・デルヴォー(指揮)、コンセール・ラムルー管弦楽団
指揮者のジャン・フルネ、実生活でも夫婦だったピエレッテ・アラリーとレオポ
ルト・シモネーなど、オール・フランス・キャストによって1953年10月にパリで
録音されたビゼーの「真珠採り」。
ピエレッテ・アラリーがデルヴォー&コンセール・ラムルー管との共演で歌うフ
ランスのオペラ・アリア集をカップリング。
リマスタリング:ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)
シャールヴェヒター・コレクションのLPからの復刻。




<Guild>
GMCD 7372 ¥2180
ブルン:
交響曲第6番ハ長調/交響曲第7番ニ長調
アドリアーノ(指揮)
モスクワ交響楽団
スイスのコンダクター=コンポーザー、アドリアーノとモスクワ交響楽団のコン
ビによるフリッツ・ブルン(1878-1959)の交響曲サイクルに続編が登場!
20世紀スイスの名指揮者であり、作曲家としては「スイスのシベリウス」とも呼
ばれたというブルンの交響曲第6番&第7番は1930年代の大作である。近代スイス
のシンフォニストとしての本格的な再評価が待たれる。
2008年5月&2010年11月の録音。

GMCD 7371 ¥2180
フーバー:ヴァイオリン・ソナタ集 ――
幻想曲ト短調Op.17/ヴァイオリン・ソン多第5番ホ長調Op.112
ヴァイオリン・ソナタ第6番ニ短調Op.116《熱情》
ジル・コリアール(ヴァイオリン)、ティモン・アルウェッグ(ピアノ)
ライプツィヒで作曲を学び、バーゼル音楽院の院長を務めながらも、現在では不
当なまでに忘れ去られてしまったスイスの作曲家ハンス・フーバー(1852-1921)。
作曲家としてはブラームスからの影響を受けたフーバーは11曲のヴァイオリン・
ソナタを作曲しており、ここに収録された第5番と第6番はスイス・ロマン派の秀
作である。2010年9月の録音。

GMCD 7364/5 2枚組 ¥4360
マレク:ピアノ作品集 ――
三部作Op.8/2つの瞑想曲Op.10/バラードOp.7/創作主題による12の変奏曲Op.3
コラールとアレグロOp.11/6つのエスキスによる組曲Op.9/小さなワルツOp.19
サラバンドとトッカータOp.27/3つのジャズ・カプリースOp.29
2つのフォックストロットOp.35/3つの舞曲op.39/シャント・ヴァリエOp.37
組曲Op.40
マリー=カトリーヌ・ギロ(ピアノ)
1985年に94歳で他界したポーランド系スイス人のコンポーザー=ピアニスト、
チェスワフ・マレク(1891-1985)のピアノ作品集。ヴァイグル、プフィッツナー
から作曲を学び、優れた教育者でもあったマレクの"作曲家"としての一面にス
ポットライトをあてる好企画。1998年の録音。

GMCD 7373 ¥2180
夢のあとに ――
レーガー:素朴な歌Op.76より 第3番、第6番、第7番、第25番
R・シュトラウス:
15ペニヒでOp.39-4、ときめく心Op.29-2、いやな天気Op.69-5、
父が言いましたOp.36-3
プフィッツナー:古い歌Op.33
フォーレ:
イスファハーンのばらOp.39-4、月の光Op.46-2、マンドリンOp.58-1、秋Op.18-3
R・シュトラウス:乙女の花Op.22
ヴォルフ=フェラーリ:4つのリスペットOp.11
レスピーギ:トスカーナの4つのリスペット
サラ・メイダー(ソプラノ)、ジェラルド・ワイス(ピアノ)
19世紀後半-20世紀前半をドイツ、フランス、イタリアで生きた6人の作曲家たち、
レーガー、R・シュトラウス、プフィッツナー、フォーレ、ヴォルフ=フェラーリ、
レスピーギの歌曲集。スイスのコロラトゥーラ・ソプラノ、サラ・メイダーと名
伴奏者ジェラルド・ワイスのコンビネーションが美しい。2010年4月の録音。





<Guild Light Music>
GLCD 5185 ¥1650
軽音楽の黄金時代 - クリスマス・セレブレーション ――
ピアポント:ジングル・ベル/バーリン:ホワイト・クリスマス
マークス:赤鼻のトナカイ/アンダーソン:そりすべり
クーツ:サンタが町にやって来る/グル―バー:きよしこの夜
ヘンデル:ハレルヤ・コーラス/他
ビリー・ヴォ―ン&ヒズ・オーケストラ、
アーサー・フィードラー(指揮)、
ボストン・ポップス・オーケストラ、
パーシー・フェイス&ヒズ・オーケストラ、他
パーシー・フェイスやマントヴァーニ、ビリー・ヴォーン、ジョージ・メラクリ
ーノなど、ライト・ミュージックの巨匠たちが贈るクリスマス・アルバム!アー
サー・フィードラー&ボストン・ポップスの音源も加わり、レトロな雰囲気のク
リスマスを演出してくれます。
1958年-1959年の録音。リマスタリング:アラン・バンティング

GLCD 5186 ¥1650
軽音楽の黄金時代 - 労働時間の軽音楽Vol.3 ――
マイヤーズ:フェアリー・オン・ザ・クロック
アンダーソン:ステップ・ライトリー/レハール:ワルツ《金と銀》
ブラウン:ドール・ダンス/シュトラウスII世:レモンの花咲くところ
ガンヌ:ロシアのマーチ/ビゼー:《カルメン》より 大行進曲/他
ハロルド・コリンズ&ヒズ・オーケストラ、
レジナルド・バーストン(指揮)、
ロンドン・コロシアム・オーケストラ、
リチャード・クリーン&ヒズ・オーケストラ、他
1940年代にデッカより発売された78回転レコードからの復刻シリーズ"労働時間
の音楽"第3集。ジャケット・デザインに用いられたグレース・ゴールデン
(1904-1993)の絵画「ユーストン駅」を眺めながら演奏を聴くと音楽の味わいが
深みを増します。
1943年-1946年の録音。リマスタリング:アラン・バンティング

GLCD 5183 ¥1650
軽音楽の黄金時代 - ア・リターン・トリップ・トゥ・ザ・ライブラリー ――
パルマー:ウィズ・ポンプ・アンド・プライド/ワイラー:ラヴリー・デイ
ジョンソン:平和通り/スミス:ルッキング・アラウンド
ミルナー:ワイド・ホライゾン/オーウェン:シークレット・セレナーデ
ファ―ノン:ファースト・ワルツ/他
ワルター・コリンズ(指揮)、
ロンドン・プロムナード・オーケストラ、トム・ワイラー(指揮)、
ハーモニック・ストリングス、
ドルフ・ファン・デル・リンデン(指揮)、
ニュー・コンサート・オーケストラ、他
Guild Light Musicのシリーズ第83集は、「ライブラリーへの旅行」
(GLCD 5164)の続編となるミュージック・ライブラリー(production music)か
らのライト・ミュージック集。
1945年-1960年の録音。リマスタリング:アラン・バンティング





<Buda>
860212 ¥2180
ユダヤのバロック音楽 ――
ロッシ:カディッシュ/リダルティ:ミショレシュ、正しき者の口から
作曲者不詳:コル・ハネシャマ/カセレス:神を讃えて、ああ,我が願いは日々

アンサンブル・テクスト
ヴェネツィア、マントヴァ、アムステルダムのユダヤ教会で演奏されたユダヤ
の作曲家たち、サラモーネ・ロッシ、クリスティアーノ・ジュゼッペ・リダル
ティ、アブラハム・カセレスのバロック音楽集。この録音は、2009年に他界し
た音楽学者イスラエル・アドラーに捧げられている。




<PentaTone>
PTC 5186 312(SACD-Hybrid) 5枚組 ¥7080 ※2011年内入荷分特価 ¥4380
ベートーヴェン:交響曲全集
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)、
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団、
クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)
インゲボルク・ダンツ(メゾ・ソプラノ)
クリストフ・シュトレール(テノール)
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バリトン)
コレギウム・ヴォカーレ、アカデミア・キジアーナ・シエナ
"プリンシパル・コンダクター"を務める母国ベルギーのオーケストラ、ロイヤ
ル・フランダース・フィルと共に完成させた『"モダン・オーケストラ"と"ピリ
オド・アプローチ"の融合による"新しいベートーヴェン"』をテーマとするベー
トーヴェンの「交響曲全集」がボックス・セットで登場!
綿密な時代考証、ヘレヴェッヘ独自の研究に基づく解釈、ロイヤル・フランダ
ース・フィルに浸透させたピリオド・アプローチ。
"モダン・オーケストラ"と"ピリオド・アプローチ"によるヘレヴェッヘのベー
トーヴェンは、演奏、録音ともに超一級品です!
録音:2004年-2009年、ベルギー&オランダ
/レコーディング:トリトナス(TRITONUS Musikproduktion GmbH)




<Glossa>
GCD 922603 3枚組 ¥4600
バロック時代のナポリのカンタータ集 ――
作曲者不詳:ガルガーノのタランテラ、マリネッタのアリア
ファッジョーリ:麦わら帽の自惚れ男
ファーゴ:チェンバロのためのトッカータ
プロヴェンツァーレ:その途端に引き裂かれ
A・スカルラッティ:キューピットよ、とんだいたずら者よ
トリカリコ:怒りよ、戦いの裁きを下す勇敢な勝利者よ
ルビーノ:おお天よ、おお愛の神よ
プロヴェンツァーレ:いとしの森よ、神は我が生きることを知り、皇帝の愛
グレコ:トッカータとフーガ、パルティータ
コッポラ:4声のシンフォニア/マネッリ:ラ・ルシータ
ネッティ:4声のシンフォニア/作曲者不詳:タランテラ
ドゥランテ:チェンバロと弦楽器のための協奏曲
マルキテッリ:3声のソナタ/他
ピノ・デ・ヴィットーリオ(テノール)、
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)、
アントネッラ・イッポリート(ソプラノ)、
ロベルタ・アンダーレ(ソプラノ)、ロベルタ・アンダロ(ソプラノ)、
ダニエラ・デル・モナコ(アルト)、ロザリオ・トタロ(テノール)、
アントニオ・フローリオ(指揮)、イ・トゥルキーニ
17世紀-18世紀初期にかけてのナポリで生まれた室内カンタータは、イタリア
南部で使用される"ナポリ語"という特色を持っており、音楽にもナポリという
地域色が色濃く反映されている。
ナポリの声楽作品のスペシャリスト、ピノ・デ・ヴィットーリオや、ロベルタ
・インヴェルニッツィなど、共演陣も実力派揃い。
録音:1991年6月&1994年5月&1996年4月、パラッツォ・ダヴァロス(ナポリ)&
ロンザーノ修道院(ボローニャ)





<ABC Classics>
ABC 476 5745 ¥2250
モーツァルト:ホルン協奏曲集 ――
ホルン協奏曲第3番変ホ長調K.447/ホルン協奏曲第4番変ホ長調K.495
ホルン協奏曲第1番ニ長調K.412(タックウェル補完版)
ホルン協奏曲第2番変ホ長調K.417/ロンド(ジュスマイヤー補完版)
リン・ジャン(ホルン)、
バリー・タックウェル(指揮)、西オーストラリア交響楽団
上海生まれオーストラリア在住のリン・ジャンは、ホルン界のレジェンド、
バリー・タックウェル門下のエリート・ホルニスト。
恩師タックウェルとの共演が実現したモーツァルトでも堂々とした将来性豊か
な演奏を披露してくれており、オーストラリアの若手ナンバー1プレーヤーと
しての呼び声も高い。2006年1月17日-19日の録音。弊社初紹介

ABC 476 6343(2CDs+DVD-PAL) ¥4500
ヘンデル:オラトリオ《メサイア》
サラ・マクリヴァー(ソプラノ)、アレクサンドラ・シャーマン(アルト)、
クリストファー・フィールド(テノール)、ポール・マクマホン(テノール)、
テディ・タフ・ローズ(バス)
アントニー・ウォーカー(指揮)
カンティレイション、アンティポデーズ管弦楽団
ソプラノのサラ・マクリヴァーやバスのテディ・タフ・ローズなどトップレベ
ルのソリストたちを揃えた「メサイア」は、意外にもオーストラリアで初の全
曲録音となる。2002年7月の録音。弊社初紹介
当タイトルのDVD-Videoは『PAL方式対応のプレーヤーでのみ』再生可能です。
予めご了承下さい。

ABC 476 6451 ¥2250
R・シュトラウス:交響詩集 ――
交響詩《ドン・ファン》Op.20/交響詩《マクベス》Op.23
交響詩《死と変容》Op.24
ヨハネス・フリッチュ(指揮)、クイーンズランド管弦楽団
クイーンズランド管弦楽団は、2001年にクイーンズランド響とクイーンズラン
ド・フィルの合併により誕生したオーストラリアの新興オーケストラ。
グラーツ・フィル、グラーツ歌劇場の首席指揮者を務めるドイツ人マエストロ、
ヨハネス・フリッチュを招聘し、指揮者十八番のリヒャルト・シュトラウスで
豪州の覇権奪取を狙う。2007年1月の録音。弊社初紹介

ABC 476 6158 ¥2250
イタリアのグラウンド集 ――
サンス:ルヘーロ、パラデータス、ザラバンダ、フォリアス、カンショーネス
カプスベルガー:トッカータ、コラシオーネ、カプスベルガー
ムダーラ:ファンタジア/ピッチニーニ:チャッコーナ
作曲者不詳:イタリアのグラウンド/他
ルドヴィコ・バンド
16世紀のハーピスト、ルドヴィコの名前を冠するオーストラリアの古楽アンサ
ンブル、ルドヴィコ・バンドのイタリアとスペインのバロック小曲集。
マーシャル・マクガイアのトリプル・ハープと低音群のバランス、センスが絶
妙!今後は欧米だけでなく、オーストラリアの古楽にもさらに注目が必要とな
るだろう。2006年2月の録音。弊社初紹介

ABC 476 6288 ¥2250
オボイル&バートン:ディジェリドゥー協奏曲
オボイル:リヴァー・シンフォニー
ウィリアム・バートン(ディジェリドゥー)、ジェーン・シェルドン(ソプラノ)
アンナ・フレイザー(ソプラノ)
ショーン・オボイル(指揮)、クイーンズランド管弦楽団
オーストラリアの先住民族アボリジニの伝統楽器"デジェリドゥー"と"オーケス
トラ"の未知なるコラボレーション。映画音楽のようなスケールを持つ異世界
「ディジェリドゥー協奏曲」では名手ウィリアム・バートンの超絶テクニック
にただただ驚かされる。2002年-2007年の録音。弊社初紹介

ABC 476 1565 ¥2250
ヘンデル:オルガン作品集 ――
序曲ハ長調HWV.456/フーガ ホ短調HWV.429/ソナタ ト長調HWV.579
フーガ ト短調HWV.605/ファンタジア ハ長調HWV.490/フーガ ト長調HWV.606
エア ト短調HWV.466/フーガ変ロ長調HWV.607/エア変ロ長調HWV.470
エア変ロ長調HWV.469/カプリッチョ ト短調HWV.483
シャコンヌ ト長調HWV.430/フーガ ロ短調HWV.608/エア ト長調HWV.474
フーガ イ短調HWV.609/プレスト ニ短調HWV.428/ソナタ ハ長調HWV.578
フーガ ハ短調HWV.610/イエス、わが喜びによる前奏曲ト短調HWV.480
パッサカリア ト短調HWV.432
ジョン・オドンネル(オルガン)
オーストラリア、モナシュ大学のオルガニストとして活躍する鍵盤奏者、合唱
指揮者、音楽学者のジョン・オドンネルが弾くヘンデル。モナシュ大学の
1980年製ユルゲン・アーレント・オルガンでの演奏。1999年10月の録音。
弊社初紹介

ABC 476 7639 ¥2250
カッツ=チェルニン:
演奏会用組曲《ワイルド・スワン》/ピアノ協奏曲第2番/神話
ジェーン・シェルドン(ソプラノ)、イアン・マンロー(ピアノ)、
オーラ・ルドナー(指揮)、タスマニア交響楽団
エレーナ・カッツ=チェルニン(1957-)は、現在のウズベキスタンの首都タシケ
ントで生まれ1975年にオーストラリアへと移住した作曲家。ハノーファーでは
ヘルムート・ラッヘンマンに作曲を師事しており、オーストラリアの作曲家と
しては異色の経歴、作風の持ち主である。2004年8月の録音。弊社初紹介





<PentaTone>
PTC 5186 357(SACD-Hybrid) 特価 ¥2580
(発売後のご注文は通常価格¥2850に変更になる場合がございます)
ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲
サン=サーンス:交響曲第2番イ短調Op.55
ショーソン:交響詩《祭りの夕べ》Op.32
マーティン・ヘルムヘン(ピアノ)、
マレク・ヤノフスキ(指揮)、スイス・ロマンド管弦楽団
ドイツ・ピアニズムを継承する若き皇帝マーティン・ヘルムヘンとポーランド
の名匠マレク・ヤノフスキがヴァンサン・ダンディ(1851-1931)で共演!
ヘルムヘン&ヤノフスキのフレンチ・プログラムのメインは、南フランス、セ
ヴェンヌ地方の民謡が採り入れられたダンディの傑作「フランスの山人の歌に
よる交響曲」。
ヘルムヘンのピアノとヤノフスキ&スイス・ロマンド管が、ダンディが接した

ヴェンヌ地方の美しく雄大な風景を音楽で連想させてくれる ――。

PTC 5186 378(SACD-Hybrid) 特価 ¥2580
(発売後のご注文は通常価格¥2850に変更になる場合がございます)
リムスキー=コルサコフ:
交響組曲《シェエラザード》Op.35/スペイン奇想曲Op.34/ナポリの歌Op.63
カルロ・ポンティ(指揮)、ロシア・ナショナル管弦楽団
イタリアの映画プロデューサー、カルロ・ポンティと大女優ソフィア・ローレ
ンを両親に持ち、指揮者としての才能を開花させた正真正銘のサラブレッド、
カルロ・ポンティ(ジュニア)。
ムソルグスキーの「展覧会の絵」(PTC 5186 332)で堂々たる演奏を披露してく
れたポンティが、再びロシア・ナショナル管弦楽団(RNO)を率いてリムスキー
=コルサコフを振る!




<Musiques a la Chabotterie>
MC 605008 3枚組 ¥4600
リュリ:音楽悲劇《アティス》
ユーゴ・レーヌ(指揮)、
サンフォニー・デュ・マレ、クール・デュ・マレ、ソリステ・デュ・マレ
当代屈指のリコーダー奏者ユーゴ・レーヌが率いるピリオド・オーケストラ、
サンフォニー・デュ・マレとの新録音は、ジャン=バティスト・リュリ(1632-
1687)のオペラ「アティス」!
サンフォニー・デュ・マレの洗練されたサウンドや、アティスを歌うテノール
のロマン・シャンピオン、サンガリードを歌うソプラノのベネディクト・トラ
ンなど一流の古楽系ソリストたちが、44歳のリュリが作曲したフランス・バロッ
ク・オペラの最高峰「アティス」の物語を鮮明に描きます。2009年の録音。
120ページのフルカラー・ブックレット付き。




<Aeolus>
AE-10711(SACD-Hybrid) ¥2850
ペーテルス:オルガン作品集 ――
交響的幻想曲Op.13/30のコラール前奏曲Op.68より/旋法の組曲Op.43
演奏会用小品Op.52a/サルヴェ・レジナのパラフレーズOp.123
トッカータ、フーガと賛歌《アヴェ・マリス・ステラ》Op.28
ペーター・ファン・デ・ヴェルデ(オルガン)
アントワープ大聖堂、アントワープ・サン・ミッシェル大聖堂のオルガニスト、
ペーター・ファン・デ・ヴェルデ(1973-)が弾く20世紀ベルギーの大オルガニス
トであり作曲家、フロール・ペーテルス(1903-1986)のオルガン作品集。
ベネルクス地方最大のゴシック建築による教会、アントワープ大聖堂のピエー
レ・シフェン1891年製のオルガンによる演奏。2010年10月の録音。





<Christophorus>
CHR 77345 ¥2300
システィーナ礼拝堂の音楽 ――
ビクトリア:
聖週間聖務曲集より 聖木曜日のための哀歌I-III、聖金曜日のための哀歌I-III、
聖土曜日のための哀歌I-III
アレグリ:ミゼレーレ
アンサンブル・オフィチウム、ウィルフリート・ロンバッハ(指揮)
ローマのシスティーナ礼拝堂に響き渡ったアレグリとビクトリアの崇高なる
音楽。ビクトリアの哀歌では珍しい初稿版が使用されている。
アンサンブル・オフィチウムは1999年にウィルフリート・ロンバッハによって
創設されたルネサンス音楽とグレゴリオ聖歌を専門とするドイツのア・カペラ
・グループ。ドイツのハーモニーによるアレグリのミゼレーレも興味深い。
2009年-2010年の録音。

CHR 77343 ¥2300
ロンドンのルイエ - ジャン=バティスト・ルイエ:室内楽作品集 ――
ソナタ第1番ハ長調/ソナタ第2番ニ短調/ソナタ第3番ヘ長調
ソナタ第4番イ短調/組曲ヘ長調/ソナタ第5番ト短調/ソナタ第6番ニ短調
アンサンブル・メディオラナム
フランドルの音楽一族"ルイエ家"の一員であり、ロンドンを活躍の場とした
"ジョン・ルイエ"ことジャン=バティスト・ルイエ(1680-1730)のリコーダー
・ソナタ集。ザビーネ・アンボスのアルト・リコーダーの奥深い音色と自在な
フレージングが、他のルイエと混同されがちな"ロンドンのルイエ"の作品の魅
力を語る。
2010年3月の録音。

CHR 77346 2枚組 ¥4600
ベルンハルト:宗教的ハルモニア集Op.1
パーセニア・バロック、パーセニア・ヴォーカル、
クリスティアン・ブレンベック(指揮)
17世紀ドイツを代表する音楽理論家、クリストフ・ベルンハルト(1627-1692)。
1665年の作品「宗教的ハルモニア集Op.1」は、ハンブルク市の教会音楽監督に
着任したベルンハルトが市の長老たちに献呈した宗教コンチェルト集である。
1995年2月の録音。

CHR 77342 ¥2300
ベンダ:フルート協奏曲集 ――
協奏曲ホ短調/フルート・ソナタ ト長調/協奏曲イ長調
ヴァイオリン・ソナタ ト長調/協奏曲ト長調
ローレンス・ディーン(フラウト・トラヴェルソ)、
ハノーファー・ホフカペレ
2006年に他界したトラヴェルソの名手、ローレンス・ディーンが吹くフランツ
・ベンダ(1709-1786)の協奏曲集が追悼盤として復刻。ウィルベルト・ハーツェ
ルツェット、バルトルト・クイケンの高弟で、将来を嘱望されていた名手が遺
した名盤の1つ。2002年1月の録音。

CHE 0159-2 ¥1250
テレマン:メサイア/神をほめ歌え、彼の名をほめ歌え
ヴォルフガング・ツィルヒャー(指揮)、
レリンゲン聖歌隊ヴォーカル・アンサンブル、ザルツブルク・ゾリステン、
ハンブルク国立管弦楽団のメンバー
ヘンデルではなく"テレマン"の「メサイア」は1759年の作品。エヴェンゲリス
トや大編成合唱が登場しないという特徴を持ったテレマン独特の「メサイア」
である。1989年9月の録音。

CHE 0161-2 ¥1250
キリストは蘇りたまえり - 復活祭の聖歌集 ――
フォルトゥナトゥス:サルヴェ・フェスタ・ディエス
リーダーブッフ:今日キリストは
パレストリーナ:大地は震え
ラッスス:よい羊飼いが復活された/他
クリスティアン・リディル(指揮)、
アウグスブルグ・ヴォーカルアンサンブル&インストゥルメンタリステン
6世紀頃のヴェナチウス・フォルトゥナトゥスから20世紀のジークフリート・ス
トローバッハまで、十数世紀にわたる"復活祭"のための聖歌集。1985年の録音。





<Hortus>
HORTUS 078 ¥2300
フォシャール:聖餐の交響曲(世界初録音)
エマニュエル・オクデ(オルガン)
オーギュスト・フォシャール(1881-1957)はヴィエルヌの門弟で、ウィドールと
デュプレからも影響を受けた19世紀末-20世紀フランスの音楽家。1944年に作曲
された「聖餐の交響曲(Symphonie Eucharistique)」は世界初録音。
2010年4月の録音。

HORTUS 081 ¥2300
スペインの王冠 - フェリペ4世時代のオルガン作品 ――
アラウホ:ティエント第2番/ケルクホーフェン:ファンタジア
コルネット:ファンタジア/コエリョ:パンジェ・リングァ/他
ダミアン・コロンブ(オルガン)
フランスのロリスにある1501年製ヒストリカル・オルガンが奏でるイベリア半島
とフランドル地方の初期バロック音楽。"スペイン"のアラウホとコエリョ、"フ
ランドル"のコルネットとケルクホーフェンの音楽が"フランス"の歴史あるオル
ガンで共演する。2010年5月の録音。





<Signum Classics>
SIGCD 275 特価 ¥1700
※発売後に通常価格¥2180に変更される場合がございますので、お早めにご注文
下さい。
マーラー:交響曲第6番イ短調《悲劇的》
エサ=ペッカ・サロネン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
首席指揮者のサロネン自身がプロデュースしたコンサート・シリーズ「夢の都
市、ウィーン1900-1935」の中で演奏されたマーラーの「交響曲第6番」。
日本でも大絶賛を博したマーラーの「交響曲第9番」での衝撃的な名演が印象強
いだけに、首席指揮者就任と同時に黄金期に突入したサロネン&フィルハーモ
ニアによるマーラーの「交響曲第6番」への期待度は前作以上!

SIGCD 280 2枚組 特価 ¥2450
※発売後に通常価格¥3500に変更される場合がございますので、お早めにご注文
下さい。
ベルリオーズ:レクイエムOp.5(死者のための大ミサ曲)
ポール・マクリーシュ(指揮)、
ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ
ヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団、
チータム音楽学校シンフォニック・ブラス・アンサンブル、
ロバート・マーレイ(テノール)
イギリスの名匠ポール・マクリーシュとガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ
がSignum Classicsに移籍!
マクリーシュが芸術監督を務めるポーランドのブラチスラヴァ・カンタンス音楽
祭で演奏されたベルリオーズの「レクイエム」では、ガブリエリ・コンソート&
プレーヤーズにポーランドのヴロツワフ・フィル&合唱団、さらにはマンチェス
ターのチータム音楽学校のブラス・アンサンブルが加わり演奏者は400人以上!
録音(ライヴ):2010年9月13日-15日、
ヴロツワフ・マリー・マグダレン(マグダラのマリア)教会(ポーランド)




<Gimell>
CDGIM 044 ¥2180
ジョスカン・デ・プレ:
ミサ曲《祝福された聖処女》(ミサ・デ・ベアータ・ヴィルジネ)
第4旋法によるクレド/グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリス・ステラ
ミサ曲《めでたし海の星》(ミサ・アヴェ・マリス・ステラ)
タリス・スコラーズ、ピーター・フィリップス(指揮)
1986年にレコーディングが行われ、1987年に英グラモフォン賞年間最優秀賞に
輝いた永遠の名唱「ミサ・パンジェ・リングァ」(CDGIM 009)から始まったタ
リス・スコラーズのジョスカンの歴史。
全集第5巻に収録されたのは、1497年"傑作の年"に作曲された全盛期の傑作「ミ
サ曲《祝福された聖処女》」、聖母マリアのための賛歌に基づく「ミサ曲《め
でたし海の星》」の2作品。




<CORO>
※COROレーベルは2011年11月30日ご注文分までの特別価格がございます。
CD 1枚もの 通常価格¥2180が¥1880となります。以下の価格は通常価格での
ご案内です。

COR 16094(DVD-Video) ¥2850
ザ・シックスティーン - クリスマス・ヒストリー ――
中世のキャロル:我ら喜び/パレストリーナ:今日キリストは生まれたまいぬ
ビクトリア:おお、大いなる神秘/中世のキャロル/J.S.バッハ:諸人声あげ
中世のキャロル:かくも麗しきバラは/ウォルトン:我らこの祝祭を喜び
メンデルスゾーン:聞け、御使いの天使たちが/ハウエルズ:汚れなきバラ
ホルスト:木枯らしの風ほえたけり/P・M・デイヴィス:おお、大いなる神秘
グルーバー:きよしこの夜
ハリー・クリストファーズ(指揮)、ザ・シックスティーン
ハリー・クリストファーズ&ザ・シックスティーンとイギリスの俳優サイモン
・ラッセル・ビールが贈る2つのスペシャル・クリスマス・プログラム!
英BBCの「Sacred Music Programme」シリーズのクリスマス編として製作され
た「クリスマス・ヒストリー」。
ザ・シックスティーンのクリスマス・プログラムによる"コンサート"、ラッセ
ル・ビールがナビゲートする"ドキュメンタリー"が収録されており、世界最高
峰の合唱とイギリスの名優の解説でクリスマス音楽の歴史に接することができ
る質の高い映像作品に仕上がっている。

COR 16095 ¥2180
J.S.バッハ:トリオ・ソナタ集BWV.523-530
ロバート・クィンニー(オルガン)
ザ・シックスティーン・オーケストラのプリンシパル・メンバー、ロバート・
クィンニーのソロ・レコーディングはJ.S.バッハのトリオ・ソナタ集!
ウェストミンスター寺院の副オルガニストとして、ウィリアム王子とケイト・
ミドルトン妃のロイヤル・ウェディングでも演奏を行ったロバート・クィンニ
ー。堅実なオルガンの演奏技術は、イギリスの若手オルガニストの中でも随一
との呼び声が高い。ケンブリッジ・クィーンズ・カレッジのフローベニウス・
オルガンでの演奏。

COR 16059 ¥2180
涙の流れ -
パディーリャ:
主よ、われを導きたまえ/御身の定めは驚くべきものなり
スターバト・マーテル/逃げて下さい、いとも甘美なる主よ/哀歌
私の魂は悲しみのあまり/悲しみのうちに引き戻され
ミサ曲《めでたし天の女王》/父よ、われは天に対し
サルヴェ・レジナ(ようこそ天の女王)/めでたし天の女王
ハリー・クリストファーズ(指揮)、ザ・シックスティーン
スペインのマラガで生まれ、南米メキシコに渡りプエブラ大聖堂の楽長を務め
たフアン・グティエレス・デ・パディーリャ(c.1590-1664)は、ビクトリア後
のスペイン代表する大作曲家。聖歌隊の指揮者としても優れた手腕の持ち主
だったパディーリャの宗教音楽は、ポリフォニー技法、対位法に精通した17
世紀スペインの秀作である。
録音:2007年11月、セント・ポール教会(ロンドン)/弊社初紹介

COR 16041 ¥2180
チャペル・ロイヤルの音楽 - 国王の音楽 ――
ハンフリー:おお主よ、神よ/クック:主よ、我に責苦を与え給うことなかれ
ハンフリー:主よ、われは罪を犯せり
ハンフリー、ブロウ&ターナー:われは常に感謝す(クラブ・アンセム)
ハンフリー:おお, 悲しみの日、バビロン川のほとりにて、
スリープ・ダウニー・スリープ
クック:おお主よ、あなたは私を見出された
ハンフリー:汝その罪をゆるしたまえ(父なる神への讃歌)
ブロウ:われは聞いた
ハリー・クリストファーズ(指揮)、
ザ・シックスティーン、
ザ・シンフォニー・オヴ・ハーモニー&インヴェンション
1660年の王政復古により復活した王室礼拝堂(チャペル・ロイヤル)少年聖歌隊
の指導者ヘンリー・クック(c.1615-1672)と2人の教え子たち、ペラム・ハンフ
リー(1647-1674)、ジョン・ブロウ(1649-1708)による"国王のための音楽"。
録音:2006年、聖ジャイルズ教会(ロンドン)/弊社初紹介

COR 16037 ¥2180
フェリペとメアリー - イングランドとスペインの結婚 ――
マンシクール:神を讃えよ/シェパード:タルシスの王らは
マンシクール:地上の王らは/タリス:聞き入れたまえ、われは願う
ゲレーロ:めでたし, 聖なる処女、アヴェ・マリア、羊飼いたちは話した
タリス:ミサ・プエル・ナトゥス(幼子はわれらに生まれたもう)
シェパード:われらを解き放ちたまえ
ハリー・クリストファーズ(指揮)、ザ・シックスティーン
スペイン皇太子フェリペ(フェリペII世)とイングランド女王メアリーI世の結
婚で結ばれたスペインとイングランド。1554年のクリスマスにセント・ポール
大聖堂で催されたセレモニーを、当時演奏されたのではないかと考えられるタ
リスやマンシクールの音楽で再現。
録音:1998年1月21日-23日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
弊社初紹介

COR 16036 ¥2180
シュッツ:音楽による葬送(ムジカーリシェ・エクセクヴィエン) ――
ドイツ・マニフィカトSWV.494/主よ、今こそあなたはあなたの僕をSWV.432
主よ、今こそあなたはあなたの僕をSWV.352a
主よ、今こそあなたはあなたの僕をSWV.433/天にまします我らの父よSWV.411
葬送音楽(ドイツ・レクイエム)SWV.279-281
ハリー・クリストファーズ(指揮)、ザ・シックスティーン
"ドイツ音楽の父"とも呼ばれるハインリヒ・シュッツの宗教音楽集。三十年戦
争で荒廃したザクセンでロイス公の葬儀のための書かれた「音楽による葬送」
は、"ドイツ・レクイエム"と称されるシュッツの代表作である。
※録音:1998年6月15日-17日、聖オーガスティン教会(ロンドン)/弊社初紹介

COR 16032 ¥2180
ルネサンス・ポルトガル - カルドーソ&ロボ:宗教音楽集 ――
カルドーソ:
我が魂は生ける泉を渇望し、彼らは石を投げつけぬ、死せるにあらず、
ミサ曲《天の女王》
ロボ:
我は天の声を聞きぬ、父よ,われは天に対し、死者のためのミサ曲(レクイエム)
ハリー・クリストファーズ(指揮)、ザ・シックスティーン
同じイベリア半島のスペインがビクトリアや、ゲレーロ、モラレスを輩出した
のに対し、隣国ポルトガルもマヌエル・カルドーソ(1566-1650)やドゥアルテ
・ロボ(c.1565-1646)といった才能が生まれている。ルネサンス時代のポルト
ガルが迎えた"黄金時代"を、ザ・シックスティーンがカルドーソとロボの音楽
を通じて証明してくれる。
録音:1993年6月、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
/弊社初紹介

COR 16009 ¥2180
テイシェイラ:テ・デウム(1734)
リンダ・ラッセル(ソプラノI)、ジリアン・フィッシャー(ソプラノII)、
キャスリン・デンリー(アルトI)、
キャサリン・ウィン=ロジャース(アルトII)、
ウィリアム・ケンダル(テノールI)、
アンドルー・マーガトロイド(テノールII)、マイケル・ジョージ(バスI)、
ピーター・ハーヴェイ(バスII)、
ハリー・クリストファーズ(指揮)、
ザ・シックスティーン、
ザ・シンフォニー・オヴ・ハーモニー&インヴェンション
アントニオ・テイシェイラ(1707-c.1759)は、イタリアのローマで作曲、鍵盤
楽器の演奏法を学び、リスボン大聖堂で活躍した18世紀ポルトガルの音楽家。
8人のソリスト、5つの合唱、オーケストラという大編成のために作曲された
「テ・デウム」は、1734年の大晦日にリスボンのイタリア教会で演奏されて
いる。
録音:セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)/弊社初紹介

COR 16002 ¥2180
天使たちの声 - イートン・クヮイア・ブックVol.5 ――
ラム:サルヴェ・レジナ(ようこそ天の女王)
ストラトフォードの修道僧ウィリアム:マニフィカト
プラマー:すべてが美しいお方
デイヴィ:サルヴェ・レジナ(ようこそ天の女王)
プラマー:キリストの御母の御母
デイヴィ:気高き御母をたたえ
ハリー・クリストファーズ(指揮)、ザ・シックスティーン
ウィンザーの名門校イートン・カレッジの図書館に所蔵されている写本楽譜集、
イートン・クワイアブック・シリーズの最終巻となる第5巻。チューダー朝時
代のイギリスで生まれた音楽遺産を、ザ・シックスティーンの最高のハーモニ
ーで。
録音:1995年1月、聖バーソロミュー教会(サフォーク)/弊社初紹介




<Channel Classics>
CCS SEL 6111 ¥1480
クリスマス ――
作曲者不詳:暁の星はいと麗しかな
プレトリウス:エサイの根より
ベネディクトゥス:アヴェ・マリア
J.S.バッハ:
わが魂は主をあがめ、聖霊によりて処女マリアより御からだを受け、
笑いはわれらの口に満ち、まぶねのかたえに、いと高きにある神に栄光あれ
ハンマーシュミット:神に栄光あれ
スヴェーリンク:天使は羊飼いたちに告げた
J.S.バッハ:シンフォニア
シャイン:優しくも愛らしき
J.S.バッハ:眠れいとしき者
クリューガー:喜び踊れわが心よ
J.M.バッハ:いと高きにある神に栄光あれ
J.S.バッハ:グローリア、地に平和を
ヨス・ファン・フェルトホーフェン(指揮)、オランダ・バッハ協会
来る12月にJ.S.バッハの「ロ短調ミサ」で来日公演が予定されているフェルト
ホーフェン&オランダ・バッハ協会。オランダから2011年のクリスマス・プレ
ゼントとして届くのは、オランダ・バッハ協会の数ある名演の中から厳選され
た"クリスマス・プログラム"!
オランダ・バッハ協会の荘厳な演奏が、クリスマスを美しく彩ります ――。




<ATS Records>
CD-0709 ¥2300
キリング・アイーダ ――
フリップ・フィリップ編曲:
ボレロ・ブーガルー/ロメオ・スウィング・ジュリア
メサイア・ボサ・ノヴァ/ゴスペル・オン・チューバ・ミルム
キリング・アイーダ/ロシアン・バード・メドレー
ウィーン交響楽団ジャズ・プロジェクト
ブーガルーにアレンジされた「ボレロ」にまず仰天。スウィングする「ロメ
ジュリ」に、ボサ・アレンジの「メサイア」、ゴスペル・ワルツ風味の「モツ
レク」と強烈なナンバーが続き、アルバム・タイトルでもある「キリング・ア
イーダ」で絶頂を迎える。あの有名な凱旋行進曲のテーマで炸裂するホーン・
セクションは必聴!
ウィーン交響楽団ジャズ・プロジェクトは、ウィーン・トロンボーン四重奏団
のメンバー、ワルター・フォーグルマイヤー、オトマール・ガイスヴィンクラ
ー、ウィーン響の元首席トランペット奏者ハインリッヒ・ブルックナーなど
ウィーン楽壇のツワモノたちが集まった強力アンサンブル。ウィーン響メンバ
ーによるクラシック=ジャズ。凄いデス!
録音:2009年10月23日-25日、ウィーン・コンツェルトハウス

CD-0716 ¥2300
サクソフォーア・プレイズ・モーツァルト ――
シェイク・シェイク・シェイク/夜/ピアノ協奏曲第21番ハ長調/40ルンバ
アヴェ・ヴェルム/ケーニギン・エルヴァハト/ソナタ#11/鳥刺し
ケルビーノのアリア/クラリネッテンムーゲル/フルート協奏曲/天使の歌
サクソフォーア〔フローリアン・ブランベック(アルト&テナー&バリトン・
サクソフォン)、クラウス・ディックバウアー(アルト&バリトン・サクソフォ
ン、クラリネット)、クリスティアン・モーラー(ソプラノ&テナー・サクソ
フォン、クラリネット&バス・クラリネット)、ヴォルフガング・プシュニク
(アルト・サクソフォン&フルート)〕
1991年に結成されたオーストリアのサクソフォン・クヮルテット、サクソフォ
ーアのスパイスが効いたモーツァルト・アレンジ集!
天才のモーツァルトの名作が、メンバーたちのアレンジよってサクソフォン
四重奏ヴァージョン、ジャズ風のスタイルへと生まれ変わります。サクソフォ
ン、クラリネット、フルートを駆使したジャジーなモーツァルト、これはアイ
ディアの勝利!2009年9月の録音。

CD-0535 ¥2300
クラウス・ゲジング&グラウコ・ヴェニエル・プレイズ・バッハ ――
J.S.バッハ:
前奏曲ハ長調BWV.846/コラール《目覚めよ、と呼ぶ声あり》BWV.645
無伴奏チェロ組曲第1番BWV.1007より メヌエット
管弦楽組曲第3番BWV.1068より アリア
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番BWV.1001より サラバンド
マタイ受難曲より/管弦楽組曲第2番BWV.1067より バディネリ
ケニー・ホイーラー:エブリバディーズ・ソング・バット・マイ・オウン
クラウス・ゲジング(ソプラノ・サクソフォン&バス・クラリネット)、
グラウコ・ヴェニエル(ピアノ)
ジャズのフィールドをメインに活躍するドイツ出身のリード・プレーヤー、
クラウス・ゲジングが、ソプラノ・サクソフォンとバス・クラリネットの持
ち替えで奏でるバッハ・アルバム。
ゲジングのインプロを組み込んだ自由なソロ、デュオを組むイタリアのジャ
ズ・ピアニスト、グラウコ・ヴェニエルのさり気なくも絶妙な伴奏がGood!




<Extraplatte>
EX 800-2 ¥2300
時と永遠 ――
ガルス:主の祈り/レヒナー:私の頭に水を授ける者は
シュッツ:死ぬ者は幸いなり/シャイン:ヤコブは子らに命じ終ると
ラッスス:オリーブ山にて/パレストリーナ:汝はペテロ
ビクトリア:めでたし女王/クヴェルノ:アヴェ・マリス・ステラ
ブルクハルト:時と永遠/W・ワーグナー:イン・テンポレ・イレ
トゥラウアー:3つの子供の祈り
アンサンブル15.21
ルネサンス&バロック時代の音楽をメイン・レパートリーとするオーストリア
のヴォーカル・アンサンブル、"アンサンブル15.21"が歌う宗教音楽集。
古楽唱法を学んだメンバーたちのアンサンブルから生まれる純度の高いハーモ
ニーは、"アンサンブル15.21"の知名度を飛躍的に高めることになるかもしれな
い。2010年の録音。

EX 811-2 ¥2300
インシエメ ――
シュルツェ:チェロと金管のための協奏曲/テレマン:トリオ・ソナタ イ短調
プレトリウス:ブーレ/ウスツン:シルクロード/ロータ:道
シュミットゼーダー:ich hab die schonen maderln net erfunden
ジチンスキー:ウィーンわが夢の街/ガーデ:嫉妬
マドセン:イーヴン・ビック・ボーイズ・クライ/シュルツェ:フィナーレ
コヴァチェヴィチ:ファンキー・ウォール
ソナス・ブラス・アンサンブル、トリスタン・シュルツェ(チェロ)
ソナス・ブラス・アンサンブルは、フォアアールベルク交響楽団のソロ・トラ
ンペット奏者シュテファン・デュンサーを中核とするオーストリアの金管五重
奏団。
テレマンやプレトリウスのアレンジと近現代作曲家のオリジナルで、ドイツ語
圏のブラスならではのブリリアントなサウンドが突き抜ける!
2009年&2010年の録音。

EX 842-2 ¥2300
シューベルト:
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調D.385
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調D.384
ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調D.408
デュオ・ノータ・ベネ〔エヴァ・シュタインシャーデン(ヴァイオリン)、
アレクサンドル・バフタル(ピアノ)〕
オーストリアの名門モーツァルテウム音楽大学の卒業生で結成されたデュオ・
ノータ・ベネ。感情の込められた優美でドラマティックなシューベルトは、
オーストリアの歌曲王へのオマージュのよう。2010年4月の録音。

EX-MVAM 002-2 ¥2300
ウィーンのツィター音楽 ――
バウマン:ゲブリングス・ブレアムルン
デビアジ:ラーチェンフェルダー・サロン・ダンス/クロップ:ランデヴー
クランマー:ヴァルス・ポエティク
カラス:コロメア・ポルカ、ツィターディッタ/他
コルネリア・マイヤー(ツィター)
16世紀頃に誕生したとされるドイツ語圏の弦楽器ツィター(チター)のソロ・
アルバム。現在では演奏技術の難しさからその音色を聴ける機会は限られてい
るが、このレコーディングではウィーンで親しまれたツィターのためのオリジ
ナル作品を楽しめる。2009年4月の録音。

EX 998-2 ¥2300
ウィーン・アート・オーケストラ - サード・ドリーム ――
ルエッグ:
テンダー・グランス/サイレント・セカンド/メヌエッツ・オヴ・ドリームス
ケージド・イン・エニグマティック・アワーズ/サドンリー
ウェイティング・フォー・イヤー・オヴ・パッション
アフター・ディケイド・オヴ・ダウツ/アデュー、ロスト・センチュリー
アテイニング・エターニティ/ジャスト・カインド・オヴ・サード・ドリーム
マティアス・ルエッグ(リーダー)、ウィーン・アート・オーケストラ
金管、木管、弦楽器、リズム・セクションで総勢15名のオーストリアン・ビッ
クバンド、ウィーン・アート・オーケストラ。リーダーのマティアス・ルエッ
グの自作自演集では、ジャズ、クラシック、コンテンポラリーのトライアング
ルの中間に位置するかのようなプレイを披露。2009年5月の録音。




<Loewenhertz>
loewenhertz 010/011 2枚組 ¥4600
シュタングル:エレブ・アフリク - 2台のピアノと1人のプレーヤーのための
ハンス・レッシェル(ピアノ)、ヨーゼフ・ノヴォトニー(電子音楽)
ウィーンのコンポーザー=ピアニスト、エレクトロ・アコースティック・イン
プロヴィーゼーション・プレーヤー、ブルクハルト・シュタングル(1960-)の
ピアノを舞台としたモダンで実験的な音楽。




<Onyx>
ONYX 4081 2枚組 ¥3250
シューマン:弦楽四重奏曲集&ピアノ五重奏曲 ――
弦楽四重奏曲第1番イ短調Op.41-1/弦楽四重奏曲第2番ヘ長調Op.41-2
弦楽四重奏曲第3番イ長調Op.41-3/ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44*
グリンゴルツ・クヮルテット〔イリヤ・グリンゴルツ(ヴァイオリン)、
アナヒット・クルティキャン(ヴァイオリン)、シルヴィア・シモネスク
(ヴィオラ)、クラウディウス・ヘルマン(チェロ)〕、
ペーター・ラウル(ピアノ)*
2008年にドイツのシュロス・エルマウ(エルマウ城)で結成され、チューリッヒ
をベースとして活躍するグリンゴルツ・クヮルテット。グリンゴルツを筆頭に、
チューリッヒ歌劇場管のソロ・チェロ奏者ヘルマンや、イタリアの銘器カミロ
・カミリ(1733年頃)を手にするクルティキャン、バーゼル音楽院のヴィオラ科
教授シモネスクなど、第一線で活躍を続ける名手たちが集う若き強力アンサン
ブルなのである!

ONYX 4074 ¥2180
チャイコフスキー:交響曲第2番ハ短調Op.17《小ロシア》
ムソルグスキー:
交響詩《はげ山の一夜》(原典版)、組曲《展覧会の絵》(ラヴェル編)
キリル・カラビッツ(指揮)
ボーンマス交響楽団
チャイコフスキーでは敢えて「後期三大交響曲」ではなく、『交響曲第2番
「小ロシア(ウクライナ)」』を選曲してきたカラビッツ。ウクライナ、キエフ
出身のカラビッツにとって、祖国の民謡が用いられたチャイコフスキーの傑作
は"最も燃える"作品の1つなのだろう。
カラビッツ渾身のチャイコフスキー&ムソルグスキー。前作のハチャトゥリア
ンを上回る凄演の登場に期待したい。

ONYX 4077 ¥2180
シューベルト:歌曲集《冬の旅》D.911
フローリアン・ベッシュ(バリトン)
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
ロベルト・ホルの愛弟子であり、リート歌手として高評価を受けているオース
トリアのバリトン、フローリアン・ベッシュのオニックス第2弾はシューベルト
の「冬の旅」!
2010年にはアーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのハイド
ン「天地創造」でソリストを任されるなど、オペラ、古楽、リートの全てを高
いレベルで歌えるベッシュの歌声は世界中の名指揮者たちから信頼を集めてい
る。

ONYX 4079 2枚組 ¥3250
ブリテン:歌曲集Vol.2 ――
ミケランジェロの7つのソネットOp.22/子守歌のお守りOp.41
この子らは誰かOp.84/赤いオウム/波立たない湖の魚
ウィリアム・ブレイクの歌と格言Op.74/ダンス・ル・ボワ(世界初録音)
リュート歌曲第2番/室内楽曲第5番/鳥たち/かつて春が再び
チルドレン・アンド・サー・ネームレス(子供たちと名無しの卿)
ダウティーの献身/ザ・ガリー/トラディション
オヴ・オール・ザ・アーツ・ザ・ウィンド・キャン・ブロウ(世界初録音)
オー・ホワイ・ディド・エァ・マイ・ソウツ(世界初録音)
アラン・クレイトン(テノール)、
ジェニファー・ジョンストン(メゾ・ソプラノ)、
ロビン・トリッチュラー(テノール)、ニッキー・スペンス(テノール)、
エリザベス・アサートン(ソプラノ)、
ベンジャミン・ヒューレット(テノール)、
ベネディクト・ネルソン(バリトン)、マルコム・マルティヌー(ピアノ)
グレアム・ジョンソンと並ぶ歌曲伴奏の世界的名手、マルコム・マルティヌー
とイギリスの若手声楽家たちによるベンジャミン・ブリテンの歌曲集第2巻。
フレッシュで可能性にあふれた歌声と、マルコム・マルティヌーのピアノ、プ
ログラミングの一体感が、ブリテンの歌曲に秘められた知られざる魅力を響か
せる。




<Glossa>
GCD 921206 2枚組 ¥3450
17-18世紀イタリアのヴァイオリン芸術 ――
CD1
メールラ:2声のソナタ第2番
マッテイス:パッサッジォ-フーガ-グラウンド
グエッリエーリ:2声のソナタ《ラ・ルチーナ》
マンネッリ:無伴奏ヴァイオリンのためのシンフォニア
メアリ:ソナタ第4番《ラ・カステッラ》
ウッチェリーニ:ソナタ第2番《満足したルチミニア》
ヴィヴィアーニ:ソナタ第1番
ベラルディ:カンツォン第6番《室内カプリッチョ》
メールラ:ソナタ第1番
ウッチェリーニ:無伴奏ヴァイオリンのためのシンフォニア第2番
アントーニ:ソナタ第7番
グエッリエーリ:無伴奏ソナタ・マリンコニカ
ヴィヴィアーニ:シンフォニア・カンタービレ
CD2
ウッチェリーニ:
シモン軍曹のアリア第11番*
《ラ・プロスペリーナ》による3声のソナタ第26番
トレッリ:ヴァイオリン二重奏のための《ペルフィディア》
ヤッキーニ:3声のソナタ第7番
ボノンチーニ:
コレンテ《ラ・ペゴロッタ》、アルマンダ《ラ・グエルファ》、
コレンテ《ランコニタ》/ヴィターリ:ソナタ《ラ・グィドーニ》
ウッチェリーニ:《クエスタ・ベッラ・シレーナ》によるソナタ第13番
コロンビ:無伴奏ヴァイオリンのためのスコルダトゥーラ
ヴィターリ:教会ソナタ第12番
コロンビ:《ベルガマスクのアリア》による2声の変奏曲**
D・ガブリエリ:無伴奏ヴァイオリンのためのリチェルカーレ
カッツァーティ:2声のソナタ《ラ・ガエターナ》**
ボノンチーニ:教会ソナタ第10番
ウッチェリーニ:3声のソナタ第27番、《針箱》によるアリア第15番*
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン&ヴィオリーノ・ピッコロ)、
アンサンブル・アウローラ〔ヘンドリク・テル・ブリュッヘ(チェロ)、
マラ・ガラッシ(トリプル・ハープ)、
グィド・モリーニ(チェンバロ&オルガン)、
オディール・エドゥアール(ヴァイオリン)**、
アラン・ジェルヴロ(チェロ)〕、
アドリアーナ・エジーヴィ(ヴォーカル)*、シグリット・リー(ヴォーカル)*、
ステファーノ・ピラッティ(ヴォーカル&打楽器)*
メアリ、カッツァーティ、ウッチェリーニ、ヴィターリ、トレッリなど、多く
の優れたコンポーザー=ヴァイオリニストたちが生まれた17-18世紀イタリア。
豊かな音楽の土壌が形成されたイタリアにおけるヴァイオリンの発展、進化の
歴史が時系列で演奏された「17-18世紀イタリアのヴァイオリン芸術」は、巨
星エンリコ・ガッティだからこそ成し得ることが出来たイタリア・バロックの
至宝でありバイブルである。
録音:1990年6月&1992年5月、ボンザーノ修道院(ボローニャ)/SYMPHONIA音源

GCD 920919 ¥2300
ルッツァスキ:1声、2声または3声のソプラノのためのマドリガーレ集(1601)
クラウディオ・カヴィーナ(指揮)、
ラ・ヴェネクシアーナ〔ロベルタ・マメリ(ソプラノ)、エマヌエラ・ガッリ
(ソプラノ)、フランチェスカ・カッシナーリ(ソプラノ)、クリスティアーノ
・コンタディン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ガブリエレ・パロンバ(リュート)、
マルタ・グラツィオリーノ(ハープ)、ダヴィデ・ポッジ(チェンバロ)〕
16世紀末のフェラーラ宮廷でアルフォンソ公のプライヴェート楽団の責任者と
いう大役を任されたルッツァスキ。
1601年に出版された「マドリガーレ集」には、アルフォンソ公の楽団で最も有
名だった"歌う女性たち"コンチェルト・デレ・ダーメのために作曲され、宮廷
解体まで門外不出とされた音楽が含まれている。
アルフォンソ公がフェラーラ宮廷で愉しんだ"秘密の音楽"が、ラ・ヴェネクシ
アーナの中心メンバーで現代イタリアの"歌う女性たち"、ロベルタ・マメリ、
エマヌエラ・ガッリ、フランチェスカ・カッシナーリの歌声で解き放たれる。
録音:2009年8月、ピネローロ(イタリア)

GCD 920311 2枚組 ¥3450
ネブラ:サルスエラ《トラチアのイピゲネイア》(1708)
マルタ・アルマハーノ(ソプラノ)、マリア・エスパーダ(ソプラノ)、
ラケル・アンドゥエサ(ソプラノ)、ソレダ・カルドソ(ソプラノ)、
マルタ・インファンテ(メゾ・ソプラノ)、
エミリオ・モレーノ(指揮)、エル・コンチェルト・エスパニョール
18世紀オーケストラでヴィオラ・セクションのリーダーとして活躍するエミリ
オ・モレーノが率いるスペイン・バロック音楽のスペシャリストたち、エル・
コンチェルト・エスパニョールがホセ・デ・ネブラ(1702-1768)のサルスエラ
を発掘!
サルスエラなどスペイン舞台音楽の開祖的存在でもあるネブラは、王室によっ
てイタリア人作曲家が優遇されるという環境の中で数多くの舞台作品を作曲し、
大成功を収めた18世紀スペインの代表的作曲家である。
その名声はペルーのリマまで届いていたというネブラのギリシャ神話を題材と
したサルスエラ。エミリオ・モレーノの手腕に要注目です!
録音(ライヴ):2010年12月、レオン、ソリア(スペイン)

GCD 921512 ¥2300
カンプラ:キューピッドの矢 - イタリア・アリア集 ――
《優雅なヨーロッパ》より/《ヴェヌス、みやびな宴》より
《ヴェニスの謝肉祭》より/《アレトゥサ》より/《リュリ氏の断片》より
《ヴェニスのセレナータ》より/《ムーサたち》より
《ヴェニスの祭り》より/《愛の勝利》より/《ヴェヌスとマルスの愛》より
ロマニョーリ&ボニッツォーニ:レチタティーヴォ/クレランボー:間奏曲
ロベルタ・インベルニッツィ(ソプラノ)、
シリル・オーヴィティ(オート・コントル)、サルヴォ・ヴィターレ(バス)、
ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ&ディレクター)、
ラ・リゾナンサ
イタリア語のアリア、カンタータの真髄を追い求めるボニッツォーニ&ラ・リ
ゾナンサが注目したのは、舞台音楽に魅了され"オペラ・バレ"のスタイルを確
立したフランス・バロックの音楽家アンドレ・カンプラ(1660-1744)!
リュリとラモーの間に位置されるフランス・オペラの重要作曲家カンプラはイ
タリア音楽からの影響も受けており、ボニッツォーニはこの"イタリア的な部
分"を集めることにより、音楽による1つのストーリーを創り上げている。
録音:2010年11月、ブルネッロ(イタリア)




<PentaTone>
PTC 5186 500(SACD-Hybrid) 11枚組 ¥¥11340
※2011年12月27日入荷分までの特別価格 ¥7080
ペンタトーン・ザ・ファースト10イヤーズ -
PenTatone Classics創立10周年記念BOX
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン)、
マーティン・ヘルムヘン(ピアノ)、ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)、
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、児玉麻里(ピアノ)、
ゴルダン・ニコリッチ(ヴァイオリン)、サ・チェン(ピアノ)、
ネヴィル・マリナー(指揮)、ローレンス・フォスター(指揮)、
マレク・ヤノフスキ(指揮)、他
ユリア・フィッシャーのデビュー・タイトル、児玉麻里のベートーヴェン、マ
ーティン・ヘルムヘンのモーツァルト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー
の移籍第1弾、マレク・ヤノフスキのブルックナーなど、このアニヴァーサリ
ー・ボックスに収録されたタイトルは、どれもペンタトーンの最初の10年間の
歴史を築いてきた名盤ばかり。
また、ボーナス・ディスクとして、ペンタトーンの技術が結集されたスーパー
オーディオCDサンプラーが封入されているのもオーディオ・ファンにとって見
逃せないポイント。
ペンタトーンの最初の10年の歴史の記録であり、次の10年のスタートとなるア
ニヴァーサリー・リリース。
PenTatone Classics創立10周年記念BOX収録曲目
【2002】
チャイコフスキー:
弦楽セレナード ハ長調Op.48/フィレンツェの思い出(弦楽合奏版)Op.70
マルコ・ボーニ(指揮)、コンセルトヘボウ室内管弦楽団
【2003】
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95《新世界より》
チャイコフスキー:幻想序曲《ロメオとジュリエット》
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、オランダ・フィルハーモニック
【2004】
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.19
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82
ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、ロシア・ナショナル管弦楽団
【2005】
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第16番ト長調Op.31-1
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31-2《テンペスト》
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31-3
児玉麻里(ピアノ)
-【2006】
ヨーゼフ・シュミット:初期交響曲と室内楽作品集 ――
交響曲ニ長調Op.1-1/同変ロ長調Op.6-2/同ト長調
フルート、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための四重奏曲ホ短調Op.3-3
フルート、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための四重奏曲ト長調Op.3-6
交響曲変ホ長調《ハーディガーディ》(全曲世界初録音)
サイモン・マーフィー(指揮)、新オランダ・アカデミー室内楽団
【2007】
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491/同第13番ハ長調K.415
マーティン・ヘルムヘン(ピアノ)
ゴルダン・ニコリッチ(指揮)、オランダ室内管弦楽団
【2008】
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11/同第2番へ短調Op.21
サ・チェン(ピアノ)、
ローレンス・フォスター(指揮)、グルベンキアン管弦楽団
【2009】
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番Op.35
ドヴォルザーク:
ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス へ短調Op.11、
ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン)、
マレク・ヤノフスキ(指揮)、ベルリン放送交響楽団
【2010】
ゲッティ:管弦楽作品集 ――
序曲《プランプ・ジャック》/先祖の組曲/深と深/ホームワーク組曲
バリーキールのフィドラー/ライズ・ザ・カラーズ(全曲世界初録音)
ネヴィル・マリナー(指揮)
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・フィールズ
【2011】
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)
マレク・ヤノフスキ(指揮)、スイス・ロマンド管弦楽団
【Bonus Disc】
ペンタトーン・スーパーオーディオCDサンプラーVol.2 ――
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82-Moderato
グラズノフ:交響曲第2番ニ長調Op.73-Allegretto grazzioso
タネーエフ:カンタータ第2番《詩篇の朗読》Op.36-2つの合唱
コレッリ:合奏協奏曲第4番ニ長調Op.6-4-Allegro
レーヴェ:ピアノ協奏曲第2番イ長調-Espaniola(Andante grazioso)
ハイドン:交響曲第44番ホ短調《悲しみ》Hob.1-44-Allegro con brio
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調《月光》-Adagio sostenuto
シュターミツ:4声のシンフォニア ヘ長調-Tempo di Minuetto
モーツァルト:ヴァイリンと管弦楽のための《アダージョ》ホ長調KV261
フォーレ:レクイエムOp.48-天国に
フォーレ:組曲《ペレアスとメリザンド》Op.80
-Sicilienne-Allegretto molto moderato
ホミリウス:《コラール前奏曲》-主なるイエスよ成就を助けたまえ
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調KV622-Rondo(Allegro)
ワーグナー:歌劇《ローエングリン》-第3幕への前奏曲
ボーナス・トラック(SACDレイヤーのみ収録):サラウンド・サウンドによる効
果音(ロッホ・ローモンドの川岸の下流
シェフィールドの蒸気機関車の旅/エジンバラのミリタリー・タトゥー)
機材セット・アップのための31種類のテスト・トーン




<Channel Classics>
CCSSA 28511(SACD-Hybrid) ¥2580
リエゾンスVol.3 - C.P.E.バッハ&ブリテン ――
C.P.E.バッハ:ソナタ ニ短調Wq.69/ブリテン:5つのワルツ
C.P.E.バッハ:ファンタジア ニ長調Wq.117/14、ボヘミア人Wq.117/14
ブリテン:組曲《休日の日記》Op.5/C.P.E.バッハ:ソナタ変ホ長調Wq.65/42
ブリテン:夜の小品(ノットゥルノ)
デヤン・ラツィック(ピアノ)
「Vol.1」のスカルラッティ&バルトークで驚くべき成果を聴かせてくれたラ
ツィックが「Vol.3」の題材として選んだのは、バッハ一族の二男"C.P.E.バッ
ハ"と20世紀イギリスの大家"ブリテン"という前代未聞の衝撃的な組み合わせ。
時代、国、作風など全てが異なる2人の作曲家のピアノ作品をリンクさせるこ
とにより浮かび上がる隠れた共通点と予測不能の展開。
C.P.E.バッハとブリテン。天才デヤン・ラツィックのチャレンジの先に待つ結
末とは ――!?
録音:2008年9月、フリッツ・フィリップス音楽センター
(アイントホーフェン/オランダ)




<Chandos>
CHSA 5094(SACD-Hybrid) ¥2850 ※9月4日までのご注文特価 ¥2280
ディーリアス:
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲*/+/ヴァイオリン協奏曲*
チェロ協奏曲(ビーチャム&フェンビー校訂)+
タスミン・リトル(ヴァイオリン)*、ポール・ワトキンス(チェロ)+、
アンドルー・デイヴィス(指揮)、BBC交響楽団
近代イギリス音楽の抒情とノスタルジー。パレットに描いた水彩画、色彩画に
も例えられるディーリアスの音楽。自他共に認めるディーリアンであり、ディ
ーリアスの音楽を知り尽くしたタスミン・リトルにとって「ヴァイオリン協奏
曲」と「二重協奏曲」は、世界中のディーリアンたちから待ち望まれ続けてき
た新録音。
録音:2010年10月13日-14日、オール・セインツ教会(ロンドン)

CHAN 10703 ¥2180
ファゴットのためのファンタジー ――
エルガー:愛の挨拶Op.12/シューベルト:アルペジョーネ・ソナタD.821
シュポワ:アダージョ/シューマン:幻想小曲集Op.73
ラフマニノフ:ヴォカリーズ/シュレック:ソナタOp.9
カレン・ジョーヒガン(ファゴット)、
フィリップ・エドワード・フィッシャー(ピアノ)
室内楽の傑作シューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」やシューマンの「幻
想小曲集」、様々な楽器で演奏されてきたエルガーの「愛の挨拶」やラフマニ
ノフの「ヴォカリーズ」の"ファゴット・ヴァージョン"。
中でもダブルリード楽器、ファゴット特有の豊潤な音色で物悲しく響く"声な
き歌"、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」は、"ソロ楽器"としてのファゴット
の魅力が凝縮された絶品に仕上がっている。
録音:2011年4月11日-12日、ポットン・ホール(サフォーク)

CHAN 10692 ¥2180
弦楽四重奏曲第1番イ短調Op.41-1
弦楽四重奏曲第2番ヘ長調Op.41-2
弦楽四重奏曲第3番イ長調Op.41-3
ドーリック弦楽四重奏団〔アレックス・レディントン(第1ヴァイオリン)、
ジョナサン・ストーン(第2ヴァイオリン)、サイモン・タンドリー(ヴィオラ)、
ジョン・マイヤーズコフ(チェロ)〕
室内楽の傑作が数多く誕生した「室内楽の年」と呼ばれる1842年に作曲された
シューマンの「Op.41」。シャンドス・デビュー以来、コルンゴルト(CHAN
10611)、ウォルトン(CHAN 10661)を取り上げてきたドーリック弦楽四重奏団に
とって今回のシューマンは初のドイツ・ロマン派レパートリーとなる。
録音:2011年2月9日-11日、ポットン・ホール(サフォーク)

CHAN 10691 ¥2180
私の心は彼のもの - イギリス歌曲集 ――
ブリテン:
ああ悲しいかな、何と優しい返事、聖体拝領のキャロル、ある朝早く
ハウエルズ:ダヴィデ王、おいで, 歌い踊ろう
アイアランド:彼女の歌、私の心は彼のもの、トリスト
ガーニー:眠り、バイ・ア・ビアーサイド
ハウエルズ:ガヴォット、失恋
ヘッド:ジキタリス
ワーロック:ファースト・マーシー
ヘッド:コッツウォルドの恋
R.R.ベネット:ダンサンの歴史
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)、マルコム・マルティヌー(ピアノ)
ザ・シックスティーンの中心メンバーとして活躍し、現在では世界有数の"ヘ
ンデル・メゾ"と称されるサラ・コノリーのリサイタル・アルバム「イギリス
歌曲集」。
名ピアニスト、マルコム・マルティヌーとのデュオが花開かせる近代イギリス
の歌曲は、魅力と個性が光る逸品ばかり。
録音:2011年2月1日-2日、オール・セインツ教会(ロンドン)

CHSA 5095(SACD-Hybrid) ¥2580
ハーマン:
カンタータ《白鯨》/弦楽のためのシンフォニエッタ
リチャード・エドガー=ウィルソン(テノール)、
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バリトン)、
ミカエル・ショーンヴァント(指揮)、
デンマーク国立交響楽団&合唱団
1941年に映画「悪魔の金」でアカデミー作曲賞に輝き、映画音楽界の巨匠とし
て大成したバーナード・ハーマン(1911-1975)。映画音楽の作曲家として大成
功を収める少し前、1936年から1938年にかけて作曲されたカンタータ「白鯨」
は、ハーマン・メルヴィルの同名の長編小説からインスピレーションを得た
"クラシックの作曲家"バーナード・ハーマンの大作である。若かりし日のハー
マンが試行錯誤の末に完成させた「白鯨」。久々の登場となるデンマークのマ
エストロ、ミカエル・ショーンヴァントの指揮にも期待したい。
録音:2011年1月8日&3月15日-16日、DRコンサートホール(コペンハーゲン)

CHSA 5096(SACD-Hybrid) ¥2580
クリスマスの夜に - セント・ジョンズ・カレッジからのキャロル集 ――
ラッター:なんと甘美な音楽/フランス民謡(ジャクソン編):新しいノエル
バートン:子守歌/マサイアス:幼子が生まれた/ダーク:冬のさなかに
フランス民謡(ウィルベルク編):ディンドン空高く
ポストン:林檎の木なるイエス・キリスト
イギリス民謡(マーシャル編):三隻の船
R.R.ベネット:アウト・オヴ・ユアー・スリープ
ワーロック:主を賛美せよ/ジュベール:刺のないバラはない
イギリス民謡(ウィルコックス編):明日は私が踊る日
マーティン:アダムは縛られて/フレチャ:リウ・リウ・チウ
イギリス民謡(ヴォーン=ウィリアムズ&アームストロング編):
ああベツレヘムよ
ドイツ民謡(プレトリウス&キャッシュモア編):エサイの根より
ロビンソン:我らは喜び/メンデルスゾーン(ロビンソン編):天には栄え
タヴナー:神の小羊/フィニッシー:テリング
レイトン:コヴェントリー・キャロル
イギリス民謡(レッジャー編):クリスマスの夜(サセックス・キャロル)
グル―バー(レッジャー編):きよしこの夜
ウェイド(ウィルコックス:神の御子は今宵しも
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団、
アンドルー・ネスシンガ(指揮)、
ジョン・チャレンジャー(オルガン)
アンドルー・ネスシンガ&ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団
のシャンドス専属第4弾は、降誕節とクリスマスのためのキャロル集。
ヨーロッパ各国の伝承音楽からのアレンジ、イギリスの合唱の神様ジョン・
ラッターやリチャード・ロドニー・ベネット、ケネス・レイトンなど、イギリ
スの合唱団ならではのユニーク選曲が魅力的なセント・ジョンズ・カレッジ合
唱団のクリスマス・プログラムです。
録音:2011年1月14日-16日、セント・ジョンズ・カレッジ・チャペル
(ケンブリッジ)




<VMS>
VMS 227 2枚組 ¥4600
フォアアールベルク交響楽団ライヴ1996-2010 ――
ワインベルク:
シンフォニエッタ第1番Op.41より 第1楽章
(指揮:ジェラール・コルステン/録音:2010年8月15日)
フランク:交響曲より 第3楽章
(指揮:ジェラール・コルステン/録音:2005年11月5日)
マーラー:交響曲第1番《巨人》より 第3楽章
(録音:キリル・ペトレンコ/録音:2008年9月28日)
ハイドン:交響曲第49番《受難》より 第4楽章
(指揮:ジェラール・コルステン/録音:2009年10月16日)
モーツァルト:クラリネット協奏曲K.622より 第2楽章
(指揮:ジェラール・コルステン/録音:2007年5月13日)
ベルリオーズ:序曲《ローマの謝肉祭》Op.9
(指揮:ジェラール・コルステン/録音:2005年11月5日)
シュルツェ:弦楽三重奏のための協奏曲より 第2&第3楽章
(指揮:ダヴィド・ロー/録音:2002年12月1日)
ブリテン:シンプル・シンフォニーより 第4楽章
(指揮:ジェラール・コルステン/録音:2007年8月12日)
ボロディン:だったん人の踊り
(指揮:クリストフ・エーベルレ/録音:1997年4月1日)
スメタナ:歌劇《売られた花嫁》序曲
(指揮:ディートフリート・ベルネット/録音:2009年3月19日)
マーラー:交響曲第5番より 第4楽章
(指揮:クリストフ・エーベルレ/録音:2004年4月13日)
ブルックナー:交響曲第4番より 第3楽章
(指揮:トーマス・カルブ/録音:2007年4月10日)
グリーグ:ピアノ協奏曲Op.16より 第2楽章
(ピアノ:シーグル・スロッテブレク/指揮:マンフレート・ホーネック
/録音:2003年3月22日)
メンデルスゾーン:交響曲第3番《スコットランド》より 第4楽章
(指揮:ジェラール・コルステン/録音:2008年5月18日)
シューベルト:交響曲第4番より 第4楽章
(指揮:クリストフ・エーベルレ/録音:1999年10月10日)
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
(録音:キリル・ペトレンコ/録音:2004年3月21日)
チャイコフスキー:交響曲第5番より 第4楽章
(指揮:マンフレート・ホーネック/録音:1996年3月20日)
キリル・ペトレンコ(指揮)、マンフレート・ホーネック(指揮)、
フォアアールベルク交響楽団、他
オーストリア最西部、フォアアールベルク州を本拠地とするオーストリアのオ
ーケストラ、フォアアールベルク交響楽団の創立25周年記念ライヴ集。
フォアアールベルク放送管弦楽団を母体として1984年に創設されたオーケスト
ラのライヴ集には、首席指揮者ジェラール・コルステンとの演奏だけでなく、
キリル・ペトレンコやマンフレート・ホーネックとの共演など、マニア心をく
すぐる音源を収録!

