<クラシック・輸入盤新譜情報 10-04
 
コメントはメーカー案内書より抜粋です

<Deutsche Grammophon>
4778765 3枚組 \3700
ドヴォルザーク:中期&後期四重奏曲集
CD1
1.弦楽四重奏曲第10番変ホ長調Op.51
2. 同 第11番ハ短調Op.61
CD2
1.弦楽五重奏曲第3番変ホ長調Op.97
2.弦楽四重奏のための《糸杉》B.152
CD3
1.弦楽四重奏曲第13番ト長調Op.106
2. 同 第14番変イ長調Op.105"
エマーソン弦楽四重奏団 
ポール・ニューバウアー(ヴィオラ:CD2‐1)
録音:2008年12月15日-2009年9月17日 ニューヨーク
今年は久々の来日公演を控えている現代最高のカルテットの一つ、エマーソン
SQ。1984年に録音した名盤として名高い《アメリカ》以来、四半世紀ぶりとな
る待望のドヴォルザークを録音しました。第12番《アメリカ》を除く、第10、
11、13、14番に加えて、《糸杉》と、ヴィオラのポール・ニューバウアーがゲ
ストで参加した弦楽五重奏曲第3番も収録した豪華3枚組です。結成以来、34年
の時を経て、今なお変わらない精緻でしなやかなアンサンブルの数々をたっぷ
りお楽しみください。

4777456 2枚組 \3650
レオンカヴァッロ:歌劇《メディチ家の人々》
ダニエラ・デッシー(ソプラノ)
レナータ・ラマンダ、デボラ・ベロネージ(メゾ・ソプラノ)
プラシド・ドミンゴ、カルロ・ボッシ(テノール)
カルロス・アルヴァレス(バリトン)
アルチュン・コチニアン、ファビオ・マリア・カピタヌッチ(バス・バリトン)
エリック・オーウェンズ、ヴィタリ・コワリョフ(バス) 
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団 
合唱指揮:ピエロ・モンティ 
指揮:アルベルト・ヴェロネージ
録音:2007年7月5-16日 テアトロ・コムナーレ、フィレンツェ 
(デジタル録音) 新録音"
オンカヴァッロのレア・オペラ《メディチ家の人々》は、有名な《道化師》の
翌年にあたる1893年に初演されています。オペラ・ファン垂涎の知られざる
名作に光をあててきたドミンゴは、ここでも名花デッシーらと珠玉の舞台を聴
かせてくれます。物語の舞台になったメディチ家の町であるフィレンツェで録
音された全曲盤では世界初となる貴重な演奏は、ドミンゴ・ファン&ヴェリス
モ・オペラ・ファンの必携アイテムと言えるでしょう。

4778816 35枚組 \11000 ※3月23日までに注文分の初回特価 \9050
シューマン・マスターワークス
初回完全限定盤
CD1
交響曲ト短調Wo.O.29《ツヴィッカウ》
同 第1番変ロ長調Op.38《春》
序曲、スケルツォとフィナーレOp.52
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク 
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
《ゲノフェーファ》Op.81序曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ラファエル・クーベリック
CD2
交響曲第4番ニ短調Op.120(1841年原典版)
同 第2番ハ長調Op.61
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク 
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
《ジュリアス・シーザー》Op.128序曲
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
CD3
4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテック ヘ長調Op.85
交響曲第3番変ホ長調Op.97《ライン》
同 第4番ニ短調Op.120(1851年改訂版)
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク 
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
CD4
ピアノ協奏曲イ短調Op.54/序奏とアレグロOp.134
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ) 
ロンドン交響楽団 指揮:ウリ・セガール
序奏とアレグロ・アパッショナートOp.92
ロンドン交響楽団 指揮&ピアノ:ヴラディーミル・アシュケナージ
CD5
ヴァイオリン・協奏曲ニ短調
チェロ協奏曲イ短調Op.129
リン・ハレル(チェロ) 
クリーヴランド管弦楽団 指揮:ネヴィル・マリナー
ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲ハ長調Op.131
アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン) 
ニューヨーク・フィルハーモニック 指揮:クルト・マズア
CD6
ミニョンのためのレクィエムOp.98b/夜の歌Op.108/
オラトリオ《楽園とぺリ》Op.50第1部
モンテヴェルディ合唱団 
ルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク 
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー他
CD7
オラトリオ《楽園とぺリ》Op.50第2&3部
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン) 
ロンドン交響楽団 指揮:アンタル・ドラティ
モンテヴェルディ合唱団 
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー他"
CD8
ゲーテの《ファウスト》からの情景 第1&2部
イギリス室内管弦楽団 指揮:ベンジャミン・ブリテン他
CD9
ゲーテの《ファウスト》からの情景 第3部
イギリス室内管弦楽団 指揮:ベンジャミン・ブリテン他
CD10
劇音楽《マンフレッド》Op.115
リアス室内合唱団 ベルリン放送交響楽団 指揮:ゲルト・アルブレヒト他
CD11
リーダークライスOp.24/歌曲集《ミルテの花》Op.25
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
CD12
リートと歌第1集Op.27/3つの詩Op.30/3つの歌Op.31
リーダークライスOp.35
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
CD13
6つの詩Op.36/《愛の春》からの12の詩Op.37/リーダークライスOp.39
5つのリートOp.40
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
CD14
歌曲集《女の愛と生涯》Op.42
エディット・マティス(ソプラノ) クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
ロマンスとバラード第1集Op.45/詩人の恋Op.48
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
メアリー・ステュアート女王の詩Op.135
レジーヌ・クレスパン (ソプラノ) ジョン・ワストマン(ピアノ)
CD15
ロマンスとバラード第2集Op.48/同 第3集Op.53
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
リートと歌第2集Op.51/ロマンスとバラード第4集Op.64
エディット・マティス(ソプラノ) クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
CD16
青春の歌のアルバムOp.79/3つの歌Op.83/手袋Op.87/6つの歌Op.89
エディット・マティス(ソプラノ) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
ペーター・シュライアー(テノール) 
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ) 
CD17
レーナウの6つの詩とレクイエムOp.90/月に寄せてOp.95‐2/
リートと歌第4集Op.96
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
《ヴィルヘルム・マイスター》による歌曲集Op.98a
エディット・マティス(ソプラノ) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
愛の相聞歌Op.101
エディット・マティス、ジュリア・ヴァラディ (ソプラノ) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
CD18
7つの歌Op.104
エディット・マティス(ソプラノ) クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
6つの歌Op.107/
エディット・マティス(ソプラノ) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
ペーター・シュライアー(テノール) 
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
歌曲集《スペインの愛の歌》Op.138/4つの詩Op.142
エディット・マティス(ソプラノ) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
ペーター・シュライアー(テノール) 
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
4つの軽騎兵の歌Op.117/戒めOp.119‐2/5つの快活な歌Op.125/5つの歌
Op.127/プロヴァンスの歌Op.139‐4
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
CD19
美しいヘートヴィヒOp.106/2つのバラードOp.122/初期の6つの歌WoO.21
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
田舎の歌 Op.29-1/3つの二重唱曲Op.43/4つの二重唱曲Op.78/夏の憩い/
蓮の花Op.33
ペーター・シュライアー(テノール) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
4つの二重唱曲Op.34
ジュリア・ヴァラディ (ソプラノ) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
CD20
ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44/弦楽四重奏曲第1番イ短調Op.41‐1
パウル・グルダ(ピアノ) ハーゲン弦楽四重奏団
CD21
弦楽四重奏曲第2番ヘ長調Op.41‐2/同 第3番イ長調Op.41‐3
CD22
ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.47/ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.63/
幻想小曲集Op.88
ボサール・トリオ サミュエル・ローズ(ヴィオラ)
CD23
ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調Op.80/同 第3番ト短調Op.110/おとぎ話Op.132
ボサール・トリオ
CD24
ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105/同 第2番ニ短調Op.121
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン) マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
CD25
パガニーニ:カプリスOp.1(シューマン編)
デイヴィッド・ギャレット(ヴァイオリン) ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
CD26
3つのロマンスOp.94/幻想小曲集Op.73/夕べの歌Op.85‐12/民謡風の5つの
小品Op.102-第2、3、4曲
ハインツ・ホリガー(オーボエ) アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
アダージョとアレグロ変イ長調Op.70/アンダンテと変奏曲
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン) 
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
CD27
アベッグ変奏曲Op.1/6つの間奏曲Op.4/子供の情景Op.15/森の情景Op.82
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
トッカータOp.7
イーヴォ・ポゴレリチ(ピアノ)
CD28
交響的練習曲Op.13/アラベスク ハ長調Op.18
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
CD29
ダヴィッド同盟舞曲集Op.6/クララ・ヴィークの主題による変奏曲Op.14
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
CD30
アレグロ ロ短調Op.8/クライスレリアーナOp.16/暁の歌Op.133
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
CD31
蝶々Op.2/謝肉祭Op.9/フモレスケ変ロ長調Op.20/ノヴェレッテ第1番ヘ長調
Op.21‐1/同 第2番ニ長調Op.21‐2
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
CD32
ピアノ・ソナタ第1番嬰へ短調Op.11/幻想曲ハ長調Op.17
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
CD33
幻想小曲集Op.12/花の歌変ニ長調Op.19/ノヴェレッテ第8番嬰へ短調
Op.21‐8/ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22/ウィーンの謝肉祭の道化Op.26
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
CD34
色とりどりの小品Op.99/夜想曲集Op.23/3つのロマンスOp.28
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
ペダル・ピアノのための練習曲第5番Op.56‐5
サイモン・プレストン(オルガン)
CD35
子供のためのアルバムOp.68/オメロ・フランセシュ(ピアノ)
録音:1964-2001年
2010年6月8日に「生誕200周年」を迎えるロベルト・シューマンの偉業を讃え
る豪華35枚組。管弦楽、室内楽、器楽、歌曲まで、彼が幅広いジャンルに残し
た名作の数々を、選りすぐりの名演奏でお届けします。ビギナーからマニアま
で、あらゆる層に自信を持っておすすめできる仕上がりです。装丁は昨年リリ
ースのブラームスBOXと同様の立方体BOXに約72ページのブックレット入りとな
っております。

4779055 3枚組 \2350
名手ゼーマン生誕100周年記念BOX
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
CD1
ヴァイオリン・ソナタ第24番ハ長調K.296/同 第25番ト長調K.301/
同 第28番ホ短調K.304/同 第29番イ長調K.305/同 第30番ニ長調K.306
CD2
同 第32番ヘ長調K.376/同 第33番ヘ長調K.377/同 第34番変ロ長調K.378
/同 第41番変ホ長調K.481
CD3
同 第35番ト長調K.379/同 第36番変ホ長調K.380/同 第40番変ロ長調K.454
/同 第42番イ長調K.526
ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン) 
カール・ゼーマン(ピアノ)
録音:1953-55年
1910年にドイツのブレーメンで生まれたカール・ゼーマンは、ライプツィヒで
ギュンター・ラミン、クルト・トーマスというバッハの両大家に学び、オルガ
ニストとして演奏家活動を始めながら、やがてピアニストに転じたという経歴
の持ち主です。1936年からは教育活動に熱心だったこともあり、残されたレコ
ーディングは決して多くありませんが、ウィーンの名手シュナイダーハンと残
した当盤では、シュナイダーハンの歯切れのよい弓さばきとデリケートな音運
びを、終始淡く巧みに支えるゼーマンの至芸をお届けします。

734582(DVD-Video) 2枚組 \6450
レヴァイン/メトロポリタン・オペラ・ガラ1991
(リンカーン・センター25周年記念)
(1)ヴェルディ:歌劇《リゴレット》-第3幕
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール:マントヴァ公爵)
レオ・ヌッチ(バリトン:リゴレット)
シェリル・ステューダー(ソプラノ:ジルダ)
ニコライ・ギャウロフ(バス:スパラフチーレ)他
演出:オットー・シェンク
(2)ヴェルディ:歌劇《オテロ》-第3幕
プラシド・ドミンゴ(テノール:オテロ)
ミレッラ・フレーニ(ソプラノ:デスデモナ)
フスティーノ・ディアス(バリトン:イアーゴ)他
演出:フランコ・ゼフィレッリ
(3)J.シュトラウスII世:喜歌劇《こうもり》-第2幕
ヘルマン・プライ(バリトン:アイゼンシュタイン)
バーバラ・ダニエルズ(ソプラノ:ロザリンデ)
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ:オルロフスキー公爵)他
演出:オットー・シェンク
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
収録:1991年 メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク
1991年の「リンカーン・センター25周年」を記念して行われたガラ・コンサー
トの映像が待望のDVD化!ドミンゴ、パヴァロッティ、プライの3人が中心とな
って、3つのオペラからそれぞれ1幕ずつ取り上げるという、一風変わった形式
で構成されています。正規盤では唯一の共演となるフレー二&ドミンゴの《オ
テロ》や、亡きパヴァロッティの十八番《リゴレット》など、一夜限りの豪華
な饗宴をたっぷりお楽しみください。

4778825 18枚組 \5450
マーラー:コンプリート・エディション
完全限定盤
CD1
交響曲第1番ニ長調《巨人》
バイエルン放送交響楽団
指揮:ラファエル・クーベリック
  同  《花の章》/
ボストン交響楽団
指揮:小澤征爾
CD2
交響曲第2番ハ短調《復活》
イレアナ・コトルバス(ソプラノ) クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ
CD3-4
交響曲第3番ニ短調
モーリーン・フォレスター(アルト)
オランダ放送女声合唱団 聖ウィリボード教会少年合唱団
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
指揮:ベルナルト・ハイティンク
CD5
交響曲第4番ト長調
ジュリアン・バンゼ(ソプラノ)クリーヴランド管弦楽団
指揮:ピエール・ブーレーズ
《葬礼》(交響曲第2番《復活》第1楽章初稿)
シカゴ交響楽団
指揮:ピエール・ブーレーズ
CD6
交響曲第5番嬰ハ短調
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:レナード・バーンスタイン
CD7
交響曲第6番イ短調《悲劇的》
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
CD8
交響曲第7番ホ短調《夜の歌》
フィルハーモニア管弦楽団
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
CD9-10
交響曲第8番変ホ長調《千人の交響曲》
ヘザー・ハーパー、ルチア・ポップ、アーリーン・オジェー(ソプラノ)
イヴォンヌ・ミントン(メゾ・ソプラノ) ヘレン・ワッツ(アルト)
ルネ・コロ(テノール) ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)
マルッティ・タルヴェラ(バス)
ウィーン国立歌劇場合唱団 ウィーン楽友協会合唱団
ウィーン年合唱団 シカゴ交響楽団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
CD11-12
交響曲第9番ニ長調
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
CD13
交響曲第10番嬰へ短調
ベルリン放送交響楽団
指揮:リッカルド・シャイー
CD14
大地の歌
ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)
フランシスコ・アライサ(テノール)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
CD15
歌曲集《子供の魔法の角笛》
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)
トーマス・クヴァストホフ(バス・バリトン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
CD16
さすらう若人の歌/亡き児をしのぶ歌/リュッケルトによる5つの詩
トーマス・ハンプソン(バリトン) 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:レナード・バーンスタイン
CD17
カンタータ《嘆きの歌》
アンドレアス・シュミット(バス) ヴェルナー・ホルヴェーク(テノール)
スーザン・ダン(ソプラノ) ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)
デュッセルドルフ市立楽友合唱団(ハルトムート・シュミット指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団
指揮:リッカルド・シャイー
CD18
《若き日の歌》
1.春の朝/ベルント・ヴァイクル(バリトン)
2.思い出/アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)
3.ハンスとグレーテ/トーマス・ハンプソン(バリトン)
4.ドンファンのセレナード
/アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)
5ドンファンの幻想/アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)
6.いたずらな子を躾けるために/ベルント・ヴァイクル(バリトン)
7.私は緑の森を楽しく歩いた
/アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)
8.外へ外へ/アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)
9.たくましい想像力/トーマス・ハンプソン(バリトン)
10.シュトラスブルクの砦に/ベルント・ヴァイクル(バリトン)
11.夏に小鳥はかわり/ベルント・ヴァイクル(バリトン)
12.別離と忌避/トーマス・ハンプソン(バリトン)
13.もう会えない/ベルント・ヴァイクル(バリトン)
14.うぬぼれ/ベルント・ヴァイクル(バリトン)
《初期の歌》
1.春に/トーマス・ハンプソン(バリトン)
2.冬の歌/トーマス・ハンプソン(バリトン)
3.緑野の5月の踊り/トーマス・ハンプソン(バリトン)
ピアノ四重奏曲断章/ギドン・クレーメル、ヴェロニカ・ハーゲン、
クレメンス・ハーゲン、オルグ・マイセベルク
ウェーバー:歌劇《3人のピント》(マーラー補完)
プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団
録音:1966-2004年
「マーラー没後100年」にあたる2011年を一足先取りした豪華18枚組。交響曲は
もちろん、歌曲までカバーした充実のラインナップを、当レーベルが誇る名演
奏家たちの珠玉の名演でお届けします。入門編にも、マーラー通にも、幅広く
お薦めのBOXです!

4778989 21枚組 \7450
フィッシャー=ディースカウ/シューベルト:歌曲全集
完全限定盤
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
録音:1965-72年(ステレオ録音)
20世紀最高のバリトン歌手、フィッシャー=ディースカウの最大の業績と言え
るのが、シューベルトの男性用リート曲を408曲(うち3曲は歌曲集)収録したこ
の21枚組からなる大全集です。彼を慕い敬う多くの追随者が登場し、自らも後
進の育成に積極的にあたっているフィッシャー=ディースカウですが、今後彼
に比肩するリート歌手が現れる可能性はきわめて少ないと言えるでしょう。彼
の盟友で、やはり20世紀最高の名伴奏者と謳われたジェラルド・ムーアとの珠
玉の掛け合いをたっぷりお楽しみください。




<DECCA>
743366(DVD-Video) 7枚組 \13400
生誕100周年のピアーズが、盟友ブリテンと残した貴重な映像の数々
ブリテン×ピアーズ・コレクション
DVD1
ブリテン:歌劇《ピーター・グラムズ》Op.33 全3幕
サー・ピーター・ピアーズ(テノール)
ヘザー・ハーパー (ソプラノ)他
ロンドン交響楽団 指揮:ベンジャミン・ブリテン
DVD2
ブリテン:歌劇《ビリー・バッド》Op.50 全4幕
サー・ピーター・ピアーズ(テノール)
ピーター・グロソップ(バリトン)
マイクル・ラングドン(バス)他
ロンドン交響楽団 指揮:サー・チャールズ・マッケラス
DVD3
ブリテン:歌劇《オーエン・ウィングレイヴ》Op.85 全2幕
サー・ピーター・ピアーズ、ナイジェル・ダグラス(テノール)
ベンジャミン・ラクソン、ジョン・シャーリー=クァーク (バリトン)
シルヴィア・フィッシャー、ヘザー・ハーパー、
ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)他
イギリス室内管弦楽団 指揮:ベンジャミン・ブリテン
DVD4
ゲイ:歌劇《乞食オペラ》プロローグ&3幕
ヘザー・ハーパー (ソプラノ)
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
ケネス・マッケラー(テノール)
ブライアン・ドレイク(バス)他
イギリス室内管弦楽団 指揮:メレディス・デイヴィス
DVD5-6
モーツァルト:歌劇《イドメネオ》K.366全3幕
サー・ピーター・ピアーズ(テノール)
ヘザー・ハーパー (ソプラノ)他
ロンドン交響楽団 指揮:ベンジャミン・ブリテン
DVD7
シューベルト:歌曲集《冬の旅》D.911
サー・ピーター・ピアーズ(テノール)
ベンジャミン・ブリテン(ピアノ)
録音:1964-70年他
イギリスの不世出のテノール、ピーター・ピアーズ。今年が生誕100周年にあた
る彼を顕彰して、生涯のパートナーだった作曲家&指揮者のベンジャミン・ブ
リテンとともに当レーベルに残した貴重な映像を、豪華7枚組でお届けします。
《ピーター・グライムズ》や《ビリー・バッド》などブリテンの有名オペラは
もちろん、モーツァルト《イドメネオ》や、シューベルト《冬の旅》なども含
まれており、特に後者では、ブリテンがピアノ伴奏を務めているのも大きな見
どころです。

743387(DVD-Video) 2枚組 \6450
カウフマン/ワーグナー:歌劇《ローエングリン》全3幕
ヨナス・カウフマン(テノール:ローエングリン)
クリストフ・フィッシェサー(バス:国王ハインリヒ)
アニア・ハーテロス(ソプラノ:エルザ)
ヴォルフガング・コッホ(バリトン:テルラムント)
ミヒャエラ・シュスター(メゾ・ソプラノ:オルトルート)他
バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:ケント・ナガノ 演出:リチャード・ジョーンズ
収録:2009年7月 ミュンヘン州立劇場
鬼才リチャード・ジョーンズの新演出と、現代最高のテーノル歌手の一人ヨナ
ス・カウフマンの主演で話題を集めた2009年7月のバイエルン国立歌劇場におけ
る《ローエングリン》が、早くもDVD化!ケント・ナガノの堅牢な指揮に支えら
れたカウフマンは、骨太でしっかりした歌唱を聴かせてくれる一方で、繊細な
表現も十二分に聴かせてくれます。21世紀の《ローエングリン》の決定盤の一
つとなることは間違いない名舞台は必見です。

743397(DVD-Video) \3350
ルーファス・ウェインライト/歌劇《プリマドンナ》
ザ・ストーリー・オブ・アン・オペラ
(ジョージ・スコットによるドキュメンタリー・フィルム)
出演:ルーファス・ウェインライト他
映像監督:ジョージ・スコット
アメリカ・ニューヨーク州出身の1973年生まれのシンガーソングライター、ル
ーファス・ウェインライトは、若い頃からオペラに興味を持ち、そのことは彼
の音楽にも強く影響しており、エディット・ピアフ、アル・ジョルソン、ジュ
ディ・ガーランドらにも強い関心を示しています。当盤は、彼が初めて取り組
んだオペラ《プリマドンナ》の制作の舞台裏を追った約90分のドキュメンタリ
ーで、リハーサルから2009年7月10日のマンチェスターにおける初演までの舞台
裏を丹念に追っています。

4782345 6枚組 \3950
ピアーズ/生誕100周年トリビュート・アルバム
CD1
ブリテン:セレナーデOp.31/同:ミケランジェロによる7つのソネットOp.22/
同:歌劇《ねじの回転》Op.54-間奏曲/同:歌劇《ルクレティアの陵辱》Op.37
-ローマは今やエトルリアの成り上がり者に支配されている/アブラハムとイ
サクOp.51/歌劇《ピーター・グライムズ》Op.33-大熊座とスバル星は/同-橋
は落ちた
CD2
ブリテン:戦争レクイエムOp.66-彼を陽のあたる中に動かしなさい
同:ヘルダーリンの6つの言葉Op.61/同:歌劇《ビリー・バッド》Op.50-我々は
彼の身体を海に沈めた/同:ジョン・ダンの神聖なソネットOp.35/同:歌劇《真
夏の夜の夢》Op.64-私の愛は今どうなっているの?/同:歌劇《アルバート・ヘ
リング》Op.39-アルバート・ザ・グッド!/同:《オーエン・ウィングレイヴ》
Op.85-マイ・ゴッド・ブレス・ザ・クウィーン/同:聖ナーシサスの死/同:
《ヴェニスに死す》Op.81-少年(タジオ)は私をきっと奮い立たせる
CD3
霧の滴/陽気な若い後家さん/オー・ウェイリー・ウェイリー(ああ悲しいかな)
/王様が狩りに行った/少年楽士/ヘンデル: 歌劇《エイシスとガラテア》-
見よ! ここに私の愛が!/同- 愛の神が彼女の目の中にすわってたわむれ/ダウ
ランド:僕は見た、あの人が泣くのを/ロセター:愛とはただ苦しみなのか/ピ
ルキントン:おやすみ愛しい妖精たち/ダウランド:暗闇に私は住みたい/ダウ
ランド:時は残酷な長い冬/J.S.バッハ;我、汝のみを崇めつつ生きん/同:そ
れから、総督の兵士たちは/同:べネディクトゥス/同:彼らがその時導いた、
カヤパから判断までのイエス/エルガー:サンクトゥス・フォルティス、サンク
トゥス・デウス
CD4
シューベルト:
ガニュメートD.544/同:歌曲集《冬の旅》D.911-おやすみ/同-菩提樹/同-春
の夢/同-ライアー廻し/同:歌曲集《美しき水車屋の娘》D.795-さすらい/
同-知りたがる男/同-狩人/同-好きな色/シューマン:詩人の恋Op.48-うるわ
しくも美しい5月に/同-僕は恨みはしない/同-僕は夢の中で泣きぬれた/同-
昔の、よこしまな歌草を/同:ディ・イア・ディーズ・ハウプト・ウンシュベッ
ト・イム・ルフトゲム・クライゼ/ベルリオーズ:巡礼者たちがやってきたのは
/ルトスワフスキ:織られた言葉
CD5
ヴォーン・ウィリアムズ:ウェンロック・エッジで/ティペット:少年時代の終
わり/同:心の保証/ディーリアス:水仙に寄せて/モーラン:陽気な5月/ファ
ン・ディーレン:ドリーム・ぺドラリー/同:テイク・オ・テイク・ゾーズ・リ
ップス・アウェイ/ティペット:アリエルのための歌曲集/ブッシュ:マホメッ
トの2人だけの微笑
CD6
ウォーロック:ピジェスニー/同:アロング・ザ・ストリーム/グレインジャー:
放埓者のウィリアム・テイラー/ブッシュ:ジ・エコーニング・グリーン/同:
ザ・シェパード/同:イフ・ゾウ・ウィルト・イーズ・シン・ハート/同:カム
・オ・カム、マイ・ライフズ・ディライト/アイルランド:ザ・ランド・オブ・
ロスト・コンテント/同:トレリス/ブリッジ:ティス・バット・ア・ウィーク
/同:金髪/同:あなたが年老いたら/同:とてもへそ曲がり/同:旅の終わり/
ベネット:トム・オ・ベッドラムズ・ソング/アイルランド:愛と友情/同:不幸
な中の友情/同:一つの希望/レイニア:サイクル・フォー・デクラメイション
サー・ピーター・ピアーズ(テノール) 
ベンジャミン・ブリテン(指揮&ピアノ)他
録音:1944-76年
イギリスの不世出のテノール、ピーター・ピアーズ。今年が生誕100周年にあた
る彼を顕彰して、生涯のパートナーだった作曲家&指揮者のベンジャミン・ブ
リテンらとともに当レーベルに残した貴重な音源を、豪華6枚組でお届けします。
ブリテンの巧みなピアノ伴奏や指揮にもぜひご注目ください。

4782331 ※海外では配信のみの発売になり、CDでの発売は中止になりました
「村治佳織/ポートレイト」
1.戦場のメリー・クリスマス(映画『戦場のメリー・クリスマス』より)
2.タンゴ・アン・スカイ
3.ティアーズ・イン・ヘブン
4.ジョンゴ
5.エナジー・フロー
ギターのための12の歌より-
6.星の世界
7.インターナショナル
8.失われた恋
9.シークレット・ラヴ
10.サマータイム
11.《ウェスト・サイド・ストーリー》組曲
12.ノクターン No.2
13.一億の祈り(映画『火垂るの墓』実写版より)
14.トロイメライ
15.愛のワルツ
16.イントロダクション-サンバースト
17.イン・マイ・ライフ
村治佳織(ギター)2009年 6月 イギリス ポットン・ホール
村治佳織の最新作は、ギターで聴きたい名曲たちというコンセプトをもとに、
ギターリストとして考えられる、あらゆるテクニック(トレモロ、ピッキング
・ハーモニクス、ミュート、フラメンコ、パーカッシブ奏法など)を駆使して
挑んだ会心作です。
エリック・クラプトンの“ティアーズ・イン・ヘブン”、坂本龍一の“戦場の
メリークリスマス”、“エナジー・フロー”、など、ギター一本で信じられな
いサウンドを創出。武満 徹のギターのための12の歌は、今回で完結。ヨーク
の”サンバースト“はイントロダクション付の完全型で再録、ビートルズの”
イン・マイ・ライフ“は、イエラン・セルシェルが自身のアレンジを村治佳織
に提供。ショパン・イヤーをにらみ、夜想曲第二番を収録。
バーンスタインのウェスト・サイド・ストリーからメドレーで3曲演奏してい
ます。

4782346 2枚組 \2080
ヒーローズ&ヴィランズ:男声オペラ・アリア集
CD1
1.ヴェルディ:《リゴレット》- 女心の歌
2. 同-あれか、これか
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
3.プッチーニ:《ボエーム》-冷たい手を
4. 同-ああミミ、君はもう戻ってこない
ローランド・ビリャソン(テノール)
5.モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》K.527-
ああ、窓辺にいでよ、わしのいとしい人よ
6. 同-酒がまわったら
ブリン・ターフェル(バス・バリトン)
7.ドニゼッティ:歌劇《愛の妙薬》-なんと美しい娘!
8. 同-人知れぬ涙
ロベルト・アラーニャ(テノール)
9.グノー:歌劇《ファウスト》-金の小牛は常に生きていて
エフゲニー・ネステレンコ(バス)
10. 同-この清らかな住まい
フランシスコ・アライザ(テノール)
11.ワーグナー:歌劇《ローエングリン》-はるかな国へ
ヨナス・カウフマン(テノール)
12.ヴェルディ:歌劇《仮面舞踏会》-冗談か、あるいは愚言か
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
13. 同-清らかな心を汚したのはお前か
シェリル・ミルンズ(テノール)
14.モーツァルト:歌劇《魔笛》K.620-この絵姿の心奪う美しさは
ヨナス・カウフマン(テノール)
15. 同-おお、イシスとオシリウスよ
クルト・モル(バス)
16.マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》-野ばらのように色じ
ろのローラよ
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
17.ヴェルディ:歌劇《ドン・カルロ》-我らの魂に愛と希望を呼び覚ましたま
う神よ!
カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
18. 同-おお、カルロ、聞いてくれますね
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
19.プッチーニ:歌劇《トスカ》-星は光りぬ
ホセ・カレーラス(テノール)
20. 同-警官3人…車1台…
イングヴァール・ヴィクセル(バリトン)
CD2
1.ビゼー:歌劇《カルメン》-闘牛士の歌
ホセ・ヴァン・ダム
2. 同-花の歌
3.ヴェルディ:《トロヴァトーレ》-見よ、恐ろしい炎を
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
4.モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》K.492-もう飛ぶまいぞこの蝶々
サミュエル・レイミー(バス)
5. 同-訴訟に勝ったと!…わしが溜め息をついている間に
トーマス・アレン(バリトン)
6.レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》-衣裳をつけろ
ホセ・クーラ(テノール)
7.ワーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》-優勝の歌
ベン・ヘップナー(テノール)"
8.ヴェルディ:歌劇《椿姫》-彼女と離れて
カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
9. 同-プロヴァンスの海と陸
ロバート・メリル(バリトン)
10.ジョルダーノ:歌劇《アンドレア・シェニエ》-五月の晴れた日のように
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
11.ワーグナー:歌劇《タンホイザー》-おお、お前、優しい夕星よ
ヴィクター・ブラウン(バリトン)
12.ヴェルディ:歌劇《オテロ》-無慈悲な神の命ずるままに
アルド・プロッティ(バリトン)
13. 同-私を恐れる者はない
マリオ・デル・モナコ(テノール)
14.マスネ:歌劇《ウェルテル》-春風よ なぜ私を目覚めさせるのか
ホセ・カレーラス(テノール)
録音:1957-2008年
オペラの大きな見どころ、聴きどころの一つは、ヒーローの活躍や、悪役の
暗躍に、熱くなったり、涙したりする名場面の数々と言えるでしょう。当盤
には、そんな古今の名オペラを彩どる有名アリアを、2枚組で計38曲を収録。
パヴァロッティ、カレーラスを始め、当レーベルが誇る圧倒的な名歌唱を集
めた、他では絶対に味わえない豪華なラインナップでお届けします。




<Australian Eloquence>
4801288 \900
エリーゼのために-ケンプ・アンコール集
J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガニ短調BWV.903/同:いざ来たれ、異教徒
の救い主よBWV.659/同:主よ人の望みの喜びをBWV.147/わが心の切なる願い
同:BWV.727/同:甘き喜びのうちにBWV.729/同:今ぞ喜べ、愛するキリストの
ともがらよBWV.734/同:シシリアーノBWV.1031/同:目覚めよと我れらに呼ば
わる物見らの声BWV.140/ヘンデル:調子の良い鍛冶屋/クープラン:シテール
の鐘/ラモー:鳥のさえずり/ベートーヴェン:バガデル ハ短調WoO.52/同:
同 ハ短調WoO.59《エリーゼのために》
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
ユーターボクの教会オルガニストの家庭に生まれ、父や祖父から多大な影響
を受けた巨匠ヴィルヘルム・ケンプにとって、バッハやヘンデルの宗教音楽
は、いつも身近にあった大切な作品で、コンサートのアンコールピースとし
てしばしば愛奏していました。当盤には、そんな彼の得意曲に加え、クープ
ラン、ラモー、ベートーヴェンの類稀な名演奏も多数収録。ケンプの録音は、
そのほとんどがドイツ・グラモフォンで行われていますが、初期には、当盤
の収録曲をはじめ、デッカにも録音を残しています。今回が初CD化となる貴
重なバッハ他の名演の数々をお届けします。

4769913 \900
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
1.ピアノ・ソナタ第16番イ短調D.845
2.ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
録音:1950年(2)、1953年(1)
ケンプを深く敬愛してやまないブレンデルは、フィリップスの「20世紀の偉大
なピアニスト」シリーズのシューベルト「ソナタ第16番」に、ここに収めた
1953年録音のデッカ盤を選びました。そして、この演奏に勝るとも劣らない名
演奏として知られる「第21番」は、1950年の録音。『グラモフォン』誌の1000
記念号(2005年12月)で、 Ivan Marchが最も敬愛するアーティストにケンプを
選び、その推薦盤として挙げたのが、この1950年録音でした。まさにピアノ音
楽の最高峰に聳え立つ2つの名演奏と言えるでしょう。

<EMI CLASSICS>
CDC-4560942 \1800
イタリアの協奏曲集
1.ヴィヴァルディ:(ヴァイオリン)協奏曲 イ短調RV356
2.マルチェッロ:(オーボエ)協奏曲 ハ短調
3.アルビノーニ:(オーボエ)協奏曲 変ロ長調Op.7-3
4.チマローザ:(オーボエ)協奏曲 ハ短調(編:アルトゥール・ベンジャミン)
5.ヴィヴァルディ:(ヴァイオリン)協奏曲 ト長調RV310
6.タルティーニ:トランペット協奏曲 ニ長調D53(原曲ヴァイオリン用)
7.アルビノーニ:協奏曲(室内ソナタよりの) ニ短調
アリソン・バルサム(トランペット)
スコティッシュ・アンサンブル
美人トランペット、バルサムのイタリア作品をまとめて採り上げた最新録音
世界的のその人気と実力で知られるアリソン・バルサム。11月の世界発売に先駆け
て取り扱いを開始いたします。

CZS-6085122 6枚組 \1450
100ベスト・ヴェルディ
オペラ作品のメイン・レパートリーとして定着するヴェルディの作品を集大成
マルチパック 8Pブックレット
※曲目詳細はこちらございます。


CMS-6089722 4枚組 \1500
クラシカル・レジェンド-演奏と音楽を語る
13名の世界的名アーティスト達のインタヴューと演奏からその音楽性にせまる
マルチパック 12Pブックレット
ゲオルギューは「カルメン」の人間性への考えを語り、ロストロポーヴィチ
はショスタコーヴィチとの会話を回想しています。この4CDに登場するアーティ
ストは、アラーニャ、バンブリー、フィッシャー=ディースカウ、フレー二、
ゲッダ、ゲオルギュー、キーシン、パッパーノ、ライモンディ、ロストロポー
ヴィチ、ディ・ステファノ、トムリンソン、ヴィッカースの13名。
それぞれのアーティストの音楽観や貴重な体験が語られたファンには見逃せな
い企画です。
ジョン・トランスキーがプロデュースを担当しています。
※曲目詳細はこちらございます。


CZS-6089852 16枚組 \5080
生誕150年記念ボックスーマーラー・コンプリート・エディション
現代においてその存在感をさらに増し続けるマーラーの全作品ボックス
20世紀後半以降、グスタフ・マーラーは音楽家と聴衆のおおいな関心を占める
存在になっています。彼は1911年に亡くなっていますが、交響曲と歌曲につい
ては完全に個性的な作品でありながら世界的な広がりを持ち、現代において望
まれる存在となっています。本ボックスの1949年から2010年にかけて収録され、
高く評価されている録音は、偉大なるマーラー指揮者、歌手たち、管弦楽団に
よるもの。ボストリッジとパッパーノによる3歌曲の新録音を含め、このセット
はマーラーの世界を完全に網羅するものです。
クラムシェル・ボックス、各CD紙製ウォレット入り、40Pブックレット、
歌詞テキストはディスクに収録
*国内盤は輸入国内盤仕様を予定しております。
CD1
1.嘆きの歌(1878-80,改訂1892-3&1898-9)
ヘレナ・デーゼ(ソプラノ)、アルフリーダ・ホッジソン(メゾ・ソプラノ)
ロバート・ティアー(テナー)、ショーン・リー(バス)
バーミンガム市交響合唱団
バーミンガム市交響楽団
サイモン・ラトル指揮
1983年10月12&13日、1984年6月24日、タウン・ホール、バーミンガム録音
2.ピアノ四重奏曲 イ短調(未完成1876-8)-第1楽章
ドームス
1988年4月、聖バルナバス教会、ウッドサイド・パーク、ロンドン録音
CD2
1.さすらう若人の歌(マーラー詩)(1884-5,改訂?1891-6)(全4曲)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
フィルハーモニア管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
1952年6月24&25日、キングズウェイ・ホール、ロンドン録音(モノラル)
2.交響曲第1番 ニ長調「巨人」(1884-8,改訂1893-6)
シカゴ交響楽団
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
1971年3月30日、メダイナ・テンプル、シカゴ録音
CD3
交響曲第2番 ハ短調(1888-94,改訂1903)「復活」
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、
ヒルデ・レッスル=マイダン(メゾ・ソプラノ)
フィルハーモニア合唱団
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー指揮
1961年11月22-24日、1962年3月15、24日、
キングズウェイ・ホール、ロンドン録音
CD4
歌曲集(1879-83)
1.Im Lenz(マーラー詩)
2.Winterlied(マーラー詩)
3.Maitanz im Grunen(マーラー詩)
イアン・ボストリッジ(テナー)
アントニオ・パッパーノ(ピアノ)
2010年2月19日、セント・ジュード=オン=ザ=ヒル、
ハムステッド、ロンドン録音 (新録音)
リートと歌
i(1880-7)
4.春の朝(レアンダー詩)
5.思い出(レアンダー詩)
6.ハンスとグレーテ(マーラー詩)
7.ドン・ファンのセレナード
(ティルソ・デ・モリーナ原詩、訳詩:ブラウンフェルス)
8.ドン・ファンの幻想(ティルソ・デ・モリーナ原詩、訳詩:ブラウンフェルス)
ii(ブレンターノとアルミン:子供の魔法の角笛、1887-90より)
9.いたずらな子をしつけるために
10.私は緑の森を楽しく歩いた
11.外へ、外へ
12.たくましい想像力
iii(ブレンターノとアルミン:子供の魔法の角笛、1887-90より)
13.シュトラスブルクの砦に
14.夏に小鳥はかわり
15.別離と忌避
16.もう会えない
17.うぬぼれ
4、9-クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
1959年5月1、3-5日、アビー・ロード・スタジオ第1、ロンドン録音
5、10、14-カタリーナ・カルネウス(メゾ・ソプラノ)
ロジェ・ヴィニョール(ピアノ)
1998年7月7-9日、聖マイケル教会、ハイゲイト、ロンドン録音
6、12、15-ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)
アーウィン・ゲイジ(ピアノ)
1979年10月24-26日、1980年3月11-14日、ゲマインデハウス、
ベルリンーツェーレンドルフ録音
16-アリス・クート(メゾ・ソプラノ)
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
2002年12月19-21日、パットン・ホール、サフォーク録音
7、8、11、13、17-ディートリッヒ・フィシャー=ディースカウ(バリトン)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
1978年2月5-10日、ジーメンスヴィラ、ベルリン録音
CD4-18&CD5-1
交響曲第3番 ニ短調(1893-6,改訂1906)
ビルギット・レンメルト(コントラルト)
バーミンガム市交響ユース合唱団
バーミンガム市交響女性合唱団
バーミンガム市交響楽団
サイモン・ラトル指揮
1997年10月5-7日、シンフォニー・ホール、バーミンガム録音
2.花の章(交響曲第1番のため創作、1906年放棄)
フランクフルト放送交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
2007年5月、hrゼンデザール、フランクフルト録音
CD6
交響曲第4番 ト長調(1892,1899-1900,改訂1901-10) 
マーガレット・プライス(ソプラノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮
1970年11月23&24日、バーキング・タウン・ホール、ロンドン録音
CD7
交響曲第5番 嬰ハ短調(1901-2,その後改訂)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウス・テンシュテット指揮
1988年12月13日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、
ロンドン録音(ライヴ)
CD8
1.亡き子をしのぶ歌(リュッケルト詩)(1901-4)(全5曲)
キャスリーン・フェリアー(コントラルト)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ブルーノ・ワルター指揮
1949年10月4日、キングズウェイ・ホール、ロンドン録音(モノラル)
2.5つのリュッケルトの歌(1901-2)
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ジョン・バルビローリ指揮
1969年7月17&18日、ウォトフォード・タウン・ホール録音
3.&CD9
交響曲第6番 イ短調(1903-4,改訂1906,その後改訂)「悲劇的」
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ジョン・バルビローリ指揮
1967年8月17-19日、キングズウェイ・ホール、ロンドン録音
CD10
交響曲第7番(1904-5,その後改訂)「夜の歌」 
バーミンガム市交響楽団
サイモン・ラトル指揮
1991年6月21&22日、スネイプ・コンサート・ホール、スネイプ
(1991年、オールドバラ・フェスティヴァル、ライヴ)
CD11
1.「子供の不思議な角笛」からの歌曲集(ブレンターノ&アルミン詩)
(1892-1901)(全12曲)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
(バリトン)
ロンドン交響楽団
ジョージ・セル指揮
1968年3月8&9日、キングズウェイ・ホール、ロンドン録音
2.&CD12
交響曲第8番 変ホ長調(1906-7)「千人の交響曲」
エリザベス・コネル(ソプラノI)、エディス・ウィーンス(ソプラノII)
フェリシティ・ロット(ソプラノIII)、
トゥルデリーゼ・シュミット(コントラルトI)
ナディーン・ディニーズ(コントラルトII)、リチャード・ヴァーサル(テナー)
ヨルマ・ヒンニネン(バリトン)、ハンス・ゾーティン(バス)
ティフィン・スクール少年合唱団、ロンドン・フィルハーモニー合唱団
デイヴィッド・ヒル(オルガン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウス・テンシュテット指揮
1986年4月20-24日、ウォルサムストウ・タウン・ホール、ロンドン録音
&1986年10月8-10日、ウェストミンスター・カセドラル、ロンドン録音
CD13
大地の歌(「中国の笛」(ベトゲ詩)より)(1907-9)
クリスタ・ルートヴィヒ(コントラルト)、フリッツ・ヴンダーリッヒ(テナー)
フィルハーモニア管弦楽団、ニュー・フィルハーニー管弦楽団
オットー・クレンペラー指揮
1964年2月19-22日、キングズウェイ・ホール& 
1964年11月7&8日、1966年7月6-9日、
アビー・ロード・スタジオ第1、ロンドン録音
CD14
交響曲第9番 ニ長調(1908-9)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ジョン・バルビローリ指揮
1964年1月10、11、14&18日、イエス・キリスト教会、
ベルリンーダーレム録音
CD15
交響曲第10番 嬰ヘ短調(1910)
(マーラー手稿、デリク・クックとベルトルト・ゴルトシュミット、
コリン・マシューズ&デイヴィッド・マシューズの協同による演奏版)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル指揮
1999年9月24&25日、フィルハーモニー、ベルリン ライヴ録音
CD16-ボーナス・トラックス
1.5つのリュッケルト歌曲集(1901-2)
トーマス・ハンプソン(バリトン)
ヴォルフラム・リーガー(ピアノ)
1996年3月19-21日、アビー・ロード・スタジオ第1、ロンドン録音
2.私はこの世に捨てられて(リュッケルト詩)
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
ハレ管弦楽団
ジョン・バルビローリ指揮
1967年5月4日、アビー・ロード・スタジオ第1、ロンドン録音
3.私はこの世に捨てられて(リュッケルト詩)(LPからのニュー・リマスター)
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
1957年11月1、11、13、14、17&20日、
アビー・ロード・スタジオ第1、ロンドン録音
4.私はこの世に捨てられて(リュッケルト詩)
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー指揮
1964年2月17-19日、キングズウェイ・ホール、ロンドン録音
5.私はこの世に捨てられて(リュッケルト詩)
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
1978年2月5-10日、ジーメンスヴィラ、ベルリン録音
6.私はこの世に捨てられて(リュッケルト詩)
トーマス・アレン(バリトン)
イギリス室内管弦楽団
ジェフリー・テイト指揮
1988年5月16&17日、1989年10月16日、
アビー・ロード・スタジオ第1、ロンドン録音
7.私はこの世に捨てられて(リュッケルト詩)
ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)
アーウィン・ゲイジ(ピアノ)
1979年10月24-26日、1980年3月11-14日、ゲマインデハウス、
ベルリンーツェーレンドルフ録音
8.私はこの世に捨てられて(リュッケルト詩)
カタリナ・カルネウス(メゾ・ソプラノ)
ロジェ・ヴィニョール(ピアノ)
1998年7月7-9日、聖マイケル教会、ハイゲイト、ロンドン録音
9.原光(交響曲第2番 第4楽章)(子供の不思議な角笛)
アリス・クート(メゾ・ソプラノ)
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
2002年12月19-21日、パットン・ホール、サフォーク録音

CZS-6087532 2枚組 \1150
生誕150年ーマーラーのアダージョ
映画「ヴェニスに死す」に交響曲第5番のアダージェットが使われて、更なる
ファンを獲得したマーラー作品の特徴的な一面の、瞑想的、内省的な音楽ばか
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット
CD1
1.交響曲第3番ニ短調-第6楽章 Langsam.Ruhevoll.Empfunden
ロンドン・フィルハーモニー合唱団&管弦楽団
クラウス・テンシュテット指揮
1979年10月、キングズウェイ・ホール、ロンドン録音
2.交響曲第4番ト長調-第3楽章 Ruhevoll
フィルハーモニア管弦楽団
パウル・クレツキ指揮
1957年、キングズウェイ・ホール、ロンドン録音
3.交響曲第5番嬰ハ短調-第4楽章アダージェット Sehr Langsam 
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ジョン・バルビローリ指揮
1969年7月、ウォトフォード・タウン・ホール、ハーツ録音
4.交響曲第9番ニ短調-第4楽章アダージョ
Sehr langsam und noch zuruckhaltend
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー指揮
1967年2月、キングズウェイ・ホール、ロンドン録音
CD2
1.交響曲第1番ニ長調-第3楽章 Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen
シカゴ交響楽団
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
1971年3月30日、メダイナ・テンプル、シカゴ録音
2.交響曲第2番ハ短調「復活」-第2楽章アンダンテ・モデラート
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー指揮
1961年11月、1962年3月、キングズウェイ・ホール、ロンドン録音
3.交響曲第6番イ短調-第3楽章アンダンテ・モデラート
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ジョン・バルビローリ指揮
1967年8月、キングズウェイ・ホール、ロンドン録音
4.交響曲第7番ホ短調-第4楽章夜曲IIアンダンテ・アモローソ
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウス・テンシュテット指揮
1981年10月、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン録音
5.交響曲第10番嬰ヘ短調-第1楽章アダージョ
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル指揮
1999年9月24&25日、フィルハーモニー、ベルリン ライブ録音


CZS-6090372 4枚組 \2180
シューマン/生誕200年記念ボックス-管弦楽曲
マルチパック 32Pブックレット
CD1
1.交響曲第1番変ロ長調作品38「春」
2.交響曲第4番ニ短調作品120
3.序曲、スケルツォと終曲作品52
以上 シュターツカペレ・ドレスデン、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮
1972年9月1-12日、ルカ教会、ドレスデン録音
CD2 
1.交響曲第2番ハ長調作品61
2.交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」
以上 シュターツカペレ・ドレスデン、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮
1972年9月1-12日、ルカ教会、ドレスデン録音
3.「メッシーナの花嫁」序曲作品100
フィルハーモニア管弦楽団、リッカルド・ムーティ指揮
1978年7月10日、キングズウェイ・ホール、ロンドン録音
CD3
1.ヴァイオリン協奏曲ニ短調(遺作)(1853)
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
ケルン放送交響楽団、ハンス・フォンク指揮
1992年6月16&17日、フィルハーモニー、ケルン ライヴ録音
2.チェロ協奏曲イ短調作品129(1850)
トゥルルス・モルク(チェロ)
1994年3月10ー12日、フィルハーモニー、ケルン録音
3.「マンフレッド」序曲作品115(1848/49)
以上 ケルン放送交響楽団、ハンス・フォンク指揮
1992年5月25-30日、フィルハーモニー、ケルン録音
4.「ヘルマンとドロテーア」序曲作品136
フィルハーモニア管弦楽団、リッカルド・ムーティ指揮
1978年7月10日、キングズウェイ・ホール、ロンドン録音
CD4
1.ピアノ協奏曲イ短調作品54(1841/45)
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)
ケルン放送交響楽団、ハンス・フォンク指揮
1991年12月13日、フィルハーモニー、ケルン ライヴ録音
2.コンチェルトシュティック(4つのホルンのための)ヘ長調作品86(1849)
アンドルー・ジョイ、キャスリーン・パットナム、
ライナー・ユルキーヴィッツ、
ヨアヒム・ペルティ(ホルン)
1993年11月18-20日、フィルハーモニー、ケルン録音
3.「ゲノヴェーヴァ」作品81-序曲(1847)
以上 ケルン放送交響楽団、ハンス・フォンク指揮
1992年5月25-30日、フィルハーモニー、ケルン録音
4.序奏とアレグロ・アパッショナート ト長調作品92
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ指揮
1974年6月3-5日、 アビー・ロード・第1スタジオ、ロンドン録音

CZS-6090222 6枚組 \3250
シューマン/生誕200年記念ボックス-歌曲、合唱曲
マルチパック 32Pブックレット
CD1
1.リーダークライス作品39(全12曲)
2.詩人の恋作品48(全16曲)
オラフ・ベール(バリトン)
ジョフリー・パーソンズ(ピアノ)
1985年7月12-14日 アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン録音
3.リーダークライス作品24(全9曲)
オラフ・ベール(バリトン)
ジョフリー・パーソンズ(ピアノ)
1989年12月5-7&9日、 ウォトフォード・タウン・ホール録音
CD2 
1.12の歌曲作品35
オラフ・ベール(バリトン)
ジョフリー・パーソンズ(ピアノ)
1989年12月5-7&9日、 ウォトフォード・タウン・ホール録音
2.女の愛と生涯作品42(全8曲)
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
1968年8月11日&1975年7月3-4日、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン録音
3.トランプ占いの女 作品31の2
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ジョフリー・パーソンズ(ピアノ)
1967年10月24-28日、ゲマインデハウス、ベルリン=ツェーレンドルフ録音
4.悲劇 作品64の3のII
5.ことづて 作品77の5
6.重苦しい夕べ 作品90の6
7.メアリー・スチュアート女王の詩 作品135(全5曲)
ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)
エリク・ヴェルバ(ピアノ)
1976年1月9-13日、 ビュルガーブロイ、ミュンヘン録音
CD3
1.エマヌエル・ガイベルの3つの詩 作品30
2.6つの詩 作品36
3.ロマンスとバラード 第1集(全3曲)
4.ロマンスとバラード 第2集(全3曲)
5.手袋 作品87
6.ロマンスとバラード 第3集(全3曲)
7.ベルシャザル 作品57
8.5つの歌曲 作品40
以上 オラフ・ベール(バリトン)
ヘルムート・ドイチェ(ピアノ)
1996年2月15-18日、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン録音
CD4
1.ミルテの花 作品25(全26曲)
ユリアネ・バンゼ(ソプラノ)、オラフ・ベール(バリトン)
ヘルムート・ドイチェ(ピアノ)
2.「恋の曙」よりの12の詩 作品37
(第2曲、第4曲、第11曲はクララ・シューマンの作曲)
ユリアネ・バンゼ(ソプラノ)、オラフ・ベール(バリトン)
ヘルムート・ドイチェ(ピアノ)
以上 1997年7月13-16日、 聖ジョージのブランドン・ヒル、ブリストル録音
CD5&CD6-1
ゲーテの「ファウスト」からの場面
ファウスト 他・ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
グレッチェン 他・・・・・エディト・マティス
メフィストフェレス 他・・ヴァルター・ベリー
アリエル 他・ニコライ・・ゲッダ
ゾルゲバーバラ・ダニエルズ
ノート 他・・・・カリ・レヴァース
マルテ 他・・・ハンナ・シュヴァルツ
マグナ・ペッカトリックスノーマ・シャープ
マンゲル 他・イルゼ・グラマツキ
プロフンドス・・ハラルト・シュタム
デュッセルドルフ国立楽友協会合唱団(合唱指揮:ハルトムート・シュミット) 
テルツ少年合唱団(合唱指揮:ゲルハルト・シュミット=ガーデン)
デュッセルドルフ交響楽団
ベルンハルト・クレー指揮
1981年4月2-9日、トーンハレ、デュッセルドルフ録音
2.スペインの恋の歌 作品138(全10曲)
バーバラ・ボニー(ソプラノ)、
アンネ・ゾフィ・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)
カート・ストレイト(テナー)、オラフ・ベール(バリトン)
ヘルムート・ドイチェ&ベント・フォースベルク(ピアノ・ドゥオ)
1994年8月31日&9月1日、 アッシャー・ホール、エディンバラ ライヴ録音
3.「抒情的間奏作品」からの4つの歌曲
(シューマンにより最終的に「詩人の恋」より削除された歌曲)
トーマス・ハンプソン(バリトン)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)
1994年10月9、10日&12日、ジャンドメニコ・スタジオ、コリングスウッド、
ニュー・ジャージー録音

CZS-6090112 5枚組 \2550
シューマン/生誕200年記念ボックス-室内楽
マルチパック 32Pブックレット
CD1
1.ピアノ五重奏曲変ホ長調作品44
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)
ケルビーニ四重奏団
1991年9月16&17日、ラントガーストホフ・リーエン、スイス録音
2.弦楽四重奏曲第1番イ短調作品41の1
ケルビーニ四重奏団
1989年12月19-22日、ラントガーストホフ・リーエン、スイス録音
CD2 
1.弦楽四重奏曲第2番ヘ長調作品41の2
ケルビーニ四重奏団
1990年2月9-12日、ドゥープスゲジンデ・ゲメーンテ・ケルク、ハーレム、
オランダ録音
2.弦楽四重奏曲第3番イ長調作品41の3
ケルビーニ四重奏団
1989年10月22-26日、ラントガーストホフ・リーエン、スイス録音
CD3
1.ピアノ四重奏曲変ホ長調作品47
アレクサンドレ・ラビノヴィチ(ピアノ)、
ドーラ・シュヴァルツベルク(ヴァイオリン)
今井信子(ヴィオラ)、ナタリア・グートマン(チェロ)
2.アンダンテと変奏曲作品46
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、アレクサンドラ・ラビノヴィチ(ピアノ)
ナタリア・グートマン(チェロ)、ミッシャ・マイスキー(チェロ)
マリー=ルイゼ・ノイネッカー(ホルン)
以上 1994年9月18日、コンセルトヘボウ、ニーメゲン、オランダ 
ライヴ録音
3.おとぎ話 作品132
ミハイル・ルディ(ピアノ)、ジェラール・コーセ(ヴィオラ)、
ミシェル・ポルタル(クラリネット)
4.3つのロマンス 作品94
ミハイル・ルディ(ピアノ)、ミシェル・ポルタル(クラリネット)
以上 1993年1月18-22、25&26日、 聖マルセル福音教会、パリ録音
CD4
1.幻想小曲集 作品73(全3曲)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、ナタリア・グートマン(チェロ)
2.アダージョとアレグロ 作品70
アレクサンドレ・ラビノヴィチ(ピアノ)、
マリー=ルイゼ・ノイネッカー(ホルン)
3.おとぎ話の挿絵 作品113(全4曲)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、今井信子(ヴィオラ)
4.ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調作品121
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、ドーラ・シュヴァルツベルク(ヴァイオリン)
以上 1994年9月18日、コンセルトヘボウ、ニーメゲン、オランダ録音
CD5
1.ピアノ三重奏曲第1番ニ短調作品63
2.ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調作品80
グリーグ・トリオ
1995年11月24-27日&1996年1月8-10日、アイドスフォル教会、ノルウェー録音
3.民謡風の5つの小品 作品102
ミハイル・ルディ(ピアノ)、ボリス・ペルガメンシコフ(チェロ)
1993年1月18-22、25&26日、聖マルセル福音教会、パリ録音

CZS-6090472 6枚組 \3250
シューマン/生誕200年記念ボックス-ピアノ作品
マルチパック 32Pブックレット
CD1
1.アベッグ変奏曲ヘ長調作品1
1976年3月3日、サル・ワグラム、パリ録音
2.交響的練習曲嬰ハ短調作品13
1976年7月20日、サル・ワグラム、パリ録音
3.3つのロマンス 作品28
1976年3月1日、サル・ワグラム、パリ録音
以上 ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)
4.クララ・ヴィークの主題による10の変奏曲 作品5
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)
1972年12月29日&1973年1月3日、サル・ワグラム、パリ録音
CD2 
1.蝶々 作品2(全12曲)
2.ダーヴィト同盟舞曲集 作品6(全18曲)
以上 クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)
1978年3月6-8日、ゲマインデハウス、ベルリン=ツェーレンドルフ録音
3.子供の情景 作品15(全13曲)
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)
1992年9月8-10日、ラントガーストホフ・リーエン、スイス録音
CD3
1.謝肉祭 作品9
子供のためのアルバム作品68より
2.第38番:冬の時 そのI
3.第37番:水夫の歌
4.第39番:冬の時 そのII
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
1975年1月15-21日、ヨハネ教会、トゥン、スイス録音
5.ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調作品14「管弦楽なしの協奏曲」(全4楽章)
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)
1973年1月4、5&12日、サル・ワグラム、パリ録音
CD4
1.ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調作品11
1996年7月8&9日、シンフォニー・ホール、バーミンガム録音
2.幻想曲ハ長調作品17
1995年8月30日&9月2日、聖ジョージ、ブランドン・ヒル、ブリストル録音
以上 レイフ・オーヴェ・アンスネス(ピアノ)
3.トッカータ 作品7
ユーリ・エゴロフ(ピアノ)
1981年5月10-12日、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン録音
CD5
1.ピアノ・ソナタ第2番ト短調作品22
2.ウィーンの謝肉祭の道化 作品26
以上 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
1962年10月15&21日、ミラノ ライヴ録音
3.6つの間奏曲 作品4
4.暁の歌 作品133(全5曲)
以上 アレクサンダー・ロンクィッヒ(ピアノ)
1991年9月10-14日、ラントガーストホフ・リーエン・スイス録音
CD6
1.クライスレリアーナ 作品16
2.色とりどりの小品 作品99(全14曲)
以上 ラルス・フォークト(ピアノ)
1994年3月8-11日、ラントガーストホフ・リーエン、スイス録音
3.アラベスク ハ長調作品18
ジョナサン・ビス(ピアノ)
2006年4月22-25日、リンドハースト・ホール、エア・スタジオ、ロンドン録音



<VIRGIN CLASSICS>
VC-6945840 \1800
ベートーヴェン:
1.弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調Op.18-6
2.弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調Op.130
3.大フーガ 変ロ長調Op.133
アルテミス四重奏団
(ナターリャ・プリシェペンコ、グレゴール・ジークル-ヴァイオリン、
フリーデマン・ヴァイクル-ヴィオラ、エッカールト・ルンゲ-チェロ)
ジュエル・ボックス 12Pブックレット 
アルテミスQのヴァージン初登場はベートーヴェン(ラズモフスキー第1番、セリオ
ーソ)。第2作のベートーヴェン(ラズモフスキー第2番、第4番)はフランスのCHOC
賞で年度賞、ディアパソン・ドールも受賞。ドイツのECHO賞では室内楽年度賞を
獲得、など各国で絶賛されています。前月、3月には第2番、ラズモフスキー第3番、
第14番、第15番による2CDセット(Ars Musiciレーベルで以前発売されたもの)を発
売、全曲録音完成をめざしています。欧米のコンサートでも09年度、10年度を通
じてベートーヴェン作品を積極的に採り上げ、新世代を代表するベートーヴェン
演奏として各国で高い定評を勝ち得ています。

VC-6939072 \1800
スターバト・マーテルとモテット集
1.サルヴェ・レジナ(アレッサンドロ・グランディ-1586?/1630)
2.Ave Regina coelorum(ジョヴァンニ・レグレンツィ-1626/1690)
3.O quam suavis(フランチェスコ・カヴァッリ-1602/1676)
4.Regina coeli laetare(ジョヴァンニ・アントニオ・リガッティ-1613/1648)
5.Vulnerasti cor meum(ジョヴァンニ・パオロ・カプリオリ-?/1627)
6.Ave Maris Stella(ジロラーモ・フレスコバルディ-1583/1643)
7.Stabat mater dororosa(ジョヴァンニ・フェリス・サンチェス-1600/1679)
8.Corda lingua in amore(ジョヴァンニ・バッティスタ・バッサーニ-1650/1716)
9.O quam tu pulchra es(アレッサンドロ・グランディ)
10.Sonata prima(ジョヴァンニ・バッティスタ・バッサーニ)
11.O intemerata(アレッサンドロ・グランディ)
12.Ave Regina coelorum(アンドレア・マッティオリ-1620/1679)
13.Sanctissima Virgo(ジロラーモ・カサーティ-c.1590/after 1657)
14.O coeli devota(ジョヴァンニ・パオロ・コロンナ-1637/1695)
フィリップ・ジャルスキー(カウンター・テナー)
マリー=ニコル・ルミュー(コントラルト)
アンサンブル・アルタセルス
ジュエル・ボックス 44Pブックレット
17世紀イタリアの作曲家による聖母マリアに捧げられた作品集
以前VC-3447112で発売されたアルバムのリパッケージ・アイテムのご案内です。
ジャルスキーは本年9月の来日公演が予定されています。

●VERITAS X 2 各2枚組 \1150
VBS-6284812 2枚組 \1150
バッハ:
Disc 1
1.ミサ曲 ヘ長調BWV233
2.ミサ曲 ト長調BWV236
アグネス・メロン(ソプラノ)、ジェラール・レーヌ(アルト)、ペーター・クーイ(バス)
バルバラ・シュリック(ソプラノ)
コレギウム・ヴォカーレ合唱団、管弦楽団、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
Disc 2
1.ミサ曲 ト短調BWV235
2.ミサ曲 イ長調BWV234
3.サンクトゥス ニ長調BWV238
ジェラール・レーヌ(アルト)、クリストフ・プレガルディエン(テナー)
ペーター・クーイ(バス)、アグネス・メロン(ソプラノ)、
ハワード・クルーク(テナー)
コレギウム・ヴォカーレ合唱団、管弦楽団、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット

VBS-6284872 2枚組 \1150
ハイドン:
Disc 1
1.交響曲第99番 変ホ長調
2.交響曲第100番 ト長調「軍隊」
3.交響曲第101番 ニ長調「時計」
Disc 2
1.交響曲第102番 変ロ長調
2.交響曲第103番 変ホ長調「太鼓連打」
3.交響曲第104番 ニ長調「ロンドン」
ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ、ロジャー・ノリントン指揮
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット

VBS-6284922 2枚組 \1150
オケゲム:
Disc 1
1.死者のためのミサ
2.第4旋法によるミサ「ミ・ミ」
Disc 2
1.比例ミサ
2.恵み深き救い主の御母
3.サルヴェ・レジナ I
4.汚れなき神の御母
5.アヴェ・マリア
6.サルヴェ・レジナ II
ヒリヤード・アンサンブル、ポール・ヒリヤー指揮
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット

VBS-6284972 2枚組 \1150
マンロウ/ネーデルランド楽派の芸術
Disc 1
1.スカラメッラは戦に行く(ジョスカン・デプレ)
私を慰めておくれ、優しい栗色髪の女よ
2.6声のシャンソン(原曲)(ジョスカン・デプレ)
3.リュート二重奏(作曲者不明・16世紀初)
4.コオロギはいい歌い手で(ジョスカン・デプレ)
5.女よ、貴女の家には(ハインリヒ・イーザク)
私の恋人はいいところばかり
6.4声のシャンソン(3声の原曲にペトルッチの<オデカトンA>に含まれる任意の
付加声部を加えたもの)(ハイネ・ヴァン・ヒゼヘム)
7.4声の声楽曲(内2声はカノン)(ジョスカン・デプレ)
8.3声の器楽曲I(アレクサンダー・アグリーコラ)
9.3声の器楽曲II(アレクサンダー・アグリーコラ)
10.絶望の渕に身を投げてー死を待ち望むほかに(アントワーヌ・ブリュメル)
11.母は私に若い妻を与えてくれた(作曲者不明・1500年ごろ)
12.貴女はもっともすばらしい女(ヨハネス・ヒゼリン{ヴェルボネ})
私は楽しい人生を選んで
13.3声のシャンソン(原曲)(ヤコブス・バルビロ)
14.鍵盤楽器独奏(ポール・ホーフハイマー?)
15.4声のシャンソン(ヤコプ・オブレヒト)
16.私を手本にしなさい(ヨハンネス・オケゲム)
17.口許は笑っていても(ヨハンネス・オケゲム)
18.ギヨームは暖まりに行く(作曲者不明)
さようなら、いとしい女よ
19.4声のシャンソン(原曲)(ジョスカン・デプレ)
20.鍵盤楽器独奏(作曲者不明・16世紀)
やけになった運命の女神よ
21.3声のシャンソン(原曲)(アントワーヌ・ビュノワ)
22.声と楽器による6声の合奏(原曲に器楽3声を加えたもの)
(アレクサンダー・アグリーコラ)
23.3声の器楽曲(ジョスカン・デプレ)
Disc 2
1.3声のミサ曲から キリエ(ヨハンニス・ティンクトーリス)
2.ミサ曲<見よ、大地の大きな揺れが>から 
グローリア(アントワーヌ・ブリュメル)
3.<いいところばかり>による クレード(ジョスカン・デプレ)
4.ミサ曲<ああ、かぎりなく聖なるマリーア様>から 
サンクトゥス(ピエール・ド・ラ・リュ)
5.ミサ曲<バスダンス>から アニュース・デーイ(ハインリヒ・イーザク)
6.天と地の神でも主でもある方を(ヤコプ・オブレヒト)
7.ああ善良なイエスよ(ロワゼ・コンベール)
8.深い淵から(ジョスカン・デプレ)
9.貴女は祝福されています、天の女王様(ジョスカン・デプレ)
10.処女である母は男を知らずに(ジャン・ムトン)
11.貴女は犯されず汚されず純潔です、マリーア様(ジョスカン・デプレ)
12.汚れのない神の御母(ヨハンネス・オケゲム)
13.さあ主を讃えよう(ヤコプ・オブレヒト)
14.ああ、かぎりなく聖なるマリーア様(ピエール・ド・ラ・リュ)
ロンドン古楽コンソート、デイヴィッド・マンロウ指揮
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット

VBS-6285032 2枚組 \1150
ジャン・テューベリィ/シャルパンティエ:教会音楽集
Disc 1
1.L.クープラン:パリの鐘 ー ジャン=マルク・エイメ(オルガン)
シャルパンティエ:
2.死者のためのミサ
3.死者のためのミサH311
4.フランソワ・ロベルダイ:Fugue huitieme, et caprice sur le meme sujet
ジャン=マルク・エイメ(オルガン)
5.シャルパンティエ:ジェズイットのミゼレーレH193-193a
Disc 2
1.レゾン:第5旋法のオッフェルトリウム「パリの人に栄あれ」
タバール:
2.テ・デウム
3.マニフィカト
4.レクイエム
ラ・フェニーチェ、アンサンブル・ジャック・モデルヌ 他、
ジャン・テューベリィ指揮 他
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット

VBS-6285082 2枚組 \1150
Disc 1
オットー・ニコライ:
交響曲 ニ長調
序曲集
Disc 2
マーラー:交響曲楽章集
バンベルク交響楽団、カール・アントン・リッケンバッハー指揮
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット

VBS-6285202 2枚組 \1150
ヘンデル:
オラトリオ「アレクサンダーの饗宴」
トーマス・アレン(バリトン)、ロバート・ティアー(テナー)
サリー・バージェス(メゾ・ソプラノ)、ヘレン・ドナート(ソプラノ)
キングズ・カレッジ合唱団(ケンブリッジ)
イギリス室内汗顔楽団、フィリップ・レッジャー指揮
「ヘラクレスの選抜」
ヒザー・ハーパー(ソプラノ)、ヘレン・ウォッツ(コントラルト)
ジェイムズ・バウマン(カウンター・テナー)、ロバート・ティアー(テナー)
キングズ・カレッジ合唱団(ケンブリッジ)
アカデミー室内管弦楽団、フィリップ・レッジャー指揮
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット

VBS-6285252 2枚組 \1150
シューマン:ピアノ作品集
子供の情景
アラベスク
アベッグ変奏曲
蝶々
ノヴェレッテ
ジャン=ベルナール・ポミエ(ピアノ)
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット

VBS-6285302 2枚組 \1150
スーク:
交響曲 ハ短調Op.27「アスラエル」
夏のおとぎ話Op.29
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、リボール・ペシェク指揮
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット

VBS-6285142 2枚組 \1150
グレゴリアン&アンブロジアン
チャント
Disc 1
1.Prolog: Lectio Isaiae Prophetae
2.Magnificat-Antiphone(Greg.): Tribus Miraculis
3.Transitorium(Ambrosw.): Hodie Caelesti Sponso
4.Hymnus(Greg.): Hostis Herodes Impie
5.Antiphon(Greg.): Hodie Nobis Beata Illuxit
6.Responsorium Prolixum(Greg.): Illuminare Ierusalem
7.Antiphon Mit Psalm 71: Steila ista
8.Introitus(Greg.): Ecce Advenit
9.Ingressa(Ambros.): Civitas Non Eget Sole 
10.Gloria Im Tonus Festivus(Ambros.): Gloria
11.Graduale(Greg.): Omnes De Saba Venient
12.Alleluia(Greg.): Vidimus Stellam Eius
13.Hallelujah(Ambros.): Puer Natus Est Nobis
14.Symbolum(Ambros.): Credimus In Unum Deum
15.Offertorium(Greg.)Mit Versetten(Codex Einsiedeln 121): Reges Tharsis
16.Communio Mit Psalm 71: Vidimusd Stellam Eius
17.Responsorium Breve(Greg.): Omnes De Saba Venient
18.Magnificat-Antiphon(Greg.): Videntes Stellam Magi
19.Psallenda(Ambros.): Videntes Stellam Maagi
20.Psallenda(Ambros.): Apparuit In Mundo
21.Antiphon(Greg.): O Qualem Gloriam
22.Magnificat-Antiphon(Greg.): Admoniti Magi
23.Respnsorium(Greg.): Tria Sunt Munera
24.Transitorium(Ambros.): Te Laudamus Domine Omnipotens
Disc 2
1.Alma Redemptoris Mater(Antiphona Simplex)
2.Alma Redemptoris Mater(Antiphona Sollemnis)
3.Die Freudenreichen Geheimnisse: Ave Maria, Gratia Plena(Offertorium)
4.Die Freudenreichen Geheimnisse: Orgelimprovisation
5.Die Freudenreichen Geheimnisse: Beatam Me Dicent(Communio)
6.Die Freudenreichen Geheimnisse: Orgelimprovisation
7.Die Freudenreichen Geheimnisse: In Splendoribus Sanctorum(Communio)
8.Die Freudenreichen Geheimnisse: Orgelimprovisation
9.Die Freudenreichen Geheimnisse: Lumen Ad Revelationem Gentium(Antiphona)
10.Die Freudenreichen Geheimnisse: Orgelimprovisation
11.Die Freudenreichen Geheimnisse: Fili, Quid Fecisti Nobis Sic?(Communio)
12.Die Freudenreichen Geheimnisse: Orgelimprovisation
13.Ave Regina Caelorum(Antiphona Simplex)
14.Ave Regina Caelorum(Antiphona Sollemnis)
15.Die Achmerzhaften Geheimnisse: Pater, Si Non Potest Hic Calix
Transire(Communio)
16.Die Schmerzhaften Geheimnisse: Orgelimprovisation
17.Die Schmerzhaften Geheimnisse: Popule Meus, Quid Fecisti Tibi?
(Improperium)
18.Die Schmerzhaften Geheimnisse: Orgelimprovisation
19.Die Schmerzhaften Geheimnisse: Ego Propter Te(Improperium)
20.Die Schmerzhaften Geheimnisse: Orgelimprovisation
21.Die Schmerzhaften Geheimnisse: Crux Fidelis(Hymnus)
22.Die Schmerzhaften Geheimnisse: Orgelimprovisation
23.Die Schmerzhaften Geheimnisse: Christus Factus Est Pro Nobis(Graduale)
24.Die Schmerzhaften Geheimnisse: Orgelimprovisation
25.Regina, Caeli Laetare(Antiphona Simplex)
26.Regina, Caeli Laetare(Antiphona Sollemnis)
27.Die Glorreichen Geheimnisse: Resurrexi(Introitus)
28.Die Glorreichen Geheimnisse: Orgelimprovisation
29.Die Glorreichen Geheimnisse: Ascendit Deus(Offertorium)
30.Die Glorreichen Geheimnisse: Orgelimpeociarion
31.Die Glorreichen Geheimnisse: Factus Est Repente(Communio)
32.Die Glorreichen Geheimnisse: Orgelimprovisation
33.Die Glorreichen Geheimnisse: Assumpta Est Maria(Offertorium)
34.Die Glorreichen Geheimnisse: Orgelimprovisation
35.Die Glorreichen Geheimnisse: Signum Magnum Apparuit(Introitus)
36.Die Glorreichen Geheimnisse: Orgelimprovisation
37.Salva Regina(Antiphona Simplex)
38.Salva Regina(Antiphona Sollemnis)
39.Solis, O Virgo(Hymnus)
40.Ave Nobilis(Carmen Buranum)
41.Sicut Pratum Picturatur(Sequentia)
42.Hodiernae Lux Diei(Sequentia)
43.Ave Maria(Antiphona)
スコラ・カントルム・コロニエンシス、ガブリエル・マリア・シュタインシュルテ指揮
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット




<EMI GERMANY>
CZS-6315202 9枚組 \3600
シューマン:合唱作品集
CD1&CD2-1
オラトリオ「楽園とペリ」作品50
エッダ・モーザー(ペリ)
レギーナ・マールハイネケ(ソプラノ)
ブリギッテ・ファスベンダー(コントラルト)
ニコライ・ゲッダ(テナー)
アルヴァ・トリップ(テナー)
ギュンター・ヴェーヴェル(バリトン、バス)
デュッセルドルフ州立楽友協会合唱団(合唱指揮:ハルトムート・シュミット)
デュッセルドルフ交響楽団
ヘンリク・ツィス指揮
1973年8月18-24日、ラインハレ、デュッセルドルフ録音
混声合唱のためのロマンスとバラード
2.テューレの王 作品67の1
3.美しいロートラウト姫 作品67の2
4.雷雨 作品67の4
5.草刈り人の死 作品75の1
6.森で 作品75の2
7.悲しい狩人 作品75の3
8.傷ついた子供に 作品75の5
9.ボーデン湖畔に 作品59の2
10.鍛冶屋 作品145の1
デュッセルドルフ州立楽友協会合唱団
ハルトムート・シュミット指揮
1975年7月12-15日、ラインハレ、デュッセルドルフ録音
CD3&4
ゲーテの「ファウスト」からの場面
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(ファウスト)
エディト・マティス(グレッチェン)
ヴァルター・ベリー(メフィストフェレ)
ニコライ・ゲッダ(テナー)
バルバラ・ダニエルス(ゾルゲ)
カリ・レファース(ソプラノ)
ハンナ・シュヴァルツ(アルト)
ノルマ・シャープ(ソプラノ)
イルゼ・グラマツキ(アルト)
ハラルト・シュタム(バス)
テルツ少年合唱団(合唱指揮:ゲルハルト・シュミット=ガーデン)
デュッセルドル州立楽友協会合唱団(合唱指揮:ハルトムート・シュミット)
デュッセルドルフ交響楽団
ベルンハルト・クレー指揮
1981年4月2-9日、トーンハレ、デュッセルドルフ録音
独唱、合唱とオーケストラのためのバラード全曲集
CD5
1.王子 作品116(全6曲)  
ドリス・ゾッフェル(ナレーター)
ヨゼフ・プロチュカ(若者)
ヴァルトン・グレンロース(漁師)
ヴァルター・ベリー(歌手)
ペーター・メフェン(王)
2.小姓たちと王女に 作品140(全4曲)
ドリス・ゾッフェル(ナレーター)
ヴァルター・ベリー(王)
イルゼ・グラマツキ(女王)
ブリギッテ・リントナー(王女)
ヨゼフ・プロチュカ(小姓)
ペーター・メフェン(雄の人魚)
アウトレイ・ミハエル(雌の人魚)
アンドレアス・シュミット(吟遊楽人)
デュッセルドルフ州立楽友協会合唱団(合唱指揮:ハルトムート・シュミット)
デュッセルドルフ交響楽団
ベルンハルト・クレー指揮
1984年6月、1985年9月、トーンハレ、デュッセルドルフ録音
CD6
1.エーデンハルの幸福 作品143(全3曲)  
ヨゼフ・プロチュカ(領主) 
ヴァルター・ベリー(シェンク)
ヴァルトン・グレンロース(敵の首領)
2.歌手ののろい 作品139(全14曲)
エッダ・モーザー(女王)
ヴァルター・ベリー(王)
ヴァルトン・グレンロース(吟唱詩人)
ヨゼフ・プロチュカ(若者)
ドリス・ゾッフェル(ナレーター)
ヴァルトラウト・クナーぺ(ハープ・ソロ)ー作品139
デュッセルドルフ州立楽友協会合唱団(合唱指揮:ハルトムート・シュミット)
デュッセルドルフ交響楽団
ハインツ・ヴァルベルク指揮
1985年9月、トーンハレ、デュッセルドルフ録音
CD7
オラトリオ「ばらの巡礼」 作品112
ヘレン・ドナート(ばら)
カリ・レファース(ソプラノ)
ユリア・ハマリ(アルト)
テオ・アルトマイヤー(テナー)
ブルーノ・ポーラ(粉挽き)
ハンス・ゾーティン(バス)
デュッセルドルフ州立楽友協会合唱団(合唱指揮:ハルトムート・シュミット)
デュッセルドルフ交響楽団
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮
1974年9月8-13日、ラインハレ、デュッセルドルフ録音
CD8
ミサ曲 ハ短調 作品147「ミサ・サクラ」
白井光子(ソプラノ)
ペーター・ザイフェルト(テナー)
ヤン=ヘンドリク・ロータリンク(バス)
デュッセルドル州立楽友協会合唱団(合唱指揮:ハルトムート・シュミット)
ヴォルガング・マイヤー(オルガン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮
1987年9月13&14日、フィルハーモニー、ベルリン ライヴ録音
CD9
1.レクイエム 変ニ長調 作品148
ヘレン・ドナート(ソプラノ)
ドリス・ゾッフェル(コントラルト)
ニコライ・ゲッダ(テナー)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バス)
2.ミニョンのためのレクイエム 作品98b
ブリギッテ・リントナー(ソプラノ I)
アンドレア・アンドニアン(ソプラノ II)
メヒティルト・ゲオルク(コントラルト)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バス)
以上 デュッセルドルフ州立楽友協会合唱団
(合唱指揮:ハルトムート・シュミット)
デュッセルドルフ交響楽団
ベルンハルト・クレー指揮
1983年7月2-6日、トーンハレ、デュッセルドルフ録音
クラムシェル・ボックス 20Pブックレット 各CD紙製ウォレット入り
シューマンが指揮した縁のデュッセルドルフの合唱団による合唱作品集。
シューマンのロマンティックな合唱作品の音楽的な魅力をあらためてアピール
した録音をまとめたドイツEMIならではのCD9枚組です。

