<クラシック・輸入盤新譜情報 10-09
 
コメントはメーカー案内書より抜粋です

<Deutsche Grammophon>
4778779 \1850
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調Op.23
リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調S.124
アリス=紗良・オット(ピアノ) 
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:トーマス・ヘンゲルブロック
録音:2009年11月 ミュンヘン
21歳の新鋭女流ピアニストの初の協奏曲録音がようやく輸入盤でも登場!
2009年11月にミュンヘンで行った公演から、チャイコフスキー「ピアノ協奏
曲第1番」をライヴ収録。これに、リスト「ピアノ協奏曲第1番」のセッショ
ン録音をカップリングしてお届けします。どちらの協奏曲も、日本公演で過
去に何度も取り組んだ得意のレパートリーなので、思い切りのよい強靭なタッ
チ、華麗なテクニック、そして、表現者としての強い意志で個性的な演奏を
披露してくれることでしょう。

4778771 2枚組 \2800
シマノフスキ:
CD1
1.ヴァイオリン協奏曲第1番Op.35
2.交響曲第3番Op.27《夜の歌》
CD2
交響曲第3番」のリハーサル
インタビュー(英語/ドイツ語/フランス語)
ハードカヴァー豪華盤
クリスティアン・テツラフ(1:ヴァイオリン)
スティーヴ・ダヴィスリム(2:テノール)
フォルクハルト・シュトイデ(2:ヴァイオリン)
ウィーン楽友協会合唱団(2)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ピエール・ブーレーズ
録音:2009年6月13-15日(CD1‐1)、2010年3月19-21日(CD1‐2) 
ムジークフェラインザール、ウィーン
ブーレーズのシマノフスキ録音が待望の初登場です!無調的な響きやフランス
印象主義風の異国情緒、そしてストラヴィンスキーをも連想させる豪華絢爛で
原色的な管弦楽法で描かれた「交響曲第3番」を収録。テノールと合唱によっ
て歌われるテキストは、ペルシアの神秘主義の詩人ルーミーの作品のドイツ語
訳に基づいて、ミチヌスキがポーランド語に翻訳したものです。カップリング
の「ヴァイオリン協奏曲第1番」では、02年のブーレーズ&ロンドン響の来日
公演でもソリストを務め大好評を博した名手テツラフを擁しており、切れ味の
鋭い名演が期待されます。それにボーナスCDでは、
ブーレーズがシマノフスキへの敬愛を語った貴重なインタビュー
もお楽しみいただけます。

4778797 \1850
ドラムス・オン・チャント
1.イントロイトゥス《見よ、王なる主が来たまえり》
2.イントロイトゥス《主、我に言いたまえり》
3.コンムニオ《聖なるものの輝きの中で》
4.キリエXIV
5.サンクトゥスXIV
6.アニュス・デイXIV
7.アンティフォナ《我ら御身の十字架を礼拝し》
8.復活の生け贄に
9.コンムニオ《我らが過越の小羊、キリストは生け贄となりたまえり》
10.アレルヤI《神は天に昇りたまえり》
11.コンムニオ《主に向かいて歌え》
12.セクエンツァ《聖霊よ、来りたまえ》
マーティン・グルビンガー(パーカッション)
ベネディクト派ミュンスターシュヴァルツァハ修道院聖歌隊
録音:1981年1-6月、2010年5-6月
オーストリア出身の鬼才パーカッショニスト、マーティン・グルビンガーの
DGデビュー盤。今年8月に行われるアンドリス・ネルソンズ指揮バーミンガム
市交響楽団とのヨーロッパ・ツアーに合わせてリリースされる当盤は、パー
カッション音楽とグレゴリアン聖歌という、グルビンガーらしい選曲と妙技
に注目が集まっています。今後も、彼自身の立案による世界各地の打楽器音
楽を取り入れたプロジェクト「The Percussive Planet」もDVDリリースが予
定されています。

4778764 \1850
コジェナー/愛の手紙
1.ヴィターリ:オ・ベイ・ルミ/2.インディア:つれないアマリルリ/3.モン
テヴェルディ:苦しみが甘美なものならば/4.カッチーニ:お聞き、かの甘き
歌を/5.ブリチェンコ:キャラヴァン・シャコンヌ/6.メルーラ:子守歌によ
る宗教的カンツォネッタ/7.サンス:カナリオス/8.インディア:マ・ケ?/
9.マリーニ:コン・レ・ステレ・イン・チャイル/10.カプスベルガー:幸せな
グル・アニーミ/11.マック:カプリッチョ・ストラヴァガンテ/12.カプスベ
ルガー:僕のアウリッラ/13.インディア:穏やかな微風は戻る/14.フォスカ
リーニ:シャコンヌ/15.ストロッツィ:恋するエラクレイト/16.ルイス・デ
・リバイアス:エスパニョレタス/17.メルーラ:そんな風に思うなんて
マグダレナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ)
プリヴァーテ・ムジケ(リーダー:ピエール・ピツル)
録音:2009年9 月29日-10月4日  ニコライザール、ポツダム
名花コジェナーの新作はイタリア初期バロック・アリア集。モンテヴェルディ
や彼の同時代に活躍した作曲家たちの有名曲や知られなる名曲をバランスよく
配置した17曲を収録してあります。ピエール・ピツル率いるプリヴァーテ・ム
ジケも絶妙なバランスのアンサンブルを聴かせてくれ、コジェナーの歌唱をよ
り一層引き立てています。

4778464 3枚組 \3750
ペルゴレージ・コレクション
CD1
1.スターバト・マーテル ヘ短調
2.ヴァイオリン協奏曲変ロ長調
3.サルヴェ・レジーナ ハ短調
CD2
1.聖エミディウスのためのミサ曲
2.サルヴェ・レジーナ ヘ短調
3.私は恥ずべき行いを‐私の歩みに誘導者はいらない
4.しもべらよ、主をたたえよ
CD3
1.主よ、我は御身に感謝し奉る
2.私の声を聞かず、私の顔を見ない者は
3.サルヴェ・レジーナ イ短調
4.主は、我が主に言いたまいぬ
ハードカヴァー豪華盤
ラヘル・ハルニッシュ(CD1‐1、CD2‐4、CD3‐2、4:ソプラノ) 
ユリア・クライター(CD1‐3、CD3‐1、2:ソプラノ) 
ヴェロニカ・カンジェミ(CD2‐3:ソプラノ)
サラ・ミンガルド(CD1‐1、CD2‐1-2:メゾ・ソプラノ) 
テレサ・ロマーノ(CD2‐4:メゾ・ソプラノ) 
ローザ・ボウ(CD3‐1:アルト) 
ジュリアーノ・カルミニョーラ(CD1‐2:ヴァイオリン)
スイス・イタリア語放送合唱団
モーツァルト管弦楽団、
指揮:クラウディオ・アバド
録音:2007年11月(CD1)、 ボローニャ
生誕300年を機に、その再評価と再認識に大きな寄与となるアバドのペルゴレ
ージ・プロジェクトが早くもBOX化!2009年度第47回レコード・アカデミー賞
声楽曲部門を受賞した静謐で美しい《スターバト・マーテル》から知られざ
る様々な名曲まで、ペルゴレージの魅力を存分に伝えてくれる3枚組です。



<Decca>
4782280 2枚組 \2680
シューマン:
1.ダヴィッド同盟舞曲集Op.6
2.幻想曲Op.17
CD 2=ボーナスCD:内田光子インタビュー(英語)
グラモフォン誌の編集長、ジェイムズ・ジョリー氏他による約30分にわたる
インタビューを収録。
Dame内田光子の音楽観を彼女自身の言葉で聞くことのできる貴重な記録です。
ハードカヴァー豪華盤仕様
限定盤ではありません
内田光子(ピアノ)
録音:2010年
内田光子の2枚目となるシューマン・アルバムがついに登場です!収録曲目は
《ダヴィッド同盟舞曲集》と《幻想曲》という、シューマン・ファンには人気
が高い初期作品集で、近年は指揮活動にも挑戦するなど、いっそうの深化を遂
げた内田ならではの高度な演奏を聴かせてくれます。今年の秋にはクリーヴラ
ンド管との来日公演も予定され、今後様々なところで露出も増えてくる内田光
子にご注目下さい。

4782371 2枚組 \2080
ブラーヴォ・パヴァロッティ
CD1
1.ヴェルディ:《仮面舞踏会》
- 恐らく彼女は到着している…永久に君を失えば
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
2.モーツァルト:《イドメネオ》K.366-海の外なる胸の内の海は
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ジョン・プリッチャード
3.プッチーニ:《ボエーム》-冷たい手を
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
4.ドニゼッティ:《愛の妙薬》-何と彼女は美しい
イギリス室内管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
5.ヴェルディ:《リゴレット》
-風の中の…どうもあなたにはいつか…美しい恋の娘よ
ロンドン交響楽団 指揮:リチャード・ボニング
6.同:《エルナーニ》
-アラゴンの山中…故国を離れて…ああ、わが魂の憧れの君よ
ウェールズ国立歌劇場管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
7.同:《トロヴァトーレ》
-ああ、美しい人…たえなる音の清い波が…見よ、恐ろしい炎を
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
8.ドニゼッティ:《愛の妙薬》-人知れぬ涙
イギリス室内管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
9.レオンカヴァッロ:《道化師》-衣装を着けろ
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 指揮:ジュゼッペ・パターネ
10.ヴェルディ:《椿姫》-彼女と離れて…焼える心を/同-パリを離れて
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
11.プッチーニ:《蝶々夫人》-可愛がってくださいね
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
CD2
1.ヴェルディ:《アイーダ》-もし私がその戦士であったなら…清きアイーダ
ミラノ・スカラ座管弦楽団 指揮:ロリン・マゼール
2.プッチーニ:《ボエーム》-ああ、麗しの乙女
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
3.ドニゼッティ:《ランメルモールのルチア》
-わが祖先の墓よ…もうじきあの人知れぬ墓が
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
4.プッチーニ:《マノン・レスコー》-見たこともない美人!
メトロポリタン歌劇場管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン
5.ヴェルディ:《マクベス》-おお,我が子たちよ…お前たちを守る父の手は
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 指揮:ランベルト・ガルデッリ
6.プッチーニ:《トスカ》-妙なる調和/同-星は光りぬ
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 指揮:ニコラ・レッシーニョ
7.ヴェルディ:《ルイザ・ミラー》-静かな薄明かりの夕べに
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 指揮:ペーター・マーク
8.同:《オテロ》-すでに夜もふけた…死ぬなら死んでもよい
シカゴ交響楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
9.ジョルダーノ:《アンドレア・シェニエ》
-5月の晴れた日のように/同-貴女の側では…僕の悩める魂も
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 指揮:リッカルド・シャイー
10.ポンキエッリ:《ジョコンダ》-空と海
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 指揮:ブルーノ・バルトレッティ
11.ベッリーニ:《清教徒》-愛しい乙女よ
ロンドン交響楽団 指揮:リチャード・ボニング
12.プッチーニ:《トゥーランドット》
-泣くなリュウ!…ああ!父の願い/同-誰も寝てはならぬ
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ズービン・メータ
13.ドニゼッティ:《連隊の娘》-ああ!友よ、なんと楽しい日
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール) 他多数
録音:1967-92年
珠玉のスタジオ録音を多数集めた2枚組。不世出の名テノールの十八番はもち
ろん、ジョーン・サザーランド、ミレッラ・フレーニ、キリ・テ・カナワな
ど伝説的な名歌手との豪華共演もお楽しみいただけます。

4782558 \1850
バルトリ/ため息(ソスピーリ)【通常盤】
1.ヘンデル:棘はそっとして、薔薇をお取り
ルーヴル宮音楽隊 指揮:マルク・ミンコフスキ
2.ヴィヴァルディ:凍りついたようにあらゆる血管を
3.ジャコメッリ:妻よ、お前は私のことを知らない
4.カルダーラ:私はそうした良き牧人です
以上イル・ジャルディーノ・アルモニコ 指揮:ジョヴァンニ・アントニーニ
5.モーツァルト:恋とはどんなものかしら
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド
6.同:お手をどうぞ
7.同:ラウダテ・ドミヌム
以上サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
指揮:チョン・ミョンフン
8.ベッリーニ:
ああ!花よ,お前がこんなに早くしぼんでしまったのを見るなんて信じられ
ないわ
以上チューリヒ歌劇場“ラ・シンティッラ”オーケストラ
指揮:アレッサンドロ・デ・マルキ
9.ペルシアーニ:愛おしい日々よ
10.ベッリーニ:清らかな女神よ
11.ロッシーニ:今の歌声は/
以上チューリヒ歌劇場“ラ・シンティッラ”オーケストラ
指揮:アダム・フィッシャー
12.フランク:天使のパン
チンチア・マウリッツィオ(ハープ)ルイージ・ビオバーノ(チェロ)
ダニエーレ・ロッシ(オルガン)
13.フォーレ:ピエ・イエス/
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団 指揮:チョン・ミョンフン

4782249【豪華盤】 2枚組 \2800
CD1
※上記と同内容の13曲を収録
CD2=ボーナスCD:バルトリの愛唱歌を集めた貴重な初期録音集
1.J.S.バッハ:《ロ短調ミサ》 BWV232 グロリア-主の右に座し
(録音:1998年―Remix)
2.モーツァルト:《証聖者の荘厳な晩課》K.339-ラウダテ・ドミヌム
(録音:1998年―Remix)
3.ロッシーニ:《スターバト・マーテル》-Fac ut portem Christi mortem
(録音:1995年)
4.J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア(録音:1998年―Remix)
5.ドゥルフレ:《レクイエム》-ピエ・イエス(録音:1998年―Remix)
6.フランク:天使のパン(録音:1997年―Remix)
7.フォーレ:《レクイエム》-ピエ・イエス(録音:1998年―Remix)
限定盤ではありません
チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ) 他多数
唯一無二の存在感を誇るメゾ・ソプラノの女王バルトリの十八番を集めた珠玉
のベスト盤が登場です。イタリア語で「ため息」を意味する「ソスピーリ」の
アルバム・タイトルは、豊かな表現力と美貌で知られる彼女らしい、秘めやか
で美しいネーミング。モーツアルト、ヘンデル、ベッリーニとロッシーニな
ど、珠玉のベルカントから、各紙で高い評価を得ているヴィヴァルディまで、
彼女がしばしば好んで取り上げる13曲のアリアがずらりと並んでいます。特
別盤のみに収録されている貴重な初期録音集はファン必聴です!



<Deutsche Grammophon>
2747439(CD+DVD) \2800 ※発売中止
スティング/シンフォニシティ【豪華限定盤】
CD
(通常盤+ボーナス・トラック 2曲*)
1.ネクスト・トゥ・ユー/2.イングリッシュマン・イン・ニューヨーク/
3.マジック/4.アイ・ハング・マイ・ヘッド/5.ユー・ウィル・ビー・マイ
・エイン・トゥルー・ラヴ/6.ロクサーヌ/7.ホエン・ウィー・ダンス/
8.エンド・オブ・ザ・ゲーム/9.君に夢中/10.黒い傷あと/11.シーズ・
トゥ・グッド・フォー・ミー/12.パイレーツ・ブライド/13.ホワイ・シュッ
ド・アイ・クライ・フォー・ユー*/14.ホェンエヴァー・アイ・セイ・ユア
・ネーム*
DVD
シンフォニシティ- EPK
1.イングリッシュマン・イン・ニューヨーク
2.アイ・ハング・マイ・ヘッド
3.ユー・ウィル・ビー・マイ・エイン・トゥルー・ラヴ
4.マジック
5.ネクスト・トゥ・ユー
初回限定版
ハードカヴァー豪華盤 60P 豪華ブック

2745321(アナログ盤) 2枚組 \3350
スティング/シンフォニシティ
Record 1: Side A
1.ネクスト・トゥー・ユー/2.イングリッシュマン・イン・ニューヨーク
/3.マジック
Record 1: Side B
4.アイ・ハング・マイ・ヘッド/5.ユー・ウィル・ビー・マイ・エイン・
トゥルー・ラヴ/6.ロクサーヌ
Record 2: Side A
1.ホエン・ウィー・ダンス/2.エンド・オブ・ザ・ゲーム/3.君に夢中
Record 2: Side B
4.黒い傷あと/5.シーズ・トゥ・グッド・フォー・ミー/6.パイレーツ・
ブライド/
ボーナストラック:マジック
スティング(ヴォーカル)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
2007年-08年にかけて23年ぶりのポリス再結成ツアーを行ったスティングが、
待望のニュー・アルバムを発表!DG3作目にあたる当盤は、映画音楽やロック
のオーケストラ・アレンジでも知られる英国の名門ロイヤル・フィルと共に、
ポリス時代やソロのヒット曲や代表曲を壮大なスケールで新たな色に染め直
した、荘厳で劇的なシンフォニック・ヴァージョンの「ベスト・オブ・ポリ
ス&スティング」。名門オケと再録音した《ロクサーヌ》《ネクスト・トゥ・
ユー》《マジック》といったポリス時代の代表曲や、ソロの名曲は、オリジ
ナルとは一線を画する、ロックとクラシックの新たな融合を目指すスティン
グらしい意欲作に仕上がっています。また、アルバム・タイトルを、ポリス
時代の大ヒット・アルバム『シンクロニシティー』に引っ掛けて、『シンフォ
ニシティ』としているあたりは、いかにも彼らしい洒落たネーミングと言え
るでしょう。




<Australian Eloquence>
4801819 3枚組 \2680
シャンソニエ・コルディフォルム(ハート形のシャンソン集)
CD1
1.コルディフォルム:今はもう悲しくて、ああ!と叫ぶばかり/2.同:神様はよ
くご存知/3.デュファイ:黄金のように美しく気高い聖母マリアよ/4.ペディ
ンガム:優しき奥方、どうか私を拾てないで/5.コルディフォルム:美わしい
装いの清らかな泉よ/6.同:ああ、さすらう光よ、ああ、きらめく星よ/7.ペ
ディンガム:おお 美しきバラよ、おお優しき我が心の君よ/8.コルディフォル
ム:清く、気高く、すべてを備えたお嬢様/9.同:私の大事な真珠、おお優しき
恋人よ/10.同:死よ、お慈悲を/11.同:命を終えてしまいたいの/12.同:ああ、
さすらう光よ、ああ、きらめく星よ/13.同:おお、恋する哀れな男たちよ
CD2
1.コルディフォルム:悲しみに落とされた男のように/2.レジス:もし私があな
たのものとなるのがお気に召すなら/3.コルディフォルム:先日 ある朝のこと
/4.同:私の銘は愛神に決めた/5.オケゲム:去年のある日すれ違った時/6.ギ
ゼゲム:私の愛しい女はあらゆる優れた才にたけ/7.ビュノワ:私の喜びは無い
というのも愚かなこと/8.デュファイ:あなたの評判、そしてあなたの高い名
声は/9.カロン:望むなら金十万エキュ也を/10.モートン:あなたを想い焦が
れて私は死ぬ/11.バルバンガン:私は快楽に見放された男/12.モートン:私は
今持っている以上のものをいつか持てるのだろうか/13.デュファイ:ありがた
いご褒美をいただいた僕として/14.バンスネ:運命の女神よ、そなたの虐い仕
打ちで/15.ビュノワ:安らかに死ねる恵みなどあるのだろうか
CD3
1.コルディフォルム:悲しみにくれる女のように/2.フライ:姿が見られぬよう
にただ一人離れて/3.オケゲム:口には笑みを湛え、胸の中では泣いている姿
/4.ベディンガム:私のただ一つの悦び、私の心にしみる楽しみ/5.コルディ
フォルム:想い乱れて涙にくれ 口は嘆きの声を洩らす/6.同:誠恋する者たち
を喜ばせる、誠の愛の神よ/7.同:ああ、私にはとても口に出す勇気がない/
8.同:今私は恋を失ってしまった/9.コルディフォルム:若い日の希望よ、さよ
うならと私は言う/10)コルディフォルム:私は本当に好運に恵まれていない/
11.同:力を尽してあなたに気に入られるようにしたい/12.同:ああ、いつか
もっと大きな喜びが持てるだろうか/13.同:訣れを告げる日のことを想えば
/14.あなたほどの方を私はまだ見たこともない/15.コルディフォルム:あの
美しい女のことを お知らせください
エマ・カークビー(ソプラノ) マーガレット・フィルポット(コントラルト)
ジョン・ヨーク・スキナー(カウンター・テナー) 
ジョン・エルヴィス(テノール) デイヴィッド・トーマス(バス) 
ルイス・ジョーンズ(フルート) フランシス・ケリー(ハープ) 
クリストファー・ペイジ(リュート) トレヴァー・ジョーンズ(フィドル) 
アリソン・クラム(フィドル) 
コンソート・オブ・ミュージック
指揮&リュート:アントニー・ルーリー
録音:1979年2-3月 ハムステッド
15世紀に書かれた多声世俗歌曲を集めた写本「シャンソニエ・コルディフォル
ム」に含まれる作品をすべて収録した3枚組。明るいメランコリーの影を漂わ
せつつ、ノスタルジックに黄昏た歌の世界をたっぷりお楽しみください。

4802143 \1180
田園の対話
1.ジョーンズ: ウィッザー・ランネス・マイ・スウィートハート/2.コーキ
ン: フライ・スウィフト・マイ・ソウト;ウィ・イエット・アグリー/3.ダ
ウラント:ソロウ・ステイ・ディ・ノット、ビフォア・ジィ・デイ‐モーン、
デイ・イズ・ウィズ・ダークネス/4.ジョンソン:アズ・ウィ・ウォークト・
フォース;ディス・レイト・アンド・コールド;シャロン、シャロン、オ・
シャロン/5.ロウズ: カム、マイ・ダフネ、カム・アウェイ;ヴァルカン、
オ・ヴァルカン、マイ・ラヴ/6.ディ・フォッジャ:ノン・ミリ・イル・ミオ
・ベル・ソーレ/7.ぺリ: アル・フォンテ、アル・プラト/8.ファルコニ‐
エーリI: ペルチェ・ピアンギ、パストラーレ/9.ディンディア: チェ・ファ
ライ・メリセオ‐クァル・フィエラ・ジー・フィデル/10.グランディ:サー
ジ・プロペラ・アミカ・ミア/11.ディンディア: オディ・クエル・ロジヌオ
ロ/12.ロヴェッタ: アクシデッテミ・プア、ベッラ・ティランナ/13.メル
ーラ: ノー、チオ・ノン・ミー・フィド
エマ・カークビー(ソプラノ) デイヴィッド・トーマス(バス) 
アントニー・ルーリー(リュート)
録音:1979年4月 ハムステッド
17世紀前半の牧歌的な二重唱曲を集めた作品集。可愛らしいカークビーと、力
強いが柔らかさと深みのあるトーマスのコントラストが絶妙です。

4802144 \1180 ※番号変更 4804144
愛の対話
1.バートレット私の愛しい人はどこへ/2.フェッラボスコ:残酷な美しいニン
フよ/3.同:話してください、恋人よ/4.モーリー:この闇夜を/5.フォード:
甘い胸を閉ざさないで/6.ローズ:キスのダイアローグ《あなたの楽しみの中
から》」/7.同:時と巡礼のダイアローグ《私は野を行く一人の老人》/8.ガ
リアーノ:凛々しい羊飼いよ/9.ディンディア:私の涙の洪水で/10.フェッラ
ーリ:フィレノとリデォイアのダイアログ《恋に落ちなさい》/11.同:恋人た
ちよ、教えて上げましょう/12.フォンティ:神様がお救い下さいますように、
羊飼いよ/13.モンテヴェルディ:凛々しい羊飼いよ
エマ・カークビー(ソプラノ) デイヴィッド・トーマス(バス) 
マーティン・ヒル(テノール) トレヴァー・ジョーンズ(フィドル)
コンソート・オブ・ミュージック
指揮&リュート:アントニー・ルーリー
録音:1979年6月 ハムステッド
イギリス古楽界を代表する3人の歌手が、「愛の対話」のもとに共演している
好企画。ルネサンス音楽のポリフォニーの時代が終わり、歌も詞もより現実的
なものへ変化してゆく約50年の音楽史を美しく味わっていただけるはずです。

4802300 \1180
カズンズ・リュート・ブック
1.作者不詳:マール・シームス/2.ロビンソン:スペイン風パヴァーヌ/3.作者
不詳:ジョン、来て、すぐキスして/4.ダウラント:ファンシー/5.同:涙のパ
ヴァーヌ/6.同:蛙のガリアード/7.バチェラー:パヴァーヌとガリアード/8.
作者不詳:前奏曲第6番/9.ローレンツィーニ:幻想曲/10.E.ロマーニ:練習曲
/11.ダニエル:ミストレス・アンネ・グレネ・ハー・リーヴス・ビー・グリー
ネ/12.作者不詳:パヴァーヌ/13.T.スミス:2つのガリアード/14.W.ホリス:
ジョン・ブルンデヴィレの最後の別れ
アントニー・ルーリー(リュート)
録音:1975年5月 サリー
1963年以来、ルーリーが16世紀のイギリスのリュート原稿を研究した成果を集
めた珠玉の1枚。各曲のユニークな装飾、味わい、そしてスタイルをご堪能頂
ける一枚です。

4801803 \1180
ダニエル:リュート歌曲集1606
1.内気なダフネは逃げた/2.願望がまだ海外にある彼/3.リュートを喜びとす
るように/4.ドスト、あなたの端麗を/5.あなたは何故そうできない/6.残酷
ですが留まってください/7.残酷ですが時間です/8.深い悲しみに覆われて/
9.私の目/10.私の全ての情熱を持って/11.どんなクロリスにも考えさせない
で/12.悲しい雰囲気は/13.いいえ、色彩の旋律をさせて/14.不確実なある
角/15じっと見て、もっと多く見えるように/16.私が門を閉められれば/17.
私は自覚なく死ぬ/18.彼らはどんな喜びを/19.現在の地球、空、空気
エマ・カークビー(ソプラノ) 
ジョン・ヨーク・スキナー(カウンター・テナー)
マーティン・ヒル(テノール) デイヴィッド・トーマス(バス)
トレヴァー・ジョーンズ(フィドル) ヤコブ・リンドベルイ(リュート)
コンソート・オブ・ミュージック
指揮&リュート:アントニー・ルーリー
録音:1978年5月 ハムステッド
ピーター・ワーロックが、「(あのダウラントも超える)最高のリュート作曲家」
と評したジョン・ダニエルのリュート歌曲を集めた1枚。繊細な歌声とリュー
トが織りなす至福のひとときをお届けします。

480445 \1180
ヴェルディ:オペラ・バレエ音楽作品集
1.ヴェルディ:《オテロ》-バレエ音楽(第3幕)
2. 同:《ドン・カルロ》-バッロ・デラ・レジーナ(第3幕)
3. 同:《シチリア島の夕べの祈り》-レ・クワトロ・スタジオーニ(第3幕)
4.レオーニ:祈りと剣
クリーヴランド管弦楽団
指揮:ロリン・マゼール(1-3) ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:リチャード・ボニング(4)
録音:1974年7月(1-3) クリーヴランド、1976年9月 ロンドン(4)
フランス・オペラの歴史は、1831年のマイアーベーア《悪魔ロベール》の成功
によって大きく転換し、以来、絢爛豪華で見ごたえのあるバレエ・シーンが必
ずと言っていいほど盛り込まれるようになりました。ヴェルディは当初、そう
いった方針に不満だったかもしれませんが、パリおよび国際的な成功と名声を
欲していた彼が結局はそれに従う形で、当時のパリジャンとパリジェンヌに贈
ったのが当盤に収録された3つのバレエ音楽です。今年、共に80歳の誕生日を
迎えるマゼールとボニングが70年代に残した高音質の名演でどうぞ。

4428644 \1180
ダーウィン市民のための歌
1.マコーミック:アドバンス・オーストラリア・フェア(管弦楽版)/2.オッフェ
ンバック:憲兵の二重唱/3.ヴェルディ:廷臣たちよ/4.同:ここで横におなり
になったら/5.同:別嬪さんよ、いつだったか…美しい恋の娘よ/6.ベッリー
ニ:2人ともよく眠っている!… お呼びになりまして、ノルマ?…一緒に連れ
てって… ご覧なさいノルマ、あなたの膝もとにいる可愛い子供たちを…そう、
残る生命を/7.作者不詳:ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン(管弦楽版)
ジョーン・サザーランド(ソプラノ) へザー・ベッグ(アルト) 
マルグレータ・エルキンス(メゾ・ソプラノ)
グラハム・クラーク(テノール) ルイス・キリコ(バリトン)
トム・マクダネル、クリフォード・グラント(バス)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:リチャード・ボニング
録音:1975年1月 ロンドン (ライヴ録音)
1974年のクリスマス・イヴに水害で大被害を被ったダーウィンの市民のため
に、巨匠ボニング&ロイヤル・フィルがコヴェントガーデンで行った感動の
チャリティ・コンサートが待望のCD化。コンサート自体はサザーランドの発
案によるもので、イギリスだけでなく、オーストラリアやニュージーランド
からも歌手を集め、英連邦の一体性も示した歴史的公演になりました。

4428629 2枚組 \1750
ジョン・ゲイ:《乞食オペラ》
出演:グラハム・クラーク(マット)
スタッフォード・ディーン(ロキット)
ジョン・ギブス(ジェミー)
マイケル・ホーダーン(プレイヤー)
キリ・テ・カナワ(ポリー)
アンジェラ・ランスバリー(ピーチャム夫人)
アルフレッド・マークス(ピーチャム、看守)
ワーレン・ミッチェル(乞食、上流階級)
ジェイムズ・モリス(マクヒース)
アン・マレー(ジェニー)
レジーナ・レズニック(トラップス夫人)
ロルフ・ジョンソン(フィルチ)
ジョーン・サザーランド(ルーシー)他
ロンドン・オペラ合唱団
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:リチャード・ボニング
録音:1981年3月 ロンドン
サザーランド、カナワら名歌手を豪華に揃えて臨んだボニンク指揮の新演出版
《乞食オペラ》。これまでの録音とは違い、2管編成のフル・オーケストラが
伴奏している「完全版」を実現しているのが聴きどころで、ボニングとサザー
ランドの最も評価が高い共演の一つに数えられています。長らくCDは絶版でし
たが、この度、初出時のライナーを忠実に再現し、中身同様、「完全版」で
お届けします。

<EMI CLASSICS>
CDS-9053352(CD+DVD) \3300 ※番号変更CDSW-9053352
リベラ/PEACE(ラグジュリーCD/DVDエディション)(限定盤)
好評発売中のPEACE通常盤(CDC-6264782)にボーナス・トラック5曲を加え
ミュージック・ヴィデオ5曲他のDVDによるディスク2枚セット、さらに18ヶ月
用カレンダー付きのラグジュリーなコンテンツ、ファンには見逃せない限定
パッケージ盤
ブリリアント・ボックスにCD/DVDを収納、カレンダーとあわせてスリップ・
ケース入り
CD
オリジナル13トラックに加え
1.Eternal Light
2.Lullaby(written by Billy Joel)
3.Going Home (ヴィデオ・ヴァージョン)
4.Have Yourself a Merry Little Christmas
5.Silent Night
DVD
1.Time
2.Deep Peace
3.Lullabye
4.Going Home
5.Libera
6.オフ・ショット他
7.EPK(プロモーション映像)より
18ヶ月(2011年1月-2012年6月)掲載の20Pカレンダー付き(表面にはリベラの写
真、裏面には歌詞テキストを印刷)
3つ折6P相当のポスター型ブックレット

CDS-6315142 2枚組 \1750
ザ・ヴェリー・ベスト・ナイジェル・ケネディ
鬼才、ナイジェル、クラシック&ジャズのベスト演奏を納めた2CD
CD1
1.ヴィヴァルディ:協奏曲 第3番 ヘ長調 作品8の3 RV293-第3楽章
w/イギリス室内管弦楽団 1989年3月録音
2.ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 作品26-第2楽章
w/イギリス室内管弦楽団、ジェフリー・テイト指揮 1987年12月録音
3.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV1042-第1楽章
w/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 2000年1月録音
4.ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
w/バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮 1997年7月録音
5.ブラームス:ハンガリア舞曲 第5番
w/イギリス室内管弦楽団 1998年6月録音
6.マスネ:タイスの瞑想曲
w/イギリス室内管弦楽団 1998年6月録音
7.ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61-第3楽章
w/ポーランド室内管弦楽団 2007年3月録音
8.ショパン:夜想曲 作品9の2
w/ポーランド室内管弦楽団、ヤチェク・カスプシク指揮 2006年6月録音
9.リムスキー=コルサコフ:くまんばちの飛行
w/イギリス室内管弦楽団 1998年6月録音
10.サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
w/イギリス室内管弦楽団 1998年6月録音
11.ウィリアム・クロル:バンジョーとフィドル
w/イギリス室内管弦楽団 1998年6月録音
CD2
1.ケニー・バレル:ミッドナイト・ブルー
w/ラッキー・ピーターソン(ハモンド B3)、
ロン・カーター(ダブル・ベース)、
ジャック・ディジョネット(ドラムス)、
ダニー・サドウニック(パーカッション)
2005年11月録音
2.バウォル/ケネディ/ククルバ/ラト:ククシュ
w/クローク 2002年12月録音
3.ニック・ドレイク:リヴァーマン
w/トマシュ・グルゼゴルスキ(ヴォーカル他)、
アダム・コワレフスキ(ヴォーカル他)、
クシシトフ・ジエジッチ(ヴォーカル他)、
クサントーネ・ブラック(パーカッション)
ボーイ・ジョージ(ヴォーカル)、ジョン・テミス(ギター) 2009年11月録音
4.ホレス・シルヴァー:ソング・フォー・マイ・ファザー
w/ケニー・ウェルナー(ピアノ)、ロン・カーター(ダブル・ベース)、
ジャック・ディジョネット(ドラムス)、
ダニー・サドウニック(パーカッション)
ジョー・ロヴァーノ(テナー・サクソフォン) 2005年11月録音
5.バウェル/ケネディ/ククルバ/ラト:ララバイ・フォー・カミラ
w/クローク 2002年12月録音
6.ケネディ:動物の謝肉祭
w/クサントーネ・ブラック(ヴォーカル)、
ナイジェル・ケネディ・クインテット
2007年11月録音
7.バウォル/ケネディ/ククルバ/ラト:ワン・ヴォイス
w/アブード・アブデラル(ヴァイオリン)、
クラレンス・レイブールド(パーカッション)、
クローク、クラコフ・フィルハーモニア合唱団 2002年12月録音
8.ケネディ:エンプティ・ボトル
トマシュ・グルズゴルスキ(ヴォーカル他)、
アダム・コワレフスキ(ヴォーカル他)
クシシトフ・ジエジッチ(ヴォーカル他)、
クサントーネ・ブラック(パーカッション)
2009年11月録音
9.ケネディ:Nice Bottle of Beaujolais, Innit?
ナイジェル・ケネディ・クインテット、
シルヴィア・ヴォジク(チェロ) 2007年11月録音
10.ケネディ:メイビー・イン・ユア・ドリームス
ケニー・ウェルナー(ピアノ)、ロン・カーター(ダブル・ベース)、
ジャック・ディジョネット(ドラムス)、
ジョー・ロヴァーノ(テナー・サキソフォン)
2005年11月録音
11.ケネディ:ブー・ブーズ・ブルーズ 2007年11月録音
以上 ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)
デジパック 16Pブックレット

CDS-2172962(CD+DVD) \1750 ※番号変更CDSW-2172962
カール・ジェンキンス/THE ARMED MAN-10周年エディション
カール・ジェンキンスのヒット・アルバムの「THE ARMED MAN」CDとライヴ・
コンサートの DVDを組み合わせた特別エディション、CDには新曲「For the
Fallen」をボーナス収録
3つ折6面デジパック、 16Pブックレット

CMS-6406902(2CD+1CDRom) \2400
ドニゼッティ:ドン・パスクアーレ
ドン・パスクアーレ・・・・・・・・・・セスト・ブルスカンティーニ
ノリーナ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミレッラ・フレー二
マラテスタ・・・・・・・・・・・・・・・・レオ・ヌッチ
エルネスト・・・・・・・・・・・・・・・・ゲスタ・ヴェンベルイ
公証人・・・・・・・・・・・・・・・・・・・グィド・ファッブリス
アンブロジアン・オペラ合唱団(合唱指揮:ジョン・マッカーシー)
フィルハーモニア管弦楽団
リッカルド・ムーティ指揮
あらすじと歌詞はCDRom(PDF形式)に収録。
マルチパック 16Pブックレット
10月発売予定のオペラ・シリーズより先行してのご案内です。

DVBW-6316189(DVD-Video) \2050
プッチーニ:つばめ-ライヴ・フロム・ザ・メット
アンジェラ・ゲオルギュー・・・・・・・・・・・・・・マグダ
ロベルト・アラーニャ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ルッジェーロ
リゼット・オロペサ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リゼット
マリウス・ブレンチウ・・・・・・・・・・・・・・・・・プルニエ
サミュエル・ラミー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ランバルド
メトロポリタン・オペラ管弦楽団&合唱団
マルコ・アルミリァート指揮
演出:ニコラス・ジョエル
収録時間:約2時間2分(含-インタヴュー約8分)
アマレイ・ケース 12Pブックレット
Metでは70年ぶり、ゲオルギューとアラーニャを主役に据えたジョエルのプロ
ダクション。
2人の歌は各メディアで絶賛、Metのライブ・ビューイングのDVD化発売
収録は2009年1月10日、ゲオルギュー&アラーニャ他のインタヴューも収録

DVBW-6316119(DVD-Video) 2枚組 \2550
グノー:ファウスト(ROH2004)
ロベルト・アラーニャ・・・・・・・・・・・・・・・・・ファウスト
アンジェラ・ゲオルギュー・・・・・・・・・・・・・マルグリート
ブリン・ターフェル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・メフィストフェレ
サイモン・キーンリィサイド・・・・・・・・・・・・・ヴァランタン
ゾフィー・コッホ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シーベル
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団&合唱団
アントニオ・パッパーノ指揮
演出:デイヴィド・マクヴィカー
収録時間:約2時間41分
ブラック・アマレイ・ケース 16Pブックレット
「最もグランドでベストなオペラ上演」(The Wall Street Journal)
デイヴィド・マクヴィカーのスペクタクルな2004年のプロダクション、アラー
ニャ、ゲオルギュー、ターフェル、キーンリィサイド、コッホという至高の
キャストをDVD化発売

DVBW-6316099(DVD-Video) 2枚組 \2550
ヴェルディ:ドン・カルロ(ROH2008)
ロランド・ヴィラゾン・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドン・カルロ
マリーナ・ポプラフスカヤ・・・・・・・・・・・・・・エリザベッタ
サイモン・キーリィサイド・・・・・・・・・・・・・・ロドリーゴ
フェッルッチョ・フルラネット・・・・・・・・・・・・フィリッポII世
ソニア・ガナッシ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エボーリ公女
プメザ・マトシキザ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・テバルド
ニコラ・マティシッツ・・・・・・・・・・・・・・・・・・レルマ伯爵
エリク・ハルフヴァーソン・・・・・・・・・・・・・・・大宗教裁判所長
ロバート・ロイド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・修道士
アニタ・ウォトソン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・天よりの声
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団&合唱団
アントニオ・パッパーノ指揮
演出:ニコラス・ハイトナー
衣装&装置:ボブ・クラウリー
収録時間:約3時間18分
ブラック・アマレイ・ボックス 20Pブックレット
ヴィラゾンが待望されたコヴェント・ガーデンへの再登場で圧倒的成功を収め
た、ハイトナー演出の新プロダクションはROHの2007/8シーズンのハイライト!
ROHで50年ぶりの5幕版による新プロダクションはエリザベッタ役で一躍スター
となったポプラフスカヤを初めスター・キャストによる上演が実現

CDC-6405162 \1750
ラフマニノフ:
1.ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
2.ピアノ協奏曲 第4番 ト短調 作品40
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
ロンドン交響楽団、アントニオ・パッパーノ指揮
録音:(1)-2009年3月7,9&10日 ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
(2)-2010年4月30日、5月1日 ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
ジュエル・ケース 12Pブックレット
ラフマニノフの第1番、第2番のピアノ協奏曲を発表したのは2004年、パッパー
ノとは2度目の録音です。2009/10年シーズン、アンスネスはコンサートでの大
きなプロジェクトとして「展覧会の絵」と「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲」に
取り組みました。その大事なプロジェクトの一環としてアンスネスは本アルバ
ムを今秋発表します。知的なピアニズムと極限まで磨かれた音色から表現され
るラフマニノフは決定盤として期待出来る仕上がりとなっています。本年9月
にロイヤル・オペラ公演を果たすパッパーノと、第3番の録音は1930年のホロ
ヴィッツ以来となるロンドンSOも好サポートで応えています。

CDC-6268642 \1750
THE THREE BAROQUE TENORS
1.コンティ:「Don Chisciotte」-Qui sto appeso(ボロジーニ)*
2.ヘンデル:「ヘラクレス」-Where congeal'd the nothern streams(ビアード)
3.ヘンデル:「ヘラクレス」-From celestial seats descending(ビアード)
4.ヴィヴァルディ:
「ポントスのアルシルダ王妃」-La tiranna e avversa sorte(ファブリ)
5.ガスパリーニ:
「Il Bajazet」-Forte e lieto a morte andrei(ボロジーニ)*
6.ヘンデル:「タメルラーノ」-Forte e lieto(ボロジーニ)
7.アーン:「ロザモンド」-Rise, Glory rise(ビアード)
8.カルダーラ:「Joaz」-Lo so, lo so: con periglio(ボロジーニ)*
9.ヘンデル:「インド王ポーロ」-D'un Barbaro scortese(ファブリ)
10.A.スカルラッティ:
「Marco Attilio Regolo」-Se non sa qual vento(ファブリ)*
11.ヘンデル:
「ジューリオ・チェーザレ」-Scorta siate a pasi miei(ボロジーニ)*
12.ヴィヴァルディ:
「アテナイの人々」-Ti stringo inquest' amplesso(ファブリ)
13.ヴィヴァルディ:「Ipermestra」-Saziero col morir mio(ファブリ)*
14.ボイス:「A Serenata」-Softly rise, O surthern Breeze(ビアード)
15.ガリアルド:「The Royal Chace」-With early horn(ビアード)
*世界初録音
イアン・ボストリッジ(テナー)
イングリッシュ・コンソート、バーナード・ラバディ指揮
(7)-マーク・ベネット(トランペット)、
(14)-アルベルト・グラッツィ(バスーン)、
(15)-アンドルー・クラーク(ホルン)
録音:2009年11月16-19日 ロンドン、ハムステッド・ガーデン・サバーブ、
聖ジュード教会
ジュエル・ケース 28Pブックレット
ジョン・ビアード、フランチェスコ・ボロジーニ、アニバーレ・ファブリの
3人は18世紀の音楽界に革命的な変革をうながした当時の三大テナー的存在の
テナー歌手たちでした。彼ら3人の声は当時の大作曲家たちがテナーのために
より多くの音楽をつくる動機となり、16世紀以来オペラ界を支配していたカス
トラートの地位をおびやかすものでした。ボストリッジの新録音は3世紀後に
その伝説のテナーたちを甦らせ、6曲の初録音を含む、バロック時代の三大テ
ナーのための作品を世に問う意欲的な選曲です。

CDC-6411442 \1750
SOLATINO-南米ピアノ作品集
エルネスト・レクオーナ(キューバ)(1895-1963):
1.仮装行列(コンパルサ)
2.踊る黒人の女
3.昔ふうに
4.即興曲
5.Porque te vas?
6.ガブリエラ・モンテーロ:Sonando Contigo(即興)
レクオーナ:
7.ジプシーの歌
8.マラゲーニャ
9.コルドバ
10.モンテーロ:Texturas de la Gran Sabana(即興)
アントニオ・エステべス(ベネズエラ)(1916-1988):
11.Angelito negro
12.Ancestro 1
13.Ancestro 2
14.Toccatina
15.モンテーロ:アルゼンティンふうに(即興)
アルベルト・ヒナステーラ(アルゼンティン)(1916-1983):
16.Pastorale
17.Danza criolla
18.ソナタ 第1番 作品22(全4楽章)
19.モンテーロ:Sin Aire(即興)
エルネスト・ナザレス(ブラジル)(1863-1934):
20.オデオン(ブラジルのタンゴ)
21.ブレジェイロ(ろくでなし)(ブラジルのタンゴ)
22.フォンーフォン
23.カリオカ
24.モンテーロ:Mi Venezuela(即興)
25.テレサ・カレーニョ(ベネズエラ)(1853-1917):
テレシータのワルツ(小さなワルツ)
26.モイゼス・モレイロ(ベネズエラ)(1904-1979):ホローポ
ガブリエラ・モンテーロ(ピアノ)
録音:2010年2月5-7日 ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
ジュエル・ケース 28Pブックレット
ベネズエラ出身のモンテーロの新作は、難曲ヒナステラのソナタ他の南米のピ
アノ音楽バッハ、ショパンそしてラフマニノフを得意とし、即興演奏でも有名
なモンテーロの新たな作品への冒険的な旅立ちとなりました。新作は7人の南
米の作曲家の26曲の小品とヒナステラの難曲、ソナタ第1番の構成です。「ヒ
ナステラのソナタはロンドンのロイヤル・アカデミー以来、それとモレイロの
ホローポはわたしがづっと弾きつづけてきた作品・・・その他の作品もラテン
・アメリカを描く作品ばかり・・・」とモンテーロは語ります。
カヴァーのタイトル「SOLATINO」に母国ベネズエラの国旗の色、黄、青と赤を
配色するなどカヴァーにもこだわったモンテーロの新作はピアノ・ファン、
南米音楽ファンに見逃せないアルバムになっています。


●好評の50 BESTシリーズ、新規に4アイテムがラインアップに登場します。
いずれもマルチパック 8Pブックレットです。
曲目詳細はこちらにございます。


CZS-6316592 3枚組 \850
50ベスト・チェロ
50のチェロ名曲をカザルスなどの巨人やモルクなど現代の名手の演奏で

CZS-6316662 3枚組 \850
50ベスト・ショパン
生誕200年、ピアノ音楽に偉大な足跡を残し、世界中で愛されるショパンの
名曲50

CZS-6316732 3枚組 \850
50ベスト映画音楽
映画の名場面を盛り上げたクラシック曲のベスト50

CZS-6316872 3枚組 \850
50ベスト・ギター
ギター名曲50曲をジャンル別にコレクション


●EMIカタログのメイン・シリーズ、EMI MASTERSの第2回発売、全20点のご案内です。EMIクラシックスが誇る、Master Recordings・Master Artists・MasterSound・Master Performanceを集大成するシリーズ。
音源は現存のアビー・ロード・スタジオによるデジタル・リマスターを使用しています。


CDM-6317882 \850
イギリス弦楽合奏作品集
1.エルガー:序奏とアレグロ(弦楽四重奏と弦楽合奏のための) 作品47
2.エルガー:セレナード ホ短調 作品20
シンフォニア・オブ・ロンドン
録音:1962年5月10-11日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
3.エルガー:エレジー 作品58
4.エルガー:溜め息 作品70
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
録音:1966年7月16日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
5.ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲
シンフォニア・オブ・ロンドン
録音:1962年5月17日 ロンドン、テンプル・チャーチ
6.ヴォーン・ウィリアムズ:「グリーンスリーヴズ」による幻想曲
シンフォニア・オブ・ロンドン
録音:1962年5月10-11日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
7.ディーリアス:ブリッグの定期市
ハレ管弦楽団
録音:1970年7月15-17日 キングズウェイ・ホール
以上 ジョン・バルビローリ指揮
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CMS-6317962 2枚組 \1150
モーツァルト:ピアノ協奏曲名曲集
CD1
1.ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467
録音:1968年10月1-2日 ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
2.ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
録音:1967年1月1-2日 ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
CD2
1.ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488
録音:1967年1月1-2日 ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
2.ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595
録音:1967年1月3-4日 ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
3.ロンド(ピアノと管弦楽のための) ニ長調 K.382
録音:1971年11月25-26日 ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
以上 ダニエル・バレンボイム(ピアノ&指揮)
イギリス室内管弦楽団
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット

CDM-6318162 \850
フランス・バレエ音楽集
1.ドリーブ:歓楽の王-バレエ音楽(7曲)
録音:1958年5月12&16日 パリ、サル・ワグラム
2.ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
録音:1957年3月25日 ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
3.ドビュッシー:放蕩息子-コルテージュとエール・ドゥ・ダンス
録音:1959年10月5日&11月23日 ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
サン=サーンス:サムソンとダリラ
4.-ダゴンの神の女司祭の踊り
5.-バッカナール
録音:1958年10月20日&1959年11月23日
ロンドン、キングズウェイ・ホール&アビー・ロード第1スタジオ
ベルリオーズ:ファウストの劫罰 作品24
6.-妖精の踊り
7.-鬼火のメヌエット
録音:1957年3月25日 ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
8.マスネ:シンデレラ-ワルツ
録音:1957年10月9日 パリ、サル・ワグラム
9.グノー:ファウスト-バレエ音楽(7曲)
録音:1957年10月9日&11月3日 パリ、サル・ワグラム
以上 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
トマス・ビーチャム指揮
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDM-6317832 \850
エニグマ変奏曲&惑星
1.エルガー:創作主題による変奏曲 「エニグマ(謎)」 作品36
ロンドン交響楽団
録音:1970年8月4-6日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
2.ホルスト:組曲「惑星」 作品32/H125
ジョフリー・ミッチェル合唱団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1978年5月12&30日、6月4日&7月31日 
ロンドン、キングズウェイ・ホール&アビー・ロード第1スタジオ
以上 エードリアン・ボールト指揮
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDM-6318092 \850
サティ:
1.3つのジムノペディ(1888)
2.6つのグノシェンヌ(1889-1897)
録音:1983年11月7日 パリ、サル・ワグラム
3.太った木の人形のスケッチとからかい(3曲)(1913)
録音:1983年12月1日 パリ、サル・ワグラム
4.ひからびた胎児(3曲)(1913)
録音:1985年1月10日 パリ、サル・ワグラム
5.官僚的なソナティナ(1917)
録音:1984年1月18日 パリ、サル・ワグラム
6.最後から2番目の思想(3曲)(1915)
録音:1983年11月7日 パリ、サル・ワグラム
7.犬のためのぶよぶよした本当の前奏曲(3曲)(1912)
録音:1986年4月4日 パリ、サル・ワグラム
8.5つの夜想曲(1919)
録音:1984年1月18日 パリ、サル・ワグラム
9.梨の形をした3つの小品(7曲)(1903)
w/ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
10.風変わりな美女(4曲)(1920)
w/ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
録音:1986年1月21日 パリ、サル・ワグラム
以上 アルド・チッコリーニ(ピアノ)
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDM-6317892 \850
リスト:ハンガリア狂詩曲集(10曲)
1.第2番 嬰ハ短調
2.第6番 変ニ長調
3.第8番 嬰ヘ短調 「カプリッチョ」
4.第9番 変ホ長調 「ペシュトの謝肉祭」
5.第10番 ホ長調 「前奏曲」
6.第11番 イ短調
7.第12番 嬰ハ短調
8.第13番 イ短調
9.第14番 ヘ短調
10.第15番 イ短調 「ラコーツィ行進曲」
ジョルジュ・シフラ(ピアノ)
録音:1972年1月10,11日&3月21,22日 1973年2月17日 1974年2月15日、
6月17日&11月18,21日 1975年1月14日、2月26,27日、3月14日、7月10日
パリ、サル・ワグラム
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDM-6318032 \850
ラヴェル:ピアノ協奏曲 他
1.ピアノ協奏曲 ト長調
2.ピアノ協奏曲(左手のための)
w/パリ音楽院管弦楽団、アンドレ・クリュイタンス指揮
録音:1959年7月1-3日 パリ、サル・ワグラム
3.高雅で感傷的なワルツ(8曲)
録音:1967年3月22-24日、4月4日、6月1-8日&7月18-21日 
モンテ・カルロ、サル・ドゥ・ラルカザール&パリ、サル・ワグラム
4.夜のガスパール(3曲)
録音:1967年6月5&8日 モンテ・カルロ、サル・ドゥ・ラルカザール
以上 サンソン・フランソワ(ピアノ)
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDM-6318012 \850
モーツァルト:レクイエム
1.レクイエム ニ短調 K626
ヘレン・ドナート、クリスタ・ルートヴィヒ、ロバート・ティアー、
ロバート・ロイド
フィルハーモニア合唱団&管弦楽団
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
録音:1978年9月16-17日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
2.踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ K165/158a
バーバラ・ヘンドリックス
アカデミー室内管弦楽団
ネヴィル・マリナー指揮
録音:1987年4月24-28日 ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CMS-6318212 2枚組 \1150
ヴェルディ:レクイエム&4つの聖歌
CD1&CD2-1.レクイエム
エリーザベト・シュヴァルツコップ、クリスタ・ルートヴィヒ、
ニコライ・ゲッダ
ニコライ・ギャウロフ、フィルハーモニア合唱団&管弦楽団
録音:1963年9月16-21日、23-27日&1964年4月7日 
ロンドン、キングズウェイ・ホール
2.4つの聖歌
ジャネット・ベイカー、フィルハーモニア合唱団&管弦楽団
録音:1962年12月10-13日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
以上 カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット

CMS-6318042 2枚組 \1150
サン=サーンス:交響曲全集
CD1
1.交響曲 イ長調
録音:1975年9月18-23日 パリ、サル・ワグラム
2.交響曲 第1番 変ホ長調 作品2
3.交響曲 第2番 イ短調 作品55
録音:1972年6月11-12日&9月29-30日 パリ、サル・ワグラム
CD2
1.交響曲 ヘ長調
録音:1975年9月18-23日 パリ、サル・ワグラム
2.交響曲 第3番 ハ短調 作品78 
録音:1975年1月9-10日 デザンヴァリド-サン・ルイ教会
以上 フランス放送国立管弦楽団
ジャン・マルティノン指揮
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット

CMS-6318272 2枚組 \1150
ワーグナー:管弦楽曲集
CD1
1.「リエンツィ」-序曲
録音:1960年3月2-3日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
2.「タンホイザー」-序曲
録音:1960年2月23-24日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
3.「タンホイザー」-第3幕への前奏曲
録音:1960年3月3日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
4.「ローエングリン」-第1幕への前奏曲
5.「ローエングリン」-第3幕への前奏曲
録音:1960年2月25日&3月3日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
6.「ニュルンベルクのマイスタージンガー」-序曲
録音:1960年3月1-2日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
7.「ニュルンベルクのマイスタージンガー」-
徒弟達の踊りとマイスター達の入場(第3幕)
録音:1960年3月8日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
8.「パルジファル」-前奏曲
録音:1961年11月14日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
以上 フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー指揮
CD2
1.「さまよえるオランダ人」-序曲
録音:1960年2月24,25日 ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
2.「ラインの黄金」-ワルハラへの神々の入場
録音:1961年10月24日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
3.「ワルキューレ」-ワルキューレの騎行
録音:1960年3月10日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
4.ジークフリートの牧歌
録音:1961年10月25日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
5.「ジークフリート」-森のささやき
録音:1961年11月13日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
6.「神々のたそがれ」-ジークフリートのラインの旅
録音:1961年11月22日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
7.「神々のたそがれ」-ジークフリートの葬送行進曲
録音:1960年2月27日 ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
8.「トリスタンとイゾルデ」-前奏曲と愛の死
録音:1960年3月1-3日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
以上 フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー指揮
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット

CDM-6317952 \850
モーツァルト:クラリネット協奏曲
1.クラリネット協奏曲 イ長調 K622
ザビーネ・マイヤー
シュターツカペレ・ドレスデン、 ハンス・フォンク指揮
2.協奏交響曲 変ホ長調 297b
ザビーネ・マイヤー、ディートヘルム・ヨナス、ブルーノ・シュナイダー、
セルジオ・アッツォリーニ
シュターツカペレ・ドレスデン、 ハンス・フォンク指揮
録音:1990年6月6-8日 ドレスデン、ルカ教会
3.クロンマー:協奏曲(2つのクラリネットのための) 作品35
ヴォルフガング・マイヤー、ザビーネ・マイヤー
ハイルブロン・ヴュルツブルグ室内管弦楽団、イェルク・フェーバー指揮
録音:1988年5月31日&6月3日 シュヴァイゲルン、シュタート教会
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CMS-6318112 2枚組 \1150
チャイコフスキー:交響曲第4-6番
CD1-1.交響曲 第4番 ヘ短調 作品36
2.&CD2-1.交響曲 第5番 ホ短調 作品64
2.交響曲 第6番 ロ短調 作品74
サンタ・チェチーリア国立アカデミア管弦楽団
アントニオ・パッパーノ指揮
ライヴ録音:2006年7月3-15日 
ローマ、アウディトリウム・パルコ・デラ・ムジカ、
サラ・サンタ・チェチーリア
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット

CDM-6317702 \850
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
1.ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
シカゴ交響楽団、カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
録音:1976年11月30日&12月1日 シカゴ、メダイナ・テンプル
2.ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 作品53
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ダニエル・バレンボイム指揮
録音:1974年7月9-11日 ロンドン、トゥーティング、オール・セインツ教会
以上 イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDM-6317802 \850
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番
1.ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
w/フィルハーモニア管弦楽団、パウル・クレツキ指揮
録音:1960年4月20-21日 ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
2.夜想曲 第4番 ヘ長調 作品15の1
3.夜想曲 第5番 嬰ヘ長調 作品15の2
4.夜想曲 嬰ハ短調 作品27の1
5.夜想曲 変ニ長調 作品27の2
6.バラード 第1番 ト短調 作品23
7.ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53 「英雄」
録音:1968年4月17-21日&7月1-3日 パリ、サル・ワグラム
以上 マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDM-6318022 \850
オルフ:カルミナ・ブラーナ
シーラ・アームストロング、ジェラルド・イングリッシュ、トマス・アレン
ロンドン交響楽団合唱団、
セント・クレメンズ・デインズ・スクール少年合唱団
ロンドン交響楽団
アンドレ・プレヴィン指揮
録音:1974年11月25-27日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDM-6317692 \850
ベートーヴェン:
1.交響曲 第5番 ハ短調 作品67
2.交響曲 第6番 ヘ長調 作品68 「田園」
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル指揮
録音:2002年4月29日ー5月17日 ウィーン、ムジークフェライン、大ホール
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDM-6317902 \850
マーラー:交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」
バーミンガム市交響楽団合唱団、ロンドン交響楽団合唱団、
バーミンガム市交響楽団ユース合唱団、トロント児童合唱団、
バーミンガム市交響楽団
サイモン・ラトル指揮
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDM-6318102 \850
シューベルト:ます
1.ピアノ五重奏曲 イ長調 D.667 「ます」
w/ボロディン四重奏団、ゲオルク・ヘルトナーゲル(コントラ・バス)
録音:1980年6月18日 オーストリア、シュロス・ホーエネムス
2.幻想曲 ハ長調 D.760 「さすらい人幻想曲」 
録音:1963年2月11-18日 パリ、サル・ワグラム
以上 スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDM-6317682 \850
ベートーヴェン:
三重協奏曲(ヴァイオリン、チェロ&ピアノのための) ハ長調作品56
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、
スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
録音:1969年9月15-17日 ベルリン、イエス・キリスト教会
ブラームス:二重協奏曲(ヴァイオリンとチェロのための) イ短調 作品102
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
クリーヴランド管弦楽団、ジョージ・セル指揮
録音:1969年5月12-13日 オハイオ、クリーヴランド、シヴィランス・ホール
ジュエル・ケース 8Pブックレット

<RCA RED SEAL>
8869772720-2 \1680
ヴォルフ:イタリア歌曲集(全46曲)
クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン)
モイカ・エルトマン(ソプラノ)
ゲロルト・フーバー(ピアノ)
[録音]2009年7月30日-8月1日、9月25日&26日、ミュンヘン、音楽演劇学校
大ホール



<OEHMS CLASSICS>
OC-753 \1680
REINHARD GOEBEL
Mozart in Italy
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):歌劇「ルッジェーロ」序曲
トーマス・リンリーJr(1756-1778):ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調
ヴェナンツィオ・ラウッツィーニ(1746-1810):シンフォニア ニ長調
フランツ・ラモッテ(1751-1780):ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調
W・A・モーツァルト:
交響曲ニ長調〔「アルバのアスカーニョ」K.120(111a)序曲〕
ミリヤム・コンツェン(Vn)
ラインハルト・ゲーベル(指揮)
バイエルン・カンマーフィルハーモニー
【録音】2010年2月25-28日 バイエルン放送第1スタジオ
[デジタル:セッション]

OC-820 \2080
SINGER PUR
Rhineland Renaissance
『ルネッサンス、ラインラント地方の歌曲集』
Johannes de Cleve, Andreas Pevernage, Konrad Hagius,
Martin Peudargent, Orlando di Lasso, Petit Jean de Latre,
Johannes Mangon, Jean de Castro, Nicolaus Zangiusの声楽作品
ジンガー・プーア(声楽アンサンブル)
Claudia Reinhard(Sp), Klaus Wenk(T), Markus Zapp(T),
Manuel Warwitz(T), Reiner Schneider=Waterberg(Br), Marcus Schmidl(Bs)
【録音】2010年4月 レーゲンスブルク,聖ヴィート教会
[デジタル:セッション]

OC-772 \1680
『The Gentleman's Flute』
-ソナタ風アレンジメントによるヘンデルのアリア集
ヘンデル:『歌劇「リナルド」』『歌劇「アルチーナ」』『歌劇「ジュリオ・
チェーザレ」』『オラトリオ「サウル」』『オラトリオ「アレクサンダーの
饗宴」』『歌劇「ゴールのアマディージ」』『ガンバ・ソナタト短調』から、
序曲、シンフォニア、アリアによる編曲
シュテファン・テミング(Bfl)オルガ・ワッツ(cemb)
ドーメン・マリンチッチ(gamb)リンドン・ワッツ(バロックFg)
アレックス・ヴォルフ(リュート&テオルボ)
ロレンダーナ・ジントーリ(バロック・ハープ)
オルガ・ミシュラ(プサルテリー)
【録音】2010年4月12-15日
シュタルンベルク、マルテゼールシュティフト聖ヨーゼフ教会
[デジタル:セッション]

OC-817 \2080
DIE SINGPHONIKER
『Fragile』- 男声によるレクイエム
『ピエール・ド・ラ・リュー(1460?-1518):レクイエム』
『スティング:「Fragile」』
『エリック・クラプトン:「Tears in Heaven」』
『クルト・ワイル:「ベルリン・レクイエム - ポツダムの柏の木々の下で」』
『ラウタヴァーラ:「死に寄せるセレナーデ」』
『ルートヴィヒ・トーマス(1957-):「わが青春は既に過ぎ去り」』
『ハンス・シュハンデル(1960-):「天空の死のささやき」』
『クヌート・ニューシュテット(1915-):
「わたしは平安をあなたがたに残して行く」』
『トラディショナル(Chr. M. シュミット編):「深い河」』
『トラディショナル(ルートヴィヒ・トーマス編):「月は昇った」』
ジングフォニカー(声楽アンサンブル)
Michael Mantaj(Bs-Br) Daniel Schreiber(T) Henning Jensen(T)
Markus Geitner(C-T) Christian M. Schmidt(Bs) Berno Scharpf(Br)
【録音】2009年10月15-18日 ミュンヘン、ゼントリンク、昇天教会
[デジタル:セッション]
エームス・クラシックスの中でも、毎回ドイツで爆発的な人気を持つジング
フォニカー。毎回ドイツ人の心を掴むコンセプトでプログラムが組み立てられ
ていますが、今回は世界的にも通じるものと確信しています。

OC-777 \1680
EIGHT STRINGS
Kodaly.Cirri.Halvorsen.Cliere
『コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲Op.7』
『ジョヴァンニ・バッティスタ・チッリ(1724-1808):二重奏曲 ト長調Op.12』
『ヨハン・ハルヴォルセン:パッサカリア(ヘンデルの主題による)』
『グリエール:ヴァイオリンとチェロのための8つの小品 Op.39』
EIGHT STRINGS
ヴェレリア・ナスシュキナ(Vn) ミカエル・サムソノフ(Vc)
【録音】2010年6月 ハイデルベルク、トンスタジオ・ヴァン・ゲースト/
ザントハウゼン、クララ・ヴィーク・オーディトリアム
[デジタル:セッション]
ヴァイオリンとチェロのデュエットによるグループというのは意外と少なく、
こうした作品を演奏する場合は、ソリスト二人がそろった時にしか演奏されな
いのが実情のようです。こうした中でもプロ活動として行っているヨーロッパ
でも話題のグループEIGHT STRINGSのアルバムです。

OC-774 \1680
SACHIKO FURUHATA
Oehms Classics Debut:Sachiko Furuhata-Kersting
『メンデルスゾーン:厳格な変奏曲ニ短調Op.54』
『シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化Op.26』
『リスト:コンソレーション第3番変ニ長調S.172-3』
『リスト:ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」』
サチコ・フルハタ=ケルスティング(P)
【録音】2010年5月19-20日 カイザースラウテルン、南西ドイツ放送スタジオ
[デジタル:セッション]
サチコ・フルハタ=ケルスティングは、横浜で生まれ武蔵野音楽大学を卒業。
その後、デトモルト音楽大学、デュッセルドルフ・ロベルト・シューマン音
楽大学でロベルト・シドン、種田直之らに学びました。
その後、ヨーロッパを中心に演奏活動を続け、この数年で非常に高い評価を得
てきているピアニストです。



<SONY CLASSICS>
8869768365-2 60枚組 \12900
レナード・バーンスタイン / ザ ・シンフォニー・エディション
[60枚組:初回生産限定盤]
バーンスタインがコロンビア-ソニー・クラシカルに残した全ての交響曲録音
を集大成。
60枚のディスクはLPサイズの美麗ボックスに収録され、コレクターズ・アイテ
ムとしての価値を大きく高めています。LPサイズ・32ページの別冊解説書が
封入されています。

曲目詳細はこちらにございます。

8869775257-2 \1680
The Italian Tenor
ヴェルディ:「静かな薄明かりの夕べに」(「ルイザ・ミラー」より)
ドニゼッティ:「人知れぬ涙」(「愛の妙薬」より)
ヴェルディ:「さらわれてしまった!」(「リゴレット」より)
ヴェルディ:「強き愛情がわしを呼んでいる」(「リゴレット」より)
ドニゼッティ:「やさしい魂よ」(「ファヴォリータ」より)
プッチーニ:「冷たい手を」(「ボエーム」より)
プッチーニ:
「フィレンツェは花咲く木のように」(「ジャンニ・スキッキ」より)
プッチーニ:「幸せに満ちたあの日々」(「妖精ヴィッリ」より)
ヴェルディ:
「ああ!そうだ、よくぞ申した…すべてが微笑んでいた」(「海賊」より)
ヴェルディ:「そうだ、海賊の稲妻を」(「海賊」より)
ヴェルディ:「永久に君を失えば」(「仮面舞踏会」より)
プッチーニ:「なんとすばらしい美人!」(「マノン・レスコー」より)
プッチーニ:「星は光りぬ」(「トスカ」より)
ヴェルディ:「ああ、美しい人」(「トロヴァトーレ」より)
ヴェルディ:「見よ、恐ろしい炎を」(「トロヴァトーレ」より)
ヴィットリオ・グリゴーロ(T)
ピエール・ジョルジョ・モランディ(指揮)
パルマ・レージョ歌劇場管弦楽団
【録音】2010年1月28日-2月1日
ニコロ・パガニーニ・オーディトリアム(デジタル:セッション)
2010年7月にロンドンのコヴェント・ガーデン王立歌劇場で新演出上演された
マスネ「マノン」は、主役のネトレプコの見事さもさることながら、相手役の
デ・グリューを歌ったイタリアのテノールが大絶賛されました。その名はヴィ
ットリオ・グリゴーロ。「パヴァロッティの再来」「ヴィラゾンの後継者」な
どと考えられる限り最大の賛辞を贈られ、その甘いマスクはオペラ・ファンの
心をとらえて離しません。ミラノ・スカラ座、ロイヤル・オペラ、チューリヒ
歌劇場、メトロポリタン歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ローマ歌劇場、
シドニー・オペラハウスなど、世界の歌劇場にその名前を刻みつつ、様々な音
楽祭にも出演しています。欧米では既に熱狂的なファンも存在するほどで、ま
さにカリスマ性は充分。またドミンゴが主役を務めるオペラ映画「リゴレット」
にマントヴァ公爵役で出演することが決まっており、それは9月4日と5日に全
ヨーロッパへ向けてロケ地のマンドヴァから生中継放映される予定です(指揮
はズビン・メータ)。ソニー・クラシカル専属第1弾となるオペラ・アリア集は
その名もずばり「The Italian Tenor」。ヴェルディ、プ ッチーニ、ドニゼッ
ティの名アリアをたっぷりと収録。このアリア集は、まさに声の見本市のよう
な1枚。その初々しい歌声に是非耳を傾けてください。


●SONY CLASSICAL MASTERS BOX SET 第2回発売-全10タイトル
初回生産限定盤

8869768519-2 5枚組 \1980
アンナー・ビルスマ - ボッケリーニの真髄
Disc1:
『序曲(シンフォニア)ニ長調G.521 Op.43』『チェロ協奏曲ニ長調G.476』
『八重奏曲(ノットゥルノ)ト長調Op.38-4 G.470』
『チェロ協奏曲ハ長調G.573』『シンフォニア ハ短調G.519』
-アンナー・ビルスマ(Vc)
ジーン・ラモン(指揮&Vn) ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ
Disc2:
『チェロ協奏曲第7番ト長調G.480』『交響曲変ロ長調Op.21-5 G.497』
『チェロ協奏曲第10番ニ長調G.483』
『交響曲ニ短調Op.12-4 G506「悪魔の家」』
-アンナー・ビルスマ(Vc)
ジーン・ラモン(指揮&Vn) ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ
Disc3:
『チェロ・ソナタ変ロ長調G.8』『2つのチェロのためのフーガ ヘ長調G.73-2』
『 チェロ・ソナタ変ホ長調G.1 0』『チェロ・ソナタ ヘ長調G.9』
『2つのチェロのためのフーガ変ロ長調G.73-3』『チェロ・ソナタ ハ短調G.2』
『2つのチェロのためのフーガ イ長調G.73-5』 『チェロ・ソナタ ト長調G.15』
アンナー・ビルスマ(Vc) ケネス・スロウィック(Vc)
ボブ・ファン・アスペレン(Fp)
Disc4:『弦楽五重奏曲集 G.313-316』
アンナー・ビルスマ(バロックVc) シギスヴァルト・クイケン(Vn)
アルダ・ストゥーロップ(Vn) ルシー・ ファン・ダール(Va)
ヴィーラント・クイケン(Vc)
Disc5:『弦楽五重奏曲集 G.317-318』
-アンナー・ビルスマ(Vc) シギスヴァルト・クイケン(Vn)
アルダ・ストゥーロップ(Vn) ルシー・ファン・ ダール(Va)
ヴィーラント・クイケン(Vc)
『チェロ・ソナタ ハ長調G.6』『チェロ・ソナタ イ長調G.4』
『チェロ・ソナタ ハ長調G.17』
アンナー・ビルスマ(Vc) ヴィーラント・クイケン(Vc)
ホプキンソン・スミス(バロック・ギター)
【録音】1977-1993年
ボッケリーニのチェロ協奏曲は技術的にも非常に難しいのですが、さすがは
ビルスマ。この超絶技巧を難なくこなし、解釈も実に立派。
彼の愛器『ゴフリラー』とガット弦による独特の倍音豊かな音色がたまりませ
ん。「ボッケリーニの意図する音楽を表現するには古楽器の柔らかで透明感の
ある音色が不可欠」というビルスマ自身の言葉を裏付ける名盤。オリジナル楽
器で当時の響きとボッケリーニの真髄を色彩豊かに甦らせています。驚異的な
超絶技巧を要するチェロ・ソナタは、Disc5では、通奏低音にバロック・ギタ
ーを使用しているのも効果的。


8869768699-2 5枚組 \1980
フリッツ・ライナー - R・シュトラウス:管弦楽作品集
Disc1:
『交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op.30』(録音:1954年3月8日)
『交響詩「英雄の生涯」Op.40』(録音:1954年3月6日)
Disc2:
『交響詩「ドン・キホーテ」Op.35』(録音:1959年4月11日)
『交響詩「ドン・ファン」Op.20』(録音:1960年2月6日)
Disc3:
『楽劇「エレクトラ」&「サロメ」(ハイライツ)』(録音:1956、1954-1955年)
Disc4:
『ブルレスケ』『楽劇「ばらの騎士」より「ワルツ」(ライナー編)』
(録音:1958年、1957年)、
『交響詩「死と変容」Op.24』*(録音:1950年モノラル)
Disc5:『家庭交響曲 Op.53』『組曲「町人貴族」』(録音:1956年)
-フリッツ・ライナー(指揮) シカゴ交響楽団 RCAビクター交響楽団*
アントニオ・ヤニグロ(チェロ=ドン・キホーテ)、
バイロン・ジャニス(ピアノ=ブルレスケ)
インゲ・ボルク(ソプラノ=エレクトラ、サロメ)、
パウル・シェフラー(バリトン=エレクトラ)
Living Stereoシリーズの中から、ライナー&シカゴのR・シュトラウスの名演
を収録。ステレオ時代の到来とともに、RCAはフリッツ・ライナー指揮のシカ
ゴ交響楽団と専属契約を結び、伝説的となった数々の名演奏をテープに刻み込
みました。音楽監督に就任したばかりのライナーは、低迷していたシカゴ交響
楽団をトレーニングしなおし、高度のヴィルトゥオーゾ性を備えた世界一のア
ンサンブルに磨き上げたのでした。中でも1954年3月の「ツァラトゥストラ」
「英雄の生涯」は、このコンビによる初のステレオ録音であるのみならず、
RCAにとっても最初期のステレオ録音に当たりますが、その空間性の再現は見
事で、伝説的な名録音として高く評価されています。Disc4に、RCAビクター
交響楽団との「死と変容」(モノラル録音)も収録しており、CD初期のGold
Seal盤以来久々の復活となります。

8869768609-2 10枚組 \2700
ジェームズ・レヴァイン - マーラー交響曲:RCAレコーディングズ
Disc1:『交響曲第1番ニ長調「巨人」』
『交響曲第10番嬰ヘ長調-アダージョ』
Disc2:『交響曲第10番嬰ヘ長調(クック版)』
Dics3:『交響曲第4番ト長調』 『交響曲第7番ホ短調「夜の歌」(第1楽章)』
Disc4:『交響曲第7番ホ短調「夜の歌」(第2-5楽章)』
Disc5:『交響曲第5番嬰ハ短調』
Disc6:『交響曲第6番イ短調「悲劇的」(第1-3楽章)』
Disc7:『交響曲第6番イ短調「悲劇的」(第4楽章)』
『交響曲第3番ニ短調(第1楽章)』
Disc8:『交響曲第3番ニ短調(第2-第6楽章)』
Disc9:『交響曲第9番ニ長調(第1&2楽章』
Disc10:『交響曲第9番ニ長調(第3&4楽章』
ジェームズ・レヴァイン(指揮)
ロンドン交響楽団(第1,6番)
フィラデルフィア管弦楽団(第5,9,10番)
シカゴ交響楽団(第3,4,7番)
マリリン・ホーン(Ms)、アドルフ・ハーセス(第3楽章ポストホルン・ソロ)、
シカゴ・シンフォニー・コーラスの女声メンバー
(合唱指揮: マーガレット・ヒリス)、
グレン・エリン児童合唱団(合唱指揮: ドリーン・レイオ)(以上第3番)
ジュディス・ブレ ゲン(S)(第4番)
【録音】1974-1980年
ジェームズ・レヴァインが1970年代に録音した一連のマーラーの交響曲のレ
コードは、アバド、メータ、テンシュテットらによるマーラー録音とともに、
1980年代に湧きおこった爆発的マーラー・ブームの先駆けとなりました。たっ
ぷりとしたテンポで細部まで明晰に響かせ、伸びやかにマーラーの音楽を紡
いでいくレヴァインの解釈は見事で、数多いレヴァインのディスコグラフィ
の中でも最重要の録音といえるでしょう。クック版によるマーラーの第10番
全曲版も含むフィラデルフィア管との3曲は、アメリカにおけるマーラー演奏
のパイオニア的存在のオーケストラの数少ないマーラー録音として貴重であ
り、シカゴ響との3曲はほぼ同時に進行していたショルティ(当時の音楽監督)
のデッカ盤全集との比較が興味深いところです。ロンドン響との2曲のうち、
第6番はオーケストラを徹底的にドライヴし「悲劇的」というイメージを最大
限に音として実現した凄絶な名演。残念ながら第2番と8番は録音されず、全集
として完成はしませんでしたが、その魅力は今もって色褪せていません。
第4番と第5番以外は輸入盤としてはCD初期以来久々の登場で、しかも初めて
のボックス・セット化です。第7番と第10番の第2楽章以降はデジタル録音です。

