<クラシック・輸入盤新譜情報 11-08>
<Deutsche Grammophon> 4779464 40枚組 ¥29000 ムター/ザ・コンプリート・ミュージシャン CD1 1.モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番/2. 同 第5番《トルコ風》 CD2 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 CD3 ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲 マーク・ゼルツァー(ピアノ)ヨーヨー・マ(チェロ) CD4 1.メンデルゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 2.ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 CD5 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 CD6 1.ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 2.同:悲劇的序曲 以上ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン CD7 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン CD8 1.ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲 フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ポール・ザッヒャー 2.ルトスワフスキ:パルティータ フィリップ・モル(ピアノ) BBC交響楽団 指揮:ヴィトルト・ルトスワフスキ CD9 1.ベートーヴェン:弦楽三重奏曲第1番 2.同:弦楽三重奏のためのセレナード CD10 1.ベートーヴェン:弦楽三重奏曲第2番/2.同 第3番/3.同 第4番 以上ブルーノ・ジュランナ(ピアノ) ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ) CD11 1.バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番/2.モレ:夢 ボストン交響楽団 指揮:小澤征爾 CD12 1.ベルク:ヴァイオリン協奏曲/2.リーム:歌の時 CD13 1.サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン/2.ヴィエニャフスキ:伝説 3.タルティーニ:悪魔のトリル/4.ラヴェル:ツィガーヌ 5.マスネ:タイスの瞑想曲/6.サラサーテ:カルメン幻想曲 7.フォーレ:子守歌 シカゴ交響楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン CD14 1.シベリウス:ヴァイオリン協奏曲/2.同:2つのセレナード 3.同:ユモレスク第1番 シュターツカペレ・ドレスデン 指揮:アンドレ・プレヴィン CD15 1.ブラームス:F.A.E.ソナタ-スケルツォ 2.ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ 3.モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第28番 4.フランク:ヴァイオリン・ソナタ 5.ブラームス:ハンガリー舞曲第2番/6.同 第5番 7.ドビュッシー:美しき夕暮れ ランバート・オーキス(ピアノ) CD16 1.ペンデレツキ:メタモルフォーゼン ロンドン交響楽団 指揮:クリシュトフ・ペンデレツキ 2.バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ランバート・オーキス(ピアノ) CD17 1.ブラームス:ヴァイオリン協奏曲/2.シューマン:幻想曲 ニューヨーク・フィルハーモニック 指揮:クルト・マズア CD18 1.ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 2.同 第2番/3.同 第3番 CD19 1.同 第4番/2.同 第5番《春》/3.同:笛時計のためのアレグロ CD20 1.同 第6番/2.同 第7番/3.同 第8番/4.同:12の舞曲-第4&7番 CD21 1.同 第9番《クロイツェル》/2.同 第10番/3.同:ト調のメヌエット 以上ランバート・オーキス(ピアノ) CD22 1.ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》/2.タルティーニ:悪魔のトリル トロンハイム・ソロイスツ CD23 1.プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番/2.クラム:ノットゥルノ 3.ウェーベルン:4つの小品/4.レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ランバート・オーキス(ピアノ) CD24 1.プレヴィン:タンゴ&ダンス/2.ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 3.同 第6番/4.同 第7番 5.ガーシュウィン(ハイフェッツ編):《ポーギーとベス》-サマータイム 6.同-いつもそうとは決まっていない/7.同-ベス、お前は俺の女だ 8.うちの人は逝ってしまった/9.クライスラー:美しきロスマリン 10.同:ウィーン奇想曲/11.同:愛の悲しみ 12.クライスラー:ヴァイオリン・ソナタ第1番 アンドレ・プレヴィン(1、5-8:ピアノ) ランバート・オーキス(2-4、9-12:ピアノ) CD25 1.ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲/2.同:ロマンス第1番/3.同 第2番 ニューヨーク・フィルハーモニック 指揮:クルト・マズア CD26 1.プレヴィン:ヴァイオリン協奏曲/2.バーンスタイン:セレナード ロンドン交響楽団 指揮:アンドレ・プレヴィン CD27 1.チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 2.コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:アンドレ・プレヴィン CD28 1.デュティユー:同じ和音の上に フランス国立管弦楽団 指揮:クルト・マズア 2.バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 ボストン交響楽団 指揮:小澤征爾 3.ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲 フィルハーモニア管弦楽団 指揮:パウル・ザッハー CD29 1.モーツァルト: ヴァイオリン協奏曲第2番/2.同 第1番/3.同 第5番《トルコ風》 CD30 1.同 第4番/2.同 第3番 3.同:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 ユーリ・バシュメット(3:ヴィオラ) 以上ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 CD31 1.モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ第32番/2.同 第25番/3.同 第26番/4.同 第40番 CD32 1.同 第29番/2.同 第34番/3.同 第25番/4.同 第41番 CD33 1.同 第24番/2.同 第36番/3.同 第43番/4.同 第30番 CD34 1.同 第27番/2.同 第33番/3.同 第28番/4.同 第42番 以上ランバート・オーキス(ピアノ) CD35 1.モーツァルト:ピアノ三重奏曲第6番/2.同 第5番/3.同 第4番 アンドレ・プレヴィン(ピアノ)ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ) CD36 1.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 指揮:クルト・マズア 2.ピアノ三重奏曲第1番/3.ヴァイオリン・ソナタ リン・ハレル(チェロ)アンドレ・プレヴィン(ピアノ) CD37 1.J.S.バッハ: ヴァイオリン協奏曲第2番/2.同 第1番 3.グバイドゥリーナ:ヴァイオリン協奏曲 4.J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番-エア トロンハイム・ソロイスツ CD38 1.ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番/2.同 第1番/3.同 第3番 CD39 (世界初発売) 1.ルトスワフスキ:パルティータ/2.同:間奏曲/3.チェーン2 クリスティナ・ボルチンスカ(ピアノ) シンフォニア・ヴァルソヴィア 指揮:ヤン・クレンツ 4.ストラヴィンスキー:組曲/ランバート・オーキス(ピアノ) 5.プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(録音:1974年) CD40 (世界初発売) 1.シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番/ランバート・オーキス(ピアノ) 2.プレヴィン: ヴァイオリンとコントラバスのための二重協奏曲 ローマン・パトコロ(コントラバス) ボストン交響楽団 指揮:アンドレ・プレヴィン 3.クーリエ:歌の後に/ランバート・オーキス(ピアノ) ヴァイオリン&指揮:アンネ=ゾフィー・ムター 他 ヴァイオリンの女王として30年以上に渡って君臨するムターが、1978年から 2009年までに当レーベルに残した録音をまとめた豪華40枚組。カラヤンの 秘蔵っ子としてデビューした若き日の名演に始まり、小澤、マズアといった 巨匠たちとの緊張感あふれる対話、盟友オーキスとの珠玉のデュオ、そして 近年彼女が果敢に挑戦している弾き振りや元夫プレヴィンとの優美な共演ま で、すべてを収録した「完全な」40枚組です!そしてハードカヴバーのブッ クレットはフルカラー仕様で焼く300ページにわたるもの。このアルバムの ために行われたインタビューやムターの伴奏を長期にわたって務めている ランバート・オーキスによるエッセイなど興味深い内容!ムター11歳の時の プロコフィエフ録音など世界初発売の音源も含むファン垂涎の贅沢なBOXです。 4779359 ¥1850 リーム:ライト・ゲーム&カリアー:タイム・マシン他 1.リーム:ライト・ゲーム 2.ペンデレツキ:デュオ・コンチェルタンテ 3.リーム:ダイアーデ 4.カリアー:タイム・マシン アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン) ローマン・パトコロ(2、3:コントラバス) ニューヨーク・フィルハーモニック 指揮:マイケル・フランシス(1)、アラン・ギルバート(4) 録音:2010年10月23日(1)、2011年6月4日(4) 以上ニューヨーク、 2011年4月6日 ミュンヘン(2、3) 2011年8月23日にデビュー35周年を迎えるアンネ=ゾフィー・ムターを記念し た4つの世界初録音!伝統的なレパートリーと同様にムターが常に情熱を傾け ているのが現代作品で、多くの作品が彼女に捧げられ、多くの初演を手がけ てきました。当盤では伴奏をニューヨーク・フィル、共演を1982年スロヴァ キア生まれで、ミュンヘンを含む各地の国際コンクールを制覇した俊英コン トラバス奏者ローマン・パトロコがそれぞれ務めています。 4764498 ¥1850 1.ドビュッシー:交響詩《海》 2.ラヴェル:バレエ《マ・メール・ロワ》 3. 同:ラ・ヴァルス ソウル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:チョン・ミョンフン 録音:2010年5月20日 ソウル・アーツ・センター 先日の来日公演も大好評を博したミュンフン&ソウル・フィルの当レーベル・ デビュー盤。来日公演でも演奏されたドビュッシーの《海》を始め、ミョン フンの十八番であるフランス音楽で固めた磐石の演奏を聴かせてくれます。 かつての繊細で流麗なタクトに、巨匠の階段を昇る中で着実に積み重ねてきた 重みや深みが巧みにブレンドされた名演をお楽しみください。 4779291 ¥1850 ベートーヴェン:ピ 1.ピアノ・ソナタ 第3番ハ長調Op.2‐3 2. 同 第21番ハ長調Op.53 《ワルトシュタイン》 3.アンダンテ・ファヴォリ へ長調 WoO57 4.ロンド・ア・カプリッチョ ト長調Op.129 《失われた小銭への怒り》 アリス=紗良・オット(ピアノ) 録音:2010年8月29日 フリードリヒ・エーベルト・ハレ、ハンブルク ドイツ音楽の真髄で、ピアノの新約聖書とも呼ばれるベートーヴェンのソナタ にドイツと日本の血が流れる才媛アリス=紗良・オットが挑んだ渾身の1枚。 ハ長調の2曲のソナタを軸に、当初は《ワルトシュタイン》の第2楽章として 作曲された「アンダンテ・ファヴォリ」と《失われた小銭への怒り》を並べ た選曲のセンスも光る1枚がようやく輸入盤でも発売となります。 4779439 2枚組 ¥2550 ピエール=ロラン・エマール/リスト・アンド・モア CD1 1.リスト:悲しみのゴンドラS.200 2.ワーグナー:M.W.夫人のアルバムのためのソナタ 変イ長調 3.リスト:暗い雲S.199/4.ベルク:ピアノ・ソナタOp.1 4.リスト:凶星!S.208 5.スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番ト長調Op.68 6.リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調S.178 CD2 1.リスト:エステ荘の糸杉に―哀歌IS.163‐2 2.バルトーク:Sz.45‐4 3.リスト:小鳥に説教するアッシジの聖フランシスS.175‐1 4.マルコ・ストロッパ:タンガタ・マヌ 5.リスト:エステ荘の噴水S.163‐4 6.ラヴェル:水の戯れ 7.メシアン:カオグロヒタキ 8.オーベルマンの谷S.160‐6 ピエール=ロラン・エマール(ピアノ) 今年の10月22日に生誕200年を迎えるリストを記念して、鬼才エマールが満を 持して贈る野心的なアルバム。この大規模な2枚組では、リストの作品だけで なく、彼の影響を受けた同時代と後裔の作曲家たちの作品もして、そのバイ タリティーを多角的にご紹介します。ウィーンのコンツェルトハウスで2晩に 渡って繰り広げられた白熱のライヴ音源でお届けします。 4779697 2枚組(1枚価格) ¥1850 ツィマーマン/リスト録音集 CD1 1.ピアノ協奏曲第1番/2.同 第2番/3.死の舞踏 CD2 1.ピアノ・ソナタ ロ短調/2.暗い雲/3.夜/4.悲しみのゴンドラ 5.葬送曲 クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ) ボストン交響楽団 指揮:小澤征爾(CD1) 録音:1987-91年 1987-91年に巨匠ツィマーマンが残した2つのリスト・アルバムを豪華カップ リング!小澤&ボストン響が伴奏を務めた名盤の誉れ高い協奏曲集も、作品 の魅力を鋭く深奥まで描いたピアノ作品集も、今なお輝きを失わないことを 伝える2枚組です。 4779829 ¥1350 ラン・ラン/リスト名曲選集 1.リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調 S244 2.リスト:愛の夢 第3番 変異町長S.541(抜粋) 3.リスト:《ドン・ジョヴァンニ》の回想(抜粋) ラン・ラン(ピアノ) 録音:2005年8月(1)、2003年11月(2&3) 超絶技巧と比類無い感性を併せ持つピアニスト、ラン・ランがリスト・イヤ ーに贈る名曲コンピ。 4779842 ¥1350 レイト・ナイト・リスト 1.コンソレーション第6番(ヴラディミール・ホロヴィッツ) 2.孤独のなかの神の祝福(クラウディオ・アラウ) 3.コンソレーション第4番(ダニエル・バレンボイム) 4.同 第2番(ダニエル・バレンボイム) 5.ゴンドラを漕ぐ女(ヴィルヘルム・ケンプ) 6.悲しみのゴンドラ第2稿(フランス・クリダ) 7.リヒャルト・ワーグナー(フランス・クリダ) 8.愛の夢第1番(ダニエル・バレンボイム) 9.即興曲(ヴラディミール・ホロヴィッツ) 10.ワレンシュタット湖畔で(ラザール・ベルマン) 11.コンソレーション第5番(ダニエル・バレンボイム) 12.湖の畔で(ヴラディミール・ホロヴィッツ) 13.愛の夢第2番(ダニエル・バレンボイム) 14.瞑想(フランス・クリダ) 15.夢の中に(フランス・クリダ) 16.眠れぬ夜(フランス・クリダ) 録音:1970-85年 リスト生誕200年を記念して、名手たちの名演を選りすぐった繊細で秘めやか な1枚。ホロヴィッツ、バレンボイム、ケンプ、クリダ、ベルマンら錚々たる 名手の歴史的な名演でどうぞ。 4779716 ¥1850 ディエゴ・エル・シガーラ/シガーラ&タンゴ 1.ガルガンチャ・コン・アレーナ 2.40 3.想いの届く日 4.ソルダッド 5.ロス・エルマノス 6.ノスタルジアス 7.トモ・イ・オブリゴ 8.彼女の瞳は閉ざされた 9.ユーカリ 10.灰色の昼下がりに 11.アルフォンシーナと海 ディエゴ・エル・シガーラ(ヴォーカル) ネストル・マルコーニ(バンドネオン)フアンホ・ドミンゲス(ギター)他 録音:2010年 グラン・レックス、ブエノスアイレス 現代フラメンコ随一のカンタオール、ディエゴ・エル・シガーラは、濃密な フラメンコ・アルバムを発表する傍ら、これまでキューバの偉大なベボ・バ ルデースやその息子チューチョ・バルデースなどとの共演を通じ、ラテン・ アメリカの音楽を彼流に料理したアルバム発表やコンサートを行ってきまし た。そして今作では何と、アルゼンチン・タンゴに初挑戦!2010年春にブエ ノスアイレスの名門劇場グラン・レックスで、ゲストに現代バンドネオンの 重鎮ネストル・マルコーニ、国内盤発売や来日でお馴染みギターの巨匠フア ンホ・ドミンゲスらをゲストに迎え行ったコンサートの実況録音盤です。カ ルロス・ガルデルのレパートリーを中心に、ユパンキやアリエル・ラミレス の名曲フォルクローレなども収録。タンゴを歌ってもシガーラ節は健在で、 タンゴの粋とフラメンコの情がこの上ない濃厚な世界を創り上げています。 ●2CD シリーズ 各 2枚組 ¥1850 4779767 2枚組 ハイドン:オラトリオ《天地創造》 キャスリーン・バトル(ソプラノ)エスタ・ヴィンベルイ(テノール) クルト・モル(バス) ストックホルム放送合唱団 ストックホルム室内合唱団 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮: ジェイムズ・レヴァイン 録音:1987年12月 ベルリン 重厚な序奏による開始が印象的なレヴァイン指揮の《天地創造》。ベルリン ・フィルの迫力のあるサウンドを活かした正統派の名演で、バトルら歌手陣 も好演。チェンバロの代りにフォルテピアノを使っているのも特徴です。 4779571 2枚組 グリーグ管弦楽作品集 CD1 1.ピアノ協奏曲/2.《ペール・ギュント》第1組曲/3.同 第2組曲 op.46 CD2 1.組曲《ホルベアの時代から》/2.2つの悲しき旋律/3.2つの旋律 4.2つの北欧的旋律/5.2つの抒情的小品/6.抒情組曲 リーリャ・ジルベルシュテイン(CD1‐1:ピアノ) エーテボリ交響楽団 指揮:ネーメ・ヤルヴィ 録音1987-93年 グリーグの人気曲を豪華カップリング!北欧音楽の第一人者ヤルヴィは、いず れの作品でも実に繊細で優美な名演を聴かせてくれます。また、ジルベルシュ テインによるピアノ協奏曲はグリーグ生誕150年を記念してリリースされたも のです。 4779758 2枚組 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 CD1 1.第8番《悲愴》/2.第14番《月光》/3.第23番《熱情》 4.第24番《テレーゼ》 CD2 1.第17番《テンペスト》/2.第21番《ワルトシュタイン》 3.第25番/4.第26番《告別》 マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ) 録音:1988-2002年 ベートーヴェンの音楽の持つ構築性とそこに内在する斬新さを鮮明に浮き立た せるポリーニの至芸を集めた2枚。8曲いずれにおいても、力強く聴き応えある 演奏を聴かせてくれます。 4779580 2枚組 ラヴェル管弦楽作品集 CD1 1.ボレロ/2.マ・メール・ロワ/3.海原の小舟/4.道化師の朝の歌 5.スペイン狂詩曲 CD2 1.ダフニスとクロエ(全曲)/2.ラ・ヴァルス ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(CD1) 指揮:ピエール・ブーレーズ 録音:1993-94年 ベルリン ブーレーズとベルリン・フィルの初録音となったアルバムをカップリング! ブーレーズの音楽づくりは近年ますます冴えをみせ、その表現は深みを増し ていますが、それに応えるベルリン・フィルの演奏がまた秀逸。弦楽器は決 然かつのびやかに歌い、管楽器は独自の音色とルバートで聴く者を魅了しま す。ラヴェル作品の精緻な粋を楽しむのに格好のアルバムです。 4779586 2枚組 ヴィヴァルディ:グローリア&スターバト・マーテル他 CD1 ヴィヴァルディ:グローリアRV.589 2.スカルラッティ:主は我が主に言いたまいぬ /3.コレッリ:合奏協奏曲Op.6‐8《クリスマス協奏曲》 CD2 1.詩篇第126番《ニシ・ドミヌス》RV608 2.弦楽と通奏低音のための協奏曲RV128/3.《スターバト・マーテル》RV621 4.弦楽のためのシンフォニアRV169《聖なる墓にて》 5.アンティフォナ《サルヴェ・レジーナ》RV616 マイケル・チャンス(CD2‐3:カウンターテナー) イングリッシュ・コンサート 指揮:トレヴァー・ピノック 録音:1992-95年 作品の持つ明るさを前面に押し出し、きびきびと爽快で明るいバロック音楽 を聴かせてくれるピノック&イングリシュ・コンサートの代表盤をカップリ ング。中でも《四季》と並ぶヴィヴァルディの代表作である《グローリア》 は、冒頭のオクターブ跳躍が有名で、彼らしい輝きに満ちたの教会音楽です。 4779583 2枚組 ヴェルディ:レクイエム シェリル・ステューダー(ソプラノ) マルヤーナ・リポヴシェク(メゾ・ソプラノ) ホセ・カレーラス(テノール) ルッジェーロ・ライモンディ(バス) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド 録音:1991年 ウィーン 1979年のミラノ・スカラ座、2001年のベルリン・フィルとの間に挟まれたアバ ド2度目の録音となるヴェルディのレクイエム。ウィーン・フィルの優美な演 奏と、ステューダー、リポヴシェク、カレーラス、ライモンディを揃えた豪華 歌手陣が華麗な歌唱が見事な調和を湛えています。 4779770 2枚組 メシアン:トゥーランガリラ交響曲 イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)ジャンヌ・ロリオ(オンド・マルトノ) パリ・バスティーユ管弦楽団 指揮:チョン・ミュンフン 録音:1990年 パリ フランスの作曲家メシアンの代表作を、当時まだ若手だったミュンフンが作曲 者監修のもとで録音したアルバム。高速のテンポでダイナミックかつ情動的に 音楽を動かした清廉な名演です。 4779577 2枚組 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集 CD1 1.協奏曲.第1番/2.同 第2番/3.アダージョK.261/4.ロンドK.269 5.同K.373 CD2 1.協奏曲第3番/2.同 第4番/3.同 第5番《トルコ風》 イツァーク・パールマン(ヴァイオリン) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン 録音:1982-85年 ウィーン 実に艶やかで健康的なパルマンのヴァイオリンと、レヴァイン&ウィーン・ フィルの明快な伴奏が描くモーツァルト。この愛すべき連作佳品がまさに水 を得た魚のように生き生きと解き放たれ息づいて、魅力的な時間をもたらし てくれる快演でです。 4779574 2枚組 ヘンデル:オラトリオ《メサイア》 ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ 指揮:ポール・マクリーシュ 録音:1996年 ロンドン ヘンデルの作品のなかで最も名高い傑作《メサイア》は、キリストの予言と 出生から受難と復活に至るまでを描いた、抒情的な感動を与える作品です。 全体はレチタティーヴォとアリアそしてコーラスによって構成されています が、このアルバムはそのなかから〈ハレルヤ・コーラス〉をはじめとする合 唱曲をセレクション。古楽界で注目を集めているマクリーシュの演奏でお聴 きください。 4779785 2枚組 シベリウス交響曲集 CD1 1.交響曲第1番/2.同 第5番 CD2 1.同 第2番/2.同 第7番 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:レナード・バーンスタイン 録音:1986-90年 バーンスタイン晩年の濃厚巨大な芸風を如実に反映したユニークな名演揃いの シベリウス交響曲集です。まるでマーラーを聴くようなヘヴィーなアプローチ には驚きの連続ですが、ウィーン・フィルの豊麗な音色が遅いテンポで徹底的 に生かされているため、その表情は驚くほど表現的、油彩的なものとなってい ます。特に冒頭から雰囲気たっぷりなホルンにワクワクさせられる第5番と、 無類の高揚を見せる第7番は感銘深い仕上がりですが、初期の第1番と第2番に ついても、シベリウスの作風がこの時期はまだまだロマン的なものであったこ とを改めて痛感させてくれるのが結果として面白いといえるかもしれません。 すべて音質良好なデジタル録音ということもあり、バーンスタインが好きな方 にはおすすめのセットです。 4779565 2枚組 ベリオ:セクエンツァ アンサンブル・アンテルコンタンポラン 録音:1994-96年 パリ 現代イタリアを代表する作曲家ベリオが約40年に渡って書き続けてきた独奏 用《セクエンツァ》。このシリーズは、第2次世界大戦後の新しい演奏技法を その筋のパイオニアたちと協同しながら作品内に取り入れ、古き歌心と先進 的な美学をみごとに融合させることで、新境地を開拓してきました。アンサ ンブル・アンテルコンタンポランの名手たちの研ぎ澄まされた名演は、現代 音楽”だから敬遠するというのではなく、それぞれの楽器の可能性の現在を 知る上で、ぜひ手元に置いていただきたいアルバムです。 4779764 2枚組 ドヴォルザーク交響曲集 CD1 1.交響曲第6番/2.同 第8番 CD2 1.同 第7番/2.同 第9番《新世界より》 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ラファエル・クーベリック 録音:1966-72年 ベルリン 第8番に象徴される力強いアプローチから、《新世界》のスケール・アップし た演奏まで、作品に応じて常に適切な対応が行われた見事な演奏で、なじみ の薄い第6、7番もここでは魅力十分な音楽として自信たっぷりに演奏されて います。ベルリン・フィルの強大な威力を縦横に駆使して、作品固有のロー カリティに周到な配慮を見せながらも、決してそこに安住せず、より普遍的 な作品像を希求しているのがクーベリックの至芸と言えるでしょう。土の香 りを色濃く湛えながらも品格を失わないこれらの演奏はまったく見事としかい いようがなく、その高い完成度と尽きせぬ魅力は今尚他の追随を許しません。 4779788 2枚組 チャイコフスキー:バレエ《眠れる森の美女》全3幕 ロシア・ナショナル管弦楽団 指揮:ミハイル・プレトニョフ 録音:1997年 モスクワ プレトニョフが手兵ロシア・ナショナル管弦楽団とともに続けている一連の 録音から、チャイコフスキーの3大バレエの名曲を収録。周到で綿密なアンサ ンブルは、期待を裏切らない出来ばえです。 4779779 2枚組 シューベルト室内楽作品集 CD1 1.ピアノ五重奏曲《ます》/2.弦楽四重奏曲第13番《ロザムンデ》 CD2 八重奏曲 ギドン・クレーメル(ヴァイオリン) ジェイムズ・レヴァイン(CD1‐1) ハーゲン弦楽四重奏団(CD1) イザベル・ファン・クーレン(CD2:ヴァイオリン) タベア・ツィンマーマン(CD2:ヴィオラ) ダヴィド・ゲリンガス(CD2:チェロ) アロイス・ポッシュ(CD2:コントラバス) エドゥアルト・ブルンナー(CD2:クラリネット) ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(CD2:ホルン) クラウス・トゥーネマン(CD2:ファゴット) 録音:1985-90年 シューベルトを現代的な文脈の中に位置付けし直した快演。これらの名曲か ら不安におののくセンシティヴさや無気力感などのネガティヴな心情を鮮や かに抽出したクレーメルの鬼才ぶりには驚嘆するばかりです。また《八重奏 曲》では、クレーメルが主宰するロッケンハウス音楽祭の仲間たちによる演 奏で、各々ソリストとして活躍する個性的な面々ですが、クレーメルの求心 力もあって、緊張感を保ちつつも愉悦感に満ちた合奏を繰り広げています。 4779568 2枚組 ショパン:夜想曲全集(21曲) マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ) 録音:1995-96年 ミュンヘン 名女流ピアニスト、ピリスによる優雅かつ情感溢れるドラマティックなショパ ンの夜想曲。レコード・アカデミー賞にも輝いた名盤で、各曲の性格を鋭くと らえられており、曲ごとに違った魅力を発見できること間違いなしです。 4779761 2枚組 ブラームス交響曲全集 CD1 1.交響曲第1番/2.同 第3番 CD2 1.同 第2番/2.同 第4番 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン 録音:1986-88年 ベルリン カラヤンの十八番で、3度目の録音となるブラームス交響曲全集。死の直前の 録音にも関わらず、ベルリン・フィルの重厚なサウンドを堂々と牽引して、 録音状態も含め、4曲いずれも極めて完成度の高い演奏を聴かせてくれます。 4779776 2枚組 レスピーギ管弦楽作品集 CD1 1.レスピーギ:交響詩《ローマの噴水》/2.同《ローマの松》 3.同《ローマの祭り》 CD2 1.組曲《鳥》/2.リュートのための古風な舞曲とアリア第1組曲 3.同 第3組曲/4.ボッティチェッリの3枚の絵 ニューヨーク・フィルハーモニック 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ 録音:1991年 ニューヨーク 永遠の都ローマの風景や歴史に思いを馳せ、大規模な管弦楽法を駆使してレ スピーギが書き上げた壮麗で色彩感豊かな交響詩《ローマ三部作》を始めとし たレスピーギの名曲を、シノーポリがニューヨーク・フィルハーモニックを 指揮したスケールの大きな演奏でお楽しみください。 4779782 2枚組 シューマン交響曲全集 CD1 1.交響曲第1番/2.同 第2番 CD2 1.同 第3番《ライン》/2.同 第4番/3.序曲、スケルツォとフィナーレ シュターツカペレ・ドレスデン 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ 録音:1992-93年 ドレスデン ウィーン・フィルとの鮮烈なシューマンの交響曲第2番のディスクで一躍注目 されたシノーポリが、90年代にシュターツカペレ・ドレスデンと録音したシュ ーマンの交響曲全集。急逝したこの指揮者の代表的なレコーディングとして、 マーラーの交響曲全集と並んで高い評価を受けています。 4779773 2枚組 モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ 指揮:ポール・マクリーシュ 録音:2005年 トンブリッジ ルネサンス&バロック音楽のスペシャリストが満を持して贈るモンテヴェル ディの名作。マクリーシュは手兵ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズと 共に周到にリハーサルを重ね、この録音のために特別なヴァイオリンを2本 新調するという気合の入りよう。気心知れた実力派歌手達を起用し、人間の 声と器楽アンサンブルによる究極の美をこの作品から導き出しています。同 時期におこなわれたコンサートでは、批評家からの賞賛を集め、「マクリー シュの演奏のエネルギーとイマジネーションは21世紀のロンドンに17世紀の イタリアを蘇らせた』(Gurdian紙)と評されたことからも、本作にまた一つ 新たな名盤が誕生したと言っても過言ではないでしょう。 <Archiv> 4779843 ¥1850 ※価格変更 ¥1350 ジモーネ・ケルメス・シングス・ヴィヴァルディ 1.《地上に真の平安はなく》 -アリア: 地上に真の平安はなく 2.同-レチタティーヴォ: この世は魅惑的な色彩で私たちの目を欺き 3.同-アリア: 蛇は潜む/4.同-アレルヤ/5.私たちは船、極寒の波濤に 6.この光り輝く目を/7.気高い心の持ち主は闘え/8.大胆な蝶々 9.《いと正当なる怒りの激しさに》-アリア: いと正当なる怒りの激しさに 10.同-レチタティーヴォ:いと憐れみ深く敬虔なる父よ 11.同-アリア:そうすれば、私の涙は/12.同-アレルヤ 13.ああ、急いで逃げろ/14.月桂冠がわが額を飾り 15.2つの風に振り回され/16.君が戦場で私に挑みたいなら 0028947798439 ジモーネ・ケルメス(ソプラノ) ヴェニス・バロック・オーケストラ 指揮:アンドレーア・マルコン 録音:2004年 ドッビアーコ(1-4、9-12)、2006年(5-8) 「バロックの女王」と称されるライプツィヒ生まれのソプラノ、ケルメスが これまでに発表した2枚のヴィヴァルディ・アルバムからの選集。デビュー 盤のモテット集からは、華麗な装飾に彩られた猛烈なスピードの名人芸と優 しいレガートが交錯するアリア、情感溢れるレチタティーヴォ、昂揚するア レルヤの魅力を。第2弾のアリア集からは、声と器楽の絶妙な融和が奏でる優 しい旋律美を、マルコン指揮ヴェニス・バロック・オーケストラの知的で清 冽な伴奏に乗せてお届けします。 <Decca> 4782732 ¥1850 プラッツ/ライヴ・イン・サラゴサ 1.グラナドス:組曲《ゴイェスカス》 2.ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第4番 3.ファリナス:アルタ・グラシア 4.セルヴァンテス:キューバ舞曲集 5.レクオーナ:マラゲーニャ ホルヘ・ルイス・プラッツ(ピアノ) 録音:2011年3月3日 サラゴサ 今最もエキサイティングなピアニストと言っても過言ではないキューバのピ アニスト、ホルヘ・ルイス・プラツの当レーベル・デビュー盤!1956年生ま れの彼は、モスクワのチャイコスフキー音楽院に留学し、その後もパリ音楽 院とウィーン音楽芸術高等学院でパウル・バドゥラ=スコダとマグダ・タリ アフェロに学んだというエリートで、アカデミックな高い技術を持ちつつ、 中南米風の華やぎや幸福感もたっぷり含んでいます。スペインや中南米の作 品を並べ、知性、情熱、官能が見事にバランスした熱狂のサラゴサ・ライヴ をお届けします。 4764543 ¥1850 アルフィー・ボー/レハール:オペレッタ・アリア集 《この世は美しい》-恋人よ、愛していることを信じて 《メリー・ウィドウ》-ヴィリアの歌 《パガニーニ》-女たちにキスをするのが好きだった 《フレーデリケ》-おお私の乙女 《ほほえみの国》-君はわが心のすべて 《ジュディッタ》-愛は夢だった 《パガニーニ》-美しいイタリア人 《ほほえみの国》-いつも微笑みをたたえて 《メリー・ウィドウ》-唇は語らずとも 《ジュディッタ》-友よ、人生は生きる価値がある 《ほほえみの国》-窓の下に 《フラスキータ》-さようなら、我が愛よ、さようなら アルフィー・ボー(テノール) マイケル・ロズウェル(指揮)、スコットランド歌劇場管弦楽団 17歳でイギリスの自動車メーカー「TVR」の整備士見習いになり、その歌声に 感銘を受けたクライアントからのアドバイスで声楽のトレーニングを積んだ アルフィー・ボー。多くのオーディションを制覇し、イングリッシュ・ナショ ナル・オペラ、コヴェント・ガーデン王立歌劇場へのデビュー、ブロードウェ イでのトニー賞の受賞、レーベルとの契約締結など、夢のようなサクセス・ ストーリーを体現したUK期待のテノール歌手です。当アルバムは、父親が敬 愛していたテノール歌手リヒャルト・タウバーが得意としていたレハールの オペレッタからのアリア集。アルフィー・ボーが英語で大切に歌うレハール の美しくドラマティックなアリアの数々が心を打ちます。 4783087 ¥1850 「ニュー・シネマ・パラダイス」-へイリー・シングス・モリコーネ 1.《ミッション》-ガブリエルのオーボエ 2.《ニュー・シネマ・パラダイス》-愛のテーマ/3.レディ・カリフ 4.ウエスタン/5.ある夕食のテーブル/6.ニュー・シネマ・パラダイス 7.クリスマスのために 8.《ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ》-デボラのテーマ 9.音楽のレッスン/10.微笑を忘れて/11.エッジ・オブ・ラヴ 12.愛のアマリア/13.勝利への讃歌/14.マレーナ ヘイリー(ヴォーカル) オルケストラ・シンフォニエッタ・ディ・ローマ 指揮:エンニオ・モリコーネ 映画音楽界の巨匠エンニオ・モリコーネがヘイリーの美しい歌声に心奪われ、 アルバムの制作がスタートしました。当アルバムではモリコーネ自身がオー ケストレーション、作曲、指揮を担当しヘイリーをサポート。巨匠モリコー ネはヘイリーを次のようにコメントしています。 「彼女の歌声は、ふたつとない、かけがえのない宝である。わたしは普段、 他のアーティストのサポートはしないが、彼女の歌声が私の気持ちを動かし た。それは、かけがえのない体験と音楽を得るためである。」 収録曲はヘ イリーの歌声と相性の良いものが選ばれており、モリコーネの抒情美のエッ センスともいうべき美質が味わえる構成になっており、へイリーのために書 き下ろされた《音楽のレッスン》も含まれています。モリコーネ指揮のもと 数々の名旋律が、ヘイリーの透明な歌声によって紡がれ、聴き手を静謐な癒 しの世界へ誘います。 743428(DVD-Video) 2枚組 ¥6450 743429(Blu-ray) ¥3880 ヴェルディ:歌劇《アイーダ》全4幕 ヴィオレータ・ウルマーナ(ソプラノ)ヨハン・ボータ(テノール) ドローラ・ザジック(メゾ・ソプラノ)他 メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団 指揮:ダニエレ・ガッティ 収録:2009年10月24日 メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク 若き巨匠ガッティのゴージャスな《アイーダ》が待望の映像化!美しい高音で 高らかに歌うヨハン・ボータを始めとした充実のキャスト陣、華麗な衣裳やバ レエ、そして有名な凱旋の場面など、全編が見どころと言っても過言ではあり ません。DVDとブルーレイ同時リリースです。 743390(DVD-Video) 2枚組 ¥6450 ワーグナー:歌劇《タンホイザー》全3幕 イレーネ・テオリン(ソプラノ)、スティグ・アンデルセン(テノール)他 デンマーク王立歌劇場管弦楽団 指揮:フリーデマン・レイヤー コペンハーゲンに位置するデンマーク最古の劇場であり、1874年にこけら落し が行われた歴史あるデンマーク王立劇場で行われた鬼才カスパー・ベック・ ホルテンの新演出によるタンホイザー。《ニーベルングの指輪》の斬新な新 演出で高い評価を得た同コンビが、今回の《タンホイザー》で私たちに提供し てくれる新しい視点は「精神的な恋愛」。愛と芸術の間で苦悩し、やがて運命 に屈していくタンホイザーの悲恋物語を、タンホイザーを歌うスティグ・ア ンデルセン、そしてエリザベートを歌うイレーネ・テオリンの素晴らしい歌 唱が見事に盛り立てています。 4782825 3枚組 ¥3150 ブレンデル・プレイズ・リスト(アーティスト自選集) CD1 1.ピアノ・ソナタ ロ短調S.178/2.エステ荘の噴水S.163‐4 3.S.不運(凶星!)208/4.暗い雲S.199/5.牧歌S.163‐7 6.クリスマス・ツリーS.186 7.J.S.バッハのカンタータ《泣き、嘆き、悲しみ、おののき》とロ短調ミサ曲 《十字架に付けられ》の通奏低音による変奏曲S.179 8.死の舞踏S.126 CD2 1.巡礼の年第2年《イタリア》S.161 2.オーベルマンの谷S.160‐6/3.葬送曲S.173‐7 4.死のチャールダーシュS.224 CD3 1.伝説S.175/2.悲しみのゴンドラS.200/3.祈りS.173‐1 4.死者の追憶S.173‐4/5.孤独の中の神の祝福S.173‐3 6.B.A.C.H.の主題による幻想曲とフーガS.529 アルフレッド・ブレンデル(ピアノ) 録音:1972-91年 ロ短調のピアノ・ソナタを3度も録音するなど、数多くのリストの作品集を 残した巨匠ブレンデルの自選による3枚組。ピアノ・ファンの間で今も名演と して名高い巡礼の年など、彼の知的で静謐なピアニズムを最良の形で楽しめ るラインナップになっています。 4782730 ¥1850 クルザク/ジョイア! 1.ロッシーニ:今の歌声は 2.モーツァルト:とうとうこの時が来た‐恋人よ早くここへ 3.ドニゼッティ:あたりは沈黙に閉ざされ 4.J.シュトラウスII世:もし、あなた、何をお考えですの? 5.プッチーニ:私のお父さん 6.ヴェルディ:不思議だわ!‐ああ、そはかの人か‐花から花へ 7.ヴェルディ:愛しいあの方のお名前は 8.ベッリーニ:私は美しい乙女 9.ドニゼッティ:一言だけ、ねえアディーナ 10.プッチーニ:私が町を歩くと 11.モニューシュコ:Do grobu trwac w bezzennym stanie アレクサンドラ・クルザク(ソプラノ) バレンシア 州立歌劇場管弦楽団 指揮:オメール・マイア・ウェルバー 録音:2010年12月15日 バレンシア ポーランドの若きリリック・ソプラノ、アレクサンドラ・クルザク。2008年 のロイヤル・オペラハウスでフアン・ディエゴ・フローレスの共演相手を務 めて国際的なキャリアを踏み出した彼女は、実に魅惑的な歌声と演技力で聴 き手を魅了します。デッカからのデビュー盤となると当盤には、これまで彼 女が成功を収めてきた11の役柄に焦点をあて、温かい抒情に満ちた名演をお 届けします。 4783015 2枚組 ¥1850 クラシック・ラヴ・アット・ザ・ムーヴィーズ CD1 1.マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン 2.アイ・ウィル・オールウェイズ・ラヴ・・ユー 3.《ロミオとジュリエット》-愛のテーマ 4.ウィ・ハヴ・オール・ザ・タイム・イン・ザ・ワールド 5.アップ・ホェア・ウィ・ビロング 6.《アウト・オブ・アフリカ》-愛のテーマ 7.フォー・ザ・ラヴ・オブ・ア・プリンセス 8.アズ・タイム・ゴーズ・バイ 9.プリンセス・レイア 10.テイク・マイ・ブレス・アウェイ 11.キャン・ユー・フィール・ザ・ラヴ・トゥナイト 12.エヴァーグリーン 13.ラヴ・イズ・オール・アラウンド 14.滝に立つマリアン 15.マスカーニ:《カヴァレリア・ルスティカーナ》間奏曲 16.ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番-第2楽章 17.ニュー・シネマ・パラダイス 18.ガブリエルのオーボエ 19.トライ・ア・リトル・テンダネス CD2 1.ジョン・ダンブラーのテーマ 2.ムーン・リヴァー 3.ホェア・ドゥ・アイ・ビギン 4.ホェン・ア・マン・ラヴズ・ア・ウーマン 5.ザ・ウェイ・ウィ・ワー 6.アンチェインド・メロディ 7.モーツァルト:クラリネット協奏曲-第2楽章 8.ラヴェル:ボレロ 9.パッヘルベル:カノン 10.J.S.バッハ:チェロ・ソナタBWV.1029-第2楽章 11.ナイマン:ザ・ハート・アスクス・プレジャー・ファースト 12.ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー 13.サムウェア・マイ・ラヴ 14.ハウ・ディープ・イズ・ユア・ラヴ プラハ・フィルハーモニア 指揮:ニック・イングマン (CD1‐1-5、8、10-13、CD2‐2-5、13、14) ボストン・ポップス・オーケストラ 指揮:ジョン・ウィリアムズ(CD1‐6、9) ロンドン交響楽団 指揮:ジェイムズ・ホーナー(CD1‐7) シアトル交響楽団 指揮:マイケル・ケイメン(CD1‐14) ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 指揮:ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(CD1‐15) ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)、 ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 指揮:ベルナルト・ハイティンク(CD1‐16) ハリウッド・ボウル・オーケストラ 指揮:ジョン・マウチェリー(CD2‐1) フランクリン・コーエン(クラリネット) クリーヴランド管弦楽団 指揮:クリストフ・フォン・ドホナーニ(CD2‐7) モントリオール交響楽団 指揮:シャルル・デュトワ(CD2‐8) シュトゥットガルト室内管弦楽団 指揮:カール・ミュンヒンガー(CD2‐9) ヤーノシュ・シュタルケル(CD2‐10:チェロ) ジャン=イヴ・ティボーデ(CD2‐11、12:ピアノ) BBC交響楽団 指揮:ヒュー・ウルフ(CD2‐12)他 録音:1963-99年 J.S.バッハ、モーツァルト、ラフマニノフ、ラヴェルの古典から、ジョン・ ウィリアムズやエルトン・ジョンまで、多くの人々の心を捉えてやまない名 画の愛の名場面を彩った名曲たちを極上の演奏でどうぞ。 4782950 ¥1350 ラグビーW杯2011サウンドトラック ラグビー2011 1.ワールド・イン・ユニオン(ソプラノ:キリ・テ・カナワ他) 2.コタヒタンガ(オセアニア) 3.スウィング・ロウ99′(テノール:ラッセル・ワトソン他) 4.ランド・オブ・マイ・ファーザーズ (バス・バリトン:ブリン・ターフェル他) 5.アイルランズ・コール(フィル・コウルター管弦楽団) 6.スコットランド・ザ・ブレイヴ (ザ・ブラック・マウンテン・メール合唱団) 7.ポカレカレ・アナ(ヴォーカル:ヘイリー・ウェステンラ他) 8.バーニング・イン・ユア・ハート(ユニオン) 9.ショショローザ(レディ・スミス・ブラック・マンバ―ゾ他) 10.パリー:イェルサレム(ボーンマス管弦楽団 指揮:デイヴィッド・ヒル他) 11.キャロン・ラン(プラハ・フィルハーモニック他) 12.ハイランド・カテドラル(ロイヤル・スコッツ・ドラグーン・ガーズ他) 13.ウィ・ウィル・スタンド・トゥギャザー (テノール:ラッセル・ワトソン他) 14.俺の心に喜びをもたらしてくれ (フューチャリング・マリー・クレール・デュバルド) 15.ヒネ・エ・ヒネ(ウィル・マーティン) 16.ダニー・ボーイ(バス・バリトン:ブリン・ターフェル他) 17.日暮れて四方は暗く(フロン・メール・ヴォイス・クワイア) 18.グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム (ヴォーカル:キャサリン・ジェンキンス) 19.ハエレ・ラ(オセアニア) 20.ワールド・イン・ユニオン (ロベルト・アラーニャ、ブリン・ターフェル、ヘイリー・ウェステンラ、 キャサリン・ジェンキンス他多数) 録音:1994-2003年 2011年9月にニュージーランドで開幕するラグビーW杯に関係した音楽を完全 収録した豪華サウンドトラック!ウィル・マーティン、キリ・テ・カナワ、 ヘイリーらニュージーランドが生んだ人気歌手を中心に、エキゾチックで霊 的な名曲を高らかに歌い上げています。 4764342 ¥1850 べネデッティ/イタリア 1.ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調RV.208 2.タルティーニ:ソナタ ト長調《悪魔のトリル》 3.ヴィヴァルディ:協奏曲イ短調RV.358 4.ヴェラチーニ:ラルゴ 5.タルティーニ:協奏曲イ短調D.115 6.ヴィヴァルディ:まことの安らぎはこの世にはなくRV.630 7.同:協奏曲《夏》Op.8‐3 ニコラ・べネデッティ(ヴァイオリン) スコットランド室内管弦楽団 指揮&チェンバロ:クリスティアン・カーニン 録音:2010年6月2日 エディンバラ スコットランド生まれの鬼才、ニコラ・ベネデッティの待望の第4弾。ヴィ ヴァルディ、タルティー二、ヴェラチーニらイタリア・バロックの巨匠たち の名作を惜しげもなく並べ、豊かな感性と詩的な音色で紡いでいます。 <Australian Eloquence> 4803524 2枚組 ¥1400 スロボドスカヤ/ジ・アート・オブ・オーダ・スロボドスカヤ CD1 1.タネーエフ:夜想曲 2.チャイコフスキー: ワズ・アイ・ブレード・オブ・グラス? 3.タネーエフ:夢 4.同:マイ・ハート・イズ・ビーティング 5.同:イン・ザ・サイレンス・オブ・ザ・ナイト 6.チェレプニン:アイ・ウッド・ハヴ・キスト・ユー 7.ラフマニノフ:ライラック 8.同:ハウ・プレザント・イット・イズ・ヒア! 9.同:CUI The Statue at Tsarskoye Sel 10.チャイコフスキー:トゥ・フォーゲット・ソー・スーン 11.同:イフ・オンリー・アイ・ハッド・ノウン 12.同:ザ・ゴールデン・コンフィールズ 13-15.リムスキー=コルサコフ(I.イワノフ編):3つの民謡 16.グレチャニノフ:子守歌 17.同:もの寂しいステップ 18.同:ライク・アン・エンジェル 19.同:マイ・カントリー 20.ボロディン:フロム・マイ・ティアーズ・スプラング・フラワーズ 21.同:ザ・シー・プリンセス 22.バラキレフ:ヘブライ・メロディ CD2 1.チャイコフスキー:《エフゲニー・オネーギン》-タチアナの手紙の情景 2.同:チャイルド・ソング 3.ラフマニノフ:トゥ・ザ・チルドレン 4.同:ザ・リトル・アイランド 5.同:ザ・ソルジャーズ・ライフ 6.プロコフィエフ:ドゥーニュシカ 7.ブランテル:イン・ザ・フォレスト・オブ・ザ・フロントライン 8.同:カチューシャ 9-11.ストラヴィンスキー:スリー・テイルズ・フォー・チルドレン 12-18.カバレフスキー:セヴン・ナーサリー・ライム 19-24.ショスタコーヴィチ:6つのスペイン歌曲 オーダ・スロボドスカヤ(ソプラノ) ロンドン交響楽団 指揮:アナトール・フィストラーリ イヴォール・ニュートン(ピアノ) 録音:1938-61年 1888年生まれのロシアを代表するソプラノ歌手で、オダリー・カレノの偽名 でオペレッタやミュージック・ホールにも出演したことで知られるオーダ・ スロボドスカヤ。録音が極めて少ないことで知られる彼女ですが、当盤には 1938-61年に残した貴重な録音を収録。宝物のように美しい発声の数々は、 まさに声楽ファン必携のアイテムです! 4803527 2枚組 ¥1400 フィッシャー=ディースカウ/ブラームス&シューマン歌曲集 CD1:ブラームス 1-4.4つの厳粛な歌/5.夏の夕べ/6.月光/7.春には愛が息づいている 8.航海/9.すべての花が/10.死は冷たい夜/11.40歳で 12.愛する影よ、登り来たれ/13.わが心は重く/14.家もなければ,故郷も 15.秋の感情/16.古き恋/17.黄昏る夕べ/18.懐郷/19.教会の墓地で 20.消沈/21.雨の歌/22.残響/23.春の歌/24.湖上にて/25.野の寂しさ CD2:ブラームス&シューマン 1.ブラームス:エオリアン・ハープに奇す/2.同:春 3.同:太陽に向かう雲のように/4.同:誠の愛/5.同:帰郷/6.同:万歳! 7.同:名残り/8.同:月夜/9.同:あるソネット/10.同:憧れ/11.同:窓辺で 12.同:別離/13.同:恋人のところへ/14.同:傷ついた若者 15.同:マレーの殺害/16.同:セレナード/17.民謡/18-21.4つのデュエット 22-37.シューマン:詩人の恋 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) カースティン・マイヤー(アルト)イェルク・デームス(ピアノ) 録音:1957年他 ジャン・コクトーが「あなたはまるで、自分でそれを書いたかのように歌う!」 と賞した巨匠ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ。当盤に収められ たブラームスとシューマンの歌曲はまさにその好例と言えるでしょう。2枚組 の1枚目は、彼の生誕75年を記念したボックスの1枚としてのみCD化されてい たもの。カースティン・マイヤーとのデュエットを含む2枚目も今回が初CD化 となるファン垂涎のアイテムです。また、彼の唯一の録音であるシューマン 《詩人》でも、長年の盟友デームスとの珠玉のデュオをお楽しみいただけます。 4802067 2枚組 ¥1400 ゼーダーシュトレーム/ロシア歌曲集 CD1:チャイコフスキー 1.かっこう/2.夕べ/3.夜鳴鶯/4.昨日の夜 5.ノーン・バット・ザ・ロンリー・ハート/6.子守歌/7.何故? 8.恐ろしい瞬間/9. 昼の光が満ちようと/10.春/11.飾り気のない言葉 12. 私の心を運び行け /13.セレナード/14.失望 15.冬がこようとかまわない/16.涙/17.陽は沈み/18.熱い灰の上で 19.私の守護神、私の天使、私の友よ /20.ゼムフィーラの歌 21.友よ信じるな/22.すぐに忘れるために/23.おお、あの歌を歌って 24.スピリット・マイ・ハート・アーウェイ/25.何故に? 26.それは早春のことだった/27.もしも知っていたら 28.もしも知っていたら CD2:チャイコフスキー&ムソルグスキー&プロコフィエフ&グレチャニノフ 1.チャイコフスキー:私は野の草ではなかったか/2.同:私の小さな庭 3.同:聞かないで/4.同:初めての出会い/5.同:セレナード/6.同:ロンデル 7.同:私はあなたと座っていた/8.同:窓辺の闇に見え隠れするのは 9-15.ムソルグスキー:子供部屋/16.プロコフィエフ:醜いアヒルの子 17-21.グレチャニノフ:5つの子供の歌 エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ) ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ) スウェーデンの名ソプラノ歌手で、2009年11月に82歳で亡くなったエリーザ ベト・ゼーダーシュトレーム。アシュケナージの巧みな伴奏に乗せて、仄か な憂いを秘めたチャイコフスキーをしなやかに歌い上げた名盤が待望の再プ レスになりました。カップリングのムソルグスキー、プロコフィエフ、グレ チャニノフも含め、ロシア歌曲は声楽分野で質量とも重要な地位を占めてい るにもかかわらず、,言葉の問題のためか見過ごされがち。その意味でも貴 重な録音と言えます。 4802098 ¥900 クレスパン/レジーヌ・クレスパン・イン・リサイタル 1.シューマン:女王メアリー・ステュアートの詩/2.ヴォルフ:明け方に 3.同:庭師/4.同:捨てられた娘/5.同:ペンナに住んでる恋人がいるの 6.同:アナクレオンの墓 /7.同:秘めた愛/8.ドビュッシー:ビリティスの歌 9.プーランク:オルクニーズの歌/10.同:ホテル/11.赤ちゃん水差し 12.同:ハートのクイーン/13.同:祭りに出かけて行く若者 14.セーの橋/15.同:華やかな宴 レジーヌ・クレスパン(ソプラノ) ジョン・ウストマン(ピアノ) ハリウッドボウルの野外リサイタルでジェット機の轟音にも負けなかったと いう伝説的エピソードでも知られるフランスの往年の名ソプラノ、レジーヌ ・クレスパン。その迫力ある声でワーグナーを得意としする一方、表現力の 幅広さによって、ここに収められたドイツ&フランス歌曲でもエレガントで 繊細な歌を聴かせてくれます。彼女がデッカに残した唯一のライヴ録音でも ある貴重な名演をお楽しみください! 4803550 2枚組 ¥1400 ニルソン/ビルギット・ニルソン・シングズ・ワーグナー 1.《ワルキューレ》-お休みですか、お客様? 2.《パルジファル》-これらすべて私は夢に見たのだろうか? ‐私はあの子が母の胸にすがるのを見た 3.《リエンツィ》-正義の神よ、その時が来た 4.《さまよえるオランダ人》 -ヨホホエ!帆が血のように赤く帆柱の真っ黒な船に 5.《妖精》-とても近くに私のための風が 6.ヴェーゼンドンク歌曲集 7《トリスタンとイゾルデ》第1幕前奏曲 8.同-皆が歌で私を嘲ったけれど 9.同-愛の死 ビルギット・ニルソン(ソプラノ) グレース・ホフマン(8:アルト) ジョン・オールディス合唱団(4) コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団 指揮:レイフ・セゲルスタム(1-2) ロンドン交響楽団 指揮:サー・コリン・デイヴィス(3-6) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ハンス・クナパーツブッシュ(7-9) ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスの強烈な役どころを得意としたス ウェーデンの名ソプラノで、2005年に77歳で逝去したビルギット・ニルソ ン。当盤は、ワーグナーを十八番とした彼女が黄金期にフィリップスとデッ カに残した3つの名盤から選りすぐった名演集で、圧倒的な声量を伴うドラ マティックな歌声が聴き手を魅了します。 |
<EMI CLASSICS> CDSW-0843562(2CD+DVD) ¥2400 THE CALLAS EFFECT(イクスペリエンス・エディション) (限定盤) 没後34年を経てなお、最高のソプラノと賞賛され、クラシックを超えて様々な アーティストに大きな影響を与え続けるマリア・カラス。その存在感を実感さ せる名曲、名唱のエッセンス。限定盤では演奏シーン、録音、インタヴューの 映像DVD付き。 CD1 01.ロッシーニ:今の歌声は心にひびく(セビーリャの理髪師) 02.ヴェルディ:友よ、ありがとう(ボレロ)(シチリア島の夕べの祈り) 03.プッチーニ:私のいとしいお父さん(ジャンニ・スキッキ) 04.プッチーニ:私の名はミミ(ラ・ボエーム) 05.ヴェルディ:慕わしい人の名は(リゴレット) 06.ヴェルディ:ああ、そはかの人か(椿姫) 07.ドリーブ:あぁ!若いインドの娘はどこへ行ったの?(鐘の歌)(ラクメ) 08.グノー:なんと美しいこの姿(宝石の歌)(ファウスト) 09.サン=サーンス:サムソンは、私の居所をたずねて (サムソンとダリラ) 10.ビゼー:恋は野の鳥(ハバネラ)(カルメン) 11.トマ:私はティターニアよ(ポロネーズ)(ミニョン) 12.グルック:ああ地獄の神々よ(アルセスト) 13.ベッリーニ:清らかな女神よ(ノルマ) 14.ヴェルディ:光は弱まり(マクベス) 15.プッチーニ: この宮殿の中で(トゥーランドット)-歌に生き、恋に生き(トスカ) CD2 01.プッチーニ:ある晴れた日に(蝶々夫人) 02.プッチーニ:修道女アンジェリカ(修道女アンジェリカ) 03.プッチーニ:母さんもなしに坊やは死んだのね(修道女アンジェリカ) 04.カタラーニ:遠くへ行かないで(ラ・ワリー) 05.ジョルダーノ:私の亡くなった母が(アンドレア・シェニエ) 06.ヴェルディ:恋はバラ色の翼に乗って(トロヴァトーレ) 07.ベッリーニ:けがれなき微笑みもて(海賊) 08.ヴェルディ:エルナーニよ、いっしょに逃げて(エルナーニ) 09.ヴェルディ:勝ちて帰れ(アイーダ) 10.ビゼー:カルタのシーン(カルメン) 11.モーツァルト:何というふしだらな(ドン・ジョヴァンニ) 12.ヴェルディ:世の空しさを知る神(ドン・カルロ) 13.ポンキエッリ:自殺(ジョコンダ) 14.プッチーニ:捨てられて、ひとり寂しく(マノン・レスコー) DVD ドキュメンタリー(約75分) 01.Introduction 02.Humble Beginnings 03.The New Star at La Scala 04.Bringing Drama to the Opera Stage - Tosca 05.Vissi D'arte 06.Death at the Opera 07.High Society and Fashion 08.Losing Voice 09.A Tragic End 10.Sola, perduta, abbandonata 11.The Callas Effect Today ハード・カヴァー・ブック仕様 60Pブックレット(英語/フランス語/ドイツ語/イタリア語)-ライフスタイル ・ジャーナリスト、 Ira Siffによる序論とノート カラス・ウェブサイト上のボーナス・コンテン ツへのアクセス可 CDSW-0843622 2枚組 ¥1580 THE CALLAS EFFECT(スタンダード・エディション)(2CD) 限定盤からDVDを除いた2CDのみのスタンダード・エディションです。 ブリリアント・ボックス 20Pブックレット(英語/フランス語/ドイツ語/イタリア語)- ライフスタイル・ジャーナリスト,Ira Siffによる序論とノート <VIRGIN CLASSICS> VCW-0709132 \1580 バッハ:協奏曲集 1.協奏曲(鍵盤と管弦楽のための)ニ短調BWV1052 2.協奏曲(鍵盤と管弦楽のための)ニ長調BWV1054 3.アダージョ-協奏曲ニ短調BWV974 (マルチェッロ/編:タロー-ラバディ:オーボエ協奏曲より) 4.協奏曲(鍵盤と管弦楽のための)ヘ短調BWV1056 5.協奏曲(鍵盤と管弦楽のための)ト短調BWV1058 6.協奏曲(4台の鍵盤と管弦楽のための)イ短調BWV1065 アレクサンドル・タロー(ピアノ) ル・ヴィオロン・ドゥ・ロワ、ベルナール・ラバディ指揮 ジュエル・ボックス 20Pブックレット バロック時代の作品を、歴史的な演奏分析を踏まえて積極的に現代ピアノで 演奏する新世代の代表的存在であるタローの最新録音です。4曲のソロ鍵盤 楽器のための協奏曲と4台のソロ・パートを多重録音でタローがソリストを 務めたイ短調作品を収録。さらにマルチェッロ作品をバッハが編曲したアダ ージョを、タローと指揮のラバディによるアダプテーションをほどこした 作品が収められています。前作のスカルラッティ・アルバムが海外の音楽誌 で好評を得たタローの協奏曲作品にご期待下さい。 VC-0871092 \1650 バッハ:協奏曲集(デジパック)(限定盤) 収録内容はスタンダード盤と同様です。 デジパック 20Pブックレット VCW-0709212 \1580 フォーレ:レクイエム 1.レクイエムニ短調作品48 2.ラシーヌの賛歌(混声合唱と管弦楽のための)変ニ長調作品11 3.エレジー(チェロと管弦楽のための)ハ短調作品24 4.パヴァーヌ(管弦楽と混声合唱のための)嬰ヘ短調作品50 5.バビロンの流れのほとりに(混声合唱と管弦楽のための) フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー) マティアス・ゲルネ(バリトン) エリック・ピカール(チェロ) パリ管弦楽団合唱団 (5)‐マリー・ヴィルジニア・サヴァスターノ(ソプラノ)、 レティティア・シングルトン(アルト)、マティアス・ヴィダル(テナー)、 ウーゴ・ラヴェク(バス) パリ管弦楽団 パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ジュエル・ボックス 28Pブックレット 2010/11年のシーズンから音楽監督に就任したヤルヴィの、パリ管との録音 第2作。本年早々にコンサートでも取上げたフォーレ作品を集中的に集めた 新録音です。「フランス人以外の指揮者にとって、フランスのオーケストラ とフランス作品にたずさわるのはとてもエキサイティング・・・」と語るヤ ルヴィの意欲作です。今秋の来日公演を控え、期待の新作です。メインのレ クイエムでは、ソプラノ・ソロの美しい「ピエ・イエズ」をジャルスキーが 担当、現代最高のヴォーカルといわれるゲルネとともに、ハイライトとなっ ています。 パリ管の合唱団とさらに3曲の合唱作品を収録、「バビロンの流れのほとり に」はとりわけ珍しい作品、エレジーではパリ管の主席チェロ、ピカールが 起用されています。 VC-0884702 \1650 フォーレ:レクイエム(デジパック)(限定盤) 収録内容はスタンダード盤と同様です。 デジパック 28Pブックレット VCS-0709142 3枚組 ¥2480 ヴィヴァルディ:ファルナーチェ(限定盤) マックス・エマヌエル・チェンチッチ(カウンター・テナー) /ファルナーチェ アン・ハレンベリ(メゾ・ソプラノ)/セリンダ カリナ・ゴーヴァン(ソプラノ)/ジラーデ ダニエル・ベーレ(テナー)/ポンペオ ルクサンドラ・ドノーゼ(メゾ・ソプラノ)/タミーリ メアリー=エレン・ネシ(ソプラノ)/ベレニーチェ エミリアーノ・ゴンザレス=トロ(テナー)/アクイリオ スイス・イタリアーナ放送合唱団 イ・バロッキスティ ディエゴ・ファソリス指揮 クラムシェル・ボックス 200Pブックレット(英語/フランス語/ドイツ語-ノートとあらすじ) ヴィヴァルディの権威、フレデリック・ドゥラメアが「この力強いオペラ悲 劇はヴィヴァルディ作品のハイライト」と語るこの作品を、彼は指揮者の ファソリスとともに再構成して、ヴィヴァルディが1737-8年のシーズンで フェラーラでの公演用に準備したものの未演奏で終わったヴァージョンを甦 らせました。この世界初録音オペラのメインには、人気のカウンターテナー、 チェンチッチがタイトル役としてその輝かしさを見事に発揮しています。 VCS-0709292 2枚組 ¥2480 グルック:エツィオ(限定盤) ソニア・プリーナ(アルト) アン・ハレンベリ(メゾ・ソプラノ) マックス・エマヌエル・チェンチッチ(カウンター・テナー) トピ・レーティプー(テナー) 唐沢まゆこ(ソプラノ) ユリアン・プレガルディエン(テナー) イル・コンプレッソ・バロッコ アラン・カーティス指揮 クラムシェル・ボックス 各CD紙製ケース入り 100Pブックレット (解説文、あらすじ、歌詞-英語/フランス語/ドイツ語) ニュー・ヨーク・タイムズで「現代における偉大な学究派ミュージシャン」 と形容された、カーティスによるグルックの「エツィオ」1750年オリジナル 版。カーティスが「ドラマとしての観点からすれば、おそらく「オルフェオ」 以前のグルック作品の中で最高傑作」と評価する作品で「オルフェオ」に先 立つこと12年前にプラハで初演されたオペラ・セリアです。今回の録音は最 初の版で演奏され、「オルフェオ」が大成功した翌年1763年にウィーンのブ ルク劇場での上演用に改定された際、「オルフェオ」に中で「Che puro ciel」 として転用されたマッシモ役(テナー)のアリア「Se povero il ruscello」も 復元されて演奏されています。ウィーン用の改定は、グルックが初演版に不 満だったのではなく、上演場所のブルク劇場の大きさに合わせ、オーケスト ラ編成も大規模になることによるとされています。 ●SUPER BUDGET BOX VBS-0834122 4枚組 ¥1580 イスビン/ギター名曲集(限定盤) CD1 1.ロドリーゴ:アランフェス協奏曲 2.ロドリーゴ:ある紳士のための幻想曲 3.ヨーゼフ・シュヴァントナー:From Afar…(ギターと管弦楽のための幻想曲) シャロン・イスビン(ギター) マルクス・へバーリンク(イングリッショ・ホルン) ローザンヌ室内管弦楽団、ローレンス・フォスター指揮 セント・ポール室内管弦楽団、ヒュー・ウォルフ指揮(3) CD2 ギターのためのラテン・ロマンス集 1.レヒーノ・サンス・デ・ラ・マーサ:サパテアード 2.ロドリーゴ:祈りと踊り 3.バリオス・マンゴレ:大聖堂I、II 4.パス・アブレウ(ディアス編):嘆き 5.ジョビン(バルボサ=リマ編):太陽への道 6.タレガ:アラビア奇想曲 7.レオ・ブローウェル:黒いデカメロン 8.ヴィラ=ロボス(バルボサ=リマ編):感傷的なメロディ 9.ヴィラ=ロボス:練習曲第8番 10.アルベニス(セゴビア編):マリョルカ島、アストゥリアス シャロン・イスビン(ギター) CD3 1.ウォルトン:5つのバガテル 2.ブルース・マッカンビー:Nightsahde Rounds (イスビンのための作品、初録音) 3.ガーシュウィン(バルボサ=リマ編):ピアノのための前奏曲 4.ジョーン・タワー:Clocks(イスビンのための作品、初録音) 5.ジョン・W・デュアルテ:Folk Song-イギリス組曲 6.ブリテン:夜の曲 作品70(8曲) シャロン・イスビン(トマス・ハンフリー1988年ミレニアム・ギター使用) CD4 バッハ:リュート組曲全集 1.組曲 ホ長調BWV1006a 2.組曲 ト短調BWV995(イ短調で演奏) 3.組曲 ホ短調BWV996 4.組曲 ハ短調BWV997 シャロン・イスビン(ギター) VBS-0834172 4枚組 ¥1580 レオンハルト/バッハ:イギリス組曲&パルティータ集(限定盤) CD1 1.イギリス組曲第1番イ長調BWV806 2.イギリス組曲第2番イ短調BWV807 ¥1,050 3.イギリス組曲第3番ト短調BWV808 CD2 1.イギリス組曲第4番ヘ長調BWV809 2.イギリス組曲第5番ホ短調BWV810 3.イギリス組曲第6番ニ短調BWV811 CD3 1.パルティータ第1番変ロ長調BWV825 2.パルティータ第2番ハ短調BWV826 3.パルティータ第3番イ短調BWV827 CD4 1.パルティータ第4番ニ長調BWV828 2.パルティータ第5番ト長調BWV829 3.パルティータ第6番ホ短調BWV830 グスタフ・レオンハルト(ハープシコード) 組曲:Nicholas Lefebvre, Rouen 1755(restored by Martin Skrowonneck, Bremen, 1984) パルティータ:William Dowd, Paris, 1984, after Michael Mietke, Berlin VBS-0833852 5枚組 ¥1950 ドビュッシー:管弦楽、ピアノ&室内楽作品集(限定盤) CD1 1.海 2.管弦楽のための映像 ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団 ユッカ=ペッカ・サラステ指揮 CD2 1.牧神の午後への前奏曲 2.カンマ(ケックラン編) 3.春(ビュッセル編) 4.遊戯 フィンランド放送交響楽団 ユッカ=ペッカ・サラステ指揮 CD3 1.ピアノのために 2.子供の領分 3.版画 4.レントよりもおそく 5.2つのアラベスク 6.アルバムのページ 7.喜びの島 ジャン=ベルナール・ポミエ(ピアノ) CD4 1.前奏曲集 第1集 2.映像 第1集 ジャン=ベルナール・ポミエ(ピアノ) CD5 1.ヴァイオリンとピアノのソナタ ト短調 2.フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ 3.パンの笛(シュランクス) 4.チェロとピアノのソナタ 5.ビリティスの歌 ナッシュ・アンサンブル 1-マルシア・クレイフォード(ヴァイオリン)、イアン・ブラウン(ピアノ) 2-フィリッパ・デイヴィース(フルート)、ロジャー・チェイス(ヴィオラ)、 マリーサ・ローブルス(ハープ) 3-フィリッパ・デイヴィース(フルート) 4-クリストファー・ヴァン・カンペン(チェロ)、イアン・ブラウン(ピアノ) 5-デルフィーヌ・セイリグ(ナレーター)、 フィリッパ・デイヴィース、レオノア・スミス (フルート)、マリーサ・ローブルス、ブリン・ルイス(ハープ)、 イアン・ブラウン(チェレスタ)、 ライオネル・フレンド指揮 VBS-0833972 7枚組 ¥2550 ルーリー/モンテヴェルディ:マドリガル集(限定盤) CD1 1.マドリガル曲集 第1巻1587(17曲) 2.マドリガル曲集 第7巻1619(2曲) コンソート・オブ・ムジケ、アンソニー・ルーリー指揮 エマ・カークビー、イヴリン・タブ(ソプラノ)、 メアリー・ニコルス(アルト)、 ポール・アグニュー、アンドルー・キング(テナー)、 アラン・イーウィング(バス) CD2 マドリガル曲集 第2巻1590(20曲) コンソート・オブ・ムジケ、アンソニー・ルーリー指揮 エマ・カークビー、イヴリン・タブ(ソプラノ)、 メアリー・ニコルス(アルト)、 アンドルー・キング、ポール・アグニュー(テナー)、 アラン・イーウィング(バス) CD3 マドリガル曲集 第3巻1592(15曲) コンソート・オブ・ムジケ、アンソニー・ルーリー指揮 エマ・カークビー、イヴリン・タブ(ソプラノ)、 メアリー・ニコルス(アルト)、 アンドルー・キング、ポール・アグニュー(テナー)、 アラン・イーウィング(バス) CD4 マドリガル曲集 第6巻1614(10曲) コンソート・オブ・ムジケ、アンソニー・ルーリー指揮 エマ・カークビー、イヴリン・タブ(ソプラノ)、 サラ・ペンドルバリー(ソプラノ) メアリー・ニコルス(アルト)、ポール・アグニュー、 アンドルー・キング(テナー) アラン・イーウィング(バス) CD5 戦いと愛のマドリガル曲集(第8巻)1638第1部 戦いの歌(7曲) コンソート・オブ・ムジケ、アンソニー・ルーリー指揮 エマ・カークビー、イヴリン・タブ(ソプラノ)、メアリー・ニコルス、 クリスティン・スズリク(アルト)、ポール・アグニュー、 アンドルー・キング(テナー) アラン・イーウィング、アラン・パークス(バス) CD6 戦いと愛のマドリガル曲集(第8巻)1638第2部 愛の歌(12曲) コンソート・オブ・ムジケ、アンソニー・ルーリー指揮 エマ・カークビー、イヴリン・タブ(ソプラノ)、 メアリー・ニコルス(アルト)、 ポール・アグニュー、アンドルー・キング、 リチャード・エドガー=ウィルソン(テナー)、 アラン・イーウィング(バス) CD7 戦いと愛のマドリガル曲集(第8巻)1638 1.Volgendo il ciel 2.タンクレディとクロリンダの戦い 3.つれない娘たちのバッロ 1-ポール・アグニュー(テナー)、エマ・カークビー、 スージー・ルブラン(ソプラノ)、 メアリー・ニコルス(アルト)、アラン・イーウィング(バス) 2-アンドルー・キング(テナー)、エマ・カークビー(ソプラノ)、 ポール・アグニュー (テナー) 3-イヴリン・タブ(ソプラノ)、メアリー・ニコルス(アルト)、 アラン・イーウィング(バス)、 エマ・カークビー(ソプラノ)、他 コンソート・オブ・ムジケ、アンソニー・ルーリー指揮 VBS-0834232 7枚組 ¥2550 ノリントン、タン/ベートーヴェン:交響曲&ピアノ協奏曲集(限定盤) CD1 1.交響曲第1番ハ長調作品21 ¥1,700 2.交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」 3.「プロメテウスの創造物」序曲作品43 CD2 1.交響曲第2番ニ長調作品36 2.交響曲第8番ヘ長調作品93 3.「コリオラン」序曲作品62 4.「エグモント」序曲作品84 CD3 1.交響曲第4番変ロ長調作品60 2.交響曲第7番イ長調作品92 CD4 1.交響曲第5番ハ短調作品67「運命」 2.交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」 CD5 交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付」 w/ウィントン・ケニー(ソプラノ)、サラ・ウォーカー(メゾ・ソプラノ)、 パトリック・パワー(テナー)、ペッテリ・サロマア(バス)、 ロンドン・シュッツ合唱団 以上 ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ ロジャー・ノリントン指揮 CD6 1.ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品19 2.ピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15 3&CD7-1.ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73「皇帝」 2.ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37 3.ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58 メルヴィン・タン (ピアノフォルテ-Derek Adlam, 1983 after Nannwette Streicher,1814) ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ ロジャー・ノリントン指揮 |
<SONY CLASSICAL> 8869792715-2 ¥1600 ナイジェル・ケネディ:『The Four Elements(四大元素)』 (「序曲」「空気」「地」「火」「水」「フィナーレ」) ナイジェル・ケネディ(Vn) オーケストラ・オブ・ライフ ジー・ガジェット、サントーネ・ブラック(ヴォーカル) [録音] 2010年イギリス ナイジェル・ケネディ、SONY CLASSICAL専属契約第一弾!『四大元素』 2011年6月、ナイジェル・ケネディは長年所属したEMIから離れ、SONY CLASSICALと専属録音契約を結びました。その第1弾がこの『四大元素 The Four Elements』。ヴァイオリン、オーケストラ、バンドとヴォーカルのため に書かれたこの作品は、「地」「水」「火」「空気」という四大元素を題材に した描写的な音楽で、ケネディはジャンルの垣根を取り払い、クラシック、 ブルース、ダンス・グルーヴ、オリエンタルな民族音楽など、さまざまな要素 を取り入れています。この作品の標題音楽的・描写音楽的な側面は、ケネディ が愛してやまず、自分のトレードマークでもあるヴィヴァルディの『四季』と 共通するものです。 ミックスとエレクトリック・ドラムのプログラミングは、Massive Attack や Goldflappとの活動でも知られるDamon Reeceが担当。ヴォーカルは、元エイミ ー・ワインハウスのバンドで活動していたジー・ガジェットとサントーネ・ブ ラックが参加しています。 ケネディは『この音楽は、ジャンルの垣根を取り払ったものです。それらを受 け入れてくれたSONYへの最初のアルバム「The Four Elements」は、「空気」 「地」「火」「水」の四大元素からインスピレーションを受けて作曲したもの です。それらは人間の心にある興奮、熟考、セレブレーションをよみがえらせ てくれるはずです。』と語っています。 ナイジェル・ケネディは、この『四大元素 The Four Elements』とヴィヴァル ディの『四季』を組み合わせて演奏する「The Four Elementsツアー」を、今 年2011年9月、ポーランドを皮切りに、2012年1月まで大規模なヨーロッパ・ツ アーを行う予定です。 8869793230-2 ¥1600 ヴィヴァルディ: 『チェロ協奏曲変ロ長調RV.423』『チェロ協奏曲ト短調RV.416』 『チェロ協奏曲イ短調RV.420』『チェロ・ソナタ ト短調RV.42』 レオナルド・レオ:『チェロ協奏曲ニ長調』 ジョヴァンニ・プラッティ:『チェロ協奏曲ニ短調Op.657』 ソル・ガベッタ(Vc) アンドレス・ガベッタ(指揮&Vn) カペラ・ガベッタ(ピリオド楽器使用) [録音] 2011年1月3-6日スイス 2007年に発売された彼女の『ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集(88697131692, BVCC34163)』の続編となります。前回同様ソル・ガベッタは、自分のチェロに 裸のガット弦へ張替え、バロック弓を使用していますが、今回のサポートを務 めるのは兄であるアンドレス・ガベッタ。アンドレスはスイス・バロック・ソ ロイスツのリーダーなどを務めるバロック・ヴァイオリン奏者で、バロック音 楽への自発的で開放的なアプローチと驚くべき妙技妥当性など、非常に高い評 価を得ている奏者です。彼のために集まったヨーロッパの優秀なピリオド楽器 奏者で結成されたアンサンブル「カペラ・ガベッタ」とガベッタ兄弟の掛け合 いは、新鋭らしいフレッシュな感性だけでなく、叙情性と歌心あふれる情熱的 かつ知的な表現いっぱいの魅力的なディスクに仕上がっています。 <deutsche harmonia mundi> 8869793241-2 3枚組 ¥2500 C・P・E・バッハ: 『ファゴット協奏曲イ短調Wq.166』『ファゴット協奏曲イ長調Wq.172』 『ファゴット協奏曲変ロ長調Wq.171』『ファゴット協奏曲ニ短調Wq.22』 『ファゴット協奏曲ト長調Wq.169』『ファゴット協奏曲ニ長調Wq.13』 『ファゴット、ヴィオラ、通奏低音のためのトリオ ヘ長調Wq.163』 『ファゴット、オーボエ、通奏低音のためのパストラーレ イ短調』 『ファゴット、クラリネット、ピアノのためのソナタ第5番』 『チェンバロとピアノのための二重協奏曲変ホ長調Wq.47*』 『チェンバロ協奏曲変ロ長調Wq.35**』『Willkommen Heiland***』 『Gott, sieh Dein Volk im Staube liegen***』 セルジオ・アッツォリーニ(Fg) ゲオルク・エガー(Vn:リーダー) アカデミア・ダルキ・ボルツァーノ 大塚直哉(Cemb*)荒木 紅(P*)ダヴィデ・ポッツィ(Cemb**) [録音] 2003, 2006, 2008年イタリア 現代最高のファゴット奏者といわれる、セルジオ・アッツォリーニのC・P・E・ バッハの協奏曲集です。彼は1967年生まれ。1978-1985年にモンテヴェルディ 音楽院で学び、その後クラウス・トゥーネマンに学んでいます。ソロ・ファ ゴット奏者として活躍し、ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブルのメンバーだ けでなく、バロック・ファゴットの名手でもあります。ここに収録されたファ ゴット協奏曲はもともとフルートやチェロのための協奏曲で、それをファゴッ トで演奏しているわけですが、どれもが超絶技巧を要する作品です。速いパッ セージが苦手なファゴットで、アッツォリーニは見事に完璧に演奏しているの には驚きです。なお一部別レーベルから発売された音源も含む3枚組のアルバ ムです。 8869785108-2 ¥1600 リー・サンタナ: 『HP組曲(1987)』『ペンタグラム組曲(1992)』『ギネヴィア(2009)』 ニコラ・ヴァレ(1583-1642): 『「ミューズの秘密」-「パヴァーヌ」「クーラント」「ヴォルタ」』 J・S・バッハ: 『「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」-シャコンヌ』 リー・サンタナ(リュート) [録音] 2010年12月2-4日ツェーントシュパイヒャー(ドイツ) フロリダ生れのリュート奏者リー・サンタナは、10代よりロックやジャズ・ギ タリストとして活動した後、古典ギターからリュートに目覚め、現在ではヒレ ・パールやフライブルク・バロックオーケストラなどのメンバーだけでなく、 隠れたリュート作品の発掘や、自ら作曲も行っています。自作の作品ではリュ ートの美しさを強調した和音と半音階を巧みに取り入れ、独特のレイド・バッ ク感とトリップ感が交錯したものです。ニコラ・ヴァレとバッハの「シャコン ヌ」を間に取り入れ、それらは全く違和感のない幻想的な音楽が奏でられてい ます。 <SONY CLASSICAL> 8869789141-2 ¥1600 Liszt - My Piano Hero(Standard Version) 8869789140-2 2枚組 ¥2300 LANG LANG Liszt - My Piano Hero(Limited Deluxe Version) DISC1 ・Romance "O pourquoi donc" in E Minor, S 169 ・La campanella in G-Sharp Minor from Grandes etudes de Paganini, S 141/3 ・Consolation No. 3 in D-Flat Major, S 172 ・Grand Galop chromatique in E-Flat Major, S 219 ・Liebestraum No. 3 in A-Flat Major, S 541/3 ・Hungarian Rhapsody No. 6 in D-Flat Major, S 244/6 ・Un sospiro in D-Flat Major from Trois etudes de Concert, S 144/3 ・Rakoczy March from Hungarian Rhapsody No. 15 in A Minor, S 244/15 ・Ave Maria S 558 ・Isoldes Liebestod from Tristan und Isolde, S 447 (デラックス盤のみに収録) ・Piano Concerto No. 1 in E-Flat Major, S 124 DISC2 ※デラックス盤 ・Lang Lang/Liszt-My Piano Hero EPK ラン・ラン自身がヒーローと呼ぶ、リストの楽曲集が登場。少年時代に「ト ムとジェリー」のアニメでかかるハンガリー狂詩曲を聴いたのが原点だ。協 奏曲第1番は、ゲルギエフ指揮、ウィーンフィルとの共演。ソロも「ラ・カ ンパネラ」「愛の夢」「ハンガリー狂詩曲第6番」「ラコッツィマーチ」と 名曲の数々をまさに“ラン・ランのダイナミズム”表現力で収録。この秋に は来日公演もあり、大きなテレビ露出を予定されている。 ※デラックス盤のみ、ラン・ランのリストソロレコーディング風景、演奏シ ーンを収録したDVD付き(TELDEX STUDIO)。また、CD部分にも、「トリスタ ンとイゾルデ」がデラックスのボートラとして収録されます。 8869795024-2 ¥1600 ブロッホ:弦楽四重奏のための作品集 ブロッホ: (1)『弦楽四重奏のための前奏曲』 (2)『風景』 (3)『「祈り」-ユダヤ人の生活』(チェロと弦楽四重奏のための編曲版)』 (4)『2つの小品』 (5)『夜』 (6)『弦楽四重奏のための2つのスケッチ「山地にて」』 (7)『弦楽四重奏曲(1896)』 ガラテア・クァルテット (Vn: 坪井悠佳, Sarah Kilchenmann, Va: David Schneebeli, Vc: Julien Kilchenmann) イェンス=ペーター・マインツ((3):Vcソロ) [録音] 2011年6月, オストフリーラント, ドリーヴァ(ドイツ) チューリヒを拠点として活躍する「ガラテア・クァルテット」のデビューア ルバムです。「ガラテア・クァルテット」は2005年に、現在チューリヒ音楽 大学でザハール・ブロン教授のアシスタントを務める坪井悠佳らによって結 成されました。2006年ジュネーブ国際音楽コンクールにて第3位と共に聴衆賞 を受賞。2007年にはミグロ室内楽コンクールにて第1位。2008年大阪国際室内 楽コンクールにて第3位。またヨーロッパ室内楽アカデミーに参加し、ハット ・バイエルレ、ヨハネス・マイセル、クリストフ・リヒターなどの教授陣に 師事。チューリヒではカルミナ・クァルテットのシュテファン・ゲルナー、 ベルリンではアルテミス・クァルテットから指導を受けています。 デビューアルバムとして選ばれた作品は、スイス生まれの作曲家、エルネス ト・ブロッホの弦楽四重奏のための小品集となり、録音としても非常に珍し い作品が選ばれています。1896年にブロッホが15歳の時に作曲した「弦楽四 重奏曲」は、今回世界初録音となります。この曲はワシントンDC国会図書館 に所蔵されていたもので、彼女ら自ら校訂したものです。 ※日本語曲目解説付き 8869784219-2 ¥1500 SHARON ISBIN Sharon Isbin & Friends: Guitar Passions 1)『ヘンティル・モンターニャ:「ポロ」』 2)『キケ・シネシ:Sonidos de aquel dia』 3)『ロドリーゴ:「アランフェス協奏曲」-第2楽章』 4)『アルベニス:「アストゥリアス」』 5)『アグスティン・バリオス:「アレグロ」』 6)『アニー&ナンシー・ウィルソン:ドリームボート・アニー』 7)『ホルヘ・カルドーソ:「Alfonsina y el Mar」』 8)『カルロス・バルボサ:「Chovendo na Roseira」』 9)『ホーザ・ パッソス:「Carinhoso」』 10)『ガウデンシオ・シアーゴ・デ・メロ:「O Presidente」』 11)『アグスティン・バリオス:「大聖堂」』 シャロン・イズビン(G) ゲスト・アーティスト: スタンリー・ジョーダン(G:(2)), スティーヴ・モーズ(G:(3)), ホメロ・ルバンホ(G:(3)(8)), スティーヴ・ヴァイ(G:(5)) ナンシー・ウィルソン(G:(6)), ホーザ・パッソス(G:(9)), ガウデンシオ・シアーゴ・デ・メロ(Perc:(9)(10)), ポール・ウィンター(sax:(10)) [録音:2010年11月-2011年2月;カウフマン・スタジオ、ニューヨーク] 9歳よりクラシックギターのレッスンを始め、セゴビアに師事。そして若干 15歳でトロントギターコンクールにて優勝。17歳の頃にはコンサートツアー で世界中を駆け回るようになったグラミー賞受賞歴もある女流ギタリスト。 彼女の演奏は卓越した音楽性と、緻密な研究と、並はずれたテクニックだけ でなく緊張感のある力強さが特徴で、以前のアルバムでもそうであるように クラシックだけでなく、様々なジャンルの音楽家と深い友好関係を結んでい ます。このアルバムでも、ロック、ジャズ、ポサノヴァなどのアーティスト たちと共演し、南米のギター作品などをアレンジし、新たなる切り口で描き 出していきます。 8869793238-2 30枚組 ¥5500 《Maestro and Magician》RORIN MAAZEL Edition BOX(30CD) 初回生産限定盤 80歳を過ぎ、なお積極的な音楽活動を展開しているロリン・マゼール。彼と 世界的名門オーケストラ(ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、フランス 国立管、バイエルン放送SO、クリーヴランド管、ピッツバーグSO)との、 SONY/RCAレーベルへ録音した名演の数々を収録した30枚組セットBOXが、 完全限定生産としての発売となります。 68ページのブックレット(英・独語)付。 Disc1-5 ベートーヴェン:『交響曲第1-9番』 ロリン・マゼール(指揮) クリーヴランド管弦楽団 ルチア・ポップ(Sp)エレナ・オヴラツォワ(Ms) ジョン・ヴィッカース(T)マッティ・タルヴェラ(Bs)[録音:1977-1978年] Disc6 《オーケストラ・スペクタキュラー》 チャイコフスキー:『イタリア奇想曲 Op.45』『序曲「1812」Op.49』 ベートーヴェン:『ウェリントンの勝利』 リスト:『交響詩「フン族の戦い」』 ロリン・マゼール(指揮) バイエルン放送交響楽団 [録音:1995年] Disc7 ベルリオーズ:『幻想交響曲』 ロリン・マゼール(指揮) クリーヴランド管弦楽団 [録音:1977年] Disc8 《ドビュッシー:管弦楽作品集》 『バレエ「遊戯」』『交響詩「海」』『夜想曲』 ロリン・マゼール(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、 アルノルト・シェーンベルク合唱団 [録音:1999年] Disc9 グローフェ:『組曲「グランド・キャニオン」』, ハーバート: 『交響詩「ヘーローとレアンドロス」Op.33』 『オペレッタ名曲メドレー:おもちゃの行進曲 アブサン・フラッペ-君は君なれば-君去りしとき-算数なんか大嫌い -だれかと恋におちそうよ-ジプシーの恋の歌-イタリアの街の歌 -もう一度キスして-アイルランド人は今晩、大はしゃぎ(サンフォード編)』 ロリン・マゼール(指揮)ピッツバーグ交響楽団 [録音:1991年] Disc10 ホルスト:『組曲「惑星」』 ロリン・マゼール(指揮) フランス国立管弦楽団 フランス国立女声合唱団 [録音:1981年] Disc11 マーラー:『交響曲第1番「巨人」』 ロリン・マゼール(指揮)フランス国立管弦楽団 [録音:1979年] Disc12 《ラヴェル:管弦楽作品集》 『ボレロ』『「ダフニスとクロエ」第1&2組曲』『スペイン狂詩曲』 『ラ・ヴァルス』 ロリン・マゼール(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 [録音:1996年] Disc13 《レスピーギ:ローマ三部作》 『交響詩「ローマの松」』『交響詩「ローマの噴水」』 『交響詩「ローマの祭り」』 ロリン・マゼール(指揮) ピッツバーグ交響楽団 [録音:1994年] Disc14 サン=サーンス: 『交響曲 第3番 Op.78「オルガン付き」』『交響詩「ファエトン」Op.39』 『交響詩「死の舞踏」Op.40』 『歌劇「サムソンとデリラ」より第3幕「バッカナール」』 ロリン・マゼール(指揮) ピッツバーグ交響楽団 アンソニー・ニューマン(Org)[録音:1993年] Disc15-18 シベリウス:『交響曲第1-7番』 ロリン・マゼール(指揮) ピッツバーグ交響楽団 [録音:1990-1992年] Disc19-22 《R・シュトラウス:管弦楽作品集》 『交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op.30』 『楽劇「ばらの騎士」組曲 Op.59』『交響詩「ドン・ファン」Op.20』 『家庭交響曲 Op.53』 『交響詩「死と変容」Op.24』 『交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28』 『交響詩「英雄の生涯」Op.40』 『アルプス交響曲 Op.64』『交響詩「マクベス」p.23』 ロリン・マゼール(指揮) バイエルン放送交響楽団 [録音:1995-1998年] Disc23 R・シュトラウス:『交響詩「英雄の生涯」』 ロリン・マゼール(指揮) クリーヴランド管弦楽団 [録音:1977年] Disc24 《ストラヴィンスキー:管弦楽作品集》 『バレエ音楽「ペトルーシュカ」』『交響詩「ナイチンゲールの歌」』 『幻想曲「花火」』 ロリン・マゼール(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 [録音:1998年] Disc25 ストラヴィンスキー:『組曲「兵士の物語」』『三楽章の交響曲』 『詩篇交響曲』 ロリン・マゼール(指揮&Vn) バイエルン放送交響楽団 [録音:1995-1997年] Disc26-28 チャイコフスキー『交響曲第4-6番』 ロリン・マゼール(指揮) クリーヴランド管弦楽団 [録音:1980-1981年] Disc29 《ワーグナー:管弦楽作品集Vol.1》 『歌劇「タンホイザー」序曲とバッカナール』 『歌劇「さまよえるオランダ人」序曲』 『歌劇「ローエングリン」-第1幕への前奏曲』『楽劇「神々 の黄昏」-ジークフリートの葬送行進曲』 『楽劇「トリスタンとイゾルデ」-前奏曲と愛の死』 ロリン・マゼール(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ワルトラウト・マイヤー(Ms)[録音:1997年] Disc30 《ワーグナー:管弦楽作品集Vol.2》 『歌劇「リエンツィ」序曲』『歌劇「ローエングリン」-第3幕への前奏曲』 『序曲「ファウスト」』 『楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」-第1幕への前奏曲』 『ジークフリート牧歌』 『楽劇「神々の黄昏」-夜明けとジークフリートのラインへの旅』 ロリン・マゼール(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 [録音:1999年] <RCA RED SEAL> 8869793349-2 3枚組 ¥2900 初回生産分のみデジブック仕様 ブラームス;交響曲全集 Disc 1 『交響曲第1番ハ短調Op.68』(15:23/8:37/4:25/16:29) Disc 2 『交響曲第2番ニ長調Op.73』(20:36/10:11/5:07/9:49) Disc 3 『交響曲第3番ヘ長調Op.90』(13:10/7:56/6:14/8:50) 『交響曲第4番ホ短調Op.98』(12:41/10:43/6:09/9:42) デヴィッド・ジンマン 指揮 チューリヒ・トーンハレ管弦楽団 【録音】 2010年4月14&15日, チューリヒ・トーンハレでのライヴ ジンマンは、2011年7月9日に75歳を迎えました。1995年以来チューリヒ・ト ーンハレ管弦楽団の音楽監督を務め、この名門オーケストラをさらなる高み へともたらせつつあります。「ベートーヴェン:交響曲全集」「同:序曲全集」 「同:協奏曲全集」「モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集」「シューマン: 交響曲全集」といった古典派から初期ロマン派までの作品では、ピリオド奏 法を取り入れた大胆で画期的な解釈を聴かせつつ、後期ロマン派の「R・シュ トラウス:管弦楽曲集」「マーラー:交響曲全集」では、ロマンティシズムに おぼれ過ぎないスタイリッシュさと豊麗さを絶妙に融合させたサウンドを実 現させています。 そして今回ジンマンは、ロマン派の頂点に立つブラームスへと挑みました! 「ブラームスは最もロマンティックな作曲家」と語るジンマンですが、その 演奏の第一印象は「無骨なブラームス」で、ジンマンの師モントゥーや、ス ウィトナーのような伝統的で雄弁なブラームス像を21世紀によみがえらせた もの。弦楽パートにレガート奏法を多用させてロマンティックさを引き立た せ、木管の素朴な美しさ、金管の強奏のコクを加えています。展開部から再 現部へも正調な歩みであくまで構築性を失いません。低音の支えの上に木管 楽器が浮かび上がるスタイルは、ドイツの質実剛健さを強く感じさせる重厚 な演奏といえるでしょう。ジンマンはブラームスの楽譜の指定にとことんこ だわり、記載のないアッチェレランドをかけて盛り上げることなどは一切せ ずに、これだけ情熱的で堂々たる音楽の造型が構築されているのには驚かさ れます。 チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の本拠地「チューリヒ・トーンハレ」は、 ブラームスの立ち会いのもと、1895年にオープンしたスイス屈指の音楽ホー ルであり、ブラームスとの深い縁を感じさせますが、トーンハレ管によるブ ラームス全集は何と今回のジンマン盤が初めて。ジンマンの円熟の指揮、そ れに手足のごとく敏感に反応するトーンハレ管、そして豊かな音響を誇るホ ールと、三位一体となった名演を、デッカ時代から一貫してジンマン&トー ンハレのレコーディングを手掛けてきたクリス・ヘイゼルとサイモン・イー ドンのコンビが見事に捉えています。 この演奏は、2010年4月の演奏会で収録されたもので、ジンマンとトーンハレ 管のライヴ・レコーディングが発売されるのはおそらく今回が初めてです。 なおジンマン&トーンハレ管のニュー・プロジェクトは、今後シューベルト の交響曲全曲が予定されています。 