VMS 210 ¥2300
無伴奏チェロのための作品集 ――
パガニーニ(ストラドナー編):カプリース第24番
イザイ:無伴奏チェロ・ソナタOp.28
クルシェネク:無伴奏チェロ組曲Op.84
カサド:無伴奏チェロ組曲
クリストフ・ストラドナー(チェロ)
ウィーン交響楽団の首席チェリスト、クリストフ・ストラドナーが弾く無伴奏
チェロのための作品集。イザイ、クルシェネク、カサドでのシリアスで鬼気迫
る演奏、"チェロ版"パガニーニでの圧倒的なテクニックなど、ウィーン響の
チェロ・セクションを率いる実力者の妙技に感嘆。2000年-2008年の録音。

VMS193 ¥2300
ドゥシーク:ピアノ・ソナタ集Vol.1 ――
ソナタ変ロ長調Op.23/ソナタ ハ長調Op.39-2/ソナタ ニ長調Op.47-1
ソナタ ヘ短調Op.77/ソナタ ト長調Op.47-2
マリア・ガルソン(ピアノ)
ソナチネ・アルバムで有名なヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(1760-1812)は、
サンクトペテルブルクからの脱出、駆け落ち、ロンドンからの逃亡、不遇の晩
年など波乱に満ちた生涯を送ったボヘミアの作曲家。
マドリード出身の女流ピアニスト、マリア・ガルソンが弾くピアノ・ソナタ集
が、ドゥシークのピアノ界における多大な功績、天才的センスを"音楽"でレク
チャーしてくれる。2006年の録音。

VMS 226 ¥2300
ハープ協奏曲集 ――
サン=サーンス:演奏会用小品ト長調Op.154/グリエール:ハープ協奏曲Op.74
ピエルネ:小協奏曲Op.39
スザンナ・クリンチャロワ(ハープ)、
ディミタール・マノロフ(指揮)、ヨルダン・ダフォフ(指揮)、
ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団
東欧ブルガリア、ソフィア出身の女流ハーピスト、スザンナ・クリンチャロワ
のコンチェルト・アルバム。
故郷ソフィアのオーケストラとの共演では、グリエール第3楽章の優雅なハー
プの音色が出色の出来。1984年&1989年の録音。

VMS 224 ¥2300
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲集 ――
マルティヌー:二重奏曲第1番/サス:5つの二重奏曲/クライン:二重奏曲
ドゥンゼル:雨へのオード/シュールホフ:二重奏曲
トッホ:ディヴェルティメント
シュテファン・アッヘンバッハ(ヴァイオリン)、
シャミタ・アッヘンバッハ=ケーニッヒ(チェロ)
ウィーン交響楽団の第1ヴァイオリン奏者シュテファン・アッヘンバッハと、
ウィーンのセバスチャン・ダリンガー1793年製のチェロを弾くシャミタ・アッ
ヘンバッハ=ケーニッヒによるデュオのための近代作品集。2010年の録音。

VMS 225 ¥2300
ショパン:カンタービレ ――
ポロネーズ嬰ハ短調Op.26-1/前奏曲嬰ハ短調Op.45/夜想曲嬰ハ短調Op.posth
夜想曲ホ長調Op.62-2/ワルツ ホ短調Op.posth/ワルツ イ短調
夜想曲ヘ長調Op.15-1/カンタービレ変ロ長調/夜想曲変ホ長調Op.55-2
ワルツ ヘ短調Op.70-2/ワルツ変イ長調Op.69-1/ラルゴ変ホ長調
アンドレアス・フレーリッヒ(ピアノ)
アンドレアス・フレーリッヒは、ヴィタリー・マルグリス、パヴェル・ギリロ
フにピアノを学び、メンデルスゾーン・トリオ・ベルリンのメンバーとして活
躍するドイツのピアニスト。2010年の録音。

VMS 228 ¥2300
アルペジョーネ・ライヴ ――
レスピーギ:古風な舞曲とアリア第3組曲/トゥリーナ:闘牛士の祈り
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲より 第2楽章
モーツァルト:交響曲第38番《プラハ》より 第3楽章
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第4番/バルトーク:ディヴェルティメント
ピアソラ:カランブレ
アルペジョーネ室内管弦楽団
2010年に結成20周年を迎えたオーストリアの室内オーケストラ、アルペジョー
ネ室内管弦楽団のアニヴァーサリー・アルバム。そのレパートリーはバッハか
らヴィラ=ロボス、ピアソラまでと幅広い。2003年-2010年の録音。

VMS 223 ¥2300
ディルク・ダセ:トリオ・ドール/ドン・ファンの情熱
欠点を補うトランペットの歌
ブリジット・ピンター(ソプラノ)、フローリアン・ベルナー(チェロ)、
ジャクリーヌ・ロシェック(ヴァイオリン)、
エラ・シマンスカ・コンカ(ヴァイオリン・スコルダトゥーラ)、
ライハンルト・ヴァイザー(クラリネット)、
アルフレート・メリヒャル(アコーディオン)、
ウィーン・コンツェルト・フェライン
アントワープ生まれのオーストリア人作曲家、ディルク・ダセの声楽、室内楽
作品集。ベリオ、チェルヒ、ペンデレツキに師事したドイツ語圏注目の作曲家
である。2008年の録音。




<Satirino>
SR 111 \2300
晴れた日に -
フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブックからの小品集 ――
マンディ:ファンタジア#
ダウランド:パヴァーナ・ラクリメ+
バード:ガイヤルド+
フィリップス:ジュリオ・ロマーノのアマリッリ*
作曲者不詳:ホワイ・アスク・ユー*
ファーナビー:風見鶏+
ギボンズ:パヴァーナ*
バード:森はこんなに荒れて#/ピアソン:秋の葉*
トムキンズ:バラフォスタスの夢#
バード:女王のアルマン*
リチャードソン:パヴァーナによる変奏曲#、ガイヤルドによる変奏曲#
ブル:ウォルシンガム+
ケネス・ワイス(ヴァージナル*&フレミッシュ・ハープシコード#&イタリア
ン・ハープシコード+)
レザール・フロリサンではウィリアム・クリスティのアシスタント(1990-1993)、
共同監督(2002年&2005年&2007年)を務め、現在はソリスト、名門ジュリアー
ド音楽院の教授として活躍するグスタフ・レオンハルトの高弟ケネス・ワイス。
J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」(SR 091)に続くライヴ・レコーディング
・シリーズ第2弾となる新録音は、イギリス楽壇の大いなる遺産「フィッツウィ
リアム・ヴァージナル・ブック」からの小品集!
舞台は北フランス、ブローニュ・シュル・メール近郊のシャトー・ダルドロで
行われたミッドサマー・フェスティヴァル。ケネス・ワイスが弾く3台の楽器、
ヴァージナル、フェレミッシュ・ハープシコード、イタリアン・ハープシコー
ドによって生命を吹き込まれた16-17世紀イギリスの小品たちが自然に、そし
て表情豊かに躍動する。
録音(ライヴ):2010年6月19日-20日、シャトー・ダルドロ(フランス)
使用楽器:ヴァージナル - ジャン=リュク・ヴォルフ=ダシー2006年製(アレ
ッサンドロ・ベルトロッティ、ヴェローナ1585のレプリカ)/フレミッシュ・
ハープシコード - マルク・デュコルネ2005年製(ヨハネス・リュッカース、
アントワープ17世紀初期のレプリカ)/イタリアン・ハープシコード - マルク
・デュコルネ2007年製(C.グリマルディ、メッシーナ1697のレプリカ)




<Somm>
SOMMCD 0106 \1780
ラッスス:
マタイ受難曲/アヴェ・ヴェルム・コルプス(6声)/見よ、人よ(7声)/
音楽は神の最良の贈り物(6声)
ジェフリー・スキッドモア(指揮)、
エクス・カシドラ・コンソート、
ニコラス・マルロイ(テノール/エヴァンゲリスト)、
グレッグ・スキッドモア(バリトン/イエス)
エクス・カシドラ・コンソートが取り上げる後期ルネサンス時代を生きたフラ
ンドル楽派の巨匠、オルランド・ディ・ラッスス(1532-1594)の「マタイ受難
曲」は、イギリス有数の古楽、合唱指揮者ジェフリー・スキッドモアの60歳記
念レコーディング。
ラッススは全ての福音書(マタイ、マルコ、ヨハネ、ルカ)を題材とした受難曲
を作曲しており、「マタイ受難曲」はフランドル楽派の高度なポリフォニー、
無伴奏合唱という特徴的な技法。スタイルを持っている。
録音:2009年7月20日-21日、オール・セインツ教会(ロンドン)

SOMMCD 0109 \1780
マーラー:
大地の歌(室内楽版/シェーンベルク&リーン編)
さすらう若人の歌(室内楽版/シェーンベルク編)*
ケネス・ウッズ(指揮)、
オーケストラ・オヴ・ザ・スワン、
エマ・カーティス(アルト)、ブレナン・ギロリー(テノール)、
デイヴィッド・スタウト(バリトン)*
カーティス指揮の室内"オーケストラ版"マーラーの「交響曲第4番」
(SOMMCD 245)に続く、オーケストラ・オヴ・ザ・スワン(OOTS)のマーラー・
アニヴァーサリー・リリースは、"室内楽版"「大地の歌」と「さすらう若人の
歌」!
ハンス・ガル&シューベルト(AV 2230)で知名度を上げたウッズ&OOTSのマー
ラーは、室内楽編成ならではのスマートな響きと、ソリストとオーケストラの
精巧なバランスが印象的な好演奏。
録音:2010年11月19日、タウンセンド・ホール(シップストン・オン・ストゥー
ル/イギリス)

SOMMCD 0104 \1780
メンデルスゾーン:ピアノ作品集 ――
ピアノ・ソナタ第1番ホ長調Op.6/変奏曲変ホ長調Op.82
無言歌第3番イ長調Op.19-3/無言歌第5番嬰ヘ短調Op.19-5
無言歌第20番変ホ長調Op.53-2/無言歌第29番イ短調Op.62-5
無言歌第34番ハ長調Op.67-4/無言歌第18番変イ長調Op.38-6
幻想曲嬰ヘ短調Op.28
アラスデア・ビートソン(ピアノ)
アラスデア・ビートソンは、2002年にイギリス王立音楽大学を一等賞&ゴール
デン・ジュビリー賞を受賞して卒業し、アメリカのインディアナ大学ではメナ
ヘム・プレスラーにピアノ学んだ新鋭ピアニスト。柔らかなタッチ、美しい弱
音、巧みなデュナーミクが幻想的なメンデルスゾーンを響かせる。
録音:2010年7月12日-13日、チャンプス・ヒル(ウェスト・サセックス)

SOMMCD 0107 \1780
ブリッジ:ピアノ作品集Vol.3 ――
3つの詩曲/ヒドゥン・ファイアーズ/アラベスク/3つの小品
牧歌小品集第3巻/3つの即興曲(左手のための)冬の牧歌/3つの抒情詩/献呈
子守歌/カンツォネッタ/ガーゴイル
マーク・ベビントン(ピアノ)
近代イギリスのピアノ作品の演奏、レコーディングをライフワークとしている
ピアニスト、マーク・ベビントンのフランク・ブリッジ第3巻。第1曲がフラン
ス印象派的な作風、深い精神性を感じさせる左手のための「3つの即興曲」は、
ブリッジのピアノ作品の中で特に秀作として名高い。
録音:2010年1月4日-5日、CBSOセンター(バーミンガム)

SOMMCD 244 \2180
コープランド:クラリネット協奏曲
フィンジ:ロマンス、クラリネット協奏曲
コープランド:アパラチアの春
サラ・ウィリアムソン(クラリネット)、デイヴィッド・カーティス(指揮)、
オーケストラ・オヴ・ザ・スワン
哀愁を帯びた美しき旋律、フィンジの「クラリネット協奏曲」、20世紀アメリ
カの重要作コープランドの「クラリネット協奏曲」を吹くのは、2002年BBCヤ
ング・ミュージシャン・コンペティションのファイナリスト、サラ・ウィリア
ムソン。磨き抜かれた伸びやかなサウンド、安定感のあるテクニックは、イギ
リス・クラリネット界のニュースター誕生を予感させるに十分。
2009年10月15日-16日の録音。弊社初紹介。

SOMMCD 243 \2180
エルガー:艦隊の攻撃、インサイド・ザ・バー、大汽船、エレジー
アンセル:序曲《プリマス・ホー》
アイアランド:兵士、ビューグルよ鳴り響け
ウッド:序曲《マン島》
ジャーマン:大汽船
アンセル:序曲《ウィンドジャマー》
ウッド:行進曲《イングランドのエリザベス》
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)、トム・ヒギンズ(指揮)、
ギルドフォード・フィルハーモニー管弦楽団
1917年に初演されたエルガーの秘曲、『4人のバリトンと管弦楽のための「艦
隊の攻撃」』の2009年新録音!「艦隊の攻撃」の他にもエルガーや、アンセ
ル、アイアランド、ジャーマンなどのレアな作品を多数収録。英国音楽ファン
にオススメ。2009年5月9日-10日の録音。弊社初紹介。

SOMMCD 098 \1780
ストラヴィンスキー:バレエ音楽《春の祭典》(2台ピアノ版)
ラフマニノフ:交響的舞曲(2台ピアノ版)
マルコム・ウィルソン(ピアノ)、フィリップ・マーティン(ピアノ)
バーミンガム音楽院で教鞭を執っていたマルコム・ウィルソンとフィリップ・
マーテンのピアノ・デュオ。ウィルソン&マーティンのピアノ・デュオは1980
年代から活動を続けており、このラフマニノフ&ストラヴィンスキーでも2人
のコンビネーションは絶妙!2作品とも2台ピアノ連弾での演奏。
2009年3月30日-31日の録音。弊社初紹介。

SOMMCD 097 \1780
デイル:ピアノ・ソナタ ニ短調
ハールストーン:ピアノ・ソナタ ヘ短調(世界初録音)
マーク・ベビントン(ピアノ)
ボーウェンとバックスの同世代であり早熟の天才ベンジャミン・デイルの「ピ
アノ・ソナタ」と、世界初録音となるハールストーンの「ピアノ・ソナタ」を
カップリング。デイルの「ピアノ・ソナタ」はハイペリオンからダニー・ドラ
イヴァーのレコーディング(CDA 67827)がリリースされるなど、本格的な再評
価の機運到来が期待される。2006年1月5日-6日の録音。弊社初紹介。

●Somm(Beecham)
SOMM-BEECHAM 25 \1650
トーマス・ビーチャム・コレクション ――
リスト:ファウスト交響曲(全曲初CD化)
アレグザンダー・ヤング(テノール)、
トーマス・ビーチャム(指揮)、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ビーチャム合唱協会
1946年に自信が創設したロイヤル・フィルを振ってのリスト「ファウスト交響
曲」は、1956年11月14日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録
音。ビーチャムが振る神々しく瞑想的な「神秘の合唱」が、RPOとの「ファウ
スト交響曲」のラストを飾る。
録音:1956年11月14日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
デジタル・リマスター:ゲイリー・ムーア/弊社初紹介

SOMM-BEECHAM 24 \1650
トーマス・ビーチャム・コレクション ――
モーラン:シンフォニエッタ/ダンディ:山の夏の日Op.61*
バーナーズ:バレエ組曲《ネプチューンの勝利》(全曲初CD化)
トーマス・ビーチャム(指揮)、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、BBC交響楽団*、
トレヴァー・アントニー(バス)
イギリスのモーラン、バーナーズ、フランスのダンディの管弦楽作品集は、ビ
ーチャムが誇った膨大な数のレパートリーの凄さを再確認させてくれるプログ
ラム。バーナーズの「ネプチューンの勝利」では、第8曲が当時のコンサート
でも割愛されたため未収録となっている。
録音:1947年4月26日、ロイヤル・アルバート・ホール(モーラン)、
1951年10月6日、メイダ・ヴェール・スタジオ(ダンディ)、
1946年11月10日、デイヴィス・シアター(バーナーズ)
デジタル・リマスター:ゲイリー・ムーア/弊社初紹介





<Euridice>
EUCD 57
エル・アルバイシン ――
アルベニス:エル・アルバイシン
スカルラッティ:ソナタK.340、ソナタK.175
アルベニス:ロンデーニャ、アルメリア、トゥリアーナ
オアナ:20世紀
フレヴォ・ギターデュオ
フレヴォ・ギターデュオは、1995年に結成されたノルウェーのアンサンブル。
ギター・デュオ・ヴァージョンにアレンジされたアルベニスからはスペインの
景色が浮かび上がり、スカルラッティからは爽やかなイタリア・バロックの風
が吹き抜ける。





<Libra Classics>
LCD 1013 \2300
ブリンヤル・ホフ・プレイズ・グリーグ、バッハ、
ガーシュウィン&アンコール ――
グリーグ:2つのノルウェー舞曲/バルトーク:3つの民謡
J.S.バッハ:アダージョ/ガーシュウィン:ポーギーとベスより
ホルフォード:舞曲/サン=サーンス:白鳥/オーリック:即興曲
フィオッコ:アリオーソ/ヘンデル:ロンド/メンデルスゾーン:歌の翼に
ニールセン:舞曲/ラフマニノフ:ヴォカリーズ/ラモー:タンブラン
レスニコフ:ロマンス/ラヴェル:ハバネラ形式の小品
ヴィヴァルディ:ラルゴ/ホルフォード:ゴブリン/フランク:小品第5番
パーセル:ロンドー/チャイコフスキー:ただ憧れを知る人だけが
ハルヴォルセン:2つのノルウェー民謡/ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
テンプルトン:スケルツォ・カプリース
ブリンヤル・ホフ(オーボエ)、
アイナル・ステーン=ノックレベルグ(ピアノ)、ロバート・レヴィン(ピアノ)、
アルンヒルド・ヴィク(ピアノ)
15歳(!)でトロンハイム交響楽団の首席奏者に就任し、名門オスロ・フィルで
は20年にわたり木管セクションを支えた北欧の名オーボエ奏者ブリンヤル・ホ
フ。グリーグ、ニールセン、ハルヴォルセンの作品も忘れずに収録された北欧
の奏者ならではのアンコール・ピース集。

LCD 1014 \2300
オーボエ・ソナタ集 ――
ヴィヴァルディ:オーボエ・ソナタ ヘ長調
サン=サーンス:オーボエ・ソナタOp.166/プーランク:オーボエ・ソナタ
ピストン:組曲/ルイエ:オーボエ・ソナタ ハ長調
ブリテン:2つの昆虫の小品/ヒンデミット:オーボエ・ソナタ
ブリンヤル・ホフ(オーボエ)、アイナル・ステーン=ノックレベルグ(ピアノ)、
カーレ・エルヌング(ピアノ)、アンネ・エリーネ・リスナス(ピアノ)、
ロバート・レヴィン(ピアノ)、ヴォルフガング・プラッゲ(ピアノ)
2003年に現役を引退したブリンヤル・ホフが1975年から1987年にかけたライヴ
・リサイタルとスタジオ・レコーディングによるオーボエ・ソナタ集。





<Bergen Digital>
BD 7068CD \2300
スキーの抒情曲集 ――
ホルムセン:
ヴィルヘルム・クラグの詩による3つの歌曲Op.14、バルヴィゼOp.13
シェルドス:無伴奏ギターのためのロマンティックな組曲Op.61
ゴートハウグ:ノルウェー民謡による変奏曲Op.51
シェルドス:
無伴奏ギターのための即興曲Op.75、ギターのための4つのバガテルOp.67
ゴートハウグ:オルガンのための小組曲Op.52
シェルドス:ロマンサ・アモローソとコンチタート
ダグフィン・クラウセン(オルガン)、ロイ・ヘニング・スニエン(ソプラノ)、
エレーヌ・ウォルド(ソプラノ)、ヴェガルド・ルンド(ギター)、
ハルドール・メーランド(ピアノ)
抒情的な旋律を持つ19世紀後期-20世紀ノルウェーの、声楽、ギター、オルガ
ンのための作品集。





<turnleft>
TurnCD 23 \2300
ロルフ・マグネ・シュミット・アッセル:光度
ロルフ・マグネ・シュミット・アッセル(ヴォーカル)、他
ホーミーのような特殊歌唱法とエレクトリック・サウンドがミックスされたノ
ルウェーのコンテンポラリー・アルバム。

<harmonia mundi>
HMU 907560 2枚組 ¥2580
J.S.バッハ:
ゴルトベルク変奏曲
(リチャード・ブースビー編による6つのヴィオラ・ダ・ガンバ版)
フレットワーク〔スザンナ・ペル、森川麻子、ライアン・バーン、市瀬礼子、
リチャード・タニクリフ、リチャード・ブースビー〕
録音:2011年3月
魅惑の楽器、ヴィオラ・ダ・ガンバの匠たちによるアンサンブル、フレットワ
ーク。坂本龍一が絶賛していることもあって、近年ますます注目度が高まって
います。注目の新譜は「ゴルトベルク変奏曲」。冒頭から思わず鳥肌ものの美
音。恍惚と官能を感じさせる「アリア」から、この演奏がただならぬものであ
ることを感じさせます。メンバー表をみると6名の奏者によっていますが、多
数の奏者によるアンサンブルということを忘れさせるほどにピタッと1ミリの
狂いもなく息の合った演奏は、神がかりとしかいえません。
鍵盤楽器で弾いても難しい急速なパッセージなど、ヴィオラ・ダ・ガンバでは
大変な超絶技巧となってしまう部分もありますし、また、ヴァリエーションに
よってはオリジナル作品の音域を得るために、テノール・ヴィオールの最低音
弦を通常のAではなくGの音に調弦するなど、様々な困難と工夫を経てのこの演
奏は、すべてを凌駕した堂々の巨匠芸です。
旋律を奏でる肌に吸い付くような音色、たっぷりとした余韻をたたえたピチカ
ートなど、すべてがあまりに美しすぎて我を忘れてしまう瞬間もあるくらいに
素晴らしい、ゴルトベルク変奏曲の登場です。

HMC 902113 2枚組 ¥2700
J.S.バッハ:管弦楽組曲(全曲)
[CD1]
組曲第4番 ニ長調 BWV 1069〔3Ob, Fg, 3 Trp, timp, 弦, 通奏低音〕
組曲第2番 ロ短調 BWV 1067〔Fl, 2Vn, Vla, 通奏低音〕
[CD2]
組曲第1番 ハ長調 BWV 1066〔2Ob, Fg, 弦, 通奏低音〕
組曲第3番 ニ長調 BWV 1068〔2Ob, Fg, 3Trp, timp, 弦, 通奏低音〕
フライブルク・バロック・オーケストラ
録音:2011年1,2月/パウルス・ザール(フライブルク)
2012年1月、いよいよ待望の初来日となる、フライブルク・バロック・オーケ
ストラによる最新盤、日本での演奏曲目でもある「管弦楽組曲」堂々の登場。
古楽器オーケストラの雄、とよく言われますが、まさにその証明となる圧巻の
出来栄えです。どのパートもとにかくうまいですが、特に印象に残るのが通奏
低音を奏でるファゴットの超絶技巧。また、オーボエなどの木管群の細やかで
雄弁なテクニックには圧倒されます。第3番では、トランペットとティンパニ
が加えられてより華やかな響きになった稿が採用されています。有名なアリア
(「G線上のアリア」)では、メロディーが美しいのは言うまでもありませんが、
通奏低音を奏でる低弦の歩みの確かさが心にしみます。続くガヴォットの、エ
レガントでありながらきびきびした動きとのコントラストも心憎いまでに完璧
です。細かなところまで完璧、曲の内部の細やかな旋律や、曲同士のコントラ
ストも絶妙で、まさに望みうる最高の管弦楽組曲の登場といえるでしょう。
2012年1月の初来日公演にも、一段と期待が高まります。




<CAvi music>
4260085532223 ¥2450
メンデルスゾーン:初期歌曲集
鎌で刈る音が鳴り、穂が落ちる/君を想う/泣きながら私は夜を見る/愛と沈黙
/酔いの静けさ、緑の屋根/期待/挨拶/民謡/進め、休みなく/ズライカ/アヴェ
・マリア!優しい聖母様よ!/休め、戦士たちよ、戦いは終わった/艶/捨てら
れた女/乞食/ Tanzt dem schonen Mai entgegen/ Sanft wehn im Hausch der
Abendluft/友の歌/舟歌/記憶/岸で/子守歌/ある日/ Faunenklage/泡立つ水が、
流れ落ち/ Vier trube Moden sind entflohn/夜うぐいす/気を付けろ!/ Es
rauscht der Wald, es springt der Quell/騎士の歌/静かな眠り
ルート・ツィーザク(S)カーステン・スス(T)
ゲロルト・フーバー(P)
録音:2010年10月
可憐な歌声で聴衆を魅了するソプラノ歌手ルート・ツィーザクとドイツを中心
にオペラ舞台で活躍するテノール歌手カーステン・スス、そして数々の歌曲の
伴奏を務めるピアニスト、ゲロルト・フーバーの3人によるメンデルスゾーン
の初期歌曲集。彼らはメンデルスゾーンにゆかりのあるライプツィヒ・ゲヴァ
ントハウスから再発見されたメンデルスゾーンの歌曲を取り上げてみないかと
いう誘いを受け、この企画が実現しました。
ルート・ツィーザクの透明で気品溢れる歌唱は、メンデルスゾーンの端正で美
しい歌曲にぴったり合っていて、流麗な旋律が浮き立つように描き出されます。

4260085532292 ¥2450
モダン・タイムズ-歌曲集
フランツ・シュレーカー(1878-1934):
情熱的な小男/どのように愛はあなたのもとにやってきたのか
ハンス・ガル(1890-1987):5つの歌曲Op.33
ベルトルト・ゴルトシュミット(1903-1996):
クリスティアン・モルゲンシュテルンの詩による2つの歌曲Op.27
ハンス・アイスラー(1898-1962):
クリスティアン・モルゲンシュテルンの詩による「絞首台の歌」、
6つのバラードよりOp.18
コルンゴルト:道化の歌Op.29
ツェムリンスキー:12の歌曲よりOp.27
ウィルヘルム・グロス(1894-1939):大道芸のバラード Op.31
クリスティアン・イムラー(Br)ヘルムート・ドイチュ(P)
録音:2011年1月
第一次世界大戦前後に活躍したオーストリア-ドイツの作曲による歌曲集。
シュレーカー、ゴルトシュミット、ツェムリンスキーなどナチスの迫害の影に
埋もれてしまった作曲家の作品を、バッハ・コレギウム・ジャパンにも度々登
場する伸びのあるバリトン歌手クリスティアン・イムラーと名手ヘルムート・
ドイチュの伴奏の演奏で録音。クリスティアン・イムラーのメロディアスの歌
唱は哀愁帯びた美に引き込まれ、また伴奏の名手ヘルムート・ドイチュの歌曲
への深い理解からくる絶妙な至芸も聴きどころです。




<Coviello>
COV 21108 ¥2380
ジョヴァンニ・バッサーノ(c1558-1617):
ファンタジー第1,6,10,13,17&20番/世の救い主/我らに教えたまえ、マリアよ
/歌え主に感謝/処女なる后
アレッサンドロ・ストリッジョ:私の苦しみが生まれ
ルカ・マレンツィオ:おお、ため息をつくあなたよ/愛は真珠の涙をこぼし
チプリアーノ・デ・ローレ:再びわかれて/愛しい人の美しい白き手
パレストリーナ:
さあ、私の愛するお方/愛する者よ、あなたはすべてに美しい
/人が神より遣わされぬ/ああ、わが愛するものよ、御身は美し
モニカ・マウフ(S)
カプリコルナス・アンサンブル・シュトゥットガルト
録音:2010年
ジョヴァンニ・バッサーノは、ヴェネツィア楽派のコルネットの名手として知
られた作曲家。また、バッサーノはディミニューションのための手引書で知ら
れており、声楽ポリフォニーを器楽で演奏する際の即興装飾について曲例をあ
げており、当時のディミニューションを知る上で重要な資料となっています。
ここではバッサーノの作品とストリッジョ、マレンツィオ、デ・ローレ、パレ
ストリーナらの作品のバッサーノのディミニューションによる作品を収録して
います。
モニカ・マウフはヒリヤード・アンンサンブルとの共演など多彩な活動を行っ
ているドイツのソプラノ歌手。可憐な歌声とカプリコルナス・アンサンブル・
シュトゥットガルトとの優雅なアンサンブルが楽しめる1枚です。




<Paradizo>
PA 0010 ¥2280
マラン・マレ(1656-1728):音楽悲劇「アルシオーヌ」より
ジャン・バティスト・リュリ(1632-1687):
音楽悲劇「アルセスト」、「アティス」、「アルミード」より
ウィリアム・ブレイド(1560-1630):パヴァーヌ、他
ミヒャエル・プレトーリウス(1569/73-1621):
フランス風舞曲集「テレプシコーレ」
ルイージ・ロッシ(c1597-1653):「オルフェオ」より
ゲオルグ・ムッファト(1653-1704):「インパテンティア」より
ユーディト・ファン・ワンロイ(S)、ベンジャミン・アルーニ(Bt)、
アラン・ビュエ(Bs)
スキップ・センペ(指揮)、
カプリッチョ・ストラヴァガンテ《王の24のヴァイオリン》
録音:2010年
バロック音楽の一大ジャンルといえる舞曲。このCDではフランス、イギリス、
ドイツ、イタリアそれぞれを代表する音楽家たちの舞曲にまつわる多様な作品
が収録されています。フランスからはリュリとマレ。踊りが盛んであったフラ
ンスでは、オペラの中にバレエのシーンが盛り込まれていました。今回収録さ
れている曲からも、フランス・バロックの優雅かつ軽快な響きが楽しめます。
ブレイドはイングランド出身のヴァイオリン兼ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。
ドイツを中心に各地を遍歴し、イングランド流弦楽器奏法の第一人者として高
い評価を得ました。ドイツ人作曲家として最も多作かつ多面的な音楽活動を行
ったプレトーリウスからは「テレプシコーレ」を収録。フランス風舞曲集と題
したこの作品は、彼の世俗作品の代表作でもあります。ムッファトはフランス
生まれのドイツ人。フランスやイタリアの様式に影響を受けた音楽性から生み
出される卓越した器楽曲が魅力の音楽家です。イタリアを代表する音楽家ロッ
シからは、「オルフェオ」から抜粋。
センペの指揮の下、多種多様な舞曲を魅せてくれるのはカプリッチョ・ストラ
ヴァガンテ《王の24のヴァイオリン》。ヨーロッパ各地で演奏活動を行い、そ
の卓越したフレンチ奏法の演奏で高い評価を得ています。17世紀フランスで王
直属の演奏団体として活躍した《王の24のヴァイオリン》の名にふさわしい
演奏と、名歌手達との美しいアンサンブルも魅力の一枚です。





<ELOQUENTIA>
EL 1130 ¥2380
フランツ・リスト小品曲集
(1)「踊り」(「ナポリのタランテラ」) (2)葬送 (3)「無調のバガテル」 
(4)「水上を歩くパオラの聖フランチェスコ」 
(5)「コンソレーション」(全6曲) (6)「オーベルマンの谷」 (7)「愛の夢」
(8)ハンガリー狂詩曲
ギヨーム・コッポラ(Pf)
録音:2011年10月
「フランツ・リストはロマン派のキーパーソンだ。私のもくろみは、音楽に
よって彼の人物像を引きだすことにあった」。今回のCDに関するインタビュ
ーで、こう語り始めたコッポラ。リストの人物像を探ることをテーマに、コッ
ポラ自ら選曲を行いました。コッポラの卓越したテクニックによって表現さ
れる超絶技巧の数々はまさに圧巻の一言。思想に精通し、同時代の哲学者達
に影響を受けていたリストの作品には、当時の社会から受けた様々なインス
ピレーションの軌跡が残されています。同インタビューにて、コッポラは
「彼が様々なソースから得たインスピレーションを通して、リストの豊かさ
と複雑さを引き出したかった」と語っています。リストの人物像を明らかに
することに果敢に取り組んできたコッポラが、今回はどのようなリスト像を
描き出しているのか…必聴です!




<ARTACT>
AR 004 ¥2180
「The 5 seasons」
(1)ヴィヴァルディ:四季
(2)アレクサンダル・セドラー:スプリング・イン・ジャパン
ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン、指揮)
ドゥーブル・サンス((1))、悪魔のトリル((2))
録音:2011年5月(セッション録音)
現代に甦ったパガニーニ。セルビア生まれのヴァイオリン奏者、ネマニャ・
ラドゥロヴィチ待望の最新盤はヴィヴァルディの「四季」。ネマニャ独特の物
凄い推進力と、少し甘さを帯びた音楽作りは、「四季」をきわめてヴィヴィッ
ドに響かせます。音楽することの喜びが、ネマニャとアンサンブルメンバーと
の息遣いの間、ひとつひとつのフレーズの間に満ちあふれている、実に瑞々し
い演奏。「春」の第3楽章は、通常速めのテンポで演奏されることが多いです
が、ネマニャは「春」に関して、第1楽章は日の出、第3楽章は一日の終り(日
没)と語っていますが、まさに太陽が地平線に美しく輝くさまが目に浮かぶよ
うな雄大な演奏となっています。「夏」の嵐の楽章のエッジの効いた表現は、
若いメンバーたちによる演奏ならではのエネルギーに満ちています。「四季」
のアンサンブル、ドゥーブル・サンスは、セルビアとフランス、2つの国の音
楽家によって結成された若手グループ。ネマニャ初のセッション録音というこ
とでも注目の、期待を裏切らない出来栄えとなっています。
カップリングは、同じくセルビア出身のアレクサンダー・セドラーの作品。
震災のニュースを見て「日本のために何かしたい」と強く思ったネマニャが、
セドラーに委嘱したものです。日本の印象にインスピレーションを得て書か
れたもので、日本風な旋律の愛の歌から始まり、嵐のような激しい部分を経
て、スキヤキ・ソングも遠くに聴こえる雰囲気の中、最後は輝かしい超絶技
巧で華々しく幕となる、ネマニャの魅力が大炸裂する作品です。




<AMBRONAY>
AMY 026 ¥2500
ファルヴェッティ:「大洪水」
フェルナンド・ギマランイス(T ノエ) マリアナ・フロレス(S ラド)
マッテオ・ベッロット(Bs 神) 
エヴェリン・ラミレス・ムノス(A 正義の女神)
ファビアン・ショフリン(CT 死) マガリ・アルノー(S 水)他
レオナルド・ガルシア・アラルコン(指)
カッペッラ・メディテラネア,ナミュール室内合唱団
録音:2010年9月6-10日、ジュジュリュー
バロック声楽ファンは要注目の新録音です。ミケランジェロ・ファルヴェッ
ティ(1642―1692)はシチリア島のパレルモ生まれの作曲家で、1682年、島東部
の海峡町メッシーナの大聖堂の楽長に就任、この「大洪水」は同年同地で初演
されました。「大洪水」とはもちろん旧約聖書のノアの箱舟で有名な洪水のこ
とで、この作品は宗教的題材による一種のオラトリオです。しかし南イタリア
気質の強い音楽には抹香臭さはなく、音楽には明るく澄んだ美しさがあります。
またファルヴェッティは大スカルラッティよりも二世代前に当たり、まだモン
テヴェルディやカヴァッリの様式も色濃く残しています。台本は四部からなり、
第1部「天上にて」、第2部「地上にて」、第3部「洪水」、第4部「ノエの箱舟
で」。ノアの箱舟の話を知っていれば話は理解できます。
ヘンデルの「ユダス・マカベウス」(AMY 024)がたいへん好評だったアラルコ
ン、ここでもラテン的色彩に満ちた素晴らしい演奏を繰り広げてくれます。ア
ラルコンは、当時のシチリアにはまだイスラム文化の残影があったことを考慮
し、アラブの打楽器を絶妙に採りいれ、絶大な効果を上げています。歌手たち
も優秀。他にほとんど録音のないファルヴェッティの素晴らしい音楽をお楽し
みください!

AMY 027 ¥2500
「情熱と忘我」
カヴァッリ:ディドーネの嘆き
ロッシ:オルフェの涙
A.スカルラッティ:
「狂乱するディドーネ」―いとしい名前,同―怒りと波のうねりが
ファッジョーリ:独唱のためのカンタータ
ストロッツィ:ああマリア様
モンテヴェルディ:聖母の涙
パーセル:ダイドーの嘆き
カヴァッリ:カンツォン
A.スカルラッティ:
シンフォニア,協奏曲 ヘ長調,協奏曲 ニ長調,協奏曲 イ短調
ファルコニエーリ:パッサカッレ
マリーニ:第一旋法のシンフォニア,第六旋法のシンフォニア
ほか
ステファニー・ドゥストラック(Ms)
アマリリス
録音:2010年9月20-23日,ジュジュリュー
バロック声楽音楽で大人気のメッゾソプラノ、ステファニー・ドゥストラック
の新録音は、「情熱と忘我」と題され、様々な作曲家の作品が集められていま
す。美しくかつ劇的に歌うドゥストラックの歌は、ことに悲しみの歌で本領発
揮、カヴァッリ、A.スカルラッティ、パーセルそれぞれのディドの嘆きはいず
れも胸を引き裂くものです。さらにモンテヴェルディ、カヴァッリといった有
名作曲家の作品に加え、ルイージ・ロッシ、ミケランジェロ・ファッジョーリ、
バルバラ・ストロッツィらの珍しい作品まで収録。
伴奏は、リコーダー奏者エロイーズ・ガイヤールと鍵盤楽器奏者ヴィオレーヌ
・コシャールが率いるアマリリス。軽めの肌触りの気品のある演奏が素晴らし
く、伴奏以外に器楽曲も演奏、素敵に仕上がっています。



<harmoniamundi>
HMC 902115 2枚組 ¥2700
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
[CD1]ソナタ ハ長調 op.53/ D850、ソナタ ト長調 op.78/D894(幻想ソナタ)
[CD2]4つの即興曲op.90/D899、ソナタ ハ長調 D840(「遺作Reliquie」)、
3つのピアノ曲D946
ポール・ルイス(ピアノ)
録音:2011年3, 6月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
王子ホールでの「シューベルト・チクルス」も好評のポール・ルイス最新盤は
シューベルトの作品集。シューベルトの天才の煌めきに満ちた4つの即興曲
(op.90)は、ピアノ学習者でも演奏することもある作品ですが、うつろう気分
や繊細なデュナーミクなど、ポール・ルイスは意のままに演奏しています。
ト長調「幻想ソナタ」での極美の弱音は聴き手を別世界へといざないます。
一音一音がピアノの芯を見事にとらえていて、「他のどの楽器よりも、ピアノ
という楽器に対して、自分の身体が実にしっくりとなじむ」と語る通り、楽器
を完璧にコトロールするポール・ルイスの演奏は、ピアノという楽器の存在
を忘れさせ、そこにシューベルトがいるような、そんな気分にさせられます。
どこまでも優しく、しかし雄弁に語りかける、ポール・ルイスの類を見ない
シューベルト作品集です。




<Profil>
PH 11031 2180
(1)テレマン:
「ターフェルムジーク(食卓の音楽)」第3集-組曲変ロ長調-序曲/牧歌/喜び
/冗談/メヌエット/終曲
 [1960年12月1、2日 ハンブルクNDRスタジオでのセッション録音]
(2)C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲変ロ長調 Wq.171
 [1960年12月7日 ハンブルクNDRスタジオ・コンサートのライヴ録音]
(3)カルロス・クライバーのインタビュー(独語・約6分)
イレーネ・ギューデル(Vc)(2)、
カルロス・クライバー(指)ハンブルク放送管(ハンブルク北ドイツ交響楽団)
カルロス・クライバーの記念すべき第1回録音が残っていました。当時29歳、
前年にザルツブルグ州立劇場にて「売られた花嫁」と「ラ・ボエーム」でオペ
ラの本格的デビューを果たし、音楽界へ船出し始めた時期です。
曲はテレマンの「ターフェルムジーク(食卓の音楽)」第3集の管弦楽組曲と、
C.P.E.バッハのチェロ協奏曲という、クライバーが後に手掛ることのなかった
珍しいレパートリー。コンサートは1960年12月7日に行われましたが、同月1、
2日にNDRスタジオで放送用セッション録音もしていました。状態の良いセッ
ション録音があったためか、コンサートのライヴ録音はC.P.E.バッハ:チェロ
協奏曲しか残しておらず、その放送を個人的に録音した音源がこの度初めて日
の目をみました。
ソロはスイスの女流イレーネ・ギューデル。1957年よりデトモルト音楽大学で
教鞭をとっていましたが国際的には全く無名。本当は他のチェロ協奏曲にした
かったとのことですが、テレマンと合うものがなかったため、仕方なく決まっ
たといわれます。しかし、C.P.E.バッハの「疾風怒濤」スタイルは若きクライ
バーにぴったり。音源に起因する音ゆれが多少ありますが、記録上でだけ認識
されていたこの演奏を聴くことができるのは存外の喜びと申せましょう。また、
クライバーの協奏曲録音は極めて少なくリヒテルとのドヴォルザークしかない
ので貴重。
モノラルながら音は鮮明。クライバー・ファン必携の1枚、この秋最大の話題
盤の登場です。





<DYNAMIC>
DYNDVD 33677(DVD-Video) ¥3780
字幕:伊英独仏西
ガルッピ:「女嫌い」
アンナ・マリア・パンザレッラ(Ms アニェジーナ)
フィリッポ・アダミ(T ゾン=ゾン)
アルベルト・リナルディ(Br ジェミニアーノ)
リースベト・デヴォス(S スンキア)
プリシル・ラプラス(S カム=シ)
フェデリーカ・カルネヴァーレ(Ms ジーダ)
ユーリ・ゴロジェツキ(T リ=ラン)
ダニエル・ザンファルディーノ(T シ=シン)
リナルド・アレッサンドリーニ(指)ワロン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
ステーファノ・マッツォニス・ディ・プララフェラ(演出)
ジャン=ギ・ルカ(装置)
フレデリック・ピノ(衣装)
収録:2011年2月、リエージュ
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785)は、18世紀のヴェネツィアで活躍した
作曲家で、ことにカルロ・ゴルドーニの台本で書いたオペラで当たりを取りま
した。しかしガルッピのオペラは今日上演の機会は稀。したがって映像は非常
に貴重です。「女嫌い」は1771年に初演された作品。女嫌いの中国の王子様が、
男嫌いのイタリア美女と結婚するというコミカルかつエキゾティズム溢れる喜
劇です。このリエージュでの上演では、イタリアバロック音楽界の大御所、リ
ナルド・アレッサンドリーニが指揮を受け持っているのが注目されます。ヒロ
インのアニェジーナはバロック声楽作品を得意とするアンナ・マリア・パンザ
レッラ。王子ゾン=ゾンは、ロッシーニを得意とするテノール、フィリッポ・
アダミ。ジェミニアーノには大ベテラン、アルベルト・リナルディ。こうした
マイナーオペラの上演にしてはかなり豪華です。演出は18世紀のヨーロッパ人
が想像したであろう中国風オリエンタリズムをたっぷり盛り込んだとても美し
いもの。

DYNDVD 33701(DVD-Video) 2枚組 ¥3780
字幕:伊英仏独西
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」
フランチェスコ・メーリ(T アルマヴィーヴァ伯爵) 
リナ・シャハム(Ms ロジーナ)
ロベルト・フロンターリ(Br フィガロ) 
ブルーノ・デ・シモーネ(Bs バルトロ)
ジョヴァンニ・フルラネット(Bs バジーリオ) 
ジョヴァンナ・ドナディーニ(Ms ベルタ)
ルカ・ダッラミーコ(Br フィオレッロ)
アントニーノ・フォリアーニ(指)フェニーチェ歌劇場管弦楽団,合唱団
演出:ベッペ・モラッシ
装置,衣装:ラウロ・クリスマン
収録:2008年4月,ヴェネツィア
ロッシーニ:「ひどい誤解」
マリーナ・プルデンスカヤ(Ms エルネスティーナ) 
ブルーノ・デ・シモーネ(Bs ガンベロット)
マルコ・ヴィンコ(Bs ブラリッキーノ) 
ディミトリ・コルチャク(T エルマンノ)
アマンダ・フォーサイス(S ロザリア) 
リッカルド・ミラベッリ(T フロンティーノ)
ウンベルト・ベネデッティ・ミケランジェリ(指) 
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団,プラハ室内合唱団
演出:エミリオ・サヒ
装置:フランチェスコ・カルカニーニ
衣装:ペパ・オハングレン
収録:2008年8月,ペーザロ
どちらも2008年収録の新しいロッシーニの映像がまとまってお得に。「セビ
リアの理髪師」はヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場での上演。フランチェ
スコ・メーリがアルマヴィーヴァ伯爵を歌っています。「ひどい誤解」は
1811年にボローニャで初演されたオペラで、ロッシーニの2作目のオペラ、
彼はまだ19歳でした。初演時以来まず滅多に上演されない作品だったものを、
ペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルが取り上げて人気になっ
たもの。限定発売で在庫がなくなり次第販売終了になりますので、お早めに。

CDS 703 ¥1980
バッハ:マニフィカト ニ長調 BWV.243
オネゲル:交響曲第3番 「典礼風」
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
RAIローマ交響楽団
エリーザベト・シュワルツコップ(S)
エスター・オレル(Ms)
オラリア・ドミンゲス(A)
ニコライ・ゲッダ(T)
ジョルジョ・タデオ(Bs)
RAIローマ合唱団
録音:1953,1954年
DYNAMICがカラヤンがイタリアへ客演した際の録音を発掘、その第1弾です。
いずれもRAIローマ交響楽団を指揮したもので、どちらもおそらく初出の音源。
バッハは、記録によると、1953年12月21日の録音。カラヤンはこの曲に愛着が
あったようで、十年くらい毎に演奏会で取り上げ、1975年にDGにセッション録
音、1984年に映像収録しています。シュワルツコップ、ゲッダなどの名歌手が
ソリストというのも注目。オネゲルの「典礼風」は、記録によると、1954年
12月15日の録音。おそらくこれが初出です。カラヤンはこの直前の11月にウィ
ーン交響楽団を指揮していたばかり。後の1969年にDGにセッション録音してい
ますが、オネゲルの録音自体が極めて僅かで、この録音は貴重。

CDS 705 ¥1350
ヘンデル:「アグリッピーナ」から
フィリップ・ジャルースキ(CT ネローネ)
ヴェロニク・ジャンス(S アグリッピーナ)
ジャン=クロード・マルゴワール(指)
ラ・グランド・エキュリ・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ
(王室大厩舎・王宮付楽団)
録音:2003年3月
ヴィヴァルディ:「ウティカのカトーネ」から
サイモン・エドワーズ(T カトーネ)
フィリップ・ジャルースキ(CT アルバーチェ)
ヴェロニカ・カンジェミ(S エミーリア)
ジャン=クロード・マルゴワール(指)
ラ・グランデ・エキュリエ・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ
録音:2001年11月
ヘンデル:「アリオダンテ」から
アン・ハレンベリ(Ms アリオダンテ)
ラウラ・ケリーチ(S ジネーヴラ)
カルロ・レポーレ(Bs 国王)
アラン・カーティス(指)
イル・コンプレッソ・バロッコ
録音:2007年7月
ヘンデル:「アチ、ガラテアとポリフェーモ」から
サラ・ミンガルド(Ms ガラテア)
アントーニオ・アベーテ(Bs ポリフェーモ)
アントーニオ・フローリオ(指)
カペッラ・デッラ・ピエタ・デ・トゥルキーニ
録音:2009年6月16-19日
ヴィヴァルディ:「モテズーマ」から
ヴィート・プリアンテ(Br モテズーマ)
ジェンマ・ベルタニョッリ(Ms アスプラーノ)
フランチスカ・ゴットヴァルト(Ms フェルナンド・コルテス)
アラン・カーティス(指)
イル・コンプレッソ・バロッコ
録音:2008年1月
ヘンデルやヴィヴァルディのオペラ入門編に最適のCD。どちらも初演時以来か
つてない盛り上がりを見せており、全曲CDも続々と登場するものの、分量のあ
るものだけにどこから手を付けてよいか迷う人も多いでしょう。このCDには
、DYNAMIC社が発売したヘンデルとヴィヴァルディのオペラのCD、DVDから、
美味しいところを選りすぐっています。いずれも歌手はバロック音楽の最前線
で活躍する一流の人たち、指揮者もマルゴワール、カーティス、フローリオと
大物ばかり。贅沢な入門編になっています。

=デリーツィエ・ムジカーリ=
DM 8023 ¥880
バルサンティ:コンチェルト・グロッソ集 Op.6
協奏曲第1番 ト長調
協奏曲第2番 イ長調
協奏曲第3番 ホ長調
協奏曲第4番 ト長調
協奏曲第5番 イ長調
協奏曲第6番 ホ長調
バンケット・ムジカーレ・イル・ピアチェーレ
録音:1997年3月、ウィーン
旧CDS 213。フランチェスコ・バルサンティ(1690-1772)は、ルッカに生まれ、
英国で長く活躍した作曲家。このコンチェルト・グロッソ集 Op.6は、ジョ
ヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ作曲のソナタ・ノットルノ集
Op.6を下敷きにしたもので、1757年にロンドンで出版されました。バルサン
ティはヘンデルと同世代で、同時期にロンドンを拠点にしていたので、ドイ
ツ生まれのヘンデルと彼をロンドンでのイタリア音楽を担ったイタリア人音
楽家の個性の違いを認識する意味でも興味深いアルバムです。





<ATMA Classique>
ACD2 2667 ¥1850
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(ハース版)
メトロポリタン管弦楽団 
ヤニック・ネゼ=セガン(指)
録音:2011年4月聖フェルディナンド教会、ケベック
注目の若手指揮者ヤニック・ネゼ=セガンのブルックナー交響曲第4番。
1975年生まれのネゼ=セガンは、2008年にロッテルダム・フィルの音楽監督、
同じく2008年からロンドン・フィルの首席客演指揮者に就任し、そして2012
年からはデュトワの後にフィラデルフィア管の音楽監督に就任することが決
まっている、同世代の指揮者の中でも高い評価を得ています。メトロポリタ
ン管弦楽団との最新盤はブルックナー交響曲第4番。懐の深いオケの音を惹き
出し、充実した表現でブルックナーの音楽に共鳴するネゼ=セガン。第1楽章
冒頭のホルンは開放的な音で情景を描き、第2、3楽章では美しくブルックナ
ーの音楽を堪能させてくれます。そして終楽章では奥深い情緒的な表現で、
思わず聴き惚れてしまいます。ネゼ=セガンのオケを自在に操り理想の音を
引き出す巧みな手腕に脱帽させられる1枚です。

ACD2 2665 ¥1850
グスタフ・マーラー:
連作歌曲集「さすらう若人の歌」、「亡き子をしのぶ歌」
アルマ・マーラー:
歌曲「静かな街」、「私の父の花園にて」、
「なま暖かい夏の夜を待ちわびて」、
「あなたの傍では心おきなく、私は花の下をさすらう」
ジュリー・ブーリアンヌ(Ms)
オルフォード・アンサンブル 
ジャン=フランソワ・リヴェスト(指)
マルク・ブルドー(P)
モーツァルトとロッシーニの音楽に定評のあるカナダのメゾ・ソプラノ、ジュ
リー・ブーリアンヌ。彼女はジュリアード・オペラ・センターに所属し、ロッ
シーニの「オリー伯爵」のイゾリエ役で一躍脚光を浴びました。音楽に対する
俊敏さと豊かな表現力、そして繊細で純粋な歌声で聴衆を魅了します。この
アルバでは、マーラー初期の歌曲「さすらう若人の歌」と、晩年に書かれた
「亡き子をしのぶ歌」を弦楽アンサンブル伴奏で収録しています。またマーラ
ー夫人のアルマ・マーラーの歌曲も収録。ウィーン一の美女と名高かったアル
マと結婚したグスタフ・マーラーは、結婚と同時に作曲をやめるように言った
ため、彼女の作品は数少なく、ここに収録された歌曲は結婚前に作曲された
作品。世紀末の官能的な雰囲気を漂わせるアルマの作品をジュリー・ブーリ
アンヌの巧みな表現力で知性的に歌い上げています。

ACD2 2502 ¥1850
ホセ・ビエイラ・ブランデオ(1911-2002):ミニアチュア
アレッサンドロ・アニュンツィアータ(1968-):メルテミ
ホセ・エバンヘリスタ(1943-):スパニッシュ・ガーランド
ミゲル・デル・アギーラ(1957-):プレストII
ディミトリ・ニコラウ(1946-2008):ズキーの踊り
パキート・デ・リべラ(1948-):ワパンゴ
アイラト・イチュモウラトフ(1973-):弦楽四重奏曲第2番
アルカン四重奏団
現代作曲家による弦楽四重奏曲を積極的に録音しているアルカン四重奏団。
ホセ・エバンヘリスタの代表作「スパニッシュ・ガーランド」は哀愁漂う作
品。ロシアのアイラト・イチュモウラトフ、ギリシャ音楽に影響を受けたイ
タリアの2人の作曲家ディミトリ・ニコラウ、アレッサンドロ・アニュンツィ
アータの作品。またアフロ・メキシカンの踊りをモチーフとしたパキート・
デ・リべラの「ワパンゴ」、そして1920年代のジャズを取り入れたミゲル・
デル・アギーラの「プレストII」など多国籍な現代作曲家の多彩な作品を収
録したアルバム。




<harmonia mundi>
HMU 807427(SACD-Hybrid) ¥2500
シューベルト:
弦楽五重奏曲 ハ長調 D956、
弦楽四重奏曲第12番《四重奏断章》 ハ短調 D703
東京クヮルテット〔マーティン・ビーヴァー(Vn)、池田菊衛(Vn)、
磯村和英(Vla)、クライヴ・グリーンスミス(Vc)〕
デイヴィッド・ワトキン(Vc)
録音:2010年9月
現メンバーでの活動もほぼ10年となり(マーティン・ビーヴァーが2002年に
ヴァイオリンメンバーとして入って以来メンバー変更なし)、ますますの充実
ぶりをみせている東京クヮルテット。シューベルトの名曲、弦楽五重奏曲の
登場です。第1楽章で次々現れる美しい旋律のとろけるような音色、第2楽章
の天上の響きと繊細にうつろいゆく調性、第3楽章のエネルギーと緻密な構成、
第4楽章の圧巻のフィナーレ、すべてが至高の出来栄えです。チェロ奏者とし
て迎えたヴェテラン、デイヴィッド・ワトキン(エロイカSQのチェロ奏者)と
東京クヮルテットが、シューベルト最後期の室内楽作品を、時折ほの暗い死
の気配を感じさせながら、ロマン性たっぷりに聴かせます。《四重奏断章》
で魅せる持続する心地よい緊張感も、東京クヮルテットでなければ為し得な
いものといえるでしょう。

HMU 907559 ¥2450
ヘンデル:イタリア時代のカンタータとアリア
「棄てられたアルミーダ」 HWV 105
「愛の狂乱」 HWV 99
「アルプスの山よ」 HWV 81
「時と悟りの勝利」 HWV 46a-棘は捨て置き
「復活」 HWV 47-地獄の門よ、開け
「クローリ、ティルシとフィレーノ」 HWV 96-ひどい人、
あなたは信じていないのね
「アミンタとフィッリーデ」 HWV 83-心地よい小川が
サルヴェ・レジーナ HWV 241
ソナタ「あなたが誠実ですって?」 HWV 171
5声のソナタ
ルーシー・クロウ(S)
ハリー・ビケット(指)、イングリッシュ・コンサート
録音:2010年8月、ロンドン
今英国で一番注目されているソプラノ、ルーシー・クロウがHMFからソロ・ア
ルバムでデビュー!澄み切った美声と鮮やかなテクニック、華のある存在感
に美貌と、何拍子も揃った逸材です。すでにマルク・ミンコフスキが重用し
ており、ハイドンの聖チェチリア・ミサなど(naive V5183)で素晴らしいソロ
を披露、さらに大きな話題となったバッハのミサ曲 ロ短調(V5145)では重要
な第一ソプラノに抜擢されるなど、人気・注目度ともに現在急上昇中。しか
も彼女はMETでモーツァルト「ティートの慈悲」のセルヴィーリア、ベルリン
・ドイツオペラでのヴェルディ「リゴレット」のジルダなど、古楽以外での
お呼びもかかるほどの実力の持ち主。近いうちに大ブレイク間違いなしの逸
材です。
そんなクロウの初となるソロアルバムがHMFから登場です!しかも彼女の声に
ピッタリのヘンデル。ヘンデルは、1706年後半から1710年までの約3年間、イ
タリア各地を巡り、イタリア人ですら「Viva il caro Sassone(ザクセン人万
歳!)」と絶賛するほどの人気を博しました。あの有名な「リナルド」のアリ
ア‘私を泣かせて下さい’の原曲である「時と悟りの勝利」の‘棘は捨て置き’
はこの時期の作品。後のロンドンでの活躍の源泉となった音楽が多々あります。
このアルバムでは、「棄てられたアルミーダ」や「愛の狂乱」、「アルプス
の山よ」のようなソロ・カンタータ、「時と悟りの勝利」、「復活」、「ク
ローリ、ティルシとフィレーノ」、「アミンタとフィッリーデ」といった大
規模、中規模の声楽作品のアリアを中心に、クロウの魅力が存分に引き出せ
る曲を揃えています。バックは、英国バロック音楽の重鎮で、ことにヘンデ
ルのスペシャリストとして知られるハリー・ビケットと、2007年来彼が音楽
監督を務めるイングリッシュ・コンサート。ヘンデリアンにはたまらない一
枚に仕上がっています。





<Skarbo>
DSK 1096 ¥1850
日本語解説付
タンブーラン&鳥のさえずり
ジャン・フィリップ・ラモー(1683-1764):
(1)クラヴサン曲集第1巻(1706)より
(2)クラヴサン曲集(1724;改訂1731)より
(3)新クラヴサン組曲(1728)より
ジャン=ピエール・フェレ(Pf)【使用楽器 Fazioli n° 2120908】
録音:2009年5月/7月、パリ
18世紀フランスを代表する音楽理論家であり作曲家であるラモー。フランス・
バロックの伝統を刷新し、モーツァルトら後進の音楽様式を先取ったラモーは、
リュリ以来継承されてきた17世紀のフランス音楽に新風を吹き込んだ音楽家と
いえます。サロンなどで活躍し、主に上流階級からの支援を受けていたラモー
ですが、彼の作品は貴族趣向のものに限らず、むしろ日常生活から着想を得た
作品も多く存在します。宮廷向けに舞踊曲集を中心に収録した第1巻に比べ、
1724年の曲集以降では舞曲は徐々に姿を消し、むしろ庶民の日常を描く詩的な
作品が目立ちます。そのことは作品の名からも明らか。「鳥の思い出」や「村
の女」など、田舎の日常風景を想起させる作品が多く散りばめられています。
時代と共に変化していく、彼の多様な音楽性を楽しむことができるのも本CDの
魅力。
本CDのブックレットには演奏者ジャン=ピエール・フェレ自身による日本語
解説も収録。ラモーについての解説はもちろん、今回収録した作品について
の解説や、使用楽器へのこだわりなども語られています!フェレは2011年10月
に来日演奏も予定しており、今後ますます注目が集まる演奏家です。





<EURO ARTS>
20 00078(DVD-Video) 5枚組 ¥7450
DVD 1:
ドビュッシー:組曲「聖セバスチャンの殉教」、「海」3つの交響的素描
 ラヒェル・ハルニッシュ(S) エテリ・グヴァザヴァ(S)
 ルツェルン祝祭管弦楽団 クラウディオ・アバド(指)
 収録:2003年8月14日 ルツェルン、コンサート・ホール(ライヴ)
 ドキュメンタリー:「ルツェルン音楽祭の歴史」
DVD 2:
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
 ルツェルン祝祭管弦楽団 クラウディオ・アバド(指)
 収録:2004年8月18、19日 ルツェルン、コンサート・ホール(ライヴ)
DVD 3:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 op.37
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)
 アルフレード・ブレンデル(P)
 ルツェルン祝祭管弦楽団 クラウディオ・アバド(指)
 収録:2005年8月10-12日 ルツェルン、コンサート・ホール(ライヴ)
DVD 4:
マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」
 ルツェルン祝祭管弦楽団 クラウディオ・アバド(指)
 収録:2006年8月10、11日 ルツェルン、コンサート・ホール(ライヴ)
DVD 5:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58
 マウリツィオ・ポリーニ(P)
 ルツェルン祝祭管弦楽団 クラウディオ・アバド(指)
 収録:2004年8月 ルツェルン、コンサート・ホール(ライヴ)
2003年にクラウディオ・アバドが芸術監督に就任し、アバドの下に優秀な若手
音楽家が集結し、毎年洗練された演奏を展開しているルツェルン祝祭管弦楽団。
このDVDセットは2003年から2006年のルツェルン・フェスティヴァルから主要
な演奏会のライヴ映像を収録。このセットでしか観ることのできないポリーニ
のベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番や、フルトヴェングラー、フリッチャイ、
カラヤン、メビューイン、トスカニーニなどの歴代のフェスティヴァル出演者
のリハーサル、コンサートのアーカイヴ映像「ルツェルン音楽祭の歴史」、
そしてフェスティヴァルの貴重な写真を含んだブックレットが付いた豪華ボッ
クス・セットとなっています。



<Bel Air>
BAC 466(Blu-ray) ¥5150
BAC 066(DVD-Video) ¥4350
字幕:伊英独仏西日
プッチーニ:「トゥーランドット」
マリア・グレギーナ(S トゥーランドット)
サルヴァトーレ・リチートラ(T カラフ)
タマール・イヴェーリ(S リュー)
ルイス=オクタヴィオ・ファリア(Bs ティムール)
カルロ・ボージ(T 皇帝アルトゥム)
レオナルド・ロペス・リナレス(Br ピン)
ジャンルカ・ボッキーノ(T ポン)
サヴェーリオ・フィオーレ(T パン)
ジュリアーノ・ペリツォン(Br 役人)
ほか
ジュリアーノ・カレッラ(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団,合唱団,バレエ団
フランコ・ゼッフィレッリ(演出)
ワダエミ(衣装)
マリア・グラツィア・ガロフォリ(振付)
パオロ・マッツォン(照明)
収録:2010年8月、ヴェローナ
来日を目前にして急逝してしまったテノール、サルヴァトーレ・リチートラの
素晴らしい歌が聞ける「トゥーランドット」が、鮮明映像で登場。2010年夏の
アレーナ・ディ・ヴェローナでの上演のライヴ収録です。リチートラはデビュ
ーして間もなくムーティによってスカラ座で重用され世界的大成功を収めたの
でベテランのような気がしますが、1968年生まれ、まさにこれから全盛期を迎
えんとしていたところ。惜しんでも惜しみきれない急死です。そのリチートラ
が近年得意にしていたのが「トゥーランドット」のカラフ。情熱的で力強く、
しかも声に甘さがあって人を惹きつける魅力のあるリチートラのカラフは、理
想的と言ってよいでしょう。しばしば「パバロッティの再来」と言われるリチ
ートラ、しかし有名なアリア「誰も寝てはならない」は、パヴァロッティの豪
快な歌いっぷりとはまた違った繊細さも感じられるもの。大喝采に応えてアン
コールするリチートラの心意気には、思わず涙がこみ上げて来そうになります。
トゥーランドット役は、今日この役のスペシャリストとして称讃されている
マリア・グレギーナ。相変わらずのド迫力な声でアレーナの大空間を満たして
います。リューは、ポーランド国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、新国立劇場と
三度日本で「オテッロ」のデズデーモナを歌って大評判となったグルジアのソ
プラノ、タマール・イヴェーリ。密度の濃い美声で切々とリューの悲しみを歌
い上げています。ティムールはブラジルのバス、ルイス=オクタヴィオ・ファ
リア。知名度は低いものの、驚くほど立派な声の持ち主です。
指揮は、ベテランのイタリアオペラ指揮者として世界中を駆け回っているジュ
リアーノ・カレッラ。巨大なアレーナでは指揮者の技量が問われますが、野外
オペラ公演とは思えないほどしっかりとした音楽にまとめているのはさすが。
「トゥーランドット」は映像も多く、フランコ・ゼッフィレッリ演出のもので
も既に他にありますが、アレーナ・ディ・ヴェローナの巨大空間を豪華に装っ
たこのプロダクションはまた格別。しかも衣装はワダエミが担当。しかも鮮明
なHD収録です。ことにBlu-Rayでは、夏のヴェローナの熱気まで伝わってきそ
うな気がします。しかも嬉しい日本語字幕付き!初「トゥーランドット」の
方にも、さらにもう一つという方にも、自信を持ってお薦めできます。