<RCA RED SEAL>
8869768692-2 2枚組 \2650
マズルカ集(全41曲)
(Disc1)
(1)-(4) 4つのマズルカOp.6(第1番-第4番)
(5)-(9) 5つのマズルカOp.7(第5番-第9番)
(10)-(13) 4つのマズルカOp.17(第10番-第13番)
(14)-(17) 4つのマズルカOp.24(第14番-第17番)
(18)-(21)4つのマズルカOp.30(第18番-第21番)
(Disc2)
(1)-(4) 4つのマズルカOp.33(第22番-第25番)
(5)-(8) 4つのマズルカOp.33(第22番-第25番)
(9)-(11) 3つのマズルカOp.50(第30番-第32番)
(12)-(14) 3つのマズルカOp.56(第33番-第35番)
(15)-(17) 3つのマズルカOp.59(第36番-第38番)
(18)-(20) 3つのマズルカOp.63(第39番-第41番)
ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)
2008年10月軽井沢大賀ホール
「そのどれもがこの上なく美しい情感の表現になっている。(中略)新しく、
若々しく、初めてきくような生々しい感銘を与える」と吉田秀和氏に絶賛さ
れたルイサダのショパン第2弾
1985年のショパン・コンクール入賞以来、ショパンの名と分かちがたくなった
ルイサダ。演奏会でもショパン作品を数多く取り上げ続け、録音でも、DGへ
「ワルツ全曲」「マズルカ全曲」、RCAに移籍以後はピアノ協奏曲第1番の室
内楽版、ショパンとサンドを巡なる炎」から生み出された名曲集「革命のエ
チュード-プレイズ・ショパン」などの名盤を残している。また2005年にNHK
で放映された「スーパーピアノレッスン」ではショパンの作品を取り上げ、
その深い造詣ぶりを強く印象付けた。
2008年発売の「舟歌&幻想ポロネーズ-ショパン名演集」に続くルイサダのショ
パン最新録音第2弾は、ポーランド周辺各地方の民俗舞踊を昇華して作曲され
たマズルカのうち、生前に出版された41曲を収録。



※以下の商品は、昨年末にご案内の漏れていた新譜商品です。既に発売済みですので、ご注文をお待ちしております。

<RCA RED SEAL>
8869760474-2 \1750
ウラディミール・ホロヴィッツ没後20周年記念リリース
ホロヴィッツ未発表カーネギー・ホール・ライヴ[3]
1.ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調Hob.XVI:52
2.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調作品53「ワルトシュタイン」
3.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調作品27-2「月光」
ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
[録音]1946年4月8日〔(1)〕、1945年3月28日〔(2)〕、1947年4月28日((3))、
ニューヨーク、カーネギー・ホールでのライヴ・レコーディング(イェール
大学音楽資料室ウラディミール・ホロヴィッツ-ワンダ・トスカニーニ・アー
カイヴ所蔵の音源より)[モノラル録音]
第2次大戦後の1945年から、ホロヴィッツがアメリカ・デビュー25周年を祝っ
た1953年にかけての8年間は、42歳から50歳のまさに心技ともに絶頂期にあっ
たホロヴィッツが意欲的に新しいレパートリーに取り組み、またニューヨーク
を中心にアメリカ各地で最も旺盛に演奏活動と録音を行なった時期に当たりま
す。この当時、ホロヴィッツは録音面ではRCAと専属契約を結んでいましたが、
それとは別に、1949年から1950年にかけて、ニューヨークのカーネギー・ホー
ルで行ったリサイタルを、おそらく自分が後に試聴することを目的として、私
費を投じてカーネギー・ホール・レコーディング・コーポレーションという録
音チームに録音させました。ほぼ18回のリサイタルの全貌を記録したこれら一
連の録音は、ホロヴィッツが亡くなるおよそ2年半前に、その他のさまざまな
私有財産とともにイェール大学に寄付し、ウラディミール・ホロヴィッツ-ワ
ンダ・トスカニーニ・アーカイヴに保管されています。
当アルバムは、その貴重なライヴ録音の中から、選りすぐりの演奏を発売する
CD3枚のシリーズ「VLADIMIR HOROWITZ AT CARNEGIE HALL-THE PRIVATE
COLLECTION」の2枚目となるもので、1945年から1947年にかけてライヴ録音さ
れた、ハイドンとベートーヴェンのソナタ3曲を収めています。
これらの録音はもともと16インチという巨大なアセテート盤(ラッカー盤)に記
録されたモノラル録音ですが、放送録音のエアチェックや会場録音ではなく、
プロによる録音であるため、ホロヴィッツの緊迫感に満ちた演奏や多彩な音色
を味わうのに充分なクオリティで収録されていることが大きな特徴です。復刻
を担当したのは、元BMGクラシックスのエンジニア兼リイッシュー・プロデュ
ーサーで、「ウィリアム・カペル全集」などの発売をプロデュースしたジョン
・サミュエルズ。サミュエルズは、ホロヴィッツのディスコグラフィを著して
しまうほどのホロヴィッツ・エキスパート」であり、盤面ノイズやピッチ変動
など問題の多いオリジナル録音を丹念に再生し、抜本的なノーノイズ処理など
は一切行わずにリマスター、オリジナル録音の持つ輝きを見事に現代に蘇らせ
ています。

8869762530-2 5枚組 \2450
キーシン・プレイズ・ショパン-RCA Red Seal全ショパン録音集成
フレデリック・ショパン(1810-1849)
[CD1]
1 幻想曲ヘ短調作品.49
2 ワルツ第5番変イ長調作品.42
3 ワルツ第3番イ短調作品.34-2「華麗なる円舞曲」
4 ワルツ第2番変イ長調作品.34-1「華麗なる円舞曲」
5 ポロネーズ第5番嬰ヘ短調作品.44
6 夜想曲第10番変イ長調作品.32-2
7 夜想曲第7番嬰ハ短調作品.27-1
8 夜想曲第8番変ニ長調作品.27-2
9 スケルツォ第2番変ロ短調作品.31
[CD2]
1.ピアノ・ソナタ第3番ロ短調作品.58
2.マズルカ第40番ヘ短調作品63-2
3.マズルカ第34番ハ長調作品56-2
4.マズルカ第41番嬰ハ短調作品63-3
5.マズルカ第20番変ニ長調作品30-3
6.マズルカ第49番ヘ短調作品68-4
7.マズルカ第30番ト長調作品50-1
8.マズルカ第32番嬰ハ短調作品50-3
9.マズルカ第23番ニ長調作品33-2
10.マズルカ第17番変ロ短調作品24-4
10.マズルカ第38番嬰ヘ短調作品59-3
11.マズルカ第13番イ短調作品17-4
12.マズルカ第39番ロ長調作品63-1
[CD3]
1.バラード第1番 ト短調作品23
2.バラード第2番 ヘ長調作品38
3.バラード第3番 変イ長調作品47
4.バラード第4番 ヘ短調作品52
5.舟歌 ヘ長調 作品60
6.子守歌 変ニ長調 作品57
7.スケルツォ第4番 ホ長調 作品54
[CD4]
1.24の前奏曲作品28
2.ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調作品35「葬送」
3.ポロネーズ第6番変イ長調作品53「英雄」
[CD5]
1.ポロネーズ第1番嬰ハ短調 作品26-1
2.ポロネーズ第2番変ホ短調 作品26-2
3.即興曲第1番変イ長調 作品29
4.即興曲第2番嬰へ長調 作品36
5.即興曲第3番変ト長調 作品51
6.即興曲第4番嬰ハ短調 作品66「幻想即興曲」
7.ポロネーズ第4番ハ短調 作品40-2
8.ポロネーズ第6番変イ長調 作品53「英雄ポロネーズ」
[録音]
[CD1&CD2]1993年2月20日&22日、ニューヨーク、カーネギー・ホールでの
ライヴ・レコーディング
[CD3]1997年7月30日、31日&8月1日、フライブルク、
南西ドイツ放送局スタジオ
[CD4]1998年8月5日-7日、フライブルク、南西ドイツ放送局スタジオ
[CD5]2004年7月24日スイス、ヴェルビエ、サル・メドランでのライヴ・
レコーディング(2004年ヴェルビエ音楽祭)
エフゲニー・キーシン(ピアノ)
21世紀のピアノの巨匠として、高い評価と人気を誇るキーシン。その名を世界
にとどろかせたのは1984年、12歳で弾いたショパンのピアノ協奏曲2曲のソ連
メロディアレーベルのレコードでした。それ以来、ショパン作品はキーシンに
とって最重要のレパートリーとして繰り返し演奏し、新しいレパートリーが増
える毎に、RCAにその足跡をレコーディングという形で残してきました。1993
年にカーネギー・ホールで行われた「オール・ショパン・リサイタル」のライ
ヴCD2枚を皮切りに、1998年、1999年にスタジオ録音のショパン・アルバムを
リリースし、2004年のヴェルビエ音楽祭での伝説的なライヴ演奏も2006年に発
売されています。当BOXはそれら5枚を集成し、ショパン・イヤーに合わせて発
売するものです。

8869760588-2 \1600
エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調Op.61
ニコライ・スナイダー(Vn)
サー・コリン・デイヴィス(指揮)
ドレスデン・シュターツカペレ
録音:2009年9月(セッション)
この作品は、エルガーの中でも非常にロマンティックな作品であり、約45-50
分の長大な器楽作品のひとつ。スコアの裏にはスペイン語で「ここに・・・の
魂がまつられている」と不思議な言葉が記されている。終楽章には伴奏つきの
長いカデンツァが挿入されています。 実際、この作品はフリッツ・クライス
ラーに献呈されたものですが、クライスラーは録音しておらず、歴史的演奏と
してハイフェッツやメニューインなどがありますが、演奏されることは意外と
少なかったようです。しかし最近では様々なヴァイオリニストによって積極的
に録音されるようになってきています。 2010年は、この作品作曲100年記念と
して、ニコライ・スナイダーは新たに完璧な楽譜の研究この作品に挑みまし
た。そして、クライスラーがこの作品の初演の際に使用した1734年製のガルネ
リを使用しているのにも驚きです。ヒラリー・ハーン盤のバックでも完璧な名
演を担当したコリン・デイヴィスが、この盤でもバックを務めているのも見逃
せません。
ニコライ・スナイダーは、今年の「クラシックFM」誌での投票で、ヴァイオリ
ニスト・トップ10に選ばれている実力・人気をもつヴァイオリニスト。彼自身
語っていますが、現代ヴァイオリンの奏法ではなく、アウアーからクライスラ
ー、そしてハイフェッツなどの古典的奏法の流れをくんでいるそうです。この
作品において、エルガー自身もクライスラーもそうしたロマンティックなもの
を目指していたのではないかという点においても、スナイダーの演奏は近年に
おいて貴重な演奏となることでしょう。
なお、2010年10月のロンドンでの「初演100年記念コンサート」では、スナイ
ダー&コリン・デイヴィス&ロンドン交響楽団で、この曲を演奏する予定です。
http://www.znaider.com




<deutsche harmonia mundi>
8869753944-2 \1750
『18世紀ナポリ・オペラ楽派の宗教的音楽集』
レオナルド・レオ:
サルヴェ・レジーナ ハ短調
サルヴェ・レジーナ ヘ長調
チェロ協奏曲 ニ短調
アレッサンドロ・スカルラッティ:サルヴェ・レジーナ ハ短調
ペルゴレージ:サルヴェ・レジーナ イ短調
メアリー・エレン・ネージ(Ms)
キャサリン・ジョーンズ(バロックVc)
アラン・カーティス(指揮)
イル・コンプレッソ・バロッコ(ピリオド楽器使用)
録音:2008年12月18-20日(セッション)
レオナルド・レオ(1694-1744)は、現代の倍音の対位法を会得した最初のナポ
リ派作曲家といわれている重要な作曲家です。以前はアレッサンドロ・スカル
ラッティの弟子ともいわれていましたが、現在では否定されているようです。
しかしながら、厳格なる書法を用いながらも、イタリア風の爽やかな風が吹き
わたるような感覚は、ユーモアが溢れています。オペラの歴史に変革をもたら
したペルゴレージはレオの弟子でもあったわけですが、レオの影響を最も受け
た作曲家のひとりといわれています。ここに収録されたレオの「サルヴェ・レ
ジーナ」のスタイルはナポリの境界を超え、このジャンルの基本となっていき
ました。レオの協奏曲もヴィヴァルディの協奏曲を、よりギャラントな傾向が
強く出ている作品です。
ここで歌っているメアリー・エレン・ネージ(Ms)は、アテネ生まれ。その後ロ
ンドンなどで学び、ヘフリガーにも学んでいます。世界中の歌劇場で活躍する
と同時に、彼女の声質が最も発揮できるバロック・オペラを中心に移行してお
り、多くのヘンデルやヴィヴァルディのオペラのタイトルロールを歌い、「輝
いた声の中に、人間の表現を完璧に再現できる歌手」と絶賛を浴びています。
レオのチェロ協奏曲は、既に鈴木秀美やアンナー・ビルスマらが録音していま
すが、この盤では若手女流バロック・チェロのキャサリン・ジョーンズが、新
たなる新鮮な感覚で演奏に挑んでいます。彼女はオーストラリアでモダン・
チェロを学び、ハーグ王立音楽院でヤープ・テル・リンデンにバロック・チェ
ロを学び、最高位で卒業。その後、アムステルダム・バロック・オーケスト
ラ、ラ・プティット・バンド、コンチェルト・コペンハーゲン、ヨーロピアン
・ブランデンブルク・アンサンブルのメンバーを務め、現在ではイル・コンプ
レッソ・バロッコの首席チェロを務めています。
アラン・カーティスの過度な表現を抑えながらも、その中にナポリの風と厳格
なる宗教的表現を込めた演奏は、後にヘンデルのオペラに影響を与えた力強さ
が感じられます。

8869763023-2 \1750
ヘンデル:室内カンタータとソナタ集
トリオ・ソナタ変ロ長調Op.2-3,HWV.388
カンタータ「私の胸は騒ぐ」HWV.132b
トリオ・ソナタ ト短調Op.2-5,HWV.390
アリア「私の魂は見ながらにして聴く」HWV.207
トリオ・ソナタ ト短調 Op.2-8 ,HWV.393
カンタータ「見よ、ヴィーナスの泣きて立つを(ヴィーナスとアドニス)」
HWV.85
トリオ・ソナタ ヘ長調 ,HWV.392/401
ジェンマ・ベルタニョッリ(Sp)
アルフレッド・ベルナルディーニ(Ob&リーダー)
アンサンブル・ゼフィロ(ピリオド楽器使用)
【録音】 2008年5月19-21日オーストリア(DDD)
今回のアンサンブル・ゼフィロは、ヘンデルのソナタとカンタータ集。カンタ
ータには、バロックの情熱の歌姫と絶賛されているG・ベルタニョッリが、こ
こでも魅惑的に歌いあげます。既にアレッサンドリーニなどのヴィヴァルディ
・エディションに多くの録音に参加してきていますが、熱狂的なトーン、幽艶
さ、官能的な大きな表現によって、この曲での今までありがちなバロック唱法
の清楚さとは異なるのは明らか。魅力的な大きな息吹を、ヘンデルの作品に注
いでいきます。 もちろん、それだけではありません。モーツァルトやベート
ーヴェンの作品までも演奏奏法まで全く違ったイタリアンな解釈でインパクト
を与え続けるベテラン・グループ、ゼフィロが生き生きとしたバックで支えて
いるのも見逃せません。




<SONY CLASSICAL>
8869759753-2 \1600
マルセロ・アルバレス/TENORISSIMO!(ベスト)
ドニゼッティ:「愛の妙薬」「ファヴォリータ」
プッチーニ:「ボエーム」「トスカ」「蝶々夫人」「マノン・レスコー」
マスネ:「ウェルテル」「マノン」
ポンキエルリ:「ジョコンダ」
フロトー:「マルタ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」、などの作品より
マルセロ・アルバレス(T)
1962年アルゼンチンに生まれたマルセロ・アルバレスは、コロドバで音楽を学
ぶも、卒業後は家族が経営する家具工場のマネージャーとして働いていまし
た。しかし、その生来の美声を埋もれさせてしまうのは、あまりにも残念とい
うことで30歳を過ぎてからようやくオペラの道を志します。最初はオーディ
ションにも落ちてばかりの日々でしたが、ある時、偉大なるテノール、ジュ
セッペ・ステファーノの目にとまり、イタリアへの移住を勧められたのです。
それからの彼の活躍は目覚ましく、世界中のオペラハウスで活躍し、CDも多数
リリースしています。
この1枚は彼の幅広いレパートリーをじっくりと味わわせてもらうのに最適で、
イタリア、フランスのオペラ・アリアから情熱的なタンゴまでを艶やかな声で
歌いあげています。

8869759978-2 \1750
チャールズ・アイヴズ:『答えのない質問』
ガブリエラ・レナ・フランク:『Leyendas - An Andean walkabout』より
アントニン・ドヴォルザーク:『森の静けさ』
オズワルド・ゴリジョフ:『ラスト・ラウンド』
アーロン・コープランド:『アパラチアの春』
ヤン・フォーグラー(Vc)
エリック・ジェイコブセン(指揮)
ザ・ナイツ(The Knights:室内オーケストラ)
録音:2008年10月&2009年1月
レガシー・スタジオ、ニューヨーク(セッション)
ドレスデン・シュターツカペレの元首席チェロ奏者ヤン・フォーグラーの最新
録音は、室内オーケストラ「ザ・ナイツ」とのセカンド・ザルバム。前回の
「Experience-ショスタコーヴィチ作品集(88697469852)」では、なんとクラブ
でのライヴ録音。ショスタコのロシア・ガチガチ音楽を、美音とカンタービレ
で国籍不明の抒情作品にしてしまいました。
今回は彼らのニューヨークでのスタジオ録音でのしっかりしたものですが、
「新世界とはなんぞや?」と問いかけてくるのです。ここに収録された作品
は、もちろん南北アメリカの音楽との融合を図ったもので、それに対して彼ら
自身で答えを出していくのです。
指揮者のエリック・ジェイコブセンは若手のチェロ奏者で、様々なアメリカの
管弦楽団や音楽祭に出演。またバロック・チェロのアンナー・ビルスマとの
共演など、様々な時代の音楽を精力的に演奏してきています。彼は、ヨーヨー
・マの「シルクロード・アンサンブル」のメンバーも務めています。彼が結
成したザ・ナイツ(The Knights:室内オーケストラ)は、ニューヨークを中心と
した非常に若いソリストばかりで結成されており、「光の中でかき消されたも
のを新たに一体化した、圧倒的な誘惑に誘い出される。」「ジャンルを超越し
た官能的な新ファッション!いかなる古典的批評家も認めざるをえない。」と
高い評価を得ています。



<OEHMS CLASSICS>
OC-637(SACD-Hybrid) \2180
プーランク:鍵盤楽器のための協奏曲集
(1)『2台のピアノと管弦楽のための協奏曲ニ短調 FP.61』*
(2台のピアノ、オルガン、打楽器のためのH・アルブレヒト編曲版)
(2)『クラヴサンと管弦楽のための「田園のコンセール」 FP.49』**
(クラヴサン、オルガン、打楽器のためのH・アルブレヒト編曲版)
(3)『オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲ト短調 FP.93』***
ハンスイェルク・アルブレヒト(Org & 指揮)
タール&グロートホイゼン(ピアノ・デュオ)*
ペーター・コフラー(cemb)**
バベッテ・ハーグ(打楽器&ティンパニ)
バッハ・コレギウム・ミュンヘン***
【録音】2009年1月、ミュンヘン、ガスタイク、フィルハーモニー
(PCM5.0ch:ライブ)※FP93
2009年4&7月、ミュンヘン音楽大学 大ホール
(PCM5.0ch:セッション)※FP61&49
「ワーグナー:指輪」「展覧会の絵」「ゴルトベルク変奏曲」など、画期的な
オルガン編曲&演奏をしてきたH・アルブレヒト。今回はプーランクの協奏曲
に挑戦です。(1)と(2)は、バックの管弦楽部分をオルガン用に編曲&演奏する
というもの。「プーランクの音楽は、刺激的な和声、心を湧き立てさせるメロ
ディ。通俗性を特に持ち合わせ、フランス6人組の中では最も人気のあった作
曲家です。彼の作風は、古典派からロマン派の作品を引用する名手でもありま
した。また彼の人生で何回もの悲劇的なこともあり、精神的な生命が吹き込ま
れています。無数の種類のレジスターやストップを最大限有効に使用し、オー
ケストラの音を再現する。それは、私とって全く違和感はありませんでした。
逆に、より魅惑的な輝きを導きだしていきます。彼の作品において最も優れた
ジャンルは合唱作品で、そこで取り扱われるオルガンの伴奏の美しさは特筆に
値します。それを考慮しながら演奏を心がけました」とアルブレヒトは語って
います。
(1)では、SONY CLASSICALでもたくさんのCDを発売してきている、ヨーロッパ
で最も人気・実力を持つピアノ・デュオ、タール&グロートホイゼンがピアノ
を担当。(2)の作品はランドフスカのために書かれた作品で有名ですが、この
録音ではノイペルト製のモダン・コンサート・チェンバロ(リヒターが使用し
ていたタイプ)を使用し、想像的でカラフルな万華鏡を提供するようです。
(3)は20世紀オルガン協奏曲の傑作のひとつで、新しい宗教的な情熱とラプソ
ディーとの融合を、見事にアルブレヒトは表現しています。

OC-640(SACD-Hybrid) \2180
ベートーヴェン:
交響曲第7番イ長調Op.92
交響曲第8番ヘ長調Op.93
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
ウィーン放送交響楽団
『交響曲第3番(OC621)』『交響曲第5&6番(OC630)』で期待に違わぬ素晴らし
い演奏を披露し、高い評価を得た「進化中の理想のコンビ」、ド・ビリー&
ウィーン放送SO。彼の解釈は慎重に楽譜を細かく読み取り、毎回ますます彼独
自の主張が強くなってきています。それは決して最近のセンセーショナル的に
にぎわす演奏に惑わされずに、練り込まれたベートーヴェンの楽譜どおりに演
奏することだからでしょう。
モーツァルト:ダ・ポンテ3大オペラに始まり、出身地フランスの近代音楽、オ
ーケストラの本拠地ウィーンのシューベルト、声楽つき大作ベルリオーズ:レ
クイエム、フランスの名ピアニスト、ロジェとのラヴェル&ガーシュウィン、
デュカス「アリアーヌと青ひげ」やポラスキとのワーグナー「トリスタン」ハ
イライト、R・シュトラウスの「ドン・ファン」など、立て続けに注目すべき
録音を行ってきました。
今回は高揚感絶頂感満載の第7&8番。ウィーンの伝統を踏まえながら、引き締
まったアンサンブル、磨き上げたディテールと音の透明性が見事な出来映えで、
ウィーンの音楽シーンに新風を吹き込んでいるド・ビリーのフレッシュで感動
に満ちた気迫溢れる名演に仕上がっています。

OC-748 \1750
ハイドン:弦楽四重奏曲と協奏曲集
(1)『弦楽四重奏曲第78番変ロ長調Op.76-4「日の出」,Hob.III-78』
(2)『弦楽四重奏曲第37番ロ短調Op.33-1,Hob.III-37』
(3)『ピアノ協奏曲ト長調Hob.XVIII-4』***
(4)『ヴァイオリン、ピアノ、弦楽四重奏のための協奏曲ヘ長調』**,***,
デリアン・クァルテット
ジル・アパップ(Vn)**
アンドレアス・フレーリヒ(p)***
【録音】2008年9-10月、ヘッセン放送ザール(セッション)
デリアンQは、2007年に設立された弦楽四重奏団で、たった2年で世界中の音楽
祭に招かれるまでなっています。特に各人の情熱的な熱気は今までにないもの
で、それぞれが絶妙なバランスで掛け合いを行っていることにより、更に音楽
的にも大きくしている要素にもなっています。それは彼らのファーストアルバ
ム「シューマン:弦楽四重奏曲第1番(OC711)」で聴くことができます。
今回のアルバムは、ハイドン・イヤーの締めくくりとして、ウィーン古典様
式を確立した作品の(2)。高い境地で総合したハイドン最高の傑作四重奏曲
Op.76から有名な「日の出」。(3)はもともとチェンバロ付きディヴェルティ
メント様式的発展とみなしうる作品で、ピアノ協奏曲というよりは室内楽的統
一感で書かれているため、ここでは弦楽四重奏+ピアノで演奏されています。
(4)の作品は、1766年ライプツィヒ・ブライトコプフ版では出版されたようで
すが、1937年のベーレンライター版では謎な作品・偽作として掲載されません
でした。ここでは2006年東京の夏で話題となった「型破りヴァイオリニスト」、
ジル・アパップが登場し、デリアンQのメンバーと普通では収まりきれない表
現で楽しませてくれます。

OC-746 \1750
ピアノ・デュオ作品集
ブラームス:ハンガリー舞曲第2,3,5,7,8,11,20,21番
フォーレ:組曲「ドリー」Op.56
チャイコフスキー(ラフマニノフ編曲):「眠りの森の美女」
スタニスラフ・モニューシュコ:「コントルダンス」
アンナ&アイネス・ワラショフスキ(ピアノ・デュオ)
【録音】2009年5月25-26日、ハンス・ロスバウト・スタジオ、
バーデン=バーデン(セッション)
ポーランド生まれのピアノ・デュオ、アンナ&イネス・ワラコウスキはすでに
8枚のCDをリリースしています。その中にはモーツァルト、ブラームス、チャ
イコフスキー、ラフマニノフ、ラヴェル、ガーシュウィン、そしてメンデルス
ゾーンとプーランクのオーケストラとの共演した演奏も含まれるというピアノ
・デュオとしては理想的なディスコグラフィとなっています。最近はサン=サ
ーンスの「動物の謝肉祭」も録音しており、ますます彼女たちから目を離すわ
けにはいかなくなりそうです。
彼女ら姉妹は幼い頃から音楽教育を受け、ハノーバーで「才能ある子どものた
めの音楽教室」に通います。そこで、ピアノ・デュオの第1人者であるアルフォ
ンス・コンタルスキーを始めとした錚々たる顔ぶれの師たちから夥しい成果を
受け取りました。1996年にデビューし、以来、ドイツ、ポーランド、イタリア
で多くの国際コンクールにエントリーし、また演奏活動も活発に行っていま
す。バッハから近代の作品まで2台ピアノと連弾のレパートリーを広げ、最近
は有名な音楽祭にも出演しています。
おなじみブラームスのハンガリー舞曲は2手版と連弾版の2種類が存在しますが、
やはり連弾の方が形式上も大きく華やかになります。ブラームスはもともと自
作の管弦楽曲を2台ピアノや連弾のために構想することが多く、交響曲第3番
第4番はあらかじめピアノ連弾として書かれ、またピアノ協奏曲第1番は本来2
台ピアノのソナタとして書かれたことも知られています。このハンガリー舞曲
も、もともとは21曲が連弾版として書かれましたが、後に最初の10曲だけが
2手版として書き直されています。ちなみに、ハンガリー舞曲は本物のハンガ
リー民謡を用いているわけでないのはご愛敬です。後に他の人から「盗作であ
る」と訴えられた時も、スコアに編曲と書いてあることによって、彼はその
裁判に勝ったと言われています。
チャイコフスキーの「眠りの森の美女」にも有名な連弾ヴァージョンがありま
す。チャイコフスキー自身が編纂した組曲をピアノ連弾へと編曲したのは、若
きラフマニノフです。彼が学習も兼ねて編曲した作品を、いとこで名ピアニス
トであるズィロティが監修、最終的にはチャイコフスキーが手を入れて現在の
形に落ち着いています。
フォーレの「ドリー組曲」は、彼の妻の友人で後のドビュッシー夫人となるエ
ンマ・バルダックの娘エレーヌに献呈された6曲からなる愛らしい作品です。
エレーヌの誕生日用に書かれた作品が中心で、短い曲ばかりですが、どれも深
い愛情に彩られたものばかりです。
モニューシコの作品はレパートリーとしては極めて珍しいものです。ショパン
の次世代を担うポーランドの作曲家モニューシコは、現在ではオペラ作曲家と
してのみその名を知られています。このコントルダンスは彼のロマンティシズ
ムを端的に表す愛すべき小品。彼女らの共感溢れる演奏で聴けることはとても
喜ばしいと言えるでしょう。

<SONY CLASSICAL>
OC-933 2枚組 \3600
ヨハン・ジモーネ・マイール(ジョバンニ・シモーネ・マイル):
歌劇「コリントのメディア」(全曲)
ヴォチェク・ギールラッハ(Bs), ローレンス・ブラウンリー(T),
エルジビェータ・シュミトカ(Sp), マーク・ミルホファー(T),
エヴェリン・ポロック(Sp), キャルロス・ペトルチェッロ(Br), 他
デイヴィッド・スターン(指揮)
ザンクト・ガレン交響楽団 ザンクト・ガレン劇場合唱団
【録音】 2009年10月ザンクト・ガレン劇場でのライブ
バイエルンに生まれイタリアで活躍したジモーネ・マイール(1763-1845)。ロ
ッシーニのライバルとして活躍しましたが、その作品は現在ではほとんど耳に
する機会はありません。このオペラ「コリントのメディア」は、ロッシーニや
ドニゼッティのイタリア・オペラ的なメロディーとウィーンの古典的スタイル
を機能的に組み合わせた先進的で独特なものとして1813年のナポリ・サン・カ
ルロ劇場で初演され最も大当たりした作品ですが、ここでは最近リコルディか
ら発表された1821年版によっての初演を録音したものです。
指揮者のデイヴィッド・スターンは、イスラエル・オペラ、ザンクト・ガレ
ン交響楽団の音楽監督を務め、特にこの時代のオペラの復活公演を行ってきて
います。更にバーゼル室内管弦楽団、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ、
コンチェルト・ケルンに定期的に出演し高い評価を得ています。今後ロマン派
(メンデルスゾーン、シューマン、ブラームス等)のピリオド楽器によるコンサ
ートも計画されているようです。この録音では、ザンクト・ガレン劇場の歌手
達によって歌われていますが、彼らの最も素晴らしい声を引き出すことにも成
功しています。

OC-749 \1680
ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ長調Op71-2
ブラームス:弦楽四重奏曲 イ短調Op.51-2
シマニフスキ:弦楽四重奏曲第1番 ハ長調Op.37
シチェドリン:抒情風景
アポロン・ミューザゲート・クヮルテット
【録音】2009年(デジタル:セッション)
「私が知っている若い弦楽四重奏団の中で、彼らは最も最高の四重奏団でしょ
う。彼らには、今後彼らは、大きく羽ばたくことを感じます」(ABQ:ギュンタ
ー・ピヒラー)
ポーランドで音楽を学んでいた彼らは、2006年にウィーンでこの弦楽四重奏団
を結成し、2年後の2008年に既にミュンヘンARDコンクールで優勝。その後ヨー
ロッパ主要都市でのコンサートや音楽祭で高い評価を得ています。 ピリオド演
奏風のハイドン、古典ウィーン風の気品あるブラームス、濃厚で不思議な響き
でひきつけるシマノフスキ、荘厳さと苦悩を冷たく表現したシチェドリンなど、
様々な色を持った新しい弦楽四重奏の響きに挑戦し成功しています。

OC-818 \2080
シェーンベルク:4つの歌曲 Op.2
ベルク:4つの歌曲 Op.2
オネゲル:4つの詩
ドビュッシー:ビリティスの3つの歌
レイラ・プフィスター(Ms)ユディス・ポルガー(p)
【録音】2009年(デジタル:セッション)
メゾ・ソプラノのプフィスターは、ピエール・ブーレーズ、ハルトムート・ヘ
ル、クリストフ・プレガルディエン、アーウィン・ゲージ、ブリギッテ・ファ
スベンダーらに声楽や歌曲を学んできました。現在アーヘン歌劇場のメンバー
として活躍しており、大きな表現の歌はもちろん、オペラ中のダンスも得意と
しており、多彩な歌手として絶賛を浴びています。ロマン派歌曲だけでなく近
現代歌曲を最も得意としており、ジョン・ケージなど様々な無調性の声楽作品、
アバンギャルドなものまで高い評価を得ています。
ここに収録された作品は、戦争、新旧のインスピレーション、伝統、エキゾチ
ック、自由さ、即興、恋愛芸術などといった、独特な深い解釈を取り入れて表
現していきます。

OC-752 \1680
ショパン:「ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.35」「24の前奏曲 Op.28」
エレン・ティスマン(P)
【録音】2009年(デジタル:セッション)
エレン・ティスマンは、1982年生まれ。パリ音楽院で学び、ケルン音楽大学で
ローラン=エマールに20世紀音楽を、更にウィーンでオレグ・マイセンベルク
に学びました。2006年ダルムシュタット・ショパン国際コンクールで優勝。そ
の後、ヨーロッパの様々なオーケストラや、ブーレーズらと共演し高い評価を
得て来ています。

<NAXOS> 各1枚 \1000
8.572244
ムーヴィーブラス-映画でおなじみのアノ曲
1-16.バーンスタイン(1918-1990):ウェスト・サイド物語 (序曲/ジェット・ソン
グ/なにか起こりそう/ブルース/パブ/マンボ/マリア /アメリカ/こっそりと /
一つの手、一つの心/トゥナイト/アレグロ/アイ・フィール・プリティ/恋は永
遠に/クラプキ巡査/フィナーレ)/17.バーバー(1910-1981):弦楽のためのアダー
ジョ Op.11/18-25.J.ウィリアムズ(1932-)/J.ゴールドスミス(1929-2004)/D.
アーノルド(1962-):スペース・ブラス(スーパーマン「メイン・テーマ」 /E.T.
「メイン・テーマ」 /スター・トレック「オープニング・テーマ」 /スター・
トレック「コラール」 /スター・トレック「終わりのテーマ」/インペンデンス
・ディ「メイン・テーマ」 /アポロ 13号「メイン・テーマ」 /未知との遭遇
「メイン・テーマ」)/26. J.ウィリアムズ:インディ・ジョーンズ「メイン・
テーマ」/27.エルフマン(1953-)ザ・シンプソンズ「メイン・テーマ」/
28.F.ミカリッツィ(1939-)/ 大野雄二(1941-):ルパン三世「メイン・テーマ」
金管五重奏編:M.ピエロボン…1-16, 18-28/S.マクネフ…17
演奏:ゴマラン・ブラス・クインテット (メンバー)マルコ・ブライト(tp)/マル
コ・ピエロボン(tp)/ニーロ・カラクリスティ(hr)/ジアンルーカ・シピオーニ
(tb)/オズワルド・プレーダー(tuba)
1999年、イタリアの金管楽器奏者5名によって結成されたゴマラン・ブラス・ク
インテット。それから僅か2年後、「パッサウ管楽器国際コンクール」で優勝し
一躍世界中の注目を集めました。ロジャー・ボボを始めとした同業の奏者たち
や、ズービン・メータら大指揮者もこぞって絶賛。輝かしい音色とともに知名度
は急上昇中のアンサンブルです。そんな彼らが満を持して演奏するのが、映画で
使われた名曲の数々です。これらの曲のほとんどが、メンバーのトランペット奏
者M .ピエロボンによって、曲の特性が存分に生かされた編曲を施され、とても
楽しい曲として生まれ変わっています。日本人にはおなじみの「ルパン三世」の
テーマの変貌ぶりに、ぜひ驚いてみてください。

8.570463
ハチャトゥリアン:チェロ協奏曲・コンチェルト・ラプソディ
1-3.チェロ協奏曲ホ短調
4.チェロと管弦楽のための「コンチェルト・ラプソディ」
演奏:ドミートリー・ヤブロンスキー(チェロ)
モスクワ市交響楽団
マキシム・フェドトフ(指揮)
ハチャトゥリアン(1903-1978)はこのチェロ協奏曲の他にも、ピアノとヴァイオ
リンのためにも協奏曲を1曲づつ書いています。この2曲は全体的に旋律美に溢
れ躍動的な作品であるためか人気が高いのですが、1846年に作曲されたチェロ協
奏曲は、ハチャトゥリアンが心血を注いだ作品であるのにもかかわらず、現在で
はあまり演奏されることがありません。どうしても戦時の不安定な空気を反映し
ているせいか、全体的に重苦しく、オーケストラの華やかさも少々控えめになっ
ているようで、確かに「剣の舞」のような絢爛豪華な音色を求める人にはちょっ
と物足りなく思えるのかもしれませんが、休みなく動き回るチェロの活躍ぶり
と、丁寧に書かれたオーケストラ部分を味わってみると、やはりこの曲が20世
紀を代表するチェロ協奏曲であることに異論を唱えることは不可能でしょう。
1963年に作曲された「コンチェルト・ラプソディ」は名手ロストロポーヴィチに
献呈されたもので、こちらは突き抜けたかのようなチェロの妙技をたっぷり堪能
できる曲になっています。現代の名手ヤブロンスキーの燃えるような熱い演奏で。

8.572247
ソヴィエトとロシアのヴィオラ音楽集
1.クリュコフ(1902-1960):ヴイオラ・ソナタ Op.15/2.ワシレンコ(1872-1956):
ヴィオラ・ソナタ Op.46/3-5.フリード(1915-):ヴィオラ・ソナタ Op.62-1/
6-8.クレイン(1913-1996):ヴィオラ・ソナタ/9-11.ボグダーノフ=ベレゾフス
キー(1903-1971):ヴィオラ・ソナタ Op.44
演奏:イーゴリ・フェドトフ(va)/レオニード・ヴェシュアイツェル(p)…1-5/
ゲイリー・ハモンド(p)…6-11
ほとんど耳にすることのないロシア、ソヴィエトの作曲家たちの、これまた渋い
ヴィオラ・ソナタ集です。通して聴いてみると各々の作曲家たちの個性の違いが
際立つ面白いアルバムとなっています。これらの曲の中には、ロマン主義の叙情
性とスクリャービン、ショスタコーヴィチの明らかな影響、そしてロシアらしい
感傷性とわずかに感じられるフランスの空気がごちゃ混ぜになって含まれてい
て、それを感じ取るのがとても楽しいひと時となるに違いありません。フェドト
フとヴェシュアイツェルはこれがNAXOSへのデビュー盤となります。瑞々しい才
能の発見も楽
しい限りです。

8.572293
ヴィルトゥオーゾ・ヴィオラ
1.ベンジャミン(1893-1960):ラヴェルの墓/2.エネスコ(1881-1955):演奏会用小
品/ 3.ファンタジア・クロマティカ(原曲:J.S.バッハの「半音階的幻想曲とフ
ーガニ短調 BWV903」コダーイ編曲)/ 4.ジョンゲン(1873-1953):序奏と踊り
Op.102/5.ヴュータン(1820-1881):無伴奏ヴィオラのためのカプリッチョ/6.
ヴュータン:エレジー Op.30/7.パガニーニ(1782-1840):大ヴィオラのためのソ
ナタ(カデンツァ:A.アラッド)/8.クライスラー(1871-1962):プニャーニの様式
による前奏曲とアレグロ/9.ショア(1896-1985):スケルツォ
演奏:ロジャー・チェイス(ヴィオラ)/大滝美知子(ピアノ)
「ヴァイオリンでもなく、チェロでもない中間の大きさ」というイメージの付き
まとうヴィオラですが、一度この音色にはまってしまうと、もう後には戻れな
いほどの魔力がある楽器です。特に中音域から低音域の艶やかさと、絶妙な表
現力はどんな言葉を持ってしてでも表すことはできません。そんなヴィオラの魅
力を存分に楽しむ 1枚がこれ。もともとヴィオラのために書かれた曲と、他の
楽器のために書かれた曲を聴き比べるのも楽しいでしょう。通好みの人が愛する
作曲家ジョンゲンの珍しい作品も収録されています。またバッハの曲をコダーイ
が編曲したトラック3もオススメです。見事なヴィオラを演奏するチェイスはロ
ンドン生まれでカナダで学んだ人。優れた室内楽プレイヤーとして世界中で絶賛
されています。

8.559651
W.シューマン:交響曲第8番他
1-3.交響曲第8番(1962)/4.夜の旅(1947)/5.アイブズ(1874-1954):「アメリカ」
による変奏曲(管弦楽編曲:W.シューマン)(1891/1964)
演奏:シアトル交響楽団/ジェラルド・シュワルツ(指揮)
NAXOSの人気シリーズ、 W.シューマン(1910-1992)の交響曲集も今作が最終巻と
なります。このアルバムのメインは大編成のオーケストラを用いた交響曲第8番
です。1962年10月4日にリンカーンセンターでバーンスタイン&ニューヨーク・
フィルによって初演された3つの特徴的な楽章からなる作品です。ゆったりとし
た第1楽章は、過去のいくつかの自作を引用しながら、ハープ、ピアノを含む印
象的な音色を交え少しづつ熱を帯び、金管楽器の咆哮によるクライマックスを迎
えます。そのまま休みなしで続く第2楽章も、1950年作曲の弦楽四重奏曲第4番の
メロディを用た息の長い旋律が歌われます。そして快活な最終楽章が続きます。
ここではピアノや打楽器が縦横無尽に活躍し、多彩な音色で耳を楽しませてくれ
ます。彼の素晴らしい管弦楽法を体感する一瞬です。モダンな響きの中にどこと
なく懐かしさを纏った音楽です。長大な「夜の旅」も陰鬱な音楽ではあります
が、やはりどこか郷愁を誘う部分もあり、何とも魅力的な作品です。最後のアイ
ブズの変奏曲の編曲版は原曲ともども有名です。アメリカと銘打たれていますが
実はイギリス国歌。それもかなり歪曲されていますけどね・・・。

8.572154
マルケヴィチ:管弦楽作品全集第4集
1-6.レブス(前奏曲/ダンス/ジグ/ヴァリアション/フーガ/パレード )/7-11.讃
歌/死への讃歌(前奏曲/第1の讃歌-労働への讃歌 /第2の讃歌-春への讃歌 /第3
の讃歌 /死への讃歌)
MARCO POLO 8.223724より移行盤
演奏:アルンヘム・フィルハーモニー管弦楽団
クリストファー・リンドン=ジー(指揮)
大好評のマルケヴィチ(1912-1983)管弦楽曲集シリーズの第4作です。ここでは彼
の作品の中で最も不可解で興味をそそられる2つの曲が中心です。興行師レオニ
ード・マシーンに依頼されて作曲したにも関わらず、どうしたわけか上演される
ことのなかったバレエ「レブス」。そして「讃歌」と名付けられているのに、内
容は極めて世俗的な作品(これはマルケヴィチの実験的な作品と言われています)
です。どうしても、ストラヴィンスキーやプロコフィエフの筋肉質の音楽を想起
させられますが、やはり曲に現れる独特のポリリズムと多調性はマルケヴィチな
らではのもの。同時多発的な音の爆発には心地良さすら感じます。

8.570840
シュポア:コンチェルタンテ他
1-3.コンチェルタンテ第1番イ長調 Op.48/4-6.コンチェルタンテ第2番ロ短調
Op.88/7-8.ヴァイオリン二重奏曲ト長調 Op.3-3
演奏:ヘニング・クラッゲルード(ヴァイオリン)
オイヴィンド・ビョーラ(ヴァイオリン)
オスロ・カメラータ/バラット=ドゥーエ室内管弦楽団
ステファン・バラット=ドゥーエ(指揮)
複数のソリストが活躍する「コンチェルタンテ」は、バロック時代にはよく作曲
されたものの、ロマン派の時代になるとほとんど書かれることはありませんでし
た。ソリストはたった一人で大オーケストラに立ち向かい、眩いばかりの技巧を
誇示するのが当たり前となったからです。そんな中でシュポア(1784-1859)は積
極的に優れたコンチェルタンテを作曲し、ソリストたちの親密な対話を促したの
です。当時の音楽界では、彼のメロディは上品過ぎて発展性がない。と揶揄され
たということですが、例えばこのコンチェルタンテの第1番の冒頭での長調と短
調が目まぐるしく交錯し、すばらしいハーモニーを作り上げていく場面などを目
の当たりにするとベルリオーズやチャイコフスキーの音楽と比べても何の遜色も
ないと言ってしまっても良いほどではないでしょうか。演奏するのは、シベリウ
スやシンディングで優れた解釈を聴かせる名手クラッゲルードと、同じく北欧の
名手で現ノルウェー国立オペラ管弦楽団コンサートマスター、オイヴィンド・
ビョーラです。目を見張るばかりの美音が炸裂します。

8.570825
メンデルスゾーン=ヘンゼル:ピアノ作品集
1.アレグロ・モルトハ短調
2.小夜想曲ト短調
3-5.ピアノ・ソナタハ短調
6.歌変ホ長調/
7-10.ピアノ・ソナタト短調
11.アダージョ変ホ長調
12.アンダンテ・コン・モートホ長調
13.ソナタあるいはカプリッチョ
14.アレグロ・モルト・アジタートニ短調
15.これで終わり
演奏 :ヒーザー・シュミット(ピアノ)
長い間、音楽史では弟の栄光のみが語られ、その脚注にひっそりと記されるばか
りであった姉、ファニー・メンデルスゾーン(1805-1847)のピアノ作品集です。
先にリリースされた歌曲集(8.570981)で、その才能の片鱗に触れた方も多いこと
でしょう。彼女は42年の生涯の内におよそ500もの作品を残し、弟フェリックス
にも多大な影響を与えたにも関わらず、ただ女性というだけで、その作品はずっ
と軽んじられてきてしまいました。まずは先入観を一切捨てて、この雄弁な音楽
に耳を傾けてください。本人は自分の作品を「主婦の片手間として扱ってほし
い」と望んでいたといいますが、その言葉の奥底には溢れるほどの才能を持てあ
ます天才の姿が見てとれるはずです。とりわけ短調の曲には、悲痛さと激情が溢
れていて、まるでベートーヴェンの作品を聴いているかのような興奮さえ覚えま
す。

8.559631
ロックバーグ(1918-2005):ピアノ作品集第1集
2台ピアノのための「炎の環」(1996-97)(1.厳粛なリフレイン 1/2.明暗 1/3.カ
ノン・ヴァリエーション/4.ゲームフォーカス/5.厳粛なリフレイン2/6.ガーゴ
イル/7.星雲/8.厳粛なリフレイン /9.夢見るように/10.無限のリチェルカーレ
/11.厳粛なリフレイン4/12.カプリチョス
/13.6声のフーガ/14.明暗 2/15.厳粛なリフレイン5)
演奏:ハーシュ=ピンカス・ピアノ・デュオ
(メンバー)エヴァン・ハーシュ&サリー・ピンカス
心の内部、そして脳の内部に炎は宿ります。それは太陽系を銀河系を形造る普遍
的な炎であり、小惑星、彗星すらも内包しています。それらは大きな軌道に乗
り、巨大な螺旋を描きつつ、数百万マイルという想像を絶する距離を横切って流
れていきます。そんな風景を心に描いてください。この15曲からなるピアノ・
デュオ曲は想像を絶する世界を目の前に見せてくれるかのようです。ある時は煌
めき、ある時はぶつかり合い、湧き上がる音の炎を丹念に描いていきます。静か
に燃える炎、くるくる回る炎。人間の原始的感覚に直接訴える音楽です。

8.570892
ロビン:オルガン作品集
1.空に目を向けよ(初稿)(2001)/2-8.環の反射(2007-2008)(環の踊り/環の風
/ハイフン 1/環の反射/ハイフン 2/環の調べ/遠くの環)/9-11.3つの夢の元素
(2004)(第1番「口絵」/第2番「脹らむもの」/第3番「ミステリー」)/12.空に
目を向けよ(第2稿)
演奏 :ジャン=バティスト・ロビン (オルガン)(サン・ルイ・アン・リル教会
のオルガン…1/サン・テティエンヌ・デュ・モン教会のオルガン…2-12)
1976年生まれの若きオルガニスト、ロビン(1976-)の作品集です。演奏家として
の彼の腕前はクープランの「教区のためのミサ曲」(8.557741-42)で伺い知るこ
とができますが、作曲家としての才能に触れる事はまた違った驚きに満ちてい
ます。彼の作品は強さと詩的な情感を兼ね備えていて、オルガンの性能を知り
尽くした者にしか書き得ない新しい音の構造を伴っています。2台のオルガンの
音色比べも楽しい「空に目を向けよ」での力強い音のアラベスクや、カンザス
大学の委嘱作である「環の反射(リフレティング・サークル)」での飽くなき音色
への追求に耳をすますと、彼がどんなものをオルガンの音色で描きたいのかが
理解できるでしょう。また終始ミステリアスな雰囲気の漂う「3つの夢の元素」
は従来のオルガンのイメージを覆すほどの斬新な作品です。

8.572220
ブランカフォート:ピアノ作品全集第5集
1-5.5つの夜想曲/ 6.フォーレへのオマージュ/7-8.2つの曲(素朴な曲/断続的
な曲)/9.サルダナ・シンフォニカ/10.強迫観念/11.パラウ・ソリタの乙女/
12-14.トゥリーナへの3つの忠告/15.エレジー/16-26.小さな手のための小品集
(パートブラリを飾るイラスト/間奏曲/サイエントロジー/ワルツ/マーチ/エリザ
ベスの歌 /インマ/カミラから/ユージニア/礼儀/お気に入りのギャロップ)
演奏:ミケル・ビリャルバ (ピアノ)/ミゲル・オリウ(ピアノ)…25.26
ブランカフォート(1897-1987)のピアノ作品全集も第5番目のリリース、こちらが
最終巻となります。ピアニストのビリャルバが作曲家の遺族に直接交渉し、未出
版のスコアを借り出して、この録音が実現したのです。どの作品も珍しいのです
が、とりわけフォーレの作品からインスピレーションを受けたであろう「夜想
曲」の美しいこと。第1番と第2番は大いなる自然への憧憬で、第1番の不明瞭な
調性感は聴き手を即座に夜の世界へと引き込みます。第3番と第5番はより抽象的
な世界感に支配されていて、聴き手も感覚を研ぎ澄ませなくてはいけません。
第2番は若き日への懐古。第4番は諦観に支配されているようです。ある時期の
ブランカフォートは挫折感を味わい、自らを翼の切り取られた鳥と称しました
が、ここで聴ける彼の音楽にはどれも真の魂が宿っているように思われてなり
ません。

8.572289
ファーガソン:
1-3.ピアノ・ソナタヘ短調 Op.8(1938-1940)/4-8.発見 Op.13(1951)(溶けて行
く夢/自由の都市/バビロン/ジェーン・エレン/発見)/9-13.5つのバガテル Op.9
(1944)/14-17.2台のピアノのためのパルティータ Op.5b(1935-1936)
演奏:ラファエル・テッローニ(ピアノ)
フィリダ・バニスター(コントラルト)…4-8
ワディム・ピースマン(ピアノ)…14-17
北アイルランド、ベルファスト生まれの作曲家、ファーガソン(1908-1999)は幼
い頃から早熟で、 14歳の彼の評判を聞きつけたピアニスト、ハロルド・サミュ
エルがロンドンに呼びたいと両親に申し出たほどでした。イギリスに渡った彼は
フィンジらと共に、ヴォーン・ウィリアムスの教えを受け、イギリス風の作風を
身につけました。実際に作曲に勤しんでいたのは1928年から1959年までの短い間
で、声楽曲を含む19の作品のみが公表されています。このアルバムには1935年か
ら1944年までの作品が収録されていて、中でも連作歌曲集「発見」は本来テノー
ルのための歌曲ですが、名アルト歌手キャスリーン・フェリアが愛した曲として
知られています。

8.572105(JAN 4945604721059)
期待の新進演奏家シリーズ ニコラス・アルトシュテット
1.ピエルネ(1863-1937):チェロ・ソナタヘ短調 Op.46/2-4.ブーランジェ(1887
-1979):3つの小品/5.ダンディ(1851-1931):歌 Op.19(チェロとピアノ編)/6-9.
ダンディ:チェロ・ソナタ Op.84/10.ピエルネ:エクスパンシオン Op.21/11.ピ
エルネ:カプリース Op.16
演奏:ニコラス・アルトシュテット(チェロ)/ジョゼ・ガラルド(ピアノ)
1982年生まれのアルトシュテットは、すでにいくつかのCDもリリースしている
期待の若手チェリストです。ベルガメンシチコフとゲリンガスに師事し、2005年
ドイツ音楽コンクール、及びシュトゥットガルト国際チェロ・コンクール、そし
て2006年アダム国際コンクールなどいくつものコンクールでも優勝。その実力は
誰もが認めるところです。このNAXOSでのデビュー盤はピエルネとダンディ、ブ
ーランジェの作品を演奏しています。ロマン派と印象派の境目にあるかのような
ピエルネのチェロ・ソナタ、古いフランスの舞曲形式を踏襲したダンディの作
品、薄氷の上に築かれるかのような繊細な面持ちのブーランジェの作品と、同
じ「フランス音楽」とひとくくりにはできないような多彩な表情を持った曲たち
を、柔軟な歌い口と艶やかな音色で歌いあげてます。

8.570545
フォーレ:チェロとピアノのための音楽集
1.シシリエンヌ Op.78/2-4.チェロ・ソナタ第2番 Op.117/5.夢のあとに
Op.7-1(P.カザルス編)/6.エレジー Op.24/7.ロマンス Op.69/8.子守歌 Op.16
(チェロとピアノ編)/9.蝶々 Op.77/10.セレナーデ Op.98/11-13.チェロ・ソ
ナタ第1番 Op.109/14.パヴァーヌ Op.50(H.ビュッセル編)
演奏:イナ=エスター・ユースト・ベン=サッソン(チェロ)/アラン・スターン
フィールド(ピアノ)
エルサレム交響楽団の首席チェロ奏者、および世界的ソリストとして活躍するイ
ナ=エスター・ユースト・ベン=サッソンの弾く味わい深いフォーレ(1845-1924)
のチェロ作品集です。彼女はフルニエに学び、ベルグラード国際チェロ・コンク
ールで優勝し、チェリビダッケを始めとした大指揮者とも数多く共演していま
す。フォーレの2曲のチェロ・ソナタはどちらも晩年に書かれた独特の渋い魅力
を放つ作品として知られます。時は 20世紀に入り、もともと緩やかだったフォ
ーレの調性感はいよいよ希薄となり、その響きは水面を反射する光のように移ろ
っていきます。彼女はそんな繊細な流れを的確に捉え、流麗さを損なうことなく
淡々と音にしていくのです。良く知られた「夢のあとに」などの初期の作品の編
曲集はまた違った味わいがあり、こちらもフォーレの音楽を聴く喜びに浸れます。

8.572465
ヴォーン・ウィリアムズ:宗教的合唱曲作品集
1.モテット「旋風からの声」/2.真理のために勇敢に/3-7.ミサ曲ト短調/
8-10.3つの合唱による讃歌(復活祭のための讃歌/クリスマスのための讃歌/聖霊
降臨祭のための讃歌)/11.ジョージ5世の死を悼む涙/12.飛行体の車輪のヴィ
ジョン/13.正義の精神/14.賛美のコラール
演奏:ケンブリッジ・クレア・カレッジ聖歌隊/アショク・グプタ(オルガン)
1.8-10.11.14/ジェイムズ・マクヴィニー(オルガン)…12/ティモシー・ブラ
ウン (指揮)
ヴォーン・ウィリアムズ (1872-1958)が1921年から22年にかけて作曲したト短調
ミサは彼の宗教作品の中でもとりわけ有名です。英国後期ルネッサンスの様式
と、彼自身の対位法への興味が融合した大作で、無伴奏の合唱のみで歌われま
す。しかし、このアルバムで興味深いのは、今までほとんど顧みられることのな
かったいくつかの作品です。本来はオーケストラと合唱のために書かれた「3つ
の合唱による讃歌」(今回はオルガン伴奏による)や、オルガンと混声合唱のた
めに書かれた「飛行体の車輪のヴィジョン」はほとんど耳にする機会がありませ
ん。この作品は彼の友人であった聖マイケル教会のオルガニスト、ハロルド・ダ
ークのために書かれたもので、オルガン・パートには超絶技巧が要求されていま
す。出所は旧約聖書のエゼキエル書で、そこに書き記された謎の飛行物体につい
ての音楽です。この物体の謎は現代でも解明されておらず、もしかしたらUFOで
は?とも言われている不思議なものです。

8.572103
ホワイトボーン :ルミノシティーと合唱作品集
1-2.コレギウム・レガーレ(マニフィカト/ヌンク・ディミティス)/3.アレルヤ
・ユビラーテ/4.デズモンド・ツツの祈る人/5.彼は別れの精神で私に施す/6.
生命の水の純粋な川/7.永遠の休息/8.公正さと明るさはただ一つ/9.ここには
音も言葉もない/10-16.ルミノシティ(ルクス・イン・テネブリス/変わりゆく
情景/沈黙/生物/ダイヤモンドの城/美についての問い/全てのものは全て善く)
演奏:クリストファー・ジレット(T)…1.2/アンドラーデ・レヴァイン (va)…
10-16/ヘンリー・パークス(org)…1-3.5.7.10-16/デズモンド・ツツ(ナレー
ター)…4/ステファン・ジョーンズ(ターンブーラ)…10-16/アンドリュー・カ
ー(perc)…1.2.4.10-16/コモーショ/マシュー・ベリー(指揮)
サクソフォンと合唱音楽の作曲家として主にBBCで活躍するイギリスの現代作曲
家、ホワイトボーン(1963-)の感動的な合唱作品集です。このアルバムではケン
ブリッジ・キングス・カレッジ合唱団のために書かれた最新の作品を始め、古代
の詩から、インドの古典詩、そして南アフリカの平和主義家で1984年のノーベル
平和賞受賞者であるデズモンド・ムピロ・ツツをフィーチャーした祈りの歌ま
で、様々な表情の作品を聴くことができます。彼の音楽は本当に単純明快で、
複雑なハーモニーを重んじるのではなく、その気になれば一緒に祈りを捧げるの
も可能なほどに判りやすいメロディです。聴き手の心にまっすぐに飛び込んでく
る美しいメロディを演奏するのは、オクスフォード室内合唱団の中でも現代的レ
パートリーを得意とするグループ、コモーショです。

8.572224
ヘンデル:オラトリオ「アレクサンダーの饗宴」1-20.第1部/21-28.第2部
演奏 :ガーリンデ・ゼーマン(ソプラノ)/クヌート・ショッホ(テノール)/ク
ラウス・メルテンス(バス)/ユンゲ・カントライ/フランクフルト・バロック
管弦楽団(オリジナル楽器使用)/ヨアヒム・カルロス・マルティーニ(指揮)
ヘンデル(1685-1759)は晩年になって精力的にオラトリオを作曲しました。この
「アレクサンダーの饗宴」もそんな中のひとつです。この作品は1736年ロンドン
で初演された時、1300人もの観客が大興奮したというもので、1697年ドライデ
ンが書いたアレクサンダー大王を讃える詩が元になっています。愛と戦い、そし
て祝宴。これらが見事に音で表現された華やかなオラトリオです。しかし現代
では、その幕間に演奏された合奏協奏曲ばかりが有名で、本来のオラトリオが演
奏されることはほとんどなくなってしまいました。初演時、ヘンデルは理想的な
ソプラノ歌手を得るためにイギリス中を探しまわり、結果、見つけたのはアンナ
・マリア・ストラーダ(ルール・ブリタニアを作曲したトマス・アーンの未来の
妻)で、彼女はこの公演の成功に大きく貢献しました。このアルバムには合奏協
奏曲は含まれていませんが、その曲は8.550158で聴くことができます。

8.111344
グレート・コンダクター・シリーズ/フルトヴェングラー
シューベルト:
1-2.交響曲第8番ロ短調 D759「未完成」
3-6.交響曲第9番ハ長調 D944「グレート」
演奏:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団…1-2
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団…3-6
録音:1950年1月9-21日ウィーン・ムジークフェライン・ザール… 1-2
1951年11-12月ベルリンイエス・キリスト教会… 3-6
マーク・オーバート=ソーン復刻
このアルバムは、シューベルト(1797-1828)の交響曲の中でも、最も名演とされ
ている2曲を収録したものです。このフルトヴェングラーの演奏は、人間のあら
ゆる感情…悲嘆、激怒、喜び、そして慰めを曲の流れとともに洗い出し、爆発的
な音楽の流れを作りだします。感情表現の見事さは、とりわけゆっくりとした楽
章に顕著でまさに滔々と流れる大河を思い起こさせるかのような不滅の輝きを持
つ演奏です。この堂々とした演奏を聴いていると、交響曲作家としてのシューベ
ルトが目の前に立ち現れることでしょう。

8.112052
グレート・ピアニスト・シリーズ/ミケランジェリ初期録音集第2集
1-3.モーツァルト(1756-1791):
ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K450(録音1951年6月26-27日)
4-7.ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3(録音1941年9-10月ミラノ)
8.ショパン(1810-1849):スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31(録音1940年1月ミラノ)
9.ショパン:子守歌変ニ長調 Op.57
10.ショパン:マズルカ第25番ロ短調Op.33-4(録音1943年1月20日ミラノ)
11.ショパン:マズルカ第47番イ短調 Op.68-2
12.ショパン:ワルツ第9番変イ長調 Op.69-1
(録音1939年12月-1940年1月ミラノ)
ウォード・マーストン復刻
演奏:アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ/ミラノ・ポメリッジ・
ムジカーリ交響楽団/エットーレ・グラチス(指揮)…1-3
天才ピアニスト、ミケランジェリ。彼の19歳から31歳までの輝かしい軌跡がこの
1枚に収められています。ここには、暖かみのある音色、洗練された表現力、そ
して完全無欠なテクニック。これら全てが融合された若きピアニストの姿が映し
出されています。1948年にある批評家が書いた文章です。「なんというピアニス
トでしょう!彼のテクニックは驚くばかりで、解釈はまさに偉大なる音楽家で
す。」そんなミケランジェリの演奏は、同じく初期録音集の第1集(8.111351)で
も確かめることが可能です。

8.120888
ポーター:アラジン/魅惑の巴里
1-11.アラジン(1958)(序曲/スーパーマーケットにおいで/道をつくる/星にあな
たの運命を託そう/ちょっと微笑み返し/アラジン/楽しくないだろうな/あなた
を崇拝します/税金の高さが不思議です/あなたを崇拝します/終曲)/12-16.アラ
ジン(プライベート・エディション・プレビュー)(1957)(コール・ポーターによ
るイントロダクション/アラジン/星にあなたの運命を託そう/あなたを崇拝しま
す/ちょっと微笑み返し)/17-21.魅惑の巴里(サウンドトラック)(1957)(魅惑の
巴里/あなたも/愛/レディを待って/なぜ私は行くのか)/22.エニシング・ゴーズ
(サウンドトラック)(1955)
演奏:シリル・リチャード(ヴォーカル)/デニス・キング(ヴォーカル)/ジョー
ジ・ホール(ヴォーカル)/サル・ミネオ(ヴォーカル)/アンナ・マリア・アル
ベルゲッティ(ヴォーカル)/スタジオ・コーラス/スタジオ・オーケストラ/
ロバート・ラッセル・ベネット(指揮)…1-11/コール・ポーター(ナレーター)
/スタジオ・ヴォーカルズ(ヴォーカル)/スタジオ・コーラス/スタジオ・オ
ーケストラ/スタジオ・コンダクター12-16/ジーン・ケリー(ヴォーカル)/ミ
ッチ・ゲイナー(ヴォーカル)/ベティー・ワンド(ヴォーカル)/ソーラ・マティ
アソン(ヴォーカル)/MGMスタジオ・オーケストラ/アドルフ・ドイッチェ
(指揮者)…17-21/パラマウント・スタジオ・オーケストラ/ジョセフ・リリー
(指揮)…22
2004年に公開された映画「五線譜のラブ・レター」で描かれたように、作曲家
コール・ポーター(1891-1964)の生涯は必ずしも幸せなものではなかったようで
す。しかし彼の音楽はいつの時も輝かしく楽天的で、聴く人にやさしい微笑みを
もたらしてくれます。この「アラジン」は1958年2月21日、CBSテレビで放送され
たテレビ・ドラマのために作曲されたものです。当時の彼は肉体的にも精神的に
もぼろぼろの状態にあったのですが、書かれた音楽にはその苦悩はみじんもあり
ません。美しく夢のような音楽です。1957年のプライベート・エディション・
プレビューでは彼の肉声を聴くことが可能です。



<MarcoPolo>
8.225349 \1780
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930):歌曲全集
1.歌劇「コボルト」より鳥の歌/ 2.クリスマス/3.ヒルディッシュの讃歌/4.
羊飼いと女の羊飼い/5.結婚の歌/6.ヴァンフリート牧歌/7.ベイルの小さな
舞曲/8.ドリュアードの歌/9.春のまなざし/10.春の想い/11.春の死/12.ナ
ロチ湖の夜/13.海の夕暮れ/14.海辺の夕暮れ/15.大きなパンケーキの物語
演奏:レベッカ・ブローベルク(ソプラノ)/ハンス=マルティン・グラドナー(ピ
アノ)
偉大なるワーグナーの息子として生まれ、最初は建築家の道を志すも、結局は音
楽家としての使命に目覚め、作曲家、指揮者として活躍することになったジーク
フリート・ワーグナー。しかし、現在では彼の作品を耳にすることはほとんど
ありません。一部のオペラは少しずつ上演されるも、ここに収録された歌曲はす
っかり忘れ去られた存在となっていました。しかしこの15曲の中には、彼が愛し
た幻想的な風景やお伽噺の国の住人たちの姿が存分に映し出されています。人間
世界のドロドロしたものを見過ぎてしまった彼の心が追い求めたのは、このよう
な優しい世界だったのかもしれません。




<PHOENIX EDITION>
PE-170 \2450
クララ・シューマン(1819-1896):私は暗い夢の中で立っていた
-弦楽四重奏伴奏による歌曲集
1.私は暗い夢の中で立っていた Op.13-1/2.彼らは愛し合っていた Op.13-
2/3.ワルツ/ 4.さすらい人/5.製材所のさすらい人/6.愛の魔法 Op.13-3
/7.民衆の歌/8.なぜ他の人に尋ねるのか Op.12-11/9.無言のはすの花
Op.13-6/10.我が星/11.すみれ/12.良き夜/13.月は静かに昇った Op.13-4
/14.私はあなたの瞳に Op.13-5/15.宵の星/ 16.別れのとき
演奏 :イェルク・ワシンスキ(ソプラノ)/ベルリン・アウロス弦楽四重奏団
☆大作曲家ロベルト・シューマンの妻、クララは才能溢れるピアニストでした
が、シューマンと結婚することにより、また新たな道を見出したことでも知ら
れます。彼女自身もいくつかの歌曲や室内楽曲を書いていますが、作曲家とし
ての彼女の才能は夫の影に隠れてしまっていました。最近、ようやく「ロベル
トの妻」ではなく「クララ」としての作品に光が当たるようになって来ました
が、まだまだ多くの人に愛されているわけではありません。彼女の歌曲は全て
ソプラノのために書かれていますが、ここでのこの倒錯的な響きには、まさに
胸がぞくぞくするほどの興奮を覚えてしまいます。ここで何とも奥深い陰影に
満ちた歌を聴かせるのは、男声ソプラノ歌手ワシンスキです。彼の声は決して
刺激的でなく、適度に感傷的、それでいて強烈な表現力を有しています。この
声の何とも魅力的なこと!このクララ・シューマンの歌曲集でも、第1曲から
聴き手は激しく魅了されることでしょう。弦楽四重奏の伴奏は曲に柔らかい肌
触りを添えています。

PE-188 \2450
ビーチ(1867-1944):ランデヴー-美しき時代の愛の歌
1.愛の歌 Op.21-1/2.蜃気楼 Op.100-1/3.カプリース/4.パストラー
Op.151/5.ランデブー Op.120/6.恍惚 Op.19-2/7.信頼への讃歌 Op.13/
8-10.3つのブラウニングの歌 Op.44(春、今年の/ああ、一日愛してるのに/あ
なたに私の心を届けよう)/11.夜 Op.35-1/12.おやすみ、小さな子 Op.29-3
/13.雨の日/14.花環 Op.73-2/15-16.3つのシェイクスピアの歌より (妖精
の子守歌/わが愛しき人)/17-19.チェロとピアノのための 3つの作品(囚われ
/子守歌/マズルカ )/20.その後/21.6月Op.51-3/22.ステッラ・ヴィアトリ
ス Op.100-2
イェルク・ワシンスキ(ソプラノ)/マイニンガー三重奏団(メンバー)
クリスティアーネ・マイニンガー(フルート)/フランソワーズ・グローベン
(チェロ)/ライナー・ゲップ(ピアノ)
エイミー・ビーチはアメリカ合衆国の「最初」の女性ピアニスト&作曲家です。
当時は、女性の社会的活動が珍しい時代であったため、彼女も「ビーチ夫人」
として音楽活動に携わる他ありませんでした。しかし、実際は交響曲やオペ
ラ、そしてピアノ曲、歌曲と 300以上もの作品を残した偉大な作曲家でした。
彼女は120曲もの歌曲を残しましたが、どれもが後期ロマン派の流れに即した
るもので、その一部にはスコットランドの民謡や、黒人音楽の影響も見てとれ
るほど表現は多岐にわたっています(これらの歌曲は後にチャールズ・アイヴ
ズに影響を与えることとなります )。テキストは彼女の友人たちのものから、
シェークスピアやユゴーなど名詩人たちのものと多岐に渡っています。どの歌
も根底に流れるのは自然と愛、幸福感で、それらは聴く人にも大いなる喜びを
もたらしてくれるのです。ここで印象的な歌を聴かせているのはベルリン生ま
れの男声ソプラニスト、ワシンスキです。彼の陰影に満ちた声は、歌に込めら
れた感情の一つ一つを丁寧に洗い出すかのようです。

PE-141 \2450
ジェンキンス(1592-1678):ファンタジー組曲集
1.アリアイ長調/ 2-4.組曲イ短調/ 5.ソナタ二調よりアダージョ/ 6.ディ
ヴィジョンイ長調/ 7-9.ファンタジー組曲第17番ホ短調/10-13.ゴーズイ長
調/ 14-16.ファンタジー組曲第11番ハ短調/ 17-19.ファンタジー組曲ト短調
演奏:ハンブルク・ラーツムジーク
シモーネ・エッケルト(指揮&ヴィオラ・ダ・ガンバ)
イギリスの作曲家ジョン・ジェンキンスについて、実はあまり詳しいことがわ
かっていません。当時、イギリスの名のある作曲家はみんなロンドンで活動し
ていたのですが、ジェンキンスは終生地方に住んでいたためか、音楽界の潮流
にのることはありませんでした。またヨーロッパを旅行することもなく、他の
音楽家たちと交流も持つことがなかったのです。しかし彼は生涯に800曲以上
もの作品を書き、その中にはアマチュア向けに70以上もの組曲が含まれていた
のです。彼はリュート奏者であり、リラ・ダ・ガンバの名手でもありました。
また伝統的な単旋聖歌を定旋律とする「イン・ノミネ」を復活させ、自ら演奏
したことでも知られています。良い意味での職人技が冴える組曲の数々は、今
聴いても全く古臭さを感じさせません。

PE-154 \2450
ダニエル・ベーレ、歌曲を歌う
1.シューベルト(1797-1828):ミューズの息子 D764/2.シューベルト :白鳥の
歌 D957より「セレナーデ」/3.シューベルト:美しき水車小屋の娘 D795より
「焦燥」/ 4.ベートーヴェン(1770-1827):口け Op.128/5.ベートーヴェン:
アデライーデ Op.46/6-11.グリーグ(1843-1907):6つのドイツ語歌曲(挨拶/い
つの日か、わが思いは /世のなりゆき/沈黙したナイチンゲール/青春時代に/
ある夢)/12-17.ブリテン(1913-1976):6つのヘルダーリン断章 Op.61(人類の
賛同/故郷/ソクラテスとアルキビアデス/若者/人生のなかば/人生の輪郭)/
18-21.トロヤーン(1949-):4つのゲーテ歌曲(去っていった人に/別れ/交換/流
れのほとりにて)
演奏:ダニエル・ベーレ(テノール)/オリヴァー・シュナイダー(ピアノ)
「歌曲は私にとっては時代を超越したものです。歌曲というものは、ほんの少
しの材料で作曲家たちの全ての本質を表現しているのです。《ダニエル・ベー
レ》」ハンブルクで生まれた若きテノール、ダニエル・ベーレはすでに全世界
の劇場で高く評価されているオペラ歌手です。しかし、彼が最初の録音として
選んだ曲は、5人の作曲家によるリートでした。彼は「リートには作曲家の本
質が表れている」と語り、歌うことで、その思いを形にしようと努めます。時
には語り、時には演じ、多様な表現でその世界を歌いあげます。シューベル
ト、ベートーヴェン、グリーグ、ブリテン、そして現代作曲家トロヤーンの作
品はそれぞれ音楽語法は様々ですが、ベーレはそこに溢れる愛を見出し、的確
な言葉で高らかに歌い上げています。今、最も注目される歌手の一人です。

PE-184 \2450
マンケル(1868-1930):ピアノ独奏作品集
CD1
1-3.3つの前奏曲 Op.56(波間に/夏/嘆きの歌 )/4.悲しいワルツ Op.58
/5-7.3つの伝説 Op.59(無題/アトランティス/シスター・ベアトリス)/8-11.
4つの小品 Op.60(舟歌/夕暮れの気分/嵐の気分/ゆっくりとした波)
CD2
1.幻想的ソナタ第1番 Op.69/2.幻想的ソナタ第3番 Op.72/3.幻想的ソナタ
第6番 Op.76/4.バラード第7番 Op.77
演奏:アンナ・クリステンソン(ピアノ)
ヘニング・マンケルというと、スウェーデンの有名な推理作家&児童作家を
思い出す方も多いかもしれません。実は、この作曲家マンケルは作家の祖父で
す。彼はピアノと和声学の教師で、ストックホルムで暮らし、1917年にスウェ
ーデン王立音楽学校のメンバーとなりました。彼は評論家としても高名でした
が、現在では彼の作品はほとんど忘れ去られてしまいました。若きピアニスト、
クリステンソンはスコアの劣悪なコピーを洗い出し、困難な過程を経て、これ
らの曲に新たな命を吹き込みました。彼の作品はドビュッシーやグリーグの流
れを汲んではいますが、どれも幻想的かつ陰鬱で、まさに北の大地なくしては
生まれない深い響きを持っています。たとえば「夏」と題された前奏曲の1曲
でさえも明るい光はどこにも見えません。しかし憂いに満ちたメロディは心地
よく耳に残ることでしょう。渋さ満点ですが、この孤高の精神に一たび触れて
しまうと、その魅力に引き込まれてしまうはずです。

PE-400 3枚組 \2450
J.S.バッハ(1685-1750):独奏楽器のための協奏曲集
CD1
1.オルガン協奏曲ニ短調(原曲:BWV146とBWV188)/2.ヴァイオリン協奏曲ト短
調(原曲:BWV106)/3.オーボエ協奏曲ニ短調(原曲:BWV35,BWV156,BWV1056と
BWV1059)
CD2
1.オーボエとヴァイオリンのための協奏曲(原曲:BWV1069)/2.オーボエ・ダモ
ーレ協奏曲イ長調(原曲:BWV1055)/3.ヴァイオリン協奏曲ニ短調(原曲:
BWV1052)
CD3
1.3つのヴァイオリンのための協奏曲ニ長調(原曲:BWV1064)/2.シンフォニア
ニ長調 BWV1045/3.オーボエ・ダモーレ協奏曲ニ長調
(原曲:BWV169,BWV49とBWV1053)
演奏 :クリスティーネ・ショルンスハイム(オルガン)/カール・ズスケ(ヴァ
イオリン)/エベルハルト・パルム(ヴァイオリン)/ブルクハルト・グレツナ
ー(オーオエ&オーボエ・ダモーレ)/ライプツィヒ・バッハ・コレギウム/
マックス・ポンマー(指揮)
J.S.バッハがその生涯に何曲の「独奏楽器のため協奏曲」を書いたのかを特定
するのはとても難しいことです。彼のバイオグラフィやスケッチを調べても、
確たる証拠はあがってきません。ただ、多くの習作やスコアの写しは1713年か
ら1714年の間に作られているようで、この当時のバッハの勤勉さを証明する作
品群と言えるでしょう。このCDに収録された曲の多くは失われたヴァージョン
を再建する試みによるもので、よく知るメロディが変貌する様を楽しむのも良
いかもしれません。1985年の録音当時はこのような試みは革新的でした。この
盤以降、オリジナル楽器による演奏も数々出てきましたが、やはりこの先駆的
演奏には価値があるというものです。ズスケの演奏も涙ものです。

