<クラシック・輸入盤新譜情報 11-02>


<Deutsche Grammophon>
ツィマーマンの下記タイトルですが、当初ご案内してから1年以上延期になっ
てしまった為、以前頂いたオーダーは一度キャンセルしますので、改めてオー
ダーをお願いいたします。

4778332 \1850
バツェヴィチ:
ピアノ・ソナタ第2番
ピアノ五重奏曲第1番
ピアノ五重奏曲第2番
クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ)
カヤ・ダンチョフスカ(ヴァイオリン)、
アガタ・シムチェフスカ(ヴァイオリン) 
リシャルド・グレブレフスキ(ヴィオラ)、
ラファウ・クヴィアトコウスキ(チェロ) 
録音:2009年2月
バツェヴィチ生誕100年記念して2009年にリリースが予定されていながら延期
を繰り返していた同アルバムがついに発売となります。
ツィマーマンが久しぶりのソロ録音で挑んだのは、彼が特別の思い入れを持つ
自国の女流作曲家、バツェヴィチの作品です。ここに収録されたピアノ・ソナ
タ第2番は2006年および2009年の来日公演でも披露し、五重奏曲第1番は昨秋
のハーゲン・カルテットとの来日公演で演奏し、聴衆を魅了しました。同収録
の五重奏曲はポーランドを代表する弦楽奏者たちとの共演で、共感あふれる演
奏を聴かせます。

4779347 \1850
1.ワーグナー:《トリスタンとイゾルデ》-前奏曲
2.シェーンベルク:交響詩《ペレアスとメリサンド》
ピエール・ブーレーズ(指揮)
グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団
録音:2003年4月 サントリーホール、東京
20世紀音楽の最高権威ピエール・ブーレーズが、グスタフ・マーラー・ユーゲ
ント管弦楽団とともに行った2003年の来日公演が待望のCD化!天皇皇后両陛下
もご臨席し、非常に高い集中力と緊張をもって描かれた名演として、今なお多
くの人々の記憶に残る《ペレアスとメリサンド》を心ゆくまでお楽しみくださ
い。

4779308 \1850
ラフマニノフ:
1.パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
2.ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
ユジャ・ワン(ピアノ)
マーラー室内管弦楽団 
指揮:クラウディオ・アバド
録音:2010年4月 テアトロ・コムナーレ、フェラーラ
今年3月に来日が予定されている才媛ユジャ・ワンのDG第3弾は、ファン待望の
協奏曲。しかも、現代最高の巨匠クラウディオ・アバドが指揮するマーラー室
内管弦楽団が伴奏を務めるという豪華な取り合わせです。ラフマニノフの最高
傑作として名高い2曲に果敢にも挑戦し、新しく瑞々しい品質を随所で引き出
しています。

4779301 \1850
ホープ/ザ・ロマンティック・ヴァイオリニスト
-ア・セレブレーション・オブ・ヨーゼフ・ヨアヒム
1.ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
2.クララ・シューマン:ロマンスOp.22‐1
3.ブラームス:F.A.E.ソナタ-スケルツォ ハ短調
4.ヨアヒム:ロマンスOp.2‐1
5.ブラームス:ハンガリー狂詩曲第1番ト短調
6.ヨアヒム:ノットゥルノOp.12
7.ブラームス:ハンガリー狂詩曲第5番ト短調
8.シューベルト:水の上で歌うD.774
9.ブラームス:2つの歌曲Op.91-聖なる子守歌
10.ドヴォルザーク:ユモレスク第7番変ト長調Op.101‐7
ダニエル・ホープ(1-8:ヴァイオリン、9:ヴィオラ) 
セバスティアン・クナウアー(2-4、8:ピアノ)
ベンクト・フォシュベリ(9:ピアノ)
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(9:メゾ・ソプラノ) 
ロイヤル・ストックホルム管弦楽団 
指揮:サカリ・オラモ(1、5-7、10)
録音:2010年8月5-7日 ストックホルム・コンサートホール(1、5-7、9-10)、
2010年8月30日 フリードリヒ・エーベルト・ホール、ハンブルク(2-4、8)
こちらも3月に来日予定の鬼才ダニエル・ホープの最新盤は、19世紀最大の
ヴァイオリニストだったヨーゼフ・ヨアヒムに縁の深い作品を並べたプログ
ラム。ブラームスの有名曲の他、クララ・シューマンの美しいロマンスや、
ヨアヒムの自作曲なども収録した盛りだくさんの内容です。また、ブラーム
スの《聖なる子守歌》では、現代最高のメゾ・ソプラノの一人アンネ・ソフィ
ー・フォン・オッターと共演しているのも聴きどころです。

4779355 \1850
チャイコフスキー:
1.幻想序曲《ハムレット》Op.67
2.幻想曲《テンペスト》Op.18
3.幻想序曲《ロメオとジュリエット》
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ
指揮:グスターボ・ドゥダメル
録音:2010年2月8-14日 カラカス
クラシック音楽界に新しい風を巻き起こす若きカリスマ、ドゥダメルとベネズ
エラの若きオーケストラのCD第6弾。今回は、チャイコフスキーがシェイクス
ピアの名作を題材に描いたロマン溢れる美しいファンタジーを3曲収録。おな
じみのダイナミックで濃密な演奏をたっぷりお楽しみください。



<Decca>
74 3416(DVD-Video) 2枚組 \6450
ロッシーニ:歌劇《アルミーダ》全3幕
本編: 171分(opera)
+ボーナス映像: 12分(デボラ・ウ゛ォーイトが案内するMetの舞台裏)
字幕:英・仏・独・西・中
ルネ・フレミング(ソプラノ) 
ローレンス・ブラウンリー(テノール) ジョン・オズボーン(テノール) 
コビー・ヴァン・レンズブルグ(テノール) 他 
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団 
指揮:リッカルド・フリッツァ
収録:2010年5月1日 メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク
十字軍遠征時代を舞台に、男の愛をつなぎとめようとする魔女の怖さとけなげ
な思いを描いたロッシーニの傑作オペラ《アルミーダ》。上演される機会が非
常にまれなこのオペラで魔女役を演じる現代を代表するソプラノ、ルネ・フレ
ミングの熱演や、ロッシーニ作品を得意とするリッカルド・フリッツァのさえ
わたる指揮が見どころです。魅惑的でファンタスティックな話題作が早くも
DVD化です。HDで収録されたこの映像は、全世界の劇場にてMETライヴとしても
上映されています。メトロポリタン歌劇場ではフレミングの誕生日(2/14)に合
わせ、2月18日から《アルミーダ》の再演が始まります。

74 3383(DVD-Video) \3350
フレミング&ホロストフスキー/
ミュージカル・オデッセイ・イン・サンクトペテルブルク
ヴェルディ:《イル・トロヴァトーレ》-二重唱(4幕)
ヴェルディ:《シモン・ボッカネグラ》-二重唱(1幕)
チャイコフスキー:《スペードの女王》-エレツキーのアリア
チャイコフスキー:《皇帝の花嫁》-ナターシャのアリア
チャイコフスキー:《エフゲニー・オネーギン》-最終場
チャイコフスキー:舞踏会で/ドンファンのセレナーデ
ラフマニノフ&メトネル:
夜の静けさに/美しい人よ、私のために歌わないで/春の洪水/冬の夜
本編91分+ボーナス映像23分
字幕:英・仏・独・西(アリア&二重唱部分のみ)
ルネ・フレミング(S)/ドミトリー・ホロストフスキー(Br)
エルミタージュ管弦楽団 指揮:コンスタンチン・オルベリアン
ロシアのスター・バリトン、ホロストフスキーとともにフレミングが、ここに
収録された音楽とも密接なかかわりのある美しき北の都を舞台にアリアと二重
唱を聴かせる贅沢なプログラム。チャイコフスキーとヴェルディのオペラの抜
粋、チャイコフスキー、ラフマニノフ、メトネルの歌曲が披露される合間に、
サンクトペテルブルクの麗しき冬の宮殿、ユスポフ宮殿、アレクサンドル・ネ
フスキー大修道院もクローズアップされ、絢爛な建造物、水との対比が美しい
北の都の映像が目を奪います。《アルミーダ》と合わせて、2/14のフレミング
の誕生日を祝う新譜リリースです。




<UNIVERSAL ITALIA>
MET、マリインスキー、ボローニャと世界の歌劇場が続々と来日公演を行う
2011年。イタリア・ユニバーサルからオペラの名盤が再発売されます。
まずはシリーズ第1弾の11タイトルをご案内いたします。

4804625 \1680
マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》全1幕"
ジェシー・ノーマン(ソプラノ)ジュゼッペ・ジャコミーニ(テノール)
ディミトリー・ホロストフスキー(バリトン)他 
パリ管弦楽団&合唱団
指揮:セミヨン・ビシュコフ録音:1990年6月 パリ
サントゥッツァをオリジナル通りにソプラノが歌ったビシュコフの《カヴァレ
リア》。メゾ・ソプラノ版に慣れた耳には声の響きの違いはあるかもしれませ
んが、ノーマンのきめ細かでドラマティックな表情の歌は,強烈かつ新鮮に響い
てくることでしょう。ジャコミーニとホロストフスキーの好演も光る1枚です。

4804651 2枚組 \3360
ヴェルディ:歌劇《アッティラ》全3幕
ルッジェーロ・ライモンディ(バス)、クリスティーナ・ドイテコム(ソプラノ)、
シェリル・ミルンズ(バリトン)、カルロ・ベルゴンツィ(テノール)、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 アンブロジアン・シンガーズ
指揮:ランベルト・ガルデッリ
録音:1972年9月 ロンドン
1972年に録音されたガルデッリ指揮のヴェルディの初期・中期オペラシリーズ
の1つ。ライモンディが歌うアッティラは聞き逃せません。

4804659 2枚組 \3360
プッチーニ:歌劇《トスカ》全3幕
キャロル・ヴァネス(ソプラノ)ジュゼッペ・ジャコミーニ(テノール)
ジョルジョ・ザンカナロ(バリトン)他
フィラデルフィア少年合唱団 ウエストミンスター・シンフォニック合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
指揮:リッカルド・ムーティ 録音:1991年3月 フィラデルフィア
3人の主役が最もバランスよく充実したムーティの《トスカ》。中でもジャコ
ミーニの、よい意味での「大時代的」な歌はすばらしく、ムーティの確信に満
ちたタクトも聴きどころです。

4804645 2枚組 \3360
ヴェルディ:歌劇《トロヴァトーレ》全4幕
カティア・リッチャレッリ(ソプラノ)ホセ・カレーラス(テノール)
ユーリー・マズロク(バリトン)ステファニア・トツィスカ(メゾ・ソプラノ)
ロビン・レガーテ(テノール)他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1980年7月 ロンドン
録音当時はともに30代半ばだったカレーラスとリッチャレッリのフレッシュな
熱唱が光る名匠コリン・ディヴィスの《トロヴァトーレ》。

4804644 \1680
レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》プロローグ&2幕
バルバラ・フリットリ(ソプラノ)ホセ・クーラ(テノール)
カルロス・アルバレス(バリトン)他 
オランダ放送合唱団 ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー録音:1999年9月 アムステルダム
ホセ・クーラの記念すべきデッカ・デビュー盤となったシャイーの《道化師》。
カニオを男の激情をぶつけて歌い演じているのが見事です。

4804626 3枚組 \5040
ビゼー:歌劇《カルメン》全4幕
タティアナ・トロヤノス(メゾ・ソプラノ)プラシド・ドミンゴ(テノール)
キリ・テ・カナワ(ソプラノ)サー・トーマス・アレン(バリトン)他
ジョン・オールディス合唱団 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルク・ショルティ録音:1975年7月 ロンドン
1975年の録音ですが、音質も含めて、今なお代表盤の一つとして、多くのファ
ンに愛されているショルティの《カルメン》。トロヤノスのスケールの大きな
カルメンを中心に、ドミンゴ、ヴァン・ダム、テ・カナワら他の歌手も非常に
充実しており、ショルティのダイナミックな指揮も鮮烈です。

4804662 3枚組 \5040
ポンキエッリ:歌劇《ラ・ジョコンダ》全4幕
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
アルフレーダ・ホジソン(アルト)ニコライ・ギャウロフ(バス)
アグネス・バルツァ(メゾ・ソプラノ)シェリル・ミルンズ(バリトン) 
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ブルーノ・バルトレッティ
録音:1980年7月 ロンドン
《時の踊り》で有名な《ラ・ジョコンダ》初のCD全曲盤。音楽そのものも楽し
いですが、これだけ豪華な歌手の声を一通り聴けるだけでもファンにはこたえ
られません。バルトレッティの指揮も非常に鮮烈で見事です。

4804648 2枚組 \3360
ヴェルディ:歌劇《仮面舞踏会》全3幕
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)ホセ・カレーラス(テノール)
イングヴァール・ヴィクセル(バリトン) 
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:サー・コリン・デイヴィス録音:1979年1月 ロンドン
カバリエとカレーラスの豪華主演で贈るデイヴィスの珠玉の《仮面舞踏会》。

4804654 3枚組 \5040
ヴェルディ:歌劇《マクベス》全4幕
レナート・ブルゾン(バリトン)ロバート・ロイド(バス)
マーラ・ザンピエーリ(ソプラノ)ミオーミル・ニコリッチュ(バス)
ニール・シコフ(テノール)他 
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
録音:1983年12月 ベルリン
シノーポリのフィリップス第1弾となった記念すべき録音。シノーポリの指揮
は非常に力強い正攻法のもので、臨場感にあふれています。それぞれの役に適
した歌手が集結し、とりわけザンピエーリのマクベス夫人が傑出した名唱を聴
かせます。

4804697 4枚組 \6720
ロッシーニ:歌劇《ウィリアム・テル》全4幕
ジョルジョ・ザンカナーロ(バリトン)シェリル・ステューダー(ソプラノ)
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団 
指揮:リッカルド・ムーティ録音:1988年12月 ミラノ
スカラ座黄金期を築いたムーティの伝説的名演の記録。演奏規模の大きさゆえ、
全曲上演機会の少ないロッシーニ最後の大作《ウィリアム・テル》を、ザンカ
ナーロ、ステューダーら名歌手陣を揃え上演した貴重な記録です。

4764180 2枚組 \3360
ジョルダーノ:歌劇《アンドレア・シェニエ》全4幕
ファビオ・アルミリアート(テノール)ダニエラ・デッシー(ソプラノ)他
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
指揮&ピアノ:フィエコスラフ・ステイ
録音:2005年
2006年9月のローマ歌劇場来日公演以来、日本でもファンが増え続けているダ
ニエラ・デッシーとファビオ・アルミリアートが歌う《アンドレア・シェニ
エ》が待望の初CD化。公私ともにパートナーである二人の息のあった歌唱の
数々をたっぷりお楽しみください。




<Australian Eloquence>
4804838 \900
グリーグ:劇音楽《ペール・ギュント》 Op.23(抜粋)
ウルバン・マルムベルイ(バリトン)
マリ・アンネ・ヘガンデル(ソプラノ)他
サンフランシスコ交響楽団&合唱団
指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
録音:1988年6月 サンフランシスコ
イプセンの戯曲の付随音楽として作曲されたグリーグの《ペール・ギュント》
は、一般には8曲からなる組曲の形で親しまれていますが、このアルバムは劇
音楽全26曲中20曲を抜粋した演奏で、専門の俳優が起用された台詞部分も収録
されています。巨匠ブロムシュテットの60代を代表する名盤で、1989年度レコ
ード・アカデミー賞受賞盤です。

480388 2枚組 \1400
ホグウッド/ハイドンズ・ミュージック・フォー・イングランド
1.5つのスコットランド歌曲
2.ピアノ三重奏曲イ長調Hob.XV:18
3.弦楽四重奏曲変ホ長調Op.71‐3
4.ザ・レディーズ・ルッキング・グラス・カントリー・ダンス
5.《ロンドン》三重奏曲第2番Hob.IV:2
6.ザ・マーメイズ・ダンス
7.ロード・キャッチカーツ・ウェルカム・ホーム
8.ロンドン三重奏曲第3番Hob.IV:3
9.オ・チューンフル・ヴォイス
10.交響曲第94番ト長調Hob.I‐94《驚愕》
ジュディス・ネルソン(ソプラノ)ポール・エリオット(テノール) 
エンシェント室内管弦楽団 
指揮:クリストファー・ホグウッド
録音:1978年9月 ロンドン
1790年、エステルハージ家のニコラウス侯爵が死去し、その後継者パウル・
アントン侯爵は音楽に全くと言っていいほど関心を示さず、音楽家をほとんど
解雇し、ハイドンを年金暮らしにさせてしまいました。彼は幾つかのやり残し
た仕事を完成させるため、ドイツで音楽関係の仕事で活躍する興行主 ヨハン
・ペーター・ザーロモンからの儲け話(イギリスに渡って新しい交響曲を大き
な管弦楽団で演奏する計画)を受け入れ、1791-92年、および1794-95年のイギ
リス訪問は大成功を収めました。聴衆はハイドンの協奏曲を聴きに集まり、
ほどなく彼に富と名声をもたらすことになった傑作の数々を、名匠ホグウッド
らの瑞々しい演奏でどうぞ!

4802298 \900
コンソート・オブ・ミュージック
コプラリオ:挽歌(皇太子ヘンリーの早世を悼んで)
コンソート・オブ・ミュージック
指揮:アンソニー・ルーリー
録音:1977年4月 ロンドン
ジョン・コプラリオ(1570頃- 1626)は、16世紀末-17世紀前半に活躍したイン
グランドの作曲家&弦楽器奏者。本名はジョン・クーパーですが、イタリア
文化への傾倒から、17世紀初頭にイタリア風にジョヴァンニ・コプラリオと
名乗りました。当盤に収録されているのは、彼の代表作で、1613年に皇太子
ヘンリーの早世を偲んで書かれた《挽歌》。アンソニー・ルーリー率いる名
門コンソート・オブ・ミュージックが、コプラリオの個性的で洗練された独
創的手法の数々を、比類なき美しい名演で聴かせてくれます。

4802299 \900
コンソート・オブ・ミュージック
コプラリオ:歌曲集《葬儀の涙》
コンソート・オブ・ミュージック
指揮:アンソニー・ルーリー
録音:1978年12月 ロンドン
ジョン・コプラリオ(1570頃- 1626)は、16世紀末-17世紀前半に活躍したイン
グランドの作曲家&弦楽器奏者。本名はジョン・クーパーですが、イタリア
文化への傾倒から、17世紀初頭にイタリア風にジョヴァンニ・コプラリオと
名乗りました。当盤に収録されているのは、《挽歌》と並ぶ彼の代表作とし
て名高い《葬儀の涙》。アンソニー・ルーリー率いる名門コンソート・オブ・
ミュージックが、コプラリオの個性的で洗練された独創的手法の数々を、比類
なき美しい名演で聴かせてくれます。

4802323 2枚組 \1400
ホルスト:
CD1
1.組曲《惑星》Op.82
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:バーナード・ハーマン
CD2
1.《どこまでも馬鹿な男》Op.39-バレエ音楽
2.エグドン・ヒースOp.47
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・エイドリアン・ボールト
3.ムーアサイド組曲
グライムソープ・コリアリー・バンド 指揮:エルガー・ハワース
4.組曲第1番変ホ長調Op.28a
5.同 第2番ヘ長調Op.28b
イーストマン・ウインド・アンサンブル 指揮:フレデリック・フェネル
6.セントポール組曲Op.29‐2
7.フーガ風協奏曲op.40‐2
ジュリア・ボゴラド(フルート)キャスリン・グリーンバンク(オーボエ) 
セントポール室内管弦楽団
指揮:クリストファー・ホグウッド
録音:1950-92年
ホルストの様々な作品を集めたファン必携の2枚組。今回が初CD化となるハー
マン指揮の《惑星》や、1961年の初出時に高い評価を得たボールト指揮の《ど
こまでも馬鹿な男》や《エグドン・ヒース》など、歴史的名録音が目白押しで
す!

4802327 \900
ホルスト:
1.12の歌Op.48
サー・ピーター・ピアーズ(テノール) ベンジャミン・ブリテン(ピアノ)
2.アヴェ・マリアOp.9b
3.3つのウェールズ民謡
4.ブラックスミスの歌
5.2声部の歌
6.2つのキャロル
パーセル・シンガーズ 指揮イモージェン・ホルスト
7.イエスの讃歌Op.37
BBC交響楽団&合唱団 指揮:サー・エイドリアン・ボールト
録音:1962-65年
初CD化となるピアーズ&ブリテンの《12の歌》や、ホルストの娘イモージェン
・ホルストとデッカの偉業として名高い名編曲など、ホルスト歌曲の魅力をた
っぷり収めた1枚です。

4802328 \900
ホルスト:
1.4つの歌Op.35
サー・ピーター・ピアーズ(テノール) 
ノーバート・ブレイニン(ヴァイオリン)
2.ディス・ハヴ・アイ・ダン・フォー・マイ・トゥルー・ラヴOp.34
3.イエス、ゾウ・ザ・ヴァージン・ボーンOp.20b
パーセル・シンガーズ 指揮:イモジェン・ホルスト
4.2つのキャロル
エドワード・セルウィン(オーボエ)セシル・アルノヴィッツ(ヴィオラ) 
パーセル・シンガーズ 指揮:イモジェン・ホルスト
5.テルゼット
リチャード・アデニー(フルート)ピーター・グレアム(オーボエ)
セシル・アルノヴィッツ(ヴィオラ)
6.6つのカノン
7.ジ・イヴニング・ウオッチOp.43‐1
パーセル・シンガーズ イモジェン・ホルスト(ヴィオラ&ピアノ)
8.6つの合唱曲
パーセル・シンガーズ イギリス室内管弦楽団
指揮:イモジェン・ホルスト
録音:1965-66年
ホルストの娘イモージェン・ホルストとデッカの偉業として名高い名編曲な
ど、ホルストの魅力をたっぷり収めた1枚です!また、ピアーズとヴィオラの
ブレイニンの珠玉のデュオや、フルート、オーボエ、ヴィオラのトリオによる
美しい佳曲《テルゼット》も大きな聴きどころです。

4802329 \900
ホルスト:
1.リグ・ヴェーダ-合唱聖歌
パーセル・シンガーズ オシアン・エリス(ハープ) 
指揮:イモジェーン・ホルスト
2.サヴィトリ
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)ロバート・ティアー(テノール)
トーマス・ヘルムズリー(バリトン) パーセル・シンガーズ 
イギリス室内管弦楽団 
指揮:イモージェン・ホルスト
3.7声部の歌
パーセル・シンガーズ イギリス室内管弦楽団 
指揮:イモージェン・ホルスト
4.ジ・イヴニング・ウオッチOp.43‐1
パーセル・シンガーズ 指揮:イモージェン・ホルスト
録音:1965年
ホルストの娘イモージェン・ホルストとデッカの偉業として名高い名編曲な
ど、ホルストの魅力をたっぷり収めた1枚です!《リグ・ヴェーダ》-合唱聖
歌や、室内オペラ《サヴィトリ》など、ホルストが傾倒していた東洋の神秘
主義を題材にした名曲をたっぷりお楽しみください。

<EMI CLASSICS>
CDSW-6316392(CD+DVD) \1750
ユンディ・リ/ライヴ・イン北京
CD
ショパン:
1.アンダンテ・スピアナート
2.華麗なる大ポロネーズ
3.ソナタ第2番
4.4つのマズルカ 作品33
5.夜想曲変ロ短調 作品9の1
6.夜想曲変ホ長調 作品9の2
7.夜想曲嬰ヘ長調 作品15の2
8.ポロネーズ変イ長調 作品53「英雄」
9.王健中/編:仁光:彩雲追月
10.ショパン:練習曲ハ短調 作品12の12「革命」
DVD
ショパン:
1.夜想曲変ロ短調 作品9の1
2.夜想曲変ホ長調 作品9の2
3.夜想曲嬰ヘ長調 作品15の2
4.夜想曲変ニ長調 作品27の2
5.夜想曲ハ短調 作品48の1
6.アンダンテ・スピアナート
7.華麗なる大ポロネーズ
8.4つのマズルカ 作品33
9.ソナタ第2番
10.ポロネーズ変イ長調 作品53「英雄」
11.王健中/編:仁光:彩雲追月
12.ショパン:練習曲ハ短調 作品12の12「革命」
ブリリアント・ボックス 20Pブックレット
昨年6月北京のナショナル・センターで行われたユンディのライヴ演奏をCDと
DVDににまとめたスペシャル感あふれるセット。
2000年のショパン・コンクールで史上最年少、中国出身者として初の優勝を勝
ち得たユンディの最新パフォーマンス録音、録画。愛するショパン作品に集中
して取り組むユンディの魅力があふれています。

CDCW-9476392 \1650
1.グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 作品8
2.バルトーク:ソナタ(ソロ・ヴァリオリンのための) BB124,Sz.117
3.リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 作品18
ヴィルデ・フラング(ヴァイオリン)
ミハイル・リフィッツ(ピアノ)
ジュエル・ケース 16Pブックレット
ムターの秘蔵っ子、ノウルェー出身のヴィルデ・フラング。その傑出した音楽
表現力は鍛え抜かれた名技性や音楽性とともに注目されています。
22歳でのデビュー録音となった「シベリウス&プロコフィエフ:ヴァイオリン
協奏曲」(CDC-6844132)については「音楽がとても優しく、とても親密に、と
ても抒情的」(フィナンシャル・タイムズ)と評価され、フラングのメンターで
ある、ムターの若き日と比較され期待されています。3月上旬に来日公演を果
たすフラングはその実演、そしてそのヴィジュアルでも日本の聴衆を魅了し
そうです。

CDSW-6473632 2枚組 \1800
マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」
ケイト・ロイヤル(ソプラノ)
マグダレーナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ)
ベルリン放送合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル指揮
録音:2010年10月 ベルリン、フィルハーモニー
ブリリアント・ボックス 24Pブックレット
マーラー・イヤーの2010年から2011年にかけて、ラトル&ベルリン・フィルが
連続演奏を行っているシリーズの昨年秋のライヴ公演から制作された第2番
「復活」。ベルリン・フィルにとっては1985年にマーラー指揮で世界初演した
縁の楽曲であり、ラトルにとっては12歳の時に接したライヴ演奏が、指揮者を
めざすきっかけとなった楽曲。18歳でロイヤル・アカデミー在学中に学生オケ
を組織して演奏した楽曲でもあり、それが楽界の注目を浴びプロ指揮者へのき
っかけともなっている。バーミンガム市響とのフェアウェル・コンサートも
「復活」であり、ラトルのキャリアの節目節目でとり上げてきたライフ・ワー
クともいうべき作品の新録音です。

CDCW-9494622 \1650
1.ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 作品27
2.リャードフ:魔法にかけられた湖
サンタ・チェチーリア国立アカデミア管弦楽団
アントニオ・パッパーノ
ジュエル・ケース 16Pブックレット
20世紀作品中最もスリリングでエモーショナルな作品と言われる、ラフマニノ
フの2番。ヴェルディ:レクイエム、ロッシーニ:スターバト・マーテルと立て
続けに合唱作品で大好評の新作を発表しているパッパーノ。チャイコフスキー
の管弦楽作品でロシア音楽への親和性は実証済み。熱い音楽が期待できます。

CZS-9184322 13枚組 \4350
クラウディオ・アラウ(初回生産限定盤)
ピアノの哲学者的ヴィルトゥオーゾ、アラウの没後20年記念のアンソロジー
1930年-1962年のEMIへの録音による13CD
クラムシェル・ボックス 各CD紙製ケース入り 32Pブックレット
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CZS-9185142 11枚組 \3380
メロス・アンサンブルー完全EMI録音(初回生産限定盤)
名オーケストラ在籍中の名プレイヤー達が室内アンサンブルの演奏を目指して
結成したメロス・アンサンブル、その飛び切りの名演を集大成、1957年-1972年
録音
クラムシェル・ボックス 各CD紙製ケース入り 32Pブックレット
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CZS-9184932 10枚組 \2850
ヘルマン・プライ(初回生産限定盤)
世界から愛されたドイツのバリトン、プライの歌に生きた人生を綴るアンソロ
ジー
クラムシェル・ボックス 各CD紙製ケース入り 32Pブックレット
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CZS-9184802 6枚組 \2100
エリーザベト・シューマン(初回生産限定盤)
エレガントなリリック・ソプラノ、シューマンのアンソロジー
クラムシェル・ボックス 各CD紙製ケース入り 32Pブックレット
詳細はこちら

CZS-9184592 10枚組 \2850
エリーザベト・シュヴァルツコップ(初回生産限定盤)
20世紀を代表する輝けるソプラノ、シュワルツコップの約30年間の録音からの
アンソロジー、音楽を伝える力で圧倒的とされるその歌唱のハイライトのコレ
クション
クラムシェル・ボックス 各CD紙製ケース入り 32Pブックレット
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CZSW-6487572 4枚組 \3080
ヴィヴァ・ドミンゴ!(初回生産限定盤) 
ハード・カヴァー縦型ブック式パッケージ 
72Pブックレット(セッション・フォト、ポートレート、
ライナー・ノート-英/仏/独/スペイン語)
世紀のテナー、ドミンゴの舞台生活50年/生誕70年を記念したドミンゴの集大
成豪華版
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CZSW-6486762 2枚組 \1050
ヴェリー・ベスト・オブ・プラシド・ドミンゴ
ブリリアント・ボックス 12Pブックレット(英/仏/独/スペイン語)
2CDでコンパクトのまとめたグレート・テナーのポートレート
詳細はこちら


ビーチャム没後50年企画
詳細はこちら

CZS-9099462 10枚組 \3300
トマス・ビーチャム/ハイドン&モーツァルト(初回生産限定盤)
幅広いレパートリーを誇り、音楽の振興に多大な貢献を尽くしたビーチャムの
名演
クラムシェル・ボックス 各CD紙製ケース入り 32Pブックレット

CZSW-9099642 4枚組 \1650
トマス・ビーチャム
グレート・コミュニケーター-ライフ、キャリアと芸術のドキュメンタリー
(初回生産限定盤)
アーカイヴから発見されたビーチャム自身の声を含む25名のコメンテーターの
発言と1016年-1959年に及ぶEMIへの録音で構成されたドギュメント
クラムシェル・ボックス 各CD紙製ケース入り 16Pブックレット
主なコメンテーター:
ルチーネ・アマーラ/ソプラノ
トマス・ビーチャム/指揮者、インプレサリオ
ニコライ・ゲッダ/テナー
ロバート・グーチ/EMIバランス・エンジニア
ジョヴァンニ・マルティネッリ/テナー
エヴァ・ターナー/ソプラノ
ジョン・ヴィッカース/テナー  他
脚本、ナレーション、プロデュース:ジョン・トランスキー

CZS-9186112 8枚組 \2480
トマス・ビーチャム
ベートーヴェン、シューベルト&メンデルスゾーン(初回生産限定盤)
ベートーヴェンからロマン派までのドイツ系作品のエッセンスをまとめたボッ
クス
クラムシェル・ボックス 各CD紙製ケース入り 32Pブックレット

CZS-9099152 6枚組 \2480
トマス・ビーチャム/イングリッシュ・コレクション(初回生産限定盤)
ビーチャムが愛情を注いだ自国作品のコレクション
クラムシェル・ボックス 各CD紙製ケース入り 32Pブックレット

CZS-9099322 6枚組 \2480
トマス・ビーチャム/フレンチ・コレクション(初回生産限定盤)
定評高いビーチャムのフランス作品ボックス
クラムシェル・ボックス 各CD紙製ケース入り 32Pブックレット


●好評の「20TH CENTURY CLASSICS」第6回目の発売のご案内です。
いずれも2CD ブリリアント・ボックス 8Pブックレットの仕様です。


CZSW-9072112 2枚組 \1050
アルバン・ベルク
CD1
1.ヴァイオリン協奏曲
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
シゥトゥットガルト放送交響楽団、ジャンルイジ・ジェルメッティ指揮
2.ルル組曲
アーリーン・オージェ(ソプラノ)
バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮
3.管弦楽のための3つの小品 作品6
バンベルク交響楽団、インゴ・メッツマッハー指揮
CD2
1.ピアノ・ソナタ 作品1
ピーター・ドノホー(ピアノ)
2.弦楽四重奏曲第3番
アルバン・ベルク四重奏団
3.抒情組曲
アルバン・ベルク四重奏団
4.7つの初期のリート
シーネ・ブンゴード (ソプラノ)
デンマーク放送シンフォニエッタ、マテウス・ピンチャー指揮

CZSW-9072162 2枚組 \1050
クロード・ドビュッシー
CD1
1.牧神の午後への前奏曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
2.海
フィルハーモニア管弦楽団、カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
3.管弦楽のための映像
ロンドン交響楽団、アンドレ・プレヴィン指揮
CD2
1.子供の領分
フランス国立放送管弦楽団、ジャン・マルティノン指揮
2.春
フィリップ・アレグル(ピアノ)、マルティーヌ・ロール(ピアノ)
トゥールーズ・カピトール管弦楽団、ミシェル・プラッソン指揮
3.3つの夜想曲
フィルハーモニア管弦楽団、カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
4.遊戯
フランス国立放送管弦楽団、ジャン・マルティノン指揮

CZSW-9072212 2枚組 \1050
エドワード・エルガー
CD1
1.交響曲第1番変イ長調 作品55
2.行進曲「威風堂々」第5番 作品39
フィルハーモニア管弦楽団、ベルナルト・ハイティンク指揮
3.溜め息 作品70
4.セレナード ホ短調 作品20
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニエッタ、リチャード・ヒコックス指揮
CD2
1.交響曲第2番変ホ長調 作品63
フィルハーモニア管弦楽団、ベルナルト・ハイティンク指揮
2.序曲「コケイン」(ロンドンの下町)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、エードリアン・ボールト指揮

CZSW-9072262 2枚組 \1050
ヴィトルド・ルトスワフスキ
CD1
1.交響的変奏曲(1938)
2.交響曲第1番(1947)
3.葬送音楽(1958)
4.交響曲第2番(1966-68)
ポーランド放送国立交響楽団、ヴィトルド・ルトスワフスキ指揮
CD2
1.管弦楽のための協奏曲(1954)
2.ヴェネツィアの遊び(1961)
3.オーケストラの書(1968)
4.ミ・パルティ(1976)
ポーランド放送国立交響楽団、ヴィトルド・ルトスワフスキ指揮

CZSW-9072312 2枚組 \1050
セルゲイ・プロコフィエフ
CD1
1.交響曲第5番変ロ長調 作品100
バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮
2.交響曲第7番嬰ハ短調 作品131
ロンドン交響楽団、アンドレ・プレヴィン指揮
CD2
1.交響的協奏曲ホ短調 作品125
ハン=ナ・チャン(チェロ)
ロンドン交響楽団、アントニオ・パッパーノ指揮
2.シンデレラ 作品87-バレエ組曲
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ロバート・アーヴィング指揮

CZSW-9072362 2枚組 \1050
エリク・サティ
CD1
1.ジムノペディ第1番(オーケストレーション:ドビュッシー)
2.ジムノペディ第3番(オーケストレーション:ドビュッシー)
3.パラード
4.ルラーシュ
パリ音楽院管弦楽団、ルイ・オーリアコンブ指揮
5.メルキュール
パリ管弦楽団、ピエール・デルヴォー指揮
6.貧者のミサ
ガストン・リテーズ(オルガン)
ルネ・デュクロ合唱団、ジャン・ラフォルジュ指揮
CD2
1.潜水人形(5曲)
マディ・メスプレ(ソプラノ)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
2.青銅の像
マディ・メスプレ(ソプラノ)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
3.ジュ・トゥ・ヴ
マディ・メスプレ(ソプラノ)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
4.3つの恋愛詩
ガブリエル・バキエ(バリトン)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
5.やさしく
ニコライ・ゲッダ(テナー)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
6.4つの小さな歌
ニコライ・ゲッダ(テナー)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
7.もうひとつの3つの歌
マディ・メスプレ(ソプラノ)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
8.伊達男
マディ・メスプレ(ソプラノ)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
9.エンパイア劇場のプリマ・ドンナ
マディ・メスプレ(ソプラノ)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
10.国旗賛歌
ニコライ・ゲッダ(テナー)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
11.3つの無言歌
ニコライ・ゲッダ(テナー)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
12.ジュ・トゥ・ヴ
ニコライ・ゲッダ(テナー)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
13.3つの歌(1886)
マディ・メスプレ(ソプラノ)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
14.帽子屋
マディ・メスプレ(ソプラノ)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
15.乗合自動車
ガブリエル・バキエ(バリトン)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
16.お医者さんのところで
ガブリエル・バキエ(バリトン)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
17.さあ、ショショット
ガブリエル・バキエ(バリトン)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
18.右や左に見えるもの(眼鏡なしで)
ヤン=パスカル・トルトゥリエ(ヴァイオリン)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
19.操り人形は踊っている
アルド・チッコリーニ(ピアノ)、コンセール・ラムルー協会管弦楽団

CZSW-9072412 2枚組 \1050
アレクサンデル・スクリャービン
CD1
1.前奏曲 作品13の1-3
2.前奏曲 作品15の5&1
3.前奏曲 作品16の2&4
4.前奏曲 作品9の1
5.前奏曲 作品11の2、4-6、9-14、16,18,20,22&24
アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ)
6.前奏曲 作品48(全4曲)
7.前奏曲 作品67の1&2
8.前奏曲 作品74(全5曲)
9.2つの小品 作品57
10.アルバムの綴り 作品58
11.2つの詩曲 作品63
12.炎に向かって 作品72
13.練習曲嬰ハ短調 作品2の1
ジョン・オグドン(ピアノ)
14.3つの小品 作品45
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
CD2
1.練習曲 作品42(全8曲)
ルーステム・サイトクーロフ(ピアノ)
2.ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調 作品19「幻想ソナタ」
ボリス・ギルトブルク(ピアノ)
3.ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調 作品30
アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ)
4.ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ長調 作品53
サイモン・トルプチェスキ(ピアノ)
5.ピアノ・ソナタ第7番嬰ヘ長調 作品64「白ミサ」
イアン・ファウンテイン(ピアノ)
6.ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 作品70
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)

CZSW-9072462 2枚組 \1050
ヤン・シベリウス
CD1
1.交響曲第4番イ短調 作品63
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
2.交響曲第5番変ホ長調 作品82
バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮
CD2
1.交響曲第6番 作品104
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
2.交響曲第7番ハ長調 作品105
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、パーヴォ・ベルグルンド指揮

CZSW-9072512 2枚組 \1050
イゴール・ストラヴィンスキー
CD1
1.組曲第1番
ノーザン・シンフォニア管弦楽団、サイモン・ラトル指揮
2.3楽章の協奏曲
バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮
3.ヴァイオリン協奏曲
マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ指揮
4.管楽器のためのシンフォニー集
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、フランツ・ウェルザー=メスト指揮
5.協奏的舞曲
ロス・アンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団、ネヴィル・マリナー指揮
CD2
1.組曲第2番
ノーザン・シンフォニア管弦楽団、サイモン・ラトル指揮
2.エボニー・コンチェルト
ロンドン・シンフォニエッタ、サイモン・ラトル指揮
3.カプリッチョ(ピアノと管弦楽のための)
ミシェル・ベロフ(ピアノ)
パリ管弦楽団、小澤征爾指揮
4.プルチネッラ
イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ)、ロバート・ティアー(テナー)、
ロバート・ロイド(バス)
アカデミー室内管弦楽団、ネヴィル・マリナー指揮

CZSW-9072562 2枚組 \1050
アレクサンデル・チェレプニン
CD1
1.ピアノ五重奏曲ト長調 作品44
アレクサンデル・チェレプニン(ピアノ)、
グループ・アンストゥルマンタール・ドゥ・パリ
2.弦楽五重奏曲第2番イ短調 作品40
グループ・アンストゥルマンタール・ドゥ・パリ
3.ピアノ三重奏曲ニ長調 作品34
アレクサンデル・チェレプニン(ピアノ)、
ヤン=パスカル・トルトゥリエ(ヴァイオリン)
ポール・トルトゥリエ(チェロ)
4.ニ重奏曲(ヴァイオリンとチェロのための) 作品49
ヤン=パスカル・トルトゥリエ(ヴァイオリン)、ポール・トルトゥリエ(チェロ)
5.組曲(ソロ・チェロのための) 作品49
ポール・トルトゥリエ(チェロ)
CD2
1.ピアノ・ソナタ第1番イ長調 作品22
2.4つのノスタルジックな前奏曲 作品23
3.10のバガテル 作品5
4.前奏曲 作品83の9
5.エクスプレッション 作品81の9
6.8つの小品 作品88-第4曲:即興曲
7.練習曲 作品56の7
8.8つの小品 作品88-第8曲:ブルレスク
アレクサンデル・チェレプニン(ピアノ)
9.ツァースコエ・セロの湖 作品16の3
10.2つの神秘的伝説 作品50
11.白樺 作品33の14
12.秋の歌 作品7の1
13.La bougie s'est eteinte 作品21の3
ニコライ・ゲッダ(テナー)、アレクサンデル・チェレプニン(ピアノ)



●EMI MASTERS
EMIクラシックスの主力カタログ・シリーズ'EMI MASTERS'の第3回発売20点をご案内します。いずれも定評高い名盤揃い、価格もお手ごろなお薦めシリーズです。


CDMW-9187252 \750
マーラー:交響曲第9番ニ長調
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ジョン・バルビローリ指揮
録音:1964年1月 イエス・キリスト教会、ベルリン
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CMSW-9187022 3枚組 \1500
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
1.ピアノ協奏曲第1番ハ長調 作品15
録音:1967年10月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
2.ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 作品19
録音:1967年11月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
CD2
1.ピアノ協奏曲第3番ハ短調 作品37
録音:1967年10月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン 
2.ピアノ協奏曲第4番ト長調 作品58
録音:1967年10月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
CD3
1.ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 作品73「皇帝」
録音:1967年10月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
2.幻想曲ハ短調(ピアノ、合唱&管弦楽のための) 作品80
w/ジョン・オールディス合唱団
録音:1967年11月&1968年6月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
以上 ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、オットー・クレンペラー指揮
マルチパック 20Pブックレット

CDMW-9187092 \750
ベルリオーズ:
1.幻想交響曲 作品14 
w/フランス放送国立管弦楽団
録音:1959年11月、12月 サル・ワグラム、パリ
2.海賊 作品2
w/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1958年11月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
「トロイア人の人びと」-
3.(第1幕)トロイア人の行進曲
w/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1959年10月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
4.(第4幕)王の狩と雷雨
w/ビーチャム合唱協会、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1957年3月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
以上 トマス・ビーチャム指揮

CDMW-9187412 \750
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」全曲
シュターツカペレ・ドレスデン
パーヴォ・ベルグルンド指揮
録音:1978年3月 ルカ教会、ドレスデン
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDMW-9187442 \750
シュトラウス:ワルツ集&ポルカ集
ヨハン・シュトラウスII:
1.美しく、青きドナウ(ワルツ) 作品314
2.シャンペン・ポルカ 作品211
3.ウィーンの森の物語(ワルツ) 作品325
4.狩にて(ポルカ) 作品373
以上 録音:1971年5月 レドイテンザール、ホーフブルク、ウィーン
5.「ヴェネツィアの一夜」-序曲
録音:1972年10月 ツィマーインガーホーフ、ウィーン
6.エドゥアルト・シュトラウス:テープは切られた 作品45
録音:1971年5月 レドイテンザール、ホーフブルク、ウィーン
ヨハン・シュトラウスII:
7.ウィーン気質(ワルツ) 作品354
8.新ピッツィカート・ポルカ 作品449
以上 録音:1972年5月 ツィマーインガーホーフ、ウィーン
9.芸術家の生涯(ワルツ) 作品316
録音:1972年10月 ツィマーインガーホーフ、ウィーン
10.ヨハン・シュトラウスI:溜め息(ギャロップ) 作品9
録音:1971年5月 レドイテンザール、ホーフブルク、ウィーン
11.ヨハン・シュトラウスII:皇帝円舞曲 作品437
録音:1972年5月 ツィマーインガーホーフ、ウィーン
12.ヨハン・シュトラウスI:ラデツキー行進曲 作品228
録音:1971年5月 レドイテンザール、ホーフブルク、ウィーン
ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団
ヴィリ・ボスコフスキー指揮
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CMSW-9187182 2枚組 \1050
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」(全曲)
フロレンス・クィーヴァー(メゾ・ソプラノ)、ジョン・エイラー(テナー)、
サミュエル・ラミー(バス)、キャスリーン・バトル(ソプラノ)
エルマー・アイセラー・シンガーズ、トロント・メンデルスゾーン合唱団
トロント交響楽団
アンドルー・デイヴィス指揮
録音:1987年7月 US
ブリリアント・ボックス 20Pブックレット

CDMW-9187232 \750
リスト:
1.リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S178 
2.リスト:調性のないバガテル
3.ベルク:ピアノ・ソナタ 作品1
4.バルトーク:ソナタ(1926)SZ80
録音:1989年2月、5月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
5.プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 作品83
録音:1991年3月 バタワース・ホール、ウォーウィック・アーツ・センター、
ウォーウィック大学
以上 ピーター・ドノホー(ピアノ)
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDMW-9187342 \750
ロッシーニ:オペラ序曲集
1.「絹のはしご」-序曲
録音:1959年11月 キングズウェイ・ホール、ロンドン
2.「ブルスキーノ氏」-序曲
録音:1956年10月 キングズウェイ・ホール、ロンドン
3.「タンクレディ」-序曲
録音:1964年4月 キングズウェイ・ホール、ロンドン
4.「アルジェのイタリア女」-序曲
5.「セビーリャの理髪師」-序曲
録音:1959年6月 キングズウェイ・ホール、ロンドン
6.「シンデレラ」-序曲
7.「泥棒かささぎ」-序曲
録音:1964年4月 キングズウェイ・ホール、ロンドン
8.「セミラーミデ」-序曲
9.「ヴィルヘルム・テル」-序曲
録音:1962年12月 キングズウェイ・ホール、ロンドン
以上 フィルハーモニア管弦楽団
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDMW-9187372 \750
シューベルト:冬の旅 D.911(全24曲)
トマス・ハンプソン(バリトン)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)
録音:1997年3月 バヴァリア音楽スタジオ、ミュンヘン
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CMSW-9187452 2枚組 \1050
リヒャルト・シュトラウス:管弦楽曲集
1.ツァラトゥストラはこう語った
録音:1971年9月 ルカ教会、ドレスデン
2.ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら 作品28
3.死と変容 作品24
4.「サロメ」-7つのヴェールの踊り」
録音:1970年6月 ルカ教会、ドレスデン
CD2
1.ドン・ファン 作品20
録音:1970年6月 ルカ教会、ドレスデン
2.英雄の生涯 作品40
w/ペーター・ミリング(ソロ・ヴァイオリン)
録音:1970年3月 ルカ教会、ドレスデン
3.「ばらの騎士」 作品59-ワルツ・シークエンス
録音:1973年6月 ルカ教会、ドレスデン
以上 シュターツカペレ・ドレスデン
ルドルフ・ケンペ指揮
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット

CDMW-9187332 \750
キングズ・カレッジ合唱団/ルネサンスの傑作合唱曲集
1.タリス:イエス、この世の救い主よ
デイヴィッド・ウィルコックス指揮
録音:2008年7月 キングズ・カレッジ・チャペル、ケンブリッジ
2.アッレグリ:ミゼレーレ
w/ティモシー・ビーズリー=マレイ、ジェラルド・フィンリィ
スティーヴン・クローベリー指揮
録音:1983年7月 キングズ・カレッジ・チャペル、ケンブリッジ
3.モンテヴェルディ:祝福されし聖母マリアのための晩課
w/エリー・アメリング、ノーマ・バロウズ(ソプラノ)、
チャールズ・ブレット(カウンター・
テナー)、ロバート・ティアー、アンソニー・ロルフ・ジョンソン、
マーティン・ヒル(テナー)
ピーター・ナップ、ジョン・ノーブル(バリトン)
アーリー・ミュージック・コンソート・オブ・ロンドン、
フィリップ・レッジャー指揮
録音:1975年7月、8月 キングズ・カレッジ・チャペル、ケンブリッジ
以上 ケンブリッジ、キングズ・カレッジ合唱団
ジュエル・ケース 20Pブックレット

CMSW-9186942 2枚組 \1050
バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV232
アグネス・ギーベル(ソプラノ)、
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
ニコライ・ゲッダ(テナー)、ヘルマン・プライ(バリトン)、
フランツ・クラス(バス)
BBC合唱団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー指揮
録音:1967年10月、11月 キングズウェイ・ホール、ロンドン
ブリリアント・ボックス 20Pブックレット

CMSW-9187112 2枚組 \1050
ブラームス:
CD1
1.ピアノ協奏曲第1番ニ短調 作品15
w/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮
録音:1991年12月 アビイ・ロード・スタジオ、ロンドン
2.アルトのための2つの歌 作品91
w/アン・マレイ(アルト)、今井信子(ヴィオラ)
録音:1992年3月 アビイ・ロード・スタジオ、ロンドン
CD2
1.ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 作品83
w/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮
録音:1993年12月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
2.低音のための5つのリート 作品105
w/アン・マレイ(アルト)
録音:1994年1月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
以上 スティーヴン・コヴァセヴィチ(ピアノ)
ブリリアント・ボックス 20Pブックレット

CDMW-9187012 \750
マリナー、アカデミー室内/バロック傑作集
1.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV1048
録音:1985年11月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
2.グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」-聖霊の踊り
3.ヘンデル:「メサイア」-パストラール・シンフォニー
4.ヘンデル:「べレニーチェ」-ミニュエット
5.ヘンデル:「ソロモン」-シンフォニー
6.バッハ:「カンタータ第208番」-羊は安らかに草を食み
以上 録音:1983年6月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
7.パッヘルベル:カノン ニ長調
8.アルビノーニ:アダージョ ト短調
9.テレマン:組曲-レジュイサンス
録音:1973年10月 アビイ・ロード・第1スタジオ、ロンドン
10.ヘンデル:水上の音楽(抜粋)(3曲)
録音:1988年6月、7月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
11.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068
録音:1984年11月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
以上 アカデミー室内管弦楽団
ネヴィル・マリナー指揮
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDMW-9187552 \750
ヴィヴァルディ:
1.マニフィカート ト短調 RV611(編:マリピエロ)
2.グローリア ニ長調 RV589
テレサ・ベルガンサ(メゾ・ソプラノ)、
ルチア・ヴァレンティーニ・テッラーニ(メゾ・ソプラノ)
ニュー・フィルハーモニア合唱団&管弦楽団
リッカルド・ムーティ指揮
録音:1976年10月、11月&1977年6月 キングズウェイ・ホール&
アビイ・ロード第1スタジオ ロンドン
ジュエル・ケース 20Pブックレット 

CDMW-9187002 \750
バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
1.ヴァイオリン協奏曲ホ長調 BWV1042
録音:1971年7月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン 
2.協奏曲(ヴァイオリンと弦楽合奏のための)ト短調 BWV1056
録音:1971年7月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン 
3.ヴァイオリン協奏曲イ短調 BWV1041
録音:1974年5月、7月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
4.2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043
w/ピンカス・ズーカーマン(ヴァリオリン)
録音:1971年7月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン 
以上 イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
イギリス室内管弦楽団、ダニエル・バレンボイム指揮
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDMW-9187532 \750
チャイコフスキー:三大バレエ-ハイライツ
1.「白鳥の湖」 作品20-抜粋(7曲)
録音:1976年5月、6月 キングズウェイ・ホール、ロンドン
2.「眠りの森の美女」 作品66-抜粋(7曲)
録音:1974年4月、5月、6月 アビイ・ロード第1スタジオ、ロンドン
3.「くるみ割り人形」 作品71-抜粋(8曲)
録音:1972年5月 キングズウェイ・ホール、ロンドン
以上 ロンドン交響楽団
アンドレ・プレヴィン指揮
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDMW-9187242 \750
レーヴェ:バラード集
1.海を行くオーディン 作品118
2.エドワード 作品1の1
3.オーロフ氏 作品2の2
4.詩人トム 作品135
5.水の精 作品129の2
6.魔王 作品1の3
7.鳥刺しハインリヒ 作品56の1
8.アーチボルド・ダグラス 作品128
9.高貴な騎士、オイゲン公 作品92
10.時計 作品123の3
11.エルヴェルスの頂き 作品3の2
12.Harald 作品45の1
13.エバーシュタイン男爵 作品9 第6部第5曲
14.歩き回る鐘 作品20の3 
トマス・クヴァショトホフ(バス)、ノーマン・シェトラー(ピアノ)
録音:1989年5月 ラントガーストホーフェス・ザール、
リーエン・バイ・バーゼル、スイス
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CMSW-9187262 3枚組 \1500
1.チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 作品23
ラフマニノフ:
2.ピアノ協奏曲第2番ハ短調 作品18
w/レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団、マリス・ヤンソンス指揮
録音:1990年12月 フィルハーモニー・ホール、レニングラード
CD2
1.ピアノ協奏曲第3番ニ短調 作品30
2.パガニーニの主題による狂詩曲 作品43
w/サンクト・ペテルスブルグ・フィルハーモニー管弦楽団、
マリス・ヤンソンス指揮
録音:1992年9月 フィルハーモニー・ホール、サンクト・ペテルスブルグ
CD3
1.ピアノ協奏曲第4番ト短調 作品40
2.ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 作品1
w/サンクト・ペテルスブルグ・フィルハーモニー管弦楽団、
マリス・ヤンソンス指揮
録音:1993年9月 フィルハーモニー・ホール、サンクト・ペテルスブルグ
以上 ミハイル・ルディ(ピアノ)
マルチパック 12Pブックレット

CDMW-9187352 \750
シューベルト:
1.交響曲第8番ロ短調 D759「未完成」
録音:1975年1月 フィルハーモニー、ベルリン
2.交響曲第9番ハ長調 D955「グレート」
録音:1977年6月 フィルハーモニー、ベルリン
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ジュエル・ケース 8Pブックレット




<VIRGIN CLASSICS>
VCW-6944920 \1650
C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲集
1.協奏曲(チェロと管弦楽団のための)イ短調 wq 170
2.協奏曲(チェロと管弦楽団のための)変ロ長調 wq 171
3.協奏曲(チェロと管弦楽団のための)イ長調 wq 172
トゥルルス・モルク(チェロ)
ル・ヴィオロン・ドゥ・ロイ、ベルナール・ラバディ指揮
録音:2008年11月 ケベック
ジュエル・ボックス 16Pブックレット
大家モルクの音楽スタイルへの深い洞察力を感じるバロック作品。
モルクは音楽スタイルへの理解と洞察力を持つチェリスト、その録音レパート
リーも、大バッハからロマン派、そしてブリテン、デュティユーまで広がって
います。18世紀の音楽スタイルへの洞察が実を結んだC.P.E.バッハの協奏曲演
奏の登場です。大バッハの三男でモーツァルトに強い影響を与え、ハイドンや
ベートーヴェンにも及んだとされる作曲家へのアプローチはいぶし銀の輝きを
放っています。

VC-6420160 \1650
(デジパック盤)(初回生産限定盤)
デジパック 24Pブックレット(仏/独/英/スペイン語)
VCW-6420162 \1650
(スタンダード盤)
ジュエル・ボックス 24Pブックレット(仏/独/英/スペイン語)
D.スカルラッティ:ソナタ集(18曲)
ドメニコ・スカルラッティ:
1.ソナタ K.239 ヘ短調
2.ソナタ K.208 イ長調
3.ソナタ K.72 ハ長調
4.ソナタ K.8 ト短調 
5.ソナタ K.29 ニ長調
6.ソナタ K.132 ハ長調
7.ソナタ K.430 ニ長調
8.ソナタ K.420 ハ長調
9.ソナタ K.481 ヘ短調 
10.ソナタ K.514 ハ長調
11.ソナタ K.64 ニ短調
12.ソナタ K.32 ニ短調 
13.ソナタ K.141 ニ短調
14.ソナタ K.472 変ロ長調
15.ソナタ K.3 イ短調
16.ソナタ K.380 ホ長調
17.ソナタ K.431 ト長調
18.ソナタ K.9 ニ短調
以上 アレクサンドル・タロー(ピアノ)
「スカルラッティの自由奔放さ、太陽の輝き、軽妙なタッチが好き」と語るタ
ロー、のショパン・アルバムに続く(VC-4578452)、ヴァージン・クラシックス
への第2作目。タローは他レーベルにクープランやラモーなどモダン・ピアノで
の演奏はめずらしいバロック作品を手掛け、好評を受けましたが、今回はバロ
ック作品としてもモダン・ピアノでの演奏がより親しまれているスカルラッ
ティを世に問います。スカルラッティは「装飾音の感覚、響きの美しさや聴衆
との親しみやすい関係性など」にショパンとの相似性があると考えるタロー。
「バロックの音楽家はテンポや装飾音の扱いにより自由にアプローチすること
を教えてくれる」と語るタローの最新作にご期待下さい。