8869776138-2 6枚組 \2080
Disc1:
『ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61』
-シャルル・ミュンシュ(指揮)
ボストン交響楽団(録音:1955年11月27日&28日)
『チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35』
-フリッツ・ライナー(指揮) シカゴ交響楽団 (録音:1957年4月19日)
Disc2:
『ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77』
-フリッツ・ライナー(指揮) シカゴ交響楽団 (録音:1955年2月21日&22日)
『シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47』
-ワルター・ヘンドル(指揮)シカゴ交響楽団 (録音:1959年1月10日&12日)
Disc3:
『ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26、スコットランド幻想曲
Op.46』
-マルコム・サージェント(指揮)
ロンドン新交響楽団(録音:1961年6月15日&22日、1962年5月14日&16日)
『メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64』
-シャルル・ミュンシュ(指揮) ボストン交響楽団(録音:1959年2月23日&25日)
Disc4:
『プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調Op.63』
-シャルル・ミュンシュ(指揮) ボストン交響楽団(録音:1956年2月24日)
『ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番イ短調Op.37』
-マルコム・サージェント(指揮)
ロンドン新交響楽団(録音:1961年6月15日&22日)
『ローザ:ヴァイオリン協奏曲 Op.24』
-ワルター・ヘンドル(指揮)ダラス交響楽団 (録音:1956年3月27日)
Dics5:
『モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218』
-マルコム・サージェント(指揮)
ロンドン新交響楽団(録音:1962年5月14日&16日)
『モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219「トルコ風」』
-ヤッシャ・ハイフェッツと室内管弦楽団(1963年10月6日)
『モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調K364』
-ウィリアム・プリムローズ(Va)
アイズラー・ソロモン(指揮)RCAビクター交響楽団(録音:1956年10月2日)
Disc6:
『グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82』
-ワルター・ヘンドル(指揮)RCAビクター交響楽団(録音:1963年6月3日&4日)
『ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調Op.102』
-グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
アルフレッド・ウォーレンスタイン (指揮)
RCAビクター交響楽団(録音:1960年5月19日&20日)
『J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1943』
-エリック・フリードマン(Vn)
マルコム・サージェント(指揮)
ロンドン新交響楽団(録音:1961年5月19日&20日)
『ヴィヴァルディ:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲
RV.547 /Op.22-2/ P.388』
-グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
マルコム・ハミルトン(指揮)室内管弦楽団(録音:1963年10月10日)
ヤッシャ・ハイフェッツ - 名ヴァイオリン協奏曲名演集
ハイフェッツのステレオ録音による協奏曲の名演を集大成。これらの協奏曲
の録音は、いずれも現在にいたるまでカタログに残る定番として高い評価を
受けています。どれもが、ハイフェッツにしか成し得ない個性的なヴィルトゥ
オジティを満喫できます。いずれも1950年代-1960年代のRCA最盛期のLIVING
STEREOの名録音です。サージェントとのロンドンでの録音は、当時RCAが提携
関係にあった英デッカのスタッフによって収録されました。

8869768385-2 5枚組 \1980
シギスヴァルト・クイケン - J・S・バッハ:レコーディングズ
Disc1:『ブランデンブルク協奏曲第1-3番 BWV.1046-1048』(録音:1993-94年)
Disc2:『ブランデンブルク協奏曲第4-6番 BWV.1049-1051』(録音:1993-94年)
Disc3:『管弦楽組曲第1-3番 BWV.1066-1068』(録音:1981年)
Disc4:『管弦楽組曲第4番 BWV.1069』(録音:1981年)
『ヴァイオリン協奏曲第1-2番 BWV.1041-1042』(録音:1981年)
『2つのヴァイオリンのための協奏曲 BWV.1043』(録音:1981年)
-シギスヴァルト・クイケン(指揮&Vn) ラ・プティット・バンド
Disc5:『音楽の捧げもの BWV.1079』(録音:1994年)
-シギスヴァルト・クイケン(Vn) バルトルド・クイケン(Fl-tr)
ヴィーラント・クイケン(gamb) ロベール・コーネン(cemb)
「ブランデンブルク」では、バルトルド、シギスヴァルト、ヴィーラントのク
イケン3兄弟、寺神戸亮、鈴木秀美らがトップ参加し、オリジナル楽器の最高
水準の演奏でお届けします。第2番では、ナチュラル・トランペットではなく
コルノ・ダ・カッチャを使用しているのも特徴的です。「管弦楽組曲」では、
通常より大きい編成(オーボエは4人)をとっており、他の古楽器演奏にはない
厚めな音を再現。「ヴァイオリン協奏曲」では、ケーテン宮廷の約13人編成を
とっています。「音楽の捧げもの」は、数多い実演と透徹した研究から生み出
された至高の名演を繰り広げています。

8869776099-2 9枚組 \2580
アルトゥール・ルービンシュタイン・プレイズ・ブラームス
Disc1:
『ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15』
-フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団 (録音:1954年4月17日)
『間奏曲変ホ短調 Op.118-6』『奇想曲ロ短調 Op.76-2』
『狂詩曲第1番ロ短調 Op.79-1』(録音:1970年、1959年)
Disc2:
『ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83』
-ヨーゼフ・クリップス(指揮) RCAビクター交響楽団 (録音:1958年4月4日)
『間奏曲変ロ短調 Op.117-2』『間奏曲ホ短調 Op.116-5』
『狂詩曲第2番ト短調 Op.79-2』(録音:1970年、1959年)
Disc3:
『ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5』『間奏曲 ホ長調op.116-6』
『ロマンス ヘ長調op.118-5』『バラードop.10』 (録音:1959年)
Disc4:
『ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78「雨の歌」』
『ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100』
『ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108』
-ヘンリク・シェリング(Vn)(録音:1960年12月-1961年1月)
Disc5:
『チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38』『チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99』
-グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)(録音:1966年)
Disc6:
『ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8』『ピアノ三重奏曲第2番ハ長調Op.87』
-ヘンリク・シェリング(Vn)ピエール・フルニエ(Vc)(録音:1972年9月)
Disc7:
『ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101』
-ヘンリク・シェリング(Vn)ピエール・フルニエ(Vc)(録音:1972年9月)
『ピアノ五重奏曲ヘ短調Op.34』
-グァルネリ弦楽四重奏団 (録音:1966年)
Disc8:
『ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25』『ピアノ四重奏曲第3番ハ短調Op.60』
グァルネリ弦楽四重奏団 (録音:1966年)
Disc9:『ピアノ四重奏曲第2番イ長調Op.26』
-グァルネリ弦楽四重奏団 (録音:1966年)
ルービンシュタインがステレオ録音で残したブラームス作品の録音を集大成・
ボックス化しました(このほかにピアノ協奏曲2曲には再録音が残されていま
す)。ルービンシュタインのブラームス演奏は、力みや誇張とは無縁のまま、
大らかな情感を放射していく達観の境地が味わえます。地味ながら豊かで懐
の深い表現も見事で、誰もが魅了される演奏です。グアルネリ弦楽四重奏団
と共演した室内楽では、若いメンバーを立てながらさりげなく自己主張する
演奏が見事の一言に尽きます。

8869776152-2 7枚組 \2180
ベルリン・フィルによるモーツァルト名演集
Disc1:
『交響曲第25番ト短調K.183(173dB)』『交響曲第28番ハ長調K.200(189k)』
『交響曲第31番ニ長調K.297(300a)「パリ」』
Disc2:
『交響曲第29番イ長調K.201(186a)』
『フリーメイソンのための葬送音楽K.477(479a)からアダージョ』
『交響曲第39番変ホ長調K.543*』
Disc3:
『歌劇「フィガロの結婚」序曲』『交響曲第23番ニ長調K.181(162b)』
『交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」』
『交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」』
Disc4:
『交響曲第40番ト短調K.550*』『交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」*』
Disc5:
『セレナード第10番「グラン・パルティータ」**』
『シンフォニー ニ長調(ポストホルン・セレナードによる)』
Disc6:
『行進曲第1番ニ長調K.335(320a)』
『ポストホルン・セレナードK.320』『行進曲第2番ニ長調K.335( 320a)』
『ディヴェルティメント第11番ニ長調K.251』
Disc7:
『協奏交響曲変ホ長調K.364』『協奏交響曲変ホ長調K.297b*』
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウディオ・アバド(指揮)
カルロ・マリア・ジュリーニ
(指揮:交響曲第39番、40、41番、協奏交響曲K.297b)*
ズービン・メータ(指揮:グラン・パルティータ)**
【録音】1987-1995年
カラヤンの後任として世界に名だたるヴィルトゥオーゾ・オーケストラ、ベル
リン・フィルの音楽監督にクラウディオ・アバドが就任したの は1990年のこ
とでした。その就任まもなくソニー・クラシカルが録音を開始したのはモー
ツァルト・シリーズでした。本来、交響曲&管弦楽曲全集に発展するはずでし
たが、それが叶わなかったのは残念としかいいようがありませんが、アバドの
指揮ならではのカンタービレの魅力と堅牢な構成がすばらしく聴きものとなっ
ています。アバドの演奏以外にも、ジュリーニの味わい深い第39番、第40番、
第41番とベルリン木管首席の名人芸も聴くことのできる協奏交響曲。メータ
指揮の「グラン・パルティータ」も収録しました。

8869777658-2 9枚組 \2580
ギュンター・ヴァント&ケルン放送SO -ブルックナー交響曲全集
Disc1:『交響曲第1番ハ短調[ウィーン稿]』
Disc2:『交響曲第2番ハ短調[ハース版]』
Disc3:『交響曲第3番ニ短調「ワーグナー」[第3稿]』
Disc4:『交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」[ハース版]』
Disc5:『交響曲第5番変ロ長調』
Disc6:『交響曲第6番イ長調』
Disc7:『交響曲第7番ホ長調[ハース版]』
Disc8:『交響曲第9番ニ短調』『交響曲第8番ハ短調[ハース版](第1楽章)』
Disc9:『交響曲第8番ハ短調[ハース版](第2-4楽章)』
ギュンター・ヴァント(指揮) ケルン放送交響楽団
【録音】1974-1981年
ヴァントがケルン放送響と録音した唯一のブルックナー全集の久しぶりの再発
売となります。1974年に放送用に録音された交響曲第5番のあまりの素晴らし
さに急遽レコード化が決定し、その発売によってヴァントは一躍ブルックナ
ー指揮者としての高い評価を確立。全集録音にまで発展しました。一音たりと
もおろそかにせず、細部まで明晰に目配りし、随所に金管の凄まじいアクセン
トを与えていく気迫十分の壮年期のヴァントの姿がここに刻み込まれています。
全9曲がブルックナーの交響曲を語る上での永遠のスタンダードと呼ぶにふさ
わしい水準であり、また第1番と第2番の2曲については、ヴァントは実演でも
取り上げたことがなく、その後北ドイツ放送交響楽団、ベルリン・フィルとの
演奏も行わず、それぞれウィーン稿とハース版という稿態の選択の上でも貴重
な録音と言えるでしょう。

8869777678-2 8枚組 \2380
ブダペスト弦楽四重奏団 -ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集
Disc1:『弦楽四重奏曲第1番ヘ長調Op.18-1』
『弦楽四重奏曲第2番ト長調Op.18-2』
『弦楽四重奏曲第3番ニ長調Op.18-3』
Disc2:『弦楽四重奏曲第4番ハ短調Op.18-4』
『弦楽四重奏曲第5番イ長調Op.18-5』
『弦楽四重奏曲第6番変ロ長調Op.18-6』
Disc3:『弦楽四重奏曲第7番ヘ長調Op.59-1「ラズモフスキー第1番」』
『弦楽四重奏曲第8番ホ短調Op.59-2「ラズモフスキー第2番」』
Disc4:『弦楽四重奏曲第9番ハ長調Op.59-3「ラズモフスキー第3番」』
『弦楽四重奏曲第10番変ホ長調Op.74「ハープ」』
Disc5:『弦楽四重奏曲第11番ヘ短調Op.95「セリオーソ」』
『弦楽四重奏曲第12番変ホ長調Op.127』
Disc6:『弦楽四重奏曲第13番変ロ長調Op.130』
『大フーガ変ロ長調Op.133』
Disc7:『弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調Op.131』
Disc8:『弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132』
『弦楽四重奏曲第16番ヘ長調Op.135』
-ブダペスト弦楽四重奏団
(ヨーゼフ・ロイスマン(Vn) アレクサンダー・シュナイダー(Vn)
ボリス・クロイト(Va) ミーシャ・シュナイダ ー(Vc))
【録音:1958年-61年】
ブダペスト弦楽四重奏団による3回目の、そしてステレオでは唯一のベートー
ヴェン弦楽四重奏曲全集がようやく輸入盤で登場。このステレオによる録音で
は、20世紀を代表する名カルテットによるベートーヴェンの弦楽四重奏曲のひ
とつの究極の姿が提示されています。ベートーヴェンの精妙な音構造を見事に
表現しながら、滋味豊かな音楽の精髄と意思的な力を表わしており、まさに
ベートーヴェン演奏の最高峰がここに記録されています。

8869776798-2 5枚組 \1980
カナディアン・ブラス - Classical Masterworks
Disc1:
イギリス・ルネサンス音楽集
『ホルボーン:ガリアード』『ホルボーン:「すいかずら」よりアルマンド』
『ギボンズ:銀の 白鳥』『ホルボーン: 「ハイホー祝日だ」よりコラント』
『ホームズ:しばしば私は祈り』『モーリー:我が愛しき娘は微笑み』
『ブル:「警鐘」よりコラント』『バード:運命、我が敵』
『モーリー:ご存じないのか』『デアリング:パヴァン』
『バード: 「ウィルビー卿のマーチ」よりローランド』
『ホームズ:私の素敵な長靴』『バード:ジグ』『ウィルビー:オリアナ女王』
『ジョンソン:サテュロスの踊り』『バード:5声のパヴァン』
『バード:カニアーノ・カストゥラーメ』『ウィールクス:憂いよ、急ぐのか』
『ホルボーン:子守唄』『バード: 森は茂り』『バード:アルマンド』
『バード:パヴァン』『バード:ガイヤルド』『バード:ラ・ボールタ』
『バード:オクス フォード候のマーチ』『バード:ベル』 (録音:1990年)
Disc2:
ガブリエリ&モンテヴェルディ/カナディアン・ブラス+フレンズ
『モンテヴェルディ(フラッケンポール編):聖母マリアの晩祷』
『ガブリエリ(フラッケンポール,セリー編):カンツォーナ(13曲)』
『モンテヴェルディ(フラッケンポール編):クリスマスの晩祷』
共演:ニューヨーク・フィルハーモニックとボストン交響楽団の金管奏者たち
秋山和慶(指揮) (録音:1989年)
Disc3:
『バッハ:トッカータとフーガ ニ短調』『パッヘルベル:カノン』
『フレスコバルディ:トッカータ』『バッハ:小フーガ ト短調』
『バッハ:パッサカリアとフーガ ハ短調』
『バッハ(フランケンポール編):ブランデンブルク組曲』
『バッハ:カンタータ第140&208番より』『バッハ:G線上のアリア』
(録音:1980、1983年)
Disc4:
『ヴィヴァルディ(フラッケンポール編):協奏曲集「四季」』他、
ヘンデル、パーセルの作品 (録音:1984年、他)
Disc5:
Playing Mozart
『歌劇「魔笛」 K.620 序曲』
『歌劇「魔笛」第2幕よりザラストロのアリア「イシスとオシリスの神よ」』
『歌劇「魔笛」第2幕より夜の女王のアリア「復讐の心は地獄のように胸に燃
え」』『不思議なラッパの音-レクィエムK.626より』
『アレルヤ-モテット「踊れ、喜べ、幸いな る魂よ」K.165』
『アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618』
『フィガロのアリア「もう飛ぶまいぞ、この蝶々 K.492」』
『トルコ行進曲 -ピアノ・ソナタイ長調 K.331より』
『アダージョとフーガ ハ短調K.546』
『4手のためのアンダンテと5つの変奏曲ト長調K.501』
『アダージョと アレグロ ヘ短調K.594』
(録音:1988年)
カナディアン・ブラス
カナディアン・ブラスがSONYに録音の中から、ルネッサンス、バロック、モー
ツァルトの作品で彼らの魅力が存分に楽しめる演奏ばかりを収録。絶妙なアレ
ンジで原曲の味わいをそこなうことなく、5人の奏者がそれぞれ超絶の技巧を
聴かせてくれます。特に編曲ものが多い「四季」ですが、この初のブラス・ア
ンサンブルによるものは無条件で楽しめるものになっています。アメリカ・ブ
ラス界の大御所アーサー・フラッケンポールが原曲の味を生かし、凝りに凝っ
た編曲を、名人カナディアン・ブラスが完璧に演じきっています。


●SONY CLASSICAL MASTERS追加発売分
8869777136-2 2枚組 \1280
レヴァインのシューマン交響曲全集
Disc1:
シューマン:
『交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」』
『交響曲第3番変ホ長調Op.97「ライン」』
Disc2:
シューマン:
『交響曲第2番ハ長調Op.61』『交響曲第4番ニ短調Op.120』
-ジェームズ・レヴァイン(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団
【録音】1977-1978年 スコティッシュ・ライト・カテドラル、
フィラデルフィア
レヴァインが33-34歳の時の録音で、オーマンディのもとでまだ輝かしいフィ
ラデルフィア・サウンドに若々しさを注入したフレッシュなシューマン全集で
す。意外にもこれがフィラデルフィアにとって初めてのシューマン録音で、
オリジナル・スコアをあるがままに再現して作品本来の響きを取り戻していま
す。両翼型のヴァイオリン配置により、クリアなサウンドを保つことに成功し
ています。

8869777145-2 \1000 ※価格変更 \800
スメタナ:『連作交響詩「わが祖国」』(全曲)
-ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮) スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1977年12月 シュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
アンセルメの後を継いだクレツキが急逝し、アンセルメが高く評価していたサ
ヴァリッシュがスイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者の時の非常に貴重な
録音。サヴァリッシュらしい正攻法による演奏ですが、見事にオーケストラを
鳴らしきった格調高い精度のあるアンサンブルも見事です。ドイツRCA原盤で、
長年CD化が待ち望まれていた名盤の復活です。

<NAXOS> 各1枚 \1000
8.559667
コープランド/オールドリッジ:クラリネット協奏曲集
オールドリッジ:クラリネット協奏曲(2004)(1.軽く、速く/2.穏やかに、定常
運動で/3.速く、大胆に生き生きと)/コープランド:クラリネット協奏曲(1948)
(4.I.ゆっくり表情豊かに/5.I.カデンツァ(自由に)/6.II.やや速く )/7.オー
ルドリッジ:サンバ(1993)
演奏:デイヴィッド・シンガー(クラリネット)/ア・ファー・クライ…1-6/
上海クァルテット…7
オルフェウス室内管弦楽団で長年活躍してきたクラリネット奏者、デイヴィッ
ド・シンガーをソリストに迎えたこの協奏曲集。作品と演奏、この両方の素晴
らしさに酔えること間違いありません。ベニー・グッドマンの依頼によって書
かれたコープランド(1900-1990)の協奏曲は、1950年にフリッツ・ライナー指
揮の NBC交響楽団でグッドマンの演奏により世界初演されました。随所にジャ
ズらしさが感じられる小粋な作品です。オールドリッジ(1954-)の作品はクラ
リネットの名人芸を要求される演奏効果の高い曲。ジャズあり古典的な雰囲気
ありの、「21世紀のコープランド」と評される作品です。目のくらむような
カデンツァが聴きものです。

8.572119
フランツ・シュミット:
1-4.交響曲第3番イ長調/5.シャコンヌニ短調
演奏:ワシリー・シナイスキー(指揮)/マルメ交響楽団
オーストリアで活躍した作曲家、フランツ・シュミット(1874-1939)の第3番の
交響曲です(第1番と第2番は 8.570828、8.570589で発売中 )。この作品は1927
-28年にシューベルト生誕100年の記念祭のために作曲され、ウィーン・フィ
ルハーモニー管弦楽団に捧げられています。古典的な形式で書かれていますが、
曲想はとても感傷的で、とりわけ第1楽章は半音階進行を多用した流動的なテ
ーマに彩られ、不安定でとりとめのないメロディは、どことなく聴き手を落ち
着かなくさせるでしょう。落ち着いた第2楽章、活動的なスケルツォを経て、
終楽章はコラールのような重々しいテーマで幕を開けます。 Allegro vivace
に転じてからもせわしなく動く低音部は強迫観念のように耳から離れることが
ありません。併録のシャコンヌは1933年にクレメンズ・クラウス指揮のウィー
ン・フィルハーモニー管弦楽団によって初演された作品。古風な旋律が豊かな
音で彩られていく様からは、まるで奇跡のような美しさを感じさせます。

8.572290
スコット:
1-4.ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.59/5-7.ソナタ・メロディカ/
8-10.ヴァイオリン・ソナタ第3番
演奏:クレア・ホウィック(ヴァイオリン)/ソフィア・ラーマン(ピアノ)
近年再評価の気運が高まるイギリスの近代作曲家、シリル・スコットのヴァイ
オリン・ソナタです。彼はイングランド北部のオクストン出身で、古代ギリ
シャ研究家の父を持ち、幼い頃から音楽に親しみ21歳で最初の交響曲を完成さ
せています。91歳という長命を得て、亡くなる2週間前まで作曲活動を続けま
したが、保守的な作風を貫いたためか、亡くなる頃の彼の評価は決して高いも
のとは言えず、そのまま忘れ去られそうになってしまいましたが、印象派を思
わせる美しい音楽は一度聴くと忘れえぬ魅力を持つ故か、熱狂的なファンも多
く、最近は演奏される機会も増えてきました。ヴァイオリン・ソナタは彼の室
内楽作品の中で重要な部分を占める曲で、とりわけ黙想的な第1番のソナタは
彼の初期の作品の中でも最も成功しているものです。これを聴いてスコットの
ファンになった人は、MARCO POLO(8.223485)で管弦楽作品を聴くことができま
す。

8.572414
カゼッラ:
1-4.交響曲第2番ハ短調 Op.12…世界初録音/
5.ピアノとオーケストラのための「深夜に」Op.30bis
演奏:ユ・ソンヒ(ピアノ)…5/ローマ交響楽団
フランチェスコ・ラ・ヴェッキア(指揮)
1910年4月17日、マーラー自身の指揮による「復活交響曲」がフランスのシャト
レ劇場に鳴り響きました。その時、ドビュッシーは途中で退場してしまいまし
たが、若き作曲家カゼッラ(1883-1947)の体は興奮で打ち震えていたのです。
そして強い感銘を受けたカゼッラがこの交響曲を書いたのは当然の成り行きと
言えるでしょう。最初の音、そして打ち鳴らされる鐘の音。これはまさにマー
ラーそのもの。人間の苦悩を一身に背負ったかのような悲痛な表情を見せてい
ます(この交響曲は結局公表されることなく、すっかり忘れ去られてしまって
いたものですが、あまりにもマーラーの影響が強いことに気づいた彼自身が封
印してしまったのでしょうか? )。イタリア人でありながら、ドイツ音楽へ深
く傾倒した彼の根底には、こういう事情があったようです。同じく公表される
ことのなかった、彼の第1番の交響曲は 8.572413で聴くことができます。

8.570794
メンデルスゾーン:劇音楽「夏の夜の夢」 Op.61(英語歌唱 )
演奏: ジェニー・ウォラーマン(ソプラノ)/ペペ・ベッカー(ソプラノ)/トム
・ミソン(ナレーター)/エイドリアン・グローヴ(ナレーター)/エミリー・レ
イモンド(ナレーター)/アン・マリー・ピアッツァ(ナレーター)他/
ジェイムス・ジャッド(指揮)
ニュージーランド交響楽団/ヴァーシティ・ヴォイセズ/ノータ・ベネ合唱団
この「夏の夜の夢」は、まず序曲が1826年に作曲されました。まず、17歳のメ
ンデルスゾーン(1809-1947)が姉と楽しむためのピアノ連弾曲として書かれ、
すぐに管弦楽版として編曲されています。その16年後、序曲に感銘を受けたプ
ロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム4世の勅命によって「夏の夜の夢の付
随音楽」が書かれました。現在では序曲も再利用され、一緒に演奏されること
が慣例となっています。しかしながら、彼が付けたメロドラマの部分は省略さ
れることが多く、これでは曲の全貌を理解するにあたって片手落ちとなってし
まうではありませんか。そこで当盤では(英語ではありますが)全部きちんと演
奏しています。どうぞ、シェイクスピアの描いた妖精物語を心の中で再現して
ください。

8.579002
カサブランカス:過ぎ去った暗黒の時
1.過ぎ去った暗黒の時(2005)/2-4.3つの警句 (大喜び/夜曲/諧謔)/5.ポスト
リュード/6.愛の詩/7.ダリのためのイントラーダ
演奏:バルセロナ交響楽団 &カタルーニャ管弦楽団
サルヴァドール・マス・コンデ(指揮)
1956年、バルセロナ生まれの現代作曲家カサブランカス(1956-)の管弦楽作品
集です。ハムレットの7つの情景(8.579004)も衝撃的な音色に満ちていました
が、こちらも負けてはいません。アルバム・タイトル曲の「過ぎ去った暗黒の
時」は、バルセロナ交響楽団とカタロニア全国オーケストラ(OBC)によって委
嘱された作品です。暗示に満ちた不可解なタイトルですが、この曲もやはり
シェークスピアへの賛辞が込められているといいます。ただ、それはとても
抽象的であり、どちらかというと先入観にとらわれることなく、音の響きを純
粋に楽しむべく作品と言えるでしょう。演奏には大編成のオーケストラを必要
としますが、瞬間になっている音は少なめで、透明感溢れる室内楽的な静けさ
さえ感じさせる不思議な肌触りを持っています。他には比較的有名な「3つの
警句」を始めとした興味深い作品が収録されています。

8.572335
ショパン:
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
(ショパン・ナショナル・エディション原典版使用 )
1-3.ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
4-7.ポーランドの歌による幻想曲 Op.13/8.クラコーヴィアク Op.14
演奏:エルダー・ネボルシン(ピアノ)
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団/アントニ・ヴィト(指揮)
NAXOSには、既にセーケイとビレット(ブレイナー盤もありました)の録音があ
るショパン(1810-1849)の協奏曲第1番。しかし 2010年のショパン・イヤーに
合わせて新録音を出すことになりました。このネボルシンとヴィトの録音、も
ちろん演奏自体も素晴らしいものですが、何と言っても「ナショナル・エディ
ション」のスコアを用いているところに注目です。ポーランドが国家の威信を
かけて、50年かけてショパンの作品を全て見直し出版した「原典版」は、これ
までの資料を全て詳細に研究し、今までになかった事実を見せてくれる、ファ
ンにとっては涙が出るほど嬉しいものです。この協奏曲第1番では「これまで
150年使われてきたスコアとパート譜は、ショパン自身が書いたものとはかけ
離れていた」という衝撃的な内容が明かされています。これを聴いてみると、
「ショパンは管弦楽法に疎かった」という既成概念が覆されることでしょう。
確かに冒頭から充実した響きに満たされた素晴らしいものとなっています。ま
ず聴き比べてみてください。

8.572014
ブライアン:
1-5.演奏会序曲「勇気のために」(1902-06)
6-14.喜劇序曲「メリーハート博士」(1911-12)
15-22.交響曲第11番(1954)
23-28.交響曲第15番(1960)
※MARCO POLO 8.223588 移行盤
演奏:トニー・ロウ(指揮)…1-5.23-28/エイドリアン・リーパー(指揮)…6-22
/アイルランド国立交響楽団
ハヴァーガル・ブライアン(1876-1972)(本名はウィリアム )は、独学で音楽を
学び、小さな教会のオルガニストを務めていました。20歳になる前にエルガー
の合唱曲に接し、当時の新作音楽を熱心に支持するようになります。作曲を始
めた当初は、その作品を多くの聴衆に支持され順風満帆な作曲家人生を送るか
と思われましたが、様々な事情でドロップ・アウト。生涯に32曲の交響曲を書
きながらも、その作品はほとんど忘れ去られてしまい、現在でもごく一部の熱
狂的なファンによって、偉大なる彼の業績が伝えられているに過ぎません。こ
のアルバムには2つの交響曲と、彼のお気に入りであった「メリーハート博士」
(変奏曲の形式で書かれている)、そして豪壮な「勇気のために」が収録されて
います。これを聴くことで一層ファンが増えること間違いありません。

8.572417
ルエダ:
1-5.交響曲第3番「ルース」(2004-2007)(火/水/大地/大気/光へ向かって)
6.架空の旅「フランシスコ・ゲレーロの思い出に」 (1998)
演奏:アストゥーリアス交響楽団/マキシミアーノ・バルデス(指揮)
ピアノ曲集(8.572075)で、その破壊的な音を聴衆に知らしめたマドリッド生ま
れの作曲家ルエダ(1961-)の管弦楽作品集です。彼は2004年にスペインの文化
省から全国音楽賞を授賞され、その活動が世界的に知られることになりました。
この第3番の交響曲は彼が愛するパワーと色彩が充満した作品で、全ての物質
を構成するとされる四大元素の考えを基にした深遠で色彩感豊かな曲です。こ
の曲は2004年に書き始められましたが、様々な改定を経て2008年に決定稿が作
られます。この演奏はそのスコアを用いたものです。第3楽章の「大地」は、
ホルストの名曲「惑星」へのオマージュとして書かれていて、初演当時から高
い評価を受けています。「架空の旅」は、彼がバスク地方の温泉ホテルに滞在
していた時に書かれた作品。夜の散歩中に目にした山や川から強い感銘を受け、
主人公の性格描写に反映させたというものです。

8.572521
フルートとパーカッションのための音楽集第2集
1.ライサイト(1958-):ボッサではない/ 2.マクドナルド(1958-):悪魔のダン
ス/3-5.ファー(1968-):ケンバン・スリング(バリ/日本/インド )/6.ジョリ
ヴェ(1905-1974):30分/7.アンドニャン(1978-):喜びへの憧れ/8.キラリ
(1954-):ミニアチュア/ 9.マクドナルド:前奏曲第1番/10-11.ヤンセンス
(1939-):エリザー/12.安倍圭子(1937-):道/13.ドゥヴレーズ(1929-):モビー
ル/14.メルテンス(1953-):Inergys/15.ロサウロ(1952-):2つの小品より「別
れの歌」
演奏: マルク・グローウェルス(フルート)/サラ・モーラドグロー(パーカッ
ション&ヴォイス)/ローラ・ケサダ(第2フルート )…14/サイモン・ドレイ
クマン(第2マリンバ)…14/ジャッキー・コペンズ(第2マリンバ)…15
ピアソラから「タンゴの歴史」を献呈されたベルギーの名手、グローウェルが
またまたスゴイCDをリリースしました。あまりにも独創的な演奏をするために、
常に賛否両論を巻き起こすグローウェルですが、今回のアルバムはいかがで
しょうか?今回も珍しい作品が目白押し。世界中から選りすぐった、ここでし
か聴けない作品ばかりが並んでいます。こちらが初体験の人は、第1集
(8.557782)にもぜひ耳を傾けてください。

8.559626
レンティーニ:
1-4.オーケストラ・ホール組曲/5.天使のサイン/6-10.チェロとピアノの5つ
の小品(ディアローグ/幻想/夜想曲/歌/コーダ)/11.イースト・コートの溝/
12-16.セドナからの風景(ボイントン峡谷の疫病神/大聖堂の岩/コーヒー・ポッ
ト/悪魔の橋/ベル・ロック)/17-19.モンタージュ
演奏:ポール・ガンソン(ファゴット)…1-4/ジェフリー・アップルゲート(ヴァ
イオリン)…1-4/ジェイムズ・ファン・フォルケンブルク(ヴィオラ)…1-4/
マーシー・シャントゥー(チェロ)…1-4/ジャクリン・デイヴィス(ハープ)…5
/メアリー・ハリス(ヴィオラ)…5/パンジー・チャン(チェロ)…6-10、17-19
/タン・ショクリャン(ピアノ)…6-10、17-19/ヴェルヴェット・ブラウン
(チューバ)…11/ロバート・コンウェイ(ピアノ)…11/シンシア・フォッグ
(ヴィオラ)…12-16/トム・フラハティ(チェロ)…12-16/ハーヴェイ・サー
マー(ヴァイオリン)…17-19
デトロイト生まれの作曲家、レンティーニ(1958-)は幼い頃から少年聖歌隊隊
員として歌い、8歳でギターの魅力に取りつかれました。当然1960年代から70
年代のロックとビートルズの影響を強く受け、15歳の時にはロック・ギタリス
トとして確固たる名声を築いていたのです。また、並行してクラシック・ギタ
ーと作曲も学び、多くの室内楽と管弦楽のための作品も書いています。彼の作
品は独特な楽器の扱いと、創造的な管弦楽の使い方で、評論家たちから「魅惑
的な現代音楽」と絶賛されています。ファゴットの扱いが見事な「オーケスト
ラ・ホール組曲」、ハープとヴィオラによって描かれる、この世のものとも思
えないほど美しい「天使のサイン」など、確かに独特な美質を備えた曲が並び
ます。

8.559659
ウォーカー:室内楽作品と歌曲集
1.弦楽四重奏曲第2番(1968)/2.ソプラノと室内アンサンブルのための「詩曲」
(1987)/3.弦楽のための抒情詩/4.5つのファンシー/5.モドゥス/6.私は荒
野を見たことがない/7.レスポンス/8.マザー・グース(2054年頃)/9.持って
行け、あの唇を/ 10.そして汝は我をこのように捨て去るのか?
演奏:ジャネット・スタジオ(ソプラノ)…2/パトリシア・グリーン(メゾ・ソ
プラノ)…6-8/ジェームズ・マーティン(バリトン)… 9-10/ソン・ソノラ弦
楽四重奏団… 1.3/キャピトル・チャンバー・アーティスト…2/ヴィドムス
・アンサンブル…4/シグナス・アンサンブル…5/ジョージ・ウォーカー
(ピアノ)…6-10
黒人初のピューリッツァー賞を獲得した作曲家として知られるウォーカー
(1922-)。もともとはピアニストとしてデビューし、オーマンディ指揮のフィ
ラデルフィア管弦楽団とともに、ラフマニノフの協奏曲第3番を演奏したこと
でも知られています。その頃から作曲活動にも熱心で、弦楽四重奏曲や交響曲
を次々と発表し、こちらも高く評価されています。彼の作品はどれも激しく情
熱的で、多くの黒人作曲家がジャズやポップスを重用する中、彼はひたすらク
ラシックに拘り、無調や 12音を駆使したドラマティックな曲を書き続けていま
す。2000年にはアメリカのクラシック音楽殿堂入りを果たしました。ここに収
録されている曲も、どれもシリアスで親しみ易さはあまり感じられませんが、
じっくり味わうことで、その素晴らしさが少しずつ体に浸みこんでいくかと思
われます。

8.570875
ピッツェッティ:ピアノ三重奏曲&ヴァイオリン・ソナタ他
1-3.ピアノ三重奏曲イ長調/ 4-6.ヴァイオリン・ソナタイ長調/ 7-9.ヴァイ
オリンとピアノのための「3つの歌」
演奏:レイラ・ラショーニ(ヴァイオリン)/ラースロー・フェニェー(チェロ)
/アルパスラン・エルチュンゲアルプ(ピアノ)
1921年にロンドンで刊行された「ミュージカル・タイムズ」誌上で「今日の最
も偉大なるイタリアの作曲家」として紹介されたのは当時41歳のピッツェッ
ティ(1880-1968)でした。とは言うものの、この時にはまだプッチーニは存命
であり、音楽界で超大な影響力を誇っていたため、ピッツェッティの存在に目
を留める人などほとんどおらず、彼がメジャーな作曲家となるにはまだまだ年
月を要することでしょう。このアルバムに収められたヴァイオリン・ソナタは
そんな絶賛を浴びる少し前に書かれたもので、戦争時の暗い不安を感じさせな
がらも、セザール・フランクのヴァイオリン・ソナタとの共通性を感じさせる
力強く輝かしい作品です。1925年に書かれたピアノ三重奏も同じ傾向を持つ曲
で、なかなか親しみ易い楽想に満ちた美しい作品です。「3つの歌」は彼の娘、
マリア・テレサに捧げられた比較的簡素な小品。ほっとするような静けさに満
ちています。

8.572233
アレンスキー:ピアノ作品集
1-6.6つの小品 Op.53(1901)/7-10.4つの練習曲 Op.41(1896)/12-22.12の練
習曲 Op.74(1905)/23.6つのエスキース「海の近くで」Op.52
演奏: アダム・ニーマン(ピアノ)
1861年にロシア・ノヴゴロドで生まれたアレンスキー(1861-1906)は幼い頃か
ら音楽の勉強を始め、10歳になる頃には幾つものピアノ曲や歌曲を作曲してい
ました。18歳の時から作曲をリムスキー=コルサコフに師事し、対位法とフー
ガをペテルブルク音楽院で学び、 1882年には素晴らしい成績で音楽院を卒業
しています。このアルバムに収められた様々なピアノ曲は、彼の素晴らしい才
能を目の当たりにするものばかり。メロディにおける天賦の感受性は、まさに
先人ショパンやシューマンを思わせるほどに見事で、この美質はそのままラフ
マニノフや、後に対立するも、スクリャービンへと受け継がれています。多く
の作曲家から影響を受け、また影響を与えたためか、独自性が乏しく感じられ
てしまう部分もありますが、じっくり聴いてみると良さがわかってくることで
しょう。

8.570942
ルビンシテイン:ピアノ作品集第2集(1852-1894)
1.ロシア風セレナーデロ短調(1879頃)/2-3.2つのメロディ Op.3(1852)(ヘ長
調/ロ長調)/4-9.ドレスデンの思い出 Op.118(1894)(シンプリシタス/情熱的
に/ノヴェレッテ /カプリース/夜想曲/ポロネーズ)/10-11.ロマンスと即興
Op.26(1854/58)/12-16.折句第1番 Op.37(1856頃)
演奏:ジョセフ・バノヴェツ(ピアノ)
ピアノ作品集第1集(8.570941)が好評のロシアのピアニスト&作曲家、アント
ン・ルビンシテイン(1829-1894)の作品集です。この第2集は 23歳の時に書か
れた、有名な「へ調のメロディ」から、亡くなる年に書かれた「ドレスデンの
思い出」まで、作曲家の長い経歴を慮る作品を網羅しています。演奏するのは、
GRAMMY賞も受賞した名手、バノヴェツ。彼の明晰なピアニズムによって、どの
曲にもくまなく光が当てられています。トラック1の「ロシア風セレナーデ」
の重苦しくも切ないメロディは、いかなる時もロシア風ですが、どことなく日
本の演歌に通じるものがあるような気がしませんか?また、相変わらず色々な
物が織り込まれている「折句」での甘い囁き風のメロディにも心惹かれます。

8.572204
リース:ピアノ・ソナタとソナチネ集第3集
1-4.ソナタハ長調 Op.9-2/5-7.ソナタ嬰ヘ短調「不運」 Op.26/8.夢 Op.49
演奏:スーザン・カガン(ピアノ)
名ピアニストであり、ベートーヴェンの友人、そして伝記制作者として知られ
るフェルディナント・リース(1784-1838)のピアノ・ソナタ集です。彼はクレ
メンティからハイドン、モーツァルトへとピアノ音楽が変遷していく中、独自
の方法でピアノ・ソナタを作曲し始めました。彼の作風はそのままシューベル
トやメンデルスゾーンなどのロマン派へと続いて行くものです。ハ長調のソナ
タは威厳のあるポロネーズで始まり、情緒的な第2楽章、悲痛な第3楽章を経て、
快活な終楽章へと続きます。巧みな転調などは、古典派の作品には見られない
ものです。「不運」と題された嬰ヘ短調のソナタは、ベートーヴェンからの影
響が見て取れます。第1楽章の構成などはほとんどそのまま「悲愴ソナタ」で
すし、第2楽章にも第3楽章からも「ベートーヴェンらしさ」が漂います。ただ、
リースはベートーヴェンほどの破壊力を持つことはなく、あくまでも上品な嘆
きに留まってしまったところが不運だったと言えるでしょう。単一楽章で書か
れた「夢」は 6つの部分からなる事実上のソナタです。1813年に訪れたロンド
ンで自身の活動を広く知らしめるために書いた作品で、翌年に発表したところ
大きな成功を収めることになりました。

8.572426
イギリス歌曲シリーズ第20集
バターワース:
1-6.「シュロップシャーの若者」からの 6つの歌(今、木々の中でもいちばん
美しい桜の木 /私が21歳だった時/私の瞳を見ないでください/もうこれ以上考
えるな、若者よ /多くの若者たち /うちの馬どもは鋤いているだろうか)/
7-11. 11のサセックス民謡より第7番-第11番(元気な若い水夫は私を招く /日
曜日には17歳/霧の中を彷徨う/真実の恋人の告別/タリーのズボン)/12-16.ブ
レドン・ヒルとその他の歌(ブレドン・ヒル/おお、なんと晴れやかな空と平原
/若者が切なる悩みにため息をつく時/夏の虚ろな草原で/後悔の思いで私の心
は一杯だ)/17.君のために飾りを作ろう/18.あなたのキスがこわい/19.安ら
かに/20.安息/21-26. 11のサセックス民謡より第1番-第6番(あちらに美しき
創造物を建てよう/鍛冶屋が私を呼ぶ/23.愛の種をまこう弁護人はある日外出
した/来たれ、もう一人の私/26.かっこう)
演奏: ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
イアイン・バーンサイド(ピアノ)
NAXOSが精力的にリリースを続ける「イギリス歌曲集シリーズ」は今作で20を
数えます。フィンジやブリテンなど珠玉の作品を耳にして、イギリス音楽の魅
力に取りつかれた人も多いことでしょう。このバターワース(1885-1916)の作
品も聴けば聴くほどに味わい深いものです。彼は最初、弁護士になるべく勉強
を始めますが、イートン・カレッジからオックスフォード大学トリニティ・カ
レッジに進む中で、ヴォーン・ウィリアムスと出会い音楽の道を志します。残
念なことに、第1次世界大戦で若き命を散らしてしまい、また気に入らない作品
は破棄してしまったため、残された作品は本当に少ないのですが、どれも清々
しい青春の息吹のようなものが漂う穏健で美しいものばかり。名バリトン、ロ
デリック・ウィリアムズの伸びやかな声は聴き手の胸を熱い感傷で満たすこと
でしょう。

8.559358
アメリカの合唱作品集
1-5.パーシケッティ(1915-1987):ミサ Op.84(1960)/6-8.W.シューマン(1910-
1992):死のキャロル(1958)/9-14.ボルコム (1938-):マスク(1990)/15-20.
ファイン(1914-1962):砂時計(1949)/21-23.フォス(1922-2009):詩篇(1956)
演奏:ドワイト・ビグラー&アレーナ・ゴリーナ(ピアノ)/テキサス大学チェ
ンバー・シンガーズ/ジェームズ・モロウ(指揮)
多様化する 20世紀の合唱曲。その中でもとりわけアメリカの作品はヴァラエ
ティが豊かです。ここに収録された5人の作品も興味深いものばかり。伝統に
則った作風があったり、ジャズやゴスペルの影響を強く受けていたり、どれも
特色ある美しさを備えています。パーシケッティの「ミサ」は単旋律の聖歌を
上品なハーモニーで包みます。W.シューマンの作品は暗黒の闇の中から響いて
くるような静謐な美しさがあり、ボルコムの作品はアフリカの情熱的なリズム
も感じられる親しみやすい連作です。飛び散る響きが斬新なファインの作品、
敬虔さを纏ったフォスの作品。見事な声によるタペストリーをお楽しみくださ
い。

8.572371
チマローザ:レクイエムト短調
演奏:アドリアーナ・クチェロヴァ(ソプラノ)/テレジア・クルツリャコヴァ
(アルト)/ルドヴィット・ルーダ(テノール)/グスタフ・バラーチェク(バス)
/ルーチニカ合唱団/カペラ・イストロポリターナ
カーク・トレヴァー(指揮)
ナポリ生まれのチマローザ(1749-1801)は、ロッシーニが登場するまでは「オ
ペラ・ブッファの第一人者」として知られていました。70曲ほどある彼のオペ
ラはどれも楽しく軽妙なもので、とりわけ旋律の美しさは筆舌に尽くしがたい
ものがあります。有名なオーボエ協奏曲なども、美しいメロディ全開で人気が
高く、それはこのレクイエムも例外ではありません。彼は生涯に4曲ほどのレ
クイエムを書いていますが、この作品は1878年頃のもので、彼がロシアの女帝
エカテリーナ2世の招きでペテルブルクに行っていた時に、当時滞在していた
フランス大使の妻の逝去を悼み作曲されたと言われています。随所にオペラ
ティックな展開が見られる華やかなもので、美しいメロディもふんだんに使わ
れています。結局彼はロシアで活動することは諦め、ウィーンで活躍しますが、
イタリアに戻ったところで反逆罪に問われ、悲惨な晩年を送ることになるので
す。

8.570124-25 2枚組
びっくり箱-楽しすぎるクラシック名曲集
CD1: 1.フチーク(1872-1916):剣士の入場/2.サティ(1866-1925):ピカデリー
/ 3.アンダーソン(1908-1975):タイプライター/ 4.ハイドン(1732-1809):交
響曲第94番「驚愕」よりアンダンテ/ 5-12.ショスタコーヴィチ(1906-1975):
ジャズ組曲第2番/13.コンフリー(1895-1971):鍵盤の上の子猫/ 14.スーザ
(1854-1932):サーカス・ギャロップ/15.プーランク(1899-1963):ユモレスク
/16-29.サン=サーンス(1835-1921):動物の謝肉祭/ 30.ゴットシャルク
(1829-1869):マンチャの調べ/31.ショスタコーヴィチ:タヒチ・トロット
Op.16/32.アルフォード(1881-1945):ボギー大佐/33.アンダーソン:トラン
ペット吹きの休日/34.プロコフィエフ(1891-1953):3つのオレンジの恋より
行進曲/ CD2: 1.スーザ:自由の鐘/2-4.コンフリー:ワイズクラッカー組曲
/5-8.アーノルド(1921-2006):スコットランド舞曲集/ 9.アンダーソン:シン
コペーテッド・クロック/10.ゴットシャルク:バンジョー/11-13.ショスタコ
ーヴィチ:ジャズ組曲第1番/14.サティ:びっくり箱/15.モーツァルト(1756-
1791):トルコ行進曲/16-25.カバレフスキー(1904-1987):組曲「道化師」/
26.ゴットシャルク:トーナメント・ギャロップ
演奏: VA
フチークの「剣士の入場」は、誰もが一度は聴いたことがあるはず。しかし曲
名を知っている人はほんの一握りのファンでしょう。このアルバムに収録され
ているのは、そんな曲ばかり。曲名を伏せてクイズを楽しむのも「通」のやり
方です。もちろん相当の通でもあまり聴くことのない曲も混じっています。
ゴットシャルクってこんなにいい曲を書いていたんだ。そんな感激にむせぶの
も楽しいものですね。

8.578015-16 2枚組
流れよ、わが涙-ダウランドの音楽
CD1: 1.涙のパヴァン/2.グリーンスリーヴス・ディヴィジョンズ/3.ミニャ
ルダ/4.ジョン・ラングトン氏のパヴァン/5.ファンシー「トレモロ」/
6.夢/7.この生命を捨てて/8.パヴァン「私のバーバラ」/ 9.ファンタジー
第7番/10.ファンタジー第8番/11.ファンタジー第2番「失われし望みのファ
ンシー」/12.バクトン氏のガリアード/13.君よ待て、しばし/14.パヴァー
ヌ/15.笛吹きのパヴァン/16.ホワイト夫人に事なし/17.ラングトン氏のガ
リアード/18.君たち、愛と運命に/19.ヘンリー・ノエルのためのガリアード
/20.ジャイルズ・ホビー氏のガリアード/CD2: 1.メランコリー・ガリアード
/2.ラッセル嬢のパヴァン/3.パヴァン「男ひとりに女ひとり」/4.ダウラン
ドのオリヴァー・クロムウェル先生への別れ/5.流れよ、わが涙/ 6.パヴァ
ーヌ「男ひとりに女ひとり」/7.ケイス博士のパヴァン/8.エセックス伯の
ガリアード/9.ファンタジー第3番「告別」/10.羊飼いが木陰で/11.ジョン
・ダウランドのパヴァン/12.ファンタジー第1番/13.トーマス・コリアー氏
のガリアード/14.ラクリメ/15.いつも悲しむダウランド/16.わが過ちを許
してくれようか?/17.サー・ヘンリー・アンプトンの葬礼
演奏: VA
簡素で美しいダウランドの音楽は、今を生きる芸術家、そして全ての人へ限り
ない想像力と創造性をもたらします。リュートのシンプルな響き、そして人々
の生活と思いを綴った歌詞はとても魅惑的で、どれを聴いても飽きることがあ
りません。

8.112054
ピアノの伝説
1-2.サン=サーンス(1835-1921):アルジェリア組曲(ピアノ編)より(フランス
軍隊行進曲/夕べの夢想)/3.ダンディ(1851-1931):旅の画集 Op.33より第4番
「緑の湖」/4.ダンディ:山の詩 Op.15より第2番「リズミカルな舞曲」/5.
シャミナード(1857-1944):へつらう女 Op.50/6.グリーグ(1843-1907):人びと
の生活の情景 Op.19より第2番「婚礼の行列」/ 7.グリーグ:抒情小品集第5巻
Op.54より第2番「農民の行進」/ 8.グラナドス(1867-1916):スペイン舞曲集
Op.37より第10番「悲しき舞曲」/9.グラナドス:「わら人形、ゴヤ」による
即興曲/10.グラナドス:ピアノ・ソナタ第9番ト短調(原曲:A.スカルラッティ
のソナタ K.190/L.250/P.256)/11.ブラームス(1833-1897):ワルツ Op.39より
第2番ホ長調、第15番変イ長調/12.ブラームス:バラードト短調 Op.118-3(短
縮版)/13.J.シュトラウス 2世(1825-1899):ワルツ「春の声」 Op.410(A.グ
リュンフェルト編)/14.グリュンフェルト(1852-1924):ウィーンの夜会 -シュ
トラウスによるパラフレーズ Op.56/15.モーツァルト(1756-1791):交響曲第
39番変ホ長調 K.543よりメヌエット(ピアノ編曲:J. シュールホフ )/16.シュ
ーマン(1810-1856):ペダルピアノのための練習曲集変イ長調Op.56-4/17.ショ
パン(1810-1849):フーガイ短調/ 18.ショパン:ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2
/19.ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調「英雄ポロネーズ」 Op.53/20.チャ
イコフスキー(1840-1893):2つの小品よりユモレスクホ短調 Op.10-2/21.バー
ド(1540-1623)/ブロウ(1649-1708)/ブル(1562-1628):ソールズベリー卿のパ
ヴァーヌ -フーガハ長調 -王の狩りのジーグ/22.グリーグ:抒情小品集第10集
よりパック Op.71-3/23.リスト(1811-1886):2つの演奏会用練習曲より第2番
小人の踊り/24.リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調(短縮版)
演奏: 1-10…作曲家自作自演/11-12.イロナ・アイベンシュッツ/ 13-15.ア
ルフレート・グリュンフェルト/16.マリー・バウマイヤー/17.ナタリア・ヤ
ノタ/18.アレクサンドル・ミハウォフスキ/19.ラウル・コチャルスキ/20.
ヴァシリー・サペルニコフ/ 21.マーク・ハンブルグ/22.アルチュール・デ
・グレーフ/23.フレデリック・ラモンド/24.アルトゥール・フリードハイム
録音:1901-1924年
現在、記録が残存する一番古いクラシック音楽の録音はブラームスのハンガリ
ー舞曲第1番(1889年)と言われています。それから約120年、録音、再生技術は
想像もできないほど進歩しました。この技術の発明によって、音楽という「瞬
間の芸術」を永遠に残るようになったのです。何という素晴らしいことでしょ
う。このアルバムには19世紀から20世紀に活躍した作曲家たちが残した自作自
演と、彼らの弟子たちの演奏が収められています。文章では表現できない、デ
リケートな解釈など、実際に聴いてみることで瞬時に理解できるのではないで
しょうか。

8.120876
マイ・フェア・レディ(オリジナル・ブロードウェイ・キャスト )(1956)
フレデリック・ロウ(1901-1988):マイ・フェア・レディ(1.序曲/2.なぜイギリ
ス人は英語が話せない? /3.素敵じゃない?/4.ほんの少し運が良けりゃ/5.僕
は普通の男だ/6.今に見てろ/7.スペインの雨/8.一晩中でも踊れたのに/9.アス
コット・ガヴォット/10.君の住む街角/11.でかしたぞ/12.証拠を見せて/13.時
間通りに教会へ/14.男の賛歌/15.あなたなしでも/16.忘れられない彼女の顔
/17.フィナーレ)(1956年録音)/18.マイ・フェア・レディより大使館のワルツ
/ボーナス・トラック(19.ザ・デイ・ビフォア・スプリングよりワイン・ボト
ル/20.ブリガドーンより恋をしているみたい/21.ブリガドーンよりヒースの丘
/22.ブリガドーンよりゼア・バット・フォー・ユー・ゴー・アイ/23.ブリガド
ーンよりラヴ・オブ・マイ・ライフ)
演奏:イライザ・ドゥーリトル…ジュリー・アンドリュース/ヘンリー・ヒギ
ンズ教授…レックス・ハリソン/ピッカリング大佐…ロバート・クート/アル
フレッド・P・ドゥーリトル…スタンリー・ハロウェイ 他/フランツ・アラー
ズ(指揮)/スタジオ・オーケストラ&コーラス…1-17/パーシー・フェイス&
ヒズ・オーケストラ…18/ケイ・バラード(ヴォーカル)/アラン・ジェイ・ラ
ーナー(ヴォーカル)/ビリー・テイラー(ピアノ)/ミルト・ヒントン(ベース)
/ハーブ・ハリス&パーシー・ブライス(ドラムス)
他…19-23
1956年3月にブロードウェイで初演され、6年6カ月に及ぶロングラン公演とな
ったヒット・ミュージカルです。1964年にはオードリー・ヘップバーンの主演
で映画化もされています。下町の花売り娘イライザのシンデレラ・ストーリー
として知られていますが、バーナード・ショウの原作では、「上流階級の人間
の身勝手さ」が強調されていて、なかなか一筋縄ではいかない物語です。とは
いえ、ミュージカルでは登場する全ての人物が愛すべき存在として描かれてい
ます。音楽もまた夢心地。トラック8の「踊り明かそう」は誰もが知っている
名曲です。

8.120890
チャーリーはどこだ?(オリジナル・ロンドン・キャスト )(1958)
フランク・レッサー(1910-1969):チャーリーはどこだ?(1.序曲/2.チャーリー
はどこだ?/3.ここを出た方がいい/4.ニュー・アシュトンの社会人と学生マー
チング・バンド/5.マイ・ダーリン、マイ・ダーリン/6.内緒話つきのセレナー
ド/7.奇跡が起きる/8.これまでよりも美しい/9.そのご婦人は彼の部屋へ/10.
ペルナンブーコ/11.エイミーと愛の中で一度/12.中傷/13.赤いバラ「コティヨ
ン」にて /14.マイ・ダーリン、マイ・ダーリン-フィナーレ )(1958年録音)/
レッサー:ハンス・クリスチャン・アンデルセン (15.私はハンス・クリスチャ
ン・アンデルセン/16.どこでも私はさすらう/17.みにくいアヒルの子/18.尺取
り虫/19.親指姫/20.2人いない/21.王の新しい服/22.コペンハーゲンはすばら
しい)(1952年録音)/ボーナス (23.みにくいアヒルの子/24.尺取り虫/25.王の
新しい服)
演奏:ノーマン・ウィズダム…チャーリー/ピップ・ヒントン…エミー/テレ
ンス・クーパー…ジャック/パメラ・ゲイル…キティ/マイケル・コリンズ
(指揮)&ヒズ・オーケストラ/スタジオ・コーラス…1-14/ダニー・ケイ(ヴォ
ーカル)/ジェーン・ワイマン(ヴォーカル)/ゴードン・ジェンキンス(指揮)
&ヒズ・オーケストラ、合唱団… 15-22/フランク・レッサー(ヴォーカル)
/リン・レスラー(ヴォーカル)/スタジオ・コーラス…23-25
ブライドン・トーマスの戯曲「のんきな叔母さん」を原作とするミュージカル。
ヴィクトリア王朝の格式とルールに囚われた時代(設定は19世紀)に生きる若者
たちの恋愛模様を生き生きと描いています。オックスフォード大学の学生チャ
ーリーとジャックは、各々婚約を考えている女友だちがいるのですが、当時は、
若い男女だけの食事会などもっての他。そこで後見人であるチャーリーの叔母
ドンナ・ルシアをだしにすることにします。しかし当日、その叔母が現れず、
困ったチャーリーは2役を演ずることに・・・。さてどんな騒動が持ち上がる
のでしょう。




<ONDEINE>
●新代理店になり、お取り扱い開始しました。
旧譜カタログはこちら

ODE-1147 \2080
シベリウス(1865-1957):
1-3.ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
4.交響詩「吟遊詩人」Op.64
5.交響詩「森の精」Op.15
演奏 フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)…1-3
ヨーン・ストルゴー(指揮)
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
▼録音2008年11月19-20日…1-3
2010年1月29日…4, 2010年3月18日…5
ヘルシンキ・フィンランディア・ホール
「ヴァイオリン協奏曲」は自らヴァイオリニストを志したシベリウスの初期
の意欲作です。もちろん過去にも数多くの名演が 存在し、今盤のソリスト、
フランク・ペーター・ツィンマーマンも1991年にヤンソンス指揮のフィルハ
ーモニア管弦楽団と この曲を録音しています。当時はドイツ期待の若手と評
された彼にとっての17年ぶりのシベリウス。音色、表現とともに円熟した演
奏が展開されています。 「極寒の澄み切った北の空を、悠然と滑空する鷲の
ように・・・」このヴァイオリン協奏 曲を聴く時の楽しみの一つが、冒頭の
ヴァイオリンの独奏の部分でしょう。彼は、この部分を颯爽と力強く走り抜
けます。第1楽章中間部のカデンツァもまた同じ。全く迷いがありません。第
2楽章のクライマックスでの悠然とした美しさも心に残るでしょう。そして終
楽章。一歩間違うと「炎の祭典」と化する音楽も、ツィンマーマンとストル
ゴーは品の良さを保ったまま曲を盛り上げていきます。旧盤では、幾分乾い
た音色を出すヴァイオリニストとの印象があったのですが、当盤では音色の
美 しさにも嘆息するばかりです。特に深みのある低音は特筆ものです。2008
年秋からヘルシンキ・フィルハーモニー管の首席指揮者に着任したストルゴ
ーは、このオーケストラとの関係を着々と深めているようです。ヴァイオリ
ン協奏曲でもメリハリのある伴奏を聴かせ、2曲の交響詩でも申し分のない解
釈を見せてくれています。




<Two Pianists>
ニーナ・シューマン、ルイス・マガリャアエスという二人のピアニストによっ
て、南アフリカの古都ステレンボッシュに創立された同レーベルは、南アフリ
カでも最も有名なレコーディング・エンジニアグループ「ゲルハルト・ルー・
オーディオ・キャプチュア」とパートナーシップを結び、録音を開始しました。
このレーベルの活動は、ニーナ・シューマン、ルイス・マガリャアエスが共に
教鞭をとるステレンボッシュ大学音楽学部の通年プロジェクトの一環でもあり、
同大学のリサイタルホールをレコーディングに使用しています。設立当初は
2台ピアノのための作品を中心にカタログを構成する計画でしたが、現在はそ
のカテゴリーを広げつつあり、新進ピアニストのフランソワ・デュ・トワや、
バーミンガム市交響楽団で副首席を務めているステレンボッシュ出身のヴァオ
リニスト、ゾー・ベイヤースとレーベル契約を交わすなど、積極的な展開を見
せています。

TP-1039015 \2450
ヴィヴァルディとピアソラの「四季」
ヴィヴァルディ(1678-1741):
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 「春」 Op. 8 No. 1
ピアソラ(1921-1992):
ブエノスアイレスの四季 - 第2番 ブエノスアイレスの夏
ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲 ト短調 「夏」 Op. 8 No. 2
ピアソラ(1921-1992):ブエノスアイレスの四季 - 第3番 ブエノアイレスの秋
ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 「秋」 Op. 8 No. 3
ピアソラ(1921-1992):
ブエノスアイレスの四季 - 第4番 ブエノスアイレスの冬
ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調 「冬」 Op. 8 No. 4
ピアソラ(1921-1992):ブエノスアイレスの四季 - 第1番 ブエノスアイレスの春
ダニエル・ローランド(ヴァイオリン、指揮)
ステレンボッシュ・カメラータ
録音 2008年9月19日-21日 南アフリカ、
ステレンボッシュ大学フィスマーホール
ロンドン生まれアムステルダム育ちのソロイスト、ダニエル・ローランドのデ
ビューアルバム。ヴィヴァルディとピアソラの「四季」を交互に配置しリピー
ト再生で循環する曲の配列を採っています。「NO RISK, NO MUSIC」とローラ
ンド本人が語るように、非常に大胆な弓さばきで叩き弾くような挑戦的な演奏
スタイルですが、ビブラートを極力排してピリオド楽器的にアプローチしてい
るこのヴィヴァルディは繊細さをも兼ね備え、爽快な空気感を醸し出していま
す。2010年秋には南アフリカツアーが決定しており、この「四季」も主要レパ
ートリーとして組み込まれる予定で、今後の更なる活躍に期待がかかる新鋭
ヴァイオリニストです。また、このアルバムはMTN南アフリカ・ミュージック
・アウォードにて最優秀ポピュラー・クラシカル・アルバム賞も受賞していま
す。

TP-1039022 \2450
パガニーニの主題による変奏曲
ブラームス(1833-1897):
パガニーニの主題による変奏曲Op.35(レンツォ・シルヴェストリによる2台
ピアノ編)
ルトスワフスキ(1913-1994):
2台ピアノのためのパガニーニの主題による変奏曲
アレンスキー(1861-1906):組曲第1番Op.15
アレンスキー(1861-1906):組曲第2番『シルエット』Op.23
コープランド(1900-1990):
エル・サロン・メヒコ(レナード・バーンスタインによる2台ピアノ編)
ニーナ・シューマン(ピアノ)
ルイス・マガリャアエス(ピアノ)
ベーゼンドルファーモデル280使用
録音 2008年6月16日-20日 南アフリカ、ステレンボッシュ大学
エンドラーホール
レーベル設立者であるニーナ・シューマンとマガリャアエスによるパガニーニ
の変奏曲集。有名なブラームスの変奏曲をイタリア・ピアノ界の大御所レン
ツォ・シルヴェストリが2台ピアノ用に編曲した楽譜を採用しています。2台
ピアノだからこそ可能な強弱の表現が印象的で、音がかち合うことなく見事
にブレンドされています。また、1941年に若き日のルトスワフスキが書いた
「パガニーニ変奏曲」は、ワルシャワのカフェで作曲家による初演という記
録が残っており、どこかジャジーな薫りのするオシャレな作品です。

TP-1039039 2枚組 \3050
ラフマニノフ:ピアノ・デュオ作品全集
DISC1:
組曲第1番 「幻想的絵画」 Op. 5/組曲第2番 ハ長調 Op. 17/幻想小曲集
Op. 3-2 前奏曲 嬰ハ短調 「鐘」(2台ピアノ編)/イタリア・ポルカ(エイダ
・ブラント編曲)/ロシア狂詩曲(モーリス・ヒンソン編曲)
DISC2:
交響的舞曲 Op. 45(2台ピアノ編)/6つの二重奏曲 Op. 11
ニーナ・シューマン(ピアノ)
ルイス・マガリャアエス(ピアノ)
ベーゼンドルファーモデル280使用
録音 2006年1月7日-13日 南アフリカ、ステレンボッシュ大学
エンドラーホール
2006年にテスト版としてリリースされた一枚。このラフマニノフがヨーロッパ
で高い評価を受け、レーベルの正式な発足に繋がりました。ラフマニノフの
2台ピアノ作品を収録したCDはそのほとんどが組曲と交響的舞曲のみの組み合
わせで、それ以外の2台ピアノ作品を収録したディスクは稀有です。この2枚組
に収録された前奏曲「鐘」も、その曲の知名度と相反するかのようにCD音源は
希少で、なかなかお目にかかるチャンスもありませんが、ソロ・ピアノ版とは
違った味わいがあり、是非ともチェックしておきたいところ。ポルトガルの
ディアリオ・デ・ノティシャス紙のレビュアー、ベルナルド・マリアーノ氏
は「まるで1台のピアノで弾いているようなアンサンブル。それでいて2人分の
エッセンスがしっかり溶け込んでいる」と大絶賛しています。



<cpo>
777595-2 3枚組 \4900
「音楽新時報」でシューマンが見出した新しき才能たち
メンデルスゾーン、ヘンゼルト、シュポア、モシェレス、ポーリーヌ・ガルシ
ア=ヴィアルド、キンケル、シェーファー、J.S.バッハ、ベートーヴェン、
シューベルト、ウェーバー、クララ・シューマン、
そしてシューマン自身の作品集
演奏: 様々な演奏家
シューマンの生誕200年を記念して発売されるこの3枚組のアルバムは、評論家
としての彼の活動に光をあてるものです。新音楽時報(Die Neue Zeitschrift
fur Musik)は、ドイツで現在でも発行されている隔月刊の権威ある音楽雑誌で
すが、これを創刊したのがシューマンであることは多くの人がご存知でしょ
う。創刊されたのは1834年4月で、初代主筆はユーリウス・クノルでしたが、
記事のほとんどはシューマンが書いていました。その翌年、出版元が変わり、
それに伴いシューマンが主筆となり、多数の評論文を発表し、独特の文体とそ
の慧眼で多くの才能を世に出したのです。1843年6月に彼が去ってからも多く
の才能を紹介し続け、現在に至っているのです。このアルバムは、1834年から
1843年の間に彼が紹介した39人の男性、及び女性作曲家たちの歌曲、ピアノ
曲、器楽作品、そして合唱作品を集めたものです。19世紀初めの音楽の流行
から、不朽の名作が誕生する瞬間まで様々な角度から楽しむことができます。

777521-2 \1700
シューマン(1810-1856):男声合唱のための合唱曲全集
1.主人の名誉を作る W.O.17/2.6つの歌 Op.33/3.3つの歌 Op.62/
4.3つの遺作/5.カノン風リトルネッロ Op.65/6.狩の歌 Op.137
演奏: ジンクフォニカー
シューマンは男声合唱のために5つの歌曲集を書きました。そのうち3つは政
治的な色合いが強いものです。例えば、「狩の歌」Op137の作詞者ハインリッ
ヒ・ラウベは、当時ドイツで最も自由主義な気風で知られた「青年ドイツ派」
の詩人であり、ハイネの友人でした。このグループはあまりにも政治に批判
的な作品ばかりを発表していたため、1835年ドイツ連邦議会により、作品の
発禁処分を受けてしまいます(ハイネもやり玉に挙げられました)そんな先進
的なラウベの考え方に共感を抱いたシューマンは、敢えて彼らの詩を用いて
勇壮な男声合唱を仕上げます。それはシューマン自身の愛国心の表れでもあ
り、また、間接的な政治批判ともなっているのです。男声のみによる高らか
な雄叫び、そして深い瞑想。これらを名手たちの集まりであるジンクフォニ
カーが見事に歌いあげています。

777351-2 2枚組 \4900
ダンツィ(1763-1826):交響曲全集
CD1:交響曲 P.222,220,218
CD2:交響曲 P.223,221,219
演奏: スイス・イタリア語放送管弦楽団
ハワード・グリフィス(指揮)
ダンツィは1763年に生まれ、マンハイム、ミュンヘン、シュトゥットガルト、
カールスルーエの宮廷楽団員として活躍し、バイエルン宮廷楽団では首席チェ
リストを務めたほどの名手でした。若き頃モーツァルトに出会ってからは、
一生敬意を持ち続け、ベートーヴェンと同世代であったにも関わらず劇的な
作品を書くことはせず、あくまでも上品でまろやかな作品を書き続け、その
作風はウェーバーへと引き継がれたのです。現在では、管楽器を中心とした
室内楽の作曲家としてのみ広く知られていて、とりわけ木管五重奏では各楽
器の扱いには目を見張るものがあります。しかし、本当のところは当時の主
要ジャンル・・・歌劇、教会音楽、交響曲、管弦楽曲、協奏曲などに数多く
の作品を書いており、もっと高く評価されても良い人なのではないでしょう
か?このアルバムに収録された交響曲集も、古典派からロマン派への橋渡し
としての役割を背負った重要な作品群です。快活な響きが耳を楽しませてく
れることでしょう。

777462-2 \2450
ハッセ(1699-1783):宗教作品集
1.テ・デウム ニ長調/2.聖母マリアのためのリタニア ヘ短調/3.神のみ母
よ ハ短調/4.タントゥム・エルゴ 変ホ長調/5.タントゥム・エルゴ ハ短調
/6.天の女王 ニ長調
バルバラ・クリスティーナ・ストイデ(ソプラノ)/スザンヌ・ラングナー(ア
ルト)/ゲオルグ・ポプルツ(テノール)/マティアス・ルッツェ(バス)
ザクセンヴォーカルアンサンブル/バツドルファー・ホーフカペレ
マティアス・ユング(指揮)
ハンブルク近郊に生まれたハッセは、1723年にオペラ『アンティゴノス』を
もって作曲家デビューを果たし、イタリアへ行き、アレッサンドロ・スカル
ラッティと友好を深めます。少しずつ名声をあげ、1730年代にはヘンデルに
比肩する作曲家とまで高く評価され、120ものオペラを書いたのですが、その
作風は18世紀の聴衆たちには受け入れられることなく、いつの間にか歴史上か
ら忘れ去られてしまったのです。今日では、彼は宗教音楽の大家として知られ
ています。教会の礼拝のために書かれた数多くの作品、とりわけ1751年に作曲
された「テ・デウム」は中央ヨーロッッパの至るところで演奏され、「ドレス
デン・テ・デウム」として知られるようになります。その曲を含む敬虔で神聖
な作品を聴いてみてください。

777394-2 \1700
ヴァインベルク(1919-1996):弦楽四重奏曲集 第4集
1.弦楽四重奏曲 第5番 Op.27/2.弦楽四重奏曲 第9番 Op.80
3.弦楽四重奏曲 第14番 Op.122
ダネル弦楽四重奏団
ヴァインベルクの第4集の弦楽四重奏曲集です。第5番は彼がモスクワに滞在し
ていた時に書かれた曲で、各々の楽章は「メロディー、ユーモレスク、スケル
ツォ、即興、セレナーデ」と題されています。この曲と第9番はショスタコー
ヴィチの影響が多分にあり、重苦しさと苦々しさに満ちています。暗い曲がお
好きな人にはぜひオススメしたい逸品です。第14番の四重奏曲は、彼は新た
な創造の旅に出かけたようです。切れ目のない5つの楽章は、それぞれ関連づ
けられながらも、完全に異なるキャラクターを持っていますが、ヴァインベル
クはそれらを明確に提示することはありません。イメージを膨らませてお聴き
ください。演奏はダネル弦楽四重奏団です。いつものことながら緊密なアンサ
ンブルを聞かせます。

777594-2 2枚組 \4900
ハンブルクの聖なる音楽集 1600-1800年
カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ(1714-1788):
ハンブルク四半期の音楽
CD1:
1.今、すべての神に感謝する H 805(復活祭のための音楽)/2.主よ、我らを
教えたまえ H817(聖霊降臨の祝日のための音楽)
CD2:
1.見よ、私はあなたの言いつけを熱望する H 812(ミカエル祭のための音楽)
/2.栄光は神の高みに H 811(クリスマスのための音楽)
ヒンムリッシュ・カントライ/レザミ・ド・フィリップ
ルトガー・レミー(指揮)
バッハの次男であるC.P.E.バッハは、20代の頃、ベルリンの宮廷楽団員として
フリードリヒ国王に仕え、多くの鍵盤楽器のための作品を書きました。しか
し、1768年にテレマンの後任としてハンブルクの宮廷楽長に就任、ここでは
夥しい数の宗教作品を書いています。このアルバムに収録されているのはハン
ブルクの5つの重要な教会のために書かれた4つの作品です。これらは慣習的
なカンタータとは異なり、教会の特定の行事のために書かれているもので、
その日(日曜日)が来ると5つの教会で一斉に演奏されたのです。どの曲も3本
のトランペット、ティンパニー、そしてオルガンを含む華やかな響きを有し
ていますが、曲は使いまわしも多く、それは彼自身の作品であったり、父バッ
ハの作品であったりと、それを探すのもなかなか面白いかと思います。




<ARTHAUS>
101497(DVD-Video) \5650
101498(Blu-ray) \5650
チレーア(1866-1950):アドリアーナ・ルクヴルール
アドリアーナ・ルクヴルール…ミカエラ・カロッシ(ソプラノ)/ザクセンの
伯爵マウリツィオ…マルセロ・アルバレス(テノール)/ブイヨン侯爵夫人…
マリアンヌ・コルネッティ(メゾ・ソプラノ )/ミショネ…アルフォンソ・ア
ントニオッツィ(バリトン)/ブイヨン侯爵…シモーネ・デル・サビオ(バス)/
シャズイユの神父…ルカ・カザリン(テノール)他
トリノ王立歌劇場管弦楽団&合唱団
レナート・パルンボ(指揮)
ロレンツォ・マリアーニ(演出)
ニコラ・ルベルテッリ(舞台装置)/ルイザ・スピナテッリ(衣装)/ミケーレ・
メローラ(コリオグラフィ)/クラウディオ・シュミット(照明)/クラウディオ
・フェノーリオ(合唱指揮)
2009年、トリノ王立歌劇場ライヴ収録/収録時間 :151分
字幕 :英・独・仏・西・伊・日
2人の敵対するヒロインは、どちらも経験豊かで成熟した雰囲気を求められま
すが、ここで歌うカロッシとコルネッティは貫録も声も申し分なし。アドリア
ーナを思い続けるミショネ役のアントニオッツィがまた泣かせます。もちろん
ビロードの声を持つアルバレスはここでも大活躍、幕切れでの絶唱がいつまで
も耳に残ることでしょう。