PE-404 3枚組 \2450
ヘンデル(1685-1759):ソロ・カンタータとオペラ・アリア集
CD1:(イタリアン・ソロ・カンタータ集)
1.暁よ、東方に輝け HWV166/2.打ちひしがれた心の子ら HWV112/3.愛の苦し
みは甘くもある HWV109a/4.私の胸は騒ぐ HWV132c/5.愛の神が見て HWV175
CD2:(愛のカンタータ集)
1.愛の神は望んだ HWV176/2.あのことを思う間に HWV115/3.フルート・ソナ
タロ短調 HWV367b/4.恋する魂は HWV173/5.はかない足跡を追って(捨てられ
たアルミーダ)HWV105
CD3:(オペラ・アリア集 )
1-4.アドメート HWV22より/5-6.オルランド HWV31より/7.ロデリンダ HWV19
より/8-9.アルチーナ HWV34より/10.リナルド HWV7aより/11.エジプトの
ジュリオ・チェザーレ HWV17より/ 12-13.ラダミスト HWV12aより/14-15.
フラヴィオ HWV16より
演奏 :ヨッヘン・コヴァルスキー(アルト)/ジークフリート・パンク(ヴィオ
ラ・ダ・ガンバ )/クリスティーネ・ショルンスハイム(ハープシコード)/
ベルリン古楽アカデミー…CD1/アクセル・ケーラー(アルト)/クリストフ・
フントゥゲボールト(フルート)/アンネ・シューマン(ヴァイオリン)/バラー
ジュ・マーテー(チェロ)/ラファエル・アルパーマン(ピアノ)/ヴェロニカ・
ヴィンター(ソプラノ)/ダス・クライネ・コンチェルト/ヘルマン・マックス
(指揮)…CD2/アクセル・ケーラー(アルト)/ヘンデル祝祭管弦楽団/
ハワード・アルマン(指揮)…CD3
ヘンデルが活躍した当時のローマでは、法王がオペラの上演を禁止してしまい
ました。そこでヘンデルは偉大なるA.スカルラッティのスタイルを用い、カン
タータの形を借りて、歌手たちが活躍できる場を作り上げました。彼の書いた
数多くのイタリア語によるカンタータは、当時有名だった歌手たちの声域に適
していて、彼らは思う存分美声を張り上げることができたのです。その歌の多
くは、通奏低音のみを伴う小規模なものですが、ごく一部の作品は壮麗な管弦
楽をバックに歌われます。ここで活躍する2人の男声アルト歌手、コヴァルス
キーとケーラーは各々全く違うアプローチでヘンデルのアリアに臨み、素晴ら
しい解釈を与え、この難しいアリアを現代に蘇らせています。

PE-408 3枚組 \2450
シューベルト(1797-1828):合唱作品集
CD1:
1.オッフェントリウム「声を張り上げよ」 D963/2.マニフィカトハ長調 D486
/3.アヴェ・マリア D839/4.タントゥム・エルゴ D962/5.サルヴェ・レジー
ナ D106/6.詩篇 23 Op.132 D706/7.スターバト・マーテルト短調 D175/8.
オッフェルトリウムハ長調「心に悲しみを抱きて」 Op.46 D136/9.サルヴェ
・レジーナ D386/10.タントゥム・エルゴ D739/11.ドイツ・ミサ D872/12.
天使の合唱 D442
CD2:
1.セレナーデ D920/2.ロザムンデ D797から「羊飼いの合唱」/ 3.人生の喜
び D609/4.水の上の精霊たちの歌 D714/5.太陽に寄す D439/6.ロザムンデ
D797から「狩人の合唱」/ 7.あこがれ D656/8.酒宴の歌「兄弟たち、われら
が人生の行路」D148/9.オペラ「 4年間の歩哨兵勤務」 D190より/ 10.自然
の中の神 D757/11.ロザムンデ D797から「幽霊たちの合唱」/ 12.全能の神
D852
CD3:
1.小さい村 D598/2.冬の旅 D911より「菩提樹」/ 3.森の夜の歌 D913/4.ゴ
ンドラを漕ぐ人 D809/5.愛 D983a/6.酒宴の歌「兄弟たち、われらが人生の
行路」 D148/7.悲しみ D825/8.矛盾 D865a/9.夜の明かり D892/10.春の歌
D740/11.そっと、そっと歌おう D635/12.狩りの歌 D521/13.ナイチンゲー
ル D724/14.戸外の歌 D572/15.夜 D983c
演奏 :ベルリン放送男声合唱団/ディートリヒ・クノーテ(指揮)/RIAS室内合
唱団・ベルリン放送交響楽団/マーカス・クリード(指揮)/ウィーン少年合唱
団・ケルン放送管弦楽団/ヘルムート・フロシャウアー(指揮)他
歌曲王として知られるシューベルトは、また合唱曲も数多く書き残しています。
どの曲も彼の独創性は抜きんでており、例えば、シューベルトは本来ならば決
められているはずの典礼文に、しばしば手を加え自由に曲をつけました(その
ため教会で演奏不可能だったことも多かったようです)。また多くの世俗的合
唱曲で見られるように、元の詩の言葉を整理したりもしました。また、シラー
の詩による70曲以上もの合唱曲や、ゲーテの詩による合唱曲からは、彼の普遍
的ともいえる世界観を伺いしることができます。この3枚組は宗教的な作品か
ら、親しい友人たちが肩を寄せ合い歌うための曲、そして歌曲の編曲物などの
様々な作品が収録されています。ドイツに数多くある男声合唱団や放送合唱団
の高水準なアンサンブルでじっくりお聴きください。

PE-412 3枚組 \2450
チャイコフスキー(1840-1893):
CD1:1.組曲第1番ニ長調 Op.43/2.組曲第2番ハ長調 Op.53
CD2:
1.組曲第3番ト短調 Op.55/2.組曲第4番ト長調 Op.61「モーツァルティアーナ」
CD3:
1.幻想的序曲「ロメオとジュリエット」
2.幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 Op.32
3.イタリア奇想曲 Op.45
演奏 :アカデミー室内管弦楽団/ネヴィル・マリナー(指揮)
あの交響曲やバレエ音楽に比べると、チャイコフスキーの「管弦楽のための組
曲」はあまりよく知られている作品とは言えないかもしれません。しかしこれ
らの4曲は、30代の彼が心血を注いだ労作として、もっと聴かれてもよい作品
でしょう。中でも比較的知名度の高い第4番は、彼が敬愛していたモーツァル
トの作品を元にして、華麗なる管弦楽作品として生まれ変わらせた作品です。
それぞれ、ジグ K574、メヌエット K355、アヴェ・ヴェルム・コルプス K618、
主題と10の変奏 K.455が原曲ですが、モーツァルトの作品の中ではあまり知ら
れていない曲が多く「それらを生まれ変わらせるのは大いなる喜びだった」と
チャイコフスキー自身が語っていたそうです。
マリナーの熟練の指揮でどうぞ。

PE-416 3枚組 \2450
フランスのバレエ音楽集
CD1:
1.ドリーブ(1836-1891):バレエ組曲「コッペリア」/2.ショパン(1810-1849):
バレエ音楽「レ・シルフィード」(管弦楽編曲:R.ダグラス)
CD2:
1.アダン(1803-1856):バレエ音楽「ジゼル」/ 2.マスネ(1842-1912):サンド
リヨン組曲
CD3:
1.ドビュッシー(1862-1918):おもちゃ箱(管弦楽編)
2.ドリーブ:バレエ組曲「シルヴィア」
演奏 :ベルリン放送交響楽団/ハインツ・フリッケ(指揮)…CD1/アカデミー
室内管弦楽団/ネヴィル・マリナー(指揮)…CD2/ライプツィヒ放送交響楽団
…CD3-1/マックス・ポンマー(指揮)…CD3-1/ブダペスト・フィルハーモニ
ー管弦楽団… CD3-2/ヤーノシュ・シャンドール(指揮)…CD3-2
19世紀後半のパリのオペラハウスでは、必ずバレエが上演されていて、貴族や
政治家たちと、芸術家たちの接点となっていました。高名な紳士たちがお気に
入りの踊り子に声をかけることが流行し、なかでも「競馬クラブ」のメンバー
は熱心なスポンサーとなったため、彼女たちの社会的名声は瞬く間に向上しま
した。(しかし、長いバレエを上演していても、貴族たちが頻繁に踊り子に話
しかけてしまうため、その都度中断してしまったようです。)オペラが壮大に
なっていくにつれて、バレエもますます大きくなり、舞台によっては150人の
踊り子が舞い踊るという壮観な場面も見られたそうです。パリっ子たちのバレ
エ好きはとどまることはありませんでした。そんなフランスで大好評を博した
様々なバレエ音楽をお届けいたします。ドリーブのバレエは、はっきりした筋
書きがあるわけではありませんが、「コッペリア」などはまさしくテキスト
のないドラマとして成立しています。マスネの幻想的な「サンドリヨン組曲」、
ドビュッシーの色彩的な「おもちゃ箱」など楽しい作品が一杯です。ショパン
のピアノ曲を編曲し、バレエ音楽に仕立て上げた「レ・シルフィード」も聴き
ものです。

PE-420 3枚組 \2450
東方からの風
CD1:
1.レイエ(1823-1909):セーラム
2.シマノフスキ(1882-1937):狂えるムエジンの歌より
CD2:
1.コルネリウス(1824-1874):バグダッドの理髪師序曲/ 2.ベートーヴェン
(1770-1827):アテネの廃墟より「行進曲」/3.グルック(1714-1787):歌劇「思
いがけないめぐり合い」より/ 4.ハッセ(1699-1783):ソリマーノより「勝利
の情景」/ 5.グルック:歌劇「欺かれた回教の裁判官」より「ドイツの歌」/
6.モーツァルト(1756-1791):歌劇「後宮からの逃走」 K384より/7.ウェーバ
ー(1786-1826):歌劇「オベロン」より序曲/8.サン=サーンス(1835-1921):歌
劇「サムソンとダリラ」よりバッカナール/9.ビゼー(1838-1875):歌劇「真珠
採り」より「聖なる神殿の奥深く」/ 10.R.シュトラウス(1864-1949):歌劇
「サロメ」より「七枚のヴェールの踊り」
CD3:
1.リムスキー=コルサコフ(1844-1908):シェエラザード Op.35
2.ラヴェル(1875-1937):シェヘラザード
演奏 :ゲルトルート・オッテンタール(ソプラノ)/ブルーノ・ラザレッティ
(テノール)/ヴォルフガング・グラショフ(バリトン)
聖ヘトヴィク大聖堂合唱団/ベルリン放送交響楽団/グイド・マリア・グイダ
(指揮)…CD1/ロベルト・セルヴィル(バリトン)他/RIAS放送室内合唱団/ベ
ルリン放送交響楽団/ハンス=マルティン・シュナイト(指揮)…CD2/ギーゼ
ラ・パジーノ(メゾ・ソプラノ)/ハンス・マイル(ヴァイオリン)/ゲオルグ・
ドンゲラー(チェロ)/ベルリン放送交響楽団/ハンス=マルティン・シュナイ
ト(指揮者)…CD3
19世紀、かのヴィクトル・ユゴーは自作の詩集「東方詩集」の序文に「ルイ14
世の時代、古代ギリシャ文化の研究家は東洋文化にも明るくなければならなか
った」という趣旨の言葉を記しました。ヨーロッパにおいて、東洋=オリエン
タルはいつも幻想の地であり、この地への憧憬は一種の流行ともなっていたの
です。画家も文学者も音楽家も、はるかなる地へ想像の翼を広げ、思い思いの
作品を仕上げていきました。CD1に収録されているレイエは、現在ではほとん
ど忘れられてしまった作曲家ですが、1906年のレジオン・ドヌール芸術部門の
叙勲者で、文学にも広く通じ、エキゾチックな作品を書いたことで高く評価さ
れました。時代的にそれほど革新的な音というわけではありませんが、なかな
か趣味のよい音楽です。かたや、シマノフスキの野趣溢れる音楽には驚くばか
りです。ムエジンとは祈祷時報係のことで、声と管弦楽との狂おしいほどの絡
みあいが見事です。CD2はめくるめく色彩のオンパレード。CD3は2人の作曲家
による「シェエラザード」の聴き比べです。




<BR KLASSIK>
900709 \1780
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲第22番&第23番
1-3.ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K482
4-6.ピアノ協奏曲第23番イ長調 K488
演奏: ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
バイエルン放送交響楽団
ラファエル・クーベリック(指揮)
録音
1970年6月6日…22番
1970年6月5日…23番
ミュンヘンヘラクレス・ザール
バレンボイムとモーツァルトの相性の良さは誰もが知るところです。イギリス
室内管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニーとの弾き振りの全集は、どちらも
名演中の名演として評価されています。1970年と言えば、バレンボイムがそろ
そろ指揮者としての地盤固めを始めた頃のものですが、この演奏では、オーケ
ストラの手綱をクーベリックに全面的に預け、実にのびのびとピアノを演奏す
るバレンボイムに出会えます。このバレンボイムとクーベリックの演奏、比較
的知名度の低い第22番の冒頭から、驚くほどの緊張感と華やかさを持って立ち
現れます。また両曲の特徴である、管楽器の絡み合いが実に見事。フルート、
ホルン、クラリネットなどがあちこちから顔をのぞかせ、ついついスコアを再
確認したくなる面白さです。第2楽章の豊かな音響、そして第3楽章の中間部の
うっとりとするような部分など、聴きどころは満載です。第23番も名演!こち
らは幅広く歌う第1楽章の第1主題(こちらも管楽器がすばらしい)、予想外にゆ
ったりとしたピアノ。など、こちらも聴きどころ満載です。すでに、今まで
に数多くのモーツァルトを聴いてきた方も、この1枚はまた新たな発見をもっ
てお聴きいただけることと存じます。




<TOCCATA>
TOCC-0100 \2450
ドヴォルザーク(1841-1904):
ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための歌曲編曲集
(ヨゼフ・スークによるヴァイオリン編曲版 )
1-7.ジプシーの歌 Op.55(私の鐘が鳴り響く、愛の讃歌 /ああ、聴けよ私のト
ライアングルを /森はひっそりと静まりかえり/わが母の教えたまいし歌/弦の
調子を合わせて/大きくゆったりとした軽い亜麻の服を着て/鷹の翼はタトラの
峰高く)/8-9.民謡風の歌曲 Op.73, B.146より(おやすみ/ああ、おまえはもう
いない)/10-17.愛の歌 Op.83(おお、私たちの愛は幸せではない/死は多くの
人の心をとらえる/あの人の家のあたりをさまよい/私はあまいあこがれにひた
ることを知っている/この地にさわやかな西風が吹き/せせらぎに沿った森で/
おまえの優しいまなざしに魅せられて/おお、ただ一人の愛しい人よ )/18.4
つの歌 Op.82より第1番「私にかまわないで」/ 19.子守歌 B.194/20-29.聖
書の歌 Op.99(黒雲と闇とは王のまわりにあり/主よ、御身はわが隠れ家にして
わが盾 /神よ、わが祈りをききたまえ /主はわが羊飼い/神よ、神よ、新しき
歌を歌わん /おお神よ、わが願いを /バビロン川のほとりで/主よ、われを顧
みたまえ /山に向かいてわれ眼を上げ/主に向かって新しき歌を歌え)/30.モ
ラヴィア二重唱曲集 Op.32B.62より第11番「慰め」
演奏:ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン&ヴィオラ)
ウラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
録音2009年9月6-8日プラハボヘミア・ミュージック・スタジオ
ドヴォルザークは「最高のメロディストの一人」として知られていますが、そ
れは彼の作品のほんの一部であり、歌曲についてはまだまだ未知の分野と言っ
ても差支えありません。しかしながら彼の旋律の根源は歌曲にあると言っても
差支えないでしょう。ここでは、ドヴォルザークの曾孫にあたるヨゼフ・スー
ク(彼の祖父がドヴォルザークの娘と結婚していた)の愛情溢れる編曲によって
一連の歌曲がヴァイオリン及びヴィオラのための作品として生まれ変わりまし
た。「わが母が教えたまいし歌」以外は、歌われることすら稀なこれらの愛す
べき歌曲集を独特の甘い音色を持つスーク自身のヴァイオリンで思う存分お聴
きください。素朴な味わいと渋さが同居する「聖書の歌」の美しさも格別です。
アシュケナージによるピアノ伴奏がこれまた素晴らしく、これこそまさに極上
の1枚と呼ぶにふさわしいアルバムです。

TOCC-0035 \2450
リスト(1811-1886):交響詩集第1集
オーギュスト・ストラーダル(1860-1930)による独奏ピアノ編曲版
1.交響詩「前奏曲」/2.交響詩「英雄の嘆き」/3.交響詩「理想」
演奏:リスト=マッティ・マリン(ピアノ)
録音2007年11月29日-12月1日フィンランドクーサンコスキ、クーサー・ホール
リストの13ある交響詩は、作曲家自身によって2台ピアノ用に編曲された版が
存在しますが、こちらは彼の弟子であったストラーダルがピアノ独奏用に編曲
したものです。ストラーダルはチェコのピアニストで、リストの他にブルック
ナーにも師事したことがあります彼の名前はリストの生涯にも度々登場し、彼
自身もリストの晩年の夜想曲「夢の中に」を献呈されています。腕の立つピア
ニストでもあり、バッハ、ヘンデル、ブクステフーデ、そしてリストの作品を
数多く編曲したようですが、その楽譜のほとんどは散逸してしまい、全貌はわ
かりにくくなってしまっているようです。彼の編曲は、それが管弦楽作品であ
ろうとも、原曲の音符を全てピアノで演奏するというコンセプトに基づいたも
の。当然音も厚くなり、技巧的にも困難を極めることとなります。この革命的
な作品を実際に耳で聴く喜びをぜひ味わってみてください。

TOCC-0058 \2450
マシューズ(1943-):弦楽四重奏曲全集第1集
1-4.弦楽四重奏曲第4番 Op.27/5.弦楽四重奏のためのアダージョ Op.56a
/6-8.弦楽四重奏曲第6番 Op.56/9-10.弦楽四重奏曲第10番 Op.84
演奏:クロイツァー弦楽四重奏団 (メンバー)ピーター・シェパード・スケーヴ
ド(ヴァイオリン)/ミハイロ・トランダフィロフスキ(ヴァイオリン)/モーガ
ン・ゴフ(ヴィオラ)/ニール・ヘイド(チェロ)
録音2008年8月4-5日ロンドンデュケス・ホール
イギリスの作曲家デーヴィッド・マシューズは、現在までに7曲の交響曲と11
曲の弦楽四重奏曲を書いています。彼の弟はコリン・マシューズ。あのホルス
トの「惑星」に冥王星を付けくわえた作曲家で、20代の頃は弟とともに、デリ
ック・クックに協力してマーラーの第10番の補筆版の完成に寄与したことでも
知られています。彼自身は「ティペットとブリテンの後継者として」また「ベ
ートーヴェンを始めとしたウィーン古典派からマーラー、シベリウスと言った
20世紀の初期の作曲家たちの音楽を継承すること」。この2つを融合するため
に作曲をしていると語ります。ここで聴く彼の音は、確かに前衛的ではありま
すが、不思議なほど明るさに満ちています。例えばベートーヴェンのピアノ・
ソナタからインスピレーションを得たという、第4番の第1楽章などは、そこか
しこで艶やかな弦の音を誇示するかのように高らかな歌が響き渡る、とても魅
力的な作品です。簡素な造りの第10番は、13分という短いながらの曲ですが、
彼も鳥の歌を愛しているそうで、驚くほど様々な音が凝縮されています。

TOCC-0075 \2450
ウッド(1932-):室内楽作品集
1.ピアノ三重奏のための序曲 Op.48/2.ヴィオラとピアノのための変奏曲
Op.1/3.楽園の鳥によるパラフレーズ Op.26/4.ヴァイオリンとピアノのため
の詩曲 Op.35/5-7.クラリネット三重奏曲 Op.40/8-10.ピアノ三重奏曲
Op.24
演奏:ロンドン大公トリオ (メンバー)ナタニエル・ヴァロワ(ヴァイオリン)
/ガブリエラ・スワロウ(チェロ)/チャールズ・ウィッフェン(ピアノ)/ポ
ール・シルバーソーン(ヴィオラ)…2/ロジャー・ヒートン(クラリネット)
…3.5-7
録音 2007年4月2-4日イギリスチャンプス・ヒル
1932年、ランカシャー生まれのヒュー・ウッドは、現代イギリスの最も有名な
作曲家の一人です。彼の音楽は叙情性豊かな上品さと、力強い表現力を併せも
つものです。確かに前衛的な音楽ですが、決して聴きにくいものではなく、た
とえば「楽園の鳥によるパラフレーズ」などは、まるでメシアンの作品のよう
な色彩感を有しています(ただし、メシアンのような陶酔感はなく、飽くまで
も現実的な響きに終始します)。彼は交響曲などの大規模な曲よりも、室内楽
曲のような凝縮された形式を好み、ここに収録された6つの作品もどれもパワ
フルで多彩な表現を持って書かれています。1958年に書かれた Op.1の「変奏
曲」から2005年作曲のピアノ三重奏のための序曲まで、ほぼ50年間の軌跡を追
うことで、この英国の作曲家の足跡を辿れるのではないでしょうか。

TOCC-0080 \2450
ティエリオ(1836-1919):室内楽作品集第1集
1-4.ピアノ五重奏曲ニ長調 Op.20/5-17.2台のチェロとピアノのための主題と
変奏 Op.29/18-21.弦楽六重奏曲ニ長調
演奏:ハンブルク・チャンバー・プレイヤーズ/イアン・マードン&イロナ・
ラーシュ(ヴァイオリン)…1-4.18-21/ルドルフ・ザイッペル(ヴィオラ)…
1-4.18-21/ユリア・メンシュイング(ヴィオラ)…18-21/ロルフ・ヘルブレ
ヒツメイヤー(チェロ)…5-21/マルティン・フォン・ホップガルテン(チェロ)
…1-21/ヒロセ・ユウコ(ピアノ)…1-17
録音2007年9月28-30日ハンブルク
フェルディナント・ティエリオはハンブルクの作曲家、およびチェリストです。
彼はブラームスの師でもあったエドゥアルド・マルクスセンの弟子であり、同
じく弟子であったラインベルガーと生涯親しい友人関係にありました。彼は出
版社の娘と結婚し、ハンブルク劇場の音楽監督を務め、また優秀な音楽教師と
して、多くの弟子を育てました。生前には多くの曲が上演され、高い評価を受
けましたが、残念なことに年月を経てすっかり忘れ去られてしまいました。彼
の音楽の肌触りは確かにブラームスのものと似ていますが、これらの室内楽作
品は、重みのある響きに彩られた深淵な表情を湛えています。また「主題と変
奏」はティエリオが紛れもなくチェロの名手であったことを伝える素晴らしい
作品です。

TOCC-0099 \2450
ゲルンスハイム(1839-1916):2つのピアノ五重奏曲
1-4.ピアノ五重奏曲第1番ニ短調 Op.35
5-8.ピアノ五重奏曲第2番ロ短調Op.63
演奏:アルト・ヴィヴォ弦楽四重奏団 (メンバー)イングリータ・リペイト
(ヴァイオリン)/クリスティョナス・ヴェンスロワス(ヴァイオリン)/トマス
・ペトリキス(ヴィオラ)/ポヴィラス・ヤクンスカス(チェロ)/エドゥアルド
・オガネシアン(ピアノ)
録音2009年1月3-6日リトアニア、ヴィルニウススタジオ・プラノ
ドイツの作曲家、指揮者、ピアニスト、ゲルンスハイムの室内楽作品集です。
ドイツ連邦共和国のヴォルムスに生まれ、7歳から地元の音楽監督リーベ(シュ
ポアの弟子)に学び音楽の素養を得ました。1848年から革命を避け、一家はマ
インツ、ライプツィヒと住まいを変え、ライプツィヒではピアノをモシェレス
に学びます。1855年から 1860年までパリに留学したことで、ラロやサン=サ
ーンスとも親交を深めています。しかしながら彼の作風はドイツロマン派に属
するもので、ブラームスやシューマンと同じように堅固な構成を持ち、重厚な
音と響きで勝負します。彼の作品は、すっかり忘れ去られていましたが、10年
ほど前に交響曲全集が発売された時、熱狂的な聴き手の間で少しだけブームが
起きたことがありました。それ以来、少しずつ録音の数も増えてきてはいます
が、そろそろ、もっと多くの人に愛されてもよい時期が来たのかもしれません。
それほどまでに魅力的な作品ばかりです。

TOCC-0109 \2450
プライアー:ヴェレスラヴィスタ
1-3.ヴェラスラヴィスタ
演奏:チャン・シャオ・ミン(ピアノ)/シモネ・ポーター(ヴァイオリン)/マ
イケル・プロヴァンス(ヴァイオリン)/ナタン・シャン(チェロ)/ノーザン・
シンフォニア/アレクサンダー・プリオール(指揮)
録音 2009年4月29日セージ・ゲーツヘッド
イギリスの若い人&知識層をターゲットにした放送局「 Channel4」が2009年
の春に制作したテレビ番組で紹介された、弱冠16歳のロシア系イギリス人の若
き作曲家、アレックス・プライアーの「ヴェレスラヴィスタ」です。タイトル
は「古代スラヴの音楽の神ヴァレスへの栄光」を意味していて、ムソルグスキ
ー、リムスキー・コルサコフなどロシア音楽の雰囲気を敬称した華やかな作品
となっております。このライヴ録音に参加しているのは、 10歳の中国人ピア
ニスト、チャン・シャオ・ミンを始めとした15歳までの若き演奏家たち。才能
溢れる若き演奏家たちのライヴ演奏は、溢れる熱気と清々しさが感じられます。




<cpo>
777554-2 2枚組 \4900
ヨハン・クリストフ・ローテ(1653-1700):
マタイによるイエス・キリストの受難の書(マタイ受難曲 )(1697)
演奏 :ハンス・イェルク・マンメル(テノール)/ヴォルフ・マティアス・フ
リードリヒ(バリトン)/グドラン・シドニー・オット(ソプラノ)/マルガレ
ート・ハンター(ソプラノ)/マーニャ・ステファン(ソプラノ)/クリストフ
・ディットマー(カウンターテノール)/ベアト・ドゥデック(アルト)/カン
トス・チューリンギア&カペラ・チューリンギア/ベルンハルト・クラップ
ロット(指揮)
歴史の中に埋もれてしまった名作を積極的に発掘することに意欲を燃やすcpo
レーベルの、また新たなシリーズが始まります。
“Musikerbe Thuringen(チューリンゲンの音楽的遺 )”と題されたこのシリー
ズの第1作目は、中部ドイツに残存する最も古いと思われる「マタイ受難曲」
です。作曲家ローテに関する情報は、「ロスヴァインのカントールであった
父と、ゾンダースハウゼンのオルガニスト、ルードヴィッヒ・ゲルバーに音
楽の教えを受け、作曲家、ヴァイオリニストとして活躍した」くらいしか残
っていません。彼の書いた「マタイ」の音楽語法は、恐らく当時のチューリ
ンゲンのスタイルの典型的なものであったであろう、と考えられます。ヴァ
イオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、そして通奏低音(ここではオルガン)の簡
素な響きと、決して声を荒げることのない歌手たちの歌は、ひしひしと胸に
迫ってきます。最後の合唱の澄み切った美しさは感涙ものです。

999821-2 \2450
ハンブルク教会音楽の再発見 1600-1800年
ラインハルト・カイザー(1674-1739):受難の音楽集
1.モテット「私の偽りの言葉で安心して眠りにつく」/ 2.私たちは全て迷い
の中にいく(ルカ受難曲の断片)/3.祝福された救済への思想(死に囚われた人
と十字架上のイエス・キリストより)
演奏 :エヴァ・テンカナン(ソプラノ)/デルテ・マリア・ザントマン(ソプラ
ノ)/オリヴィア・フェルモイエン(メゾ・ソプラノ)/クヌート・ショッホ
(テノール)/ジュリアン・ポッジャー(テノール)/ライムントゥ・シュポー
ギス(バリトン)/カペラ・オ
ルランディ・ブレーメン/トマス・イーレンフェルト(指揮)
ラインハルト・カイザーはハンブルクを拠点に活躍したドイツのバロック作曲
家です。彼はオペラ作曲家として知られていて、生涯に 100曲ほどの作品を書
いています。当時は評論家などから高く評価されていたのですが、この時代の
常として、死後は長らく忘れ去られてしまっていました。最近ようやく「クロ
イソス」や「フレデグンダ」などのオペラが上演、録音され、少しづつ復興の
兆しが見え始めた人です。オペラの他にもオラトリオや宗教音楽をいくつも残
していて、今回のリリースのモテットもなかなか素晴らしい作品です。ヨハン
・クリストフ・ローテとはほとんど同じ時期を生きた人ですが、カイザーの作
品の対位法などが若干華やかな傾向にあるようです。

777280-2 \2450
ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):ヴァイオリン協奏曲イ長調他
1.ヴァイオリン協奏曲イ長調 WoO4
2.大管弦楽のための交響曲「オデュセウス」Op.16
演奏 :ウルフ・ヴァーリン(ヴァイオリン)/ザールブリュッケン・カイザー
スラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
フランク・ベールマン(指揮)
ブラームスの友人として知られる作曲家、ヘルツォーゲンベルクですが、最
近ようやく彼の作品が音楽ファンの間に浸透して来たようです。とはいえ、ど
ちらかというと室内楽作品ばかりに光が当てられていましたが、このヴァイオ
リン協奏曲と交響詩という規模の大きなものは、交響曲集(777122-2)と並ん
で、この作曲家の知られざる一面を発掘するのに大きく役立つはずです。交響
詩「オデュッセイア」はブラームスと親交を深める以前の作品で、リストやワ
ーグナーの影響を強く受けた堂々たる作品です。かたや、ヴァイオリン協奏曲
は 1889年の作品で、イタリア地中海の明るさを帯びた美しいメロディに彩ら
れています。

777497-2 \2450
アンジェイ・パヌフニク(1914-1991):管弦楽作品集
1.悲劇的序曲/2.夜想曲/3.英雄的序曲/4.カティンの墓碑銘/5.平和への
行列/6.ハーモニー
演奏 :ポーランド放送管弦楽団/ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)
20世紀のポーランドの大作曲家パヌフニクは、ワルシャワ、パリ、ウィーンで
学び若い頃からその才能を嘱望されていました。ウィーン時代は、尾高尚忠と
も交友があったことでも知られます。指揮者としても高く評価されていました
が、その退廃的すぎる作風のため、ポーランドで彼の作品の演奏が禁止されて
しまい、1954年にイギリスへ移住。バーミンガム市交響楽団の音楽監督を務め
るなど、多彩な音楽活動を行い、その評価はますます高まることとなりまし
た。彼の作品は、前衛的でありながらも、独特の静謐さと儀式めいた味わいを
持ち、常に人間の精神的な深みを描くことに終始します。知性と感情のバラン
ス、心の平穏、それらを求めてやまない現代人の心にぴったりマッチする作品
群です。暴力的な音の羅列で始まる「悲劇的序曲」、とにかくカッコイイ「英
雄的序曲」などわかりやすい作風も魅力です。

777391-2 \1700
ハインリヒ・カスパール・シュミット(1874-1953):室内楽作品集
1.クラリネット、ヴィオラとピアノのための三重奏曲 Op.114/2.フルートと
ピアノのためのソナタ Op.106/3.クラリネットとピアノのためのアレグレッ
ト Op.34-2/4.ヴィオラとピアノのためのソナタ Op.111/5.フルートとピア
ノのためのカプリッチョ Op.34-5
演奏 :ニコラス・リンマー(ピアノ)/ヨハネス・ツール(クラリネット)/ニル
ス・メーンケマイヤー(ヴィオラ)/ピルミン・グレール(フルート)
cpoの毎月のリリースを眺めていると、まだまだ知られていない作曲家が多い
のだな。と感心してしまいます。このカスパール・シュミットもそんな一人。
1874年に生まれ 1953年にミュンヘンで没した人ですが、作品を聴く機会はほ
とんどありません。幼少の頃は、レーゲンスブルク大聖堂の聖歌隊で歌い、
その後ミュンヘン音楽アカデミーでルートヴィヒ・トゥイレに作曲を学びまし
た。彼の作品は、当時プフィッツナーと同等に高く評価されたのですが、結局
作風は後期ロマン派の域を出ることはありませんでした。R.シュトラウスの
ような強い個性を持たない穏健な作風のせいで、恐らく歴史の狭間に埋もれ
てしまったのでしょう。どの作品もブラームスやシューマンの影を色濃く残し
ていて、調性を逸脱することなく安心して楽しめます。

777448-2 \1700
フランチェスコ・モリーノ(1768-1836):室内楽作品集
1.フルートとヴィオラ、ギターのための三重奏曲 Op.4-1/2.ヴァイオリンと
ギターのための夜想曲 Op.37/3.フルートとギターのための夜想曲 Op.38/
4.ギター・ソナタ Op.6-2/5.フルートとヴィオラ、ギターのための三重奏曲
Op.45/6.フルートとヴィオラ、ギターのための大協奏的三重奏曲 Op.30
演奏:セレナーデ・ア・トロワ (メンバー)カール・カイザー(フルート)/ペ
トラ・ミュレヤンス(ヴァイオリン&ヴィオラ)/ソーニャ・プルンバウアー
(ギター)
イタリア生まれでパリで活躍した作曲家モリーノの作品集です。彼は優れたギ
タリストとしてパリとウィーンのサロンで名声を高めました。彼の60以上の
作品は、主に家庭での演奏を目的として書かれた小規模なもので、古典的な
様式に則って作曲されていますが、中には名人芸を要求されるものもあり、な
かなか興味深い作品がそろってます。1810年代にジョン・フィールドが種をま
いた「夜想曲」はショパンが大きく成長させましたが、このモリーノもしっか
りこの形式に、夢見るように美しいメロディを載せています。またロッシーニ
の軽妙なオペラ・アリアを思わせる装飾的なパッセージもこの時代の特徴と言
えるでしょう。もちろんギターも大活躍。これは楽しい1枚です。




<DACAPO>
6.200002(SACD-Hybrid) 4枚組 \5350
ハメリク(1843-1923):交響曲集
CD1:
1.交響曲第1番ヘ長調 Op.29「詩的交響曲」
2.交響曲第2番ハ短調 Op.32「悲劇的交響曲」
CD2:
1.交響曲第3番ホ長調 Op.33「叙情交響曲」
2.交響曲第4番ハ長調 Op.35「荘厳交響曲」
CD3:
1.交響曲第5番ト短調 Op.36「厳粛交響曲」
2.交響曲第6番ト長調 Op.38「精神交響曲」
CD4:
1.交響曲第7番 Op.40「合唱交響曲」
2.レクイエム Op.34
演奏:ヘルシンボリ交響楽団… CD1-3/ランディ・シュテーネ(メゾ・ソプラノ)
…CD4 交響曲第7番のみ/デンマーク国立交響楽団&合唱団…CD4
トマス・ダウスゴー(指揮)
録音1997年-2000年ヘルシンボリ・コンサート・ホール(CD1-3). 2002年9月6-7日
デンマーク放送コンサート・ホール(CD4 レクイエム), 2005年5月12-15日デン
マーク放送コンサート・ホール(CD4 交響曲第7番)
アスガー・ハメリクはデンマークの作曲家です。彼は幼い頃から音楽の才能を
示し、ガーデと J.P.E.ハートマンの下で学び、ドイツに行ってからは、晩年の
ベルリオーズから強い影響を受けました。1871年にはボルティモアのピーポディ
研究所の音楽学校に招かれ、オーケストラの指揮をしながらいくつもの交響曲
を作曲しました。1900年にデンマークに戻りましたが、残念なことに母国では
高い評価を受けることができず、彼のおよそ100曲ある作品はほとんど忘れ去ら
れてしまいました。このBOXは彼の7曲ある交響曲とレクイエムを収録したもの
です。各交響曲にはそれぞれ興味深い副題が付けられ、まさにベルリオーズばり
の大掛かりな音楽の仕掛けを見せてくれるものとなっています。どの曲もわかり
やすく、また素直な感動を誘うもので、どの曲から聴いても期待が裏切られる
ことはありません!

6.220580-82(SACD-Hybrid) 3枚組 \4050
モーツァルト(1756-1791):歌劇「ポンテの王ミトリダーテ」 K87
演奏:ミトリダーテ…マティアス・ツァハリアセン(テノール)/アスパージア…
ヘンリエッテ・ボンデ=ハンセン(ソプラノ)/シーファレ…マリア・フォントッ
シュ(ソプラノ)/ファルナーチェ…クリスティーナ・ハンマーシュトレーム(ア
ルト)/イズメーネ…リサ・ラーション(ソプラノ)/アルバーテ…シネ・ブンガ
ード(ソプラノ)/マルツィオ…アンドレアス・ J・ダーリン(テノール)/リチャ
ード・ルイス(ハープシコード )/トーマス・ケルデン(フレンチ・ホルン )/
アルス・ノヴァ/デンマーク放送シンフォニエッタ
アダム・フィッシャー(指揮)
録音2002年-2003年デンマーク放送コンサート・ホール
14歳のモーツァルトによるオペラ・セリエ「ポンテの王ミトリダーテ」は、1771
年の謝肉祭のために書かれたオペラです。初演前から「作曲家が若すぎる」とい
う理由で聴きもせずに誹謗中傷の的にされたという逸話もありますが、この曲
を実際に聴いてみれば、非のつけどころのないほどに完璧な作品であることを誰
もが認めざるを得ないほどに、すこぶる充実したオペラです。にも関わらず、
20世紀になるまではあまり上演されることもなく、最近になって次々と良い演
奏が聴けるようになったという点でも興味深い作品です。さて、この演奏です
が、まことに躍動的、かつ気持ちの良い物です。オーケストラの力量は、既に
交響曲で証明済みですし、歌手たちも最良です。何しろオペラ・セリアの形式を
順守した作品であるため、各々のアリアの装飾的な部分は力量のある歌手でなく
ては、きちんと表現できません。この録音ではリサ・ラーションを始めとした
ハイクラスの歌手たちが集結。この長大な作品を堂々と歌いあげています。

6.220572-73(SACD-Hybrid) 2枚組 \4050
ノアゴー(1932-):「神々しいチボリ」
演奏:ベルント・ゲプハルト(バスバリトン)/ファビエンヌ・ヨスト(ソプラノ)
/ステフェン・クーバッハ(バリトン)/イアネング・ルー(テノール)/升島唯
博(テノール)/サンドラ・ロールバッハ(メゾ・ソプラノ)他/ハンス・クリス
ティアン・キョス・セレンセン(パーカッション)他/ジェノヴァ・デッシスラ
ーワ(シンセサイザー)/マティアス・クーン(チェロ)
ドリアン・ケイハック(指揮)
録音2008年9月19日ベルン市立劇場
ノアゴーのユニークな作品「神々しいチボリ」の全曲盤です。精神疾患のため
その生涯のほとんどを病院で過ごしたスイスのアーティスト、アドルフ・ヴェ
ルフィリ(1864-1930)。日本では彼の作品を知る人は少ないのですが、その特異
な作風は絵画、音楽の両面に衝撃を与えています。そんな彼の生涯と作品に強
い衝撃を受けたノアゴーは、音楽で彼の内面世界を描くことを思い立ちました。
できあがった作品の何とも凄まじいこと!幾つものパーカッションとシンセサ
イザー、そして渦巻く人々の声によって形成される音の絵画は聴く者をみな狂
気の世界へといざないます。冒頭のパーカッションの乱打だけでも背中がむず
むずすることでしょう。日本の若きテノール升島唯博氏の活躍も聴きものです。
チボリとはイタリア語で「共同体」であり、人々が集まるところのような意味
合いを持ちます。「神々しい」とは言い得て妙な表現でございましょう。

8.226100 \1780
ノアゴー(1932-):A Light Hour
パーカッション・アンサンブルのための「A Light Hour」
演奏:ペルクラマ・パーカッション・アンサンブル
ゲルト・モーテンセン(指揮)
録音2009年2月デンマーク王立音楽学校
ノアゴーの「 A Light Hour」はとにかく刺激的な音で満たされています。ほぼ
1時間に渡る曲は4つの部分に分かれ、タイトル通りに明るい音から始まり、少
しずつテンションを高め、騒々しい雰囲気で終わります。本来は1986年に即興
演奏として成立した作品ですが、2008年にノアゴーが手を加え新しいヴァージョ
ンとしたものです。最低でも10人の演奏家が必要とされていますが、ここでは
15カ国から20名以上が参加し、各々が幾つもの楽器を奏で、この多彩な音の絵
を仕上げています。おぼろげなメロディ、浮遊感、心地よい響き、それらが混
然一体となって、すばらしい世界を構築しています。単なるBGMにしてしまうの
はもったいない作品です。

8.226530 \1780
getString
1.イェンス・ヴォイト=ルンド(1971-):回り道、山々/2.モーテン・リース
(1980-):ゲットストリング/3.クリスティアン・ウィンザー・クリステンセン
(1977-):弦楽四重奏曲/4.モーテン・リース:フロムストリング/5.イェクス
パー・ホルメン(1971-):伸ばす/昇る/6.モーテン・リース:ユーズストリング
/7.シモン・ステーン=アナセン(1976-):弦楽四重奏曲/8.モーテン・リース:
トゥストリング/9.シモン・クリステンセン(1980-):虚無のかなたに/10.モー
テン・リース:クヮイトストリング
演奏:シレジアン弦楽四重奏団
6人の若きデンマーク人作曲家による、新しい音への試み。そんな衝撃的な音を
聴きたい方にうってつけの1枚です。伝統的な弦楽四重奏と電子音楽。この魅惑
的な融合から生まれたニュアンスに富んだ音をお聴きください。これらをノイズ
と取るか、それとも体がしびれるほどの美音と取るか。それは聴き手の感性次第
です。実験的な音の連続から立ち現れる不思議な快感。歯医者のちゅいーんが
好きな人にはたまらないアルバムかもしれません。

8.226141 \1780
愛の歌
ハイセ(1830-1879):(1-6.タンホイザー物語より「危険な夢」/ 7.秋の中の春
の歌/8.女友だちに/9.夢見る白鳥はいつ/10.美しいベアトリスさん/11.森
の孤独)/C.E.F.ヴァイセ(1774-1842):(12.窓を開ける乙女/13.深い森のにわ
か雨/14.かわいい幼児/15.彼らは心を抑えることができないという/16.騎士
エーゲは海岸に/17.人生は島にある/18.シグネリル)/ランゲ=ミュラー(1850
-1926):(19.明るい日差しを浴びて/20.空にはかすかに赤い光がくすぶっている
/21.夕方遅くに/22.小さな赤い実/23.秋に/24.ヴュルツブルクの鐘が鳴り
渡る/ 25.すいれん/26.夜は終わり、すぐに明るくなるだろう/ 27.そして私
はあなたの家へ訪れた/28.私は夜の海を航海する/29.隣人の最初の歌)
演奏:マティアス・ヘーゼゴー(テノール)/トーヴェ・レンスコウ(ピアノ)
録音2009年10月12-13、15-16日 DRコンサート・ホール
3人のデンマークのロマン派作曲家による愛の歌を集めたアルバムです。一番時
代の古い C.E.F.ヴァイセは、実はデンマーク出身ではなく、ドイツ生まれです
が(モーツァルトの妻コンスタンツェとも知り合いでした)、15歳の時にコペン
ハーゲンに行き、当時流行していた文学の影響を受けて音楽の中にもデンマー
クの民俗性を採りいれました。アルノール・ハイセは当時、素晴らしい歌を書
く作曲家として知られ、管弦楽曲や室内楽曲を含む 100以上の作品を残しまし
たが、現在では忘れ去られています。ランゲ=ミュラーは最近復興の兆しのあ
る人で、ほとんど独学ながらオペラ、管弦楽曲、劇場音楽、合唱作品、200以上
の歌曲、ピアノ曲など広範囲の曲を書いています。ただ、やはり大規模な作品
は冗長感が否めず、このような小さい歌曲で彼の真価が発揮されているようで
す。若きリリック・テノール、マティアス・ヘーゼゴーによる感動的な歌唱で
どうぞ。




<Orchid Classics>
ORC100007 2枚組 \2450
J.S.バッハ(1685-1750):マタイ受難曲(英語歌唱)
演奏
グレース・デヴィッドソン(ソプラノ)
マーク・チェンバース(アルト)
ジェレミー・バッド(テノール)
イーモン・ドーガン(バス)
グレッグ・スキッドモア(バス)
ナタリー・クリフトン=グリフィス(ソプラノ)
マシュー・ヴェンナー(アルト)
クリストファー・ワトソン(テノール)
ジェイムズ・バーチャル(バス)
エクス・カセドラ合唱団
エクス・カセドラ・バロック管弦楽団
ジェフリー・スキッドモア(指揮)
録音 2009年4月10日バーミンガム・シンフォニー・ホール
2009年の聖金曜日 4月10日にバーミンガム・シンフォニー・ホールで行われた
「英語歌唱によるマタイ受難曲全曲」のライヴ録音です。英語版のマタイと言
えば、以前バーンスタインの演奏がありました(あちらは啓蒙的な意味も含め、
まことに感動的な演奏でした)し、他にも1937年のクーセヴィツキと1979年の
ウィルコックスの録音もあります。しかし、こちらのマタイは、全く新しいテ
キストを用いて歌われているところに注目です。この合唱団に縁のあるニコラ
ス・フィッシャーとジョン・ラッセルの2人が翻訳したテキストは、より時代に
即した美しい英語が使われていて、現代人の心にまっすぐに届くマタイとして
絶賛を浴びたものです。バロック・オーケストラによる味わい深い響きと、最
近の傾向でもある早めのテンポ、そしてイーモン・ドーガンを始めとするおな
じみの歌手たちによる素晴らしい演奏は、「マタイ受難曲」を味わい尽くした
人にも、新しい感動を与えることでしょう。各々の演奏家によって違った祈りの
言葉があるということを、しみじみ感じさせてくれるアルバムと言えそうです。

ORC100008 \1750
ジョイ・イン・ザ・モーニング
1.ロス(1948-):アンバーン -ア・プロフェッショナル・イントロイト/2.伝承
曲:ウェックスフォード・キャロル/3.ブリテン (1913-1976):御子が産まれた
Op.3/4.ガードナー(1917-):柊とつた/5.ジュベール(1927-):たのしい川べ/
6.ガードナー:明日は私が踊りましょう/7.ダーク(1888-1976):イン・ザ・ブリ
ーク・ミッドウィンター/ 8.伝承曲:3つのノエル/9.レイトン(1929-1988):
クリスマス・キャロル/10.パスカル(1595-1635):Joy es dia de placer y de
cantar!/11.メンデルスゾーン(1809-1847):オラトリオ「エリヤ」より汝の荷
を主にゆだねよ/ 12.ガブリエリ(1554-1612):おお、大いなる神秘/ 13-14.メ
ンデルスゾーン:オラトリオ「キリスト」より/ 15.ブリテン:「キャロルの祭
典」よりこの小さな嬰児/ 16.ロス:太陽の子/17.伝承曲:O horo eeree caidil
gu Lo/18.グルーバー(1787-1863):清しこの夜/19-21.ベイツ(1951-):クリス
マスのための 3つの歌/ 22.伝承曲:Ole leloila/23.伝承曲:サセックスのク
リスマス・キャロル/24.伝承曲:ユビラーテ
演奏:エクス・カセドラ合唱団/ジェフリー・スキッドモア(指揮)
録音 2009年7月10-11日バーミンガム聖ポール教会
イギリスで最も権威ある合唱指揮者の一人、スキッドモアは1951年、バーミン
ガム生まれで、18歳から合唱指揮を始め、多くの合唱団を指導し、また
Hyperionレーベルや ASVレーベルに数多くの録音も行っています。バロック音
楽から現代曲まで幅広いレパートリーを有し、またミンコフスキーを始めとし
た著名な指揮者とオペラの上演をしたりと、その活躍はとどまるところを知り
ません。このアルバムは、スキッドモアとエクス・カセドラ合唱団によるクリ
スマス・ソング集。彼らは以前にも ASVからクリスマスキャロル集を出してい
ましたが、今作はスキッドモアによる、一層練り上げられた表現がお楽しみい
ただけることでしょう。荘厳さと素朴さ、これらが巧みに撚られた素晴らしい
ハーモニーをお聴きください。一年中メリー・クリスマス!




<CAPRICCIO>
C5026 \2450
マーラー(1860-1911):交響曲第1番&リュッケルト歌曲集
1.マーラー:交響曲第1番ニ長調
2.リュッケルト歌曲集(私の歌をのぞき見しないで/美しさをあなたが愛するな
らば/真夜中に/私は快い香りを吸い込んだ/私はこの世に見捨てられ)
演奏:クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)…2
ベルリン・ドイツ交響楽団
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
録音2008年11月22-26日大ホール
今回、エッシェンバッハが振っているのは、パリ管でもフィラデルフィア管で
もなく、ベルリン・ドイツ管弦楽団です。フリッチャイが築いた伝統の上に様々
な指揮者が色を付け加えた素晴らしいオーケストラを、敏腕エッシェンバッハ
が思う存分鳴らしまくります。一番わかりやすいところは、何といっても終楽
章の冒頭ですが、他にも「こうでなくちゃ」という場面満載。派手さよりも緻
密さを追求した大人の演奏に仕上がっているところがさすがです。カップリン
グはクリスティーネ・シェーファーが歌う「リュッケルト歌曲集」です。エッ
シェンバッハとシェーファーと言えば、このレーベルのツェムリンスキーの叙
情交響曲(C71081))でも素晴らしい名演を披露しています。世紀末の重く淀んだ
空気を描くエッシェンバッハの棒、その豊穣な音をバックに歌い交わすシェー
ファーとゲルネの美しく表情に富んだ声。ロマン派音楽を聴く醍醐味たっぷり
の1枚として高く評価されています。今回のリュッケルト歌曲集も繊細な感情を
とことん突き詰めたもので、ちょっとコケティッシュな「私の歌をのぞき見し
ないで」と厭世感漂う「私はこの世に見捨てられ」では、まさに別人のようで
す。とはいえ、全ての根底にある甘やかな官能性の表出には思わずため息をつ
いてしまうことでしょう。若さ溢れる交響曲第1番から、最後の歌曲まで一瞬
足りとも目が離せません。

C5027 \2450
エゴン・ヴェレシュ(1885-1974):ピアノ協奏曲&ヴァイオリン協奏曲
1.ピアノ協奏曲 Op.49/2.ヴァイオリン協奏曲 Op.84
演奏:マルガレーテ・バビンスキ(ピアノ)/ダヴィッド・フリューヴィリス
(ヴァイオリン)/ベルリン放送交響楽団/ロジャー・エップル(指揮)
録音2007年6月25-27日…1, 2008年4月22-25日…2
「忘れられた音楽家の復興ブーム」のおかげで、ウィーン出身の作曲家、音楽
学者エゴン・ヴェレシュの音楽も最近ようやく聴ける機会が増えてきました。
ウィーン大学でアドラーに音楽学を学び、個人的にシェーンベルクに対位法を
学び、並行してバロック・オペラやビザンチン様式の音楽の研究にも没頭、
1920年にはシェーンベルクの伝記も執筆するほどの才人です。彼の作風は刻々
と変化し、最終的には調性感が薄くなり、いわゆる「現代音楽」になるのです
が、このピアノ協奏曲は明確ではないものの、調性に支配される部分も多く、
第2楽章「夜想曲」での美しいヴァイオリン・ソロや、第3楽章の見事なまでに
パターン化された音の羅列には胸がすく思いがします。ヴァイオリン協奏曲は
もう少し現代的な音になっていますが、やはり古典的な形式を遵守した作品で、
時折響く懐古的なメロディもたまりません。現代作品を得意とする女性ピアニ
スト、バビンスキとオーストリア出身のヴァイオリニスト、フリューヴィリス
の2人もこの難しい音楽をきっちり弾きこなしています。

C5036 2枚組 \3050
ハイドン(1732-1809):カンタータ「アプラウスス(賛美)」Hob XXIVa:6
演奏:調和…アンナ・パリミーナ(ソプラノ)/知恵…マリナ・デ・リソ(メゾ・
ソプラノ)/正義…ドナト・ハヴァー(テノール)/不屈…ヨハネス・ヴァイサ
ー(バリトン)/神学…アンドレアス・ヴォルフ(バス・バリトン )/カペラ・
アウグスティーナ/アンドレアス・シュペリング(指揮)
録音2008年8月23-25日ブリュールアウグストゥスブルク修道院
1768年、36歳のハイドンが手がけた祝祭カンタータです。ツヴェッテル修道院
長の修道誓願50周年祝賀式のために書かれていて、所用で初演に立ち会うこと
ができなかったハイドンは、奏者や歌手に対して 10項目からなる細かい指示を
送ったようです。4つの基本徳目と神学との間の論争を抽象的に描いたラテン語
のテキストからなり、5人の歌手がそれぞれ役を歌います。音楽は華やかなアリ
アと緻密なオーケストラのアンサンブルが随所に現れる聴き応えのあるもので
す。本来は序曲に「シンフォニアを当てるように」と指示されていますが、こ
のライヴでは演奏されておらず、すぐにソプラノのレチタティーヴォで始まり
ます。シュペリングの溌剌とした音楽作りは曲全体に熱気を与え、祝祭ムード
を否が応でも高めます。




<PHOENIX EDITION>
PE437 2枚組 \2450
シューベルト(1797-1828):交響曲第5.6.8.9番
CD1: 1.交響曲第5番変ロ長調 D485/2.交響曲第6番ハ長調 D589
CD2: 1.交響曲第8番(第7番)ロ短調「未完成」D759
2.交響曲第9番(第8番)ハ長調「グレート」D944
※Capriccioレーベル 10535と10503の 2枚をセットにしたもの。
演奏:カメラータ・ザルツブルク/シャンドール・ヴェーグ(指揮)
定評あるヴェーグのシューベルトです。例え「グレート」でも壮大さを前面に
出す演奏ではなく、どちらかというと爽やかに流す演奏です。もちろん軽いわ
けではないのですが、やはりウィーン的な洒脱さを重視しています。そんなヴェ
ーグの美質が最も現れているのが、第5番の可愛らしい変ロ長調の交響曲でしょ
う。歌心満載の第1楽章、清流のように心地良く流れる第2楽章、朴訥さがステ
キな第3楽章、弾む心が抑えられない終楽章と、なんとも魅力に満ちています。

PE434 2枚組 \2450
ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲集
CD1:
1.フルート協奏曲ヘ長調「海の嵐」 Op.10-1 RV433/2.弦楽のための協奏曲ト
短調 RV155/3.協奏曲変ロ長調「葬送協奏曲」RV579/4.弦楽のための協奏曲
ト短調 RV156/5.シンフォニアホ長調 RV131/6.協奏曲イ長調「ペル・エコー
・イン・ロンターノ」RV552/7.フルート協奏曲ト短調「夜」 Op.10-2 RV439
CD2:
1.弦楽のための協奏曲イ長調「コンチェルト・リピエーノ」RV158/2.室内協奏
曲ニ短調 RV566/3.リコーダー協奏曲ハ短調 RV441/4.弦楽のための協奏曲変ロ
長調 RV162/5.協奏曲イ長調 RV585/6.オーボエとバスーンのための協奏曲ト
長調 RV545/7.合奏協奏曲ニ短調 Op.3-11 RV565
演奏:コンチェルト・ケルン/ヴェルナー・エールハルト(指揮)
録音1988年12月…CD1,1988年3月…CD2
1985年に設立されたコンチェルト・ケルンは主に18世紀から19世紀前半の曲を
演奏するピリオド楽器によるアンサンブルです。設立当時から常任指揮者は置
かず自主的な活動を行い、様々な作品を演奏、また多くのソリストたちとも共
演し、目覚ましい活躍ぶりを見せています。このヴィヴァルディは、どちらか
と言うと「イタリア的な明るさ」よりも「ドイツ的な重厚さ」が際立つ個性的
な演奏です。冒頭の「海の嵐」から、重々しい音が鳴り響き、ちょっと驚いて
しまうかもしれませんが、慣れてくるに従って、ヴィヴァルディの音楽の持つ
力強さに圧倒されることでしょう。様々な楽器が縦横無尽に活躍する各々の協
奏曲は面白さ抜群です。

PE424 2枚組 \2450
ヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792):交響曲集
CD1:
1.交響曲ニ長調「シンフォニア・ダ・キエザ」 VB146/2.交響曲嬰ハ短調 VB140
/3.交響曲ハ長調「ヴァイオリン・オブリガート」VB138/4.交響曲ハ短調「葬
送交響曲」 VB148
CD2:
1.交響曲ハ短調 VB142/2.交響曲変ホ長調 VB144/3.交響曲ハ長調 VB139/
4.交響曲ニ長調 VB143
演奏:コンチェルト・ケルン/ヴェルナー・エールハルト(指揮)
録音1992年3月4-8日…CD1,1991年6月13-16日…CD2
NAXOSレーベルですっかりおなじみとなった、ヨーゼフ・マルティン・クラウス
の作品集です。「北欧のモーツァルト」の呼び声の高いクラウスの作品は、適
度なストーリー性と重みのある音が身上。まさにコンチェルト・ケルンにうっ
てつけのレパートリーです。交響曲と劇音楽を得意とした彼だけあって、これ
らの交響曲も1曲ごとに工夫が凝らされていて、どこから聴いても全く飽きるこ
とはありません。

PE427 2枚組 \2450
ドゥランテ(1684-1755):協奏曲集第1番-第8番
CD1:
1.弦楽のための協奏曲第1番ヘ短調/ 2.弦楽のための協奏曲第2番ト短調/
3.弦楽のための協奏曲第3番変ホ長調/ 4.弦楽のための協奏曲第4番ホ短調
5.弦楽のための協奏曲第5番イ長調
CD2:
1.弦楽のための協奏曲第6番イ長調/ 2.弦楽のための協奏曲第7番ハ長調/
3.弦楽のための協奏曲第8番イ長調「夢中」/ 4.チェンバロ協奏曲変ロ長調
演奏:ゲーラルト・ハンビッツァー(ハープシコード)…CD2-4のみ/コンチェル
ト・ケルン/ヴェルナー・エールハルト(指揮)
録音1990年5月28-31日…CD1,1992年1月28-31日…CD2
ナポリ楽派の作曲家としてスカルラッティに続く重要な人物でありながら、現
在ではその作品のほとんどが忘れられてしまったイタリアの作曲家ドゥランテ。
彼は当時流行していたオペラの作曲には全く手を染めず、その代わりに宗教曲
に専念したことで「宗教音楽の大家」という称賛が与えられましたが、現在で
は「それは過大評価であった」とされてしまい、後世の作曲家たち、例えばハ
ッセなどは「ドゥランテがイタリア一の和声の大家だなんてとんでもない。そ
の評価はアサッサンドロ・スカルラッティに贈られるべきだ」なんて言ってい
たそうです。さて、そんな可哀そうなドゥランテの作品ですが、ここで改めて
聴いてみると、何とも人間的情感に溢れた良い曲だということに気が付くので
はないでしょうか。

<MD+G>
91016256(SACD-Hybrid) \2950
フライング・サクソフォン・サーカス
1.ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番(編曲:クリストフ・エンゼル)
2.ドヴォルザーク:スラヴ舞曲Op.46-第1、7、8番(編曲:クリストフ・エンゼル)
3.ミヨー:スカラムーシュ(編曲:クリストフ・エンゼル)
4.ガーシュウィン:組曲《アメリカ物語》(編曲:ジャン=マリー・ロンデックス)
5.ジャン・マティシア:デビルズ・ラグ(12本のサックスのための)
セルマー・サックスハーモニック
指揮:ミラン・トゥルコヴィッチ
録音:2009年10月19-21日 マリエンミュンスター修道院
ドイツで活躍している12人のサックス奏者が集結して、2006年に結成した比類
なきアンサンブル、セルマー・サックスハーモニック。アンサンブル経験の豊
富なメンバーが新しい次元のサクソフォン・サウンドを生み出し続けている彼
らは、世界的なファゴット奏者でもある巨匠ミラン・トゥルコヴィッチを指揮
者に迎えた当盤でも、ロシア、ボへミア、フランス、そして新世界アメリカま
で網羅した音楽の世界旅行を聴かせてくれます。

90616196(SACD-Hybrid) 2枚組 \4450
J.S.バッハ:ライプツィヒ・コラール集
オルガン・コラール集BWV.651-667
CD1
1.オルガン・コラール集BWV.651-661
CD2
1.同 BWV.662-667
2.クリスマスの歌によるカノン風変奏曲《高き天より、われは来たり》BWV.769a
3.コラール《私はここに貴方の御座の前に進み出ます》BWV.668"
クレイグ・ハンバー(フライブルク聖ペトリ教会のジルバーマン・オルガン)
録音:2007年10月16-18日 フライブルク
《ライプツィヒ・コラール集》として知られる「BWV.651-667」の作品集は、す
べてのオルガにストにとって必須レパートリーと言える傑作中の傑作です。
カナダ出身の若き俊英クレイグ・ハンバーが、フライブルク聖ペトリ教会が誇る
名器ジルバーマン・オルガンを使用して録音した2枚組からなる当盤では、化学
と物理学も学んだハンバーらしい明晰なテクスチュアを、名器ならではの豊か
な音色でお楽しみいただけます。

63214932 \2080
フェルステル:交響曲全集Vol.3
1.イン・デン・ベルゲンOp.7
2.交響曲第5番ニ短調
オスナブリュック交響楽団
指揮:ヘルマン・ボイマー
録音:2009年2月23-24日、5月4-5日 オスナブリュック・ホール、ドイツ
ハンブルク音楽院、プラハ音楽院、ウィーン新音楽院で教鞭をとり、20世紀チェ
コの作曲家をたくさん輩出した教育者として、またマーラーやR.シュトラウス
の作品の批評家として、そして170以上の作品を書いた作曲家として、あるいは
画家や文筆家としても活躍したヨゼフ・ボフスラフ・フェルステル。そんな彼
の穏やかで内省的な交響曲集の第2弾には、「交響曲第5番」と、彼の初期作品
「作品7」を収録。このシリーズの締めくくりとなる熱演をたっぷりお楽しみく
ださい。

30416182 \2080
ポンキエッリ:室内楽作品集
1.イル・コンヴェーニョ
(2本のクラリネットとピアノのためのディヴェルティメント)
2.カプリッチョ(オーボエとピアノのための)
3.《ジョコンダ》-時の踊り(九重唱:アンドレアス・N.タークマン編)
3.四重奏曲(フルート、オーボエ、クラリネット、ピアノのための)
4.パオロとヴィルジニア
(ピアノ伴奏付きのクラリネットとヴァイオリンのデュエット)
アンサンブル・ヴィラ・ムジカ
録音:1999年10月6日(1&2)、10月7日(4)、2006年12月20日(3) 
バート・アーロルゼン、2009年7月30日 マリエンミュンスター修道院(5)
イタリアを代表するオペラ作曲家ポンキエッリは、《ジョコンダ》をはじめと
したオペラが代表作として知られていますが、オーケストレーションの名手と
讃えられる手腕によって、室内楽にも様々な編成の魅力あふれる作品を残して
います。演奏機会の稀な作品を発掘し、光をあて続けてきた1990年結成のアン
サンブル・ヴィラ・ムジカは、ここでもポンキエッリの木管楽器の巧みな扱い
を余すところなく表現しています。

33016162 \2080
R=コルサコフ、オネゲル、ラヴェル:ピアノ・デュオ作品集
1.R=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》Op.35(4手ピアノ版:1889年)
2.オネゲル:パシフィック231(4手ピアノ版:1924年)
3.ラヴェル:ボレロ(4手ピアノ版:1929年)"
トレンクナー=シュパイデル(ピアノ・デュオ)
録音:2009年3月10-11日 マリエンミュンスター修道院
古今の管弦楽作品のピアノ・デュオ編曲版で演奏するレンクナー=シュパイデル
トが当盤で挑むのは、色彩的な作風で知られるR=コルサコフ、オネゲル、ラ
ヴェルの3人。華麗で壮大な管弦楽の世界に勝るとも劣らない小宇宙は、《シェ
エラザード》や《ボレロ》のような名曲でもみごとに実現しています。レンク
ナーはギーゼキングとケンプに、シュパイデルは・ロリオ、アシュケナーゼ、
アンダ等に師事した実力派ピアニストです。
下記一点は長らく廃盤になっていたアイテムが再発売されたものです

3336742 \2080
パガニーニ:24のカプリス(編曲:シューマン)
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
リサ・スミルノワ(ピアノ)
録音:1994年12月-1995年1月
ヴァイオリニストの教科書とも言える「24のカプリス」に、シューマンが異常
なまでの愛着をもって編曲した珍しいピアノ伴奏付きの編曲版による演奏。伴
奏が加わっても原曲が持っている即興性が損なわれないのは、演奏も含めて
「おみごと!」の一言に尽きます。バッハ「無伴奏」のシューマン編曲版でも、
すばらしい演奏を聴かせてきくれた鬼才ベンヤミン・シュミットのヴァイオリ
ンと、「長崎おぢか国際音楽祭」の音楽監督として日本でもなじみの深い俊英
リサ・スミルノワが、今から約15年も前に残した若き日の名演をお届けします。




<Delos>
DE 3387 \2080
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季
1.ピアソラ:ブエノスアイレスの四季
2. 同:タンガータ《シルフォとオンディーナ》-フガータ
3.トロイロ:コントラバヘアンド
4.ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
5. 同:リアルト・リップルズ
イタリア・サクソフォン四重奏団 パオロ・ザンニーニ (ピアノ)
小澤征爾との共演歴もある現代最高のサクソフォン奏者の一人、フェデリコ・
モンデルチが率いる名門イタリア・サクソフォン四重奏団とピアノのコラボに
よるピアソラやガーシュウィンの作品集。当団のデビュー盤の輝きと、『ニュ
ーヨーク・タイムズ』紙が、「リッチで、ジャズ風で、忘れがたいほど美しい」
と絶賛したモンデルチ&モスクワ室内管のピアソラ・アルバムの魅力を備えた
極上の仕上がりになっています。

DE 3398 \2080
リインヴェンティング・ギター
-ニュー・パースペクティヴズ・イン・ギターサウンド
1.D.スカルラッティ:ソナタ ホ長調K.380(編曲:グレゴリアドゥ)
2.J.S.バッハ:リュート組曲 ト短調 BWV.995(編曲:グレゴリアドゥ)
3.A.ホセ:ギター・ソナタ(編曲:グレゴリアドゥ)
4.Y.カートソポウロス:サム・カラーズ・リズム(編曲:グレゴリアドゥ)
5.グレゴリアドゥ:バルカン組曲
スマロ・グレゴリアドゥ(ギター)
ギリシア出身の若き女性ギタリスト&作曲家のスマロ・グレゴリアドゥが、タ
イトル通り、ギターの新しい魅力と可能性を鮮やかに描き出した渾身の1枚。ス
カルラッティやバッハのような古典から、現代ものまで幅広いレパートリーを
誇る彼女は、Y.カートソポウロスが製作した3つのユニークなギターを自在に操
りながら、その類稀なテクニックだけでなく、作曲家や編曲者としての才能も
存分に発揮しています。

DE 3400 \2080
オーボエ・セレブレーションズ
1.ヴィヴァルディ:協奏曲ニ短調RV.535
2.アルビノーニ:オーボエ協奏曲ハ長調Op. 9‐9
3.フィオリッロ:協奏交響曲ヘ長調
4.ヘンデル:シバの女王の入場(オラトリオ《ソロモン》HWV.67より)
5.ファッシュ:二重協奏曲ニ短調FWV.L:d4
6.ガルニエ:協奏交響曲第2番
アンドレア・ガリクソン、マーク・ウィーガー(オーボエ)  
チェコ・フィルハーモニー室内管弦楽団 指揮: ポール・ポリヴニック
アメリカを代表するオーボエ奏者で、2008年に49歳の若さでこの世を去ったマー
ク・ウィーガーが、バトラー大学音楽学部教授のアンドレア・ガリクソンと残
した2本のオーボエのための協奏曲を集めた珠玉のアルバム。「マークの温かく
人間味に溢れた音色を初めて聴いたときから、私はすっかり彼の虜でした。こ
のアルバムは、彼の幅広いレパートリーの中核にあたるラインナップなので、
聴き手の皆さんを平安と喜び、それに創意溢れる舞踊の世界へと誘ってくれる
ことでしょう。




<TELARC>
TEL 31979 \2080
ラテン・アメリカ・ギター作品集
バリオス:マヒーヘ/同:アルゼンチン・サンバ/同:糸紡ぎ娘の歌/同:コン
フェッション・ヴァージョン/同:トゥ・イマジン/ポンセ:エストレリーナ
/同:3つのメキシコ民謡のカンツォーネ/アジャーラ:南米組曲/ネヴィス:
ショーロ第2番/同:ワルツ第3番/モレル:カリブ海の記憶/同:マンゴレ/
同:パンペロ/同:舟歌/同:ユーゲティアンド
デイヴィッド・ラッセル(ギター)
録音:2008年4月18-21日 マリーランド
スペイン音楽の魂であるギターは、16世紀のスペイン人によるラテン・アメリ
カ征服の際に、新世界にも伝えられました。やがて、それは彼らにとっても不
可分な存在となり、何人ものすばらしい作曲家を生み出しました。当盤には、
スコットランド生まれの天才ギタリスト、デヴィッド・ラッセルによる当盤
は、4人の偉大なラテン・アメリカ作曲家の傑作ギターを、優美な洗練された
音色でお届けします。

TEL 31754 \2080
LAGQ/インターチェンジ
ロドリーゴ&アサド協奏曲集
1.ロドリーゴ:アンダルシア協奏曲
2.アサド:ギター四重奏と管弦楽のための《インターチェンジ》(世界初録音)
ロサンゼルス・ギター・カルテット 
デラウェア交響楽団 指揮:デイヴィッド・アマード
ギター四重奏の新地平を次々と切り開いてきたロサンゼルス・ギター・カルテ
ットが、ついに協奏曲の世界に挑みます。ロドリーゴの古典的な名曲と、
今回が世界初録音となるセルジオ・アサドの新作《インターチェンジ》とい
う、共に4本のギターと管弦楽のために書かれた協奏曲で、いかにも彼らしい
正統で野心的な試みと言えるでしょう。"




<ACCORD>
4803412 \2080
ブラームス:ピアノ作品集
1.幻想曲集Op.116
2.3つの間奏曲Op.117
3.6つのピアノ小品Op.118
4.4つのピアノ小品Op.119
フィリップ・カサール(ピアノ)
録音:2009年7月 コーク、アイルラン
ラ・フォル・ジュルネへの出演で、日本での人気と知名度が急上昇したフィリ
ップ・カサールは、複数のレーベルに、ドビュッシー全集、シューベルト、
シューマン、ブラームス、ヤナーチェクなどを録音しています。知的なテクス
チュアを基調に、ブラームス晩年の傑作をしっとりと歌い上げた至芸は、すべ
てのブラームス&LFJファンにおすすめの1枚です。




<BAYER>
BR 100367 \2080
オーボエ・コスモポリタン
1.ルクレール:オーボエ協奏曲 op.7-3 
2.シュテルツェル:オーボエ協奏曲 ト短調
3.シュターミッツ:オーボエ協奏曲 ハ長調
4.ハンドシキン:オーボエ協奏曲
ラヨシュ・レンチェス(オーボエ)  
ヴュルテンベルク室内管弦楽団
指揮:ルーベン・ガザリアン
録音:2008年 
現代屈指のオーボエ奏者、レンチェスは1943年ハンガリーのドログで生まれ、
ブダペスト音楽院とパリ音楽院で学びました。その後1968年ジュネーヴ国際
コンクールで優勝し、世界の舞台に踏み出します。現在彼はシュトゥットガル
ト放送交響楽団のメンバーでもあると同時に、ソリストとして世界各地で公演
を行い、バロックから現代曲におよぶ幅広いレパートリーで数多くのCD録音
でも高い評価を得ています。フランス、ドイツ、ボヘミア、ロシアの作曲家の
作品をハンガリーのオーボエ奏者、ドイツのオーケストラ、そしてアメリカの
指揮者で贈るこのアルバムは、まさに「コスモポリタン」というタイトルにふ
さわしい世界が結晶しています。

BR 100108 \2080
無言歌
1.メンデルスゾーン:無言歌集より
甘い思い出 op.19-1/後悔 op.19-2/春の歌 op.62-6 
2.シューマン:Alpenkuhreigen (《マンフレッド》 op.115より)
3.ワーグナー:《トリスタンとイゾルデ》第3幕より
4.フランク:前奏曲 op.18-3
5.グリンカ:ノクターン
6.ハンドシキン:カンツォーナ
7.デュボワ:カヴァティーナ、アンダンテ・アパッショナート
8.ハッセルマン:5月の歌
9.ピエルネ:即興曲
10.ボザ:アリア
ラヨシュ・レンチェス(オーボエ)
レニー・ヤマハタ(ハープ)
録音:2007年
現代屈指のオーボエ奏者、レンチェスは1943年ハンガリーのドログで生まれ、
ブダペスト音楽院とパリ音楽院で学びました。その後1968年ジュネーヴ国際
コンクールで優勝し、世界の舞台に踏み出します。現在彼はシュトゥットガ
ルト放送交響楽団のメンバーでもあると同時に、ソリストとして世界各地で
公演を行い、バロックから現代曲におよぶ幅広いレパートリーで数多くのCD
録音でも高い評価を得ています。フランス、ドイツ、ボヘミア、ロシアの作
曲家の作品をハンガリーのオーボエ奏者、ドイツのオーケストラ、そしてア
メリカの指揮者で贈るこのアルバムは、まさに「コスモポリタン」というタ
イトルにふさわしい世界が結晶しています。




<MD+G>
30716102 2枚組 \4160
シューマン:ピアノ五重奏曲&弦楽四重奏曲集
CD1
1.ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44
2.弦楽四重奏曲第3番イ長調Op.41‐3
CD2
1.弦楽四重奏曲第1番イ短調Op.41‐2
2. 同 第2番ヘ長調Op.41-2
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ) 
ライプツィヒ弦楽四重奏団
録音:2009年11月4-7日(CD1‐2&CD2)、12月2日 
マリエンミュンスター修道院
シューベルトのソナタ録音などで充実著しい名手ツァハリアスと、ドイツの名
門ライプツィヒSQが、最強のタッグを組んでお贈りするシューマン室内楽。
「シューマン生誕200周年」にもっともふさわしい名盤の一つとして、長く語
り継がれ行くことでしょう。

90116146(SACD-Hybrid) \2950
マルタン:管弦楽作品集
1.歌劇《嵐》組曲
2.《イェーダーマン》より6つのモノローグ
3.小協奏交響曲
トマス・オリーマンス(バリトン) 
スタヴァンゲル交響楽団
指揮:スティーヴン・スローン
録音:2009年3月27-29日 スタヴァンゲル、ノルウェー 
(今年が「生誕110周年」にあたるスイスの作曲家フランク・マルタン。敬虔な
プロテスタントとして、若い頃からJ.S.バッハを敬愛し、数学や物理学を学ん
だ後、ラヴェルやダンディの影響の下に作曲家として出発し、後年には十二音
技法や無調音楽も導入するようになりました。そんな経歴のせいか、独特の精
緻さと抒情を備えた静謐な作風が、非常に顕著な形であらわれたのが、声楽作
品も含むこの収録3曲と言えるでしょう。

31612932 \2080
マルセル・デュプレ:オルガン作品集Vol.11
1.ブリュターニュ組曲Op.21
2.79のコラール Op.28-第52、58、31、70、60番
3.ニンファエウムOp.54
4.79のコラール Op.28-第66、33、65、37、7番
5.3つのエスキースOp.41
ベン・ヴァン・オーステン(カサヴァント製オルガン)
録音:2009年10月 ブリック・プレスビテリアン教会、ニューヨーク 
好評裡に着々と進行している名手オーステンによる「マルセル・デュプレ:オ
ルガン作品集」の第11弾は、ニューヨークにあるカサヴァント製オルガンを
使ったロマンティックな音色で綴った13曲を収録。演奏者のオーステンは、
1955年にオランダのハーグ生まれたオルガニスト。オルガニストとして活躍す
る一方、ロッテルダム音楽院の教授も務めており、当レーベルには、このデュ
プレ集や、ヴィエルヌ全集の他、フランス・ロマンティック・オルガン作品集
など、数多くの名録音を発表しています。

30316152 \2080
バンジャマン・ゴダール:ピアノ三重奏曲集
1.三重奏曲Op.32
2. 同 Op.72
3.子守歌
トリオ・パルナッスス
録音:2009年5月11-13日 マリエンミュンスター修道院 
古今東西のピアノ三重奏曲を当レーベルで次々と発表しているドイツの実力派
トリオ・パルナッススが、今回も私たちを驚かせるべく挑んだのは、19世紀フ
ランスの作曲家バンジャマン・ゴダール。名手ヴュータンにヴァイオリンを師
事した彼の洗練された室内楽は、フランス・サロン音楽史の隠れた傑作と言え
るでしょう。全身全霊の名演奏でお届けします。