<EURO ARTS>
限定生産 ユーロ・アーツ-カタログ付DVD2012版
20 20218(DVD-Video) ¥880
ベルリン・フィル・ヨーロッパ・コンサート2003
ラヴェル:組曲「クープランの墓」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調KV466
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ドビュッシー:「夜想曲」-「祭り」
ボーナス:リスボンの歴史
マリア・ジョアン・ピリス(P)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
ピエール・ブーレーズ(指)
収録:2003年5月1日ジェロニモス修道院、リスボン (ライヴ)
良質なDVD、ブルーレイを350タイトル以上リリースするユーロ・アーツの総カ
タログ2012年版が付いたお買い得な限定DVD。
今回のDVDの内容はブーレーズによる2003年のベルリン・フィル・ヨーロッパ
・コンサートの映像。17世紀初頭に完成し、世界遺産にも登録されているポル
トガル、リスボンのジェロニモス修道院でおこなわれたコンサート。ブーレー
ズ&ベルリン・フィルによるバルトークのオケコンにラヴェルの「クープラン
の墓」、ドビュッシーの「祭り」、そして地元ポルトガルが生んだマリア・
ジョアン・ピリスをソリストに迎えたモーツァルトのピアノ協奏曲第20番とい
う豪華なプログラムです。ジェロニモス修道院の豊饒な美し響き、ブーレーズ
の明晰な解釈のバルトーク、ピリスの伸び伸びとしたモーツァルトと聴きどこ
ろ見所満載の映像です。




<LIMEN CLASSIC>~EGEA
CDVD006 C006(CD+ボーナスDVD[NTSC]) ¥2980
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」
ショパン:夜想曲嬰ハ短調Op.27-1、夜想曲変ニ長調Op.27-2
リスト:超絶技巧練習曲第11番 変ニ長調「夕べの調べ」
ラヴェル:夜のガスパール
吉川隆弘(P)
イタリア、ミラノを拠点に活躍する日本人ピアニスト、吉川隆弘の新録音が発
売となります。高い音楽性と卓越したテクニックで世界の聴衆を沸かせている、
今期待のピアニストです。
ベートーヴェンの「月光」では豊かな表現力で音楽の幅を聴かせ、超絶技巧の
難曲として有名なラヴェルの「夜のガスパール」では、その並はずれたテクニ
ックと詩情に陶酔させられます。このアルバムでは、CDと同曲目のDVDが付い
ており、彼の音楽性とテクニックをたっぷり堪能することができます。




<audite>
=ドイチュラントラジオ・クルトゥーア=
AU 21408 5枚組 ¥5400
モノラル
「オットー・クレンペラー / ベルリンRIAS録音集1950-58」
[CD 1] 
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調Op.36
ベルリン放送交響楽団 
録音:1958年3月29日ベルリン、音楽大学(ライヴ・モノラル)
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
RIAS交響楽団  
録音:1954年2月15日ベルリン、ティタニア=パラスト(ライヴ・モノラル)
[CD 2]
ベートーヴェン:「エグモント」Op.84-序曲
ベルリン放送交響楽団 
録音:1958年3月29日ベルリン、音楽大学(ライヴ・モノラル)
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
ベルリン放送交響楽団 
録音:1958年3月29日ベルリン、音楽大学(ライヴ・モノラル)
[CD 3]
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
ハンス=エーリヒ・リーベンスアーム(P)
RIAS交響楽団 
録音:1954年2月15日ベルリン、ティタニア=パラスト(ライヴ・モノラル)
モーツァルト:セレナード第6番ニ長調KV. 239「セレナータ・ノットゥルナ」
RIAS交響楽団 
録音:1950年12月21、22日ベルリン=ダーレム、
イエス・キリスト教会(セッション・モノラル)
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」序曲KV. 527
RIAS交響楽団 
録音:1950年12月19日ベルリン=ダーレム、
イエス・キリスト教会(セッション・モノラル)
モーツァルト:交響曲第25番ト短調KV. 183
RIAS交響楽団 
録音:1950年12月20日ベルリン=ダーレム、
イエス・キリスト教会(セッション・モノラル)
[CD 4]
モーツァルト:交響曲第29番イ長調KV. 201
RIAS交響楽団 
録音:1950年12月20日ベルリン=ダーレム、
イエス・キリスト教会(セッション・モノラル)
モーツァルト:交響曲第38番ニ長調KV. 504「プラハ」
RIAS交響楽団 
録音:1950年12月22、23日ベルリン=ダーレム、
イエス・キリスト教会(セッション・モノラル)
[CD 5]
マーラー:交響曲第4番ト長調
エルフリーデ・トレッチェル(S)
RIAS交響楽団 
録音:1956年2月12日ベルリン、音楽大学(ライヴ・モノラル)
ヒンデミット:組曲「気高き幻想」
RIAS交響楽団 
録音:1954年2月15日ベルリン=ダーレム、
イエス・キリスト教会(セッション・モノラル)
オットー・クレンペラー(指揮)
auditeのドイチュラントクルトゥーア・シリーズに、大物クレンペラーが登場。
戦後ヨーロッパに復帰後のベルリンで、RIAS響および改称後のベルリン放送響
を指揮したもので、ベートーヴェン、モーツァルト、マーラーほか巨匠ゆかり
のプログラムを取り上げた注目の内容です。マーラーの推薦を得て、1907年に
プラハで指揮者としてデビューしたのちのクレンペラーは、バルメン、シュト
ラスブルク、ケルン、ヴィースバーデンといった歌劇場の指揮者を歴任し、急
速にドイツを代表する指揮者のひとりとして注目を浴びるようになりますが、
クレンペラーのキャリアのなかでも重要な活動として知られるものが、1927年
に始まるクロール・オーパーでの仕事でした。ベルリン国立歌劇場の一部門と
して創設されたクロール・オーパーでは、クレンペラーのもと、ヒンデミット
の「カルディヤック」「今日のニュース」、シェーンベルクの「期待」「幸福
な手」、さらにクレンペラー自ら演出を手掛けたストラヴィンスキー「エディ
プス王」「マヴラ」など同時代の作品が積極的に紹介されると同時に、旧来の
有名な曲目に対しても新しい現代的な演出が試みられますが、その意欲的な試
みは多くの支持と反発を引き起こすことになります。
さらに、折からのドイツ経済の危機的状況とナチスに代表される右翼の圧力か
ら、1931年に劇場は閉鎖に追い込まれてしまい、1933年ついにクレンペラーは
ナチス・ドイツ政権を逃れてアメリカ合衆国に移住します。
こうした経緯もあって、おそらく文化的・政治的状況のために、クレンペラー
が第2次大戦後にヨーロッパに戻ったあとも、クレンペラーと戦前因縁のあっ
たベルリン国立歌劇場は一切の接触を断ったままで、ベルリン・フィルとRIAS
響がクレンペラーを客演に招いているものの、「ベルリンでのクレンペラー」
の演奏の絶対数は決して多いとは言えない状況なので、こうしてまとめてリリ
ースされる意義はきわめて大きいといえるでしょう。
しかも、すべての収録内容が、オリジナル・マスターからの初の正規復刻とい
うのはやはり大きなポイントとおもわれます。
このたびのセットには、厳格な対位法処理により金字塔として名高いベートー
ヴェンと奥深いモーツァルトをはじめ、師マーラーの交響曲と、クレンペラー
がもっとも得意としていたプログラムで、ファンにはよく知られている演奏が
大半を占めるいっぽうで、シュナーベルに師事し、ベートーヴェン弾きとして
知られたリーベンスアーム(1906ケーニヒスベルク生まれ)をソリストに迎えた
ピアノ協奏曲第3番と、クロール時代の記憶も強烈なヒンデミットという、お
そらく初出とおもわれる音源が含まれているのも見逃せないところです。




<RCO Live>
RCO 11001(SACD-Hybrid) 2枚組(1枚価格) ¥2280
「ホライゾン4」
[SACD 1]
マーラー / コリン・マシューズ編:Nicht zu Schnell(速すぎないように)
ローター・ツァグロセク(指揮)
収録時期:2009年11月12、13日(ライヴ)
へールト・ヴァン・クーレン:5つの悲劇的な歌
デトレフ・ロート(Br) ローター・ツァグロセク(指揮)
収録時期:2009年11月12、13日(ライヴ)
デトレフ・グラナート:岸辺なき流れ
マルクス・シュテンツ(指揮)
収録時期:2010年4月9日(ライヴ)
ウィレム・イェス:スケール「マーラーの墓」
エド・スパンヤール(指揮)
収録時期:2010年12月9、10日(ライヴ)
[SACD 2] 
ユーイ・ラウケンス:制御不能
デイヴィッド・ロバートソン(指揮)
収録時期:2011年3月24、25日(ライヴ)
ロディオン・シチェドリン:オーボエ協奏曲
アレクセイ・オグリンチュク(Ob) スザンナ・マルッキ(指揮)
収録時期:2010年6月18、19日(ライヴ)
ルチアーノ・ベリオ:ソロ
ヨルゲン・ヴァン・ライエン(Tb) エド・スパンヤール(指揮)
収録時期:2004年12月16、17日(ライヴ)
マシュー・ハインドソン:クリッシーティナのマジック・ファンタジー
マレイン・メインダース & モニカ・ナセロウ(Vn)
収録時期:2009年11月18日(ライヴ)
収録場所:すべてアムステルダム、コンセルトヘボウ
RCO Liveレーベルの現代音楽シリーズ第4弾は2枚組にパワーアップしての登場。
“オマージュ”をキーワードに、ツァグロセク、シュテンツ、ロバートソンら
現代音楽の分野ですでに目覚ましい業績を上げている顔ぶれが指揮する充実の
ラインナップです。
まず、ディスク1は、グスタフ・マーラーへのトリビュート・アルバムとなっ
ています。RCOは作曲家生誕150周年および歿後100周年を記念して、2009/10年、
2010/11年と2シーズン連続で、交響曲全曲を演奏する大規模なプロジェクトに
取り組んできましたが、そこでは、すべてのシンフォニーを時系列順に演奏す
るだけでなく、1925年、1995年に続く、アムステルダムで開催された3度目の
マーラー・フェスティヴァルを形作る上で効果を挙げたように、RCOはマーラ
ーの作品と強いつながりを示す作品をフューチャーしたコンサート・シリーズ
を組みました。ディスク1の4曲と、ディスク2の1曲目がその演目で、このシリ
ーズのためにRCOによって委嘱され、世界初演されたものです。
続いて、ディスク2収録の残り3作品では、ソリストおよびアンサンブルとして
注目すべき役割を果たすRCO個々のメンバーに焦点を絞り、それによってRCOを
構成する120名の音楽家たちそれぞれの名人芸、音楽的な知性、柔軟性を讃え
る象徴的な内容となっています。
RCO首席オーボエ奏者オグリンチュクによるシチェドリン、首席トロンボーン
奏者ライエンによるベリオの両作品はいずれも世界初演時のドキュメント。
RCO副首席ヴァイオリニストのメインダースと、第2ヴァイオリンのメンバー、
ナセロウとのデュオによるハインドソンの曲は、2009年にRCO創立75周年記念
を祝して、楽団とコンセルトヘボウ友の会(the Society of Friends of the
Concertgebouw)によっておこなわれた室内楽連続演奏会の時の白熱のライヴ
になります。
こうしてふりかえると、当時のRCOも同時代の音楽であったマーラーに積極的
に関わり、今日の受容に道を開いたわけですが、このアルバムを通してあら
ためて浮き彫りになるのは昔も今も変わらず懐の深さをみせる名門の姿とい
えるでしょう。




<K617>
K617 229 ¥2250
フランツ・リスト:
(1)ソナタ ロ短調(リゲッティ編)、(2)「ミサ・コラリス」
ベンジャミン・リゲッティ(Org)、スイス・ロマンド合唱アカデミー
録音:2011年5月、ベルギーのフランス教会にて
リスト生誕200年となる2011年を記念して、若くして数々の賞に輝き、いまや
オルガン界を牽引する存在となった、リゲッティが満を持して世に送り出す注
目盤の登場。自らオルガンへと書き換えて演奏した大曲「ソナタ ロ短調」は、
冒頭の低音による下降音型から異様な迫力。残響たっぷり、地鳴りのするよう
な低音部分から、敏捷に動く部分までリゲッティの腕が冴えわたり、説得力満
点の仕上がりとなっています。リストの1860年代の宗教音楽作品の中でも最重
要作品に数えられる「ミサ・コラリス」の合唱を担当するのはスイス・ロマン
ド合唱アカデミー。グレゴリオ聖歌に由来する旋律と厳かな響きを繊細かつ
壮麗に表現しています。リゲッティの奏でるオルガンの豊かな音色と彼らの
歌声の美しい調和が魅力です。





<RCOC>
RCOC 1102 3枚組 ¥4750
テラデーリャス:オペラ・セリア「エジプトの王セソストリ」
イム・スンヘ(S/セソストリ)、
アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカ(S/ニトクリス)、
ケネス・ターヴァー(T/アマジ)、ディッテ・アンデルセン(S/アルテニス)、
トム・ランドル(T/ファネーテ)、ラファエッラ・ミラネージ(S/オルゴンテ)
ファン・バウティスタ・オテーロ(指)
レアル・コンパーニャ・オペラ・デ・カマラ
録音:2010年12月、バルセロナ
スペイン生まれの作曲家テラデーリャス・ドメニコ(1713-1751)の最後のオペ
ラ「エジプトの王セソストリ」の全てが収録されたCD-BOXです。劇音楽でその
名声を確立したテラデーリャスの最後のオペラ・セリア「エジプトの王セソス
トリ」は古代エジプトの都メンフィスが舞台。父や兄弟が暗殺される中、生き
残った王子セソストリが王家の因縁へと身を投じていく緊迫のストーリーをド
ラマティックな音楽が盛り上げます。スペイン生まれでありながらイタリアを
中心に活躍した彼らしい、活気に溢れた音楽も作品の大きな魅力。ローマの
初演で大喝采を浴びた彼の代表作が、18世紀オペラを得意とするオテーロの
指揮と、今注目の歌手達によって蘇ります!





<ACCENT>
ACC 25314(SACD-Hybrid) ¥2580
J.S.バッハ:カンタータVol.14
カンタータ第91番「讃美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」BWV91
カンタータ第57番 「 試練に耐うる人は幸いなり」 BWV57
カンタータ第151番「甘き慰めなるかな、わがイエスは来ませり」BWV151
カンタータ第122番「新たに生まれし嬰児」BWV122
ソ・イェリ(S) ペトラ・ノスカイオヴァ(A)
クリストフ・ゲンツ(T) ヤン・ファン・デア・グラッベン(B)
シギスヴァルト・クイケン(指)ラ・プティット・バンド
録音:2010年
シギスヴァルト・クイケンとラ・プティット・バンドによるOVPP方式(各声部
1人)によるカンタータ集シリーズの第14巻。今回はクリスマス用のカンタータ
集。華麗な合唱からはじまり、深い精神性に溢れた内省的なアリアが続く、厳
粛なコラール・カンタータである第91番。美しいソプラノ・アリアが印象的な
第57番。クリスマス・カンタータの中でも澄みきった美しさが絶品の、聴いて
いるだけで心が浄化されるような甘美なカンタータ第151番。リコーダーのト
リオやソプラノ、アリア、テノールの三重唱、そしてアリアやレチタティー
ヴォにもコラールが重ねられ、全体にコラールがちりばめられたバッハの創意
工夫が表れた第122番。
バロック・オーケストラの先駆者として古楽シーンを牽引してきたラ・プティ
ット・バンドも2012年には結成40周年を迎え、長年培った経験と知識、演奏法
が大きな説得力となって多くの名録音を残しています。このバッハのカンター
タ・シリーズもオリジナル楽器の演奏に長けたメンバーと充実のソリスト陣の
歌唱は、最も自然なバッハの演奏といえるでしょう。

ACC 24264 ¥2300
ゴットフリート・フィンガー(c1655-1730):ソナタ集Op.1
ソナタ第1番ニ短調(ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバ)
ソナタ第9番ニ長調(3本のヴァイオリン)
ソナタ第11番変ホ長調(2本のヴァイオリンとヴィオラ)
ソナタ第5番ヘ長調(2本のヴァイオリンとヴィオラ)
ソナタ第7番ホ短調(3本のヴァイオリン)
ソナタ第3番イ長調(ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバ)
ソナタ第12番ハ長調(2本のヴァイオリンとヴィオラ)
ソナタ第4番変ロ長調(2本のヴァイオリンと通奏低音)
ソナタ第10番ト長調(2本のヴァイオリンとヴィオラ)
ソナタ第8番ト短調(3本のヴァイオリン)
ソナタ第2番ヘ長調(ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバ)
ソナタ第6番イ長調(2本のヴァイオリンと通奏低音)
アンサンブル・エコー・ドゥ・ダニューブ
録音:2011年9月22日
モラヴィア(現在のチェコ)出身、その後イギリス、ドイツに渡り活躍したバロ
ックの作曲家ゴットフリート・フィンガー。ジェイムズ2世のローマ・カトリ
ック礼拝堂に仕える外国人音楽家の一人としてイギリスに渡り、ここに収録さ
れている作品1のソナタ集は礼拝堂で使用するために作曲された作品です。彼
がこの作品を発表したときは30代前半で創作意欲に満ちていました。この12の
ソナタ集は独創的な調性、抒情的な旋律、対位法の使い方としっかりとした構
造で活力漲る作風となっています。アンサンブル・エコー・ドゥ・ダニューブ
の洗練された演奏がフィンガーの独創性を上手く表現しています。

ACC 24246 ¥2300
ボッケリーニ:ディヴェルティメント集Op.16 Vol.2
ディヴェルティメント第1番イ長調G461、
ディヴェルティメント第4番変ホ長調G464、
ディヴェルティメント第6番ハ長調G466
ピッコロ・コンチェルト・ウィーン ロベルト・センシ(指)
録音:2007年
古典派の隠れた名作ボッケリーニの6つのディヴェルティメント。ロベルト・
センシ率いるピッコロ・コンチェルト・ウィーンによる第2集です。ボッケリ
ーニ特有の愉悦感と心地よいアンサンブルの響きが印象的な演奏です。




<RCO Live>
RCO 11003(SACD-Hybrid) ¥2280
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番イ長調Op.141
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
録音:2010年3月17日、18日、19日& 21日
アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
巨匠ハイティンクが長年の手兵RCOを率いて、得意のレパートリーであるショ
スタコーヴィチの交響曲第15番をレコーディング。2010年3月におこなわれた
定期公演の模様をライヴ収録したものです。
西側初となる交響曲全集録音の完成という偉業を通じて、「ショスタコーヴィ
チのエキスパート」として広く認められることになるハイティンクは、ロンド
ン・フィルを指揮して、全集プロジェクト開始間もない1978年3月に交響曲第
15番を録音しているので、このたびは32年ぶりの再録音ということになります。
ハイティンクは、全集完成以後も継続的にショスタコーヴィチの交響曲をコン
サートで精力的に取り上げており、第4番を2008年5月にシカゴ響とライヴ録音、
第10番をRCOと1985年にライヴ録音、翌1986年にも第10番をロンドン・フィル
とライヴ録音しています。
このたびのRCOとの演奏は、ハイティンクが第15番を集中的に取り上げていた
時期のもので、ハイティンクが首席指揮者を務めるシカゴ響とも、2009年5月
の定期公演のほか、同年9月のヨーロッパ・ツアーでも、ベルリンのフィルハ
ーモニー、ルツェルンのカルチャー&コンヴェンション・センター、ウィーン
のムジークフェラインザールで演奏していました。
上記のハイティンクによる全集録音では、第5番、第6番、第8番、第11番から
第14番までの7曲がRCOによる演奏で、そこでは輝かしい響きでショスタコー
ヴィチのあらたな魅力を強く印象付けていましたが、いままたハイティンク
が桂冠指揮者として毎年客演して、良好な関係を保っているRCOとの顔合わせ
は、興味の尽きないところといえるでしょう。
さらに、近年のハイティンクのこの上ない充実ぶりは、上述のシカゴ響との
第4番ライヴからも知られるところで、ここでも同様に破格の内容を聴かせて
くれるものとおもわれます。




<日本伝統文化振興財団>
XRCG 30010(XRCD) ¥3465
ステレオ
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮 NHK交響楽団
録音:1984年3月23日 N響 第927回定期公演ライヴ(NHKホール)
リマスタリング・エンジニア:杉本一家(JVC)
音源提供:NHK / NHKサービスセンター
しびれた。興奮した。こんな大指揮者のライヴと録音を比較しても始まらない
が、このCDはかなりいい線までいっている。旧盤とはまるで違う。高音が伸び、
低音の厚みを増し、臨場感を増した。それにしても、ウン・ポコ・ソステヌー
トの出のエネルギーとカロリーの高さは、とても89歳の老人のものではない。
最初から脱帽だ。第2楽章もトスカニーニのような器楽的カンタービレとなる
あたりも聴きものであろう。第3楽章はよく歌うこくのある充実感満点。フィ
ナーレの序奏ではN響ティンパニー大活躍である。これくらい叩いてくれない
とこのアダージョはものたりない。それにしても胸がふくれるようなアルペン
ホルンが朗々と響き渡りまさにマタチッチの真骨頂と言ってよい
―宇野 功芳―




<PROFIL>
PH 11018 ¥2180
(1)リスト:「フランツ・シューベルトによる歌曲集」より抜粋(5曲):
「どこへ?」、「ライムの木」、他
(2)シューマン:「クライスレリアーナ」
デイヴィット・セオドア・シュミット(Pf)
録音:2011年5月、ベルリン
「どこへ?(Wohim?)」というタイトルの通り、理性と感情の狭間に揺れる時代
に生きたロマン派音楽家たちの探求がテーマとなったCD。多数作曲されている
リストの「シューベルトによる歌曲集」の中から、このテーマに沿う歌曲が集
められています。さらに、シューマンの最高傑作の一つと名高い「クライスレ
リアーナ」は、E.T.ホフマンが著した「楽長クライスラー」のロマン的な音楽
家像に対するシューマンの憧憬が込められた名曲。ロマンティックな情感溢れ
る名曲を演奏するのは新進気鋭のドイツのピアニスト、シュミット。2009年に
デビューして以来高い評価を受ける彼の卓越した演奏にも注目です。

PH 04073 ¥2180
ショパン:
(1)前奏曲集:「24の前奏曲集」、他 
(2)変奏曲集:変奏曲(モーツァルト作曲「ドン・ジョヴァンニ」の“そこで互
いに手を取り合って”に基づく)、他
エフゲニー・ムルスキー(Pf)
録音:2009年11月、2010年12月、シュトゥットガルト
これまでショパンの作品を多数演奏・収録してきたムルスキー注目の新盤。
ショパンの代表作ともいえる「24の前奏曲集」全曲に加え、オペラを強く愛
したショパンらしい、オペラ作品の変奏曲も収録されています。特に注目す
べきは、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の“そこで互いに手を取り
合って”に基づく変奏曲。本来この作品はピアノと管弦楽のための作品です
が、このCDにてムルスキーはピアノのみという興味深い編成での演奏を試み
ています。ショパン界を牽引してきたムルスキーの、定番かつ新鮮な演奏を
堪能できるおすすめのCDです!

PH 11039 ¥2180
ファブレガス:「ヴォイス・イン・ザ・レインフォレスト」
ウェアリング:「アラパナ」
ラーセン:「スロー・ストラクチャー」、陳怡:「夜想」
マイニンガー・トリオ
録音:2010年1月、ニュルンベルク
マイニンガー・トリオが演奏するエキゾチックな作品集。パプア・ニューギニ
アの熱帯雨林から始まり、インド、カナダを回って古代中国へ至る音楽の旅を
堪能することができます。マイニンガー・トリオは2000年に結成されるや否や、
その美しいアンサンブルの音色と音楽に対する深い造詣で一躍高い評価を受け
たグループ。意欲的なプログラムによるコンサート活動は今もなお大きな注目
を集めています。現代音楽演奏に精力的に取り組んできた彼らの卓越した演奏
が、各作曲家が描くエキゾチックな情景へと誘います!

PH 11050 2枚組 ¥3150
J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 BMV232
ウルリケ・ゾンターグ(S)、マルヤナ・リボヴシェク(S/A)、
ハワード・クルーク(T)、アンドレアス・シュミット(Bs)、
ヘルムート・リリング(指揮)、
シュトゥットガルト室内管弦楽団
録音:1988年5月、ルードヴィッヒスブルク
インターコード原盤のライセンス・リリース。J.S.バッハの代表作品の一つで
あるミサ曲ロ短調。リリング自ら設立したゲッヒンゲン聖歌隊に、設立以来高
い評価を受け続けている名門シュトゥットガルト室内管弦楽団の演奏が豊かな
響きを加えます。指揮者のリリングはこれまでこの曲を5回録音しており、本
CDは3度目の録音である1988年のものを収録。どの録音もリリングの工夫が光
る演奏ですが、今回の1988年版とその他の録音と聞き比べてみるのもおすすめ
です。

PH 11049 ¥2180
ハイドン:「ハルモニー・ミサ」
バルバラ・マルティヒ=テュラー(S)、リア・ボーレン(A)、
アダルベルト・クラウス(T)、クルト・ヴィトマー(Bs)、
ディートハルト・ヘルマン(指揮)、
南西ドイツ放送SO.マインツ・バッハ合唱団
録音:1981年1月、バーデン=バーデンスタジオ
管楽器のひときわ豊かな響きから、いつしか「ハルモニー・ミサ」と呼ばれる
ようになったハイドンの名曲。バロック界の牽引者として活躍した、今は亡き
ディートハルトの指揮が光る名盤。ドイツ屈指の合唱団マインツ・バッハ合唱
団と、歌手達の共演にも注目です。CALIG音源のライセンス・リリース。

PH 11060 ¥2180
ケルビーニ:「荘厳ミサ曲」第2番 ニ短調
モニカ・ヴィーベ(S)、ヘレナ・ユングヴィルト(A)、
ロドリゴ・オレンゴ(T)、ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(Bs)、
ハンス・ルドルフ・ツェベレイ(指揮)、
ミュンヘン・モテット合唱団、
ミュンヘン交響楽団
録音:1992年3月、ミュンヘン、バーヴァリア・ムジークスタジオ
イタリアの作曲家でありながらフランス音楽、とりわけオペラ界において多大
な貢献を残したケルビーニ。彼のオペラ作品において、大きな魅力の一つであ
る豊かな響きは、彼のミサ曲においてもいかんなく発揮されています。屈指の
名歌手達とツェベレイの指揮によって生み出される壮麗な響きが魅力のおすす
め盤です。CALIG音源のライセンス・リリース。




<naive>
OP 30518 ¥2280
ヴィヴァルディ(1678-1741):ファゴット協奏曲集vol.2
ファゴット協奏曲:
イ短調 RV 499、ハ長調 RV 472、ヘ長調 RV 490、ト短調 RV 496、
変ロ長調 RV 504、変ホ長調 RV 504、ハ長調 RV470
セルジョ・アッツォリーニ(ファゴット)、ラウラ・ソアーヴェ・クレモナ
録音:2011年4月、ブレシア(イタリア)
ヴィヴァルディのファゴット協奏曲集vol.1(OP 30496)で好評を博したアッツォ
リーニ(アッゾリーニ)が、ついに待望の第2弾をリリース!ヴィヴァルディは
数多くの協奏曲を残した作曲家として有名ですが、ヴァイオリン以外の独奏楽
器のための協奏曲として最も多く作曲されたのがファゴット協奏曲。未完も
含め、その数は39曲にも及びます。今回はそこから7曲が収録されています。
バロック期において作曲されることの少なかったファゴットに対し、果敢に
作曲を試みたヴィヴァルディ。ヴィヴァルディ渾身のファゴット協奏曲集に、
現代曲から古楽に至るまで幅広いレパートリーを持つ稀代のファゴット奏者
アッツォリーニが再び挑みます。前回の協奏曲集vol.1と共にお勧めする注目
のCDです!




<haenssler>
=PREMIUM COMPOSERS=
94 604 2枚組 ¥2080
ステレオ
「プレミアム・コンポーザーズVol.4-ブルックナー」
[CD 1]
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ハース版)
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
クルト・ザンデルリング(指揮)
録音:1999年シュトゥットガルト、
リーダーハレ(ライヴ・デジタル)[収録:SWR]
[CD 2]
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
録音:1996年9月20日シュトゥットガルト、
リーダーハレ(ライヴ・デジタル)[収録:SWR]
93.027と93.186(廃盤)のセット再発。
クルト・ザンデルリング(1912-)とカルロ・マリア・ジュリーニ(1914-2005)と
いう、20世紀を代表する指揮者ふたりが晩年シュトゥットガルト放送響に客演
した際に、得意のブルックナーの交響曲をそれぞれ指揮したライヴ演奏を収録
したもので、完成された巨匠芸をたっぷりと味わえるものすごい内容。
遅めのテンポを基調とした手ごたえ満点の仕上がりは無類で、なかでも、ジュ
リーニによる第9交響曲についてはレギュラー盤が廃盤で、長らく入手難の状
態が続いていたので、このたびのカタログ復活は朗報といえるでしょう。

94 605 2枚組 ¥2080
ステレオ
「プレミアム・コンポーザーズVol. 5-J. S. バッハ」
[CD 1]
J. S. バッハ:
管弦楽組曲第1番ハ長調BWV 1066
管弦楽組曲第2番ロ短調BWV 1067
[CD 2]
J. S. バッハ:
管弦楽組曲第3番ニ長調BWV 1068
管弦楽組曲第4番ニ長調BWV 1069
オレゴン・バッハ祝祭室内管弦楽団
ヘルムート・リリング(指揮)
録音:1992年7月オレゴン州ユージーン、
ハルト・パフォーミング・アーツ・センター(セッション・デジタル)
レギュラー盤92.132のプライスダウン再発。毎年初夏にオレゴン大学をメイン
会場に開催される「オレゴン・バッハ音楽祭」は、1970年にバッハの世界的権
威リリングによって創始されたもので、3週間の会期中に芸術監督リリングの
もと大小さまざまなコンサートをはじめ、レクチャーやマスタークラスも併設
され、おおきな盛り上がりをみせています。
同音楽祭の名を冠する「オレゴン・バッハ祝祭管弦楽団」は、欧米のオーケス
トラの器楽奏者とオレゴン大学音楽学部のメンバーからなる精鋭オーケストラ。
ここに収められたJ. S. バッハの管弦楽組曲は、リリング監修による画期的な
偉業「J. S. バッハ大全集」に含まれているものと同じ内容で、モダン楽器の
特性を活かした壮麗なひびきとみごとなアンサンブルが印象的で、この傑作の
魅力をあますところなく伝えています。





<La Dolce Volta>
フランスのレーベル、La Dolce Voltaの取扱を開始します。
La Dolce Voltaレーベルは、2011年3月に立ち上げられました。年間に5つの新
録音をリリースする予定のほか、2010年に惜しまれつつ幕を閉じたカリオペ・
レーベルの音源もこのLa Dolce Voltaから再リリースされる予定です。

LDV 03 ¥2280
※日本語帯・解説つき
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
第11番 イ長調「トルコ行進曲」K.331、
第2番 ヘ長調 K.280、
第13番 変ロ長調「リンツ」K.333
アルド・チッコリーニ(ピアノ)
録音:2011年5月(使用楽器:ベヒシュタイン)
1925年8月生まれ、85歳(録音当時)のチッコリーニによるモーツァルト最新録
音の登場です。第11番の第1楽章のゆったりとしたテンポ設定はもはや巨匠に
しか許されない聖域。神々しさと美しさに満ちた世界です。トルコ行進曲は
らくらくとしていながら一寸の乱れもなく、それでいてちょっとたどたどし
さが漂うリズムのユーモラスな感じも見事に決まっていて、完璧です。モー
ツァルトの音楽には「遊び心や芝居っ気がある」と語るチッコリーニ。モー
ツァルトが作品中にちりばめた、思わずクスッと笑ってしまうような箇所を
実に自然に引き出しています。モーツァルトが18歳の時に書いたヘ長調のソ
ナタの第2楽章の哀愁を帯びたアダージョは感涙もの。やはり茶目っけのある
アウフタクトで始まる「リンツ」の冒頭もノックアウトもの。巨匠チッコリ
ーニが愛器ベヒシュタインを完璧に手中におさめて語りかけてくる、見事な
モーツァルトです。





<MELBA>
MR 301130(SACD-Hybrid) ¥2450
サン=サーンス:
(1)「ヘンリー8世」より全2曲
(2)「アスカニオ」より全12曲
(3)「エティエンヌ・マルセル」より全6曲
(4)「野蛮人」より全4曲
ギヨーム・トゥルニエール(指)
ヴィクトリア管
サン=サーンスのバレエ音楽といえば「瀕死の白鳥」くらいしか思い浮かびま
せんが、パリ・オペラ座系作曲家だけあって、オペラの中に美しく効果的なバ
レエを挿入しています。しかしそのオペラ自体大半が上演されず埋もれてしま
っているため、せっかくのバレエにも接する機会がありません。それを残念に
思う指揮者トゥルニエールは、サン=サーンスのオペラからバレエ音楽だけを
抜粋して復活させることに力を入れています。当アルバムに収められたナンバ
ーも、ほとんどが初めて耳にするものですが、サン=サーンスのメロディ・メ
ーカーとしての才とオーケストレーションの魔術に1時間にわたってひたれま
す。バレエ音楽ファン必聴の1枚です。

MR 301129(SACD-Hybrid) ¥2450
ピュア・ディーヴァ-ジョアン・ハモンドへのトリビュート・アルバム
(1)チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」-手紙の場
(2)ヴェルディ:「オテロ」-柳の歌/アヴェ・マリア
(3)同:「ドン・カルロ」-あなた様はこの世の虚しさを
(4)ドヴォルザーク:「ルサルカ」-月に寄せる歌
(5)コルンゴルト:「死の都」-マリエッタの歌
(6)オッフェンバック:「ホフマン物語」-逃げてしまったの、雉鳥は
(7)パーセル:「ディドとエネアス」-わたしが地中に横たえられた時
(8)セットル:シャドウス
(9)埴生の宿
(10)サマセットの緑の丘陵
(11)庭の千草
シェリル・ベイカー(Sop)、
ギヨーム・トゥルニエール(指)
クィーンズランド響
ティモシー・ヤング(Pf)
ジョアン・ハモンド(1912-1996)はオーストラリアの国宝的オペラ歌手。オー
ストラリアのみならず世界のオペラ・ハウスで活躍しましたが、1960年に心臓
発作を起こして引退、以後は教育やヴィクトリア州立歌劇場の芸術監督に携わ
り、同国の声楽発展に多大な貢献をしました。当アルバムはハモンドの愛弟子
シェリル・ベイカーが恩師の十八番のオペラ・アリアに挑戦、トリビュート盤
としました。また、彼女に捧げられたオーストラリアの作曲家セットルの
「シャドウス」、両親の故郷イギリスの愛唱歌までも収めています。ハモンド
に対するベイカーのレスペクトが強く表れた感動的名唱です。





<First Hand Records>
FHR 13 ¥1780
(1)ヘンデル(マクリスタル編):ラルゴ
(2)マイケル・ナイマン(ハンフリー編):何で?/もし?
(3)マグリン:
エイスリン/閉じた瞳の後で/フロム・ノーフェア・トゥ・ノーフェア
(4)ヴィラ=ロボス:アリア-ブラジル風バッハ第5番より
(5)フィリップ・グラス:ファザード
(6)アンディ・スコット:わが山頂
(7)ボザ:アリア
(8)ビリー・コゥイー:3つのロマンス
(9)フォーレ(マクリスタル編):ゆりかごOp.12の1
(10)ドビュッシー(ロンデクス編):シランクス
(11)ラヴェル(マクリスタル編):ハバネラ形式の小品
(12)田中カレン:ナイト・バード
ジェラルド・マクリスタル(Sax)、シロマ・ダ・シルヴァ(Pf)、
クレイグ・オグデン(Guit)、
スミスSQ、コデッタ、トリニティ・レイバン弦楽アンサンブル
[録音:2009年8月、11月/ブラックヒース(ロンドン)]
北アイルランド出身のサクソフォン奏者ジェラルド・マクリスタルのソロ・ア
ルバム。マンチェスターの王立北音楽学校とロンドンのギルドホール・スクー
ル、さらにシカゴのノースウェスタン大学で学び、国際的に活躍しています。
彼の活動で特徴的なのは、現代のヒーリング系もしくはミニマル・ミュージッ
ク系作曲家を積極的に紹介している点にあります。当アルバムでも、マイケル
・ナイマンやフィリップ・グラスから、スコットランドのビリー・コゥイー、
アイルランドのマグリン、日本の田中カレンなどの作品をとりあげているのが
注目。ナイマンの曲は「アンネの日記」の映画音楽。超絶テクはもちろんなが
ら、品良く、癒し効果に満ちた不思議なサクソフォンです。





<Wergo>
WER 6729 ¥2180
ヴィクトル・エキモフスキー:
(1)交響的舞曲-ピアノと管弦楽のための
(2)聖母被昇天-打楽器アンサンブルのための
(3)アヴィケンナの鏡-14奏者のための
(4)27の破壊-打楽器アンサンブルのための
(5)ヴァイオリン協奏曲「アッタレーア・プリンケプス」
ミハイル・ドゥボフ(Pf)、ナーザリ・コジュハーリ(Vn)、
オレグ・フジヤコフ(指)
ロシア・フィル(1)(5)、ペカルスキー打楽器アンサンブル(2)(4)、
アレクセイ・ヴィノグラードフ(指)
モスクワ現代音楽アンサンブル(3)
[録音:2006年1月/モスフィルム・スタジオ]
1947年モスクワ生まれのヴィクトル・エキモフスキーは、シュニトケやグバイ
ドゥーリナに続く世代を代表する作曲家。作曲はハチャトゥリヤン門下で、さ
らにメシアンの研究書で博士号もとっています。作風はミニマル系に属しなが
ら、ロシア・アヴァンギャルドの作曲家たちを思わす凶暴なエネルギーに満ち、
ロシアの伝統を感じさせます。当アルバムは彼の1990年代の作品を集めていま
すが、代表作が網羅されているのが嬉しい限り。なかでもヴァイオリン協奏曲
「アッタレーア・プリンケプス」は邦訳も出ているガルシンの小説を音楽化し
たもので、ロシア文学ファンならば二重三重の興味を持つこと間違いなしの作
品です。





<HUNGAROTON>
HCD 32688 ¥2080
フリジェシュ・ヒダシュ:ブラス・アンサンブルのための作品集
(1)5つの楽章 (2)管楽五重奏のためのトレーニング・パターン 
(3)管楽六重奏のためのトレーニング・パターン  (4)5×5
ナーンドル・カサ(トロンボーン)
エヴァルト金管五重奏団
レヴェンテ・バコー(トランペット)、アンドラーシュ・コヴァルチク(ホルン)、
ペーテル・マジャル(トロンボーン)、アッティラ・ペレステギ(チューバ)
録音:2011年3月12-17日、フンガロトン・スタジオ
フリジェシュ・ヒダシュ(1928-2007)は、ブダペストのリスト音楽院でヤーノ
シュ・ヴィシュキに学んだ後、ハンガリー国立劇場、ブダペスト市立オペレッ
タ劇場の音楽監督、聖シュテファン大聖堂の合唱指揮者などの要職を歴任。
その後はフリーランスの作曲家として幅広い活動を展開。あらゆる種類の作品
を残してますが、特に管楽器のために優れた作品を書いたことで知られ、吹奏
楽作品はプロ・アマを問わず世界中で愛奏されています。「5つの楽章」(1973)
は、三本のトランペット、二本のトロンボーンにチューバという編成で、時を
告げるファンファーレ、イントゥラーダ、パルティータ、ディヴェルティメン
トという構成のルネサンス・初期バロック音楽を思わせる佳曲。「トレーニン
グ・パターン」という奇妙な名前のついた二曲は、特に若い器楽奏者のために
書かれた作品。演奏に必要な基本的なテクニックを退屈せずにマスターできる
とともに、室内楽を演奏する喜びも体験できるように書かれています。「5×5」
は金管五重奏のための5楽章形式の作品(1983)。ブダペスト音楽院のホルン教
授ラースロー・サボーとその優秀な弟子たちに献呈されています。エヴァルト
金管五重奏団は1996年結成。国際コンクールの入賞者でソリストとしても活躍
するメンバーから成るこのアンサンブルは世界の名だたるコンクールを制覇、
世界のブラス界を牽引するアンサンブルとして注目を集めています。

HCD 32706 ¥2080
アントニオ・マリア・ナヴァ:フルートとギターのために作品集
(1)メルカダンテ「エリザとクラウディオ」の主題によるセレナータ作品63
(2)セレナータ作品16
(3)3つの二重奏曲  
(4)サルヴァトーレ・ヴィガーノのバレエ「エジプト王プサンミ」の主題と
変奏作品40
ディアローグ・デュオ
ノエーミ・ジェーリ(フルート)カタリン・コルタイ(ギター)
録音:2011年6月20-25日、フンガロトン・スタジオ
アントニオ・マリア・ナヴァ(1775-1826)は、19世紀イタリアでもっとも活躍
したギター奏者&作曲家。スラノ・スカラ座から程近い一角に生まれたナヴァ
は少年時代からこの劇場に出入りし、後に絶大な影響力をもつ劇場支配人・出
版人となるジョヴァンニ・リコルディと知り合います。またミラノで最初のギ
ター専門店を開いたアントニオ・モンジーノによって(6弦の)ギターに見ざめ、
その息子ジャコモの手助けによってテクニックを磨き、ギター奏者として活動
を始めます。ギター・デュオは当時大変人気のあった編成で、リコルディは
1808年から1826年の間に28曲のナヴァ作品を出版し大いに利益をあげています。
現在約100曲が確認されているナヴァの作品は当時のベル・カント様式を色濃
く反映し、また同時代のオペラ作曲家たちを思わせるロマンティックな味わい
を持ち、イタリアのギター音楽を代表するレパートリーとなっています。演奏
をする「ディアローグ・デュオ」は、フルート奏者ノエーミ・ジェーリとギタ
ー奏者カタリン・コルタイによりブダペスト音楽院在学中の2002年に結成。ス
タンダードなレパートリーで定評を得る一方で、ハイドンやモーツァルト作品
の編曲、現代の作曲家たちとの共同作業にも情熱を燃やしています。

HCD 32676 ¥2080
ゾルターン・コヴァーチ&ペーテル・トート作品集
(1)ゾルターン・コヴァーチ(1969‐):
トランペットとトロンボーンのための二重協奏曲
(2)ペーテル・トート(1965-):弦楽オーケストラのための「冬物語」
(3)同:シャーンドル・ペテーフィに詩による「村の鍛冶屋」
ベンツェ・ホルヴァート(トランペット) 
イシュトヴァーン・ペーテル・ファルカシュ(トロンボーン)
デブレツェン・コダーイ合唱団
ゾルターン・パド(合唱指揮)
デブレツェン・フィルハーモニー管弦楽団
バラージ・コチャール(指揮)
録音:2010年9月14-17日、ホテル・アラニビカのデブレツェン・バルトーク・
ホール
出来立ての21世紀ハンガリーの音楽から、過去にインスパイヤーされた3つの
異なる作品を収録。コヴァーチの作品は、バロック時代のコンチェルトから
お馴染みの緩‐急‐緩の楽章構成を取りながら、パーカッションの即興的なイ
ントゥラーダ、バルトーク風の複雑なリズム、三度のハンマーの打ち込み、
ソロ楽器の名技を尽くした演奏効果満点の作品。トートの「村の鍛冶屋」は
ハンガリーの19世紀ロマン派の詩人シャーンドル・ペテーフィ(1823‐1849)
の英雄譚に基づく「コラール・オペラ」。主役のビックヘッド、内気なリジー、
靴職人はソリストではなく合唱で演じられている非常にユニークな作品。
2006年に作曲された「冬物語」はシェイクスピアの同名の作品とは関係なく、
「冬」という言葉のもつ、時の移ろい、死、終焉・・・のイメージを弦楽オー
ケストラで描いた4部構成の作品で、コヴァーチ指揮ブダペスト弦楽オーケス
トラによって初演されている。

HCD 32703 ¥2080
ヴェロニカ・キンチェシュ、アリア・リサイタル
(1)グルック:
『オルフェオとエウリディーチェ』より3幕「なんという恐ろしいひととき」
(エウリディーチェ) 
(2)モーツァルト:
『フィガロの結婚』より4幕「ああ、遅れないで来てちょうだい」(スザンナ) 
(3)同:『コジ・ファン・トゥッテ』より2幕「許して、いとしいあなた、お願
いよ」(フィオルディリージ) 
(4)同:
『皇帝ティトの慈悲』より「もはや花飾りを編むために」(ヴィテッリア) 
(5)ヴェルディ:
『シモン・ボッカネグラ』より1幕「この暗い時間に」(アメーリア) 
(6)ゴルトマルク:
『シバの女王』より1幕「私のアッサートは帰ってくる!」(スラミト) 
(7)プッチーニ:
『蝶々夫人』より1幕「魅力に満ちた目の乙女」(蝶々さん、ピンカートン) 
(8)同:2幕「ある晴れた日に」(蝶々さん)*  
(9)レスピーギ:『セミラーマ』より3幕「悲しいかな」(セレウキア) 
(10)同:
『エジプトのマリア』より2場「あなたの怒りは激しく昂り」
「ああ、白い大鷹よ」(マリア)
ヴェロニカ・キンチェシュ(S)
ペテル・ドヴォルスキー(テノール)(7)
ハンガリー国立歌劇場管弦楽団(1)(5)(6)(7)(8)
ハンガリー国立歌劇場合唱団(6)ブダペスト交響楽団(2)(3)(4)
ハンガリー国立管弦楽団(9)(10)
指揮:エルヴィン・ルカーチ(1)ゲザ・オーバーフランク(2)(3)(4)
ジュゼッペ・パタネー(5)(7)(8)アダム・フィッシャー(6)
ランベルト・ガルデッリ(9)(10)
録音:(1)1978年-(2)(3)(4)(5)1983年-(6)(7)(8)1980年-(9)1990年-(10)1988年
ハンガリーの名ソプラノ、ヴェロニカ・キンチェシュがフンガロトンに録音し
てきたオペラ全曲録音から彼女の最も得意とするアリアを集めたアルバム。
ブダペストとローマで学び、ハンガリー国立歌劇場はもとより世界各地の歌
劇場で活躍するキンチェシェは、よく響くリリックな声と滑らかなフレージン
グでどの役も魅力的に歌い、演じきっています。ルカーチ、パタネー、フィッ
シャー、ガルデッリという共演している実力者揃いの指揮者陣をみればその
実力がわかるというもの。キンチェシュの実力を再確認し、全曲録音が聴きた
くなる充実したアリア・コンピレーションです。お薦め!




<naive>
V 5274 2枚組 ¥2380
ヴィヴァルディ:
CD1:オペラ名曲集り
「貞節なニンフ」、「狂乱のオルランド」、「アデナイーデ」、
「離宮のオットーネ」、「オリンピアーデ」、他
CD2より宗教曲・協奏曲集
マンドリン協奏曲、「主は言われた」、「悲しみの聖母」、チェロ協奏曲、
ヴァイオリン協奏曲「四季」より「秋」・「冬」、他
ユリア・レージネヴァ(S)、サンドリーヌ・ピオー(S)、
サラ・ミンガルド(Ms)、ロレンツォ・レガッツォ(Bs)、
リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)、他
2011年7月、当時のヴェネツィアで行われていた祭典を現代のヴェルサイユ宮
で再現し、ヴィヴァルディの曲を演奏するという祭典、『ヴェネツィア・ヴィ
ヴァルディ・ヴェルサイユ』が開催されました。この試みに関連して、ヴィ
ヴァルディの人生の軌跡を集約した作品集が発売。2枚組構成で、1枚目はオ
ペラ名曲の数々、2枚目は宗教曲と協奏曲を収録しています。さらに、このCD
には90ページを超える豪華なリーフレットも同封。ヴィヴァルディに関する詳
細な解説だけでなく、当時のヴェネツィアの音楽状況についての解説もなされ
ています。直筆譜や古地図など、当時を知る貴重な挿絵も必見。豪華な内容を
綴じるにふさわしい、美しいパッケージデザインがなされています。ヴィヴァ
ルディをよく知る方にも、初めて聴く方にもおすすめの名盤です!

V 5273 ¥1850
ヴィヴァルディ:
(1)セレナータ「祝されたセーナ」、(2)グローリアRV589 、
(3)歌劇「狂乱のオルランド」、(4)ニシ・ドミヌス、
(5)フルート協奏曲第2番「夜」、(6)歌劇「貞節なニンフ」、
(7)ヴァイオリン協奏曲「四季」より「夏」、
(8)セレナータ「祝されたセーナ」より第1部
(9)ヴァイオリン協奏曲「四季」より「春」、(10)歌劇「嵐の中のドリラ」
サンドリーヌ・ピオー(S)、フィリップ・ジャルースキー(T)、
リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)、他
バロック期を代表する作曲家アントニオ・ヴィヴァルディ。ルイ15世の結婚を
祝し依頼作曲された「祝されたセーナ」、出版された歴史上最初の作品とされ
るフルート協奏曲より第2番「夜」、ヴァイオリン協奏曲「四季」より「夏」
と「春」などが収録。当時から高い人気を得ていたヴィヴァルディの魅力を
証明する珠玉の作品を、多岐に渡って堪能できる1枚です。曲目だけでなく、
卓越した演奏者達の共演にも注目です。





<EURO ARTS>
20 57378(DVD-Video) 4枚組 ¥3950
字幕:独,英,仏,伊,西
ベートーヴェン:交響曲全集1-9
交響曲第1番ハ長調作品21,交響曲第2番ニ長調作品36
交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」,交響曲第4番変ロ長調作品60
交響曲第5番ハ短調作品67「運命」,交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」
交響曲第7番イ長調作品92,交響曲第8番ヘ長調作品93
交響曲第9番ニ短調作品125「合唱」
クラウディオ・アバド(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:2001年2月、ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院、
2000年5月1日、ベルリン、フィルハーモニーザール(第9番)

20 57928(DVD-Video) 4枚組 ¥4250
字幕:伊,英,独,仏,西(DVD2:伊,英,独)
イタリア・オペラBOX(4DVD)
DVD1:
ロッシーニ:歌劇「セヴィリアの理髪師」(全曲)
ヴェッセリーナ・カサロヴァ(S) マヌエル・ランサ(Br) 
カルロス・ショーソン(Br) ニコライ・ギャウロフ(B)
ケネス・ロバーソン(B) ヴァレリィ・ムルガ(Br) 
エリーザベト・ラエ・マグナソン(Ms) レイナルド・マシアス(T)ほか
ネロ・サンティ(指) チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団
収録:2001年4月チューリヒ歌劇場、ライヴ
DVD2:
ヴェルディ:歌劇「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」(全曲)
クリスティアーネ・カイザー(S ヴィオレッタ) 
ジャン=フランソワ・ボラス(T アルフレード・ジェルモン) 
ゲオルク・ティヒ(Br ジョルジョ・ジェルモン) 
マグダレーナ・アンナ・ホフマン(S フローラ) 
ステファニー・コピニツ(Ms アンニーナ) 
ミヒャエル・クルツ(T ガストン)ほか 
エルンスト・メルツェンドルファー(指)
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団,
スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団
演出:ロベルト・ヘルツル
収録:2008年7月11日ザンクト・マルガレーテン,ローマ時代の石切り場
DVD3:
プッチーニ:歌劇「トスカ」(全曲)
マリア・グレギーナ(S トスカ) 
サルヴァトーレ・リチートラ(T カヴァラドッシ) 
レオ・ヌッチ(Brスカルピア) 
ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ(Bアンジェロッティ) 
アルフレード・マリオッティ(Br堂守)ほか
リッカルド・ムーティ(指) ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
演出:ルカ・ロンコーニ
収録:2000年3月14-17日 ミラノ・スカラ座
DVD4:
チレーア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」(全曲)
ダニエラ・デッシ(S アドリアーナ・ルクヴルール) 
セルゲイ・ラリン(T マウリツィオ) 
カルロ・グエルフィ(Br ミショネ) オルガ・ボロディナ(Ms ブイヨン公妃) 
ジョルジョ・ジュゼッピーニ(Bs ブイヨン公爵) ほか
ロベルト・リッツィ・ブリニョーリ(指)ミラノ・スカラ座管弦楽団,合唱団
演出:ランベルト・プッジェッリ
装置:パオロ・ブレーニ
衣装:ルイザ・スピナテッリ
収録:2000年1月,ミラノ,スカラ座


20 57894(Blu-ray) ¥4250
ショスタコーヴィチ:祝典序曲 Op.96
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」組曲第1番、第2番
ショパン:マズルカ ハ長調Op.24(アンコール)
マルタ・アルゲリッチ(P)
ユーリ・テミルカーノフ(指)
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
収録:2009年12月8日ストックホルム・コンサート・ホール
(ノーベル賞授賞式会場)、ライヴ
米国のバラク・オバマ大統領にノーベル平和賞が授与され話題を集めた2009年
のノーベル賞。ノーベル賞授賞式で行われる演奏会には、受賞者はもちろん、
スウェーデンのロイヤル・ファミリー、一般の聴衆が集まり、毎年一流の音楽
家が一流のパフォーマンスを披露しています。2009年はピアニストにマルタ・
アルゲリッチ、指揮者にロシアの巨匠ユーリ・テミルカーノフを迎え、「ノー
ベル賞のオーケストラ」ことロイヤル・ストックホルム・フィルが演奏しまし
た。快活で洗練されたショスタコーヴィチの「祝典序曲」にはじまり、アルゲ
リッチの個性的かつ色彩感溢れる快演を聴かせてくれるラヴェルのピアノ協奏
曲。アンコールにはアルゲリッチのマズルカが鮮やかに響き渡ります。後半の
プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」もテミルカーノフの豊かな音楽性と
洞察力、機知に富んだ音楽がノーベル賞のお祭り気分を盛り上げてくれます。
ブルーレイの鮮やかな映像で会場の華々しい雰囲気を楽しむことができます。




<harmonia mundi>
HMC 902098 ¥2450
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):
(1)レクイエム-入祭唱&キリエ ヘ長調(T208/5)、怒りの日ハ短調(T202/4)
(2)ミゼレーレ 変ロ長調(T 207/5)
レネケ・ルイテン(S)、ルース・サンドホフ(A)、コリン・バルツァー(T)、
トーマス・バウアー(Bs)、
ハンス=クリストフ・ラーデマン(指揮)、
ベルリン古楽アカデミー、RIAS室内合唱団
録音:2010年11月
以前、ヨハン・ルートヴィヒ・バッハの「葬送のための音楽」(HMC 902080)が
好評だったラーデマンによるバッハ一族の音楽再発見シリーズの第2弾!今回
は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)の末息子であるヨハン・ク
リスティアン・バッハ(1735-1782)を取り上げます。18世紀後半の最も多作な
作曲家で、モーツァルトに影響を与えた重要な音楽家でもあるヨハン・クリ
スティアン。生前はドイツ、イタリア、イギリスなど様々な都市で活躍し、
とりわけロンドンではアーベルと共に公開演奏会の確立に多大な貢献を果た
しました。彼の音楽性はイタリア・オペラに由来しており、今回収録された
「レクイエム」にも当時のイタリア教会音楽様式が垣間見えます。彼の作品
は生前大きな名声を得たものの、後進のハイドン、モーツァルトらの出現に
よって、没後はその作品の多くが歴史の影に埋もれてしまいました。今回は
彼の教会音楽作品の中でも代表的な「レクイエム」、「ミゼレーレ」を収録。
これまでバッハ一族の音楽を数多く復興してきたラーデマンによって、ヨハン
・クリスティアン・バッハの優美かつ壮麗な響きが蘇ります!




<SUPRAPHON>
SU 4061 ¥1780
レイハ(ライヒャ):クラリネット五重奏曲 変ロ長調
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
オンジェイ・クッカル:
クラリネットと弦楽のためのコンチェルティーノ「クラリネッティーノ」
リュドミラ・ペテルコヴァー(Cl&バセットCl)、ベネヴィッツ・カルテット
録音:2011年7月、プラハ、マルティニクスタジオ
クラリネットと弦楽のアンサンブルをテーマに、3人の作曲家の作品を収録。
年代も知名度も多岐に渡る3人それぞれの豊かな個性を一度に堪能できる貴重
なCDです。3曲に共通するのは、クラリネットの名手に影響を受けて作曲され
た作品であるということ。特にクッカルの「クラリネッティーノ」は、チェコ
を代表するクラリネットの名手ペテルコヴァーのために書かれた注目の作品。
自らにインスパイアされた曲を、ペテルコヴァーはどう演奏するのか……必
聴です!しかもモーツァルトは指定楽器のバセット・クラリネットでの演奏。
また、アンサンブルを組むのは第5回大阪国際コンクールで優勝した経歴を持
つチェコの実力派、ベネヴィッツ・カルテット。チェコの響き溢れる美しい
アンサンブルも魅力の一枚です。

SU 4067 ¥1480
クリスマス合唱曲集
ブランカ・クリンスカー(合唱指揮)、Bambini di Praga
録音:1998年6月、プラハ、チェコラジオスタジオ
世界中で高い評価を受けるプラハ少年合唱団、Bambini di Pragaが歌う、クリ
スマスの聖歌集。数々の少年合唱団を導いてきたクリンスカーの指揮によって、
少年達のシンプルかつ繊細な歌声が引き出されています。ボヘミア、ポーラン
ド、イギリス、アメリカ、フランスなど、様々な国の特色溢れる聖歌の美しい
響きが魅力の名盤です。




<naive>
●ナイーブのバロック声楽名盤バジェットシリーズ、最新10タイトルのご案内

E 8933 ¥1550
(旧品番:E 8873)
(1)ヨハン・ミヒャエル・バッハ:
カンタータ「ああ、いかにこの時を待ち望んでいたことか」 
(4)カンタータ「信心は、満ち足りることを知る者には、大きな利得の道です」
(7)アリア「いざ、我ら主を讃えん」 
(2)ヨハン・クリストフ・バッハ:
独唱カンタータ「ああ、たっぷりと水さえあれば」 
(6)カンタータ「おお、神よ、あなたは、なにゆえその時」 
(3)J.S.バッハ:カンタータ第54番「いざ、罪に抗すべし」BWV54 
(5)J.S.バッハ/ホフマン:
カンタータ第53番「いざ、待ち望みたる時を告げよ」BWV53
ジェラール・レーヌ(A) イル・セミナリオ・ムジカーレ 
録音:2001年11月ヴェルサイユ/サント・ジュヌヴィエーヴ校の礼拝堂
多くの音楽家を輩出してきたバッハ一族。その最重要人物の一人J.S.Bachと、
彼以前の世代において重要なヨハン・ミヒャエル・バッハ、ヨハン・クリスト
フ・バッハ兄弟のアリアとカンタータが収録。その表現力に富んだ暖かい美声
で評価の高いジェラール・レーヌが、バッハ一族の名曲を美しく歌い上げてい
ます。

V 5279 ¥1550
ヘンデル:聖セシリアの祝日のための頌歌
マルク・ミンコフスキ(指)
ルーブル宮音楽隊,ルーシー・クロウ(S) ナタリー・シュトゥッツマン(Ms)
アンデルス・J・ダーリン(T) リチャード・クロフト(T) 
ルカ・ティットート(Bs) ほか,
録音:2009年1月,グルノーブル
パーセル、ヘンデル、ハイドンのメモリアルイヤーに収録された、聖セシリア
にまつわる名曲を集めた一枚。近年来日し、その卓越した演奏で大きな注目を
受けたミンコフスキとルーブル宮音楽隊による演奏です。オリジナル盤はV5183
でヘンデルのほか、パーセル、ハイドンも収録されています。

OP 30526 ¥1550
(旧品番:OP 30296)
(廃盤)
(1)カリッシミ:オラトリオ「罪に定められた者たちの嘆き」 
(2)同:オラトリオ「エフタの物語」 (3)コリスタ:シンフォニア ニ短調 
(4)フレスコヴバルディ:2声のモテット「おお死よ、そなたに」 
(5)同:パッサカリアによるパルティータ 
(6)同:1声のモテット「神はわたしたちの避けどころ」 
(7)コリスタ:シンフォニア 変ロ長調 
(8)カリッシミ:オラトリオ「祝福された者たちの幸福」
マルタン・ジェステル(指,Org) エリザ・フランツェッティ,
メルセデス・エルナンデス,エマニュエル・アリミ(S)
ステファン・ヴァン・ダイク, ルカ・ドルドロ(T) 
ステファン・インボーデン(Bs) ル・パルルマン・ド・ミュジーク
録音:2000年10月
1650年頃のコンセール・スピリチュエルで演奏されていた曲を集めた一枚。
オラトリオの確立者カリッシミをはじめ、当時のローマで歌われていた名曲を
堪能できます。

E 8934 ¥1550
(旧品番:AM 157)
(1)ゴーティエ・ドゥ・マルセイユ:シンフォニア 
(2)クレランボー(1676-1749):カンタータ「メデ」(第1巻) 
(3)ジャック・デュフリ(1715-1789):
チェンバロのための作品集第3巻(抜粋)-フォルクレ、メデ 
(4)ゴーティエ・ドゥ・マルセイユ:
組曲ト短調より前奏曲、二声のシンフォニア&リュリ:メデのアリア 
(5)ジョヴァンニ・アントニオ・ジャネッティーニ(1648-1721):
アテネのメディア(抜粋)&D.ガブリエッリ:バレエOp.1より器楽曲 
(6)ニコラ・ベルニエ(1665-1734):
カンタータ「メデ」&ミシェル・ドゥ・ラ・バレ:器楽作品集第3巻より
ステファニー・ドゥストラック(Ms) 
アンサンブル・アマリリス〔エロイーズ・ガイヤール(指)、
リコーダー&バロック(Ob)〕、ヴィオレーヌ・コチャール(声楽指揮、鍵盤)、
ジローヌ・ゴーベール=ジャック(Vn) アンヌ=マリー・ラーラ(Gamb)
録音:2007年8月
オペラの題材として定番の『メディア(メデ)』。数々の『メディア』より、メ
デの怒りの歌曲を収録。自分を裏切った恋人に対する、愛憎入り混じった激情
を歌い上げるメデの迫力に圧倒される名盤です。

OP 30525 ¥1550
(旧品番:OP 30350)
(廃盤)
アレッサンドロ・スカルラッティ:
主は言われた マドリガーレ(全5曲) マニフィカト(全10曲)
リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)コンチェルト・イタリアーノ
録音:2000年2月
数多くのオペラ曲、カンタータを生み出したアレッサンドロ・スカルラッティ
の歌曲、マドリガーレらを収録。卓越した演奏で評価の高いアレッサンドリー
ニとコンチェルト・イタリアーノが演奏します。

OP 30527 ¥1550
(旧品番:OP 30360)
(廃盤)
プロヴェンツァーレ:パンジェ・リングア/ディアロゴ・サクロ,
カレザーナ:ソナタ/ミサ“エクスルテット・オルビス・ガウディス”
アントーニオ・フローリオ(指)ラ・カペッラ・デ・トゥルキーニ
録音:2002年3月
18世紀ナポリ音楽の先駆者であるプロヴァンツァーレと、かのペルゴレージに
多大な影響を与えたカレザーナの作品を収録。これまで歴史の影に埋もれてし
まった数々の名曲を蘇らせて来たフローリオとラ・カペッラ・デ・トゥルキー
ニがする貴重な一枚です。

OP 30522 ¥1550
(旧品番:OP 30423)
モンテヴェルディ:マドリガーレ第6集-アリアンナの嘆き、他
リナルド・アレッサンドリーニ(指)コンチェルト・イタリアーノ
録音:2005年12月
8巻からなるモンテヴェルディのマドリガーレ集の第6巻を収録。歴史的マドリ
ガーレ作曲家が生み出した名曲の数々を、アレッサンドリーニが指揮するコン
チェルト・イタリアーノが演奏。

OP 30521 ¥1550
(旧品番:OP 30483)
ヘンデル:
「ポーロ」 「オルランド」 「ラダミスト」 「フラーヴィオ」 
「タメルラーノ」 「エツィオ」 「リナルド」 「アレッサンドロ」
 「アマディージ」 「オットーネ」 からの二重唱,アリア、他
サンドリーヌ・ピオー(S) サラ・ミンガルド(Ms) 
リナルド・アレッサンドリーニ(指)
コンチェルト・イタリアーノ
バロック音楽界を代表するピオーとミンガルドの共演が実現した名盤。アレッ
サンドリーニが指揮するコンチェルト・イタリアーノの伴奏に乗る、生き生き
とした2人の歌声が魅力の一枚です。

OP 30524 ¥1550
(旧品番:OP 30415)
ヴィヴァルディ:バスのためのアリア集
「エジプトの戦場のアルミーダ」RV699-A,「ティート・マンリオ」RV738-A,
「怒りのオルランド」RVAnh84,「セミラーミデ」RV733,
「ファルナーチェ」RV711-D,「シルヴィア」RV734,
「アデライーデ」RV695,「オリンピアーデ」RV725、からのアリア,
序曲、弦楽のための協奏曲ロ長調RV162
ロレンツォ・レガッツォ(Bs) 
リナルド・アレッサンドリーニ(指)
コンチェルト・イタリアーノ
録音:2005年5月
レガッツォの鮮やかな歌声が映える珠玉アリア集の名盤。

OP 30523 ¥1550
(旧品番:OP 30411)
ヴィヴァルディ:
「カンダーチェ」,「シルヴィア」,「試練の中の真実」,
「ティート・マンリオ」,「ティエテベルガ」,「メデアとジャゾーネ」,
「春風がささやき」からのアリア,重唱, 他
サンドリーヌ・ピオー(S) アン・ハレンベリ(Ms) ポール・アグニュー(T) 
ギルメット・ロランス(Ms)
フェデリーコ・マリア・サルデッリ(指)
モード・アンティクオ
録音:2005年1月
吉田秀和氏も絶賛するフランスのソプラノ歌手ピオーらが歌う、ヴィヴァル
ディのオペラ・アリア集の名盤です。