VCW-9078722 \1650
ヘンデル:クレオパトラ-「ジュリオ・チェーザレ」からのアリア集
1.序曲
第1幕
第7場
2.アリア「どのようなことでも可愛い女性は出来るのです」
第2幕
第2場
3.レチタティーヴォ「静かに! 何事でしょう?」
4.アリア「あなたを敬愛します、瞳は」
第7場
5.レチタティーヴォ「ここにまもなく来るでしょう」
6.アリア「美しきヴィーナスよ」
第8場
7.レチタティーヴォ・アコンパニャート「何てことを耳にするのかしら? 
おお神よ!」
8.アリア「もし私を哀れとおもわれないのでしたら」
9.アリア「私のあこがれの人に命をささげようと」
10.戦闘のシンフォニア
第3幕
第3場
11.レチタティーヴォ「とはいえ、このように一日で」
12.アリア「私の運命を嘆き悲しむでしょう」
13.アリア「あまりにもあなた方は残酷です」
第7場
14.レチタティーヴォ・アコンパニャート
「あなた達は以前は私の忠実な侍女たちでしたが」
15.レチタティーヴォ
「君を助けるために入り口をこじ開けて来た、おお愛しい人よ!」
16.アリア「嵐で木の舟は砕け」
17.シンフォニア
終場
18.レチタティーヴォ「美しきクレオパトラよ」
19.二重唱「愛しい人よ! 美しい人よ!」
ナタリー・デセイ(ソプラノ)
ジューリオ/ソニア・プリナ(コントラルト)、
ニレーノ/スティーヴン・ウォレス(カウンターテナー)
ル・コンセール・ダストレエ
エマヌエル・アイム指揮
ジュエル・ボックス 32Pブックレット(独/仏/英語)
デセイ、アイム、ヘンデルのチームのようなプロジェクトの新録音
本年、パリ・オペラでデセイが’クレオパトラ’役で彼女にとって新しい役柄
を披露します。そのライヴ・ステージを彷彿とさせる新録音プロジェクトです。
デセイとアイムの出会いは90年代後半、クリスティ指揮のヘンデル:アルチー
ナのパリでのプロダクション以来。二人のコラボの成果はヴァージン・クラシ
ックスの録音でも実現。ヘンデルが最終稿で削除したアリアも含まれるなどバ
ロック・ファンのハートにささる意欲的な録音です。

VCW-6419860 \1650
ディーヴァとディーヴォ
1.(ケルビム):Je suis gris! (マスネ:「天使ケルビム」)
2.(スザンナ):愛の喜びよ早く来い (モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」)
3.(セスト):もし貴女の顔に吹き寄せるのを感じたら
(グルック:「ティトの慈悲」)
4.(ヴィテッリア):Ecco il punto, o Vitellia… 
(モーツァルト:「皇帝ティートの慈悲」)
5.(ケルビーノ):恋とはどんなものかしら 
(モーツァルト:「フィガロの結婚」)
6.(ロジーナ):Contro un cor (ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」)
7.(ジーベル):花の歌 (グノー:「ファウスト」)
8.(マルグリート):D'amour l'ardente flamme 
(ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」)
9.ストロフ「最初の激情」 (ベルリオーズ:「ロメオとジュリエット」)
10.(ロメオ):ロメオが御子息を死に至らしめたのなら 
(ベッリーニ:「カプレーティ家と
モンテッキ家」)
11.(素敵な王子さま):Coeur sans amour 
(マスネ:「サンドリオン(シンデレラ)」)
12.チェネレントラ(シンデレラ):悲しみと涙のうちに生まれて  
(ロッシーニ:
「チェネレントラ」)
13.(アリアーヌ):O frele corps…Chere Cypris (マスネ:「アリアーヌ」)
14.(オペラの作曲家):Seien wir wieder gut! 
(リヒャルト・シュトラウス:「ナクソス島のアリアドネ」)
ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ)
リヨン国立オペラ管弦楽団、大野和士 指揮
ジュエル・ボックス 44Pブックレット(独/仏/英語)
ディドナートがドラマティックで豊富な歌のヴァリエーションを聞かせる企画
性溢れる新録音ディドナートの様々なキャラクターの役柄をこなす柔軟性に富
んだキャパシティを十全に発揮した新録音です。同一の作品での両性の役柄の
アリアや、同一のストーリーをベースにした、複数の作曲家の作品での役柄の
アリアと、その歌い分ける能力、実力を見事にしめした興味つきないアルバム
です。ヴァージン・クラシックスに初登場の大野和士との顔合わせの成果も見
逃せません。



<EMI GERMANY>
CZS-0964642 6枚組 \2250
メンデルスゾーン:合唱作品エディション(初回生産限定盤)
デュッセルドルフ楽友協会のために残したメンデルスゾーンの傑作合唱作品
を縁のデュッセルドルフの合唱団が演奏した録音コレクション
クラムシェル・ボックス 各CD紙製ケース入り 
20Pブックレット(独語/英語表記)
CD1&2
オラトリオ「聖パウロ」 作品36
CD3&4
オラトリオ「エリヤ」 作品70
CD5
交響曲第2番変ロ長調 作品52「賛歌」
CD6
1.4つの聖なるカンタータ
2.詩篇42
以上 ヘレン・ドナート、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、
ハンナ・シュヴァルツ
ヴェルナー・ホルヴェーグ、コルネリア・カリッシュ、
クリスティナ・ラーキ、白井光子、
ペーター・ザイフェルト 他
州立デュッセルドルフ楽友協会合唱団、シュトゥットガルト室内合唱団、
ロンドン交響合唱団
デュッセルドルフ交響楽団、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ヴュルテンベルグ室内管弦楽団、
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス、
ヴォルフガング・サヴァリッシュ、
フリーダー・ベルニウス、リチャード・ヒコックス指揮

<SONY CLASSICAL>
8869782967-2 \1500
タルティーニ/クライスラー編:ヴァイオリン・ソナタ ト短調『悪魔のトリル』
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004-『シャコンヌ』
ヴィエニャフスキ/ティボー編:伝説曲 Op.17
ヴィエニャフスキ/ティボー編:創作主題による変奏曲 Op.15
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ短調
レイ・チェン(ヴァイオリン)
「天才の圧勝」(ルクセンブルクォート紙)2009年エリザベート王妃国際音楽
コンクール優勝者レイ・チェン、ソニー・クラシカルよりデビュー!
オイストラフ、コーガン、レーピン、S.ハチャトゥリアン、そしてバイバ・ス
クリデなどを輩出し、欧州随一の伝統と権威を誇るエリザベート王妃国際音楽
コンクール。その2009年大会は、レイ・チェンが最年少の参加でありながら圧
倒的な評価を得て1位を獲得。2010年1月には来日公演を果たし、その模様が
NHKで放送され、クラシック・ファンの間で大きな話題となりました。
今回のデビュー・アルバムは、アルバム・タイトル通りのレイ・チェンの
「ヴィルトゥオーゾ」(超絶技巧)を披露するヴィエニャフスキの楽曲はもち
ろん、深い音楽性が必要とされるバッハやフランクなど、20歳の音楽家とは
思えない、深遠な世界観も余すところなく表現されています。




<RCA Red Seal>
8869778559-2 \1600
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35 第1楽章
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調作品63
神尾真由子
トーマス・ザンデルリンク
ハレ管弦楽団
神尾真由子のトレードマーク、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
2007年6月、第13回国際チャイコフスキー・コンクールで居並ぶ審査員と耳の
肥えた聴衆を圧倒して優勝を飾ったのがこの協奏曲であり、世界各地のオーケ
ストラとの共演でも取り上げている、 神尾にとってのキー・レパートリーと
もいえる重要な作品です。カップリングは、20世紀ロシアの大作曲家プロコ
フィエフの人気曲、ヴァイオリン協奏曲第2番。1935年にマドリッドで初演さ
れたこの作品は、伝統的なロシア民謡を思わせる素朴なヴァイオリンの旋律が
耳を捉える、第1楽章からして明快で聴きやすい作風が特徴。神尾にとっても
チャイコフスキーに匹敵する得意曲です。父クルトの血を受け継ぎ、ロシア音
楽には一家言を持つトーマス・ザンデルリンクが、イギリス最古のオーケスト
ラ、名門ハレ管弦楽団から重厚なソノリティを引き出して十全のバックアップ
を行っています。



<deutsche harmonia mundi>
8869773509-2 \1600
French Baroque - フランス・バロック室内楽作品集
ミシェル・ブラヴェ:協奏曲イ短調
ジャン・オトテール:「田舎の結婚式」より5曲,
「プレリュード ト短調」,他
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ:トリオ イ短調Op.37-5
ニコラ・シェドヴィル:「春、あるいは愉快な四季」より3曲
アンヌ・ダニカン・フィリドール:ソナタ ニ短調
ロベ-ル・ド・ヴィゼー:プレリュード ト長調
フランソワ・クープラン:「恋の夜鳴きうぐいす」
マラン・マレ:「スペインのフォリア」より
ルイ=アントワーヌ・ドルネル:シャコンヌ ニ長調
ドロテー・オーバーリンガー(Bfl)& アンサンブル1700
【録音】 2009年4月26-29日 ドイチュランド放送スタジオ
現在ヨーロッパ古楽界で、人気実力ともに高い評価を得ているドロテー・オー
バーリンガー。これまで中世音楽から、バロック期ドイツ、イタリア、イギリ
スの作品を録音してきました。今回は初のフランスもののアルバムで、最も重
要なフランス宮廷の音楽家の室内楽から選択を提示していきます。しかし決し
て格調高いヴェルサイユ宮殿での音楽だけでなく、オトテールの農村音楽風作
品や、シェドヴィルの「ヴァイヴァルディの四季」をハーディ=ガーディとリ
コーダーを中心の室内楽用に編曲された作品の抜粋など、違った面からもフラ
ンスを楽しめるアルバムです。
オーバーリンガーはデビュー以来、今やヨーロッパ主要音楽祭の常連で、2005
年からはザルツブルク・モーツァルテウム音楽院の教授をも務めています。彼
女の高い芸術性と見事なテクニックに裏打ちされたオーセンティックで鮮やか
なヴィルトゥオジティは、他を寄せ付けない完璧とも言える音楽を形作ってお
り、これは音楽以外に文学や言語学を学んだことも大きなプラスになっている
とも言えるでしょう。

8869784621-2 \1600
La Maga Abbandonata(ヘンデル:魔女のオペラ・アリア集)
ヘンデル:
歌劇「リナルド」より「Fermanti / No, Crudel」「Dunque I lacci」
「Ah! Crudel」、歌劇「アルチーナ」より「Sinfonia」「Ah, Mio Cor」
「Sta nell'Ircana」「Verdi prati」「Ah! Ruggiero crudel / Ombre
pallide」、歌劇「ガウラ(ゴール)のアマディージ」より「Sinfonia」
「D'un sventurato amante / Pena tiranna」「Mi deride / Destero」
「Addio, crudo Amadigi / Io gia sento」
ジモーネ・ケルメス(Sp)マイテ・ボーモン(Ms)
アラン・カーティス(指揮)
イル・コンプレッソ・バロッコ
【録音】2002年9月(デジタル:セッション)
ジモーネ・ケルメスは、ライプツィヒで学んだ後、様々な国際コンクールで賞
を受賞。1996年からドイツの歌劇場を中心に活動を本格的に開始し、やがて古
楽から前期ロマン派までのピリオド・アプローチによる演奏によるレパートリ
ーを中心に活躍し、その歌声と表情は絶賛をあびています。また様々なレーベ
ルにも録音をおこなってきており、こちらでも様々な賞を受賞しています。マ
イテ・ボーモンもバロック・オペラにはかかせないメゾ・ソプラノ歌手で、ア
ラン・カーティスのオペラ上演にはかかせない存在となっております。
ミステリー女流作家「ドンナ・レオン」の小説「隠された魔女(ヨーロッパで
ベストセラー小説)」にちなんだ作品集。このCDの提案に、ドンナ・レオンも
参加しています。ヘンデルのオペラ作品の多くに「魔女」が出てきており、そ
のオペラの中から3つの作品を選曲し魔女が歌うアリアを収録しました。最近
の古楽オペラには欠かすことのできない彼女らで、テクニックだけでなく劇的
表情豊かな声で聴かしてくれます。ヘンデル・オペラ指揮者、楽譜の校訂者と
しても有名なアラン・カーティスによって、素晴らしいヘンデルを聴かせて
くれます。
※このアルバムは、2003年に発売されたSACD仕様(品番:74321956442/海外生
産中止)の、通常盤(CD)となります。

8869782216-2 \1600
ジョアン・バティスタ&ジョゼプ(ホセ)・プラ兄弟:
オーボエ協奏曲ト長調Op.4-4
2つのオーボエとファゴットのための協奏曲ニ長調Op.4-1
オーボエ協奏曲変ロ長調Op.4-3
オーボエと2つのホルンのための協奏曲Op.4-5
2つのオーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ 変ホ長調
(ボーナス・トラック)
アルフレード・ベルナルディーニ(Ob), パオロ・グラッツィ(Ob)
アンサンブル・ゼフィロ
ジョアン・バティスタ・プラ(1720-1773)&ジョゼプ(ホセ)・プラ(1728-1762)
兄弟は、スペインはカタロニアに生れ、パドヴァ、シュトゥットガルト、
ブリュッセル、パリ、ロンドンなどで、オーボエ奏者および作曲家として活躍
し名声を馳せていました。ジョゼプの死後、ジョアンはリスボンで、オーボエ
及びファゴット奏者として活躍しました。後期バロックから初期古典派様式で
ロココ様式を伴った彼らの作風は、スペイン風というよりは洗練された爽やか
なJ・C・バッハ風に感じるかもしれません。現在では、彼らの作品を聴くこと
のできる盤は数少ないようですが、以前SONYからランパルによる協奏曲集も発
売されていました。
アンサンブル・ゼフィロの音楽は、リーダーのベルナルディーニの温かい音色
と表情の豊かなオーボエ、はじくような弦、粗野なホルンの音色、軽快で速い
テンポなど、これらの協奏曲の生命感を引き出すことの要素を十分満たしてい
ます。また、様々にちりばめられている即興的な装飾音などは、他の演奏で聴
きなれない、独特の躍動感を旋律の中に織り込む巧みなテクニックは、ここで
も遺憾なく発揮されています。
アンサンブル・ゼフィロは、1989年、ヨーロッパ屈指のバロック・オーケスト
ラのメンバーとして活動したバロック・オーボエ奏者アルフレード・ベルナル
ディーニとパオロ・グラッツィ、バロック・ファゴット奏者アルベルト・グラ
ッツィの3人により、ピリオド木管楽器を中心とする音楽集団として結成。神の
名前にちなんでゼフィロと名づけられました。以来、ゼフィロはヨーロッパの
主要な音楽祭をはじめ各国で演奏を続け、聴衆からもマスコミからも賞賛を得
ています。また、ゼレンカのソナタ全曲、モーツァルトの木管合奏曲(アスト
レ・レーベル)のレコーディでグラン・プリ・デュ・ディスク(ディアパゾン)
など数々の国際賞を受賞し、世界一の古楽器管楽器演奏と評価されています。
2005年に初来日、2011年1月に再来日し、その演奏は今までに無い遊び心たっ
ぷりなものです。なお、演奏曲によって編成やその大きさは変わるため、この
盤では「Zefiro Orchestra」となっています。
[録音] 2008年12月4-7日 Sala delle Capriate (デジタル:セッション)

<NAXOS>
NYCC-27263 \1890
交響戦艦ショスタコーヴィチ -ヒーロー風クラシック名曲集
1.ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 -第4楽章(抜粋)
2.ワーグナー:ワルキューレの騎行
3.ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第1組曲 -戦いの踊り
4.ヴェルディ:レクイエム -怒りの日
5.ワーグナー:歌劇「ローエングリン」 -第3幕への前奏曲
6.芥川也寸志:交響管弦楽のための音楽 -第2楽章
7.ハチャトゥリアン:組曲「ガイーヌ」 -剣の舞
8.ウォルトン: スピットファイアの前奏曲とフーガ
9.クニッペル:ポーリュシュカ・ポーレ
10.マーラー:交響曲第1番「巨人」 -第4楽章(抜粋)
11.プロコフィエフ:スキタイ組曲 -邪神チュジボーグと魔界の悪鬼の踊り
12.ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 -第3楽章
13.オルフ:カルミナ・ブラーナ -おお、運命の女神よ
14.ホルスト:組曲「惑星」 -火星(戦争の神)
15.ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」 -終曲
16.エルガー:行進曲「威風堂々」第1番(合唱編)
演奏: V.A
配信直後にツイッターで話題となり、 iTunes Store、Amazon MP3 の全ジャン
ル総合ランキング上位を記録した配信限定アルバムがついにCD化!
「剣の舞」「巨人」「邪神チュジボーグと魔界の悪鬼の踊り」「戦争の神」
「火の鳥」………タイトルだけでもインパクトたっぷりのこれらの曲は、すべ
て音楽の教科書でおなじみの作曲家による、れっきとしたクラシック作品です。
ニッポン男児の耳に焼きついている「ヒーロー音楽」のルーツであるクラシッ
ク音楽の中から、戦闘、勝負、迎撃、進軍、飛行、空中戦、勝利などを特に強
くイメージさせる楽曲をセレクトした、個性派のクラシック名曲集。このディ
スクを手にした貴方こそが、この交響戦艦の新艦長です!





<NAXOS> 各1枚 \1000
8.572479J
細川俊夫(1955-):フルート作品集
1.垂直の歌I(1995)/2.線I(1984)/3.リート(2007)/4.断章 II(1989)
5.旅V(2001)/6.アルト・フルートのための黒田節(2004)
コルベイン・ビャルナソン(フルート、アルト・フルート… 6)
カプト・アンサンブル… 3-5
スノッリ・シグフース・ビルギソン(指揮)…5
(独奏メンバー)ヴァルゲルズル・アンドリェスドウッティル(ピアノ)…3.5
フ・トゥルニウス(ヴァイオリン)…4.5
ズビグネフ・ドビク(ヴァイオリン)…4.5
ソウルン・オウスク・マーリノウスドウッティル(ヴィオラ)…4.5
ブリュンディース・ビュオグヴィンスドウッティル(チェロ)…4
ベルリンを拠点とし、世界中で最も知られる日本人現代作曲家の一人として国
際的に高い評価を受けている細川俊夫のフルート作品集です。彼の作風は、最
小限の音を用いて、音と音の空白(間)に重きを置き、空間と静寂を意識させる
ものが多く、このフルート作品集は彼の表現したかった「静寂」を特に具現化
したものと言えそうです。ここでフルートを演奏しているビャルナソンは尺八
を学んだ経歴を持つほど日本通。作曲家言うところの「音楽による書道」の精
神性を見事に伝えています。細川自身による作品への解説(日本語)付きです。

8.572294
メンデルスゾーン:交響曲第2番「讃歌」
ルート・ツィーザク(ソプラノ)/モイチャ・エルトマン(ソプラノ)
クリスティアン・エルスナー(テノール)
ライプツィヒ MDR交響楽団&合唱団
準・メルクル(指揮)
メンデルスゾーン(1809-1847)の交響曲第2番は印刷技術発明400年を祝う式典
のために書かれ、1840年に完成。実際には彼の交響曲の中で4番目に完成され
たものですが、出版の関係で第2番の番号が付されています。独唱、合唱、オ
ルガンを用いた壮大な作品ですが、なぜかあまり人気のでないところが不思議
でもあります。たしかに金管楽器で奏される冒頭のテーマは口ずさむのに少々
勇気が要りますが・・・。この曲は当初は交響曲ではなく「交響カンタータ」
というジャンルで想定されました(確かに前半のシンフォニアの部分だけでも、
充分に1曲の交響曲として成り立つだけの分量があります)。メンデルスゾーン
は初演後、この曲に改定を加え、現在演奏されるのはほとんどがこちらの改定
版で、この準・メルクル盤も改定稿を使用しています。全てが念入りに整理さ
れ、すっきりとした音色と、厚みのあるハーモニーが愉悦感をもたらすこと
間違いありません。

8.572192
オネゲル:ヴァイオリン・ソナタ全集
1-3.ヴァイオリン・ソナタニ短調 H.3(1912)
4-6.ヴァイオリン・ソナタ第1番 H.17(1916-1918)
7-9.ヴァイオリン・ソナタ第2番 H.24(1919)
10-13.無伴奏ヴァイオリン・ソナタニ短調 H.143(1940)
ローレンス・カヤレイ(ヴァイオリン)
ポール・スチュワート(ピアノ)…1-9
フランスで生まれ、6人組の中心人物であったオネゲル(1892-1955)は、専ら大
規模なオラトリオや管弦楽作品などでその作品が知られますが。ここで聴く
ヴァイオリン・ソナタではかなり内省的な一面を見せてくれます。彼は生涯に
ヴァイオリン・ソナタを4曲(番号付きはそのうち2曲)作曲し、その時期はおよ
そ30年にまたがっています。最初に書かれた番号なしの二短調のソナタは、ま
だ調性を保っており、先人の影響下にあることが良くわかります。しかし、そ
の4-6年後に書かれた第1番のソナタは調性も付されることなく、独自の道を歩
み出したオネゲルの姿が見えてくるかのような仕上がりです。とは言え、やは
り随所に見られるノスタルジックな味付けは、彼の心情を表しているかのよう
です。1919年に書かれた第2番も、流動的な旋律に織り込まれた感傷的な気分
が耳に残ります。1940年の無伴奏ヴァイオリン・ソナタでも、身の引き締まる
ような厳しい音の中に、やはりどことなく懐かしげな感情が織り込まれていま
す。1742年製のグァルネリを存分に歌わせるカヤレイの妙技にしばし心奪われ
てください。

8.572529
ストレンジ・ユーモア
1.マッキー(1973-):ストレンジ・ユーモア
2.ドアティ(1954-):レイズ・ザ・ルーフ(ティンパニと吹奏楽編)
3-6.ドアティ:ブルックリン橋
7-12.サイラー(1961-):天国の猟犬(私は夜になって、彼を逃がす/金色の星の
入り口/小さな子どもの目に映る/自然-私と分かち合う/私の膝に自分自身を打
ちすえる/私は彼、汝求める人)
トッド・クインラン(ティンパニ)…2
モーリーン・ハード(クラリネット)…3-6
ラトガーズ・ウインド・アンサンブル
ウィリアム・バーツ(指揮)
3人のアメリカ現代作曲家による「イカした作品集」です。マッキーの「スト
レンジ・ユーモア」は元来、弦楽四重奏とジャンベのための作品で、アフリカ
の太鼓のリズムと、中近東の民謡を用いた「音楽の文化の融合」を目指してい
るといいます。この編曲において、曲は更に熱くなっています。ドアティの2
つの作品はどちらも協奏曲風の体裁を取っていて、「レイズ・ザ・ルーフ」で
はティンパニ、「ブルックリン・ブリッジ」ではクラリネットが活躍します。
「レイズ・ザ・ルーフ」はエンパイヤ・ステート・ビルディングの高さに敬意
を払い、「ブルックリン・ブリッジ」ではニューヨークシティを四方から見渡
すパノラマの風景を描いています。サイラーの「天の猟犬」はイギリスの詩人、
フランシス・トンプソンの同名の詩からインスピレーションを得た作品で、神
の救いを求めて精神世界を旅する魂を描いたものです。伝統あるラトガーズ・
ウィンド・アンサンブルによる渾身の演奏です。

8.570783
リャプノフ:
1.ピアノ協奏曲第1番変ホ短調 Op.4/2.ピアノ協奏曲第2番ホ長調 Op.38
3.ウクライナの主題による狂詩曲 Op.28
ショレーナ・ツィンツァバーゼ(ピアノ)
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
ドミートリー・ヤブロンスキー(指揮)
タネーエフに作曲を、フランツ・リストの門弟カール・クリントヴォルトにピ
アノを学んだ若き青年作曲家リャプノフ(1859-1924)は、モスクワ音楽院を卒
業後、バラキレフに出会います。その影響を強く受けたリャプノフは、1885年
にバラキレフの家へ身を寄せることになります。2人の芸術家はお互いに影響
しあい、バラキレフの絶筆となったピアノ協奏曲第2番(未完)はリャプノフが
補筆したことでも知られます。そんなリャプノフ自身のピアノ協奏曲第1番は、
もちろんバラキレフに捧げられていて、重く垂れこめるようなメロディと、
華々しい技巧がいかにもロシア風です。1909年に書かれたピアノ協奏曲第2番
は、ピアノと管弦楽が優美に絡みあい、どことなくリストの作品の雰囲気を湛
えていますが、いつしか彼が敬愛したバラキレフの協奏曲のメロディが現れま
す。1907年に作曲された「ウクライナの主題による狂詩曲」はブゾーニに献
呈された技巧的で華やかな作品です。

8.572624
フレイタス・ブランコ:管弦楽作品集第4集
1-4.交響曲第4番(1944-1952)
5-13.交響的詩曲「ヴァテック」(1913)(序奏/主題/プロローグ /第1変奏「永
遠の饗宴」/第2変奏「旋律の寺院」 /第3変奏「眼の喜び」 /第4変奏「香り
の宮殿」 /第5変奏「喜びの減少」/エピローグ)
アイルランド国立交響楽団/アルヴァロ・カッスート(指揮)
ポルトガルの作曲家、および音楽学者ルイス・デ=フレイタス=ブランコ
(1890-1955)の第4集の管弦楽曲集です。第4番の交響曲は彼の最後の交響曲で、
8年の年月をかけて入念に仕上げられた作品です。4つの楽章からなる伝統に基
づいた形式で書かれた後期ロマン派風のアプローチが顕著な作品で、冒頭の
ユニゾンで奏されるメロディはグレゴリオ聖歌のキリエを引用したものです。
あまり対位法的な書法は見られず、全体的に厚みのあるハーモニーと躍動的な
メロディが支配し、不協和音の中から突如経ち現われる金管のファンファーレ
や、弦のユニゾンには、思わず耳を欹ててしまう効果があるようです。交響詩
「ヴァテック」はイギリスの作家ベックフォードがフランス語で書いた東方奇
譚にインスピレーションを得て書かれた作品です。この世のありとあらゆる快
楽を極め、地獄の宝物を奪還するために、悪の限りを尽くすヴァテックの物語
で、1913年に書かれた作品ですが、曲の初演は1950年まで待たなくてはいけま
せんでした。その上、その際は第3変奏が演奏されることなく、結局全曲が演
奏されたのは 1961年になってから。確かにこの第3変奏曲は1913年当時の聴衆
に受け入れられるとは到底思えないほど奇妙なもの。弦による59声のフーガは
まるで嘲笑のようであり、突然中断されるまでの2分間は生きた心地がしない
のですから。

8.570882
マリピエロ:交響曲集第5集
黄道十二宮の交響曲(1951)(1-3.パルティータ I「春」/4-6.パルティータII
「夏」 /7-9.パルティータIII「秋」 /10-12.パルティータIV「冬」 )/
13-15.交響曲第9番「悲嘆について」/ 16-19.交響曲第10番「アトロポス」
MALCO POLO 8.223697より移行盤
モスクワ交響楽団
アントニオ・デ・アルメイダ(指揮)
MARCO POLOの人気シリーズであった、マリピエロ(1883-1973)の交響曲シリー
ズの掉尾を飾るアルバムとしてリリースされた1枚です。1993年の録音ですが、
演奏、録音ともに申し分ありません。イタリアの新古典派の作曲家マリピエロ
は、生涯に番号の付いた交響曲を11曲書きましたが、その他に初期に3曲と、
中期に3曲の「番号なし」の交響曲も書いています。この「黄道十二宮の交響
曲」は1951年に書かれたもので、12の部分からなる曲は、四季の移り替わる
気分を描き出すことに成功しています。この当時の彼は「交響曲」という言葉
自体に嫌悪感を抱いていたようで、その気持ちは1964年に第8番が書かれるま
で払拭されなかったようです。その次に書かれた第9番溌剌とした気分がトラ
ンペットに中断される部分はまるでオネゲル。そして第10番はヘルマン・シェ
ルヘンに絶賛された作品で、ギリシア神話に登場する女神にちなんで命名され
たものです。

8.572020
ブライアン:
1-3.交響詩「イン・メモリアム」(1910)/4-5.祝典舞曲
6-8.交響曲第17番(1960-1961)/9-12.交響曲第32番(1968)
MARCO POLO 8.223481より移行盤
アイルランド国立交響楽団
エイドリアン・リーパー(指揮)
1950年代までは、「謎の作曲家」とされていたハヴァーガル・ブライアン
(1876-1972)。彼はその生涯に32曲の交響曲を始め、管弦楽作品、オペラなど
多くの作品を書いています。彼は才能に恵まれながらも、あまり勤勉でなかっ
たためか、作品が上演されることがあまりなく、そのために一部の熱狂的な
ファンを除いては、その存在すらも忘れ去られかけていました。しかし、彼の
最大の作品「交響曲第1番」が1961年にアマチュアを中心としたオーケストラ
で上演されるやいなや、そのあまりにも破天荒な曲が評判を呼び、再び脚光
を浴びた人として知られています。このアルバムには2つの管弦楽作品と2つの
交響曲が収録されています。さすがに第1番ほどの大掛かりな仕掛けはないに
しても、交響詩「イン・メモリアム」の冒頭のファンファーレを聴くだけで
も、確かに心躍る音楽です。この機会に再度見直してみたい作曲家です。

8.570964
サン=サーンス:管楽器のための音楽集
1.デンマークとロシアの歌による奇想曲 Op.79
2-5.クラリネット・ソナタ変ホ長調 Op.167
6-8.オーボエ・ソナタニ長調 Op.166
9-11.ファゴット・ソナタト長調 Op.168
12.ロマンス変ホ長調 Op.67(ホルンとピアノ編 )
13.フルート、クラリネットとピアノのための「タランテッラ」Op.6
カナダ・ナショナル・アーツ・センター管楽五重奏団
(メンバー)ヨハンナ・グフレエール(フルート)/チャールズ・ハマン(オーボエ)
/キムボール・サイクス(クラリネット)/ローレンス・ヴァイン(ホルン)/
クリストファー・ミラー(ファゴット )/ステファヌ・ルムラン(ピアノ)
生涯に驚くほど多くの作品を書いたのに、穏健な作風が災いしてか、どう考え
てもその一部しか知られていないサン =サーンス(1835-1921)。しかし、この
アルバムに収録された味わい深い室内楽曲を聴いてみると、「もっと聴いてみ
たい」という気持ちになる人が多いのではないでしょうか。3つのソナタはど
れも彼の最期の年に書かれた曲で、澄み切った美しさと深い諦観に満ちていま
す。とは言え、クラリネット・ソナタの終楽章での目まぐるしい楽想の変化な
どには、天才の閃きを感じずにはいられません。カナダの名五重奏団と、カサ
ドシュ国際コンクールの受賞ピアニストによる魅力的な演奏で、この滋味溢れ
る佳曲の花束をお聴きください。

8.572157
マルケヴィチ:管弦楽作品全集第7集
1-3.ピアノ協奏曲(1929)/4-7.カンタータ
8-14.イカロス(1932/1943)(前奏曲/飛行技術への開眼/イカロスと鳥たち/
イカロスの翼//イカロスの飛行 /ここでイカロスの翼が発見された/イカロ
スの死)
8.225076 MARCO POLOより移行盤
マルテイン・ファン・デン・フーク(ピアノ)・・・1-3
ニーンケ・オーステンレイク(ソプラノ)・・・4-7
オランダ・コンサート男声合唱団・・・4-7
アルンヘム・フィルハーモニー管弦楽団
クリストファー・リンドン=ジー(指揮)
マルケヴィチ(1912-1983)の作品は聴けば聴く程にその凄さに震撼せざるを得
ません。この第7集でも驚異的な才能に驚かされるばかりです。1曲目は彼が16
歳の時に書いた協奏曲。ちょっと人を食ったような表情を見せるピアノの動き
はプロコフィエフでもなくバルトークでもない暴力的で、かつ魅力的なもので
す。メロディの美しさを求める人には向かない音楽ですが、この恐ろしいまで
の機動力を有した作品が16歳の少年の手から生まれたというのは、確かに恐ろ
しいことです。カンタータはバレエ・ルセの委嘱に拠って書かれた作品。コク
トーのテキストに基づいています。「イカロス」は第3集(8.572153)に収録さ
れた「イカロスの飛行」を再構築したものです。やはりバレエ・ルセのプロ
ジェクトのために1932年に作曲、翌1933年に初演された作品でしたが、出来上
がりが気に入らなかったのか破棄してしまったものを、その約10年後に改作し
たものです。

8.572657
期待の新進演奏家シリーズ/アドリアーノ・デル・サルギター・リサイタル
1.タルレガ(1852-1909):アルボラーダ/ 2.タルレガ:アラビア奇想曲
3.タルレガ:メヌエット/ 4.タルレガ:ゆりかご/5.タルレガ:ロシータ
6-7.ソル(1778-1839):幻想曲 Op.7
8-13.モレノ・トローバ(1891-1982):性格的小品(前奏曲/オリベラス/メロ
ディ/アルバーダ/パノラマ)
14.ロドリーゴ(1901-1999):祈りと踊り
15.モリコーネ(1928-):
ミッションから「ガブリエルのオーボエ」(C.マルシオーネによるギター編)
アドリアーノ・デル・サル(ギター)
スペインの若手ギタリスト、アドリアーノ・デル・サルはフリアン・アルカス
国際クラシック・ギター・コンクール優勝者であり、他にも国内、国際コンク
ールで少なくとも1ダースの 等賞を獲得、その才能はすでに世界中に広く知れ
渡っています。このアルバムでは彼の広範囲なレパートリーの中から厳選した、
スペイン・イタリアの作曲家たちの作品が取り上げられています。タルレガ、
ソル、モレノ・トローバ、ロドリーゴ。この4人の作品はギターを語る上で避
けては通れないでしょう。デル・サルは全ての曲に新たな命を吹き込みます。
そして最後に添えられたモリコーネの作品での繊細かつ美しい表現と言った
ら!ドイツの名工、マティアス・ダマンが制作した素晴らしい楽器の音色が華
を添えています。

8.571282
イディル・ビレット/ソロ・エディション第1集
1.リスト(1811-1876):ピアノ・ソナタロ短調 S178/R21
2-7.パガニーニによる大練習曲 S141/R3b(第1番ト短調 /第2番変ホ長調/第3番
嬰ト短調「ラ・カンパネッラ」 /第4番ホ長調 /第5番ホ長調「狩り」 /第6番
イ短調「主題と変奏」 )
イディル・ビレット(ピアノ)
トルコが誇る女性名ピアニスト、イディル・ビレットの名前はNAXOSファンに
とってすでにおなじみです。世界中のオーケストラ、指揮者と共演し、また膨
大なレパートリーを持つ事でも知られてます。このシリーズにはそんな彼女の
姿を知るのに格好のアイテムが揃っています。とりわけリストは彼女が最も得
意としている作曲家であり、ここでも冴えた技巧を遺憾なく発揮しています。
パガニーニ練習曲は1987年の録音ですが、ソナタは2010年の最新録音です。
凄みのある響きと凝った表現をお楽しみください。

8.571283
イディル・ビレット/アーカイヴ・エディション第8集
1-3.ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13「悲愴」
4-7.ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106「ハンマークラヴィーア」
イディル・ビレット(ピアノ)
こちらはビレットによるベートーヴェンの2つのソナタです。時には「やり過
ぎ?」とも思える濃厚な味付けがたまりません。「悲愴」での第1楽章の冒頭
部分の歌い込み、一つ一つ音を愛おしむかのように甘く美しい第2楽章、軽や
かさの中とどっしりした風情を併せ持つ終楽章。また「ハンマークラヴィーア」
では恐ろしいまでの輝かしい音色と壮大なる迫力で聴き手を魅了します。ベー
トーヴェンの激情を見事なまでに引き出した名演です。

8.572266
タンスマン:
24の間奏曲(1-6.第1巻/7-12.第2巻/13-18.第3巻/19-24.第4巻)
小組曲(1917-1919)(25.幻影/26.子守歌/27.瞑想/28.小さなシャンソン・ポロ
ネーズ/29.東洋の嘆き/30.カプリース/31.スケルツォ)
32.即興的ワルツ(1940)
エリアンヌ・レイエ(ピアノ)
ポーランドに生まれ、パリに移住した作曲家タンスマン(1897-1986)。彼はポ
ーランドで学んだ後、フランスに移住。当時の保守的なポーランドの音楽環境
を離れたことや、ラヴェルやストラヴィンスキーに影響されたことで、その創
造性を自由に発揮し次々に活躍の場を広げていきます。パリにいた時は、「フ
ランス六人組」に参加するように説得されたほど(断ったそうです)、フランス
に馴染んだのですが、彼自身は自らを「ポーランドの作曲家」と呼んでいまし
た。しかし、ユダヤの血をひいていたため、迫害を逃れ1941年にアメリカ合衆
国に亡命。終戦後はパリに戻ったものの、当時流行していた前衛音楽になじむ
ことができず、次第にその創作能力は衰えてしまったのです。このアルバムに
収録されているのは彼の全盛期に書かれたピアノ曲です。極めて精緻に書かれ
た24の間奏曲、そして表情豊かな小組曲、しゃれた雰囲気を湛えたワルツ、
と、彼の実力が存分に発揮された色とりどりの作品集をお聴きください。

8.572280
ヴァインベルク:独奏チェロのための音楽全集第1集
1-24.24の前奏曲 Op.100(1969)
25-27.無伴奏チェロ・ソナタ第1番 Op.72(1960)
ジョゼフ・フェイゲルソン(チェロ)
最近、様々なレーベルからヴァインベルク(1919-1996)のチェロ作品集がリリ
ースされるようになりましたが、この録音時(1996年)は、この演奏が世界初録
音でした。そんなヴァインベルクの独奏チェロのための24の前奏曲は、バッハ
の平均律、および、ショパンやショスタコーヴィチの「 24の前奏曲」と同じ
目的を持って書かれたものです。それはもちろん調性の関係性を探ることだけ
でなく、楽器の特性を深く研究し、音楽様式と技術の頂点を極めることなのは
間違いありません。名手ロストロポーヴィチに捧げられています。1960年に書
かれた無伴奏チェロ・ソナタは3つの楽章からなる完成度の高い傑作です。ゆ
ったりと瞑想的な第1楽章、諧謔的とも言える第2楽章、そして爆発的な昂りを
見せる第3楽章、と聴きどころたっぷり。ロシア音楽好きの間で高く評価され
ていたソナタです。これらはまさに、 1台のチェロの持つ無限の可能性をとこ
とん引き出した20世紀の名作と言えるでしょう。30年以上のキャリアを持つ名
手、フェイゲルソンによる納得の演奏です。

8.572299
リース:ピアノ・ソナタとソナチネ第4集
1-3.ピアノ・ソナタニ長調 Op.9-1/4-6.ピアノ・ソナタ変イ長調 Op.141
スーザン・カガン(ピアノ)
NAXOSではおなじみのリース(1784-1838)のシリーズです。リースはベートー
ヴェンにピアノを学び、ピアニストとしてヨーロッパ各地を演奏旅行しまし
た。彼の作品は師の影響を受けつつも、とても独創的であり、また確立された
個性を有しています。ニ長調のソナタは、1808年に作曲された若き頃の作品
です。フランス滞在時の1811年に出版されています。ニ長調という明るい調性
を見事に生かした快活な第1楽章は、確かに古典派とロマン派を繋ぐ豊かな発
想が感じられます。特徴的なリズムを持つ第2楽章、そして終楽章は見事な変
奏曲となっています。この曲の中に「 18世紀の良き音」を聴くことができる
でしょう。変イ長調のソナタはリースの最後から 2番目のソナタです。1826年
に書かれ、彼の作曲技法の頂点を極めるものとして聴きどころの多い作品です。
静けさと平穏に満たされたように見える第1楽章にも様々なドラマが隠されて
います。

8.572422
ブゾーニ:ピアノ作品集第7集
1.ゴルトマルクの歌劇「マーリン」の主題による協奏的トランスクリプション
2.コルネリウスの歌劇「バグダードの理髪師」の主題による幻想曲
3.モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」による練習曲第1番「スタッカート」
4.ワーグナーの楽劇「神々の黄昏」より第3幕「ジークフリートの葬送行進曲」
5.ソナチネ第3番「子供のために」
6.ソナチネ第6番「ビゼーのカルメンによる室内幻想曲」
7-11.多声演奏の訓練のための5つの小品
演奏:ヴォルフ・ハーデン(ピアノ)
ブゾーニ(1866-1924)はイタリアの作曲家として認知されていますが、その生
涯のほとんどをドイツで過ごし、晩年はベルリン芸術アカデミーで作曲の教鞭
もとっていました。彼はピアノのヴィルトゥオーソとして活躍、そのピアノ作
品もリストに負けず劣らず絢爛たるものばかりです。このアルバムに収録され
た曲は、全てオペラとの関係を持っていて、それは直接的なトランスプリクシ
ョンの時もあれば、華麗なパラフレーズの時もあります。あまりにも華麗にな
ってしまった場合は、演奏時の困難さを考慮してか、「練習曲」としての体裁
を取っているところも面白いものです。モーツァルトのセレナードを基にした
練習曲は、ちょっと聴くととても軽やかで簡単そうに聴こえますが、実は5声
部を弾き分けなくてはいけないという、ゴドフスキーもびっくりの難しい曲だ
ったりします。ジークフリートの葬送行進曲は、ほぼ原曲を忠実になぞってい
ますが、やはりブゾーニらしくひねった編曲をしています。「この曲をもしリ
ストがピアノ独奏に編曲していたらどんな風になっていただろう?」と考えな
がら聴くのも楽しいものです。ブゾーニのピアノ作品のシリーズを全て受け持
つハーデンの冴えた技巧は、ここでも光ります。

8.559661
ポスト:
1-4.弦楽四重奏曲第2番(2001)/5.仮想のコラールによる幻想曲
6-8.弦楽四重奏曲第4番「アベラルド・モレルの3枚のフォトグラフ」(2005)
9.弦楽四重奏曲第3番(2003)
ホーソーン弦楽四重奏団
アメリカの作曲家、ポスト(1949-)は弦楽四重奏曲を「音楽の表現の頂点であ
る」と語りました。彼の作品はどれも瞑想的な雰囲気と、美しく懐かしい響き
を持っています。マルティヌーの作品からインスピレーションを受けた第2番、
イラクの戦いを思いながら書かれた第3番、演奏しているホーソーン弦楽四重
奏団のヴィオラ奏者ラトヴィックは、退廃音楽の擁護者でもあり、彼の提案
に拠って作曲された、マサセッチューセッツの写真家モレルの写真に寄せる
第4番。これらの作品の根底には、深い人間愛と平和への祈りが満ちています。
またチェコの古いコラールに基づく美しい幻想曲も、切ない祈りが溢れてい
ます。

8.572126
ハイドン:ミサ曲集第6集
ミサ曲第1番ヘ長調「ミサ・ブレヴィス」 Hob.XXII
ミサ曲第12番変ロ長調「ハルモニー・ミサ」 Hob.XXII:14
アン・ホイット(ソプラノ)/ジュリー・リストン(ソプラノ)
リチャード・リポルド(バス)
ニューヨーク・トリニティ教会合唱団/ルベル・バロック管弦楽団
オーウェン・バーディック(指揮)…1-7
ナコル・パルマー(ソプラノ)/ニーナ・ファイア(ソプラノ)
キルステン・ゾレク=アヴェラ(アルト)/ダニエル・ムトル(テノール)
マシュー・ヘンスラッド(テノール)/アンドリュー・ノーレン(バス)
ニューヨーク・トリニティ教会合唱団/ルベル・バロック管弦楽団
ジェーン・グローヴァー(指揮)… 8-19
「ミサ・ブレヴィス」とは「小さなミサ」という意味。 1749年、変声期を迎
えた 17歳のハイドン(1732-1809)はそれまで活躍していた聖歌隊を去らなく
てはいけませんでした。この時、彼が今までの音楽的成果を表すために作曲し
たのがこの曲だと言われています。知識不足を補うため、彼は当時有名な作曲
家であったポルポラに会い、イタリアの音楽様式について学んだのもこの時期
です。小さいながらも充実した書式で書かれた溌剌とした音楽です。一方、
第12番「ハルモニー・ミサ」は 1802年、70歳の時の作品。ハイドン最後のミ
サ曲で、すでに「天地創造」や「四季」などの傑作をものにしていた彼ならで
はの堂々とした作品です。1802年9月8日。エステルハージ公爵夫人の命名日を
祝う日のための演奏会で初演されました。ここでいう「ハルモニー」とは木管
合奏の意味。充実した管楽器の響きが随所に現れる感動的な大作です。ニュー
ヨーク・トリニティ教会合唱団の艶やかな歌声が胸に迫ります。ミサ曲の番号
表記は、ブライトコプフ社の旧全集での通し番号に拠ります。

8.572347
トゥルヌミール:歌曲集
1.英知 Op.34/2-4.歌曲集「詩曲」 Op.32(涙/目覚め/エジプトの休日 )
5-7.三部作 Op.39(パエンの夕暮れ/アメジスト/平野の夕暮れ)
8-10.3つの歌曲 Op.46(沈黙/花びらが降ってくる/未完の詩)/11.孤独
12.自然は胸を躍らせて
13.宗教的対話 Op.50
クレア・シートン(ソプラノ)…13/マイケル・バンディ(バリトン)
ヘレン・クレイフォード(ピアノ)
ボルドー生まれの作曲家トゥルミヌール(1870-1939)はパリ音楽院でフランク
にオルガンを学び、サント・クロティルド教会のオルガニストとして活躍しま
した。作曲家としては、「神秘的なオルガン作品を書いた人」としてのみ知ら
れていますが、実は彼、室内楽やオペラ、オラトリオの作曲ばかりか、8曲の
交響曲までをも書いています。そのほとんどは出版されることもなく、今に至
っているのですが(交響曲のうち7曲は MARCO POLOレーベルに録音あり)、これ
らがもっと聴かれるようになる日もそう遠くはないでしょう。このアルバムに
収録されている歌曲も、2つの作品を除いては公表されることもなく、忘れ去
られていた存在です。ほとんどが彼の初期の作品ですが、どれも詩的であり、
また不可解な美しさを持った曲として耳に残るでしょう。多くは象徴派の詩
人、アルベール・サマンの詩を用いられており、美しい言葉と緊密に結びつ
いた極めて繊細な音楽が展開されています。見事な歌唱を聴かせるバンディ
は、イギリスで学んだバリトンですが、フランス歌曲を得意としていて、
NAXOSには、他にもヴィドール(8.572345)やヴィエルヌ(8.572346)の録音があ
ります。




<Marco Polo>
8.225337 \1780
J.シュトラウス1世:作品集第17集
1.市民庭園のカドリーユ Op.157/2.ワルツ「唯一の人生」Op.159
3.仮面舞踏会のカドリーユ Op.158/4.森の娘たちの結婚式の踊り Op.160
5.サロン・ポルカ Op.161/6.オルフェウスのカドリーユ Op.162
7.ワルツ「陽気な射撃」Op.163/8.オーロラ、祭典の響き Op.164
9.祭典のカドリーユ Op.165
スロヴァキア・シンフォニエッタ/クリスティアン・ポラック(指揮)
J.シュトラウス 1世(1804-1849)の管弦楽作品第17集です。1843年から1844年
という充実の時期に書かれた9つの作品は、どれも完璧な美しさを誇ります。
なかでもトラック 9の「祭典のカドリーユ」は、皇帝フェルディナント1世の
聖命名日祝日のために作曲された曲、そして「オーロラの祭典の響き」は1847
年の春のフェスティバルで30000人を超す聴衆のために演奏されるという、壮
観で祝祭的な雰囲気を持った作品です。ちょうどその頃、息子ヨハンも自らの
楽団を組織し、ワルツを発表して成功。ウィーンはまさにワルツが花盛り。毎
日毎日、舞踏会ではワルツが奏されない日はなかったのです。




<cpo>
777639-2 4枚組 \3650
ベスト・オブ・シンフォニック・レハール
(3枚組スペシャル・プライス +ボーナスディスク )
フランツ・レハール(1870-1948):
CD1(999423-2)《交響的作品集》
1-4.「タチアナ」より前奏曲とロシア舞曲
5.テノールと管弦楽のための「熱」
6.ピアノと管弦楽のための交響詩「Il Guado」
7.ヴァイオリン協奏曲/8.演奏会用序曲「わが青春の幻影」
9.ワルツ「薄暮のドナウへ」
CD2(999761-2)《組曲、舞曲と間奏曲集》
1.ジプシーの祭り/2.オペレッタ「ひばりが歌う所」-行進曲とパロータシュ
3.オペラ「ロドリーゴ」-敬虔な前奏曲/4.千夜一夜物語
5-14.「悦楽の国のペーターとポール」よりバレエ音楽/ 15.蜃気楼
16.珊瑚色の唇/17.オペレッタ「侯爵の子」より辞任/ 18.舞踏組曲
19-21.中国のバレエ組曲
CD3(999891-2)《序曲とワルツ集》
1.「メリー・ウィドウ」序曲/2.古いウィーンの愛のワルツ
3.「神々の夫婦たち」序曲/4.荒野のバラ、ボストン・ワルツ
5.「Cloclo」序曲/ 6.グリュッツナー・ワルツ/ 7.アドリア・ワルツ
CD4(999715-2ボーナス CD)《ピアノ・ソナタ集》
1-4.ピアノ・ソナタヘ長調/ 5-8.ピアノ・ソナタニ長調
9.幻想曲変イ長調
演奏:
[CD1]
ロバート・ギャンビル(T)/ラティカ・ホンダ・ローゼンベルク(Vn)
フォルカー・ベンフィールド(P)
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー
クラウスペーター・ザイベル(指揮)
[CD2]
ベルリン放送交響楽団/ミハイル・ユロフスキ(指揮)
[CD3]
ベルリン放送交響楽団/ミハイル・ユロフスキ(指揮)
[CD4]ヴォルフ・ハーデン(P)
オペレッタ以外の曲でのレハールを聴く 4枚組です。彼は確かに「オペレッ
タ」のジャンルでは成功したのですが、他の分野の曲を書かなかったわけでは
ありません。彼のスコアは驚くほど精緻で、その和声は同時期のマーラーや
R・シュトラウスに匹敵するほどに重厚で先鋭的でした。でも、当時の聴衆が
求めたのは、彼の滴り落ちるように美しいワルツや、泣かせるオペレッタのア
リアだったのです。そんなレハールの管弦楽作品に、ピアノ作品集も併せた
美麗 BOXをお求めやすい価格でお届けいたします。

777552-2 \2450
プフィッツナー(1796-1869):管弦楽伴奏による歌曲集
1.働きもののこびとたち Op.14/2.ラッパ吹き Op.25-1/3.嘆き Op.25-2
4.オルフ氏 Op.12/5.沈みゆく太陽の美しい輝き Op.4-1
6.彼らは今日夕べの集まりを持つ Op.4-2/7.星が流れおちる Op.4-3
8.私はふたたびかつての勇気をふるい起こす Op.4-4/9.夜 Op.26-2
10.怒り Op.15-2/11.マルクに寄す Op.15-3
12.春の空はなぜこんなに青い Op.2-2/13.秋の歌 Op.3-2
14.私の心は暗き夜 Op.3-3/15.忘却 Op.37/16.さすらい人の夜の歌 Op.40-5
17.月に寄す Op.18/18.歓迎と別れ Op.29-3
ハンス・クリストフ・ベーゲマン(バリトン)
北西ドイツフィルハーモニー管弦楽団
オットー・タウスク(指揮)
生粋のドイツ人だと思っている人も多いでしょうが、実はロシア生まれの作曲
家であるプフィッツナーです(3歳の時にフランクフルトに移住するので、あま
り関係ないですが・・・)そんなプフィッツナー、幼い頃から才能は際立って
おり、早くも11歳で処女作を手掛けています。現存する作品は1884年に書いた
歌曲ですが、このアルバムには含まれていません。このオーケストラ伴奏付き
の一連の歌曲には、同世代のライバル、 R・シュトラウスの影も感じられま
す。世間から称賛を浴び続けていたシュトラウスに対して、彼の作品の評価は
あまり芳しいものではなく、彼自身も常に不条理を感じていたと言われていま
す。確かに渋めの作品が多いですが、初期の歌はシューマンやヴォルフに通じ
るものもあり、色彩豊かなオーケストラパートと共に、ひたすら聞きごたえの
あるものばかりです。ハンブルク出身のバリトン、ベーゲマンの素晴らしい歌
唱で。

777401-2 \2450
テレマン(1681-1767):管楽器のための協奏曲集第5集
1.フルートと弦楽器、通奏低音のための協奏曲 TWV 51:D1
2.2つのオーボエ・ダモーレと 2つのヴァイオリン、通奏低音のための協奏曲
TWV 52:A1
3.アルト・リコーダーと弦楽器、通奏低音のための協奏曲 TWV 51:F1
4.2つのホルン、2つのオーボエを含む弦楽器、通奏低音のための協奏曲
TWV 52:Es1
5.オーボエ、弦楽器と通奏低音のための協奏曲 TWV 51:d2
6.2つのフルート、ファゴット、弦楽器と通奏低音のための協奏曲 TWV 52:e2
ラ・スタジオーネ・フランクフルト
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
バロック音楽をこよなく愛する人から、研究者まで、多くの人が待ち焦がれて
いたテレマンの管楽器のための協奏曲集の第5集がリリースされます。一体何
曲あるのだろう?と思わせてくれるほど、多彩な曲が並びます。当時、辛口の
音楽評論家として名を馳せたヨハン・アドルフ・シャイベ(同時代である J.S.
バッハの作品すら酷評した)も彼の著書「Critischer Musikus(批判的音楽家)」
第2版の中でテレマンの一連の協奏曲を褒め称えているほどです。シャイベは
啓蒙主義を貫いていて、音楽がどれほど自然であるかに重きを置いた作曲家で
あり、彼の眼には、テレマンの溢れるような楽想こそが素晴らしく映ったに違
いありません。そんな一連の協奏曲作品、楽器が多ければ多いほど曲は華麗に
なるのはお約束でしょう。

777604-2 \1700
ハンブルクの聖なる音楽集 1600-1800 聖母マリアの輝かしき慈悲の歴史-
15世紀、ハンブルクのマリアへの礼拝
1.序/2.第1の夕べの祈り/ 3.第2の夕べの祈り/ 4.第3の夕べの祈り
演奏:アマルコルド
タイトルでは「 1600-1800年」の音楽集とありますが、ここは趣向を変えて、
15世紀に遡り、この頃のハンブルクの教会音楽の純粋な美しさを楽しもうとい
う1枚です。ヘルマン・レームツスマ財団の資金提供による「宗教改革以前の
音楽の研究」に携わった北ヨーロッパの音楽学者ヴィアケスラフ・カルトソフ
ニク博士は、ハンブルクの大学図書館を巡り、数多くのラテン語の原稿の断片
を探したところ、この一連の祈りを「最も古く、完全な形で残存するドキュメ
ント」と認め、ここにすばらしきアンサンブル「アマルコルド」によって実際
の音として再現しました。素朴で飾り気のないモノフォニー(単旋律)の祈り
は、時代を越えて深く人々の心に突き刺さるかのようです。

777510-2 2枚組 \4900
フンパーディンク(1854-1921):歌劇「眠り姫」
演奏:ブリギッテ・ファスベンダー(朗読)
クリスティーナ・ランドシャーマー(ソプラノ)
クリスティアーネ・カイザー(ソプラノ)/シュテファニー・ハンプル(アルト)
トビアス・ハークス(テノール)/アンナ・ボルヒェルス(ソプラノ)
ミリアム・クラーク(ソプラノ)/ブリギッテ・バイヤー(ソプラノ)
バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管弦楽団
ウルフ・シルマー(指揮)
ワーグナーの毒気(?)に当てられ、オペラ作曲家を志したフンパーディンクで
すが、彼の作品で知られているのは、「ヘンゼルとグレーテル」ただ一曲のみ
(ポップス歌手に同姓同名の人がいて、混同されることすらあります )。しか
し、彼は「白雪姫と7人のこびと」や、この「いばら姫」のような童話を題材
にした作品をいくつか作曲しています。この「いばら姫」は有名なペローの
童話を元に、エーベリングとフィレが台本を書いたものです。“おとぎ歌劇”
と銘打たれており、曲間をナレーションで繋ぐ形式を取っているところが特徴
的です。ジンクシュピールとは違い、この会話の部分でかなりのお話が進行し
てしまうので、言葉がわからないと若干の不自由も感じられますが、筋立て自
体は良く知られたものなので、見事なオーケストラに支えられた歌部分を聴く
だけでも存分に楽しめます。朗読を担当しているのは、往年の名歌手ブリギッ
テ・ファスベンダー。圧倒的な存在感を示しています。

777524-2 \2450
メンデルスゾーン(1809-1847):
1.八重奏曲変ホ長調 Op.20/2.ピアノ六重奏曲ニ長調 Op.110
新イタリア合奏団
この素晴らしい八重奏を作曲した時、メンデルスゾーンはわずか16歳でした。
8つの楽器を駆使した素晴らしい響きは、今までにないもので、この曲の成功
後、数多くの作曲家たちが同じ編成を用いて曲を書いたことでも知られていま
す。ピアノ六重奏曲はそれより以前の 15歳の時の作品ですが、こちらは彼の
死後にようやく出版されたものです。アグレッシヴで快活な曲想は、いかにも
メンデルスゾーンならではの趣き。早熟の才能による2つの作品を2010年に来
日公演で好評を博した新イタリア合奏団の比類なきアンサンブルでご堪能く
ださい。

777508-2 \1700
アルノ・シュミットのための協奏曲集
1-3.スカルタッツィーニ(1971-):深き夜と月(2007)
4.ラウデンバッハ(1956-):引用、関係(1993/96、改編 2000)
5-9.プラッツ(1951-):Boutaden 1-5
10.ローゼ(1943-):シュミットの月(1995/96)、月に憑かれた
11.カウル(1949-):共鳴、A.Sより(2007)
12-14.デジ(1967-):3つの butaden(2007)
15.フェルブクト(1966-):絵画-ノヴェチェントより(1994)
16.バインケ(1956-):3つのBoutades(2007)
デニス・ラーケイ(カウンターテナー)/オー・トン・アンサンブル
ベンヤミン・ラング(指揮)
ドイツの文学者、翻訳者アルノ・シュミット(1914-1979)は、言葉を最大限に
生かした実験的な文章と、エドガー・アラン・ポーの翻訳で知られています。
ドイツでは著名ですが、あまりにも難解な文章のため、日本語に訳すのが困難
なせいか、日本では一部の研究者とマニアの中でのみ知られる存在です。そん
な作家のために、ドイツの現代作曲家たちが捧げた曲を集めたのがこのアルバ
ムです。カウンターテナーを中心とした様々な楽器のコラボレーションは、ま
るで異次元の世界の出来事を思わせる音色に満ちています。かなりの通向けの
1枚です。