60316132 \2080
ロベルト・デ・ロース:弦楽四重奏曲集
1.弦楽四重奏曲V(1951)
2. 同 II(1941)
3. 同 VII(1971)
4. 同 III(1944-45)
ユトレヒト弦楽四重奏団
録音:2009年6月16-19日 ハーレム、オランダ 
20世紀オランダの作曲家ロベルト・デ・ロースは、バレエ、交響曲、室内楽、
歌曲など、様々なジャンルに創作を残し、その総数は113曲にも及びます。ま
た、ヴァイオリンの名手でもあった彼は、この楽器を含むジャンルの創作に積
極的で、30-40代の脂が乗っていた時期の3曲と、晩年の1曲とを収めたこの弦
楽四重奏曲集は、彼の真摯な作風を知る上で、最良の教科書と言えるでしょ
う。ハイドンからアバンギャルドまで幅広いレパートリーを誇るオランダの
実力派ユトレヒトSQの機動性と歌心がバランスした演奏でどうぞ。

6049412 \2080
シューマン:ピアノ作品集
1.ピアノ・ソナタ第3番へ短調Op.14(1853年版:第2稿)
2.パガニーニのカプリスによる練習曲Op.3
3.パガニーニのカプリスによる演奏会用練習曲Op.10
再発売
ミー・ジョー・リー(ピアノ)
録音:1998年4月6-8日  バート・アーロルゼン
シューマンの「ピアノソナタ第3番」は、1835年に作られ、ピアニストのイグ
ナーツ・モシェレスに献呈されました。翌年9月の出版時のタイトルは「管弦
楽のない協奏曲」で、後の53年10月にスケルツォの第2楽章が挿入され、大幅
な改訂が施された際に、「ソナタ第3番」となったため、「第2番」の作品番
号(Op.22)よりも番号が若くなっています。作曲当初は2つのスケルツォを含む
5楽章で構成されていましたが、最初の出版に際して出版社の意向により、こ
れら2曲を削除して3楽章とし、再出版の際に1曲復活させたのが現在の形です。
当盤では、削除前の「完全版」を収録しているので、シューマンがこの「大ソ
ナタ」に本来望んでいた雄大なスケールと、華やかな楽想が浮かび上がりま
す。「生誕200周年」を記念しての再発売です。





<CHESKY>
CH 2009 5枚組 \6350
ベートーヴェン:交響曲全集
トルコ行進曲
《レオノーレ》序曲第3番Op.72a
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ルネ・レイボヴィッツ
録音:1961年 ロンドン
1961年にリーダーズ・ダイジェストのために、ロンドンで録音されたベートー
ヴェンの交響曲全集。指揮のルネ・レイボヴィッツは、シェーンベルク、ラ
ヴェル、ウェーベルンらに師事した作曲家だったこともあり、当盤でも、現
代のベートーヴェン解釈につながる明晰で見通しのよい構成で、各曲を整然
と描き分けています。




<DELOS>
DE 3393 2枚組(1枚価格) \2080
チャイコフスキー:ロマンス集
1.ただ憧れを知る者だけが/2.夜/3.眠りに落ちる前に/
4.私は窓を開けた/5.私の守り神、私の天使、私の友よ/
6.語るな、友よ/7.なぜ?/8.そんなにすぐに忘れるなんて/
9.勲功/10.死/11.もしもできるなら、たった一つの言葉の中に/
12.ああ、もしも君がほんの一瞬でも/13.死者の愛/
14.黄金色の畑の上に/15.話して、枝の陰で起きた事を
16.恐ろしい瞬間/17.あきらめ/18.昼の光が満ちようと/19.狂おしい夜
20.セレナーデ/21.それは早春のことだった/22.夕暮れが地上に降りてくる
23.森よ、私は祝福する/24.ドン・ファンのセレナーデ
ディミトリー・ホロストフスキー(B)
イヴァリ・イリヤ(p)
オペラ界のスーパースター、ホロストフスキーが高らかに歌い上げるロシア・
ロマンス集。抒情豊かなロシアの詩に載せたチャイコフスキーのメロディが
深々としたホロストフスキーの歌唱で聴き手の心の奥底に響きます。

DE 3404 \2080
ラドヴァノフスキー/ヴェルディ:アリア集
1.歌劇《イル・トロヴァトーレ》-静かな夜は/恋はばら色の翼に乗って
2.歌劇《仮面舞踏会》-あの草を摘みて
3.歌劇《海賊》-私の頭から暗い考えを
4.歌劇《運命の力》-神よ平和を与えたまえ/天使たちのマントで
5.歌劇《エルナーニ》-エルナーニ、私を連れて逃げて
6.歌劇《アイーダ》-おお、わが故郷
7.歌劇《シチリア島の夕べの祈り》-
それでも、アリーゴあなたを愛しています/ボレロ
ソンドラ・ラドヴァノフスキー(ソプラノ)
フィルハーモニア・オブ・ロシア
アカデミー・オブ・コラール・アート・モスクワ
指揮:コンスタンチン・オルベリアン
「レオノーラの第一人者」(San Francisco Sentinel)、「今日最も刺激的な
ヴェルディ・スピント」(Opera Canada)などと評され、英ロイヤル・オペラ、
パリ・オペラ座、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、シカゴ・リリック
・オペラ、サンフランシスコ・オペラなど世界の主要オペラ座で活躍する新進
ソプラノ、ソンドラ・ラドヴァノフスキーのデロス・デビュー盤は、得意の
ヴェルディ・アリア集。彼女がホーム・グランドとするメトロポリタン歌劇場
で、今年1月にはドミンゴ指揮する《スティッフェリオ》に出演し、高評を得
ています。デロス録音第2弾は、ホロストフスキーとのデュエット集の予定で
す。ご期待下さい。

DE 3402 \2080
J.S.バッハ:フルート・ソナタ集
1.フルートとチェンバロの為のソナタ ロ短調 BWV1030
2.フルートとチェンバロの為のソナタ ト短調 BWV1020
3.フルートとチェンバロの為のソナタ 変ホ長調 BWV1031
4.無伴奏フルート・ソナタ(パルティータ) イ短調 BWV1013
5.フルートとチェンバロの為のソナタ イ長調 BWV1032
ジョシュア・スミス(フルート)
ジョニー・ヴィニクール(ハープシコード)
1990年からクリーヴランド管弦楽団の首席フルートを務めるジョスア・スミ
ス。卓越したテクニックに支えられた華麗な音色、息を呑むようなリリシズム
で知られるジョシュア・スミスの豊かな音楽性が刻印されたバッハ演奏です。
今年11月にはクリーヴランド管弦楽団来日公演でジョシュア・スミスも来日
し、その滞在中にはフルートのマスタークラスなども実施される予定。

DE 3397 \2080
周龍:スピリット・オブ・チャイム
セクルーデッド・オーキッド
スピリット・オブ・チャイム
ウー・クイ
タイピング・ドラム
パルティータ
チョー・リャン・リン(ヴァイオリン)、ハイエ・ニ(チェロ)、
ヘレン・ホワン(ピアノ)
ジョウ・ロンは1953年に北京に生れた中国の作曲家。西洋のクラシック音楽と
中国の伝統音楽をミックスさせた作風で、プロムスで作品が取り上げられるな
ど、近年欧米でも注目を集めています。古代中国から伝わり現存する世界最古
の楽器と言われる”Jiahu bone flutes"などに触発された「スピリット・オブ
・チャイム」、中国の弦楽器”qin”に想を得た しなやかなに流れるような音
楽「セクルーデッド・オーキッド」、中国東北部に伝わる民族舞踏に込められ
た人生の喜びが描かれた「ウー・クイ」など、東と西、古代と現代が融合する
美しい世界が息づいています。中国を代表するヴァイオリニスト、チョー・
リャン・リン、そしてフィルハーモニア管弦楽団の首席を務めるチェリスト、
ニ・ハイエ、そして26歳という若さながら熟練の名技を聴かせるヘレン・ホワ
ンのピアノでお届けします。

DE 4031 \2080
解き放たれた悪魔(エル・ディアブロ・スエルト)
1. El Diablo Suelto(vals)Heraclio Fernandez
2.Mimi(bambuco)Carlos Alberto Rozo Manrique
3. Segura Ele(choro)Pixinguinha
4. Patasdilo(pasillo)Carlos Vieco
5. El Alegre Pescador(cumbia)Jose Barros
6. Ambar(bambuco)Juan Carlos Guio Andrade
7. Lucerito(bambuco)Luis Mariano
8. Um a Zero(choro)Pixinguinha
9. Vou Vivendo(choro)Pixinguinha
10. A Pacheco(pasillo)Carlos Vieco
11. Pacoca(choro)Celso Machado
12. A los Toros(bambuco fiestero)Emilio Murillo
13.Momposina(porro)Jose Barros
アンバー・ミュージック・グループ
ホアキン・リアノ(ギター)/リカルド・サンドバル(マンドリン)
モスクワ室内管弦楽団 指揮:コンスタンティン・オルベリアン
ユーディ・メニューインが「才能に溢れ、洗練されたヴァイオリニスト」と認
め、イヴリー・ギトリスも「彼の音楽とヴァイオリンへの情熱はすさまじく、
それでいて繊細で知的」と賞賛するなど将来を嘱望されているヴァイオリニス
ト、サーシャ・ロジェストヴェンスキー。世界を舞台に協奏曲演奏や録音を精
力的にこなす一方でロジェストヴェンスキーが一味違った側面を見せてくれる
のがこのアルバム。サーシャがコロンビア生まれの3人の音楽仲間と結成した
アンバー・ミュージック・グループと南米のダンス・ミュージックを奏でます。

DRD 2001 \2080
ショスタコーヴィチ:映画シリーズ Vol.1 [ゾーヤ] 
ベラルーシ放送交響楽団
ミンスク室内合唱団
指揮:ワルター・ナツァカノフ
20世紀、コンスタンティン・オルベリアンによるロシアのレコード会社では比
類無いロシア作品の様々な録音が行われ、高い評価を得ていました。中でも
ショスタコーヴィチの映画音楽を収録した4作品は最も高い評価を得たアルバ
ムでした。残念なことにそのレーベルは1990年の終わりに営業を終了しました
が、いまだに人気の高いその音源がDELOSレーベルに引き継がれ、再発売され
る運びとなりました。その第1弾となるのが「ゾーヤ」です。
ショスタコーヴィチはソヴィエトの映画音楽の先駆者として知られており、
1929年から1971年にかけて、30作品の映画音楽を作曲しました。彼の残した映
画音楽は非常に劇的に雄弁で、色鮮やかな絵画を見るような感動を聞き手に届
けてくれます。

DRD 2002 \2080
ショスタコーヴィチ:映画シリーズ Vol.2 [女ひとり]        !
ベラルーシ放送交響楽団
ミンスク室内合唱団
指揮:ワルター・ナツァカノフ
ショスタコーヴィチ:映画シリーズの第2弾は「女一人」。このスコアに含まれ
るいくつかのエピソードは極めて長く、真に交響的な展開、華麗なオーケスト
レーションは目を見張るものがあります。ショスタコーヴィチが新たな分野の
仕事に若いエネルギーの全てを注ぎ込んで作曲したのが当作品。この映画音楽
を書き上げた直後の作品であるオペラ《ムツェンスク郡のマクベス夫人》の悲
劇的な間奏曲を思い起こさせる音楽がここに息づいています。




<Musica Omnia>
MO 309 2枚組 \2180
ガウリック:ソロ&室内楽作品集
1)ミステリム・ドロリス・クインタエ op.6(1997)
ソロ・ピアノのための
2)グロッケン・シュピール op.11(2004)
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノのための
3)ソナタ・マズル op.8(2001)
ヴァイオリンとピアノのための
4)ピアノ・トリオ op.3(1993)
グロリア・チェン(ピアノ)、ブランカ・ベンドナルズ(ヴァイオリン)
ナサニエル・ナルニー(ヴィオラ)、
ラファエル・ポッペr-ケイツァー(チェロ)、ジェニファー・ブリス(ピアノ)、
カナコ・ニシカワ(ピアノ)"2009年3月17-18日 マサチューセッツ、ミルトン 
ドイツ、バイエルン州、ファッフェンホーフェン・イルムに1969年に生まれ、
オーストリア、ポーランドそしてアメリカで学び、カリフォルニア大学、テキ
サス大学、ニューイングランド音楽院で研鑽を積んだラルフ・ガウリックの
ムジカ・オムニアデビュー盤となる当アルバムには、評価の高い彼のソロ作品
と室内楽作品が収められています。聴き手を驚異的に豊穣で多様な音楽巡礼
の世界へ導く、テクニックとイマジネーションが織り成す洗練された音楽を
お楽しみ下さい。

<Brilliant Classics>
BRL 9141 \540
レスピーギ:管弦楽曲集
アレトゥーザ、主の降誕への讃歌、夕暮れ、ボッティチェルリの3枚の絵
ジャネット・ベイカー(MSop)
リチャード・ヒコックス指揮
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア

BRL 9152 \540
オネゲル:喜歌劇「ポゾル王の冒険」
エト・スパンヤールト指揮、 オペラトリオンフォ

BRL 9159 3枚組 \1550
Rodrigo Edition Vol.1
ロドリーゴ:ピアノ曲全集
3つの回想曲、アマポーラの踊り、別れのソナタ(ポール・デュカスの墓のため
の讃歌)、朱色の塔のかげに、郷愁の前奏曲、ピアノ組曲、歌と踊り、
物売りの声を模したトッカータとカスティーリャ風ソナタ、
セシリアのアルバム(小さな手のための6つの作品)、スペイン風セレナーデ、
4つのアンダルシアの版画、16世紀の5つの小品、4つのピアノ曲、
一番鶏の声を模した前奏曲、遙かなるサラバンド、
とある若い娘の名によるバレエの調べ、2つの子守歌、3つのスペイン舞曲、
パストラル 4手のための作品集:子どものための5つの小品、
次官たちの大行進曲、黄昏、旅芸人、2つの人形のためのソナチネ 
◎ロドリーゴ自作自演集(ヒストリカルレコーディング)8曲収録
アルベルト・ギノバルト、マルタ・サバレタ(pf)

BRL 9169 \540
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
コダーイ:管弦楽のための協奏曲
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮
ロンドン交響楽団

BRL 93796 2枚組 \1080
Frescobaldi Edition Vol.7
フレスコバルディ:アリア全集(初全集)
モード・アンティクォ

BRL 94021 3枚組 \1550
ジュスティーニ:12のソナタ
アンドレア・コーエン(pf)

BRL 94031 6枚組 \3080
チャイコフスキー:バレエ音楽集
白鳥の湖全曲、眠れる森の美女全曲、くるみ割り人形全曲、
交響曲第6番、組曲第3番、第4番「モーツァルティアーナ」、
ロココの主題による変奏曲
エルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団
モーリス・ジャンドロン(Vc)

BRL 94037 2枚組 \1080
A.スカルラッティ:オラトリオ「聖フィリッポ・ネーリ」
ロジータ・フリザーニ(Sop)マヌエラ・カスター(MSop)
マルコ・ラッザーラ(Alt)マリオ・ヌヴォリ(Ten)
エステヴァン・ヴェラルディ指揮
アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート

BRL 94040 \540
マーラー:交響曲第10番(バルシャイ補完)
ルドルフ・バルシャイ指揮
ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー管弦楽団

BRL 94041 \540
フンメル:ピアノ七重奏曲Op.74、Op.114「軍隊」
奥山彩、アレッサンドロ・コンメラート(pf)
ソラメンテ・ナチュラリ・ブラティスラヴァ

BRL 94033 3枚組 \1550
Brilliant Classics Piano Library Series
アルカン:ピアノ曲集
アラン・ワイス、スタンリー・ホッホランド(pf)
夜想曲第1番Op.22、48のモチーフ集―エスキスOp.63より第2、3、10、11、21、
46、47番、短調による12の練習曲Op.39より第12番、短調と長調による25の前奏
曲Op.31より第12番、「歌」の第2集Op.38b-2、グランドソナタOp.33、小トッカ
ータOp.75、12の性格的な小品Op.74より第6番、第10番、3つの小さな幻想曲
Op.41より第2番、プチ・コント、戦場の太鼓Op.50-2、歌曲集第1集Op.38より
第1番、第5番、第6番、ピアノ独奏による交響曲Op.39第4番-第7番、短調と長調
による25の前奏曲Op.31より第1、6、8、11-15番、12の性格的な小品Op.74より
第1集より第1番、第4集より第1番、第3番、歌曲集第3集Op.65より第5番、第6番、
歌曲集第4集Op.67より第2番、48のモチーフ集―エスキスOp.63より第1、4、8、
10、11、35、43、46、48、49番、プチ・コント

BRL 94034 5枚組 \2550
Brilliant Classics Piano Library Series
モーツァルト:ピアノソナタ全集
クララ・ヴュルツ(pf)

BRL 94035 4枚組 \2050
Brilliant Classics Piano Library Series
フォーレ:ピアノ曲全集
ジャン=フィリップ・コラール、ブルーノ・リグット(pf)

BRL 94046 7枚組 \3580
Brilliant Classics Piano Library Series
グリーグ:ピアノ曲集
抒情小曲集全集、ピアノソナタOp.7、農民の暮らしと情景Op.19、
ノルウェー民謡による変奏曲形式のバラードOp.24、組曲「ホルベアの時代から」
4つのアルバムの綴りOp.28、2つのノルウェー民謡による即興曲Op.29、
4つの小品Op.1、私的な音の絵Op.3、ユモレスク集Op.6、
25のノルウェーの踊りと舞曲Op.17、伝承によるノルウェー民謡Op.66、
スロッテルOp.72、諧調(気分)Op.73、自作の歌曲によるピアノ曲集、
アジタートEG106、ノールロークのための葬送行進曲EG107、
6つのノルウェーの山のメロディEG108a、アルバムのページEG109
ホーカン・アウストボ(pf)




<CAMERATA>
CDT 1081 \2940
NUR WER DIE SEHNSUCHT KENNT
ただ憧れを知る者だけが - ドイツ・イタリア歌曲集
歌のつばさに(メンデルスゾーン)/母の教え給いし歌(ドヴォルザーク)/ただ
憧れを知る者だけが(チャイコフスキー)/君を愛す(グリーグ)/ズライカの歌、
てんとう虫、くるみの木(シューマン)/献呈(R.シュトラウス)/悲しみ、最後
の口づけ、私に静けさを(トスティ)/ゴンドラの歌(ロッシーニ)/八月の夜
(ザンドナイ)/美しい愛の巣(J.シュトラウスII)/熱き口づけを(レハール)/
あなたを我が心の皇帝に(シュトルツ)
クロイツァー凉子(Sop)森 美加(pf)

CDT 1065 \3000
VISSI D'ARTE, VISSI D'AMORE
「歌に生き、恋に生き」
ゆりかご、ふるさとの(平井康三郎)/霧と話した(中田喜直)/さくら撩乱(湯山
昭)/すみれK.476、クローエに寄すK.524(モーツァルト)/ますD.550、岩の上
の羊飼いD.965、至福D.433(シューベルト)/「ラ・ボエーム」より 私の名は
ミミ、あなたの愛の呼ぶ声に、彼女は陽気に外へ出た、「トスカ」より 歌に
生き、恋に生き (プッチーニ)/「ファウスト」より 宝石の歌「なんと美しい
この姿」(グノー)
クロイツァー涼子(Sop)寺岡真美(pf)クルト・シュミット(Cla)




<WARNER CLASSICS>
WARNER 2564 690702 3枚組 \2850
ショスタコーヴィチ:映画音楽集
馬あぶ組曲、ピロゴフ(先駆者の道)組曲、ハムレット組曲、リア王全曲、
五日五夜組曲、イワン・ミチューリン組曲、ベルリン陥落組曲、
黄金の山脈組曲
ホセ・セレブリエール指揮
ベルギー放送フィルハーモニー管弦楽団

WARNER40 2564 693417 8枚組 \5150
Most beautiful Classics for each season
四季にちなんだクラシック名曲集
ヴァリアスアーティスツ

●WARNER APEX series
WARNER 2564 615002 \680
オッフェンバック:喜歌劇「ラ・ペリコール」抜粋
アラン・ロンバール指揮、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団

WARNER 2564 615022 \680
ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」抜粋  
ヘスス・ロペス=コボス指揮、ローザンヌ室内管弦楽団

WARNER 2564 615142 \680
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」抜粋
ニコラウス・アーノンクール指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

WARNER 8573 890912 \680
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番、第26番「戴冠式」
フリードリヒ・グルダ(pf)
ニコラウス、アーノンクール指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽




<WARNER CLASSICS>
WARNER 2564 683659 \1050
ザ・ファースト・リサイタル ― イタリア・オペラアリア集
マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ
レオンカヴァッロ:道化師
ポンキエッリ:ジョコンダ、アドリアーナ・ルクヴルール
プッチーニ:トゥーランドット
ドニゼッティ:ランメルモールのルチア
ヴェルディ:アイーダ、イル・トロヴァトーレ、仮面舞踏会
ジョルダーノ:フェドーラ、アンドレア・シェニエより
プラシド・ドミンゴ(Ten)
ネルロ・サンティ指揮、ベルリン・ドイツオペラ管弦楽団

WARNER 2564 683267 \2450
ドヴォルザーク:スターバト・マーテルOp.58
ウラジミール・フェドセーエフ指揮
チャイコフスキー交響楽団、他

WARNER 2564 683449 2枚組 \1350
ワーグナー:オペラ名曲集
タンホイザー、さまよえるオランダ人、ローエングリン、
トリスタンとイゾルデ、ニュルンベルクのマイスタージンガー、
ワルキューレ、神々の黄昏、パルジファル より序曲、前奏曲、アリア、他
ヴァリアスアーティスツ

●WARNER Opera series Vol.4
WARNER 2564 682893 2枚組 \2450
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」
ライモンド・レッパード指揮、ロンドンフィルハーモニー管弦楽団、他
ジャネット・ベーカー、エリーザベト・シュパイザー、エリザベス・ゲイル

WARNER 2564 682896 2枚組 \2450
シャルパンティエ:歌劇「ダヴィデとヨナタン」
ミシェル・コルボ指揮、
イングリッシュ・バッハ・フェスティバル・バロック管弦楽団、他
フィリップ・フッテンロッハー、ルネ・ヤーコプス、
コレット・アリオ=ルガス

WARNER 2564 682961 2枚組 \2450
ビゼー:歌劇「カルメン」
ロリン・マゼール指揮、フランス国立管弦楽団、他
ジュリア・ミゲネス、プラシド・ドミンゴ、フェイス・エシャム、
ルッジェーロ・ライモンディ

WARNER 2564 683359 2枚組 \2450
ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」
クラウディオ・シモーネ指揮、イ・ソリスティ・ヴェネティ
サミュエル・レイミー、キャスリーン・バトル、ニコラ・ザッカーリア

WARNER 2564 682891 2枚組 \2450
マスネ:歌劇「ウェルテル」
ケント・ナガノ指揮、リヨン国立歌劇場管弦楽団、他
ジェリー・ハドリー、アンネ・ゾフィー・フォン・オッター、
ドーン・アップショウ



<Opus Arte DVD>
OA 1024(DVD-Video) \5480
ニコラス・モー:歌劇「ソフィーの選択」
サイモン・ラトル指揮、コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団、他
コヴェントガーデン王立歌劇場2002

OA 1021(DVD-Video) \4550
OA 7053BD(Blu-ray) \5480
ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」
ウラディーミル・ユロフスキ指揮、ロンドンフィルハーモニー管弦楽団、他
グラインドボーン音楽祭2009

OA 1022(DVD-Video) \3600
OA 7054BD(Blu-ray) \4550
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
ホアキン・アチューカロ(pf)
コリン・ディヴィス指揮、ロンドン交響楽団、他

OA 7055BD(Blu-ray) \5480
レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」
エリック・カンゼル指揮、サンフランシスコ歌劇場管弦楽団
サンフランシスコ歌劇場2001

<ANDROMEDA>
ANDRCD9062 \1050
ヴンダーリヒ(テノール) 「美しき水車小屋の娘」
3830257490623 シューベルト:「美しき水車小屋の娘」
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
クルト・ハインツ・シュトルツェ(ピアノ)
1959年3月12日ケルンでの放送用録音
36歳で不慮の事故の為に亡くなった最高のリリック・テノールの一人、ヴン
ダーリヒのおはこ「美しき水車小屋の娘」。
グループのMYTOレーベル MCD003.221(既に廃盤)のリマスター、
レーベルを変えてのレニューアル盤。待望の復刻です。
とても良い音質です。

ANDRCD9063 2枚組 \1750
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」 op.24
ニコライ・ゲッダ(ファウスト)
エジーヌ・クレスパン(マルガレーテ)
エルンスト・ブランク(メフィストフェレス)
ルイス・モラン(ブランデル)
イゴール・マルケヴィチ指揮ORTF国立管弦楽団、合唱団
1959年9月24日スイス・モントルーでのライヴ
初出かと思われます。とても良い音質です。



<MYTO HISTRICAL>
MYTO 226 2枚組 \1750
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」
リリー・ポンス(ルチア)、フウランク・ヴァレンティーノ(エンリーコ)
フェルッチョ・タリアヴィーニ(エドガルド)、
ジェローム・ハインズ(ライモンド)
ピエトロ・チマーラ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1949年1月1日ニューヨークでのライヴ
以前にMELODRAMレーベルで発売あり。
ところどころ聴き辛い箇所ございますが、全体的に良い音質です。

MYTO 237 2枚組 \1750
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニ・オネーギン」(イタリア語)
ジュゼッペ・タデイ(エフゲニ・オネーギン)、
ロザンナ・カルテーリ(タチヤーナ)
ユージニア・ザレスカ(オリガ)、チェーザレ・ヴァレッティ(レンスキー)
ニーノ・サンツォーニョ指揮
RAIミラノ管弦楽団、合唱団
1953年3月13日ミラノ
アセテート盤の音質ですが、全体的にクリアで良い音質です。

MYTO 242 2枚組 \1750
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
マリア・カラス(アイーダ)、ジュリエッタ・シミオナート(アムネリス)
クルト・バウム(ラダメス)、ジェス・ウォルターズ(アモナスロ)
ジョン・バルビローリ指揮
CG王立歌劇場管弦楽団、合唱団
1953年6月10日ロンドンでのライヴ
以前にLEGARTOレーベルで発売あり。
現在においては物足りない音質です。名盤の復刻です。

MYTO 243 2枚組 \1750
ヴェルディ:歌劇「レニャーノの戦い」
レイラ・ジェンチェル(リーダ)、ガストーネ・リマリッリ(アッリーゴ)
ジュゼッペ・タデイ(ロランド)、
ジョルジョ・ジョルジェッティ(マルコヴァルド)
ヴィットリオ・グイ指揮
フィレンツェ五月祭管弦楽団、合唱団
1959年5月10日フィレンツェでのライヴ
良い音質です。

MYTO 244 2枚組 \1750
ヴェルディ:歌劇「運命の力」
ジンカ・ミラノフ(ドンナ・レオノーラ)、ジーン・マデイラ(プレチオシルラ)
ジーノ・ペンノ(アオン・アルヴァーロ)、
レナード・ウォーレン(ドン・カルロ)
フリッツ・シュティードリー指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1954年3月20日ニューヨークでのライヴ
良い音質です。

MYTO 246 2枚組 \1750
グノー:歌劇「ファウスト」
レナータ・スコット(マルガレーテ)、クララ・ベトナー(シーベル)
アンナ・マリア・アネッリ(マルタ)、
エウジェニオ・フェルナンディ(ファウスト)
アルマンド・ラ・ローザ・パローディ指揮
RAIトリノ管弦楽団、合唱団
1959年7月6日トリノでのライヴ
良い音質です。

MYTO 247 3枚組 \2780
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」
ラモン・ヴィナイ(タンホイザー)、ジェローム・ハインズ(ヘルマン)
ジョージ・ロンドン(ヴォルフラム・フォン・エッシュバナ)
マーガレット・ハーショー(エリーザベト)、
アストリッド・ヴァルナイ(ヴェーヌス)
ジョージ・セル指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1954年1月9日ニューヨークでのライヴ
良い音質です。



<WALHALL>
WLCD0303 4枚組 \3380
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
オットー・エーデルマン(ハンス・ザックス)
オーセ・ノルモ・レーヴベリ(エヴァ)
セバスティアン・ファイエルジンガー(ワルター・フォン・シュトルツィンク)
ジョルジョ・トッツィ(ポーグナー)
ポール・フランク(ダヴィッド)
レジーナ・レズニク(マグダレーネ)
カール・ベーム指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1959年3月7日ニューヨークでのライヴ
良い音質です。

WLCD0305 2枚組 \1750
オッフェンバック:オペレッタ「ホフマン物語」
リチャード・タッカー(ホフマン)
ローレル・ハーリー(オランビア)
ルチーネ・アマーラ(アントニア)
ベレン・アンバラン(シュリエッタ)
ジョージ・ロンドン(リンドルフ、コッペリウス、ダッペルトゥット)
トーマス・シッパーズ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1956年12月22日ニューヨークでのライヴ
多少、こもった音質ですが、鑑賞に問題はありません。

WLCD0306 2枚組 \1750
ヴェルディ:「椿姫」
ヴェルディ:歌劇「椿姫」
リチア・アルバネーゼ(ヴィオレッタ)
チェーザレ・ヴァレッティ(アルフレード・ジェルモン)
マリオ・セリーニ(ジョルジュ・ジェルモン)
クルト・アドラー指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1959年1月24日ニューヨークでのライヴ
臨場感溢れる、とても良い音質です。





<ANDROMEDA>
ANDRCD5148 5枚組 \2780
カンテッリ指揮ライヴ録音集
CD.1
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 KV.467
ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ) 
ニューヨーク・フィル 1955年3月
(2)モーツァルト:「音楽の冗談」 ヘ長調 K.522
NBC交響楽団 1953年3月
(3)モーツァルト:ディヴェルティメント第15番 変ロ長調 KV.287
ニューヨーク・フィル 1954年2月
CD.2
(4)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 ハ短調 op.67
NBC交響楽団 1954年2月
(5)フランク:交響曲 ニ短調
NBC交響楽団 1954年1月3日
CD.3
(6)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15
ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ)
ニューヨーク・フィル 1956年4月
(7)ブラームス:「アルト・ラプソディ」 op.53
マーサ・リプトン(アルト) Martha Lipton
ニューヨーク・フィル、ウエストミンスター合唱団 1956年4月
(8)ブラームス:悲劇的序曲 op.81
NBC交響楽団 1951年1月
CD.4
(9)ドビュッシー:夜想曲
ニューヨーク・フィル 1955年5月8日
(10)ドビュッシー:聖セバスティアンの殉教から2曲
NBC交響楽団 1953年12月
(11)ドビュッシー:海
RAIトリノ交響楽団 1955年9月トリノでのライヴ
(12)ミヨー:葬送の行列からイントロダクション
NBC交響楽団 1950年12月11日
(13)ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲
NBC交響楽団 1951年12月15日
CD.5
(14)ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲 ト短調 op.33
ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ)
ニューヨーク・フィル 1955年3月13日
(15)ルーセル:シンフォニエッタ op.52
NBC交響楽団 1951年12月15日
(16)ロッシーニ:歌劇「コリントの包囲」から序曲
NBC交響楽団 1953年2月
(17)ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」から序曲
ボストン交響楽団 1953年1月ボストンでのライヴ
(11)ドビュッシー:海、(17)ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」から序曲を除き
すべてニューヨークでのライヴ録音です。
以上 指揮は全て グイード・カンテッリ




<ARCHIPEL>
ARPCD0434 \1050
(1)チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 op.64
RAIミラノ交響楽団 1959年1月23日ミラノでのライヴ
(2)リムスキー=コルサコフ:ロシアの復活祭序曲「輝かしい日曜日」 op.36
ベルリン放送交響楽団 1945年7月1日ベルリンでのライヴ
セルジュ・チェリビダッケ指揮

ARPCD00447 \1050
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
ミュンヘン・フィル
1959年3月19日ミュンヘンでのライヴ

ARPCD0448 \1050
(1)モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 KV.550
(2)ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98
ジョージ・セル指揮
NDR交響楽団 1959年5月25日ハンブルクでのライヴ

ARPCD0449 \1050
(1)ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」組曲
(2)ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 op.88
RAIミラノ交響楽団 1959年4月3日ミラノでのライヴ
(3)モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 KV.415
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
1951年2月15日ローマのライヴ
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
モーツァルトは演奏の古さを感じさせる音質ですが、他はとても良い音質です。

ARPCD0490 \1050
モーツァルト:
(1)セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 ト長調 KV.525
RAIナポリ交響楽団 1959年12月7日ナポリでのライヴ
(2)交響曲第36番「リンツ」 ハ長調 KV.425
RAIナポリ交響楽団 1959年1月5日ナポリでのライヴ
(3)フルート協奏曲第2番 ニ長調 KV.314
セヴェリーノ・ガッゼローニ Severino Gazzelloni(フルート)
RAIトリノ交響楽団 1958年3月21日トリノでのライヴ
セルジュ・チェリビダッケ指揮
音質の統一感はありませんが、それぞれ良い音質です。

ARPCD0491 \1050
(1)ハイドン:チェロ協奏曲第2番 ニ長調 Hob.VII:2
ルドルフ・ケンペ指揮
RAIローマ交響楽団 1959年1月24日ローマでのライヴ
(2)ボッケリーニ:チェロ協奏曲第9番 変ロ長調 G.482
フランコ・カラッチオーロ指揮
RAIナポリ交響楽団 1959年1月ナポリでのライヴ
(3)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 op.38
イェルク・デームス(ピアノ) 1957年5月15日ローマ
アントニオ・ヤニグロ(チェロ)
共に良い音質です。 ハイドンは初出かと思われます。
ブラームスはVANGARDレーベルで発売あり。
叙情性豊かに旋律を美しく歌い上げるイタリア出身でフランスで勉強したイタリ
アの名チェリスト、ヤニグロの得意とする協奏曲集です。

ARPCD0492 \1050
マーラー:交響曲第2番
ジョー・ヴィンセント(ソプラノ)
キャスリーン・フェリアー(アルト)
オットー・クレンペラー指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
1951年7月12日アムステルダムでのライヴ
新しく手に入ったマスターからリマスターを行ったリニューアル盤です。

ARPCD0493 \1050
若き日のポリーニ(ピアノ)
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 変ホ長調 op.73
マッシモ・プラデッラ指揮
RAIローマ交響楽団でのライヴ
1959年3月17日ローマ
(2)ストラヴィンスキー:ピアノと管楽器の為の協奏曲
フェルッチョ・スカーリア指揮RAIトリノ交響楽団でのライヴ
1959年11月27日ローマ
(3)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 op.83
1958年10月ミラノでのライヴ
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
共に良い音質です。ベートーヴェンは以前CETRAレーベルで発売あり。

ARPCD0494 \1050
(1)ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 op.60
RAIナポリ交響楽団 1959年1月27日ナポリ
(2)ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92
RAIトリノ交響楽団 1959年1月16日トリノ
ルドルフ・ケンペ指揮
共に良い音質です。初出かと思われます。

<東武レコーディングズCD>
TBRCD0003-2 \2200
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」
ヘルベルト・ケーゲル指揮
東京都交響楽団
録音:1985年6月25日東京文化会館ライヴ(都響第218回定期演奏会)
東武レコーディングズ(Tobu Recordings)レーベルから超弩級の名演が登場で
す。弊社取扱いWEITBLICKでは、ケーゲルのマーラーを数々リリースして参り
ましたが演奏記録があるにもかかわらず、第5番、第7番の放送録音は幾ら探し
ても見つからずリリースの機会を失っております。しかし、ケーゲルが東京都
交響楽団に二回目の客演を果たした1985年の曲目が何と「夜の歌」だったの
です!東京都交響楽団様が良好な状態で録音保存して下さったお陰でついに
その全貌が明らかになりました。ケーゲルは1981年に当時の手兵ドレスデン
・フィルを指揮して「夜の歌」を現地のみならずプラハ、ブタペストでも演
奏しております。これが恐らく最初の演奏と思われますが、1985年の当演奏
ではすっかり手の内に入った見事な棒さばきを見せます。共演が日本でも屈
指のマーラー・オーケストラ、都響という点もプラスです。ライプツィヒ放
送響やドレスデン・フィルを上回るストレートな反応や音の立ち上がりの機
敏さには舌を巻きます。思えば1937年2月にプリングスハイムが日本初演して
以後上演に恵まれなかった「夜の歌」を日本で蘇演させたのは渡邊暁雄氏と
都響でした(1974年12月)。演奏の特徴はケーゲルならではの糞真面目偏執的
演奏で、冒頭の第2ヴァイオリン以下をトレモロで演奏させないところなど、
ギーレン、ベルティーニもやっていますが徹底振りはケーゲルに敵いません。
そして、第4楽章冒頭のヴァイオリン・ソロにおけるグリッサンドの強調も如
何にも闇の世界を描いた交響曲として相応しいものです。そして大騒ぎのフィ
ナーレも厳格さがさらに強まる感があります。聴衆の熱狂も凄まじい!「一
般的でない」、「魅力に乏しい」と非難されることもある「夜の歌」を深く
理解する指揮者、オーケストラ、そして聴衆の三位一体の幸福なコンサート
がこの当時開かれていたことに感銘と驚きを禁じえません。
※原盤:東京都交響楽団、マスタリング:WEITBLICK




<GENUIN>
GEN86075 \1980
「魔笛-マジック・オン・ザ・ピアノ」
モーツァルト(フンメル編):
「魔笛」序曲/クレメンティ:ソナタOp.47-2よりアレグロ・コン・ブリオ
F.リース:幻想曲
C.G.ネーフェ:変奏曲/
ベートーヴェン(ドルン編):
「魔笛による変奏曲」WoO46(チェロのための)-第7変奏
J.B.クラマー:魔笛のアリアによる変奏曲
モーツァルト(編者不明,1850年頃):
「魔笛」第2幕より「静かに、静かに、静かに、静かに」
ラインベルガー:魔笛の動機による即興曲Op.51
バベッテ・ドルン(Pf),録音:2007年2月、7月
これまでにも「ドン・ジョヴァンニ」、「フィガロの結婚」のピアノ編曲と
それに基づくピアノ曲を収録してきたドルン女史の今回の録音は魔笛。全曲、
魔笛に旋律による作品。こんなにたくさんあるとは、改めてこのオペラの旋
律の魅力に気づかせてくれます。

GEN10163 \1980
ピエール=ドミニク・ポネル(b.1957):
弦楽四重奏曲第1番/弦楽四重奏曲第2番/弦楽三重奏曲
ジェモー四重奏団
録音:2009年
ポネルは1957年ミュンヘン生まれで有名な演出家ジャン=ピエール・ポネルの
息子である。彼は指揮者としても多くのヨーロッパの歌劇場でタクトを執りCD
もショスタコーヴィチの交響曲などが発売になっている。作風は無調から調
性、ベルク、バルトーク、新ロマン主義、怪しげな民族音楽と様々な要素が含
まれているが、オペラ指揮者だけあって、それらを劇的なダイナミズムの中で
折衷し聴き手を飽きさせない。

GEN10166 \1980
メンデルスゾーン(1809-1847):
ピアノ四重奏曲第3番Op.3(1824-25)
ピアノ六重奏曲Op.110(1824)
ミュンヘン・ピアノ三重奏団と仲間たち
録音:2009年7月ミュンヘン・オペラ・フェスティヴァルにおけるライヴ
ミュンヘン・ピアノ三重奏団は1982年結成で今日最もアクティヴな活動を展開
しているドイツの室内楽アンサンブルである。ピアソラ作品集(GEN88110)、メ
ンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1、2番(GEN88111)やブラームスピアノ三重
奏曲第1、2番(GEN89137)が発売され、好評を博している。収録の二つの作品は
どれもメンデルスゾーン十代の作品で、旋律の美しさ、主題の展開の熟練度、
無理のない楽器法など、その完成度は十代のものとはとても思えない。

GEN10167 \1980
シルヴィオ・ラッザーリ(1857-1944):
ヴァイオリン・ソナタ ホ長調Op.24/スケルツォ 嬰ト短調
フォルクマール・アンドレーエ(1879-1962):
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.4
イローナ=テン・ベルグ(Vn)、
ミヒャエル・シェーファー(Pf)
録音:2009年4月
19世紀後半から20世紀にかけて活躍した知られざる二人の作曲家のヴァイオリ
ン作品集。ラッザーリはイタリアに生まれ1944年パリで没した。フランクを思
わせる詩的な作品である。アンドレーエはスイス生まれで、ブルックナーの交
響曲全曲を史上初めて録音した指揮者として著名である。激動の時代に生きた
とはいえ、音楽はそうしたことを全く思わせない、フォーレ、フランクの影響
を感じさせる上品な音楽である。テン=ベルグとミヒャエル・シェーファーの
コンビは、レスピーギのヴァイオリンとピアノのための作品全集など興味深
い作品を上質な演奏で録音し、好評を得ている。





<MARSTON>
52061-2 2枚組 \4360
コンチタ・スペルビア 第4集
コタレロ:スペインのマント/タブヨ:ラ・ブエナベントゥラ/ピッタルガ:ソ
リタのロマンス/コタレロ:ローラ・ラ・マノラ・デ・エスカヨラ/伝承曲(ニ
ン編):愛は子供のように/伝承曲(ニン編):バレンシアのホタ/伝承曲(ニン
編):ガリシアの歌第1番/ロドリーゴ:カンティガ/アロンソ:水玉模様のハン
カチ/伝承曲(タブイ編):赤いハンカチの少女/アルバレス:忠告/マルキー
ナ:恥じらい/アロンソ:スペインのため息/ゴデス:私にキスをして/モレラ:
枯葉/ボウ:レバントの女/ルビンシテイン:調べ/ラモテ・デ・グリニョン:
眠りの天使/エスピグル:東洋のバラ/エルナンデス:ボリンケンの嘆き/ロメ
ロ:モレノは私の愛するいい男/アキノ:ジプシーを聞いて/ジレス:女官たち
/メディアビジャ:陽気な理髪師/マルティネス・バルス:大地の花/リスカノ
・デ・ラ・ローザ:私の庭に/ガスタンビデ:「誓い」-ああ、私は見捨てられ
た世界に/ヒメネス:「ラ・テンプラニーカ」-グラナダの山々/セラーノ:
「恋の病」-ジプシーの歌/セラーノ:「大隊の喜び」-美しいジプシー女に/
グラナドス:歌曲集「トナディーリャス」より(ひかえめな下町娘たち,町をぶ
らつく,嘆きにくれるマハ,愛と憎しみ,トラララとギターの爪弾き,分別あ
る伊達男,内気な伊達男)/フステ:アンダルシアのパンデレタ/マドゥロ:
枯葉/レハール:「フラスキータ」から(8曲、フランス語)/バルベルデ:水玉
模様のタンゴ/バルタ:黒い瞳/トルドラ:歌って過ごせの歌,消し去られた
ものの歌
コンチタ・スペルビア(メッゾソプラノ)
伴奏:パスカル・ゴデス(指揮)管弦楽団、
ポール・バスティード指揮
パリ・オペラ座管弦楽団、
ペドロ・バルリベラ(ピアノ)、フランク・マーシャル(ピアノ)、他,
録音:1930-33年
バルセロナ生まれのメッゾソプラノ、コンチタ・スペルビア(1895-1936)の、
1930-33年の録音を集めている。CD1は、スペルビアが得意としたスペイン歌曲
や民謡の録音が中心。CD2には、サルスエラや、レハールの「フラスキータ」
(1922年、ウィーンで初演された)の抜粋などが収録。最後に収録されたトルド
ラの2曲のみ、最近見つかった1930年の録音です。40歳という若さで亡くなっ
てしまったスペルビアの全盛期の録音は、今聞いても非常に魅力的です。




<Edition HST>
HST-072 \3000
※今回の新譜から価格改定させていただきます
F.L.ガスマン(1729-1774):交響曲集第三巻
(1)交響曲ハ短調Hill 23(1765)
(2)交響曲ハ長調Hill 86(1769)
(3)序曲「イシッピーレ-テッサリア国王ジアソーネの婚約者」H121(1758)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子(ヴァイオリン)
録音:2009年12月、三鷹市・風のホール にて収録
歌劇「イシッピーレ」は「メロペー」に続くガスマン第二作目のオペラ。台
本は当時宮廷詩人であったメタスタージオによる。オペラ・セリアにはメタ
スタージオ、ドラマジョコーソにはゴルドーニの台本を主に使用していた。
本収録の中でもハ短調交響曲は、その後盛んになる「疾風怒濤」作風を先取
りした印象的な曲となっている。終楽章、ハ短調コントラ・タンツは多様な
短調への転調を繰り返し、さながら「死の舞」のごとくである。




<WEITBLICK>
SSS0106-2 \1980
(1)ハイドン:交響曲第92番「オックスフォード」
(2)ハイドン:交響曲第99番
(3)1975年渡独時のインタビュー
朝比奈隆(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団(旧西ベルリン放送響)
録音:(1)1971年2月8-11日スタジオ録音,
(2)1974年2月18,19日スタジオ録音、全曲ステレオ録音
「我々はハイドンの時代にハイドンがどういう風に演奏されていたかを知る由
もない。それにもし我々がその時代にタイムスリップして、その時代の演奏を
聴けたとしてもベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー、マーラーを経験
している我々が当時の聴衆と同じ感想を持つとは思えない。その意味で朝比奈
のハイドンはロマン性に傾斜したものだが、テクスチャはクリア、リズムは活
発で情熱的でもある。そして温かみと雅趣がそこにはある。試みに第99番のト
リオを聴いていただきたい。音楽の微笑のみならず指揮者の微笑すら発見でき
るだろう」
-ヘンリー・フォーゲル(元シカゴ響総裁)のライナーノートより
朝比奈ヨーロッパ・ライヴ第2弾。朝比奈は晩年ハイドンを取上げることはほ
とんどありませんでしたが、オーケストラの基本レパートリーであるハイドン
にも造詣深く全交響曲演奏を目論んだこともあるほどです。音盤初登場となる
名曲2題はベルリン放送響(現ベルリン・ドイツ響)との共演という点がファン
を狂喜させましょう。演奏スタイルは現今主流であるピリオド・アプローチの
対極にありアーベントロート、クナッパーツブッシュ、フルトヴェングラーを
彷彿とさせる豊穣で大らかな名演です。定期演奏会ではなく放送用のセッショ
ン録音であり、如何に朝比奈が放送局、オケから信頼されていたかを物語りま
す。堪能なドイツ語で応対するインタビュー付。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。

SSS0111-2 \1980
(1)ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
(2)ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲
(3)ラヴェル:ボレロ
ジョルジュ・プレートル指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団、ベルリン放送合唱団
録音:(1)2008年10月27日、(2)2007年3月4日、
(3)2001年10月15日、
全曲フィルハーモニー・ベルリンにおけるライヴ・デジタル録音
WEITBLICKではドイツ・オーストリア音楽のそれも交響曲の大曲をリリースし
続けてまいりましたが、満を持してファン待望のラヴェルをフューチャーした
作品集です。いずれも最新デジタル録音。「展覧会」はパリ管との来日公演で
も聴かせた十八番。分析的でも数理的とも違う「文学的」とも言えるアプロー
チで正にやりたい放題。テンポの揺らぎ、フレージングの自在さには驚くばか
りです。「キエフの大門」の迫力もお見事。聴衆の熱狂も納得の名演です。
「ダフニス」第2組曲は沸き立つような色彩と音の戯れは巨匠らしいセンス溢
れる名演です。延々と終わらぬコーダはミュンシュもビックリでしょう。「ボ
レロ」もこれを聴けば昨今の演奏が単にリズムを与えているだけでは?と思え
るほどの痴態、乱れっぷりでアンニュイな官能を描きつくします。ベルリンの
聴衆も大喜びの名演です。いずれも巨匠にとって音盤初レパートリー。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。




<若林工房レーベル(日本)>
WAKA-4141-42 2枚組 \3600
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集-5
[disc-1]
ピアノ・ソナタ 第10番 ト長調 作品14の2
ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調 作品31の3
ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57 《熱情》
[disc-2]
ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 作品101
ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109
ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
録音:2009年1月、5月、6月、11月& 12月
新川文化ホール(富山県魚津市)
若林工房創立5周年を記念して2008年にスタートしたイリーナ・メジューエワによ
るベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲録音シリーズは、これまでに発売した4作
品全てが「レコード芸術特選盤」に輝くなど、各方面から高い評価を獲得してい
ます。シリーズ棹尾を飾る第5弾は、初期から後期に至る6曲のソナタを収録。(う
ち第23番《熱情》と第28番は二度目の録音。第31番は三度目の録音)。シリーズが
進むごとに着実な深化・進化を見せてきたメジューエワですが、今回もまたさら
にひとまわり成長した姿を披露しています。第18番フィナーレ(プレスト・コン・
フォコ)における疾走感や、《熱情》両端楽章での巨大なスケール感の表出、後期
ソナタでの深い精神性や厳格なポリフォニーなど、「これぞベートーヴェン」と
いう内容。緩徐楽章における歌い口も清潔な抒情に溢れたもの。虚飾を排し、ひ
たすら作品の核心に迫ろうとする真摯な姿勢を通じて、ベートーヴェン音楽の素
晴らしさを改めて認識させてくれます。若きロシアの俊英が渾身の力で挑んだシ
リーズ、堂々の完結です。
「…第30番第2楽章の精妙な変奏曲、第31番終楽章の緻密なフーガなどにおける
作曲技法の熟成、深化、ときに遊びこころさえ交えたりのピアニスティックな効
果…では、壮年ベートーヴェンが到達した純化至高の境地が展開する。メジュー
エワによる〈ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集〉の完成を祝う、とともに、日
本のみならず世界中のベートーヴェン愛好家、ピアノ・ファンにぜひ聴いてほし
い、と心から願う。」
(壱岐邦雄/ライナーノートより)



<ARTS>
47753-8(SACD-Hybrid) 2枚組 \4160
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」
ペーター・マーク(指揮)
ガリシア交響楽団,マドリッド共同体合唱団
エヴァ・ポドレス(A,オルフェオ)、
アナ・ロドリーゴ(S,エウリディーチェ)、
エレナ・デ・ラ・マルセド(S,アモーレ)
録音:1998年6月19日,ラ・コルーニャ、スペイン(ライヴ)
47536のSACDハイブリッドでの再発売。2001年に亡くなった名指揮者ペーター
・マークの晩年のオペラ録音として話題となったものでした。SACDで音質もさ
らに良好に。バロックからロッシーニの男装メッゾ役として強い人気のあるポ
ーランドのアルト、ポドレスの名唱もすばらしいものです。



<K&K出版レーベル>
KUK43 2枚組 \4160
バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232
ユルゲン・ブッダイ(指揮)
ハノーファー・ホーフカペレ,マウルブロン修道院室内合唱団
ジョアン・ラン(S)、U.アイッティンガー(MS)、マルクス・ウルマン(T)、
ゴットホルト・シュヴァルツ(B)
録音:2008年9月27,28日,マウルブロン修道院(ライヴ),DDD、112m
世界遺産のマウルブロン修道院でのユルゲン・ブッダイのシリーズ、バッハの
ロ短調ミサが新刊です。ブッダイの誠実な音楽作り、南ドイツ的な温もりのあ
るオーケストラ、優れたソリストと、これだけも注目に値する演奏。そして歴
史と由緒のある修道院内での演奏ということで、明らかにコンサートホールや
スタジオ内のセッション録音では絶対味わえない空気が生まれています。穏や
かにじんわりと広がる感動が味わえる素晴らしい名演です。

KUK47 \2080
“栄光のオルガン”「コンサート4ヨーロッパ」
(1)ブルーンス:前奏曲 ホ短調 「ザ・グレート」/バード:幻想曲 ト長調/
ディストラー:30の小品集-Op.18/1-18/4/ヴェックマン:第1旋法によるマニ
フィカト
(2)スヴェーリンク:私たちは皆一つの神を信じている/バッハ:フーガ ト長調
/スヴェーリンク:幻想曲 ハ長調/ブランズ=ブイス:祖国
(3)ベルガモのダヴィデ神父:エレヴァツィオーネ ニ短調/プロヴェージ:シン
フォニア ハ長調
(4)ラインベルガー:オルガン・ソナタ第4番 イ短調 Op.98
(1)マルティン・クニツィア(Org)
(2)ピーター・ディルクセン(Org)
(3)フェデリーカ・イアンネッラ(Org)
(4)トルステン・メーダー(Org)
録音:2008年6月22日,バート・ホンブルク(ライヴ)
フランクフルト近郊のバート・ホンブルクで行われた、四人のオルガニストに
よる演奏会のライヴ。クニツィアはロンドン、ディルクセンはオランダのクア
イク、イアンネッラはイタリアのセニガリアで、メーダーはドイツで活動する
オルガニストと、広くヨーロッパから演奏家を集めているのがユニークです。




<ISODAレーベル>
IE-3004 \2500
(1)ドヴォルザーク(1841-1904):ピアノ五重奏曲イ長調 Op.81(1887)
(2)コルンゴルド(1897-1957):ピアノ五重奏曲 ホ長調 Op.15(1920)
マイ・ハート弦楽四重奏団:【辻井 淳(第1ヴァイオリン)、釋 伸司(第2ヴァ
イオリン)、沖田孝司(ヴィオラ)、雨田一孝(チェロ)】
藤井由美(ピアノ)
録音:2004年9月 滋賀県高島市ガリバーホール、
エンジニア:太田憲志(オタケン・レコード)
三位一体とはこのこと!せつなく、親しみやすい旋律が国籍や時代を超え、
人々の胸を打つドヴォルザーク。爛熟したロマンの香りが濃く、甘美だが多彩
な響きの表情をみせるコルンゴルド。聴き手の関心を一瞬もそらさない、緊密
なアンザンブルを繰り広げるマイ・ハート弦楽四重奏団と藤井由美。

※未案内旧譜
IE-3002 \2500
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番変ロ長調「狩」
シューベルト:弦楽四重奏曲第13番イ短調「ロザムンデ」
マイ・ハート弦楽四重奏団:【辻井淳(第1Vn)、釋伸司(第2Vn)、沖田孝司(Va)、
雨田一孝(Vc)】
広島に本拠におくこの弦楽四重奏団が、「弦楽四重奏ってこんなに面白いん
だ」というホットな体験を全国に伝えていって欲しいとと私は念願している。
マイ・ハートが、弦楽四重奏ルネサンスの火付け役になってくれたら、音楽の
世界も変わるはずである。(礒山 雅)

IE-4001 \2500
「マイ・ハート室内オーケストラ・デビュー・アルバム」
ヴィヴァルデイ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」/
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調
辻井淳(ソロ・ヴァイオリン)、マイ・ハート室内オーケストラ
録音:2006年9月滋賀県高島市ガリバーホール




<NORTHERN FLOWERS>
NF/PMA9980 \1980
「戦時の音楽1941-1945 Vol.10」
プロコフィエフ:
(1)《セミョーン・コトコ》組曲Op.81bis(1941)
(1.導入 2.セミョーンと彼の母親 3.婚約 4.南国の夜 5.処刑 6.燃える村
7.葬儀 8.仲間は来た)
(2)ワルツ組曲Op.110(1940-1946)
(1.あなたに会って以来 2.城の中のシンデレラ 3.メフィスト・ワルツ
4.おとぎばなしの終わり 5.ニューイヤー・イブの晩餐会、幸せに向かって)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団
録音:2009年9月
ますます好調の戦時の音楽シリーズ、ついにプロコフィエフの登場です!この
《セミョーン・コトコ》組曲は同名の歌劇からの演奏会用交響組曲。話は1918
年ウクライナ内戦中、前線から村へ戻った若者セミョーン・コトコが恋人のソ
フィアと結婚式を挙げようとしているところへドイツ兵が侵入し、一家を捕ら
えるが、セミョーンは既に逃れてパルチザンとなり、やがてソフィアが父親
によって地主に嫁がせられようとしていることを知ったセミョーンは、教会を
焼き打ちしてソフィアを助け出すが、セミョーンは敵に捕らえられ、死刑執行
の寸前に同志たちに救われる、という内容です。ハリウッド映画を彷彿とさせ
る甘い導入からやがてドイツ軍の魔の手が忍び寄り戦火の嵐となるが、仲間の
助けもあって、やがて勝利へと導かれる、という物語自体は絵に描いたような
社会主義リアリズムですが、プロコフィエフの音楽の天才性はストーリー以上
の域に達しています。冒頭の甘く半音階的な音楽は後期ロマン派の香りがし、
戦闘シーンは「アレクサンドル・ネフスキー」を思わせて、ぞくぞくします。
ワルツ組曲は過去の作品から作曲者自身が新たに編曲構成したもので、2、4、
6曲は「シンデレラ」、1、5曲は「戦争と平和」、3曲は映画音楽「レールモン
トフ」から取られており、いわばプロコ版「優雅で感傷的なワルツ」。その
華麗で退廃的な雰囲気にソビエト当局が演奏禁止にしなかったのが不思議な
位、美しい組曲です。

NF/PMA9981 \1980
「戦時の音楽1941-1945 Vol.11」
ユーリ・ウラディミロヴィチ・コチュロフ(1907-1951):
(1)マクベス交響曲(1940-48)
(2)スヴォロフ序曲(1944)
(3)荘厳な行進曲(1945)
(4)英雄的アリア(1942)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団
(4)オレシャ・ペトロワ(MS)
録音:2009年9月、DDD
コチュロフはオペラ座専属の俳優の家に生まれ、レニングラード音楽院でシ
チェルバチョフやシテインベルグに作曲を学びました。彼の作風は当時のソ
ビエトにあっては非常に西ヨーロッパ的で、30分近くかかる大作《マクベス》
交響曲は驚くほどリヒャルト・シュトラウスの諸・交響詩(特に英雄の生涯な
ど)を思わせます、また時にブルックナーも耳元をかすめます。戦時中に敵国
の作曲家(しかもシュトラウスとは)の影響をもろに受けているのはいかがな
ものか?当局に批判されなかったのは戦時中の幸い(?)でしょう。とは云え、
スネア・ドラムの”たかたん!”にショスタコを感じ、ぐわんぐわんと鳴る
銅鑼にはやはり作曲者のロシアの血を感じずにはいられません。大カタスト
ロフの後の虚脱状態における弦楽パートの恍惚とした響きは後期ロマン派特
有の官能的なカタルシスがあふれています。

NF/PMA9982 \1980
「サンクトペテルブルク・ミュージカル・アーカイヴ」
「ウラディーミル・ニールセンの芸術」
シューマン:森の情景
メンデルスゾーン:4つの無言歌
メトネル:2つのおとぎ話
ラヴェル:夜のガスパール
ウラディーミル・ニールセン(Pf)
録音:1955-1960年,レニングラード放送、キエフ放送(モノラル)
本年生誕百年となるロシアン・ピアニズムの巨匠ニールセン(1910-1998)の秘
蔵音源。ニールセンはノルウェー人の血をひいてサンクトペテルブルグに生
まれた。サンクト・ペテルブルク音楽院の名教師として多くの生徒を輩出し
たことでも知られる。ソ連国外ではほとんど活動しなかった。




<RCD>
RCD16070 \1850
「ボリショイ劇場の伝説」
-ヨーロッパのオペラ・ハイライト
グノー:「ファウスト」より
(1)ヴァレンティンのカヴァティーナ、(2)ファウストのカヴァティーナ、
(3)三重唱、(4)ヴァレンティンの死
ヴェルディ:「椿姫」より
(5)乾杯の歌、(6)第1幕の情景とアリア、(7)第2幕の情景とアリア、
(8)ジェルモンのアリア、(9)ヴィオレッタのレチタティーヴォとアリア、
(10)アルフレードとヴィオレッタの二重唱
レオンカヴァッロ:「道化師」より
(11)プロローグ、(12)シルヴィオとネッダの二重唱、
(13)ハーレクインのセレナーデ
(1)(3)(4)(8)(11)(12)パヴェル・リシツィアン(Br)、
(2)(3)(5)(6)(7)(10)(13)イワン・コズロフスキー(T)、
(5)(6)(9)(10)エリザベタ・シュムスカヤ(S)
(3)アレクサンドル・ピロゴフ(B)
(12)ナタリア・シピラー(S)
(1)(3)(4)V.ネボルシン(指揮)、
(2)B.ハイキン(指揮)、
(11)(12)A.メリク=パシャエフ(指揮)
(1)-(3)(11)-(12)ボリショイ劇場管弦楽団
(5)-(10)A.オルロフ指揮ソビエト国立響
(13)S.サモスード指揮モスクワ放送響
1947-1964年(一部モノラル)
昨年発売になった「ボリショイ劇場の伝説・ロシア歌劇ハイライト」
(RCD16069)の続編。フランス、イタリア・オペラをロシア語で聴くのは不思議
な感覚であるが、歌唱のすごさがそれを凌駕してあまりある。モノラルと初期
ステレオだが、音質は総じて良好。




<ALBANY>
TROY1174 \1980
モートン・グールド(1913-1996):管弦楽作品集
(1)アメリカン・シンフォネット第2番(1938)
(2)管弦楽のための協奏曲(1944)
(3)インタープレイ(アメリカン・コンチェルテット第1番)(1943)
(4)アメリカン・シンフォネット第3番(1938)
(5)コラールとフーガ・イン・ジャズ(1934)
デヴィド・アラン・ミラー指揮アルバニー交響楽団
(3)フィンドレイ・コックレル(Pf)
録音:2005-2008年
暖かく、楽しく、サービス精神満載のモートン・グールドの名作アメリカン・
シンフォネットとあまり演奏されることのない作品を収録。シンフォネット
第4番「ラテン・アメリカン・シンフォネット」は比較的演奏されますが、こ
のアルバムではあまり演奏されない第2番と第3番が収録されています。また意
外とグールドだけの作品集も出ていないので貴重なアルバム。ルロイ・アンダ
ーソン、コープランドと並ぶ古き良きアメリカの管弦楽作曲家、それがモート
ン・グールドだ。

TROY1168 \1980
アフメト・アドナン・サイグン(1907-1991):ピアノ作品集
(1)組曲Op.2より「主題と変奏」(1931)
(2)アクサク・リズムによる10のスケッチOp.58(1976)
(3)インチの本Op10(1934)
(4)アクサク・リズムによる練習曲Op38(1964)より第3、4、5、7、10番
キャスリン・ウッダード(Pf)
サイグンは20世紀初頭に生を受けたトルコの作曲家でトルコ音楽の西洋化、近
代化に大きく貢献した。最近CPOレーベルの交響曲シリーズなどで、徐々に認
知されつつある。彼はフランスに留学しヴァンサン・ダンディに師事している
が、作風は20世紀前半の諸潮流、つまり自国の民族要素と西洋近代の語法との
融合、自由な不協和音、モード、バーバリズム、複雑なリズムなどの影響を一
身に受け、今聴いても新鮮で個性的な世界を確立した。ドビュッシー、バルト
ーク、ストラヴィンスキーとも共通する雰囲気を持つ一方、トルコ独自のリズ
ムと旋律を取り入れた、たくましくも優美な音楽である。ピアノのウッダード
はサイグンの音楽の紹介をライフ・ワークにしており、その他にも中央アジア
で初めてカウエル、ケージを演奏したことでも知られている。

TROY1153(SACD-Hybrid) \1980
デヴィッド・フェルダー(1953-):作品集
(1)シュトゥック・シュティッケ(固い小品)(2007-08)
(2)メメント・モリ(死を思え)(2002-03)
(3)パーシャル[ディスト]レス[ス]トレーション(2001-03)
(4)ボックス・マン(1987/08)
(1)アルディッティ四重奏団、
(2)ニューヨーク・ヴィルトゥオーゾ・シンガーズ、
(3)ニューヨーク・ニュー・ミュージック・アンサンブル、
(4)マイルス・アンダーソン(Trb,ライヴ・エレクトロニクス)
録音:1994-2009年
デヴィッド・フェルダーはアメリカの中堅世代をリードする作曲家で作品は
主にISCM world music days、IRCAMを始め、ヨーロッパを中心に演奏され現在
はカリフォルニア大学サンディエゴ校で教鞭を取っている。作品は誰の影響を
受けていると具体的にたとえられないが、ザクザクをした激しいリズムと抒情
の鮮やかなコントラストや美しい旋律性が感じられるユニークな音楽。アル
ディッティが演奏している「シュトゥック・シュティッケ」は前衛の語法を
使いながらも軽快で美しいハーモニーを持った佳品。「メメント・モリ」はグ
レゴリオ聖歌と現代が融合した現代声楽作品の傑作といえるだろう。これまで
日本で知られてこなかったのが不思議なほど才能豊かな作曲家である。

TROY1152 \1980
(1)マスランカ(b.1943):学者の行列(2006)、
(2)キンバリー・K・アーチャー(b.1973):交響曲第3番(2007)
(3)マスランカ:カール・サンドバーグを読む者(2006)
スティーヴン・K.スティール指揮イリノイ州立大学ウィンド・シンフォニー
(3)ジョン・コッチ(Br)、トレイシー・コッチ(S)、
デヴィッド・ストランド(語り)
吹奏楽界の巨匠、マスランカの2006年の作品と1973年生まれの女流作曲家アー
チャーの大作交響曲の組み合わせ。アーチャーはイリノイ州立大学出身で中西
部を中心に活動しており、すでに多数の吹奏楽曲があり、吹奏楽ファンからは
注目を得つつある。交響曲第3番はホルストの惑星の中の「火星」を思わせる
勇ましい冒頭部に聴き手はわくわくしないではいられない。マスランカの「カ
ール・サンドバーグを読む者」リーダーは朗読つきの吹奏楽曲。

TROY 1149/50 2枚組 \3960
ジャック・ビーソン(1921-):
「騎馬水兵隊のジンクス大尉」
ロバート・オウェン・ジョーンズ(T,ジョナサン・ジンクス)、
キャロル・ウィルコックス
(S,アウレリア・トレントーニ、本名オーレリア・ジョンソン)、
ユージン・グリーン(Br,メイプルソン)、
ブライアン・スティール(Br,ウィリー)、
ロナルド・ハイリー(Br,チャーリー)、
ウォルター・フック(Br,ベリアルティ)、ほか
ラッセル・パターソン(指揮)
カンサスシティ・フィルハーモニー管弦楽団員
録音:1976年CBSによるセッション録音,113'04
ジャック・ビーソン(1921-)の音楽によるロマンティック・コメディ「騎馬水
兵隊のジンクス大尉」が35年ぶりに復活。「騎馬水兵隊のジンクス大尉」は、
米国の劇作家クライド・フィッチが1900年に発表して大人気となった喜劇を
原作として、1975年9月にカンサスシティで初演されたオペラ。物語は歌劇場
の裏話。真面目な青年ジンクスが、悪友との賭けでプリマドンナのアウレリ
ア・トレントーニ(実はニュージャージ生まれの米国人)を口説くことに。二
人はすぐに惹かれ合うも行き違いに。ジンクスは賭けの件を白状し、トレン
トーニがそれを許して二人は結ばれるという内容。題名の“騎馬水兵隊”と
は、海上の騎馬隊、つまり「場違いなもの」を意味しており、嫌々賭けを実
行するジンクスと掛けている。第2幕の後半、ヴェルディ「椿姫」のリハーサ
ル風景と物語を絡めた場面は、オペラ好きには大いに楽しめるだろう。
CBSレコードによるセッション録音の復刻。

TROY1157 \1980
「ヴィンテージ・ルネサンス・アンド・ビヨンド」-
ウィリアム・クラフト(b.1923)作品集
(1)豊かなルネサンスを越えて(Fl, Cl, Vn, Va, VC, Pf, Celesta)
(2)打楽器のための組曲(4Perc)
(3)4人の打楽器奏者とウィンド・アンサンブルのための協奏曲
(4)遭遇VI:ロト・トムと打楽器四重奏のためのコンチェルティーノ
(5)遭遇IX(A.Sax,Perc)
(1)イヤープレイ(アンサンブル)
(2)T.アドカッツ、J.タンザー、S.ヴィンセント、H.モリソン(以上Perc)
(3)ニューイングランド音楽院ウィンド・アンサンブル、
M.マンタラク(Perc)、E.ミルスタイン(Perc)、J.タンザー(Perc)、
S.ヴィンセント(Perc)
(4)C.マクナット(ロト・トム)、R.デル・カンポ(Perc)、
M.マンタラク(Perc)、J.リッジウェイ(Perc)、J.スタッキ(Perc)、
(5)M.テイラー(アルトSax)、D.リウッツィ(Perc)
アメリカの作曲家ウィリアム・クラフト(b.1923)は長年ロサンジェルス・フィ
ルの打楽器奏者を勤め、またコンポーザー・イン・レジデンスも勤めた。作曲
をヘンリー・カウエルに学び、プロデューサーとしてはヒナステラ、ヴァレー
ズ、ストラヴィンスキー、ルー・ハリソンの音楽を紹介している。そんな経歴
からも想像できるように、彼の音楽は様々な過去の音楽(特に中世、ルネサン
ス)、民族的要素(ガムランなど)、呪術的雰囲気を持った魅力的なものである。

TROY1160 \1980
「アヴァロン弦楽四重奏団」
ヘイズ・ビッグス:おお、英知よ-スティール・アウェイ(2004)
エザン・ウィックマン:ナマステ(2008)
スティーヴン・グリック:弦楽四重奏曲(2004)
デヴィッド・マクブライド:ミューズ(2002)
アヴァロン弦楽四重奏団
録音:2008年
アヴァロン弦楽四重奏団は1995年結成で多くの音楽祭に出演、現代音楽を得意
としており、世界初演も多い。このCDではクロノス・カルテットが好みそうな
モダンでのりのよいビート、ミニマル、時に民族色を兼ね備えたクォリティの
高い作品が揃っている。

TROY1161 \1980
「独特の植物」-ヴィクトリア・ボンド作品集
(1)独特の植物(Cemb)
(2)祝福された姉妹(Vn,Hp)
(3)橋(Cl,B/Cl,二胡,中国琵琶)
(4)ジャスミンの花(Va)
(5)不織布(2Vn)
(1)ケネス・クーパー(Cemb)、
(2)R.ジョレス(Vn)、S.ジョレス(Hrp)
(3)バーズ&フェニックス:【テレサ・ライリー(Cl)、ジョン・ブルース・イェ
ー(バスCl)、ワン・グオウェイ(二胡)、ヤン・ウェイ(琵琶)】
(4)ダニエル・パンナー(Va)
(5)R.ジョレス(Vn)、S.ラインホールド(Vn)
ヴィクトリア・ボンドはヒューストンと上海を中心に活動する女流作曲家。ハ
ープシコードのための「独特の植物」は叙情的に始まるものの、やがて激しさ
を増しカオスへと至る、朗読つきの作品。二胡、中国琵琶とクラリネットのた
めの「橋」はまさに東西に架ける橋を意味するのだろう、中国楽器がジャズっ
ぽいことをやったり反対にクラリネットが中国音楽っぽいことをやったりと、
ちょいとあざとい(ずるいな-という感じ)と思えることを堂々とやっちゃうと
ころが潔くて逆に好感が持てる。

TROY1162 \1980
「空飛ぶ亀の夢」-ゲイリー・スマート:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第1番/3つのピアノ小品/ピアノ・ソナタ第2番
ゲイリー・スマート(Pf)
作曲家=ピアニスト、ゲイリー・スマートは、アメリカのワールド・ミュー
ジックとジャズに関心をもち、演奏、作曲、即興演奏をする。現在ジャクソン
ビル北フロリダ大学の教授。調性、モード、無調を自在に使い分けユニークな
世界を作っている。それぞれの作品の各楽章にタイトルが付けられており、
「空飛ぶ亀の夢」はピアノ・ソナタ第1番の第3楽章のタイトル。

TROY1163 \1980
「ウィリアム・アプリング、ジョプリンとバッハを弾く」
スコット・ジョプリン:
エリート・シンコペーションズ、オーガスタン・クラブ・ワルツ、
マグネティック・ラグ
J.S.バッハ:イタリア協奏曲
スコット・ジョプリン:
ラグタイム・ダンス、グラジオラス・ラグ、ユーフォニック・ラグ、
判事席のワルツ
J.S.バッハ:パルティータ第1番BWV.825
ウィリアム・アプリング(Pf)
録音:2004-07年
ウィリアム・アプリングは指揮者でピアニスト、教育者という多彩な顔を持
つ。アフリカ系アメリカ人である彼は、ジョプリンとバッハには、その時間の
感覚において共通点があるという。どちらもクラシカルに端正な弾き方をして
いる。

TROY1164/65 2枚組 \3960
サリヴァン:「ラディゴア」
テッド・クリストファー(Br,ロビン・オーカップル)、
セシリー・エリス(S,ローズ・メイバッド)、
フレデリック・リーダー(Br,ディスパード・マーガトロイド)、
アンソニー・バック(Br,リチャード・ドーントレス)、
サハラ・グラスナー=ボウルズ(MS,マッド・マーガレット)、ほか
マイケル・ボロウィッツ(指揮)
オハイオ・ライト・オペラ管弦楽団,合唱団
録音:2009年,DDD,130'06
「ラディゴア」は、ギルバート&サリヴァンの名コンビが放つ10作目の喜劇
で、大ヒット作「ミカド」の次作。1887年1月に初演され、300近い公演を数え
た。魔女狩りを行ったために代々呪われているマーガトロイド家の末裔で農夫
を偽っているロビン、彼を愛する孤児の娘ローズ、ロビンの代わりに呪いを受
けた弟ディスパード、彼に棄てられ狂ってしまったマーガレットと、強烈な個
性を持った登場人物が織り成す奇想天外の物語はギルバート&サリヴァンなら
では。ギルバート&サリヴァンを積極的に上演しているオハイオ・ライト・オ
ペラの手馴れた演奏も聞きもの。

TROY1166 \1980
「天は音楽」-ヴァージル・トムソンの合唱&声楽作品集
深淵より/おお私のハートよ/ようこそ新しき年/トマス・キャンピオンの
詩による4つの歌/2声の合唱と打楽器のためのミサ/「エウリピデスのメディ
ア」から7つの合唱曲/「古い南部」から聖歌/ほか全26曲
グレッグ・スミス指揮
グレッグ・スミス・シンガーズ、ロザリンド・リーズ(Sop)、ほか
映画音楽「大地を耕す鍬」や数々の交響曲、管弦楽曲で知られるトムソンの珍
しい声楽作品集。堅実で大地にしっかりと根を生やした骨太な音楽。

TROY1167 \1980
ドナルド・マルティーノ(1931-2005):
後期室内楽作品集
(1)ピアノ三重奏曲
(2)弦楽四重奏曲第5番
(3)クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲
(4)ヴァイオリン・ソナタ第2番
(1)(2)(4)カーティス・マコンバー(Vn)、
(1)G.ヘッセリンク(Vc)、M.カンプマイアー(Pf)
(2)C.ジーヴィン(Vn)、L.マーティン(Va)、C.フィンケル(Vc)
(3)A.R.ケイ(cl)、F.シェリー(Vc)、S.ゴスリング(Pf)
(4)A.カリス(Pf)
録音:2009年
マルティーノはダラピッコラ、セッションズ、ミルトン・バビッドに師事した
アメリカの作曲家で1974年にピューリッツァー賞を受賞している。作風は12音
技法で、劇的で激しい表出力を持った音楽である。

TROY1169 \1980
「聞いたことがない不思議に耳を傾ける」
-ケティ・ネッツ作品集
(1)1930年代の手紙から(ヘルツェゴヴィナ、ダルマチア、ボスニアの手紙,
全13曲)(2008)
(2)時の曲り角(Fl/Pic,Cl,Vn,Vc.Pf)(2008)
(3)ビトイーン(2008)
(4)ビフォー(2007)
(5)ウィンド・ダウンII(2008)
ケティ・ネッツ(Pf)
(1)(3)K.ウルフェ(Vn)
(2)エクス・ノヴォ・アンサンブル
(4)A.ストライスフェルド(Vn)
(5)M.バーガー(Vn)
録音:2009年,DDD
ケティ・ネッツはボストン大学で作曲を学び、後にカリフォルニア大学バーク
レー校でも研鑽を積んでいる。彼女の音楽はユダヤ音楽、ロマ(いわゆるジプ
シー)音楽の要素を色濃く反映している。「1930年代からの手紙」は1分から2分
の小品13曲からなる組曲で時にバルトーク、ストラヴィンスキーを思わせる。

TROY1170 \1980
ローレンス・ディロン作品集
入り口(2007)(Actor,Fl,A.Fl,Vn,Va,Pf)
ひっそりとした所(2007)(M.Sop,Va,Pf)
肢(1993)(Sop,Cl,Sax,Vn,Va,Vc,Pf)
出口(2007)(Actor,A.Sax,Trp,Vc,Db,Pf)
ローレン・フラナガン(Sop)、
ランソム・ウィルソン指揮
ほか
録音:2009年
ローレンス・ディロンは北カリフォルニア大学で教鞭を取る一方、数々の団体
から主に室内楽作品の作曲委嘱を受けている。近年はラヴィニア音楽祭のプロ
デュースも行っている。穏健で叙情的な作風が特徴である。

TROY1172 \1980
ラヴェル:夜のギャスパール
イバール・ミハショフ(1941-1993):元素図
ウィンストン・チョイ(Pf)
録音:2008年
ピアノのウィンストン・チョイは中国系カナダ人で2002年オルレアン国際ピア
ノ・コンクール入賞者。「元素図」の作曲者ミハショフは作曲家兼ピアニスト。
ジョン・ケージとのコラボレーションやオペラ・アリアなどをピアノ独奏に編
曲したことで知られる。また作曲家としては、効果満点のピアノ曲を書いてい
る。チョイはラヴェル共々、超絶技巧の曲を若々しい情熱で見事に弾ききって
いる。

<PentaTone>
PTM 1002(SACD-Hybrid) \2500
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集Vol.2 ――
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ長調D.574,Op.162
ヴァイオリンとピアノのための幻想曲ハ長調D.934,Op.159
4手連弾のための幻想曲ヘ短調D.940,Op.103*
ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン/グァダニーニ1742&ピアノ*)、
マーティン・ヘルムヘン(ピアノ/スタインウェイ)
前作に収録された1816年の作品「ヴァイオリン・ソナタ第1番-第3番(3つのソ
ナチネ)」に続き、ユリア・フィツシャーとマーティン・ヘルムヘンのデュオ
が取り上げたのは、1817年に20歳のシューベルトが完成させた「ヴァイオリン
・ソナタ第4番」と死の前年となる1827年に書かれた「幻想曲D.934」。
このユリア・フィッシャーとマーティン・ヘルムヘンのシューベルトは、作曲
者が31年という短い人生と共に歩んだ「ヴァイオリンとピアノのための作品」
の真価、また作品が成熟してゆく過程を言葉ではなく"音楽"で伝えてくれる至
高の芸術なのである。
また「幻想曲D.940」では、なんとユリア・フィッシャーがヴァイオリン以上
とも噂されているピアノの演奏を遂に披露!
2人の若き巨匠の才能が火花を散らす"ピアノ・デュオ"も絶対に聴き逃せませ
ん!
2009年1月3-5日&7月3-5日、ファルテルモント(オランダ)での録音。
日本大幅先行発売!