<MUSO>
MU 001 ¥2280
アントワーヌ・フォルクレ(1671-1745):ヴィオール曲集(組曲第1、2、5番)
ミュジカル・ユモール
【ジュリアン・レオナール(Gamb)、トマス・ダンフォール(Theorbo)、
フランソワ・ゲリエ(Harpsichord)】
録音:2010年5月
フランスのレーベル、MUSOの取り扱いを開始します。MUSOはALIAVOXでジョル
ディ・サヴァールのCDも手がけたオリヴィエ・ヴァニュによって2011年に設立
された新しいレーベルです。フランス音楽の普及だけでなく、若手音楽家の
発信も目指すMUSOからの最初のCDは、アントワーヌ・フォルクレのヴィオール
曲集。アントワーヌ・フォルクレは、17世紀後半から18世紀のフランス音楽界
においてヴィオラ・ダ・ガンバの名手として高い評価を受けた音楽家です。
イタリア音楽に影響を受けたフォルクレは、穏やかで柔らかい曲調の目立つ
それまでのヴィオラ・ダ・ガンバの音楽に新風を吹き込みました。その音楽性
は17世紀最大のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者マラン・マレと比較され、『天使の
ようなマレ、悪魔のようなフォルクレ』とも評されました。新レーベル最初の
CDにふさわしいといえるフォルクレのヴィオール曲集を演奏するのは、ジュリ
アン・レオナールらフランスの若手音楽家たちによって2005年に結成された
MUSICALL HUMORS(ミュジカル・ユモール)。17世紀から18世紀初頭のヴィオラ
・ダ・ガンバの曲を演奏するグループで、2010年よりMUSOでの活動を開始し
ました。このヴィオール曲集はすでにサヴァール、パンドルフォ、クイケン
らによる録音がありますが、今回はその録音とは異なり、2ndガンバの代わり
にテオルボを充てた編成で収録されています。この試みについて、ヴィオラ・
ダ・ガンバを担当しているジュリアン・レオナールは「サウンドをより豊か
にし、アンサンブルをさらに明確にするために今回の編成にチャレンジした」
とコメントしています。このCDではヴィオール曲集第1巻より組曲第1、2、5番
を収録。ヴィオラ・ダ・ガンバの柔らかくもふくよかな音の響きと、美しいア
ンサンブルを堪能できる1枚です。




<KII 国内仕様盤>
KKC 5156 ¥3000
[MIRARE]
MIR 008
輸入盤・日本語解説書付
ラフマニノフ:
(1)ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
(2)ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
ボリス・ベレゾフスキー(Pf)、
ドミートリー・リス(指)
ウラル・フィル
録音:2005年8月/アルセナル文化センター(メス)
大柄な体躯と超絶技巧に恵まれたロシア人ベレゾフスキーには、やはりラフマ
ニノフの音楽が特に合っていると言えるでしょう。さらに同郷の指揮、オーケ
ストラゆえ、にじみ出るロシア色が自然で最高。難曲の第3番でもベレゾフス
キーは楽々と征服し、音楽から透明感と軽やかささえ引き出しています。やは
りラフマニノフの協奏曲はこのような演奏で聴きたいと申せましょう。

KKC 5157 ¥3000
[MIRARE]
MIR 099
輸入盤・日本語解説書付
リスト:
(1)ピアノソナタ ロ短調
(2)巡礼の年第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」
(3)メフィスト・ワルツ第1番
(4)夕べの調べ-超絶技巧練習曲
(5)ショパン:ワルツ第5番変イ長調Op.42
ボリス・ベレゾフスキー(Pf)
録音:2009年3月15日/ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(1)、
6月26日/トゥール、フェスティヴァル・ド・ラ・グランジュ・ド・メレ
(2)‐(5)(ライヴ)
やはりベレゾフスキーは大規模で何技巧が要求される作品で輝きをみせるよう
で、このリストのソナタは凄いのひとことに尽きます。特に彼は聴衆を前にし
たライヴで燃えるタイプなので、当CDでの入魂ぶりは神がかり的とも言えます。
ピアノも鳴りきり充実度も満点。ピアノの魅力を満喫できます。

KKC 5158 ¥3000
[MIRARE]
MIR 047
輸入盤・日本語解説書付
ショパン:
(1)ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
(2)同第2番ヘ短調Op.21
ボリス・ベレゾフスキー(Pf)
ジョン・ネルソン(指)
パリ室内管
録音:2007年6月イルカム(パリ)
ベレゾフスキーはリストやラフマニノフのような豪快な音楽を得意としていま
すが、ショパンにも独特な魅力があります。技巧的な余裕はもちろんながら、
繊細でしなやかな指運びに驚かされます。また、ベタベタと甘くない清潔感も
特筆で、新鮮なショパンを味わせてくれます。

KKC 5155(SACD-Hybrid) ¥3000
[BIS] BISSA 1800
輸入盤・日本語解説書付
ベルリオーズ:
(1)幻想交響曲
(2)劇的情景「クレオパトラ」
アンナ・カテリーナ・アントナッチ(ソプラノ)、
ヤニック・ネゼ=セガン(指)
ロッテルダム・フィル
録音:2010年3月/オランダ放送音楽センター、スタジオMCO5
注目の1975年生まれのカナダ人指揮者ヤニック・ネゼ=セガンがBISに登場。
ゲルギエフより引き継いだ手兵ロッテルダム・フィルと興味深いシリーズを展
開していく予定で乞うご期待。第1弾はベルリオーズ。名曲中の名曲「幻想交
響曲」と、ローマ賞課題曲として作った珍しい「クレオパトラ」。どちらも自
殺前の想いがテーマとなっていて、ベルリオーズならではの美学が反映されて
います。ネゼ=セガンの演奏は鮮烈そのもの。驚くほど若々しいエネルギーに
満ち、「幻想交響曲」をまるで初めて聴く音楽かのように再現します。

KKC 5159(SACD-Hybrid) ¥3000
[audite] 92.575
輸入盤・日本語解説書付
シューベルト:
(1)さすらい人幻想曲 D760
(2)ピアノソナタ第21番変ロ長調 D960
原田英代(Pf)
録音:2010年11月23-25日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
ドイツを中心に世界で活躍するピアニスト原田英代。こでまで出たCDはいずれ
も高い評価を得て、彼女の底知れぬ才能を世に知らしめました。今回は原田得
意のシューベルト。彼女は2003年から10年にかけてシューベルトの連続演奏会
を行い、その世界に迫りました。作品の研究と分析の成果が結実した演奏にご
期待下さい。

KKC 5160 ¥3000
[HMF] HMU 807556
輸入盤・日本語解説書付
あの鐘を鳴らすのは…
(1)ジョン・ウィリアムズ :
あの鐘を鳴らすのは…/祝祭のためのファンファーレ/
檣頭(しょうとう)…高きに上りつめし者へ
(2)ティルソン=トーマス:街の歌
(3)ローリゼン:金管六重奏のためのファンファーレ/おお、大いなる神秘よ
(4)ブロートン:ファンファーレ、行進曲、頌歌と終章
(5)プッツ:悲歌
(6)ヒルツィック: 螺旋の群像
ベイ・ブラス
録音:2004年1月、2007年4月、2009年3月
/ルーカスフィルム社スカイウォーカー・サウンド(カリフォルニア)
サンフランシスコ交響楽団の金管楽器奏者達が中心となって1995年に発足した
「ベイ・ブラス」初のアルバム。アメリカの作曲家たちの金管作品ばかりを
「世界初演」したこのアルバムは、金管楽器に関心を抱く向きのみならず、ア
メリカでいまもっとも脂がのる作曲家達の「今」に興味を抱く音楽ファンの心
を、必ずやとらえてしまうはず。映画音楽で有名なジョン・ウィリアムズが、
皇太子殿下と雅子様のご成婚を祝して作曲した表題曲のほか、大指揮者ティル
ソン=トーマスが自ら率いるオケの手錬(てだれ)たちのために書き下ろしたオ
リジナル曲など、どれも金管楽器の魅力溢れる痛快な名演ばかりです。

KKC 5161 ¥3000
[HMF] HMU 907498
輸入盤・日本語解説書付
モーツァルト:
(1)ピアノソナタ ハ長調 K.330
(2)ロンド イ短調 K.511
(3)同ニ長調 K.485
(4)アダージョ ロ短調K.540
(5)ピアノソナタ ハ短調 K.457
クリスティアン・ベズイデンホウト(フォルテピアノ)
録音:2010年1月/エア・スタジオ。リンドハースト・ホール(ロンドン)
フォルテピアノによるモーツァルトの第1弾が各界から絶賛されたベズイデン
ホウトの第2弾。古楽器という先入観をくつがえす音楽性は独特で、もっとも
将来を嘱望されるフォルテピアノ界の星です。第2弾も期待に違わぬ快演で、
短調作品での深みにも驚かされます。

KKC 5162 ¥3000
[THEATRE CHAMPS-ELYSEES]
TCE 004
輸入盤・日本語解説書付
デュティユー:時の大時計
+小澤征爾、ルネ・フレミング、アンリ・デュティユーによる対談
ルネ・フレミング(Sop)
小澤征爾(指)
フランス国立管
録音:2009年5月7日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
フランスの長老作曲家アンリ・デュティユーの2007年作「時の大時計」。同年
サイトウ・キネン・フェスティバルで初演され話題となりました。当CDは2009
年5月にパリのシャンゼリゼ劇場で行われたパリ初演のライヴ。4曲目はコンサ
ート当日のリハーサル中にデュティユーが補筆完成させたという歴史的音源で
す。現代最高のソプラノ、フレミングと小澤征爾という豪華スタッフによる熱
演で、観客の熱狂が伝わってきます。

KKC 9029(DVD-Video) ¥4000
[EUROARTS] 20 57758
輸入盤・日本語解説書付
(1)チャイコフスキー:くるみ割り人形Op.71-小序曲/クリスマス・ツリー
/行進曲/パ・ド・ドゥ
(2)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
(3)ストラヴィンスキー:春の祭典
(4)リンケ:ベルリンの風(アンコール)
イェヒム・ブロンフマン(Pf)(2)
サー・サイモン・ラトル(指)
ベルリン・フィル
録音:2009年6月21日/オリンピックスタジアム(ベルリン)(ライヴ)
毎年恒例の野外コンサート、ベルリン・フィル・ヴァルトビューネ。2009年は
ロシア作品をまとめています。ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番は名手ブロ
ンフマンの独奏。凄い迫力と技巧で聴衆を圧倒します。コンサートマスターに
樫本大進の姿も見え、話題に事欠かない記録です。

KKC 9030(DVD-Video) ¥4000
[EUROARTS] 20 57558
輸入盤・日本語解説書付
(1)ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
(2)ラモー:「レ・ボレアド」組曲
サー・サイモン・ラトル(指)
ベルリン・フィル
録音:1993年11月6-8日/フィルハーモニー(ベルリン)(ライヴ)
1993年のラトルとベルリン・フィル最初のライヴ映像。この9年後の2002年に、
ラトルはアバドの後任としてベルリン・フィルの首席指揮者の就任。現代最高
の指揮者とオーケストラが出会った貴重な瞬間が収められています。ラモーの
「レ・ボレアド」は、ラトルが10代の頃にガーディナーの演奏で感銘を受けて、
その時以来人生の一部になったと告白している作品。




<ACCENTUS MUSIC>
ACC 10228BD(Blu-ray) ¥4250
ACC 20228DVD(DVD-Video) ¥2900
J.シュトラウスII/シェーンベルク編:
 皇帝円舞曲 Op. 437、入り江のワルツ Op. 411、南国のバラ Op. 388
J.シュトラウスII/ベルク編:酒・女・歌Op. 333
J.シュトラウスII/ウェーベルン編:宝のワルツOp.418
ゴドフスキー:古きウィーン
クライスラー:ウィーン風小行進曲、美しきロスマリン、ウィーン奇想曲
ティボール・コヴァチ:ユダヤの母
ボーナス:
「シェーンベルクはどのようにシュトラウスのワルツを編曲してきたか」
ザ・フィルハーモニクス
収録:2011年3月9日カフェ・シュペール、ウィーン(ライヴ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第2ヴァイオリン首席奏者のティボー
ル・コヴァチを中心として結成された室内アンサンブル「ザ・フィルハーモニ
クス」による、「カフェ・シュペール」でのライヴ映像。
「カフェ・シュペール」は1880年の創業以来、あらゆる分野の芸術家に愛され
たウィーンの老舗カフェで世紀末芸術の発信地でもありました。
世紀末ウィーンの象徴ともいえるシェーンベルクが、保守的な評論家や聴衆を
嫌い、思い通りのコンサートを開くため設立した「私的演奏協会」。同時代の
作曲家を中心にプログラムが構成されていましたが、このコンサートには様々
な制約があったため「編曲」もさかんに行われ、運営資金を得るために編曲し
たJ.シュトラウスのワルツも数多く演奏されました。
この映像にはJ.シュトラウスのワルツをシェーンベルク、ベルク、ウェーベル
ンの新ウィーン楽派の3人が編曲した作品と、ウィーンに対する賛辞の作品ゴド
フスキーの「古きウィーン」、クライスラーの珠玉の名品、「ザ・フィルハー
モニクス」のリーダーのティボール・コヴァチによる伝統的なユダヤの旋律と
マーラーをテーマにした作品「ユダヤの母」を収録。
世紀末ウィーンの香りを感じつつ、ウィーンっ子の血が作り上げ、ウィーンの
風土が育んだ音楽を楽しむことができます。




<naive>
instants classiques-クラシックの瞬間(とき)

V 5242 ¥1650
W.A.モーツァルト:
「フィガロの結婚」よりシンフォニア、‘もう飛ぶまいぞこの蝶々’、
‘自分で自分がわからない’‘恋とはどんなものかしら’、
‘失くしてしまった・・・困ったわ’、
‘ 愛の神よ、安らぎをお与えください’、
‘伯爵様が踊るなら’
「ドン・ジョヴァンニ」より序曲、‘カタログの歌’‘お手をどうぞ’
‘シャンパンの歌’
「コジ・ファン・トゥッテ」より序曲、‘風よ、おだやかなれ’
「魔笛」より‘ああ、私にはわかる、消え失せてしまったことが’
「ツァイーデ」より‘安らかにお休みなさい、愛しい人よ’
「後宮からの誘拐」より 序曲
S.ピオー、ポルヴェレッリ、ヴァンサン・ルコックほか
アレッサンドリーニ、マルゴワール、ゴルツ(指揮)
ピオーらが歌う珠玉のモーツァルト・アリアや器楽曲がぎっしりつまった1枚。

V 5243 ¥1650
ヴィヴァルディ:
2つのマンドリン、弦と通奏低音のための協奏曲RV532
ヴァイオリン、リュートと通低音のための三重奏曲 RV 85
マンドリン、弦と通奏低音のための協奏曲ハ長調RV 425
ヴィオラ・ダモーレ、リュート、弦と通奏低音のための協奏曲ニ短調RV540
ヴァイオリン、リュートと通奏低音のための協奏曲 ハ長調 RV 82
2つのヴァイオリン、リュートと通奏低音のための協奏曲 ニ長調 RV 93
ロルフ・リスレヴァン(リュート、バロック・キタラ、マンドリン)、
アンサンブル・カプスベルガー
ヴィヴァルディのマンドリン名曲が勢ぞろい!マンドリンの美しい音色と圧巻
のテクニックで爽快な世界が広がります。

V 5244 ¥1650
バッハ(メンデルスゾーン編曲):
マタイ受難曲(1841年、ライプツィヒ)より抜粋
ヴィルフリート・ヨッヘンス(T;福音史家) ペーター・リーカ(Bs;イエス) 
アンゲラ・カジミェルチェク(S)
アリソン・ブローナー(A) マルクス・シェーファー(T)
フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(Bs)
ノイエ・オルケスター、コルス・ムジクス
シュペリング(指揮)
音楽史におけるバッハの評価を確立したにもかかわらず長らく忘れられていた、
メンデルスゾーン編曲によるマタイ受難曲の蘇演の抜粋。

V 5245 ¥1650
M.シャルパンティエ:テ・デウムより抜粋他
マルティン・ジェステル、サロメ・ハーラー他
ルイ14世統治時代に書かれた最も素晴らしい、そして深遠なシャルパンティエ
の代表作、テ・デウム。

V 5246 ¥1650
C.サン=サーンス:チェロ協奏曲 イ短調 作品33
E.ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調 
G.フォーレ:エレジー ハ短調 作品24
アンヌ・ガスティネル(Vc)
エマニュエル・クリヴィヌ(指揮)
リヨン国立管弦楽団
力強く、優雅で、チャーミングなサン=サーンス、エキゾチックで、情感豊か
なイマジネーションのラロ、感性あふれる深遠のフォーレを、ガスティネルが
時に熱く、時にやわらかく聴かせます。




<ORFEO D'OR>
=ザルツブルク音楽祭ドキュメント=
ORFEOR 842111 ¥2080
モーツァルト:
6つのドイツ舞曲KV. 571
交響曲第36番ハ長調KV. 425「リンツ」
フリーメイソンのための葬送音楽ハ短調KV. 477
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調KV. 482
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
アレクサンダー・ロンクィッヒ(P & 指揮)
録音:2009年8月9日ザルツブルク、モーツァルテウム(ライヴ)
1960年ドイツのトリーアに生まれたピアニスト、アレクサンダー・ロンクィッ
ヒが、2009年にモーツァルテウムで行ったモーツァルト・マチネーの模様を収
めたアルバム。
バドゥラ=スコダや、アンジェイ・ヤシンスキ(ツィメルマンを輩出し、ショ
パン・コンクールの審査委員長を歴任したことで知られる)、ハンガリーの名
手イロンカ・デッカース=クースラーに師事したロンクィッヒは、16歳でイタ
リアのアントニオ・カーサグランデ・ピアノコンクールで第1位を獲得して以
降注目を集め、ピアニストとして古典から現代まで広範なレパートリーをこな
して評価を得るとともに、室内楽でもクリスティアン・テツラフ、ヴェロニカ
・ハーゲンといった顔ぶれとも共演を重ねてきました。
さらに、ロンクィッヒは近年、オーストリアやイタリアで、マーラー・チェン
バー・オーケストラ、カメラータ・ザルツブルク、マントヴァ室内管といった、
室内オーケストラを率いて、モーツァルトの協奏曲を弾き振りするコンサート
を頻繁に開いていますが、そこではモーツァルトのオーケストラ曲もプログラ
ムに取り入れ、ソリストたちを別に迎えて自身は指揮を担当するなど、おおい
に才人ぶりを発揮していると伝えられています。
このモーツァルト・マチネーもまさにそうしたプログラム構成に拠るものとな
っていて、ロンクィッヒが力を入れてきた内容をたっぷりと味わえるものとお
もわれます。




<ENZO Recordings>
EZCD 10014 ¥2450
エンリケ・グラナドス: 組曲《ゴイエスカス》 H.64
[1] 第1部第1曲「くどきごと」
[2] 第1部第2曲「窓ごしの語らい」
[3] 第1部第3曲「ともし火のファンダンゴ」
[4] 第1部第4曲「嘆き、またはマハと夜啼きうぐいす」
[5] 第2部第5曲「愛と死」
[6] 第2部第6曲「エピローグ、幽霊のセレナード」
[7] 補遺:エル・ペレレ(わら人形)H.106
比石妃佐子(Pf)
録音:1998年10月
バルセロナに在住し、スペイン音楽のスペシャリストとしてヨーロッパを中心
に活躍するピアニスト比石妃佐子。この録音はグラナドスがゴヤの絵画にイン
スパイアされ,ものした名作「ゴイエスカス」に「新たなページを開いた」と
絶賛されたもの。グラナドスの叙情性、ロマンティシズム、ユーモア、皮肉が
散りばめられた人間味あふれるこの曲集を、十分に吟味された音色で表現する
比石のピアノは、彼女の師ラローチャからも手放しの賛辞を寄せられている。
補遺「エル・ペレレ」も収録。
比石はこの秋帰国し11月17日には浜離宮朝日ホールでリサイタルを行うほか、
「徹子の部屋」への出演も決定している。(11月下旬放映予定)

EZCD 10015 2枚組 ¥3750
アルベニス:
組曲《イベリア》
[1] 第1曲「エボカシオン」
[2] 第2曲「エル・プエルト」
[3] 第3曲「セビーリャの聖体祭」
[4] 第4曲「ロンデーニャ」
[5] 第5曲「アルメーリア」
[6] 第6曲「トリアーナ」
[7] 第7曲「エル・アルバイシン」
[8] 第8曲「エル・ポーロ」
[9] 第9曲「ラバピエス」
[10] 第10曲「マラガ」
[11] 第11曲「ヘレス」
[12] 第12曲「エリターニャ」
スペイン組曲
[13] グラナダ(セレナータ)Op.47-1
[14] セビーリャ(セビリャーナス)Op.47-3
[15] アストゥーリアス(伝説)Op.47-5
比石妃佐子(Pf)
録音:2009年1月
スペイン在住のピアニスト比石妃佐子の決定的名演。彼女は10年をかけて師ラ
ローチャと「イベリア」を校訂、作曲者遺族からアルベニス・メダルを授与さ
れ、2011年には九州交響楽団とアルベニスのピアノ協奏曲を本邦初演するなど、
この作曲家に特別の敬意を抱いている。作曲者生誕フェスティバルなど、数多
くの全曲演奏を経て万全の体制で挑んだこのセッション録音は、新時代の決定
的名演として長く記憶されるにふさわしい。




<Preiser>
PRCD 91187 ¥2080
カール・M・ツィーラー・エディション第17集「ウィーンの薫り」
(1)祝典行進曲 作品287/(2)ウィーンの薫り 作品278a/
(3)自由な考え 作品13
(4)喜歌劇『観光案内人』から「歌よ響け、夜を貫いて」/(5)愛の本
(6)潮の満ち干 /(7)騎兵の悪ふざけ 作品553/(8)喜歌劇『宮廷舞踏会』より
「私はワルツを踊るのが好き」/(9)軍事!
(10)喜歌劇『ドイツのマイスター』から「あなたが私の近くに来て以来」
(11)ウィーン民衆の詩 /(12)下流 作品141/(13)レリーフ 作品81
(14)喜歌劇『放浪者たち』より進軍歌「私はモロッコから来た」
(15)花を通じて 作品437/(16)進軍歌「魔法使い」作品543
(17)喜歌劇『観光案内人』から「恋におちて」
(18)行進曲「グッゲンベルガー」作品414
オリジナル・カール・ミヒャエル・ツィーラー管弦楽団
ハンス・シャーデンバウアー(指揮)
ウィーンの作曲家カール・ミヒャエル・ツィーラー(1843-1922)は、600曲に及
ぶワルツ、行進曲、オペレッタ等を書いて、生前はシュトラウス・ファミリー
と人気を二分しました。指揮者としても有名で自ら編成した楽団を引き連れて
盛んに演奏旅行して廻りましたが、その名声は1893年シカゴで開催された万国
博覧会にも招待されたほど世界的なものでした。またヨハン・シュトラウス1世
のために作られ、ジュニア、エドゥアルドと受け継がれた「宮廷舞踏会音楽監
督」の称号を最後に受け継いだ「ウィーンの象徴」でもありました。残念なこ
とに第一次世界大戦で全財産を失い貧困のうちに亡くなると、ハプスブルク帝
国の終焉と運命を共にするように、作品の大半は忘れられてしまいましたが、
いくつかの作品は今でもウィーンでシュトラウス・ファミリー以上に愛されて
います。「オリジナル・カール・ミヒャエル・ツィーラー管弦楽団」はその名
の示すとおりツィーラーの作品を演奏、守り継いでゆく目的で結成されたオー
ケストラ。ウィーン好き、シュトラウス好きの方には是非聴いていただきたい
アルバムです。

PRCD 91192 ¥2080
アロイス、真夜中に
マーラー:(1)さすらう若人の歌 /(2)同:原光
(3)同:3人の天使がやさしい歌を歌った
(4)同:美しいトランペットが鳴り響くところ
(5)同:僕らは天国の喜びを味わっている /(6)同:真夜中に
(6)リヒャルト・シュトラウス:4つの最後の歌
アロイス・ミュールバッヒャー(ボーイソプラノ)
フランツ・ファルンベルガー(ピアノ)
知る人ぞ知る天才ボーイソプラノ、アロイス・ミュールバッヒャー君のソロCD。
昨年5月の新日フィル『ペレアスとメザンド』公演でイニョルド役を歌い聴衆
に衝撃を与えた少年、昨年11月にミンコフスキがウィーン国立歌劇場で指揮し
たヘンデル《アルチーナ》でオベルト役を歌い絶賛を博した少年、そうです、
彼なのです!清らかな声に大人顔負けの安定したテクニック。『アルチーナ』
では共演したハルテロス、カンジェミ、カサロヴァ等の並み居る大人の名歌手
たちを上回る存在感を放って、驚きを禁じえませんでした。アロイス君は1995
年生まれ。現在はブルックナーと縁のリンツ聖フローリアン修道院少年聖歌隊
メンバーですが、オーストリア国内ではすでに「スター」としてオペラやガラ
公演に引っ張りだこです。それにしてもプログラムがマーラーとシュトラウス!
未知の恍惚の世界へと誘われる注目のCDです。





<REFERENCE RECORDINGS>
リファレンス・レコーディングスはアナログ市場に復帰するために、長年プレ
ス工場を探しており、この度彼らの求める高いクオリティーの工場が見つかっ
たため、満を持して市場に戻ってきました。
通常の半分のスピードでマスタリングとカッティテングをしたハーフ・スピー
ド・マスター方式を採用。速度を落とすことによって、音質の劣化を防ぐこと
ができ、結果として高い周波数やより良いステレオバランスを得ることができ
ます。カッティング・システムは伝説的なオーディオデザイナーであるネルソ
ン・パス氏とリファレンス・レコーディングスの名エンジニア、キース・O・
ジョンソン博士と長年マスタリングを務めてきたポール・スタッブルバイン氏
も加わって開発したカスタムメイドマシンを採用。
これらのこだわりを正確に再生するために選んだプレス工場は、アメリカのカ
ンザス州のサライナにある工場「クオリティ・レコード・プレッシング(Q.R.P)」。
アメリカのオーディオ界の重鎮チャド・カッセム氏が特別に他の工程とは別の
チームを結成し、200グラム重量盤でリファレンス・レコーディングスのアナ
ログ市場復帰を後押ししました。


RM 1502(LP) ¥3380
200g 33 1/3回転
Side 1
ストラヴィンスキー:バレエ「火の鳥」組曲
Side 2
ストラヴィンスキー:交響詩「ナイチンゲールの歌」
大植英次(指)
ミネソタ管弦楽団

RM 2501(2LP) ¥4750
200g 45回転
Dick Hyman From The Age of Swing
Side 1
1 From the Age of Swing
2 You’re Driving Me Crazy/Moten Swing
3 Topsy
Side 2
1 Dooji Wooji
2 Them There Eyes
3 Moonglow
Side 3
1 Soft Winds
2 ‘Deed I Do
3 What Is There To Say?
Side 4
1 I Know What You Do
2 Rose Room
3 Mean To Me
4 I’m Getting Sentimental Over You




<Profil>
PH 11041 ¥2180
ストラヴィンスキー:
バレエ「火の鳥」(全曲)
録音:2010年9月17 & 18日ケルン・フィルハーモニー(ライヴ・デジタル)
幻想的スケルツォ
録音:2010年12月6 & 10日ケルン・フィルハーモニー(ライヴ・デジタル)
ケルンWDR交響楽団
ユッカ=ペッカ・サラステ(指揮)
2001年以来、定期的に客演を重ね、2010/11年のシーズンよりケルンWDR響の首
席指揮者に就任したサラステ。あらたなシェフを迎え、最初のシーズンにおこ
なわれたコンサートの模様を収めた注目のアルバムが登場します。2010年9月
と12月にいずれも本拠ケルンのフィルハーモニーにおいてライヴ収録された内
容は、サラステが得意とするストラヴィンスキー作品をカップリングしたもの
で、「火の鳥」と「幻想的スケルツォ」という強力なラインナップです。
フィンランド出身ということや、フィンランド放送響とシベリウスやニールセ
ンの交響曲全集を完成させる機会を得たこともあり、サラステは北欧音楽のエ
キスパートとしてのポジションを固めていますが、いっぽうで、トロント響と
おこなったムソルグスキーやプロコフィエフのレコーディングでは、エネル
ギッシュな音楽運びとスケールのおおきな押し出しの強い演奏を聴かせていた
ように、リズムのおもしろさと色彩豊かな作風で知られるストラヴィンスキー
作品との相性にもすばらしいものがありました。
これまでにもサラステはストラヴィンスキー作品の録音を相当数手掛けており、
1985年にアヴァンティ室内管と「ダンス・コンチェルタント」、バレエ「プル
チネッラ」組曲(1949年版)、シベリウスの「カンツォネッタ」の室内オーケス
トラ編曲をセッション録音したのをはじめ、フィンランド放送響とは、1989年
に「ハ調の交響曲」と「3楽章の交響曲」を、1991年に交響詩「うぐいすの歌」
をいずれもセッションで録音しています。
ほかにも、サラステは1990年にスコットランド室内管と、バレエ「ミューズの
神を率いるアポロ」(1947年改訂版)、協奏曲変ホ長調「ダンバートン・オーク
ス」、「弦楽のための協奏曲ニ調」をセッション録音、1996年5月にリュビモ
フの独奏でトロント響と「ピアノと管楽器のための協奏曲」をセッション録音
していることからも、ストラヴィンスキーに一方ならぬ情熱を傾けてきたこと
がうかがえます。
こうしたなかで、高度な技術水準のままに前任ビシュコフよりWDR響を引き継
いだいま、3大バレエに着手していなかったサラステにとって、いよいよリリ
ースされる「火の鳥」の新録音は、ストラヴィンスキー一流の幻想的なドラマ
をどのような切り口で描いてゆくのかおおいに期待のつながるところといえそ
うです。





<harmonia mundi>
HMC 902088 3枚組 ¥4500
ヘンデル:「アグリッピーナ」
アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカ(S アグリッピーナ)
ジェニファー・リヴェラ(Ms ネローネ)
スンヘ・イム(S ポッペーア)
ベジュン・メータ(CT オットーネ)
マルコス・フィンク(Bs-Br クラウディオ)
ニール・デイヴィス(Bs-Br パッランテ)
ドミニク・ヴィス(CT ナルチーゾ)
ダニエル・シュムッツハルト(Bs レスボ)
ルネ・ヤーコプス(指)ベルリン古楽アカデミー
録音:2010年7月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ヤーコプスの新録音は、ヘンデルの名声を全欧に広めた傑作「アグリッピーナ」。
ヤーコプスは2009年2月にベルリンで「アグリッピーナ」を上演(クリスチャン・
ラクロワが衣装を手がけて話題となりました)、ポッペーア以外はこの時と同一
メンバーです。風刺の利いた物語ということで皮肉な味わいを生かした演奏が多
い中、ヤーコプスの「アグリッピーナ」は非常に生々しく劇的。しかもタイトル
ロールのアレクサンドリーナ・ペンダチャンスカの硬派な歌いっぷりは、これま
でのアグリッピーナのイメージを覆さんばかりです。そしてスンヘ・イム、ベジ
ュン・メータ、マルコス・フィンク、ドミニク・ヴィスと、ヤーコプス組の素晴
らしい歌手が集められ、脇役のパッランテにニール・デイヴィスを配するという
贅沢なもの。
ヤーコプスは今回、「アグリッピーナ」初演前の初期稿の音楽を随所で採用して
います。ヘンデルは様々な事情から初演直前に楽譜を手直しし、今日上演される
「アグリッピーナ」はほぼ初演時の形態を踏襲しています。初期稿で特に注目さ
れるのは、第3幕でポッペーアがネローネを騙した後の場面。一般的なものでは
オットーネとポッペーアがそれぞれアリアを歌って退出という型通りの音楽です
が、初期稿では二人の美しい二重唱が歌われており、とても魅力的です。
多々発売されているヘンデルの録音の中でも、これはことにクオリティの高いも
の、バロック声楽ファン、オペラマニアはぜひ!



<BIS>
BIS SA 1838(SACD-Hybrid) ¥2500
ショパン:
(1)幻想曲ヘ短調Op.49/(2)ノクターン嬰ハ短調Op.27の1
(3)ノクターン ハ短調Op.48の1/(4)マズルカ ヘ短調Op.7の3
(5)マズルカ ニ長調Op.33の2/(6)マズルカ ロ短調Op.33の4
(7)バラード第3番変イ長調Op.47/(8)マズルカ 変ロ短調Op.24の4
(9)マズルカ 嬰ハ短調Op.50の3/(10)ノクターン変ホ長調Op.55
(11)バラード第4番ヘ短調Op.52/
(12)スドビン:ア・ラ・ミヌート(ショパンの小犬のワルツによるパラフレーズ)
エフゲニー・スドビン(Pf)
[録音:2009年2月、2010年7月/セントジョージ(ブリストル)]
今年1月に待望の初来日公演を行ったスドビンがショパンに挑戦しました。こだ
わり派スドビンらしく、通常のショパン・アルバムに入るような曲を避け、基本
的に甘くない短調の曲を多く選んでいます。彼のアプローチは、ショパン自身の
「あらゆる困難を克服し、最後に目指すべきはシンプルさ」という言葉に影響さ
れているとのことですが、フリードマンやモイセヴィチなど往年のヴィルトゥオ
ーゾの解釈も彷彿させもします。その端的な例が、自身の編曲による「小犬のワ
ルツ」。まさに20世紀初頭の伝説的名手風の超絶技巧を駆使したド派手ピアニズ
ムで、ピアノ好きは鳥肌が立つほど興奮すること間違いなしの逸品。かつてウレ
ーンがBISから小犬のワルツの編曲集を出しましたが、それらの錚々たる編曲陣
に全くひけをとらず、さらに手が込んでさえいます。21世紀の感性を持つ19世紀
風ピアニストと申せましょう。

BIS SA 1894(SACD-Hybrid) ¥2500
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第24番ハ短調K491
(2)同第25番ハ長調K503
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)
ケルン・アカデミー
[録音:2010年12月/インマヌエル教会(ヴッパータール)]
ブラウティハムのモーツァルト、ピアノ協奏曲第2弾は後期の傑作第24番と25番
のカップリング。ブラウティハムの演奏は雄大かつ正確で充実感満点。まるで
モーツァルト本人が弾いた録音が発見されたかと錯覚させられる説得力です。

BIS 1878 ¥2380
リンドベルイ、エクストラヴァガンツァ
(1)ドーシー、ミラー、ティーガーデンへの捧げもの(タッロディ編)
(2)ユッシ・ビョルリングへの捧げもの(ヘグステット編)
(3)ヤン・サンドストレム:ロッタに捧ぐ歌/(4)同:クリスチャンの歌
(5)ア・ナイト・アット・ジ・オペラ(ヘグステット編)
(6)リチャード・ロジャース:マイ・ファニー・ヴァレンタイン
(7)ヴィヴァルディ:春/(8)オスカル・リンドベルイ:ダーラナ地方の古い賛歌
クリスチャン・リンドベルイ(Trb)、
ハンス・エク(指)
スウェーデン・ウィンド・アンサンブル
[録音:2009年11月/ナツカ・アウラ(スウェーデン)]
今年6月にも来日し、健在ぶりを示したリンドベルイ。神業的テクニックに加え、
ジャンルに関係なくトロンボーンの魅力をふりまき、聴衆を熱狂させるホスピタ
リティにあふれたエンターテナーでもあります。当アルバムはトミー・ドーシ
ーやグレン・ミラーといったビッグ・バンドのトロンボーンの名手や母国スウェ
ーデンの大歌手ビョルリングへのレスペクトに始まり、全篇「歌」に終始して
います。ポップ調からジャズ、さらにオペラ・アリアのメドレーから聖歌まで、
その芝居気たっぷりの巧さと豊かな歌ごころに舌を巻かれます。さらにヴィヴァ
ルディの「四季」の春をトロンボーンで吹いているのも驚愕。ヴァイオリンの
細かい動きを超絶のテクニックで征服しています。




<風樂>
NOOI 5007 ¥2500
Chor June 15周年記念演奏会2011
中田喜直:六つの子供の歌
三善晃:木とともに 人とともに
ブリテン:キャロルの祭典 Op.28
廣瀬量平:カムイの森で
いずみたく:見上げてごらん夜の星を(アンコール)
甲田潤:夢(アンコール)
Chor June(女声合唱)
甲田潤(指)
篠崎史子(Hrp) 東由輝子(P) 弓田真理子(合唱指導)
録音:2011年6月13日 東京文化会館 小ホール
創立15周年を迎えたChor June(コール・ジュン)記念演奏会のライヴ収録。
Chor Juneの澄み渡るハーモニーと情感に溢れた歌声は心を癒します。東日本大
震災が起こった今、多くの人々に詠まれている谷川俊太郎・作詞「生きる」に
三善晃が作曲した「木とともに 人とともに」や、CD初録音となる女声合唱版
「カムイの森で」など、意欲的なプログラムを収録しています。
Chor June(女声合唱)プロフィール
すみだ少年少女合唱団の卒団生が中心となり1996年に結成。同団出身者の他、
学生から社会人まで若いメンバーで構成されている。都内にて演奏会や海外の
合唱 団とのジョイントコンサートを開くほか、活動拠点である墨田区の合唱祭
への出 演、福祉施設でのボランティア演奏、区内イベントへの出演、小中学校
での招待演奏、すみだ少年少女合唱団との共演など、地域での活動にも力を入
れている。2004 年「伊福部昭卆寿記念コンサート」、2008年「軽井沢合唱フェ
スティバル2008」、2009年オーケストラ・ニッポニカ「芥 川也寸志没後20年メ
モリアルふれあいコンサート」、2010年オーケストラ・ニッポ ニカ第17回演奏
会「芥川也寸志管弦楽作品連続演奏会・その3」、等へ出演のほか2009年因幡一
宮 宇倍神社例祭「神へ捧げることほぎの歌-伊福部昭の音楽-」(鳥取県宇倍神
社 本殿)で奉納演奏も行った。これまでに、東京ヴォーカル・アンサンブル・
コンテスト一般部門で二 度の金賞、ルネサンス・バロック部門で銅賞、東京都
合唱コンクール一般部門で 銀賞を受賞。第4回合唱音楽コンクール-コーラスの
響き2009、第1位。




<MN Records>
MNRCD 123(1CD+ボーナスCD) ¥2250 ※ボーナス・ディスク無しに変更
6パネルのデジパック
「MICHAEL NYMAN」Produced by デヴィッド・カニンガム
1. Bird Anthem
2. イン・Re・ドン・ジョヴァンニ In Re Don Giovanni
3. Initial Treat/ Secondary Treat
4. Waltz
5. Bird List Song
6. M-Work
【ボーナスCD】イン・Re・ドン・ジョヴァンニの様々なバージョン
自身の名を冠したタイトルのLP「MICHAEL NYMAN」をリリースしたのは今から
30年前。ミニマル、実験音楽の要素、そしてジャズの即興の要素を併せ持つ全
く新しい音楽として、発売当時センセーションを巻き起こしました。この盤は
長らく入手困難となっておりました。ナイマンのレーベルMN Recordsが、古典
的名盤をリマスタリングして再上程。ボーナスディスクには、ナイマンの十八
番であるイン・Re・ドン・ジョヴァンニの様々なバージョンが収録されています。




<PRAGA>
PRDDSD 250288(SACD-Hybrid) ¥2780
アレクサンドル・ボロディン(1833-1887)
(1)ピアノ三重奏曲 ニ長調(1862)
(2)弦楽六重奏曲 ニ短調(1860) 
(3)弦楽三重奏曲 ト短調(1850)(2Vn,1Vn)
(4)弦楽三重奏曲 ト長調(1850)(2Vn,1Vn)
(5)スペイン風セレナーデ(1886)
プラジャーク弦楽四重奏、キンスキー・ピアノ・トリオ
録音:2011年5月(ドモヴィナ・スタジオ)
ボロディンの作品は、力強い叙事詩的性格と豊かな和声が特色です。四重奏曲
は、ボロディンが国民楽派に参加する以前の1850-1860年に書かれました。最後
のトラックの『スペイン風セレナーデ』は、リャードフ、グラズノフ、リムスキ
ー=コルサコフとの共作の弦楽四重奏曲で、彼らのパトロンで出版社でもあった
べリャーエフに献呈されました。したがって、ベリャーエフの名前が、B-La-F
(B flat-A-Fの音)に置き換えられ、この三つの音を題材に作曲が進められまし
た。ピチカートが多用され、ギター的な奏法など、スペインを思わせる魅力的な
作品です。
プラジャーク弦楽四重奏団は、1972年に結成、1978年にエヴィアン・弦楽コン
クールにて優勝し、さらにラジオ・フランスより、コンクール期間中のレコー
ディングにおいて優れた業績の残したことで特別賞を授与されました。キンス
キー・ピアノ・トリオは1998年結成、卓越したチェコの室内アンサンブルのひ
とつです。2007年より、プラハの古都広場にあるストーン・ベル・ハウスでの
定期演奏会を開いています。音色のきらびやかな、全員の非常に息のあった軽
やかなリズムが魅力です。

PRDDSD 250277(SACD-Hybrid) ¥2780
アレクサンドル・ツェムリンスキー(1871-1942):作品集
(1)弦楽四重奏曲第2番 Op.15-2 (1914)
(2)弦楽四重奏曲第4番 Op.25-4(1936)
(3)弦楽四重奏のための二つの楽章(1927)
ツェムリンスキー弦楽四重奏団
録音:2011年4月
弦楽四重奏曲作品15は、マーラーとシェーンベルクの間の時代を反映しており、
表現主義の特色が垣間見えます。組曲(テーマとヴァリエーション)と四楽章から
なる古典様式の二つの性格を併せ持ち、テーマの対立、絶え間なく続く緊張感、
そしてそこからの開放が繰り広げられます。弦楽四重奏曲作品25は、ベルクの抒
情組曲へのオマージュであり、六つのパートから成る組曲となっています。叙情
性と疾走するような速いテンポのテーマを中心とし、特にプレリュードはバロッ
クにおけるバッハを意識しています。美学的な観点で対立してしまったベルクと
の関係を修正するために書かれたもので、絶え間なく新しいメローディーが現れ、
マーラーの交響曲第五番の精神性を思わせる作品となっています。 
ツェムリンスキー四重奏団は、チェコの室内アンサンブルの中でも際立ち、リー
ダー的役割を担っています。1994年に結成され、近年ではアレクサンドル・ツェ
ムリンスキー財団より、ツェムリンスキーの音楽を普及させた業績に対する賞を
授与されています。また、ボルドー国際弦楽コンクール初め数々の弦楽コンクー
ルにて優勝を飾り、その卓越した技巧と、確かな音楽的解釈に裏打ちされた深い
表現は定番を得ています。




<ATMA Classique>
ACD2 2620 ¥1850
ナポリの歌(ルイーズ=アンドレ・バリル編曲)
エドゥアルド・ディ・カプア:あなたの口づけを/ロッシーニ:ラ・ダンツァ
トスティ:理想の人/レオンカヴァッロ:マッティナータ
ガルディエリ:聖キアーラの修道院/カルディッロ:カタリ カタリ(つれない心)
クレッセンツォ:燕は古巣へ/デ・クルティス:忘れな草
ビクシオ:マリウ 愛の言葉を/ファルヴォ:彼女に告げて/トスティ:4月
カンニオ:恋する兵士/マリオ:遥かなるサンタ・ルチア
ガンバルデッラ:舟人の歌/ビクシオ:マンマ
マルク・エルヴュー(T)  ルイーズ=アンドレ・バリル(P)
フランソワ・ピロン(Vn)ダニエル・ボリショイ(G)
マリー=アンドレ・ベニー(Fl)
カナダのテノール歌手マルク・エルヴューによるナポリ民謡集。マルク・エル
ヴューは、現在最も注目されている若手指揮者ヤニック・ネゼ=セガンと共演し
た「テノール・アリア集(ACD22618)」で豊かな甘い声を披露し注目を集めまし
た。今回のアルバムでは輝かしい歌声で麗しきイタリア・ナポリの民謡を歌い
あげます。ピアノストであり優秀なアレンジャーでもあるルイーズ=アンドレ・
バリルが全曲編曲を担当し、ヴァイオリン、ギター、フルートなどの楽器を加
えた聴きごたえのあるアレンジに仕上がっています。

ACD2 2209 ¥1850
ドビュッシー:歌曲集(全21曲)
パントマイム/ひそやかに/マンドリン/月の光/あやつり人形
ロマンス(言うに言われぬ静けさ)/音楽/美しき夕べ/センチメンタルな情景
ロマンス(今はもう春)/後悔/アリエルのロマンス/夢/祈願/ピエロ/西風
彼はまた眠る/艶なる宴/ロンド(今までにあっただろうか これと同じ心の喜び
が…)/幻影/子守歌
ドナ・ブラウン(S)
ステファン・ルムラン(P)
清らかな歌声と知性溢れる音楽性で聴衆を魅了する、カナダのソプラノ歌手ドナ
・ブラウンによるドビュッシー歌曲集。ドビュッシーの青年時代に作られた85曲
の歌曲。そのうち27曲をドビュッシーが当時恋をしたヴァニエ夫人に捧げたもの
です。彼女はドビュッシーのパトロンでもありました。このアルバムにはヴァニ
エ夫人に捧げられた作品から収録されています。

ACD2 2508 ¥1850
ヴァチカンの音楽
ジュゼッペ・オッターヴィオ・ピトーニ(1657-1743):モテット「主は言われた」
オルランド・ディ・ラッソ(V.1532-1594): モテット「主よ、いかに増大するや」
ヴィンチェンツォ・ウゴリーニ(1570-1638): 祝福されし聖母のミサ
ジョヴァンニ・デ・マック(V.1550-1614): モテット「アヴェ 、諸天の女王よ」
オラツィオ・ベネヴォリ(1605-1672):
モテット「信心の秘跡」、モテット「ほめたたえよ、しもべ達よ」、
モテット「主は誓い」
フランチェスコ・ソリアーノ(1549-1621): 献堂にあたり
モントリオール古楽スタジオ 
クリストファー・ジャクソン(指)
鍵盤奏者のクリストファー・ジャクソンによって1974年に創設された、ルネサン
スとバロックの合唱作品をレパートリーとするモントリオール古楽スタジオ。
このアルバムは、非常に多くの宗教曲を作曲し、当時ローマで最も尊敬されて
いたジュゼッペ・オッターヴィオ・ピトーニ。ルネサンス後期のフランドル楽
派の重要な作曲家の一人オルランド・ディ・ラッソとジョヴァンニ・デ・マッ
ク。パレストリーナに大きな影響を受けたヴィンチェンツォ・ウゴリーニ、同
じくパレストリーナの流派を継いだ重要な作曲家フランチェスコ・ソリアーノ
などヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂で2世紀に渡って歌い継がれてきた記念
碑的な作品が収録されています。




<Simax>
PSC 1318 ¥2280
アルネ・ヌールハイム(1931-2010):管弦楽のための作品集
モノリス(1990)(管弦楽のための)、
エピタフィオ(墓碑銘)(1963 rev.1978)(管弦楽と磁気テープのための)、
カンツォーナ(1960)(管弦楽のための)、
フォノス(2003)(トロンボーンと管弦楽のための3つの忘れられないもの)*、
アデュー(1994)(弦楽オーケストラと鐘の音の楽器のための)
オスロ・フィルハーモニック管弦楽団 
ロルフ・グプタ(指)
ユッカ=ペッカ・サラステ(指)*  
マリウス・ヘースビ(トロンボーン)*
録音:2010年3月10日-12日、5月10日-12日(フォノス) 
オスロ・コンサートホール
制作:クシシュトフ・ドラーブ、
録音:アルネ・アクセルベルグ、マーリト・アスケラン *、
エリサベト・ソンメルネス *、ミクシング アルネ・アクセルベルグ、
クシシュトフ・ドラーブ
アルネ・ヌールハイムは1950年代、ナショナルロマンティックな空気が支配して
いたノルウェーの音楽をモダニズムという世界の潮流へと導き、世界大戦後のノ
ルウェー音楽がアイデンティティを確立することができた、その最大の功労者と
される音楽家です。2011年には80歳の誕生日を迎えることになっていた彼が没し
たのは2010年6月5日。その数週間前にすべての録音の完了したアルバム『エピタ
フィオ』がリリースされます。ヌールハイムは1982年にはオスロの王宮の一角に
ある家「グロッテン」に住むというノルウェーの芸術家にとって最高の栄誉を与
えられ、死後、グリーグ、セーヴェルーと同様にノルウェー王国国葬で送られた
ヌールハイムの業績をしのぶよき記念碑となるアルバムです。
《カンツォーナ》は、ヴェネツィアの作曲家ジョヴァンニ・ガブリエーリのカン
ツォーナを聴き、高声域と低声域のコントラストの生む効果からこの曲のインス
ピレーションを得たといわれています。《管弦楽と磁気テープのためのエピタ
フィオ「墓碑銘」》は、イタリアの詩人、サルヴァトーレ・クワジモドの詩「人
はみな、ひとり大地の中心に立つ ひとすじの陽の光に貫かれ そして気づくと
夕暮れの時」がスコアに引用されています。《管弦楽のためのモノリス》のイン
スピレーションの源になったのはオスロのヴィルゲラン公園にならぶ彫刻の大理
石。ヌールハイムは大理石の色彩と光の反射に魅せられ、「岩は、生命のない塊
ではなく、人の生を象徴している」と考えたといわれます。この曲は、東京の
「音楽コンペティション国際プログラム」 の委嘱を受けて作曲され、1991年に
新日本フィルハーモニーによりサントリーホールで初演されました。
《アデュー》は、1994年2月に亡くなったヴィトルト・ルトスワフスキ追悼のた
めに作曲され、同年秋、ワルシャワで行われたフェスティヴァルで演奏されま
した。《フォノス》は、単一楽章の《モノリス》を3楽章の協奏曲に書き直した
作品です。トロンボーンのファンファーレに始まり、強いエネルギーとリズミ
カルな推進力が特徴的な音楽です。




<Alba>
ABCD 319(SACD-Hybrid) ¥1980
ヴェリ=マッティ・プーマラ(1965-):管弦楽のための作品集
チェインスプリングズ(1995/1997)、
時の種子(2004)(ピアノと管弦楽のための協奏曲)
ローランド・ペンティネン(P) 
タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団 ハンヌ・リントゥ(指)
ヴェリ=マッティ・プーマラは、1990年代フィンランドに現れたもっとも重要な
作曲家のひとりに挙げられます。「ベートーヴェンからシュトックハウゼンを
経て未来へとつながる太い線。それをモダニズムと言うなら、私はモダニスト
だ。ここにはかならず何か新しい発見があると信じたい」と語ったプーマラ。
同じくヘイニネンに教わったサーリアホやマグヌス・リンドベリが、国際的に
名を知られるにつれ伝統的、ネオロマンティックなスタイルに傾斜していった
のに対し、プーマラは、みずからの信じる道を歩みつづけています。大編成の
管弦楽のために書かれ、音の「色彩」によって楽器を配列する《チェインスプ
リングズ》。《時の種子》は、ハンヌ・リントゥの提案から生まれた「ピアノ
と管弦楽のための協奏曲」です。ヘルシングボリ交響楽団、オウル交響楽団、
シェラン交響楽団、スタヴァンゲル交響楽団が共同で委嘱。ローランド・ペン
ティネン、スサンナ・マルッキ、リントゥのために作曲されました。フィンラ
ンド作曲家著作権協会 Teosto の主宰する "Teosto Prize" の2005年受賞作。





<SONARE>
SONARE 1010 ¥2520
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 Op.132
堀米ゆず子,山口裕之(Vn),川崎和憲(Va),山崎伸子(Vc)
録音:2010年6月3日 JTアートホールでのライブ収録
JTアートホール室内楽シリーズのプランナー、堀米ゆず子が、互いの音楽を知
り尽くした盟友と作る室内楽の極み第2弾。ベートーヴェン後期の傑作を豊かな
表情で描き切る。





<CAvi Music>
4260085532353 ¥2450
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調Op.43
ダニエル・ライスキン(指)
ライン州立フィルハーモニー、マインツ州立フィルハーモニーオーケストラ
録音:2009年3月19日フェニックスホール、マインツ(ライヴ)、
2009年3月20日ライン・モーゼル・ホール、コブレンツ(ライヴ)
次世代を担う若手指揮者として注目を集めているダニエル・ライスキンによる
ショスタコーヴィチの交響曲第4番。鋭い切り口と高精度のパフォーマンスに強
靭なパワーを感じさせる演奏。しっかりとした構成と強弱の対比が音楽の生命
感を生み出しています。
ライスキンは多数の音楽家が一つの物を作り上げる交響曲は「共通運命」の原
理に基づいていると考えています。信頼できるオケとリハーサルと本番で一つ
の響きを作りだし、新しい感情と発見を導き出すことこそが「共通運命」であ
ると語っています。
コンドラシン&モスクワ・フィルのショスタコーヴィチを不滅の名演と位置付
けるライスキン。ライヴ独特の緊張感を維持し、強烈な中にも冷静さを保った
秀演を聴かせてくれます。
ダニエル・ライスキンは1970年サンクトペテルブルク生まれ。指揮者デビュー
する以前にはヴィオラ奏者として活躍。2005年からライン州立フィルハーモニ
ーの首席指揮者に就任。またアルトゥール・ルービンシュタイン・フィルハー
モニー管弦楽団の首席指揮者、ヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団の常任
指揮者、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、ミッケリ・シティ
・オーケストラ常任指揮者なども務め、若き世代を代表する指揮者として注目
を集めています。

4260085532308 ¥2450
プーランク:チェロ・ソナタ
フォーレ:蝶々Op.77、シシリエンヌOp.78、夢のあとに
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
ナディア・ブーランジェ:チェロ・ソナタ
サン=サーンス:チェロ・ソナタ第1番 ハ短調Op.32
ユリアン・ステッケル(Vc)  パウル・リヴィニウス(P)
録音:2011年2月ケルン
20世紀のチェロ協奏曲集(4260085532230)で情熱的な演奏を聴かせたユリアン・
ステッケル。今回は20世紀のフランスのチェロ・ソナタを収録。プーランクの
チェロ・ソナタでは独自のシニカルなセンスと抒情性を持つ作品を、ステッケ
ルの透明な音色とリヴィニウスの輝かしいピアノで軽快に聴かせてくれます。
魅惑的な雰囲気が心地よいドビュッシーのソナタでは、張りのある音色で美し
く歌い、気まぐれにピアノに絡みつく様が印象的。そして優美に語らうチェロ
が絶妙なフォーレの小品がアルバムを優しく包み込みます。また教育者として
も名高いナディア・ブーランジェ女史のチェロ・ソナタや華麗なサン=サーン
ス:チェロ・ソナタなどフランス・チェロ作品の美点を十分に組み込んだ1枚です。

4260085532346 ¥2450
メゾ・ソプラノ、ヴィオラとピアノのための歌曲-ハムレット・エコーズ
チャールズ・マーティン・レフラー(1861-1935):
無邪気な歌、夕暮れの諧調、4つの詩Op.5
リスト:ヴィオラとピアノのための「忘れられたロマンス」S.132、女の涙
ブラームス:2つの歌Op.91
ショスタコーヴィチ:
ブロークの詩による7つの歌Op.127より「オフィーリアの歌」
クリスティアン・ヨースト(1963-):ハムレット・エコーズ
ブリッジ:3つの歌
ステラ・ドゥフェクシス(Ms)ポーリーヌ・ザクセ(Va)ダニエル・ハイデ(P)
録音:2011年4月、ベルリン
メゾ・ソプラノ、ヴィオラとピアノのための歌曲集。コミッシュオーパー専属歌
手で数々のオペラにも出演しているギリシャ系ドイツ人のメゾ・ソプラノ、ステ
ラ・ドゥフェクシス。アイスラー・カルテットのヴィオラ奏者ポーリーヌ・ザク
セ、ザクセと度々共演しているピアニストのダニエル・ハイデによる演奏。アル
バムのタイトルにもなっているクリスティアン・ヨーストの「ハムレット・エコ
ーズ」は、2009年ベルリンで初演されたシェークスピアの悲劇「ハムレット」を
題材としたオペラからの作品。そしてピアノと歌にヴィオラを伴った豊かな歌謡
性を備えたブラームスらしい作品「2つの歌」。ドイツ人の両親を持ちフランス
音楽に大きな影響を受け、その後アメリカで活動した作曲家チャールズ・マー
ティン・レフラーの歌曲。瑞々しい色彩感が魅力の作品で豊かな歌唱力を持つ
ドゥフェクシスが典雅に歌い上げています。ドゥフェクシスの表情豊かな歌唱
と室内楽演奏にも長けたポーリーヌ・ザクセ、歌曲伴奏も数多く務めるダニエ
ル・ハイデの抜群のバランス感覚で、潤いに満ちた演奏を披露しています。

●CAvi Music-stan music
4260085534104 ¥2450
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1、3&5番
ヴェルナー・マツケ(Vc)
「stan music」は 2008年9月に長年数々のCD制作に関わってきたアンドレアス・
ノヴァーク氏とステファン・ガウリック氏によって設立されたレーベル。より
自然な録音を信条としており、マイクセッティングにも時間を費やし、リアル
な音場を捉えています。
レーベル最初のアルバムはバロック・チェロによる無伴奏チェロ組曲。1962年
生まれのチェリスト、ヴェルナー・マツケ。アンナ・ビルスマとゲルハルト・
ダルムシュタットにバロック・チェロを学び、コンチェルト・ケルンの首席奏
者として活躍していました。軽やかでありながら深みのある、楽器がより自然
に響き流麗な演奏を聴かせてくれます。




<C Major>
70 8004(Blu-ray) ¥4950
70 7908(DVD-Video) ¥3100
字幕:英独仏西中韓
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
エクトル・サンドヴァル(T アンドレア・シェニエ)
ノルマ・ファンティーニ(S マッダレーナ・ディ・コワニー)
スコット・ヘンドリックス(Br ジェラール)
ターニャ・クロス(Ms ベルシ)
ロザリンド・プロウライト(Ms コワニー伯爵夫人)
デイヴィッド・スタウト(Br ルシェ)
トビアス・ヘヒラー(Br ピエトロ)
ほか
ウルフ・シルマー(指)ウィーン交響楽団
プラハ・フィルハーモニー合唱団,ブレゲンツ音楽祭合唱団
キース・ウォーナー(演出)
デイヴィッド・フィールディング(装置)
コンスタンス・ホフマン(衣装)
リン・ペイジ(振付)
ダヴィ・カンニンガム(照明)
収録:2011年7月、ブレゲンツ
ここ数年意欲的なプロダクションで俄然注目を浴びている、オーストリア西端の
都市ブレゲンツでの夏の音楽祭、2011年はジョルダーノの傑作「アンドレア・
シェニエ」を上演、これがたいへんな話題となりました。演出は「トーキョー・
リング」でおなじみのキース・ウォーナー。ウォーナーが大掛かりな野外オペラ
を演出するとあれば普通に終わるはずがありません。湖上のステージには巨大な
人間の上半身が据えられています。これは革命期に恐怖政治を行ったことで悪名
高いジャン=ポール・マラー(1743-1793)の像。湖上のマラーの像は、水浴中に
暗殺されたというマラーを示しています。この巨大像のにいくつかの舞台を据え
付けているだけでなく、ダンサーたちは像の上の急斜面や宙吊り状態で演技をし
たり、さらには湖面にそのまま飛び込んだりと、アクロバティックに活躍。狭い
劇場内では決して表現しえないスケールの大きな革命と愛の物語を描いています。
歌手では、日本でも新国立劇場でマッダレーナを歌って大評判だったノルマ・
ファンティーニがここでも圧倒的。タイトルロールのエクトル・サンドヴァルは
メキシコ出身のテノール。甘さと伸びのある声と情熱的な歌で近年人気が急上昇
しています。そして彼ら以上に大喝采をもらったのがスコット・ヘンドリックス
のジェラール。米国テキサス州サンアントニオ出身のバリトンで、このところ絶
好調です。
指揮は日本でも人気の高いウルフ・シルマー。機能性の高いウィーン交響楽団を
率いて、ジョルダーノの音楽から近代的な魅力をも引き出しています。
HD収録で画像はとても鮮明。またBlu-Rayでの「アンドレア・シェニエ」はこれ
が初となります。




<Ligia Digital>
LIDI 0302227 ¥2250
ラフマニノフ:弦楽四重奏曲第1番
チャイコフスキー:同第1番ニ長調作品11
ラフマニノフ:同第2番
エリゼ弦楽四重奏団
クリストフ・ジョヴァニネッティ(第1ヴァイオリン)
マルク・ヴィエイユフォン(第2ヴァイオリン)
クリストフ・ゴーゲ(ヴィオラ)
イーゴリ・キリチェンコ(チェロ)
ラフマニノフは生涯に2曲の弦楽四重奏曲を残しました。第1番は1889年、まだ
モスクワ音楽院在学中の16歳の時に師タネーエフからの課題として作曲された
もの。第2番は作曲家として本格的に羽ばたく前の1896年(23歳)の作品。憂い
を含んだ悩ましげな情緒はまさにラフマニノフですが、2番の2楽章の鬱々とし
た暗い情念はかなりユニーク!もっと聴かれていい早熟の佳曲です。チャイコ
フスキーは有名な「アンダンテ・カンタービレ」を含む郷愁をそそる名曲。
エリゼ弦楽四重奏団は、エヴィアン国際コンクールで大賞を獲得した二つの
カルテット(アントン弦楽四重奏団とイザイ弦楽四重奏団)の元メンバーが1995
年に結成。フランスとロシアという二つの個性の異なる流派のメンバーがお互
いの長所を認め合いながら、これまでのカルテットには実現できなかった解釈
に挑戦しているところがユニークです。このCDでは過度な情緒に溺れることの
ない「大人」の演奏を繰り広げています。

LIDI 0109228 ¥2250
ジャンヌ・ドゥメッシューに捧げる
ドゥメッシュー:
テ・デウム / グレゴリオ聖歌による12のコラール前奏曲作品7から第1番
「ロラテ・カエリ(露を滴らせよ 天よ)」第3番「アッテンデ・ドミネ(主よ、
わたしたちを顧み、憐れんでください)」/ プレリュードとフーガ作品13 /
グレゴリオ聖歌による12のコラール前奏曲作品7から第4番「スターバト・マ
ーテル」第7番「おお、子よ」/ 復活祭の時季のためのレスポンソリウム /
グレゴリオ聖歌による12のコラール前奏曲作品7から第9番「ウビ・カリタス
(慈しみと愛のあるところ)」第11番「汝はペテロなり」第12番「主イエスよ」
/6つのエチュード作品5より第5番「反復音のための」第6番「オクターヴ」
[ボーナス・トラック:精霊教会のドビエール・オルガンによる演奏]
グレゴリオ聖歌による12のコラール前奏曲より第7番「おお、子よ」第3番
「アッテンデ・ドミネ」/ テ・デウム / ジャンヌ・ドゥメッシューの名に
よる即興演奏
ハンプス・リンドヴァル(Org)
マドレーヌ教会オルガン:1846年にカヴァイエ=コルが制作(46ストップ)、
ローティンガー・ボワソー、ダニオン・ゴンザレス、
ベルナール・ダルガシーの調整を経て、現在60ストップ。
精霊教会のオルガン:1934年にグロトン=ドビエールが、アルベール・アラン
の設計に基づき制作。16ストップ。
録音:2011年1月30-31日、マドレーヌ教会(パリ)、2月1日、精霊教会(パリ)
オルガニスト、作曲家、教育者としてフランス音楽界に多大な貢献を果たしな
がら、病弱のための47歳で亡くなったジャンヌ・ドゥメッシュー(1921-1968)
の代表作を集めた「Ligia Digital」ならではのCD。ドゥメッシューが名誉オ
ルガニストの地位にあったパリのマドレーヌ教会にある19世紀シンフォニック
・オルガンの名工カヴァイエ=コルによる大オルガンの柔らかで壮麗な響きが
堪能できます。演奏をするハンプス・リンドヴァルは1976年ストックホルム
生まれ、20世紀作品と即興演奏の名手として知られています。ドゥメッシュ
ーについての記事とその録音を聴いてパリに留学することを決意したという
リンドヴァルは現在、ドゥメッシューも若い頃にオルガニストを勤めたパリ
の精霊教会オルガニストの地位におり、情熱をこめてこのCD制作に取り組ん
でいます。ボーナス・トラックには精霊教会のグロトン=ドビエール制作に
よる一回り規模の小さいオルガンによる録音も収録されてますが、その軽や
かで透明な響きは若き日のドゥメッシューの演奏を連想させて、魅力ととも
に意義も大きいアルバムとなっています。




<EURO ARTS>
20 58868(DVD-Video) ¥2900
言語:英語
字幕:英、独、仏
ドキュメンタリー:フランツ・リスト「巡礼の年」
・音楽の都 1830年代のパリ
・リストの出生地 ライディング
・強烈な出会いによって動き出すリストの運命
・多くの発見をもたらしたイタリア旅行
・リストのオペラへの強い関心
・ダンテを読んで:ソナタ風幻想曲(ロベルト・プロッセダ:P)
・1838年マリー・ダグーとリストはロンバルディアを離れる
・1847年キエフでの演奏会
・リストのロ短調ソナタ
・ヴァイマル時代の日々
監督:アンジェロ・ボッツォリーニ
脚本:ロベルト・プロッセダ
ナレーター:アレックス・マリオッティ 
フランツ・リスト(役者):デヴィッド・ホートン
マリー・ダグー(役者):ブリジット・ボルゴベッロ
制作:2011年
フランツ・リスト生誕200年を記念して制作されたドキュメンタリー映像。
ドキュメンタリーの中心はリストとマリー・ダグー伯爵夫人との関係、2人の
間で交わされた手紙、そして2人が遍歴していたスイス、イタリアを巡る「巡
礼の年」について。ピアニストのロベルト・ブロッセダが脚本を書き、チャ
ールズ・ローゼン、レスリー・ハワード、アントニオ・パッパーノそしてエ
フゲニー・キーシンらリストのスペシャリスト達が、リストの生涯と作品に
ついて解説していく内容です。




<IDEALEAUDIENCE>
30 58124(Blu-ray) ¥4250
ドキュメンタリー字幕:
英、独、仏、日本語
ドキュメンタリー:スティーヴ・ライヒ/フェイズ・トゥ・フェイス
1. Is this Steve Reich?
2. Berio was a very nice man.
3. イッツ・ゴナ・レイン
4. ピアノ・フェイズ
5. ドラミング
6. テヒリーム
7. ディファレント・トレインズ
8. ザ・ケイヴ
ボーナス
・Talks in Tokyo with Steve Reich(18mm)
・A Brief History of Music by Steve Reich(9mm)
監督:エリック・ダルモン、フランク・マレット
2011年10月3日のスティーヴ・ライヒ75歳の誕生日を祝って、DVDで発売されて
いたドキュメンタリー映像(3058128/KKC9027)をブルーレイにてリリースします。
ミニマル音楽のカリスマ、スティーヴ・ライヒ。クラシック・ファンだけでは
なく、他ジャンルのアーティストなどからも熱く支持されているライヒの音楽
には、確固たる信念と方向性があり、音楽の純粋な美しさを見出すことができ
ます。
「フェイズ・トゥ・フェイス」と題されたこのDVD には、2007年ル・アーヴル
で行われた音楽祭にはじまり、2008年ローマでのライヴ、11年ぶりの来日公
演でチケット完売した2008年東京オペラシティでのコンサート、2009年ニュ
ーヨーク、そして新作「2×5」を世界初演した2009年7月のマンチェスター・
インターナショナル・フェスティバルとライヒの世界ツアーに密着し、その独
特な音楽性に迫っています。
また2009 年には「ダブル・セクステット」がピューリッツァー賞音楽部門を
受賞。電話で受賞の知らせを受けるライヒの姿や、師ベリオはもちろん、バッ
ハやストラヴィンスキーをはじめ、10 代の頃に影響を受けたマイルス・デイ
ビスやジョン・コルトレーンについて語る映像も収められています。
ボーナス映像として、東京で行われたトーク・セッションの模様などが収録
されています。




<KII>
日本を代表するオーケストラNHK交響楽団は、今年10月5日に創立85年を迎えま
す。それを記念して、過去の名演の中から選りすぐりを初CD化。他では手に入
りません。いずれも伝説となった公演だけに、それを耳にできることは信じ難
い嬉しさと申せましょう。マスタリングはALTUSが担当。また、それぞれの演
奏についての「音楽の友」誌あるいは「音楽芸術」誌に掲載された、当時の批
評を採録。高名な評論家が褒めたり貶したりしているものを読みつつCDに耳を
傾けることで、文章と実演を自身で確認できるという新しい試みです。さらに
2CDで約1枚価格というのもうれしい限りです。
第1弾は全8タイトル。第2弾は12月、第3弾は来年2月を予定致しております。
ご期待下さい。