777183-2 4枚組 \4850
ヴェレス(1885-1974):交響曲全集
CD1.交響曲第1番&第8番、交響的エピローグ
CD2.交響曲第2番&第9番
CD3.交響曲第3番&第5番
CD4.交響曲第4番,第6番&第7番
演奏:ウィーン放送交響楽団
ゴットフリート・ラプル(指揮)
ウィーンの作曲家、エゴン・ヴェレスの位置づけは、シェーンベルク、ベル
ク、ウェーベルンなどの「新ウィーン楽派」と同じあたりにあるでしょう。
しかし、彼は十二音などにも関心を示したものの、結局のところはもう少し
わかりやすい劇音楽などを多く書き、独自の音楽路線を貫いたのでした。ここ
では彼の9曲ある交響曲を全て網羅。豊かでダイナミックな響きに満ちたロマ
ン派風の初期の作品から、無調とも言える後期の作品まで彼の作風の変遷を
じっくりお楽しみください。ちなみに「皇紀二千六百年に捧ぐ」を書いたシャ
ンドール・ヴェレシュとは別の人です。
※《2009年1月新譜の再案内》
その節はオーダーをいただいたのに、本国で在庫切れをしたため納品が不可能
となってしまった「幻の1セット」です。再受注いたしますので、よろしくお
願いいたします。




<Orchid Classics>
ORC100013 \1750
ベートーヴェン&シューベルト:歌曲集
1-6.ベートーヴェン(1770-1827):
連作歌曲「遥かなる恋人に寄す」Op.98[丘の上に私は座って/山々の青いとこ
ろ/空高く軽やかに舞う鳥/空高くゆく雲/5月がめぐってきて /お別れにこの歌
を]/7-20.シューベルト(1797-1828):歌曲集「白鳥の歌」 D957[愛の便り/
戦士の予感/春のあこがれ/セレナード/わが宿/遠い国で /別れ/アトラス /
彼女の絵姿/漁夫の娘/都会/海辺で/影法師 /鳩の使い]
ジェームス・ギルクリスト(テノール)
アンナ・ティブロック(ピアノ)
録音 2010年5月13-14日サフォークポットン・ホール
シューベルトの「水車屋の娘」(ORC100006)で、瑞々しい歌唱を聴かせたギル
クリストの ORCHID CLASSICSレーベル第2弾のリリースは、ベートーヴェンと
シューベルトの2つの歌曲集です。一連のドラマティックな物語を秘めた「水
車屋」に比べると、2つの歌曲集は、幾分散文的ではありますが、逆に、一つ
一つの歌曲を味わい深く歌うことが重要。ギルクリストの歌はそんなところ
を、まさに「痒いところに手が届く」ように満足させてくれるものです。とり
わけ、凝縮された憧れが描かれているベートーヴェンの歌曲での表現の見事さ
には唖然としてしまいます。微妙なテンポの揺れ・・・ピアノの絶妙なサポー
トにも注目です・・・、切なくなるほどの高音の切れ味。普段苦虫をかみつぶ
しているかのようなベートーヴェンに、こんなにもロマンティックな面があっ
たのか。と思わず膝を打ってしまいたくなるほどの名唱です。「白鳥の歌」で
もそれぞれの歌曲の歌い分けがすばらしく、冒頭の「愛の便り」を聞いただけ
で、その周到な表現に舌を巻くことでしょう。どちらかというと重苦しく、暗
い歌が支配する曲集ですが、心の深淵を覗ききった最後に
訪れる「鳩の使い」の美しさに思わず涙。シューベルト好きにはぜひ聞いてい
ただきたい1枚です。




<PHOENIX EDITION>
―カペラ・コロニエンシス・シリーズ―
PE-190 \1750
ダッラーバコ(1675-1742):弦楽のための協奏曲集
4声の教会コンチェルトロ短調 Op.2-8
4声の教会コンチェルトト短調 Op.2-5
4声の教会コンチェルトニ長調 Op.2-6
4声の教会コンチェルト変ロ長調 Op.2-9
複数楽器のための協奏曲ヘ長調 Op.6-3
4声の教会コンチェルトホ長調 Op.2-10
複数楽器のための協奏曲ホ長調 Op.6-2
複数楽器のための協奏曲ヘ長調 Op.6-6
カペラ・コロニエンシス/ギュンター・ウィッチ(指揮)・・・1-3.11-17
ジョルジ・フィッシャー(指揮)・・・ 24-27/ハンス・
マルティン・シュナイト(指揮)・・・8-10.18-20
ウィルフリート・ベッチャー(指揮)・・・4-7.21-23
録音 1969-1978年
エヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコはヴェローナに生まれ、ミュンヘ
ンに没した後期バロック音楽の作曲家・ヴァイオリニストです。トレッリに学
び、1704年にチェロ奏者としてミュンヘン宮廷の室内楽団に参加しました。初
期の作品はイタリアの様式に基づいているのですが、後にフランスのギャラン
ト様式を取り入れたものへと変化しています。彼の生涯も波乱にとんだもの
で、スペインの継承戦争のために主君マクシミリアン2世が亡命、楽団員も同
行したり(彼の息子は亡命地ブリュッセルで誕生しています)、1726年主君が交
代してからは、彼の影響力が低下したり、と周囲に振りまわされることも多か
ったようです。とは言え、彼の音楽はとても明るく、常に優美です。簡潔であ
り、バロックから古典派への橋渡しとしての重要な一端を担っていることは
間違いありません。

PE-191 \1750
ファッシュ(1688-1758):管弦楽曲集
1-6.序曲ホ短調/7-9.フルートとオーボエのための協奏曲ト長調
10-12.シンフォニアイ長調/13-15.ファゴット協奏曲ハ長調
16-19.シンフォニアト長調
ギュンター・ヘラー(フルート)・・・7-9
ヘルムート・フッケ(オーボエ)・・・7-9
ヴァルター・シュティフトナー(ファゴット)・・・13-15
カペラ・コロニエンシス
ハンス・マルティン・シュナイト(指揮)・・・1-6
ギュンター・ウィッチ(指揮)・・・10-19
ハンス・マルティン・リンデ(指揮)・・・7-9
録音 1987-1972年
「ライプツィヒの聖トーマス教会の学校でクーナウに学び、ボヘミアのモル
ツィン伯爵の楽長、ツェルプストの宮廷楽長などを歴任、多数の教会音楽、器
楽曲を作曲」と音楽辞典にあるファッシュ。当時の楽壇からも非常に高い評価
を受けていて、かの大バッハもファッシュの作品を多く写譜し、自らの音楽性
の向上に役立てていたようです。そんな彼の作品、とても自信に満ちた男性的
な表情を湛えています。とりわけ、管楽器の扱いが素晴らしく、このアルバム
の中の2つの協奏曲での独奏楽器の活躍ぶりには目を見張るものがあるでしょ
う。ちなみに当時の「序曲」は組曲であり、付随音楽というわけではありませ
ん。

PE-192 \1750
ヘンデル(1685-1759):
カンタータ「アポロとダフネ-地は解き放たれた」 HMV 122
オラトリオ「時と真理の勝利」 HWV 46aより序曲
演奏:ヘレン・ドナート(ソプラノ)
ペーター=クリフトフ・ルンゲ(バリトン)
カペラ・コロニエンシス
ギュンター・ウィッチ(指揮者)
録音 1978年5月31日
1710年に作曲された、ヘンデルの世俗カンタータ「アポロとダフネ」は、当時
彼を庇護していた2人の後援者の後押しに拠って書かれた魅惑的な作品です。
一人はメディチ家最後のトスカーナ大公となった、ジャン・ガストーネ・メ
ディチ(1671-1737)で、もう一人は後にイギリス王ジョージ1世となるゲオルク
・ルートヴィヒでした。この曲のモデルになったのは、ガストーネ・メディチ
と、その妻であるアンナ・マリア・フランツィスカでしたが、実際のメディチ
は、アポロとは似ても似つかないほど太っていたようです。ここでは名ソプラ
ノ、ヘレン・ドナートと、こちらも情感豊かなバリトン、クリストフ・ルンゲ
の独唱で愛のドラマをじっくりとお楽しみください。

PE-193 \1750
ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):オルガン協奏曲と3つのシンフォニア
シンフォニアト長調 P.27
ヴィオラとオルガンのための協奏曲ハ長調 P.55
シンフォニア変ロ長調 P.9
シンフォニアイ長調 P.33
フランツ・レールンドルファー(オルガン)・・・4-6
ウルリヒ・コッホ(ヴィオラ)・・・4-6
カペラ・コロニエンシス
ヴィルフリード・ベッチャー(指揮)
録音 1972-1975年
ヨーゼフ・ハイドンの弟であるミヒャエル・ハイドンの作品の中で最も知られ
ているのは、交響曲第25番ト長調でしょう。ただし、これはモーツァルトが第
1楽章に序奏を追加して自分の演奏会で用いたため、長らく「モーツァルトの
第37番の交響曲」として知られていたのですが・・・。そんな弟ハイドンの作
品ですが、残念なことに現代ではあまり耳にする機会が多いとは言えません。
しかし、ここに収録された4つの作品についても、「これはモーツァルトの作
品である」と言われたら、何の疑いもなく「良い曲だなぁ」と聞いてしまう人
が出てくることは間違いないでしょう。兄ヨーゼフの機微に富んだ作風とはま
た違った、直截的で素直な作風は、確かにじんわりと胸に響くに違いありませ
ん。とにかく先入観なしでお聴きいただきたい1枚です。

PE-194 \1750
C.シュターミッツ(1745-1801):チェロ協奏曲集と協奏交響曲
チェロ協奏曲第1番ト長調
ヴィオラとヴァイオリンのための協奏交響曲
チェロ協奏曲第2番イ長調
ゾールタン・ロシュ(チェロ)・・・1-3.7-9
ウルリッヒ・グレーリンク(ヴァイオリン)・・・4-6
ウルリッヒ・コッホ(ヴィオラ)・・・4-6
カペラ・コロニエンシス
ギュンター・ウィッチ(指揮)・・・1-3.7-9
マルチェル・クーロー(指揮)・・・4-6
録音 1958年8月1日・・・4-6(モノラル)
1970年6月6日・・・7-9
1975年4月8日・・・1-3
マンハイム生まれの作曲家、カール・シュターミッツの作品集です(もともと
チェコ系の出自ということもあり、最近はカレル・スタミツと表記されること
もあります)。彼は父ヨハンから音楽教育を受け、1770年からヴァイオリニス
トとして活躍、同時に作曲家としても多くの作品を残しています。管楽器を主
体とした室内楽曲が主に知られていますが、ここに聴けるような協奏曲や交響
曲も50曲以上手掛け、その上品かつ優雅な作風は「マンハイム楽派」を代表す
るものとして広く愛されています。この演奏はカペラ・コロニエンシスが設立
されて間もない1958年に録音された音源も含むもので、当時まだ確立されてい
なかった「古楽奏法」を模索している様子を伺い知ることもできる貴重な1枚
と言えるでしょう。




<ONDINE>
ODE-1168 \2080
トランスフィギュレーション
カミラ・ニュルンド、ワーグナーと R.シュトラウスを歌う
ワーグナー(1813-1883):
1.歌劇「ローエングリン」よりエルザの夢「寂しい日々に神に祈った」
2.歌劇「タンホイザー」より「おごそかな広間よ、ふたたび挨拶を送る」
3.歌劇「タンホイザー」よりエリーザベトの祈り「全能のマリアよ」
4.楽劇「ワルキューレ」よりジークリンデの独白「一族の男たちが全て」
5.楽劇「トリスタンとイゾルデ」よりイゾルデの愛の死「優しくかすかな彼の
ほほえみ」/R.シュトラウス(1864-1949):6.歌劇「アラベラ」より「私
のエレマー」
7.歌劇「ダフネ」より「ああ愛しい昼よ、行かないで」
8.歌劇「ナクソス島のアリアドネ」より「すべてのものが清らかな国がある」
9.歌劇「サロメ」より「物音ひとつしない。なにも聞こえない」
カミラ・ニュルンド (ソプラノ)
タンペレ・フィルハーモニー管弦楽団
ハンヌ・リントゥ(指揮)
録音 2010年9月16-19日フィンランドテンペレ・ホール
実力派ソプラノ、カミラ・ニュルンド。日本でもすでに揺るぎない人気を持つ
「ワーグナー・ソプラノ」としておなじみの存在になっています。このアルバ
ムは彼女の初のアリア集で、収録されているのは、ワーグナーと R.シュトラウ
ス。まさにこの上なき 1枚と言えるでしょう。彼女のワーグナーはARTHAUSから
2点映像も発売されており、その凛とした舞台姿に見惚れた人も多いはず。
そして R.シュトラウスは 2007年の新国立劇場での元帥夫人の存在感が記憶か
ら離れがたいことでしょう。この「トランスフィギュレーション(変身)」と名
付けられたアルバムは、2人の大作曲家が描く女性像を恐ろしいまでに描き出
しています。強靭でありながらも、繊細な趣きを有する彼女の声は、変幻自在
に移り変わる女心を巧みに映し出します。指揮をしているのは、タンペレ・フ
ィルハーモニー管弦楽団の首席ハンヌ・リントゥ。厚みのある響きを縦横無尽
に操り、彼女の歌を引き立てています。

ODE-1172 \2080
セーゲルスタム
(1944-):交響曲集
1.交響曲第 81番「80の後…」 (2002)
2.交響曲第162番「ベルゲンへの番号を倍にして」(2006)
3.交響曲第181番「演奏する時、名自体を…」 (2007)
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮者なし)
録音 2003年10月9日…1, 2008年2月28日…3,
2008年11月13日…2 ノルウェイベルゲン、グリーグホール
一体、セーゲルスタムは指揮者として評価して欲しいのでしょうか?それとも
作曲家としてでしょうか?このアルバムは、すでにこの時点で250曲の交響曲
を「モノにした」奇才の心情表現です。彼は交響曲を作曲する時に「管弦楽を
想定するのではなく、ピアノで弾くつもりで書いている」とのことで、これら
の3曲も指揮者を必要としないというユニークなものです。彼の快進撃はどこ
まで続くのでしょう?まずはこれを聴いてみてください。




<ARTHAUS DVD>
101342(Blu-ray) \1050
ヴェルディ:
椿姫(日本語字幕付き)、その他 70分 26作品のハイライト集収録
演奏:ヴィオレッタ・ヴァレリー・・・アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)
アルフレード・ジェルモン・・・ラモン・ヴァルガス(テノール)
ジョルジョ・ジェルモン・・・ロベルト・フロンターリ(バリトン)
フローラ・ベルヴォワ・・・ナターシャ・ペトリンスキ(メゾ・ソプラノ)
アンニーナ・・・ティジアーナ・トラモンティ(ソプラノ)
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
ロリン・マゼール
ライヴ収録:2007年、ミラノ・スカラ座
字幕:英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語・日本語
現在最高の歌姫ゲオルギューの扮するヴィオレッタ。彼女をその幅広い体と愛
で包み込むヴァルガス扮するアルフレード。意地悪に見えても、息子への愛溢
れるフロンターリ扮する父ジェルモン。正攻法の演出。華麗な舞踏会の場面、
愛に満ちた隠れ家、悲しい末期の寝室。全曲を支配する三拍子のリズムを執拗
に刻み続けるマゼールの棒。全てにおいて納得の行く最高の舞台をお届けいた
します。
既発売の101344と同内容の映像、ブックレットは簡便なものとなります。



<cpo>
777465-2 \2450
クルクハルト(1847-1902):作品集
1.ヴァイオリン協奏曲 Op.68 ニ長調/2.交響曲第3番 Op.37 ニ長調
ミリアム・チョップ(ヴァイオリン)
デッサウ・アンハルト・フィルハーモニー管弦楽団
ゴロー・ベルク(指揮)
偉大なるブラームスとブルックナー。この2つの山脈の影にひっそりとそびえ
るクルクハルトの音楽です。彼はザクセンの一都市ケーテンに生まれ、15歳の
時にデッサウに引っ越します。その翌年ピアニストとしてデビューし、1867年
からは指揮者として活動を始めます。若き頃は、フランツ・リストに認められ、
ワーグナーからも強く影響を受けていたのですが、後にその派閥から離れ、ど
ちらかというとシューベルト、シューマンよりの作風を愛するようになり、伝
統的な形式を遵守した音楽へと推移していきます。木管五重奏曲やチェロ協奏
曲などは、今までにも僅かに聴く機会がありましたが、このアルバムではヴァ
イオリン協奏曲と交響曲第3番という珍しい曲が収録されています。ヴァイオ
リニスト、チョップがこの曲の大ファンとのこと。共感溢れる演奏が楽しめ
ます。

777386-2 2枚組 \4900
テレマン(1681-1760):隊長の音楽 1738年 TVWV 15:11
CD1.オラトリオ/ CD2.セレナータ
演奏:ヴェロニカ・ヴィンター(ソプラノ)
コルネリア・ザムエリス(アルトヤン・コボウ(テノール)
インモ・シュレーダー(テノール)/エッケハルト・エーベル(バス・バリトン)
グレゴール・フィンケ(バス)/ライニッシェ・カントライ
ダス・クライネ・コンチェルト
ヘルマン・マックス(指揮)
歴史的にも、ハンザ同盟の一員として富裕な有力都市のひとつであったハンブ
ルクは、1410年、1510年、1618年と三度神聖ローマ皇帝から自由都市の特権を
与えられ、自治権を獲得維持しており、17世紀のハンブルクは当時の中都市の
中では、比較的安全で平和な都市でした。しかし、中世からの確執が絶えない
デーン人(デンマークの前身)や、海から襲ってくる海賊たちなど、常に外敵に
さらされていることも事実。そんなハンブルクの市民たちは、自ら自警団を結
成し、外敵から身を守る努力を怠りませんでした。そんな自警団をまとめる隊
長は市民から尊敬され、その激務を労うため、祝宴を催したのです。そんな時
のためにテレマンが 1738年に書いた作品集です。

777526-2 \2450
C.シュターミッツ(1745-1801):交響曲集
1.交響曲ニ短調 Op.15-3(Kai24)/2.交響曲変ホ長調(Kai38)
3.交響曲ホ短調 Op.15-2(Kai23)/4.交響曲ヘ長調「狩り」 (Kai34)
ラルテ・デル・モンド
ヴェルナー・エールハルト(指揮)
チェコに生まれ、ドイツへと移ったマンハイム楽派の大家、カール・シュター
ミッツの交響曲集です。彼は父ヨハンから音楽の手ほどきを受け、1762年から
はマンハイムの宮廷楽団のメンバーとなり活躍、その後ヴァイオリニストとし
てヨーロッパ中を演奏旅行しました。以前は「管楽器曲の作曲家」として認知
されていましたが、作品の掘り起こしが進むにつれて、交響曲や協奏交響曲を
発展させた功績が認められるようになりました。全部で51曲あると言われる
交響曲は、どれも規則正しく、明朗活発な音楽です。

777336-2 \1700
モリーク(1802-1869):弦楽四重奏曲集第3集
1.弦楽四重奏曲第1番ト長調 Op.16/2.弦楽四重奏曲第2番ハ短調 Op.17
演奏:マンハイム弦楽四重奏団
古典派とロマン派の橋渡しを担ったモリークの弦楽四重奏曲の第3集です。こ
の盤に収録されているのは第1番と第2番。ちょっと聴くとハイドン風?とも言
える第1番の冒頭の魅力的な旋律からこの独特な世界にはまることでしょう。
第2番はうってかわって悲劇的な開始が印象的です。快活な第2楽章、美しい
第3楽章、そしてシューベルト風とも言える終楽章。これはなかなか名曲です。
第1集 777149-2、第2集 777276-2も発売中です。

777517-2 \1700
ヴァインベルク(1919-1996):ピアノ作品集
1.子どもの手帳第1集 Op.16/2.子どもの手帳第2集 Op.19
3.子どもの手帳第3集 Op.23/4.ピアノ・ソナタ第1番 Op.5
エリザベータ・ブルーミナ(ピアノ)
チェロの作品などで最近めきめき知名度を上げている作曲家、ヴァインベルク
のピアノ作品集です。彼は20歳の時に最初のピアノ・ソナタを作曲しましたが、
それは若者の作品としては恐ろしいまでの完成度を持ち、情緒的な深さと音楽
的な成熟を宿したものでした。このアルバムでその才能を感じてみてください。
3冊からなる「子どものための手帳」は1944年から45年にかけて作曲されたも
ので、彼の12歳の娘、ビクトリアに捧げられています。古今東西の「子どもの
ために」書かれた曲集を凌駕する内容を持ち、技術的な難易度は(それほど)高
くなくとも、内容の充実度はばっちり。聴いているだけでも楽しいちょっと
ムソルグスキーを思わせる曲集です。

777527-2(SACD-Hybrid) \2950
W.F.バッハ(1710-1784):オルガン作品全集
1.幻想曲(Falck 19)/2.8つのフーガ(Falck 31, 1-8)
3.7つのコラール前奏曲(Falck 38, 1-4)/4.フーガ(Falck 37)
5.フーガ (Falck 33)/6.フーガ(Falck 32)
7.7つのコラール前奏曲(Falck 38, 5-7)/8.幻想曲(Falck 15)
フリードヘルム・フランメ(オルガン)
ドイツアレクザンドリ・アインベックムエンスター教会、
ヒッレブラント・オルガン
2010年はヴィルヘルム・フリーデマン・バッハの生誕 300年の記念年でした。
彼は J.S.バッハの長男として生まれたものの、あまりにも溺愛され過ぎて、
その才能を存分に発揮することができなかったと言われています。某大な数の
作品を残しましたが、生前は人気が低かったためか出版されることもほとんど
なく、またその作風も統一性がないことで知られていましたが、最近では逆に、
その自由さが人気を呼んでいるという不思議な人でもあります。このアルバム
では、そんな彼のオルガン曲を全て収録。生きていた時代からは取り残されよ
うとも、天才は健在だったという証明です。名オルガニスト、フランメの演奏
で。




<TOCCATA CLASSIKS>
TOCC-0048 \2450
ガードナー(1917-):金管楽器とオルガンのための音楽集
1.結婚式の繁栄 Op.162/2.復活祭の幻想 Op.232
3-11.金管五重奏のための主題と変奏 Op.7
12-16.オルガンのための5つの踊り Op.179
17-20.モンテヴェルディの主題による教会ソナタ Op.136
21-23.世俗ソナタ Op.117
※Op.7と Op.136以外初録音
ポール・アーキバルド(トランペット)…17-23/コスモポリタン・ブラス
スティーブン・キング(オルガン)…1.2.12-23
クリス・ガードナー(指揮)…1.2.21-23
録音 2010年1月29日…21-23, 2010年1月30日…12-15,
2010年2月12日…1-11, 2010年6月25日…16-20ブレントウッド教会
金管楽器とオルガン。考えただけでも神々しい響きが頭に浮かびます。トラッ
ク1から聴いてみてください。まさに期待を裏切らない荘厳で華々しい音の洪
水です。使われているメロディはおなじみのフィリップ・ニコライ作曲のコラ
ールですが(バッハの「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」で使われている曲)少し
ずつ現代的な和声に変貌していく様子は、やはり現代の作曲家の手による作品
であることを認識させてくれるのではないでしょうか。この作曲家ガードナー
はマンチェスター出身で、ウェリントン大学とオックスフォード大学で学び、
軍楽隊長時代に構想を練った「交響曲第1番」(NAXOS 8.570406に収録)がバル
ビローリに見出されたことで、作曲家としての活動を始めた人です。合唱曲を
多く書いていますが、他にも他ジャンルに渡る映画音楽ばりのスペクタキュラ
ーな音楽を作ることで知られています。

TOCC-0070 \2450
アルカン(1813-1888):2台ピアノと連弾のための作品全集
1.ベネディクトゥス Op.54(R.スマレイによる 2台ピアノ編 )
2-5.ルターのコラール「神はわがやぐら」による即興曲 Op.69
(R.スマレイによる2台ピアノ編 )
6.サルタレッロ Op.47…連弾
7-14.「ドン・ジョバンニ」による4手連弾のための幻想曲 Op.26
15-17.3つの行進曲 Op.40…連弾
18.ボンバルド・カリヨン…足鍵盤付きピアノ、もしくは連弾
19.終曲 Op.17…連弾
ゴールドストーン&クレンモウ(ピアノ・デュオ)
録音 2008年10月…2台ピアノ ,
2009年11月…連弾イギリスリンカーンシャー、聖ジョン・パプテスト教会
※トラック 19でごく短い音飛び(原盤に起因する)が発生することがございま
す。了承の上、お求めいただけますようお願い申し上げます。
「ピアノの鉄人」シャルル=ヴァランタン・アルカンのピアノ曲は、愛好家の
間でもかなり人気を博していますが、2台ピアノや連弾のための作品まではな
かなか聴く機会に恵まれるものではありません。とは言え、ここでの付番は
若干作品目録との差異もありますし、収録されているのは大半が連弾で、2台
ピアノのための作品は校正の作曲家による編曲ものではありますが、鬱陶しい
までの音の多さはさすがアルカン。ピアノの88鍵(176鍵)をフルに使っている
であろう重厚な響きが思う存分楽しめます。トラック 18の「ボンバルド・カ
リヨン」もユニークな曲で、何も考えずに聞くと「アルカンなのに、あまり音
の動きが派手でないな」と思うのですが、実は足鍵盤付きピアノのための作
品!本当は足で弾くのでしょう。納得の1曲です。トラック19のノリの良さも
魅力です。

TOCC-0108 \2450
ベートーヴェン(1770-1827):ヴィオラとピアノのための編曲集第1集
1.ヴィオラ・ソナタイ長調断章
2-4.ホルン・ソナタ Op.17(P.シルヴァートーンによるヴィオラ編)
5-11.ノットゥルノ Op.42(カール・クサヴァー・クラインハインツによるヴィ
オラ編 )
12-17.大二重奏曲変ホ長調 Op.20
(七重奏曲より F.ヘルマン編、P.シルヴァートーン改編 )
※1-4.12-17…初録音
ポール・シルヴァートーン(ヴィオラ)
デヴィッド・オウエン・ノリス(ピアノ)
録音 2009年6月23-26日フェランドゥ
これもまた、TOCCATAレーベルならではの「珍盤」と言えそうです。ベートー
ヴェンの室内楽作品をヴィオラで弾いてみるという試みです。ホルン・ソナタ
あたりは「なるほどね」感たっぷりですが、七重奏曲を編曲した「大二重奏
曲」などは、まさにびっくりの逸品です。この曲を最初に編曲したヘルマンは
1828年に生まれ1907年に没した音楽家です。音の過不足ない編曲は神業とも言
える域に達しており、この編成で聴く不自由さは一切感じません。本来、弦楽
三重奏のための「ノットゥルノ」を編曲したクラインハインツは1765年に生ま
れ、1832年に没したベートーヴェンと同世代の作曲家。当時の上流家庭では、
このように交響曲や室内楽、歌劇などを家庭でも演奏しやすいように編曲した
ヴァージョンが大人気でした。枯れた音色が魅力のシルヴァートーンの使用楽
器は 1620年製のアマティで、ピアノは 1865年頃制作のブリュメルです。

TOCC-0118 \2450
エルンスト(1812-1865):ヴァイオリンとピアノのための作品全集第1集
1-2.マイヤーベーアの「プロフェテ」による華麗なる幻想曲 Op.24
3-4.2つの夜想曲 Op.8
5-30.ヴェニスの謝肉祭(カンツォネッタ「私の愛する母さん」によるヴァリ
エーション・ブルレスケ)
31-32.2つのサロン風の曲/33-39.ドイツ風の主題による変奏曲
40-42.オベロンの主題によるドイツ風ロンド/43.ロンド・パパゲーノ
※33-40…初録音、 5-30・・・全曲初録音
シェルバン・ルプー(ヴァイオリン)/イアン・ホブソン(ピアノ)
録音 2010年4月2.3.5.7日イリノイ大学フォーリンガー・グレート・ホール
ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンストはベルリオーズ、ショパン、リストた
ちと同世代のロマン派の作曲家です。モラヴィアで生まれ、9歳からヴァイオ
リンを始め、14歳の時にパガニーニの演奏を聴いて超絶技巧の喜びに目覚めま
す。パガニーニの曲を耳コピし、本人の目の前で「ネル・コル・ピウ変奏曲」
を演奏し、彼を驚愕させたという伝説もある人で、その作品もまたパガニーニ
を思わせる華麗で演奏困難なものばかりです。彼の最も知られた作品は、この
盤にも収録されている「ヴェニスの謝肉祭による変奏曲」で、彼自身もこの曲
を演奏し、ヨーロッパ中を感嘆させたと言われています。1952年ブカレスト生
まれのヴァイオリニスト、ルプーの演奏は技巧を全面に押し出すというよりも、
曲の叙情性を重視した味のある演奏が魅力です。




<LPO>
LPO-0051 \2100
ハイドン(1732-1809):十字架上のキリストの最後の七つの言葉
リサ・ミルン(ソプラノ)/ルクサンドラ・ドノーゼ(メゾ・ソプラノ)
アンドリュー・ケネディ(テノール)/クリストファー・マルトマン(バリトン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
録音 2009年11月28日 ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
ハイドン円熟期の大作「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」です。この
作品は、本来管弦楽のために書かれましたが、ハイドン自身がとても気に入っ
ていたのか、弦楽四重奏版、クラヴィーア版の編曲もあり、こちらも親しまれ
ています。しかし何と言っても、このオラトリオ版(1796)の壮麗さと劇的さは
比ぶべきものがありません。ロンドンでヘンデルのオラトリオを聴き触発され
たこともあり、第4ソナタの後に序曲を挿入し、より、オラトリオらしくなっ
ています。演奏しているメンバーは、ほとんどが2009年クリスマス・コンサー
ト(LPO-0050)と同じですが、曲の持つ性格のせいか、誰もが荘厳な雰囲気を湛
えています。ユロフスキの毅然とした音作りも健在で、この長大な作品を息つ
く暇もなく聴かせます。響きも音楽も無駄な贅肉を削ぎ落としたかのような
現代的なハイドンです。




<DACAPO OPEN SPACE>
8.226551 \1780
ブレスゴー(1955-):ギャラクシー
1.ギャラクシー(1990-93/1999)
2-4.モンクとの混合物(動く/歩く(パッサカリア)/飛ぶ)
演奏:オーデンセ交響楽団
クリストファー・オースティン(指揮)
録音 2008年11月3-5日 オーデンセ・コンサート・ホール
デンマーク生まれの個性的な作曲家、ブレスゴーの作品集です。ギャラクシー
と名付けられた作品は、まさに音による銀河系。絶えず形を変えながら発展し
ていく宇宙的なものを体感することができるでしょう。混沌、茫洋とした音
が、すこしずつシステマティックに立ち上がり、何かが生まれて、そして静か
に消えていく様は、まさに「43分に渡る音の攻防」です。最後は意味深に終わ
るところも良い感じです。予測不能で柔軟な音の衝突は、無重力を彷徨うかの
ようです。モンクズ・ミクスチャーズ(モンクとの混合物)のモンクとは、アメ
リカのジャズ・ピアニスト、セノニアス・モンクのことで、ブレスゴーは彼か
ら大きなインスピレーションを受けています。この曲も「静から動」という
パターンを踏襲しつつ、不可思議な世界へと聴き手を運んで行くのです。

8.226562 \1780
ホルメン(1971-):oort cloud-オールトの雲
トルベン・スネッケスタ(サクソフォン)/フロド・アナセン(アコーディオン)
フロド・ハルトリ(アコーディオン)
こちらも摩訶不思議な音楽です。タイトルの「オールトの雲」というのは、空
に浮かぶ雲ではなく(曲だけ聴いていると、雲に乗っているような気分にもな
れますが)オランダの天文学者ヤン・オールトが考え出した仮想天体群で、太
陽から1.5億km-15億km離れたところに存在するという、水・一酸化炭素・二
酸化素・メタンなどの氷が主成分であると考えられています。本当にあるの
か、ないのかは誰も確かめた人がいないので、はっきりとしたことは言えませ
ん。2台のアコーディオン、サクソフォン、そして電子音。これらが何ともい
えない響きを醸しだします。作曲家のことばによると「40分の世界」とのこと
ですが、実際には56分ほど収録されていて、20分は他の人によるリミックス作
品のようです。ブックレットも星屑を集めたような抽象的なもので、理解不能
ととるか、オシャレととるかで感性を試されそうな、恐い1枚であります。な
お、DACAPOのHPからこの作曲家の別作品をダウンロードできます。

8.226550 \1780
ハドキンソン(1971-)&レンショルト(1978-):
1.Fish&Fowl(魚と鶏)
2.ウルスラ・アンケア・オルセンによる朗読「魚へ」
SCENATET(アンサンブル)
録音 2010年1月-2月
新奇なる演出と、音楽への新しい次元。これを目指した実験CD「Fish&Fowl
(魚と鶏)」です。フルート、クラリネット、サキソフォン、ピアノ、パーカ
ッション、ギター、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ヴォーカルからなる
アンサンブルは、どこかにありそうなリアルな空間を描き出します。そして
このアンサンブルによる2人の現代作曲家のスーパー・リミックスは、電子音
と人の息の音が溶け合い、極上の響きを創り上げます。感覚のみで味わいた
い音。せわしない息使い、ため息、うめき声・・・。ブックレットに添えら
れた「魚へ」の作者による朗読のデンマーク語の響き。五感全てを鋭く研ぎ
澄ませて聴きたい1枚です。全部聴ければの話ですが・・・。

8.226523 \1780
PRETTY SOUND シモン・ステーン=アナセン(1976-):作品集
1.On And Off And To And Fro(時々、あちこちに)
2.Rerendered(再度与えられた)/3.In her Frown(彼女の渋い顔)
4.Pretty Sound…Up and Down(プリティ・サウンド…上がったり下がったり)
5.Study for String Instrument #2(弦楽のためのスタディ2)
Asamisimasa(アンサンブル)
録音 2009年10月 オスロ カンペン教会
デンマークの若き作曲家アナセンの5つの作品集。本来なら不必要とされるノ
イズ、または聴きとれないような小さな音。これも余すことなく使いきって、
この5つの曲が構成されています。たとえば、ピアノのための「プリティ・サ
ウンド」(トラック4)。これを演奏すると確実にピアノは変調をきたしそうで
す。鍵盤を叩く、内部をひっかく、そんなのは序の口。1台のピアノからあり
とあらゆる音を作り出し提示します。2人のパフォーマーによる「彼女の渋い
顔」は、紙を使った音と、舌うち(マイクテストでおなじみのあの音)。どの曲
もなんとなく微笑ましくて、ちょっと口元が緩んでしまいそうです。オーディ
オ・チェックにも良さそうです。





<DIVOX>
CDX-25255 \2080
シューベルト(1797-1828):ピアノのための作品集
1-4.ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 Op.53 D850
5-7.即興曲 Op.90 D899より(第2番変ホ長調 /第3番変ト長調 /第4番変イ長調)
8-11.ピアノ・ソナタ第9番ロ長調 Op.147 D575
関敦子(ピアノ)
録音 2009年3月3-5日ブレーメンゼントホール
武蔵野音楽大学卒業後、同大学院終了。その後ドイツのデトモルトに渡り、
その地の音楽大学で学び、ドルトムント国際シューベルトコンクールで優勝。
ドイツを中心に活動を続けているピアニスト、関敦子さんの得意とするシュー
ベルトの作品集です。既発のモーツァルト、ハイドン、シューベルトアルバ
ム(CDX25240)での繊細な音色で、熱心な聴き手の心を捉えた彼女の演奏です
が、今回のシューベルトでは、更に深化した音楽を聴かせてくれます。柔ら
かい音の中に込められた芯の強い表現、シューベルトを奏でる喜びと淡い悲
しみ。これらが何とも言えない香りとなって立ち昇る様は、言葉に尽くせま
せん。堅実な音楽を聴きたい方にオススメしたい1枚です。

CDX-25256 \2080
シューマン(1810-1586):彼の仮想世界
1-5.ウィーンの謝肉祭の道化芝居「幻想的情景」 Op.26
6-18.子どもの情景 Op.15/19-38.謝肉祭 Op.9
ミラナ・チェルニャフスカ(ピアノ)
録音 2008年6月
ロシア、ウクライナ生まれのピアニスト、ミラナ・チェルニャフスカは今ま
でどちらかというと、室内楽のスペシャリストとして知られていました。
NAXOSレーベルではクライスラー、AVIEレーベルではブラームス、シューマン、
フランクのソナタ、など、どれもヴァイオリンやチェロのソロを引き立てて、
なおかつ自分独自の音楽性を発揮した名演です。そんな彼女のソロ・アルバム
はシューマン作品集。陰影豊かな彼の作品の中でも、とりわけ創造力豊かな
3つの曲集がチョイスされています。冒頭の「ウィーンの謝肉祭の道化」から
濃い音楽が展開され、シューマンのねっとりとした世界に捕りこまれる事間
違いなし。

CDX-75229 2枚組 \3450
イン・ローマ-バロック時代のヴァイオリンと鍵盤のための作品集
《CD1》
1-4.コレッリ(1653-1713):ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.5 No.9
5.ロカテッリ(1695-1764):アンダンテ…世界初録音
6-9.デラ・チャイア(1671-1755):チェンバロ・ソナタ Op.4 No.3
10-14.ヴァレンティーニ(1680-1759):
ヴァイオリン・ソナタイ長調「ラ・モンタナーリ」…世界初録音
《CD2》
1-5.ゲオルク・ムファット(1653-1704):ヴァイオリン・ソナタ
6-9.モンタナーリ(1676-1737):
3つのドレスデン・ソナタより第2番ニ短調…全曲は世界初録音
10-13.ロカテッリ:
フルート・ソナタト短調 Op.2 No.6(ヴァイオリン編)…世界初録音
ジョナサン・ギョーネ(バロック・ヴァイオリン)
ステファノ・モラルディ(チェンバロ&オルガン)
録音 2008年3月5-8日
17世紀から 18世紀にかけて、ローマで活躍した音楽家たちの作品集です。収
録されているのは、アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)と、彼と交友が
あった5人の作曲家たちの作品。いくつかの作品は世界初録音という、音楽史
的にも貴重なアルバムです。ヴァイオリンのギョーネと、チェンバロとオル
ガンを演奏するモラルディの親密な対話、そして迷いのない表現は、当時の
音楽をはっきりと伝えるものです。

CDX-70903 \2080
ボローニャのモーツァルト-様々な作曲家のオルガン作品集
1-4.マルティーニ(1706-1784):ソナタ Op.2 No.9
5-9.モーツァルト(1756-1791):
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K282(オルガン編 )
0-11.モデネージ:オッフェルトリウムのためのソナタ/
12.プレディエリ(1678-1760):ソナタ
13-14.マルティーニ:ソナタ・ダ・オルガノ
15-16.マルティーニ:ソナタ Op.3 No.6
17.マッティ(1750-1825):ラルゴ
18-22.モーツァルト:幻想曲ハ短
調 K475
ステファノ・モラルディ(オルガン)
モーツァルトの時代。ボローニャは傑出した学園都市、また音楽都市として
知られていました。10世紀に創立された世界で最も古いとされる大学、また、
音楽を愛好する貴族、聖職者と音楽家から構成されるアカデミア・フィッラ
ルモニカ(楽友協会)があり、活発な活動をしていました。ここには数々の名
音楽家たちも集まり、教会では日々オルガニストたちが腕を競っていました。
1770年、14歳のモーツァルトは初めてこの都市を訪れ、多大なる感銘を受け
ます。その時に出会ったのがジャン・バティスタ・マルティーニ神父で、彼
は楽友協会のリーダーであり、イタリアきっての理論家、教育者でもありま
した。そんな偉い人がモーツァルトの演奏を褒め称えたというのです。モー
ツァルト父子の喜びはいかばかりだったことでしょう。このアルバムはそん
な時代の音楽を一堂に集めました。モラルディの華麗なオルガンでお聴きく
ださい。(なお、モーツルトのK282が5トラックあるのは、メヌエットを3つの
トラックに分けているからです )




<Orchid Classics>
ORC100014 \1750
キップリング-レイフ・ファインズが朗読するラドヤード・キップリングの
詩と音楽
1.シタールの調べ/2.朗読“私事若干”より「とても若い人」
3.エルガー:エニグマより「第1変奏」
4.朗読“なぜなぜ物語”より「どうしてクジラののどはあるの」
5.エルガー:気まぐれな女 Op.17
6.朗読“ジャングル・ブック”より「リッキ=ティッキ=タヴィ」
7.フルートとドローンの調べ
8.朗読“私事若干”より「セブン・イヤーズ・ハード」
9.朗読“ダニー・ディーヴァー”
10.朗読“少年キム”/11.ソロ・フルート/12.朗読“もし・・・”
13.朗読“私事若干”より「とことん私の家」/14.朗読“森を抜ける道”
15.エルガー:朝の歌 Op.15-2/16.朗読“マイン・スイーパー”
17.朗読“ブリガディア・L.C.ダンスターヴィルへの手紙”
18.朗読“マイ・ボーイ・ジャック”
19.エルガー:エニグマより「ニムロッド」/ 20.朗読“都市と王座と力”
演奏:朗読・・・レイフ・ファインズ/音楽ルジェロ・リッチ(ヴァイオリン)
/エルネスト・ラッシュ(ピアノ)・・・5
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・エイドリアン・ボールト(指揮)・・・ 3.15.19
朗読の録音1999年8月27日
ラドヤード・キップリング(1865-1936)は英国の作家・児童文学者・詩人です。
英国領であったインドのボンベイに生まれ、少年時代を過ごしたことで、その
作品「ジャングル・ブック」や「少年キム」などの独特の「南国の熱ぽっさ」
が感じられることでも知られています。2度の来日経験があり、日本研究の資
料も残しています。 1907年には41歳でノーベル文学賞を受賞、世界的に知ら
れる作家となりました。数々の名言を発しており、そのウンチク溢れる言葉
の数々は、人々の胸に深く突き刺さります。このアルバムは、そんな彼の文
章や言葉を、名優レイフ・ファインズが朗読。味のある音楽をはさみながら、
言葉と音で一つの世界を構築していくものです。心地よい言葉の奥に隠れた
夢や甘い毒を味わってみてください。




<TWO PIANISTS>
TP1039060 \2080
南アメリカのピアニスト、フランソワ・デュ・トワケープタウン交響楽団と
競演!
1-3.チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
4.ラフマニノフ(1873-1943):パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
フランソワ・デュ・トワ(ピアノ)
ケープタウン交響楽団/オミリ・ハダリ(指揮)
録音 1992年南アフリカケープタウン・シティ・ホール
南アフリカの主要なコンサート・ピアニスト、そして音楽家として知られる
フランソワ・デュ・トワは現在ケープタウン大学のピアノの準教授として後
進の指導に当たっています。彼はケープタウンで学び、ドイツに留学。多く
のコンクールに出場し入賞しています。 15歳からソリストとして活躍し、
1988年にはケープタウン交響楽団の台湾へのツアーに同行し、輝かしい成果
を収めています。この演奏は彼が熱心にコンクールに出場していた時期の録
音で、溢れんばかりの野心に満ちた悠々たるチャイコフスキーと、見事なラ
フマニノフが聴けます。

<Accord>
4764244 \2180
リスト:ピアノ作品集-ヴェルティージュ
1.ソナタ風幻想曲《ダンテを読んで》S.161‐7
2.ピアノ・ソナタ ロ短調S.178
3.バラード 第2番 ロ短調S.171
クレール=マリ・ル・ゲ(ピアノ)
録音:2010年10月 パリ
現代屈指の才色兼備ピアニストとして、機知にあふれたCDを数多くリリースし
てきたル・ゲの最新盤は、彼女の十八番の一つとして名高いリスト。情熱と完
成度を備えた3つの傑作を引っさげて、リスト生誕200周年にふさわしい名演を
聴かせてくれます。





<Testament>
SBT3 1457 3枚組 \4650
マーラー:交響曲第10番
CD1
BBCにおけるデリック・クックの作品解説
CD2
デリック・クック編曲による未完成の第1版のスタジオ録音
CD3
1964年に行われた補筆完成版の世界初演
デリック・クック(語り&ピアノ:1) 
フィルハーモニア管弦楽団(CD1-2) ロンドン交響楽団(CD3) 
指揮:ベルトルト・ゴルトシュミット
録音:1960年12月19日(CD1-2)、1964年8月13日(CD3) モノラル
マーラーの交響曲第10番のデリック・クックによる補筆完成版が出来上がるま
での過程を完全収録!1960年に行われた第1版の本人による解説&演奏から、
1964年に行われた補筆完成版の世界初演までを余すところなく収録したマーラ
ー・ファン必聴の3枚組です。ドイツ生まれのユダヤ人作曲家&指揮者ベルト
ルト・ゴルトシュミットが指揮した2つの感動的名演をどうぞ。

SBT2 1460 2枚組 \2800
ブラームス&シューマン:ピアノ協奏曲集
CD1
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
CD2
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
ヴァン・クライバーン(ピアノ) 
シカゴ交響楽団
指揮:フリッツ・ライナー
録音:1960年 ステレオ(オリジナル録音:RCA)
1958年のチャイコフスキー国際コンクールの優勝の興奮冷めやらぬ1960年に、
ヴァン・クライバーンが残した圧倒的な2つの名演を収録した2枚組。
巨匠ライナーが指揮するシカゴ響の堅牢な伴奏にも支えられて、絢爛豪華な名
演を聴かせてくれます。

SBT2 1461 2枚組 \2800
CD1
1.ベートーヴェン:弦楽四重奏曲ホ短調Op.59‐2《ラズモフスキー第2番》
2.バルトーク:弦楽四重奏曲第5番変ロ長調
CD2
1.バルトーク:弦楽四重奏曲第6番ニ長調
2.ベートーヴェン:弦楽四重奏曲ハ長調Op.59‐3《ラズモフスキー第3番》
ハンガリー弦楽四重奏団
録音:1955年
「弦楽四重奏の極限を聴かせるアンサンブル」と絶賛された名門ハンガリー弦
楽四重奏団の輝かしいキャリアの出発点となった1936年の演奏を収録。
彼らの十八番として名高いベートーヴェンとバルトークの作品を演奏しており、
高密度なアンサンブルの中にリーダー、セーケイの味な奏法が聴かれるなど、
その味わいには実に奥深いものがあります。

SBT 1459 \1850
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
ウィーン交響楽団
指揮:オットー・クレンペラー
録音:1958年
巨匠クレンペラーがウィーン響を指揮した1958年のイタリア・ライヴを収録。
クレンペラーがマーラーと並んで得意としたブルックナーの交響曲第7番の荘
厳な名演は、10の新聞と批評誌がこぞって大絶賛し、当時、杖をつかなければ
歩けなかった彼が完全復活を飾った伝説の名演になりました。




<DELOS>
DE 3403 \2080
ヴェルディ・オペラ・シーンズ
1.ヴェルディ:《仮面舞踏会》第3幕-死にましょう、しかしその前にお願い
2.同:《ドン・カルロ》第4幕-カルロよ、聞け
3.同:《シモン・ボッカネグラ》第1幕-出会いの場面
4.同:《トロヴァトーレ》-対決の場面
5.ドヴォルザーク:《ルサルカ》-月に寄せる歌
6.モーツァルト:《ドン・ジョヴァンニ》-窓辺においで
7.ヴェルディ:《トスカ》-歌に生き、愛に生き
ディミトリ・ホロストフスキー(バリトン)
ソンドラ・ラドヴァノフスキー(ソプラノ)
ロシア・フィルハーモニア
指揮:コンスタンティン・オルベリアン
ホロストフスキーとラドヴァノフスキーという、現代最高のヴェルディ歌手の
夢の共演!《トロヴァトーレ》《仮面舞踏会》《シモン・ボッカネグラ》の感
動的なデュエットや、それぞれの十八番である《カルロ、聞け》(ホロストフ
スキー)や《歌に生き、愛に生き》(ラドヴァノフスキー)も収録。名匠オル
りアンが指揮するロシア・フィルハーモニアの誠実な伴奏に乗せて、2人の魅
力をたっぷりお楽しみください。

DE 3407 \2080
マーガレット・ルスヴェン・ラング:歌曲集Vol.1-ラヴ・イズ・エヴリウェア
ラヴ・イズ・エヴリーウェアOp.40‐4/オハラ
ア・ポエット・ゲーゼズ・オン・ザ・ムーンOp.8‐3
アン・アイリッシュ・ラヴ・ソングOp.22/デザーテッド
ビトレイドOp.9‐4/モーニング/ザ・スカイ・シップOp.9‐3
ザ・ジェイド・フルートOp.6‐1/ゴーストス/ザ・サンドマン
イヴニングOp.39‐5
ノンシーンズ・ライムズ・ピクチャーズOp.42-ゼア・ワズ・アン・オールド
・マン・ウィズ・ア・ベアード
同-ゼア・ワズ・ア・ヤング・レディ・オブ・ルッカ
モア・ノンシーンズ・ライムズ・ピクチャーズOp.43-ゼア・ワズ・アン・
オールド・パーソン・オブ・スカイ
ノンシーンズ・ライムズ・ピクチャーズOp.42-ゼア・ワズ・アン・オールド
・マン・ウィズ・ア・ゴング
モア・ノンシーンズ・ライムズ・ピクチャーズOp.43-ゼア・ワズ・ア・ヤング
・レディ・オブ・フランス
同-ゼア・ワズ・アン・オールド・マン・イン・ア・ツリー
同-ゼア・ワズ・アン・オールド・パーソン・オブ・カッセル
スノー・フレイクスOp.50‐3
ア・ソング・オブ・ザ・スパニッシュ・ジプシーズOp.50‐2
サマー・ヌーン/マイ・レディ・ジャックミノ/ア・ソング・オブ・リラック
チャイムズOp.54-2
ドナルド・ジョージ(テノール)
ルーシー・マウロ(ピアノ)
マーガレット・ルスヴェン・ラング(1867‐1972)は、メジャー・オーケストラ
(ニキシュ指揮のボストン響)に作品を演奏されたアメリカ女性初の作曲家です。
ミュンヘンで学び、リスト、ワーグナー、ドヴォルザーク、パデレフスキとい
った後期ロマン派の系譜に連なる彼女の美しい歌曲の数々を、実力派テノール、
ドナルド・ジョージの巧みなパフォーマンスでどうぞ。

DE 3409 \2080
ブラジリアン・ギターカルテット・プレイズ・ヴィラ=ロボス
1.弦楽四重奏曲第5番(1931)
2. 同 第12番(1950)
3.花の組曲(1918)
4.アフリカ的性格の舞踊(1916)
5.6つのシランダス(1926)
ブラジリアン・ギターカルテット
ギターが国民的楽器であるブラジルにおいて「ドリーム・チーム」と謳われる
名門ブラジリアン・ギターカルテットが、同国で最も人気のある作曲家ヴィラ
=ロボスに挑んだギター・ファン必聴盤!5つの名曲の魅力が、最良の形で示
された1枚です。

DE 3412 \2080
リスト:ピアノ作品集
1.リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調S.178
2. 同:2つの演奏会用練習曲S.145
3. 同:オーベルマンの谷S.160‐6
4.ヴェルディ=リスト:リゴレット・パラフレーズS.434
5.ワーグナー=リスト:結婚行進曲の主題による変奏曲
6. 同:イゾルデの愛の死
アンドリュー・フォン・オーエン(ピアノ)
昨年11月に行った来日公演でも好評を博したピアノ界の貴公子アンドリュー・
フォン・オーエン。鬼才サロネンに見出され、17歳でロス・フィルと共演して
以来、名門オケとの競演、 リサイタルで快進撃を続けるサラブレッドが、来
日公演でも好評を博した十八番のリストをお届けします。ロ短調ソナタから、
ヴェルディやワーグナーの編曲ものまで、超絶技巧の粋を尽くした難曲を楽々
と弾きこなす手腕をたっぷりお楽しみください!




<Musica Omnia>
MO 308 \1400
ベートーヴェン:後期ピアノ・ソナタ集
1.ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
2. 同 変ロ長調Op.110
3. 同 ハ短調Op.111
ペネロペ・クラウフォード(フォルテピアノ)
録音:2010年4月5-8日
ソロと室内楽の両面で活躍するアメリカの代表的フォルテピアノ奏者ペネロペ
・クロフォードの最新盤は、ベートーヴェンの最後の3つのピアノ・ソナタ。
ウィーンのコンラート・グラーフが製作した名器で、ベートーヴェン自身が所
有していた楽器に近いと言われるフォルテピアノを使用しています。モダンピ
アノでは決して味わえない素晴らしい演奏効果の数々を、読みごたえたっぷり
のブックレットとともにどうぞ。

MO 303 \1400
メンデルスゾーン&ツェルター歌曲集-乙女の嘆き
メンデルスゾーン:さすらいの歌Op.57‐6/同:歌の翼にOp.34‐2
同:春の歌Op.8‐6/同:旅の歌Op.34‐6/同:お気に入りの場所Op.99‐3
同:乙女の嘆き/同:狩の歌Op.19‐3/同: おお青春よOp.57‐4
同:無言歌Op.19‐4/同:花束Op.47‐5/同:ゆりかごのそばでOp.47‐6
同:春の歌Op.47‐3/同:ロマンスOp.8‐10/同:夜の歌Op.71‐6
同:魔女の歌Op.8‐15/ツェルター:たゆみなき愛/同:孤独/同:ソネット
同:ディー・ブラウト・アム・ゲスターデ/同:遠い国からの歌
同:アン・アイネ・ムッター、デア・トーヒャー・アイス・カインド・
スターブ/同:乙女の嘆き/同:月に寄す/同:恋に落ちて/同:マルガレーテ
同:旅人の夜の歌/同:お似合い同志
アンドレア・フォラン(ソプラノ) トム・ベギン(フォルテピアノ)
録音:1998年7月
メンデルスゾーンとその師ツェルターの歌曲をカップリングした初のCD。アン
ドレア・フォランと、トム・ベギンが1998年に残した名録音が待望の再プレス
になりました!