PTM 1004(SACD-Hybrid) \2500
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集Vol.1 ――
ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第1番ニ長調D.384,Op.137-1
ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第2番イ短調D.385,Op.137-2
ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第3番ト短調D.408,Op.137-3
ヴァイオリンとピアノのための《華麗なるロンド》ロ短調D.895,Op.70
ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン/グァダニーニ1742)、
マーティン・ヘルムヘン(ピアノ/スタインウェイ)
リリース以来絶好調の「Vol.1」がペンタトーン"PTMシリーズ"から新装登場!
※PTC 5186 347は廃盤となります。

PTM 1003(SACD-Hybrid) \2500
ストラヴィンスキー:
ジェズアルド・ディ・ヴェノーサ400年祭のための記念碑
ミサ曲(混声合唱と2つの木管五重奏のための)
J.S.バッハの《高き天よりわれは来れり》によるコラール変奏曲
詩篇交響曲
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)、
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団、
コレギウム・ヴォカーレ
『"モダン・オーケストラ"と"ピリオド・アプローチ"の融合による"新しいベ
ートーヴェン"』をテーマとしたロイヤル・フランダース・フィルとのベート
ーヴェン・チクルスから「交響曲第9番《合唱付き》」を発表したばかりのヘ
レヴェッヘ。
古楽大国ベルギーが生んだピリオド奏法の世界的権威ヘレヴェッヘがプリンシ
パル・コンダクターを務めるフランダース・フィルを振っての次なるリリース
は、なんとストラヴィンスキー!
ピリオド・アプローチなど古楽分野での演奏や功績のみがクローズアップされ
がちなヘレヴェッヘだが、新ウィーン楽派までを手中に収めるなどそのレパー
トリーの広さは驚異的。
その中でもストラヴィンスキーは特にヘレヴェッヘが得意としている作曲家の
1人ということもあり、コレギウム・ヴォカーレの合唱が活きる選曲からも本
気度がビシビシと伝わってくる。
※2009年1月30日-31日、デシンゲル(ベルギー)での録音。




<Chandos>
CHAN 10583 \2180
ラフマニノフ:歌劇《アレコ》
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、
BBCフィルハーモニック、トリノ王立歌劇場合唱団、
セルゲイ・ムルザエフ(アレコ/バリトン)、
エフゲニー・アキモフ(若いジプシー/テノール)、
ゲンナジー・ベズベンコフ(老ジプシー/バス)、
スヴェトラ・ワシレワ(ゼムフィーラ/ソプラノ)、
ナデジダ・ワシリエワ(ジプシーの老婆/メゾ・ソプラノ)
ラフマニノフの孫アレクサンドル・ラフマニノフが1999年に設立したセルゲイ
・ラフマニノフ財団の全面的なサポートを受け、灼熱のマエストロ、ジャナン
ドレア・ノセダが盟友BBCフィルハーモニックと共に全身全霊を傾けている"ラ
フマニノフ・プロジェクト"。
モスクワ音楽院でアレンスキーに師事していたラフマニノフが卒業作品として
1982年に完成させた最初のオペラ「アレコ」。このプーシキンの「ジプシー」
を題材とした「アレコ」はチャイコフスキーにも認められ、過去にはコレシチェ
ンコとタネーエフにしか与えられていなかった金メダルを獲得するなど、ラフ
マニノフの出世作となった若き日の傑作である。
ノセダの"ラフマニノフ3大オペラ"レコーディングの最後を飾る「アレコ」は、
マンチェスターでのセッション録音だった前2作とは異なり、2007年から音楽監
督を務めるトリノ王立歌劇場の合唱団を起用したトリノでのライヴ録音!
またソリストにもロシアのマリインスキー劇場やボリショイ劇場で活躍する旬
の歌手たちをズラリと揃えるなど布陣も万全。
トリノ王立歌劇場でオペラ指揮者としても飛躍を続ける昇り竜ノセダの「アレ
コ」。要注目!
2009年9月7日-8日、オーディトリオRAIアルトゥーロ・トスカニーニ(トリノ)で
のライヴ録音。

CHSA 5080(SACD-Hybrid) 特価 \2080
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、ハーグ・レジデンティ管弦楽団
オッテルローやフォンク、スヴェトラーノフ、ズヴェーテンといった歴代の首
席指揮者たちからバトンを受け継いだネーメ・ヤルヴィが振るブルックナーは、
ハーグ・レジデンティ管の新たな代名詞となることだろう。
また、オーケストラをしっかりと鳴らし豪快に響かせるネーメ・ヤルヴィとブ
ルックナーとの相性も楽しみなところ。
ちなみに息子パーヴォ・ヤルヴィがフランクフルト放送響とブルックナー・チ
クルスを進めており、互いのプライドを懸けた(?)父と子の"ブルックナー"の
聴き比べも面白そう。
2009年9月17日-19日、ドクター・アントン・フィリップザール(オランダ)での
録音
スペシャル・プライス設定です!

CHAN 10590 \2180
スーザン・グリットン、ブリテン、フィンジ、ディーリアスを歌う ――
フィンジ:ディエス・ナタリスOp.8
ブリテン:イリュミナシオンOp.18、4つのフランスの歌
ディーリアス:去り行くひばり
スーザン・グリットン(ソプラノ)、
エドワード・ガードナー(指揮)、BBC交響楽団
イギリスが世界に誇るリリック・ソプラノ、スーザン・グリットンが歌うオー
ル・イギリス・プログラム!
牧歌的、またどこか陰のある深い美を持ったフィンジの音楽とグリットンの歌
声が紡ぐ傑作「ディエス・ナタリス(降誕祭)」。当代屈指の"ブリテン歌い"に
よるブリテン14歳の作品「4つのフランスの歌」と「イリュミナシオン」の全曲。
トーマス・ビーチャムとエリック・フェンビーによって校訂され、現在唯一の
ソプラノ版となるディーリアスの「去り行くひばり」など、グリットンが歌う
4作品はどれも20世紀イギリスの声楽曲を代表する傑作ばかり!
グリットンの共演として、イングリッシュ・ナショナル・オペラ(ENO)の音楽監
督sエドワード・ガードナーが専属契約締結後2度目の登場!
ENOで辣腕を振るう若きマエストロとグリットンを組み合わせてきたところから
も、この歌曲集に懸けるシャンドスの本気度がうかがえる。
フィンジ、ブリテン、そしてディーリアス。心を揺さぶる素晴らしき音楽が響
きます ――。

CHAN 10593 \2180
ボーウェン:ピアノ作品集Vol.4 ――
パルティータOp.156/かわいい組曲Op.39(組曲第4番)/組曲第3番Op.38/3つの
スケッチOp.43/ソナチナOp.144/3つのノヴェレッテOp.124/ポロネーズ
Op.26-2/気まぐれOp.19-2
ヨープ・セリス(ピアノ)
ソロ、室内楽、協奏曲など、新たな録音が続々とリリースされ再評価が進む"イ
ギリスのラフマニノフ"ことヨーク・ボーウェン(1884-1961)。
一足早くボーウェンの発掘に乗り出したシャンドスのボーウェン第4巻に収録さ
れたキャリア初期の20年間と後期の1949年-1960年に作曲されたピアノ作品は、
一部を除きほとんどが世界初録音。
ハイペリオンのダニー・ドライヴァーと同じくボーウェンの音楽をこよなく愛
するヨープ・セリス。師であるバドゥラ=スコダ直伝の奏法と、研究に研究を
重ねた解釈によって、さらに解明されるボーウェンの音楽の真価に期待。

CHAN 10592 \2180
バーゴン:
ヴィオラ協奏曲《ゴースツ・オヴ・ザ・ダンス》(世界初録音)/歌曲集《残酷
な美》*/チェロ協奏曲(世界初録音)#
フィリップ・デュークス(ヴィオラ)、
ジョゼフィーヌ・ナイト(チェロ)#、サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)*、
ラモン・ガンバ(指揮)、シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
テレビ番組や映画音楽のサウンド・トラックが大ヒットとなり、英国の幅広い
層から支持を集めている熟練の作曲家ジェフリー・バーゴン(1941-)。
ハイペリオンからリリースされた合唱作品集(CDA 67567)に続く"クラシック"の
作品集には、1996年-97年に作曲された歌曲集と世界初録音となる2つの協奏曲
を収録。
ザ・シックスティーンのメンバーでもあり、シューマン歌曲集(CHAN 10492)で
の美声が印象深いサラ・コノリーの歌声、英国音楽の達人ラモン・ガンバの統
率力が聴きどころ。

CHAN 0768 \2180
A・スカルラッティ:カンタータ&室内楽作品集 ――
聖女の名を持つ美しき貴婦人/まこと、君ゆえ愛に身を焦がし/協奏曲第9番
イ短調/かの心地よき平安は/カンタータ・パストラーレ《常になく我が心を
占めるはいずれか》
クララ・ロットソルク(ソプラノ)、
テンペスタ・ディ・マーレ・チェンバー・プレーヤーズ
ドメニコ・スカルラッティの父にしてナポリ楽派の生みの親、またヘンデルに
多大な影響を与えたイタリアの巨星アレッサンドロ・スカルラッティ。
現在ではオペラとカンタータの作曲家として有名な父スカルラッティの"カンタ
ータ"と知られざる"室内楽"に着目したのは、フィラデルフィアのピリオド・ア
ンサンブル、テンペスタ・ディ・マーレ。
リコーダー、2本のヴァイオリン、チェロ、テオルボによる5重奏が、小編成な
らではのスマートな演奏や各声部の動きを通して"カンタータ"はもちろんのこ
と"室内楽"の作曲家としても優れていたスカルラッティの技法を楽しませてく
れます。




<PentaTone>
PTC 5186 351(SACD-Hybrid) \2850
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調(ノヴァーク版)
マレク・ヤノフスキ(指揮)、スイス・ロマンド管弦楽団
2002年にベルリン放送響の首席指揮者&音楽監督となり成功を収めたヤノフス
キは、2005年にピアンカス・スタインバークの後任としてスイス・ロマンド管
のシェフに就任。
当時のスイス・ロマンド管が直面していた様々な苦難を切り抜け、そのレベル
を世界の第一線まで引き戻すなど、ヤノフスキのオーケストラ・ビルダーとし
ての手腕は折り紙付き。
さらに凄みを増したドイツ的で重厚なサウンドによるブルックナーの「5番」は、
スイス・ロマンドが突入した新たな黄金期を実感させてくれる。
ヤノフスキのブルックナー・チクルスが完成する時には、スイス・ロマンド管
が"アンセルメのオーケストラ"から"ヤノフスキとアンセルメのオーケストラ"
に変貌を遂げるかもしれない。

PTC 5186 362(SACD-Hybrid) \2850
リムスキー=コルサコフ:管弦楽組曲集 ――
組曲《雪娘》/組曲《見えざる町のキーテジと聖女フェヴローニャの物語》
/トリグラフの山の一夜
ミハイル・プレトニョフ(指揮)、ロシア・ナショナル管弦楽団
「シェエラザード」や「スペイン奇想曲」と並ぶ代表作「雪娘」、「見えざる町
のキーテジ-」の組曲、歌劇「ムラダ」の第3幕から編曲された「トリグラフの山
の一夜」など、リムスキー=コルサコフの"組曲"の名作から秘曲をプレトニョフ
がチョイス。
国際化の影響によって旧ソ連時代から大きく様変わりしたロシアのオーケストラ
界のカラーだが、要所要所で急激にパワーアップする金管や打楽器がRNOの底力、
伝統、そして存在感をしっかりと示してくれている。
ピアノを封印して指揮者に専念するプレトニョフのタクト捌きにも要注目。

PTC 5186 356(SACD-Hybrid) \2850
ゲッティ:管弦楽作品集 ――
序曲《プランプ・ジャック》/先祖の組曲/深と深/ホームワーク組曲/バリ
ーキールのフィドラー/ライズ・ザ・カラーズ(全曲世界初録音)
ネヴィル・マリナー(指揮)、
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・フィールズ
20世紀アメリカの石油王ポール・ゲッティの息子であり、米国版長者番付"フォ
ーブス400"にも名を連ねたゲッティ・オイルの相続者ゴードン・ゲッティ
(1933-)の作品集第5弾は、全曲世界初録音となる管弦楽作品集。
資産や石油に注目されがちなゲッティだが、実はプロの演奏家を目指しサンフ
ランシスコ音楽院で研鑽を積んだ経験を持つ正真正銘の音楽家なのである。管
弦楽作品を演奏するのはマリナー&ASMFの名コンビ。かなり本格的です。

PTC 5186 189(SACD-Hybrid) \2850
ハイドン:
弦楽四重奏曲第77番ハ長調Op.76-3《皇帝》Hob.III-77、
弦楽四重奏曲第78番変ロ長調Op.76-4《日の出》Hob.III-78
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第5番イ長調Op.18-5
イタリア弦楽四重奏団〔パオロ・ボルチャーニ(ヴァイオリン)、エリサ・ペグ
レッフィ(ヴァイオリン)、ピエロ・ファルッリ(ヴィオラ)、フランコ・ロッシ
(チェロ)〕
1970年代にフィリップスが生み出したクァドラフォニック(4チャンネル)録音を
SACDフォーマットにリマスタリングしたペンタトーンの"RQR"シリーズ。
1945年から1980年まで活躍したイタリア弦楽四重奏団の復刻第3弾は、代名詞で
もあるベートーヴェンの弦楽四重奏曲の中から第5番とハイドンの2作品をカッ
プリング。1976年1月&1973年7月の録音。





<Guild Historical>
GHCD 2357 \1350
ブルクハルトとショイブレの室内楽作品集 ――
ブルクハルト:ジーベン・シュトゥフェン・デス・レーベンズ(人生の七歩)/
2台ピアノのためのバレエ音楽《ばらと影》Op.43*
エミィ・ヒュルリマン(ハープ)、マンフレート・プライス(クラリネット)、
マルタン・シュテール(オルガン)、
パウル・ブルクハルト(指揮)、
ニコ・カウフマン(ピアノ)*、ハンス・ショイブレ(ピアノ)*
名曲「オー・マイン・パパ(O mein Papa)」の作曲者として有名なパウル・ブル
クハルトと、ハンス・ショイブレ。「チューリッヒ中央図書館所蔵の歴史的録音
シリーズ」から登場するのは、この20世紀スイスを代表する2人の室内楽作品集。
「オー・マイン・パパ」以外のブルクハルト、またショイブレの作品に接する
機会は決して多くはないため、作曲家自身が参加した録音は貴重な記録と言え
るだろう。1977年6月2日-3日&1959年12月19日*の録音。




<Guild>
GMCD 7338 \2180
ブルッフ:
ヴァイオリンと管弦楽のための《コル・ニドライ》(ヴァイオリン版世界初録音)
ヴァイオリンと管弦楽のための《ロマンス》/歌劇《戯れと悪知恵と復讐》
Op.1より 序曲(世界初録音)/スウェーデン民謡によるセレナーデ/ヴァイオリ
ン協奏曲第1番ト短調Op.26
アレクサンドル・ダ・コスタ(ヴァイオリン)、ギラド・カルニ(ヴィオラ)、
トーマス・レスナー(指揮)、ビエンヌ交響楽団
マックス・ブルッフのチェロと管弦楽のための名作「コル・ニドライ」。この
「コル・ニドライ」を作曲者自身がヴァイオリンと管弦楽のためにアレンジし
たヴァージョンの世界初録音盤!
「コル・ニドライ」の約10分という演奏時間の中に込められた儚くも美しいブ
ルッフのメロディを、"チェロ"ではなく"ヴァイオリン"の音色で味わってみて
下さい。チェロとは違う「コル・ニドライ」の世界が広がります ――。

GMCD 7333 \2180
東洋と西洋の出会い ――
J・S・バッハ:カンタータ第93番《ただ神の摂理にまかす者》BWV.93/サーフィ
ーの音楽:ネイの即興、祈り、プロフェットの祈り、おお我が神アラーよ、我が
言葉を聞け、タンブーリ・タクシム、日夜は回る、行け我が神よ、カーヌーン
とケマンの即興/J・S・バッハ:カンタータ第107番《汝なんぞ悲しみうなだる
るや》BWV.107
ポケット・オペラ・カンパニー・スーフィー/バッハ、
ブルハン・オチャル(リーダー&クュドュム)
この"東洋と西洋の出会い"は、ペルシャ、イスラムの神秘主義者サーフィーの
伝承音楽と大バッハの音楽を結びつけてしまったという大胆な企画。
"西洋"バッハの「カンタータ第93番」と、その後に現れる"東洋"サーフィーの
「音楽」との作風、響きの違いが東洋と西洋の垣根を超えた神秘的な雰囲気を
醸し出しているのが面白い。ジプシー音楽で有名なトルコの国民的アーティス
ト、ブルハン・オチャルの参加も強力。

GMCD 7341 \2180
ダウランドとクロトンのリュート歌曲 ――
ダウランド:プレリュード、眠れ定まらぬ思いよ、死に急いではならぬ、愛の神
よ, かつて出会ったことがあるか、今こそ別れねばならぬ、行け, 輝く涙、時
間は静止して、御婦人むきの小間物屋、悲しみよとどまれ(リュート独奏版)、
悲しみよとどまれ、彼の金髪も時が銀色に変えてしまった、流れよわが涙、
一日中、来たれ深き眠り/クロトン:失われた時を求めて、While you here do
snoring lie、目覚め、静けさ、いまぞ別れの時か
テレジア・ボーテ(ソプラノ)、ピーター・クロトン(リュート)、
デレク・リー・レイギン(カウンターテナー)
スイスの名門、バーゼル・スコラ・カントルムで教鞭を執るリュート奏者ピー
ター・クロトンが、ダウランドの作品に世界初録音となる自作5作品を織り交ぜ
たリュート歌曲集。
アイルランドとドイツの血を引くカナダのソプラノ、テレジア・ボーテのビブ
ラートを抑えた歌声とストレートな表現がクロトンのリュートと共に美しく自
然な"歌"を奏でる。





<Guild Light Music>
GLCD 5164 \1650
軽音楽の黄金時代 - ライブラリーへの旅行 ――
ラビノウィッツ:リヴィン・イット・アップ/ダンカン:コルシカから来た少女
/デュボワ:ジャカランダのメロディ/キャンベル:ポプジー/ビーヴァー:ヘリ
コプター・ジャーニー/スラニー:カントリー・キャンター/ファーノン:スタ
ードム/他
セドリック・デュモン(指揮)、ニュー・コンサート・オーケストラ、
ロバート・ファーノン(指揮)、デンマーク国立放送交響楽団、
クルト・レーフェルト(指揮)、シュトゥットガルト放送交響楽団、
ワルター・コリンズ(指揮)、ロンドン・プロムナード・オーケストラ、他
ファンからの根強い支持を得たシリーズは第60集の壁を突破!シリーズの第64
集では、ライト・ミュージックが盛り上がりを見せ始めた1940年代から積み重
ねられた映画、ラジオ、テレビ製作者のためのミュージック・ライブラリーを
巡る。1937年-1958年の録音。

GLCD 5165 \1650
軽音楽の黄金時代 - ステレオ時代のオーケストラの宝石 ――
エヴァンス:スペインの女/カーン:シー・ディドント・セイ・イエス/スタイ
ン:ジャスト・ア・キス・アパート/トレネ:ラ・メール/バクスター:シュー
ティング・スター/ウォーレン:アワー・ラヴ・アフェアー/ファーノン:ミス
ター・パンチ/シャブリエ:狂詩曲《スペイン》/他
カーメン・ドラゴン(指揮)、
キャピトル交響楽団、ポール・ワトソン&ヒズ・オーケストラ、
ヘンリー・マンシーニ&ヒズ・オーケストラ、
101ストリングス・オーケストラ、他
ステレオ録音が市場やリスナーに広く浸透した時代の「オーケストラ作品」が
シリーズ"第65集"。その名の通り101本の弦楽器をメインとした101ストリング
ス・オーケストラが演奏するシャブリエの狂詩曲「スペイン」などを収録。
1956年-1959年の録音。

GLCD 5166 \1650
軽音楽の黄金時代 - ハイリー・ストラング ――
メイソン:ポップス・ポルカ/レイス:リン・リン/フレンチ:ハイリー・ストラ
ング/ローシャ:リスボンの歌/ロジャー:パリ・プルマン/グリーン:サファイ
ア/ガステ:ル・ソワール/ゴードン:アフレイド・トゥ・ドリーム/ハートリ
ー:ジャック・イン・ザ・ボックス/グッドウィン:オール・ストラング・アッ
プ/他
アーサー・フィードラー(指揮)、
ボストン・ポップス・オーケストラ、ナイツブリッジ・ストリングス、
エリック・クック(指揮)、グループ・フォーティ・オーケストラ、
フィリップ・パレ(指揮)、パリ放送管弦楽団、
ロン・グッドウィン&ヒズ・オーケストラ、他
軽音楽の黄金時代"第66集"はオーケストラの顔、「弦楽セクション」が主役の
ライト・ミュージック集。フィードラー&ボストン・ポップスの「ポップス・
ポルカ」や、ロン・グッドウィンの自作自演などがズラリ。
1949年-1959年の録音。




<Onyx>
ONYX 4050 \2180
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調Op.12-3
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47《クロイツェル》
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)
クリスティアン・ベズイデンホウト(フォルテピアノ)
前作、J・S・バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」
(ONYX 4040)が、歴史的名演の誕生として全世界で激賞されたムローヴァ。
古楽界の巨匠や名手たちとの共演を通じて会得し、バッハの名演誕生の礎とも
なったムローヴァのピリオド・スタイルは、このベートーヴェンのヴァイオリ
ン・ソナタでも健在!
ガット弦を張った1750年製グァダニーニとワルター・バエルビエロ製のバロッ
ク弓を愛用するムローヴァは、共演の楽器を"ピアノ"ではなく"フォルテピア
ノ"に指定するなど、ここでもピリオド・スタイルを徹底的に追及する姿勢を
見せてくれている。
ムローヴァとデュオを組むのは、ドイツ系オランダ人の両親を持つ1979年南ア
フリカ生まれのニュースター、クリスティアン・ベズイデンホウト。
2001年フランドル音楽祭の国際フォルテピアノ・コンクールの覇者でもある
ベズイデンホウトは、2007年にアンドレアス・シュタイアーの代役として緊
急登板したフライブルク・バロックオーケストラとの共演で大成功を収め一
気に名声を高めるなど、女王ムローヴァのパートナーに相応しい旬の鍵盤奏
者なのである!




<Caprice>
CAP 21795 \2300
モーツァルト:
ディヴェルティメント変ホ長調K.563
弦楽三重奏曲楽章ト長調K.Anh.66(フランツ・バイヤー補完)
トリオ・シリアクス・ペーション・ライティネン〔トリオ・シリアクス=ペ
ーション=ライティネン〔セシリア・シリアクス(ヴァイオリン)、ヨハンナ
・ペーション(ヴィオラ)、カティ・ライティネン(チェロ)〕
2004年にリリースされたドミトリー・シトコヴェツキー版のJ・S・バッハ「ゴ
ルトベルク変奏曲」(弦楽三重奏版/CAP 21695)がスウェーデン・グラミー賞
に輝き、映像版までリリースされるなど、世界各国で話題を集めたスウェーデ
ンの女流奏者たちによるアンサンブル、トリオ・シリアクス・ペーション・ラ
イティネン。
バッハ以来となる久々の新録音は、モーツァルト晩年の傑作「ディヴェルティ
メントK.563」。フリーメーソンの仲間であり援助者でもあったミヒャエル・
プーフベルクからの依頼で作曲され、モーツァルトの数あるディヴェルティメ
ントの中でも唯一弦楽三重奏という編成の「変ホ長調K.563」。
すでに多くの名演が存在するこの「変ホ長調K.563」だが、スウェーデンで誕
生した新たな録音も名盤のライブラリーに加われるだけのクォリティと価値を
備えている。

CAP 21780 \2300
ピアノによるインプロヴィゼーショナルII ――
コーネリアス・フリースワイクからインスピレーションを授かったピアノ即興
マッツ・エーベリー(ピアノ)
スウェーデンの"カプリース(Caprice)"が発信する、即興の真髄を徹底的に追
求する前代未聞のシリーズ「ピアノによるインプロヴィゼーショナル」。
(1)インプロヴィゼーション(即興)であること。
(2)10タイトル全てで同一のコンサートホール、同一のピアノを使用(ピアニス
トは各タイトルで変更となる)。
(3)レコーディングの直前(ホールに入ってから)にテーマが提示される。事前
提示は一切なし。
(4)セッションは全て真夜中に行われる(人間の脳の活動時間に着目)。
この徹底された4項目がベースとなるシリーズ第2弾のテーマは、オランダで生
まれ、スウェーデンでシンガーソングライター、詩人、俳優として活躍したコ
ーネリアス・フリースワイク(1937-1987)。
このテーマに挑むのは、北欧の超絶デュオ"マッツ&モルガン"のピアニスト、
マッツ・エーベリー。フランク・ザッパに認められた盲目の天才が、ピアノ
の鍵盤をステージとして発揮する凄まじい感性と音楽性。これぞ即興!その
桁外れのセンスに脱帽です。

CAP 21799 \2300
ピアノによるインプロヴィゼーショナルIV ――
ジョニ・ミッチェルからインスピレーションを授かったピアノ即興
オルガ・コンコワ(ピアノ)
「ピアノによるインプロヴィゼーショナル」シリーズの第4弾は、9度のグラ
ミー賞受賞を誇り、1997年にはロックの殿堂入りを果たしたカナダの偉大な
るシンガーソングライター、ジョニ・ミッチェルがテーマ。
"ジョニ・ミッチェル"という壮大なテーマを提示されたのは、ロシア出身で
バークリーを経てノルウェーを拠点とする女流ピアニスト、オルガ・コンコ
ワ。コンコワがピアノの椅子に座った瞬間から生まれていく"即興音楽"。"即
興"の奥深さに触れることのできる意義深いシリーズです。

CAP 21802 \2300
若き愛 ――
ペッテション=ベリエル:
フリードリヒ・ニーチェの詩による歌曲より、リカルダ・フッフの詩による
歌曲より、ロマンティックな歌曲より
シェーグレン:ユリウス・ヴォルフの《タンホイザー》の6つの歌
ステーンハンマル:ハイネの《歌の本》による9つの歌曲
マチルダ・パウルソン(メゾ・ソプラノ)、
ベンクト=オーケ・ルンディン(ピアノ)
ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(1867-1942)、エミール・シェーグレ
ン(1853-1918)、ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871-1927)といったスウェ
ーデン音楽ファンにはお馴染みの作曲家たちの歌曲集。
マチルダ・パウルソンは、2008年春にR・シュトラウスの歌劇「ばらの騎士」
でオクタヴィアン役を歌いストックホルム王立歌劇場にデビュー。マルメ歌
劇場でのバーバーの歌劇「ヴァネッサ」の北欧初演にも参加するなど、脚光
を浴びている注目のメゾ・ソプラノである。




<Phono Suecia>
PSCD 183 \2300
破片の再組立 ――
ストリントベルイ:Lagmalda goranden/ヘデリン:パールスプレット/エルグ:
センチメンタル・ビザによる変奏曲/ヘードス:まもなく/ペッテション:ファ
ースト・アプリケーション/リンドグレン:ノエルの夜会/ハンセン:シュヴァ
インバード/ブロムダール:アンチ・フォーカス
ザ・パールズ・ビフォー・スワイン・エクスピリエンス〔サラ・ハンマルス
トレム(フルート)、ジョージ・ケントロス(ヴァイオリン)、マッツ・ウーロ
フソン(チェロ)、モッテン・ランドストレム(ピアノ)〕
ザ・パールズ・ビフォー・スワイン・エクスピリエンスは、直訳すると"豚に
真珠経験"という衝撃(笑撃!?)のアンサンブル名を持つスウェーデンのクヮル
テット。
フルート、ヴァイオリン、チェロ、ピアノという手堅い編成ながら、そのスタ
イルは最先端。2003年-2005年にかけて作曲された新作がズラリと並ぶ。




<NIFC>
NIFCCD 014 \2300
ショパン:
子守歌変ニ長調Op.57/夜想曲第7番嬰ハ短調Op.27-1/タランテラ変イ長調
Op.43/ボレロ ハ長調Op.19/ロンド ハ短調Op.1/ロンド変ホ長調Op.16/
演奏会用アレグロ イ長調Op.46/ポロネーズ第8番ニ短調Op.71-1/モーツァ
ルトの歌劇《ドン・ジョヴァンニ》の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲
変ロ長調Op.2
ニコライ・デミジェンコ(フォルテピアノ/プレイエル1848)
1976年モントリオール国際コンクールと1978年チャイコフスキー国際コンクー
ルの入賞を経て本格的な世界デビューを果たして以来、"ショパン"と"ロシア
音楽"を自身のレパートリーの両翼としてきたデミジェンコ。これまでモダン
ピアノで弾き続けてきた十八番のショパンをプレイエル1848年製のフォルテピ
アノで弾くデミジェンコの演奏は、時にはリリカルであり、また時にはアク
ティブでアグレッシブ!圧倒的なテクニックはもちろんのこと、卓越したダイ
ナミクスのコントロールや、多彩な表情をピアノから引き出す表現力もデミ
ジェンコの魅力である。
ちなみに2001年8月にレコーディングされた「バッハ・ピアノ・トランスクリ
プションズVol.2」(CDA 67324)からデミジェンコが愛用し続けているピアノ
は、ショパン国際ピアノ・コンクールの公式ピアノにも選ばれたイタリアの銘
器ファツィオーリ。デミジェンコがプレイエル製のフォルテピアノで弾いた
ショパンと、ファツィオーリで弾いたショパン(ONYX、AGPLなど)の聴き比べも
面白い。
2008年12月15日-17日、、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コン
サート・スタジオ(ワルシャワ)

NIFCCD 200 \2300
ショパン:
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21/ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
ヤン・リシエツキ(ピアノ)、
ハワード・シェリー(指揮)、シンフォニア・ヴァルソヴィア
ポーランド国立ショパン協会(Narodowy Instytut Fryderyka Chopina)の自主
レーベル「NIFC」の新シリーズ「ショパン協会モダン・シリーズ」は、その名
の通り"モダンピアノ"によるショパン!
ホワイトカラーのジャケットが印象的な新シリーズの幕開けとなる「ピアノ協
奏曲第1番&第2番」のソリストは、ポーランド人の両親を持つカルガリー生ま
れのピアニスト、ヤン・リシエツキ。このヤン・リシエツキ、1995年3月23日
生まれなので、なんと現在14歳(3/9現在)!リシエツキは2004年に9歳でカルガ
リー・シヴィック響にソリストとして招かれオーケストラ・デビュー。その後
もケベック響、ミネソタ管、ワルシャワ・フィルなどとのオーケストラや、ヨ
ーヨー・マ、エマニュエル・アックス、ピンカス・ズーカーマンといった名手
たちと共演を重ね、13歳で挑戦した2009年浜松国際ピアノアカデミーコンクー
ルでは見事第3位に輝いた驚異の14歳なのである!
ハワード・シェリー&シンフォニア・ヴァルソヴィアとの共演による「ピアノ
協奏曲第1番&第2番」は、ポーランド国立ショパン協会が主催する「ショパン
と彼のヨーロッパ」国際音楽祭に2008年、2009年と2年連続で招聘された際の
ライヴ録音。申し分のないテクニックと音楽性。その両手が生み出す表情豊か
な音色。そして14歳とは思えない風格漂う演奏にはただただ驚かされるばかり。
世界的ピアニストでもあるシェリーの万全のサポートを得て伸びやかに奏でら
れるリシエツキのショパン。
また1人、凄まじい才能を持つ神童が現れた ――!
2008年8月21日(第2番)&2009年8月20日(第1番)、ワルシャワ・フィルハーモニ
ー・コンサート・ホールでのライヴ録音。




<Timpani>
1C 1175 \2300
ゴーベール:バレエ音楽《騎士と姫君》(世界初録音)
マルク・スーストロ(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
クセナキス、ロパルツ、ダンディ、ピエルネ、フローラン・シュミットなどの
知られざる傑作を続々と世に送り出し、数々のブームの火付け役となったティ
ンパニ(Timpani)が新たに作品の発掘、録音に力を注いでいるフランスの作曲
家フィリップ・ゴーベール(1879-1941)。
フルート奏者、フルート作品の作曲者としてのイメージが圧倒的に強いゴーベ
ールだが、2008年にリリースされた「管弦楽作品集」(1C 1135)が、ミュージ
ックウェブ・インターナショナルの年間最優秀賞に選出され、フランスTVクラ
シカル・ミュージック・アウォードの2009年最優秀賞にノミネートれるなど、
"シンフォニスト・ゴーベール"の再評価の機運は一気に高まっている。
前作の「交響曲」や「海の歌」に続き、ティンパニ、スーストロ&ルクセンブ
ルク・フィルが発掘してきたゴーベールの管弦楽作品は、ウクライナ出身の名
ダンサー、セルジュ・リファールのために作曲され、パリ・オペラ座で初演が
行われた全2幕のバレエ音楽「騎士と姫君」。1941年に完成したこの「騎士と
姫君」は、フルート奏者、指揮者、作曲家として両大戦間のフランス音楽に多
大な影響を残したゴーベールの集大成とも言うべき作品なのである。
絶妙な管楽器の使い方など自身の演奏家としての経験が反映された巧みな作曲
技法、優美で優雅な旋律、時おり顔を見せる印象主義的な響きなど、多彩な魅
力に満ちた「騎士と姫君」。ゴーベールはフルートだけじゃない!作曲家ゴー
ベールの真価が明らかになります。2009年9月30日&10月2日の録音。




<Collegium>
CSCD 520 \1780
フォーレ:レクイエム(ジョン・ラッター校訂1893年版)
アヴェ・ヴェルム・コルプスOp.65-1
タントゥム・エルゴOp.65-2
アヴェ・マリアOp.67-2
マリア、マーテル・グラティエOp.47-2
ラシーヌ賛歌
小ミサ曲
キャロライン・アシュトン(ソプラノ)、
スティーヴン・ヴァーコー(バリトン)、
ジョン・ラッター(指揮)、
ケンブリッジ・シンガーズ、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアのメンバー
英国の合唱の神様ジョン・ラッターとケンブリッジ・シンガーズの最高傑作で
あり、コレギウム・レコーズ(Collegium Records)の大ベスト・セラー、フォ
ーレのレクイエムが新リマスターを施され、さらにグッド・プライスになっ
新装登場!
ジョン・ラッター自身の手によって1893年に校訂された楽譜を使用したフォー
レの「レクイエム」は、数ある同曲の録音の中でも五指に数えられる至高の名
演として絶大な評価受け続けているまさに"名演"である。
また「レクイエム」だけでなく「ラシーヌ賛歌」のあまりにも素晴らしいハー
モニーも、聴き手の心を揺さぶり"感動"という感情を与えてくれる。合唱関係
者必聴必携のフォーレです。1984年&1988年の録音(新リマスター)。
※COLCD 109は廃盤となります。




<Aeolus>
AE-10037(SACD-Hybrid) \2850
モルター:管弦楽作品集 ――
序曲ハ長調/トランペット協奏曲ニ長調/ソナタ・グロッサ ト短調/ヴァイ
オリン協奏曲ヘ長調/シンフォニア イ長調/協奏曲ヘ長調
マルティン・ヨップ(ヴァイオリン)、
ハンス=マルティン・ルクス(トランペット)、
フランクフルト・マイン・バロックオーケストラ
J・S・バッハも通ったと伝わるアイゼナハのギムナジウム、カールスルーエ、
イタリアで音楽を学んだ18世紀ドイツの作曲家ヨハン・メルヒオール・モルタ
ー。マンハイム楽派、イタリアやフランスの様式を取り入れたモルターの音楽
は、カール・ヴィルヘルム辺境伯や孫のカール・フリードリヒ辺境伯に認めら
れ、今日では特に「トランペット協奏曲」の作曲家として知られている。
ファッシュ(AE-10017)やヘルテル(AE-10027)のシンフォニア&協奏曲集が好評
を得たフランクフルト・マイン・バロックオーケストラのフレッシュな演奏
が、モルターの音楽を歴史の中から呼び覚ましてくれます。




<Audiomax>
946 1573-6(SACD-Hybrid+DVD-Video/PAL) \3380
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13
ベートーヴェン・クヮルテット
ソナーレ・クヮルテットを前身として、2006年にボンで結成された"新"ベート
ーヴェン・クヮルテットのリリース第2弾。ロシアの偉大なるベートーヴェン
・クヮルテットのアンサンブル名を受け継ぐ形となった"新"ベートーヴェン・
クヮルテット。第2弾ではその名に冠するベートーヴェンとライプツィヒで繋
がるメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲をカップリング。ちなみにヴィオラ奏者
の小林秀子は、サイトウキネン・オーケストラのメンバーとしても活躍してい
る。
※DVDはPAL方式のため、PAL方式対応のプレーヤー以外では再生できません。
ご注意下さい。




<Christophorus>
CHR 77310 \2300
プラッティ:
リチェルカータ第1番/ソナタ第4番/リチェルカータ第2番/リチェルカータ
第3番/ソナタ第3番/リチェルカータ第4番
ノイマイヤー・コンソート
18世紀ドイツのヴュルツブルク宮廷で宝石のように輝いたイタリア人作曲家プ
ラッティのチェロ作品を、ドイツのピリオド・アンサンブル、ノイマイヤー・
コンソートが発掘!
ジョヴァンニ・ベネデッティ・プラッティ(c.1697-1763)は、その活躍の場と
なったドイツで"ベートーヴェンの先駆者"とも称された"かなりドイツ的な"
イタリア人作曲家である。チェロ作品から満ち溢れる活気に満ちた旋律やリズ
ムは、確かに一級品。

CHR 77311 \2300
ドイツ・ルネサンス時代の歌曲集 ――
ラッスス、ゼンフル、イザーク、レヒナー、グライター、ホフハイマー、オト
マイヤー、パミンガー、プレトリウス、デ・ヴェントの歌曲を収録
シュティムヴェルク
シュティムヴェルクは、ドイツ期待のルネサンス音楽の申し子、フランツ・
ヴィッツムを中心として2001年にミュンヘンで結成された男声4重唱のア・カ
ペラ・グループ。
"「聖エメラムの写本」からの音楽"(AE-10023)に続くシュティムヴェルクの新
たなプログラムは、ルネサンス・ギターやルネサンスリュートを伴奏に加え
てのドイツ・ルネサンス時代の歌曲集。4人という小編成の男声のみで織り成
すシュティムヴェルクの崇高なハーモニーが、ドイツの宗教音楽界の新たな
象徴となる。

CHR 77312 \2300
聖マリアを崇拝する中世の巡礼者たちの歌 ――
モンセラートの朱い本より/聖母マリアのカンティガスより
クリスティン・ヘーフェナー(メゾ・ソプラノ&ディレクター)、
アンサンブル・カンティカ
黒い聖母マリア像の存在で知られるスペイン、カタルーニャ州のモンセラート
修道院。このモンセラート修道院に古くから伝わり、巡礼者たちによって歌わ
れたとされる「モンセラートの朱い本」からの音楽を女声ヴォーカル・グルー
プ、アンサンブル・カンティカのハーモニーが聖母マリアへの祈りとして捧げ
る ――。

CHR 77313(SACD-Hybrid) \2850
パレストリーナ:
教皇マルチェルスのミサ/ガリラヤ人たちよ/すべての民よ/主を畏れたるす
べての者は幸いなり/神は昇りたまいぬ/ガリラヤ人たちよ-神は昇りたまい
ぬ/わが肉体は/イエスはこの宴にて
ウィルフリード・ロンバッハ(指揮)、アンサンブル・オフィチウム
パレストリーナの大作「教皇マルチェルスのミサ」の曲間にモテットを導入し
て構成を行ったディスク。演奏はハイデルベルク大学で教会音楽、グレゴリオ
聖歌の指導を行っている指揮者、オルガン奏者のロンバッハとルネッサンス音
楽、グレゴリオ聖歌を得意とするアンサンブル・オフィチウム。
CHR 77275からのフォーマット変更(SACD Hybrid)による移行再発売。

CHR 77314 \2300
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン - 作曲家と神秘家
アウグスブルク古楽アンサンブル
修道女、神秘家であり、古代ローマ時代以降の歴史上で最初の女流作曲家とさ
れているヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179)の作品とフランスの神
学者ペトルス・アベラール(1079-1142)作と伝わる音楽を、アウグスブルクの
中世音楽のスペシャリストたちが解読する。CHR 74584からの移行再発売。




<Rondeau>
ROP 6029 \2300
メンデルスゾーン:6つのオルガン・ソナタOp.65
ウルリッヒ・ベーメ(オルガン)
ライプツィヒ聖トーマス教会の現首席オルガニスト、ウルリッヒ・ベーメがカ
プリッチョ・レーベルに録音したメンデルスゾーンが、ロンドー(Rondeau)か
ら復刻。
聖トーマス教会のオルガニストが弾く聖トーマス教会のザウアー・オルガン
で聴くメンデルスゾーンの音楽はやはり格別。1994年10月の録音。

ROP 4030 \2300
ライプツィヒ聖トーマス教会の名唱集 ――
J・S・バッハ:カンタータ第172番《歌声よ、響け》より 第1曲
モーツァルト:レクイエムK.626より キリエ・エレイソン
メンデルスゾーン:詩篇第42番より
J・S・バッハ:
カンタータ第19番《かくて戦起これり》BWV.19より 第1曲、カンタータ第74番
《われを愛するものは、わが言葉を守らん》BWV.74より 第7曲、カンタータ
第178番《主なる神はわれらと共にいまさず》BWV.178より 第5曲、ヨハネ受難
曲BWV.245より やすらかに憩いたまえ聖なる亡骸よ、ああ主よ汝の御使いに
命じ、ミサ曲ロ短調BWV.232より、喜びに満ちた黄金の太陽BWV.451、モテット
第2番《み霊はわれらの弱きを》BWV.226より
ブラームス:ああ哀れなこの世よOp.110-2
シュレック:主はわが忠実な牧者なり
ハウプトマン:われらから取り去りたまえ
モーツァルト:レクイエムK.626より 怒りの日
J・S・バッハ:天にいますわれらの父よBWV.416
ホフマン:Das Volk, so im Finstern wandelt
J・S・バッハ:ミサ曲ロ短調BWV.232より いと高き処に神に栄光あれ
ゲオルグ・クリストフ・ビラー(指揮)、
ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、
ライプツィヒ・バロック・オーケストラ
かつて大バッハがカントール(音楽監督)を務め、来る2012年には創設800周年
を迎えるドイツの名門ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団。
ここには2006年-2009年にかけて収録された聖トーマス教会合唱団の名唱が選
りすぐられており、ライプツィヒに縁の深いJ・S・バッハやメンデルスゾー
ン、そしてモーツァルトなどの名作をたっぷりと味わえます。

ROP 6033 \2300
コーヒーハウスでの音楽 ――
リクスナー:バガテル/エールハルト:イヴェット/エルガー:愛の挨拶/ドン
ネルハック:パソ・ドブレ/ミケーリ:セレナータ・ダ・バーチ/他
サロンオーケストラ・カプチーノ
1989年に結成された管弦打&ピアノによるドイツのサロン・オケ、サロンオー
ケストラ・カプチーノのゴキゲンなアルバム。
歌あり、遊び心あり、甘いヴァイオリン・ソロあり。弦楽四重奏にドイツの木
管&金管がアクセントを加えたサロン音楽で優雅なひと時を・・・。





<Immortal>
IMM 960021(DVD-Video) \2580
パヴァロッティ - ライヴ・フロム・ザ・シドニー・オペラ・ハウス ――
ベッリーニ:歌劇《カプレーティとモンテッキ》より シンフォニア/ヴェル
ディ:歌劇《椿姫》より 乾杯の歌/プッチーニ:歌劇《トスカ》より 妙なる
調和/ヴェルディ:歌劇《椿姫》より あなたは約束を守って下さった、歌劇
《十字軍のロンバルディア人》より 私の喜びで彼女を包みたい/ベッリーニ:
歌劇《清教徒》より ここであのお方の優しい声が、歌劇《夢遊病の女》より
貴女にこの指輪を捧げます/チレア:歌劇《アドリアーナ・ルクヴルール》
より わたしはいやしい召使いです/マスネ:歌劇《ウェルテル》より 春風
よなぜに、タイスの瞑想曲/トマ:歌劇《ハムレット》より 遊びの仲間に入
れて下さい/レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》より 衣装をつけろ/ドニゼッ
ティ:歌劇《ランメルモールのルチア》より 裏切られた父が眠る墓の上で、
歌劇《愛の妙薬》より 人知れぬ涙/ルイージ&フェデリーコ・リッチ:歌劇
《クリスピーノと死神》より 私はもう本売りのアンネッタではない/ヴェル
ディ:歌劇《椿姫》より パリを離れて
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)、
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)、
チャード・ボニング(指揮)、エリザベス・シドニー・オーケストラ
2007年に惜しまれつつもこの世を去った世界三大テノールの1人ルチアーノ・
パヴァロッティ。1983年にオーストラリアのシドニーで、同国を代表する音楽
夫婦サザーランド&ボニングと共演を果たした時のライヴ映像。
1983年1月23日、シドニー・オペラ・ハウスでのライヴ。収録時間:約124分。

IMM 960023(DVD-Video) \2580
マスネ:歌劇《ウェルテル》
ホアン・オンシーナ(テノール/ウェルテル)、
レイラ・ジェンチェル(ソプラノ/シャルロット)、
エンツォ・ソルデッロ(バリトン/アルベール)、
マルチェロ・コルティス(バリトン/大法官)、
マリオ・カルリン(テノール/シュミット)、
ネストレ・カタラーニ(バス/ジャアン)、
アルフレード・シモネット(指揮)、
ミラノ・イタリア放送管弦楽団&合唱団
1955年4月23日、ミラノで上演されたマスネのウェルテル。収録時間:約129分




<Signum Classics>
SIGCD 179(1枚価格) \2180
エルガー:
交響曲第1番変イ長調Op.55/交響曲第2番変ホ長調Op.63
序曲《フロワッサール》Op.19
アンドルー・デイヴィス(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
急逝したリチャード・ヒコックス、ヴァーノン・ハンドリーの遺志を引き継ぐかの
ように2009年にシャンドス(Chandos)と専属契約を結び、現代屈指のイギリス音
楽のスペシャリストとして八面六臂の活躍を見せるアンドルー・デイヴィス。
近年では、フィルハーモニ管との「エニグマ変奏曲」(SIGCD 168)、BBCフィル
ハーモニックとの「インドの女王」(CHAN 10570)、ジェームズ・エーネスをソ
リストに迎えての「ヴァイオリン協奏曲」(ONYX 4025)などを続々とリリースし
ており、エルガーの音楽に対する熱意と研究し尽くされた解釈、演奏は現代最高
と言っても言い過ぎではないだろう。
またアンドルー・デイヴィスはBBC響の首席指揮者時代にエルガーの交響曲第1番&
第2番の名演を残しており、今回のフィルハーモニア管との新録音の完成度も非常
に楽しみ。
2007年4月12日(交響曲第1番&フロワッサール)&5月20日(交響曲第2番)、
クィーン・エリザベス・ホールでのライヴ録音。



<のすたるぢあ(Nostalgia)>
Nostalgia 0901 \2180
カンタービレ様式の至芸 - ラウフェンシュタイナーのリュート音楽 ――
ヴォルフ・ヤコブ・ラウフェンシュタイナー(1676-1754):
組曲ファ長調/組曲ド短調/ラ長調から/プレリュード レ短調/組曲シ♭短調
佐藤豊彦(リュート/ラウレンティウス・グライフ1610)
自主レーベル"のすたるぢあ(Nostalgia)"からリリースされる4枚目の録音は、カ
ンタービレ様式の知られざる名匠ラウフェンシュタイナーの音楽。
1676年にオーストリアの中央に位置する町シュターアー・アン・デル・エンスで
生まれ、1712年からはバイエルン選帝侯マクシミリアンII世の4人の息子たちの音
楽教師という大役を務めたラウフェンシュタイナー。
ラウフェンシュタイナーのリュート音楽は、当時を代表するリュート奏者であり
圧倒的な名声を得ていたレオポルド・ヴァイスの作品と並び称されるほどの優れ
た完成度を誇り、その名も"カンタービレ様式"の達人として音楽史に刻まれてい
る。まさに"カンタービレ様式の至芸"とも言うべきラウフェンシュタイナーの音
楽を奏でるのは、ヴァイヒェンベルガーやルサージュ・デ・リシェーの録音でも
使用された1610年製作の歴史的銘器ラウレンティウス・グライフ。フランスの"崩
された様式(自由奔放な様式)"から朗々と歌う"カンタービレ様式"へと変化を遂げ
るなど確かな足跡を遺しながらもヴァイスの影に隠れてしまっていたラウフェン
シュタイナーの芸術に、佐藤豊彦と銘器グライフが光りをあてる ――。
録音:2009年5月5日-6日、西海市大島文化ホール(長崎県)
使用楽器:ラウレンティウス・グライフ(インゴルシュタッド/1610年製)&ガット
弦(独カテドラル社製&米ガムート社製)





<NIFC>
NIFCCD 016 \2300
ショパン:ポーランドの歌Op.74 ――
乙女の願いOp.74-1/どこで会いましょうOp.74-5*/使者Op.74-7/魔力*/
浮かれた女Op.74-4*/私の見えぬところにOp.74-6*/闘士Op.74-10*/リトア
ニアの歌Op.74-16/濁った水Op.74-3/花婿Op.74-15*/枯れ葉よOp.74-17/
指輪Op.74-14*/いとしき娘Op.74-12*/春Op.74-2/美しき若者Op.74-8/
ドゥムカ*/愁いOp.74-13/2人の死Op.74-11/メロディOp.74-9
アレクサンドラ・クルザック(ソプラノ)、
マリウシュ・クヴィエチェン(バリトン)*、
ネルソン・ゲルナー(フォルテピアノ)
作曲者存命当時に製作されたエラール(1849年製)とプレイエル(1848年製)の
"フォルテピアノ"で、ショパンのピアノ作品全曲録音の完成を目指し好調なリ
リースを続けているポーランド国立ショパン協会(Narodowy Instytut
Fryderyka Chopina)の自主レーベル"NIFC"。
ピアノ作品に比べ圧倒的に録音数が少なく、ショパン・イヤーの盛り上がりと
呼応するかのように新録音の登場が渇望されていた"歌曲集"がNIFCレーベルか
ら遂に登場!
1829年から晩年の1847年にかけて作曲されながらもショパンの存命中には出版
されず、死後10年以上が経過した1859年に友人のユリアン・フォンタナの尽力
によってようやく出版が実現した「歌曲集」。
ポーランド語の歌詞、ポーランド民謡の要素を持つショパンの歌曲には、ショ
パンが愛した女性たちや祖国ポーランドへの想いが込められており、ピアノ作
品に勝るとも劣らぬ詩的で"ショパン的"な魅力がどこか儚くも美しい。
アルゲリッチの秘蔵っ子、ネルソン・ゲルナーとの共演でショパンの歌曲集を
歌うのは、METやコヴェントガーデン、ハンブルクなど欧米各国の主要歌劇場
で評価急上昇中のポーランド人歌手、アレクサンドラ・クルザックとマリウ
シュ・クヴィエチェン。
歌唱力、ポーランド語の歌詞への対応力、表現力は一級品!ゲルナーが弾く
フォルテピアノの調べに乗り、ショパンの想いが歌となって響きます。やっ
ぱりショパンはピアノだけじゃありません!
2009年3月24日-26日&6月23日-27日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーラ
ンド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)での録音。
スリップケース&46ページ・ブックレット付き





<Signum Classics>
SIGCD193 \2180
ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
ベートーヴェン:《レオノーレ》序曲第2番
エサ=ペッカ・サロネン(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
サロネンは1983年にマイケル・ティルソン・トーマスの代役としてフィルハーモ
ニア管デビューを果たし、その後1985年から1994年までは首席客演指揮者を務め
ており、両者が20年以上という長き歳月をかけて育んだ強固な信頼関係が生み出
す「幻想交響曲」が「グレの歌」を上回る衝撃をもたらしてくれる可能性は非常
に高い!
2008年9月28日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン)でのライヴ録
音。




<Etcetera>
KTC 1404 \2300
モーツァルト&ペトリーニ:初期ソナタ集 ――
モーツァルト:
ソナタ第11番変ホ長調K.26、ソナタ第12番ト長調K.27、ソナタ第13番ハ長調K.28
ペトリーニ:ソナタ第3番ハ短調Op.3
モーツァルト:
ソナタ第14番ニ長調K.29、ソナタ第15番ヘ長調K.30、ソナタ第16番変ロ長調K.31
ペトリーニ:ソナタ第6番変ロ長調Op.3
長澤真澄(シングルアクションハープ/J-M・ウォルターズ1785年製)、
寺神戸亮(バロック・ヴァイオリン/ジョヴァンニ・グランチーノ1690年製)
10歳のモーツァルトが1766年2月にオランダのハーグで完成させた"ハーグ・ソナ
タ"(K.26-K.29)。
"ヴァイオリン・ソナタ"と呼ばれながらも実際には"ヴァイオリン伴奏付きピア
ノ(チェンバロ)・ソナタ"という特徴を持つモーツァルトのソナタと、"ハープ"
&"ヴァイオリン"というデュオとの出会い。
"弦楽器"という共通点で結ばれハープという伴侶を得たことにより、"伴奏"とい
う鎖から解き放たれ輝きを増すヴァイオリン。
神童の音楽が持つ計り知れぬ魅力と、長澤真澄と寺神戸亮の息の合った素晴らし
い演奏は、この「ハーグ・ソナタ」が本当は"ハープ"と"ヴァイオリン"のために
書かれた作品なのではないかと感じさせてくれるほど。
また、モーツァルトと同世代のイタリア系ドイツ人音楽家、フランチェスコ・
ペトリーニ(1744-1819)のヴァイオリン伴奏付き「ハープ・ソナタ」が、ハープ
という楽器の存在感の大きさを物語る。
長澤真澄と寺神戸亮が、聴き手をモーツァルトの新しい「ハーグ・ソナタ」の
世界に誘います ――。
2009年5月、ローン改革派教会(オランダ)での録音。




<Passacaille>
Passacaille 963 \2300
トマス・タリスの秘密の園 - ラテン語の宗教作品集 ――
タリス:
喜べ、栄光なる神の御母/使徒らは口々に/天からの声を聞けり/聞き入れた
まえ、われは願う/安息日が過ぎて/エレミアの哀歌II/めでたし清らかな乙
女マリア
グレアム・オライリー(指揮)、
アンサンブル・エウロペーン・ウィリアム・バード
カトリックとプロテスタントの対立、イギリス国教会の成立が起きた激動の"宗
教改革"の時代を音楽家として生き抜くため、カトリックのためにラテン語で、
プロテスタントのためには英語の作品を作曲したトマス・タリス。
タリスの秘密の園、カトリックのために書かれた"ラテン語"の聖歌を歌うのは、
日本のソプラノ歌手、一色香織が所属するアンサンブル・エウロペーン・ウィリ
アム・バード。
これまでフランスやイタリア、ドイツ、東欧などのルネサンス&バロック音楽を
歌ってきたウィリアム・バードの名を冠する精鋭たちが回帰するイギリス・ルネ
サンス、タリスの音楽。
アンサンブル・エウロペーン・ウィリアム・バードの高貴で神秘的なハーモニ
ーは、名立たるアンサンブルの名唱にも匹敵するクォリティを持つ。





<Musique En Wallonie>
MEW 0852 \2300
庭にて - アルス・ノヴァの四季
ディルク・シュネリングス(ディレクター)、カピラ・フラメンカ
中世&ルネサンス音楽を演奏するために生まれた古楽大国ベルギーの精鋭集団
カピラ・フラメンカが、ベルギーのスタヴロとモンス、オランダのユトレヒト
とライデンに残されていた手稿譜から"アルス・ノヴァ"の音楽を甦らせる。
カピラ・フラメンカの古楽器演奏、歌唱力とハーモニーはまさに驚異的と言う
他ない。フルカラー・ブックレット付きの美麗なブックタイプ仕様。録音も優
秀です。





<Solo Musica>
SM 126 \2300
弦楽四重奏曲の誕生 ――
A・スカルラッティ:4声のためのソナタ ニ短調
サンマルティーニ:弦楽のためのシンフォニア ト長調
モーツァルト:弦楽四重奏曲第1番ト長調K.80
ボッケリーニ:弦楽四重奏曲ハ短調Op.2-1
ハイドン:弦楽四重奏曲第22番ニ短調Op.9-4
カザル弦楽四重奏団〔ダリア・ザッパ(ヴァイオリン)、レイチェル・シュペー
ト(ヴァイオリン)、マルクス・フレック(ヴィオラ)、アンドレアス・フレック
(チェロ)〕
カザル弦楽四重奏団は1995年にドイツ系スイス人の弦楽器奏者たちで結成され
たスイスのアンサンブル。
アルバン・ベルク弦楽四重奏団、カルミナ四重奏団から教えを受けたカザル弦
楽四重奏団は、結成以来すでに1000回以上のコンサートや、シュレスヴィヒ・
ホルシュタイン音楽祭に出演を果たすなど特にヨーロッパでの評価はうなぎの
ぼり。
A・スカルラッティやサンマルティーニまで歴史をさかのぼり、"弦楽四重奏曲
の誕生"を探求するこの録音では、1650年頃にオーストリアの名工ヤコブス・
シュタイナーによって製作されたピリオド楽器を使用するなど、その徹底振り
に◎!カザル四重奏団は来る6月に来日公演が予定されています。

SM 131 \2300
ドガディン ――
チャイコフスキー:
憂鬱なセレナード変ロ短調Op.26、ワルツ・スケルツォOp.34、
メロディ変ホ長調Op.42-3
ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34-4
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調Op.80*
ローゼンブラット:カルメン幻想曲#
セルゲイ・ドガディン(ヴァイオリン)、アレクサンドル・マスロフ(ピアノ)*、
アレクサンドル・ローゼンブラット(ピアノ)#
1988年、サンクトペテルブルク生まれのヴァイオリニスト、セルゲイ・ドガディ
ンは、2005年のパガニーニ国際コンクール第1位、2002年のアンドレア・ポスタ
ッチーニ国際ヴァイオリン・コンクール第1位、特別賞&グランプリの獲得者。
銘器ヴィヨームのヴァイオリンをしっかりと鳴らしてのオール・ロシアン・プ
ログラムで、ドガディンが自身の音楽性を強く色濃く訴えかけてくる。

SM 128 \2300
メンデルスゾーン:モテット集 ――
詩篇100番Op.69-2/いかなれば諸々の民の立ち騒ぎOp.78-1/神よ、われを審き
Op.78-1/わが神、わが神、なぜ私を見捨てたのですかOp.78-3/深き苦しみの
淵よりわれ汝を呼ぶOp.23-1/アヴェ・マリアOp.23-2/われら人生の半ばにあ
りてOp.23-3/死んだ人たちは幸いであるOp.115-1/けれども巧みなOp.115-2/
レスポンソリウムと讃歌Op.121/それ、主汝のためにみ使いたちに命じ
ヴォルフガング・アンテスベルガー(指揮)、ミュンヘン・ホフカントライ
世界有数のオペラ・ハウス、バイエルン国立歌劇場の合唱団のメンバーたちが
集い、2009年に結成された室内合唱団ミュンヘン・ホフカントライが歌うメン
デルスゾーンの合唱作品集。
世界の名立たる指揮者や歌手たちと共にステージを創り上げてきているだけあ
ってそのハーモニー、表現力は一級品。バイエルン国立歌劇場の音楽監督、ケ
ント・ナガノが最大級の賛辞を贈る注目の合唱団の登場です。

SM 130 2枚組 \4600
アンコール&モア ――
ポリアキン:ル・カナリ・コンツェルトポルカ/リスト:ラフォンのロマンス
《舟乗り》による協奏的大二重奏曲/ヴェチェー:悲しいワルツ/バルトーク
(セーケイ編):ルーマニア民族舞曲/フバイ:《チャルダッシュの情景》より
ヘイレ・カティOp.32-4/コダーイ:アダージョ/G・ブーランジェ:ピチカート
・ワルツ/モンティ:チャルダッシュ/ムソルグスキー(ラフマニノフ編):ゴ
パック/ファリャ(クライスラー編):スペイン舞曲/ラフマニノフ(ハイフェッ
ツ編):ひなぎく/ガーシュウィン(ハイフェッツ編):そんなことはどうでもい
いさ/エルガー:気まぐれな女Op.17/ファリャ(コハニスキ編):スペイン民謡
組曲/クライスラー:ウィーン小行進曲/サラサーテ:プライエラ/ヴィエニャ
フスキ:クヤヴィアク/ラヴェル:ハバネラ形式による小品/シチェドリン(ジ
ガノフ編):アルベニス風に/ショスタコーヴィチ(ジガノフ編):前奏曲Op.34-13、
前奏曲Op.34-17/フィオッコ(ベント編):アレグロ/ザジツキ:ロマンス/ハ
チャトゥリアン(ハイフェッツ編):剣の舞
フリーデマン・アイヒホルン(ヴァイオリン)、
ペール・フィンデイセン(ピアノ)
ワイマール・リスト音楽院教授、ルートヴィヒ・シュポア国際ヴァイオリン・
コンクールの芸術監督、弦楽部門責任者などの要職にあるドイツのヴァイオリ
ン奏者、フリーデマン・アイヒホルンのアンコール・ピース集!
ウィーン、ボヘミア、モラヴィア、フランス、スカンジナヴィア、ハンガリー、
アメリカなど、欧米各国のバラエティ豊かなアンコール・ピースがギッシリ!
聴いて楽しく、リサイタルの選曲用にも役立つアルバムです。

SM 113 \2300
ソング&ダンス・オヴ・ライフ ――
バルトーク:44の二重奏曲Sz.98、ルーマニア民族舞曲Sz.56、ルーマニアのクリ
スマスの子供の歌Sz.57/リスト:4つの小品S.192/リゲティ:バラーダ/マル
ティヌー:おとぎ話/ヤナーチェク:マドンナ/他
ダイアナ・ケトラー(ピアノ)、ラズヴァン・ポポヴィッチ(ヴィオラ)、
クリスティアン・ナス(ヴィオラ)
ルーマニア、ドイツ、ハンガリー、スロヴァキア、ウクライナの民族色豊かな
小品を集めた"ソング&ダンス・オヴ・ライフ"は、ルーマニアのシヴィウが
2007年の欧州文化首都に指定された際に誕生したプログラム。
グラーツ交響楽団の首席ヴィオラ奏者を経てシュトゥットガルト放送交響楽団の
メンバーとして活躍するクリスティアン・ナスなど、演奏者の実力もピカイチ。




<BNL>
BNL 112957 \2300
ヴィエルヌ:
チェロ・ソナタ ロ短調Op.27/ソワレ・エトランジェOp.56/ル・ソワール/
伝説
フィリップ・ペナンゲール(チェロ)、マガリ・ギマール(ピアノ)
19世紀後半-20世紀前半のフランスにおける大オルガニストであり、オルガン
作品の作曲家として高名なルイ・ヴィエルヌ(1870-1937)のチェロ作品集。
フィリップ・ペナンゲールは、フランスの超名門ギャルド・レピュブリケーヌ
管弦楽団のチェリスト(パリ・ギャルドは弦楽器も編成に加えている)。盲目の
天才音楽家がカザルスに献呈した傑作をじっくりと聴かせてくれています。





<Syrius>
SYR 141418 \2300
オルガンによるコンサートVol.9 ――
スワン:トランペット・チューン/レーメンス:大幻想曲/ボッシ:アレグレット
Op.92-3/グリーディ:オッフェルトリオ/ウサンディサーガ:ピエザ・シンフォ
ニカ/カルク=エラート:力の主を ほめたたえまつれ我が心よ/ルフェビュー
ル=ヴェリ:演奏会用ボレロOp.166/ラヴェネッロ:トッカータOp.40-3/ノゼッ
ティ:《さくらさくら》による変奏曲/ギルマン:幻想曲
マッシモ・ノゼッティ(オルガン)
オルガンのための演奏会用小品集。演奏者のマッシモ・ノゼッティが、1994年
に広島で作曲した「さくらさくら」による変奏曲は、
静かに厳かに始まる「さくらさくら」の旋律が次々と変化を遂げていくユニー
クな作品。トリノ、サンタ・リタ大聖堂のザニン・オルガンでの演奏。





<Cybele>
SACD AB006(SACD-Hybrid) \2850
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの音楽
ウルリッヒ・トゥクール(語り)、イェルク・ワスチンスキ(ソプラノ)、
マルティン・シュメディング(オルガン)、コンチェルト・ロイヤル・ケルン
ドイツの俳優ウルリッヒ・トゥクールの語りとヘンデルの音楽によるオーディ
オ・ブック。ドイツ語の勉強にも役立つかも!?

<TAHRA>
TAH 704 4枚組 \4750
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲全曲
三重協奏曲
ピアノソナタ 第30番、第31番、第32番
フリードリッヒ・ヴューラー(Pf)
第1番(1953rec/Vox PL8400)、第5番「皇帝」(1955rec/Vox PL9490) 
ハンス・スワロフスキー(指)ウィーン・プロムジカ管
第2番&第3番(1957rec/Vox PL9570)
ヴァルター・ダヴィッソン(指)シュトゥットガルト管
第4番(1957rec/Vox PL10640) 
ヨネル・ペルレア(指)バンベルク響
三重協奏曲(1957rec/Vox XPV1049) 
ブロニスワフ・ギンペル(Vn)ヨーゼフ・シュースター(Vc)
ワルター・ダヴィッソン(指)ヴュルテンベルク国立管
フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュ、シューリヒト、ワルター、ハス
キル、リパッティ、ジャック・ティボーといった、20世紀に大活躍した今は亡
き大演奏家の録音がもてはやされ、よく売れるのはどこの国でも同じでしょう
が、それほど注目されずに忘れられてしまった演奏家の中にも素晴らしい録音
がある!というコンセプトのもとに企画された((Back from the Shadows))と
いうシリーズの始まりです。「だったらなぜ、その時、注目されなかったん
だ!?」という声も出てきそうですが、偏見を捨てて耳を澄ませば豊かな音楽
がきこえてきます。
第1弾は1900年、ウィーンに生まれVoxにシューベルトの大量な録音を残し、75
年に亡くなったピアニスト、フリードリッヒ・ヴューラーの登場です。特に最
後の3曲のソナタが聴き逃せません。




<Dynamic>
DYNDVD 33641(DVD-Video) 2枚組 \4180
字幕:伊英独仏西
モンテヴェルディ:「ウリッセの帰還」
コビー・ヴァン・レンスブルグ(T ウリッセ)
クリスティーン・ライス(Ms ペネーロペ)
シリル・オヴィディ(T テレーマコ)
ジョゼフ・コーンウェル(T エウメーテ)
ウンベルト・キウンモ(Bs アンティノー)
フアン・サンチョ(T アンフィーノモ)
シャビエ・サバタ(CT ピサンドロ)
クレア・デボノ(S ミネルヴァ)
ルイージ・デ・ドナート(Bs ネットゥーノ)
ほか
ウィリアム・クリスティ(指)レザール・フロリサン
演出:ピエル・ルイージ・ピッツィ
振付:ロベルト・マリア・ピッツート
収録:2009年4月,マドリッド
クリスティのモンテヴェルディ、第2弾!大好評の《オルフェオ》に続き、ク
リスティ&ピッツィの豪華コンビによるモンテヴェルディが登場。今回は《ウ
リッセの帰還》。トロイ戦争の後、神々の怒りを買って放浪の身となり、苦難
の末20年ぶりに妻と再会を果たしたウリッセ(オデュッセウス、ユリシーズ)の
物語。モンテヴェルディのオペラの中では最も渋い、けれども深々とした感動
のある名作です。それをクリスティとピッツィの大御所二人が手がけると言う
のですから、面白くないはずがありません!またキャストも秀逸。熱の入った
バロックテノールとして知られるレンスブルグのウリッセを筆頭に、ライス、
オヴィディ、サバタと、バロック声楽ファンなら「おお!」と喜ぶような優れ
た面々。ことに要所でウリッセを導くミネルヴァを歌うマルタ島出身のソプラ
ノ、デボノの透明な声は要注目です。特典映像として、クリスティ、レンス
ブルグ、ライスへのインタビュー映像付きです。

CDS 636 2枚組 \3780
メルカダンテ:「ペラージョ」
コスタンティーノ・フィヌッチ(Br ペラージョ)
クララ・ポリート(S ビアンカ)
ダニロ・フォルマッジャ(T アブデル=アオル)
パオラ・フランチェスカ・ナターレ(S ジラルダ)
ヴラディメル・メボニア(Bs アサン)
ジョヴァンニ・コレッタ(T アリアタール)
ほか
マリアーノ・リヴァス(指)イタリア国際管弦楽団,
ブラティスラヴァ・スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団
録音:2008年8月,マルティーナ・フランカ
珍しいオペラを上演することで知られているマルティーナ・フランカのイトリ
アの谷音楽祭、2008年の演目から、メルカダンテの《ペラージョ》がCDになり
ました。サヴェリオ・メルカダンテ(1795-1870)は、ドニゼッティとほぼ同時
代の作曲家。1830年代後半にフランスのグランドオペラの手法をイタリアオペ
ラに持ち込んだ作曲家として知られており、この時期の「誓い」(1837)や「刺
客」(1839)が代表作として知られており、1840年代には若いヴェルディとイタ
リアオペラの人気を二分していました。実際ヴェルディはメルカダンテから多
くを学んだと言われています。「ペラージョ」は1857年にナポリ、サン・カル
ロ歌劇場で初演された、メルカダンテが作曲した最後のオペラ。物語はレコン
キスタ(イスラム勢力を国土から一掃しようとする運動)初期のスペインで、
722年にアストゥリアス王国の王ペラヨがコバドンガの戦いでイスラム勢に初
めて勝利した史実が素材。ペラージョの娘ビアンカが、イスラムの王アブデル
=アオルと恋に落ちたことから、娘を奪還したいペラージョと、愛の板挟みに
苦しむビアンカ、ビアンカが裏切ったのではないかと疑念するアブデル=アオ
ルが描かれています。ヴェルディの“中期三部作”がお好きな人ならお勧めで
す。ビアンカを歌うポリートは、パトリツィア・チョーフィを継いで「マル
ティーナ・フランカのプリマドンナ」として活躍するパレルモ生まれのソプラ
ノ。暗くしっとりとした声が魅力です。フィヌッチは近年イタリアの若手ヴェ
ルディ・バリトンとして人気急上昇の歌手。二人とも将来のイタリアオペラを
背負って立つ逸材です。

CDS 648 2枚組 \3780
カニョーニ:「レアル王」
コスタンティーノ・フィヌッチ(Br レアル王)
セレーナ・ダオリオ(S コルデーリア)
ダニロ・ロフマッジャ(T エドガルド)
エウフェーミア・トゥファーノ(Ms レガーナ)
ヴラディメル・メボニア(Bs グロステル伯)
ラシャ・タラート(S 道化)
マリア・レオーネ(S ゴネリッラ)
オマール・ヨハジェ(T コルノヴァーリア公)
ドメンニコ・コライアンニ(Br ケント伯)
ほか
マッシミリアーノ・カルディ(指)イタリア国際管弦楽団,
ブラティスラヴァ・スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団
録音:2009年7月19-21日,マルティーナ・フランカ
ヴェルディがシェイクスピアの『リア王』を何度もオペラ化しようとして断念
したのは有名な話です。ヴェルディが遂げられなかった夢を実現したのが、
アントーニオ・カニョーニ(1828-1896)でした。カニョーニはヴェルディより
一世代後の作曲家で、1847年に「ドン・ブチェファーロ」(CDS 634で発売)で
成功を収め、以来長きに渡ってオペラ作曲家として活動しました。「レアル
王」は、「アイーダ」の台本作家、アントーニオ・ギスランツォーニの台本
で1888年頃から作曲され、完成されたものの、1896年にカニョーニが亡くなっ
てしまったことで、ヴォーカルスコアが出版されただけで、初演はされない
まま終わってしまいました。今回のマルティーナ・フランカでの上演が世界
初演です。イタリアオペラマニアには様々な意味で興味深い録音です!