KKC 2001/2 2枚組 ¥2580
MONO
Disc1
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73《皇帝》
(2)ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ ホ長調K.380(L.23)
ワルター・ギーゼキング(Pf)、クルト・ウェス(指)NHK響
[収録:1953年3月21日 日比谷公会堂]
Disc 2
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
エミール・ギレリス(Pf)、ウィルヘルム・ロイブナー(指)NHK響
[収録:1957年10月12日 共立講堂]
今や伝説と化したふたりの大ピアニストのN響出演。ギーゼキングは当時58歳。
自然かつ繊細な円熟の巨匠芸を聴かせてくれます。弱音の美しさは古い録音を
通じても鳥肌が立つほど絶品です。ギレリスは当時41歳。初来日時の公演で、
世界中で評判となっていた「鋼鉄のタッチ」と曖昧な所のまるでない楷書風な
演奏に驚かされます。

KKC 2003/4 2枚組 ¥2580
MONO
Disc1
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
Disc 2
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
アイザック・スターン(Vn)
クルト・ウェス(指Disc1)、ジャン・マルティノン(指Disc2)  NHK響
[収録:1953年9月24日 日比谷公会堂(Disc1)1953年10月28日 
日比谷公会堂(Disc2)]
当時33歳、まだ若々しいアイザック・スターンとN響の共演。さらにベートー
ヴェンの協奏曲はジャン・マルティノンがバックを務めるという超豪華版。ス
ターンは的確なテクニックとヒューマニズムあふれる演奏はいつもながら、覇
気に満ちた熱演を満喫できます。

KKC 2005/6 2枚組 ¥2580
STEREO
Disc1
(1)ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
(2)リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調S.124
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(Pf)、
アレクサンダー・ルンプフ(指)NHK響
[収録:1965年4月3日、5月31日 東京文化会館]
Disc 2
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
(2)同:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
フリードリヒ・グルダ(Pf)、
ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)NHK響
[収録:1967年2月22日、1969年5月2日 東京文化会館]
個性的な2大ピアニストがN響と共演。ともに記念すべき初来日時の演奏です。
ミケランジェリは当時45歳。当演奏を聴いた日本の評論家と聴衆で、ショック
を受けなかった人はいなかったとまで言われる伝説となっています。グルダは
当時37歳。やはりその清新な演奏は今日でも衝撃。余人の真似できぬ至芸を聴
かせてくれます。

KKC 2007/8 2枚組 ¥2580
STEREO
MONO
Disc1
(1)ボロディン:交響曲第2番 ロ短調
(2)チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74《悲愴》
ジョゼフ・ローゼンストック(指)NHK響
[収録:1977年2月16日、2月4日 NHKホール ステレオ]
Disc 2
シューベルト:
(1)ロザムンデ序曲
(2)交響曲第9番ハ長調《ザ・グレイト》
(3)ロザムンデ バレエ音楽第2番
ウィルヘルム・ロイブナー(指)NHK響
[収録:1964年1月19日 NHKホール モノラル]
N響を育てた大恩人ローゼンストックとロイブナー。ともに歴史上の人のよう
な印象を受けますが、前者は1977年にも矍鑠たる演奏を披露していました。曲
はボロディンとチャイコフスキーの交響曲。まさに巨匠風の大きな演奏を聴か
せてくれます。ロイブナーは得意のシューベルト。優しい人柄を反映するよう
な、典雅極まりない演奏を聴かせてくれます。

KKC 2009/10 2枚組 ¥2580
STEREO
Disc1
ブルックナー:交響曲第2番ハ短調(ノヴァーク版)
Disc2
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調《ロマンティック》(ノヴァーク版)
オットマール・スウィトナー(指)NHK響
[収録:1971年12月6日 東京文化会館(Disc1)、1980年11月27日 
NHKホール(Disc2)]
1973年以降N響の名誉指揮者に任命されたスウィトナー。その記念すべき初来
日時の貴重な音源が日の目を見ました。曲はブルックナーの交響曲第2番。堅
実かつ端正な演奏はスウィトナーならでは。N響から滋味あふれる音楽を導き
出しています。

KKC 2011/12 2枚組 ¥2580
STEREO
Disc1
ワーグナー:
(1)《神々の黄昏》よりジークフリートのラインの旅/(2)同 葬送行進曲/
(3)《ジークフリート》より森のささやき/
(4)《ローエングリン》より 第1幕への前奏曲/(5)同第3幕への前奏曲/
(6)《リエンツィ》序曲/
(7)《トリスタンとイゾルデ》よりイゾルデの愛の死
Disc2
(1)ハチャトリアン:組曲《仮面舞踏会》
(2)リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》Op.35
ホルスト・シュタイン(指)NHK響
[収録:1973年2月5日、1975年2月21日、2月26日 東京文化会館(Disc1)、
1990年2月2日 NHKホール(Disc2)]
1975年以降N響の名誉指揮者に任命されたシュタイン。その記念すべき初来日
時の貴重な音源が日の目を見ました。当時、「ベームを継ぐ唯一の逸材」と称
され、その来日を待ち望む人の多かったシュタイン。期待にたがわぬ見事な
ワーグナーを聴かせてくれます。円熟期の「シェエラザード」も堂々とした
巨匠風演奏に酔わされます。浅田真央でヒットした「仮面舞踏会」のワルツ
も収録されています。

KKC 2013/14 2枚組 ¥2580
STEREO
Disc1
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
(2)ヘンデル:ハープシコード組曲第7番ト短調HWV.432-パッサカリア
(3)サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調Op.78《オルガン付き》
エリック・ハイドシェック(Pf)、アンドレ・イゾアール(Org)
[収録:1978年11月8日、11月15日 NHKホール]
Disc 2
(1)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 (2)同:夜想曲より《雲》/《祭》
(3)デュカス:魔法使いの弟子
(4)ラヴェル:道化師の朝の歌 (5)同:ボレロ
ピエール・デルヴォー(指)NHK響
[収録:1978年11月17日 NHKホール]
ドイツ的な傾向の強いN響も、デルヴォーが振るとフランス的な色彩感あふれ
るのに感心させられます。注目は若きハイドシェックとの共演によるモーツァ
ルトのピアノ協奏曲第24番。ハイドシェックならではの生気と色彩感に酔わさ
れます。また、名手イゾアールをゲストとしたサン=サーンスの交響曲第3番
も力演。NHKホールのオルガンの音に圧倒されます。

KKC 2015/16 ¥2580
STEREO
Disc1
シューベルト:交響曲第9番ハ長調《ザ・グレイト》
Disc2
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(1890年版)
ギュンター・ヴァント(指)NHK響
[収録:1979年11月9日 NHKホール(Disc1)、
1983年12月15日 NHKホール(Disc2)]
現在の日本の音楽ファンに最も人気の高い指揮者といえばギュンター・ヴァン
ト。その人気がブレイクする直前にN響と共演した貴重な記録。曲がブルック
ナーの交響曲第8番というのも嬉しい限り。期待にたがわぬ演奏を楽しめます。
また、シューベルトの交響曲中最もスケールの大きな「ザ・グレイト」とカッ
プリングも最高。ヴァント幻の音源が日の目をみます。




<MIRARE>
MIR 152 ¥2500
ピアノ作品集
モーツァルト:
きらきら星変奏曲 K.265、ピアノ・ソナタハ長調 K.330、
幻想曲ハ短調 K.396、アダージョ ロ短調 K.540、
デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲ニ長調K.573、
ピアノ・ソナタ ニ長調 K.576、アンダンテ ヘ長調 K.616
シュ・シャオメイ(P)
録音:2011年3月17-20日ポワチエ・オーディトリアム劇場
中国文化大革命の混乱を経験したピアニスト、シュ・シャオメイ。現在はフラ
ンス、パリを拠点に活躍。その数奇な半生と高い音楽性は日本でも注目を集め
ています。
今回はモーツァルトのピアノ作品集。モーツァルトがパリへ移った1778年から
亡くなる1791年の作品を年代順に収録したアルバム。1曲目は速めのテンポで
始まる「きらきら星変奏曲」、そして純真無垢な「ハ長調のソナタ」、未完
に終わった「幻想曲」、モーツァルトには珍しい「ロ短調のアダージョ」、
チェロ奏者ジャン・ピエール・デュポールの作品に基づいた「変奏曲」、モー
ツァルト最後のピアノ・ソナタ「ニ長調K.576」、亡くなる年に作曲された自
動オルガンのための「アンダンテ」。シュ・シャオメイの洗練された音色、響
き、品格のある知性的な演奏、奥深い音楽性がモーツァルトの晩年の透明感を
見事に描き出しています。
モーツァルトの作品の謎を解く鍵は「自由」と「深遠」であると彼女は語って
います。『モーツァルトの音楽は生きています。シンプルでありながら「深遠」
な世界を作り、「自由」には幸福や喜びに加え、慣例に囚われない大胆さや生
命の躍動という感情も含まれることを知らなければなりません。』
音楽を緻密に捉えているにもかかわらず、音楽の流れを損なうことなく、むし
ろ生き生きとモーツァルトの音楽の面白さを伝えるシュ・シャオメイの演奏。
今後も聴き逃すことのできないピアニストです。




<EURO ARTS>
20 66658(DVD-Video) 2枚組 ¥4250
バレンボイム・プレイズ・リスト
DVD1:
ヴェルディ/リスト編:
「リゴレット」より演奏会用パラフレーズ、「トロヴァトーレ」よりミゼレレ、
「アイーダ」より神前の踊りと終幕の二重唱
ワーグナー/リスト編:
「タンホイザー」よりヴァルトグルク城への客人の入城、
「さまよえるオランダ人」より紡ぎ歌、
「トリスタンとイゾルデ」よりイゾルデの愛の死
リスト:ロ短調ソナタ
DVD2:
リスト:
巡礼の年 第1年「スイス」、第2年「イタリア」、ピアノ・ソナタ ロ短調
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1985年バイロイト、ノイエス・シュロス(巡礼の年)、
ハウスバーン・フリート(ロ短調ソナタ)、
辺境伯オペラハウス(DVD1)
音楽都市ミュンヘンの貴重な映像を発売するシリーズ「メトロポリタン・ミュ
ンヘン」の第3弾。ダニエル・バレンボイムが、1985年にバイロイトの辺境伯
オペラハウスなどの美しい劇場で、オール・リスト・プログラムで演奏した映
像。リスト生誕200年を記念して今年発売されました。俊敏で鮮やかな「ロ短
調ソナタ」、多彩な色彩を情熱的かつ抒情的に聴かせる「巡礼の年」など華麗
なピアノ技法を駆使したリストの作品を、バレンボイムの若かりし頃の颯爽と
した演奏で聴かせてくれます。

20 58668(DVD-Video) ¥2900
字幕:独、仏、西
クラウディオ・アラウ-巨匠と偉大な作曲家たち
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
シューベルト:即興曲第1番変ホ短調D.946
ショパン:バラード第3番変イ長調Op.47
リスト:ペトラルカのソネット第104番
ドビュッシー:喜びの島
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58*
クラウディオ・アラウ(P)
チリ国立大学交響楽団* ヴィクトール・テヴァ(指)*
収録:1984年5月メトロポリタン大聖堂サンティアゴ、チリ
監督:ピーター・ローゼン アナウンサー:マーティン・ブックスパン
今年没後20周年を迎えた20世紀の偉大なピアニスト、クラウディオ・アラウが
1984年5月故郷チリで行った凱旋コンサート映像第3弾。
神童としてデビューした5歳から88歳で逝去するまで現役を続けたアラウは、
晩年までテクニックの衰えを感じさせない演奏を披露し、このチリ凱旋コンサ
ートでは81歳でベートーヴェン、シューベルト、ショパン、リスト、ドビュッ
シーの作品を見事に聴かせてくれます。ショパンのバラード第3番では、ゆっ
たりとしたテンポで語られるショパンの物語をじっくり味わう事ができます。
また優れた技巧だけではなく、その音楽性はキャリアを積むごとに深みを増し、
特にベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番の力強く懐の深い表現は、聴けば聴
くほど味わいが出る名演です。
このDVDは、クラシック番組の名司会で知られるマーティン・ブックスパン氏
がナレーションを担当し、南米チリが生んだ名ピアニスト、アラウの地元チリ
での公演の熱気を伝えています。





<STUDIO FROHLA>
BB 2120(DVD-Video) ¥3500
サントリーホールニューイヤーコンサート2010
ウィーンは踊る
・J.シュトラウスII:
オペレッタ「ジプシー男爵」序曲/ワルツ「シトロンの花咲くところ」op.364
/無窮動/音楽の冗談 op.257/ワルツ「ウィーンの森の物語」op.325
(ヴァイオリン・ソロ/オーラー・ルードナー)
/オペレッタ「ウィーン気質」からデュエット「これがなくちゃあ許せない」
・ロッシーニ:オペラ「ウィリアム・テル」序曲
・ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 ホ短調 op.72-2
・カールマン:
オペレッタ「チャールダッシュの女王」よりデュエット「踊りたい!」
・ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 ト短調
・J.シュトラウスI:フリオーシュ・ポルカ/ラデツキー行進曲
オーラー・ルードナー(指揮&ヴァイオリン)
ナターリア・ウシャコーワ(ソプラノ)
メルツァード・モンタゼーリ(テノール)
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
バレエ:デンプチュ・マルチン、ナタリー・サラザール、
アンドレア・ネメトーヴァ、バルーフ・ハラルド
収録:2009年12月31-2010年1月1日
サントリーホールで開催されたニューイヤー年越しコンサートの模様の映像で
す。バレエあり、歌あり、なんとも豪華な内容に楽しくなる1枚です。ワルツ
「シトロンの花咲くところ」の甘やかな上品さは感動的です。




<IDEALEAUDIENCE>
30 85308(DVD-Video) ¥2180
言語:ラテン語、英語
字幕:ラテン、英、独、仏
J.S. バッハ:マニフィカト ニ長調 BWV 243
ストラヴィンスキー:ミサ曲
レナード・バーンスタイン(指揮)
イギリス・バッハ祝祭合唱団&管弦楽団
アーニー・モーリー(S)パトリシア・パーカー(Ms)
ジョン・ミチンソン(T)ポール・ハドソン(Bs)
ロドニー・ハーディスティー(CT)
収録:1977年4月16日聖アウグストゥス教会、ロンドン、
ライヴ(BBCアーカイヴより)
監督:ブライアン・ラージ
バーンスタインによる「バッハのマニフィカト」と「ストラヴィンスキーの
ミサ曲」のライヴ映像。バッハのラテン語作品の傑作マニフィカトは、輝か
しい祝典的な性格の作品です。バーンスタインの明快な解釈は、作品の壮麗
さと美しいバランスを引き立たせています。そしてストラヴィンスキーのミサ
曲は新古典時代の最後を飾る作品で、純粋教会音楽として書かれた透明感溢
れるミサ曲。均整のとれた形式で作曲された作品を、ストラヴィンスキーを
重要なレパートリーとしていたバーンスタインならではの、独特の情感を組
み入れた演奏で聴かせます。また作曲者の意図を的確に読み取った歌手陣と
合唱の質も実に高い仕上がりとなっています。




<ELOQUENTIA>
EL 1023 ¥2380
ヴィヴァルディ:「四季」
ムジチ・アウレイ
グラツィア・ライモンディ(Vn)、ルイジ・ピオヴァーノ(Vc、音楽監督)
録音:2009年5月、ガラージュ・ブルガリ(ローマ)
ピオヴァーノ率いるムジチ・アウレイによる、エネルギーに満ちた四季。ムジ
チ・アウレイは、2002年にピオヴァーノが結成したカンパニア室内管弦楽団の
後身演奏団体です。ヴィンテージ車が並ぶガラージュ・ブルガリでコンサート
をしたピオヴァーノが、その場の音響の素晴しさに感激して、このレコーディ
ングが実現しました。フォトブックCD仕様(22ページ)となっており、ヴィンテ
ージ車の美しい写真もたのしむことができます。イタリア出身のメンバーを中
心とするムジチ・アウレイのしっとりと肌に吸いつくような弦楽器の美しい音
色が魅力の1枚です。




<ACCENT>
ACC 24252 ¥2300
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):様々な楽器による協奏曲集
・3本のトランペット、ティンパニ、2本のオーボエ、ファゴット、
ソロ・ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調FaWV L:D3
・フルート、オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ロ短調FaWV L:h1
・2本のオーボエ、2本のヴィオラ、2本のファゴットと通奏低音のための協奏曲
ト長調FaWV L:G11
・2本のフルート、弦楽と通奏低音のための協奏曲FaWV L:D9
・ソロ・ファゴット、2本のオーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 
ハ短調FaWV L:c2
・トランペット、2本のオーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 
ニ長調FaWV L:D1
イル・ガルデリーノ
【ヤン・ドゥ・ヴィネ(Fl)S.ユイブレシュト(Fl)マルセル・ポンセール(Ob)
北里孝浩(Ob)アラン・ド・リケール(Fg)ジャン・フランソワ・カルリエ(Fg)
寺神戸亮(Solo-Vn)ソフィー・ジェント(Vn)アンネリース・デコック(Vn)
ダヌタ・ザワダ(Vn)秋葉美佳(Va)カート・デコック(Va)
ベンヤミン・グローリュー(Vc)トーマス・ルクス(Vc)
フランク・コーピーテルス(Kb)シャレフ・アデル(Cemb)
アラン・デルッデル(Tp)ステヴェン・ヴェルハールト(Tp)
ステヴェン・ボシュイト(Tp)コーエン・プレティンク(Timp)】
録音:2011年1月3-6日アントワープ
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュはバッハと同時代に活躍した作曲家。彼の
管弦楽作品は、後期バロックからハイドン、モーツァルトの古典様式への過渡
期の特徴を示しています。ファッシュの作品は存命中には出版されることはな
く、膨大な手稿譜が存在するため、現在でもその全体像が分かっていません。
しかし、ファッシュはドレスデンでピンゼルとダルムシュタットではグラウプ
ナーと深い親交があり、たびたび楽譜を交換していました。そのおかげでドレ
スデンとダルムシュタットの図書館に多くの貴重な譜面が残されていました。
アンサンブル、イル・ガルデリーノはファッシュ:協奏曲(ACC 24182)に続き、
ドレスデンとダルムシュタットで発見された曲を収録しています。協奏曲は61
曲が現存し、バロック様式から古典派様式への移行が明確に感じられる作品群
です。1988年にオーボエのマルセル・ポンセールによって創設されたイル・ガ
ルデリーノは、寺神戸亮など日本人も在籍する世界屈指の古楽アンサンブル。
ファッシュの各楽器の巧みな使い方により生まれる独自性を、イル・ガルデリ
ーノの明快で軽快な演奏で聴くことができます。

ACC 24239 ¥2300
17世紀イタリアのギター音楽作品集
フランチェスコ・コルベッタ(c1615-1681):
Balletto fatto nella Bariera sopra la Sala di Bologna,
Sua Corrente, Corrente, Preludio, Allemanda,
Corrente, Sarabanda I & II, Folia, Sinfonia, Caprice de Chacone
ジョヴァンニ・パオロ・フォスカリーニ(?-c1650):
Ciacona, Corrente, Passacaglia
ガスパル・サンス(1640-1710):
Sarabanda, Tarantella, Paradetas, Matachin, Canarios
カルロ・カルヴィ:Canario, Espanoletta
ドメニコ・ペッレグリー二:Corrente, Brando
ジョヴァンニ・バチスタ・グラナータ(1620?-1687?):
Tocatta, Allemanda, Passacaglia
フェルディアンド・ヴァルダンブリーニ(1623-c 1690): Capona
ニコラ・マッティス:Preludio, Aria I & II
プリヴァーテ・ムジケ  ピエール・ピツル(G&指)
録音:2010年11月18-20日ヴュルツブルク宮殿、聖ペルテン、オーストリア
1998年に設立されたピエール・ピツル率いるヴィオール・コンソート、プリ
ヴァーテ・ムジケ。ギターやリュートなどの撥弦楽器を用いたアンサンブルも
得意とします。このアルバムでは17世紀イタリアの多彩なギター作品を取り上
げています。フランチェスコ・コルベッタは当時最高のギター奏者として活躍
していました。若き日のルイ14世のギター教師を務めたこともあり、ロンドン
でも王をはじめ貴族たちを教授していました。作品は自身も名手であったため、
高度で洗練された技巧が見られ、バロック期のギター作品として重要な位置を
示しています。




<ACCENTUS Music>
ACC 10238BD(Blu-ray) ¥4250
ACC 20238DVD(DVD-Video) ¥2900
字幕:独・英・仏
マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」
クリスティアーネ・エルツェ(S)
サラ・コノリー(Ms)
MDR放送合唱団
ベルリン放送合唱団
ゲヴァントハウス合唱団
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
リッカルド・シャイー(指揮)
収録:2011年5月17、18日
ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)

ACC 10222BD(Blu-ray) ¥4250
ACC 20222DVD(DVD-Video) ¥2900
字幕:独・英・仏
マーラー:交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」
エリカ・ズンネガルド(SI 罪深き女)、
リカルダ・メルベート(SII 贖罪の女)、
クリスティアーネ・エルツェ(SIII 栄光の聖母)
リオバ・ブラウン(AI サマリアの女)、
ゲルヒルト・ロンベルガー(AII エジプトのマリア)
スティーヴン・グールド(T マリア崇拝の博士)
ディートリヒ・ヘンシェル(Br法悦の神父)
ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs瞑想の神父)
MDR放送合唱団、ライプツィヒ歌劇場合唱団、
ゲヴァントハウス合唱団
ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団、
ゲヴァントハウス児童合唱団
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
リッカルド・シャイー(指揮)
収録:2011年5月26、27日
ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
2005年より第19代カペルマイスターを務めるリッカルド・シャイー率いるゲ
ヴァントハウス管弦楽団によるマーラーのふたつの映像作品が登場します。
交響曲第2番「復活」と第8番「千人の交響曲」は、いずれも作曲者歿後100周
年を記念して、2011年5月に地元ライプツィヒで行われた「国際マーラー音楽
祭」での模様を収めたものです。
シャイーが首席指揮者時代にRCOと完成させたマーラーの交響曲全集では、
第2番が2001年11月、第8番が2000年1月の収録でしたので、このたびのライヴ
は10-11年ぶりの再録音ということになります。前回も、マーラー演奏に屈指
の伝統を誇る名門RCOとの顔合わせということで充実の内容を聴かせていたも
のですが、シャイーは当オケともすでに「マーラー版」によるシューマンの交
響曲録音を発表するなど、レコーディング、実演ともにたいへん精力的で、就
任6年目を迎えた現在もますますの好調ぶりが伝えられるだけに、ここでの内
容もおおきな期待を持って迎えられるところです。
このたびのシャイーによるライヴは、第2番、第8番ともに正規の商業録音とし
てゲヴァントハウス管にとって初のレパートリーであり、しかも第8番につい
ては巨大な編成をとらえた視覚情報もたいへん重要なポイントといえるため、
映像としてのリリース自体たいへん価値あるものとおもわれます。




<ATMA Classique>
ACD2 2641 ¥1850
リスト・リサイタル
シューベルト/リスト編:
ウィーンの夜会第6番S.427、「詩的で宗教的な調べ」S.173-第3曲
「孤独な中の神の祝福」、
ショパン/リスト編:
6つのポーランドの歌S.480【願い/春/指輪/酒宴/愛しい人/花婿】、
グレートヒェン S.513(ファウスト交響曲第2楽章より編曲)、
グノー/リスト編:「ファウスト」からのワルツS.407
ジャニーナ・フィアルコフスカ(P)
リスト生誕200年を記念したジャニーナ・フィアルコフスカによるアルバム。
リストを弾きこなす技巧はもちろん、詩的な歌と美しい音色で、瑞々しく聴か
せてくれます。
フィアルコフスカは、カナダ人の母とポーランド人の父のもとにモントリオー
ルで生まれました。モントリオール大学とジュリアード音楽院で学び、1974年
にアルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールで3位に入賞、
その後世界的なオーケストラ、指揮者と共演を重ねるカナダを代表するピアニ
ストです。一時左腕の腫瘍のため両手での演奏活動を中断していましたが見事
に克服し、2004年1月のドイツで行われた復帰リサイタルで両手での演奏活動
を再開しています。また1994年にはピアノ・シックスを創設しカナダのピアノ
教育へ大きな影響を与えています。豊かな表現力と、優れた解釈でショパンと
モーツァルトの代弁者として世界各地で演奏会を行う一方、モシュコフスキ、
パデレフスキなどポーランドの作曲家の演奏にも力を入れています。

ACD2 2635 ¥1850
エドゥアルド・サインス・デ・ラ・マーサ(1903-1982):ギター作品集
秘密の前奏曲、クリオーリョの回想、ギターラへ讃歌、
組曲「プラテーロと私」(プラテーロ/きちがい/屋上/ダルボン先生/散歩/亀
/死/土に眠るプラテーロへ)、夢の道、暁の鐘、ロートレック讃歌、ボレロ、
ハバネラ、カタルーニャ民謡(ラ・パロマ/コロラド・トレイル/スワニー河)
ダニエル・ボリショイ(G)
スペインの作曲家エドゥアルド・サインス・デ・ラ・マーサの作品集。長男レ
ヒーノは有名なギタリスト、次男フランシスコは偉大な画家という、ブルゴス
の芸術家の家庭の3番目の息子として生まれました。彼はスペイン民謡を基に
した作品を多く作り、ドビュッシー、ラヴェルなどのフランス印象派の影響と
スペイン音楽語法を取り混ぜた、親しみやすい抒情的な曲調が特徴です。中で
も「暁の鐘」は全編トレモロで、アンダルシア独特の色彩を湛えた作品です。
また組曲「プラテーロと私」は、印象派を思わせる繊細な音が魅力的。
演奏するダニエル・ボリショイは北米を中心に世界で活躍するギタリスト。
美しいサウンドと目を見張るテクニックで高い評価を得ています。

ACD2 2634 2枚組 ¥3380
シュニトケ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第3番(1983)、第1番(1966)、第2番(1980)、第4番(1989)、
「カノン-ストラヴィンスキーを偲んで」(1971)
モリナーリ四重奏団
録音:2010年6月モントリオール
1997年結成のカナダの弦楽四重奏団モリナーリ四重奏団によるシュニトケの弦
楽四重奏曲。静謐さと強烈なまでに張りつめた緊張感が交錯する難曲。独特の
悲愴感が影を落とし、弦の圧倒されるほどの高揚感が、アルバム全体を締め、
四重奏団の実力が十分に発揮された内容です。




<WERGO>
WER 2065(SACD-Hybrid) ¥2180
ヴァレリオ・サンニカンドロ:IUS LUCIS(イウス・ルーキス)
ムジークファブリーク、ノイエ・ムジーク・アンサンブル
ピエール=アンドレ・ヴァラード(指揮)
録音:2009年1月
ポンピドゥーセンター(1977年開館)30周年記念のために委嘱された作品。2つ
の器楽アンサンブル(そのうち一つにはシンセサイザーが含まれます)が、ケー
ブルで接続された二つのコンサートホールにそれぞれわかれて配置され、同時
に演奏し、聴き手は生の音とスピーカーから出る他ホールの音を同時に聴きま
す。この作品は鏡の構造をもっており、中間点で休憩が入り、聴き手は部屋を
移動し、反射している部分の作品を後半聴く、という趣向のもの。様々な音色
があらわれる作品で、ひとつひとつのモティーフはどちらかといえばシンプル
なものとなっています。
イタリア出身のサンニカンドロ(b.1971)は、作曲とヴィオラを学び、ツェンダ
ーらに師事した作曲家。BMWムジカ・ヴィヴァ作曲賞など世界的なコンクール
で次々と入賞し、委嘱作品も多数。ヴィオラ奏者としても活躍しており、シュ
トックハウゼン存命中、作品演奏で演奏者として参加もしました。イウス・ル
ーキスとは様々な意味をもちますが、ここでは「自然光」といった風に訳せる
でしょうか。

WER 2069 2枚組 ¥2580
Sound Art @ Het Apollohuis-1980-1995年コンサートレコーディングの抜粋
[CD1] ボディ・エクステンションズ
[CD2] サンプリング・テクニックス
音楽と映像の展示&パフォーマンス小屋として1980から1997年までオランダで
モダン・アーティストたちの表現の場となっていたヘット・アポロハウスの貴
重な記録が2枚組で登場。日本人では唯一、おもに関西で活動を展開している
鈴木昭男の「Ougi」が含まれています。ほかに、アルヴィン・ルシエらの作品
も収録されています。





<Orfeo>
ORFEOR 841111 ¥2080
MONO
(1)ブラームス:間奏曲イ短調Op.118の1
(2)同:バラード ト短調Op.118の3
(3)ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
(4)バーバー:ピアノソナタ変ホ短調Op.26
(5)ショパン:ピアノソナタ第3番ロ短調Op58
ヴァン・クライバーン(Pf)
[録音:1964年8月3日ザルツブルク音楽祭、モーツァルテウムでのリサイタル
(ライヴ)]
凄い音源の初出です。1958年に行われた第1回チャイコフスキー国際コンクー
ルで衝撃的な優勝を果たし、時代の寵児となっていたクライバーンが、1964年
のザルツブルク音楽祭に出演した際の貴重な記録。音はモノラルながら、彼の
クリアなタッチははっきり聴きとれます。
彼の十八番ばかりをあつめているのも嬉しい限りですが、この頃のクライバー
ンの演奏は本当に凄いのひと言に尽き、ただならぬオーラと、エネルギーが横
溢しています。なかでも、母国アメリカの誇るピアノ音楽として得意としたバ
ーバーのピアノソナタが圧巻。ホロヴィッツに捧げられたこのソナタは、とて
つもなく難しい技巧が要求されますが、クライバーンはホロヴィッツのアクの
強さとは別次元の、すっきりと明るいスピーディさで聴く者の心をとらえて離
しません。1972年のスタジオ録音よりもはるかに霊感に満ちた演奏と申せま
しょう。ショパンのピアノソナタ第3番とベートーヴェンの「熱情」もナイー
ヴな情感と切れ味の良さが痛快。全体を通じての集中力の凄さ、演奏後に思わ
ず拍手してしまいそうになるほどの興奮を与えてくれます。

ORFEOR 797111 ¥2080
(1)リゲティ:アトモスフェール
(2)ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調Op.93
ダヴィド・アフハム(指)
グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団
[録音:2010年8月14日ザルツブルク音楽祭でのリサイタル(ライヴ)]
1983年フライブルク生まれの指揮者ダヴィド・アフハム、待望のデビュー盤登
場です。ドイツとインドのハーフのエキゾキックなイケメンながら、2008年に
ドナテッラ・フリック指揮コンクールで入賞して以来、ロンドン響とグスタフ
・マーラー・ユーゲント管弦楽団のアシスタント・コンダクターを務め、2010
年にはフランス国立放送管、チューリッヒ・トーンハレ管、ロイヤル・コンセ
ルトヘボウ管、ブロッサム・フェスティヴァルでクリーヴランド管なども振る
活躍ぶり。さらに「若き才能のためのベルナルト・ハイティンク基金」の第1
号として、ハイティンク自身の薫陶も得ています。
リゲティの「アトモスフェール」はキューブリックの「2001年宇宙の旅」に使
われて以来、現代音楽としては異例の人気を誇る作品。アフハムの指揮ぶりは、
これが映画に使われていたらさぞや凄い効果をあげたと思える雄弁さ。メイン
のショスタコーヴィチの交響曲第10番の荒れ狂う過激さもムラヴィンスキー盤
以上。今後目の離せぬ逸材の出現と申せましょう。




<ORFEO>
=ザルツブルク音楽祭ドキュメント=
ORFEOR 838112 2枚組(1枚価格) ¥2080
モノラル
シューベルト:劇付随音楽「ロザムンデ」序曲Op. 26, D. 644
ベルク:ヴァイオリン協奏曲
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調(原典版)
クリスチャン・フェラス(Vn)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)
録音:1960年8月17日ザルツブルク、祝祭大劇場(ライヴ・モノラル)[ORF収録]
ドイツの名匠ヨーゼフ・カイルベルト(1908-1968)は、記録によると、戦後1957
年から1962年にかけて毎年ザルツブルク音楽祭に出演し、オペラとコンサート
の双方でウィーン・フィルとの共演を重ね、おもにモーツァルトのオペラやシ
ンフォニーの数々を演奏していますが、1959年からの3年間はオーケストラ・
コンサートにウィーン・フィルではなく、一年ごとにフランス国立放送管、
ベルリン・フィル、シュターツカペレ・ドレスデンを率いて登場しています。
このたびORFEOの「ザルツブルク音楽祭ドキュメント」に加わるアルバムは、
1960年8月17日にカイルベルトがザルツブルク音楽祭でただ一度きり、ベルリ
ン・フィルを指揮した演奏会当日の模様を収めたもので、名手フェラスを迎え
たアルバン・ベルクの協奏曲と並び、メイン・プログラムにブルックナーの
第9交響曲を取り上げているという、全篇ポイントだらけのものすごい内容と
なっています。
カイルベルトによるブルックナーの交響曲録音では、1956年にハンブルク州立
フィルとセッション録音した第9番や、1963年にベルリン・フィルとセッショ
ン録音した第6番がかねてより有名で、ORFEOからは1966年にケルン放送響を
指揮した第8番のライヴ・レコーディングもリリースされていますが、そのい
ずれもがドイツ本流の伝統を汲んだ剛直なスタイルとスケールの大きさが特徴
的で、みごとな演奏内容を示していました。
ここでは、そうしたカイルベルトの指揮に加えて、カラヤン色に染まり切る以
前、古くからの響きをとどめた時期のベルリン・フィルが相手である点にも注
目したいところです。
いっぽう、前半に演奏されたベルクのヴァイオリン協奏曲は、プレートル指揮
パリ音楽院管とのセッション録音(1963年)をはじめ、アンセルメ指揮スイス・
ロマンド管とライヴ録音(1957年)、フレッチャ指揮ベルリン放送響とライヴ録
音(1964年)していることからもわかるように、フェラスがもっとも得意とする
作品として以前より知られるものです。

ORFEOR 839112 2枚組(1枚価格) ¥2080
モノラル
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調Op. 60
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調KV. 488
R.シュトラウス:家庭交響曲Op. 53
フリードリヒ・グルダ(P)
フランツ・コンヴィチュニー(指揮) 
シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1961年8月4日ザルツブルク、祝祭大劇場(ライヴ・モノラル)[ORF収録]
1961年のザルツブルク音楽祭のオーケストラ・コンサートでは、全11公演のう
ち、レギュラーのウィーン・フィルが6公演を、残りの5公演をシュターツカペ
レ・ドレスデンが演奏しています。シュターツカペレ・ドレスデンを指揮した
顔触れは、ジョージ・セルとミルティアディス・カリディスのほか、過去に同
オケの首席指揮者を務めた3人、カール・ベームとヨーゼフ・カイルベルト、
そしてフランツ・コンヴィチュニーというものでした。
ORFEO恒例の人気シリーズ「ザルツブルク音楽祭ドキュメント」よりリリース
されるのは、コンヴィチュニー(1901-1962)が世を去る前年に、ザルツブルク
音楽祭にただ一度だけ登場して、かつての手兵を指揮した演奏会の模様を収め
たものです。
【名盤『エロイカ』を彷彿とさせる手兵とのベートーヴェン】
コンヴィチュニーによるベートーヴェン演奏といえば、1949年より亡くなる時
点までカペルマイスターのポストにあったゲヴァントハウス管とのセッション
によるステレオ全集録音(1959-1961)が、このドイツの名匠による代表的録音と
して知られていますが、1954年に、首席指揮者在任中(1953-1955)のシュター
ツカペレ・ドレスデンを指揮して、モノラル・セッション録音した「エロイカ」
もまたファンの間では高い人気があります。
そこでは、雄渾なアプローチと筋肉質のフォルムによる造詣がとにかく見事で、
このオケ独特の音色とともにマッシブな存在感を示していました。
それより7年後の同じ顔合わせによるベートーヴェンの第4交響曲は、コンヴィ
チュニーにとって上記ゲヴァントハウス管とのシリーズ進行中という時期にも
重なることから、充実の内容を期待できるのではないかと思われます。
【『モーツァルト弾き』グルダによるピアノ協奏曲第23番】
モーツァルトの第23番でピアノを弾くのはフリードリヒ・グルダ(1930-2000)。
グルダといえばやはりモーツァルト。ザルツブルク音楽祭におけるオーケスト
ラとの共演で、グルダはモーツァルトのピアノ協奏曲を弾く機会が多く、ほか
にも1958年にサヴァリッシュ指揮コンセルトヘボウ管と第14番、1960年にミュ
ンヒンガー指揮ウィーン・フィルと第25番、1968年にミュンヒンガー指揮シュ
トゥットガルト・クラシック・フィルと第20番、1970年にアバド指揮ウィーン
・フィルと第20番、1974年にアバド指揮ウィーン・フィルと第27番という具合
に、コンスタントに取り上げています。
グルダの弾くモーツァルトの第23番では、のちのアーノンクールとのセッショ
ン録音(1983年)や、ロスバウト指揮南西ドイツ放送響とのライヴ
(1962年/ 93.129)などもありましたが、当時31歳のグルダのいきいきとした表
情や閃きをここでも確かめられるはずです。




<ACCENT>
ACC 24241(SACD-Hybrid) ¥2580
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集
フルート協奏曲集Op.10
【ヘ長調「海の嵐」RV.433、ト短調「夜」RV.439、
ニ長調「ごしきひわ」RV.428、ト長調RV.435、ヘ長調RV.434、ト長調RV.437】
フルート協奏曲 ニ長調RV.783、2本のフルートのための協奏曲RV.533*
バルトルド・クイケン(フルート・トラヴェルソ)
シギスヴァルト・クイケン(指揮&ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ)
ラ・プティット・バンド
【アンネリーズ・デコック(VnI) アン・コノップ(VnII)
マルレーン・ティアーズ(Va) バンジャマン・アラール(cemb)
フランク・トインズ(フルート・トラヴェルソII)*】
録音:2010年10月13-15日ベルギー
1972年に結成されたラ・プティット・バンドは2012年に40周年を迎えます。40
周年を目前にピリオド演奏の世界を牽引してきたシギスヴァルト・クイケンは、
近年ヴィオロンチェロ・ダ・スパラの復元・演奏に積極的に取り組みブランデ
ンブルク協奏曲(KKC5138/ACC24224)やヴィヴァルディ「四季」
(KKC5140/ACC24179)など意欲的なリリースを続けてきました。今回発売される
のはヴィヴァルディのフルート協奏曲。ソロはもちろん名手バルトルド・クイ
ケン。
ヴィヴァルディのフルート協奏曲作品10は、音楽史上最初のフルート協奏曲と
して大きな功績を残した作品。楽譜の出版は1729年アムステルダムの「ル・セ
ーヌ」社から刊行されたと言われていますが、それまでの協奏曲はヴァイオリ
ンなど弦楽器を中心としたのもで、ヴィヴァルディの意欲的かつ画期的な挑戦
であったといえるでしょう。この曲集は全曲フルート・トラヴェルソ用に作曲
され、1720年頃から普及し始めたフルート・トラヴェルソの需要に応えた形と
なりました。
作品10の協奏曲集は全6曲からなり、前半の3曲には標題が付けられています。
ラ・プティト・バンドの軽快な演奏に乗って、バルトルド・クイケンの妙技が
冴えわたり、巨匠としての余裕が感じられる大きな演奏を聴かせてくれます。





<harmonia mundi>
HMC 902093 ¥2450
20世紀の英国の歌
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):
デイヴィッド王/やもめの鳥/迷子の小さな子
ロジャー・クィルター(1877-1953):
それは愛する人とその恋人だった/来たれ、死よ/おお、僕の恋人
/吹けよ、吹け、冬の風/持って行け、あの唇を/ヘイホー、風と雨
アイヴァー・ガーニー(1890-1937):サリーの庭
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
静かな午後/リンデン・リー/輝かしき言葉の輪
ジェラルド・フィンジ(1901-1956):
2月のミドル・フィールド・ゲート/ため息/私たちが愛したから
レノックス・バークリー(1903-1989):馬術家
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):
サン・メルシーの美しい貴婦人
ピーター・ウォーロック(1894-1930):ジリアン・オフ・ベリー
ヴィクター・ヘリー=ハッチンソン(1901-1947):ヘンデル様式で
パーセル/ブリテン編:Lord, what is man?/ヨブの災い
パーセル/ティペット編:嘆きのうた
ベジュン・メータ(カウンターテナー)
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
録音:2010年9月
大陸席巻中の人気カウンターテナー、ベジュン・メータ最新盤はイギリスの作
品集。シェイクスピアの詞によるクィルター作品の魅力的な世界から、パーセ
ル作品のブリテンやティペットによる編曲ものなど、メータは自由自在な表現
力で聴かせます。「カウンターテナー」ということを忘れさせる、中性的とも
いえる不思議な魅力に満ちた声をご堪能下さい。




<ELOQUENTIA>
EL 1129 ¥2380
シューベルト:ピアノ三重奏曲集
(1)ピアノ三重奏曲 変ホ長調 op.100 D929
(2)ヴァイオリン、チェロとピアノのためのアダージョ「ノットゥルノ」
トリオ・ラティチュード41
〔リヴィア・ソン(Vn)、ルイジ・ピオヴァーノ(Vc)、
ベルナデーネ・ブラーハ(Pf)〕
録音:2010年9月
ローマ・サンタ・チェチーリア管(ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団)の首
席チェロ奏者、ピオヴァーノが2009年に設立したピアノ・トリオのグループ。
アンサンブルの名前は、初めてコンサートを開いた地、ニューヨーク近郊のロ
ードアイランドと、ピオヴァーノが住んでいるローマの地がどちらも北緯41度
であることに由来します。「ノットゥルノ」でみせる旋律の歌わせ方の美しさ
は見事。もちろんop.100のトリオも実に活き活きと聴かせます。




<PRAGA>
PRDDSD 250225(SACD-Hybrid) ¥2780
バルトーク:弦楽四重奏曲第5&6番
パルカニ弦楽四重奏団
録音:2005年6,11月
1976年に結成されたオルランド弦楽四重奏団(イシュトヴァーン・パルカニ、
ハインツ・オベルドルファー、フェルディナンド・エルブリッヒ、ステファン
・メッツによって結成され、1984年に一度解散しましたが、一人新たなメンバ
ー(チェロのミヒャエル・ミュラー)が参加して再結成された)の後身、パルカ
ニ弦楽四重奏団によるバルトーク。ベテランならではのツボを抑えた表現で聴
かせます。




<audite>
=ドイチュラントラジオ・クルトゥーア=
AU 95590 ¥1850
モノラル
ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61[カデンツァ:クライスラー]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・べーム(指揮)
録音:1951年11月19日ベルリン=ダーレム、
イエス・キリスト教会(セッション・モノラル)
ベルク:ヴァイオリン協奏曲 (25:04)
ベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団)
マッシモ・フレッチャ(指揮)
録音:1964年3月23日ベルリン、マズーレンアレー、
放送局大ホール(ライヴ・モノラル)
クリスチャン・フェラス(Vn)
状態の良いマスター・テープを使用した復刻の素晴らしさで定評のあるaudite
のドイチュラントラジオ・クルトゥーア・シリーズに、絶頂期のクリスチャン
・フェラスの弾いた協奏曲集が登場。
収録内容は、1951年11月にベーム指揮ベルリン・フィルとスタジオ収録したベ
ートーヴェンに、1964年3月にフレッチャ指揮ベルリン放送響とライヴ収録した
ベルクという注目の組み合わせです。
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は、フェラスがベルリン・フィルへのセ
ンセーショナルなデビューを飾った記録として、ファンにはよく知られるもの
です。
音色の美しさと格別の気品とをたたえたヴァイオリンが、ベームの雄渾な指揮
ぶりによく映えた演奏は、フェラス以下同じ顔触れで、おそらく同一の内容と
おもわれるTAHRA盤では、収録時期が1963年11月18日と19日の2日間となってい
ました。1946年、当時13歳のフェラスがパリ・デビューを果たした際に弾いて、
国際的なキャリアを積むきっかけとなったのが、ベートーヴェンのヴァイオリ
ン協奏曲。以降、フェラスは、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を、1951
年にベーム指揮ヘッセン放送響とライヴ録音、1959年にサージェント指揮ロイ
ヤル・フィルとセッション録音、1967年1月にカラヤン指揮ベルリン・フィル
とセッション録音、1967年5月にカイルベルト指揮フランス国立管とライヴ録
音、1978年にジョセフォヴィッツ指揮モンテカルロ国立歌劇場管と録音してお
り、現状で6種を数えることからも、フェラスがもっとも得意としていたレパ
ートリーのひとつといえるでしょう。
いっぽうのベルクもまた、フェラスを語るうえで絶対に外せないプログラム。
フェラスの弾くベルクのコンチェルトといえば、ここでのライヴより1年ほど
前、1963年にプレートル指揮パリ音楽院管とセッション録音が名高く、1957年
にはアンセルメ指揮スイス・ロマンド管ともライヴ録音していますが、いずれ
も作品に薫る官能的な美観がフェラスの方向性にピッタリ。
このように、フェラスきわめつきのプログラムを収めたアルバムは、ジャック
・ティボー、ジノ・フランチェスカッティ、ジネット・ヌヴーらと並ぶ「フラ
ンコ=ベルギー派」の名手として、歿後30年近くを経た今でも根強い人気を持
つフェラスの輝きを閉じ込めたもので、ファンのみならず、広くヴァイオリン
好きには見逃せない内容といえそうです。




<WIHMORE HALL LIVE>
WHLIVE 0046 ¥1050
シューベルト:歌曲集「冬の旅」D.911
クリストファー・モルトマン(B) グレアム・ジョンソン(P)
録音:2010年2月11日ロンドン、ウィグモア・ホール
バリトン歌手クリストファー・モルトマンによるシューベルトの3大歌曲集を
録音するシリーズ。シューベルトの真髄に迫る歌唱でドラマティックに聴かせ
た「美しい水車小屋の娘」(WHLIVE 0044)に続く第2弾は「冬の旅」。失恋し絶
望の淵に立つ若者の孤独と苦悩を歌った24の連作歌曲集。モルトマンの艶と深
みのある声で、シューベルトの繊細さや、作品に漂うほの暗い不安感を見事に
表現しています。そして長年多くの歌手の伴奏を務めているグレアム・ジョン
ソンの心に染み入るピアノの響きが、静かで深い感動を呼び起こします。
クリストファー・モルトマンは、1997年イギリスのカーディフで行われる「シ
ンガー・オブ・ザ・シンガー」で優勝し、その後ザルツブルク音楽祭の《ドン
・ジョヴァンニ》新演出で批評家の高い評価を得ました。ロイヤル・オペラハ
ウスには度々登場し、グランドボーン音楽祭、バイエルン国立歌劇場、ベルリ
ン国立歌劇場等の各有名歌劇場に出演。今最も注目を集めているバリトン歌手
の一人です。

WHLIVE 0047 ¥1050
北インド古典音楽-ラーガ
ラーガ「シャーム・シリー」、ラーガ「ピールー」、ラーガ「キルワーニ」
アムジャッド・アリー・カーン(サロード) 
アマーン・アリー・カーン(サロード) アヤーン・アリ・カーン(サロード)
サトヤジット・タルウォーカー(タブラ)
録音:2010年4月8日ロンドン、ウィグモア・ホール
サロードの巨匠アムジャッド・アリー・カーンとその息子であり弟子である兄
弟アマーン・アリー・カーンとアヤーン・アリ・カーン、そしてダブラの名手
スレシュ・タルウォーカーの息子サトヤジット・タルウォーカーによる北イン
ド古典音楽ラーガの演奏。ラーガは北インド古典音楽の旋法で、数千あるとも
言われています。またシタールと同様に北インドの古典音楽に欠かせない楽器
サロード。瞑想的なサロードの響きと北インドの太鼓タブラによる不思議な世
界に引き込まれるライヴ演奏です。




<Reference Recordings>
リファレンス・レコーディングス(米)は、HDCDの発案者でもあるキース・ジョ
ンソン博士が30年ほど前に立ち上げたオーディオ・マニアに人気の優秀録音、
高音質レーベル。
新フォーマット「HRx」やSACDをリリースするなど意欲的に活動しています。
現在19タイトル(新譜を含む)を発売している「HRx」DVD-Rデータ・ディスクは、
DVD-Rディスクの高解像度オーディオWAVファイル。リファレンス・レコーディ
ングスのオリジナル・デジタル・マスター176.4kHz/24bitを含んだフォーマッ
ト。2ch音声の極限のサウンドを表現できる夢のファイルです。再生するには
通常のプレイヤーではなく、DVD-Rデータ・ディスクをコンピュータミュージッ
ク・サーバーで読み込み、音楽ファイルとしてプレイヤーで再生します。CDと
は比較にならないほどの高音質が体験できます。
(通常のCDプレイヤー、DVDプレイヤー&SACDプレイヤーでは再生できません)

RR 122HRX(DVD-R) ¥4750
176.4kHz/24bit
クリス・ブルーベック(1952-):魂の踊り
マイケル・ガンドルフィ(1956-):線画
ルーカス・フォス(1922-2009):セントラル・パーク・リール
コンコード・チェンバー・ミュージック・ソサエティ
【ウェンディ・パットナム(Vn) オーウェン・ヤング(Vc) 
ローレンス・ウルフ(Cb) トマス・マーティン(Cl) 
ヴィタス・ヴァクシス(P) ダニエル・ボーチ(Perc)】
録音:2010年9月3-5日メカニクス・ホール、ウースター、マサチューセッツ州
現代アメリカの作曲家による室内楽作品集。優秀録音レーベル「リファレンス
・レコーディングス」の実力を改めて感じさせる素晴らしい録音です。透明な
ホールトーンが豊かに美しく響き、各楽器が自然に調和し、実際の遠近感と空
間の広がりを見事に捉えています。聴きなれない現代作品を鮮やかに収録し、
美しく再生させるキース・O・ジョンソン氏の手腕に脱帽です。オーディオ的
再生の楽しみとハイレゾ音楽の魅力を十二分に堪能できる内容となっています。

RR 25HRX(DVD-R) ¥4750
176.4kHz/24bit
ノジマ・プレイズ・リスト
リスト:
メフィスト・ワルツ 第1番、ラ・カンパネッラ、夕べの調べ、
鬼火、ピアノ・ソナタ ロ短調
野島 稔(P)
国際的ピアニスト野島稔の名盤「ノジマ・プレイズ・リスト」は、1988年に発
売されアメリカのオーディオ雑誌「ステレオ・レヴュー」で月間最優秀録音賞
を受賞した名録音が遂にハイレゾ音源HRXとなって発売されます。また野島の
超絶テクニックはアメリカでも評判となり、野島の海外での評価を決定付けた
1枚。




<naive>
V 5259 ¥2280
(1)フランク(1822-1890):ソナタ イ長調
 (原曲:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ/ジュール・デルサール編)
(2)ドビュッシー(1862-1918):チェロ・ソナタ ニ短調
(3)プーランク(1899-1963):チェロ・ソナタ
アンヌ・ガスティネル(チェロ/1690年製テストーレ、Fonds Instrumental
Francais貸与)
クレール・デゼール(ピアノ)
録音:2011年4月
現代最高の女流チェリスト、ガスティネルによる最新盤は、魅惑のフランスの
ソナタ3曲。ディスク冒頭、フランクの実に静かでゆったりとした入りから一
気に二人が繰り広げる魅惑の世界に引き込まれます。一切の小細工なし。充実
度と肩の力の抜け具合の絶妙なバランスが魅力です。同じくフランスを中心に
活躍する名アンサンブル奏者、クレール・デセールのピアノが見事。フランク
は全体的に抑えを効かせた表現ながら、ひとつひとつのパッセージをふくんで
語るように響かせ、曲自体と楽器自体の魅力を心行くまで堪能させてくれます。
激情的にガンガン弾きまくる演奏も魅力ですが、このガスティネルとデゼール
の演奏は、しっとりとした余裕を感じさせ、歴史上燦然と輝くこの名曲の魅力
をあらためて味わわせてくれます。ドビュッシーもプーランクも、さすがフラ
ンスで活躍する二人ならではのドライで洒落た、くるくるとかわる表情は見事
ですが、時折愛らしさも感じられるところがなんともいえぬ味わいです。
ガスティネル自身、「自分のルーツを探るよう」で、このプログラムに取り組
めることにとても幸せを感じている、そして、いつも豊かな心でインスピレー
ションを与えてくれるクレール、私の「クラリエット」と一緒に演奏できるこ
とにも喜びを感じるとブックレットで述べています。充実した二人の女性演奏
家による魅力の1枚の誕生です。この10月には来日も予定されており、見逃せ
ません!




<Coviello>
COV 21112(SACD-Hybrid) ¥2350
ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」
協奏曲第1番ホ長調 RV269「春」、協奏曲第2番ト短調 RV315「夏」、
協奏曲第3番へ長調 RV293「秋」、協奏曲第4番へ短調 RV297「冬」
トリオ・ソナタOp.1-12ニ短調「ラ・フォリア」RV.63
ダニエル・ゼペック(指揮&Vn:ロレンツォ・ストリオーニ1780/バロック弓:
Ralph Ashmead 1994)
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
録音:2010年3月6-9日(四季)、2011年3月8-9日(ラ・フォリア)
ビーバーの「ロザリオ・ソナタ」(COV21008)で圧倒的な音楽性と実力をみせた
名手ダニエル・ゼペックと気心知れたドイツ・カンマーフィルのメンバーが、
ヴィヴァルディの最も有名な作品「四季」を録音しました。ダニエル・ゼペッ
クはドツ・カンマーフィルハーモニのコンサートマスターを務め、またアルカ
ント・カルテットのメンバーとしても活躍する優れた才能を持つヴァイオリニ
スト。
今回の録音では、名演、名録音が数多く存在するこの作品を、ゼペック独自の
アプローチを徹底的に追及した意欲的な内容となっています。ゼペックは各曲
に書かれたソネットの内容を重視して、ヴァイオリンの独奏が描写する情景を
丁寧に描き出し、ゼペック自身の物語を語っています。
またカップリングの「ラ・フォリア」では、アクセル・ヴォルフのリュートと
マールテン・ファン・デル・ファルクのパーカッションを加え、エモーショナ
ルで艶めかしい熱狂的なダンスを表現しています。柔軟な発想と卓越したテク
ニックで新時代のヴィヴァルディを聴かせてくれます。





<haenssler>
=SWR MUSIC=
93 274 ¥2250
マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」全曲
1.「番兵の夜の歌」[06:38]
/クリスティアーネ・イヴェン(S)、ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)
2.「この歌を作ったのは誰だろう?」[02:07]
/クリスティアーネ・イヴェン(S)
3.「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」[03:53]
/ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)
4.「塔の中の囚人の歌」[04:34]
/クリスティアーネ・イヴェン(S)、ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)
5.「ラインの伝説」[03:30]/ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)
6.「高い知性への賛美」[02:38]/ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)
7.「不幸なときの慰め」[02:31]
/クリスティアーネ・イヴェン(S)、ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)
8.「この世の生活」[02:51]/クリスティアーネ・イヴェン(S)
9.「少年鼓手」[06:03]/ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)
10. 「花の章」(1887)[06:59]
11. 「美しいトランペットが鳴り響くところ」[07:09]
/クリスティアーネ・イヴェン(S)、ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)
12. 「天上の生活」[09:12] /クリスティアーネ・イヴェン(S)
13. 「無駄な骨折り」[03:00]
/クリスティアーネ・イヴェン(S)、ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)
14. 「死んだ鼓手」[07:23]/ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)
15. 「原光」[05:42]/クリスティアーネ・イヴェン(S)
ミヒャエル・ギーレン(指揮)
バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団
録音:[3 , 5 , 6 , 9 , 10 , 14]2009年1月25 & 29日フライブルク、
コンツェルトハウス /
グラン・カナリア、アルフレード・クラウス・アウディトリオ(デジタル)
[1 , 2 , 4 , 7 , 8 , 11 , 13 , 15]2011年3月22-28日
フライブルク、コンツェルトハウス(デジタル)
前作「大地の歌」に続き、2011年のマーラー歿後100周年記念リリース第2弾と
して、ギーレン指揮による歌曲集「子供の不思議な角笛」が登場。
ギーレンのこのアルバムでは、1899年に出版されたオリジナル12曲のほか、交
響曲のふたつの楽章、第2番の第4楽章「原光」と第4番の第4楽章「天上の生活」
が含まれていることに加えて、当初、第1交響曲の第2楽章として構想され、の
ちにカットされた「花の章」までも含まれるという、なんとも至れり尽せりの
収録内容となっているのもうれしいところです。
「子供の不思議な角笛」のアルバムには、全12曲をソプラノとバリトンが交互
に歌い分けたものがあるいっぽうで、シュヴァルツコプフとフィッシャー=
ディースカウをソリストに迎えたセル盤に代表されるように、いくつかのナン
バーをデュエットで収めたものも存在していて、ここでギーレンもセル盤と同
じ5曲を二重唱で歌わせています。
ギーレンが起用したドイツの歌手たちは、ともにそのフィッシャー=ディース
カウにリートを学んだ点で共通するふたり。
ハンブルクに生まれたイヴェンは、生地でロッテ・レーマンの弟子ジュディス
・ベックマンに師事した経歴を持つソプラノで、ちなみに、イヴェンは1993年
にもピアノ伴奏で「この歌を作ったのは誰だろう?」「この世の生活」「ライ
ンの伝説」の3曲をセッション録音していました。
バリトンのミュラー=ブラッハマンは、オペラやオラトリオへの出演だけでな
く、リートでの活動にも傾倒しており、繊細で濃やかな表現を得意としていま
す。ミュラー=ブラッハマンは、過去にギーレンの指揮では、シェーンベルク
のオラトリオ「ヤコブの梯子」(1996年)、ベートーヴェンの「合唱付き」の映
像作品(1999年)にもキャスティングされていました。
折に触れて自身も述べているように、「近現代音楽、とりわけ同時代の音楽で
自らの進路を切り開いてきた」ことも影響して、細部に徹底的にこだわり、鋭
利で明晰きわまりないアプローチを持ち味としてきたギーレンですが、そうし
た要素に加えて、近年はいっそうスケールも大きくゆたかな響きを志向してい
ることはファンも広く認めるところなので、2009年、2011年と収録時期の新し
い「子供の不思議な角笛」でもそうした内容を期待できるのではないかとおも
われます。




<MAKK Records Japan>
KKP 5004(国内盤) ¥1200
古屋博敏
1. The Long and Winding Road( Beatles )
2. She's Got a Way( Billy Joel )
古屋博敏(Vo)
近藤和明(Producer & Arrange & Piano)、
Juliette Lee(Piano)、
藤木和人(Arrange ・ Programming)、岩谷耕資郎(Guitar)、
村上聖(Bass)、板垣正美(Drums)
新日本フィルハーモニー交響楽団
荒川洋(首席フルート)、重松希巳江(首席クラリネット)、
坪井隆明(首席ファゴット)、
浅間信慶(オーボエ・インスペクター)
2011年度グラミー賞受賞者、ポール・マキャンドレスが声質と歌唱力を認めた
(MAKK Recordsプレスリリースより)古屋博敏が持つ天性の美声で、余りにも有
名なビートルズとビリー・ジョエルの名曲に、クラシカルなテイストをクロス
オーバーさせ、壮大なスケール感で楽曲に新たな命を吹き込みます。
古屋博敏と言えば、自らのCDリリースに対しては慎重な態度を示してきました
が、クラシック音楽界のプロデューサーやピアノ調律師としてのキャリアはこ
の若さで揺るぎなく、仕事を共にしたアーティストたちは、誰もが知る国際的
ビックネームばかり。ショパン・コンクール覇者のユンディ・リや、小澤征爾
が音楽監督の音楽祭でのサポート、国際万博や国家行事、国内最大級の音楽祭
”ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン”、ウィーン・フィルやベルリン・
フィルの首席メンバーたちの演奏会までを担当しています。また、独自性を活
かしきった、9月21日同時発売の『PASSION from Waseda』-早稲田大学ピアノ
の会 クラシック名曲集(KKC-7013)では、エグゼクティブ・プロデューサー、
サウンド・プロデューサーを双方に務め、その手腕を存分に発揮。そのような
スケール感の大きいキャリアを持つ古屋が自ら歌う音源制作の為に招集された
のは、国内外を代表する豪華アーティストやプロデューサー。『拘り抜いた良
質の音楽』でない限り、決して手を貸さない一途なメンバーたち。この事実が、
本企画内容がアーティスト達にとっても真に価値あるものと認められているこ
とを証明しています。
まず目を引くのが、女性を含め複数人のプロデューサーが立っているという事
でしょう。女性プロデューサーAnna York Astwickは、古屋の美声とスター性、
そして才能に『心を奪われた』と述べており、女性目線でディレクターを兼任。
イギリスの名門コンソールメーカーSolid State Logic(SSL)出身の瀧口氏がプ
ロデューサーとサウンド・プロデューサーを兼任。また新日本フィルハーモニ
ー交響楽団の首席メンバーたちは、Sam Moore との共演や山下洋輔の編曲を
担当する近藤氏のアレンジとコンダクトで、絶妙なアンサンブルとジャジーで
お洒落な大人の雰囲気を醸し出し、『The Long And Winding Road』のオーケ
ストラパートを巧みに仕上げています。 リズムセクションは近藤氏のピアノ
を中心に、ベースの村上氏とドラムの板垣氏のコンビが、クラシカルな中にも
見事なグルーヴ感で楽曲を引き立てます。
古屋の独特の歌い回しと甘いハイキー、繊細かつ大胆な表現が、直向きに思い
を寄せる女性へ向けて歌われる『She's Got A Way』では、ラブソングを女性
ならではの解釈と可憐さでピアノを奏でたJuliette Lee。原曲からガラリと雰
囲気を入れ替え、空間美溢れるエレクトリック・サウンドとアコースティック
楽器を見事に融合させ、古屋は知性と美的感性を存分に発揮。国内外の余りに
豪華なメンバーたちが、時代が求めている真に価値のある音楽を創りだそうと、
心を一つにここに手を取り合います。
プロテスタント教会の聖歌隊出身者である古屋博敏。美貌を兼ね備えたルック
ス、透き通るハイキーヴォイス、そしてワールドクラスの歌唱力。クラシック
専門家から知的な幅広いファン層まで支持を獲得してきた古屋博敏が、心ふる
わす旋律にのせ、これまでに無かったクラシックポップスの新境地を、今まさ
に切り拓きます。




<CSO RESOUND>
CSOR 9011101 ¥2700
CSOR 9011103(SACD-Hybrid) ¥3250
「CSO BRASS」
(1)ウォルトン:戴冠式行進曲「王冠」
(指揮/ジェイ・フリードマン)(ヨセフ・クラインス編曲)
(2)G.ガブリエリ(c.1510-86):サクラ・シンフォニア第6番
(指揮/マーク・ライデノー)(エリック・チース編曲)
(3)G.ガブリエリ:第12旋法による10声のカンツォーナ
(トランペット・ソロ/クリストファー・マーティン、ジョン・ハグストロム)
(エリック・チース編曲)
(4)G.ガブリエリ:第7旋法による8声のカンツォーナ(第2番)
(R.P.ブロック編曲)
(5)J.S.バッハ:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV 582
(指揮/マーク・ライデノー)(エリック・チース編曲)
(6)グレインジャー:リンカンシャーの花束
(指揮/マーク・ライデノー)(ティモシー・ヒギンズ編曲)
(7)シルベストレ・レブエルタス:センセマヤ
(指揮/マイケル・マルケイ)(ブルース・ロバーツ編曲)
(8)プロコフィエフ:
『ロメオとジュリエット』より、「モンタギュー家とキャピュレット家」
「踊り」「ティボルトの死」
(指揮/デール・クレヴェンジャー)(ヨセフ・クラインス編曲)
【ホルン】デール・クレヴェンジャー(首席)、ダニエル・ギングリッチ、
ジェームス・スメルサー、デイヴィッド・グリフィン、オットー・カリッロ、
スザンナ・ドレイク
【トランペット】クリストファー・マーティン(首席)、マーク・ライデノー、
ジョン・ハグストロム、テージ・ラーセン、デイヴィッド・ゴーガー、
デイヴィッド・インモン、チャニング・フィルブリック
【トロンボーン】ジェイ・フリードマン(首席)、
マイケル・マルケイ(テノール・チューバ兼任)、チャールズ・ヴァーノン、
マイケル・ベッカー、ペーター・エルフソン
【バス・トロンボーン】ランダル・ホーウェ
【チューバ】ジーン・ポコーニ(首席)、アンソニー・ニッフェン
【ティンパニ】ヴァディム・カルピノス
【打楽器】シンシア・イェ、パトリシア・ダッシュ、エリック・ミルシテイン
【クラリネット】ジョン・ブルース・イェー
【コントラバス】ロジャー・クライン
録音:2010年12月16,17,18日(ライヴ/シンフォニー・センター・オーケストラ
・ホール)
これは!泣く子も黙るシカゴ響による、大注目のブラスCDの登場です。1966年
からシカゴ響で首席ホルン奏者を務めているデール・クレヴェンジャー、
1965年からマルティノンの指名により首席トロンボーン奏者を務めているジェ
イ・フリードマン、ショルティの指名で1989年からシカゴ響に在籍しているマ
イケル・マルケイなど、名門シカゴ響の中でもブラス・セクションは最高峰。
熱いファンをもっています。冒頭のウォルトンの華々しいファンファーレに続
いて、2005年からハーセス・チェアの座についている若手のクリストファー・
マーティンのガブリエリ作品での輝かしい音色!各パートが大変巧いからこそ
引き立つ、各声部が対等の重みをもつバッハ作品。センセマヤでは各プレイヤ
ーの遊び心が光ります。グレインジャーもプロコフィエフも、堂々の出来栄え
はさすがです。シカゴ響サウンドを支えるブラス・セクションの実力、妙技を
贅沢に味わえる1枚です。もちろん録音も優秀、ガブリエリもオーディオ効果
満点です。




<harmoniamundi>
2008年のハルモニアムンディ50周年を記念してスタートしたHMGシリーズも早
いもので70タイトルを超えました。このたび、選りすぐりのHMGシリーズから
さらによりぬきのボックスセットがお買得価格3セット登場します。

HMX 2908510 10枚組 ¥5080
「Baroque」
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)
ベルリン古楽アカデミー
録音:1997年5,10月
ジョン・ブロウ(1649-1708):
歌劇「ヴィーナスとアドニス」-王の愉しみのための仮面劇
ロースマリー・ジョシュア(ヴィーナス:S)
ジェラルド・フィンリー(アドニス:Br) 
マリア・クリスティーナ・キール(S)他
ヤーコプス(指)
エイジ・オブ・エンライトゥンメント・オーケストラ
録音:1998年10月
シャルパンティエ:
(1)テ・デウムH.146 (2)聖母被昇天のミサH.11 
(3)聖母マリアへの連祷 H.83
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン
録音:1988年10月
コレルリ:合奏協奏曲集作品6(全12曲)(1687年ローマ編成版)
キアラ・バンキーニ&ジェスパー・クリステンセン(指)
アンサンブル415(39人編成) 
録音:1991年10月
ヘンデル:水上の音楽
ニコラス・マギーガン(指)
フィルハーモニア・バロック・オーケストラ
録音:1987年10月&1988年3月
モンテヴェルディ:
バレエ音楽「つれない娘たちの踊り」(マドリガーレ集第8巻より)、
セスティーナ
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン,
アニェス・メロン(S) ギユメット・ロラン(Ms) 
グレゴリー・ラインハルト(Bs) ジジル・フェルドマン(S)
録音:1982年9月
ヴィヴァルディ:
「ラ・フォリア」-ニ短調 Op.1-12 RV63
「ラ・フォリア」、ニ短調 Op.1-8 RV64
2つのヴァイオリンのためのソナタ へ長調 RV98、ト長調 RV71、
変ロ長調 RV77、へ長調 RV70
キアラ・バンキーニ(Vn) アンサンブル415
録音:1991年1月