MO 311 \1400
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集&幻想曲
1.ピアノ・ソナタ 第6番ニ長調K.284
2.ロンド イ短調K.511
3.幻想曲ハ短調K.475
4.ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
ペネロペ・クラウフォード(フォルテピアノ)
録音:1991年4月
ソロと室内楽の両面で活躍するアメリカの代表的フォルテピアノ奏者ペネロペ
・クロフォードが、1992年に発表して好評を博したモーツァルト作品集を、高
音質のリマスターを施して、待望の再リリース!モーツァルトが所有していた
楽器のレプリカを使用しているのも大きな聴きどころです。

MO 406 \1400
ラルフ・ユスフ・ガウリック:少年十字軍Op.13
(少年合唱と室内アンサンブルのためのカンタータ)
ドルトムント・コールアカデミー少年合唱団 ユース・プロ・ムジカ 
ニューイングランド児童合唱団 アンサンブル・グロッケンシュピール
指揮:ヴァレリー・ベッカー
録音:2010年4月12-13日
第2次大戦中はナチスの手を逃れて各国で亡命生活を送り、戦後は東ドイツに
戻りベルリナーアンサンブルを設立したドイツの詩人ゲルト・ブレヒトの詩を
テキストに、1969年生まれの気鋭の作曲家ラルフ・ユスフ・ガウリックが2005
年に作曲した少年合唱と室内アンサンブルのためのカンタータ《少年十字軍》
の世界初録音です。物語の舞台は至ってシンプルで、1939年にポーランドで
戦災にあった55人の孤児たちが、平和の地を求めてさすらう様子が、ありあり
と克明に描かれています。

<WALHALL>
WLCD0325 3枚組 \2780
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」
ジェローム・ハインズ(ヘルマン)Jerome Hines
ハンス・ホップ(タンホイザー)Hans Hopf
ヘルマン・プライ(ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ)Hermann Prey
レオニー・リザネク(エリーザベト)Leonie Rysanek
アイリーン・デイリス(ヴェーヌス)Irene Dalis
ゲオルグ・ショルティ指揮Georg Solti
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1960年12月17日メトロポリタンでのライヴ
ロマンテック且つ、颯爽としたメリハリの利いた名演奏。
ヘルマン・プライによる最初のヴォルフラム役です。音質は良好です。

WLCD0327 3枚組 \2780
ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」(英語版)
ジョージ・ロンドン(ボリス・ゴドゥノフ)George London
ミルドレッド・ミラー(フョードル)Mildred Miller
ローレル・ハーリー(クセーニャ)Laurel Hurley
ジョルジョ・トッツィ(ピーメン)Giorgio Tozzi
ロレンツォ・アルヴァリ(ヴァルラーム)Lorenzo Alvary
チャールズ・カルマン(シュイスキー)Charles Kullman
ブランシュ・シーボム(マリーナ)Blanche Thebom
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1956年3月10日メトロポリタンでのライヴ
力強く、非常に聴き応えある素晴らしい演奏ですが、音質は残念ながら
録音年代の古さを感じさせ、一般的とはいえません。




<TACET>
TACET 191 \2380
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Vol.14
ハイドン:
(1)弦楽四重奏第81番 ト長調 op.77-1 Hob III-81
(2)弦楽四重奏第82番「雲がゆくまで待とう」 へ長調 op.77-2 Hob III-82
(3)弦楽四重奏第83番 二短調 op.103 Hob III-83
(4)弦楽四重奏曲第43番 二短調 op.42 Hob III-43
アウリン弦楽四重奏団
2010年録音




<MYTO HISTRICAL>
MYTO 258 2枚組 \1750
ジョルダーノ:歌劇「アンドレ・シェニエ」
フランコ・コレッリ(アンドレア・シェニエ) Franco Corelli
エットレ・バスティアニーニ(カルロ・ジェラール) Ettore Bastianini
アントニエッタ・ステッラ(マッダレーナ・ディ・コワニー) 
Antonietta Stella
ロレッタ・ディ・レリオ(ベルシ) Loretta Di Lelio
フランコ・カプアーナ指揮Franco Capuana
サン・カルロ歌劇場管弦楽団、合唱団 1958年11月29日ナポリ
以前 CIN CIN から発売あり
年代を感じさせる音質です。所々にマスターに起因するノイズや傷音が入りま
すこと、ご了承ください。

MYTO 261 2枚組 \1750
ベルリーニ:歌劇「夢遊病の女」
ジョン・サザーランド(アミーナ)Joan Sutherland
アゴスティーノ・ラッザーリ(エルヴィーノ)Agostino Lazzari
ジョゼフ・ルーロー(ロドルフォ伯爵)Joseph Rouleau
ジャネット・シンクレア(リーザ)Jeannete Sinclair
トゥリオ・セラフィン指揮Tullion Serafin
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、合唱団 1960年10月25日ライヴ
指揮者ボニングとの多くの名演で知られる絶頂期のサザーランドによる
「夢遊病の女」。冒頭にBBCの放送用ナレーションが入ります。音質は残念な
がら、とても良いとは言えませんが、貴重な録音の復刻です。

MYTO 274 4枚組 \3380
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
ヨゼフ・グラインドル(ハンス・ザックス)Josef Greindl
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ワルター)Wolfgang Windgassen
カール・シュミット=ワルター(ベックメッサー)Karl Schmitt-Walter
テオ・アダム(ポーグナー)Theo Adam
ゲルハルト・シュトルツェ(ダヴィッド)Gerhard Stolze
エリーザベト・グリュンマー(エヴァ)Elisabeth Grummer
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮Hans Knappertsbusch
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団 1960年ライヴ
以前 GOLDEN MELODRAM から発売あり。名演奏の復刻です。
マスターに起因する音の揺れ等が聴かれます。ご了承ください。

MYTO 276 3枚組 \2780
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」 1960年
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ローエングリン)Wolfgang Windgassen
ノルドモ=レーフベルイ(エルザ・フォン・ブラバンド)Aase Nordmo Lovberg
アストリッド・ヴァルナイ(オルトルート)Astrid Varnay
グスタフ・ナイトリンガー(フリードリヒ・フォン・テルラムント)
Gustav Neidlinger
テオ・アダム(ハインリヒ・デア・フォーグラー)Theo Adam
ロリン・マゼール指揮Lorin Maazel
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団 1960年ライヴ
※以前 MELODRAM から発売あり
この作品でバイロイト・デビューを果たしたマゼールの颯爽としたテンポが
特徴的な名演奏の復刻です。音質も良好です。

MYTO 279 4枚組 \3380
ワーグナー:楽劇「パルジファル」
ハンス・バイラー(パルジファル)Hans Beirer
トーマス・ステュアート(アンフォルタス)Thomas Stewart
デイヴィッド・ウォード(ティトゥレル)David Ward
ヨゼフ・グラインドル(グルネマンツ)Josef Greindl
グスタフ・ナイトリンガー(クリングゾル)Gustav Neidlinger
レジーヌ・クレスパン(クントリー)Regine Crespin
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮Hans Knappertsbusch
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団 1960年ライヴ
以前 MELODRAM から発売あり。名演奏の復刻です。




<ARCHIPEL>
ARPCD0514 \880
マーラー:交響曲第9番 ニ長調
ディミトリ・ミトロプーロス指揮 Dimitri Mitropoulos
ニューヨーク・フィル
1960年1月23日ニューヨークでのライヴ
名演奏の復刻です。音質は多少こもりがちですが、この名演奏を聴くに支障は
ありません。

ARPCD0515 \880
マーラー:嘆きの歌
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)Gundula Janowitz
ソーニャ・ドラクスラー(アルト)Sonja Draksler
ユリウス・パツァーク(テノール)Julius Patzak
クルト・リヒター指揮 Kurt Richter
ウィーン放送交響楽団、オーストリア放送合唱団
1960年ウィーンでのスタジオ録音(放送用録音かと思われます)
ボーナス・トラックとして:
シューベルト:歌曲「美しい水車小屋の娘」
ユリウス・パツァーク(テノール)Julius Patzak
ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ)Michael Raucheisen 1944年
マーラーの音質は、とても良いです。独唱陣、合唱ともに白熱した演奏です。

ARPCD0517 2枚組 \1450
ミトロプーロス最後のコンサート
マーラー:交響曲第3番 二短調
ルクレティア・ウェスト(アルト) Lucretia West
ケルン放送交響楽団
1960年10月31日ケルン
ボーナス・トラックとして:
a ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 op.90
コンセルトヘボウ管弦楽団 1958年8月10日ザルツブルグ
b ドビュッシー:「海」
ベルリン・フィル 1960年8月21日ザルツブルグ
以上 指揮はディミトリ・ミトロプーロス  Dimitri Mitropoulos
マーラーは待望の復刻。ミトロプーロスは1960年11月2日ミラノで同曲のリハ
ーサル中に急死しました。聴き応え十分な3曲を収録したお買い得なアルバム
です。音質はとても良いです。




<ANDROMEDA>
ANDRCD9080 2枚組 \1750
バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245
ピーター・ピアーズ(EVANGELIST)Peter Pears
ハンス・ホッター(バス)Hans Hotter
エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)Elisabeth Grummer
マルガ・ヘフゲン(アルト)Marga Hoffgen
ヨーン・ファン・ケステレン(テノール)John van Kesteren
キート・エンゲン(バス)Kieth Engen
オイゲン・ヨッフム指揮Eugen Jochum
バイエルン放送交響楽団、合唱団
1960年4月1日ライヴ
以前、GOLDEN MELODRAMから発売あり。音質良好です。
今ではスタイルの古い演奏ですが、温かみのある大きな演奏です。

ANDRCD9082 3枚組 \2150
ヨハン・シュトラウス:オペレッタ「こうもり」 1960年ライヴ
エーベルハルド・ヴェヒター(アイゼンシュタイン)Eberhard Waechter
ヒルデ・ギューデン(ロザリンデ)Hilde Guden
エーリヒ・クンツ(フランク)Erich Kunz
ゲルハルト・シュトルツェ(オルロフスキー公爵)Gerhard Stolze
ジュゼッペ・ザンピエリ(アルフレッド)Giuseppe Zampieri
ワルター・ベリー(ファルケ博士)Walter Berry
ペーター・クライン(ブリント)Peter Klein
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮Herbert von Karajan
ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団 1960年12月31日ウィーンでのライヴ
以前、RCA=BMGから発売あり。2幕のガラ・コンサートではディ・ステファノが
オ・ソレ・ミオ(カプア)、君は我が心のすべて(レハール)を歌います。
音質はとても良いです。渦巻く拍手、歓声に沸く観客の興奮が、この演奏の
楽しさを伝えます。

ANDRCD9083 2枚組 \1750
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」
オーゼ・ノルドモ=レフベルイ(レオノーレ)Aase Nordmo Loverg
ヴィルマ・リップ(マルツェリーネ)Wilma Lipp
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(フロレスタン)Wolfgang Windgassen
ハンス・ホッター(ドン・ピッツァーロ)Hans Hotter
ヴァルター・クレッペル(ロッコ)Walter Kreppel
マレイ・ディッキー(ジャキーノ)Marray Dickie
オットー・ヴィーナー(ドン・フェルナンド)Otto Wiener
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮Herbert von Karajan
ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団 1960年11月27日ウィーンでのライヴ
以前 GOLDEN MELODRAMから発売あり。とても良い音質です。

ANDRCD9084 2枚組 \1750
ワーグナー:歌劇「リエンツィ」(演奏会形式)
セット・スヴァンホルム(リエンツィ)Set Svanholm
アンネ・ルント・クリスティアンセン(イレーネ)Anne lund Christiansen
クリスタ・ルートヴィヒ(アドリアーノ)Christa Ludwig
パウル・シェフラー(ステファノ)Paul Schoffler
ヴァルターベリー(オルシーニ)Walter Berry
ヨーゼフ・クリップス指揮Josef Krips
ウィーン交響楽団、ウィーン楽友協会合唱団、ウィーン少年合唱団
1960年ウィーンでのライヴ
以前 GOLDEN MELODRAMから発売あり。とても良い音質です。
歌手陣の素晴らしさは、言うまでもありません。




<CARUS>
97.050/99 \2380
メンデルスゾーン(B.シュテークマン編作):
混声合唱の為の「無言歌集」
(1)第14番ハ短調op.38-2「失われた幸福」
(2)第44番ニ長調op.102-2「追想」
(3)第8番変ロ短調op.30-2「安らぎもなく」
(4)第6番ト短調op.19-6「ヴェネツィアの舟歌1」
(5)第27番ホ短調op.62-3「葬送行進曲」
(6)第32番嬰へ短調op.67-2「失われた幻想」
(7)第4番イ長調op.19-4「ないしょの話」
(8)第3番イ長調op.19-3「狩の歌」
(9)第18番変イ長調op.38-8「デュエット」
(10)第38番イ短調op.85-2「別れ」
(11)第35番ロ短調op.67-5「羊飼いの訴え」
(12)第17番イ短調op.38-5「情熱」
(13)第16番イ長調op.38-4「希望」
(14)第47番イ長調op.102-5「子供の為の小品」
(15)第5番嬰ヘ短調op.19-5「眠れぬままに」
(16)第2番イ短調op.19-2「後悔」
(17)第33番変ロ長調op.67-3「巡礼の歌」
(18)第45番ハ長調op.102-3「タランテラ」
Stefan Gottelmann オルガン
ベルント・シュテークマン指揮 Bernd Stegmann
ベルリン・ヴォーカル・アンサンブル Berliner Vokalensemble
2010年6月11-12日録音
大胆な企画によるアルバムです。メンデルスゾーンの名曲、無言歌集各曲に
パウル・ゲルハルト(Paul Gerhardt:1607-1676 賛美歌作詞者)等の古くから
伝わる歌詞をのせ合唱曲とした18曲。伴奏はオルガンです。美しいメロディ
ーと合唱が心に優しく楽しいアルバムです。

83.363 \2380
ヨハン・フィリップ・フェルチュ:宗教合唱曲集
(1)「Ach, dass die Hulfe aus Zion」
(2)私は我が主が救い主が生きておられるのを知っている
「Ich weiss, dass mein Erloser Iebt」
(3)言葉は肉体となりて 「Verbum caro factum est」
(4)「Traufelt, ihr Himmel, von oben」
(5)来たり給え、創造主なる聖霊よ 「Veni Creator Spiritus」
(6)われ主によりて喜ぶ 「Ich freue mich im Herrn」
(7)主を賛美せよ、すべての異邦人よ 「Lobet den Herrn, alle Heiden」
(8)「Adesto mihi domine」 (9)「herr, wer wird wohnen」
(10)深い淵より 「Aus der Tiefen」 (11)「O adoranda trinitas」
モニカ・マウチ(ソプラノ) Monika Mauch 他
リエン・ヴォスクイレン指揮 Rien Voskuilen
ラルパ・フェスタンテ L'arpa festante  
2009年9月7-9日録音
ヨハン・フィリップ・フェルチュ Johann Philipp fortsch(1652-1732ドイ
ツ)シュレースヴィヒ=ホルシュタイン=ゴットルフ公国の首都ゴットルフの
宮廷楽長を勤め、ハンブルクにその活動拠点を置いた作曲家フェルチュによる
宗教合唱曲全11曲。(5)(10)以外は世界初録音であるこのアルバムは学術的に
も貴重な作品となっています。

83.443 \2380
クリストフ・グラウプナー:ファゴット及びヴァイオリン協奏曲集
(1)ファゴット協奏曲 ハ長調 GWV.301 
(2)ファゴット協奏曲 ハ短調 GWV.307
(3)ヴァイオリン協奏曲 イ長調 GWV.337 
(4)ファゴット協奏曲 ト長調 GWV.328
(5)シャリュモー(古楽器:クラリネット)、ファゴットとチェロの為の協奏曲
GWV.306
(6)ファゴット協奏曲 変ロ長調 GWV.340
セルジオ・アッツォリーニ(ファゴット) Sergio Azzolini
Christian Leitherer(シャリュモー:クラリネット)
フリーデマン・ヴェンツェル ヴァイオリンと指揮 Friedemann Wezel
アンサンブル・イル・カプリッチョ Ensemble il capriccio
2007年10月31日-11月3日録音
クリストフ・グラウプナー Christoph Graupner(1683-1760 ドイツ)
ライプツィッヒで学びハンブルクのオペラ劇場で指揮者ラインハルト・カイザ
ーのもとで演奏活動やその作品にて人気を博し、後にダルムシュタットの宮廷
楽団楽長として活躍。生涯で1500を超える多くの作品を作曲しました。
バッハやヘンデル、テレマンと同時代の作曲家でありながら現在のその作品は
ほとんど演奏されることがありません。(1)(3)(5)の世界初録音を含んだこの
アルバムは学術的にも貴重な作品となっています。

<DIAPASON>
イタリアDIAPASONが通常流通開始!

DRCD 79 \1980
「ミケランジェリ、1967年プラト・ステレオ・ライヴ」
ショパン:
幻想曲 へ短調op.49/前奏曲 嬰ハ短調op.45/
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調/
マズルカ集
(ヘ短調op. 68-4/嬰ト短調op. 33-1/変ニ長調op. 30-3/嬰へ短調op. 59-3)
バラード第1番ト短調op.23-1/
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズop. 22
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)
録音:1967年6月28日 プラト、メタスタシオ劇場ステレオ・ライヴ
レコ芸特選盤!ミケランジェリ・オール・ショパン・リサイタル
当CDは以前、他の輸入業者から限定輸入されたものですが、今回弊社(東武ト
レーディング社)が代理店となり通常流通することとなりました。
イタリアのトスカーナ州、プラトの名門劇場「メタスタシオ劇場」でのライヴ
録音です。ミケランジェリはここで10回のリサイタルを行いました。この録音
は、全盛時のミケランジェリが行ったオール・ショパンのコンサートが楽しめ
るファン待望の1枚です。このCDは元々関係者向けの配布用として作られ、一般
発売はされておりませんでした。音源は2000年にアーカイヴから発見され、ミ
ケランジェリ夫人、ミケランジェリのスタッフによるチェックを受けたうえで
CD化されました。一般発売は2007年でレコード芸術誌でも特選盤に選ばれるな
ど評価が非常に高かったものです。
以前は、限定数量輸入であったため、今では希少盤となっており、今回の通常
流通は非常に喜ばしいことであります。日本語・英語の解説とDIAPASON社長か
らのメッセージ付き。
―許光俊氏による日本語ライナーノートより―
ここでミケランジェリが奏でているのは、私たちがショパンというと連想する
類の音楽とは著しく異なると言うしかないだろう。最初の「幻想曲ヘ短調」の
冒頭からして、リズムの正確さ、明快さが際だつ。北ヨーロッパ的な霧や闇の
雰囲気、あるいは幻想性は微塵もない。ミケランジェリはあらゆる音の響きや
動きを手に取るようにわからせる。音符のひとつひとつが、あたかも地中海の
明るい光に照らされているかのようにくっきりと見える。ハイドンのソナタを
聴いているかのような錯覚すら起こさせよう。とはいえ、注意深く聴くと、
この明るさのうちにも実に微妙、精妙な陰影が施されていることに気づかされ
る。和声的な響きの変化をこれほどまでに明瞭にさらけ出した演奏は、ほとん
ど他にないのではないか。まるでプリズムによって分解された光の七色を見せ
られているようだ。





<NORTHERN FLOWERS>
NF/PMA9983 \1980
アンドレイ・パヴロヴィチ・ペトロフ(1930-2006):管弦楽曲集
(1)バレエ「天地創造」組曲第1番
(2)バレエ「天地創造」組曲第3番(1968-1975)
(3)交響的幻想曲「マスターとマルガリータ」(1985)
(4)交響的幻想曲「・・・への告別」(2005)
(1)ユーリ・テミルカーノフ指揮サンクト・ペテルブルグ・フィル
(2)エドワルド・セーロフ指揮サンクト・ペテルブルグ室内管弦楽団
(3)アレクサンドル・ドミトリエフ指揮サンクト・ペテルブルグ・フィル
(4)マリア・リュドコ(S)、A.チェルヌシェンコ指揮ステート・カペラ交響楽団
録音:(1)1971/(2)1979/(3)1989/(4)2008年
ペトロフは1930年レニングラード生まれの作曲家。ソビエトでは最も早い時期
にジャズを取り入れた作曲家として認識されている。多くのソ連製の映画、バ
レエ、交響楽を作曲しており、レーニン賞、ソビエト連邦人民芸術家の称号な
ど多くの賞を受けている。作風は典型的な社会主義リアリズムといえるが、
ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、カバレフスキーらの様式にジャズが盛
んに取り入れられ、極めて変化に富んでいる。最晩年の《・・・への告別》
(2005)はショスタコーヴィチ、マーラーを思わせるユニークな大作。作曲家は
もはや体制に気を使う必要もなく、大管弦楽にオルガンが加わり、後半はソプ
ラノが入るなど、自由奔放な表現を行っている。《・・・の告別》とは何に対
しての告別なのか、人生の終わりに書いた作品にしてはエネルギーがあふれて
いる。

NF/PMA9984 \1980
アンドレイ・ペトロフ(1930-2006):
弦楽オーケストラへの編曲集(全曲G.コルチマー編)
(1)バレエ音楽《天地創造》組曲(1971)
(2)弦楽四重奏曲弟2番《記憶の深みより》(2002)
(3)忘れられた曲(1987)/(4)ユモレスク(1964)
(5)私はブロードウェイを歩いている-コントラバスと弦楽のためのフォックス
トロット(1998)
(6)ジプシー・ラプソディ-ヴァイオリンと弦楽のための(1958)
(7)オーケストラの新人ヴァイオリニスト-ヴァイオリンと弦楽のための無窮動
(1961)
イリヤ・イオフ(指揮、Vn)
ディヴェルティスマン弦楽オーケストラ
録音:2010年5月サンクト・ペテルブルグ
前述のペトロフのバレエ、室内楽などを弦楽オーケストラに編曲した作品集。
ソビエト崩壊後に書かれた作品は現代性と厳しさを増しており、一聴に値する。
弦楽四重奏曲弟2番《記憶の深みより》(2002)はアルヴォ・ペルト、ヴァスク
スらバルト諸国の作曲家に通じる抒情性を持っている。

NF/PMA9985 \1980
プロコフィエフ:バレエ《シンデレラ》より4つの小品Op.97(1943)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番Op.82(1940)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番Op.36(1913-1931)
ゴドフスキー:J.シュトラウスの「こうもり」の主題による交響的変容
ヴィヴィアン・チェ(Pf)
録音:2009年2月サンクト・ペテルブルグ
ヴィヴィアン・チェは1992年シドニーで行われたモーストリー・モーツァルト
・フェスティヴァルでデビュー以来、世界で活躍する韓国人若手。ユーディナ
国際コンクール優勝を始め数多くのコンクールに上位入賞を果たしている。
透明な音色と強靭なタッチ、うねるような音楽性など注目の才能である。特に
ロシア音楽を得意とし、超絶技巧の作品も一点の音色のにごりもなく軽々と弾
ききる。




<MUSIC&ARTS>
M&ACD 1247 2枚組 \3960
「ヴィジョンズ」
ブゾーニ:3つのアルバムの一葉
フリン(b.1937):私たちの内側の命を垣間見る
フィニシー(b.1946):バッハ風後置詩
ブゾーニ:インディアン日誌 第1巻/ブロッホ:幻影と予言
カルロ・グランテ(ピアノ)
イタリアの技巧派ピアニスト、カルロ・グランテの弾く20世紀、21世紀のピア
ノ作品集。ジョージ・フリン(1937-)はシカゴのデポール大学の作曲科主任教
授を長く務めている作曲家。「私たちの内側の命を垣間見る」は2000年から
2001年に作曲された、1分にも満たない曲から17分を越す曲まで9曲からなる
作品で、1時間に迫る大作。マイケル・フィニシー(1946-)は英国の作曲家。
「バッハ風後置詩」は2000年の作。全5時間半という「音による写真史」の
第8部に含まれる一曲。

M&ACD 1248 \1980
「パウル・バドゥラ=スコダ ショパンを弾く」
ショパン:
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58/マズルカ 嬰ハ短調Op.63-3
マズルカ イ短調 Op.68-2/マズルカ 嬰ハ短調 Op.30-4
練習曲 変イ長調 Op.25-1/幻想曲 ヘ短調 Op.49
ポロネーズ 変イ長調 Op.61 「幻想ポロネーズ」
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
録音:1971、1972、1975年
ウィーンの名ピアニスト、バドゥラ=スコダ(1927-)が1970年代に録音した
ショパンの録音を集めたもの。バドゥラ=スコダは1950年代のWESTMINSTER
録音でショパンのOp.10とOp.25の練習曲、2つのピアノ協奏曲を録音していた
が、その後の録音は少ないので、これらは貴重な録音である。





<NEWPORT CLASSICS>
NPD85690 \1980
「ハレー彗星」-マーク・トウェインの朗読と関係する音楽集
フェリックス・クレーマー:マーク・トウェイン・マズルカ(1880)
L.M.ゴッチョーク:グロテスク・ファンタジー「バンジョー」(1855)
オシップ・ガブリロウィッチュ:小セレナーデ第1番(1897)
ブライド・ブーン(編):私の神は近い(1912)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「悲愴」ハ短調Op.13(1799)
ブラインド・トム:暴風雨(1865)、シンクロ・ギャロップ(1865)、
マナッサスの戦闘(1866)
フランツ・シューベルト:即興曲Op.142-No.2
(曲間にマーク・トウェインの著作やトウェインに関する朗読が入る)
ジョン・デイヴィス(Pf,朗読)
録音:2010年
2010年はハックルベリーやトム・ソーヤで有名なマーク・トウェイン没後100
年、生誕175年であり、それを記念して制作されたディスク。マーク・トウェ
インが生まれた年、ハレー彗星がやって来ており、後年本人は「自分はハレー
彗星と共にやって来てハレー彗星と共に去ってゆくだろう」と人々に語ってい
たが、その言葉通り1910年の再接近の際に世を去っている。彼は音楽に親しみ、
自らもピアノを嗜んだ。このCDには彼の愛した音楽と彼と親交のあった音楽家
の作品が収められている。逃亡奴隷の家に生まれ、黒人で盲目ながらもラグ・
タイムのピアニスト・作曲家として大成した伝説的人物ブラインド・ブーン
はトウェインとも親交があり、彼の作品も収められている。ブラインド・ブー
ンの再評価に尽力したピアニスト、ジョン・デイヴィスが演奏の合間にマーク
・トウェインに関係した人々の証言や著作の引用を朗読している(ブラインド
・ブーンのみの作品集はNPD 85678)。




<GEGA NEW>
GD 357 \1850
「フリーメーソンの作曲家による音楽」
ジェミニアーニ:チェロ・ソナタ ハ長調
ラモー:メヌエット,タンブラン
J.C.バッハ:アダージョ・モルト・エスプレッシーヴォ,
チェロ・ソナタ ニ長調
ハイドン:アダージョ,メヌエット
モーツァルト:アンダンティーノ
リスト:愛の夢,天からいらしたあなた
ガーシュイン:「ポーギーとベス」から2曲
ヴェンツェスラフ・ニコロフ(チェロ)
ルジカ・チャラクチエヴァ(ピアノ)
録音:2010年4、5月ブルガリア放送スタジオ、DDD、69'37
ブルガリアを代表するチェリスト、ヴェンツェスラフ・ニコロフが様々な作曲
家の作品を弾いている。CDのタイトルは「フリーメーソンの作曲家による音楽」
で、いずれの作曲家もフリーメーソンとの関与が噂される人物だが、あまりこ
だわらずとも音楽的に楽しめる内容になっている。

GD 359 \1850
「ミンチョ・ミンチェフ-ヴァイオリン・リサイタル」
ヴィターリ:シャコンヌ ト短調
ブゾーニ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
パンチョ・ヴラディゲロフ:ソング、ブルガリア狂詩曲「ヴァルダル」
ミンチョ・ミンチェフ(Vn)、
マリーナ・カピタノヴァ(Pf)
制作:2010年
ミンチョ・ミンチェフは1970年のパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールに
第1位なしの第2位入賞者(前年度の優勝者はクレーメル)。その後ソリストとし
てマリナー、グローヴズ、レナード・スラットキン、エリオット・ガーディナ
ーらと共演、ゲオルギエヴァやルセフといったブルガリアの著名ヴァイオリニ
ストの師でもある。最近ではあまり聴かれなくなった一時代前のおおらかなカ
ンタービレ、たっぷりとしたヴィブラートが巨匠の風格を感じさせる。

GD 354 \1850
「ブルガリア国立放送児童合唱団創立50周年記念コンサート」
わが親愛なる母(T.ポポフ編)/若い娘(タネフ)
春のワルツ(スラバコフ編)/流浪の民(シューマン)
歌劇《蝶々夫人》から(プッチーニ)
歌劇《エフゲニー・オネーギン》から(チャイコフスキー)
歌劇《マリア・ストゥルダ》から合唱(ドニゼッティ)
セレナード(シューベルト)/ほか全20曲
フリスト・ネデャルコフ指揮
ブルガリア国立放送児童合唱団、
S.アナニエフスカ(Pf)、S.ガラボヴァ(Pf)
制作:2010年
1960年3月に結成され、今年創立50周年を迎えたブルガリア国立放送児童合唱団
の記念公演ライブ。民謡の編曲から歌劇の児童合唱、ブルガりアの作曲家の
作品ありとヴァラエティに富んでいる。アンサンブルの水準が極めて高い。い
わゆるブルガリアン・ヴォイスではなく通常の発声法だが、ソリストの歌唱法
に独特の民族的なメリスマティックな歌いまわし(つまりコブシ)が味わい深い。





<WEST HILL RADIO ARCHIVES>
WHRA 6036 4枚組 \5940
「ユッシ・ビョルリンク 放送演奏会1937-1960」
シューベルト:シルヴィアに(英語)/マスネ:「マノン」-目を閉じると
フォスター:金髪のジェニー/フロトー:「マルタ」-夢のように(イタリア語)
ハワード・バーロウ(指揮)ファイアストーン管弦楽団
1945年11月19日、ヴォイス・オブ・ファイアストーン
ロンバーグ:「五月の時」-覚えているかい?/ギール:君だけに
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」-あの音は…
エレノア・スティーバー(ソプラノ)、
ハワード・バーロウ(指揮)ファイアストーン管弦楽団
1946年1月21日、ヴォイス・オブ・ファイアストーン
グリーグ:君を愛す/ゴダール:ジョスランの子守歌(英語)
ダルドロ:ビコーズ
ハーバート:「パット姫」-ナポリの愛の歌
ハワード・バーロウ(指揮)ファイアストーン管弦楽団、
1946年3月25日、ヴォイス・オブ・ファイアストーン
グノー:「ファウスト」-この清らかな住まい
ペッテション=ベリエル:菩提樹の陰の乙女
アルテン:祝福の地よ/ツアーズ:我が母
フリッツ・ライナー(指揮)フォード交響楽団、
1946年5月12日、フォード・サンデー・イヴニング・アワー
プッチーニ:「ボエーム」-ああ愛らしい娘
リチア・アルバネーゼ(ソプラノ)、
カール・クリッツ(指揮)サンフランシスコ歌劇場管弦楽団
1949年9月25日(ライヴ)
レオンカヴァッロ:「道化師」-衣装を着けろ
1951年2月16日、ウィ・ザ・ピープル
プッチーニ:「ボエーム」-冷たい手,ああ愛らしい娘
マスネ:「マノン」-消え去れ、優しい面影よ
グノー:「ロメオとジュリエット」- 結婚の夜
アンナ=リサ・ビョルリンク(ソプラノ)、
ガエターノ・メローラ(指揮)サンフランシスコ歌劇場管
1949年10月23日、スタンダード・アワー
ポンキエッリ:「ジョコンダ」-空と海/トスティ:暁は光から闇を分け
プッチーニ:「トスカ」-星は光ぬ
グノー:「ロメオとジュリエット」- 結婚の夜
ビドゥ・サヤン(ソプラノ)、
ガエターノ・メローラ(指揮)サンフランシスコ歌劇場管弦楽団
1951年9月30日、スタンダード・アワー
セーデルマン:魔法の湖/アルヴェーン:森は眠る
ラングストレム:トリスタンの死/
トスティ:暁は光から闇を分け/ペッテション=ベリエル:菩提樹の陰の乙女
ジェイムズ・W.キリアン(ピアノ) 1949年4月11日、カーネギーホール
レオンカヴァッロ:朝の歌/ラフマニノフ:リラの花(英語)
モーガン:クロリンダ/マスネ:「マノン」-消え去れ、優しい面影よ
ドナルド・ヴーヒーズ(指揮)
ベル・テレフォン管弦楽団、1948年3月15日、ベル・テレフォン・アワー
シューベルト:セレナード/ハーバート:「パット姫」-ナポリの愛の歌
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」-母さん、この酒は強いね
ドナルド・ヴーヒーズ(指揮)
ベル・テレフォン管弦楽団、1949年4月4日、ベル・テレフォン・アワー
R.シュトラウス:セレナード/フォスター:金髪のジェニー
プッチーニ:「ボエーム」-冷たい手
ドナルド・ヴーヒーズ(指揮)ベル・テレフォン管弦楽団、
1949年11月7日、ベル・テレフォン・アワー
マイヤベーア:「アフリカの女」-おお楽園よ(イタリア語)
ラフマニノフ:密かな夜のしじまの中で(英語)/R.シュトラウス:献呈
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」-五月の晴れた日のように
ドナルド・ヴーヒーズ(指揮)
ベル・テレフォン管弦楽団、1950年10月23日、ベル・テレフォン・アワー
マスネ:「マノン」-目を閉じると
ペッテション=ベリエル:菩提樹の陰の乙女
ギール:君だけに/プッチーニ:「マノン・レスコー」-見たことのない美人
ドナルド・ヴーヒーズ(指揮)
ベル・テレフォン管弦楽団、1951年1月8日、ベル・テレフォン・アワー
プッチーニ:「ボエーム」第1幕から
レナータ・テバルディ(S ミミ)、
マックス・ルドルフ(指揮)メトロポリタン歌劇場管弦楽団
1956年1月30日、プロデューサーズ・ショーケース
プッチーニ:「トスカ」-妙なる調和
マイヤベーア:「アフリカの女」-おお楽園よ(イタリア語)
ヴェルディ:「運命の力」-この厳かな時に
グノー:「ファウスト」-清らかな天使(ビョルリンクのみスウェーデン語)
グレイス・ムーア(ソプラノ)、ドナルド・ディクソン(バリトン)、
エルノ・ラペー(指揮)
ゼネラルモーターズ交響楽団、
1937年12月5日、ゼネラルモーターズ・コンサート
レオンカヴァッロ:「道化師」-衣装を着けろ
ヴェルディ:「アイーダ」-清きアイーダ/
グローヴァー:トラリーのバラ
ドナルド・ヴーヒーズ(指揮)
ベル・テレフォン管弦楽団、1951年3月12日、ベル・テレフォン・アワー
ゴダール:ジョスランの子守歌(英語)
ニルス・グレヴィリウス(指揮)ストックホルム演奏会協会管弦楽団、
1949年8月11日、HMV未発表録音
ワーグナー:「ローエングリーン」-遥かな国から(スウェーデン語)
ペッテション=ベリエル:暗い森を一人歩く時/ヌードクヴィスト:海で
アダン:クリスマスの賛美歌(スウェーデン語)
ハリー・エバート(ピアノ) 1954年12月20日
セーデルマン:魔法の湖/アルテン:祝福の地よ
ミレッカー:「乞食学生」-僕にはお金が無いが(スウェーデン語)
ハリー・エバート(ピアノ) 1952年5月25日、スカンセンでの野外コンサート
アルヴェーン:君に憧れ
チャイコフスキー:
「エフゲニー・オネーギン」-私の青春はどこに行ってしまったのだ
ワーグナー:「ローエングリーン」-遥かな国から(スウェーデン語)
ニルス・グレヴィリウス(指揮)イェーテボリ交響楽団
1960年8月5日、イェーテボリ・コンサートホール
20世紀半ばの偉大なテノール、ビョルリンク(1911-1960)の様々な放送録音を
CD4枚に集めたもの。しかもただ音楽を抜き出しただけでなく、番組のオープ
ニング、エンディング、曲間のアナウンスなどを盛り込み、極力当時の放送の
雰囲気を再現しているのが大きな特徴である。半世紀の時を越えて、ビョルリ
ンクのラジオ番組を聞いている気分にさせてくれる。フリッツ・ライナーが
伴奏指揮の珍しい録音も含まれている。1960年のイェーテボリ録音は、残され
たビョルリンク最後の録音で、このおよそ一ヵ月後の9月9日に心臓発作で亡く
なった。もちろんビョルリンクの美声はどの歌でも天下一品。オペラからの
アリア、重唱はもちろんのこと、お国もののスウェーデンの作曲家の歌曲、
またフォスター、ロンバーグ、ハーバートといった米国の作曲家の作品まで、
いずれも素晴らしいものである。




<WEITBLICK>
SSS0116-2 \1980
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1977年7月6日ライヴ(ステレオ)
当演奏は初出当時から極めて評価の高かったものです。リズム重視で厳格にし
て快活なテンポ設定。ケーゲルらしい隅々までレントゲン照射したかのように
音形を浮かび上がらせた名演です。幻想味を強調せず、どこまでも現実的な演
奏と言えましょう。楽曲を合理的に再構築してしまう手腕はヴァントに通じる
ものがあります。思えば、放送オケとの親密な関係、練習狂と言った面も似て
おります。

SSS0117-2 \1980
ブルックナー:交響曲第6番 イ長調
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1972年12月12日ライヴ(ステレオ)
第6番は長らく「地味」の烙印が押されておりました。しかしクレンペラーや
ヴァントの演奏が広く普及した現在、魅力に満ちた楽曲であることをファンは
既に気づいています。ケーゲル盤も最高の名演とカウントされて然るべきもの
です。かつては、ブルックナーの長調の交響曲らしいハッピーさなどと評され
た作品ですが、当曲の白眉は第2楽章と申せましょう。緩余楽章に名作が多い
ブルックナーですが、ここまで怖い音楽はありますまい。しつこい繰り返しに
尋常ならざる作者の人格を想像してしまいます、そしてそれは正解です。




<COLLINS CLASSICS>
COLLINS CLASSICSが国内仕様で復活!
英国COLLINS CLASSICSは1989年に音楽出版社ランボーン・プロダクションのCD
部門として活動を開始しました。正にデジタル時代の申し子的存在で、一流
アーティスト、プロデューサーを用いて金を掛けたセッション録音、全タイト
ルがデジタル録音です。しかし経費の掛けすぎが財政を圧迫したのか、1998年
には活動停止の憂き目にあいました。その後権利関係が転々とし、前権利保
持者のPINNACLE ENTERTAINMENTは一切再発売することなく倒産。そして現在
の権利保持者PHOENIX MUSIC INTERNATIONALは自社での再発売に積極的でない
ため、多くの名盤は長らく埋もれたままでした。今回弊社が粘り強い交渉の
結果、全てのタイトルを復活させるべく契約を締結。今回の2タイトルが第1弾
となります。COLLINS CLASSICSはALTO, REGISなどからもライセンス発売があ
りますが、リマスタリングも特に施されていないようです。弊社ではオリジナ
ル・ジャケット、ロゴを復活させた上でリマスタリングをWEITBLICKに依頼し
音質向上を図りました。COLLINSというとヴォリュームが小さく大人しい音質
で知られましたが、今回のリリースからはパワフルなサウンドで楽しめます。
(東武トレーディング)

CLN 0001-2 \1980
ドビュッシー:ピアノ作品集
忘れられた映像/版画/スケッチ・ブックより/
映像第1集、第2集/英雄的の子守歌
フー・ツォン(P)
1990年8月デジタル・スタジオ録音
名手フー・ツォンのドビュッシーはMERIDIANからも出ていますが、曲目は一切
被りません。一聴してなんと上品なドビュッシーであることか!そして、ただ
お行儀の良いだけでなく、見事にダイナミックな演奏を聞かせてくれます。音
色は魅力あふれるヤニ色というか重厚なもので、ギーゼキングでは余りにも乾
きすぎ、ポリーニでは畏まり過ぎ、ミケランジェリでは華麗すぎと思われる方
に聴いて頂きたい一級品です。音質の向上も目覚しいものがあります。

CLN 0002-2 \1980
ドビュッシー:管弦楽作品集
交響詩「海」/三つの夜想曲/牧神の午後への前奏曲
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
フィルハーモニア管弦楽団、
ザ・シックスティーン(ハリー・クリストファーズ指揮)
1992年5月デジタル・スタジオ録音
お待たせしましたスヴェトラーノフの「海」が復活です。今まではとかく大人
しい演奏と評価されておりましたが、音質向上により、じっくりと遅いテンポ
で料理したダイナミックな演奏であることが再確認されました。スヴェトラー
ノフは決して大雑把な指揮者ではなくチェリビダッケすら想起させる分析的な
アプローチにも秀でており、ドビュッシーの込み入った管弦楽を丁寧に読み解
いていきます。シックスティーンとの共演というのもそそられる「夜想曲」!
絶美です。セッション録音のフィルハーモニア管も優秀の一言で、上品な音色
にはうっとりさせられます。

<Brilliant Classics>
BRL 9160 2枚組 \1080
デュカス:ピアノ曲全集
2台ピアノのための魔法使いの弟子、ソナタ変ホ短調、
ラモーの主題による変奏曲 間奏曲とフィナーレ、
ハイドンの名による悲歌的前奏曲、牧神の遥かな嘆き、
セルゲイ・クーセヴィツキーのためのアレグロ 
色々な作曲家による「ポール・デュカスの墓」-フローラン・シュミット:
ポール・デュカスの墓Op.86-6/ファリャ:ポール・デュカスの墓のために/
ピエルネ:ポール・デュカスの名前による前奏曲/ギィ・ロパルツ:ポール・
デュカスを偲んで/ロドリーゴ:ポール・デュカスへのオマージュ
ジュリアン・クリーン:ポール・デュカスの思い出による小品
メシアン:ポール・デュカスの墓前への小品
トニー・オーバン:le sommeil d'Iskender
エルザ・バレーヌ:ポール・デュカスのオマージュ
マルコ・ラペッティ、リッカルド・リザリティ(pf)

BRL 9167 \540
ニコロ・カスティリオーニ(1932-96):ピアノ曲集
運動の開始、カンジアンティ、3つの小品、Come io passo l'estate、
優しき安息所よ、ソナチネ、Das Reh im Wald、In principio era la danza、
He、前奏曲 コラールとフーガ
エンリコ・ポンピーリ(pf)

BRL 9200 10枚組 \2700
Great artists Collection
Disc. 1
スヴャトスラフ・リヒテル
シューベルト:
ピアノソナタ第6番D.566、ピアノソナタ第18番D.894「幻想」、
アレグレットD.915
Disc. 2
ジャン=フィリップ・コラール
フォーレ:
4つのヴァルス=カプリス、8つの小品Op.84、マズルカOp.32、3つの無言歌、
バイロイトの思い出(アンドレ・メサジェ編)、ドリー組曲Op.56
ブルーノ・リグット(pf)
Disc. 3
エミール・ギレリス
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番、第5番「皇帝」
クルト・マズア指揮、ソビエト国立交響楽団
Disc. 4
ゲザ・アンダ
シューマン:クライスレリアーナOp.16、ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
Disc. 5
アルフレッド・ブレンデル
モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番K.459、第20番K.466
ヴィルフリード・ベッチャー指揮、ウィーン・フォルクスオパー管弦楽団
Disc. 6
ネルソン・フレイレ
リスト:ピアノ協奏曲第1番、第2番
ミシェル・プラッソン指揮、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
Disc. 7
ニコライ・ルガンスキー
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」Op.33、Op.39
Disc. 8
エフゲニー・キーシン
ショパン:ピアノ協奏曲第1番、第2番
ドミトリー・キタエンコ指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
Disc. 9
アルトゥール・ピサロ
リスト:ハンガリー狂詩曲第1番-第9番
Disc. 10
エレーヌ・グリモー
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
ヘスス・ロペス=コボス指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

BRL 9209 \540
マキシモ・ディエゴ・プホール:Historias Sin Palabras(初録音)
Color sepia、Torino
ジョルジオ・ミルト(Guitar)

BRL 93806 \540
マラン・マレ:ヴィオール曲集 ラ・ベルモント
サラ・ルイス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)ラファエル・ムニョス(テオルボ)
ラウラ・プエルト(ハープシコード)

BRL 93977 2枚組 \1080
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲第9集
弦楽五重奏曲Op.28
ラ・マニフィカ・コムニタ

BRL 94115 \540
Sacred music for the Esterhazy family
フンメル:宗教曲集
荘厳ミサ曲、テ・デウム、オッフェリトリゥム「慈悲深き処女」Op.89a 
ディディア・タルパイン指揮、ソラメンテ・ナチュラリ、他

BRL 94172 \540
チマローザ(C.ジュリアーニ編):ギターによる30のソナタ集 
クラウディオ・ジュリアーニ(Guitar)

BRL 94173 \540
ヴィヴァルディ:2つのリコーダーと通奏低音のためのソナタ集
ピエトロ・ブスカ指揮、アカデミア・デル・リチェルカーレ"
ソナタRV.72、RV.78、RV.35、RV.74、RV.61、RV.67、RV.46、
「ラ・フォリア」RV.63
ロレンツォ・カヴァサンティ、マヌエル・スタロポリ(リコーダー)

BRL 94174 \540
リスト:
コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ
S.259
レーガー:
コラール幻想曲集より「主よ、汝の怒りにてわれを罰するなかれ」Op.40-2
フランク:英雄的小品
サン・サーンス(ルメア編):死の舞踏 ミラノ大聖堂オルガン
ラウル・プリエト・ラミレス(Org)

BRL 94175 \540
ハイドン:ピアノ協奏曲集
Hob.XVIII:11、Hob.XVIII:4、Hob.XVIII:3
ヨランダ・ヴィオランテ(Fp)フェデリコ・グリエルモ(Vln、指揮)
ラルテ・デラルコ

BRL 94176 2枚組 \1080
ラヴェル:四手と2台ピアノのための作品全集
序奏とアレグロ、スペイン狂詩曲、鐘の鳴るなかで、ボレロ、
マ・メール・ロワ、バレエ「ジャンヌの扇」よりファンファーレ、
シェエラザード序曲、ラ・ヴァルス、口絵(5手のための) 
イングリッド・トルソン、ジュリアン・トゥルバー(pf)
デイヴィッド・ガーディナー(pf)

BRL 94204 \540
ハイドン:歌曲とカンタータ集
さすらい人、鋭い目、精霊の歌、忠誠、おお美しい声よ、田園歌、回想、
ナイルの戦い、彼女は決して恋について話さない、婦人の姿見、
カンタータ「ナクソスのアリアンナ」
エマ・カークビー(Sop)マーシャ・ハジマーコス(Fp)

BRL 94211 2枚組 \1080
IN PARADISUM - 宗教曲名曲集
フォーレ:レクイエムより、ラシーヌ讃歌
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム、ヴェスペレK.339、レクイエムより
フランク:天使の糧/ペルゴレージ:スターバト・マーテルより
ブルックナー:ロクス・イステ
メンデルスゾーン:エリアより、詩篇第42番より/アレグリ:ミゼレーレ
マーラー:交響曲第4番より/パレストリーナ:サンクトゥス
ヴェルディ:レクイエムより/ブラームス:アヴェ・マリア
ヘンデル:メサイアより/J.S.バッハ:マタイ受難曲より
チャイコフスキー:天使ケルビムの歌、他
ヴァリアスアーティスツ



<Regis>
RRC 1357 \680
モーツァルト:踊れ 喜べ 幸せな魂よK.165
アリア集「あなたは今は忠実ね」K.217、「私は行く、だがどこへ」K.583、
「わからないわ、あの人の悩みは」K.582、「わが感謝をうけたまえ」K.383、
「私のうるわしい恋人よ、さようなら…とどまって下さい、ああいとしい人よ」
K.528、歌劇「ツァイーデ」第1幕第3場より「やすらかにお休み、私のいとし
い命よ」、歌劇「ポントの王ミトリダーテ」より「遠く離れて、いとしい人よ」
フェリシティ・ロット(Sop)
ジェーン・グローヴァー指揮、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ

RRC 1359 \680
グラズノフ:交響曲第6番
バレエ組曲「ライモンダ」Op.57a、勝利の行進曲Op.40
ヨンダニ・バット指揮、ロンドン交響楽団

RRC 1360 \680
ロドリーゴ:ギター協奏曲集
アランフェス協奏曲、ある貴紳のための幻想曲、宴の協奏曲
アルフォンソ・モレーノ(Guitar)
エンリケ・バティス指揮、メキシコ州立交響楽団

RRC 1361 \680
ヤナーチェク:
弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」、第2番「ないしょの手紙」
ドヴォルザーク:糸杉B.152
リンゼイ弦楽四重奏団

RRC 1362 \680
リスト:ピアノ協奏曲第1番、第2番
「詩的で宗教的な調べ」より愛の賛歌、孤独の中の神の祝福、葬送
アルフレッド・ブレンデル(pf)
ミヒャエル・ギーレン指揮、ウィーン・プロ・ムジカ管弦楽団

RRC 1363 \680
The Artistry of Dennis Brain
デニス・ブレイン(Hrn)名演奏集
ベートーヴェン:ホルンソナタOp.17 デニス・マシューズ(pf)
モーツァルト:
ディヴェルティメント第16番K.289、ピアノと管楽のための五重奏曲K.452
デニス・ブレイン・ウィンド・アンサンブル
ディッタースドルフ:パルティータより
ロンドン・バロックアンサンブル
デュカス:ヴィラネル
ジェラルド・ムーア(pf)
シューマン:アダージョとアレグロOp.70
ジェラルド・ムーア(pf)
ハイドン:交響曲第31番より
ウェストラップ指揮
モーツァルト:ホルン協奏曲第2番K.417
ワルター・ズスキント指揮、フィルハーモニア管弦楽団
L.モーツァルト:アルプホルンと弦楽のための協奏曲より
デル・マー指揮、ホフナング交響楽団

RRC 1364 \680
The Legendary Debut Recital
ジョーン・サザーランド(Sop)オペラアリア集
ドニゼッティ:ランメルモールのルチアより、シャモニーのリンダより
ヴェルディ:エルナーニより、シチリア島の夕べの祈りより
ネルロ・サンティ指揮、パリ音楽院管弦楽団
ヘンデル:アルチーナより
アンソニー・ルイス指揮、フィロムジカ・オブ・ロンドン

RRC 1365 \680
ブリテン:セレナードOp.31
ピーター・ピアーズ(Ten)デニス・ブレイン(Hrn)
ユージン・グーセンス指揮、ロンドン新交響楽団
冬の言葉Op.52、ミケランジェロの7つのソネットOp.22
ベンジャミン・ブリテン(pf)

RRC 1330 \680
トラディショナルとキャロル集
バード、ホルスト、ハウェルス、ウィルコックス、他の作品より
エドワード・ヒギンボトム指揮、オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊
※既発品番:PCL1002と同内容

RRC 1335 \680
English Folk Carols
マディ・プライアとザ・カーニバル・バンド/Sneak's Noyse
The sans day carol、God rest you merry gentlemen、
It came upon the midnight clear、The holly and the Ivy、
Angels from the realm of glory、Ding dong merrily on high、
Unto us a boy is born、On christmas Night
古楽とトラッドを合わせたようなスタイルで演奏している。
※既発品番:PCL1007と同内容

RRC 1347 \680
ケンブリッジのキャロル集
ティモシー・ブラウン指揮、ケンブリッジ・クレアカレッジ聖歌隊
※既発品番:PCL1021と同内容




<ソニー・ミュージックダイレクト>
MECO 1005 \3000
Dear Marimba
ディア・マリンバ
塚越 慎子(マリンバ)
サウル・コセンティーノ:ポエマ/三宅一徳:チェイン
サウル・コセンティーノ、
オスヴァルト・タランティーノ:エル・ヌエヴォ・タンゴ
マイケル・ブリット:カリタス
エリック・サミュ:ザッピング・トリオ
吉松隆(塚越慎子編)アトム・ハーツ・クラブ・デュオ作品70a
細川俊夫:マリンバのための「さくら」
次世代を担うマリンバ界の若きスター塚越慎子(つかごし・のりこ)のデビュー
アルバムです。
第2回パリ国際マリンバコンクール(フランス)第1位、第8回 第2回 国際マリン
バコンクール(ベルギー)第2位他、国内外の数々のコンクールで輝かしい受賞
歴を誇る塚越慎子。その塚越の「ディア・マリンバ」は、まさにタイトルのと
おりアーティストのマリンバに対する深い愛情が感じられるアルバムです。
シリアスな現代曲から、ジャズやポピュラー音楽のイディオムを踏襲した楽曲
まで、アーティストの持てるポテンシャルを幅広く堪能できます。
世界的名指揮者であるシャルル・デュトワをして、「私の知る限り、Noriko
Tsukagoshiほど素晴らしいマリンバの演奏を聞いたことがない。」と言わしめ
るほどの見事な才能は、CDに収録されたすべての楽曲において証明されていま
す。DSDレコーディング、SACDハイブリッド盤の高音質も魅力です。




<Opus Arte DVD>
OA 1043(DVD-Video) \4550
OA 7079BD(Blu-ray) \5480
ラ・バヤデール
ナタリア・マカロワ版  英国ロイヤルバレエ団




<WARNER CLASSICS>
WARNER 2564 678047 \2450
ヴァイオリン名演奏集
ヴィエニャフスキ:カプリース/クライスラー:ウィーン風狂詩的小幻想曲
バッツィーニ:妖精の踊りOp.25
パガニーニ:
パイジェルロの「水車屋の娘」より「うつろな心」による序奏と変奏曲Op.38、
24の奇想曲Op.1より第1番、第5番
ワックスマン:カルメン幻想曲/サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20
マヌエル・マリア・ポンセ(ハイフェッツ編):エストレリータ
チャーリー・シーム(Vln)
Caroline jaya-Ratnam(pf)

WARNER 2564 679409 2枚組 \1350
ヴェルディ:オペラ作品集
ナブッコ、リゴレット、シモン・ボッカネグラ、マクベス、トロヴァトーレ、
仮面舞踏会、オテロ、椿姫、運命の力、ドンカルロ、シチリア島の夕べの祈り、
レニャーノの戦い、アイーダより
ヴァリアスアーティスツ

WARNER 2564 679465 2枚組 \2450
グラズノフ:協奏曲全集
ヴァイオリン協奏曲Op.82、瞑想曲Op.32
イチェル・バートン・パイン(Vln)、
吟遊詩人の歌、コンチェルト・バラータOp.108
ウェン=シン・ヤン(Vc)
ピアノ協奏曲第1番、第2番
アレクサンダー・ロマノフスキー(pf)
サクソフォン協奏曲Op.109
Marc Chisson(Sax)
夢Op.24
アレクセイ・セロフ(Hrn)
ホセ・セレブリエール指揮
ロシア国立管弦楽団

WARNER 2564 676059 \1050
Night of LOVE
ワーグナー:トリスタンとイゾルデ、パルジファルより二重唱曲
ヴァルトラウト・マイアー(MSop)
ジークフリート・イェルザレム(Ten)
ダニエル・バレンボイム指揮
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団


●WARNER Opera series Vol.8
WARNER 2564 676915 3枚組 \3500
グノー:歌劇「ファウスト」
ジェリー・ハドリー、チェチーリア・ガスディア(Sop)
サミュエル・レイミー(Bs)スザンヌ・メンツァー(MSop)
ブリギッテ・ファスベンダー(MSop)
カルロ・リッツィ指揮
ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団、他

WARNER 2564 677016 2枚組 \2450
ヘンデル:歌劇「ガウラのアマディージ」
ナタリー・シュトゥッツマン(Alt)ジェニファー・スミス(Sop)
ベルナルダ・フィンク(Alt)パスカル・ベルタン(C-T)
マルク・ミンコフスキ指揮、ルーヴル宮音楽隊、他

WARNER 2564 677013 2枚組 \2450
R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」
ヴァルトラウト・マイアー(Sop)デボラ・ポラスキ(Sop)
ファルク・シュトルックマン(Br)アレッサンドラ・マーク(Sop)
ヨハン・ボータ(Ten)
ダニエル・バレンボイム指揮、シュターツカペレ・ベルリン、他

WARNER 2564 677007 3枚組 \3500
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」
フルッチョ・フルラネット(Bs)マッティ・サルミネン(Bs)
レッラ・クベルリ(Sop)ウヴェ・ハイルマン(Ten)
ヴァルトラウト・マイアー(MSop)ミケーレ・ペルトゥージ(Bs)
ジョアン・ロジャース(Sop)
ダニエル・バレンボイム指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、他

WARNER 2564 677005 2枚組 \2450
ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」
ラウール・ヒメネス(Ten)ジェニファー・ラーモア(MSop)
バルバラ・フリットリ(Sop)アレッサンドロ・コルベッリ(Br
)ホーカン・ハーゲゴード(Br)ウルバン・マルムベルク(Br)
ヘスス・ロペス=コボス指揮、ローザンヌ室内管弦楽団、他


●WARNER APEX series
WARNER 2564 677174 \680
ドビュッシー:
海、牧神の午後への変奏曲、サックスとオーケストラのためのラプソディ
ラヴェル:ラ・ヴァルス、ボレロ
クルト・マズア指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック

WARNER 2564 677172 \680
バリトンとバスによるオペラの中の二重唱曲集
チマローザ:秘密の結婚より
ドニゼッティ:ドン・パスクワーレ、マリーノ・ファリエロより
ベッリーニ:清教徒より
ヴェルディ:アッティラ、ドン・カルロ、シモン・ボッカネグラ、
一日だけの王様より
トーマス・ハンプソン(Br)サミュエル・レイミー(Bs)
ミゲル・ゴメス=マルティネス指揮、ミュンヘン放送管弦楽団

WARNER 2564 676585 \680
ラフマニノフ:晩祷
モーリーン・フォレスター(Alt)ジーン・タッカー(Ten)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ指揮、ワシントン合唱芸術協会

WARNER 2564 677176 \680
ブラームス:ドイツレクイエム
ジャネット・ウィリアムズ(Sop)トーマス・ハンプソン(Br)
ダニエル・バレンボイム指揮、シカゴ交響楽団

WARNER 2564 677168 2枚組 \1050
ヴェルディ:レクイエム
アレッサンドラ・マーク(Sop)ヴァルトラウト・マイアー(MSop)
プラシド・ドミンゴ(Ten)フェルッチオ・フルラネット(Bs)
ダニエル・バレンボイム指揮、シカゴ交響楽団


●WARNER DVD
WARNER 2564 675699(DVD-Video) \3500
ジョン・サザーランド(Sop)オペラ名場面集

WARNER 5186 594842(DVD-Video) \3500
チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」
演出・振付:マシュー・ボーン





<ディスク クラシカ ジャパン>
DCJA-21017 \2500
「献呈」
この道、かやの木山の、中国地方の子守歌、からたちの花、
鐘が鳴ります(以上山田耕筰)
むこうむこう、悲しくなったときは(以上中田喜直)
都忘れの花に寄す(加藤由美子)
オンブラ・マイ・フ(ヘンデル)/私の愛する人の(ドナウディ)
愛してる、愛してない-花占い(マスカーニ)/郷愁、海の詩(以上チマーラ)
ある晴れた日に-歌劇「蝶々夫人」より、
歌に生き恋に生き-歌劇「トスカ」より(以上プッチーニ)
わが母の教え給いし歌(ドヴォルザーク)
ツェツィーリエ、献呈、明日の朝(以上R.シュトラウス)
2010年録音
桑田葉子(ソプラノ) 甲山紀子(ピアノ)
楽劇《ワルキューレ》でブリュンヒルデを演じたという経歴は、まさに歌い手
としての勲章そのものであろう。大オーケストラを超えて響き渡る声だからこ
そ、この大役で確たる成果を収めた彼女。持ち声の豊麗なる美感は言うまでも
ない。しかし、今回のアルバムで桑田の表現を貫く個性とは、実は彼女のもう
一つの美点たる「たおやかさ」である。このソプラノならではの深い歌心を
じっくりと聴き取って頂こう。
岸 純信/ライナーノートより

DCJA-21019 \3000
福井敬、日本を歌う。
落葉松(小林秀雄)/荒城の月(滝 廉太郎)
秋の月、鐘が鳴ります、待ちぼうけ、かやの木山の (以上山田耕筰)
出船(杉山長谷夫)/宵待草(多忠亮)/城ヶ島の雨(梁田貞)/初恋(越谷達之助)
野の羊(服部正)/さくら横ちょう(別宮貞雄)/悲しくなったときは(中田喜直)
ひぐらし、紫陽花(以上 團 伊玖磨)
恋のかくれんぼ、ぽつねん、死んだ男の残したものは、小さな空
(以上 武満徹)/見上げてごらん夜の星を(いずみたく)
2010年録音
福井敬(テノール) 谷池重紬子(ピアノ)
福井さんのお陰で、日本歌曲のよさを再認識することができ、自分の世界がま
た一つ増えました。CDができたことで、この世界をたっぷり堪能できるとは、
なんて幸せなことでしょう。
(江川 紹子)




<FLORESTAN>
FLCP-21011 \2800
夕べの歌 Abendrot
【収録曲目】
1. スカラムーシュOp.53-2(ボザ)
2. コラール・ヴァリエ(ダンディ)
3. パントマイム(スパーク)
4. 子供の夢(イザーイ)
5. 幻想小曲集Op.73(シューマン)
6. コッペリウスの歌Op.30-11(シュミット)
7. ソナタ 変ホ長調Op.120-2(ブラームス)
8. 夕べの歌Op.85-12(シューマン)
新井靖志(サクソフォン)
トルヴェール・クヮルテットのメンバー、新井靖志の久々のソロ・アルバム。
ロマン溢れる甘美な音色で歌う旋律は絶品。
小柳美奈子の好サポートの聴きもの。