40ページのブックレット付き特殊パッケージ仕様の限定盤となります。 <deutsche harmonia mundi> 8869793705-2 10枚組 ¥3600 初回生産限定盤 「フライブルク・バロックオーケストラ」結成25周年記念エディション Disc1 【ロカテッリ:室内楽作品集】 ロカッテリ(1695-1764):『6つの劇場風序曲と協奏曲集Op.4』 『ソナタ ニ長調Op.8-2』『ソナタ ホ短調Op.5-2』 『ソナタ イ長調Op.8-10』 トーマス・ヘンゲルブロック(指揮) フライブルク・バロックオーケストラ [録音:1991年] Disc2 【バッハ&ヴィヴァルディ:序曲、シンフォニア、協奏曲集】 ヴィヴァルディ:『歌劇「オリンピアーデ」序曲』 『弦楽のための協奏曲イ長調RV.158』 『4つのヴァイオリンのための協奏曲Op.3-10』 J・S・バッハ: 『管弦楽組曲第4番BWV.1069』 『カンタータ第42番「されど同じ安息日の夕べに」よりシンフォニア』 『3つのヴァイオリンのための協奏曲BWV.1064』 トーマス・ヘンゲルブロック(指揮) フライブルク・バロックオーケストラ [録音:1992年] Disc3 【パーセル&ヘンデル:劇音楽とカンタータ集】 パーセル:劇音楽『女予言者、またはダイオクリージャンの物語』組曲、 ヘンデル:『カンタータ「うるわしきアマリッリ」』『合奏協奏曲 op6-6』 ナンシー・アージェンタ(Sp)、マイケル・チャンス(C-T) ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮&Vn)、 フライブルク・バロックオーケストラ [録音:1993年] Disc4 【テレマン:協奏曲と序曲集】 テレマン: 『「ドン・キホーテ」組曲』『2つのヴァイオリンのための協奏曲ホ短調』 『2つのブロックフレーテのための協奏曲ヘ短調』 『3つのオーボエとファゴットのための協奏曲ニ長調』 ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮&Vn)、 フライブルク・バロックオーケストラ [録音:1993年] Disc5 【ゼレンカ&ピゼンデル:協奏曲&シンフォニア集】 ゼレンカ: 『ヒポコンドリア イ長調 ZWV187』『協奏曲 ト長調 ZWV186』 『シンフォニア イ短調ZWV189』、 ピゼンデル:『協奏曲 ニ長調』『ソナタ ハ短調』 ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮&Vn)、 フライブルク・バロックオーケストラ [録音:1994年] Disc6 【ビーバー、シュメルツァー:ソナタ(室内コンソート)集】 ビーバー:『ソナタ第1,6,4,8,10,7,12番』、 シュメルツァー:『ソナタ集(6曲)』 フライブルク・バロックオーケストラ・コンソート [録音:1994-1995年] Disc7-8 【ロレンツォ・ガエタノ・ザヴァテッリ(1690-1764):協奏曲集】 ザヴァテッリ:『教会ソナタ風室内協奏曲集Op.1(全12曲)』 ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮&Vn)、 フライブルク・バロックオーケストラ [録音:1995年] Disc9 【C・P・E・バッハ:協奏曲とシンフォニア集】 C・P・E・バッハ: 『シンフォニア第3-5番Wq-182-3-5』『チェンバロ協奏曲Wq.43-4』 『オーボエ協奏曲変ホ長調Wq.165』 アンドレアス・シュタイアー(cemb)ハンス=ペーター・ヴェスターマン(ob) トーマス・ヘンゲルブロック(指揮) フライブルク・バロックオーケストラ [録音:1990年] Disc10 【パーセル:劇音楽の世界】 パーセル: 『歌劇「妖精の女王」Z629』『歌劇「ディドーとエネアス」Z626』 『歌劇「アーサー王」Z628』 『歌劇「アブデラザール」Z570』より各管弦楽組曲 トーマス・ヘンゲルブロック(指揮) フライブルク・バロックオーケストラ [録音:1990年] 1987年に、トーマス・ヘンゲルブロックが設立した古楽器オーケストラ。楽 団の運営は楽団員たちの協議で決める自主的な団体で、演奏もメンバー個人 個人が自発的に様々な試みなど、積極的で斬新な表現を楽しませてくれます。 現在では、現在音楽監督兼コンサートマスターはゴットフリート・フォン・ デア・ゴルツとペトラ・ミュレヤンスが務めています。2012年1月来日予定。 8869793706-2 10枚組 ¥3600 初回生産限定盤 Disc1 【ローゼンミュラー:宗教的コンチェルト集】 ローゼンミュラー: 『主を恐るる者は幸いなり』『マニフィカト』『われ主をたたえん』 『深き淵より』『主よ、われは心をあげて』『グローリア』 コンラート・ユングヘーネル(リュート&指揮) カントゥス・ケルン [録音:1991年] Disc2 【J.S.バッハ以前の聖トーマス教会のカントールの教会作品集】 クニュプファー: 『Ach Herr, strafe mich nicht』『Es haben mir die Hoffartigen』 シェッレ: 『Das ist mir lieb』『Ach, mein herzliebes Jesulein』 『Barmherzig und gnadig ist der Herr』 『Aus der Tieffen rufe ich, Herr, zu dir』 コンラート・ユングヘーネル(リュート&指揮) カントゥス・ケルン [録音:1992年] Disc3 【モンテヴェルディ:愛のマドリガーレ集】 モンテヴェルディ: 『Sestina - Lagrime d'Amante al Sepolcro dell'Amata』 『Ninfa che scalza il piede』『O come sei gentile』 『Lamento della Ninfa』『Tu dormi』『S'el vostro cor, Madonna』 『Ohime dov'e il mio ben』『Alle danze』『Ohime il bel viso』 『Zefiro torna』『Non e di gentil core』『Qui rise Tirsi』 『O mio bene』『Soave libertate』 コンラート・ユングヘーネル(リュート&指揮) カントゥス・ケルン [録音:1992年] Disc4 【パッヘルベル、J・Cr・&J・M・バッハ:モテット集】 パッヘルベル: 『主に歓呼せよ』『いざもろびと、神に感謝せよ』 『神は立ち上がり敵を散らされる』『わたしたちの救いの神よ』 『マニフィカト』 『主こそ王』『わたしたちの避けどころ』 『わたしの心は確かです』『新しい歌を主に向かって歌え』 『神に向かって喜びの叫びをあげよ』 ヨハン・クリストフ・バッハ: 『恐れるなかれ、わたしはあなたを救う』 『主に従う人はたとえ早く死のうと』 『わたしはあなたを離しはしない、わたしをたたえよ』 ヨハン・ミヒャエル・バッハ: 『あなたが持っているものを守れ』『恐れるなかれ』 コンラート・ユングヘーネル(リュート&指揮) カントゥス・ケルン [録音:1993年] Disc5-6 【モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り】 モンテヴェルディ:『聖母マリアの夕べの祈り(1610年版)』 コンラート・ユングヘーネル(リュート&指揮) カントゥス・ケルン、 コンチェルト・パラティーノ [録音:1994年] Disc7 【ラッソ:シビュラの予言(イタリア語によるマドリガーレとフランス語に よるシャンソン集】 オルランド・ディ・ラッソ: 『シビュラの予言』『O Foible Esprit』『La Nuict Froide Et Sombre』 『Amour, Donne Moy Payx Ou Treve』 『La Terre Les Eaux Va Beuvant』 『Rendz-Moy Mon Coeur』『J'ay De Vous Voir』 『Comme Un Qui Prend Une Coupe』『Bon Jour, Mon Coeur』 『J'espere Et Crain』『Standomi Un Giorno』『I'vo Piangendo』 『Mia Benigna Fortuna』『Crudele, Acerba』『La Vita Fugge』 『Soleasi, Nel Mio Cor』 コンラート・ユングヘーネル(リュート&指揮) カントゥス・ケルン [録音:1994年] Disc8-9 【シュッツ:詩編、モテット、コンチェルト集】 シュッツ: 『主よ、あなたを避けどころとしますSWV462』 『主よ、どのような人があなたの幕屋に宿りSWV466』 『来てください、精霊よSWV475』『主よ、われらの主よSWV449』 『主御自身が家を建ててくださるのでなければSWV473』 『主よ、私の言葉に耳を傾けて下さいSWV Anh.7』 『良い羊飼いがよみがえったSWV469』『バビロンの流れのほとりにSWV500』 『平和を与えて下さい、主よSWV465』 『さて、天で戦いが起こったSWV Anh.11』 『若いときからの妻に喜びを抱けSWV453』『音楽の喜びの泉SWV49』 『良い妻を持った夫は幸福であるSWV20』『地は主のものSWV476』 『家と財産は両親から受け継ぐものSWV21』 『主よ、あなたは御自分の地に恵み深くあられをSWV461』 コンラート・ユングヘーネル(リュート&指揮) カントゥス・ケルン、 ムジカ・フィアータ、ハノーヴァー少年合唱団 [録音:1989年] Disc10 【レオンハルト・レヒナー(1553-1606):生と死の箴言】 レヒナー:『Deutsche Spruche von Leben und Tod』 『Come nave ch'in mezzo』『Ach herzigs Herz』 『Wie var mir nur in jungen Tagen』『Nackend bin ich』 『Das erst und ander Kapitel』『Gott bhute dich』 『Freu dich heut und allezeit』『Zart edles Gmut』 『Hort, was sich hat zutragen』『Ein Musicus wollt frolich sein』 『Ach, wer wird mir mein' Geist』『Aus tiefer Not schrei ich zu dir』 『Wohl dem, der den Herren』『Ich ging einmal spazieren』 『Nach meiner Lieb』『Frau, ich bin euch von Herzen』 『O Tod, du buist ien bittre Gallen』 『Ach Lieb, ich muss dich lassen』『Ganz sehr betrubt』 『Der Mai viel schoner Blumlein』 コンラート・ユングヘーネル(リュート&指揮) カントゥス・ケルン、 [録音:1989年] 「カントゥス・ケルン」結成25周年記念エディション 1987年に世界的リュート奏者コンラート・ユングヘーネルによって結成され た声楽アンサンブルです。主にルネッサンスからバロック時代のドイツとイ タリアの声楽アンサンブル作品を研究し、これまで放置されていた優れた作 品を発掘して演奏を試みてきました。声楽メンバーもバロック歌手として有 名なソリストたちが起用され、個々の歌手の声の特性を損なうことなく、均 質なヴォーカル・アンサンブルの理想に近づけています。さらに「バッハの モテット集」や「モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り」などでは、 各パートひとりでの演奏を試みるなど画期的な実践も行い、高い評価を得て います。 8869793707-2 10枚組 ¥3600 初回生産限定盤 「コレギウム・アウレウム」結成50年記念エディション Disc1 【C・P・E・バッハ:鍵盤楽器のための二重協奏曲集】 C・P・E・バッハ: 『チェンバロとフォルテ・ピアノのための協奏曲変ホ長調Wq.479』 ジョス・ファン・インマゼール(cemb), エリック・リン・ケリー(Fp), コレギウム・アウレウム C・P・E・バッハ:『2台のチェンバロのための協奏曲Wq.109&46』 グスタフ・レオンハルト&アラン・カーティス(cemb), コレギウム・アウレウム [録音:1965年] Disc2 【ヘンデル:水上の音楽】 ヘンデル:『水上の音楽』『王宮の花火の音楽』 コレギウム・アウレウム [録音:1971年] Disc3 【ラモー:オペラのバレエ音楽名曲集】 ラモー:『「インドの優雅な人々」「ダルダニュス」』より付随音楽集 コレギウム・アウレウム [録音:1964&1967年] Disc4 【バッハ:農民カンタータ&コーヒー・カンタータ】 J・S・バッハ: 『カンタータ第212番「わしらの新しいご領主に」BWV.212』 『カンタータ第211番「おしゃべりはやめて,お静かに」BWV211 』 エリー・アメリング(Sp)ジークムント・ニムスゲルン(Bs) ジェラルド・イングリッシュ(T) ラインハルト・ペータース(指揮) コレギウム・アウレウム [録音:1964-1968年] Disc5 【バッハ:結婚カンタータ】 J・S・バッハ: 『カンタータ第209番「悲しみを知らぬ者」BWV.209』 『カンタータ第202番「消えよ,悲しみの影」BWV202 』 エリー・アメリング(Sp) ラインハルト・ペータース(指揮) Disc6 モデルヌ:『3つのブルゴーニュのブランルと新しいブランル・ゲイ』、 スザート」: 『パバーヌ「何なる悲しみ」』『ロンド』『パバーヌ「悲しみに耐えなば」』 『ロンドとサルタレッロ』『オーボエ吹きの踊り』 『ロンド「むかし小娘」』 ジェルヴェーズ:『ブランル』 ファーレーズ:『フリウリ地方の苗木の踊り』 フランク:『パバーヌ』と『ガイヤルド』 ハスラー:『3つのイントラーダ』 アテニャン:『トルディオン』『パバーヌ』『ガイヤルド』 デマンツィウス:『ポーランド舞曲とガイヤルド』 コレギウム・アウレウム [録音:1961年] Disc7 ペルゴレージ:『歌劇「奥様になった小間使い」』 マッダレーナ・ボニファッチョ(Sp)ジークムント・ニムスゲルン(Bs) コレギウム・アウレウム [録音:1968年] Disc8 ビーバー: 『聖ハインリヒ・ミサ』『祭壇または宮廷のためのソナタ第1&12番』 ゲオルグ・ラツィンガー指揮 コレギウム・アウレウム合奏団 レーゲンスブルク大聖堂少年合唱団 他 [録音:1982年] Disc9 モーツァルト: 『クラリネット協奏曲イ長調K.622』『オーボエ協奏曲ハ長調K.314』 ハンス・ダインツァー(Cl)ヘルムート・フッケ(Ob) コレギウム・アウレウム合奏団[録音:1985-86年] Disc10 モーツァルト: 『ミサ曲ハ長調K.317「戴冠ミサ」』 『ヴェスペレ ハ長調K.339「証聖者の盛儀晩課」』 『元后、童貞聖マリアのためのリタニア 変ロ長調 K.109』 ゲルハルト・シュミット=ガーデン(指揮) コレギウム・アウレウム 、テルツ少年合唱団[録音:1961年] 1962年にドイツで結成された(録音は1961年より開始)古楽器によるオーケス トラ。できるだけ作曲当時の響きを再現の復興という意味合いでも非常に重 要な楽団でした。レオンハルト、クイケン兄弟、ビルスマなどもメンバーと して参加もしている盤も多く見られます。現在から聴いてみると本格的古楽 器奏法と言い難い部分もありますが、彼らのふくよかな響きとロマンティッ クさは懐かしささえ感じることができましょう。 <SONY CLASSICAL> 8869778544-2 ¥1600 ロッシーニ: 歌劇「イタリアのトルコ人」より「これ以上に馬鹿げたことはないわ」 ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクワーレ」より「騎士はあのまなざしを」 ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」より「受けとって、あなたは私のために」 ドニゼッティ:歌劇「シャモニーのリンダ」より「私の心の光」 ドニゼッティ: 歌劇「ランメルムーアのルチア」より「暗い夜更け あたりは静まり返り」 ロッシーニ:歌劇「オテロ」より「柳の歌」 ヴェルディ:歌劇「リゴレット」より「いとしい御名を聞いただけでも」 マスネ:歌劇「マノン」より「私が女王様のように路を行けば」 オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」より「森の小鳥は憧れを歌う」 ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」より「月に寄せる歌」 プッチーニ:歌劇「つばめ」より「ドレッタのすばらしい夢」 J・シュトラウス:喜歌劇「こうもり」より「侯爵様、貴方のようなお方は」 オルガ・ペレチャッコ(Sp) ミゲル・アンゲル・ゴメス=マルティネス(指揮) ミュンヘン放送管弦楽団 [録音]2010年、ミュンヘン(デジタル) 2010年のラ・フォル・ジュルネ-熱狂の日で、ピアニストのベレゾフスキーと 共演。その美しい舞台姿と圧倒的な声で聴衆を魅了したソプラノ、オルガ・ ペレチャッコ。彼女は1980年にサンクトペテルブルクに生まれ、小さい時か らマリインスキー劇場で児童合唱のメンバーを務めました。2005年からはハ ンブルク州立歌劇場のメンバーとなり、2007年にオペラリア・コンペティ ションで第2位を受賞。その後ベルリン・ドイツ・オペラ、バイエルン州立歌 劇場、シャンゼリゼ劇場に登場し喝采をあびました。またロッシーニ・オペ ラ・フェスティヴァルの常連メンバーでもあります。現在はベルリンを拠点 に活躍しています。日本では、ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニのオ ペラ・アリアを歌いましたが、彼女のレパートリーは驚くほど幅広く、ヘン デル、モーツァルトからワーグナー、R.シュトラウスまでをも含みます。こ のアルバムでも多彩な曲を、その驚異的なコロラトゥーラと、強靭な声、情 熱的な語り口で歌い上げています。 8869791801-2 10枚組 ¥2700 ルネ・ヤーコプス65歳記念BOX 初回生産限定盤 世界的カウンターテナー歌手ルネ・ヤーコプスの65歳を記念し、DHM, SEON, SONYの音源の中から声楽家としてのベストな演奏を収録したBOXです。 彼の美声と発声法は独特なもので、ファルセットに胸声を滑らかに接続して、 全く高音と低音の声質の差を感じさせないものです。さらに深みのあるギャ ラントな声は、説得力のある独特な世界観を最も堪能させてくれる歌手とい ってもよいでしょう。 紙ジャケットではなく、各通常のプラスチック・ケースに収めボックス化し た仕様の予定です。 Disc 1 《モンテヴェルディ:マドリガーレ集&フレスコバルディ:カンツォン集》 モンテヴェルディ: 『アリアンナの嘆き』『お前は何の言葉もかけてくれない』 『ああ,私は傷つき倒れる』 『かつてあなたは私のすべてだった』 『上品で美しい御婦人が』 グスタフ・レオンハルト(指揮&Cemb), ルネ・ヤーコプス(C-T), マリヤンヌ・クヴェクジルバー(Sp), マリウス・ファン・アルテナ(T), ミヒール・テン・ハウテ・デ・ランゲ(T), フロリス・ロマーツ(Bs) 【録音:1979年9月, ステレオ:セッション(SEON音源)】 フレスコバルディ: 『Corilla danzando』『Ti lascio』『Cosi mi disprezzate?』 『Doloroso mio core』 『Con dolcezza e pietate』『O mio cor』 『Ohime, che fur』『O dolore』 ルネ・ヤーコプス(C-T), モンセラート・フィーゲラス(Sp), ナイジェル・ロジャース(T), ミヒャエル・ショッパー(Bs) バーゼル・スコラ・カントールム器楽アンサンブル 【録音:1983年, バーゼル(DHM音源)】 Disc 2 《ルイージ・ロッシ:「美しい鐘」-カンタータ, デュエット,三重唱集》 ルイージ・ロッシ: 『A chi vive』『Avessi ohime』『Ahi, dunqu'e pur vero』 『Quanto e credulo』『O biondi tesori』 『Lascia, speranza, ohime』 『Luci belle, mio tesoro』『Precorrea del sol』『Occhi belli』 『Fanciulla son io』 『In questo duro esilio』『Rugge quasi leon』 『Amanti, sentite』 ルネ・ヤーコプス(C-T), ローズマリー・ホフマン(Sp), クルト・ヴィドマー(Bs), ジョス・ファン・インマゼール(Cemb) コンラート・ユングヘーネル(リュート), ペレ・ロス(gamb)【 録音:1979年9月, ハールレム(SEON音源)】 Disc 3 《ジョン・ブロウとウィリアム・ローズ作品集》 ジョン・ブロウ: 『ヘンリー・パーセルの死を悼む頌歌』 『「アンフィオン・アングリクス」より』 ルネ・ヤーコプス(C-T), ジェームズ・ボウマン(C-T), マリウス・ファン・アルテナ(T), マックス・ファン・エグモント(Br) ネリー・ファン・・デァ・スペック(Sp), 山本能扶子(Sp), アンナー・ビルスマ(Vc), グスタフ・レオンハルト(Cemb) リッカルド・カンジ(Bfl), マリオン・フェアブリュッヘン(Bfl), マリー・レオンハルト(Vn), アントワネット・ファン・ホンベルフ(Vn)【録音:1973年1月,(SEON音源)】 ウィリアム・ロウズ: 『O My Clarissa, Thou Cruel Faire』『Gather Ye Rosebuds While Ye May』 『Beauty in Eclipsa』 『Justitia Sacrum』 『When Man ffor Sinne Thy Judgment Feeles』 ルネ・ヤーコプス(C-T), 佐藤豊彦(リュート)【録音:1978年,(SEON音源)】 Disc 4 《イタリア宗教的作品集》 グランディ:『サルヴェ・レジナ』『ああ、あなたは何と美しい』, カリッシミ:『マニフィカト』, シュッツ:『我が魂は主をあがめ』 ベデッカー:『キリストがお生まれになった』, バッサーニ:『Nascere, nascere, dive puellule』 ガリアーノ:『羊飼いたちよ、さあ、起き上がりなさい』, グラツィアーニ:『Gaudia, pastores』 ジャンベルティ:『O belle lagrimette』, マッツォッキ:『Giunto alla cuna』 ヴィアダーナ: 『羊飼いたちよ、汝ら見たものを語れ』『栄えある聖母よ』 『イスラエルの民は歌いぬ』, ルネ・ヤーコプス(C-T), バーゼル・マドリガーリステン, バーゼル・スコラ・カントールム弦楽アンサンブル 【録音:1986年&1992年,(DHM音源)】 Disc 5 《スカルラッティ:ヨハネ受難曲》 アッレサンドロ・スカルラッティ:『ヨハネ受難曲』 ルネ・ヤーコプス(C-T:福音士家), クルト・ヴィトマー(Bs:イエス), バーゼル・マドリガーリステン バーゼル・スコラ・カントールム弦楽アンサンブル 【録音:1981年10月23-26日, バーゼル(DHM音源)】 Disc 6 《ゼレンカ:エレミアの哀歌とマニフィカト》 ゼレンカ: 『エレミアの哀歌(聖水曜日, 聖木曜日, 聖金曜日のための)』 『マニフィカト(1725)』 ルネ・ヤーコプス(C-T&指揮), ギイ・ドゥ・メイ(T), クルト・ヴィトマー(Bs), バーゼル・スコラ・カントールム器楽アンサンブル 【録音:1982年11月&1986年, バーゼル(DHM音源)】 Disc 7 《マルチェッロ:詩的・音楽的霊感》 マルチェッロ:『「詩的・音楽的霊感」より詩篇第50篇)』(※初CD化) ルネ・ヤーコプス(C-T&指揮), ギイ・ドゥ・メイ(T), クルト・ヴィトマー(Bs), ヤープ・シュレーダー(Vn) 今村泰典(リュート), バーゼル・スコラ・カントールム器楽アンサンブル 【録音:1979年, バーゼル(DHM音源)】 Disc 8 《バロック室内カンタータ集》 ポルポラ:『カンタータ第8番「太陽にかかる無情な雲が」』 カルダーラ:『カンタータ「小川のほとりで」』 ヘンデル:『カンタータ「私の胸は騒ぐ」』 ルネ・ヤーコプス(C-T), グスタフ・レオンハルト(cemb), シギスヴァルト・クイケン(Vn), バルトルド・クイケン(Fl-tr) アンナー・ビルスマ(Vc)【録音:1974年10月,(SEON音源)】 Disc 9 《ヘンデル:オペラ名アリア集》 ヘンデル:歌劇『アレッサンドロ』『パルテノーペ』『タメルラーノ*』より ルネ・ヤーコプス(C-T), シギスヴァルト・クイケン(指揮)ラ・プティット・バンド ジャン=クロード・マルゴワール(指揮*) ラ・グラン・エキュリー・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ* 【録音:1979-1984年,(DHM, SONY*音源)】 Disc 10 《バッハ:三大宗教作品名アリア集》 J・S・バッハ:『マタイ受難曲』『ヨハネ受難曲*』『ロ短調ミサ曲』より ルネ・ヤーコプス(C-T), グスタフ・レオンハルト, シギスヴァルト・クイケン*(指揮)ラ・プティット・バンド 【録音:1985-1989年,(DHM音源)】 8869790450-2 3枚組 ¥2500 ナルシソ・イエペス 生誕85年、没後15年記念ベスト録音集 Disc1 『タレガ:「アラビア風奇想曲」』『サヴィオ:「Escenas Brasilenas」』 『リョベート:「El Pobre Pages」』『トローバ:「マドローニョス」』 『イエペス:「インカの踊り」』『デ・ラ・マーサ:「ハバネラ」』 『V=ロボス:「前奏曲第1番」』『タレガ:「タンゴ」』 『E・マルコ:「グアヒーラ」』 『アルベニス:「グラナダ」 [録音:1960年、スペイン] Disc2 『タレガ:「アルハンブラの想い出」』『タレガ:「スエーニョ-夢」』 『アルベニス:「朱色の塔」』『アルベニス:「アストゥリアス」』 『モレーダ:「Farruca」』『トゥリーナ:「ソレアレス」』 『アルベニス:「入り江のざわめき」』 『マラッツ:「スペインのセレナータ」』『トゥリーナ:「ラファガ」』 『ファリャ:「粉屋の踊り」』『ソル:「練習曲ホ短調」』 『タレガ:「グラン・ホタ」』[録音:1960年、スペイン] Disc3 『ロゴリーゴ:「アランフェス協奏曲」』 アルヘンタ・アタウルフォ(指揮) スペイン国立管弦楽団 [録音:1958年1月1日、スペイン] 『ロドリーゴ:「ある貴紳のための幻想曲」』 ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮) スペイン国立管弦楽団 偉大なるギタリスト、イエペス没後15年を記念して、1960年にスペインで録 音されたギター・ソロの作品集(同年日本で録音された音源とは別)と、イエ ペスの中でも最も名演とされるアランフェスが収録されています。なおイエ ペスは、まだこの時代は、10弦ギターではなく通常の6弦ギターを使用して いました。 ●SONY CLASSICAL MASTERS BOX SET -全10タイトル 初回生産限定盤 名アーティストの名盤 に焦点をあてた、お買い得BOXセット(各CD5枚-10枚組)。 好評のMASTERS BOX 10タイトルの発売です。 全て24bitによるリマスター。なお、このシリーズにはブックレットは付いて おりません。 (トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されております) 8869788086-2 7枚組 ¥2300 バーンスタイン・コンダクツ・バーンスタイン Disc 1 『「ウェスト・サイド・ストーリー」よりシンフォニック・ダンス』 [録音:1961年3月] 『「キャンディード」序曲』[録音:1960年9月] 『映画「波止場」から交響組曲』[録音:1960年5月] 『バレエ「ファンシー・フリー」』[録音:1963年6月] - レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック 『プレリュード、フーガとリフ』 - レナード・バーンスタイン(指揮) ベニー・グッドマン(Cl)コロンビア・ジャズ・コンボ [録音:1963年5月] Disc 2 『バレエ「ディバック」(全曲)』 - デイヴィッド・ジョンソン(Br), ジョン・オステンドルフ(Bs), レナード・バーンスタイン(指揮) ニューヨーク・シティバレエ管弦楽団 [録音:1974年6月7日] 『セレナード(プラトンの「饗宴」による)』 - ジノ・フランチェスカッティ(Vn)レナード・バーンスタイン(指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック [録音:1965年7月22日マンハッタン・センター] Disc 3 『交響曲第1番「エレミア」』 - ジェニー・トゥーレル(Ms) レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック [録音:1961年5月20日マンハッタン・センター] 『「オン・ザ・タウン」より3つのダンスエピソード』 - レナード・バーンスタイン(指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック [録音:1963年6月18日] 『交響曲第2番「不安の時代」(1965年改訂版)』 - フィリップ・アントルモン(P) レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック [録音:1965年7月, マンハッタン・センター ] Disc 4 『交響曲第3番「カディッシュ」』 - フェリシア・モンテアレグレ(語り), ジェニー・トゥーレル(Ms), レナード・バーンスタイン(指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック[録音:1964年4月] 『チチェスター詩篇』 - ジョン・ボガート(A), カメラーラ・シンガーズ, レナード・バーンスタイン(指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック [録音:1965年7月] 『I Hate Music』『La Bonne Cuisine』 - ジェニー・トゥーレル(Ms) レナード・バーンスタイン(P)[録音:1960年11月, ニューヨーク] Disc 5 『歌劇「タヒチ島の騒動」』 - アントニア・バトラー(Sp), ナンシー・ウィリアムズ(Ms), マイケル・クラーク(T), マーク・ブラウン(Br), レナード・バーンスタイン(指揮) コロンビア・ウィンド・アンサンブル [録音:1973年8月] 『バレエ「ファクシミリ」』 - レナード・バーンスタイン(指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック [録音:1963年8月] Disc 6&7 『ミサ曲』 - アラン・タイタス(Br), ノーマン・スクリブナー合唱団, バークシャー少年合唱団, レナード・バーンスタイン(指揮)管弦楽団 [録音:1971年] バーンスタインのミュージカルだけでなく、交響曲3曲からバレエ、オペラ、 ミサ曲まで、自作自演を収録したアルバムです。 8869788412-2 5枚組 ¥2000 オーフラ・ハーノイ・プレイズ・ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲とソナタ集 Disc 1 『チェロ協奏曲ニ短調RV405』『同ハ短調RV401』『同変ロ長調RV423』 『同ハ長調RV399』 『チェロとファゴットのための協奏曲ホ短調RV409』 『チェロ協奏曲断章ニ短調RV538』 Disc 2 『チェロ協奏曲ニ短調RV403』『同ロ短調RV424』『同イ短調RV422』 『同ハ短調RV402』『同ヘ長調RV412』『同ト長調RV414』 『同ニ短調RV406』 Disc 3 『チェロ協奏曲ヘ長調RV411』『同ニ長調RV404』『同イ短調RV420』 『同ニ短調RV407』『同ト短調RV417』 『ヴァイオリンとチェロのための協奏曲ヘ長調「プロテウス、または逆の 世界」RV544』 Disc 4 『チェロ協奏曲イ短調RV418』『同変ホ長調RV408』『同ト短調RV416』 『同イ短調RV419』『同ト長調RV413』 『ヴァイオリンとチェロのための協奏曲変ロ長調RV547』 - オーフラ・ハーノイ(Vc), ポール・ロビンソン指揮 トロント室内管弦楽団, ジェームズ・マッケイ(Fg), イゴール・オイストラフ(Vn) ミハイ・テーテル(Vc), ヴァレリー・ウィークス(Cemb,Org) [録音:1987-1995年:デジタル] Disc 5 『チェロ・ソナタ第5番ホ短調RV40』『同第4番変ロ長調RV45』 『同第6番変ロ長調RV46』『同第3番イ短調RV43』『第1番変ロ長調RV47』 『同第2番ヘ長調RV41』 - オーフラ・ハーノイ(Vc), コリン・ティルニー(Cemb,Org), ミハイ・テーテル(通奏低音Vc) [録音:1990年:デジタル] 10歳でデビュー、10代で国際的スターになったオーフラ・ハーノイは年齢の割 にキャリアが長いチェリスト。それも独特な雰囲気をかもしだしながら、「ク ラシカルの伝統を脱却した表層と対を成す“あくまでもクラシック音楽と寄り 添う”本質」を奏でることこそ彼女の魅力なのでしょう。それを見事に表した 演奏が、このヴィヴァルディのアルバムなのです。 8869788409-2 10枚組 ¥2700 ホロヴィッツ・プレイズ・グレイト・ソナタ ホロヴィッツが、2大メジャー・レーベルであるRCAとソニーに残した録音の中 からソナタの名録音ばかりを集めたセットです。ホロヴィッツはレコード録音 の持つ意味を理解し、生涯にわたって熱心に録音に取り組んだパイオニア的ア ーティストのひとりでした。当セットは、1945年から1989年のラストレコー ディングまでの録音から選曲されています。 Disc 1 リスト『ピアノ・ソナタ ロ短調』 [録音:1977年] ラフマニノフ『ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36』 [録音:1968年12月, カーネギー・ホール:ライヴ] Disc 2 ショパン『ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」』[録音:1962年4-5月] シューマン『ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.14』[録音:1976年5月] Disc 3 D・スカルラッティ『ソナタ ニ短調 K.33』『同イ短調 K.54』 『同へ長調 K.525』『同ヘ短調 K.466』『同ト長調 K.146』『同ニ長調 K.96』 『同ホ長調 K.162』『同変ホ長調 K.474』『同ホ短調 K.198』『同ニ長調 K.491』 『同へ短調K.481』『同イ長調 K.39』『同ト長調K.547』『同ロ短調K.197』 『同嬰ヘ短調K.25』『同ニ短調K.52』『同ト長調K.201』『同ハ短調K.303』 [録音:1964年], 『同嬰ヘ長調K.319*』『同ト長調K.260*』 [録音:1967年] Disc 4 D・スカルラッティ『ソナタ ホ長調 K.380』『同ト長調 K.55』 [録音:1968年1-2月], 『同ホ長調 K.531』『同イ長調 K.322』 『同ト長調 K.455』 [録音:1962年11-12月], 『同変イ長調 K.127』『同イ長調 K.101』『同ヘ短調 K.184』 『同ロ短調 K.87』 『同ホ長調 K.135』 [録音:1981年11月1日,メトロポリタン歌劇場でのライヴ] ハイドン『ピアノ・ソナタ第49番変ホ長調Hob.XVI-49』[録音:1989年10月] 『同第23番ヘ長調Hob.XVI-23』[録音:1966年11-12月] 『同第48番ハ長調Hob.XVI-48』[録音:1968年12月] Disc 5 モーツァルト『ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付き」』 [録音:1966年4月] クレメンティ『ソナタ ハ長調Op.33-3』[録音:1979-1980年]、 『同変ロ長調Op25-3より』[録音:1963年9月] 『同イ短調Op.50-1より』[録音:1963年6月],『同変ホ長調Op.12-2より』 [録音:1972年4月] Disc 6 ベートーヴェン『ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」』 [録音:1972年4月 『同第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」』[録音:1972年12月] 『同第23番ヘ短調Op.57「熱情」』[録音:1972年10月] Disc 7 ベートーヴェン『ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」』 [録音:1963年],『同第7番ニ長調Op.10-3』[録音:1959年5-6月] 『同第28番イ長調Op.101』[録音:1967年10-11月] Disc 8 スクリャービン『ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調Op.23』 [録音:1956年5月* 『同第5番Op.53』[録音:1976年5月] 『同第9番Op.68「黒ミサ」』[録音:1965年5月] 『同第10番Op.70』[録音:1966年4月] Disc 9 モーツァルト『ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調K.332』[録音:1947年11月*] シューベルト『ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960』[録音:1953年2月*] D・スカルラッティ『ソナタ ホ長調 K.46』[録音:1946年11月*], 『同ホ長調 K.20』[録音:1928年4月*] Disc 10 バーバー『ピアノ・ソナタ変ホ短調Op.26』[録音:1950年5月*] カバレフスキー『ピアノ・ソナタ第3番 ヘ長調Op.46』[録音:1947年12月*] プロコフィエフ『ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83』[録音:1945年9-10月*] - ウラジーミル・ホロヴィッツ(P)[*印はモノラル録音] 8869788415-2 6枚組 ¥2100 ジュリアード弦楽四重奏団・プレイズ・モーツァルト Disc 1 『弦楽四重奏曲第14番ト長調K.387』『同第15番ニ短調K.421』 Disc 2 『弦楽四重奏曲第16番変ホ長調K.428』『同第17番変ロ長調K.458「狩り」』 Disc 3 『弦楽四重奏曲第18番イ長調K.464』『同第19番ハ長調K.465「不協和音」』 ハイドン『弦楽四重奏曲変ロ長調Op.103よりアンダンテとメヌエット』 - ジュリアード弦楽四重奏団 [録音:1977年, ニューヨーク] Disc 4 『弦楽五重奏曲第1番変ロ長調K.174』『同第2番ハ短調K.406』 『同第6番変ホ長調K.614』 Disc 5 『弦楽五重奏曲第3番ハ長調K.515』『同第4番ト短調K.516』 Disc 6 『弦楽五重奏曲第5番ニ長調K.593』 - ジュリアード弦楽四重奏団, ジョン・グラハム(Va)[録音:1978年] 『クラリネット五重奏曲イ長調K.581』 - ハラルド・ライト(Cl), アレクサンダー・シュナイダー(Vn), イシドル・コーエン(Vn), サムエル・ローズ(Va), レスリー・パーナス(Vc) [録音:1978年] アメリカの名門音楽学校の名を冠した世界最高の弦楽四重奏団による、モー ツァルトの室内楽の傑作「ハイドン・セット」の、この団体にとって66年の 最初の録音に続く1977年の2度目の録音となったものです。1度目の録音もいま だに名演として名高いものですが、現代音楽のスペシャリストとして有名だっ たこのカルテットが、古典に対してより柔軟なアプローチをもって接し始めた のはやはり70年代になってからでした。その第2の黄金期ともいえる時期に取 り組まれたこの「ハイドン・セット」では、精緻なアンサンブルの技術と音 楽的内容の豊かさとを両立させた名演奏を聴くことができます。そして、ジョ ン・グラハムを迎えて引き続き録音された「弦楽五重奏曲」全曲も収録されて います。 8869788411-2 7枚組 ¥2300 クーベリック/モーツァルト, シューマン, ブルックナー:交響曲集 Disc 1 モーツァルト 『交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」』 『交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」』 [録音:1980年, ミュンヘン、ヘラクレスザール] Disc 2 モーツァルト 『交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」』 『交響曲第39番変ホ長調K.543』 [録音:1980年, ミュンヘン、ヘラクレスザール] Disc 3 モーツァルト 『交響曲第40番ト短調K.550』『交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」』 [録音:1980年, ミュンヘン、ヘラクレスザール] Disc 4 シューマン 『交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」』『交響曲第2番ハ長調Op.61』 [録音:1979年, ミュンヘン、ヘラクレスザール] Disc 5 シューマン 『交響曲第3番変ホ長調Op.97「ライン」』『交響曲第4番ニ短調Op.120』 『「マンフレッド」序曲Op.115』 [録音:1978-1979年, ミュンヘン、ヘラクレスザール] Disc 6 ブルックナー 『交響曲第3番ニ短調「ワーグナー」(エーザー版第2稿)』 [録音:1980年, ミュンヘン、ヘラクレスザール] ーグナー『ジークフリート牧歌』 [録音:1979年, ミュンヘン、ヘラクレスザール] Disc 7 ブルックナー『交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(ノヴァーク版)』 [録音:1979年, ミュンヘン、ヘラクレスザール] - ラファエル・クーベリック(指揮)バイエルン放送交響楽団 ラファエル・クーベリックが手兵・バイエルン放送交響楽団を指揮して70年代 末から80年代初頭にかけてソニー・クラシカルに録音した中から、モーツァル ト、シューマン、ブルックナーの交響曲を収録したセットです。「疾走する悲 しみ」とすら表現される有名な「第40番」と堂々たる「ジュピター」など、い ずれもこのコンビならではの充実したモーツァルト演奏。CBS(ソニー・クラシ カル)移籍第一弾としてレコーディングされたシューマンの交響曲では一般的 にオーケストレーションに問題があると言われますが、クーベリック/BRSOの 演奏はそれが些細なことに思われるほど、音楽的な演奏を繰り広げます。雄渾 な「ライン」、幻想的な場面が次々に展開される「第4番」、短いながら交響曲 的な充足を感じさせる「マンフレッド」、いずれも指揮者とオーケストラの高 い音楽性が生み出した名演です。クーベリックはなぜかブルックナーを録音す ることがそれまで少なく、79年にCBSに録音した「ロマンティック」が初のセッ ション・レコーディングでした。「3番」ではエーザー版による演奏で、初期 の交響曲としては充実した筆致を持つこのシンフォニーの真の姿を克明に描写 したものとして定評ある名盤です。 8869789979-2 7枚組 ¥2300 ミュンシュ・コンダクツ・ワーグナー, チャイコフスキー, ドヴォルザーク, マーラー, R・シュトラウス Disc 1 ワーグナー 『歌劇「タンホイザー」-序曲とヴェーヌスベルクの音楽』 『楽劇「トリスタンとイゾルデ」-前奏曲と愛の死』 『楽劇「ワルキューレ」-魔の炎の音楽』 『楽劇「神々の黄昏」-ジークフリートのラインへの旅』 『楽劇「神々の黄昏」 -ブリュンヒルデの自己犠牲』 [録音:1957年, ボストン・シンフォニー・ホール] Disc 2 チャイコフスキー 『交響曲第4番ヘ短調Op.36』『弦楽セレナード ハ長調Op.48*』 [録音:1955年&1957年*, ボストン・シンフォニー・ホール] Disc 3 チャイコフスキー 『交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」』『幻想序曲「ロメオとジュリエット」*』 [録音:1962年&1961年*, ボストン・シンフォニー・ホール] Disc 4 チャイコフスキー 『ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35』 『幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32*』 [録音:1959年&1956年*, ボストン・シンフォニー・ホール] Disc 5 ドヴォルザーク 『交響曲第8番ト長調Op.88』『チェロ協奏曲ロ短調Op.104*』 [録音:1961年&1960年*, ボストン・シンフォニー・ホール] Disc 6 マーラー『さすらう若人の歌』『亡き子を偲ぶ歌』 [録音:1958年, ボストン・シンフォニー・ホール] Disc 7 R・シュトラウス 『交響詩「ドン・キホーテ」Op.35』 『交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」Op.28*』 [録音:1953年&1961年*, ボストン・シンフォニー・ホール] - シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団 ヘンリック・シェリング(Vn:Disc4), グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc:Disc5&7), モーリン・フォレスター(A:Disc6) アイリーン・ファーレル(Sp:Disc1) ミュンシュ生誕120年記念BOX。ミュンシュが前任者クーセヴィツキーを引き継 いでボストン響の音楽監督となったのは1949年のこと。ピエール・モントゥー が確立したフランス式の演奏様式の伝統を継承し、ボストン響をフランス音楽 の演奏にかけては類のないアンサンブルに仕立て上げました。その一方で、ド イツ音楽の演奏においても本領を発揮し、RCAにはベートーヴェンからワーグ ナーにいたるドイツ音楽の本流の作品の録音が数多く残されています。 生涯を通じて歌劇場での活動とはほとんど無縁だったミュンシュによるユニー クなワーグナーの世界。オペラからの抜粋でありながら、シンフォニックな立 体感と造型を基本に、フランスのオーケストラを思わせるような華麗で色彩的 な木管、輝かしさを十分備えながら重くなりすぎないブラスなど、当時のボス トン響の特性を生かした明快なワーグナー解釈です。 チャイコフスキーでは、この作曲家の音楽に付きまといがちな感傷を排し、粘 ることなく、むしろ明るく開放的に歌い上げるのが特徴で、作品のドラマティ ックな起伏を存分に生かしながら、ロシアの広大な大地を思わせる雄大なスケ ールで歌い上げています。「フランチェスカ・ダ・リミニ」は初CD化。 8869790248-2 8枚組 ¥2400 セクエンティア・プレイズ・フォン・ビンゲン Disc 1&2 『Saints』[録音:1996年] Disc 3&4 『Ordo Virtutum』[録音:1997年] Disc 5 『Canticles of Ecstasy』[録音:1993年] Disc 6 『Voice of the Blood』 [録音:1994年] Disc 7 『O Jerusalem』[録音:1995年] Disc 8 『Symphoniae』[録音:1982年] セクエンティア(中世音楽アンサンブル) 共同ディレクターのベンジャミン・バグビーとバーバラ・ソーントンを中心 とする、ケルンを本拠を置く中世音楽アンサンブル「セクエンティア」。 1977年に結成され、まもなく国際的な評価を受けるようになりました。声と 器楽の卓越した技術を、革新的な研究やプログラムと想像力あふれる努力と 結びつけ、中世ヨーロッパ音楽伝統に命をもたらしています。このセットで は、セクエンティアが中世ドイツの女子修道院長、幻視者ヒルデガルト・ フォン・ビンゲン(1098-1179)についてくまなく研究し、彼女の神秘的音楽 劇「オルド・ヴィルトゥトゥム」の演奏で一躍国際的注目をあび、ビンゲン の最初のアルバム「Symphoniae」はエディション賞を受賞した作品です。そ の後1993-1997年にはビンゲンを集中的に研究・録音を行い、古楽界に衝撃を 与えました。ビンゲンの曲のほとんどは単旋律として残されていますが、彼 らは初めてそれらを独特なハーモニーにして演奏(今のビンゲン演奏の根底と なっている)した名盤ばかりなのです。 8869790249-2 6枚組 ¥2100 スラットキン・コンダクツ・V=ウィリアムズ Disc 1 『海の交響曲(交響曲第1番)』 Disc 2 『ノーフォーク狂詩曲第1番』『タリスの主題による幻想曲』 『ロンドン交響曲(交響曲第2番)』 Disc 3 『グリーンスリーヴズによる幻想曲』『田園交響曲(交響曲第3番)』 『交響曲第4番ヘ短調』 Disc 4 『交響曲第5番ニ長調』『交響曲第6番ホ短調』 Disc 5 『海の歌』『「富める人とラザロ」の5つの異版』 『南極交響曲(交響曲第7番)』 Disc 6 『グローリアス・ジョン(バルビローリ)のためのフラリッシュ』 『交響曲第8番ニ短調』『交響曲第9番ホ短調』 レナード・スラットキン(指揮) フィルハーモニア管弦楽団 [録音:1991-1992年:デジタル] イギリスの遅咲きの国民主義音楽を代表する作曲家、V=ウィリアムズ。自国 の民謡や音楽伝統、印象的派の影響を総合し、温和で保守的ながらも個性的 なスタイルを確立。現代人の不安と希望を表現した代表的なこれらの交響曲 は彼の代表する作品で、壮大で美しくしかも親しみやすいのが特徴的です。 スラットキンの演奏は、非常に明快ですっきりとした解釈による名盤です。 8869788414-2 7枚組 ¥2300 Disc 1 『バレエ「火の鳥」全曲』[録音:1961年], 『ロシア風スケルツォ』[録音:1963年] 『幻想的スケルツォ Op.3』[録音:1962年], 『幻想曲「花火」Op.4』[録音:1963年] Disc 2 『バレエ「ペトルーシュカ」』[録音:1960年], 『バレエ「春の祭典」』[録音:1960年] Disc 3 『バレエ「結婚」』[録音:1959年],『ブルレスク「きつね」』 [録音:1962年],『「兵士の物語」組曲』[録音:1961年] Disc 4 『バレエ「ミューズの神をつかさどるアポロ」』[録音:1964年], 『バレエ「アゴン」』[録音:1957年], 『バレエ「カルタ遊び」』 [録音:1964年] Disc 5 『バレエの情景』[録音:1963年], 『青い鳥のパ・ド・ドゥ(チャイコフスキー『眠りの森の美女』より編曲)』 [録音:1964年] 『バレエ「妖精のくちづけ」』[録音:1965年] Disc 6 『バレエ「プルチネッラ」全曲』[録音:1965年], 『バレエ「オルフェウス」全曲』[録音:1964年] Disc 7 『バレエ「ペトルーシュカ」組曲』[録音:1960年] 『バレエ「プルチネッラ」組曲』[録音:1965年] 『「火の鳥」組曲』[録音:1967年] イゴール・ストラヴィンスキー(指揮)コロンビア交響楽団、他 ストラヴィンスキー・コンダクツ・ストラヴィンスキー・バレエ ストラヴィンスキーの自作自演集の中から、バレエ音楽ばかりを選曲した ボックスです。 8869790683-2 6枚組 ¥2100 ワルター・コンダクツ・モーツァルト Disc 1 『交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」』[録音:1959年1月] 『交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」』[録音:1960年2月] 『歌劇「劇場支配人」序曲K.486』 『歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲K.588』 『歌劇「フィガロの結婚」序曲K.492』『歌劇「魔笛」序曲K.620』 [録音:1961年3月], Disc 2 『交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」』[録音:1959年12月] 『交響曲第39番変ホ長調K.543』[録音:1960年2月] 『セレナード第13番ト長調K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」』 [録音:1958年12月] Disc 3 『交響曲第40番ト短調K.550』[録音:1959年1月] 『交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」』[録音:1960年2月] 『フリーメイソンのための葬送音楽ハ短調K.477』[録音:1958年12月] Disc 4 『レクィエム ニ短調K.626』[録音:1956年3月*] Disc 5 『ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216』 『ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218』[録音:1958年12月] 『6つのメヌエットK.599より第5番ヘ長調』 『12のメヌエットK.568より第12番ハ長調』 『3つのドイツ舞曲K.605』[録音:1954年12月*] Disc 6 『交響曲第25番ト短調K.183』『交響曲第28番ハ長調K.200』 『交響曲第29番イ長調K.201』[録音:1954年12月*] ブルーノ・ワルター(指揮) コロンビア交響楽団, ニューヨーク・フィルハーモニック(Disc4), ジノ・フランチェスカッティ(Vn:Disc5) [*印はモノラル録音] 大指揮者ブルーノ・ワルターが、アメリカ時代の晩年に録音した不滅のモー ツァルト・アルバムです。このアルバムで聴くワルターの演奏は、限りなく 美しい魂の歌と言えます。その慈愛に満ちた表現が、これらの名曲に新しい 表現を与えています。 <SONY CLASSICAL> ●SONY CLASSICAL MASTERS -全10タイトル 各1枚 ¥000 音楽ファンならば誰でも一度は聴いておくべきクラシック音楽の定番名曲を、 定評あるアーティストの名演で幅広く取り揃え、お買い得なバジェット・プ ライスにてリリース。全て24bitによるリマスター。 8869771266-2 チャイコフスキー: 『序曲「1812年」Op.49』『スラヴ行進曲Op.31』 『幻想序曲「ロメオとジュリエット」』『幻想曲「テンペスト」Op.18』 クラウディオ・アバド(指揮) シカゴ交響楽団 [録音:1984-1990年、 シカゴ・シンフォニーホール(デジタル)] クラウディオ・アバドが、シカゴ交響楽団と録音したチャイコフスキー・チ クルスの中の1枚。大序曲「1812年」では、名人揃いのシカゴ交響楽団の管楽 器の底力を見せつけ圧倒的な演奏を繰り広げています。アバドの知的でカン タービレたっぷりの解釈とあいまってチャイコフスキーの世界に新たな光を 当てた名盤です。 8869793095-2 ベルリオーズ:『幻想交響曲Op.14』 ダニエル・バレンボイム(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 [録音:1984年9月:ベルリン、イエス・キリスト教会(デジタル)] ベルリオーズ: 『序曲「ローマの謝肉祭」Op.9』 『歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲』 ピエール・ブーレーズ(指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック [録音:1971&1972年(ステレオ)] ベルリオーズの代表作である「幻想交響曲」は、“ある芸術家の生活とエピ ソード”という副題に示されているように、ベルリオーズが当時の大女優ス ミスソンに対して恋心を抱き、それが失恋に終るまでの体験を綴った自伝的 な異色作です。バレンボイムとベルリン・フィルはスケール雄大な表現で、 このドラマティックな交響曲を華麗に演奏しています。 8869793981-2 モーツァルト: 『ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330』 『ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付き」』 『ピアノ・ソナタ第15番ハ長調K.545』 『幻想曲ハ短調K.475』『ロンド イ短調K.511』 アリシア・デ・ラローチャ(P) [録音:1989-1996年、ニューヨーク(デジタル)] 余人に追随を許さぬほど暖色のタッチを駆使して、きわめて抑制されてはい るものの、それでもあふれ出る歌心で人を一発で魅惑することの可能なピア ニストです。全集からの抜粋たるこのモーツァルトも、聴く者を優しく包み 込むがごとき、その幸福で豊穣な音楽空間を眼前に拓いてくれます。 8869793137-2 ドヴォルザーク:『交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」』 ラヴェル:『マ・メール・ロワ*』 カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮) ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 [録音:1992年, 1989年*、コンセルトヘボウ(デジタル)] 「新世界交響曲」は、ジュリーニがデビュー当初から愛してやまない音楽で、 これが3回目の録音でした。作品の民俗色を強調せず、純音楽的なアプローチ で、自然に爽やかに描いた演奏は、現代における「新世界」表現の規範とい えるでしょう。 8869793984-2 リスト:『ハンガリー狂詩曲第1番-第6番』 ズービン・メータ(指揮) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 [録音:1988年10月、テル・アヴィヴ(デジタル)] リスト&ドップラー版、いわゆるオリジナル・ヴァージョンを使用して、オ ーケストラ版全6曲が収録されています。メータはイスラエル・フィルの優美 な弦の特性を生かしつつ、原典がもつ素朴な味わい、重厚感、華やかさなど をていねいに描きだしています。 8869793974-2 ヘンデル:『オラトリオ「メサイア」』(抜粋) ロバート・ショウ(指揮) ロバート・ショウ合唱団&管弦楽団 ジュディス・ラスキン(Sp)フローレンス・コプレフ(A) リチャード・ルイス(T)トマス・ポール(Bs) [録音:1966年6月、ウェブスター・ホール(ステレオ)] ロバート・ショウは、1983年にテラークに再録音していますが、こちらは 1966年にニューヨークで録音されたもので、グラミー賞受賞作品です。オー ケストラは、録音権利上名前はふせられていますが、実際はニューヨーク・ フィルのメンバーによって録音されています。 8869770408-2 ブルックナー:『交響曲第7番ホ長調』 ギュンター・ヴァント(指揮) ケルン放送交響楽団 【録音】1980年1月18日シュトルベルガー・シュトラッセ・スタジオ (デジタル:セッション) 1992年に北ドイツ放送交響楽団と、1999年にベルリン・フィルと録音してい ますが、1980年録音のこのケルン放送との7番の録音盤も、素晴らしい名盤 の1枚にあげられるでしょう。 8869771287-2 《R・シュトラウス作品集》 『4つの最後の歌(全曲)』『「影なき女」第2幕より』 - レオンタイン・プライス(Sp) エーリヒ・ラインスドルフ(指揮) ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 【録音】1973年頃 (ステレオ:セッション) 『交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op.30』 - フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団 【録音】1962年4月30日シカゴ・シンフォニーホール(ステレオ:セッション) 隠れたレオンタイン・プライスのR・シュトラウスの名歌唱。そしてこのシリ ーズ第1回発売の1954年録音のライナーのツァラ(8869771263- 2)に続き、今 回は1962年録音盤を収録してあります。 ●メトロポリタン・オペラ・ライヴ・シリーズ 世界最高峰のオペラハウス、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場。芸術監 督ジェームズ・レヴァインのもと、世界的な名歌手が集い、豪華絢爛な舞台 が繰り広げられている夢の殿堂です。2011年6月の来日公演では、レヴァイン の欠場やたび重なるキャストの変更にも関わらず、その世界一のオペラハウス としての実力を見せつけてくれました。ソニー・クラシカルとメトロポリタ ン歌劇場が新たなパートナーシップを組んでリリースするシリーズの最新リ リースは、レヴァイン指揮によるDVD4タイトルとメトの長い歴史の中でも トップクラスの上演とされる1955年-1964年のヴェルディ・オペラ4タイトル のライヴCDの登場です。 メトロポリタン・オペラ・ライヴCD ■メトロポリタン歌劇場が土曜日の午後のマチネ公演をラジオで生放送し始 めたのは1931年のこと。それ以来、METライブビューイングやインターネット ・ラジオでの中継が行なわれている現在でも、シーズン中に行なわれる毎週 土曜日のラジオ中継はアメリカの風物詩として定着しています。今回のソニ ー・クラシカルとメトロポリタン歌劇場とのプロジェクトでは、1940年代か ら1970年代にかけての歴史的な上演のライヴ録音が全部で20タイトルリリー スされる予定です。 ■当時のレコード会社によるオペラ全曲盤では実現することが出来なかった、 メトロポリタン歌劇場が誇るオールスター・キャストを擁したこれらの録音 の多くは、昔からオペラ・ファンの間では有名な存在で、LP-CD時代を通じて 海賊盤として流通してきたものも含まれています。しかし今回の発売に当た っては、メトロポリタン歌劇場やその他のアーカイヴに保管されている正規 オリジナル・マスターを初めて使用し、丁寧な修復や調整を経てリマスター され、さらに出演アーティストの承諾を得たうえで、最上の状態で歴史的な 名演の感動がよみがえります。 ■復刻およびリマスターを担当するのは、元ソニー・クラシカルのプロデュ ーサーでもあった、グレース・ロウです。 8869791004-2 3枚組 ¥2100 ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』(4幕版/全曲) クルト・アドラー(指揮) メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団 フランコ・コレルリ(ドン・カルロ) レオニー・リザネク(エリザベッタ) イレーネ・ダリス(エボリ公女) ニコラエ・ハーリー(ロドリーゴ) ジョルジョ・トッツィ(フェリペ2世) ヘルマン・ウーデ(異端審問官)他 【録音】1964年3月7日メトロポリタン歌劇場でのライヴ・レコーディング [モノラル] ヴェルディ中期の傑作オペラ「ドン・カルロ」。主役級に少なくとも5人の 名歌手を必要とする大作だけに、1964年のこのライヴも豪華キャストを集め られるメトの底力が発揮されています。すでにメトの大スターだったフラン コ・コレルリとレオニー・リザネクに加え、バスティアニーニを思わせる押 し出しの強いルーマニア出身のニコラエ・ハーリー、長年にわたってメトの 常連だったイレーネ・ダリス、ジョルジョ・トッツィと、個性的な名歌手が 勢ぞろい。実力派のクルト・アドラーがドラマの勘所を押さえた指揮で全体 を手堅く引き締めています。 8869791006-2 2枚組 ¥1600 ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』(全曲) レオンタイン・プライス(レオノーラ) フランコ・コレッリ(マンリーコ) イレーネ・ダリス(アズチェーナ) マリオ・セレーニ(ルーナ伯爵) ウィリアム・ウィルダーマン(フェランド) ファウスト・クレーヴァ(指揮) メトロポリタン歌劇場管弦楽団と合唱団 【録音】1961年2月4日メトロポリタン歌劇場でのライヴ・レコーディング [モノラル] 1961年1月、20世紀のオペラ界を代表する名歌手、レオンタイン・プライスと フランコ・コレッリが「トロヴァトーレ」でそろってメトにデビューし、セ ンセーショナルな成功を収めました。当アルバムはそれに続く2度目の上演を ライヴ録音したもの。若々しい力と情熱に溢れた2人の新鮮な名唱を堪能でき ます。メトで28シーズンを歌った名物バリトン、セレーニのルーナ伯爵、芸 域の広かったダリスのアズチェーナも聴きもの。メトでイタリア・オペラを 一手に引き受けていたクレーヴァの練達の指揮が、聴く者を熱狂的な興奮に 巻きこんでいきます。 8869791005-2 2枚組 ¥1600 ヴェルディ:歌劇『リゴレット』(全曲) ロバート・メリル(リゴレット) ロバート・ピータース(ジルダ) リチャード・タッカー(マントヴァ伯爵) ミニョン・ダン(マッダレーナ) ボナルド・ジャイオッティ(スパラフチーレ) ファウスト・クレーヴァ(指揮) メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団 【録音】1964年2月22日メトロポリタン歌劇場でのライヴ・レコーディング [モノラル] ロバート・メリル、ロバータ・ピータース、リチャード・タッカーと、第2次 大戦後のメトのステージを彩ったアメリカ人の人気歌手3人が集った1964年の 「リゴレット」。ウォーレン、マックニールとともに戦後のメトの「リゴレ ット」を一手に引き受けていたメリルは、1956年のペルレア指揮のRCA録音 よりもさらに円熟味が加わった包容力のある歌唱が見事です。ピータースの 完璧なヴォイス・コントロール、楽天的なマントヴァ公爵像にぴったりなタ ッカーの明るい美声も、メトの観客を唸らせています。 8869791002-2 2枚組 ¥1600 ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』(全曲) ジンカ・ミラノフ(アメリア) ロバータ・ピータース(オスカル) マリアン・アンダーソン(ウルリカ) ジャン・ピアース(リッカルド) ロバート・メリル(レナート) ジョルジョ・トッツィ(サム) ディミトリ・ミトロプーロス(指揮) メトロポリタン歌劇場管弦楽団・唱団 【録音】1955年12月10日メトロポリタン歌劇場でのライヴ・レコーディング [モノラル] メト史上でも名高い伝説的な公演がこの1955年の「仮面舞踏会」です。円熟 期にあったメトのプリマ、ジンカ・ミラノフ、前年のトスカニーニ指揮NBC響 の演奏会でも同じ役を歌っていたジャン・ピアースとロバート・メリルなど、 1950年代のメトならではの充実したキャストを誇るだけでなく、ウルリカ役 にマリアン・アンダーソンを迎えた点がポイント。黒人としてメトに初めて 出演したオペラ歌手となったアンダーソンの個性的な歌唱は占い師ウルリカ の存在感を際立たせています。前シーズンに「サロメ」でデビューし、この 時期のメトの最も重要な指揮者となったギリシアの名匠、ディミトリ・ミト ロプーロスの緊張感溢れる指揮ぶりも見事です。 ●メトロポリタン・オペラ・ライヴDVD ■メトロポリタン歌劇場がPBSチャンネルで「ライヴ・フロム・ザ・メト」と してTV中継を開始したのは1977年の「ラ・ボエーム」からのこと。以後毎シ ーズン、そのエキサイティングなステージを全米に、そして映像ソフトの発 売によって世界中に届けてきました。2006年からは、「より多くの人に素晴 らしいオペラの舞台を」という使命感をもってMETライブビューイングをスタ ートさせ、世界中で大反響を呼んでいます。現在は北アメリカ、日本、ヨー ロッパを含む世界44カ国1200ヶ所以上の映画館で上映され、動員数も240万 人を突破!アメリカで権威あるエミー賞など多くの賞を受賞し、この新しい オペラの楽しみ方が、今、世界中の観客の心をとらえています。 ■今回は、1978年と1980年に収録されたTV中継初期の記念碑的な公演3作品に 加え、METライブビューイングの第1弾となった「魔笛」の計4タイトルを発売 します。緻密なカメラワークと時代の最先端の収録技術によって、メトロポ リタン歌劇場の華麗なステージの興奮と感動が鮮明に記録されています。 8869791013-9(DVD-Video) ¥2100 モーツァルト:歌劇『魔笛』(英語版) 演出:ジュリー・テイモア 出演:マシュー・ポレンザーニ(タミーノ)、イン・フアン(パミーナ)、 ネイサン・ガン(パパゲーノ)、 エリカ・ミクローサ(夜の女王)、ルネ・パーペ(ザラストロ)、 ジェニファー・アイルマー(パパゲーナ)他 ジェイムズ・レヴァイン(指揮)メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団 【録画】2006年12月30日メトロポリタン歌劇場でのライヴ収録 【収録時間】約112分(予定) 【映像監督】ゲイリー・ハルヴォーソン 【録音プロデューサー】ジェイ・デイヴィッド・サックス ピーター・ゲルブが統率する新生メトの誇るMETライヴビューイングの第1弾 となったのがこの「魔笛」。英語で歌われ、しかも作品の聴き所を2時間弱 にまとめたコンパクトな上演は、ミュージカル「ライオンキング」で知られ るジュリー・テイモアの楽しい演出によって、一躍メトの人気演目となりま した。このパミーナがメト・デビューとなったイン・フアンを始め、マシュ ー・ポレンザーニ、ネイザン・ガンなど若い新鮮な歌唱を堪能させてくれま す。類稀なモーツァルティアンである指揮のレヴァインは、1982年のザルツ ブルク音楽祭上演映像、それを基に生まれたRCAへのセッション録音、そして 1991年のメト上演映像と、3種類もの「魔笛」をソフト化しており、生き生き とした躍動感のある音楽作りで楽しい舞台を盛り上げています。 8869791012-9(DVD-Video) ¥2100 ヴェルディ:歌劇『オテロ』(全曲) 演出:フランコ・ゼッフィレルリ 出演:ジョン・ヴィッカーズ(オテロ)、レナータ・スコット(デズデモナ)、 コーネル・マックニール(ヤーゴ)、レイモンド・ギッブス(カッシオ)、 ジーン・クラフト(エミーリア)、ロバート・グッドロー(モンターノ)、 アンドレア・ヴェリス(ロドリーゴ)、ジェームズ・モリス(ロドヴィーコ)他 ジェームズ・レヴァイン(指揮) メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団 【録画】1978年9月25日メトロポリタン歌劇場でのライヴ収録 【収録時間】約144分(予定) 【映像監督】カーク・ブラウニング 【録音プロデュサー】ジョン・ファイファー 【ナレーション】ピーター・アレン 1978年、メトのライヴ中継初期のまさに歴史的上演の記録がこの「オテロ」 です。デル・モナコの次の世代の代表的なオテロ歌いであったカナダの名歌 手、ジョン・ヴィッカーズの舞台姿を記録した貴重な映像です。当DVDの発売 によって、ヴィッカースのオテロは、1960年のセラフィン指揮のRCA録音での 若々しい歌唱に始まり、1972年のカラヤン指揮によるEMIへの再録音(同時に 映画用の映像も収録)を経て、当DVDに刻印されている晩年の円熟に至る変遷 をたどることが出来るようになりました。カラヤン指揮の映像と比べると、 このメトのステージでのライヴ映像では、まさに一世一代のオテロの悲劇を 生々しく演じ切っています。スコットの美しく無垢なデズデモナ、マックニ ールの憎々しいヤーゴも理想的な配役といえるでしょう。1995年のメト上演 の映像ではヤーゴを歌っているジェームズ・モリスがロドヴィーコとして出 演しているのもメトならでは。作品のドラマティックな起伏と抒情性を際立 たせるレヴァインの若々しく緻密な指揮、ゼッフィレルリの豪華な舞台も圧 巻の一言に尽きます。なおこれは2009年にメトの自主制作DVDとして歌劇場の ショップやサイトなどで販売されていたものですが、今回ソニー・クラシカ ルより広く発売されることになりました。 8869791009-9(DVD-Video) 2枚組 ¥2600 ベルク:歌劇『ルル』(チェルハ補筆による3幕版/全曲) 演出:ジョン・デクスター 出演:ジュリア・ミゲネス(ルル)、フランツ・マズーラ(シェーン博士)、 イヴリン・リアー(ゲシュヴィッツ伯爵夫人)、ケネス・リーゲル(アルヴァ)、 アンドルー・フォルディ(シゴルヒ)、フランク・リトル(画家)他 ジェームズ・レヴァイン(指揮) メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団 【録画】1980年12月20日メトロポリタン歌劇場でのライヴ収録 【収録時間】約175分(予定) 【映像監督】ブライアン・ラージ 【録音プロデュサー】ジョン・ファイファー レヴァインのメトでの功績の一つは、保守的なレパートリーに偏りがちだっ たメトに20世紀のオペラの名作を新たに加えたことでしょう。ベルクの「ル ル」も1977年に2幕版でメト史上初めて取り上げ、このDVDが収録された1980 年からはチェルハ補筆になる3幕版を採用してレパートリーとして定着させま した。ロージー監督のオペラ映画「カルメン」出演で知られるジュリア・ミ ゲネスの奔放で魅力的なルルを軸に、フランツ・マズーラ、ケネス・リーゲ ルなど個性的な歌手を配しています。ルル役として一世を風靡したイヴリン ・リーが、ルルのレズビアンの相手役、ゲシュヴィッツ伯爵夫人として登場 しているのも、作品の多層性を際立たせています。この「ルル」はもともと 今年1月にレヴァインのメト・デビュー40周年を記念してメトの自主製作盤と して発売された21枚組のDVDボックスに収録されていたものです。ちなみに同 時に発売された32枚組のCDボックスには、2001年4月公演の同曲のライヴ(題 名役はクリスティーネ・シェーファー)が収められていたことからも、レヴァ インのこのオペラに対するこだわりと自信が見えてくるようです。 8869791008-9(DVD-Video) ¥2100 マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』(全曲) レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」(全曲) 演出:フランコ・ゼッフィレルリ 出演: [カヴァレリア・ルスティカーナ] タティアナ・トロヤノス(サントゥッツァ)、 プラシド・ドミンゴ(トゥリッドゥ)、ジーン・クラフト(ルチーア)、 ヴァーン・シノール(アルフィオ)、イソラ・ジョーンズ(ローラ) [道化師] プラシド・ドミンゴ(カニオ)、テラサ・ストラータス(ネッダ)、 シェリル・ミルンズ(トニオ)、ジェームス・アサートン(ベッペ)、 アラン・モンク(シルヴィオ) ジェームズ・レヴァイン(指揮) メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団 【録画】1978年4月5日メトロポリタン歌劇場でのライヴ収録 【収録時間】約152分(予定) 【映像監督】カーク・ブラウニング 【録音プロデュサー】ジョン・ファイファー 【ナレーション】ピーター・アレン 1978年4月、プラシド・ドミンゴが一晩でトゥリッドゥとカニオ両方役を歌っ たゼッフィレルリ演出の豪華上演の記録です。ドミンゴ=ゼッフィレルリの 「カヴァ+パリ」は、1983年のプレートル指揮の映像が有名ですが、映画用 のセッション収録だったそれと比べるとナマの舞台上演の記録である当DVDで の迫力はさすがです。トロヤノス、ストラータス、ミルンズなど、共演も当 時が旬の名歌手揃い踏み。レヴァインのドラマティックな指揮は、このヴェ リズモ・オペラが要求する迫真性を見事に伝えています。なおメトの「道化 師」では1994年のパヴァロッティとストラータスによる上演もDVD化されてい ます。 |
<NAXOS> 各1枚 ¥1000 8.572623 マイヤール:ヒロシマの生き残り 他 1-11.ヒロシマの生き残り…希望へのメッセージ Op.24(2006-2007)(大阪の6歳 の子/インターリュード/戦争…/彼女は爆撃から逃げ惑う/彼女は広島に避難先 を見つける/深き淵より/暗黒、黒ずんだ皮膚/死に至る雨/戦争に憎悪して生き 残る/私たちの願い:生き残ったもの/地球上の豊かな生活) 12-14.合奏協奏曲(1961/2003改訂)/15-17.室内協奏曲 第2番(1959-1960) サラ・ジュフロワ(メゾ・ソプラノ)…1-11 エレオノーレ・ルメール(ソプラノ)…1-11 マリー・プシェロン(メゾ・ソプラノ)…1-11 テデイ・エンリ(テノール)…1-11 ヴァージル・アンケリ(バス=バリトン)…1-11 エミール・マクドノウ(フルート)…12-14 ジョン・アンダーソン(オーボエ)…12-14 マイケル・ライト(クラリネット)…12-14 ダニエル・ジェミソン(ファゴット)…12-14 クリストファー・パークス(フレンチ・ホルン)…12-14 ロイヤル・フィルハモニー管弦楽団 ディオニシオス・デルヴィス=ブルニアス(指揮) フランスの作曲家、マイヤール(1931-)の3つの作品です。彼は1955年にローマ 賞を受賞、フランスの先進的な作曲家として幅広く活躍しています。1957年に は芸術監督としてフランスEMIに入社、そこでサンソン・フランソワやポール ・トゥルトリエなど偉大な演奏家と接するも、どうしてもその仕事が性に合わ ず辞職。その後は製薬研究所で働きますが、音楽の夢捨てがたく、結局作曲家 として生きることを決意したのでした。このアルバムの中で、やはり聴いてほ しいのは「ヒロシマの生き残り」でしょう。実在の人物「ハマ・キョウコ」の 話を元にしたカンタータとでも言うべき作品で、彼女は大阪の戦禍を避け、広 島に避難していた時に原爆被害を受けてしまいます。悲惨な情景が目の前に浮 かぶでしょう。しかし、副題が示す通り、これは「希望、命への讃歌」であり、 決して悲惨さばかりを強調したものではありません。生きてさえいれば、きっ と希望に巡りあう日が来るのですから。 8.559679 エコーズ-変容したクラシックの作品たち 1.デイヴィッド・シフ(1945-): インファーナル(ストラヴィンスキーの組曲「火の鳥」による) 2.ブライト・シェン(1955-): ブラック・スワン(ブラームスの6つのピアノ小品 Op.118-2 インテルメッツォ イ長調による) 3.デイヴィッド・ストック(1939-): 多くのホルン(クラークのトランペット・ヴォランタリーによる) 4.ジョン・ハービソン(1938-): ルビーズ(セロニアス・モンクのルビー・マイ・ディアニよる) 5.サミュエル・ジョーンズ(1935-): ベネディクション(ルトキンのベネディクションとセヴンフォールド・アーメン による) 6.アーロン・ジェイ・カーニス(1960-): ムジカ・セレスティス(弦楽ヴァージョン) 7-9.ジェラード・シュワルツ(1947-): 金管のための協奏曲(ヘンデルの合奏協奏曲 ヘ長調 Op.6-9 HWV327による) シアトル交響楽団/ジェラード・シュワルツ(指揮) 「この“エコーズ”と題されたアルバムは、良く知られた名曲を、現代の感覚 にマッチした作品へと変貌させること。」指揮者シュワルツはこのコンセプト を元に、彼の親しい6人の作曲家へ、編曲を依頼しました。出来上がった作品 の楽しい事と言ったら!「火の鳥」はまるでスパイ映画のサントラですし、 ブラームスのピアノ曲は、甘い甘いムード音楽へと変貌しています。有名な 「トランペット・ヴォランタリー」は魔法にかけられたかのような不思議な味 わいを持ちました。もともとカッコいいモンクの曲や、シュワルツ自身の編曲 も楽しめます。ぜひ「その手には引っ掛からないぞ」と心を強くして聴いてく ださい。でも、1時間後にはすっかり虜になっていることでしょう。 8.572650 マグヌス・ローゼン:Past Future 1.Trandans/2.ソナタト短調(エクルズ原曲)/3.En Glimt/4.Slow Sea 5.Land of Spirit/6.Purple Haze/7.Blues Man/8.Badinerie(バッハ原曲) 9.Past Future/10.En bank intill paradiset/11.Gate to Heaven 12.Romance Between East and West マグナス・ローゼン(エレクトリック・ベース)/スザナ・リスベルイ(ギター) ビルガー・ロフマン(ドラムス)/フヴィラ・カルテット イェテボリ交響楽団 ダヴィッド・ビョルクマン 豊穣なるオケの響きに耳を澄ませていると、突然辺りを切り裂くように響いて 来る音。ちゅいーん、ちゅいーん、びょん、びょん・・・。えっ?これNAXOS なの?とびっくりしながら聴き続けていると、すごく楽しくなってきちゃいま す。世界を征服したNAXOS、先日はエレキ・ギターを手中に収めたかと思えば、 今回はエレクトリック・ベースを制圧しました。「そういえば、昔インギーが こういうアルバムを出していたなぁ」なんて懐かしくなってしまいます。ここ ですごいベースを弾いているのは90年代終わりから2007年までハンマーフォー ルで活躍したマグヌス・ローゼン(1963-)。北欧のヘヴィメタ・シーンを語る には外せない大物がなぜNAXOSに?思うところは色々ありますが、とりあえず 全ての人にオススメします。 8.572142 モンポウ:ピアノ作品集 第6集 1.物乞いの哀歌/2.浜辺の工場/3.浜辺の思い出/4.浜辺の地域 5.砂地の道/6-10.5つの印象/11.ラ・ガリガの隠遁地/12.霧の中の田園地帯 13.荒野の田園地帯/14.登山ルート/15.田舎に帰ってきた少女/16.庭の小道 17.モンセニー/18.エコー/19-21.山の印象/22.思想/23-24.2つの小前奏曲 25.前奏曲/26-27.2つのアラベスク/28.銀紙を張ったプール 29.らくだから降りた3人の王の踊り/30.キリスト降誕の歌と踊り/31.時間 32.低地の踊り ※全て世界初録音 ホルディ・マソ(ピアノ) カタルーニャ出身、20世紀を代表するスペインの作曲家の一人、モンポウ (1893-1987)のピアノ作品集です。このアルバムに収録されているのは全て世 界初録音。ピアニスト、ホルディ・マソがモンポウの家などから最近発見した という作品を演奏したものです。これらは全て1910年から1918年の間に書かれ たもので、まだ未発達とはいえ、すでに独自の音楽性が出来つつあったモンポ ウの並はずれた才能を示すものと言えるでしょう。マソはすでにスペインのピ アノ音楽のオーソリティとして知られていますが、このモンポウの録音によっ て、より高く評価されることは間違いありません。 8.572415 カゼッラ: 1-4.シンフォニア(交響曲 第3番)Op.63(1939-1940) 5.英雄のエレジー Op.29(1916) ローマ交響楽団 フランチェスコ・ラ・ヴェッキア(指揮) NAXOSのカゼッラ(1883-1947)・シリーズは回を重ねる毎に少しづつ人気が高ま ってきています。このアルバムには、2つの世界大戦後に書かれた2つの作品が 収録されています。焼けつくような不協和音と、慟哭に満ちた「英雄のエレジ ー」は、第1次世界大戦の犠牲となったイタリア人兵士へのオマージュ。交響曲 第3番は、第1番、第2番の交響曲が書かれてから、およそ30年を経てから作曲 されたもの。その間カゼッラは交響曲という作品を書きたいという欲求に突き 動かされることがなかったとのことですが、シカゴ交響楽団の創立50周年の記 念に作品を委嘱されたことで、「自分の今の思いを託すには、交響曲という形 が最もふさわしい」と悟った彼は、自分の持てる力をこの第3番の交響曲へ全 て注ぎ込みました。新古典派や、当時のアメリカの作曲家たちの影響も感じら れますが、第2楽章の美しい部分や、スケルツォ楽章などは紛れもなくカゼッ ラ独特の音楽です。 8.557079 シューマン: 1-26.歌曲集「ミルテの花」Op.25(献呈/自由な心/くるみの木/だれかが/私は ただ一人で/手荒くするな/はすの花/お守り/ズライカの歌/ハイランド地方の やもめ/母よ母よ(花嫁の歌I)/私を彼の胸に寄りかからせて(花嫁の歌II)/ハイ ランド地方の人々の別れ/ハイランド地方の人々の子守歌/私の心は重く/謎/ ヴェネツィアの歌I「静かに船を漕ぎ」/ヴェネツィアの歌II「広場を夕べの風 が過ぎるとき」/大尉の妻/遠く、遠く/孤独な涙よなぜ/だれも/西方にて/君は 花のごとく/東方のばらより/終わりに) 27-33.6つの詩とレクイエム Op.90(鍛冶屋の歌/私のばら/出会いと別れ/牛飼 いのおとめ/孤独/重苦しい夕べ/レクイエム) アンドレア・ローレン・ブラウン(ソプラノ)…3.7.9-12.14.15.19-21.23.26 トーマス・E・バウアー(バリトン)…1.2.4-6.8.13.16-18.22.24.25.27-33 ウタ・ヒールシャー(ピアノ) 1840年。長らく恋焦がれていたクララとの結婚が認められたロベルト・シュー マン(1810-1856)は、その喜びからか、数多くの歌曲を書き上げます。いわゆ る「歌の年」の代表作の一つである「ミルテの花」は、まさにクララへの捧げ 物で、結婚前夜に花束と共に彼女へ贈られたと言います。 8.572332 レスピーギ: 1.アリア ト長調 P.32(編曲:S.ディ・ヴィットリオ) 2-4.ヴァイオリン協奏曲 イ長調 P.49(補筆:S.ディ・ヴィットリオ) 5-10.弦楽のための組曲 P.41(復元:S.ディ・ヴィットリオ) 11-14.ロッシーニアーナ P.148 ラウラ・マルツァドーリ(ヴァイオリン) ニューヨーク室内管弦楽団 サルヴァトーレ・ディ・ヴィットリオ(指揮) ローマ三部作の強烈な色彩感で知られるイタリアの作曲家レスピーギ(1879- 1936)。もともとヴァイオリン奏者として活躍しただけあって、その生涯に何 曲かのヴァイオリンの協奏的作品を書いてはいますが、この1903年に着手され た最初のイ長調の協奏曲は、2楽章までは完成させたものの、第3楽章はピアノ 伴奏のまま、結局完成されることなく忘れられてしまったものです。24歳の 血気溢れる新進作曲家は、この作品でヴィヴァルディとメンデルスゾーンに立 ち返ろうと意気込んだだけあって、なかなか良い作品であることは間違いあり ません。2010年の蘇演にあたり、指揮者のヴィットーリオは、スコアを丹念に 洗い出し、若干未熟な第1楽章と第2楽章のオーケストレーションにも手を加え、 レスピーギたる作品へと昇華させました。この録音にあたり、他の2曲にも編 曲を加え、レスピーギ自身の改編である「ロッシーニアーナ」も演奏すること で大作曲家への敬意を表しています。 8.572571 ベンゲレル: 1.コンチェルタンテ(1994)/2.パーカッションと弦楽のための音楽(2005) 3.秋のコンサート(2005)/4.ポルタ・フェラーダの二重協奏曲 ※全て世界初録音 ジャウメ・トレント(ギター)…1.3 フィリップ・スピセー(パーカッション)…2 マノン・フィリップ(ヴァイオリン)…4 メロディー・ジオ(チェロ)…4 ペルピニャン地方音楽院管弦楽団 ダニエル・トジ(指揮) 1931年バルセロナ生まれのシャビエ・ベンゲレル(1931-)。彼は幼い頃にスペ イン内戦(1936-1939年)に巻き込まれ、両親とともにチリに亡命、1954年まで スペインに戻ることはありませんでした。彼はほとんど独学で作曲を学びまし たが、バルトークやストラヴィンスキーなどの当時の先鋭的な作品からも強く 影響を受けたようです。1959年にセリエ技法で作曲した「友人と恋人のカンタ ータ」はその翌年にケルンのISCM(国際現代音楽協会)で演奏され高く評価され、 また、1977年にはルイジ・ダッラピッコラ賞を受賞するなど、国際的な知名度 を得ています。このアルバムはそんな彼の魅力的な作品を4曲収録しています。 長年彼の作品を演奏している「良き仲間」たちによるライヴ録音は、聴衆の熱 気も含め、この作曲家の本質をあますことなく伝えてくれます。 8.572637 シャルヴェンカ: 1-4.ピアノ協奏曲第4番 ヘ短調 Op.82/5.歌劇「マタスヴィンタ 」から序曲 6.チェロ・ソナタ ホ短調 Op.46から第2楽章(ハープ、オルガン、弦楽による 編曲 Op.46a) 7-9.ポーランド舞曲集より(第1番 変ホ短調/第8番 変ロ短調/第15番 変ロ長調) フランソワ・クサヴィエ・ポワザ(ピアノ)…1-4.7-9 ポズナ二・フィルハーモニー管弦楽団…1-6 ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)…1-6 ポーランドのピアニスト、作曲家フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカ (1850-1924)のピアノ協奏曲です。15歳の時に家族とともにベルリンへ移り住 み、兄ルートヴィヒとともに音楽教育を受け、才能を開花させました。1869年 にピアニストとしてデビュー、併せて作曲家としても人気を獲得。室内楽など いくつかの曲が出版され、このアルバムにも収録されている「ポーランド舞曲 第1番」は発行部数100万部を記録するほどの大人気となったと言います。この ピアノ協奏曲第4番は1908年に作曲され、1910年にはニューヨークで、当時訪 米中であったマーラーの指揮により初演されています。またストコフスキーの 指揮でも演奏するなど、当時大変人気があった曲ですが、一時期すっかり忘れ 去られてしまいました。アール・ワイルドなどヴィルトゥオーゾ系のピアニス トによって、細々と人気を保っていましたが、最近になって彼の人気が復興。 華麗なピアニズムとむせ返るようなロマン性は、確かに一度聴くと病みつきに なるはずです。 8.559396 スーザ:吹奏楽作品集 第9集 1.メイン州からオレゴン州まで/2.シャーラタンズ序曲/3.自由諸国の旗 4.ニンファーリン/5-7.西世界の住人たち/(赤き人/白き人/黒き人) 8.銃の後に立つ男/9.すずらん/10.舟唄を歌う水夫たちの行進曲 11.夢がかなう時-幻想曲/12.行進曲「アメリカ野砲隊」 13.行進曲「ハーモニカの魔法使い」/14.イリノイ大学の行進曲 サラ・オヴィング(ヴァイオリン)…4 ノルウェー王国海軍軍楽隊 キース・ブライオン(指揮) スーザ(1854-1932)の行進曲もこれが第9集となります。このアルバムに収録さ れた行進曲は、彼自身のミュージカルから取られた旋律が使われていたり、い ろいろな国歌が使われていたりと、興味深いものばかりです。トラック5-7の 「西世界の人たち」は、3つの楽章でネイティヴ・インディアン、黒人音楽、 アメリカ音楽を描き出すことで、特有の文化の違いを表現しています。スーザ が行った1911年の世界ツアーで大好評を収めた作品です。トラック13の「ハー モニカの魔法使い」はスーザがフィラデルフィア・ハーモニカ・バンドを指揮 した時に書いた曲。スコアにはハーモニカが含まれていませんが、曲の中では ハーモニカ奏法を模した音を使っています。その後、有名なホーナー・ハーモ ニカ・カンパニーが「スーザ・モデル」を発表。大々的に売り出したというこ とです。 8.570782 ピアッティ:チェロのための12のカプリース 1.パチーニの歌劇「ニオベ」の主題によるカプリッチョ Op.22 2-13.12のカプリース Op.25 ペ・スー(チェロ) イタリア、ベルガモでヴァイオリニスト、指揮者アントニオの息子として生ま れたアルフレード・ピアッティ(1822-1901)の無伴奏作品集です。彼は父から 最初にヴァイオリンのレッスンを受け、その後はドイツの作曲家&ヴァイオリ ニスト、モリークから作曲の指導を受けました。この「12のカプリース」は間 違いなくパガニーニを意識して書かれたものだと思われますが、万遍なく配置 されたチェロの超絶技巧はもちろんのこと、溢れるようなメロディが特徴的な 素晴らしい曲集として評価されるに違いありません。演奏しているのはカナダ 出身のペ・スーです。1696年製のストラディヴァリウス「ボンジュール」を貸 与されている彼女はこの楽器を存分に鳴らし、ほとんど忘れ去られてしまった 作曲家ピアッティの存在を現代へ蘇らせています。チェロ好き必聴!間違いな くぞくぞくします。 8.572466 レーガー:オルガン作品集 第11集 1-10. 12の小品 Op.80から第1-6番&第9-12番 Op.80 (第1番 前奏曲/第2番 フゲッタ/第3番 カンツォネッタ/第4番 ジーグ/第5番 アヴェ・マリア/第6番 間奏曲/第9番 無窮動/第10番 間奏曲/第11番 トッカータ/第12番 フーガ) 11-23. 13のコラール前奏曲 Op.79b(第1番 神よ、私を見捨てないでください /第2番 われらが神は堅き砦/第3番 主よ、今足を止めて/第4番 永遠なる朝の 光/第5番 平和と喜びに満ちて私は出立する/第6番 私の近しき最後について/ 第7番 復活せよ、汝復活せよ/第8番 キリストは死から復活する/第9番 キリス トは我が主である/第10番 平和と喜びに満ちて私は出立する/第11番 全ての神 に感謝せよ/第12番 主よ、今足を止めて/第13番 なぜ私が悲しむ必要があるの か) ハンス=ユルゲン・カイザー(オルガン)フルダ教会 リーガー=ザウアー・オルガンを演奏 大量にあるにも拘わらず、レーガー(1873-1916)のオルガン作品があまり聴か れることがないのは、曲の渋さも原因の一つではないでしょうか?このアルバ ムに収録されている曲を聴いていると、そのような思いを拭うことができませ ん。オルガンというと「華やかな降り注ぐ音」というイメージがありますが、 これらの曲はもっと内省的で、外に向かってパワーを放出するのではなく、 ひたすら内面の充実を図っているかのような印象を受けるからです。と言うの も、H.リーマンに作曲を学んでいた頃、若きレーガーはいくつかのオルガン作 品を彼のもとに送り、その才能を認められたのですが、兵役を済ませて戻った レーガーはすっかりうらぶれてしまい、自宅で両親と共に静養しなくてはいけ なくなってしまいました。13のコラール前奏曲はそんな頃に書き始められた作 品ですから、内省的になってしまうのも頷けるというものです。 8.572470 独奏クラリネットのための音楽集 1.ヴィトマン(1973-):幻想曲 2.細川俊夫(1955-):EDI/3.ベリオ(1925-2003):歌 4.ライマン(1936-):ソロ/5.ルリエー(1882-1966):マイム 6-7.デニソフ(1929-1996):クラリネット・ソナタ 8.ゲール(1932-):モンテヴェルディのマドリガーレ「タンクレディの戦い」 によるパラフレーズ Op.28 9.プスール(1929-2009):マドリガルI/10.レーマン(1937-):モザイク 11.ニーデル(1957-):テラコッタ/12-16.ジョリヴェ(1905-1974):アセーズ エドゥアルド・ブルンナー(クラリネット) スイスで生まれのドイツ系クラリネット奏者、エドゥアルド・ブルンナー。 彼はモーツァルトやクロンマー、ウェーバーなど古典作品の名演ですでに良く 知られていますが、現代作品にも意欲的に取り組んでいます。世界の名だたる 作曲家に新作を依頼し次々と初演を行っている彼は、その驚異的な技術と表現 力で、この楽器のためのレパートリーを飛躍的に広めることに成功しています。 特筆すべきは、彼の紡ぎ出す音色の美しさで、どのような特殊奏法を行っても、 その全てが圧倒的な存在感と説得力を持ち、かつて聞いたこともないような新 しい共鳴を発見するスリリングな驚きを味わわせてくれるのです。収録された どの曲も特徴的な美しさを持っていますが、一番の注目は細川俊夫による 「EDI」でしょうか。曲のタイトル「EDI」はブルンナーのファーストネームの 短縮形であり、作曲家と演奏家の親密さをも表しています。無音の部分に深い 意味を込めるという、作曲家独特の思想はこの曲にも生きています。 8.572560 リスト:ピアノ作品全集 第34集 ファウスト交響曲 2台ピアノ版 S647/R369(S108/R425 第2稿による) 1.ファウスト/2.グレトヒェン/3.メフィストフェレス/4.終りの合唱 フランツ・リスト・ピアノ・デュオ (ヴィットーリオ・ブレスキアーニ&フランチェスコ・ニコロージ) マルクス・ウルマン(テノール)…4 ヴァイマール・リスト音楽院室内合唱団男声セクション…4 ユルゲン・プッシュベック(指揮)…4 愛と波乱に満ちた生涯を送った、名ピアニスト&作曲家フランツ・リスト (1811-1886)。彼は多くのピアノ曲だけでなく「交響詩の創始者」としても偉 大なる足跡を残しています。そんな彼の代表作の一つ「ファウスト交響曲」 の2台ピアノ版の登場です。1830年代にベルリオーズからゲーテの「ファウス ト」を奨められ愛読していたリストですが、1852年、ベルリオーズから「ファ ウストの劫罰」を献呈されたのを機に、1854年に管弦楽のための「3人の人物 描写」を書きワイマールで初演。その3年後に合唱部分を書き加えます。2台 ピアノ版の編曲は1862年に行われ、その後1874年には第2楽章「グレトヒェン」 のピアノ独奏版も作られています。その後、幾度となく手を加え、最終的な改 訂は1880年に行われています。大掛かりな作品ですが、2台ピアノで聴いても、 原曲に匹敵するほどの色彩感が感じられるのはさすがリストと言う他ありませ ん。もちろん最終部分には男声合唱を準備し、この演奏家泣かせの大作をとこ とん表現し尽くしているのも素晴らしいの一言です。 8.572586 D.スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ全集 第14集 1.ソナタ 変ロ長調 K.47/L.46/P.115 /2.ソナタ ニ長調 K.21/L.363/P.77 3.ソナタ ト短調 K.102/L.89/P.88 /4.ソナタ イ長調 K.62/L.45/P.49 5.ソナタ ハ長調 K.242/L.202/P.243 /6.ソナタ ト長調 K.171/L.77/P.153 7.ソナタ ニ短調 K.295/L.270/P.211 /8.ソナタ イ長調 K.269/L.307/P.432 9.ソナタ ホ長調 K.162/L.21/P.162 /10.ソナタ イ短調 K.217/L.42/P.287 11.ソナタ ト長調 K.337/L.S.26/P.340 12.ソナタ ハ短調 K.254/L.219/P.254 13.ソナタ 変ロ長調 K.155/L.197/P.208 14.ソナタ ハ長調 K.199/L.253/P.276 15.ソナタ ニ長調 K.140/L.107/P.127 16.ソナタ 変ロ長調 K.229/L.199/P.139 17.ソナタ ニ長調 K.282/L.484/P.166 ハオ・ドゥアンドゥアン(ピアノ) ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)のソナタ第14集です。と言っても、彼 のソナタは全部で555曲もありますので、まだまだ道のりの半分もきていませ ん。この時代は、ソナタと言っても、ほとんどが単一楽章で書かれたもので、 曲ごとの表情付けには細心の注意を払わなくてはいけません。NAXOSのシリー ズは、全ての盤で違ったピアニストを起用することで知られ、ここでピアノ を演奏しているのも、2009年の上海インターナショナル・ピアノ・コンクール で1位を獲得した1990年生まれの若き才能ハオ・ドゥアンドゥアンです。