HMX 2908520 10枚組 ¥5080
「Choral Works」
J.S.バッハ:哀悼行事用のカンタータ
(1)「侯妃よ、さらに一条の光を」BWV189
(2)「イエスよ、汝はわが魂を」BWV78
ヘレヴェッヘ(指)
シャペル・ロワイヤル,
イングリート・シュミットヒューゼン(S) チャールズ・ブレット(A) 
ハワード・クルック(T) ペーター・コーイ(Bs) 
録音:1987年11月
ビーバー:ミサ曲「キリストの復活」
アンドルー・マンゼ(指)
イングリッシュ・コンサート,イングリッシュ・コンサート合唱団,
録音:2004年9月20-23日
ブラームス:世俗合唱曲集
ステファン・イェジェルスキ、マフレット・クリール(Hrn)、
マリー=ピエール・ラングラメ(Hrp)、アラン・プラネス(Pf)、
マルクス・クリード(指)、RIAS室内合唱団,録音:1995-1997年
クシェネク(1990-1991):預言者エレミアの哀歌
マルクス・クリード(指)RIAS室内合唱団,録音:1992年12月
フォーレ(1845-1924):
(1)レクイエム(1893年室内楽稿)
(2)小ミサ曲
(ヴィエルヴィユの漁師のミサ/1882年オリジナル・オーケストラ版)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
シャペル・ロワイヤル、サン=ルイ少年合唱隊、
アンサンブル・ミュジック・オブリク,アニェス・メロン(ソプラノ) 
ペーター・コーイ(バリトン) 録音:1988年9月
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」
ケント・ナガノ(指)ベルリン・ドイツ交響楽団
グリーンベルク(S)、ドーソン(S)、マシューズ(S)、コッホ(A)、
マニスティナ(A)、ギャンビル(T)、ロート(Br)、
ロータリング(Bs) ベルリン放送合唱団,ライプツィヒMDR放送合唱団,
ヴィンツバッハ少年合唱団,
ジーグルト・ブラウンズ(Org) 録音:2004年4月29日-5月2日、ベルリン
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ、
トゥールーズ・サックブーティエ,
アニェス・メロン(S) ギユメット・ロランス(S) 
ヴィンセント・ダラス(A) ハワード・クルーク(T) 
ウィリアム・ケンドール(T) ジェラール・オベイルヌ(T) 
ペーター・コーイ(Bs) デイヴィッド・トーマス(Bs) 
録音:1986年7月


HMX 2908500 10枚組 ¥5080
「ROMANTIC」
ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
クリスティアーネ・エルゼ(Sp)、ジェラルド・フィンリー(Br)、
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
シャンゼリゼ管弦楽団、
シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ
録音:1996年6月8、9日/スイス、モントルー
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 op.123
ブリジット・レンメルト(Ms) ローザ・マニヨン(S) 
ジェームズ・タイラー(T) コルネリウス・ハウプトマン(Bs) 
ヘレヴェッヘ(指)シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ、
シャンゼリゼ管弦楽団,録音:1995年2月
ショパン:ノクターン全集
ブリジット・エンゲラー(P) 録音:1992 年12 月,1993 年5 - 6 月
シューマン:「女の愛と生涯」ほか
ベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ) ロジャー・ヴィニョールズ(P) 
録音:2001年6月
シューマン:リーダークライスop.39、詩人の恋op.48
ヴェルナー・ギューラ(テノール)ヤン・シュルツ(P) 録音:2001年10月
ブラームス:宗教合唱曲集
(1)2つのモテットOp.74 (2)祝辞と格言Op.109 (3)3つのモテットOp.110
(4)ミサ・カノニカ (5)2つのモテットOp.29
マルクス・クリード(指)RIAS室内合唱団,録音:1994、1995年
フンメル(1778-1837):ピアノ五重奏曲 変ホ短調 Op.87
シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.114 D667「ます」
トリオ・ヴァンダラー,クリストフ・ゴーグ(ヴィオラ) 
ステファン・ログレ(コントラバス)録音:2002年6月
シューベルト:
ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調Op.99
ピアノ・ソナタ第13番イ長調Op.120 D664
ジャン=クロード・ペヌティエ(Pf) レジス・パスキエ(Vn) 
ロラン・ピドゥー(Vc) 録音:1980年2月





<naive>
V 5272 ¥2280
「アメリカ音楽集」
ライヒ:ディファレント・トレインズ(1988年、弦楽四重奏とテープのための)
〔第1楽章:アメリカ―戦争以前(9’00) 第2楽章:ヨーロッパ―戦中(7’35) 
第3楽章 戦後(10’22)〕
バーバー(1910-1981):弦楽四重奏曲 ロ短調 op.11(1936-38)
ジョージ・クラム(b.1929):
電子四重奏のため「黒天使たち(ブラック・エンジェルズ)」(印象 第1集)、
暗黒世界からの13のイメージ
〔第1部:出発 第2部:不在 第3部:回帰〕
ディオティマ弦楽四重奏団
録音:2011年4月
ヨーロッパ席巻中の新興弦楽四重奏団、ディオティマ弦楽四重奏団による大変
魅力的な1枚の登場。バーバーにライヒ、そしてクラムの作品集です。バーバ
ーの弦楽四重奏曲の第2楽章はあの「弦楽のためのアダージョ」原曲(バーバー
自身が編曲した、「アニュス・デイ」の歌詞による無伴奏合唱版も知られてい
ます)ですが、弦楽四重奏での録音(しかも全曲)は極めて珍しいでしょう。弦
楽四重奏は若手作曲家にとっては近づきがたいジャンルですが、バーバーは若
いころからこのジャンルにも積極的に取り組んでいました。初めて出版された
バーバーの作品は、弦楽四重奏のための「セレナーデ」(1928年作曲、44年に
改訂された弦楽オーケストラ版で演奏されることが多い)でした。ほかに弦楽
四重奏のための作品には、ドーヴァービーチop.3(1931年、バリトンと弦楽四
重奏のための)があり、そしてこのロ短調op.11が続きます(1936-38作曲、43年
改訂)。巨匠トスカニーニはすぐにこの作品(特に第2楽章)に着目し、1938年
11月5日に弦楽オーケストラのために編曲したかたちでアダージョを放送、
1942年に録音もして、一挙にこの作品の人気に火がつきました。ケネディ大統
領の葬儀や映画などでも広く使われたこの名曲、弦楽オーケストラで聴く濃厚
なアンサンブルと激しい慟哭はもちろん魅力ですが、弦楽四重奏で聴くと高音
で展開されるアンサンブルのハーモニーの美しさがひとしお心に響きます。全
楽章通して聴ける、貴重な盤の登場です。
ライヒの「ディファレント・トレインズ」は、話し声・サイレンの音などを録
音したテープと、弦楽四重奏のために書かれたライヒの代表作。1988年作曲、
89年のグラミー賞最優秀現代音楽作品賞を受賞、一世を風靡しました。ミニマ
ルミュージックの代名詞ともいえる名曲です。
クラムの作品は、「7」「13」というふたつの数字をキーに展開され、黒ミサ
のような秘密めいた儀式のようなもの。13の楽章から成り、ちょうど7曲目を
中心として鏡のような構造になっています。弦楽四重奏が奏でる不思議な音色
が音楽の亡霊を呼び覚まし(イメージ的には「アダムス・ファミリー」テーマ
のホヨヨヨの音)、なんとも奇妙な世界が繰り広げられています。
ジャケット写真はスタンリー・キューブリック監督撮影の写真。どこまでも
「アメリカ」にこだわりぬいた意欲的かつ大変魅力的なアルバムとなっていま
す。




<Euro Arts>
20 55168(DVD-Video) \2900
字幕:
ラテン語、英、独、仏
モーツァルト:
戴冠ミサK.278、
教会ソナタK.278/K.329、
大ミサ曲ハ短調-クレド(エト・インカルナトゥス・エスト)*、
聖証者のための盛儀晩祷ヴェスペレより「ラウダテ・ドミヌム」*、
アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618、
リタニアK.195より「アニュス・デイ」*
ドキュメンタリー:モーツァルト・イン・ウィーン
ウィーン少年合唱団
ベルトラン・ド・ビリー(指)ウィーン放送交響楽団
サンドリーヌ・ピオー(S)* コルス・ヴィエネンシス
収録:2006年1月27日聖シュテファン大聖堂、ウィーン(ライヴ)
モーツァルト生誕250年であった2006年に行われたウィーン少年合唱団による
コンサート映像。コンサートが行われた聖シュテファン大聖堂はモーツァルト
の結婚式と葬儀が行われた場所でもあります。ハイドン、モーツァルト、シュ
ーベルト、ブルックナーがかつて所属し、500年以上の歴史を持つウィーン少
年合唱団。ソプラノはサンドリーヌ・ピオー、演奏はウィーン放送交響楽団、
指揮はベルトラン・ド・ビリーが行い祝賀コンサートを盛り上げています。
教会全体にオーケストラが重厚に響き渡り、ウィーン少年合唱団の澄んだ歌声
が美しく広がり、聖シュテファン大聖堂の自然な音響効果で、一層特別な雰囲
気を作り出しています。
ボーナスには「モーツァルト・イン・ウィーン」と題されたドキュメンタリー
で、フィガロハウスなどの調査でモーツァルトとウィーンの特別な関係を映し
出しています。

20 55158(DVD-Video) \2900
モーツァルト:
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」-序曲、
クラリネット協奏曲イ長調K.622、
交響曲 第38番 ニ長調 「プラハ」K.504
シャロン・カム(バセット・クラリネット)
マンフレート・ホーネック(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
収録:2006年1月27日エステート劇場、プラハ(ライヴ)
モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」が初演されたプラハのエステート
劇場で、モーツァルトの誕生日1月27日に行われた生誕250年記念コンサート映
像。「ドン・ジョヴァンニ」の序曲から始まり、華麗なる妙技で聴かせるシャ
ロン・カムがオリジナルのバセット・クラリネットで演奏したクラリネット協
奏曲。マンフレート・ホーネック指揮、チェコ・フィルの演奏によるプラハ交
響曲。とモーツァルトの有名作品をヨーロッパで最も美しい劇場の一つである、
エステート劇場の由緒ある響きの中で堪能することができます。




<Mariinsky>
MAR 0515(Blu-ray) \3650
MAR 0513(DVD-Video) \2700
チャイコフスキー:
(1)交響曲第4番ヘ短調Op.36
(2)同第5番ホ短調Op.64
(3)同第6番ロ短調Op.74「悲愴」
+ゲルギエフ・インタビュー(トミー・ピエルソン監督)
ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場管
[収録:2010年1月25、26&29日/サル・プレイエル(パリ、ライヴ)]
ゲルギエフのチャイコフスキーの交響曲といえば、語り草となっている2009年
のN響との「悲愴」のすごさを思い出しますが、CDでは何と言ってもウィーン
・フィルとの共演盤が知られています。あれから10数年を経て、今や円熟の彼
が満を持しての再録音に臨みました。それも手兵マリインスキー劇場管を率い
ているのが大注目。音だけでなく、パリのサル・プレイエルでのコンサートが
映像となっているのも注目。フランスのソダペラガやメッツォとの共同制作で、
画像の美しさに驚かされます。ゲルギエフと団員たちの真剣な表情に釘付けと
なってしまいます。
ゲルギエフは極めて正攻法から勝負。堂々と巨匠風な音楽作りで奇をてらった
り、これ見よがしなところは少なく、チャイコフスキーの音楽への深い理解に
あふれる感動的名演を繰り広げています。第5番第1楽章の優美な第2主題など、
独特のためがムラヴィンスキーを彷彿させる絶妙さで、ゲルギエフこそがロシ
アの指揮の伝統を守り抜いていることを実感させてくれます。間違いなく、
21世紀に出現したチャイコフスキーの交響曲録音の白眉と申せましょう。

MAR 0516(Blu-ray) \3650
MAR 0514(DVD-Video) \2700
バランシン:ジュエルズ
(音楽:フォーレ、ストラヴィンスキー、チャイコフスキー)
ボーナス:ゲルギエフ・インタビュー(トミー・ピエルソン監督)
(「ジュエルズ」について(英語)(約7分)/字幕なし)
ウリヤナ・ロパートキナ、イーゴリ・ゼレンスキー、
イリーナ・ゴルプ、アンドリアン・ファジェーエフ、
ジャンナ・アユポワ、マリインスキー劇場バレエ団
トゥガン・ソヒエフ(指)マリインスキー劇場管
収録:2006年4月
20世紀のバレエの神様、ジョージ・バランシンが1967年にニューヨーク・シ
ティ・バレエのために制作した全3場のバレエ「ジュエルズ(宝石)」。今日で
はすっかりマリインスキー・バレエの定番レパートリーとなった観があります。
もともとバランシンはマリインスキー劇場でバレエダンサーとして働き、生涯
その伝統を根底に置いていたので、ニューヨーク・シティ・バレエ以外、世界
で最もこの作品に向いている団体と申せましょう。ことにロパートキナの当た
り役で、それを高画質で鑑賞できるのは感涙モノです。
全3場で、第1場「エメラルド」はフォーレの「ペレアスとメリザンド」と
「シャイロック」の音楽が用いられ、フランス風の振付が魅力。第2場「ルビ
ー」はストラヴィンスキーの「ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ」が用い
られ、ケークウォークなどアメリカ的な振付が施されています。第3場「ダイ
ヤモンド」はチャイコフスキーの交響曲第3番の終楽章が用いられ、帝政ロシ
ア・バレエ最良の煌めきにあふれる振付となっています。
何よりダンサーの豪華さに驚かされますが、なかでもロパートキナの素晴らし
さは別格、息をのむ美しさ。オーストリア放送協会との共同による画質のクリ
アさで、あたかも劇場にいるかのような錯覚にとらわれるクオリティの高さで
す。音楽はソヒエフ指揮によるマリインスキー劇場管。ゲルギエフゆずりの熱
っぽくエネルギーに満ちた音楽作りはさすが。同じコーカサスの血をひくバラ
ンシンへの敬表にあふれています。




<Audite>
AU 92548(SACD-Hybrid) \2300
J.S. バッハと南ドイツの伝統
1. J.S.バッハ:トッカータ(前奏曲)ヘ長調 BWV540-1
2. -6. ムッファト:トッカータより第1番-第5番
7.-11. パッヘルベル:マニフィカト 第1旋法より第5,6,8,1,4番*
12. J.S.バッハ:わが魂は主をあがめ BWV733 *
13.-15. 同:トリオ・ソナタ第5番 ハ長調 BWV529
16. ケルル:トッカータ第1番
17. フローベルガー:カプリッチョ第12番
18. J.S.バッハ:フーガ ヘ長調 BWV540-2
マルティン・ノイ(パイプオルガン)
ヴィルフリード・ロンバッハ(テノール)*
録音: 2010年5月28日、聖ヨハン教会、ラウフェンブルク
【ブラウシス・ベルナウアー制作オルガン(1779)】(1.-6.,13.-18.)、
2010年6月26-28日、聖フランツィスクス教会、シュトゥットガルト、
オーバートゥルクハイム
【メッツラー制作オルガン(2005)】(7.-12.)
オルガンの名手マルティン・ノイがバッハとドイツの作曲者をフューチャーす
る好評シリーズ、その第2弾です。前作第1弾では、『J.S. バッハと北ドイツ
の伝統』(AU 92547)と題し、聖オットー教会にある現代最高のオルガン・ビル
ダー、アーレントが制作したオルガンを使用し、バッハ、ベームなどの作品を
完成度の高い演奏で披露してくれました。期待の第2弾は『J.S. バッハと南ド
イツの伝統』と題し、バッハと南ドイツに関わりの深い作品をおさめたディス
クです。作曲者は以下の通りで、ザルツブルク大司教の宮廷オルガニストを務
めたゲオルク・ムッファト(1653-1704)、「カノン」で有名でドイツ・バロッ
ク音楽の発展のうえで、バッハの先人として重要な位置にあるヨハン・パッヘ
ルベル(1653-1706)、現在ではその名を知られることの少ないヨハン・カスパ
ール・ケルル(1627-1693)、フレスコバルディに師事し多くのオルガン作品を
残したフローベルガー(1616洗礼-1667)、そしてJ.S.バッハです。オルガン音
楽の全盛期であった時代の特徴である非常に華やかで即興的な要素を含む各作
品と、メンデルスゾーンが「まるで教会が崩れ落ちようとするかのようだ」と
評した、大胆な転調部分が魅力のJ.S.バッハの大曲、トッカータ(前奏曲)とフ
ーガヘ長調 BWV540を収録したこのアルバムは、オルガン愛好者ばかりでなく、
多くのクラシック・ファンに聴いてほしい充実の内容です(今回もAuditeレー
ベルが誇る高音質優秀録音でSACD Hybridです)。また、通常オルガンで弾かれ
るコラールをテノールが担当しているパッヘルベルのマニフィカト、J.S.バッ
ハの「わが魂は主をあがめ」BWV733にも注目です。演奏のマルティン・ノイは
J.S. バッハ国際コンクール入賞の経歴をもち主で、非常に端正で卓越したア
ーティキュレーション、そして、曲目と使用するオルガンにあった的確なレジ
ストレーションは現代屈指のオルガニストと言えましょう。現在ロイトリンゲ
ンの聖エリーザベト教会、聖ペーター教会と聖ポール教会の専属オルガニスト
です。一方テノールのヴィルフリード・ロンバッハは現在聖ヨハネス教会の聖
歌隊指揮者を務め、ヨーロッパを中心に古楽のテノール歌手としても活躍して
おります。




<Orfeo>
ORFEOR 843112 2枚組 \4160
ヴェルディ:歌劇「マクベス」全曲
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br マクベス)
グレース・バンブリー(S マクベス夫人)
ペーター・ラッガー(B バンクォ)
ボジェナ・ルク=フォチッチ(Ms 侍女)
エルマンノ・ロレンツィ(T マクダフ)
フランシスコ・ラザロ(T マルコム)
アロイス・ペルネルシュトルファー(B 医者)
ヴァルター・ラニンガー(B マクベスの従者)
ヘルベルト・ラックナー(B 刺客)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団、
ザルツブルク音楽祭室内合唱団
ヴォルフガンク・サヴァリッシュ(指揮)
録音:1964年8月7日フェルゼンライトシューレ(ザルツブルク音楽祭ライブ)
(ORFオーストリア放送音源)
1956年、ザルツブルク音楽祭音楽監督に就任したカラヤンはその目玉企画とし
て「ヴェルディ・チクルス」を打ち出し、「ファルスタッフ」を皮切りに「ド
ン・カルロ」「イル・トロヴァトーレ」「オテロ」「アイーダ」を自ら指揮し
て大成功を収めますが、1964年の「マクベス」は例外的にサヴァリッシュによ
る指揮とオスカー・フリッツ・シュー演出で上演され、今日まで語り継がれる
大変な名演となりました。まず特筆すべきは当時40歳のサヴァリッシュの指揮。
後年の大家然としたオーソドックスなものとは全く趣を異にした、若々しく燃
えあがる演奏が圧倒的です。この上演では前奏曲がカットされいきなり緊迫し
た魔女の場面からはじまりますが、この演出が情熱的な指揮にぴったりはまり、
最初から最後まで耳が離せません。マクベスが祝宴の席でバンクォの亡霊を見
る場面(二幕)など、フィッシャー=ディースカウによる迫真の歌唱と相まって
今だ聴いたことのない凄まじい迫力!一方、マクベス夫妻の緻密な性格表現も
巧みで、サヴァリッシュの偉大な才能を改めて認識させられます。歌手では、
フィッシャー=ディースカウとバンブリーがともに「明るめ」の声でマクベス
夫妻を演じていることが大きな特徴。フィッシャー=ディースカウの演じるマ
クベスでは、かつては皆から尊敬を集めた勇士であったことを思い出させ、そ
の凋落ぶりの悲劇性が一層際立っています。バンブリーは、同時期(1962年)に
やはりサヴァリッシュ指揮で「タンホイザー」をバイロイトで歌った際の「黒
いヴィーナス」という評そのもの。醜さを強調されがちなマクベス夫人像とは
一線を画す、美しくしなやかな解釈は、原作にある「きれいは汚い、汚いはき
れい」というシェイクスピアの謎掛けに応える、非常に説得力のあるものです。
録音はモノラルながら、劇場的感興をよく捉えた優れたもの。聴き逃せない爆
演です!

<EURARTE>
EA 0068 ¥1850
ヘンデル(1685-1759)/エンニオ・コミネッティ編曲:
水上の音楽(オルガン版)
組曲ヘ長調 HWV348/組曲ニ長調 HWV349/組曲ト長調 HWV350
エンニオ・コミネッティ(オルガン)
録音:2011年3月2-3日、ゴットロ・ディ・カルラッツォ(イタリア)、
聖ステファノ教区教会
使用楽器:1858年、セラッシ製 Op.653

EA 0016 ¥1850
クリスマスに歌う
不詳(17世紀):神の御子は今宵しも[Adeste Fideles]
伝承曲(ドイツ):もみの木[O Tannenbaum]
アダン(1803-1856):オー・ホーリー・ナイト[Minuit Chretien]
伝承曲:ジングル・ベル[Jingle Bell]
不詳(18世紀?):神の御子[Bambino Divino]
フランツ・グルーバー(1787-1836):きよしこの夜[Stille Nacht]
フランソワ・クープラン(1668-1733):静かな夜[In notte placida]
伝承曲:ファースト・ノエル[The first Nowell]
伝承曲(ドイツ):子守歌[Guten Abend]
伝承曲:荒野の果てに[Les anges dans cos campagnes]
伝承曲:ウェンセスラスは良い王様[Good king Wenceslas]
メンデルスゾーン(1809-1847):天には栄え[Hark the herald angels sing]
伝承曲:良いクリスマスを[We wish you a merry Christmas]
ジェシカ・ソーレ・ネグリ(歌)
アレッサンドロ・ルーポ・パジーニ(編曲)
録音:データ記載なし 発売:2002年
ジェシカ・ソーレ・ネグリはジャズ・シンガーとのことですが、まるで少女の
ような声と歌い方です。

EA 0017 ¥1850
ヴィヴァルディ(1678-1741):
2つのトランペット、弦楽とチェンバロのための協奏曲 F.IX N.1(*)
グローリア RV589(+)
セルゲイ・オフチンニコフ、ニコライ・トロフィモフ(トランペット(*))
ニコレッタ・ドゥッチ、ルイゼッラ・アルヴィア(ソプラノ(+))
アンナ・マリア・グアルドゥッチ(アルト(+))
シモーネ・ヴァレーリ(オルガン(+))
ヴァルデーラ合唱団(+)
エルミタージュ管弦楽団
アウロ・マッジーニ(指揮)
録音:2003年4月2-4日、ペッチョリ(イタリア)、聖ヴェラーノ教会

EA 0023 ¥1850
フィオローニとその楽派の教会音楽&器楽作品集
ジャナンドレア・フィオローニ(1716-1778):
Christus factus est/Adoramus crucem tuam/Vexilla regis
O crux - Ipse lignus
カルロ・モンツァ(1735/1740-1801):
オルガン・ソナタ イ長調/同変ロ長調/同ト長調
ジャナンドレア・フィオローニ:
Magnificamus te/Ecce nunc benedicte
チェンバロ、フルートとチェロのための三重奏曲ト長調
Domine in civitate
ジャナンドレア・フィオローニ?:
フルートと通奏低音(チェロとチェンバロ)のためのソナタ ニ長調
ジャナンドレア・フィオローニ:Coeli Faces
カルロ・モンツァ:オルガン・ソナタ ニ長調
ジョヴァン・ベルナルド・ズッキニェッティ(1730-1801):
オルガン・ソナタ ニ長調/同変ロ長調
ジャナンドレア・フィオローニ:
Respice in me/Domine refugium/Misereris omnium Domine
Sanctus - Benedictus/Tu vir Dei/Peccavimus Domine
Ego sum pastor bonus
カペッラ・テルジェスティーナ
ラウラ・アントナス、アンジェラ・ウォーカー(ソプラノ)
エレーナ・アルベルテッリ(アルト)
ピエトロ・ダ・ダルト、マッシモ・デ・ヴィトール(テノール)
パオロ・アルベルテッリ、エルミニオ・アモーリ(バス)
ミロス・パオール(フルート) イレーナ・パオール(チェロ)
ディーナ・スラーマ(チェンバロ) マルコ・ロッシ(オルガン)
マルコ・ポッダ(テオルボ、指揮)
録音:1998年2月13日、3月20-22日、7月7-8日、11月15日、
サン・ドルリーゴ・デラ・ヴァッレ(イタリア)、聖ウルデリコ教区教会
トリエステ(イタリア)、マドンナ・デル・マーレ教会
ミラノ大聖堂楽長を務めたフィオローニとその門弟たちの作品集。カペッラ・
テルジェスティーナは1993年、マルコ・ポッダによりイタリアのトリエステに
創設された声楽器楽アンサンブル。

EA 0038 ¥1850
ドナート・セメラーロ:吹奏楽作品集
Souvenir / Inno ai servi di Dio / Sacred Mozart / Amazing Grace
Noi tre a New Orleans; Bill Bailey, Down the Riverside, That's a Planty
Carmen Fantasy / Storia di un girasole / Music is my joy
Vesuvian Hits / Tribute to America / Un mondo di / Satiric Mozart
カリオペ・ウィンド・チェンバー・オーケストラ
ダニーロ・ルッソ(指揮)
録音:データ記載なし 発売:2006年
ドナート・セメラーロは主に吹奏楽の分野で知られるイタリアの作曲家。カリ
オペ・ウィンド・チェンバー・オーケストラはイタリア南部カラブリアに本拠
を置く吹奏楽団。

EA 0039 ¥1850
Bebe avrai ティラーノの聖母教会のオルガン
ペーテル・コルネット(1570/1580-1633):サルヴェ・レジナ(*)
ロレンツォ・ペロージ(1872-1956):(+)
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):アヴェ・マリス・ステラ(賛歌)(*)
グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリア(+)
リスト(1811-1886):サルヴェ・レジナ(*)
ロレンツォ・ペロージ:アルマ・レデンプトーリス・マーテル(+)
ジローラモ・カヴァッツォーニ(1510頃-1587以降):マニッフィカト第6旋法(*)
ルチアーノ・ミリアヴァッカ(1919-):アヴェ・マリア(+)
ホセ・エリアス(1675頃-1751/1761):サルヴェ・レジナによる前奏曲とフーガ(*)
コリン・モービー(1936-):パッヘルベルの主題によるアヴェ・マリア(+)
パウル・ホッダー(20世紀):聖母に向けた小さな花(*)
ジローラモ・カヴァッツォーニ:
「聖母のミサ」から 使徒書簡の朗読の後のカンツォーナ(*)
ペッレグリーノ・サントゥッチ(1921-):アヴェ・レジナ・チェロールム(*)
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):マニフィカト第5旋法(*)
ロレンツォ・ペロージ:アヴェ・マリア(+)
ヨゼフ・ラインベルガー(1839-1901):アヴェ・マリア(*)
伝承曲:おお、最も聖なる(+)
E・L・アシュフォード:おお、最も聖なる(*)
ジョージ・エルブリッジ・ホワイティング(1840-1923):
コラール前奏曲第8旋法(*)
エンニオ・コミネッティ(オルガン(*))
ソリ・デオ・グローリア声楽サンサンブル(+)
ファブリツィオ・ヴァノンチーニ(オルガン即興伴奏(+))
録音:2007年10-11月、ティラーノ(イタリア)、聖母教会




<PHOENIX CLASSICS>
PH 21161 ¥2080
アンドレオーリ兄弟:ピアノ作品集
グリエルモ・アンドレオーリ(1835-1860):小夜想曲 Op.1(1852)(*)
カルロ・アンドレオーリ(1840-1908):
性格的小品集 Op.23(1865)から
思い出(*)/音楽の天使(+)/私の周りのすべては暗くヴェールをまとい(+)
歌詞のないロマンス(1866)から 第1曲(*),第5曲(#),第6曲(#)
主題と変奏曲(*)/軍隊行進曲 Op.29(*)/歌詞のないロマンス Op.16 No.3(+)
歌詞のないロマンス Op.17 No.3(+)/四季(情景;1888)から 夏(#)
グリエルモ・アンドレオーリ・Jr.(1862-1932):
メヌエット(1886)(#)
5つの性格的小品(1888)から 子守歌-祈り(#)/ポルカ・サロン Op.2(#)
ガストン・ポッレ・アンサルディ(ピアノ(*))
アレック・カラッタ(ピアノ(+))
シモーネ・フェッレーロ(ピアノ(#))
録音:2011年3月8、10、12日、モンテベッルーナ(イタリア)、
アウディトリウム・フェニックス
イタリアのミラノで活躍し、イタリアにおけるドイツ音楽の普及に貢献したピ
アニスト・指揮者・作曲家カルロ・アンドレオーリと、彼の兄弟である二人の
グリエルモ(弟グリエルモは兄グリエルモの没後に誕生)の作品集。1990年代初
めに生まれた三人の青年ピアニストが起用されています。

PH 21163 ¥2080
ブラームスと友人たち
ツェムリンスキー(1872-1942):
ヴァイオリンとピアノのためのセレナード イ長調
シューマン(1810-1856):ヴァイオリンとピアノのための3つのロマンス Op.94
ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
ゲルノート・ヴィニシュホーファー(ヴァイオリン)
マウリツィオ・バルボロ(ピアノ)
録音:2009年6月21-22日、モンテベッルーナ(イタリア)、
アウディトリウム・フェニックス
ゲルノート・ヴィニシュホーファーは1957年ウィーンに生まれ、ヘルタ・ビン
ダー(ウィーン音楽大学)、シャーンドル・ヴェーグ(ザルツブルク・モーツァ
ルテウム)、ワレーリー・クリモフ(モスクワ音楽院)に師事したヴァイオリニ
スト。1600年パオロ・マッジーニ製の銘器「オーレ・ブル」(「ノルウェーの
パガニーニ」との異名を持つヴァイオリニスト・作曲家(1810-1880)が所有し
ていたことに因む)を弾いています。

PH 99506 ¥2080
【旧譜・再案内】
知られざるラザール・ベルマン
ヨハン・クーナウ(1660-1722):ソナタ第2番変ロ長調(*)
ヘンデル(1685-1759):シャコンヌ ト長調(*)
J・S・バッハ(1685-1750):パルティータ第2番ハ短調(+)
J・S・バッハ/ブゾーニ(1866-1924)編曲:シャコンヌ ニ短調(*)
ラザール・ベルマン(ピアノ)
録音:1999年1月7-8日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス(*)
1968年、モスクワ(+)
ベルマンとしては珍しいバロック・レパートリー。いずれもベルマンにとって
唯一の録音となる楽曲と思われます。
メーカーの在庫は極少です。再プレスは何らかの大きなきっかけがないかぎり
行われないと思われます。




<CARPE DIEM>
CARPE 16285 ¥1550
グロサ ルネサンス音楽の装飾
ルルキン(15世紀後半):De tous biens playne -
エーヌ・ヴァン・ギゼゲム(1445頃-1476以降/1497以前):
De tous biens playne
マルケット・カーラ(1465頃-1525):Chi me dara piu pace
バルトロメオ・トロンボンチーノ(1470-1534以降):
Per dolor me bagno il viso
ジョスカン・デプレ(1450頃-1521)
/ルイス・デ・ナルバエス(活躍:1526-1549):
Mille regretz. Cancioacute;n del Emperador[千々の悲しみ.皇帝の歌]
ジョスカン・デプレ:Mille reretz
フィリップ・ヴェルドロ(1480頃-1530頃):
Igno soave/Madonna per voi ardo
チプリアーノ・デ・ローレ(1515頃-1565):Anchor che col partire[別れの時]
不詳:Une jeune fillette[若い娘](出版:1576)
ピエール・R、伝サンドラン(1490頃-1560頃):Doulce Memoire[甘い記憶]
ビセンテ・パリリャ(1977-):アヴェ・マリス・ステラによるコントラプント
ディエゴ・オルティス(1510頃-1570)/ビセンテ・パリリャ:
ラ・スパニャによるコントラプント
アントニオ・デ・カベソン(1510頃-1566):
「La Dama le Demanda」によるディフェレンシア
即興演奏:パッサカリア
モレ・イスパノ
ラケル・アンドゥエサ(ソプラノ) ビセンテ・パリリャ(リコーダー、指揮)
ミゲル・リンコン(リュート、テオルボ) ヘスス・フェルナンデス(リュート)
ファーミ・アルクアイ、ラミ・アルクアイ、
ヨハンナ・ローゼ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ハビエル・ヌニェス(チェンバロ) アルバロ・ガリド(打楽器)
録音:2009年4月26-29日、セビリャ(スペイン)、キリスト学校小礼拝堂
16世紀の西欧音楽における装飾・変奏・即興を探求したアルバム。リコーダー
のヴィルトゥオーゾ、ビセンテ・パリリャを中心に、スペイン古楽の新たなる
歌姫ラケル・アンドゥエサ、自主レーベル(Alqhai & Alqhai)でも絶好調なア
ルクアイ兄弟らが、じっくりと、深く濃い音楽を聴かせてくれます。前作「心
のおもむくままに」(CARPE 16279)には赤ワインが似合いましたが、こちらは
深煎りのコーヒーを味わいながら楽しみたい、そんな感じです。

CARPE 16286 ¥1550
モンテヴェルディ ア・トレース・オブ・グレース
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
Pur ti miro[オペラ「ポッペアの戴冠」から ただあなたを見つめ]
ミシェル・ゴダール(1960-):L'Abbesse / Soyeusement / A trace of grace
クラウディオ・モンテヴェルディ:Zefiro torna[西風が戻り]
ミシェル・ゴダール:Prelude in F / Roma
スティーヴ・スワロー(1940-):Les effets de manches
クラウディオ・モンテヴェルディ:Pianto della Madonna[聖母の嘆き]
ミシェル・ゴダール:Doppo il lamento
クラウディオ・モンテヴェルディ:
Si dolce e il tormento[苦しみはこんなにも甘く]
スティーヴ・スワロー:Doppo il tormento
クラウディオ・モンテヴェルディ:
Oblivion soave[オペラ「ポッペアの戴冠」から 安らかにみな忘れ]
ミシェル・ゴダール(セルパン、ベースギター)
ギュメット・ロランス(歌)
ガヴィーノ・ムルジア(サクソフォン、声)
ファニー・パクー(ヴァイオリン)
ブルーノ・ヘルストロッファー(テオルボ)
スティーヴ・スワロー(ベースギター)
録音:2011年6月1-4日、ブリュエール=アリシャン(フランス)、
ノワールラック修道院
「芳香のコンサート」(CARPE 16277)に続くフランスのセルパン奏者ミシェル
・ゴダールのノワールラック修道院における録音で、その続編とも言えるアル
バム。セルパンは蛇のようにくねった長い管を持つ、コルネット(ツィンク)
族の最低音楽器。ミシェル・ゴダールはフランスのテューバ奏者としてジャズ
とクラシックの両ジャンルで活躍、また数少ないセルパンのスペシャリストと
して古楽の分野でも貴重な存在です。当アルバムでもゴダールのコネクション
が生かされ、古楽からギュメット・ロランス、ファニー・パクー、ブルーノ・
ヘルストッファー、ジャズからガヴィーノ・ムルジアとスティーヴ・スワロー
が参加。古楽トリオとジャズ・トリオのコラボレーションで展開されるジャン
ルも時代も超えた渋く知的な雰囲気の音楽がリスナーを魅了します。アルバム
・タイトルは「恩寵の跡」、「神の恵みをたどって」とでも訳すべきなので
しょうか、現在は建物だけになってしまったノワールラック修道院、天才モン
テヴェルディとその音楽にインスパイアされたゴダール、スワローの作品に掛
けられているのかもしれません。




<ARS PRODUKTION>
ARS 38097(SACD-Hybrid) ¥2250
レナード・バーンスタイン(1918-1990)/パンタ・レイ三重奏団編曲:
「ウエストサイド・ストーリー」からのシンフォニック・ダンス
ダニエル・シュナイダー(1961-):ワールズ・ビヨンド[Worlds beyond]
(サクソフォン、トロンボーンとピアノのための;
作曲者の承認を得たヴァイオリン、チェロとピアノによる演奏)
ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937)/
イーゴリ・フロロフ(1937-)、パンタ・レイ三重奏団編曲:
オペラ「ポーギーとベス」の主題による協奏的幻想曲 Op.19
ニコライ・カプースチン(1937-):
フルート、チェロとピアノのための三重奏曲 Op.86
(作曲者の承認を得たヴァイオリン、チェロとピアノによる演奏)
ジーン・プリッツカー(1972-):
ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲「楽章 II」Op.239
パンタ・レイ三重奏団
グドルン・パーゲル(ヴァイオリン) ゾニヤ・アッセルホーフェン(チェロ)
ユリア・ワイスベルク(ピアノ)
録音:2011年、デュッセルドルフ(ドイツ)、医師会館

ARS 38098(SACD-Hybrid) ¥2250
エコーイング・ヴォイス リコーダーとピアノのための現代音楽
オーラヴル・アルナルズ(1987-;アイスランド):Intro
ヒール・メイヤーリング(1954-;オランダ):
Please tell me more(2007)/ Uberhappy(1999)
トーマス・シマク(1958-;アルバニア):Sea Images(2000)
フルヴィオ・カルディーニ(1959-;イタリア):
Novelletta(1986) / Disco Rondo(2007)
ヨハネス・モチュマン(1978-;ドイツ):Echoing Voices(2011)
グレアム・フィトキン(1963-;イギリス):Gate(2001)
ハンス・ウルリヒ・シュテープス(1909-1988;ドイツ):Immortelle(1988)
レフ・リョーワ・ジュルビン(1978-;ロシア):Sicilienne(2000)
ヨハネス・モチュマン:Resonance(2011)
メレディス・モンク(1942-:アメリカ合衆国):Window in 7's(1986)
マイケル・ナイマン(1944-;イギリス):If(1995)
オーラヴル・アルナルズ:Eulogy for Evolution
アンドレア・リッター(リコーダー)
ダニエル・コシツキ(ピアノ)
録音:2011年4月、ヴッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会
2011年6月、Studio Big Knows Al
各国の作曲家が書いたリコーダー曲を2011年から25年を遡って集めた意欲的な
アルバム。アンドレア・リッターは1978年ドイツのエアランゲンに生まれ、カ
ールスルーエ音楽大学でカレル・ファン・ステーンホーフェンに師事したリコ
ーダー奏者。

ARS 38099(SACD-Hybrid) ¥2250
インタビュー・ウィズ・ベートーヴェン
ヴェスタルド・シムクス(1984):EU ヴァリエーションズ
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2 No.3
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
ヴェスタルド・シムクス(ピアノ)
録音:2011年5月、ヴッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会
ラトヴィアのピアニスト、ヴェスタルド・シムクスの自作とベートーヴェン。
タイトルは映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のもじり?

ARS 38501 ¥1550
リスト(1811-1886):ピアノ作品集 Vol.1
ヘンデルのオペラ「アルミーラ」からのサラバンドとシャコンヌ S.181(**)
パガニーニによる大練習曲 S.141(ブゾーニ版)(+)
ダルゴムイシスキーのラタンテッラ S.483(#)
モーツァルトの「フィガロの結婚」の2つの主題による幻想曲(*)
ボリス・ブロッホ(ピアノ)
録音:1979年1月、ミュンヘン(ドイツ)、レジデンツ、ヘルクレスザール(*)、
2004年6月、デュッセルドルフ(ドイツ)、ローベルト・シューマン・ザール(+)、
2005年10月、ドゥイスブルク(ドイツ)、ヴィルヘルム・レーンブルック美術館(#)、
2007年10月、エッセン(ドイツ)、
フォルクヴァング大学、新講堂(**)、ライヴ(全収録曲)
ボリス・ブロッホ(ブロフ)は1951年ウクライナのオデッサに生まれ、モスクワ
音楽院でドミートリー・バシキーロフに師事したピアニスト。音楽院卒業の翌
年、1974年にニューヨークに移住し、1978年にはブゾーニ国際ピアノ・コンク
ールで優勝、1985年にエッセンのフォルクヴァング大学教授に就任以降ドイツ
に定住しています。





<NON PROFIT MUSIC>
「国境なき医師団」支援のためのチャリティ・コンサートを企画するスペイン
の団体「Non Profit Music Foundation」(非営利音楽財団)傘下のレーベル。
全点ハードカヴァーCDブック仕様です。特殊な入手ルートのため価格が高く
なっております。ご了承ください。

NPM 0812(SACD-Hybrid) ¥3050
ハチャトゥリアン(1903-1978):
ヴァイオリン協奏曲ニ短調(*)
組曲「仮面舞踏会」
アラ・マリキアン(ヴァイオリン(*))
エストレマドゥラ交響楽団
ヘスス・アミゴ(指揮)
録音:2008年3月26、28日、バダホス(スペイン)、マヌエル・ロハス会議堂
スペインで活躍するアルメニア系ヴァイオリニスト、アラ・マリキアンによる
ハチャトゥリアンの新録音。
本体・外装に規格番号表記がございません。

NPM 0903(SACD-Hybrid) ¥3050
ノー・シーズンズ
アストル・ピアソラ(1921-1992):ブエノスアイレスの四季
ジュアン・バレント(1964-):マヨルカの四季(*)
ホルヘ・グルンドマン(1961-):マドリードの悲しい四季(+)
スサナ・コルドン(ソプラノ(+))
ダニエル・デル・ピノ(ピアノ(*/+))
ノン・プロフィット室内管弦楽団
アラ・マリキアン(ヴァイオリン、指揮)
録音:2008年11月、ヘタフェ専門音楽院アウディトリウム(スペイン)
本体・外装に規格番号表記がございません。

NPM 0909(SACD-Hybrid) ¥3050
影のある3つの肖像
ロドルフォ・アルフテル(1900-1987):
管弦楽のための組曲 Op.1/陸の船乗り(ホセ・ラモン・エンシナル編曲)(*)
エルネスト・アルフテル(1905-1989):ポルトガルの歌(*)
フリアン・バウティスタ(1901-1961):3つの町(*)/短い交響曲
ロラ・カサリエゴ(ソプラノ)
エストレマドゥラ交響楽団
ヘスス・アミゴ(指揮)
録音:2009年3月25-26日、バダホス(スペイン)、マヌエル・ロハス会議堂

NPM 0911(SACD-Hybrid) ¥3050
心 ヴァイオリンとピアノのための音楽
アストル・ピアソラ(1921-1992):タンティ・アンニ・プリマ
レーラ・アウエルバッハ(1973-):後奏曲
ジェラルド・フィンジ(1901-1956):悲歌
ゾルターン・コダーイ(1882-1967):アダージョ
フェルナンド・エゴスクエ(1959-):水とワイン(*)
マリヤン・モゼティク(1948-):たそがれの願望(*)
ホルヘ・グルンドマン(1961-):詩に霊感を与えるもの(ソナタ)(*)
エレーナ・カッツ=チェルニン(1957-):ロシアのラグ
アラ・マリキアン(ヴァイオリン)
ダニエル・デル・ピノ(ピアノ)
録音:データ記載なし
(*)世界初録音と表示されています。

NPM 1010(SACD-Hybrid) ¥3050
秋 ブルッフ、ブラームス:クラリネット、チェロとピアノのための作品集
マックス・ブルッフ(1838-1920):8つの小品 Op.83
ブラームス(1833-1897):三重奏曲イ短調 Op.114
B3クラシック三重奏団
ホアン・ボラス(クラリネット) デイヴィッド・ジョンストーン(チェロ)
ホアンホ・アルビニャナ(ピアノ)
録音:2009年5月、セザンヌ・プロダクション

NPM 1011(SACD-Hybrid) ¥3050
2+2 4カプースチン:ピアノ作品集
ニコライ・カプースチン(1937-):
2台のピアノと打楽器のための協奏曲 Op.104(*/+/#)
8つの演奏会用練習曲 Op.40(*)
ソナタ第14番 Op.120(*)
ディジー・ガレスピーの「マンテカ」による
2台のピアノのためのパラフレーズ Op.129(*/+)
ダニエル・デル・ピノ(ピアノ(*))
ルドミル・アンゲロフ(ピアノ(+))
ネオペルクシオン(#)
フアンホ・ギリェム、ラファエル・ガルベス(打楽器(#))
録音:2009年9月、セザンヌ・プロダクション




<UNIVERSAL MUSIC SPAIN>
0044007628096 2枚組 ¥3250
ルペルト・チャピ(1851-1909):サルスエラ「魔女」(1887)
ナンシー・ファビオラ・エレナ(ソプラノ:魔女[ブランカ・デ・アセベド])
ホセ・ブロス(テノール:レオナルド)
スサナ・コルドン(ソプラノ:ロサリア)
フリオ・モラレス(テノール:トミリョ)
マルタ・モレノ(ソプラノ:マグダレナ)
ハビエル・ロルダン(バス:クラ氏)
フェルナンド・ラトレ(バスバリトン:異端審問官)
マエストランサ劇場楽友会合唱団
セビリャ王立交響楽団
ミゲル・ロア(指揮)
録音:2009年7月7-11日、セビリャ(スペイン)、マエストランサ劇場
マドリード貯蓄銀行のスポンサーシップによるサルスエラ・シリーズ最新作。
ホセ・ブロスが参加しています。

0028947645054 ¥2850
ジュアン・バレント(1964-):Kaiassa
パンゲア(弦楽合奏のための)/盲目のメロディ(弦楽合奏のための)
別れ(テノール、ピアノと弦楽合奏のための)(*/#)
四季(マヨルカの四季)(ヴァイオリン、ピアノと弦楽合奏のための)(+)
絞首罪人のバラード(テノールと弦楽合奏のための)(*)
Kaiassa(ピアノと弦楽合奏のための)(#)
砂文字(声と弦楽合奏のための)(**)
ジュゼプ・M・サンチャス(テノール(*))
クリス・ジュアニコ(歌(**))
セシリア・ベルコヴィク(ヴァイオリン(+))
アンドレウ・リエラ(ピアノ(#))
アルス・アンサンブル
ジュゼプ・ビセント(指揮)
録音:マヨルカ(スペイン)、マドリード
ジュアン・バレントはスペイン、マヨルカ島のパルマ生まれの作曲家。カルラ
ス・ギノバルト、ジュアン・ギンジュアン、ダビド・パドロスに師事した後渡
米しカリフォルニア州立大学でクラシックおよび映画音楽と指揮を学びまし
た。1996年よりマドリードを本拠とし、アルス・アンサンブルを創設。クラ
シックの他、映画音楽や様々なジャンルのアレンジャーとしても活躍してい
ます。

0602527569383 ¥2850
アイノア・アルテータ Don't Give UP
Don't give up / With or without you
Por el bullevar de los suenos rotos / She / Sweet child of mine
Sad eyes / Contigo / What a wonderful world / Smells like teen spirit
Se dejaba llevar / Summertime / Bizkaia maite
アイノア・アルテータ(歌)
ハビエル・リモン(プロデューサー、ギター)

0602527598437(CD/DVD[PAL]) ¥2850
アイノア・アルテータ リサイタル
グノー(1818-1893):五月の最初の日/あなたなしでは私はこんなに
ビゼー(1838-1875):アラブの女主人の別れ
アーン(1875-1947):クロリスに/恋する女/私の詩に翼があったなら
シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):5つの黒人の歌
ピアノの中のキューバ/ハバナのリズム/人殺し/黒人の子守歌/黒人の歌
グラナドス(1867-1916):トナディリャ集(古い形式の歌曲集)H.136 から
ゴヤのマハ/内気なマホ/トラ・ラ・ラとギターの爪弾き/控え目なマホ
トゥリーナ(1882-1949):カンシオン形式の詩集 Op.19
献辞/忘れないで/歌/二度の恐れ/恋に焦がれる女
アイノア・アルテータ(ソプラノ)
マルコム・マルティノー(ピアノ)
録音・収録:データ記載なし
美貌と実力を兼ね備え、ポピュラーも歌いこなすアイノア・アルテータによる
フランス&スペイン歌曲リサイタル。
CDと同一プログラムのDVDとの組み合わせですが、このDVDはPAL方式のため日
本国内のほとんどのDVDプレーヤーで再生ができません。またPAL対応プレーヤ
ーやパソコンでの再生も弊社は保証いたしません。ご了承ください。
カール・ベーム指揮
ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場合唱団
1958年8月8日 ザルツブルク
初演時の指揮者であるベームと素晴らしいキャストによる歴史的名演奏。
良い音質です。待望の復刻です。






<Polskie Radio>
PRCD 1319 ¥2080
J・S・バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲 Vol.1
第2番ニ短調 BWV1008/第6番ニ長調 BWV1012
第1番ト長調 BWV1007
ティトゥス・ミェチニコフスキ(チェロ)
録音:1994年6、8月、キュッティンゲン(スイス)、ビーバーシュタイン教会
ティトゥス・ミェチニコフスキは1964年ポーランドのクラクフに生まれ、
ヴァイオリニストとして国際コンクール入賞を果たした後、チェリストに転向。
ブダペストのフランツ・リスト音楽アカデミー(ミクローシュ・ペレーニに師
事)、スイスのベルン音楽院で学びました。現在はスイスのルガーノに居を構
え、ソリスト・室内楽奏者として活躍しています。

PRCD 1320 ¥2080
J・S・バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲 Vol.2
第5番ハ短調 BWV1011/第4番変ホ長調 BWV1010
第3番ハ長調 BWV1009
ティトゥス・ミェチニコフスキ(チェロ)
録音:1994年6、8月、キュッティンゲン(スイス)、ビーバーシュタイン教会

PRCD 1321 ¥2080
J・S・バッハ(1685-1750):チェロとチェンバロのためのソナタ
第1番ト長調 BWV1027/第2番ニ長調 BWV1028
第3番ト短調 BWV1029
ティトゥス・ミェチニコフスキ(チェロ)
マールタ・グヤーシュ(チェンバロ)
録音:1997年4月29-30日、キュッティンゲン(スイス)、ビーバーシュタイン教会

PRCD 1308-1309 2枚組 ¥4050
ムジカ・サクロモンターナ(シフィエンタ・グラ教会堂の音楽)Vol.4
ユゼフ・ゼイドレル(1744頃-1806):レクイエム ホ長調(*)
ユスティナ・ディラ(ソプラノ)
アレクサンドラ・ポニショフスカ(メゾソプラノ)
ヤヌシュ・シシュコ(バス)
カメラータ・シレジア(合唱)
アンナ・ショスタク(合唱指揮)
コンチェルト・ポラッコ
マレク・トポロフスキ(オルガン、指揮)
アダム・イェンドロフスキ(1740頃-1812):リタニア ニ長調(*)
ヨランタ・グジョナ=ヴォジャワ(ソプラノ)
シルヴィア・ファレツカ(アルト)
ロムアルト・シシュコ(テノール)
ミウォシュ・ガワイ(バリトン)
アダム・オクルイ(バス)
カペラ・ゲダネンシス(合唱)
スカンディクス古楽アンサンブル
アリナ・コヴァルスカ=ピンチャク(指揮)
ユゼフ・ゼイドレル:晩課(1787)(+)
ハリナ・スウォニツカ(ソプラノ)
クリスティナ・ショステク・ラトコヴァ(アルト)
カジミェシュ・プステラク(テノール)
マレク・ドンブロフスキ(バス)
アリオン合唱団
ポモジェ・フィルハーモニー管弦楽団
ズビクニェフ・フフェトチュク(指揮)
録音:2009年10月1-6日、ゴスティン近郊(ポーランド)、
シフィエンタ・グラ教会堂(*)
1966年、ビドゴシュチ(ポーランド)、ポモジェ・フィルハーモニー(+)
ライセンサー:Polskie Nagrania(+)

PRCD 1360-61 2枚組 ¥4050
シマノフスキ(1882-1937):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ソナタ ニ短調 Op.9/ロマンス ニ長調 Op.23/夜想曲とタランテラ Op.28
神話 Op.30/子守歌「アイタホ・エニアの子守歌」Op.52
前奏曲ロ短調 Op.1 No.1(グラジナ・バツェヴィチ編曲)
パガニーニの3つの奇想曲 Op.40/夜明け/野生の踊り
オペラ「ロジェ王」Op.46 より ロクサナの歌(パヴェウ・コハンスキ編曲)
クルピエ地方の歌 より
いななけ、馬よ(馬に鞭打て)(パヴェウ・コハンスキ編曲)
小さな湖で(スワヴォミル・トマシク、ロベルト・モラフスキ編曲)
バレエ「ハルナシェ」Op.55 から 舞曲
スワヴォミル・トマシク(ヴァイオリン)
ロベルト・モラフスキ(ピアノ)
録音:2008-2009年、ワルシャワ、
フリデリク・ショパン音楽大学コンサートホール




<FOK>
FOK 0004-2 ¥2080
R・シュトラウス(1864-1949):
交響詩「ドン・キホーテ」Op.35(*)
交響詩「死と変容」Op.24(+)
プラハ交響楽団
イジー・フルニーク(ヴァイオリン(*)) パヴェル・ペジナ(ヴィオラ(*))
ミロシュ・ヤホダ(チェロ(*))
イジー・コウト(指揮)
録音:2009年1月7-8日(+)、9月16-17日(*)、プラハ市民会館スメタナ・ホール、
ライヴ




<BENO BLACHT SOCIETY>
SBB 008-10-02 2枚組 ¥2850
スメタナ(1824-1884):オペラ「秘密」
ヤロスラフ・ヴェヴェルカ(バス:マリナ)
ズデニェク・オタヴァ(バリトン:カリナ)
マリタ・クラーソヴァー(ソプラノ:ロサ)
マリエ・ボディーコヴァー(ソプラノ:ブラジェンカ)
ベノ・ブラフト(テノール:ヴィート)
ヴラディミール・イェデナーツチーク(バリトン:ボニファーツ)
カレル・フルシュカ(テノール:スクジヴァーネク)
カレル・カラシュ(バス:煉瓦職人の棟梁)
チェコ合唱団
ヤン・キューン(合唱指揮)
プラハ国民劇場管弦楽団
ヤロスラフ・クロンプホルツ(指揮)
録音:1945年、チェコ放送スタジオ
スメタナ:夕べの歌
ベノ・ブラフト(テノール)
フランチシェク・ディク(ピアノ)
録音:1952年、チェコ放送スタジオ




<CZECH RADIOSERVIS>
CR 0563-2 ¥1850
ラディスラフ・シモン(1929-2011):協奏曲集
ファゴットと室内管弦楽のための協奏曲(1991)(*)
トロンボーン協奏曲(2003)(+)
ピアノ協奏曲(1980)(#)
ミラン・ムジカーシュ(ファゴット(*))
ロベルト・カザーネク(トロンボーン(+))
ヤン・シモン(ピアノ(#))
プラハ放送交響楽団
ヴラディミール・ヴァーレク(指揮(*/#))
ヤン・クチェラ(指揮(+))
録音:2004年3月30-31日(*)、2005年9月5日(+)、
プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルジャーク・ホール、ライヴ(*/+)
原盤:Panton(1989)





<FHK(FILHARMONIE HRADEC KRALOVE)>
チェコのフラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニーの自主制作レーベル。

FHK 001-2 ¥2450
ブルックナー(1824-1896):交響曲第9番ニ短調(ノヴァーク版)
フラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニー管弦楽団
アンドレアス・セバスティアン・ヴァイザー(指揮)
録音:2008年4月24日、
フラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニー・ホール、ライヴ

FHK 002-2 ¥2450
マーラー(1860-1911):交響曲第6番イ短調「悲劇的」
フラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニー管弦楽団
アンドレアス・セバスティアン・ヴァイザー(指揮)
録音:2008年4月24日、
フラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニー・ホール、ライヴ

FHK 2009 2枚組 ¥3650
トマーシュ・ハンズリーク(1972-):オペラ「アレクサンドロス大王の涙」
スティーヴ・ヴェヒター(男性アルト:アレクサンドロス)
ヤン・ミクシェク(男性アルト:ヘファイスティオン)
マレク・オルブジメク(テノール:フィロタス)
ヤロスラフ・ブジェジナ(テノール:パルメニオン)
マルチン・シュレイマ(テノール:ポリュストラトス)
フランチシェク・ザハラドニーチェク(バス:リュシッポス、リュシマコス)
アレシュ・プロハースカ(バス:アリスタンドル、ユピテル)
ソニャ・チェルヴェナー(台詞役:歴史家)
イジー・レイディンゲル(台詞役:アレクシッポス)
ラドミール・シュヴェツ(台詞役:リュシス)
シュテヴォ・ツァプコ(台詞役:トラニオ)
チェコ・サックス・クアルテット
フラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニー管弦楽団
トマーシュ・ハンズリーク(指揮)
録音:2009年3月24日、
フラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニー・ホール、ライヴ
本体、外装に規格番号表示がございません。




<KAREL PLOCEK>
本体、外装に規格番号表示がございません。

ZRDISC 6293 ¥2450
アントニーン・ヴラニツキー(1761-1820):弦楽四重奏曲 Op.13 No.2
パヴェル・ヴラニツキー(1756-1808):弦楽五重奏曲 Op.29 No.1(*)
スタミツ弦楽四重奏団
インドジフ・パズデラ、ヨセフ・ケクラ(ヴァイオリン)
ヤン・ピェルシュカ(ヴィオラ) ペトル・ヘイニー(チェロ)
カレル・プロツェク(ヴィオラ(*))
録音:2009年6月6日、ノヴァー・ジーシェ(チェコ、モラヴィア)、
プレモントレ修道院ホール、ライヴ

ZRDISC 6396 ¥2450
オルガン・コンサート
ルイス・デ・ミラン(1500?-1561):ファンタジア(*)
ジェレマイア・クラーク(1674-1707):トランペット・メヌエット(*)
ヘンリー・パーセル(1659-1695):スコッチ・チューン(*)
不詳:組曲(ヴィエトリソーフ写本 から)(*)
フランチシェク・クサヴェル・ブリクシ(1732-1771):セイコルカ(*)
ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):前奏曲とフーガ ハ短調(*)
ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):ソナタ ホ短調(#/*)
ヨハン・ヴォルツ(1550-1618?):トッカータ第1旋法(+)
ベルンハルト・シュミット(1550?-1599):パッソメッツォとサルタレッロ(+)
ヨハン・カスパル・ケルル(1627-1693):かっこう(奇想曲)(+)
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):ロンド(+)
ジョヴァンニ・バッティスタ・カーザリ(1715-1792):ミサ ト長調(**/+)
マルチン・ヤクビーチェク(オルガン(*))
イジナ・ドヴォジャーコヴァー=マレショヴァー(オルガン(+))
カレル・プロツェク(ヴィオラ(#))
フェスティヴィア合唱団(**)
イトカ・チュドラー(合唱指揮(**))
録音:2009年5月10日、29-30日、ヴェルカー・ルホタ(チェコ、モラヴィア)、
上の教会[Upper Church]
使用楽器:1874年、フランチシェク・スヴィーティル・Jr製

ZRDISC 5218 ¥2450
【未案内旧譜】
クラリネット、バスクラリネットのための音楽
J・S・バッハ(1685-1750)/マイケル・ダヴェンポート編曲:
無伴奏バスクラリネット組曲第1番(原曲:無伴奏チェロ組曲第1番)(+)
ドビュッシー(1862-1918):クラリネットとピアノのための第1狂詩曲(*/++)
ダリボル・スピルカ(1931-1963):無伴奏クラリネットのためのソロテュード(*)
プーランク(1899-1963):2つのクラリネットのためのソナタ(+/#)
ゴードン・ジェイコブ(1895-1984):
クラリネット、ヴィオラとピアノのための三重奏曲(*/**/++)
ペトル・ポコルニー(1932-2008):
ロンリー・パイパー(バスクラリネットのための)(+)
ヴィート・スピルカ(クラリネット(*)、バスクラリネット(+))
オルガ・スピルコヴァー(クラリネット(#))
カレル・プロツェク(ヴィオラ(**))ヤナ・ゴリアーショヴァー(ピアノ(++))
録音:2007年3、8月 発売:2007年




<PAVEL KOHOUT>
チェコのオルガン奏者パーヴェル・コホウトの自主制作レーベル。
本体、外装に規格番号表示がございません。

KP 0001 ¥2580
J・S・バッハ(1685-1750):オルガン作品集
幻想曲ト長調 BWV572/来たれ、異教徒の救い主よ BWV659
イタリアの様式によるアリアと変奏曲 BWV989
トリオ・ソナタ ハ長調 BWV529/協奏曲ハ長調 BWV595
幻想曲とイミタツィオーネ ロ短調 BWV563
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
パーヴェル・コホウト(オルガン)
録音:プラハ、ブジェヴノフ修道院、聖マルケタ礼拝堂 時期記載なし
使用楽器:2007年、カーンスキー&ブラフトル製
パーヴェル・コホウトは1976年プラハに生まれ、プラハ音楽院および音楽アカ
デミーでヤロスラフ・トゥーマに、アムステルダム音楽院でジャック・ファン
・オールトメルセンに師事、2000年の第4回武蔵野市国際オルガン・コンクー
ルで優勝したオルガニスト。




<ROSA>
RD 1845 ¥2080
聖サルヴァトル・スコラ あなたの王国が来ますように
[待降節](+)
オンドジェイ・シャーレク(1979-):天より滴らせたまえ
トマーシュ・ヤイトネル(1976-):あなたの王国が来ますように
ミハル・レイセル(1973-)/トマーシュ・ヤイトネル:エマヌエルよ、来たれ
トマーシュ・ヤイトネル:恐れるな、マリア
ヴォイチェフ・イルサ(1982-):昼は短く
[クリスマス]
トマーシュ・ヤイトネル:入場/いけにえ
[斎戒期](*)
ミハル・レイセル:40週間の斎戒
トマーシュ・ヤイトネル:楽園
オンドジェイ・シャーレク:既に恩寵の時は来た
トマーシュ・ヤイトネル:人間の苦しみ
ヴォイチェフ・イルサ:アギオス・オ・テオス
[中間期](+)
オンドジェイ・シャーレク:太陽よ、ゆるやかに落ちよ
トマーシュ・ヤイトネル:秋の祈り
[ジャズ・ミサ](#)
ズデニェク・トシュナル(1975-):ジャズ・ミサ
聖サルヴァトル・スコラ(合唱)
器楽奏者
録音:2008年5月24日、プラハ1区、フラドチャニ、ロレタ、
聖母マリア&聖天使教会(*)
2009年1月17-18日、プラハ1区、フラドチャニ、ヤナ・ネポムク教会(+)
2009年4月25-26日、プラハ3区、コメンスケーホ通り、
プラハ市立ヤン・ネルダ音楽学校ホール(#)

RD 0076 ¥2080
【未案内・再発売】
洗礼者聖ヨハネ・スコラ
ポジシェとベズドルジツェのクリシュトフ・ハラント(1564-1621):Maria Kron
不詳(ボジャヌーフ聖歌集 から):主をたたえよ
シャモトゥーのヴァツワフ(1524頃-1560頃):
キリスト、私たちの日の光/すでに暗くなり、夜が来る
私たちの声に耳を傾けてください/ハレルヤ、主をたたえよ
ああ、天の父よ/神のお生まれの歌
コンスタンツォ・フェスタ(1485?/1490?-1545):キリスト、真の光
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):二人のセラフィム
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(1525?-1594):
イエス、誉れ高き王
フェリーチェ・アネーリオ(1560-1614):
キリストは私たちのために身を低くされ
メンデルスゾーン(1809-1847):主をたたえよ、僕(しもべ)らよ
チャイコフスキー(1840-1893):私たちの父
アントニーン・トゥチャプスキー(1928-):私の魂は悲しむ/私の父
ズデニェク・ルカーシュ(1928-2007):ミサ・ブレヴィス
洗礼者聖ヨハネ・スコラ(合唱)
ヤン・ホルニーチェク(ピアノ)
アレナ・ハヴリーチコヴァー、ヴィート・ロゼフナル(指揮)
録音:1993年6月18-19日、シュンペルク(チェコ、モラヴィア)、
聖洗礼者ヨハネ教会





<Vito Rozehnal>
V+M 003 ¥2450
マルチヌー、マルタン、ハース、シュルホフ、ウルマン:室内楽作品集
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1939):弦楽三重奏曲第2番
フランク・マルタン(1890-1974):
カッサンドラのための4つのソネット
(メゾソプラノ、フルート、ヴィオラとチェロのための)
パヴェル・ハース(1899-1944):オーボエとピアノのための組曲 Op.17
エルヴィーン・シュルホフ(1894-1942):
子守歌(歌、フルート、ヴィオラとチェロのための)
乞食(朗読、フルート、ヴィオラとチェロのための)
針金(フルート、ヴィオラとチェロのための)
ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):
慰めの歌(歌と弦楽四重奏曲のための)/秋(歌と弦楽三重奏のための)
弦楽四重奏曲第3番 Op.46
ヴァリアツェ室内アンサンブル
ヤナ・シュチェパーンコヴァー(朗読) オルガ・チェルナー(メゾソプラノ)
ヴォイチェフ・ヨウザ、ヴラスラ・ベラノヴァー(ヴァイオリン)
ヤン・ヨウザ(ヴィオラ) ヨセフ・ドヴォジャーク(チェロ)
ヤンア・マハト(フルート) ヴォイチェフ・ヨウザ・Jr(オーボエ)
イトカ・チェホヴァー(ピアノ)
録音:2003年11月、プラハ、聖ヴァヴジンツェ教会
2003年12月-2004年1月、プラハ、クラリツカー、チェコ同胞団福音教会





<TRITO>
TD 0089 ¥1550
【限定盤】
第1回ピレネー古楽祭 2011 開催記念CD
ジュゼプ・ミル・イ・リュサ(1700頃-1764):
ミサ ニ長調(8声;独唱、合唱と管弦楽のための;1760)から
Kyrie / Gloria in excelsis Deo / Qui tollis / Qui sedes
ラ・シャントリア(合唱)
ペレ・リュイス・ビオスカ(合唱指揮)
ベスプレス・ダルナディ
ダニ・エスパザ(指揮)
原盤:Musiepoca, MEPCD 004
ホセ・ルイス・サマニエゴ(1600頃-1670):
Oigan en breve ensalada(クリスマスのためのハカラ)
ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):
サルスエラ「Amor aumenta el valor」から Sopla hacia alli(アリア)(*)
ホセ・ピサロ(テノール(*))
ロス・ムシコス・デ・サ・アルテサ
ルイス・アントニオ・ゴンサレス(指揮)
原盤:Alpha
ヘンデル(1685-1759):ディクシト・ドミヌス ト短調 から
Dixit Dominus Domino meo / Gloria patri
ルト・ロジカ(ソプラノ)
ジョルディ・ドメナク(カウンターテナー)
ジュゼプ・ピサロ(テノール)
ジョルディ・リカルト(バリトン)
リーダー・カメラ合唱団
カタルーニャ・バロック管弦楽団
マネル・バルディビエゾ(指揮)
原盤:Catalunya Música(未CD化ライヴ音源)
ペレ・オリオル(活躍:1440頃-1484頃):Trista che spera morendo(3声の歌)(*)
不詳(13世紀):Heu dolor(マリアのプランクトゥス)(+)
マルタ・インファンテ(アルト(*))
ピラル・エステバン(メゾソプラノ(+))
カペリャ・デ・ミニストレルス
カルラス・マグラネル(指揮)
原盤:Licanus, CDM 1028(弊社未案内)
ドメナク・タラデリャス(1713-1751):
オペラ「アルタセルセ」から Se d'un amor tiranno(アリア)
マリーナ・コンパラート(メゾソプラノ)
レイアル・コンパニア・オペラ・デ・カンブラ
フアン・バウティスタ・オテロ(指揮)
原盤:RCOC
チャールズ・エイヴィソン(1709-1770):
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)の練習曲(ソナタ)に基づく
弦楽と通奏低音のための協奏曲第5番ニ短調
セビリャ・バロック管弦楽団
ニコラウ・デ・フィゲイレド(指揮)
原盤:OBS Prometeo, OBS 02
スペイン、カタルーニャ・ピレネー地方の10の町で2011年7月22日から9月10日
まで開催された「第1回ピレネー古楽祭 2011」。その記念として、出演団体の
既存の録音から編集されたCDがトリト・レーベルから発売されました。イベン
ト用のアイテムのため完売後の再プレスの予定はございません。