<Guild Historical>
GHCD 2368 \1350
トスカニーニ - ガラ・コンサート1945 ――
ハイドン:交響曲第101番ニ長調《時計》Hob.I-101
レスピーギ:交響詩《ローマの松》/シベリウス:トゥオネラの白鳥
ワーグナー:楽劇《神々のたそがれ》より ジークフリートの葬送行進曲
ウェーバー:歌劇《オイリアンテ》序曲
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック
ギルド・ヒストリカル&レイノルズ・マスタリングによるトスカニーニ放送音
源復刻の最新リリースは、1945年11月13日に行われたニューヨーク・フィルと
のガラ・コンサート!
トスカニーニのニューヨークフィル音楽監督就任時と同じプログラムが組まれ
たガラ・コンサートの最注目は、やはりレスピーギの「ローマの松」!トスカ
ニーニのローマ三部作と言えばNBC響との演奏があまりにも有名だが、終始ハ
イテンションをキープし、高速テンポで突き進むNYPとの「アッピア街道の松」
も圧巻。クライマックスでの豪快なリタルダンド、縦の線の乱れなどはお構い
なしの突進力は迫力十分!ピーター・レイノルズのリマスターにも期待!
録音:1945年11月13日、カーネギー・ホール(ニューヨーク)でのライヴ

GHCD 2376 \1350
グーセンス - リムスキー=コルサコフ&ムソルグスキー ――
リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》Op.35
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲《展覧会の絵》*
ユージン・グーセンス(指揮)、
ロンドン交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団*
イギリスとオーストラリアの楽壇の架け橋的存在として重要な役割を果たした
ユージン・グーセンス(1893-1962)。
1959年の「シェエラザード」、1957年の「展覧会の絵」は、1956年に起きたポ
ルノ写真所持のスキャンダル後の録音であり、指揮者生命が風前の灯となって
いたグーセンス渾身の演奏が繰り広げられている。
ピーター・レイノルズのリマスターによる復刻は、グーセンス晩年のスタイル
を知る資料としても歓迎されることだろう。
録音:1957年(ステレオ)&1957年9月26日&28日(モノラル)*
シャールヴェヒター・コレクションのLPからの復刻




<Guild>
GMCD 7350 \2180
J.S.バッハ:
ゴルトベルク変奏曲BWV.988
(ゴルトベルク・トリオ・ルツェルン編/弦楽三重奏版)
シュニトケ:弦楽三重奏曲
ゴルトベルク・トリオ・ルツェルン〔イーナ・ディミトロワ(ヴァイオリン)、
アンネッテ・バルトルディ(ヴィオラ)、マッティア・ザッパ(チェロ)〕
近年、コンサートでの演奏や録音機会が増えているドミトリー・シトコヴェツ
キー編曲の"弦楽三重奏版"「ゴルトベルク変奏曲」。ここで演奏されている
「ゴルトベルク変奏曲」はシトコヴェツキー版ではなく、バッハ・トランスク
リプションの演奏、バロック時代から現代作品までの作品を再発見するために
結成されたスイス、ルツェルンの弦楽トリオ、ゴルトベルク・トリオ・ルツェ
ルンによるニューアレンジ!
ゴルトベルク・トリオ・ルツェルンのニューアレンジは、ピアノ譜、シトコ
ヴェツキー版を参考に、より"弦楽三重奏"のために適した姿へと再創造したの
だという。
2009年3月30日-31日&4月1日、チューリッヒ放送スタジオ

GMCD 7355 \2180
アンドレーエの音楽Vol.3 ――
アンドレーエ:
弦楽四重奏曲変ホ長調/6つのピアノ小品Op.20/弦楽三重奏曲ニ短調Op.29
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.4
ロクリアン・アンサンブル
長年にわたりチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の首席指揮者として活躍し、
ブルックナー指揮者としても有名な名匠フォルクマール・アンドラーエ(1879-
1962)。優れた作曲家でもあったアンドレーエの音楽の中から室内楽作品を取り
上げてきた作品集も今回で第3集。ブルックナー指揮者というイメージとはま
た違うアンドラーエの姿を知ることが出来る。ロクリアン・アンサンブルの演
奏も充実。2010年4月19日-21日の録音。

GMCD 7352 \2180
トヴェイの音楽Vol.2 ――
トヴェイ(トーヴィー):
ピアノ三重奏曲Op.27/無伴奏ヴァイオリンのための《英雄ソナタ》Op.29*
ピアノ四重奏曲Op.12#
ロンドン・ピアノ・トリオ、ロバート・アッチソン(ヴァイオリン)*、
オームスビー・アンサンブル#
ヨアヒム四重奏団のピアニスト、アナリスト、音楽学者、楽譜校訂者など、
様々な才能の持ち主だったサー・ドナルド・トヴェイ(トーヴィー)の室内楽作
品集。
ベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ」、J.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲
集」の校訂などを行ったトヴェイの音楽はスコティッシュ・ロマンとも呼ぶべ
き秀作が揃う。2007年8月29日&2008年7月7日の録音。

GMCD 7353 \2180
ギブズ:
3つの小品/抒情ソナタOp.63/幻想曲Op.5/ソナタ第1番ホ長調/アルメイン
組曲Op.101
ロバート・アッチソン(ヴァイオリン)、オルガ・ドゥドニク(ピアノ)
セシル・アームストロング・ギブズ(1889-1960)は、ハウエルズ、バックスと
同世代のイギリス人作曲家。
ギブズの声楽作品以外の音楽はあまり知られておらず、ギブズ音楽祭芸術監督
のヴァイオリニスト、ロバート・アッチソンが弾く"ヴァイオリンとピアノの
ため作品全集"が再評価の切っ掛けとなるかもしれない。 

GMCD 7356 \2180
バリオス:ギター作品集 ――
ビダリータ/瞑想/クリスマスの歌/ワルツOp.8-3/人形の夢/森に夢見る
ワルツOp.8-4/悲しみのショーロ/神様のお慈悲に免じてお恵みを(最後のト
レモロ)/フリアフロリダ/大聖堂/春のワルツ/ユーモレスク
糸紡ぎ娘の歌/パラグアイの踊り/ドン・ペレス・フレイレ
ミヒャエル・エルニ(ギター)
スイスのギタリスト、ミヒャエル・エルニのタレガの"ギター作品集"(GMCD
7332)に続くセカンド・アルバムは、テクニカルでメランコリックなアグスティ
ン・バリオス・マンゴレ(1885-1944)のギター作品集。
南米パラグアイ史上、最高の音楽家の1人と呼ばれるバリオスの音楽が、ギター
の調べに乗って詩的に響く。2010年の録音。




<Guld Light Music>
GLCD 5173 \1650
軽音楽の黄金時代 - スポットライトの中のピアニスト ――
ヤング:ラブレター/クレイグ:ニアー・ユー
カーン:ビコーズ・ユアー・マイン/ローズ:コンチェルト
ノーマン:シリー・ビリー/アディンセル:インヴィテイション・ワルツ
ワイル:私の船/他
ジョージ・グリーリー&オーケストラ、
ロジャー・ウィリアムズ&オーケストラ、
ポール・ウェストン&ヒズ・オーケストラ、
モートン・グールド&ヒズ・オーケストラ、他
"ライト・ミュージック(軽音楽)" の黄金時代、1940年代-50年代に録音された
音源を復刻する"ギルド・ライト・ミュージック・シリーズ"の第73巻。
オーケストラがメインだったこれまでとは一味違い、タイトルの通りスポット
ライトにあたるのは"ピアニスト"!ライト・ミュージックの黄金時代を生きた
名ピアニストたちの妙技がぎっしりと詰まったアルバムです。アラン・バン
ティングのリマスター。

GLCD 5174 \1650
軽音楽の黄金時代 - ロスト・トランスクリプションズVol.1 ――
ガーシュウィン:ストライク・アップ・ザ・バンド
カーン:スウィング・タイム・セレクション
クレイポール:ラギング・ザ・スケール
ローズ:バタフライ・アンド・アリゲーター/コーツ:組曲《3人の男》/他
シドニー・トーチ&RAFコンサート・オーケストラ、パーシー・フェイス&
ヒズ・オーケストラ、デイヴィッド・ローズ&ヒズ・オーケストラ、
ファヴィアン・ダン(指揮)、ロイヤル・マリーンズ・オーケストラ
シリーズの第74巻は、歴史の経過と共に"失われた"トランスクリプション集。
シドニー・トーチ、パーシー・フェイス、ジョージ・メラクリーノの名アレン
ジが、元BBCの敏腕エンジニア、アラン・バンディングのリマスターで復活する




<Onyx>
ONYX 4066 \2180
シューベルト:弦楽四重奏曲第15番ト長調D.887
ベルク:弦楽四重奏曲Op.3
クス弦楽四重奏団〔ヤーナ・クス(第1ヴァイオリン)、オリヴァー・ヴィレ
(第2ヴァイオリン)、ウィリアム・コールマン(ヴィオラ)、
ミハエル・ハハナジャリャン(チェロ)〕
ラサール弦楽四重奏団のワルター・レヴィン、アルバン・ベルク弦楽四重奏団
に認められ、権威あるパオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールを制覇
した次代の盟主候補、ドイツのクス弦楽四重奏がオニックス(Onyx)に完全移籍!
2008年には、チューリッヒ弦楽三重奏団、バーゼル弦楽四重奏団のメンバーと
して第一線で活躍してきたアルメニアのチェリスト、ハハナジャリャンが加わ
り新体制となったクス弦楽四重奏団のオニックス第1弾はシューベルト&ベルク!
1826年のシューベルトと1910年のベルク。19世紀-20世紀オーストリアの弦楽
四重奏曲の歴史を繋ぐプロジェクトは、これまで続々と斬新なアイディアを実
現させてきたクス弦楽四重奏団ならではのプログラム。
来る4月に予定されている来日公演の演奏曲目でもある"オーストリア・プログ
ラム"。これがクス弦楽四重奏団の新たなチャレンジのスタートとなる ――!

ONYX 4072 2枚組 \3250
シューマン:ピアノ三重奏曲集 ――
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.63/ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調Op.80
ピアノ三重奏曲第3番ト短調Op.110
イリヤ・グリンゴルツ(ヴァイオリン)、ペーター・ラウル(ピアノ)、
ドミトリー・コウゾフ(チェロ)
1847年から1851年までの4年間で作曲されたシューマンの3つのピアノ三重奏
曲。妻クララへのバースデー・プレゼントとなった「第1番」、より自由なス
タイルを持ち創作意欲にあふれた「第2番」、デッセルドルフのライン川に投
身自殺を計る2年前に作曲された「第3番」。4年間という短い期間で作曲され
た"3つのピアノ三重奏曲"は、シューマンの内側に存在する喜怒哀楽や苦悩が
表現されたドイツ・ロマン派室内楽の名作である。
サンクトペテルブルクを故郷とするグリンゴルツ、ラウル、コウゾフのロシ
アン・トリオが、1つ1つの音符に込められたシューマンの感情を解き放つ!




<ABC Classics>
ABC 476 3943 4枚組 \6680
シベリウス:交響曲全集 ――
交響曲第1番ホ短調Op.39/交響曲第4番イ短調Op.63/交響曲第2番ニ長調Op.43
交響曲第7番ハ長調Op.105/交響曲第5番変ホ長調Op.82
交響曲第6番ニ短調Op.104/悲しいワルツOp.44-1
交響曲第3番ハ長調Op.52/ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47*
アルヴォ・ヴォルメル(指揮)、
アデレード交響楽団、アデーレ・アントニー(ヴァイオリン)*
エストニア国立歌劇場の芸術監督兼首席指揮者、アデレード交響楽団の首席指
揮者として活躍する評価急上昇中のエストニア人マエストロ、アルヴォ・ヴォ
ルメルとアデレード交響楽団のシベリウス全集!
まるでオーロラのように幻想的で、透明感あふれるオーケストラのサウンド、
ひたすら正面からシベリウスの音楽と向き合うヴォルメルの解釈。
このシベリウスの「交響曲全集」は、ヴォルメルが2007-2008シーズンにアデ
レード響と共に開催した"シベリウス・フェスティヴァル"で生まれた"奇跡"の
記録なのである。
2007年-2008年の録音

ABC 476 3954 \2250
イヴォンヌ・ケニー - R・シュトラウスを歌う ――
R・シュトラウス:
4つの最後の歌/明日には!/献呈/楽劇《ばらの騎士》より
イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ)
ヨハネス・フリッチュ(指揮)、
クイーンズランド交響楽団
1975年にオペラ・デビューを果たして以来、オーストラリアの"リヒャルト・
シュトラウス歌い"として称賛を浴び続けているイヴォンヌ・ケニー。
「ばらの騎士」の元帥夫人や「カプリッチョ」の伯爵夫人など、数々の名唱を
響かせてきたイヴォンヌ・ケニーが歌う「4つの最後の歌」には別格の説得力
と美が共存している。2008年6月の録音。




<CHALLENGE CLASSICS>
CC72382 \2080
ブラームス:
ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 作品78「雨の歌」
ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 作品100
ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 作品108
F.A.E.ソナタのためのスケルツォ
リナス・ロス(ヴァイオリン)
ホセ・ガラルド(ピアノ)
リナス・ロスは幼少の頃からその才能を注目され、ドイツ国内の青少年コンク
ールながらその実績が国際的に評価されるJugend Musiziert で優勝。その後
もザハール・ブロン(リューベック音楽大学)、アナ・チュマチェンコ(チュー
リヒ音楽大学、ミュンヘン音楽大学)各氏に師事し、在学中にはアンネ=ゾフィ
ー・ムターとその財団から支援を受けた注目すべき才能です。
ソリストとしても、シュトゥットガルト国立歌劇場管弦楽団、ヴュルテンベル
ク室内管弦楽団、ベルン交響楽団、SWR放送交響楽団、ベルリン放送交響楽団、
ロイヤル・リバプール管弦楽団、ウィーン及びケルン室内管弦楽団、アルブレ
ヒト、ブロムシュテット、ボレイコ、ガフィガン、ヘンヒェン、ホーネック、
アヌ・タリ、ヴィットなどの著名な指揮者・オーケストラと共演。2006年の
デビューCDはドイツ国内を中心に高く評価されています。
満を持して、チャレンジ・クラシックスに録音したのはブラームスのソナタ全
曲。早くもドイツ国内の紙上で高い評価を獲得しています。

CC72514 2枚組 \2700(2枚組)
ベルリオーズ:劇的物語「ファウストの劫罰」
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
オランダ放送合唱団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
シャルロット・マルジョーノ(ソプラノ)
ヴィンソン・コール(テノール)
トーマス・クヴァストホフ(バリトン)
ヤコ・フイペン(バス)
*ライナーノートはオランダ語のみ。
本音源は1999年にライブ録音された、オランダ放送フィル、放送合唱団、そし
てオランダが誇る世界的指揮者ハイティンクが、4人の強力なソリスト陣を迎
えて行ったベルリオーズの傑作の演奏の初CD化です。
現在、オランダは新政府の緊縮財政によって、国内のオーケストラはそれぞれ、
大幅な予算カットやその存続が危ぶまれている状況です。国営放送傘下のオラ
ンダ放送フィルもその例外ではなく、様々な方法で状況の改善を訴えています。
オランダのクラシック音楽文化発展の重要なプラットホームであるオーケスト
ラを守るべく、オランダ出身の指揮者陣も協力を惜しまず、本CDもハイティン
ク氏の協力のもと、CD化が実現しました。オランダ放送フィルは、ハイティン
クが音楽家として、又指揮者としてそのキャリアをスタートした重要なオーケ
ストラであり、その愛情や信頼関係が充実した音楽的成果としてここに結実し
ています。
ヨーロッパ内では、現在ハイティンクだけでなく、アシュケナージをはじめ著
名なアーティストたちが、この状況を打開し、オランダのクラシック音楽文化
を守るために様々な広報活動を行っています。

CC72362(SACD-Hybrid) 2枚組 \3450
ベートーヴェン:
Disc1
弦楽四重奏曲 ヘ長調 作品59-1
弦楽四重奏曲 ホ短調 作品59-2
Disc2
弦楽四重奏曲 ハ長調 作品59-3「ラズモフスキー」
弦楽四重奏曲 ハ長調 作品29
ヴェロニカ・クイケン(第1ヴァイオリン)
シギスヴァルト・クイケン(第2ヴァイオリン)
サラ・クイケン(ヴィオラ)、ヴィーラント・クイケン(チェロ)
マルレーン・ティエルス(ヴィオラ)*Op.29のみ
古楽器界の巨匠の一人であり、ラ・プティットバンドを率いるシギスヴァルト、
世界屈指のビオラ・ダ・ガンバ奏者でありチェリストのヴィーラントという世
界的名声を誇るオールド・ジェネレーションと、ヴェロニカやサラなどのヤン
グ・ジェネレーションの活躍も目覚しい世界有数の音楽一家、クイケン・ファ
ミリー。通常は古楽器を使用しての演奏が多い彼らですが、今回は、「円熟期
のベートーヴェンによるこれらの作品では、必ずしも古楽器で演奏する必然性
はない」として、モダン楽器を使用しての演奏になります。
「ラズモフスキー」の作曲時期は、ベートーヴェンがこよなく愛したヴァイオ
リニストであるイグナツ・フォン・シュパンツィクが、最初期の職業弦楽四重
奏団を結成し、活動を始めた頃でした。それまで弦楽四重奏というのはより個
人的な楽しみとしての意味合いが濃く、シュパンツィクのために、つまりより
公衆演奏会を想定して作曲することで、ベートーヴェンはこの編成の可能性の
地平を限りなく広げることになりました。
「ベートーヴェンの作品18の6つの弦楽四重奏曲と『ラズモフスキー』の作曲
時期がたった5年しか離れていないということは驚くべきことです。ハイドン
の書法に依拠していた作品18との関連で、音楽はより抽象的になっています。
弦楽四重奏曲というのは、最も抽象的な編成として存在していなければならな
いのです。この編成を通じて、作曲家というのは調性の本質にその身を埋め、
抽象性を模索するのです。完全に平等である4つの声部と具体的な意味性がほ
とんどない中で、ベートーヴェンは崇高な構造物を作り上げました。この音楽
の中で起きることは、絶対的本質なのです。ベートーヴェンはこの作品59に
よって音楽の完全に新しい時代を切り開きました。…」
(クイケン、ライナーノートより)
20年の伝統を誇るクイケン弦楽四重奏団によるこの録音は、他の誰にもできな
い究極のアンサンブルを披露します。


CC72311(SACD-Hybrid) 2枚組 \3450
モンテヴェルディ:「聖母マリアの夕べの祈り」
シギスヴァルト・クイケン
ラ・プティット・バンド
ソリスト:ゲルリンデ・ゼーマン、マリー・クイケン、
アレッサンドロ・カルミニャーニ、ジャン・フランソワ・ロンバール、
ファビオ・フルナーリ、ジョゼッペ・マレット、フルヴィオ・ベッティーニ、
マルコ・スカヴァッツァ、パオロ・コスタ、ヴァルター・テストリン
モンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」はミサ曲「イエスが話してい
るちょうどその時」と共に1610年に出版されました。この版はモンテヴェル
ディがカトリックの礼拝のために作曲した音楽で最初の重要なものです。この
「祈り」の作曲経緯については不確かなことがたくさんあります。実際に、こ
の作品は、一つの完結・一貫した作品を作るという目的であれば、おそらく
一緒に構成しないような多種多様な作品を集めているものといえます。例えば、
2つのマニフィカトが並列しており、どちらか一つを演奏者が選択しなければ
ならないのです。
この種の音楽の演奏方法は、たとえ一般的な慣習の範囲内であったとしても、
その時代の中で様々に異なっていました。しかし、この1610年版の中でモンテ
ヴェルディは声楽と楽器の編成について具体的な指示をたくさんしており、
その場合、選択の余地は制限されることになります。この録音で、私はそれら
の指示に完全に従うことにしました。その結果いくつかの楽器はほとんど使用
しなかったとしても、むしろそれによって各部分毎に、相当な独立性を示唆し
ているように思われます。声楽部分はそれ故に一つのパートに対して一人のソ
リストという独唱による編成となり、10人のソリストがそれぞれに、一定の
個々の役を担います。対位法的な部分で各パートを二重や三重にした合唱によ
る演奏ももちろん可能でしょう。ただ、楽譜上モンテヴェルディは独唱による
編成を指示しており、私の考えでは、よりはっきりとした個別の表現が可能と
なるのです。
楽器編成について作曲家の指示に従うと、多くの部分がオルガンのみによる
伴奏になります。中には正確な楽器の組み合わせを指示する部分もあります
が、それ以外はただ、「楽器で」又は「お好みの楽器で」と大まかに指示し
ているだけで、このように指示されることで、演奏家が自分で決断しなけれ
ばならず、その決断は各時代の精神を完全に反映するものであるのです。
(シギスヴァルト・クイケン、ライナーノートより)

<Onyx>
ONYX 4069 2枚組 \3250
ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.33《ロシア四重奏曲集》 ――
弦楽四重奏曲第37番ロ短調Op.33-1
弦楽四重奏曲第38番変ホ長調Op.33-2《冗談》
弦楽四重奏曲第39番ハ長調Op.33-3《鳥》
弦楽四重奏曲第40番変ロ長調Op.33-4
弦楽四重奏曲第41番ト長調Op.33-5《ご機嫌いかが》
弦楽四重奏曲第42番ニ長調Op.33-6
ボロディン・クヮルテット〔ルーベン・アハロニアン(第1ヴァイオリン)、
アンドレイ・アブラメンコフ(第2ヴァイオリン)、イーゴル・ナイディン
(ヴィオラ)、ウラディミール・バルシン(チェロ)〕
1778年から1781年にかけて作曲が行われ、後にロシア皇帝となるパーヴェル・
ペトローヴィチ大公(パーヴェルI世)に献呈された「弦楽四重奏曲集Op.33」。
モーツァルトに大きな影響を与え、ハイドン自身も弦楽四重奏の作曲技法を
確立したとされる「ロシア四重奏曲集」は、ハイドンの弦楽四重奏のターニ
ング・ポイントとなった重要作である。
1944年秋に結成されたロシアの弦楽四重奏の"魂"ボロディン・クヮルテット
は、逝去したベルリンスキーの後継としてバルシンが加わり新時代に突入!
ドゥビンスキー、ベルリンスキー、バルシャイ、シェバリーン、コペルマン
たちが築いてきた歴史を受け継ぐ新生ボロディン・クヮルテット。新時代の
到来を告げるハイドンの登場です!




<Glossa>
GCD 922504 \2300
ピアノ・エ・フォルテ - 1730年頃のメディチ家の音楽 ――
ジュスティーニ:
ソナタ第1番、ソナタ第3番より アンダンテ, マ・ノン・プレスト
A・スカルラッティ:アリエッタ/ビッティ:ソナタ第7番
バルサンティ:ソナタ第4番/ヴェラチーニ:ソナタ第4番
A・マルチェッロ:
セレナータ・アド・イレーネ、ソナタ第8番より アダージョ、
リポーゾ・ディ・クローリ
マリア・クリスティーナ・キール(ソプラノ)、
エドアルド・トルビアネッリ(ピアノフォルテ)、
キアラ・バンキーニ(ヴァイオリン)、マルク・アンタイ(トラヴェルソ)、
レベッカ・ルソー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ダニエレ・カミニティ(テオルボ&アーチリュート)
メディチ家に仕えていた楽器製作者バルトロメオ・クリストフォリ(1655-1731)
が完成させた"ピアノフォルテ(クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォ
ルテ)"。
トルビアネッリやバンキーニ、アンタイといった古楽界の名匠たちが、この"ピ
アノフォルテ"のために作曲されたジュスティーニの「ソナタ」などの作品を
通じて、ピアノフォルテの歴史の原点、メディチ家に響いた音楽を最高の演奏
で伝えてくれることだろう!
録音:2009年11月、アルレスハイム改革派教会(スイス)

GCD 922506 \2300
ブレシャネッロ:協奏曲、シンフォニアと序曲 ――
シンフォニア ヘ長調/協奏曲ト短調/協奏曲ホ短調/序曲ト短調
シンフォニア ニ長調/協奏曲変ロ長調/シャコンヌ イ長調
ダヴィド・プランティエ(ヴァイオリン&指揮)、
ヴァーツラフ・ルクス(チェンバロ&指揮)、
ラ・チェトラ・バロックオーケストラ・バーゼル
18世紀前半のドイツでエーベルハルト・ルートヴィヒ大公、カール・オイゲン
公に重用されたイタリア生まれの音楽家ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャ
ネッロ(1690-1758)。
ブレシャネッロの生い立ちや音楽は失われてしまっている部分が多いものの、
当時のドイツの権力者たちを魅了したその作品には、ヴィヴァルディの模倣、
ドイツの伝統的手法、ギャラント様式からの影響などが見られる。
ヴァイオリニストとしても高名だったブレシャネッロの音楽。ラ・チェトラの
コンサートマスター、ダヴィド・プランティエの妙技と牽引力に注目!
録音:2002年9月、ゼーヴェン・カトリック教会(スイス)
Harmonia Mundi France原盤

GCD 922505 \2300
十字架 - 13&14世紀パリのイースターの音楽 ――
Breves dies hominis/Estampie I/Quis tibi Christe meritas
Homo, vide quo per te patior/Clavus pungens acumine
A sinu patris mittitur/Planctus ante nescia/Cruci Domini
Crux penitentie / PORTARE/Crux, de te volo conqueri/Estampie II
Stabat iuxta Christi crucem/Vineam meam plantavi/Adam novus
Surgit Christus cum tropheo/Victime paschali laudes/Nota
Resurgentis domini/Mors vite propitia
アンサンブル・ペレグリナ〔アグニエシュカ・ブジンスカ=ベネット
(ヴォーカル&ハープ)、ケリー・ランデルキン(ヴォーカル)、
ロレンツァ・ドナディーニ(ヴォーカル)、バティスト・ロマン
(ヴィエール&レベック〕
スイスのバーゼルを拠点に活躍する女流奏者のみの古楽演奏団体、アンサン
ブル・ペレグリナがグロッサ初登場!
中世の世俗音楽と宗教音楽を専門とするアンサンブル・ペレグリナが取り上げ
てきたのは、中世フランス、ノートルダム楽派のモノフォニーとポリフォニー。
バーゼル・スコラ・カントルムで学び、研鑽を積んだアンサンブル・ペレグリ
ナの神秘的な演奏が、中世フランス音楽の魅力を引き出します。
録音:2010年6月、ハイリゲ・クロイツ教会
(ビンニンゲン-ボットミンゲン/スイス)




<Chandos>
CHSA 5086(SACD-Hybrid) 特別価格 \2580
ホルスト:管弦楽作品集Vol.2 ――
組曲《惑星》Op.32/日本組曲Op.33/ベニ・モラOp.29-1
アンドルー・デイヴィス(指揮)、
BBCフィルハーモニック、マンチェスター室内合唱団
英国音楽の伝道師リチャード・ヒコックス(1948-2008)が、急逝する直前まで
情熱を注いでいた新プロジェクト、グスターヴ・ホルスト(1874-1934)の管弦
楽作品集。
ヒコックスの遺志を受け継いだアンドルー・デイヴィスとBBCフィル渾身の
「惑星」は、トロント響、BBC響との演奏を上回る名演誕生の可能性大!
「惑星」の作曲途中に日本人舞踊家、伊藤道郎からの依頼により作曲された名
作「日本組曲」、そしてアルジェリア旅行で異文化と触れたホルストが完成さ
せた東洋的組曲「ベニ・モラ」にも要注目。伊藤道郎の口笛からホルストが日
本の旋律を採取して作曲されたと伝わる「日本組曲」の新録音が、シャンドス、
アンドルー・デイヴィス、BBCフィルによって実現したことを喜びたい。

CHSA 5087(SACD-Hybrid) 特別価格 \2580
ワーグナー(フリーハー編):
楽劇《トリスタンとイゾルデ》-オーケストラル・パッション
ワーグナー:
歌劇《恋愛禁制、またはパレルモの修道女》序曲、歌劇《妖精》序曲
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
エストニアの名門音楽一族の長ネーメ・ヤルヴィのシャンドス復帰作、"楽劇
「ニーベルングの指輪」-オーケストラル・アドベンチャー"からスタートした
オーケストラ・アレンジによるワーグナーの旅。
「ニーベルングの指輪」、「パルジファル」に続くオーケストラ版ワーグナー
の第3弾は、「トリスタンとイゾルデ」!
オランダ放送フィルの打楽器奏者であると同時に、世界有数のアレンジャーと
して斬新なアレンジを続々と発表しているヘンク・デ・フリーハー(1953-)。
「トリスタンとイゾルデ」の悲恋のストーリーが、フリーハー・マジックによ
って"オーケストラ版"へと劇的な変化を遂げます!
シャンドスの黎明期から熱い演奏を繰り広げ続けてきたネーメ・ヤルヴィとロ
イヤル・スコティッシュ管弦楽団。数十年という歳月を経て磨き抜かれたコン
ビネーションと、より強固となった信頼関係は、このワーグナー・シリーズの
成功の大きな要因である。

CHAN 10637 \2180
マイケル・コリンズ - リリカル・クラリネット ――
プーランク:ソナタS.184/ブルグミュラー:デュオOp.15
サン=サーンス:ソナタOp.167
リード:《ヴィクトリア朝のキッチン・ガーデン》組曲
ペルト:鏡の中の鏡/フィンジ:5つのバガテルOp.23
ベールマン:アダージョ(クラリネット五重奏曲第3番op.23からの編曲)
マイケル・コリンズ(クラリネット)、
マイケル・マクヘイル(ピアノ)
シャンドスと専属契約を結び、「ヴィルトゥオーゾ・クラリネット」(CHAN
10637)でシャンドス・ファミリーへの仲間入りを果たした英国クラリネット
界の重鎮マイケル・コリンズ。
シャンドス専属第2弾となる「リリカル・クラリネット」では、フランスのサ
ン=サーンスやプーランクのソナタから、イギリスのフィンジ、そしてペルト
など、タイトル通り"リリカル"なクラリネットのための傑作をチョイス。
クラリネットの音色の素晴らしさを、巨匠マイケル・コリンズが改めて教えて
くれる美しいクラリネット・アルバムの登場です。

CHAN 0777 \2180
バルバートル:クラヴサン曲集(1759)
ソフィー・イェーツ(チェンバロ)
バッハ一族の異端児ヨハン・クリスティアン・バッハ(CHAN 0762)を弾いた
シャンドスのメイン・チェンバリスト、ソフィー・イェーツが誘う18世紀フ
ランス、クロード=ベニーニュ・バルバートル(1727-1799)の音楽の世界。
パリでラモーの助手を務めた後に、ノートルダム大聖堂のオルガニスト、ル
イ18世付きのオルガニスト、マリー・アントワネットとシャルトル公の教師
を務めるなど、地位と名誉を手に入れたバルバートル。
しかしフランス革命による王政の崩壊でその環境は激変。残りの生涯を厳し
い貧困の中で送るというまさに天国と地獄を味わった音楽家なのである。
ヴェルサイユの栄華をソフィー・イェーツのエレガントなチェンバロでじっ
くりと。

CHAN 10636 \2180
イースデイル:映画音楽集 ――
《赤い靴》より バレエ音楽*/《戦艦シュペー号の最後》より 前奏曲と
行進曲/《キューガーデン》組曲/《黒水仙》組曲/《アドベンチャー・
オン!》組曲/《女狐》組曲
ラモン・ガンバ(指揮)、
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団&合唱団、
シンシア・ミラー(オンド・マルトノ)*
クリストファー・ガニングの映画&TV音楽集(CHAN 10625)に続くシャンドスの
ロングセラー・シリーズ、「シャンドス映画音楽シリーズ(シャンドス・ムー
ヴィーズ)」の最新作は、アカデミー賞受賞作曲家ブライアン・イースデイル
(1909-1995)の映画音楽集!
ブリテンの劇音楽「前線にて」のオーケストレーションを担当した経験を持つ
イースデイル。その映画音楽の作曲家としての姿は、映画「赤い靴」でイギリ
ス人としては初めてアカデミー賞の劇・劇映画音楽賞に輝くなど、大きな成功
を収めた英国映画音楽界の巨匠である。
シャンドス映画音楽シリーズに欠かせぬマエストロ、ラモン・ガンバがアカデ
ミー賞作曲家イースデイルの映画音楽をシンフォニックに響かせます!

CHAN 10638 19枚組 特別価格 \6050
グレインジャー・エディション ――
管弦楽作品集/合唱と管弦楽のための作品集/無伴奏合唱作品集
吹奏楽作品集/室内楽作品集/メゾ・ソプラノのための歌曲集
テノールのための歌曲集/バリトンのための歌曲集
2台ピアノのための作品集/ピアノ独奏作品集
リチャード・ヒコックス(指揮)、
ティモシー・レイニッシュ(指揮)
クラーク・ランデル(指揮)
デンマーク放送交響楽団、BBCフィルハーモニック、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア、RNCM、ASMF室内楽団&合唱団、他
当時イギリス領だったオーストラリアのメルボルンで生まれた大作曲家パーシ
ー・グレインジャー(1882-1961)。シャンドスがグレインジャーの没後50周年
に贈るアニヴァーサリー・リリースは、全19巻に及ぶ"グレインジャー・エ
ディション"のボックス・セット!
民謡の採集を積極的に行い、「自在音楽(フリーミュージック)」を追求し続け
たグレインジャー。「リンカンシャーの花束」の「メルボルン卿」冒頭に代表
されるように、小節、拍子、和声にこだわらない「自在音楽」のスタイルはグ
レインジャーが確立したものといっても過言ではないだろう。
この偉大なるグレインジャーの音楽を再評価へと導いたシャンドスのグレイン
ジャー・エディション。没後50周年の2011年、再びグレインジャーの音楽が
光輝きます!




<Glossa>
GCD 921113 2枚組 \3450
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲BWV.245
フランス・ブリュッヘン(指揮)、
18世紀オーケストラ、カペラ・アムステルダム
マルクス・シェーファー(テノール/福音史家)、
トマス・オリーマンス(イエス/バリトン)、
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)、
マイケル・チャンス(アルト〔カウンターテナー〕)、
マルセル・ビークマン(テノール)、ペーター・コーイ(バス)
2010年、20年振りとなるJ.S.バッハの「ロ短調ミサ」(GCD 921112)の新録音で
大きな感動と衝撃を与えてくれたフランス・ブリュッヘン&18世紀オーケスト
ラ。スペインの名門古楽レーベル"グロッサ"と専属レコーディング・チーム
"グランド・ツアー(The Grand Tour)"が贈る至高のコンビの新たな演奏は、
1992年のフィリップス盤以来となるJ.S.バッハの「ヨハネ受難曲」の2010年
新録音!
録音:2010年3月&4月、デ・ドゥーレン(ロッテルダム)、
フィルハーモニー(ハールレム)、スタッツヘホールザール(ライデン)での
ライヴ録音。



<Melodiya>
MELCD 1001754 5枚組 \3780
チャイコフスキー:交響曲集
交響曲第1番ト短調Op.13《冬の日の幻想》
交響曲第2番ハ短調Op.17《ウクライナ》
交響曲第3番ニ長調Op.29《ポーランド》
交響曲第4番ヘ短調Op.36
交響曲第5番ホ短調Op.64
交響曲第6番ロ短調Op.74《悲愴》
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、
モスクワ放送交響楽団
ロジェストヴェンスキーのモスクワ放送響時代を代表する演奏、チャイコフス
キーの交響曲集が本家メロディアからボックスで復活!
1970年代のロジェストヴェンスキーが当時の手兵、モスクワ放送響と繰り広げ
る凄まじいテンションのチャイコフスキーは"超"が付くほど刺激的。
蓄膿症気味の強烈なサウンドで迫りくる金管、とにかく叩きまくる打楽器、分
厚く強靭な弦楽器・・・。手加減など一切なし!これぞロシアの爆演也!
1970年代の録音。

MELCD 1001753 \1880
20世紀の伝説 - ヤコフ・スロボトキン ――
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104*
グラズノフ:スペイン風セレナーデ イ長調Op.20-2#
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲Op.33**
ヤコフ・スロボトキン(チェロ)、
I・グズマン(指揮)*、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団*、
A・コヴァリョフ(指揮)#、放送委員会室内管弦楽団#、
T・ニヤジ(指揮)**、ルーマニア国立放送管弦楽団**
20世紀ロシアの偉大なる演奏家たちの秘蔵音源を復刻する新シリーズ、"20世紀
の伝説(Legends of the XX Century)"がスタート!
ヤコフ・スロボトキン(1920-2009)は、バルシャイも名を連ねたチャイコフス
キー弦楽四重奏団の創設メンバーであり、ドヴォルザークの「チェロ協奏曲」
のロシア初演を行った名チェリスト。
"人の声"と称されたスロボトキンが弾くドヴォルザークからは、ロシア初演者
としてのプライドがビシビシと伝わってくる。
1955年11月2日のライヴ録音*。ディジパック仕様。

MELCD 1001749 \1880
20世紀の伝説 - アレクサンドル・ヨヘレス ――
シューベルト:
アダージョ ホ長調D.612、3つのメヌエット(D.334、335、600)、
10のエコセーズ(D.145、299、421、697、735、781、977)、
アレグレット ハ短調D.900、348(ヨヘレス版)
シューマン:
劇音楽《マンフレッド》より 2つの断章(ヨヘレス編)、4つのピアノ曲Op.32、
ペダル・ピアノのためのスケッチOp.58、
クララ・ヴィークの主題による即興曲Op.5
アレクサンドル・ヨヘレス(ピアノ)
名教師イグムノフの門下生で、ラモーの協奏曲、ドビュッシーの幻想曲、オネ
ゲルのコンチェルティーノなどのロシア初演を行い、トランスクリプションを
得意とした異才アレクサンドル・ヨヘレス(1912-1978)。
ヨヘレス・アレンジのシューマン、シューベルトは、ロシア・ピアノのファン
ならば要チェック。ちなみにヨヘレスは、エレーナ・アシュケナージの師でも
ある。1950-1960年代の録音。ディジパック仕様。

MELCD 1001748 \1880
20世紀の伝説 - ボリス・ゴールドシュタイン ――
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調(1822)*
クニュース:ヴァイオリン協奏曲ホ短調#
フェルツマン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調**
ボリス・ゴールドシュタイン(ヴァイオリン)、
ミハイル・テリアン(指揮)*、モスクワ音楽院室内管弦楽団*、
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)#、
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団#、
N・ラフリン(指揮)**、ソヴィエト国立交響楽団**
オイストラフの弟子でブロンの師、ボリス・ゴールドシュタイン(1922-1987)
は、1937年のウジェーヌ・イザイ・コンクールで4位入賞(第1位はオイストラ
フ)はロシアのヴァイオリニスト。
ドイツへの亡命の前に収録されたこの協奏曲録音では、オスカー・フェルツマ
ン(1921-)のヴァイオリン協奏曲が初CD化となる。1962年#/**&1968年*の録音。
ディジパック仕様。

MELCD 1001775 2枚組 \3760
ダルゴムイシスキー:歌劇《ルサルカ》
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)、
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
ロシア五人組に多大な影響を与え、ロシア国民楽派の始祖的存在であるアレク
サンドル・ダルゴムイシスキー(1813-1869)。
ドヴォルザークも同じく「ルサルカ」を題材としたオペラを作曲しているが、
ダルゴムイシスキーのルサルカは豊かな民族色が特徴的。スヴェトラーノフ・
ファン要チェック。1971年の録音。ディジパック仕様。

MELCD 1001760 \1880
アルチョーモフ:レクイエム
ドミトリー・キタエンコ(指揮)、
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団、スヴェシニコフ少年合唱団、
カウナス国立合唱団、インナ・ポリャンスカヤ(ソプラノ)、
リュボフ・シャルミナ(ソプラノ)、エレナ・ブリリョワ(ソプラノ)、
アレクセイ・マルティノフ(テノール)、ミハイル・ランスコイ(バリトン)、
アンドレイ・アゾフスキー(ディスカント)、オレグ・ヤンチェンコ(オルガン)
ソヴィエト作曲家同盟からの圧力に屈せず、コンテンポラリー路線を歩み続け
てたロシアの現代作曲家、ヴャチェスラフ・アルチョーモフ(1940-)の「レクイ
エム」。旧ソ連崩壊の数年前(1988年)に完成した「レクイエム」からは、モダ
ンな響きと共にロシア音楽の歴史の移り変わりが聴こえてくる。1989年の録音。





<Dapheneo>
Dapheneo 9812 \2300
ユレ:チェロとピアノのためのソナタ集 ――
チェロ・ソナタ ヘ長調/チェロ・ソナタ嬰へ短調/チェロ・ソナタ嬰へ長調
ラファエル・クレティアン(チェロ)
マチェイ・ピクルスキ(ピアノ)
近代フランス音楽の宝庫ティンパニ(Timpani)からリリースされた室内楽作品集
(1C 1166)が話題を呼んだジャン・ユレ(1877-1930)。パリ音楽院への入学を蹴
り、独学を選んだユレの優美にきらめくメロディアスなチェロ・ソナタは、近
代フランスが生んだ隠れた秀作である。ラファエル・クレティアンのチェロも
思わず息をのむほど美しい。1998年9月2日-4日の録音。弊社初紹介。

Dapheneo A202 \2300
マルティヌー:チェロとピアノのためのソナタ集 ――
チェロ・ソナタ第1番/チェロ・ソナタ第2番/チェロ・ソナタ第3番
ラファエル・クレティアン(チェロ)
フランツ・ミシェル(ピアノ)
チェコ、フランス、アメリカを渡り歩いた20世紀チェコの多作家マルティヌー
のチェロ・ソナタ集。クレティアンが弾く3つのソナタは、3作品それぞれの作
曲時の背景が浮かび上がる好演奏。2001年11月12日-13日の録音。弊社初紹介。

Dapheneo A102 \2300
ピアソラの音楽 ――
ピアソラ:
20年後/目を閉じて、耳をすませ/ジャンゴの神/天使の死
Veinte anos despues/バンドネオン/追憶/孤独/ジータ/エスコラソ
孤独の歳月
サクソフォン四重奏団「キャトル」、
ディディエ・ケック(ヴィブラフォン)、ブルーノ・マニエ(コントラバス)
フランスの超名門吹奏楽団、パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の首
席サクソフォン奏者、ジャン=ピエール・バラグリオリが主宰するサクソフォ
ン・アンサンブルとピアソラのコラボレーション。ピアソラの音楽とサクソ
フォン四重奏団の相性、抜群です!ヴィブラフォン、コントラバスのサウンド
も効いてます。1999年12月14日-15日の録音。弊社初紹介。

Dapheneo A209 \2300
フィッシャー:室内楽作品集 ――
ナチュレ・モルト・デ・モルト・ナチュレル/オバステ
コート=メトラージュ/ラブレター/3つの小品/Six Logia Vestibulaires
コーダ
クリス・ヘイワード(フルート)、
ジャン=ピエール・バラグリオリ(サクソフォン)、
ボレアル弦楽四重奏団、エリク・フィッシャー(指揮)、他
高度なコンテンポラリー・サウンドが次々と飛び出すエリク・フィッシャー
(1960-)の室内楽作品集。




<Gala>
GL 100.676 4枚組 \5120
ビゼー:歌劇《カルメン》(1960年12月19日)
マリオ・デル・モナコ(テノール)、
イリーナ・アルヒーポワ(メゾ・ソプラノ)
ペーター・マーク(指揮)、ナポリ・サン・カルロ歌劇場管弦楽団&合唱団、他
ペーター・マークのカルメン!ボーナス・トラックは、ピエール・デルヴォー
指揮の抜粋(イタリア語版)、カラヤン指揮の抜粋(フランス語版)。




<NIFC>
NIFCCD 208-209 2枚組 \4600
ショパン:マズルカ全集 ――
マズルカOp.6/マズルカOp.7/マズルカOp.17/マズルカOp.24/マズルカOp.30
マズルカOp.33/マズルカOp.41/マズルカOp.50/マズルカOp.56
マズルカOp.59/マズルカOp.63/マズルカ イ短調Dbop.42A
マズルカ イ短調Dbop.42B《ノートル・タン》/マズルカOp.67
マズルカOp.68/マズルカ第52番変ロ長調(WN.7)/マズルカ第53番ト長調(WN.8)
マズルカ第54番ニ長調/マズルカ第56番変ロ長調(WN.41)
マズルカ第57番ハ長調/マズルカ第58番変イ長調(WN.45)
アダム・ハラシェヴィチ(ピアノ/スタインウェイ)
1993年のレコーディング・スタートから完成まで17年。祖国ポーランドの大作
曲家ショパンの音楽を弾き続けてきたハラシェヴィチが、マズルカの演奏、解
釈の1つの結論として完成させた「マズルカ全集」。
ハラシェヴィチの円熟の技術と経験、ポーランド人であるからこそ表現するこ
とのできるリズムや絶妙の間合い、色彩感は、モダンピアノで弾くマズルカの
大きな指針となるに違いない。
ハラシェヴィチのマズルカ全集、それはショパンの祖国ポーランドが贈る"ショ
パンのマズルカ"の理想形である。
録音:1993年-2010年、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサー
ト・スタジオ(ワルシャワ)




<CORO>
"CORO"の取り扱いを記念して"新規レーベル導入記念、期間限定特別価格"と
なります。
通常 1CD:\2180 ※2011年2月28日までの記念特価 \1780
通常 2CDs:\3250 ※2011年2月28日までの記念特価 \2850
通常 SACD:\2580 ※2011年2月28日までの記念特価 \2180

COR 16088 \2180
ようこそ、救い主の母よ ――
ビクトリア:
サルヴェ・レジナ(5声)〔ようこそ天の女王〕/アルマ・レデンプトリス・
マーテル(5声)〔恵み深き救い主の母よ〕/すべての人よわれを祝福せよ(6声)
/聖なるマリアよ/喜べ、処女マリア/ミサ《アルマ・レデンプトリス・
マーテル》(8声)/賛美歌《アヴェ・マリス・ステラ》〔ようこそ、海の星よ〕
/第8旋法のマニフィカト/レジナ・チェリ(5声)〔天の女王〕/マリアよ、
恐れるな/リタニア《祝福されしマリア》(8声)
ハリー・クリストファーズ(指揮)、
ザ・シックスティーン
聖職者、学者、神秘主義者、歌手、オルガニスト、作曲家という6つの才能を
兼ね備え、ルネサンス時代を代表する偉才として輝きを放ったトマス・ルイス
・デ・ビクトリア(1548-1611)。1603年に没した皇太后マリアの死を悼んで作
曲された「レクイエム(6声)」(CORSACD 16033)の名唱、ソールドアウトが続出
した英国ツアーの大成功が物語るように、ザ・シックスティーンが歌うビクト
リアには別格の輝きが存在する。ジャケット・デザインに用いられたエル・
グレコの受胎告知(マドリッド、ティッセン・ボルネミッサ美術館所蔵) と、
ビクトリアの音楽のリンクも美しい。
録音:2010年10月、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)

COR 16035 \2180
聖母マリアへの帰依 ――
ビクトリア:
めでたし女王(8声)/ミサ曲《めでたし女王》(8声)/めでたし、海の星(4声)
/恵み深き救い主の御母(8声)/天の女王(8声)/アヴェ・マリア(8声)
マニフィカト(8声)
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ザ・シックスティーン
ハリー・クリストファーズ&ザ・シックスティーンが"CORO"でスタートさせた
ビクトリアの宗教作品集Vol.1は、聖母マリアのためのミサとモテット。
ソプラノには世界最高峰の古楽系ソプラノ、キャロリン・サンプソン、テノー
ルにはカージナルズ・ミュージックのディレクター、アンドルー・カーウッド、
マニフィカトのディレクター、フィリップ・ケイヴなど、英国古楽界を代表す
る錚々たるメンバーが集っている。これは凄い!
録音:1997年2月5日-7日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
/弊社初紹介

COR 16021 \2180
十字架の神秘 ――
ビクトリア:
聖木曜日のための哀歌/王の御旗は進む/聖金曜日の哀歌
パンジェ・リングァ/聖土曜日のための哀歌
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ザ・シックスティーン
"十字架の神秘"というタイトルを持つビクトリアの宗教作品集Vol.2は、1585
年に出版された「聖週間の聖務日課」に含まれている9曲の「哀歌」。
Vol.2のメンバーも、サンプソン、カーウッド、ケイヴ、タリス・スコラーズ
のメンバーとしても有名なキャロライン・トレヴァー、パトリック・クライグ、
フランシス・スティールなど驚くほど豪華!
録音:セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)/Collins Classics
からの新装移行再発売/弊社初紹介

COR 16007 \2180
最愛の人の呼びかけ ――
ビクトリア:
わたしは喜んだ(12声のモテット)/ミサ曲《わたしは喜んだ》(12声)/
来たれ、創り主なる聖霊よ(4声の賛歌)/わたしは急ぎ、市民を包囲しよう
(6声のモテット)/わたしは美しいものを見た(6声の賛歌)/小羊の宴を整え
(4声の賛歌)/第7旋法によるマニフィカト
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ザ・シックスティーン
ビクトリアの宗教音楽集Vol.3には、3パートの合唱と器楽が織り成す至純のモ
テット、ミサ、マニフィカトと、聖週間のための音楽を収録。
ザ・シックスティーンの合唱と器楽の相乗効果が、豊潤な響きと神秘的な空間
を創り出す。これも器楽を自在に加えることが出来るザ・シックスティーンな
らでは。
録音:セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)/Collins Classics
からの新装移行再発売/弊社初紹介

COR 16076 \2180
ヘンデル:ディキシット・ドミヌス(主は言われた)
ステッファーニ:スターバト・マーテル
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ザ・シックスティーン
鮮やかな色彩感とダイナミックなエネルギーを感じさせる若かりしヘンデルの
「ディキシット・ドミヌス」は、「メサイア」や「戴冠式アンセム」と並ぶザ
・シックスティーンのヘンデルの名演である。
ヘンデルの才能を認め"ハノーファー選帝侯の宮廷楽長"という共通点を持つア
ゴスティーノ・ステッファーニ(1654-1728)の「スターバト・マーテル」もシ
ンプルなスタイルが美しい。
録音:2009年5月、聖サイラス殉教者教会(ロンドン)/弊社初紹介

COR 16029 \2180
マルタン:合唱作品集 ――
8月1日のためのカンタータ/3つの歌(1944)/アリエルの5つの歌
4つの歌(1931)/音楽に寄せる頌歌/二重合唱のためのミサ曲
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ザ・シックスティーン
20世紀スイスの大作曲家フランク・マルタンの大作、「二重合唱のためのミサ
曲」をザ・シックスティーンの歌声で。
お蔵入りとなってしまい完成から41年を経て初演されたマルタンのミサ曲。
近現代作品の演奏のために、編成やスタイルを切り替えることの出来るザ・
シックスティーンの対応力と歌唱力に脱帽。
録音:聖マイケル教会(ハイゲイト)/Collins Classicsからの新装移行再発売
/弊社初紹介

COR 16056 \2180
チューダー朝イングランドの至宝 ――
パーソンズ:アヴェ・マリア、良きイエス
ホワイト:エレミアの哀歌(5声)、光なり日なるキリストIV
タイ:
ミサ曲《よくぞ成せり、良きしもべ》より アニュス・デイ、罪と我らの父
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ザ・シックスティーン
ザ・シックスティーンが歌うウィリアム・バードと同時代を生きたイギリス・
ルネサンスの作曲家たちの宗教作品集。
ホワイトの「エレミアの哀歌」などの表現力、説得力豊かな演奏が、チューダ
ー朝時代の音楽がバードやタリスだけではないということを強くアピールして
くれている。
録音:2007年10月、セント・ポール教会(ロンドン)/弊社初紹介

COR 16073 2枚組 \3250
ザ・シックスティーン - エッセンシャル・コレクション ――
J.S.バッハ:わが魂は主を崇め/ビクトリア:アヴェ・マリア(8声)
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
スカルラッティ:この主の証聖者は
タリス:御身よりほかにわれは(40声のモテット)
パーセル:女より生まれし者、主よ御身は知りたもう
ヘンデル:司祭ザドク/ブラームス:何と麗しいあなたの住まい
ロッティ:十字架に磔られ/タヴナー:聖母マリアへの賛歌
ティシェイラ:ほまれに輝く使徒の群れ/バーンスタイン:春の歌
ダニエル=ルシュール:最愛の人の声/フォーレ:慈悲深きイエス
プーランク:あなた方は一時も/ブリテン:聖コルンバ讃歌
ヘンデル:モーゼとイスラエルの子ら、われ主に向かいて歌わん
J.S.バッハ:我らを憐れみたまえ、聖霊とともに
ヘンデル:シバの女王の入場/モーツァルト:主を讃えよ
アレグリ:ミゼレーレ/パレストリーナ:キリエ
パディーリャ:主よ、早く私を助けに
ビクトリア:おお、主イエス・キリストよ
シェパード:われらを解き放ちたまえI/マルタン:アニュス・デイ
タヴナー:子羊/ビクトリア:悲しみのうちに引き戻されて
バーバー:アニュス・デイ/ブリテン:民主主義を進めよ
ヘンデル:ハレルヤ/J.S.バッハ:心と口と行いと生きざまは
ヴィヴァルディ:いと高き処に神に栄光あれ
J.S.バッハ:いまぞ救いと力来たれり/ヘンデル:輝けるセラフィムたちを
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ザ・シックスティーン
1979年5月にロンドンでデビューを果たしたザ・シックスティーン。この"エッ
センシャル・コレクション"は、2001年に設立された自主レーベル"CORO"の名
唱の中から選りすぐられたベスト・アルバム!タリス・スコラーズと双璧を成
すハーモニー、ルネサンスから近現代までを歌う広いレパートリーがこの
"エッセンシャル・コレクション"に凝縮されています!




<Gimell>
GIMBX 304 3枚組 \3380
ビクトリア・コレクション ――
ビクトリア:レクイエム ― 死者のための聖務曲集(全曲)
ロボ:モテトゥス《わがハープは悲しみの音に変わり》
ビクトリア:
聖木曜日のための哀歌、聖金曜日のための哀歌、聖土曜日のための哀歌
パディーリャ:聖木曜日のための哀歌
ビクトリア:
テネブレ・レスポンソリウム ― わたしの友は、恥知らずの商人ユダは、
弟子の1人が、わたしは子羊のように、ひとときも、民の長老たちは、
まるで強盗に立ち向かうように、暗くなり、わたしのいとしい魂を、
彼らはわたしを引き渡した、不敬な者はイエスを引き渡した、
わたしの目はかすんだ、わたしたちの羊飼いは去り、
おお, あなたがたすべての者よ、見よ, その最期を、王たちは立ち上がった、
わたしは見なされた、主が葬られたあと
タリス・スコラーズ、ピーター・フィリップス(指揮)
2011年が没後400周年のアニヴァーサリー・イヤーとなるスペイン・ルネサン
ス時代最大の作曲家トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611)。
全世界に先駆けての日本先行発売決定!