どの 曲も強弱のコントラストが豊かな上、元気一杯の明るい音色が特徴的です。 8.572604 ローデ:12の練習曲/二重奏曲集 1-12. 12の練習曲(ト長調/ニ短調/変ホ長調/ニ短調/変ロ長調/ホ長調/ヘ長調 /ロ短調/ト長調/ヘ短調/ハ長調/イ短調) 13-14.二重奏曲 第1集 第1番 変ホ長調 15-16.二重奏曲 第1集 第2番 ト長調 17-18.二重奏曲 第2集 第2番 ハ長調 ニコラス・ケッケルト(ヴァイオリン) ルドルフ・ケッケルト(ヴァイオリン)…13-18 19世紀フランスのヴァイオリニスト、ローデ(1774-1830)はヴァイオリン学習 者の間で「24の狂詩曲」(8.570958)が知られています。しかし彼は、他にも多 くのヴァイオリンのための作品を書いていて、例えば協奏曲(8.570469に第7. 10.13番を収録)なども素晴らしく美しい出来栄えが称賛されています。この 「12の練習曲」は前述の狂詩曲よりも、更に技巧を極めたもので、劇的な曲か ら、歌に溢れた抒情的な曲まで、ヴァイオリンを演奏するために必要な要素を 全て兼ね備えた曲集です。ピアノで言えば、パガニーニがショパンやドビュッ シー、ローデはモシュコフスキやモシュレスと言ったところでしょうか。二重 奏曲はアンサンブルの粋を集めたような流麗な作品です。ブラジル系ドイツ人 ヴァイオリニスト、ケッケルトによる(二重奏では父ルドルフが共演)華麗なる 演奏をお楽しみください。 8.572654 ディキンスン:ピアノ作品集 1.ワイルド・ローズ・ラグ/2.ブルー・ローズ/3-9.パラフレーズ II 10.コンチェルト・ラグ/11.クァルテット・ラグ 12-19.ビタリタス・ヴァリエーション 20-22.サティの3つのトランスフォーメーション(グノシェンヌによる) 23.バック・イン・ブルー/24.ヒム・チューン・ラグ 25.パトリオティック・ラグ/26-29.ピアノ・ブルース 30-34.5つのディヴァージョン ※トラック10以外は世界初録音 トラック1.2.11.26-29…Conifer Recordsより移行盤、 トラック10.20-25.30-34…Albany Recordsより移行盤 ピーター・ディキンスン(ピアノ) このちょっと変わった作品集は、イギリスの作曲家ディキンスン(1934-)の手 によるもの。合唱作品などでは、恐ろしいまでにシリアスな作風を示す人なの に、なぜこれらのピアノ曲は楽しげでジャジーなのでしょう?そんなラグタイ ム集、最初の2曲は、ピアノを愛する人にはおなじみのマクダウェルの「荒れ 野のバラ」がモティーフとして使われています。はじけるような第1曲、憂鬱 な第2曲と、シンプルな原曲が変貌する様をとくとお聴きください。他には自 作からのパラフレーズや、サティ、バッハの作品のラグ化など、何とも嬉しく なるような曲が34曲詰まっています。他レーベルからの移行盤ではありますが、 録音当時はトラック10以外、世界初録音という貴重なものでもあります。 8.572736 フンメル:アット・ザ・オペラ 1-5.モーツァルトの歌劇「後宮からの誘拐」から「バッカス万歳」による変 奏曲Op.34-3 6-8.グルックの「アルミード」からの主題による変奏曲 Op.57 9.ペトラルカの3つのソネット S270/R578a - 第1番 平和は見いだせず (ソネット第104番) 10-12.ケルビーニの歌劇「2日間」からの行進曲による変奏曲 Op.9 13-17.オーベロンの魔法の角笛幻想曲 Op.116(ピアノ編) 18-21.イズアールの歌劇「シンデレラ」からの行進曲による変奏曲 Op.40a 22-27.ポプリ 第1番 ハ短調 自作の「ろばの皮」より Op.58 乾まどか(ピアノ) ハンガリーに生まれ、モーツァルトの家に2年間住み込みピアノを学んだフン メル(1778-1837)。その後はハイドンの後継者、ベートーヴェンのライバルと 目され、ピアニストとしても作曲家としても幅広く活躍した事で知られてい ます。彼は多くの作品を書きましたが、当時流行していた「オペラの器楽曲 への編曲」というジャンルにも積極的に手を染め、演奏家としても作曲家と しても、その才能を強く印象付けています。とにかく原曲のオペラアリアや 合唱曲を、ピアノ1台でどれだけ盛り上げられるかが勝負!技巧的な変奏曲や、 聴きどころをつなぎ合わせるなど、あの手この手の仕掛けが施されています。 NAXOSで数多くの室内楽や伴奏に携わっている乾まどか氏による強力な演奏で お楽しみください。 8.571251 イディル・ビレット/ベートーヴェン・エディション第1集 ベートーヴェン:ソナタ集 第1集 1-4.ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.2-1 5-8.ピアノ・ソナタ 第2番 イ長調 Op.2-2 9-10.ピアノ・ソナタ 第19番 ト短調 Op.49-1 11-12.ピアノ・ソナタ 第20番 ト長調 Op.49-2 イディル・ビレット(ピアノ) トルコの女性ピアニスト、イディル・ビレットのベートーヴェン(1770-1827) のピアノ・ソナタ第1集です。ここでは作品番号Op.2の2つのソナタと、ソナチ ネ・アルバムでおなじみの「小さいソナタ」Op.49の2曲です。Op.1はベートー ヴェンが23-25歳頃に作曲、またOp.49も、出版こそ1805年になってからです が、作曲されたのは25-27歳頃と、初期の作品群です。まだハイドンなどの影 響も感じられますが、ヘ短調のスケールの大きさは、さすがベートーヴェン です。このアルバムでは、ビレットはフォルティシモを極力使わず、抑制さ れた表現でこれらのソナタを奏します。この穏やかで感覚的な響きは本当に 魅力的です。彼女の師が、あのヴィルヘルム・ケンプであったことを誰もが 納得することでしょう。 8.571252 イディル・ビレット/ベートーヴェン・エディション第2集 ベートーヴェン=リスト編曲 ピアノ独奏による交響曲集 第1集 1-4.交響曲 第1番 ハ長調 S464/R128 5-8.交響曲 第2番 ニ長調 S464/R128 イディル・ビレット(ピアノ) ベートーヴェン(1770-1827)が30歳に完成させた交響曲第1番と、32歳に完成さ せた第2番は、まだハイドンやモーツァルトの影響が強く感じられるものの、 第2番に後の「第九」のメロディに似た楽想が使われていたりと、なかなか侮 れない作品となっています。ビレットはいつもの如く独特のテンポ設定で曲を 作っていきます。スコアの隅々まで見通せそうなクリアな演奏です。 8.571253 イディル・ビレット/ベートーヴェン・エディション 第3集 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 第1集 1-3.ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15 4-6.ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.19 イディル・ビレット(ピアノ ビルケント交響楽団 アントニ・ヴィト(指揮) 鬼才ビレットのベートーヴェン(1770-1827)・シリーズ。こちらは2008年に録 音されたピアノ協奏曲集です。ベートーヴェン25歳の時に完成された、壮大な 楽想を持つ第1番の協奏曲ハ長調。23歳前に書かれていたものの、出版の順番 が遅くなったせいで第2番とされる初々しい変ロ長調。これらは第3番以降の 独自性こそないものの、はっとするような転調や、指定されたカデンツァ、 ティンパニの連打など「やはりベートーヴェン」と思わせる部分が随所に用意 された聴き応えのある作品です。ビレットは故郷アンカラのビルケント交響 楽団と息のあった演奏を聴かせます。名手アントニ・ヴィトの絶妙のサポート も見事です。 8.570978 シュニトケ:ヴァイオリン・ソナタ集 1-4.ヴァイオリン・ソナタ 第1番(1963) 5.ヴァイオリン・ソナタ 第2番「ソナタ風」(1968) 6-9.ヴァイオリン・ソナタ 第3番(1994) 10-11.ヴァイオリン・ソナタ(1955) キャロリン・ヒューブル(ヴァイオリン)/マーク・ウェイツ(ピアノ) 第1番のソナタは1963年に作曲されたもので、ショスタコーヴィチの影響を受 けつつも、十二音で書かれ、また敬愛するバッハの名前も引用されていたりと 実験的かつ破壊的。第2番のソナタは単一楽章で書かれ「ソナタ風」と題され ながらも、より散文的で緊張感を湛えています。第3番のソナタは1994年に作 曲されたもの。彼の良き理解者であるルボツキーによって、シュニトケ(1934 -1998)の60歳の誕生記念に初演されました。番号のないソナタ(2つの楽章)は、 学生時代に作曲されたもので、シュニトケの死後に発見されました。シンプ ルな外見に中身がぎゅっと濃縮されています。 8.559639 ビスカーディ:イン・タイムズ・アンフォールディング 他 1.イン・タイムズ・アンフォールディング(2000)/2.タルティーニ(1972) 3.ピアノ五重奏曲(2004)/4.メスティエール(1979) 5.ディ・ヴィヴェーレ(1981)/6.ヴィオラは突然、声になる(2005) 7.コンパニオン・ピース(モートン・フェルドマンのために)(1989) 8.イン・タイムズ・アンフォールディング(2000) ダ・カーポ・チェンバー・プレーヤーズ…5 ジェイムズ・ゴールズワージー(ピアノ)…6 マーク・ヘライアス(コントラバス)…7 グレッグ・ヘッセリンク(チェロ)…3 カーティス・マコンバー(ヴァイオリン)…2.3.5 ブレア・マクミラン(ピアノ)…2.3.4.5 ポール・ニューバウアー(ヴィオラ)…6/ダニエル・パンナー(ヴィオラ)…3 マーク・ペロキン(ピアノ)…1.7.8/ヨナー・ズール(ヴァイオリン)…3 1948年、ウィスコンシン州生まれの作曲家、ビスカーディ(1948-)の作品集で す。彼における「1972年から2005年までの33年間の創造のプロセス」を、彼自 身が振り返るという趣向のもとに曲順がアレンジされているという凝ったもの。 動的な初期の作品から、モートン・フェルドマンのためにと題された静かな作 品と、作曲年代を行きつ戻りつ、あらゆる表情を帯びた曲が並んでいます。 最初と最後の曲は同じ物が置かれているのにも注目。アルバム自体が「過去を 振り返る」というコンセプトで創られているのがおわかりになるでしょう。 8.572258 モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調 k563 1-6.ディヴェルティメント 変ホ長調 k563 7.弦楽三重奏曲 ト長調 K.anh.66(K562e)― アレグロ(断章) ヘンニング・クラッゲルード(ヴァイオリン) ラーシュ・アネルス・トムテル(ヴィオラ) クリストフ・リヒター(チェロ) モーツァルト(1756-1791)32歳の時に作曲されたディヴェルティメント変ホ長 調は、高い音楽性と流麗な曲想を持つにも拘わらず、なぜかあまり聴かれるこ とがありません。そもそもディヴェルティメントは自由な形式を持つ楽しい曲 であるはずなのに、この作品は恐ろしいまでの精緻な作曲技法が施されており、 各楽器の演奏技術も高いものが要求され、ちょっとやそこらで演奏できるよう なものではありません。それだけに、聴き手も大いなる喜びと緊張感を同時に 味わうこととなる、まことにもって「一筋縄ではいかない」作品なのです。 モーツァルトのフリーメーソン仲間であり、よくお金を借りていた友人プー フベルクの依頼であったことや、変ホ長調という調性、また「三」重奏である ということ(3はフリーメーソンにとって重要な数字)から、フリーメーソンの ための曲とも言われています。 8.660302 ロッシーニ:歌劇「婚約手形」 カミッロ・フェデリーチの戯曲によるガエターノ・ロッシの脚本によるファル サ・コミカ トビア・ミル(商人)…ヴィート・プリアンテ(B) ファニー(ミルの娘)…ユリヤ・サムソノワ(S) エドアルド・ミルフォート(ファニーの恋人)…ダニエーレ・ザンフォルディー ノ(T) スルック(カナダにいるミルの取引先)…ジューリオ・マストロトターロ(B) ノートン(ミルの出納係)…トーマス・ビジャ(B) クラリーナ(ファニーの小間使)…フランチェスカ・ルッソ・エルモッリ(Ms) マッシミリアーノ・タンツィーニ(cem) ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団 クリストファー・フランクリン(指揮) ロッシーニ(1792-1868)が18歳の時に作曲した初めてのファルサ(1幕ものの笑 劇)です。ヴェネツィアのサン・モイゼ劇場で新作ファルサを上演しようと準 備していたところ、予定していた作曲家が降りてしまったため、音楽学校を卒 業したてのロッシーニに依頼が回ってきたというもので、イギリス商人トビア ・ミルとその娘ファニー、その恋人ミルフォード、借金の肩代わりにファニー を受け取ることになるカナダの商人スルック。彼らを中心に話が進みます。愛 娘を「商品」として手形を切る父トビアのばかばかしい試みは成功するので しょうか? 8.669030 カーチン(1951-):歌劇「ロムルス」 1.私の哲学者と私の天文学者は、いつものように忙しい/2.妹よ、ウォルフが 気が付いたということは何かがあるのですね/3.その理由は? 4.私は貧しい人は嫌いではないですよ/5.良いアドヴァイスだね、妹よ 6.この2台の時計の仕組みはとても独創的/7.何だって? 8.どうしたの?赤ちゃんの泣き声が聞こえる 9.マーサ、私はここ以外に家は持っていないよ/10.ここから動かないで 11.どうもすみません/12.私は彼を指名した/13.呪ってやる 14.どうなったの?/15.ごめんなさい、マーサ/16.私は彼に全てを話した マーサ…カトリーナ・サーマン(S) フランツ・ウォルフ…スティーヴン・エベル(T) チェレスタス…トーマス・メグリオランツァ(Br) バーベンハウゼン市長…ウィルバー・ポーリー(B) ワシントン・スクエア・アンサンブル ルイ・カーチン(指揮) アレクサンダー・デュマ(父)の戯曲を元にしたこのオペラ「ロムルス」です。 グッゲンハイム美術館とアメリカ・オペラ・プロジェクトの共同事業として 企画されたもので、2007年に初演され、全く同じキャストでこの録音が実現 したものです。オーストリアのチロルで起こるちょっとした陰謀を面白おかし く描いたこの物語。オペラ・コミックと呼ぶにはちょっと曲が現代的ではあり ますが、デフォルメされた人物描写と、記憶に残る音楽、そして第一級の歌手 を揃えた演奏で、他の現代オペラとは一線を画しています。 8.570707 トゥリーナ:歌曲集 1-3.ロペ・デ・ヴェガ礼讃 Op.90 4-8.カンサシオン形式の歌 Op.19 (献辞/忘れないでね/カンターレス/二つの 恐れ/恋狂い) 9-10.2つのカンシオン Op.38/11-13.3つの詩 Op.81 14-16.3つのソネット Op.54/17-19. 3つの歌 Op.26(ロマンス/漁夫/韻文) 20-26.ヴォカリーズ Op.74/27.アヴェ・マリア Op.95 28-30.三部作 Op.45 カロリーナ・ウルリヒ(ソプラノ) デボラ・ハラス(ピアノ) トゥリーナ(1882-1949)はマドリード音楽院で学んだ後、パリでV.ダンディに 師事し、フランス風の様式を身につけながらも、アルベニス、ファリャととも にスペイン国民音楽の創造に取り掛かります。そんな彼は生涯に多くの歌曲を 書いたにも拘わらず、その多くは現在忘れ去られてしまっています。しかし、 ここで聴くこれらの歌曲は何と魅力的なことでしょう。どの曲も、美しく感 情豊かな歌の線に、見事なピアノ伴奏が彩りを加えていくというもので、元気 一杯でユーモラスな曲もあれば、陰鬱であったり、驚くほど情熱的であったり とひと時も耳を離すことができません。ここで切れ味の良い美声を聴かせるの は、チリ出身の若きソプラノ、ウルリヒです。彼女は2008-2009年の「Young Concert Artists International Auditions」で1位など多くの賞を受賞した 期待の新鋭です。 8.558204-05 2枚組 ロドリーゴ・ポートレート 《CD1》 1.カンツォネッタ/2.交響的エッセイ「ジャグラー」 3-7.子どものための5つの小品/8.歌と踊り/9.遥かなるサラバンド 10.早起き鶏の前奏曲/11.スペイン風セレナーデ/12.妻の詩 13.青いユリの花のために/14.アランフェス協奏曲より第2楽章 《CD2》 1.夏の協奏曲より第1楽章/2.ギャラント風協奏曲より第3楽章 3.3つのスペイン風小品よりファンダンゴ 4.ある紳士のための幻想曲より第4楽章 5.祈りと踊り(マニュエル・デ・ファリャを讃えて) 6.管楽器のためのアダージョ/7.交響詩「彼方なるかなたを訪ねて」 8.アッシジの聖フランシスコのカンティクル 様々な演奏家 スペインのギター音楽を語る上で、外すことのできないロドリーゴ。まずは有 名な「アランフェス協奏曲」を思い出す方も多いでしょうが、それだけではな く、生涯にほぼ200曲に渡る様々な作品を書いています。オーケストラ曲あり、 器楽曲あり、声楽曲あり。この2枚組にはそれらの中から厳選の22曲が収録さ れています。そんな彼自身は優れたピアニストであり、ギターは演奏しなかっ たというのも、ちょっとしたトリビアでしょうか。86ページに渡るブックレッ ト(英語のみ)には、詳細な彼の生涯が記されています。偉大なる20世紀の作曲 家の足跡を辿ることができる貴重な2枚組です。 8.111369 グレート・ピアニスト・シリーズ ルービンシュタイン ショパン:録音集1946-1958年 1-4.ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35「葬送行進曲」 5-28.24の前奏曲 Op.28 29-31.3つの新しい練習曲 遺作 (第1番 ヘ長調/第2番 変イ長調/第3番 変ニ長調) 32.子守歌 変ニ長調 Op.57/33.舟歌 嬰へ長調 Op.60 アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ) 録音 ニューヨーク RCA 第2スタジオ1946年3月11.18.19日…1-4, 1946年6月10.11.20日…5-28 ニューヨーク マンハッタン・センター1958年4月21日…29-32 フランス1957年…33 マーク・オーバート=ソーン復刻 20世紀最大のショパン(1860-1849)弾きとして知られるルービンシュタインで すが、「24の前奏曲」については、78回転の時代に1回したこの録音のみで、 その後再録音されることはありませんでした。自身が「あまり出来が良くな い」と語ったり、また批評家たちも「第3番のテンポが速すぎて杜撰だ」と評 したりで、すっかり自信を失くしてしまったのかもしれません。とはいえ、こ こで聴く演奏は、音は古いとは言え、躍動感たっぷりで、ルービンシュタイ ンお得意のテンポ・ルバートもたっぷり。とても聴きごたえのあるものです。 練習曲集も彼がほとんど演奏しなかった事で有名ですが、この「新練習曲」 だけは別だったようで、楽しんで弾いている様子が伝わってきます。 8.112064 ビクター・トーキング・マシン・カンパニー、ロンドン1914年-1916年 1.ヘンデル(1685-1759):オンブラ・マイ・フ 2.ゲルトナー(1862-1918):ウィーンにて 3.メンデルスゾーン(1809-1847):無言歌集より「5月の風」Op.62-1 4.ハイドン(1732-1809):神よ、皇帝フランツを守り給え 5.ドヴォルザーク(1841-1904): ソナチネOp.100より「インディアン・ラメント」 6-8.J.S.バッハ(1685-1750):2台のヴァイオリンのための協奏曲BWV1043 9.ゲルトナー:ウィーンにて 10.メンデルスゾーン:無言歌集より「5月の風」Op.62-1 11.ハイドン:神よ、皇帝フランツを守り給え 12-13.ドヴォルザーク:スラブ舞曲Op.46-2 ト短調/Op.72-2 ホ短調 14.ネヴィン(1862-1901):ロザリー 15.シャミナード(1857-1944):スペイン風セレナーデ 16.クライスラー(1875-1962):中国の太鼓Op.3 17.ショパン(1810-1849):マズルカ イ短調Op.67-4 18.チャイコフスキー(1840-1893): ハプサールの想い出より「言葉のないシャンソン」Op.2-3 19.J.S.バッハ:パルティータ第3番 ホ長調より第3楽章BWV1006 20.ゴドフスキー(1870-1938):12の印象より第11番「ウィーン」 《ボーナス・トラック》 21.ネヴィン:まるでばらのように/22.トスティ(1846-1916):セレナータ 23.トマ(1811-1896):ミニョンより「君よ知るや南の国」 24.ドヴォルザーク:ユモレスク フリッツ・クライスラー(vn, p…24)/カール・ラムソン(p)…1-3.9-20 ヴィンセント・オブライエン(p)…5/エフレム・ジンバリスト(第2vn)…6-8 ストリング・カルテット…6-8/ジェラルディン・ファーラー(s)…21-23 スタジオ・オーケストラ…21-23 ワルター・B・ロジャーズ(指揮)…6-8.21-23 録音1915年5月24日…21-23,1915年3月31日…24 ウォード・マーストン復刻 名ヴァイオリニスト、クライスラーのとても魅力的な録音をお楽しみください。 彼は世界中でコンサートを催し、多くの人々を魅了しました。このアルバムで 最も聴きどころとなるのは、最後に収録された「ユモレスク」で、ここでのク ライスラーはヴァイオリンをピアノに持ち替え(?)涙が出るほどに美しい演奏 を披露しています。 <CPO> 777398-2 ¥2450 ユリウス・レントヘン: 1.ピアノ協奏曲 第2番 Op.18 2.ピアノ協奏曲 第4番 ヘ長調 マティアス・キルシュネライト(ピアノ) ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー ダーヴィッド・ポルセライン(指揮) ライプツィヒに生まれ、オンダで活躍し、その生涯もオランダで終えた作曲家 ユリウス・レントヘン(1855-1932)のピアノ協奏曲です。ブラームスの第2協奏 曲を演奏するほどの優れたピアニストでもあったレントヘンですが、彼のピア ノ作品もなかなか優美なものです。第2協奏曲は1879年の夏に書かれました。 この時期は彼の最も幸せな頃で、その喜ばしい気分が曲にも漲っています。初 演は1881年10月、彼自身の演奏で行われました。ドイツ後期ロマン派の流れを 汲んだ作風が光ります。しかし、第4番の協奏曲では、ブラームスやベートー ヴェンの面影はほとんど見られません。流動的な作風へと変化している様子が 興味深いところです。ドイツの名手キルシュネライトの華麗なる演奏です。 777566-2 ¥1700 ミェチスワフ・ヴァインベルク: 1.弦楽四重奏曲 第1番 Op.2/141/2.弦楽四重奏曲 第3番 Op.14 3.弦楽四重奏曲 第10番 Op.85/4.狂詩曲 Op.11/5.アリア Op.9 ダネル弦楽四重奏団 ダネル弦楽四重奏団による、ヴァインベルク(1919-1996)の弦楽四重奏曲集も この第5集で完結となります。1937年にヴァインベルクはワルシャワで最初の 弦楽四重奏曲を作曲しました。これはショスタコーヴィチが第1番を作曲する 1年前の仕事であり、良く言われるような「ショスタコーヴィチの模倣」では なく、完全にヴァインベルク自身の語法によるものです。その46年後にヴァイ ンベルクは全曲を改訂していますが、基本的な音楽は変えることなく、テクス チャーを柔軟に変化させ、より円熟の音楽へと進化させたものとなっています。 第3番は野心作であり、第10番は彼のスタイルを完全に確立したものとして 評価されることでしょう。 777533-2 ¥2450 ジョヴァンニ・ヴァレンティーニ: 1619年のムジケ・コンチェルターレ(マドリガル第3集) ラ・カペラ・ドゥカーレ/ムジカ・フィアタ ローランド・ウィルソン(指揮) ベニスで活躍したヴァレンティーニ(1582-1649)は、ジョヴァンニ・ガブリエ リの優秀な生徒であり、鍵盤奏者であり、多くの詩も書きました。1604年から 1605年にかけて、ポーランドの宮廷オルガニストに任命され、1614年まで活躍 しました。その後はグラーツに移り、フェルディナント2世と3世に仕え良い仕 事をしました。当時の音楽的指向を的確に伝えた音楽家なのですが、モンテ ヴェルディやシュッツの影に隠れてしまい、今ではすっかり忘れられた存在と なってしまっています。夥しい数の宗教曲が若干知られていますが、1616年に 発表された第2集のマドリガルは、「声と楽器を組み合わせたマドリガルの最 初のコレクション」として評価されています。また、このアルバムに収録され た「ムジケ・コンチェルターレ(マドリガル第3集)」は、より一層装飾的なメロ ディとポリフォニーが際立つ興味深い作品です。歴史の隅に埋もれてしまった 逸品を聴く喜びがここにあります。 777512-2(SACD-Hybrid) ¥2950 シャルル・ケクラン:オルガン作品集 1.コラール ヘ短調 Op.90bis/2.2つのヴォカリーズ Op.212b 3.コラール「最後のレクイエム」Op.161/4.ソナティナ 第3番 Op.107 5.コラール Op.98/6.オルガンのための小品 Op.226/7.フーガ Op.133 8.アダージョ Op.201/9.ソナティナ 第2番 Op.107 10.フーガ・モダーレ Op.204bis クリスティアン・シュミット (オルガン ドイツ ハノーヴァー、マルクト教会 ノイエ・ゲル=オルガン) フランスの作曲家の中でも、シャルル=ルイ=ユジェーヌ・ケクラン(1867- 1950)の存在は特別な光を放っているようです。15歳から作曲を始めるものの、 若くして徴兵され、退役後にパリ音楽院でマスネ、フォーレらに学んだ彼、 ドビュッシーやフォーレの作品をオーケストレーションするなど、管弦楽の 扱いにも長けており、また様々な形式による多くの作品も残しています。 「ジャングル・ブック」や室内楽作品など、一部の作品は良く知られています が、このオルガン曲はまだ未踏の地。同時代のヴィドール、メシアン、アラン などとはまた違った管弦楽的な視点で、オルガンという楽器をフルに鳴らすと いう、ケクランならではの不思議な世界が楽しめます。緊張感に満ちた音楽 と、美しい残響を伴った音色からは一時も耳を離すことができないでしょう。 777595-2 2枚組 ¥4900 フランツ・レハール:3幕の喜歌劇「フラスキータ」 A.M.ヴィルナー&H.ライヒェルト台本 ルペルト・ベルクマン(バス・バリトン)/ローラ・シェルヴィツル(ソプラノ) ヴィンセント・シッルマッヒャー(テノール)/ローベルト・マズル(テノール) ロマーナ・ノアック(ソプラノ)/トーマス・ツィステラー(バリトン) レハール祝祭合唱団/フランツ・レハール管弦楽団 ヴィンツェンツ・プラクスマーラー(指揮) 「青空をしとねに」という邦題を持つセレナード1曲のみが知られる、このレ ハール(1870-1948)の喜歌劇「フラスキータ」は1919年に書かれはじめました。 この年は、他にも「青いマズルカ」と「黄色い上着(後に改作されて「微笑み の国」となる」を並行して作曲するなど、彼の創作力が絶頂の時期でした。 1922年にアン・デア・ウィーンで初演されたこの喜歌劇は曲の随所にエキゾチ ックなダンスやタンゴ、ハバネラが使われていて、まさにビゼーの「カルメ ン」のレハール版とも言えるものです。しかし彼は、フラスキータとカルメン を同一視されることは好まず、「もっと感覚的な音楽」として捉えてもらいた かったようです。レハールの作品を精力的に演奏しているプラクスマーラーの 親愛溢れる指揮で、このちょっぴりセンチメンタルな音楽をどうぞ。 777576-2 ¥2450 ヴィクター・ハーバート:作品集 1.弦楽合奏のためのセレナード Op.12/2.チェロと弦楽合奏のための7つの小品 3.弦楽合奏のための3つの小品 マキシミリアン・ホルナング(チェロ) プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団 セバスチャン・テヴィンケル(指揮) アイルランドのダブリンに生まれ、早くから才能を認められながらも、家庭の 事情で音楽教育を受けるのは、少々遅くなってしまったハーバート(1859-1924)。 しかし、シュトゥットガルト音楽院に進学してからは、チェリストとして成長 し、卒業後はウィーンでJ.シュトラウス2世の楽団員を務めます。その後1886 年に富と名誉を求め妻とともにアメリカへ移住、そこで彼はメトロポリタン歌 劇場の首席ソリストを皮切りに、ニューヨーク州兵22師団軍楽隊の指揮者を務 め、また自ら楽団を設立し、夏の保養地で楽しい作品を演奏したりもしました。 彼のチェロ協奏曲は、あのドヴォルザークにも強い影響を与えたほどですが、 こういう作品では「あまりお金にならない」ことを知ったハーバードは、もっ と気軽な作品「ライト・オペラ・・・ミュージカルの前身のようなもの」に取 り組むようになり、この分野で素晴らしい成功を収めました。米国作曲家作詞 家出版者協会(ASCAP)を設立したことでも知られています。このアルバムは、 そんな彼のチェロ作品を始めとした興味深い曲を聴くことができます。 <TOCCATA> TOCC0003 ¥2450 ラインハルト・オッペル:ピアノ作品集 第1集 1-5.小組曲 Op.26/6-9.ピアノ・ソナタ 第1番 ト短調 10-14.5つの小品 Op.21/15-17.ワルツ 第2セット カン・ヒージュン(ピアノ) 録音2006年7月24-25日ハーストウッド・ファーム・ピアノ・スタジオ 1878年に教師の息子として生まれたオッペル(1878-1941)は、フランクフルトで ヴァイオリン、ピアノと作曲を学びます。その当時にオルガンのための作品を 出版するほど、才能を嘱望され、以降、合唱曲や歌曲なども手掛けます。1903 年から1909年までルーテル教会の第2オルガニストの地位を得て、1928年から はライプツィヒで音楽理論の教授として活躍します。そんな彼の音楽は二次世 界大戦中、文字通り地下に潜ってしまいましたが、(ロシア軍の攻撃から逃れる ために、自作のスコアを庭の床下に隠したとか)終戦後、無事に彼の息子によっ て発見されました。そんなオッペルの音楽はなかなか複雑怪奇なもので、後期 ロマン派的な音をもう少しねっとりとさせたような味わい。美しさよりも音の 繋がりを楽しむと言った感じでしょうか?例えばワルツなどでも、決して楽し くなるようなリズムを持っていないところが興味深いと言えるでしょう。 TOCC0111 ¥2450 J.S.バッハ=シークフリート・カルク・エレルト:オルガン編曲集全集 1.カプリッチョ(原曲:トッカータ ト長調 BWV916 第1部) 2-3.幻想曲とドッペル・フーガ BWV904 4.交響的牧歌(原曲:クリスマス・オラトリオ BWV248 第2カンタータよりシン フォニア) 5-7.トッカータ ホ短調 BWV914 8-9.即興的コラールとフーガ(原曲:主に向かって新しき歌をうたえ BWV225より) 10.エコー(原曲:パルティータ ロ短調 BWV831より) 11-14.トッカータ ニ短調 BWV913 15.アダージョ(原曲:管弦楽組曲 第3番「エア」BWV1068) スヴェルケル・ユーランデル(オルガン) 録音 2006年1月24-26日イエテボリ ヴァーサ教会 ドイツの作曲家、カルク・エレルト(1877-1933)はジャーナリスト(新聞社の編 集長)の父の下に12人兄弟の末子として生まれました。1883年父の死去に伴い、 家族でライプツィヒに移住し、教会で音楽教育を受けながら、少年合唱隊とし て活動し、オルガン演奏にも非凡な才能を見せました。しかし14歳の時に教師 になるべく、小さな町グリンマに出向、教えながら、オルガンを演奏する毎日 を送りました。しかし、2年後、本格的に作曲活動に専念すべく、マルクシュ タットへ行き、独学で音楽理論とオーボエを学びます。その後、グリーグに認 められ、当時の音楽にも心酔し、半音階的な書法を会得したのでした。彼はオ ルガンやハルモニウムのための作品を多く作曲し、これらはアメリカ、イギリ ス、フランスで大きな人気を獲得したのですが、ここで聴けるのはバッハ (1685-1750)の様々な作品をオルガン用に編曲したもので、原曲に忠実ながら も、時折ワーグナー的な響きが聞こえてくるあたりがたまりません。 <TWO PIANISTS> TP-1039084 ¥2450 1-4.ヤナーチェク(1854-1928):ヴァイオリン・ソナタ 5-8.シューマン(1810-1856):ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.121 9-12.シューベルト(1797-1828): ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 Op.159 D934 フランク・シュタートラー(ヴァイオリン)/ルイス・マガリャアエス(ピアノ) ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団のリーダー、フランク・シュタット ラーは現代音楽の類い稀なる表現でも高く評価されています。彼はソリストと してだけでなく、オーケストラとも、またアンサンブルとも現代音楽を積極的 に演奏し、こういう音楽をあまり聴かない人々への架け橋となっています。そ んなシュタットラーによるこのアルバムは、3人の作曲家によるヴァイオリン のための曲集です。これらの3つの作品は、佇まいこそ違うものの、中に秘め たル思いの強さが共通することにお気づきになることでしょう。ぞくぞくする ような音に満ちたヤナーチェクのソナタ、極めて内省的な晩年のシューマンそ のもののソナタ、現世と来世を行ったり来たりするような、まさに幻想曲の名 にふさわしいシューベルトの先鋭的な作品。曲の選び方にも、きめ細やかな配 慮がなされた1枚です。ヴァイオリンの美音を優しく包み込むピアノの調べも、 また一聴に値します。 <NEWTON CLASSICS> 8802066 2枚組 ¥2450 R.シュトラウス :管楽アンサンブルのための音楽集・オーボエ協奏曲集 《CD1》 1.13の管楽器のためのセレナード Op.7/2-5.13の管楽器のための組曲 Op.4 6-8.ソナティナ第1番ヘ長調「傷病兵の仕事場より」 《 CD2》 1-4.ソナティナ第2番変ホ長調「楽しい仕事場」(管楽器のための交響曲遺作 ) 5-7.オーボエ協奏曲ニ長調 オランダ木管アンサンブル/ハインツ・ホリガー(オーボエ)…CD2.5-7 ニューフィルハーモニー管弦楽団… CD2.5-7 エド・デ・ワールト(指揮) 録音ロンドンウェンブリー・タウン・ホール 1970年12月…CD2.5-7, 1971年1月…CD1.1,CD2.1-4, 1971年8月…CD1.2-5, 1971年9月…CD1.6-8 大規模なオーケストラ作品で知られる R.シュトラウス(1864-1949)ですが、彼 は管楽器アンサンブルを含む大量の室内楽作品も書いています。このアルバム に収録されたソナティナやセレナーデは、奏者たちの間ではおなじみの作品で、 組曲とセレナーデは 10代後半の若きシュトラウスによるもので、若々しい青春 の歓びに満ち溢れた弾けるような曲調が魅力的です。ソナティナは晩年の作品 で、成熟した和声と美しいメロディに満ちたものです。第2番の「楽しい仕事 場」はモーツァルトに捧げられており、1940年代の中頃という不安な時代に書 かれたにもかかわらず、古典的なフォルムと端正な佇まいを見せてくれます。 オーボエ協奏曲は名曲中の名曲。青空に溶けていくかのような美しさを持って います。1970年代前半に記録された名演です。 8802067 ¥1750 シューベルト :ヴァイオリン・ソナタ集 1-4.ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 D385 5-8.ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調 D408 9-11.ヴァイオリン・ソナティナ第1番ニ長調 D384 ギドン・クレーメル(ヴァイオリン) オレグ・マイセンベルク(ピアノ) 録音 1991年8月6-9日オーストリアアベルゼー聖コンラッド教会 シューベルト(1797-1828)19歳の時に書かれた 3つの魅力的なヴァイオリンと ピアノのための作品です。シューベルトが敬愛していたモーツァルトの精神を 受け継ぐ、優美な曲で、彼が生きている間は出版されることがありませんでし た。これらの曲はソナタともソナチネとも呼ばれますが、これは 1836年に彼 が亡くなった後、兄フェルディナントがディアベリ社から出版する際に当時一 番楽譜の需要があったアマチュア層へあてるために、容易に演奏しやすい「ソ ナチネ」と題されたようです。発売当時は偉大なるヴァイオリニスト、クレー メルの精緻なる解釈で話題となり、この曲のファンが増えたことでも知られます。 8802068 2枚組 ¥2450 ラヴェル :管弦楽作品集 《CD1》 1.ボレロ/2.道化師の朝の歌/3-6.スペイン狂詩曲/7.ラ・ヴァルス 8.亡き王女のためのパヴァーヌ/9-16.高雅で感傷的なワルツ 《CD2》 1.古風なメヌエット/2-5.組曲「クープランの墓」 6-16.バレエ音楽「マ・メール・ロワ」/17-19.ダフニスとクロエ第2組曲 演奏:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 ベルナルト・ハイティンク(指揮) 録音 1971年9月…CD2.6-19, 1971年12月…CD1.2, 1977年2月…CD1.9-16, 1977年9月…CD1.2-5, 1975年4月… CD1.1&7,CD2.2-5, 1976年7月…CD1.8,CD2.1 ラヴェル(1875-1937)の管弦楽作品にみられる多種多様な音の使い方、そして 異国風な情緒。これらは彼の作品の初期から顕著に現れ、その魔術的とも言え る管弦楽法は、どんな情景や心情も描きだすことが可能です。このコレクショ ンの中には、それらの素晴らしい作品がたっぷり収録されています。演奏して いるのは、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とハイティンクで、ハイティ ンクの素晴らしいバランス感覚と、艶のあるオーケストラの響きがマッチした 極上の演奏が楽しめます。明快さと豊かな共鳴は、立体的な世界を目の前に見 せてくれるかのようです。 8802069 ¥1750 リタ・シュトライヒ :ワルツとアリアを歌う 1.J.シュトラウス 2世(1825-1899):春の声 2.サン=サーンス(1835-1921):ナイチンゲールとばら 3.ヴェルディ(1813-1901):煙突掃除屋 4.ゴダール(1849-1895):歌劇「ジョスラン」より子守歌 5.アルディーティ(1822-1903):パルラ・ワルツ 6.スッペ(1819-1895):喜歌劇「ボッカッチョ」より恋はやさし野辺の花よ 7.ドヴォルザーク(1841-1904):歌劇「ルサルカ」より月に寄せる歌 8.マイアベーア(1791-1864):歌劇「ディノラ」より軽い影よ 9.ヨゼフ・シュトラウス(1827-1870):オーストリアの村つばめ 10.アリャビエフ(1787-1851):ナイチンゲール 11.ドリーブ(1836-1891):カディスの娘たち 12.ツェルニク (1901-1996):誰が知ってるの? 13.マルケージ:陽気な娘 14.フロトウ(1812-1883):歌劇「マルタ」より夏の名残りのばら 15.デラクア:ヴィラネル 16.J.シュトラウス 2世:ジーヴェリングで 17.アルディーティ:くちづけ リタ・シュトライヒ(ソプラノ) ベルリン放送交響楽団…1-8/ベルリン RIAS交響楽団…9-17 クルト・ゲーベル(指揮) 録音ドイツベルリン、イエス・キリスト教会 1955年2月…9-17, 1958年5月…1-8 「ウィーンのナイチンゲール」として知られるコロラトゥーラ・ソプラノ、リ タ・シュトライヒ。しかし彼女がロシアで生まれたことを知る人はあまり多く いないのではないでしょうか。幼い頃に両親とともにドイツへ移住し、エルナ ・ベルガーやマリア・イヴォーギュンに声楽を学び、第二次世界大戦中に「ナ クソス島のアリアドネ」のツェルヴィネッタ役でデビュー。以降は、その甘く とろけるような声を生かし、モーツァルトのアリアや歌曲を始め、オペレッタ など幅広く活躍しました。このアルバムは彼女の絶頂期である 1950年代の録 音から、様々なレパートリを集めたものです。彼女の名を一躍有名にした「春 の声」を聴いただけでも、この声の魅力にしびれてしまうことでしょう。 8802070 2枚組 ¥2450 シューベルト :ミサ曲第5番&第6番 《CD1》1-6.ミサ曲第5番変イ長調 D678 《CD2》1-6.ミサ曲第6番変ホ長調 D950 ヘレン・ドナート(ソプラノ) インゲボルク・シュピリンガー(メゾ・ソプラノ) ペーター・シュライアー/ハンス=ヨアヒム・ロッチュ(テノール) テオ・アダム(バス) ライプツィヒ放送合唱団/シュターツカペレ・ドレスデン クリストフ・アルブレヒト(オルガン)…D678 ウォルフガンク・サヴァリシュ(指揮) 録音 1971年6月ドレスデン シューベルト(1797-1828)のミサ曲は、古典的なミサの形式や言葉よりも、メ ロディを優先させた作品として知られます(そのため教会で演奏できないこと も)。未完成交響曲と同時期に書かれた第5番の素朴かつ清冽な美しさも聴きも のですが、とりわけ第6番の荘厳な雰囲気と溢れ出るメロディの豊かさは言 尽くせません。このサヴァリッシュの演奏は、独唱陣の豪華さと、合唱の見事 さで知られるもので、この2曲の最高傑作として永遠に語り継がれる名演です。 8802071 ¥1750 サイモン・エステス、ワーグナーを歌うワーグナー :情景とアリア集 1.歌劇「さまよえるオランダ人」から「期限は過ぎた」 2.楽劇「ワルキューレ」第2幕より「もし私が大声で嘆くなら」 3.楽劇「ワルキューレ」第3幕より「さようなら、勇ましく立派なわが子よ」 4.楽劇「パルジファル」第1幕より「わが息子 アンフォルタスよ・・・わが身に負わされたこの苦しい世襲の役目」 エヴァ=マリア・ブンドシュー(ソプラノ)…2/ハインツ・レー(バス)…4 サイモン・エステス(バス) シュターツカペレ・ベルリン ハインツ・フリッケ(指揮) 録音 1984年4月ベルリン アメリカのバス・バリトン歌手サイモン・エステスの恐るべきワーグナー (1813-1883)・アリア集です。彼はアイオワで医学生として学んでいた時、 ショーで歌に魅了されました。とはいえ、当時の彼はオペラについては何も知 らず、声楽の教師から何枚かのオペラのレコードを借りることが決定的な分岐 点となり、彼はこの奥深い世界に足を踏み入れることになりました。そして オーディションを受け、1963年にジュリアード音楽院の奨学金を獲得、その 2年後には、もうドイツで「アイーダ」のランフィス役を歌ったというツワモ ノです。その後、着々とレパートリーを増やし、ついには「オランダ人」の タイトルロールとして、黒人で初めてバイロイトで主役を歌うという栄誉を 獲得。ヴォータンの知的な解釈も話題となり、ワーグナー歌手として揺るぎな い名声を得ることに成功したのでした。 8802072 ¥1750 1-4.ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」 5-8.ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」 9.ヴォルフ(1860-1903):イタリア風セレナードト長調 ハーゲン弦楽四重奏団 (メンバー)ルーカス・ハーゲン(ヴァイオリン) ライナー・シュミット(ヴァイオリン)/ヴェロニカ・ハーゲン(ヴィオラ) クレメンス・ハーゲン(チェロ) 録音 1988年11月オーストリアアベルゼー、聖コンラッド教会 晩年のヤナーチェク(1854-1928)によって書かれた 2つの弦楽四重奏曲は、ど ちらも作曲家の激しい感情が反映された、情熱溢れる作品です。 ハーゲン弦楽四重奏団による文句なしの演奏です。 8802073 2枚組 ¥2450 スメタナ :連作交響詩「わが祖国」全曲他 《CD1》 1.交響詩「ヴィシェフラド(高き城)」 2.交響詩「ヴルタヴァ(モルダウ)」 3.交響詩「シャールカ」 4.交響詩「ボヘミアの森と草原から」 《CD2》 1.交響詩「ターボル」 2.交響詩「ブラニーク」 3.ドヴォルザーク:序曲「自然の中で」 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 アンタル・ドラティ(指揮) 録音 1986年10月アムステルダムコンセルトヘボウ ハンガリー生まれのドラティは、オーケストラの機能を存分に生かしきること で知られますが、この「わが祖国」でも、心の昂りまでを見事に表現し、滔々 と流れるモルダウの水しぶきまでをも感じさせてくれています。 8802074 ¥1750 アリアーガ :弦楽四重奏曲全集 1-4.弦楽四重奏曲第1番ニ短調/ 5-8.弦楽四重奏曲第2番イ長調 9-12.弦楽四重奏曲第3番変ホ長調 グアルネリ四重奏団 (メンバー)アーノルト・シュタインハルト(ヴァイオリン) ジョン・ダレイ(ヴァイオリン)/マイケル・トゥリー(ヴィオラ) デヴィット・ソイヤー(チェロ) 録音 1995年2月 「スペインのモーツァルト」と呼ばれるホアン・クリソストモ・アリアーガ (1806-1826)。彼は驚くほどに才能溢れた音楽家でしたが、その命はあまりに も短く、たった 20歳という若さでこの世に別れを告げてしまいました(その死 因は今のなお不明のままで、慢性疲労とも、肺病に伴う衰弱とも言われていま す)。そんな彼の弦楽四重奏曲は全て1824年に書かれました。当時はベートー ヴェンがあの重厚なカルテットに着手し、シューベルトは「死と乙女」の着想 を得ていた頃です。このアリアーガの作品は、そんな時期としては、比較的保 守的にも見えますが、当時の彼はようやく学業を終えた頃であり、書かれた年 齢を考えれば、やはり特異な作品として評価されるに相応しいと思えます。 もっともっと長く生きていたとしたら、どんな曲を書いたことでしょう・・・ これは全ての夭逝した天才に当てはまる言葉ですが。 8802075 2枚組 ¥2450 J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲他 《CD1》 1-4.ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調 BWV1046 5-7.ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV1048 8-10.ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調 BWV1051 11-13.3台のヴァイオリンのための協奏曲 BWV1064 《CD2》 1-3.フルート、ヴァイオリン、ハープシコードのための協奏曲 BWV1044 4-6.ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調 BWV1047 7-9.ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調 BWV1049 10-12.ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV1050 演奏:モーリス・ブルグ(オーボエ) ホーカン・ハーデンベルガー(トランペット) イレーナ・グラフェナウアー(フルート) ジークフリート・パンク(ヴィオラ・ダ・ガンバ ) レナーテ・パンク(ヴィオラ・ダ・ガンバ ) サイモン・プレストン(ハープシコード) カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ室内管弦楽団 ペーター・シュライアー(指揮) 録音 1992年4月…CD1, 1992年9月…CD2 偉大なるテノール歌手、ペーター・シュライアーはバッハ(1685-1750)の演奏 に積極的に取り組んでいました。それは歌手としてだけでなく、このように指 揮者としてもです。バロック期のコンチェルトの集大成とも呼べる「ブランデ ンブルク協奏曲」全6曲は、各々の楽器の特性を最大限に発揮させ、また緊密 に関係付けられた主題の処理や、対位法など、どこから見ても非の打ちどころ のない作品です。この演奏は、優れた奏者たちの集団である「カール・フィリ ップ・エマヌエル・バッハ室内管弦楽団」のメンバーたちが入れ替わり立ち替 わり、その妙技を披露しています。またフルートやチェンバロなどの独奏には 当時の最高ランクの奏者たちを招き、この上ない極上の響きを醸しだすことに 成功した演奏です。 8802076 13枚組 ¥7080 ショパン :ピアノ作品集 《CD1》ピアノ・ソナタ集 《CD2》スケルツォ・子守歌・舟歌・幻想曲・ボレロ・コントルダンス・タラ ンテラ 《CD3》バラード&即興曲集 《CD4》夜想曲第1番-第11番 《CD5》夜想曲第12番-第21番 《CD6》マズルカ第1集 《CD7》マズルカ第2集 《CD8》前奏曲集 《CD9》練習曲集 《CD10》ポロネーズ集 《CD11》ポロネーズ集(遺作)・演奏会アレグロ・葬送行進曲・フーガ・アル バムの綴り・ラルゴ・カンタービレ・エコセーズ 《CD12》ワルツ集/《CD13》変奏曲・パガニーニの思い出・ロンド 演奏:ニキタ・マガロフ/ミシェル・ダルベルト… CD1 ロシアに定住したグルジア貴族の家系に生まれたピアニスト、ニキタ・マガロ フ(1912-1991)。スイスやフランスを拠点として活躍し、またショパン(1860- 1849)、リストのオーソリティとしても知られています。彼の演奏は当時主流 の、感情移入やルバートたっぷりのものとは一線を画し、常に端正であり、 どんな曲も弾き飛ばすことなく丁寧に心を込めることで知られています。この 録音でも、そんな彼の美質がよくわかることでしょう。この全集は、昨年の ショパン生誕 200年記念の際、日本国内でも復刻され、人気再燃のきっかけと なったものです。 <ICA CLASSICS> ICAC-5004 ¥1750 スヴャトスラフ・リヒテル 1.ハイドン(1732-1809):ピアノ・ソナタ 第62番 変ホ長調 2.ウェーバー(1786-1826):ピアノ・ソナタ 第3番 Op.49 3.シューマン(1810-1856):2つのノヴェレッテ Op.21より第4番&第8番 4.ショパン(1810-1849):舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 5.ドビュッシー(1862-1918):前奏曲集 第2集より (妖精たちはあでやかな舞姫/エジプトの壺/交替する3度/花火) スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) 録音1967年6月11日 ロイヤル・フェスティヴァル・ホール アンビエント・マスタリング 20世紀ロシアの最も偉大な音楽家の一人、リヒテルの初出となる1967年6月11 日の放送音源です。1967年6月11日にロイヤル・フェスティバル・ホールで行 われた、この日のコンサートもリヒテルの趣味が反映されたプログラムで、 人気のショパン、ドビュッシー、シューマンに加え、滅多に演奏されること のないウェーバーとハイドンのソナタまでがプログラムに含まれていました。 「私は本当に好きな作品を演奏したい主義なのですが、それはなかなか聴衆 に受け入れられません」と彼自身断言したほどですが、彼の演奏するハイド ンもウェーバーも大層魅力的で、なぜ聴衆が見向きもしないのか理解に苦し むところです。 ICAC-5032 ¥1750 エミール・ギレリス 1.ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲 第4番 Op.58 2.チャイコフスキー(1840-1893): ピアノ協奏曲 第2番 Op.44(ジローティ改訂版) 演奏:1...ハレ管弦楽団/ジョン・バルビローリ(指揮) 2...ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/キリル・コンドラシン(指揮) エミール・ギレリス(ピアノ) 録音 1…1966年9月13日 エディンバラ音楽祭 アッシャー・ホール 2...1959年2月23日 BBC マイダ・ヴェイル・ スタジオ アンビエント・マスタリング まずは、1966年のエディンバラ・ライブでのギレリスのピアノをお聴きくだ さい。バックを務めるのは、細部まで入念な解釈を施されたバルビローリ指 揮のハレ管です。すばらしい詩情、想像力とパワフルな音を持ち合わせたピ アノの音色。これが拮抗し、ある時は絡み合い、あくまでも対等な立場でベ ートーヴェンを紡ぎ出していくのです。ギレリスはこの曲を2回(1957年と 1968年)スタジオ録音していますが、このライブ録音は、彼の「翼をとらえ た」とも言える良い音でした。チャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番は、ジ ローティによる短縮版を使っています。コンドラシンの指揮はLPOを「本物の ロシアの音」に変えてしまうほどに熱の入ったものでした。ここでのギレリ スは、驚くべきテクニックと妙技を惜しげもなく披露。この演奏で、ニュー ヨーク・タイムズは彼のことを「小さな巨人」と呼んだのです。 ICAC-5033 2枚組 ¥2450 クラウス・テンシュテット 1.マーラー(1810-1911):交響曲 第3番 ニ短調 2.マイケル・オリバーによるテンシュテットへのインタビュー 「テンシュテット、マーラーについて語る」 ワルトラウド・マイヤー(メゾ・ソプラノ)/エトン・カレッジ少年合唱団 ロンドン・フィルハーモニー合唱団/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 クラウス・テンシュテット(指揮) 録音 1…1986年10月5日 ロイヤル・フェスティバル・ホール 2…1987年BBCスタジオ STEREO ADD 商業的なリリースはこれが初となるテンシュテット指揮のマーラー交響曲第3 番です。BBCのマスター・テープからの復刻で音質も上々です。曲の規模も編 成も巨大なこの曲ですが、当時最高水準の技術を持つBBCのエンジニアの手に かかると、全ての音と、巨大なダイナミックレンジが見事に捉えられていま す。推進力溢れるテンシュテットの指揮、それに応えるオーケストラ、マイヤ ーの独唱と清純な少年合唱、これらが混然一体となって、終楽章のクライマッ クスへ傾れ込む様は、想像を絶する快感をもたらしてくれることでしょう。 ボーナスとして、マイケル・オリヴァーによるテンシュテットへの短いイン タビューが併録されています。 ICAC-5035 ¥1750 ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー 1.チャイコフスキー(1840-1893):交響曲 第4番 2.ムソルグスキー(1839-1881): はげ山の一夜(ソロチンスクの定期市からの合唱付き版) 3.プロコフィエフ(1891-1953):歌劇「3つのオレンジの恋」より組曲 演奏: 1... BBC交響楽団 2...デヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バス・バリトン) /BBCシンガーズ/BBC交響楽団&合唱団/3... BBC交響楽団 ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー(指揮) 録音 1...1979年6月1日 リーズ音楽祭 リーズ・タウン・ホール 2...1981年7月27日 ロイヤル・アルバート・ホール 3...録音1981年5月31日 倉敷市民会館 STEREO ADD チャイコフスキーとプロコフィエフは初出音源で、ムソルグスキーは15年前 に消滅した「BBCラジオ・クラシックス・シリーズ」からリリースされていた ものです。1979年のチャイコフスキーは、ロジェストヴェンスキーの個性が 最も強く現わされた演奏の一つで、これはムラヴィンスキーの同曲の演奏と も対峙できるものです。彼は決して感傷的になることなく、極めて威圧的な 態度でこの曲を演奏、結果的に「幅広い悲劇」として聴衆へアピールするこ とに成功しました。ムソルグスキーは、通常の「はげ山」と違い、合唱と独 唱の入った「はげ山」です。このプロムスでは英語バージョンで歌われ、妙 な格調高さを演出しています。プロコフィエフは、日本公演でのライブ収録 で、彼の燃えるような刺激的な演奏が楽しめます。 ICAC- 5036 ¥1750 エフゲニー・スヴェトラーノフ 1.ショスタコーヴィチ(1906-1975):交響曲 第10番 ホ短調 2.チャイコフスキー(1840-1893):付随音楽「雪娘」組曲より「メロドラマ」 3.リムスキー=コルサコフ(1844-1908):歌劇「見えざる町キーテジ」より (自然への讃歌/タタールの侵略とケルジェネツの戦い) ロシア国立交響楽団 エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮) 録音 ロイヤル・アルバート・ホール 1...1968年8月21日 2...1968年8月22日/3...1968年8月30日 アンビエント・マスタリング このショスタコーヴィチは、まさに「歴史上の出来事」を切り取ったかのよ うな重要な1枚となるでしょう。この演奏が行われた前日8月20日の深夜、ソ 連率いるワルシャワ条約機構軍がチェコ国境を突破、チェコスロヴァキア全 土を占領下に置くという「チェコ事件(プラハの春)」が勃発したのです。ロ イヤル・アルバート・ホールも異様な緊張が漲り、一色即発の状態でした。 ロシア国立交響楽団のメンバーはこの報道を聴いてなかった可能性もありま すが、とにかく演奏は数小節始まった時点で、聴衆たちの混乱のざわめきで 中断してしまいます。しかし指揮者スヴェトラーノフは、果敢にも演奏を続 け、彼の生涯の中でも唯一とも言える素晴らしいパフォーマンスを残したの です。後に彼の未亡人がこのテスト盤を訊いた時、その夜の衝撃が脳裏に蘇 り、さめざめ涙したとも言います。2つのボーナス・トラックは、そんな時期 にも拘わらず開催されたBBCプロムスでのライブ演奏です。 ●ICAC CLASSICS DVD ICAD-5037(DVD-Video) ¥2450 エイドリアン・ボールト 1.ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):交響曲 第8番 ニ短調 2.ヴォーン=ウィリアムズ:仮面劇「ヨブ」 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 エイドリアン・ボールト(指揮) 収録 ロイヤル・フェスティバル・ホール…1972年12月12日 アンビエント・マスタリング イギリスを代表する名指揮者、エイドリアン・ボールト卿(1889-1983)は、 自国ものの中でも、とりわけヴォーン=ウィリアムズの音楽に深い愛情を注 ぎ、彼の交響曲全集をいち早く録音したことでも知られています。この映像 に収録された2つの作品は、ボールトにとっても重要なもので、交響曲第8番 の力強い演奏はもちろんのこと、仮面劇「ヨブ」も文句のつけようのない名 演となっています。 仮面劇「ヨブ」は初演だけは1931年に作曲家自身が行ったものの、その翌年 の舞台公演としての「完全な形」の演奏は、ボールトに託されています。ボ ールトもこの曲を大切なレパートリーとして、1977年の最後のプロムス出演 の際にも、この「ヨブ」を演奏したほどでした。 83歳にしてこの矍鑠たる姿 には、拝復する他ありません。初出映像となります。 ICAD-5038(DVD-Video) ¥2450 アンドレ・プレヴィン 1.ラフマニノフ(1873-1943):詩曲「鐘」Op.35 2.プロコフィエフ(1891-1953):組曲「キージェ中尉」 3.バーンスタイン(1918-1990):歌劇「キャンディード」序曲 演奏:1...シーラ・アームストロング(ソプラノ) ロバート・ティアー(テノール)/ジョン・シャーリー=カーク(バリトン) ロンドン交響楽団&合唱団(…1のみ)/アンドレ・プレヴィン(指揮) 収録 1…ロイヤル・アルバート・ホール 1973年7月26日 2...ロンドン 1977年4月24日/3...1971年11月25日 ロイヤル・フェスティバル・ホール アンビエント・マスタリング 指揮者としてもピアニストとしても、またジャズ・プレーヤーとしても名高 いアンドレ・プレヴィン(1929-)によるロシア音楽集です。彼は、1968年から 1979年までロンドン交響楽団の首席指揮者を務めており、この3つの公演は BBCテレビの人気番組「アンドレ・プレヴィンのミュージック・ナイト」の 一部として撮影されたものです。年代を追うごとに、より親和性を深める両 者の素晴らしい連携プレーを楽しむことができるでしょう。ラフマニノフの 「鐘」では、当時イギリスで最も活躍していた素晴らしい独唱者を迎え、力 強い響きを堪能させてくれます(彼は同じメンバーで、2年後にこの曲をEMI に録音しています)。弾けるバーンスタイン、機知に富んだプロコフィエフ も、プレヴィンならではの演奏です。初出映像となります。 ICAD-5039(DVD-Video) ¥2450 シャルル・ミュンシュ メンデルスゾーン(1809-1847): 交響曲 第3番 イ短調「スコットランド」Op.35 交響曲 第4番 イ長調「イタリア」Op.90 モーツァルト(1756-1791): フリーメイソンのための葬送音楽 ハ短調 K.477(479a)《ボーナストラック》 ボストン交響楽団/シャルル・ミュンシュ(指揮) 収録 ハーヴァード・ユニヴァーシティ、サンダース劇場 1…1959年12月1日 2…1958年5月30日/3…1959年4月7日アンビエント・マスタリング 人気シリーズ「WGBHのテレビ放送」コンサートから、ミュンシュによるメン デルスゾーンの2つの交響曲です。この2曲は、RCAから「究極の名演」として 発売されている演奏とは違うもので、ここでも明るい音色と揺るぎない解釈 については文句のつけようがありません。その上、彼が指揮している姿まで 見れるとなったら・・・。マニアでなくとも、嬉しくなってしまうこと間違 いなしです。 ボーナスとして収録されているのは、モーツァルトの「フリーメイソンのた めの葬送音楽」です。こちらはミュンシュの極めて珍しいレパートリーです。 もちろん全て初出映像です。 ICAD-5040(DVD-Video) ¥2450 偉大なるコレオグラファー、ジョン・クランコ 1.貴婦人と道化師(ヴェルディの音楽を元にマッケラスがアレンジ) 2.パイナップル・ポール(サリヴァンの音楽を元にマッケラスがアレンジ) 1...(踊り手)スヴェトラーナ・ベリオソヴァ/レイ・パウエル ロナルド・ハインド(演奏)ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団 チャールズ・マッケラス(指揮) 2…(踊り手)メール・パーク/デヴィッド・ブレア/スタンリー・ホルデン ブレンダ・テイラー/ゲルド・ラーセン(演奏)ロンドン交響楽団 チャールズ・マッケラス(指揮) 収録 1…1959年5月3日放送(スタジオ収録) 2…1959年11月放送(スタジオ収録) アンビエント・マスタリング 南アフリカ出身のダンサー&振付家ジョン・クランコ(1927-1973)は、イギリ スのサドラー・ウェールズ・バレエで振付家として成功した後、1961年から ドイツのシュツットガルト・バレエ団の芸術監督を務めました。45歳という、 決して長くはない生涯に90作を越えるバレエを作り、そのいくつかは、現在 でも各国で上演され続けています。ここに収録された2つの作品は、名指揮者 チャールズ・マッケラスとの共同作品で、音楽はマッケラスが担当。「貴婦 人と道化師」はヴェルディ、「パイナップル・ポール」はサリヴァンの音楽 を元に編纂されています。いずれも音としては別録音で聴くことができまし たが、やはり映像で観ることができるのは、ファンにとっても朗報でしょう。 1950年代から60年代にかけて、ロイヤルバレエ団のプリンシパル・ダンサー であったデヴィッド・ブレアをはじめ、サドラー・ウェールズのプリマバレ リーナ、ベリオソヴァなどバレエ好きにはたまらない映像です。 ICAD-5041(DVD-Video) ¥2450 クラウス・テンシュテット 1.マーラー(1860-1911):交響曲 第5番 嬰ハ短調 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 クラウス・テンシュテット(指揮) 収録 1988年12月13日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール アンビエント・マスタリング すでにEMIからCDリリースされている「伝説の名演」。テンシュテットの1988 年12月13日のライヴ公演の映像です。10年前のスタジオ録音は、ペンギン・ ガイドで「卓越したパフォーマンス、一方で思慮深く、暖かさと表現力を持 ち合わせた」と評されましたが、こちらのライブは「スタジオ録音に比べ、 より大胆で、緊張感に満ちた演奏。経験が最大限の力で打ち込まれた」と最 大限の賛辞が送られています。まさに伝説がここにあります。テンシュテッ トの生きた証をご自身の目で見ることができる喜びをお届けいたします。 ICAD-5042(DVD-Video) ¥2450 クルト・ザンデルリング 1.シューマン(1810-1856):交響曲 第4番 ニ短調 2.マーラー(1860-1911):大地の歌 演奏: 2...キャロリン・ワトキンソン(メゾ・ソプラノ) ジョン・ミッチンソン(テノール) BBCフィルハーモニック クルト・ザンデルリング(指揮) 収録 1988年7月29日ロイヤル・アルバート・ホール アンビエント・マスタリング 英国放送協会(BBC)は、いくつかのオーケストラを擁しており、その中の一つ がこのBBCフィルハーモニックです。1926年マンチェスターに設立されるも、 1931年、ロンドンにBBC交響楽団が設立された時に、一度解散させられまし た。しかし、その2年後に地方オーケストラの必要性が高まり、BBCノーザン ・オーケストラとして復活、楽団員を増強しながら1991年に現在の名前とな ったという変遷があります。なので、この演奏はBBCノーザン・オーケストラ の時代ということになります。ザンデルリングは様々なオーケストラと仕事 をし、すべてに傑出した記録を残しています。とりわけ、絹糸を撚り合わせ たような滑らかな弦の響きの美しさは筆舌に尽くしがたく、ここで聴かれる シューマンとマーラーも、精緻なアンサンブルから導き出される美音と、独 特の解釈は、一度聴いたら忘れられない印象を残すことでしょう。「大地の 歌」を得意とするテノール、ミッチンソンの曇りなき高音も一聴の価値あり です。 ICAD-5043(DVD-Video) ¥2450 エーリッヒ・ラインスドルフ 1.シューベルト(1797-1828):交響曲 第9番(8番)ハ長調「ザ・グレート」 2.シューマン(1810-1856):交響曲 第4番 ニ短調 3.ワーグナー(1813-1883):楽劇「パルジファル」より聖金曜日の音楽 ボストン交響楽団 エーリッヒ・ラインスドルフ(指揮) 収録 1…1963年4月9日ハーヴァード・ユニヴァーシティ、サンダース劇場 2…1962年11月13日ハーヴァード・ユニヴァーシティ、サンダース劇場 3…1964年1月7日ボストン・シンフォニー・ホール アンビエント・マスタリング 1955年から1979年にかけてテレビで放送された、ボストン交響楽団ライブ・ コンサート・シリーズの初期の記録です。ミュンシュのものは、いくつかリ リースされていますが、このラインスドルフの演奏も、歴史的価値も含めて とても貴重なものです。ラインスドルフはミュンシュの後任として、1962- 1969年(7シーズン)の間、ボストン交響楽団の首席指揮者としてコンサート と録音に精力的に力を注ぎました。この演奏は彼のお気に入りの曲を集めた もので、悠々としたシューベルト、強力なパワーを放つシューマン、そして ワグネリアンとしても知られた彼らしい、繊細かつ情熱あふれるワーグナー、 と、気難しい印象ばかりが一人歩きしている、この孤高の指揮者の姿を正し く伝える素晴らしい映像です。 ICAD-5044(DVD-Video) ¥2450 ボロディン弦楽四重奏団 1.シューベルト(1797-1828):弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調 D87 2.シューベルト:弦楽四重奏曲 第12番 ハ短調「四重奏断章」D703 3.ブラームス(1833-1897):弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 Op.51 4.ブラームス:弦楽四重奏曲 第3番 変ロ長調 Op.67より第3楽章 アレグロ ボロディン弦楽四重奏団 収録 2010年1月16日パリ シテ・ドゥ・ラ・ ミュージック 世界中の弦楽四重奏団の中でも、最高位に属するであろうボロディン弦楽四 重奏団のフランスでの演奏記録です。この収録の1週間前に、ロンドンのウィ グモア・ホールで結成65周年の記念演奏会を行ったという世界で最も活動歴 の長いアンサンブルとしても知られています。 1945年にロシア(旧ソ連邦)で結成され、歴代メンバーの亡命や海外流出など のアクシデントを乗り越えながら、その伝統は脈々と息づき、時にはショス タコーヴィチの相談を受け、また時にはフランス近代音楽を演奏するなど、 多彩な活動を行ってきた彼ら。ここで見せる穏やかな表情の裏には、言葉に 尽くせぬ苦労があったに違いありません。熟成に熟成を重ねた深いシューベ ルトとブラームスです。 <OEHMS CLASSICS> OC-948 2枚組 \3050 エーリッヒ・ヴォルフガンク・コルンゴルト :3幕の歌劇「死の都」全曲 G.ローデンバックの小説「死都ブリュージュ」原作 P.ショットによる台本 パウル…クラウス・フローリアン・フォークト(テノール) パウルの妻マリーの幻影/踊り子マリエッタ…タチアナ・パヴロフスカヤ (一人二役、ソプラノ) パウルの親友フランク/ピエロ…ミヒャエル・ナジ(バリトン) パウル家の家政婦ブリギッタ…ヘドウィグ・ファスベンダー(メゾソプラノ) 踊り子ユリエッテ…アンナ・ライベルク(ソプラノ) 踊り子リュシエンヌ…ジェニー・カールステッド(ソプラノ) ガストーネ/ヴィクトロン…ユリアン・プレガルディエン(テノール)他 フランクフルト歌劇場管弦楽団&合唱団、児童合唱団 セバスティアン・ヴァイグレ(指揮) 録音 2009年11月18,19,22日ライブ収録 Editing, Balance & Mastering: Felix Dreher このオペラ「死の都」は、コルンゴルト(1897-1957)23歳の時に初演されまし た。当時、すでに 2つのオペラ「ヴィオランタ」と「ポリュクラテスの指環」 を大成功させていた天才作曲家は、1892年に発表されたベルギーの詩人、ロ ダンバックの「死都ブリュージュ」を元に、父とともに自ら台本を書き( P. ショットは彼らの変名) 3作目のオペラ「死の都」として完成させたのです。 無調へと移行するぎりぎりの濃厚な調性感、巨大な管弦楽を従えて朗々と響 くテノール、限界に挑戦するかのようなソプラノのパッセージ、そして、何 より「愛する者を失った喪失感を乗り越え、生きて行く男の姿」は、いつの 時代にも通じる普遍性を備えており、一度は歴史に抹殺されるも、今では絶 大なる人気を誇る作品となっています。このフランクフルト歌劇場による先 進的な演奏(演出も含めて)は、プレミエで大評判となったものです。 OC-794 \1750 ジョヴァンニ・ベネデッティ・プラッティ: 通奏低音とチェロのための 6つのソナタ 1-4.第1ソナタ/ 5-8.第2ソナタ/ 9-12.第3ソナタ/13-16.第4ソナタ 17-20.第5ソナタ/ 21-24.第6ソナタ セバスチャン・ヘス(バロック・チェロ) アクセル・ヴォルフ(リュート&テオルボ) 録音 2010年9月14-16日ニュルンベルク、マイスタージンガーホール (小ホール) 1697年生まれの作曲家、プラッティ(1697-1763)はイタリアで歌とオーボエ、 ヴァイオリンを学びました。当時発明されたばかりのフォルテピアノも習得 し、この楽器のためにソナタを作曲しています。その後、25歳の時にビュル ツブルクの大司教ヨハン・フィリップ・シェーンボルンに招かれ、バンベル クとビュルツブルクを治めていたビショップ王子の宮廷楽師となります。こ こで、8人の子どもを持つソプラノ歌手、テレジア・ラングプリュックナーと 結婚し、生涯をビュルツブルクで過ごしました。このソナタ集は1725年に作 曲されたと見られ、シェーンボルンが編纂したピアッティの60作にものぼる リストの巻頭に置かれた「 12のソナタ」の中の6つの作品です。シンプルな スコアから導き出された見事な通奏低音と、美しいチェロの絡みが絶妙です。 希少作品の発見に力を注ぐヘスとヴォルフによる演奏で。 OC-404 \1750 アントン・ブルックナー:交響曲第6番イ長調(ノーヴァク版 ) ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団 アイヴァー・ボルトン(指揮) 録音 2010年10月23&25日ザルツブルク祝祭劇場大ホール アイヴァー・ボルトン&ザルツブルク・モーツァルテウム管による6枚目の ブルックナーです。どちらかというと小編成の曲を得意とするこの楽団です が、このブルックナー・シリーズはこれまでも高い評価を受けており、極力 ビブラートを排した無駄のない響きと、簡潔な表現が常に話題となっていま す。1951年のノーヴァク版による演奏です。 OC-822 \2080 イスカンダル・ウィジャヤ:バッハ 'n'ブルース 1-3.フランソワ・プーランク(1889-1963): ヴァイオリンとピアノのためのソナタ「フェデリコ・ガルシア・ロルカの思 い出に」 4-6.モーリス・ラヴェル(1875-1937):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 7.ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644-1704): ロザリオのソナタより「独奏ヴァイオリンのためのパッサカリア-天使の庭」 8.ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685-1750):シャコンヌ イスカンダル・ウィジャヤ(ヴァイオリン) アナスタシア・ドランチュク(ピアノ) 録音 2011年3月ベルリンハルデンベルクシュトラーセ、 Udkコンサートホール 1986年、ベルリン生まれの若きヴァイオリニスト、イスカンダル・ウィジャ ヤの興味深いアルバムです。「バッハ」と「ブルース」。この相反する両極 端な世界を繋ぐのは、無邪気な創造力、もしくは宗教的な強さでしょう。と 語る彼は、ベルリン、ジャカルタ、テル・アヴィブを始め、各地のコンサー ト・ホールでコンサートを行っています。ソリストとして、またアンサンブ ル奏者として、めきめきと力を付けている若き彼の、一つの到達点を聴いて みてください。バッハのシャコンヌに普遍性と全ての感情を見出し、ビーバ ーの音楽に禅の精神と瞑想性を感じ、ラヴェルの音楽に喧騒を見出したとい う彼。今後の活躍も楽しみな逸材です。 OC-662(SACD-Hybrid) \2080 ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ第9集 1-2.ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78「テレーゼ」 3-5.ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79 6-8.ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a「告別」 9-10.ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90 11-14.ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101 ミヒャエル・コルスティック(ピアノ) 録音 2008年 ドイツの中堅ピアニスト、コルスティックによるベートーヴェン(1770-1827) のソナタ集第9集、第24番から第28番が収録されています。多くの「腕に覚え のあるピアニスト」が挑むベートーヴェンの全ソナタ録音ですが、彼はこの 全集録音に向けて、ボンのベートーヴェン・ハウスで自筆稿を隅々まで研究 し、入念な準備をしてきました。あと1枚で全集完結となりますが、ベートー ヴェンという孤高の山を一歩一歩踏みしめるが如く、初期の作品から晩年の 作品まで一貫性を持たせ、その上で、彼自身の理想を実現化させるために渾 身の注意を払ってきたと言うコルスティックの演奏は、強く胸に迫るもの があります。 |
<ECM> 4763909 2枚組 ¥3180 シューマン: CD1 (1)蝶々 作品2 (2)ピアノ・ソナタ 第1番 嬰へ短調 作品11 (3)子供の情景 作品15 CD2 (1)幻想曲 ハ長調 作品17(第3楽章は初稿による演奏) (2)森の情景 作品82 (3)主題と変奏(最後の楽想による幻覚の変奏曲) 変ホ長調 (4)幻想曲 ハ長調 作品17から 第3楽章(最終稿) アンドラーシュ・シフ(ピアノ) 録音:2010年6月20日-22日 ノイマルクト(ライヴ録音) 2011年2月に来日したピアニスト、アンドラーシュ・シフ。高度な知性と完璧 なテクニックによる演奏は大きな話題となり、全4公演はすべて完売、好評価 を得ました。ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲録音、バッハ:パルティー タ録音に続く最新録音は、久々となるシューマン・アルバム。2002年にリリ ースされた2枚組のライヴ盤(1999年録音)に続くもので、今回も2枚組ライヴ 録音。人気曲「子供の情景」をはじめ、蝶々、ピアノ・ソナタ第1番、森の 情景、幻想曲、主題と変奏を収録しています。幻想曲については第3楽章の 初稿と最終稿を収録しており、資料的価値も高いアルバムになっています。 |
<Berlin Classics> BC 1667 \2380 モーツァルト: クラリネット協奏曲K.622 クラリネット五重奏曲K.581 シャロン・カム(Cla) ハイドン・フィルハーモニー管弦楽団 イザベル・ファン・クーレン、ウルリケ=アニマ・マテ(Vln) フォルカー・ヤコブセン(Vla)グスタフ・リビニウス(Vc) ●Berlin Classics reference gold series BC 0300262 \1480 ハイドン: チェロ協奏曲第1番、第2番 アントン・クラフト:チェロソナタOp.2-2 イェンス=ペーター・マインツ(Vc) ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団 BC 0300263 \1480 モーツァルト:ピアノ曲集 ロンドK.485、ソナタK.309、ロンドK.494、幻想曲K.475、ソナタK.457、 きらきら星変奏曲K.265 セバスティアン・クナウアー(pf) グドルン・ランドグレーベ(ナレーター) BC 0300264 \1480 マーラー:さすらう若人の歌 フォルトナー:4つの歌曲 マルタン:「イェーダーマン」より6つのモノローグ ヴォルフ:ミケランジェロの3つの詩による歌曲集 ローマン・トレーケル(Br) ブルクハルト・ケーリング(pf) <Tower Records Original VINTAGE COLLECTION SPECIAL> PROC 1109 2枚組 \1500 メンデルスゾーン:交響曲第2番「讃歌」、第3番「スコットランド」 リッカルド・シャイー指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、他 マーガレット・プライス、サリー・バージェス(Sop)、 ジークフリート・イェルサレム(Ten) PROC 1111 \1000 モーツァルト: アイネ・クライネ・ナハトムジーク セレナード第10番K.361「グラン・パルティータ」 オイゲン・ヨッフム指揮 バイエルン放送室内管弦楽団、バイエルン放送交響楽団員 PROC 1112 4枚組 \3000 超絶技巧の饗宴 ベルリン・フィルの名手たち ゼレンカ:騎手のファンファーレ シャイト(シュヴァルツ編):組曲 G.ガブリエリ(シュヴァルツ編):ソナタXIII アルブリーチ(K.J.ヴェーバー編):ソナタ ペーツェル:踊り-イントラーダ-クーラント-踊り ヴィアダーナ:シンフォニア「パドゥアの女」 グリッロ(シュヴァルツ編):カンツォーナI ベルガー:第8旋法による8声のカンツォーナ シュテルル:ソナタ1、3、4 グリッロ(シュヴァルツ編):カンツォーナII ムファット(ヴェール編):序曲、サラバンド、ブーレとロンド G.ガブリエリ:ピアノとフォルテのためのソナタ A.スカルラッティ(ベルゲル編):グラーヴェとメヌエット ハ短調 フンク(カプラー編):アダージョ、フーガとアルマンド ハイドン:アダージョ、フィナーレとヴィヴァーチェ クレンゲル:讃歌Op.57 モーツァルト:セレナーデ第10番K.361「グラン・パルティータ」 ハイドン:弦楽四重奏曲Op.20-4 Hob.III:34 メンデルスゾーン:八重奏曲Op.20 ブルッフ:七重奏曲 変ホ長調 遺作 ハイドン:ディヴェルティメントHob.II:11「誕生日」 ボッケリーニ:メヌエット メンデルスゾーン:カンツォネッタ ロッシーニ: ファンファーレ「狩りの集い」、チェロとコントラバスのための二重奏曲 J.シュトラウスII(ハルトマン):ワルツ「美しき青きドナウ」Op.314 ハチャトゥリアン(フォーグラー編):剣の舞 PROC 1116 2枚組 \1500 ブラームス:ピアノソナタ全集 左手のためのシャコンヌ、ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24 アナトール・ウゴルスキ(pf) PROC 1118 \1000 J.S.バッハ: 音楽の捧げ物 ルートヴィヒ・フォン・プフェルツマン(Flu) ルドルフ・バウムガルトナー(Vln)アリス・アーノンクール(Vln、Vla) クルト・タイナー(Vla)ニコラウス・アーノンクール(Vc) イゾルデ・アールグリム(Cemb) <Tower Records Original CLASSICAL TREASURES(EMI)VOL.4> QIAG 50061 \1000 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、第7番 アンドレ・プレヴィン指揮、ロンドン交響楽団 QIAG 50062 \1000 マーラー:交響曲第4番 エリー・アメリング(Sop) アンドレ・プレヴィン指揮、ピッツバーグ交響楽団 QIAG 50063 \1000 シベリウス:交響曲第2番 アンドレ・プレヴィン指揮 ピッツバーグ交響楽団 ショスタコーヴィチ:交響曲第6番 アンドレ・プレヴィン指揮 ロンドン交響楽団 QIAG 50064 2枚組 \1500 ワーグナー:管弦楽曲、ドイツ・ロマンティック序曲集 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲、 楽劇「神々の黄昏」より ジークフリートの葬送行進曲、 歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲、 楽劇「ワルキューレ」第3幕より ワルキューレの騎行、 楽劇「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛と死、 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲、 歌劇「タンホイザー」序曲 ニコライ:歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲 メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」Op.26 ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲 シューベルト:「ロザムンデ」序曲 ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲 フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲 ホルスト・シュタイン指揮、NHK交響楽団 QIAG 50066 2枚組 \1500 J.S.バッハ: ヴァイオリン協奏曲第1番BWV.1041、第2番.BWV1042、 2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV.1043、 2つのヴァイオリンのためのソナタBWV.1037(ゴルトベルク編) ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲RV352(マデルナ編)、RV242、 2つのヴァイオリンのための協奏曲Op.3-11 RV565、 ヴァイオリン協奏曲RV186(マデルナ編)、RV350(マリピエロ編)、 RV343「スコルダトゥーラ」RV213(マリピエロ編)、RV340(マリピエロ編)、 RV233(マリピエロ編) ナタン・ミルシテイン(Vln、指揮)、エリカ・モリーニ(Vln)、 室内アンサンブル QIAG 50068 2枚組 \1500 ブルックナー:交響曲第7番、第8番 ロリン・マゼール指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 QIAG 50070 2枚組 \1500 モーツァルト:交響曲第35番、第36番、第38番-第41番 アンドレ・ヴァンデルノート指揮 パリ音楽院管弦楽団 QIAG 50072 \1000 ベートーヴェン:序曲集 「レオノーレ」序曲 第3番Op.72、「エグモント」序曲Op.84、 序曲「コリオラン」Op.62、「プロメテウスの創造物」序曲Op.43、 歌劇「フィデリオ」序曲 Op.72b アンドレ・ヴァンデルノート指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 <Scribendum> SC 503 7枚組 \3380 「Mravinsky in Moscow」 CD1 ・グリンカ:『ルスランとリュドミュラ』序曲 1965年2月26日 ・ムソルグスキー:モスクワ河の夜明け 1965年2月21日 ・リャードフ:バーバ・ヤガー 1965年2月21日 ・ショスタコーヴィチ:交響曲第6番 1965年2月21日 ・グラズノフ:『ライモンダ』第三幕への前奏曲 1965年2月21日 ・ムソルグスキー:モスクワ河の夜明け(別テイク) 1965年2月21日 ・リャードフ:バーバ・ヤガー(別テイク) 1965年2月26日 ・ワーグナー:『ローエングリン』より第三幕への前奏曲 1965年2月 ・ワーグナー:『ワルキューレ』よりワルキューレの騎行 1965年2月 CD2 ・モーツァルト:『フィガロの結婚』序曲 1965年2月23日 ・モーツァルト:交響曲第39番 1965年2月23日 ・シベリウス:トゥオネラの白鳥 1965年2月23日 ・シベリウス:交響曲第7番 1965年2月23日 ・ワーグナー:『ローエングリン』より第三幕への前奏曲(別テイク) 1965年2月23日 ・ワーグナー:『ワルキューレ』よりワルキューレの騎行(別テイク) 1965年2月23日 CD3 ・ヒンデミット:交響曲『世界の調和』 1965年2月26日 ・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ミューズの神を率いるアポロ』 1965年2月26日 CD4 ・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 1965年2月28日 ・バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタの為の音楽 1965年2月28日 ・オネゲル:交響曲第3番『典礼風』 1965年2月28日 CD5 ・ベートーヴェン:交響曲第4番 OP.60 1972年1月29日 ・ベートーヴェン:交響曲第5番 OP.67『運命』 1972年1月29日 ・ワーグナー:『神々のたそがれ』-「ジークフリートのラインへの旅」 1972年1月26日 CD6 ・ワーグナー:『タンホイザー』-「ヴェヌスベルクの音楽」 1972年1月27日 ・ブラームス:交響曲第3番 OP.90 1972年1月27日 ・ショスタコーヴィチ:交響曲第6番 OP.54 1972年1月27日 CD7 ・チャイコフスキー:幻想序曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』 OP.32 1972年1月27日 ・チャイコフスキー:交響曲第5番 OP.54 1972年1月30日 ・ワーグナー:『神々のたそがれ』-「ジークフリートの葬送行進曲」 1972年1月26日 ・ワーグナー:『ワルキューレ』-「ワルキューレの騎行」 1972年1月26日 レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮) イアン・ジョーンズ(リマスタリング・エンジニア) 収録曲順は変更となる場合がございますので予めご了承ください。 ●Membran 4CD Box FABFOUR Series MEMBRAN 233332 4枚組 \1050 リザ・デラ・カーザ(Sop)名唱集 フィガロの結婚、コシ・ファン・トゥッテ、ドンジョバンニ、魔笛、 ばらの騎士、ナクソス島のアリアドネ、エレクトラ、アラベラより 1947〜60年録音 MEMBRAN 233333 4枚組 \1050 Favourite Melodies ルネ・コロ(Ten)名唱集 曲目詳細はこちら MEMBRAN 233334 4枚組 \1050 The Unforgotten Voice ヘルマン・プライ(Ten)名唱集 曲目詳細はこちら MEMBRAN 233335 4枚組 Avant-gardist and FreeThinker パウル・ヒンデミット(Cond)自作自演集 曲目詳細はこちら <WARNER CLASSICS> WARNER 2564 666612 ¥2450 ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 オーレ・ブル:カンタービレ・ドロローゾとロンド・ジョコーゾ チャーリー・シエム(Vln) アンドリュー・ゴーレイ指揮、ロンドン交響楽団 WARNER 2564 671474 6枚組 ¥4580 モンテヴェルディ:倫理的、宗教的な森 ミシェル・コルボ指揮、ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル ●WARNER APEX series 各1枚 ¥680 WARNER 2564 673174 ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ バルトーク:中国の不思議な役人 ケント・ナガノ指揮、ロンドン交響楽団 WARNER 2564 673005 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニールセン:ヴァイオリン協奏曲 マキシム・ヴェンゲーロフ ダニエル・バレンボイム指揮、シカゴ交響楽団 WARNER 2564 673146 オペラ名場面とアリア、イタリア歌曲集 ビゼー:カルメンより/ベルリオーズ:ファウストの劫罰より ムソルグスキー:ボリス・ゴドゥノフより モーツァルト:ドンジョバンニより/ヴェルディ:オテロより マスネ:ドン・キホーテより/トスティの歌曲より ルッジェーロ・ライモンディ(Bs)、他 WARNER 2564 672756 スメタナ:ポルカ集 3つのサロン用ポルカOp.7、3つの詩的ポルカ、ポルカ へ短調、イ長調、 ホ長調、ト短調、ポルカの形によるボヘミアの思い出Op.12、Op.13 アンドラーシュ・シフ(pf) WARNER 2564 673017 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第2番、第3番、第5番 ワディム・レーピン(Vln) ユーディ・メニューイン指揮、ウィーン室内管弦楽団 <Piano classics> PCL 0012 ¥1050 ショパン:ピアノ曲集第1集 前奏曲Op.45、マズルカOp.63、舟歌Op.60、カンタービレ、ラルゴ、 バラード第3番、夜想曲Op.62、幻想曲Op.49、 変奏曲「パガニーニの想い出」、アルバムの綴り 2003年録音 ロベルト・ポリ(pf) PCL 0013 ¥1050 シューベルト:即興曲集 Op.90、Op.142 2009年2月、2010年11月録音 クララ・ヴュルツ(pf) PCL 0014 ¥1050 リスト:ピアノ曲集 スケルツォと行進曲S.177、 巡礼の年第2年「イタリア」よりソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」、 ソナタ ロ短調 1989年7月録音 アーノルド・コーエン(pf) PCL 0015 2枚組 ¥1780 LISZT Bicentenary Vol.2 リスト:ピアノ曲集 ソナタ ロ短調、ダンテを読んで、バラード第2番、エステ荘の噴水、 超絶技巧練習曲第10番、ペトラルカのソネット第104番、 超絶技巧練習曲第11番「夕べの調べ」、 ピアノ協奏曲第1番 ハンス・ロスバウト指揮、フランクフルト放送交響楽団、 ピアノ協奏曲第2番 クラウディオ・アラウ(pf) ディミトリス・ミトロプーロス指揮、 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1935-43年モノラル録音、1970-81年録音 Licensed: Music and Arts PCL 0016 2枚組 ¥1780 LISZT Bicentenary Vol.3 リスト:ピアノ曲集 ハンガリー狂詩曲より第15番、第3番、第2番、第13番、第8番、第17番、 執拗なチャルダーシュ、オペラ・トランスクリプション集、 パガニーニによる大練習曲 アルフレッド・ブレンデル(pf) 1955-59年、68年録音 Licensed: Vox PCL 0017 2枚組 ¥1780 LISZT Bicentenary Vol.4 リスト:ピアノ曲集 パラフレーズ集 シューベルト、ショパン、シューマン、ドニゼッティ、 ワーグナー、ヴェルディの作品より、愛の夢第3番、超絶技巧練習曲集 ホルヘ・ボレット(pf) 1969、70年録音 Licensed: Discos Ensayo <Opus Arte DVD> OA 1053D(DVD-Video) ¥4550 OABD 7087D(Blu-ray) ¥5480 ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」 ボリス:オルリン・アナスタソフ クセーニャ:アレッサンドラ・マリアネッリ フョードル:パヴェル・ズボフ グリゴリー(偽ドミトリー):イアン・ストーリー ピーメン:ウラディーミル・ヴァネーエフ シュイスキー公爵:ピーター・ブロンダー アンドレイ・シチェルカーロフ:ヴァシリー・ラデュク ヴァルラーム:ウラディーミル・マトーリン ミサイール:ルカ・カサリン 演出:アンドレイ・コンチャロフスキー 指揮:ジャナンドレア・ノセダ トリノ王立劇場管弦楽団&合唱団 2010年10月7日、10日、13日 トリノ王立劇場におけるライヴ収録 字幕 英・仏・独・西 <DegitalClassics DVD> DC 10005(DVD-Video) ¥680 ハイドン:オラトリオ「天地創造」 ゲオルグ・ショルティ指揮、バイエルン放送交響楽団 ルート・ツィーザク(Sop)ヘルベルト・リッペルト(Ten) アントン・シャリンガー(Br)ラインハルト・ハーゲン(Bs) ブックレットは歌詞表記(英、独)のみ 収録時間:103分 画面:カラー DC 10007(DVD-Video) ¥680 華麗なオペラの舞台より ロベルト・アラーニャ(Ten)ドニゼッティ:愛の妙薬より アンジェラ・ゲオルギュー(Sop)ドニゼッティ:愛の妙薬より トーマス・ハンプソン(Br)ヴェルディ:マクベスより アンネ=ゾフィー・フォン・オッター(MSop)グルック:アルチェステより フェリシティ・ロット(Sop)ヤン・ブロン(Ten) オッフェンバック:美しきエレーナ オーラ・ボイラン(Sop)チャイコフスキー:エフゲニー・オネーギンより ガリーナ・ゴルチャコーワ(Sop)ヴェルディ:運命の力より マグダレナ・コジェナー(MSop)グルック:オルフェオとエウリディーチェより デビッド・ダニエルズ(C-T)ヘンデル:リナルドより 簡単なトラックリストが封入 音声・字幕 英語のみ 収録時間:89分 画面:カラー DC 10016(DVD-Video) ¥680 ザルツブルク音楽祭の歴史 歴史のあるザルツブルク音楽祭の多くのシーンをまとめたもの。超一流アー ティストやスタッフがこの伝統ある音楽祭を語ります。特にナチスの時代、 フルトヴェングラーやカラヤンを中心に話が進みますが、往年の大指揮者の 演奏している姿を多数収録しています。また現在活躍中の演奏家のインタ ビューも必見です。 簡単な解説書とトラックリストが封入 音声 英語 字幕 英・仏・伊・独・中 収録時間:95分 画面:カラー DC 10032(DVD-Video) ¥680 ジョーン・サザーランド(Sop)名唱集 20世紀を代表する偉大なるソプラノ・サザーランドの活躍を収録しています。 コヴェントガーデン歌劇場での約7年間の活躍を中心にしたドキュメントで す。ランメルモールのルチア、アルチーナを収録。またボニング、ドミンゴ、 パヴァロッティ、ホーンなどのインタビューも収録しています。 解説書・ブックレット封入なし 音声・字幕 英語のみ 収録時間:60分 画面:カラー DC 10041(DVD-Video) ¥680 ジュリア・ミゲネス(Sop)名唱集 ドニゼッティ:ランメルモールのルチアより狂乱の場 グノー:ロミオとジュリエットより/ヴェルディ:オテロより グラナドス:Muerte Cruel/ワーグナー:トリスタンとイゾルデより 単純に歌唱を収録したものではなく、ステージショーとして楽しめる一枚。 独自の構成で、セリフと歌を結びつけステージを盛り上げる。ピアノ一台の 伴奏で楽しいステージになっている。 解説書・ブックレット封入なし 音声・字幕 英語のみ 収録時間:100分 画面:カラー DC 10043(DVD-Video) ¥680 バルトーク:2台のピアノとパーカッションのためのソナタ ゲオルグ・ショルティ、マレイ・ペライア(pf) エヴェリン・グレニー、デヴィッド・コークヒル(Perc) この作品のリハーサルから本番までを収録した1987年頃の映像。ショルティ のピアノの上手さも驚きですが、演奏者をまとめ上げようとする圧倒的な迫 力がとても印象的です。若かりしころのペライアの必死さも伝わる秀演です。 解説書・ブックレット封入なし 英語のみ 収録時間:58分 画面:カラー DC 10044(DVD-Video) ¥680 物語でみる椿姫 ヴェルディの椿姫の名場面を中心に歌手や演奏者がこの作品の素晴らしさ、 奥深さや思い入れを語る。もちろんオペラそのものも部分的に収録していま す。 出演 Kathleen Cassello、レオ・ヌッチ、ロベルト・アラーニャ、 ジャンルイジ・ジェルメッティ、他 解説書・ブックレット封入なし 字幕なし 音声 英語のみ 収録時間:55分 画面:カラー DC 10046(DVD-Video) ¥680 アメリカのバルトーク ショルティ、メニューイン、バルトークの息子やマネージャー、多くの研究 者たちがバルトークの生涯や作品について語る。またバルトークの作品も一 部収録。ヴィオラ協奏曲、管弦楽のための協奏曲、弦楽四重奏曲、他 収録内容(タイトル):ハンガリーでの生活、ニューヨークに到着、 セリビア・クロアチアの民謡、白血病との診断、友人たち、 管弦楽のための協奏曲、自然の影響、無伴奏ヴァイオリンソナタ、 ピアノ協奏曲第3番、バルトークの死 解説書・ブックレット封入なし 字幕・音声 英語のみ 収録時間:75分 画面:カラー DC 1034(DVD-Video) ¥680 メシアン:主の降誕 ジェニファー・バイト(Org) 解説書・ブックレット封入なし 字幕 英語のみ 収録時間:60分 画面:カラー DC 1035(DVD-Video) ¥680 チェリビダッケの遺産 ロザムンデ四重奏団 ロザムンデ四重奏団のメンバーそれぞれの音楽に対する取り組みや活動をま とめたドキュメント。チェリビダッケの教えを踏まえながら自分たちの音楽 の確立に励むメンバーの姿を追っています。現代最高のバンドネオン奏者の 一人、ディノ・サルーシとの共演はみごたえ十分です。 収録曲(ハイライト)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番Op.131より/シュー マン:弦楽四重奏曲第3番より/シュポア:弦楽四重奏と管弦楽のための協奏曲、 他 解説書・ブックレット封入なし 音声・字幕英語のみ 収録時間:60分 画面:カラー DC 1036(DVD-Video) ¥680 ペンデレツキ:自作自演集 弦楽のためのシンフォニエッタ、オーボエと弦楽のためのカプリッチョ、 ヴィオラ協奏曲、フルートと室内管弦楽のため協奏曲演奏 Mariusz Pedzialek(Obe)タベア・ツィマーマン(Vla) イレーナ・グラフェナウアー(Flu) クシシュトフ・ペンデレツキ指揮、シンフォニエッタ・クラコヴィア 解説書・ブックレット封入なし 字幕 英語のみ 収録時間:70分 画面:カラー DC 1042(DVD-Video) ¥680 シューマンとの遭遇 ロジャー・ノリントン、他 シューマンの交響曲第2番を基にしたドラマ仕立ての楽曲研究風とも言える 映像作品です。指揮者ノリントンとカメラータ・アカデミアの演奏でこの曲 のリハーサル風景を収めながらも、ノリントンはドラマの主役となり、突如 現世にあらわれたシューマンとのやりとりの中からこの曲の真意に迫ります。 日本語の対応がしていないのがとても残念です。 解説書・ブックレット封入なし 字幕・音声 英語のみ 収録時間:60分 画面:カラー DC 1052(DVD-Video) ¥680 Voices of our time リサイタル シューベルト、ヴォルフの作品より パリ・シャトレ劇場でのライヴ イアン・ボストリッジ(Ten) ロジャー・ヴィニョールズ(pf) 解説書・ブックレット封入なし 英語のみ 収録時間:90分 画面:カラー <ディスク・クラシカ・ジャパン> DCJA 21018 ¥2500 霞か雲か 教室で歌ったドイツ民謡 ――その原点を探る 01,02 霞か雲か(加部巌夫作詞)/Alle Voegel sind schon da 03,04 かっこう(大浦正美作詞)/Kuckuck, Kuckuck 05,06 小鳥の結婚式(岡本敏明作詞)/ Ein Vogel wollte Hochzeit machen 07,08 野ばら(近藤朔風作詞)/Heidenroeslein 09,10 かわいいオーガスティン(作詞者不明)/O du lieber Augustin 11,12 小ぎつね(勝承夫作詞)/Fuchs, du hast die Gans gestohlen 13,14 夜汽車(勝承夫作詞)/Wenn ich ein Voeglein waer’ 15,16 別れ(夏目利江作詞)/Muss i denn, muss i denn 17,18 ちょうちょう(野村秋足作詞)/Haenschen klein ging allein 19,20 故郷を離るる歌(吉丸一昌作詞)/ Wenn ich an den letzten Abend gedenk 21,22 山のごちそう(阪田寛夫作詞)/ Und jetzt gehn ma zum Petersbruenndele 23,24 口笛吹いて(久野静夫作詞)/ Horch, was kommt von drausen rein 25,26 月下懐郷(下村莢作詞)/Guter Mond, du gehst so stille 27,28 ホルディリディア(飯塚広作詞)/Vo Luzern uf Waeggis zue 29,30 あわてんぼうの歌(まどみちお作詞)/Schwefelhoelzle 31,32 学生歌(岡本敏明作詞)/Gaudeamus igitur 33,34 森の小鳥(大和田健樹作詞)/Studio auf einer Reis’ 35,36 ひげのお医者さん(中山知子作詞)/ Ich bin der Doktor Eisenbart 37,38 ぶんぶんぶん(村野四郎作詞)/Sum, sum, sum 39,40 ゆかいに歩けば(保富康午作詞)/ Mein Vater war ein Wandersmann (F.-W. Mueller作曲) 41,42 小人が一人森の中で(作詞者不詳)/ Ein Maennlein steht im Walde 43,44 あの雲のように(芙龍明子作詞)/Freut euch des Lebens 45,46 望郷(松坂直美作詞)/Drunten im Unterland 47,48 夏の曙(大和田建樹作詞)/Aennchen von Tharau 49,50 ローレライ(近藤朔風作詞)/Die Lorelei 51,52 花をおくろう(長崎一男作詞)/ Lasst uns froh und munter sein 53,54 もみの木(並木裕一作詞)/O Tannenbaum 55,56 きよしこの夜(由木康作詞)/Stille Nacht, heilige Nacht 57,58 さよなら(勝承夫作詞)/Winter, ade 59,60 さよなら(岡本敏明作詞)/Der Tag ist hin 井上しほみ ソプラノ 長野倫代 ピアノ、ソプラノ シュテファン・バルチャイ 第1ギター マルクス・キンミッヒ 第2ギター、テノール バルバラ・シュテッカー ソプラノ・リコーダー、アルト・リコーダー 録音:2009-10年 アウグスブルグ(独) 収録時間:73分 ブックレット:全68ページ(全原詩、対訳、歌詞、各曲解説を収録) DCJA 21020 ¥2500 「いつかの美しい日のように」 1. いつかの美しい日のように 作品64-1 : ポッパー** 2. アリオーソ‐「カンタータ第156番」より : バッハ* 3. 黒鳥の歌 : ヴィラ=ロボス * 4. オブリビオン(忘却) : ピアソラ* 5. ラ・フォイ(信仰)作品95-1 : ゴルターマン** 6. ハバネラ形式の小品 : ラヴェル* 7. シチリアーノ : パラディス * 8. 白鳥-「動物の謝肉祭」より : サン=サーンス* 9. ノクターン第20番 嬰ハ短調 (遺作) : ショパン ** 10. 鳥の歌 : カザルス* 11. ノクターン作品19-4 : チャイコフスキー** 12. 亡き王女のためのパヴァーヌ : ラヴェル* 13. 感傷的なワルツ 作品51-6 : チャイコフスキー* 14. アヴェ・マリア : ピアソラ * 15. シシリエンヌ 作品78 : フォーレ** 16. コル・ニドライ : 作品47 ブルッフ* 17. アメイジング・グレイス : 不詳(安田芙充央編曲)* 植草ひろみ(チェロ) 早川りさこ(ハープ)*/徳川眞弓(ピアノ)** 2011年録音 収録時間:67分 昔に帰りたくなったとき そっと聴いてください。きっとあの日々が戻って きますから…。いつかの美しい日のように(植草ひろみ) <Studio N.A.T> NAT 10501 ¥2800 「ストーリー」 高橋宏樹:グリーティング・ソング(プロローグ) アンリ・トマジ:バラード ロバート・ムチンスキー:ソナタop29 カレル・フーサ:エレジーとロンド イヴ・ギシェール:ママへの歌 ルーシー・ロベール:カデンツァ アストル・ピアソラ(啼鵬編):オブリビオン 高橋宏樹:ガーネット・ゼロ 高橋宏樹:グリーティング・ソング(エピローグ) 小山弦太郎(サキソフォーン) 音符から繰り広げた天真爛漫な空想世界を多彩な音色と確かなテクニックで 丁寧に組み上げた演奏は、音楽のかたちが目の前に現れたかのような聴き心 地を与えてくれる。耳になじみよい小品や無調の大作、このアルバムのため の委嘱作品などサクソフォーンの金字塔的作品に溢れた一枚です。 <Scribendum> ※再プレスのご案内 SC 006 3枚組 ¥2080 ブラームス:交響曲全集 大学祝典序曲、ハイドンの主題による変奏曲、悲劇的序曲 ロリン・マゼール指揮、クリーヴランド管弦楽団 |