101399(DVD-Video) \5650
ロメオとジュリエット-プロコフィエフの音楽によるバレエ
2006年ルートヴィックスハーフェン・フェストシュピール ライヴ映像
アテルバレット/振付・演出…マウロ・ビゴンゼッティ/アイディア…マウロ
・ビゴンゼッティ / ファブリツィオ・プレッシ/装置・衣装…ファブリツィオ
・プレッシ Fabrizio Plessi/照明…カルロ・ケッリ/テクニカルギア…ダイ
ネーゼ
音楽監督・指揮…ブルーノ・モレッティ
ラインハルト・プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団
撮影…アンドレアス・モレル
2006年10月26-27日
収録時間:本編 89分+ボーナス 12分(ビゴンゼッティ、プレッシ、グリッリ、
モレッティヘのインタヴュー(ドイツ語)/字幕:英・仏・西・伊・日 )
シェイクスピアの不滅の名作「ロメオとジュリエット」。類い稀なる振付師、
ビゴンゼッティはこの物語から暴力性を読み取りました。そして彼は「不滅の
愛」と「死」の関係についても鋭く解き明かしてくれます。「どんなに愛し合
う2人の恋人でも、この物語の中では死を乗り越えることができない。だから
こそ、死の場面を最初に持ってきたのだ。仕事から疲れて帰ってくるロメオを
想像できるかね?それでは違う物語になってしまう・・・」そのような信念に
基づき入念に仕組まれた舞台、これは最初にまず本編を見てからインタヴュー
を見ることをお勧めいたします(最初に謎解きがされてしまいますので)。巨大
な送風機、炎を表す照明、そして足に付けたヘルメット。これらを全て駆使し
て、ビゴンゼッティは強いメッセージを送り続けます。どんなに現代的な味付
けがされようとも、激しく肉体が踊ろうとも、普遍の愛、そして死というもの
は変わることがないということを強烈に喚起させる衝撃的な映像です。

100265(DVD-Video) \4350
パーソンズ・ダンス・カンパニー
1.高級な料理(振付…デヴィッド・パーソンズ/音楽…デヴィッド・リントン)
/2.兄弟(振付…デヴィッド・パーソンズ&ダニエル・エズラロウ/音楽…ス
トラヴィンスキー:12楽器のための小協奏曲より )/3.4つのリフレクションズ
(振付…デヴィッド・パーソンズ/音楽…モーツァルト:管楽のためのセレナー
デよりアダージョ)/4.コート(振付&照明…デヴィッド・パーソンズ /音楽
…ロバート・フィリップ )/5.精査(振付…デヴィッド・パーソンズ /音楽…
マイケル・レイ )/6.エンベロープ(振付…デヴィッド・パーソンズ/音楽…
ロッシーニの作品より)/7.ナシメント(振付…デヴィッド・パーソンズ/音楽
…ミルトン・ナシメント)
パーソンズ・ダンス・カンパニー/演出…トーマス・グリム
収録時間:117分/字幕:英・独・仏・西
アメリカの現代バレエの最先端を行くデヴィッド・パーソンズの様々な表現を、
彼自身の言葉で繋ぐ興味深い映像です。振付師、およびダンサーとしても高い
才能を示し、このDVDにも収録されている「コート」(1982年)で世界的に注目
された彼は、常に進化し続けています。身体の持つエネルギーを究極まで発散
させ、さりげなく空間に溶け込ませる技は彼ならではの世界。使用する音楽も、
キング・クリムゾンのリーダーであるロバート・フリップの曲からモーツァル
トまでと多岐に渡ります。ここに収録された7つの作品はどれも魅力的、静と
動が見事なまでに融和した映像に心躍るばかりです。彼自身もメンバーとして
踊る「パーソンズ・ダンス・カンパニー」の見事な動きをご覧ください。

101347(DVD-Video) \4350
ジョニ・ミッチェル -フィドル&ドラム
アルバータ・バレエ/音楽…ジョニ・ミッチェル/振付…ジャン・グラン=メ
ートル/衣装…パメラ・ケイ
カナダカルガリ、ジュビリー・オーディトリアム、ライヴ映像
収録時間 :115分(本編 50分+ボーナス 65分)(ボーナス映像・・・ジョニ・
ミッチェルヘのインタヴュー(英語のみ)/他、ミュージック・クリップ)
カナダの伝説的シンガーソングライター、ジョニ・ミッチェルと国際的人気を
誇る振付師ジャン・グラン =メートルのコラボによる感動的なバレエ作品です。
最近彼女が力を入れて取り組んでいるという環境問題から、戦争を経て平和へ
という普遍的なテーマを、シンプルな装置、照明と美しい体の動きで表現。抽
象的なテーマでありながら、深く心に突き刺さる作品として昇華されています。
ジョニ・ミッチェルの曲は本編で9曲使われており、落ち着いた歌声に載って、
鍛え抜かれた肉体が次々と跳躍し、そして崩れ落ちて行く様を眺めていると、
人類の愚かさと強靭さが改めて思い起こされるのではないでしょうか?アル
バータ・バレエは 2010年のバンクーバー・オリンピックでも素晴らしい舞踏
を披露したカナダの名門バレエ団。総勢30名以下の精鋭で構成され、日本の逸
材、服部有吉氏が所属していることでも知られてます。この映像でも彼の活躍
はばっちりご覧いただけることでしょう。

<MD+G>
31612942 \2080
マルセル・デュプレ:オルガン作品集Vol.12
1.コラールとフーガOp.57
2.レジーナ・チェリOp.64
3.79のコラール Op.28-第61、15、16、76、62、11番
4.4つの旋法によるフーガOp.63
5.スケルツォOp.16
6.79のコラール Op.28-第24、12、34、43、25番
7.3つのエレヴァツィオOp.32
8.サン=トゥーエンのステンドグラスOp.65
9.スーヴェニールOp.65bis
ベン・ヴァン・オーステン(カヴァイエ=コル・オルガン)
録音:2010年4月 サンシュルピス教会、パリ
好評裡に着々と進行している名手オーステンによる「マルセル・デュプレ:オ
ルガン作品集」の第12弾は、デュプレが死の直前まで弾いていたと伝えられる
パリのサンシュルピス教にあるカヴァイエ=コル・オルガンを用い、彼の絶筆
となった《コラールとフーガ》をはじめとした18曲を収録。演奏者のオーステ
ンは、1955年にオランダのハーグ生まれたオルガニスト。オルガニストとして
活躍する一方、ロッテルダム音楽院の教授も務めており、当レーベルには、こ
のデュプレ集や、ヴィエルヌ全集の他、フランス・ロマンティック・オルガン
作品集など、数多くの名録音を発表しています。

94016466(SACD-Hybrid) \2950
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.6
1.ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467
2. 同 第14番変ホ長調K.449
3. 同 第15番変ロ長調K.450
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ&指揮)
ローザンヌ室内管弦楽団
録音:2009年6月22-24日 メトロポール、ローザンヌ 
綿密で洗練されたソロとオケの掛け合いが高い評価を得ているツァハリアス&
ローザンヌ室内管の「モーツァルト:ピアノ協奏曲全集」第6弾。収録曲は、
1784-85年に生れた9つのピアノ協奏曲の中の3曲で、ウィーンにようやく定着
し、泉のように溢れんばかりの創作意欲が漲っていた当時の充実が刻印されて
います。3年前のラ・フォル・ジュルネでも好評を博した同コンビは、今回も
録音史に長らく記憶されるであろう、しなやかで瑞々しい名演を聴かせてくれ
ます。

30416472 \2080
シューマン:室内楽作品集Vol.1
1.ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調Op.121
2. 同 第1番イ短調Op.105
3.F.A.E.ソナタ(1853)
アンサンブル・ヴィラ・ムジカ
〔ニコラス・チュマチェンコ(Vn) カレ・ランダル(P)〕
録音:2009年11月23-24日 マリエンミュンスター修道院 
ドイツ各地域のオーケストラから集まったメンバーで構成されるアンサンブル
・ヴィラ・ムジカ。これまで当レーベルに30枚以上の録音を残してきた彼らの
最新シリーズに選ばれたのは、今年が生誕200周年のシューマン。その第1弾と
なる当盤は、シューマンがデュッセルドルフで書いた3つのヴァイオリン・ソ
ナタをお届けします。アルゼンチン育ちのヴァイオリニストで、ソロ、アン
サンブル、指揮の他方面で活躍するチュマチェンコと、1982年チャイコフス
キー国際の入賞者でもあるランダルの充実したデュオでどうぞ。

60316442 \2080
ファイアリー・アンド・サブライム
1.クヴァンツ:協奏曲第5番ニ長調QV5:45(世界初録音)
2.ルクレール:トリオ・ソナタ ニ長調Op.2‐8
3.C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタ イ長調Wq.146
4.グラウン:協奏曲ヘ長調
5.クヴァンツ:ソナタ ハ長調QV2:Anh.3
6.ブラヴェ:協奏曲第2番イ短調
ラ・リコルダンツァ
録音:2010年2月12-14日 マリエンミュンスター修道院 
ドイツのハノーファー近郊で生まれ、ポツダムで没した18世紀のヨーロッパを
代表する名フルート演奏家&作曲家のクヴァンツ。あのフリードリヒ大王の
フルート教師も務めた彼の2曲を中心に、18世紀に活躍した作曲家たちの情熱
と気品が絶妙にバランスした協奏曲やソナタを6曲収録しました。古楽の第一
線で活躍するラ・リコルダンツァの演奏の精度は当盤でもめざましく、彼らが
ベルリン州立図書館で手稿を発見したクヴァンツの協奏曲は、今回が世界初
録音ということもあり、古楽&フルート・ファンは必聴です。

32016242 \2080
北ドイツのオルガン巡礼Vol.1「リューベック」
1.Calcanten-Glocke/2.トゥンダー:前奏曲ト長調/3.同:来ませ、聖きみ霊
/4.同:カンツォーネ ト長調/5.同:イエス・キリスト、我らの救い主、我
らから神の怒りを取り去りたまえ/6.ハッセ:ペダルの前奏曲/7.同:いと高
きところには神にのみ栄光あれ/8.ブクステフーデ:来ませ、聖きみ霊BuxWV.
199/9.同:パッサカリア ニ長調BuxWV.161/10.同:主よ、我らを汝の御言葉
のもとに留めたまえBuxWV.185/11.同:ああ、神と主よBuxWV.177/12.同:前
奏曲ニ長調BuxWV.140/13.同:今ぞ我ら聖霊に乞わんBuxWV.209/14.同:カン
ツォーネ ト長調BuxWV.173/15.シファーデッカー:我が心は主を崇め/16.
J.S.バッハ:暁の星のいと美しきことかな/17.ブルーンス:前奏曲ト長調
マルティン・ロスト(シュテルワーゲン・オルガン)
録音:2010年5月28-29日 聖マリエン教会、シュトラールズント
東欧各地へのオルガン巡礼シリーズで知られるマルティン・ロストが、今度
は北ドイツで新しいシリーズを始めます。その記念すべき第1弾に選ばれたの
が、メクレンブルク=フォアポンメルン州の第4の都市シュトラールズント。
17世紀にリューベックで活躍した高名なオルガン製作者であるフリーデリヒ
・シュテルワールが1653-59年にかけて製作した聖マリエン教会の巨大オルガ
ンを使って、パワフルかつ爽快な名演を繰り広げます。



<ECM>
4763855 \2180
オフィチウム・ノヴム
1.コミタス:何という奇跡
2.ビザンツ聖歌:聖にして福たる常生なる天の父
3.ガルバレク:アルティング・フィンズ
4.K.ニコライ:連祷
5.コミタス:サーブ、サーブ
6.ペルト:最も神聖なる神の母
7.作者不詳:3つのMorillas M'Enamoran
8.コミタス:私の心は震えている
9. 同:Hays hark nviranats ukhti
10.ぺロタン:アレルヤ、処女マリアの誕生 
11.ガルバレク:ウィ・アー・ザ・スターズ
12.セフェリス:少しだけ静まる
ヤン・ガルバレク(ソプラノ&テナー・サクソフォーン) 
ヒリヤード・アンサンブル
録音:2009年6月29日-7月1日 ザンクト・ゲロルト修道院、オーストリア
100万枚以上の売り上げを記録した大ヒット・アルバム「オフィチウム」の録
音から16年。ジャズ・サックスの鬼才ヤン・ガルバレクと、イギリスの名門
ヒリヤード・アンサンブルが再び邂逅して世に送り出す第3弾は、21世紀の
「新オフィチウム」です。その舞台の中心となるのはアルメニア。中世の宗
教音楽とコーカサス地方の民族音楽を巧みに融合した作風で知られる19世紀
アルメニアの修道士コミタスの名曲を中心に、ペルトやガルバレクの現代作
品までカバーした12曲は、聴き手をふたたび浮遊する自由な音楽宇宙へと誘
ってくれることでしょう!

<Tower Records Origina>
●WARNER Detour Collection Vol.4
WQCC 190 2枚組 \1500
ベートーヴェン:チェロソナタ全曲
アンナー・ビルスマ(Vc)

WQCC 192 \1000
デュフリ:クラヴサンのための作品集
ジョス・ファン・インマゼール(クラヴサン)

●CLASSICAL TREASURES(EMI)VOL.3
QIAG 50048 2枚組 \2000
チャイコフスキー:交響曲第5番
ショスタコーヴィチ:交響曲第12番「1917年」
ムソルグスキー(R.コルサコフ編):はげ山の一夜
ボロディン:
交響詩「中央アジアの草原にて」、歌劇「イーゴリ公」よりダッタン人の踊り
ショスタコーヴィチ:祝典序曲 
ジョルジュ・プレートル指揮
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、他

QIAGR 50050 \1000
シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
家庭交響曲、祝典前奏曲(ウィーン・コンツェルトハウスの献堂式のために)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮
フィラデルフィア管弦楽団
1993年5月17-19日サントリーホールでのライヴ

QIAG 50051 2枚組 \2000
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番、第20番、第24番
アンドレ・プレヴィン(pf)
エイドリアン・ボールト指揮、ロンドン交響楽団
2台のピアノのための協奏曲K.365
ラドゥ・ルプー(pf)
アンドレ・プレヴィン(pf、指揮)
ロンドン交響楽団 1973年9月、1975年12月、1976年7月

QIAG 50053 2枚組 \2000
サン・サーンス:ピアノ協奏曲全集
ジャンヌ=マリー・ダルレ(pf)
ルイ・フレスティエ指揮、フランス国立放送局管弦楽団
七重奏曲Op.65
ロジャー・デルモット(Trp)
ガストン・ロジェロ(Cb)
パスカル四重奏団 1955-57年

QIAG 50055 6枚組 \6000
ヨーロッパの合唱音楽の歴史
ブラームス:祭典と記念の格言Op.109
レーガー:おお死よ、おまえはなんと厳しいことかOp.110-3
シェーンベルク:地上の平和Op.13
R.シュトラウス:ドイツ・モテトOp.62
エドルンド:エレジー
バルトーク:4つのスロヴァキア民謡、4つのハンガリー民謡
リゲティ:朝、夜、ルクス・エテルナ
ジェズアルド:行け わがため息よ
ガストルディ:勝利の愛
モンテヴェルディ:波はささやく
ロッシーニ:ゴンドラの船頭、新年に乾杯、舟遊び
ペトラッシ:ナンセンス
ピツェッティ:2つの合唱曲
カスティリオーニ:ジロ
ドビュッシー:シャルル・ドルレアンの3つの歌
バディングス:ブルターニュの3つの歌
ラヴェル:3つの歌
プーランク:人間の顔
マルタン:シェイクスピアの「嵐」からの5つの歌
バード:陽気で楽しい5月
ダウランド:急ぐのをやめて
モーリー:火事だ 火事だ!
タリス:汝にのみ希望を
ブリテン:聖セシリア賛歌Op.27
モンテヴェルディ:愛する女の墓に流す恋人の涙
ダラピッコラ:ミケランジェロの詩による6つの合唱曲 第1部
ピツェッティ:3つの合唱曲
ウェルレ:海の前奏曲
ペンデレツキ:スターバト・マーテル
レーガー:8つの宗教歌Op.138、ああ主よ 我を罰し給うなOp.110-2
R.シュトラウス:化粧室の女神、夕べ
プーランク:7つの歌
ジョリヴェ:祝婚歌
メシアン:5つのルシャン
マルタン:ミサ曲
エリック・エリクソン指揮
ストックホルム室内合唱団、ストックホルム室内合唱団、他




<WARNER>
WARNER 2564 681031 15枚組 \7850
テルデック録音集
トーマス・ツェートマイアー(Vln)
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ全曲
モーツァルト:
ロンドK.269、K.373、アダージョK.291、ヴァイオリン協奏曲第1番-第5番、
ヴァイオリン協奏曲ニ長調K.217a
フィルハーモニア管弦楽団
行進曲K.249、ハフナー・セレナードK.250
ニコラウス・アーノンクール指揮、シュターツカペレ・ドレスデン
二重奏曲K.423、K.424
タベア・ツィンマーマン(Vla)
ハイドン:二重奏曲第1番
タベア・ツィンマーマン(Vla)、
ヴァイオリン協奏曲Hob.Vlla No.1
フランツ・リスト室内管弦楽団
ベートーヴェン:三重協奏曲
クレメンス・ハーゲン(Vc)ピエール=ロラン・エマール(pf)
ニコラウス・アーノンクール指揮、ヨーロッパ室内管弦楽団
ロマンスOp.40、Op.50
ドイツ室内フィルハーモニー
ヴァイオリンソナタ第5番「春」、第9番「クロイツェル」
マルコム・フレージャー(fp)
シューマン:幻想曲Op.131
クリストフ・エッシェンバッハ指揮、
フィルハーモニア管弦楽団
パガニーニ:24のカプリースOp.1
シューベルト:
ヴァイオリンと管弦楽のための小協奏曲D.345、ポロネーズD.580、
ロンドD.438
ドイツ室内フィルハーモニー 
ロンドD.895
デイヴィッド・レヴァイン(pf)
シューマン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.posth
クリストフ・エッシェンバッハ指揮、フィルハーモニア管弦楽団
ヴァイオリンソナタ第1番、第2番、おとぎの絵本Op.113
シプリアン・カツァリス(pf)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮、クリーヴランド管弦楽団
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲
エリアフ・インバル指揮、フィルハーモニア管弦楽団
ロマンスOp.11 ドイツ室内フィルハーモニー
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
ヤーノシュ・ローラ指揮、フランツ・リスト室内管弦楽団
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
クルト・マズア指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ベルク:ヴァイオリン協奏曲
ハインツ・ホリガー指揮、フィルハーモニア管弦楽団
ヤナーチェク:ヴァイオリン協奏曲「魂のさすらい
ハインツ・ホリガー指揮、フィルハーモニア管弦楽団
ハルトマン:ヴァイオリン協奏曲「葬送」
ドイツ室内フィルハーモニー
ベルク:室内協奏曲
オレグ・マイセンベルク(pf)
ハインツ・ホリガー指揮、ヨーロッパ室内管弦楽団
シェーンベルク:室内交響曲第1番
ハインツ・ホリガー指揮、ヨーロッパ室内管弦楽団

WARNER 2564 680255 \2450
Live in Moscow
ラフマニノフ:合唱交響曲「鐘」
ショスタコーヴィチ:祝典序曲Op.96/グラズノフ:吟遊詩人の歌Op.71
ムソルグスキー(ストコフスキー編):
歌劇「ホヴァンシチナ」第4幕への前奏曲
ラフマニノフ(セレブリエール編):ヴォカリーズ
ホセ・セレブリエール指揮、ロシア国立管弦楽団
リューボフ・ペトロヴァ(Sop)アンドレイ・ポポフ(Ten)
セルゲイ・レイフェルクス(Br)モスクワ国立室内合唱団

WARNER 2564 679864 3枚組 \2850
Troubadour Songs
中世吟遊詩人の歌
アン・アゼマ、ジョエル・コーエン、カメラータ・メディテラネア


●WARNER Opera series Vol.6
WARNER 2564 680216 \2080
ルイジ・ノーノ:歌劇「不寛容」
ベルンハルト・コンタルスキー指揮、
シュトゥットゥガルト州立オーケストラ
David Rampy(Ten)Jerrold van der Schaaf(Ten)Urszula Koszut(Sop)
Wolfgang Probst(Br)Kathryn Harries(Sop)

WARNER 2564 680209 2枚組 \2450
ラモー:歌劇「プラテー」
マルク・ミンコフスキ指揮、ルーヴル宮音楽隊
ジル・ラゴン(Ten)ヴァンサン・ル・テジエ(Br)ジェニファー・スミス(Sop)
ギュメット・ロランス(MSop)ギ・ドゥ・メ(Ten)ヴェロニク・ジャンス(Sop)

WARNER 2564 680207 3枚組 \3500
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」
ダニエル・バレンボイム指揮、シュターツカペレ・ベルリン
ジェーン・イーグレン(Sop)グンナー・グドビョルンソン(Ten)
ヴァルトラウト・マイアー(Sop)ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Bs)
シュテファン・リューガマー(Ten)ルネ・パーペ(Bs)
アルフレード・ライター(Bs)ペーター・ザイフェルト(Ten)
ドロテア・レシュマン(Sop)トーマス・ハンプソン(Br)

WARNER 2564 680179 2枚組 \2450
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」
ケント・ナガノ指揮、ロンドン交響楽団
キリ・テ・カナワ(Sop)カルロ・ショーソン(Br)
ナンシー・グスタフソン(Sop)バリー・バンクス(Ten)
リチャード・リーチ(Ten)アラン・ユーイング(Bs)アラン・タイタス(Br)
ヴァーノン・ミドグレイ(Ten)ジーノ・キリコ(Br)
ロベルト・スカンディウッツィ(Bs)レスリー・ファイソン(Bs)

WARNER 2564 680154 2枚組 \2450
ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクァーレ」
ガブリエレ・フェッロ指揮、リヨン国立歌劇場管弦楽団
ガブリエル・バキエ(Br)ジーノ・キリコ(Br)
バーバラ・ヘンドリックス(Sop)ルネ・シレール(Bs)
ルカ・カノーニチ(Ten)


●Apex series 各1枚 \680
WARNER 2564 680709
サン・サンーンス:交響曲第2番、第3番「オルガン付き」
マリー=クレール・アラン(Org)
ジョルジュ・プレートル指揮、ウィーン交響楽団

WARNER 2564 680707
シューベルト:4手のためのピアノ作品集
3つの軍隊行進曲 D733、8つの変奏曲D.813、
創作主題によるソナタ「グラン・デュオ」D.812
ダニエル・バレンボイム、ラドゥ・ルプー(pf)

WARNER 2564 680438
R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」、交響詩「ドン・ファン」
ジョン・シャープ(Vc)
ダニエル・バレンボイム指揮、シカゴ交響楽団

WARNER 2564 680436
シューマン:ミルテの花Op.25
メアリー=スチュワート女王の詩による5つの歌曲
ナタリー・シュトゥッツマン(Alt)
ミシェル・ダルベルト(pf)

WARNER 2564 680434
ワーグナー:「ニーベルングの指輪」より管弦楽曲ハイライト
ジークフリート牧歌
ドナルド・ラニクルズ指揮
シュターツカペレ・ドレスデン



<ミューズエンターテインメイト>
MECO 1003(SACD-Hybrid) \3000
国内盤仕様
Miyuji plays Liszt
リスト:ピアノ曲集
ピアノソナタ ロ短調、ハンガリー狂詩曲 第2番、オーベルマンの谷、
ラ・カンパネラ、愛の夢 第3番
金子三勇士(pf)
6歳で単身ハンガリーに留学、若干11歳飛び級でハンガリー国立リスト音楽院
ピアノ科入学、16歳で全課程を優秀で卒業、バルトーク国際コンクール・グ
ランプリという金子三勇士(miyuji)。そのハンガリークラシック界の申し子
ともいえるmiyujiによるオール・リスト・アルバム。リストならではの超絶
技巧と深いロマティシズムは、miyujiの日本人ばなれした独特の音楽性や楽
曲解釈と融合、さらに高い次元で昇華し聴く者に深い感動を与えます。リス
ト、ここに極まれり…
DSDレコーディング、SACDハイブリッド盤の高音質も魅力です。
驚いた。スタインウェイのピアノが芯まで鳴りわたり、集中度の高い最弱音
から輝かしい最強音まで粒のそろったタッチ。パレットの上に乗った音の絵
の具の色数にも不足しない。何より素晴らしいのは、類まれな技をひけらか
すことなく、楽曲の真価に迫る気迫だった。リストの音楽がまるで生き物の
ように弾み、推進力を伴ったフレーズのアーチが前へ前へと進み、瞬間の和
音の色合いや立体感にも目を瞠るものがある。
強く、象徴的な和音の連打が物理的な音響ではなく、独特の生命感を放つリ
ズムとともに奏でられる。クライマックスへの歩みには崇高な創造物を仰ぎ
見る者ならではの深い祈りがある。ロ短調ソナタから、これほどの命と祈り
を感じたのは30数年前、横浜で聴いたクラウディオ・アラウの実演以来かも
しれない。
20歳の命と力の限りを尽くし、見事な一里塚(マイルストーン)を築いた記録
がこのデビュー盤である。
池田卓夫(日本経済新聞編集委員)

MECO 1002(SACD-Hybrid) \3000
オマージュ・ア・パリ
プーランク:クラリネットソナタ
サン=サーンス:オーボエソナタ(クラリネット版)(世界初録音)
ドビュッシー:第1狂詩曲
ジャニーヌ・リュエフ:コンチェルティーノ
レイモンド・ガロワ・モンブラン:コンチェルトシュトゥック
アンリ・ラボー:ソロ・ドゥ・コンクール
ジョルジュ・オーリック(浦壁信二編曲):映画「赤い風車」よりワルツ
赤坂 達三(Cla)
浦壁 信二(pf)
日本でただひとり、ソロクラリネッティストとして活躍する、クラリネットの
貴公子・赤坂達三の実に6年ぶりのニューアルバム、そしてデビュー20周年記念
アルバムです。今回の収録曲は演奏者自身が強く望んでいた「アーティストと
して最盛期の今しか残せないであろう」と語る超絶技巧曲集。
パリ・コンセールバトワール(パリ国立音楽院)の歴代作曲家がパリ音楽院の試
験曲として作曲した各曲は、当代一流の名門音楽大学の試験曲というだけあっ
て、最高難度の技巧、高い音楽性が要求される曲ばかりです。
サン=サーンスのオーボエソナタは演奏者自身のクラリネットに対する想いか
ら、クラリネット版での世界初録音となりました。
アンコールピースとして、オーリックの映画音楽「赤い風車-ワルツ」も収録、
フランス・パリに自身の音楽的ルーツを置く赤坂達三ならではの、まさにオマ
ージュ・ア・パリです。収録曲の中にはあまり演奏機会の少ない作品もあり、
秘曲ファンにはまさに垂涎の1枚です。レコーディングはDSDレコーディング、
SACDハイブリッド盤でのリリースで、音質も充実。
また共演ピアニストは長い間伴奏者を務める浦壁信二。二人はパリ国立音楽院
の留学組みで実に25年来の仲ですが、まさに肝胆あい照らし、酸いも甘いも知
り尽くした二人ならではの絶妙のアンサンブルは圧巻です。
いわゆるグランドピースアルバムではありませんが、世界的に認識されている
最高難度の名曲の数々は、今の赤坂達三の実力、芸術観を世に問う1枚として
注目されていくことでしょう。
企画・制作 ソニー・ミュージックダイレクト

<VENEZIA>
CDVE00021 3枚組 \1650
マリア・グリンベルグ(ピアノ)の芸術
CD.1
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
キリル・コンドラシン指揮モスクワRTV大管弦楽団 1947年
(2)ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
ネーメ・ヤルヴィ指揮ソビエト国立交響楽団 1965年
CD.2
シューマン:
(3)ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
カール・エリアスベルグ指揮ソビエト国立交響楽団 1958年
(4)色とりどりの小品 op.99 から 10曲 1947年
CD.3
ショスタコーヴィチ:
(5)ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 op.35
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮モスクワRTV大管弦楽団 1962年
(6)24の前奏曲とフーガ op.87 から 7曲 1951-62年
以上、ピアノは全て マリア・グリンベルグ Maria Grinberg
幅広いレパートリーをもつ偉大な芸術家グリンベルグの演奏からロマン派の
鮮やかで美しい作品集と、縁深いショスタコーヴィチの作品を収録した3CD
です。

CDVE04388 \1350
プロコフィエフ:
(1)カンタータ「彼らは7人」 op.30
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
モスクワRTV大管弦楽団 
(2)十月革命20周年のためのカンタータ op.74
キリル・コンドラシン指揮
モスクワ・フィル、ユルロフ国立合唱団 
(3)カンタータ「スターリンへの祝詞」 op.85
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
モスクワRTV大管弦楽団 
1962-1968年録音
いずれも良く知られた曲ではありませんが、プロコフィエフ独特の魅力が詰
まった作品集です。個性溢れる指揮者達によるオーケストラを存分に鳴らし
きった爆演も聴きものです。(2)はCDVE04275(既に廃盤)の再収録です。

CDVE04389 \1350
ショスタコーヴィチ:
(1)映画音楽組曲「ニュー・バビロン」 op.18a
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
モスクワ・フィル 1975年モスクワ、スタジオ録音
(2)無伴奏男性合唱の為の「忠誠」(8つのバラード) op.136
グスタフ・エルネサクス指揮 Gustav Ernesaks
エストニア国立男性合唱団 1970年タリンでのライヴ録音
1929年3月に公開された映画「ニュー・バビロン」のために、20代前半の若き
ショスタコーヴィチによって書かれたサイレント映画の音楽をロジェストヴェ
ンスキーが取りまとめた7曲の作品。
「忠誠」は1970年のレーニン生誕100年に向けて作曲されたショスタコーヴィ
チ晩年の作品です。指揮者のエルネサクスはエストニアの作曲家で指揮者でも
あります。エルネサクスはこの曲をショスタコーヴィチから献呈を受け、且つ
初演もおこなっています。





<CARUS>
83.227(SACD-Hybrid)\2380
ケルビーニ:レクイエム ハ短調
フリーダー・ベルニウス指揮 Frider Bernius
ホフカペレ・シュトゥットガルト Hofkapelle Stuttgart
シュトゥットガルト室内合唱団 2010年5月13-15日録音

83.346 \2380
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-84):クラヴィア作品集 
(1)序曲 変ホ長調 BR-WFB A 59 / Fk deest (世界初録音)
(2)協奏曲 ト長調 BR-WEB A 13b / Fk 40 (世界初録音)
(3)ソナタ ヘ長調 BR-WFB A 10 / Fk unsicher (世界初録音)
(4)ソナタ ニ長調 BR-WFB A4 / Fk 3
(5)メヌエット ヘ長調 BR-WFB A 50b / Fk deest (世界初録音)
(6)幻想曲 二短調 BR-WFB A 105 / Fk deest (世界初録音)
(7)幻想曲 ホ短調 BR-WFB A 24 / Fk 21
レオン・ベルベン(チェンバロ) Leon Berben 2010年1月29-31日録音
大バッハの長男である、W.F.バッハの珍しいチェンバロ作品集。オランダ生
まれ(1970-)でレオンハルトやコープマンに学に2000年からムジカ・アンテ
クァ・ケルンの一員でもある才能溢れる若きベルベンの名演奏です。

83.360 \2380
バロック・リコーダー・アンサンブルによるバッハ:作品集
J.S.バッハ:
(1)フーガの技法から 第1曲、第4曲、第9曲、第18曲
(2)幻想曲とフーガ ハ短調 BWV.537
(3)トッカータとフーガ 二短調 BWV.538 「ドリア調」
(4)前奏曲とフーガ ト長調 BWV,550
(5)コラール「われら悩みのきわみにありて」 BWV.641
(6)J.C.バッハ:四重奏曲 ト長調 op.19-3
(7)W.F.バッハ:デュエット ホ短調 Fk. 54
フラウタンド・ケルン Flautando Koln
2009年8月18-21日録音

83.448 \2380
ブラームス:
12のドイツ民謡集から
第2曲「目覚めよ、美しい恋人」、第3曲「美しい乙女よ、私を許して」
第5曲「あの下の谷の底では」、第6曲「夕べに」
第8曲「牧場に一軒の家が立っている」
14のドイツ民謡集から
第2曲「楽しく馬で走りたい」、第3曲「夜のひととき」
第7曲「聖ラファエル」、第8曲「静かな夜に」、第13曲「花を刈り取る死神」
3つの四重奏曲 op.31、3つの四重奏曲 op.64から「故郷に」「夕暮れ」
ドイツ民謡の詩による「背の曲がったヴァイオリン弾き」op.93a
ピアノ・ソロ
間奏曲 第1番 op.118-1 第6番 op.118-6、バラード第4番 op.10-4
ホルガー・スペック指揮 Holger Speck
アンヌ・ル・ボセック(ピアノ)Anne Le Bozec
ラスタット・ヴォーカル・アンサンブル Vocalensemble Rastatt
2009年9月20-24日録音




<ORPLID>
ORPLID 13 \2380
安積京子 Asaka Kyoko(ピアノ)デビュー・アルバム
(1)リスト:「リゴレット パラフレーズ」 変ニ長調
グリーグ:「抒情小曲集」から
(2)「夏の夕べ」 変ニ長調 op.71-2
(3)「小人の行進」 ニ短調 op.54-3
(4)「夜想曲」 ハ長調 op.54-4
(5)「トロルドハウゲンの婚礼の日」 ニ長調 op.65-6
ショパン:
(6)幻想即興曲 嬰ハ短調 op.66
(7)夜想曲 変ホ長調 op.9-2
(8)スケルツォ第3番 嬰ハ短調 op.39
(9)リスト:「愛の夢」 第3番 変イ長調
(10)シューベルト:即興曲 変ホ長調 op.90-2
(11)ブラームス:ラプソディー ロ短調 op.79-1
安積 京子(ピアノ)
2010年3月22,24日ミュンヘンでの録音
安積 京子(あさか きょうこ)
ASAKA KYOKO http://www.kyoko-asaka.com/index.html
大阪音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。同大学院音楽研究科ピアノ
研究室を修了。
2006年ドイツ国立ワイマール・フランツ・リスト音楽大学を卒業。
同年10月ミュンヘン音楽大学大学院歌曲伴奏科に入学、2008年7月
同大学院を修了。
第7回国際ウィーンピアニストコンクール第二位受賞。
第14回ブレストピアノコンクール(フランス)第一等メダル受賞。
2008年8月ウィーンのコンチェルトハウスにてスロバキア?ブラティスラバ
フィルハーモニー(指揮:ラスティスラフ ストゥールRastislav Stur)と
モーツァルト作曲「ピアノ協奏曲第20番」を共演、好評を博する。
2002年大阪にてチェコのマルティヌー弦楽四重奏団と共演。
2003年ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団(指揮:山下一史)とグリーグ作曲
「ピアノ協奏曲イ短調」を共演。
2005年夏にはトルコ・イズミールにてジョイントコンサートに出演。
同年秋にはヴァイオリニストと共にチェコへ招待されコンサートを行う。
2006年6月ドイツ・バイロイトにてジョイントリサイタルに出演。
同8月にはポーランド・クラクフにて室内楽演奏会に出演。
同12月には大阪にてヴァイオリニストとデュオリサイタルを開催。
2007年3月には再びチェコに招待され、歌手と共に9都市にてコンサートツアー
をする。
2009年春、ウィーンとミュンヘンにてソロリサイタルをするなどヨーロッパ
各地で90回を越す演奏活動を精力的に行う。
これまでにピアノを鳥居里香、増本あつ子、岡原慎也、神野明、K.シルデ、
A.トルガーの各氏にドイツ歌曲伴奏法をH.ドイチュ氏に師事。
ミュンヘンピアニストクラブ会員。
日本ピアノ教育連盟会員。
日本では、仙台と関西を中心に数多くのコンサートを行っています。
来年1月には東京でのコンサートもございます。




<ARCHIPEL>
ARPCD0501 \1050
(1)ハイドン:交響曲第102番 変ロ長調
1955年12月30日ナポリでのライヴ
(2)ハイドン:交響曲第104番「ロンドン」ニ長調
1959年12月7日ナポリでのライヴ
(3)「アレグロ・モデラート」「アレグロ」
バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第3番 ト長調 BWV.1048 から
1957年12月17日ナポリでのライヴ
セルジュ・チェリビダッケ指揮
RAIナポリ・A.スカルラッティ・オーケストラ
音質はどれも素晴らしく良いです。

ARPCD0503 \1050
(1)ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 op.90
RAIミラノ交響楽団 1956年4月6日ミラノでのライヴ
(2)ドビュッシー:遊戯 
RAIローマ交響楽団 1956年1月25日ローマでのライヴ
(3)ラヴェル:ダフニスとクロエ第2組曲
フランス国立管弦楽団 1958年11月30日パリでのライヴ
ロリン・マゼール指揮
マゼール、26歳の重厚なブラームスです。
音質はとても良いです。
初出かと思われます。

ARPCD0504 2枚組 \1750
ベートーヴェン:
(1)交響曲第8番 ヘ長調 op.93
(2)大フーガ 変ロ長調 op.133
(3)交響曲第7番 イ長調 op.92
1954年8月30日ザルツブルグでのライヴ
ボーナス・トラック 
(4)交響曲第3番「英雄」 変ホ長調 op.55
1950年8月31日ザルツブルグでのライヴ
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィル
フルトヴェングラーもののリマスターでは定評あるARCHIPELレーベルが自信を
もって発売するザルツブルグ・ライヴです。

ARPCD0505 \1050
(1)モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626
ロザンナ・カルテーリ(ソプラノ) Rosanna Carteri
オライア・ドミンゲス(アルト) Oralia Dominguez
アントン・デルモータ(テノール) Anton Dermota
マリオ・ペトリ(バス) Mario Petri
RAIトリノ交響楽団、合唱団 1956年3月30日ライヴ
ボーナス・トラック
(2)レチタティーヴォとアリア「この胸に、お願いだから来て・・・天があな
たを私に返す時」 K.374
マリア・シュターダー(ソプラノ) Maria Stader
WDR交響楽団 1956年1月ケルン
ロリン・マゼール指揮
初出かと思われます。
1930年生まれのマゼール、26歳のレクイエム。
レクイエムの音質は、マスターに起因する破裂音や音の揺れが聴かれ残念なが
らあまり良くありません。
シュターダーとのアリアは素晴らしい音質です。




<VENEZIA>
CDVE04385 \1350
シュニトケ:「エスキース(スケッチ)/ ゴーゴリ組曲」
(ゴーゴリの主題による舞踏ファンタジー)
Alfred Schnittke:Esquisses(1985年作曲)
アンドレイ・チスチャコフ指揮 Andrei Chistyakov
ボリショイ歌劇場管弦楽団 1996年1月録音
1. 白鳥の行進(クライフィッシュとパイク)
March the Swan(the Crayfish andthe pike) 
2. 序曲 Overture 
3. チチコフの幼少期 The Childhood of Chichikov
4. 肖像画 The Portrait 
5. コヴァリョフ少佐の鼻 Major Kovalyov
6. 朝、鼻が無くなって Morning, The Disappearance of the Nose
7. 鼻を捜して Search of the Nose 
8. 失望 Despair
9. 鼻があった! The Nose is found! 
10. 外套 The Overcoat
11. フェルディナンド8世 Ferdinand VIII 
12. 役人 The Civil Servants
13. 手回しオルガン The Barrel-Organ 
14. 知らない女性 The Unknown Woman
15. パ・ド・ドゥ Pas de deux 
16. 安息日 The Sabbath
17. 放蕩者 The Debauch 
18. 手回しオルガン The Barrel-Organ
19. スペイン王国の行進 Spanish Royal March 
20. 大舞踏会 The Ball
21. 遺言 The Testament 
22. 白鳥の行進(クライフィッシュとパイク)
March the Swan(the Crayfish and the pike)
ベートーヴェン:「運命」やチャイコフスキー:「白鳥の湖」など名曲のモチー
フが次々現れては消える、題名通りのスケッチ的な楽しい21曲。

CDVE04386 \1350
ポポフ(1904-1972):
(1)交響曲第1番 op.7
モスクワ国立交響楽団 1989年6月録音
(2)交響曲第2番「祖国」 op.39
モスクワ放送交響楽団 1961年5月録音
ゲンナジー・プロヴァトロフ指揮 Gennadi Provatorov
ロシア・アヴァンギャルド音楽の名作「交響曲第1番」、1946年のスターリン賞
を得た「交響曲第2番 祖国」。 暴力的且つ暗示的な音楽。

CDVE04387 \1350
エシパイ(1925- )Andrei Eshpai:
(1)合奏協奏曲
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
ソビエト国立交響楽団 1974年録音
(2)交響曲第4番「バレエ交響曲」
ヴラディーミル・フェドセーエフ指揮
ソビエト放送交響楽団 1982年録音
(3)交響曲第5番
ヴラディーミル・フェドセーエフ指揮
ソビエト国立交響楽団 1987年録音
「浮遊感」「原始的」「感傷的」「祈り」と、組曲形式でめまぐるしく移り変
わる音楽主題のコントラスト・イメージが特徴的な交響曲第4番。
バレエ音楽「サークル」の主題に基づいた作品です。
指揮者スヴェトラーノフに捧げられた交響曲第5番は第4番に比べてより暗示的
な深さと暴力的な音楽が織り成すシンフォニックな内容です。




<TACET>
DVDD175(DVD-AUDIO) \4650
ハイドン:弦楽四重奏曲集
(1)弦楽四重奏曲第25番 ホ長調 op.17-1 Hob III-25
(2)弦楽四重奏曲第26番 ヘ長調 op.71-2 Hob III-26
(3)弦楽四重奏曲第27番 変ホ長調 op.71-3 Hob III-27
(4)弦楽四重奏曲第28番 ハ短調 op.71-4 Hob III-28
(5)弦楽四重奏曲第29番 ト長調「レチタティーヴォ」 op.71-5 Hob III-29
(6)弦楽四重奏曲第30番 ニ長調 op.71-6 Hob III-30
アウリン弦楽四重奏団
※このアイテムはDVD-AUDIOです。DVDプレーヤーのみで聴くことが出来ます。
ご注意ください。




<CARUS>
2.151/99 \2380
ハンガリーの宗教合唱曲集
ラースロー・ハルモシュ(Laszlo Halmos 1909-1997):Jubilate Deo 他
フェレンツ・ファルカシュ(Ferenc Farkas 1905-2000):Kirie
ゾルタン・コダーイ(Zoltan Kodaly 1882-1967):
Pange Lingua, Vini Emmanuel
Jesus und die Kramer, Stabat Mater, Esti dal
ジョルジ・オルバーン(Georgy Orban 1947- ):
Ave verum corpus, Pater noster
ラヨシュ・バールドシュ(Lajos Bardos 1899-1986) Ave maris stella 他
アルトゥール・ハルマト(Artur Harmat 1885-1962) 他の作曲家達による22曲
の小品集
エーヴァ・コラール指揮 Eva Kollar
ブタペスト・モンテヴェルディ・コーラス Budapest Monteverdi Korus
2010年3月録音
コダーイをはじめとして、日本の合唱団体にも頻繁にとりあげられるハンガリ
ーを代表する作曲家たちによる合唱曲集です。安らぎを与えてくれる優しい音
楽の数々です。「合唱ファン」必聴の一枚です。

83.359 \2380
コルネリウス・ハウプトマン(バス) シューベルト:歌曲集
光と影(死の色)をイメージした全17曲の歌曲集
「流れ」D.565、「ドナウ川の上で」D.553、「冥府への旅立ち」D.526
「人間の限界」D.716、「巡礼」D.794、「母のための挽歌」D.616
「希望」D.637、「さすらい人の夜の歌」D.768、
「生きる日は重苦しく」D.788
「若者と死」D.545、「死に寄せて」D.518、「死と乙女」D.531
「墓堀人の歌」D.869、「墓堀人の歌」D.44、「墓」D.569
「墓堀人の郷愁」D.842、「万霊節の日のための連祷」D.343
コルネリウス・ハウプトマン(バス) Cornelius Hauptmann
エリック・シュナイダー(ピアノ) Eric Schnider
1996年春録音 2010年6月マスターリング

83.459 \2380
ヴィタウタス・ミシュキニス:Thoughts of psalms
Vytautas Miskinis(1954 - ) リトアニアの現代合唱曲
グロリア、カンターテ・ドミノ、アヴェ・マリア、Thoughts of psalms
他18曲
アルムット・ストゥムケ指揮 Almut Stumke
コンソナーレ室内合唱団 Kammerchor consonare
2009年10月21-25日録音
ミシュキニスは1954年ビリニュス生まれ。リトアニアを代表する作曲家であり、
合唱指揮者、教育者としても活躍しリトアニア合唱協会会長、欧州青年合唱
連盟の音楽委員顧問、米国合唱団長連盟名誉会員などの要職につき、国内外の
合唱音楽の推進に努めています。作曲家としては250の子供合唱曲及びソリス
ト向けの曲、100の成人合唱曲、150の宗教曲を作曲している多作家です。親し
みやすいメロディと生命力溢れるリズムが魅力的です。
日本でも数多くの演奏会で取り上げられる「カンターテ・ドミノ」を収録。




<ACOUSENCE>
ACOCD21510 \2380
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
(2)ヴォーン・ウィリアムズ:タリスの主題による幻想曲
スザンナ・ヨーコ・ヘンケル(ヴァイオリン) SUSANNA YOKO HENKEL
ジョナサン・ダーリントン指揮 Jonathan Darlington
デュイスブルグ・フィルハーモニカ Duisburger Philharmoniker
チャイコフスキーは2010年2月3/4日 ライヴ録音
ヴォーン・ウィリアムズは2009年9月9/10日ライヴ録音
スザンナ・ヨーコ・ヘンケルは 若い年代の先端を担うヴァイオリンニストに
属しドイツの新聞「Welt am Sonntag」 は アンネ=ゾフィー・ムターの継続
者と称しアメリカの専門誌「Strings」は2007年1月号の表紙に選び、彼女のCD
を誉めたたえました。独日の音楽一家に生まれ2歳から母よりヴァイオリンを
学び、12歳にてフライブルグ音大の ライナー・クスマウルのクラスにヤン・
ステューデントとして入学。その後 ミュンヘンの音大のアンナ・チュマチェ
ンコのもとで 研鑽して卒業しました。在学中にブリュッセルのクィーン・エ
リザベス、ザルツブルグのモーツァルト、シオンのティボール・ヴァルガなど
多くのコンクールに入賞し、1998年ベルリンにてドイツ音楽コンクールの1位
を得てモーツァルト協会とドイツ音楽財団の奨学生になりました。これらの実
績を持つ彼女は多くののオーケストラと共演。2003年には「トヨタ・クラシッ
ク」のソリストとして南アジアのツアーでメンデルスゾーンの協奏曲を演奏。
ソロ活動の傍ら スザンナ・ヨーコ・ヘンケルは室内楽に熱情を注ぎ、2006年
にクロアチアのザグレブに室内楽フェスティバルを発足させます。その地の文
化への貢献は2007以来、国立テレビ局によって広められました。また多くのイ
ンターナショナル音楽フェスティバルに招かれ客演を行っています。
2009/2010年にスザンナ・ヨーコ・ヘンケルはデュイスブルグ・フィルハモニ
カーのアーティスト・イン・レジデンスに選ばれ、チャイコフスキーの協奏曲
を演奏。他に室内楽や多くのプロジェクトで活躍しました。
ディスコグラフィーは バッハの全ソナタ、パルティータの他イザイ、バルト
ーク、ラヴェルの室内楽曲、プロコフィエフとシュトラウスのソナタ、ユン・
イサンのソロ曲、2009には弟トニオ・ヘンケル(チェロ)と共演したデュオCDが
あります。
スザンナ・ヨーコ・ヘンケルが演奏するヴァイオリンは(個人所有者の寛大な
好意によリ)ストラディバリ 1710作の "Ex Leslie Tate" です。
※スザンナ・ヨーコ・ヘンケルのホーム・ページは下記のとおり:
http://www.susanna-yoko-henkel.com/




<OPERA RARA>
ORC42 2枚組 \4400
ロッシーニ:歌劇「エルミオーネ」
カルメン・ジアンナッタシオ Carmen Giannattasio (エルミオーネ)
パトリシア・バートン Patricia Bardon (アンドロマカ)
ポール・ニロン Paul Nilon (ピッロ)
コリン・リー Colin Lee (オレステ)
ビュレント・ベジューズ Bulent Bezduz (ピラーデ)
グレアム・ブロードベント Graeme Brodbent (フェニーチョ)
ディヴィッド・パリー指揮 David Parry
ロンドン・フィル、ジェフリー・ミッチェル合唱団
2009年3月録音 コンサート形式による上演のライヴ
ロッシーニによる数多くの歌劇作品中、最も野心的な作品のひとつとして高い
人気があります。物語は悲劇ですが、ロッシーニの美しい旋律が詰まった楽し
い音楽です。
パリーの指揮はいつもながらの精力的できびきびした演奏。
歌手陣もベストの状態。会場の熱気が伝わる素晴らしい演奏会の記録です。




<WALHALL>
WLCD0313 3枚組 \2780
初出!
R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」
リーザ・デラ・カーザ Lisa Della Casa (公爵夫人)
オットー・エーデルマン Otto Edelmann (オックス)
リーゼ・スティーヴンス Rise Stevens (オクタヴィアン)
ラルフ・ヘルベルト Ralph Herbert (ファニナル)
ヒルデ・ギューデン Hilde Guden (ゾフィー)
トマス・ヘイワード Thomas Hayward (歌手)
ルドルフ・ケンペ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場でのライヴ
良い音質です。初出です。
商品には1956年1月18日ニューヨークでのライヴとの記載がございますが、
各種文献によると1956年2月18日の演奏と考えられます。メーカーに確認しま
したところ、入手したマスターの記載は1月との事で残念ながら、印刷物の変
更などは無いようです。つきましては、弊社では初出であるこの商品の高い
価値性を考え、録音日付の訂正文を商品にシール貼りし、発売いたします。
皆様にはご迷惑おかけしますが、何卒ご理解頂けますよう、お願い申し上げ
ます。

<東武レコーディングズ>
TBRDVD1003(DVD-Video) \4200
マーラー:交響曲第2番「復活」
朝比奈隆(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団,同合唱団
井岡潤子(ソプラノ)、竹本節子(アルト)
収録:1995年7月8日大阪ザ・シンフォニーホールに於けるライヴ
(朝比奈隆87歳バースデイ・コンサート)
1995年7月8日、朝比奈隆87歳を祝うバースデイ・コンサート(大阪 ザ・シン
フォニーホール)を朝日放送がライヴ収録。音声、映像共に初出作品です。
マーラー演奏の映像も初登場。ブルックナーの大家として知られる巨匠朝比奈
が、マーラーの交響曲の中で最も多く取上げたのがこの「復活」です。その活
動の節目節目にはこの曲を選んでおり、この曲への深い愛情を感じます。遅め
のテンポで貫徹され、大海をゆく豪華な船を眼前にするかのような壮麗さです。
夏のコンサートらしく、白タキシードに銀髪が美しく映えます。
歌詞対訳は、朝比奈の盟友の大指揮者でマーラーの権威として名高い山田一雄
氏によるもの。その文藝味豊かな日本語は、その教養の高さを今に伝えます。
※ヘンリー・フォーゲル(元シカゴ交響楽団総裁)のライナーノートより
最も印象深いのは朝比奈の作品全体に対するヴィジョンである。マーラー作品
の細部にフォーカスし、美しく、エキサイティング、ドラマチックもしくは切
なく苦しいといったあまねく効果的な瞬間を個別に取り上げることは、指揮者
にとってかなり容易なことである。しかしことさら困難なのは、この80分間の
旅路の最初から最後まで、論理的な発展と進化を有しながら、それぞれの輪郭
を与えることである。それは、その終着の地を常に心に浮かべ、そこに到達す
るための適切な道筋に沿ってそれぞれの細部を提示することができる指揮者に
よってのみ成し遂げられることなのだ。英国の偉大な指揮者であり、マーラー
のスペシャリストであったジョン・バルビローリが指摘しているが、全てのマ
ーラーの交響曲には真のクライマックスの一時点がある。そしてそのクライマ
ックスが真のインパクトとなるよう蓄えとして取っておかなくてはならない。
彼の言に拠り考えると、この第2番の交響曲ではスコアの結びの数ページがそ
れに当たるのであろう。この朝比奈の演奏において当該の部分のパワーはまさ
しく無尽蔵である。そしてそれは朝比奈が本来の行き先を忘れることがなかっ
たからである。

TBRCD 0010 \2300
マーラー:交響曲第4番ト短調
朝比奈隆(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団
樋本栄(ソプラノ)
収録:1968年9月2日東京文化会館、大阪フィル第7回東京定期演奏会
モノラル・ライヴ録音
ついに封印が解かれました!朝比奈初のレパートリー、マーラー「第4」の登
場です。朝比奈はこの曲を2回(3回とも言われております)しか取上げませんで
した。それも全て初演の1968年のみ。なぜこの曲をレパートリーから外してし
まったかは判りません。それほどこの演奏は素晴らしいのです。第1楽章の嵐
の豪快さは、60歳になったばかりの巨匠のエネルギーをいやというほど見せ付
けます。そして第3楽章は21分を超えるゆっくりさで丹念に歌われ、美と恐れ
の両立した演奏を繰広げ、当演奏の白眉と申せましょう。クライマックスも凄
まじい迫力です。残念ながらラジオ放送用の収録でモノラルですが、収録状態、
保存状態ともに極上で、例えるならばバイエルン放送による当時のライヴ収録
に匹敵する水準と言えます。今後「朝比奈はマーラー指揮者」という新概念が
できるかも知れません。
ヘンリー・フォーゲル(元シカゴ響総裁)の解説より
朝比奈の演奏がすばらしいのはあらゆるものを把握して表現している点であ
る。朝比奈の指揮ぶりについてよく知っている人たちはアダージョの最初のパ
ートで美しく内面を見つめるような演奏を予想するところだが、楽章の終わり、
クライマックスの爆発における獰猛な様にびっくりするかもしれない。マーラ
ーのスコアでは多くの箇所で記載されているが、しばしば控えめに演奏されて
しまうポルタメント(ある音から次の音へスライドしていく)を実に効果的に使
って、朝比奈は鋭く辛辣で奥深い感情をすみからすみまで付け加えていく。そ
してスケルツォの恐ろしさで身震いするような低音(表面からかなり離れて下方
にあるわけでは決してない)はこの解釈からすればはっきりと明確に奏でられ
る。
音源提供:朝日放送(レコーディング&ミキシング・エンジニア:幸西徹昌)、
サウンド・マスタリング:WEITBLICK





<若林工房レーベル(日本)>
WAKA-4148 \2400
「ショパン:ピアノ・ソナタ第2番《葬送》」
ショパン:
華麗なる大円舞曲 変ホ長調 作品18/
ポロネーズ 第2番 変ホ短調 作品26の2/
即興曲 第1番 変イ長調 作品29/
ポロネーズ 第1番 嬰ハ短調 作品26の1/
即興曲 第2番 嬰ヘ長調 作品36/
ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品35 《葬送》
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
録音:2010年3月 & 4月、新川文化ホール(富山県魚津市)
STEREO/24bit + 96kHz Digital録音、発売元:若林工房
メジューエワによるショパン生誕200年メモリアル・イヤー企画、第5弾の登
場です。ソナタ第3番(WAKA-4145)に続く新作は、もうひとつの傑作ソナタ、
第2番《葬送》をメインとしたプログラム構成で、ショパンの若き日の傑作ワ
ルツ《華麗なる大円舞曲》から円熟に向かう時期の作品(二つのポロネーズ作
品26、即興曲第1番&第2番)をカップリング。ワルツや即興曲でのえもいわれ
ぬ優美な情感と、ポロネーズやソナタでの強靭なタッチの驚くべきコントラ
スト。一層の深みとスケールを獲得したその演奏は、もはや堂々たる風格す
ら漂わせているといっても過言ではありません。真摯に作品と向き合い、作
品の深奥にひそむ作曲家の声にひたすら耳を傾けることによってのみ可能と
なった迫真の芸術表現。絶えざる深化を遂げ続ける俊英ピアニストの「いま」
をお聞き逸しなく。
「磐石の技巧によって音楽を前に進めていく駆動力、遥か終着を見通す洞察
力、緻密な構成観に立脚した造形、大胆な起伏と振幅による音楽的うねりと
ダイナミズム、瑞々しい息吹、あくまで自然に振舞いながら、畳み掛けるよ
うなフレージングや時折ふと佇むような足取りなど、ショパンが作品に込め
た姿を見事に、そして鮮烈に歌い上げていく。」
(真嶋雄大/ライナーノートより)

WKPR-8005 \2400
「ショパン・ファンタジア/田崎悦子」
ショパン:
夜想曲 ホ短調 Op.72-1(遺作)/
夜想曲 嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」(遺作)/
マズルカ(11曲)【嬰ハ短調Op.6-2/変ロ長調 Op.7-1/ヘ短調Op.7-3/
イ短調Op.17-4/ハ長調Op.24-2/変ロ短調Op.24-4/嬰ハ短調Op.50-3/
ハ長調Op.56-2/ハ短調Op.56-3/イ短調 Op.67-4(遺作)/ヘ短調Op.68-4
(遺作)】/幻想曲 ヘ短調 Op.49/幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
田崎悦子(ピアノ)
録音:2010年7月16日、千葉市若葉文化ホール
STEREO/24bit + 96kHz Digital録音、発売元:若林工房
1960年代、10代で単身、まだ日本人留学生もまばらな激動のニューヨークに
渡り、ゼルキン、ルービンシュタイン、カザルス、ホロヴィッツらの演奏の
渦の中で揉まれ、かの地で国際的ピアニストとして足場を築き、20世紀の大
指揮者ショルティとシカゴ交響楽団定期演奏会に出演するなど、偉業を重ね
てきた稀有なアーティスト田崎悦子。そのパワフルな表現力と鮮烈なピアニ
ズムは、バッハ、ベートーヴェン等の古典を始め、バルトークや現代曲まで
も我が物にしてしまう。今回、田崎が満を持してリリースしたオールショパ
ンの新譜は、今や円熟期を迎えた田崎が、深く多彩な心の襞を、生の声とし
て、隈なく引き出したものになっている。ショパンの10代の作品とは信じが
たい秘めた葛藤を放つ遺作のノクターン2曲、はかなく、哀愁に満ち、優美か
つ土臭いマズルカと幻想ポロネーズ、パッションに満ちた傑作中の傑作の幻
想曲、…一曲一曲ポエティックで深海のごとく情感豊かな演奏は、世界の歴
代巨匠の列に加わる、新たな、輝かしく達弁なものである。

WAKA-4146 \2400
「エリザベス朝のヴァージナル音楽」
J.ブル:イングリッシュ・トイ/Th.モーリー:パヴァーヌとガリアルダ
作者不詳:ナイチンゲール/O.ギボンズ:プレリュード*
W.バード:パヴァーヌとガリアルダ*/J.ブル:王の狩*
M.ピアソン:桜草/作者不詳 (?W.バード):太鼓と笛
W.バード:ネヴェル夫人のグラウンド/M.ピアソン:落ち葉
W.バード:パヴァーヌとガリアルダ/J.ブル:グッドナイト*
W.バード:戦闘前のマーチ、またはオックスフォード伯爵のマーチ*
中野振一郎(ヴァージナル&チェンバロ*)
録音:2010年4月15、16日、新川文化ホール(富山県魚津市)
日本が世界に誇るチェンバロ奏者、中野振一郎の最新録音。2009年度のレコー
ドアカデミー賞(音楽史部門)を受賞した名盤「女王の祭壇 -パーセル作品集」
に続く待望のイギリス音楽作品集は、「エリザベス朝のヴァージナル音楽」。
女王エリザベス1世の君臨した16世紀後半から17世紀初頭にかけてイギリス音
楽は黄金期を迎えますが、とりわけヴァージナル音楽では女王自身がこの楽器
を愛好したこともあって、数多くの傑作が生まれました。素朴ながらも心に染
み入るような抒情的で美しいメロディ、描写的でときにコミカルでありながら
ウィットとユーモアを湛えた愛すべき佳品の数々。名手、中野振一郎が弾き分
けるヴァージナルとチェンバロの優雅な調べを存分にお楽しみ下さい。

WAKA-4147 \2400
「太陽王ルイ14世時代のクラヴサン音楽」
ダングルベール(1629-1691):
組曲 ト調(プレリュード/アルマンド/クーラント/サラバンド/ガイヤルド/
ジーグ)/
L.クープラン(ca.1626-1661):
組曲 ト調(プレリュード/アルマンド/クーラント/サラバンド/パッサカーユ)
ダングルベール:アティスの心地よい夢
L.クープラン:
組曲 イ調(フローベルガー氏に倣ったプレリュード /愛らしき人のアルマンド
/ミニョンヌと呼ばれるクーラント/サラバンド/ピエモンテーズ)
L.クープラン:パヴァーヌ 嬰ヘ短調
中野振一郎(チェンバロ)
録音:2010年4月17日、新川文化ホール(富山県魚津市)
2009年発売の「女王の祭壇 -パーセル作品集」(WAKA-4134)がレコードアカデ
ミー賞(音楽史部門)に輝いた中野振一郎の最新録音は、「太陽王ルイ14世時
代のクラヴサン音楽」。いわゆる「フランス文化」が大きな発展を遂げる17世
紀中盤から後半にかけて活躍した代表的な二人の音楽家、ルイ・クープラン
(1626頃-1661 ―― 有名なフランソワ・クープランの伯父)とジャン=アンリ・
ダングルベール(1629-1691)にスポットを当てた一枚です。「偉大なる世紀」
へと躍進を続けるこの時代のフランス音楽の特徴は、荒々しいまでの力強さ
と同時に、後の時代に通じる優美さと繊細さを兼ね備えている点にあるでしょ
う。狂おしいまでに儚くも美しい17世紀ヴェルサイユの響きを、ヴィヴィッド
で鮮明なクラヴサンの音色でたっぷりとお届けします。同時リリースの「エリ
ザベス朝のヴァージナル音楽」(WAKA-4146)と併せてお楽しみ下さい。




<LYRINX>
LYR 2262(SACD-Hybrid) \2250
アルマン=ルイ・クープラン(1727-89):
クラヴサン曲集
(1)クラヴサンのサンフォニー ニ長調
(2)二つのクラヴサンのためのカルテット第2番
(3)トリオ・ソナタ第2番 Op.3
(4)四つの国(イタリア,イギリス,ドイツ,フランス)
(5)アリア「あなたが命令する」に基づく変奏曲
ピエール・ゴア(クラヴサン,フォルテピアノ)
ニコル・オステットレ(クラヴサン,フォルテピアノ)
録音:2008年4月22-25日,パリ
アルマン=ルイ・クープラン(1727-89)は、ルイ・クープランの甥、大フランソ
ワ・クープランの親戚(父の兄の孫)にあたるオルガニスト。18世紀半ばの高名
なクラヴサン、オルガン奏者として知られる。作品はバロックから古典派に向
かう時期の特徴が現れている。このCDでは面白いことにクラヴサンとピアノ
フォルテの二重奏で演奏されており、そうした時代の特徴をより一層明確にし
ている。

LYR 260 \1980
「モーツァルト・ハイドン・ベートーヴェン:変奏曲集」
(1)モーツァルト:デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 ニ長調 K.573
(2)モーツァルト:グルック「メッカの巡礼」による10の変奏曲 ト長調 K.455
(3)ハイドン:ピアノのための易しく快い変奏曲 ハ長調 Hob.XVII:5
(4)ハイドン:アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII:6
(5)ベートーヴェン:
パイジエッロ「水車屋の娘」の“うつろな心”による6つの変奏曲 ト長調
WoO.70
(6)ベートーヴェン:
サリエリ「ファルスタッフ」の“まさにその通り”の主題による10の変奏曲
WoO.73
チャラ・イアコヴィドゥ(ピアノ)
録音:2007年12月12-14日,マルセイユ
モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンの変奏曲を収録。チャラ・イアコ
ヴィドゥはギリシャ生まれのピアニスト。女性らしい柔らかなタッチと優しい
感性による演奏で、大変に聞きやすく心落ち着く音楽を生み出している。





<ARTS>
47755-8(SACD-Hybrid) \2080
シューマン:
謝肉祭 Op.9
ダヴィト同盟舞曲集 Op.6
アレッサンドラ・アマーラ(ピアノ)
録音:2010年3月8-10日,ヴェローナ、
まだ数ヶ月前に録音されたばかりの新録音がSACD Hybridでリリース。アレッ
サンドラ・アマーラは1972年フィレンツェ生まれのピアニスト。ARTSからは
既に「ショパン:バラード全曲、他(47696-2)」と「シェルシ:前奏曲集
(47721-8)」が発売になっている。イタリア人らしく明るい音色の情熱的なシュ
ーマンだが、隅々までよく神経が通っており、明るさの中に時折見せるシュー
マンならではのメランコリックが実に美しい。




<CEDILLE>
CDR90000 119 \1980
メシアン:アーメンの幻想
ドビュッシー:白と黒で
ウルスラ・オッペンス(第1Pf)、
ジェローム・ローウェンタール(第2Pf)
録音:2009年
フランスの2台ピアノのための傑作を2曲。ウルスラ・オッペンスはアメリカで
現代音楽を主なレパートリーとする草分け的存在のピアニストで、これまでに
カーター、ベリオ、ルトスワフスキからナンカロウ、ジェフスキ、ウォルフま
でそれぞれ作風の異なる様々な作曲家の作品を初演している。また、ローウェ
ンタールはリストを得意とし、ストコフスキと共演するなど、ヴィルトゥオー
ゾ系のピアニストとして活躍してきた。CDでもチャイコフスキー:ピアノ協奏
曲全集(BRIDGE)などが出ている。それぞれ一時代を築いた全く毛色の違う二人
の名ピアニストの個性がぶつかり合う。

CDR 90000 120 \1980
「ロシアのチェロとピアノのための音楽」
ミャスコフスキー:チェロ・ソナタ第2番 イ短調 Op.81
スクリャービン(ピアティゴルスキー編):練習曲 Op.8-11
シュニトケ:郷愁の音楽
プロコフィエフ:「シンデレラ」-アダージョ
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
ウェンディ・ワーナー(Vc)
イリーナ・ヌゾワ(Pf)
録音:2008年10月27-30日,シカゴ
「ポッパー&ピアディゴルスキー作品集(CDR90000 111)」が好評なウェンディ
・ワーナーのソロ・アルバム第2弾。近代ロシアの作曲家によるチェロとピア
ノのための作品集。ウェンディ・ワーナーはシカゴ出身のチェリスト。18歳か
らムスティスラフ・ロストロポーヴィチに学んでおり、この巨匠の高弟として
知られている。近年人気が急上昇しているミャスコフスキーのチェロ・ソナタ
第2番が美しい演奏だ。





<MARQUIS>
MAR 81509 2枚組 \1980
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
ウィノナ・ゼレンカ(Vc)
録音:2007-2010年
ウィノナ・ゼレンカはカナダのチェリストで、現在はトロント交響楽団の主席
を務めています。その一方ソロ、室内楽への情熱もやみ難く、3年の歳月をか
けてバッハ:無伴奏チェロ組曲を完成させました。愛器の1707年製グァルネリ
を存分に鳴らし、歌いまくる無伴奏組曲は近年珍しいでしょう。そこには若さ
とみずみずしさがあふれており、バッハ演奏で陥りがちな気難しさは皆無です。
艶やかな音色と輝き、一聴の価値、おおいにありです。





<BRIDGE>
BCD 9329(2CD+ボーナスDVD) \3960
「ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集」
ヘンデル「ユダス・マカウベス」の“見よ勇者は帰る”の主題による12の変奏
曲 ト長調 WoO.45
モーツァルト「魔笛」の“恋人か女房か”の主題による12の変奏曲 ヘ長調
Op.66
モーツァルト「魔笛」の“恋を知る男たちは”の主題による7つの変奏曲
変ホ長調 WoO.46
チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調 Op.5-1
チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.5-2
チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69
チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op.102-1
チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op.102-2
ローレンス・レッサー(チェロ)
ペク・ヘソン(ピアノ)
録音:2009年1月5-9日,ボストン
ベテランの名チェリスト、ローレンス・レッサーのベートーヴェンのチェロ曲
集。レッサーは1966年のチャイコフスキー・コンクールで第4位(この時の第6
位がミッシャ・マイスキー)、以来40年以上に渡って世界的チェリストとして
活躍してきた。衒いの無い温かく豊かな広がりを持つチェロの音色が染み入る
ような演奏である。DVDにはレッサーの演奏風景(2009年2月,ソウル)と語りが
50分超収録されており、ファンにとっては貴重な資料である。日本のDVDで視
聴可能

BCD 9326 2枚組(1枚価格) \1980
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.20 「太陽」
弦楽四重奏曲 変ホ長調 Op.20-1, Hob.III-31
弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.20-2, Hob.III-32
弦楽四重奏曲 ト短調 Op.20-3, Hob.III-33
弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.20-4, Hob.III-34
弦楽四重奏曲 ヘ短調 Op.20-5, Hob.III-35
弦楽四重奏曲 イ長調 Op.20-6, Hob.III-36
ダイダロス四重奏団:
【キム・ミンヨン(Vn)、キム・ギョヨン(Vn)、ジェシカ・トンプソン(Va)、
ラマン・ラマクリシュナン(Vc)】
録音:2009年1月6-8日,2月3-5日,ニューヨーク
ハイドンの弦楽四重奏曲集の中でも人気の高い「太陽四重奏曲」の全6曲。ダ
イダロス四重奏団は2000年に結成されたばかりの若い弦楽四重奏団。既にニュ
ーヨークではかなり知られた弦楽四重奏団として活躍している。ヴァイオリン
の二人のキムが第1と第2を入れ替わることも特徴で、この録音でも奇数番をミ
ンヨン、偶数番をギョヨンが弾いている。BRIDGEからはシベリウス、ラヴェル
の弦楽四重奏曲ほかが既刊(BCD 9202)




<DORON>
DRC 4014 \2080
-Legendary Artistsシリーズ-
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調Op.58
ヨーラ・ギュラー(ピアノ)
(1)ピエール・コロンボ(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団
(2)ヴィクトル・デサルツェンス(指揮)
ローザンヌ室内管弦楽団
録音:(1)1964年7月25日,ジュネーヴ、
(2)1964年11月24日ライヴ(スイス・ロマンド放送提供のモノラル音源)
これはピアノ・マニアには大ニュースだろう。幻のピアニスト、ヨーラ・ギュ
ラーの、おそらく初出と思しき協奏曲が2曲リリース。ギュラーは1895年、パ
リ生まれ。父がロシア系、母がルーマニア系。十代で楽壇に名を知られ、両大
戦間の頃には、その美貌もあって、極めて高名なピアニストだった。かのロマ
ン・ロランが彼女を絶賛したことはよく知られている(CDの冊子に手紙のコピ
ーがある)。しかし第二次世界大戦中に病気で活動を中断、長く演奏会から遠
ざかってしまった。1950年代に復帰。1975年の新録音が世界的に大きな話題と
なった矢先の1980年に亡くなった。ギュラーの協奏曲の録音はかなり珍しく、
ピアノ協奏曲第4番が他にもう一種あった程度かもしれない。ギュラーのピア
ノは、素晴らしく優雅で品が良く、知性的でありながら人を惹きつけてやまな
い魅力に溢れている。しかも両録音とも放送局の秘蔵音源を使用しており、モ
ノラルながらかなり良い音質でギュラーの芸術を楽しむことができる。(既刊
「ショパン集」DRC 4012)

DRC 3055 \2080
ドヴォルザーク:
チェロと管弦楽のための作品全集
(1)チェロ協奏曲ロ短調Op.104
(2)ボヘミアの森から Op.68-森の静けさ
(3)チェロと管弦楽のためのロンド ト短調 Op.94
(4)ポロネーズ
マルク・ドロビンスキー(チェロ)
サウリュス・ソンデツキス(指揮)
バルト音楽祭管弦楽団
録音:1998年,ヴィリニュス
アゼルバイジャン出身の名チェリスト、マルク・ドロビンスキーによるドヴォ
ルザークのチェロ協奏曲他。ドロビンスキーはアゼルバイジャンの首都バクー
に生まれ、モスクワ音楽院でムスティスラフ・ロストロポーヴィチに学んだ。
1974年にソ連を離れ、パリを拠点とするようになる。最近ではアルゲリッチを
中心としたルガノ・フェスティヴァルの常連で、また現代音楽の紹介も積極的
に行っている。その音楽は個性的で、まるでノミで力強く掘り込んだような
荒々しさもあれば、時にグッとテンポを落として綿々と歌ったり、説得力の強
い音楽にグイグイ引き込まれてしまう。数あるドヴォルザークのチェロ協奏曲
の録音の中でも、存在感を発揮する名演である。サウリュス・ソンデツキスは
リトアニア出身の名匠。




<ORF>
CD 3094 \2080
ピエール・ド・ラ=リュー作品集第1集
ピエール・ド・ラ=リュー:
(1)6声のミサ曲《めでたし、いとど聖なるマリア》
(Missa Ave sanctissima Maria)
(2)4声のミサ曲《おお 救いの いけにえよ》(O Salutaris Hostia)
ザ・サウンド・アンド・フュアリ(音と熱狂):
【デヴィッド・アーラー(C.T)、クラウス・ヴェンク(T)、
ジョン・ポッター(T)、ヨアヒム・ヘーヘバウアー(B)、
トーマス・E.バウアー(B)、コリン・メイソン(B)】
録音:2009年ライヴ・レコーディング
人気の古楽ヴォーカル・アンサンブル、ザ・サウンド・アンド・フュアリ(音
と熱狂)の最新録音はフランドル出身のルネサンスの作曲家ラ=リューの主要
な声楽作品を取り上げる。ラ=リューのミサは4-5声が多いが、この《めでた
し、いとど聖なるマリア》は珍しく6声のためのものである。滑らかなビロー
ドのようなテクスチュアを持った傑作で、ザ・サウンド・アンド・フュアリ
の驚異的なアンサンブルを堪能できる。

CD 3093 \2080
リヒャルト・シュテール:作品集
リヒャルト・シュテール(1874-1967):
(1)弦楽四重奏曲ニ短調Op.22(1903)
(2)弦楽四重奏曲のための10の間奏曲(1948)より第4曲、第6曲、第7曲
(3)5つのピアノ小品(1910)
(4)オルガは眠る子供達を見守る(1942)
(1)(2)クリスティーネ・ラヴァント四重奏団、
(3)ローズマリー・オコナー(Pf)、
(4)リヒャルト・シュテール(Pf)
録音:(1)-(3)2009年6月、(4)歴史的録音
リヒャルト・シュテールは19世紀末から20世紀半ばまで活動したウィーン出身
の音楽理論家、作曲家。ここに収められている作品でもっとも新しいのが1948
年の「弦楽四重奏曲のための10の間奏曲からの3つの曲」だが、作風は20世紀
の激動の歴史の渦中を生きたにしては穏健で生涯を通じてスタイルの大きな変
遷はなかったと思われる。ブラームス、チャイコフスキー、シューマンらの様
式が半音階的な和声でアレンジされ世紀末特有の甘美な香りに包まれている。
(4)のみ作曲者による自作自演。

CD 3100 \2080
「合唱のためのバラードと物語」
-ヘルヴィヒ・ライター(1941-):合唱作品集第3集
5つの物語-言葉の組立本/怠惰なエドウィン
黒い蜘蛛/ケモ(KEMO)
アロイス・グラスナー指揮
ウェーベルン室内合唱団、
ウィーン・コールシューレ児童合唱団と青年合唱団、
ギュンター・ハウマー(Br)、ミハエル・フルビイ(Pf)、
録音:2009-2010年
ライターは1941年生まれの作曲家、ピアニスト。聴き手が子供であることを
意識したわかり易く、ファンタジックな合唱作品が収められている。かつてオ
ルフが多く作曲した子供のための作品、音楽劇と共通の土壌を持つ作品。
第1集はCD392、第2集はCD492で発売になっている。