CDS 654 \1950
プロコフィエフ:
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.80
ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 Op.94a
ヴァイオリンとピアノのための5つのメロディ Op.35bis
パヴェル・ベルマン(Vn)
ヴァルダン・マミコニアン(P)
録音:2009年12月20-21日,ミラノ
プロコフィエフのヴァイオリンとピアノのための作品集です。パヴェル・ベル
マンはラザール・ベルマンの息子で、1987年のパガニーニ・コンクールで2位
を受賞したほどの名手。プロコフィエフのヴァイオリン曲は、透明感のある美
音と知性的な冴えが求められる曲ですが、これをベルマンが見事に弾ききって
います。



<Ondine>
ODE 1150 2枚組 \2180
チャイコフスキー:
幻想的序曲「ロメオとジュリエット」(1880)**
弦楽オーケストラのためのセレナード作品48*
CD2:
チャイコフスキー:
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」作品32**
ヴィクトル・エヴァルド(1860-1935): 
金管五重奏曲第1番 変ロ短調 作品5
金管五重奏曲第3番 変ニ長調 作品7
フィラデルフィア管弦楽団 クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団員(エヴァルド)
【デイヴィッド・ビルガー(Tp) ジェフリー・カーナウ(Tp)
ジェニファー・モントーン(Hrn) ニッツァン・ハロズ(Tb) 
キャロル・ジャンチュ(Tub)】
録音:2007年11月*、2008年1月**(ライヴ)、2009年6月(エヴァルド) 
ヴェリゾン・ホール、フィラデルフィア
[制作:マーサ・デ・フランシスコ  録音:ジャン=マリー・ジャイサン、
チャールズ・ギャグノン]
エッシェンバッハ&フィラデルフィア管のシリーズ第9弾。2003年から2008年
までフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督を務めたエッシェンバッハ。最新
盤はチャイコフスキーの管弦楽作品と金管奏者にはお馴染エヴァルドの金管
五重奏曲を収録。伝説的な演奏を作り上げたエッシェンバッハ&フィラデル
フィア管のチャイコフスキー交響曲第4、5&6番に続く熱演を披露しています。
シェイクスピアの傑作「ロメオとジュリエット」。チャイコフスキーは1869
年の第1稿から約10年かけて練り上げ、現在は1880年の最終稿が演奏される事
がほとんど。世界中の誰もが知っている恋愛悲劇を音楽で細かく描写してい
ます。チャイコフスキー特有のロマンティックな旋律を、エッシェンバッハ
お得意の濃密かつ濃厚な表現で描き出しています。後半のクライマックスシ
ーンのロメオとジュリエットのテーマでは、一層劇的に盛り上がり鮮烈な印
象を残します。「弦楽のためのセレナード」はオーケストラの実力が表れる
緊密なアンサンブルを聴かせてくれます。「フランチェスカ・ダ・リミニ」
はダンテの「神曲」に出てくるフランチェスカ姫の劇的な悲恋の物語。エッ
シェンバッハのグロテスクでドラマティックな音作りに注目です。
ロシアの作曲家、ヴィクトル・ウラジミロヴィチ・エヴァルド(エーヴァリ
ト)は一般にはほとんど知られていないものの、金管楽器奏者の間ではビッグ
ネーム。サンクトペテルブルク生まれ。音楽院で学んだ後、土木工学の教授
を務めながら、当時ロシアで名を馳せたベリアエフ四重奏団のチェリストと
して活躍しました。4曲の金管五重奏曲は、1888年から1912年にかけて作曲。
それまでは生前に出版された変ロ長調(作品5)1曲だと思われていたのが、
1960年代になって4曲あることがわかり、金管五重奏の標準レパートリーと
して広く演奏されるようになりました。フィラデルフィアのメンバーによる
クインテットはちっとも力まないのにパワフル。柔らかく、美しい自然なア
ンサンブル。ヴェリゾン・ホールで録音されたこの演奏で聴くと、エヴァル
トの作品が、味わいのある素敵な音楽に一変します。全4曲を演奏したスト
ックホルム・チェンバーブラスの録音(BIS 613)ととともに、この曲集の代
表的録音に挙げられるでしょう。




<Profil>
PH 10005 \2080
(1)ザデラツキー:
子守歌/暴風/マンドリン/わが光/怠け者と雄猫/オオオニバス/中国の
バガテル/占い/10分の1
(2)ルリエ:
2つの子守歌(アフマートワ詩)/ギリシャ歌曲集(全12曲)(サッフォー詩、イ
ワノフ露訳)/ロザリオ(全5曲)(アフマートワ詩)/日本組曲(全4曲)
(3)ショスタコーヴィチ:日本の詩による6つのロマンス Op.21(全6曲)
フェレーナ・ライン(Sop)、ヤーシャ・ネムツォフ(Pf)
(全曲ロシア語歌唱)
ロシア・アバンギャルドの旗手、ルリエの奇作「日本組曲」がついに日の目を
見ました。19世紀末から革命までの「銀の時代」と呼ばれたロシアの芸術界
には、ジャポニスムが流行し、ことに文学で俳句や短歌がロシア語訳され、
当時の作家たちに影響を与えました。1915年に作曲されたルリエの「日本組
曲」もロシア語訳された和歌に基づき、「蝉」「桜」「愛」「春」と題され
た短い4作から成り、典型的なアヴァンギャルドの未来的な音楽を付けていま
す。その15年後にショスタコーヴィチがやはりロシア語訳された和歌に基づ
いて作曲した歌曲集と聴き比べるのも興味津々。また、ルリエが恋人だった
大詩人アンナ・アフマートワの詩に作曲したものも超貴重。さらにスターリ
ンの暗黒政治により人生を台無しにされた作曲家フセヴォロド・ザデラツキ
ー(1891-1953)の歌曲集が初登場。碩学ネムツォフの頭の下がる仕事ぶりに
驚嘆のアルバムです。

PH 10027 \2080
モスクワ・ジプシーの調べ
(1)ヴィソツキー:
川に沿って/花は萎んだ/ワルラモフの「赤いサラファン」(ワルツ仕立て)
/アリャビエフの「うぐいす」による変奏曲/ロシア民謡「果実園の梨が好
き」による変奏曲/ロシア民謡メドレー
(2)ワルラモフ:赤いサラファン/暗いうちに彼女を起こさないで
(3)アリャビエフ:うぐいす
(4)カーシン:鳩は谷底へ飛ぶ/君よ、美しき乙女ほか
タリスマン[エティエンヌ・アベラン(Vn)、アン・ハーレイ(Sop)、
ワジム・コルパコフ、オレグ・チモフェーエフ(7弦ギター)]
8ロシア音楽らしい響きを特徴付ける重要な楽器が7弦ギター。ラテン諸国と
は異なるしっとりと哀愁に満ちた音色が魅力です。その名手だったミハイル
・ヴィソツキー(1791-1837)の作品を中心に、ロシアおよびモスクワのジプシ
ー歌謡を集めています。演じるはオレグ・チモフェーエフ率いる楽団タリス
マン。ロシア・ロマンスの世界にひたれます。

PH 08003 \2080
メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品集
(1)チェロソナタ第1番変ロ長調 Op.45
(2)同第2番ニ長調 Op.58
(3)協奏変奏曲 Op.17
(4)無言歌 Op.109
(5)アルブムブラット Op.117
(6)無言歌より「甘い思い出」「ヴェネツィアの舟歌第2番」「五月のそよ風」「浮雲」「ヴェネツィアの舟歌第3番」「春の歌」
ダヴィド・ゲリンガス(Pf)、イアン・ファウンテン(Pf)
世に美しいチェロ曲はあまたありますが、メンデルスゾーンのチェロソナタ
は驚くべき美しい歌にあふれています。それも爽やかの極み、聴いていてちょ
っと幸せになります。ゲリンガスの落ち着いた演奏も曲調にぴったり。ファ
ウンテンの精巧なピアノもメンデルスゾーンならではの華やかさを増してく
れます。

PH 10030 \2080
アントン・フェルディナント・ティッツ(1742-1810):
3つの弦楽四重奏曲集(1808)より第3番変ホ長調
6つの弦楽四重奏曲集(1781)より第2番イ長調
3つの弦楽四重奏曲集(1808)より第2番変ロ長調
6つの弦楽四重奏曲集(1781)より第1番ハ長調
ホフマイスター四重奏団(オリジナル楽器使用)
クリストフ・ハイデマン、ウッラ・ブンディース(Vn)
アイノ・ヒルデブラント(Va)
マルティン・ゼーマン(Vc)
録音:2009年8月ベルリン、グリューネヴァルト教会(セッション)
前2作(PH06032、PH09046)が好評の、ティッツ作による弦楽四重奏曲集の完結
篇。ロシアのサンクトペテルブルクの宮廷楽団のメンバーとして活躍した経
歴から、ティッツのカルテットは、ロシア民謡の引用などロシアのローカル
色が顕著な点も魅力。本アルバム収録分では、様式上、変奏曲のスタイルに
よる第1楽章をもつイ長調と、中間楽章にロマンスを置く変ロ長調とがともに
3楽章形式で、変ホ長調が急-急-緩-急の4楽章形式、アレグロ-ロンドの2楽章
形式となっています。
ここでのオリジナル楽器使用による演奏は、第1ヴァイオリンを曲によって交
替しているのも特徴で、変ホ長調とハ長調では、ハイデマンが、イ長調と変ロ
長調ではブンディースが、それぞれ務めています。

PH 09016 \2080
18世紀のギター音楽
(1)カルッリ:ギターソナタ ハ長調 Op.56
(2)ハイドン(ヴットケ編):ギター協奏曲ニ長調(弦楽四重奏曲 Op.2の2より)
(3)ソル:グランド・ソロ Op.14
フリーデマン・ヴットケ(Guit)、
イーゴリ・ジューコフ(指)新モスクワ室内管(2)
08シュトゥットガルト音楽院出身のドイツ人ギタリスト・ヴットケ。バルエ
コ、ジョン・ウィリアムス、アンヘル・ロメロらのマスタークラスを受けた
輝かしい経歴を誇ります。自身の編曲によるハイドンの協奏曲が注目。Op.2
の2の弦楽四重奏曲による編曲ですが、ハイドンにこんな協奏曲があったと嬉
しくなってしまいます。ロシアの大ピアニスト、ジューコフの指揮も見もの
です。

PH 10011 \2080
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:デンデルモンドの写本よりマリアの歌
(1)アヴェ・マリア (2)おお光り輝く御母 (3)おお最も素晴しき宝石 
(4)今日開かれた (5)女ゆえに (6)汝が先に来た時他全12曲
ヨハネス・バーフマンス・ゲシュル(指)
アンサンブル・メディアトリックス
中世ドイツの女性作曲家にして神秘家だったヒルデガルト・フォン・ビンゲン
(1098-1179)の作品集。素朴ながら聖らかな女声合唱に心洗われます。



<MN RECORDS>
MNRCD 117 \2250
(1)イン・Re ドン・ジョヴァンニ(+ナイジェル・バール)
(2)Knowing the Ropes(+マイケル・ナイマン、ナイジェル・バール)
(3)Trysting Fields(「数に溺れて」より)
(4)ウェディング・タンゴ(+マイケル・ナイマン、ナイジェル・バール)
(5)Come Unto These Yellow Sands
(6)If(+マイケル・ナイマン)
(7)羊飼いにまかせとけ(+マイケル・ナイマン)
(8)悲しみを希う心(マイケル・ナイマン・ピアノソロ)
(9)ミランダ(+マイケル・ナイマン、ナイジェル・バール)
(10)サイレンス
モーション・トリオ
マイケル・ナイマン、ナイジェル・バール
録音:2009年9月
マイケル・ナイマンの音楽をアコーディオン・トリオが奏でる、というアイ
ディアは、ポーランドで開催された第7回映画祭をきっかけに生まれました。
ナイマンの音楽のどこかドライな感触が、アコーディオンにここまでフィッ
トするとは!モーツァルトのドン・ジョヴァンニをドライにアレンジしたト
ラック(1)の冒頭から、アコーディオンの音色の虜です。同時に、ディスクを
聴き進めていくうちに、ナイマンのミニマル・ミュージックは、ただドライ
なだけでなく、物悲しい表情や優しい表情など様々な顔、そして魅力に満ち
ていることに気づかされます。ピアノ・レッスンでおなじみの「悲しみを希
う心」はナイマン自身のソロの新録。映画内で用いられた演奏よりもテンポ
がやや遅くなったような感じで、さらなる魅力に満ちています。モーション
・トリオは、2010年のショパンをテーマにしたラ・フォル・ジュルネ音楽祭
にも出演が予定されていますが、人気沸騰の予感大です。
=モーション・トリオ=
ヤヌス・ヴォイタロヴィチ、マーチン・ガラツィン、パヴェル・バラネクに
よりポーランドのクラクフで1996年に結成されたアコーディオン三重奏団。
ヘヴィーメタル、ジャズ、クラシック音楽、現代音楽など多種多様な音楽ジャ
ンルを取り入れ、メンバー自らが演奏作品の編曲・作曲もこなす。ポーラン
ド政府から助成を受け、これまで30以上の国々から招かれ演奏。作曲家・指
揮者のクシシュトフ・ペンデレツキ、映画「ピアノ・レッスン」の作曲者で
知られるマイケル・ナイマン、アメリカのジャズ歌手ボビー・マクファーリ
ン、ケルン放送管弦楽団、クラクフ・シンフォニエッタなど様々な分野のト
ップ・ミュージシャンと共演経験がある。ペンデレツキより「並外れた才能
を持つグループ」と称えられ、ドイツ一般新聞でも、その「卓越した技法」
を絶賛されている。




<harmonia mundi>
HMC 902058 \2450
ボーナスDVD付(NTSC/ 約23分)
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988
【ボーナスDVD】
アンドレアス・シュタイアー、バッハの「ゴルトベルク変奏曲」を弾く付き
アンドレアス・シュタイアー
(チェンバロ/Anthony Sidey harpsichord after Hass)
録音:2009年7月
シュタイアー、ついにゴルトベルクの登場です!まず、トータル80分超えと
いう演奏時間もさることながら、録音も大変素晴らしい!まるでシュタイア
ーが、目の前で自分のためだけに弾いてくれているようなリアルな息遣いが
感じられ、親密さと細やかさに満ち、しかしダイナミックさも併せ持つ演奏
に圧倒されます。
演奏CDだけでも素晴らしいものですが、特典DVDがまた実に興味深い!
シュタイアーは、「バッハという人は、周囲にいた演奏者にだけではなく、
親しい人、彼を愛する人にとっても大変難しい人物だったのではないか。完
璧主義者で、自分と同じレベルのものを他人にも要求するようなタイプだっ
たのではないか」と言っています。なので、1時間以上かかる鍵盤音楽を作曲
依頼された時も、バッハは、「あなたは私のことを好いてはいらっしゃらな
いかもしれませんが、このような依頼に対して、自分ができるすべてのもの
を注ぎこみましょう、そして、他の誰もがなしえないものを作りましょう、
依頼主に最高レベルのものを呈しつつも、どこか反発するような気分も交じ
っていたのではないか」とシュタイアーは語っています。深い学びに裏打ち
された、シュタイアーのバッハ私見を聞ける、とても興味深い内容のDVDと
なっています。さらに、シュタイアーは実際に鍵盤に触れながら、様々な要
素が手を変え品を変え変奏されていること、曲の大きな構造などについて語
り、自分がどのようにして音色を選択しているかなどについても語ります。
これを見てからCDを聴くと、また違った風に聴こえてきます。
ゴルトベルクとは、演奏者にとっても聴き手にとっても、汲めども尽きぬ大
海のような作品なのです。




<haenssler>=SWR MUSIC=
94 205 \1350
「イダ・ヘンデル、チャイコフスキー&ドヴォルザークを弾く」
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
録音:1960年1月8日シュトゥットガルト、リーダーハレ
(放送用セッション・モノラル)
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53
録音:1965年9月21日シュトゥットガルト、リーダーハレ
(放送用セッション・モノラル)
イダ・ヘンデル(Vn)
ハンス・ミュラー=クライ(指)
南ドイツ放送交響楽団(現:SWRシュトゥットガルト放送交響楽団)
ヴァイオリン好きを夢中にさせるイダ・ヘンデルの貴重な協奏曲録音。ブラー
ムス&メンデルスゾーン(94.202)のほかにも、SWRのアーカイヴにはまだまだ
お宝音源が残されておりました。いまも現役、息の長いアーティスト人生を
送るヘンデルは、キャリア初期にチャイコフスキー、ドヴォルザークをとも
にデッカへSP録音しており、チャイコフスキーについては、1958年にグーセ
ンスの指揮でセッション録音(HMV)しています。このたびの放送用セッション
録音は、ヘンデルが英国からカナダに移住してなお、依然としてヨーロッパ
で精力的に活動を続けていた時期のもので、充実の演奏内容が期待されます。
バックを務めるのは前回に引き続き、首席指揮者ミュラー=クライ率いる当時
の南ドイツ放送交響楽団。なお、第3弾ではハチャトゥリアンとバルトークの
協奏曲が予定されています。
SWRアーカイヴのオリジナル・マスター・テープよりデジタル・リマスタリン
グを施しているため、モノラルながら鮮明な音質もうれしいところです。

94 211 2枚組 \2080
[CD 1]
ハイドン:ピアノ・ソナタ ヘ長調Hob.XVI:23
録音:1950年4月17日シュトゥットガルト、ヴィッラ・ベルク、第6スタジオ
(放送用セッション・モノラル)
シューマン:交響的練習曲Op.13(※遺作第4、第5変奏つき)
録音:1951年10月2日シュトゥットガルト、ヴィッラ・ベルク、第6スタジオ
(放送用セッション・モノラル)
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
録音:1951年5月19日シュトゥットガルト、ヴィッラ・ベルク、第6スタジオ
(放送用セッション・モノラル)
ロルフ・リーバーマン(1910-1999):ピアノ・ソナタ
録音:1951年10月2日シュトゥットガルト、ヴィッラ・ベルク、第6スタジオ
(放送用セッション・モノラル)
[CD 2]
ショパン:バラード第1番ト短調Op.23
シューマン:謝肉祭Op.9
ショパン:練習曲集Op.25
ブラームス:間奏曲 変ホ長調Op.117-1
録音:1955年5月21日ルートヴィヒスブルク(放送用セッション・モノラル)
ゲザ・アンダ(P)
ショパンの第1番、ラフマニノフの第2番、ブラームスの第2番そしてシューマ
ンを収めたピアノ協奏曲集(94.208)が好評のアンダによるSWRの放送録音集。
第2弾はソロ・リサイタル。初出レパートリーのハイドンとリーバーマンが収
録されているのも見逃せないところですが、ショパンの「エチュード」のみオ
イロディスクより既出であるのをのぞいて、ほかは音源自体すべて初出のため
ファンには喜ばれるのではないでしょうか。
アンダが類希なるヴィルトゥオーゾとして活躍した実績をそのまま裏付ける
ように、アルバム収録曲の大半については、いくつもの別演奏が知られてい
ます。
なかでもシューマンとショパンについては数も多く、まず、シューマンの2曲
はともにこれで6種目。「交響的練習曲」は1943年にベルリンでセッション録
音、1953年にロンドンでセッション録音、1954年にケルンで放送用セッショ
ン録音(AU23409)、1956年にザルツブルクでライヴ録音(ORFEOR295921)、1963
年にベルリンでステレオ・セッション録音しています。いっぽう、「謝肉祭」
は1950年ベルリンでセッション録音、1955年ロンドンでセッション録音、
1956年にザルツブルクでライヴ録音(ORFEOR295921)、1960年にケルンで放送用
セッション録音(AU23409)、1972年にザルツブルクでライヴ録音(ORFEOR742071)
を残しています。
次いで、ショパンでは、「バラード第1番」が翌1956年5月ロンドンでのセッシ
ョン録音に次いで2種目であるのに対して、全曲としての「エチュードOp.25」
がじつに5種目。ほかに1955年ケルンでの放送用セッション録音(AU23409)、
1956年ロンドンでのセッション録音、1960年ザルツブルクでのライヴ録音、
1965年スイスのアスコーナでのライヴ録音が知られています。
そのほか、ラヴェルが1972年ザルツブルクでのライヴ録音(ORFEOR742071)に
次いで2種目。ブラームスは1957年のロンドンでのセッション録音についで2
種目となります。
このようにシューマン、ショパンを筆頭に、絶えず磨きあげてきたプログラ
ムだけに完成度の高さはピカイチ。SWR収録の音源によるイキのよい復刻が演
奏当時の息づかいを生々しく伝えます。

93 237 \2250
「ディアギレフとロシア・バレエ団の音楽Vol.6」
ストラヴィンスキー:バレエ「プルチネッラ」全曲
アーリーン・オジェー(S) ロバート・ギャンビル(T) 
ゲロルフ・シェダー(Bs)
クリストファー・ホグウッド(指)
バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団
録音:1985年11月26、27日
バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ(ライヴ)
ストラヴィンスキー:幻想曲「花火」Op.4
シルヴァン・カンブルラン(指)
バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団
録音:2007年2月8日フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ)
R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
シルヴァン・カンブルラン(指)
バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団
録音:2005年12月30、31日
バーデン=バーデン、フェストシュピールハウス(ライヴ)
ラヴェル:ラ・ヴァルス
シルヴァン・カンブルラン(指)
バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団
録音:2007年5月25日フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ)
名興行師ディアギレフ率いるロシア・バレエ団ゆかりの傑作シリーズ第6弾。
ホグウッドによる「プルチネッラ」と、おなじみ色彩の魔術師カンブルラン
による「花火」に「ティル」そして「ラ・ヴァルス」という組み合わせです。
【擬古典主義的モダニズム作品に傾倒するホグウッドの「プルチネッラ」】
英国におけるオリジナル楽器演奏の草分けとして活躍したホグウッドは、い
っぽうでピリオド・アプローチのふんだんな経験を活かして、モダン楽器の
オケとともにストラヴィンスキーをはじめとする20世紀新古典主義作品を積
極的に取り上げていることでも知られています。その活動は実績としていく
つものレコーディングに残されており、ホグウッドはストラヴィンスキーの
「プルチネッラ」を1989年に、当時音楽監督を務めていたセント・ポール室
内管と全曲をセッション録音、2003年にバーゼル室内管と組曲をセッション
録音しています。
抜群の機能性を備えた放送オケの特徴をうまく引き出した当ライヴ・レコー
ディングもまた、セッション録音同様にヴィブラートも控えめな弦、管のひ
びきなどにピリオド奏法のアイデアが盛り込まれ、独特の美観に彩られた内
容。なお、バロックや古典でも評価の高い名花オジェーの清楚な歌声も魅力
です。
【カンブルランによる色彩感ゆたかなレパートリーの数々】
カンブルランによるカップリングのナンバーもすぐれた出来栄えです。妖美
で幻想的に蠢くストラヴィンスキーの「花火」とラヴェルの「ラ・ヴァルス」
は、すでに「春の祭典」(93.196)や「ペトルーシュカ」(93.223)、そして
「ボレロ」や「高雅で感傷的なワルツ」(GC.08061)からも作品との相性が最
高なのは当然として、シュトラウスにも注目。ユーモラスで目まぐるしく転
換する曲想を、芝居がかっていると思えるほどにおおげさな身振りでテンポ
を自在に揺らし、最後まで惹きつけて放しません。

93 256 \2250
「シューマン:合唱のためのロマンスとバラード集」
ロマンスとバラード第1集Op.67
ロマンスとバラード第2集Op.75
ロマンスとバラード第3集Op.145
ロマンスとバラード第4集Op.146
女声のためのロマンス第1集Op.69
女声のためのロマンス第2集Op.91
ルペルト・フーバー(指揮)
シュトゥットガルトSWR声楽アンサンブル
録音:1998年5月4-7日(Op.67、Op.75、Op.145、Op.146)
1997年2月27-28日(Op.69、Op.91)
シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィッラ・ベルク
シューマン多作期の1849年に書かれた、混成合唱と女声のためのロマンスと
バラードは、「楽園とペリ」といった管弦楽を伴う大掛かりな合唱作品とは
対照的に、念入りな対位法で書かれながらも平易で明快、ハーモニーの美し
さが共通の魅力となっています。世界最高水準のアンサンブルを聴かせるSWR
のグループによるレコーディングは、初出時にドイツ・レコード批評家賞を
受賞している優秀な内容(93.002)。このたびシューマンのアニヴァーサリー
に合わせて品番移行、新装再発リリースされます。




<IDIS>
IDIS 6589 \1650
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
ナタン・ミルシテイン(Vn)
ウィリアム・スタインバーグ(指)
ピッツバーグ交響楽団(グラズノフ,ドヴォルザーク)
フレデリック・ストック(指)
シカゴ交響楽団(チャイコフスキー)
録音:1957年(グラズノフ,ドヴォルザーク),1940年(チャイコフスキー)
ナタン・ミルシテイン(1903-1992)は、優れた技巧と気品ある音楽性で一世を
風靡した名ヴァイオリニスト。若い頃のチャイコフスキーの録音と、円熟し
てからのグラズノフとドヴォルザークの録音と、どちらも完成度の高い演奏が
楽しめます。

IDIS 6591 \1650
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 Op.13
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調 Op.75
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
エマヌエル・ベイ(P)
録音:1936年(フォーレ),1950年(ドビュッシー,サン=サーンス)
ハイフェッツがフォーレ、ドビュッシー、サン=サーンスと、近代フランス
の作曲家三人のヴァイオリン・ソナタを演奏した録音。ハイフェッツならで
はの怜悧な音楽が冴えています。

IDIS 6590 \1650
サンス:ガリャルダ,エスパニョレタス
D.スカルラッティ:ソナタ ト長調 K.391,L.79
ハイドン:ラルゴ・アッサイ,メヌエット
トローバ:特徴のある小品集から(6曲),ロス・ピノスのロマンス
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ソナタ「ボッケリーニ讃」
ハウク:アルバ,後奏曲
アンドレス・セゴビア(G)
録音:1956-1960年
ギターの神様、アンドレス・セゴビア(1893-1987)は長い演奏活動を誇りまし
たが、ここに収録されているのは彼が50代の頃のもの。脂の乗り切った演奏
には唸らされます。




<BONGIOVANNI>
GB 5162 \2180
ピッツェッティ:ヴァイオリン協奏曲 イ長調
ダッラピッコラ:タルティニアーナ
カゼッラ:組曲「瓶」
チュルトミル・シシュコヴィツ(Vn)
ダニエレ・アジマン(指)マルケ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2004年
イルデブランド・ピッツェッティ(1880-1968)、ルイージ・ダッラピッコラ
(1904-1975)、アルフレード・カゼッラ(1883-1947)と、20世紀半ばに活躍し
た三人のイタリア人作曲家によるヴァイオリンと管弦楽のための作品です。
いずれも新古典主義的作風が新鮮です。シシュコヴィツは、トリエステ出身
のヴァイオリニスト。

GB 2432 \2180
ペロージ:
夕べの祈り
生誕曲
エミリア・ベルトンチェッロ(S)
アンジェロ・スカルディーナ(T)
アルトゥーロ・サッケッティ(指)
ミラノ・ヌオーヴァ・カメリスティカ交響楽団
ジェノヴァ・ポリフォニカ合唱団
録音:2003年10月18日,トルトーナ(ライヴ)
BONGIOVANNIが進めるロレンツォ・ペロージ(1872-1956)の録音集、新刊は宗
教声楽曲が2曲。「夕べの祈り」は、ソプラノ・ソロと合唱、オーケストラに
よる13曲からなるオラトリオで、54分を超える大作です。「生誕曲」は、テ
ノール・ソロと合唱、オーケストラによるカンタータ。




<KII>
国内仕様盤
KKC 5080 \2800
Haenssler[93.187]
日本語解説書付
鉄オタクラシック/オーケストラ曲編
(1)ロンビ:コペンハーゲン蒸気鉄道(1847)
(2)コープランド:鉄道のバラード(1940)
(3)パッヒャーネグ:出発進行! 列車通過
(4)イベール:交響組曲「パリ」-地下鉄(1931)
(5)ダンディ:交響組曲「海辺の詩」-緑の水平線、ファルコナーラ(1921)
(6)E.シュトラウス:テープは切られた!
(7)ドヴォルザーク(ボフスラフ・レオポルト編):ユモレスク
(8)ヴィラ=ロボス:カイピラの小さな列車(1930)
(9)E.シュトラウス:蒸気をあげて!(1872)
(10)レブエルタス:鉄道敷設(1938)
(11)ルーセンベリ:鉄道のフーガ(1932)
(12)J・シュトラウス:観光列車(1864)
(13)バーンスタイン:ミュージカル「オン・ザ・タウン」-地下鉄乗車(1944)
(14)オネゲル:パシフィック231(1923)
イジー・スターレク(指)カイザースラウテルン南西ドイツ放送管弦楽団
[録音:2005年10月13日-14日、11月29日-12月2日、2006年2月21日]
鉄道にちなんだオーケストラ曲を集めたアルバム。いわゆる世の「鉄道オタク」
のかなりが「クラシック音楽オタク」と重複しますが、実音を収録した効果音CD
は数多いものの、芸術音楽としてのアルバムは何故かこれまでありませんでした。
そこにガン狂喜の本格的CDが登場します。収録されているのは名だたる作曲家た
ちがオーケストラで機関車を描写したもので、大半が世界初録音。古くは19世紀
半ばのものから新しいところではバーンスタイン作品まで多種多様。しかし各自
がリアルかつユーモラスに機関車を描写していて興味津々。
鉄オタならば超興奮で座右の盤になること間違いなしと申せましょう。




<SUPRAPHON>
SU 4018 4枚組 \5880
ドヴォルザーク:ピアノ曲全集
[CD 1]
影絵Op. 8(B. 98)/2つのメヌエットOp. 28(B. 58)/ドゥムカ ニ短調Op. 35
(B. 64)/主題と変奏 変イ長調Op. 36(B. 65)/スコットランド舞曲集Op. 41
(B. 74)/2つのフリアントOp. 42(B. 85)
[CD 2]
8つのワルツOp. 54(B. 101)/4つの牧歌 Op. 56(B. 103)/モデラート イ長調
(B. 116)/アルブムブラット[全4曲](B. 109)/ピアノ小品集 Op.52(B. 110)
[即興曲/間奏曲/ジグ/牧歌/アレグロ・モルト/行進曲のテンポで]
[CD 3]
6つのマズルカ Op.56(B. 111)/即興曲ニ短調 B. 129/ドゥムカ Op.12の1
(B. 136)/フリアント Op.12の2(B. 137)/ユモレスク 嬰ヘ長調(B. 138)/
組曲イ長調 Op.98[全5曲]/2つの小品 B.188[子守歌/奇想曲]
[CD 4]
8つのユモレスク Op.101(B. 187)/詩的な音画 OP.85(B. 161)[夜の道/戯れ
/古城でにて/春の歌/農夫のバラード/思い出/フリアント/妖魔の踊り/
セレナード/バッカナール/おしゃべり/英雄の墓前で/聖なる山にて]
ラドスラフ・クヴァピル(P)
録音:1967-1970年プラハ、ドモヴィナ・スタジオ(セッション)
0ドヴォルザークは弦楽器の演奏が得意ではありましたが、しばしば自作の室内楽
作品のピアノ・パート受け持ったといわれます。実際彼にはCD4枚分に及ぶ独奏曲
が残されていますが、有名な「ユモレスク」以外はかなりの通でも聴いたことが
ない珍品の領域に属すると申せましょう。そこに登場したのが待望の全集。ドヴォ
ルザークのピアノ曲は、いわゆるヴィルトゥオーゾ的なものではないものの、職人
的技法でまとめられているので、演奏は決して易しくありません。また個人的な
心象を綴ったような曲種が多く、音楽的にもさすがドヴォルザークという深さが
あります。それらをチェコのベテラン名手クヴァピルが弾いているのも嬉しい限
り。こうして聴くと、何故知られていないのか不思議に思われるほど魅力的な作
品が多いのに驚かされます。チェコの香りが部屋にあふれるひとときをお楽しみ
下さい。




<APARTE>
AP 003 \2300
ショパン:作品集
(1)チェロ・ソナタ ト短調 op.65 (2)前奏曲 イ短調 op.28-2* 
(3)ノクターン ト長調 op.37-2  (4)プレリュードホ短調 op.28-4* 
(5)ノクターン ト短調 op.37-1 (6)序奏と華麗なるポロネーズ ハ短調 op.3
(7)ノクターン ホ短調 op.72-1* (8)ワルツ イ短調 KK IVb no.11*
オフェリー・ガイヤール(チェロ/Francesto Goffriller, 1737
(弓/Etienne Pageot, 1840)
エドナ・スターン(ピアノ/1843年プレイエル)
*印=ガイヤールとスターンによるVc&Pf編曲版
録音:2009年9月
気品溢れる音色とセンシティヴな演奏で私たちを魅了しつづけるチェリスト、オ
フェリー・ガイヤール、次なる新譜はショパン。ピアニストにバッハの録音でも
高い評価を得ているエドナ・スターンを迎え、極めて薫り高い演奏を展開してい
ます。まず冒頭のソナタでは、プレイエルのピアノで奏でられる独白のような短
い前奏に、まるでショパンの友人でチェリストであったフランショームとショパ
ン自身が目の前で演奏している部屋へと引き込まれたような錯覚に陥ります。ショ
パン自身、サンドと別れの時期を迎えていた際にこのソナタを書いたこともあり、
特別な思い入れがありました。死の床についていた際にもフランショームにこの
ソナタを演奏してもらったといいます。ショパンのエッセンスが濃縮された作品
を、ガイヤールとスターンが、色彩と詩情豊かに奏でます。何度も聴いたことの
ある作品のはずですが、息を呑んで聴き入ってしまう世界が広がります。続いて
ピアノ曲のチェロ&ピアノ編曲を含む小曲が並びます。作品37の二つのノクター
ンはオリジナルの通りピアノ独奏で演奏されていますが、祈りのような旋律と舟
歌のリズムの煙るような世界がプレイエルで奏でられると、これこそショパンの
色彩の世界なのか、と耳が改めて拓かれる思いです。




<Glyndebourne>
GFOCD 006 2枚組 \4850
モーツァルト:「イドメネオ」
リチャード・ルイス(T イドメネオ)
ルチアーノ・パヴァロッティ(T イダマンテ)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S イリア)
エンリケタ・タレス(S エレットラ)
ニールソン・テイラー(Br アルバーチェ)
ほか
ジョン・プリッチャード(指)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団,グライドボーン合唱団
録音:1964年
伝説の名演がCD化です!「イドメネオ」の再評価にはグラインドボーン音楽祭が
大きな働きをしています。1951年にフリッツ・ブッシュ指揮、カール・エーベル
ト演出で事実上の英国初演がなされ、1952、1956、1959、1964年と再演されるほ
ど大評判となりました。またこれを基にした1956年のEMI録音も長らく「イドメネ
オ」の代表的録音でした。そして最後の再演となった1964年の上演は、今や伝説
と言っても過言ではないほど。当時28歳、デビューしてまだ3年のパヴァロッティ
がイダマンテを、27歳目前のヤノヴィッツがイリアという、若き日の大歌手二人
が出演、大絶賛されたのです。タイトルロールのルイスは、1951年からイドメネ
オを担当し、1974年には映像収録まで残したイドメネオのスペシャリスト。プリ
ッチャードは、日本でこそ有名ではないものの、英国を代表するモーツァルト指
揮者として讃えられた人。非常に優れたメンバーが揃っているのは、さすがグラ
インドボーン音楽祭です。もちろん蔵出し音源。なお、同じメンバーで海賊盤と
して出回っているものの大半は、舞台上演終了後、同年8月にロンドンで演奏会上
演された時のライヴ録音で、今回登場するグラインドボーンでの舞台上演のライ
ヴ録音はかなり珍しい音源です。




<Claves>
50 1001 \2180
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための協奏曲 ハ長調 作品56
「トリプル・コンチェルト」
プロメテウスの創造物より序曲、序奏、第1,5&16番 作品43
ベロリーナ・トリオ【ニコラス・リーザ(ピアノ)、クリシュトフ・ポロネーク
(ヴァイオリン)、カタジナ・ポロネーク(チェロ)】
ムジークコレギウム・ヴィンタートゥーア
ダグラス・ボイド(指揮)
録音:2009年12月1-3日、ヴィンタートゥーア、スイス
ベロリーナ・トリオは、2004年に結成され、2007年にはクラクフ国際室内楽音楽
コンクールで優勝し、その年にカールスルーエ・ヨーロッパ室内楽コンクールで
聴衆者賞ならびに最優秀者賞を得ました。そして2009年にはヨーゼフ・ハイドン
国際コンクールで優勝したという輝かしい経歴をもつ新進気鋭のトリオです。
また、アルバンベルクSQをはじめ世界各国の著名なアンサンブルより研鑽を積ん
でおります。今回、結成当時より共演をしているダグラス・ボイド(指揮)、ムジ
ークコレギウム・ヴィンタートゥーアとともに、満を持してベートーヴェンの傑
作、トリプル・コンチェルトに挑みます!

50 1005 \2180
ジョゼフ・ジョンゲン(1873-1953):
エチュード・コンチェルト第1番 作品65
2つの小品 作品33
マックス・レーガー(1873-1916):
炉辺の夢 作品143
アレクサンダー・スクリャービン(1872-1915):
ピアノ・ソナタ第4番 作品30
ワルツ風に 作品47
アルバムの綴り 作品58
ピアノ・ソナタ第7番 作品64
2つの舞曲(「花飾り」「暗い炎」) 作品73
ヨーゼフ・モーグ(ピアノ)
録音:2009年11月7-9日 フィルハーモニア、ルートヴィヒスハーフェン、ドイツ
なんと輝かしい才能!デビュー盤、リストのピアノ協奏曲(50 2707)、大好評の前
作、珍しいピアノ編曲のアルバム「変容」(50 2905)に続き、この第3弾は20世紀
前半に活躍した作風の異なる3人の作曲家ジョンゲン(ベルギー生まれで、世紀の
変わり目にフランク、フォーレ、ショーソン、ラベルといったフランスの巨匠た
ちに多くの影響を受けました)、レーガー、スクリャービンに着目した内容です。
いわば「フランスの精神」「ドイツの魂」「ロシアの神秘主義」を表現している
と申せましょう。モーグはこの“音の神秘”を深遠で純粋にそして自由に奏でて
おります。




<ACCENT>
ACC 24199 \2300
テレマン:世俗カンタータ&管弦楽組曲集
ああ、なんと悲しいことか 私のカナリアが死んだ
組曲「女道化役者」 ハ長調TWV55:C5、
世俗カンタータ「女子修道会」TVWV20:49、
組曲 ハ長調TWV55:C2、
悲喜劇カンタータ「老練なカナリアの追悼の曲(カナリア・カンタータ)」
TVWV20:37、
組曲「ブルレスケ」変ロ長調TWV55:B8
ドロテー・ミールズ(S)
バッハ・コンセントゥス 
エーヴァルト・デメイエル(指揮&ハープシコード)
録音:2009年2月
テレマンはオペラ約30曲、1000曲を超すカンタータ、46曲の受難曲、室内楽、協
奏曲、管弦楽曲と生涯4000曲以上作曲したと言われ、その多作かつ多彩な音楽は
当時バッハを凌ぐ人気がありました。
バッハ・コンセントゥスを率いるエーヴァルト・デメイエルは、このアルバムに
収録されている作品を通して、傑出したテレマンの音楽的才能を証明しています。
100曲を超す管弦楽曲から組曲3曲と世俗カンタータから2曲を選曲。組曲は多様な
リズム、自由なメロディー、冒頭に置かれた序曲と幾つかの曲からなる多楽章か
らなる構成は、フランス風の音楽の影響もみられます。また一羽のカナリアの死
を悼む「カナリア・カンタータ」は、4つのアリアと4つのレチタティーヴォで構
成され、音楽的変化が楽曲に独特の緊張感を与えています。古楽界の華、ドロテ
ー・ミールズの清廉な歌声に酔いしれます。
バッハ・コンセントゥスは音楽監督エーヴァルト・デメイエルとジュリオ・ダレ
ッシオにより設立。ピリオド楽器を使用しバロック、古典派の器楽曲、声楽曲を
得意とする古楽オーケストラです。

ACC 24208 \2300
ゲオルク・ドルシェツキー(1745-1819):管楽アンサンブルのための作品集
パルティータ イ短調
モテット-アダージョとアレグロ
パルティータ ハ長調

主題に基づくテーマ
憧憬
ポンスの歌
パルティータ 変ホ長調
アンフィオン管楽八重奏団
録音:2008年6月18-23日
ゲオルク・ドルシェツキーはチェコ出身、オーストリアで25年間、その後30年以
上ハンガリーで活動していました。1783年ウィーン音楽芸術家協会の一員となり
ウィーン古典派の特徴を得ています。そして1800年頃にはブダの大公ヨーゼフ・
アントン・ヨハンの宮廷の作曲家に、1813年には管楽八重奏団の指揮者となりブ
ダで生涯を閉じています。当時ウィーンのハルモニー・ムジークの作曲家、ヨハ
ン・ヴェントやヨーゼフ・トリーベンゼーらはオペラ、マーチ、バレエなど様々
な楽曲を編曲していましたが、ドルシェツキーはハイドンのオラトリオやベート
ーヴェンの室内楽作品など厳選した一部の作曲家の作品に限りました。管楽アン
サンブルを得意としたドルシェツキー。ウィーン古典派の作風を取り入れ、素朴
にまた趣豊かに表現しています。

ACC 24195 \2300
ヨゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792):付随音楽「アムフィトリヨン」
(ヨハン・フレデリック・グレンザー編曲による管楽アンサンブル版)
アンフィオン管楽八重奏団
録音:2007年1月5-9日
ドイツ出身のヨゼフ・マルティン・クラウスは、ドイツ国内で作曲、法律を学ん
だ後22歳で職を求めてスウェーデンに渡る。1781年にストックホルムのグスタフ
3世の宮廷作曲家に就任し「スウェーデンのモーツァルト」とも称されています。
付随音楽「アムフィトリヨン」は17世紀の大作家モリエールの「アムフィトリヨ
ン」を題材とし、4つの付随音楽とディヴェルティメントで構成されたバレエ音
楽。宮廷での上演はそこそこだったようですがクラウスの音楽は豊かな場面表現
で人々を魅了し、ここでは宮廷楽長であったヨハン・フレデリック・グレンザー
が2本のクラリネット、2本のファゴット、2つのホルンのためのハルモニー・ム
ジークに編曲した版を収録。アンフィオン管楽八重奏団は各名門古楽オーケスト
ラのメンバーが集まった凄腕のンサンブル。



<VAI>
VAIDVD4511(DVD-Video) \3450
R・シュトラウス:アルプス交響曲
オーボエ協奏曲( ポーリーン・オーステンリクOb)
アルフォンス・ディーペンブロック:エレクトラ組曲
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ハーグ・レジデンティ管 (2008年 Live)
父を超えた演奏家はカルロス・クライバーだけだったのでしょうか?人気絶大だっ
たカルロスにしてもエーリヒの演奏を踏襲していたり(ベートーヴェン7番等)、偉
大な父親の呪縛から逃れるのはモーツァルトを例にとるまでもなく、なかなか大
変なようです。最近はパーヴォもクリスチャンも大活躍のヤルヴィ一家ですが、
やはりレパートリーの広さ、演奏の迫力、膨大な録音量等々で父親の存在感はま
だまだ圧倒的といえるでしょう。音でだけ聴くと時に空虚に感じるリヒャルト・
シュトラウスの交響詩ですが(特にこの「アルプス交響曲」?)、映像で指揮者や
プレイヤーの熱演を観ると手に汗を握るとはまさにこのことで、オーケストラを
聴く喜び、ここに極まれり!と実感することでしょう。
ポーリン・オーステンリクはハーグ・レジデンティの首席オーボエ奏者。アルプ
スの山々に映える、夕陽のような絶美のシュトラウスを聴かせてくれます。

VAIDVD 4459(DVD-Video) \2900
「室内楽の夕べ-マイアミ国際ピアノ・フェスティヴァル・ライヴ」
マルチヌー:2つのヴァイオリンとピアノのためのソナタH.213
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24「春」
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1
ピアソラ(ホセ・ブラガート / ヴェスナ・グルップマン編):
ブエノスアイレスの四季-春、秋
[アンコール]
ジェローム・カーン(イーゴル・フロロフ編):煙が目にしみる
イーゴル・グルップマン(Vn)
ヴェスナ・グルップマン(Va & Vn)
イリヤ・イティン(P)
収録:2006年11月30日フロリダ、フォートローダーデール、
ブロワード・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ、
アマトゥロ・シアター
(マイアミ国際ピアノ・フェスティヴァルにおけるライヴ)
1956年ウクライナのキエフに生まれたイーゴル・グルップマンは、モスクワ音楽院
でレオニド・コーガンやロストロポーヴィチに学びましたが、1979年にアメリカ
に移住。ロサンジェルスではハイフェッツに師事しています。グルップマンは2004
年よりロッテルダム・フィルのコンマスを務め、ゲルギエフの肝いりでロッテル
ダム・フィルやマリインスキー劇場管の指揮台にも立っています。
ソリストとして同郷のリヒテル、バシュメット、グートマンらとの共演も多いグ
ルップマンですが、このライヴでは夫人ヴェスナと、ロシアのエカテリンブルク
生まれの名手イリヤ・イティンとも息の合ったところをみせています。
なお、現在グルップマンはロッテルダム音楽院教授を務めるかたわら、2003年よ
りテンプル・スクエア管の指揮者のポストにあります。




<ZigZag territories>
ZZT 100203 2枚組 \3780
ショパン:ノクターン全集
CD1:
2つのノクターンOp.48(第13&14番)L.デュペレ嬢に献呈
 1.ハ短調 2.嬰ヘ短調
3つのノクターンOp.15(第4-6番)F.ヒラーに献呈
 1.ヘ長調 2.嬰ヘ長調 3.ト短調
2つのノクターンOp.27(第7.8番)アッポニー伯爵夫人に献呈
 1.嬰ハ短調 2.変ニ長調
ノクターン第20番嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
2つのノクターンOp.32(第9.10番)ビリング男爵夫人に献呈
 1.ロ長調 2.変イ長調
CD2:
2つのノクターンOp.55(第15.16番)J.スターリング嬢に献呈
 1.ヘ短調 2.変ホ長調
2つのノクターンOp.37(第11.12番)
 1.ト短調 2.ト長調
3つのノクターンOp.9(第1-3番)M.プレイエル夫人に献呈
 1.変ロ短調 2.変ホ長調 3.ロ長調
ノクターン第19番ホ短調Op.72-1
ノクターン ハ短調(遺作)
2つのノクターン(第17.18番)R.deケンネリッツ嬢に献呈
フランソワ・シャプラン(P)
録音:2009年9月21日、10月2日
フランスのピアニスト、フランソワ・シャプラン。以前リリースしたドビュッシ
ー(PIERRE VERANY)やショパンの4つのバラード(Arion)で聴かせた抒情的で色彩豊
かな演奏は本国フランスで注目を集めています。ショパン・イヤーを迎えた2010
年に発売するのはノクターン全集。ショパンの柔らかく繊細な表現を最大限引き
出すためにシャプランはヤマハ コンサートグランドピアノを選び、彼自身の理想
の音楽を作り上げています。シャプランの自由な発想をノクターンに対する新し
い試みとして表現。ショパンの少し気まぐれで親密な告白を、シャプランの抒情
的でドラマティックな音楽、全魂を込めた演奏で感動的に聴かせてくれます。

ZZT 100102 \2480
シューベルト:即興曲全集
(1)4つの即興曲 Op.90/D.899
(2)4つの即興曲 Op.142/D.935
アレクセイ・リュビモフ(P)
使用楽器:(1)1810年マティアス・ミュラー/エドウィン・ボインク修復)
(2)1830年ヨゼフ・シャンツ/エドウィン・ボインク修復)
録音:2009年7月13&14日ハーレム(オランダ)
ロシアのピアニストアレクセイ・リュビモフによるシューベルト即興曲全集。
ジョン・ケージやテリー・ライリーなど現代音楽家のモスクワ初演を手がけるな
ど現代音楽の専門家として知られていましたが、古楽への取り組みにも積極的。
オリジナル楽器による録音も行っており、ここでは2種類のフォルテピアノを用い
ています。宝石のような音の美しさは、楽器を熟知し一音一音考え抜かれた奏法
は、この躍動的で流麗な即興曲にぴたりと合い、リュビモフならではノスタルジッ
クな世界を作り出しています。

ZZT 091003 \2480
フーガの四重奏
ハイドン:弦楽四重奏曲第35番ヘ短調Op20-5
アルブレヒツベルガー:アダージョとフーガOp.24-4
グレゴール・ヨゼフ・ヴェルナー:フーガ ト短調
モーツァルト:
フーガ KV405(J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻よりBWV871&876)
グレゴール・ヨゼフ・ヴェルナー:フーガ ニ短調
アルブレヒツベルガー:アダージョとフーガOp.21-4
ハイドン:弦楽四重奏曲第32番ハ長調Op.20-2
リンコントロ四重奏団
録音:2009年6月15-19日
フーガにまつわる弦楽四重奏曲を集めた面白い1枚。モーツァルトのフーガとハイ
ドンのフーガに特徴のある弦楽四重奏曲、そして同時代の作曲家ヴェルナーとア
ルブレヒツベルガーの作品を収録。フーガ技法はウィーン国立図書館で特別のセ
クションが設けられ、当時オーストリア皇帝ヨーゼフ2世が非常に喜んだ形式。
演奏はピリオド楽器によるカルテット、リンコントロ弦楽四重奏団。テクスチュ
アが際立ち、音楽の魅力を引き出す彼らの演奏で凝ったアルバム・コンセプトを
より楽しむことができます。




<RCO Live>
RCO 10001(SACD-Hybrid) 2枚組 \2980
ドヴォルザーク:レクィエム 変ロ短調Op.89, B 165(1890)
クラッシミラ・ストヤノヴァ(S) 藤村実穂子(A) 
クラウス・フロリアン・フォークト(T)
トーマス・クヴァストホフ(Bs) ウィーン楽友協会合唱団
録音:2009年2月5日、6日アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88(1889)
録音:2007年12月19、20、21、23、25日&2008年10月23日
アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
マリス・ヤンソンス(指)
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
2010年秋に予定される4度目の来日公演がはやくも大きな話題を集めるヤンソンス
率いるロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団。看板コンビによる2010年最初のリ
リースはドヴォルザーク。曲目・演奏・録音と三拍子揃って空前の大ヒットを記
録したRCO Live第1弾「新世界より」(RCO04002)以来となるプログラムは、最盛期
の傑作ふたつ、交響曲第8番とレクィエムという豪華な組み合わせです。



<Ondine>
ODE 1151(SACD-Hybrid) \2080
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
聖ヨハネス・クリュソストムスの典礼 作品31
カールリス・ルーテンタールス(T) グンドラルス・ジュリュムス(Bs)
ラトヴィア放送合唱団 シグヴァルズ・クリャーヴァ(指)
録音:2008年3月27日-4月3日 リガ大聖堂(リガ、ラトビア)
制作総指揮:レイヨ・キールネン  録音:アンドリス・ウーゼ
「ただただ素晴らしい……美しすぎるとさえ言える……教会音楽ではない」。ラ
フマニノフがア・カペラ合唱のために作曲した「聖ヨハネス・クリュソストムス
の典礼」について当時の東方正教会関係者はそう語ったと言われます。今なお
二十世紀宗教音楽の礎石とみなされる一作です。1992年以来、首席指揮者、芸術
監督を務めるシグヴァルズ・クリャーヴァがラトヴィア放送合唱団を指揮、リガ
大聖堂で録音セッションを行った演奏は、この作品の新たなレファレンスになり
そうです。
ラトヴィアの首都・リガはロマネスク、ゴシック、バロック様式などの様々な歴
史的建造物が建ち並ぶ街。そのシンボルであるリガ大聖堂は、リガの街ができた
1201年に建てられ、現在の建築物は18世紀後半のもの。歴史あるパイプオルガン
が有名。

ODE 1149 \1850
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):管弦楽作品集
Before the Icons(イコンの前に)(1955/2005)
A Tapestry of Life(生のタペストリー)(2007)
ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
レイフ・セーゲルスタム(指)
ラウタヴァーラの最新の管弦楽作品2曲をヘルシンキ・フィルハーモニックとセー
ゲルスタムが録音しました。「Before the Icons(イコンの前に)」は、彼のキャ
リアの初期、1955年に作曲されたピアノ曲集「イコン(Ikonit)」(作品6)に基づく
作品。東方正教会の宗教画、イコンからインスピレーションを得たオリジナルの
6曲「Death of the Mother of God(神の母の死)」「Two Village Saints(村のふ
たり聖人)」「Black Madonna of Blakernaya(ブラケルナヤの黒いマドンナ)」
「The Baptism of Christ(キリストの洗礼)」「The Holy Women at the
Sepulchre(聖墓の聖なる婦人)」「Archangel Michael Fighting the Antichrist
(反キリストと戦う天使長ミカエル)」をオーケストラのために編曲。途中に3曲の
「Prayer(祈り)」と終曲に「Amen(アーメン)」を追加し、全曲を通して宗教的高
揚を図る音楽としています。「A Tapestry of Life(生のタペストリー)」は、大
病を患ったラウタヴァーラが、奇跡的に回復した後に作曲した作品。「Stars
Swarming(星が集合する)」「Halcyon Days(穏やかな日々)」「Sighs and Tears
(ため息と涙)」「The Last Polonaise(最後のポロネーズ)」の4曲。
2008年4月5日オークランド、ニュージーランド交響楽団がピエタリ・インキネン
の指揮で初演。ニュージーランド・ヘラルド紙が、「妥協せず調性を使うことに
関してラウラヴァーラに匹敵する作曲家は、稀だ」と評した作品です。




<BIS>
BIS 1927/29 5枚組 \7140
シベリウス完全全集 その10 ピアノ曲Vol.2
付随音楽「ペレアスとメリザンド」Op.46/ベルシャザールの饗宴組曲Op.51/
10の小品Op.58/パンとエコー Op.53*/3つのソナチネ Op.67/2つのロンディ
ーノ Op.68/カリオの教会の鐘 Op.65b/付随音楽「スカラムーシュ」より2曲
Op.71/スパニュオロ JS181(1913)/あこがれに JS202(1913)/4つの叙情的
小品 Op.74/樹の小品集 Op.75/ライラック Op.75の6(1914)*/13の小品 Op.76
/付随音楽「誰も彼も」より5曲 Op.83*/花の小品集 Op.85/マンドリナート
JS123(1917)/フィンランド狙撃兵行進曲 Op91a/デンマークの少年団の行進
曲 Op.91b/6つの小品 Op.94/アンダンティーノ JS201(1919)*/コン・パッ
ショーネ JS53(1919)*/3つの小品 Op.96/6つのバガテル Op.97/可愛らしい
組曲 Op.98a/田園組曲 Op.98b/8つの小品 Op.99/特徴的な組曲 Op.100/5つ
のロマンティックな小品 Op.101/5つの特徴的な印象 Op.103/付随音楽「テン
ペスト」より3曲 Op.109/ジャコブ・ド・ジュランのモチーフによるロマンティ
ックな小品 JS135b(1925)/孤独なシュプール JS77a/5つのスケッチ Op.114
/連弾のためのアダージョ「わが愛するアイノに」JS161(1931)*/付随音楽
「ベルシャザールの饗宴」より2曲 JS48*/バラード(樹の小品集 Op.75第3曲
「ポプラ」の下書き)*/樅の木(樹の小品集 Op.75の5の下書き。1914)*/叙情
的ワルツ(Op.96aの下書き。樹の小品集の「ライラック」と「樅の木」の組み合
わせ素材。1919)*/騎士のワルツ(Op.96cの下書き。1921)*/歌(Op.97の2の下
書き。1920)*/即興曲(Op.97の5の下書き。1920)*/アンダンティーノ-アレグ
ロ(ロマンティックな情景 Op.101の5の下書き。1923/4)*/悲しみに沈んで
(Op.103の5の下書き。1923/4)*/森の中の歌(Op.114の4の下書き。1929)*
フォルケ・グラスベック(Pf)
シベリウスにはかなりのピアノ曲があります。管弦楽作品ほど人気・知名度の
あるものはありませんが、本当に綺麗な曲も多く、「ロマンティックな情景
Op.101の5」などシベリウスの作品中最愛の1曲として挙げるファンもかなりい
るとのことです。今回は第2集ですが、世界初録音、初出音源のオンパレード
に仰天させられます。管弦楽曲のピアノ版も多く含まれますが、すべてシベリ
ウス自身の手により、いずれもオーケストレーションに先立つオリジナル稿な
のが興味津々。いくつかの作品は、その下書きまで収録されている徹底さ。さ
らに全5曲で知られる「樹の小品集 Op.75」に第6曲「ライラック」などという
ものが存在していたり、彼最後のピアノ曲が唯一の連弾曲だったりと思わず目
が輝くことばかり。1931年作曲の初公開の連弾曲「わが愛するアイノに」は謎
めいた作品で、メロディらしきものはなく調性も大胆で、交響曲第8番の作風は
かくありきと推定できる内容とのこと。シベリウス・ファン必聴の作品と申せ
ましょう。シベリウスの碩学グラスベック渾身の集大成です。

BIS SA 1606(SACD-Hybrid) \2500
ブラームス:
(1)チェロソナタ第1番ホ短調 Op.38
(2)同第2番ヘ長調 Op.99
(3)同ニ長調(P.クレンゲル編曲によるヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」の
チェロ版)
トーレイヴ・テデーン(Vc)
ローランド・ペンティネン(Pf)
BIS創業以来の古株演奏家テデーンとペンティネン。さすがベテランらしく堂々
した至芸を聴かせてくれます。注目はヴァイオリンソナタ第1番のチェロ用編曲。
ブラームスの響きをたっぷり堪能できます。

BIS 1708 \2380
ドヴォルザーク:
(1)ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.53
(2)伝説 Op.59
リチャード・トニェッティ(Vn)、
クリスチャン・リンドベルイ(指)
ノルディック室内管
オーストラリア室内管の音楽監督だったリチャード・トニェッティを独奏に迎
えたドヴォルザークの協奏曲。バックを務めるのは何と「トロンボーン」の魔
王クリスチャン・リンドベルイ。堂々たる指揮ぶりを披露してくれます。リン
ドベルイは過去にトロンボーン奏者として古典派の協奏曲集をBISに録音してい
ますが、その際の指揮がトニェッティでした。

BIS 1622 \2380
スティーヴン・スタッキー:
(1)スピリット・ヴォイセズ(2002/3)-打楽器と管弦楽のための
(2)タマヨの絵画(1995)
(3)管弦楽のための協奏曲第2番(2003)
エヴェリン・グレニー(Perc)、
ラン・シュイ(指)
シンガポール響
アメリカの作曲家スティーヴン・スタッキー(1949-)の作品集。メキシコを代表
する画家ルフィーノ・タマヨの絵画5点から霊感を受けた管弦楽曲が聴きもの。
原色的かつ独特な画風が音楽化されています。また英国の人気パーカッショニ
スト、エヴェリン・グレニー久々の新録。アメリカン・インディアンのコヨー
テや日本の山姥など、シャーマニズム的な世界を描いています。



<APARTE>
AP 004 \2300
スラヴ魂
(1)アルチュニアン:演奏会用スケルツォ
(2)チャイコフスキー:メロディ Op.42の1
(3)同:感傷的なワルツOp.51の6
(4)グラズノフ:アルバムブラット
(5)グリンカ:ひばり
(6)ゲディケ:演奏会用練習曲Op.49
(7)オスカル・ベーム:トランペット協奏曲 ヘ短調 Op.18
(8)ラフマノニフ:エレジー Op.3の1
(9)同:道化役者 Op.3の4
(10)同:ヴォカリーズOp.34の14
(11)ヘーネ:スラヴ幻想曲
(12)ブラント:演奏会用小品 Op.11の1
(13)リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
ロマン・ルルー(トランペット;使用楽器YAMAHA)、
ジュリアン・ルパプ(ピアノ)
録音:2009年10月
ロシアの地で生まれたトランペットのオリジナル曲および有名曲の編曲集。グ
ラズノフのオリジネル曲「アルバムブラット」は彼の作中最美のひとつで、美
しいメロディと瑞々しい情感に酔わされます。またロシア・トランペット界の
父オスカル・ベームの協奏曲や人気作曲家アルチュニアンなど重要作も目白押
し。ロマン・ルルーは15歳でパリ国立音楽院に入学、卒業後にカールスルーエ
音楽大学でラインホルト・フリードリヒに師事。リヨン国際室内楽コンクール
3位。2009年にはフランス最大の音楽賞「ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジーク」
クラシック音楽部門で見事新人賞を受賞した期待の逸材。朗々とした響きが魅
力です。




<Cascavelle>
VEL 3143 \1480
モノラル
ライヴ録音
(1)ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
(2)ワーグナー:ファウスト序曲
(3)リスト:交響詩「フン族の戦い」
エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンド管弦楽団
(1)1968年6月24日、東京文化会館
(2)1950年11月14日、ジュネーヴ
(3)1959年4月8日、ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
当時、来日公演の評判自体は決してよいものではありませんでしたが、実際、
ここに聴くアンセルメの幻想交響曲は円熟の域に達し、落ち着いたテンポと正
統的な解釈で演奏されております。来日時は6月梅雨の時期。湿度も高いこの時
期に楽器の状態は良好ではないと思われますが、集中力をきらすことなく演奏
されております。この他、カップリングには1959年録音のW.カウルバハの絵に
より作曲されたリスト「フン族の戦い」、1950年録音のワーグナー「ファウス
ト序曲」が収録されております。



<MUSICA REDIVIVA>
MRSACD 018(SACD-Hybrid) \2180
日本語解説付き
グスタフ・マーラー(1860-1911)
(1)亡き子をしのぶ歌
(2)5つのリュケルトの歌
(3)交響曲第2番より 第4楽章
(4)大地の歌 より「告別」
マリア・フォシュストローム(アルト)
ヨハネス・ランドグレーン(オルガン)
録音:2009年10月12-15日、ヴァーサ教会、イェーテボリ、スウェーデン
(使用オルガン:1909年、エスキル・ルンデーン制作)
2010年に生誕150年、2011年に没後100年を迎えるマーラー・イヤーに興味深い
1枚が発売されます。声楽とオーケストラのために書かれた「亡き子をしのぶ歌」
や「5つのリュケルトの歌」など、マーラー歌曲をアルト独唱、オルガン伴奏で
の録音です。
使用オルガンはイェーテボリ市内のヴァーサ教会にある1909年エスキル・ルン
デーン制作によるものです。ヴァーサ教会のオルガンはもともと40のレジスタ
ーを持ち、それぞれが3つの鍵盤とペダルに配置されていましたが、2001年から
02年にかけて、グリューンルンド社によって修復が行われ、全てのオリジナル
のレジスターが再設置されました。
マリア・フォシュストローム(アルト)
西スウェーデン、イェーテボリ出身。ストックホルム音楽大学卒業。専攻は教
会音楽、合唱並びにオーケストラ指揮。後、ロンドン、ペータースブルクなど
に留学。声楽はステン・ショーステッド、ドロシー・アーヴィングなどに師事
しました。レパートリーは高度の技巧を必要とするバロック・アリアを始めと
して、ロッシーニから現代音楽の作品まで。アルト歌曲の入った交響曲、歌曲、
バッハのマタイ受難曲、ブラームスのラプソディーなどを得意とし、グスタフ
・マーラーの作品には特別の興味を持っています。
ヨハネス・ランドグレーン(オルガン)
1961年、北スウェーデン、ラップランドのアリエプローグ生まれ
イェーテボリ音楽大学卒業。専攻は音楽指揮並びに合唱教師。1997年チェコの
現代作曲家、ペーター・エーベンの研究でイェーテボリ大学音楽学学科博士課
程終了。国際的にもオルガン奏者、合唱指揮者として国際的に活躍中。現在イェ
ーテボリ大学音楽・演劇科でオルガン演奏及び即興演奏の教授です。




<Medici arts>~EuroArts
20 55998(DVD-Video) \2900
ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート2007
ワーグナー:楽劇「パルジファル」前奏曲
ブラームス:
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op.102
交響曲第4番ホ短調Op.98
リサ・バティアシヴィリ(Vn) トルルス・モルク(Vc)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2007年5月1日ベルリン、カーベルヴェルク・オーバーシュプレー(ライヴ)
ベルリン・フィル創立125周年という記念すべき2007年の「ベルリン・フィルの
ヨーロッパ・コンサート」の映像。
ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサートは、毎年ベルリン・フィルの創立
記念日5月1日に、ヨーロッパ各地の歴史的建築物やホールでコンサートを行っ
ています。 2007年ラトルが登場したこのコンサートは、ベルリンの工場地帯オ
ーバーシュプレーのケーブル工場カーベルヴェルク・オーバーシュプレーで行
われました。歴史的建築物としても価値があり、音響的にも注目されています。
この場所は19世紀後半から20世紀前半ドイツの工業を支えた街。創立125周年の
特別なコンサートに、この場所を選んだベルリン・フィルの心意気が伝わりま
す。ワーグナーの「パルジファル」で始まったコンサートは、話題の女流ヴァ
イオリニスト、リサ・バティアシヴィリとノルウェーのチェリスト、トルルス
・モルクをソリストに迎えたブラームスの二重協奏曲。そしてベルリン・フィ
ルの重厚さを引き出しながらも、ラトルの明朗で新鮮な響きをブレンドしたブ
ラ4と異空間での感動的なパフォーマンスが収められています。




<ACCENT>
ACC 24220 \2300
ハイドン:弦楽四重奏曲選集 Vol.2
弦楽四重奏曲ト長調Op.77-1、
弦楽四重奏曲ニ長調Op.64-5、
弦楽四重奏曲ニ短調Op.9-4
シュパンツィヒ弦楽四重奏団(ピリオド楽器使用)
【アントン・シュテック(Vn) フランク・ポールマン(Vn) クリスティアン
・グーセンズ(Va) アンティエ・ゴイセン(Vc)】
4ピリオド楽器を使用した常設カルテットの代表格シュパンツィヒ弦楽四重奏
団。その伝統ある名前を冠にし、近年勢いのある演奏家の一人ヴァイオリンの
アントン・シュテックを中心に新しい刺激を求めて挑んだ、ハイドンの弦楽四
重奏曲集の第2弾。たくさんの石ころから宝石を拾い出すように、作品の奥から
深い音楽性を引き出す端正な演奏は、音楽家の結晶のように純度が高く美しい。

ACC 24191 \2300
ドイツ・フルート・ソナタ集
ジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750):
ソナタ ト長調Op.13-4、ソナタ イ短調 Op.2-10、ソナタ イ短調Op.1-4、
トリオ・ソナタ 第6番ニ短調
ヘンデル(1685-1759):
ソナタ 変ロ長調HWV357(ハ長調移調)、トリオ・ソナタ ヘ長調 HWV405
(ニ長調移調)、ソナタ ハ短調 HWV366(ニ短調移調)
レ.ビュッファルダン
フランク・トインス(フラウト・トラヴェルソ:ステンズビー・ジュニア 
モデル/アンドレアス・グラット2007年製)、
マルク・アンタイ(フラウト・トラヴェルソ:I.H.ロッテンブルグ モデル/
ルドルフ・トゥッツ製)、
ライナー・ツィパーリンク(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
シーベ・ヘンストラ(チェンバロ)
録音:2008年10月ハーレム(オランダ)
音楽史研究家チャールズ・バーニーはサンマルティーニのフルート作品を「技
巧的で独創性、情熱に溢れた音楽」と評しています。イタリア・バロック様式
の影響がみられるサンマルティーニ。ゆったりとした豊かな表現力、色彩の調
和、ドラマティックで対位法を多く使用したスタイルで書かれています。また
ヘンデルの3つの作品は1707年から1712年の間に作曲され、オリジナルはオー
ボエやリコーダーのために書かれており、ここではトラヴェルソで演奏する
ために移調されています。
フランク・トインスが使用している楽器ステンズビー・ジュニアはヘンデル
御用達の製作家として有名なモデル。エレガントな高音域が特徴で、心地よ
い甘さと自在なコントロールが実現できます。マルク・アンタイが使ってい
るモデルI.H.ロッテンブルグは柔らかく深い音色を持っています。

ACC 24215 \2300
フランツ・ベンダ(1709-1786):
フルート協奏曲ホ短調、ヴァイオリン協奏曲変ホ長調
ゲオルク・アントン・ベンダ(1722-1795):
チェンバロ協奏曲ロ短調、
チェンバロ協奏曲ヘ短調、
チェンバロ協奏曲ト長調よりアレグロ・スケルツァンド
イル・ガルデリーノ
ソリスト:ヤン・デ・ウィンネ(フラウト・トラヴェルソ)、寺神戸亮(Vn)、
シャレフ・アル・エド(Cemb)
録音:2008年8月15-18日ボランド、ベルギー
音楽家ベンダ家の兄弟フランツ・ベンダとゲオルク・アントン・ベンダによ
る協奏曲集。
フランツ・ベンダはプロイセンのフリードリヒ大王の宮廷ヴァイオリニスト
を務めました。数多くの作品を作曲しましたが、そのうち出版されたのはご
くわずか。前古典派様式のヴァイオリン、フルート協奏曲を多く作曲し、バ
ロックから古典派への推移を示す技法が見られます。
また弟のゲオルク・アントン・ベンダも兄フランツと同様にフリードリヒ大
王の宮廷ヴァイオリニストを務め後にゴータの宮廷楽長に就任。ここに収録
されているチェンバロ協奏曲はC.P.E.バッハの協奏曲に近い急緩急の3楽章
形式に非常に近い方法で書かれています。
1988年に創設されたイル・ガルデリーノ。アンサンブルの主宰者であるマル
セル・ポンセール、ヤン・デ・ウィンネらの鍛え抜かれたアンサンブル、個々
の演奏者の傑出した音楽性が響き合い、完成度の高い演奏を披露しています。




<ORFEO>
ORFEO 760091 \2450
ワーグナー:
「タンホイザー」-この素晴らしい広間,姫様!,全能の乙女よ,ヴォルフ
ラム、聞いてくれ
「ローエングリーン」-暗い気持ちの日々に一人,甘美な歌が消え,
遥かな国で
「ワルキューレ」-冬の嵐は過ぎ去り,あなたは春,おお甘美極まりない喜び,
ジークムントと名乗り
ペトラ=マリア・シュニッツァー(S) ペーター・ザイフェルト(T)
ウルフ・シルマー(指)ミュンヘン放送交響楽団
録音:2008年1月14-17日
おしどり歌手夫婦としてして知られるシュニッツァーとザイフェルト。話題
になったバイロイト音楽祭での「ローエングリーン」をはじめ、夫婦共演の
ワーグナーはもはや名物。その二人が、「タンホイザー」、「ローエングリ
ーン」、「ワルキューレ」のアリアと二重唱を録音。しかも指揮は日本でも
人気の高いシルマー。25分近い「ローエングリーン」の二重唱や、幕切れま
での15分強を収録した「ワルキューレ」第1幕は、思わず全曲が聞きたくなる
ほど。指揮者目当ての人も要注目です。

ORFEOR 784102 2枚組 \4160
STREO
ヴェルディ:「ルイーザ・ミラー」
フランコ・ボニゾッリ(T ロドルフォ) 
リリアン・スーキス(S ルイーザ・ミラー)
ジュゼッペ・タッデイ(Br ミラー) 
ボナルド・ジャイオッティ(Bs ワルテル伯爵)
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms フェデリーカ) 
マルコム・スミス(Br ウルム)
ほか
アルベルト・エレーデ(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1974年1月23日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
素晴らしい「ルイーザ・ミラー」が初登場!ロドルフォのアリア「穏やかな
夜に」ばかりが有名だった「ルイーザ・ミラー」は、1970年代になって俄か
に注目を浴び、各地で上演され、録音も数種現れました。この録音は、ウィ
ーン国立歌劇場が久々に取り上げた新制作上演の初日のもの。ロドルフォに
は、この役を得意としたボニゾッリ。当時35歳の瑞々しい声と情熱的な歌は
すごぶる魅力的。ミラーには大バリトン、タッデイ、伯爵にメトで大活躍し
たイタリアのバス、ジャイオッティ、そして脇役のフェデリーカにルートヴィ
ヒを配するという贅沢な配役は、ウィーンのプレミエならでは。スーキスは
リトアニア出身でドイツに移住したソプラノ。1970年代に欧米で広く活躍し
ていました。日本では若い頃ばかりが知られているエレーデ、実はドイツ語
圏ではイタリアオペラの巨匠として知られており、ここでも知情のバランス
の取れた見事なヴェルディを聞かせてくれます。ステレオ録音。

ORFEOR 786102 2枚組 \4160
MONO
ロルツィング:「密猟者」
カール・デンヒ(Br バクルス) レナーテ・ホルム(S グレートヒェン)
ゲオルク・フェルカー(Br エーベルバッハ伯爵)
ヒルデガルト・レッセル=マイダン(Ms 伯爵夫人)
ワルデマール・クメント(T クロンタル男爵)
イルムガルト・ゼーフリート(S フライマン男爵夫人)
アニー・フェルバーマイヤー(Ms ナネッテ) 
ペーター・クライン(Bs パンクラティウス)
ハインツ・ワルベルク(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1960年10月31日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
1830、40年代、ドイツ語圏で高い人気を誇ったアルベルト・ロルツィング
(1801-1851年)、その代表作の一つがこの「密猟者」。原作はアウグスト・
フォン・コツェブという18世紀末から19世紀初頭にかけての大人気劇作家の
戯曲で、変装と騙し合いが交錯し、実の兄妹、姉弟が知らずに惹かれあうと
いう際どさもあって、いかにも大衆受けする話です。今までにも全曲CD、抜
粋CDはありましたが、舞台上演のライヴはこれが初めて。劇場の生の雰囲気
が歌芝居にうってつけです。カラヤン時代のウィーン国立歌劇場は手抜かり
がなく、こうした作品でも、ゼーフリート、クメント、デンヒ、ホルム、レッ
セル=マイダンら、一流の歌手を揃えています。N響の指揮者としてお馴染み
のワルベルク(1923-2004)のツボを心得た指揮も見事。




<TAHRA>
TAHRA不滅の名盤、お買い得価格、美麗デジパックで再発!

TAH 4021 \1650
(旧TAH362)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ハ長調K.330,
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ変ロ長調Op.31-3,
シューベルト:ピアノ・ソナタD.960(第1楽章欠落)
クララ・ハスキル(Pf)
録音:1957年8月23日
シューベルトの第1楽章が欠落しているものの、あまりにも素晴らしい演奏の
ためハスキルファンには絶対に聴き逃せないもの。

TAH 4022 2枚組 \3300
(旧TAH366&367)
[CD1] クララ・ハスキル
(1)リスト:軽やかさ  (2)グラウン:ジーグ  (3)プーランク:プレスト 
(4)メンデルスゾーン:7つの性格的な小品より第4番「軽く軽快に」 
(5)ブラームス:カプリッチョOp.76-5 
(6)ブラームス:インテルメッツォOp.76-4 
(7)スクリャービン:プレリュードOp.50-2 
(8)ラフマニノフ:練習曲「音の絵」Op.33-2 
(9)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番(部分) 
(10)R.シューマン:アベッグ変奏曲 
(11)モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番K271「ジュノーム」 
(12)J.S.バッハ:バッハ:
コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」(BWV 599) 
[CD2]ディヌ・リパッティ
(1)J.S.バッハ:コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV599
(2)リパッティのインタビュー
(インタビュー中で、ショパンのワルツ第3番(イ短調)、バッハ=ブゾーニ編
のオルガン・コラールヘ長調を演奏) 
(3)インタビュー (4)インタビュー (5)バルトーク:ピアノ協奏曲第3番 
(6)リパッティ:左手のためのピアノ・ソナチネ
[CD1]クララ・ハスキル(Pf) (11)ヨッフム(指)バイエルン放送交響楽団
録音:(1)1928-29年、(2)-(4)1936年12月、(6)-(9)1958年、
(10)ハスキル40代の最後、
(11)1954年3月1日、(12)1953年4月11日
[CD2]ディヌ・リパッティ(Pf) (5)パウル・ザッハー(指)
南西ドイツ放送交響楽団
録音:(1)1947年9月HMV録音、(2)1950年7月27日、(3)1950年11月29日、
(4)1950年、(5)1948年5月30日バーデン・バーデン クアハウス、
(6)1943年3月4日ルーマニア放送
ルーマニアがうんだ偉大な二人のピアニスト、ハスキルとリパッティの遺産。
リパッティはハスキルにピアノ曲を献呈するほどハスキルに心酔していた。
そのリパッティの「ソナチネ」が聴けるのも貴重!

TAH 4024 \1650
(旧TAH368)
(1)バッハ/ブゾーニ編:いざ来たれ、異教徒の救い主よ
(2)バッハ:トッカータ ホ短調 BWV914
(3)スカルラッティ:ソナタ ハ長調、変ロ長調、ロ短調
(4)ベートーヴェン:ピアノソナタ第32番ハ短調Op.111
(5)シューマン:色とりどりの小品Op.99より
(6)シューマン:アベッグ変奏曲Op.1
(7)シューマン:森の情景Op.82より
(8)ドビュッシー:対比的な響きのための練習曲、半音階のための練習曲
(9)ラヴェル:ソナティナ
クララ・ハスキル(Pf) 録音:1953年4月11日 ルートヴィクスブルク城

TAH 4025 2枚組 \3300
(旧TAH389&390)
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番Op.58
(2)シューマン:色とりどりの小品Op.99より(5曲)
(3)シューマン:アベッグ変奏曲Op.1
(4)D.スカルラッティ:ソナタ集(L33,L366,L142,L171) 
(5)モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番K459 
(6)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番K466
クララ・ハスキル(P)
(1)ディーン・ディクソン(指)RIAS響
(5)フェレンツ・フリッチャイ(指)RIAS響
(6)ハンス・シュミット・イッセルシュテット(指)
ベロミュンスター・スタジオ管
録音:(1)1954年11月24日 ベルリン高等音楽院 
(2)(3)1954年11月25日ベルリンリアス放送局第7スタジオ
(4)録音年月不明BBC録音
(5)1953年1月20日ベルリン イエス・キリスト教会 (6)1952年12月19日

TAH 4027 \1650
(旧TAH422)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
ヘルマン・シェルへン(指)フィラデルフィア管 
録音:1964年10月30日ステレオLive
フィラデルフィア管からのライセンス。シェルヘンの独自の考えにより様々
なカットがあります。特に第3楽章は通常15分以上かかるところが5分42秒!
10分前後のアダージェットがなんと15分12秒!

TAH 4028 \1650
(旧TAH424)
(1)ベアトリックス・ドゥザンヌによるインタビュー
(2)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第34番K378
(3)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番K219
ジャック・ティボー(Vn)
(2)アルトゥール・ルービンシュタイン(Pf)
(3)ゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム(指)ハンブルク室内O.
録音:(1)1944年1月7日 (2)録音年不詳SP録音
(3)1950年12月11日 Live パリ シャイヨー宮

TAH 4029 \1650
(旧TAH440)
ステレオ
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンチック」
オイゲン・ヨッフム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウO.
録音:1975年1月16日 Live
油ののりきっているヨッフムの劇的Live演奏!

TAH 4030 \1650
(旧TAH448)
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第4番Op.58 (2)ヴァイオリン協奏曲Op.61
カール・ベーム(指)
(1)バックハウス(Pf) ベルリン放送響
(2)クリスチャン・フェラス(Vn) ベルリンフィル
録音:(1)1950年10月9日 (2)1951年11月18&19日
これぞ、ドイツ!という響きのベーム+バックハウス+ベルリン放響と、ベー
ムがフランスから1951年にウィーンに招いて国際的なキャリアが花開いたフェ
ラスによるベートーヴェンの最も美しい協奏曲二つの夢の組み合わせ。




<VAI>
VAIDVD 4496(DVD-Video) \3980
シチェドリン:バレエ「アンナ・カレーニナ」
アンナ:マイヤ・プリセツカヤ
ヴロンスキー:ミハイル・ペチュホフ
カレーニン:ヴィクトール・バリキン 他
ボリショイ・バレエ団
ユーリ・シモノフ(指) ボリショイ劇場管弦楽団
振付:マイヤ・プリセツカヤ / ナタリア・レジェンコ
衣装:ピエール・カルダン / マイヤ・プリセツカヤ
収録:1980年
トルストイの名作「アンナ・カレーニナ」をバレエ化。マイヤ・プリセツカ
ヤ自身が振付・衣装を担当し、華やかな社交界を舞台に、愛に揺れ動くアン
ナ・カレーニナの心理を、類い稀なる表現力と迫力のある踊りで魅せてくれ
ます。

VAIDVD 4497(DVD-Video) \3980
シチェドリン:バレエ「かもめ」
マイヤ・プリセツカヤ、アレクサンドル・ボガティレフ 他
ボリショイ・バレエ団
アレクサンドル・ラザレフ(指) ボリショイ劇場管弦楽団
振付:マイヤ・プリセツカヤ
マイヤ・プリセツカヤ振付主演の「かもめ」。「アンナ・カレーニナ」に続
き文芸名作、チェーホフの「かもめ」を夫シチェドリンとともに手がけた1作。
名プリマの渾身の演技に目を奪われます。

VAIDVD 4507(DVD-Video) \3450
字幕:英
モノクロ
ベルリオーズ:「幻想交響曲」 (リスト編曲ピアノ版)
振付:レオニード・マシーン
デンマーク王立バレエ団
ニルス・ビョアン=ラーセン、エリック・ブルーン、トニー・ランダー、
スタンリー・ウィリアムズ 他
ウィリアム・ヒックス(P)
収録:1948年
1948年にレオニード・マシーンがデンマーク・ロイヤル・バレエにベルリオー
ズ:「幻想交響曲」を振り付けた際のワーク・フィルム。元のフィルムには音
楽はなく、DVDにはリスト編曲のピアノ版の「幻想交響曲」が付けられていま
す。

VAIDVD 4495(DVD-Video) \3980
モノクロ
ハチャトゥリアン:バレエ「スパルタクス」
ボリショイ・バレエ団
スパルタクス:ウラジーミル・ワシーリエフ
フリーギア:エカテリーナ・マクシーモワ
クラッスス:マリス・リエパ 他
エギナ:ニーナ・ティモフェーエワ
アリギス・ジュライティス(指)ボリショイ劇場管弦楽団
振付:ユーリー・グリゴローヴィチ
収録:1970年
「スパルタクス」は、1956年にヤコブソン振付によりキーロフ・バレエで初
演。初演は成功しませんでしたが、1968年にグリゴローヴィチ振付によるボ
リショイ・バレエの舞台は高い評価得て、当時大絶賛されました。このDVDは、
1968年の舞台のオリジナル・キャストであったワシーリエフとマクシーモワ
が1970年ボリショイ劇場で行った舞台映像。




<ALTUS>
ALT183/4 2枚組 \3950
日本語解説付
ブルックナー(1824-96):交響曲第8番 ハ短調
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1990年10月20日、サントリーホール(ライヴ録音)収録:NHK
『チェリビダッケとミュンヘン・フィルの響きは、残響豊かなサントリーホ
ールでは実に美しく聞こえたものだった。明るさと適度の艶っぽさが印象的
だった。それはこのCDでも十分うかがい知ることができよう』
慶応大教授 許 光俊
まさに天上の音楽!まさに天空を登るかのようなコーダに茫然!
怪物ペーター・ザードロの実力を日本中に知らしめたティンパニー炸裂の
有名演奏!ついに待望のCD化!すばらしい音質!
ミュンヘン・フィルのメンバーも「すばらしい演奏であった」と大満足




<TAHRA>
TAH 4031 \1650
(旧TAH449)
(1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(2)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
ヴィクトル・デ・サーバタ(指)
ニューヨークフィル (1)ナタン・ミルシテイン(Vn)
録音:1950年3月16日ニューヨーク、カーネギーホールLive
素晴らしい音楽を創造したのにもかかわらず、録音が圧倒的に少ないデ・サー
バタ。両曲とも残された唯一の録音です。

TAH 4032 \1650
(旧TAH451)
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」
キリル・コンドラシン(指)
アムステルダム・コンセントヘボウ管
録音:1979年11月29日
発売当時(2002年)、非常に話題になった録音です。録音も優秀。

TAH 4033 \1650
(旧TAH482)
マーラー:大地の歌
ブルーノ・ワルター(指)
ウィーンフィル
ユリウス・パツァーク(T) キャスリーン・フェリアー(A)
録音:1952年5月17日ウィーン ムジークフェラインザールLive
宇野功芳先生、大絶賛の演奏!永らく永遠の名盤とされてきたDECCA録音(5月14,
15,16日)の直後に行われたコンサートの録音でパツァークの歌い間違い等もあ
り正真正銘のLive。熱気と生命力にあふれマーラーファンはDECCA盤とあわせて
必携のCDと申せましょう。

TAH 4034 \1650
(旧TAH483)
(1)J.S.バッハ:トッカータ ホ短調BWV914 
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番Op.31-3
(3)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番Op.58
クララ・ハスキル(Pf) (3)カラヤン(指)ウィーン響
録音:(1)(2)1952年5月21日ミュンヘン ザイドルハウス(3)1952年10月25/26日

TAH 4035 2枚組 \3300
(旧TAH499/500)
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲Op.61
(2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番K218
(3)ラロ:スペイン交響曲 
(4)フランク:ヴァイオリン・ソナタ
ジャック・ティボー(Vn)
(1)ヴィクトール・デザルゼンス(指)ローザンヌ室内管
(2)エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管
(3)ヴィンフリート・ツィリッヒ(指)
フランクフルト放響
(4)ジャン・ラフォルゲ(Pf)
録音:(1)1950年Live(2)1949年Live(3)1951年スタジオ(4)1952年スタジオ
ティボー唯一の(多分)ベートーヴェンの協奏曲。貴重!