<MALIBRAN> CDRG196 ¥1350 メアリー・ガーデン(ソプラノ) 名唱集 (Mary Garden 1874年-1967年スコットランド-アメリカ) (1)グラモフォン&タイプライター(G&T)に残された1904年パリでの録音 ドビュッシー: 歌曲「巷に雨の降るごとく」、「木立の影」、 Green No.5「Voice des fruits」、 歌劇「ペレアスとメリザンド」第3幕第1場から「私の長い髪は」 クロード・ドビュッシー(ピアノ) (2)ディスク・パテに残された1904/1905年ロンドンでの録音 (3)Henri Chamouxによるシリンダーに残された1905年パリでの録音 (4)アメリカ・コロムビアに残された1911-1912年アメリカでの録音 (5)ビクターに残された1928年アメリカでの録音 オペラからのアリア、歌曲、イギリス民謡、シカゴでのラジオでのインタ ビューと歌など全27曲を収録 オペラ界のサラ・ベルナール(フランスの舞台女優であり卓越した演技力と 美貌で19世紀最も有名な女優の1人として知られています。 アール・ヌーヴォの画家アルフォンス・ミッシャの「ジズモンダ」というの ポスターで彼女を見ることができます)と称され、柔軟性にとんだ美しい声 と共に美貌と演技力によってメアリー・ガーデンは世界的に広く知られまし た。ドビュッシーの歌劇「ペレアスとメリザンド」他、多くの世界初演を行 っています。尚、このアルバムには注目すべき、ドビュッシーのピアノ伴奏 による3つの歌曲と1つのアリアが収録されています。 すべての音源はJean Nirouet氏のレコード・コレクションから音質向上の 作業を経て収められています。 100年前の記録であり、レコード盤からの復刻で、多くの雑音が聴かれます 事をご了承ください。 CDRG197 ¥1350 トニー・ポンセ(テノール) 名唱集(オペラ・アリア&ナポリ民謡) (Tony Poncet 1918年-1979年スペイン-フランス) マイアベーア:歌劇「アフリカの女」、「ユグノー教徒」から アレヴィ:歌劇「ユダヤの女」から ヴェルディ: 歌劇「リゴレット」、「トロヴァトーレ」、「アイーダ」、「オテロ」から ホセ・セラーノ Jose Serrano、リッカルド・ドリゴ Riccardo Drigo、 ルイジ・デンツァ Luigi Denza、テオドロ・コットラウ Teodoro Cottrau エンリーコ・トセリ Enrico Toselli、 エリック・コーツ Eric Coates などの作曲家 オペラからのアリア、「サンタ・ルチア」などのナポリ民謡、「ラ・マルセ イエーズ」ほかインタビューなど 全23曲 1958-1960年の録音 1960年代に活躍したフランスを代表するリリコ・スピント・テノールです。 力強く豪快な高音が特徴的で、強烈な「ハイC音」を歌う歌手として有名で す。PHILIPSレーベル等に録音を残しています。 <TACET> TACET 195 ¥2380 ハイドン:ピアノ三重奏曲集 (1)ピアノ三重奏曲第18番イ長調 op.70-1, Hob.XV-18 (2)チェンバロ、2つのホルン、ヴァイオリン、チェロの為の五重奏曲 変ホ長調 Hob.XIV-1 (3)ピアノ三重奏曲第23番 二短調 op.71, Hob.XV-23 (4)ディヴェルティメント 変ホ長調 Hob.IV-5 (5)ピアノ三重奏曲第28番 ホ長調 op.75-2, Hob.XV-28 ヴィルヘルム・ブルンス(ホルン) Wilhelm Bruns Tilman Scaerf (ホルン) アベッグ・トリオ Abegg Trio 2010年録音 ハノーヴァーの音楽大学を卒業した三人が作曲家シューマンに敬意を表し 作品「アベッグ変奏曲op.1」から名前をつけ1976年に創立したピアノ三重奏 の団体であるアベッグ・トリオ(ピリオド楽器)による新作。 冴えた音色で推進力ある、すがすがしい演奏が特徴的です。 <EIGENART> EIGENART 10400 2枚組(1枚価格) ¥2380 バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ集 CD. 1 (1)ヴァイオリン・ソナタ第1番 (2)ヴァイオリンとピアノの為のアンダンテ(1902年作曲) CD. 2 (3)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ (4)ヴァイオリン・ソナタ第2番 エードリアン・エイドラム(ヴァイオリン) Adrian Adlam トーマス・ヘル(ピアノ) Thomas Hell c)p) 2011Deutschlandradio/ Adrian Adlam / Andreas spreer 録音年月日の明確な標記がされていませんが、2010年12月の録音かと思われ ます。 ドイツ連邦共和国文化ラジオ(Deutschlandradio kultur)との共同制作。 ドイツを中心に活躍する2人のアーティストによるメロディやフレーズを豊か に歌わせた分析的で斬新なアプローチによる演奏です。 とても良い音質です。 2CDですが1CDの価格となっております。 エードリアン・エイドラム(ヴァイオリン) Adrian Adlam 1963年イギリスに生まれイギリス、ベルギー、ドイツの各音楽大学で学んだ ヴァイオリニストであり指揮者です。ドイツのフレーデンで毎年行われる音 楽祭 International Freden Music Festivalのディレクターとして、その プログラムに深く関わり、若き作曲家達に新曲を依頼する等、現代音楽への 取り組みを行い且つ演奏家として初演に携わるなどさまざまな音楽活動で広 く活躍しています。 トーマス・ヘル(ピアノ) Thomas Hell 1970年ドイツのハンブルグで生まれハノーバー国立音楽大学で学んだ後 多くの国際コンクールで優秀な成績を収め、ソリスト、室内楽、後進への指 導また、自ら作曲を行うなど、その音楽活動は多彩です。 特筆すべきは、現代音楽への取り組みです。リゲティのエチュードの演奏で リゲティと親交の深かったジョルジュ・クルダークから絶賛され、またシェ ーンベルクの弟子であるシュトイヤーマンへのオマージュというCDの発売に おいて2010年のドイツ・レコード評論家大賞を受賞しています。 <CARUS> 83.365 10枚組 ¥7080 ラインベルガー(1839-1901):ピアノ作品全集 イェルク・ハイゼルマン サンドラ・ハイゼルマン(デュオ作品のみ※) 紙ジャケット+紙ボックスによる装丁です。 ルイス・ケントナー(Louis Kentner)、イリーナ・エーデルシュタイン (Irina Edelstein)、ミェチスワフ・ホルショススキー(Mieczyslaw Horszowski)、ボザール・トリオにピアノや室内楽を学び、作曲も行う若き イェルク・ハイゼルマンの演奏によるアルバムです。 ラインベルガーは一般的にオルガンや合唱作品の作曲家として知られていま す。彼が残した多くのピアノ曲は今では学習用の教材として一部に知られて いるのみで、今回の発売はラインベルガー再評価、再認識の一端を担う貴重 な発売となります。保守的な作風による、美しく楽しい、聴きやすい44作品 です。 Recorded between 1990 and 2004, published between 1990 and 2004 by Prezioso Adamek Tontrager-Verlag. <VENEZIA> CDVE04398 2枚組 ¥1650 リヒテルの芸術 録音集-3(室内楽と自作自演 他) CD. 1 (1)ブラームス:ピアノ五重奏 ヘ短調 op.34 ボロディン弦楽四重奏団 1956年モスクワでのステジオ録音 (モノラル) CD.2 (2)フランク:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 ボリショイ弦楽四重奏団 1958年モスクワでのスタジオ録音 (モノラル) (3)リヒテル:「英訳:Weaving Wreaths(ロシア語直訳で=花輪織り)」 自作自演 1987年11月7日演奏 文献によれば6歳の頃にピアノを始めて弾き、音楽に夢中になりこの曲も含め た数曲の作曲「日没前に」「雨」etc を行ったとの記載がありますので、 10歳前後に作曲された作品かと推測いたします。 (4)テオフィル・リヒテル(Teofil Richter 1872-1941): 「古いウィーンのワルツ Valse Old Vien」 1988年8月1日演奏 リヒテルの父であるテオフィルはウィーンでピアノと作曲を学んだ音楽家で す。ピアノは全てスヴャトスラフ・リヒテル 3と4は、親しい友人に囲まれた中で録音されたプライベート録音につき、 音が不明瞭でバランスが悪く傷が聴かれる箇所があります事ご了承下さい。 共に1分30秒程の小曲です。ステレオ、モノラルは現時点では不明です。 共に音楽に真摯な態度で演奏に専念する仲間達とのブラームスとフランクの 良く知られた名演奏と、打って変わって、親しい仲間に囲まれて自作及び父 の作品を演奏するリヒテルの楽しげな姿が目に浮かぶ貴重な録音を収録した 価値のあるアルバムです。 尚、マスターに起因する音の揺れや傷が聴かれます事、ご了承下さい。 表記の録音年代は演奏記録とマスター上の記載を精査の上、記されています。 CDVE04384 ¥1350 ★既案内商品の情報訂正 ブラームス:幻想曲集のみ、モノラルとなります。 リヒテルの芸術 ライヴ録音集-2(協奏曲) (1)バッハ:ピアノ協奏曲第6番 ヘ長調 BWV.1057 ニコラエフスキー指揮モスクワ音楽院室内管弦楽団 1978年3月26日モスクワでのライヴ (2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第18番 変ロ長調 K.456 キリル・コンドラシン指揮モスクワ・フィル 1977年1月9日モワクワでのライヴ (3)ブラームス:幻想曲集 op.116 第3番 奇想曲 ト短調 第5番 間奏曲 ホ短調 第6番 間奏曲 ホ長調 第7番 奇想曲 二短調 1964年5月28日モスクワでのライヴ ピアノは全てスヴャトスラフ・リヒテル / Sviatoslav Richter バッハとモーツァルトの2つの協奏曲と、現存するディスクの少ないブラーム ス4曲のソロ作品による初出を含むステレオ音源によるアルバムです。パー フェクトなテクニックと表現力で真摯に音楽に向き合う姿勢が聴く者の心を 捉えます。音質は良好。尚ライヴ特有のマスターに起因する音の揺れや傷が 聴かれます事、ご了承下さい。 |
<ALBANY> TROY1210 ¥1980 「エドワード・ジョセフ・コリンズの音楽Vol.9」 エドワード・ジョセフ・コリンズ(1886-1951): 歌劇《南部の娘》-1幕2場のための マリン・オールソップ指揮 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、合唱団 P.オーティ(T)、J.K.ワトソン(B,Br)、A.ベイカー(MS)、 R.ウォーレン(T)ほか 録音:2009年5月グラスゴー ALBANYレーベルではこれが第9集となるE.J.コリンズの作品集(先に第10集が 発売になっている)はコリンズの歌劇《南部の娘》。プッチーニの歌劇に似た タイトルですが、こちらは南北戦争さなかのアメリカ・ヴァージニア州を舞 台にした恋の物語。E.J.コリンズはイリノイ州生まれでベルリンで音楽を学 んだものの、その作品はバックス、モーラン、ディーリアスらイギリス田園 楽派に驚くほど似ていてアメリカ音楽とは思えないほどの品位と豊かさを持 っています。アメリカ南部を舞台にしているだけあって、黒人音楽の旋律も ふんだんに使われており、ディーリアス、パーシー・グレインジャーの音楽 を思わせる部分もあります。ALBANYはコリンズ作品全集を録音する予定で、 これを機にコリンズのリヴァイヴァルが進むことでしょう。第2集(TROY267)、 第3集(TROY625)、第4集(TROY630)、第6集(TROY650)、第7集(TROY657)に続い て、現在注目の女性指揮者マリン・オールソップの登場です。 TROY1253 ¥1980 ヴィンセント・パーシケッティ(1915-1987):吹奏楽作品集 ディヴェルティメントOp.42 仮面舞踏会Op.102 ページェントOp.59 バンドのための交響曲(交響曲第6番)Op.69 詩篇Op.53 寓話IXOp.121 スティーヴン・K・スティール指揮 イリノイ州立大学ウィンド・シンフォニー 吹奏楽ファンの信任厚いイリノイ州立大学ウィンド・シンフォニーの最新作。 アメリカ作曲界と吹奏楽界に大きく貢献したパーシケッティの主要な吹奏楽 曲をまとめた吹奏楽ファン必聴の一枚。 TROY1226/27 2枚組 ¥3960 ホルヘ・マルティン(b.1959):歌劇《夜が来る前に》 -レイナルド・アレナスの自伝に基づく2幕のための ジョセフ・イリック指揮 フォート・ワース歌劇場管弦楽団&合唱団、ソリスト達 録音:2010年 作品の原作となった自伝を執筆したキューバの作家レイナルド・アレナスは カストロ政権下で反体制的な作品を発表したため投獄、作品はすべて発禁に され、後にアメリカに亡命、1987年にエイズが発覚、1990年に自殺した。原 作は映画化もされ、作家は主役として登場する。キューバ音楽のイディオム もさかんに登場し全体にメランコリーな中にもノスタルジックな雰囲気を醸 し出している。ホルヘ・マルティンもキューバ生まれの作曲家で、幼少期に アメリカに移った。 TROY1232 ¥1980 ハロルド・ファーバーマン(b.1929): コミック・オペラ《ダイヤモンド・ストリート》 ハロルド・ファーバーマン指揮 アンサンブル C.P.スプロウルズ(B)、P.レイトン(T)、キース・スペンサー(Br)、 M.ウェストン(S)、M.D.ハック(MS)ほか 録音:2010年 ハロルド・ファーバーマンはボストン交響楽団の打楽器奏者を長らく勤めた 後、作曲と指揮に転向、ロンドン響やフィルハーモニア管などを指揮する傍 ら、多くの管弦楽曲、室内楽を作曲し、ピューリッツァー賞にノミネートさ れたこともある。「ダイヤモンド・ストリート」は彼の最近の作品で19世紀 から20世紀に変わる頃のニューヨーク・ハドソン川付近を舞台にした政治風 刺を含めたコミック・オペラ。ブロードウェイ・ミュージカルに近いテイス トを持っている。 TROY1238 ¥1980 「呼び声」-ダリット・ハダス・ウォーショウ(b.1974)の音楽 (1)デザート・コール(2001)/(2)変容(2007) (3)《ドレイドゥル》変奏曲(2007/10)/(4)寓話(2007) (5)《キダッシュ・ハ・レヴァナー》-ソプラノとピアノのための(2002) (6)《ニズコラー》-2つのテレミンとピアノのための(2010) (2)(3)(5)(6)リット・ハダス・ウォーショウ (テレミン(2)(6)/Pf(3)(5)(6)、(6)は多重録音)、 (1)ウェンディ・ワーナー(Vc)、 (2)(4)モメンタ四重奏団(SQ) (5)リュートベン・ゼエフ(Sop) ダリット・ハダス・ウォーショウはコロンビア大学とジュリアード音楽院で ミルトン・バビットとデヴィッド・デル・トレディチに師事、数々の作曲賞 を受賞して作品はニューヨーク・フィル、ボストン響、クリーヴランド管な どで演奏されている。彼女はテレミン奏者としても活動し、このCDではクラ ラ・ロックモアが使用したテレミンで自作自演している。音楽は現代の抒情 主義とでもいうべきロマンティックな作風である。 TROY1239 ¥1980 「時の本」-ウィリアム・マシューズ(b.1950)の音楽 (1)ピアノ三重奏のための「時の本」 (マーティンの猫まね鳥、朝の歌、アーノルド・シェ・・・の午後に、宵闇 の歌、金曜の夜に魚が飛ぶ、モンクの墓) (2)「ジョナサン・クレーマーのために」 -ピアノ三重奏とエレクトロ・アコースティック音のための (3)「島」-エレクトロ・アコースティック音のための (4)ヴァイオリンとピアノのための二重奏 キャピタル三重奏団:【ダンカン・カミング(Pf)、ヒラリー・カミング(Vn)、 セーレン・ダイクナー(Vc)】 ウィリアムズ・マシューズはオハイオ州出身で当初フルート奏者として活動 の後、作曲家に転向。イェール大学でドラックマン、ペンデレツキに師事し た。作品のタイトルに「アーノルド・シェ(ーンベルク)の午後に」とか「(セ ロニアス)モンクの墓」がある事からも察せられるようにジャズが好きでアン チ・現代音楽志向の作曲家である。調性、ジャズ和声、ニュー・エイジ的な 感性を感じさせる作品。エレクトロ・アコースティック音の入る「島」は波 の音が入ってまさにヒーリング・ミュージック。 TROY1243 ¥1980 「ダーク・ダンセズ」 -ジョン・アルマイアー作品集 (1)複数の声(Fl、バスCl、Vn、Va、Vc) (2)ダーク・ダンセズ(打楽器アンサンブルのための) (3)至点(Fl、アルトSax、Vn、Vc、Cb) (4)4(Vn、Va、Vc、Pf) E.フレチェッテ(Fl)、A.クロムウェル(Vn)、K.ルイス(Va)、 M.フレッチュ(Vc)、S.テイヒャー(Pf)、 UNCシャーロッテ打楽器アンサンブルほか ジョン・アレマイアーはアメリカン・レコード・ガイドで「神秘的で甘美な センスを持った作曲家」と評され、アメリカのみならずヨーロッパ、アジア でも作品が演奏されている。ジャズ、民族音楽、無調を器用に折衷した独自 の世界を確立している。 TROY1244 ¥1980 「なんて甘い響き」-ダリル・テイラー黒人霊歌を歌う アメージング・グレース、深い河、ピーター鐘を鳴らしに行きなさい、 主よ私は参ります、私の足を導いて下さい、高い山への登り、 誰かここにいる?他全20曲 ダリル・テイラー(C.Ten)、ブレント・マックマン(Pf) 録音:2010年 ダリル・テイラーはミシガン州出身のカウンター・テナー歌手でカーネギー ・ホール、ケネディ・センターを始めとする全米はもとよりヨーロッパでも 盛んに活動している。黒人特有の柔らかい高音はまさにアルバム・タイトル の「How sweet the sound」である。 TROY1245 ¥1980 ジェイムズ・ウィリー(b.1939): 弦楽四重奏曲第3番/弦楽四重奏曲第7番 弦楽四重奏曲第8番 エステルハージ四重奏団 録音:2010年1-5月 ジェームズ・ウィリーはハワード・ハンソン、ガンサー・シュラーに師事、 作品はバッファロー・フィル、ミネソタ響、ロチェスター・フィルなどによ って演奏されている。ベルク、バルトークの影響を感じさせる表現主義的な 暗い叙情性を持った烈しい音楽。 TROY1246 ¥1980 「肖像とパッセージ」-イーサン・リックマンの音楽 メスキータの聖ヴィンセントのためのインヴェンション(2003) ピアノのためのパッセージ(2008/10) 禁断の類似点(2005) 冬に-主題の残響(2010) ハッブルの道具箱のなかに(2009) ニコラス・フィリップス(Pf) イーサン・リックマンはアスペン・コンサート・オーケストラ、ファーゴ・ ムア・ヘッド響、ニュートン響などで作品が演奏されている。バッハ、スト ラヴィンスキー、バルトークの影響の上にジャズ、ロックのイディオムが加 えられたアメリカ人らしい乗りのよい音楽。 TROY1247 ¥1980 矛盾の音楽/デヴィッド・S・レフコウィッツ作品集 デュオ(2台ピアノのための) WITH/WITHOUT[Con/Sol(-action)](Fl独奏) (Sur)Real(Cine-)MUSIC 1:エッシャーの変容(Fl、Vn、2つのG) WITH/WITHOUT[Con/Sol(-action)](Hrp独奏) 当惑のためのサーファー・ガイド(あるいは荒れ狂う海のヨナ) WITH/WITHOUT[Con/Sol(-action)](Fl、Vc) エ・デュオ・ウナム(2つのVa) WITH/WITHOUT[Con/Sol(-action)](Fl、Vc、Hrp) 標準的な変奏曲(2つCl)/洒落た組曲(Pf) ザ・ディフィニエン・プロジェクトほか 録音:2003-2010年 レフコウィッツはニューヨーク出身の若手作曲家でイーストマン音楽院とコ ーネル大学でジョージ・クラム、カレル・フサに師事、作品は米国、アジア (日本を含む)、ヨーロッパで演奏されている。エッシャーの絵画に影響を受 けているというレフコウィッツの音楽はミニマルではないが、幾つかの音形 パターンの持続とその変容で構成され、民族音楽、ジャズからの影響も感じ られる。 TROY1248 ¥1980 「ショート・ストーリーズ」 -ガーノット・ウルフガング室内楽作品集 程度の低い議題(Fg、Cb)/テレミンの旅(テレミン、Pf、電子音響) 回転する丘とぎざぎざした尾根(Vn、Pf)/静かな時(Va、Pf) 遭遇(Vn、Fg)/澄み切った水(Pf)/3つのショート・ストーリーズ(Va、Fg) J.ファーマー(Fg)、J.P.マーティン(テレミン,Pf)、 S.パーキンス(Vn)、デンボウ(Va)ほか 録音:2010年 ガーノット・ウルフガングはオーストリア出身で現在はカリフォルニア在住 の作曲家。ジャズの演奏と理論家としての地位も確立しており、TV、映画音 楽も手がけている。作品はジャズ風のものからメシアン風の和声を使った純 現代音楽、テレミン、電子音楽までと多種多様。 TROY1249 ¥1980 「インヴォケーション」-イングリット・アローコの音楽 エンヴォイ(終結部)-ピアノのための リトルノ(反復)-ピアノのための ピエロのためのオマージュ-ピアノのための 幻想的四重奏曲(Vn、Vc、Cl、Pf) チェロ・ソナタ/ピアノ四重奏曲 M.ベングトソン(P)、岡ひろの(Vn)、バーチャード・タン(Va)、 J.コーエン(Vc)、P.デーマー(Cl)、C.アブラモビック(Pf)ほか アローコはジョージ・クラム、ジョージ・ロックバーグらに師事、作品はア トランタ響などで演奏されている。20世紀ヨーロッパの正統的な作曲技法に 基づいたしっかりとした構成が特長。作品からはラヴェルからベルク、デュ ティーユといった20世紀前半の洗練された作曲家たちの影響が聴き取れる。 TROY1250 ¥1980 「大西洋横断の物語」-フェイ=エレン・シルバーマンの音楽 行列(G)/3つのギター(G三重奏) 影のなかで(3つの歌と2つの間奏曲)(S、G、Cl) ワイルドの世界(オスカー・ワイルドの詩による)(T、Va、G) デンマークの日の光(S、G)/産休(Gギター四重奏) (ボーナス:映像トラック付き) フォルクマール・ツィンマーマン(G)、コロナ・ギター四重奏団、 J.ルンド(T)、SYZYGY(Cl、G、S)、M.S.ガーマーク(Cl)ほか 録音:2009年 フェイ=エレン・シルバーマンはハーバード大学で作曲を学び、13才でレオ ポルド・ストコフスキーに才能を認められて作曲家としてデビュー。アメリ カ内外で作品が演奏されている。このCDはデンマークのギタリスト、フォル クマール・ツィンマーマンとの出会いから生まれたギターを中心とした作品 集。無調的な作風の中にほの暗いロマンティシズムが漂う。 TROY1251 ¥1980 「マッド・ダンセズ」-サクソフォンとピアノのための現代アメリカ音楽 リビー・ラーセン(1950-):ホリー・ローラー ケヴィン・J・アイザックス(1959-):スクークム組曲 ウィリアム・オルブライト(1944-98):サクソフォン・ソナタ デヴィッド・ダイアモンド(1915-2005):サクソフォン・ソナタ デヴィッド・デル・トレディチ(1937-): アクロスティック・ソング-ファイナル・アリスより ダン・ゴブル(Sax)、 ラッセル・ハーシュフィールド(Pf) 録音:2009年 ダン・ゴブルはニューヨーク・フィル、ブルックリン・フィルとも共演、ヒ ンデミット、ウェーベルンなど現代音楽を得意としている。本CDはアメリカ の中堅からベテラン作曲家の作品が収められており、いずれも現代音楽とは いえ、ジャズ、民族音楽の影響のある親しみやすい作品ばかりである。 TROY1252 ¥1980 「コミッションズ・アンド・コンチェルトズ」 (1)マーク・エンジェブレットソン:吹奏楽のための交響曲 (2)ジェルジー・サピイェフスキ:トランペットと吹奏楽のための協奏曲 (3)フリジェシュ・ヒダーシュ:バス・トロンボーンと吹奏楽のための狂詩曲 (4)黛敏郎:打楽器と吹奏楽のための協奏曲 (5)カール・ベールター:山々とメサ ポーラ・ホルコム指揮 SUNYフレドニア・ウィンド・アンサンブル (2)A.ジョキピー(Trp)、 (4)ランドール・ホーズ(Trb) フレドニアはニューヨーク州北部(カナダ国境近く)の街で、SUNYフレドニア ・ウィンド・アンサンブルはその街の音楽院の教授と学生によるウィンド・ アンサンブル。 TROY1254 ¥1980 「コメディア」-ユーディ・ワイナー(1929-)作品集 (1)コメディア(2002)/(2)デ・ノヴォ(1971) (3)パルティータ(1952)/(4)贖罪の踊り(1976) (5)カデンツァ!(1969) (1)リチャード・ストルツマン(Cl)、Y.ワイナー(Pf)、 (2)-(5)IBISカメラータ BRIDGEレーベルから3枚の作品集が発売になっているピューリッツァー賞作曲 家ユーディ・ワイナー(室内楽作品集・BCD9134、管弦楽作品集・BCD9282、宗 教作品集・BCD9333)。アメリカでは評価が高く、ALBANYレーベルからも作品 集が発売になりました。1曲目の「コメディア」はなんと名クラリネット奏者 リチャード・ストルツマンが吹いています。 TROY1255 ¥1980 「ザ・ロング・グッドバイ」 -チャールズ・ベスター(b.1924):管弦楽作品集 (1)交響曲第1番「夜に見える3つの道」/(2)レクイエム (3)フレンチ・ホルン協奏曲/(4)ザ・ロング・グッドバイ (1)-(4)ランフランコ・マルセレッティ指揮カユガ室内管弦楽団、 (2)ウィリアム・ハイト(T)、 (3)ローラ・クロック(ホルン) 録音:2010年6月 チャールズ・ベスターはイェール大学でヒンデミットに、ジュリアード音楽 院でパーシケッティに師事。ジュリアード音楽院では教鞭も執り多くの後進 を育てた。12音技法とジャズを組み合わせた作風としてアメリカ国内で独自 の地位を確立した。現代音楽色はなく、ジェリー・ゴールドスミス、ジョン ・ウィリアムズらの映画音楽を思わせる抒情的な作品ばかり。 TROY1256 ¥1980 「愛の影」-コンスタンティン・カヴァフィの詩による4つの歌曲集 デイヴィッド・ゴムパー(b.1954):愛の影 ジェレミー・デール・ロバーツ(b.1934):同じ空間で カトリーナ・スタマテロス(b.1951):愛と恐怖 リチャード・ピアーソン・トーマス(b.1957):遠方 ジョン・ムリエロ(Br)、 デイヴィッド・ゴムパー(Pf) 録音:2010年3月 コンスタンティン・カヴァフィ(1863-1933)はギリシャ人の両親のもとエジ プトで生まれ、後にイギリス国籍を得た詩人でノーベル文学賞を受賞してい る。彼の詩に4人の作曲家が曲をつけたCD。 TROY1257 ¥1980 「ナイト・ストリングス」-ヴィオラとギターのための音楽 (1)ビル・ドビンズ編:夜の組曲(ナイト・ドリーマー(ウェイン・ショーター) /ラウンド・ミッドナイト(セロニアス・モンク)/チュニジアの夜(ディジー ・ガレスピー) (2)ファリャ:スペイン民謡組曲 (3)サミュエル・アドラー:光の放射界へ (4)ラダメス・グナターリ:ソナタ (5)マイケル・キンバー:ヒスパニック幻想曲 ジョージ・テイラー(Va)、 ニコラス・ゴルーゼス(G) ヴィオラとギターの二重奏という珍しい組み合わせ。ヴィオラのジョージ・ テイラーはイーストマン音楽院出身でアフリカ系アメリカ人作曲家の作品の 初演と紹介を行うことで知られているという(本人もアフリカ系)。ジャズの 名曲の編曲からラテン情緒あふれるファリャのスペイン民謡組曲、キンバー のヒスパニック組曲までご機嫌な作品が揃っている。ヴァイオリンと違い、 ヴィオラの音は落ち着いたアルト歌手の声を思わせ、リラックスして楽しめ る内容。 TROY1258 ¥1980 (1)フランク・ティチェリ(b.1958):アメリカの夢(歌の交響曲) (2)ランシング・マクロスキイ(b.1964):プレックス・ペニテンティアリス (1)レイラー・ディオン・エズラ(S)、 ゾー・ゼニオディ指揮フロスト交響楽団 (2)アンドレア・フリングトン(S)、 ブラッド・ラブマン指揮HGNM室内管弦楽団 ティチェリは南カリフォルニア大学で学び、作品はアトランタ響、フィラデ ルフィア管、デトロイト響などでさかんに演奏されているという。武満トー ンの影響が感じられる詩的なオーケストラ付き歌曲である。マクロスキイも アメリカ国内の作曲賞を数々受賞し、作品からは武満、ストラヴィンスキー と幅広い影響が聴き取れる。 TROY1259 ¥1980 フロレンシオ・アセンホ(b.1926)の音楽 (1)バトラチョミョマキア/(2)手のひらの物語 (3)バジルズ・ペンタメロン カーク・トレヴァー指揮 スロヴァキア・ナショナル交響楽団 録音:2010年9月ブラティスラヴァ カーク・トレヴァーのアセンホの管弦楽作品集第4集(既発売はTROY822、 TROY1019、TROY1128)、更にトレヴァーはMMCレーベルに4枚のアセンホ作品 集をいれています(面白いことにこの8枚、チェコとスロヴァキアの7つオー ケストラを起用しています)。 アセンホはアルゼンチン・ブエノスアイレス出身の作曲家で現在はピッツバ ーグに在住しアメリカで活動している。交響曲、室内楽、オペラとたくさん の作品を発表している。平易でラテン情緒のある親しみやすいオーケストラ 作品。コープランドと近い雰囲気を持っている。(1)は4分程度の短い作品。 <DIVINE ART> DDA 25095 ¥1980 「ロシアのピアノ音楽シリーズVol.6」-ラフマニノフ セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943): (1)コレルリの主題による変奏曲Op.42 (2)7つの前奏曲集(Op.3-2、Op.23-2-5、Op.32-5、Op.32-12) (3)エレジーOp.3-1/ホ長調の旋律Op.3-3/音の絵Op.33-2,6,9 (4)ピアノ・ソナタ第2番変ロ長調 セルゲイ・デュカチェフ(Pf) 録音:(1)2002年、(2)(4)2005年、(3)1999年ライヴ 好評のロシアのピアノ音楽シリーズ最新盤。次回以降はプロコフィエフ、ム ソルグスキーが予定されている。今回からロシアのベテラン、デュカチェフ による演奏になります。セルゲイ・デュカチェフはウラル山脈南部の町マグ ニトゴルスク出身でソヴィエト時代末期の1985年に全ロシア・ピアノ・コン ペティションに優勝している。レパートリーはお得意のロシア物の他、ベー トーヴェン、シューマン、果てはガーシュインと幅広い。その圧倒的なピア ノの量感はロシアン・ピアニズムの正統な継承者といえる。 DDA 21219 2枚組 ¥3960 ヘンデル:ハープシコードのための組曲集Vol.1 CD1) 組曲ニ短調HWV.428/組曲イ長調HWV.454 組曲ホ短調HWV.438/組曲ハ長調HWV.443 CD2) 組曲ト短調HWV.439/組曲ト長調HWV.441 組曲ホ短調HWV.429/組曲ホ長調HWV.430 ギルバート・ローランド(Cemb) 録音:2010年7月, ギルバート・ローランドは王立音楽院でミリセント・シルバーに師事し1970 年にデビュー以来、多くの演奏会を行っている他、NAXOSレーベルよりラモー のクラヴサン全集、ソレルのソナタ全集など録音も多数あり現代イギリスを 代表するチェンバリスト。 <DIVERSIONS> DDV 24147 ¥1980 「クロスランド・プレイズ・モーツァルト&ベートーヴェン」 モーツァルト:ピアノ・ソナタ ヘ長調K.533/494 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調《テンペスト》Op.31/2 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110 ジル・クロスランド(Pf) 録音:2003年3月 ジル・クロスランドはイギリス・西ヨークシャー州出身で王立ノーザン・カ レッジで学んだ後、ウィーンでパウル・バドゥラ=スコダに師事した。現在 はロンドン、ウィーンを中心に演奏活動を行っている。当レーベルからは 「フォルテピアノ・リサイタル(DDA25036)」が発売になっている他ワーナー APEXからバッハ:ゴールドベルク変奏曲も出ている。 バッハ、スカルラッティ、モーツァルト、ベートーヴェンを得意としており、 ペダルを控えた、粒の揃った端正な音は古典派にぴったり。ペンギン・ガイ ドでは「自然なモーツァルト、素晴らしく詩的なベートーヴェン」と評され ている。 DDV 24153 ¥1980 「ジョン・R・ウィリアムソン(b.1929):歌曲集」 歌曲集「愛」「戦争」「悲しみと遺憾」「失われた愛」「宗教」「田園」 「競合」 マーク・ローリンソン(Br)、 デヴィド・ジョーンズ(Pf) 録音:2006年(Dunelm Recordsから出ていたもの) バイロン、A.E.ハウスマンらの詩に作曲した歌曲集。ウィアムソンの音楽は ブリテンよりもさらに前の世代の様式を継承しており、印象派、ヴォーン= ウィリアムズ、フランク・ブリッジを思わせる、現代のイギリス田園楽派と いえよう。 <ATHENE> ※再発売 ATHCD16 ¥1980 (1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44(原典版) (2)ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調Op.70 (1)アンドレアス・ボイド(Pf)、 (1)(2)ヨハネス・フリッチュ指揮 フライブルク・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1997年2月13、14日ライヴ 廃盤だったアンドレアス・ボイド&ヨハネス・フリッチュのチャイコフスキ ー&ショスタコーヴィチが復活いたしました。(品番は変わらず)。 アンドレアス・ボイドは1967年ドイツ出身のピアニスト。ロマン派を得意と し、OEHMS レーベルよりブラームスのピアノ作品全集をリリースしており評 判が高い。指揮のヨハネス・フリッチュはフライブルク歌劇場、フライブル ク・フィルの音楽監督を長年勤めているベテラン。 <METIER> MSV28521 2枚組 ¥3700 「ジョージ・ロックバーグ(1918-2005)の音楽」 (1)ヴァイオリン・ソナタ(1988) (2)カプリース変奏曲(1983) (1)(2)ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn)、 (1)アーロン・ショアー(Pf) 録音:(1)2004年、(2)2000年 METIERレーベルのベスト・セラーだったロックバーグのカプリース変奏曲 (旧品番:MSVCD92065)にヴァイオリン・ソナタをカップリングして待望の再発 売です。 ジョージ・ロックバーグはジョージ・セルに師事した経歴もあるアメリカの 作曲家。ヴァイオリン・ソナタは12音技法を中心とした表現主義的な音楽だ が、ヨーロッパ前衛とは一線を画し、厳しい表現のなかにも硬質な抒情性が 漂う。カプリース変奏曲はパガニーニの無伴奏ヴァイオリンのためのカプリ ースを意識した51曲からなる90分の大作で、19世紀ロマン派のスタイルと20 世紀のスタイルが折衷されている。 MSV28517 ¥1850 「内部へ(inward)」 (1)ドミニク・カルスキ(b.1972):ストリーム・フォーム(バスFl)(2003) (2)ブライアン・ファーニホー(b.1943):ユニティ・カプセル(1975-6) (3)エバン・ジョンソン(b.1980): クラヴサンに触れる技術II-ヴァイオリンを伴うピッコロのための(2009) (4)マリン・バング(b.1974):アルファー波(アルトFl) (5)サルバトーレ・シャリーノ(b.1947):ヴィーナスの花とその美神(1989) (6)ジョン・クロフト(b.1971): 「それはオーラが揺れて」(アルト・フルートとエレクトロニクスのための) (2007) (7)リチャード・バレット(b.1959):「内部へ」(Fl&打楽器)(1994-5) リチャード・クレイグ(Fl)、 (3)K.ヘルクヴィスト(Vn)、 (7)P.ランゲンドルフ(Perc) 録音:2009-10年 クレイグはスコットランド出身のフルーティストで現代音楽を得意とするマ リオ・カローリ、ピエール・イヴ・アルトーらに師事、ここに収められた作 曲家以外にラッヘンマン、エンノ・ポッペ、サーリアホ、フラーなどヨーロ ッパ前衛の作品を積極的に初演、演奏している。本CDはとファーニホー以下、 特殊奏法のオンパレードでフルートとは思えない、電子音楽のような響きが 繰り広げられる。 <MSR> MS1386(2CD+ボーナスDVD) ¥3960 「ジ・アメリカン・ストリング・プロジェクト10周年記念」 (全曲バリー・リーバーマンによる弦楽合奏のための編曲) CD1)メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第4番ホ短調Op.44-2 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番「ラズモフスキー第2番」 CD2)ヴェルディ:弦楽四重奏曲ホ短調 F.J.ハイドン:弦楽四重奏曲第66番ト長調Op.64,No.4 ブラームス:弦楽四重奏曲第2番ト長調Op.111 (ボーナス DVD)ドキュメンタリー・リハーサル&コンサート (プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第2番より/シューマン:弦楽四重奏曲第3番 より/ファリャ:7つのスペイン民謡より) ジ・アメリカン・ストリング・プロジェクト(弦楽オーケストラ) 録音:2010年5月ライヴ(CD1&2)、2009年5月(ボーナスDVD) 弦楽四重奏曲をメンバーを増員して弦楽オーケストラで演奏する試みはこれ までにもありました。古くはマーラー編曲によるシューベルトの「死と乙女」 、バーンスタインが自ら編曲しウィーン・フィルを指揮したベートーヴェン の後期弦楽四重奏曲、ベルクの「抒情組曲」は作曲者が自ら楽章を選んで弦 楽オーケストラに編曲しました。しかしこれほど組織立って弦楽四重奏をオ ーケストラとして演奏している団体はないでしょう。ジ・アメリカン・スト リング・プロジェクトは数ある古今の弦楽四重奏曲を自分たちで選曲し編曲 して弦楽オーケストラとして演奏している団体です。しかしただ弦楽四重奏 を増員して、同じパートを何人かで弾いているのではなく、曲想にあわせて、 部分的にソロにしたり再びテュッティにしたりと合奏協奏曲的な心憎い配慮 がされているのです。メンデルスゾーンは新しい弦楽のための交響曲が発見 されたような気分、ベートーヴェンは骨太の音楽がやはり交響曲を彷彿とさ せ、ヴェルディ、ブラームスの、その堂々とした佇まいは全く新しい曲を聴 いているような気分になります。ジ・アメリカン・ストリング・プロジェク トは全米オーケストラの生え抜きの弦楽奏者有志で編成され、毎年コンサー トを行っています。 MS1337 2枚組 ¥3960 フーゴー・ヴォルフ(1860-1903):メーリケ歌曲集(全53曲) CD1【1.療養者が希望に寄せて/2.少年と蜜蜂 3.夜明け前の心地よいひととき/4.狩人の歌/5.鼓手/6.彼は来た 7.捨てられた女中さん/8.出会い/9.恋は飽くことを知らぬもの 10.歩く旅/11.エオリアン・ハープに寄す/12.隠遁/13.明け方に 14.アグネス/15.旅路にて/16.妖精の歌/17.庭師/18.四月の山黄蝶 19.真夜中に/20.クリスマスローズに I/21.クリスマスローズに II 22.嘆息/23.一枚の古い絵に/24.春に 25.「眠るみどりごイエス」-フランチェスコ・アルバーニの絵を見て 26.聖週間】 CD2【27.新年に-聖歌/28.祈り/29.眠りに/30.新しい愛 31.私の慰めはどこに/32.恋人に/33.ペレグリーナ I 34.ペレグリーナ II/35.問いと答え/36.さよなら/37.郷愁 38.風の歌/39.それを思え、おお魂よ!/40.狩人/41.ある年寄りの助言 42.少女の初恋の歌/43.恋焦がれる男の歌/44.炎の騎士 45.ニクセのビンゼフース/46.ヴァイラの歌/47.ムンメル湖の精霊たち 48.コウノトリの知らせ/49.戒め/50.頼みごと(戯れ歌) 51.ある結婚式で/52.身の上話/53.お別れ】 スーザン・ダン(ソプラノ)、 トーマス・ポッター(バリトン)、 ジョン・ウストマン(ピアノ) スーザン・ダンはグラミー賞受賞歴のあるソプラノでヴェルディ歌いとして ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場などの舞台に立ち、ショルティ、 シャイー、メータとも共演する一方、マーラー、R.シュトラウス、ヴォルフ などリートにも意欲を燃やしている。ポッターもヴェルディ歌いのバリトン としてパヴァロッティ、キリ・テ・カナワ、クルト・モルらと共演し確かな キャリアを築いている。二人のヴェルディ歌手が歌うヴォルフの精妙な世界。 ベテランの伴奏ピアニスト、ウストマンがバックを務めます。 MS1339 ¥1980 ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78 ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100 ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108 ジーナ・シフ(Vn)、 キャメロン・グラント(Pf) 録音:2007年9月ニューヨーク ジーナ・シフはニューヨーク・タイムズ紙に「ハイフェッツの再来」と絶賛 され、現在ヨーロッパ、アメリカを中心に演奏活動を行っているベテラン・ ヴァイオリニスト。彼女の初録音は1968年のMGM映画「フィクサー」のための モーリス・ジャルが書き下ろした無伴奏ヴァイオリン作品だった。多くの賞 の受賞歴があり、フィラデルフィア管、ロイヤル・スコティッシュ・ナショ ナル管と度々共演している。NAXOSよりブロッホのヴァイオリン協奏曲など をリリースし高い評価を得ている。 MS1167 ¥1980 J.S.バッハ(1685-1750):ゴールドベルク変奏曲BWV.988 アヴネル・アラド(Pf) 録音:2010年 アヴネル・アラドはイスラエル出身のピアニストで1998年にクーセヴィッツ キー・メモリアル・コンペティションで優勝した記念にカーネギー・ホール でゴールドベルク変奏曲を演奏してアメリカ・デビューを果たした。セイモ ア・リプキン、ルドルフ・フィルクスニー、エマニュエル・アックスに師事 し、確かな造形感覚と澄み切ったタッチでみずみずしいバッハを聴かせてい る。当レーベルからは他にショパンのワルツ全集(MS1133)、シューマンのク ライスレリアーナ(MS1001)が出ているほかHELICONレーベルからヤナーチェク のピアノ曲全集(HE1041)が出ている。 MS1284 ¥1980 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ集Op.31 ピアノ・ソナタ第16番ト長調Op.31-1/ ピアノ・ソナタ第17番ニ短調《テンペスト》Op.31-2/ ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31-3 トーマス・サウアー(Pf) 録音:2009年ニューヨーク トーマス・サウアーはソリストとしてカーネギー・ホール、ロックフェラー ・センターなどで演奏を行っているアメリカの中堅で派手なスタンド・プレ ーはないものの曲の造形を最優先に考えた堅実な演奏に定評がある。室内楽 の分野でもジュリアード四重奏団などと共演。MSRからは既にハイドンのピア ノ・ソナタ集(MS1084)がある他、Arabesqueレーベルからはブリテン、シュニ トケなど20世紀作品もリリースしている。ちなみに姓は、エミール・フォン ・ザウアーと同じスペルですが、血縁関係があるかは不明。 MS1310 ¥1980 「ロングアイランド・ソングズ」-ソプラノ歌曲集 (1)トム・シピロ:ロングアイランド・ソングズ (2)ジョージ・ブルンナー:3つの日本の歌 (3)アン・ディンスモア・フィリップス :野の百合を見よ/私の記憶では/信仰の遵守とは? 高く舞い上がる鳥はなく (4)クリスティアン・マクレアー:3つの光の小品/永遠なる至福を望む (1)-(4)モニカ・ハート(Sop)、 (1)トム・シピロ(Pf)、(2)ノビー・イシダ(Pf)、 (3)アン・ディンスモア・フィリップス(Pf)、 (4)クリスティアン・マクレアー(Pf) 録音:2009年 モニカ・ハートはネヴァダ州リノ出身のソプラノ。アメリカ国内でオペラ、 リサイタル歌手として活動している。収められている作品はいずれも叙情的 で親しみやすいものばかり。ジョージ・ブルンナーの「3つの日本の歌」は 小野小町、和泉式部の和歌(英訳)が歌詞に使われている。 MS1318 ¥1980 「ビューティ・イン・アメリカ」-フルートのための新しい音楽 (1)ロバート・ビーザー:マウンテン・ソングズ (2)ゲーリー・ショッカー:緑の地 (3)マーク・オコーナー:フォーレン (4)スティーヴン・ジャンマリーノ:新しい地への旅 カーラ・アウルド(Fl)、 (1)アナ・マリア・ロサド(Grt)、 (2)(3)(4)E.ジェイコブセン指揮ザ・ビューティ・イン・アメリカ管弦楽団 録音:2009年 カーラ・アウルドはアメリカのフルーティストでアメリカ国内で室内楽、ソ リスト、オーケストラの奏者として活動している。このアルバムは彼女初の ソロ・アルバム。すべてアメリカの作曲家によるもので穏健で暖かな雰囲気 をもつものばかり。良質のBGMといった仕上がり。 MS1343 ¥1980 ビル・ロビンソン(b.1955):ヴァイオリン作品集 (1)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番(1979-2003) (2)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第10番(1979-2003) (3)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第11番(1979-2003) (4)ゴーヴィンダ・ソナタ(2006) (5)アーナンダ舞曲集(2008-09) エリック・プリッチャード(Vn)、 (4)(5)ランドール・ラヴ(Pf) 録音:2009年9月,10月ノースカロライナ州ダーハム ビル・ロビンソン(人間風車とは別人)はテキサス州出身の作曲家でイースト マン音楽院で学んだ。ヒンドゥー教の思想に傾倒し、そうした思想を作品に 反映させているという。合唱と管弦楽のための《マントラ・カンタータ》と いった大作も発表している。作風は新ロマン主義といった所でバルトーク、 ジャズ、バーンスタインの反響を聴き取ることが出来る。 MS1349 ¥1980 「ウーマン・スピリット」-リビー・ラーセン(b.1950):歌曲集 ポルトガルからのソネット(1988)/私のアントニア(2004)/ マーガレット歌曲集(1998)/ 試してみて、良き王よ-ヘンリー8世の妻の最後の言葉(2002) アン・テダーズ(Sop) マーヴァ・デュアークセン(Pf) 録音:2007-2008年 リビー・ラーセンは管弦楽、室内楽、声楽曲、打楽器、テープ作品と多くの ジャンルの作品を既に400曲以上手掛けグラミー賞も受賞している。調性に 基づく穏健で叙情的な歌曲集。 MS1356 ¥1980 「さわやかな朝に」 -フランスのピリオド楽器によるフルート作品集 フィリップ・ゴーベール(1879-1941): (1)フルート・ソナタ第3番(1934)/(2)3つの水彩画(1915) (3)フルート・ソナタ イ長調(1917) (4)夜想曲とアレグロ・スケルツァンド(1906) (5)クロード・ドビュッシー(1862-1918):シランクス(1913) イマヌエル・デイヴィス(Fl,1865‐ 6年頃ルイ・ロット製No.888)、 (3)ケーテ・ヤルカ(Vc)、 (1)-(4)ティモシー・ラヴレース(Pf,1899年エラール社製) 録音:2009年12月ミネアポリス フィリップ・ゴーベールはフランスのフルート奏者で作曲家。ドビュッシー、 ラヴェルの影響を受けたフランス的で華麗でお洒落なフルート作品を数多く 残した。フルートのイマヌエル・デイヴィスはバッファロー・フィル、ミネ ソタ響などと共演、イエール大学では教鞭も執っている若手。 MS1358 ¥1980 「カンティレーナ」-フルートとオルガンのための抒情的な音楽 ジョン・ウィーヴァー(b.1937):ラプソディ ロザリー・ボナイトン(b.1946):カンティレー ジェハン・アラン(1911-1940):3つの楽章 ハンス・ヒラー(1873-1938):宗教的なアンダンテ J.S.バッハ(1685-1750):フルート・ソナタBWV.1032 マルセル・デュプレ(1886-1750):前奏曲Op.12-5(C.キャラハン編) ラースロ・キラーイ(b.1954):3つのミニアチュア フランツ・ラハナー(1803-90):エレジー フランク・マルタン(1890-1974):教会ソナタ マリアニエロ=リース・デュオ: 【リンダ・マリアニエロ(Fl)、キース・リース(Org)】 録音:2009年テネシー マリアニエロ・デュオは1994年に結成され、ニューヨークを始め、アメリカ 国内の教会で定期的にコンサートを行っている。フルートのリンダ・マリア ニエロはバイエルン放送響ほかオーケストラとの共演も多い。当MSRレーベル からは他に「フルートとオルガンのためのアメリカの音楽」(MS1069)がある。 MS1362 ¥1980 「もうひとつの時へ」-キム・ヨンキョン・1920年の歴史的オルガンを弾く シリル・ジェンキンス(b.1885-1978):夜明け マルセル・パポノー(1893-1988):トッカータ/サン=サーンス:幻想曲 グレインジャー:植民地の歌(キム・ヨンキョン編) リスト:アルカデルトのアヴェ・マリア ジョセフ・ボネ(1884-1944):エルフェ ギィ・ウェイツ(1883-1959):グラン・クール ケテルビー:修道院の庭で/ドビュッシー:アラベスク第1番(L.ローク編) ギルマン:演奏会用小品/C.ジェンキンス:夜明け キム・ヨンキョン(Org) 録音:2009年11月聖マリア・カトリック教会,オハイオ州デイトン ユン・キョン・キムは韓国出身のオルガニストで16才で渡米、1993年に若手 オルガニストのためのノースウェスト・レリジョナル・コンペティションに 優勝している。使用のオルガンは1859年に設立されたオハイオ州聖マリア・ カトリック教会の歴史的オルガン。 MS1368 ¥1980 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調Op.31-3 グラナドス: 「ゴイェスカス」より「愛の言葉」「嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす」 シューマン:ユーモレスクOp.20 アンバー・イ=シャン・リャオ(Pf) 録音:2010年ニューヨーク アンバー・イ=サン・リャオは台湾出身のピアニストで現在はアメリカ在住、 マンハッタン音楽院とピーボディ・インスティテュートで学び、ローズマリ ー・ミルホランド賞ほか様々な賞を受賞している。 MS1376 ¥1980 「輝き、生まれよ!/聖典と聖歌の祭典」 プレトリウス:来たれ汝・地球の救い主 フェルコ:オー・ヴェルブム・パトリス リカーズ:来たれ我らが長らく待ったイエス ディ・ラッソ:エルサレムのブドウ園 ヘルムスリー:おお彼は雲とともに降臨された 他、全32トラック(音楽は12トラック) ブルース・J.・バーバー(指揮)聖ジェイムズ大聖堂合唱団 録音:2010年シカゴ シカゴの聖ジェイムズ大聖堂合唱団による新旧様々なキャロル集。曲の間に 聖書の朗読が入る。 MS1377 ¥1980 「ロマンティックなイギリス歌曲集」 ブリッジ:吹け吹け冬の風よ/憧れ/最後のお願い/愛は去ってしまった エルガー:彼女は市場に行っていませんか?/ロンデル/詩人の生活 夜明けの風 クィルター:ゆけ愛しいバラよ/いま真紅の花びらは眠る/愛の哲学 ヴォーン=ウィリアムズ:旅の歌(全9曲) スタンリー・ウィルソン(Ten)、 マルコム・ハリデイ(Pf) 録音:2010年 19世紀から20世紀にかけて活躍したイギリスの作曲家たちの歌曲集。スコッ トランド、アイルランド民謡を思わせる素朴なメロディに印象派の影響を受 けた近代的で華麗なピアノ伴奏がついたノスタルジックな歌曲。テノールの スタンリー・ウィルソンはメトロポリタン歌劇場の舞台にも立つアメリカ期 待の若手。初めて聴くのに何故か懐かしい近代イギリスの作曲家たちによる 歌曲集! MS1379 ¥1980 「ヴィオラ・ソナタ集」 (1)ウィリアム・フラックトン(1709-98): ソナタ ハ長調Op.2-4/ソナタ ハ短調Op.2-8/ソナタ ニ長調Op.2-5 ソナタ ト長調Op.2-6/ (2)ヘンデル(1685-1759):ソナタ ト短調Op.1-6,HWV364A (3)C.F.アーベル(1723-1787):ソナタ ハ長調WKO.184 カスリーン・スティーリー(Va) (1)(2)ヴィンセント・デ・ヴリース(Cemb)、 (3)アドリエンヌ・スティーリー(Vc) 録音:2010年テキサス カスリーン・スティーリーはアメリカの中堅ヴィオラ奏者でフロリダのジャ クソンビル響、ワチタ響の首席を勤める傍ら、室内楽の演奏にも精力的に取 り組んでいる。チェンバロのヴィンセント・デ・ヴリースはアール・ワイル ドに師事しラフマニノフ、プーランクなどを得意とするピアニストとしても 活動。 MS1380 ¥1980 「ドイツ・バロック音楽の至宝」 クヴァンツ(1697-1773):トリオ・ソナタ ハ長調 ブクステフーデ(1637-1707):前奏曲ハ長調BuxWV137(オルガンのみ) テレマン(1681-1767):トリオ・ソナタ イ長調TWV42:A2 パッヘルベル(1653-1706):幻想曲ニ短調(オルガンのみ) ファッシュ(1688-1758):ソナタ ト長調 リューベック(1654-1740):プレアムブルム ハ短調第2番(オルガンのみ) テレマン:ソナタ ホ短調TWV40:146 J.S.バッハ:バビロンの流れのほとりにBWV.653(オルガンのみ) クヴァンツ:フルート・トラヴェルソ二重奏曲イ短調Op.2-2 パッヘルベル:変奏を伴うアリエッタ ヘ長調(オルガンのみ) ザ・ハノーヴァリアン・アンサンブル: 【J.ソルム(Flトラヴェルソ)、R.ウィトン(Flトラヴェルソ&リコーダー)、 N.スターン(リコーダー)、A.フィアッコ(Vc)、K.トリトル(Org&Cemb) 録音:2009年 ザ・ハノーヴァリアン・アンサンブルはピリオド楽器を使ったアンサンブル で当MSRからテレマンのソナタ、協奏曲などをリリースしている。J.S.バッハ の前後の世代のドイツ・バロックの作品をトリオ・ソナタとオルガン独奏曲 を交互に、バラエティ豊かに選曲。 MS1385 2枚組 ¥3960 「道」-J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲(全曲) CD1【第1番ト長調BWV1007/第2番ニ短調BWV1008/第6番ニ長調BWV1012】 CD2)【第3番ハ長調BWV1009/第4番変ホ長調BWV1010/第5番ハ短調BWV1011】 ヘクン・ウ(Vc) 録音:2008年ウィラメット大学・ロジャーズ・ミュージック・センター, オレゴン集 ヘクン・ウは上海出身で上海音楽院で学んだ後、パリ音楽院で研鑽を積み、 渡米後にポウル・トルトゥリエ、ザラ・ネルソヴァらに師事した。ソリスト として上海響、中国中央楽団と共演の他、指揮者としても活躍している。全 体にテンポをゆっくりめに取り、旋律を大らかに歌わせるバッハである。 MS1387 ¥1980 「カーソン・クーマン(b.1982):弦楽のための室内楽作品集」 (1)空への旅-あらゆる楽器の組み合わせのための(2009) (2)シューマン・セレナード-弦楽三重奏のための(2007) (3)ピアノと弦楽のための四重奏曲《海の典礼》(2009) (4)エスタンピー-2つのヴァイオリンのための (5)トンボー・アリア-弦楽四重奏のための(2003) (6)カヴァティーナ-ヴィオラとピアノのための(2008) (7)4つの警句的インヴェンション-弦楽四重奏のための(2003) (8)プランクトゥス-ヴィオラのための(2005) (9)ヴィオラ五重奏曲《不穏な喩え話》 -2つのヴァイオリン、2つのヴィオラとチェロのための(2009) (2)-(5)(7)(9)スロヴァキア・チェンバー・ソロイスツ団員 (1)カーソン・クーマン(Pf) (6)(8)サラ・ダーリング(Va) (6)ジェフリー・グロスマン(P) 録音:2010年 多作家で知られるアメリカの若手作曲家カーソン・クーマンの弦楽を中心と した室内楽作品集。空への旅はあらゆる楽器の組み合わせのためのとの但し 書きがあるが、ここではピアノ独奏で演奏されている。いずれもバルトーク、 キース・ジャレットを思わせる現代のロマン主義といった雰囲気を持ってい る。 <若林工房レーベル> WAKA 4155-56 2枚組 ¥3600 「シューベルト:ピアノ作品集-2/イリーナ・メジューエワ」 シューベルト(1797-1828): disc-1 ピアノ・ソナタ (第14番) イ短調 D.784 4つの即興曲 作品142 D.935 disc-2 さすらい人幻想曲 ハ長調 D.760/ さすらい人 (リスト編曲)/水車小屋の男と小川 (リスト編曲) 連祷 (リスト編曲)/3つのピアノ曲 D.946 イリーナ・メジューエワ(ピアノ) 録音: 2011年4月&6月、新川文化ホール(富山県魚津市) 「ショパン:ノクターン全集」が2010年度レコードアカデミー賞(器楽曲部門) に輝いたロシア出身の実力派メジューエワによるシューベルト・シリーズ第 二弾。今回のプログラムは、1822-23年に作曲された二つの重要な作品(「さ すらい人幻想曲」、「ピアノ・ソナタ 第14番」)と晩年の傑作(「即興曲集 作品142」、「3つのピアノ曲 D946」)という二つの核のほかに、シューベル ト歌曲をリストがピアノ独奏用にアレンジした3曲をカップリングするとい う意欲的な内容です。「ソナタ 第14番」は1992年(オランダ、Erasmusレー ベル)以来、「3つのピアノ曲 D946」は2005年(若林工房)以来の再録音。重 厚堅固な構築性と自発的即興性がバランスよく結びついた弾きっぷりは、メ ジューエワの一層の進化・深化を物語るものでしょう。若くして逝った天才 シューベルトの孤独と悲哀に満ちた心の奥底を詩情豊かに聴かせる充実の 二枚組です。 「…内省的で厳しく、恐ろしい音が全体を支配したかと思うと、ふと優しく 包み込むような音で癒してくれる。メジューエワさんはこの対極にある音楽 を、みごとなまでに表情豊かに聞かせる。」 (高坂はる香/ライナーノートより) <ARTS> 47757-8(SACD-Hybrid) ¥2080 「幻影/リスト・ピアノ作品集」 フランツ・リスト(1811-1886): 夕べの調べ(超絶技巧練習曲第11番) 2つの伝説(小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ, 波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ) アヴェ・マリア「ローマの鐘の音」/ハンガリア狂詩曲第12番/聖ドロテア 幻影(超絶技巧練習曲第7番)/パーテル・ノステル(詩的で宗教的な調べ第5番) マーティン・ベルコフスキー(Pf) 録音:2010年9月DSD,78:27 マーティン・ベルコフスキーは1943年生まれでベラルーシに祖先を持つアメリ カのピアニスト。ブゾーニに弟子であったミェチスラフ・ムンツ、アルトゥー ル・シュナーベルの弟子であったコンラート・ウォルフらに師事、19世紀ロマ ン派のヴィルトゥオジティと現代のピアニズムを融合した華麗な演奏スタイル を持つ。ロマン派のほかアラン・ホヴァネスなど20世紀の音楽もレパートリー にしている。EMI、KOCH、NIMBUSから多数の録音が出ている。 47758-8(SACD-Hybrid) ¥2080 アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725): (1)合奏協奏曲集(出版1740,ロンドン)(第1番へ短調、第2番ハ短調、 第3番へ長調、第4番ト短調、第5番ニ短調、第6番ホ長調) (2)チェロ・ソナタ集(第1番ニ短調、第2番ハ短調、第3番ハ長調) マウロ・ヴァッリ(Vc)、 オッターヴィオ・ダントーネ指揮 アカデミア・ビザンチーナ 録音:2000年ラヴェンナ,イタリアDSD,78:27 47616-2(24/96シリーズ)で出ていたもののSACD化。さらに音の解像度が増し、 みずみずしい音質に。チェンバロの質感などもきらきらと臨場感のあるものに なりました。 <OTAKEN RECORDS> TKC-334 ¥2080 (1)ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」Op.55 (2)モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲 (3)R.シュトラウス:交響詩「死と変容」Op.24 ブルーノ・ワルター(指揮) (1)シンフォニー・オブ・ジ・エア、(2)(3)NBC交響楽団 録音:(1)1957年2月3日 カーネギー・ホールにおけるトスカニーニ追悼コン サート・ライヴ (2)1951年2月24日 コンサート・ライヴ、(3)1951年 コンサート・ライヴ 音源:未通針見本盤 このCDの音源となった原盤は、某所より蔵出しされた未通針の見本盤です。 この追悼エロイカは、かのフルトヴェングラーのウラニアのエロイカに唯一 匹敵する演奏と言われ、確かに1楽章後半から2楽章の全ては、ことによると、 ウラニアのエロイカより、立体的で彫りの深い表現という点では、上回って いるかも知れません。ただ残念なことに、これまでの復刻盤は音質が悪く、 演奏の真価を正しく伝えるものではありませんでした。今回の見本盤は、 レコードと思えないぐらいノイズがなく、おそらく限りなくマスター・テー プに近いものとなっており、今後は本CDをもって追悼エロイカが語られるこ とになるのでは、と思われるほどです。もちろんこの復刻をもってしても元 のカーネギー・ホール特有のデッドな響きは変わることはありませんが、こ こは、変な響きを後付けすることなく、オリジナルを生かした復刻で行きた いと存じます。バイロイトの第九が一期一会の演奏であるように、この追悼 エロイカも、巨星の死を目の当たりにしたエアの楽員共々、ワルターの数あ るエロイカの中でも、特別な高みに達した演奏です。尚、問題の終演後の拍 手ですが、追悼演奏会であるとの主旨を鑑み、起こりかけた拍手をワルター が止めたという言い伝えが事実なら、この見本盤はオリジナルのままが収め られております。 (オタケン・レコード太田憲志) TKC-339 ¥2080 ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮) バイロイト祝祭管弦楽団及び合唱団 エリーザベト・シュヴァルツコップ(S) エリーザベト・ヘンゲン(コントラルト) ハンス・ホップ(テノール) オットー・エーデルマン(バス) 録音:1951年7月29日,バイロイト祝祭劇場における実況録音 音源:ブライトクランク白レーベル非売品見本盤 今回、このCDの音源となったレコードは、厳重空調管理された某盤庫より蔵出 しされた未通針と思われるいわゆる白レーベル・非売品見本盤です。 小生が学生時代に聴いたフルトヴェングラーの量産品のブライトクランク盤は、 売り払って確認出来ないのが残念ですが、もっと寝ぼけた音だったはずであり、 当時の再生装置から今のはグレードアップしているとは言え、その分を差し引 いても、今回の見本盤の音は良過ぎです。ご承知のように見本盤は、マスター からスタンパーが起こされ、最初に手動でプレスされた盤のことで、きわめて マスターに近い音が再生されます。この度、ブライトクランクは、当時のマス ターにおいて、実に驚くべき音で鳴っていたことが、完璧に保存されていた 見本盤によって、実証されました。ブライトクランクは、単なる擬似ステで はなく、フルトヴェングラーの実演を聴いたと思われるエンジニアの、その 再現を試みた、きわめて真面目な仕事であると言えます。 今回の当CDの復刻においては、特に、従来盤CDに見られたデジタル的ストレス からも開放されており、最高音質と謳われた当社TKC309よりダイナミックレン ジも、きわめてナチュラルな広がりを見せております。さらに、えらいこっ ちゃーと思ったのは、合唱がこれまでのどの盤より明瞭に分離し、演奏のディ テールもより克明に聞こえるようになった点です。まさに、あなどるなかれブ ライトクランクです。何をもって良しとするかによって違いはありますが、 このCDを「バイロイトの第九」のベスト復刻とする方も少なくないでしょう。 今回も、結局は今のエンジニアの趣味の反映でしかないデジタルリマスタリン グは、一切排しておりますので、揺るぎなき往年の音を最上級のクオリティ で楽しんでいただけます。是非まずは御一聴の程、宜しくお願い申し上げます。 (オタケン・レコード太田憲志) <GENUIN> GEN 11211 ¥1980 「フルートとオーボエのための二重奏曲集」 アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):二重奏曲Op.13 W.F.バッハ:2つのフルートのためのソナタ第1番ホ短調 ロベルト・ズーター(1919-2008):5つの二重奏曲(世界初録音) W.F.バッハ:2つのフルートのためのソナタ第3番変ホ長調 アルベルト・メーシンガー(1897-1985):7つの寓話(世界初録音) W.F.バッハ:2つのフルートのためのソナタ第4番へ長調 ハインツ・ホリガー(Ob)、 フェリックス・レングリ(Fl) 録音:2010年,70'23 20世紀を代表する作曲家で名オーボエ奏者と名手レングリが二重奏を吹きまく ります。ホリガー71才の時の録音。管楽器奏者としては高齢だが、全くそれを 感じさせない。W.F.バッハの二本のフルートのためのソナタ(もちろんオーボ エとフルートで吹いいる)と20世紀の作品が交互に演奏されている。ヒナステ ラの二重奏曲は南米の民謡を思わせる楽しい作品。ズーターの5つの二重奏曲 はヨーロッパの正統的前衛音楽。 GEN 11209 ¥1980 「バロック・オーボエ協奏曲集」 C.P.E.バッハ:フルート(オーボエ)協奏曲ニ短調Wq.22 J.S.バッハ:オーボエ(ヴァイオリン)協奏曲第1番イ短調BWV1041 G.P.テレマン:オーボエ・ダ・モーレ協奏曲イ長調TWV51:A2 J.S.バッハ:オーボエ(ヴァイオリン)協奏曲第5番ト短調BWV1056 ラモン・オルテガ・クエロ(Ob)、 ポツダム・カンマー・アカデミー 録音:2010年10月イエス・キリスト教会,ベルリン バイエルン放送響の首席オーボエ奏者ラモン・オルテガ・クエロ(1988年生ま れ)は2007年ドイツのミュンヘンで開催されたARD国際音楽コンクールで優勝し、 近年人気が急上昇しているスペイン出身の若いオーボエ奏者。バレンボイムの ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団にも参加していた。澄み切った甘 い音色、バロック特有のメカニックな動きも申し分ない。今後の活躍が期待さ れる。 GEN 11201 ¥1980 シューマン:「謝肉祭」 Op.9 ショパン:ポロネーズ 変イ長調 Op.61 「幻想ポロネーズ」 ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.36 アナスタシア・ヴォルチョク(ピアノ) 録音:2010年7月4-6日、ライプツィヒ モスクワ出身のピアニスト、アナスタシア・ヴォルチョクがGENUINに初登場。 ヴォルチョクはゲルギエフとの共演やNOVARISへの録音で知られている。一件、 名曲3つを並べただけのように思えるが、シューマンの「謝肉祭」とショパン の幻想ポロネーズはともにラフマニノフが得意とした曲で、そこにヴォルチョ クは関連性を見出そうとしたようだ。ラフマニノフは1931年の改訂版を基本と している。 GEN 11198 ¥1980 「ドイツ音楽コンクール2008優勝者-デュオ・リウル」 ルトスワフスキ:5つの舞踊前奏曲/ベルク:4つの小品 Op.5 ドビュッシー:第一狂詩曲/ユン・イサン:リウル ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120-1 ドビュッシー:クラリネットとピアノのための小品 デュオ・リウル: 【ゼバスティアン・マンツ(Cl)、マルティン・クレット(Pf)】 録音:2008年12月12日、ミュンヘン ドイツ音楽コンクール2008年の受賞者、デュオ・リウルによるクラリネットと ピアノの作品集。クラリネットのゼバスティアン・マンツは1986年、ハノーフ ァー生まれ。まだ20代だが、圧倒的な高評価を得ているクラリネット奏者であ る。マルティン・クレットは1987年、ハンブルク近郊のブクステフーデ生まれ のピアニスト。若い二人の生み出す音楽は素晴らしく新鮮である。 GEN 11202 ¥1980 「イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.27(全曲)」 ソナタ第1番 ト短調 Op.27-1/ソナタ第2番 イ短調 Op.27-2 ソナタ第3番 ニ短調 Op.27-3/ソナタ第4番 ホ短調 Op.27-4 ソナタ第5番 ト長調 Op.27-5/ソナタ第6番 ホ長調 Op.27-6 ユディト・インゴルフソン(ヴァイオリン) 録音:2010年1月5-7日、マルククレーベルク, ユジェーヌ・イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全集に、ジュディス・イン ゴルフソンが挑んだ。インゴルフソンは1973年、アイスランド生まれ。1998年、 インディアナポリス国際ヴァイオリンコンクールで金賞を受賞、米国を中心に 活躍している。 GEN 11203 ¥1980 「クレイン&フェインベルグ:ヴァイオリン・ソナタ集」 グリゴリー・クレイン(1879-1957): ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.11/詩 Op.25 ヤクートの主題による二つの小品 サムイル・フェインベルグ(1890-1962):ヴァイオリン・ソナタ Op.46 イロナ・テン=ベルク(Vn) ミヒャエル・シェーファー(P) 録音:2010年5月23-24日、ミュンヘン グリゴリー・クレイン(1879-1957)とサムイル・フェインベルグ(1890-1962) という、二人の同世代のユダヤ系ロシア人作曲家のヴァイオリン・ソナタが 収録されている。ドイツ語圏でも活躍したクレインの音楽はたいへんに西欧的 で、末期ロマン派的魅力に富んでいる。一方フェインベルグは、渋さと厳しさ のある作風。イロナ・テン=ベルクはバイエルン国立管弦楽団、バイエルン 放送交響楽団のコンサートミストレスを務めたヴァイオリニスト。当コンビ はレスピーギのヴァイオリン作品全集やラッザーリ&アンドレーエのヴァイ オリン・ソナタ集など、近代の秘曲を積極的に紹介している。 GEN 11204 ¥1980 メンデルスゾーン: 弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調 Op.80 弦楽四重奏のための4つの小品 Op.81 ヘンゼル=メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 変ホ長調 メレル四重奏団 録音:2010年12月13-15日 弦楽四重奏曲第6番は、メンデルスゾーンが姉ファニーの死のショックを音楽 にぶつけた悲痛な作品。弦楽四重奏のための4つの小品のうちアンダンテとス ケルツォはメンデルスゾーンンの死の直前に書かれたもので、どこか陰鬱な 曲想が拭えない。その姉、ファンニ・ヘンゼルの弦楽四重奏曲も収録されて いる。彼女が「メンデルスゾーンの姉」と片付けてよい存在ではないことが 実感できる。メレル四重奏団は2002年結成の若い四重奏団。チューリヒを拠 点に活動している。 GEN 11205 2枚組(1枚価格) ¥1980 「ウルシュプルフ:ピアノ作品全集 第1集」(世界初録音) 5つの小品 Op.19 カヴァティーナとアラベスク Op.20 5つの幻想的小品 Op.2 アナ・マリヤ=マルコヴィーナ(ピアノ) 録音:2010年9月14-16日、ビーレフェルト ドイツ・ロマン派のピアノ曲マニア待望の録音。アントン・ウルシュプルフ (1850-1907)は、フランクフルト・アム・マインに生まれ没したドイツの作曲 家。教育家としても著名なことから分かるように、作風は概して保守的で、 彼の師匠であるヨアヒム・ラフを受け継ぐ存在だった。今日では忘れられた 存在だが、彼の音楽の慎ましくも品の良い音楽には独特の魅力がある。今回、 クロアチア生まれのピアニスト、アナ・マリヤ=マルコヴィーナによる全作 品録音の企画が始まった。もちろん世界初録音である。 GEN 11206 2枚組(1枚価格) ¥1980 フィリップ・ラシーヌ(b.1958):作品集 CD1) (1)磨耗の詩-大アンサンブルのための(2010) (2)不在(エリュアールと.アポリネールの詩による,2002-03)(合唱,Fl) (3)星々(2003-04)(Pf) (4)黙考-嘆き(1993)(バスFl、バスCl、Vc) (5)3つの歌曲(2001)(声&Pf) CD2) (6)プロムナード(ヴァイオリンとアンサンブルのための協奏曲)(2011) (7)ルーのための歌(G.アポリネールの詩による2004) (ソプラノ&小アンサンブル) (8)しかし昨日・・・(1998)(Fl&Pf) (9)3つの軸(2006)(3つのアルトSax) (10)放浪者の気分(2009/2010)(Fl&Cb) (1)ペーター・ヒルシュ(指揮)コレギウム・ノヴム・チューリヒ、 (2)フィリップ・ラシーヌ(Fl&バスFl)、 チューリヒ・ヴォーカル・アンサンブル (3)エリック・フェラン=ヌカウア(P) (4)フィリップ・ラシーヌ(バスFl)、エルネスト・モリナーリ(バスCl)、 ベアト・シュナイダー(Vc) (5)ルーベン・ドロール(Br)、イェンス・フューア(Pf) (6)ラファエル・オレグ(Vn)、 ユルグ・ヘンネンベルガー指揮アンサンブル・フェニックス・バーゼル (7)マルティナ・ボヴェ(S)、P.ラシーヌ(Fl)、 バーバラ・ボリンガー(Vn,Va)、S.ベールチ(Vc)、M.クライザー(Pf) (8)P.ラシーヌ(Fl)、ブリギッテ・マイアー(P) (9)エクササックス四重奏団員 (10)フェリックス・レングリ(Fl)、エディクソン・ルイス(Cb) 録音:1999-2011年 フィリップ・ラシーヌ(b.1958)は音楽をバーゼルとパリで学んだ。作曲のほか にフルート奏者としても活動しており、スイスの室内アンサンブル、コレギウ ム・ノヴム・チューリッヒのメンバーでもある。作風はポスト・セリエリズム の厳しい表現のなかにクリスタルの輝きを思わせるきらきらとした音色が散り ばめられている辺りはいかにもフランスの作曲家と思わせる。ブーレーズの作 品が好きな人にお勧め。 GEN 11207 ¥1980 「バッハ&ビーバー:ヴァイオリン・ソナタ集」 J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調BWV1016 H.I.F.ビーバー:ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調 J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調BWV1021 H.I.F.ビーバー:ヴァイオリン・ソナタ第8番イ長調 J.S.バッハ:パルティータ第3番ホ長調BWV1006 エフゲニー・スヴィリドフ(Vn)、 ジタ・ミキヤンスカ(Cemb) 録音:2011年3月、マルクレーベルク 2010年バッハ国際コンクール優勝者エフゲニー・スヴィリドフはロシアの若 手ヴァイオリニストでサンクト・ペテルブルクのR.コルサコフ音楽院でクリ スティアン・テツラフに学んだ。2008年にメニューイン国際コンクール、 2009年にハイフェッツ国際コンクールにそれぞれ上位入賞を果たしている。 現在ソリストとしてマリンスキー劇場管弦楽団、サンクト・ペテルブルク・ フィルなどと共演している期待の新人。 GEN 11208 ¥1980 「ドイツ音楽コンクール2010優勝者-ライプニッツ・トリオ」 フランク・マルタン:アイルランド民謡による三重奏曲 ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲へ短調Op.65 ジョセフ・フィンレイ(b.1981):ピアノ三重奏曲 ライプニッツ三重奏団: 【ピョン・ファ=ウォン(Vn)、レナ・ヴィンヨーザプトロ(Vc)、 ニコラウス・リンマー(Pf)】 録音:2011年, ドイツ音楽協会主催・ドイツ音楽コンクールは1975年に開始されたドイツ国内 の若い音楽家のための音楽コンクール(日本音楽コンクールのようなもの)で毎 年様々なカテゴリーのコンクールが行われている。ライプニッツ三重奏団は 2005年にハノーヴァーで結成された全員20代の若々しいグループ。フランク・ マルタンの珍しい「アイルランド民謡による三重奏曲」はイギリスの作曲家と はまた違った切り口でアイルランド民謡を扱った清冽な作品。美しい旋律と 活き活きとした舞曲で構成されている。ジョセフ・フィンレイの「ピアノ三重 奏曲」はバルトーク、リゲティにロックを折衷したようなポップな現代曲。 GEN11210 ¥1980 「サウンドスケープスII」 (ブローウェル、武満、ブラインドル:ギター作品集) レオ・ブローウェル(b.1939):森林のカンティレーナ 武満徹(1930-1996):エキノクス レジナルト・スミス・ブラインドル(1917-2003):G.ロルカの4つの詩 武満徹:森の中で ブラインドル:ソナタ第3番《エスドラロンの谷》 武満徹:ギターのための小品 ブラインドル:エトルリア前奏曲 ライナー・シュテークマン(G) 録音:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス ライナー・シュテークマンは、ヘッセン州マインハウゼン出身の中堅ギタリ ストで第1集(GEN88527)に続くサウンドスケープ・シリーズ第2弾。ここでは 武満徹の主に晩年期に書かれた円熟のギター曲を味わい豊かに弾いている。 ブラインドルの作品は1917年生まれのイギリスの作曲家で調性と旋法、無調 の間を揺れ動く瞑想的な音楽は武満にも合い通じる世界を持つ。なお武満徹 の「ギターのための小品」はシルヴァーノ・ブソッティの60才の誕生日の記 念に書かれたもので録音は珍しい。 GEN11533 ¥1980 「アルベニスへのオマージュ」 エンリク・モレーラ(1862-1942): 宗教的なアンダンテ、メランジア、嘆きと踊り フェリップ・ペドレル(1841-1922):クーラント、ガリャルダ イサーク・アルベニス(1860-1909): 入江のざわめき、アストゥリアス、コルドバ、セビーリャ マッシモ・パリス指揮 コンチェルト・マラガ室内管弦楽団 録音:2009年8月マラガ,DDD アルベニスと彼と親しかった二人のスペインの作曲家の弦楽オーケストラの ための作品を収録。モレーラはスペイン的な中にワーグナーの影響が見られ、 ペドレルは民族的というよりは古い宮廷音楽を模した様式を採っている。ア ルベニスはスペインの土地の名前がつけられた陽気で情緒豊かな小品集。コ ンチェルト・マラガは1996年に設立されたスペインの弦楽オーケストラで 2003年以降、作曲家でもあるマッシモ・パリスが指揮台に立っている。 |