<PentaTone>
PTC 5186 453(SACD-Hybrid+DVD) 3枚組+DVD \5150
※3月末までの特別価格 \3850
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集 ――
ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207#
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211#
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219《トルコ風》
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調K.261
ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド変ロ長調K.269
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364*
ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調K.373
2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調K.190**
ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)、
ゴルダン・ニコリッチ(ヴィオラ*&ヴァイオリン**)、
ハンス・メイヤー(オーボエ**)、ヘリ=ヤン・ステヘンガ(チェロ**)、
ピーター=ヤン・ベルダー(チェンバロ#)、
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、オランダ室内管弦楽団
才能と美貌。天からニ物を授けられたドイツの美しき天才ヴァイオリニスト、
ユリア・フィッシャー。
素晴らしい関係を築いてきたヤコフ・クライツベルク&オランダ室内管との共
演によるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲がボックス・セットで登場!
女神が舞うかのように華麗でありながら技巧的にも卓越したソロはもちろんの
こと、ユリア・フィッシャー自身によるカデンツァが随所で披露されているの
も、このモーツァルトの大きな魅力である。
また、モーツァルトのレコーディング・セッションが収録されたDVDも、ユリア
・フィッシャーのファンは必携だろう。
飛躍の舞台となったペンタトーンの優秀録音が、ユリア・フィッシャーのモー
ツァルトをさらに感動的に響かせます!
録音:2005年-2007年、メノナイト教会(ハールレム)&ヴァールゼ教会(アムステ
ルダム)




<Hyperion>
CDA 67731/2 2枚組 \3250
ラヴェル:ピアノ独奏作品全集 ――
夜のガスパール/ソナチネ/鏡/ラ・ヴァルス/クープランの墓
メヌエット嬰ハ短調/古風なメヌエット/グロテスクなセレナード/水の戯れ
前奏曲/ハイドンの名によるメヌエット/ボロディン風に/シャブリエ風に
亡き王女のためのパヴァーヌ/高貴で感傷的なワルツ
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
アンジェラ・ヒューイットが弾くラヴェルのピアノ作品全集という存在があり、
さらにレパートリーの重複は非常に珍しいハイペリオンが、オズボーンのラヴェ
ルへ寄せた言葉は、「我々としては、彼に"ノー"という理由は、なにひとつあ
りませんでした。」という最上級のもの。これこそが、すでにイギリスを中心
とした海外では、アムラン、ヒューイットを凌ぐというオズボーンの人気と評
価の"証拠"である!
硬質な響きと、IQの高さを漂わせる知的で独創的な解釈。全く新しいラヴェル
の世界をスコットランドの風雲児オズボーンが創り上げます!
録音:2010年7月12日-14日&9月12日-14日、
ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

CDA 67838 \2180
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズVol.10 ――
フレデリック・デルランジェ(1868-1943):
ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.17、詩曲ニ長調
フレデリック・クリフ(1857-1931):ヴァイオリン協奏曲ニ短調
フィリップ・グラファン(ヴァイオリン)、
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
1868年にパリでドイツ人の父と、アメリカ人の母との間に生まれたフレデリッ
ク・デルランジェは、10歳でイギリスのロンドンへ移住。ロンドンでは銀行
マン、ロンドン・フィルの理事として活躍し、バレエ音楽「Les cent baisers
(100回のキス)」はドラティ&ロンドン響の演奏で大成功を収めたという異色
の経歴の持ち主である。
アイアランド、ベンジャミンの師匠であり、王立音楽大学、王立音楽アカデミ
ーで教鞭を執ったフレデリック・クリフ。
「ヴァイオリン協奏曲」や「交響曲」は非常に高い評価を得たものの、1905年
頃に自ら作曲家としての活動にピリオドを打ってしまったために、残念ながら
その作品に接することが出来る機会は非常に少ない。それだけにハンガリーの
語法を感じさせるフィナーレを持ったこの「ヴァイオリン協奏曲」は貴重な音
源となることだろう。
16歳という若さでパリ音楽院を首席で卒業してしまったフランスの天才グラ
ファンのヴァイオリンが、デルランジェとクリフの音楽で華麗に舞う!
録音:2010年3月30日-31日&4月1日、BBCホディノット・ホール(カーディフ)

CDA 67860 \2180
アレグリのミゼレーレとローマの音楽 ――
アネリオ:めでたし元后
7人の作曲家による12声のミサ曲:
ミサ・カンタンティブス・オルガニス(ミサ曲《チェチーリアは楽器を奏で》
―― スタビレ:キリエ、ソリアーノ:キリストよ, 憐れみたまえ、
ドラゴーニ:キリエ、パレストリーナ:グローリア、作曲者不詳:主なる神よ,
神の小羊、ドラゴーニ:世の罪を除きたもう、スタビレ:クレド、
十字架に磔られ、ソリアーノ:天に昇りて、ジョヴァンネッリ:我は信ず,
主なる聖霊を、サンティーニ:サンクトゥス、マンシーニ:アニュス・デイ
アレグリ:エレミアの哀歌、ミゼレーレ、預言者エレミヤの哀歌が始まる
パレストリーナ:チェチーリアは楽器を奏で
アレグリ:味わいて見よ
カージナルズ・ミュージック、アンドルー・カーウッド(指揮)
バチカンのシスティーナ礼拝堂で歌われた門外不出の聖歌であり、モーツァル
トのエピソードがあまりにも有名なアレグリの「ミゼレーレ」。
聖チェチーリア(セシリア)、そしてパレストリーナに捧げられ、そのパレスト
リーナを含む7人の巨匠たちの音楽によって構成された12声のミサ曲「チェチ
ーリアは楽器を奏で」。
"アレグリ"と"パレストリーナ"というイタリア・ルネサンス音楽を代表する崇
高で壮大なテーマが、カーウッドとカージナルズ・ミュージックの新たな出発
点となる。
2010年4月19日-21日、セント・オールバンズ教会(ロンドン)

CDA 67806 \2180
バラキレフ:ピアノ作品集 ――
ピアノ・ソナタ変ロ短調Op.5/夜想曲第2番ロ短調/マズルカ第1番変イ長調
マズルカ第2番嬰ハ短調/ワルツ第4番変ロ長調/スケルツォ第1番ロ短調
ポルカ嬰ヘ短調
タネーエフ(バラキレフ編):ヴァルス・カプリス第2番変ニ長調
グリンカ(バラキレフ編):ひばり
ダニー・ドライヴァー(ピアノ)
ロシア五人組のリーダーというイメージが強く、2つの交響曲、2つのピアノ協
奏曲、イスラメイ以外の作品に接する機会は限られていたバラキレフの音楽。
その中でも情感豊かな旋律と華麗なパッセージ、劇的な楽曲構成を持つバラキ
レフのピアノ作品は、出版楽譜の存在もあり近年急速に再評価が進んでいる。
ピアノ王国ハイペリオンの次代を担う逸材、ダニー・ドライヴァーの両手が、
バラキレフのピアノ作品の神髄に迫る!
2010年3月2日-4日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)での録音。

CDA 67833 \2180
シュールホフ:ヴァイオリン・ソナタ集 ――
ヴァイオリンとピアノのための組曲/ヴァイオリン・ソナタ第1番WV.24
無伴奏ヴァイオリン・ソナタWV.83/ヴァイオリン・ソナタ第2番WV.91
ターニャ・ベッカー=ベンダー(ヴァイオリン)
マルクス・ベッカー(ピアノ)
熱く、そしてゾクゾクするようなパガニーニの「24のカプリース」(CDA 67763)
で鮮烈なデビューを果たしたドイツの女流ヴァイオリン奏者ターニャ・ベッカ
ー=ベンダー。
パガニーニに続くベッカー=ベンダーのセカンド・レコーディングは、これま
た大胆不敵なシュールホフのソナタ集!
2010年4月3日-5日、ベートーヴェンザール(ハノーファー)での録音。

CDA 67802 \2180
シュポア:
交響曲第8番ト長調Op.137/交響曲第10番変ホ長調WoO.8
《恋人との一騎打ち》序曲
ハワード・シェリー(指揮)
スイス・イタリア語放送管弦楽団
ハイペリオンとハワード・シェリー&スイス・イタリア語放送管が進めている
ベートーヴェンと同世代のドイツの作曲家、ルイ・シュポア(1784-1859)の交
響曲全集第4巻!
未完に終わり未出版となっていた「交響曲第10番」は、アメリカ人指揮者ユー
ジン・マイナーが補筆を行い、ニュージャージーのバーゲン・ユース・オーケ
ストラが1998年に初演を実現させたシュポア最後の交響曲。
「交響曲第10番」だけでなく、円熟期の「交響曲第8番」、世界初録音となる
若き日の秀作「恋人との一騎打ち」の序曲など、演奏、選曲の充実度は前3作
を上回る。"指揮者"ハワード・シェリーの代名詞となるであろう、シュポアの
交響曲全集も完結まであと一歩!
2010年4月12日-16日、アウディトリオ・ステリオ・モロ(ルガーノ)での録音。

CDA 67858 \2180
ジェームズ1世時代の音楽 ――
トムキンズ:強くあれ、雄々しくあれ
ギボンズ:神々の中の偉大なる神よ、おお, まことに忠実なるすべての心よ、
ファンシー
フーパー:大礼拝曲(グレート・サーヴィス)
トムキンズ:主に向かって新しき歌を歌え/ギボンズ:ファンシー
トムキンズ:ダヴィデが聞きしとき、ダヴィデの嘆き
ラムゼイ:勇士たちは戦いのさなかに倒れた
ギボンズ:見よ, 御言葉は肉体となりぬ、4声のファンタジア、
ダヴィデの子に栄あれ、おお主よ, 御身の怒りにてわれを責めたもうな、
全能にして永遠なる神、前奏曲、おお, ともに手を打ち鳴らせ
ウェストミンスター寺院聖歌隊、
ジェイムズ・オドンネル(指揮)、ロバート・クィンニー(オルガン)
西暦960年に建設され、現在も英国王室と縁の深いウェストミンスター寺院の
聖歌隊が歌うイングランド王ジェームズ1世時代の典礼音楽集。当時の音楽文
化の中心にいたトムキンズやギボンズの音楽が、数百年の時を越えて美しく
響く。
指揮を振るのは、かつて"カトリック"のウェストミンスター大聖堂聖歌隊を率
いた名合唱指揮者ジェイムズ・オドンネル。歴史と音楽の交わり、オドンネル
の指揮と聖歌隊の歌声など聴きどころが多い。
2010年3月16日-17日、オール・ハロウズ教会(ロンドン)での録音。




<Helios>
CDH 55311 \1280
アレンスキー:ピアノ作品集 ――
6つの奇想曲Op.43/6つの小品Op.53
24の性格的小品Op.36より 第3番:夜想曲、第15番:小川と森で、
第20番:マズルカ、第16番:悲歌、第13番:練習曲
海辺の近くで - 6つのエスキスOp.52より 第4番:アレグロ・モデラート
変ト長調、第5番:アレグロ・スケルツァンド変ホ短調/4つの小品Op.25
4つの練習曲Op.41
スティーヴン・クームズ(ピアノ)
ピアノ王国ハイペリオンでロシアのピアノ音楽を任され続けてきた名手スティ
ーヴン・クームズの"ロシアン・ピアノ・ポートレイツ"シリーズからアレンス
キーが復刻!
クームズが弾くアレンスキー&ボルトキエヴィチのピアノ協奏曲集(CDA 66624)
も素晴らしく、このピアノ作品集もロシアのピアノ音楽ファンは聴き逃せない。
1998年3月1日-3日の録音。CDA 67066からの新装移行再発売。

CDH 55433 \1280
グレインジャー:ジャングル・ブック ――
シャロー・ブラウン/ジャングル・ブック/愛にさよなら/愛に死す
6人の公爵が釣りに出かけると/タイムの小枝/柳よ柳/リセッショナル
マクスウェル卿のおやすみなさい/三羽のからす
ランニング・オヴ・シンダンド/ある朝早く/ハル・ダヤルの愛の歌
ゲルマニアでの私の恋
スティーヴン・レイトン(指揮)
ポリフォニー、ジョン・マーク・エインズレー(テノール)、
デイヴィッド・ウィルソン・ジョンソン(バリトン)
民謡や民族音楽を自らの作曲に積極的に採り入れ、独自のスタイルを築いた
パーシー・グレインジャー(1882-1961)の没後50周年記念リリース。
世界初録音となった演奏であり、レイトン&ポリフォニーのコンビによる
「ジャングル・ブック」の復活は、グレインジャー愛好家、合唱関係者にとっ
て朗報!1996年1月18日-20日の録音。CDA 66863からの新装移行再発売。

CDH 55352 \1280
グレチャニノフ:晩祷 ――
いまこそ天の御力はOp.58-6/汝の神の国でOp.58-3
主よ、汝のしもべを逝かしたもうOp.34-1/晩祷Op.59
スティーヴン・レイトン(指揮)、ホルスト・シンガーズ
タネーエフとアレンスキー、リムスキー=コルサコフに作曲を師事し、ロシア
革命の戦乱から逃れるために渡ったアメリカで開花したアレクサンドル・グレ
チャニノフ(1864-1956)の才能。
同時代の他のロシア人作曲家と比べて、ロシア正教のための宗教作品を数多く
作曲したグレチャニノフの「晩祷」は初演後80年間も歴史に埋もれていた秘曲
である。
1998年11月8日-9日&15日、テンプル教会(ロンドン)での録音。
CDA 67080からの新装移行再発売。

<EURO ARTS>
20 57428(DVD-Video) \2900
字幕:ラテン語、英、独、仏、西
ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス
リッカルド・シャイー(指) 
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
アレクサンドリナ・ペンダチャンスカ(S) マヌエラ・カスター(Ms)
ステファノ・セッコ(T) ミルコ・パラッツィ(Bs)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス合唱団 ライプツィヒ歌劇場合唱団
ミヒャエル・シェーンハイト(Org)
収録:2008年11月6-7日ゲヴァントハウス、ライプツィヒ
リッカルド・シャイーと手兵ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管によるロッシ
ーニ屈指の傑作「小ミサ・ソレムニス」。ロッシーニ没後140年を記念して行
われたコンサート映像です。
ロッシーニは「ウィリアム・テル」を最後にオペラ作曲家としての筆を折る決
心をします。その後もピアノ曲や声楽曲は作曲し続け晩年に作曲された「小ミ
サ・ソレムニス」は「スターバト・マーテル」と並ぶ大作であり、ロッシーニ
自身この作品を「わが老境における最後の大罪」と呼んでいます。
オリジナルの楽器編成は12人の歌手と2台のピアノ、ハルモニウムのという珍
しい小編成ですが、ここでは後にロッシーニ自身が他人にオーケストレーショ
ンされるのを嫌って自ら書いた管弦楽稿を用いています。最後にはゲヴァント
ハウス管のソロ・オルガン奏者として活躍していたミヒャエル・シェーンハイ
トが高らかにオルガンを響かせています。オペラのアリアのように美しい旋律
を歌うのは、ブルガリア出身のプリマドンナ、ペンダチャンスカ、イタリアの
メゾ・ソプラノの花マヌエラ・カスター、幅広いレパートリーを持つリリック
・テノールのステファノ・セッコ、イタリアの若手バス歌手ミルコ・パラッ
ツィ。
ロッシーニの音楽を理解し、最高の表現者であるシャイー。この作品はボロー
ニャ市立歌劇場管との録音がありますが、絶大な信頼を獲得してきたゲヴァン
トハウス管と至高の名演を聴かせてくれています。




<ATMA Classique>
ACD2 2601 \1850
ブリテン:
イリュミナシオンOp.18、前奏曲とフーガOp.29、
フランク・ブリッジの主題による変奏曲Op.10、深紅の花びらは眠りにつき
カリーナ・ゴヴァン(S)
レ・ヴィオロン・デュ・ロワ  ジャン=マリー・ゼイトウニ(Cond)
パスカル・ジゲール(Vn)  ルイ=フィリップ・マルソレ(Hrn)
録音:2009年4月
ブリテンの歌曲中でもっとも有名な作品「イリュミナシオン」。ランボーの同
名の詩集から原詩を用いています。カナダのソプラノの花カリーナ・ゴヴァン
が深く美しい声で鮮やかに歌い、誌と音楽が幻想的に絡み合い、レ・ヴィオロ
ン・デュ・ロワの繊細なアンサンブルが情感たっぷりに聴かせます。カリーナ
・ゴヴァンはイギリスの詩人アルフレッド・テニスンの原詩による「深紅の花
びらは眠りにつき」でもホルン伴奏によりその美声を披露しています。また
18声の弦楽オーケストラのための「前奏曲とフーガ」とブリテンの師フランク
・ブリッジの弦楽四重奏を主題にした変奏曲を収録。

ACD2 2624 \1850
ラモー:コンセールによるクラヴサン曲集
コンセール第1番ハ短調、コンセール第2番ト長調、コンセール第3番イ長調、
コンセール第4番変ロ長調、コンセール第5番ニ短調
アンサンブル・マスク
オリヴィエ・フォルタン(Cemb)
使用楽器:ラインハルト・フォン・ナーゲル
(クリスチャン・クロール1770年モデル)
アンヌ・ティヴィエルジュ(Fl)ソフィー・ジェント(Vn) 
メリザンド・コリヴォー(Gamb)
録音:2009年6月17-19日
オリヴィエ・フォルタン率いる古楽アンサンブル、マスクによるラモーのクラ
ヴサン曲集。アンサンブル・マスクは1998年にモントリオールで結成され17&
18世紀の音楽を中心に演奏活動を行っています。コンセールによるクラヴサン
曲集はラモーがサロンでの演奏用にと出版した唯一の室内楽作品。切れのよい
リズムと音色の妙技が素晴らしいオリヴィエ・フォルタンのチェンバロとフル
ート、ヴァイオリン、ガンバが見事なハーモニーを作り上げています。

ACD2 2591 \1850
パーセル:ファンタジア集
3声のファンタジア第1番ニ短調Z.732、3声のファンタジア ヘ長調Z.733、
3声のファンタジア ト短調Z.734、4声のファンタジア ト短調Z.735、
4声のファンタジア変ロ長調Z.736、4声のファンタジア ヘ長調Z.737、
4声のファンタジア ハ短調Z.738、4声のファンタジア ニ短調Z.739、
4声のファンタジア イ短調Z.740、4声のファンタアジ ホ短調Z.741、
4声のファンタジア ト長調Z.741、4声のファンタジア ト長調Z.742、
4声のファンタジア ニ短調Z.743、4声のファンタジア イ短調Z.744、
5声のファンタジア ヘ長調Z.745、6声のイン・ノミネ ト短調Z.746、
7声のイン・ノミネ ト短調「ドリアン」Z.747、
歌劇「養成の女王」より猿の踊り、
歌劇「ダイドーとイニーアス」より私が地に伏す時-ダイドーのラメント-
レ・ヴォワ・ユメーヌ
録音:2008年11月12-14日
スージー・ナッパーとマーガレット・リトルを中心とするガンバ・アンサン
ブル、レ・ヴォワ・ユメーヌによるパーセルのファンタジア集。この作品は
複雑な対位法の技法や不協和音、半音階などを巧みに使用している当時とし
てはかなり驚きに満ちた作品集です。レ・ヴォワ・ユメーヌの優しく美しい
響きが、見事なバランスで丁寧に奏でられています。



<Euro Arts>
20 57604(Blu-ray) \4250
20 57608(DVD-Video) \2900
言語:英
字幕:独仏日
ワーグナー:「ニーベルングの指環」マゼールによる管弦楽編
ボーナス:マゼールへのインタビュー
ロリン・マゼール(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:200年10月17,18日
「ニーベルングの指環」の名場面を抜き出しオーケストラだけで演奏するのは
普通にやられること。しかしマゼールは、それらの音楽を巧妙に繋ぎ、70分ほ
どの壮大な“交響的物語”に仕立て、たいへんに大きな話題となりました。
の「言葉のない指環」をマゼールはお得意の演目として各地で演奏し好評を博
しています。ここに収録されているのは、2000年にベルリン・フィルを指揮し
た際のもの。70歳を迎えたマゼールの音楽はいよいよ悠然としたものになり、
しかもベルリン・フィルが見事な響きでそれに応えています。
Blu-Rayでの鮮明画像も注目。ワーグナー・ファン、オーケストラ・ファン、
どちらにもお勧めの映像です! 日本語字幕付き。




<BIS>
BIS SA 1800(SACD-Hybrid) \2500
ベルリオーズ:
(1)幻想交響曲
(2)劇的情景「クレオパトラ」
アンナ・カテリーナ・アントナッチ(Sop)
ヤニック・ネゼ=セガン(指)
ロッテルダム・フィル
[録音:2010年3月/オランダ放送音楽センター、スタジオMCO5]
注目の1975年生まれのカナダ人指揮者ヤニック・ネゼ=セガンがBISに登場。
フィラデルフィア管の次期音楽監督にも決まっている彼が、ゲルギエフより引
き継いだ手兵ロッテルダム・フィルと興味深いシリーズをBISで展開していく
という予定で乞うご期待。第1弾はベルリオーズ。名曲中の名曲「幻想交響曲」
と、ローマ賞課題曲として作った珍しい「クレオパトラ」。どちらも主人公の
自殺前の想いがテーマで、ベルリオーズならではの複雑で異常な心理的美学が
反映されています。ネゼ=セガンの演奏は鮮烈そのもの。驚くほど若々しいエ
ネルギーに満ち、「幻想交響曲」をまるで初めて聴く音楽かのように再現しま
す。目の離せないシリーズの開始です。

BIS SA 1871(SACD-Hybrid) \2500
白夜-ノルウェーの民俗音楽の印象
伝承曲:
イェンディーネの子守歌/夜更かしをした/イエス、汝優しき友よ
優雅なイエスよ/イエスは自らの考えに従う/イエス、私は参ります
ヴァルソイフィヨルドの結婚行進曲
イェルムン・ラーシェン:
ポロネーズ/グローペン/ソルベン/ソリストヴァルス
アイヴィン・グローヴェン:マルギート・ヒュークセ Op.48
アイヴィン・ビューエネ:アルルサング
グレーテ・ペデーシェン(指)
ノルウェー・ソリスト合唱団、ベリト・オフェイム(唄)、
イェルムン・ラーシェン(ハルダンゲル・フィドル)
[録音:2009年11月/リス教会(オスロ)]
ノルウェーの民俗音楽は特異なリズムとハーモニーを持つ個性的なもので、
グリーグの音楽にも効果的に用いられています。ここでは民俗合唱やハルダン
ゲル・フィドルによる伝統音楽と、それらからインスパイアされた近作を集め
ています。伝統音楽はまるでグリーグ、現代作品も前衛的でなく、不思議な哀
感と素朴さにあふれた独特の味わいに満ちた世界が広がります。ワールドミュ
ージック・ファンも必聴です。

BIS 1762 \2480
C.P.E.バッハ:鍵盤独奏曲全集 Vol.22(6つのソナタによる18の例題)
(1)ソナタ第1番Wq63/1(H70) (2)第2番Wq63/2(H71) (3)第3番Wq63/3(H72) 
(4)第4番Wq63/4(H73) (5)第5番Wq63/5(H74) (6)第6番Wq63/6(H75)
ミクローシュ・シュパーニ(クラヴィコード)
[録音:2008年6月/ヘルシンキ・サルヴェラ・ホール(フィンランド)]
1753年、まだC.P.E.バッハがフリードリヒ大王の宮廷に仕えていた時代の作
で、著書「正しいクラヴィア奏法についての試論」の付録として出版されま
した。6曲のソナタながら、楽章分けすると18曲になり、個々にタイトルが付
いています。これらをシュパーニの名演で聴くことができるのは嬉しい限り
で、超貴重です。

BIS 1806/8 5枚組 \7140
ハイドン:初期ディヴェルティメント全集
ト長調Hob.II:2/ト長調Hob.II:9/ヘ長調Hob.II:20/ト長調Hob.II:G1
ト長調Hob.II:3/フェルトパルティータ ハ長調Hob.II:7/同ヘ長調Hob.II:15
同ハ長調Hob.II:14/同ヘ長調Hob.II:23/同変ロ長調Hob.II:46(偽作)
プリンス・オヴ・ウェールズのための行進曲Hob.VIII:3
王立音楽家協会のための行進曲Hob.VIII:3bis
フェルトパルティータ ヘ長調Hob.II:16/ニ長調Hob.II:8
変奏曲変ホ長調Hob.II:24/ハ長調Hob.II:17/変ホ長調Hob.XIV:1
「夕べの音楽」変ホ長調Hob.II:21/ニ長調Hob.II:22
「カッサシオン」ニ長調Hob.II:D22/ト長調Hob.II:1
「誕生日」ハ長調Hob.II:11/変ホ長調Hob.IV:5
ヴァイオリン協奏曲ハ長調Hob.VIIa:1
サイモン・スタンデイジ(Vn)、
マンフレート・フス(指)
ハイドン・シンフォニエッタ・ウィーン
[録音:1993/6年/カジノ・ツェゲルニッツ(ウィーン)、
2005年5月/フィナンツァムテス・フェストザール(オーストリア)、
2008年8月/エステルハージィ・シュロスカペレ(オーストリア)]
かつてコッホ・シュワン・レーベルからリリースされ、現在は中古盤が高値で
取引きされているとウワサされるハイドン・シンフォニエッタ・ウィーンの
ディヴェルティメント集。BISからお買い得価格で再リリースとなります。も
ちろんbisが腕によりをかけてリマスタリング。さらに数曲の新録音も加わり、
全5枚組。サイモン・スタンデイジがソロをつとめているのも豪華。初期の作
で溌剌とした若さはじけるような曲が多く、またハイドンならではの優しさ
にもあふれた健康的な音楽ばかり。極上の癒し音楽でもあります。




<MEDICI CLASSICS PRODUCTIONS>
=新規レーベルの取り扱い=
アメリカの重鎮ピアニスト、ジェローム・ローズが創設したレーベル「メディ
チ・クラシックス・プロダクションズ」。ジェローム・ローズは「現代最後の
ロマン派ピアノ弾き」と称され世界中で演奏を行っています。
=ジェローム・ローズ=
アドルフ・ベイラーに師事。15歳の時にサンフランシスコ交響楽団との共演。
マネス音楽院、ジュリアード音楽院卒業。レナード・シュア、ルドルフ・ゼル
キンに師事。1961年にコンサート・アーティスツ・ギルドの入賞者となり、
フルブライト奨学金を得て、ウィーンで学ぶ。ブゾーニ国際コンクールで優勝
し、20代前半から国際的な舞台で活躍。モスクワ音楽院、ショパン・アカデミ
ー学院、モーツァルテウム音楽院、ミュンヘン音楽大学、桐朋学園などでマス
タークラスを行う。また世界の主要なコンクールで審査員も務めている。毎年
夏に開催されるニューヨーク市ピアノ国際音楽祭の主宰者であり音楽監督。
長年の音楽活動を称えて、ニューヨーク州立大学から名誉博士号が授与されて
いる。現在マネス音楽院教授。

M 50019(DVD-Video) \2900
ジェローム・ローズ・プレイズ・ショパン
ショパン:
ピアノ・ソナタ第2番 op.35「葬送行進曲付き」、
ピアノ・ソナタ第3番 op.58、バラード第1番 op.23、バラード第2番 op.38、
バラード第3番 op.47、バラード第4番 op.52
ボーナス:ジェローム・ローズ・インタビュー/聞き手:デヴィッド デュバル
ジェローム・ローズ(P)
収録:2007年ニューヨーク(ライヴ)

M 50029(DVD-Video) \2900
ジェローム・ローズ・プレイズ・ベートーヴェン
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101、ソナタ 第30番 ホ長調 Op.109、
ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 Op.110、
ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調Op.111
ボーナス:ベートーヴェンについて/語り:ジェローム・ローズ
ジェローム・ローズ(P)
収録:2008年ニューヨーク(ライヴ)

M 50039(DVD-Video) \2900
ジェローム・ローズ・プレイズ・シューマン
シューマン:謝肉祭 Op. 9、幻想曲ハ長調Op.17、ユモレスク変ロ長調 Op.20
ボーナス:シューマンについて/語り:ジェローム・ローズ
ジェローム・ローズ(P)
収録:2008年ニューヨーク(ライヴ)

M 50049(DVD-Video) \2900
ジェローム・ローズ・プレイズ・リスト
リスト:
ピアノ・ソナタ ロ短調、
詩的で宗教的な調べ-「孤独のなかの神の祝福」「葬送」、
巡礼の年-ペトラルカのソネット第47番、第104番、第123番、
オーベルマンの谷
ボーナス:
リストについて/語り:ジェローム・ローズ
メフィスト・ワルツ(2003年ニューヨーク)、
巡礼の年第1年スイス-「泉のほとりで」「夕立」
「ジュネーヴの鐘」(1975年BBC)
ジェローム・ローズ(P)
収録:2009年ニューヨーク(ライヴ)

M 50059(DVD-Video) \2900
ジェローム・ローズ・プレイズ・シューベルト
シューベルト:最後の4つのソナタ
 ピアノ・ソナタ 第18番 ト長調 D.894 「幻想」、
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958、 ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959、
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960
ボーナス:シューベルトについて/語り:ジェローム・ローズ
ジェローム・ローズ(P)
収録:2010年ニューヨーク(ライヴ)




<IVORY CLASSICS>
IVORY 77777(DVD-Video) 2枚組 \3500
アール・ワイルド・リストについて
DVD1:ウィンヤードにて
【詩人リスト】
リスト:
バラード第2番、エステ荘の噴水、ソナタ風幻想曲, 「ダンテを読んで」、
葬送、ペトラルカのソネット第47番、第104番、第123番、
忘れられたワルツ第1番、メフィスト・ポルカ、メフィスト・ワルツ第1番、
レスピーギ:夜想曲(アンコール)
収録:1986年7月26日
アール・ワイルド(P)
【編曲者としてのリスト】
J.S.バッハ/リスト編:幻想曲とフーガ ト短調、
ベートーヴェン/リスト編:交響曲第1番ハ長調Op.21、
ヴェルディ/リスト編:リゴレット・パラフレーズ、
シューマン/リスト編:献呈、春の夜、ショパン/リスト編:わが喜び、
リスト編:ローレライ、
ワーグナー/リスト編:さまよえるオランダ人-「紡ぎ歌」、
リスト:
パガニーニによる超絶技巧練習曲集-第2番、第3番「ラ・カンパネラ」、
第5番「狩り」
ショパン/アール・ワイルド編:
ラルゲット(ピアノ協奏曲第2番より)(アンコール)
収録:1986年7月28日
アール・ワイルド(P)
【ドキュメンタリー:ウィンヤードにて1986年7月24-28日】
DVD2:ピアニストとして
【超絶技巧のリスト】
リスト:
ポロネーズ第2番ホ長調、ピアノ・ソナタ ロ短調、
3つの演奏会用練習曲より「軽やかさ」「溜め息」、
2つの演奏会用練習曲より「小人の踊り」、
超絶技巧練習曲より第3番「風景」、第2番「イ短調」、第9番「回想」、
第10番「ヘ短調」、ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調、第4番変ホ長調、
第2番嬰ハ短調、
オイゲン・ダルベール:スケルツォOp.16-2(アンコール)
収録:1986年7月30日
アール・ワイルド(P)
【アール・ワイルドの夕べ】
リスト:
小人の踊り、ペトラルカのソネット第104番、ラ・カンパネラ、
オイゲン・ダルベール:スケルツォOp.16-2、
ショパン:華麗なる大ポロネーズ, Op.22
収録:1974年9月21日BBC
【各テレビ局によるアール・ワイルド特集】
・CBS放送Sunday Morning(1986)
・オランダ放送/90歳誕生日記念コンサート
(2005年9月25日アムステルダム・コンセルオヘボウ)
【音声トラック】
・2003年11月6日カーネギーメロン大学芸術学校音楽学部でのアール・ワイル
ドの講義
・2003年7月20日マネス音楽大学国際ピアノ音楽祭でのアール・ワイルドの
インタビュー
・1986年BBC放送「ジョン・エイミスの音楽について語ろう」アール・ワイル
ドをゲストに迎えて
・1982年フィラデルフィアにてシャロン・アイゼンハワー氏によるアール・
ワイルドのインタビュー
2010年1月25日94歳で亡くなったアール・ワイルドが1986年イギリス北部のロ
ンドンデリー卿の本拠地ウィンヤード・パークで行った歴史的な3つのリスト
・リサイタルの模様を収録したDVDを発売しました。アール・ワイルドは第9代
ロンドンデリー侯爵に特別な招待を受け、彼のリクエストによりオール・リス
ト・プログラムで演奏しました。1986年はリスト没後100年の記念の年でもあ
り、BBC放送でもこのリサイタルに関しての特集番組が組まれており、またそ
の他各放送局が放送したアール・ワイルドへのインタビューの音声を2時間に
渡って収録しています。
2011年はリスト生誕200年。アール・ワイルドの貴重な映像でリストの作品を
堪能することができます。





<MIRARE>
MIR 128 2枚組(1枚価格) \2500
日本語解説付き
J.S.バッハ&レーガー:無伴奏ヴァイオリン作品集
CD1:
レーガー:前奏曲とフーガ ト短調Op.117-2
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番 ト短調BWV1001
レーガー:前奏曲とフーガ ロ短調Op.117-1
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番 ロ短調BWV1002
CD2:
レーガー:シャコンヌ ト短調 Op.117-4
J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004
庄司紗矢香(Vn)
録音:2010年8月ランファン・ジェジュ教会、パリ
16歳のときパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで日本人初、史上最年少
優勝を果たし、世界の注目を集めてきた若きヴァイオリニスト庄司紗矢香。
これまでに数々の録音とコンサートでその並はずれた才能を見せつけてきた天
才少女が20代後半にさしかかり、より一層成熟したテクニックと表現力を携え
てMIRAREレーベルに初登場します。MIRAREのプロデューサーであるルネ・マル
タンが手がける音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」への参加をきっかけに、この
アルバムが誕生しました。
収録曲はバッハとレーガーの無伴奏作品。バッハの無伴奏ヴァイオリンのため
の6曲は数多くの録音が存在しますが、レーガーの作品と組み合わせ、ニ短調
の「シャコンヌ」を最後の山場に持ってくるという、極めて考え抜かれた構成
となっています。レーガーの無伴奏作品はバッハを範として作曲されています
が、その中にレーガー独自の幻想世界を作り込んでいく高い技巧を必要とされ
ている作品です。庄司紗矢香は抜群のテクニックと安定感、明るい音色で力強
くストレートな演奏を披露しています。レーガーの「シャコンヌ」は、作品の
本質を真摯に追い求めていき、バッハの無伴奏パルティータ第2番では、高い
集中力と深い音楽性を発揮した熱演となっております。
使用楽器は、上野製薬株式会社の上野隆三氏より貸与された1729年製のストラ
ディヴァリウス。(ミッシャ・エルマンが所有・演奏)。




<talent>
DOM 292904(SACD-Hybrid) \2300
モーツァルト:6つのクラヴィアのためのソナチネK439b
第1番ハ長調、第2番イ長調、第3番ニ長調、第4番変ロ長調、第5番ヘ長調、
第6番ハ長調
宮沢明子(Pf)
二つのクラリネットまたはバセットホルンとファゴットのためのディヴェル
ティメントの編曲。1979年録音の待望のSACD化。




<TAHRA>
TAH 689 \2300
ブルックナー:交響曲第9番 二短調
カール・シューリヒト(指)
北ドイツ放送響
録音:1960年1月31日、2月1日Live
生涯に100回以上ブルックナーを振ったシューリヒトが最も得意にした第9
(38回演奏している)の記録。

TAH 685 \2300
(1)ハイドン:ピアノ協奏曲 ニ長調Op.21
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番Op.73「皇帝」
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(Pf)
(1)マリオ・ロッシ(指)トリノRAI響
録音:1959年12月18日
(2)マッシモ・フレッチァ(指)ローマRAI響
録音:1959年12月12日
1939年から87年にかけて100回以上「皇帝」を演奏したミケランジェリの59年
の記録。




<SDG>
SDG 711 \1880
モーツァルト:
交響曲第39番 変ホ長調 K543
交響曲第41番 ハ長調 K551「ジュピター」
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
録音:2006年2月(カドガン・ホール/ライヴ)
2006年2月、ロンドンで行われたコンサートの幻の音源が世界発売となりまし
た!もともとはコンサートの直後に主にロンドンの聴衆のためだけにプレスさ
れた完全限定盤であったこのCDですが、このたびめでたく全世界で発売される
はこびとなりました。
ガーディナー率いるイングリッシュ・バロック・ソロイスツによるモーツァル
トと聞くだけでいやでも期待が高まりますが、演奏も録音も期待以上の出来栄
えです。39番のメヌエット楽章でのクラリネットの音色も妙なる美しさ。40番
の終楽章の対位法の見事さ、そして各パートの完璧な連携には息つく暇もあり
ません。ロイヤル・フィルの本拠地でもあるカドガン・ホールの大きすぎない
サイズがまさにガーディナー率いるイングリッシュ・バロック・ソロイスツの
編成にぴったり、ライヴの熱気もあいまって、最強のモーツァルトの登場です。




<RCOC>
RCOC 1001 2枚組 \3560
マルティン・イ・ソレル:「歓迎するドーラ川」、「夢」
イム・スンヘ(S アポッロ,ニーチェ)
ラッファエッラ・ミラネージ(S ミネルバ,エグレ)
マグヌス・スタヴェランド(T ジョーヴェ,フィレーノ)
ファン・バウティスタ・オテーロ(指)
レアル・コンパーニャ・オペラ・デ・カマラ
録音:2010年3月
バルセロナの古楽団体、ファン・バウティスタ・オテーロ率いるレアル・コン
パーニャ・オペラ・デ・カマラ(カタルーニャ語だとレイアル・コンパーニア・
ダ・カンブラ)、略称RCOCによるマルティン・イ・ソレルの“小オペラ”2作、
世界初録音です。ヴィセンテ・マルティン・イ・ソレル(1754-1806)は、スペ
イン、ヴァレンシア生まれ。ボローニャで作曲を学んだ後、1785年にウィーン
に進出、当時のモーツァルトのライバルの一人として知られています。1788年
にサンクトペテルブルグに移り、ここで亡くなっています。このCDに収録され
ている2作は、いずれもオペラ的なカンタータといったもの。「歓迎するドー
ラ川」は、1783年にトリノで初演された作品で、大作オペラセリア「ヴォロ
ジェーゾ」のプロローグとして上演されました。ドーラ川はトリノを流れる川
の名前で、つまりはトリノの象徴。この上演は、ハプスブルク家支配下のミラ
ノから大公フェルディナント(ヨーゼフ2世の弟)とその后でモデナ公の娘ベア
トリーチェがサルデーニャ王国の首都トリノを訪問した際の祝典でもあり、
このプロローグで二人への歓迎の意を表したのです。「夢」は、おそらく1789
年にウィーンで初演されたカンタータ。台本はロレンツォ・ダ・ポンテで、つ
まりモーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」と同時期の作品ということに
なります。真の愛を求める羊飼いフィレーノと、愛に関心のないナイアス(水
の精)のニーチェ、そして美しいナイアスのエグレによる、アルカディア的題
材の物語です。
ヤーコプスに重用されている韓国出身のソプラノ、イム・スンヘ、バロック
音楽のソプラノとして人気急上昇中のイタリアのソプラノ、ラッファエッラ
・ミラネージ、そしてノルウェー出身のテノール、マグヌス・スタヴェランド
と、三人の歌手は高水準。そしてRCOCのピリオド楽器オーケストラの魅力的
な音色を十分に生かしたオテーロの指揮で、マルティン・イ・ソレールの音
楽が生き生きと蘇っています。




<EUROARTS>
20 57418(DVD-Video) \2900
字幕:英、独、仏、露
競争相手-ロシアの神童たち
監督:イレーヌ・ラングマン
イリーナ・チスチャコワ、ニキータ・ムンドヤンツ、
ドミートリー・クルトゴロヴィ、エレーナ・コレスニチェンコ(Pf)
収録:2009年/ルール・トリエンナーレ音楽祭でのライヴ
「ロシアの恐るべき子供たち」という2000年制作のテレビ番組で特集された
4人のピアノの神童たち。それから10年を経た彼らの現在を追ったドキュメン
タリー。旧ソ連型英才教育を受けた彼らも20代半ばとなり、結婚して娘を持
ちハノーヴァーに住むエレーナ、作曲に転じモスクワ音楽院で生ぶニキータ
など、それぞれの道を進みつつも、マネージメント探しの困難さや将来への
不安など、等身大の姿を見せてくれます。10年前と現在の映像が錯綜し、特
に大きな出来事が起きはしませんが、超絶技巧を武器に現在世界を席巻する
ロシアのピアニストたちが、実は悩みに満ちたごく普通の若者たちであるこ
とを教えてくれます。日本語の字幕は付いていませんが、あまり学生たちな
らばわかりあえる、もうひとつの「のだめカンタービレ」と申せましょう。

20 51448(DVD-Video) \2180
字幕(ボーナス):
英、独、仏、西、伊
ヨーロッパ・コンサート2001イスタンブール
ハイドン:交響曲第94番「驚愕」
モーツァルト:フルート協奏曲 第2番 K.314
ベルリオーズ:幻想交響曲
ボーナス:舞台裏映像+イスタンブールのポートレイト
マリス・ヤンソンス(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
エマニュエル・パユ(Fl)
収録:2001年5月1日アヤ・イリニ教会(イスタンブール)
2001年のベルリン・フィル恒例のヨーロッパ・コンサートの映像。コンサート
が行われたのはコンスタンチヌ1世が創建したといわれる歴史的建造物アヤ・
イリニ教会。ハイドンの「驚愕」で快活に開幕し、続くモーツァルト:フルー
ト協奏曲第2番ではソリストとしてパユが登場。嬉々とした音楽作りと闊達で
華麗なパユの音色が魅力的な演奏。メインのベルリオーズの幻想交響曲は、
書法を効果的に鮮やかに表現した、スケールの大きい演奏。終楽章では情熱
がほとばしる熱演を聴かせてくれます。特典映像にはイスタンブールの街が
詳しく紹介され、コンサート前に雰囲気やヤンソンスのインタビューが盛り
込まれています。




<C major>
70 3708(DVD-Video) \3500
マーラー:交響曲第9番ニ長調
=ボーナス=
ドキュメンタリー「バレンボイムとブーレーズが見た《マーラーの音楽世界》」
シュターツカペレ・ベルリン
ダニエル・バレンボイム(指)
収録時期:2007年4月10日(ライヴ)
収録場所:ベルリン、フィルハーモニー
撮影監督:アンドレアス・モレル&クリストフ・エンゲル
(映像制作:ユニテル・クラシカ)
2010年の生誕150周年に引き続き、2011年も歿後100周年にあたるということ
で、マーラーの注目すべき映像作品がC Majorよりリリースされます。バレン
ボイムが手兵シュターツカペレ・ベルリンを指揮したマーラーの第9交響曲は、
2007年4月にベルリンのフィルハーモニーで行われた演奏をライヴ収録したも
のです。じきに半世紀に迫ろうかという指揮者としてのキャリアを積み上げ、
ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナー、シューマンなど
の主要な交響曲全集を完成させているバレンボイムも、マーラーの交響曲につ
いてはわずかに4曲を録音しているのみというのは少々意外に感じられるとこ
ろです。これまでにバレンボイムは、1991年にシカゴ響と「大地の歌」をライ
ヴ録音、1997年にシカゴ響と交響曲第5番をライヴ録音しているほか、2005年
にシュターツカペレ・ベルリンと交響曲第7番をライヴ録音、2006年にはシュ
ターツカペレ・ベルリンと交響曲第9番をライヴ録音しています。
このように、すべてライヴで収録されている点も興味深いバレンボイムのマー
ラー録音ですが、いずれ劣らずゆたかなオーケストラ・サウンドの醍醐味を
心ゆくまで実感させてくれるもので、この指揮者の持ち味というべきドラマ
ティックでパワフルな方向性が特徴的でした。
なかでも、2006年11月に収録された第9番のライヴ・レコーディングといえば、
バレンボイムがこの作品を集中的に取り上げていた時期に行われたものとし
て、ひときわ熱く濃厚で激情型の演奏がすでに知られているので、それから
半年を経ずして手兵と同一のロケーションで行ったここでの内容にも同様に
ハイテンションで劇的な音楽づくりを期待できそうです。




<APARTE>
AP 010 \2300
J.S.バッハ:幻想曲集
(1)幻想曲 イ短調 BWV 922
(2)幻想曲とフーガ イ短調 BWV 904
(3)前奏曲とフーガ ヘ長調 BWV 901
(4)最愛の兄の旅立ちに寄せるカプリッチョ BWV 992
(5)前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV 968
(6)アダージョ-ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 BWV 968より
(7)前奏曲と小フーガ ト長調 BWV 902
(8)前奏曲とフーガ イ短調 BWV 894
(9)イタリア風アリアと変奏 イ短調 BWV 989
クリストフ・ルセ(チェンバロ)
録音:2009年7月
冒頭の幻想曲イ短調から、怒濤のようなパッセージに圧倒。「最愛の兄の旅
立ちに寄せるカプリッチョ」での沁みる表情、イタリア風アリアと変奏で聴
かせる厳格な佇まいなど、変幻自在、縦横無尽にバッハの世界を魅せます。
ルセのバッハにはいつも何かハッとさせられるものがありますが、この1枚は、
今年50歳をむかえるルセが、円熟の極みにあり、充実したエネルギーと多様
な表情に満ちていることを強く感じさせます。

AP 009(1CD+1DUAL DISC) \2980
(Audio+ DVD VIDEO[PAL])
[CD1]ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
[CD2](Audio-CD)ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92
(DVD Video)ベートーヴェン:交響曲第1番
アダージョ、アレグロ・モルト・エ・ヴィヴァーチェ、
交響曲第7番 ポコ・ソステヌート・ヴィヴァーチェ、
ヴァイオリン協奏曲 ロンド・アレグロ(すべて抜粋)
デイヴィッド・グリマル(ヴァイオリン、指揮)
レ・ディソナンス
録音:2010年3月15日(ヴァイオリン協奏曲、交響曲第1番/ライヴ録音)、
2010年5月27日(交響曲第7番/ライブ録音)
ヴァイオリンの名手グリマルが、ヴァイオリンと指揮の両方の才能を思う存
分発揮したセット。レ・ディソナンス(=不協和音)と名付けられたアンサン
ブル団体は、グリマルの呼びかけに応じて集まった若き音楽家たち。様々な
古典の名曲に違った光の当て方をすることをモットーにしている団体だけあ
って、ここに収められたベートーヴェンの名曲も新たな光に満ちています。
グリマルのヴァイオリンの音色の美しさと力強さに魅力されつつ、オケの音
色も非常に充実した魅力的なベートーヴェンです。

AP 008 \2300
シューベルト:ピアノ作品集
即興曲 D 899 op.90〔ハ短調、変ロ長調、変ト長調、変イ長調〕
ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D664
ピアノ・ソナタ第14番 イ短調 D784
ヴァネッサ・ワーグナー(ピアノ)
録音:2010年6月
個人的な思いに満ちた、シューベルトに宛てたヴァネッサ・ワーグナーの恋
文のような1枚。即興曲での一音一音、一つ一つのフレーズを抱きしめている
ような演奏に心が打たれます。




<Penguin Cafe>
新規レーベル
ペンギン・カフェのレーベルの取扱を開始します
『ペンギン・カフェ』は1976年のデビュー以来、ミニマル、民族音楽、現代
音楽、ロックなどの要素を取り入れた音楽で新風を巻き起こし、いわゆる
「環境音楽」のブームに火をつけもした、ニューエイジ界の寵児的グループ
でした。1997年にリーダー格であったブライアン・ジェフスが亡くなって以
降、実質的に活動を休止していましたが、この度、ブライアンの子息である
アーサー・ジェフスが中心となって活動を再開。自主レーベルを立ち上げる
こととなりました。
日本でも、坂本龍一氏によるトリビュート・アルバムが発売されたほか、
2010年秋には新国立劇場のバレエ公演でペンギン・カフェの音楽が取り上げ
られ再び注目が集まっています。今後、当レーベルからは、ここにご案内さ
せていただく新録音の他、旧録音のリマスタリング盤など様々なリリースが
予定されています。ニューエイジ界に注目のレーベルの登場です。

DPC 101 \2080
A Matter of Life…
1. That, Not That 2. Landau 3. Sundog 4. The Fox And The Leopard 
5. Finland 6. Pale Peach Jukebox 7. Harry Piers 
8. Two Beans Shaker 9. From A Blue Temple 10. Ghost In The Pond 
11. Coriolis
ペンギン・カフェ
「ペンギン・カフェは音楽の世界でユニークな地位を変わらずに保っている。
彼らのようなサウンドを聴かせるものは他にない。エキセントリックで、チャ
ーミングで、くつろげて、驚きに満ちていて、そそるものがあって、あたたか
く、信頼できて、忠誠で忘れがたい・・・まるで真の友人のようだ」(ブライ
アン・イーノ)
「ペンギン・カフェ」の中枢メンバーだった故ブライアン・ジェフスの子息
アーサーが、父の面影とサウンドを追いかけながら新曲を作曲・演奏したア
ルバム。古くからの「ペンギン・カフェ」ファンにとってはサイモン・ジェ
フスの世界そのもので、たまらないサウンド。ミニマル・ミュージック的に
繰り返される断片的に刻むリズムの上でノスタルジックな旋律が歌われたり、
ジャングルの中から響いてくるようなミステリアスな世界があったり、南国
風の陽気さが漂う楽曲があったり、まさにペンギン・カフェの美しく、儚く、
それでいて心に沁みる世界は健在です。新規ファンにとっても大変心地よく
耳に響く内容となっています。ブライアン・イーノが言うとおり、ペンギン
・カフェによるサウンドは、あたたかく、居心地がとてもよいもの。いつも
私たちの傍にある音楽の大切さ、色々な音、世界の大切さにあらためて気付
かせてくれる1枚です。




<KII>
KKC-5121 \3000
ボーナスDVD付
(NTSC/ 約23分)
[harmonia mundi France] HMC 902058
輸入盤・日本語解説書付
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
+DVD 「シュタイアー、バッハのゴルトベルク変奏曲を弾く」
アンドレアス・シュタイアー(チェンバロ)
録音:2009年7月
フォルテピアノの鬼才アンドレアス・シュタイアーがチェンバロで「ゴルト
ベルク変奏曲」に挑戦。意外にも初レパートリーで、満を持しての発売とな
ります。トータル80分超えという演奏時間をはじめ、シュタイアーならでは
の凝った解釈で並みのものでない存在感を示しています。録音の良さも特筆
で、シュタイアーの演奏のリアルな息遣い、繊細さとダイナミックさが眼前
に広がります。すべての点で圧倒的、本年指折りの強力盤の出現です。

KKC-5122/4(SACD-Hybrid) 3枚組 \6000
[harmonia mundi France]
HMU 807481/3
輸入盤・日本語解説書付
ベートーヴェン:
(1)弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
(2)同第14番嬰ハ短調 Op.131
(3)同第13番変ロ長調 Op.130+大フーガ Op.133
(4)同第15番イ短調 Op.132
(5)同第16番ヘ長調 Op.135
東京クヮルテット
録音:2007年11月/アカデミー・オブ・アーツ&レターズ(5)、
2008年5月/バード大学フィッシャー・センター(1)(2)、
8、9月/王子ホール(東京)(3)(4)
2009年に結成40周年を迎えた東京クヮルテット。ハルモニア・ムンディでの
新ベートーヴェン弦楽四重奏全集がこれにて完結します。もはや巨匠の域に
達した各メンバーゆえ、肩の力も抜け、自然で柔らかな音楽が絶妙。さらに
高い集中力と緊密なアンサンブルも光ります。13番+大フーガと15番は何と
東京・王子ホールでのセッション録音。音の良さも特筆です。




<EURO ARTS>
20 20208(DVD-Video) \880
言語:英、独、仏
ユーロ・アーツ-カタログ2011
モーツァルト:
交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」
ホルン協奏曲第1番ニ長調K.412
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482
交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」
ボーナス:文化都市プラハの魅力
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ダニエル・バレンボイム(P&指)
ラデク・バボラーク(Hrn)
収録:2006年5月1日エステート劇場、プラハ(ライヴ)
2006年チェコのエステート劇場で行われたベルリン・フィル・ヨーロッパ・
コンサートの映像。コンサートが行われた2006年はモーツァルト生誕250年の
アニバーサリー・イヤー。オール・モーツァルト・プログラム、そしてモー
ツァルトにゆかりのある劇場でコンサートが行われました。エステート劇場
は、モーツァルトが「フィガロ」や「ドン・ジョヴァンニ」を自ら指揮し、
映画「アマデウス」の撮影が行われた劇場で、1991年モーツァルト没後200年
の記念の年に修復工事を終えて再オープンしました。まさにモーツァルトの
オペラを上演するために建てられたような劇場です。
「ハフナー」と「リンツ」の流れるような音楽と推進力はさすがベルリン・
フィル。バレンボイムが弾き振りをしているピアノ協奏曲第22番は映画「ア
マデウス」の挿入曲としても使われています。ベルリン・フィルの木管陣の
見事なアンサンブルと、この作品を得意としているバレンボイムの瑞々しく
清々しい演奏が魅力的。素晴らしい音場が広がる秀演です。現代最高のホル
ン奏者ラデク・バボラーク。ホルン協奏曲で聴かせる音色の多彩さと伸びや
かな表現が印象的な名演。




<BONGIOVANNI>
GB 2451 \2180
ペルティ:「自らの感情に打ち克ったアブラーモ」
ラウラ・アントナス(S サラ,アガル)
エレナ・ビスクオーラ(A 天使)
ガストーネ・サルティ(Bs アブラーモ)
ジョエレ・グスベルティ(指)アンサンブル・イル・コンティヌオ
録音:2008年10月、クレモナ
ジャコモ・アントニオ・ペルティ(1661-1756)は、ボローニャ生まれの作曲家。
17歳で既に作曲家として活躍、故郷ボローニャで長く活躍し、95歳までのほぼ
1世紀を生き抜きました。「自らの感情に打ち克ったアブラーモ」は、旧約聖
書に登場するアブラハムとその妻サラの物語に基づいています。アンサンブル
・イル・コンティヌオは1978年創立のピリオド楽器アンサンブルです。

GB 2431 \2180
ペロージ:オラトリオ「苦難の日々に」
エミリア・ベルトンチェッロ(S)
アルトゥーロ・サッケッティ(指)アレッサンドリア・クラシカ交響楽団
ミラノ・ヨハン・セバスチャン・バッハ合唱団
録音:2006年10月12日、トルトナ
ペロージ:眠りなさい、泣くでない
アルトゥーロ・サッケッティ(指)ノヴァラ・カルロ・コッチャ交響楽団
録音:2000年10月16日、トルトナ
BONGIOVANNIの進めるロレンツォ・ペロージ(1872-1956)の新刊です。オラトリ
オ「苦難の日々に」は、第一次世界大戦中の1915、16年に作曲された作品で、
ソプラノ独唱、合唱、オーケストラのための大作です。「眠りなさい、泣くで
ない」はオーケストラのための牧歌。どちらもペロージらしい温和な優しさに
溢れた音楽が魅力的です。

GB 5167 \2180
オジ:二つのバソンのための6つの大ソナタ集
マッシモ・マルトゥシェッロ(Fg)
録音:2008年3月,ラクイラ
エティエンヌ・オジ(1754-1813)は、フランスのバソン奏者。革命前はル・コ
ンセール・スピリチュエルでも活躍した名手でした。1803年にはバソンの教則
本を出版、その中に含まれていたのがこの6つの大ソナタ集です。マッシモ・
マルトゥシェッロはローマ出身のファゴット奏者。はっきりした記載がありま
せんが、多重録音で一人で二重奏を行っているようです。




<Dynamic>
DYNDVD 33649(DVD-Video) \3780
ヴェルディ:「ファルスタッフ」
ルッジェーロ・ライモンディ(Br ファルスタッフ)
ルカ・サルシ(Br フォード)
ヴィルジニア・トーラ(S アリーチェ)
サビーナ・プエルトラス(S ナンネッタ)
ティベリオ・シム(T フェントン)
チンツィア・デ・モーラ(Ms クイックリー夫人)
リリアーナ・マッテイ(Ms メグ・ペイジ)
グレゴリー・ボンファッティ(T 医師カイウス)
ピエトロ・ピコーネ(T バルドルフォ)
ルチアーノ・モンタナーロ(Bs ピストーラ)
パオロ・アッリヴァベーニ(指)ワロン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
演出:ステーファノ・ポーダ
収録:2009年11月,リエージュ
偉大なバスバリトン、ルッジェーロ・ライモンディの新映像です。2009年11月
に、ベルギー、リエージュのワロン王立歌劇場で上演されたヴェルディ《ファ
ルスタッフ》です。ライモンディのファルスタッフといえば、2006年9月のフィ
レンツェ歌劇場来日公演でも絶賛された、近年の彼の一番の得意役。今年10月
には70歳を迎えるライモンディ、まだまだ元気で愉快な爺さんを豪快に演じて
います。ステーファノ・ポーダの演出は、白を多用した透明感のある美しいも
の。名匠パオロ・アッリヴァベーニの様式感たしかな指揮も見事です。

S 2043 \1150
ポンキエッリ:

ガエターノ・ドニゼッティに捧げるカンタータ
穏やかな波の上を漕ぐ
棄てられて
平和と忘却
トロヴァトーレ
哀れな花
愛の神よ!
墓地での夜
哀歌
「ヴァレンシアのムーア人」-いいえ!私は泣くことはできない
「いいなづけ」-ああ聖処女様
フェデリーカ・ザネッロ(S)
アルベルト・ブルーニ(P)
録音:2010年8月、ピアチェンツァ
「ジョコンダ」で有名なアミルーカレ・ポンキエッリ(1834-1886)は、他にも
様々なオペラを作曲しただけでなく、歌曲も多く書いています。素敵な曲が多
いにもかかわらず、それらの歌曲はあまり陽の目を見ることがありません。
このCDは、14曲中8曲が世界初録音という貴重なものです。中でも「夢」は、
全音のイタリア近代歌曲集第2巻に収録されていることで音大で声楽を学ぶ人
から人気の高い名曲、しかし録音は少なく、このCDは歓迎されることでしょう。
フェデリーカ・ザネッロは、リグーリア州ラ・スペツィアのサルザーナ生まれ
のソプラノ。まだ若いソプラノですが、既に主役を歌ったCDもあり、今後ます
ますの活躍が期待される人です。

-デリーツィエ・ムジカーリ・シリーズ-
DM 8008 \880
レーガー:
ヴァイオリン・ソナタ第7番 イ短調
ヴィオラ組曲第1番 ト短調
ヴィオラ組曲第2番 ニ長調
ヴィオラ組曲第3番 ホ短調
ルイジ・アルベルト・ビアンキ(Vn,Va)
録音:1992年5月,ジェノヴァ
旧CDS 10。マックス・レーガーのヴァイオリンおよびヴィオラの独奏曲を収
録。Dynamicにパガニーニなどの録音を大量に残したイタリアの名ヴァイオリ
ニスト、ルイジ・アルベルト・ビアンキの演奏です。

DM 8009 \880
ファッシュ:オーボエ協奏曲集
2つのオーボエのための協奏曲 ト長調
オーボエとフルートのための協奏曲 ロ短調
オーボエ協奏曲 イ短調
2つのオーボエのための協奏曲 変ロ長調
組曲 ト長調
ジュゼッペ・ナリン(Ob)
マルコ・チェーラ(Ob)
エルマンノ・ジャコメル(Fl)
カルロス・グベルト(指)アカデミア・バッハ・バロック管弦楽団
録音:1994年7月、パドヴァ
旧CDS 129。18世紀前半にドイツで活躍したヨハン・フリードリヒ・ファッシュ
(1688-1758)のオーボエ協奏曲を集めたCD。ピリオド楽器を使用しています。
バッハと同時代人のドイツの作曲家に興味があればぜひ。

DM 8007 \880
アレグリ:“メディチ組曲”
第2バッロ「ラ・セレーナ」
第5バッロ「セーヌ川のニンフ」
第1バッロ「愛の夜」
第8バッロ「イリス」
第7バッロ
第6バッロ
第4バッロ「至福の野」
第3バッロ「いと高きマリア様」
ジャン・ルカ・ラストライオリ(指)
グラン・コンソート・リ・ストロメンティ
録音:1997年12月、フィレンツェ
旧CDS 218。フィレンツェでメディチ家のフェルディナンド1世とコジモ2世に
仕えた音楽家、ロレンツォ・アレグリ(1567-1648)の舞曲を集めたもの。もち
ろんピリオド楽器による演奏です。