<Hyperion>
創立30周年記念アニヴァーサリー・エディション30
1980年設立、今年記念すべき創立30周年を迎えたイギリスのハイペリオン・
レコーズ(Hyperion)。有名無名を問わない幅広いレパートリーの紹介、才能
あふれる演奏家の起用、そしてオーディオ・ファンを魅了するハイクォリティ
・サウンド。世界中から絶大な支持を集めるハイペリオンの厳選30タイトル
が、30周年記念スペシャル・プライス&スリップ・ケース付き特別仕様で限
定登場!
30タイトルは全て日本語曲目表記オビ付き(コメント付き)となります!
※限定生産ですので、お早めにご注文下さい。

CDA 30001/2 2枚組 \3000
J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲 ――
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV.1007、第2番ニ短調BWV.1008、
第3番ハ長調BWV.1009、第4番変ホ長調BWV.1010、第5番ハ短調BWV.1011、
第6番ニ長調BWV.1012
カタルーニャ民謡-鳥の歌 (サリー・ビーミッシュ編曲)
無伴奏チェロ組曲第1番より 前奏曲 (アンナ・マグダレーナの筆写譜による)、
無伴奏チェロ組曲第1番より 前奏曲
(ヨハン・ペーター・ケルナーの筆写譜による)、
無伴奏チェロ組曲第1番より 前奏曲
(ヨハン・クリストフ・ヴェストファル・コレクションによる)
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
録音:2005年12月4日-8日&2006年7月17日-19日、
ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

CDA 30002 \1500
J・S・バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ/スタインウェイ)
録音:1999年8月28日-9月1日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

CDA 30003 \1500
J・S・バッハ:
協奏曲第1番ニ短調BWV1052/協奏曲第7番ト短調BWV1058
ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV1050*/三重協奏曲イ短調BWV1044*
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ/ファツィオーリ)、
アリソン・ミッチェル(フルート)*、
リチャード・トネッティ(指揮&ヴァイオリン*)、
オーストラリア室内管弦楽団
録音:2005年2月4日-5日&9日 シドニー音楽院フェアブリュッヘン・ホール
(オーストラリア)

CDA 30004 \1500
J・S・バッハ:
トッカータとフーガ ニ短調BWV.565/トッカータ、アダージョとフーガ
ハ長調BWV.564/トッカータとフーガ ヘ長調BWV.540/ドリア調のトッカータ
とフーガ ニ短調BWV.538/パッサカリア ハ短調BWV.582
クリストファー・ヘリック(オルガン)
録音:1990年5月6日-8日、ゾーフィンゲン市教会(スイス)

CDA 30005 \1500
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38
ドヴォルザーク:森の静けさOp.68-5、ロンド ト短調Op.94
スーク:バラード ニ短調Op.3-1、セレナード イ長調Op.3-2
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番へ長調Op.99
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)、スティーヴン・ハフ(ピアノ)
録音:2005年5月2日-4日、ブリストル、ブランドン・ヒル、
セント・ジョージ教会(イギリス)

CDA 30006 \1500
ショパン:ピアノ作品集 ――
子守歌変ニ長調Op.57/ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35《葬送》/
2つの夜想曲Op.27/舟歌嬰ヘ長調Op.60/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
録音:2008年3月15日-17日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

CDA 30007 \1500
フォーレ:
ピアノ四重奏曲第1番ハ短調Op.15
ピアノ四重奏曲第2番ト短調Op.45
ドーマス〔スーザン・トムズ(ピアノ)、
クリシア・オソストヴィッチ(ヴァイオリン)、
ロビン・アイルランド(ヴィオラ)、ティモシー・ヒュー(チェロ)〕
録音:1985年2月25-26日、レスリン・ヒル礼拝堂(ハムステッド)

CDA 30008 \1500
フォーレ:
レクイエムOp.48(1893年版)/ラシーヌ讃歌Op.11/小ミサ曲/タントゥム・
エルゴOp.65-2/アヴェ・ヴェルム・コルプスOp.65-1
メアリー・シアーズ(ソプラノ)、イザベル・プルナール(ソプラノ)、
マイケル・ジョージ(バリトン)、
マシュー・ベスト(指揮)、
コリドン・シンガーズ、イギリス室内管弦楽団、
ジョン・スコット(オルガン)
録音:1987年11月20日-21日&1988年1月25日&1989年2月10日、
セント・ジュード=オン=ザ=ヒル教会(ハムステッド)

CDA 30009 \1500
神の息のかかった翼 -
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:セクエンツィアとヒムヌス集 ――
鳩はじっと見つめていた(聖マクシミーヌスのためのセクエンツィア)/めで
たし、高潔な御方(聖母マリアの賛歌)/おお火のような精霊よ(精霊のための
セクエンツィア)/おおイェルサレムよ(聖ルーベルトの賛歌)/おお聖体よ
(聖エリカウリスのためのセクエンツィア)/めでたし、おお葉の茂りし若枝
よ(聖母マリアの賛歌)/おお忠実なる街の舞の長(聖ディジボードゥスのため
のセクエンツィア)/おお聖堂よ(11000人の侍女のためのセクエンツィア)
エマ・カークビー(ソプラノ)、クリストファー・ペイジ(ディレクター)、
ゴシック・ヴォイセズ〔エミリー・ファン・エーヴラ(ソプラノ)、
ポピー・ホールデン(ソプラノ)、ジュディス・スティル(ソプラノ)、
マーガレット・フィルボット(コントラルト)、
アンドルー・パロット(テナー)、ホワード・ミルナー(テナー)、
ドーリーン・マスケット(シンフォニア)、
ロバート・ホワイト(リード・ドローン)〕
録音:1981年9月14日、ハムステッド聖ユダ教会(ロンドン)

CDA 30010 \1500
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調K.622/
クラリネット五重奏曲イ長調K.581*
シア・キング(バセット・クラリネット)、
ジェフリー・テイト(指揮)、
イギリス室内管弦楽団、ガブリエリ弦楽四重奏団*
録音:1985年3月25日-26日&7月10日-11日、
セント・バーナバス教会(ロンドン)

CDA 30011 \1500
モーツァルト:
ピアノ四重奏曲第1番ト短調K.478
ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調K.493
ポール・ルイス(ピアノ)、レオポルド弦楽三重奏団
録音:2002年12月6日-8日、ポットン・ホール(サフォーク)

CDA 30012 \1500
モーツァルト:踊れ、喜べ、幸いなる魂よ! - ソプラノのためのアリア集
喜ばしき天の女王K.108/ヴェスペレ《証聖者の盛儀晩課》ハ長調K.339より
主をほめたためよ/主の保護のもとにK.198/グラドゥアーレ《神の母、聖
なるマリア》ヘ長調K.273/モテット《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ》K.165
(ザルツブルク版)/戴冠式ミサ曲ハ長調K.317より 神の子羊/《主日のため
の晩課》ハ長調K.321より 主をほめたたえよ/喜ばしき天の女王K.127
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)、
ロバート・キング(指揮)、キングズ・コンソート&合唱団
録音:2005年10月29日-31日、カドガン・ホール(ロンドン)

CDA 30013 \1500
ペルト:トリオディオン ――
勝利の後に(世界初録音)/ヌンク・ディミッティス(今汝は私を逝かせたまう)
(世界初録音)/…の子であった…/わたしはまことのぶどうの木/リトルモ
アの小冊子(世界初録音)/トリオディオン/わが心はハイランドに(世界初録
音)/サルヴェ・レジナ(めでたし天の女王)(世界初録音)
スティーヴン・レイトン(指揮)
ポリフォニー、デイヴィッド・ジェームズ(カウンターテナー)、
クリストファー・バワーズ=ブロードベント(オルガン)
録音:2003年1月2-5日、テンプル教会(ロンドン)

CDA 30014/2 2枚組 \3000
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集 ――
ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1/ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40
パガニーニの主題による狂詩曲Op.43/ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
アンドルー・リットン(指揮)、ダラス交響楽団
録音:2004年4-5月(協奏曲)、2003年6月29日(狂詩曲)
録音会場:ユージン・マクダーモット・コンサート・ホール、
モートン・H・メイヤーソン・シンフォニー・センター(ダラス)

CDA 30015 \1500
ラフマニノフ:24の前奏曲 ――
前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2/10の前奏曲 Op.23
13の前奏曲 Op.32
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
録音:2008年8月7日-8日、20日-21日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

CDA 30016 \1500
ラフマニノフ:晩祷Op.37
マシュー・ベスト(指揮)、コリドン・シンガーズ
録音:1990年9月21日-23日、セント・オールバンズ大聖堂(ロンドン)

CDA 30017 \1500
ラッター:
レクイエム/光の創造主への賛歌/わが心の中の神/ゲール人の祝福
カンターテ・ドミノ/私の目を覚まさせよ/セント・パトリックの祈祷
コーラル・ファンファーレ/甘い夜の誘い/わが真の愛はわが心に
神は汝を賛美せし
スティーヴン・レイトン(指揮)、
ポリフォニー、ボーンマス・シンフォニエッタ、
ローザ・マニオン(ソプラノ)
録音:1997年1月7-9日、ラムジー修道院(ハンプシャー)

CDA 30018 \1500
サン=サーンス:ピアノ協奏曲集 ――
ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22/ピアノ協奏曲第4番ハ短調Op.44/ピアノ協
奏曲第5番ヘ長調Op.103《エジプト風》
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
サカリ・オラモ(指揮)、バーミンガム市交響楽団
録音:2000年1月22-24日&9月6-8日、バーミンガム・シンフォニー・ホール

CDA 30019 \1500
シューベルト:
弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810《死と乙女》
弦楽四重奏曲第13番イ短調D.804,Op.29《ロザムンデ》
タカーチ弦楽四重奏団〔エドワード・ドゥシンベル(第1ヴァイオリン)、
カーロイ・シュランツ(第2ヴァイオリン)、ジェラルディン・ウォルサー
(ヴィオラ)、アンドラーシュ・フェイェール(チェロ)〕
録音:2006年5月22日-25日、セント・ジョージ教会(ブリストル)

CDA 30020 \1500
シューベルト:歌曲集《美しき水車小屋の娘》D.795
イアン・ボストリッジ(テノール)、グレアム・ジョンソン(ピアノ)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(語り)
録音:1995年10月26-28日、1994年12月10日(朗読)

CDA 30021 \1500
シューベルト:歌曲集《冬の旅》D.911
マティアス・ゲルネ(バリトン)、グレアム・ジョンソン(ピアノ)
録音:1996年8月4-7日

CDA 30022 \1500
シューマン:ピアノ三重奏曲集 ――
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.63/ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調Op.80
フロレスタン・トリオ〔アンソニー・マーウッド(ヴァイオリン)、
リチャード・レスター(チェロ)、スーザン・トムズ(ピアノ)〕
録音:1998年5月2日-4日、ブリストル、ブランドン・ヒル、
セント・ジョージ教会(イギリス)

CDA 30023 \1500
ショスタコーヴィチ:
ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35*(ピアノ、トランペットと弦楽オーケストラ
のための協奏曲)、ピアノ協奏曲第2番ヘ長調Op.102
シチェドリン:ピアノ協奏曲第2番
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)、
マーク・オキーフ(トランペット)*、
アンドルー・リットン(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
録音:2003年3月31日-4月1日、ケアード・ホール(イギリス)

CDA 30024 \1500
タリス:合唱作品集 ――
おお、救い主なるいけにえよ/断食し、嘆きつつ/世の救い主よI/主よ、
御身が手に/世の救い主よII/エレミアの哀歌I/おお、聖なる宴/おお、
光より生まれし光/光の消ゆる前に/エレミアの哀歌II/御身よりほかにわ
れは(40声のモテット)
デイヴィッド・ヒル(指揮)、ウィンチェスター大聖堂聖歌隊
録音:1989年7月5日-7日、ウィンチェスター大聖堂(イギリス)

CDA 30025 \1500
ヴォーン・ウィリアムズ:
音楽へのセレナード/5つの神秘的な歌/クリスマス・キャロルによる幻想曲
/組曲《野の花》
マシュー・ベスト(指揮)、
コリドン・シンガーズ、イギリス室内管弦楽団
録音:1990年2月18日-19日&6月4日

CDA 30026 \1500
ビクトリア:レクイエム ――
作曲者不詳:われは信ず、わが贖い主は生きたまう/ビクトリア:わが魂は生
活に疲れたり/作曲者不詳:われは甦りであり、生命である-ほめたたえよ、
イスラエルの神である主を/ビクトリア:レクイエム、わがハープは悲しみ
の調べに変わり、主よ, 私を永遠の死より解き放ち給え
デイヴィッド・ヒル(指揮)、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
録音:1987年1月28日-30日、ウェストミンスター大聖堂(イギリス)

CDA 30027 \1500
ヴィヴァルディ:リュート&マンドリン協奏曲集 ――
2つのマンドリンのための協奏曲ト長調RV.532/トリオ・ソナタ ト長調RV.85
/マンドリン協奏曲ハ長調RV.425/協奏曲ニ長調RV.93/トリオ・ソナタ
ハ長調RV.82/ヴィオラ・ダモーレとリュートのための協奏曲ニ短調RV.540
ポール・オデット(バロック・リュート&ソプラノ・リュート&マンドリン)、
パーリー・オヴ・インストゥルメンツ
録音:1984年12月1日-2日

CDA 30028 \1500
ウィテカー:合唱作品集 ――
私はこの素晴らしき日を神に感謝する/我は花の中に自らを潜ませ/眠り/
アイ・ウィル・ウェイド・アウト/行け、うるわしのバラよ/ダビデが聞い
たとき/希望、信仰、命、愛/クラウドバースト/君の手のユリとともに/
結婚/水の夜/少年と少女/彼女の聖なる魂が舞い上がる/ルクス・アルム
クェ(黄金の光)
スティーヴン・レイトン(指揮)、ポリフォニー
録音:2005年1月3日-5日、テンプル教会(ロンドン)

CDA 30029 \1500
フランスのピアノ三重奏曲集 ――
フォーレ:ピアノ三重奏曲ニ短調Op.120
ドビュッシー:ピアノ三重奏曲ト短調
ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
フロレスタン・トリオ〔アンソニー・マーウッド(ヴァイオリン)、
リチャード・レスター(チェロ)、スーザン・トムズ(ピアノ)〕
録音:1999年3月10-12日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

CDA 30030 \1500
ニューワールド・シンフォニー - ラテン・アメリカのバロック音楽 ――
作曲者不詳:ハナクパチャ・クシクイニン/パディーリャ:ミサ《われはシャ
ロンの花》より キリエ、グローリア/フェルナンデス:シコーチ/パディー
リャ:ミサ《われはシャロンの花》より クレド/アラウホ:星の仲間の兄弟は
/パディーリャ:ミサ《われはシャロンの花》より サンクトゥス、ベネディ
クトゥス/ロボ:モテット《我が竪琴は悲しみに》/パィーリャ:ミサ《われ
はシャロンの花》より アニュス・デイ/フランコ:サルヴェ・レジナ/作曲
者不詳:カパック・エテルノ・ディオス/アラウホ:聖ヨハネのための賛歌/
ツィポリ:ミサ《サン・イグナシオ》より キリエ、グローリア/ゼスピーデ
ス:コンビダンド・エスタ・ラ・ノーチェ
ジェフリー・スキッドモア(指揮)、エクス・カシドラ
録音:2002年10月10日-12日、オール・セインツ教会(ロンドン)




<Tactus>
TC CAT 2010-2(カタログ付き限定盤/特別価格) \1450
エッセンシャル・オルガン - イタリア・オルガン音楽の旅 ――
パドヴァーノ:第6旋法によるトッカータ(マルコ・ギロッティ)
A・ガブリエリ:カンツォン(フランチェスコ・ディ・レルニア)
シャイデマン:神のひとり子なる主キリスト(グスタフ・レオンハルト)
フレスコバルディ:
リチェルカーレ第6番 - ファ・ファ・ソ・ラ・ファによる(フランチェスコ・
タシーニ)
メールラ:カンツォン・ラ・モンテヴェルデ(フランチェスコ・セラ)
パスクィーニ:
かっこうのスケルツォによるトッカータ(エミリオ・トラヴェルソ)
A・スカルラッティ:トッカータ・アペルタ(フランチェスコ・タシーニ)
ヴィヴァルディ=J・S・バッハ:アレグロ(ロベルト・ロレジャン)
D・スカルラッティ:ソナタK.77(マルコ・ギロッティ)
マルティーニ:
オルガン・ソナタ第6番より アダージョ(オッタヴィアーノ・テネラーニ)
ベルガモ:アレグレット・モデラート(マルコ・ルッジェーリ)
ロッシーニ:
歌劇《セビリャの理髪師》序曲(ジュリアーナ・マッカローニ&フェデリカ・
イアネラ)
レスピーギ:前奏曲ニ短調(アンドレア・マシナンティ)
ボッシ:スケルツォ(アンドレア・マシナンティ)
ドナーティ:前奏曲とブギー・ソプラ(グィド・ドナーティ)
タクトゥスのオルガニストたち〔曲目後の( )内が演奏者〕
タクトゥス・カタログ付き限定盤&特別価格!
イタリアのレーベルならではの充実した"イタリアのオルガン音楽"のカタログ
を持つタクトゥスから、"イタリアのオルガン音楽"のベスト・アルバムがカタ
ログ付き限定&スペシャル・プライスで登場!
16世紀のパドヴァーノからフレスコバルディ、スカルラッティ、ロッシーニ、
レスピーギを経て現代のドナーティまで続くイタリア・オルガン音楽の旅。
イタリアのオルガン音楽が歩んだ歴史や作風の移り変わりをこの"エッセンシャ
ル・オルガン"が教えてくれます。

TC 680403 \2180
ドゥランテ:ミゼレーレ、短い晩課(ヴェスプロ・ブレーヴェ)
マイオーネ:オルガンのためのトッカータ第2番
トラバーチ:オルガンのための第2旋法による4声のフーガ
アンサンブル・ストゥルメンターレ・サジタリオ、
アンサンブル・ヴォカーレ・イル・ドディチーノ
ポルポラやフェオと同時代に活躍したナポリ楽派の音楽家、フランチェスコ・
ドゥランテ(1684-1755)の教会音楽集。
オペラで名声を確立したポルポラやフェオとは異なり、器楽、室内楽、そして
教会音楽の作曲家として名を広めたドゥランテ。通奏低音付きのア・カペラ
「ミゼレーレ」とモテット様式の合唱作品「短い晩課」は、18世紀ナポリ楽派
の教会音楽の発展に大きく貢献したドゥランテの重要作である。

TC 672251 \2180
ヴィヴァルディ:ファゴットと通奏低音のための協奏曲集Vol.2 ――
ファゴット協奏曲イ短調RV.497/ファゴット協奏曲ハ長調RV.472/ファゴッ
ト協奏曲ヘ長調RV.485/ファゴット協奏曲イ短調RV.499/ファゴット協奏曲
ホ短調RV.484/ファゴット協奏曲イ短調RV.498/ファゴット協奏曲ト短調
RV.495
ロベルト・ジャッカリア(ファゴット)、アンサンブル・レスピーギ
ヴィヴァルディのファゴット協奏曲集Vol.2のソリストは、水の都ヴェネツィア
の不死鳥、フェニーチェ歌劇場のオーケストラで1998年から首席奏者を務める
イタリアの名ファゴット吹きロベルト・ジャッカリア!
名手の証しでもある艶やかで豊潤なファゴットの音色と、活き活きとしたピリ
オド・アンサンブルのブレンドから生まれるヴィヴァルディの音楽からは、
ファゴットの"オーケストラの低音楽器"ではなく"ソロ楽器"としての素晴らし
さ、可能性の高さが伝わってくる。

TC 872504 \2180
ザネッラ:ピアノ作品集 ――
組曲《夢の本》Op.40/ピアノ・ソナタOp.70/3つのマズルカ/マズルカ/
メヌエットの速さでOp.29
マルコ・アルピ(ピアノ/ボルガートL.282)
アミルカーレ・ザネッラ(1873-1949)は、パルマ音楽院でボッテジーニに師事
した後、数年間(1893年-1900年)を南アフリカで過ごしたという経歴を持つイ
タリアの作曲家、ピアニスト。
リズムや和声、技巧的な旋律などに大胆な試みが見られるザネッラのピアノ作
品は、もっと技巧系ピアニストに取り上げてもらいたいイタリアの隠れた秀作
である。
ちなみにマルコ・アルピの使用ピアノは、ペダルボード付きピアノで話題と
なったイタリアのメーカー、ボルガートのフルコンサートグランド(L.282)。
同じイタリアのファツィオーリとはまた違うピアノのサウンドにも注目です。

TC 745201 \2180
アンナ・ボン:フラウト・トラヴェルソのための《6つの室内ソナタ》
シルヴィア・モローニ(フラウト・トラヴェルソ)
アンサンブル・オベロン
イタリアからドイツに渡りエステルハージ家の宮廷に仕えたアンナ・ボン
(1740-?)は、脚本家の父と声楽家の母を持つヴェネツィア出身のイタリア人
女流作曲家。
モーツァルトが生まれた1756年に16歳のアンナ・ボンがニュルンベルクのバル
タザール・シュミットから出版した「6つの室内ソナタ」は古典派時代の様式
で作曲されており、トラヴェルソ・ソロのシンプルで美しい旋律、自身の演奏
家としての経験が反映されたチェンバロの活躍が特徴的。

TC 533803 \2180
メールロ:
ミサ・アポストロルム/第1旋法によるトッカータ第1番/ラ・ジョレッテ/
リチェルカーレ/第6旋法によるトッカータ第3番
スコラ・グレゴリアーナ・スクリプトリア、
ロベルト・ロレジャン(オルガン)
アンドレア・ガブリエリたちに競り勝ち、ヴェネツィアの聖マルコ大聖堂のオ
ルガニストという名誉ある地位を手に入れたクラウディオ・メールロ(1533-
1604)。
16世紀イタリアでは当代最高のオルガニストと呼ばれたメールロだが、ヴェ
ネツィア楽派の手法を用いた神聖な教会音楽への評価も非常に高い。

TC 862714 \2180
ボッシ:オルガンのための作品集Vol.4 ――
ソナタOp.3b/序曲Op.3/3つの小品Op.92/前奏曲/アヴェ・マリア(第2番)
/トレ・ペッツィ・ダOp.142/間奏曲/カプリフオーコOp.127-3/
インテツメッツォ・リリコ/リチェルカーレ
アンドレア・マシナンティ(オルガン)
Bossi:Opera Omnia per Organo Vol.4/Macinanti(org)
オペラが隆盛を誇った時代のイタリアで、コンサート・オルガニストとして世
界的名声を得たマルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925)のオルガン作品集の第4
集。
人気、注目がオペラに集まる中で、オルガンや室内楽などオペラ以外の音楽に
取り組み続けたボッシの音楽は壮麗にして壮大。スケールの大きなイタリアの
オルガン音楽です。

TC 841901 \2180
ズガンバーティ:ピアノ作品全集Vol.1 ――
前奏曲とフーガOp.6/グルックのメロディ/夜想曲第5番Op.31/夜想曲第6番
Op.33/オルゴール/ピアノのための《叙情小曲集》Op.23/ピアノのための
《詩的な歌》Op.36
フランチェスコ・カラミエロ(ピアノ/スタインウェイ)
イタリアとイギリスのハーフであり、当時のイタリアで神童と称えられたジョ
ヴァンニ・ズガンバーティ(1841-1914)。
カラミエロが弾くピアノ作品全集はVol.3からVol.6が先にリリースされていた
が、1999年に録音されたVol.1もタクトゥスから登場。オペラではなく、ピア
ノや室内楽に活躍の場を求めた異才の音楽も19世紀イタリアの音楽史を語る上
で欠かせない。

TC 960201 \2180
オルランディーニ:
ミサ・エト・ロクア・アド・コル・エユス/サルヴェ・レジナ/
主を畏るる者は幸いなり
アンジェロ・マンツォッティ(ソプラノ)、
フランシス・プーランク女声室内合唱団、
マッテオ・カヴィッキーニ(ピアノ)、
マッテオ・ブラリア・オルランディーニ(指揮)
"レジスタンス"を掲げる現代イタリアの作曲家ロベルト・ブラリア・オルラン
ディーニ(1960-)の宗教作品集。
単純に難解な現代音楽に"反抗"するのではなく、古典的な手法とモダンな響き
のミックスがオルランディーニのカラー。全曲世界初録音。




<Chandos>
CHAN 10610 \2180
バルトーク:ピアノ協奏曲集 ――
ピアノ協奏曲第1番Sz.83/ピアノ協奏曲第2番Sz.95/ピアノ協奏曲第3番Sz.119
ジャン=エフラム・バヴゼ(ピアノ)
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、BBCフィルハーモニック
近現代のイタリア音楽や知られざる管弦楽作品の発掘に取り組んでいるノセダ
と、ドビュッシーから次なるステップとなるハイドンへと踏み出したバヴゼの
コンビが挑むバルトーク。
ノセダの燃え上がる情熱と、バヴゼの光る知性、そしてバルトークの音楽とい
う意外性に富んだ組み合わせはシャンドスならでは!
まるで打楽器のように響くピアノ、圧巻の迫力で豪快に鳴り響くオーケストラ。
バヴゼとノセダが、ハンガリー勢の演奏とは一味違うバルトークの凄演を聴か
せてくれることだろう!
2009年12月9日-10日&2010年4月1日の録音。

CHSA 5081(SACD-Hybrid) \2850
スーク:管弦楽作品集 ――
交響曲第1番ホ長調Op.14/交響詩《人生の実り》Op. 34
イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)
BBC交響楽団、ニュー・ロンドン室内合唱団
チェコ・フィルとの「アスラエル交響曲」(CHAN 9640)以来となるチェコの名
匠ビエロフラーヴェクが振るヨゼフ・スーク(1874-1935)の管弦楽作品集!
1906年作曲されたスークの代表作「アスラエル交響曲」からさかのぼること数
年。1897年の作曲開始から2年という歳月をかけて書かれた「交響曲第1番」は、
ブラームスやドヴォルザークの影響を感じさせるスーク初期の隠れた傑作であ
る。また「交響曲第1番」と同規模の演奏時間を持ち、1912年から17年にかけ
て作曲された合唱が加わる交響詩「人生の実り」の収録も興味深い。
チェコの伝統を受け継ぐビエロフラーヴェクが振るスーク。チェコ音楽の演奏
史に新たな名演が加わります!
2010年1月5日-6日&4月29日の録音。

CHAN 10611 \2180
コルンゴルト:弦楽四重奏曲集 ――
弦楽四重奏曲第1番/弦楽四重奏曲第2番/弦楽四重奏曲第3番
ドーリック弦楽四重奏団
管弦楽、交響曲、「シー・ホーク」に代表される映画音楽など、コルンゴルト
の名盤を数多く送り出してきたシャンドスから「弦楽四重奏曲集」が登場!
今回の「弦楽四重奏曲集」に起用されたドーリック弦楽四重奏団は、2008年に
開催された第6回大阪国際室内楽コンクール第1部門を制覇したイギリスの若き
アンサンブル。
大阪に続きイタリアのパオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールで第2位
を獲得するなど、一気に注目度を高めたドーリック弦楽四重奏団はシャンドス
と専属契約を締結。このコルンゴルトがシャンドス・デビュー盤となる。
ハリウッドの巨匠でもなく大規模な管弦楽作品やオペラの作曲家でもない、コ
ルンゴルトの"室内楽の作曲家"としての魅力を、英国のフレッシュな才能たち
が伝えてくれます。
2010年4月5日-7日の録音。

CHAN 0772 \2180
モーツァルト:デュオ・ソナタ集Vol.3 ――
ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調K.376
ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調K.378
ヴァイオリン・ソナタ第42番イ長調K.526
デュオ・アマデ〔キャサリン・マッキントッシュ(バロック・ヴァイオリン)、
ジェフリー・ゴヴィアー(フォルテピアノ)〕
シャコンヌ・シリーズの看板アーティスト、パーセル・クヮルテットの創設メ
ンバー、またエイジ・オヴ・インライトゥメント管ではリーダーを務めたバロ
ック・ヴァイオリンの名手キャサリン・マッキントッシュと、ビルソン、ホッ
ホランドの高弟ジェフリー・ゴヴィアーのデュオによるモーツァルトの第3集。
マッキントッシュとゴヴィアーはモーツァルトのソナタを「ヴァイオリン・ソ
ナタ」や「ヴァイオリン伴奏付きチェンバロ・ソナタ」ではなく、両者が立ち
位置を同じくする「デュオ・ソナタ」として解釈しており、その優れた演奏や
時代考証は欧州を中心に絶大な評価を受けている。
ちなみに楽器はマッキントッシュがジョヴァンニ・グランチーノ1703年製のバ
ロック・ヴァイオリン、ゴヴィアーが名工クリストファー・クラークの製作に
よるアントン・ワァルター・モデルのフォルテピアノを使用している。
2009年9月28日-30日の録音。

CHAN 10612X \1780
ダヴィッド・オイストラフへのトリビュート ――
ロカテッリ(イザイ編):ソナタ第7番へ短調《トンボー》/ロカテッリ:奇想曲
第23番《音楽の迷宮》/イザイ:ソナタ第2番/ショーソン:詩曲/ショスタコ
ーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ/ラフマニノフ:ひなぎく
リディア・モルドコヴィチ(ヴァイオリン)、ニコラス・ウォーカー(ピアノ)、
マリーナ・グサク=グリン(ピアノ)、クリフォード・ベンソン(ピアノ)、
ジュリアン・ミルフォード(ピアノ)
T重鎮と呼ぶに相応しい実力と経歴の持ち主であるロシアの名女流ヴァイオリ
ニスト、リディア・モルドコヴィチが恩師ダヴィッド・オイストラフに捧げる
トリビュート・アルバム。
自身の師でもあるオイストラフのレパートリーという難しいテーマに敢えて
チャレンジしたモルドコヴィチ。師への感謝が渾身の演奏を生む ――。
1986年-2008年の録音。


●Chandos Opera In English
CHAN 3168 2枚組 \3560
R・シュトラウス:
歌劇《ナクソス島のアリアドネ》(英語版)/組曲《町人貴族》
クリスティーネ・ブリューワー(ソプラノ)、
ロバート・ディーン・スミス(テノール)、ジリアン・キース(ソプラノ)、
アリス・クート(メゾ・ソプラノ)、ジョン・グラハム=ホール(テノール)、
ウェイン・エヴァンス(テノール)、ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)、
マシュー・ローズ(バス)、アラン・オピー(バリトン)、
ポール・ケオホーン(バス)、アニタ・ワトソン(ソプラノ)、
パメラ・へレン・スティーヴン(メゾ・ソプラノ)、
ゲイル・ピアソン(ソプラノ)、ディーン・ロビンソン(バス)、
デクラン・マッカスカー(テノール)
リチャード・アームストロング(指揮)、スコットランド室内管弦楽団
シャンドスとピーター・ムーア財団の共同製作によるシャンドス・オペラ・イ
ン・イングリッシュ・シリーズ。
シャンドスの年間ランキングの上位にランクインすることも少なくない英語オ
ペラ・シリーズの最新作「ナクソス島のアリアドネ」では、ハイペリオンの
R・シュトラウス歌曲集でも名唱を聴かせてくれたクリスティーネ・ブリュー
ワーがプリマドンナ&アリアドネを歌う。
巨匠マッケラスの忘れ形見、スコットランド室内管の存在も頼もしい。




<Gimell>
GIMBX 301 4枚組 \3380
ルネサンス時代の宗教音楽集Vol.1 ――
アレグリ:ミゼレーレ(1980年録音)
バード:5声のミサ曲、モテトゥス《アヴェ・ヴェルム・コルプス》
ビクトリア:レクイエム、モテトゥス《わがハープは悲しみの音に変わり》
タリス:
御身よりほかにわれは(40声のモテット)、聖なる神、世の救い主よI、
世の救い主よII、喜べ, 栄光ある神の御母、主よ, われらを憐れみたまえ、
使徒らは口々に、もし汝われを愛さば、聴け, 声と祈りを、新たな聖訓を、
主よ, 汝の聖霊を与えたまえ、清めたまえ, 主よ、まことにわれ汝に告げん、
主よ, 思い出すことなかれ、大主教パーカーのための詩篇曲、
おお主よ, 汝にすべてをゆだねん、キリストは復活し、汚れなき者に祝福あれ
ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲《ラ・ソ・ファ・レ・ミ》
クレメンス・ノン・パパ:
ミサ曲《羊飼いたちよ、地上で何を見たのか》、
これらの町が受けし試練のことを
クレキヨン:父よ、われは天に対し
クレメンス・ノン・パパ:われはシャロンの花
シェパード:生のただ中に
コーニッシュ:めでたし女王、喜びたまえ, キリストのみ母になる乙女
グレゴリオ聖歌:マリアは天に昇らされたまいぬ
パレストリーナ:
モテトゥス《マリアは天に昇らされたまいぬ》、
ミサ曲《マリアは天に昇らされたまいぬ》
タリス・スコラーズ、ピーター・フィリップス(指揮)
創立30周年を迎えたギメル・レーベルのアニヴァーサリー・リリースは、これ
までの30年間の歴史をタリス・スコラーズのハーモニーでたどる全3巻のスペ
シャル・ボックス!
創立30周年記念リリース第1巻は"最初の10年"、1980年から1989年にかけてレ
コーディングが行われた名演の数々。アレグリの「ミゼレーレ」(1980年録音)
やビクトリアの「レクイエム」、ジョスカンの「ラ・ソ・ファ・レ・ミ」、
そしてタリスの宗教音楽など、現在もタリス・スコラーズの代表的名演として
世界を感動させ続けているポリフォニーが収められている。
世界最高のア・カペラ・グループが歩んできた"30年間の歴史"と"ルネサンス
時代の合唱芸術"を究極のポリフォニーで ――!
1980年-1989年、マートン・カレッジ・チャペル(オックスフォード)、サール
教会(ノーフォーク)、 セント・ジョン・アット・ハックニー教会(ロンドン)
での録音。
日本先行発売!




<PeantaTone>
PTM 1010(SACD-Hybrid) \2500
メンデルスゾーン:
ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25/ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.40
華麗なるロンド変ホ長調Op.29
マーティン・ヘルムヘン(ピアノ)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団
いよいよ母国ドイツ・ロマン派の傑作、メンデルスゾーンの2つのピアノ協奏
曲を取り上げてきたヘルムヘン。ソロ・パートを自在に弾きこなすための高度
な技巧や、優美な旋律の魅力を最大限に引き出す音楽性とサウンドがソリスト
に求められるが、ヘルムヘンであれば高いレベルで応えてくれることは間違い
ないだろう。またベートーヴェン・チクルスでさらに関係を強化させたヘレ
ヴェッヘ&ロイヤル・フランダース・フィルという強力タッグの存在も見逃
せない。
ヘルムヘンは、シューベルトの「ピアノ・ソナタ第20番」&「楽興の時」が
吉田秀和氏から高く評価されるなど日本での知名度も高まっているだけに、
このヘレヴェッヘとのメンデルスゾーンがターニングポイントとなる可能性は
高い!
2010年2月、デシンゲル(アントワープ/ベルギー)での録音。




<Piano21>
P21 036-A \2300
シューマン:
ピアノ協奏曲イ短調Op.54/アルバムの綴りOp.124/
クララ・ヴィークの主題による変奏曲Op.14
シプリアン・カツァリス(ピアノ)、
クリスティアン・マンデール(指揮)
日本フィルハーモニー交響楽団
2004年にリリースされた1970年代から2000年代初頭までの演奏を集めた「シュ
ーマンのピアノ作品集」(P21 016-A)が「Vol.1」となっていたため、ファン
の間では続編が期待されていたカツァリスのシューマン。
今回突如として登場した「Vol.2」には、70年代、80年代、90年代それぞれの
ライヴ録音を1曲ずつ収録。その中でもやはり注目が集まるのは、マンデール
&日フィルとの「ピアノ協奏曲」だろう!
ハレ管を振ったブルックナーの「交響曲第9番」(CDHLL 7524)で存在感を発揮
したルーマニアの指揮者クリスティアン・マンデールと日フィルをバックに繰
り広げられるシューマンのライヴは、変幻自在のカツァリス・ワールド?それ
ともスタンダードなアプローチ?
Piano21に興味深い録音がまた1つ加わります!
1977年(Op.14)、1980年(Op.124)、1994年(Op.54)のライヴ録音




<Channel Classics>
CCS ANNI 2010(SACD-Hybrid) \2850 ※11月30日ご注文分までの特価\2180
J・S・バッハ:ヴァイオリン協奏曲集 ―
ヴァイオリン協奏曲イ短調BWV.1041/ホ長調BWV.1042/ト短調BWV.1056
/イ長調BWV.1055
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン&ディレクター)、
ブレコン・バロック〔ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン)、
ヨハネス・プラムソラー(ヴァイオリン)、ジェーン・ロジャース(ヴィオラ)、
アリソン・マクギリヴレイ(チェロ)、ヤン・スペンサー(ヴィオローネ)、
クリストファー・バックナル(チェンバロ)〕
初回プレス限定枚数・特別編集CD付!
2007年にポッジャー自身が選び抜いたメンバーを集めて創設したスペシャルな
アンサンブル、ブレコン・バロックを率いての「ヴァイオリン協奏曲集」で取
り上げているのは、ポッジャーにとって馴染みの深い"古くからの友人"「イ短
調BWV.1041」と「ホ長調BWV.1042」、またチェンバロ協奏曲などからの復元版
であり"新たな友人"と表現している「ト短調BWV.1056」と「イ長調BWV.1055」
の4作品。「イ短調BWV.1041」の第1楽章、ヴァイオリン・ソロの第1音から広
がる別世界。華麗に、楽しげに、そして静かに。躍動感にあふれ、様々な感
情が表現されたポッジャーのバッハは、まるで音楽のエリシオン。
2010年5月、セント・ジョン・ザ・エヴァンゲリスト教会(アッパー・ノーウッ
ド、ロンドン)での録音。




<Nimbus>(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤です)
NI 2562/65 4枚組 \4350
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 ――
ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調K.301/第26番変ホ長調K.302
第27番ハ長調K.303/第28番ホ短調K.304/第29番イ長調K.305
《羊飼いの娘セリメーヌ》による12の変奏曲ト長調K.359
ヴァイオリン・ソナタ第24番ハ長調K.296/第32番ヘ長調K.376
第30番ニ長調K.306/第33番ヘ長調K.377/第34番変ロ長調K.378
第35番ト長調K.379/第36番変ホ長調K.380/第40番変ロ長調K.454
《泉のほとりで》による6つの変奏曲ト短調K.360
ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調K.481/第42番イ長調K.526
第43番ヘ長調K.547/第31番変ロ長調K.372
オスカー・シュムスキー(ヴァイオリン)、
アルトゥール・バルサム(ピアノ)
伝説の名演、J・S・バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ
全集」(NI 2557/8)の復活により、その至芸に再び注目が集まっている幻の巨
匠オスカー・シュムスキー。
バッハの無伴奏に続きニンバス(Nimbus)が復刻するシュムスキーの遺産は、
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集!
モーツァルトでは、名伴奏者として多くの名手たちから信頼を寄せられたア
ルトゥール・バルサム(1906-1994)とコンビを組んだシュムスキー。
シュムスキーの豊かな叙情性、バルサムのスタイリッシュで優雅なアプロー
チというお互いの個性を活かしたモーツァルトも、バッハの無伴奏と同じく
シュムスキーが遺した20世紀の名演の1つである。

NI 2553/56 4枚組 \4350
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 ――
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.12-1/第2番イ長調Op.12-2
第3番変ホ長調Op.12-3/第4番イ短調Op.23/第5番ヘ長調Op.24《春》
第6番イ長調Op.30-1/第7番ハ短調Op.30-2/第8番ト長調Op.30-3
第9番イ長調Op.47《クロイツェル》/第10番ト長調Op.96
ロバート・マン(ヴァイオリン)
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
1946年の結成から1996-97シーズンの引退までジュリアード弦楽四重奏団の
第1ヴァイオリン奏者を務め、近年ではサイトウ・キネン・オーケストラの
指揮台に立つなど指揮者としても活躍するロバート・マン。
長きにわたりアメリカの室内楽を牽引してきたロバート・マンとイギリスの
名手スティーヴン・ハフとのデュオによる説得力に富んだベートーヴェン全
集は、まるでヴァイオリンとピアノの会話を聴いているかのよう。
1985年12月-1986年2月、ニューヨークでのライヴ録音

NI 5861 \2080
フレスコバルディ:チェンバロ作品集Vol.2 ――
5つのガリアルダ/トッカータ第7番/モニカのアリアによるパルティータ
/チャッコーナに基づくパルティータ/トッカータ第9番/パッサカリアに
基づくパルティータ/トッカータ第3番/トッカータ第5番/コレンテとチャ
コーナ/トッカータ第7番/バレットとチャコーナ/トッカータ第2番/トッ
カータ第6番/ルッジェーロのアリアによるパルティータ
リチャード・レスター(チェンバロ/G・B・ボンチ1619年頃製)
イギリスのサイレンスター古楽音楽祭の創設者、音楽監督であり、ニンバス
でスカルラッティのソナタ全集を完成させたリチャード・レスターの新シリ
ーズ、フレスコバルディ第2弾。
レスターの使用楽器は、1619年頃にジョヴァンニ・バティスタ・ボンチによ
って製作された貴重なチェンバロ。約400年という長き時間を生き抜いてきた
チェンバロの深い音色だけでも聴く価値あり。

NI 5529 \2080
メンデルスゾーン:教会音楽集 ――
主は汝のために、御使いたちに命じ/主よわが祈りを聞きたまえ/神よ、わ
れを審き/わが神、わが神、なぜ私を見捨てたのですかOp.78-3/キリエ/
夕べの祈りの歌Op.121/宗教的な歌/教会音楽Op.23
クリストファー・ロビンソン(指揮)
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団
シャンドスと専属契約を結ぶなど英国内外で注目が高まりつつあるケンブリッ
ジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団は、スティーヴン・レイトンの指揮
でハイペリオンからもメンデルスゾーンの合唱作品集をリリースするなど、
演奏、解釈ともに定評がある。
1997年3月15日-16日の録音。弊社初紹介。

NI 5524 \2080
ブラームス:合唱作品集 ――
女声合唱、2つのホルンとハープのための《4つの歌》Op.17/3つの歌Op.42
/4つの四重唱曲Op.92/2つのモテットOp.29/憧れOp.112-1/夜Op.112-2/
5つの歌Op.104/《新・愛の歌》Op.65より 第15曲
チャールズ・ブルフィー(指揮)
カンザス・シティ・コーラル
第50回グラミー賞クラシック部門最優秀録音賞を獲得したチャールズ・ブル
フィー&カンザス・シティ・コーラルのニンバス時代のブラームス。気品が
あり透き通るようなハーモニーで響く女声合唱とホルン、ハープという組み
合わせによる「4つの歌」が美しくもユニーク。
1996年6月12日-14日の録音。弊社初録音。

NI 5522 \2080
フルートのための無伴奏作品集 ――
武満徹:エア/ヨンギー・パクパーン:ドライザムの歌/福島和夫:冥/ヒンデ
ミット:8つの小品/カルク=エラート:ソナタ・アパッショナータOp.140/
シュターミッツ:カプリッチョ・ソナタ イ長調/C・P・E・バッハ:ソナタ
イ短調Wq.132/J・S・バッハ:パルティータ イ短調BWV.1013
ハンスゲオルク・シュマイザー(フルート)
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団のソロ・フルート奏者、またウィー
ン音楽大学の教授として後進の育成にも力を注ぐオーストリアのフルーティ
スト、ハンスゲオルグ・シュマイザーが1996年にレコーディングを行った無
伴奏作品集。高き緊張感と集中力を維持したシュマイザーの演奏は絶好のお
手本。1996年7月9日-12日の録音。弊社初紹介。

NI 5521 \2080
ブラームス:
ハンガリーの歌による変奏曲ニ長調Op.21-2/創作主題による変奏曲ニ長調
Op.21-1/6つの小品Op.118/4つの小品Op.119
マーク・アンダーソン(ピアノ)
マーク・アンダーソンは、リーズ、ブゾーニなど、多数の難関コンクールで
数々の賞に輝いてきたアメリカのピアニスト。ブラームスのピアノ・ソナタ
第3番が初リリース時に称賛を受けており、ブラームス弾きとしての評価も高
い。1996年11月25日-27日の録音。弊社初紹介。

NI 5519/20 2枚組 \3180
ストラヴィンスキー:ピアノ作品集 ――
ピアノ・ラグ・ミュージック/タンゴ/サーカス・ポルカ/子供のためのワ
ルツ/ピアノ・ソナタ/ラグ・タイム/4つの練習曲Op.7/スケルツォ/ピア
ノ・ソナタ嬰ヘ短調/夜鳴きうぐいすの歌/イ調のセレナード/バレエ音楽
《火の鳥》(アゴスティ編)/ピアノと管楽器のための協奏曲(ルリエ編)/
《ペトルーシュカ》からの3楽章
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
驚くほど膨大なレパートリーを持つ英国のピアニスト、マーティン・ジョー
ンズが弾くストラヴィンスキーは、演奏機会の多い「ペトルーシュカからの
3楽章」はもちろんのこと、小品やソナタ、火の鳥のピアノ・アレンジなど
がズラリ。1994年7月25日-27日の録音。弊社初紹介。




<Halle>(Halleはレーベル・オフィシャルのCD-R盤です)
CDHLL 7521 \1780
エルガー:
オラトリオ《神の国》Op.51より 前奏曲/ヴァイオリン協奏曲ロ短調Op.61
/オラトリオ《ジェロンティアスの夢》Op.38より 前奏曲、天使の告別
(メゾ・ソプラノ&オーケストラ版/世界初録音)
トーマス・ツェートマイアー(ヴァイオリン)、
アリス・クート(メゾ・ソプラノ)
マーク・エルダー(指揮)、ハレ管弦楽団
イギリス最古の歴史を持つハレ管弦楽団の自主レーベルから、ツェートマイ
アーをソリストに迎えてのエルガーの「ヴァイオリン協奏曲」が登場。
ヴァイオリン協奏曲の中でも特に大きなスケールを持つ作品として知られる
エルガーの「ヴァイオリン協奏曲」を弾ききるツェートマイアーのテクニッ
ク、音色、音楽性、集中力はどれをとっても素晴らしい。
またエルガー&イギリス音楽ファンならば、「ジェロンティアスの夢」から
の「前奏曲」と「天使の告別」は、合唱を編成から外したエルガー編曲版に
よる世界初録音も聴き逃せない!
2005年&2008年、ブリッジウォーター・ホール(マンチェスター)でのライヴ
録音。





<Lyrita>(Lyritaはレーベル・オフィシャルのCD-R盤です)
SRCD.340 \2180
ファースト・シンフォニーズ ――
ジュベア:交響曲第1番Op.20
マサイアス:交響曲第1番Op.31*
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
チャールズ・グローヴス(指揮)*
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団*
南アフリカ、ケープタウン生まれのイギリス人作曲家ジョン・ジュベア
(1927-)と、ウェールズ史上、最も重要な作曲家の1人とされるウィリアム・
マサイアス(1934-1992)の「交響曲第1番」をカップリング。
ハンドリー&LPO、グローヴス&RPOの本気度はかなりのもの。20世紀イギリ
スのシンフォニーの持ち味をしっかりと伝えてくれている。




<BMS>(BMSはレーベル・オフィシャルのCD-R 盤です)
BMS 425CD \2180
ドルメッチ・レガシー - イギリスのリコーダー音楽 ――
ジェイコブ:変奏曲/スコット:朝の歌/ラッブラ:ソナチナOp.128/ホプキン
ス:組曲/ラッブラ:パッサカリアOp.113/ガードナー:小組曲ハ長調Op.60/
ラッブラ:瞑想曲Op.67/ハンド:ソナタ・ブレーヴェ/ライゼンシュタイン:
パルティータ
ロス・ウィンターズ(リコーダー)、アンドルー・ボール(ピアノ)
イギリスにおけるリコーダー・ソロのパイオニア的存在、名手カール・ドル
メッチ(1911-1997)のために作曲されたリコーダー作品の数々。
超絶技巧あり、優美な旋律あり、リコーダーとピアノとの絶妙なアンサンブル
あり。20世紀のイギリスを代表する巨匠たちの作品を集めた"ドルメッチ・レ
ガシー"は、特にリコーダー&イギリス音楽ファンにオススメです。
2000年3月24日-25日の録音。弊社初紹介。

BMS 416CD \2180
L・バークリー:ソロ・ピアノとピアノ・デュオのための作品集 ――
6つの前奏曲Op.23/ソナタOp.20/5つの短い小品Op.4/4手のためのソナチナ
Op.39/4手のための主題と変奏Op.73/4手のためのパルム・コート・ワルツ
Op.81-2
ラファエル・テローニ(ピアノ)
ノーマン・ビーディー(ピアノ)
バークリー親子の父、レノックス・バークリー(1903-1989)のソロとデュオの
ためのピアノ作品集。
バークリーはフランスで名教師ナディア・ブーランジェに師事しており、ピ
アノ作品にもイギリスというよりもフランスからの影響を色濃く感じさせる
作品が多い。英グラモフォン誌クリティックス・チョイス受賞盤。
1993年4月7日&8日の録音。弊社初紹介。





<Heritage>
HTGCD 212 \2180
リフレクション ――
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム/シェパード:イン・パーチェ/アットウッ
ド:来たれ、聖なる聖霊よ/タリス:光より生まれし光/エルガー:アヴェ・
ヴェルム/ファラント/ヒルトン:主よ、あなたの優しい慈悲で/J・S・
バッハ:主よ、人の望みの喜びよ/パーソンズ:アヴェ・マリア/ゴス:おお、
世界の救世主よ/デリング:天使のごときイエスの美しさよ/パーセル:主よ、
御身は知りたもう/タリス:もし汝われを愛さば/ゴス:オー・テイスト・
アンド・シー/バード:アヴェ・ヴェルム・コルプス/フランク:天使の糧/
デリング:おお、全ての人々よ/タイ:ギブ・アームズ・オブ・ザイ・グッズ
/キャンピオン:どんな嵐に遭った船も/バード:おお主よ、耳を傾けたまえ
ティモシー・ブラウン(指揮)
ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団
1979年にジョン・ラッターから音楽監督のバトンを受け継いだティモシー・
ブラウンとケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団。
ラッターのレーベル、コレギウム(Collegium)でもお馴染みのコンビによるこ
の"リフレクション"には、タリスやバード、パーセル、エルガーなどの英国
勢やバッハ・モーツァルトの合唱曲が並ぶ。





<Quarts>(Quartsはレーベル・オフィシャルのCD-R盤です)
QTZ 2073 \2180
ダンカン&バーンウェル:シンデレラ・オン・アイス
セルゲイ・スクリプカ(指揮)
モスクワ・ステイト・シネマ・オーケストラ
ティム・ダンカンとエドワード・バーンウェルの共作で作曲されたアイスス
ケート・ショー、「シンデレラ・オン・アイス」のための音楽を収録したサ
ウンドトラック。リンク上を舞うスケーターたちの姿が想像できるドラマチ
ックな音楽です。




<Prima Voce>(Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤です)
NI 7843/4 2枚組 \2580
レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》
マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》*
ベニアミーノ・ジーリ(テノール)、イヴァ・パチェッティ(ソプラノ)、
マリオ・バシオラ(バリトン)、ジュゼッペ・ネッシ(テノール)、
レオーネ・パーチ(バリトン)、リーナ・ブルーナ・ナーザ(ソプラノ)*、
マリア・マルクッチ(メゾ・ソプラノ)*、ジーノ・ベキ(バリトン)*、
ジュリエッタ・シミオナート(メゾ・ソプラノ)*、
フランコ・ギオーネ(指揮)、ピエトロ・マスカーニ(指揮)*、
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ニンバスのテクノロジーによって78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾
い、デジタル化を行う復刻シリーズ「プリマ・ヴォーチェ」は往年の名歌手
たちの歌声を聴くことができる貴重な録音。ジーリが歌う「道化師」と「カ
ヴァレリア・ルスティカーナ」がニンバスのテクノロジーで生まれ変わる。
1934年7月&1940年4月*の録音。

NI 7845 \1700
ジャコモ・ラウリ=ヴォルピ:録音集 ――
ベッリーニ:歌劇《清教徒》より いとしい乙女よ、あなたに愛を/ボイト:
歌劇《メフィストフィレ》より 最後のときがやってきた/マスネ:歌劇
《ウェルテル》より Ah! tutto il cor e qui/プッチーニ:歌劇《トスカ》
より 妙なる調和/他
ジャコモ・ラウリ=ヴォルピ(テノール)、様々なアーティスト
1922年-1942年の録音。

NI 7839 \1700
プリマ・ヴォーチェ・パーティ ――
デラノワ:フィリピン/フォントナイユ:A' l'aime/メンデルスゾーン:たっ
たひとつの言葉にのってOp.63-1/モシュコフスキ:かわいいナイチンゲール
/ツェラー:ナイチンゲールの歌/他
ユーグ・キュエノー(テノール)、ローザ・ポンセル(ソプラノ)、
リヒャルト・タウバー(テノール)、ミリザ・コルジャス(ソプラノ)、
エリーザベト・シューマン(ソプラノ)、様々なアーティスト
1910年-1941年の録音。

<harmonia mundi>
ヤーコプス・モンテヴェルディ・オペラ・エディション
ヤーコプス指揮によるモンテヴェルディ・オペラの名盤の数々がお買い得価
格!しかも豪華装丁!

HML 5901427 3枚組 \4050
モンテヴェルディ:ユリシーズの帰郷(全5幕)
ユリシーズ[ウリッセ]:クリストフ・プレガルディエン(T)
ペネーロペ(ユリシーズの妻):ベルナルダ・フィンク(Ms)
テレーマコ(ユリシーズの息子):クリスティーナ・ヘグマン(Ms)
エウメーテ(ユリシーズの羊飼い):マーティン・ヒル(T)
エリクレーア(ユリシーズの乳母):ジョスリーヌ・タイヨン(Ms)
イーロ(ペネーロペの求婚者たちの寄食者/大食漢):ギ・ド・メイ(T)
ピザンドロ(ペネーロペの求婚者)、人間のはかなさ:ドミニク・ヴィス
アンフィーノモ(ペネーロペの求婚者):デーヴィッド・トーマス(Bs-Br)
アンティノオ(ペネーロペの求婚者):マーク・タッカー(T)
エウリーマコ(メラントーの恋人):イェルク・デュルミュラー(T)
メラントー(ペネーロペの侍女):ファリダ・スブラータ(Ms)
ミネルヴァ、運命:ロレイン・ハント(S)
ジュピター[ジョーヴェ]:オリヴィエ・ラルエット(Bs)
ネプチューン[ネットゥーノ]、時:ミヒャエル・ショッパー(Bs)
ジュノーネ、愛:マルティーナ・ボヴェ(Ms)
ナイアーデ:フランチェスカ・コンジュ(S)、エリザベート・ショル(S)
ルネ・ヤーコプス(指揮)コンチェルト・ヴォカーレ
録音:1992年6月【旧品番:HMC 901427(廃盤)】
1992年7月「東京の夏」音楽祭で2夜上演され、「92コンサート・ベストテン」
(音楽の友誌)で第1位に選出される(ケルン歌劇場公演の現代オペラ『ムツェ
ンスク郡のマクベス夫人』と1位を分け合いました)など各界から絶賛を浴び
た、ヤーコプスの「ユリシーズの帰郷」。日本におけるバロック・オペラ受
容の大きな第一歩として、日本の音楽史にとっても重要な来日でした。当CD
は、彼らが来日直前に日本公演と同一キャストにて録音したものです。トロ
イア戦争に出征したまま行方知れずのユリシーズの妻ペネーロペが、夫の留
守中に様々な男に言い寄られながらも貞淑を守り、ユリシーズも様々な困難
に見舞われながらも最後は妻ペネーロペの下に戻り大団円というこのオペラ。
語り部からペネーロペに言い寄る男の役など一人四役をこなした芝居の巧さ
が輝くドミニク・ヴィス、哀れな大食漢を演じるギ・ド・メイ、夫を待ちわ
びる切なさを見事に表現したフィンク。楽想の襞にまで入り込んだ響きで作
品に深みと広がりと力を与えているユングヘーネル、ディールティエンスと
豪華な顔ぶれの通奏低音陣。これらの豪華演奏者をまとめ上げ、自ら雄弁な
チェンバロで全てを統率しているヤーコプスが圧倒的なのは言うまでもあり
ません。冒頭から踏み込んだ深い響きで、えぐるような壮絶な表現・・・ど
の場面を聴いても、聴き手に強烈なイメージを呼び覚ます、気迫と美しさに
満ちた素晴らしい演奏です。1993年度レコードアカデミー大賞に輝いた大名
盤です。

HML 5901330 3枚組 \4050
モンテヴェルディ:歌劇「ポッペアの戴冠」(全3幕)
ポッペア/ダニエル・ボルス(S)
ネローネ(ローマ皇帝)/ギユメット・ロランス(Ms)
オッターヴィア(ローマ皇后)/ジェニファー・ラーモア(Ms)
オットーネ(ポッペアの夫)/アクセル・ケーラー(C-T)
セネカ(元老、哲学者、ネローネの師)/ミヒャエル・ショッペル(Bs)
ドルシラ(オッターヴィアの侍女)/レナ・ルーテンス(S)
乳母(オッターヴィアの乳母)/ドミニク・ヴィス(C-T)
アルナルタ(ポッペアの乳母)/クリストフ・ホンバーガー(T)
ルカーノ(宮廷人)/ギ・ド・メイ(T)
ルネ・ヤーコプス(指)コンチェルト・ヴォカーレ
録音:1990年2月【旧品番:HMC 901330(廃盤)】
モンテヴェルディの「ポッペアの戴冠」は、ヴェネツェアのサン・マルコ大
聖堂図書館所蔵の筆写総譜、ナポリのサン・ピエトロ・ア・マイエッラ音楽
院図書館所蔵の筆写総譜の2稿が存在しており、ヤーコプスはこれら双方を具
に研究してから録音に臨んでいます。いくつかの部分でナポリ稿を大きく取
り入れているのも特徴。皇帝ネローネは、ローマの騎士長オットーネの妻ポッ
ペアと不倫しています。皇帝ネローネの妃オッターヴィアは、その事実を嘆
いて、オットーネにポッペアの暗殺を命じますが、失敗におわります。最終
的にネローネとポッペアは結ばれ、王宮では愛の神が祝福する中、ポッペア
の戴冠式が行わるという内容のお話。シンフォニアの出だし、一転してきび
きびとリズミカルな後半との鮮やかな対比は見事。的確なテンポ設定、繊細
かつ創意に富んだ楽器の音色の選択と使い分けはさすがです。どんな場合に
も歌詞が決して曇らされることはなく、言葉のリズム、語りのスピードが活
きています。鮮やかな色彩とイメージに満ちた見事な演奏です。いつもなが
らドミニク・ヴィスの芝居の巧さには圧倒されます。最終的に愛は勝つ、と
歌い上げる最終の合唱の場面では歌唱陣も器楽陣も高らかに喜びに満ち満ち
た音色で圧巻です。

HML 5901553 2枚組 \2700
モンテヴェルディ:歌劇「オルフェーオ」(全曲)
オルフェーオ/ローレンス・デール(T)
エウリディーチェ、音楽/エフラート・ベン=ヌン(S)
女の使者/ジェニファー・ラーモア(Ms)
カロンテ/ポール・ジェリモン(Bs)
プルトーネ/ハリー・ペーテルス(Bs)
プロセルピナ/ベルナルダ・フィンク(Ms)
希望/アンドレアス・ショル(C-T)
アポロ/ニコラ・リヴァンク(Br)
ニンファ/エフラート・ベン=ヌン、マリー=ノエル・ド・カラタイ(SI)
マリア・クリスティーナ=キール、ベルナルダ・フィンク(SII)
牧人・霊/ドミンク・ヴィス、アンドレアス・ショル(C-T);
ゲルト・テュルク、リントン・アトキンソン(T);ニコラ・リヴァンク、
グリート・スミツ(Br);ウルリヒ・メッセタラー、ナタン・ベルク(Bs)
ルネ・ヤーコプス(指揮)コンチェルト・ヴォカーレ
録音:1995年1月【旧品番:HMC 901553(廃盤)】
驚くべき充実ぶり、音楽的深さ。オルフェーオとエウリディーチェの悲しくも
有名な物語を題材にしたオペラですが、結婚式の晴れやかかつ鮮やかに喜びの
リズムを刻む合唱と器楽、地獄の場面での厳粛かつ恐ろしいまでの雰囲気な
ど、聴き手の五感すべてを刺激するようなヴィヴィッドなオルフェーオです。




<CASCAVELLE>
VEL 3147 \2080
モーツァルト:
ディヴェルティメント第11番ニ長調 K.251
2つのピアノための協奏曲変ホ長調 K.365
交響曲第40番ト短調 K.550
IITTIフェスティヴァル・オーケストラ
フィリップ・アントルモン(指揮&ピアノ)
ラウラ・ミッコラ(ピアノ)
録音:2009年6月13日 IITTIフェスティヴァル(ライヴ)
2010年の5月の来日公演で健在ぶりを知らしめた巨匠アントルモン。最新録音
は彼のライフ・ワークでもあるモーツァルト、Iittiフェスティヴァルにおけ
るライヴ録音です。曲目はディヴェルティメント第11番、2つのピアノのため
の協奏曲 K.365(Cascavelleでお馴染みのミッコラとの共演)、そして交響曲
第40番。ピアノの名手として知られるアントルモンはNHKの教育テレビで放送
されたスーパーピアノレッスン「モーツァルト」の講師として日本でも大人
気のピアニストですが、近年は指揮活動を積極的に行っております。前作、
シンセン交響楽団とのショスタコーヴィチの「革命」(VEL 3137)は話題とな
りました。心地よいテンポ設定で演奏された交響曲第40番の本録音は、過剰
な演出は一切せず端正に音楽を紡ぎ出しております。




<naive>
V 5234 \2280
ヘンデル:水上の音楽、ロドリーゴ(序曲)
(1)組曲 ヘ長調 HWV 348
(2)組曲 ト短調 HWV 350
(3)組曲 ニ長調 HWV 349
(4)ロドリーゴ 序曲/ジーグ/サラバンド/マトロット/メヌエット/
ブレー/ガヴォット/パッサカリア(歌劇『ロドリーゴ』HWV 5より)
マルク・ミンコフスキ(指揮)
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル・グルノーブル(ルーヴル宮音楽隊)
録音:2010年1月(グルノーブルMC2)
naive移籍後も絶好調のミンコフスキ、好評だったハイドンの交響曲集に続く
待望の新譜は、録音では初登場レパートリー、ヘンデルの水上の音楽です!
何度もコンサートで取り上げてきてからの録音ということもあり、まさに期
待を裏切らない出来栄え。有名なホーンパイプの楽章での、生き生きとした
リズムとホルンの高らかな咆哮、ニ長調の終曲ブレーでの限界スレスレの急
速なテンポ設定によるファンファーレでのトランペットの超絶技巧と華やか
な音色!ゴージャスに掻き鳴らされる通奏低音の厚みもあいまって、音の花
火のような豪華さと大迫力。ロンドンのテムズ河を舞台に1717年7月17日に行
われた豪華絢爛な川遊びのお祭りのために、ヘンデルが腕によりをかけて書
いた豪華な作品を、ミンコフスキはこれまた贅沢に華やかに鳴り響かせます。
「ロドリーゴ」は、ヘンデルの最初のイタリア・オペラで、1707年秋にフィ
レンツェで初演された作品。序曲とそれに続く7つの舞曲から成る管弦楽曲で
幕を開けます。ヘンデルのこのロドリーゴの幕開けの音楽の一部分はロンド
ンで17世紀から18世紀に特に流行していたベン・ジョンソン作の舞台「アル
ケミスト」の音楽に、用いられていたため、1710年にヘンデルがロンドンを
訪れるよりも前に既に、イギリスの聴衆はヘンデルの音楽を耳にしていたこ
とになります。このロドリーゴの音楽は、ヘンデルが体験したロンドンでの
祝宴へのいわば序曲であったといえるでしょう。特に印象的なのが、最終曲
のパッサカリアでのヴァイオリン・ソロ。ルーヴル宮音楽隊の弦楽奏者の音
色のたっぷりとした瑞々しさ、そして録音の巧みさを実感する出来栄えです。





<WERGO>
WER 6730 \2180
フレデリク・ジェフスキ(b.1938):不屈の民による36の変奏曲
カイ・シューマッハー(ピアノ)
録音:2009年1月
ジェフスキの「不屈の民変奏曲」は、チリの革命(抵抗)歌をもとにした、36
の変奏曲。ジェフスキはポーランド系アメリカ人で、1960年代ころからめざ
ましい活躍をしているピアニスト・作曲家。自身シュトックハウゼンやブー
レーズなどの作品を初演したこともあるピアノの名手であり、作曲をダッラ
ピッコラに師事、セリー音楽主義に影響を受けました。この作品は1975年に
作曲され、ピアニストのウルスラ・オッペンスに献呈されています。1時間
以上を要し、ジャズ、ミニマル・ミュージック、底力のある民俗音楽的要素、
そして超絶技巧や即興的な要素がちりばめられ、弾き手にも聴き手にも高度
なものが要求される20世紀ピアノ作品の傑作のひとつです。作曲者自身によ
る演奏の記録やアムランによる録音などが存在しますが、ここでは若手ピア
ニストのカイ・シューマッハーがエネルギッシュかつものすごい集中と迫力
で、冒頭にあらわれる主題旋律の物悲しくも力強い歌から最終楽曲の集結部
分での決然たる和音の連続まで、一気呵成に聴かせます。

WER 6719 2枚組 \2700
アリベルト・ライマン:メリュジーヌ(4幕のオペラ)
メリュジーヌ:マルレーネ・ミルド(S)、ピティア:テレサ・エルベ(Ms)、
マダム・ラペルーズ:ガブリエーレ・メイ(Ms)、
マックス・オルレアンダー:リヒャルト・キンドリー(T)ほか
ニュルンベルク・フィルハーモニカー
ペーテル・ヒルシュ(指揮)
録音:2007年5月
ディースカウらの伴奏者としても活躍している作曲家・ピアニストのアリベ
ルト・ライマンのオペラ世界初録音盤。題材になっているのは半人半魚のメ
リュジーヌ。幻想的な物語ながら、歌はかなり高度な技巧が要求される難し
いオペラとなっています。

WER 6734 \2180
ペトリス・ヴァスクス:四季-ピアノのための
(1)「四季」白い風景―春の音楽―緑の風景―秋の音楽
(2)「夏の夜のための音楽」
ヴェスタルド・シムクス(ピアノ)
録音:2009年9月(ライヴ録音/世界初録音)
静かに静かに、雪の音や風の音、葉がすれ合う音などがピアノで再現されま
す。「耳を澄ます」という行為に集中できる1枚です。

WER 6855 \2180
「戴冠式」
(1)バルタカス:(co)ro(na)
(2)レベッカ・サウンダース:cinnabar
(3)マグヌス・リンドベルイ:Joy
(4)クセナキス:タレイン
ムジークファブリーク
録音:2004-2006年
戴冠式・・・様々な人の思いが渦巻く儀式。名誉の戴冠もあれば祝福されな
い戴冠など色々あるでしょう。もはや戴冠式や貴族や王の威光を示すという
よりも、ゴシップの対象にすらなることもあります。王冠や栄光に様々な角
度から焦点をあてて作品を書いた、現代を代表する作曲家たちの一騎打ち。
クセナキスの作品「タレイン」の新録音が出たというのも貴重といえるでしょ
う。

WER 6577 \2180
アヒム・ボルンヘルト:作品集
(1)ナチュレル (2)コンセント (3)ラック (4)インフラロート (5)セピア
(6)アチェトン (7)ナチュレル
ヘリオス弦楽四重奏団
アンサンブル・フォルミンクス
ベルンハルト・ヴルフ(指)
フライブルク打楽器アンサンブル
録音:2008, 2009年
日本人には快く耳に響く虫の音も、西洋人にとっては不快なものであるとい
う話を聞いたことがありますが、まさにこれは西洋人の耳に聴こえる虫の声。
鈴虫の羽音のコンピューターによる再現なのに、どこか気持ち悪く聴こえる
から不思議です。ボルンヘルトは1966年生まれ、電子音楽を中心に活躍して
います。

WER 6578 \2180
サエド・ハダド(b.1972):作品集
(1)ル・コントルデジール (2)オン・ラヴI (3)オン・ラヴII 
(4)レ・ドゥ・ヴィザージュ・ドゥ・ロリアン 
(5)ミステリアスなエチュード (6)ザ・シュープリーム
アンサンブル・モデルン
録音:2008、2009年
サエド・ハダドは1972年ヨルダン生まれ。ドイツに住み、ベルギーで哲学を
学びびました。ラッヘンマンやデュサパンに師事。ローマ大賞も受賞した世
界が認める作曲家の真髄を味わえる一枚。一貫した集中力を奏者に求める作
風ですが、静寂と音について考えさせられる、哲学的な音楽です。カーヌー
ンなどヨルダン地方の楽器ももちいられており、興味深いサウンドの作品が
並びます。




<SDG>
SDG 705 \2180
(1)ベートーヴェン:「コリオラン」序曲 op.62
(2)ガブリエリ:サンクトゥス、ベネディクトゥス(12声)
(3)シュッツ:「サウル、サウル、なぜ私を迫害するのか」SWV 415
(4)J.S.バッハ:
合唱「私の目は常に主に注がれています」「主は私の足を」
-カンタータ『主よ、われは汝を求む』BWV 150より
(5)ブラームス:宗教的歌曲「惜しみなく与えよ」op.30(合唱)
(6)ブラームス:混声8部合唱曲「祭典と記念の格言」op.109
(7)ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98
モンテヴェルディ合唱団
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
録音:2008年10月5-8日(ロイヤル・フェスティヴァル・ホール/ライヴ)
SDGレーベルのガーディナーによるブラームス交響曲シリーズの完結編の登場
です。第4番と、この作品をブラームスが書くにあたって特に大きな影響を受
けた作品という、いつもながら思慮に富んだカップリング。2年間にわたるガ
ーディナーの「ブラームスとその先駆者たち」プロジェクトでは、ブラーム
スだけではなく彼が影響を受けた作曲家たちの作品を同時に取り上げて、ブ
ラームスの創作の足跡を様々な角度からたどってきました。今回のメイン・
プログラムである第4番交響曲は、バロック音楽の影響を濃厚に受けています。
終楽章は、バッハのカンタータ150番の合唱曲「私の目は常に主に注がれてい
ます」の直接的な影響がみられ、また、ベートーヴェンのコリオラン序曲に
負っている部分も大きいです。このことについては、ガーディナーがブック
レットでディスクの分数を示唆しながら詳しく語っています。また、ブラー
ムスは、ガブリエリやシュッツの作品の指揮をするのが好きだったというこ
とは意外と知られていない事実。彼らの作品の影響を、ブラームスの宗教的
歌曲に聴くことができます。それぞれの曲の演奏が素晴らしいことは言うま
でもありませんが、すべてのプログラムが有機的意味合いをもっているため、
ブラームスの魅力、それぞれの作品の魅力が互いに高められており、この1枚
は何倍もの価値をもったものとなっています。




<DOREMI>
DHR 7981/3(2CD+1DVD) \5980
「イヴリー・ギトリス第1集 / ライヴ録音集」
[CD 1]
・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
ジョージ・セル(指)ニューヨーク・フィルハーモニック
録音:1955年12月18日(ライヴ・モノラル)
・ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調Op.102
モーリス・ジャンドロン(Vc)
ミシェル・タバシュニク(指)フランス国立管弦楽団
録音:1970年12月8日(ライヴ・ステレオ)
[CD 2]
・パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調Op.7
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指)
シュトゥットガルト放送交響楽団
録音:1972年6月13日(ライヴ・ステレオ)
・ヒンデミット:ヴァイオリン協奏曲(1939)
シクステン・エールリング(指)バンベルク交響楽団
録音:1966年5月19日(ライヴ・モノラル)
・ルネ・レイボヴィッツ:ヴァイオリン協奏曲【世界初演】
ルネ・レイボヴィッツ(指)ハノーファー放送フィルハーモニー
録音:1961年1月20日(ライヴ・モノラル)
[DVD]
・フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調-第2楽章
ジョルジュ・プルーデルマッハー(P)
録音:1969年2月9日
・フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調-第2楽章
ブルーノ・リグット(P)
録音:1974年10月5日
・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35-第3楽章
・サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
・サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
レオポルト・ハーガー(指)ルクセンブルク放送交響楽団
録音:1985年2月18日
・パガニーニ:カプリス第24番
タッソ・ヤノポウロ(P) 録音:1967年5月31日
・ラヴェル:ハバネラ形式の小品
演奏者不詳(P) 録音:1977年10月31日
・マスネ:タイスの瞑想曲
イヴ・アンリ(P) 録音:1988年1月13日
・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24「春」-第3楽章
・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108-第3楽章
ピエール・バルビゼ(P) 録音:1985年2月18日
・バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ-第3楽章冒頭
録音:1974年11月22日
・ベルク:ヴァイオリン協奏曲
ハンス・フォンク(指)ケルンWDR交響楽団 録音:1992年1月24日
・メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64-第3楽章
ミシェル・ルグラン(指)管弦楽団 録音:1974年10月6日
=エピローグ=
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調より部分
フィリップ・アントルモン(P) 録音:1966年5月14日
イヴリー・ギトリス(Vn)
1922年イスラエルのファイファに生まれ、2010年に米寿を迎えるヴァイオリ
ニスト、イヴリー・ギトリス。これを記念して、貴重なライヴ録音をまとめ
たセットがDOREMIより登場。CDパートは協奏曲ライヴで、絶頂期にあたる50
年代におこなったセルとのベートーヴェンに始まり、ジャンドロンとのブラ
ームスのドッペル・コンチェルトなど、ライヴならではの豪華な顔合わせ。
なかには作曲者レイボヴィッツ自身の指揮による世界初演のドキュメントと
いう、思いがけない演奏も含まれています。さらに、ボーナスDVDの内容も、
得意のフランクほか、いずれもちょっとづつですが盛りだくさん。
アクの強い個性派として知られるギトリスですが、その昔、演奏を聴いたフ
ーベルマンの薦めでパリ音楽院に学び、ジョルジュ・エネスコとジャック・
ティボーに師事という華麗なる経歴を持つ大家。これはヴァイオリン好きに
は見逃せないものといえるでしょう。




<ZIG-ZAG TERRITOIRES>
ZZT 100301 2枚組 \3780
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲
ラ・シャペル・レーナン ブノワ・アレ(指揮)
エヴァンゲリスト:ジュリアン・プレガルディエン(T)、
イエス:ブノア・アルノー(B)、タニア・アスペルマイアー(S)、
サロメ・アレ(S)、 ジュリアン・フライムス(C-T)、
パスカル・ベルタン(C-T)他
録音:2008年9月5-11日
ブノワ・アレ率いるラ・シャペル・レーナンによるJ.S.バッハの「ヨハネ受
難曲」。「ヨハネ受難曲」はJ.S.バッハが4回に分けて改訂していますが、こ
のブノワ・アレの「ヨハネ受難曲」はその4つの稿を組み合わせた新しいヴァ
ージョンで録音されています。新バッハ全集をもとに部分的に各稿を再考し
変更しています。また注目はクリストフ・プレガルディエンの息子、ジュリ
アン・プレガルディエンがエヴァンゲリストで出演しています。父クリスト
フはバッハのマタイ、ヨハネのエヴァンゲリスト役でその名を轟かせていた
だけあって、息子ジュリアンの演奏にも期待が高まります。