<Channel Classics> CCSSA 31411(SACD-Hybrid) ¥2580※特別価格 プーランク:人間の顔 - 合唱作品集 ―― ミサ曲ト長調/7つの歌/小カンタータ《雪の夕暮れ》 カンタータ《人間の顔》 ピーター・ダイクストラ(指揮)、スウェーデン放送合唱団 フランスの近現代合唱作品にも精通するダイクストラ&スウェーデン放送合 唱団。第2次世界大戦中の1943年に作曲された大曲、二重合唱、12声のための カンタータ「人間の顔」は、2010年6月に行われた来日公演で大絶賛を博して おり、待望のリリースとしてさらに大きな注目が集まることだろう! CCSSA 31911(SACD-Hybrid) ¥2580※特別価格 オランダ・バロック協会・ミーツ・ミロシュ・ヴァレント - テレマンと18世紀の未出版舞曲集 ―― 常動曲/ポーランド風協奏曲ト長調/ポロネーズ ニ長調/イェニチェリ ムルキー/舞曲第322番/2つの舞曲/行進曲/他 ミロシュ・ヴァレント(ヴァイオリン)、 オランダ・バロック協会、 ヤン・ロキタ(ツィンバロン&リコーダー&ドゥドゥク&ズルナ) 古楽大国オランダが期待を寄せる若き精鋭たち、オランダ・バロック協会が、 マシュー・ホールズ、アレクシス・コセンコに続きリリース第3弾で迎える ソリストは、バロック音楽と18世紀中央ヨーロッパの伝統音楽のスペシャリ スト、ミロシュ・ヴァレント! イタリアとフランス、そしてポーランドの様式、民族音楽から影響を受けて いるテレマンの音楽と、民族音楽の写本ウーロヴェク・コレクション(1730) とのコラボレーション・プログラムでは、ミロシュ・ヴァレント、ツィンバ ロン奏者のヤン・ロキタが大活躍! CCS 30611 ¥2180 ダンシング - ジャズフィーヴァー ―― ヴォルペ:組曲(Twentiesより) ブリアン:アメリカ組曲 マルティヌー:ジャズ組曲 シェイベル:2つのジャズオレッツ ミヨー:バレエ音楽《世界の創造》Op.81 エボニー・バンド アメリカから伝わり、ヨーロッパを縦断した"ジャズ・フィーヴァー"から影 響を受けた作曲家たち、ミヨーやマルティヌーのJAZZYなプログラム。 スタイル、編成を問わない、膨大な数のレパートリーを誇るエボニー・バン ドは、RCOの元首席オーボエ奏者、ヴェルナー・ハーバースを芸術監督とし て1990年に結成されたオランダの高機能アンサンブル。オリジナリティあふ れるスタイルとプラグラムは根強い支持を得ている。 <Glossa> GCD 921622 2枚組 ¥3450 カンプラ:オペラ・バレ《ヴェニスの謝肉祭》 エルヴェ・ニケ(指揮)、 コンセール・スピリチュエル、 サロメ・アレール(ソプラノ)、マリーナ・デ・リーソ(メゾ・ソプラノ)、 アンドルー・フォスター=ウィリアムズ(バリトン)、 アラン・ブエ(バリトン)、マティアス・ヴィダル(オート・コントル)、 サラ・ティナン(ソプラノ)、 ブランディーヌ・スタスキェヴィチ(メゾ・ソプラノ)、 ルイージ・デ・ドナート(バス) フランス・バロックの新しい舞台音楽のスタイル"オペラ・バレ"を確立、発展 させるという大仕事を実現させたカンプラ。 聖職者、舞台音楽作曲家の両立が許されず、大聖堂の楽長を解任されてしまう カンプラだが、18世紀の到来を目前に控えた1699年にパリで完成した「ヴェニ スの謝肉祭」は、大成功を収めた「優雅なヨーロッパ」と並ぶカンプラの舞台 音楽の代表作に位置付けられている。 カンプラの"宗教音楽"の演奏、解釈にも定評のあるエルヴェ・ニケとコンセー ル・スピリチュエル。「ヴェニスの謝肉祭」が"舞台音楽作曲家"カンプラの本 格復興に大きな影響を与えることは間違いないだろう。 録音:2011年1月、サル・コロンヌ(パリ) GCD 920412 2枚組 ¥3450 アントワーヌ・フォルクレ&ジャン=バティスト・フォルクレ: ヴィオールと通奏低音のための曲集 ―― ヴィオールと通奏低音のための曲集第1組曲/第2組曲/第4組曲/第3組曲 /第5組曲 パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、 グイド・バレストラッチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、 ロルフ・リスレヴァン(テオルボ&バロック・ギター)、 エドゥアルド・エグエス(テオルボ&バロック・ギター)、 グイド・モリーニ(チェンバロ) 太陽王ルイ14世に認められ17歳でヴェルサイユの宮廷音楽家となったアントワ ーヌ・フォルクレ(1671-1745)と、不遇の青年時代を過ごしながらも43歳で宮 廷音楽家に任命されたジャン=バティスト・フォルクレ(1699-1782)のフォル クレ親子。 父アントワーヌの29曲と、息子ジャン=バティスト自作の3曲を組み合わせて 1747年にパリで出版された「ヴィオール曲集」は、"悪魔のフォルクレ"とも 呼ばれるヴィオラ・ダ・ガンバ技法の頂点を極めた大作である。 マレ、サント=コロンブ、J.S.バッハからインプロヴィゼーションまで。古 楽界に旋風を巻き起こし続けるパオロ・パンドルフォ渾身のフォルクレ、堂々 の復活です! 録音:1994年2月&1995年4月、モンテヴァルキ・ディ・アレッツォ(イタリア) <Piano21> P21 041-N 2枚組 ¥3500 カツァリス・プレイズ・リストVol.1 ―― ジプシー&ロマンティック - ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調/ハンガリー 狂詩曲第3番変ロ長調/ハンガリー狂詩曲第7番ニ短調/ハンガリー狂詩曲 第5番ホ短調《悲愴的な叙事詩》/2つのエレジー/愛の夢/ピアノのための 小品第2番/ピアノのための小品第1番-第4番*/ピアノのための小品第5番 《ため息!》/ピアノ協奏曲第2番イ長調+/ アヴァンギャルド、ワーグナーへのオマージュ、哲学者 - 葬送前奏曲と葬 送行進曲/不運/灰色の雲**/悲しみのゴンドラ第1番/悲しみのゴンドラ 第2番**/R.W.-ヴェネツィア**/リヒャルト・ワーグナーの墓に** ピアノ・ソナタ ロ短調++ シプリアン・カツァリス(ピアノ) アーリル・レンメライト(指揮)+、ベルリン・ドイツ交響楽団+ "ジプシー"、"ロマンティック"、"アヴァンギャルド"、"ワーグナーへのオ マージュ"、"哲学者"といった5つのテーマが設定されたカツァリスのリスト。 収録音源も、2011年の新録音から、2007年ベルリン・ライヴ、1989年東京 ライヴ、そして1970年代のプライヴェート・レコーディングなど、カツァリ スがOKを出した選りすぐりの超絶演奏ばかり。 中でも特に注目&貴重なのは、ベルリン・フィルハーモニーでの「ピアノ協 奏曲第2番」と、1973年7月に若き日のカツァリスが弾いた「ピアノ・ソナタ ロ短調」! 録音:2011年2月&4月、1975年6月20日(ライヴ)*、2007年5月1日(ライヴ)+、 1989年12月20日(ライヴ)**、1973年7月(プライヴェート・レコーディング /モノラル)++ <Signum Classics> SIGCD 251 \2180 モーツァルト - イタリアン・ジャーニー ―― モーツァルト: 歌劇《ルーチョ・シッラ》K.135より 復讐と死の欲望が燃えあがり 歌劇《見てくれのばか娘》K.51より いとしい花嫁 歌劇《シピオーネの夢》K.126より 険しい坂の樫の老木は 歌劇《偽の女庭師》K.196より 我が胸の内に聴くのは 歌劇《羊飼いの王様》K.208より たとえ戦いに勝っても 歌劇《イドメネオ》K.366より 愛する父に 歌劇《羊飼いの王様》K.208より ひとりだけ言えるのだ 歌劇《イドメネオ》K.366より 私の回りに/哀れ、夢か!K.431 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》K.527より 私の恋人を慰めて 歌劇《イドメネオ》K.366より 海から逃れ 歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》K.588より 恋の息吹きは、何という凄まじ い混乱 歌劇《皇帝ティートの慈悲》K.621より 皇帝の主権にとって、親しい神々よ ジェレミー・オヴェンデン(テノール)、 ジョナサン・コーエン(指揮)、エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団 ニコライ・ゲッダの弟子でありイギリス屈指のモーツァルト歌手、オヴェン デンとOAEの「アリア集」は、神童モーツァルトが12歳で作曲した「見てくれ のばか娘」、16歳の時の作品「ルーチョ・シッラ」からのアリアを積極的に 取り上げるなど、いわゆる"名アリア集"とは一味も二味も違う選曲が魅力的。 録音:2010年9月29日-10月2日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウ ン/ロンドン) SIGCD 263 \2180 プーランク:歌曲全集Vol.2 ―― トレアドール(闘牛士)#/ルイーズ・ラランヌの3つの詩* ギヨーム・アポリネールの4つの詩++ フェデリコ・ガルシア・ロルカの3つの歌+/ポールとヴィルジニー# 雲**/讃歌##/あのやさしい小さな顔+/ルイ・アラゴンの2つの詩+ 平和への祈り++/歌曲集《こんな日こんな夜》*/ルネ少年の悲しい話## 元気がよすぎる男の子+/歌曲集《画家の仕事》#/愛の小道* フェリシティ・ロット(ソプラノ)*、リサ・ミルン(ソプラノ)**、 ローナ・アンダーソン(ソプラノ)+、ロバート・マーレイ(テノール)++、 クリストファー・マルトマン(バリトン)#、 ジョナサン・レマル(バス・バリトン)##、マルコム・マルティヌー(ピアノ) フェリシティ・ロットやリサ・ミルン、クリストファー・マルトマン、そし てピアノのマルコム・マルティヌーなど、世界の第一線で活躍中の豪華キャ ストを揃えた"プーランク歌曲全集"の第2巻! 録音:2010年2月14日-20日&9月6日-10日、セント・マイケル・アンド・オー ル・エンジェルス教会(オックスフォード) SIGCD 205 \2180 ストラヴィンスキー:バレエ音楽《春の祭典》 プーランク:バレエ音楽《牝鹿》 ティエリー・フィッシャー(指揮)、 BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団&合唱団 2008年に名古屋フィルの第7代常任指揮者(現在は名誉指揮者)に就任し、一気 に日本での知名度と評価を上げたスイス人マエストロ、ティエリー・フィッ シャー。現在も首席指揮者を務めるBBCウェールズ・ナショナル管とのストラ ヴィンスキー・シリーズの第3弾は「春の祭典」!バーバリズムの過度な強調 に傾倒せず、オーケストラのバランスを巧みにコントロールした好演が展開 されている。 録音(ライヴ):2009年6月19日、セント・デイヴィッズ・ホール(カーディフ) SIGCD 252 \2180 サン=サーンス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.123 ショパン:チェロ・ソナタ ト短調Op.65 ジェイミー・ウォルトン(チェロ)、ダニエル・グリムウッド(ピアノ) ウォルトンの「チェロ協奏曲」第4楽章で"1975年改訂版"を用いて話題を呼ん だシグナム・クラシックス大推薦のチェリスト、ジェイミー・ウォルトン。 ウィリアム・プリース最後の弟子の1人であるウォルトンは、同じくイギリス のソム(Somm)にショパンのチェロ・ソナタをレコーディングしており今回は 勝負の再録音。 師であるプリースから授けられた奏法と愛器1712年製のグァルネリが感情豊 かにショパンとサン=サーンスを歌う。2010年4月の録音。 SIGCD 238 \2180 ウォルトン: ヴァイオリン協奏曲、《ヘンリー5世》より 弦楽のための2つの小品 バーバー:ヴァイオリン協奏曲、弦楽のためのアダージョOp.11 トーマス・ボウズ(ヴァイオリン)、 ヨゼフ・スヴェンセン(指揮)、マルメ歌劇場管弦楽団 ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ(LMP)のコンサートマスターからソリ ストへと転身したハートフォードシャー生まれのヴァイオリニスト、トーマ ス・ボウズのシグナム・デビュー・タイトル。LMPの元コンマスという称号に 相応しい迫真のウォルトン&バーバーが繰り広げられている。スヴェンセン &マルメ歌劇場管の安定感あるサポートも頼もしい。2010年3月の録音。 SIGCD 265 2枚組 \3500 J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調BWV.232 ベサニー・セイモア(ソプラノ)、 サリー・ブルース=ペイン(ソプラノ/アルト)、 ジェイソン・ダーネル(テノール)、ジョシュア・エリコット(テノール)、 ピーター・ハーヴェイ(バス)、 ピーター・セイモア(指揮)、 ヨークシャー・バロック・ソロイスツ、ヨークシャー・バッハ合唱団 ヨークシャー・バロック・ソロイスツは、ヨーク古楽音楽祭への出演、 J.S.バッハなど17世紀-18世紀音楽の演奏を活動の中心としている1973年創設 のピリオド・オーケストラ。2009年の「ヨハネ受難曲」(SIGCD 209)以来とな るJ.S.バッハの続編「ミサ曲ロ短調」でも、バスのピーター・ハーヴェイ、 バロック・トランペットのクリスピアン・スティール=パーキンスが参加す るなど、レベルの高さをうかがわせる。2010年4月の録音。 SIGCD 258 \2180 パラプラクシス - ファゴット、管弦楽と合唱のための作品集 ―― フロスト:パラプラクシス、ファゴット協奏曲 カールセン:セレナータOp.113 シギン・ビルケランド(ファゴット)、 インゴ・エルンスト・レイール(指揮)、 ベラルーシ国立室内管弦楽団、 オイスタイン・フェヴァング(指揮)、アンサンブル96 イギリスのスティーヴン・フロスト(1959-)とノルウェーのシェル・モルク・ カールセン(1947-)が作曲した「ファゴット+管弦楽&合唱」という斬新な編 成のファゴット作品集。ファゴット・ソリストとしてフロストとカールセン の独創的な世界を描くシギン・ビルケランドは、2008年までノルウェー放送 管弦楽団の首席奏者として活躍した北欧のトップ・プレーヤー。 2006年-2008年の録音。 SIGCD 260 \2180 タルボット:タイド・ハーモニック ジェレミー・ホランド=スミス(指揮)、 ジョビー・タルボット・オーケストラ イギリスの若手コンテンポラリー・コンポーザー、ジョビー・タルボット (1971-)の「タイド・ハーモニック」は、コレオグラファーのキャロリン・ カールソンとのコラボレーションにより生まれた小編成アンサンブルのため の音楽。2009年7月&8月の録音。 SIGCD 245 \2180 ハキム:室内楽&オルガン作品集 ―― 水仙/マニフィカト/《輝く暁の星、いと美しきかな》による変奏曲 私を封印のようにあなたの心臓につけてください/奇想曲 アメイジング・グレイス/鳩 リマ・タウィル(ソプラノ)、 ジャン=フィリップ・クズマ(ヴァイオリン)、 王室礼拝堂弦楽四重奏団、ナジ・ハキム(オルガン) 驚異的な即興演奏がNHK-FMで放送され日本でも話題となったレバノン、ベイ ルート生まれの音楽家ナジ・ハキム(1955-)の作品集第3巻。 2009年6月、12月&2010年1月の録音。 <Sacconi Records> SACC 104 \2180 チェコの弦楽四重奏曲集 ―― スーク:聖ヴァーツラフの主題による瞑想曲Op.35a スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調《わが生涯より》 ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調Op.96《アメリカ》 サッコーニ弦楽四重奏団 サッコーニ弦楽四重奏団は、2001年にイギリスの王立音楽大学で結成され、 2005年トロンハイム国際弦楽四重奏コンクール第1位、2006年ロンドン国際 弦楽四重奏コンクール第2位の受賞、自主レーベルの設立など絶好調をキー プするイギリスの若きアンサンブル。情熱的なサウンド、解放されたボヘ ミアの民族的なカラーが特徴的な演奏。今後が楽しみなアンサンブルである。 2010年11月の録音。 <Champs Hill Records> CHRCD 021 \2180 フランシス=ホード:室内楽作品集 ―― メモリア/マイ・フリーティング・エンジェル/雪女/オグレ・ラヴァー インヴォケイション/ブロウマタ/メランコリア/グローリー・ツリー アンサンブル・ナ・モラ、レンドヴァイ弦楽三重奏団、 ロンドン・モーツァルト・トリオ、他 シェリル・フランシス=ホード(1980-)は、16歳で1996年のBBCヤング・コン ポーザー・コンペティションに入賞を果たし、2010年のブリティシュ・コン ポーザー・アウォードでは2つの賞を獲得したイギリス期待の女流作曲家。 <Onyx> ONYX 4078 \2180 ショパン&メンデルスゾーン - チェロ・ソナタ集 ―― メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番ニ長調Op.58、無言歌ニ長調Op.109 ショパン: ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1《小犬のワルツ》(ダヴィドフ編)、 ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2(ダヴィドフ編)、 ワルツ第8番変イ長調Op.64-3(ダヴィドフ編)、 チェロ・ソナタ ト短調Op.65 ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ/グァダニーニ1760)、 パオロ・ジャコメッティ(ピアノ/エラール1848) ウィスペルウェイがショパンとメンデルスゾーンの偉大なる"チェロ・ソナタ" と同じプログラムに組み込んできたのは、カール・ダヴィドフ(1838-1889)の 輝かしいアレンジによるショパンの"チェロ版"「ワルツ集Op.64」。 ウィスペルウェイは2000年にショパンの「チェロ・ワルツ集Vol.1」 (CCS 16298)を録音しているが、そこには「子犬のワルツ」を含む「Op.64」 の3曲は収録されていなかっただけに、待望の新録音登場はまたとない朗報 となることだろう。 ウィスペルウェイとジャコメッティが、使用楽器、コンディション、録音会 場など、全ての環境を完璧に整えて臨んだショパンとメンデルスゾーン。 チェロの歴史に残る名盤の誕生です! 録音:2011年1月10日-12日、メノナイト教会(ハールレム/オランダ) 使用楽器:チェロ - グァダニーニ(パルマ/1760年製)、 ピアノ - エラール(1848年製/エドウィン・ベウンク・コレクション) ONYX 4059 \2180 ドビュッシー:ピアノ作品全集Vol.5 ―― マスク(4手連弾)/夜想曲(4手連弾)/エレジー(4手連弾)/小組曲(4手連弾) スコットランド行進曲(4手連弾)/古代の墓碑銘(4手連弾) 白と黒で(2台ピアノ)/リンダラハ(2台ピアノ) パスカル・ロジェ(ピアノ)、アミ・ロジェ(ピアノ) 現代のフランス・ピアノ界の牽引者として、またフランス・ピアノ音楽のア ンバサダーとしてドビュッシーのピアノ作品のレコーディングに取り組んで きたロジェ。お互いのピアノを知り尽くしたロジェ夫妻の見事なコンビネー ションは、デュオ・アルバムの「ウェディング・ケーキ」(ONYX 4047)でも 実証されており、このドビュッシーでも充実のフィナーレを飾ってくれるに 違いない。 パスカル・ロジェのドビュッシー、遂に完結です ONYX 4068 \2180 リエゾンス - アリア集 ―― サリエリ:震えるほど私の愛しい人 モーツァルト: とうとうこの時が来た...恋人よ早くここへ、あなたの心は今は私にK.217 チマローザ:歌劇《秘密の結婚》より シンフォニア、お許しください ハイドン: ばらに刺がなくなったら、あなたはご存じでいらっしゃる、 お嬢さん, ゆっくりお行きなさい サリエリ:歌劇《焼きもち焼きの学校》より シンフォニア モーツァルト: 女も15歳になったら、誰かわが恋人の苦しみを知らんK.582、 私の胸は喜びに高鳴るK.579、ああ, もし空に星々の恵みあればK.538 チェン・レイス(ソプラノ)、 ヴェルナー・エールハルト(指揮)、ラルテ・デル・モンド バイエルン国立歌劇場で上演された「ばらの騎士」でソフィーを歌い大絶賛 を浴びたソプラノ、チェン・レイスのオニックス・デビュー・タイトルとな るアリア集! チェン・レイスは、サイモン・ラトル&ベルリン・フィルとの共演による映 画「パフューム」のサウンドトラックで一躍話題となるなど、スター性も抜 群の逸材である。 来る2011年12月にはウィーン国立歌劇場で「ばらの騎士」のソフィーを歌う 予定となっており、チェン・レイスのさらなるブレイクは目前! ONYX 4073 \2180 シューベルト: ピアノ・ソナタ第15番ハ長調D.840《レリーク》 ピアノ・ソナタ第17番ニ長調D.850/6つのドイツ舞曲D.820 ハンガリーのメロディ ロ短調D.817 シャイ・ウォスネル(ピアノ) ブラームスの「幻想曲」とシェーンベルクの「組曲」を組み合わせるという 大胆な選曲でオニックス・デビューを飾ったイスラエルのピアニスト、シャ イ・ウォスネル。 オニックス第2弾となるシューベルト・プログラムでウォスネルが弾くのは、 シューマンによって発見された未完成の「ソナタ第15番」と、演奏時間約40 分というスケールを持つ「ソナタ第17番」の後期作品。 1999年エリザベート王妃国際コンクール入賞、2005年エイヴリー・フィッ シャー・キャリアー・グラント受賞を果たし、その実力をバレンボイムに認 められたイスラエルの実力派ピアニストが、この"シューベルト"で持てる才 能の全てを発揮する! <KML Recordings> KML 1121 \2300 カティア&マリエル・ラベック - ラプソディ・イン・ブルー&ウェスト・サイド・ストーリー ―― ガーシュウィン: ラプソディ・イン・ブルー(2台ピアノのためのオリジナル・ヴァージョン) バーンスタイン(コスタル編): ウェスト・サイド・ストーリー (2台ピアノ&パーカッション・ヴァージョン)* カティア・ラベック(ピアノ)、マリエル・ラベック(ピアノ)、 ゴンサロ・グラウ(打楽器)*、ラファエル・セギニエ(ドラムス)*、 パブロ・ベンシド(ティンバレス)* ピアノ界の最強姉妹"ラベック姉妹"のカティア・ラベックとマリエル・ラベ ックが、1981年にセンセーショナルを巻き起こしたガーシュウィンの「ラプ ソディ・イン・ブルー」。 旧録音から30年という歳月を経て、「ラプソディ・イン・ブルー」の新録音 がバーンスタインの「ウェスト・サイド・ストーリー」とのカップリングで "KML Recordings"からリリース! ラベック姉妹が弾くガーシュウィンを「彼女たちがピアノを弾く時、私は花 火を見るだろう!」と絶賛したジョージの兄アイラ・ガーシュウィン。 ガーシュウィンの新録音は、アイラと当時のアシスタント、マイケル・フェ インスタインが受けた以上の衝撃を与えてくれるハイ・パフォーマンス! バーンスタインは、20世紀アメリカを代表するミュージカル&映画音楽のア レンジャー、ブロードウェイ・ミュージカルのオーケストレイターであり、 「ウェスト・サイド・ストーリー - シンフォニック・ダンス」の誕生にも 大きな役割を果たしたアーウィン・コスタルのアレンジ。 ラベック姉妹のピアノと抜群に巧い打楽器セクションが繰り広げるエキサイ ティングでスリリングな「ウェスト・サイド・ストーリー」は、コスタル版 がオリジナルなのではないかと思えるほどの完成度。 <Sisyphe> SISYPHE 010 \2300 オブホフ:ピアノ作品集 ―― 前奏曲/6つの祈り/6つの心理的絵画/3つのイコン/永遠 クリエイション・デ・ロル/ラ・ソース・ヴィーヴ リフレット・シニストレ/パン/10の心理的絵画/祈り ラ・パラボール・ドゥ・セニョール/黙示録 レ・アストラレス・パーレント/コンヴァージョン ジェイ・ゴットリーブ(ピアノ) ニコライ・オブホフ(1892-1954)は、モスクワ音楽院、サンクトペテルブルク 音楽院で作曲を学んだ後、ボルシェビキ革命から逃れるため1918年にロシア を離れフランスへと移住したロシアのモダニスト&神秘主義の作曲家。 スクリャービンの後期作品とモダニズムを組み合わせたかのようなオブホフ の音楽は、ロシア国外で独自の道を歩んだ知られざる音楽である。 2005年4月の録音。 SISYPHE 017 \2300 タイム・リクリエイテッド ―― カーター:カテナイレス/マントヴァーニ:ソナーレ ブーレーズ:12のノタシオン/マタロン:2つのテンポの形態 カーター:断続/ブクレシュリエフ:6つのエチュード フローレンス・チョッコラーニ(ピアノ) アメリカのエリオット・カーターやフランスのピエール・ブーレーズ、ブル ガリアのブクレシュリエフなど5人の現代作曲家たちのピアノ作品を集めた コンテンポラリー・プログラム。 近現代作品を得意とするフランスの女流ピアニスト、フローレンス・チョッ コラーニのシリアスな演奏からは、鬼気迫る雰囲気が醸し出される。 2009年4月の録音。 <Natives> CDNAT 11 \2450 ブツコ:グレート・オルガン・ノートブック(大オルガン作品集) マリーナ・シェボルキーナ(オルガン) マリー=クレール・アランの高弟マリーナ・シェボルキーナは母国ロシアの 現代オルガン作品を発掘する「La Russie des orgues(The Organ in Russia)」。 ユーリ・マルコヴィチ・ブツコ(1938-)はモスクワ音楽院の教授を務めるウ クライナ出身の作曲家。オルガン作品には、ロシアのモノフォニーの聖歌 から影響を受けた神秘的な音楽が多い。2007年5月の録音。 CDNAT 12 \2450 ディアノフ:島 - オルガン作品集 ―― 対話/古い舞曲による組曲/フォリア/ルロット島/エグゼルシス マリーナ・シェボルキーナ(オルガン) シェボルキーナの「La Russie des orgues」シリーズ。 1963年モスクワ出身の作曲家ドミトリー・ディアノフのオルガン作品は、タ ネーエフの音楽を主題とした「ルロット島」など、19世紀ロシアを思わせる ような旋律美が特徴。2007年5月の録音。 <Hyperion> CDA 67820 \2180 ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 ―― ラヴェル: ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調、ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調、 ツィガーヌ、ガブリエル・フォーレの名による子守歌 ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン/ピエトロ・グァルネリ1738) セドリク・ティベルギアン(ピアノ) ドビュッシーの印象主義的色彩、フランクのリリシズム、ジャズの要素が融 合したラヴェルのヴァイオリン作品集は、永遠のバイブル、バッハの「無伴 奏」を完成させたイブラギモヴァの新境地となることだろう。 また、ラヴェルだけでなく、24歳で他界したベルギーの天才ギョーム・ルク ーのあまりにも美しく劇的な「ヴァイオリン・ソナタ」をイブラギモヴァの ヴァイオリンで聴く機会を得たことを喜びたい。 録音:2010年11月26日-28日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン) CDA 67837 \2180 ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第54集 ―― コーウェン:コンチェルトシュテュック サマヴェル:交響的変奏曲《ノルマンディー》、 ピアノ協奏曲イ短調《ハイランド》(全曲世界初録音) マーティン・ロスコー(ピアノ)、 マーティン・ブラビンズ(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団 スタンフォードやパリーの同世代であり、ハレ管、ロイヤル・スコティッシュ ・ナショナル管などで常任指揮者を務めるなど指揮者としても成功を収めた コーウェン(カウエン)。優れた歌曲を生み"イギリスのシューベルト"とも呼 ばれたコーウェンの「コンチェルトシュテュック」は、ポーランドの大ピア ニスト、パデレフスキのために1897年に作曲され、1990年6月28日の初演 (ソリストはパデレフスキ)では大喝采を浴びている。 歌曲や小規模な管弦楽作品の秀作を遺したアーサー・サマヴェルの知られざ る傑作「ノルマンディー」と「ハイランド」。スコットランド音楽のテーマ をベースとした「ハイランド」の旋律は、1度聴いたら忘れられない印象強さ があり、伝承音楽の愉快な舞曲を思い起こさせる。 第31集のフックス&キール(CDA 67354)以来の登場となるマーティン・ロス コーの高度な技巧に支えられた堅実なスタイル、磨き抜かれた音色は、サマ ヴェル&コーウェンの音楽と相性抜群。 録音:2010年1月13日-14日、シティ・ホール(グラスゴー) CDA 67826 \2180 J.S.バッハ(シトコヴェツキー編): ゴルトベルク変奏曲BWV.988(弦楽三重奏版) レオポルド弦楽三重奏団〔イザベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)、 ローレンス・パワー(ヴィオラ)、ケイト・グールド(チェロ)〕 ライベルガー編曲の2台ピアノ版、エシュパイ編曲の木管四重奏版、ギロー 編曲のオルガン版、エトヴェシュ編曲のギター版など、様々なヴァージョン にアレンジされてきたJ.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」。 イザベル・ファン・クーレン、ローレンス・パワー、ケイト・グールドとい う次世代を担う世界的名手たちのアンサンブル、レオポルド弦楽三重奏団の 新録音が、数ある編曲版の中でも最も親しまれ、近年ブームになりつつある シトコヴェツキー版「ゴルトベルク変奏曲」の代表盤に名乗りを上げる! 録音:2010年1月5日&10月11日-12日、ワイアストン・エステイト・コンサー ト・ホール(モンマス) CDA 67850 2枚組(1枚価格) \2180 クレメンティ:奇想曲&変奏曲集 ―― 奇想曲変ロ長調Op.17/奇想曲イ長調Op.34-3/奇想曲ヘ長調Op.34-4 奇想曲ホ短調Op.47-1/奇想曲ハ長調Op.47-2 21の変奏曲つきブラック・ジョーク ト長調WO.2/狩りOp.16 12のモンフェリーナOp.49/月の光による変奏曲Op.48 モーツァルトの歌劇《ドン・ジョヴァンニ》の「打て、打て」による変奏曲 WO.10/コリック氏によるメヌエットによる変奏曲WO.5 ロンド変ロ長調WO.8/音楽的性格描写Op.19 ハワード・シェリー(ピアノ) ムツィオ・クレメンティ(1752-1832)の「ピアノ・ソナタ全集」を完成させた 名手ハワード・シェリー。"ソナチネの作曲家"というイメージの払拭、そし て自らが数年の歳月を費やして完成させたクレメンティのピアノ作品集をよ り優れたものとするために「奇想曲&変奏曲集」のレコーディングを決断! ピアノ・ソナタを通してクレメンティの音楽への理解を深め、現代有数のク レメンティ弾きへと進化したハワード・シェリーのこだわりが光ります。 録音:2010年10月25日-28日、殉教者聖サイラス教会(ロンドン) CDA 67868 \2180 ヘンリー5世とランカスター家の音楽 ―― ヘンリー5世:グローリア/聖歌(交唱&応唱): ブリドリントンのセント・ジョンのための日課、キリエ、グローリア、 クレド、アニュス・デイ パワー:めでたし天の女王、栄光の聖母/ダメット:創造主の母よ クック:アルマ・プロールス/スタージョン:めでたし女王 フライ:4声の《めでたし天の女王》 バンショワ・コンソート、アンドルー・カークマン(指揮) イングランド王ヘンリー5世(1386-1422)自身が作曲した「グローリア」や、 同時代を生きた作曲家たちの教会音楽が、全盛期を迎えていたランカスター 朝の礼拝の姿を再現する。 録音:2010年5月11日-13日、殉教者聖サイラス教会(ロンドン) CDA 67877 2枚組(1枚価格) \2180 ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.20《太陽四重奏曲集》 ―― 弦楽四重奏曲第31番変ホ長調Op.20-1/弦楽四重奏曲第32番ハ長調Op.20-2 弦楽四重奏曲第33番ト短調Op.20-3/弦楽四重奏曲第34番ニ長調Op.20-4 弦楽四重奏曲第35番ヘ短調Op.20-5/弦楽四重奏曲第36番イ長調Op.20-6 ロンドン・ハイドン四重奏団〔キャサリン・マンソン(ヴァイオリン)、 マイケル・グレヴィチ(ヴァイオリン)、ジェームズ・ボイド(ヴィオラ)、 リチャード・レスター(チェロ)〕 ロンドン・ハイドン四重奏団はガット弦&バロック弓を組み合わせて、ハイ ドンの弦楽四重奏曲の演奏に情熱を注ぐイギリスの古楽系アンサンブル。 ホープリッチをソリストに迎えたのモーツァルト&ブラームス(Glossa/ GCD 920607)でデビューを果たし、ハイペリオンから3枚目のリリースとなる ハイドンの弦楽四重奏曲集は、「Op.20」の太陽四重奏曲集全曲! 録音:2010年9月6日-10日、オール・セインツ教会(ロンドン) CDA 67876 \2180 ブクステフーデ:オルガン作品全集Vol.4 ―― 前奏曲とフーガ イ短調BuxWV.158 コラール《われ汝を呼びまつる》BuxWV.196 前奏曲とフーガ ト短調BuxWV.148/カンツォネッタ ハ長調BuxWV.167 トッカータ ヘ長調BuxWV.156 コラール《われらの主キリスト、ヨルダン川に来れり》BuxWV.180 フーガ変ロ長調BuxWV.176 コラール《今ぞわが魂よ主をたたえよ》BuxWV.214 カンツォネッタ ト短調BuxWV.173/トッカータ ト長調BuxWV.164 コラール《父なる神、我らがもとに住み給え》BuxWV.190 カンツォネッタ イ短調BuxWV.225/パッサカリア ニ短調BuxWV.161 コラール《暁の星のいと美しきかな》BuxWV.223 コラール《われ神より離れじ》BuxWV.211 コラール《かくも喜びに満てるこの日》BuxWV.182 コラール《甘き喜びのうちに》BuxWV.197/前奏曲ホ短調BuxWV.142 クリストファー・へリック(オルガン) イギリス・オルガン界の名手にしてジェントルマン、クリストファー・へリ ックによる北ドイツ・オルガン楽派最大の巨匠ブクステフーデのオルガン全 集第4巻! 前3作では北欧やフランスの教会のオルガンを演奏してきたへリックが第4巻 で弾くのは、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ・チャペルのグランド・ オルガン。イギリスの教会に響くブクステフーデの音楽をじっくりと・・・。 録音:2011年1月9日-11日、トリニティ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ) <Helios> CDH 55393 \1280 バッハと同世代の音楽家たち - ゼバスティアン・クニュプファー :宗教作品集 ―― 高き天よりわれらは来たり/我が神の御心のままに、常に成らせたまえ 我が最後の時はいつやってくるのか ああ、主よ、御怒りで私を責めないで下さい 鹿の谷川を慕いあえぐがごとく/バビロンの流れのほとりにて われらの救い主、イエス・キリスト/キジバトの鳴き声が聞こえ キャロリン・サンプソン(ソプラノ)、レベッカ・アウトラム(ソプラノ)、 ジュリー・クーパー(ソプラノ)、ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)、 ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、チャールズ・ダニエルズ(テノール)、 ジェームズ・ギルクリスト(テノール)、ピーター・ハーヴェイ(バス)、 ロバート・キング(指揮)、キングズ・コンソート、他 ゼバスティアン・クニュプファー(1633-1676)は、ヨハン・シェレの前任、 J.S.バッハの3代前にライプツィヒ聖トーマス教会のカントールを務め、ライ プツィヒ市の音楽監督としても手腕を振るった17世紀ドイツの作曲家。 音楽面の地位、求心力が低下していたライプツィヒを再びドイツ中部の盟主 へと引き上げ、シェレ、クーナウ、そしてバッハへと続く絶頂期の礎を築い た大作曲家である。 録音:1999年9月12日-15日/CDA 67160からの新装移行再発売 CDH 55373 \1280 バッハと同世代の音楽家たち - ヨハン・シェレ:宗教音楽集 ―― 主をたたえよ幸いなり/主を誉め称えり/深き淵より 主よ、我らに知ることを教えたまえ/大天使ミカエルの祝日 来たれ、イエスよ、来たれ/キリストこそ我が命/キリストの戒律の終焉 天より天使の群れ来たれり キャロリン・サンプソン(ソプラノ)、レベッカ・アウトラム(ソプラノ)、 ジュリー・クーパー(ソプラノ)、ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)、 ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、チャールズ・ダニエルズ(テノール)、 ジェームズ・ギルクリスト(テノール)、ピーター・ハーヴェイ(バス)、 ロバート・キング(指揮)、キングズ・コンソート、他 「コラール・カンタータ」というスタイルの確立に大きな影響を与えたヨハ ン・シェレ(1648-1701)は、J.S.バッハの先々代のライプツィヒ聖トーマス教 会カントール。その作品の大部分はドイツ語の歌詞を持つ宗教音楽だが、現 存する作品は少なく古楽界の名手たちが集うキングズ・コンソート盤の復刻 は嬉しいところ。レコーディング・エンジニアがフィリップ・ホッブスとい うところも見逃せない。 録音:2000年11月8日-10日/CDA 67260からの新装移行再発売 CDH 55291 \1280 フランチェスカに捧げる歌 - 1330-1430イタリアにおける音楽 ―― フロレンティア:恨みは死なず、本当の誠実が 作曲者不詳:鳥が歌うとき、コンスタンティア フロレンティア:夜明けに星が 作曲者不詳:愛は私にフランス様式で歌わせる、私にはわからない, 愛する人が ランディーニ:私の哀しげな眼が、希望を追って 作曲者不詳:世の女王 / すべてを癒すマリアよ デュファイ:気高い額のお方が天国に ロクヴィル:私は恋しているので、悪口を言うために嘘を言うな ランタン:私は嘆かなくてはならない オークール:私は恋人に聞いてみた 作曲者不詳:愛のなぐさみが ロクヴィル:あなたの両眼が グロサン:ため息よ、消え去れ ゴシック・ヴォイセズ、クリストファー・ペイジ(指揮&中世ハープ)、 アンドルー=ローレンス・キング(中世ハープ) 中世音楽の権威クリストファー・ペイジとゴシック・ヴォイセズの「フラン チェスカに捧げる歌」は、中世イタリアにおけるイタリアとフランスの音楽、 様式のコントラストが歌声で描かれた名盤中の名盤。1989年度英グラモフォ ン賞(古楽部門年間最優秀賞)受賞盤。 録音:1987年9月26日&29日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会 (ロンドン)/CDA 66286からの新装移行再発売 CDH 55403 \1280 ラフマニノフ:練習曲集《音の絵》 ―― 練習曲集《音の絵》Op.33/練習曲集《音の絵》Op.39 ハワード・シェリー(ピアノ) 名手ハワード・シェリーが世界屈指の"ラフマニノフ弾き"としての地位と名 声を確立させたハイペリオンのラフマニノフ・シリーズ。「音の絵」の全曲 録音は、ピアノ・ソナタ集と並ぶシリーズ屈指の名演である。 録音:1983年4月19日-20日/CDA 66091からの新装移行再発売 CDH 55379 \1280 アーン:室内楽作品集 ―― ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ハ長調 ヴィオラとピアノのための《独白とフォルラーヌ》 ヴァイオリンとピアノのための《夜想曲》変ホ長調 ヴァイオリンとピアノのための《ロマンス》イ長調 ピアノ四重奏曲第3番ト長調/私の歌に翼があったなら(チェロ&ピアノ版) ルーム・ミュージック〔スティーヴン・クームズ(ピアノ)、 チャールズ・セワート(ヴァイオリン)、井上祐子(ヴィオラ)、 フィリップ・ド・グロート(チェロ)〕 「私の歌に翼があったなら」は、パリ音楽院でマスネと出会い、サロンに出 入りするようになったレイナルド・アーン13歳の出世作。作曲者自身のアレ ンジ、ロンドンで結成されたルーム・ミュージックの演奏がアーンの"室内 楽"の醍醐味を余すことなく教えてくれる。 録音:2003年5月15日-16日、18日/CDA 67391からの移行再発売 CDH 55371 \1280 モーツァルト:歌曲集 ―― 夕べの想いK.523/鳥たちよ、毎年K.307/暗い森の中でK.308 歓喜に寄すK.53/孤独に寄すK.391/何と不幸なK.147 おいで、愛しのツィターよK.351/魔法使いK.472/クローエに寄すK.524 別れの歌K.519/すみれK.476/静けさはほほえみK.152 おお、聖なる絆K.148/安らぎK.473/小さなフリードリヒの誕生日K.529 かわいい糸紡ぎ娘K.531/希望に寄すK.390 ルイーゼがつれない恋人の手紙を焼いた時K.520/夢に見る姿K.530 自由の歌K.506/年老いた女K.517/子供の遊びK.598 春への憧れK.596/春の初めにK.597 無限なる宇宙の創造者を崇敬する汝らがK.619 ジョーン・ロジャーズ(ソプラノ)、 ジョン・マーク・エインズレー(テノール)、 ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ) 天才モーツァルトがその短い生涯の中で作曲した多様な性格を持った"歌曲" の数々。モーツァルト歌曲集のフィナーレを飾るのは、秘密結社フリーメー ソンのために作曲された「無限なる宇宙の創造者を崇敬する汝らがK.619」。 ロジャーズ、エインズレーの素晴らしき歌声に感嘆させられる。 録音:1997年6月16日-19日/CDA 66989からの新装移行再発売 CDH 55332 \1280 ブルックナー:ミサ曲第3番ヘ短調/詩篇第150番ハ長調 コリドン・シンガーズ&オーケストラ、マシュー・ベスト(指揮) ブルックナーのミサ曲の中で最も大規模で最も優れた作品であり、ハイドン やモーツァルトのミサ曲の影響を受けたとされる「ミサ曲第3番ヘ短調」を、 ブルックナーの宗教合唱曲のスペシャリストたち、コリドン・シンガーズが 歌う。 録音:1992年2月1日&3日&8日/CDA 66599からの新装移行再発売 CDH 55452 \1280 ビクトリア: ミサ曲《聖霊降臨祭の日が来て》/聖霊来たりたまえ 聖霊降臨祭の日が来て/我が民よ/王の御旗/来たれ、創造主なる聖霊よ パンジェ・リングァ/シオンよ、救い主をたたえよ ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、ジェームズ・オドンネル(指揮) スペイン黄金時代におけるポリフォニーの巨匠ビクトリア。6声のミサ曲 「聖霊降臨祭の日が来て」、このミサ曲のベースとなった5声のモテット 「聖霊降臨祭の日が来て」を、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊の神聖なる 歌声で。 録音:1996年3月5日-6日/CDA 66886からの新装移行再発売 CDH 55358 \1280 ビクトリア: ミサ曲《私は美しき人をみたり》/4声のアヴェ・マリア アヴェ・マリス・ステラ/おそれるな、マリアよ 聖なるマリアは、不幸な者を助け/私は美しき人をみたり ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、デイヴィッド・ヒル(指揮) デイヴィッド・ヒル&ウェストミンスター大聖堂聖歌隊の卓越した音楽的才 能、美しく完璧なイントネーションによるミサ曲。ビクトリア没後400周年 記念に相応しい名盤の復刻である。オドンネル時代のビクトリアとのハーモ ニーの違いを聴き比べてみるのも面白い。 録音:1984年3月21日-23日、ウェストミンスター大聖堂(ロンドン) /CDA 66129からの新装移行再発売 CDH 55388 \1280 ランバート:夏の遺言書/リオ・グランデ/英雄的なオーバード デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)、 イングリッシュ・ノーザン・フィルハーモニア、リーズ祝祭合唱団、 オペラ・ノース合唱団、他 指揮者、バレエ音楽や管弦楽作品の作曲家として名声を得ていたコンスタン ト・ランバート(1905-1951)のエリザベス朝時代に猛威を振るったペストを題 材とした「夏の遺言書」、代表作「リオ・グランデ」などを収録した珍しい 合唱作品集。英インディペンデント誌のレコード・オヴ・ザ・イヤー受賞盤! 録音:1991年9月1日-3日、リーズ・タウン・ホール(リーズ) CDA 66565からの移行再発売 <Piano21> P21 042-A 2枚組 ¥2300 シプリアン・カツァリス -シューベルティアーデ音楽祭1993ライヴ ―― シューベルト:ピアノ小品第1番変ホ短調D.946-1 ピアノ小品第2番変ホ長調D.946-2 《レントラー組曲》 - 16のレントラーD.366より 第1番、第2番、第3番、第4番、第5番、第13番、 第10番 12のレントラーD.790より 第10番、第8番、第7番、第11番、第3番、第4番、 12のドイツ舞曲D.420より 第1番、第3番、第4番 16のレントラーD.366より 第1番 3つの歌曲(リスト編曲) - セレナード、水車職人と小川、アヴェ・マリア ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960 カツァリス:チャイコフスキーとワーグナーの主題による即興曲 マルチェッロ(J.S.バッハ&カツァリス編):アダージョ シプリアン・カツァリス(ピアノ/ベーゼンドルファー) シューベルトとシューベルトの友人たちが集まり開催された小さな音楽会 "シューベルティアーデ"。超絶技巧の化身カツァリスが弾くシューベルトの リサイタル・プログラムは、"シューベルティアーデ"で友人たちの踊りのた めに演奏された「レントラー」、最後のピアノ・ソナタ「第21番」、そして リスト編曲の「アヴェ・マリア」。しかもアンコールでは、カツァリス・マ ジック炸裂の「即興曲」、マルチェッロの「アダージョ」が飛び出すなど、 1993年のシューベルティアーデ音楽祭(フェルトキルヒ・シューベルティアー デ)はカツァリスの独壇場! 録音:1993年7月3日、フェルトキルヒ音楽院(オーストリア) <PentaTone> PTM 1018(SACD-Hybrid) 2枚組 ¥5000 ワーグナー:歌劇《さまよえるオランダ人》 マッティ・サルミネン(バス/ダラント)、 リカルダ・メルベート(ソプラノ/ゼンタ)、 ロバート・ディーン・スミス(テノール/エリック)、 シルヴィア・ハブロヴェツ(メゾ・ソプラノ/マリー)、 スティーヴ・ダヴィスリム(テノール/舵手)、 アルベルト・ドーメン(バス・バリトン/オランダ人)、 マレク・ヤノフスキ(指揮)、ベルリン放送交響楽団&合唱団 ヤノフスキ&ベルリン放送響が演奏会形式で上演するワーグナーのオペラ主 要10作品を、ペンタトーン・クラシックスの技術を結集させた高音質録音で リリースするワーグナー・プロジェクト。 録音(ライヴ録音):2010年11月13日、ベルリン・フィルハーモニー(ドイツ) PTM 1017(SACD-Hybrid) ¥2500 チャイコフスキー: 交響曲第6番ロ短調Op.74《悲愴》/イタリア奇想曲Op.45 ミハイル・プレトニョフ(指揮)、ロシア・ナショナル管弦楽団 1990年の結成から現在まで、母国ロシアの大作曲家チャイコフスキーの音楽 を大切に演奏し続けてきたプレトニョフ&RNO。ペンタトーンでのチャイコ フスキー新全集の正々堂々とした演奏は、作曲者への大きなリスペクトが具 現化されたプレトニョフ&RNOの新たな金字塔となる。 録音:2010年6月、DZZ第5スタジオ(モスクワ) PTC 5186 136(SACD-Hybrid) ¥2580 サン=サーンス:チェロ協奏曲集 ―― チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33/チェロ協奏曲第2番ニ短調Op.119 組曲Op.16bis/アレグロ・アパッショナートOp.43 クリスティーヌ・ワレフスカ(チェロ) エリアフ・インバル(指揮)、モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団 1970年代にフィリップスが生み出したクァドラフォニック(4チャンネル)録 音をSACDフォーマットにリマスタリングしたペンタトーンの"RQR"シリーズ。 2010年には実に36年振りとなる来日公演を行った幻の女王クリスティーヌ・ ワレフスカの名盤、インバルとのサン=サーンスがSACD Hybridとなって 復活!定評あるペンタトーンの技術による音質面の向上、サラウンドの効果 はワレフスカ・ファン要注目。1973年11月の録音。 PTC 5186 135(SACD-Hybrid) ¥2580 ハープ協奏曲集 ―― ヴィラ=ロボス:ハープ協奏曲 ボワエルデュー:ハープと管弦楽のための協奏曲 ロドリーゴ:コンチェルト・セレナータ カトリーヌ・ミシェル(ハープ)、 アントニオ・デ・アルメイダ(指揮)、モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団 ミシェル・ルグランの共演者であり夫人としても有名な女流ハーピスト、カ トリーヌ・ミシェルが弾くヴィラ=ロボス(ブラジル)、ボワエルデュー(フ ランス)、ロドリーゴ(スペイン)の"多国籍"ハープ協奏曲集。 <NIFC> NIFCCD 022 ¥2300 ショパン:ピアノ・ソナタ集 ―― ピアノ・ソナタ第1番ハ短調Op.4/ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35《葬送》 ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58 ピアニスト、指揮者としてハイペリオン(Hyperion)を中心に120を超えるレコー ディングを行い、大英帝国勲章(OBE)を受勲しているハワード・シェリー。 この「ピアノ・ソナタ集」では1849年製のエラールをメインとして、「ピアノ ・ソナタ第2番」の第2楽章(Scherzo)と第4楽章(Finale. Presto)の使用楽器を 1848年製のプレイエルに変更するなど、2台の銘器、エラール&プレイエルと、 ショパンの「ソナタ」の最適な組み合わせを徹底的に追及している。 録音:2009年9月1日&3日-5日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送 コンサート・スタジオ(ワルシャワ) NIFCCD 100 ¥2300 ショパンの時代の音楽 - シューマン ―― シューマン:交響的練習曲Op.13/ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22 マルコム・フレージャー(フォルテピアノ/ペーター・ローゼンベルガー1845) 20世紀アメリカのピアニスト、マルコム・フレージャー(1935-1991)がこのシュ ーマンで弾いている楽器は、1845年にウィーンのペーター・ローゼンベルガー によって製作されたフォルテピアノ。 「交響的練習曲」と「ピアノ・ソナ第2番」完成の数年後に製作されたローゼン ベルガーのフォルテピアノとフレージャーのセンスが、時代の流れにあわせて 楽器が進化を遂げたが故に、失われてしまった作曲当時の美を蘇らせる。 録音:1970年代、キャッスル・ミュージアム・ボールルーム (ワンツト/ポーランド) <CORO> ※2011年11月30日受注分までの特価 ¥1880 COR 16093 ¥2180 モーツァルト: レクイエム ニ短調K.626/モテット《アヴェ・ヴェルム・コルプス》K.618 アリア《この美しい手と瞳のために》K.612 ハリー・クリストファーズ(指揮)、 ヘンデル&ハイドン・ソサエティ、 エリザベス・ワッツ(ソプラノ)、 フィリス・パンチェッラ(メゾ・ソプラノ)、 アンドルー・ケネディ(テノール)、 エリック・オーウェンス(バス・バリトン) ホグウッドの後任として1815年創設という長い歴史を誇るボストンの名門に音 楽監督して招聘されたハリー・クリストファーズ。ホグウッド時代から定評の あるオーケストラ、クリストファーズの着任によりさらなるステップアップを 果たした合唱団は、前作「ミサ曲ハ短調」(COR 16084)以上に、モーツァルト の「レクイエム」でその実力を余すことなく発揮してくれることは間違いない。 録音(ライヴ):2011年、ボストン・シンフォニー・ホール(アメリカ) COR 16092 ¥2180 偉大なるイギリス合唱作品集 ―― ヘンデル:戴冠式アンセム《わが心はうるわしい言葉にあふれ》 バード:聖なる讃美のうちに/マクミラン:子供の祈り タリス:御身よりほかにわれは(40声のモテット)/タヴナー:今日、聖処女が コーニッシュ:めでたしマリア、神の御母/カーヴァー:ベネディクトゥス パーセル:歌劇《妖精の女王》より/ヘンデル:あなたのハープの音色 ブリテン:聖チェチーチアへの賛歌/ティペット:誰も知らない シェパード:命半ばに我らは死ぬ(抜粋)/マクミラン:新しい歌 ヘンデル:ほふられた子羊は、アーメン ハリー・クリストファーズ(指揮)、ザ・シックスティーン タリスからティペット、カーヴァー、マクミラン。時代、編成、スタイルを問 わず、常に最高の歌声を響かせるザ・シックスティーンの素晴らしさが凝縮さ れたプログラムです。 COR 16082 ¥2180 ブクステフーデ:7つの連作カンタータ《我らがイエスの四肢》BuxWV.75 ハリー・クリストファーズ(指揮) ザ・シックスティーン〔キャロリン・サンプソン(ソプラノ)、 リビー・クラブトリー(ソプラノ)、ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、 ジェームズ・ギルクリスト(テノール)、サイモン・バーチャル(バス)〕 かつてLINN Records(リン)からリリースされ、英グラモフォン誌のエディター ズ・チョイスに選出されたザ・シックスティーンのブクステフーデ。 ここでは合唱ではなく5声部それぞれを1人の歌手が歌うという小編成のスタイ ルを採用。5人の歌い手たちは、サンプソン、クラブトリー、ブレイズ、ギル クリスト、バーチャル・・・。超一流の古楽系歌手たちが歌う名演です! 録音:2000年2月7日-9日、セント・ジュード教会(ハムステッド・ガーデン) /弊社初紹介 COR 16077 ¥2180 儀式と祈り - チューダー朝の音楽 ―― 単旋律聖歌:現れたまえ、創造の主、聖霊よ/バード:聖なる賛美のうちに シェパード:厳かなる犠牲は喜びとともに/タリス:イエス、この世の救い主よ シェパード:命半ばに我らは死ぬ/タリス:我らを憐れみたまえ バード:主よ、我らは御身の到来を待ち望む タリス:もはやキリストは天に昇りたもう バード:今日こそ主の御業の日、不幸なる我が身 ハリー・クリストファーズ(指揮)、ザ・シックスティーン クリストファーズ&ザ・シックスティーンが立ち上げたプロジェクト、"合唱 巡礼(Choral Pilgrimmage)"の10周年を記念して製作されたチューダー朝の教 会音楽集。 カトリックと英国国教会による激動の宗教改革時代、チューダー朝を力強く 生き抜いたバード、シェパード、タリスの"ラテン語"の音楽を最高のハーモ ニーで。 録音:2009年10月、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク)/弊社初紹介 COR 16049 ¥2180 モードリン・カレッジの音楽 ―― 単旋律聖歌:マニフィカト・アンティフォン シェパード:4声のマニフィカト、おお幸せな貴婦人たち メイソン:禍なるかな、哀れなる我ら/シェパード:主を讃え崇めよ デーヴィ:ジョーンは病気 シェパード:汝の御手にI、汝の御手にII、汝の御手にIII、聖霊I 単旋律聖歌:マニフィカト・アンティフォン/デーヴィ: ああ、我が心よ メイソン:急ぎ行く我ら ハリー・クリストファーズ(指揮)、モードリン・コレクション 16世紀イギリスの教会音楽の重要地、オックスフォードのモードリン・カレッ ジと縁の深い3人の音楽家たちの教会音楽集。 ちなみに指揮者のハリー・クリストファーズ、ロビン・ブレイズをはじめとす るモードリン・コレクションのメンバーたちは、全員がモードリン・カレッジ 聖歌隊の出身者たち。脈々と受け継がれてきたモードリン・カレッジの合唱芸 術の結晶である。 ※録音:1997年1月3日-5日、モードリン・カレッジ(オックスフォード) /弊社初紹介 COR 16024 ¥2180 パーセル:愛の女神は盲目なり ―― 主よ、我が敵の何と多きことか/主よ、我を憐れみ給え メアリー女王の死を悼む哀歌 メアリー女王の崩御を悼む哀歌《レスビアよ、無益なことだ》 メアリー女王の誕生日のためのオード《愛の女神は盲目なり》 メアリー女王の崩御を悼む哀歌《おお、オラニエ家の神聖なる保護者》 メアリー女王の葬送音楽(完全版) ハリー・クリストファーズ(指揮)、 ザ・シックスティーン、シンフォニー・オヴ・ハーモニー&インヴェンション ザ・シックスティーンが歌う17世紀イギリスの作曲家、パーセルの「愛の女神 は盲目なり」は、若きメアリー女王へのトリビュート・アルバム。 メアリー女王、パーセル自身の葬儀でも演奏された「メアリー女王の葬送音 楽」(1695)は、パーセルとモーリーの音楽を組み合わせた"完全版"。 録音:聖バーソロミュー教会(サフォーク)/弊社初紹介 COR 16020 ¥2180 ポルトガル音楽の黄金時代 ―― レベロ: スーペル・アスピデム、主を祝福せよ、イン・テ・ドミネ、 いと高き神の保護のもとに住み、兄弟らよ節度もて、我を引き出したまえ メルガス:わが民よ/レベロ:天使のパン メルガス:聖木曜日の哀歌、サルヴェ・レジナ/レベロ:マニフィカト ハリー・クリストファーズ(指揮)、ザ・シックスティーン ブラガンサ王朝のポルトガル王ジョアン4(1604-1656)が登場した1600年代、 ポルトガル音楽の黄金時代。 ザ・シックスティーンが歌う"黄金時代"の作曲家は、ジョアン・ロウレンソ・ レベロ(1610-1661)とディオゴ・ディアス・メルガス(1638-1700)。ジョアン4世 の宮廷で演奏され、王の心に響いた17世紀イベリア半島の音楽を愉しみたい。 録音:1996年2月、聖オーガスティン教会(キルバーン)/弊社初紹介 COR 16011 ¥2180 ヘンデル:オラトリオ《エジプトのイスラエル人》HWV.54 ハリー・クリストファーズ(指揮)、 ザ・シックスティーン、シンフォニー・オヴ・ハーモニー&インヴェンション 「エジプトのイスラエル人」は、作品の大部分が"合唱"で構成されるという ヘンデルの珍しいスタイルのオラトリオ。 ザ・シックスティーンはこのレコーディングのために、1771年に出版された初 稿版をベースとして、5つのアリアと2つの短い合唱を省略した独自の解釈を用 いている。 録音:1993年3月、セント・ジュード=オン=ザ・ヒル教会(ハムステッド) /弊社初紹介 COR 16006 ¥2180 祝福されし聖チェチーリア - ブリテン:合唱作品集Vol.1 ―― 聖母への賛歌/聖コルンバ賛歌/聖ペテロ賛歌/アンティフォン テ・デウム ハ長調/神をたたえよ/聖チェチーリア賛歌/祝祭テ・デウム 祝祭カンタータ《キリストとありて喜べ》 ハリー・クリストファーズ(指揮)、ザ・シックスティーン 近代イギリスを代表する"合唱作曲家"としての顔も持つベンジャミン・ブリテ ン(1913-1976)の合唱作品集第1巻。 ザ・シックスティーンが歌うブリテンの聖母マリア、聖コルンバ、聖ペテロ、 そして音楽の守護聖人、聖チェチーリアへの「賛歌」は、響き、発音ともに別 格である。 ※録音:クライストチャーチ大聖堂ベル・チャペル(オックスフォード) /弊社初紹介 <Glossa> CD 922406 2枚組 ¥3450 スヴェーリンク:カンツィオ・サクラ集(宗教曲集)―― わたしの力なる主よSWWV.191(モテット)/主よ、御もとに身を寄せSWWV.154 わたしの力なる主よSWWV.155/こぞって主をほめたたえよSWWV.157 新しい歌を主に向かって歌えSWWV.158 さあ、主に向かって喜び歌おうSWWV.159 主を賛美せよ、すべての国よSWWV.161 深き淵よりあなたを呼び、主よSWWV.170 主よ、私の神よ、あなたを避けどころとしますSWWV.175 いかに幸いなことか、主を畏れる人SWWV.178 なんという空しさSWWV.200(カノン)/東方から博士たちが来たSWWV.153 今日、キリストがお生まれになったSWWV.163 喜べ、喜び躍れ、エルサレムよSWWV.168 それらが成就されたあとでSWWV.172/祝福された処女マリアSWWV.180 処女が身ごもって男子を産みSWWV.181/喜び栄えよ、すべての人よSWWV.182 わたしの魂は主をあがめSWWV.184/天使が羊飼いたちに語るSWWV.185 いかに幸いなことか、唯一の神を避けどころとする者はSWWV.194(カノン) 第2の予兆により幸運な日SWWV.192a(モテット) わたしに語る者は皆、主よSWWV.151 今こそわたしの食事をととのえSWWV.152/貧しい人は幸いであるSWWV.156 求めなさい、そうすれば得られるSWWV.165/忠実なよいしもべSWWV.166 わたしについてきたい者はSWWV.169/しかし、弁護者である聖霊がSWWV.173 2人または3人が集まるところにはSWWV.177 こんなに長い間一緒にいるのにSWWV.186 なんという空しさSWWV.199(カノン)/おお、主イエス・キリストよSWWV.160 神に従う人は永遠に生きるSWWV.162/おお、聖なる宴よSWWV.164 人よ、あなたのためにわたしが耐えているところをSWWV.167 おお、なんと幸いな槍かSWWV.171/わたしの手や足を見なさいSWWV.174 ガラリヤ人たちよ、なぜ天を見上げて立っているのかSWWV.176 主を畏れることは、知恵の初めSWWV.179/天の元后よ、喜べSWWV.183 幸いあれ、海の星よSWWV.193(カノン/オルガン版) 幸いあれ、海の星よSWWV.193(カノン/声楽版) 神よ、あなたを賛美しますSWWV.187 ジェズアルド・コンソート・アムステルダム、 ハリー・ファン・デル・カンプ(ディレクター) スヴェーリンクの声楽作品全曲録音を目指すグロッサ(Glossa)とハリー・ ファン・デル・カンプ&ジェズアルド・コンソート・アムステルダムによる "スヴェーリンク・モニュメント"。 2009年にリリースされた"スヴェーリンク・モニュメント"の第1弾「世俗声楽 作品集」(GCD 922401)の続編は、1619年に出版された宗教曲集「カンツィオ ・サクラ集(Cantiones Sacrae)」! カルヴァン派が主流となる中でカトリックの都市アントワープで1619年に出 版された「カンツィオ・サクラ集」は、カトリックの典礼に基づく歌詞を用 いたモテットが含まれるなど、"詩篇"とは内容的にも宗教的にも対極に位置 する大作である。 オランダ・バッハ協会でもお馴染みの鍵盤奏者、音楽学者ピーター・ディル クセンによる解説、スヴェーリンクがオルガニストとして活躍していたアム ステルダム旧教会を描いたジャケット・デザイン。 ジェズアルド・コンソート・アムステルダムの「カンツィオ・サクラ集」 は、優れた演奏だけでなく、スヴェーリンク研究のための新資料、芸術作品 としてのクォリティも非常に高い。 録音:2009年5月&7月、レンスヴァウデ(オランダ) エンジニア&プロデューサー:ステファン・シェルマン(トリトナス) GCD P10002 2枚組(1枚価格) ¥2300 ロベルタ・インヴェルニッツィ - イタリアのヘンデル ―― カンタータ《炎の中で》HWV.170より アリア カンタータ《フィッリの夜の思い》HWV.134より アリア カンタータ《あの宿命の日から(愛の妄想)》HWV.99より アリア カンタータ《高貴な望みの子》HWV.113より アリア カンタータ《女猟師ディアナ》HWV.79より レチタティーヴォとアリア カンタータ《クローリ、ティルシとフィレーノ》HWV.96より アリア、 二重唱と三重唱 カンタータ《おお、何と澄んで美しく》HWV.143より アリア カンタータ《アポロとダフネ》HWV.122より アリアと二重唱 カンタータ《死に瀕するアグリッピーナ》HWV.110より アリア ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)、 ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ&指揮)、ラ・リゾナンサ 「ヌリア・リアル - スパニッシュ・アルバム」(GCD P10001)が大絶賛を博し ているグロッサのポートレート・シリーズ(Glossa Portrait)。 リリース第2弾は"ヘンデルのイタリアン・カンタータ集"での名唱が印象強い イタリアの古楽系ソプラノ、ロベルタ・インヴェルニッツィ! 録音:2005年-2009年、フランス&イタリア <Raumklang> RK 3003 ¥2300 シューベルト:歌曲集《冬の旅》D.911 ナターシャ・ミルコヴィチ=デ・ロー(ヴォーカル)、 マティアス・ロイプナー(ハーディ・ガーディ) シューベルト歌曲の傑作中の傑作、歌曲集「冬の旅」を「声楽」+「ハーディ ・ガーディ」で演奏してしまった(しかも全曲!)というユニークすぎる録音 がラウムクラング(Raumklang)から登場! 複数のドローン弦を持ち、楽器横のハンドルを回して演奏する「ハーディ・ ガーディ」と「歌声」と「冬の旅」の三角関係は想像以上の面白さ! ミルコヴィチ=デ・ローの歌声の後ろから聴こえてくる何だか不思議なハー ディ・ガーディ。声楽とハーディ・ガーディが案内役の一味違った「冬の旅」 に出かけてみませんか・・・? 2010年3月の録音。 RK 2905 ¥2300 影と光 - モデナ1665 ―― ウッチェリーニ:ソナタ第2番/カッツァーティ:ソナタ《ラ・カルヴァ》 ウッチェリーニ:アリア第1番-第3番/コロンビ:アダージョ ヴィターリ:パルティータ/ボノンチーニ:アリア《ラ・ポッツァ》 ロンカッリ:ソナタ第6番/フェラーリ:チャコーナ ゲオルク・カールヴァイト(ヴァイオリン)、 ビョルン・コレル(テオルボ&バロック・ギター) 17世紀モデナの宮廷で特別な役割を担ってきたイタリア・バロックの音楽集。 ベルリン古楽アカデミーのメンバーとしても活躍する古楽系ヴァイオリニス ト、ゲオルク・カールヴァイトの妙技とカミリウス・カミリ1740年製のバロ ック・ヴァイオリンが、モデナ宮廷で披露された華麗なる音楽を繰り広げる。 2009年10月の録音。 RK 2904 ¥2300 ボン・ヴォヤージュ ―― フォスカリーニ:トッカータ/パッサカリア/クーラント トッカータ・ムジカーレ/バレット/フランス風ガリアルダ フランス風クーラント/チャコーナ・ヴァリアタ/他 フォスカリーニ・エクスペリエンス ジョヴァンニ・パオロ・フォスカリーニ(17世紀頃)は、"怒れる者"というペ ンネームで5巻にわたるバロック・ギターのための曲集を世に送り出した17世 紀イタリア・ギター界の英雄的存在。フォスカリーニのギター音楽は、スペ イン・ギター黄金時代よりも一足早くイタリアに訪れた"ギター黄金時代"を 証明してくれている。2009年8月の録音。 <Phaedra> DDD 292024 ¥2300 モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調K.581 ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115 ルーラント・ヘンドリックス(クラリネット)、パノハ弦楽四重奏団 ルーラント・ヘンドリックスは、ベルギー王立モネ劇場のモネ交響楽団を経 て、現在はベルギー国立管弦楽団のソロ奏者、フランドルの木管アンサンブ ル、イ・ソリスティ・デル・ヴェントのメンバーとして活躍するベルギーの トップ・クラリネッティスト。 パノハ弦楽四重奏団の好サポートを得て、ヘンドリックスが伸びやかな音色 を活かした正攻法のモーツァルトとブラームスを聴かせてくれる。 2010年6月の録音。 DDD 292021 ¥2300 クロイツェルの時代 ―― ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47《クロイツェル》 クロイツェル:ヴァイオリン伴奏付きソナタ リース:ソナタ嬰ハ短調Op.71 ダヴィデ・アモディオ(バロック・ヴァイオリン) エドアルド・トルビアネリ(フォルテピアノ) 「クロイツェルの時代」は、ベートーヴェンの「クロイツェル」、献呈され たクロイツェルの「ソナタ」、ベートーヴェンの弟子リースの「ソナタ」な ど、楽聖と縁の深い作曲家たちのソナタ集。 ローマ歌劇場やフェニーチェ劇場のコンサートマスターを務めたアモディオ の使用楽器は、1793年パリ(F.Pique)製のバロック・ヴァイオリン。トルビ アネリが弾く1823年ウィーン(M.Iakesh)製のフォルテピアノとのデュオで、 楽聖時代の本物の響きが鮮明に描き出される――。2008年3月の録音。 DDD 292022 ¥2300 シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D.929,Op.100 ピアノ・トリオ・ナルチス&ゴルトムント ルクーの「ピアノ三重奏曲」(DDD 92046)が好評を博したピアノ・トリオ・ナ ルチス&ゴルトムントは、ドイツの作家ヘルマン・ヘッセの「ナルチスとゴ ルトムント」をアンサンブル名に冠する1999年結成のピアノ・トリオ。シュ ーベルトの音楽とひたむきに向き合った好演からは、王道路線への意気込み が伝わってくる。2009年7月の録音。 DDD 92064 ¥2300 In Flanders' Fields Vol.64 - デ・ブーク:ピアノ作品集 ―― 前奏曲変ニ長調/奇想曲ト長調/スケルツォ第1番イ短調 夕刻の影 変ホ長調/スケルツォ第2番変ホ長調 ヴァルス・アラベスク ヘ短調/ヴァルス・ドレンテ イ短調 トッカータ第1番ヘ長調/トッカータ第2番変ロ短調 メヌエット第1番ト短調/即興曲イ短調/リスの踊り/子供のために ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(ピアノ) アウグスト・デ・ブーク(1865-1937)は、ブリュッセル近郊のメルヒテムで生 まれたフランドル地方の作曲家。ロシア五人組から大きな影響を受け、ベル ギーに印象主義を導入するなど、フランドル音楽の新たなページを開いた作 曲家である。2010年2月の録音。 <Marc Aurel Edition> MA 20044 ¥2300 聖チェチーリア - アンナ・ハッヘンベルヒの歌曲とアンティフォナ アンサンブル・カンデンス・リリウム ドイツ、ケルンのシュニュートゲン美術館に保存されている1520年頃の写本 に収められた音楽を蘇演。アンナ・ハッヘンベルヒ(Anna Hachenberch)とい う人物が、写本の編集、作曲などに関わっているという説があるものの、そ の真実は謎に包まれている。2009年10月の録音。 <Avie> AV 2195 ¥2180 マーラー:大地の歌(室内楽版/シェーンベルク&リーン編) ジェーン・アーウィン(メゾ・ソプラノ)、ピーター・ウェッド(テノール)、 ダグラス・ボイド(指揮)、マンチェスター・カメラータ 昨年のマンチェスター・フェスティヴァルで演奏され、英サンデー・タイムズ 誌、英グラモフォン誌などで大絶賛された「大地の歌」は、マンチェスター・ カメラータの高性能アンサンブルと、"室内管"を知り尽くしたダグラス・ボイ ドの経験がフル稼働した"小編成マーラー"の理想形である。 録音(ライヴ):2010年1月30日、ブリッジウォーター・ホール(マンチェスター) AV 2197 ¥2180 枢機卿の宮廷でのカンタータ ―― カルダーラ:クローリ、私の美しいクローリ アルビノーニ:センツァ・イル・コレ・ミオ・ベネ A・スカルラッティ:愛らしく美しいクローリ ヘンデル:トッカータ ト短調HWV.586、カプリッチョ ト短調HWV.48 D・スカルラッティ:ソナタ ト短調K.30 ヘンデル:愛の神が見てHWV.175 D・スカルラッティ:ソナタ ニ短調K.9、ソナタ ニ長調K.430 ヘンデル:私の胸は騒ぐHWV.132c アンドルー・ラドリー(カウンターテナー)、 ジュリアン・パーキンス(チェンバロ&ディレクター)、 サウンズ・バロック 17世紀後期、音楽家たちにとって重要なパトロンだったピエトロ・オットボー ニ枢機卿(1667-1740)の宮廷で演奏されたとされるイタリアン・カンタータ集。 サウンズ・バロックは、ヴィルトゥオーゾ・チェンバリスト、ジュリアン・ パーキンスがディレクターを務め、ロンドンを中心に活躍するイギリスのピ リオド・アンサンブル。英国古楽界から将来性豊かなアンサンブルがまた1つ 登場です!2009年12月8月-10日、ロンドンでの録音。 <Saxophone Classics> CC 4004 ¥2180 サマータイム ―― ガーシュウィン(マルティーノ編):ガーシュウィン・ファンタジー ウェニャン:2つの楽章/パスクッリ:蜂/ムチンスキ:ソナタOp.29 モリネッリ:ニューヨークからの4枚の絵* モーツァルト:オーボエ四重奏曲ヘ長調K.370(サクソフォン版)* オーティス・マーフィー(サクソフォン)、ハルコ・マーフィー(ピアノ)、 雲井雅人サックス四重奏団* 師であるアメリカ・サクソフォン界のレジェンド、ユージン・ルソーから、 名門インディアナ大学音楽学部教授のポストを受け継いだ現代アメリカのトッ プ・サクソフォニスト、オーティス・マーフィーのソロ・アルバム! まったくストレスを感じさせない品のあるハイトーン、まろやかなで丁寧な 中音域、難易度の高いパッセージを軽々とクリアするテクニックは、ユージ ン・ルソーの後継者の称号に相応しい。 雲井雅人サックス四重奏団との共演による「モーツァルト」では、"モーツァ ルト+サクソフォン"の優雅な響きに感服。2009年&2010年の録音。 CC 4003 ¥2180 マイケル・クライン・サクソフォン四重奏団 ―― アルベニス:セビーリャ/チャグリン:夢/ラングフォード:エレガントに ピエルネ:むかしの歌/ヴィンター:マイケルズ・マーチ ブリュノ:ガヴォット/ドリーブ:マドリガーレ グロヴレーズ:イエスのための小さな賛美歌 ドビュッシー:ゴリウォークのケークウォーク/フランセ:小四重奏曲 モシュコフスキ:スケルツィーノ/デイキン:前奏曲と舞曲 チャイコフスキー:ユーモレスク/ハイドン:メヌエット/他 マイケル・クライン・サクソフォン四重奏団 RPO、LPO、LSOの首席奏者を歴任した英国を代表するクラリネット奏者ジャッ ク・ブライマーへのトリビュート・アルバムは、ブライマーが"サクソフォン 奏者"としてクヮルテットに参加したBBC放送音源からの復刻! イギリスの名門オーケストラの木管セクションを支えたクラリネット奏者で あると同時に、サクソフォン奏者でもあったブライマーの偉大な存在感に改 めて驚かされる。1977年3月&4月の録音。 CC 4005 ¥2180 ラン、シング、フライ - アルト・サクソフォンのための作品集 ―― デュボワ:組曲形式の性格的小品/吉松隆:ファジー・バード・ソナタ ドビュッシー:シリンクス/レイ:サクソフォン・ソナタ変ホ長調 モーリス:プロヴァンスの風景/R.R.ベネット:3つの小品による組曲 サラ・マーカム(サクソフォン)、ポール・ターナー(ピアノ) 日本が誇るサクソフォン・ソナタ、吉松隆の「ファジー・バード・ソナタ」 や、ポール・モーリスの「プロヴァンスの風景」など、サクソフォンの定番中 の定番作品を集めたプログラム。」 イギリスの女流サクソフォン奏者サラ・マーカムは、サクソフォン・クラシッ クス・レーベルのアーティスティック・ディレクターでもあるソリスト。サク ソフォンのサウンドが走り、歌い、そして羽ばたく。2010年8月の録音。 <Clarinet Classics> CC 0058 ¥2180 ルフェーヴル:クラリネット・ソナタ集Vol.2 ―― ソナタ第2番イ短調/ソナタ第4番ヘ長調/ソナタ第6番ハ長調 ソナタ第8番へ長調/ソナタ第10番変ロ長調 ソナタ第12番ヘ長調(ピリオド楽器による全曲世界初録音) コリン・ローソン(クラリネット)、セバスチャン・コンベルティ(チェロ) 19世紀初期、1802年に発表された著書「クラリネット奏法」でその名を知られ るクサヴァー・ルフェーヴル(1763-1829)の"ピリオド・クラリネット"による ソナタ集第2巻! ハノーヴァー・バンドやイングリッシュ・コンサートのクラリネット奏者とし て活躍したバセット・ホルン、ピリオド・クラリネットの達人コリン・ローソ ンが、"ルフェーヴルが生きた時代"の響きを再現する。ピリオド楽器の演奏 による全曲世界初録音。2010年7月の録音。 <Cello Classics> CC 1028 ¥2180 バッハ以前の無伴奏 - フランスのバス・ヴィオール組曲集 ―― オトマン:組曲ニ短調/デュビュイソン:組曲ニ短調 ド・マシー:組曲第4番ト長調/サント=コロンブ:組曲ニ短調 マレ:サント=コロンブ氏へのトンボー チャールズ・メドラム(バス・ヴィオール) チェロの聖典、J.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」が誕生する以前の1660年- 1700年頃にフランスで作曲されたバス・ヴィオールのための組曲集。 バッハの「無伴奏チェロ組曲」よりも前に、オトマン、サント=コロンブ、 マレなどの手により成熟したフランスの「無伴奏組曲」の存在は、音楽史的 視点からも興味深い。ロンドン・バロックの創設者、チャールズ・メドラム のいぶし銀の技が光る。 CC 1029 ¥2180 メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品全集 ―― チェロ・ソナタ第1番変ロ長調Op.45/チェロ・ソナタ第2番ニ長調Op.58 協奏的変奏曲ニ長調Op.17/無言歌ニ長調Op.109 コリン・カー(チェロ)、トーマス・ザウアー(ピアノ) コリン・カーは、英国王立音楽院の教授であり、ヴェニスの銘器、1730年製 マッテオ・ゴフリラーのチェロを手に世界を駆け巡るイギリスの名チェリス ト。トーマス・ザウアーとのデュオで行われたウィグモア・ホールでのコン サートが完売となるなど、英国内でのコリン・カーの人気は絶大。情感豊か なメンデルスゾーンも好演です。2010年6月の録音。 CC 1025 ¥2180 鳥の歌 - スペイン&ラテン・チェロ ―― ファリャ:スペイン舞曲第1番、スペイン民謡組曲/サラサーテ:サパテアード ピアソラ:グラン・タンゴ/グラナドス:オリエンタル カサド:愛の言葉、無伴奏チェロ組曲/ヒナステラ:パンペアーナ第2番 カザルス:鳥の歌 ナンシー・グリーン(チェロ)、タニス・ギブソン(ピアノ) "スペイン"のファリャ&グラナドス、南米"アルゼンチン"のピアソラ&ヒナス テラ、そしてカザルスが愛した「鳥の歌」。 情熱的なスペイン&ラテン・プログラムを弾くナンシー・グリーンは、アメリ カの名門ジュリアード音楽院で学んだ才女。2008年8月の録音。 <LIR Classics> LIR 021 ¥1780 ハンブルク1705年- 18世紀のチェンバロ音楽 ―― ヘンデル:前奏曲ホ長調HWV.566、前奏曲嬰へ短調HWV.570 グラウプナー:パルティータ イ長調 ヘンデル: 前奏曲イ短調HWV.576、前奏曲ニ短調HWV.563、組曲ニ短調HWV.437、 前奏曲ニ短調HWV.562、アレグロ ニ短調HWV.475 マッテゾン:組曲第3番ニ長調 ヘンデル: 前奏曲ト短調HWV.572、シャコンヌ ト短調HWV.453、組曲ニ短調HWV.448 ミケーレ・ベヌッツィ(チェンバロ/ドゥルケンc.1740) 1740年頃にフランドルのヨハン・ダニエル・ドゥルケンによって製作された 18世紀のチェンバロで聴く18世紀ドイツの鍵盤作品集。 2003年に山梨で開催された第17回国際古楽コンクールで第3位入賞の経験を持 つチェンバリスト。ドゥルケンのチェンバロが持つ華やかな音色を自在に引 き出す実力はかなりのレベル。2009年11月&12月の録音。 LIR 019 ¥1780 ハイドン・リビジテッド - フルートと弦楽のための音楽 ―― シュミットバウアー:ディヴェルティメント イ長調 ハイドン: フルート四重奏曲(弦楽四重奏曲Op.20-5からの編曲)、 弦楽三重奏曲ト長調(ピアノ・ソナタHob.XVI-40からの編曲)、 フルート四重奏曲ハ長調《鳥》(弦楽四重奏曲Op.33-3からの編曲) ガレアッツィ・アンサンブル 1777年にハイドンの名で出版されたシュミットバウアーの「ディヴェルティ メント」や、他の編成からフルート四重奏、弦楽三重奏へと編曲されたハイ ドンの作品など、プログラミングにひねりをきかせたハイドン(+シュミット バウアー)の作品集。 ここではガレアッツィ・アンサンブルのフルーティスト、レスリー・ホリデイ が大活躍!フルートが主役となった弦楽四重奏曲も雰囲気がガラリと変わっ て面白い。2008年7月の録音。 LIR 022 ¥1780 チェロ・エレジー&ロマンスVol.1 ―― カザルス:鳥の歌/マスネ:メロディ(エレジー) F・メンデルスゾーン:幻想曲ト短調、奇想曲変イ長調 トルトゥリエ: エレジー/ワイルド:サラエボのチェリストOp.12 グラズノフ:エレジーOp.17 ディッキンソン:悲歌 チャイコフスキー:ポロネーズ ペネロペ・ライネックス(チェロ)、アレグザンダー・ウェルズ(ピアノ) ポール・トルトゥリエの弟子でイギリスの女流チェリスト、ペネロペ・ライ ネックスが、デッカの元プロデューサー、クリストファー・レイバーンに捧 げるチェロ小品集。 多くのチェリストたちが弾き続ける名作から、あまり知られていない逸品、 ライネックスに献呈された作品を組み合わせるなど、ユニークな仕上がりの プログラムが魅力的。2006年の録音。 <NIFC> NIFCCD 608-609 2枚組 ¥4600 エフゲニー・ボジャノフ - 第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ ショパン: 夜想曲第17番ロ長調Op.62-1/練習曲第11番変ホ長調Op.10-11 練習曲第5番変ト長調Op.10-5《黒鍵》/バラード第3番変イ長調Op.47 舟歌嬰ヘ長調Op.60/マズルカ風ロンド ヘ長調Op.5 即興曲第3番変ト長調Op.51/ポロネーズ第9番変ロ長調Op.71-2 ワルツ第5番変イ長調《大円舞曲》Op.42/3つのマズルカOp.59 幻想ポロネーズ変イ長調Op.61/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58 マズルカ第21番嬰ハ短調Op.30-4/マズルカ第29番変イ長調Op.41-4 マズルカ第32番嬰ハ短調Op.50-3/ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11* エフゲニー・ボジャノフ(ピアノ/YAMAHA) アントニー・ヴィト(指揮)*、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団* 2010年第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ・レコーディング、 NIFC のブルー・シリーズのリリース第5弾は、第4位入賞を果たした東欧ブル ガリアの逸材エフゲニー・ボジャノフ(1984-)! 2009年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール入賞、2010年エリザベー ト王妃国際ピアノ・コンクール第2位という実績を持つボジャノフは、2011年 1月に佐渡裕&兵庫県立芸術文化センター管弦楽団にソリストとして招かれ、 来る11月には同じく佐渡裕が指揮するベルリン・ドイツ交響楽団の来日公演の ソリストとして登壇が決まっている。 独自の世界を繰り広げた「ピアノ協奏曲第1番」第1楽章に代表されるように、 ボジャノフの確固たるオリジナリティ、聴衆を惹きつける強い個性は、第16 回ショパン国際コンクール入賞者たちの中でも際立った異彩を放っている。 録音:2010年10月3日-23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ ホール(ポーランド)/使用ピアノ:YAMAHA NIFCCD 610-611 2枚組 ¥4600 フランソワ・デュモン - 第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ ショパン: 夜想曲第13番ハ短調Op.48-1/練習曲第10番変イ長調Op.10-10 練習曲第23番イ短調Op.25-11《木枯らし》/スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39 ワルツ第5番変イ長調《大円舞曲》Op.42/幻想曲ヘ短調p.49 3つのマズルカOp.50/舟歌嬰ヘ長調Op.60/英雄ポロネーズ変イ長調Op.53 幻想ポロネーズ変イ長調Op.61/子守歌変ニ長調Op.57 即興曲第1番変イ長調Op.29/即興曲第3番変ト長調Op.51 ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58/ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11* フランソワ・デュモン(ピアノ/ファツィオーリ&スタインウェイ*)、 アントニー・ヴィト(指揮)*、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団* ポーランド国立ショパン協会(ショパン研究所)の"NIFCブルー・シリーズ"第6 弾では、名手揃いの第16回大会で第5位を獲得したフランスのピアニスト、フ ランソワ・デュモン(1985-)が登場! パリ国立高等音楽院では名教師ブルーノ・リグリットに師事し、バシュキロ フ、フライシャーからもピアノを学んだデュモンは、2007年エリザベート王 妃国際ピアノ・コンクール入賞、ジャン・フランセ国際ピアノ・コンクール 第1位、2009年浜松国際ピアノ・コンクール第4位、クララ・ハスキル国際ピ アノ・コンクール入賞という豊富な経験、実績を持つ。 またデュモンは、第1次予選から第3次予選までは"ファツィオーリ"、本選の コンチェルトでは"スタインウェイ"を弾いており、"使用ピアノの交代"に踏 み切っているところも非常に気になるところ。ショパン・コンクールでの軌 跡が、フレンチ・ピアニズムの新星デュモンのポテンシャルの高さを証明し てくれる。 録音:2010年10月3日-23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ ホール(ポーランド)/使用ピアノ:ファツィオーリ&スタインウェイ |
<FABULA CLASSICA> FAB 2205 5枚組 ¥4050 グレン・グールド バッハ&ベートーヴェン コレクション J.S.バッハ: (1)ゴールトベルク変奏曲BWV988 (2)ピアノ協奏曲 ニ短調BWV1052 (3)イタリア協奏曲 ヘ長調BWV971 (4)シンフォニア BWV787-801 (5)平均律クラヴィーア曲集第2巻- ベートーヴェン:ピアノソナタ第19番、第20番 (6)エロイカ変奏曲Op.35 (7)オリジナル主題による変奏曲Op.34 (8)ピアノ協奏曲第3番Op.37 (9)6つのバガテルOp.126 グレン・グールド(P) (2)サー・アーネスト・マクミラン(指)トロント響 (8)カラヤン(指)ベルリンPO 録音:(1)1954年 (2)1955年 (3)(4)(5)1952-1957年 (6)(7)(9)1952年 (8)1957年5月26日 グールドのレコーディング史上に輝く「ゴールトベルク変奏曲」のほかバッハ、 ベートーヴェンの名演をお買い得価格で。 <harmonia mundi> HMU 807525(SACD-Hybrid) ¥2500 1. Motherless Child(C.H.ジョンソン編) 2. 天国と呼ばれた町(レオナール・ドゥ・ポール編) 3. すぐに、ああ、なされるだろう/私は安らかに死にたい(C.H.ジョンソン編) 4. すぐに、ああ、なされるだろう(ウィリアム.L.ドーソン編) 5. 厳しい試練(C.H.ジョンソン編) 6. ホールド・オン(モーゼス・ホーガン編) 7. Been in de Storm/ Wayfaring Stranger(C.H.ジョンソン編) 8. Oh Graveyard(Lay This Body Down)(D.ラング編) 9. いい知らせじゃないか!(ウィリアム.L.ドーソン編) 10. スティール・アウェイ(ティペット編) 11. 共に歩こう、子らよ(モーゼス・ホーガン編) 12. ダット・ロックに家を買った(モーゼス・ホーガン編) 13. 谷間の百合(ウェンデル・ハルム編) 14. プレンティ・グッド・ルーム(On the Glory Train)カービー・ショウ作 15. 私の神はかたき岩(アリス・パーカー&ロバート・ショウ編) 16. フリーダム・ソング(ロバート・キール作) 17. スウィング・ロウ、スウィート・チャリオット(タリック・オレガン編) クレイグ・ヘッラ・ジョンソン(指揮) コンスピラーレ&カンパニー・オブ・ヴォイセズ(合唱) 録音:2010年10月 19世紀の終わり、アメリカに滞在したドヴォルザークは、「黒人のメロディー と呼ばれるものの上にこの国(アメリカ)の音楽が成り立っている。アメリカの 黒人のメロディーに、私は、必要なものすべてを見つけることができる」と語 りました。ブルース、ソウル、ラップ、ゴスペル、ブロードウェイミュージカ ル、ジャズ、ロック、R&B…さらに現代アメリカのオペラや交響曲のいくつか は、ここに収められている音楽の流れをくんでいます。アメリカ音楽の根っこ の部分を今一度味わって頂くための1枚です。 「霊歌(スピリチュアル)は1700年頃からアメリカに移住を余儀なくされたアフ リカ人奴隷(1862年の奴隷解放宣言まで制度は続いた)によって作られ、歌われ ていた民謡である。国立図書館には7000を超える霊歌の録音(断片含む)が残さ れている。1867年に出版された「アメリカ合衆国の奴隷の歌」はこうした歌の 貴重な記録であり、これにより南部のみならずアメリカ全土でこれらの歌が知 られることとなった。1868年に設立されたFisk Schoolは、新たに解放された 奴隷たちの教育の場であった。学校設立資金を集めるために、Fisk Jubilee Singersはこれらの歌をコンサートで披露していった。最初はシンプルな和声 の伴奏で歌っていたが、次第に手の込んだアレンジで歌うようになる。これが 霊歌のコンサート用アレンジの始まりである。今回の録音にあたり、あまり知 られていない作品には、現代作曲家にアレンジを依頼した。さらに、デイヴィ ッド・ラング、タリック・オレガン、ロバート・キールらによる、アフリカの 伝統音楽に基づいたオリジナル作品も収録している。さらに私(クレイグ・ヘ ッラ・ジョンソン)の作品も収録した。今日の合唱のコンサートでは、こうし た霊歌はコンサートの最後におかれ、非常に盛り上がって終わる、というのが 一般的な流儀だが、私はここで、それぞれの作品を掘り下げて、音楽自体が体 現しているものが何なのかを皆様に提示したかった。今日にも当てはまる力強 いメッセージをもち、人類の普遍的なハートを感じさせてくれるこれらの作品 の魅力を味わって頂ければ幸いである。」(指揮者クレイグ・ヘッラ・ジョン ソンの言葉抄訳) <OPUS蔵> OPK 7057 ¥2250 レハール:ワルツ『金と銀』作品75(1952HMV&1957PYE) ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(1953年録音) チャイコフスキー: バレエ『白鳥の湖』組曲(1950年録音) 第2幕より 情景、 4羽の白鳥たちの踊り、 白鳥の女王の踊り 第1幕より ワルツ 第3幕より ハンガリーの踊り シャブリエ:狂詩曲『スペイン』(1954年録音) ドニゼッティ:歌劇『ドン・パスクヮーレ』序曲(1954年録音) リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲作品34 (1953年録音) サー・ジョン・バルビローリ(指揮)、ハレ管弦楽団 音源:金と銀 EP(HMV,PYE)、他は10インチ LP(HMV) これこそ真実の“価千金”と言うべきか。オーパス蔵の音楽性重視による卓抜 無類の名復刻によってよみがえった《バルビローリ/ハレ管弦楽団による》レ ハールの『金と銀』を聴いて、その演奏の、魅惑そのものというほかない弦が 歌いあげる流麗のフィーリング。そして、生き生きと、はずんで聴くものの全 身をゆりうごかせるワルツのリズムに、驚きあわてました。1950年代というハ レ管弦楽団が目覚ましい発展の上り坂にあった時期の、バルビローリ壮年期の 録音である今回の名曲名演集は、生涯を通じて多数のファン層に愛され親しま れてきた、愛の人バルビローリの、芸術家としての素顔を知ることのできる親 しみ深い1枚となっています。(小林利之) OPK 7058/9 2枚組 ¥3380 (1)プッチーニ:ラ・ボエーム(全曲) アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、NBC交響楽団 ミミ:リチア・アルバネーゼ(S)、ロドルフォ:ジャン・ピアース(T) ムゼッタ:アン・マックナイト(S)、 マルチェルロ:フランチェスコ・ヴァレンティーノ(Br) ショナール:ジョージ・チェハノフスキー(Br)、 コリーネ:ニコラ・モスコーナ(Bs) ベノア/アルチンドロ:サルヴァトーレ・バッカローニ(Bs) 合唱団/ウィロウスキー指揮 録音:1946年2月3、10日、スタジオ8H 音源: ラ ボエーム: UK-HMV LP(ALP) (2)プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」間奏曲と第3幕全曲 アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 マノン:マファルダ・ファヴェロ、デ・グリュー:ジョヴァンニ・マリピエロ、 レスコー:マリアノ・スタービレ 点灯手:ジュゼッペ・ネッシ、 船長:カルロ・フォルティ 録音:1946年5月11日、ミラノ・スカラ座 音源:マノン・レスコー :Private LP 歌劇<ボエーム>は、「主たるテーマが青春群像で、ある意味、一種のアンサ ンブル・オペラとしての性格上、指揮者の棒によって語られるところが多い」 といわれている。そこで、登場人物の誰の歌がどうだということ以上に、ドラ マの内容とその進行を、指揮者が音楽でどのように描いてくれるかという点に その成果の大半が懸かってきます。すなわち歌劇《ボエーム》というオペラ全 体が、歌とオーケストラの微妙なバランスによって構成される作品になってい ます。そのあたりを、この全曲盤のトスカニーニの指揮で聴いていると、いま 舞台に立っている誰が何をどう思っているかなどということを、オーケストラ の精緻をきわめた動機の出現、モチーフの微妙な調性の変化などで完璧に表現 されていることがわかります。(小林利之) <ATMA Classique> ACD2 2613 ¥1850 現代カナダ合唱曲集-イントゥ・ライト イマンツ・ラミンシュ:アヴェ・ヴェルム・コルプス レーモンド・マリー・シェーファー:3つの賛歌 ルパート・ラング:アニョ- ドゥ ディュー、アース・ティーチ・ミー クロード・ヴィヴィエ:神よ、憐れみたまえ ジョセリン・マーロック:エグザウディ デレイク・ヒーリー: サリッシュ・ソング、イヌイット・ハンティング・ソング ブルース・スレッド:アイス ジェフリー・ライアン:オン・ムッシュ・デパーチャー ロドニー・シャーマン:ラヴ リオネル・ドネ:ミラボー橋 ムジカ・インティマ 録音:2008年11月17、19、25、27日ライアーソンユナイテッド教会、カナダ カナダの現代作曲家の作品を収録。イマンツ・ラミンシュはラトヴィア出身、 現在はカナダで活躍中の作曲家。美しく癒される作風で人気を博しています。 レーモンド・マリー・シェーファーは「サウンドスケープ」論を提唱している カナダを代表する現代作曲家。日本の合唱コンクールでも度々取り上げられま す。ルパート・ラングはバンクーバーのクライストチャーチ大聖堂の音楽監督 を20年務め、「アニョ- ドゥ ディュー」では繊細で壮大な響きを聴かせます。 ブルース・スレッドは1975年生まれの若手作曲家。「アイス」は氷で覆われた 冬の湖が溶ける様を描写し、自然で穏やかな沈黙を生む作品。リオネル・ドネ の「ミラボー橋」はマリー・ローランサンの恋人だった詩人のギョーム・アポ リネールの代表作「ミラボー橋」に由来します。失われた愛と色あせない記憶 を見事な表現で描いています。 ACD2 2354 ¥1850 ヴェリヨ・トルミス(1930-):無伴奏合唱曲集 秋の風景、聖ヨハネの日、ノーザンライト(オーロラ)、 告解の火曜日-四句節の三日間の歌、 舟の上で歌う、ヴェプスの小径 ムジカ・インティマ 録音:2005年10月3-7日 エストニア生まれの合唱音楽作曲家トルミス。彼はバルト海沿岸のフィン族の 集落を訪れ古い民謡の収集をしています。民謡の素材を用い作曲された彼の 作品は、自然描写や土地に根付く音楽などが目の前に浮かぶような巧みな表現 が盛り込まれています。そして合唱の本領が発揮できる、響きの斬新さを堪能 できる内容です。 ACD2 2284 ¥1850 神への祈り イヴァン・ムーディ:雅歌I ウルマス・シサスク:グロリア・パートゥリ(抜粋) ホセ・エバンゲリスタ:おお主よ、何と心地よきことか ニーステト:おお、十字架よ カバナ:わたしは主を待ち望んだ スティーヴン・チャットマン:あなたは私の心を奪った ムジカ・インティマ 0722056 228428 現代の有名合唱作曲家作品集。 イギリスの作曲家イヴァン・ムーディのヒリアード・アンサンブルの委嘱に よって作曲された「雅歌Iカンティクム・カンティコルム」を収録。ウルマス ・シサスクはエストニアの作曲家で宗教曲や天体に基づいた作品が多く神秘的 な響きの作風。カナダの代表的な合唱作曲家スティーヴン・チャットマンなど、 アカペラの実力の試される作品を集めた意欲的なアルバム。 ACD2 2227 ¥1850 クリアー ウィリアム・ホーリー:私は春 マグヌス・リンドベルイ:おお、僕の恋人 サン=サーンス:夜の静けさOp.68 ロバート・ルーカス・ピアソール:彼女の棺にレイを置いて下さい ジェラルド・フィンジ:7つの無伴奏パートソング集Op.17 エルガー:愛する人は北の地にありて Op.18-3 伝承曲(フランス):泉のほとり 伝承曲(イギリス):海の魅惑 グレツキ:私のヴィスワ、灰色のヴィスワ 伝承曲(アメリカ):シェナンドー 伝承曲(スコットランド):ローモンド湖 ドヴォルザーク:家路 ムジカ・インティマ フィンランドの作曲家マグヌス・リンドベルイの洗練された作風の「おお、僕 の恋人」は小粋に聴かせ、サン=サーンスの「夜の静けさ」では心洗われる旋 律を緩やか歌い、切々と歌い上げられるグレツキの「私のヴィスワ、灰色の ヴィスワ」、最後のトラックの「家路」では夕暮れの情景が浮かぶアレンジで 終曲にふさわしく、しっとりと聴かせ、多彩な選曲でムジカ・インティマの魅 力を引き出したアルバム。 ACD2 2577 ¥1850 クリスマス・アルバム「オー・ナタ・ルクス」 伝承曲/ロバート・ピアーソル編:もろびと声あげ 伝承曲/ピーター・マシュー編:レ・ゾンブル・ド・ラ・ニュイ 伝承曲/ジョナサン・ラスボーン編:ガブリエルのお告げ C.A.カリーリョ:おお、大いなる神秘 サス・ガレッピ:オー・ナタ・ルクス ブリテン:イエスよ,あなたは救い主でいらっしゃるから、聖母賛歌 ハーバート・ハウエルズ:子守歌を歌って マシュー・ラーキン:アダム は縛られて エリック・ウィテカー:ルクス・アルムクエ ドナルド・パトリキン:アンティフォン、ザ・チャイルド・オブ・メアリ 伝承曲/ステファン・スミス編:バルー・ラミー 伝承曲/ミシェル・マレイ編:気持ちのいい朝に、ぼくは行進に出会った キャサリン・ゴイーン:どんな秘密を! 伝承曲/レイン・プライス編:ウェックスフォード・キャロル ヒーリー・ウィラン:マニフィカト エリザベス・ポストン:林檎の木なるイエス・キリスト ジョナサン・クイック:天国から天使が来た ムジカ・インティマ 録音:2008年2月4-6日 ブリテン、ハーバート・ハウエルズ、ヒーリー・ウィランなどの伝統的なクリ スマスの作品と20世紀の作曲家によるあまり知られていない美しいクリスマス ・キャロルを収録。心地よい自然な歌声が、クリスマス・キャロルにぴったり の雰囲気を演出しています。 <早稲田大学ピアノの会> KKC 7013 ¥2500 PASSION-クラシック名曲集 1.ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3-2「鐘」 2.ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番「熱情」Op.57 3.ヘンデル:チェンバロ組曲第7番よりパッサカリア 4.ドビュッシー:夢L.64 5.カスキ:夢Op.19-1 6.カスキ:森の精Op.10-1 7.ショパン:練習曲Op.25-11「木枯らし」 8.ショパン:「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」Op.22 9.サティ:ジムノペディ第1番 1-3小川実(P)4-6重松和人(P)7-9山田翔平(P) 録音:2011年7月5&6日山梨・桃源ホール 音楽専門学科コースを有さずにも拘わらず、多数のプロ音楽家を輩出してきた 早稲田大学。その中でも『早稲田大学ピアノの会』といえば、レベルの高さは 著名であり、音楽大学においてトップレベルの学生までもが在籍するほど。 自身も歌手として活躍する音楽プロデューサーの古屋博敏氏が、長髪をなびか せながら物凄い勢いでベートーヴェンを弾きこなす小川実の音楽性や人間性に 惚れ込み、彼をリーダーに据えた『早稲田大学ピアノの会』プロジェクトを創 り上げました。演奏する面々は、若さと情熱溢れる早稲田大学在学中のピアニ スト。リーダーの小川実は現在文学部哲学専攻3年、重松和人は政治経済学部 2年、山田翔平は教育学部教育楽科2年。 古屋博敏氏自らがエグゼクティブ・プロデューサー、サウンドプロデューサー として立ち、制作期間中は共同作業を行いながら、国内外で音楽制作現場に経 験豊富な古屋氏の哲学とノウハウを余すところなくメンバーに伝え続け、彼ら をデビューへと導いた渾身の一作。 録音にもこだわり、ピュア・サウンドを追求したDSD5.6MHz、PCM192kHzのハイ サンプリング・レート・レコーディング。アーティストたちの情熱と呼吸を余 すところなくダイレクトに表現しています。10月1日のリリース記念コンサー トの他に11月の早稲田大学の早稲田祭にも出演が決定しています。 小川実(おがわ まこと) このCD制作における、プロジェクトリーダー。1990年東京生まれ。早稲田中高 等学校を卒業、早稲田大学文学部に入学、現在哲学科3年生。主に現代哲学、 ポストモダン思想を追求している。早稲田で生まれ、早稲田で育った生粋の早 稲田人。好きな作曲家はバッハ、ベートーヴェン、ラフマニノフ等々。好きな ピアニストはヴァルター・ギーゼキング、フリードリヒ・グルダ、グレン・グ ールド。企画立案からプロジェクトを一貫して牽引し、メジャーデビューを果 たした。 重松和人(しげまつかずと) 1990年長崎生まれ。早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科に在学中。9歳 より地元講師の下で本格的にピアノを習い始める。近代フランス音楽に魅せら れ、実際のフランス人がどのような生活を送っているのかを知るために、高校 在学中に一年間渡仏。現地の一般公立高校に通う。好きなピアニストはパスカ ル・ロジェ、館野泉。 山田翔平(やまだしょうへい) 1992年東京生まれ。7歳より島村楽器のピアノコースにてピアノを習い始め、 島村楽器音楽コンクールにも度々出場、入賞を経験している。早稲田大学高等 学院を経て早稲田大学に入学。ピアノ以外に、指揮者としても活動をこなす。 好きなピアニストは、マウリツィオ・ポリーニ、エフゲニー・キーシン、ユ ジャ・ワン。好きな指揮者は、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、小澤征爾。 <EURO ARTS> 20 53648(DVD-Video) ¥2900 ガーシュウィン:「ストライク・アップ・ザ・バンド」序曲 フォーレ:パヴァーヌ 嬰ヘ短調Op.50 ガーシュウィン: バイ・シュトラウス、いつの頃から、 ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット ラヴェル:ラ・ヴァルス ガーシュウィン: エンブレイサブル・ユー、ス・ワンダフル、ア・フォギー・デイ ラヴェル:「ダフニスとクロエ」組曲第2番 サイモン・ラトル(指) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ダイアン・リーヴス(Vo)ピーター・マーティン(P) リューベン・ロジャース(ダブル・ベース) グレゴリー・ハッチンソン(ドラム) 収録:2003年12月31日 ベルリン、ライヴ ベルリン・フィル恒例の大晦日のジルヴェスターコンサート。2003年はジャズ シンガーのダイアン・リーヴスをゲストに迎え、ガーシュウィン、ラヴェル、 フォーレの曲を取り上げました。ダイアン・リーヴスは4度のグラミー賞に輝 いたジャズ・ヴォーカルの女王。彼女の驚異的な歌唱力と妙技を生かしたガー シュウィンのナンバーを選曲。ピーター・マーティン、リューベン・ロジャー ス、グレゴリー・ハッチンソンの一流のジャズプレイヤーのサポートを得て彼 女の抜群のセンスとカリスマ性が存分に堪能できる内容です。アメリカ音楽や ジャズを得意とするラトルならではのアプローチも聴きどころです。そしてラ ヴェル:「ダフニスとクロエ」と「ラ・ヴァルス」も想像力に富み、万華鏡の ように、刻々と変化する色彩を見事に表現。またパユの陰影に富んだ美しい フルートから始まるフォーレのパヴァーヌも見所の一つ。 <Cascavelle> VEL 3140 7枚組 ¥4450 シミオン・スタンチウ・シリンクス -パンフルートの芸術- CD1 ヴィヴァルディ: 2つのフルート(フルート&パン・フルート)のための協奏曲 ヘ長調 演奏:ジャン=ピエール・ランパル(Fl) ジャン=ピエール・ベランゲン(指) アンサンブル・オルケストラル・ド・ノルマンディー ヴィヴァルディ: フルート協奏曲 作品10より「海のあらし」ヘ長調RV.433 「夜」ト短調RV.439 「ごしきひわ」ニ長調RV.428、 ヴァイオリン(パンフルート版)協奏曲 イ短調 作品3-6 マルチェッロ:協奏曲イ短調 演奏:クラウディオ・シモーネ(指)イ・ソリスティ・ヴェネティ アルビノーニ:5声の協奏曲 ニ短調 作品9-2 チマローザ(シリンクス編曲):フルート協奏曲 演奏:ジャン=ピエール・ベランゲン(指) アンサンブル・オルケストラル・ド・ノルマンディー CD2 チマローザ:二つのフルートのための協奏曲 ト短調 演奏:ジャン=ピエール・ランパル(Fl) ジャン=ピエール・ベランゲン(指) アンサンブル・オルケストラル・ド・ノルマンディー ボッケリーニ:フルート協奏曲 ニ長調 作品27 演奏:エドモン・ド・ストゥ(指)チューリッヒ室内管弦楽団 ジュリアーニ:グランド・ソナタ 作品85 演奏:アレクサンドル・ラゴヤ(ギター) レハール:協奏曲 ハ長調 演奏:クラウディオ・シモーネ(指)イ・ソリスティ・ヴェネティ CD3 J. S. バッハ:管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV 1067(全曲) シュターミッツ:フルート協奏曲 ト長調 演奏:エドモン・ド・ストゥ(指)チューリッヒ室内管弦楽団 J. S. バッハ:管弦楽組曲第2番よりバディネリ 演奏:アルミン・ジョルダン(指)ローザンヌ室内管弦楽団 テレマン:組曲 イ短調 演奏:クラウディオ・シモーネ(指)イ・ソリスティ・ヴェネティ CD4 テレマン:フルート協奏曲 へ短調/フルート協奏曲 ニ長調 ハイドン:フルート協奏曲 ニ長調 演奏:クラウディオ・シモーネ(指)イ・ソリスティ・ヴェネティ クヴァンツ:フルート協奏曲ト長調 演奏:アルミン・ジョルダン(指)ローザンヌ室内管弦楽団 ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第6番 ホ長調(パンフルート&ハープ版) 演奏:マリエル・ノールマン(ハープ) CD5 モーツァルト: フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299,アンダンテ K.315 演奏:ハンス・グラーフ(指)、 ヘルガ・ストーク(ハープ)、モーツァルテウム管弦楽団 モーツァルト:フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313 演奏:アルミン・ジョルダン(指)ローザンヌ室内管弦楽団 CD6 モーツァルト:フルート協奏曲第2番 二長調 K.314/ロンド ニ長調 演奏:ヘルガ・ストーク(ハープ)、モーツァルテウム管弦楽団 モーツァルト:魔笛より「パパゲーノ・アリア」/トルコ行進曲 演奏:マリエル・ノールマン(ハープ) シャイトラー:ソナタ ニ長調 演奏:アレクサンドル・ラゴヤ(ギター) ショパン:ロッシーニの主題による変奏曲 演奏:ミシェル・デシャルディン(P) ブラームス:4つのハンガリー舞曲、 グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲 演奏:クラウド・シュニッツラー(指)、 モンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団、 CD7 シューベルト:セレナード、 ラフマニノフ:ヴォカリース、サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン 演奏:ミシェル・デシャルディン(P) フォーレ:シチリアーノ、ラヴェル:ハバネラ、イベール:間奏曲 演奏:アレクサンドル・ラゴヤ(ギター) バルトーク:ルーマニア民族舞 ポルムベスク:望郷のバラード ドィニク:ホラ・スタッカート 演奏:クラウド・シュニッツラー(指)、 モンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団 シミオン・スタンチウ・シリンクス: クランドゥイユ/2つのフルートのためのミニチュア ドビュッシー:シリンクス 演奏:シミオン・スタンチウ・シリンクス(パンフルート) シミオン・スタンチウ・シリンクス(パンフルート)、他 録音:1984年-1999年 ルーマニアのブカレスト生まれのパンフルート奏者、シミオン・スタンチウ・ シリンクスがスイスCascavelleレーベルにのこしたクラシック・レパートリー の集大成、豪華7枚組。