<Profil>
=エディション・シュターツカペレ・ドレスデン=
PH 08043 \2180
シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90
シュターツカペレ・ドレスデン
サー・コリン・デイヴィス(指揮)
録音:1992年10月22日ドレスデン・ゼンパーオーパー(ライヴ)
(収録:MDR)
Profilの呼び物シリーズ、エディション・シュターツカペレ・ドレスデンに注
目度満点のタイトルが登場します。コリン・デイヴィスが指揮した、ブラーム
スの交響曲第3番とシューベルトの「未完成」は、1992年10月にゼンパーオー
パーで行われた演奏をライヴ収録したものです。
シュターツカペレ・ドレスデンのシューベルト録音といえば、過去にすぐれた
演奏が多いことでも知られ、「未完成」については、ともに交響曲全集を完成
させているサヴァリッシュが1967年にセッション録音、首席指揮者ブロム
テットが1978年にセッション録音しているほか、やはり首席指揮者シノーポリ
による1992年のセッション録音などがありました。
いっぽう、デイヴィスにとってブラームスは、1988年収録の第3番をはじめ、
バイエルン放送響とセッション録音で交響曲全集 を完成させていますが、こ
こではサウンドカラーが異なるドレスデンとの顔合わせということでよりいっ
そう注目される内容といえそうです。
ちなみに、1992年10月22日と23日の両日とも、デイヴィスとシュターツカペレ
・ドレスデンはこのアルバムに収録されたプログラムを演奏していますが、
この2曲は直後の同年10月25日から11月12日にかけて計12回行われた日本公演
のプログラムにも含まれていたもので、当時詰めかけた聴衆をおおいに沸かせ
たと伝えられています。




<Euro Arts>
20 58138(DVD-Video) 2枚組 \4250
20 58134(Blu-ray) \4250
アンドラーシュ・シフ・プレイズ・バッハ
DVD1:
J.S.バッハ:
フランス組曲第1番 BWV812、フランス組曲第2番 BWV813、
フランス組曲第3番 BWV814、フランス組曲第4番 BWV815、
フランス組曲第5番 BWV816、フランス組曲第6番
フランス風序曲 BWV831、イタリア協奏曲ヘ長調BWV971

DVD2:バッハについて(アンドラーシュ・シフ)
収録:2010年6月11日
聖トーマス教会(バッハ・フェスティヴァル、ライプツィヒ)
アンドラーシュ・シフ(P)
バッハの聖地ライプツィヒで行われる歴史ある音楽祭「バッハ・フェス
ヴァル」。世界中から集まったバッハ演奏家たちが素晴らしいコンサートを
います。2010年はアンドラーシュ・シフが登場しフランス組曲全曲、フラン
風序曲、アンコールでイタリア協奏曲全曲を演奏。その映像がDVDとブルー
イで発売となります。
メイン・プログラムであるフランス組曲は優美で気品のある作風でバッハの中
でも人気の高い作品です。シフの音楽は一音一音思慮深く語り、力強い説得
持った演奏を聴かせてくれます。楽曲の基本構造を鮮明に理路整然と描き、そ
の中に洗練された表現がちりばめられている、味わい深い音楽。終始安定した
高いテクニックとピアノの見事な響きには脱帽です。
またディスク2にはシフがバッハの音楽について語ったインタビュー映像が収
められています。




<harmonia mundi>
HMC 902075 \2450
ブラームス:(1)ヴァイオリン協奏曲 op.77 (2)弦楽六重奏曲 第2番 op.36
イザベル・ファウスト
(ヴァイオリン/‘スリーピング・ビューティ’1704年ストラディヴァリウス)
(1)ダニエル・ハーディング(指揮)マーラー・チェンバー・オーケストラ
(2)[Vn]イザベル・ファウスト、ユリア=マリア・クレッツ
[Vla]ステファン・フェーラント、ポーリーヌ・ザクセ
[Vc]クリストフ・リヒター、シェニア・ヤンコビチ
録音:(1)2010年2月(Sociedad Filarmonica(ビルバオ))、
(2)2010年9月(テルデックス・スタジオ(ベルリン))
0794881 984428
近年目を瞠る充実ぶりの女性ヴァイオリニスト、イザベル・ファウスト。前作
のバッハも世界中で非常に高い評価を得ています。そんなファウストの待望の
新録音は、ブラームスのヴァイオリン協奏曲。ファウストによるブラームスと
いうだけでも心躍るのに、ハーディング指揮によるマーラー・チェンバー・オ
ーケストラとの共演となれば、さらに期待が高まります。ヴァイオリン・ソ
の冒頭から、ファウストの高度の集中としなやかさに耳を奪われます。第2楽
章での高音による旋律では、ファウストの繊細かつ芯のある美音が冴えわたり
ます。第3楽章で見せるエネルギー、それでいてどこか可憐な風合いもある表
情はファウストの魅力全開です。全体を通してハーディングの巧みな造形が光
る音楽運びも見事です。なお、ファウストは、ブゾーニのカデンツァを採用。
「表情豊かで、作品への畏敬の念に満ち、構造的には単純ながらオリジナリテ
ィに溢れ、ブラームスらしさを保ちつつも、ヴァイオリニストの技量の見せど
ころもちりばめられている」とファウスト自身が熱く語るブゾーニのカデン
ツァ、注目です。カップリングの弦楽六重奏曲は、繊細な冒頭から見事なアン
サンブル。マーラー・チェンバーの若手奏者のほか、ナヴァラやフルニエに師
事したクリストフ・リヒターなど世代を超えたメンバーによる演奏で、親密で
ロマンティックな名曲をたっぷりと聴かせます。

HMA 1955185 \1280
クセナキス:「プレイアデス」
(1)混合 (2)金属 (3)鍵盤 (4)太鼓
国立ストラスブール打楽器集団〔ジャン=ピエール・ベドヤン、ガブリエル・
ブーシェ、クリスティアン・アムイ、ナカムラケイコ、クロード・リク、
ゴルジュ・ファン・グフト〕
6人の打楽器奏者が繰り広げる、原始的かつ高尚なリズムの世界。ハルモニア
ムンディが20年以上前にリリースした衝撃の名盤がHMAから復活!6人の名手が
繰り広げる不思議な世界を堪能して下さい。音楽の重要要素であるリズムをこ
れほどまでに体感できる音楽はそうないでしょう。
=作品に対するクセナキス自身の言葉(抜粋):「私はこの作品で2つの試みをし
ている。第1に、西洋的でなく、マリンバなどの楽器で演奏可能な音階をまず
作ること。ここに聴こえてくる音階は不思議なことに限りなく古代ギリシア、
中東、インドネシアの音階と似通ったものとなっている。しかしこの私の音階
は、古より伝わるものとは違って、オクターブの概念や、音階の途中でシンメ
トリーになるような構造をもっていないため、多声部が重なり合うと、補遺的
なハーモニーの世界が生まれる。また、第2の試みは、微分音による19の音高
をもつSixxenという金属製の打楽器を作り、これを用いることである。さら
に、6人の打楽器奏者たちは一瞬たりともユニゾンにならないということも念
頭においている。」

HMX 2901920 \1280
カタログ付特価CD
マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」
サラ・コノリー(Ms) ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
シャンゼリゼO.
オリジナル楽器初の「子供の不思議な角笛」で、発売当初大変な話題になった
名盤がカタログ付きで再登場。
ヘレヴェッヘの異常なほど苛烈なアプローチはいつ聴いても鮮烈。オリジナル
楽器の繰り出す清新な響きの持ち味も相俟って、この歌曲をトータルに彩る軍
楽調の箇所のなんとも刺激的なこと!その一方でバッハにも相通じるハーモ
ニーの美しさは、まぎれもなくヘレヴェッへのもの。「美しいラッパが鳴り響
くところ」など、どこからともなく怪しく退廃的な色香が匂い立ち、こ惑的な
表情が濃密に折り重なってゆきます。さらに当代随一、合唱音楽のスペシャリ
ストとして、もはや“人の声”だけが織り成す美を究めているからでしょうか。
マーラー・イヤーに嬉しいカタログCDの登場です。

HMX 2907280 \1280
カタログ付特価CD
モーツァルト:
夜の音楽
セレナーデK.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
アダージョとフーガ ハ短調K.546
メヌエット ハ長調K.485a
セレナーデ ニ長調K.239 「セレナータ・ノットゥルナ」
音楽の冗談K.522
アンドルー・マンゼ(指)
イングリッシュ・コンソート
マンゼとイングリッシュ・コンソートの記念すべき初録音盤。世界で一二を争
う名曲、アイネ・クライネ・ナハトムジークをメインにもってきているあたり
に、マンゼの自信がたっぷりあらわれているというもの。これがとにかく超
カッコイイ!スピード感があって、ドライブの良いキレ冴えがあって、その
上ほのかな甘さを含んだ上質の旨みがある、滴る果実の果汁のようなもの。
おそらく弾いている方もめっぽうエキサイティングだったんでしょう、聞いて
いてスリリングな掛け合いの中に引き込まれるような思いがします。もちろん
他の曲だって絶品無比!67分最先端のモーツァルトの刺激にどっぷり漬かれ
ます。

HMG 501858 2枚組 \2080
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」
ケント・ナガノ(指)ベルリン・ドイツ交響楽団
シルヴィア・グリーンベルク(S) リン・ドーソン(S) 
サリー・マシューズ(S) ゾフィー・コッホ(A) エレナ・マニスティナ(A)
ロバート・ギャンビル(T) デトレフ・ロート(Br) 
ヤン=ヘンドリク・ロータリング(Bs) ベルリン放送合唱団,
ライプツィヒMDR放送合唱団,ヴィンツバッハ少年合唱団,
ジーグルト・ブラウンズ(Org) 
録音:2004年4月29日-5月2日、ベルリン
ケント・ナガノのマーラー交響曲第8番!発売当時はSACDハイブリッドの発売
で、演奏の内容と、さらに音質でも世間をとどろかせた名盤が復活です。今
回は通常盤での復活ですが、それでもやはり録音の良さは圧倒的。ヘルデン・
テノールの雄、ギャンビルや近年評価が高まったコッホなど、当時の若手・
ヴェテランを適材適所に配置した歌唱陣もあらためて注目です。ケント・ナ
ガノの知性と爆発力を備えた音楽に、オーケストラも万全にこたえています。
今なお衝撃の名盤を、是非ご堪能下さい。

HMC 902060 \2450
リスト:トリスティア(オーベルマンの谷より)-ピアノ三重奏曲版、
ノンネンヴェルトの僧房(VnとPf)、忘れられたロマンス(VnとPf)、
エレジー第1番(VcとPf)&第2番(VnとPf)、
悲しみのゴンドラ(エレジー第3番)(VcとPf)
スメタナ:ピアノ三重奏曲 op.15
トリオ・ヴァンダラー[ジャン=マルク・フィリップス・ヴァイジャベディ
アン(Vn)、ラファエル・ピドゥ(Vc)、ヴァンサン・コック(Pf)]
録音:2009年9月
円熟のトリオ、トリオ・ヴァンダラーによるリストとスメタナ作品集。スメタ
ナのピアノ三重奏曲は、娘の死の悲しみの中で書かれました。冒頭の苦しみに
もだえるようなパッセージから物凄い緊張感。続いて怒濤のように入るチェロ
もピアノも圧倒的で、作品に込められた激しい哀しみ、怒り、そして深い愛
を、トリオ・ヴァンダラーのメンバーたちは濃密なアンサンブルで聴かせます。
えもいわれぬ恍惚が香り立つリスト作品の数々ですが、時として死神の凍り
つくような美しい微笑を垣間見せます。骨の髄までとろけてしまいそうな熱さ
と情念に満ちた1枚です。

HMC 902076 \2450
モーツァルト:弦楽四重奏曲集
エルサレム弦楽四重奏団〔アレクサンダー・パヴロフスキー(Vn1) 
アミハイ・グロス(Vn2) セルゲイ・ブレスラー(Vla) 
キリル・ズロトニコフ(Vc)〕
録音:2010年2月
0794881 984527
1993年結成のエルサレム弦楽四重奏団の最新盤。ハルモニアムンディのデビュ
ー盤のハイドンでも彼らが古典派の世界をきっちり演奏できる正統派であるこ
とは証明済みですが、デビューから経験を重ねた今取組んだモーツァルトの出
来栄えは格別。各パート奏者の音程がピチっとはまっており、気持ちのよいモ
ーツァルト。緩徐楽章でみせる気品に満ちた音楽性には圧倒されます。アレグ
ロ楽章での心地よい快活なスピード感、なにより4人の間に流れるテンポ間が
一糸乱れることなく存在しています。これからますますたのしみな弦楽四重奏
団です。






<WERGO>
WER 6728 \2180
ヒンデミット:プレーン音楽祭(1932年)
(1)朝の音楽 (2)ターフェルムジーク 
(3)カンターテ (4)夕べの協奏曲≪全曲世界初録音≫
ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)
ダーヴィド・ライベル(語り)
ベルリン中部放送交響楽団
マルツァーン=ヘレルスドルフ・ユーゲント・シンフォニーオーケストラ
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ音楽院アンサンブル
ベルリン放送合唱団、白ベルリン児童合唱団&青少年合唱団
ヨープスト・リーブレヒト(指揮)
録音:2008年10月
プレーン城で行われた音楽祭のために書かれた音楽。音楽祭には音楽学生が
参加し、一日中城は様々な楽器の音色で満たされます。この参加学生たちに
よって構成されるアンサンブルのために、ヒンデミットがその場で音楽を書
き、学生たちの演奏を見ながら様々に修正・加筆を加えたものがこの作品。
朝の音楽は、朝7時に演奏が開始され、また、カンタータはヒンデミットが選
んだアグリーコラのテキストに基づいているなど、興味深い内容となってい
ます。

WER 6738 \2180
ラッヘンマン:
(1)アッカント(オーケストラを伴うクラリネット独奏のための)
エドゥアルト・ブリュンナー(Cl)、ザールブリュッケン放送管弦楽団、
ハンス・ツェンダー(指揮)
(2)コンソレーションno.1(12の声と4つの打楽器のための)
スコラ・カントルム・シュトゥットガルト、
クリトゥス・ゴットヴァルト(指揮)
(3)コントラカデンツ(大オーケストラのための)
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団、
ギーレン(指揮)
無駄なものを削ぎに削ぎ落とし、骨格の本当に関節の要の部分だけをレント
ゲンにとったような音楽で、時にコンサートホールで客席に座っていて、開
演前に舞台袖から聴こえてくるオーケストラ奏者たちの練習のような、不思
議な世界が広がります。(1)だとこれが27分、(2)は8分、(3)では18分も続く
ので、耐える快感があります。演奏者陣がツェンダーにギーレンなど、豪華
なのも注目です。

WER 6808 \2180
R.シューマン/イェルク・ヴィトマン作品集
(1)ヴィトマン:トッカータ(ピアノのための)
(2)シューマン:4つの夜曲op.23
(3)ヴィトマン:悪の華
(4)シューマン:暁の歌 op.133
ファビオ・ロマーノ(ピアノ)
イェルク・ヴィトマンは1973年生まれ、注目を集めている作曲家の一人で、
そしてクラリネット奏者としても優れた評価を得ている音楽家。このディスク
では作曲家に徹しています。ヴィトマン作品で耳を覚醒してから聴くシュー
マン作品は、新たな魅力に満ちています。「悪の華」は名高いボードレール
の詩集に着想を得た作品。ボードレールが、美をあらわすためにありとあら
ゆる種類の言葉を用いて創りあげたこの詩集が19世紀半ばにしてモダニズム
への扉を開いたのに対し、若き作曲家ヴィトマンは、ミニマルミュージック
的な中毒をもたらす狂気を感じさせる音をつかって都市化がもたらした近年
の惨事を描きます。ヴィトマンのこの毒気の強い作品を聴いたあと、最後に
収録されているシューマンが自殺未遂をする少し前に書いた暁の歌を耳にす
ると、作品像が生々しく聴き手に迫ります。

WER 6579 \2180
オリヴァー・シュネラー作品集
(1)アクア・ビット (2)トリオ (3)三つの想像上の空間 
(4)ストラティグラフィー1 (5)残響空間 (6)ストラティグラフィー2
1966年ケルン生まれのシュネラー作品集。ミュライユに師事しており、アコー
スティックな音を組み合わせて様々な音を新たに生みだす名人です。トリオ
はアコーディオンとチェロ、ピアノのための作品ですが、アコーディオンを
笙のようにもちいており興味深い音響になっています。

WER 6857 \2180
デイヴィッド・ラング:やったことある?
フィリップ・ベースマンス:ピアノ六重奏
リヒャルト・バレット:干渉
ルカ・フランチェスコーニ:形式の想定外の終結
ムジークファブリーク
現代音楽シーンの牽引役、現代音楽演奏団体ムジークファブリークの最新盤。
デイヴィッド・ラングの作品は、冒頭朗読から始まり、その後テクノ風な音色
で不思議な空間へと移行します。フランチェスコーニの作品は、盛り上がる
のかなと思うと収まる、という動きの繰り返しの中、最後は「えっ、そこで?」
とツッコミを入れたくなるような思いがけない終わり方をする作品です。

WER 6856 \2180
イアン・ウィルコック:墓
マルク・アンドレ:ni
カイア・サーリアホ:グラール・テアートル
ムジークファブリーク
人間の内奥に潜む狂気や欲望、また静けさなどをモティーフにした作品集。




<ACCENT>
ACC 25312(SACD-Hybrid) \2580
J.S.バッハ:カンタータ集Vol.12
カンタータ第27番「だれぞ知らんわが終りの近づけるを」BWV27
カンタータ第47番「だれでも高ぶる者は低くされ」BWV47
カンタータ第138番「いかなれば汝は悲しみくずおるるや」BWV138
カンタータ第96番「主キリスト,神のひとり子」BWV96
シギスヴァルト・クイケン(指)
ラ・プティット・バンド
ガーリンデ・サマン(S)ペトラ・ノスカイオヴァ(A)
クリストフ・ゲンツ(T)ヤン・ファン・デル・クラッベン(B)
録音:2009年9月21-22日シント・トライデン、ベルギー
シギスヴァルト・クイケンとラ・プティット・バンドによるOVPP方式
(各声部1人)によるカンタータ集シリーズの第12巻。三位一体後第15日曜日か
ら第18日曜日のカンタータを収録しています。
美しコラールを持つカンタータ第27番は三位一体節後第16日曜日のために書
かれました。冒頭に大規模な聖句合唱をもつ雄大なカンタータ第47番。三位
一体節後第15日曜日のためのカンタータ第138番は、コラールを中心としレチ
タティーヴォなどの形式を結合したコラール・カンタータの先駆をなすもの。
ラ・プティット・バンドの流麗で端正な形式感は楽曲本来の美しさを際立た
せます。カンタータ第96番の冒頭合唱では、アルトに置かれた定旋律と煌く
音色の「明星」に喩えられたフラウト・ピッコロの鮮やかで技巧的な華やか
な曲調が印象的です。

ACC 24229 \2300
ロラン・マレ(1680-1750):ヴィオール曲集第2集(1738)組曲第1-第4番
アンサンブル・トゥールビヨン
【シャレフ・アド=エル(cemb)ハナ・フレコヴァー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヤン・クレイチャ(テオルボ、G)】
ペトル・ヴァグネル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
録音:2009年10月27-29日プラハ
ヴィオールの名手、作曲家としてバッハより一世代ほど前にフランスで活躍し
たマラン・マレを父とするロラン・マレの珍しいヴィオール曲集。ロランは13
人兄弟の4番目として生まれ、音楽的才能に恵まれ、ルイ15世統治下の宮廷で
ヴィオール奏者としてジャン・バティスト・フィルクレらと共に活躍しまし
た。ヴィオール曲集第1集は1735年に出版され、ここではその3年後に出版され
た第2集を録音しています。ロランは父マランのフランス様式に基づき作曲し
ています。その中でロランは変化に富んだ構成を構築し、豊かなハーモニーを
生み出しています。
演奏はチェコのガンバ奏者ペトル・ヴァグネルによって1998年に創設された
古楽団体、アンサンブル・トゥールビヨン。




<Simax>
PSC 1301 \2280
(1)ポウル・ルーザス(1949-):変奏曲(1989)(ヴァイオリン独奏のための)
(2)ハブリジ・ハトルグリームソン(1941-):
奉献誦(カール・クヴァーラン追悼)(1991)(ヴァイオリン独奏のための)
(3)エサ=ペッカ・サロネン(1958-):
学ばざる笑い(2002)(ヴァイオリン独奏のための)
(4)ハブリジ・ハトルグリームソン(1941-):
ポエミ 作品7(ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための)
ソルヴェ・シーゲルラン(Vn)
(4)リソール音楽祭弦楽アンサンブル 
(4)ペール・クリスチャン・スカルスタード(指)
録音:2007年6月28日-29日、2008年7月6日 ウラニエンボルグ教会(オスロ)
(4)2004年6月26日 聖霊教会(リソール、ノルウェー)(ライヴ)
2004年リソール音楽祭のライヴ録音。グリーグ三重奏団のヴァイオリニスト、
ソルヴェ・シーゲルランの『ブルースタのヴァイオリン音楽』(PSC1229)に次
ぐソロアルバム第2作。アルバムタイトルの『砂に書かれた』は、アイスラン
ドの作曲家ハブリジ・ハトルグリームソンの《奉献誦》の曲名からとられまし
た。この作品は、ハトルグリームソンが、親友だった画家、カール・クヴァー
ランを追悼して作曲したエレジーです。クヴァーレンの描いた絵をタイトルと
する、ゆったりした3つの楽章とスケルツォの性格をもつ第3楽章で構成されて
います。ポウル・ルーザスは、デンマークを代表する作曲家のひとり。《変奏
曲》は、伝統的な変奏技法とコラージュ技法を組み合わせたとされる音楽。表
現的、突発的なページと抒情のページが対照を見せながら、メランコリックで
深い感情をもったモノローグに収束していきます。
シェーンベルクの月に憑かれたピエロの第9曲「ピエロへの祈り」に因む曲名
をもつ《学ばざる笑い》 は、指揮者としての知名度が高いエサ=ペッカ・サ
ロネンが2002年に作曲した曲。2002年8月のラホヤ・サマーフェストでチョー
リャン・リンにより初演されました。ヴァイオリンと弦楽オーケストラのため
の《ポエミ》は、チェロ奏者としても活躍するハブリジ・ハトルグリームソン
が弦楽器の特色を活かして作曲、1986年のNOMUS(北欧音楽委員会)賞を受け、
彼の出世作となりました。旧約聖書をモチーフとするマルク・シャガールの
作品からインスピレーションを授かり、その題名を楽章のタイトルとしました。





<Aurora>
ACD 5064 \2280
ノルウェー・サファリ-アコーディオンのための現代ノルウェー音楽
ホーコン・ベルゲ(1954-):花輪(1991)
アントニオ・ビバロ(1922-):幻想曲風ソナタ(1977)
ヴォルフガング・プラッゲ(1960-):フラクタル(2006)
エルレン・スクームスヴォル(1969-):アコーディオンのための小品
テリエ・ビョルクルン(1945-):
瞑想*(2001)(ヴァイオリンとアコーディオンのための)
シグムン・リレビェルカ(1931-):眩惑の踊り
オイヴィン・ファルメン(アコーディオン) エリセ・ボートネス(Vn)*
録音:ファルメン・スタジオ(セルビュ、ノルウェー)、
インゲル・ヘルゲセン・スタジオプロダクション
(アスケル、ノルウェー)(瞑想)
オスロから南に120キロ、サンネフィヨルドに生まれ、ノルウェー中部のセル
ビュを中心に音楽活動をつづけるアコーディオン奏者、オイヴィン・ファルメ
ン。現代ノルウェーのアコーディオン音楽をたどる『ノルウェー・サファリ』。
アントニオ・ビバロからエルレン・スクームスヴォルまで、世代とジャンルの
異なる作曲家の作品が選ばれました。
ホーコン・ベルゲの《花輪》。「円」と「循環」が、音型と和声のキーワード
です。アントニオ・ビバロの《幻想曲風ソナタ》には彼の劇場経験が投影して
いると言われます。ヴォルフガング・プラッゲの《フラクタル》(次元分裂図
形)は、アコーディオンのペダル音とエコー効果の対話が特徴的な音楽です。
エルレン・スクームスヴォルはジャズピアニスト、アレンジャーとして活躍す
るミュージシャン。アコーディオンも彼の楽器のひとつです。チリンギリアン
弦楽四重奏団がリレハンメル冬季オリンピックで初演した《カルミナ》や多く
の合唱曲で知られるテリエ・ビョルクルンの《瞑想》でアコーディオンがヴァ
イオリンと共演します。
ヴァイオリンを弾くのは、2007年からオスロ・フィルハーモニック管弦楽団の
第1コンサートマスターを務めるエリセ・ボートネス。「小柄なからだに音楽
がいっぱい」とメンバーから慕われる彼女とファルメンのデュオにより、ビョ
ルクルンの音楽の情感が美しく表現されます。多くの顔をもつ楽器、アコー
ディオン。最後のサファリは、ジグムン・リレビェルカが書いた《眩惑の踊
り》。民俗音楽の空気をもった陽気な音楽です。




<Praga Digitals>
PRDDSD 250279 \2780
カバレフスキー:
(1)ピアノソナタ第1番ヘ長調 Op.6
(2)同第2番変ホ短調 Op.45
(3)同第3番ヘ長調 Op.46
クリストフ・ドルゼ(Pf)
ドミートリー・カバレフスキーは自身がピアノの名手でもあったため、非常に
流麗で効果的なピアノ曲を数多く残しています。ピアノソナタは3篇あり、ス
クリャービン風な習作の第1番、ギレリスに捧げられたボルテージが高く重厚
で技巧的な第2番、軽快ながら毒を孕み、ホロヴィッツも愛奏した第3番と、い
ずれも魅力的。単に急速で爽快なだけでなく、独特の叙情性とメロディに満ち
ているのも特徴です。以前パヴァーヌ・レーベルからカバレフスキーの「24の
前奏曲」のCDを出していたクリストフ・ドルゼ。ロシア物を得意とする技巧派
で、大柄な技巧が光ります。




<Profil>
PH 10004 \2180
ベートーヴェン:
(1)チェロソナタ第1番ヘ長調 Op.5の1
(2)同第2番ト短調 Op.5の2
(3)ヘンデルの「マカベウスのユダ」による12の変奏曲 WoO.45
(4)モーツァルトの「魔笛」による12の変奏曲 Op.66
ウェン=シン・ヤン(Vc)
ヴァルナー・ベルチ(Pf)
マゼールが絶賛するスイス出身の台湾系チェリスト、ウェン=シン・ヤン。
すでに何度か来日し、聴いた人々の度肝を抜く大柄な演奏で評判になっていま
す。シュタルケルとゲリンガスに師事し、1991年にジュネーヴ国際コンクール
優勝、24歳の若さでバイエルン放送響の首席奏者となったエリート中のエリー
ト。ベートーヴェンのソナタは驚くべき深みと大きな音楽性を示していて、今
後最注目のひとりです。名手ベルチのピアノも光ります。




<FARAO>
B 108062 \2180
トマジ:
(1)コルシカ喜遊曲(1952)
(2)オーボエ協奏曲(1959)
(3)バスーン協奏曲(1961)
(4)クラリネット協奏曲(1957)
ハンブルク木管三重奏団【ルパート・ヴァフター(Cl)、
クリスチャン・クナート(Bs)、ニコラ・ティエボー(Ob)】、
オリヴィエ・タルディ(指)
ジャーマン・ストリングス
[録音:2010年8月/サンタマン=ロシュ=サヴィーヌ(フランス)]
コルシカの血をひく作曲家アンリ・トマジ(1901-1971)は、今年が生誕110年、
歿後40年にあたります。彼の管楽作品は重要なレパートリーですが、ハンブル
ク国立フィルの首席奏者で結成された名人集団ハンブルク木管三重奏団の妙技
で聴ける大歓迎のアルバムが登場。いずれも活気とエネルギーに満ちた異常な
までのボルテージの高さが特徴。舌を巻く巧さと色彩感あふれる音楽、いずれ
も魅力的です。




<audite>
AU 92550(SACD-Hybrid) \2300
メンデルスゾーン:
(1)ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49
(2)同第2番ハ短調 OP.66
スイス・ピアノ・トリオ【アンジェラ・ゴルベワ(Vn)、
セバスチャン・ジンガー(Vc)、マルティン・ルーカス・ストウブ(Pf)】
1998年創設のスイス・ピアノ・トリオはオーストリアのヨハネス・ブラームス
・コンクールやイタリアのカルタニッセッタ室内楽コンクールなどの入賞歴を
誇る実力派。かつてユオン作品の名盤を出していました。曖昧さの全くない楷
書的なメンデルスゾーンを聴かせてくれます。





<Preiser>
PRCD 90790 \2080
(1)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
(2)同:ホタ・アラゴネーサ
(3)同:アンダルシアのロマンス
(4)同:ソルツィーコ
(5)同:カルメン幻想曲
(6)同:マラゲーニャ
(7)クライスラー:ジプシーの女
(8)アルベニス(クライスラー編):タンゴ
(9)グラズノフ(クライスラー編):スペインのセレナード
(10)グラナドス(クライスラー編):スペイン舞曲
(11)シャミナード(クライスラー編):スペインのセレナード
(12)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
ゲルノート・ヴィニッシュホーファー(Vn)、アンナ・フェレール(Pf)
ザルツブルク、ウィーン、モスクワで学んだヴィニッシュホーファー。1992年
以来ウィーン音楽院教授を務め、日本でも名教育家として多くの門下生を持っ
ています。ウィーン伝統の典雅さとロシアのダイナミズムを兼ね備えた演奏が
魅力です。今回はスペインがらみの作品を集め情熱的に歌いまわします。スペ
インのピアニスト、フェレールの伴奏も絶妙です。

PRCD 89243 2枚組(1枚価格) \2080
パヴェル・リシツィヤン・コンサート
(1)ボロディン:遠い祖国の岸へ(2種)/(2)間違った音符
(3)グラズノフ:東洋のロマンス/(4)バラキレフ:こっちにおいで(2種)
(5)リムスキー=コルサコフ:高嶺に吹く風もなく/(6)飛び散る波(2種)
(7)使い/(8)「不死身のカシチェイ」-イワン王子のアリア(2種)
(9)シューベルト:影法師/(10)シューマン:私は恨まない
(11)マスネ:「ラオールの王」-わが未来の見込み
(12)ヴェルディ:「エルナーニ」-カルロよ聞け/(13)トスティ:セレナード
(14)アルメニア民謡「白鳥」
(15)ルビンシテイン:「ネロ」-ウィンデクスの婚礼の歌(2種)
(16)クルの荒い海/(17)ラフマニノフ:心の底にはあまたの響きが
(18)夜の静けさに
(19)チャイコフスキー:「スペードの女王」-エレツキーのアリア(2種)
(20)「マゼッパ」-おお、マリヤ(2種)/、他
パヴェル・リシツィアン(Br)、マトヴェイ・サハロフ、
ボリス・アブラモヴィチ(Pf)、ニーナ・ポクロフスカヤ(Sop)
[録音:1948年3月15日、1949年4月12日/モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)]
旧ソ連の伝説的バリトン歌手パヴェル・リシツィアン(1911-2004)はアルメニ
アの血をひき、端正な容姿ゆえ俳優としても活躍した才人。非常に太くたっ
ぷりした声質は独特で、似た人がいません。チャイコフスキーがとりわけ絶品
で、これを聴くと他の演奏が物足りなく感じられます。声楽界のゴロワーノフ
と申せましょう。




<MIRARE>
MIR 126 \2450
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 作品19
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 作品15
シャニ・ディリュカ(P)
クワメ・ライアン(指) 
ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団
録音:2010年4月
シャニ・ディリュカは、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭などでも来日した才能溢
れる女性ピアニスト。スリランカ国籍の両親のもとモナコで生まれ、幼少の頃
からその才能を開花させ、晩年のグレース王妃に見いだされて世界各国で英才
教育を受けたシンデレラ・ガール。
MIRAREレーベル3枚目のアルバムはベートーヴェンのピアノ協奏曲第1&2番。
演奏に関するこだわりは非常に強く、カンデンツァはヴィルヘルム・ケンプの
自作を使用し、繊細でクリアな響きに魅せられた名器ベヒシュタインで演奏し
ています。ディリュカは繊細なタッチの変化や大胆で説得力のある音楽、そし
て卓越したテクニックを兼ね備えたピアニスト。
指揮は若手有望株の指揮者クワメ・ライアン率いるボルドー・アキテーヌ国立
管。注目の若手音楽家の共演で聴く瑞々しい演奏です。




<haenssler>
98 520 \2080
シューベルト:ピアノ作品集Vol.5
ピアノ・ソナタ ロ長調 D575 作品147
ピアノ・ソナタ イ短調 D845 作品42
ゲルハルト・オピッツ(P)
録音:2009年5月13ノイマルクト
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を完成させた巨匠オピッツが、新たなプ
ロジェクトとしてスタートさせたシューベルト録音。第5集はソナタ2作品を収
録。D575は集中してソナタに取りかかっていた1817年の8月に作曲され、自筆
譜は失われ、スケッチの筆写譜が残されています。次々と調号が変わり、転調
を繰り返す作品です。D845は1825年5月より以前に作曲された規模の大きなソ
ナタ。第2楽章はシューベルト自身がよく好んで演奏していたと言われていま
す。圧倒的集中力と音楽人生の深みを一音一音に込めた、丁寧にバランスを保
った演奏を聴かせてくれます。





<ANIMA RECORDS>
ANM1 00900001 \2350
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第5番Op.38/135
ヒナステラ:ピアノ・ソナタ第1番Op.22
シマノフスキ:ピアノ・ソナタ第3番Op.36
バルトーク:ピアノ・ソナタSz.80
エフゲニー・スタロドゥプツェフ(P)
録音:2010年4月
ロシアの若手ピアニスト、エフゲニー・スタロドゥプツェフ。収録作品はアイ
ロニーを漂わせたプロコフィエフ、ラテンのエキゾチズムと神秘を感じさせる
ヒナステラのソナタ。シマノフスキのピアノ作品の中でも難曲とされるピアノ
・ソナタ第3番、バルトーク唯一のピアノ・ソナタ。情熱と繊細さに満ちた演
奏を聴かせてくれます。
1981年生まれ。モスクワ中央音楽院を1999年に卒業後、2006年までモスクワ
音楽院でナターリヤ・トゥルーリ教授のもと研鑽を積む。パルナッソス国際
ピアノコンクールなど世界各地の国際コンクールで優勝、ロシア、ドイツ、
ハンガー、ポーランド、スペインなどで演奏活動を行い、その実力は世界から
注目を集めています。また作曲家としても才能を持ち、木管楽器、弦楽器、
ハープのための室内楽曲作品があります。




<LSO Live>
LSO 0681(SACD-Hybrid) \2180
ウォルトン:
オラトリオ「ベルシャザールの饗宴」(1930-31)*
録音:2008年9月28 & 30日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
交響曲第1番変ロ短調(1932-35)
録音:2005年9月23日&12月4日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
ピーター・コールマン=ライト(Br)* ロンドン交響合唱団 * 
ジョセフ・カレン(合唱指揮)*
サー・コリン・デイヴィス(指)
ロンドン交響楽団
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:ジョナサン・ストークス&ニール・ハッチンソン
巨匠デイヴィスによるLSO Live最新アルバムはウォルトンの「ベルシャザール
の饗宴」。作曲者歿後25周年を迎えた2008年9月に本拠バービカンホールで行
われた演奏会の模様をライヴ収録したものです。




<harmonia mundi>
HMC 902086 \2450
ブラームス:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 op.2、スケルツォ ホ短調 op.4、
ピアノ・ソナタ ハ長調 op.1
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ/1875年ベーゼンドルファー)
録音:2010年5月
ブラームス最初期のピアノ作品集。ここに収められている二つのソナタを作曲
した時(1852-53年)、ブラームスはまだ19歳でした。ブラームスは、作曲当時、
シューマンの前でこのソナタを演奏し、シューマンがこれを受けて「新しい道」
と題してブラームスに関する美しい評論を書いた、音楽史上大きな作品です。
ベーゼンドルファーによる演奏はメルニコフ自身が熱望したもの。きわめて柔
らかな弱音から力強いフォルテでのいぶし銀のような音色、また情緒たっぷり
のところで豊かに香り立つ詩情あふれる音色など、メルニコフは楽器を完全に
手の内に入れてブラームスの充実の初期作品群を弾き切っています。




<GLOR>
GC 10351 \2280
オルフ:カトゥーリ・カルミナ
ストラヴィンスキー:結婚
シルヴァン・カンブルラン(指揮)
マンハイム・シュラークヴェルク、オイローパ・コール・アカデミー
フィオニュアラ・マッカーシー(S)、ステファニー・ダッシュ(S)、
フレドリカ・ブリレンボーグ(Ms)、
ジャン=ノエル・ブリーンド(T)、ラドゥ・コジョカリウ(Bs)
カンブルランの最新盤は、オルフとストラヴィンスキー。どちらもリズムとア
ンサンブルが重要となってくる作品が取り上げられており、カンブルランのエ
ネルギーに満ち、明晰さをたたえた音楽の造形が光ります。オルフのカトゥー
リ・カルミナは、1943年に発表された作品で、カルミナ・ブラーナ、およびア
フロディテの勝利と3作品で「勝利の三部作」を構成しています。打楽器とピ
アノの伴奏で歌われ、カトゥールスが年上の人妻に対する思いをつづった内容。
打楽器と歌唱が繰り広げる激しいリズムの打ち合いは一糸乱れることなく展開
され、カンブルランの統率力が冴えわたります。オイローパ・コール・アカデ
ミーの訓練された面々が、気持ちよい音程で力強い合唱を聴かせます。4台の
ピアノと各種打楽器が合唱に彩りを添える『結婚』でも、『春の祭典』を思わ
せる古代の儀礼的な雰囲気とバーバリスティックな世界が乱れることなく展開
されています。

GC 10291 \2280
メンデルスゾーン:
真夏の夜の夢、序曲「美しいメルジーネの物語」、序曲「異国よりの帰郷」、
序曲「アタリア」、序曲「リュイ・ブラース」
ハンス・ツェンダー(指揮)
バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団(南西ドイツ放送交響楽団)
ツェンダーの繊細に水彩画を描くような指揮ぶりが光る、メンデルスゾーン作
品集。メンデルスゾーンが作品に込めた様々な表情やニュアンス、そして歌を、
ツェンダーは一糸漏らさず汲み取って演奏しています。ツェンダーの芸術の深
まりを実感できる1枚です。

GC 10311 2枚組 \3100
J.S.バッハ:ロ短調ミサ曲 BWV 232
オイローパ・コール・アカデミー
シュトゥットガルト室内管弦楽団
ヨスハルト・ダウス(指揮)
トリーネ・ヴィルスベルク・ルント(S) フレドリカ・ブリッレンブルク(A)
カルステン・ズュース(T) ライムント・ノルテ(バス=バリトン)
録音:2010年3月28-30日、バイエルン放送局スタジオ1
合唱の神様、ヨスハルト・ダウス率いるオイローパ合唱アカデミーによる
ロ短調ミサ曲の登場。ソロによるアリアも重要曲がならぶロ短調ミサ曲ですが、
冒頭のキリエの悲痛な叫びや、何度聴いても感動する終曲の「ドナ・ノービス
・パーチェム」など、合唱にも重きがおかれた大規模な作品なだけに、ダウス
の手腕が光ります。真摯な祈りに心打たれる名演です。

GC 10341 \2280
ドイツ・ロマン派合唱作品集
-ラインベルガー、シューマン、ブラームスの作品
ヨスハルト・ダウス
オイローパ・コール・アカデミー
ドイツのロマン派の合唱作品集。オイローパ・コール・アカデミーの揺るぎな
い音程が見事です。

GC 10321 4枚組 \6080
カンブルラン・ボックス・セット
[CD1]ベルリオーズ:レクイエム(GC 08034)
[CD2]ブルックナー:交響曲第4番(GC09231)
[CD3]ハイドン:(1)交響曲第73番 ニ長調「狩」Hob.I:73 
(2)交響曲第26番 ニ短調「悲しみ」Hob.I:26 
(3)交響曲第82番 ハ長調 Hob.I:82(GC 09221)
[CD4]モーツァルト:(1)交響曲第33番変ロ長調KV.319 
(2)交響曲第35番ニ長調KV.358「ハフナー」 
(3)交響曲第38番ニ長調KV.504「プラハ」(GC08151 )
シルヴァン・カンブルラン(指揮)
バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団
これまでに発売された中から4タイトルを集めてボックス化。

GC 10331 5枚組 \6880
[CD1] GC 09201
ブラームス:ジプシーの歌Op.103,メンデルスゾーン:野に歌う 第2集 Op.48
(全6曲)、第3集Op.59(全6曲)
ヨスハルト・ダウス(指)
オイローパ・コール・アカデミー,録音:2008年9月
[CD2] GC 08081
デュサパン:グラヌム・シナピス,
I.ストラヴィンスキー:合唱とふたつのブラス・クヮルテットのためのミサ,
ダッラピッコラ:プリジョーニアの歌
シルヴァン・カンブルラン(指)
オイローパ・コール・アカデミー、マンハイマー・シュラークヴェルク
録音:2006年10月22-26日
[CD3] GC 08041
ハイドン:(1)ミサ曲第9番ニ短調「ネルソン・ミサ」Hob.XXII-11 
(2)交響曲第103番変ホ長調Hob.I-103「太鼓連打」
エヴァ・リント(S)インゲボルク・ダンツ(A)ジェイムズ・テイラー(T)
ラインハルト・ハーゲン(Bs)
オイローパコールアカデミー、ヨスハルト・ダウス(合唱指揮) 
ミヒャエル・ギーレン(指)S
WR南西ドイツ放送交響楽団
録音:(1)1999年9月8-11日(2)2004年3月4日フライブルク、コンツェルトハウス
[CD4] GC 08021モ
ーツァルト:レクイエムKV 626 
ヨスハルト・ダウス(指) オイローパ・コール・アカデミー,
メンデルスゾーンシンフォニア,
クラウディア・バラインスキー(S)クラウディア・リュッゲベルク(A)
トーマス・デヴァルト(T)カールステン・メーヴェス(Bs)
録音:2007年4月4日
[CD5] GC 08011
ヴェルディ:レクィエム
クリスティーナ・ガラルド=ドマス(S)フレドリカ・ブリレンボーグ(Ms)
マルコ・ベルティ(T)イルダール・アブドラザコフ(Bs)
オイローパ・コール・アカデミー,ヨスハルト・ダウス(合唱指揮)
プラシド・ドミンゴ(指)
アメリカ・ユース・オーケストラ,録音:2006年8月6日




<PHIL.HARMONIE>
PHIL 06008 \2080
ディッタースドルフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 変ホ長調
ホフマイスター:ヴァイオリン協奏曲第1番変ホ長調
ヴァンハル:コントラバス協奏曲 変ホ長調
エディクソン・ルイス(コントラバス)
シモン・ボリバル交響楽団 クリスティアン・ヴァスケス(指揮)
録音:2009年10月
ここでソリストを務めるエディクソン・ルイスは1985年ベネズエラのカラカス
生まれ、11歳で初めてコントラバスを手に取り、めきめきとその才能をあらわ
しました。エル・システマで学び、17歳でベルリン・フィルに入団。南米人と
して初めての同楽団メンバーの上、オーケストラ史上最年少での入団でした。
コントラバス協奏曲の代名詞的存在ともいえるヴァンハルの協奏曲のほか、
ヴァイオリンのために書かれた協奏曲でも自在に飛翔する音楽性はまばゆい
ほどです。シモン・ボリバルの爽やかな伴奏が彩りを添えています。

PHIL 06006 \2080
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988(全曲)
ピ=シェン・チェン(ピアノ)
録音:2001年9月
ピ=シェン・チェンは、台湾出身で、10歳からケルン音楽院で研鑽をつみ、
ハンス・レイグラフ、タチアナ・ニコラーエワ、ゲザ・アンダ、W.ケンプ、
アラウら歴史的巨匠の薫陶を受けています。そんな彼女によるゴルトベルク
は極めてまっすぐなもの。装飾などもごく最低限で、シンプルで迷いのない
演奏です。冒頭のアリアでのさくさくと歩むテンポ、16変奏での序曲風リズ
ム楽章での絶妙なゆったり感など、どの楽章でも適切なテンポを熟考して採
用しています。





<YSAYE RECORDS>
NS 07 \1980
ポリーナ・パスティルシャク
R.シュトラウス:4つの最後の歌
ショスタコーヴィチ:
アレクサンドル・ブロークの詩による7つのロマンス op.127(ロシア語歌唱)
バルトーク:8つのハンガリー民謡(ハンガリー語歌唱)
コダーイ:2つのハンガリー民謡
ポリーナ・パスティルシャク(ソプラノ)
ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム、
アレクサンダー・ラーバリ(指揮)
アレクサンドラ・サーシャ・コズロフ(ピアノ)
録音:2010年6月21-24日
ポリーナ・パスティルシャクは、1982年ブダペストの生まれ。ロシア人の母
とハンガリー人の父をもち、幼い頃から歌を愛し、またフルートを演奏して
いました。フレーニのもとでも研鑽をつみ、2009年ジュネーブ国際音楽コン
クールで優勝、同時にスイスの高級時計会社ブレゲ賞も受賞し、ブレゲのサ
ポートでこのCDの録音が実現しました。R.シュトラウスでみせる深い世界に
まず驚かされます。民謡で見せる可愛らしい表情もたまらない魅力に溢れて
います。愛らしくも変幻自在な声と美貌をあわせもつ新時代のスターがここ
に誕生しました。「すべての器楽奏者たちは人間の歌声のような音楽を目指
すが、その完璧な理想図がこのポリーナの声だ」と世界が絶賛してやまない
美声をご堪能下さい。




<SDG>
SDG 712 2枚組 \2980
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲(全曲)
マーク・パドモア(福音史家/ T)、
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(イエス/Bs)、
ピーター・ハーヴェイ(ピラト)ベルナルダ・フィンク(A)、
ジョアンナ・ルン(S)、キャサリーン・フーグ(S)
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
(カティ・ドゥブレティーニ/コンサートミストレス)
モンテヴェルディ合唱団
録音:2003年3月22日/ケーニッヒスルッター、カイザードーム大聖堂(ライブ)
ガーディナー、ついに待望のヨハネ受難曲再録音の登場です。アルヒーフのも
のが1986年録音ですから、実に約20年の時を経てのもの。この間にガーディナ
ーはロマン派のレパートリーなどでも充実した演奏を展開、また、カンター
タの巡礼の旅もたゆまず続けていました。しかもライブ録音とあって、ものす
ごい緊迫感。バッハが劇的に描いたキリストの物語が最高の状態で教会に響
き渡ります。声楽のソリスト陣が充実しているのも嬉しい限り。パドモアと
いえば、今ハルモニアムンディでのシューベルト歌曲集の録音でもその充実
ぶりが目覚ましいテノールで、ヘレヴェッヘの受難曲でもエヴァンゲリスト
を務めたいわばバッハのエキスパート。語り部としての、受難の物語との適
切な距離感、そしてヨハネ受難曲独特の劇的表現の部分も見事なバランスで
歌いきっています。他のソリストも現在のバッハ演奏シーンを語る上で書く
ことのできない存在ばかりがそろっています。オーケストラのイングリッシュ
・バロック・ソロイスツの面々の巧さは、各パートが突き刺さって覆いかぶ
さるように始まる冒頭から圧倒的で、ものすごい説得力と迫力。アリア楽章
でのソロの素晴しさは言うまでもありません。また、ヨハネ受難曲は、群衆
としての合唱の劇的な表現が魅力のひとつでありますが、世界最高のバッハ
演奏声楽家団体のひとつであるモンテヴェルディ合唱団の充実した合唱が胸
に迫ります。どこをとっても最高のレヴェルでの演奏が展開されていて、最
初から最後まで息つく暇もない秀演の登場となりました。




<SUPRAPHON>
SU 4043 \1780
ヨゼフ・スーク:交響曲第2番ハ短調Op.27「アスラエル」(1905-06)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
サー・チャールズ・マッケラス(指揮)
録音:2007年4月5、6日プラハ、ルドルフィヌム(ライヴ・デジタル)
1904年にスークは、師であり、また義理の父であったドヴォルザークに哀悼
の意を込めて交響曲の作曲に着手しました。ところが、その作曲の過程で、
“死の天使アスラエル”は、スークの妻でドヴォルザークの娘オティリエま
でもスークのもとから奪ってしまいます。
こうした背景から生まれた「アスラエル交響曲」は演奏時間1時間にも及ぶ大
曲で、R.シュトラウスばりの華麗な管弦楽法により、悲痛かつ美しい音楽で
満たされていることからスークの最高傑作とも呼ばれています。内容的には、
どうしても耐えられないような力に苦しめられる物語であるけれども、同時
にまた、それを克服し、安堵と希望を捜し求める物語という面を併せ持って
いることも見逃せません。
2007年4月6日の聖金曜日にルドルフィヌムで、マッケラスが指揮したスーク
の「アスラエル交響曲」の演奏は、初演からちょうど100年目にあたるもので
した。若かりしマッケラスは60年ほど前に、スークの親友だった巨匠ターリ
ヒから初めて「アスラエル交響曲」について聞かされたそうですが、後年に
なって、マッケラスは愛娘の死に遭遇したのちに、まったく違った角度で作
品を捉えたと打ち明けています。このように、おおきな心境の変化を経て臨
んだマッケラスと、巨匠を敬愛する名門チェコ・フィルとの顔合わせだけに
万全の内容が期待されるところです。
最後に、マッケラス&チェコ・フィルによる「アスラエル交響曲」はかつて
リリースされたことのない音源とのことですので、その意味でも大きな話題
を提供するものとおもわれます。

<URANIA-WIDESCREEN COLLECTION>
WS121.109 2枚組 \1450
ロッシーニ:歌劇「オリー伯爵」
フアン・オンシーナ
ジャネット・シンクレア
イアン・ウォーレス
ミシェル・ルー
モニカ・シンクレア
サーリ・バルバシュ
ヴィットリオ・グイ指揮
グラインドボーン音楽祭管弦楽団、合唱団  1956年

WS121.110 2枚組 \1450
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」
アデーレ・アディソン(S) ラッセル・オバーリン(C-T)
デイヴィッド・ロイド(T) ウィリアム・ウォーフィールド(Br)
ウェストミンスター合唱団     1956年
バッハ:マニフィカト BWV.243
リー・ヴェノーラ(S) ジェニー・トゥーレル(M.S)
ラッセル・オバーリン(C-T) チャールズ・ブレスラー(T)
ノーマン・ファロー(Bs)
スコラ・カントルム合唱団
レナード・バーンスタイン指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック   1959年

WS121.111 2枚組 \1450
プロコフィエフ:アレクサンドル・ネフスキー  1959年
ロザリンド・エリアス(M.S)
プロコフィエフ:組曲「キージェ中尉」  1956年
ムソルグスキー(ラヴェル):組曲「展覧会の絵」  1957年
ムソルグスキー:はげ山の一夜  1959年
レスピーギ:ローマの松、ローマの噴水   1959年
フリッツ・ライナー指揮
シカゴ交響楽団



<GALA LABEL>
GL-999791 14枚組 \6200
ワーグナー『ニーベルングの指環』全曲
1953年 バイロイト・ライブ録音
クレメンス・クラウス(指揮)
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団 1953年ライブ録音
ハンス・ホッター
ウォルフガング・ヴィントガッセン
ヘルマン・ウーデ
ゲルハルト・シュトルツ
ヨゼフ・グラインドル
グスタフ・ニードリンガー
アストリッド・ヴァルナイ
リタ・ストライヒ
レジナ・レズニック 他
クレメンス・クラウス指揮「指輪」価格が下がって再発売!