<Coviello CLASSICS>
COV 20909 \2350
J.S.バッハ:テノールとフルート、通奏低音のためのアリア集
カンタータ第130番 BWV130より第5曲アリア「されば、おお ケルビムらの
長よ」
カンタータ第99番BWV99より第3曲アリア「身震いするなかれ、怖じ惑う魂よ」
デュエット第3番ト長調BWV804
カンタータ第78番BWV78より第3曲レチタティーヴォ「ああ!われは罪の子
なり」
カンタータ第78番BWV78より第4曲アリア「私の罪を消し去ってくれる血は」
カンタータ第96番BWV96より第3曲アリア「ああ、魂を愛の綱によって引き
行きたまえ」
クリスマス・オラトリオBWV248より第15曲アリア「喜び勇む羊飼いたち、
急げ、ああ急ぐがいい」
ミサ曲 ロ短調 BWV 232より第24曲アリア「天のいと高きところにオザンナ」
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調BWV1034
カンタータ第113番BWV113より第5曲アリア「イエスは罪人を受け入れられる」
カンタータ第114番BWV114より第2曲アリア「この嘆きの谷の一体どこに」
カンタータ第55番BWV55より第3曲アリア「憐れみたまえ、わが神よ」
クラヴィーア練習曲集第3部より「いと高きところでは神にのみ栄光あれ」
BWV677
カンタータ第180番BWV180よりアリア「目覚めよ なが 主は 扉を たたく」
ダニエル・ヨハンセン(T) アニー・ラフラム(フルート・トラヴェルソ)
ルチア・クロンマー(Vc) マティアス・クランペ(ハープシコード)
録音:2009年2月22-25日聖ゲロルド修道院(オーストリア)
バッハのフルートとテノールがかけ合うアリアを集めた1枚。バッハは、「ク
リスマス・オラトリオ」、「ヨハネ受難曲」、「マタイ受難曲」でテノール
にエヴァンゲリストという重要な福音史家の役割を与えています。バロック
期ではテノールとフルートは好まれた組み合わせで、フルートは即興的なオ
ブリガートや名人芸的に活躍したり、牧歌的な響きで絶品の美音を聴かせた
りと、そのテノールを支えるのに多芸多才なフルートは完璧なパートナーで
す。テノールのダニエル・ヨハンセンとフルート・トラヴェルソを担当する
アニー・ラフラムは親密なアンサンブルを聴かせ、チェロと鍵盤楽器の通奏
低音が豊かな広がりを与え、バッハの音楽に存在する壮大な宇宙を感じさせ
る演奏です。




<APARTE>
AP 002 \2300
グリーグ:ばらの季節に/きみを愛す/夢/白鳥/茶色のふたつの目/
ソルヴェイグの歌/子山羊のダンス/水連に寄せて
ラングストレーム:牧羊神
シベリウス:もはや私は尋ねなかった/3月の雪/でもあたしの鳥は帰って
こない/ブラック・ローズ/トンボ/デートから戻った娘
ドビュッシー:ビリティスの3つの歌/顕現/美しき夕べ
カレン・ヴルチ(ソプラノ) スーザン・マノフ(ピアノ)
録音:2009年11月





<CALLIOPE>
CAL 7641 2枚組 \2450
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)
録音:1977年
30年以上前に録音された、元ボクサーという経歴ももつチェリスト、ナヴァ
ラの名盤。どこまでも内省的、日常の瑣末なことの一切合財を忘れさせてく
れる力演です。




<PRAGA>
PRDDSD 250266(SACD-Hybrid) \2780
ヤナーチェク:ピアノ作品集
(1)ソナタ 1905年10月1日(1. X. 1905)
(2)草陰の小径第1集(1901-1908)
(3)草陰の小径第2集(1902-1911)
(4)思い出
(5)霧の中で
スラーヴカ・ピエホチォヴァー(ピアノ)
録音:2009年
湧き上がる熱い思い、自身の民族に対する強い思いなど様々な個人的感情が
濃厚に反映されたヤナーチェクのピアノ作品集。草陰の小径』は、吉田秀和
氏をして「この曲を知らない人がうらやましい。これからこんな素晴らしい
曲を知ることができるのだから」と言わしめた名曲。モラヴェッツに学んだ
ピエホチォヴァーが確かなタッチと巧みな語り口で聴かせます。




<haenssler>=SWR MUSIC=
94 213 \1350
「ブリテン・コンダクツ・ブリテン」
ブリテン:交響組曲「グローリアーナ」Op.53a *
ブリテン:シンフォニア・ダ・レクィエムOp.20
エリザベス朝の主題による変奏曲(1953)
パーセル(ジュリアン・ハーベッジ編):歌劇「アーサー王」よりシャコンヌ
ヘ長調-弦楽とチェンバロのための
ピーター・ピアーズ(T)*
ベンジャミン・ブリテン(指)
南西ドイツ放送交響楽団(現:バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団)
録音:1956年12月1日バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ
(放送用セッション・モノラル)
当時、新設されたばかりの南西ドイツ放送(SWR)音楽部門のディレクター、
ハインリヒ・シュトローベルは、放送局付きのオケとのコンサートや番組制
作に同時代の作曲家=指揮者を招へいすることにたいへん積極的であった人
物で、オネゲル、ヒンデミット、コープランド、ストラヴィンスキーにつづ
いて、招かれたのがブリテンでした。メインを飾る3作品が、それぞれ英日の
祝賀行事に向けて作曲されているのが特徴的なこのアルバムは、1956年12月
にブリテンがバーデン=バーデンを訪れた際に行った録音を収めたものです。
1953年作曲の「グローリアーナ」は、エリザベス2世の戴冠を記念して、ブリ
テンが英国政府より委嘱されたオペラ。組曲は4楽章形式からなり、第2楽章
で深深とした歌唱を聴かせるのはブリテンの公私にわたるパートナーであっ
たピアーズ。
「エリザベス朝の主題による変奏曲」もまた、エリザベス2世の戴冠を讃えよ
うという、ブリテンの呼びかけに応じた、仲間の英国の作曲家たちとの共作。
その内容はバードのオリジナル作品「セリンジャーのラウンド」を主題に、
ブリテンほか、ティペット、ウォルトン、アーサー・オールドハム、レノッ
クス・バークリー、ハンフリー・サールがそれぞれ思い思いに変奏曲を書い
たもの。1953年のオールドバラ音楽祭で作曲者を伏せて初演して、ブリテン
は聴衆に作曲家の身元を中てさせるという、ちょっとした実験を行っていま
す。そして、日本の皇紀2600年を祝う作品として委嘱されながら、痛烈な皮
肉に満ちた形式と内容から日本政府から受取りを拒否されたいわくつきの傑
作「シンフォニア・ダ・レクィエム」。ブリテン自演は極め付きの内容揃い
ですが、1953年のデンマーク国立放送響とのモノラル・セッション録音と、
1964年のニュー・フィルハーモニアとのステレオ・セッション録音とのあい
だに位置するこのたびも、質の高い演奏内容が期待されるところです。
SWRアーカイヴのオリジナル・マスター・テープ使用により、モノラルながら
鮮明な音質です。




<MEDICI ARTS>~Idealeaudience
30 79138(DVD-Video) \2900
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)
ヴェルビエ・フェスティヴァル・オーケストラ
収録:2009年7月ヴェルヴィエ・フェスティヴァル(ライヴ)
毎夏恒例のスイスのスキー・リゾートで開催されるヴェルビエ音楽祭。1993年
に始まって以来、世界中から音楽ファン、一流アーティスト、若手アーティス
トが集まり質の高い演奏を繰り広げています。ヴェルビエ・フェスティヴァル
・オーケストラは優秀な若手演奏家からなるオーケストラ。今回その才気溢れ
るオケを率いるのは巨匠ユーリ・テミルカーノフ。テミルカーノフはムラヴィ
ンスキーからレニングラード・フィル(現サンクトペテルブルク・フィル)を引
き継ぎ、新時代を切り開いた名匠。
演目はテミルカーノフお得意のショスタコーヴィチ:交響曲第10番。この曲は
1973年の旧レニングラード・フィルとのライヴ録音以来36年ぶり。抜群の切れ
味と緊迫感、臨時編成のオケとは思えないテミルカーノフの統率力に脱帽です。




<haenssler>
98 595 \2080
ハイドン:
交響曲第93番ニ長調Hob.I-93
交響曲第96番ニ長調Hob.I-96「奇蹟」
交響曲第97番ハ長調Hob.I-97
トーマス・ファイ(指)
ハイデルベルク交響楽団
収録時期:2009年3月14-16日ハイデルベルク=ドッセンハイム、
マルティン・ルター・ハウス(デジタル・セッション)
強弱と緩急のコントラストをベースに、極端ともいえるアプローチでハイドン
のおもしろさを、これ以上ないくらい分かりやすく提示するトーマス・ファ
イ。旋風を巻き起こし続ける交響曲全曲シリーズ第13集は、人気作の「ザロ
モン・セット」より第93番、第96番、第97番の3曲を収録しています。
「モーツァルトとベートーヴェンの交響作品と真剣に取り組んだのち、私は
初めて、ハイドンの音楽への自分の愛情に気付いたことを白状します。以来、
私の関心事はずっとハイドンの音楽に対して19世紀、20世紀と積み込まれて
きた「伝統」を取り除くことにあります。」
このように語り、ハイドンを掘り下げてきたファイだけに、ここでもやはり
さまざまな仕掛けが気になるところ。弦楽四重奏で開始される第2楽章が印象
的な第93番では、そのラルゴ・カンタービレなど、ファイは速度もグッと落
として、じっくり、しっとりと極上の美を聴かせてくれるはず。さらに、
第97番の第2楽章では、現代音楽にも通じる特殊奏法“スル・ポンティチェロ”
もポイント。昨今無双の過激ぶりで鳴らしてきたファイということで、ゾク
ゾクするような興奮を味わえることでしょう。
もちろん、演奏中のシャンデリア落下にまつわるエピソードの真偽はさてお
き、「奇蹟」のニックネームで親しまれている第96番でも、ファイは工夫を
凝らした仕掛けを用意しているものとおもわれます。




<BIS>
BIS 9036/9 15枚組 \9450
完全限定生産
バッハと大作曲家たち
(1)モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り/6声のミサ
(2)シュッツ:
宗教的合唱曲全集 SWV369-397/イエス・キリストの十字架上の7つの言葉
(3)アーレ:「新たに植え込まれたテューリンゲンの遊歩庭園」から
(4)ブクステフーデ:連作カンタータ「われらがイエスの四肢」
(5)クーナウ:マニフィカト
(6)ヴィヴァルディ:
リコーダー協奏曲ハ長調RV443/ニ長調RV428/イ短調RV108/ハ長調RV444/
ト長調RV435/二長調RV92/イ短調RV445
(7)ゼレンカ:2つのマニフィカト
(8)J.S.バッハ:
マニフィカト BWV234a/ゴルトベルク変奏曲 BWV988/
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV1041/同第2番ホ長調 BWV1042/
結婚カンタータ BWV210/コーヒーカンタータ BWV211ほか
(9)ヘンデル:メサイア
(10)C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲集
鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン、
ダン・ラウリン(Rec)、寺神戸亮(Vn)、鈴木秀美(Vc)、
キャロリン・サンプソン(Sop)ほかBCJオールスター・キャスト
バッハ・コレギウム・ジャパンの創立20周年を記念して超大企画の登場です。
これまでリリースされた名盤を15枚組BOXで発売しますが、何と4枚価格とい
う驚愕の低価格、もはや価格破壊とのそしりを免れない状況であります。
それも、すべてレコード芸術誌特選、いくつかはレコード・アカデミー賞受
賞の超名盤で、ソリストも鈴木秀美や寺神戸亮、ダン・ラウリンなどオール
スター・キャスト。
まだバッハ・コレギウム・ジャパンをお聴きになられたことのない向き、カ
ンタータしか買われなかった向きに大オススメ。極上のBGMとしてもリッチな
空間を創造します。

BIS 1951 \880
日本語解説付
クリスマスから宗教改革記念日まで-バッハのカンタータで教会暦をたどる
J.S.バッハ:教会カンタータ他より(冒頭合唱)
(1)いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV61(待降節用) 
(2)われらが口を笑いにて BWV110(降誕節用) 
(3)主に向かって新しき歌を歌え BWV190(新年用) 
(4)彼らみなシバより来たらん BWV65(公現祭用) 
(5)すべてただ神の御心のままに BWV72(公現後第3主日用) 
(6)安らぎと喜びもてわれは逝く BWV125(聖母の清めの祝日用) 
(7)マタイ受難曲BWV244 
(8)キリストは死の絆に BWV4(復活祭用) 
(9)鳴り響け、汝らの歌声 BWV172(聖霊降臨後第1主日用)
(10)貧しき者は饗せられん BWV75(三位一体後第1主日用) 
(11)神よ、われを調べ BWV136(三位一体後第8主日用)
(12)主よ、汝の目は信ずる者を BWV102(三位一体後第10主日用) 
(13)わが魂なるイエスよ BWV78(三位一体後第14主日用) 
(14)愛する神よ、われいつの日に BWV8(三位一体後第16主日用) 
(15)われらが神はかたき砦 BWV80(宗教改革記念日用) 
(16)ロ短調ミサ BWV232
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンがBISでバッハのカンタータ・シリ
ーズを始めて、今年で15年になります。それを記念して敬虔なクリスチャン
である鈴木雅明が特別に編んだコンピレーション・アルバム。ルター派の教
会暦に従い、待降節(クリスマス前)から宗教改革記念日(10月31日)までの14
の祭日用に書かれたカンタータの冒頭合唱を集めました。いずれも美麗なメ
ロディと壮麗な響きに満ち、非常に感動的。BCJ芸術の真骨頂を味わえます。
鈴木雅明執筆による日本語解説も興味津々です。お買い得な価格も魅力です。
このCDはBIS9036/9にも附録として同じものが入っています。

BIS 1930/2 6枚組 \7140
シベリウス完全全集 その11 合唱曲
男声合唱曲:
クッレルヴォ Op.7*/愛する人 JS160a/6つの合唱曲 Op.18/止め豪雨、
汝泡たてり JS94(ベルイマン補筆完成)/苦しみのうちに生れし御子Op.21
/月光をあびて JS114/アテネ人の歌 Op.31の3/サンデルス Op.28*/
おまえに勇気があるか JS93*/嘆くことなく JS69*/歌の力 JS118
(ヤーゼプス・ヴィートルス原曲)/異郷にいるわが兄弟 JS217/祖国に
JS98b(最終版)/火の起源 Op.32*/おまえに勇気があるか Op.31の2(改訂版)*
/ウースマーの人々の歌 JS214b/5つの合唱曲 Op.84/フリードリンの愚行
JS84/ヨナの航海 JS100/シベリソンの2つの歌 JS224/肖像 JS121/
イェーガー隊行進曲Op.91a*/ヴィープリ合唱団の祝賀行進曲(2種)/2つの
パートソング Op.108/スキドスコル行進曲 JS173/橋の警備兵 JS170a/
カレリアの運命 JS108*/栄誉はいらない Op.1の4(フィンランド語版)/
フィンランディア賛歌
混声合唱曲:
森の奥にひとり JS72/ふたたび春めばえし時 JS139/ごらん、鳥が舞い降り
るのを JS191/すべてがかくも色褪せて JS96/空気中に立ち昇る JS213/
ああ、聞いてギレンボリ嬢/労働者の行進曲 JS212/遊べ、可愛い乙女よ
JS176/祝典行進曲-大学祝典カンタータより/イタリア民謡編曲(2曲)JS99*
/1897年ヘルシンキ大学祝典のためのカンタータ Op.23/カルミナリア
JS51a(混声三部版)/愛する人 JS160c/歌いつぶした声 Op.18の1/船の旅
Op.18の3/島の火 Op.18の4/わが心の歌 Op.18の6/つぐみのように慌ただ
しく JS129/祖国に JS98a/朝霧にぬれて JS9a/1902年10月25日テレーゼ・
ハールに(2種)/嘆くことなく JS69(現行版)/水車を聴き(断片)JS122*/
2つの合唱曲 Op.65/ウースマーの人々の歌 JS214a/アメリカン・スクール
のための3つの歌 JS199/夢 JS64/少年団行進曲 Op.91b/学校への道 JS112
/学校歌 JS172/高貴な天 JS58a/赤子がわれらに生まれり JS142/嘆くこ
となく JS69/フィンランディア賛歌(ヘ長調版)
女声、児童合唱曲
パパ、どうして私の鳥にキスするの JS218/カルミナリア JS51c/郷愁 JS111
/即興曲 Op.19(ピアノ伴奏版)*/小学生行進曲 JS103/コノウの詩による
カンタータ JS107/朝霧にぬれて JS9b/ようこそ王女-ニコライ2世の戴冠式
のためのカンタータより/風景が息づき-ウレオ川の氷解けより/敬いの賛歌
が-1897年ヘルシンキ大学祝典のためのカンタータより/栄誉はいらない
Op.1の4/雪は深く積もって Op.1の5/少年団行進曲 Op.91b
学生時代の課題、習作*
マルティン・ヴェゲリウスのための10のコラール(1887-9)/アルベルト・
ベッカーのための24のコラール(1889-90)/897年ヘルシンキ大学祝典のため
のカンタータJS106/苦しみのうちに生れし御子Op.21(原典版)/カルミナリ
ア JS51b/祖国に JS98a(原典版)/アテネ人の歌 Op.31の3(児童、男声合唱版)
/即興曲 Op.19(原典版)/おまえに勇気があるか Op.31の2(原典版)/風景が
息づき(別エンディング)/海辺へ Op.84の5(原典版)/栄誉はいらない(児童
三部合唱用1954年編曲)/栄誉はいらない(女声四部合唱用1942年編曲)/栄誉
はいらない(女声三部合唱用1942年編曲)/主よ、汝は偉大なり JS58b/フィ
ンランディア賛歌(男声合唱用1938年編曲)/フィンランディア賛歌(混声合唱
用変イ長調版1948年編曲)
マッティ・ヒヨッキ(指)
YL(ヘルシンキ大学)男声合唱団、
ロベルト・スンド(指)
オルフェイ・ドレンガル、
ヘンリク・ヴィクストレム(指)
アカデミカ・ソングフェレニンゲン、
アストリド・リスカ(指)
ユビラーテ合唱団
セッポ・ムルト(指)
ドミナンテ合唱団、
ウルフ・ラングバツカ(指)
フローラ合唱団、フォルケ・グラスベック、イーモ・ランタ(Pf)ほか
*=世界初録音
シベリウス・ファンのみならず、次作が待ちきれない人の多いシリーズ、合
唱曲の登場です。シベリウスといえば交響曲や管弦楽曲の人気が高いものの、
合唱作品も北欧の作曲家だけに独特の美しさと味わいに富む作品が多く、や
はり代表作といえるでしょう。ここでは無伴奏合唱と、ピアノもしくはハル
モニウムの伴奏による作品を集め、北欧を代表する合唱団が絶妙に再現。い
つものように同曲異版や断片まで網羅。さらにヘルシンキとベルリンでの作
曲修業時代に課題として書かされたコラールまで収める徹底ぶり。しかし、
そのどれにも光るメロディ・メーカーとしての天凛と、男声合唱曲での恐さ
を孕む力強さから女声、児童合唱の水晶のような純粋・透明な世界まで、暑
い日に一服の清涼剤のように爽やかなひとときを提供してくれます。

BIS SA 1672(SACD-Hybrid) \2500
ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集 Vol.9
(1)3つの選帝候ソナタ WoO47
(2)ソナチネの2楽章 WoO50
(3)2つのソナチネ Anh.5
(4)2つの作品(オルフィカ)
(5)やさしいソナタ WoO51
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
フォルテピアノによるブラウティハムのベートーヴェン・シリーズの第9弾。
今回は初期の「選帝候ソナタ」をはじめソナタと題されながら32篇に組み込
まれていない作品を集めています。少年時代のものや、擬作の可能性のある
ものまですべて収録。これらがブラウティハムの演奏で蘇るのは超ぜいたく。
さすがベートーヴェンとうなずける名作に聴こえます。1788年アンドレアス
・スタイン作のレプリカによるフォルテピアノのマイルドな音にも酔わされ
ます。

BIS SA 1783(SACD-Hybrid) \2500
J.S.バッハ(サイモン・ローランド=ジョーンズによるヴィオラ用編):
(1)無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007 (2)第4番変ホ長調BWV1010 
(3)第5番ハ長調BWV1011
マクシム・リサノフ(Va)
ジャニーヌ・ヤンセンとのCDやアムラン、クレーメルらとの共演で注目の
ヴィオラ奏者マクシム・リサノフ、BISデビュー盤の登場です。1978年ウク
ライナ出身、現在ロンドン在住で、2008年にはグラモフォン誌ヤング・アー
チスト・オブ・ジ・イヤーに選ばれています。ニヒルなイケメンで、早くも
ファンが急増しています。バッハの無伴奏チェロ組曲のヴィオラ版に挑戦し
ていますが、技巧、深み、音楽性いずれも驚異的。今後最注目のひとりです。

BIS SA 1815(SACD-Hybrid) \2500
ハイドン:
(1)交響曲第50番ハ長調「神々の怒り」
(2)同第12番ホ長調「アチデ」
(3)同第60番ハ長調「うっかり者」
マンフレート・フス(指)
ハイドン・シンフォニエッタ・ウィーン
ハイドンは雇い主エステルハージィ公のためにオペラを量産し、その演奏が
日課となっていました。それらの多くは現存しませんが、後に素材を交響曲
に利用しています。それがこの3篇。優秀なハイドン学者でもある指揮者マン
フレート・フスは原作を考慮しながら聴かせ所満載の演奏でこれらを再現し
ています。





<SUPRAPHON>
SU 4050 2枚組 \3560
フェルステル:
[CD 1]
・弦楽四重奏曲第1番ホ長調Op.15(1888)
・弦楽四重奏曲第2番ニ長調Op.39(1893)
・弦楽四重奏曲第3番ハ長調Op.61(1907 / 1913改訂)
[CD 2]
・弦楽四重奏曲第4番ヘ長調Op.182(1943-44)
・弦楽四重奏曲第5番ト長調「ヴェステク」(1951)
・弦楽四重奏のための祈り(1940)
・弦楽四重奏とハープのための回想(1901)
・弦楽五重奏曲Op.3(1886)-2つのヴァイオリン、ヴィオラ、
チェロとコントラバスのための
・弦楽四重奏のためのアレグロ・ジョコーソ(1894)
シュターミッツ四重奏団
[インドジフ・パズデラ(第1 Vn)、ヨゼフ・ケクラ(第2 Vn)、
ヤン・ピエルシュカ(Va)、ペトル・ヘイニー(Vc)]
ヤナ・ボウシュコヴァー(Hrp) イジー・フデツ(Cb)
録音:2009年2月、3月、6月プラハ、ヤコブの梯子福音派教会
(デジタル・セッション)
作曲のほかに詩作や評論、さらに画家としても幅広くすぐれた創作活動を展開
したことでも知られるヨゼフ・ボフスラフ・フェルステル(1859-1951)。ヴァ
イオリン協奏曲集(SU3961)、チェロ協奏曲(SU3989)につづいて、SUPRAPHONが
再評価の機運を盛り上げる最新アルバムは、弦楽四重奏曲全集。
作曲家としての才能を認め、手紙のなかで作曲に精励するよう勇気づけてくれ
た恩人チャイコフスキーに献呈された第1番。フェルステルの最初の妻で、名
ソプラノのベルタ・ラウテロヴァーに献呈された第3番。内面の心情の吐露に
向いているともいわれる弦楽四重奏というジャンルは、終生フェルステルと
ともにあった、創作上の重要な柱でした。
ベルタの死後、2番目の妻オルガに捧げられた第5番はフェルステル最後の作
品。別名「ヴェステク(プラハの西の地域)」というタイトルを持つこの作品
のなかで、フェルステルは長く険しい創作活動の果てに、すでに第1番でもあ
きらかでしたが、自らのスメタナとドヴォルザークのルーツへと回帰してゆ
きます。
1985年結成のシュターミッツ四重奏団による演奏は共感にみちたもの。ハー
プやコントラバスも登場するフィルアップの室内楽共々、じんわりと聞かせ
ます。




<OPUS蔵>
OPK 7054 2枚組 \3380
日本語解説付
リパッティ:ジュネーヴ-1950年7月、スタジオ録音
[CD1]
バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV825
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310
バッハ-ブゾーニ編曲:コラール前奏曲「来たれ、異教徒の救いの主よ」
バッハ-ブゾーニ編曲:コラール前奏曲「イエス、わたしは主の名を呼ぶ」
バッハ-ケンプ編曲:シシリアーナ
バッハ-へス編曲:「主よ、人の望みの喜びよ」
付録 SP の音 (UK Columbia)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310
バッハ-ブゾーニ編曲:コラール前奏曲「来たれ、異教徒の救いの主よ」
バッハ-ブゾーニ編曲:コラール前奏曲「イエス、わたしは主の名を呼ぶ」
[CD2]
ショパン:ワルツ集(全14曲)
マズルカ 作品50-3
ディヌ・リパッティ(ピアノ)
録音1950年7月
音源:F-Columbia(ワルツ), US-Columbia LP(その他)
リパッティのCDは曲目や作曲者を中心にまとめられることが多く、そこでは
1947年録音と1950年の録音が同列に組合せられています。しかし47年は純粋
にSP録音であり、50年録音はSPマスタの介在もあるが、テープ録音です。初
期LPを聴くと違いは明瞭です。初期盤の音は明瞭ですが、やや割れ気味の音
が散見します。またマスタに用いたSP(といっても39回転周期か?)を思わせ
る周期ノイズが聴かれます。LPでも後のものはノイズも取られますが、音も
角がなくなり低音も甘くなってきます。打楽器としてのピアノにとっては大
きな損傷といえます。そこで初期盤を用いて50年録音しまとめました。多分
既存CDとは印象が変わるであろうと期待しています。なおこれらはすべてSP
も発売されています。中で音に魅力のある3曲をSP復刻し付録としてつけまし
た。

OPK 7056 \2250
日本語解説付
リパッティ:ブザンソン告別リサイタル-1950年9月16日
バッハ:パルティータ第1番変ロ長調BWV 825 
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調K 310
シューベルト:即興曲 D899 第2番、第3番
ショパン:ワルツ集(13曲)
ディヌ・リパッティ(ピアノ)
録音:1950年9月16日、フランス、ブザンソン(ライヴ)
音源:US-Angel LP
今年のブザンソン国際フェスティヴァルで、リパッティの告別リサイタル後
60年ということで、リサイタルのドキュメンタリー・フィルムが公開されま
す。プロデューサーのRoger氏が、カナダのリパッティ研究家Ainley氏から
本CDのマスタ前の音を聴かされたとき、「この音だ!」といって、フィルム
に使われることになりました。 そこで緊急発売となりました。 既存のCD
の音に疑問を持たれる方は是非お比べください。
http://www.festival-besancon.com/index.php/concert/905

OPK 2090 \2250
日本語解説付
クーレンカンプ-協奏曲録音Vol.1
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品61
(2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219
ゲオルク・クーレンカンプ(ヴァイオリン)
(1)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1936年
(2)アルトゥール・ローター(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団
録音:1939年

OPK 2091 \2250
日本語解説付
クーレンカンプ-協奏曲録音Vol.2
(1)シューマン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品61
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品77
(3)ベートーヴェン:ロマンス第1番
ゲオルク・クーレンカンプ(ヴァイオリン)
(1)(2)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1937年(2)1936年
(3)アルトゥール・ローター(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団
 録音:1939年

OPK 2092 \2250
日本語解説付
クーレンカンプ-協奏曲録音Vol.3
(1)シュポア:ヴァイオリン協奏曲第8番イ短調 作品47 「劇唱の形式で」
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64
(3)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 作品26
ゲオルク・クーレンカンプ(ヴァイオリン)
(1)(2)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1935年
(3)ヨーゼフ・カイルベルト(指) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1941年
ヴァイオリンで定評を得ているオーパス蔵として、10周年記念にはヴァイオ
リン、しかもこれまで取り上げていないドイツのクーレンカンプがテレフン
ケンに残した協奏曲録音を選びました。第1弾3枚はドイツの作品をまとめま
した。あとCD2枚分の録音があり、次回に出す予定です。まさに正統的なベ
ートーヴェン、ナチスの禁止に逆らい演奏されたメンデルスゾーン、100年目
に初演となったシューマン、華麗なシュポア、カイルベルトをバックにした
戦中録音の貴重なブルッフ、カデンツァでナチスと揉めたブラームス、など
どれも必聴の名演です。
原盤: 独-Telefunken SP





<KII>
KKC 5101(SACD-Hybrid) 2枚組 \3800
国内仕様盤
[RCO] RCO 06001
輸入盤・日本語解説書付
(1)マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
(2)ヘンツェ:夢の中のセバスチャン
マリス・ヤンソンス(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
[2005年9月7、8日、12月22、23日アムステルダム・コンセルトヘボウでの
ライヴ]
2005年前半にヨーロッパ各地で公演して大成功を収めたヤンソンス&ロイヤ
ル・コンセルトヘボウの「悲劇的」。その集大成たるコンサートをライヴ録
音したアルバム。弦の美しさ、オーケストラの輝かしく豊かな響きはもちろ
んながら、ヤンソンスならではの緊張感と迫力は驚嘆ものです。

KKC 5102(SACD-Hybrid) \3000
国内仕様盤
[RCO] RCO 08007
輸入盤・日本語解説書付
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
マリス・ヤンソンス(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
[2007年10月18、21日、2008年1月16、17日アムステルダム・コンセルトヘボ
ウでのライヴ]
ヤンソンスならではの統率力で徐々に盛り上がる独特の演奏。比較的淡々と
進められる第1楽章から妖艶の極みのアダージェット、輝かしいフィナーレま
で息つく間もなく一気に聴かせます。

KKC 5103(SACD-Hybrid) \3000
国内仕様盤
[LSO] LSO 0665
輸入盤・日本語解説書付
マーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
ワレリー・ゲルギエフ(指)
ロンドン交響楽団
[2008年3月ロンドン、バービカンホールでのライヴ]
マーラーの交響曲中でも最も謎めいた作品と称される第7番。ゲルギエフの解
釈は個性の際立つもので、聴き手に大きな衝撃を与えます。ことに輝きまく
るフィナーレの過激さは前例がなく、賛否両論必須な中、不思議な中毒症状
ももたらします。




<C major>
70 2808(DVD-Video) \3500
70 2904(Blu-ray) \5180
シマノフスキ:歌劇「ロジェ王」(全曲)
ロジェ王:スコット・ヘンドリックス(Br)、
ロクサーヌ:オリガ・パシチェニク(Sop)、
エドリシ:ジョン・グラハム・ホール(Ten)、
カトヴィツェ市シンガーズ、
アンサンブル・カメラータ・シレジア、
クラクフ・ポーランド放送合唱団、
ウィーン交響楽団、サー・マーク・エルダー(指揮)
ポーランド語歌唱
字幕:英仏独西カタロニア
[2009年7月/ブレゲンツ音楽祭のライヴ]
オーストリア、ボーデンゼー湖上の特設ステージでオペラを上演するブレゲ
ンツ音楽祭。夏の風物詩なだけでなく、オペラ・ファンにとって重要な行事
にもなっています。昨2009年上演のシマノフスキ円熟期の傑作「ロジェ王」
が映像発売となりました。12世紀シチリアを舞台に、ロジェ王と王妃ロクサ
ーヌが、美系の羊飼いに化けたディオニソスの登場で起こる騒動を描いてい
ます。音楽はリヒャルト・シュトラウスばりの凝りに凝った管弦楽法により、
極彩色の絵巻物を繰り広げますが、シマノフスキならではのひんやりとした
触感が独特。ロジェ王役のスコット・ヘンドリックはアメリカのバリトン。
サイトウキネンの「スペードの女王」公演でエレツキー侯爵を演じて話題と
なった芸達者。ロジェ王の心の機微を絶妙に表現しています。
難解なものの多いシマノフスキ作品ですが、このオペラはひたすら美しく音
楽に酔いしれることができます。美しい舞台美術、演技派の歌手たちともに
映像を満喫できます。




<Grand Slam>
GS 2053 \2250
モノラル
限定盤
(1)ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68
(2)ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、NBC交響楽団
録音:(1)1951年11月6日、カーネギー・ホール(モノラル)
(2)1953年1月26日、カーネギー・ホール(モノラル)
使用音源:RCA(U.S.A.)(1)CC-8, (2)CC-16
(2トラック、19センチ、オープンリールテープ)
■制作者より
1950年代、トスカニーニのオリジナル・モノラルによるオープンリールテープ
はわずか数点しか発売されませんでした。これらはすべてセミ・プロ仕様の
2トラック・テープですが、これが予想を完全に超えた音です。演奏者の汗や
松ヤニが飛び散り、床は激しく振動し、シンバルの細かな破片さえ目に見え
るほどです。オリジナル・マスターからのCDが多数発売されている状況におい
ては、こうした古いテープからの復刻盤は原理的に言えば必要のないものと
言えます。しかし、このディスクのように最低限の加工しかしていない音は、
過去に出た物と大きく印象が異なります。いずれにせよ、文句を言うのであ
れば、一度は聴いてからにして欲しいものです。
■解説書の内容
トスカニーニに対する個人的な想い出を、制作者自身が記しています。また、
珍しい写真も掲載します。(以上、平林 直哉)




<JVC XRCD>
JMXR 24600(XRCD) 2枚組 \4200
「世界の蒸気機関車」
DISC 1
1.大井川鉄道:新金谷-金谷(後部補機付通過)1:46
2.大井川鉄道:家山駅(重連発車)2:03
3.国鉄山口線:仁保-篠目(通過)4:22
4.国鉄山口線:篠目-木戸山トンネル(通過)3:32
5.台湾:縦乾貫線 二水駅(構内風景)2:50
6.台湾:集々線 車程駅(発車) 2:34
7.台湾:阿里山森林鉄道 阿里山駅(出庫-添乗-通過)9:09
8.アメリカ:ヨセミテ国立公園狭軌鉄道(発車)2:11
9.アメリカ:デンバー・リオグランデ・ウェスタン鉄道(通過)3:35
10.スイス:ロートホルン鉄道(車内音)5:13
11.スイス:ロートホルン鉄道(通過)6:27
12.イギリス:レイク・レイルウェイ(入れ替え発車)3:11
13.イギリス:スノードン・マウンテン鉄道(通過)2:31
DISC 2
インド:ダージリン鉄道
1.ダージリン駅の雰囲気と発車 3:23
2.バターシャ・ループ(通過―通常マイク録音―)6:29
3.客車内 6:21
4.No.5 ジグザグ(スイッチバック通過)5:41
5.機関車添乗 5:04
6.No.3 ループ(通過―2列車通過―)5:26
7.マハナディ駅にて(交換風景)6:27
8.ラントン給水所 5:56
9.車にて並走音 5:38
10.バターシャ・ループ(通過―ダミーヘッド録音―)6:51
11.No.5 ジグザグ(スイッチバック通過―ダミーヘッド録音―)6:25
なんという大迫力サウンド!オーディオ・ファンのみならず幅広い音楽ファン
に支持される石田善之氏による世界の蒸気機関車の録音がXRCDで登場します。
蒸気機関車に並々ならぬ愛情をもつ石田善之氏。この音源は元々デモ用に作ら
れオーディオ・マニアの間では語り草になっていたもので、マニアの心をくす
ぐる唯一無二の貴重な記録です。その音質と充実の内容に驚かされます。日本
国内は大井川鉄道と国鉄山口線、海外では台湾、アメリカ、スイス、イギリス
そしてインドといった世界各国の蒸気機関車の音が収録されております。例え
ば、国鉄山口線ではニイニイゼミの鳴き声やヒヨドリのさえずりが聞こえて、
初夏の陽光に照らされモクモクと煙をふかしながら通過していく蒸気機関車の
光景が目に浮かびます。また、山岳鉄道として知られるインドのダージリン鉄
道では機関車の通過音だけではなく、客車内の風景や山岳鉄道ならではのスイ
ッチバック通過音も収録。世界中の鉄道ファンが注目する究極の内容と言えま
しょう。
「これを聴いて興奮しない人間はいない!」と断言したくなる驚異的なリアル
・サウンドでございます。これぞ「XRCD-原音探求-」のなせる妙技!生を超え
た大迫力の生録です。
鉄道模型を走らせながら聞くのもよし、大音量で聞くのもよし、効果音にもよ
し。全国の鉄道ファン、生録ファン、全ての「音」のファンに捧げるXRCDのリ
リースはじまって以来の大注目盤です!
【XRCD24の特徴】
1. xrcd24は、全ての通常CDプレイヤーで24bit相当の音が再生可能
2. 世界初の24bitマスターによるダイレクトカッティングと音質管理
3. K2テクノロジーによる外部からの音楽信号変化要因を徹底排除し、原音
を維持
4. xrcd24は、マスタリングからカッティングまで全機器をカスタマイズし
てパワーアップ
※xrcdシリーズは、特別なデコーダーなど必要なく、お手持ちのCDプレイヤ
ーでお楽しみ頂けます。




<MEDICI ARTS>~Idealeaudience
30 78748(DVD-Video) \2900
シベリウス:
組曲「恋人」Op.14(弦楽合奏のための)
悲しきワルツOp.44
ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
シューマン:交響曲第2番ハ長調Op.61
ヴァレリー・ソコロフ(Vn)
ヨーロッパ室内管弦楽団 
ウラディーミル・アシュケナージ(指)
映像監督:ブリュノ・モンサンジョン
収録:2008年12月19日シテ・ドゥ・ラ・ ミュージック(パリ)
アシュケナージ&ヨーロッパ室内管と俊英ヴァイオリニスト、ヴァレリー・
ソコロフの2008年パリでのコンサート映像。映像は巨匠ブリュノ・モンサン
ジョン氏という豪華メンバー。ヴァレリー・ソコロフは1986年ウクライナ出
身。2005年エネスコ国際コンクールでグランプリを受賞した期待の若手ヴァ
イオリニスト。名曲シベリウスのヴァイオリン協奏曲では、美しく繊細で内
に秘めたる情熱を感じさせる演奏を聴かせてくれます。シベリウスはアシュ
ケナージが愛着を持って取り組んでいる作曲家。隅々まで熟知したアシュケ
ナージと洗練度を増したヨーロッパ室内管のアンサンブルの好サポートが光
る内容。
またメインは2010年生誕200年を迎えるシューマンの交響曲第2番。アシュケ
ナージの流麗な指揮により弦の細やかな動きも美しく、バランス良く響く木
管、そして印象的に使われる金管など、シューマン独特の世界観が反映され
た演奏です。




<harmonia mundi>
HMU 807517(SACD-Hybrid) \2500
待降節とクリスマスのためのチューダー朝の音楽
トマス・タリス:ミサ「御子はわれらに生まれたもう」
ジョン・タヴァナー(c.1490-1545):Audivi vocem de caelo
ウィリアム・バード(c.1540-1623):グラドゥアリアI
ロラーレ・チェリ・デスペル/トッリテ・ポルタス/アヴェ・マリア/
エッケ・ヴィルゴ・コンチピエ
ロバート・ホワイト(c.1538-1574):マニフィカト
聖歌 御子はわれらに生まれたもう
ジョン・シェパード(c.1515-1558):言葉は肉体に
スティレ・アンティコ
録音:2010年1月
英国の若き声楽家たちによって結成された声楽アンサンブル集団、スティレ・
アンティコ最新盤。ヨーロッパの古楽コンクールでの優勝を期に、世界で大
活躍しています。今回彼らがとりあげたのは、チューダー朝のミサ曲。チュ
ーダー朝のミサ曲は、クリスマス、待降節など、季節の行事ごとに作られま
した。冒頭に収録されているクリスマスのためのミサ、トマス・タリスの
7声部から成る「御子はわれらに生まれたもう」が圧倒的。中世の教会の礼拝
に迷い込んだような、神聖さと厳粛な美しさ、そして暖かみのある録音で、
声によるえもいわれぬ極上の世界が広がります。

HMU 807453(SACD-Hybrid) \2500
The Cherry Tree-クリスマスのための歌、キャロル、バラード集
アノニマス4
録音:2009年2, 11月
人気の女性4人による無伴奏声楽アンサンブルグループ、アノニマス4。長い
活動休止期間を経て、再びハルモニアムンディに素敵なプログラムを録音し
てくれました!
中世のイギリスとアメリカで大流行した、15世紀に書かれた素晴らしいバラ
ード集「The Cherry Tree」の中のクリスマスの話を題材にした、中世のイギ
リスのキャロル、アングロ=アメリカのスピリチュアル・ソング集です。懐
かしさをおぼえる4人の声の音色と抜群のアンサンブルは健在。独特の節回し
のうまさで、時に素朴に時に華やかに、キリスト教にとって特別なクリスマ
スを歌います。そのミステリアスともいえる魅力が増しているようにも感じ
られる、嬉しい新録音の登場です。録音も秀逸。

HMC 902050 \2450
シューマン(1810-1856):
(1)スペインの歌遊びop.74 
(2)恋のたわむれop.101 
(3)スペインの恋の歌op.138
マーリス・ペーテルセン(S)、アンケ・フォンドゥンク(Ms)、
コンラート・ジャルノー(Bs-Br)、クリストフ・ベルナー(Pf/ op.74& 138)、
カミッロ・ラディケ(Pf/ op.101& 138)
録音:2009年6月(ベルリン、テルデックス・スタジオ)
現代のオペラ・リート界で活躍するペーテルセンらが参加した、シューマン
の重唱作品集。エマニュエル・ガイベル編纂によるスペインの詩の訳集にイ
ンスピレーションを受けたop.74とop.138。これらの詩は、中央ヨーロッパの
色彩をうっすらと帯びた、ぴりっとした「スペイン」スタイルの音楽にぴっ
たりの素材でした。間にはさまれた、親密な雰囲気の「恋のたわむれ」は、
聴き手をスペインの世界からドイツのロマンティシズムの世界へと移動させ
ます。




<WAON RECORDS>
WAONXA 126(DVD-ROM) \3050
ハイレゾリューション・オーディオデータ
『61鍵の時代』
ベートーヴェン:
(1)ヴァイオリン・ソナタ第5番 へ長調 op.24「春」(1801)
(2)ピアノ・ソナタ第1番 op.2-1 ヘ短調(1795)
(3)ピアノ・ソナタ第18番op.31-3(1801/2)
上尾直毅(フォルテピアノ) 荒木優子(ヴァイオリン)
録音:2008年9月
ワオンレコードより、好評のハイレゾ・オーディオディスクの登場。今回は、
レコード芸術誌でも特選に輝いた『61鍵の時代』のオリジナルマスターをあま
さず収録。ぬくもりのある音、ひとつひとつが呼吸しているような音色をたっ
ぷりとお楽しみいただけます。
※DVD-ROM を読み込み可能なディスクドライブを接続したパソコンと、適切
なソフトウェア、オーディオ・インターフェース機器をご用意いただく必要
があります。通常のCD,SACD,DVD プレーヤーでは再生できません。再生する
には、適切なソフトウェアとオーディオ・インターフェース機器を搭載した
コンピュータをご用意いただく必要があります。
すでに多くのアンサンブルで、優れた通奏低音、鍵盤奏者として高い評価が
定着している上尾直毅の実質的ソロ初アルバム。ウィーン式アクションを備
えたフォルテピアノによるベートーヴェン。同様に高い評価を得ているヴァ
イオリニスト、荒木優子が、名曲「春」で共演。ベートーヴェンが31歳にな
るまでに書いた20曲のピアノ・ソナタは、音域が5オクターブ(61鍵)のフォル
テピアノを駆使して書かれたものです。繊細なウィーン式アクションを備え
たその楽器は、彼の創作を大いに手助けしました。このCDにはその時期の最
初と最後にあたる作品が収められています。わずか7,8 年の間にベートーヴェ
ンの音楽が大きく変化したこと、彼がフォルテピアノにいかに大きな可能性
を見出していたかを感じ取っていただけるでしょう。さらに、やはりその5オ
クターブの時期の最後の名曲、ヴァイオリン・ソナタ「春」も収録しました。
ヴァイオリンに、OLCなどで活躍している荒木優子を迎えているのも注目です。




<RCO>
RCO 10003(SACD-Hybrid) \2280
「ホライゾン3」
(1)ミケル・ファン・デル・アァ:Spaces of Blank(空白の空間)(2007-08)
(2)オットー・ケッティング:Trajecten(2008)
(3)トリスタン・ケウリス:アントロジア(1990-91)
(4)ソフィア・グバイドゥーリナ:Der Reiter auf dem weissen Pferd(2002)
(5)マイケ・ナス:ノー・リーズン・トゥ・パニック(2007)
(1)エド・スパンヤール(指揮)、クリスティアンヌ・ストーティン(Ms)
(2)マルクス・シュテンツ(指揮)
(3)-(5)デイヴィッド・ロバートソン(指揮)
管弦楽:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:2009年(1)3月19, 20日 (2)1月22, 23日 (3)2008年10月10, 11日
(すべてライヴ)
RCO Liveレーベルの現代音楽シリーズ第3弾の登場。この秋にも来日をひかえ
ている名門ロイヤル・コンセルトヘボウは、毎年現代作曲家の委嘱作品を初
演しており、現代音楽にも大変に力を入れています。今回は、2008-2009のシ
ーズンにRCOによって初演されたものを中心に収められています。オランダの
新進気鋭の作曲家二名アァとナスの作品と、オランダ音楽界の重鎮ケッティン
グとケウリス二名の作品が並列されており、新旧の顔合わせとなっているのが
興味深いところ。グバイドゥーリナはすでに世界的名声をほしいままにしてい
る女流作曲家ですが、ここでも見事に存在感を示しています。メゾ・ソプラノ
のストーティンは、ヤーコプス、アバド、ユロフスキ、ハイティンクなどと
共演を重ねる若手実力派。アァに歌曲集を献呈されている歌手で、現代もの
にも抜群のセンスを発揮しています。




<naive>
V 5224 \2280
(1)タンスマン:ピアノ協奏曲第2番
(2)ナディア・ブーランジェ:ピアノと管弦楽のための幻想曲
(3)ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
デイヴィッド・グレイルザンマー(Pf)
スティーヴン・スローン(指)フランス国立放送フィル
録音:2009年11月(ライヴ)
最近交響曲もすべてリリースされ、ようやく全貌が掴め始めた20世紀の巨匠
タンスマン。彼の最高傑作とされるピアノ協奏曲第2番がついに世界初録音さ
れました。1927年の作で、チャーリー・チャップリンに献呈され、アメリカ
の音楽評論家オーリン・ダウンズに「20世紀音楽の傑作」と激賞されました。
1933年のタンスマン来日時も作曲者自身のピアノとシフェルブラット指揮新
響により東京で演奏されました。にもかかわらずその後録音・演奏に恵まれ
ず、幻の作品となっていました。2007年にデイヴィッド・グレイルザンマー
が久々に蘇演し、非常な話題となって録音へとつながりました。
魅力的なメロディやポーランド風味に富みますが、全体の大半が急速でピアノ
も両手のオクターヴ以上のダイナミックな奏法を延々と要求される難曲。グレ
イルザンマーの繊細ながら高度な技巧が光ります。
もうひとつの世界初録音が、名教師として多くの門弟を育てたナディア・ブー
ランジェの珍しい作曲。彼女は才能に恵まれた妹リリー・ブーランジェの夭折
とともに筆を置いてしまったため、初期の作品しか残っていませんが、これ
はピアノと管弦楽のための演奏時間20分の本格的作品。ブーランジェは母親が
ロシア人でしたが、この作品もロシア民謡に基づき、フランス風というより
ロシア色濃厚な重厚さと情念に満ちています。




<AZZURA>
DBP 2004 2枚組 \1050
ヴェルディ:「アイーダ」
アマリッリ・ニッツァ(S アイーダ) ワルター・フラッカーロ(T ラダメス) 
マリアンネ・コルネッティ(Ms アムネリス) 
アンブロージョ・マエストリ(Br アモナズロ) 
マルコ・スポッティ(Bs ランフィス) オルリン・アナスタソフ(Bs 国王) 
エンツォ・ペローニ(T 伝令) アントネッラ・トレヴィサン(S 巫女)
ダニエル・オーレン(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団,合唱団
録音:2009年8月16日,ヴェローナ
アレーナ・ディ・ヴェローナの定番「アイーダ」。既にいくつもの録音があり
ますが、これは2009年の最新収録です。なんといってもヴェルディ・ソプラノ
として大人気のアマリッリ・ニッツァのアイーダが聞きもの。ラダメスは、
スカラ座でもラダメスを歌ったワルター・フラッカーロ。アムネリスは米国
の名メッゾ、マリアンネ・コルネッティ。アモナズロは、ムーティに重用さ
れたバリトン、アンブロージョ・マエストリ、そして指揮はアレーナ・ディ
・ヴェローナの「アイーダ」と行ったらこの人、ダニエル・オーレン。いか
にもアレーナ・ディ・ヴェローナらしい演奏です。

DBP 2006 2枚組 \1050
ヴェルディ:「ナブッコ」
ピエロ・カップッチッリ(Br ナブッコ) 
リンダ・ローク・ストランマー(S アビガイッレ) 
ロベルト・スカンディウツィ(Bs ザッカリア) 
ヌンツィオ・トディスコ(T イズマエーレ) マルタ・セン(S フェネーナ) 
アルド・ボッティオン(T アブダッロ) コゼッタ・トセッティ(S アンナ) 
カルロ・デル・ボスコ(Bs ベルの大司教)
アントン・グアダーニョ(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団,合唱団
録音:1992年
これは特別なカップッチッリの「ナブッコ」です。というのも、この年のヴェ
ローナでの「ナブッコ」から帰宅する途上でカップッチッリは酷い自動車事故
で重傷を負い、後に復帰はするものの歌手としては第一線は退かざるを得なか
ったからです。この録音では65歳にしてまだまだ立派なナブッコを歌い、大歓
声を浴びています。リンダ・ローク・ストランマーは米国オクラホマ州タルサ
生まれのソプラノ。「アッティラ」のオダベッラやマクベス夫人など、ヴェル
ディ初期のオペラのヒロインで人気を博しました。ザッカリアがロベルト・ス
カンディウツィというのも驚きです。一昔前アレーナの主だったアントン・
グアダーニョが引き締まった音楽を聞かせてくれます。

DBP 2002 2枚組 \1050
プッチーニ:「トゥーランドット」
グレース・バンブリー(S トゥーランドット) 
クリスティアン・ヨハンソン(T カラフ) ミエッタ・シーゲレ(S リュー) 
カルロ・ストリューリ(Bs ティムール) 
マリオ・グッジャ(T 皇帝アルトゥム) 
アルフォンソ・アントニオッツィ(Br ピン) セルジョ・ベルトッキ(T パン)
ヨリオ・ゼンナーロ(T ポン) ジュゼッペ・リーヴァ(Br 役人) 
ブルーノ・バルボ(T ペルシャの王子)
ダニエル・ナザレート(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団,合唱団
録音:1991年7月14日,ヴェローナ
アレーナ・ディ・ヴェローナの定番の一つ、プッチーニの「トゥーランドッ
ト」の録音。トゥーランドットは世界的なメッゾソプラノとして高名なグレ
ース・バンブリー。彼女はいくつかドラマティックなソプラノ役も手がけて
いますが、トゥーランドットの録音は他に見当たりません。豊かな声による
堂々としたトゥーランドットは、歴代の名トゥーランドット歌手に引けを取
らないもの。カラフには、アイスランド出身で日本でもオテッロなどを歌っ
たクリスティアン・ヨハンソン。注目はリューを歌うミエッタ・シーゲレ。
北イタリアロヴェレート出身のシーゲルは、ソプラノ・リリコとして40年近
くに渡って第一線で活躍、また1967年の第5回イタリア歌劇団公演のプッチー
ニ《ラ・ボエーム》でミミを歌っています。しかし録音が極めて少なく、こ
のリューはたいへん貴重。インド出身の作曲家、指揮者のダニエル・ナザレー
トのキリリとした音楽も素晴らしく、アレーナが大いに盛り上がっています。

DBP 2005 2枚組 \1050
プッチーニ:「トスカ」
ダニエラ・デッシ(S トスカ) カルロ・ヴェントレ(T カヴァラドッシ) 
アルベルト・マストロマリーノ(Br スカルピア) 
エリア・トディスコ(Br アンジェロッティ) 
ファビオ・プレヴィアーティ(Bs 堂守) 
アントーニオ・フェルトラッコ(T スポレッタ) 
ニコロ・チェリアーニ(Bs-Br シャルローネ) 
ダリオ・ジョルジェレ(Bs 看守) 
オッターヴィア・ドルッチ(Tr 牧童)
ジュリアーノ・カレッラ(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団,合唱団
録音:2008年7月4日,ヴェローナ
2008年のアレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭の中でも特に評判が高かったのが
この「トスカ」。なんと言ってもダニエラ・デッシのタイトルロールというの
が大きな魅力です。カヴァラドッシは、この翌年には新国立劇場でもカヴァラ
ドッシを歌ったカルロ・ヴェントレ。一本気で情熱的な歌はカヴァラドッシ
にピタリ。そして悪役バリトンとしてたいへんに人気の高いアルベルト・マ
ストロマリーノのスカルピアと、主役三人がとても高水準。ジュリアーノ・
カレッラの正統イタリアオペラの指揮も大満足です。

DBP 2003 2枚組 \1050
ビゼー:「カルメン」
ルチアーナ・ディンティーノ(Ms カルメン) 
マルコ・ベルティ(T ドン・ジョゼ) 
ジョルジョ・スリアン(Bs エスカーミリョ) 
マリア・ルイージャ・ボルシ(S ミカエラ) 
クリスティーナ・パストレッロ(S フラスキータ) 
ミレーナ・ヨシポヴィッチ(Ms メルセデス) 
ファビオ・プレヴィアーティ(Bs ダンカイロ) 
ルカ・カザリン(T レメンダード) 
ヴィクトル・ガルシア・シエラ(Bs スニガ) 
マルコ・カマストラ(Br モラレス) 
リュー・ジャ(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団,合唱団
録音:2006年6月30日,ヴェローナ
「カルメン」もアレーナ・ディ・ヴェローナでは人気演目の一つ。2006年の
上演では、ヴェルディ・メッゾとしてスカラ座でも活躍したルチアーナ・ディ
ンティーノのカルメンに、これまたヴェルディ・テノールとして昨今極めて
人気の高いマルコ・ベルティのジョゼという魅力的な組み合わせ。普通バリ
トンが歌うエスかミーリョを珍しくバスのスリアンが受け持ち、重厚な歌を
聞かせてくれます。

DBP 2008 2枚組 \1050
プッチーニ:「トゥーランドット」
マリア・ドラゴーニ(S トゥーランドット)
フランコ・ファリーナ(T カラフ) マリア・ルイージャ・ボルシ(S リュー)
リッカルド・フェラーリ(Bs ティムール) 
マッシモ・ラ・グァルディア(T アルトゥム) 
マルコ・カマストラ(Br ピン) オルフェオ・ザネッティ(T パン) 
ニコラ・パミオ(T ポン) アレッサンドロ・ルオンゴ(Br 役人)ほか
ケリー=リン・ウィルソン(指)
チッタ・リリカ管弦楽団,合唱団
録音:2004年7月,トッレ・デル・ラーゴ
湖畔の野外劇場でのプッチーニとして知られるトッレ・デル・ラーゴ・プッ
チーニ音楽祭でのライヴ。この2004年は第50回とあって上演にも力が入りま
した。「トゥーランドット」のタイトルロールは、ヴェルディやプッチーニ
を中心に活躍するイタリア人ソプラノ、マリア・ドラゴーニ。カラフは、こ
の役のスペシャリストと言ってもよさそうなほど何度も歌っている米国のテ
ノール、フランコ・ファリーナ。またマリア・ルイージャ・ボルシもリュー
が当たり役で、スカラ座では浅利慶太演出の「トゥーランドット」でリュー
を歌っています。ケリー=リン・ウィルソンはカナダの指揮者。近年ではイ
タリア出の活躍が目立ちます。ちなみにメトロポリタン歌劇場の総裁ピータ
ー・ゲルプの奥さんです。

DBP 2009 2枚組 \1050
プッチーニ:「エドガール」
マルコ・ベルティ(T エドガール) 
ロッサーナ・リナルディ(Ms ティグラーナ) 
クリスティーナ・ガイヤルド=ドマス(S フィデーリア) 
ルカ・サルシ(Br フランク) 
フィリッポ・ポオリネッリ(Bs グァルティエーロ)
ピエール・ジョルジョ・モランディ(指)
プッチーニ音楽祭管弦楽団,合唱団
録音:2008年8月,トッレ・デル・ラーゴ
プッチーニ音楽祭というくらいですから、トッレ・デル・ラーゴではプッチー
ニの珍しいオペラも舞台にかけられます。2008年には「エドガール」が上演
されました。「エドガール」はプッチーニの二作目のオペラで、1889年にス
カラ座で初演されたものの、散々な不評に終わりました。その後プッチーニ
は十数年に渡ってあちこち手直しをしたものの、ついに人気を得ることがで
きませんでした。しかし近年、若き日のプッチーニの意欲作として上演も増
えています。録音が僅かしかないのでこの新録音はプッチーニアンから歓迎
されることでしょう。しかもマルコ・ベルティのエドガール、クリスティー
ナ・ガイヤルド=ドマスのフィデーリア、ロッサーナ・リナルディのティグ
ラーナと、ちょっとビックリするほど充実したキャストです。



<MIRARE>
MIR 119 2枚組 \4180
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第18(20)番ト長調Op.78 D.894「幻想ソナタ」
ピアノ・ソナタ第20(21)番イ長調D.959
ジャン=クロード・ペヌティエ(P)
録音:2009年11月リモージュ、フランス
フランスの名手ジャン=クロード・ペヌティエ。彼はこれまでシューベルトの
ピアノ・ソナタの録音を断り続けていたそうです。このアルバムはまさに「機
は熟した」と言うべき高い説得力を持つ、聴き手に訴えかける演奏です。
「幻想ソナタ」は全体的に少し遅めのテンポを取り、沈黙から音楽を引き出
しているような、悟りの境地の静けさを感じさせる名演です。またピアノ・
ソナタD.959 は一転、ときおり見せる激しさと朗々とした歌を美しく聴かせ、
ペヌティエの懐の深さを感じます。ペヌティエは9月に東京、名古屋、大阪で
行われる「ル・ジュルナル・ド・パリ /パリの印象主義時代の音楽日記」で
来日予定。

MIR 116 \2500
シャブリエ:10の絵画風小品、即興曲ハ長調、5つの遺作、幻想的なブレー
ラヴェル:シャブリエ風に
エマニュエル・シュトロッセ(P)
録音:2009年11月リモージュ、フランス
シャブリエはフランス近代音楽に欠かすことのできない作曲家の一人。エスプ
リ溢れるシャブリエのピアノ作品をエマニュエル・シュトロッセの豊かな音色
で鮮やかに聴かせてくれます。シャブリエの代表作「10の絵画風小品」は10曲
からなる作品。洒脱な色彩感覚のもと一つ一つが異なった魅力に彩られていま
す。シュトロッセはシャブリエの音のパレットに戯れるような軽やかな演奏が
印象的。最後に収録されたラヴェルの「シャブリエ風に」は、ラヴェルのシャ
ブリエへの愛着が表れた作品です。

MIR 120 \2500
メンデルスゾーン:
弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op. 13、
弦楽四重奏曲第6番へ短調Op.80、
カプリッチョ ホ短調
モディリアーニ弦楽四重奏団
【フィリップ・ベルナール(Vn)、ロイック・リョー(Vn)、
ローラン・マルフェング(Va)、フランソワ・キエフェル(Vc)】
パリ国立音楽院在学中に結成したモディリアーニ弦楽四重奏団。才気溢れる彼
らが今回挑むのはメンデルスゾーン。甘く切ない旋律を4人の叙情に富んだ音
色が胸をかきたてる弦楽四重奏第2番。そしてメンデルスゾーン最愛の人、姉
のファニーを亡くした悲しみの中で作曲した弦楽四重奏第6番は、メンデルス
ゾーンの嘆き悲しむ心がストレートに表現された傑作。俊英4人の鬼気迫る演
奏は圧巻です。
モディリアーニ弦楽四重奏団は9月に東京、名古屋、大阪で行われる「ル・
ジュルナル・ド・パリ /パリの印象主義時代の音楽日記」で来日予定。




<SDG>
SDG 710 \2180
「サンティアゴ・ア・カッペッラ-Santiago a cappella」
(1)モンセラート写本:聖処女マリア
(2)フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):最も神聖なる乙女よ
(3)アロンソ・ロボ(1555-1617):預言者エレミアの哀歌
(4)ポルトガルIV世(1603-1656):神聖なる十字架
(5)トマス・ルイス・デ・ビクトリア(c.1548-1611):おお、光と闇よ
(6)トマス・ルイス・デ・ビクトリア:おお、全なる御身
(7)フランシスコ・ゲレーロ:2人の天使
(8)アロンソ・ロボ:悲しみに沈んで
(9)マヌエル・カルドーソ(1566-1650):下界にいるものは死ぬことはない
(10)フィリップ・ロジエ(c.1561-1596):救い主なるわれらが主よ
ジョン・エリオット・ガーディナー(指) モンテヴェルディ合唱団
(1)エリン・マナハン・トマス(S)
(7)グレース・デヴィッドソン(S)、エリン・マナハン・トマス(S)、
サミュエル・エヴァンス(Br)
2004年4月30-5月2日(St Alban the Martyr, Holborn, London)
中世・ルネッサンスのスペインをめぐる音楽の歴史旅。2000年、ガーディナー
率いるモンテヴェルディ合唱団は、バッハの宗教カンタータを演奏するために
ヨーロッパの13の国々とアメリカを回る巡礼ツアーを行いました。この巡礼は
演奏者たちにも大きな出来事で、2004年夏にサンチャゴの巡礼と題した大きな
宗教的にも意味のあるツアーを実施することになりました(1964年に設立され
たモンテヴェルディ合唱団の40周年記念ツアーでもありました)。このCDは、
その巡礼ツアーの少し前に録音されたもので、16-17世紀のスペインおよびヨ
ーロッパ各国に伝わる豊かな作品が取り上げられています。モンセラート写本
(通称「赤い本」)は、音楽が口頭伝承されていた時代と筆記伝承になる時代の
端境期に残された写本。ヨーロッパ中で何世紀にも渡って演奏された音楽が掲
載されている、まさに古典中の古典。他の作品も長い歳月を生き抜いた作品だ
けあって、普遍的な力と魅力に満ちています。世界最高峰のクオリティを誇る
モンテヴェルディ合唱団による、古より伝わる至高のポリフォニーの世界を
存分に味わうことができます。
(ユニバーサルSpainから、以前、Santiago A Capellaというタイトルでリリー
スされていたものと同内容です。)




<naive>
OP 30493 3枚組 \5180
ヴィヴァルディ:「離宮のオットーネ」
ソーニャ・プリーナ(A オットーネ)
ヴェロニカ・カンジェミ(S クレオニッラ)
ユリア・レージネヴァ(Ms カイオ)
トピ・レーティプー(T デチオ)
ロベルタ・インヴェルニッツィ(A トゥッリア)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)イル・ジャルディーノ・アルモニコ
録音:2010年5,6月,バリャドリッド
naiveのヴィヴァルディ・エディションの新刊です!「離宮のオットーネ」は
1713年にヴィチェンツァで初演された、ヴィヴァルディの最初のオペラです。
登場人物は5人だけ、時間2時間半程度という比較的小規模なオペラながら、
ヴィヴァルディの筆が冴えて初演は大成功。
今回の新録音は実に超豪華キャスト。オットーネはソーニャ・プリーナ、ク
レオニッラにカンジェミ、トゥッリアにインヴェルニッツィと、バロック音
楽のスター女声歌手を三人も投入。注目すべきはカイオを歌うレジネーヴァ。
1989年、サハリン南部のユジノサハリンスクという北海道の近くで生まれた
ソプラノ。まだ20歳という若さながら、ミンコフスキのバッハのロ短調ミサ
にも起用された逸材。さらにデチオを歌うレーティプーは、モーツァルト・
テノールとしてザルツブルク音楽祭でも活躍する若いテノール。そしてアン
トニーニ率いるイル・ジャルディーノ・アルモニコとあれば、これが名演に
ならないはずがありません。2010年5月に、クラカウ、ロンドン、カステリョ
ンでの演奏会形式上演を踏まえての録音で、万全のできばえです。
YouTubeにてビデオクリップが視聴できます。
http://www.youtube.com/watch?v=gdkl3oP_fhI




<Musart>
PRCD 833 2枚組 \2300
ベートーヴェン:
「運命」-第1楽章、「第7交響曲」-第2楽章、「田園」-第2楽章、
「悲愴」-第2楽章、「コリオラン」序曲、「第9交響曲」-フィナーレ
ショパン:マズルカ ヘ長調Op.68-3
モーツァルト:ピアノ協奏曲 イ長調K488-第2楽章
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番-第3楽章
ペンデレツキ:ポーランド・レクイエム-ラクリモーザ
ピアソラ:鮫
チャイコフスキー:交響曲第5番-第2楽章、舟歌
ミハウ・ネステロヴィチ(指)ポーランド放送響
アンジェイ・ヤゴヂンスキ・トリオ
ウルズラ・ドゥヅィアク・スーパー・バンド
アンナ・マリア・ヨペク・バンド
ヘンリク・ミシキェヴィチ(At-sax)
(2007年3月25日 ポーランド国立歌劇場)
第11回、ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン イースター・フェスティ
ヴァルのLive録音。
ポーランド・ジャズはロマン・ポランスキーの60年代初期の映画「水の中の
ナイフ」、「袋小路」で印象的なJAZZで世界中をあっと言わせたクシシュト
フ・コメダが有名ですが国際派トランペッターのトマシュ・スタンコ、アル
ト・サックス、ズビグニェフ・ナミスウォフスキなど、ポーランド・ジャズ
界を引っ張ってきた大御所から、ここに参加しているジョバンニ・ミラバッ
シとの共演が話題の、アンジェイ・ヤゴヂンスキ、美形女性ヴォーカル、ア
ンナ・マリア・ヨペックをバックでサポートする、アルト・サックス、ヘン
リク・ミシキェヴィチまで独特の味が魅力です。オリジナルのクラシックの
原型がとどめられているのもクラシックファンにはうれしいところ。




<ACCENT>
ACC 24221 \2300
カール・フリードリヒ・アーベル:
四重奏曲Op.8-2 WKO62、ソナタ第24番ニ短調、ソナタ第22番ニ短調、
四重奏ト長調WKO227
J.C.バッハ:
オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロのための四重奏曲
第1番変ロ長調Warb B60(6つの協奏的四重奏曲より)
フルート、オーボエ、ヴァイオリン、通奏低音のための四重奏曲第3番Op.11
Warb B73
フォルテピアノ、オーボエ、ヴァイオリン、チェロ、2本のホルンのための
六重奏曲Warb B78
イル・ガルデリーノ
ヤン・ドゥ・ヴィネ(フラウト・トラヴェルソ)、マルセル・ポンセール(Ob)、
フランソワ・フェルナンデス(Vn)、
ヴィットリオ・ギエルミ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、イラ・ギヴォル(Vc)、
シャレフ・アド=エル(Cemb&フォルテピアノ)
録音:2009年11月12-14日
ウィーン古典派の重要な先駆者でもあるカール・フリードリヒ・アーベルと
ヨハン・クリスチャン・バッハの室内楽作品集。J.C.バッハはモーツァルト
に大きな影響を与え、父レオポルドもJ.C.バッハを激賞しています。同じく
カール・フリードリヒ・アーベルも大バッハに才能を認められ、ロンドンに
渡り成功を収めています。両者はロンドンで友人となり、「バッハ=アーベ
ル・コンサート」を開催し絶賛を博したと知られています。彼らの優雅なメ
ロディー展開と軽やかな楽曲構成を堪能でき、イル・ガルデリーノの愉悦と
瑞々しさに満ちた、うきうきするような演奏を聴かせてくれます。

ACC 24222 \2300
ドレスデン宮廷のオーボエ・ソナタ集
ジュゼッペ・トレッリ:ソナタ ニ長調
ヘンデル:トリオ・ソナタ ハ短調op.2-1a,HWV386a
ヴァイス/J.S.バッハ:
2つのリュートによるデュエットBWV1025よりファンタジア、サラバンド、
メヌエット
作曲者不明(18世紀前半):ソナタ ロ短調
ニラコ・ポルポラ:ソナタ ホ短調
ブレシャネッロ:ソナタ ハ短調
クセニア・レフラー(Ob)  バツドルファー・ホーフカペレ
録音:2009年3月25-27日イエス・キリスト教会 ベルリン
18世紀当時ヨーロッパ最高のオーケストラと称されたドレスデン宮廷楽団。
その楽団の顔であった、ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687-1755)。ヴィ
ヴァルディやアルビノーニ、テレマンなどから作品を献呈され、バッハの無
伴奏ソナタとパルティータもピゼンデルのために作曲されたのではないかと
言われています。ピゼンデル自身の作品と写本、また自身が収集した作品の
中から、オーボエに関する曲をドレスデンの貴重な所蔵から集めたのが「ド
レスデン・ピゼンデル・コレクション」。その中から作品選びを録音したの
が、「ドレスデン宮廷のオーボエ協奏曲」(ACC24202) 、そしてこの第2弾
はオーボエ・ソナタを中心に収録しています。バツドルファー・ホーフカペ
レはこれらのドレスデンが持つ音楽遺産を積極的に演奏し録音。またオーボ
エを担当するクセニア・レフラーは、バロック・オーボエを巧みに扱い自在
に演奏する期待の女流奏者です。

ACC 24227 \2300
バルダッサーレ・ガルッピ:鍵盤楽器のためのソナタ集
(1)ソナタ ニ長調、(2)ソナタ 変ロ長調、(3)ソナタ ホ短調Op.2-3、
(4)ソナタ イ短調、(5)ソナタ ハ短調、
(6)ソナタ イ短調Op.1-3、(7)ソナタ ト長調、
(8)ソナタ 変イ長調Op.1-6、(9)ソナタ ハ長調
ルカ・グリエルミ(ハープシコード、クラヴィコード、オルガン、
フォルテピアノ)
使用楽器:(1)ハープシコード:ミヒャエル・ミートケ
(2)(3)ハープシコード:バルトロメオ・クリストフォリ
(4)(5)クラヴィコード:ヨハン・クリストフ・ゲオルク・シードマイヤー
(6)(7)(8)オルガン:ジョヴァンニ・バティスタ&フランチェスコ・マリア・
コンコーネ
(9)フォルテピアノ:バルトロメオ・クリストフォリ
録音:2009年9月12日
18世紀イタリア・ヴェネツィアの作曲家バルダッサーレ・ガルッピ。多作な
作曲家で、約80曲のハープシコードのためのソナタの他に、約100曲のオペラ、
約20曲のオラトリオを残しています。またガルッピは、ソナタ形式を発展さ
せた先駆者として知られています。ここに収録された9つのソナタは1750年
前後から1781年頃までに作曲された作品で、ガルッピの独創的な作風を楽し
むことができます。ルカ・グリエルミは5つの楽器を弾きわけ、ガルッピの
多彩な表情をよりいきいきと表現しています。グリエルミは1997年からジョ
ルディ・サヴァール、1999年から2001年までイル・ジャルディーノ・アルモ
ニコと共演し、世界的にも評価の高い古楽鍵盤奏者。




<TAHRA>
TAH 701 3枚組 \4600
バッハ:マタイ受難曲BWV244
ヘルマン・シェルヘン(指)
ウィーン国立歌劇場管、ウィーン・アカデミー室内Cho
マグダ・ラーズロー(Sp) ヒルデ・レッセル=マイダン(At) 
ペトル・ムンテアヌ(Tn)
ユーグ・キュエノー(Tn 福音史家) ハインツ・レーフス(Bs イエス)
エバーハルト・ベヒター(Bs ユダ/ピラト)
ワルター・バリリ(Vn独奏) ヴィルヘルム・ヒューブナー(1stVn)
フランツ・ホレチェク(Cemb) ブルーノ・ザイドルホーファー(Org) 
カール・レズニチェク(1stOb) カール・マイアーホーファー(1stFl) 
カール・エーレンベルガー(1stFg)
「人類最高の宗教音楽「マタイ受難曲」に臨む、シェルヘンの姿勢はまことに
高潔そのものである。音の古さ、時代がかったコーラスを超えて、シェルヘン
の掲げる眩しい理想を受け取りたいものだ。テキストの内容を生々しく語るオ
ーケストラ、常にアンサンブルの一員として作品に奉仕する声楽陣の姿勢も爽
やかで、まさに音楽の前に謙虚なシェルヘンの生き方の反映と思われる。
-福島章恭氏のファースト・チョイス」「新版 クラシックCDの名盤」(文春
新書より)
音はヘルマン・シェルヘンの娘ミリアムのTAHRAレーベルが愛情込めてマスタ
リングしているだけあって、非常に聴きやすく全く不満は感じません。バリ
リやレズニチェクらのウィーンの名手たちのソロも実に味わい深いもので、
あらためてシェルヘンの偉大さに頭を垂れたい思いがします。
全曲、199分という演奏時間は1958年のリヒター盤、197分とほぼ同じで実に
自然なテンポではあるのですが、第78曲のあの感動的な終合唱に至って
10’41”(あのクレンペラーでさえ8’02”)かけてじっくりとイエスの死をい
たみます。ド感動!しばらく椅子から立ち上がれません。




<DOREMI>
DHR 6608 \2080
ステレオ
シューマン:
ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22(*オリジナル・フィナーレつき)、
幻想曲ハ長調Op.17
アントン・クエルティ(P)
録音:2009年8月24日
プロデューサー:ジェイコブ・ハーノイ
1938年にウィーンに生まれたカナダの世界的ピアニスト、アントン・クエルテ
ィ。2010年にアニヴァーサリーを迎えるシューマンのピアノ曲を新録音しまし
た。労作として知られるソナタ第2番では、あえてクエルティは現行のフィナー
レとは別に、差し替える以前のもとのフィナーレも収録。最愛のクララ・ヴィ
ークの不満に応えて見送られたこのオリジナルのフィナーレは、最終的に1866
年にプレスト遺作として出版されますが、とんでもなく演奏至難の曲。メンデ
ルスゾーンのピアノ協奏曲集(DHR.6606)もそうでしたが、クエルティは華麗な
テクニックを存分に披露しています。