シリンクスは幼少の頃よりその才能を開花させ、ルー マニアの民謡はもちろんのこと様々なジャンルに積極的に挑戦してきました。 なかでもクラシック音楽ではバッハから現代、そして自作までと幅広いレパ ートリーに挑み、パンフルートという民族楽器の可能性をひろげてきました。 また、演奏活動も盛んで、ルーマニアはもちろんのこと、ロシア、イギリス、 フランス、スイス、アメリカなど、世界各国で活動をし、パンフルートの魅 力を世界に知らしめた第一人者として名を馳せました。シリンクスが奏でる パンフルートの独特な音色はクラシックの名曲に新たな可能性を広げ、また シリンクスにとって土着の音楽である、バルトークのルーマニア民族舞曲な どでは、彼でしか表現することのできない、間合い、テンポなど、聴き手に とって新発見の連続です。この偉大な奏者が2010年7月、長きに渡る闘病生 活の末、ジュネーヴにて惜しまれつつ亡くなりましたが、シリンクスの奏で た音楽は今もなお生き続けております。 <ELOQUENTIA> EL 1126 ¥2380 (1)一番目のカリレーン (2)クーラント《愛しい泥棒ちゃん、なぜ君はそんなにおとなしいの?》 (3)ブラヴァーデ (4)夜更けに人は何をする? (5)許しておくれ (6)ああ眠りよ,ああ甘き眠りよ (7)さあ、もう一度来て (8)二番目のカリレー (9)気狂いシメン (10)美しき娘ダフネ (11)道化師 (12)三番目のカリレーン (13)イギリスのナイチンゲール (14)哀歌 ヨハネッテ・ゾマー(歌) ルイス・ベドゥスキ(リコーダー&指揮) アンサンブル・アルモニア・エ・インヴェンツィオーネ エマニュエル・ギグ、アンドレアス・リノス、パスカル・クレマン、 クレア・ゴビヤール(ヴィオラ・ダ・ガンバ) マティウ・デュプイ(ヴァージナル)ジョヴァンニ・ペッシ(ハープ) ヤコブ・ファン・エイク(1590‐1657)は盲目の貴族で、科学者であるとともに ユトレヒトの聖ヤン教会カリヨン奏者。エイクは教会の中庭でリコーダーの即 興演奏しては市民を愉しませていましたが、その演奏を誰かが聴き取り書き起 こしたのものが《笛の楽園》です。この曲集は、カルヴァン派の詩篇歌、舞曲、 当時の流行歌や卑猥な歌などを主題としたディミニューション(装飾的変奏曲) 集で、これまでリコーダー奏者たちは様々なアイデアを凝らして、いまや失わ れてしまった即興芸術の世界に挑戦してきました。ブラジル生まれでバーゼル ・スコラ・カントゥルムで学んだベドゥスキがこのCD で新たに提示している 試みは、変奏の主題となった元歌とエイクのディミニューションを重ねて演奏 してみる!という思わず快哉を叫びたくなるアイデア。当時の「コンソート・ ソング」の慣習に従い、無伴奏ではなくガンバ・コンソートを伴奏に起用して います。元歌の多くはウィリアム・ロウズ、ダウランド、ロバート・ジョーン ズ等イギリスの作曲家たちによる名旋律ですが、オリジナルの英語歌詞ではな くエイクが触発されたオランダ語歌詞版で歌わせるというこだわりよう。オラ ンダ古楽界の名花ヨハネッテ・ゾマーもまさにこの企画にぴったりです。エイ クの世界に迫ろうというペドゥスキの情熱、知性、才気が横溢した必聴のアル バムと言えるでしょう。 <SoloVoce> SV 8553208 ¥2080 スッペ:「ダルマチアのミサ」(1833/1877) ロマン・サドニク(T) マルティン・アッハライナー(Br) ベルンハルト・シュピングラー(Bass-Br) ブルニコ・コンツェントゥス合唱団 (合唱指揮:フーベルト・ホプフガルトナー) マルティン・ラナルター(オルガン) アドリアーノ・マルティノッリ・ダルシー(指揮) 録音:2009年6月、カンポ・トゥーレス教区教会 スッペが14歳の時に生まれ故郷ダルマチアのカトリック教会のために書き、約 40年後の1877年に出版したミサ曲。ウィーンで劇場人として一家を成したスッ ペは、偶然からこの若書きのミサの一部(キリエ)を目にし、ダルマチアの知人 の協力を借りながら全曲のオリジナルスコアを手に入れると、熟練の対位法と 和声に新たな工夫を施すことでまったく新しい作品として完成させました。 作品は通常典礼文の五部構成で、オルガンを伴奏に独唱、合唱とも男声のみで 歌われる壮麗なもの。演奏は良い意味でローカル色豊かな素朴さが魅力です。 <Profil> PH 09021 2枚組 ¥4250 モノラル グルック: 「オルフェオとエウリディーチェ」 (1774年8月2日オリジナル・スコアに基づくパリ版) オルフェオ:ニコライ・ゲッダ(T) エウリディーチェ:ジャニーヌ・ミショー(S) アモール:リリアン・ベルトン(S) パリ音楽院合唱団(合唱指揮:エリザベート・ブラスール) ルイ・ド・フロマン(指揮) パリ音楽院管弦楽団 録音:1957年3月18,20,21,22,25,26,27日、サル・ド・ラ・ムチュアリテ(パリ) グルック(1714-1787)の代表作《オルフェオとエウリディーチェ》にはいくつ かの上演版があります。ウィーン初演時の「1762年原典版」(イタリア語)、 バレエ音楽を加えたより大規模な「1774年パリ版」(フランス語)、そしていく つかの折衷版です。このCDは「パリ版」初演時オリジナル・スコアに基づくも の。カストラートを好まなかった当時のフランス聴衆の趣味に合わせてオル フェオ役はオートコントル(高音テノール)が歌っています。演奏は、ニコライ ・ゲッダの名唱でCD化が望まれていたもの。モダン楽器演奏にもかかわらずイ ネガル奏法も登場、スウィング感があり、独特の軽やかさは今日でも十分魅力 的です。 <Euro Arts> 20 58688(DVD-Video) ¥2900 20 58684(Blu-ray) ¥4250 ドキュメンタリー:【イースタン・ヴォイス】 コンサート: アリム&ファルガナ・カシモフ・アンサンブル/ Mugham Bayati Shiraz サラル・アギリ&ハリル・シャリアツァデー/ Faryad az an nargese masti ke to dari イブラヒム・ケイヴォ/ Iskeshir・Az Khalfem・Halak shalou & Kul el hala ・Sharfadinah イブラヒム・ケイヴォ アリム&ファルガナ・カシモフ・アンサンブル サラル・アギリ&ハリル・シャリアツァデー ユルドウス・トルディーバ・アンサンブル、 クリスティアン・ハイネッケ モルゲンランド室内管弦楽団 ナデル・マシャイェヒ(指) 収録:2009年モルゲンランド・フェスティヴァル・オスナブリュック 北ドイツのオスナブリュックで開かれた音楽祭のライヴ映像がDVDとBDで発売 されます。中近東のアーティストを招待した2009年の音楽祭は、西洋と東洋の 文化が融合した魅力的なパフォーマンスが行われました。先ずはアゼルバイ ジャンの伝統歌唱ムガームの巨匠アリム・カシモフと娘のファルガナ・カシモ ヴァのデュオ。アゼルバイジャンの人間国宝ともいえるカシモフは、「魔法の 声」、「20世紀の最も偉大な歌手の一人」とも称えられる奇跡の歌声の持ち主。 ムガームとはコーカサスや中央アジアのトルコ言語文化圏の古典音楽で、通常、 歌手1人と器楽アンサ ンブルで演奏されます。娘ファルガナと共演したバヤー ティ・シーラーズは、力強くかつ繊細で優美、生命力溢れる歌声で魅了します。 またイランの有名な男性歌手サラル・アギリとダフと呼ばれる中近東独特の片 面太鼓奏者ハリル・シャリアツァデーによる演奏と独特のヴォーカルで聴かせ るイブラヒム・ケイヴォなど、オスナブリュックで披露した魅惑のステージが 蘇ります。そして彼らの知られざる音楽性に迫る興味深いドキュメンタリー映 像「イースタン・ヴォイス」も必視です。 <harmonia mundi> HMU 907520 ¥2450 シューベルト:白鳥の歌 D 957/流れの上で D 943*/星 D 939 マーク・パドモア(テノール) ポール・ルイス(ピアノ) *リチャード・ワトキンス (フレンチ・ホルン/カール・ゴットフリート・フォン・ライトナー) 録音:2010年10月 ちょっと甘い歌声、言葉の美しい粒立ち、安定した歌唱で、宗教曲にリート に大活躍のパドモア最新盤は、日本でも注目度急上昇中のポール・ルイスと の共演によるシューベルト。徹底して「語り部」として詩人のメッセージを 音楽にのせて聴き手に語りかけるパドモアの技にはますます磨きがかかって います。「私」をとことん滅し、時に極めて冷淡で、時にはっとするほど優 しく、歌っているのですが「語って」いるというほうがしっくりくるような 演奏ぶりは見事です。詩人が語り描く世界に自分が迷い込んだような気分に なります。有名な「セレナード」での、えもいわれぬ気品ある優しさは必聴。 ポール・ルイスのピアノがまた文句なく素晴しく、パドモアの無駄なものが 一つもない歌にぴたりと寄り添い、詩人の描く世界を見事に描写しています。 「流れの上で」はホルンとのトリオ。ベートーヴェンの死の翌年に書かれた もので、ベートーヴェンの「英雄」の葬送行進曲の優しいエコーとなってい ます。ゲスト奏者としてホルンを吹いているのは、1985年から1996年までフィ ルハーモニア管で首席奏者を務めた名手リチャード・ワトキンス。滋味あふ れる音色による名演は、ホルン・ファンならずとも是非聴きたいところです。 <Cascavelle> VEL 3160 2枚組(1枚価格) ¥2080 (1)マーラー:交響曲第3番 ニ短調 (2)ベルク:組曲「ルル」 ジャン・マルティノン(指揮)、 フランス国立放送管弦楽団(現:フランス国立管弦楽団)、合唱団 (1)ヒルデガード・ルトガース(Ms)、(2)マリー・リンゼイ(S)、 ジャン・ポール・クレダー(合唱指揮) 録音:1971年11月3日(ベルク)、1973年10月3日(マーラー)、 フランス、ライヴ マーラー・イヤーに続々とリリースされる中、スイスCascavelleレーベルか らも注目盤が登場!ジャン・マルティノン&フランス国立放送管によるマーラ ー第3交響曲です。マルティノンによる第3交響曲の録音では、1967年当時音 楽監督であったシカゴ交響楽団&レジーナ・レズニク(Ms)がありますが、この ディスクの録音はその6年後にあたる1973年10月、こちらも当時音楽監督であ ったフランス国立放送管とのライヴ録音です。フランス指揮界における重鎮 として活躍し、ドビュッシーやサン=サーンスなどフランスものの評価の高 いマルティノンですが、非常に明快・明晰な演奏は大曲であるマーラーでも 冴えており、かつ堂々たる演奏をしております。なお、マルティノンは1967 年にグスタフ・マーラー国際交流協会(the International Association Gustav Mahler)よりメダルを授与されており(ラファエル・クーベリックや ジョン・バルビローリも同賞を授与)、まさにお墨付きを得たマーラーと言 えましょう。また、カップリングのベルク:「ルル」は、71年11月フランス 国立放響の音楽監督として最も充実し、マルティノンの音楽性の高さ、表現 力の豊かさを聴くことのできる渾身のライヴです。 <Euro Arts> 20 54008(DVD-Video) ¥2900 マーラー:交響曲第9番 クラウディオ・アバド(指) グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団 収録:2004年4月サンタ・チェチーリア音楽院ホール、ライヴ 1997年、クラウディオ・アバドによって創設されたオーケストラ、グスタフ ・マーラー・ユーゲント管弦楽団。ヨーロッパ各国から選ばれた才能ある若 い音楽家たちがオーケストラのメンバーになっています。この映像は2004年 ローマのサンタ・チェチーリア音楽院ホールで行われた演奏会の模様です。 アバドはマーラーの交響曲第9番を、1987年にウィーン・フィルとライヴ録 音、1999年にベルリン・フィルとライヴ録音しているほか、この2004年マー ラー・ユーゲント管とともにおこなったライヴの映像の後に2010年8月にル ツェルン祝祭管とのライヴ映像(ACC10214BD/ACC20214DVD)も残しています。 アバドが手塩にかけて育てたオケとの、瑞々しく活気に溢れる躍動感ある演 奏、そして抜群のオケとの一体感は聴衆を惹き込み、また第4楽章後半から の舞台演出も、一層静かな感動を呼び起こします。 20 55108(DVD-Video) ¥3700 字幕:英、独、仏、西 ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」 マッシミリアーノ・ピサピア(T) フランコ・ヴァッサッロ(Br) キアーラ・タイギ(S) アンナマリア・キューリ(Ms) ユン・イー・ユー(S) ライプツィヒ・バレエ ライプツィヒ歌劇場合唱団 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 リッカルド・シャイー(指揮) 演出:エルマンノ・オルミ 装置・衣裳:アルナルド・ポモドーロ 収録:2005年11月23日・26日、ドイツ、ライプツィヒ歌劇場(ライヴ) 2005年にライプツィ・オペラハウスにて公演したリッカルド・シャイー指揮 によるヴェルディ「仮面舞踏会」の映像。イタリア・オペラを代表するヴェ ルディの「仮面舞踏会」を、意外とオペラ録音の少ないシャイーによる貴重 な演奏です。また演出はオペラ演出も手掛けるイタリア映画界の重鎮エルマ ンノ・オルミ。 <haenssler> =SWR MUSIC / historic series= 94 217 ¥1350 マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」 バーデン=バーデン&フライブルクSWR放送交響楽団 (旧南西ドイツ放送交響楽団) キリル・コンドラシン(指揮) 録音:1981年1月13日-15日 バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ(ライヴ・ステレオ) [SWR収録] ロシアを代表する巨匠指揮者コンドラシンが当時の南西ドイツ放送響を指揮 してマーラーの第6交響曲を演奏したアルバムは、コンドラシンが世を去る 2ヶ月ほど前にバーデン=バーデンで行われたライヴの模様を収録したもの です。 かつては演奏機会も限られていたマーラーの音楽がポスト・スターリン時代 になってようやく一般的になり始めたばかりの旧ソビエトで、マーラー受容 をけん引する役割を担った第一人者がコンドラシンであり、メロディヤにお こなった一連の録音を通じても確かめられます。 このなかで、コンドラシンは第6交響曲を1978年5月にレニングラード・フィ ルとレコーディングしており、もっとも出来ばえがすぐれていたものして、 きわめて緊張感に満ちた迫真の内容を聴かせていました。 このたびの南西ドイツ放送響盤は、前回との比較では、全曲で2分半ほど演 奏時間が拡大した結果、細部のより克明な表現が印象的な仕上がりとなって おり、繊細なアンダンテのあとにくる終楽章の暴れっぷりもすさまじいもの があります。 また、SWRの正規アーカイヴより復刻されているため、鮮明な音質が確保さ れているのもうれしいところです。 なお、コンドラシンはここでも前回同様、中間2楽章について、第2楽章スケ ルツォ、第3楽章アンダンテの配置を採用しています。 <PREISER> PRCD 93479 ¥2080 アニタ・チェルケッティ アリア集 ベッリーニ:「ノルマ」 ヴェルディ: 「ナブッコ」,「エルナーニ」,「シチリアの晩鐘」,「運命の力」, 「アイーダ」 プッチーニ:「トスカ」 スポンティーニ:「ホーエンシュタウフェン家のアグネス」(イタリア語) ポンキエッリ:「ジョコンダ」 ウェーバー:「オベロン」(イタリア語) カタラーニ:「ワリー」 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」 ロッシーニ:「グリエルモ・テル(ウィリアム・テル)」 からのアリア アニタ・チェルケッティ(S) ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指)フィレンツェ五月祭管弦楽団 マリオ・ロッシ(指)RAIトリノ交響楽団 ヴィットーリオ・グイ(指)RAIミラノ交響楽団 録音:1955-1957年 アニタ・チェルケッティは1931年生まれのイタリアのソプラノ。1950年代、 まだ二十代の頃に活躍をし、将来を期待されたものの、病気のため30歳を前 に引退、録音がほとんど残されなかったことから「幻のプリマドンナ」とし てマニアに語り継がれる存在でした。チェルケッティの名前が再度浮上する のは、1996年公開のヴェルナー・シュレーター監督の映画「愛の破片」に チェルケッティが登場してからのこと。この時はオペラマニア以外でもちょ っとしたチェルケッティ・ブームが巻き起こりました。彼女が残した商業録 音は僅かに二つ、DECCAへのアリア集と、マリオ・デル・モナコを相手役に したポンキエッリの「ジョコンダ」全曲録音だけ。このCDには、アリア集の すべてと、「ジョコンダ」からの二重唱と有名なアリア「自殺!」、さらに RAIの放送録音から4曲を収録。チェルケッティの芸術を堪能できます。 DECCA録音はステレオ。 PRCD 89747 ¥2080 ジュゼッペ・ボルガッティ 全録音集 ワーグナー: 「タンホイザー」,「ローエングリーン」, 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」,「ワルキューレ」 ヴェルディ:「オテッロ」 プッチーニ:「トスカ」 からのアリア、場面 シューマン:はすの花,君は花のように ジュゼッペ・ボルガッティ(T) 録音:1905、1919、1928、1929年 +イシドロ・ファゴアガ録音集 ワーグナー:「ワルキューレ」,「神々の黄昏」,「パルジファル」 ヴェルディ:「オテッロ」 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」 からのアリア、場面 録音:1928年 ジュゼッペ・ボルガッティ(1871-1950)は、19世紀末から20世紀初頭にかけて 活躍したイタリアのテノール。1896年にジョルダーノの「アンドレア・シェ ニエ」の初演でタイトルロールを歌ったことで知られています。またアル トゥーロ・トスカニーニが、彼の第一次スカラ座時代(1898-1908)に積極的 に上演したワーグナーのオペラでも活躍、イタリアでのワーグナーの広がり において重要なテノールでもあります。ここには彼が残した全録音が収録さ れています。 ボーナスにイシドロ・ファゴアガ(1895-1976)の録音も収録。ファゴアガは スペイン、ナヴァラ地方出身で、アルゼンチンのブエノスアイレス育ち。 マドリッドで声楽を学んだ後、1920、1930年代にスペインとイタリアでドラ マティックテノールとして活躍、ことにワーグナーの英雄役で人気を博しま した。 <DA CAPO> DACAPO 912 ¥2080 シューベルト:交響曲第8番 ロ短調 D.759 「未完成」 ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67 マティアス・ゲオルク・ケンドリンガー(指) K&Kフィルハーモニー管弦楽団 録音:2009年5月27日、リューベック 注目の指揮者の新録音が登場。マティアス・ゲオルク・ケンドリンガーは 1964年、オーストリアのチロル地方の生まれ。かのエルル・チロル音楽祭の 立ち上げの中心人物の一人でもあります。2002年に自身のオーケストラ、 K&Kフィルハーモニー管弦楽団を設立、その演奏が評判となって、知る人ぞ 知る存在になりました。ケンドリンガーの音楽には確固とした個性があり、 早めのテンポでキビキビした音楽作り。しかし現代的な演奏ともちょっと違 い、随所で伝統的音楽作りとの繋がりも感じられるもの。昨今の指揮者がま ずやらなくなった「運命」&「未完成」の組み合わせを採用、しかもちゃん とドイツ語でSchicksalssinfonie(運命交響曲)と念押ししているこのCDは、 企画、演奏とも、ケンドリンガーが往年のオーストリアの巨匠(決してドイツ の指揮者の重厚な演奏ではなく)の音楽作りを意識しているように思われます。 DACAPO 917 ¥2080 ベートーヴェン: 交響曲第3番 変ホ長調 Op.55 「英雄」 「エグモント」序曲 ヘ短調 Op.84 マティアス・ゲオルク・ケンドリンガー(指) K&Kフィルハーモニー管弦楽団 録音:2009年5月28日、リューベック 「運命」&「未完成」の翌日に一気に録音された「英雄」、こちらはより一 層ケンドリンガー色が強く出た演奏です。第1楽章は提示部反復なしとはいえ 11分24秒の快速っぷり。しかし第2楽章は15分42秒をかけてじっくりと歌い上 げています。タイトに引き締まったスケルツォの快さ、オーケストラがケン ドリンガーの意を万全に組んでいることが伝わってくる終楽章など、面白く 聞ける演奏です。「エグモント」序曲も、深刻ぶらないのに緊張感が漲って いてスリリングな演奏です。 DACAPO 915 ¥2080 ワーグナー:「タンホイザー」序曲,巡礼の合唱 グノー:「ファウスト」第2幕の兵士たちの合唱 ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」第3幕 おお甘美な月よ ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕から ベートーヴェン:「フィデリオ」第1幕 囚人たちの合唱 ヴェルディ:「運命の力」序曲 ヴェルディ:「ナブッコ」第3幕 行け、思いよ、黄金の翼に乗って ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」 戴冠の場 ビゼー:「カルメン」第4幕前奏曲、合唱と行進曲 マティアス・ゲオルク・ケンドリンガー(指) K&Kフィルハーモニー管弦楽団,K&Kオペラ合唱団 録音:2009年4月6日、ベルリン(ライヴ) ケンドリンガーは、2002年にK&Kフィルハーモニー管弦楽団を創立すると、 その翌年にはK&Kオペラ合唱団を設け、積極的にオペラの合唱曲もとりあげ ています。この録音はなんとベルリンのコンツェルトハウスでのライヴ。独 伊仏露のオペラが取り上げられ、いずれも合唱がよく訓練された跡が見られ る立派な演奏。またヴェルディの「運命の力」がかなり血走った演奏で観客 も大いに受けています。ドイツ語圏でももっともイタリアに近いチロル地方 ならではしょう。舞台を彷彿とさせる「カルメン」第4幕冒頭など、オペラ 指揮者ケンドリンガーの実力は結構なものだと思わせられます。 DACAPO 674 ¥2080 ヴェルディ・ガラ ヴェルディ: 「ナブッコ」 「トロヴァトーレ」 「トラヴィアータ」 「シモン・ボッカネグラ」 「運命の力」 「ドン・カルロ」 「アイーダ」 からのアリア、場面 カーチャ・ベーア(S) モニカ・ミナレッリ(Ms) ルイージ・フラットラ(T) ミヒャエル・ユンゲ(Br) アレクサンデル・グロミシュ(Bs) ミロン・ユシポヴィチ(指) K&Kフィルハーモニー管弦楽団, K&Kオペラ合唱団 録音:2006年12月、ドルトムント(ライヴ) 2006年12月にドルトムントで行われたヴェルディ・ガラのライヴ録音。指揮 のミロン・ユシポヴィチはウクライナ出身で、30年以上オペラを指揮してい るベテラン。1998年からウクライナ西部の都市リヴィウの国立歌劇場の音楽 監督を務めています。 なお、CDのインレイカードには、トラック7が「運命の力」第4幕のアルヴァ ーロとカルロの二重唱になっていますが、実際には序曲が収録されています。 <VAI> VAIDVD 4516(DVD-Video) ¥3980 ストラヴィンスキー: (1)ペトルーシュカ(フォーキン振付)(1992年ボリショイ劇場。ライヴ) (2)春の祭典(カサトキナ&ワシリョーフ振付) (1990年モスクワ・クラシカルバレエ団。テレビ用収録) イレク・ムハメドフ、リュドミラ・セメニャーカ、 ヴャチェスラフ・エラーギン、 ユーリ・ヴェトロフ、ボリショイ・バレエ団(1) イルギス・ガリムーリン、ヴァレリヤ・ツォイ、 ヴェーラ・ティマショーワ、モスクワ・クラシカルバレエ団(2) ストラヴィンスキーの三大バレエは、オーケストラ・コンサートやCDで聴く 機会の方が圧倒的に多く、バレエの上演を観ることはあまり恵まれていませ ん。当DVDは、ソ連末期に収録された貴重な映像を集め、ソヴィエト・バレ エ最後の煌めきを伝えてくれます。 「ペトルーシュカ」は、ディアギレフのロシア・バレエ団が初演した際の フォーキンの振付、ベヌアの舞台装置と衣装を再現したボリショイ版で、ロ シアの謝肉祭が夢のように描かれています。ボリショイ・バレエの当時のス ター、ムハメドフの哀しい道化ぶりとセメニャーカの人形風な動作が絶妙で す。「春の祭典」は、モスクワ・クラシカルバレエ団オリジナルのカサトキ ナ&ワシリョーフ版。日本でも新国立劇場バレエでおなじみのイルギス・ガ リムーリン若き日の驚くべき技巧が見もの。ニジンスキー版のような古代的 世界はありませんが、まるでオリンピック選手のような仰天の運動神経に興 奮させられます。 <haenssler> 98 634 ¥2250 リスト:ヴァイオリンとピアノのための作品集Vol.2 (1)ハンガリー狂詩曲第12番S379a (2)尼僧院の僧房 S382bis (3)2つのワルツ S126b (4)ショパンのマズルカによる二重奏曲 S127 (5)夜 S377a (6)ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ S345/3a フリーデマン・アイヒホルン(Vn) ロルフ=ディーター・アレンス(Pf) ウヴェ・シュティッカート(Ten) 録音:2011年3月15-18日 ワイマール、フェストザール・フェルステンハウス (セッション) 好評の第1集(98.588)に続く第2集で完結篇。どうしてもピアノ曲とオーケス トラ曲で知られるリストですが、ヴァイオリンとピアノのための曲をCD2枚分 も残していました。当アルバムに収められたのは、いずれも珍しいものばか りで貴重です。興味深いのはショパンの「マズルカ 嬰ハ短調Op.6の2」に基 づく二重奏曲。ショパンのマズルカ以外のポーランドの旋律も現れ、ちょっ とヴィエニャフスキを想わせます。ハンガリー狂詩曲第12番のヴァイオリン 版も、リストならではの凝った工夫が見られて興味津々。新しいヴァイオリ ンのレパートリーの発見があると申せましょう。ドイツの実力派アイヒホル ンも冴えています。 <C-Major> 70 6808(DVD-Video) ¥3500 70 6904(Blu-ray) ¥3850 字幕(ブルックナー):ラテン、独、 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58 ブーレーズ:管弦楽のための「ノタシオン」 ブルックナー:テ・デウム ダニエル・バレンボイム(P&指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団 ドロテア・ロシュマン(S)エリーナ・ガランチャ(Ms) クラウス・フロリアン・フォークト(T)ルネ・パーペ(B) 収録:2010年7月26日ザルツブルク祝祭大劇場、ライヴ 2010年のザルツブルク音楽祭オープニング・コンサートの映像。数々の名演 が生まれたザルツブルク祝祭大劇場は2010年でちょうど50周年を迎え、この コンサート映像は50周年記念演奏会の模様です。プログラムはダニエル・バ レンボイム指揮によるブルックナー「テ・デウム」、ベートーヴェン「ピア ノ協奏曲第4番」、ブーレーズ「ノタシオン」です。バレンボイム自身も2010 年は演奏活動60周年を迎えた記念すべき年。バレンボイムは音楽祭の公式オ ープニングセレモニーで、1918年音楽祭発足時にマックス・ラインハルト氏 らが目指した平和への願いが、90年以上経った現在でも叶えられていない事 を訴え、平和のための演奏活動を行っているバレンボイムらしいスピーチを 行いました。 バレンボイム弾き振りによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番。バレンボ イムが完全に手中に収めた作品をウィーン・フィルとの絶妙な共演で、大き なスケール感と表情豊かに聴かせます。ブーレーズの「ノタシオン」は I-III-IV-VII-IIの順での演奏。ピアノのための 12 のノタシオンとして作曲 された作品の編曲版です。圧倒的な迫力と大音響が押し寄せる曲ですが、そ こはさすがのウィーン・フィル。無駄を排した美しい響きでまとめています。 そしてブルックナーの声楽・宗教曲中屈指の名作「テ・デウム」。ルネ・パ ーペをはじめとする充実したソリスト、バレンボイムのきめ細やかでメリハ リを効かせた演出。鮮烈なオーケストラ、合唱、ソリストが渾然一体となり 生み出される迫力は宗教的感動を呼び起こします。 <THE MASTERCLASS MEDIA FOUNDATION> MMF3 036(DVD-Video) ¥2980 スティーヴン・コヴァセヴィッチ/マスタークラス ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番より ヴェルビエ音楽祭アカデミー・ピアノマスタークラス MMF3 037(DVD-Video) ¥4050 トーマス・クヴァストホフ/マスタークラス シューベルト:歌曲「美しき水車小屋の娘」より「休息」ほか 生徒:ジョン・マクムン ヴェルビエ音楽祭アカデミー歌曲マスタークラス MMF3 038(DVD-Video) ¥5400 エマニュエル・パユ/マスタークラス シューベルト:「しぼめる花」による序奏と変奏曲 ジョルジュ・ユー:ファンタジー ピエール・サンカン:フルートとピアノのためのソナチネ 英国王立音楽院フルートマスタークラス2011年4月 マスタークラス・メディア・ファンディションは、イギリスの主要な音楽大 学、音楽ホール、音楽祭などと共同で、現在活躍する一流音楽家たちのマス タークラスを行っている、非営利団体です。マスタークラス、サマースクー ルやセミナーの記録映像を撮り、現代最高の音楽家たちの重要な証言を残す ことを目的としています。また将来期待の若手演奏家の真剣なレッスン風景 にも注目です。音楽学習者はもちろん、音楽ファンにとっても興味深い内容 となっています。 今回新たに追加される3タイトルの映像は、スティーヴン・コヴァセヴィッ チによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番とトーマス・クヴァストホフ によるシューベルトの歌曲。 そしてマスタークラス・メディア・ファンディションが長年オファーして実 現した世界的フルーティスト、エマニュエル・パユのマスタークラス映像で す。ベルリン・フィルの首席フルーティストであり、ソロ活動も行う多忙な パユがレーベルの趣旨に賛同し実現したもの。英国王立音楽院で行われたマ スタークラスは、フルートの重要なレパートリーを3人の生徒に指導していま す。シューベルト:「しぼめる花」による序奏と変奏曲は、シューベルトの代 表作「美しき水車小屋の娘」より「しぼめる花」の旋律を主題として、自身 がフルートとピアノ用の変奏曲を作曲したもの。シューベルトらしい美しい 旋律を楽しみつつ、フルートの超絶技巧が駆使された作品。 ジョルジュ・ユー:ファンタジーとピエール・サンカンのソナチネはパリ音 楽院の卒業試験課題曲として作曲され、現在でもフルート奏者には重要なレ パートリーとして親しまれています。 <WAON RECORDS> WAONXA 156(2DVD-ROM) ¥4050 ** 192kHz 24bit WAVE** 「お気に召すまま Capriccio」 (1)ジロラモ・フレスコバルディ(1583-1643):戦いのカプリッチォ (2)フレスコバルディ:フランドルの旋律に基づくカプリッチォ (3)アレッサンドロ・ポリエッティ(?-1683):カッコウのカウリッチェット (4)ポリエッティ:ロッシニョーロのカプリッチォ (5)ディートリヒ・ブクステフーデ(c1637-1707): ラ・カプリッチオーザ(BuxWV 250) (6)ニコラウス・アダム・シュトルンク(1640-1700):第一旋法のカプリッチォ (7)ゲオルク・ベーム(1661-1733):カプリッチォ ニ長調 (8)ヨハン・ヨゼフ・フックス(1660-1741):カプリッチォ ト長調 (9)W.F.バッハ(1710-1784):カプリッチォ ニ短調 (10)J.S.バッハ(1685-1750): カプリッチォ 最愛の兄の旅立ちに寄せて(BWV 992) 寺村朋子(チェンバロ) WAONCD 150「お気に召すまま」のハイレゾ・オーディオ盤。DVD-ROM を読み 込み可能なディスクドライブを接続したパソコンと、適切なソフトウェア、 オーディオ・インターフェース機器をご用意いただく必要があります。通常 のCD,SACD,DVD プレーヤーでは再生できません。再生するには、適切なソフ トウェアとオーディオ・インターフェース機器を搭載したコンピュータをご 用意いただく必要があります。1トラック 分が1ファイルとなっています。 PDF版ライナーノーツが収録されています。 レコーディングのAD変換の直後から、お届けするまでの間に1度もDigital- Digital変換していません。もともとのレコーディングが192kHz 24bit PCM で、編集もそのままのフォーマットで行っています。ノーマライズもしてい ませんので、音量すらレコーディング時のままです。もちろん96kHzまでの 機器をご使用の方のために、96kHz 24bitのダウンコンバートデータも収録 しております。今回はスイスのHigh-end、Weiss社のSaraconでダウンコンバ ートしておりますが、ダウンコンバートでも侮れない音質です。 <haenssler> 98 630(71CD+1CD ROM) ¥12800 「J.S.バッハ:教会&世俗カンタータ全集BOX」 -ベーレンライター新バッハ全集版による Vol.1-60 教会カンタータ集(60CD) Vol.61~68 世俗カンタータ集(8CD) Vol.69 祝賀用カンタータ集(CD1) BWV 30a, 36c, 36b Vol.69 祝賀用カンタータ集(CD2) BWV 134a, 173a Vol.70 フラグメント集BWV 34a, 69a, 120a, 197a 【演奏家陣容(おもなもの)】 =ソプラノ= アーリーン・オジェー、ナンシー・バーンズ、 インガ・ニールセン、マリア・フリーゼンハウゼン、ヘレン・ドナート、 インゲボルク・ライヒェルト、イーディス・ヴィーンズ、 ウルリケ・ゾンターク、コンスタンツァ・クッカロ =アルト= ユリア・ハマリ、ヘレン・ワッツ、ヴェレナ・ゴール、 ガブリエーレ・シュレッケンバッハ、ヒルデガルト・ラウリヒ、 キャロライン・ワトキンソン、ガブリエーレ・シュナウト、 マルガ・ヘフゲン、エリーザベト・グラフ =テノール= アルド・バルディン、アーダルベルト・クラウス、テオ・アルトマイヤー、 クルト・エクヴィルツ、ペーター・シュライアー、 ルッツ=ミヒャエル・ハーダー =バス= フィリップ・フッテンロッハー、ヴァルター・ヘルトヴァイン、 ジークムント・ニムスゲルン、ハンス=フリードリヒ・クンツ、 ヴォルフガング・シェーネ、ニクラウス・テューラー、 ヨン・ブレッヒェラー、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ ヘルムート・リリング(指揮) シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊 シュトゥットガルト記念教会フィグラータ合唱団ほか 国際的バッハ研究家として著名なヘルムート・リリング自ら校訂に参加した ベーレンライター新バッハ・エディションに基づく「バッハ大全集」は、ひ たむきで誠実なアプローチと普遍的な演奏内容により、バッハ演奏の王道と して高い評価を獲得してきました。 このたび、その中核をなす「教会ならびに世俗カンタータ」をまとめたボッ クス・セットが、お求めやすい特別価格で分売リリースされます。 今日、「音楽の父」として、燦然と輝きを放ち続けるJ.S.バッハですが、器 楽作品の録音とは事情が異なり、現存する200を超えるカンタータすべてを 網羅したお手頃なセットとなると、選択肢が極端に限られてしまうので、こ のセットは広く重宝されるものとおもわれます。 ボックスの構成は、セットの71枚のCDのほかに、ブックレット2冊とCD ROM1枚 が付属します。別冊ブックレットの内容は、通常の「トラックリスト」と、 CDナンバーおよび作品番号のいずれもから検索可能な「作品番号インデック ス」という2段構えで、お目当ての作品に手軽に辿り着けるという仕組み。 また、CD-ROMには、カンタータの歌詞(ドイツ語・ 英語・フランス語・スペ イン語)とライナーノート(英語・フランス語・ドイツ語)のオリジナルPDF ファイル・データが収められています。 なお、ボックスの寸法は幅135ミリ×高さ130ミリ×奥行き157ミリ、となって います。 完全限定盤につきお早めにお求めください。 <REFERENCE RECORDINGS> RR 122 \1880 HDCD クリス・ブルーベック(1952-):魂の踊り マイケル・ガンドルフィ(1956-):線画 ルーカス・フォス(1922-2009):セントラル・パーク・リール コンコード・チェンバー・ミュージック・ソサエティ 【ウェンディ・パットナム(Vn)オーウェン・ヤング(Vc) ローレンス・ウルフ(Cb)トマス・マーティン(Cl)ヴィタス・ヴァクシス(P) ダニエル・ボーチ(Perc)】 録音:2010年9月3-5日メカニクス・ホール、ウースター、 マサチューセッツ州 現代アメリカの作曲家による室内楽作品集。優秀録音レーベル「リファレン ス・レコーディングス」の実力を改めて感じさせる素晴らしい録音です。透 明なホールトーンが豊かに美しく響き、各楽器が自然に調和し、実際の遠近 感と空間の広がりを見事に捉えています。聴きなれない現代作品を鮮やかに 収録し、美しく再生させるキース・O・ジョンソン氏の手腕に脱帽。 クリス・ブルーベックはロサンゼルス出身のクラシック、ジャズの作曲家で、 有名なジャズ・ピアニスト、デイヴ・ブルーベックの息子。自身はベース、 トロンボーン、ピアノ、ギターを演奏し、音楽のスタイルはジャズ、ブルー ス、ポップス、クラシックと多岐にわたり「リリカルな旋律は21世紀のバー ンスタインのようである」とシカゴ・トリビューン紙で評されています。ま たボストンを拠点とする作曲家マイケル・ガンドルフィは、ジャズ、ブルー ス、ロックのスタイルに影響を受け、映画、劇場音楽などを手掛けています。 情熱的なタンゴをモチーフとした「ヴィエントス・イ・タンゴス」は吹奏楽 の主要レパートリーとして親しまれています。そしてベルリン出身ナチスの 戦禍をのがれてアメリカに移住したピアニスト、作曲家ルーカス・フォス。 アメリカの現代音楽推進に大きく貢献した一人。 コンコード・チェンバー・ミュージック・ソサエティは2000年1月にボストン 交響楽団のヴァイオリニスト、ウェンディ・パットナムにより設立された団 体です。年間を通してマサチューセッツ州コンコードで室内楽の演奏会を催 し、またボストン交響楽団のメンバーや一流音楽家によるアウトリーチなど を通じて若い世代の育成にも貢献しています。 <ATMA Classique> ACD2 2544 2枚組 \3380 ガブリエル・デュポン(1878-1914):ピアノ曲集 CD1:病めるとき 【エピグラフ/夕暮れが部屋に/庭の太陽/雨の歌/日曜日の午後/医者/花を手 に女友達がやって来た/風の歌/炉辺にて/女の色気/死神がうろついている/ 庭で遊ぶ子供たち/白夜-幻覚/静けさ】 CD2:砂丘の家 【澄み切った朝の砂丘/水面の帆/思い出の家/我が兄弟の風と姉妹の雨/幸せ の憂鬱/陽光は波間に戯れる/松の木の夕暮れ/海の音、夜/星の煌めき/波の うねり】 ステファン・ルムラン(P) 録音:2007年12月 ピアニストのステファン・ルムランが取り組んでいるテオドール・デュボワ などフランスの知られざる作曲家の作品を積極的に録音していくシリーズ 「フランス音楽発見(ムジーク・フランス・デクヴェルト)」。今回はラヴェ ルと同時代に活躍したガブリエル・デュポンのピアノ曲集。デュポンはオル ガニストであった父から学んだ後、パリ音楽院でジェダルジュ、マスネ、 ヴィドールに師事。ソンゾーニョ・コンクールでオペラ「ガブレラ」が第1位 となり成功を収めました。しかし肺を患い、結核を発症し36歳の若さで夭折 しています。 25歳の時の作品「病めるとき」は全14曲からなる曲集。デュポンの死に対す る脅迫観念が反映された作品で、それぞれの標題に沿った巧みな描写が色彩 豊かに浮かびあがります。31歳で完成した「砂丘の家」はフランス近代の透 明感漂う全10曲からなる作品。南欧の薫り立つ作品を作曲したセヴラックを 都会的かつ洗練させたような作風が、フランス近代好きには堪らない美しさ と魅力を持っています。 ACD2 2657 \1850 マテュー・ルシエ(1973-):管楽とピアノのための室内楽作品集 パサージュOp.16、宮廷人Op.30、ホワイトロック・ソナタOp.28、 序奏とシシリエンヌOp.33、バッカナールOp.8、ロマンスOp.29、 イン・メモリアムOp.18、ナレーションとリートOp.31、七重奏曲Op.19 ペンタドル(管楽五重奏) 録音:2011年1月 ファゴット奏者であり作曲家であるマテュー・ルシエによる管楽とピアノた めの作品集。自身が主宰する管楽アンサンブル、ペンタドルによる演奏です。 マテュー・ルシエは15年ほど前から作曲家始め、ファゴットを中心に管楽器 のための作品を多く作曲しています。 <HUNGAROTON> HCD 32649 \2080 シャルル・グノー:歌曲集 ボレロ/春ばかりとは限らず/愛の女王 おお!私達は二人で春の花を摘めますように/気をつけて!/天使の魂 私の服/若い娘に/その花をぼくに/春の歌/春/痛手/木陰での宴 奨学金で/子供が祈る時/セシルに/漁夫の歌/若いギリシャの女に メドジェの返事 ベルナデット・ヴィーデマン(Ms)、ジュラ・オレント(Br)、 エメシェ・ヴィラーグ(Pf) 録音:2009-2011年、フンガロトン・スタジオ 歌劇「ファウスト」や「アヴェ・マリア」で有名なグノー(1818-1893)は、 メンデルスゾーン姉弟の影響を受け、フランス版リート=メロディを創始し ました。100曲を超えるフランス語、30曲を超える英語とイタリア語の歌曲 は、ラヴェルも「17・18世のクラヴサン奏者たちが持っていた感覚的な美し さの秘密についに至った」と評するほど洗練された魅力に富んでいます。 ヴィーデマンの安定した歌唱、2010年のバルセロナ・ヴィニャス歌唱コンク ールの優勝者で、ベルリン国立歌劇場他で活躍するオレント(1985年生まれ) の瑞々しい美声が聴きものです。 HCD 32617 \2080 クヴァンツ、7つのフルート・ソナタ フルートと通奏低音のためのソナタ イ長調 QV1:145/同ト長調 QV1:111 /同ホ短調 1:71/同ニ長調 1:33/同ハ短調 QV1:14/同ヘ長調 QV1:89 /フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ト長調 QV2:35 マリー・オレスキェヴィチ(トラヴェルソ)、 デイヴィド・シューレンバーグ(Cem)、 ステファニー・ヴィアル(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 録音:2009年4月、ボストンWGBHスタジオ プロイセン王フリードリヒ大王のお気に入りフルート奏者で、バロック時代 を代表する名著「フルート奏法試論」の著者クヴァンツ(1707-1773)の作曲 家としての魅力を現代に蘇らせるオレスキェヴィッツとシューレンバーグの コンビによる新発見!フリードリヒ大王が所有していたクヴァンツの自筆譜 から未刊行の七曲のソナタです。使用楽器はクヴァンツが大王のために制作 したトラヴェルソの正確なコピー。ピッチがフレンチ(a'=385Hz)なことに注 目!プロイセン宮廷音楽のスペシャリスト、オレスキェヴィチと名著「バッ ハの鍵盤音楽」で知られるシューレンバーグの演奏はすでに定評のあるもの。 HCD 32690 \2080 アントニオ・カルダーラ: オラトリオ《聖ステファノ-ハンガリーの最初の王》 聖ステファノ(イシュトヴァーン1世):ランダル・スコッティング(Ct)、 王妃ギーゼラ:モニカ・ゴンサレス(Sop)、 アナスタシオ:ダーヴィド・シゲトヴァーリ(Ten)、 エラスト:ラースロー・イェクル(Bs)、 パール・ネーメト指揮 サヴァリア・バロック・オーケストラ(オリジナル楽器) 録音:2011年1月14-18日、フンガロトン・スタジオ アントニオ・カルダーラ(1671-1736)が1712年に初代ハンガリー国王・聖イ シュトヴァーン(イタリア名:ステファノ)の信仰と慈悲を描いたオラトリオ。 旧約聖書上の人物を題材にしない珍しいオラトリオで、当時奉職を希望して いた神聖ローマ皇帝カール6世の意図を受けて作曲されたとされてます。カ ール6世は、ハンガリーのキリスト教化に尽くしたことでローマ教皇から祝 福とともに王冠を贈られたという故事で有名なイシュトヴァーン1世を描い た作品をローマで上演することで、当時ハプスブルク家と関係が悪く、戴冠 して神聖ローマ皇帝になった後も公式にそれを認めようとしなかった教皇ク レメンス11世から祝福を得ようという政治的な意図があったようで、この試 みは二年後の1714に成功しています。作品は、聖シュテファノ、王妃ギーゼ ラ、聖職者アナスタシオ、貴族エラストを演じる歌手による華麗なダ・カー ポ・アリアとコンチェルト・グロッソ形式による充実した器楽アンサンブル が聴きもの。ヘンデル歌手としてめきめきと頭角を現しているアメリカのカ ウンターテナー、ランダル・スコッティングを起用した、知られざる傑作の 注目録音です。 HCD 32545 \2080 ラースロー・ライタ:弦楽四重奏曲全集Vol.4 弦楽四重奏曲第2番作品7(1926)/ピアノ五重奏曲(音楽劇)作品4(1922) アウアーSQ[ヴィルモシュ・オラー、ガーボル・ベラーン(Vn)、 チャバ・ガールフィ(Va)、アーコシュ・タカーチ(Vc)]、 アンナ・グラニク(Pf) 録音:2009-2010年、フンガロトン・スタジオ ラースロー・ライタ(1982-1963)は、バルトーク、コダーイと並ぶ才能とし て国際的にも高い評価を受けながら、1956年ハンガリー動乱を機に共産主義 体制にその音楽活動を抹殺されてしまった不遇の作曲家。このアルバムでは 比較的初期のアヴァンギャルド時代から、ライタ本人も実験的な作品として 出版しなかった二曲が収録されています。しかしバッハの受難曲を思い起こ させる厳格な対位法とフーガは圧倒的なメッセージを感じさせ、ライタ再評 価に相応しい傑作といえます。アウアー弦楽四重奏団は1990年結成。1997年 の第7回国際弦楽四重奏コンクールでメニューヒンの高い評価を得て優勝し て以来、世界の音楽シーンで活躍しています。 HCD 32657 \2080 “これが人生(セ・ラ・ヴィ)” 現代ハンガリーのトロンボーン音楽 フェケテ:パルラト/ラーング:スリー・ショート・ドラフツ カライ:ブルレスケ/ドゥルコー:ソロ、対話、エコー シュガール:ワン・ミニッツ・ムーヴメンツ シュトッラール:セ・ラ・ヴィ-ル・グラン・マヨーの思い出 メシュコー:COnceRtino oPpUre fantaSia/マダラース:三連祭壇画 フェケテ:トリオ アンドラーシュ・フェイェール(Trb)、オルショヤ・ユハース(Sop)、 アーグネシュ・ユハース(コントラルト)、 カタリン・プレーレ(Vn)、 クセニア・シュトッラール (ヴィオラ・ダ・ガンバ、ライヴ・エレクトロニック)、 ガーボル・アダミク(Tub)、カタリン・シャルカディ、アンナ・アダミク(Pf) 録音:2010年6月28-30日、7月1-3日、フンガロトン・スタジオ ベルリン・ドイツ交響楽団のソロ・トロンボーン奏者で、今や金管王国とま でいわれるハンガリーを代表する存在アンドラーシュ・フェイェールによる 現代ハンガリーのトロンボーン独奏曲集。ラーングとカライ以外はすべて フェイェールによる委嘱作か、彼に献呈された作品。超絶技巧の無伴奏から、 ジブシーヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、電子楽器、歌を絡めたメラ ンコリックな作品まで、トロンボーンの魅力と可能性を極めています。 HCD 32674/75 2枚組 \4160 ラースロー・ドゥブロヴァイ:ソロ No.1-5 《新しいサウンド》 [CD1] ソロ第1番(ピアノのための)/第2番(トロンボーンのための) 第3番(チューバのための)/第4番(チェロのための) 第5番(フルートのための)/第6番(コントラバス・フルートのための) 第7番(ファゴットのための)/第11番(トランペットのための) [CD2] 第8番(フルートのための)/第9番(クラリネットのための) 第10番(コントラバスのための)/第12番(バス・トロンボーンのための) 第13番(ホルンのための)/第14番(ターロガトーのための) 第15番(ツィンバロンのための) アンドラーシュ・キッシュ(Vn)、フランシス=マリー・ウィッティ(Vc)、 イヴァーン・スタンコフ(Cb)、 ゲルゲイ・イッゼーシュ(Fl)、エーベルハルト・ブルーム(B-Fl)、 ヘルムート・エルトマン(Cb-Fl)、 チャバ・クレニャン(Cl)、ラースロー・キッシュ・ジ(ターロガトー)、 ジェルジ・ラカトシュ(Fg)、ジェルジ・ゲイゲル(Tp)、 ゾルターン・ヴァルガ(Hr)、グスターヴ・ヘーナ(Trb)、 チャバ・ワーグナー(B-Trb)、ヨージェフ・バジンカ(Tub)、 ヴィクトリア・ヘレンチャール(ツィンバロン) 録音:2010年、ハンガリアン・スタジオ、ベルリン工科大学、 ハンブルク音楽大学、フンガロトン・スタジオ 挑戦的な作風で知られる現代ハンガリーの作曲家ラースロー・ドゥブロヴァ イ(1942年生まれ)の「ソロ」は、優れた演奏者達の協力を得て各楽器の最新 のテクニックをリサーチ、それらを駆使して新しい響きと表現力の可能性を デモンストレーションしたもの。ハンガリーの民族楽器ターロガトー(クラリ ネットに似たシングル・リードの楽器で、音色はイングリッシュホルンとソ プラノ・サクソフォーンの中間のような独特なもの)とツィンバロンのため の作品が特に聴きもの。演奏はハンガリーを中心に現代音楽の名手たちが集 結、作曲家の挑発するような難曲に嬉々として挑戦しています。 HCD 12399 \2080 《ハンガリーのクリスマス》 ハンガリーのキャロルとクリスマス民族劇(ソコライ編曲)/ モハーチのクリスマス劇(女声合唱とオーケストラのための民謡カンタータ) クリスマスの羊飼いたち(女声とオーケストラのためのカンタータ) クリスマスの牧歌(聖書と宗教的なテキストに基づく) グローリア セーケシュフェヘールヴァール少女合唱団 (合唱指揮:ユーディト・ハルティアニ)、 ルテラーニア合唱団(合唱指揮:イェネ・ヴェルトラー)、 ガーボル・トライトラー(Cem)、 ハンガリー国立管弦楽団、シャーンドル・ソコライ(指揮) 1981年7月7-12日、フンガロトン・スタジオ 「血の婚礼」「ハムレット」「この人を見よ」等のオペラ作品で知られる シャーンドル・ソコライ(1931年生まれ)によるハンガリー民謡編曲と自身の 作品によるクリスマス音楽集。児童合唱と女声合唱によるほのぼのとしたア ルバムです。 HCD 32699 \2080 ブラームス:ハンガリー舞曲(全21曲) ハンガリー国立管弦楽団、マーチャーシュ・アンタル(指揮) 録音:1987年6月3-4日、ブダペスト・イタリア・インスティテュート ブラームスが若いころに出会い、その激しく情熱的な内容に惹かれ、生涯に 亘り強い関心を寄せていたハンガリーのロマの音楽。ブラームスのハンガリ ー趣味はさまざまな形で作品に姿を現わしますが、なかでも、もっとも有名 で独創的なものがこの「ハンガリー舞曲集」といえるでしょう。このアルバ ムは本場ハンガリー勢による演奏というところがポイント。どのように再現 されているか聴きものです。 マーチャーシュ・アンタル…1945年ブダペスト生まれ。リスト音楽院を卒業 後、ハンガリー国立歌劇場にフルート奏者として入団するが、指揮の実力を 認められ現代音楽のレパートリーを中心に同劇場で活躍。1984年にブダペス ト合唱団の指揮者に任命され、合唱の世界でも高い評価を得る。1986年には ハンガリー国立管弦楽団の副指揮者となり、東ヨーロッパ、ドイツ、オース トリア、ギリシャ等で活発な演奏活動を行っている。 <AUDITE> KKC 1011(アナログ盤) 14枚組 \52500 ドイツプレス LP1 ベートーヴェン:交響曲 第6番 1947年5月25日 LP2 ベートーヴェン:交響曲 第5番 1947年5月25日 LP3 ベートーヴェン:交響曲 第6番1954年5月23日 LP4 ベートーヴェン:交響曲 第5番1954年5月23日 LP5&6 ベートーヴェン:交響曲 第3番「英雄」1950年6月20日 LP6&7 ベートーヴェン:交響曲 第3番「英雄」1952年12月8日 LP8&9 ブルックナー:交響曲第8番1949年3月15日 LP10 シューベルト:交響曲 第8番「未完成」1953年9月15日 LP10&11 シューベルト:交響曲第9番1953年9月15日 LP12 ブラームス:交響曲第4番 1948年10月24日 LP13 ブラームス:交響曲第3番 1949年12月18日 LP13 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 1950年6月20日 LP14 ブラームス:交響曲 第3番1954年4月27日 ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死1954年4月27日 フルトヴェングラー(指) ベルリン・フィルハーモニー 2009年、AuditeがRIASに眠っていたオリジナルテープ(76cm/sec)から細心の マスタリングでCD化したフルトヴェングラー・コンプリートRIASレコーディ ングズのCD BOXは驚異的なセールスを記録し、今までの海賊盤やコピーテー プからCD化されたものを市場から駆逐してしまった感がありますが、オリジ ナルテープの音をアナログで聴きたいという世界中からの要望にこたえ、ド イツ・オーストリアの交響曲を中心に180gの重量盤14枚組で発売されること になりました。 50年代、60年代、70年代とアナログLPは完成の域に達し、DGやALP品番のLPで 私たちはフルトヴェングラーの芸術を聴いてきたわけですが、今回、AUDITE がRIASに眠っていたオリジナルテープ(76cm/sec)から最新のマスタリングで アナログLP化したこのBOXセットはいまだかつてない、フレッシュで古臭くな い音で巨匠の至芸を堪能させてくれます。アナログならではの分厚く野太い 音、それでいてフレッシュでクリアーな音質にフルトヴェングラーの演奏の 素晴らしさに改めて目を開かされた思いがいたします。 エロイカの第1楽章、葬送行進曲、「グレート」の第1楽章、第2楽章、ブルッ クナーの各楽章は各1面を使っての音質にこだわりぬいたLPでございます。 平成の盤鬼 平林直哉先生によるアナログLP vs CD比較試聴解説&帯付 特 典 フルトヴェングラー 戦後ベルリンフィル復帰公演(1947年5月25日)プログラム付〔レプリカ〕 <MIRARE> MIR 127 \2500 ルイ・ジョセフ・フェルディナン・エロール(1791-1833): ピアノ協奏曲第2番変ホ長調、第3番イ長調、第4番ホ短調 ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(P) シンフォニア・ヴァルソヴィア エルヴェ・ニケ(指) 録音:2010年5月16-18日 フェルディナン・エロールはアルザス地方出身のフランスの作曲家でベート ーヴェンとほぼ同時代に活躍しました。父はハンブルクでC.P.E.バッハに音 楽を学び、フェルディナンは幼少期父から音楽の手ほどきを受けていました。 フェルディナンはオペラを数多く作曲し、特にオペラ・コミックのジャンル で不朽の名作を残しています。彼の作品は独創的で魅力的かつ美しい旋律に 溢れており、当時高く評価されていました。1831年歌劇「ザンパ」で一躍有 名となるも、直後に肺結核を患い42歳の若さで亡くなっています。 またピアノ曲や管弦楽曲も多く残し、このアルバムでは彼が作曲したピアノ 協奏曲4曲のうち3曲を収録。ピアノ演奏にも優れ、1810年パリ音楽院で1等賞 を獲得。1812年にはイタリア座の演奏会で自作のピアノ協奏曲を演奏してい ます。 演奏はラ・フォル・ジュルネ音楽祭でもお馴染のフランスの新進気鋭のピア ニスト、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ。指揮はフランス・バロック の鬼才エルヴェ・ニケ。鮮やかな妙技とロマンティックな感情が表出した演 奏を聴かせてくれます。 MIR 149 \1980 第31回ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティバル 公式アルバム 1.アリャビエフ/リスト編:夜鳴き鶯/ブリジット・エンゲラー 2.ブラームス:ハンガリー舞曲集第4番 /ボリス・ベレゾフスキー、ブリジット・エンゲラー 3. リスト:巡礼の年第1年-ワレンシュタットの湖畔で /ニコラ・アンゲリッシュ 4.ブラームス:インテルメッツォOp.117-1/アダム・ラルーム 5.メンデルスゾーン:無言歌Op.102-4/シャニ・ディリュカ 6.ブラームス:愛のワルツOp.52a-6 /ボリス・ベレゾフスキー、ブリジット・エンゲラー 7.シューベルト:ピアノ・ソナタ第22番D.959-スケルツォ /ジャン=クロード・ペヌティエ 8.ショパン:練習曲Op.25-1/フィリップ・ジュジアーノ 9.リスト:暗い雲S.199/ブリジット・エンゲラー 10.ショパン:ノクターン ハ短調Op48-1/広瀬悦子 11.ラヴェル:シャブリエ風に/エマニュエル・シュトロッセ 12.シューマン:色とりどりの小品よりOp.99/クレール・デゼール 13.ベートーヴェン:バガテルOp.126-5/アンドレイ・コロベイニコフ 14.モーツァルト:幻想曲ハ短調K.396/シュ・シャオ・メイ 15.ソレル:ソナタ ハ短調/ルイス・フェルナンド・ペレス 16.ハイドン:ピアノ・ソナタ変ロ長調Hob.XVI/49/イド・バルシャイ 17. J.S.バッハ:クルターグ編: 「神の時は最上の時なり」(哀悼行事のソナティナ)BWV106 /アンヌ・ケフェレック ガスパール・デヘヌ 18.J.S.バッハ:イタリア組曲第2番BWV807より /ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ 19.メトネル:2つのおとぎ話Op.14「騎士の行進」/ボリス・ベレゾフスキー 南仏プロヴァンス地方のラ・ロック・ダンテロンで、1981年より開催されて いる国際ピアノ・フェスティバル。地元の村長ポール・オノラティニと、東 京でも開催されているラ・フォル・ジュルネ音楽祭のプロデューサーとして も知られるルネ・マルタンによって創設されたフェスティバル。大物アーティ ストから若手有望株まで錚々たるメンバーが集まるピアノ界の国際的なイベ ントとして確立しました。このCDはMIRAREレーベルの音源を中心に出演アー ティスト、関連曲目を収録した2011年の公式アルバムです。 <helicon> HEL 029645 2枚組 \2900 ブリテン:戦争レクィエムOp.66 イーディス・ウィーンズ(S) ナイジェル・ロブソン(T) ホーカン・ハーゲゴール(Br) プラハ・フィルハーモニー合唱団 パヴェル・キューン(合唱指揮) アンコル児童合唱団 ダフナ・ベン=ヨハナン(合唱指揮) メンディ・ロダン(室内アンサンブル指揮) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 クルト・マズア(指揮) 録音: 1996年4月8日テルアビブ、マン・オーディトリアム(ライヴ・ステレオ) heliconよりリリースされるブリテンの「戦争レクィエム」は、1961年の作曲 から35周年を迎えた1996年にイスラエル・フィルがおこなったライヴの模様 をおさめたもので、指揮は、過去のリリースを通じてこの作品にひときわ情 熱を傾けてきたことで知られる巨匠マズアです。 コヴェントリーにある聖ミカエル教会の大聖堂の献堂式のために委嘱された 「戦争レクィエム」は、同教会が第2次大戦下のドイツ軍の爆撃から再建され た経緯を踏まえて、かねて自らの最大の関心事であった反戦と平和への祈願 というテーマを込めるべく、ブリテンが持てる力のすべてを注ぎ込んだ集大 成的傑作。 形式的には、ラテン語による通常のミサ典礼文に加えて、第一次世界大戦で 夭折した戦争詩人、ウィルフレッド・オーエンによる英文の詩が挿入される 形が採られています。 さらに、3管編成のオーケストラと室内アンサンブル、ソプラノ独唱、テノー ル独唱、バリトン独唱、混声合唱、少年合唱、ピアノにオルガンまで動員す るという点もまたモニュメンタルな内容にふさわしい特徴となっています。 1927年生まれの巨匠指揮者クルト・マズアは、「戦争レクィエム」には格別 の思い入れがあるようで、なじみの深いオケと実演で取り上げて、1992年2月 に音楽監督を務めるニューヨーク・フィルを指揮してライヴ録音、2005年5月 に首席指揮者を務めるロンドン・フィルを指揮してライヴ録音を発表してい ました。 ちなみにマズアといえば、1989年10月9日、東西ドイツの統一に向けた激動の 最中にライプツィヒで起きた「月曜デモ」に際して、武力行使を回避するよ う当局に対話を呼び掛けて、平和的解決に導いたことで、人権活動家として も知られています。 1992年以来、マズアが終身名誉客演指揮者を務めるイスラエル・フィルを指 揮した「戦争レクィエム」は、精鋭プラハ・フィルハーモニー合唱団を招く など公演にかけるマズアの強い意気込みがうかがえ、ここでも力のこもった 演奏を聴くことができるものとおもわれます。 <harmonia mundi> HMC 902092 \2450 ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):作品集 (1)弦楽五重奏曲 ハ長調 G.324, op.30-6 (2)弦楽五重奏曲第6番 ホ長調 G.275, op.11-5 (3)弦楽四重奏曲 ト短調 G.205, op.32-5 (4)ギター五重奏曲第6番 ニ長調 G.448 カザルス弦楽四重奏団〔アベル・トマス・レアルプ(Vn)、 ヴェラ・マルティナス・メーナー(Vla)、 ジョナサン・ブラウン(Vc)、 アルノー・トーマス・レアルプ(Vc/ (1)1st 、(2)2nd) エッカルト・ルンゲ(Vc/(1)2nd 、(2)1st) カールス・トレパット(ギター) ダニエル・トゥンマー(カスタネット) 録音:2010年4月 ボッケリーニといえば、あのメヌエット(弦楽五重奏曲第6番の第3楽章)がなん といっても有名ですが、このディスクに収録されている他の楽曲を聴けば、彼 がいかに天才のきらめきに満ちた音楽を遺したか、ということをあらためて実 感できるでしょう。ギター五重奏終楽章ファンダンゴでのカスタネットの巧み な使用、弦楽四重奏曲のエレガントなウィーン様式など、多様なスタイルには 圧倒されます。また、弦楽五重奏曲 ハ長調 G.324, op.30-6「マドリッドの夜 の音楽」は、描写音楽。町の教会がアヴェ・マリアを奏でる情景から始まり、 盲人の乞食のメヌエット(この描写場面では、チェロ奏者は楽器をギターのよ うにかまえ、指で弦をかきならすことが要求されます)、さらには真摯な祈り など、人々が行き交う通りで繰り広げられる様々なドラマが巧みに描かれてお り、ボッケリーニの腕が冴えます。1997年にマドリッドで結成されたカザルス 弦楽四重奏団のメンバーによる、スペインの血の通ったエネルギー溢れる演奏 は見事。アルテミス弦楽四重奏団の創設者でありチェロ奏者、ゲスト奏者のル ンゲが参加しての、弦楽五重奏は感動的です。ギターのカールス・トレパット は、世界的なコンクールで優勝した実力者で、フラメンコ・アーティストとの 共演も多く、また、マリナーらクラシックの大御所との共演経験もるなど、 幅広く世界的に活躍しています。ボッケリーニの作品の魅力、独特のスペイ ンの薫りが実に生き生きと引き出された秀逸の1枚。 <ALTUS> ALT 206 \2450 リヒャルト・シュトラウス: (1)交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 (2)ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら (3)楽劇《サロメ》より《7つのヴェールの踊り》 準・メルクル(指揮)、国立リヨン管弦楽団 録音:(1) 2010年9月リヨン、モーリス・ラヴェルホール(オーディトリウム) ライヴ (2)(3) 2007年6月リヨン、モーリス・ラヴェルホール(オーディトリウム) ライヴ メルクルがリヨン管に就任して以来、マーラー:交響曲第3番(ALT 145/6)、ベ ートーヴェン:交響曲第9番(ALT 147)、ベートーヴェン:交響曲第2番&第6番 「田園」(ALT 181)、ムソルグスキー:展覧会の絵(ALT194)など、数多くの録音 をのこしてきました。期待の最新盤は相性抜群のR.シュトラウスです!この録 音についてメルクルは以下のように述べております。 『リヨン管弦楽団との演奏でR.シュトラウスの録音が最も重要なものとなりま した。それは、フランスのオーケストラ独特のクオリティーである、透明感に 溢れ、色彩豊かな表現を我々は獲得したからです。一方でこのレパートリーに より、オーケストラは深遠なサウンドでセクションを上手くブレンドするいわ ゆる「ドイツ的クオリティー」も得たのです。』-準・メルクル- <haenssler> 98 631 \2080 日本語解説書&帯付 日本のピアノ曲 諸井三郎:ピアノソナタ第2番(1940) 武満徹:雨の樹素描 池辺晋一郎:大地は蒼い一個のオレンジのような 藤家溪子:水辺の組曲(全12曲) ゲルハルト・オピッツ(Pf) [録音:2011年3月/ノイマルクト] 驚くべき企画が実現しました。ドイツ・ピアニズムの継承者として、ベートー ヴェンやシューベルトの演奏で高い評価を得ている大物ピアニスト、ゲルハル ト・オピッツが日本のピアノ曲に挑戦しました。昨今、さまざまな演奏家が邦 人録音に取り組んでいますが、オピッツのような王道系が録音するとは思いも よりませんでした。 もともとオピッツは日本の文化にたいへん興味を持ち、年の4分の1は鎌倉に住 むという親日家。日本のピアノ作品に興味を持ち、アルバムを作りたいという 希望はずっと持っていました。それをドイツ・ヘンスラー社が受け入れ、弊社 (キングインターナショナル)に協力を求めてきました。 キングインターナショナルは、かねてオピッツで録音したいと夢みていた諸井 三郎の「ピアノソナタ第2番」(通称「大ソナタ」)の楽譜を見せたところ、本人 の弁によれば「ひと目で気に入り」、「こんな素晴らしい曲を日本人が顧みな いのなら、私が弾いて広めるのが役目と思う」と収録を快諾しました。それど ころか、以後オピッツは諸井三郎の大ファンとなり、出来る限りCDを集め、 「諸井さんと知り合いになれなかったことを本当に残念に思う」と本CDライナ ーノーツ(オピッツ本人執筆)にも記しています。 諸井三郎の「ピアノソナタ第2番」は1940(昭和15)年に作曲され、井口基成に より初演されました。同時期の「交響曲第3番」と姉妹作というべき内容で、 演奏時間30分の大作。作曲技法は精緻を極め、演奏には非常に高度な技巧と 堅固な、構成力が要求される難曲。ゆえに、「日本ピアノ音楽史の最高傑作」 と称されながらも、初演以来ほとんど公開演奏されることもなく、LP・CDの ない幻の作品となっていました。 オピッツの演奏は期待以上の素晴らしさ。重厚かつ堂々とし、交響曲に匹敵す る巨大な音楽に仕上げています。ことに繊細な哀歌を漂わせる第3楽章の観照 的、瞑想的な深みは涙なしには聴けません。 録音は東日本大震災直後にドイツで行われました。ひとりの日本人スタッフ もなしに、ドイツ人だけで完成させました。オピッツとヘンスラー制作陣の、 日本へのエールで、心から感動させてくれます。オピッツ自身の作品観と、 作曲者自身による楽曲解説の日本語解説書&帯付です。 <PROFIL> PH 05017 3枚組 \6450 フンパーディンク:「王の子供たち」 トーマス・モーザー(T 王の息子) ダグマール・シェレンベルガー(S ガチョウ番の娘) ディートリヒ・ヘンシェル(Br ヴァイオリン弾き) マリリリン・シュミージュ(Ms 魔女) アンドレアス・コーン(Bs きこり) ほか ファビオ・ルイージ(指) ミュンヘン放送管弦楽団, バイエルン放送交響合唱団,ミュンヘン少年合唱団 録音:1996年3月22、24日、ミュンヘン かつてCALIGレーベルから発売された録音の久々の再発です。 「ヘンゼルとグレーテル」で有名なエンゲルベルト・フンパーディンクは、他 にもいくつかオペラを書き残しており、その中ではこの「王の子供たち」が比 較的知られています。やはりメルヘン調の題材ながら、こちらは悲劇。森の中 で魔女に働かされているガチョウ番の娘と、王の息子(継承権のない王の子)が 出会い、恋に落ちる。魔女の魔法で森から出られないガチョウ番の娘だったが、 彼女も王家の血筋を引いていることを知り、王の息子と結ばれるため自力で魔 力を破り町へ向かう。しかしそれぞれ町へ向かった二人は、結局市民たちから 追い出され、森の中で魔女の焼いた死のパンを食べて死んでしまう。音楽にも ワーグナーの影響が顕著で、「ヘンゼルとグレーテル」に比べ遥かにロマン ティックな色彩が豊かな作品になっています。 この録音は1996年にバイエルン放送が収録したもの。王の息子にトーマス・ モーザー、ガチョウ番の娘にダグマル・シェレンベルガー、ヴァイオリン弾 きにディートリヒ・ヘンシェルと、マイナーオペラとは思えないほどの豪華 キャスト。しかも指揮はファビオ・ルイージ!当時ルイージは、彼の名声を 高める礎となったウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者に 就任して間もないころで、評判が急上昇しているころでした。埋もれてしま いがちな「王の子供たち」をこれだけの充実した面々の演奏で聞けるのはあ りがたいことでしょう。 <Solo Voce> SV 8553212 2枚組 \4050 プッチーニ:「西部の娘」 ダニエラ・デッシー(S ミニー) ファビオ・アルミリアート(T ディック・ジョンソン) ルチオ・ガッロ(Br ジャック・ランス) マッシモ・ラ・グァルディア(T ニック) アンドレア・パトゥチェッリ(Bs-Br アシュビー) マルツィオ・ジョッシ(Br ソノーラ) マルコ・ヴォレーリ(T トリン) マッシミリアーノ・ヴァッレッジ(Br シド) フェデリーコ・ロンギ(Br ベッロ) オルフェオ・ザネッティ(T ハリー) ニコラ・パミオ(T ジョー) クラウディオ・オッティーノ(Br ハッピー) ほか アルベルト・ヴェロネージ(指) チッタ・リリカ管弦楽団&合唱団 録音:トッレ・デル・ラーゴ、2005年 オペラ界一のおしどり夫婦として有名なダニエラ・デッシーとファビオ・アル ミリアートの二人。有名歌手同士の夫婦で、これだけ常に一緒に活動して、か つ仲睦まじいカップルも昨今珍しいほど。その二人が2005年夏にトッレ・デル ・ラーゴでのプッチーニ音楽祭で「西部の娘」を歌ったライヴ録音です。映像 は既に他社からDVDで発売されていますが、音楽だけに集中したいという方に はCDが歓迎されるでしょう。デッシーとアルミリアートは、それぞれが名歌手 というだけでなく、本当に仲のいい夫婦ならではの絶妙なコンビネーションの 良さがあり、それが上演全体を引き締めているのがよく伝わってきます。 ※DVD発売時にソノーラがマルツィオ・グロッシと案内されていたようですが、 マルツィオ・ジョッシ Marzio Giossiが正しい表記です。 <AUDITE> AU 92575(SACD-Hybrid) \2300 シューベルト: 「さすらい人幻想曲」ハ長調 D760、ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D960 原田英代(P) 録音:2010年11月23-25日イエス・キリスト教会、ベルリン ドイツ、日本を中心に世界で活躍するピアニスト、原田英代。これまでにグリ ーグの抒情小曲集(AU92555)、チャイコフスキー&ラフマニノフ(AU92569)、 シューマンの幻想曲、クライスレリアーナ、アラベスク(AU92577/KKC5104)を リリース。いずれも高い評価を受け、特にシューマンはレコード芸術特選盤を はじめ国内外のレヴューで大絶賛され、原田の底知れぬ音楽的才能を知らしめ ました。 今回リリースするのは、シューベルトの2大作品。原田は2003年から2010年に かけてシューベルトの全貌を伝える連続演奏会を行い、歌曲、室内楽を通し てシューベルトの音楽に迫ってきました。作品の研究と分析に余念がない原田 の成果が結実した内容です。 <Haenssler> 98 521 \2080 シューベルト:ピアノ作品集Vol.6 ピアノ・ソナタ ハ長調 D840「レリーク」,アレグレット ハ短調 D915, 4つの即興曲 D899作品90, 12のドイツ舞曲(レントラー集) D790 作品171 ゲルハルト・オピッツ(P) 録音:2007年11月11-16日ノイマルクト ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音の次に取り組んでいるシューベルト、 ピアノ作品集第6弾。 ピアノ・ソナタD840「レリーク」は未完のソナタでシューベルト自身の作曲は 第1、2楽章まで。未完の第3、4楽章を含めて出版された際に「レリーク(聖遺 物)」という標題が付けられました。自筆譜はシューベルトの兄によりシュー マンに献呈され、シューマンは「新音楽時報」でも取り上げています。物悲し いメロディーを持つ美しい小品アレグレットD915。多彩な楽想からなる4つの 作品からなる即興曲D899。D935の即興曲と同じく死の前年に作曲されています。 オピッツの包容力ある音楽性が自由な個性を引き立たせています。12のドイツ 舞曲D790はシューベルティアーデで演奏されていた舞曲のピアノ用作品。色鮮 やかな各曲がきらびやかに奏されます。 98 639 \2080 C. P. E. バッハ:ピアノ協奏曲集 ニ短調Wq.23(1748)/ ハ長調Wq.112-1-ピアノ独奏のための(1765)/ ハ短調Wq.31(1753) ミヒャエル・リシェ(P) ライプツィヒ室内管弦楽団 モッテン・シュルト=イェンセン(指揮) 録音:2010年6月16日(Wq. 112-1), 2010年10月21日(Wq. 23), 2010年10月22日(Wq. 31)MDRライプツィヒ MDRとの共同制作で、haensslerよりあらたにC. P. E. バッハのプロジェクト が始動します。 当時絶大な人気を誇り、同時代のハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンら がみな高く評価していたC. P. E. バッハはたいへんな多作家でしたが、クラ ヴィーア作品は長いキャリアのなかで常に中心であり続けたジャンルであり、 少なくとも53にもおよぶ鍵盤楽器のためのオリジナルの協奏曲を作曲していま す。記念すべき第1弾リリースには、そのクラヴィーア協奏曲2曲と、「コン チェルト」と題されたクラヴィーア独奏曲を収めています。C. P. E. バッハ の鍵盤作品は現代の演奏家たちを強く魅了してやまないようで、これまでにも シュタイアー、シュパーニらが意欲的なアルバムを発表しているように、新録 音も増える傾向にあります。過去にシュルホフやアンタイルの忘れられた作品 に光を当て、また、さまざまなカデンツァを詰め込んだモーツァルトの「ピア ノ協奏曲第20番」のアルバムなどで注目を集めてきたリシェは、バッハに対し ても同様の情熱と意気込みで取り組みをみせていますが、ここで使用楽器に チェンバロではなく、ピアノというのも注目されるところです。 なお、カデンツァについて、独奏ピアノのためのハ長調作品では第1、第2楽章 ともリシェの作、ハ短調作品の第2楽章では作曲者自身によるものが採用され ています。 ミヒャエル・リシェ…ドイツのレファークーゼン生まれのピアニスト。デュッ セルドルフで、ミルコ・ケレメンに作曲を、マックス・マルティン・シュタイ ンにピアノを師事したのち、ウィーンでルドルフ・ブッフビンダーに師事。ま た、ルドルフ・ゼルキンとピエール・ブーレーズから決定的な刺激を受ける。 1970年より演奏活動を開始。これまで共演した指揮者には、シルヴァン・カン ブルラン、ユーリ・シモノフらがおり、ケルンWDR交響楽団、ベルリン・ドイ ツ交響楽団、BBC交響楽団といったオーケストラと共演、ヨーロッパ、イスラ エル、アメリカ、中国ツアーに帯同している。 2007年にデッサウで開催されたクルト・ヴァイル国際音楽祭のレジデンス・ アーティストとなる。2001年3月ロンドンでシュルホフとアンタイルのピアノ 協奏曲を初演。近現代作品の分野で活躍するのと並行して、バッハ、ベートー ヴェン、ドビュッシー、ラヴェルの作品で高い評価を獲得する。 現在、ケルン音楽大学ピアノ科で教鞭を取る。 <ELOQUENTIA> EL 1128 \2380 Ludus verbalis ドビュッシー(1862-1918):シャルル・ドルレアンの3つの歌(1908) モーリス・オアナ(1914-1992):ルイズ・ラベのトンボー(墓)(1990) ヤッコ・マンティヤルビ(b.1963/ フィンランド): 4つのシェイクスピアの歌(1984) ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958/ 英):3つのシェイクスピアの歌(1951) プーランク(1899-1963/ フランス):カンタータ「ある雪の夜」(1944) フィリップ・エルサン(b.1948/ フランス): アイヒェンドルフの3つの詩(委嘱作品、2008) ライモンド・シュロイェン(b.1933/ ベルギー):アイヒェンドルフ歌曲 ラウタヴァーラ(b.1928/ ヘルシンキ):言葉の遊戯 レイモンド・マレイ・シェーファー(b.1933/ カナダ):Felix’s girls アンサンブル・ヴォーカル・エデ マシュー・ロマンド(指揮) 録音:2009年12月 のヴォーカル・アンサンブル。5世紀以前から、今日生みだされる新しい合唱 作品の有名無名を問わず、クオリティの高い演奏を目指す団体です。16名から 32名まで、レパートリーによって変幻自在にメンバー構成を変えるこのアンサ ンブル、ここでは総勢19名(ソプラノ4名、アルト5名、テノール5名、バス5名) が素晴らしい合唱を聴かせてくれています。 第二次世界大戦中の最後の冬に書かれたプーランクのカンタータは、作曲当時 のプーランクが抱いていた不安、悲しみ、そして希望の入り混じった作品です。 ラウタヴァーラの「言葉の遊戯」も、抜群のアンサンブルで聴き手に一気呵成 にたたみかけるように聴かせます。ドビュッシー唯一の無伴奏合唱作品は、 1909年4月9日にパリで初演されるや大人気となった作品。オアナの作品の詩人 (ルイズ・ラベ)は12-3世紀のリヨンに生きました。音と言葉に対する鋭い感覚 が魅力の詩を、オアナが12の声の無伴奏合唱に仕立てました。エルサンの作品 は、アンサンブル・ヴォーカル・エデの委嘱作品でもあり、無伴奏合唱の魅力 に満ちています。エルサンが付曲したのはアイヒェンドルフの詩。アイヒェン ドルフはシューマン、ブラームス、メンデルスゾーン、R.シュトラウスら、 様々な作曲家にインスピレーションを与えてきました。このエルサンの作品は、 幻想的な雰囲気に満ちています。シェーファーはカナダの作曲家。Felixとは、 カナダに移住したポーランド系ユダヤ人。それぞれの曲は一人一人の女性のこ とを描いています。 無伴奏合唱グループといえばフランスの人気グループ・アクサンチュスがいま すが、このグループはやや小ぶりの編成となっており、より親密な雰囲気が漂 います。 <SDG> SDG 715 \2080 ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703):Welt, gute Nacht 1. 主よ、こちらを向いて私をあわれんで下さい Herr, wende dich und sei mir gnaedig(Dialogus) 2. 涙とともに上がれ Mit Weinen hebt sich’s an(Aria) 3. おお神よ、あなたはいったい Wie bist du den, o Gott(Lamento) 4. 正義を、さもなくば現世に死を Der Gerechte, ob er gleich zu zeitlich stirbt(Motet) 5. ああ、私が水を十分にもっていれば Ach, dass ich Wassers g’nug haette(Lamento) 6. おそれるな Fuerchte dich nicht(Motet) 7. 今私の生命をもって Es ist nun aus mit meinem Leben(Aria) 8. 友よ、あなたは美しい Meine Freundin, du bist schoen(Dialogus) ジュリア・ドイル、キャサリン・フーグ(S) クレア・ウィルキンソン(Ms) ニコラス・マルロイ(A/ T) ジェームス・ギルクリスト、ジェレミー・ブッド(T) マシュー・ブルック、ペーター・ハーヴェイ(Bs) ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮) イングリッシュ・バロック・ソロイスツ 録音:2009年4月16, 17,19日(カドガン・ホール・ライヴ) J.S.バッハの祖父(クリストフ・バッハ)の弟(ハインリヒ・バッハ)の息子にあ たる、ヨハン・クリストフ・バッハ。一族のなかで、J.S.バッハ以前の最も偉 大なる作曲家とされています。J.S.バッハはヨハン・クリストフ・バッハのこ とを「深遠なる音楽家」(「バッハ一族の起源」)とし、多くの影響を受けまし た。オルガニスト、チェンバロ奏者としての活躍が第一でしたが、声楽作品に も充実したものが残っています。声楽パートは当時彼が指揮していた楽団の技 術の問題でそこまで複雑ではありませんが、その分器楽パートが充実している のが特徴です。アリア、ラメント、モテット、ダイアローグが各2曲ずつ選ば れ、「6つの葬儀と結婚」と題されたコンサートで2009年4月に演奏されたライ ヴ録音です。「友よ、あなたは美しい」は結婚のお祝いで演奏されたもの。新 郎と新婦のデュエットを思わせるほほえましくも美しい楽曲です。バッハ一族 の底力をあらためて思い知らされる名曲を、ガーディナーがあざやかに聴かせ ます。 <Orfeo> ORFEO 830111 \2450 ストヤノヴァ、スラヴ・オペラ・アリア集 1 チャイコフスキー: 「エフゲニー・オネーギン」よりタチヤナのアリア(手紙の場) 2 ハジエフ:「マリア・デシスラヴァ」よりマリアのアリア「偉大なる神よ」 3 ボロディン:「イーゴリ公」よりヤロスラヴナのアリア「長い年月が過ぎ」 4 チャイコフスキー: 「イオランタ」より「何故私は知らなかったのでしょう」 5 同:「マゼッパ」よりマリアの子守唄 6 ドヴォルザーク: 「ルサルカ」より「空の奥深くにいるお月さま」「感情のない水の力」 7 同: 「ディミトリー」よりクセニアのアリア「あなたが死んだと思えた」 「彼が退いた」 8 チャイコフスキー: 「スペードの女王」よりリーザのアリア「もう真夜中近い」 9 リムスキー=コルサコフ: 「雪娘」より「友だちとブルーベリー摘みにいった時」 10 ストヤノフ:「ヒタル・ペタル」よりイグリカのアリア 11 スメタナ: 「売られた花嫁」よりマジェンカのアリア「ああ、何て悲しい」 12 リムスキー=コルサコフ: 「皇帝の花嫁」よりマルファのアリア 「イワン・セルゲーヴィチ、庭へ行きましょう」 クラッシミラ・ストヤノヴァ(Sop)、パヴェル・バレフ(指) ミュンヘン放送管 録音:2010年3月/バイエルン放送スタジオ1 現在実力NO.1と目されるブルガリア出身のソプラノ、クラッシミラ・ストヤノ ヴァがロシア、チェコ、ブルガリアのオペラの名アリアを歌った最新アルバム が登場します。ストヤノヴァは2006年に東京のオペラの森公演で演じた「オテ ロ」のデズデモーナ役で評判となりましたが、2009年にはオーストリア宮廷歌 手の称号を授与されるなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍しています。そ の彼女が母国ブルガリアをはじめ、ロシア、チェコの名作オペラ中のアリアに 挑戦しました。 コロラチューラを駆使したベルカントの技術もしっかり持ちながらも、ここで は持ち前の透明な声よりも暗く激しい芸風を示し、本場モノの巧さを見せてい ます。ことに「エフゲニー・オネーギン」の有名な手紙の場は白眉。あまりの 芸達者ぶりに約12分金縛りにあったように身動きができなくなる凄さです。 ドヴォルザークの「ルサルカ」の「空の奥深くにいるお月さま」も絶品。彼女 のこれまでのどのアルバム以上に、彼女の顔が直接見えてくる説得力に満ちて います。 <MIRARE> MIR 137 ¥2500 「トムキンズ氏の《価値のレッスンLessons of Worthe》」 -バード、ブル、トムキンズ、タイスのチェンバロ音楽 イ調の作品 ジョン・ブル:半音階的パヴァン、半音階的ガリアード / トムキンズ:奉献唱 ト調の作品 不詳(トマス・トムキンズ?): ロビン・フッド / バード:ウィリアム・ピーター卿のパヴァン、 ウィリアム・ピーター卿のガリアード / タリス:あなたは幸いな方 / トムキンズ:初心者のための「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラで」 二調の作品 ブル:イン・ノミネ / トムキンズ:グラウンド MB40 / ブル:ファンタジア MB11 ベルトラン・キュイエ(チェンバロ) 録音:2010年10月28-31日、クセイ城 ベルトラン・キュイエは1978年ナント生まれ。チェンバロ奏者の母ジョスリン に手ほどきを受け、その後ルセとピエール・アンタイに学びました。ニケ指揮 コンセール・スピリチュエル、クリスティ指揮レザール・フロリサンとオペラ で共演するほか、レ・バス・レウニー、ラ・レヴーズの通奏低音奏者兼ソリス トとしても活躍するフランス古楽界の期待のサラブレッドです。期待のMIRARE 第二弾はイギリス・ルネサンスの作曲家トムキンズによる同時代の巨匠達と自 作からなるアンソロジー。この曲集にはトムキンズ自身による収録曲への評価 がコメントとして遺されており、彼と当時の音楽界の「価値観」をうかがい知 ることができる貴重な資料でもあります。キュイエは三台のチェンバロの世界 ・・・まろやかで憂いのあるイングリッシュ(イ調の作品:トラック1-3)、開放 的なイタリアン(ト調の作品:トラック4-8)、オルガンとチェンバロによる音色 と対位法の絡みが楽しいクラヴィオルガン(ニ調の作品)・・・を鮮やかな技巧 で描き分け、アルバム全体をあたかも物語のように聴かせ、その手腕には才能 のきらめきが実感できます。 <PRAGA DIGITALS> PRDDSD 250287(SACD-Hybrid) ¥2780 ハイドン:弦楽四重奏曲第77番ハ長調作品76の3「皇帝」 モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番ハ長調K.465「不協和音」 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第6番変ロ長調作品18-6 ツェムリンスキー弦楽四重奏団 フランチシェク・ソウチェク、ペトル・ストジージェク(Vn) ペトル・ホルマン(Va)ウラジミール・フォルチン(Vc) 録音:2011年1月30-31日(ハイドン、モーツァルト)、 3月9-10日(ベートーヴェン) プラハ、マルチネク・スタジオ(デジタル・セッション) ターリヒ、プラハ、コチアンSQの指導を受け、その伝統を受け継ぐツェムリン スキー弦楽四重奏団は今や自他ともに認めるチェコを代表するカルテット。作 曲家、指揮者、教育者として16年間かの地の音楽文化の発展に貢献したツェム リンスキーをグループ名に戴いています。2010年ボルドー室内楽コンクール1位 をはじめ多くの国際賞を獲得。四人の際立ったテクニック、知的なプログラミ ング、チェコ伝統のアンサンブルの精神により、すでに最も信頼に値するカル テットと評価されています。今回のアルバムでは、弦楽四重奏曲というジャン ルを確立したハイドン、言葉のないオペラの世界を創造したモーツァルト、室 内楽という枠を超える表現力のベートーヴェン・・・という今日に至るまでこ のジャンルの規範である傑作群を、少しも気負うことなく自然体で演奏してい るのがかえって新鮮。聴き手を瞬時に幸せにする安心印の演奏といえるでしょ う。 <SUPRAPHON> =チェコ・オペラ お宝シリーズ= SU 4069 2枚組 ¥2980 スメタナ:歌劇「秘密」全曲 カレル・カラシュ(B マリナ)プジェミスル・コチー(Br カリナ) シュチェパーンカ・シュチェパーノヴァー(A ローザ) シュテファ・ペトロヴァー(S ブラジェンカ)イヴォ・ジーデク(Tヴィート) ヴラディミール・イェデナーツティーク(Bs ボニファーツ) オルドジフ・コヴァージ(T 歌手スクジヴァーネク) ヨゼフ・クジカヴァ(B 大工の棟梁) プラハ国立劇場合唱団、ヤルミル・ブルクハウザー(合唱指揮) ヤロスラフ・クロムプホルツ(指揮) プラハ国立劇場管弦楽団 録音:1953年2月15-22日、プラハ、ドモヴィナ・スタジオ (セッション・モノラル) 2011年オリジナル・マスターテープからのデジタルマスタリング 「秘密」は、スメタナが晩年に女流作家エリシュカ・クラースノホルスカーの 台本により作曲した三作のオペラ三作のうち「接吻」に続く二作目(1878)。舞 台は19世紀、ベズジェズ山に程近い小さな町ビエラー。誤解からかつては結婚 できなかった恋人が20年の歳月を経てお互いの掛け替えのなさ知り、ついに結 婚に至るというヒューマンな3幕のコミック・オペラ。同時期に作曲していた 交響詩《わが祖国》の「ボエミアのボヘミアの森と草原から」を思い出させる ミステリアスな序曲から、様式化された民謡や舞曲、農作業や鶯の鳴き声の模 倣した写実的な表現、夢に現れる妖精の踊りや巡礼の行列、個性の際立った登 場人物の描写まで、まさに円熟期スメタナの熟練の技が堪能できます。録音は モノラルながら大変聴きやすいもの。名匠クロムプホルツ率いるアンサンブル も万全です。現在唯一の現役盤(1983年録音コシュラー盤は現在廃盤) <EURO ARTS> 20 66728(DVD-Video) ¥2180 原語:独 ドキュメンタリー「シューマンのポートレイト」 第1部:美しき5月(1828-1840) 第2部:孤独に身を委ねる者は(1841-1854) 演奏(抜粋) シューマン:交響曲第1-4番/バーンスタイン(指)ウィーン・フィル 蝶々 Op.2/ウラディーミル・アシュケナージ(P) 交響的練習曲Op.13、幻想曲Op.17、クライスレリアーナOp.16、 子どもの情景Op.15/アンドラーシュ・シフ(P) 謝肉祭Op.9/ゲルハルト・オピッツ(P) リーダークライスOp.39/ヘルマン・プライ(B)、レオナルド・ホーカンソン(P) ピアノ五重奏Op.44/タカーチ弦楽四重団、コチシュ(P) ピアノ協奏曲/バレンボイム(P)チェリビダッケ(指)ミュンヘン・フィル 他 語り手:マイケル・トレーガー(ロベルト・シューマン)、 ゾフィ・フォン・ケッセル(クララ・シューマン)、ヨアヒム・ヘップナー 監督:ミヒャエル・フュール 制作:2004年 音楽都市ミュンヘンの貴重な映像を発売するシリーズ「メトロポリタン・ミュ ンヘン」の第2弾は、「シューマンのポートレイト」。2011年は昨年の生誕200 年に引き続き、シューマンの没後155周年であります。 シューマンがヴィークにピアノを習い始め、クララと出会った1828年から死の 1856年までの人生記を通してシューマンの人間性、音楽性を紐解いていきます。 エルンスト・ブルガーの著書に記された、手紙、写真、画像、版画、自筆譜な どの貴重な資料を軸に、アシュケナージ、シフ、オピッツ、コチシュ、プライ、 ルービンシュタイン、デュメイ、ブロンフマン、バレンボイム、チェリビダッ ケ、バーンスタインによる演奏を織り交ぜた見応えのある映像となっています。 シューマンの数々の名作が生まれた背景と作品の魅力を深く掘り下げること できる内容です。 <CAvi-music> 4260085531813 ¥2450 ブラームス: ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1、 ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2 シューマン:おとぎの絵本Op.113 レイチェル・ロバーツ(Va)ラルス・フォークト(P) 録音:2010年5月カンマームジークザール、ケルン 室内楽を中心に活動している女性ヴィオラ奏者レイチェル・ロバーツとドイツ の中堅ピアニスト、ラルス・フォークトによるブラームスのソナタ。 ブラームス最後の室内楽作品である作品120のソナタ。クラリネット・ソナタ として作曲され、ブラームス自身によってヴィオラ・ソナタへ編曲されていま す。ブラームス最晩年の作品ですが、晩年の作風にみられるような重厚さより も、軽快で無邪気な音楽で親しみやすい作品です。第1番は憂いを感じつつも、 牧歌的な明るさを持つ曲。一方第2番は、愛らしい旋律で始まり、激しく活動 的な主題を持つ第2楽章を経て、精巧で抒情漂わせる変奏曲で終わる効果的な 曲。カップリングはシューマン晩年の作品「おとぎの絵本」。4つの小品から なり、哀愁に満ちたシューマンらしい曲です。 シュパヌンゲン音楽祭などで度々共演しているレイチェル・ロバーツとラルス ・フォークトのぴったりと合った音楽性が、ヴィオラ特有の重厚感ある渋さ際 立つ音色だけではなく、ヴィオラの表現の幅広さを引き出し、新たなヴィオラ の魅力に気付かせてくれる内容に仕上がっています。 4260085532247 ¥2450 チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第3番変ホ短調Op.30 ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲ホ短調第2番 Op.6 クリスティアン・テツラフ(Vn)アンティエ・ヴァイトハース(Vn) タチアナ・マスレンコ(Va)グスタフ・リヴィニウス(Vc) ラルス・フォーク(P)ターニャ・テツラフ(Vc) 録音:2010年6月8日ライヴ シュパヌンゲン音楽祭 4260085532254 ¥2450 J.S.バッハ:フーガの技法BWV1080-コントラプンクトゥス(弦楽四重奏版) ベートーヴェン: 弦楽四重奏第15番イ短調Op.132、チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5/1 クリスティアン・テツラフ(Vn)アンティエ・ヴァイトハース(Vn) レイチェル・ロバーツ(Va) タチアナ・マスレンコ(Va)グスタフ・リヴィニウス(Vc) ラルス・フォーク(P)ターニャ・テツラフ(Vc)アーロン・ピルサン(P) 録音:2010年6月13日ライヴ シュパヌンゲン音楽祭 ドイツはケルン近郊の丘陵地帯の街ハイムバッハで毎夏開かれているシュパヌ ンゲン音楽祭。 2010年の音楽祭はベートーヴェンとロシアの作曲家たちに焦点を当てたプログ ラムでした。 1枚目(4260085532247)はチャイコフスキーの番号付きの弦楽四重奏曲3つのう ち、最も室内楽的魅力が感じされる第3番。冒頭のチェロの悲痛な旋律が印象 的なショスタコーヴィチのピアノ三重奏曲第2番。友人であった作家のソレル ティンスキー氏の死を悼んで作曲されました。音楽祭常連のメンバーたちによ る説得力のある演奏は聴衆を惹きつけ、この音楽祭ならではの一体感と強い感 情の起伏を感じさせる演奏です。 2枚目(4260085532254)は音楽祭のメインプログラムであるベートーヴェン。シ ンプルかつ立体的な編成である弦楽四重奏によるフーガの技法(コントラプン クトゥス?)も収録。精緻なアンサンブルと個々のパートの絶妙なバランスに より、理想的な対位法音楽に到達しています。 エネルギーに満ちた音楽で後期の多楽章構成の作品ベートーヴェン:弦楽四重 奏第15番。感情を抑え、気品と透明感に溢れた演奏は、作品の真髄をじっくり とあぶり出していくよう。またチェロ・ソナタでピアノを演奏する若干16歳の オーストリア出身のピアニスト、アーロン・ピルサンにも注目。シュパヌンゲ ン音楽祭には2度目の出演。その音楽的才能を主宰者ラルス・フォークトが惚 れ込み再度オファーしたそうです。 ラルス・フォークトの手腕を発揮した毎年意欲的なプログラムと、確かな実力 を持った音楽家が集まり、刺激的な演奏を繰り広げるシュパヌンゲン音楽祭。 室内楽の最先端をいく彼らの今後の活動にも注目です。 <Grand Slam> -平成の盤鬼 平林直哉のレーベル- GS 2050 ¥2250 ステレオ (1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 (2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77 ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン) フリッツ・ライナー(指揮)、シカゴ交響楽団 録音:(1)1957年4月19日、(2)1955年2月21、22日、 シカゴ、オーケストラ・ホール 使用音源:RCA(U.S.A.)(1)DCS-64, (2)ECS-4 (オープンリール・テープ、19センチ、2トラック) ■制作者より メンデルスゾーン&ベートーヴェン(GS 2057)に続く、ハイフェッツのオープ ンリール・テープ復刻の第2弾です。前作GS 2057ではメンデルスゾーンのみ 4トラック・テープからの復刻でしたが、今回のチャイコフスキー&ブラーム スは2曲ともにセミ・プロ仕様の2トラック・テープを素材としています。ハイ フェッツの音は「固い、冷たい」とよく言われますが、その印象を大きく変え てくれるのがこの復刻盤です。 ■解説書の内容 現在、多方面で活躍中のヴァイオリニスト、漆原朝子さんに「ハイフェッツの こと」を寄稿していただきました。ヴァイオリニストならではの、たいへんに 興味深いエッセイです。(以上、平林直哉) <ludi musici> LM 005 3枚組 ¥4450 カヴァッリ:「ロジンダ」 エマヌエラ・ガッリ(S ネレア) フランチェスカ・ロンバルディ・マッズッリ(S ロジンダ) 櫻田 亮(T クリトフォンテ) ニコラ・エバウ(Br ティサンドロ,プルトーネ,メアンドロ) フルヴィオ・ベッティーニ(Br ルディオーネ) シルヴィア・ヴァイエンテ(S プロセルピーナ,アウリッラ) ミレーナ・ストルティ(Ms チレーナ) ロベルト・ロマニーノ(CT ヴァフリッロ) マイク・フェントロス(指) アンサンブル・ラ・スフェラ・アルモニオーサ 録音:2008年8月13-16日、フィンランド、ヴァンター 17世紀のヴェネツィアでのオペラの興隆を大いに引っ張ったのがフランチェス コ・カヴァッリ(1602―1676)でした。カヴァッリはモンテヴェルディの弟子で、 その様式を受け継ぎつつ、1637年にヴェネツィアで一般に公開された劇場がで きるや、大衆受けする作風も得て、たいへんな人気を博しました。今日でも30 近いオペラが伝えられているにもかかわらず、上演はまだあまり多くありませ ん。「ロジンダ」は1651年にヴェネツィアで初演され、1653年にはかなり手を 加えられて上演されました。物語は、魔法の泉の水を飲んでしまったため愛し 合ってしまったカップルに、それぞれの元の恋人、さらに彼らに関係する人々、 本筋にはほとんど関係ない人々まで混ざっての変化に富んだもの。3時間に迫 る長さですが、気楽に楽しむことができます。 2008年の蘇演の一環として行われた録音で、ネレアにはヴェネシアーナのメン バーとして知られるエマヌエラ・ガッリ、クリトフォンテには日本が誇るバロ ック・テノール、櫻田 亮が加わっています。タイトルロールのフランチェス カ・ロンバルディ・マッズッリはミラノ出身のソプラノ。