TAH 4037 \1650
(旧TAH524)
モーツァルト:交響曲第35番ニ長調K385「ハフナー」
マーラー:交響曲第4番ト長調
ブルーノ・ワルター(指)
ゼーフリート(S) ニューヨーク・フィルハーモニック
録音:1953年1月5日
ワルター絶頂期のワルターが最も愛したモーツァルトとマーラーの録音。

TAH 4038 \1650
(旧TAH523)
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第19番K.459 
(2)2台のピアノのための協奏曲K.365
クララ・ハスキル(Pf)
(1)フェレンツ・フリッチャイ(指)ケルン放響
(2)ゲザ・アンダ(第2Pf) 
パウル・ブルクハルト(指)
ベロミュンスター・スタジオ管
録音:(1)1952年5月30日 (2)1954年10月18日




<harmonia mundi>
HML 5908376 3枚組 \2500
J.S.バッハ:マタイ受難曲
イアン・ボストリッジ(T;福音史家) 
フランツ=ヨーゼフ・ゼーリッヒ(Bs;イエス) 
シビッラ・ルーベンス(S)
 アンドレアス・ショル(C-T) ヴェルナー・ギューラ(T) 
ディートリッヒ・ヘンシェル(Bs)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
コレギウム・ヴォカーレ
録音:1998年8月
ヘレヴェッヘ不朽の名演、1998年録音のマタイ受難曲もついにこの価格(限定)
で登場となりました。ボストリッジの福音史家をはじめ、アリアを歌うソリス
ト陣も超豪華!ショルの「憐れみたまえ」のアリアは感涙ものです。ヴィオラ
・ダ・ガンバのソロもピエルロが務めているなど、器楽陣も贅沢の極みです。
あらためて、この演奏のヘレヴェッヘの美音ぶりは圧倒的。しかし、美しいだ
けでなく、痛さや苦しさ、様々な感覚をおぼえさせる見事な演奏です。是非こ
の機会にお求めいただきたいセットです。

HML 5908351 3枚組 \2500
[CD1-2]J.S.バッハ:ヨハネ受難曲(1725年版)
シビッラ・ルーベンス(S)、アンドレアス・ショル(A)、
マーク・パドモア(T, 福音史家)、
セアスティアン・ノアーク(Bs)、ミヒャエル・ヴォッレ(Bs, イエス)
[CD3]
カンタータ集(復活祭前第7日曜日のためのカンタータ集)
(1)カンタータ「イエス十二弟子を召寄せて」BWV 22
(2)カンタータ「汝まことの神にしてダビデの子よ」BWV 23
(3)カンタータ「主イエス・キリスト、真の人にして神よ」BWV 127
(4)カンタータ「見よ、われらエルサレム
ドロテー・ミールズ(S)、マシュー・ホワイト(A)、ヤン・コボウ(T)、
ペーター・コーイ(B)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
コレギウム・ヴォカーレ
録音:[disc1-2]2001年4月/[disc3]2007年11月
バッハは、ヨハネ受難曲を再演する度に何かしらの変更を加えています。1725
年版のヨハネ受難曲は、冒頭の合唱曲で、マタイ受難曲にも含まれるコラール
「おお人よ、汝の罪の大いなるを泣け」が用いられていることを始め、最終コ
ラールではdisc3に収録されている23番のカンタータのコラールが用いられてい
ます。パドモアの福音史家は「私」を一切感じさせず、しかしその場面に居合
わせる人物の心情や情景など様々な情報を聴き手に伝える実に見事な仕事ぶり。
充実したコラールや合唱曲では、ヘレヴェッヘの棒が冴えわたります。disc3は
カンタータ集。BWV22、23はバッハがトーマス・カントル採用試験のために作曲
しただけあり、実に質のよい作品。ヘレヴェッヘの指揮のうまさを再認識でき
るセットです。

HML 5908354 3枚組 \2500
バッハ:オラトリオ集
[CD1]
復活祭オラトリオ BWV 249
「喜べ、汝ら もろ人の心よ」BWV 66
バーバラ・シュリック(S)、カイ・ヴェッセル(A)、ジェームズ・テイラー(T)、
ペーター・コーイ(B)
録音:1994年4月
[CD2]
「神は喜び叫ぶ声と共に昇り」BWV 43
「人々汝らを除名すべし」BWV 44
昇天節オラトリオBWV 11
バーバラ・シュリック(S)、キャスリーン・パトリアス(A)、
クリストフ・プレガルディエン(T)、ペーター・コーイ(B)
録音:1993年5月
[CD3]カンタータ集
「ああ神よ、天よりみそなわし」BWV 2
「おお永遠、そは雷の言葉」BWV 20
「傲りかつ臆するは(人の心はみな偽るものにして)」BWV 176
ヨハネッテ・ゾマー(S)、インゲボルク・ダンツ(A)、ヤン・コボウ(T)、
ペーター・コーイ(B)
録音:2002年5月
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
コレギウム・ヴォカーレ
復活祭オラトリオ冒頭の華やかなシンフォニアは、祝祭的な雰囲気たっぷりな
がらも、美音のヴェールと白磁のような気品に満ちたすばらしい演奏です。
Disc3のBWV2は、冒頭の合唱曲が、半音階が多用されていて大変美しい作品。
コレギウム・ヴォカーレのうまさが際立ちます。

HML 5908357 3枚組 \2500
バッハ:有名カンタータ集vol.1
[CD1]
カンタータ「わがうちに憂いは満ちぬ」BWV 21
カンタータ「この同じ安息日の夕べ」BWV 42
ジェラール・レーヌ(A)、ハワード・クルック(T)、
ペーター・ハーヴェイ(B/ BWV21)、ペーター・コーイ(B/ BWV 42)
録音:1990年1月
[CD2]
カンタータ「たれぞ知らん、わが終わりの近づけるを」BWV 27
カンタータ「われはわが幸に満ち足れり」BWV 84
カンタータ「キリストこそわが命」BWV 95
カンタータ「来たれ、汝甘き死の時よ」BWV 161
ドロテー・ミールズ(S)、マシュー・ホワイト(A)、
ハンス・イェルク・マメル(T)、トーマス・バウアー(Bs)
録音:2006年11月、2007年2月
[CD3]
カンタータ「泣き、嘆き、憂い、怯え」BWV 12
カンタータ「深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる」BWV 38
カンタータ「乏しき者は食らいて飽くことを得」BWV 75
キャロリン・サンプソン(S)、ダニエル・テイラー(A)、
マーク・パドモア(T)、ペーター・コーイ(B)
録音:2003年12月
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
コレギウム・ヴォカーレ
「青年時代のカンタータ創作の総決算というべき壮大な記念碑」と称される21
番、リストの編曲でもおなじみの12番、2部構成の壮大な75番など、まさに名曲
ぞろい。

HML 5908363 3枚組 \2500
J.S.バッハ:有名カンタータ集vol.2-世俗カンタータ&哀悼行事用カンタータ
[CD1]
カンタータ「鳴り交わす絃の相和せる競いよ」BWV 207
カンタータ「鳴れ、太鼓よ!響け!トランペットよ!」BWV 214
キャロリン・サンプソン(S)、インゲボルク・ダンツ(A)、
マーク・パドモア(T)、ペーター・コーイ(B)
録音:2004年6月
[CD2]
カンタータ「神よ、讃美はシオンにて静けく汝に上がり」BWV 120
カンタータ「エルサレムよ、主を讃えよ」BWV 119
カンタータ「われら汝に感謝す、神よ、われら汝に感謝す」BWV 29
デボラ・ヨーク(S)、インゲボルク・ダンツ(A)、マーク・パドモア(T)、
ペーター・コーイ(B)
録音:1999年1月
[CD3]
「候妃よ、さらに一条の光を」(追悼式)BWV198
カンタータ「イエスよ、汝はわが魂を」BWV 78
イングリート・シュミットヒューゼン(S)、チャールズ・ブレット(A)、
ハワード・クルック(T)、ペーター・コーイ(B)
録音:1987年11月
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)、
コレギウム・ヴォカーレ
BWV198の序曲での鋭すぎず緩すぎずの絶妙な間合いは見事。ヘレヴェッヘなら
ではの巧さです。BWV 78の第1曲も、血の滴るような悲痛な演奏が多い中、ヘレ
ヴェッヘの演奏は、どちらかといえば淡々と進みますが、それでも受難を思わ
せる悲劇性も充分伝わってきます。「何も加えず、何も引かず」的な演奏です
が、バッハの音楽、バッハの旋律、和声すべてに、すべてのメッセージが含ま
れていることを実感する演奏です。

HMG 501430 2枚組 \2080
ショパン:ノクターン全集
変ロ短調 Op.9-1,変ホ長調Op.9-2,ロ長調Op.9-3,ヘ長調Op.15-1,
嬰ヘ長調Op.15-2,ト短調Op.15-3,嬰ハ短調Op.27-1,変ニ長調Op.27-2,
ロ長調Op.32-1,変イ長調Op.32-2,ト短調Op.37-1,ト長調Op.37-2,
ハ短調Op.48-1,嬰ヘ短調Op.48-2,ヘ短調Op.55-1,変ホ長調Op.55-2,
ロ長調Op.62-1,ホ長調Op.62-2,ホ短調Op.72-1,嬰ハ短調,ハ短調
ブリジット・エンゲラー(P)
録音:1992 年12 月,1993 年5 - 6 月
エンゲラー自身大変気に入っている名盤、ノクターン集がHMGシリーズの豪華装
丁で再登場します。約20年前の録音ですが、濃密な音楽性は今も色あせること
なく芳香を放っています。LFJ期間、ノクターンを含むプログラムのコンサート
が予定されていることもあり、注目盤です。




<KING INTERNATIONAL>
KKP 4 \2000
V.A. / 森のメロディ classic in a romantic mood
1. 亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)
2. フルートとハープのための協奏曲より第2楽章[抜粋](モーツァルト)
3. 羊は安らかに草をはむ(J.S.バッハ)
4. ノクターン第2番(ショパン)
5. スイス民謡による変奏曲(ベートーヴェン)
6. 森のこだま(バダジェフスカ)
7. 蝶々(ショパン)
8. フルート四重奏曲第4番より第1楽章(モーツァルト)
9. 亡き王女のためのパヴァーヌ[抜粋](ラヴェル)
10. ジムノペディ第1番(サティ)
11. ホルベアの時代より前奏曲(グリーグ)
12. そりすべり(ルロイ・アンダーソン)
13. こんぺいとうのおどり(チャイコフスキー)
14. サテンを着た少女(ルロイ・アンダーソン)
15. 「大きな古時計」による変奏曲(フート)
16. 炉辺で(シューマン)
17. 初見用小品(1881年用)(マスネ)
18. 冬より第2楽章(ヴィヴァルディ)
19. 雨だれの前奏曲(ショパン)
20. 月の光(ドビュッシー)
1)クラーラ・ケルメンディ(ピアノ)
2)イルジ・ヴァーレク(フルート)/ハナ・ムレロヴァ(ハープ)
/カペラ・イストロポリターナ
3)フィルハーモニー交響楽団
4),19)アレクサンダー・コブリン(ピアノ) 
5)アイステ・バリューニテ(ハープ)
6)ユリア・チャプリーナ(ピアノ) 7)イディル・ビレット(ピアノ)
8)ジャン・クロード・ジェラール(フルート)/ヴィラ・ムジカ・アンサンブル
9),13),20)スロヴァキア放送交響楽団 
10), 16)エリック・ハイドシェック(ピアノ) 
11)カメラータ・カッソヴィア 
12),14)白石光隆(ピアノ)
15)工藤淳子(ファゴット)/白石光隆(ピアノ) 
17)難波薫(フルート),/沼尻竜典(ピアノ)
18)西崎崇子(ヴァイオリン)/カペラ・イストロポリターナ
Tr.1, 2, 3, 7, 8, 9, 11, 13,18 ,20 Licensed by NAXOS JAPAN, Inc.
森ガール。「森にいそうな女の子」で、ゆるくてふんわりしたイメージ、気取
らずに、自分らしさや心地よさを追求する、ファッションや生活スタイルが、
大きな話題となっています。そんな森ガールたちへ贈る、森イメージのクラシッ
ク音楽コンピレーション。
クラシック音楽の、まさに巨匠たちによって紡ぎだされた、エバー・グリーン
のメロディの数々が、世代を超えて人々のこころを安らぎの世界に誘う、まる
で、森林浴をしてるかのような、時間と空間を体験できる、マジカルな音楽CD
が誕生しました!
「ノクターン」、「月の光」などこころ安らぐクラシックの名曲から、「森の
こだま」などの、森に関連した曲などが収録された充実の全20トラックは全て
デジタル録音です。



<PREISER>
ウィーン生まれのピアニスト、シュテファン・ヴラダーがアーティスティック・
ディレクターを務める、PREISERの新しいシリーズ“クラシック・コレクション”。
第1弾として、ヴラダーのアルバムが3タイトル同時リリースされます。2009年
最新録音のハイドンと、プロコフィエフとスクリャービンを収めたロシアもの
の2タイトルに加え、このたび初めてインターナショナル・リリースされるJ.S.
バッハの「ゴルトベルク変奏曲」というラインナップです。巨匠の道を着実に
歩むヴラダーの近況を知るピアノ・ファン注目の内容といえるでしょう。
なお、今後はシリーズを通じて、名の通ったアーティストだけでなく、若き才
能ゆたかな音楽家も発掘してゆくとのことですので、期待が高まります。
シュテファン・ヴラダー…1965年ウィーン生まれのピアニスト。6歳でピアノの
レッスンを始める。1973年よりウィーン国立音楽大学で、レナーテ・クラマー
=プライゼンハマー、ハンス・ペーターマンドルに師事する。ルドルフ・ハイ
ドナー・ピアノ・コンクールで第1位ほか、オーストリア国内のピアノ・コンク
ールで数多くの賞を獲得したのち、1985年にウィーン国際ベートーヴェン・コ
ンクールで第1位。以後、ピアニストとして世界的に活躍するほか、近年は指揮
者としても精力的に活動しており、2002年よりグラーツ管弦楽団の首席指揮者、
2008年よりウィーン室内管弦楽団の首席指揮者を務めている。
1999年にウィーン国立音楽大学の教授に任命され、2009年にオーストリア共和
国より、有功栄誉金章星付を受勲される。

PRCD 90770 \2080
ハイドン:
ピアノ・ソナタ第23番(旧第38番)ヘ長調Hob.XVI-23
ピアノ・ソナタ第50番(旧第60番)ハ長調Hob.XVI-50
アンダンテと変奏曲ヘ短調Hob.XVII-6
ピアノ・ソナタ第52番(旧第62番)変ホ長調Hob.XVI-52
シュテファン・ヴラダー(P)
録音:2009年3月ウィーン、カジノ・バウムガルテン、
プライザー・レコーズ・スタジオ(セッション・ステレオ)
ハイドン歿後200周年のアニヴァーサリーにあわせた2009年の録音。有名な変奏
曲に加えて、初期の第23番と、最後に書かれた3曲のうちのふたつ、音域も拡大
して立体的で壮大な第50番と、多彩で大胆な転調や斬新な和声の扱いで華麗な
第52番のソナタを収めています。
充実のヴラダーは、粒立ちのよい美しい音色とたしかなテクニックで、ハイド
ンによる個性的なピアノ曲の魅力を余さず伝えます。録音も優秀です。

PRCD 90769 \2080
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番イ長調Op.82「戦争ソナタ」
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83「戦争ソナタ」
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19「幻想ソナタ」
シュテファン・ヴラダー(P)
録音:2009年3月ウィーン、カジノ・バウムガルテン、
プライザー・レコーズ・スタジオ(セッション・ステレオ)
ヴラダーがロシアものを取り上げた注目のアルバム。プロコフィエフにスクリャ
ービン、いずれもピアノの名手が書いた内容は、なにより強靭なテクニックと破
壊力を要する難曲ばかり。ゆたかな詩情を漂わせつつ、ヴラダーがヴィルトゥオ
ーゾぶりを遺憾なく発揮しています。優秀録音。

PRCD 90771 \2080
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988
シュテファン・ヴラダー(P)
録音:1996年12月9-11日オーストリア、アーバーゼー、
聖コンラート教会(セッション・ステレオ)
ヴラダーの真価を広く世に知らしめた代表的なアルバム。このレコーディング
は1999年にカメラータより国内発売されたものと同一の内容で、その完成度の
高さから初出時にはレコード芸術誌で特選を獲得したことでも知られています。
ヴラダーの理知的なピアノがJ.S.バッハの途方もない音楽世界へ誘います。




<LSO Live>
LSO 0677(SACD-Hybrid) \2180
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27(完全全曲版)
ワレリー・ゲルギエフ(指)
ロンドン交響楽団
録音:2008年9月20 & 21日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン /
エンジニア:ジョナサン・ストークス&ニール・ハッチンソン
ゲルギエフ&LSOによるあらたなプロジェクトとして、ラフマニノフのシリーズ
がスタートします。
【ゲルギエフ&LSOによる『ラフマニノフ・フェスティヴァル』】
2008/09年のシーズンのオープニングを飾ったゲルギエフ指揮LSOによる「ラフ
マニノフ・フェスティヴァル」。フィルム上映やプレ・トークなどのイベント
も同時に催され大いに沸いた2008年9月20日、21日の2日間、マチネーを含む計
3回のコンサートでは、アレクセイ・ヴォロディン独奏でピアノ協奏曲第3番と
第4番、そして第1番から第3番までのシンフォニーが演奏されました。シリーズ
第1弾となる交響曲第2番は、両日ともピアノ協奏曲との組み合わせで演奏され
たもので、今後、交響曲第1番と第3番、ほかに交響的舞曲も順次リリースして
ゆく予定となっています。



<MIRARE>
MIR 111 \2500
ショパン:ノクターン集Vol.1
変ホ長調作品9-2、へ長調作品15-1、嬰ヘ長調作品15-2、嬰ハ短調作品27-1、
変ニ長調作品27-2、変イ長調作品32-2、ト長調作品37-2、嬰ヘ短調作品48-2、
ハ短調作品48-1、「遺作」嬰ハ短調
ルイス・フェルナンド・ペレス(P)
1977年マドリード生まれ。今一番注目が集まっているピアニスト、ルイス・
フェルナンド・ペレス。昨年発売されたソレルのソナタ集(MIR 101)ではスペイ
ンの薫り高い音楽を聴かせてくれました。ラ・フォル・ジュルネを主宰するル
ネ・マルタン氏も大きな期待を寄せている彼の新譜はショパンのノクターン。
詩的で繊細なショパンの音楽を端正かつ情熱的に演奏しています。色彩豊かな
音色、優美、憂い、悲しみの感情表現を大胆に放出。これまでに見たことのな
いショパンの顔を教えてくれる1枚です。





<CAvi-music>
4260085531837 \2450
ショパン:
バラード第1番ト短調Op.23、バラード第4番ヘ短調Op.52、24の前奏曲
シェイラ・アーノルド(P:1839年エラール製フォルテピアノ)
インド生まれドイツ育ちの若手ピアニスト、シェイラ・アーノルドによるショ
パン・アルバム。ケルン放送WDRが所有している1839年のエラール製のフォルテ
ピアノを使った録音。24の前奏曲が作曲された当時に製造されたフォルテピア
ノです。みずみずしい響き、音の色彩感、ショパンの音楽の細部に至る繊細な
ニュアンスが見事に表現された1枚です。

4260085531844 \2450
ヘンデル:鍵盤楽器のための組曲第1集
組曲第2番ヘ長調HWV427、組曲第6番嬰ヘ短調HWV431、組曲第3番ニ短調HWV428、
組曲第4番ホ短調HWV429、組曲第5番ホ長調HWV430
ディーナ・ウゴルスカヤ(P)
録音:2009年7月
アナトール・ウゴルスキの愛娘ディーナ・ウゴルスカヤによるヘンデルの組曲。
ヘンデルの鍵盤楽曲の名曲が揃った組曲第1集より第2-6番を収録。「調子のよ
い鍛冶屋」が特に有名ですが、その他の作品もヘンデルの遊び心に満ちた親し
みやすい旋律と、煌めきに溢れた魅力的な作品ばかり。音楽の喜びを感じる生
き生きとしたディーナ・ウゴルスカヤの演奏に引き込まれます。




<Medici arts>~EuroArts
20 57788(DVD-Video) 2枚組 \4800
字幕:伊英独仏
ハイドン:「オルランド・パラディーノ」
マリス・ペーターゼン(S アンジェリカ)
トム・ランドル(T オルランド)
ピエトロ・スパニョーリ(Br ロドモンテ)
アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカ(S アルチーナ)
スンヘ・イム(S エウリッラ)
ヴィクトル・トレス(Br パスクワーレ)
マグヌス・スタヴェランド(T メドーロ)
ほか
ルネ・ヤーコプス(指)
フライブルク・バロックオーケストラ
演出:ナイジェル・ローリー,アミール・ホセインプール
収録:2009年5月8日,ベルリン
ハイドンの「オルランド・パラディーノ」は、1782年にハイドンが長らく仕え
たエステルハージ家の館で初演されたオペラ。アリオストロ由来の「狂乱のオ
ルランド」の物語に、オペラブッファの滑稽な要素を混ぜ込んだ「英雄喜劇」
というもの。一般に当時あまり広まらなかったハイドンのオペラの中で例外的
に人気作になり、近年もアーノンクールが録音、2008年には日本初演され、ま
たハイドン・イヤーの2009年には各地で上演もされました。中でもヤーコプス
がベルリンとインスブルック古楽祭で取り上げた上演は大きな評判となったも
の。スパニョーリ、ペンダチャンスカ、イムとこのところヤーコプスが重用し
ている歌手に加え、タイトルロールにバロックで活躍するテノールのランドル、
オルランドが恋するお姫様アンジェリカにペーターゼン、近年人気急上昇のノ
ルウェイのテノール、スタヴェランドと、素晴らしい人材を集めています。演
出は、今ヨーロッパで大人気のローリー&ホセインプールのコンビ。元々かな
り奇想天外な物語なところに、海賊風のロドモンテ、ミスユニバース風のアン
ジェリカ、女学生風のエウリッラなど、さらにはっちゃけた愉快な舞台にして
います。



<KII>
国内仕様盤
KKC-9008(DVD-Video) \4000
本編63分/ボーナス38分
字幕:日英仏独西葡
[medici arts] 30 73428
輸入盤・日本語解説書付
アルゲリッチの音楽夜話
ルトスワフスキ:パガニーニの主題による変奏曲
シューマン:ピアノ協奏曲抜粋
ピアソラ:リベルタンゴ
スカルラッティ:ソナタ ニ短調K141
ショパン:マズルカ ヘ短調 Op.63の2
J.S.バッハ:パルティータ第2番BWV826より
マルタ・アルゲリッチ(Pf)、
エーリッヒ・ラインスドルフ(指)ニュー・フィル、
シャルル・デュトワ(指)フランス放送管、
アンドレ・プレヴィン(指)ロンドン響ほか
かつてNHK BSで放映され話題となった「アルゲリッチの音楽夜話」が国内盤DVD
で遂に登場。名ピアニスト、マルタ・アルゲリッチの知られざる生い立ち、人
生観、音楽館を自身が情熱的に語ります。さらに独奏、大物演奏家との共演な
ど貴重な演奏風景も満載。また各作曲家についての考えや共感など、貴重な証
言が彼女の口からじかに聞けるのも興味津々。2002年イタリア賞をはじめ、各
国の賞に輝いた名作です。

KKC-5081 \3000
[EGEA] SCA 147
輸入盤・日本語解説書付
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集
(1)ニ短調 RV405/(2)イ短調 RV419/(3)ヘ長調 RV412/(4)ハ長調 RV400/
(5)ホ短調 RV409/(6)変ロ長調 RV547
マリオ・ブルネロ(Vc)、ラルテ・デラルコ
豊かな音楽性と独創的な演奏で人気のマリオ・ブルネロが気鋭のアンサンブル、
ラルテ・デラルコを率いてヴィヴァルディの協奏曲に挑戦。ヴィヴァルディな
らではの美しく伸びやかなメロディをイタリアの団体によって奏でられること
で極上の癒し音楽となっています。ブルネロの美点が最大に発揮された1枚と
申せましょう。

KKC-5082/3(SACD-Hybrid) 3枚組 \6000
[BIS] BIS SA 1721/2
輸入盤・日本語解説書付
J.S.バッハ:
ブランデンブルク協奏曲全6曲
管弦楽組曲全4曲
鈴木雅明(指)
バッハ・コレギウム・ジャパン
BCJのブランデンブルク協奏曲といえば2000年録音のものがベストセラーになっ
ていますが、わずか8年で再録音に踏み切りました。今回はミューザ川崎でSACD
ハイブリッド5.0サラウンド方法にて収録。BCJのますます円熟したいぶし銀の
芸術を堪能できます。今回の新機軸は小型のヴィオロンチェロ・ダ・スパラを
用いていること。5番のチェンバロ独奏はもちろん鈴木雅明。




<AMBROISIE>
AM 148 \2500
フローベルガー(1616-1667):組曲集
組曲第2番ニ短調、組曲第7番ホ短調、組曲第8番イ長調、組曲第9番ト短調、
組曲第10番イ短調、組曲第12番ハ長調
クリストフ・ルセ(チェンバロ)
使用楽器:Ioannes Couchet(アントワープ1652年、1701年フランス)
録音:2007年2月
フローベルガーは、その生涯で鍵盤作品しか残していません(いくつかモテッ
トが残されていますが、彼の個人的な様式を反映したものとはいえないとルセ
は指摘しています)。フローベルガーの死の直前、彼は後見人に、自分の作品
を自分のように演奏できるものはいないだろうから、手稿譜をすべて破棄して
ほしい、と依頼していました。フローベルガーは、自身の作品を演奏する際、
ルバートをたっぷりかけ、舞曲でもテンポを揺らして演奏した、という記録が
残されています。これは当時としては極めて珍しいことでした。様々な楽曲を
演奏し指揮してきて、経験も研究も充分に積んできたルセ会心の、フローベル
ガー作品集に仕上がっています。
【使用楽器について】
この録音には、Ioannes Couchetの名器が使用されています。クシェは、オラ
ンダの名工で、リュッカース一族の後継者でもあります。当楽器は、1652年に
製作され、その後鍵盤の拡張などのリニューアルと改修を重ねながら、現在ま
で受け継がれているまさに国宝級のものです。ブックレット内には楽器の美し
い写真も多数掲載されており、耳だけでなく目でも楽しめる充実の1枚です。

AM 183 \2500
「24 Ways Upon the Bells」
*ジョン・プレイフォードに基づく:
L'heure(時); Le quart; 私は妻を家に残しておけない; 愛の光; La Cloche
(鐘); ロビン・フット; La demie; Avant l’heure(岸辺においで)
*ジョン・ダウランド:
ダウランド氏の真夜中; ウィンター女史のジャンプ; レディー・ハンスドン
のパフ; サー・ジョン・スミス; ラクリメ・パヴァーヌ; ストラング卿のマ
ーチ; 聖なるエリザベス女王、そのガイヤルド; ミセス・ヴォーのガイヤル
ド; 高貴なるエセックスのロバート・アール氏のガイヤルド; 戦いのガイヤ
ルド; On Walsingham
*ブリテン:ジョン・ダウランドによる夜の曲op.70(全8曲)
*ビートルズ:
イエスタデイ(武満徹編曲); ヒヤ・カムズ・ザ・サン(ジョージ・ハリソン&
クリスティアン・リヴェ編曲)
クリスティアン・リヴェ(ギター、アーチリュート、バロックギター)
録音:2008年12月(イエスタデイのみ2009年12月)
武満徹編曲による「イエスタデイ」がとにかくオススメトラック。えもいわれ
ぬ美しさです。名手リヴェがギターやバロックギターを自在に持ち替え贅沢に
綴られた、心静かに時を過ごしたいときにぴったりの1枚です。
【クリスティアン・リヴェ】
フランス・メッツ地方音楽院でギター、指揮法、様式分析、室内楽を学び、同
音楽院を首席で卒業後1984年にパリ国立高等音楽院に入学、アレクサンドル・
ラゴヤに師事。1987年および88年にギターと室内楽でそれぞれプルミエ・プリ
(一等賞)を獲得。以降コンクールで実績を重ねつつ国際的に活躍、エマニュエ
ル・パユ(フルート)、ミシェル・ポルタル(クラリネット)、ローラン・コルシ
ア(ヴァイオリン)等とも度々共演。2010年秋には、エマニュエル・パユとの日
本ツアーが予定されています。




<naive>
V 5233 \2280
R.シュトラウス:アルプス交響曲op.64
パリ国立オペラ座管弦楽団
フィリップ・ジョルダン(指)
録音:2009年11月(ライヴ)
1974年生まれの注目指揮者、フィリップ・ジョルダンが、パリ国立オペラ座管
弦楽団の音楽監督に就任しました。これはその就任記念コンサートのライヴ録
音です。輝かしい山の頂で高らかに鳴り響く管楽器の明るい音色、弦楽器の甘
い調べ、木管の柔らかな音色、オーケストラの素晴らしさがあますところなく
発揮されています。フィリップ・ジョルダンの指揮は実に明快、次々と現れる
様々な風景を、鮮やかに描き、場面転換も実にスピーディで心地よいもの。し
かし聴かせ所や見せ場ではたっぷりとオーケストラを響かせ、これからのプロ
ジェクトに大いに期待したいところです。
フィリップ・ジョルダンの言葉:「私の音楽監督就任記念コンサートプログラ
ムにアルプス交響曲が含まれているのは、偶然ではない。山々の頂で過ごした
この日の音楽的変遷は、旅の始まりを描いていると思う。これは私が最初にこ
の作品をリハーサルしたときに感じたことだ。この偉大なる作品は、西洋のオ
ーケストラ音楽の最高結晶であると考えている。この作品を最高点とすること
もできるが、しかし、これを出発点としたい、この私の思いに、オーケストラ
の面々が共感してくれたことに大きな喜びを感じている。この交響曲は、私た
ちの最初のオペラ・プロジェクトであるワーグナーのリング・サイクルへの理
想的な導入にもなる。」

V 5219 \2280
シューベルト:作品集
(1)アルペジオーネ・ソナタ D821 (2)愛の使い(『白鳥の歌』より)
(3)月に寄せる D193 (4)それらがここにいたことは D775 (5)憂い D772
(6)夜と夢 D 827 (7)鳩の便り(『白鳥の歌』より)
(8)私は不安な思いでさまよい歩く(歌劇『謀反人たち』D787より)
(9)岩の上の羊飼いD965
アントワーヌ・タムスティ(ヴィオラ)
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ(8)(9))
マルクス・ハドゥラ(ピアノ)
録音:2009年4, 6月
世界で活躍するヴィオラ奏者、タムスティの新譜は、シューベルト作品集。ア
ルペジオーネ・ソナタでは、タムスティの知的な解釈で、ヴィオラ独特の高す
ぎずしかし決して低くもない音域と音色を存分に活かした独特の世界を展開し
ています。(8)(9)は声とクラリネットのために書かれたものですが、こちらも
より人の声に近いヴィオラで演奏することにより、絶妙なポルタメントなども
可能となり、新たな魅力に満ちたものとなっています。リートのヴィオラ編曲
版では、歌詞をもつ歌よりも雄弁に感じてしまうほど見事な集中で聴かせます。
シューベルト作品の深さ、ヴィオラの魅力を200%味わうことのできる1枚です。
ピオーの鈴を転がすような声もまた特筆に価します。

V 5176 4枚組 \5400
ハイドン:
交響曲第93番 ニ長調 Hob.I-93
交響曲第94番 ト長調 「驚愕」 Hob.I-94
交響曲第95番 ハ短調 Hob.I-95
交響曲第96番 ニ長調 「奇跡」 Hob.I-96
交響曲第97番 ハ長調 Hob.I-97
交響曲第98番 変ロ長調 Hob.I-98
交響曲第99番 変ホ長調 Hob.I-99
交響曲第100番 ト長調 「軍隊」 Hob.I-100
交響曲第101番 ニ長調 「時計」 Hob.I-101
交響曲第102番 変ロ長調 Hob.I-102
交響曲第103番 変ホ長調 「太鼓連打」 Hob.I-103
交響曲第104番 ニ長調 「ロンドン」 Hob.I-104
マルク・ミンコフスキ(指)
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル・グルノーブル(ルーヴル宮音楽隊)
録音:2009年6月,ウィーン,コンツェルトハウス
2009年11月、待望の初来日となったミンコフスキ率いるレ・ミュジシャン・
デュ・ルーヴルの演奏会、充実極まりない演奏が大評判になり、音楽の友誌
恒例の音楽批評家たちが選ぶ年間ベスト公演で堂々の一位を獲得、さらに第22
回ミュージック・ペンクラブ音楽賞のコンサート・パフォーマンス(外国人ア
ーティスト)も受賞。今まさにヨーロッパの台風の目である彼らの実力をまざ
と見せ付けられた機会になりました。中でもハイドンの「驚愕」、「太鼓連
打」、「ロンドン」の3曲は、ハイドン・イヤーを祝うにこの上ない、語り草
となる名演でした。今回、この3曲も含めたザロモン・セット12曲が一気に
CD化。来日公演に先立つ6月にウィーンのコンツェルトハウスで収録されたも
の。ハイドン・イヤーには多数のハイドンの交響曲がリリースされましたが、
これが止めを刺すことになるでしょう。




<Musart>
CM 1009 \2180
5大陸のショパン
(1)ニューオリンズのショパン(ワルツOp.64の1「小犬」)
(2)ペルシャのショパン(前奏曲ホ短調 Op.28の4)
(3)アンダルシアのショパン(ワルツ嬰ハ短調 Op.64の2)
(4)アフリカのショパン(前奏曲 Op.28の15「雨だれ」)
(5)中国のショパン(練習曲 Op.10の3「別れの曲」)
(6)日本のショパン(歌曲「二人の死」Op.74の11)
(7)シベリアのショパン(ロンド・クラコヴィアク Op.14)
(8)インドのショパン(幻想即興曲 Op.66)
(9)アラビアのショパン(歌曲「望みなく」Op.74の13)
(10)ブルガリアのショパン(マズルカ Op.33の2)
(11)ブラジルのショパン(ノクターン op.9の2)
(12)アルメニアのショパン(歌曲「春」Op.74の2)
(13)バルカンのショパン(歌曲「春」Op.74の2)
(14)ポーランドのショパン(歌曲「乙女の願い」Op.74の1)
ゼスポール・ポルスキ(マリア・ポミャノフスカと仲間たち)
ショパンの名作を各国の音楽風にした仰天企画。日本では「二人の死」という
歌曲と「荒城の月」を、中国では「別れの曲」と「茉莉花」を結合させたり、
シベリアではトゥヴァのホーミー、ブルガリアではブルガリアン・ヴォイスを
用いて才気煥発。良く知っている曲が全く新鮮に響きます。

MTJ 024 \2180
ショパンと民俗音楽
(1)ショパン:マズルカ ヘ短調 Op.63の2
(2)同:マズルカ ニ長調 Op.33の2
(3)同:マズルカ ト短調 Op.24の1
(4)同:マズルカ ト長調 Op.67の1
(5)同:マズルカ ハ長調 Op.24の2
(6)同:マズルカ ハ長調 Op.7の5
(7)同:マズルカ ハ長調 Op.68の1
(8)同:マズルカ ハ長調 Op.67の3
(9)同:マズルカ第56番 変ロ長調
(10)クヤヴィ地方などポーランド各地の伝統的マズルカとポルカ(全18曲)
ゼスポール・ポルスキ
5ショパンのマズルカはポーランドの農民の舞曲に基づいているといわれます
が、それを農民楽団の形態に戻した興味深い試み。それぞれがより原色的かつ
生命力を増して輝きます。さらに、その間にポ-ランド各地の伝統的なマズル
カやポルカを差し挟んでいるのも効果的。ショパンの曲との違和感もなく、ま
たショパンの曲がいちばん魅力的なことを実感させてくれます。フォル・ジュ
ルネ音楽祭で実演予定。

MTJ 045 \2180
有名無名のポーランド・クリスマスキャロル集
われらが救い主生まれる/静かで細き/クリスマスに/夜の静けさのなか/
信心深く聖なる妻/主を喜べ/この忠誠を喜べ/ベツレヘム/エロデ王のキャ
ロル/クリスマスの日よ/幼子イエスよ眠れ他全13曲
ゼスポール・ポルスキ
カトリックの国ポーランドは美しいクリスマス・キャロルに恵まれています。
ここでは伝承のものの中から、有名なものと忘れられたものを全部で13曲選
び、ポーランドの農民風に演奏しています。注目はショパンが「スケルツォ
第1番」の中間部に引用している「幼子イエスよ眠れ」の原曲。これをショパ
ンがどう変えているのか見ものです。

MTJ 005 \2180
ポーランド各地伝承の歌と踊り
ジェシュフのポルカ/笛とフィドルでおやすみ/ポーランド舞曲(17世紀のタ
ブラチュアより)/ヤーシャは主に仕え/はじけたオベレク/シェラツのポル
カ/3つのポーランド舞曲/ヴィラヌフのマズルカ/ノヴォグルード出身の娘
/ラドムのポルカ/ホップ他全23曲
ゼスポール・ポルスキ
ポーランド各地に伝わる民謡と舞曲のほか、17世紀から伝わるリュート曲ま
で演じたアルバム。ショパンやヴィエニャフスキは少年時代にこれらを生で
聴き、自らの創作の源泉としてる点が重要です。また結婚式の歌「ホップ」
はチェンバロの女王ランドフスカが魅力的な独奏曲にしており、その原曲を
聴きるのがうれしい限りです。




<SKARBO>
DSK 3101 \2080
日本語解説付
ニールセン:フルート協奏曲1926
ジョリヴェ:フルート協奏曲1949
イベール:フルート協奏曲1934
ケント・ケナン(1913-2003):夜の独白
イ・ソヨン(Fl)
金 昌国(指) アンサンブル・オヴ・トーキョー
フルート界の巨匠、金 昌国の棒の元、韓国の誇る美形フルーティストが奏で
る近、現代フルート協奏曲集。ケント・ケナンはアメリカの作曲家でプロコ
フィエフのフルートソナタをクラリネットとオケのために編曲もしている才
人。2009年埼玉、キラリふじみでの録音。





<INTEGRAL>
INTEG 221167 \2080
フランセ:ラブレーの「ガルガンチュワ物語」による音楽劇
アリー・ヴァン・ビーク(指)
オーヴェルニュ管
ガブリエル・バッキエ(語り)
フランス、ルネッサンスの巨人、ラブレーの「ガルガンチュワとパンタグリュ
エル」のガルガンチュワをフランセが音楽劇にしたもの。

INTEG 221230 \2080
(1)J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番
(2)オッフェンバック:2つのチェロのための組曲ト短調
(3)ポッパー:超絶技巧の小品
(1)(2)(3)ラファエル・ピドゥ(Vc)(2)ブルーノ・フィリップ(Vc)
(3)エロディ・スラール(Accordeon)
独奏チェロ、チェロ2台、チェロとアコーディオンという珍しい組み合わせ。

MFCD 018 \2080
日本語解説付
ニコライ・カプースチン(1937-):
日の出Op.26、8つの演奏会用練習曲Op.40、前奏曲集Op.53より
ローウェル・リーバーマン(1961-):ガーゴイル達Op.29
リー・インハイ(1927-2007):日没
シャンシャン・スン(Pf)
中国人ピアニスト、シャンシャン・スンによる今人気の作曲家たちのピアノ曲
集。「日の出」にはじまり「日没」に終わるCD。





<POLYMNIE>
POL 550162 \2080
日本語解説付
ジョルジュ・オンスロー(1784-+1853):
ピアノ五重奏曲Op.70
弦楽五重奏曲Op.38「狩り」
フランソワ・ジョエル・ティオリエ(Pf)アンサンブル・モンソロ
最近、録音が増えてきたオンスローは交響曲の劇的な開始がベートーヴェン
に似ているためか、「フランスのベートーヴェン」と呼ばれています。狩猟の
際の事故がもとで聴力を失ったことも、そう呼ばれる原因かもしれません。
「狩り」はその事故を描いた作品で、「痛み」「発熱と錯乱」「回復期」「治
癒」の楽章からなっています。




<BISCOITO FINO>
BF 764(DVD-Video) \3380
ヴィラ=ロボス:
1ショーロ第5番「ブラジルの心」、2「赤ちゃんの一族」第1組曲、
3「ブラジルの子供の謝肉祭」、4ブラジル風バッハ第4番(ピアノ版)、
5「シランディーニャ」より6曲、
6ブラジル風バッハ第2番より「カイピラの列車」
エルネスト・ナザレ:7「放浪者」
特典映像:ドキュメンタリー
マルセロ・ブラトキ(p, 指)、
カメラータ・ヴァレ・ムジカ[2,5,6,7:ルーカス・デ・メロ(Vn)、
デニージ・ナシメント(Vn)、ジューリオ・セーザル・デ・ジェズス(Va)、
ジョズエ・ナシメント(Vc)、ジョナタス・ナシメント(Cb)、
アリエル・ダ・シルヴァ・アルヴェス(Fl)、
ミリエッリ・ド・ロザーリオ(Fg)、
ロドリーゴ・デ・オリヴェイラ(Cl)、
アルレイ・フォンセカ(クラシック系Perc)、
ワグネル・ナシメント(クラシック系Perc)、
3,5,6,7:ダヴィド・バルボサ・ロドリゲス(ポピュラー系Perc)、
ヴィヴィアーニ・バーヘト・ダ・シルヴァ(ポピュラー系Perc)、
ジャンデルソン・ヴァレンティン・フェヘイラ(ポピュラー系Perc)]
収録:2008年4月アウディトリウ・イビラプエラ(ライヴ収録)
ヴィラ=ロボス生誕120年を記念して企画されたプロジェクト「ブラジルの心」。
その特色の1つである、彼の音楽に内在するポピュラー文化の存在という切り
口が、このライヴ映像に、よりリズム感溢れる華やかさを与えています。特
に、「カイピラの列車」は、通常編成のオーケストラで演奏するのとは違い、
小編成ならではの機動の良さが出ています。

BF 937 \2080
ヴィラ=ロボス:
ブラジル風バッハ第1番より、カボクロの伝説、オルガン、トリストロサ、
弦楽四重奏曲第1番-遊び、抒情的な歌、カンツォネッタほか、全12曲
ダニエラ・シュピールマン(Sp,Tn-Sax, Fl)
アレッサンドロ・ヴァレンタ(カヴァキーニョ) 
マルチェロ・ゴンサルヴェス(Va)
アレッサンドロ・ブラジル(Cb) ベト・カゼス(Perc)




<INTEGRAL>
INTEG 221150 \2080
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第4番
シランダとシランダィーニャ
マリア・イネス・ギマラーエス:ヴィラ=ロボス&クルターク讃
クルターク:ピアノのための遊びより
マリア・イネス・ギマラーエス(Pf)
マリア・イネスはブラジルのピアニスト、作曲家兼音楽学者でヴィラ=ロボ
ス、クルタークの研究家。



<Coviello CLASSICS>
COV 31002(SACD-Hybrid) \2350
マーラー:花の章
マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」
アレクサンダー・ジョエル(指)
ブラウンシュヴァイク州立管弦楽団
録音:2008年4月12-14日ブラウンシュヴァイク、シュタットハレ(ライヴ)
いにしえよりの味わい豊かなひびきを今に伝える世界最古のオケ、ブラウン
シュヴァイク州立管によるライヴ・シリーズ。最新作は2004年の第3交響曲
(COV30513)以来となるマーラー。現総音楽監督ジョエルによるあらたなシリ
ーズ第1弾で「巨人」と「花の章」を収録しています。
前任のアルバーのあとを受けて、2007/08年のシーズンより当オケの総音楽監
督のポストに就任したジョエルは、1971年生まれのオーストリアの指揮者。
2008/09年のシーズンに行われた新国立劇場におけるJ.シュトラウスの「こう
もり」再演での手腕も高く評価されていました。
「花の章」のやわらかくふくよかな美しさにつづき、メインの交響曲も快調
な滑りだし。表情もゆたかで、劇場たたき上げの指揮者らしくドラマづくり
に長けており、フィナーレなど嵐のような激情にも不足していません。楽し
みなシリーズの登場といえるでしょう。
アレクサンダー・ジョエル…1971年生まれのオーストリアの指揮者。ウィー
ン音楽大学でピアノを学んだ後、ウィーン・コンセルヴァトリウムで指揮を
学ぶ。著名な指揮者やタングルウッドのマスタークラスを受講。1996年に卒
業し、同年スポレート指揮者コンクールで優勝。ニュルンベルクでキャリア
をスタートさせ、つづいてバーデン・バイ・ウィーン、クラーゲンフルト、
ウィーン・フォルクスオーパーでポストを得たのち、2001/2002シーズンに
ライン・ドイツ・オペラのカペルマイスターに就任し、プッチーニ「三部
作」、「マクベス」「後宮からの誘拐」などを指揮する。その後は、ベルリ
ン・ドイツ・オペラ、ザクセン州立歌劇場(ドレスデン・ゼンパー・オペラ)、
バイエルン州立歌劇場、ハンブルク州立歌劇場、サンティアゴ・テアトロ・
ムニシパル、新国立劇場などでオペラを指揮しているほか、MDR交響楽団、
ベルリン・ドイツ交響楽団、リンツ・ブルックナー管弦楽団、シュターツカ
ペレ・ドレスデン、東京交響楽団などのコンサートでも活躍。2007/08年の
シーズンより現在に至るまで、ブラウンシュヴァイク州立劇場の総音楽監督、
ならびにブラウンシュヴァイク州立管弦楽団の首席指揮者。




<Ondine>
ODE 1171 \1680
たまらなく素敵なカリタ
(1)エリーザベトの挨拶の歌「おごそかなこの広間よ」
(ワーグナー:タンホイザーより)
(2)月に歌う「月よ空高く」(ドヴォルザーク:ルサルカより)
(3)アイーダのアリア「勝ちてかえれ」(ヴェルディ:アイーダより)
(4)トスカの祈り「歌に生き、恋に生き」(プッチーニ:トスカより)
(5)逢い引きから帰ってきた娘 作品37-5(シベリウス/ユッシ・ヤラス編)
(6)ミュルスキュルオトのマイヤ(ラッセ・モッテンソン)
(7)虹の彼方に(ハロルド・アーレン/ユルヨ・イェルト 編)
(8)アルゼンチンよ泣かないで(ロイド・ウェッバー/リク・ニエミ 編)
(9)ヴンダバー(コール・ポーター/ユルヨ・イェルト 編)
(10)サムウェア(バーンスタイン/リク・ニエミ 編)
(11)一晩じゅう踊れたら(フレデリック・ロウ/リク・ニエミ 編)
(12)煙が目にしみる(ジェローム・カーン)*
(13)ミスティ(エロル・ガーナー)*
(14)ラウンド・ミッドナイト(セロニアス・モンク)*
カリタ・マッティラ(S)
(1)(2)(3)(4)(5)フィンランド放送交響楽団 ユッカ=ペッカ・サラステ(指)
(6)ユヴァスキュラ交響楽団 リク・ニエミ(指)
(7)(8)(9)(10)(11)タピオラ・シンフォニエッタ ペッカ・サヴィヨキ(指)
(12)(13)(14)フィーバー・バンド ストリングズ ハウ・メニー・シスターズ
キルモ・リンティネン(P、指)
録音:2007年8月 タンペレ・ホール(フィンランド)(ライヴ)(Tracks 12-14)
*初出
オペラのヒロイン、ミュージカルのスター、ジャズシンガー。カリタ・マッ
ティラは、どんな役を演じても決まります。今年の9月、50歳の誕生日を迎え
る彼女のライヴ録音とスタジオ録音から選んだコンピレーション。キルモ・
リンティネンのピアノとフィーバー・バンドの共演する2曲、《ミスティ》と
《ラウンド・ミッドナイト》は、タンペレ・ホールで行われたコンサートの
ライヴアルバム、「フィーバー」に収められていなかった録音です。




<Simax>
PSC 1311 \2280
ヤルマル・ボルグストレム(1864-1925):管弦楽作品集
交響詩「ゲツセマアネのイエス」 作品14(1904)
交響詩「死者の夜」 作品16(1905)(ピアノ、弦楽オーケストラ、
トランペットとタムタムのための)
ヴァイオリン協奏曲 ト長調 作品25(1914)
ニルス・アンデシュ・モッテンセン(P) ユーナス・ボートストラン(Vn)
ノルランドオペラ交響楽団  テリエ・ボイェ・ハンセン(指)
録音:2008年6月9日-13日 ノルランドオペラ(ウメオー、スウェーデン)
[制作 ヨルン・ペーデシェン  録音 ジェフ・マイルズ]
ヤルマル・ボルグストレムはクリスチャニア(現オスロ)生まれ。ヨハン・セル
メルの音楽に強い印象を受けたボルグストレムは、スヴェンセン、L・M・リン
デマン、オーレ・オルセンらに学んだ後、ライプツィヒやベルリンに留学しま
した。1903年に帰国してからは、作曲家、教育者、批評家として活動、二十世
紀初頭のクリスチャニアの文化をリードするひとりになりました。ボルグスト
レムの作品は第二次世界大戦後、50年以上にわたって忘れられてしまっていま
した。そして新しい世紀を迎えるころからふたたび演奏されるようになりま
す。『新約聖書』に基づく「ゲツセマアネのイエス」と寓話風の物語を背景
にした「死者の夜」の2曲の交響詩、明るい気分と活気にみちたヴァイオリン
協奏曲が収録されました。




<Alba>
ABCD 296 \1980
シマノフスキ(1882-1937):ピアノ作品集 第1集
9つの前奏曲 作品1、メトープ - 3つの詩 作品29 、セイレーンの島、
カリプソ、ナウシカー、
ピアノソナタ第3番 作品36
アヌ・ヴェヘヴィライネン(P)
ポーランドの作曲家、ピアニスト、カロル・シマノフスキ。ワーグナー、
リヒャルト・シュトラウス、レーガー、スクリャービン、ドビュッシー、
ラヴェル、ショパンの音楽から影響をうけ、また、ポーランドの民俗音楽か
らインスピレーションを得た作品を残しました。Alba Records が始めるシマ
ノフスキのピアノ作品シリーズ。起用されたのは、2000年春、ヘルシンキで
デビュー・リサイタルを行ったアヌ・ヴェヘヴィライネンです。彼女は、デ
ビュー後、フィンランド国内のフェスティヴァルやフランス、エストニア、
ポーランドのコンサートに出演。ポーランドのザコパネで行われたシマノフ
スキ・フェスティヴァルでも演奏しています。ミケル市管弦楽団を初めとす
るオーケストラにソロイストとして客演。室内楽活動の一環として、室内楽
アンサンブル、タンペレ・ローにも参加しています。



<写影>
SHHP C001(DVD-Video) 3枚組 \11655
「朝比奈 隆 /ブルックナー交響曲選集」
[DVD 1] 
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調(ハース版)
収録:1992年5月13日東京文化会館(ライヴ)
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調(ハース版)
収録:1992年9月2日サントリーホール(ライヴ)
[DVD 2] 
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ハース版)
収録:1992年9月8日サントリーホール(ライヴ)
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)
収録:1993年2月16日サントリーホール(ライヴ)
[DVD 3【特典盤】] 200’
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調(ハース版)
収録:1996年12月12日東京文化会館(ライヴ) 
*「指揮者1ショットカメラ映像」選択可能なマルチアングル仕様
朝比奈 隆(指)新日本フィルハーモニー交響楽団
=特典映像=
交響曲第3番リハーサル/収録:1996年12月9日新日本フィルハーモニー交響
楽団練習場
実相寺 昭雄監督インタビュー/収録:2002年春
鼎談(朝比奈 隆×実相寺 昭雄×松原 千代繁)/収録:1999年6月21日
実相寺監督の盟友油谷岩夫自らがオーサリングした「巨匠たちの遺産」
「映像の巨匠」実相寺 昭雄が映像演出を手掛けた、「最後の文人指揮者(実
相寺昭雄)」朝比奈 隆&新日本フィルによるブルックナーの交響曲のライヴ映
像作品。1997年に第3番がCS局JICにて放送されたことがあるものの、ほかは
このたび初めて日の目をみるファン垂涎の内容であり、20年近い時を経て、
すべてが初パッケージ化となります。
1992年から1993年にかけて、朝比奈 隆が新日本フィルを振ったブルックナー
は、第3番をのぞいて1993年にフォンテック社よりCD化され、朝比奈最円熟期の
完成された芸格から、すでにファンのあいだではきわめて高い評価を得ている
ものです(ただし、第4番についてはフォンテック社のCDでは、5月13日の東京
文化会館と、5月15日のオーチャードホールとの2日間の演奏を編集した内容と
なっています)。巨匠を「最後の文人指揮者」と慕い、よき理解者であった、
実相寺のカメラワークが迫る朝比奈によるブルックナー演奏の真髄。共感あ
ふれる個性的な映像美が、いままた感動をあらたにしてくれることでしょう。
記念すべき初DVD化に際して、映像面を朝比奈の片腕とうたわれる、油谷岩夫
と写影が入魂のオーサリング。
なお、ボックスにのみ付属する特典盤には、ブルックナーの第3交響曲全曲演
奏とリハーサル風景のほかに、収録にあたっての実相寺へのインタビュー、
さらには朝比奈、実相寺、松原(新日本フィル元専務理事)3氏による鼎談を収
録。こちらもまたファンには興味の尽きないものといえそうです。
初回完全限定生産につきお早めにお求めください。
「朝比奈 隆先生は、私がてらいもなく先生と呼べる人であった。」
-実相寺昭雄




<TEXICALLI>
TEXCD 082 \2080
ミンナ・パディッラ:
山のゆふぐれ、淡いくちづけへの想い、箏2003、初雪、イニコ、あまい言葉、
かんじき、葉がくれ、ヴィリヤの歌
ミンナ・パディッラ(13弦筝、5弦カンテレ、Vo)
ミルヤ・マケラ(Vo,5弦カンテレ)
クリスティーナ・イルモネン(Fl,Perc,5弦カンテレ,Vo)
センニ・エスケリネン(カンテレ)
オッリ・カリ(Accordion,5弦カンテレ、Vo)
パシ・リュオッキネン(El-Gt,Cb,5弦カンテレ、Vo)
日本の13弦筝とフィンランドのカンテレ等を使い、小野小町、西行、芭蕉、
一茶、子規といった日本の和歌、俳句に触発されて作曲されたクラシック+
ワールド&フォークミュージックの不思議な音楽。北欧好きにはたまらない
世界と申せましょう。

TEXCD 077 \2080
Vapaassa Tilassa
(1)Bali
(2)Sylvesteri
(3)Vapaassa Tilassa
(4)Paluu
(5)Sheridan
(6)Yli Siniviivan
(7) Menuetti ja Polska
(8) Are Polsa
(9)Kevaan Ensimmainen Tango
(10)Heini
ティモ・アラコティラ(Pf)ヨハンナ・ユホラ(Accordion)
(2)(9)ペッカ・クーシスト(Vn) (5)(6)ペトリ・ハカラ(Man)
(1)(8)アイリ・イコネン(Vo) (3)(7)ヨウニ・ヤルヴェレ(Sax)
(5)(6)ロジャー・タルロート(Gt)
フィンランドの今の息吹を伝える、JAZZ & World & Classical music !

<MEMORIES>
MR2141 \1680
シューマン:交響曲第2番
ドビュッシー:交響詩「海」
ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲
セル指揮
クリーヴランド管
1957年5月31日ルガノ・ライヴ
お待たせしました。至高の名演として名高い「セル、ルガノ・ライヴ」がここ
に復活します。初出時には、ソニー録音のシューマン第2が未CD化だったことも
あって、18番がCDで聴けるCDとしてセンセーションを巻き起こした名盤中の名
盤です。ドビュッシーも活殺自在、テンポも頻々と変化します。「ラコッツィ
行進曲」の猛烈なスピードアップは鳥肌物です。モノラルですが音質の良さに
定評ありましたが、今回真性モノラルで付加されたエコーを取り除き、クリア
そのもの。厳しく躍動的なセルの芸術を心行くまでご堪能下さい。

MR2142 \1680
(モノラル)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、交響曲第39番
カラヤン指揮
フィルハーモニア管、
クララ・ハスキル(ピアノ)
1956年1月28日ザルツブルク・ライヴ
カラヤン+フィルハーモニア管のヨーロッパ楽旅の中から、生誕200年を迎えた
モーツァルト・プログラム。ハスキルとの共演が嬉しい限りです。この当時のカ
ラヤンは後年の演奏とはかなりスタイルが違います。色気たっぷりのとろけるレ
ガートを極力廃し、トスカニーニを想わせる率直でリズム重視の演奏を聞かせて
くれます。それゆえにハスキルとの相性もぴったりで運動神経の良さが見事な伴
奏となって素晴らしいコンビネーションです。

<ARS PRODUKTION>
ARS 38062(SACD-Hybrid) \2700
ハイドン(1732-1809):ロンドン交響曲集
交響曲第98番変ロ長調
交響曲第94番ト長調
交響曲第97番ハ長調
[ボーナス・トラック]
ブルーノ・ヴァイルによる解説
カペラ・コロニエンシス
ブルーノ・ヴァイル(指揮)
録音:2008年10月26日、2009年4月30日、
エッセン・フィルハーモニー(ドイツ)、
アルフリート・クルップ・ザール、ライヴ
シリーズ前作は ARS 38061(第93、95、96番)。

ARS 38065(SACD-Hybrid) \2700
ポーランドのバロック 教会と宮廷の音楽
マルチン・ミェルチェフスキ(1590-1651):
カンツォーナ第1番(2声;2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
マチェイ・ヴロノヴィチ(1645頃-1700頃):コンチェルト「甘き喜びのうちに」
(3声;ソプラノ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
アダム・ヤジェンプスキ(1590-1648):コンチェルト「ベルリネーサ」
(3声;2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための)
ヤン・ポドビェルスキ(17世紀):前奏曲(チェンバロ独奏)
不詳(17世紀):「ワルシャワのオルガン・タブラチュア」から
カンツォーナ第1旋法(オルガン独奏)
スタニスワフ・シルヴェステル・シャシンスキ(1670頃-1713):
コンチェルト「イエス、私の希望」
(3声;ソプラノ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
コンチェルト「来たれ、聖霊よ」(同)
2つのヴァイオリンとオルガンの通奏低音のためのソナタ
アントニ・ミルヴィト(1755-1837):カンタータ「常に私のイエスは」
(ソプラノ、ヴァイオリンと通奏低音のための)
カスパル・フェルステル・Jr.(1616-1673):
ソナタ ト長調
(2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための)
ジョヴァンニ・バッティスタ・ルパリーニ(1700頃-1775):
カンタータ「酷き苦しみに」
(ソプラノ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
アラ・ポラッカ
イヴォナ・レシニョフスカ(ソプラノ)
パウリナ・キラルスカ(オルガン、チェンバロ)
スタニスワフ・ゴイニ(テオルボ)
ダグマル・ヴァレントヴァー、マルグレート・バウムガルトル(ヴァイオリン)
ホルガー・ファウスト=ペータース(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
録音:2009年2月19-22日、ヴッパータール、インマヌエル教会

ARS 38067(SACD-Hybrid) \2700
室内楽珍曲集
エルンスト・バハリヒ(1892-1942):ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
エルンスト・トッホ(1887-1964):
ヴァイオリンとチェロのためのディヴェルティメント Op.37 No.1
エマヌエル・モール(1863-1931):ヴァイオリンとチェロのための組曲 Op.109
ルドルフ・モーザー(1892-1960):
ヴァイオリンとチェロのための二重奏ソナタ Op.34 No.2
エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲(1925)
ヤスナ・デュオ
クリスティーネ・ロクス(ヴァイオリン)
クラウス=ディーター・ブラント(チェロ)
録音:2009年1月、ヴッパータール、インマヌエル教会

ARS 38479 \2180
メンデルスゾーン(1809-1847):歌曲&無言歌集
春の歌 Op.34 No.3/最初のすみれ Op.19a No.2/春の思い Op.9 No.8
無言歌 Op.19b No.4(*)/船乗りの別れの歌/新しい恋 Op.19a No.4
歌の翼に Op.34 No.2(*)/もうひとつの五月の歌(魔女の歌)Op.8 No.8
無言歌 Op.19b No.6「ヴェネツィアの舟歌」(*)/
ヴェネツィアの舟歌 Op.57 No.5
さすらいの歌 Op.57 No.6/春の歌 Op.19a No.1/春の歌 Op.47 No.3
無言歌 Op.38 No.2(*)/夜の歌 Op.71 No.6/無言歌 Op.53 No.2(*)
月Op.86 No.5/旅の歌 Op.19a No.6/愛の歌 Op.34 No.1
無言歌 Op.38 No.3(*)/葦の歌 Op.71 No.4/旅路にて Op.71 No.5
無言歌 Op.67 No.5(*)/旅の歌 Op.34 No.6/待ちわびて Op.9 No.3
眠れぬ者の太陽
トマス・マイケル・アレン(テノール)
ライニルト・メース(ピアノ、(*)独奏)
録音:2009年11月26-28日、アムステルダム、シンヘル教会
使用楽器:1844年、パリ、エラール製コンサート・グランド
トマス・マイケル・アレンは合衆国シカゴに生まれ、古楽を含む幅広い分野で
活躍しているテノール。ライニルト(レイニルト)・メースは CHANNEL CLASSICS
への録音でおなじみのオランダのピアニスト。

ARS 38490 \2180
1698年 ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロ
ゴドフリー・フィンガー(1660-1730):ソナタ イ長調(1687頃)
アウグスト・キューネル(1645-1700頃):
1つまたは2つのヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
ソナタまたはパルティータ;1698、カッセル)から 組曲第13番イ短調
ゲオルク・ムッファト(1653頃-1704):
「音楽とオルガンの資料」(1690、ザルツブルク)から トッカータ第7番ハ長調
ヨハネス・シェンク(1660頃-1712):
「Tyd en Konst-Oeffeningen」
(1688、アムステルダム)から ソナタ第10番ハ長調
コンラート・ヘフラー(1647頃-1705頃):
「Primitiae Chelicae」(1695、ニュルンベルク)から ソナタ第5番ニ短調
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):ソナタ ニ長調 BuxWV268
フォーカス・バロック
ホルガー・ファウスト=ペータース(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
イレン・リル(チェンバロ)
録音:2008年5月13-15日、ケイラ(エストニア)、新使徒教会

ARS 38491 \2180
フェルディナント・ヒラー(1811-1885):遺作第2番 Op.207
カール・ライネッケ(1824-1910):弦楽三重奏曲 Op.249
新ヴッパータール弦楽三重奏団
ヤコプ・シャッツ(ヴァイオリン) ミヒャエル・ゲールマン(ヴィオラ)
デニス・クロトフ(チェロ)
録音:2009年6月、エルバーフェルト市教会(ドイツ)

ARS 38492 \2180
エルンスト・ザウター(1928-):弦楽三重奏曲全集
弦楽三重奏曲(1999)(*)
バラード(2001)(+)
弦楽三重奏曲第3番(対照的な3つの楽章;2007)(#)
ドイツ弦楽三重奏団
ハンス・カラフス(ヴァイオリン)
ユルゲン・ヴェーバー(ヴィオラ)
ライナー・ギンツェル(チェロ)
録音:2000年3月20日(*)、2001年10月22日(+)、2008年4月30日(#)、
バイエルン放送音源

ARS 38814 \2180
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.4
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
2つの第1ヴァイオリン、2つのオーボエ、2つのファゴット、
2つのホルン、2つのヴァイオリン、ヴィオラと低音のための
協奏交響曲イ長調 Ben114(1792)(*)
2つのオーボエ、2つのファゴット、2つのホルン、2つのクラリーノ、
ティンパニ、2つのヴァイオリン、ヴィオラと低音のための
大交響曲ハ長調 Ben143(1790)(+)
フルート、2つのオーボエ、2つのホルン、2つのクラリーノ、
ティンパニ、2つのヴァイオリン、ヴィオラと低音のための
大交響曲ニ長調 Ben133(1786)(#)
アントン・ソコロフ、フランツ・ミヒャエル・フィッシャー(ヴァイオリン(*))
ウィーン・コンツェルト=フェライン(*/+)
クリスティアン・ビルンバウム(指揮(*/+))
ソンバトヘイ・サヴァリア室内管弦楽団(#)
パウル・ヴァイゴルト(指揮(#))
録音:2008年11月9日(*/+)、2009年1月2日(#)、ライヴ

ARSCDK 68 \2180
祝典ピアノ演奏会
ブラームス(1833-1897):2つの狂詩曲 Op.79
D・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ ロ短調 K.377/同ホ長調 K.531
モーツァルト(1756-1791):幻想曲ニ短調 K.397
ドビュッシー(1862-1918):水の反映/雨の庭
J・S・バッハ(1685-1750):
フーガ ニ短調 BWV Anhang 3/180/同ホ短調 BWV945/同イ長調 BWV 896,2
同イ短調 BWV947
ハイドン(1732-1809):ソナタ ホ長調 Hob.XVI:13
ギネッテ・コステンバーダー(ピアノ)

ARS 38909 \2180
くるみ割り人形、狼と不思議な絵 ティミー、ロシア音楽を冒険する
チャイコフスキー(1840-1893):バレエ「くるみ割り人形」から
ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」から
プロコフィエフ(1891-1953):交響的物語「ピーターと狼」から
アンドレアス・ハース(台本作者、語り、フルート)、他
ガビ・フンク(挿絵)
録音:2009年7月2-3日、ミュンヘン
おそらくドイツ語圏の子供のために制作された、音楽と語り(ドイツ語)による
アルバム。絵本のようなブックレットもドイツ語のみの表記となっています。




<STRADIVARIUS>
STR 33847 \2180
展開するソナタ
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):ソナタ ト短調
エヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ(1675-1742):ソナタ ト短調
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
ソナタ ニ短調 K.213/同 K.64/同 K.56
フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690-1786):ソナタ イ短調
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアッリ(1690-1768):
ソナタ イ短調
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(?-1630):ソナタ第2番
バルトロメオ・デ・セルマ(1585-1648):低音独奏のためのファンタジア
ダリオ・カステッロ(17世紀):ソナタ第8番
トリプラ・コンコルディア
ロレンツォ・カヴァサンティ(リコーダー)
カロリーネ・ブルスマ(チェロ)
セルジョ・チョメイ(チェンバロ)

STR 33850 \2180
イヴァン・フェデレ(1953-):モザイク
ヴァイオリン協奏曲(1998/1999)
En arche(ソプラノ、ヴァイオリンと管弦楽のための;2008)(*)
エレクトラの地平線(5弦エレクトリック・ヴァイオリン、
ライヴエレクトロニクスと管弦楽のための;1997/2009)
モザイク(ヴァイオリンと室内管弦楽のための;2008)
フランチェスコ・ドラツィオ(ヴァイオリン)
コリンナ・モローニ(ソプラノ(*))
RAI国立交響楽団
マルコ・アンジウス(指揮)

STR 33870 \2180
ミラノ音楽祭ライヴ Vol.1
ヤニス・クセナキス(1922-2001):Tetras(1983)
ヘルムート・ラッヘンマン(1935):Gran Torso(1972)
ヤニス・クセナキス:Ergma(1994)
ジェルジ・クルターグ(1926-):Aus der Ferne III
レオシュ・ヤナーチェク(1854-1928):弦楽四重奏曲第1番 から 第1楽章
ダネル弦楽四重奏団
録音:2005年9月10日、ミラノ、
ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院プッチーニ・ホール、
ミラノ音楽祭、ライヴ




<ARSIS CLASSICS>
AS 64001C \2180
ロシアの室内楽 ピアノと管楽のための五重奏曲集
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
ピアノ、フルート、クラリネット、ホルンとファゴットのための五重奏曲
変ロ長調
アントン・ルビンシテイン(1829-1894):
ピアノ、フルート、クラリネット、ホルンとファゴットのための五重奏曲
ヘ長調Op.55
アンサンブル・クワルツ
いづつゆか(ピアノ) ジェラール・ノアック(フルート)
リュック・ボードウィン(クラリネット) ベルナール・ワスネール(ホルン)
ジョルジュ・ヴェレフ(ファゴット)
録音:ブリュッセル、聖マルク教会 (P)&(C)1999
1991年にベルギーのブリュッセルで創設された管楽器とピアノのアンサンブル、
クワルツのベルギー国内での知名度を一躍押し上げたアルバム。ブックレット
には日本語解説も記載されています。(演奏団体名の日本語表記はその解説にな
らいました。)
オリジナルの規格番号表記は「AS-00-A-64001-C」となっております。

AS 64010C \2180
クワルツ
ヘンデル(1685-1759)/ジェラール・ノアック編曲:協奏曲変ロ長調 Op.4 No.6
ブラームス(1833-1897)/
リュック・ボードウィン編曲:満たされた憧れ Op.91 No.1
サン=サーンス(1835-1921):デンマークとロシアの歌による奇想曲 Op.79
ドヴォルジャーク(1841-1904)/
ジェラール・ノアック編曲:スラヴ舞曲 Op.46 No.3
ブラームス/リュック・ボードウィン編曲:聖なる子守歌 Op.91 No.2
シューベルト(1799-1828)/ジェラール・ノアック編曲:四重奏曲変ロ長調
モーツァルト(1756-1791)/ジェラール・ノアック編曲:オペラ「魔笛」より
イシスとオシリスの神よ,この聖なる神殿には
フェレンツ・ファルカシュ(1905-200):17世紀ハンガリーの舞曲集(5曲)
グリンカ(1804-1857)/アンサンブル・クワルツ編曲:悲歌/子守歌/ロマンス
アンサンブル・クワルツ
イングリッド・プロキュルール(ハープ) いづつゆか(ピアノ)
ジェラール・ノアック(フルート) ティエリ・カンメール(オーボエ)
リュック・ボードウィン(クラリネット) ジョルジュ・ヴェレフ(ファゴット)
ベルナール・ワスネール(ホルン) 
ブノワ・ヴァンデン・ベンデン(コントラバス)
録音:2001年2、6月、フラン=ワレ教会
演奏団体名(Quartz;石英、クオーツ、フランス語読みでクワルツ)をタイトルと
したアルバム。オリジナルの規格番号表記は「AS-00-A-64010-C」となっており
ます。

AS 64011C \2180
パッション・フルート
シャブリエ(1841-1894)/ジェラール・ノアック編曲:スペイン(狂詩曲)(+)
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト(1880-1865):小舟[Scaphe](*)
カリクサ・ラヴァレ(1842-1891)/B・ブルボン編曲:蝶(**/+)
グリンカ(1804-1857)/ジェラール・ノアック編曲:思い出[Souvenir](**/*)
グレチャニノフ(1864-1956):バシキリア[Bachkiria]Op.125(*)
ハンス・ミーレンツ(1909-1996):スケルツォ(四重奏曲)(#2/**/++)
シューベルト(1797-1828)/ジェラール・ノアック編曲:
ソナティネ Op.posth.137 No.1 D.384(+)
モーツァルト(1756-1791)/ジェラール・ノアック編曲:主題と変奏曲(#1/**/++)
ラヴェル(1875-1937)/Gilbert編曲:ハバネラ形式の小品(*)
イベール(1890-1962):間奏曲(*)
ロッシーニ(1792-1868)/リュック・ボードウィン編曲:
ヴェネツィアのレガッタ(**/+)
ジャン・アブシル(1893-1974):シシリエンヌ(*)
ポール・ジルソン(1865-1942)/ジェラール・ノアック編曲:
ロマンスとスケルツェット(+)
ジェラール・ノアック(フルート)
アンサンブル・クワルツ
イングリッド・プロキュルール(ハープ(*)) いづつゆか(ピアノ(+))
ティエリ・カンメール(オーボエ・ダモーレ(#1)、イングリッシュホルン(#2))
リュック・ボードウィン(クラリネット(**))
ジョルジュ・ヴェレフ(ファゴット(++))
録音:2001年2、6月、フラン=ワレ教会
ジェラール・ノアックはブリュッセル王立音楽院で学び、20年以上にわたりユ
クレ・アカデミーで教えているベルギーのフルーティスト。高木綾子の師でも
あります。オリジナルの規格番号表記は「AS-00-A-64011-C」となっております。

<EOLE>
EAD 1997 \2180
万華鏡 バロック器楽
ヘンデル(1685-1759):4声の協奏曲
ヴィヴァルディ(1678-1741):チェロと通奏低音のためのソナタ第6番
アンドレア・ファルコニエーリ(1585/1586-1656):
タロリリャ・デ・カラリェノス夫人のためのフォリア
ジャン=フェリ・ルベル(1666-1747):
「舞曲さまざま」(前奏曲、12の舞曲とソナタ)
J・S・バッハ(1685-1750):「音楽の捧げもの」から 3声のリチェルカーレ
テレマン(1861-1767):トリオ・ソナタ イ短調
ヴィヴァルディ:
リコーダー、ヴァイオリン、ファゴットとチェンバロのための協奏曲
ト短調 RV103
アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745)/
ジャン=バティスト・フォルクレ(1699-1782)編曲:
ラモー/レオン/ジュピター
マルコ・ウッチェリーニ(1603-1680):ベルガマスカによるアリア
ラ・チェトラ・ドルフェオ
ジャック・ウィレミンス(チェンバロ) 
アレン・ジェイムズ(ポジティヴ・オルガン)
ジェリー・カンビエ(コントラバス、打楽器) 
リュク・トレマンス(ファゴット)
エルヴェ・ドゥシー(チェロ) ブノワ・ドゥシー(ヴァイオリン)
ミシェル・クステルマンス(リコーダー、ディレクター)
録音:1997年4月14-17日、スネフ(ベルギー)、Bois de Nauwes教会
ラ・チェトラ・ドルフェオは1994年にミシェル・クステルマンスによって創設
されたベルギーのピリオド楽器アンサンブル。ARSIS CLASSICS, CYPRES,
PAVANEレーベルからもCDをリリースしています。
当商品はラ・チェトラ・ドルフェオの自主製作盤が EOLEレーベルに移行した
ものと思われ、本体・外装にレーベル名や番号の表記はございません。「EAD
1997」は弊社が管理上付与した規格番号です。ご了承とご注意をお願いいた
します。

EAD 001 \2180
バッハ:三連画 リコーダー、チェロとチェンバロのための音楽
J・S・バッハ(1685-1750):
フルートと通奏低音のためのソナタ BWV1035(*/+/#)
フルートとチェンバロのオブリガートのためのソナタ BWV527
(オルガン・ソナタからの再構成)(*/#)
2声のインヴェンション BWV782(*/+)
クラヴィーアのための幻想曲 BWV919(#)
2声のインヴェンション BWV775(*/+)
チェンバロのためのアダージョ BWV968(#)
2声のインヴェンション BWV781(*/+)
無伴奏フルートのためのパルティータ(ソナタ)BWV1013(*)
クラヴィーアのための前奏曲 BWV923a(#)
フルート、チェロと通奏低音のためのソナタ BWV1028
(ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタからの再構成)(*/+/#)
ラ・チェトラ・ドルフェオ
ミシェル・クステルマンス(リコーダー(*)、ディレクター)
エルヴェ・ドゥシー(チェロ(+))
ジャック・ウィレミンス(チェンバロ(#))
録音:2005年9月30日、10月1-2日、スネフ(ベルギー)、Bois de Nauwes教会
フルート・パートはすべてリコーダーで演奏されています。