<MIRARE>
MIR 124 \1980
第30回ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティバル 公式アルバム
1.ラフマニノフ:
2台のピアノのための組曲第1番Op.5「幻想的絵画」より「夜と愛と」
ブリジット・エンゲラー(P) ボリス・ベレゾフスキー(P)
2. リスト:巡礼の年第1年 「スイス」 S160より「泉のほとりで」
ニコラ・アンゲリッシュ(P)
3. リスト=シューベルト歌曲トランスクリプション:「住処」
ブリジット・エンゲラー(P)
4.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番Op.109より第1楽章
アンドレイ・コロベイニコフ(P)
5. ベートーヴェン:エリーゼのために イ短調 WoO59
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(P)
6.シューマン:色とりどりの小品Op.99より
クレール・デゼール(P)
7.メンデルスゾーン:無言歌集Op085-4より「春の歌」
シャニ・ディリュカ(P)
8.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1集より第8番プレリュードBWV853
シャオメイ・シュ(P)
9.ショパン:マズルカ嬰ハ短調Op.63-3/イド・バルシャイ(P)
10. ショパン:ワルツ イ短調KK.IVb/11,P2/11/アンヌ・ケフェレック(P)
11.ショパン:マズルカ ト短調Op.67-2/イド・バルシャイ(P)
12. J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1集より第6番プレリュードBWV851
シャオメイ・シュ(P)
13.シャブリエ:絵画的小曲集より第6曲「牧歌」
エマニュエル・シュトロッセ(P)
14.ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調Op.66/アンヌ・ケフェレック(P)
15.ショパン・マズルカ イ短調Op.17-4/イド・バルシャイ(P)
16.シャブリエ:5つの小品-第4曲「アルバムの綴り」
エマニュエル・シュトロッセ(P)
17.メトネル:2つのおとぎ話 Op.14より第1曲ホ短調
ボリス・ベレゾフスキー(P)
18.シューベルト:ハンガリー風のメロディ ロ短調D.817
ブリジット・エンゲラー(P)
19.シューマン:子供の情景Op.15より「見知らぬ国と人々から」
ブリジット・エンゲラー(P)
20.フォーレ:前奏曲第4曲 ヘ長調Op.103-4
ジャン=クロード・ペネティエ(P)
21.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第20番ト長調Op.49-2第2楽章
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(P)
22.ショパン:夜想曲ヘ長調Op.15-1/ルイス・フェルナンド・ペレス(P)
23. メトネル:4つのおとぎ話 Op.26-第2曲 変ホ長調
ボリス・ベレゾフスキー(P)
ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティバルは、南フランスにあるラ
・ロック・ダンテロンという街の森の中にあるコンサート会場で毎年開催され
る老舗のピアノ・フェスティバル。「熱狂の日」でもおなじみのルネ・マルタ
ン氏がプロデュースしています。このアルバム音楽祭公式CD。
第30回を迎える2010年は、7月23日から8月22日まで開催されます。今年もボリ
ス・ベレゾフスキー、ブリジット・エンゲラー、アンヌ・ケフェレック、ニコ
ラ・アンゲリッシュ、ジャン・フレデリック・ヌーブルジェ、シャオメイ・シ
ュ、広瀬悦子、そしてユジャ・ワン、グレゴリー・ソコロフ、ニコライ・ルガ
ンスキーなど、世界的なピアニストが集まり、またジャズのコンサートも含め
数多くのコンサートが開かれます。




<PREISER>
PRCD 90781 \2080
マーラー、遺愛のブリュトナー・ピアノによる自作自演集
(1)交響曲第5番嬰ハ短調より第1楽章
(2)交響曲第4番ト長調より第4楽章
(3)朝に野辺を歩けば
(4)緑の森を楽しく歩いた
グスタフ・マーラー(ピアノロール;遺愛のブリュトナー・ピアノ使用)
1911年に歿したマーラーは、残念ながらアコースティック録音を残していませ
んが、1905年11月9日にライプツィヒでウェルテ・ミニヨン社ピアノロールに、
自作を4曲残しました。これらはたびたびLP、CD化されましたが、いかにもピア
ノロール的なぎくしゃくした再現で、専門的な興味はともかく、鑑賞に耐える
ものではありませんでした。今回、最新鋭の技術を用いて再生、さらにピアノ
はマーラーの愛器をウィーンの博物館から借りだして使用しているのも注目で
す。結果、これまでになかったニュアンスと切れ味が生まれ、マーラーの演奏
スタイルが鮮やかに蘇りました。和音をアルペジオにして強調したり、右手よ
り左手がやや先に弾かれる濃厚なルバートなど、パデレフスキやリストの直弟
子らの古い時代のピアニズムを明瞭に残していて興味津々。交響曲第5番の第1
楽章や第4番のフィナーレなどの人気曲に加え、「朝に野辺を歩けば」は交響曲
第1番第1楽章の主部と同一素材なため、3つの交響曲をマーラーがどう演奏した
のかという一端を知ることができます。




<ATMA>
ACD2 2115 \1850
(1)杉山長谷夫(矢代秋雄編):花嫁人形
(2)宮城道雄(矢代秋雄編):春の海
(3)ラヴィ・シャンカール:魅惑の夜明け
(4)瀧廉太郎(矢代秋雄編):荒城の月
(5)ペルト:鏡のなかの鏡
(6)ブレーディ:サークリング
(7)篠原眞:春日
リーズ・ダウト(Fl)、マリー=ジョゼ・シマール(マリンバ)
カナダ出身のフルート&マリンバによるアルバム。フルートのダウトはパリで
ランパルやアラン・マリオンに師事した実力派。矢代秋雄がランパルのために
編曲した日本の叙情(フルートとハープ)のなかから3篇、さらに前衛的な篠原眞
を演奏している嬉しい選曲。さらにシタールの神様らラヴィ・シャンカールの
異教的世界、ペルトの透明な響きまで、クラシックというよりニューエイジ系
のオシャレなアルバムとなっています。

ACD2 2609 \1850
アルメニアの室内楽
(1)ババジャニアン:ピアノ三重奏曲ヘ短調(1952)
(2)カラジヤン:動揺した魂への悲歌 -Cl, Vn, Vc, Pf
(3)ガナチヤン:オロール「ソプラノ、クラリネット、4つのチェロのための子
守歌」
(4)ハチャトゥリヤン:クラリネット、ヴァイオリン、ピアノのための三重奏曲
(1932)
(5)アルチュニアン:クラリネット、ヴァイオリン、ピアノのための組曲(1992)
アミチ室内アンサンブル(ホアキン・バルデペニャス(Cl)、デヴィッド・ヘザ
ーリントン(Vc)、セルジ・カラジヤン(Pf)、ベンジャミン・ボウマン(Vn)、
イサベル・バイラクダリヤン(Sop))
アルメニアの作曲家といえばハチャトゥリヤンが有名ですが、その三重奏にあ
やかり、アルメニアの後輩作曲家たちが同じ編成(クラリネット、ヴァイオリ
ン、ピアノ)を基本とした室内楽を試みたものを集めました。いずれも中東的
情緒と激しいエネルギーに満ちた肉食系音楽。美しいメロディが魅力的です。

ACD2 2368 \1850
モリナーリ・コンクール2005/2006
(1)山本和智(1位):静かの海
(2)ホセ・ルイス・ウルタド(2位):斬新かつ鋭い身振りで
(3)ルカ・アンティニャーニ(3位):カーニヴァルの終わり
(4)スティーヴン・イプ(3位):イ・ビ
モリナーリSQ
1997年結成のカナダの弦楽四重奏団モリナーリSQ。現代音楽を中心レパートリ
ーとする希有な存在です。彼ら(女性3名、男性1名)が創設したモリナーリ・コ
ンクールは若い人々に弦楽四重奏作品を書かせることを鼓舞する目的で始め、
第3回にあたる2006年には世界32カ国92作品の応募がありました。見事優勝を
果たした日本の作曲家・山本和智は1975年山口出身、海外で評価の高い新進。
月面の部分を表す題名に興味をそそられます。

ACD2 2582 \1850
(1)アンドレ・リスティク(1972-):オペラ・プロジェクト
(2)ミシェル・ゴヌヴィユ(1950-):マイクロフォン・ソングス
(3)ミヒャエル・オエスタール(1968-):些細な思い出についての対話
(4)ニコレ・リゼ(1973-):左脳/右脳
ヴェロニク・ラクロワ(指)モントリオール現代音楽アンサンブル
かのアムランとの共演CDもあったヴェロニク・ラクロワ指揮モントリオール現
代音楽アンサンブル。現代カナダ作曲家の前衛作品を集めた画期的アルバムの
登場です。注目はゴヌヴィユ作品。愛娘の影響で聴いたビョークとレディオヘ
ッドの音楽性に驚嘆した彼が、その影響を被りつつ娘の詩に作曲した声楽作品。
ロック・ファンにもオススメです。




<HUNGAROTON>
HCD 32620 \2180
エルケル:
「バートリ・マーリア」
「フニャディ・ラースロー」
「バーンク・バーン」
「ドージャ・ジェルジュ」
「ブランコーヴィツ・ジェルジェ」
「無名の英雄たち」
からのアリア,場面
シルヴィア・シャシュ(S) ユーリア・オスヴァート(S) 
マーリア・ギュルコヴィツ(S)
カロラ・アーガイ(S) ユディト・シャーンドル(S)
ローベルト・イロシュファルヴィ(T) ヨーゼフ・シマーンディ(T) 
ヨーゼフ・ヨヴィツキ(T) ミクローシュ・サボー(T)
ジェルジュ・ラドナイ(Br)
ヴィルモシュ・コモル(指)ハンガリー放送管弦楽団,フォルライ合唱団
ヴィルモシュ・コモル(指)ブダペスト交響楽団
ヤーノシュ・コヴァーチュ(指)ハンガリー国立歌劇場管弦楽団
ミクローシュ・エルデーリイ(指)ハンガリー国立歌劇場管弦楽団
ヤーノシュ・フェレンチク(指)ハンガリー国立歌劇場管弦楽団
ティボール・ポルガール(指)ハンガリー国立歌劇場管弦楽団
ほか
フェレンツ・エルケル(1810-1893)は、ハンガリーのオペラの祖と讃えられる作
曲家。ハンガリー国歌の作曲家でもあります。エルケルはおよそ10のオペラを
書いていますが、「フニャディ・ラースロー」と「バーンク・バーン」がハン
ガリーで上演されるくらいで、音楽は滅多に聞くことができません。このCDに
は、HUNGAROTONの様々な音源からエルケルのオペラのアリアや重唱などを集め
たもの。各々の作品について簡単に触れている解説(英仏独洪)も含め、非常に
貴重な資料です。

HCD 32662 \2180
ハンガリー歌劇場のスターたち 第2集
エルケル:「フニャディ・ラースロー」,「バーンク・バーン」
モーツァルト:「後宮からの誘拐」,「魔笛」
ワーグナー:「ローエングリーン」,
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」,「ワルキューレ」
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」,「ホヴァーンシチナ」
ヴェルディ:「マクベス」,「リゴレット」,「トロヴァトーレ」,
「オテッロ」
レオンカヴァッロ:「道化師」
オッフェンバック:「ホフマン物語」
ビゼー:「真珠採り」
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」
ボロディン:「イーゴリ公」
からのアリア,場面
ルイーサ・サボー(S) ユーリア・オスヴァート(S) ユーリア・オロス(S) 
マグダ・リゴー(S)
マーリア・ギュルコヴィツ(S) パウラ・タカーチ(S) 
イレーン・セツェディ(S)
ローズィ・デリ(Ms)
マグダ・ティサイ(A)
エンドレ・レスラー(T) ティボル・ウドヴァルディ(T) 
ヨゼフ・シマンディ(T) アンドラーシュ・ヨヴィツキ(T)
シャーンドル・シュヴェード(Br) ラースロー・ヤンボル(Br) 
ジェールジ・ラドナイ(Br)
ジェルジュ・ロションツィ(Bs-Br) ヤーノシュ・フォドル(Bs-Br) 
アンドラーシ・ファランゴー(Bs-Br)
エンドレ・コーレー(Bs)
ハンガリー歌劇場のスターたち、第2集では20世紀の最初の20年に生まれた歌手
を収録。バリトンのシャーンドル・シュヴェード(1906-1979)は、西側ではアレ
クサンダー・スヴェッドという名前でウィーン国立歌劇場やメトロポリタン歌
劇場で活躍、ワーグナーやヴェルディで大きな評判を得ましたが、戦後ハンガ
リーからの出国を禁じられてしまい、幻の名バリトンになってしまいました。
ヨゼフ・シマンディ(1919-1997)は、長年に渡ってハンガリー国立歌劇場のトッ
プテノールだった名歌手。その他の歌手もハンガリーで活躍した人たちばかり
です。




<INTEGRAL>
INTEG 221172 \2080
J.S.バッハ:
ハープ組曲 ホ短調BWV.996
フルートとハープのためのソナタ ト短調BWV.1020
フルートとハープによるポロネーズ、バディネリ(管弦楽組曲第2番より),
アリア(管弦楽組曲第3番より)
C.P.E.バッハ:ハープ・ソナタ ト長調
イザベル・ペラン(Hp) 工藤重典(Fl)
フルートとハープ界を代表する当代の第一人者、二人による大バッハとC.P.E.
バッハのフルートとハープによる編曲集。
フルートとハープの二つの楽器の組み合わせこそはモーツァルトの協奏曲に代
表されるように、まさしく18世紀、ロココの精華ともいうべき流麗、華麗、典
雅の極致と申せましょう。バロックを集大成した大バッハの音楽もフルートと
ハープのこの組み合わせで聴くと、重厚、謹厳、厳粛、といった装いを脱ぎ捨
てて軽やかに涼やかに響いてくるようです。




<CAvi>
シュパヌンゲン音楽祭ライヴ・シリーズ
ピアニストのラルス・フォークトの主催により毎年ドイツのハイムバッハで行
われる室内楽を中心としたシュパヌンゲン音楽祭。若手、中堅音楽家が集まっ
て優れた室内楽演奏を披露し、これまでにCAviレーベルから発売された音楽祭
のライヴ録音は計8タイトル。今回は新たに2タイトルがリリースされます。

4260085532070 \2450
ドヴォルザーク:弦楽六重奏曲イ長調Op.48
クリスチャン・テツラフ(Vn) フローリアン・ドンダラー(Vn) 
イザベル・ファンクーレン(Va) レイチェル・ロバーツ(Va) 
グスタフ・リヴィニウス(Vc) クヴェリーヌ・フィエルセン(Vc)
シューマン:幻想小曲集Op.73-クラリネットとピアノのための
ヨルグ・ヴィトマン(Cl) ラルス・フォークト(P)
シューマン:5つの民謡風の小品集Op.102-チェロとピアノのための
グスタフ・リヴィニウス(Vc) スティーヴン・オズボーン(P)
シューマン/アリベルト・レイマン編:
幻想小曲集Op.73-クラリネット、フルート、ハープ、2本のヴィオラのための
ヨルグ・ヴィトマン(Cl) アンドレア・リーバークネヒト(Fl) 
ヤナ・ボウシュコヴァー(Hrp) タチアナ・マスレンコ(Va) 
ハンナ・ヴァインマイスター(Va)
アリベルト・レイマン:クラリネットのためのソロ
ヨルグ・ヴィトマン(Cl)
録音:2009年6月23、24&25日(ライヴ)
ピアニストのラルス・フォークトの主催により毎年ドイツのハイムバッハで行
われる室内楽を中心としたシュパヌンゲン音楽祭のライヴ録音シリーズ。
ドヴォルザークの弦楽六重奏曲は、クリスチャン・テツラフを筆頭に抜群のア
ンサンブルを披露し、スラヴ音楽の特徴を的確に捉えた秀演。弦楽六重奏曲を
2曲作曲したブラームスは、ドヴォルザークの弦楽六重奏曲を「無限の美しさ」、
「素晴らしい創造力と新鮮で華麗な音楽」と称賛しています。
シューマンがクラリネットとピアノのために作曲した幻想小曲集Op.73をオリジ
ナル版とアリベルト・レイマン編曲による室内楽版で収録。それぞれ違った特
徴を持つ3つの小品からなる作品。レイマン編曲はピアノ伴奏ではなく、フル
ート、ハープ、2本のヴィオラ伴奏。いずれもクラリネットのテクニックと音
楽性が試されますが、ヨルグ・ヴィトマンは多彩な音色、甘美な表現力、そし
て楽曲全体を捉える構成力に秀でた演奏を披露しています。華やかさと清々し
さが程良く加わったフォークトのピアノも印象的。
ヨルグ・ヴィトマンは1973年ミュンヘン生まれのクラリネット奏者。ジュリア
ード音楽院でチャールズ・ナイディック氏に、ミュンヘン音楽大学でゲルト・
シュタルケ氏に学ぶ。ソリストとしても世界中のオーケストラと共演、その一
方で室内楽にも熱心に取り組み、定期的にタベア・ツィンマーマン、ハインツ
・ホリガー、アンドラーシュ・シフ、キム・カシュカシャン、エレーヌ・グリ
モーらとコンサートを開いています。現代音楽の作曲家からの信頼も厚く、い
くつかの作品を捧げられ、1999年にはウォルフガング・リームの「クラリネッ
トとオーケストラのための音楽」を初演しています。

4260085532094 2枚組 \4050
[CD1]
シューベルト:八重奏曲ヘ長調D.803
ヨルグ・ヴィトマン(Cl) ダグ・イェンゼン(Fg) ジビュレ・マーニ(Hrn)
イザベル・ファンクーレン(Vn) ヴェロニカ・エーベルレ(Vn)
レイチェル・ロバーツ(Va)
ターニャ・テツラフ(Vc)河原 泰則(Cb)
[CD2]
ヨルグ・ヴィトマン:八重奏曲
ヨルグ・ヴィトマン(Cl) ダグ・イェンゼン(Fg) ジビュレ・マーニ(Hrn)
カロリン・ヴィトマン(Vn)フローリアン・ドンダラー(Vn)
ハンナ・ヴァインマイスター(Va)
グスタフ・リヴィニウス(Vc)河原 泰則(Cb)
録音:2009年6月23日(ライヴ)
ディスク1にはシューベルトの八重奏曲。2008年シュパヌンゲン音楽祭でも演奏
されたメンデルスゾーンとならぶ八重奏曲の名作で、同時期に作曲された「ロ
ザムンデ」や「死と乙女」のように悲愴感はなく、明るく開放的な作品。
ディスク2には、クラリネット奏者のヨルグ・ヴィトマンの八重奏曲が選ばれま
した。ヨルグ・ヴィトマンは2004年にシュパヌンゲン音楽祭委嘱されて作曲し
たこともあり、この音楽祭には特別な思い入れがあるよう。ヴィトマンはこの
作品をシューベルトへのオマージュでもあると語っています。
ヴィトマンは第一線で作曲活動と演奏活動を行っている現代では数少ない逸材
です。




<C major>
70 3308(DVD-Video) \3500
字幕:独・英・仏・西
ブラームス:ドイツ・レクィエムOp.45
クリスティーネ・シェーファー(S)
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br)
バイエルン放送合唱団
ペーター・ダイクストラ(合唱指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアン・ティーレマン(指)
収録時期:2007年4月(ライヴ)
収録場所:ミュンヘン・フィルハーモニー
映像監督:アグネス・メート(映像制作:ユニテル・クラシカ)
目下のところ、ブルックナー、ワーグナーをはじめとする独=墺系レパートリ
ーにその才能を遺憾無く奮っているドイツ期待の指揮者クリスティアン・ティ
ーレマン。ブルックナーの交響曲集(70.1908)につづき、C major第2弾にブラ
ームスの「ドイツ・レクィエム」が登場します。
このライヴに接したミュンヘン在住の高名な音楽評論家ヨアヒム・カイザーも
ティーレマンの手腕を絶賛したという、ブラームスの「ドイツ・レクィエム」。
ここでティーレマンは大規模な声楽作品ということで、手兵ミュンヘン・フィ
ルを含む最高の布陣で臨んでいるのが注目されるところです。
まず、ソリストに、ともに理知的な歌唱を聴かせることでは抜群の存在感をみ
せるふたり、シェーファーとゲルハーヘルを迎えているのがおおきなポイント。
スケールゆたかなティーレマンの音楽運びに乗せて、すぐれて美しい声質も魅
力ながら、絶妙なニュアンスで歌詞の意味を届けるあたりはさすが。
そして、いま、注目度急上昇中の若手合唱指揮者ダイクストラ率いるバイエル
ン放送合唱団。生気にみちた迫力のコーラスで、ティーレマンを強力にバック
アップしています。
これまでの実演やレコーディングの流れから想像するに、ティーレマンはこの
傑作をブルックナーにも通じる深い呼吸と、過去の偉大なる巨匠たちに連なる
重厚長大なアプローチで、たっぷりと聴かせてくれるものとおもわれます。




<TELOS>
TLS 123 \1980
ジョン・ケージ:
「ある風景の中で」(1948)
「One?」(1991)より第3,8,2番
「アパートメント・ハウス」よりハーモニー 第5番(1976)
ドリーム(1948)
ヴォルフガング・ディメトリーク(アコーディオン)
録音:2005年10月17日
ジョン・ケージ・ファン必聴盤の登場です。もともと笙のために作曲された
One?やピアノのために作曲された「ある風景の中で」などをアコーディオンで
演奏。アコーディオンの特性を活かし見事な編曲となっておりケージのさらな
る魅力に気づかされます。演奏のヴォルフガング・ディメトリークは1974年オ
ーストリアで生まれ。ウィーンのファメ・コンクール、グラーツの国内音楽学
校コンクールほか多数の賞を受賞歴があり、現代最高のアコーディオン奏者で
す。TELOSレーベルより発売されたハイドン:ピアノ・ソナタ集(TLS 121)、
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲(TLS 120)はいずれも高く評価されております。

TLS 095 \1980
ライヴ
(1)ルドルフ・ケルターボルン(1931-):
バス・クラリネットとピアノのための4つの小品(1970)
(2)パル・カーロイ(1934-):クラリネットとピアノのための瞑想曲(1967)
(3)ヨルグ・ヴィトマン(1973-):5つの断章(1997)
(4)ゾルタン・イェネイ(1943-):
無伴奏クラリネットのための謎のカノン(2003)※
(5)バンク・シャーリ(1973-):踊り子(2004)
(6)ラースロー・シャーリ(1940-):3つの小品※
(7)同:コロク(2006)※
(8)同:クラリネットとピアノのための作品(2007)※
※世界初録音
ラヨシュ・ロズマーン(クラリネット) マルティン・チバ (ピアノ)
録音:(1)(2)(3)(6)2008年10月21日、(4)2009年5月22日、(5)(7)2006年4月2日、
(8)2008年4月30日
世界初録音を含むクラリネット現代作品集。クラリネットのロズマーンは1970
年のハンガリー生まれ。ブダペストで研鑽を積みリスト・アカデミーを卒業、
ナショナル・ウィンド・コンペティション優勝し世界的に有名になりました。
現代音楽に意欲的に取り組み、演奏会でも多くとりあげております。

TLS 1008 \1980
ゴルトマルク:3つの歌曲
コルンゴルト:3つの歌曲 作品22、ポリクラテスの指環よりローラの日常
ブルーノ・ワルター:3つの歌曲
ビットナー:2つの歌曲
マーラー:
春の朝、思い出、ハンスとグレーテ、セレナード、
だれがこの歌を作ったのだろう
ツェムリンスキー:ワルツ
プッチーニ:太陽と愛
シルビア・グリーンバーク(ソプラノ) ダヴィッド・アロンソン(ピアノ)
録音:2008年7月、テロス・スタジオ
グリーンバークとアロンソン夫婦による「ハウス・オブ・ミュージック」と題
された歌曲集。ウィーン国立歌劇場に程近い場所にある1902年に建てられた家
に移り住んだグリーンバーク&アロンソン夫婦。この場所はかつてブルーノ・
ワルターが住んでいた場所で、そのご近所にはコルンゴルトが、ゲストはマー
ラー、ツェムリンスキーが!どの作曲者も有名で今では信じられません。あた
たかな歌曲をお楽しみください。

TLS 104 \1980
シューマン:弦楽四重奏曲第1番作品41
ヘフティ(1975-):弦楽四重奏曲第1番(2007)
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「内緒の手紙」(1928)
メレル四重奏団
録音:2007年12月9-12日
現在最も期待のされている四重奏団、メレル。結成7年にして満を持してのデ
ビュー・アルバムです。多彩なレパートリーで聴衆を虜にしておりますが、本
アルバムは名曲シューマンの第1番とヤナーチェク「内緒の手紙」。そして注目
はスイスの若手作曲家ヘフティによる弦楽四重奏曲第1番です。




<CAvi Music>
4260085531547 \2450
(1)シューベルト:弦楽四重奏曲ニ短調D.810「死と乙女」
(2)シュニトケ:弦楽四重奏曲第3番(1983)
アサセッロ弦楽四重奏団
録音:(1)2009年8月第2ラジオ・スタジオ、ワルシャワ
(2)2009年4月フィルハーモニー・ホール、ロシア(ライヴ)
アサセッロ弦楽四重奏団はバーゼルで共に学んでいた学生4人が2000年に結成。
数々国際コンクールで優勝している期待のカルテットです。既にCAviレーベル
からはメンデルスゾーン(4260085 531400)をリリースしており、安定したアン
サンブルを聴かせてくれました。
第2弾アルバムはシューベルト「死と乙女」とシュニトケ。ワルシャワでスタ
ジオ録音された「死と乙女」は、第2楽章にシューベルトの同名の歌曲の旋律
用いた形式美、旋律美が合わさったドイツ・ロマン派の傑作。アサセッロ弦楽
四重奏団は作品の悲劇性を見事に表現した鬼気迫る演奏。また、ロシアでライ
ヴ録音されたシュニトケの弦楽四重奏曲第3番。この作品でシュニトケはベー
トーヴェンの悲愴ソナタと大フーガの主題を動機として用いています。

4260085531820 \2450
ヤナーチェク:霧の中で
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
エリック・シュナイダー(P)
録音:2007年9月ベルリン
マティアス・ゲルネなどの伴奏者として名高いエリック・シュナイダーのソロ
・アルバム。今回収録された作品は、人生の岐路に立たされた不安な心情を綴
ったヤナーチェク晩年の傑作「霧の中で」。ベートーヴェン最後期のピアノ・
ソナタ第31番。情熱とロマンに満ち溢れたシューマン初期の作品「幻想曲」。
エリック・シュナイダーの演奏は作品の奥深くに潜む精神性に共感し音楽を描
いています。特にヤナーチェクの「霧の中で」は孤独と絶望を痛いほどよく表
現した秀演。

4260085531509 3枚組 \4250
ルール・ピアノフェスティヴァル・エディションVol.20-2008年ライヴ録音
CD1
シューベルト:
(1)「さすらい人」幻想曲ハ長調Op.15/D.760
(2)ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 D.840「遺作」
(3)ピアノ・ソナタ第18番ト長調Op.78/D.894
(1)ボリス・ブロッホ(P) (2)マルクス・ベッカー(P) 
(3)エレーナ・バシュキロワ(P)
CD2
シューベルト:
(1)即興曲Op.90-1 ハ短調
(2)ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ Op.132-2イ短調
(3)ハンガリー風ディヴェルティメントOp.54
(4)軍隊行進曲Op.51/D.733
(1)アンドレアス・シュタイアー(フィルテピアノ)
(2)ミヒャエル・バレンボイム(Vn)エレーナ・バシュキロワ(P)
(3)(4)滑川真希、デニス=ラッセル・デイヴィス(P)
CD3
モートン・フェルドマン(1926-1987):ピアノ独奏のための「マリの宮殿」
イェンス・ヨネライト(1968-): ピアノ独奏のための「In der H he」*
ヤン・ミュラー=ヴィーラント(1966-):
ピアノ三重奏曲第3番「Se solen sjunker 」*
マティアス・ピンチャー(1971-):
声とピアノのための「Un despertar(Octavio Paz)」*
ジークフリート・マウザー(P&コンセプト) トーマス・バウアー(Br)
ゴットフリート・シュナイダー(Va) セバスティアン・ヘス(Vc)
*世界初録音
2008年のルール・ピアノ・フェスティヴァルでのライヴ録音。シューベルトの
ピアノのための作品集と現代の室内楽作品を収録した3枚組。フォルテピアノ
の名手アンドレアス・シュタイアーによるシューベルトの即興曲、ダニエル・
バレンボイムの息子のミヒャエル・バレンボイムが母エレーナ・バシュキロワ
とシューベルトのヴァイオリンとピアノのためのソナチネで共演しています。

4260085531745 6枚組 \8750
ルール・ピアノフェスティヴァル・エディションVol.25-2009年ライヴ録音
【オルガ・シェプス(P)】
シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
シューベルト:「さすらい人」幻想曲ハ長調Op.15/D.760
モーツァルト:ロンド イ短調K.511
メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14
【フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ(P)】
ストラヴィンスキー:ピアノ・ラグ・ミュージック、ラグタイム
J.S.バッハ:パルティータ第3番 イ短調BWV827
ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XIV:1
フレスコバルディ:トッカータ第9、8番
ストラヴィンスキー:タンゴ、「ペトルーシュカ」からの3楽章
シュリメ:メロディー、グラウンドベース
ブクステフーデ:前奏曲 ト短調 BuxWV153
【コンスタンティン・シャムライ(P)】
シューマン:謝肉祭Op.9
スクリャービン:練習曲Op.2-1、2つの前奏曲Op.27-1&2
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番イ長調Op.82
ワーグナー/リスト編:「さまよえるオランダ人」より「紡ぎ歌」
ワーグナー/リスト編:イゾルデの愛の死
【加野瑞夏(P)】
J.S.バッハ:パルティータ第4番ニ長調BWV828
ベートーヴェン:11のバガテルOp.119
メンデルスゾーン:
無言歌集ハ長調Op.67-4「紡ぎ歌」、前奏曲とフーガ ヘ短調Op.35-5
シューマン:アラベスクOp.18、フモレスケOp.20、森の情景より「予言の鳥」
【ジュエ・ワン(P)】
ラヴェル:ソナチネ 嬰ヘ短調、鏡
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117、ハンガリー舞曲WoO.1
アルベニス/ゴドフスキー編:タンゴ
リスト:半音階的大ギャロップ
【クレメンス・ベルク(P)】
ハイドン:ソナタ変ホ長調Hob.XIV:49
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28、第28番イ長調Op.101
リスト:演奏会用練習曲第2番「軽やかさ」
シューベルト:即興曲第2番変イ長調Op.142/D.932
このアルバムは2009年にルール・ピアノ・フェスティヴァルに参加した注目の
ピアニストたちのソロ・リサイタル音源を集めたもの。ロシア出身で現在ドイ
ツを拠点にしているオルガ・シェプス。日本でも注目されつつあるルクセンブ
ルクの気鋭ピアニスト、フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ。2008年シ
ドニー国際ピアノ・コンクール優勝のロシアの俊英コンスタンティン・シャム
ライ。2008年ロベルト・シューマン国際音楽コンクール1位の期待の日本人ピ
アニスト加野瑞夏。スペインのパロマ・オシアコンクール1位に輝いた中国の
ジュエ・ワン。この音楽祭ではホーヘンリンブルク城で演奏し聴衆を沸かせた
ドイツのクレメンス・ベルク。将来が期待される若手の生き生きとした演奏を
楽しむことのできるセットです。






<Simax>
PSC 1835 2枚組 \4650
ノルウェーの偉大な演奏家たち 1945年-2000年 第5集
「ノルウェー木管五重奏団」
(1)ニールセン:木管五重奏曲 FS100(作品43)
(2)アントニオ・ビバロ(1922-):
ソナティナ1A「センプリーチェ(簡素なソナティナ)」(木管五重奏のための)
(3)ソナティナ2A「アストラーレ(星のソナティナ)」(木管五重奏のための)
(4)ヨン・フェーンストレム(1897-1961):木管五重奏曲 作品59
(5)ビャルネ・ブルースター(1895-1978):木管五重奏のためのセレナード
(6)カール・グスタフ・スパッレ・オルセン(1903-1984):
3つの木管楽器のための5つの小楽章の組曲 作品10
(7)パウリーネ・ハル(1890-1969):木管五重奏のための組曲*
(8)エドヴァルド・ハーゲルプ・ブル(1922-):
3つの牧歌-木管三重奏のためのディヴェルティメント作品14
(9)ヨハン・クヴァンダール(1919-1999):木管五重奏曲 作品34
(9)[録音 ルーセンボルグ・スタジオ] [Philips 6507 043(LP)]
(1)[録音 1979年8月20日 ヘニ=オンスター芸術センター] 
[Simax PS1003(LP)]
(2)[録音 1979年5月28日 ヘニ=オンスター芸術センター] 
[Simax PS1003(LP)]
(3)[録音 ルーセンボルグ・スタジオ] 
[Philips 6507 043(LP)/Aurora NCD-B4943]
(4)[録音 1979年5月28日 ヘニ=オンスター芸術センター] 
[Simax PS1003(LP)]
(5)(6)[録音 ルーセンボルグ・スタジオ] [Philips 6507 043(LP)]
(7)[Philips 839 256AY(LP)]
(8)[録音 ルーセンボルグ・スタジオ] 
[Philips 6507 048(LP)/Aurora ACD4970]
ノルウェー木管五重奏団
ペール・オイエン(Fl) エーリク・ニョル・ラーシェン(Ob) 
エーリク・アンレセン(Cl)
トルライヴ・ネードベルグ(Fg) オッド・ウッレベルグ(Hrn) 
オルヌルフ・グルブランセン(Fl)*
[マスタリング:アウドゥン・ストリーペ、エーリク・ガルド・アムンセン]
ノルウェー文化評議会、ノルウェー国立音楽アカデミー、ノルウェー放送
(NRK)、Simax Classics の共同プロジェクト。第2次世界大戦後、芸術的に大
きく成長したノルウェー音楽を代表する音楽家たちの録音で辿るシリーズ。
第5集のアーティストは、オスロ・フィルハーモニック管弦楽団の管楽器奏者
5人が1955年に結成したノルウェー木管五重奏団です。フルートのペール・オ
イエン、オーボエのエーリク・ニョル・ラーシェン、クラリネットのエーリク
・アンレセン、ホルンのオッド・ウッレベルグ、バスーンのトルライヴ・ネー
ドベルグ。いずれもフィルハーモニックのソロ奏者を務めた音楽家たちです。
ノルウェーの音楽シーンに新しい風を吹かせたノルウェー木管五重奏団の音楽
を楽しむアルバム。このジャンルの代表作のひとつ、ニールセンが1922年に書
いた五重奏曲をはじめとする9曲は、1974年にリリースされた最初の単独アル
バム(Philips 6507 043)の録音とノルウェー放送の録音など、2曲をのぞき、
初めてCD化される音源が使われました。
マスタリングを担当したのはアウドゥン・ストリーペと Simax Classics の
プロデューサー、エーリク・ガルド・アムンセン。1970年代のステレオ録音
が瑞々しい音によみがえりました。

PSC 1312 \2280
オーレ・ブル(1810-1880):
夜想曲 作品2、セーテルの娘の日曜日(ヨハン・スヴェンセン編)、
セーテル訪問、アダージョ・レリジョーゾ「母の祈り」、
ポラッカ・ゲッリエラより(ハーラル・ハイデ、アルヴェ・テレフセン編)、
アダージョ・ソステヌート、
アジアーコ・クバーノより「大行進曲」(ラグナル・セーデルリン編)、
カンタービレ・ドロローゾとロンド・ジョコーゾ、
孤独の時に(ヨハン・ハルヴォシェン編)、
アジアーコ・クバーノより「アンダンテ・マエストーゾ」、
シーグリの(断片)、舟歌(ウーラ・リンゲ編)、スコットランド幻想曲、
アンダンテ・カンタービレ(アルヴィド・オールスネス編)、
カンタービレ(1842年フレドリクスヴェルンのコンサート回想)、孤独の時に
グリーグ/ブル編:ガヴォット、メヌエット
アルヴェ・テレフセン(Vn)
トロンハイム交響楽団 
アイヴィン・オードラン(指) ホーヴァル・ギムセ(P)
ヴァイオリンのヴィルトオーゾとして人気を集めたオーレ・ブルの生誕200年
を記念するアルバム。ノルウェーとスウェーデンの連合解消100年を記念して
2005年にリリースされたテレフセンのアルバム「ノルウェー音楽のパイオニ
ア、オーレ・ブル」(PSC1261)から、グリーグの「十字軍兵士シーグル」の
「力くらべの場で」がカットされ、ブル作曲の「ガヴォット」と「メヌエッ
ト」が新たに追加されました。アンナル・フォレソーがノルウェー放送管弦
楽団と共演した2Lのヴァイオリンと管弦楽のための作品集(2L067SABD)ととも
にオーレ・ブルの音楽の代表的なアルバムです。





<Alba>
ABCD 311(SACD-Hybrid) \1980
ビーバー:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ イ長調
ムファット:トッカータ第2番(オルガンのための)
ビーバー :ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調
ムファット:トッカータ第7番(オルガンのための)
ビーバー:ヴァイオリンと通奏低音のための幻想曲 ニ長調
ムファット:パッサカリア ト短調(オルガンのための)
ビーバー:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調
ペトリ・タピオ・マトソン(バロックヴァイオリン) 
マルック・マキネン(Org) エーロ・パルヴィアイネン(アーチリュート)
1670年代から1680年代のほぼ同じ時代にザルツブルク大司教の宮廷楽団に仕
え、バロック時代を彩ったふたりの作曲家、北ボヘミアのヴァルテンベルク
(現チェコ、ストラーシュ・ポド・ラルスケム)出身のビーバーとサヴォイア
公国(現フランス、ムジェーヴ)生まれのムファット。ビーバーがドイツ音楽
に徹したのに対し、ムファットはさまざまな音楽に関心を抱き、17世紀のド
イツ語圏ではもっともコスモポリタンな音楽家のひとりとみなされました。
ビーバーのヴィルトゥオーゾ書法のソナタに対して、ムファット流のヴィル
トゥオジティは、やわらかい美しさ。それぞれヴァイオリンとオルガンのヴィ
ルトゥオーゾとして知られながら、音楽の性格は異なります。この<ヴィル
トゥオーゾ対決>をバーチャルに再現してみせるのはフィンランドの気鋭の
古楽奏者です。




<KII>
KKC 9010(DVD-Video) \5300
日本語字幕付き
ベッリーニ:歌劇「カプレーティとモンテッキ」(1830 年ミラノ版)
パトリツィア・チョーフィ(S ジュリエッタ)
クララ・ポリート(S ロメオ)
ダニロ・フォルマッジャ(T テバルド)
フェデリーコ・サッキ(Br カペッリオ)
ニコラ・アモーディオ(Bs ロレンツォ)
ルチアーノ・アコチェッラ(指)イタリア国際管弦楽団
演出:デニス・クリーフ 収録:2005年8月
南イタリア、マルティーナ・フランカのイトリアの谷音楽祭での、2005年公
演のライヴの映像。ベッリーニの「カプレーティとモンテッキ」は、「ロメ
オとジュリエット」と同じ素材ですので、舞台で見るほうがずっと醍醐味が
あります。なんといっても今や世界で活躍するプリマのパトリツィア・チョ
ーフィのジュリエッタが見もの聞きもの。ロメオ役のクララ・ポリートは期
待の若手。デニス・クリーフの演出は適度にモダナイズされた舞台が美しい
もの。
なおこの上演では、クリティカル・エディションを用いており、さらに初演
直後にミラノ・スカラ座で再演された時の改訂版を採用、数箇所に相違があ
るのもマニアには興味津々でしょう。
日本制作の丁寧な日本語字幕付きで、ベッリーニのこの美しいオペラの全貌
が今、明らかになります。



<ACCENT>
ACC 24224(SACD-Hybrid) 2枚組 \3960
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)
CD1:
ブランデンブルク協奏曲第3番 ト長調 BWV1048
ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050
ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV1046
CD2:
ブランデンブルク協奏曲第4番 ト長調 BWV1049
ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 BWV1051
ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047
ラ・プティット・バンド シギスヴァルト・クイケン
録音:2009年10月19-23日ギャラクシー・スタジオ(ベルギー)
名手シギスヴァルト・クイケン率いるラ・プティット・バンドによる待望の
ブランデンブルク協奏曲新録音が発売されます。古楽の先駆者たちがオリジ
ナル楽器、ピリオド奏法で数々の録音を行っていますが、このシギスヴァル
ト・クイケン&ラ・プティット・バンドのアルバムは、それらの演奏に一石
を投じるものとなりました。
今回の目玉はヴィヴァルディの「四季」(ACC 24179)でも話題となった「肩の
チェロ」と言われるヴィオロンチェロ・ダ・スパラを用いていることです。
近年の研究でバッハも使用したと言われているこのヴィオロンチェロ・ダ・
スパラは、数年前にS.クイケンが使用して以来バロック音楽界では革命的な
影響を及ぼしました。
歴史的研究に基づきバロック時代の管弦楽曲は「1パート1人」で演奏されて
いたと考えられており、このブランデンブルク協奏曲もそのような編成を取っ
ています。そうした中でヴィオロンチェロ・ダ・スパラは低音を担う重要な
役割を果たし、再導入することにより今日こうした衝撃的な演奏を提示する
ことができるとS.クイケンは考えています。
また使用する管楽器は調整バルブがないナチュラル楽器を使用。バッハ音楽
の真髄をオリジナルの形で聴かせてくれる重要な録音です。




<audite>
クナッパーツブッシュRIAS録音 1950-1952年
AU 21405 5枚組 \6080
ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調
1950年1月28日 ティタニア・パラスト(スタジオ録音)
シューベルト:交響曲第8番 ロ短調 D.759 「未完成」
1950年1月28日 ティタニア・パラスト(スタジオ録音)
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調
1951年1月8日 イエス・キリスト教会(スタジオ録音)
ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 Op.93
1952年1月29日 イエス・キリスト教会(スタジオ録音)
J.シュトラウス:「千一夜物語」間奏曲
1952年1月29日 イエス・キリスト教会(スタジオ録音)
ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
1950年2月1日 ティタニア・パラスト(ライヴ録音)
ハイドン:交響曲第94番 ト長調 「驚愕」
1950年2月1日 ティタニア・パラスト(ライヴ録音)
チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」
1950年2月1日 ティタニア・パラスト(ライヴ録音)
J.シュトラウス:「こうもり」序曲
1950年2月1日 ティタニア・パラスト(ライヴ録音)
J.シュトラウス:ピツィカート・ポルカ
1950年2月1日 ティタニア・パラスト(ライヴ録音)
コムツァーク:バーデン娘
1950年2月1日 ティタニア・パラスト(ライヴ録音)
シューベルト:交響曲第8番 ロ短調 D.759 「未完成」
1950年1月30日 ティタニア・パラスト(ライヴ録音)
ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調
1950年1月30日 ティタニア・パラスト(ライヴ録音)
クナッパーツブッシュ(指) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
なんとauditeから、クナッパーツブッシュのRIAS録音集が登場!ハンス・ク
ナッパーツブッシュはベルリン・フィルに度々客演し、戦後もカラヤン時代
最初期の1956年までその関係が続きました。このセットには1950年から1952
年までの録音が収録されています。いずれも過去にLP、CDで発売され話題に
なったものばかりです。お得意のブルックナー、濃厚かつ豪快な味わいのベ
ートーヴェン、ユーモアに溢れたシュトラウス、ロマンティシズムたっぷり
のチャイコフスキーなど、いずれも素晴らしい名演。中でもシューベルトの
未完成交響曲は、クナッパーツブッシュの資質が曲と合致した超ド級のスケ
ールで、必聴の名演です。また数日違いのスタジオ録音とライヴ録音の二種
の録音を収録、音楽の微妙な違いを比べられるのもファンにとってはたまら
ないでしょう。
auditeはフルトヴェングラーのRIAS録音集でも、従来の音源とは明らかに次
元の異なった高音質を提供、ここでも放送局秘蔵の蔵出し音源で素晴らしい
音質を実現しています。
クナの未発表写真、当時の批評等、貴重な資料も充実しております。




<naive>
V 5235 \2280
ジプシック-サラ・ネムタヌ・デビュー
(1)モンティ(チリー・ゴンザレス編):チャールダーシュ
(2)エネスコ:ヴァイオリンソナタ第3番「ルーマニアの民俗調」
(3)サラサーテ(ヌーブルジェ編):ツィゴイネルワイゼン
(4)ラヴェル(チリー・ゴンザレス編):
ツィガーヌ/フォーレの名による子守歌/ブルース-ヴァイオリンソナタより
(5)ジョルジュ・ブーランジェ:わが祈り
サラ・ネムタヌ(Vn)、
チリー・ゴンザレス(Pf、Org、コンボ・オルガン、Drum、Perc)、
ロマン・デシャルム(Pf)(2)、ルリー・モラール(ツィンバロン)、
オレリアン・アザン・ジリンスキ(指)
アンサンブル
映画「オーケストラ!」のクライマックス・シーンでメラニー・ロラン奏で
るチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を吹替演奏したことで話題となっ
たサラ・ネムタヌ。ジェラール・プーレ門下で、フランス国立管弦楽団の奏
者も務める優等生の彼女が異色のアルバムをリリース。変態ピアニスト兼敏
腕プロデューサーとして名高いチリー・ゴンザレスのプロデュース(調教?)
により、ジプシーがらみの作品をカルメンばりの「ちょいワル姐さん」に変
身して濃厚に繰り広げます。ゴンザレスも凝った編曲を施したうえピアノ、
コンボ・オルガンやドラムスでも参加、ラヴェルの「ブルース」など本物の
ジャズ風です。
さらに名作「ツィゴイネルワイゼン」は注目の若手ピアニスト、ジャン=フ
レデリック・ヌーブルジェの編曲というのが驚き。一聴、何の曲かわからな
いツィンバロンのソロが延々続くマニアックさ。一心に弾く真面目なネムタ
ヌと不思議なギャップを生んでいます。ヨーロッパでヒット中のアルバム。

V 5230 \2280
ガイターニ
ブルガリア伝承曲;昨夜集いへ行った/おお、日の出よ/かわいいヤナよ
トルコ伝承曲;彼女は手で合図する/お前の黒髪/わが魂はうぐいすに/私
は家を建てた
ギリシャ伝承曲;小さな林檎の木/子守歌/乙女のミロローグ/おお川よ、
わが魂
トリオ・ツァーヌ(クサントゥーラ・ダコヴァノウ、サンドリーヌ・モンルザ
ン、ギュル・ハセル・トルク)(Vo)ほか
ギリシャ、トルコ、フランスの三人の女性によるヴォーカル・ユニット、
「トリオ・ツァーヌ」。ブルガリア、ギリシャ、トルコの伝承曲をピュアか
つ優しさ満点の声で絶妙に再現しています。アルファ波をタップリ含んでい
そうな響きに包まれ、癒しのひとときを味わえます。酷暑の折、一服の清涼
剤のようなアルバムです。

V 5226 \2280
ユダヤの歌-14のストーリー
ジャン=フランソワ・ジジェル:ニーグン/東方聖歌/シェマ
ラヴェル:ヘブライの歌
ブロッホ:ニーグン/祈り/哀願/ユダヤの歌/ヘブライの旋律
伝承曲:コル・ニドレ/問い/詩篇/会話/祈り/歌/カディッシュ/疑念
/踊り/ハシディムの歌/悲歌
ソニア・ヴィーダー・アサートン(Vc)、ダリア・ホヴォラ(Pf)
ジャンドロンとロストロポーヴィチの愛弟子でユニークな活動を行うヴィー
ダー・アサートンの新録音はユダヤ性に強いこだわりを示したアルバム。自
身で14のストーリーを作り、それぞれに関係した曲で表現しています。興味
深いのは、フランスでクラシックを分かりやすく面白く解説することで絶大
な人気を得ているジャン=フランソワ・ジジェルが作曲作品を提供している
こと。作曲家としても凄いことを証明しています。




<Profil>
PH 11002 \2180
ピアソラ(バルデシオ編):
ブエノスアイレスの夏/オブリビオン/リベルタンゴ/昔々/ブエノスアイ
レスの春/天使のミロンガ/天使の死/さらばパリ
バルデシオ:ウルグアイ三首/告知日/カンドムベアド練習曲
ヒナステラ:粋な娘の踊り
ホセ・フェルナンデス・バルデシオ(Guit)
ウルグアイ出身のギタリスト、ホセ・フェルナンデス・バルデシオはケルン
音大で学び様々なコンクール出場歴を持つ実力派。彼の自作およびピアソラ
名曲の編曲を集めた魅力的なアルバムで、情熱と活気にみちたソロを聴かせ
てくれます。BGMにもピッタリ。




<Supraphon>
SU 4009 \1780
対話
(1)グレゴリオ聖歌待降節第1主日のミサ
(2)ピーター・グラハム:無伴奏チェロ組曲
(3)シマンスキ:
ミゼレーレ-男声合唱、ヴィブラフォン、ハープ、4本のチェロのための
(4)ペルト:フラトレス-男声4人と2本のチェロのための
(5)マルチン・スモルカ:峡谷で-無伴奏チェロのための
イジー・バールタ(Vc)、スコラ・グレゴリアーナ・プラジェンシス
グレゴリオ聖歌と、それに対する後世のレスペクトを交互に配したアルバム。
古雅な風趣が美しいスコラ・グレゴリアーナ・プラジェンシスの歌唱のあと、
イジー・バールタが英国のグラハム(1952-)、ポーランドのシマンスキ
(1954-)、エストニアのペルト(1935-)ほかの静謐かつ不思議な音楽を奏でま
す。喜怒哀楽を超越した仙人的境地を味わえます。




<MEDICI ARTS>~Idealeaudience
30 79128(DVD-Video) \2900
スーザン・グラハム/フランス歌曲
ビゼー:4月の歌
フランク:ノクターン
サン=サーンス:死の舞踏
シャブリエ:蝉
バシュレ:いとしい夜
デュパルク:戦いに寄せて
ラヴェル:くじゃく
カプレ:カラスとキツネ
ルーセル:賢い妻の答え
ドビュッシー:わびしい会話
フォーレ:ヴォカリーズ練習曲
オネゲル:3つの歌より「小さな人魚」
ローゼンタール:イギリスのねずみ
プーランク:モンテカルロの女
アーン:クロリスに
スーザン・グラハム(メゾ・ソプラノ)
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
収録:2009年7月18日ヴェルビエ・フェスティヴァル(ライヴ)
アメリカを代表するメゾ・ソプラノ、スーザン・グラハムが2009年スイスの
ヴェルビエ音楽祭に登場した時の映像。得意のフランス歌曲を瑞々しい美声
で聴かせます。まるで彼女の母国語のような滑らかで、微妙なニュアンスも
見事に表現するグラハムのフランス歌曲には定評があります。
このプログラムはフランス歌曲の「いいとこどり」。高いドラマ性を持つ
「プーランク:モンテカルロの女」、皮肉の効いた「ラヴェル:くじゃく」、
若々しい生気に満ちた「ビゼー:4月の歌」、凛とした美感を湛えた「フォー
レ:ヴォカリーズ練習曲」。などフランス歌曲の魅力をあますことなく伝える
歌唱です。またマルコム・マルティヌーとの絶妙なコンビネーションもグラ
ハムの美しい歌唱を支えています。




<MEDICI ARTS>~Euro Arts
20 72544(Blu-ray) \4250
字幕:伊英独仏西日
日本語字幕つき
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」(ウィーン版)
クリストファー・マルトマン(Br ドン・ジョヴァンニ)
アーウィン・シュロット(Bs レポレッロ)
アンネッテ・ダッシュ(S ドンナ・アンナ)
マシュー・ポレンザーニ(T ドン・オッターヴィオ)
ドロテア・レッシュマン(S ドンナ・エルヴィーラ)
エカテリーナ・シューリナ(S ゼルリーナ)
アレックス・エスポジト(Br マゼット)
アナトーリ・コチェルガ(Bs 騎士長)
ベルトラン・ド・ビリー(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,ウィン国立歌劇場合唱団
演出:クラウス・グート
装置,衣装:クリスティアン・シュミット
ほか
収録:2008年7,8月,ザルツブルク音楽祭
クラウス・グートによるザルツブルク音楽祭でのダ・ポンテ三部作の第2弾と
なった「ドン・ジョヴァンニ」、Blu-Rayでも発売です。

20 72534(Blu-ray) \4250
字幕:伊英独仏西日
日本語字幕つき
モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」
ミア・パーション(S フィオルディリージ)
イザベル・レナード(Ms ドラベッラ)
トピ・レーティプー(T フェランド)
フローリアン・ベッシュ(Br グリエルモ)
ボー・スコウフス(Br ドン・アルフォンソ)
パトリシア・プティボン(S デスピーナ)
アダム・フィッシャー(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,ウィン国立歌劇場合唱団
演出:クラウス・グート
装置:クリスティアン・シュミット
衣装:アンナ・ゾフィー・トゥマ
収録:2009年7,8月,ザルツブルク音楽祭
880242 725349
★クラウス・グートによるザルツブルク音楽祭でのダ・ポンテ三部作、完結
編の「コジ・ファン・トゥッテ」もBlu-Rayで発売です。




<MEDICI ARTS> Idealeaudience
30 79238(DVD-Video) \2900
J.S.バッハ:パルティータ第4番ニ長調BWV828
シューマン:子供の情景Op.15
ベートーヴェン:
ディアベッリ変奏曲Op.120、6つのバガテルより第5番Op.126-5
スティーヴン・コヴァセヴィッチ(P)
収録:2009年7月28日ヴェルビエ・フェスティヴァル(ライヴ)
巨匠ピアニスト、スティーヴン・コヴァセヴィッチ。2009年ヴェルビエ音楽
祭でのリサイタル映像が発売されます。現代最高のベートーヴェン弾きと言
われているコヴァセヴィッチ。「ディアベッリ変奏曲」は2度録音している
特別な作品です。ベートーヴェンの編曲技法の集大成とも言えるこの作品は、
ディアベッリの主題をもとにした33の変奏曲からなる長大な曲。コヴァセヴィ
ッチは緊張感ある演奏で、一音一音丁寧に描き、変奏ごとの明晰な解釈は曲
の長さを感じさせないものとなっています。「子供の情景」では力強さと優
しさに満ちた温かい演奏を聴かせてくれます。音の立った硬質な音でバッハ
の音楽の美しさを響かせるパルティータ第4番。コヴァセヴィッチの本領を
発揮した自然な音楽を堪能できます。




<ORFEO>
=ORFEO D'OR=ザルツブルク音楽祭ドキュメント
ORFEOR 822101 \2080
モノラル
「マイナルディ&ゼッキ / ザルツブルク・リサイタル1959」
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102-1
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38
シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調D.821
エンリコ・マイナルディ(Vc)
カルロ・ゼッキ(P)
録音:1959年8月13日ザルツブルク・モーツァルテウム(モノラル・ライヴ)
同じイタリア出身で、ミラノに生まれたマイナルディ(1897-1976)と、ローマ
生まれのゼッキ(1903-1984)といえば、いまなお熱心なコレクターのあいだで
とりわけ人気の高い顔合わせ。このふたりが1959年にザルツブルク音楽祭で
おこなったリサイタルの模様が、完全初出の正規音源より復刻されます。
ここに収められたすべてのプログラムについてマイナルディには別演奏が存
在しますが、ベートーヴェンのソナタは、ゼッキとともに1955年から1957年
にかけてセッション録音で全集を完成させており(第4番は1957年)、このたび
で2種目。
ブラームスも1952年頃に同じくゼッキとモノラル・セッション録音しており、
さらにシューベルトは1950年のグイド・アルベルト・ボルチアーニとのモノ
ラル・セッション録音が知られており、やはりそれぞれ2種目となります。
「わたしの信条と目標は、音楽に奉仕することであって、自分自身を見せる
ために音楽を利用することではありません。」と綴っていたマイナルディ。
演奏当時マイナルディは62歳。円熟期を迎えていた巨匠が奏でる内容に、言
葉の重みがまざまざと実感される瞬間の連続で、そのひたむきな音楽にどな
たも心をうたれるにちがいありません。

ORFEOR 824102 2枚組(1枚価格) \2080
モノラル
「ゲザ・アンダ / ショパン・リサイタル」
ショパン:
24の前奏曲Op.28
12の練習曲Op.10
12の練習曲Op.25
ゲザ・アンダ(P)
録音:1965年7月27日ザルツブルク、モーツァルテウム(ライヴ・モノラル)
ハンガリー出身のヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ゲザ・アンダは、1950年
代中頃からモーツァルテウムでも教鞭を取り始めたこともあり、ザルツブル
ク音楽祭の常連でした。過去にORFEOからは1956年に行われたシューマン・
プログラム(ORFEOR.295921)、1972年の演奏でシューマンにJ.S.バッハ、ラ
ヴェル、ショパンを収めたアルバム(ORFEOR.742071)などがリリースされて
いますが、折しも2010年のアニヴァーサリーに合わせて、アンダが1965年に
行ったショパン・リサイタルが登場します。
ここではまず、アンダ唯一の全曲演奏として知られる作品10のエチュードが、
ようやく正規初CD化される点に注目。
つづいて、エチュード作品25全曲は、アンダによるショパン演奏のなかでも
もっとも録音点数が多く、順に、1955年5月ルートヴィヒスブルクでのモノ
ラル・ライヴ録音、1955年7月ケルンでのモノラル・放送用セッション録音
(AU23409)、1956年ロンドンでのHMVへのモノラル・セッション録音、1960年
ザルツブルクでのモノラル・ライヴ録音、1965年9月アスコーナでのステレオ
・ライヴ録音に続いて、このたびで5番目にして6種目となります。
アンダによる前奏曲集全曲は、このたびで3種目。ほかに1957年ケルンでの
モノラル・放送用セッション録音、1959年ベルリンでのドイチュ・グラモフォ
ンへのモノラル&ステレオ・セッション録音が知られています。
得意のシューマンと同様に、激情渦巻くアンダによるショパン演奏。初出音
源による得意のエチュード作品25も興味深いところですが、エチュード作品
10と前奏曲も長らく入手難となっていた内容だけに、このたびのリリースは
広く歓迎されるものとおもわれます。




<Mariinsky>
MAR 0507(SACD-Hybrid) \1850
ショスタコーヴィチ:
(1)交響曲第11番「1905年」Op.103
(2)同第2番「十月革命に捧げる」Op.14
ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場管、同合唱団
[2009年2月14-16、18-20日(1)、2月4-6日2(2)
/マリインスキー・コンサート・ホール]
待望のゲルギエフ&マリインスキー管によるショスタコーヴィチの交響曲新
シリーズ、第2弾はロシア革命がらみの2篇、最初期1927年作の第2番「十月革
命に捧げる」と円熟期1957年作の第11番「1905年」。
第2番は当時バリバリの新進だったショスタコーヴィチのもっとも尖った作品
のひとつ。混声合唱を含む大編成、混沌としたクラスターで始まり、27声部
の「ウルトラ対位法」という超複雑な技法を凝らした後、サイレンが高らか
に鳴り響き合唱が始まり、聴き手があっけにとられている間に終わります。
錯綜した音の綾と強烈な音響ゆえ、指揮者の統率力と高水準の録音が要求さ
れますが、さすがゲルギエフ。驚くほど明快かつ若きショスタコーヴィチの
恐ろしいエネルギーを最大限に再現。SACDの効果も鳥肌が立ちます。
一方第11番「1905年」は演奏時間1時間を要する大曲。ロシア革命前夜を描い
た映画的音楽で、ショスタコーヴィチの驚くべき描写力が発揮されています。
「血の日曜日」の民衆虐殺の場面をはじめ、全体に指揮者の能力が試される
難曲。ゲルギエフは2004年にPMFのオーケストラとこの曲を披露し、聴衆に
大きな感動を与えたことが語り草になっているので、マリインスキー管との
セッション録音、期待できないはずがございません。





<Clearaudio>
新規レーベルのご案内
クリアオーディオはドイツ・エルランゲンにあるエレクトリック・カンパニ
ー。工学修士のピーター・スッチー氏によって1978年に設立。主にアナログ
プレーヤー・ブランドとして定着しています。設計者でもあるピーター・スッ
チー氏は最高の音質、美しいフォルムのプレーヤーの数々を世に送り出して
きました。またクリアオーディオはクラシック、ジャズ、ロック、ポップス
と幅広いジャンルの良質なソフトをリリースしています。良い音を楽しむに
は良い音楽ソフトが欠かせません。今回はピーター・スッチー氏の友人であ
る名ピアニスト、ゲルハルト・オピッツのCDを3タイトルご紹介致します。
ドビュッシー、ショパンなど普段のレパートリーとは一味違うオピッツの演
奏が楽しめます。

CLEARCD 43043 \2080
ドビュッシー:前奏曲第1集
1.デルフィの舞姫 2.ヴェール 3.野を渡る風 
4.夕べの大気に漂う音と香り 5.アナカプリの丘 6.雪の上の足跡 
7.西風の見たもの 8.亜麻色の髪の乙女 9.とだえたセレナード 
10.沈める寺 11.パックの踊り 12.ミンストレル
ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)
録音:2006年10月17、18日ノイマルクト、ドイツ
ドビュッシーの個性が発揮された名曲が揃っている前奏曲第1集。特有の和声
進行や響きはフランス的な詩情やエスプリを感じさせます。現代ドイツを代
表するオピッツとドビュッシーの組み合わせは意外ですが、しっかりとした
響きと軽やかなタッチで、絶妙な明るい色彩感に富んだ演奏を聴かせてくれ
ます。

CLEARCD 43050 \2080
ロマンティック舞曲集
ショパン:
ワルツ第5番 変イ長調 Op.42、ワルツOp64-1「小犬のワルツ」、
ワルツ第7番Op64-2
マズルカ第36番イ短調Op59-1、マズルカ第37番変イ長調Op59-2、
マズルカ第38番嬰ヘ短調Op59-3
リスト:忘れられたワルツ第1番
スメタナ:ポルカ ト短調Op8-2
ドビュッシー:ワルツ・ロマンティック、レントより遅く
ドヴォルザーク:
ワルツ イ長調Op54-1、ワルツ イ短調Op54-2、ワルツ 変ニ長調Op54-4
ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)
録音:2008年9月2-4日ノイマルクト、ドイツ
ショパンのワルツをはじめとした、舞曲を集めたアルバム。明るく華やいだ
印象を与えるショパンのワルツ。豊かな旋律と魅力的な情感に溢れたドヴォ
ルザークのワルツ。オピッツは音色や様々な音の出し方が多彩で美しく、本
物の音楽の素晴らしさ、楽しさを上手く表現しています。

CLEARCD 43053 \2080
ロマンティック・インプレショッション
ドビュッシー:アラベスク第1番、アラベスク第2番、バラード
マルトゥッチ:ノットゥルノ(夜想曲)
チャイコフスキー:炉ばたで
シューベルト/リスト:ヴィエンナーの夜会第6&7番
スメタナ:ポルカ イ長調
ドヴォルザーク:フモレスケ
ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)
録音:2009年10月14日ノイマルクト、ドイツ
スマートで上品なオピッツの演奏で聴く美しいピアノ小品を集めた1枚。
ドビュッシーの「2つのアラベスク」は、清々しい空気のような潔い演奏。
また、マルトゥッチはオピッツが積極的に演奏しているイタリアの作曲家。
「ノットゥルノ」は叙情的でどこかノスタルジック。オピッツの優しく透明
感のある演奏は、美しさを感じさせるアンニュイな雰囲気を漂わせています。

<KLASSIC CAT>
KC 1003 \2080
ジュアン・クメリャス(1913-2000):パリのソナタ
パリのソナタ集第1巻(1952-1955)
パリのソナタ集第2巻(4曲;1952-1955)
歌曲集(6曲)(*)
風の旅人になれたら/修道院の桜の木/すみれの花束はいかが
歌/歌/朝に私は目覚めた
カタルーニャ抒情詩集 Op.14(1951-1954)(*)
海賊の歌/王と王妃は散歩に出かけた/角出せ、かたつむり
あなたは通れない/ナイチンゲール/子守りの少女の歌
パン一本がいくらになるか/粘土製の天蓋/町の日没
アレニス・デ・マルの黒人の男
イネス・ムラレダ(メゾソプラノ(*))
マック・マクルーア(ピアノ)
カタルーニャの民族主義的作曲家ジュアン・クメリャスのピアノ曲とピアノ
伴奏歌曲。ピアニストのマック・マクルーアはこのレーベルのアーティスティ
ック・ディレクターでもあります。

KC 1004 \2080
ジュアキム・カサド(1867-1926):一粒の涙に…
一粒の涙のために(*)/ゼルカ・タンゴ/音楽の小箱(*)
ゾライダ(オリエントの歌)(*)/いつでも
鳥たちの春への別れ(カタルーニャのアルボラダ[朝の歌]
月々の歌(全12曲)(*)/ガヴォット/一粒の涙に
マルタ・マテウ(ソプラノ(*))
マック・マクルーア(ピアノ)
名チェリスト、ガスパル・カサド(1897-1966)の父で、同い年のグラナドス
(1867-1916)の親友でもあった作曲家ジュアキム・カサドのピアノ曲とピアノ
伴奏歌曲。




<PICCOLO>
PC 215 \2080
星野雅司:ギター作品集
海の色彩/蛍/虹/暁の光/郷愁/日本寺院ファンタジー/ある秋の日
回想/谷間の小川/哀愁のルンバ/法隆寺の謎/イ短調プレリュード
エチュード第三番(サブタイトル:懐かしい思い出)
星野雅司(ギター)
録音:マドリード、スタジオ・プレクトラム
星野雅司は東京の浅草に生まれ、大学時代(工学部)にギターに出会い独学後、
ギタリスト・哲学者の高嶺巌に師事、その後スペインに渡りマドリード王立
高等音楽院教授ホルヘ・アリサ(レヒノ・サインス・デ・ラ・マサの高弟)宅
にて3年以上個人レッスンを受けました。以来スペインに在住しギタリスト・
作曲家として活動しています。外装・ブックレットに日本語の曲目表記があ
りますが、解説はスペイン語と英語のみとなっています。




<SUPEROPERA.COM>
AC 01 \2250
ラフマニノフ(1873-1943):
パガニーニの主題による変奏曲 より 第18変奏(アルベルト・コボ編曲)
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36(初版;1913)
ストラヴィンスキー(1882-1971):ピアノ・ソナタ嬰ヘ短調(1903-1904)
アルベルト・コボ(ピアノ)
録音:2009年10月2日、マドリード、ラ・コルニャ通り、Hazen's building
ピアニスト、レコーディング・プロデューサー、楽譜校訂者、音楽著作家等、
幅広い分野で活躍するスペインの音楽家アルベルト・コボの自主制作CD。「ロ
シアのポスト・ロマンティシズムとピアノ 失われた2つの偉大なピアノ・ソ
ナタ」という仰々しいアルバム・タイトルが付けられています。




<TANIDOS>
SRD 387 \2080
アンヘレス・ロペス・アルティガ(1939-):ピアノ伴奏歌曲集
オマージュ[Homenajes]; Los mismos ojos / Enigma / Primavera siempre
悲しい歌[Canciones tristes]; Calladita / Lagrima
「牝狼」との3つの時とエピローグ[Tres momentos con "Loba" y un epilogo]
Lo fugitivo permanece y dura / Tu, planetaria
Los yertos moradores de la ausencia / Una postal de nieve
3つの歌; Traslucida / Toma / Dame
毎日新しい太陽[Sol nuevo cada dia]; Tus blancas melodias / Vision
二つは一つ[Dos igual a uno]
印象(J・トゥリーナへのオマージュ)[Impresiones(Homenaje a J. Turina)]
Memento / Torreperogil
2つの愛の時[Dos tiempos de amor]
Varios efectos de amor / Para desconocer la primavera
2つの子守歌[Dos nanas]; Hazme una cuna / Al meu chiquet
アンヘレス・ロペス・アルティガ(ソプラノ)
ホセ・マドリード(ピアノ)
録音:2009年2月2、4、6日、バレンシア、S.G.A.E.、演劇ホール
アンヘレス・ロペス・アルティガはバレンシア生まれのソプラノ歌手・ピアニ
スト・作曲家。

SRD 388 \2080
ショパン&シューマン生誕200年
ショパン(1810-1849):
24の前奏曲 Op.28 から(*)
第1番ハ長調/第2番イ長調/第3番ト長調/第15番変ニ長調
第16番変ロ長調/第17番変イ長調/第24番ニ短調
マズルカ嬰ハ短調 Op.30 No.4
カロル・クルピンスキ(1785-1857):ポロネーズ ト長調(+)
オスカル・コルベルク(1814-1890):マズルカ変ホ長調(+)
ユゼフ・ノヴァコフスキ(1800-1865):
練習曲「ショパンの記念に」Op.25 No.2(+)
マルティン・サンチェス・アリュ(1823-1858):
セイレーンの歌(+)/つる草(+)
マルシアル・デ・アダリド(1826-1881):
奇想ワルツ(+)/幻想即興曲「ショパンの記念に」(+)
シューマン(1810-1856):
幻想小曲集 Op.73(#)/民謡風の5つの小品 Op.102(#)
エドヴァルト・ヴォラニン(ピアノ(*))
アントニオ・バシエロ(ピアノ(+))
パブロ・デ・ナベラン(チェロ(#))
アレクサンドル・カンデラキ(ピアノ(#))
録音:1999年10月、2000年1月、ビドゴシュチ(ポーランド)、
ポモジェ・フィルハーモニー、コンサートホール(*)
1999年、ワルシャワ、セルバンテス学院、ライヴ(+)
2010年、バリャドリド、スペイン貯蓄銀行演劇ホール(#)
音源提供:Dux(*)/ポーランド放送(+)




<B VOCAL>
ERCD 09040 \2250
Vocalitessen
September(Earth Wind & Fire)/ Devoarame otra vez(Eddie Santiago)
Hoy regreso a ti(Carlos Marco)(*)/ Feel(Robbie Williams)
No puedo mas(Carlos Marco)(*)/ Just a Gigolo(Irving Caesar)
Corazones sin dueno(Augusto Gonzalez)(*)
A todo ritmo(Augusto Gonzalez)(*)
Laura no esta(Nek)/ Careless whisper(George Michael)
Hound dog(Leiber / Stoller)/ A puro dolor(Song by four)
Antes que ver el sol(Coti)/ Otro diaa maas sin verte(Jon Secada)
Acordes - Hablame de ti(Pecos)(+)/(Fa)la, la, la(Arcusa / de la
Calva)(+)
Oh happy day(Espiritual popularl)(+)
Rap de b vocal(Alberto Marco / Augusto Gonzalez)(*)
b vocal
録音:サラゴサ(スペイン)、スタジオ・ローマ/不詳、ライヴ(+)
スペインのア・カペラ・グループ、b vocalの最新アルバム。メンバーは5人
になっています。(*)はメンバーの作曲によるオリジナル・ナンバー。

ERCD 00090 \2250
【未案内旧譜】
REbISIONES a capelle
Dancing queen(Abba)/ Me cuesta tanto olvidarte(Mecano)
Burbujas de amor(Juan Luis Guerra)/ When I'm sixty four(The Beatles)
Does anybody out there even care?(Lenny Kravitz)
Chili con carne(The Real Group)/ That lonesome road(James Taylor)
Dulce noche(Pat Balard)/ Blackbird(The Beatles)
Fat bottomed girls - Love of my life(Queen)
Ando como hormiguita(Silvio Rodriguez)
A traves del universo [Across thr universe](The Beatles)
Raindrops keep falling on my head(Burt Bacharach)
Rain(The Beatles)/ Un tipo genial(Freddie Mercury)
Seis voces(Leo Mathisen)
b vocal
録音:2000年8-11月、サラゴサ(スペイン)、スタジオ・ローマ
b vocalのファースト・アルバム。メンバーは6名。「アクロス・ザ・ユニヴァ
ース」はスペイン語に訳して歌われています。

ERCD 05050 \2250
【未案内旧譜】
Sei voces... nada mas?
A Dios le pido(Juanes)/ Color Esperanza(Diego Torres)
Te tengo aqui(Marc Anthony)/ Mediterraneo(J. M. Serrat)
I want it that way(Back Street Boys)/ Carolina(M-Clan)
What can I do(The Corrs)/ Mucho mejor(Los Rodriguez)
Sabor de amor(Danza invisible)/ Clavado en un bar(Mana)
Hoocked on a feeling(B. J. Thomas)/ Your song(Elton John)(*)
Si tu me dices ven(Los Panchos)(+)
Love is all around(Wet Wet Wet)(#)
More than words(Extreme)(**)
Dracula(Carlos Marco / Augusto Gonzalez)[ボーナス]
b vocal
録音:2005年、サラゴサ(スペイン)、スタジオ・ローマ(無印)
2004年1月21日、レオン(スペイン)、市立ホール、ライヴ(*)
2004年11月18日、コルドバ(スペイン)、プリンシパル劇場、ライヴ(+)
2005年2月1日、ハエン(スペイン)、ダリメリア劇場、ライヴ(#)
2005年2月22日、ブルゴス(スペイン)、クルニア劇場、ライヴ(**)
b vocalの結成10周年、コンサート1,000回を記念して制作されたセカンド・
アルバム。タイトルは「6つの声…それで全部?他には?」という意味。スペ
イン語のポピュラー・ナンバーを中心とした選曲です。




<PNEUMA>
PN-1210 2枚組 \3150
シルヤブの子供たち 第10回テトゥアン国際アラブ・リュート・フェスティ
ヴァル
録音:2008年、テトゥアン(モロッコ)、ライヴ
エドゥアルド・パニアグアのプロデュースとレコーディングによるライヴ盤。
各トラックに曲名表示が無く、おそらくアラブ音楽のパターンに基づいた即興
に近い演奏と思われます。シルヤブ(789頃-857)は吟遊詩人の祖とも称えられ
るペルシア人あるいはクルド人の音楽家(マルチタレントの芸術家で学者でも
ありました)で、ヨーロッパにリュートをもたらした人物であるとも言われて
います。

PN-1200 \1050
中世スペインの三文化における女性の声
マリア・ルス・アルバレス、ハミラ・ガルミ、ジュディス・R・コーエン、
エルミネ・ウゲネル、アイグン・バイラル、パウラ・ベガ、
アウアティフ・ブアウ、アウロラ・モレノ、アグネス・ボル、
サミラ・カディリ、ベゴニャ・オラビデ、グロリア・レルゴ(歌) 他
ネウマ・レーベルの既発売音源から女性ヴォーカル・ナンバーを特集したコン
ピレーション盤。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の三文化が混在した中世
スペインの雰囲気を楽しめます。




<SVETLANOV FOUNDATION>
SVET 78-82/22 5枚組 \5180
チャイコフスキー(1840-1893):
バレエ「白鳥の湖」Op.20(*)
バレエ「くるみ割り人形」Op.71
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1988年、モスクワ(*)

SVET 83-88/22 6枚組 \5950
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):オペラ「雪娘」(*)
チャイコフスキー(1840-1893):バレエ「眠れる森の美女」Op.66(+)
イヴァン・コズロフスキー(テノール:ベレンディ皇帝)
ヴェロニカ・ボリセンコ(メゾソプラノ:春の精)
アレクセイ・クリフチェニア(バス:氷の精)
ヴェーラ・フィルソワ(ソプラノ:雪娘)
ラリーサ・アフデーエワ(アルト:レル)
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ:クーパワ)
Y・ガルキン(バリトン:ミスギール) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団(*)
ソヴィエト国立交響楽団(+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1957年(*)、1980年(+)、モスクワ




<LA MA DE GUIDO>
LMG 2095 2枚組(1枚価格) \2080
J・S・バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲(全曲)
第1番ト長調 BWV1007(+)/第2番ニ短調 BWV1008(*)
第3番ハ長調 BWV1009(*)/第4番変ホ長調 BWV1010(#)
第5番ハ短調 BWV1011(#)/第6番ニ長調 BWV1012(+)
カタルーニャ民謡:鳥の歌
パブロ・カザルス[パウ・カザルス](チェロ)
録音:1936年(*)/1938年(+)/1939年(#) リマスタリング:2009年
カザルスと交友のあった作曲家、プロデューサー、録音エンジニアで当レーベ
ルの主宰でもあるリョレンス・バルザクによる新リマスタリング。
2枚組で1枚分の価格。