バロック音楽からモ ーツァルトあたりを得意としています。フルヴィオ・ベッティーニは、2009年 の北とぴあでのグルック「思いがけないめぐり会い」に出演、今年11月にはモ ーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」でも出演予定。 残された作品数が多い割には録音が乏しいカヴァッリ、新録音は大歓迎です! ハードカバーのブックタイプで、200ページを越える冊子には、英仏独の解説 と伊英対訳、そして様々な絵画のカラー写真が多数収録されて、豪華です。 <BONGIOVANNI> GB 2452 2枚組 ¥4360 マスネ:「聖処女」 ダニア・マッツォーラ・ガヴァッツェーニ(S 聖処女) キアーラ・ピエレッティ(S 大天使ガブリエル) アモール・ペレス(Ms マリー=サロメ,大天使) マッシミリアーノ・フィケーラ(Br 主人,シモン,トーマス) カミッロ・ファッキーノ(T ジャン) エレナ・バカノヴァ(S 若いガリアの娘,マリー=マグダレーヌ,大天使) ダニエレ・アジマン(指)アブ・アルモニアエ交響楽団, ミラノ・J.S.バッハ合唱団 録音:2010年9月25日、ベルガモ県カラヴァッジョ 「エーヴ」(GB 2442)、「マリー=マグドレーヌ」(GB 2447)に次ぐ、デニア ・マッツォーラ・ガヴァッツェーニとダニエレ・アジマンによるマスネの珍 しい作品集、第3弾は聖伝説と称されたオラトリオ「聖処女」。マスネが1877 年に「ラホールの王」で大成功を収めた3年後の1880年の作品。物語は聖処女 マリアの生涯を扱ったもの。マスネ独特の甘く官能的な音楽に神秘性が加わ って、たいへん魅力的です。10年ほど前にモンセラート・カバリエがしばし ば取り上げたことで、近年再注目されています。 ベテランのプリマドンナ、ダニア・マッツォーラ・ガヴァッツェーニの説得 力のある歌が演奏の大きな核となっています。マッシミリアーノ・フィケー ラは1971年、シチリア島のアチレアーレに生まれたバリトン。2007年、スポ レート歌劇場来日公演でのロッシーニ「セビリアの理髪師」で、アントニー ノ・シラクーザ、ソーニャ・ガナッシを相手にフィガロを歌っていました。 ベルガモ近郊のカラヴァッジョという町のサンタ・マリア・デル・フォンテ での収録。スタジオやコンサートホールとはまた異なった雰囲気が醸されて います。 HOC 060 2枚組 ¥2680 ヴェルディ:「シチリアの晩鐘」 マルゲリータ・ロベルティ(S エレナ) ピエール・ミランダ・フェラーロ(T アリーゴ) アルド・プロッティ(Br モンフォルテ) プリニオ・クラバッシ(Bs プロチダ) ブルーナ・ロンキーニ(Ms ニネッタ) グラウコ・スカルリーニ(T ダニエリ) ほか アントニーノ・ヴォットー(指)管弦楽団,合唱団 録音:1959年、トリエステ +ボーナス ヴェルディ「トラヴィアータ」第2幕から ガブリエッラ・トゥッチ(S ヴィオレッタ) アルド・プロッティ(Br ジェルモン) 録音:1959年、東京 これまでCDはもちろん、LPやCD-Rなどでも発売された形跡のない「シチリア の晩鐘」が登場。1959年、トリエステでのライヴで、おそらく1959年11月、 トリエステ歌劇場での上演のものと思われます。日本でも人気の高いアルド ・プロッティを始め、ピエール・ミランダ・フェラーロ、マルゲリータ・ロ ベルティ、そしてスカラ座で活躍した指揮者アントニーノ・ヴォットーと、 たいへん豪華な面々、しかもいずれの人も他に「シチリアの晩鐘」の録音は 残されていません。録音状態はあまり良くありませんが、熱心なイタリアオ ペラマニアなら十分楽しめるでしょう。 ボーナスに、1959年のイタリアオペラ公演から、「トラヴィアータ」第2幕 から「天使のように清らかな娘が」と「プロヴァンスの海と陸」を収録。 これも貴重です。 ●旧譜再プレス GB 5556/57 2枚組 ¥4360 パレストリーナ:マントヴァ・ミサ曲集 祝福されし聖母マリアのミサ第1番,第2番,第3番 セルジオ・ヴァルトロ(指) サン・ペトロニオ・カペラムジカ 指揮者に、鍵盤楽器奏者に、近年精力的に活躍しているセルジオ・ヴァルト ロによるパレストリーナのミサ曲。 <DOREMI> DHR 8001/5 5枚組 ¥7980 「パスカル四重奏団 / モーツァルト:弦楽四重奏曲集(22曲)」 ・「ミラノ四重奏曲」 第2番ニ長調K.155 / 第3番ト長調K.156 / 第4番ハ長調K.157 第5番ヘ長調K.158 / 第6番変ロ長調K.159 / 第7番変ホ長調K.160 ・「ウィーン四重奏曲」 第8番ヘ長調K.168 / 第9番イ長調K.169 / 第10番ハ長調K.170 第11番変ホ長調K.171 / 第12番変ロ長調K.172 / 第13番ニ短調K.173 ・「ハイドン四重奏曲」 第14番ト長調K.387 / 第15番ニ短調K.421 / 第16番変ホ長調K.428 第17番変ロ長調K.458「狩」/ 第18番イ長調K.464 第19番ハ長調K.465「不協和音」 ・第20番ニ長調K.499 ・「プロシャ王四重奏曲」 第21番ニ長調K.575「プロシャ王第1番」 第22番変ロ長調K.589「プロシャ王第2番」 第23番ヘ長調K.590「プロシャ王第3番」 パスカル四重奏団 ジャック・デュモン(1st Vn) モーリス・クルト(2nd Vn) レオン・パスカル(Va) ロベール・サル(Vc) 録音:1952年頃(セッション・モノラル) オリジナル原盤:Musical Masterpiece Society MMS-2111-17 パスカル四重奏団は、モンペリエ出身のヴィオラ奏者レオン・パスカル(1899 -1969)によって1940年代初めにマルセイユで結成され、O.R.T.F.(フランス国 立放送)弦楽四重奏団へと改称を経て、1973年に解散したアンサンブル。 メンバーはすべてフランス勢で固められ、名門カルヴェ四重奏団でもヴィオ ラを担当し、1930年代に第2期黄金時代を築いたパスカルのほか、第1ヴァイ オリンにパスカルと同じくパリ音楽院出身のジャック・デュモン、第2ヴァイ オリンがモーリス・クルト、そしてチェロはロベール・サルという陣容とな っています。 第2次大戦後に表舞台に登場し、フランスの伝統を汲む名アンサンブルとして 1940年代から1950年代にかけて活動したパスカル四重奏団は、レコーディン グを1945年以前に開始しており、とりわけすぐれた業績を残したベートー ヴェン演奏は、かれらの代表的なディスコグラフィに挙げられます。 DOREMIより復刻されるモーツァルトの弦楽四重奏曲は1952年頃にMusical Masterpiece Societyによりセッション録音され、7枚組のLPセットとしてリ リースされたものでおそらく初CD化。パスカル四重奏団は古典派のレパート リーを得意としていましたが、ここでもベートーヴェン同様のすぐれた内容 を聴くことができそうです。 DHR 8010(DVD-Video) ¥2080 カラー MONO スヴャトスラフ・リヒテル Vol.21 メトネル: (1)ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調 Op.21 (2)ピアノ・ソナタ「回想」Op.38の1 (3)夢みる人へOp.32の6/花Op.36の2/冬の夜Op.13の1/夜Op.36の5 快い瞬間を忘れられようかOp.32の5 スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)、オレグ・カガン(Vn)(1)、 ガリーナ・ピサレンコ(Sop)(3) 録音:1981年12月27日/モスクワ(ライヴ) ロシア音楽ファン絶句のお宝音源の出現です。何と円熟期のリヒテルがメト ネルを録音していました。1981年12月27日にモスクワ(おそらくプーシキン 美術館)で行われたコンサートのライヴ録音。テレビ放映用に全体が映像収録 されていました。 モノラルで、収録年代の割に音質は良いと言えませんが、演奏は冴えに冴え 聴き応え満点。カガンとの「ヴァイオリン・ソナタ第1番」は、かつてCD発 売されたこともありますが、映像まで残っていたとは驚き。悠然とかまえる リヒテルと、真摯に取り組むカガンの表情が見ものです。何よりもお宝なの が、メトネルの作品でも特に人気の高いピアノ・ソナタ「回想」をリヒテル の演奏で楽しめること。いろいろなピアニストが録音していますが、この演 奏は本当に凄い。完全に音楽へ没入し、リヒテルならではのポエジーと孤高 の厳しさを湛え、金縛りにあったように聴く者をひきつけます。各曲の前に、 リヒテル自身がメトネルの音楽について語っていて(字幕なし)、それも貴重 です。 *このDVDには、ブックレットが封入されておりません。また、ヴァイオリン ・ソナタと歌曲については、トラックが1つのみとなっています。 DHR 8011/3 3枚組 ¥5950 MONO ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 アンリ・テミアンカ(Vn)、レナード・シュア(Pf) 録音:1946年/ワシントン国会図書館(ライヴ) アンリ・テミアンカ(1906-1992)は、スコットランド出身のポーランド系ヴァ イオリニスト。アメリカで活躍し、同国のヴァイオリン文化普及に多大な貢 献をしました。彼は1946年にパガニーニ弦楽四重奏団を結成し、ワシントン 国会図書館でベートーヴェンの弦楽四重奏全曲演奏会を行ったことが伝説と なっていますが、同時期に同会場でヴァイオリン・ソナタの全曲演奏会も行 っていました。それが収録されていて、初めて日の目を見ました。 テミアンカは第1回ヴィエニャフスキ国際コンクール第3位(第1位はヌヴー、 第2位はオイストラフ)という実力の持ち主で、イザイやティボーなど古き良 きヴァイオリン演奏の魅力にあふれています。ベートーヴェンのソナタも現 代の演奏とは一線を画した雅演で、ヴァイオリン好きならば狂喜間違いない ひとときを味わえます。 <AMBRONAY> AMY 029 2枚組 ¥3500 ヴィヴァルディ:“サン・マルコ聖堂でのヴェスプレ” 主は言われた(ディキシト・ドミヌス) RV807 主よ、私をお助けください RV593 主よ、あなたに感謝します RV596 主を畏れる者は幸いである RV795 褒め称えよ、神のしもべたちよ(ラウダーテ・プエリ) RV600 褒めよ、エルサレムよ RV609 マニフィカト RV610 私は喜んだ(詩篇122) RV607 マリア・ソレダード・デ・ラ・ロサ(S) マリアナ・フロレス(S) カロリーヌ・ウェイナンツ(S) ジョエル・シャリエ(A) エヴェリン・ラミレス(A) ファビアン・ショフラン(CT) ヴァレリオ・コンタルド(T) フェルナンド・ギマランイス(T) アレハンドロ・メーラプフェル(Bs) リオネル・デミュール(交唱) レオナルド・ガルシア・アラルコン(指) レザグレマン,ナミュール室内合唱団 録音:2010年10月2日、アンブロネイ Ambronayレーベルで立て続けに話題の録音をリリース、人気がうなぎのぼり のレオナルド・ガルシア・アラルコン、新譜はヴィヴァルディの宗教曲です。 アラルコンはヴィヴァルディの8つの宗教曲を独自に組み立て、サン・マル コ聖堂でこのように演奏されたかもしれない、という“ヴェスプレ”に仕立 てています。8曲はいずれも人気のあるものばかりで、録音もあれこれある ものの、アラルコンの軽さと活気のある演奏だと「こんな素敵な曲だったの か!」と驚くばかり。ことに2010年1月からアラルコンが芸術監督に就任し たナミュール室内合唱団の巧さは実に見事。ソリストも文句なし。ヴィヴァ ルディアンだけでなく、広く声楽好き、バロック音楽マニアに聞いていただ きたい内容です。 <EUROARTS> 20 58278(DVD-Video) ¥2900 PCM STEREO 本編:83分 ボーナス:50分 字幕:英,仏,独,露,日本語 ハチャトゥリヤン 制作・監督:ピーター・ローゼン、 原作:ビル・ヴァン・ホーン、ソロモン・ヴォルコフ、 ナレーション:エリック・ボゴシヤン [ボーナス:ハチャトゥリヤン:チェロと管弦楽のためのコンチェルト・ラプ ソディ(ロストロポーヴィチ&作曲者)全曲映像、ピアノ協奏曲の終楽章(ドラ ・セルヴャリヤン=クーン&チェクナヴォリアン)] かつて「ハチャトゥリヤン」というソ連製のドキュメンタリー映画がありま したが、これは2003年制作の別物。アラム・ハチャトゥリヤンはプロコフィ エフ、ショスタコーヴィチと並ぶソ連を代表する大作曲家ですが、海外での 普遍の人気に比べ、今日のロシアでは体制を能天気に甘受した愚か者とされ、 ロシア系演奏家たちから避けられる傾向があります。しかし、当ドキュメン タリーではあの「ショスタコーヴィチの証言」を書いたソロモン・ヴォルコ フが、ハチャトゥリヤンもやはりスターリンやフレンニコフの犠牲者だった ことを描いています。 エリック・ボゴシヤンがハチャトゥリヤン役で語り、当時のニュース映像を 多用していますが、そこではハチャトゥリヤン自身はもちろん、ショスタコ ーヴィチ、プロコフィエフ、グリエール、シェバリーンらの動く姿が現れ興 奮させられます。また、ヴォルコフをはじめ、ロストロポーヴィチやカレン ・ハチャトゥリヤンらのインタビューも貴重。驚きなのが、何と最晩年のフ レンニコフ本人の抗弁が聞けること。悪代官の悪あがきのようで、非常に貴 重な資料と申せましょう。それも本編はすべて日本語字幕付き。 加えて、バレエ「ガイーヌ」や「スパルタクス」の華麗な舞台や、ロストロ ポーヴィチとハチャトゥリヤンによるコンチェルト・ラプソディ全曲のライ ヴ(モノクロ)、オイストラフとハチャトゥリヤンによるヴァイオリン協奏曲 の終楽章(カラー)など垂涎の映像が続きます。本編の最後には、ハチャトゥ リヤン自身がピアノで「剣の舞」をヴィルトゥオーゾ風に演奏する超お宝映 像付き。 <C-major> 70 7008(DVD-Video) ¥3500 ボーナス字幕:独(言語:英語) ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲 プロコフィエフ:交響曲第1番Op.25「古典」 チャイコフスキー:交響曲第5番Op.64 ヨハン・シュトラウスII:トリッチ・トラッチ・ポルカ(アンコール) ワレリー・ゲルギエフ(指揮) ワールド・オーケストラ・フォー・ピース 収録:2011年1月4日エミレーツ・パレス、アブダビ(ライヴ) 監督:マット・ウッドワード ボーナス:オーケストラ・フォー・ピースについて (設立15年を振り返って1995-2010) 2011年1月にアブダビ(アラブ首長国連邦)で開催された演奏会の映像。アブダ ビ音楽芸術財団主催によって開かれた特別演奏会に、ワレリー・ゲルギエフ率 いるワールド・オーケストラ・フォー・ピース(WOP)が招かれました。 WOPは1995年ゲオルク・ショルティによって創設。1992年にチャールズ皇太子 とダイアナ元妃主催で開かれたショルティ80歳記念演奏会がきっかけとなり 結成されました。「音楽が持つ、平和の使節としての特別な力」を提唱し、 ショルティのもとに世界中から優秀な音楽家が集まり、2010年には、ユネスコ の音楽親善大使に任命されました。1997年ショルティ逝去後ゲルギエフが指揮 を務めています。 プログラムは「ウィリアム・テル」序曲に始まり、プロコフィエフの交響曲 第1番、メインはチャイコフスキーの交響曲第5番、アンコールにJ.シュトラ ウスの「トリッチ・トラッチ・ポルカ」という構成。標題通り古典的で簡潔 明快な様式美を示す、新古典主義の先駆的な作品であるプロコフィエフ第1番。 ゲルギエフのスピード感のあるスリリングの演奏が、随所にみられるプロコ フェイフの個性を引き立てています。 あらゆる感情を表出した情念と後期3つの交響曲の中で最も劇的なチャイコフ スキーの第5番。ゲルギエフはこれまで録音でも演奏会でも多くこの作品を取 り上げ、熱演を聴かせてきましたが、ここでは音楽の激しいダイナミズムを 表現しつつも華麗な演奏ぶりでアブダビの聴衆を高揚に導いています。 <WERGO> MV 08545(DVD-Video) ¥3100 PAL方式 オルフ:「エディプス王」 ノルベルト・シュミットベルク(T エディプス) ディミトリ・イヴァシュチェンコ(Bs 神官) アンドレアス・ダウム(Br クレオン) オレクサンドル・プリトリュク(Br コロスを導く者) マルクス・ドゥルスト(T コロスを導く者) マルク・アドラー(T ティレシアス) ヤミナ・マーマル(S ヨカスタ)ほか シュテファン・ブルニエル(指)ダルムシュタット国立管弦楽団, ダルムシュタット国立劇場男声合唱団 ジョン・デュー(演出) ハインツ・バルテス(舞台) ホセ・マヌエル・ヴァスケス(衣装) 収録:2006/2007年 カール・オルフ(1895-1982)はギリシャ悲劇に傾倒し、「アンティゴネ」 (1949年)、「エディプス王」(1959年)、そして「プロメートイス(プロメテウ ス)」(1968年)とギリシャ悲劇に基づいた三作のオペラを書いており、これら はいずれもオルフの傑作として知られています。「エディプス王」は、ギリ シャ悲劇の中でも特に傑作として名高いソポクレスノ「オイディプス」を、 フリードリヒ・ヘルダーリンが独訳したものを用いています。通常のオペラ ではあり得ない膨大な量の台詞と、多数の打楽器と複数のピアノに対して弦 楽器はコントラバスだけという通常のオペラとはまったく異なったオーケス トラが生み出す音楽は極めて強烈です。 エディプスは、ケルン出身のテノール、ノルベルト・シュミットベルク。性 格テノールからワーグナーの英雄役まで手がける実力派。クレオンには、ド レスデン出身で2004年以来ダルムシュタット国立劇場で活躍しているバスバ リトン、アンドレアス・ダウム。指揮のシュテファン・ブルニエルは、1964 年、スイスのベルン生まれ。2001年から2008年までダルムシュタット国立劇 場の音楽監督を務めていました。同劇場のインテンダントを勤めるジョン・ デューが演出を担当。音だけでは理解しづらいこの独特な作品の真価を、映 像によって把握できることでしょう。 MV 08555(DVD-Video) ¥3100 PAL方式 オルフ:「アンティゴネ」 カトリン・ゲルシュテンベルガー(S アンティゴネ) アニャ・フィンケン(S イスメネ) オレクサンドル・プリトリュク(Br コロスを導く者) アンドレアス・ダウム(Br クレオン) スヴェン・エールケ(T ヘモン) マルク・アドラー(T ティレシアス) トーマス・メーネルト(Bs 使者) ズザンネ・ゼルフリング(S オイリディセ) ほか シュテファン・ブルニエル(指)ダルムシュタット国立管弦楽団, ダルムシュタット国立劇場男声合唱団 ジョン・デュー(演出) ハインツ・バルテス(舞台) ホセ・マヌエル・ヴァスケス(衣装) 収録:2006/2007年 オルフの「アンティゴネ」は、1949年のザルツブルク音楽祭でフェレンツ・ フリッチャイの指揮によって初演され、大成功を収めたばかりか、その後の 作曲家オルフの方向を定めたものとして重要な意義を持つ作品です。原作は もちろんソフォクレス、これを18世紀末から19世紀初頭にかけての鬼才フリ ードリヒ・ヘルダーリンが独訳したものを用いています。物語は「エディプ ス王」の後日談に当たり、エディプスの死後、テーバイに戻った彼の娘アン ティゴネの物語です。 タイトルロールのカトリン・ゲルシュテンベルガーはハレ出身のソプラノ。 1993年から長くダルムシュタット国立劇場に所属し、メッゾソプラノからソプ ラノ役まで幅広く歌って活躍しています。ヘモン(=ハイモン)のスヴェン・ エールケは、デンマークとの国境の町フレンスブルク出身。1998年にダルム シュタット国立歌劇場とバリトンとして契約、2004年にテノールに転向して います。同じ劇場での同シーズンの上演とあって、「エディプス王」と役・ 歌手が共通している人が多いのも特徴です。 シュテファン・ブルニエルの熱の入った指揮と、ジョン・デューの分かりや すい演出はここでも同じ。映像でこの作品を見る利点は計り知れないものが あります。 <AMBROISIE> AM 204 ¥2500 ベートーヴェン: (1)プロメテウスの創造物op.43(1801)(1801) (2)歌劇『レオノーレ』よりマルツェリーネのアリア「おお、私があなたと 一緒になれたら」(1805) (3)いいえ、心配しないで WoO92a(1801-02) (4)ロマンス ヘ長調(ヴァイオリンとオーケストラのための)op.50(1802) (5)ああ、不実なものよop.65(1796) (6)交響曲第1番 ハ長調 op.21(1800) ル・セルクル・ドゥラルモニー(管弦楽) ジュリアン・ショヴァン(Vn) アレクサンドラ・コク(Sop) ジェレミー・ロレル(指) 録音:2011年2月(リール・オペラ座でのライヴ録音) フランスの名門ピリオド楽器オーケストラ、ル・セルクル・ドゥラルモニー によるベートーヴェン初期作品集。ル・セルクル・ドゥラルモニーは、ミン コフスキやクリスティのもとで研鑽を積んだ1976年生まれの若き才能、指揮 者のジェレミー・ロレルとヴァイオリンのジュリアン・ショヴァンが中心と なって2005年に設立されました。ロレルはこの楽団を率いながら、ウィーン 国立歌劇場などでも華々しく活躍しています。ベートーヴェン唯一の歌劇 『フィデリオ』の前身、『レオノーレ』のアリアでは、クラリネットの活躍 が印象的です。管弦楽による伴奏も実に充実、絶妙な転調にベートーヴェン の才をあらためて感じます。ロマンスでソロを務める2003年のブルージュ古 楽コンクールの優勝者、ジュリアン・ショヴァンは、ビルスマらに師事しま した。コンチェルト・ケルン、レ・ミュジシャン・ドゥ・ルーヴルなど名だ たる古楽器アンサンブルにもメンバーとして参加しています。ロマンスでは まっすぐに聞き手の心に響く甘い音色を存分に聴かせてくれます。音の粒立 ちの美しい録音も魅力です。 <harmonia mundi> HMU 907471 2枚組 ¥2980 ロレイン・ハント・リーバーソン=A Tribute [CD1] ヘンデル: 『アリオダンテ』より「ここでは愛を」「一途な思いの翼を」 「私はまだ生きている?」「不実な娘が」「夜のあとに」 『テオドーラ』より「天使よ」「おお輝かしき太陽」「暗闇をもって」 「おお!私はあの翼にのって」「汝、すばらしき息子よ」 『メサイア』より「シオンの娘よ、大いに喜べ」 「だが、その来る日には、だれが耐え得よう」「彼は侮られて…」 「わたしは知る、わたしをあがなう者は生きておられる」 パーセル:『ディドーとエネアス』より「私が地中に眠る時」 [CD2] ヘンデル:カンタータHWV96より/『スザンナ』よりアリア ドゥラスタンティのためのアリア(『ラダミスト』『オットーネ』 『ジューリオ・チェーザレ』『アリアンナ』よりのアリア) J.S.バッハ: アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳よりアリア「御身が共にいる ならば」BWV 508 ロレイン・ハント・リーバーソン(ソプラノ、メゾ・ソプラノ) ニコラス・マギーガン(指揮) [CD1]フライブルク・バロック・オーケストラ(アリオダンテ)、 フィルハーモニア・バロック・オーケストラ (『テオドーラ』『メサイア』、パーセル) [CD2]フィルハーモニア・バロック・オーケストラ 録音:1989-1993年 アメリカが生んだ名メゾ・ソプラノ、ロレイン・ハント・リーバーソン(1954- 2006)。惜しまれつつ2006年に亡くなりました。彼女の死後、コンサートのラ イヴ録音などが追悼盤として世界中でリリースされ、彼女の人気は亡くなった 後も衰えを知りません。彼女の歌声は、ニューヨークの広大なメトロポリタ ン歌劇場でも何度か響き渡りましたが、彼女の主な活躍の場はフランスのバ ロック巨匠との共演でした。得意としたヘンデルのオペラを中心に、彼女の 声を堪能できる2枚セットとなっています。 <Dynamic> DYNDVD 33625(DVD-Video) ¥3780 字幕:独英仏西伊 コルンゴルト:「死の都市」 シュテファン・フィンケ(T パウル) ソルヴェイグ・クリンゲルボーン(S マリー,マリエッタ) シュテファン・ゲンツ(Br フランク,フリッツ) クリスタ・マイヤー(Ms ブリギッタ) エレオノーレ・マルゲレ(S ユリエッテ) ユリア・エッシュ(Ms ルシエンネ) ジーノ・ポテンテ(T ガストン) シー・イージェ(T ヴィクトリン) マティアス・シュルツ(T アルベルト) エリアフ・インバル(指)フェニーチェ歌劇場管弦楽団,合唱団 ピエール・ルイージ・ピッツィ(演出,舞台,衣装) 収録:2009年1月 いまやすっかり人気オペラに復権したコルンゴルトの「死の都」に新たな映像 の登場です。ブリュージュと同じく運河の町、ヴェネツィアのフェニーチェ歌 劇場での上演。巨匠ピエール・ルイージ・ピッツィの作る舞台は、黒を基調に して陰鬱さを醸しつつ、しかしシンプルな美しさに包まれています。舞台の後 方には水が張られ、これを巨大な鏡が映し出すことで、たいへんに幻想的な効 果を出しています。まさに映像向きの舞台でしょう。 パウルのシュテファン・フィンケは、ドイツ、ニーダーザクセン州オスナブ リュック出身。ローエングリーンやパルジファルなど軽めの英雄役も歌うテ ノールです。マリーとマリエッタのソルヴェイグ・クリンゲルボーンは、1963 年生まれのノルウェイのソプラノ。レパートリーは広く、近年はドラマティッ クな役で評価を得ています。フランクとフリッツのシュテファン・ゲンツは、 1973年、ドイツ、エアフルト生まれのバリトン。テノールの兄クリストフ・ゲ ンツとの兄弟歌手として知られています。日本ではリート歌手として知られて いるでしょうが、オペラでも活躍しています。 指揮は、イスラエル出身の巨匠エリアフ・インバル。彼は若い頃は頻繁にオペ ラを指揮しており、ここでもベテランらしい旨みのある音楽を聞かせてくれま す。 CDS 689 9枚組 ¥5800 ヴィオッティの音楽世界 ヴァイオリン協奏曲第19番 ト長調 ヴァイオリン協奏曲第1番 ハ長調 ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 フランコ・メッゼーナ(Vn) ルチアーノ・ボリン(指)ヴィオッティ室内管弦楽団 録音:1991年 ヴァイオリン協奏曲第20番 ニ長調 ヴァイオリン協奏曲第27番 ハ長調 ヴァイオリン協奏曲第4番 ハ長調 フランコ・メッゼーナ(Vn&指)シンフォニア・ペルージナ 録音:1998年 ヴァイオリン協奏曲協奏曲第22番 イ短調 ヴァイオリン協奏曲第24番 変ロ短調 ヴァイオリン協奏曲第28番 イ短調 フランコ・メッゼーナ(Vn,指)シンフォニア・ペルージナ 録音:2002年10月 弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 弦楽四重奏曲第2番 変ロ長調 弦楽四重奏曲第3番 ト長調 アイラ四重奏団 ファブリツィオ・チプリアーニ(Vn) マリーノ・ラゴマルジーノ(Vn) エルネスト・ブラウヒャー(Va) アントーニオ・ファンティヌオーリ(Vc) 録音:1995年 2つのヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ホ長調 2つのヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ト長調 2つのヴァイオリンのためのセレナータ イ長調 2つのヴァイオリンのためのセレナータ ニ長調 2つのヴァイオリンのためのセレナータ ト長調 ラルテ・デラルコ ジョヴァンニ・グリエルモ(Vn) フェデリーコ・グリエルモ(Vn) ピエトロ・ボスナ(Vc) 録音:1994年 フルートとピアノのための3つの夜想曲 フルートとピアノのための6つのセレナード マリオ・カルボッタ(Fl) カルロ・バルツァレッティ(P) 録音:2007年10,12月,ミラノ ヴァイオリン・ソナタ第1番 ホ長調 ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ長調 ヴァイオリン・ソナタ第4番 変ロ長調 フェリックス・アーヨ(Vn) コッラード・デ・ベルナルト(P) 録音:1997年 ヴァイオリン・ソナタ第5番 変ホ長調 ヴァイオリン・ソナタ第6番 変ロ長調 ヴァイオリン・ソナタ イ長調 ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 フェリックス・アーヨ(Vn) コッラード・デ・ベルナルト(P) 録音:1997年 2つのヴァイオリンのための協奏的二重奏曲第1番 ニ長調 2つのヴァイオリンのためのセレナータ第4番 ニ短調 2つのヴァイオリンのためのセレナータ第6番 ホ長調 デュオ・デスカ エミル・カミラロフ(Vn) ディナ・シュナイダーマン(Vn) 録音:1997年 Dynamic社はイタリアのヴァイオリン作曲家の体系的録音を敢行、そのうちの 一つがジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティの録音集。フランコ・メッ ゼーナのヴァイオリンによるヴァイオリン協奏曲全集(CDS 498)は大きな話題 となりました。今回はそのヴァイオリン協奏曲集を始め、室内楽曲やヴァイオ リン・ソナタを9CDにまとめ、3CD価格でご提供です。中でも、イ・ムジチ創立 以来15年に渡ってコンサートマスターを務めたヴァイオリニスト、フェリック ス・アーヨによるヴァイオリン・ソナタ集3枚のうち2枚を収録、既に廃盤にな って久しい録音ですので、これは嬉しい復活です。 DM 8021 ¥880 ファッシュ: ファゴット、弦楽、通奏低音のための協奏曲 ハ長調 弦楽と通奏低音のための交響曲 ト長調 グラウプナー: フルート、ファゴット、弦楽、通奏低音のための組曲 ト長調 ファゴット、弦楽、通奏低音のための協奏曲 ハ短調 ファゴット、弦楽、通奏低音のための協奏曲 ト長調 パオロ・トニョン(バロックFg) パル・ネーメト(指)カペラ・サヴァリア 録音:1997年7月、ソンバトヘイ 旧CDS 199。ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758)とヨハン・クリス トフ・グラウプナー(1683-1760)の、18世紀前半に活躍した二人のドイツの作 曲家によるファゴット作品集。パオロ・トニョンは、バロック音楽好きにはよ く知られているファゴット奏者。レザール・フロリサン、アムステルダム・バ ロック・オーケストラ、ル・コンセール・スピリチュエルなど、数々の団体で ファゴット奏者を務め、またソリストとしても活躍している名手です。 <SONARE> SONARE 1005 2枚組 ¥4200 藤原浜雄 ヴァイオリンリサイタル2010 クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ リスト:二重奏曲(ソナタ) 嬰ヘ短調(ショパン/マズルカ 作品6-2による) チャイコフスキー:懐かしい土地の思い出(瞑想曲、スケルツォ、メロディー) 新実 徳英:ソニトゥス・ヴィターリスIV ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 Op.47 「クロイツェル」 ショパン-ミルシテイン:ノクターン 嬰ハ短調 遺作 クライスラー:中国の太鼓 藤原浜雄(Vn) 三上桂子(Pf) 録音:2010年11月17日紀尾井ホールLive 読売日響ソロ・コンマスを20年近くの長きにわたって務める藤原の超絶技巧と 表現の明晰さ。ベートーヴェン、クライスラーから、珍しいリストのソナタ、 そして初演者でもある新実作品まで、藤原の魅力満載。ピアノは夫人の三上桂 子 SONARE 1007 2枚組 ¥3150 J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ (全曲) 藤原浜雄(Vn) 録音:1986年6月5日イイノホールLive イイノホールでの「毎日ゾリステン」リサイタルLive。若き藤原の気迫と、精 緻な音楽作り。会場の熱気がそのまま伝わってくる、ライヴならではの迫力溢 れるアルバム。 SONARE 1009 ¥2100 ブラームス: (1)ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 Op.78 「雨の歌」 (2)ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.100 (3)ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 Op.108 (4)F.A.E.ソナタ 第3楽章:スケルツォ WoO.2 藤原浜雄(Vn) 三上桂子(Pf) 録音:1997年6月14日&15日秩父ミューズパーク音楽堂 藤原浜雄と夫人三上桂子による、ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全3曲と、 シューマン、ディートリヒとの3人による合作、F.A.E.ソナタより スケルツォ 楽章を収めた名盤の久々の復活。 <BIS> BIS SA 1880(SACD-Hybrid) ¥2500 R.シュトラウス: (1)英雄の生涯 Op.40 (2)4つの最後の歌 ドロテア・レシュマン(Sop)、ヤニック・ネゼ=セガン(指) ロッテルダム・フィル [録音:2010年6月/デーレン・ホール(ロッテルダム)] 7318599 918808 注目のネゼ=セガンとロッテルダム・フィルの第2弾はR.シュトラウス。それ もオーケストラの機能を最大限に駆使させる「英雄の生涯」なのでいやがおう にも期待が高まります。ネゼ=セガンの統率力と語り口の巧さがロッテルダム ・フィルの名人芸とあいまって、このうえなく華麗な音の絵巻を描いています。 カップリングは最晩年の「4つの最後の歌」。対象的にネゼ=セガンは無駄の ない透明な世界を創り出しています。ドイツの名花ドロテア・レシュマンの真 摯な歌唱が感動的です。 BIS SA 1945(SACD-Hybrid) ¥2500 シベリウス: (1)劇付随音楽「テンペスト」序曲 (2)同組曲第1番Op.109 (3)同組曲第2番Op.109 (4)交響詩「吟遊詩人」Op.64 (5)交響詩「タピオラ」Op.112 オッコ・カム(指)ラハティ響 [録音:2011年1月/シベリウス・ホール(ラハティ)] シベリウスの権威となったラハティ交響楽団が、また新たなシベリウス録音を 開始しました。それもヴァンスカではなく、新音楽監督となった巨匠オッコ・ カムと、というのが興味津々です。第1弾は劇付随音楽「テンペスト」と「タ ピオラ」という後期の作品を中心としています。カムならではの颯爽としたス マートな快演で、期待のシリーズ開始と申せましょう。 BIS SA 1843(SACD-Hybrid) ¥2500 (1)シューベルト(タバコワ編): アルペジオーネ・ソナタ D.821-ヴィオラと弦楽版 (2)チャイコフスキー(リサノフ編): ロココの主題による変奏曲-ヴィオラ独奏版 (3)ブルッフ:ロマンス Op.85 マクシム・リサノフ(Va)、ムハイ・タン(?沐海)(指)スウェーデン室内管 [録音:2010年2月/エレブルー・コンサート・ホール(スウェーデン)] 「ヴィオラの貴公子」として人気急上昇のリサノフ、待望の協奏作品の登場で す。シューベルトの「アルペジオーネ・ソナタ」はブルガリア出身の女性作曲 家ドブリンカ・タバコワが伴奏部を弦楽オーケストラにしたもの。さらなるイ マジネーションが広がります。また、チェロの名作「ロココの主題による変奏 曲」もリサノフ自身によるヴィオラ独奏用編曲で、チャイコフスキーの叙情を ヴィオラでたっぷり堪能できます。 BIS SA 1406(SACD-Hybrid) ¥2500 ヒルボリ: (1)キング・タイド(1999) (2)優美な屍骸(2002) (3)ドリーミング・リヴァー(1998) (4)11の門 サカリ・オラモ(1)、アラン・ギルバート(2)、 エサ=ペッカ・サロネン(3)(4)(指) ロイヤル・ストックホルム・フィル [録音:2007年9月(2)、2009年12月(3)(4)、2010年11月(1) ストックホルム・コンサート・ホール] スウェーデンの中堅作曲家アンデシュ・ヒルボリ(1954-)の音楽は複雑にして 単純、深刻なようでユーモラス、ヒーリング的なようでリズミックなど、様々 な要素を含んでいます。オーケストラを「音の動物」とのたまったヒルボリの 作をオラモ、ギルバート、サロネンの3巨匠が驚愕の精密さで再現しています。 BIS 1865 ¥2380 モンテクレール:独唱カンタータ集 (1)平和の再来 (2)パンとシランクス (3)コンスタンスの勝利 (4)ディドンの死 (5)ルクレツィアの死+ エマ・カークビー(Sop)、ロンドン・バロック [録音:2010年2月/レンナ教会(スウェーデン)] ミシェル・ピニョレ・ド・モンテクレール(1667-1737)はフランス後期バロッ クの作曲家で教育家。時代に先んじた作曲法(ことにオーケストレーション) で後世に影響を与えました。ここに収められた5篇のカンタータは独唱と小編 成のアンサンブルによりますが、描写的な金管やヴィオールの用い方に驚かさ れます。旋律もオシャレで美しく、カークビーの名人芸に聴き惚れる至福のひ とときを与えてくれます。 BIS 1948 ¥2380 アルメニアン・ラプソディ (1)ハチャトゥリヤン:チェロと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ (2)スーレン・ザカリヤン:モノグラフ (3)ヴァーチェ・シャラフィヤン:チェロと管弦楽のための組曲 (4)コミタス(シャラフィヤン編):鶴 アレクサンドル・シャウシヤン(Vc)、エドゥアルド・トプチヤン(指) アルメニア・フィル、エマヌエル・ホヴァネシヤン(デュデュク)、 ヴァーチェ・シャラフィヤン(Pf) [録音:2010年4月/アラム・ハチャトゥリヤン・ホール(エレバン)] 旧ソ連邦だったコーカサスの国アルメニア。ハチャトゥリヤンの故郷として有 名ですが、精力的でエキゾチックな音楽が独特な魅力となっています。かつて フレディ・ケンプとトリオを組んでいたアルメニアのチェロ奏者アレクンドル ・シャウシヤンが故郷のチェロ曲を集めたアルバムの登場です。ハチャトゥリ ヤンがロストロポーヴィチのために書いた1963年作のコンチェルト・ラプソデ ィから、1956年生まれのザカリヤン、1966年生まれのシャラフィヤンと新しい 世代の創作を俯瞰できます。最後に「アルメニア音楽の父」と称されるコミタ ス(1869-1935)作品が民俗楽器デュデュクとピアノとトリオで奏したものが入っ ているのも嬉しい限りです。 <2L> 2L 078SABD ¥3650 (2SACD Hybrid [5.1 surround/stereo] + Pure Audio Blu-ray) DXD(24/352.8kHz)録音 オラヴ・アントン・トンメセン(1946-): 霊感を与えられた娘ヴェスレモイ(2007)(声とピアノのための) マリアンネ・ベアーテ・シェラン(Ms) ニルス・アンデシュ・モッテンセン(P) 録音:2010年2月8日-11日 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー) 制作・録音:モッテン・リンドベルグ トンメセンの新作《霊感を与えられた娘ヴェスレモイ》。北欧の優秀録音レー ベル2Lのブルーレイ・オーディオ&SACDハイブリッドの2枚組で発売されます。 アルネ・ガルボルグ(1851-1924)の連作詩集『ハウグトゥッサ』(山の精)は、 ヘンリク・イプセンの劇『ペール・ギュント』や中世から伝わる幻想の詩『夢 の詩』と並び称されるノルウェー文学の遺産です。この作品について作曲家の オラヴ・アントン・トンメセンは、「ノルウェー語を理解する人たちへの贈り 物。幻想の詩『夢の詩』や "詩のエッダ" 『古エッダ』の『オーディンの訓言』 といった中世文学の余韻とダンテの『神曲』やプーシキンの『エフゲニー・オ ネーギン』といったヨーロッパ散文詩の余韻を漂わせながら、途方もないひろ がりをもって、喪失、憂鬱、救済を不気味な姿に描いた無比の作品だ」と言っ ています。 翻訳が困難なためノルウェー語圏にとどまるはずだった『ハウグトゥッサ』の 名が広くヨーロッパ世界に知られるきっかけとなったのは、ガルボルグと同時 代の作曲家エドヴァルド・グリーグの歌曲でした。「(グリーグの歌曲集では) 超自然の要素が大きく省かれたため、ハイネの詩によるシューマンの《詩人の 恋》に似た、裏切りと喪失に終わるありきたりの恋物語になった……『ハウグ トゥッサ』は、それだけではない」(トンメセン) その壮大な世界を表現する ためトンメセンは、共同でプロジェクトにあたったソプラノ歌手のグリ・エッ ゲとピアニストのホーコン・アウストボーと一緒に、ガルボルグの書いた309 ページから選んだ詩を約30ページのテクストにまとめ、詩文の一部に手を加え ました。 オラトリオとリートの歌手として国際的に活躍するマリアンネ・ベアーテ・ シェランは、《霊感を与えられた娘ヴェスレモイ》のプロジェクトに早くから 関心を寄せ、2010年2月3日、ニルス・アンデシュ・モッテンセンの共演により オスロ・コンサートホールの小ホールでこの作品を取り上げました。このコン サートのためトンメセンはメッツォソプラノの声域に合わせていくつかの改訂 を施しています。このアルバムのための録音セッションは、そのコンサートの 後、8日から11日にかけてソフィエンベルグ教会で行われました。アルバムの ブックレットには、歌詞の対訳に替えて、トンメセン自身がまとめた全45トラ ックの要約(英語、ノルウェー語)が掲載されています。 ノルウェーの文学と音楽を結ぶ文化遺産に新たな一作が加わりました。 <Alba> ABCD 314(SACD-Hybrid) ¥1980 ペーテル・エトヴェシュ(1944-): 空中浮揚(2007)(2つのクラリネット、アコーディオンと弦楽のための)* カール・ニールセン(1865-1931):クラリネット協奏曲 FS129(作品57)(1928)** アウリス・サッリネン(1935-): クラリネット、ヴィオラと室内管弦楽のための協奏曲 作品91(2006-07)*** クリストフェル・スンドクヴィスト(Cl) クッレルヴォ・コヨ(Cl)* ヤニ・ニーニマキ(スネアドラム)** トンミ・アールト(Va)*** フィンランド放送交響楽団 ハンヌ・リントゥ(指)*/** オッコ・カム(指)*** 録音:2009年10月8日-9日(サッリネン)、2010年2月11日-13日(ニールセン)、 5月6日-7日文化の家(ヘルシンキ) 制作:ラウラ・ヘイキンヘイモ 録音:ヤリ・ランタカウリオ フィンランド放送交響楽団の首席クラリネット奏者を務めるクリストフェル・ スンドクヴィスト(1978-)はスウェーデン系のフィンランド人。シベリウス・ アカデミーのアンナ=マイヤ・コルシマーとバーゼル音楽アカデミーのフラン ソワ・バンダの下で学び、2004年クルーセル・クラリネット・コンペティショ ンで第1位を獲得。翌2005年にフィンランド放送交響楽団の首席奏者に就任し ました。そしてフィンランド放送交響楽団をハンヌ・リントゥとオッコ・カム が指揮。興の乗った演奏と色彩鮮やかな録音が、スタイルも気分も異なる3つ の協奏曲を楽しませてくれるアルバムです。 収録されているのは3曲のクラリネット協奏曲。「空中浮揚」は、ハンガリー のペーテル・エトヴェシュがザビーネとヴォルフガングのマイヤー兄妹のため に書いた4楽章の作品です。第3楽章と終楽章にそれぞれ〈舟歌〉〈ペトルー シュカの復活〉の副題がつけられています。 ニールセンのクラリネット協奏曲は、先に木管五重奏曲(1922)を献呈したコペ ンハーゲン木管五重奏団のメンバーのために彼がフルートの作品につづいて書 いた協奏曲です。クラリネットを担当していたオーエ・オクセンヴェズの技巧 と音楽と性格を念頭に置いて作曲され、「オクセンヴェズの肖像画」とみなさ れています。 アウリス・サッリネン の「クラリネット、ヴィオラと室内管弦楽のための協 奏曲」はフィンランド放送の委嘱を受けて作曲されました。バルト海に迷い込 んだイルカの母子を悼む〈イルカの嘆き〉、サッリネンがテレマンの「2つの ヴィオラのための協奏曲」のために書いたカデンツァが織り込まれた〈遊び〉、 闘牛に対する疑問と憤りの〈雄牛のアダージョ〉の3楽章。「動物の権利を献 身的に擁護したフランスの女優ブリジット・バルドーの精神を手本にした」と 作曲者は語っています。スンドクヴィストとトンミ・アールトが、オストロボ スニア室内管弦楽団の2007年-2008年のシーズン、創設35周年記念ンサートで 初演しました。 ABCD 321 ¥1980 ホアキン・トゥリーナ:ファンダンギーリョ作品36(1925) マヌエル・デ・ファリャ:クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌(1920) ホアキン・トゥリーナ:タレガを讃えて 作品69(1932) フェデリコ・モレーノ・トローバ :夜想曲(1926) ホアキン・トゥリーナ:セビーリャ幻想曲作品29(1923) ルイス・デ・ミラン: 巨匠と題されたビウエラ曲集-ファンタシア第8番,第9番,第12番, パヴァーヌ第4番,第6番 フランシスコ・タレガ: 前奏曲第1番,アラビア・カプリッチョ,前奏曲第7番, アラールの華麗なる練習曲,前奏曲第2番 オスモ・パルム(G) ギター音楽の豊かな歴史からスペインの3つの時代を代表する作品をフィンラ ンドのギタリスト、パルムが弾いた『スペインのリサイタル』。16世紀、ルイ ス・デ・ミランが、15世紀から16世紀ごろイベリア半島で演奏された、ギター に似た楽器、ビウエラ・ダ・マーノのための曲を集めて出版した『巨匠と題さ れたビウエラ曲集』(1536)から《ファンタシア》と《パヴァーヌ》。19世紀、 ギターの音色と技巧を革新的に発展させ芸術音楽の楽器としての人気と地位 をもたらしたタレガ の作品から、ジャン=デルファン・アラールがヴァイオ リンのために書いた《練習曲》 を編曲した《アラールの華麗なる練習曲》 と 前奏曲。20世紀、ファリャがフランスの音色の巨匠の死を悼んで作曲したハバ ネラのリズムによる《賛歌》、サルスエラの名匠、トローバがギターのために 作曲した印象主義風の《夜想曲》、トゥリーナの作品。オスモ・パルムは、 シベリウス・アカデミーでティモ・コルホネンとユッカ・サヴィヨキに師事し、 修士号を得た後、パリでオリヴィエ・シャサンに学びました。2002年ウィーン のギター・フォーラムなど各地のコンペティションを経てギター奏者として活 動を始め、国際的にも知られる写真家ハンヌ・ハウタラとの共同作業やフルー ト奏者のトンミ・コイヴニエミとのデュオも行っています。 <harmonia mundi> HMC 902078 ¥2450 Le violoncelle parle-チェロは語る ブリテン(1913-1976):無伴奏チェロ組曲第3番op.87(1971) カサド(1897-1966):無伴奏チェロ組曲 パスカル・アモワイヤル(b.1971):Itin?rance コダーイ(1882-1967):無伴奏チェロ・ソナタ op.8 エマニュエル・ベルトラン(チェロ) 録音:2010年6月 1996年、東京の日本室内楽コンクールで優勝、2001年にはヴィクトワール・ ドゥ・ラ・ムジーク・クラシックのソリスト部門で1位を獲得し、一挙にヨー ロッパでも認められる存在となった女性チェリスト、エマニュエル・ベルト ラン。彼女の演奏の魅力はしなやかな音色と余裕あるテクニック。ブリテン、 カサド、コダーイというチェロの近代作品の金字塔の作品と、自身の演奏上の パートナーであり夫でもある、パスカル・アモワイヤルのスケールの大きな自 然を思わせる無伴奏作品を並べた意欲的なプログラムです。世界の伝統的な民 謡のエッセンスや、先人達の作品の一部など、様々な要素を含む彼らの作品 を、ベルトランが巧みな語り口と音色で提示してくれます。ブリテンの組曲で は、ベルトランの演奏はしなやかさに満ち、急速な上下行でも常に余裕を感じ させ、朗々と語る高僧のような風格すら漂います。 <KII> KKC 5141 ¥3000 [HMF] HMC 902075 輸入盤・日本語解説書付 ブラームス: (1)ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77 (2)弦楽六重奏曲第2番ト長調 Op.36 イザベル・ファウスト(Vn) ダニエル・ハーディング(指)マーラー・チェンバー・オーケストラ、 ユリア=マリア・クレッツ(Vn)、シュテファン・フェーラント、 ポーリーヌ・ザクセ(Va)、 クリストフ・リヒター、クセニア・ヤンコヴィチ(Vc) 録音:2010年2月/ソシエダ・フィラルモニカ(1)、 9月/テルデックス・スタジオ(2) 近年目を瞠る充実ぶりのイザベル・ファウスト待望の新録音は、ブラームスの ヴァイオリン協奏曲。それもハーディング指揮によるマーラー・チェンバー・ オーケストラとの共演となれば、期待が高まります。独奏冒頭からファウスト の高度の集中としなやかさに耳を奪われ魅力全開。全体を通してハーディング の巧みな造形が光る音楽運びも見事。ブゾーニのカデンツァも聴きものです。 カップリングの弦楽六重奏曲は、繊細な冒頭から見事なアンサンブル。マーラ ー・チェンバーの若手奏者のほか、世代を超えたメンバーによる演奏で、親密 でロマンティックな名曲をたっぷりと聴かせます。 KKC 5142 ¥3000 [BIS] BIS 1405 輸入盤・日本語解説書付 ドビュッシー:ピアノ曲全集Vol.5 2つのアラベスク/ベルガマスク組曲/ピアノのために/舞曲/バラード ロマンティックなワルツ/夢想/マズルカ/夜想曲/ボヘミア舞曲 小川典子(ピアノ) 小川典子のドビュッシー・ピアノ曲全集、完結編の第5巻には初期作品が集め られています。最初のピアノ曲にあたる「ボヘミア舞曲」から人気曲「2つの アラベスク」や「月の光」を含む「ベルガマスク組曲」まで、ドビュッシー の最も親しみやすい作品ばかり。小川典子の硬質でクリアな響きが独特のド ビュッシー世界を作り上げています。 KKC 9024(DVD-Video) ¥4000 [EuroArts] 20 56978 輸入盤・日本語解説書付 ラトル&ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート2008年 (1)ストラヴィンスキー:三楽章の交響曲 (2)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26 (3)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92 ヴァディム・レーピン(Vn)、 サイモン・ラトル(指)ベルリン・フィル [2008年5月1日/モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)] ベルリン・フィルが毎年創立記念日の5月1日に各地の歴史的建造物で行うヨー ロッパ・コンサート。2008年はモスクワ音楽院大ホール。レーピンをソリスト に迎えたブルッフが聴きもの。レーピンはこの曲を過去に録音しておらず、甘 美極まりない歌い回しと華麗な演奏が新鮮です。圧巻はベートーヴェンの交響 曲第7番。ラトル畢竟の快演で、絶妙のテンポと音のバランスに圧倒されます。 KKC 9025(DVD-Video) 2枚組 ¥5300 字幕:日伊英独仏西 [EuroArts] 20 72548 輸入盤・日本語解説書付 モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ(ウィーン版) ドン・ジョヴァンニ:クリストファー・マルトマン(Br)、 レポレッロ:アーウィン・シュロット(Br)、 ドンナ・アンナ:アンエッテ・ダッシュ(Sop)、 ドン・オッターヴィオ:マシュー・ボレンザーニ(Ten)、 ドンナ・エルヴィーラ:ドロテア・レッシュマン(Sop), ゼルリーナ:エカテリーナ・シューリナ(Sop) ベルトラン・ド・ビリー(指) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団 演出:クラウス・グート [2008年7、8月/ザルツブルク音楽祭(ライヴ)] 仰天の内容で話題となったクラウス・グート演出によるザルツブルク音楽祭の 「ドン・ジョヴァンニ」がDVD登場となりました。森の中を舞台とし、通常かっ こいいジゴロとして描かれるド・ジョヴァンニは、冒頭騎士長との戦いで被弾 して大けがをし、終始苦しんでいます。ゼルリーナは小悪魔を通り越して魔性 の女で、レポレッロを縛り上げる二重唱ではいたぶって楽しむ始末。グートは 森の中で登場人物の本性を開けさせようとしているようです。ウィーン・フィ ルの生き生きとした音楽作りも魅力です。 KKC 9026(DVD-Video) 2枚組 ¥5300 字幕:日伊英独仏西 [EuroArts] 20 72538 輸入盤・日本語解説書付 モーツァルト:コジ・ファン・トゥッテ フィオルディリージ:ミア・パーション(Sop)、 ドラベッラ:イザベル・レナード(Ms)、 フェランド:トピ・レーティプー(Ten)、 グリエルモ:フローリアン・ベッシュ(Br)、 ドン・アルフォンソ:ボー・スコウフス(Br), デスピーナ:パトリシア・プティボン(Sop) アダム・フィッシャー(指) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団、 演出:クラウス・グート [2009年7、8月/ザルツブルク音楽祭(ライヴ)] クラウス・グート演出によるザルツブルク音楽祭での「コジ・ファン・トゥッ テ」。舞台は森の中の高級別荘にやってきたセレブな若者たちと初老のドン・ アルフォンソ。グートは森を人間の本性の象徴ととらえていて、ここでも別荘 のなかに木が増えていくことで、若者たちの変化が示されます。話題となった ことのうなずける、非常に面白い舞台です。 <LSO Live> LSO 0668(SACD-Hybrid) ¥2180 マーラー:交響曲第9番ニ長調 ワレリー・ゲルギエフ(指揮) ロンドン交響楽団 録音:2011年3月2 & 3日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン バランス・エンジニア:ジョナサン・ストークス 音声編集:ジョナサン・ストークス&ニール・ハッチンソン カリスマ・シェフ、ゲルギエフとLSOによるマーラー・シリーズがついに完結 します。第9交響曲は、2010年12月1日の東京公演、明けて2011年2月27日の ニューヨークのリンカーン・センターでの公演を経て、3月2日と3日に本拠バ ービカンホールでおこなわれた演奏の模様をライヴ収録したものです。 2010年8月に行われたインタビューで、ゲルギエフは第9交響曲について「取り 組むたびにその奥深さに惹かれる」と語っていましたが、上記LSOとの演奏に 先駆けて、ゲルギエフは2010年7月に、もうひとつの手兵マリインスキー劇場 管を指揮して、ドイツのラインガウ音楽祭とシュレスヴィヒ=ホルシュタイン 音楽祭でも、マーラーの第9交響曲を演奏し成功を収めています。 ゲルギエフのマーラー・シリーズでは、やはり再演という形で万全の準備を 重ねてレコーディングに臨んだ第5番が高評価を得ているだけに、第9交響曲 の内容にも同様の成果を期待できるものと思われます。 <harmonia mundi> HMX 2908601(29CD+1CD-ROM) ¥8500 特別ボックスセット 特別価格・限定生産 「啓蒙主義の時代」-18世紀の音楽 I. LE CLAVECIN FRAN?AIS-フランスのクラヴサン作品 [CD1]フランスのクラヴサン曲集 F.クープラン(1668-1733):第25組曲、第26組曲〔録音:1993年9月〕 &第6組曲-クリストフ・ルセ(Cem)〔録音:1994年5月〕 J-P.ラモー(1683-1764): コンセール用のクラヴサン曲集より第1番、第5番 -クリストフ・ルセ(Cem)、寺神戸亮(Vn)、上村かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 〔録音:1992年3月〕 II. LA MUSIQUE SACRE-宗教音楽 [CD2]宗教音楽=哀歌のたそがれ カンプラ(1660-1744):レクイエム -ヘレヴェッヘ(指揮)、シャペル・ロワイヤル〔録音:1986年8月〕 G.B.ペルゴレージ(1710-1736):スターバト・マーテル -アンナ・プロアスカ(S)、ベルナルダ・フィンク(A)、 ベルリン古楽アカデミー〔録音:2009年12月〕 [CD3-4]オラトリオ ヘンデル:「ソロモン」 -サラ・コノリー(A/ ソロモン)、スーザン・グリットン(S/ ソロモンの王妃、 第1の遊女)、キャロリン・サンプソン(S/ シバの女王,第2の遊女)、マーク・ パドモア(T/ ザドク,従者)、デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Bs/ レヴィ人) ダニエル・ロイス(指揮) ベルリン古楽アカデミー、RIAS室内合唱団 〔録音:2006年5月〕 III. LE CONCERTO-協奏曲 [CD5]バロック協奏曲の典型 ヴィヴァルディ:四季 -ミドリ・ザイラー(Vn)、ベルリン古楽アカデミー〔録音:2009年9月〕 *テレマン:ヴァイオリン協奏曲「蛙」 -ベルリン古楽アカデミー〔録音:2001年3月〕 *J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 BWV 1051 -アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック、 リチャード・エガー(指&Cem)〔録音:2008年5月〕 *ヘンデル:オルガン協奏曲op.4-3 -アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック、 リチャード・エガー(指&Cem)〔録音:2006年11月〕 [CD6]ヨーロッパ征服 *タルティーニ: 合奏協奏曲 第5番 ハ長調(メネジーニ作:ソナタop.1-5の編曲) ヴァイオリン協奏曲 イ短調 -エンリコ・ガッティ(Vn)、アンサンブル415、キアラ・バンキーニ 〔録音:1994年12月〕 *モン(1717-1750):チェロ協奏曲 ト短調 -ジャン=ギアン・ケラス(Vc)、フライブルク・バロック・オーケストラ、 ペトラ・ミュレヤンス(指揮)〔録音:2003年3月〕 *C.P.E.バッハ:チェンバロ協奏曲第5番 Wq.43 ト長調 -アンドレアス・シュタイアー、フライブルク・バロック・オーケストラ、 ペトラ・ミュレヤンス(指揮)〔録音:2010年5月〕 *J.Ch.バッハ: チェンバロ、2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲 op.7-5 変ホ長調 -ロンドン・バロック、ラルス=ウルリク・モルテンセン(Cem)、 イングリート・ザイフェルト、リチャード・ギルト(Vn)、 チャールズ・メドラム(Vc)〔録音:1990年10月〕 [CD7]パリからウィーンへ *ハイドン:ヴァイオリン協奏曲第1番 Hob.VIIa:I ハ長調 -フライブルク・バロック・オーケストラ、 ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(Vn、指)〔録音:2009年8月〕 *W.A.モーツァルト:協奏曲 K.107 no.2(K.21 b,2)ニ長調 (J.Ch.バッハのピアノ・ソナタop.5-3による) -ロンドン・バロック 〔録音:1990年10月〕 *協奏交響曲 変ホ長調 K.297-b -フライブルク・バロック・オーケストラ、 ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指)〔録音:2005年4月〕 *プレイエル(1757-1831):チェロ協奏曲Ben.106 -イヴァン・モニゲッティ(Vc)、ベルリン古楽アカデミー、 ステファン・マイ(指揮)〔録音:1996年2月〕 [CD8]古典派の協奏曲 *W.A.モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467 -ステファン・ヴラダー(指&Pf)、カメラータ・ザルツブルク 〔録音:2006年4月〕 *ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19 -ポール・ルイス(Pf)、BBC交響楽団、 イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)〔録音:2009年7月〕 IV. LA SYMPHONIE-交響曲 [CD9]シンフォニアからシンフォニーへ *ジュゼッペ・サンマルティーニ(1700-1750): シンフォニア ニ長調 JC14、ト長調 JC39-アンサンブル415、 キアラ・バンキーニ〔録音:1986年6月〕 *W.F.バッハ(1710-1784):交響曲 へ長調 Falck 67 -ベルリン古楽アカデミー、ステファン・マイ(指揮)〔録音:2001年10月〕 *C.P.E.バッハ:管弦楽のシンフォニア第1番Wq.183-1 -アンドルー・マンゼ(指)、イングリッシュ・コンソート〔録音:2006年3月〕 *J.Ch.バッハ(1735-1782):交響曲 ト短調op.6-6 -ステファン・マイ(指)、ベルリン古楽アカデミー〔録音:2002年10月〕 *ボッケリーニ:交響曲 ニ長調「悪魔の棲む家」op.12-4 -バンキーニ、アンサンブル415 〔録音:1988年7月〕 [CD10]オーケストラの演奏 *ハイドン:交響曲第6番「朝」ニ長調&交響曲第7番「昼」ハ長調 -ペトラ・ミュレヤンス(指)、フライブルク・バロック・オーケストラ 〔録音:2001年10月〕 *W.A.モーツァルト:交響曲第31番ニ長調KV.297「パリ」 -ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指)、 フライブルク・バロック・オーケストラ 〔録音:2005年4月〕 [CD11]古典主義の記念碑 *ハイドン:交響曲第92番「オックスフォード」ト長調 -ルネ・ヤーコプス(指)、フライブルク・バロック・オーケストラ 〔録音:2004年2月〕 *W.A.モーツァルト:交響曲第41番ニ長調KV.551「ジュピター」 -ルネ・ヤーコプス(指)、フライブルク・バロック・オーケストラ 〔録音:2006年8月〕 [CD12]交響曲 ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125「合唱つき」 -フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)、 シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ、メラニー・ディーナー(S)、 ペトラ・ラング(A)、エンドリク・ヴォットリッヒ(T)、 ディートリヒ・ヘンシェル(Bs)〔録音:1998年10月〕 V. L’OP?RA-オペラ [CD13-15]フランス・オペラ(トラジェディ・リリック)の最後の栄光 ラモー:歌劇「カストールとポリュックス」(全曲) ウィリアム・クリスティ(指揮)、レザール・フロリサン ハワード・クルック(カストール;T)、 ジェローム・コレア(ポルクス;Br)、アニェス・メロン(テライール;S)、 ヴェロニク・ジャン(フェベ;S)、サンドリーヌ・ピオー(S)、 マーク・パドモア(C-T)〔録音:1992年9月〕 [CD16-17]グルックのオペラ改革 グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』(全曲) ベルナルダ・フィンク(オルフェオ)、 ヴェロニカ・カンジェミ(エウリディーチェ)、 マリア・クリスティーナ・キール(アモール)ほか ルネ・ヤーコプス(指揮)、 フライブルク・バロック・オーケストラ、RIAS室内合唱団〔録音:2001年1月〕 [CD18-20]人々の生活 W.A.モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』(全曲) サイモン・キーンリサイド(アルマヴィーヴァ伯爵)、 ヴェロニク・ジャンス(伯爵夫人)、パトリツィア・チオーフィ(スザンナ)、 ロレンツォ・レガッツォ(フィガロ)、 アンジェリカ・キルヒシュラーガー(ケルビーノ)、 マリー・マクローリン(マルチェッリーナ)、 コビー・ヴァン・レンズブルク(ドン・バジーリオ)、 アントーニオ・アベーテ(バルトロ,アントーニオ)、 ニコラウ・デ・フィゲイレド(Pf) ルネ・ヤーコプス(指揮) コンチェルト・ケルン、コレギウム・ヴォカーレ・ヘント〔録音:2003年4月〕 VI. ‘A TRE’-3で [CD21]バロックのトリオ・ソナタ集 *ヴィヴァルディ(1678-1741):ソナタ ハ短調 RV53 -ポール・グッドウィン(Ob)、ナイジェル・ノース(アーチリュート)、 スーザン・シェパード(Vc)、ジョン・トール(Cem) *テレマン(1681-1767):ソナタ イ短調 TWV 41:a3 -ポール・グッドウィン(Ob)、ナイジェル・ノース(アーチリュート)、 スーザン・シェパード(Vc)、ジョン・トール(Cem) *J.S.バッハ:ソナタ ハ長調 BWV 1037-ロンドン・バロック〔録音:1985年2月〕 *C.P.E.バッハ:ソナタ ヘ長調 Wq.154-ロンドン・バロック 〔録音:1994年4月〕 *J.Ch.F.バッハ(1732-1795):ソナタ イ長調 F.VII/2 -ロンドン・バロック〔録音:1995年11月〕 *J.ショーベルト(1740?-1767):ソナタ へ長調 op.XVI no.4 -ルッチアーノ・スグリッツィ(ピアノフォルテ)、 キアラ・バンキーニ&ヴェロニク・メジャン(Vn)、 フィリップ・ボスバッハ(Vc)〔録音:1988年10月〕 [CD22]ソナタから古典派トリオへ *クーナウ(1660-1722): クラヴィアの新しい成果、 または豊かな創造と技巧の7つのソナタより第3、5、7番 -ジョン・ブット(Cem)〔録音:1991年10月〕 *モンドンヴィル(1711-1772):声とヴァイオリンを伴うクラヴサン曲op.5 -ユディット・ネルソン(S)、スタンリー・リッチー(Vn)、 ウィリアム・クリスティ(Cem)〔録音:1980年1月〕 *モーツァルト:ソナタヘ長調K.376、ト短調K.378-キアラ・バンキーニ(Vn)、 テメヌシュカ・ヴァッセリノーヴァ(ピアノフォルテ)〔録音:1993年7, 11月〕 [CD23]ピアノ三重奏曲集 *ハイドン:ピアノ三重奏曲第43番 Hob.XV:27 -エリッヒ・ヘーバルト(Vn)、クリストフ・コワン(Vc)、 パトリック・コーエン(Cem)〔録音:2001年6月〕 *W.A.モーツァルト:ピアノ三重奏曲 K.496 ト長調 -モーツァルティアン・プレイヤーズ〔録音:1990年5月〕 *ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 op.1-3 -アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)、ダニエル・ゼペック(Vn)、 ジャン=ギアン・ケラス(Vc)〔録音:2006年7月〕 VII. LA SONATE CLASSIQUE-古典派のソナタ [CD24]古典派のピアノ・ソナタI ハイドン:ピアノ・ソナタ集 第33番ハ短調Hob.XVI:20、第39番ニ長調Hob.XVI:24、 第60番 ハ長調 Hob.XVI:50、第62番 変ホ長調 Hob.XVI:52 -アラン・プラネス(ピアノ)〔録音:2001年8月、2007年10月〕 [CD25]古典派のピアノ・ソナタII W.A.モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 ソナタ変ホ長調K.282、ハ長調K.330、へ長調K.332 -アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)〔録音:2003年3月〕、 ハ短調K.457-クリスティアン・ベズイデンホウト(フォルテピアノ)〔 録音:2010年1月〕 [CD26] 古典派のピアノ・ソナタIII ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 op.2-1、 第17番ニ短調op.31-2「テンペスト」、 第21番変ホ長調op.53「ワルトシュタイン」-ポール・ルイス(ピアノ) 〔録音:2005, 06年〕 VIII. LE QUATUOR A CORDES-弦楽四重奏 [CD27] 四重奏の誕生 *テレマン(1681-1767): フルート、ヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのソナタ第1番 (パリ四重奏第4番)-フライブルク・バロックコンソート〔録音:2010年2月〕 *W.A.モーツァルト:弦楽四重奏曲第4番 K.157 ハ長調 -エルサレム弦楽四重奏団〔録音:2010年9月〕 *J.ハイドン:弦楽四重奏曲第39番op.33-3. Hob.III:39「鳥」ハ長調 -エルサレム弦楽四重奏団〔録音:2008年9月〕 *シュターミッツ(1745-1801):オーボエと弦楽のための四重奏op.8 -ポール・グッドウィン(Ob)、Terzetto(アンナ・マクドナルド(Vn)、 ジェーン・ロジャース(A)、ヘレン・ゴッホ(Vc))〔録音:1996年10月〕 [CD28] 四重奏の名曲 *W.A.モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番 変ロ長調K.458「狩」 -エルサレム弦楽四重奏団〔録音:2010年2月〕 *ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ短調 op.76-2「五度」 -エルサレム弦楽四重奏団〔録音:2003年4月〕 *ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第6番op.18-6変ロ長調 -東京クヮルテット〔録音:2006年,2007年〕 [CD29] 最後の四重奏曲 *ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番op.130 変ロ長調 *ベートーヴェン:大フーガ op.133 *ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番 op.135 ヘ長調 東京クヮルテット 録音:op.135/2007年11月/opp.130, 133(2008年8,9月(東京:王子ホール)) [CD30] 声楽作品(オラトリオ・オペラ)の歌詞テキスト収録CD-ROM ハルモニアムンディ・フランスから、またまた魅惑のボックセットの登場! 50周年記念ボックス以降、隔年リリースされているボックスセット。ハルモニ アムンディが誇る質の高い既存の音源をテーマに沿って再編成する凝った内 容、充実のブックレット、いつもながらの美しいパッケージ、そしてお値打ち 価格と何拍子もそろったボックスです。今回のテーマは、「啓蒙主義」。この 時代は、バロック(=いびつな真珠)時代のともすると装飾過多気味で、各旋 律が対等の力をもつポリフォニーから、旋律と伴奏という構造がくっきりとし ているホモフォニーへの移行。ソナタ形式の確立に伴う、ピアノ・ソナタや交 響曲といったジャンルの確立と発展。室内楽ジャンルの発展。オペラでも、 バロック時代の声楽作品のアリア構造(ダ・カーポ・アリアやレチタティー ヴォなど)の影響をのこしつつも、凝った装飾や超絶技巧のアジリタを過剰に 入れることを避け、音楽と劇の融合を図った美しい作品が生みだされるよう になる(グルックのオペラ改革につながります)など、大きな変化のあった時 代でした。こういった歴史の流れを俯瞰できるよう意識しつつ、廃盤で入手 困難となっていたルセのクープランなど、実に微に入り細に入った嬉しい編 成内容となっています。オペラも3作品が全曲収録されており、充実の内容。 完全限定生産、追加プレスなしとなっておりますので、ご注意くださいます ようお願い致します。 [CD1]ルセのクープランとラモー。クープランの第6組曲は神秘的なバリケー ドも入った超有名曲、他の組曲も嬉しい選曲です。[CD13-15]ラモーのカス トールとポリュックスは、1750年の音楽史上重要なブフォン論争(ラモーを代 表とするフランス古典音楽・トラジェディ・リリックを擁護する「国王派」 と、百科全書家(ルソーに代表される)の「王妃派」間の争い)のきっかけとも なった作品。国王派が勝利したことにはなっていますが、フランスの古典オ ペラ・宮廷オペラの衰退は誰の目にも明らかでした。百科全書的啓蒙主義へ の流れを皮肉にも決定づけることとなったこの重要な作品を、クリスティ指 揮の長らく廃盤となっていた名演奏で聴けるのは嬉しい限り。他にも一世を 風靡したヘレヴェッヘの第九、バンキーニのボッケリーニ、ジョン・ブット 先生のクーナウなどなど、一つ一つを語りだしたらきりがないくらいに様々 な切り口に満ちたボックスです! <audite> =ドイチュラントラジオ・クルトゥーア= AU 95640 ¥1850 モノラル ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21 (29’24”) シューベルト:交響曲第9(8)番ハ長調D 944「グレイト」 (48’47”) ユリアン・フォン・カーロイ(P) RIAS交響楽団 レオ・ブレッヒ(指揮) 録音:1950年6月4日ベルリン=シュテークリッツ、 ティタニア=パラスト(ライヴ・モノラル) auditeの「ドイチュラントラジオ・クルトゥーア・エディション」に、通好 みのレアなライヴ演奏が登場します。往年の名匠レオ・ブレッヒと名手フォ ン・カーロイとの顔合わせによる内容は、1950年6月4日にベルリン=シュテ ークリッツ、ティタニア=パラストでおこなわれたRIAS響の演奏を収めたも ので、ショパンのピアノ協奏曲第2番とシューベルトの「グレイト」という プログラムです。 =“ショパン弾き”カーロイによるピアノ協奏曲第2番= ユリアン・フォン・カーロイは、1914年ブダペスト近郊のロションツに生ま れ、1993年ミュンヘンで歿した、ハンガリー出身のドイツのピアニスト。 ヨーゼフ・ペンバウル、アルフレッド・コルトー、エルンスト・フォン・ドホ ナーニらの薫陶を授かったカーロイといえば、1932年にショパン賞、1933年 にリスト賞を授与された経歴が示すように、ショパンとリストを得意したこと で知られますが、ここで聴けるのはそのショパンの第2協奏曲。 無駄のないペダルの使用や、控えめなルバート、それに右手装飾音の繊細な 対位法的旋律処理と左手伴奏パートの扱いは、ドホナーニ、コルトーそれぞ れの長所を兼ね備えた特徴といえ、ことにラルゲットはこの演奏の白眉。 カーロイは1950年代から60年代にかけて、DGとEMIエレクトローラにかなりの 数のセッション録音を残していますが、そのほとんどが未CD化のままなので、 このたびのリリースはたいへん価値あるものといえるでしょう。 =オペラ、コンサートの両面で人気を博した名匠レオ・ブレッヒ= ここでカーロイのピアノをサポートするのはレオ・ブレッヒ(1871年アーヘン 生まれ、1958年ベルリン歿)。 指揮者として、アーヘン市立劇場を皮切りに、プラハのドイツ劇場、ベルリン 宮廷歌劇場、ベルリン市立オペラ、ベルリン・フォルクスオーパー、ウィーン ・フォルクスオーパーのポストを歴任して、さらに自らオペラの作曲も手がけ たブレッヒは、いっぽうでオーケストラ指揮者としてもすぐれ、明晰で安定感 抜群、きめの細かい音楽は、ブレッヒのおそらくもっとも有名な録音、クライ スラーを独奏に迎え、ベルリン国立歌劇場管を指揮したベートーヴェンのヴァ イオリン協奏曲でも確かめられます。 芸風的には正反対と思われるフルトヴェングラーも、ブレッヒの芸術の熱烈な ファンであることを公言していたと云われ、このあたりブレッヒの真価を象徴 的に顕すものといえるでしょう。 カップリングのシューベルトの「グレイト」は、ナチスの台頭からユダヤ系を 理由にドイツを追われていたブレッヒが、戦後ベルリンに復帰を果たした際の ライヴで以前より知られる演奏ですが、正規音源としては初のリリース。こち らも埋もれたままにしておくには惜しい内容で、思いがけない聴きものとなっ ています。 <Grand Slam> -平成の盤鬼 平林直哉のレーベル- GS 2066 ¥2250 (1)チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品64 (2)同:交響曲第5番 ホ短調 作品64 より 第3楽章-ワルツ エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮) (1)レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団、(2)モスクワ放送交響楽団 録音:(1)1960年11月9、10日、ウィーン、ムジークフェラインザール(ステレオ) (2)1948年(モノラル) 使用音源:(1)Deutsche Grammophon(Germany)SLPM 138658 (2)Melodiya 16417/8(マトリックス番号: 16417/3-4, 16418/4-4) ■制作者より ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルのチャイコフスキーの後期3大交 響曲、第4番(GS-2059)に続き、今回はいよいよ第5番です。ムラヴィンスキー が指揮したこの曲の全曲録音は現在16種類も存在が確認されていますが、当 録音はいまだにその最高峰と言われているものです。しかし、特にCD時代に なってからはこの第5番は2枚のディスクにまたがってカッティングされる場 合がほとんどで、それが一部のファンには不満だったようですが、このシリ ーズではそうした声をふまえて1枚のディスクに収録しました。音については 従来通り、初期LPに刻まれた情報量を限りなく忠実に再現しています。また、 ボーナス・トラックとして世界初CD化となるモスクワ放送交響楽団とのSP録 音(第3楽章のみ)を収録します。なお、同じムラヴィンスキー指揮、レニング ラード・フィルの交響曲第6番「悲愴」は2012年発売予定です。 ■解説書の内容 ムラヴィンスキーは4度も日本を訪れ、日本のことを非常に気に入っていまし た。しかし、彼はもともと社交的な性格ではなく、ごく一部の限られた人に しか会うことを好みませんでした。従って、ムラヴィンスキーと直接会話を 交わしたり、サインをもらったりした人はほとんど知られていません。その ような状況で、幸運にもムラヴィンスキーから直接サインをもらった方がい ましたが、今回はその方に当時の貴重な思い出を書いていただきました。さ らに、この録音はイギリス、オーストリアへの演奏旅行中、ウィーンで収録 されましたが、そのツアーのメンバー表も掲載します。(以上、平林 直哉) <ALIA VOX> AVSA 9883(SACD-Hybrid) ¥1850 「イスパニアと日本の対話(1506-1553) 1「おお、栄光の聖母よ」による即興(尺八) 2(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」第1節「おお、栄光の聖母よ」 3「おお、栄光の聖母よ」による即興(琵琶、篠笛) 4(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」第2節 「哀れなるエヴァに自分を見失ったものを」 5「おお、栄光の聖母よ」による即興(琵琶) 6(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」第3節「汝、高き御蔵の戸にして」 7「おお、栄光の聖母よ」による即興(琵琶、尺八) 8(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」第4節 「父と助け主なる精霊と生まれたる御子に栄光あれ」 9ナルバエス:「おお、栄光の聖母よ」によるディフェレンシア2 10「おお、栄光の聖母よ」アーメン 11ベネガス・デ・エネストローサ:讃歌第20番「おお、栄光の聖母よ」 12乱曲(能管) 13作曲者不詳: ビリャンシーコ「世界の母」(声、プサルテリウム、サロド、タブラ) (CMBP第74、ポルトガル音楽第23) 14作曲者不詳:アルバとロトゥンデッルス 15「本能寺」(琵琶、歌) 16「おお、栄光の聖母よ」によるディフェレンシア1(ビウエラ) 17「篠の音取り」(篠笛) 18作曲者不詳(中国):「アヴェ・マリア」(五音音階) 19「霊慕」(尺八) ジョルディ・サヴァール(指)、 エスペリオンXXI、 ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ、(1、7、19) 関一郎(尺八)、(3、5、7、15)田中之雄(琵琶)、 (3、12、17)鯉沼廣行((3、17)篠笛、(12)能管) 録音:2006年12月、2007年2-4月カタルーニャ自治州カルドーナ城参事会教会 2007年にリリースされた「東洋への道/フランシスコ・ザビエル」(AVSA 9856) においてサヴァールは、数多くの日本の演奏家と出会い、交流を深め、世界 の様々な場所において、ともに演奏会を開くまでになりました。この時の出 会いが、大災害に見舞われた日本へのスペシャル・トリビュート・アルバム を制作するきっかけとなっています。また、サヴァールは、大変な親日家で もあり、ヨーロッパでも歌劇演奏の際など、積極的に日本人アーティストと も共演しています。 本作は、2008年2月に発売されたアルバム「東方への道/フランシスコ・ザビ エル(1506-1553)」(AVSA 98569)から、日本とイスパニアに関連した部分を抜 粋したものです。開くと豪華なミニ屏風となるこの特別商品の収益は、アリ ア・ヴォックス・レーベルより、全額、日本赤十字に寄付される予定です。 |
<ARTESMON> AS 738 ¥2080 シモナ・シャトゥロヴァー グローリア ヘンデル(1685-1759): オラトリオ「ヨシュア」から Oh, had I Jubal's lyre J・S・バッハ(1685-1750): カンタータ第151番 BWV151 から Suusser Trost, mein Jesus kommt クリスマス・オラトリオ BWV248 から Flosst, mein Heiland カンタータ第208番 BWV208 から Schafe konnen sicher weiden ヘンデル: オラトリオ「メサイア」から Pifa(器楽)/ Rejoice オラトリオ「サムソン」から Let the bright Seraphim 「Gloria in Excelsis Deo」(偽作)から Gloria ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683-1729):パストラーレ イ長調(器楽) モーツァルト(1756-1791):主日の晩課ハ長調 K.321 から Laudate Dominum ズビニェク・マチェユー(1958-):Ad Te タルクイニオ・メールラ(1594/1595-1665): 子守歌による宗教的カンツォネッタ ズビニェク・マチェユー:Ad Te Domine シモナ・シャトゥロヴァー(ソプラノ) コレギウム・マリアヌム 録音:2010年8月10-12日、プラハ、鎖の聖母教会 ブラチスラヴァ(スロヴァキア)生まれのソプラノ、シモナ・シャトゥロヴァー。 これまでの録音にはハイドンのアリア集(Orfeoレーベル)、ハイドンのミサ (Haensslerレーベル、ヘルムート・リリング指揮)マーラーの交響曲第2番 (Ondineレーベル、クリストフ・エッシェンバッハ指揮)等があります。コレギ ウム・マリアヌムは17世紀音楽の演奏のため1997年にプラハで創設されたピリ オド楽器アンサンブル。 <AVIK> AV 032010-2 ¥2080 作者に捧げる 混声合唱曲集 ズデニェク・ルカーシュ(1928-2007):作者に捧げる(+/*) ミケランジェロ/レンブラント/ピカソ ドヴォルジャーク(1841-1904):自然の中で Op.63 歌が私の心に入って来る/森に夕べの鐘は響き/ライ麦畑 白樺は坂に/私は今日歌いたい ドヴォルジャーク:モラヴィア二重唱曲集 Op.32 から(*) もし大鎌が鋭く磨かれていたなら/スラヴィコフの小さな畑 もみじの木にいる鳩/小川と涙/野ばら/若草よ緑に萌えよ マルチヌー(1890-1959):井戸開き H.354(#/+/*) ペトラ・チノヴァー(ソプラノ(#)) ヤナ・プテロヴァー(アルト(#)) ヨセフ・ソンネク(バリトン(#)) ヨゼフ・ネフトニー(ナレーター(#)) ミハル・ポスピーシル(ヴァイオリン(+)) ハナ・コプコヴァー(ヴァイオリン(#)) ズビニェク・パジョウレク(ヴィオラ(#)) ヴィエラ・ミュレロヴァー(ピアノ(*)) ミハル・ポスピーシル(ヴァイオリン(+)) ノヴァー・チェスカー・ピーセニュ[プルセニュ西ボヘミア大学混声合唱団] スデニェク・ヴィムル(指揮) 録音:2009年、プルゼニュ(チェコ) 「新しいチェコの歌」という名を持つ学生合唱団によるチェコの合唱曲集。 <ARS PRODUKTION> ARS 38096(SACD-Hybrid) ¥2250 室内楽珍曲集 Vol.3 パガニーニ(1782-1840):ヴァイオリンとチェロのための3つの協奏的二重奏曲 第1番変ホ長調/第2番ト短調/第3番イ長調 ハインリヒ・アントン・ホフマン(1770-1842): ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲ホ長調 Op.10 フリードリヒ・ヘルマン(1828-1907): ヴァイオリンとチェロのための華麗な大ぬ重奏曲ト短調 Op.12 ヤンサ・デュオ クリスティーネ・ロクス(ヴァイオリン) クラウス=ディーター・ブラント(チェロ) 録音:2010年9月 ハインリヒ・アントン・ホフマンはマインツに生まれ、フランクフルト市立劇 場の音楽監督を務めたドイツの作曲家・ヴァイオリニスト・指揮者。ヴァイオ リンを含む編成のための楽曲や歌曲等の作品を残しました。フリードリヒ・ヘ ルマンはメンデルスゾーン門下のドイツの作曲家・ヴァイオリニス。ライプ ツィヒ音楽院のヴァイオリン科教授を務め、またペータース版における多くの ヴァイオリン曲の校訂を行いました。 ARS 38817 ¥1850 プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.7 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831): ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための協奏交響曲ヘ長調 Ben115 No.2(1802)(*)(※) 交響曲ハ長調 Ben151(1800)(※) 交響曲イ短調 Ben155(1803) コルネリア・レッシャー(ヴァイオリン(*)) ウィリアム・ヨン(ピアノ(*)) カメラーラ・プロ・ムジカ パウル・ヴァイゴルト(指揮) 録音:2008年1月4日 好評のシリーズ最新作。(※)世界初録音と表記されています。 <BOTTEGA DISCANTICA> DISCANTICA 239 ¥950 ユーハン・ヘルミク・ルーマン(1694-1758): 2つのリコーダーと通奏低音のためのトリオ集 ニ短調 BeRi106/ヘ短調 BeRi117/ハ長調 BeRi114 ト短調 BeRi115/ヘ長調 BeRi110/ハ短調 BeRi109 アンサンブル・ドゥルチス・イン・フンド オルガ・ベルナルディ、アンドレア・マルチャリス(リコーダー) ステファノ・ソプランツィ(ファゴット) マルチェッロ・ロッシ(チェンバロ) 録音:プレガンツィオル(イタリア、ヴェネト州トレヴィーゾ県)、 マジステル・アレア・スタジオ、時期記載なし(2009年以降) 北欧バロック音楽における最も重要な作曲家で「スウェーデンのヘンデル」と も称されるルーマン。アンサンブル・ドゥルチス・イン・フンドは2003年イタ リアで結成されたピリオド楽器アンサンブル。2009年、ERTA(国際リコーダー 教師協会)イタリア支部主催の「リコーダー&室内楽コンクール」に優勝し、 それに伴いこのCDが制作されました。 当商品は「BOTTEGA DISCANTICA 2011/2012 カタログCD」となっており、おそ らくCDプラスとしてレーベル・カタログがパソコンでの閲覧用にデータ収録さ れているものと思われますが、音楽CD部分以外の動作は保証がございません。 あらかじめご了承ください。 <BORGATO> L 07112007 ¥2080 【未案内旧譜】 ローマ法王ベネディクト16世に捧げる J・S・バッハ(1685-1750):主よ、人の望みの喜びよ(カンタータ BWV147 より) モーツァルト(1756-1791): 幻想曲ニ短調 K.397/幻想曲ハ短調 K.475 ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 BWV457 グラスハーモニカのためのアダージョ ハ長調 K.356 ベートーヴェン(1770-1827): ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27 No.2 シューマン(1810-1856): 子供の情景 Op.15 から 見知らぬ国と人々について/トロイメライ シューベルト(1797-1828): 即興曲変ホ長調 Op.90 No.2/即興曲変ト長調 Op.90 No.3 シューベルト/リスト(1811-1886)編曲:アヴェ・マリア ロベルト・プロッセダ(ピアノ) 録音:2007年9月3-4日、モンティチェロ・ディ・ロニーゴ(イタリア、 ヴェネト州ヴィチェンツァ県)、聖アポッリナーレ教会 ピアノ音楽を愛し自分でも弾くというローマ法王ベネディクト16世(本名ヨゼ フ・ラッツィンガー)に捧げられたアルバム。法王お気に入りの作曲家が取り 上げられています。当録音に使用されたピアノはイタリアの新興ピアノ・メー カー、ボルガートの最高級コンサートグランドピアノ「BORGATO L282」(価格: 171,800ユーロ、約2,000万円)。調律は社長兼製作家のルイージ・ボルガート 自身。ロベルト・プロッセダ(1975年生まれ)はDECCAレーベルへの録音でおな じみのイタリアのピアニスト。 <CORNETTO> COR 10029 ¥1850 ザムエル・カプリコルヌス(1628-1665):食卓と娯楽の音楽 ソナタ第1番(3声)/キューピッド/ソナタ第2番(4声)/Per belli potatores ソナタ第3番(3声)/Castiri pom/ソナタ第4番(3声)/バルトロメウス ソナタ第5番(3声)/O quanti labores/あなたの親しみをこめた眼差し ソナタ第6番(3声)/美しいヴィーナス イ・カプリコルニ マリアンネ・ロネツ(ヴァイオリン) ドロテア・ヤッペ(ヴァイオリン、ヴィオラ) ミヒャエル・ヤッペ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) エルンスト・クビチェク(オルガン) カントバレーノ=クアルテット シルヴィア・マティーレ=エッゲンベルガー(ソプラノ) エレーナ・ビュルクリ(アルト) ミヒャエル・アイゼル(テノール) エルヴィン・ノルト=シュトレーベル(バス) ミヒャエル・ヤッペ(チェロ) ジャン=マリー・トリコトー(オルガン) ザムエル・カプリコルヌスはボヘミア出身の作曲家。プレスブルク(現ブラチ スラヴァ)教会音楽監督、シュトゥットガルトのヴュルテンベルク宮廷楽長を 務めました。 COR 10031 ¥1850 コンラート・パウマンとその時代 ゴシック期のオルガン音楽 1380-1511 コンラート・パウマン(1410-1473): Redeuntes/無題曲/Ich beger nit mer/Bekenne myn klag/Jeloymors ヘルマン・エルデラウアー(1430年頃):3つの無題曲 ゼバスティアン・フィルドゥング(1465-1515頃): O heilige unbefleckte zart innige Jungfrau Maria 作曲者不詳の作品(35曲) ライムント・シェーヒャー(オルガン) 録音:2010年6月8日、オーストハイゼン(オランダ)、大教会 使用楽器:15世紀初頭(推定)、不詳作者製 コンラート・パウマンは生来盲目にして生地ニュンベルクの聖ゼーバルト教会、 ミュンヘン公アルブレヒト3世宮廷のオルガニストを務めた人物。残された作 品は数曲にとどまりますが、当アルバムでは数々の原典から同時代のドイツの オルガン作品が集められています。ブックレットによれば1500年頃に新しいオ ルガン音楽の様式が生まれたとされており、それ以前がゴシックとして括られ ているものと思われます。 インレイカードの一部(前背表紙にあたる部分)に「COR 10014」とミスプリン トされている可能性があります。 COR 10032 ¥1850 シューバルト、シュトライヒャー:ピアノ作品集 クリスティアン・フリードリヒ・ダニエル・シューバルト(1739-1791):(*) チェンバロまたはピアノのための13の変奏曲(1788) ソナタ第2番ハ長調(1781)/ロンド ハ長調 コラール「イエス、私の確信」(1791) ヨハン・アンドレアス・シュトライヒャー(1761-1833):(+) イギリスの歌「リッチモンド・ヒルの娘」による チェンバロまたはピアノのための8つの変奏曲(1796) ロンドまたは奇想曲(1796) クリストフ・エーム=キューンレ(ピアノ) 録音:2009年(+)、2010年(*)、ヘレンベルク(ドイツ) シューバルトはドイツの詩人・ジャーナリストで作曲家・鍵盤楽器奏者でも あった人物。シュトライヒャーはモーツァルト一家と親交を結び、ヴォルフ ガング・アマデウスの息子フランツ・クサヴァーを住み込みの弟子にとって いた作曲家・鍵盤楽器奏者。 COR 10033 ¥1850 ピアノ四重奏のための音楽 ヴァルター・フライマン(1886-1945):ピアノ四重奏曲ト短調(1916) イヴァン・クノール(1853-1916):ピアノ四重奏曲変ホ長調 Op.3 クールラント公グスタフ(1780-1821):ピアノ四重奏曲 ヨハン・フリードリヒ・デ・ラ・トローベ(1769-1845): ディヴェルティメント第2番ト長調 マリンコニア・アンサンブル ラミン・トルンペルマン(ヴァイオリン) マルクス・エルテル(ヴィオラ) ヘルムート・ショインヒェン(チェロ) ギュンター・シュミット(ピアノ) バルト海沿岸諸国に関わりのある作曲家たちを多く取り上げているマリンコニ ア。チェロ&ピアノ(COR 20006)、ピアノ三重奏(COR 20010)に続いてピアノ 四重奏編成での登場です。ヴァルター・フライマンは現ラトヴィアのリガ、 イヴァン・クノールはメーヴェ(現ポーランドのグニェフ)生まれ。グスタフは ラトヴィア西部に存在したドイツ人国家クールラント公国の君主。ヨハン・ フリードリヒ・デ・ラ・トローベは英国に生まれリヴォニア (現在のラトヴィ アの東北部からエストニアの南部)で活躍しました。 <VELUT LUNA> ポルトガルの高品位録音レーベル、AFINAUDIOの扱いを開始いたします。今回 はテューバの名手セルジオ・カロリーノのCDをご案内。第2回以降は新しい順 にある程度のタイトル数をまとめてご案内する予定です。 IRFC 05.074 ¥1850 【注目盤】 スティール・アライヴ! セルジオ・カロリーノ ジョルジェ・サルゲイロ:テューバとブラスバンドのための協奏曲(※) [cONCERTO fOR tUBA & Brass Band]Op.136(2006) 〔dEAPTHS / bEATHING / cADENZA / fANTASY / fIREWORKS〕 セルジオ・カロリーノ(テューバ(*)) スイス・ナショナル・ユース・ブラスバンド ロバート・チャイルズ(指揮) 録音:2006年7月、インターラーケン(スイス)、ユングフラウ音楽祭、ライヴ ジム・セルフ:Duh-Suite(2つのテューバとドラムスのための;1998) 〔Duh Intro / Duh Blooze / Duh Yaz / Duh Ko Da〕 セルジオ・カロリーノ、アンネイェレ・フィッサー(テューバ(*)) レオナルト・シュミディンガー(ドラムス) 録音:アルトミュンスター(オーストリア)、 ロー・ブラス・マスタークラス・2006、ガラ・コンサート ティエリー・カンス: Mr. M.C.(テューバ、シンフォニック・ブラス・アンサンブルと 打楽器のための協奏曲;1990) セルジオ・カロリーノ(テューバ(*)) ポルトガル・ユース・シンフォニック・ブラス・アンサンブル ジョアン・パウロ・フェルナンデス(指揮) 録音:2004年11月、コインブラ(ポルトガル)、ジル・ヴィセンテ劇場、ライヴ ジェリー・グラント: Time Cycles(テューバとM.I.D.I.(CD伴奏)のための;1998) セルジオ・カロリーノ(テューバ) 録音:2005年、ポルト(ポルトガル)、聖ベント・ダ・ヴィクトリア修道院 マイケル・デイヴィス: Eagles Landing(ユーフォニウム、テューバとCD伴奏のための;1998) トーマス・リューディ(ユーフォニウム) セルジオ・カロリーノ(テューバ(+)) 録音:2005年2月、ポルト(ポルトガル)、ライヴ マイルス・デイヴィス/エスタルダリャソ・ブラス・バンド編曲): All Blues(スーザフォン、トランペットとトロンボーンのための) セルジオ・カロリーノ(スーザフォン(#)) ジョアン・モレイラ(トランペット) ルイス・クニャ(トロンボーン) 他 録音:2006年4月、ヴァラド・ドス・フラデス・ジャズ・フェスティヴァル (ポルトガル)、ライヴ セルジオ・カロリーノ(1973-):DidjiriTUBAzz (テューバ独奏のための;2004) セルジオ・カロリーノ(テューバ) 使用楽器: Yamaha 822 Custom F tuba rawbrass(*) Yamaha 826 "York" rawbrass 6/4 CC tuba(+) King BBb(#) ポルトガルの「テューバの怪人」セルジオ・カロリーノのソロ・アンソロジー。 まさに超絶技巧のフルコースです。(※)はセルジオ・カロリーノの委嘱による 彼への献呈作品。 IRFC 08.134 ¥1850 ア・ポルトゲザ テルモ・マルケス:Guide to the glory(テューバと吹奏楽のための;2009)(*) ジョルジェ・サルゲイロ: テューバ協奏曲[cONCERTO fOR tUBA]Op.139(2006) 〔dEAPTHS / bEATHING / cADENZA / fANTASY / fIREWORKS〕(*) サクソフォン・クアルテット協奏曲 Op.160(2009)(#) ルイス・カルドゾ: テナーサクソフォン、テューバと吹奏楽のための二重コンチェルティーノ Op.22(2008)(+/*) パソ・ケブラド[Paso quebrado](パソ・ドブレ) ルイス・カルヴァリョ:幻想的変奏曲(吹奏楽のための;2006-2009) アルフレド・ケイル:ア・ポルトゲザ[A Portuguesa](ポルトガル国歌;1890) セルジオ・カロリーノ(テューバ(*)) マリオ・マルケス(テナーサクソフォン(+)) ポルト・サクソフォン・クアルテット(#) ポルトガル交響吹奏楽団 フランシスコ・フェレイラ(指揮) 録音:2009年8月、ポルト(ポルトガル)、音楽館、スッジア・ホール IRFC 08.136 ¥1850 どこまで低く行けるかい? ポルトガル・テューバ・アンサンブル ホルスト(1874-1934):火星(組曲「惑星」より)(**) ロドリーゴ(1901-1999)/ハッリ・リドスレ編曲: アダージョ(アランフエス協奏曲 より)(*) トシュテイン・オーゴー=ニルセン(1964-):Treplusstre[Three plus three] マーティン・エレビー(1957-):Epitaph VI, Phoenix rising ロランド・セントパーリ(1977-):Earth voices(+) ヤーノシュ・マズラ(1970-): くじゃく[Peacock](++) レタス/ジョン・ハンセン編曲:Relax - Mr.Yancey - Salute(#) ジャック・ボロネージ(1947-):Maria Alm(#) ポルトガル・テューバ・アンサンブル セルジオ・カロリーノ(テューバ、スーザフォン(#)、指揮(**,++以外)) アヴェリノ・ラモス(指揮(**)) ホセ・ラメウ・シルヴァ(指揮(++)) [ゲスト] ハッリ・リドスレ(テューバ(*)) ロランド・セントパーリ(テューバ(+)) ロジャー・ボボ(ナレーション(+)) 録音:2009年8、9月、ポルト(ポルトガル)、エレナ・サ・エ・コスタ劇場 セルジオ・カロリーノが創設したポルトガル・テューバ・アンサンブル(ユー フォニウム、テューバと打楽器)のデビューCD。