<DUX>
DUX 0744 ¥1800
タルテューニ、ヴィエニャフスキ、エネスク、プロコフィエフ:
ヴァイオリンとピアノのための作品集
タルティーニ(1692-1770):ソナタ ト短調「悪魔のトリル」
ヴィエニャフスキ(1835-1880):華麗なポロネーズ ニ長調 Op.4
エネスク(1881-1955):ソナタ第3番イ短調 Op.25
プロコフィエフ(1891-1953):ソナタ ニ長調 Op.94b
ヤロスワフ・ナジツキ(ヴァイオリン)
今井正(ピアノ)

DUX 0756 ¥1800
ミハウ・モツ(1977-):エモーションズ
スタントマンのリレー[Stuntmen's Relay](管弦楽のための;2008)(+)
エモーション[eMotion](弦楽合奏のための;2011)(+)
コルダリアンスとコルダリエンス[Chordalians & Chordaliens]
(室内管弦楽とアコーディオンのための;2004)(*/+)
バルバリオーソ[barbArioso](+)
(for youth string orchestra from the polypticon: ...ad astra;2009)
アズ・パー[as per](弦楽合奏のための;2007)(+)
ベテルギウス[Betelgeuse](アコーディオンとテープのための;1999/2000)(*)
アコルデオン[Achordeon](弦楽合奏とテープのための;2007)(*)
ミハウ・モツ(アコーディオン(*))
AUKSO・ティヒ市室内管弦楽団(+)
マレク・モシ(指揮)

DUX 0795 ¥1800
ポーランドのマズルカ集
ミハウ・クレオファス・オギンスキ(1765-1833):マズルカ ト長調(1810頃)
マリア・シマノフスカ(1789-1831):マズルカ ハ長調(1825頃)
カロル・クルピンスキ(1785-1857):マズルカ ニ長調(1825)
ショパン(1810-1849):マズルカ変ロ短調 Op.24 No.4(1833-1835)
イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867):
マズルカ イ短調 Op.37 No.2(1840)
ユゼフ・ルボフスキ(1824-1855):大マズルカ変ロ長調 Op.6(1855)
カロル・ミクリ(1819-1897):マズルカ ヘ短調 Op.4(1860)
スタニスラフ・モニュシュコ(1819-1872):婚礼のマズルカ ハ長調(1870頃)
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):マズルカ ヘ短調 Op.23 No.2(1880)
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):
マズルカ ホ短調 Op.5 No.2(1882)
エウゲニウシュ・パンキェヴィチ(1857-1898):
マズルカ イ短調 Op.3 No.2(1884)
ロマン・スタトコフスキ(1859-1925):マズルカ ト短調 Op.2 No.1(1893)
イグナツィ・フリードマン(1882-1948):マズルカ Op.49 No.2(1912)
フェリクス・ノヴォヴィエイスキ(1877-1946):
マズルカ イ短調 Op.20 No.5(1920頃)
カロル・シマノフスキ(1882-1937):マズルカ イ短調 Op.50 No.1(1924)
アポリナリ・シェルト(1884-1966):マズルカ ト長調 Op.52 No.1(1926)
アントニ・シャウォフスキ(1907-1973):マズルカ(1928)
ロマン・マチェイェフスキ(1910-1998):マズルカ第3番(1931)
アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):マズルカ第2番(1932)
ヴァヴジニェツ・ジュワフスキ(1916-1957):マズルカ第2番(1933/1938)
アルトゥル・マラフスキ(1904-1957):マズルカ Op.1 No.1(1946)
マリアン・ボルコフスキ(1934-):マズルカ(1958)
ヴィトルト・フリーマン(1889-1977):マズルカ Op.34 No.1(1968)
アンジェイ・ドゥトキェヴィチ(1942-):マズルカ(1986)
マリアン・サヴァ(1937-2005):マズルカ(1994)
エルジビェタ・カラシ=クラシュテル(ピアノ)
作曲年代順に並べられたポーランド・マズルカ史と称すべきアルバム。

DUX 0796 ¥1800
ショパン(1810-1849):
ロンド ハ短調 Op.1(1825)/マズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5(1826)
ロンド ハ長調 Op.73(1828)/ロンド変ホ長調 Op.16(1833)
幻想曲ヘ短調 Op.49(1840-1841)
エルジビェタ・カラシ=クラシュテル(ピアノ)

DUX 0798 ¥1800
イギリスのクラリネット・ソナタ集
ジョン・アイアランド(1879-1962):幻想ソナタ(1943)
アーノルド・バックス(1883-1953):ソナタ ニ長調(1934)
ジョゼフ・ホロヴィッツ(1926-):ソナタ(1981)
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):ソナタ(1956)
マルコム・アーノルド(1921-2006):ソナタ Op.29(1951)
ダヴィト・ヤジンスキ(クラリネット)
アンナ・チャイツカ(ピアノ)

DUX 0799 ¥1800
20世紀のクラリネット・ソナタ集
サン=サーンス(1835-1921):ソナタ変ホ長調 Op.167(1921)
オトマール・シェック(1886-1957):
バスクラリネット・ソナタ Op.41(1927-1928)
レナード・バーンスタイン(1918-1990):ソナタ(1942)
ミチェスワフ(モイセイ)・ヴァインベルク(1919-1996):ソナタ Op.28(1945)
エディソン・デニソフ(1929-1996):ソナタ(1993)
ダヴィト・ヤジンスキ(クラリネット)
タマーラ・チターゼ(ピアノ)

DUX 0826 ¥1800
20世紀ヴロツワフの作曲家によるフルート作品集
ヤツェク・ロガラ(1966-):海岸(フルートとピアノのための)
レシェク・ヴィスウォツキ(1931-):フルートとピアノのための10の前奏曲
グラジナ・プストロコンスカ=ナヴラティル(1947-):エコ(フルートのための)
ヤドヴィガ・シャイナ=レヴァンドフスカ(1912-1994):
フルートとピアノのためのソナティナ
ヨアヒム・ゲオルク・ゲルリヒ(1931-2009):
Zwolftoneindruucke(フルートとピアノのための)Op.9
ミロスワフ・ゴンシェニェツ(1954-):奇想曲/スペイン舞曲
グジェゴシュ・オルキェヴィチ(フルート)
テレサ・ヴォロンコ、マリア・シュヴァイゲル=クワコフスカ、
アンジェイ・ユンギェヴィチ、ミロスワフ・ゴンシェニェツ(ピアノ)

DUX 0828 ¥1800
シェドゥルツェのヨアヒム・ヴァーグナー製オルガン
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:ソナタ ヘ長調 Wq.70 No.3
ヤン・ピーテルスゾ-ン・スウェーリンク:私の青春は過ぎ去った
ヨハン・カスパル・ケルル:トッカータ ニ長調
ゲオルク・ベーム:ああ、何とむなしく、何とはかない
J・S・バッハ(1685-1750):高みにある神にのみ栄光あれ BWV675
モーツァルト(1756-1791):
小さな自動オルガンのためのアンダンテ(ワルツ)へ長調 K.616
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー:トッカータ ト長調 FbWV103(1649)
パブロ・ブルーナ:
ティエント第1旋法、右手のための、メディオ・ア・ドス・ティプレによる
ゲオルク・ムッファト:
トッカータ・オクターヴァ(「オルガン音楽の練習」から)
ヴォルフガング・ツェーラー(オルガン)

DUX 0837 ¥1800
ブラームス(1833-1897):ピアノ三重奏曲第2番ハ長調 Op.87
アレンスキー(1861-1906):ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.32
ヴィーヴォ三重奏団




<RUSSIAN DISC>
※未案内旧譜
今回は2007年以降に発売または再発売されたCDから選んでご案内いたします。

RDCD 00816 ¥1550
ショパン(1810-1849):
12の練習曲 Op.10(*)
12の練習曲 Op.25 Nos.1-7(+)、Nos.8-12(*)
ウラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
録音:1959年(*)、1960年(+)、モスクワ、
グネーシン音楽学校コンサートホール、モノラル
発売:2007年
アシュケナージ(1937年生まれ)がモスクワ音楽院を卒業する前後、20代前半で
の録音。

RDCD 00766/767 2枚組 ¥2980
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004 より シャコンヌ
(アラ・ワシーリエワ編曲によるチェロ版)(*)
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV1010
無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV1011
無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV1012(*)
アラ・ワシーリエワ(チェロ(*以外)、5弦小型バロック・チェロ(*))
録音:データ記載なし 発売:2004年
使用楽器:V・スミルノフ製(モデル:不詳作者製)(*)
/イタリア、不詳作者製(*以外)
アラ・ワシーリエワはモスクワ音楽院でロストロポーヴィチに師事し1956年に
卒業、同年にモスクワ室内管弦楽団の創設メンバーとなり、主宰のルドルフ・
バルシャイの片腕として長年にわたりソリスト(首席奏者)と低音パートのコン
サートマスターを務めたチェリスト。1971年にはヴィオラ・ダ・ガンバの演奏
も開始し、ロシアにおける古楽復興の草分け的存在としても活躍しました。

RDCD 00027 ¥1550
ダヴィト・クリヴィンスキー(1937-2010):
ヴィオラ・ダ・ガンバのための演奏会用音楽第3番(*)
無伴奏チェロのためのリチェルカーレ ニ長調(+)
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):
6つのチェロ・ソナタ Op.5 から(#)
第1番イ長調/第2番ニ短調/第3番ハ長調
アラ・ワシーリエワ(チェロ(*/#)、ヴィオラ・ダ・ガンバ(+))
ミハイル・ムンチャン(チェンバロ(#))
録音:1982年(*)、1986年(+)、モスクワ音楽院小ホール、ライヴ(*/+)
/1971年(#)
発売:2007年

RDCD 00678 ¥1550
ヴィヴァルディ(1678-1741):チェロと弦楽のための協奏曲
第9番ロ短調(*)/第19番ト長調(*)/第17番ヘ長調(+)/第24番ニ短調(+)
シャンドル・カロシュ(1935-):チェロと弦楽のための協奏曲(1977)(#)
アラ・ワシーリエワ(チェロ)
モスクワ室内管弦楽団
ルドルフ・バルシャイ(指揮(*))
イーゴリ・ベズロドニー(指揮(+))
シャンドル・カロシュ(指揮(#))
録音:データ記載なし 発売:2001年

RDCD 00797 ¥1550
ベートーヴェン(1770-1827):
チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5 No.1
チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5 No.2
チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.5 No.3
アラ・ワシーリエワ(チェロ)
タチアナ・セルゲーエワ(ピアノ)
録音:1982年3月28日、グネーシン音楽学校コンサートホール、ライヴ 
発売:2006年

RDCD 00823 ¥1550
モイセイ・ヴァインベルク(1919-1996):
交響曲第10番イ短調 Op.98(1968)(*)
チェロ・ソナタ第1番ハ長調 Op.21(1945)(+)
チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.63(1958-1959)(+)
モスクワ室内管弦楽団(*)
ルドルフ・バルシャイ(指揮(*))
アラ・ワシーリエワ(チェロ(+))
モイセイ・ヴァインベルク(ピアノ(+))
録音:1970年(*)/1975年(+) 発売:2008年

RDCD 00517 ¥1550
ハチャトゥリアン(1903-1978):ヴァイオリン協奏曲ニ短調(*)
ニーナ・マカロワ(1908-1976):
ヴァイオリンと管弦楽のための2つの小品(+)
チェロとピアノのための2つの小品(#)
ハープのための2つの小品(**)
ヴィクトル・ピカイゼン(ヴァイオリン(*/+))
ナタリア・シャホフスカヤ(チェロ(#))
モクスワ国立交響楽団(*/+)
パーヴェル・コーガン(指揮(*/+))
ガリーナ・ブリキナ(ピアノ(#))
クセニア・マルキナ(ハープ(**))
録音:1989年(*)/1992年(+)/1996年(#/**) 発売:1999年
ハチャトゥリアン夫人であるニーナ・マカロワは夫と同じミャスコフスキー門
下の作曲家。

RDCD 00532 ¥1550
スヴェトラーノフの管弦楽伴奏編曲によるチャイコフスキーとラフマニノフ
の歌曲集
チャイコフスキー(1840-1893)/エフゲニー・スヴェトラーノフ編曲:
ただ憧れを知るものだけが Op.6 No.6/そんなに早く忘れて
なぜ?(夜)Op.60 No.9/私はお前が気に入らない Op.32 No.3
私は野辺の草ではなかったのか Op.47 No.7/昼の輝きが満ち Op.47 No.6
ラフマニノフ(1873-1943)/エフゲニー・スヴェトラーノフ編曲:
朝 Op.4 No.2/すべては過ぎ去り Op.26 No.15
おお、悲しまないで Op.14 No.8/リラの花 Op.21 No.5
私はあなたを待っている Op.14 No.1
チャイコフスキー:幻想曲「テンペスト」Op.18(*)
タマーラ・シニャフスカヤ(メゾソプラノ(*以外))
ロシア国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:データ未詳 発売:1998年

RDCD 00604 ¥1550
ロシア正教会の音楽
コソラポフ、チメレフ、ゴロヴァーノフ、カプロフ、ダニーリン、
トレチャコフ、アンドルセンコ、チェスノコフ、ニコリスキー、
ショーリン、カスタリスキー、オゼレフ、スモレンスキーの作品(全19曲)
モスクワ総大司教座救世主キリスト大聖堂合唱団
ニコライ・ゲオルギエフスキー(指揮)
録音:データ記載なし 発売:1999年

RDCD 00641 ¥1550
ボリス・ディエフ:吹奏楽のための作品集
平和の守り(行進曲)/ロシア行進曲
ロシア序曲/ロシアの広大さ(演奏会用序曲)
3つのテューバと吹奏楽のための協奏曲
4つのホルンと吹奏楽のための幻想曲
4つのトロンボーンと吹奏楽のための協奏曲
4つのサクソフォンと吹奏楽のための演奏会用アレグロ
クラリネットとピッコロのためのスケルツォ(*)
テューバと吹奏楽のための協奏的小品(#)
テューバと吹奏楽のための協奏曲(#)
ユーフォニアムと吹奏楽のための協奏曲+
ピアノと吹奏楽のための小協奏曲
兵士たちの友情(行進曲)
ヴァフタング・ブルドゥリ(ピッコロ(*))
ワレーリー・ヴォロディン(ユーフォニアム(+))
パヴェル・ウミャーロフ(テューバ(#))
ロシア国防省第一軍楽隊
ヴィクトル・アファナシェフ(指揮)
録音:データ記載なし 発売:2000年

RDCD 00722 ¥1550
ラフマニノフ(1873-1943):チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
プロコフィエフ(1891-1953):チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
ドミートリー・ミレル(チェロ)
エフゲニア・チェグラコワ(ピアノ)
録音:1992年 発売:2002年

RDCD 00734 ¥1550
ユーリー・カザコフの芸術
ロシア民謡/ユーリー・カザコフ編曲:ああ、樺の木よ
ドレイゼン:樺の木(ワルツ)
ユーリー・カザコフ編曲:北部民謡集
ユーリー・カザコフ:
北部の2つの民謡「ガマズミの木立で」「カチューシャ」による変奏曲
船乗りの歌による幻想曲
グリボエドフ:ワルツ
ユーリー・カザコフ:クバンカ(コルホーズ・ポルカ)
イッポリトフ=イワーノフ:組曲「コーカサスの風景」より 村にて
モルドヴァ民俗舞曲/ユーリー・カザコフ編曲:リクリツェ
ヨハン・シュトラウス II/ユーリー・カザコフ編曲:ストレルナ(カドリーユ)
メラルチン:牧歌
ダッケン:かっこう
ショパン:前奏曲嬰ハ短調 Op.25 No.7
チャイキン:バヤン協奏曲第1番(*)
ユーリー・カザコフ(バヤン[ロシア式アコーディオン])
モスクワ国立交響楽団(*)
ヴェロニカ・ドゥダロワ(指揮(*))
録音:データ記載なし 発売:2003年

RDCD 00775 ¥1550
ムラート・カジュラーエフ(1931-):
ピアノのためのロマンティック・ソナタ(1952)(*)
ピアノのための6つの前奏曲(1956/1961)(*)
ダゲスタン・アルバム(民謡の主題による10の小品;1973)(*)
弦楽四重奏曲「青春」(+)
アレクセイ・スカヴロンスキー(ピアノ(*))
ショスタコーヴィチ弦楽四重奏団(+)
録音:データ記載なし 発売:2006年

RDCD 00811 ¥1550
ヴィクトル・ウリャニチ(1956-):暁の星の賛歌 室内楽&器楽作品集
スラヴータの画集(管楽五重奏のための組曲;1978)(*)
カルパチアの思い出(弦楽四重奏のためのウクライナ風変奏曲;1979)(+)
ハープ独奏のための幻想曲(1988)(#)
ロマンティックな詩(ヴァイオリンとピアノのための;1980)(**)
クラスノホルムスキー牧歌(4種のフルートのための羊飼いの音楽;2005)(++)
暁の星の賛歌(ハープ、オーボエとヴァイオリンのための;1997)(##)
モスクワ国立交響楽団管楽五重奏団(*)
パーヴェル・コーガン(指揮(*))
ロマンティック弦楽四重奏団(+)
ナタリア・シャメーエワ(ハープ(#/##))
アレクサンドル・トロスチャンスキー(ヴァイオリン(**/##))
ナタリア・アルダシェワ(ピアノ(**)
オレク・セルゲーエフ(フルート[小、大、アルト、バス](++))
アレクサンドル・モズディコフ(オーボエ(##))
録音:データ記載なし 発売:2008年

RDCD 00822 ¥1550
ガリーナ・ボイコ ロシアの声
グリエール(1875-1956):声と管弦楽のための協奏曲(*)
モーツァルト(1756-1791):
オペラ「魔笛」から 夜の女王のアリア(第2幕)
オペラ「後宮からの逃走」から コンスタンツェのアリア(第2幕)
ロッシーニ(1792-1868):
オペラ「セビリャの理髪師」から ロジーナのカヴァティーナ(第1幕)
トマ(1811-1896):オペラ「ミニョン」から フィリーヌのポロネーズ(第2幕)
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「リゴレット」から ジルダのアリア(第1幕)
マイアベーア(1791-1864):
オペラ「ディノーラ」から ディノーラの影の歌(第2幕)
グリンカ(1804-1857):
オペラ「ルスランとリュドミラ」から ルスランのカヴァティーナ(第1幕)
チャイコフスキー(1840-1893):
オペラ「イオランタ」から イオランタとヴォデモンの二重唱(*)
ガリーナ・ボイコ(ソプラノ)
アンドレイ・サリニコフ(テノール(+))
ロシア国立交響楽団(*)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮(*))
モスクワ放送交響楽団(*以外)
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指揮(*以外))
録音:1996年3月26日、ライヴ(*)、1992年(*以外)、モスクワ音楽院大ホール 
発売:2008年

RDCD 00858 ¥1550
ロシアの民謡とポピュラー音楽
Handbell / The uhar-uerchant went on fair / I will sow orach
Oh, da ty Kalinushka / The guitar sings / Midge / Kashtanka
Chizhik-pyzhik / Ah, you, mother / When fad golden mountains
In the low attic / Khokhloma / Be silent grief
Live at the grandmother the greyish goat
There lived at the Granny two cheerful geese / Under a mansion boyar
Here the three post rushes / Gossips / The town of Samara
Whether in the orchard or in the kitchen garden / Over a window month
Scherzo on theme of Barynia / Apple tree / March
It's a good life, fellas! / Eh, my accordion / March / Kalinka
Has dropped the ringlet / Let's recollect, brothers, Russia and glory
スカス(ロシア・フォーク・クアルテット)
ワレンチナ・ソボレワ=ベリンスカヤ(ドムラ・プリマ、歌)
ドミートリー・ベリンスキー(バラライカ・プリマ)
アンドレイ・タラソフ(ドムラ・アルト)
A・プロホロフ(バラライカ・バス)
録音:1980、2004、2007、2008年
上記曲名は英訳ですが、歌唱はもちろんロシア語です。




<OLYMPIA>
MKM 262 ¥1550
ブラームス(1833-1897):
ピアノ四重奏曲第2番イ長調 Op.26(*)
4つのピアノ小品 Op.119(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ボロディン弦楽四重奏団員(*)
ミハイル・コペリマン(ヴァイオリン) 
ドミートリー・シェバーリン(ヴィオラ)
ワレンチン・ベルリンスキー(チェロ)
録音:1983年7月8日、トゥール音楽祭(フランス)、
グランジュ・ド・メスレー、ライヴ(*)
1959年1月8日、モスクワ、ライヴ、AAD(+)
(*)はPHILIPS盤と同一音源。

MKM 264 ¥1550
ベートーヴェン(1770-1827):
ディアベッリのワルツによる33の変奏曲ハ長調 Op.120(*)
ピアノ・ソナタ第2番ハ長調 Op.2 No.3(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1986年6月17日、アムステルダム、コンセルトヘボウ、ライヴ(*)
1949年、モスクワ、ライヴ、ADD(+)
(*)はPHILIPS盤と同一音源。

MKM 267 ¥1550
ブリテン、ストラヴィンスキー、バルトーク:2台のピアノのための作品集
ブリテン(1913-1976):
序奏とブルレスク風ロンド Op.23 No.1/悲歌風マズルカ Op.23 No.2
ストラヴィンスキー(1882-1971):2台のピアノのための協奏曲
バルトーク(1881-1945):2台のピアノと打楽器のためのソナタ(*)
スヴャトスラフ・リヒテル、ワシーリー・ロバノフ(ピアノ)
ワレーリー・バルコフ、ワレンチン・スネギリョフ(打楽器(*))
録音:1985年7月7日、トゥール音楽祭(フランス)、ライヴ
PHILIPS盤と同一音源。

MKM 258 ¥1550
ロシアのロマンス グリンカからショスタコーヴィチまで
グリンカ(1804-1858):疑い(*)
チャイコフスキー(1840-1893):騒がしい舞踏会の中で(+)
ショスタコーヴィチ(1906-1975):映画「馬あぶ」から ロマンス(#)
他(全22曲)
録音:SP復刻、モノラルを含む
フョードル・シャリアビン(バス(*))
アレクサンドル・オグニフツェフ(バス(+))
ボリショイ劇場ヴァイオリン・アンサンブル(#) 他、様々な歌手、演奏者

MKM 259 ¥1550
プロコフィエフ(1891-1953):
カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」Op.78(*)
ピアノ協奏曲第3番ハ長調 Op.26(+)
エレーナ・オブラスツォワ(メゾソプラノ(*))
ロンドン交響楽団合唱団(*)
ロンドン交響楽団
クラウディオ・アバド(指揮(*))
セルゲイ・プロコフィエフ(ピアノ(+))
ピエロ・コッポラ(指揮(+))
録音:1979年6月(*)、1932年(+)、ロンドン、ADD
(*)はDEUTSCHE GRAMMOPHON盤と同一音源。

MKM 260 2枚組 ¥1780
マスネ(1842-1912):オペラ「マスネ」
プラシド・ドミンゴ(テノール:ウェルテル)
エレーナ・オブラスツォワ(メゾソプラノ:シャルロット)
フランツ・グルントヘーバー(バリトン:アルベール)
クルト・モル(バスバリトン:大法官)
アレハンドロ・バスケス(テノール:シュミット)
ラースロー・アンデルコ(バリトン:ヨハン)
ヴォルフガング・ファーター(テノール:ブリュールマン)
アーリーン・オジェー(ソプラノ:ソフィー)
ゲルトルート・フォン・オッテンタール(ソプラノ:ケートヒェン)
ケルン児童合唱団
ケルン放送交響楽団
リッカルド・シャイー(指揮)
録音:1979年
DEUTSCHE GRAMMOPHON盤と同一音源。

MKM 261 ¥1550
ワルツの調べ
ショパン(1810-1849):ワルツ嬰ハ短調 Op.64 No.2
ドミートリー・アレクセーエフ(ピアノ)
ヨハン・シュトラウス II(1825-1899):
美しく青きドナウ モスクワ放送交響楽団
ショパン:ワルツ ロ短調 Op.69 No.2 ドミートリー・アレクセーエフ(ピアノ)
チャイコフスキー(1840-1893):「眠れる森の美女」から ワルツ
モスクワ新フォルハーモニー管弦楽団 ウラディーミル・ポンキン(指揮)
ジャン・ロベール・プランケット(1864-1903):
オペレッタ「コルヌヴィーユの鐘」から
ロンド=ワルツ ユーリー・ヴェデネーエフ(バリトン)
グラズノフ(1865-1936):演奏会用ワルツ第1番(一部)
フィルハーモニア管弦楽団 エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
イリヤ・シャトロフ(1879-1952):満州の丘 ロシア国防省第一軍楽隊
ニコライ・リストフ:昔のワルツ ピョートル・レシチェンコ(歌)
ヨシフ・イヴァノヴィチ(1845-1902):
ドナウ川のさざ波 ロシア国防省第一軍楽隊
M・シシュキン/Y・ヤジコフ編曲:夜は明るく
ヴャチェスラフ・コブジェフ(バスバリトン)
ハチャトゥリアン(1903-1978):「仮面舞踏会」から ワルツ
新オペラ管弦楽団 エフゲニー・コロボフ(指揮)
アンドレイ・ペトロフ(1930-2006):映画「残酷な ロマンス」から ワルツ
シネマトグラフィ管弦楽団
メキシコ民謡/M・フェルケリマン、N・ラプコフスキー編曲:
シェリト・リンド
クラウディア・シュリジェンコ(歌)
ゲオルギー・スヴィリドフ(1915-1998):「吹雪」から ワルツ
ボリショイ交響楽団 ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮)
アンドレイ・ペトロフ:映画「O bednom gusare zamolvite slovo」から ワルツ
シネマトグラフィ管弦楽団
マルク・フラトキン(1914-1990)/E・ドルマトフスキー編曲:偶然のワルツ
レオニード・ウテソフ(歌)
エフゲニー・ドガ(1998-1999):映画「狩場の悲劇」から ワルツ
ワシーリー・ソロヴィヨフ=セドイ(1907-1979):
映画「Pervaja perchatka」から ワルツ
アンドレイ・ペトロフ:映画「自動車に気をつけろ」から ワルツ
シネマトグラフィ管弦楽団
M・モノ編曲:ばら色の人生 アッカー・ビルク(クラリネット)
フレデリック・ロウ(1904-1988):ミュージカル「マイ・フェア・レディ」から
踊り明かそう スヴェトラナ・ワルグゾワ(ソプラノ)

MKM 263 ¥1550
愛する女に
作曲者名不詳:
魅せられ魅せられて アナトーリー・モギレフスキー(歌)
人生には一度だけ出会いがある パーヴェル・ババコフ(バス)
さようなら、愛しい人 オーケストラ
アンヘル・ビジョルド(1681-1919)エル・チョクロ 
カテリーナ・ヴァレンテ(歌)
作曲者名未詳:Moya lyubimaya アレクサンドロフ・アンサンブル
イムレ・カールマーン(1882-1953):
オペレッタ「バヤデーレ」から ラジャミのアリア
ユーリー・ヴェデネーエフ(バリトン)
ニーノ・ロータ(1911-1979):映画「ゴッドファーザー」のテーマ
管弦楽団 M・カジュラーエフ(指揮)
ティホン・フレンニコフ(1913-2007):映画「軽騎兵のバラード」から
ジェルモンのロマンス タチアナ・シュミガ(ソプラノ)
アンドレイ・ペトロフ(1930-2006):映画「波止場への道」から 歌
キリル・ラヴロフ(歌)
ビクシオ(1896-1978):ジプシーのヴァイオリン ミーナ
ベルト・ケンプフェルト:夜のストレンジャー 
ベルト・ケンプフェルト・オーケストラ
ロシア民謡:生きる私の喜び アレクサンドロフ・アンサンブル
アンドレイ・ペトロフ(1930-2006):映画「職場恋愛」から 朝
シネマトグラフィ管弦楽団
ロシア民謡:外へ出よう パーヴェル・ババコフ(バス)
ゲオルギー・スヴィリドフ(1915-1998):「吹雪」から ロマンス
モスクワ放送交響楽団
イムレ・カールマーン:
オペレッタ「モンマルトルのすみれ」から カランボリーナ
タチアナ・シュミガ(ソプラノ)
フレデリック・ロウ(1904-1988):
ミュージカル「マイ・フェア・レディ」から
踊り明かそう スヴェトラナ・ワルグゾワ(ソプラノ)
ミシェル・ルグラン(1932-):映画「シェルブールの雨傘」のテーマ 
オーケストラ
ゲオルギー・スヴィリドフ:「友情」から 清く優しい瞳
アナトーリー・モギレフスキー(歌)
ロシア民謡:金色の丸屋根の町モスクワ アンサンブル・ペレブラヴァ
作曲者名不詳:映画「春の序曲」から おい、御者よ ディアナ・ダービン(歌)
フランシス・レイ(1932-):映画「男と女」のテーマ 
フランシス・レイ・アンサンブル

MKM 266 ¥1550
フォックストロット 1930-1940年代のダンス音楽
リオ・リタ/マンドリンを弾く少女/ラ・クカラチャ/(全26曲)
さまざまな演奏者

MKM 111 ¥1550
【未案内旧譜】
世界の映画音楽 1950-1960年代
「八十日間世界一周」(1956)、「雨に唄えば」(1952)、「銀盤のリズム」(1956)、
「荒野の七人」(1960)、「ガール!ガール!ガール!」(1952)、
「お熱いのがお好き」(1960)、「マイ・フェア・レディ」(1964)、
「8 1/2」、「サウンド・オブ・ミュージック」(1965)、他 から(全23曲)
オリジナル・サウンドトラックから

MKM 199 ¥1550
【未案内旧譜】
モーツァルト(1756-1791):
2台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K.365(316a)(*)
シューベルト(1797-1828):
大ロンド イ長調 Op.107 D.951
アンダンティーノと変奏曲 ロ短調 Op.84 No.1 D.823 No.2
エコセーズ(Op.18 D.145 から)/幻想曲ヘ短調 Op.103 D.940
エミール・ギレリス、エレーナ・ギレリス(ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
カール・ベーム(指揮)
録音:データ未詳
DEUTSCHE GRAMMOPHON盤と同一音源。

MKM 212 ¥1550
【未案内旧譜】
黒い馬 ジプシーの歌
黒い馬/ゴルブチク/ソスニツァ/ヴェシェサ/ナネ・ツォハ
ワイン・グラス/トルコ人/菊/さようなら、私のジプシー・キャンプ
ウグリュム川/ドゥイ・ドゥイ/書き付け/キシネフ/あなたは望まれた
オ=ディヴェス/カリーナ/ジプシー/ジプシーの馬蹄
リューボフ・デメテル(歌)

MKM 219 ¥1550
【未案内旧譜】
夜はない ジプシーの歌
黒い瞳/二輪のばら/君は19歳/なぜ悲しむ/秋の露/歌は流れる
まったくの他人の/愛の遊戯/ソコロフスキー合唱団/鶴
ユーゴスラヴィア人/夜はない/乞食女/ジェレム/マルジャンジャ
小川/長い道/毛むくじゃらのマルハナバチ/最後に私は言おう
/カイ・ヨンエ
リューボフ・デメテル(歌)

MKM 223 ¥1550
【未案内旧譜】
Sharrat ユダヤの音楽
Alter Rebe / Ejnkelokejnu / Ki lekah toj / Avas ojlom / Ribojno shel
ojlom
Sheibonebet amikdash / Hazn af shabes / Recej adojshem elokejnu
Lihtbenc / Moldavsky frejlechs / Frejlechs / Frejlecher shabes
Frajtik af der nacht / Scholem bajs / Lomir ale zingen a zemrl /
Arcaalinu
Ose shalom. Ereczavat halav. Inej matov. Am Israel haj. / Zur Israel
ミツヴァ(モスクワ・ユダヤ音楽アンサンブル)
録音:1993年

MKM 227 ¥1550
【未案内旧譜】
マスクを脱いだミスターX オペレッタ・アリア&二重唱曲集
ジャン・ロベール・プランケット(1864-1903):
オペレッタ「コルヌヴィーユの鐘」、
ミレッカー(1842-1899):オペレッタ「乞食学生」、
ドメニコ・モドゥーニョ(1828-1894):ミュージカル「ブラック・ドラゴン」、
カールマーン(1882-1953):オペレッタ「サーカスの女王」、「バヤデラ」、
ニコライ・ストレルニコフ(1888-1939):オペレッタ「召使い」、
パウル・アブラハム(1892-1960):オペレッタ「サヴォワの舞踏会」(*)、
スッペ(1819-1895):オペレッタ「ボッカチョ」(*)、
ヨハン・シュトラウス II(1825-1899):オペレッタ「ウィーン気質」(*)、
カールマーン:
オペレッタ「シルヴァ(チャールダーシュの女王)」(*/+)、
「伯爵家令嬢マリツァ」、
レハール(1870-1948):オペレッタ「微笑みの国」、
ルドルフ・フリムル(1879-1972):オペレッタ「ローズ・マリー」、
レハール:オペレッタ「メリー・ウィドー」(+)、「ルクセンブルク伯爵」(+)、
ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」、からのアリアと二重唱曲
ニコラス・ブロドスキー:ビー・マイ・ラヴ
ジョセフ・ラカジェ:アマポーラ
ホセ・パディリャ:バレンシア
グイード・マリア・フェリッリ:ある偉大なる愛
レハール:おお、私のマリー
ユーリー・ヴェデネーエフ(バリトン)
スヴェトラナ・ワルグゾワ(ソプラノ(*))
エレーナ・オブラスツォワ(メゾソプラノ(+))
管弦楽伴奏(記載なし)




<ACCP(AGRUPACION CORAL DE CAMARA DE PAMPLONA)>
パンプロナ室内合唱団の自主レーベル。価格が高いのでご注意ください。

ACCP 01 ¥2850
ウルバン・デ・バルガス(1606-1656):
魂との結婚 礼拝の音楽とビリャンシコ集
最も荘厳なる祝典に(聖体の秘蹟のビリャンシコ、「ガリシア風」、6声)
第2旋法のミサ(8声とオルガンのための)から キリエ,グローリア
魂との結婚(聖体の秘蹟のビリャンシコ、4声)
第2旋法のミサ から クレド
今日、第二のアハスエルスが(聖体の秘蹟のビリャンシコ、4声)
彼が着ていたもの(聖体の秘蹟のビリャンシコ、4声;器楽)
第2旋法のミサ から サンクトゥス
私たちを助けたまえ、神よ(エレヴァツィーネ;
灰の水曜日のためのモテット、12声と器楽、通奏低音のための)
第2旋法のミサ から ベネディクトゥス(グレゴリオ聖歌)-オザンナ
第2旋法のミサ から アニュス・デイ
勇敢万歳(クリスマスのビリャンシコ、4声)
ノヴァ・ルクス・アンサンブル
イベッテ・ゴンサレス、アベナウアラ・グラッフィニャ、
ロシオ・デ・フルトス(ソプラノ)
ベアトリス・アギレ(メゾソプラノ) セルジ・モレノ=ラサリャ(男性アルト)
ホルヘ・フアン・モラタ、ビクトル・ソルド(テノール)
ショセ・アントニオ・ホヨス、エリエル・ムニョス(バス)
リュイス・コイ(コルネット[ツィンク]) ジュアキン・ゲラ(チリミア)
シャビエ・バネガス(サックバット) マリア・クリソル(ファゴット)
マヌエル・ビラス(ハープ) アルフォンソ・セバスティアン(オルガン)
ジュゼプ・カブレ(指揮)
録音:2010年5月27-29日、オルコイエン(スペイン、ナバラ州)、聖ミゲル教会
ウルバン・デ・バルガスはスペイン、ナバラのファルセスに生まれ、
ウエスカ、パンプロナ、ダロカ、カタラユ、サラゴサ、ブルゴス、バレンシア
の教会で楽長を務めた作曲家。17世紀前半のスペインを代表する作曲家の一人。
ジュゼプ・カブレのバルガスの録音は、カピリャ・ペニャフロリダとミニスト
リレス・デ・マルシアを指揮したNBレーベル盤(NB 010)に続いてこれが2枚目
です。ノヴァ・ルクス・アンサンブルはパンプロナ室内合唱団を母体として
2006年に創設されました。




<ARA MALIKIAN & FERNANDO EGOZCUE>
ヴァイオリニストのアラ・マリキアンとギタリストのフェルナンド・エゴスク
エが立ち上げた自主レーベル。価格が高いのでご注意ください。

AMFE 3621127526 ¥2850
瞳を閉じて
フェルナンド・エゴスクエ:
Saudade / Americalatida / Chau / Cuidado con el perro
California / El boteyazo / Ser dos / Cruces / Vuelve
Rumba / No te pido nada mas / Enredadera
アラ・マリキアン&フェルナンド・エゴスクエ・クインテット
アラ・マリキアン(ヴァイオリン) フェルナンド・エゴスクエ(ギター)
ミゲル・ロドリガニェス(ダブルベース) モイセス・P・サンチェス(ピアノ)
マルティン・ブルーン(パーカッション)
録音:2010年12月
スペインで活躍するアルメニア系ヴァイオリニスト、アラ・マリキアンとアル
ゼンチンのギタリスト、フェルナンド・エゴスクエ。ともにジャンルを超えた
二人が意気投合して完成させたジャズ・アルバム。
規格番号冒頭の「AMFE」は管理のために弊社が付けたものです。本体・外装に
は「3621127526」のみ表示されております。





<BASSUS EDICIONES>
BEM 005 ¥2580
スペイン・ロマン派のクラリネット音楽 Vol.3
クラリネットとピアノのための19世紀の作品集
フランシスコ・ゴメス(1866-1938):オウム、奇想曲(1897)
イラリオン・エスラバ(1807-1878):
アンダンテとボレロ(1858)/アレグレット(1864)
ヘスス・デ・モナステリオ(1836-1903):メロディ(1861)/マズルカ(1861)
エンリケ・カルビスト(?-1897):幻想曲(1880頃)/奇想曲(1880頃)
エンリケ・フィシェル(1821-1883?):序奏とポロネーズ(1857)
カミロ・ペレス(1852-1917):8つの練習曲(1898)
ペドロ・ルビオ(クラリネット)
アナ・ベナビデス(ピアノ)
録音:2010年11月21-22日、ヘタフェ(スペイン)、アウディトリオ





<FUNDACION MUSICA ABIERTA>
ARD 130 ¥2380
小さな馬たち 子守歌集
レーガー(1873-1916):マリアの子守歌
イルゼ・ウェーバー(1903-1944):そして雨が降る
ショパン(1810-1849)/ポーリーヌ・ヴィアルド(1821-1910):子守歌
メンデルスゾーン(1809-1847):ゆりかごのそばで
アントニ・パレラ=フォンス(1943-):黒い花の子守歌
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):悪い子の子守歌
リスト(1811-1886):子守歌
コープランド(1900-1990):小さな馬たち
アンリ・ソーゲ(1901-1989):クレオールの子守歌
シルベストレ・レブエルタス(1899-1940):子守歌
シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):黒人の子のための子守歌
R・シュトラウス(1864-1949):子守歌
ジュゼプ・スレ[ソレル](1935-):子守歌
フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936):セビリャの子守歌
フォーレ(1845-1924):子守歌
マヌエル・カスティリョ(1927-2005):子守歌
ポール・ボウルズ(1910-1999):眠りの歌
ムソルグスキー(1839-1881):子守歌
チャイコフスキー(1840-1893):子守歌
イルゼ・ウェーバー:子守歌
アナ・ヘスラー(メゾソプラノ)
エンリケ・ベルナルド・デ・キロス(ピアノ)
録音:2010年10月23-24、11月1、7日、
ボアディリャ・デル・モンテ(スペイン)、
エル・ハルディン・デ・ベラグア(スタジオ)
アナ・ヘスラーはキューバのハバナに生まれたスイスのメゾソプラノ。
テレサ・ベルガンサに師事した彼女は師の後継者と目されています。




<PICAP>
PICAP 911019 ¥2080
エドゥアルド・フォンボナ:温室の響き
El mon en calma / La fada cega / La noia d'Alacant
Preludi de blauverd / Aneris i l'irlandes / Antic berceuse
Deserts orientals
エドゥアルド・フォンボナ(ピアノ)
録音:2010年11月18日、12月23日、リャロナ(スペイン)、
スタジオ・アルベルト・ムラレダ

PICAP 900099-03 ¥2080
【未案内旧譜】
ピアノとコブラのための音楽
ガーシュウィン(1898-1937)/ベルナト・カスティリェジョ編曲:
ラプソディ・イン・ブルー
マヌエル・カンプ(1947-):勇気(フランセスク・スレ・マスに;1990)
アルベルト・ギノヴァルト(1962-):
ピアノとコプラのための協奏曲(「海と空」の主題による;1996)
ジュアン・リュイス・ムラレダ(1943-):リバス=ロジャスへの夜想曲(1996)
マヌエル・オルトラ(1922-):ピアノとコプラのための狂詩曲(1952)
アルベルト・ギノヴァルト(ピアノ)
コブラ・メディタラニア
ジャズス・バントゥラ(指揮)
録音:1996年、サン・クガト(スペイン)、文化センター、
テアトロ・アウディトリ
コブラはカタルーニャの民族舞踊「サルダナ」を伴奏する独特のバンド編成。





<TEMPUS>
TMP 1001 ¥2080
サルヴェ・レジナ 
ラバッサ、フエンテス:教会音楽集
ペレ(ペドロ)・ラバッサ(1683-1767):
大いなるわが神[Inmenso Dios mio](聖体の秘蹟のカンタータ)
不詳:ピストレトとカデナの踊り
パスクアル・フエンテス(1721-1768):
聖土曜日の第2哀歌 から 何ゆえ、黄金は光を失い
ペドロ・ラバッサ:
生きているキリストの墓を[Sepulchrum Christi](過越の生贄の賛歌)
礼拝堂楽長(キリストの生誕のビリャンシコ)/ソナタ(Op.1)
サルヴェ・レジナ
アルモニア・デル・パルナス
マリビ・ブラスコ、カルメン・ボテリャ(ソプラノ)
シルビア・モディノ、セルヒオ・ヒル(ヴァイオリン)
ダビド・アンティク(リコーダー) オビディオ・ヒメネス(ファゴット)
ホセチュ・オブレゴン(チェロ) マヌエル・ビラス(ダブルハープ)
マリアン・ロサ(チェンバロ、オルガン)
マリアン・ロサ・モンタグト(指揮)
録音:2010年8月10-12日、ラバル・ダ・ジャズス(スペイン、タラゴナ、
トゥルトザ)、
聖タレザ修道院
ラバッサはバルセロナに生まれ、フランセスク・バリュスに師事、ビク、バレ
ンシア、セビリャの大聖堂楽長を務めた作曲家・音楽学者。パスクアル・フエ
ンテスはバレンシアに生まれの作曲家・歌手。楽長職には就きませんでしたが、
残された作品からそれに匹敵する才能の持ち主だったことがうかがえます。
アルモニア・デル・パルナスはバレンシアに本拠を置く古楽アンサンブル。
彼らはラバッサの「聖金曜日の第2の哀歌」と「死者のためのミサ(レクィエ
ム)」も録音しています(La Ma de Guido, LMG 2076)。全曲世界初録音と表示
されています。




<WARNER MUSIC SPAIN>
5144220412 ¥2700
【未案内旧譜】
ミーティング・ウィズ・ア・フレンド 弦楽のための音楽
ゲオルクス・ペレツィス(1947-):ミーティング・ウィズ・ア・フレンド
カール・ジェンキンズ(1944-):パラディオ(弦楽のための合奏協奏曲)
シベリウス(1865-1957):ヴァイオリンと弦楽合奏のための組曲 Op.117
マリヤン・モゼティク(1948-):幻想曲…失われた言語による(*/#)
ホルヘ・グルンドマン(1961-):
感情的協奏曲(ヴァイオリン、チェロと弦楽合奏のための)(+/#)
アラ・マリキアン(ヴァイオリン)
ウェン・シャオツェン(ヴィオラ(*))
ホセ・アンヘル・ベレス(ヴィオラ(+))
ドラゴス・バラン(チェロ(#))
ノン・プロフィット・ミュージック室内管弦楽団
録音:2007年4月2-4日、グアダラマ(スペイン)、
フライ・ルイス・デ・レオン総合文化館
2007年4月19、30日、5月1-2日、ラス・ロサス(スペイン)、
セザンヌ・プロダクション・スタジオ
ペレツィスはラトヴィア、ジェンキンズは英国ウェールズ、モゼティクはカナ
ダ、グルンドマンはスペインの作曲家。

5144255012 ¥2700
【未案内旧譜】
室内楽の発見(Vol.1) クラリネット、チェロとピアノのための音楽
ローベルト・カーン(1865-1951):三重奏曲ト短調 Op.45(1906)
ジョナサン・S・フェブランド(1960-):イギリス組曲(2007)
ロドニー・ニュートン(1945-):組曲「海の世界」(1994)
ホルヘ・グルンドマン(1961-):アダージョ(2005)
デイヴィッド・ジョンストーン(1959-):幻想曲と舞曲(1997)
B3クラシック三重奏団
ホアン・ボラス(クラリネット) デイヴィッド・ジョンストーン(チェロ)
ホアンホ・アルビニャナ(ピアノ)
録音:2007年7月24-25、29日、ラス・ロサス(スペイン)、
セザンヌ・プロダクション・スタジオ
カーンはドイツ、他は英国の作曲家。B3クラシック三重奏団はスペイン・バレ
ンシア出身のボラス、アルビニャナと英国出身のジョンストーンにより1992年
に結成。

5144282525 ¥2700
【未案内旧譜】
室内楽の発見(Vol.2) クラリネット、チェロとピアノのための音楽
アダルベルト・ギロヴェッツ(1763-1850):協奏的大三重奏曲 Op.43
エミール・ハートマン(1836-1898):セレナード Op.24
パウル・ユオン(1872-1940):3つの小品 Op.18 & 24
ローベルト・カーン(1865-1951):セレナード Op.73
ギロヴェッツはボヘミア出身(ウィーンで活躍)、ハートマンはデンマーク、
ユオンはスイス系ロシア(ドイツで活躍)の作曲家。




<LA MA DE GUIDO>
LMG 2102 ¥2080
ジュゼプ・マルティ・イ・クリスティア(1884-1918):ピアノ作品集
青春の思い出/シルエット/3つの前奏曲
あなたが私と海に来たら/中庭で/パンプロナ
ダニエル・ブランク(ピアノ)
録音:2010年10月11-13日、サンタ・クロマ・ダ・グラマネト(スペイン)、
ラウディトリ・カン・ロチ・イ・トゥレス
ジュゼプ・マルティ・イ・クリスティアはグラナドスにピアノを、フェリプ・
ペドレイ(1841-1922)に和声学と作曲を師事したスペイン・カタルーニャの作曲
家・音楽理論家。短い生涯のうちに数多くの楽曲を書き、和声や楽器法の理論書
を著し、また1911年に音楽アカデミーを創設し1914年まで自ら教壇に立ちました。

LMG 2103 ¥2080
親密 スペインと中南米のギター音楽
ミゲル・リョベト(1878-1938):
泥棒の歌/哀歌/アメリアの遺言/先生/糸紡ぎの女/ロマンス
セベリナのマズルカ
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌
ビセンテ・アセンシオ(1908-1979):
前奏曲(バレンシア組曲 から)/静けさ/穏やかさ
マヌエル・ポンセ(1882-1948):小さな星
アグスティン・バリオス(1885-1944):神の愛の施し
レオ・ブローウェル(1939-):
アン・アイディア(エリのためのパッサカリア)/子守歌/魔法の瞳
ホルヘ・カルドソ(1949-):ミロンガ
エカテリーナ・ザイツェワ(ギター)
録音:2010年12月11-12日、サバデイ(スペイン)、スタジオ・アルス・ハルモニカ
エカテリーナ・ザイツェワはジュネーヴ生まれ、バルセロナ在住のロシア系ギタ
リスト。モスクワで5歳からピアノ、6歳からギターを学び、モスクワ音楽院でナ
タリア・イワノワ=クラムスカヤに師事し最高栄誉賞を授与され卒業、さらに2002
年から2006年までバルセロナのカタルーニャ高等音楽学校でアレックス・ガロベ
とローラ・ヤングに師事しました。

LMG 2104 ¥2080
ストラヴィンスキー、バルトーク、ミヨー、シュタール:
ヴァイオリン、クラリネットとピアノのための作品集
ストラヴィンスキー(1882-1971):兵士の物語(組曲)
バルトーク(1881-1945):コントラスツ Sz.111
ミヨー(1892-1974):組曲 Op.157b
ルネ・シュタール(1951-):ストラクチャーズ第5番 Op.7 No.5
パルミナ・トリオ
北門郁子(ヴァイオリン) ベアトリス・ロペス(クラリネット)
服部慶子(ピアノ)
録音:2010年2月、エル・ベンドレイ(スペイン)、ラウディトリ・パウ・カザルス
ブックレットに日本語解説が記載されています。以下転載。
パルミナ・トリオは2004年オーストリア国立ザルツブルグ・モーツァルテウム音
楽大学にて北門郁子(ヴァイオリン)、ベアトリス・ロペス(クラリネット)、服部
慶子(ピアノ)によって結成された、女性3人によるピアノトリオ。これまでにアロ
イス・ブランドホーファー、ベンヤミン・シュミット、コルデリア・ヘーファー
らの各氏に薫陶を受ける。第7回ヴィナロス国際室内楽コンクール(スペイン)に
て優勝、第5回マルコ・フィオリンド国際音楽コンクール(イタリア)室内楽部門に
て審査員満場一致で優勝、第12回カルロ・ソリヴァ国際室内楽コンクール(イタリ
ア)にて第3位、第5回ラス・コルツ国際音楽コンクール(スペイン)にて審査員満場
一致で優勝など、数多くの受賞歴を持つ。
2004年ザルツブルグでのデビューを皮切りにこれまでヨーロッパ各地でリサイタ
ルを重ね、モンセラート国際室内楽音楽祭、サンタ・クリスティーナ・ダロ国際
室内楽音楽祭(スペイン)など著名な音楽祭に出演。スペイン演奏家協会および青
少年国際音楽協会の招聘によりスペイン国内で行なったコンサートツアーは大き
な反響を呼び、コンサートの模様は新聞や雑誌で取り上げられたほか、スペイン
国営放送局、カタルーニャ国営ラジオ局などでも放送された。
日本国内では2007年横浜、名古屋、京都、高松などでデビューリサイタルを行い、
その後も定期的に各地のコンサートシリーズなどに出演を重ね、稀有な楽器編成
から生み出される多彩で意欲的なプログラミングに各方面から高い評価を得てい
る。また現代音楽の魅力を広く伝えるため、日本国内はもとよりオーストリアや
スペインの教育機関にてレクチャーコンサートを行なうなど、アウトリーチ活動
も積極的に行なっている。弦楽器・管楽器・鍵盤楽器という、それぞれに大きな
特色を持った楽器編成を生かして、響きのコントラストや調和を自在に生み出す
トリオとして、今後の活躍に大きな注目が集まっている。




<ARS HARMONICA>
AH 219 ¥2080
ジュゼプ・リュイス・グスマン・アンティク(1954-):
海、波と石(2007)/羊飼い娘(2004)/彼らは一緒に飛ぶ(*)
フランセスク・アリオへのオマージュ - un air -(2009)(*)
白ぶどうの蔓(2001)(*)/レコードと足跡(2008)(*)
5つの肖像(2000-2004)/前奏曲第5番(1999)
ある別れの歌のための(2008)
サンティ・リウ(ピアノ)
マリオナ・B、マグダ・G・クレスピ(朗読(*))
録音:2009年10月27日、ベンドレイ(スペイン)、ラウディトリ・パウ・カザルス

AH 220 ¥2080
スペインのピアノ音楽
ソレル(1729-1783):ソナタ ニ長調/ソナタ ニ短調/ソナタ ニ短調
マテオ・アルベニス(1755-1831):ソナタ ニ長調
イサーク・アルベニス(1860-1909):
アンダルサ/コルドバ/エル・プエルト/エル・アルバイシン
ファリャ(1876-1946):バレエ「三角帽子」より 粉屋の踊り
トゥリナ(1882-1949):セギリャ
ロドリーゴ(1901-1999):悪魔のセギディーリャ
ホアキン・ラレグラ(1865-1945):ナヴァラ万歳
民謡:エル・ビト
マリナ・ルドリゲス・ブリア(ピアノ)
録音:データ未詳
マリナ・ルドリゲス・ブリアはバルセロナ高等音楽院で学んだピアニスト。ジュ
アン・ジュゼプ・グティエレスとのデュオによる「ロマンティック舞曲集」(AH
020)はかつて当レーベルのベストセラーでしたが、残念なことに長らく入手不能
となっています。

AH 221 ¥2080
エドゥアルド・フォンボナ:La Nit dels Origens
Blauverd / La nit m'emporta / Digonal 463 / Cumulonimbus
Espai I / Origens / Amazones / Babel de les arts
エドゥアルド・フォンボナ(ピアノ)
録音:データ記載なし
アルバム・タイトル(カタルーニャ語)の直訳は「起源の夜」。




<MUSIEPOCA>
MEPCD 003 ¥2080
黒い眉
エフレン・ロペス:Mavra froudia
ステリオス・ペトラキス:Uc telli
エフレン・ロペス:Hortus deliciarum
ステリオス・ペトラキス:Sybtitos
エフレン・ロペス:A.A.A.A.A.A.A.
エフレン・ロペス/ビヤン・チェミラニ:El nuavoli d'Ort
ステリオス・ペトラキス:Saros
ギリシャ、カルパトス島伝承:Pano Horos
ステリオス・ペトラキス(クレタ式リュート、クレタ式リラ)
エフレン・ロペス(リュート、バス・リュート、ブルガリ、
フレットレス・ギター、コプーズ、ハーディガーディ、ダヴル、ラバブ、
サントゥール、タール・アゼリ)
ビヤン・チェミラニ(ザルブ、ダフ、ベンディール、ガタム、カンジーラ)
録音:2010年9月、モフロス(ギリシャ、クレタ島)、スタジオ
クレタ島のリラとリュートの演奏家・製作家としてその新世代を代表するステ
リオス・ペトラキス、バレンシアのマルチ器楽奏者で数々の古楽演奏団体に参
加しているエフレン・ロペス、ペルシャのザルブの偉大なる伝統を継ぐパーカ
ッショニストであるビヤン・チェミラニによる注目のコラボレーション。

MEPCD 004 ¥2080
ジュゼプ・ミル・イ・リュサ(1700頃-1764):
ミサ ニ長調(8声;独唱、合唱と管弦楽のための;1760)
スターバト・マーテル ト短調(二重合唱と通奏低音のための;1756)
なにゆえ黄金は光を失い
(聖土曜日の第2の哀歌;テノールと管弦楽のための;1753)(*)
ほめたたえよ、エルサレムよ イ短調(二重合唱と管弦楽のための詩篇)
リュイス・ビラマジョ(テノール(*))
ラ・シャントリア(合唱)
ペレ・リュイス・ビオスカ(合唱指揮)
ベスプレス・ダルナディ
ダニ・エスパザ(指揮)
録音:2010年11月28-30日、12月1-2日、2011年1月26日、
ビラフランカ・デル・ペネデス(スペイン)、市立音楽堂
ジュゼプ・ミル・イ・リュサ(生年・生地の詳細は不明)はカタルーニャに生ま
れ、セゴビア大聖堂、バリャドリド大聖堂、マドリードの王立エンカルナシオ
ン修道院の楽長を歴任したスペインの作曲家。世界初録音等の表示はありませ
んが、彼一人を取り上げたCDはかつてなかったと思われます。ラ・シャントリ
アは2008年にデビューしたカタルーニャの声楽アンサンブル。

MEPCD 001 ¥2080
【旧譜・再案内】
シャルル・デマジュール(1670-1736):
4声のサンフォニー集(1702)から
組曲第1番ホ短調
組曲第3番ハ長調・ハ短調
ベスプレス・ダルナディ
ダニ・エスパザ(指揮)
録音:2008年2月
バルセロナの古楽系コンサート・エージェント、ムジエポカが所属アーティス
トのために創設したレーベル「MUSIEPOCA」からのCDリリース第1弾。
シャルル・デマジュールはマルセイユ大聖堂のオルガニストを務めた作曲家。
「4声のサンフォニー集」は1701年、スペイン国王フェリペ5世に嫁ぐためトリ
ノからバルセロナへ向かう途上マルセイユに滞在したサヴォイア家のマリア・
ルイーザをもてなすために演奏され、翌年彼女への献呈作品として出版されま
した。序曲の後に性格的小品が続く、調性の異なる7つの組曲で構成されていま
す。ベスプレス・ダルナディは2005年、カタルーニャ高等音楽学校古楽科の卒
業生たちを中心に創設されたピリオド楽器アンサンブル。

MEPCD 002 ¥2080
【旧譜・再案内】
カタルーニャ人の手に 15-16世紀スペインとイタリアの歌集から
不詳:Tema del canon; Undecim apostoli secuti sunt Petrum /
Gentil Caballero
ハインリヒ・イザーク(1450/1455頃-1517):La Morra
マテオ・フレチャ(1481?-1553?):Que farem del pobre Joan!
バルトメウ・カルセレス(活躍:16世紀中盤):Soleta so yo aci
フアン・セパ(?-1576):Soleta! Verge estich
不詳(16世紀):Rey a quien Reyes
不詳(15世紀):No soy yo quien veis venir
マテオ・フレチャ:Bella, de vos som amoros
ニコラ・ゴンベール(1495頃-1560頃):Dezidle al Caballero
フアン・イリャリオ(15世紀):O admirable comercium
ハインリヒ・イザーク:Mater patris, nacti nata
フアン・ポンセ(1476頃-1520以後):Como esta sola mi vida
フアン・デル・エンシナ(1468-1529/1530):Ya sol desposado
ディエゴ・フェルナンデス(?-1551):De ser mal casada
ガブリエル・メナ(?-1528):De la dulce mi enemiga
コンスタンツォ・ダ・フェスタ(1485/1490-1545):
Vigesima dels 157 contrapunti
不詳(16世紀):Per la absecncia
不詳:Paxarico que vas a la fuente
ペレ・オリオラ(活躍:1440-1484):O vos homines qui transite in pena
不詳(15世紀):
La vida de Culin / Hor amore Guillemin / Zappay / La Spagna
ペレ・デ・パストラナ(1490頃-1558以後):Ay, dime senora
フアン・デル・エンシナ:Pues que tu, Reyna del cielo
ペレ・エスコバル(1465頃-1535以後):Las mis penas madre
ロペ・デ・バエナ(活躍:1476-1560頃):Amor pues tu nos das plazer
ガブリエル・メナ:A la caca sus caca / A sombra d emis cabellos
ジョスカン・デプレ(1440頃-1521):Recordans de my, segnora
ペレ・デ・パストラナ:Llenos de lagrimas tristes
ロペ・デ・バエナ:Virgen Reyna gloriosa
マテオ・フレチャ:Gloria... pues nacio
不詳:Canon...Undecim apostoli secuti sunt Petrum
ラ・カラヴァッジャ
リュイス・コイ(コルネット[ツィンク]、ディレクター)
アルナウ・ロドン(コルネット[ツィンク]、リコーダー)
ティアム・ゴウダルジ(リコーダー、シャリュモー)
ジョルディ・ジメネス・プチ(サックバット)
フランセスク・シャビエ・バネガス
(サックバット、ディアフォニック・ヴォイス)
ジュアキム・ゲラ(シャリュモー、Baixonet alto、Baixo baix、リコーダー)
マルク・クロス(タンボル、タンボレリョ、リク、パンデレタ)
ダニ・エスパザ(ハーディ=ガーディ)
録音:2010年1月18-22日、ムルトラ・デ・バダロナ(スペイン)、
聖ジェロニ教会
アルバム・タイトルは、スペインのバレンシア出身であるアルフォンソ・ボル
ジア(1378-1458)がローマ教皇カリストゥス3世として即位した際、カタルー
ニャ人が「教会がカタルーニャ人の手に!」と歓喜したことから。収録曲は
15世紀後半から16世紀中盤にかけてスペイン、イタリアで編纂された歌集(バ
ルセロナ歌集、王宮の歌集、モンテカッシーノ歌集、ガンディア歌集、ウプサ
ラ歌集、他)から選ばれたもので、当時から管楽アンサンブルでも頻繁に演奏
されていました。
ラ・カラヴァッジャは2004年にリュイス・コイ(1977年、カタルーニャのマン
レザ生まれ)によって創設されたピリオド管楽器アンサンブル。名称はイタリ
アの画家カラヴァッジョ(1571-1610)から霊感を得てタルクイニオ・メールラ
(1595-1665)が書いた器楽曲「ラ・カラヴァッジャ」に由来しています。Baixo
baix はファゴットの前身楽器、Baixonet altoはその小型の楽器と思われます。




<COLUMNA MUSICA>
1CM 0250 ¥2080
ブラームス(1833-1897):
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ ニ長調 Op.78(原曲:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調)
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
フェルナンド・アリアス(チェロ)
ルイス・デル・バリェ(ピアノ)
録音:2010年10月29-31日、12月15-17日、マラガ(スペイン)、
マリア・クリスティナ・ホール
「Una Vida」(命、人生)というタイトルが付けられたアルバム。フェルナンド
・アリアスは1987年マドリードに生まれ、アンヘル・ルイス・キンタナ(アラ
ゴン高等音楽院)、ナタリア・シャホフスカおよびミハウ・ドモホフスキ(ソ
フィア王妃音楽大学)、イェンス・ペーター・マインツ(ベルリン芸術大学)ら
に師事したスペインのチェリスト。ルイス・デル・バリェは1983年マラガに
生まれ、ユハニ・ラーゲルスペッツ(ヘルシンキ・シベリウス・アカデミー)、
ドミートリー・バシキーロフおよびクラウディオ・マルティネス=メーナー(ソ
フィア王妃音楽大学)、ラルフ・ゴトーニおよびエルダル・ネボルシン(マドリ
ード国際室内楽学校)らに師事したスペインのピアニスト。

1CM 0261 ¥2080
ヘスス・ロドリゲス・ピコ(1953-):
クラリネット協奏曲第1番(1989)
クラリネット協奏曲第2番(1900)
クラリネットと弦楽のための小協奏曲(2004)
ホセプ・フステル(クラリネット)
バルセロナ交響楽団
マネル・バルディビエゾ(指揮)
録音:2010年10月6-7日、バルセロナ、ラウディトリ、パウ・カザルス・ホール
ヘスス・ロドリゲス・ピコはバルセロナ生まれの作曲家。かつてはクラリネッ
ト奏者でもあったのですが、ホセプ・フステルの演奏に接し、自分は作曲に専
念すべきと悟ったとのことです。第2番と小協奏曲はフステルへの献呈作品。




<DIES>
DIES 201020 ¥2080
輝きに満ちて スペイン歌曲集
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):3つのアラゴンの水彩画(**)
〔ブランカ広場/ゆりの花に降り注ぐ雨/青と石〕
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):私はロバを一頭持っている
ヘスス・グリディ(1886-1964):漕げ、漕げ
フェデリコ・モンポウ(1893-1987):魂の歌(*/++)
パブロ・ソロサバル(1897-1988):バスクの地よ(++)
ガリシア民謡/M・グロバ編曲:あんたの雄鶏が
エンリケ・ファブレス(1926-):セビリャのボレロ(+)
シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):5つの黒人の歌 から
ハバナの小唄(#/**)/黒人の子守歌(**)/黒人の歌
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):
カンタータ「アトランティダ」から 海のサルベ(++)
フアン・アルフォンソ・ガルシア(1935-):
黄色〔輝きに満ちて/灯のともる夕べ〕
ヘスス・グリディ:マドリガル
民謡:川岸で
ヘロニモ・ヒメネス(1854-1923):
サルスエラ「ラ・テンプラニカ」から サパテアド(#/++)
エリサ・ベルモンテ(ソプラノ(*))
アナベル・アルダルル(メゾソプラノ(+))
イサベル・エヘア(メゾソプラノ(#))
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
レアル・カピリャ・エスクリアレンセ
アルベルト・パドロン(ピアノ(**))
エクトル・エリエル・マルケス(ピアノ(++))
ハビエル・マルティネス・カルメナ(指揮)
録音:2007、2008、2009年、エルエスコリアル修道院(スペイン)、
講堂・会計人室

DIES 201122 ¥2080
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):おお、大いなる神秘
おお、大いなる神秘[O magnum mysterium]
ミサ「おお、大いなる神秘」[Missa O magnum mysterium]
見よ、主が来る[Ecce Dominus veniet]
おお、天の元后[O Regem caeli]
誰を見たのか、羊飼いたちよ[Quem vidistis pastores]
博士たちは星を見て[Magi viderunt stellam]
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
ハビエル・マルティネス・カルメナ(指揮)
録音:データ未詳

DIES 201123 4枚組 ¥3650
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):聖週間の聖務日課(1585)
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
レアル・カピリャ・エスクリアレンセ
ハビエル・マルティネス・カルメナ(指揮)
録音:データ未詳





<KLASSIC CAT>
KC 0902 ¥2080
ジュアン・クメリャス(1913-2000):海外領土の歌 歌曲&ピアノ曲集
海外領土の歌 第1巻(*)/オマージュ組曲
アントニオ・マチャドの詩への歌のオマージュ(*)
ピアノのための10のバラード Op.12/カタルーニャ語の3つの歌(*)
5つのピアノ小品 Op.19 から 悲歌,風景
海外領土の歌 第2巻(*)/古い詩集 から 3つの歌(*)/聖なる言葉(*)
イネス・ムラレダ(メゾソプラノ(*))
マック・マクルーア(ピアノ)
ジュアン・クメリャスはカタルーニャ(スペイン)の民族主義的作曲家。ピアニス
トのマック・マクルーアはこのレーベルのアーティスティック・ディレクター。

KC 1005 ¥2080
アルベニスのフレンチ・コネクション 歌曲集
アルベニス(1860-1909):それは愛/たそがれ/悲しみ/バルベリーヌの歌
ラヴェル(1875-1937):博物誌
くじゃく/こおろぎ/白鳥/かわせみ/ほろほろ鳥
ドビュッシー(1862-1918):抒情的散文 夢に/砂浜に/花に/夕べに
アルベニス:4つの歌
あなたの苦しみを見ると/見出された楽園/避難/愛、不法の極み
フォーレ(1845-1924):夕べ/消え去らぬ香り/アルペッジョ
ファリャ(1876-1946):3つの歌 鳩/中国風/セギディリャ
マリサ・マルティンス(ソプラノ)
マック・マクルーア(ピアノ)
アルベニスと彼がパリ滞在中に交友した作曲家たちの歌曲集。

KC 1007 ¥2080
エルネスト・ブラス(1928-):
歌曲集「夕べの光」
歌曲集「聖なる指輪」
マリサ・マルティンス(ソプラノ)
フェドラ・ブラス(フルート)
マック・マクルーア(ピアノ)
1928年バルセロナに生まれたエルネスト・ブラスは1980年代に彫刻家として、
1990年代に作曲家としてデビューしたという異色のアーティスト。

KC 1010 ¥2080
パブロ・カザルス(1876-1973):室内楽作品集
弦楽四重奏曲ホ短調(*)
ヴァイオリン・ソナタ(+)
アラルト弦楽四重奏団(*)
ジュゼプ・クロメ(ヴァイオリン(+))
カティア・ミッチェル(ピアノ(+))
(*)世界初録音とのことです。