LMG 4008 \2080
ジョルジェ・ペイシニョ(1940-1995):室内楽作品集
Remake(フルート、チェロ、ハープとピアノのための;1985)(*)
Deux Pieces Meublees(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、
チェロとハープのための;1988)(*)
Coraccao Habitado(メゾソプラノ、フルート、チェロとピアノのための;1966)(+)
Welkom(ヴァイオリンとヴィオラのための;1972)
Floreal(フルート、バスクラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、ハープと
チェレスタのための;1992)(#)
ハープと器楽アンサンブルのための協奏曲
(ハープ独奏、フルート/ピッコロ、クラリネット、ホルン、ヴァイオリン、
ヴィオラ、チェロ、ピアノと打楽器のための;1995)(+)
リスボン現代音楽グループ
クリストファー・ボックマン(指揮(*))
ジョアン・パウロ・サントス(指揮(+))
ジャン=セバスティアン・ベロー(指揮(#))
録音:2009年11月-2010年1月、リスボン国立音楽院、サロン・ノブレ
ジョルジェ・ペイシニョはリスボン近郊のモンティージョに生まれ、ノーノ、
ブーレーズ、シュトックハウゼンらに師事。20世紀後半のポルトガルにおける
最も重要な作曲家の一人です。



<ALQHAI & ALQHAI>
ALQHAI 002 \2080
天国と地獄のヴィオル
マラン・マレ(1665-1728):
ヴィオル曲集第4巻「異国趣味の組曲」(1717)から
タタール人の行進/アルマンド「尊大」/アラベスク/夢想/旋風
ヴィオル曲集第3巻(1711)から 荘重なサラバンド
ヴィオル曲集第5巻(1725)から ペルシア人の行進「サヴィニー」
アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745):
ヴィオル曲集(1747) 組曲第5番 から
ラモー/ギニョン/レオン、サラバンド/モンティニ/ジュピター
マラン・マレ:ヴィオール曲集第1巻(1686)から シャコンヌ
アッカデーミア・デル・ピアチェーレ
ファーミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ、ディレクター)
ラミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミゲル・リンコン(テオルボ、バロックギター)
録音:2009年1月、セビリャ(スペイン)、スタジオ・スプートニク
セビリャ生まれのヴィオル奏者、ファーミとラミのアルクアイ兄弟が自ら創設
したレーベル「ALQHAI & ALQHAI」からリリースする第2弾は、「天使のマレ、
悪魔のフォルクレ」と称されたフランス・バロックの二大ヴィオル(ヴィオラ
・ダ・ガンバ)奏者の作品集。演奏はまさにアルクアイ兄弟の超絶技巧が炸裂、
まるでマレとフォルクレの音楽が薄暗いフランスの宮廷からアンダルシアの灼
熱の太陽の下に引きずり出すかのよう。スマートさを志向せずザックザックと
切り刻むように弾き進むその気迫に唖然とさせられます。「凄いガンバを聴い
てしまった」・・・そんな感想間違いなしの驚くべきアルバムです。
外装・本体の規格番号表記「Alqhai&Alqhai002」が長すぎるため、
「ALQHAI 002」として管理いたします。


ALQHAI 001 \2080
【旧譜再案内】
エロスの涙 イタリア初期バロック音楽
ベネデット・フェラーリ(1597-1681):Amanti io vi so dire
サロモーネ・ロッシ(1570頃-1630):トルディリョーネのアリアによるソナタ
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
喜べ、おお、森よ、おお、風よ[Gioite o selve, o venti]
ステファノ・ランディ(1590-1639):Damigella tutta bella
ルカ・マレンツィオ(1553?-1599?):
アモールは真珠の涙をこぼし[Liquide perle Amor]
ビセンテ・パリリャ:
アモールは真珠の涙をこぼし(ルカ・マンレンツィオのマドリガーレによる)
フランチェスコ・マリア・バッサーニ:Tocata per B quadro
リッカルド・ロニョーノ(1555頃-1620):
Ancor che c'ol partire(チプリアーノ・デ・ローレのマドリガーレによる)
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ(1594年頃活躍):
Io son ferito ahi lasso
サロモーネ・ロッシ:シンフォニア・グラーヴェ
ジローラモ・フレスコバルディ:
大いなる十字架の下に[A pie della gran Croce]
サロモーネ・ロッシ:ソナタ第5番
ビアージョ・マリーニ(1597頃-1665):Novello Cupido
チャッコーナ(シャコンヌ)による即興
アッカデーミア・デル・ピアチェーレ
マリビ・ブラスコ(ソプラノ) フアン・サンチョ(テノール)
ビセンテ・パリリャ(リコーダー)
ラミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス、ヴィオリーノ・ダ・ガンバ)
イレネ・ゴメス(ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス) 
フアン・ラモン・ララ(ヴィオローネ)
ラムセス・プエンテ(ヴァイオリン) バルバラ・セラ(ファゴット)
ミゲル・リンコン(テオルボ、バロックギター)
エンリケ・ソリニス(アーチリュート、バロックギター)
アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ) アルバロ・ガリド(打楽器)
ファーミ・アルクアイ
(ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス、ヴィオリーノ・ダ・ガンバ、ディレクター)
録音:2006年9月1-5日、セビリャ(スペイン)、平和の聖母マリア教会





<SEDEM>
CD 23(DCD 267) \2250
スペイン・ロマン派ピアノ音楽の巨匠たち
ペドロ・ペレス・アルベニス(1795-1855):
Il Edu Garaitú(古いバスクの主題によるピアノのための華麗な幻想曲)
ペドロ・ティントレル(1814-1891):劇的幻想曲 Op.6
フアン・マリア・ゲルベンス(1819-1886):マミタ(ハバネラ)
マルティン・サンチェス・アリュ(1823-1858):モーロ人のため息/巡礼者
マルシアル・デル・アダリド(1826-1881):ワルツ即興曲
アドルフォ・デ・ケサダ(1830-1880):葬送行進曲
ダマソ・サバルサ(1835-1894):田園風景 から
スペインの祭,籠の中に,薄暗い木立ち,田園の朝,慎み深い農民
ビセンテ・スロン(1871-1915):演奏会用アレグロ
ミゲル・アンヘル・カストロ(ピアノ)
録音:2009年7月25-26日、サンタ・クルス・デ・テネリフェ、
カナリア諸島高等音楽院ホール
サルスエラばかりに注目が集まるスペイン・ロマン派音楽ですが、ピアノ音楽
もショパンやリストらの影響を受けながら発展を遂げていました。これは聴く
機会の少ない19世紀スペインのコンポーザー=ピアニストたちの作品を概観か
つ堪能できるアルバムです。ミゲル・アンヘル・カストロはサンタ・クルス・
デ・テネリフェに生まれ、ホアキン・ソリアノ(マドリード高等音楽院)、セル
ゲイ・ドレンスキー(モスクワ・チャイコフスキー音楽院)等に師事したスペイ
ンのピアニスト。




<NIREO>
NIRE 80(仮番号)番号決定 NIREO 2010-1/31 31枚組 \17950
ティート・スキーパ(1889-1965) 録音全集成
詳細未定
ティート・スキーパ(テノール)
様々な共演者
録音:1913-1964年
イタリアの偉大なテノール、ティート・スキーパ(1889-1965)が残した録音を
集められるかぎり集めたボックス・セット。合衆国テキサス在住のリチャード
・カントレル神父が50年をかけて蒐集したコレクションの存在をティート・ス
キーパ・ジュニアが知ったのがこの企画のきっかけ。ピアニスト・作曲家のフ
ランチェスコ・リベッタらの尽力とスキーパの出身地レッチェの各機関の援助
により、「カントレル・アーカイヴ」を基にしたこの全集成が完成しました。
商業録音の他、映画、放送番組での出演場面、インタビュー、別テイクまで収
録しています。
NIREOレーベルはフランチェスコ・リベッタが2002年に創設したレーベル。他
のアイテムも順次ご紹介の予定です。




<Alto>
ALC 1088 \880
ベスト・オブ・ギルバート&サリヴァン・ヴィンテージ
アーサー・サリヴァン(1842-1900)/ウィリアム・S・ギルバート(1836-1911)
台本:
「軍艦ピナフォア」、「アイオランシ」、「ミカド」、「ラディゴア」、
「ゴンドラの舟人」、「ペンザンスの海賊たち」、「護衛兵」から
エラ・ハルマン、レスリー・ランズ、マーティン・グリーン、
ミュリエル・ハーディング、リチャード・ウォーカー、
フィッシャー・モーガン、レナード・オズボーン、
エリック・ソーントン、マーガレット・ミッチェル、
ジョアン・ギリンガム、リチャード・ワトソン、ダレル・ファンコート、
アン・ドラモンド=グラント、アラン・スティラー、ヘンリー・グッディア、
イヴォン・ディーン、ドナルド・ハリス(歌)
ドイリー・カート・オペラ・カンパニー
イシドア・ゴドフリー(指揮)
録音:1949-1951年、AAD 原盤:Decca

ALC 1095 \880
英国のグリー&マドリガル集
[マドリガル](*)
トマス・ウィールクス(1576-1623):Hark All Ye Lovely Saints
ウィリアム・バード(1540?-1623):Though Amaryllis Dance
トマス・モーリー(1557-1602):Fyer, Fyer
トマス・ヴォーター(活躍:1600頃-1620頃):Sweet Suffolk Owl
トマス・モーリー:April Is in My Mistress' Face
トマス・トムキンズ(1572-1656):Music Divine
マイケル・カヴェンディッシュ(1565頃-1628):Come, Gentle Swains
トマス・モーリー:My Bonny Lass She Smileth
オーランド・ギボンズ(1583-1625):Ah, Dear Heart
トマス・ウィールクス:Thus Sings My Dearest Jewel
ロバート・ラムジー(1595頃-1644頃):Sleep, Fleshly Birth
オーランド・ギボンズ:O That The Learned Poets
[グリー](+)
ヘンリー・ビショップ(1786-1855):Foresters Sound the Cheerful Horn
ベンジャミン・クック(1734-1793):Epitaph on a Dormouse
トマス・クック(1782-1848):Strike the Lyre
J・フレデリック・ブリッジ(1844-1924):The Goslings / Two Snails
ウィリアム・ビール(1784-1854):Come Let Us Join the Roundelay
ウィリアム・パクストン(1737-1781):Breathe Soft, Ye Winds
ジョゼフ・バーンビー(1838-1896):Sweet and Low
ロバート・ルーカス・デ・ピアソル(1795-1856):
There Is a Paradise on Earth / Who Will O'er the Downs So Free
Waters Of Elle
ジョゼフ・バーンビー:The Kiss
ジョージ・トマス・スマート(1776-1867):The Squirrel
エドワード・エルガー(1857-1934):As Torrents in Summer
アーサー・サリヴァン(1842-1900):The Long Day Closes
プロ・カンツィオーネ・アンティクア
フィリップ・レッジャー(指揮(*))
マーク・ブラウン(指揮(+))
録音:1979年、ADD(*)/1986年、DDD(+)
ライセンサー:Oxford University Press(*)/Pro Cantione Antiqua(+)
前出:Oxford University Press(*)/Conifer(+)

ALC 1100 \880
真珠採りの二重唱 ヴェリー・ベスト・オブ・ユッシ・ビョルリング
オペラ・アリア&二重唱曲、他
ビゼー(1838-1875):「真珠採り」から 聖なる神殿の奥深く 〔1951〕(*/+)
プッチーニ(1858-1924):
「トスカ」から 妙なる調和,星は光りぬ 〔1957〕(++)
「トゥーランドット」から 泣くな、リュー,誰も寝てはならぬ 〔1960〕(++)
ビゼー:「カルメン」から お前が投げたこの花は 〔1938〕(*/**)
マスネ(1842-1912):
「マノン」から ああ!消え去れ、優しい面影よ 〔1945〕(**)
グノー(1818-1893):
「ロミオとジュリエット」から ああ、太陽よ、昇れ 〔1946〕(**)
マイアベーア(1791-1864):
「アフリカの女」から おお、楽園よ! 〔1937〕(**)
ヴェルディ(1813-1901):
「アイーダ」から 清きアイーダ 〔1951〕(+)
「運命の力」から 最後の頼みだ 〔1951〕(*/+)
「オテッロ」から 私は大空に誓う 〔1951〕(*/+)
ポンキエッリ(1834-1886):「ジョコンダ」から 空と海 〔1951〕(+)
プッチーニ:
「マノン・レスコー」から 見たこともないすばらしい美人 〔1948〕(**)
「ラ・ボエーム」から 冷たい手を 〔1956〕(#)
「ラ・ボエーム」から ああ、ミミ、君はもう戻って来ない〔1956〕(*/#)
マスカーニ(1863-1945):
「カヴァレリア・ルスティカーナ」から 母さん、そのワインは強いね
〔1944〕(**)
レオンカヴァッロ(1858-1919):
「道化師」から 衣装を着けろ 〔1944〕(**)/マッティナータ 〔1944〕(**)
トスティ(1846-1916):理想 〔1937〕(**)
アルヴェーン(1872-1960):森は眠る 〔1939〕(##)
ユッシ・ビョルリング(テノール)
ロバート・メリル(バリトン(*))
RCAビクター管弦楽団(+/#)
レナート・チェッリーニ(指揮(+))
トマス・ビーチャム(指揮(#))
ストックホルム王立管弦楽団または無名の管弦楽団(**)
ニルス・グレヴィリウス(指揮(**))
ローマ・オペラ管弦楽団(++)
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮(++))
ハリー・エバート(ピアノ(##))
録音:上記〔年〕、AAD 原盤:RCA/BMG

ALC 1107 \880
モーツァルト(1756-1791):ホルン協奏曲全集
第1番ニ長調 K.412/第2番変ホ長調 K.417/第3番変ホ長調 K.447
第0番変ホ長調 K.370B, K.371(バリー・タックウェル編曲)
断章ホ長調 K.anh.98A
バリー・タックウェル(ホルン、指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1990年 ライセンサー:Phoenix Music International Ltd
初出:Collins Classics, 1153-2(廃盤) 前出:Regis, RRC 1007(廃盤)

ALC 1110 \880
オデッサ神学校のロシア正教聖歌集
Lord, save us / Our Father - Lord's Prayer / Morning Prayer
In Heaven / Hymn to the Virgin Mary / Heavenly Peace
God is with us / Lord can you hear us, Litany of Supplication
The creator of the world, we praise Thee / A Mercy of Peace
One alone is Holy / Lord, don't cry / Our Resurrected Lord
Now and forever / Blessed(Who Cometh in the Name of the Lord)
Listen young people / The Creed / We Have Seen the True Light
Oh Virgin, Our Lady / Sacred Orthodox Patriarch
And For Many Years 以上(*)
[正教聖歌選集](+)
We Have No Helps and Hopes / We Have Seen the True Light
Let Our Mouths Be Filled With Praise / The Repentant Criminal
Hymn to the Virgin Mary
オデッサ神学校合唱団(*)
ミハイロ・ダヴィドフ(指揮(*))
モスクワ新合唱団(+)
エレーナ・ラストヴォロワ(指揮(+))
録音:1985年(*)/1994年(+)
ライセンサー:A Tempo Prague/Aquarius(*)/Olympia(+)

ALC 1116 \880
カバレフスキー(1904-1987):
チェロ協奏曲第1番ト短調 Op.49(1949)(*)
チェロ協奏曲第2番ト長調 Op.77(1964)(*)
ヴァイオリンとピアノのための即興曲(+)
ヴァイオリンとピアノのためのロンド(+)
マリーナ・タラソワ(チェロ(*))
ロシア交響楽団(*)
ヴェロニカ・ドゥダロワ(指揮(*))
ナタリア・リホポイ(ヴァイオリン(+))
リュドミラ・クリツカヤ(ピアノ(+))
録音:1993年7月、モスクワ放送スタジオ5
ライセンサー:Olympia CD, London 前出:Regis, RRC 1116(廃盤)




<TRITO>
TD 0065 \2180 ※8月20日ご注文分までの特価 \1850
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス
マヌエル・ガルシア・ムランテ(1937-):おお、人生!人生!
カタルーニャ民謡集(*)
聖母/泥棒の歌/先生/優れた猟師/聖母の御子/アラゴンの婦人
アリオの婦人/商人の娘/ナイチンゲール/やまうずらの羽/船乗り
マリアグネタ/紡ぎ娘/マリガリデタ
感嘆(+)
おお、人生、人生!/ああ、私の主よ/人間よ、内向せよ
おお、私の神よ、私の知恵よ
ピカソへの四重奏曲(#)
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ(*/+))
カダケス管弦楽団(*)
エドモン・コロメル(指揮(*))
マヌエル・ガルシア・ムランテ(ピアノ(+))
グリンカ弦楽四重奏団(#)
録音:1988年8月26日、カダケス(スペイン)、教会、ライヴ(*)
1989年7月14日、サン・クガト・デル・バリェス、修道院、ライヴ(+)
2009年3月3日、バルセロナ、カタルーニャ貯蓄銀行財団、ラ・ペドレラ、
ライヴ(#)
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレスの伴奏ピアニストを長らく務めたバルセ
ロナ生まれの作曲家ガルシア・ムランテの作品集。もちろんロス・アンヘレ
スのファンなら外せない一枚でしょう。




<MUSIEPOCA>
MEPCD 001 \2250
シャルル・デマジュール(1670-1736):
4声のサンフォニー集(1702)から
組曲第1番ホ短調
組曲第3番ハ長調・ハ短調
ベスプレス・ダルナディ
ダニ・エスパザ(指揮)
録音:2008年2月
バルセロナの古楽系コンサート・エージェント、ムジエポカが所属アーティ
ストのために創設したレーベル「MUSIEPOCA」からのCDリリース第1弾。
シャルル・デマジュールはマルセイユ大聖堂のオルガニストを務めた作曲家。
「4声のサンフォニー集」は1701年、スペイン国王フェリペ5世に嫁ぐためト
リノからバルセロナへ向かう途上マルセイユに滞在したサヴォイア家のマリ
ア・ルイーザをもてなすために演奏され、翌年彼女への献呈作品として出版
されました。序曲の後に性格的小品が続く、調性の異なる7つの組曲で構成さ
れています。
ベスプレス・ダルナディは2005年、カタルーニャ高等音楽学校古楽科の卒業
生たちを中心に創設されたピリオド楽器アンサンブル。

MEPCD 002 \2250
カタルーニャ人の手に 15-16世紀スペインとイタリアの歌集から
不詳:Tema del canon; Undecim apostoli secuti sunt Petrum / Gentil Caballero
ハインリヒ・イザーク(1450/1455頃-1517):La Morra
マテオ・フレチャ(1481?-1553?):Que farem del pobre Joan!
バルトメウ・カルセレス(活躍:16世紀中盤):Soleta so yo aci
フアン・セパ(?-1576):Soleta! Verge estich
不詳(16世紀):Rey a quien Reyes
不詳(15世紀):No soy yo quien veis venir
マテオ・フレチャ:Bella, de vos som amoros
ニコラ・ゴンベール(1495頃-1560頃):Dezidle al Caballero
フアン・イリャリオ(15世紀):O admirable comercium
ハインリヒ・イザーク:Mater patris, nacti nata
フアン・ポンセ(1476頃-1520以後):Como esta sola mi vida
フアン・デル・エンシナ(1468-1529/1530):Ya sol desposado
ディエゴ・フェルナンデス(?-1551):De ser mal casada
ガブリエル・メナ(?-1528):De la dulce mi enemiga
コンスタンツォ・ダ・フェスタ(1485/1490-1545):Vigesima dels 157 contrapunti
不詳(16世紀):Per la absecncia
不詳:Paxarico que vas a la fuente
ペレ・オリオラ(活躍:1440-1484):O vos homines qui transite in pena
不詳(15世紀):La vida de Culin / Hor amore Guillemin / Zappay / La Spagna
ペレ・デ・パストラナ(1490頃-1558以後):Ay, dime senora
フアン・デル・エンシナ:Pues que tu, Reyna del cielo
ペレ・エスコバル(1465頃-1535以後):Las mis penas madre
ロペ・デ・バエナ(活躍:1476-1560頃):Amor pues tu nos das plazer
ガブリエル・メナ:A la caca sus caca / A sombra d emis cabellos
ジョスカン・デプレ(1440頃-1521):Recordans de my, segnora
ペレ・デ・パストラナ:Llenos de lagrimas tristes
ロペ・デ・バエナ:Virgen Reyna gloriosa
マテオ・フレチャ:Gloria... pues nacio
不詳:Canon...Undecim apostoli secuti sunt Petrum
ラ・カラヴァッジャ
リュイス・コイ(コルネット[ツィンク]、ディレクター)
アルナウ・ロドン(コルネット[ツィンク]、リコーダー)
ティアム・ゴウダルジ(リコーダー、シャリュモー)
ジョルディ・ジメネス・プチ(サックバット)
フランセスク・シャビエ・バネガス(サックバット、
ディアフォニック・ヴォイス)
ジュアキム・ゲラ(シャリュモー、Baixonet alto、Baixo baix、リコーダー)
マルク・クロス(タンボル、タンボレリョ、リク、パンデレタ)
ダニ・エスパザ(ハーディ=ガーディ)
録音:2010年1月18-22日、ムルトラ・デ・バダロナ(スペイン)、
聖ジェロニ教会
アルバム・タイトルは、スペインのバレンシア出身であるアルフォンソ・ボル
ジア(1378-1458)がローマ教皇カリストゥス3世として即位した際、カタルー
ニャ人が「教会がカタルーニャ人の手に!」と歓喜したことから。収録曲は
15世紀後半から16世紀中盤にかけてスペイン、イタリアで編纂された歌集(バ
ルセロナ歌集、王宮の歌集、モンテカッシーノ歌集、ガンディア歌集、ウプ
サラ歌集、他)から選ばれたもので、当時から管楽アンサンブルでも頻繁に演
奏されていました。
ラ・カラヴァッジャは2004年にリュイス・コイ(1977年、カタルーニャのマン
レザ生まれ)によって創設されたピリオド管楽器アンサンブル。名称はイタリ
アの画家カラヴァッジョ(1571-1610)に触発されたタルクイニオ・メールラ
(1595-1665)が書いた器楽曲「ラ・カラヴァッジャ」に由来しています。
Baixo baix はファゴットの前身楽器、Baixonet altoはその小型の楽器と思わ
れます。




<DISQUES CINEMUSIQUE>
フランス語映画やフランス系の映画音楽作曲家の音楽を専門とするカナダ、ケベック州モントリオールのレーベル。

DCM 122 \2080
若き日のセルジュ・ボドが指揮
フランス映画音楽の25年
セルジュ・ボド編曲/ジャン・ロワ台本:フランス映画音楽の25年(*)
モーリス・ジョベール(1900-1940):
「巴里祭」(1933)/「霧の波止場」(1938)/「アタラント号」(1934)
ジョルジュ・オーリック(1899-1983):「オルフェ」(1950)
モーリス・ジャール(1924-2009):「ユトリロの世界」(1954)
モーリス・ルルー(1923-1992):「赤い風船」(1956)
ジョゼフ・コスマ(1905-1969):「夜の門」(1946)
アンリ・ソーゲ(1901-1989):「ファルビーク」(1946)
ダリウス・ミヨー(1892-1974):「アクチュアリテ」(1928)
モーリス・ルルー:「赤い風船」組曲(+)
モーリス・ジョベール:「巴里祭」より 3つの舞曲(#)
Valse complainte - Java - À Paris dans chaque faubourg
モーリス・ジョベール:「巴里祭」から A Paris dans chaque faubourg(**)
ジョゼフ・コスマ:「夜の門」から 枯葉(++)
ジョゼフ・コスマ:愛し合う子供たち(##)
モーリス・ジョベール:テッサの歌[ボーナス・トラック](***)
リュシアン・アデ(ナレーション(*))
管弦楽団(*)
セルジュ・ボド(指揮(*))
オリジナル・サウンドトラック(+)
サワイ・ヨーコ(ピアノ(#))
リス・ゴーティ(歌(**))
イヴ・モンタン(歌(++/##))
アンリ・クロラ(ギター(##))
イレーヌ・ジョアシャン(ソプラノ(***))
(C):Disques Vega, 1956(*)/Montsouris, 1956(+)/DCM Classique, DCM 122,
2009(#)
1933(**)/1949(++)/1948(##)/1951(***)
(*)はVEGAレーベルのプロデューサー、リュシアン・アデ(1920-1992、後に
ADESレーベルを創設)の発案による、当時は珍しかった映画音楽のコンピレー
ション・アルバム(LP、1956年発売)の初CD化。本格的指揮デビュー前のセル
ジュ・ボド(1927-)が小管弦楽用に編曲(クレジットは無いので印税契約ではな
く買い取り?)、指揮もしています。当時ボドは放送局で映像作品用の音楽を
書く仕事をしていたので、この企画にぴったりの人材だったのでしょう。「25
年」と称していますが実際は1928年から1956年までの28年にわたる映画から楽
曲が選ばれています。各曲の始まりに合わせてフランス語のナレーション(ブッ
クレットに英訳記載)が入ります。(**)(++)は映画の挿入歌。(***)はクラシカ
ルな歌曲。(#)のみステレオ、他はモノラル録音。

DCM 119 \2080
ジョルジュ・オーリック(1899-1983):映画音楽集
「悲しみよこんにちは」(1958)(*)
「居酒屋」[Gervaise](1956)(+)
「恋ひとずじに」[Christine](1958)(#)
ジュリエット・グレコ(歌(*))
マリア・シェル(歌(+))
管弦楽団
ランバート・ウィリアムソン(指揮(*))
ジャック・メテアン、レイ・ヴェンテュラ(指揮(+))
ジャック・メテアン(指揮(#))
「フランス六人組」のメンバーにして映画音楽の大家オーリックの作品集。
オリジナル・サウンドトラックからの初CD化で、すべてモノラル録音。

DCM 120 \2080
ジャン・プロドロミデス(1927-):「ダントン」 映画音楽集
「ダントン」(アンジェイ・ワイダ監督作品;1983)(*)
「悲しみの天使」(ジャン・ドラノワ監督作品;1964)(+)
「血とバラ」(ロジェ・ヴァディム監督作品;1960)(#)
ワルシャワ音楽協会合唱団(*)
マチェイ・ヤスキェヴィチ(合唱指揮(*))
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ヤン・プルシャク(指揮(*))
ヴァンセンヌ少年合唱団(+)
エレナ・ポロンスカ(アイリッシュハープ(#)) 他
フランス革命を題材としたジェラール・ドパルデュー主演映画「ダントン」、
およびこれまで1960年代に発売されたEP盤でしか聴くことができなかった2作
品のオリジナル・サウンドトラック。

DCM 121 \2080
ジャン・プロドロミデス(1927-):「熊」 コメディ映画音楽集
「L'Ours」[熊](エドモン・セシャン監督作品;1960)(*)
「放浪者アルシメード」(ジル・グランジェ監督作品;1959)
「港町」(ドゥニ・デ・ラ・パトリエール監督作品;1961)
「サン・フィアクル殺人事件」(ジャン・ドラノワ監督作品;1959)
「ギャンブルの王様」(ジャン・ドラノワ監督作品;1960)
管弦楽団(*)
アンドレ・ジラール(指揮(*)) 他

DCM 118 \2080
【未案内旧譜】
ジャン・プロドロミデス(1927-):「素晴らしい風船旅行」
「素晴らしい風船旅行」(アルバート・ラモリス監督作品;1960)(*)
「Un jardin public」(ポール・パヴィオ監督作品;1955)
管弦楽団(*)
アンドレ・ジラール(指揮(*)) 他

★未案内旧譜のご注文もお受け致します。
レーベルのウェブサイトで規格番号をご確認ください。




<NUMERICA>
NUM 1197 \1850
ポルトガル民謡によるソプラノ、ホルンとピアノのための音楽
エウリコ・カラパトゾ(1962-):霧の形のメロディー(アゾレス諸島民謡集)
黒い瞳(*/+)/ブラヴォ(+)/リリア(*/+)/バリョ・ミカエレンセ(*/+)
おお、私の愛する人(*/+)/セリコタオン(+)/ショラディニャ(*/+)
アントニオ・レベロ・ネヴェス(1874-1957):5つのポルトガル民謡(*)
山のこだま/訣別/子守歌/心安らかに/君の瞳の輝き
ジョアン・フランシスコ・ナシメント(1957-):
雪の聖母(バイショ・アレンテジョ地方メルトラ民謡)(*/+)
ガブリエラ(バイショ・アレンテジョ地方メルトラ民謡)(*/+)
ヴァスコ・ペアルセ・デ・アゼヴェド(1961-):
サルヴァテラは私を追放する(ベイラ・バイシャ民謡)(*)
美しいアウロラ(アゾレス諸島サン・ミゲル島民謡)(*/+)
アントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(1940-):
ジョゼ・カルロス・コンザレスのテキストによる3つの歌 Op.91(*/+)
ときどき、雲が/長い別れ/曲芸師
ヴォカリーズ(*/+)
ブルマス
アンジェラ・シルヴァ(ソプラノ(*))
パウロ・ゲレイロ(ホルン(+))
フランシスコ・サセッティ(ピアノ)
録音:2008年12月、スタジオ・ヌメリカ

NUM 1200 \1850
ショパン(1810-1849):19のワルツ
変ホ長調 Op.18/変イ長調 Op.34 No.1/イ短調 Op.34 No.2
ヘ長調 Op.34 No.3/変イ長調 Op.42/変ニ長調 Op.64 No.1
嬰ハ短調 Op.64 No.2/変イ長調 Op.64 No.3/変イ長調 Op.69 No.1
ロ短調 Op.69 No.2/変ト長調 Op.70 No.1/ヘ短調 Op.70 No.2
変ニ長調 Op.70 No.3/変イ長調 Op.posth./ホ長調 Op.posth.
ホ短調 Op.posth./イ短調 Op.posth./変ホ長調 Op.posth.
変ホ長調 Op.posth
アントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(ピアノ)
録音:1987年、リスボン、エンジェル・スタジオ
作曲家のほかに指揮者、ピアニスト、放送・映画の監督、舞台演出家、作家
などさまざまな顔を持つポルトガルの才人アントニオ・ヴィクトリノ・ダル
メイダ(1940年生まれ)。40代後半だった彼がショパンを弾いた録音がCD化さ
れました。




<VOICE OF LYRICS>
VOLIC 216 \2080
対話的幻想曲 オルガンとトランペットのための未出版編曲作品集
ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ(1706-1784):トッカータ
ヴィヴァルディ(1678-1741)/J・S・バッハ(1685-1750)編曲:
協奏曲イ短調
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):サラバンド/ジグ
ジャック・ニコラ・レメンス(1823-1881):祈り
ゲオルギ・ムシェル(1909-1989):トッカータ
レナード・バーンスタイン(1918-1990):ア・シンプル・ソング
ウィリアム・マサイアス(1934-1992):行列聖歌
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):天使のあいさつ
レオン・ボエルマン(1862-1897):対話的幻想曲/ゴシック組曲
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):オルガン交響曲第1番 から フィナーレ
シャンタル・ド・ゼーウ(オルガン)
ジェラール・オセッロ(トランペット、ピッコロトランペット、ビューゲル)
録音:2005年、エクサンプロヴァンス(フランス)、サンソヴール大聖堂
パイプオルガンとトランペットの組み合わせは珍しくありませんが、ここでは
単にトランペット独奏にオルガン伴奏が付いているのではなく、トランペット
があたかもオルガンのラッパ管と化したかのようなみごとなブレンドが実現し
ています。南仏プロヴァンスで活躍するド・ゼーウとオセッロの演奏は、教会
のステンドグラスから差し込む七色の光を感じさせます。

VOLBL 704 \2080
室内の音楽、教会の音楽 イタリア・バロック・カンタータ&モテット集
アレッサンドロ・ストラデッラ(1644-1682):
われらの主イエス・キリストの十字架刑と死
アゴスティーノ・ステッファーニ(1654-1728):最も幸福な恋人
ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736):サルヴェ・レジナ
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
闇の恐怖の長い苦しみ/やめておくれ、もうやめておくれ
ベアトリス・パリー(アルト)
レザンド・ギャラント(・バロック・アンサンブル)
フランソワ・コスタ(第1ヴァイオリン) 
エリーザベト・コッタム(第2ヴァイオリン)
ピエール・ヴァレ(ヴィオラ) アナベル・ルイ(チェロ)
ヴァンサン・ド・メーステル(オルガン、チェンバロ、指揮)
エリーザベト・ジャックマン(アーティスティック・ディレクター)
録音:2008年4月、モンペリエ
ペアトリス・パリーはオラトリオのソリストとしての活躍が目立つ、古楽と
現代音楽を得意とするフランスのアルト歌手。1997年創設のレザンド・ギャ
ラントは17-18世紀の音楽を専門とするピリオド楽器アンサンブル。




<CF(CESKA FILHARMONIE / CZECH PHILHARMONIC ORCHESTRA)>
CPO 0002-2 2枚組 \4050(予定価格です。価格が下がる可能性あり)
ヴァーツラフ・タリフ(ターリッヒ) ライヴ 1939 初出音源!
ラジオ放送開始アナウンス
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」
チェコ国歌(聴衆の合唱)
ラジオ放送終了アナウンス
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーツラフ・タリフ(指揮)
録音:1939年6月5日、プラハ国民劇場、ライヴ
音源:オスロ、ノルウェー放送協会、Arkiv 781-82
ヴァーツラフ・タリフ、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団について語る
録音:1936年11月10日、チェコ・ラジオ放送 音源:チェコ放送、AF 03162/1
ラジオ放送開始アナウンス
ドヴォルジャーク:スラヴ舞曲第2集 Op.72
チェコ国歌(レコード演奏)とラジオ放送終了アナウンス
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーツラフ・タリフ(指揮)
録音:1939年6月9日、プラハ国民劇場、ライヴ
音源:オスロ、ノルウェー放送協会、Arkiv 783
第二次世界大戦前のヴァーツラフ・タリフ(1883-1961)(*)のライヴ録音は珍し
い。スメタナ・ホールにおける公開演奏会が放送されることはめったになく、
チェコのアーカイヴにはひとつたりとも残っていない。しかし幸運なことに、
1923年と1926年にプラハとストックホルムにおいてタリフがベートーヴェンと
マーラーを指揮した演奏のうちのいくつかが、スウェーデン・ラジオ放送に残
されている。彼はストックホルムで第8番をのぞくマーラーの全交響曲を、プ
ラハで第1-5番と第9番を指揮していた。タリフはドヴォルジャークの「スラヴ
舞曲集」を3回(1935年、1950年のフィルム収録、1955年)、スメタナの「わが
祖国」を同じく3回(1929年、1941年、1954年)録音しているが、いずれも聴衆
のいないスタジオ録音。ライヴ録音である当盤で初めて、彼の演奏に対する
聴衆の反応(各章が終わるごとに盛大な拍手が入る)やチェコにおける彼の無
二の重要性が明らかになるのである。
この「音によるドキュメント」は音楽的な意義のみならず、歴史的な意義も
備えている。プラハ国民劇場の監督であったタリフは劇場の大きな舞台を演
奏会のために使用することができた。またチェコ・フィルハーモニー管弦楽
団の首席指揮者兼芸術監督でもあった彼はオーケストラの演奏曲目を決める
権限を持っていた。自らの演奏のラジオ放送のために局との共同制作を開始
したことで、タリフは放送局のオーケストラの団員をチェコ・フィルに加勢
させることもできるようになり、第1ヴァイオリン16、第2ヴァイオリン14、
ヴィオラ10、チェロ9、コントラバス9という大型編成も可能になった。そし
て彼は将来の「プラハの春音楽祭」を予感させる「プラハ五月音楽祭」を創
設し、1943年まで毎年開催したのである。
第1回プラハ五月音楽祭は1939年5月2日から25日まで開催され、幕開けにスメ
タナの「わが祖国」が、締めにはベートーヴェンの交響曲第9番が演奏された。
タリフは7回の演奏会すべてを指揮し、そのあまりの大成功のためいくつかの
プログラムを6月に追加公演せざるを得ない事態となった。その公演のうち2
つは国外に送信され、幸いなことにノルウェー放送協会が1938年に導入した
当時最先端の技術「Philips-Miller audio recording system」(+)で記録し
た音源が残っていたのである。ちなみに「わが祖国」を放送したのはチェコ
のプラハ、オストラヴァ、ブルノとフランス、ノルウェーの放送局だけであ
り、録音が残されていたのは奇跡と言えよう。
かたや、「スラブ舞曲第2集」のほうは歴史の皮肉と言ってもよさそうだ。こ
の公演を放送したパリ、トリノ、ブリュッセル、ベオグラード、ザグレブ、
リュブリャナ、オスロ、コペンハーゲンの各放送局その後がまもなく軍事力
によってドイツの放送ネットワークに組み込まれてしまったからである。
技術的に見てこれらの録音の水準の高さには驚くべきものがあり、戦前のヨ
ーローッパの電話回線で遠方の国に送られたものとはとても思えない。ボヘ
ミアとモラヴィアがナチス・ドイツに占領され、1939年3月15日に「ベーメン
・メーレン保護領」(+)となった後、ドイツ語の帝国保護領
(Reichsprotektorat)という言葉の下にどれだけの自由が許されているのか、
タリフもそれを試そうとした一人であった。しかしその自由の制限ラインが
どこに引かれるのか、彼はまもなく知るところとなった。早くも1940年の5月
には、検閲官によって「わが祖国」の終盤2曲がカットされ、民族性の鼓舞の
度合いのより低いスメタナの作品「チェコの歌」に差し替えられてしまった
のである。
(*)「ヴァーツラフ・ターリッヒ」は「Vaclav Talich」のドイツ語読みで、
チェコ語読みのカタカナ表記「ヴァーツラフ・タリフ」が日本でも浸透しつつ
あるが、当盤に収録のアナウンスのチェコ語部分での発音は「タリヒ」に近
く聞こえる。
(+)「Philips-Miller audio recording system」は1931年に合衆国の J. A.
Millerが開発し1936年にオランダのPhilipsが実用化した技術。物理的に刻ん
だ音溝を光学的に読み取る仕組みで、アセテート盤のスクラッチノイズや磁
気テープのヒスノイズも発生しない画期的なシステムであったが、(これも歴
史の皮肉と言えようか)ナチス・ドイツ軍の爆撃により工場が破壊され生産不
能となってしまった。
(#)「ベーメン・メーレン保護領」はチェコスロヴァキアを占領したヒトラー
が(東部のスロヴァキアをドイツ保護国として独立させ)、西部・中部のボヘ
ミア・モラヴィアをドイツの保護領としたもの。チェコ人の自由は制限され
生活は酷く圧迫された。
以上、ブックレットの英訳からの和訳を主としたので常体表記といたしまし
た。




<ANTIPHONA>
AA 0082-2 \2080
ブリクシ:主日のミサ
フランチシェク・クサヴェル・ブリクシ(1732-1771):主日のミサ ハ長調(*)
ヤクプ・ヤン・リバ(1765-1815):アヴェ・マリア(+)
ヘンリー・パーセル(1659-1695):トランペットとオルガンのためのソナタ(#)
ダニエラ・ストラトコヴァー=シェドルロヴァー(ソプラノ(*))
アンナ・バロヴァー(アルト(*))
ゾルターン・コルダ(テノール(*))
アレシュ・シュティアーヴァ(バス(*/+))
ラスティスラフ・ブランスコ混声合唱団(*/+)
ブルノ聖ペトル&パヴェル大聖堂室内管弦楽団(*/+)
ヤロスラフ・マルチナーセク(指揮(*/+))
ミロスラフ・ホルプ(トランペット(#))
ヤン・クラール(オルガン)
録音:2003年10月12日、ブルノ市庁舎(チェコ)、騎士の間




<BENO BLACHUT SOCIETY(SPOLECNOST BENO BLACHUT)>
SBB 006-09-02 2枚組 \2850
ズデニェク・フィビフ(1850-1900):オペラ「シャールカ」Op.51
ヴァーツラフ・ベドナージュ(バリトン:プシェミスル)
ベノ・ブラフト(テノール:ツチラト)
ラディスラフ・ムラース(バス:ヴィトラス)
マルタ・クラーソヴァー(メゾソプラノ:ヴラスタ)
マリエ・ポドヴァロヴァー(ソプラノ:シャールカ)
ミラダ・イラースコヴァー(ソプラノ:リビナ)
ミロスラヴァ・フィドレロヴァー(ソプラノ:スヴァタヴァ)
ヤロスラヴァ・ヴィマザロヴァー(ソプラノ:ムラダ)
ユリエ・テムニコヴァー(メゾソプラノ:ラトカ)
ミラダ・チャディコヴィチョヴァー(アルト:チャスタヴァ)
ヤロスラヴァ・ドブラー(アルト:ホスタ)
チェコスロヴァキア放送合唱団
プラハ放送交響楽団
アロイス・クリマ(指揮)
録音:1950年、チェコスロヴァキア放送スタジオ、AAD 音源:チェコ放送アー
カイヴ

SBB 007-09-02 2枚組 \2850
チャイコフスキー(1840-1893):
オペラ「エフゲニー・オネーギン」Op.24(チェコ語版)
マリエ・ヴェセラー(メゾソプラノ:ラリーナ)
マリア・タウベロヴァー(ソプラノ:タチアナ)
ルドミラ・ハンザリーコヴァー(アルト:オリガ)
マルタ・クラーソヴァー(メゾソプラノ:フィリピエヴナ)
ヴァーツラフ・ベドナージュ(バリトン:エフゲニー・オネーギン)
ベノ・ブラフト(テノール:レンスキー)
カレル・カラシュ(バス:グリョーミン公爵)
オルドジフ・コヴァーシュ(テノール・トリケ)
チェコスロヴァキア放送合唱団
プラハ放送管弦楽団
フランチシェク・ディク(指揮)
録音:1949年、チェコスロヴァキア放送スタジオ、AAD 音源:チェコ放送アー
カイヴ




<MUSIC VARS>
VA 0167-2 \1850
ボエモ エベン、フィシェル、ルカーシュ:ピアノ三重奏曲集
ペトル・エベン(1929-2007):ピアノ三重奏曲
ルボシュ・フィシェル(1935-1999):ピアノ三重奏曲
ズデニェク・ルカーシュ(1928-2007):
ピアノ三重奏曲 Op.106/トリオ・ボエモ(ボヘミア三重奏曲)
ADトリオ・プラハ
イジー・フルニーク(ヴァイオリン) ミロシュ・ヤホダ(チェロ)
マルチン・カシーク(ピアノ)
録音:2009年12月3-4日、プラハ、コルンニー通りの福音教会





<ROSA>
RD 1840 \2080
カール・ヨゼフ[カレル・ヨセフ]・アインヴァルト(1679頃-1753):
10の声楽曲 教会音楽全集
献堂式のためのオフェルトリウム
10の声楽曲 Op.1(1720)
小晩課
諸聖人のためのオフェルトリウム
ソチエタス・インコニトールム
イヴェッタ・フェンドリホヴァー(ソプラノ) 
ダニエラ・トマシュチコヴァー(アルト)
エドゥアルト・トマシュチーク(テノール、アーティスティック・リーダー)
マルチン・シュヤン(バス)
ムジカ・フィグラーリス
マグダレナ・マラー、マルチン・カリスタ(ヴァイオリン)
ジタ・ヴィンクレロヴァー(ヴィオラ) オンドジェイ・ミハル(チェロ)
フランチシェク・ドヴォジャーク(ヴィオローネ) 
ヤン・クレイチャ(テオルボ)
ラースロー・ボルショーディ、ベンツェ・フェーレギハージ(クラリーノ)
マルチン・クレイブル(ティンパニ)
マレク・チェルマーク(ポジティヴ・オルガン、
アーティスティック・リーダー)
エドゥアルト・トマシュチーク(指揮)
録音:2009年8月16-18日、ドゥブ・ナド・モラヴォウ(チェコ)、聖母巡礼教会
アインヴァルトウィーンで学びモラヴィア(チェコ東部)のオロモウツ大聖堂
のオルガニストを務めた作曲家。アルバム・サブタイトルは「教会音楽全集」
ですが、実質的に現存する全作品集であり、これが世界初録音です。ソチエ
タス・インコニトールム、ムジカ・フィグラーリスはともにモラヴィアの演
奏団体。ピリオド楽器使用。





<SKO(SUK CHAMBER ORCHESTRA)>
SKO 0011-2 \2080
ヨセフ・ヴェイヴォダ(1945-):
三人の小さな恋人たち ジャズ・ピアノ・トリオと弦楽のための作品集
三人の小さな恋人たち(孫ダニー、ベティーとニッキーに捧げる)(*)
ブラジリアン・パール・ジュビリー(わが妻に捧げる)
ノヴェルティー・コンチェルト(+)
セレブレーション
ヨセフ・ヴェイヴォダ・トリオ
ヨセフ・ヴェイヴォダ(ドラムス)
クリシュトフ・マレク(ピアノ)
オンドジェイ・シュタイノフル(ベース)
ヨセフ・スク(ヴァイオリン(+))
サーラ・ブコフスカー(ピアノ(*))
Camilo Caller(打楽器(+以外))
スク室内管弦楽団
録音:2007年11月-2008年2月、プラハ、アルコ・ディーヴァ=ドモヴィナ

SKO 0012-2 \2080
ズデニェク・ルカーシュ(1928-2007):
ヴァイオリンと弦楽合奏のための献呈小協奏曲
ヴァイオリン、コントラバスと弦楽合奏のための二重協奏曲
2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスとピアノのための
六重奏曲(*)
Tè alle cinque(ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための2つの楽章)
弦楽合奏のための歌集
スク室内管弦楽団(*以外)
独奏:マルチン・コス(ヴァイオリン) 
トマーシュ・ヴィビーラル(コントラバス)
シュチェパーン・コス(ピアノ)
ムラドタ・アンサンブル(*)
録音:2005-2006、チェコ放送プルゼニュ支局




<BKO(BENDA CHAMBER ORCHESTRA)>
BKO 2006 \2250
【未案内旧譜】
珠玉のチェコ音楽
ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745):
ヴァイオリン、チェロ、オーボエ、ファゴットと管弦楽のための協奏曲ト長調(*)
フランチェク・ベンダ(1709-1786):ヴァイオリン協奏曲イ長調
ヤン・ヴァーツラフ・スタミツ(1717-1787):
シンフォニア ニ長調「乗馬」
アントニーン・レスレル=ロゼッティ(1750-1792):フルート協奏曲嬰ニ長調(+)
カレル・スタミツ[カール・シュターミッツ](0746-1801):
シンフォニア ヘ長調「狩り」
ボフスラフ・マトウシェク(ヴァイオリン(*))
ミハエラ・オプルシュチロヴァー(チェロ(*))
マルケータ・ハラモヴァー(オーボエ(*))
ヤロスラフ・クビタ(ファゴット(*))
ルツィエ・チステツカー(フルート(+))
ベンダ室内管弦楽団
イジー・ハヴリーク(指揮)
録音:2005年9月17-18日、テプリツェ音楽院コンサートホール
2006年3月25日、ウースチー・ナド・ラベム、北部チェコ放送MACACスタジオ
外装・本体に規格番号表記はございませんが、「BKO 2006」として管理いた
します。




<HAMU>
HF 0011-2 \2250
【未案内旧譜】
世紀末演奏会
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1959):牧歌
ショスタコーヴィチ(1906-1975):ピアノ三重奏曲ホ短調 Op.67
イジー・コレルト(1943-):モラヴィアの霊感
ラヴェル(1875-1937)/チック・コリア(1941-)/
イジー・コレルト編曲:亡き王女のためのパヴァーヌ
チック・コリア/イジー・コレルト編曲:ラ・フィエスタ
イジー・パゾウル編曲:有名ミューカルからのセレクション
コンチェルタンテ三重奏団
ヴェロニカ・ヤルーシュコヴァー(ヴァイオリン)
ルカーシュ・ポラーク(チェロ) イジー・コレルト・ジュニア(ピアノ)
録音:1999年9-10月、プラハ、HAMU・レコーディング・スタジオ




<SUBITON>
SUB 0023 \2250
【未案内旧譜】
リハルト・パフマン:Colours
Colours / Romance / Bridge / Blue Dreams / Green Wings / Vysehrad
New Tree / White Sand / Prague Castle / Voices / Yellow Desert
Steps / Bells of Prague / Finale(Prague Sunset)
Colours - Radio Edit / Voices - Ben Voc Mix
ヤロスラフ・スヴィエチェニー(ヴァイオリン)
リハルト・パフマン
(バックミュージック、ピアノ、コーラス、プロデューサー)
ディタ・ホジーンコヴァー(歌、コーラス)
作曲家、歌手、詩人、プロデューサー、画家・・・チェコのマルチタレント
・アーティスト、リハルト・パフマンがヤロスラフ・スヴィエチェニーとコ
ラボレイトしたポピュラー寄りのセルフ・プロデュース・アルバム。発売は
2006年。




<TRIGA>
TRI 9001-2 \2250
【未案内旧譜】
アントニーン・シュヴォルツ オペラ・リサイタル
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」(オランダ人)、
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(ハンス・ザックス)、
「ワルキューレ」(ヴォータン)、
ヴェルディ:「オテッロ」(イヤーゴ)、「ナブッコ」(ナブッコ)、
スメタナ:「ダリボル」(ヴラディスラフ王)、
フィビフ:「嵐」(プロスペロー)、「ヘディ」(ランブロ)、
カレル・コヴァジョヴィツ:「犬の頭を旗印とするホツコ人」(ラミンゲル)
からのアリア(役名)
アントニーン・シュヴォルツ(バス)
プラハ国民劇場管弦楽団
ズデニェク・コシュラー、ルドルフ・ヴァシャータ、
フランチシェク・ヴァイナル(指揮)
プラハ・スメタナ劇場管弦楽団
ボフミル・グレゴル、イーノ・サヴィーニ(指揮)
録音:1970-1983年 原盤、音源:Supraphon、Panton、チェコ放送
チェコの名バス(またはバスバリトン)、アントニーン・シュヴォルツ(1934年
生まれ)の録音集。原語歌唱。




<NAT>
国内盤仕様
NAT 09501 \2800
SYMPHONIE
ブラームス:交響曲第1番、大学祝典序曲(作曲者自編による1台4手連弾版)
藤井隆史、白水芳枝(pf)
ピアノデュオが導くシンフォニーの境地。重厚かつ切れ味鋭い演奏で音楽の本
源に迫るドゥオールの2ndアルバム誕生。2009年に発売されたデビューアルバ
ムはレコード芸術誌にて特選盤に選出されている。




<Opus Arte>
●DVD Faveo series
OA 4019(DVD-Video) \2850
コッペリア
リサ・パヴァーン、グレッグ・ホースマン、他
オーストラリア・バレエ団

OA 4013(DVD-Video) \2850
ジゼル
クリスティーン・ウォルシュ、ケルヴィン・コー、他
オーストラリア・バレエ団

OA 4015(DVD-Video) \2850
ラ・フィーユ・マル・ガルデ
フィオナ・トンキン、デヴィッド・マッカリスター、他
オーストラリア・バレエ団

OA 4006(DVD-Video) \2850
マノン
ジュスティーヌ・サマーズ、スティーヴン・ヒースコート、他
オーストラリア・バレエ団

OA 4017(DVD-Video) \2850
スパルタクス
スティーヴン・ヒースコート、リサ・パヴァーン、他
オーストラリア・バレエ団



<DUX Recording Producers>
DUX 0754 \2080
Young Polish Composers series
Pawe? Hendrich:室内楽曲集
Diversicorium for Chamber Ensemble、Multivalentis for Clarinet,
Trombone, Cello & Piano、Cyclostratus for Violin, Bass Clarinet,
Marimba, Piano and Beatbox、Diaphanoid for Voice and Chamber Ensemble、
Liolit for Chamber Orchestra、Hyloflex αβ for String Orchestra and
Computer
シモン・ビヴァレク指揮、Orkiestra Muzyki Nowej、他

DUX 0755 \2080
ショパン:室内楽曲全集
序奏と華麗なポロネーズOp.3、ピアノ三重奏曲Op.8、
「悪魔ロベール」の主題によるコンチェルタント・グラン・デュオ、
チェロソナタOp.65
ヤン・カリノフスキ(Vc)バルトウォミェイ・ニジョウ(Vln)
マレク・シュレゼル(pf)

DUX 0767 \2080
ベートーヴェン:
ピアノソナタ第23番「熱情」
ピアノソナタ第7番Op.10-3
第14番Op.27-2「月光」
オルガ・ルシーナ(pf)

DUX 0731 \2080
グルンヴァルト1410-2010
マクラキェヴィチ:交響詩「グルンヴァルト」
トファルドフスキ:グルンヴァルト1410
モリト:管弦楽のための序曲「1410年」
レワンドフスキ:Fanfary polskiego rycerstwa
ヤヌス・プルシビルスキ指揮、
オルシュティン・フィルハーモニック交響楽団

DUX 0746 \2080
Young Polish Composers series
Pawe? Hendrich:室内楽曲集
Transformations for Cello & Chamber Ensemble、Recitativo,
Corale e Arioso、Semi-sonore for Three String Ensembles、Mirror Music
for Piano & Electronics、Images for Piano & Electronics
シモン・ビヴァレク指揮
シレシアン室内管弦楽団、他

DUX 0774 \2080
4手ピアノのための作品集
シューベルト:ハンガリー風ディヴェルティメントD.818
ブラームス:ハンガリー舞曲集
ラヴェル:ボレロ
マルツェナ・カスパーザック=ゴドー、ベルナール・ゴドー(pf)




<EDICIONS ALBERT MORALEDA>
MORALEDA 0212 \2080
ジュアン・クメリャス(1913-1999):歌曲&ピアノ曲集
海外のトナダ集第1巻(*)
ハバナの女王/私の果実の味を好きになったら忘れられない
女王が条約に調印するために使う歌と踊りの楽曲
私はかわいい果物売り娘/ぼくは君をシダの葉むらに引き込んだ
君の国には白人の女性がいる
オマージュ組曲(ピアノための)
モンポウ,サティ,デビュッシー,ラヴェル,ファリャ
アントニオ・マチャドの詩句による称賛歌集(*)
アカシアの花咲く小広場/高い荒地/目覚めた川/聖なる日曜に
緑の草原では宴が/黒樫の木々の間で/樫の林で
君と一緒にバロンサデロに/明日、私はパンパの人になる
私の恋人は養蜂家/ソリアの山地で/私の恋人は野菜農家
ドゥエロ川の岸辺で/君にため息をつかせるその瞳
バラード集(ピアノのための小品集)Op.12
カタルーニャ語の3つの歌(*)
二倍の愛で/癒せない病/ジル・ド・レイの最初の恋
ピアノのための5つの小品 Op.19 から 悲歌,風景
海外のトナダ 第2集(全6曲)(*)
古い歌謡詩集 から(*)
ジャウフレ・ルデルのトナダ/服従の歌/失った人を懐かしむ思い
聖なる言葉(*)
アレルヤ I/アレルヤ II/アヴェ・マリア/ベネディクトゥス/
アレルヤ III
イネス・ムラレダ(メゾソプラノ(*))
マック・マクルーア(ピアノ)
カタルーニャ語のアルバム・タイトルは「ジュアン・クメリャスとの夜会」。

MORALEDA 0220 \2080
ジュゼプ・スレ[ソレル](1935-)
ビラフランカ詩曲(ヴィオラ、オーボエ、イングリッシュホルン、
オルガンと室内管弦楽のための;1995)(*)
マティルデに(ヴァイオリンと管弦楽のための;2008)(+)
前奏曲とペネデス舞曲(1996)
アシャン・ピライ(ヴィオラ(*))
ディサ・イングリッシュ(オーボエ(*))
モリー・ジャドソン(イングリッシュホルン(*))
ダビド・マレト(オルガン(*))
エドガ・プジョル(ヴァイオリン(+))
バルセロナ交響楽団
大植英次(指揮)
録音:2009年2月23-26日、バルセロナ、アウディトリオ

MORALEDA 0221-0223 3枚組 \3150
アントニオ・ソレル(1729-1783):鍵盤楽器のためのソナタ全集 Vol.1-3
第1番イ長調/第2番変ホ長調/第3番変ロ長調/第4番ト長調
第5番ヘ長調/第6番ヘ長調/第7番ハ長調/第8番ハ長調
第9番ハ長調/第10番ロ短調/第11番ロ長調/第12番ト長調
第13番ト長調/第14番ト長調/第15番ドリア調/第16番変ホ長調
第17番変ホ長調/第18番ドリア調/第19番ドリア調/第20番嬰ハ短調
第21番嬰ハ短調/第22番変ニ長調/第23番変ニ長調/第24番ニ短調
第25番ドリア調/第26番ホ短調/第27番ホ短調/第28番ハ長調
第29番ハ長調/第30番ト長調/第31番ト長調/第32番ドリア調
第33番ト長調/第34番ホ長調/第35番ハ長調/第36番ドリア調
第37番ニ長調
アントニ・ベセス(ピアノ)
録音:2008-2009年
ソレルのスペシャリスト、アントニ・ベセス(1945年バルセロナ生まれ)がモダ
ーン・ピアノで取り組むソナタ全曲録音第1弾。は外装には「作品全集
Vol.I-II-III」と記されておりますが、このプロジェクトがソレルの全作品に
及ぶものなのか否かは今のところ不明です。

MORALEDA 0185 \2080
【未案内旧譜】
シューベルト(1797-1828):ピアノ作品選集 Vol.1
ピアノ・ソナタ第19番ハ長調 D.958(1828)
4つの即興曲 Op.90 D.899(1827)
アントニ・ベセス(ピアノ)
録音:1999年10月、バルセロナ、スタジオ・アルベルト・ムラレダ

MORALEDA 0131 \2080
【未案内旧譜】
シューベルト(1797-1828):ピアノ作品選集 Vol.2
ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959(1828)
4つの即興曲 Op.142 D.935(1827)
アントニ・ベセス(ピアノ)
録音:1999年10月、バルセロナ、スタジオ・アルベルト・ムラレダ

MORALEDA 0140 2枚組 \3150
【未案内旧譜】
カタルーニャのオルガンの宝石 スペインのオルガン音楽
[CD 1](*)
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):
パバナとそのグロサ/誰のために髪を伸ばしたのか(ロマンセ)
ペレ・アルベリク・イ・ビラ(1517-1582):
ティエント第1旋法/ティエント第2旋法
セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1627):
パンジェ・リングァ(3声)、ソ・ファ・ドのバスによる
単旋律のサルヴェ第1旋法
フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654)
モラレスの「戦争」の第1部によるティエント第6旋法(XXXIII)
処女マリアの無原罪の御宿りの単旋律聖歌(LXVIII)
無原罪の御宿りの単旋律聖歌による3つのグロサ(LXIX)
パブロ・ブルナ(1611-1679):
ティエント・デ・メディオ・レヒストロ・デ・バホ/パンジェ・リングァ(4声)
ミゲル・ロペス(1669-1723):サルヴェの前奏のための2つのヴァース
ジュアン・バプティスタ・カバニリェス(1644-1712):
ティエント I、単旋律、第1旋法(30)
「戦争」による右手のためのティエント・パルティド第8旋法(89)
ジュゼプ・エリエス(1687-1755):単旋律の作品第5旋法
アントニ・メストレス(18世紀):ソナタ第2旋法/トッカータ第6旋法(VI)
ナルシス・カザノベス(1747-1799):パソ XIV
アントニオ・ソレル[アントニ・スレ](1729-1783):ソナタ ハ長調
[CD 2](+)
ジュアン・バプティスタ・カバニリェス:
ティエント VIII、単旋律、第4旋法(62)
ティエント II、デ・ファルサス、第1旋法(XII)
ティエント XVI、単旋律、por B cuadrado、第5旋法
ティエント III、イタリアの第3モードによる、第1旋法(57)
ティエント XVII「パンジェ・リングァ」、第5旋法
パセオス IV、第6旋法/ティエント、単旋律、第1旋法(30)
パッサカリア I、第1旋法/トッカータ IV、第5旋法(XXVIII)
パッサカリア IV、第4旋法/カッサカリア V、第8旋法
右手のためのティエント・パルティド第8旋法(89)
イタリア風コッレンテ/皇帝の戦争 I、第5旋法(XV)
ティエント I、デ・ファルサス、第1旋法
モデスト・モレノ・イ・モレラ(オルガン)
録音:パレンシア県アムスコ(スペイン)、聖ペドロ教会(*)
パレンシア県サントヨ(スペイン)、洗礼者聖フアン教会(+)

MORALEDA 0162 \2080
【未案内旧譜】
御身の慈悲で
バルセロナの慈悲の聖母聖堂に捧げられたカタルーニャのバロック音楽
開式の辞
フランセスク・バリュス(1671-1747):トッカータ
ジュアン・バルテ(1646頃-1706):へつらう小鳥
フランセスク・スレ(1640頃-1688):兄弟
フランセスク・バリュス:光よ、消えゆく前に
不詳(17世紀後半):ヌンク・ディミティス
フランセスク・バリュス:サルヴェ・レジナ
ジュアン・バルテ:夜明けに鳴くナイチンゲール
リュイス・ビセンス・ガルガリュ(1636頃-1682):
戦争のミサ から グローリア
フランセスク・バリュス:
Plaudat agmen captivorum/Cathalana Agraciada
Ha de la esfera De Marte
サグラツ・コルス学校少年合唱団
イントロイトゥス合唱団
マパ・アルモニコ(ピリオド楽器使用)
フランセスク・ブナストレ(指揮)
録音:2003年11月25、27日、12月13日、バルセロナ、
サグラツ・コルス学校礼拝堂

MORALEDA 0168 \2080
【未案内旧譜】
コープランド・プレゼンツ
アーロン・コープランド(1900-1990):ロデオ(1942)
アストル・ピアソラ(1921-1992):3つの前奏曲(1987)
ジュアン・アルベルト・アマルゴス(1950-):風変わりなワルツ(1982年版)
フランセスク・タベルナ=ベク(1931-):消えかけた道(1989)から バラード
クンラド・セト:リヨン風ワルツ(1987)
サキ・ギリェム:もし約束が(1987)
シャビエ・ブリアルト:ピアノ・ソナタ(1985)
ジョルディ・ビラプリニョ:思い出に(行方知れずの友人たち)(2000)
ジョルディ・ビラプリニョ(ピアノ)
録音:2004年7月、スタジオ・アルベルト・ムラレダ

MORALEDA 0196 \2080
【未案内旧譜】
ジュゼプ・セルコス(1925-1989):ピアノ作品集
ソナタ ロ短調(1952)/花の有用性(1967)/サーカスの情景(1980)
エミリ・ブラスク(ピアノ)
録音:2000年3月、スタジオ・アルベルト・ムラレダ
旧規格番号「MORALEDA 0136」の新装再発売。

MORALEDA 0197 \2080
【未案内旧譜】
サルダナ・クラシック
ジュリ・ガレタ(1875-1925):六月
エンリク・ムレラ(1865-1942):エンポルダ
ペプ・ベントゥラ(1818-1975):君のために泣く
エンリク・ムレラ:修道女たちのサルダナ
パウ・カザルス(1876-1973):
サン・マルティ・デル・カニゴ(サン・マルタン・デュ・カニグー)
ジュゼプ・サデラ(1883-1970):三つ編みのマリア/美しいペネデス
ビセンス・ボウ(1886-1962):アンジェリナ/婚約指輪
リカルド・ラモテ・デ・グリグノン(1899-1962):アミカル
アントニ・カタラ(1891-1978):聖バルトメウ祭の行列
マヌエル・サデラ・イ・プチフェレ(1908-2000):夢
コブラ・ラ・プリンシパル・デル・リョブレガト
アルフレド・カニャメル(指揮)
録音:2007年11月
サルダナはカタルーニャの民族舞踊。その伴奏楽団がコブラで、金管楽器およ
びテノラ他スペイン独特のリード楽器を主体としています。

MORALEDA 0200 \2080
【未案内旧譜】
生誕百年 ジュアキム・セラ(1907-1957):コブラ作品集
カステイテルソル舞曲/ログレの踊り(アレニ)/牧童頭たち(ウイデムリンス)
エスプニュレト(ベルガダ)/コカの踊り(サン・リョレンス・デ・ムルニス)
ほうきの踊り(カルデス・デ・ブイ)
ナイチンゲールの単調な踊り(ベナベン、パリャルス)/糸巻棒(バニョレス)
ラ・マルソリアナ(創造の舞曲)/ペレ・ガリェリに(民謡によるグロサ)
バルデモサのパラドゥ(マヨルカ)/練り鉢の踊り(マヨルカ)
Per la del ú(バレンシア州ベルヒダ)
タンバリンのギャロップ(カステリョ・デ・タ・プラナ)
コブラ・ラ・プリンシパル・デル・リョブレガト
ジョルディ・ヌニェス(指揮)

MORALEDA 0994-1 \2080
シェビエ・トゥルイ(1992-2000):室内音楽集
詩(ヴァイオリンと弦楽合奏のための;1993)(*/**)
不確かな愛(ソプラノと弦楽合奏のための6つの歌;1980)(+/**)
調性的三部作(クラリネットと弦楽四重奏のための;1989)(#/++)
壁の後ろに(ソプラノと弦楽四重奏のための;1983)(+/++)
アーラ・ヴォロンコワ(ヴァイオリン(*))
ウマ・イサマト(ソプラノ(+))
ホセプ・フステル(クラリネット(#))
ディヴェルティメント管弦楽団(**)
ゲラシム・ヴォロンコフ(指揮(**))
グリンカ弦楽四重奏団(++)
録音:1994年4月
シェビエ・トゥルイはバルセロナに生まれ、ジュアン・マシア、ユーディ・
メニューイン、パブロ・カザルスらに師事したヴァイオリニスト・作曲家・
教育者。

MORALEDA 1094-5 \2080
リスト(1811-1886):クリスマス・ツリー ピアノ作品集
「巡礼の年 第2年 イタリア」から 婚礼
アルカデルトのアヴェ・マリア
クリスマス・ツリー(全12曲)
4つの小品
フレデリク・ジェベルス
録音:1994年2月10-14日、バルセロナ

MORALEDA 1294-1 \2080
グラナドス、ジェラード:ピアノ作品集
エンリケ・グラナドス(エンリク・グラナドゥス)(1867-1916):
詩的ワルツ集(1887)
ゴイェスカス(1911)から ともし火のファンダンゴ,愛と死
わら人形(1911)
ロバート・ジェラード(1896-1970):
バレエ「ドン・キホーテ」(1940-1941)からの舞曲集
3つの即興曲(1950)
2つの音符(1921-1922)
ジョルディ・カメイ(ピアノ)
録音:1994年5月22、25-26日、バルセロナ、スタジオ・アルベルト・ムラレダ

MORALEDA 4893 \2080
ファリャ(1876-1946):声とピアノのための作品全集
7つのスペイン民謡(1914)/恋は魔術師(1921)/3つの歌(1910)
前奏曲(1900?)/大波(1900)
わが神よ、死者たちはなんと孤独であることか(1900)/君の黒い瞳(1902)
わが子を腕に抱く母親たちの祈り(1915)/真実を知るロンダのパン(1915)
アンジェルス・シビト・フォンス(メゾソプラノ)
ジョルディ・ビラプリニョ(ピアノ)

MORALEDA 6463 \2080
トルドラ、ファリャ、シューベルト、R・シュトラウス:歌曲集
エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):
四月/五月/ばら色の唇(全6曲)
ファリャ(1876-1946):
わが子を腕に抱く母親たちの祈り(1915)/真実を知るロンダのパン(1915)
前奏曲(1900?)/大波(1900)
わが神よ、死者たちはなんと孤独であることか(1900)/君の黒い瞳(2002)
シューベルト(1797-1828):
水の上で歌う Op.72 D.774/湖畔で D.746/茂み D.646
湖上で Op.92 No.2 D.543/ます Op.32 D.550
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
セレナード Op.17 No.2/懐かしい幻影 Op.48 No.1/私は漂う Op.48 No.1
星 Op.69 No.1/夜 Op.10 No.3/愛の神 Op.68 No.5
オフェリア・サラ(ソプラノ)
ドナルド・サルゼン(ピアノ)
録音:1996年12月、1997年5月、バルセロナ、スタジオ・アルベルト・ムラレダ

MORALEDA 6466 \2080
ドビュッシー、ヤナーチェク、ジェラード、ウェーベルン、メシアン:
チェロとピアノのための作品集
ドビュッシー(1862-1918):チェロ・ソナタ(1915)
ヤナーチェク(1854-1928):伝説(1910)
ロバート・ジェラード(1896-1970):チェロ・ソナタ(1956)
ウェーベルン(1883-1945):
2つの小品(1899)/チェロ・ソナタ(1914)/3つの小品(1914)
メシアン(1908-1992):
世の終わりのための四重奏曲(1941) から イエスの永遠性への賛歌
マルサル・セルベラ(チェロ)
アントニ・ベセス(ピアノ)
録音:1996年1月、スタジオ・アルベルト・ムラレダ

MORALEDA 7167 \2080
シューベルト(1797-1828):ピアノ作品選集 Vol.3
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
6つの楽興の時 Op.94 D.780
アントニ・ベセス(ピアノ)
録音:1995年12月、バルセロナ、スタジオ・アルベルト・ムラレダ

MORALEDA 8186 \2080
コントラスト II バロックとジャズのフュージョン
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):
トリコテ/アルマンド/ロンド形式のジグ
フランソワ・クープラン(1668-1733):
牧歌/恋するナイチンゲール/勝利したミューズ
アントニオ・ソレル(1729-1783):ソナタ ニ短調
J・S・バッハ(1685-1750):ガヴォット/アリア/グラント
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
ソナタ ト長調 L.82/ソナタ ハ長調 L.S-3/ソナタ ト長調 L.286
マネル・カンプ、ルドビカ・モスカ(ピアノ)
録音:1998年1月28-29日、スタジオ・アルベルト・ムラレダ
ジャズと現代音楽を中心に幅広いジャンルで活躍するピアニスト・作曲家マネ
ル・カンプと、ピアニストでダンサー、画家でもあるルドビカ・モスカのデュ
オ。ジャズ・テイストのバロック音楽というところです。

MORALEDA 9314 2枚組 \3150
ジュアン・リュイス・ムラレダ(1943-):サルダナ集
[CD 1](*)
Benvinguts / Eduard Toldra Mestre de Mestres / Les campanes de Breda
Pendent de viure-ho / L'Aplec nadalenc / A trenc d'alba
Homenatge a Manuel de Falla / Rambla de les Flors / Canco del lladre
Les Roquetes a L'Orfeo Catala / Salut Mestre Manuel
Terrassa Ciutat Pubilla 1998 / Els primers 100 anys
[CD 2](+)
Un nou ale de Vida / Una veu per al mon / Per tu Francina
Palautordera, Cancell del Montseny / Pedra Gentil
Noces d'Or a Contrapunt / Montserrat rebrota
A l'ombra de la rectoria / Fajol / Brut de Bruts / El teu mirar, bonica
Per tu, Josep Ma. / A l'amic Felix / Als tres amics absents
コブラ・サン・ジョルディ(*)
コブラ・メディテラニア(+)
録音:1999年9-10月
サルダナはカタルーニャの民族舞踊。その伴奏楽団がコブラで、金管楽器およ
びテノラ他スペイン独特のリード楽器を主体としています。

MORALEDA 9417 \2080
音楽、あなたと私…夜の静寂に
マービン・ハムリッシュ:The way we were
コール・ポーター:Night and day
リチャード・ロジャース:With a song in my heart
ジェローム・カーン:Long ago and far away
ハーマン・ハプフェルド:As time goes by
フランシス・レイ:Vivre pour vivre
アンドルー・ロイド・ウェバー:Memory
ジョージ・ガーシュウィン:A foggy day
M・J・ショーンバーグ:Whispering
コール・ポーター:Begin the beguine
アントニオ・カルロス・ジョビン:A Felicidade
ホフマン:Historia de una noche estrellada
コール・ポーター:In the still of the night
D・ラスキン:Laura
サルヴェ・デスポジート:Anema e cuore
バート・バカラック:Alfie
ジェローム・カーン:Make believe
ミクロス・ローザ:Remember
エーベルハルト・シュトルヒ:Auf Wiedersehn sweetheart
アーラ・ヴォロンコワ(ヴァイオリン)
リュイス・ムニョス(ピアノ)
アルベルト・ムラレダ(コントラバス)

MORALEDA 95327 \2080
マネル・カンプ(1947-):勇気 ピアノ作品集
勇気/失われた春(3曲)/切望/魅力的な映像(4曲)/夜想曲
マネル・カンプ(ピアノ)
録音:1995年7月24-26日、スタジオ・アルベルト・ムラレダ

MORALEDA 953-29 \2080
エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):コブラのための作品集
Sol ponent / Gentil Antonia / Mariona / La nevada / Sol ixent
Camperola / L'hostal de la Peira / El bac de les ginesteres
La fageda d'en Jorda / Puig neulos / El roserar / Salou
Danses de Vilanova
コブラ・サン・ジョルディ
録音:1995年9月、バルセロナ、スタジオ・アルベルト・ムラレダ
コブラはカタルーニャの民族舞踊サルダナの伴奏楽団。金管楽器およびテノラ
他スペイン独特のリード楽器を主体としています。

MORALEDA 0495-22 \2080
【旧譜・再案内】
エドゥアルド・トルドラ(1885-1962):音楽と詩
海の風景(弦楽四重奏のための)(*)
歌曲(+)
無言のロマンス/歓待/海は明るかった/五月/藁束は畑の上で眠る
海沿いの緑の大ぶどう園/聖リュシアのロマンス/航海の歌
歌い終わった歌/小さな摘み取り人たち/小唄/ジャスミンとばら
ククルクク!/後悔/あいまいな歌/聖金曜日/ハックベリーの木陰
見習い水夫の歌/過ぎ去った愛の歌/妖精の歌/モンセニの水彩画
6つのソネット から 五月の祈り(#)
グリンカ弦楽四重奏団(*)
アンナ・リッシ(メゾソプラノ(+))
アンジェル・スレル(ピアノ(+))
エドゥアルド・トルドラ(ヴァイオリン(#))
エンリケタ・ガレタ(ピアノ(#))
録音:1995年3月22-29日、4月1-5日(*/+)/1932年(#)
ブックレットが厚い組物用ケースに収納されていますが、CDは1枚です。
規格番号「0495-21」は別商品となります。




<PHOENIX CLASSICS>
ヴェネツィア近郊の小さな町モンテベッルーナに本拠を置くPhoenix
Audiosystem社が1995年創設したレーベル。演奏者の顔ぶれはヴェテランから
新人まで様々。幅広いレパートリーを高音質で提供しています。ご案内は現
在入手可能な商品を発売の新しい順に数回に分けて行っておりますが、今回
は冒頭の1点のみ新譜です。

PH 09143 \1980
【新譜】
朗読とピアノのためのメロドラマ集
シューマン(1810-1859):美しいヘートヴィヒ Op.109
リスト(1811-1886):死せる詩人の恋
R・シュトラウス(1864-1949):イノック・アーデン Op.38
フランカ・ファッブリ(朗読)
ジョルジャ・アレッサンドラ・ブルスティア(ピアノ)
録音:2009年12月14-15日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 99501 \1980
エロスとタナトス(愛と死) リスト:ピアノ編曲作品集
リスト(1811-1886):メフィスト・ワルツ R.181
シューベルト(1797-1828)/リスト編曲:
春の思い R.243 No.7/わが家 R.245 No.3
糸を紡ぐグレートヒェン R.243 No.8/魔王 R.243 No.4
ヴェルディ(1813-1901)/リスト編曲:ミゼレーレ R.266
ワーグナー(1813-1883)/リスト編曲:
冬の静かな炉端で(楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より)R.281
イゾルデの愛の詩(楽劇「トリスタンとイゾルデ」より)R.280
ラヴェル(1875-1937)/ドメニコ・ピッチケ編曲:ラ・ヴァルス(*)
ドメニコ・ピッチケ(ピアノ)
録音:1998年10月5-7日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス
(*)世界初録音と表記されています。