GL100815 2枚組 \1480
The Early Recordings Of Joan Sutherland
ジョーン・サザーランドの初期録音集
ヘンデル:歌劇「アルチーナ」
モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」、「魔笛」、
モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」
ハイドン:Pieto Di Me, Benigni Dei、Se Ti Perdo
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」、「清教徒」
ドニゼッティ:歌劇「リヴァプールのエミリア」、
「ランメルモールのルチア」
ロッシーニ:フィレンツェの花売り娘
シュポア:歌劇「ゼミールとアゾール」
ヴェルディ:歌劇「椿姫」
いづれも抜粋 詳細不明




<MEMBRAN>
NCA 60220 \1500
ジョン・ダウランド(1563-1626)
1. FINE KNACKS FOR LADIES 2:14
2. WHAT IF I NEVER SPEED? 2:38
3. FORTUNE MY FOE(instrumental)2:00
4. FLOW MY TEARS 4:36
トバイアス・ヒューム(1569-1645)
5. MY HOPE IS REVIVED(instrumental)1:57
トマス・キャンピオン(1567-1620)
6. NEVER WEATHER-BEATEN SAIL 2:24
7. THRICE TOSSE THESE OAKEN ASHES 2:23
ウィリアム・バード(1543-1623)
8. THE WOODS SO WILD(instrumental)2:37
ジョン・ダウランド
9. CAN SHE EXCUSE MY WRONGS? 3:49
10. SHALL I STRIVE WITH WORDS TO MOVE? 3:11
11. WERE EVERY THOUGHT AN EYE 1:31
12. NOW, OH NOW I NEEDS MUST PART 5:33
ヘンリー・ローズ(1596-1662)
13. THE ROSE(GO LOVELY ROSE)1:52
14. CORIDON TO HIS PHILLIS(COME LOVELY PHILLIS)1:55
15. INCONSTANCIE IN WOMAN
(I AM CONFIRM’D A WOMAN CAN)2:17
16. LOVE DESPIS’D(IN LOVE? AWAY,YOU DO ME WRONG)2:16
17. THE EXCELLENCY OF WINE 1:03
ウィリアム・ローズ(1602-1645)
Harp Consort no. 1(instrumental)
18. ALMAIN 1:09
19. CORANT 0:51
20. SARABAND 0:48
ジョン・ブロウ(1649-1708)
21. WHY, FLAVIA 2:15
22. THE SELF BANISHED 2:06
23. TELL ME NO MORE 2:21
ヘンリー・パーセル(1659-1695)
24. I ATTEMPT FROM LOVE’S SICKNESS 2:44
25. CHACONNE - DANCE FOR A CHINESE
MAN AND WOMAN 2:38
(instrumental)
26. HARK! THE ECH’ING AIR A TRIUMPH SINGS 2:16
コビー・ヴァン・レンスブルグ(T)
ウォルフガング・カチュナー指揮
ラウテン・カンパニー
2001/2/27-3/2

NCA 60221 \1500
Wilhelm Friedemann Bach:
2つのフルートと通奏低音のためのソナタ ニ長調
チェンバロのための幻想曲 ホ短調
2つのヴィオラのための二重奏曲 ト長調
チェンバロのためのポロネーズ ホ短調
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調
チェンバロのためのポロネーズ ホ長調
2つのフルートのための二重奏曲 ホ短調
チェンバロのための幻想曲 ニ短調
2つのフルートと通奏低音のためのソナタ 変ロ長調
アンサンブル・サン・スシ・ベルリン(オリジナル楽器使用)
2010/5/27-5/29

NUOVA ERA 233010 2枚組 \1650
ロッシーニ:歌劇「コリントの包囲」
ルチアーナ・セッラ(パミラ)
マルチェッロ・リッピ(マオメ)
マウリツィオ・コメンチーニ(ネオクレス)
ダノ・ラッファンティ(クレオメーネ)
アルマンド・カフォリオ(イェーロ) 他
パオロ・オルミ指揮
ジェノヴァ・カルロ・フェニーチェ劇場管弦楽団、合唱団
1992/7

ARS MUSICI 233072 2枚組 \1350
バッハ:オルガン小曲集(コラール前奏曲)
CD 1 : BWV 599 - BWV 620(42:33)
CD 2 : BWV 621 - BWV 644(43:06)
ヨゼフ・スルイス(Org)

MEMBRAN 233087 10枚組 \1050
Gustav Mahler:The Symphonies
CD1:
交響曲第1番「巨人」
ラファエル・クーベリック指揮 ウィーン・フィル 1954年
交響曲第10番-アダージョ
ヘルマン・シェルヘン指揮 ウィーン国立歌劇場 1952年
CD2:
交響曲第2番「復活」
ジョー・ヴィンセント(S) キャスリーン・フェリアー(A)
オットー・クレンペラー指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1951年(ライヴ)
CD3:
交響曲第3番 第1楽章-第5楽章
キャスリーン・フェリアー(A)
エードリアン・ボールト指揮
BBC交響楽団、合唱団  1947年(ライヴ)
CD4:
交響曲第3番 第6楽章
キャスリーン・フェリアー(A)
エードリアン・ボールト指揮
BBC交響楽団 1947年(ライヴ)
交響曲第4番
リーザ・デラ・カーザ(S)
フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 1958年
CD5:
交響曲第5番
ブルーノ・ワルター指揮 ニューヨーク・フィル 1947年
CD6:
交響曲第6番「悲劇的」
ディミトリ・ミトロプーロス指揮 ニューヨーク・フィル
1955年(ライヴ)
CD7:
交響曲第7番「夜の歌」
ハンス・ロスバウト指揮
バーデン・バーデン南西ドイツ放送響 1957年(ライヴ)
CD8:
交響曲第8番「千人の交響曲」
フランシス・イーンド、ウタ・グラーフ、カミラ・ウィリアムズ(S)
マーサ・リプトン、ルイーゼ・ベルンハルト(A)
ユージン・コンリー(T) カーロス・アレグザンダー(Br)
ジョージ・ロンドン(B)
レオポルド・ストコフスキー指揮
ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
ウェストミンスター合唱団 パブリック・スクール少年合唱団
ニューヨール・スコラ・カントールム  1950年(ライヴ)
CD9:
交響曲第9番
ハンス・ロスバウト指揮
バーデン・バーデン南西ドイツ放送響 1954年(ライヴ)
CD10:
大地の歌
キャスリーン・フェリアー(A) ユリウス・パツァーク(T)
ブルーノ・ワルター指揮 ウィーン・フィル 1952年

MEMBRAN 233196 10枚組 \1050
Franz Liszt/Revolutionary and Virtuoso
CD1:
ファウスト交響曲
アタウルフォ・アルヘンタ指揮 パリ音楽院管弦楽団
1953年、1954年
CD2:
ピアノ・ソナタ ロ短調
ヴラディミール・ホロヴィッツ(P) 1932年
メフィスト・ワルツ第1番
ユーリ・シモノフ指揮 ロイヤル・フィル 1994年
愛の夢 第3番 変イ長調
アルトゥール・ルービンシュタイン(P) 1950年
CD3:
交響詩「前奏曲」
アタウルフォ・アルヘンタ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団
1953年、1954年
呪い(ピアノと管弦楽のための)
アルフレッド・ブレンデル(P)
ミハイル・ギーレン指揮 ウィーン響  1958年
メフィスト・ワルツ第1番
アルフレッド・ブレンデル(P)  1958年
CD4:
交響詩「タッソー」
コンスタンティン・シルヴェストリ指揮
フィルハーモニア管 1957年
ハンガリー狂詩曲第14番 ヘ短調
ゲザ・アンダ(P)
オットー・アッカーマン指揮 フィルハーモニア管 1955年
「詩的で宗教的な調べ」より第7曲「葬送」
ヴラディミール・ホロヴィッツ(P) 1932年
CD5:
ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調
ゲザ・アンダ(P)
オットー・アッカーマン指揮 フィルハーモニア管 1955年
タンホイザー序曲(リスト、シフラ編)
ジョルジュ・シフラ(P) 1959年
演奏会用練習曲より「溜め息」変ニ長調
ゲザ・アンダ(P)  1954年
CD6:
ピアノ協奏曲第2番 イ長調
クラウディオ・アラウ(P)
グイド・カンテッリ指揮 ニューヨーク・フィル 1953年
スペイン狂詩曲
ジョルジュ・シフラ(P) 1957年、1958年
ハンガリー狂詩曲第15番 イ短調「ラコッツィー行進曲」
(ホロヴィッツ編) 1950年
ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調 1953年
ヴラディミール・ホロヴィッツ(P)
CD7:
巡礼の年 第2年イタリア-ダンテを読んで「ソナタ風幻想曲」
調性のないバガテル
死のチャールダーシュ
悲しみのゴンドラ
ピアノ・ソナタ ロ短調
アルフレッド・ブレンデル(P)  1958年
CD8:
超絶技巧練習曲集
ジョルジュ・シフラ(P)  1957年、1958年
CD9:
ハンガリー狂詩曲集
第5番 ホ短調、第7番 ニ短調、第8番 嬰ヘ短調、
第9番 変ホ長調「ペシュトの謝肉祭」、第10番 ホ長調
「前奏曲」、第14番 ヘ短調
ジョルジュ・シフラ(P)  1957年、1958年
CD10:
即興ワルツ
コンソラシヨン第2番 ホ長調
コンソラシヨン第3番 変ニ長調
リゴレット(演奏会用パラフレーズ)
パガニーニによる超絶技巧練習曲集より第3番 嬰ト短調
「ラ・カンパネッラ」
パガニーニによる超絶技巧練習曲集より第2番 変ホ長調
「伝説」より「水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」
タマーシュ・ヴァーシャリ(P) 1957年、1959年
巡礼の年 第1年スイス-泉のほとりで
4つの忘れられたワルツ第1番
巡礼の年 第2年イタリア-ペトラルカのソネット第104番
ヴラディーミル・ホロヴィッツ 1947年、1950年、1951年

MEMBRAN 233200 10枚組 \1050
Sergej Prokofiew/Charming Eccentric
CD1:
交響曲第1番「古典」
フェレンツ・フリッチャイ指揮 ベルリンRIAS響 1954年
交響曲第7番
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管 1953年
CD2:
交響曲第5番
ジャン・マルティノン指揮 パリ音楽院管弦楽団 1957年
CD3:
ピーターと狼
アンドレア・リカータ指揮 ロイヤル・フィル 1994年
組曲「ロメオとジュリエット」
ユーリ・シモノフ指揮 ロイヤル・フィル 1996年
CD4:
ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮 ロンドン響 1954年
ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
アルチェオ・ガリエラ指揮 フィルハーモニア管 1958年
CD5:
ピアノ協奏曲第1番 変ニ長調
スヴィヤトスラフ・リヒテル(P)
カレル・アンチェル指揮 プラハ交響楽団 1954年
ピアノ協奏曲第3番 ハ長調
ジュリアス・カッチェン(P)
エルネスト・アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管 1952年
CD6:
ピアノ協奏曲第3番 ハ長調
セルゲイ・プロコフィエフ(P)
ピエロ・コッポラ指揮 ロンドン響 1932年
ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調
フリードリヒ・グルダ(P) 1950年
CD7:
ピアノ小品集
ガヴォット(交響曲第5番より)
アンダンテ・アッサイ(ピアノ・ソナタ第4番より)
年とった祖母のお話より「アンダンティーノ」、「アンダンテ・
アッサイ」
ガヴォット op.32-3
練習曲 op.52-3
田園風ソナティナ op.59-3
風景 op.59-2
つかの間の幻影(抜粋)
悪魔的暗示 op4-4
セルゲイ・プロコフィエフ(P) 1935年
CD8:
フルート・ソナタ ニ長調
ジャン=ピエール・ランパル(Fl) アルフレート・ホレチェク(P)
1955年
チェロ・ソナタ ハ長調
アンドレ・ナヴァラ(VC) アルフレート・ホレチェク(P) 1958年
CD9:
カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」
イレーネ・コンパネツ(A)
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ローマRAI響 1958年
組曲「キージェ中尉」
ユーリ・シモノフ指揮 ロイヤル・フィル 1996年
CD10:
バレエ「道化師」
ワルター・ジュスキント指揮 ロンドン響 1959年

MEMBRAN 233198 10枚組 \1050
Claudio Arrau/Serious Wizard of Sound
CD1:
ショパン:12の練習曲 op.10
協奏曲のアレグロ イ長調 op.46
3つの新しい練習曲  1956年
CD2:
ショパン:12の練習曲 op.25 1956年
幻想即興曲 嬰ハ短調 op.66
舟歌 嬰ヘ長調 op.60  1953年
CD3:
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21
フリッツ・ブッシュ指揮 ニューヨーク・フィル 1950年
R.シュトラウス:ブルレスケ
デジレ・デフォー指揮 シカゴ響  1946年
CD4:
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
アルチェオ・ガリエラ指揮 フィルハーモニア管 1957年
シューマン:クライスレリアーナ op.16 1946年
CD5:
シューマン:謝肉祭 op.9 1939年
ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 op.24  1941年
CD6:
リスト:ピアノ協奏曲第2番 イ長調
グイド・カンテッリ指揮 ニューヨーク・フィル 1953年
リスト:ハンガリー狂詩曲第14番 ヘ短調
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管 1952年
ハンガリー狂詩曲第9番、第11番 1951年、1952年
CD7:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管 1957年
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 op.110
1957年
CD8:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管 1957年
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調 op.78  1958年
CD9:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 変ホ長調 op.73
オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管 1957年
CD10:
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 op.16
アルチェオ・ガリエラ指揮 フィルハーモニア管 1957年
ウェーバー:コンチェルトシュトゥック ヘ短調 op.79
デジレ・デフォー指揮 シカゴ響  1946年
クラウディオ・アラウ(P)

MEMBRAN 233199 10枚組 \1050
Emil Gilels/Virtuoso with Noblesse
CD1:
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30
アンドレ・クリュイタンス指揮 パリ音楽院管弦楽団 1955年
ラフマニノフ:絵画的練習曲 変ホ短調 op.39-5
ラフマニノフ:楽興の時 変ニ長調 op.16-5 1951年
CD2:
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23
フリッツ・ライナー指揮 シカゴ響  1955年
カバレフスキー:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 op.50
ディミトリ・カバレフスキー指揮
ソヴィエト国立放送響 1954年
CD3:
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガより第1番 ハ長調、
第5番 ニ長調、第24番 ニ短調  1954年、1955年
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番 ニ短調 op.14 1951年
バラキレフ:イスラメイ 1951年
CD4:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
クルト・ザンデルリンク指揮 レニングラード・フィル 1957年
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16番 変ロ長調 K.570 不明
CD5:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
クルト・ザンデルリンク指揮 レニングラード・フィル 1958年
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調「熱情」 op.57
1951年
CD6:
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 op.22
アンドレ・クリュイタンス指揮 パリ音楽院管弦楽団 1954年
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 op.35 1954年
ドビュッシー:12の練習曲より「組み合わされたアルペジオの
ための」  1954年
CD7:
ハイドン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Hob.XV:19 1950年
ハイドン:ピアノ三重奏曲 ニ長調 Hob.XV:16
モーツァルト:ピアノ三重奏曲第7番 ト長調 K.564
レオニード・コーガン(Vn)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(VC) 1953年
CD8:
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第9番 変ホ長調 WoO.38
1950年
シューマン:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 op.63
レオニード・コーガン(Vn)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(VC) 1958年
CD9:
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 op.97
レオニード・コーガン(Vn)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(VC) 1956年
CD10:
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番 ハ短調 op.15
レオニード・コーガン(Vn) ルドルフ・バルシャイ(Vla)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(VC) 1958年
ヘンデル:フルート・ソナタ イ短調 op.7
アレクサンドル・コルネーエフ(Fl) 1958年
エミール・ギレリス(P)


●旧譜値下げ 再案内
DOUMENT 232902 52枚組 \3780
Maria Callas / 25 Complete Operas
ベッリーニ:ノルマ
マリア・カラス(ノルマ)
マリオ・フィリッペスキ(ポリオーネ)
エベ・スティニャーニ(アダルジーザ) 他
トゥリオ・セラフィン指揮 ミラノ・スカラ座 1954年
ベッリーニ:清教徒
マリア・カラス(エルヴィラ)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(アルトゥーロ)
ローランド・パネライ(リッカルド)
トゥリオ・セラフィン指揮 ミラノ・スカラ座 1953年
ベッリーニ:夢遊病の女
マリア・カラス(アミーナ)
チェザーレ・ヴァレッティ(エルヴィーノ)
ジュゼッペ・モデスティ(ロドルフォ)
レナード・バーンスタイン指揮 ミラノ・スカラ座 1955年
ケルビーニ:メデア
マリア・カラス(メデア)
ジノ・ペンノ(ジャゾーネ)
フェードラ・バルビエリ(ネリス)
レナード・バーンスタイン指揮 ミラノ・スカラ座 1953年
ドニゼッティ:ランメルモールのルチア
マリア・カラス(ルチア)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(エドガルド)
ティト・ゴッビ(エンリコ・アシュトン)
トゥリオ・セラフィン指揮 ミラノ・スカラ座 1953年
レオンカヴァッロ:道化師
マリア・カラス(ネッダ)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(カニオ)
ティト・ゴッビ(トニオ)
トゥリオ・セラフィン指揮 ミラノ・スカラ座 1954年
マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ
マリア・カラス(サントゥッツァ)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(トゥリッドゥ)
ローランド・パネライ(アルフィオ)
トゥリオ・セラフィン指揮 ミラノ・スカラ座 1953年
プッチーニ:ラ・ボエーム
マリア・カラス(ミミ)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(ロドルフォ)
アンナ・モッフォ(ムゼッタ)
アントニーノ・ヴォットー指揮 ミラノ・スカラ座 1956年
プッチーニ:蝶々夫人
マリア・カラス(蝶々さん)
ニコライ・ゲッダ(ベンジャミン・フランクリン・ピンカートン)
ルチア・ダニエリ(スズキ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ミラノ・スカラ座 1955年
プッチーニ:トスカ
マリア・カラス(トスカ)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(カヴァラドッシ)
ティト・ゴッビ(スカルピア)
ヴィクトル・デ・サバタ指揮 ミラノ・スカラ座 1953年
プッチーニ:トゥーランドット
マリア・カラス(トゥーランドット)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(リュー)
エウジェニオ・フェルナンディ(カラフ)
トゥリオ・セラフィン指揮 ミラノ・スカラ座 1957年
ロッシーニ:アルミーダ
マリア・カラス(アルミーダ)
フランチェスコ・アルバネーゼ(リナルド)
マリオ・フィリッペスキ(ジョルナンド)
トゥリオ・セラフィン指揮 フィレンツェ5月音楽祭 1952年
ロッシーニ:セヴィリアの理髪師
マリア・カラス(ロジーナ)
ルイジ・アルヴァ(アルマヴィーヴァ伯爵)
ティト・ゴッビ(フィガロ)
アルチェオ・ガリエラ指揮 フィルハーモニア管 1957年
ロッシーニ:イタリアのトルコ人
マリア・カラス(フィオリッラ)
ニコラ・ロッシ=レメーニ(セリム)
ニコライ・ゲッダ(ナルチーゾ)
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮 ミラノ・スカラ座 1954年
スポンティーニ:ヴェスタの巫女
マリア・カラス(ジュリア)
フランコ・コレッリ(リチニオ)
エベ・スティニャーニ
アントニーノ・ヴォットー指揮 ミラノ・スカラ座 1954年
ヴェルディ:アイーダ
マリア・カラス(アイーダ)
リチャード・タッカー(ラダメス)
フェードラ・バルビエリ(アムネリス)
トゥリオ・セラフィン指揮 ミラノ・スカラ座 1955年
ヴェルディ:仮面舞踏会
マリア・カラス(アメリア)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(リッカルド)
ティト・ゴッビ(レナート)
アントニーノ・ヴォットー指揮 ミラノ・スカラ座 1956年
ヴェルディ:運命の力
マリア・カラス(ドンナ・レオノーラ)
カルロ・タリアブエ(ドン・カルロ)
リチャード・タッカー(ドン・アルヴァーロ)
トゥリオ・セラフィン指揮 ミラノ・スカラ座 1954年
ヴェルディ:マクベス
マリア・カラス(マクベス夫人)
エンツォ・マスケリーニ(マクベス)
ジノ・ペンノ(マクダフ)
ヴィクトル・デ・サバタ指揮 ミラノ・スカラ座 1952年
ヴェルディ:ナブッコ
ジノ・ベッキ(ナブッコ)
マリア・カラス(アビガイッレ)
ルチアーノ・ネローニ(ザッカリア)
ヴィットリオ・グイ指揮 ナポリ・サンカルロ劇場 1949年
ヴェルディ:リゴレット
マリア・カラス(ジルダ)
ティト・ゴッビ(リゴレット)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(マントヴァ侯爵)
トゥリオ・セラフィン指揮 ミラノ・スカラ座 1955年
ヴェルディ:椿姫
マリア・カラス(ヴィオレッタ・ヴァレリー)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(アルフレード・ジェルモン)
エットーレ・バスティアニーニ(ジョルジュ・ジェルモン)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 ミラノ・スカラ座 1955年
ヴェルディ:トロヴァトーレ
マリア・カラス(レオノーラ)
ローランド・パネライ(ルーナ伯爵)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(マンリーコ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ミラノ・スカラ座 1956年
ヴェルディ:シチリア島の夕べの祈り
エンツォ・マスケリーニ(モンフォルテ)
ジョルジオ・ココリオス=バルディ(アリーゴ)
マリア・カラス(エレナ公女)
エーリヒ・クライバー指揮 フィレンツェ5月音楽祭 1951年
ワーグナー:パルジファル(イタリア語)
マリア・カラス(クントリー)
ボリス・クリストフ(グルネマンツ)
アフリコ・バルデッリ(パルジファル)
ヴィットリオ・グイ指揮 RAIローマ交響楽団 1950年

<LA BOTTEGA DISCANTICA>
DISCANTICA 231 \2080
21世紀イタリアのギター音楽
ルーカ・アンティニャーニ(1976):Und dieses einen Weges kamen sie
マウリツィオ・フェッラーリ(1956-):dal dolce canto(ギリシャの4つの詩)
ヴィンチェンツォ・チュッロ(1969-):すばやく[Senza respiro]
ガエターノ・ネンナ(1984-):
3つの小間奏曲 から 第1番(ブリテンへのオマージュ)
ファウスト・ロミテッリ(1973-2004):Trash TV Trance(*)
ガエターノ・ネンナ:3つの小間奏曲 から 第3番(ダウランドへのオマージュ)
カルラ・レボラ(1973-):バイナリ練習曲集(6つのミクロ俳句)
ジャコモ・バルデッリ(ギター)
録音:2009年6月3-4日、レッジョ・エミリア県(イタリア)、
アルチェト城(*以外)
2009年9月7日、レッジョ・エミリア(イタリア)、ラボラトリオ・ソノロ(*)

DISCANTICA 232 \2080
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):オルガン作品集
ティエント第1旋法/ミラノのガイヤルドによるディフェレンシア
初心者のためのデュオ集 から 第1-3番/ティエント第4旋法
Duuiensela(d'ou vien cela)/陽気な羊飼い(クレキヨンによる、グロサ)
初心者のためのデュオ集 から 第4-7番「アヴェ・マリス・ステラ」
マニフィカトのベルソ第7旋法
ロマンス「誰のために私は髪を伸ばしたか」
(ベネガス・デ・エネストロサによる)
ティエント第5旋法
初心者のためのデュオ集 から 第8番「光が消える前に」, 第9番
ティエント第1旋法、4声(コインブラ)
私たちに告げてください、マリアよ(ファボルドン・グロサド)
「騎士の歌」によるディフェレンシア/イタリアのパヴァーヌによるディフェ
レンシア
3声の賛歌(コインブラ)
パヴァーヌとそのグロサ(ベネガス・デ・エネストロサによる)
クレメンス・ノン・パパのシャンソン/気晴らしに(クレキヨンによる、
グロサ)
ホセ・ルイス・ゴンサレス・ウリオル(オルガン)
録音:2010年8月25-27日、ダロカ(スペイン)、聖餐布の聖マリア参事会教会
使用楽器:1488年、パスクアル・デ・マリェン製
(2006年、パスカル・コワラン復元)
スペインのオルガン、チェンバロの名手ゴンサレス・ウリオルが当レーベル
初登場。

DISCANTICA 233 \2080
サラゴサ大聖堂のオルガン
セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1627):
パンジェ・リングア「パンジェ・リングアの女王」
CE SOL FA UT によるパンジェ・リングア
ティエント・デ・ファルサス第4旋法/バホ[Vajo]第1旋法
DE LA SOL RE によるサルヴェ第1旋法
フセペ・ヒメネス(1600-1666):フォリア/バタリャ第6旋法
アンドレス・デ・ソラ(1634-1696):
ベルソ第7旋法/ディエント第1番第1旋法/ティエント第4旋法
ティエント第2番第1旋法
アンドレス・ヘロニモ・ラトレ(17世紀):サンクトゥスのベルソ第6旋法
セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):
ティエント第1旋法、左手のガイティリャ
不詳(18世紀):ベルソ第8旋法
ラモン・フェレニャク(1763-1832):
メヌエットの変奏曲/ソナタ第1番、パンジェ・リングア
ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):カンタービレ
ホアキン・ラセカ(18世紀):ソナタ第5旋法
ホセ・ルイス・ゴンサレス・ウリオル(オルガン)
録音:2010年8月22-24日、ザラゴサ(スペイン)、救世主大聖堂「ラ・セオ」
使用楽器:1469年製
かつてアラゴン王国の首都であり現在スペイン、アラゴン州の州都であるサラ
ゴサの大聖堂(地元では「ラ・セオ」と呼ばれる)とピラール聖母教会で演奏さ
れたオルガン音楽を、サラゴサ生まれのゴンサレス・ウリオルが弾いた注目盤。

DISCANTICA 234 \2080
ピエトロ・ニョッキ(1689-1775):ブレシアの教会のための音楽
マニフィカト第1番(8声;1750)(#)/アヴェ・マリス・ステラ(4声)(#)
ミサ ニ長調
(独唱、合唱、ホルン、オーボエ、弦楽と通奏低音のための;1739)(*/#)
4つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと通奏低音のための協奏曲第2番
アヴェ・マリス・ステラ
(ソプラノ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための)(+)
マニフィカト第2番(8声;1750)(#)
ミサ ヘ長調(合唱、ホルン、弦楽と通奏低音のための)(#)(**)
ザーラ・ディミトローヴァ(ソプラノ(*/+))
アンナ・ベッシ(アルト(*))
ジャンルカ・フェッラリーニ(テノール(*))
ジャンルカ・ブラット(バス(*))
アントニオ・フリジェ(オルガン)
クラウディオ・モンテヴェルディ合唱団(#)
アンサンブル・ピアン&フォルテ
ブルーノ・ジーニ(指揮)
録音:2009年9月、アッバディア・チェッレート(イタリア、クレモナ県)、
シトー派修道院(**以外)
2009年10月3日、アルフィアネッロ(イタリア、ブレシア県)、
聖イッポリート&カッシアーノ教会、ライヴ(**)
ピエトロ・ニョッキはイタリア、ブレシア地方のアルフィアネッロに生まれた
作曲家・合唱指揮者・オルガン奏者・歴史家・地理学者。1723年から1733年ま
で、また1762年から没するまでブレシア大聖堂楽長を務めました。




<ARS PRODUKTION>
ARS 38079(SACD-Hybrid) \2250
バッハ(1685-1750):
ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調 BWV1052
(チェンバロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 より復元)
ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ト短調 BWV1056
(チェンバロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 より復元)
2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調 BWV1043(*)
エルファ・ルーン・クリスティンスドウッティル(ヴァイオリン)
リーザ・インマー(ヴァイオリン(*)、コンサートミストレス)
ゾリステンアンサンブル・カライドスコープ
録音:2009年1月8-10日、ベルリン、テルデックス・スタジオ
エルファ・ルーン・クリスティンスドウッティルは1985年アイスランドに生ま
れ、ドイツのフライブルク音楽院でライナー・クスマウルに師事。2006年ライ
プツィヒ・ヨハン・セバスティアン・バッハ国際コンクール第1位および聴衆
賞・最年少ファイナリスト特別賞受賞。2006年よりゾリステンアンサンブル・
カレイドスコープに参加、2008年よりコンサートミストレス。ゾリステンアン
サンブル・カライドスコープは2006年に結成されたベルリンに本拠を置く室内
管弦楽団。当録音でもモダーン楽器を使用していると思われますが、演奏はピ
リオド的です。

ARS 38089(SACD-Hybrid) \2250
レディーズ・ファースト!
過去と現在の女性作曲家たち フルートとピアノのための作品集
アンナ・アマリア・フォン・プロイセン(1723-1787):ソナタ
シルヴィア・ソマー(1944-):ソナタ(1968)
カロリーヌ・シャリエール(1960-):小組曲
シャンナ・メタリーディ(1936-):コンチェルティーノ
マルグリット・レースゲン=シャンピオン(1894-1976):ソナタ
ジャニーヌ・リュエフ(1922-1999):二部作
ドニーズ・ロジェ(1924-):子守歌
ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):アレグロ・ルスティコ
アンナ・ボン(1740-?):ソナタ ニ長調
アナ・イオアナ・オルテアン(フルート)
ジーモン・ブーハー(ピアノ)
録音:2010年3月29日-4月1日、プッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会
アルバム・タイトルの直訳は「レディーズ・ファースト!
昨日と今日の女性作曲家たち」。アナ・イオアナ・オルテアンは1977年ルーマ
ニア生まれのフルーティスト。

ARS 38090(SACD-Hybrid) \2250
マックス・ブルッフ(1838-1920):チェロと管弦楽のための作品集
コル・ニドライ Op.47(ヘブライの旋律によるアダージョ)(*)
カンツォーネ Op.55(*)/アダージョ Op.56(ケルトの旋律による)(*)
ヴィオラと管弦楽のためのロマンス ヘ長調 Op.85
(フリードリヒ・クラインハプル編曲;チェロと管弦楽のための版)(*)
アヴェ・マリア Op.61(火の十字架 Op.52 の主題による)(*)
大管弦楽のための組曲 Op.79b(ロシア民謡の旋律による)
フリードリヒ・クラインハプル(チェロ(*))
チェコ放送交響楽団
ヤン・クチェラ(指揮)
録音:2010年11月、プラハ、ドモヴィナ・スタジオ

ARS 38496 \1850
グリーグ(1843-1907):
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8(1865)
ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13(1867)
ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45(1886/1887)
ガヴォット Op.22 No.2
アルバン・バイキルヒャー(ヴァイオリン)
センカ・ブランコヴィチ(ピアノ)
録音:2007年3月、ミュルツツーシュラーク(オーストリア)、芸術館
アルバン・バイキルヒャーは1967年イタリア、南チロル地方のブルニコに生ま
れ、ザールラント音楽院(ドイツ)でジョシュア・エプスタインに、ギルドホー
ル音楽学校でイフラム・ニーマンに師事したヴァイオリニスト。
Arte Novaレーベルへの録音で広く知られています。

ARS 38815 \1850
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.5
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
交響曲変ロ長調 Ben150A(1792)(*)/交響曲ハ長調 Ben158(+)
ヴァイオリン、ヴィオラと管弦楽のための協奏交響曲変ロ長調 Ben112(1791)(#)
ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ イ短調 Ben218(**
コルネリア・レッシャー(ヴァイオリン(#))
ヨハネス・フリーダー(ヴィオラ(#))
ティボル・ジェンジェ(ヴァイオリン(**)
カメラータ・プロ・ムジカ
パウル・ヴァイゴルト(指揮)
録音:2010年1月3日、
イグナツ・プレイエル協会(IPG)主催新年演奏会、ライヴ(*)
2010年4月10日、
イグナツ・プレイエル協会(IPG)主催第135回演奏会、ライヴ(+/#/**)

ARS 38816 \1850
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.6
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
マリオネット・オペラ「ウルヘルの妖精」Ben701(1776)
アナ・ドゥルロフスキ、エスター・チョイ(ソプラノ)
ゲイリー・ダヴィスリム(テノール)
モーリツ・ゴッグ(バリトン)
ウィーン・スコラ・カントールム合唱団
カメラータ・プロ・ムジカ
パウル・ヴァイゴルト(指揮)
録音:2009年6月4-6日、
グラーフェンヴェルト(オーストリア)、音楽の家、ライヴ




<TRITO>
TD 0063 \1550
エルネスト・アルフテル(1905-1989):シンフォニエッタ ニ長調(*)
ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第3番変ホ長調「英雄」Op.55(+)
カダケス管弦楽団
ハイメ・マルティン(指揮)
録音:2009年3月(*)、2008年11月(+)
ハイメ・マルティンはカダケス管弦楽団のフルート奏者。2007年に指揮活動を
開始しました。

TD 0076 \1550
グラナドス、アルベニス:室内楽作品集
グラナドス(1867-1916):
ピアノ五重奏曲ト短調(マドリード版)/弦楽三重奏曲ハ長調
アルベニス(1860-1909)/グラナドス補筆完成:アスレホス(ピアノのための)
グラナドス:ピアノ五重奏曲ト短調(バルセロナ版)
カダケス管弦楽団ソロイスツ
サンティアゴ・フアン、クリスティアン・ベニト(ヴァイオリン)
アレハンドロ・ガリド(ヴィオラ) マリウス・ディアス(チェロ)
ジャン・ベルナール・ポミエ(ピアノ)
録音:2009年12月、2010年1月、サラゴサ、アウディトリオ




<CLASSICAL RECORDS>
CR 138 \1480
ボロディン(1833-1887):交響曲第2番変ロ短調
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
序曲「ロシアの復活祭」/オペラ「プスコフの乙女」序曲
オペラ「皇帝の花嫁」序曲/オペラ「五月の夜」序曲
オペラ「雪娘」から 鳥たちの踊り,皇帝ベレンデイの行進曲,舞曲
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィクトル・フェドートフ(指揮)
録音:データ記載なし
バレエ音楽の名演盤で知られるヴィクトル・フェドートフ(1933-2001)の交響
的レパートリー。

CR 140 \1480
バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV988
イリーナ・ザハレンコワ(ピアノ)
録音:データ記載なし
イリーナ・ザハレンコワはエストニア(生まれはロシア)を代表する若手ピアニ
ストの一人。フォルテピアノ、チェンバロ、オルガンも演奏します。エストニ
ア音楽アカデミー、シベリウス・アカデミー(フィンランド)で学び、2006年の
第15回ヨハン・セバスティアン・バッハ国際コンクール(ライプツィヒ)ピアノ
部門第1位入賞。




<MELODIYA>
MELCD 1001790 5枚組 \5200
グラズノフ(1865-1936):交響曲全集
第1番ホ長調 Op.5/第2番嬰ヘ短調 Op.16
第3番ニ長調 Op.33/第4番変ホ長調 Op.48
第5番変ホ長調 Op.55/第6番ハ短調 Op.58
第7番ヘ長調 Op.77/第8番変ホ長調 Op.83
ソヴィエト国立文化省交響楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
録音:1983-1985年

MELCD 1001797 3枚組 \4450
プロコフィエフ(1891-1953):交響曲全集
第1番ニ長調「古典交響曲」Op.25/第2番ニ短調 Op.40
第3番ハ長調 Op.44/第4番ハ短調 Op.47/第5番変ロ長調 Op.100
第6番変ホ長調 Op.111/第7番嬰ハ短調「青春」Op.131
モスクワ放送交響楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
録音:1965-1967年

MELCD 1001805 \1550
ハチャトゥリアン・コンダクツ・ハチャトゥリアン Vol. 2
ハチャトゥリアン(1903-1978):
ピアノ協奏曲(*)/ヴァイオリン協奏曲(+)
ニコライ・ペトロフ(ピアノ(*))
ソヴィエト国立交響楽団(*)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン(+))
モスクワ放送交響楽団(+)
アラム・ハチャトゥリアン(指揮)
録音:データ未詳

MELCD 1001806 2枚組 \2980
スクリャービン(1872-1915):ピアノ・ソナ全集
第1番ヘ長調 Op.6/第2番嬰ト短調「幻想ソナタ」Op.19
第3番嬰ヘ短調 Op.23/第4番嬰ヘ短調 Op.30
第5番 Op.53/第6番 Op.62/第7番「白ミサ」Op.64
第8番 Op.66/第9番「黒ミサ」Op.68/第10番 Op.70
イーゴリ・ジューコフ(ピアノ)
録音:データ未詳

MELCD 1001807 \1550
タネーエフ(1856-1915):カンタータ第2番「詩篇の朗読」Op.36
アデリーナ・コズロワ(ソプラノ)
ライサ・コトーワ(メゾソプラノ)
ユーリー・アントーノフ(テノール)
ユーリー・ベロクリンキン(バス)
アレクサンドル・ユルロフ記念ロシア共和国立合唱団
ユーリー・ウーホフ(合唱指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1977年

MELCD 1001811 3枚組
チャイコフスキー(1840-1893):オペラ「チャロデイカ」
オレグ・クレーノフ、リュドミラ・シモノワ、レフ・クズネツォフ、
エフゲニー・ウラディミロフ、ニーナ・デルビーナ、ボリス・ドブリン、
リンマ・グルシコワ、ピョートル・グルボキー、ガリーナ・モロツォワ、
ウラディーミル・マーホフ、セルゲイ・ストルカチェフ、レフ・エリセーエフ、
ウラディーミル・マトーリン、アンドレイ・ソコロフ、
ヴィクトル・リビンスキー(キャスト)
モスクワ放送合唱団&管弦楽団
ゲンナジー・プロヴァトロフ(指揮)
録音:1978年

MELCD 1001724 \1550
【未案内旧譜】
ロシアの前衛音楽
デニソフ(1829-1996):絵画(管弦楽のための)
グバイドゥーリナ(1931-):オフェルトリウム(ヴァイオリン協奏曲)(*)
シュニトケ(1934-1998):国勢調査リスト
デニソフ、グバイドゥーリナ、シュニトケ:行進曲(管弦楽のための)
オレグ・カガン(ヴァイオリン(*))
ソヴィエト国立文化省交響楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
録音:1982年4月15日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ

MELCD 1001747 \1550
【未案内旧譜】
5-13世紀アルメニアの教会音楽
メスロプ・マシトツ(15世紀)、サーク・パルテフ(5世紀)、
モフセス・ホレナツィ(5世紀)、ステパノス・シュネツィ(5世紀)、
コミタス・アフツェツィ(7世紀)、アナニア・シラカツィ(7世紀)、
サーク・ゾラポレツィ(7世紀)、グリゴル・ナレカツィ(10世紀)、
ネルセス・シノラリ(12世紀)、ネルセス・ランブロナツィ(12世紀)、
ヴァルダン・アラヴェルツィ(13世紀)、アコプ・クラエツィ(13世紀)の作品
(全18曲)
タガラン(アルメニア古楽アンサンブル)
エルヴァンド・アルカニアン(編曲、指揮)
録音:1990年




<OLYMPIA>
MKM 248 \1480
ロシア音楽名鑑 作曲家 Vol.1
グリンカ(1804-1857):
オペラ「イワン・スサーニン」から 栄光
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
アレクサンドル・メリク=パシャーエフ(指揮)
旅の歌  アレクサンドロフ・アンサンブル
私はすばらしい時を覚えている  セルゲイ・レメシェフ(テノール)
ボロディン(1833-1887):オペラ「イーゴリ公」から ポロヴェツ人の踊り(前半)
バーミンガム市交響合唱団&交響楽団 セルジュ・コミッショーナ(指揮)
バラキレフ(1836-1910):イスラメイ(幻想曲)  
アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ)
ムソルグスキー(1839-1881):
オペラ「ホヴァーンシチナ」から モスクワの川の夜明け
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団 ワシーリー・ネボリシン(指揮)
オペラ「ボリス・ゴドゥノフ」から 農民蜂起の合唱
アレクサンドロフ・アンサンブル
チャイコフスキー(1840-1893):
交響曲第5番ホ短調 Op.64 から 第4楽章
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
バレエ「眠れる森の美女」から ワルツ
モスクワ新フィルハーモニー管弦楽団 ウラディーミル・ポンキン(指揮)
「四季」から 11月  ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
騒がしい舞踏会で(ロマンス)
アレクセイ・マルティノフ(テノール)
アリストトレ・コンスタンティニーディ(ピアノ)
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
交響組曲「シェエラザード」から 若い王子と王女
ロンドン交響楽団 エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
オペラ「雪娘」から レルの第3の歌 
エリク・クルマンガリエフ(男性アルト)
マールイ交響楽団 ウラディーミル・ポンキン(指揮)
たなびく雲は薄くなり(ロマンス)
リーナ・ムクルチアン(アルト) エフゲニー・タリスマン(ピアノ)

MKM 254 \1480
懐かしのタンゴ
Chernye Glaza,(Black eyes),(Yu. Morfessi)
Esli mozhesh', prosti,(If you can forgive me),(I. Jurjeva)
Utomlennoe solnce,(Burnt by the Sun),(P. Mihajlov)
Kumparsuta,(Orchestra)/ Osen',(Autumn),(V. Kozin)
Byloe uvlechenie(K. Shulzhenko)/ Tat'yana,(Tatyana),(P. Leschenko)
Tvoye imya,(Your name),(Orchestra)/ Tango "Magnoliya"(A. Vertinskij)
Cyganskaya skripka,(Gypsy Violin),(M. Milva)/ Mama,(V. Kozin)
Paloma(La Paloma),(Orchestra)/ Dozhd' idet,(It's raining),(I.
Sugavara)
Ujedinennyj ugolok,(Orchestra)
Skazhite, pochemu,(Tell me why ),(P. Leschenko)
Do Svidaniya, lyubimy,(Goodbye my dear),(Orchestra)
Lunnaya rapsodiya,(Monthly rhapsody),(L. Utesov)/ El'choklo,(K.
Valente)
Druzhba,(Friendship),(V. Kozin)/ Bryzgi shampanskogo(Orchestra)
Sinyaya rapsodiya,(Blue Rhapsody ),(P. Leschenko)
Dlya tebya,(For you),(Orchestra)/ Revnost',(Jealousy),(Orchestra)
Tayna(Secrets),(L. Utesov)
Moyo poslednee tango,(My last tango),(P. Leschenko)
Ljublju,(Love),(G. Vinogradov)/ Grezhu o tango(Orchestra)
Ancient Tango / Various Performers

MKM 257 \1480
戦線のロシア歌謡曲集
Svyacshennaya vojna(The Sacred War),(Alexandrov Ensemble)
Ogonek(Small light),(Alexandrov Ensemble)
Siniy platochek,(The blue kerchief ),(K. Shulzhenko)
Proshanie slavyanki,(Alexandrov Ensemble)
Pesnya artilleristov,(Alexandrov Ensemble)
Oj, tumany moi, rastumany,(Choir name of Pjatnickogo)
Dnem i nochyu,(Day and night ),(L. Utesov)/ Mahorochka,(V. Kozin)
Moia liubimaia,(My beloved),(Alexandrov Ensemble)
V zemlyanke,(L. Ruslanova)/ Temnaya noch'(A Dark Night),(M. Bernes)
Vecher na reide,(Evening in the roadstead ),(Alexandrov Ensemble)
O chem ty toskuesh', tovarish moryak,(L. Utesov)
Smuglyanka,(Alexandrov Ensemble)/ Soldatskiy vals,(L. Utesov)
Peshya frontovogo shofiora(Song of a front truck driver),(M. Bernes)
Eh, dorogi,(Alexandrov Ensemble)/ Mishka-odesit,(L. Utesov)
Davay zakurim,(K. Shulzhenko)
Proshyayte, skalistye gory,(Alexandrov Ensemble)
Pesnya voennyh korrespondentov,(L. Utesov)
Pora v put'-dorogu,(Alexandrov Ensemble)/ Katyusha,(L. Ruslanova)
Doroga na Berlin(Road on Berlin),(L. Utesov)
Zashel Ya v chudny kabachok,(Alexandrov Ensemble)
Gde zhe vy teper', druz'ya odnopolchae,(K. Shulzhenko)
Popular Songs of Front / Various Performers





●イタリアのレーベル 未案内旧譜情報

<NIREO>
NIREO 001/2 2枚組 \4900
エットレ・ポッツォーリ(1873-1957):
中難易度の練習曲集(31曲;1918)/牧歌
早い動作の練習曲集(27曲;1941)
リバットゥータ練習曲集(16曲;1935)
海の反映(3楽章;1929)
フランチェスコ・リベッタ(ピアノ)
録音:2005年1月24、31日、ナルド(イタリア、レッチェ県)
エットレ・ポッツォーリはイタリア、ミラノ近郊のセレーニョに生まれたピア
ニスト・作曲家で、ミラノ音楽院の名教師。ピアノのための優れた教本や練習
曲集で知られ、彼の名を冠したエットレ・ポッツォーリ国際ピアノ・コンクー
ルが1959年から隔年で開催されています。

NIREO 003/5 3枚組 \4900
リスト(1811-1886):12の交響詩(2台のピアノのための)
「山の上で聴いたこと」(C)/「タッソ-嘆きと勝利」(R)
「前奏曲」(Sa)/「オルフェウス」(G)/「プロメテウス」(Sa)
「マゼッパ」(N)/「英雄の嘆き」(So)/「ハンガリー」(E)
「ハムレット」(C)/「フン族の戦い」(P)/「理想」(R)
フランチェスコ・リベッタ(ピアノ)
マッテオ・チステルニーノ(ピアノ(C))
レナート・リッツェッロ(ピアノ(R))
シピオーネ・サンジョヴァンニ(ピアノ(Sa))
ジュリアーノ・グラニーティ(ピアノ(G))
ルイジ・ニコラルディ(ピアノ(N))
ヴァネッサ・ソトジュ(ピアノ(So))
ラーラ・エシェルシオール(ピアノ(E))
ヴァレンティーナ・パレンテーラ(ピアノ(P))
録音:2005年3月21-22日、レッチェ(イタリア)、パイジェッロ劇場、ライヴ
リスト自身の編曲による2台ピアノ版交響詩全曲演奏会における収録。フラン
チェスコ・リベッタと共演しているのはレッチェのティート・スキーパ音楽院
で彼に学ぶ生徒たちです。

NIREO 007 \2450
ランチェスコ・リベッタ ライヴ・イン・フォートローダーデール
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575頃-1647):ガリアルダ第2番
レオナルド・レーオ(1694-1744)/フランチェスコ・リベッタ編曲:
オペラ「愛は苦悩を望む」より カンツォーネ・ア・ディスペット
モーツァルト(1756-1791):
パイジェッロのオペラ「哲学者気取り」の主題による6つの変奏曲ヘ長調 K.398
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第14番「月光」Op.27 No.2
ショパン(1810-1849):夜想曲変ニ長調 Op.27 No.2
リスト(1811-1886):「巡礼の年 第2年 追加 ヴェネツィアとナポリ」から
カンツォーネ(ロッシーニのカンツォーネによる),タランテッラ
シューマン(1810-1856):アルバムの綴り
チャイコフスキー(1840-1893)/リスト編曲:
オペラ「エフゲニー・オネーギン」より ポロネーズ
ショパン/ジョヴァンニ・ズガンバーティ(1841-1894)編曲:リトアニアの歌
イグナツィ・フリードマン(1882-1848):
ウィーン舞曲第1番(エドゥアルト・ゲルトナーの主題による)
フランコ・アルファーノ(1875-1954)/P.Mijic編曲: Se taci...
フランチェスコ・リベッタ(ピアノ)
録音:2003年12月13日、フォートローダーデール(合衆国、フロリダ州)、
ブラワード舞台芸術センター、アマトゥーロ劇場、ライヴ




<PHOENIX CLASSICS>
PH 03913 \1980
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
エミリオ・アヴェルサーノ(ピアノ)
バカウ・ミハイル・ジョラ・フィルハーモニー管弦楽団
オヴィディウ・バラン(指揮)
録音:2002年12月20日、ミラノ音楽院、ヴェルディ・ホール、ライヴ




<MELODIYA>
※既にご案内済みの商品もございますが、価格変更(値下げ)もありますので
再度ご案内いたします。既にご注文をいただいているものも、新価格での
ご提供となります。

MELCD 1001787 \1550
ロシアの演奏芸術 
20世紀の伝説 ミハイル・アレクサンドロヴィチ(1917-2002)
バッハ(1685-1750)/グノー(1818-1893):アヴェ・マリア(*)
ハイドン(1732-1809):オラトリオ「天地創造」から ウリエルのアリア
モーツァルト(1756-1791):どうか、詮索しないでくれ(アリア)K.420
メユール(1763-1817):
オペラ「エジプトのヨセフ」第1幕 から ヨセフのアリア
ストラデッラ(1644-1682):あなたは私のため息
ジョルダーニ(1730-1806):カロ・ミオ・ベン
グルック(1714-1787):オペラ「パリスとヘレナ」第1幕 から アリア
ロッシーニ(1792-1686):スターバト・マーテル から アリア
ドニゼッティ(1797-1848):オペラ「愛の妙薬」から ネモリーノのアリア(+)
ダルゴムイシスキー(1813-1869):オペラ「ルサルカ(水の精)」から アリア(#)
ミハイル・アレクサンドロヴィチ(テノール)
ナタリア・グレーエワ(オルガン(*、無印)
オリガ・エルデーリ(ハープ(*))
モスクワ放送交響楽団(+/#)
レオニード・ピアティゴルスキー(指揮(+))
A・コワーレフ(指揮(#))
録音:1962年(*、無印)、1955年(+)、1952年(#)

MELCD 1001748 \1550
ロシアの演奏芸術 20世紀の伝説 ボリス・ゴリトシテイン(1922-1987)
メンデルスゾーン(1809-1847):ヴァイオリン協奏曲ニ短調(1822)(*)
ユーリー・コニュス(1869-1942):ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64(+)
オスカル・フェリツマン(1921-):ヴァイオリン協奏曲ホ短調(1962)(#)
ボリス・ゴリトシテイン[ゴルトシュタイン](ヴァイオリン)
モスクワ音楽院室内管弦楽団(*)
ミハイル・テリアン(指揮(*))
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(+)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮(+))
ソヴィエト国立交響楽団(#)
ナタン・ラフリン(指揮(#))
録音:1968年(*)/1962年(+/#)

MELCD 1001749 \1550
ロシアの演奏芸術 20世紀の伝説 アレクサンドル・ヨヘレス(1912-1978)
シューベルト(1797-1828):
アダージョ ホ長調 D.612/メヌエット イ長調 D.334
メヌエット ホ長調 D.335/メヌエット嬰ハ短調 D.600
10のエコセーズ; D.145、299、421、697、735、781、977 から
アレグレット ハ短調 D.900, D.348(アレクサンドル・ヨヘレス校訂)
シューマン(1810-1856):
劇付随音楽「マンフレッド」Op.115 より 2つの断章; 木立ちの影,
高山の妖精
(アレクサンドル・ヨヘレス編曲)
4つのピアノ曲(スケルツォ、ジグ、ロマンスと小フーガ)Op.32
ペダル・ピアノのための4つのスケッチ Op.58
クララ・ヴィークの主題による即興曲 Op.5
アレクサンドル・ヨヘレス(ピアノ)
録音:1960年代

MELCD 1001753 \1550
ロシアの演奏芸術 20世紀の伝説 ヤコフ・スロボトキン(1920-)
ドヴォルジャーク(1841-1904):チェロ協奏曲変ロ短調 Op.104(*)
グラズノフ(1865-1936):スペインのセレナード Op.20 No.2(+)
チャイコフスキー(1840-1893):ロココ風の主題による変奏曲イ長調 Op.33(#)
ヤコフ・スロボトキン(チェロ)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(*)
I・グズマン(指揮(*))
ラジオ放送委員会小管弦楽団(+)
A・コワーレフ(指揮(+))
ルーマニア放送交響楽団(#)
T・ニヤジ(指揮(#))
録音:データ未詳

MELCD 1001754 5枚組 \3750
チャイコフスキー(1840-1893):交響曲集
第1番ト短調「冬の日の幻想」Op.13/第2番ハ短調 Op.17
第3番ニ長調 Op.29/第4番ヘ短調 Op.36
第5番ホ短調 Op.64/第6番ロ短調「悲愴」Op.74
モスクワ放送交響楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
録音:1972、1974年

MELCD 1001760 \1550
ヴャチェスラフ・アルチョーモフ(1940-):レクイエム(1988)
インナ・ポリャンスカヤ、リューボフィ・シャルニーナ、
エレーナ・ブリュリョーワ(ソプラノ)
アレクセイ・マルティノフ(テノール)
ミハイル・ランスコイ(バリトン)
アンドレイ・アゾフスキー(ボーイソプラノ)
オレグ・ヤンチェンコ(オルガン)
アレクサンドル・スヴェシニコフ記念モスクワ合唱学校少年合唱団
ヴィクトル・ポポフ(合唱指揮)
カウナス国立合唱団
ペトラス・ビンギャリス(合唱指揮)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ドミートリー・キタエンコ(指揮)
録音:1989年

MELCD 1001775 2枚組 \2980
ダルゴムイシスキー(1813-1869):オペラ「ルサルカ(水の精)」(1856)
イワン・コズロフスキー(テノール:公爵)
ヴェロニカ・ボリセンコ(メゾソプラノ:公爵夫人)
アレクセイ・クリフチェニア(バス:粉屋)
エフゲーニャ・スモレンスカヤ(ソプラノ:ナターシャ[ルサルカ])
マルガリータ・ミグラウ(ソプラノ:オリガ)
イワン・スコプツォフ(バス:仲人)
ヴェーラ・トゥマノワ(ソプラノ:小さな水の精)
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:データ未詳




●スペインのレーベル 未案内旧譜情報
<LIMIT>
RTAC 001 2枚組 \3150
J・S・バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV846-869
レオノラ・ミラ(ピアノ)
録音:1987年11月、バルセロナ、アルベルト・ムラレダ・スタジオ

RTAC 003 \2080
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲ハ長調 Op.56(*)
華彦鈞(1893-1950)/呉祖強(1927-):二泉映月
レオノラ・ミラ(ピアノ(*))
ペドロ・レオン(ヴァイオリン(*))
ペドロ・コロストラ(チェロ(*))
中国中央交響楽団
韓中杰(指揮)
録音:北京、時期記載なし
指揮者名の氏(姓)は日本語環境では正確に表記できないため「韓」を当てまし
た。

RTAC 004 \2080
モーツァルト(1756-1791):
弦楽五重奏曲第2番ハ短調 K.406
弦楽四重奏曲第4番ト短調 K.516
ベルリン弦楽五重奏団
デトレーフ・グレフェスミュール(第1ヴァイオリン) 
フアン・パストル(第2ヴァイオリン)
ホルスト・シュプレンガー(第1ヴィオラ) ラルフ・コズベク(第2ヴィオラ)
ミヒャエル・フッスラ(チェロ)
録音:1987年、ブレーメン(ドイツ)

RTAC 007 \2080
ラヴェル(1875-1937):
ピアノ協奏曲ト長調(*)/左手のためのピアノ協奏曲ニ長調(*)
亡き王女のためのパヴァーヌ
レオノラ・ミラ(ピアノ)
モンテカルロ国立オペラ管弦楽団(*)
ピエール・コロンボ(指揮(*))
録音:モンテカルロ(モナコ)、Ancien Casino Alcazar、時期記載なし、ADD

RTAC 008 \2080
ドビュッシー(1862-1918):ピアノのために/版画
レオノラ・ミラ:
カタルーニャのベレンゲル伯爵の宮廷の情景 Op.39
華麗なロンド Op.20 No.2/夜想曲 Op.23 No.2/トッカータ Op.32 No.1
レオノラ・ミラ(ピアノ)
録音:バルセロナ、アルベルト・ムラレダ・スタジオ、時期記載なし

RTAC 011 \2080
J・S・バッハ(1685-1750):
4台のピアノと弦楽のための協奏曲イ短調 BWV1065(*/+/#)
2台のピアノと弦楽のための協奏曲ハ短調 BWV1062(*)
3台のピアノと弦楽のための協奏曲ニ短調 BWV1063(*/#)
2台のピアノと弦楽のための協奏曲ハ短調 BWV1060(+)
レオノラ・ミラ(ピアノ)
ペドロ・カルボネ(ピアノ(*))
ベルナト・デルテイ(ピアノ(+))
アレス・アルテガ(ピアノ(#))
アラスカ・アークティック室内管弦楽団
ゴードン・ライト(指揮)
録音:フェアバンクス(合衆国アラスカ州)チャールズ・W・デイヴィス・コンサ
ートホール、
時期記載なし

RTAC 013 2枚組 \3150
ベートーヴェン(1770-1827):弦楽五重奏曲ハ長調 Op.29
レオノラ・ミラ:ピアノと弦楽のための協奏曲「左手のための」Op.46(*)
ドヴォルジャーク(1841-1904):弦楽五重奏曲第3番変ホ長調 Op.97
レオノラ・ミラ(ピアノ(*))
ベルリン弦楽五重奏団
デトレーフ・グレフェスミュール(第1ヴァイオリン) 
フアン・パストル(第2ヴァイオリン)
ホルスト・シュプレンガー(第1ヴィオラ) ラルフ・コズベク(第2ヴィオラ)
ミヒャエル・フッスラ(チェロ)
録音:ベルリン、聖マタイ福音教会、時期記載なし




<BMG ARIOLA>
74321215742 \3150
【高価格帯】
グレゴリオ聖歌によるミサ
Missa de la Madre de Deu IX / Missa Dominical d'Advent i Quaresma XVII
Missa Ferial d'Advent i Quaresma XVIII
Cants del Celebrant i dels Ministres de l'Altar. Respostes dels Fidels
Missa dels Fidels / Missa Dominical XI / Missa Pascual I
モンセラト修道院修道士聖歌隊
ウディロ・クニイ(指揮)
録音:データ記載なし (P)1994
BMG ARIOLA(SONY SPAIN)のカタログでは廃盤ですが、モンセラト修道院での販
売用として在庫がわずかに残っているようです。コレクター向けの稀少品とし
てご案内いたします。





<DISCMEDI>
TVC-CD 1018-03 \3150
【高価格帯】
モンセラト修道院聖歌隊が歌う
ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):主をたたえよ、僕(しもべ)らよ
パブロ・カザルス(1876-1973):私は色黒
メンデルスゾーン(1809-1847):私は主を待ち望んでいた
ブラームス(1833-1897):アヴェ・マリア
パブロ・カザルス:小姓の合唱(生誕)
ミヒャエル・ハイドン:マニフィカト
アンジェル・ロダミランス(1874-1936):神の御母
シューベルト(1797-1828):大ハレルヤ D.442
イレネウ・セガラ(1917-2005):カニグ山
シューベルト:自然における神 D.757
ウディロ・マリア・プラナス(1925-):カニグ
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):主に歓呼せよ
フォーレ(1845-1924):恩寵の御母マリア
フランセスク・シビル(1895-1990):鳥の歌
アントニ・ニコラウ(1858-1933):あなたはモレネータ(黒いマリア像)
モンセラト修道院聖歌隊
ジョルディ=アグスティ・ピケ(指揮)
録音:1998年5月11-13日、モンセラト修道院(スペイン)
TVC DISC(カタルーニャ・テレビ放送傘下)というレーベルで制作され
DISCMEDIが配給していたCD。DISCMEDIのカタログでは廃盤ですが、モンセラト
修道院での販売用として在庫がわずかに残っているようです。コレクター向け
の稀少品としてご案内いたします。




<UM> 新規扱い
UM-DC 93 \2250
トゥルテイへのオマージュ
ミケル・トゥルテイ(1802-1868):鍵盤楽器のための作品集
前奏曲
第1番ト短調/第2番ヘ長調/第3番変ロ長調/第4番ホ短調
第5番ホ短調/第7番ヘ長調/第8番ヘ長調/第9番ヘ長調
第10番ヘ長調
牧歌 ト長調/ハ長調/ニ短調/ニ長調
ソナタ ハ長調/ボレロのアリア
カルニセル氏のオペラ「アデーレ・ディ・ルジニャーノ」のシンフォニア
奉献/ポルカ ハ長調/ポルカ ヘ長調
マリア・ビクトリア・ラサリェ(ピアノ)
録音:データ記載なし (C)(P)2004
スペインでは比較的よく見られる、レーベル名も規格番号表記も持たないCDを
ご案内いたします。便宜的に「DD」をレーベル名、「DD *****」を規格番号と
して管理いたします。コレクター向けの稀少高価格商品です。

DD 00227 \2250
植民地ハバナの教会音楽
18-19世紀、ハバナ大聖堂とメルセド教会のための作品集
カイェタノ・パゲラス:レクイエム
フランシスコ・デ・アシス・マルティネス:
万霊祭の行列のためのレスポンソリウム集 から
Credo / Qui Lazarum / Domone quando veneris / Memento mei /
Libera me
ホセ・ロサリオ・パチェコ:サルヴェ・レジナ/スターバト・マーテル
カイェタノ・パゲラス:復活の朝のためのレスポンソリウム集 から
Angelus Domini / Cum transisse
アルス・ロンガ古楽アンサンブル
録音:1999年2月、ハバナ(キューバ)

DD 00229 \2250
スペイン、ポルトガルとラテンアメリカの鍵盤音楽(15-17世紀)
[室内用オルガン]
アントン・デ・アルミホ(1480?-?):4声の小品
アントニオ・デ・バエナ(1500?-?):サンクトゥス
フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):優しいマリア
ディエゴ・オルティス(1510?-1575?):「おお、幸せなわが目」によるグロサ
フランシスコ・フェルナンデス・パレロ(1520-1597):
ティエント「Super Filomena」
不詳:歌の主題によるファンタジア/Hic solus
[チェンバロ]
フアン・ガルシア・デ・バスルト(1477?-1547):
力ある者をその座から引き降ろし
フランシスコ・デ・ペニャロサ(1470?-1528):4声の小品
不詳:パンジェ・リングァ/パバニリャス[Pavanillas]/サラマンカ
アントニオ・カレイラ(1520?-1587?):ファンタジア第1旋法
フランシスコ・デ・ソト(1500?-1564):ティエント第6旋法
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):サルヴェ・レジナ(第2部)
不詳/アントニオ・デ・カベソン:ベルシリョ[Versillo]/3声の賛歌
[室内用オルガン]
エリオドロ・デ・パイヴァ(1502-1552):4声の作品第5旋法
不詳:ロマンセ
ガスパル・フェルナンデス(1566?-1629):4声のベルソ
ガスパル・フェルナンデス/アントニオ・バシエロ編曲:
Si nos emprestara hoy Dios(ビリャンシコ)
Pues el gusta abra hoy vida(ビリャンシコ)
不詳(インディオ):4声の小品/4声の舞曲
不詳(インディオの語の題を持つ小品):Mammorato Xibini
同:Dios Ramahu(アントニオ・バシエロによりグロサとして補筆完成)
セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1627):サルヴェ・レジナ
フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1653):
テェイント・デ・ティプレ第9旋法
無原罪の御懐胎の単旋律聖歌による3つのグロサ
[クラヴィコード]
不詳:第1旋法(の作品)
アントニオ・デ・カレイラ:ティエント第1旋法
アントニオ・バシエロ(室内用オルガン、チェンバロ、クラヴィコード)
録音:1994年3月30日-4月3日、バリャドリド大学講堂(スペイン)

<レグルス創立10周年企画-ジョスカン・デ・プレ/ミサ曲全集第2集>
レオナルド・ダ・ヴィンチと同時代に活躍し、マルティン・ルターも絶賛し
たルネサンスを代表する天才作曲家が残した18曲のミサ曲全集

RGCD1029 \2625
ミサ《フェラーラ公エルコレ》ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲全集第2集 
ミサ《フェラーラ公エルコレ》Missa Hercules dux Ferrariae
ミサ《ラソファレミ》Missa La sol fa re mi
ヴォーカル・アンサンブル カペラ vocal ensemble Cappella
音楽監督:花井 哲郎
録音: 2010年4月12-15日 北の大地美術館(北海道・中札内村)
本格的な中世・ルネサンス専門のヴォーカル・アンサンブル カペラの第6弾
(レグルスレーベルでは第5作目)。ヴォーカル・アンサンブル カペラによる
ジョスカンのミサ曲集第2集は、ルネサンス文化花開くイタリアの都市にちな
んだミサ。2曲ともドレミの音名を使った短いモチーフを繰り返し用いながら、
驚くほど多様な夢幻の世界を繰り広げていく名作。繊細で深みのある表現に
よって、その魅力を余すところなく歌い尽くしたアカペラ演奏の極致。
2021年のジョスカン没後500年を記念する企画。今後4年間でCD全10枚(予定)
をリリース、全曲録音完成を目指します。