レタスはニューヨークのファ ンク・バンド。ジャック・ボロネージはフランスのアコーディオン奏者。 <HENRYK WIENIAWSKI MUSICAL SOCIETY(ヘンリク・ヴィエニャフスキ音楽協会)> TMHW1935/2001-2 12枚組 ¥26800 ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール入賞者たち(1935-2001) [CD-1] 第1回(1935年3月3-16日、ワルシャワ) ヨーゼフ・ハシッド[ユゼフ・ハシト] (1923-1950、ポーランド;名誉ディプロマ) クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.3 ジェラルド・ムーア(ピアノ) 録音:1940年11月29日 サラサーテ:サパテアド Op.23/スペイン舞曲第6番 エルガー:気まぐれな女 ジェラルド・ムーア(ピアノ) 録音:1940年6月12日 グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969、ポーランド;名誉ディプロマ) バツェヴィチ:オベレク第1番 キェイストゥト・バツェヴィチ(ピアノ) 録音:1952年 バツェヴィチ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 から フィナーレ(プレスト) 録音:1959年 ブロニスラフ・ギンペル(1911-1979、ポーランド;第9位) クライスラー:愛の悲しみ/中国の太鼓 ショパン/サラサーテ編曲:夜想曲変ホ長調 カロル・ギンペル(ピアノ) 録音:1930年、ワルシャワ ヴィエニャフスキ:オベルタス Op.19 No.1/バグパイプ吹き Op.19 No.2 ヴィワディスワフ・シュピルマン(ピアノ) 録音:1960年8月14日、ポーランド放送 イダ・ヘンデル(1928-、ポーランド;第7位) ヴィエニャフスキ:スケルツォ=タランテッラ Op.16 アデラ・コトフスカ(ピアノ)録音:1939年 原盤:Decca ヘンデル/フレッシュ編曲: ディッティンゲン・テ・デウム より おお、主よ、与えたまえ イェジ・レフェルト(ピアノ) 録音:1959年11月25日 原盤:ポーランド放送 ボリス・ゴルトシュタイン[ゴリトシテイン] (1922-1987、ソヴィエト;第4位) ヴィエニャフスキ: ヴァイオリン協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.14 から 第2楽章「祈り」 ソヴィエト国立交響楽団 キリル・コンドラシン(指揮) 録音:1949年 ヘンリー・テミアンカ(1906-1992、英国;第3位) シマノフスキ/コチャンスキ編曲: ロクサナの歌 ジョアンナ・グラウダン(ピアノ) 録音:1938年 ダヴィド・オストラフ(1908-1974;ソヴィエト;第2位) チャイコフスキー:懐かしい土地の思い出 Op.42 から 瞑想(No.1) シューマン/アウアー編曲:献呈 Op.25 No.1 タウンゼント/クライスラー編曲:子守歌 ドヴォルジャーク/プレス編曲:スラヴ舞曲ト長調 Op.46 No.8 ヴォルフ/モストラス編曲:隠遁 フセヴォロド・トピリン(ピアノ) 録音:1935年12月、ワルシャワ 原盤:Syrena Electo ジネット・ヌヴー(1919-1949、フランス;第1位) W・F・バッハの様式によるグラーヴェ ショパン/ロディオノフ編曲:夜想曲嬰ハ短調 Op.posth. マリア・テレージア・フォン・パラディース/ドゥシキン編曲:シチリアーナ ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(ピアノ) 録音:1938年、ベルリン [CD-2] 第2回(1952年12月5-16日、ポズナン) イゴル・イヴァノフ(1923-2005、ポーランド;第4位 ) バツェヴィチ:オベレク第1番 ヤドヴィガ・シャモトゥルスカ(ピアノ) エドヴァルト・スタトキェヴィチ(1921-1970、ポーランド;第4位) ヴィエニャフスキ:新しい技法 Op.10 から 前奏曲(No.6) エミール・カミラロフ(1928-、ブルガリア;第4位) アレクサンデル・ザジツキ:マズルカ ト長調 Op.26 セラフィーナ・ディアチナ(ピアノ) オリガ・パルホミエンコ(1928-、ソヴィエト;第3位) シマノフスキ:神話(3つの詩)Op.30 から アルトゥーザの泉(No.1) インナ・コレゴルスカヤ(ピアノ) マリーナ・ヤシヴィリ(ソヴィエト;第3位) アダム・アンジェヨフスキ:ブルレスク アレクサンドラ・エミリャノワ(ピアノ) ブランシュ・タルユス(フランス;第3位) バツェヴィチ:ポーランド奇想曲 ヴァンダ・ヴィウコミルスカ(1929-、ポーランド;第2位) ヴィエニャフスキ:新しい技法 Op.10 から サルタレッロ風(No.5) シマノフスキ:夜想曲とタランテッラ(*) ヤドヴィガ・シャモトゥルスカ(ピアノ(*)) ユリアン・シトコヴェツキー(1925-1958、ソヴィエト;第2位) ヴィエニャフスキ:新しい技法 Op.10 から カデンツァ(No.7) アダム・アンジェヨフスキ:ブルレスク(*) パガニーニ:ラ・カンパネッラ(*) シマノフスキ:神話(3つの詩)Op.30 から アルトゥーザの泉(No.1)(*) ヴィエニャフスキ:ポロネーズ ニ長調 Op.4(*) インナ・コレゴルスカヤ(ピアノ(*)) イーゴリ・オイストラフ(1931-、ソヴィエト;第1位) リピンスキ:奇想曲ニ長調 Op.29 ヴィエニャフスキ: 新しい技法 Op.10 から 速度(No.2)/スケルツォ=タランテッラ ト短調 Op.16(*) インナ・コレゴルスカヤ(ピアノ(*)) ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22 から第2&第3楽章 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 ヤン・クレンツ(指揮) [CD-3] 第3回(1957年12月1-15日、ポズナン) ゼノン・プウォシャイ(1920-、ポーランド;入賞) ヴィエニャフスキ:奇想ワルツ Op.7 ヤドヴィガ・シャモトゥルスカ(ピアノ) ウラディーミル・マリーニン(ソヴィエト;第6位) ヴィエニャフスキ:スケルツォ=タランテッラ ト短調 Op.16 マリア・ステルン(ピアノ) アイラ・エルドゥラン(1936-、トルコ;第5位) シマノフスキ:神話(3つの詩)Op.30 から アルトゥーザの泉(No.1) インナ・コレゴルスカヤ(ピアノ) アウグスティン・レオン・アラ(1936-、スペイン;第4位) パガニーニ/クライスラー編曲:ラ・カンパネッラ マリア・ステルン(ピアノ) マルク・コミサロフ(?-1998、ソヴィエト;第3位) ブラームス/ヨアヒム編曲:ハンガリー舞曲第1番 タマーラ・フィドレル(ピアノ) シドニー・ハース(1925-、アメリカ合衆国;第2位) ヴィエニャフスキ:エチュード=カプリス Op.18 から イ短調(No.4) ヴィエニャフスキ:新しい技法 Op.10 から サルタレッロ風(No.5) モーツァルト:アダージョ ホ長調 K.261(*) ブロッホ: バール・シェム(ハシディズムの生活の3つの情景)から ニーグン(No.2)(*) ヒェロニム・シュペルカ(ピアノ(*)) ローザ・ファイン(1929-ソヴィエト;第1位) ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22 から第1楽章 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 ズジスワフ・グジンスキ(指揮) ラフマニノフ:ヴォカリーズ ヴィエニャフスキ:スケルツォ=タランテッラ ト短調 Op.16 サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチョーソ インナ・コレゴルスカヤ(ピアノ) [CD-4] 第4回(1962年11月4-18日、ポズナン) ヤドヴィガ・カリシェフスカ(1936-、ポーランド;入賞) イザイ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番 Op.27 No.4 から 第3楽章(フィナーレ) トマシュ・ミハラク(1940-、ポーランド;第6位) パガニーニ/コチャンスキ編曲:ラ・カンパネッラ イェジ・マルフヴィンスキ(ピアノ) プリシラ・アンブローズ(1946-、アメリカ合衆国;第5位) ウィリアム・クロル:バンジョーとフィドル ヤドヴィガ・シャモトゥルスカ(ピアノ) ミロスラフ・ルーシン(1936-、ソヴィエト;第5位) ショスタコーヴィチ/チガーノフ編曲: 10の前奏曲 Op.34 から Nos.2,6,12,17,20 ラリーサ・ロプコワ(ピアノ) イサベラ・ペトロシアン(1939-、ソヴィエト;第4位) プロコフィエフ:5つのメロディ Op.35bis から Nos.1,4 インナ・コレゴルスカヤ(ピアノ) クシシュトフ・ヤコヴィチ(1939-ポーランド;第3位) アントニ・シャウォフスキ:組曲 マリア・モラフスカ(ピアノ) オレグ・クリサ(1942-、ソヴィエト;第2位) シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.35 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 カジミェシュ・ヴィウコミルスキ(指揮) チャールズ・トレーガー(1938-、アメリカ合衆国;第1位) シマノフスキ: ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.61 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 ロベルト・サタノフスキ(指揮) [CD-5] 第5回(1967年11月4-19日、ポズナン) マリア・ブリランカ(1944-、ポーランド;入賞) アントニ・シャウォフスキ:組曲 から ヴィヴァーチェ(No.4) マチェイ・パデレフスキ(ピアノ) ミンチョ・ミンチェフ(1950-、ブルガリア;第6位) ヴィエニャフスキ:スケルツォ=タランテッラ ト短調 Op.16 サフカ・ショポヴァ(ピアノ) ミハウ・グラバルチク(1947-、ポーランド;第6位) パガニーニ/コチャンスキ編曲:ラ・カンパネッラ ヴィエニャフスキ:ポロネーズ ニ長調 Op.4 エレーナ・パシコワ(ピアノ) アナトーリー・メルニコフ(1946-、ソヴィエト;第5位) ヴィエニャフスキ:新しい技法 Op.10 から カデンツァ(No.7) エドゥアルト・タテヴォシアン(1947-、ソヴィエト;第4位) チャイコフスキー:ワルツ=スケルツォ Op.34 エレーナ・パシコワ(ピアノ) ミハイル・ベレゾフスキー(1947-、ソヴィエト;第2位) シマノフスキ:ヴァイオリン第1番 Op.35 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 ロベルト・サタノフスキ(指揮) カヤ・ダンチョフスカ(1949-、ポーランド;第3位) ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22 から 第1楽章 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 ヴィトルト・クシェミェンスキ(指揮) ピオトル・ヤノフスキ(1951-、ポーランド;第1位) ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22 から 第2&第3楽章 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 ズジスワフ・ショスタク(指揮) [CD-6] 第6回(1972年11月12-26日、ポズナン) エドヴァルト・ズビグニェフ・ジェンコフスキ(1951-、ポーランド;第7位) ヴィエニャフスキ:ポロネーズ イ長調 Op.2 ヤン・クレシャ(ピアノ) ステファン・チェルマク(1948-、ポーランド;第6位) チャイコフスキー:ワルツ=スケルツォ Op.34 アリツィア・シガル(ピアノ) グラチア・アルチュニアン(ソヴィエト;第5位) プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 から 第2楽章 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 アントニ・ヴィト(指揮) タデウシュ・ガジナ(1946-、ポーランド;第5位) パガニーニ:奇想曲 Op.1 No.4 バルバラ・グルジンスカ(ポーランド;第3位) ヴィエニャフスキ: 新しい技法 Op.10 から 前奏曲(No.6)/ポロネーズ ニ長調 Op.4 エドヴァルト・プシウェンツキ(ピアノ) 石川静(1954-、日本;第2位) シマノフスキ:神話 Op.30 から ドリアードとパン サン=サーンス:ワルツ形式の練習曲 Op.52 No.6 ユゼフ・ハラ(ピアノ) タチアナ・クリンジェンコ(1946-、ソヴィエト;第1位) シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.35 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 レナルト・チャイコフスキ(指揮) ヴィエニャフスキ:ポロネーズ ニ長調 Op.4 ナターリャ・イジェフスカヤ(ピアノ) [CD-7] 第7回(1977年11月13-27日、ポズナン) 沢和彦[澤和樹](1955-、日本;第6位) パガニーニ:奇想曲 Op.1 No.23 ヒロ・クロサキ[黒崎広嗣](1959-、オーストリア;第5位) パガニーニ:奇想曲 Op.1 No.17 アンナ・アレクサンドラ・ヴォトカ(1950-、ポーランド;第5位) パガニーニ:奇想曲 Op.1 No.5 シャルル・アンドレ・リナール(1958-、フランス;第4位) ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ から 第1楽章 アンジェイ・タタルスキ(ピアノ) ピーター・A・ザゾフスキー(アメリカ合衆国;第3位) クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ=カプリス Op.6 ザハール・ブロン(1947-、ソヴィエト;第3位) バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ から 第1楽章 ミハイル・ワイマン(1953-、ソヴィエト;第2位) プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.19 から 第1&第2楽章 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 ヴォイチェフ・ライスキ(指揮) ピオトル・ミレフスキ(ポーランド;第2位) ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.14 から 第1楽章 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 ヴォイチェフ・ライスキ(指揮) ワディム・ブロツキー(1950-、ソヴィエト;第1位) ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22 から 第2&第3楽章 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 ジグムント・リヒェルト(指揮) エルンスト: アイルランド民謡「夏の名残りのばら(庭の千草)」の主題による変奏曲」 (練習曲第6番) [CD-8] 第8回(1981年10月10-25日、ポズナン) 島根恵(1961-、日本;第6位) パガニーニ:奇想曲 Op.1 No.15 古澤巌(1959-、日本;第5位) パガニーニ:奇想曲 Op.1 No.23 景山誠治(1959-、日本;第4位) ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77 から 第3楽章 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 レナルト・チャイコフスキ(指揮) アウレリ・ブワシュチョク(ポーランド;第3位) シマノフスキ:神話 Op.30 から ナルシス マリア・シュヴァイゲル=クワコフスカ(ピアノ) 川口ヱリサ(1959-、日本;第2位) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61 から 第1楽章 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 マレク・ピヤロフスキ(指揮) 漆原啓子(1963-、日本;第1位) ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.22 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 レナルト・チャイコフスキ(指揮) [CD-9] 第9回(1986年11月8-23日、ポズナン) 鈴木裕子(1964-、日本;第6位) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24 から 第1楽章 アンジェイ・グオシュ(ピアノ) アレグザンダー・ロマヌル(1961-、アメリカ合衆国;第5位) ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108 から 第2楽章 アンジェイ・タタルスキ(ピアノ) ヴィクトル・クズネツォフ(1963-、アメリカ合衆国;第4位) パガニーニ:奇想曲 Op.1 No.24 若林暢(1957-、日本;第2位) シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47 から 第1楽章 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 イェジ・サルヴァロフスキ(指揮) ロベルト・カバラ(1964-、ポーランド;第2位) プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.19 から 第1楽章 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 イェジ・サルヴァロフスキ(指揮) エフゲニー・ブシコフ(1968-、ソヴィエト;第1位) ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.22 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 クシシュトフ・ミッソナ(指揮) ヴィエニャフスキ:新しい技法 Op.10 から 速度(No.2) パガニーニ:奇想曲 Op.1 No.1 [CD-10] 第10回(1986年11月8-23日、ポズナン) ヤロスワフ・ジョウニェルチク(1966-、ポーランド;入賞) ヴィエニャフスキ:スケルツォ=タランテッラ ト短調 Op.16 ボグダナ・ヤニコフスカ(ピアノ) 吉村知子(1973-、日本;第5位) ヴィエニャフスキ:新しい技法 Op.10 から カデンツァ(No.7) モニカ・ヤレツカ(1973-、ポーランド;第4位) ショーソン:詩曲 Op.5 ジュンコ・ヨシダ(ピアノ) 白石禮子(1967-、日本;第3位) ラヴェル:ツィガーヌ 上田晴子(ピアノ) 安彦千恵(1972-、日本;第2位) パガニーニ:奇想曲 Op.1 No.24 ピオトル・プワヴネル(1974-、ポーランド;第1位) ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.14 から 第1楽章 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 イェジ・カトレヴィチ(指揮) ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ から 第3楽章(無窮動) アンジェイ・グス(ピアノ) バルトゥオメイ・ニジョウ(1974-、ポーランド;第1位) ヴィエニャフスキ: ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22 から 第2&第3楽章 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 イェジ・カトレヴィチ(指揮) パガニーニ:奇想曲 Op.1 No.5 [CD-11] 第11回(1996年11月12-27日、ポズナン) マリア・マウゴジャタ・ノヴァク(1978-、ポーランド;第6位) ヴィエニャフスキ:ポロネーズ ニ長調 Op.4 ボグダナ・ヤニコフスカ(ピアノ) アンナ・レシュニャク(1979-、ポーランド;第5位) シマノフスキ:神話(3つの詩)Op.30 から アルトゥーザの泉(No.1) アルノルト・ドンブロフスキ(ピアノ) ウーカシュ・ブワシュチク(1971-、ポーランド;第4位) イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番「バラード」Op.27 No.3 瀬崎明日香(1977-、日本;第4位) ラヴェル:ツィガーヌ アルノルト・ドンブロフスキ(ピアノ) 田中晶子(1969-、日本;第3位) ラロ:スペイン交響曲 Op.21 から 第1、第4&第5楽章 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 グジェゴシュ・ノヴァク(指揮) 大谷玲子(1972-、日本;第2位) ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.14 から 第1楽章 ポズナン国立フィルハーモニー管弦楽団 グジェゴシュ・ノヴァク(指揮) ヴィエニャフスキ:新しい技法 Op.10 から 野営の歌(No.8) [CD-12] 第12回(2001年10月13-29日、ポズナン) ヤロスワフ・ナジツキ(1984-、ポーランド;第6位) バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ から 第1楽章 (ポーランド;第6位) アルノルト・ドンブロフスキ(ピアノ) 神尾真由子(1986-、日本;第4位) ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108 から 第3楽章 マリア・シュヴァイゲル=クワコフスカ(ピアノ) 高橋紘子(1984-、日本;第3位) シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9 から 第3楽章 斎木ユリ(ピアノ) ブラハ・マルキン(1981-、アメリカ合衆国;第3位) イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番「バラード」Op.27 No.3 ガイク・カザジアン(1982-、アルメニア;第3位) ヴィエニャフスキ:ポロネーズ ニ長調 Op.4 ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団 ジョゼ・マリア・フロレンシオ・ジュニア(指揮) ロマン・シモヴィチ(1981-、ユーゴスラヴィア;第2位) ワックスマン/ハイフェッツ編曲:カルメン幻想曲 ザンナ・パルホモフスカ(ピアノ) ハン・スジン(1986-、韓国;第2位) シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47 から 第3楽章 ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団 ジョゼ・マリア・フロレンシオ・ジュニア(指揮) アレーナ・バーエワ(1985-、ロシア;第1位) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35 から 第1楽章 ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団 ジョゼ・マリア・フロレンシオ・ジュニア(指揮) ミルシテイン:無伴奏ヴァイオリンのためのパガニーニアーナ 審査員と参加者の合同 ラフマニノフ:ヴォカリーズ ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団 ジョゼ・マリア・フロレンシオ・ジュニア(指揮) ポーランドのポズナンに本拠を置く非営利団体「ヘンリク・ヴィエニャフスキ 音楽協会」が2005年に制作したボックス・セット。 商品として制作されたものではないため、すでに在庫は僅少、また通常の流通 商業ルートに乗っていないため高価となっております。なお、現地の在庫管理 が完全でないと考えられ、外装等にスレや変色が生じている可能性がございま す。品物の特殊性をご理解いただき、なにとぞご了承の上ご注文くださいます ようお願い申し上げます。 TMHW 1001 ¥3100 バルテク・ニジョウ・プレイズ・ヴィエニャフスキ ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880): ポーゼンの思い出 Op.3(*)/華麗なポロネーズ ニ長調 Op.4(*) モスクワの思い出 Op.6(*)/創作主題による変奏曲 Op.15(*) エチュード=カプリス(第2ヴァイオリンを伴う)Op.18(+) ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22(#) バルテク・ニジョウ(ヴァイオリン) ダニエル・スタブラヴァ(ヴァイオリン(+)) アンジェイ・タタルスキ(ピアノ(*)) シンフォニア・ヴァルソヴィア(#) グジェゴシュ・ノヴァク(指揮(#)) 録音:2001年3月、ワルシャワ国立フィルハーモニー・ホール(+) 1996年6月(#)、2001年6月(*)、ワルシャワ、ポーランド放送、 ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(*/#) 発売:2005年 前出:CD ACCORD, ACD 024(#), ACD 106(*/+) ACCORDレーベルとの共同制作。第10回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・ コンクール(1991年)優勝者、ポーランドのバルトゥオメイ・ニジョウ(1974年 生まれ)。近年はニックネームのバルテクを名乗って活動しているようです。 TMHW 1002 ¥3100 ヴィエニャフスキ クラシック・ジャズ・クアルテット ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880): ポーゼンの思い出(+)/エチュード ホ長調 Op.18(*) エチュード イ短調 Op.18(*)/協奏曲ニ短調 Op.22 から ロマンス(+) クヤヴィアク イ短調 Op.3(#)/伝説 Op.17(#)/夢想 嬰ヘ短調(+) 華麗なポロネーズ ニ長調(+)/協奏曲嬰ヘ短調 から 祈り(*) ヘンリク・ヴィエニャフスキ&ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912): ソナタのアレグロ Op.2(#) 編曲:ピオトル・カウジニ(*)/ヴォイチェフ・オルシェフスキ(+) ボフダン・ヤルモウォヴィチ(#) クラシック・ジャズ・クアルテット リディア・シェチコフスカ(フルート、アルトフルート) ピオトル・カウジニ(ピアノ) ズビグニェフ・ヴロンベル(ベース、ベース・ギター) クシシュトフ・プシビオヴィチ(ドラムス) スペシャル・ゲスト:マチェイ・ストシェルチク (エレクトリック・ヴァイオリン) 録音:2006年6月13日、スープスク(ポーランド)、 ポーランド・フィルハーモニー・シンフォニア・バルティカ TMHW 1003 ¥3100 ノット・オンリー・モーツァルト イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):室内管弦楽のための組曲ト長調 モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調 K211(*) モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218(+) 杉村香奈(ヴァイオリン(*)) アガタ・シムチェフスカ(ヴァイオリン(+)) ポーランド放送管弦楽団アマデウス アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮) 外装に規格番号表記がございません。 MVCD 001 ¥3100 イザイ(1858-1931):6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27 バルテク・ニジョウ(ヴァイオリン) 録音:2008年8月、ポズナン(ポーランド)、 アダム・ミツキェヴィチ大学ホール <VELUT LUNA> イタリアの高品位録音レーベル、VELUT LUNAの扱いを開始いたします。今回 は2011年新譜と古楽系の旧譜をご案内。第2回以降は新しい順にある程度のタ イトル数をまとめてご案内する予定です。 CVLD 212 ¥2080 ヴィブラツィオーニ・コンソナンツィ(協和する振動) トランペットとピアノのための音楽 ジャン=バティスト・アルバン(1825-1889): 「ヴェニスの謝肉祭」による幻想曲と変奏曲 アンリ・トマジ(1901-1971):三部作〔スケルツォ/ラルゴ/サルタレッロ〕 ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):田舎風/アリア ジャン・ペヌカン:演奏会用小品 アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):エール・ド・ブラヴール サン=サーンス(1835-1921):幻想曲変ホ長調 ジャン・フランセ(1912-1997):ソナティネ〔前奏曲/サラバンド/ジグ〕 アルベルト・フルゴーニ(トランペット) イレーネ・フリーゴ(ピアノ) 録音:2011年4月2-3、5日、プレガンツィオル (イタリア、ヴェネト州トレヴィーゾ県)、 マジステル・アレア・スタジオ CVLD 209 ¥2080 クラリネット・アンサンブルのための音楽 ガーシュウィン(1898-1937)/ステファノ・ベルガミーニ編曲: 「パリのアメリカ人」から ブルース ピアソラ(1921-1992)/ステファノ・ベルガミーニ編曲:リベルタンゴ ピート・スウェルツ(1960-)/ステファノ・ベルガミーニ編曲: シリム、クレズマー・ラプソディ グリーグ(1843-1907)/ジュリアーノ・フォルギエーリ編曲: 組曲「ペール・ギュント」 〔スールヴェイ[ソルヴェイグ]の歌/アニトラの踊り/朝 ペール・ギュントのセレナード/オーセの死/山の魔王の宮殿で〕 クラーク・マカリスター(1946-):In a Clearing〔行列(晩)/夜と夜明け〕 ファリャ(1876-1946)/ジュリアーノ・フォルギエーリ編曲: 「恋は魔術師」から 火祭りの踊り バルトーク(1881-1945)/ステファノ・ベルガミーニ編曲: ルーマニア民俗舞曲集 アルフレッド・ジェイムズ・エリス/ジャコ・パストリアス/ ステファノ・ベルガミーニ編曲:ザ・チキン ヌビラリア・クラリネット・アンサンブル ジュリアーノ・フォルギエーリ(クラリネット、E♭管クラリネット) マウリツィオ・ロッシ、ジェンナロ・フォルミコーラ、 アンドレア・ボンディオーリ、 ロレーナ・スカッケッティ、クリスティアン・カルツォラーリ(クラリネット) マウリツィオ・フィオリーニ(クラリネット、アルトクラリネット) アンドレア・ポンツィ (クラリネット、アルトクラリネット、バスクラリネット) ステファノ・ベルガミーニ(バスクラリネット) 録音:2011年1月8-9日、プレガンツィオル、マジステル・アレア・スタジオ CVLD 208 ¥2080 ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755): ファゴット・ソナタ&チェンバロ曲集 L'Imperièuse(クラヴサン曲集第3巻 から)(**) ファゴットと通奏低音のためのソナタ ホ短調 Op.50 No.1(+/#/**) La Rustique(クラヴサン曲集第2巻 から)(**) ファゴットと通奏低音のためのソナタ ト長調 Op.50 No.2(*/**) La Veloutèe(クラヴサン曲集第4巻 から)(**) ファゴットと通奏低音のためのソナタ ニ長調 Op.50 No.3(+/#/**) La Sèrenissime(クラヴサン曲集第2巻 から)(**) ファゴットと通奏低音のためのソナタ ニ長調 Op.50 No.4(*/**) La Marguillière(クラヴサン曲集第1巻 から)(**) ファゴットと通奏低音のためのソナタ ハ短調 Op.50 No.5(*/**) パオロ・トニョン(ファゴット(*/+)) クラウディオ・ベル(ファゴット;通奏低音パート(#)) ピエトロ・パスクイーニ(チェンバロ(**)) 録音:2010年12月7-9日、プレガンツィオル、マジステル・アレア・スタジオ 使用楽器: 1795年頃、リヨン、Rust & Dubois製(*) 1995年、ブティニー、O.Cottet(モデル:1760年頃、パリ、T.Prudent製)(+) 1999年、ブティニー、O.Cottet(モデル:1760年頃、パリ、T.Prudent製)(#) 2010年、ブレーシャ、William Horn製 (モデル:1638年、アントワープ、J.Ruckers/Taskin、フレンチ=フレミッシュ)(**) ピリオド系ファゴットの第一人者として数多くのオーケストラ、アンサンブル に引っ張り凧状態の名手パオロ・トニョンが、ラモーと並ぶフランス後期バロ ックの大家ボワモルティエの「ファゴットと通奏低音のための5つのソナタ Op.50」を録音。古楽ファン、ファゴット・ファンは要注目。 CVLD 189 ¥2080 17世紀のヴィルトゥオーゾ・ファゴット・ソナタ集 バルトロメ・デ・セルマ・イ・サラベルデ(1580/90頃-1638以後): ファンタジア第10番(1638)(*) ジョヴァンニ・アントニオ・ベルトーリ(1598-1645以後): ソナタ第1番(1645)(*) フィリップ・フリードリヒ・ベデッカー(1607-1683): 「ラ・モニカ」よるソナタ(1651)(*) ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643): カンツォン第7番「ラ・スペルバ」(1628)(*) ダリオ・カステッロ(16世紀-17世紀): ヴァイオリンとファゴットのためのソナタ第7番(1644)(+) バルトロメ・デ・セルマ・イ・サラベルデ:ファンタジア第8番(1638)(*) 不詳(G.A.S.;?-?):ソナタ(モデナ、エステ図書館所蔵の手写本より;1646)(*) ビアージョ・マリーニ(1587-1665): 2つのファゴットのためのソナタ第8番(1626)(#) バルトロメオ・トロンボンチーノ(1470-1535): 美しい処女(パオロ・トニョンによるディミニューション)(#) バルトロメ・デ・セルマ・イ・サラベルデ:ファンタジア第9番(1638)(#) ビアージョ・マリーニ(1587-1665): 2つのファゴットのためのソナタ第9番(1626)(#) パオロ・トニョン、クラウディオ・ベル (バス・ドゥルツィアン[ファゴット=コリスタ]) ニコラ・ダル・マーゾ、アレッサンドロ・バレス(ヴァイオリン) ピエル・ルイジ・ポラート(リュート) ピエトロ・プロッセル(テオルボ) ピエトロ・パスクイーニ(ヴァージナル) 録音:1997年1-2月、パドヴァ(イタリア)、聖母マリアの下僕会教会礼拝堂(*) 1996年5月、パラッツォ・ピニャーノ(イタリア、ロンバルディア州クレモナ県)、 聖マルティノ教区司祭教会(+) 2009年3月、プレガンツィオル、マジステル・スタジオ(#) 使用楽器:1993年、ギュータースロー(ドイツ)、 B.Junghänel製(モデル:時期不詳、ベルリンの製作家による) ファゴットの前身楽器バス・ドゥルツィアンの魅力とパオロ・トニョンの技巧 を堪能できる一枚。古楽ファン、ファゴット・ファンは要注目。 CVLD 169 ¥2080 ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ(1695-1764): 12の合奏協奏曲 Op.1(Vol.1) 第1番ヘ長調/第2番ハ短調/第3番ヘ長調 第4番ホ短調/第5番ニ長調/第6番ハ短調 ラ・フォッリーア・バロッカ エンリコ・カザッツァ(第1ヴァイオリン・ソリスト) マルチェッロ・スカンデッリ(チェロ・ソリスト) シルヴィア・コッリ、ジュリア・パンツェーリ(第2ヴァイオリン・ソロ) エレーナ・コンフォルティーニ(ヴィオラ) チェチーリア・ミコリ、コゼッタ・ポンテ、スティーヴン・スレイド、 アレッサンドロ・ヴェスコーヴィ(ヴァイオリン・リピエーノ) アレッショ・デ・パオリ(コントラバス) ジョルジョ・ファッブリ(チェンバロ) アレッサンドロ・バレス(ミュージカル・アシスタント) 録音:2006年11月2-5日、サルニコ(イタリア、ロンバルディア州ベルガモ県) エウローパ・ガランテ等のピリオド楽器オーケストラで活躍したエンリコ・ カザッツァ(カルロ・キアラッパ、グランコ・グッリ、ジュリアーノ・カルミ ニョーラに師事)らを中心に創設されたラ・フォッリーア・バロッカのデビュ ーCD。 CVLD 188 ¥2080 ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ(1695-1764): 12の合奏協奏曲 Op.1(Vol.2) 第7番ヘ長調/第8番ヘ短調/第9番ニ長調 第10番ハ長調/第11番ハ短調/第12番ト短調 ラ・フォッリーア・バロッカ エンリコ・カザッツァ(第1ヴァイオリン・ソリスト) マルチェッロ・スカンデッリ(チェロ・ソリスト) ラウラ・カヴァッツィーティ、伊左治道生、 コゼッタ・ポンテ(第2ヴァイオリン・ソロ) エレーナ・コンフォルティーニ(第1ヴィオラ・ソリスト) アリーチェ・ビザンティ(第2ヴィオラ・ソリスト) スティーヴン・スレイド、ウルリケ・スローヴィク、 アレッサンドロ・ヴェスコーヴィ(ヴァイオリン・リピエーノ) アレッショ・デ・パオリ(コントラバス) ジョルジョ・ファッブリ(チェンバロ) 録音:2008年10月31日、11月1-2日、ヴィッロンゴ・サン・フラストロ (イタリア、ロンバルディア州ベルガモ県)、ロマネスク教会 CVLD 168 ¥2080 クラウディオ・メルロ(1533-1604): おお、祝福された十字架よ モテット&リチェルカーレ集 5声のための聖歌集第1巻(1578、ヴェネツィア)から Haec est Domus Dei / Tribulationem et dolorem / O crux benedicta Domine, si adhuc populo / O admirabile commercium / Hodie Spiritus Sanctus Ricercare decimo a 4 / Hodie Spiritus Sanctus / Tanquam aurum in fornace Maximum hoc omnium / Vos qui reliquistis omnia / Ricercare primo a 4 Ascendes Christus in altum / Ascendes Christus in altum / Sancte et Justi Ave Maria / Ricercare vigesimo a 4 / Pax vobis, ego sum Haec est Virgo prudens / Gaude, felix parens Hispania クオニアム(ドゥルツィアン・アンサンブル) パオロ・トニョン(ソプラノドゥルツィアン、ディレクター) マルコ・フェッラーリ(アルトドゥルツィアン) ダンテ・ベルナルディ、フランコ・ペルフェッティ(テナードゥルツィアン) ステファノ・ソマルヴィコ・ベルクイエル (バス・ドゥルツィアン[ファゴット=コリスタ]) ヴィットーリオ・ツァノン(オルガン) デ・ラビリント(声楽アンサンブル) ナディア・カリスティ(ソプラノ) ブロニスラヴァ・ファリンスカ(アルト) ファビオ・フルナーリ、マルコ・スカヴァッツァ’(テノール) ヴァルテル・テストリン(バス、ディレクター) 録音:2000年12月6-8日、キュッパーノ (イタリア、ヴェネト州ヴィチェンツァ県)、市立ホール 珍しいドゥルツィアン(ファゴットの前身楽器バス・ドゥルツィアンを低音系に 持つダブルリード管楽器)のアンサンブルによる演奏をメインとするアルバム。 CVLD 121 ¥2080 トバイアス・ヒューム(1569頃-1645): ヴィオル独奏のためのエア集第1巻 から Harke, Harke / Peters Pleasure & The second part Twickendlum Twickeldum / A Humorous Pavan / A Galliard 3 A Meditation / A Merry Conceite / A Carels humour A Souldiers Maske / Souldiers March A Caveleiros humor & The second part / A Souldier's Gailard Give you good morrowe Madam My Mistresse humor when she hath & The second part Tom & Mistresse fine / My Mistress hath a pretty thing She loves it well / Hit it in the middle Polish Ayre / Polish Vilanel / Polish Ayre / Polish Vilanel The Duke Holstone Almayne / Duke John of Polland his Gaillard The Lord Beccus Almayne Beccus, an Hungarian Lord, his daughter & The second part ブルーノ・レ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 録音:2005年3月11-13日月、プレガンツィオル、マジステル・スタジオ 使用楽器:17世紀、イタリア、不詳作者製 <AFINAUDIO> IRFC 09.153 \1850 セニョル・ルカス ソシエダデ・フィラルモニカ・ファフェンセ・バンダ・デ・レヴェリェ・ ファフェ イリディオ・コスタ: 二人のアントニオ[Os Dois Antonios](演奏会用パソドブレ) ロッシーニ/V・F・サフラネク編曲:オペラ「セミラーミデ」序曲 イリディオ・コスタ:セニョル・ルカス[Senhor Lucas](幻想曲) フランシスコ・シルヴァ:双子座[Os Gemeos](演奏会用行進曲) イリディオ・コスタ: いつでも歌う[Sempre a Cantar](狂詩曲第16番) カルロス・ダ・マイアへのトリビュート[Tributo ao Carlos da Maia] ソシエダデ・フィラルモニカ・ファフェンセ・バンダ・デ・レヴェリェ・ ファフェ(吹奏楽) イリディオ・コスタ(指揮) IRFC 09.152 \1850 バンダ・フィラルモニカ・ヴィミオゾ リノ・ゲレイロ:ファンファーレ序曲[Fanfare Overture] アルヴァロ・レイス:公園のコンサート[Concerto no Parque] クラウス・バデルト/ジョン・ワッソン編曲:パイレーツ・オブ・カリビアン ダヴィド・コレイア:バリ[Bali] アフォンソ・アルヴェス編曲:ブーレ[Bourree] フェレル・フェラン:マリベル[Mar i Bel] カルロス・マルケス:歌うポルトガル人[Portugues Cantando] アレクサンドル・フラギト: ヴィミオゾへのトリビュート[Tribute a Vimioso] アミルカル・モライス:神秘の御身体[Corpo Mistico] カルロス・マルケス:ゲイファンイス行進曲[Gueifes em Marcha] バンダ・フィラルモニカ・ダ・アソシアサオン・ウマニタリア・ ドス・ボンベイロス・ヴォルンタリオス・デ・ヴィミオゾ(吹奏楽) アナ・カヴァレイロ(指揮) IRFC 09.150 \1850 名誉叙勲者アドルフォ・ロケ バンダ・マルシアル・デ・フェルメンテロス ホアキン・モンタニェス/ウゴ・オリヴェイラ編曲:アガラテ[Agarrate] ロッシーニ:オペラ「セビリャの理髪師」序曲 エミリオ・ルイス・セブリアン:グラナダの一夜[Una Noche en Granada] アーティー・ショー/D・ホイシェン編曲:クラリネット協奏曲 ルイス・カルドゾ編曲:ポルトガルへの帰国[Volta a Portugal] ルイス・カルドゾ編曲:ディスコ・セレクション アミルカル・モライス: 名誉叙勲者アドルフォ・ロケ[Comendador Adolfo Roque] バンダ・マルシアル・デ・フェルメンテロス「バンダ・ベリャ」(吹奏楽) ウゴ・オリヴェイラ(指揮) IRFC 09.148 \1850 2010 バンダ・デ・ムジカ・デ・イゼダ イディリオ・コスタ:アントニオ・ノゲイラ[Antonio Nogueira] ヤコブ・デ・ハーン:ロス・ロイ[Ross Roy] アルヴァロ・レイス:リスボンの一夜[Uma Noite em Lisboa] ルイス・カルドゾ編曲:ディスコ・セレクション ルイス・カルドゾ編曲:シュトス・メドレー[Xutos Medley] ヴァルデマル・セケイラ:マヌエル・カシミロ バンダ・デ・ムジカ・デ・イゼダ(吹奏楽) ウゴ・ディス(指揮) IRFC 08.146 \1850 グルポ・ムジカル・フラテルニダデ・パンピリョセンセ アルヴァロ・レイス:クラウディア[Claudia](演奏会用行進曲) ディジー・スタッフォード編曲:アントニンの新世界(軽序曲) アルヴァロ・レイス編曲: リスボンの一夜[Uma Noite em Lisboa](アルファシニャ幻想曲) ジャック・ブロック編曲:イタリア万歳[Viva Italia] アルヴァロ・レイス編曲: カルロス・パイアンへのトリビュート[Tributo a Carlos Paião] (メドレー) ヤコブ・デ・ハーン:クイーンズ・パーク・メドレー アンドレ・ウェニャン編曲:過ぎ行く日々の物語[Storie di Tutti I Giorni] ジョゼ・ヌネス・アフォンソ:涙[Uma lagrima] アルミカル・モライス:別れ[Despedida] グルポ・ムジカル・フラテルニダデ・パンピリョセンセ(吹奏楽) ペドロ・ミゲル・セラノ・ラロ(指揮) IRFC 08.145 \1850 フィラルモニカ・ガファニェンセ ヴァルデマル・セケイラ:月光の夜[Noite de Luar] マイク・ハデン:大序曲[A Grand Overture] ルイス・カルドゾ編曲: ヴァリエーション・メドレー[Variacloes Medley] M・ロゼイラ・ディアス/アフォンソ・アルヴェス編曲: 荒野の月光[Luar do Sertao] アゾレス民謡/・ロゼイラ・ディアス/アフォンソ・アルヴェス編曲: 黒い瞳[Olhos Negros] マルガリダ・ロウロ編曲:民謡集 D.R.:エル・バルバニャ[El Barbaña] フィラルモニカ・ガファニェンセ(吹奏楽) ファルナンド・ラジェス(指揮) IRFC 08.144 \1850 ポルトガル共和国国家警備隊吹奏楽団 ライヴ 2010 ヨハン・デ・メイ:交響曲第1番「指輪物語」(*) ショスタコーヴィチ/フェルナンド・メンデス編曲: 交響曲第5番 より 第4楽章(+) マスネ:オペラ「タイス」より 瞑想曲(#) モーツァルト/エルデル・ゴンザルヴェス編曲: オペラ「魔笛」より 恋を知る男たちは(**) オペラ「フィガロの結婚」より 三尺、四尺(++) ビゼー/エルデル・ゴンザルヴェス編曲: オペラ「カルメン」より 闘牛士の歌(##) アレシャンドラ・メンデス(ヴァイオリン(#)) マリア・ジョゼ・コンセイサン(ソプラノ(**)) ジョアナ・シケイラ(メゾソプラノ(++)) ディオゴ・オリヴェイラ(バリトン(**/++/##)) ポルトガル共和国国家警備隊吹奏楽団 アルミンド・ルイス曹長(指揮(*/+/#)) ジョアン・アフォンソ・セルケイラ大尉(指揮(**/++/##)) 録音:2010年4月29日、グアルダ市立劇場(ポルトガル)、ライヴ(*) 2010年6月13日、アロウカ修道院(ポルトガル)、ライヴ(+/#) 2010年5月12日、国立サン・カルロス劇場(ポルトガル)、ライヴ(**/++/##) IRFC 08.143 \1850 吹奏サウンド オルケストラ・デ・ソプロス・デ・オウレン フランコ・チェザリーニ:フェスティヴァル・ファンファーレ リスト/クラーク・マカリスター編曲:ハンガリー狂詩曲第2番 ドゥアルテ・フェレイラ(ペスタナ):即興曲[Improviso] スティーヴン・ライニキー:魔女と聖者 ベン・ハームハウツ:平和の谷 キース・フラク:ニューヨーク序曲 オルケストラ・デ・ソプロス・デ・オウレン(吹奏楽) ジョゼ・ペドロ・フィゲイレド(指揮) IRFC 08.142 \1850 ダンサス・ノ・リオス ソシエダデ・フィラルモニカ・エ・レクレアティヴァ・デ・ペロ・ピニェイロ ボロディン:オペラ「イーゴリ公」より ポロヴェツ人(ダッタン人)の踊り アルフレッド・リード:アルメニアン・ダンス アルトゥロ・マルケス/オリヴァー・ニッケル編曲: ダンソン第2番[Danzon No.2] カルロス・ゴメス:グアラニー[Guarany] ポール・ラコム:祭[La Feria]〔闘牛/ラ・レハ/サルスエラ〕 カール・タイケ:旧友スイング[Alte Swing Kameraden] ソシエダデ・フィラルモニカ・エ・レクレアティヴァ・デ・ペロ・ピニェイロ (吹奏楽) ジョアン・アイレス・モレイラ・シルヴァ(指揮) IRFC 08.139 \1850 ソシエダデ・フィラルモニカ・デ・コヴォンエス アミルカル・モライス:緑のワイシャツ[Camisas verdes] スッペ/ゲアハルト・バウマン編曲:スペードの女王(オペレッタ序曲) オットー・M・シュワルツ:歓迎序曲 ペドロ・イトゥラルド/ファウスト・モレイラ編曲: 小チャルダ[Pequena Czarda] スーザ:アイルランドの竜騎兵(オペレッタ序曲) 民謡/ルイス・カルドゾ編曲:ポルトガル旅行[Volta a Portugal] シェフ・イプスカンプ:カリビアン・ムード ファウスト・モレイラ: マリオ・モレイラとマシュー・マクガレルへのオマージュ [Homenagem a Mario Moreira e Matthew McGarrell] ソシエダデ・フィラルモニカ・デ・コヴォンエス(吹奏楽) ファウスト・モレイラ(指揮) IRFC 08.135 2枚組 \2180 文化活動104周年 ソシエダデ・フィラルモニカ・ヴェステアリエンセ バンダ・ダ・ソシエダデ・フィラルモニカ・ヴェステアリエンセ 「モンセニョル・ジョゼ・カセッラ」 ヤン・ヴァンデルロースト:アルセナール ジェームズ・L・ホゼイ:ペルシス キース・フラク:ブラジルの鳥たち[Os passaros do Brasil] 〔カラフルな鳥たち/悲しむ鳩/カーニヴァルの鳥たち〕 ヤン・デ・ハーン:祭典のための音楽 スティーヴン・ライニキー:ピラトゥス-ドラゴンの山 キース・フラク:トゥマコ[Tumaco] ジョアキン・マルコス・アスンサン:新しい波[Nova Vaga] ジョアキン・フィリペ&ジョゼ・カセッラ: ソシエダデ・フィラルモニカ・ヴェステアリエンセ 「モンセニョル・ジョゼ・カセッラ」賛歌 バンダ・ダ・ソシエダデ・フィラルモニカ・ヴェステアリエンセ(吹奏楽) エリオ・ルイス・サルシニャ・ムルショ(指揮) オルケストラ・レジェイラ・ダ・ソシエダデ・フィラルモニカ・ヴェステアリ エンセ 「モンセニョル・ジョゼ・カセッラ」 ジョン・グニスク・モーティマー編曲:ロッキーのテーマ デニス・アーミテージ編曲:クアンド・クアンド・クアンド ウゴ・ヴィエイラ編曲:フラジル[Fragil] ウィリー・ファウスト/ヨハン・デ・メイ編曲:ホンキートンク・ラグタイム ヴィセンテ・アンドラデ編曲:シェガル・ア・ティ[Chegar a ti] デイヴ・ウォルプ編曲:ロック・アラウンド・ザ・クロック ヴィセンテ・アンドラデ編曲:マリア・ヴィダ・フリア[Maria vida fria] ポール・マーサ編曲:ホワッツ・ヒップ?[What's hip] ロジャー・ホームズ編曲:スムーズ[Smooth] ジョアン・マルティンス編曲:パイアンへのトリビュート[Tributo a Paiao] オルケストラ・レジェイラ・ダ・ソシエダデ・フィラルモニカ・ヴェステア リエンセ (吹奏軽音楽) アントニオ・アスンサン・サントス(指揮) IRFC 07.133 \1850 マイア バンダ・マルシアル・デ・ゲイファンエス アンジェロ・モレイラ:アントニオ・サントス・レイテへのオマージュ [Homenagem a Antonio Santos Leite] フェレル・フェラン:アルベロラおじさん[Tio Alberola] ロッシーニ:オペラ「ウィリアム・テル」序曲 カール・ゴットリープ・ライシガー/アンドレ・フィッシャー編曲: オペラ「岩山の風車」序曲 クロード=ミシェル・シェーンベルク/マルセル・ペーテルス編曲: レ・ミゼラブル クイーン/ジョルジェ・サルゲイロ編曲:イニュエンドウ アバ/ペーター・クライネ・スハールス編曲:マンマ・ミーア! アバ/ドン・キャンベル編曲:サンキュー・フォー・ザ・ミュージック ルイス・カルドゾ編曲:民謡集 スーザ:星条旗よ永遠なれ バンダ・マルシアル・デ・ゲイファンエス(吹奏楽) アルビノ・テイシェイラ(指揮 IRFC 07.132 \1850 サンティアゴへの道 2009 バンダ・デ・ムジカ・デ・サンティアゴ・デ・リバ=ウル アフォンソ・アルヴェス:パリャ・ブランコ[Palha Blanco] クラウス・バデルト/ジョン・ワッソン編曲: 映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」より ブラックパール号の呪い 中国民謡/ 葉樹涵編曲:徭的傳奇[A Legend from Yao] ジェームズ・L・ホゼイ:ペルシス J・P・リャノ:エル・バルサ[El Barca] ドヴォルジャーク/Eg・レームハイス編曲:スラヴ舞曲第7番 エリク・スウィッヘルス:リッチモンド・アヴェニュー アルヴァロ・レイス編曲:リスボンの一夜[Uma Noite em Lisboa] アフォンソ・アルヴェス:フィラルモニア[Filarmonia] M・ゴディニョ/A・ディアス:バンダ・デ・サンティアゴ・デ・リバ=ウル賛歌 バンダ・デ・ムジカ・デ・サンティアゴ・デ・リバ=ウル(吹奏楽) ジョゼ・アレシャンドレ・シルヴァ・ソウザ(指揮) IRFC 07.130 \1850 バンダ・デ・ムジカ・デ・ベリニョ アレシャンドレ・フォンセカ:ベリニョへの敬礼[Saudacao a Belinho] ボイエルデュー:バグダッドの太守 ホセ・テルエル・ビダル:メキシコ フェレル・フェラン:コンスエロ・シスカル[Consuelo Ciiscar] ルイス・カルドゾ編曲: キンタ・ド・ビル・セレクション[Seleccao Quinta do Bill] アルベルト・マドゥレイラ・ダ・シルヴァ編曲: ポルトガルの夢[Sonhos de Portugal] フランシスコ・シルヴァ:礼拝堂[O Capela] バンダ・デ・ムジカ・デ・ベリニョ(吹奏楽) ジョアキン・ダ・シルヴァ・フェルナンデス(指揮) IRFC 07.129 \1850 2009 ソシエダデ・フィラルモニカ・フラテルニダデ・サン・ジョアン・デ ・アレイアス ウィム・ラセロムス:ヴィヴェンダ[Vivenda] ケヴィン・ホーベン:クライ・オブ・ザ・ファルコン ヤコブ・デ・ハーン:フェスタ・パエザーナ フランク・ベルナールツ編曲:ザ・ベスト・オブ・フィル・コリンズ アルヴァロ・レイス編曲:リスボンの一夜[Uma Noite em Lisboa] アルヴァロ・レイス:公園のコンサート[Concerto no Parque] ソシエダデ・フィラルモニカ・フラテルニダデ・サン・ジョアン・デ・アレイ アス(吹奏楽) ペドロ・ミゲル・モライス・カルヴァリョ(指揮) IRFC 07.126 \1850 クリスマス・コンサート 2008 バンダ・ノヴァ・デ・フェルメンテロス アフォンソ・アルヴェス:パリャ・ブランコ チャイコフスキー:交響曲第4番 より フィナーレ ジェイムズ・ムーディ/ジャシント・モンテゾ編曲: トレド(ハーモニカのためのスペイン幻想曲)(*) アルヴァロ・レイス編曲:リスボンの一夜[Uma Noite em Lisboa] ヌノ・オゾリオ:イスパニコ[Hispanico](+) ジョアン・ネヴェス編曲:ベルカント・セレクション[Seleccao do Belcanto] ジョアン・ネヴェス:リスボン行進曲集 II ヤン・ヴァン・クライドンク編曲:もみの木[Oh Christmas Three] ラウル・メンデス(アコーディオン(*)) バンダ・ノヴァ・デ・フェルメンテロス(吹奏楽) ジョアン・ネヴェス(指揮) IRFC 07.125 \1850 …10年… オルケストラ・リジェイラ・ジュヴェニル・ダ・フレゲジア・ド・バリオ ソニー・ヘンリー/ラルフ・フォード編曲:エヴィル・ウェイズ グスタボ・パスクアル・ファルコ: パキト・チョコラテロ[Paquito Chocolatero] ジェームズ・ホーナー:リカルド・サントス編曲: マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン アバ/リカルド・サントス編曲:ギミ!ギミ!ギミ! ジョルジオ・モロダー/ジェリー・ノワク編曲: フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング マヌエル・パネリャ:山猫[El Gato Montes] アバ/リカルド・サントス編曲:マンマ・ミーア ノブレガ・エ・ソウザ/ジョルジェ・サルゲイロ編曲: あなたは知っている[Voces Sabem La] アントニオ・カルロス・ジョビン/ジョルジェ・サルゲイロ編曲: イパネマの娘 D.R./リカルド・サントス編曲:君はバリオ[Es o Barrio](*) オルケストラ・リジェイラ・ジュヴェニル・ダ・フレゲジア・ド・バリオ (吹奏軽音楽) エスコラ・デ・ムジカ合唱団(児童合唱(*)) リカルド・サントス(指揮) IRFC 07.123 \1850 新時代への序曲 ソシエダデ・フィラルモニカ・アルカネデンセ マリアノ・サン・ミゲル/ジョルジェ・カンポス編曲: オレリャ・ドウラダ[Orelha Dourada] ヤン・デ・ハーン:新時代への序曲 キース・フラク:ザ・ニュー・ヴィレッジ[The New Village] アルフレッド・リード:吹奏楽のための第2組曲 カルロス・マルケス:カシオペア[Cassiopeia] サンタナ/ジャンカルロ・ガッツァーニ編曲:サンタナ-ポートレイト ローラント・カルドン:タイム・イズ・オーヴァー[Time is over] ソシエダデ・フィラルモニカ・アルカネデンセ(吹奏楽) アルベルト・ラジェス(指揮) IRFC 07.122 \1850 ショー・タイム! フィラルモニカ・レスレイサン・デ・ミラ アルヴァロ・レイス:ここからの響き[Sons de C] ヤコブ・デ・ハーン:ラ・ストーリア ジョルジェ・ドミンゲス編曲:ショー・タイム! ロン・セブレヒツ編曲:イーグルス・イン・コンサート ヤコブ・デ・ハーン:パシフィック・ドリームス ルイス・カルドゾ編曲: キンタ・ド・ビル・セレクション[Seleccao Quinta do Bill] ハンス・フィリンガー:リレハンメル・チューン[A Lillehammer Tune] フィラルモニカ・レスレイサン・デ・ミラ(吹奏楽) ジョルジェ・パウロ・マルガサ(指揮) IRFC 07.121 \1850 バンダ・シンフォニカ・コンセルヴァトリオ・デ・ムジカ・アヴェイロ・ カロウステ・グルベンキアン アンドレ・ウェニャン:ダイアグラム(+) スティーヴン・ライニキー:ピラトゥス-ドラゴンの山(*) フェレル・フェラン:エル・キホテ(交響的幻想曲)[El Quijote](+) オットー・M・シュワルツ:ノストラダムス(*) ラルフ・フォード:ロイヤル・カナディアン・スケッチ(+) 〔Trailblazing / Autumn light / Vista〕 ハンス・ジマー/フランク・ベルナルツ編曲:パール・ハーバー(*) バンダ・シンフォニカ・コンセルヴァトリオ・デ・ムジカ・アヴェイロ・ カロウステ・グルベンキアン [アヴェイロ・カロウステ・グルベンキアン音楽院シンフォニック・バンド] (吹奏楽) ネルソン・アギラル(指揮(*)) アナ・マリア・リベイロ(指揮(+)) IRFC 07.121 \1850 バンドの仲間たち バンダ・フィラルモニカ・ダ・ママロザ ジョン・ウィリアムズ:オリンピック・スピリット(演奏会用行進曲) スッペ:オペレッタ「ウィーンの朝、昼、晩」序曲 ヴェルディ:オペラ「トロヴァトーレ」、「アイーダ」より抜粋 アルベルト・マドゥレイラ: ア・テンポ・エ・オラス[A Tempo e Horas](イベリア幻想曲) J・ブシェル: 二人の従兄弟[Les Deux Cousins](2つのトランペットを伴うポルカ) グスタフ・ペーター: レンツ・サーカスの思い出(シロフォン独奏を伴うギャロップ) ダニエル・オリヴェイラ:バンドの仲間たち[Os Amigos da Banda] バンダ・フィラルモニカ・ダ・ママロザ(吹奏楽) フェルナンド・リベイロ・ロペス(指揮) IRFC 07.119 \1850 指揮者アントニオ・ラジェスへのオマージュ バンダ・ムジカル・ダ・カザ・ド・ポヴォ・デ・タンジル ヌノ・オゾリオ:30°CFS アルベルト・マドゥレイラ: アントニオ・ラジェスへのオマージュ[Homenegem a Antonio Lages] ヤコブ・デ・ハーン:聖者と都市の伝説 マウリツィオ・ファブリツィオ/アンドレ・ウェニャン編曲: 過ぎ行く日々の物語[Stori di Tutti i Giorni] ヌノ・オゾリオ:伝説と神話[Cycles and Myths] クイーン/カルロス・マルケス編曲:ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン ローラント・カルドン:タイム・イズ・オーヴァー[Time is over] アルヴァロ・レイス:リスボンの一夜[Uma Noite em Lisboa] アレシャンドレ・フォンセカ: 音楽ニュースレビュー[Revista Noticias da Musica] バンダ・ムジカル・ダ・カザ・ド・ポヴォ・デ・タンジル(吹奏楽) アントニオ・ラジェス(指揮) IRFC 07.118 \1850 リフレクションズ… ソシエダデ・フィラルモニカ・ファレンセ・バンダ・デ・レヴェリェ・ファ フェ イリディオ・コスタ:アルベルティノ・シルヴァ[Albertino Silva] リスト/イリディオ・コスタ編曲:交響詩「前奏曲」 イリディオ・コスタ:リフレクションズ[Reflexoes] イリディオ・コスタ:ミニョの花[Flores do Minho] ハンス・ファンデルハイデ:ファンダンゴ・ファンタジー クレメンティノ・シルヴァ:ファフェは歌う(民謡狂詩曲) ソシエダデ・フィラルモニカ・ファフンセ・バンダ・デ・レヴェリェ・ファ フェ(吹奏楽) イリディオ・コスタ(指揮) |
<MEMORIES> MR2170/2174 5枚組 ¥2080 ベートーヴェン:交響曲全集(カプリング順) 全てウィレム・メンゲルベルク指揮、モノラル録音 CD1 交響曲第1番、交響曲第3番「英雄」 ニューヨークフィル 1930年1月スタジオ録音 CD2 交響曲第4番、交響曲第5番「運命」 コンセルトヘボウ管、 1940年4月25日、4月18日ライヴ録音 CD3 交響曲第8番、交響曲第6番「田園」 コンセルトヘボウ管、 1940年4月18日、4月21日ライヴ録音 CD4 交響曲第2番、コンセルトヘボウ管、1940年4月21日ライヴ録音 交響曲第7番、ベルリン放送交響楽団 1942年1月28日ライヴ録音 CD5 交響曲第9番、 コンセルトヘボウ管、トー・ファン・スルーズ(S)、スーゼ・ルーゼ(CA)、 ルイーズ・ファン・トゥルダー(T)、ウィレム・ラヴェッリ(Bs)、 トーンクンスト合唱団、1938年5月31日ライヴ録音 1940年4月に行われたメンゲルベルク+コンセルトヘボウ管のベートーヴェン ・ツィクルスは、何度も商品化されて親しまれておりますが、第3番「英雄」 は第1楽章欠落のために、同年のスタジオ録音が転用されたり、第一楽章のみ スタジオ録音を流用し、第2楽章以降はライヴだったりと混乱甚だしいものが あります。MEMORIESでは思い切って1940年から離れて、巨匠初の「エロイカ」 録音となった、ニューヨークフィルとのスタジオ録音を採用しました。トス カニーニの前にアメリカの英雄だったメンゲルベルクらしいロマン色たっぷ り、さらにニューヨークフィルの妙技、まるでヨーロッパのオケの様なコク、 響きが堪能できます。第1番も同時期の演奏を採用しましたのでぜひお試し下 さい。第7番は、1942年にベルリン放送交響楽団に客演したライヴ、楽章ごと にイライラと指揮台を指揮棒で叩く音がしっかり収録されており、盛り上がり も凄まじい名演です。第9も1938年の演奏が採用されており、通にはたまらな いセットものと申せましょう。聴きやすく作為のないMEMORIES入魂のリマス タリングです。 |
<SONY(DHM)> 88697937052 10枚組 ¥3450 フライブルク・バロック管弦楽団 エディション J.S.バッハ:3つのヴァイオリンのための協奏曲 BWV.1064、 管弦楽組曲第4番、シンフォニア ヴィヴァルディ:協奏曲 RV.158、4つのヴァイオリンのための 協奏曲 RV.580、歌劇「オリュンピアス」序曲 ロカテッリ:6つの劇場風序曲、トリオ・ソナタ op.5-No.2 ホ短調、ソナタ op.8-No.2 ニ長調、 No.10 イ長調 パーセル:妖精の女王、ディドとエネアス、アーサー王、 アブデラザール、預言者 - 組曲 ヘンデル:合奏協奏曲 op.6-No.6 ト短調、カンタータ「うるわ しのアマリッリ」 HWV.82 テレマン:「ドン・キホーテのブルレスカ」序曲、2本のブロック フレーテと弦楽のための序曲 ヘ短調、3本のオーボエと弦楽 のための序曲 ニ長調、協奏曲 ホ短調 ピゼンデル:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調、ソナタ ハ長調 ゼレンカ:8つのコンチェルタントのための協奏曲 ト長調、 8つのコンチェルタンテのためのシンフォニア イ短調 シュメルツァー:3声のソナタ、フェルディナント3世の死によせ る哀歌、5声のハルモニア ビーバー:ソナタ No.1,4,6-8,10,12 ザヴァテリ:室内協奏曲集 op.1(全12曲) C.P.E.バッハ:シンフォニア Wq.182-No.3-5、チェンバロ協奏曲 Wq.43 No.3、オーボエ協奏曲 Wq.165 トーマス・ヘンゲルブロック ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ 88697937062 10枚組 ¥3450 カントゥス・ケルン エディション ローゼンミュラー:作品集 クニュプファー:Ach Herr, strafe mich nicht;Es haben mir die Hoffartigen シェッレ:Das ist lieb;Ach, mein herzliebes Jesulein; Barmherzig und gnadig ist der Herr;Aus der Tieffen rufe ich, Herr zu dir クーナウ:Gott sei mir gnadig;O heilige Zeit モンテヴェルディ:Vespro della Beata Vergine;Madrigali amorosi パッヘルベル:11のモテット集 J.C.バッハ:5つのモテット集 ラッスス:Prophetiae Sibyllarum;Italienische Madrigale; Franzosische Chansons シュッツ:Psalmen, Motetten & Konzerte SVW 20, 21, 49, 449, 453,461, 462, 465, 466, 469, 473, 475, 476, 500, Anh. 7, Anh. 10 レヒナー:21 Geistliche und weltliche Lieder コンラート・ユングヘーネル 88697937072 10枚組 ¥3450 コレギウム・アウレウム合奏団 エディション C.P.E.バッハ:2つのチェンバロのための二重協奏曲 Wq.46、 チェンバロとピアノのための二重協奏曲 Wq.47 ヘンデル:水上の音楽、王宮の花火の音楽 ラモー:組曲「優雅なインド」、組曲「ダルダニュス」 J.S.バッハ:カンタータ BWV 202, 209, 211, 212 ルネサンスの舞曲集 ペルゴレージ:奥様になった女中 ビーバー:聖ハインリヒのミサ、2つのソナタ モーツァルト:クラリネット協奏曲 K.622、オーボエ協奏曲K.285、 戴冠式ミサ K.317、ヴェスペレ K.339、聖母マリアのための リタニア K.109 グスタフ・レオンハルト、ルネ・アメリンク、ハンス・ダインツァー テルツ少年合唱団 他 <URANIA> ※旧譜再案内 WS121116 2枚組 ¥1450 ワーグナー:「タンホイザー」序曲、「ワルキューレの騎行」、 魔の炎の音楽、ジークフリートの葬送行進曲、 「ローエングリン」第3幕への前奏曲 コンサート・アーツ交響楽団 1957/11/1-3 R. シュトラウス:交響詩「死と変容」 ロサンゼルス・フィル 1961/7/13 R. シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な いたずら」、歌劇「影のない女」-Interludes フィルハーモニア管弦楽団 1960/9/12-16 R. コルサコフ:シェエラザード イスラエル・ベイカー(Vn) コンサート・アーツ交響楽団 1960/3/8-10 演奏: エーリッヒ・ラインスドルフ(指揮) <MEMBRAN> ARS MUSICI 232360 ¥1350 フィリンゲン・ベネディクト派教会の新ジルバーマン・オルガン クレランボー:第1旋法による組曲 ヨハン・ウルリヒ・シュタイグレーダー:「われらの父から」 カバニリェス:第1旋法によるパッサカリア グリニ:来たれ、創り主なる聖霊よ シェーファー:即興曲 ギラン:第3旋法の組曲 J.S.バッハ:幻想曲 BWV.572 クリスチャン・シュミット、クリストフ・ボザール、マーク・シェー ファー、ハンス・ムッシュ、ステファン・ローメルスパッハー(Org) DOCUMENTS 232744 3枚組 ¥1850 ヴェルディ:歌劇「運命の力」 レナータ・テバルディ(ドンナ・レオノーラ) ジュリエッタ・シミオナート(プレチオシルラ) マリオ・デル・モナコ(ドン・アルヴァーロ) エットーレ・バスティアニーニ(ドン・カルロ) チェザーレ・シェピ(グァルディアーノ神父) フェルナンド・コレナ(フラ・メリトーネ) フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮 ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団、合唱団 1955年 ARS MUSICI 233174 ¥1350 パッヘルベル:オルガン作品集 1. トッカータ ホ短調 2. コラール前奏曲「ただ汝ひとりに、主イエス・キリストよ」 3. コラール前奏曲「われらみな唯一の神を信ず」 4. コラール前奏曲「暁の星のいと美しきかな」 5. コラール前奏曲「バビロン川のほとりで」 6. ファンタジア ト短調 7. コラール前奏曲「われらが神はかたき砦」 8. シャコンヌ ニ短調 9. コラール前奏曲「いと高きにある神にのみ栄光あれ」 10. フーガ ニ短調 11. トッカータ ヘ長調 12. わが魂よ、今ぞ主をたたえよ」 13. トッカータ ハ短調 14. コラール変奏曲「目覚めよ、わが心」 15. コラール前奏曲「高き天より、われは来たり」 16. コラール前奏曲「わが魂は主をあがめ」 17. マニフィカトによるフーガ sexti toni 18. 前奏曲 ニ短調 ヨーゼフ・スルイス(Org) <MONOPOLE(CD-R仕様)> MONO 046(CD-R) ¥1300 ショスタコーヴィチ: ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 op.35 マリア・グリンベルグ(P) チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 op.107 ミハイル・コミッツァー(VC) ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮 モスクワ放送響 交響曲第2番 ロ長調「十月革命に捧げる」 イーゴリ・ブラジュコフ指揮 レニングラード・フィル 一部初CD化 MONO 047(CD-R) ¥1300 バッハ: 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043(2種) フランツ・コンヴィチュニー指揮 ゲヴァントハウス管弦楽団 ルドルフ・バルシャイ指揮 ナショナル・フィル トリオ・ソナタ ハ長調 BWV.1037(2種) ハンス・ピシュナー、ヴラディーミル・ヤンポルスキー(P) ダヴィッド&イーゴリ・オイストラフ(Vn) 一部初CD化 MONO 048(CD-R) ¥1300 プロコフィエフ:2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 ヘンデル:トリオ・ソナタ op.2-7 アントン・ギンスブルク(P) ハイドン:2つのヴァイオリンのための二重奏曲 op.99-3 ヴィヴァルディ:合奏協奏曲 op.3-8 フランツ・コンヴィチュニー指揮 ゲヴァントハウス管弦楽団 タルティーニ:2つのヴァイオリンとピアノのためのソナタ(2種) アントン・ギンスブルク(P) ハンス・ピシュナー(Harpsichord) ダヴィッド&イーゴリ・オイストラフ(Vn) 一部初CD化 MONO 049(CD-R) ¥1300 プロコフィエフ: 交響曲第2番 ニ短調 モスクワ放送交響楽団 交響曲第3番 ハ短調 ソヴィエト国立交響楽団 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮 MONO 050(CD-R) ¥1300 モーツァルト: 協奏交響曲 変ホ長調 K.364 ルドルフ・バルシャイ(Vla、指揮)モスクワ室内管弦楽団 ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調「トルコ風」 K.219 ニコライ・ゴロワノフ指揮 モスクワ放送交響楽団 ダヴィッド・オイストラフ(Vn) 初CD化 CAMP 2001(2CD-R) ¥1880 ムソルグスキー: 歌劇「ホヴァンシチナ」より、歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」より グリンカ: 歌劇「ルスランとリュドミラ」より、歌劇「イワン・スサーニン」より 他全38曲 ウラディーミル・カストルスキー、ワシーリー・ペトロフ、 イワン・パトルツィンスキー(Bs) 初CD化 BOR 011(CD-R) ¥1550 シェーンベルク: ピアノ協奏曲 アルフレッド・ブレンデル(P) 1957 ヴァイオリン協奏曲 ヴォルフガング・マルシュナー(Vn)1958 ミヒャエル・ギーレン指揮 バーデン・バーデン南西ドイツ放送 ギーレン:ヴァリエーションズ(1959) 1961 ミヒャエル・ギーレン指揮 ケルン放送交響楽団 一部初CD化 VCD 5015(CD-R) ¥1300 シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 op.129 1961年 ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ホ短調 1958年 ハイドン:チェロ協奏曲第2番 ニ長調 op.101 1958年 ボッケリーニ:チェロ協奏曲 変ロ長調 1958年 ガスパール・カサド(VC) ジョネル・ペルレア指揮 バンベルク交響楽団 初CD化 CC 001(CD-R) ¥950 ベートーヴェン:ロマンス第1番、第2番 フェルディナント・ライトナー指揮 バンベルク交響楽団 シュポア:ヴァイオリン協奏曲第8番 イ短調 op.47 フリッツ・レーマン指揮 バイエルン放送交響楽団 シューベルト:五重奏曲「ます」 オスカル・リードル(Vla) ヨゼフ・メルツ(VC) フランツ・オルトナー(Bass) アドリアン・エッシュバッハー(P) ルドルフ・ケッケルト(Vn) 初CD化 CC 003(CD-R) ¥950 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 op.104 フリッツ・レーマン指揮 ベルリン・フィル 1957年 ボッケリーニ:チェロ協奏曲 変ロ長調 エンリコ・マイナルディ(VC、指揮) ウィーン国立歌劇場室内管弦楽団 1956年 ボッケリーニ(マイナルディ編):ラルゴ ポール・アンゲラー(Harpsichord) エンリコ・マイナルディ(VC) MONO 036(CD-R) ¥1300 ハチャトゥリアン: バレエ「ガイーヌ」(抜粋)(7曲) バレエ組曲「仮面舞踏会」 組曲「スターリングラードの戦い」 アラム・ハチャトゥリアン指揮 ロンドン交響楽団、モスクワ放送交響楽団 MONO 037(CD-R) ¥1300 ハチャトゥリアン: 交響曲第1番 ホ短調、仮面舞踏会(抜粋) アレクサンドル・ガウク指揮 モスクワ放送交響楽団 MONO 038(CD-R) ¥1300 バラキレフ: イスラメイ(カセッラ編)、交響詩「ボヘミアにて」、ピアノ協奏曲 第1番 嬰ヘ短調、交響詩「ルーシ」 カラーエフ:交響的エッチング「ドン・キホーテ」 ボリス・ジリンスキー(P) アレクサンドル・ガウク指揮 モスクワ放送交響楽団、大交響楽団 一部初CD化 MONO 039(CD-R) ¥1300 ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(VC) カルル・エリアスベルク指揮 レニングラード放送交響楽団 ミャスコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.44 アレクサンドル・ガウク指揮 ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団 ダヴィッド・オイストラフ(Vn) MONO 040(CD-R) ¥1300 エネスコ: 交響曲第1番 変ホ長調 ルーマニア狂詩曲第1番 イ長調、同第2番 ニ長調 ジョージ・ジョルジェスク指揮 ジョルジュ・エネスコ国立フィル MONO 041(CD-R) ¥1300 ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 ユージン・グーセンス指揮 フィルハーモニア管弦楽団 ニコライ・ラコフ:ヴァイオリン協奏曲 ニコライ・ラコフ指揮 モスクワ放送交響楽団 ハチャトゥリアン:ポエム ニコライ・ラコフ:ポエム インナ・コレゴルスカヤ(P) 初CD化 MONO 042(CD-R) ¥1300 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 コンスタンティン・イワーノフ指揮 チェコ・フィル チャイコフスキー:ピアノと管弦楽のための協奏的幻想曲 キリル・コンドラシン指揮 モスクワ放送交響楽団 タチアナ・ニコラーエワ(P) 初CD化 MONO 043(CD-R) ¥1300 クレンニコフ:ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 op.23 キリル・コンドラシン指揮 ロンドン交響楽団 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 op.6 ヴァシリー・ネボルシン指揮 モスクワ放送交響楽団 ハチャトゥリアン:仮面舞踏会より「ロマンス」 サムイル・サモスード指揮 モスクワ放送交響楽団 レオニード・コーガン(Vn) 一部初CD化 MONO 044(CD-R) ¥1300 バラキレフ:付随音楽「リア王」(管弦楽版抜粋)(6曲) ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 レオ・ギンスブルク指揮 モスクワ放送交響楽団 初CD化 MONO 045(CD-R) ¥1300 セローフ:歌劇「ログネーダ」(抜粋) ダニエル・デミヤノフ(Br) スヴェトラーナ・キセリョーワ(M.S) ナターリャ・クラギーナ(Contralto) アンドレイ・トカチェンコ(T) 他 アレクサンドル・ユルロフ指揮 モスクワ放送交響楽団、合唱団 初CD化 <MEMBRAN> NCA 60227 \1500 ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926- ):作品集 ロイヤル・ウィンター・ミュージックII(1979) カリヨン、レシタティフ、マスク(1974) エオリアン・ハープに寄せて(1985/86) ザビーネ・エーリング(G) フリードリヒ・ゴルトマン指揮 ボリス・ブラッハー・アンサンブル NCA 60246 \1780 リスト: 交響詩「前奏曲」、交響詩「オルフェウス」、交響詩「山上にて 聞きしこと」 マルティン・ハーゼルベック指揮 ウィーン・アカデミー 2011/1/29-2/1 ARS MUSICI 232364 \1350 マーラー:最後の7つの歌、子供の魔法の角笛 トーマス・E・バウアー(Br) ウタ・ヒールシャー(P) <NCA DVD> 未案内分の紹介 NCA 60229DVD(DVD-Video)2枚組 \2080 モーツァルト: ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 KV271「ジュノム」 ピアノ協奏曲第18番 変ロ長調 KV456 ピアノ協奏曲第19番 ニ長調 KV459 ピアノ協奏曲第26番 ニ長調 KV537「戴冠式」 パウル・バドゥラ=スコダ(P、指揮) プラハ室内管弦楽団 (コンサートマスター:アントニーン・フラーディル) 2006年8月14日、8月16日 116分 カラー 16:9 <MEMBRAN> DOCUMENTS 233370 10枚組 \1080 グレゴリオ聖歌集 CD 1 OFFICIUM SANCTI SEVERI dai Manoscritti Ravennati ・ XI-XII secolo Calixtinus Ensemble di Musica Medioevale Gianni de Gennaro(director)・ Recording date unknown CD 2 ADORATE DEUM IN SANCTIS EIUS Elevatione spirituale Schola Gregoriana “SCRIPTORIA” Dom Nicola M. Bellinazzo(OSB)(director) Recording date unknown CD 3 VIR DEI BEATUS Festa della Traslazione del Corpo di San Marco Graduale Marciano(Venezia, sec. XIII) Ensemble Oktoechos Lanfranco Menga(director)・ Recording date unknown CD 4 NICOLAUS Ufficio Liturgico di San Nicola vescovo di Myra nella Cattedrale di Bari secolo XIII Calixtinus Ensemble di Musica Medioevale Calixtinus Gianni de Gennaro(director)・ Recording date unknown CD 5 RESONET, INTONET Canti dell’Avvento e del tempo di natale nella Cattedrale di Padova, secoli XII-XV Schola Gregoriana di Venezia Lanfranco Menga(director) Recording date unknown CD 6 NATIVITAS Schola Gregoriana “SCRIPTORIA” Dom Nicola M. Bellinazzo(OSB)(director) Roberto Loreggian(organ)・ Recording date unknown CD 7 VISITATIO SEPULCHRI Uffici Drammatici della Passione e del Tempo di Pasqua nella Cattedrale di Padova, secoli XII-XV Ensemble Oktoechos Schola Gregoriana di Venezia Lanfranco Menga(director) Recording date unknown CD 8 JUBILEMUS EXULTANTES Antifone, Responsori, Tropi, Alleluia, Sequenze (Cattedrale di Parma, sec. XIV-XV) Ensemble Oktoechos Schola Gregoriana di Venezia Lanfranco Menga(director) Recording date unknown CD 9 GREGORIANA DENMARK PLAINSONG FROM THE PERIOD OF BISHOP ABSALON(1128-1201) Absalon Six ・ Recorded in 1995 CD 10 VIDIMUS STELLAM Schola Gregoriana Monacensis Johannes Berchmans Goschl Recorded in 2002 RESURREXIT ET ASCENDIT Schola Gregoriana Monacensis Johannes Berchmans Goschl Recorded in 2000 DOCUMENTS 233371 10枚組 \1080 ヨゼフ・シゲティ 名演集 CD1+2 バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番、ヴァイオリン協奏曲 集(チェンバロ協奏曲第1番、第5番の編曲)、ブランデンブルク 協奏曲第5番 ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番 ユージン・イストミン(P) ジョン・ウンマー(Fl) カルロ・ブッソッティ(P) ジョージ・セル指揮 コロムビア交響楽団 フリッツ・スティードリー指揮 ニュー・フレンズ・オブ・ミュージック・オーケストラ パブロ・カザルス指揮 プラド祝祭管弦楽団 1940,1949,1950,1954 CD3 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番、ヴァイオリン・ソナタ K.304,300,454 ミエチスラフ・ホルショフスキー、ニキタ・マガロフ(P) トーマス・ビーチャム指揮 ロンドン・フィル 1934,1937,1954 CD4 タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調、ヴァイオリン・ソナ タ op.2-12、モーツァルト:ディヴェルティメント第15番 カルロ・ブッソッティ(P) ジョージ・セル、マックス・ゴーバーマン指揮 コロムビア交響楽団 1938,1954 CD5 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ブルーノ・ワルター指揮 ニューヨーク・フィル 1947 CD6+7 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番、ピアノ三重奏曲第2番、 ピアノ四重奏曲第3番 ストラヴィンスキー:協奏的二重奏曲 ミエチスラフ・ホルショフスキー、マイラ・ヘス、イゴール・ストラ ヴィンスキー(P) ミルトン・ケイティムズ(Vla) パブロ・カザルス、ポール・トルトゥリエ(VC)1945,1951,1952 CD8 ブロッホ:ヴァイオリン協奏曲、バール・シェム(ハシディズム 教徒の生活の3つの情景) Kurt Ruhrseitz(P) シャルル・ミュンシュ指揮 パリ音楽院管弦楽団 1928,1939 CD9+10 ブゾーニ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番、ヴァイオリン協奏曲 第1番、バルトーク:コントラスト ベニー・グッドマン(Cl) ベラ・バルトーク、レオニード・ハンブロ、 クララ・ハスキル(P) コンスタント・ランバート、トーマス・ビーチャム指揮 ロンドン・フィル、フィルハーモニア管 1935,1940,1945-1947 ヨゼフ・シゲティ(Vn) DOCUMENTS 233372 10枚組 \1080 ビルギット・ニルソン名唱集 『世紀の声』 タンホイザー、ローエングリン、アイーダ、トゥーランドット、 西部の娘、仮面舞踏会、ドン・ジョヴァンニ、トリスタンとイゾル デ、ワルキューレ、ジークフリート、神々のたそがれ 他 ルドルフ・ケンペ、ハンス・シュミット=イッセルシュテット、 ゲオルグ・ショルティ、ヘルベルト・フォン・カラヤン、ハンス・ クナッパーツブッシュ、オイゲン・ヨッフム、エーリヒ・ラインスド ルフ 他 1949-1960 DOCUMENTS 233373 10枚組 \1080 オットー・クレンペラー 名演集 CD1 ブラームス:交響曲第1番 ケルン放送交響楽団 1955 ブラームス:交響曲第3番 フィルハーモニア管 1959 CD2-4 ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」、第7番、第8番 ケルン放送響、ウィーン響 1954,1957,1958(詳細不明) CD5-9 ベートーヴェン:交響曲全集、劇音楽「エグモント」(抜粋) ビルギット・ニルソン、マリア・シュターダー、グレース・ホフマン、 ヴァルデマール・クメント、ハンス・ホッター ケルン放送響、同合唱団 フィルハーモニア管、ロイヤル・ストックホルム・フィル、 ケルン放送響 1954,1955,1957,1958,1960(詳細不明) CD10 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 ゲザ・アンダ(P) ケルン放送響 1954 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 レオン・フライシャー(P) ケルン放送響 1956 <MONOPOLE(CD-R仕様)> CC 004(CD-R) ¥950 シューマン: ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54、 序奏とアレグロ・アパッショナート op.92、序奏と協奏的アレグロ op.134 イェルク・デムス(P) アルトゥール・ロジンスキー指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 初CD化 CC 005(CD-R) ¥950 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、第2番 フリードリヒ・ヴューラー(P) ハインリヒ・ホルライザー指揮 ウィーン・プロ・ムジカ管弦楽団 初CD化 CC 007(CD-R) ¥950 ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」、同曲の解説 レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・スタジアム交響楽団 CC 008(CD-R) ¥950 バルトーク:バレエ「かかし王子」 op.13 ワルター・ジュスキント指揮 ロンドン新交響楽団 CC 010(CD-R) 2枚組 ¥1700 R.シュトラウス: 交響的幻想曲「イタリアより」 ウィーン・フィル 歌曲集(マドリガル op.15-1、悲しみの歌より op.15-4、 悲しみへの賛歌 op.15-3、あなたの眼差しが私を見たときから op.17-1、 母親の自慢 op.43-2、盲目の嘆き op.56-2、15ペニヒで op.36-2、 おお、あなたが私のものなら op.26-2 ヴィオリカ・ウルスレアク(S) クレメンス・クラウス(P) 歌劇「ばらの騎士」よりワルツ、メタモルフォーゼン、 クープランのクラヴサン曲によるディヴェルティメント、 歌劇「カプリッチョ」より間奏曲 バンベルク交響楽団 クレメンス・クラウス指揮 CC 011(CD-R) ¥950 モーツァルト:ミサ曲 ハ短調 K.427 テレサ・シュティッヒ=ランダル(S) ヒルデガルト・レッスル=マイダン(A) ヴァルデマール・クメント(T) ヴァルター・ラニンガー(Br) セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 K.525 ルドルフ・モラルト指揮 ウィーン交響楽団 CC 013(CD-R) ¥950 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」 フランツィ・ヴァッハマン(S) マルガレーテ・ベンス(A) フリッツ・ヴンダーリヒ(T) オットー・フォン・ロール(Br) イサイ・ディーゼンハウス指揮 シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団、同合唱団 CC 014(CD-R) ¥950 モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414 シモン・ゴールドベルク指揮 オランダ室内管弦楽団 モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595 クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮 ウィーン交響楽団 ハイドン:ピアノ協奏曲 ニ長調 op.21 シモン・ゴールドベルク指揮 オランダ室内管弦楽団 イングリット・ヘブラー(P) CC 015(CD-R) ¥950 ワーグナー: 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲 ファウスト序曲 「ローエングリン」第3幕への前奏曲 「さまよえるオランダ人」序曲 「リエンツィ」序曲 ウィリアム・スタインバーグ指揮 ピッツバーグ交響楽団 CC 016(CD-R) ¥950 ハイドン:ミサ曲第7番「よき四季斎日のミサ」(戦時のミサ) ネタニア・ダヴラツ(S) ヒルデガルト・レッスル=マイダン(A) アントン・デルモータ(T) ヴァルター・ベリー(Br) アントン・ハイラー(Org) モーゲンス・ウェルディケ指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 CC 017(CD-R) ¥950 ハイドン: 交響曲第92番「オックスフォード」、第103番「太鼓連打」 ホルスト・シュタイン指揮 シュターツカペレ・ドレスデン CC 018(CD-R) ¥950 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ジョージ・セル指揮 ニューヨーク・フィル シューマン:ピアノ協奏曲 アルフレッド・ウォーレンステイン指揮 オーケストラ不明 アルトゥール・シュナーベル(P) VCD 5016(CD-R) ¥1300 モーツァルト:セレナード第7番「ハフナー」 K.250 サシュコ・ガブリロフ(Vn) ユリウス・パツァーク指揮 ハンブルク室内管弦楽団 バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 BWV.1043 サシュコ・ガブリロフ、フリードリヒ・ヴューラー(Vn) ワルター・ゲール指揮 ハンブルク室内管弦楽団 VCD 5017(CD-R) ¥1300 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ピエール・モントゥー指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管 ゴルトマルク:ヴァイオリン協奏曲第1番 ブルーノ・ワルター指揮 ニューヨーク・フィル モーツァルト:アダージョ K.261、ロンド K.373 ヴラディーミル・ゴルシュマン指揮 RCAビクター交響楽団 ナタン・ミルシテイン(Vn) <Barbirolli Society> SJB 105354 2枚組 ¥2500 シベリウス: 交響曲第1番 1957/12/30-31 交響曲第2番 1952/12/18-19 交響曲第5番 1957/5/28 交響曲第7番 1949/3/3,5 トゥオネラの白鳥 1955/1/12 ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団 |
<MUSIKA CLARA(レグルス)> CLA‐1001/2 2枚組 ¥2800 ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第13番 変ホ長調 Op.27-1 ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op.10 シューマン: 色とりどりの小品 Op.99 より 幻想曲 ハ長調 Op.17 田村 明子(ピアノ) 録音:2011年4月19-21日 天竜壬生ホール[デジタル録音] MUSIKA CLARAレーベル第1弾。田村明子待望のファースト・アルバム。 田中希代子の薫陶を受け、現代ドイツを代表するピアニストの一人B.グレム ザーの元で研鑽を積んだ田村明子が満を持して臨んだCD第一弾。ベートーヴェ ンとシューマンがピアノという楽器を通して描き出した幻想の世界に、田村 明子は深い考察に基づいた大胆かつ繊細な表現力と洗練されたテクニックを もって向かい合い、秀逸な作品を紡ぎ出すことに成功しました。 浜松市の天竜壬生ホールの豊かな響きの中で奏でるヤマハ掛川工場からこの 録音のために運ばれたヤマハCFXピアノの音色もこのCDの特徴となっています。 |