PH 99502 \1980
世紀マンハイムのフルート協奏曲集
カール・シュターミッツ(1745-1801):フルート協奏曲第3番ニ長調
フリードリヒ・シュヴィンデル(1737-1786):
フルート協奏曲ニ長調(カンデンツァ:ロレンツォ・フェッラーロ作)
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
フルートと弦楽のための協奏曲第3番ニ短調
ロレンツォ・フェッラーロ(フルート)
ヴェネト・ジャン・フランチェスコ・マリピエロ器楽グループ
録音:1998年10月18-19日、チェンドン・ディ・シレア(イタリア)、
ヴィラ・コンドゥルメル=ベッリオ

PH 99503 \1980
シューマン(1810-1859):
ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121
ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調
パーヴェル・ベルマン(ヴァイオリン)
アレクサンドル・ミハイルク(ピアノ)
録音:1998年7月28-30日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
この録音でパーヴェル・ベルマンが弾いているヴァイオンは、日本音楽財団が
貸与したグアルネリ・デル・ジェス1736年製「Ex Muntz」。

PH 99505 \1980
シェーンベルク、ウェーベルン:ピアノ作品集
シェーンベルク(1874-1951):
3つの小品(1894)(*)/4つの断章(1894頃-1906)/8つの断章(1909-1923)
2つの断章(1921-1923)(*)/5つの断章(1925-1933)
ウェーベルン(1883-1945):
楽章(1906)/ロンド(1906)/子供の小品(1906)
メヌエットのテンポで(1925)/変奏曲 Op.27(1935-1936)
(*)世界初録音と表記されています。
グレゴリオ・ナルディ(ピアノ)
録音:1998年1月7-9日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス

PH 99509 \1980
ショパン(1810-1849):室内楽作品集
ピアノ三重奏曲ト短調 Op.8(*)
チェロとピアノのための華麗なポロネーズ Op.3
マイアベーアの「悪魔ロベール」の主題による
チェロとピアノのための協奏的大二重奏曲
チェロ・ソナタ Op.65
ショパン三重奏団
エンツォ・リグレスティ(ヴァイオリン(*))
ブルーノ・イスピオーラ(チェロ)
アキッレ・ガッロ(ピアノ)
録音:1999年4月23日、5月21-22日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・
フェニックス

PH 99510 \1980
ビーダーマイアーから20世紀初頭まで 二台ピアノ八手演奏のための作品集
モシェレス(1794-1870):グラン・デュオ「コントラスト」Op.115
スメタナ(1824-1884):
ソナタ ホ短調(一楽章形式)/ロンド ハ長調「青春(少年時代)」
ジャン・バティスト・デュロク:
ヴェルディへのオマージュ(オペラ「シチリア島の夕べの祈り」、
「イル・トロヴァトーレ」、「椿姫」の主題による大幻想曲 Op.10
グラズノフ(1865-1936):幻想曲「海」Op.28
グレチャニノフ(1864-1956):サラバンド/ガヴォット
新イタリア・ピアノ・クアルテット
マウリツィオ・バルボロ、パオロ・フィアミンゴ、
フランコ・ジャコーザ、ジュゼッペ・ジュスタ(ピアノ)
録音:1999年3月30-31日、クレスパーノ・デル・グラッパ(イタリア)、
ベルヴェデーレ劇場
世界初録音と表記されています。

PH 99511 \1980
アレッサンドロ・ロンゴ(1864-1945):
楽興の時 Op.49/ピアノ・ソナタ第3番 Op.63
ピアノ・ソナタ第4番 Op.66/ピアノ・ソナタ第5番 Op.67
ダリオ・カンデーラ(ピアノ)
世界初録音と表記されています。
録音:1999年2月20-21日、9月8日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 99512 \1980
リスト(1811-1886):ヴァイオリンとピアノのための作品集
協奏的大二重奏曲/祝婚歌/夜
二重奏曲(ソナタ)/悲しみのゴンドラ
マルロ・トルトレッリ(ヴァイオリン)
コスタンティーノ・カテーナ(ピアノ)
録音:1999年7月22-24日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス

PH 99513 2枚組 \3960
J・S・バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV988
フランチェスコ・ブラーヴォ(オルガン)
録音:1999年3月5-7日、オルビア(イタリア)、聖使徒パオロ教区教会
使用楽器:1998年、ジョルジョ・カルニ製 Op.68

PH 99514 \1980
J・S・バッハ(1685-1750):フルートとオルガンによるトリオ・ソナタ集
ハ長調 BWV1037/変ホ長調 BWV525/ト長調 BWV1038
ニ短調 BWV527/ト長調 BWV1039/ハ長調 BWV529
ジュリアーノ・フルラネット(フラウト・トラヴェルソ)
フランチェスコ・ブラーヴォ(チェンバロ)
録音:1999年4月29-30日、5月2日、バッサーノ・デル・グラッパ(イタリア)、
聖フォルトゥナート修道院

PH 99515 \1980
チャイコフスキー(1840-1893):瞑想… ピアノ作品集
夜想曲嬰ハ短調 Op.19 No.4/情熱的な告白 ホ短調
優しい非難 嬰ハ短調 Op.72/瞑想 ニ長調 Op.72 No.5
ロマンス ヘ短調 Op.5/子守歌 変イ短調(パウル・パプスト編曲)
哀歌 イ長調(アレクサンドル・ジロティ編曲)
ショパン風 嬰ハ短調 Op.72 No.15/ナタ=ワルツ イ長調 Op.51 No.4
子供のアルバム Op.39(全24曲)
ナウム・シュタルクマン(ピアノ)
録音:1999年4月19-20日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス

PH 99516 \1980
クラシック・アコーディオン
J・S・バッハ(1685-1750)/S・ディ・ジェズアルド編曲:
フーガの技法 BWV1080 より コントラプンクトゥス第1, 2, 9番(*)
J・S・バッハ/フランチェスコ・パラッツォ編曲:
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(*)
フランク(1822-1890)/フランチェスコ・パラッツォ編曲:
前奏曲、フーガと変奏曲(*)
フェリーチェ・ラットゥアーダ(1882-1962):即興曲(*)
フランコ・アルファーノ(1876-1954):哀悼歌(S・ディ・ジェズアルド改訂)
ルイジ・フェッラーリ=トレカーテ(1885-1964):
ユーモラスなパントマイム(S・ディ・ジェズアルド改訂)(*)
セルジョ・カッリガーリス(1941-):
前奏曲、コラールとフィナーレ Op.33
(1994;フランチェスコ・パラッツォ改訂)(*)
ブルーノ・バルトロッツィ(1911-1980):ジェズアルドのマドリガーレ
ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):
深き淵より(フランチェスコ・パラッツォ改訂)(*)
フランチェスコ・パラッツォ(アコーディオン)
録音:1999年12月9-10日、2000年2月26-27日、
モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス
(*)使用版による世界初録音。

PH 99517 \1980
イタリア・オペラ・アリア&歌曲集
トスティ(1846-1916):暁は光から闇を隔て
レオンカヴァッロ(1857-1919):マッティナータ[朝の歌]
プッチーニ(1858-1924):「トスカ」から 星は光りぬ
トスティ:かわいい口元/魅惑
ジョルダーノ(1867-1947):「フェドーラ」から 愛さずにはいられぬこの思い
クルティス(1875-1937):忘れな草
ガスタルドン(1861-1939):禁じられた音楽
プッチーニ:「ラ・ボエーム」から 冷たい手を
トスティ:理想/悲しみ
チレア(1866-1950):「アルルの女」から フェデリコの嘆き
マスカーニ(1863-1945):セレナード
ヴィンチェンツォ・デ・クレッシェンツォ(1915-1987):つばめは古巣へ
チェーザレ・チェザリーニ(1905-1973):夢のフィレンツェ
プッチーニ:「トゥーランドット」から 誰も寝てはならぬ
クリスティアン・リッチ(テノール)
エドアルド・ランツァ(ピアノ)
録音:1999年8月17-18日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス

PH 99518 \1980
ヴィンチェンツォ・マストロピッロ(1960-):バッラータ集(アルダ・メリーニ作詩)
Apro la sigaretta(*)/ Ti ho visto nuda / Lungamente sospeso
Cavernicola come sono(*)/ O mia grande dolcezza
Ti prego, lasciami andare / O maledici, Dio, chi mi ha tradito
Io sono una cantante libera / Ho una nave segreta dentro al corpo
Mi dissero sei una santa(*)/ Vieni a rapirmi(*)
Niño(ヌスラト・ファテー・アリー・ハーンへのオマージュ)
アルダ・メリーニ(朗読(*))
エルミタージュ・アンサンブル
マリレーナ・ガウディオ(ソプラノ) 
ヴィンチェンツォ・マストロピッロ(フルート)
ジャンバッティスタ・チリベルティ(クラリネット) 
アントニーノ・マッドンニ(ギター)
アントニオ・ピッチャッリ(ピアノ) 
シモーネ・サルヴァトレッリ(ヴィブラフォン)
パオロ・モンタルーリ(エレクトリックベース) 
ミケーレ・ヴルキオ(打楽器)
録音:1997年10月26日、バーリ(イタリア)、キスメット劇場、
タイム・ゾーンズ・フェスティヴァル、ライヴ
世界初録音と表記されています。

PH 99519 \1980
混交 音楽と絵画の間に
アントニーノ・マッドンニ(1960-):Psyclo I: Wind / Psyclo II: Prelude
ヴィンチェンツォ・マストロピッロ(1960-):
Sol/o / Julietta / Jada / Magda / Kay
アントニーノ・マッドンニ:Psyclo III: Theme
ヴィンチェンツォ・マストロピッロ:Silvi / Juditta
アントニーノ・マッドンニ:Psyclo IV: Interlude
ヴィンチェンツォ・マストロピッロ:Nemesis / Karima
アントニーノ・マッドンニ:Psyclo V: Rhythm
ヴィンチェンツォ・マストロピッロ:Athena
アントニーノ・マッドンニ:Psyclo VI: The end
マウロ・ジュリアーニ三重奏団
ヴィンチェンツォ・マストロピッロ(フルート)
ジャンバッティスタ・チリベルティ(クラリネット)
アントニーノ・マッドンニ(ギター)
録音:1997年2月10-11日、バーリ(イタリア)、スタジオ・クレッシェンド
世界初録音と表記されています。

PH 99520 \1980
クラウディオ・マントヴァーニ:
ソロモンの雅歌(1988)(*)
詩篇19「その声は全地に響きわたり」(1985)(+)
エレーナ・ロッジェーロ、ダヴィデ・ラマストラ(歌(*))
エレーナ・バッチョーロ、ロベルタ・バッチョーロ、他(歌(+))
イル・ピッコロ・カントーリ・ディ・トリノ(児童合唱(+))
様々な器楽奏者
録音:1994年、トリノ(イタリア)、トランスエウロパ・スタジオ
世界初録音と表記されています。

PH 99521 \1980
リスト(1811-1886):死について ピアノ作品集
魔王(1837;原曲:シューベルト)/死について(1840;原曲:ベートーヴェン)
葬送曲(1849)/雪かき(1851)/人の営みに涙あり(1872)
エステ荘の糸杉 第1稿-葬送歌(1877)/死のチャルダーシュ(1881-1882)
悲しみのゴンドラ 第1稿(1882)/ハンガリー狂詩曲第17番(1882)
葬送前奏曲とハンガリー葬送行進曲(1885)/悲しみのゴンドラ 第2稿(1885)
グレゴリオ・ナルディ(ピアノ)
録音:1999年5月3-5日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス

PH 99523 \1980
ティツィアーノ・ベデッティ(1976-):詩と神話 室内楽作品
左手のための2つの前奏曲(ピアノのための;1992)(*)
Nell'antica luce delle maree(ピアノのための;1993)(*)
Velut Laurens(ピアノのための;1999)(*)
2つの詩(声とピアノのための;1992)(+)
マリオ・ルーツィの1つの詩(声とピアノのための;1998)(+)
悲歌風間奏曲(ギターのための;1994)(#)
マルシアスとアポロ(フルートとハープのための幻想曲;1994)(**)
L'Agave sullo scoglio(チェロとピアノのための;1993)(++)
3つの気晴らし(ヴァイオリンとピアノのための;1995)(##)
L'Auriga Celeste(ピアノ四手連弾のための神話組曲;1993)(***)
アキッレ・ガッロ(ピアノ(*))
ティツィアーナ・ツォッカラート(ソプラノ(+))
ティツィアーノ・ベデッティ(ピアノ(+))
ウンベルト・レオナルド(ギター(#))
セルジョ・ツァンベッティ(フルート(**))
クリスティーナ・ビアンキ(ハープ(**))
ブルーノ・イスピオーラ(チェロ(++))
エマヌエーレ・バルディーニ(ヴァイオリン(##))
クリスティーナ・ビアジーニ、マルコ・マルツォッキ(ピアノ(***))
録音:2000年2月20日、4月13-19日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
一部を世界初録音とするような表記がありますが、曲の特定がありません。

PH 00614 \1980
Non Clamor Sed Amor Resonat in Avre Dei Vol.2
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
前奏曲 BuxWV146/甘き喜びのうちに BuxWv197
私たちはあなたに感謝する、主キリストよ BuxWv 224
イエス・キリスト、私たちの救い主 BuxWv198
テ・デウム BuxWV218/パッサカリア BuxWV161
J・S・バッハ(1685-1750):
ああ、罪人である私は何をなすべきか(パルティータ)BWV770
主イエス・キリストよ、私たちを顧みてください BWV709
私はどこへ逃れればよいのか BWV694
今こそ喜べ、愛するキリスト者の仲間たち BWV734
キリストは死の絆につかれた(幻想曲)BWV695
前奏曲とフーガ BWV535
フランチェスコ・ブラーヴォ(オルガン)
録音:2000年6月26-27日、トレヴィーゾ、聖心教会
使用楽器:2000年、ジョルジョ・カルリ製 Op.72

PH 00624 2枚組 \3960
ジーノ・タリアピエトラ(1887-1954):ピアノ作品集
3つの小品(1910); 鐘のハーモニー,ドン・キホーテ,野蛮なスケルツォ
アルメニア狂詩曲(1932)/短いソナタ(1936)/20の変奏曲(1924)
トッカータとフゲッタ(1924)/仕上げのための40の練習曲(1917-1922)
3つの特別な練習曲(1920-1923)
パオロ・ヴェルガーリ(ピアノ)
録音:2002年6月25日、8月6日、11月29日、12月19日、2003年2月26日、3月27日、
モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス
ジーノ・タリアピエトラはブゾーニの愛弟子。師匠顔負けの超絶技巧的なピア
ノ作品・編曲を書きました。世界初録音と表記されています。

PH 01717 \1980
グリーグ(1843-1907):
ノルウェー舞曲集 Op.35
「ペール・ギュント」組曲第1番 Op.46(フェルナンド・ロッサーノ編曲)(*)
「ペール・ギュント」組曲第2番 Op.55(フェルナンド・ロッサーノ編曲)(*)
ホルベア組曲 Op.40(フェルナンド・ロッサーノ編曲)(*)
フェルナンド・ロッサーノ(ピアノ)
録音:2001年4月26-27日、10月29-30日、モンテベッルーナ、アウディトリウム
・フェニックス
(*)はフェルナンド・ロッサーノがグリーグの管弦楽スコアからピアノ用に編
曲した版による演奏で、これが世界初録音と表記されています。

PH 02802 2枚組 \3960
F・アンツォレッティ、M・アンツォレッティ、R・ラッツァーリ、
S・ラッツァーリ:
ヴァイオリンとピアノのための作品集
シルヴィオ・ラッツァーリ(1857-1944):ソナタ Op.24
フイランチェスコ・アンツォレッティ(1819-1862):華麗なソナタ Op.1(*)
マルコ・アンツォレッティ(1867-1929):ブラームスの主題による変奏曲(*)
ラファエッロ・ラッツァーリ(1845-1924):5つの小品 Op.5(*)
マルチェッロ・デファント(ヴァイオリン)
アンドレア・バンバーチェ(ピアノ)
録音:2001年7月4-7日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス
(*)世界初録音と表記されています。

PH 02806 \1980
ステファノ・ドナウディ(1879-1925):古典様式による36のアリア
ティツァーナ・ツォッカラート(ソプラノ)
エドアルド・ランツァ(ピアノ)
マックス・ルネ・コソッティ(テノール(二重唱のみ))
録音:2002年6月21日、9月19-20日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・
フェニックス

PH 02808 \1980
ドメニコ・プッチーニ(1772-1815):15のピアノ・ソナタ集
第32番ニ長調/第33番ト長調/第21番ニ長調/第2番ト長調
第3番ハ長調/第4番ニ長調/第5番変ロ長調/第6番ト長調
第36番ヘ長調/第28番ニ長調/第18番ハ長調/第9番ニ長調
第17番イ長調/第23番ト長調/第26番ト長調
フランチェスコ・チプリアーノ(ピアノ)
録音:2002年11月4-5、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス
世界初録音と表記されています。原文タイトルは「15 Sonate per Pianoforte
Vol.1」ですが、当盤に15曲が収録されており、Vol.2以降に相当するものは発
売されていないようです。

PH 04002 \1980
世界劇場 13-17世紀ヨーロッパの音楽
不詳(15世紀):L'homme armé
アンドレア・ステファーニ(14世紀):I' senti matutino
不詳(13世紀、ノートルダム楽派):Pucelete
ジルベール・ド・ベルヌヴィユ(13世紀):Pastourelle
不詳(14世紀):Lamento di Tristano e Rotta
不詳(14世紀):Los set goyts(モンセラトの朱い本 から)
不詳(1490以前):Propinan de melyor(コロンビナ歌集 から)
クレマン・ジャヌカン(1485-1558):Ce moys de may
ティルマン・スザート(1515?-1565?):Ronde Warum
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):Non cosi tost'io miro
ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ(1555-1609):Il bell'umore
不詳(16世紀):Otodik / Danza degli Aiduchi
ジョルジョ・マイネリオ(1535?-1582):La putta nera
ジョン・ダウランド(1562-1626):Dear, if you change
不詳(16世紀):Basela un trato
クラウディオ・モンテヴェルディ:O Rosetta
不詳(16世紀):Passo media
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):Ballet des matelotz
ヘンリー・パーセル(1659?-1695):
If music be the food of love / Music for a while
ミヒャエル・プレトリウス:La Bourree
イル・コンヴィート・ムジカーレ
トゥリア・ラレーゼ・ロイア(ハープ、小打楽器) 
ルイジ・ラレーゼ・ロイア(打楽器)
マウロ・ラレーゼ・ロイア(ビウエラ、キターラ・バッタンテ、リュート)
エリーザ・マルキオーリ(リコーダー、トライアングル) 
ベーピ・モセーナ(リコーダー) イレニア・マシェット(リベカ、小打楽器)
ルドヴィコ・モセーナ(ギロンダ、シャリュモー、リコーダー)
パオロ・モセーナ(リコーダー、可動式オルガン) 
エロス・ヴィエル(ヴィエッラ)
ルチア・ヴァレンティーニ(歌)
録音:2002-2004年、ミアーネ(イタリア)、アウラ・マグナ
ファッラ・ディ・ソリーゴ(イタリア)、カーザ・デリ・アルピーニ

PH 04003 \1980
レスピーギ、タリアピエトラ、サントルソーラ、ダント、ラステッリ:
弦楽合奏のための作品集
レギピーギ(1879-1936):
リュートのための古い舞曲とアリア 第3組曲(弦楽合奏のための)
ジーノ・タリアピエトラ(1883-1954):
ピアノと弦楽合奏のための幻想的変奏曲(*)
グイード・サントルソーラ(1904-1994):
4つのヴァイオリンと弦楽合奏のための協奏曲(+)
アントニオ・ダント(1957-):弦楽合奏のための協奏曲第2番(+)
クラウディオ・ラステッリ(1963-):Lemme(ピアノと弦楽合奏のための)(*)
パオロ・ヴェルガーリ(ピアノ(*))
ヤシ国立フィルハーモニー管弦楽団
ミケーレ・サントルソーラ(指揮)
録音:2004年6月26-28日、ヤシ・フィルハーモニー・ホール(ルーマニア)
(*)(+)世界初録音と表記されています。

PH 98401 \1980
シューマン(1810-1856):
幻想曲集と終曲(1834-1835)(*)
クララ・ヴィークのアンダンティーノによる変奏曲(1835)(+)
クララ・ヴィークのロマンスによる即興曲 Op.5(初版;1833)
グレゴリオ・ナルディ(ピアノ)
録音:1997年11月3-5日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス
(*)は「交響的練習曲」の原形。ベルギー王立マリーモン博物館に手稿譜が所
蔵されています。(+)はピアノ・ソナタ第3番の初版「管弦楽のない協奏曲」
(1836)の第3楽章「クララ・ヴィークのアンダンティーノによる変奏曲」の
原形。大英図書館に手稿譜が所蔵されており、1983年に出版されました。
初版で削除された2つの変奏を含み、変奏の順序も異なっています。
(*)(+)は世界初録音と表記されています。

PH 98402 \1980
フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ長調(1886)
ドビュッシー(1862-1918):ヴァイオリン・ソナタ(1916-1917)
ラヴェル(1875-1937):
ヴァイオリン・ソナタ(1923-1927)/ヴァイオリン・ソナタ(1897)
レナート・ドナ(ヴァイオリン)
アルド・チッコリーニ(ピアノ)
録音:1998年7月4-5日、1999年4月17日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 98403 \1980
ショパン(1810-1849):練習曲全集
12の練習曲 Op.10/12の練習曲 Op.25/3つの新しい練習曲
マウリツィオ・バリーニ(ピアノ)
録音:1998年2月16-18日、1999年4月17日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
モダーン楽器使用。マウリツィオ・バリーニは2000年にピリオド楽器で同一
プログラムを再録音しています(PH 00621)。

PH 98405 \1980
リスト(1811-1886):超絶技巧練習曲集(全12曲)
マルコ・パジーニ(ピアノ)
録音:1998年2月20-22日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 98406 \1980
フルートとギターのための20世紀の音楽
ヴィリー・ブルクハルト(1900-1955):セレナード第3番 Op.71
ピエール・ヴィスメール(1915-1992):ソナティネ
ジョン・W・デュアート(1919-2004):ソナティナ Op.15
エドガル・アランディア(1950-):パジャ(*)
ハンス・ハウク(1900-1967):カプリッチョ
ヤン・ノヴァーク(1921-1984):Choreae Vernales(*)
スティーヴン・ドジソン(1924-):カプリッチョ(*)
ミリアム・デ・ヴェロ(フルート)
ファビオ・ファザーノ(ギター)
録音:1998年5月、11月、ローマ、アルファ・レコーディング・スタジオ
(*)世界初録音と表記されています。

PH 98407 2枚組 \3150
ベルカントの芸術 オペラ・アリアとナポリ歌謡集
プッチーニ:「トゥーランドット」、「マノン・レスコー」、「西部の娘」、
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」、「フェドーラ」、
マスネ:「ウェルテル」、
ヴェルディ:「アッティラ」、「群盗」、「トロヴァトーレ」、「マクベス」
「アイーダ」、
チレア:「アドリアーナ・ルクヴルール」、「アルルの女」、
レオンカヴァッロ:「ボエーム」、「道化師」、
ドニゼッティ:「ドン・セバスティアン」、「シャモニーのリンダ」、
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」からのアリア(全25曲)(*)
ナポリ歌謡(全16曲)(+)
ガストーネ・リマリッリ(テノール)
アルベルト・ピッツジゴーニ楽団(+)
ニーノ・ピッチネッリ(ピアノ(+))
録音:時期不詳、ライヴ、モノラル(*)/時期不詳、ステレオ(+)
マリオ・デル・モナコの弟子で、師の「そっくりさん」とも言われたガスト
ーネ・リマリッリ(1927-1998)の十八番集。オペラ・アリア・リサイタル(*)
の伴奏オーケストラおよび指揮者は不明です。

PH 98408 \1980
フランク・ブリッジ(1879-1941):室内楽作品集
ピアノ三重奏曲第1番ハ短調「幻想曲」
チェロ・ソナタ ニ短調
ピアノ三重奏曲第2番
ショパン三重奏団
エンツォ・リグレスティ(ヴァイオリン)
ブルーノ・イスピオラ(チェロ)
アキッレ・ガッロ(ピアノ)
録音:1998年3月19日、8月7-8日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 98409 \1980
グイド・アルベルト・ファーノ(1875-1961):ピアノ作品集 Vol.2
2台のピアノのためのアンダンテとアレグロ・コン・フオコ(*)
ソナティナ/姿…/孤独/回想/ミューズの子
ピアノと管弦楽のためのアンダンテとアレグロ・コン・フオコ(+)
ロベルト・ベルトルッツィ(ピアノ)
アルド・オルヴィエート(ピアノ(*))
ロッフェルタ・ムジカーレ管弦楽団(+)
リッカルド・パッラヴィチーニ(指揮(+))
録音:1999年4月6-7日、5月12-13日、
クレスパーノ・デル・グラッパ(イタリア)、ベルヴェデーレ劇場
モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス
世界初録音と表記されています。Vol.1:PH 96204(未案内)。

PH 98410 \1980
マルトゥッチ、カステルヌオーヴォ=テデスコ:2台のピアノのための作品全集
ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909):
幻想曲ニ短調 Op.32/幻想曲 Op.58
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
人魚と空色の魚(1935)/夜想曲と陰鬱なタランテッラ(1940)
アルト・ウィーン(ウィーン狂詩曲;1923)
ドゥオ・ピアニスム(即興曲;1959)/ナポリターナ(1945)
アルド・オルヴィエート、フィリッポ・クアルティ(ピアノ)
録音:1998年8月38日、10月26-27日、モンテベッルーナ、
ヴィッラ・カ・モーラ
世界初録音と表記されています。

PH 98415 \1980
ブゾーニ(1866-1924):
ヴァイオリン・ソナタ(第1番)ホ短調 Op.29
アルバムの綴り(ピアノとヴァイオリンのための)
ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調 Op.36a
ピオトル・ヤノフスキ(ヴァイオリン)
フランコ・アゴスティーニ(ピアノ)
録音:1998年10月21-23日、モンテベッルーナ、ヴィッラ・カ・モーラ

PH 98416 \1980
アキッレ・ロンゴ(1900-1954):室内楽作品集
ピアノ三重奏曲変ロ長調(1937)(*/+)
オーボエ・ソナティナ(1933)(#)
チェロ・ソナタ イ長調(1925)(+)
ヴァイオリン・ソナティナ(1922)(*)
アルド・チッコリーニ(ピアノ)
エンツォ・リグレスティ(ヴァイオリン(*)
ブルーノ・イスピオラ(チェロ(+))
ジュゼッペ・ファルコ(オーボエ(#))
録音:1998年4月3-4日、11月26-27日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
世界初録音と表記されています。

PH 98417 \1980
第二次大戦中の音楽
ピッツェッティ(1880-1968):
ピアノ・ソナタ(1942)
記憶の歌(「ゲラルド神父」の主題による4つの変奏曲;1943)
プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ第8番 Op.84(1944)
ジャンピエロ・ロカテッリ(ピアノ)
録音:1998年7月4-5日、1999年4月17日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 98418 \1980
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
チェロとピアノのための作品全集
ソナタ Op.50(1928)/スケルツィーノ Op.82b(1935)
瞑想曲「コル・ニドレ」R.111a(1941)
夢遊病者(幻想的変奏曲)Op. 47 No.1(1927)
水の上の夜想曲 Op.82a(1935)
グリーティング Op.170 No.3(1954)
ヘブライの歌 Op.53 No.3(1928)
トッカータ Op.83(1935)
ブルーノ・イスピオラ(チェロ)
フィリッポ・クアルティ(ピアノ)
録音:1997年5月12-14日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
世界初録音と表記されています。

PH 98420 \1980
ロシア音楽に表されたおとぎ話と絵画
メトネル(1880-1951):追憶のソナタ Op.38 No.1/おとぎ話 Op.20 No.1
プロコフィエフ(1891-1953):子供のための音楽 Op.65
ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」
オルランド・カレヴロ(ピアノ)
録音:1998年5月26-28日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 98422 \1980
エンニオ・ポッリーノ(1910-1959):ピアノ&室内楽作品集
教会旋法による前奏曲とオスティナート(ピアノのための;1942)
劇的ソナタ Op.35(ピアノのための;1947)
奴隷制の歌(ヴァイオリン、チェロとピアノのための;1933)(+)
サルデーニャの様式による2つの歌(ソプラノとピアノのための;1942)(*)
トルバドゥールの3つの叙情詩(ソプラノとピアノのための;1942)(*)
3つの亡命の歌(ソプラノとピアノのための;1942)(*)
ティツィアーナ・ツォッカラート(ソプラノ(*))
エンツォ・リグレスティ(ヴァイオリン(+))
ブルーノ・イスピオラ(チェロ(+))
マリア・ルチア・コスタ(ピアノ)
録音:1998年8月10日、9月18-19日、モンテベッルーナ、
ユーフォニック・サウンド・スタジオ
世界初録音と表記されています。

PH 98424 \1980
チェルニー、シューベルト、ストラヴィンスキー:
ピアノ四手連弾のための作品集
チェルニー(1791-1857):華麗な大ソナタ ハ短調
シューベルト(1797-1828):
エロルドのオペラ「マリー」の主題による8つの変奏曲ハ長調 Op.82 D.908
ストラヴィンスキー(1882-1971):ペトルーシュカ(改訂:1947)
クリスティーナ・ビアジーニ、マルコ・マルツォッキ(ピアノ)
録音:1998年9月10、19-21日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 95105 \1980
ジュゼッペ・ジャコミーニ 宗教的アリア&歌曲集
ヘンデル(1685-1759):O mio Signor [Ombra mai fu]
ブルーニ神父(?-?):In me grazia
グノー(1818-1893):Ave Maria
ブラームス(1833-1897):Ninna nanna
フランク(1822-1890):Panis angelicus
メリヒャル(1896-1975?):Mille cherubini in coro
モーツァルト(1756-1791):Ave Verum Corpus K.618
アダン(1903-1856):O Santa Notte [O Holy Night]
ストラデッラ(1644-1682):Pieta Signor
ツァネッラ(?-?):Ninna Nanna
ビゼー(1838-1875):Agnus Dei
ボルトリン(1935-):Ave Maria
ブシナーロ(1936-):Salve Regina
アルビノーニ(1671-1750):Adagio
ジュゼッペ・ジャコミーニ(テノール)
ヴェネト・アカデミー管弦楽団
ロベルト・パドイン(指揮)
ファブリツィオ・マラマン(オルガン)
録音:1995年11月12-13、15-16日、
モンセリーチェ(イタリア)、小さい兄弟会修道院・聖ジャコモ教会
ボルソ・デル・グラッパ(イタリア)、セモンツォ教区教会

PH 95106 \1980
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノと管楽のための五重奏曲 Op.16(*)
ロッシーニ(1792-1868):管楽四重奏曲第4番(+)
フェレンツ・ファルカシュ(1905-1994):17世紀の古いハンガリー舞曲集(+)
ヴェネト五重奏団
録音:1995年4月13、23-24日、
カエラーノ・ディ・サン・マルコ(イタリア)、フォニックス・スタジオ(*)
アウディトリウム・パラッツォ・ローマ(+)

PH 95107 \1980
トゥリーナ(1882-1949):ピアノ作品集
旅のアルバム Op.15(1916)
スペイン民謡による2つの舞曲 Op.41(1927)から ゲルニカの木
ミニチュア集(8つの小品)Op.52(1930)
アルモドバルの城 Op.52(1931)/サーカス Op.68(1931)
フィリッポ・クアルティ(ピアノ)
録音:1995年10月24-26日、モンテベッルーナ(イタリア)、
ユーフォニック・サウンド・スタジオ

PH 96202 \1980
グイード・アルベルト・ファーノ(1875-1961):
ピアノ五重奏曲ハ長調(*)
弦楽四重奏曲イ短調
アルド・チッコリーニ(ピアノ(*))
トリノ弦楽四重奏団
録音:1996年1月23-24日、フィエラ・ディ・プリメイロ(イタリア)、
アウディトリウム・パラッツォ・ローマ(*)
1996年7月6-7日、ヴェナリア(イタリア)、
アウディトリウム・ボッケリーニ(+)
世界初録音と表記されています。

PH 96203 \1980
ロッシーニ(1792-1868):室内アリア集
「老年のいたずら」から
カンタータ「ジョヴァンナ・ダルコ」/
古風なアリエッタ(何も言わずに嘆こう)
迷子(*)(+)/散歩/スペイン風ティラーナ/アヴェ・マリア/ロメオ
何も言わずに嘆こう/亡命者/村の歌(+)/シルヴァン
オペラ「エルミオーネ」から 何も言わずに嘆こう(+)
「老年のいたずら」から 死にゆく者の傍らで/ヴェネツィアの競艇
ルチア・リッツィ(メゾソプラノ)
リッカルド・ツァドラ(ピアノ)
フェデリカ・レギーニ(グロッケンシュピール(*))
録音:1995年10月28-29日、1996年2月23-24日、
フィエラ・ディ・プリメイロ(イタリア)、
アウディトリウム・パラッツォ・ローマ
(*)世界初録音と表記されています。

PH 96204 \1980
グイード・アルベルト・ファーノ(1875-1961):ピアノ作品集 Vol.1
4つの幻想曲 Op.6
ピアノ・ソナタ ホ長調
ロベルト・ベルトゥッツィ(ピアノ)
録音:1996年6月17-19日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
世界初録音と表記されています。Vol.2: PH 98409。

PH 96206 \1980
…夜の王国… ピアノのための夜想曲集
ジョン・フィールド(1872-1937):夜想曲
第4番イ長調/第9番変ホ長調/第10番ホ短調
第12番ト長調/第13番ニ短調/第14番ハ長調
ショパン(1810-1849):
レント(夜想曲第20番a)嬰ハ短調/夜想曲第21番ハ短調
ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909):夜想曲変ト長調 Op.70 No.1
ドビュッシー(1862-1918):夜想曲変ニ長調
レスピーギ(1879-1936):夜想曲変ト長調
ジャン・フランチェスコ・マリピエロ(1882-1973):
田園夜想曲変ホ短調/幻影
フィリッポ・クアルティ(ピアノ)
録音:1996年6月5-7、モンテベッルーナ、
ユーフォニック・サウンド・スタジオ

PH 96208 \1980
詩情と妙技 ソル、パガニーニ、ヴィラ=ロボス、ソルビアーティ:
ギター作品集
ソル(1778-1840):序奏と変奏曲 Op.9
パガニーニ(1782-1840):大ソナタ イ長調
ヴィラ=ロボス(1887-1959):
前奏曲集 から 第1-5番/練習曲集 から 第1,3,7,12番
アレッサンドロ・ソルビアーティ(1956-):3つの小品(*)
フィロメナ・モレッティ(ギター)
録音:1996年10月30-31日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
(*)世界初録音と表記されています。

PH 96210 \1980
クリスマスの奇跡 J・S・バッハ(1685-1750):オルガン作品集
前奏曲 ハ長調 BWV547
来たれ、異教徒の救い主よ(コラール前奏曲)BWV659
来たれ、異教徒の救い主よ(コラール前奏曲)BWV660
来たれ、異教徒の救い主よ(コラール前奏曲)BWV661
パストラーレ ヘ長調 BWV590
高みにおられる神にのみ栄光あれ(コラール前奏曲)BWV662
高みにおられる神にのみ栄光あれ(コラール前奏曲)BWV663
協奏曲 BWV596
高き天より私は来た(クリスマスの歌による5つのカノン風変奏曲)BWV769
甘き喜びのうちに(コラール前奏曲)BWV608
これほどに喜ばしい日(コラール前奏曲)BWV605
高き天より私は来た(フゲッタ)BWV701
フーガ ハ長調 BWV547
ルッジェーロ・リヴィエーリ(オルガン)
録音:1996年11月25-26日、サンタ・ボナ教会(イタリア)

PH 97301 \1980
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):ピアノ作品集 Vol.2
イギリス組曲(1909)(*)/人魚と空色の魚(海の物語;1920)(*)
気晴らし(5つの小ワルツ;1928)(*)/これは死の車だった Op.2(1913)
クリノリン(1929)(*)/糸杉 Op.17(1920)
ミ=ラ(マッシモ・ミラに;1931)(*)/ダヴィデ王の舞曲集 Op.37(1925)
アルド・チッコリーニ(ピアノ)
録音:1996年7月19-20日、11月4-5日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
(*)世界初録音と表記されています。
Vol.1、Vol.3以降は入手困難と思われます。

PH 97302 \1980
J・S・バッハ(1685-1750):フルート・ソナタ集
ロ短調 BWV1030/変ホ長調 BWV1031/イ長調 BWV1032
ハ長調 BWV1033/ホ短調 BWV1034/ホ長調 BWV1035
ロレンツォ・フェラーロ(フルート)
リッカルド・ファヴェーロ(チェンバロ)
アンナ・カンパニャーロ(チェロ)
録音:1997年1月23-25日、バッサーノ・デル・グラッパ(イタリア)、
聖ドナート教会

PH 97305 \1980
ブラームス(1833-1897):
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 Op.1
ピアノ・ソナタ第2番嬰ハ短調 Op.2
練習曲第1番、ショパンの Op.25 No.2による
練習曲第2番、ウェーバーの Op.24による
パスクアーレ・イアンノーネ(ピアノ)
録音:1997年2月10-12日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 97309 \1980
20世紀イタリア音楽における色彩探究と技巧誇示 ピアノ・デュオ作品集
フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924):
民謡「おお、愛しのアウグスティン」によるフーガ(*)
モーツァルトの主題による協奏的連弾曲
アルフレード・カゼッラ(1883-1847):
戦争の記録(完成版)/操り人形(新版)/フォックストロット
レスピーギ(1879-1936):6つの小品
ゴッフレード・ペトラッシ(1904-2003):シチリアーナとマーチ
ジャン・フランチェスコ・マリピエロ(1882-1973):2台のピアノの対話 II(+)
セバスティアーノ・ブルスコ、マルコ・ストラストラ(ピアノ)
録音:1997年9月16-17日、11月17日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
(+)は2台のピアノのための、他はピアノ四手連弾のための作品。
(*)(+)世界初録音と表記されています。

PH 97312 \1980
リスト(1811-1886):宗教的ピアノ作品集 Vol.1
復活祭の賛歌(原曲:ラッセン)
無限なるものに寄せる賛歌(原曲:シューベルト)
祈願[Invocation](第1版)
万霊節の日のためのリタニア(原曲:シューベルト)
J・S・バッハのカンタータ「泣き、嘆き、怯え、震え」の主題による変奏曲
十字架への道行
グレゴリオ・ナルディ(ピアノ)
録音:1997年5月10-12日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 97313 \1980
ギター二重奏
アンドレア・ガブリエーリ(1510-1586):リチェルカーレ第12旋法(*)
トマス・フォード(1580-1648):サウスコート氏のパヴァンとガリアード(*)
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
ソナタ K.147, L.376(*)/ソナタ K.519, L.475(*)
マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):協奏的変奏曲 Op.130
ピエール・プティ(1922-2000):トッカータ
マウロ・ガンジ(1923-2010):寓話
セルジョ・キエレギン(1933-):ニューヨーク=ファンタジー(+)
カルロ・ビアンカラーナ、ステファノ・ミンゴ(ギター)
録音:1997年2月24-25日、5月5-6日、ローマ、
スタジオ・ジョヴァンニ・ルイージ
(*)(+)世界初録音と表記されていますが、(*)はおそらく使用版による世界初
録音。

PH 97315 \1980
リリシズムと20世紀のギター音楽
マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948):ソナタ第3番
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
タランテッラ/チルチェオへの3つの前奏曲/ロンド
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):
スクリャービンの主題による変奏曲
ビセンテ・アセンシオ(1908-1979):神秘的組曲
ジョルジョ・フェデリコ・ゲディーニ(1892-1965):演奏会用練習曲
ウンメルト・カファーニャ(ギター)
録音:1997年5月16-17日、7月17日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 97317 \1980
ドニゼッティ(1797-1848):ピアノ四手連弾作品集
シンフォニア/G.D.の神髄/ソナタ変ホ長調「予期せぬ訪問者」
ソナタ ハ長調/葬送行進曲/普通のソナタ/ポラッカ/Sonata a 4 Sanfe
L .../バッターリャ隊長/ソナタ ト長調/ソナタ変ロ長調
ダニエーレ&ダヴィデ・トリヴェッラ(ピアノ)
録音:1997年10月7-9日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 97318 \1980
ゴンドラの美少女 ヴェネツィアの歌曲集
ジョヴァンニ・シモーネ・マイール(1763-1845):
La biondina in gondoleta[ゴンドラの美少女]
ルイージ・リッチ(1805-1859):Diseme de si
アントニオ・ブッツォッラ(1815-1871):
L'abandon / El regalo / Un bel matin de zugno / L'omo / L'inamorada
フィリッポ・フィリッピ(1830-1887):Che pecag! / A Nina
アウグスト・ロトーリ(1847-1904):La gondola nera
レナート・ブローギ(1873-1924):Visione veneziana
アントニオ・スマレーリャ(1854-1929):
Per le strade solezae ... / Co sare morto ...
ジェーニ・サデーロ(1886-1961):
L'altra sera la mia Nina ... / Fa la nana bambin ... / Barcarola de la
Marangona
サンドロ・フーガ(1906-1994):Ninna-nanna / In morte d'una bambina
アルメリーゴ・ジロット(1897-1967):Conte Marin / La pastorella
ヴァレンティーノ・ブッキ(1916-1976):
Gog vestio, si, de luto ... / 'Sta canzon ... / O bela e bona amiga ...
ティツィアーナ・ツォッカラート(ソプラノ)
エドアルド・ランツァ(ピアノ)
録音:1997年8月7-8日、9月29日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
世界初録音と表記されています。

PH 97319 \1980
アストル・ピアソラ(1921-1992):タンゴの歴史
6つのタンゴ練習曲(無伴奏フルートのための)
タンゴの歴史(フルートとギターのための)(*)
アディオス・ノニーノ(A・グレコ編曲;無伴奏フルートのための)(#)
リベルタンゴ(A・グレコ編曲;フルートとギターのための)(*)(#)
レイヒアのゲーム(タンゴ前奏曲、ロベルト・ファッブリチアーニ編曲;
バスフルートとコントラバスフルートのための)(+)
ロベルト・ファッブリチアーニ(フルート、バスフルート)
ステファノ・カルディ(ギター(*))
マリオ・カローリ(コントラバスフルート(+))
録音:1997年7月23-24日、ボヴァーラ・デ・トレーヴィ(イタリア)、
聖大天使教会

PH 97320 \1980
ピアノのためのタランテッラ集
テオドール・デーラー(1814-1856):タランテッラ Op.39(*)
シュテフェン・ヘラー(1813-1888):タランテッラ Op.53(*)
ロッシーニ(1792-1868):生粋のタランテッラ(行列の横断付き)(*)
ロッシーニ/リスト:ナポリ風タランテッラ舞曲(*)
リスト(1811-1886):タランテッラ
アントン・ルビンシテイン(1829-1894):タランテッラ Op.6(*)
ダルゴムイシスキー(1813-1869)/リスト編曲:タランテッラ(*)
オーベール(1782-1871)/リスト編曲:
華麗なタランテッラ(オペラ「ポルティチの唖娘」より
ショパン(1810-1849):タランテッラ Op.43
ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909):
タランテッラ Op.6(*)/タランテッラ Op.44 No.6(*)
マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):タランテッラ(*)
マルコ・パジーニ(ピアノ)
録音:1997年7月21-23日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
(*)世界初録音と表記されています。

PH 97321 \1980
聖母マリアの祝日のためのミサ
マルコ・カーラ(1465頃-1525以後):サルヴェ・レジナ(3声)
ジョン・ブル(1562頃-1612):サルヴェ・レジナ
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(1525頃-1595):
アヴェ・マリア(4声)/リチェルカーレ第8旋法
マニフィカト第3旋法(4声)
ザムエル・シャイト(1587-1654):マニフィカト第6旋法
フェリーチェ・アネーリオ(1560-1614):アヴェ・マリス・ステラ(4声)
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
アヴェ・マリス・ステラ(4声)/トッカータ第11番/聖母のミサ
フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584頃-1654):
処女マリアの無原罪の御宿りの単旋律聖歌
無原罪の御宿りの単旋律聖歌によるグロサ
パブロ・ブルナ(1611-1679):
聖母のためのリタニアによるティエント第2旋法(por ge sol re ut)
ラ・コンパーニャ・ディ・カント
ファビオ・ズボルドーネ(指揮)
フィランチェスコ・ブラーヴォ(オルガン)
録音:1997年10月20-23日、バッサーノ・デル・グラッパ(イタリア)、
サンタ・マリア・イン・コッレ大聖堂

PH 97323 \1980
マルコ・ファラスキ、エットーレ・カンデーラ:
封建的交響曲(サクソフォン、オルガン、チェンバロと打楽器による)
老いた吟遊詩人の死/戦の祈り/錬金術師/狂った楽士
マルコ・ファラスキ(ソプラノサクソフォン、アルトサクソフォン、打楽器)
エットーレ・カンデーラ(オルガン、チェンバロ)
録音:1997年8月25日、グロッセート(イタリア)、聖フランチェスコ教会
即興演奏作品。当然ながら世界初録音。





<DUX Classical>
※先日ご案内済みのものもございますが、価格が改定(値下げ)になりましたの
で、再度ご案内いたします。

DUX 0713 \1800
エルジビェタ・シコラ(1943-):
南岸(ブルー・ハープと管弦楽のための小協奏曲;2008)(*)
ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第7番イ長調 Op.92(1812)
イザベル・ペラン(ブルー・ハープ(*))
グダンスク・バルティック・フィルハーモニー交響楽団
イェジ・マクシミウク(指揮)
録音:2009年4月18日、グダンスク(ポーランド)、フリデリク・ショパン記念
ポーランド・バルティック・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ライヴ
「ブルー・ハープ」はフランスのCamac Harps社が開発したエレクトリック・
ハープ。クラシック・ハープと同じ外観ですが、弦1本に対し1個のピックアッ
プ・マイクロフォンが装備され、相互干渉を起こさず楽音を増幅する構造と
なっています。

DUX 0730 \1800
トランペットの君主
パーセル(1659-1695);トランペットと弦楽合奏のためのソナタ
コレッリ(1653-1713):合奏協奏曲ニ長調 Op.6 No.4
テレマン(1861-1767):トランペット、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調
テレマン:トランペット、弦楽と通奏低音のためのソナタ(協奏曲)ニ長調
トレッリ(1658-1709):
トランペット、弦楽と通奏低音のための5声のソナタ第7番
コレッリ:合奏協奏曲ニ長調 Op.6 No.5
ヘンデル(1685-1759):トランペット、弦楽と通奏低音のための組曲ニ長調
イーゴル・ツェツォホ(トランペット)
ヴロツワフ・フィルハーモニー室内管弦楽団

DUX 0731 \1800
グルンヴァルト戦勝六百年 1410-2010
ヤン・アダム・マクラキェヴィチ(1899-1954):交響詩「グルンヴァルト」
ロムアルト・トファルドフスキ(1930-):グルンヴァルト 1410
スタニスワフ・モリト(1947-):管弦楽のための序曲「1410年」
ヤヌシュ・ボグダン・レヴァンドフスキ(1955-):
ポーランド騎士ファンファーレ
ヤロスワフ・ブレンク(バス)
オルシュティン・ヴァルミア・マズリ・フィルハーモニー交響楽団
ヤヌシュ・プシビルスキ(指揮)
1410年、ポーランド・リトアニア連合軍がドイツ騎士団に勝利した「グルン
ヴァルトの戦い」。それを題材にしたポーランドの作曲家の管弦楽作品集。

DUX 0746 \1800
スタニスワフ・ボロムボシュチ(1980-):室内楽作品集
変形[Transformation](チェロと室内アンサンブルのための;2005)
レチタティーヴォ、コラールとアリオーソ
(ヴィブラフォン、シロフォンと弦楽三重奏のための;2005)
セミ=ソノーレ[Semi-sonore](3つの弦楽アンサンブルのための;2007)
ミラー・ミュージック[Mirror Music]
(ピアノとアレクトロニクスのための;2007-2008)
イメージ[Images](チェロとエレクトロニクスのための;2009)
スタニスワフ・ボロムボシュチ(ピアノ)
バルトシュ・コジャク(チェロ)
ヤロスワフ・マムチャルスキ(エレクトロニクス)
新音楽管弦楽団
シロンスク室内管弦楽団
シモン・ビヴァレツ(指揮)

DUX 0749 \1800
ショパン、ブラームス、ニジュルスキ:ピアノ作品集
ショパン(1810-1849):
夜想曲嬰ハ短調 Op. posth.(1830)/夜想曲ヘ短調 Op.55 No.1
マズルカ嬰ハ短調 Op.41 No.1/マズルカ ホ短調 Op.41 No.2
マズルカ ロ長調 Op.41/マズルカ変イ長調 Op.41 No.4
ワルツ イ短調 Op. posth./ワルツ嬰ハ短調 Op.64 No.2
ブラームス(1833-1897):ピアノ・ソナタ第2番嬰ヘ短調 Op.2
ミロスワフ・ニジュルスキ(1932-):
子供の小品集(7曲)/アコーディオンのための5つの前奏曲(*)
Pierscien wielkiej damy
(C・K・ノルヴィトの同名の劇への音楽の主題によるワルツ)
マレク・ミゼラ(ピアノ)
イェジ・モンドラフスキ、
エルヴィラ・シリフキェヴィチ=チサク(アコーディオン)
アコーディオンによる演奏は(*)のみと思われますが、詳細は不明です。

DUX 0754 \1800
パヴェウ・ヘンドリフ(1979-):室内楽作品集
Diversicorium(室内アンサンブルのための;2005)
Multivalentis(クラリネット、トロンボーン、チェロとピアノのための;2006)
Cyclostratus(ヴァイオリン、バスクラリネット、マリンバ、ピアノと
ビートボックスのための;2008)
Diaphanoid(声と室内アンサンブルのための;2010)
Liolit(室内管弦楽のための;2009-2010)
Hyloflex αβ(弦楽合奏とコンピューターのための;2007-2009)
クバ・バダフ(声)
パヴェウ・ヘンドリフ(コンピューター)
ミハウ・シチンスキ(クラリネット、バスクラリネット)
クファルトルディウム
新音楽管弦楽団
シモン・ビヴァレツ(指揮) 他

DUX 0755 \1800
ショパン(1810-1849):室内楽作品全集
ピアノとチェロのための序奏と華麗なポロネーズ ハ長調 Op.3
ピアノ三重奏曲ト短調 Op.8(*)
マイアベーアの「悪魔ロベール」の主題による
チェロとピアノのための協奏的大二重奏曲
チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
バルトゥオメイ・ニジョウ(ヴァイオリン(*))
ヤン・カリノフスキ(チェロ)
マレク・シュレゼル(ピアノ)

DUX 0767 \1800
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10 No.3
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27 No.2
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57
オルガ・ルシナ(ピアノ)

DUX 0774 \1800
シューベルト、ブラームス、ラヴェル:ピアノ四手連弾作品集
シューベルト(1797-1828):ハンガリー風ディヴェルティメント Op.54 D.818
ブラームス(1833-1897):
ハンガリー舞曲 から 第1番ト短調,第2番ニ短調,第3番ヘ長調
ラヴェル(1875-1937):ボレロ
ベルナール・ゴドー、マジェナ・カスプシャク・ゴドー(ピアノ)

<独UNIVERSAL>
DG 4804205 \800
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、二重協奏曲
ギドン・クレーメル(Vn)
ミッシャ・マイスキー(VC)
レナード・バーンスタイン指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

DG 4804136 \800
モーツァルト:ミサ ハ長調「戴冠式ミサ」 K.317
ハイドン:戦時のミサ
シルヴィア・マクネアー(S)
デロース・ツィーグラー(A)
ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(T)
アンドレアス・シュミット(Br)
ジェイムズ・レヴァイン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
RIAS室内合唱団

DG 4804206 \800
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
アンネ=ゾフィ・ムター(Vn)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団




<MUSICAL CONCEPTS>
MC108 \850
Sviatoslav Richter in Spoleto 14 june 1967
ハイドン:ピアノ・ソナタ第22番 ホ長調 Op.13-2
シューマン:ノヴェレッテ第1番 ヘ長調、第2番 ニ長調
ショパン:バラード第1番 ト短調
ドビュッシー:前奏曲 第2集
ドビュッシー:前奏曲 第1集より「さえぎられたセレナード」
スヴャトスラフ・リヒテル(P) スポレト・ライヴ 1967/6/14
過去に「Turnabout」レーベルから発売された2枚のLPがこの度初めてCD化され
ます。




<VIDEOLAND>
VLMD017(DVD-Video) \3650
レハール:喜歌劇「ロシアの皇太子」全3幕
ハラルド・セラフィン(大公)
ティベリウス・シム(ロシアの皇太子)
アレキサンドラ・ラインプレヒト(ソーニャ)
マルク・カントル(イワン)
ジークリンデ・フェルドホーファー(マーシャ)
フリードリッヒ シュワンドマン(宰相)
指揮:ヴォルフディーター・マウラー
衣装:ロルフ・ランゲンファス
指揮:ギュンター・フルーマン
振付:ジョルジオ・マディア
照明:フリードリヒ・ロム
合唱指揮:ベルンハルト・シュナイダー
メルビッシュ祝祭管弦楽団、合唱団、バレエ団
150分 カラー Dolby Digital 2010年 ライブ映像
今年のメルビッシュ湖上の音楽祭はロシアの皇太子。出来たての映像を紹介。
発売されている映画版とは違い、メルビッシュ音楽祭の臨場感あふれる映像
はオペレッタ・ファンにはたまらない作品となっています。




<VOICEPRINT>
TPDVD145(DVD-Video) \2080
Testimony/ The Story of Dmitri Shostakovich
ロシアの偉大な作曲家「ドミトリ・ショスタコーヴィチ」の物語を映像化。
ルドルフ・バルシャイ(指揮)
ロンドン交響楽団
堀米ゆず子(vn)
チリギリアン弦楽四重奏団
ハワード・シェリー(ピアノ)
ジョン・シャーリー・クイック(歌)
交響曲1,4,5,7,8,9,10,11,12,13,14番
ヴァイオリン協奏曲,ピアノ協奏曲第2番,弦楽四重奏曲第8,10番
よりハイライト
151 分 モノクロ/ カラー
配役:
ドミトリ・ショスタコーヴィチ:Ben Kingsley
スターリン: Terence Rigby
ニナ・ショスタコーヴィチ: Sherry Baines 他

TPDVD113(旧品番:USDDV1357)(DVD-Video) \2080
At The Haunted End of The Day/ William Walton
William Walton: At The Haunted End of the Day
ベンジャミン・ブリテン、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズと並ぶ20世紀イ
ギリスの作曲家、ウィリアム・ウォルトンの音楽と生涯を描いたドキュメン
タリー。パルマーの作曲家シリーズの中でも特に力作。81年にTV放送。
前半では幼年時代から聖歌隊メンバーとして活躍した学生時代、友人サシャ
ヴァレル・シットウェル一家との親交などウォルトンの作曲活動に大きな影
響を与えたバックグラウンドを紹介する。後半では妻スサナとスペイン、イ
スキアに移ってからの半生とその時期の作品に目を向ける。若き日のサイモ
ン・ラトルがベルシャザールの饗宴と交響曲第1番を指揮する映像もある。
友人のサシャヴァレル・シットウェル、ウォルトンが音楽を担当した映画「ヘ
ンリー5世」「ハムレット」の監督/主演ローレンス・オリヴィエのインタビュ
ーも収録。作曲中や移動中の映像とともに、言葉少なく、控えめにしかし深
い信念を感じさせるウォルトンの言葉がドキュメンタリーの核となっている。
サイモン・ラトル(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
サイモン・プレストン(指揮)
オックスフォード・大聖堂合唱団
ユーディ・メニューイン(vn)
アイオナ・ブラウン
ラルフ・キルシュバウム
イヴォンヌ・ケリー
ジョン・シャーリー・クイック

TPDVD1028(旧品番:USDDV1355)(DVD-Video) \2080
グレツキ:交響曲第3番(悲哀のシンフォニー)
ドーン・アップショウ(ソプラノ)
デイヴィッド・ジンマン(指揮)
ロンドン・シンフォニエッタ
1933年ポーランド生まれのグレツキ作品の中で最も優れた交響曲と言われて
いる。ゲシュタポ収容所の壁に刻まれた少女の言葉「おかあさん泣かないで」
を元にしたLento E Largo ? Tranquillissimoの清らかで澄明な歌声が作品の
ハイライトといえよう。
53分

TPDVD116(USDDV1562)(DVD-Video) \2080
I Berlioz/ Tony Palmer’s Classic Film
ラルフ・ワイケルト(指揮)
チューリッヒ・オペラ・ハウス管弦楽団、合唱団
89分
ベルリオーズの回想と手紙より書かれた映像。
作曲家ベルリオーズについて知るには貴重な作品。

TPDVD160(DVD-Video) \2080
Valentina Igoshina Plays Chopin
ショパン:
ワルツ 第1番
ワルツ 第6番
夜想曲 第13番
前奏曲 第7番
前奏曲 第15番
練習曲 第5番
スケルツオ第1番
ソナタ第3番より第3楽章
ポロネーズ op.53
練習曲第3番
即興曲第4番
ヴァレンティーナ・イゴーシナ(ピアノ)
1978年18才にてラフマニノフ国際ピアノ・コンクール優勝。ツヤツヤのワイ
ン系栗色の素敵な髪、彼女が奏でるショパンには何か神秘的なものを感じさ
せます。




<MAGIAN MUSIC>
MM002CD \2080
CENTERPEACE
1. Sakura Perspectives
アンドリュー・ヨーク(g)門 光子(p)
2. Improvisation 1
3. Improvisation 2
アンドリュー・ヨーク(g)アラジン・マシュー(g)
4. Pray and Dance
アンドリュー・ヨーク(g)門 光子(p)
5. Improvisation 3
6. Improvisation 4
アンドリュー・ヨーク(g)アラジン・マシュー(g)
7. Centerpeace
アンドリュー・ヨーク(g)アンディ・サマーズ(g)
8. Improvisation 5 Todi
9. Improvisation 6
10. Improvisation 7
11. Improvisation 8
12. Improvisation 9
13. Improviisation 10 Mbira
14. Improvisation 11
アンドリュー・ヨーク(g)アラジン・マシュー(g)
15. Canticle 門 光子(p)
2006年までロサンジェルス・ギター・カルテット(LAGQ)のメンバーであった
アンドリュー・ヨーク自身のレーベル第2弾。作品は門 光子のピアノとアラ
ジン・マシューズ、アンディー・サマーズとのコラボレーションです。




<CASSIOPEE>
969354 \2080
Albeniz/ Integrale pour piano Vol.6
1. アルベニス:四季
2. アルベニス:キューバ狂詩曲
3. アルベニス:スペイン狂詩曲
4. アルベニス:タンゴ
5. アルベニス:愛の歌
6. アルベニス:サンブラ・グラナディーナ
エンリエッテ・レンブラント(ピアノ)
アルベニス作品の6集目となります。




<CHERRY RED>
ACMEM196 \1150
Panorama de Musique Concrete
1. ピェール・アンリ: Bidule en Ut
2. ピェール・アンリ: Batterie fugace
3. ピェール・シェフェール:Flute mexicaine
4. ピェール・シェフェール: Etude pour piano
5. ピェール・アンリ: Final du concerto des ambiguites
6. ピェール・アンリ: Tam - Tam III
7. ピェール・アンリ: Cinquieme mouvement
8. ピェール・アンリ: Fete foraine
9. ピェール・シェフェール:Etude aux tourniquets
10. ピェール・アンリ:Le Voile D'Orphee
11. ピェール・シェフェール:Etude aux chemins de fer
12. ピェール・シェフェール:Etude pathetique
13. フィリップ・アルチュイス: Boite a musique
14. ピェール・アンリ: Antiphonie
15. ピェール・アンリ: Son et transposition chromatique
16. ピェール・アンリ: Prosopopee
17. ピェール・アンリ: Partitia
18. ピェール・アンリ:Valse
19. ピェール・アンリ:Erotica
20. ピェール・アンリ:Scherzo
21. ピェール・アンリ:Prosopopee
22. ピェール・アンリ:Eroica
23. ピェール・アンリ:Apostrophe
24. ピェール・アンリ:Intermezzo
25. ピェール・アンリ:Cadence
26. ピェール・アンリ:Strette
27. ピェール・アンリ:L'Oiseau RAI
Pierre Henry
Pierre Schaeffer
ミュージック・コンクレートの先駆者、ピェール・アンリとピェール・シェ
フェールの電子音楽作品集が英国Cherry Redより発売。価格もお安くなって
おります。




<BeArTon>
CDB049(SACD-Hybrid) \2300
ショパン:ピアノ協奏曲 第2番
ショパン:ポーランドの歌による幻想曲
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ作品22
ヤーヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
マレク・モス(指揮)
AUKSO室内管弦楽団
映画「戦場のピアニスト」の中で演奏したのはヤーヌシュ・オレイニチャク
でした。

CDB050 \2080
Astor Piazzolla Histoire du Tango
1. Bordel 1900
2. Cafe 1930
3. Night Club 1960
4. Concert d'aujourd'hul
Astor Piazzolla Histoire du Tango
5. Oblivion
Jose Antonio(Nico)Rojas Beoto(1921-2008)
6. Guajira A Mi Madre
Maximo Diego Pujol(1957)Suite Buenos Aires
7. Pompeya
8. Palermo
9. San Telmo
10. Microcentro
Astor Piazzolla
11. Libertango impressions
Roch Modrzejewski(g)(ロホ・モズレジェフスキー)
Szymon Klima(cla)(シモン・クリマ)
クラリネット奏者「シモン・クリマ」は1984年生まれ。8歳の時に演奏を始め
1998年Stoneleigh Youth Orchestraのソロイストとしてデビューした。2006年
にはポーランド室内管弦楽団と、2009年にはポーランド交響楽団と共演しまし
た。




<BARNES & NOBLE>
886976388621 \2250
メンデルスゾーン: ピアノ三重奏曲 第1&2番
メンデルスゾーン: 無言歌 op,1,3,6
演奏:ヨーヨー・マ、パールマン、アックス
バーンズ&ノーブルよりヨーヨー・マの無言歌がボーナストラックとして発売
されました。(SONY盤には無言歌が収録されておりません)

028947825609 \2080
1. 第1幕への前奏曲
2. ハバネラ「恋は野の鳥」
3. Que son fils l'aime et la ville
4. セビリアの砦の近くに
5. 友よ 祝いの酒を
6. つたない踊りをお目にかけます
7. お前の投げたこの花は(花の歌)(第2幕)
8. いいえ,好きじゃないわ(第2幕)
9. おい!カルメン!おれだ!おれだ!(第2幕)
10. 間奏曲
11.やっぱり,あんただった!
12. Act 3 Finale: Holte! (ボーナス・トラック)
13. Duet & Chorus Finale(ボーナス・トラック)
演奏:アンドレア・ボチェッリ
ボチェッリの第3幕のフイナーレがボーナス・トラックとして発売されました。




<VOICEPRINT>
TPDVD106(DVD-Video) \2080
Ralph Vaughan Williams/ O Thou Transcendent
ヴォーン・ウイリアムズの音楽の遺産と人間模様を様々な人達のインタビュー
から垣間見ます。
ドキュメンタリー映像。
交響曲第4番より、チャートハウス組曲、グリーンスリーヴズ、
ノーフォーク狂詩曲、交響曲第2番より、交響曲第1番より、
詩篇92番、タリスの主題による幻想曲、交響曲第6番より
監督:トニー・パルマー
タマーシュ・ヴァーシャリ、シアン・エドワード(指揮)
ハンガリー国立放送管弦楽団
ナショナル・ユース・オーケストラ
ダヴィッド・ウイルコックス、ジョウルディ・サヴァル
サー・エードリアン・ボールト他のインタビュー
2時間28分

TPDVD151(DVD-Video) \2080
Henry Purcell England, My England
監督:トニー・パルマー
サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
モンテヴェルディ合唱団
歌手:スーザン・グラハム、ステファン・ヴァルコー
リン・ドーソン、ナンシー・アルヘンタ、ジェームス・ボーマン
ミカエル・チャンス、ポール・アグニュー、ピーター・ハーヴェイ
ダヴィッド・トーマス、ロバート・ジョンストン、テレサ・ショウ
ジェニファー・スミス
152分 英語、独語、スペイン語、伊語

TPDVD152(DVD-Video) \2080
ラフマニノフの音楽とドキュメンタリー映像。
監督:トニー・パルマー
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
マリインスキー劇場管弦楽団、合唱団 102分
交響曲第3番(抜粋)
ミハイル・プレトニョフ指揮 ロシア国立管弦楽団
晩祷「聖ヨハネ・クリソストモスの典礼」から褒め称えよ
ドミトリー・ホロストフスキー(バリトン)
前奏曲 嬰ハ短調、ト短調、ロ短調
ヴァレンシア・イゴシナ(ピアノ)
パガニーニの主題による狂詩曲
ペーテル・ヤブロンスキー(ピアノ)
ピアノ協奏曲第3番より
アレクサンドル・トラーゼ(ピアノ)
ピアノ協奏曲第2番より
ペーター・ラウル(ピアノ)
歌劇「アレコ」より
ニコライ・オチョトニコフ
コレルリの主題による変奏曲
パガニーニの主題による狂詩曲
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
クラウディオ・アバド(指揮) ベルリン・フィル

TPDVD128(DVD-Video) \2080
The Salzburg Festival
監督:トニー・パルマー
マキシム・ヴェンゲーロフ(vn)
カラヤン(指揮)アバド(指揮)レヴァイン(指揮)
内田光子(ピアノ)ディースカウ(歌手)ブレンデル(ピアノ)
ムーティ(指揮)小澤(指揮) 他
1. プロローグ:ドミンゴ
2. アンマレイ、パヴァロッティ、ネトレブコ、ヴェンゲーロフ
ゲルギエフ、アバド
3. ザルツブルグ
4. マックス・ラインハルト
5. 1930年 ロッテ・レーマン、ブルーノ・ワルター
トスカニーニ、シュトラウス
6. オーストリア・ナチ・パーティ
7. ウイットゲンスタイン、ベーム、クラウス
8. フルトヴェングラー/ ゲッペルス
9. ユリナッチ、
10. カールハインツ・ベーム、ウインベルガー
ブレヒト
11. バレンボイムとフルトヴェングラー
ドン・ジョヴァンニ(シュヴァルツコップ、シェピ)
12. ベーム、バックハウス、ディースカウ、クレア・ワトソン
13. ハンス・クナッパーツブッシュ
14. カラヤン、ムーティ、小澤、メータ、ポリーニ
15. カラヤン・サウンド
16. 新しい劇場
17. ばらの騎士 初日
18. クリスタ・ルートヴィヒ、グンドラ・ヤノヴィッツ
19. サイモン・ラトル
20. ジェームス・レヴァイン、ジャン・ピエール・ポネル
21. ブレンデル、ディースカウ
22. カラヤン、フレーニ、グレース・バンブリー
23. カラヤン・アット・ホーム
24. アンネ・ゾフィー・ムター
25. カラヤンの死(ドミンゴ、小澤)
26. Enter Gerard Mortier
27. サイモン・ラトル、ブレンデル、ベートーヴェン
28. ゲルギエフ - ボリス・ゴドゥノフ
29. 魔笛
30. トーマス・ハンプソン、イングマール・ベルイマン
31. オーストリア大統領 トーマス・クレスティル
32. ルネ・フレミング、コルンゴルト
33. Money, money. Money - Haslauer, Netrebko
34. the Chinese are coming
35. The Salzburg Law & strudel
36. Jurgen Flimm and the problem with Salzburg
37. the reckoning
195分




<GOLDEN MELODRAM>
GM4.0087 2枚組 \3250
ハイドン:オラトリオ「四季」
ヒルデ・ギューデン
ヴァルデマール・クメント
ヴァルター・ベリー
カール・ベーム指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1965/5/22 ウィーン音楽祭ライヴ (ステレオ)

GM5.0074 2枚組 \3250
ベルク:歌劇「ヴォツェック」
テオ・アダム
ウェンディー・ファイン
ゲオルク・パスクダ
フリッツ・ウール
キート・エンゲン 他
カルロス・クライバー指揮
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
1970/11/27 ミュンヘン (ステレオ)

GM5.0076 2枚組 \3250
ハイドン:歌劇「月の世界」
アンネリーゼ・ローテンベルガー
チェーザレ・クルツィ
オスカー・チェルヴェンカ
フェリー・グルーバー
エルンスト・グートシュタイン
ベルンハルト・コンツ指揮 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団   
1959/7/28 ザルツブルク・フェスティヴァル (モノ)




<URANIA>
URN22.423 2枚組 \2700
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
シューマン:交響曲第2番
フランク:交響曲 ニ短調
チャイコフスキー:ロメオとジュリエット
セルジウ・チェリビダッケ指揮
RAIローマ交響楽団、RAIトリノ交響楽団
1958/1960/1957/1960

URN22.424 \1350
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
パブロ・カザルス(VC、指揮)カザルス祝祭管弦楽団  1960
(指揮はカザルスと表記されておりますが、諸説によりますと
アレクサンダー・シュナイダーとの説が濃厚)
ドヴォルザーク:交響曲第6番
カレル・シェイナ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1951

URN22.425 \1350
コープランド:
ビリー・ザ・キッド組曲
ロデオ-4つのダンス・エピソード
エル・サロン・メヒコ
劇場のための音楽(小オーケストラのための5部分から成る
組曲)
レナード・バーンスタイン指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック  1951/1960




<MEL BAY>
MB22147(DVD-Video) \3250
Gabriel Bianco in Concert
1. Introduction
2. Variations on a Theme by Mozart, Opus 9(Fernando Sor)
3. Violin Sonata, No.2 in A minor(J.S.Bach)
4. Julia Florida(Agustin Barrios Mangore)
5. La Catedral(Agustin Barrios Mangore)
6. Introduction and Caprice, Op.23 for Guitar(Giulio Regondi)
7. Conclusion, credits and contact information
ガブリエル・ビアンコ(Guitar)
Producer: Rob Haines
Filming: Live from Cal IVStudios in Nashville, TN
弱冠22歳、フランス生まれの新進ギタリストガブリエル・ビアンコのファー
ストDVD。ビアンコは2008年、GFA(アメリカギター基金)国際コンクールの
第1位を獲得した俊英。5歳からギターをはじめ、20歳の時にパリのコンセル
ヴァトアールを首席で卒業。15歳から世界各地でコンサートを行い高い評価
を受けている。繊細な音色、高いテクニック、表現力豊かな演奏で世界から
注目を浴びています。55分




<OMM>
OMM0072 \1850
フィリップ・グラス/ ヴァイオリン協奏曲第2番
プロローグと4つの楽章から構成
演奏:
ロバート・マクダフィ(ヴァイオリン)
マリン・アルソップ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
2010 ライブ録音




<SALVO>
SALVODCD215 2枚組 \1550
John Williams Cavatina:
The Complete Fly/Cube Recordings(2CDs+Booklet)
Disc 1
1.Bach Changes
2.Theme From Z
3.Cavatina
4.Spanish Trip(Canarios)
5.Because
6.Raga Vilasakhani Todi
7.Woodstock
8.Good Morning Freedom
9.Nuages
10.Sarabande
11.New Sun Rising(House Of The Rising Sun)
12.Pomegranite
13.Emperor Nero i. Dance Of The Living
14.Emperor Nero ii. Lorelie
15.Emperor Nero iii. Duet For Guitar And Koto
16.Emperor Nero iv. Lisa Larne
17.Emperor Nero v. Dance Of The Emperor’s Clouds
18.Emperor Nero vi. Dance OF The Dead
19.Emperor Nero vii. A Derrin Dhu
Disc 2
1.The Height Below
2.Sans Souci(Without A Care)
3.Sambalaya
4.El Tuno
5.Horizon
6.All At Sea Minor
7.Portrait
8.From The Top
9.The Swagman
10.Sheep May Safely Graze
11.Travelling
12.The River God
13.J.S.B.
14.Romanza
15.Air On A ‘G’ String
16.Cavatina / The Walking Stick(unedited session take)
17.Bach Changes(UK single edit)
18.Travelling(UK single edit)
オーストラリア出身のクラシックギタリスト、ジョン・ウィリアムスが70年
代にFly/Cubeレーベルから発表した3枚のアルバムを収めたコンピレーション
CD。「Changes」(71年)はウィリアムスの代表的作となったCavatinaが収めら
れたアルバム。2作目の「The Height Below」(73年)はビートルズの元プロ
デューサー、ジョージ・マーティンと組んだ最初のアルバム。「Travelling」
(78年)はウィリアムが結成し、成功を収めたフュージョングループ、スカイ
のアルバム。特記すべきは、オリジナルテープに加え、初出のCavatinaセッ
ションを未編集バージョンで、さらにUKのシングルバージョンでBach Changes
とTravellingも収録していることだ。20ページのカラーブックレットにはウィ
リアムスのインタビュー、アルバムのオリジナル・アートワーク、アルバム
にまつわるエピソードを収録。




<BeArTon>
BCD090 \1700
1. ショパン:バラード第1番 op. 23
2. ショパン:バラード第2番 op. 38
3. ショパン:バラード第3番 op. 47
4. ショパン:バラード第4番 op. 52
5. リスト:バラード第1番 変ニ長調
6. リスト:バラード第2番 ロ短調
7. カール・タウジヒ(1841-1871):バラード「幽霊船」
Joanna Michna(ジョアンナ・ミクナ)(p)

BCD091 \1700
1. ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調
2. ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調
Joanna Michna(p)(ジョアンナ・ミクナ)(p)

BCD092 2枚組 \2380
ショパン原典版 1台のピアノによるピアノ協奏曲
CD.1
1. ショパン:コンサート・ロンド「クラコヴィアク」 op. 14
2. ショパン:
「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による変奏曲 op. 2
3. ショパン:ポーランドの歌による幻想曲 op. 13
4. ショパン: アンダンテス・ピアナートと華麗なる大ポロネーズ
CD.2
1. ショパン:ピアノ協奏曲 op. 11(ピアノのみ演奏)
2. ショパン:ピアノ協奏曲 op. 21(ピアノのみ演奏)
Joanna Michna(p)(ジョアンナ・ミクナ)(p)




<KULTUR>
KUL4601BR(Blu-ray) \4180
プッチーニ:『ボエーム』全曲(オペラ映画版)
アンナ・ネトレプコ
ロランド・ヴィラゾン
ニコル・キャベル
ジョージ・フォン・ベルゲン
ボアーズ・ダニエル(声のみ)
イオアン・ホーレンダー、他
ベルトラン・ド・ビリー指揮
バイエルン放送交響楽団、バイエルン放送合唱団
監督:ロバート・ドーンヘルム
製作:2008年 ドイツ・オーストリア合作
本編114分+特典30分(キャスト&スタッフ・インタビュー)
字幕:英語(特典:無し)



<GALA>
GL100814 2枚組 \1500
マスネ:歌劇「ウェルテル」全曲(イタリア語歌唱)
オラリア・ドミンゲス(シャルロット)
ユージニア・レカブルノ(ソフィー)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(ウェルテル)
ピエロ・カンポロンギ(アルベール)
グィド・ピッコ指揮
メキシコ・ベラスアルテス劇場管弦楽団、合唱団 1952/7/15
※ボーナス・トラック
マスネ:歌劇「ウェルテル」(抜粋)
ジャンナ・ペデルツィーニ(シャルロット)
ティート・スキーパ(ウェルテル)
リッカルド・サンタレッリ指揮
ローマ歌劇場管弦楽団、合唱団  1948/2/3

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