KC 1011 ¥2080
パブロ・カザルス(1876-1973):ピアノ曲&歌曲集
[ピアノ曲](*)
慣れ親しんだページ/瞬間的/4つの歌詞のないロマンス
3つの有機的前奏曲
[歌曲](+)
海に向かって/祖母の歌/いたずら好きな天使/白ゆり
あなたが見つからない(カタルーニャの歌 第3曲)
鏡の中に/人生は何と短いことか/象の歌/3つの愛の詩
あなたの愛するかわいい花々
マック・マクルーア(ピアノ(*))
ロザ・マテウ(ソプラノ)
マルコ・エヴァンジェリスティ
全曲世界初録音とのことです。

KC 1003 ¥2080
【旧譜・再案内】
ジュアン・クメリャス(1913-2000):パリのソナタ
パリのソナタ集第1巻(1952-1955)
パリのソナタ集第2巻(4曲;1952-1955)
歌曲集(6曲)(*)
風の旅人になれたら/修道院の桜の木/すみれの花束はいかが
歌/歌/朝に私は目覚めた
カタルーニャ抒情詩集 Op.14(1951-1954)(*)
海賊の歌/王と王妃は散歩に出かけた/角出せ、かたつむり
あなたは通れない/ナイチンゲール/子守りの少女の歌
パン一本がいくらになるか/粘土製の天蓋/町の日没
アレニス・デ・マルの黒人の男
イネス・ムラレダ(メゾソプラノ(*))
マック・マクルーア(ピアノ)
カタルーニャの民族主義的作曲家ジュアン・クメリャスのピアノ曲とピアノ伴奏
歌曲。ピアニストのマック・マクルーアはこのレーベルのアーティスティック・
ディレクターでもあります。

KC 1004 ¥2080
【旧譜・再案内】
ジュアキム・カサド(1867-1926):一粒の涙に…
一粒の涙のために(*)/ゼルカ・タンゴ/音楽の小箱(*)
ゾライダ(オリエントの歌)(*)/いつでも
鳥たちの春への別れ(カタルーニャのアルボラダ[朝の歌]
月々の歌(全12曲)(*)/ガヴォット/一粒の涙に
マルタ・マテウ(ソプラノ(*))
マック・マクルーア(ピアノ)
名チェリスト、ガスパル・カサド(1897-1966)の父で、同い年のグラナドス
(1867-1916)の親友でもあった作曲家ジュアキム・カサドのピアノ曲とピアノ伴
奏歌曲。




<VERSO>
VRS 2101 ¥2080
マリア・デ・アルベアル(1960-):
平衡(2台のピアノ、フルート、打楽器と室内管弦楽のための;2010)
フアン・カルロス・ガルバヨ、イサベル・ペレス=レケイホ(ピアノ)
アトリエ・ゴンバウ
カルロス・クエスタ(指揮)
録音:2010年6月14日、マドリード、国立ソフィア王妃芸術センター美術館、
ホール400、ライヴ
マドリード生まれの女性作曲家マリア・デ・アルベアルが英国の映画監督アイ
ザック・ジュリアン制作のビデオのために書き下ろした音楽を演奏会用に書き
換えた作品。

VRS 2103 ¥2080
Lela ガリシアの歌
Lela(R. Mato Hermida / A. Rodriguez Castelao)
Soedades(M. del Adalid / Popular)
Os teus ollos(J. J. Castro "Chane" / M. Curros Enriquez)
Un adios a Mariquina(J. J. Castro "Chane" / M. Curros Enriquez)
Negra sombra(J. Montes / R. de Castro)
Vai lavar a cara(Popular / Popular)
Lonxe da terrina(J. Montes)
Rosa de abril(A. Gaos / R. de Castro)
Maio longo(J. Baldomir / R. de Castro)
Cantiga(J. J. Castro "Chane" / M. Curros Enriquez)
Maria Solina(A. Paz Valverde / C. E. Ferreiro)
Alborada(P. Veiga / F. de la Iglesia)
Bastabales(L .Taibo / R. de Castro)
O limite increado do mundo(J. Duran / M. A. Fernan-Vello)
クリスティナ・ガリャルド=ドマス(ソプラノ)
ガオス管弦楽団
フェルナンド・ブリオネス(指揮)
録音:2010年6月6-10日、コルニャ(スペイン)、スタジオ・マンス

VRS 2107 ¥2080
フアン・モントン・イ・マレン(1730-1781):Alienta, Mortal, Alienta
Felicisimo Alcino - Tiemblo al ver al dueno mio
Aliente el orbe - Barbaro Noto airado
6声のミサ(1757)
A esfuerzos de un amor - Divino amante pastor
Rara idea zagales - Alienta, mortal, alienta
Santid, corazon, sentid
Despierta Bato - Ay que chiquito
Ah del monte - Idolo amado mio
Ay que bien suena al amor
カピリャ・ヘロニモ・デ・カリオン
アリシア・ラサロ(指揮)
録音:2010年7月、セゴビア(スペイン)、
サン・フアン・デ・ロス・カバリェロス教会(スロアガ美術館)
フアン・モントン・イ・マレンはスペイン、テルエル近郊のアリアガに生まれた
作曲家。アルバラシン大聖堂で教育を受け、その楽長を短期間務めた後、1759年
から没するまでセゴビア大聖堂楽長を務めました。「6声のミサ」は彼の代表作
の一つです。

VRS 2109 ¥2080
エドゥアルド・モラレス=カソ(1969-):月の火 ギターのための作品集
非道な噂(ギターのための幻想曲;2011)
月の火(ギターのための幻想曲;2003)
オマージュ(歌とギターのための3つのオマージュ;2004)(*)
ホアキン・ロドリーゴへのオマージュ
フェデリコ・モンポウへのオマージュ
マヌエル・デ・ファリャへのオマージュ
リンダラハの庭(ギターのための幻想曲;1999)
サムスカラ(ギターのための幻想曲;2010)
序奏とトッカータ(フルートとギターのための;2002)(+)
魔女の夢(ギターのための組曲;2002)
Volaverunt(ヴァイオリンとギターのための幻想曲;2009)(#)
悲しい海の鳥(ギターのための幻想曲;2003)
青の騎手(ギターと弦楽四重奏のための;2007)(**)
アダム・レヴィン(ギター)
ローナ・ウィンザー(ソプラノ(*))
アニエラ・フライ(フルート(+))ウィリアム・ナット(ヴァイオリン(#))
アッサイ弦楽四重奏団(**)
録音:2009年3月-2011年6月、マドリード、プルプッシュ・スタジオ
モラレス=カソはキューバのハバナ出身・スペイン在住の作曲家。アダム・レヴィ
ンはアメリカ合衆国のギタリスト。




<ARSIS>
ARSIS 4230 ¥1850
ハイドン(1732-1809):三重奏曲&ディヴェルティメント集
6つのディヴェルティメント(フルート三重奏曲)Op.38 Hob.IV:6-11 から
第2番ト長調 Hob.IV:7/第4番ト長調 Hob.IV:9
第5番イ長調 Hob.IV:10/第6番ニ長調 Hob.IV:11
4つのフルート三重奏曲「ロンドン・トリオ」Op.100 Hob.IV:1-4 から
第1番ハ長調 Hob.IV:1/第2番ト長調 Hob.IV:2/第3番ト長調 Hob.IV:3
エスティル・コンセルタント
ヒロ・クロサキ(ヴァイオリン)
マリサ・エスパルサ、フェルナンダ・テイシェイラ(フラウト・トラヴェルソ)
ハルム・ヤン・シュヴィッタース(チェロ)
録音:データ未詳
エスティル・コンセルタントは1998年にマリサ・エスパルサにより創設されたス
ペイン、バレンシアのピリオド楽器アンサンブル。バレンシア在住のヒロ・クロ
サキも参加しています。各フラウト・トラヴェルソ奏者の担当曲は今のところ
不明です。

ARSIS 4233 ¥1850
甘美な響きのように
モーリー、フェラボスコ II、ヒューム:ヴィオラ・ダ・ガンバのための音楽
アルフォンソ・フェラボスコ II(1578頃-1628):アルマン、コラント第16番
トマス・モーリー(1557-1602頃):こおろぎ(*)
アルフォンソ・フェラボスコ II:パヴァン、コラント第13番
トマス・モーリー:魔女(*)
トバイアス・ヒューム(1569頃-1645):ヒューム大佐の嘆き(*)
トマス・モーリー:嘆き(*)
アルフォンソ・フェラボスコ II:ガリアード、コラント第11番
不詳:Jemmye
トマス・モーリー:移り気(*)
アルフォンソ・フェラボスコ II:アルマン、コラント第3番
不詳:Thumbe
アルフォンソ・フェラボスコ II:ガリアード、コラント第4番
トマス・モーリー:雄牛(*)
アルフォンソ・フェラボスコ II:パヴァン、コラント第21番
トバイアス・ヒューム:ヒューム大佐のガリアード
トマス・モーリー:狩(*)
アルフォンソ・フェラボスコ II:アルマン、コラント第24番
ペレ・ロス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
エルビラ・パンコルボ(リコーダー(*))
録音:2008年9月、アレレ(スペイン、ウエスカ県)、サンティアゴ教会
スペイン・カタルーニャに生まれモンセラート修道院聖歌隊に在籍、バルセロナ
市立音楽院、バーセルのスコラ・カントールムで学び、長らくスイスとドイツ
(カールスルーエ音楽大学、ハンブルク音楽院)で教職に就いていたペレ・ロス。
知る人ぞ知るヴィオラ・ダ・ガンバ奏者だった彼でしたが、帰国してマドリード
高等音楽院教授に就任してからは当アルシス・レーベルに地道に録音を続けてお
り、その渋いガンバの味わいに魅かれるファンを増やしています。エルビラ・
パンコルボはマドリード高等音楽院で学んだスペインのリコーダー奏者。

ARSIS 4239 ¥1850
アーベル、バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとリュートのための音楽
カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):
ソナタ ハ長調 WKO151(*/+)
ヴィオラ・ダ・ガンバ独奏と通奏低音のためのソナタ
(プロイセン・ソナタ)WKO150(*/+)
ヴィオラ・ダ・ガンバ独奏のための音楽 MS Drexel 5871, NYPL(*)
(アレグロ)WKO205,フーガ WKO196,(テンポ・ディ・メヌエット)WKO206,
アレグロ WKO207,アレグロ WKO209,(アレグロ)WKO208
J・S・バッハ(1685-1750)/
ティルマン・ホップシュトック、アンドレアス・マルティン編曲:
無伴奏チェロ組曲第1番(リュートのための版)(+)
カール・フリードリヒ・アーベル:
ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための独奏曲
(プロイセン・ソナタ)WKO149(*/+)
ジョルディ・クメリャス(ヴィオラ・ダ・ガンバ(*))
アンドレアス・マルティン(リュート(+))
録音:2010年6月24-26日、アレレ(スペイン、ウエスカ県)、サンティアゴ教会
ヴィオラ・ダ・ガンバ音楽史上最後の名手アーベルの作品を中心としたアルバム。
ジョルディ・クメリャスはマドリード高等音楽院でペレ・ロス師事、さらにロー
マでパオロ・パンドルフォに学んだスペインのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。アン
ドレアス・マルティンはバーセルのスコラ・カントールムでオイゲン・ドンボワ、
ホプキンソン・スミス、ピーター・クロトンに師事したドイツのリュート奏者。




<STRADIVARIUS>
STR 33869 ¥2080
ルチア・ロンケッティ(1963-):
Xylocopa Violacea - ヴィオラ独奏とライヴ・エレクトロニクスのための
Il sonno di Atys(ヴィオラとライヴ・エレクトロニクスのための;2003-2004)
Interlude I(テープのための)
Studi profondi(ヴィオラ独奏のための;1984)
Interlude II(テープのための)
Last Desire Cadenza(ヴィオラとライヴ・エレクトロニクスのための;2006)
バルバラ・マウラー(ヴィオラ)
ラインホルト・ブライク(ライヴ・エレクトロニクス)

STR 33879 ¥2080
ベネデット・ヴィナッチェージ(1666-1719):カンタータ&ソナタ集
カンタータ「Or fia mai ver, o lontananza infida」
(ソプラノと通奏低音のための)(*)
ソナタ第4番
カンタータ「Belve, se mai provaste」(ソプラノと通奏低音のための)(*)
ソナタ第3番
カンタータ「In lontananza della sua donna」
(ソプラノ、バスと通奏低音のための)(*)
カンタータ「Amor pericoloso」(ソプラノと通奏低音のための)(*/+)
ジェンマ・ベルタニョッリ(ソプラノ(*))
フルヴィオ・ベッティーニ(バス(+))
リ・エッランティ
アレッサンドロ・カーザリ(チェンバロ、指揮)
ヴィナッチェージはブレシアに生まれ、1704年にヴェネツィアの聖マルコ大聖
堂のオルガニストに就任、同地に没した作曲家。音楽学者マイケル・タルボッ
トは「もし私たちのこの時代の音楽への興味がオペラよりも教会音楽に向いて
いたならば、アレッサンドロ・スカルラッティよりヴィナッチェージの方が注
目されていたであろう」と述べています。

STR 33886 ¥2080
マルチヌー(1890-1959):プロムナード
フルート、ヴァイオリンとピアノまたはチェンバロのための作品集
マドリガル・ソナタ H.291(1942)/ヴァイオリン・ソナタ第1番 H.182(1929)
プロムナード(フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための)H.274(1939)(*)
フルート・ソナタ H.306(1945)
フルート、ヴァイオリンとピアノのためのソナタ H.254(1936)
アルバトロス三重奏団
ステファノ・パッリーノ(フルート) フランチェスコ・パッリーノ(ヴァイオリン)
アレッサンドロ・マランゴーニ(ピアノ)
ジャンルカ・カプアーノ(チェンバロ(*))




<VELUT LUNA>
CVLD 081(CVLD 08100) \2080
ダンツィ、ウェーバー、ヒンデミット:クラリネットとピアノのための音楽
ダンツィ(1763-1826):クラリネット・ソナタ
ウェーバー(1786-1826):協奏的大二重奏曲 Op.48
ヒンデミット(1895-1963):クラリネット・ソナタ
ジャンニ・ピロッロ(クラリネット)
マリーノ・ニコリーニ(ピアノ)
録音:2003年3月、カンポノガーラ(イタリア)、スタジオ・ザンタ
ジャンニ・ピロッロはクラシックとジャズの両ジャンルで活躍するイタリアの
クラリネット奏者。

CVLD 080(CVLD 08000) \2080
ブゾーニ(1886-1924):24の前奏曲 Op.37(1882)
アルベルト・ボイスキオ(ピアノ)
録音:2003年2月18日、ヴィチェンツァ(イタリア)、ロニーゴ
使用楽器:Borgato, L282

CVLD 072(CVLD 07200) \2080
エミリオ・ガランテ:Lajines
クアドリヴィウム合唱団
ルイージ・アッツォリーニ(合唱指揮)
エミリオ・ガランテ(フルート、バスフルート、ライヴエレクトロニクス、
サンプリング)
アンドレア・ドゥルベッコ(ヴィブラフォン、打楽器)
ステファノ・メナート(サクソフォン)
録音:2002年8月8日、アーラ(イタリア)、
ピッツィーニ・フォン・ホーヘンブルン・
W・A・モーツァルト財団、ピッツィーニ宮音楽ホール
ステファン・デラントニオ・モネクのラディン語(南チロル方言)の詩による合
唱曲。

CVLD 064(CVLD 06400) \2080
クリスマス・イヴ
ファースト・ノエル/天には栄え(メンデルスゾーン作曲)/もみの木
ダヴィデの村に(ガウントレット作曲)/クリスマスおめでとう
クリスマス・イヴ(ギニョッティ作曲)/まぶねの中で(カークパトリック作曲)
ジングル・ベル(ピアポント作曲)/ひいらぎ飾ろう
聖母とおさな児イエス(アンドレア・マレーナ作曲)/聖家族(同作曲)
クリスマス(同作曲)/モーツァルトの子守歌/きよしこの夜(グルーバー作曲)
荒野の果てに/羊飼いの見守るうちに/幼な子イエスを囲んで
子守歌(ブラームス作曲)/神の御子は今宵しも
ドルチェッツァ(ジャンニ・ランドリーニ作曲)
/ホワイト・クリスマス(バーリン作曲)
トリオ・アルモニエ・カプリッチョーゼ
マリア・クレオフェ・ミオッティ(マンドリン) 
ジャンニ・ランドリーニ(ギター)
ラウラ・マンツォーニ(歌)
録音:2002年7月25-26日、グラナリオーネ(イタリア)、
ボルゴ・カパンネ教区教会
外装の一部に「CLVD 06300」とミスプリントされています。ご了承ください。

CVLD 062(CVLD 06200) \2080
アンコール!
シューマン(1810-1856):
幻想小曲集 Op.73 から Nos.1,3/アダージョとアレグロ変イ長調 Op.70
民謡風の5つの小品 Op.102 から Nos.2,4
メンデルスゾーン(1809-1847):無言歌ニ長調 Op.109
ショパン(1810-1849):
華麗なポロネーズ ハ長調 Op.3/チェロ・ソナタ ト短調 Op.65 から ラルゴ
オッフェンバック(1819-1880):そり競争(エチュード・カプリス)
サン=サーンス(1935-1921):
アレグロ・アパッショナート ロ短調 Op.43/「動物の謝肉祭」から 白鳥
ラフマニノフ(1873-1943)/レナード・ローズ編曲:ヴォカリーズ Op.34 No.14
パガニーニ(1782-1840)/ルイジ・シルヴァ編曲:
ロッシーニの「モーゼ」の主題による変奏曲
デュオ・ペピチェッリ
フランチェスコ・ペピチェッリ(チェロ) 
アンジェロ・ペピチェッリ(ピアノ)
録音:2001年10月22-24日、アメリア(イタリア)、ソチアーレ劇場
1982年にデビューしたイタリアの兄弟デュオ、ペピチェッリのアンコール愛奏
曲集。

CVLD 057(CVLD 05700) \2080
Unus Inter Pares 
ヴァイオリン/ヴィオラ、クラリネットとピアノのための音楽
ストラヴィンスキー(1882-1971):
兵士の物語(ヴァイオリン、クラリネットとピアノのための;1924)(*/+/#)
無伴奏クラリネットのための3つの小品(1919)(+)
バルトーク(1881-1945):
コントラスト(ヴァイオリン、クラリネットとピアノのための;1938)(*/+/#)
アドリアーノ・リンチェット(1936-1996):
無伴奏フルートのための半音階的セクエンツァ(1979;ヴァイオリンで演奏)(*)
ジョヴァンニ・ボナート(1961-):
無伴奏ヴァイオリンのための半音階的セクエンツァ
(アドリアーノ・リンチェットの
「無伴奏フルートのための半音階的セクエンツァ」による2000)(*)
アドリアーノ・リンチェット:
ヴィオラ、クラリネットとピアノのための幻想曲(1988)(**/+/#)
ピアノのための4つの即興曲 から プレスト(1954)(#)
ドメニコ・ノルディオ(ヴァイオリン(*)、ヴィオラ(**))
アレッサンドロ・カルボナーレ(クラリネット(+))
アルベルト・ボイスキオ(ピアノ(#))
録音:2001年4月、パドヴァ(イタリア)、ポッリーニ・アウディトリウム、
ライヴ

CVLD 055(CVLD 05500) 2枚組 \3150
J・S・バッハ(1685-1750)/レーガー(1873-1916)編曲:
6つのブランデンブルク協奏曲 BWV1045-1051(ピアノ四手連弾版)
テレーザ・トレヴィザン、フィリッポ・トレヴィサン(ピアノ)
録音:2001年4月5-8日、カンポノガーラ(イタリア)、スタジオ・ザンタ

CVLD 054(CVLD 05400) \2080
シューベルト(1797-1828):アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
シューマン(1810-1856)/ダニエーレ・ロッカート編曲:
幻想小曲集 Op.73/3つのロマンス Op.94/夕べの歌 Op.85 No.12
ダニエーレ・ロッカート(コントラバス)
マルコ・テッツァ(ピアノ)
録音:2001年5月15-18日、アドリア(イタリア)、
サンドロ・ペルティーニ・アウディトリウム

CVLD 050(CVLD 05000) \2080
シューベルト(1797-1828)/マーラー(1860-1911)編曲:
弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」D.810(弦楽合奏版)
ベートーヴェン(1770-1827)/マーラー編曲:
弦楽四重奏曲11番ヘ短調「セリオーソ」Op.95(弦楽合奏版)
イタリア弦楽合奏団
フランコ・ロッシ(指揮)
録音:2000年12月18日、ミラノ、アウディトリウム、ライヴ

CVLD 049(CVLD 04900) \2080
踊る四手 ピアノ四手連弾のための音楽
ドヴォルジャーク(1841-1904):序曲「謝肉祭」Op.92
グリーグ(1843-1907):ノルウェー舞曲集 Op.35
サン=サーンス(1835-1921):死の舞踏 Op.40
ドビュッシー(1862-1918):
民謡の主題によるスコットランド行進曲/神聖な舞曲と世俗的な舞曲
モーリツ・モシュコフスキ(1854-1925):
スペイン舞曲集 Op.12 から Nos.2,3/新スペイン舞曲集 Op.65 から Nos.1,2
ポーランド民俗舞曲集 Op.55 から Nos.3,4
ハチャトゥリアン(1903-1978):剣の舞
デュオ・クラヴィ=アート
ドラ・ビズヤーク、ゼンタイ・カーロリ(ピアノ)
録音:2001年2月12-14日、カンポノガーラ(イタリア)、スタジオ・ザンタ
デュオ・クラヴィ=アートはブダペストのリスト音楽アカデミー、合衆国のイ
リノイ州立大学で学んだ二人のハンガリー人ピアニストにより結成。

CVLD 043(CVLD 04300) \2080
石採石場の空間で録音されたモリコーネ、ベリオ、ボナート、エルレの音楽
ジョヴァンニ・ボナート(1961-):
Stoan Gaart(deninn)(チェロと6人の空間化された打楽器奏者のための)(*)
ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):歌[Lied](無伴奏クラリネットのための)(+)
ジョヴァンニ・ボナート:
落葉松の歌[Lied der Larche](バスクラリネットと男声8部合唱のための)(#)
フランチェスコ・エルレ:石の女たちの歌[Canti di donne di pietra]
(バスクラリネット、マリンバ、ソプラノ独唱と女声合唱のための)(**)
ジョヴァンニ・ボナート:
Slaafan Zuuse(混声合唱のための)(++)
Stoan Gaart(deuntarn)(二重合唱と空間化された6人のパーカッション奏者
およびチェロ・コンチェルタンテのための)(##)
エンニオ・モリコーネ(1928-):
石[Pietre](チェロ独奏、6人の打楽器奏者と二重合唱のための)(***)
マリオ・ブルネッロ(チェロ(*/##/***))
ルイージ・マラスカ(クラリネット(+)、バスクラリネット(#/**))
サヴェリオ・タスカ(マリンバ(**))
ジョヴァンナ・ダミアン(ソプラノ(**))
新イタリア・パーカッショニスト・グループ(打楽器(*/##/***))
スコラ・サン・ロッコ(合唱(#/**/##/***)
ヴィータ・ノーヴァ声楽アンサンブル(++/##/***)
フランチェスコ・エルレ(指揮(#/**/##/***))
マウリツィオ・フィッポーニ(指揮(++))
録音:2000年9月11日、10月1日、ヴィチェンツァ(イタリア)、アルカリ採石場

CVLD 042(CVLD 04200) \2080
ピアソラ(1921-1992):タンゴのイメージ
Imagenes 676(ジョルジョ・ベベリ編曲)
Vuelvo al Sur(H・トゥツラー編曲)/Coral(ペピート・ロス編曲)
Astor que eatas en los cielos
(グスタボ・トケル作曲/エンリコ・デラントニオ編曲)
Contramilonga a la Funerala(ペピート・ロス編曲)
Allegro Tangabile(エンリコ・デラントニオ編曲)
Asleep(ジョルジョ・ベベリ編曲)/Fear(ジョルジョ・ベベリ編曲)
Tango per Astor(ペピート・ロス作曲)/Oblivion(ペピート・ロス編曲)
Libertango(M・マルツィ編曲)/Milonga del Angel
(エンリコ・デラントニオ編曲)
モダーン・サクソフォン・クアルテット
ペピート・ロス(ソプラノサクソフォン) 
エンリコ・デラントニオ(アルトサクソフォン)
ステファノ・メナート(テナーサクソフォン) 
ジョルジョ・ベベリ(バリトンサクソフォン)
シモーネ・ザンキーニ(アコーディオン)
録音:2000年5月16-17日、キュッパーノ(イタリア)、アウディトリウム

CVLD 041(CVLD 04100) \2080
シューベルト、ラヴェル:ピアノのためのワルツ集
シューベルト(1797-1828):高雅なワルツ集 Op.77 D.969(全12曲)(*)
ラヴェル(1875-1937):高雅で感傷的なワルツ(+)
シューベルト:感傷的なワルツ集 Op.50 D.779(全34曲)(*)
アレッサンドロ・テナーリア(ターフェルクラヴィーア(*)、ピアノ(+))
録音:2000年4-10月、ヴィチェンツァ、演奏者のプライヴェート音楽ホール
使用楽器:1830年製、メーカー名記載なし(*)/Brogato, L282(+)

CVLD 032(CVLD 03200) \2080
メタボレ マリンバを伴う教会合唱音楽
即興 I:Warm up(*)
グレゴリオ聖歌:O Gloriosa Virginum(Liber Usualis から)
不詳(14世紀、チェコ):Primo Tempore(**/*)
不詳(14世紀、ドイツ):Sys willekomen Heirre Kerst(*)
不詳(13世紀):Amo Christum(ウースター・アンティフォナ集 から)(*)
トマス・タリス(1505-1585):O Lord, teach mt the way(#)
不詳(1530頃、ピール・アテニャン出版):Quand de bois du vin clairet
不詳(14世紀イングランド):De spineto nata rosa(#/++/*)
トマス・タリス:O Lord give thy Holy Sprir't
ギヨーム・デュファイ(1400頃-1474):Conditor alme siderum
不詳:Victimae paschali laudes(Liber Usualis から)
即興 II:Warm out
サヴェリオ・タスカ(マリンバ)
ルイージ・マラスカ(クラリネット&バスクラリネット(*))
マルタ・ボルカーティ、オレステ・パルミエーロ(フルート(+))
ジョヴァンナ・ダミアン(ソプラノ(#))
カルロ・ティミッレロ(テノール(**))
ジョルジョ・エルレ(テノール(++))
スコラ・サン・ロッコ(合唱(#以外))
フランチェスコ・エルレ(指揮)
録音:1999年6月18-20日、ヴィチェンツァ、聖ロッコ教会

CVLD 029(CVLD 02900) \2080
クラウディオ・マンドニコ(1957-):マンドリンとギターのための作品選集
遊戯のための音楽(マンドリン&ギター・オーケストラのための;1978)(*)
チェチリアーナ(マックス・ローチの主題による
マンドリン&ギター・クインテットのための;1979)(+)  即興曲(1990)(#)
レクイエム「aprilemillenovecentoottantadueadErika」
(マンドリンのための;1982)(**)
前奏曲とフーガ(マンドリン&ギター・オーケストラのための;1980)(++)
組曲「ジャズ、ロック、ポップ」
(マンドリン&ギター・オーケストラと任意の!様々な楽器のための;1984)(##)
Tiperatatupeti(イタリアの子供の歌による
マンドリン&ギター・クインテットのための5つの変奏曲;1994)(***)
Fabulus
(フルートとマンドリン&ギター・オーケストラのための協奏曲;1996)(+++)
説教と踊り(ギターとマンドリン&ギター・オーケストラのための;1986)(###)
マリーナ・フェッラーリ(マンドリン(*))
ウーゴ・オルランディ(マンドーラ(*))
アルベルト・ペッツァーニョ(シロフォン(*))
ラッファエーレ・カラーチェ・マンドリン&ギター・クアルテット(+/***)
ウーゴ・オルランディ、マリーナ・フェッラーリ(マンドリン)
マリア・クレオフェ・ミオッティ(マンドリン(+))
セルジオ・ジジョッティ(マンドロンチェッロ) 
アレッサンドロ・ボーノ(ギター)
クラウディオ・マンドニコ(バス・ギター(***))
カルロ・アオンツォ、ファビオ・メンディット(マンドーラ(+))
アレッサンドロ・ボーノ(ギター(#/###))
パオロ・ガンツ(ハーモニカ(##))
グイード・リッツァルディ(マンドリン(##))
エレーナ・コンティン(フルート、アルトフルート(+++))
チッタ・ディ・ブレシア・マンドリン&ギター・オーケストラ
(*/++/##/+++/###)
クラウディオ・マンドニコ(バス・ギター(+)、指揮(*/++/##/+++/###))
録音:1998年10月31日-11月1日、ブレシア(イタリア)、
チッタ・ディ・ブレシア管弦楽団リハーサル・ホール

CVLD 028(CVLD 02800) \2080
ブルーノ・ピッツァーティ:星 ギター・クアルテットのための作品集
Ritmo Ostinato / Federica / Samba Melody / Pioggia sui vetri
Sonata / Come un addio / Tommy / Ricardo / Ritmo Ensemble
Stelle / Grigio, Verde, Rosa
ブルーノ・ピッツァーティ・ギター・クアルテット
ブルーノ・ピッツァーティ、ファビオ・デラ・ビアンカ、
フランチェスコ・ペリッシノット、ジャンフランコ・ガルッチ(ギター)
録音:1999年5月8日、パドヴァ、聖母マリア下僕会教会礼拝堂

CVLD 027(CVLD 02700) \2080
ヴィヴァルディ、ピアソラ:八季
ヴィヴァルディ(1678-1741):四季 Op.8 Nos.1-4
ピアソラ(1921-1992):ブエノスアイレスの四季(*)
ストラヴィンスキー室内管弦楽団
マルコ・テッツァ(ピアノ(*)、指揮)
録音:1999年4月12-15日、スキオ(イタリア)、聖フランチェスコ教会

CVLD 025(CVLD 02500) \2080
ロータ、フランセ、マルチヌー:
フルート、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲集
ニーノ・ロータ(1911-1979):三重奏曲
フランセ(1912-1997):宮廷の音楽
マルチヌー(1890-1959):ソナタ
マリネッティ三重奏団
ステファノ・マフィッツォーニ(フルート)
リッカルド・マルファット(ヴァイオリン)
ロレッラ・ルッフィン(ピアノ)
録音:1999年2月、パドヴァ、ラージ・エンプティ・ホール

CVLD 024(CVLD 02400) \2080
アルベニス(1860-1909):旅の思い出(1887)
アドリアーノ・リンチェット(1936-1996):
ピアノのための4つのスケッチ 第1番-第4番(1989)
アルベルト・ボイスキオ(ピアノ)
録音:1997年7月、タイオ(イタリア)、アウディトリウム

CVLD 020(CVLD 02000) \2080
カメラ・イン・ロック 管楽五重奏によるプログレッシヴ・ロック名曲集
イエス/エミリオ・ガランテ編曲:Roundabout(Anderson & Howe)
ジェネシス/エミリオ・ガランテ編曲:The Musical Box(Genesis)
エマーソン、レイク&パーマー/エミリオ・ガランテ編曲:Suite from Tarkus
Eruption(Emerson)/ Stones of Years(Emerson & Lake)
カメラ・クインテット:Warriors(Emilio Galante)
キング・グリムゾン/エミリオ・ガランテ編曲:
21th Century Schizoid Man(Fripp, McDonald, Lake, Giles & Sinfield)
キング・グリムゾン/マウロ・ペドロン編曲:Songs of the Gulls(Fripp)
カメラ・クインテット:The Snowcats Lover Suite
Velodrome 30.20 / Raspberry Songs(Mauro Pedron)
ジェントル・ジャイアント/エミリオ・ガランテ編曲:
Suite from Acquiring the Taste & Cogs in Cogs
(Schulman, Schulman, Schulman & Minnear)
「ジーザス・クライスト・スーパースター」(ミュージカル)/
レオポルド・アルメッリーニ編曲:Pilate's Dream(Llyod Webber & Rice)
フランク・ザッパ/エミリオ・ガランテ編曲:
Peaches in Regalia(Zappa)/ Uncle Meat(Zappa)
カメラ・クインテット(管楽五重奏)
エミリオ・ガランテ(フルート、アルトフルート)
ファビオ・リゲッティ(オーボエ、イングリッシュホルン)
マウロ・ペドロン(クラリネット)
レオポルド・アルメッリーニ(ファゴット)
ステファノ・ロッシ(ホルン)
録音:1998年5月5-7日、ヴィゴルダルツェーレ(イタリア)、
カルトゥジオ会修道院

CVLD 011(CVLD 01100) \2080
フラグメンタ ルネサンス・ポリフォニー声楽名曲集
不詳(1250頃):Sumer is icumen in(Rota di Reading)
不詳(12世紀、モンペリエ写本より):On parole - A Paris - Frese nouvere
ジョスカン・デプレ(1450-1521):Scaramella
マントヴァのロッシーノ(15世紀-16世紀):Lirum billirum
ピエール・セルトン(1510-1572):Je ne l'ose dire
トワノ・アルボー(1520-1589):
Pavane avec le mesures et battements de tambour(ferma)
不詳(フランス、アテニャン出版の曲集(1530)より):Quand je bois(Tourdion)
ヤコブ・アルカデルト(1505-1568):Il bianco e dolce cigno
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):
Madonna mia pieta/ Saccio 'na cosa / Mon coeur / Quand mon mary
ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ(1550-1622):
L'innamorato(A lieta vita)/ Il ballerino / Amor vittorioso(Tutti
venite armati)
ジョン・ダウランド(1562-1626):Fine knacks for ladies / Woeful heart
トマス・モーリー(1557-1602):
Said I that Amaryllis? / Now is the month of maying
ジョン・ファーマー(1565-1605):Fair Phyllis I saw
ジョン・ウィルビー(1574-1638):Adieu, sweet Amaryllis
オーランド・ギボンズ(1583-1625):The silver swan
トワノ・アルボー:
Pavane avec le mesures et battements de tambour(itinerante)
トマス・ラヴェンズクロフト(1582-1635):
The three ravens / A round of three country dances in one
アンサンブル・ユヴェニリテル
ルチア・サルトーリ(ソプラノ) エレーナ・フォレット(メゾソプラノ)
アンナ・グラッソ(アルト)
フェデリコ・ザンドナ(テノール、ディレクター)
サムエーレ・ピアナッツォーラ(テノール) パオロ・ファリネッロ(バス)
録音:1997年10月、カンピリア・デイ・ペルチ(イタリア)、
聖マルティノ礼拝堂

CVLD 010(CVLD 01000) \2080
シルヴィオ・オミッツォーロ(1905-1991):室内楽作品集
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1967)(*)
クラリネットとピアノのための3つのテンポのディヴェルティメント(1974)(+)
チェロとピアノのための小ソナタ(1970)(#)
ピアノのための音楽(1948-1954)(**)
聖書からの3つの断章(ソプラノと室内アンサンブルのための;1961-1971)(++)
パドヴァの花嫁の嘆き(ソプラノと室内アンサンブルのための;1941)(++)
ジョヴァンニ・グリエルモ(ヴァイオリン(*))
エンツォ・マビーリア(ピアノ(*))
エリオ・ペルッツィ(クラリネット(+))
エドアルド・ランツァ(ピアノ(+)、指揮(++))
ジャンバッティスタ・ヴァルデッターロ(チェロ(#))
イネス・スカルリーノ(ピアノ(#))
フランコ・アンジェレーリ(ピアノ(**))
ティツィアーナ・ゾッカラート(ソプラノ(++))
室内アンサンブル(++)
録音:1997年6、8月(#以外)、1996年9月20日、ライヴ(#)、
パドヴァ、チェーザレ・ポッリーニ・アウディトリウム
シルヴィオ・オミッツォーロはイタリアのパドヴァに生まれ、同地のチェーザ
レ・ポッリーニ音楽院長を務めた(1966-1971)作曲家。世界初録音と表記され
ています。

CVLD 009(CVLD 00900) \2080
シルヴィオ・オミッツォーロ(1905-1991):ピアノ作品集
10のトリル練習曲(1936)(*)
楽興の時(四手連弾のための;1989-1990)(+)
ジョヴァンニ・ティリンデッリ(ピアノ(*))
ロマーノ・ザンカン・ダラルバ、アンナリーザ・オジェニーティ(ピアノ(+))
録音:1997年6、10月、チェーザレ・ポッリーニ・アウディトリウム
世界初録音と表記されています。

CVLD 005(CVLD 00500) \2080
アドリアーノ・リンチェット(1936-1996):室内楽作品集
ファゴットとピアノのための24のメロディ(1996)(*)
トランペットとオルガンのための悲歌(+)
芸術家のミサ(ソプラノとオルガンのための;1972)から(#)
そして肉体を受け/主よ、私は値しない
ギターとピアノのための2声のディヴェルティメント(1979)(**)
マンドリンとピアノのためのアダージョとアレグロ(1978)(++)
レオポルド・アルメッリーニ(ファゴット(*))
ロレッラ・ルッフィン(ピアノ(*/**))
ファビアーノ・マニエーロ(トランペット(+))
シルヴィオ・チェレギン(オルガン(+/#)
ルイーザ・ジャンニーニ(ソプラノ(#))
パオロ・ムッジャ(ギター(**))
ウーゴ・オルランディ(マンドリン(++))
マウラ・マッツォネット(ピアノ(++))
録音:1997年1月?、アバーノ・テルメ(イタリア)、ホテル・リッツ
1997年1月、ノアーレ(イタリア)、フェリーチェ・エ・フォルトゥナート教会

CVLD 002(CVLD 00500) \2080
カイロス ボナート、チェーラ、リンチェット:弦楽四重奏のための作品集
アドリアーノ・リンチェット(1936-1996):極微の情景
ジョン・レノン(1940-1980)&ポール・マッカートニー(1942-):
アクロス・ザ・ユニヴァース(*)
ジョヴァンニ・ボナート(1961-):
弦楽四重奏のための変奏曲(**)/ディエス・イレによる対位法
ビリー・ストレイホーン(1915-1967):A列車で行こう(+)
アンドレア・チェーラ(1969-):チェーラの変奏曲!(++)
U2:ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー(#)
アンドレア・チェーラ:U2変奏曲(##)
カイロス弦楽四重奏団
サラ・ミキエレット、フランチェスコ・スカットリン(ヴァイオリン)
ミケーレ・ズグオッティ(ヴィオラ) フランチェスコ・ペザヴェント(チェロ)
録音:1996年1月、スキオ(イタリア)、聖フランチェスコ教会
(**)は(*)、(++)は(+)、(##)は(#)を主題とする変奏曲。




<RIVO ALTO>
CRR 9901[CD-R] \1980
マニフィカト 16世紀トレヴィーゾ大聖堂聖歌隊の音楽
ニコロ・オリヴェット(?-1549)
:Cuius corpus sanctissimum / O quam mira refulsit
フランチェスコ・サンタクローチェ(1488-1556):
Cum invocarem / In te, Domine, speravi
ジョヴァンニ・ナスコ(?-1561):
Salve Regina / Magnificat 第1旋法 / Tristis est anima mea
ジョヴァンニ・マッテオ・アゾーラ(1524-1609):
Omnes de Saba Venient / Dixit Dominus / Confitebor tibi, Domine
テオドロ・クリーニオ(?-1602):Adoramus te, Domine / O bone Jesu
パトリツィア・ヴァッカーリ(ソプラノ)
ジャンルイジ・ギリンゲッリ、ロベルト・スプレムッリ(テノール)
ヴァルテル・テストリン(バス)
ヌオーヴォ・コーロ・ポリフォニコ(合唱)
ストルメンティ・アンティーキ(器楽)
マリーナ・マラヴァージ(指揮)
録音:データ記載なし 発売:1999年

CRR 9904 \1980
ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.1
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集
(パドヴァ、アントニアーナ図書館所蔵手稿譜、26の小ソナタ から)
第1番ト長調 B.G1/第2番ニ短調 B.d1/第3番ニ長調 B.D1
第4番ハ長調 B.C1/第5番ヘ長調 B.F1/第6番ホ短調 B.e1
第9番イ長調 B.A1/第11番ホ長調 B.E1
ジョヴァンニ・グリエルモ(ヴァイオリン)
アントニオ・ポカテッラ(チェロ)
録音:データ記載なし、ADD 原盤、初出:Arcophon、1971年 発売:2000年

CRR 9904.1 \1980
ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.2
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集
(パドヴァ、アントニアーナ図書館所蔵手稿譜、26の小ソナタ から)
第7番イ短調 B.a1(ソナタ、主題と変奏曲)/第8番ト短調 B.g1
第10番変ロ長調 B.B1/第12番ト長調 B.G2
ジョヴァンニ・グリエルモ(ヴァイオリン)
アントニオ・ポカテッラ(チェロ)
録音:データ記載なし、ADD 原盤、初出:Arcophon、1971年 発売:2000年

CRR 9905 \1980
黙示録 黙示録のテキストと中世の音楽
Mille anni / Canto della Sibilla / L'acqua mi giunge fino alla gola
Audivi vocem / Ergo agnus veri
C'e un tempo per nascere e un tempo per morire
De facili contempnit omnia - Propositum quidem negocii
Sederunt principes
E venuto il tempo di distruggere coloro che distruggono la terra
Quando sciolse il primo sigill - Mundus a munditia / Stetit angelus
Quando suono la prima tromba - Homo luge! - Homo miserabilis -
Brumas e mors
L'angelo getto la sua false / Signum Magnum
Clama, ne cesses, Syon filia - Alleluia
Gli ipocriti falsi pontefici - Ypocrite pseudopontifices - Velut stelle
Rex tremende - In perhenni / Chi mi dara ali come di colomba?
O gloriosissimi, lux vivens, Angeli
(ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179)作曲)
Plebs angelica / Non avranno piu fame
ノヴァ・カンティカ
マリア・シルヴィア・ロヴェーリ(ディレクター、歌、シンフォニア)
ナディア・カリスティ、ブロニスラヴァ・カリンスカ、ウルリケ・ヴルダク、
エリザベッタ・ティーゾ(歌)
サンドラ・マンジーニ(朗読) ラニエリ・パルゼッティ(打楽器)
録音:データ記載なし 発売:2000年

CRR 9907[CD-R] \1980
ヴァイオリンとハープのための音楽
ミロン・ポリアキン(1895-1941):カナリア
ドニゼッティ(1797-1848):ソナタ
カルロス・サルセード(1885-1961):夜の歌(ハープ独奏)
ロッシーニ(1792-1868):アンダンテと変奏曲
イベール(1890-1962):間奏曲
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ポーランド奇想曲(ヴァイオリン独奏)
パガニーニ(1782-1840):ロッシーニの「モーゼ」による幻想曲
シャルル=オーギュスト・ド・ベリオ(1802-1870):バレエの情景 Op.100
チルトミル・シシコヴィチ(ヴァイオリン)
シモーナ・マロッツィ(ピアノ)
録音:1997年7月8-9日、ムッジャ(イタリア)、聖フランチェスコ教会

CRR 9908 \1980
ロッシーニ(1792-1868):
村人のアリエッタ/昔のアリエッタ
カンタータ「ジョヴァンナ・ダルコ」(ジャンヌ・ダルク)
ベートーヴェン(1770-1827):
いらだつ恋人 Op.82 No.3/いらだつ恋人 Op.82 No.4
ああ!不実な人よ(演奏会用アリア)Op.65
エリザベッタ・タンドゥーラ(ソプラノ)
エンツァ・フェッラーリ(ピアノ)
録音:1998年、詳細記載なし

CRR 9909[CD-R] \1980
トリエステからウィーンへ ピアノ四手連弾のための音楽
アントン・ディアベッリ(1781-1858):ソナタ ニ短調 Op.33
ベートーヴェン(1770-1827):
ソナタ ニ短調 Op.6/行進曲ハ長調 Op.45 No.1/行進曲ニ長調 Op.45 No.3
シューベルト(1797-1828):6つのポロネーズ Op.61 D.825 から ニ短調,ニ長調
G・コロニッチュ:戦い(ギャロップ)
ミオーニ&ベッローニ/エレーナ・モデナ編曲:Michez & Jachez Polka
アントン・シュミードル(1814-1880)/エレーナ・モデナ編曲:
ポルカ=マズルカ Op.74
エレーナ・モデナ、イラリオ・グレゴレット(ピアノ)
録音:1994年5月3-4日、トリエステ(イタリア)、聖シルヴェストロ・バジリカ教会

CRR 9911[CD-R] \1980
くちづけの音楽
イザベッラ・コルブラン(1785-1845):Gia la notte s'avvicina(*)
ロッシーニ(1792-1868):音楽の夜会 から セレナータ(*),招待
ドニゼッティ(1797-1848):エコー付きカンツォネッタ(Per valli, per boschi)(*)
ファビオ・カンパーナ(1819-1882):
オペラ「エスメラルダ」から Una sera d'amore(*)
フィリッポ・マルケッティ(1831-1902):Un bacio solo
ジュゼッペ・ストリジェッリ(1843-1916):Baciami ancor(+)
デンツァ(1846-1922):Chante toujours
トスティ(1846-1916):Pour un Baiser
プッチーニ(1858-1924):Sole e amore(Mattinata)
ヴィンチェンツォ・ディ・キアーラ(1860-1937):La Spagnola
ガスタルドン(1861-1939):Ti vorrei rapire(*)/ La musica del baci(*)
レナート・ブロージ(1873-1924):Io non lo so
レスピーギ(1879-1936):Scherzo
リップ[ルイージ・ミアーリア](1888-1962):Creola
ダニエラ・ベノーリ(ソプラノ)
フランチェスコ・グロッロ(テノール(*))
エンツァ・フェッラーリ(ピアノ)
エンリコ・マルティニョン(チェロ(+))
録音:1999年5月、カステルフランコ・ヴェネト(イタリア)、
アッカデーミコ劇場

CRR 9912[CD-R] \1980
ブゾーニ(1866-1924):
ヴァイオリン・ソナタ第1番ホ短調 Op.29
ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調 Op.36a
ジュリアーノ・フォンタネッラ(ヴァイオリン)
タニア・サリナーロ(ピアノ)
録音:1999年2-3月、詳細記載なし

CRR 9913[CD-R] \1980
オペラの周辺で ロマンティック・ピアノとイタリア・オペラ
チェルニー(1791-1857):
序奏とドニゼッティの「ドン・パスクアーレ」のカヴァティーナ
「So anch'io la virtu' magica」による変奏曲 Op.398
タールベルク(1812-1871):ロッシーニの「モーゼ」の主題による幻想曲 Op.33
リスト(1811-1886):
ドニゼッティの「ランメルモールのルチア」の葬送行進曲とカヴァティーナ
ベッリーニの「夢遊病の女」による演奏会用大幻想曲
グリンカ(1804-1857):
ドニゼッティの「愛の妙薬」の舟歌によるギャロップ風即興曲
チェルニー:御者のラッパ、ロッシーニの主題による様々な即興曲 Op.282
ポルテナウ・ピアノ・デュオ
フランコ・カラブレット、エッディ・デ・ナダイ(ピアノ)
録音:1998年11月28-29日、12月5-6日、サチーレ(イタリア)

CRR 9914 \1980
ストラディヴァリウスの声
ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン・ソナタ
第1番ニ長調 Op.12 No.1(*)/第3番変ホ長調 Op.12 No.3(+)
第6番イ長調 Op.30 No.1(#)
フォンタネッラ=サリナーロ・デュオ
ジュリアーノ・フォンタネッラ(ヴァイオリン) タニア・サリナーロ(ピアノ)
録音:1998年7月25日、9月15日、10月22日、ミラ・ポルテ(イタリア)
使用楽器:ストラディヴァリウス製、

CRR 9915[CD-R] \1980
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2 No.2
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28/6つのバガテル Op.126
フィリッポ・ガンバ(ピアノ)
録音:1996年12月27-28日、ブレーメン・ラジオ放送ホール(ドイツ)

CRR 9916[CD-R] \1980
トッカータ カゼッラ、ゴリーニ、マリピエロ、ピック=マンジャガッリ:
ピアノ作品集
リッカルド・ピック=マンジャガッリ(1882-1949):前奏曲とトッカータ Op.27
ジャンフランチェスコ・マリピエロ(1882-1973):共鳴(1918)
アルフレード・カゼッラ(1883-1947):
シンフォニア・アリオーソ、トッカータ Op.59
ジーノ・ゴリーニ(1914-1990):
リチェルカーレとトッカータ(1960)/鐘の前奏曲(1946)
ディミトリ・ロマーノ(ピアノ)
録音:1999年6月、トレヴィーゾ、インフィニティ・スタジオ

CRR 9920[CD-R] \1980
アルマンド・ジェンティルッチ:室内楽作品集
メロディ(弦楽器または管楽器のための;1989/アコーディオンによる演奏)
デューラーの砂時計(クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;
1985)
孤独の水に(フルートのための;1986)
音のエコー(ピアノ四手連弾のための;1985)
ジェスチャーと共鳴(一人で演奏されるクラリネットと打楽器のための;1980)
背景で拍を打つ何物かのように
(第2版;ヴァイオリンと磁気テープのための;1980)
パオロ・ガンドルフィ(1934-):対話(アコーディオンのための;1989)
イカルス・アンサンブル
ジョヴァンニ・マレッジーニ(フルート) 
ミルコ・ギラルディーニ(クラリネット、打楽器)
アレッサンドロ・フェッラーリ(ヴァイオリン) ニコラ・バローニ(チェロ)
パオロ・ガンドルフィ(アコーディオン) 
マルコ・ペドラッツィーニ、内本久美(ピアノ)
録音:カステルノーヴォ・ディ・モンティ(イタリア)、
クラウディオ・メールロ音楽学校コンサートホール、ライヴ、時期記載なし
発売:1999年

CRR 9921[CD-R] \1980
アルマンド・ジェンティルッチとの対話
パオロ・ペレッツァーニ(1955-):
夜の顔(フルート、バスクラリネットとピアノのための;1987)
カルロ・マストロピエトロ(1965-):
Let her dance in your heart(ピアノと打楽器のための;1995)
ファブリツィオ・ファンティチーニ(1955-):
音律の破片(クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための;1995)
ステファノ・ボニラウリ(1964-):
優しい幽霊(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと
ピアノ四手連弾のための;1998)(*)
オスカル・アッコルシ(1958-):痕跡(エレクトロニクスのための;1999)
マウリツィオ・フェッラーリ(1956-):
透明なポリフォニーで、静かに
(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;1996)
イカルス・アンサンブル
ジョヴァンニ・マレッジーニ(フルート) 
ミルコ・ギラルディーニ(クラリネット、打楽器)
アレッサンドロ・フェッラーリ、ロレンツォ・ゴルリ(ヴァイオリン)
アンドレア・マニーニ(ヴィオラ) ニコラ・バローニ(チェロ)
アトス・ボーヴィ(打楽器) マルコ・ペドラッツィーニ、内本久美(ピアノ)
マッシモ・ラウリチェッラ(指揮(*))
録音:カステルノーヴォ・ディ・モンティ(イタリア)、
クラウディオ・メールロ音楽学校コンサートホール、ライヴ、時期記載なし
発売:1999年

CRR 9922 \1980
アレッサンドロ・グランディ(1585-1630):モテットとカンティレーナ集
Laetemur / Ave Regina coelorum / Deus Deus merus / Nigra dum
Placens / In lectulo meo / Quam pulchra es / Salvum me fac Deus
O porta caeli / Cupio dissolvi / O magnum Sacramentum
Tota pulchra es / O nomen Jesu / Benedicta sit / Quomodo dilexi
Ques est ista / Surge, propera / Deus canticum novum
チッタ・ディ・ロヴィーゴ・マドリガル・グループ
アントネッラ・フェッローリ、ダニエラ・ボルガート(ソプラノ)
ジュゼッピーナ・スプレムッリ(アルト)
ロベルト・スプレムッリ(テノール) ルーカ・フェッラーチン(バス)
アルキチェンバロ・アンサンブル
カルロ・レベスキーニ(指揮)
録音:1999年10月9-12日、ロヴィーゴ(イタリア)、
聖使徒バルトロメオ教会、他
演奏者としては表記されていない合唱団(10名)とトロンボーン奏者(4名)の写
真がブックレットに載っており、彼らも録音に参加したようです。

CRR 9923 \1980
モーツァルト(1756-1791):フォルテピアノ四手連弾のためのソナタ集
ソナタ ハ長調 K.19d/ソナタ ニ長調 K.381/ソナタ変ロ長調 K.358
フーガ ト短調 K.401/アンダンテと変奏曲ト長調 K.501
デュオ・クラヴィエーレ
エレーナ・モデナ、イラリオ・グレゴレット(フォルテピアノ)
録音:1999年10月30-31日、トレント(イタリア)、トレンティーノ習俗博物館

CRR 9924 \1980
子供の遊び 管楽五重奏への編曲によるビゼー、ドビュッシー、
ラヴェルの作品
ドビュッシー(1862-1918)/J・リンケルマン編曲:子供の領分
ビゼー(1830-1875)/G・デイヴィス編曲:子供の遊び
ラヴェル(1875-1937)/D・ニッセン編曲:マ・メール・ロワ
ドビュッシー/G・デイヴィス編曲:小組曲
ラヴェル/M・ジョーンズ編曲:クープランの墓
ドビュッシー/E・ボザ編曲:小さな黒人
アヴァンギャルド五重奏団
マルコ・ゾーニ(フルート) ジャンフランコ・ボルトラート(オーボエ)
エンリコ・マリア・バローニ(クラリネット) 
クラウディオ・マルティーニ(ホルン)
グイード・ジャンヌッツィ(ファゴット)
録音:1999年4月14-15、17日、イヴレア(イタリア)、サーラ・ロスターニョ

CRR 9925 \1980
皆で歓呼せよ
ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチョ(16世紀-17世紀):皆で歓呼せよ
ヨハン・ダーヴィト・ハイニヒェン(1683-1729):
主が家を建てるのでなければ(詩篇127)
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):これこそ処女なる后
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
2つのフルートと通奏低音のためのソナタ第2番
マティアス・クルデリ(18世紀):サルヴェ・レジナ
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):
サルヴェ・レジナ/チェンバロ・ソナタ ト長調
エンリコ・マルティニョン(1957-):アヴェ・マリア
コレギウム・ムジクム・ヴェネツィア(ピリオド楽器アンサンブル)
ラッファエーラ・ベノーリ(ソプラノ)
マウロ・マルテッロ、ロベルト・プステルタ(フルート)
エンリコ・マルティニョン(チェロ) ステノ・ボエッソ(ファゴット)
リヴィオ・スキアヴァート(チェンバロ、オルガン)
録音:1999年、シルヴェッレ(イタリア)、聖マルティノ司教区教会

CRR 9927 \1980
アントニオ・ブッツォッラ(1815-1871):
ゴンドラ ヴェネツィアの舟歌とアリエッタ集
El regalo / L'invido in gondola / El mario a la moda / L'amor discreto
L'amante timido / La discrezion / La Gondola / Marieta e Checo /
L'ingenua
Zanze / La dichiarazion / El proponimento / Mi e ti / La discesa de Amor
El tropo e'l tropo poco
ロレンツォ・レガッツォ(バスバリトン)
ディミトリ・ロマーノ(ピアノ)
録音:データ記載なし 発売:2000年

CRR 2000 \1980
悲歌 コントラバスとピアノによる歌曲集
マスネ(1842-1912):悲歌
フォーレ(1845-1924):悲歌/夢のあとに/揺りかご
プーランク(1899-1963):愛の小径
ロッシーニ(1792-1868):涙
オスヴァルト・シュヴァーベ(1846-1909):ロマンス
グラズノフ(1865-1936):悲歌
ブロッホ(1880-1959):哀願/ユダヤの歌/祈り
ドビュッシー(1862-1918):ロマンス
レーガー(1873-1916):ロマンス
ファリャ(1876-1946):子守歌
ステファノ・シャシャ(コントラバス)
ダヴィド・ジョヴァンニ・レオナルディ(ピアノ)
録音:データ記載なし 発売:2000年

<Coup d' archet(クー・ダルシェ)>
CDALP 001-007RR 9枚組 ¥51000
ヨハンナ・マルツィ:Radio Recordings
[COUP 001]
フランク: ヴァイオリンソナタ イ長調 <'59.7.15>
ラヴェル: ヴァイオリンソナタ <'65.1.27>
ヨハンナ・マルツィ(Vn)/ジャン・アントニエッティ(Pf)
・[COUP 002]
W.A.モーツァルト: ヴァイオリン協奏曲 KV 216 ト長調 
<'55.6.19 ヴュルツブルク・レジデンツ>
J.S.バッハ: ヴァイオリン協奏曲 BWV 1042 ホ長調 
<'59.4.24 ヘラクレスザール>
ヨハンナ・マルツィ(Vn)
オイゲン・ヨッフム指揮/バイエルン放送交響楽団(BRSO)
[COUP 003]
ベートーヴェン: ヴァイオリンソナタ 第9番 Op 47 イ長調「クロイツェル」
<'56.5.6 BR Studio 1>
ヴァイオリンソナタ 第8番 Op 30-3 ト長調 <'65.1.27>
ヨハンナ・マルツィ(Vn)/ジャン・アントニエッティ(Pf)
[COUP 004] ベートーヴェン: ピアノ三重奏曲 第3番 Op 1-3 ハ短調 
<'69.11.10>
ドヴォルザーク: ピアノ三重奏曲 第4番 Op 90 ホ短調「ドゥムキー」
<同日>
ヨハンナ・マルツィ(Vn)/イシュトヴァン・ハイデュ(Pf)
パウル・サボ(Vc)※COUP 004のみ2枚組
[COUP 005]
ブラームス: ヴァイオリンソナタ 第1番 Op 78 ト長調「雨の歌」
<'72.11.25.>
ラヴェル: ヴァイオリンソナタ <同日>
ヨハンナ・マルツィ(Vn)/イシュトヴァン・ハイデュ(Pf)
[COUP 006] ヘンデル: ヴァイオリンソナタ HWV 361(Op 1-3)イ長調 
<'62.5.4>
ファリャ: スペイン舞曲 <'66.4.4>
クライスラー: ベートーヴェンの主題によるロンディーノ <'66.4.4>
フィオッコ: アレグロ <'66.4.4>
ラヴェル: フォーレの名による子守歌 <'66.4.4>
ヘンデル: ヴァイオリンソナタ HWV 370(Op 1-12)ヘ長調 <'55.11.14>
マルティヌー: 7つのリズム練習曲-第1曲アラベスク <'51.10.31>
ミョー: 春 <'51.10.31>
バルトーク(セーケイ編): 6つのルーマニア民族舞曲 <'51.10.31>
ヨハンナ・マルツィ(Vn)/ジャン・アントニエッティ(Pf)
[COUP 007]
J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番 ト短調 HWV1001 
<'62.5.4>
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 HWV1006 
<'55.6.20>
ヨハンナ・マルツィ(Vn)
[COUPSP 01]※未発表音源 W.A.モーツァルト: ヴァイオリン ソナタ KV454 
<'62.5.4>
ヨハンナ・マルツィ(Vn)/ジャン・アントニエッティ(Pf)
卸価格:@37,800(税抜き)
※内容は上記8組のセットで、盤が計9枚となります。
今春発売以来、大きな反響を頂いている、レーベル[英]のヨハンナ・マル
ツィLPBOXセットシリーズに、新セットが加わります。
今回は全3部作(予定)のうち第2弾、"RADIO RECORDINGS"セットが登場。
今回のセットは、クー・ダルシェ レーベルが97年、マルツィ未発表音源集
第1弾として最初に制作した、COUP 001番から007番までのLP盤を復刻したもの
と合わせ、あらたに発掘されたモーツァルトの未発表音源が収められた
COUPSP 01番を加えた、計9枚組のLPBOXセットになります。全タイトル既に廃
盤のため、単体では中古のしかもプレミア価格でしか手に入らないものばかり。
今回よりプレス地をドイツの"オプティマル・メディア・プロダクション"社に
変更し、制作側と生産側の間での、より緊密なコミュニケーションが可能とな
り、制作者の意図を100%製品に反映させることができるようになったことで、
さらなる品質の向上が図られています。
※限定生産品となりますので、お早めのご注文をお勧めいたします。
使用権を全て得るまでには、長期間にわたる粘り強い交渉努力を要したという、
各国放送局に保管されていた完全オリジナルマスター音源を使用!
ロンドン"Abbey Road Studio"(EMI)にてカッティング(Advance-head cutting)。
厳選された上質なビニール原材料と、オプティマル社が誇る最先端高品質プレ
ス技術を駆使し、もちろんオーディオファイル仕様180g重量盤でプレス!
【内 容】33rpm 180g 10LPs
ホイル・ブロック&クロスバウンド仕上げ、上質で堅牢なつくりの外装BOX
ケース

<MEMBRAN>
曲目詳細はこちら

Documents 233369 10枚組 ¥1080
ジャック・オッフェンバック:作品集

Documents 233375 10枚組 ¥1080
カール・オルフ:作品集

CLASSICO 233378 10枚組 ¥1080
カール・ニールセン:作品集

Documents 233379 10枚組 ¥1080
カミーユ・サン=サーンス:作品集

Documents 233380 10枚組 ¥1080
ロベール・カサドシュ:名演集

Documents 233381 10枚組 ¥1080
ナタン・ミルシテイン:名演集

Documents 233382 10枚組 ¥1080
ヨゼフ・メッテルニヒ(1915-2005):名唱集

Documents 233384 10枚組 ¥1080
ニコライ・ゲッダ:名唱集



<XCP>
XCP5040 ¥2180
Henri Duparc/ 12 Melodies
1. 旅へのいざない(4:24)
2. ためいき(3:35)
3. 遺言(3:32)
4. フィレンツェのセレナード(2:05)
5. 波と鐘(5:24)
6. 哀歌(5:24)
7. 前世(4:46)
8. フィディレ(5:09)
9. 法悦(3:21)
10. 悲歌(3:20)
11. ローズモンドの屋敷(2:28)
12. 悲しき歌(3:17)
録音:1954年2月16-23日、パリ
Camille Maurane(カミーユ・モラーヌ)(バリトン)
モラーヌ40代半ばのパリ録音。透明感がありまた品があるうっとり聞き入って
しまう1枚。




<URANIA>
WS121.131 3枚組 ¥2080
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 
レニングラード・フィル  1959/7/24
グラズノフ:ピアノ協奏曲第1番
キリル・コンドラシン指揮 モスクワ・ユース管 1952/12/14
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番
クルト・ザンデルリンク指揮 
ソビエトRTV大交響楽団  1955/2/18
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
クルト・ザンデルリンク指揮 レニングラード・フィル 1959/2/18
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番
キリル・コンドラシン指揮 モスクワ・ユース管 1952
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番
ヴィトルド・ロヴィツキ指揮 ワルシャワ国立フィル 1958/9
リムスキー=コルサコフ:ピアノ協奏曲
キリル・コンドラシン指揮 モスクワ・ユース管 1952
スヴャトスラフ・リヒテル(P)  

WS121.132 2枚組 ¥1450
ガーシュウィン:
ラプソディー・イン・ブルー ジョージ・ガーシュウィン(P)
ポール・ホワイトマン・オーケストラ 1927年
ピアノ協奏曲 へ調
ロイ・バージー(P) ポール・ホワイトマン・オーケストラ
1928/9/15-17
13のポピュラー・ソング
フレッド・アステア、ルイ・アームストロング、アル・ジョルソン、
ミルドレッド・ベイリー、ビリー・ホリデイ、ナット・キング・コール、
エラ・フィッツジェラルド、フランク・シナトラ、サラ・ヴォーン、
ポール・ロブスン、ジュディ・ガーランド、マリリン・モンロー
1928-1956
ラプソディー・イン・ブルー  アール・ワイルド(P)
パリのアメリカ人   
ピアノ協奏曲 へ調  オスカー・レヴァント(P)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1942-1944
延期になっておりましたWS121.108の品番変更後の再発売です。

WS121.133 ¥750
ヴィラ=ロボス:
交響曲第4番「勝利」、ピアノ協奏曲第5番
ブラジルの子供の謝肉祭
ショーロス第5番「ブラジルの心」
マグダ・タリアフェロ(P)
フェリシア・ブルーメンタール(P)
エイトル・ヴィラ=ロボス指揮
フランス国立放送交響楽団  1954-1958




<MUSICAL CONCEPTS>
廃盤化していたVANGUARDアブラヴァネルのシベリウス全集が価格が大幅に
下がって再発売されます!
MC132 3枚組 ¥1300
Sibelius:Complete Symphonies /Maurice Abravanel
CD1:
交響曲第1番 ホ短調 op.39
交響曲第4番 イ短調 op.63
CD2:
交響曲第2番 ニ長調 op.43
交響曲第3番 ハ長調 op.52
CD3:
交響曲第5番 変ホ長調 op.82
交響曲第6番 ニ短調 op.104
交響曲第7番 ハ長調 op.105
モーリス・アブラヴァネル指揮
ユタ交響楽団
1977年録音
シベリウスという作曲家からは異質と思えるほど爽快感に満ちた演奏。ユタと
いう田舎町にフィットした演奏でもあります。とりわけ「第3番」が名演です。




<独UNIVERSAL>
DECCA 4805604 12枚組 ¥6680
モーツァルト:交響曲全集
サー・ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー室内管弦楽団

DG 4805677 5枚組 ¥3300
グリーグ:管弦楽作品集
ネーメ・ヤルヴィ指揮
エーテボリ交響楽団




<DUTTON>
CDEA 1917 ¥880
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ロンドン・フィル 1936/6
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
ランドン・ロナルド指揮 ロンドン・フィル 1935/4
フリッツ・クライスラー(Vn)

CDEA 9805 ¥880
マルセル・ドラノワ(1898-1962):
協奏的セレナーデ-ヴァイオリンと管弦楽のためのガラスの靴
シャルル・ミュンシュ指揮 パリ音楽院管弦楽団 1941/7
ジャン・ユボー(1917-1992):ヴァイオリン協奏曲 
ウジェーヌ・ビゴー指揮 コンセール・ラムルー管 1942/5
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調 op.61
ピエロ・コッポラ指揮 コンセール・パドルー 1935/6
アンリ・メルケル(Vn)

CDEA 9806 ¥880
ドビュッシー:
管弦楽のための映像-イベリア
版画-グラナダの夕べ(コッポラ編)

夜想曲
ピエロ・コッポラ指揮 パリ音楽院管弦楽団
1932/35/38

<レグルス>
CRT-2100/2 3枚組 ¥4200
バルトーク:弦楽四重奏曲全曲
Disc.1 第1番-第3番
Disc.2 第4番-第6番
Disc.3 「古典四重奏団から見たバルトーク」(解説CD) 
古典四重奏団(川原千真・花崎淳生・三輪真樹・田崎瑞博)
録音:2010年4月20-22日・6月16-18日、2011年4月25-27日・6月9日
田崎瑞博が創設したクレアシオン・レーベルより初の古典四重奏団による録音。
96年の「第5番」録音、99年・05年の連続演奏会を経て、ついに全曲CDリリー
ス。その精緻なアンサンブルは、鋭いリズム、清澄なハーモニー、対位法の明
晰さを追求し、ゆえに作品の内面が浮き彫りとなる。モーツァルトやベートー
ヴェン後期で魅せた深遠な芸術が、バルトークにおいても展開される。豪華執
筆陣の解説や対談、さらには彼らならではの付録解説CDが、我々をバルトーク
にぐんと引き寄せてくれるに違いない。
●豪華執筆陣による解説書・対談。
執筆/中村孝義(音楽学・大阪音楽大学学長)、
伊東信宏(音楽学・ 大阪大学教授)  
対談/ハンガリーとバッハ-
中村隆夫(コダーイ研究家・北海道教育大学名誉教授)/田崎瑞博
●恒例のコンサート前のレクチャースタイルによる解説CD付。