EAD 002 \2180
バロックのフォリア
ヘンリー・パーセル(1659-1695):
「ドン・キホーテの滑稽な物語」Z.578 から ばらのあずま屋から(*)
フランソワ・クープラン(1668-1733):
「フランスのフォリア、またはドミノ」から 狂乱、または絶望
アンドレア・ファルコニエーリ(1585/1586-1656):
タロリリャ・デ・カラリェノス夫人のためのフォリア
フランソワ・クープラン:
「フランスのフォリア、またはドミノ」から 恥じらい
J・S・バッハ(1685-1750):カンタータ BWV212 から わしらの素敵な領主様
フランソワ・クープラン:「フランスのフォリア、またはドミノ」から
年老いた伊達男と時代遅れの守銭奴
アンリ・デュモン(1610-1684):
「雑集」(1657)から 飲めば、うまくいく(シャンソン)
フランソワ・クープラン:「フランスのフォリア、またはドミノ」から 媚
アンドレア・ファルコニエーリ:シャコンヌ、英雄
フランソワ・クープラン:「フランスのフォリア、またはドミノ」から 情熱
アントニオ・ヴァレンテ(活躍:1570頃):ナポリのガリャルダ
フランソワ・クープラン:煉獄の魂
ジョン・プレイフォード(1623-1686)編纂:「英国式舞踏指南」(1651)から
スティンゴ、大麦油(*)
フランソワ・クープラン:「フランスのフォリア、またはドミノ」から 希望
ジョン・プレイフォード編纂:「英国式舞踏指南」から グリーンスリーヴズ(*)
フランソワ・クープラン:
「フランスのフォリア、またはドミノ」から 乙女らしさ
アンドレアス・ハンマーシュミット(1612-1675):キスの技法
フランソワ・クープラン:
「フランスのフォリア、またはドミノ」から 忍耐,誠実
ジョン・プレイフォード編纂:
「英国式舞踏指南」から パギントンのパウンド(*)
ディエゴ・オルティス(1520-1570):レセルカーダ第3番
フアン・デル・エンシーナ(1468-1529):
今日の食事と飲み物(ビリャンシコ)(*)
フランソワ・クープラン:
「フランスのフォリア、またはドミノ」から 無言の嫉妬
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):「プラテー」(1745)から
喜びのフォリア-悲しみのフォリア(Formons les plus brillants concerts)
フランソワ・クープラン:
「フランスのフォリア、またはドミノ」から 恋やつれ
ヴィヴァルディ(1678-1741):ラ・フォリア Op.1 No.12
フランソワ・クープラン:
「フランスのフォリア、またはドミノ」から 気の良いかっこう
ワロン民謡:黒い雌鶏
カロリーヌ・ウェイナンツ(ソプラノ(*))
ラ・チェトラ・ドルフェオ
ミシェル・クステルマンス(リコーダー、ディレクター)
ブノワ・ドゥシー(ヴァイオリン) ジャック・ウィレミンス(チェンバロ)
ユルヘン・デ・ブライン(テオルボ、バロックギター) 
ステファン・プジン(打楽器)
[賛助]
ローラ・ポク(リコーダー) イングリッド・ブルジョワ(ヴァイオリン)
マリー・ハーグ(ヴィオラ) ディディエ・ルロワ(アコーディオン)
録音:2006年5月?、スネフ(ベルギー)、Bois de Nauwes教会礼拝堂




<QUARTZIADE>
QTZ 006 \2180
クワルツ II
ドヴォルジャーク(1841-1904)/ジェラール・ノアック編曲:
スラヴ舞曲 Op.46 No.7(フルート、オーボエ、
2つのクラリネット、ホルン、2つのファゴットのための版)
フォーレ(1845-1924):子守歌 Op.16(フルートとハープのための版)
モーツァルト(1756-1791)/ジェラール・ノアック編曲:
ホルン五重奏曲 K.407(ホルンと管楽四重奏のための版)
マドレーヌ・ドリング(1923-1977)/R・ロード編曲:
オーボエとピアノのための牧歌(*)
ポール・ギルソン(1865-1942)/ジェラール・ノアック編曲:
ユモレスク第1番(フルート、オーボエ、
2つのクラリネット、ホルン、2つのファゴットのための版)
ルートヴィヒ・トゥイレ(1861-1707):
管楽とピアノのための六重奏曲変ロ長調 Op.6
アンサンブル・クワルツ
ジェラール・ノアック(フルート) 
ティエリ・カンメール(オーボエ、イングリッシュホルン)
リュック・ボードウィン、フレデリク・ピエラール(クラリネット)
ダニエル・ドムスティーズ、アラン・クレメル(ファゴット)
ベルナール・ワスネール(ホルン)
イングリッド・プロキュルール(ハープ) クリストフ・ポスタル(ピアノ)
録音:2007年6、9月、フラン=ワレ教会
クワルツは1991年にベルギーのブリュッセルで創設された管楽器とピアノの
アンサンブル。ARSIS CLASSICSから3枚のアルバムをリリースした後、この自
主レーベルを立ち上げたと思われます。前篇にあたるアルバム「クワルツ」
(ARSIS CLASSICS, AS 64010C)も受注可能です。

QTZ 007 \2180
ティー・タイム
ドヴォルジャーク(1841-1904)/フリードリヒ・ガブラー編曲:
スラヴ舞曲 Op.46 No.8(管楽五重奏版)
ゴセック(1734-1829):タンブラン(フルートとピアノのための)
不詳/イングリッド・プロキュルール編曲:
黒い雌鶏のパスピエ(ハープのための)
ボッケリーニ(1743-1805)/ジェラール・ノアック編曲:
ファンダンゴ(ギター、フルート、クラリネット、イングリッシュホルン、
ファゴット、シストルとカスタネットのための)
ヴィルヘルム・ポップ(1828-1903):
ハンガリー狂詩曲 Op.385(フルートとピアノのための)
マドレーヌ・ドリング(1923-1977):
フルート、オーボエとピアノのための三重奏曲
シューベルト(1797-1828)/リュック・ボードウィン編曲:
楽興の時 D.780 No.3
ヨハン・シュトラウスII(1825-1899)/ジェラール・ノアック編曲:
ウィーンのクロイツァー(ポルカ;フルート、オーボエ、
クラリネットとファゴットのための版)
リーヌ・アダン:
マノン(フルート、クラリネット、イングリッシュホルン、ホルン、
ファゴットとピアノのための)
不詳/R・ナカガワ編曲:アイリッシュ・チューン
ヴァディム・ペトロフ(1932-)/リュック・ボードウィン編曲:
夜想曲(フルート、クラリネット、イングリッシュホルン、ホルン、
ファゴットとピアノのための)
デニス・アガイ(1912-2007):5つの易しい舞曲(管楽五重奏のための)
アンサンブル・クワルツ
ジェラール・ノアック(フルート) 
ティエリ・カンメール(オーボエ、イングリッシュホルン)
リュック・ボードウィン(クラリネット) 
ダニエル・ドムスティーズ(ファゴット)
ベルナール・ワスネール(ホルン)
イングリッド・プロキュルール(ハープ) クリストフ・ポスタル(ピアノ)
録音:2007年6、9月、フラン=ワレ教会




<AGES>
旧コンサートホール音源をCD化しているイタリアのレーベル。2007年以降新譜
の発売がなく、今回ご案内の商品もメーカー在庫の完売を以って廃盤となる可
能性が高いのでご注意ください。

AGES 509001-2 \880
【特別価格】
ビゼー(1838-1875):
劇付随音楽「アルルの女」組曲第1番
劇付随音楽「アルルの女」組曲第2番
チャイコフスキー(1840-1893):
幻想曲「ロミオとジュリエット」
バレエ「くるみ割り人形」組曲 Op.71a
モンテカルロ国立オペラ管弦楽団
イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)
録音:1969年、モンテカルロ(モナコ)、サル・ガルニエ

AGES 509002-2 \1550
ブラームス(1833-1897):
交響曲第3番ヘ長調 Op.90(*)
交響曲第4番ホ短調 Op.98(+)
バーデン=バーデン南西ドイツ放送交響楽団(*)
バイエルン放送交響楽団(+)
カール・シューリヒト(指揮)
録音:1961年9月、バーデン=バーデン(*)/1962年9月、ミュンヘン、ヘルクレ
スザール(+)

AGES 509003-2 2枚組 \1550
【特別価格】
ハイドン(1732-1809):
弦楽四重奏曲ハ長調「皇帝」Op.76 No.3
弦楽四重奏曲変ホ長調「冗談」Op.33 No.2
シューベルト(1797-1828):
弦楽四重奏曲イ短調「ロザムンデ」Op.29 D.804
弦楽四重奏曲変ホ長調 Op.125 No.1 D.87
イタリア弦楽四重奏団
パオロ・ボルチアーニ(第1ヴァイオリン) 
エリーザ・ペグレッフィ(第2ヴァイオリン)
ピエロ・ファルッリ(ヴィオラ) フランコ・ロッシ(チェロ)
録音:1965年7月、ジュネーヴ(スイス)

AGES 509004-2 \1550
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58(*)
ピアノと管弦楽のためのロンド変ロ長調 WoO.6(*)
ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49 No.1(+)
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53(+)
リリー・クラウス(ピアノ)
ウィーン国立オペラ管弦楽団(*)
ヴィクトル・デザルツェンス(指揮(*))
録音:1962年、ウィーン(*)/1956年、ウィーン、モノラル(+)

AGES 509005-2 \1550
リスト(1811-1886):
ピアノ協奏曲第1番変ホ長調(*)
ピアノ協奏曲第2番イ長調(*)
チャイコフスキー(1840-1893):
ピアノ協奏曲第1番変ロ長調 Op.23(+)
ニキタ・マガロフ(ピアノ)
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団(*)
セルジュ・ボド(指揮(*))
ハーグ・レジデンティ管弦楽団(+)
ウィレム・ファン・オッテルロー(指揮(+))
録音:1966年、チューリヒ(スイス)、トーンハレ(*)
1964年3月、ハーグ(オランダ)、クアハウス(+)

AGES 509006-2 \1550
シューベルト(1797-1828):
交響曲第8番ロ短調「未完成」D.759(*)
ブラームス(1833-1897):
交響曲第2番ニ長調 Op.73(+)
ウィーン交響楽団(*)
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団(+)
ヨゼフ・クリップス(指揮)
録音:1962年6月3日、ウィーン、コンツェルトハウス(*)
1960年5-6月、チューリヒ(スイス)、トーンハレ(+)

AGES 509007-2 \1550
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73(*)
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」Op.13(+)
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90(+)
フィリードリヒ・グルダ(ピアノ)
ウィーン・フィルクスオパー管弦楽団(*)
ハンス・スワロフスキー(指揮(*))
録音:1963年(*)、1960年(+)、ウィーン

AGES 509008-2 2枚組 \2300
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)BWV1001-1006
クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)
録音:1977年12月、アメリカ合衆国

AGES 509009-2 \1550
バルトーク(1881-1945):
舞踊組曲 Sz.77
ピアノ協奏曲第3番 Sz.119(*)
パントマイム「中国の不思議な役人」組曲 Op.19 Sz.73
クロード・エルフェ(ピアノ(*))
モンテカルロ国立オペラ管弦楽団
ブルーノ・マデルナ(指揮)
録音:1969年11月、モンテカルロ(モナコ)、サル・ガルニエ

AGES 509010-2 \1550
Bブラームス(1833-1897):
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83(*)
ショパン(1810-1849):
クラコヴィアク(演奏会用ロンド)Op.14(+)
ニキタ・マガロフ(ピアノ)
ハーグ・レジデンティ管弦楽団
ウィレム・ファン・オッテルロー(指揮)
録音:1964年9月26日(+)、27-28日(*)、ハーグ(オランダ)




<RAI TRADE>
ライ・トレード(RAI Trade)はイタリア放送協会(RAI)が版権を有する知的財産
をディストリビュートする会社。ライセンス事業のほか書籍・楽譜・CD・DVD
等の自社出版も行っています。

GLP 1001 \2180
ジャンルカ・ポディオ(1963-):ピアノ・ミュージック
シティ・ブック
朝,都市,孤独,モバイル,アンテナ,ドロップス,その日の終わり
5つの練習曲
バックグラウンド・ミュージック,フレーム,フェード・ミュージック,
バックグラウンド・ミュージック2,ライト・ミュージック
ポップ・モジュールによる4つの小品; 前奏曲,歌,パッサカリア,コラール
ジャンルカ・ポディオ(ピアノ)
録音:2000年9月20-21日、ラクイラ(イタリア)、聖ドメニコ教会

RTC 002 \2180
アルフレード・サントローチ/ロベルト・カヴォジ台本:
マリアによる受難曲(5人の俳優、女声とコンピューター音楽のための)
コリンナ・ロ・カストロ(声優:マリア)
アンナリーザ・コルドーネ(声優:マルタ)
クリスティーナ・ペッレグリーノ(声優:サロメ)
カテリーナ・スパダーロ(声優:マッダレーナ)
ロベルト・カヴォジ(ディレクター、声優:ピラト)
カティア・デ・ヴィンチェンティス(アルト)
アルフレード・サントローチ
(エレクトリック・エラボレーション&ディレクション)
ピエロ・マンツォ(音響技術、ミキシング)
ルチアーノ・コレッリ(プロデューサー)
制作:2003年
Santoloci: La Passione secondo Maria /

RTC 003 \2180
新たなる点
ミケーレ・ビキ・パニッティ(1978-):
序奏とアレグロ(クラリネット、弦楽合奏と打楽器のための)
ロベルト・ベケーリ:スウィート・マイクロ組曲(弦楽合奏のための)
パオロ・マルケッティーニ:ラプソディア・モドゥラーレ(管弦楽のための)(*)
ヴィンチェンツォ・サニタ:
管弦楽のための前奏曲 Op.15 No.2
ピツィカート(弦楽とオーボエのレチタンテのためのカプリッチョ)
マルチェッロ・フィロテイ:
渡し船(メゾソプラノ、打楽器と管弦楽のための)(+)
ロベルト・ゴーリ:火星組曲(管弦楽のための)(*)
サルヴァトーレ・ピラス:Explanatio faciei theatri...(弦楽合奏のための)
マルコ・ピアチェンテ:
弦楽合奏のためのシンフォニエッタ から アダージョ,モデラート
ダニエーレ・クリスティアーノ・イアフラーテ:
不思議な環(管弦楽のための)(*)
キアラステッラ・オノラーティ(メゾソプラノ(+))
ソフィア放送国際管弦楽団
ダニエーレ・クリスティアーノ・イアフラーテ(指揮)
録音:2002年2月-3日、ソフィア、ブルガリア放送スタジオ、ライヴ(*)、
セッション(*以外)

RTC 004 \2180
フェニーチェ劇場ニューイヤー・コンサート 2004
マスカーニ:オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
(ヴァイオリンとピアノのための編曲版)(#)
ヴェルディ:オペラ「ナブッコ」序曲(※)/オペラ「シチリアの晩鐘」序曲(※)
ロッシーニ:オペラ「泥棒かささぎ」序曲
ポンキエッリ:オペラ「ジョコンダ」から 時の踊り
ヴェルディ:
オペラ「オテロ」から バレエ音楽/オペラ「椿姫」第3幕前奏曲
オペラ「アイーダ」から 小さなムーア人の奴隷たちの踊り,バレエ音楽
ロッシーニ:「セビリャの理髪師」序曲
ヴェルディ:
オペラ「ナブッコ」から 行け、わが思いよ、黄金の翼に乗って(+)
オペラ「椿姫」から 乾杯の歌(*/+)
ステファニア・ボンファデッリ(ソプラノ(*))
ロベルロ・アロニカ(テノール(*))
フェニーチェ劇場合唱団(+)
フェニーチェ劇場管弦楽団(#以外)
ロリン・マゼール(指揮(#以外)、ヴァイオリン(#))
不詳(ピアノ(#))
録音:2004年1月1日、ヴェネツィア(イタリア)、フェニーチェ劇場、ライヴ
再建間もないフェニーチェ劇場での新年演奏会ライヴ録音。国内メーカーから
発売されているDVDで視聴することができますが、(※)は当盤のみの収録です。





<RIVO ALTO>
1989年、ヴェネツィアを本拠に活動を開始したイタリアのレーベル。現在入手
可能と思われるアイテムから発売の新しい順に回を分けてご案内してまいりま
す。未案内商品につきましては原則としてご注文はお受けいたいませんが、
ご希望がございましたらお問い合わせ下さい。

CRR 2200 \1980
世界の歌 コントラバスとピアノで
愛の歌(スペイン)/鳥の歌(スペイン、カタルーニャ)
おぼろ月夜(岡野貞一作曲)/ロンドンデリー・エア(アイルランド)
愛情(内海芳宏作曲)/アリラン(韓国)
五月のことだった(イタリア)/ブラインド・メアリー(アイルランド)
ああ、美しいヴェルムランドよ(スウェーデン)
Schottis for Norway(ノルウェー)/ニグン(イスラエル)
コル・ニドライ(同)/ア・ドゥデレ(同)/ニグン(同)
荒城の月(瀧廉太郎作曲)/小さい秋見つけた(中田喜直作曲)
ステファノ・シャシャ(コントラバス)
マーラ・コラッツァ(ピアノ)
録音:2002年4月

CRR 2201 \1980
マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):カントリー・ダンス
6つのスコットランド民謡/6つのアイルランド民謡
トゥリア・カルトーニ(ギター)
録音:2001年、ローマ県マリーノ(イタリア)、クラシック・スタジオ

CRR 2202 \1980
ピアノ編曲によるバッハ&ヴァイス
シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1686-1750)/
アンジェロ・ボスキアン(1951-)編曲:
リュートのための幻想曲/リュートのためのシャコンヌ
リュートのためのアリア/リュートのためのパッサカリア
リュート組曲第2番ニ長調
前奏曲,アルマンド,クラント,ブレ,サラバンド,メヌエット,ジグ
J・S・バッハ(1685-1750)/アンジェロ・ボスキアン編曲:
カンタータ BWV140 より コラール「シオンは物見たちが歌うのを聞き」
カンタータ BWV208 より アリア「羊たちは安らかに草を食み」
チェンバロ協奏曲第5番 BWV1056 より ラルゴ
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 BWV1002 より ブレ&ドゥブル
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 BWV1005 より ラルゴ
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004 より シャコンヌ
ミケーラ・マントヴァーニ(ピアノ)
録音:2001年11月、トレヴィーゾ(イタリア)、BDSスタジオ

CRR 2203 \1980
ピエトロ・ピレッリ:
「結婚の神よ、来たれ」(古代ローマのための10の音景)
Aut dormi, aut lacta / Hymen o Hymenaee / Aut dormi /
Pan e Strinx / Carmen fratrum arvalium / Zappa Franca /
Aut lacta / Phoebi certamen / Auricuas asini /
Ad ternovenis virginibus
ユディト・マリーナ、イーヴォ・ヴィンコ(声優)
レティツィア・カランドラ(ソプラノ)
シモネッタ・アルトゥーゾ(アルト)
ヴィンチェンツォ・サンソ、マッシミリアーノ・パスクッチ(テノール)
器楽奏者 他

CRR 2205 \1980
魅力的に フランスのオーボエ・ソナタ集
フランシス・プーランク(1899-1963):オーボエ・ソナタ(1962)
ダリウス・ミヨー(1892-1974):オーボエ・ソナタ Op.337(1954)
アンリ・デュティーユ(1916-):オーボエ・ソナタ(1947)
サン=サーンス(1835-1921):オーボエ・ソナタ ニ長調 Op.116
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):田園幻想曲
[ボーナス・トラック]
アストル・ピアソラ(1921-1992):タンティ・アンニ・プリマ
ジャンフランコ・バルトラート(オーボエ)
ロベルト・アロジオ(ピアノ)
録音:2002年4月12-13日、
トレヴィーゾ県ゼンソン・ディ・ピアーヴェ(イタリア)、BDSスタジオ

CRR 2210 \1980
音楽と猫
メス猫/隣りの猫/ムシュ・ニュル/マラマオ/ウィレムおじさんの猫
黒猫のタンゴ/44匹の猫/ミシェルおばさん子猫をなくした
私は猫を買ってきた(コープランド編曲)/シャム猫の歌
2匹の猫の愉快な二重唱(ロッシーニ作曲)/猫たち/猫の歌(サティ作曲)
ミャウの歌(オッフェンバック作曲)/私は白い子猫(ヒメネス、ビベス作曲)
4匹の猫のマズルカ
ダニエラ・ベノーリ(ソプラノ)
エンツァ・フェラーリ(ピアノ)&アンサンブル

CRR 2302 \1980
アンジェロ・ボスキアン(1951-):プロムナード ピアノ編曲&作品集
ジョン・ダウランド(1562-1626)/アンジェロ・ボスキアン編曲:
エリザベス女王のガイヤルド/メランコリーのガイヤルド
蛙のガイヤルド/ファンタジア (以上、原曲はリュート)
J・S・バッハ(1685-1750)/アンジェロ・ボスキアン編曲:
リュート組曲第3番 BWV995 より ガヴォットI&II
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 BWV1006 より
ロンド風ガヴォット
無伴奏チェロ組曲第6番 BWV1012 より ガヴォットI&II
オルガンのためのコラール
「私はあなたを呼ぶ、主、イエス・キリストよ」BWV639
ハイドン(1732-1809)/アンジェロ・ボスキアン編曲:
弦楽四重奏曲 Op.64 No.5 より アダージョ・カンタービレ
マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948)/アンジェロ・ボスキアン編曲:
ヴァイスの様式によるギター組曲ニ短調 より サラバンド,ガヴォット
エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959)/アンジェロ・ボスキアン編曲:
ギターのためのブラジル民謡組曲 より
マズルカ=ショロ,スコティッシュ=ショロ,ガヴォッタ=ショロ
アンジェロ・ボスキアン:アルバムの綴り
踊りの歌,ロマンス,最愛の人(アキッレ・ロンゴの主題による),
パストラーレ(同),夕べ(同),夢(同)
アンジェロ・ボスキアン(ピアノ)
録音:2003年4月、トレヴィーゾ(イタリア)、BDSスタジオ

CRR 2304 \1980
エスプリ・デュ・ボワ(木の精)
2つのオーボエとイングリッシュホルンのための作品集
フランツ・クロンマー(1759-1831):
プレイエルの主題による変奏曲/三重奏曲ヘ長調
ギュスターヴ・フォークト(1781-1870):
アダージョ・レリジョーソ ハ長調
三重奏曲第2番ハ長調/三重奏曲第3番ハ長調
フルヴィオ・カルディーニ(1959-):
記憶の覚醒 Op.21/コンドゥクトゥス Op.30C/2つのカノン Op.42A
エスプリ・デュ・ボワ三重奏団
ジャンルカ・ディオーニ、ファビオ・パオロ・ロッツィ(オーボエ)
サンドロ・カルディーニ(イングリッシュホルン)

CRR 2501 \1980
エベン、ラモウシュ、シュニトケ:ピアノ五重奏曲集
ペトル・エベン(1929-2007):ピアノ五重奏曲
プリモシュ・ラモウシュ(1921-1999):Colloquium quinque virorum(*)
アリフレト・シュニトケ(1934-1998):ピアノ五重奏曲
ルカ・フェッリーニ(ピアノ)
リュブリャナ弦楽四重奏曲
録音:リュブリャナ、スロヴェニア放送スタジオ13
スロヴェニアの作曲家ラモウシュの(*)は世界初録音。

CRR 2502 \1980
夢見るヴェニス
ヴィヴァルディ(1678-1741):
フルート協奏曲ヘ長調「海の嵐」Op.10 No.1 RV433
アレッサンドロ・マルチェッロ(1684-1750):
オーボエ協奏曲ニ短調 から 第2楽章 アダージョ
ヴィヴァルディ:
フルート協奏曲ヘ長調ニ長調「ごしきひわ」Op.10 No.3 RV428
アレッサンドロ・チコニーニ(1906-1995):
映画「旅情」より サマータイム・イン・ヴェニス
ヴィヴァルディ:
フルート、チェロと通奏低音のためのトリオ・ソナタ イ短調 RV86
ポール=アグリコル・ジュナン(1832-1903):ヴェニスの謝肉祭
マーラー(1860-1901):交響曲第5番 から 第4楽章 アダージェット
山形由美(フルート)
インテルプレーティ・ヴェネツィアーニ(ヴェネツィア室内合奏団)
録音:2005年4月5-9日、ヴェネツィア、聖サムエーレ教会
国内盤「Luce-ヴェネツィアの光と夢-」(コンサートイマジン IMGN-5001)と
同一音源。

CRR 2503 \1980
アントニオ・ロッティ(1667-1740):教会音楽&世俗音楽
牧歌的メロドラマ「Giove in Argo」(アルゴ号のゼウス?)から シンフォニア
カンタータ「幸運の星」から シンフォニア
フラウト・トラヴェルソ、オーボエダモーレとファゴットのための三重奏曲
私はあなたに感謝する[Confitebor tibi](独唱、合唱と管弦楽のための)(*)
英知のミサ[Missa Sapientiae](独唱、合唱と管弦楽のための)から
キリエ(*)
レクイエム(独唱、合唱と管弦楽のための)から ディエス・イレ(*)
アンドレア・リア・リゴッティ(ソプラノ(*))
ローネ・ロエル(アルト(*))
ボー・シュンネソン(テノール(*))
アレッサンドロ・ジャコン(バス(*))
アントニオ・ロッティ声楽器楽合奏団(ピリオド楽器)
パオロ・カンモッツォ(指揮)
録音:2005年4月、ヴェネツィア、オスペダレット教会

CRR 2802 2枚組 \3960
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「椿姫」
エレーナ・モスク(ソプラノ:ヴィオレッタ・ヴァレリー)
クラウディア・マルキ(メゾソプラノ:フローラ・ベルヴォワ)
ベルナデッテ・ルカリーニ(ソプラノ:アンニーナ)
ジュゼッペ・フィラノーティ(テノール:アルフレード・ジェルモン)
ラド・アダネリ(バリトン:ジョルジョ・ジェルモン)
ダニエーレ・ザンファルディーノ(テノール:ガストーネ子爵)
マッシミリアーノ・キアロッラ(バリトン:ドゥフォール男爵) 他
フェニーチェ劇場合唱団&管弦楽団
マルチェロ・ヴィオッティ(指揮)
録音:ヴェネツィア、フェニーチェ劇場、ライヴ
ミュンヘンでのリハーサル中に脳卒中で倒れ50歳の若さで逝去したスイスの名
オペラ指揮者マルチェロ・ヴィオッティ(1954-2005)の追悼盤。録音年月日は
明記されていませんが、ヴィオッティがフェニーチェ劇場の音楽監督に就任し
た2002年以降のものと思われます。




<VERSO>
VRS 2074 \2250
アンドレイ・ペトロフ(1930-2006):
記憶(ヴァイオリンと室内管弦楽のための協奏曲;1987)(*)
エディー・モラ(1965-):肖像 第5番(弦楽合奏のための;2005)(+)
ペドロ・ビラロイグ(1954-):交響曲第3番「哲学的」(1979)(#)
ナジェジダ・トカレワ(ヴァイオリン(*))
ロシア・ラジオ&テレヴィジョン交響楽団
ディミトリー・タラソフ(指揮(*))
エディー・モラ(指揮(+))
ヴィクトル・イワーノフ(指揮(#))
録音:2008年7月21-26日、ロシア・ラジオ&TVスタジオ

VRS 2076 \2250
ホセ・マリア・サンチェス・ベルドゥ(1968-):銘 室内楽作品集
銘[Inscriptio](嘆き IV-Wolfgang Stryiの記念に)
(無伴奏変ロ管クラリネットのための;2004/2005)
限界の建築[Arquitecturas del limite]
(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2005)
Qasid 3(変ロ管クラリネット、ヴィオラとピアノのための;2000/2001)
来る日も来る日も[Giorno dopo giorno]
(フルート[ピッコロ、バスフルート]、変ロ管クラリネット[バスクラリネット]、
打楽器、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための;1998/1999)
Kitab 3(フルート、ヴィオラとギターのための;1998)
嘆き II(F・ドナトーニの記念に)(フルートとチェロのための;2001/2002)
ピアノのための練習曲第2番(2007)
マショー=建築 II[Machaut-Architektur II]
(フルート、変ロ管クラリネット、ヴァイオリンとチェロのための;2004)
サイル・アンサンブル
フアン・ガルシア・ロドリゲス(指揮)
録音:2009年2月28日-3月2日、
セビリャ高等音楽院、アンダルシア現代芸術センター

VRS 2081(1CD/1DVD) \2250
セサル・カマレロ(1962-):室内楽作品集&舞踊音楽
【CD】
潜水[Inmersión](無伴奏ヴィオラのための;2008)(*)
本能[Pulsión](ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2007)(*)
睡眠を誘うための音楽(ピアノのための;2005)(*)
未来の風景への郷愁(クラリネット、チェロとピアノ
[ピアニスト+2人のハーモニクス操作手]のための;2004)(*)
「Instrucciones para dejarse caer al lado del vacio
(Instructions for dropping onto the other side of the void)」
(室内管弦楽のための舞踊音楽;2006)(+)
【DVD】
「Instructions for dropping onto the other side of the void」(+/**)
プルラル・アンサンブルのソリストたち(*)
スペイン国立青年管弦楽団現代音楽アカデミー(+)
ファビアン・パニセリョ(指揮(+))
スペイン国立ダンスカンパニー2(**)
チェビー・ムラダイ(振付、舞台美術(**))
録音(CD):2006年9月、2008年6月、2009年9月、
アリカンテ、マドリード、サラマンカ(スペイン)
映像収録(DVD):2006年9月3日、アリカンテ(スペイン)、プリンシパル劇場、
第22回アリカンテ音楽祭、ライヴ
当DVDは日本で使用されているほとんどのDVDプレーヤーで視聴できないことが考え
られるため再生の保証はいたしません。よろしくお願いいたします。




<ARS HARMONICA>
AH 197 \2180
ジュゼプ・マリア・メストレス・クアドレニ(1929-):
独奏と二重奏のための音楽 Vol.1
ギターのための前奏曲(1968)(++)
Sonades entre volves(リコーダーのための;1997)(*)
黒檀のベッド(ギターのための;1997)(**)
つながった夢(リコーダーと打楽器のための;2006)(*/##)
フレットからフレットへ(フルートとギターのための;1993)(+/**)
Sebel-lia(チェロのための;1998)(#)
独白(フルートのための;1963)(+)
ギターのための3つの小品(1993)(++)
月の尾(フルートとチェロのための;2008)(+/#)
ジュアン・イズキエルド(リコーダー(*))
キム・ウリェ(フルート(+))
アンドレア・ペイロン(チェロ(#))
ルジェ・ラベントス(ギター(**))
マルコス・マルティネス(ギター(++))
ピラル・スビラ(打楽器(##))

AH 198 \2180
ジュゼプ・マリア・メストレス・クアドレニ(1929-):管弦楽のための音楽 Vol.1
交響曲第1番変ホ長調(1983)(*)/服と骨(1961)(*)
交響曲第5番(2001)(+)
オンド・マルトノ、打楽器と管弦楽のための二重協奏曲(1970)(#)
アルレット・シボン=シモノヴィチ(オンド・マルトノ(#))
ルベルト・アルメンゴル(打楽器(#))
バルセロナ交響楽団
フランツ=パウル・デッカー(指揮(*))
アルトゥロ・タマヨ(指揮(+))
コンスタンチン・シモノヴィチ(指揮(#))

AH 203 \2180
今日のカタルーニャの作曲家たち
シャビエ・ブリアルト:Xalest(*)
メルセ・カプデビラ:Barcelona equilibrista(2007)(*)
ドゥメネク・グンザレス・デ・ラ・ラビア:アルンハイム(*)
カルロス・シルバ:Ensemble Redux(+/#)
エドゥアルド・ディアゴ:Banderas infectadas(+)
モンセラト・トラス:アンサンブルのための即興曲(+)
カルレス・エロレス:Tu me quieras blanca(+)
フランシスコ・ホセ・マルティン・ハイメ:エロティックな歌(+)
マルタ・フィオル(ソプラノ(+))
カルロス・シルバ(ピアノ(#))
アンサンブルACC
ドゥメネク・グンザレス・デ・ラ・ラビア(指揮)
録音:2007年5月17日(*)、2008年6月8日(+)、バルセロナ、アウディトリ

AH 205(1CD/1DVD) \2180
リフレクションズ
ニッキー・ハインド(1962-):Rippers / Reflections(*)/ Crossings
ジョージ・ウィンストン(1949-):Carols of the Bells / Night Sky
スティーヴ・ライヒ(1936-):Electric Counterpoint
ホセ・ルイス・ビエイト(ギター)
一人多重録音による演奏。(*)世界初録音。
当DVDは日本で使用されているほとんどのDVDプレーヤーで視聴できないことが考え
られるため再生の保証はいたしません。よろしくお願いいたします。

AH 206 \2180
グロリア・ビリャヌエバ:
ギターと弦楽合奏のための協奏曲ト短調(*)
交響的狂詩曲(+)
ギターへのオマージュ(ハープと弦楽五重奏のための)(#)
ジョルディ・クディナ(ギター(*))
エンポルダ室内管弦楽団(*)
カタルーニャ・フィルハーモニー管弦楽団(+)
ジョルディ・ピックレッリ(指揮(*/+))
ラウラ・ブスチェッティ(ハープ(#))
不詳(弦楽五重奏(#))
録音:2009年3月4-6日、サバデイ(スペイン)、聖アグスティ教会(エスコラ・ピア)
2009年3月12日、フィゲラス(スペイン)、
ラウディトリ・ナルシス・モントゥリオル

AH 207 \2180
レオニード・シンツェフ リスト・リサイタル
リスト(1811-1886):
超絶技巧練習曲集 から 前奏曲,練習曲イ短調,風景,マゼッパ,鬼火
モーツァルトの「フィガロの結婚」の主題による幻想曲
「愛の夢」第3番/メフィスト・ワルツ第1番
レオニード・シンツェフ(ピアノ)
録音:1993年10月、サンクトペテルブルク(ロシア)、ライヴ
2008年バルセロナで亡くなったロシアのピアニスト、レオニード・シンツェフ
(1945年ノヴォシビルスク生まれ)を偲んでCD化されたリサイタル・ライヴ。シン
ツェフはノヴォシビルスクとサンプトペテルブルクの両音楽院およびバルセロナ
のカタルーニャ高等音楽学校の教授を務め、数多くのピアニストを世に送りまし
た。外装のロゴマークが一部「La Ma de Guido」レーベルのものになっています
が、修正はされない模様です。ご了承ください。

AH 208 \2180
ジュアン・カルレス・マルティネス:
「Croniques de l'ultrason」(J.V.Foxのテキストによる)
キム・レシナ(朗読)
ジュアン・カルレス・マルティネス(ギター)
録音:2009年9月7-9日、モンセニ(スペイン)、聖ベルナト隠修士修道院、ライヴ





<LA MA DE GUIDO>
LMG 2090 \2180
ロバート・ジョーンズ(1577頃-1617):歌とエア集第2巻(1601)
Dreames and Imaginations / Fie fie / Love wing'd my hopes /
Faire women / Who so is tide / Whither runneth my sweet hart /
Come sorrow come / Now what is love / Loves God is a boy /
Once did I love / My love bound me with a kisse / Arise /
Beautie stand further / O how my thoughts doe beat me /
Daintie darling / Mee thought this other night /
Over these brookes / To sigh and to be sad /
My love is neither yoong nor olde / Did ever man / Love is a bable
カンタール・アラ・ヴィオラ
ナディーヌ・バルベイジ(ソプラノ)
フェルナンド・マリン(リラ・ヴィオル)
録音:2008年3月5-8日、ウェストン(英国)、聖三位一体教会
ロバート・ジョーンズはルネサンス時代イングランドの作曲家。通常リュート・
ソングとして演奏される5巻の歌曲集を出版しました。この第2巻には歌の伴奏と
してリュート・パートののタブラチュア、リラ・ヴィオル・パートのタブラチュ
ア、バス・パートが付けられていますが、ここではリラ・ヴィオルのパートだけ
が演奏されています。全21曲を収録するために詩節のカットも行われており、全
体的に落ち着いた雰囲気でさくさくと進んでいく印象。カンタール・アラ・ヴィ
オラはヨルダン生まれのアメリカ人ソプラノ、ナディーヌ・バルベイジとスペイ
ンのヴィオル奏者フェルナンド・マリンによるデュオ。

LMG 2091 \2180
ジュアン・バプティスタ・コメス
[フアン・バウティスタ・コメス](1582頃-1643):
聖体祭のための音楽(1635頃、バレンシア)
ジュアン・バプティスタ・コメス:おお、パン、愛の深淵よ(ビリャンシコ、8声)
グレゴリオ聖歌:彼は彼らを養った[Cibavit eos](イントロイトゥス)
ジュアン・バプティスタ・コメス:
ミサ「その年は何と豊穣であることか[Que fertil que es el año」
(8声)から
キリエ,グローリア
アレルヤ(8声)/シオンよ、救い主をたたえよ(セクエンツィア;12声)
ミサ「その年は何と豊穣であることか」から クレド
何と良き年(オフェルトリウム;3声のビリャンシコ)
ミサ「その年は何と豊穣であることか」から サンクトゥス
フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):
私のいとしき人(エレヴァツィオ[聖体奉挙];4声のモテット;器楽)
ミサ「その年は何と豊穣であることか」から アニュス・デイ
この聖体の秘蹟に(コムニオ;8声のモテット)
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):
パンジェ・リングァ(プロセッシオ[聖体行列];4声の賛歌)
アンドレウ・ペリス(活躍:1634頃):
パンジェ・リングァからの2つのヴェルスス(オルガン独奏)
ジュアン・バプティスタ・コメス:聖体の秘蹟はたたえられよ(4声)
ヴィクトリア・ムジケ
ジュゼプ・ラモン・ジル=タレガ(指揮)
録音:2001年8月31日、9月1-2日、バレンシア(スペイン)、
ラ・ベネフィセンシア文化センター、アルフォンス・エル・マグナニム・ホール
コメスが楽長を務めていた1635年頃のバレンシア大聖堂での聖体祭の音楽を再現
する試み。

LMG 2092 \2180
カール5世・フェリペ2世時代のスペイン帝国の作曲家たち
アントニオ・デ・カベソン(1510-1560):ティエント第9番第5旋法 I
ニコラ・ゴンベール(1500頃-1557):Dicite in magni(第1部)
(1527年、フェリペ2世の誕生祝賀のための構成)
アントニオ・デ・カベソン:ティエント第9番第5旋法 II
ニコラ・ゴンベール:Laeta dies terris(Dicite in magniの第2部)
アントニオ・デ・カベソン:ティエント第9番第5旋法 III
ジョスカン・デプレ(1440頃-1521):千々の悲しみ
クリストバル・デ・モラレス(1500頃-1553):ミサ「千々の悲しみ」から キリエ
ニコラ・ゴンベール:ミサ「この上もない悲しみに」から グローリア
(1530年、ボローニャにおけるカール5世の戴冠式のための構成)
クリストバル・デ・モラレス:Antequam comedam suspiro
トマ・クレキヨン(1490頃-1557):Carole magnus erat
フェルナンド・デ・ラス・インファンテス(1534-1610頃):赦してください、主よ
ピエール・ド・マンシクール(1510頃-1564):天の女王よ、お喜びください
エルナンド・デ・カベソン(1541頃-1602):ピエール・サンドランの「甘き記憶」
フィリップ・ロジエ(1561頃-1596):
主をたたえよ/ミサ「スペインの次なる王フェリペ」から サンクトゥス
アンブロシオ・コテス(1550頃-1603):フェリペ王は崩御された
(1598年、フェリペ2世の葬儀のための構成)
ムジカ・レゼルヴァータ・デ・バルセロナ
ルゼル・ガレイ、イサベル・ジュアネダ(ソプラノ)
ジョルディ・アベリョ、メルセ・トルジリュ(アルト)
アルベルト・リエラ、アントニ・トリゲルス(テノール)
ジョルディ・ブランク、トゥマス・マシェ(バス)
マリア・クリソル(ファゴット) イグナジ・ジュルダ(オルガン)
ピーター・フィリップス(指揮)
録音:2008年2月7-9日、バルセロナ、望徳の聖母礼拝堂
スペインの栄光の時代を築いた神聖ローマ帝国皇帝カール5世(スペイン国王カル
ロス1世;1500-1558、在位1516-1556)と息子のスペイン国王フェリペ2世(1527-
1598、在位1556-1598)。彼らの宮廷の礼拝堂にはヨーロッパの優れた音楽家が集
められ、当時の最高水準の音楽が演奏されていました。タリス・スコラーズの指
揮者ピーター・フィリップスがバルセロナの古楽声楽アンサンブル、ムジカ・レ
ゼルヴァータ(1991年創設)を指揮した注目すべき録音です。




<COLUMNA MUSICA>
1CM 0183 \2250
ライヴ・エモーションズ
イーゴリ・マルケヴィチ(1912-1983):映画序曲(1931)
ストラヴィンスキー(1882-1971):バレエ「春の祭典」
ジュアン・アルベルト・アマルゴス(1950-):
平和のための序曲(平和都市ハーグのために)
ワールド・オーケストラ・オヴ・ジュネス・ミュジカル
ジュゼプ・ビセンテ(指揮)
録音:2008年、ライヴ

1CM 0191 2枚組 \3300
モーツァルト(1756-1791):オペラ「フィガロの結婚」
チェーザレ・シエピ(バリトン:フィガロ)
ナディーヌ・コナー(ソプラノ:スザンナ)
ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(バリトン:アルマヴィーヴァ公爵)
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ:公爵夫人)
ミルドレッド・ミラー(メゾソプラノ:ケルビーノ)
ジャン・マデイラ(メゾソプラノ:マルチェリーナ) 他
メトロポリタン・オペラ合唱団&管弦楽団
フリッツ・ライナー(指揮)
録音:1952年1月3日、ニューヨーク
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス財団が版権を所有する音源。

1CM 0192 \2250
ピカソと音楽
ドビュッシー(1867-1916):パブロ・ピカソ(ポール・エリュアール詩)
グラナドス(1867-1916):ジプシーの歌
モーリス・ドラージュ(1879-1961):アヴィニョンの娘たち(ルネ・シャリュ詩)
アルベニス(1860-1909):
バルベリーヌの歌(アルフレッド・ド・ミュセ詩)/黄昏(ピエール・ロティ詩)
グラナドス:見つめれば、世界を(グスタボ・アドルフォ・ベッケル詩)
プーランク(1899-1963):子守歌(マックス・ジャコブ詩)
オネゲル(1892-1955):辻芸人たち
プーランク:ホテル(ギヨーム・アポリネール詩)/映画の前に(同)
ドビュッシー:マンドリン(ポール・ヴェルレーヌ詩)
プーランク:闘牛士(ジャン・コクトー詩)
サティ(1866-1925):ラグタイム・パレード(ピアノ独奏)
プーランク:モンパルナス(ギヨーム・アポリネール詩)
ファリャ(1876-1946):夜にかっこうは歌い(バレエ「三角帽子」から)
ストラヴィンスキー(1882-1971):
もしあなたが私を愛してくれて(バレエ「ブルチネッラ」から)
ドビュッシー:パンの笛(ピエール・ルイス詩)
プーランク:
属詞/C(ルイ・アラゴン詩)/良い一日(ポール・エリュアール詩)
ジョルジュ・ブラック(同)/フアン・グリス(同)/ジュアン・ミロ(同)
ガルシア・ロルカの詩による3つの歌
唖の子供,散歩するアデリーヌ,干からびたオレンジの歌
ホアキン・ニン(1879-1949):マラゲーニャ(12のスペイン民謡から)
アレナ・グラヘラ(ソプラノ)
アントン・カルド(ピアノ)
録音:2008年4月12-13日、リェロナ(スペイン)、アルベルト・ムラレダ・スタジオ
画家ピカソと交流のあった詩人・作曲家による歌曲集。

1CM 0194 \2250
クラリネット・リサイタル
アーサー・ベンジャミン(1893-1960):
ラヴェルの墓碑銘(クラリネットとピアノのためのワルツ=カプリス;1958)
ドビュッシー(1862-1925):クラリネットとピアノのための狂詩曲第1番(1910)
アルバン・ベルク(1885-1935):
クラリネットとピアノのための4つの小品 Op.5(1913)
ジョゼフ・ホロヴィッツ(1926-):クラリネットとピアノのためのソナティナ(1981)
ミゲル・ユステ(1870-1947):メロディー練習曲 Op.33
ミシェル・カミロ(1954-):無伴奏クラリネット組曲(1983)
ウェーバー(1786-1826):
クラリネットとピアノのための協奏的大二重奏曲 Op.48(1817)
オナ・カルドナ(クラリネット)
ティモシー・リシモア(ピアノ)
録音:2007年9月24-26日、リェロナ(スペイン)

1CM 0196 \2250
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス、ニンを歌う
ホアキン・ニン・カステリャノス(1878-1949):
20のスペイン民謡第2集 から 鳥の歌
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
ポール・バール(ピアノ)
録音:1960年、ライヴ
ホアキン・ニン=クルメル(1908-2004):
カタルーニャ民謡集第1巻 から
聖母の御子 アンナ・ブルイ(ソプラノ)
船乗り マリタ・ガルシア・カデナ(ソプラノ)
紡ぎ娘 ライア・フリグレ(ソプラノ)
羊飼いの少女 クリスティナ・コク(ソプラノ)
クリスマスの歌 エウラリア・ファントバ(ソプラノ)
エンポルダの少女 ジュゼプ・ラモン・ウリベ(バリトン)
相続人リエラ ライア・フリグレ(ソプラノ)
カテリナ・ダリオ エウラリア・ファントバ(ソプラノ)
良き猟師 ジュゼプ・ラモン・ウリベ(バリトン)
花嫁の死 アンナ・ブルイ(ソプラノ)
先生 シェイラ・グラドゥス(ソプラノ)
やまうずらの羽 クリスティナ・コク(ソプラノ)
アンダルシア民謡集 から
アンダ・ハレオ,四頭のらば,葉の下に,セビリャのセギディリャ
ホルヘ・アバルサ(テノール)
カタルーニャ民謡集第2巻 から(+)
神の御母 エウラリア・ファントバ(ソプラノ)
情熱の花束! クリスティナ・コク(ソプラノ)
アラゴンの婦人 シェイラ・グラドゥス(ソプラノ)
アメリアの遺言 ベゴニャ・ナバロ(メゾソプラノ)
パウラとジョルディ エウラリア・ファントバ(ソプラノ)
ペイラのホステル ライア・フリグレ(ソプラノ)
与えられた山々,泥棒の歌 マリタ・ガルシア・カデナ(ソプラノ)
すずめ シェイラ・グラドゥス(ソプラノ)
商人の娘(*)
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ) ミゲル・サネッティ(ピアノ)
録音:1973年、カステイ・デ・ブルペリャク、ライヴ
マリアグネタ ジュゼプ・ラモン・ウリベ(バリトン)
サン・ボイの若者たち アンナ・ブルイ(ソプラノ)
アラン・ブランク(ピアノ)(*以外)
録音:2008年12月、カタルーニャ高等音楽学校(*以外)
ホアキン・ニン・カステリャノス:
20のスペイン民謡第2集 から
クリスマスの歌
アルフレド・ロッシ(ピアノ) 録音:1954年、モンテビデオ(ウルグアイ)、ライヴ
20のスペイン民謡第1集 から
山に住む女 ジェラルド・ムーア(ピアノ) 録音:1957年
マラゲニャ ポール・バール(ピアノ) 録音:1960年、ライヴ
恋人は子供のよう マッジ・ウィルモット(ピアノ) 録音:1950年、パリ、ライヴ
20のスペイン民謡第2集 から ムルシアのラシャ,命
ジェラルド・ムーア(ピアノ) 録音:1953年
20のスペイン民謡第1集 から ジェラルド・ムーア(ピアノ) 録音:1960年
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
ニン父子のスペイン民謡歌曲集。息子ニン=クルメルの作品は1曲を除きカタルー
ニャの若手歌手が歌っており、タイトルに水増し感がある旨お許しください。世
界初録音との表示があります。歴史的録音の一部に原盤に起因する雑音が入りま
す。あらかじめご了承ください。

1CM 0199 \2250
サルバド・ブルトンス(1959-4):ギターのための音楽
2つの暗示 Op.23; バラード,トッカータ
四気質のパルティータ; 多血質,粘液質,憂鬱質,胆汁質
前奏曲と舞曲 Op.42 No.1/スケルツォ Op.47
3つの前奏曲、F・タレガへのオマージュ Op.87
ソナティナ Op.42 No.2
ヴァイオリンとギターのための3つのディヴェルティメント(*)
鳥の歌(カタルーニャ民謡)
アレクス・ガルベ(ギター)
アラ・ヴォロンコワ(ヴァイオリン(*))
録音:2008年3月、ラ・ガリガ(スペイン、バルセロナ近郊)、
アルベルト・ムラレダ・スタジオ

1CM 0200 \2250
新しい光-旗の歌
エンリク・ムレラ(1865-1942):溶ける雪/エンポルダ/修道女たちのサルダナ
リュイス・マリア・ミリェト(1906-1990):
四月のサルダナ/秋(コブラ合奏)/楽園で
アントニ・ペレス・モヤ(1884-1964):潮風
ジュアン・マネン(1883-1971):恋に落ちた騎士/マンレサナ(コブラ合奏)
アマデオ(アマデウ)・ビベス(1871-1932):ラ・バランゲラ
リュイス・ミレト(1867-1941):レメイの聖母への祈り/若々しい/旗の歌
ウルフェオ・カタラ(合唱)
バルセロナ市コブラ・サン・ジョルディ
ジュゼプ・ビラ(指揮)
録音:2008年9月、バルセロナ、カタルーニャ音楽堂コンサートホール
コブラはカタルーニャ地方の民俗楽器を加えた管楽合奏団。

1CM 0201 \2250
20世紀カタルーニャの作曲家たち Vol.4 管楽五重奏曲のための作品集
ジュアキム・オムス(1906-2003):管楽五重奏曲第1番
リョレンス・バルザク(1953-):会話
ジュアン・カルレス・マルティネス(1959-):2つの詩
アグスティ・チャルレス(1960-):祭り(5つの小品)
サルバド・ブルトンス(1959-):生命の本質 Op.80
クリスティアン・ファッローニ(フルート)
ディサ・イングリッシュ(オーボエ)
ラリー・パッシン(クラリネット)
デイヴィッド・B・トンプソン(ホルン)
シルビア・コリセリ(ファゴット)
録音:2006年1-2月、バルセロナ、スタジオ・テディサウンド

1CM 0204 \2250
マヌエル・ブランカフォルト(1897-1987):
ピアノ協奏曲第2番イ短調「イベリア協奏曲」(1950)
リカルド・ラモテ・デ・グリグノン(1899-1962):
牛革の三部作(ピアノと管弦楽のための;1956-1958)
ダニエル・ブランク(ピアノ)
ポドラシェ・フィルハーモニー管弦楽団
マルチン・ナウェンチ=ニェショウォフスキ(指揮)
録音:2008年12月20-22日、ビャウィストク(ポーランド)、
フィルハーモニー・ホール

1CM 0205 \2250
二項式 コブラとピアノのための作品集
アルベルト・ギノバルト(1962-):
パトゥムの主題による狂詩曲(ピアノ、コブラと打楽器のための;2008)(*)
マネル・カンプ(1947-):破裂(コブラとジャズ・ピアノ・トリオのための;2008)(+)
マルク・ティモン(1980-):ピアノとコブラのための協奏曲第1番(2008)(*)
ジュアン・リュイス・ムラレダ(1943-):コブラとピアノのための狂詩曲(2004)(#)
アルベルト・ギノバルト(ピアノ(*))
マネル・カンプ(ピアノ(+))
リュイス・リバルタ(ドラムス(+))
ジョルディ・カメイ(ピアノ(#))
バルセロナ市コブラ・サン・ジョルディ
シェビエ・パジェス(指揮)
録音:2008年7月8-21日、バルセロナ、SGAEカタルーニャ本部モンポウ・ホール
コブラはカタルーニャ地方の民俗楽器を加えた管楽合奏団。

1CM 0208 \2250
トレドの聖体祭、1751年
ジャウメ・カゼリャス(1690-1764):
パンジェ・リングァ[歌え、舌よ](ヒスパニア調;賛歌)
ミサ・パンジェ・リングァ/サクリス・ソレムニス(1751)から キリエ,グローリア
サクリス・ソレムニス[聖なる儀式](賛歌)
ミサ・パンジェ・リングァ/サクリス・ソレムニス から クレド
ジュアン・バウティスタ・カバニリェス(1644-1712):
「パンジェ・リングァ」によるティエント・リェノ、
プントアルト、第5旋法(オルガン独奏)
ジャウメ・カゼリャス:
ミサ・パンジェ・リングァ/サクリス・ソレムニス から
サンクトゥス,アニュス・デイ
研ぎ澄ませ、研ぎ澄ませ、感覚を(聖体の秘蹟のビリャンシコ)
スフェラ・アンティクァ
メモリア・デ・ロス・センティドス
カルロス・マルティネス・ヒル(指揮)
録音:2008年5月23-27日、トレド大聖堂(スペイン)、新王の礼拝堂
ジャウメ・カゼリャスはカタルーニャのバリュスに生まれ、30年近くトレド大聖
堂楽長を務めた(1733-1762)作曲家。

1CM 0209 \2250
ミゲル・アシンス・アルボ(1916-1996):ギターのための作品集
良き愛/情事/銀細工師への悲歌/バラック
5つの小品(映画「雌猫」の主題による)
セビリャナス,コプラ,嘆きの声,ほめ言葉,らば引きたち
アルカラ・デ・エナレスのための歌曲集(*)
聖フアンの水,野に咲く花々は,少女たちの悲しみ,
ドゥルシネアの不在,鎖、鎖を,少女よ、君が期待するものは,
その女性はガラスでできている,サラマンカの洞窟
ホセ・ルイス・ルイス・デ・プエルト(ギター)
イサベル・モナル(ソプラノ)
録音:2008年12月5-6日、バレンシア植物園(スペイン)

1CM 0210 \2250
カルレス・バゲル:交響曲集
カルレス・バゲル(1768-1808):
交響曲第2番ハ短調
2つのファゴットと管弦楽のための協奏曲ヘ長調(*)
不詳:交響曲ハ長調(伝ヨゼフ・ハイドン作曲、カルレス・バゲル作曲?)
カルレス・バゲル:交響曲第16番ト長調/交響曲第15番変ホ長調
ジュゼプ・ブラス、カルレス・クリストバル(ファゴット(*))
アカデミア1750(トロエリャ音楽祭ヒストリック管弦楽団)
ファラン・ジェイムズ(コンチェルティーノ=ディレクター)
録音:2008年11月7-8日、バルセロナ、ラウディトリ、ホール2、ライヴ
カルレス・バゲル(カルロス・バゲール)はバルセロナに生まれ、同大聖堂のオル
ガニストを務めたスペインの作曲家。非常に優れた音楽的才能の持ち主で、作曲家
として長くはないキャリアのうちに多くのジャンルにわたる作品を残しました。
同時代のウィーン古典派そっくりの音楽を書くことができたバゲルはこの時代のス
ペインにおける最高の交響曲作家でもあり、そのため彼の交響曲第16番は後世にお
いてハイドンの作品と誤認されてしまいました。当盤に収録されているハ長調の交
響曲も長らくハイドン作と認識されていたもので現在は作曲者不詳と扱われていま
すが、解説執筆者のジュゼプ・マリア・ビラルはバゲルの作品に間違いないと述べ
ています。
アカデミア1750は2006年に創設されたスペインのピリオド楽器オーケストラ。リー
ダーのファラン・ジェイムズはカナダ、ヴァンクーヴァー出身の女性ヴァイオリン
奏者です。

1CM 0215 \2250
カルロス・グアスタビノ(1912-2000):
インディアナス(混声四重唱とピアノのための)(*/#)
その日の誇り,せめてジャスミンにでもなれたら,
チャニャルチト、チャニャルチト,北風,あなたの胸の法廷で,二つの一つ
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
ギターとピアノのための幻想曲 Op.145(+/#)
ジプシーのロマンセ(フェデリコ・ガルシア・ロルカの詩による、
四重唱とギターのための)Op.152(*/+)
三つの川のバラディリャ,ギター,短剣,行列,メメント,バイレ,クロタロ
カヴァティーナ四重唱団(*)
メルセデス・ラリオ(ソプラノ) マルタ・クネル(メゾゾプラノ)
フェリペ・ニエト(テノール) ホセ・ベルナルド・アルバレス(バリトン)
ホセ・アントニオ・ガルシア・フエルテス(ギター(+))
アウレリオ・ビリバイ(ピアノ(#))
録音:2008年8月2-3日、10月4-5日、マドリード、ORCAM本部
スペイン語の歌詞による四重唱曲。カヴァティーナ四重唱団は2002年結成、マド
リードを本拠に活動しています。

1CM 0217 \2250
ジュアン・ギンジュアン(1931-):室内楽作品集
パシム三重奏曲(ピアノ三重奏のための;1988)
悲歌(モノディア)(チェロのための;1996)
ホンド(ピアノのための;1979)
チェロとピアノのための二重奏曲(1970)
祭壇画(ヴァイオリンとピアノのための;1972)
記念日(ヴァイオリンとチェロのための;1993)
カンディンスキー三重奏団
クラドゥ・ボルシ(ヴァイオリン) アンパル・ラクルス(チェロ)
エミリ・ブルガリャ(ピアノ)
録音:2009年1月8-9日、ビラ=セカ(スペイン)、
アウディトリ・ジュゼプ・カレラス・ホール

1CM 0218 \2250
アヴェ・マリア 19世紀メノルカ島における聖礼典のロマンティシズム
ジュゼプ・マリア・ポンス(1882-1960):アヴェ・マリア
ジャウメ・アラケル(1785-1823):私は罪人のように嘆き
ラモン・カルニセル(1789-1855):ソナタ(オルガン独奏)
ベネト・アンドレウ・ポンス(1803-1881):
私はあなたの道を教える/前奏曲(オルガン独奏)
私は生けるパンである/ビリャンシコ(オルガン独奏)
神へのいけにえ
ジュアン・フクサ・ジェラベルト(1819-1890):アヴェ・ヴェルム
ダミア・アンドレウ・シジェス(1851-1935):
良き羊飼い/私は私の罪を認め/天使の糧
グラドゥアーレ(オルガン独奏)
リュイス・シンテス(バリトン)
トゥメ・ウリベス(オルガン)
録音:2008年1月10日、メノルカ(スペイン)、マオ、聖マリア教会、ライヴ
メノルカは地中海、スペインのバレアレス諸島東部の島。

1CM 0219 \2250
マヌエル・ブラスコ・デ・ネブラ(1750-1784):ピアノ作品全集 Vol.1
鍵盤楽器のための6つのソナタ
(オスナのエンカルナシオン修道院写本に拠る)
第107番ト長調(*)/第108番ホ短調(*)/第109番イ短調(*)
第110番ニ長調(*)/第111番変イ長調(*)/第112番ハ短調
フォルテピアノのための6つのパストレラ
(モンセラト修道院写本第2998号に拠る)
第1番ト長調/第2番ヘ長調/第3番イ短調(*)
第4番ロ短調/第5番ハ長調(*)/第6番ホ短調
ペドロ・ピケロ(ピアノ)
録音:2008年9月8-9日、マドリード、ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス音楽院
セビリャ生まれの作曲家・オガニスト、ブラスコ・デ・ネブラの作品を、1976年
セビリャ生まれのペドロ・ピケロがモダーン・ピアノで演奏。(*)は世界初録音
(制作時点でと思われます)。

1CM 0220 \2250
オシアス・ウィレンスキ(1933-):ヴォードヴィル 室内楽作品集
管楽五重奏のための序奏とサルダナ(2002)
無伴奏フルートのための動機と変奏曲(1989/2008)
無伴奏オーボエのためのカンティレーナ(バラード;2008)
ピアノのための小さな音楽(1988/1998)
ピアノのための夜想曲(2007)
ピアノ・ソナタ第2番(1987/2007)
ノラ・ランヘの3つの詩(メゾソプラノとピアノのための;1976)
ヴォードヴィル(オーボエ、イングリッシュホルンとファゴットのための;1983)
エウフォニア・アンサンブル
サンドラ・ルイサ・バティスタ・ピナ(フルート)
エミリ・パスクアル(オーボエ)
ジャウメ・サンチス・カレテル(クラリネット)
エミリ・マルティネス・アラゴ(ホルン)
ペドロ・フエンテス・ヒメノ(ファゴット)
ラウル・ペレス・ピエラ(イングリッシュホルン)
オシアス・ウィレンスキ(ピアノ)
マリサ・マルティンス(メゾソプラノ)
録音:2007、2008、2009年、バルセロナ、トランスヴァンガード・スタジオ
オシアス・ウィレンスキはブエノスアイレスに生まれたアルゼンチンの作曲家。
エウフォニア・アンサンブルは1995年の創設。

1CM 0223 \2250
アルベニス(1860-1909):「イベリア」の前後のピアノ作品集
スペインの歌 Op.232(1891-1894)から 前奏曲,コルドバ
ラ・ベガ(1896-1897)
思い出[Souvenirs](スペイン)(1897); 前奏曲,アストゥリアス
イヴォンヌの訪問(1905)
尊敬,楽しい出会いといくつかの痛みを伴う出来事
ナバラ(1908;セヴラックにより完成)
アスレホス(1909;グラナドスにより完成)
ジョルディ・カメイ(ピアノ)
録音:2009年5月26-28日、サンタ・クロマ・デ・グラメネト(スペイン)、
ラウディトリ・デ・カン・ロチ・イ・トレス
アルベニスの没後100年記念盤。




<MELODIYA>
MELCD 1001664 2枚組 \3250
リヒテル・プレイズ・チャイコフスキー&ラフマニノフ
モスクワ音楽院ラフマニノフ・ホールこけら落し演奏会(1983)
チャイコフスキー(1840-1893):
「四季」Op.37b から
白夜(五月),舟歌(六月),トロイカ(十一月),炉端で(一月)
夜想曲 Op.10 No.1/ワルツ=スケルツォ イ長調 Op.7
ユモレスク Op.10 No.2/カプリッチョーソ Op.19 No.5
ワルツ変イ長調 Op.40 No.8/ロマンス ヘ短調 Op.5
ラフマニノフ(1873-1943):絵画的練習曲集 Op.33 から
嬰ハ短調(No.9),ニ短調(No.4),変ホ短調(No.5)
チャイコフスキー:
ロマンス ヘ長調 Op.51 No.5/少しショパン風に Op.72 No.15
いたずらっ子 Op.72 No.12/夕べの夢想 Op.19 No.1
悲しい歌 ト短調 Op.40 No.2/メヌエット・スケルツォーソ Op.51 No.3
サロンのワルツ Op.51 No.1/瞑想 Op.72 No.5
ラフマニノフ:絵画的練習曲集 Op.39 から
ハ短調(No.1),イ短調(No.2),嬰ヘ短調(No.3),ロ短調(No.4),
ニ長調(No.9)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1983年6月、モスクワ音楽院ラフマニノフ・ホール、ライヴ
ラフマニノフの作品が初演された伝統あるコンサートホール(正式にラフマニノフ
・ホールと命名されたのはこの3年後)の修復・新装開館を祝う最初の演奏会。当時
68歳のリヒテルによるロシアの二大作曲家プログラム。

MELCD 1001678 \1780
アンドレイ・ゴロウィン(1950-):
ヴィオラ、ピアノと管弦楽のための協奏交響曲(交響曲第2番)(*)
交響曲第3番(+)
ヴィオラとピアノのための短いソナタ(#)
ユーリー・バシュメト(ヴィオラ(*/#))
ミハイル・ムンチャン(ピアノ(*/#))
ソヴィエト国立交響楽団(+/#)
ウラディーミル・ヴェルビツキー(指揮(+/#))
録音:1983年(*)/1986年11月28日、モスクワ音楽院大ホール、
ライヴ(+)/1981年(#)

MELCD 1001679 2枚組 \3560
モーツァルト(1756-1791):ピアノ三重奏曲第6番ハ長調 K.548(*)
ショスタコーヴィチ(1906-1975):ピアノ三重奏曲第2番ホ短調 Op.67(*)
チャイコフスキー(1840-1893):
ピアノ三重奏曲イ短調「偉大な芸術家の記念に」Op.50(+)
モスクワ・ソロイスツ三重奏団
ドミートリー・バシキーロフ(ピアノ)
イーゴリ・ベズロドニー(ヴァイオリン)
ミハイル・ホミツェル(チェロ)
録音:1966年(*)/1967年(+)

MELCD 1001680 \1780
ゲオルギー・フリート(1915-):モノオペラ「ゴッホの手紙」
セルゲイ・ヤコヴェンコ(バリトン)
ソロイスト・アンサンブル
マルク・エルムレル(指揮)
録音:1986年
オランダに生まれフランスで活躍した画家フィンセント・ファン(ヴィンセント・
ヴァン)・ゴッホ(1853-1890)が支援者でもあった弟テオに宛てた手紙のロシア語
訳をテキストとした、一人の演技者によるオペラ。




<SMC(モスクワ音楽院)>
SMCCD 0039 \1780
モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216(*)
ショスタコーヴィチ(1906-1975):ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.77(+)
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
ソヴィエト国立交響楽団(*)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(+)
キリル・コンドラシン(指揮)
録音:1959年9月24日(*)、1960年10月3日(+)、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ、
ADD、モノラル



<EDICIONS ALBERT MORALEDA>
MORALEDA 0186 \2180
サルバド・ブルトンス(1959-):記念 管弦楽作品集
記念 Op.71(1995)
オペラ「Reverend Everyman」Op.39(1989) から 前奏曲、間奏曲とフィナーレ
問いかけ Op.44(1987)
コスタ・ブラバ序曲 Op.102(カタルーニャ狂詩曲第4番;2005)
マラガ・フィルハーモニー管弦楽団
サルバド・ブルトンス(指揮)
録音:マラガ(スペイン)、カランケ・ホール

MORALEDA 0495-22 \2180
エドゥアルド・トゥルドラ[トルドラ](1885-1962): 音楽と詩
海の風景(弦楽四重奏のための)(*)
歌曲(+)
無言のロマンス/歓待/海は明るかった/五月/藁束は畑の上で眠る
海沿いの緑の大ぶどう園/聖リュシアのロマンス/航海の歌
歌い終わった歌/小さな摘み取り人たち/小唄/ジャスミンとばら
ククルクク!/後悔/あいまいな歌/聖金曜日/ハックベリーの木陰
見習い水夫の歌/過ぎ去った愛の歌/妖精の歌/モンセニの水彩画
6つのソネット から 五月の祈り(#)
グリンカ弦楽四重奏団(*)
アンナ・リッシ(メゾソプラノ(+))
アンジェル・スレル(ピアノ(+))
エドゥアルド・トゥルドラ(ヴァイオリン(#))
エンリケタ・ガレタ(ピアノ(#))
録音:1995年3月22-29日、4月1-5日(*/+)/1932年(#)
ブックレットが厚い組物用ケースに収納されていますが、CDは1枚です。

MORALEDA 4896 \2180
ブルトンス・コンダクツ・ブルトンス
サルバド・ブルトンス(1959-):
交響曲第3番 Op.59(*)
カタルーニャの大地[Terres Ilemonines]
(管弦楽のためのカタルーニャ狂詩曲)Op.57(*)
オールと航海の詩集(弦楽合奏のための)Op.75(+)
バリェス交響楽団
サルバド・ブルトンス(指揮)
録音:1998年8月26-27日、バルセロナ県サン・クガト・デル・バリェス、
文化センター劇場ホール(*)
1998年11月7日、バルセロナ、望徳の聖母教会(+)

MORALEDA 6134 \2180
シューマン(1810-1856):ピアノ作品集
アラベスク ハ長調 Op.18/幻想曲ハ長調 Op.17
花の曲 ニ長調 Op.19/子供の情景 Op.15/3つのロマンス Op.28
フレデリク・ジェベルス(ピアノ)
録音:1995年9月、バルセロナ

MORALEDA 6237 \2180
J・S・バッハ(1685-1750):
アンナ・マグダレーナの音楽帳(ルドゥビカ・モスカ校訂原典版;全22曲)
ルドゥビカ・モスカ(ピアノ)
録音:1995年11月6-7日、バルセロナ

MORALEDA 7373 \2180
ブルトンス、ベネジャム、ラモテ・デ・グリグノン、ブネト:
ヴィオラとピアノのための作品集
サルバド・ブルトンス:ソナタ
リュイス・ベネジャム:楽興の時
リカルド・ラモテ・デ・グリグノン:スケルツィーノ
ナルシス・ブネト:ソナティナ
ポール・コーティーズ(ヴィオラ)
アンジェル・スレル(ピアノ)
録音:1995年、バルセロナ

MORALEDA 7477 \2180
ホセ・マリア・ダムント(1950-):サルスエラ「栄光の夢」(1幕;1975)
マリア・アンヘレス・ダムント(ソプラノ:ルイサ)
アリシア・フェレル(ソプラノ:エスペランサ)
ラケル・ピエロッティ(メゾソプラノ:カルメン)
イグナシオ・エンシナス(テノール:ミゲル)
アントニオ・コマス(テノール:アンドレス)
交響楽団
ホセ・マリア・ダムント(指揮)
サルスエラのロマンスと二重唱曲集
ラファエル・ミラン(1893-1957):「ラ・ドガレサ」、
ホセ・マリア・ウサンディサガ(1887-1915):「つばめ」、
パブロ・ソロサバル(1897-1988):「港の酒場女」、「ドン・マノリト」、
ヘスス・グリディ(1886-1961):「エル・カセリオ」、
レベリアノ・ソウトゥリョ(1884-1933)&フアン・ベルト(1890-1931):
「最後のロマン派」、
フェデリコ・モレノ・トロバ(1891-1982):
「ラ・マルチェネラ」、「ルイサ・フェルナンダ」、
ハシント・ゲレロ(1895-1951):
「セビリャの泊まり客」、「いちごのバスケット」から
マリア・アンヘレス・ダムント(ソプラノ)
イグナシオ・エンシナス(テノール)
交響楽団
ホセ・マリア・ダムント(指揮)
録音:バルセロナ、オルフェオ・デ・サンツ劇場

MORALEDA 7479 \2180
クリスマスの歌
カスティリャ、カタルーニャ、ガリシア、バスク、フランス、ドイツ、
イタリアのクリスマス・キャロル
フランツ・グルーバー:きよしこの夜
アーヴィング・バーリン:ホワイト・クリスマス
不詳:神の御子は (全18曲)
バルセロナ聖心会学校聖歌隊
ベゴニャ・ロペス(指揮)
録音:1997年

MORALEDA 7481D 2枚組 \3250
エミリオ・アリエタ(1823-1894):オペラ「マリナ」(3幕;1855)
チアラ・タイジ(ソプラノ:マリナ)
エバ・エンリチ(ソプラノ:テレサ)
イグナシオ・エンシナス(テノール:ホルヘ)
カルロス・マリン(バリトン:ロケ)
クリストバル・ビニャス(バスバリトン:パスクアル)
ジュアン・ガリェミ(バス:アルベルト船長)
ジュゼプ・ピエレス(バス:船員)
オルフェオ・デ・サンツ合唱団
交響楽団
ホセ・マリア・ダムント(指揮)
録音:1977年9月、バルセロナ、オルフェオ・デ・サンツ劇場

MORALEDA 9315 \2180
J・S・バッハ(1685-1750):
「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア曲集」から
小前奏曲 BWV924, 926, 927, 930, 928, 925, 931
(ルドゥビカ・モスカ校訂原典版)
6つの小前奏曲 BWV933-938(ルドゥビカ・モスカ校訂原典版)
6つの小前奏曲 BWV939-943/ハ短調(リュートのための前奏曲より編曲)
(ルドゥビカ・モスカ校訂原典版)
フランス組曲第5番ト長調 BWV816
ルドゥビカ・モスカ(ピアノ)
録音:1996年11月、1998年11月、1999年1月

MORALEDA 9418 \2180
バッハのエスプリ
J・S・バッハ(1685-1750)/フレデリク・ジェベルス編曲:
5つのコラール前奏曲(オルガン曲よりピアノ用編曲)
愛する神よ、私たちはここにいます/高みにある神にのみ栄光あれ,
私はあなたに別れを告げる/私たちはキリストをほめたたえよう,
イエス・キリスト、私たちの救い主
J・S・バッハ:半音階的幻想曲とフーガ
フレデリク・ジェベルス:悲歌(ルドゥビカ・モスカへの献呈作品)
フレデリク・ジェベルス(ピアノ)
録音:1994年4月12-13日、バルセロナ、アルベルト・ムラレダ・スタジオ

MORALEDA 95326 \2180
アルベルト・ムラレダ:
サグラダ・ファミリアの神秘ミサ(ラテン語;1992)
救済のミサ(カタルーニャ語;1993)
私たちの父(カタルーニャ語;1993)
私たちの父(ラテン語;1993)
リチェルカーレ合唱団
セシリア・ベラスケス(指揮)
録音:1995年春-夏、アルベルト・ムラレダ・スタジオ




<GADINET>
G 18DAF \2450
コントラスト 管楽とピアノのための音楽
ルーセル(1869-1937):ピアノと管楽五重奏のためのディヴェルティメント Op.6
セサル・カノ(1960-):クラリネット、ホルンとピアノのための三重奏曲 Op.9(+)
マルチヌー(1890-1959):5つの管楽器とピアノのための六重奏曲変ホ長調(*)
ウィリアム・ボルコム(1938-):5の5倍
モンサルバジェ(1912-2002):ダリ風のフォリア
エンリケ・サンス=ブルゲテ(1957-):
荘子と蝶(5つの管楽器とピアノのための六重奏曲)(#)
グルポ・イリャナ
ビセント・ヘロス・テン(フルート) ビセンテ・ゴメス(オーボエ)
ホアン・エステベ(クラリネット) エクトル・ペルテガス(ホルン)
ミゲル・プチョル(ファゴット1) ミゲル・メリトン(ファゴット2(*))
フレデリク・クレヨン(ピアノ) ジョゼフ・マルドン(ピアノ(+))
録音:2008年1、6、12月、バレンシア(スペイン)、SGAE
(+)(#)世界初録音。グルポ(グループ)・イリャナは1997年、バレンシア音楽院出身
の管楽器奏者を中心に創設。2010年時点の基本メンバーはピアニストを含む6人
(ヘロス、ゴメス、エステベ、ペルテガス、プチョル、マルドン)。

G 91OAC \2450
悪の華 フルートとピアノのための音楽
J・S・バッハ(1685-1750):フルート・ソナタ ホ短調 BWV1034
プーランク(1899-1963):3つの無窮動
サティ(1866-1925):3つのジムノペディ
ロドリーゴ(1901-1999):古謡[Aria Antigua]
ピアソラ(1921-1992):タンゴの歴史
ビセンテ・ロンセロ(1960-):悪の華
ビセント・ヘロス・テン(フルート)
セルヒオ・サンテス(ギター)
録音:2009年6、10月、ヒリベリャ(スペイン)、スタジオ・アウラル




<PICCOLO>
PC 214 \2180
スペインの風景
アルベニス(1860-1909):ホタ・アラゴネサ
トゥリナ(1882-1949):葉書
バスク舞曲,バルセロナのランブラス,マドリード,グラダナの風景,ロメリア
ロドリーゴ(1901-1999):スペインの4つの小品
カレセラス(チュエカへのオマージュ),安宿のファンダンゴ,
カスティリャの王女の祈り,バレンシア舞曲
ゴッツチョーク(1829-1869):アンダルシアの思い出(*)
ペドロ・ブランコ(1883-1919):マラガテリアの祭り
アンリ・コレ(1885-1951):スペインのアルバム
サランディリョ,バレンシアナ,パランダ,ファンダンゴ
トゥリナ:ラジオ・マドリード
プロローグ: マイクの前で、ラジオのアナウンサーたち,
第1の中継「サンティアゴの学生たち」,
第2の中継「カスティリャの街道」,第3の中継「セビリャの祭り」
グラナドス(1867-1916):バスクの歌
ホアキン・リャレグラ(1865-1945):
ナバラ万歳(演奏会用ホタ)/サパテアド(短縮版)
ラケル・デル・バル(ピアノ)
録音:2008年2月、レオン市ホール(スペイン)、ライヴ(*以外)/Juan March財団(*)




<CARPE DIEM>
CARPE 16277 \2180
芳香のコンサート
セバスティアン・マルク:即興演奏
ミシェル・ゴダール:Ambre/Impermanence
ジェラール・マレ:即興演奏
ミシェル・ゴダール:Archangelica
ミシェル・ゴダール&パトリス・エラル:即興演奏
ガヴィーノ・ムルジア:即興演奏
ジェラール・マレ:Nebia del baix camp
ガヴィーノ・ムルジア:即興演奏
ジェラール・マレ:Iconoclaste
セバスティアン・マルク:Allemande
ミシェル・ゴダール:Trace de Renaissance
パトリス・エラル:即興演奏
ミシェル・ゴダール:La ligne d'ombre/即興演奏/Ferma l'ali
セバスティアン・マルク:即興演奏
ミシェル・ゴダール(セルパン、エレクトリック・ベース)
パトリス・エラル(パーカッション、エレクトロニクス、声)
ジェラール・マレ(ギター)
セバスティアン・マルク(リコーダー)
ガヴィーノ・ムルジア(サクソフォン、声)
ウルシュラ・S・イェオ(調香師)
録音:2009年5月13-15日、ノワルラック修道院(フランス)
フランスのセルパン奏者ミシェル・ゴダールと調香師ウルシュラ・S・イェオ
の企画による、音楽と香水のコラボレーション・コンサート・プロジェクトを
CDの形にしたもの。ディスクの印刷面に特殊な加工が施してあり、ケースを開
けると心癒す香りが広がります。
セルパンはコルネット(ツィンク)族の最低音楽器で、蛇のようにくねった長い
管を持っています。ミシェル・ゴダールはフランスのテューバ奏者としてジャ
ズとクラシックの両ジャンルで活躍、また数少ないセルパンのスペシャリスト
として古楽の分野でも貴重な存在。演奏にはゴダールのコネクションが生かさ
れ、古楽からセバスティアン・マルク、ジャズからパトリス・エラル、ジェラ
ール・マレ、ガヴィーノ・ムルジアが参加。各々の作品や即興で聴かせる演奏
の腕、エラルとムルジアの個性的なヴォイス・プレイ等、興味深い要素がいっ
ぱいです。現代音楽、ジャズ、アンビエント…ジャンル定義しがたい内容です
が、そこがまた何とも言えない魅力。この音楽と香りにひたってしまいましょ
う。

CARPE 16278 \2180
一粒の涙 コルベッタ、ヴィゼ:バロックギター曲集
フランチェスコ・コルベッタ(1615-1681):
前奏曲 g sol re ut b mol/アルマンド/クラント
サラバンド/ジグ/パッサカリア
前奏曲 f ut fa/ヨーク公殿下のお気に入りのアルマンド
クラント/サラバンド/ジグ
オルレアン公夫人のトンボー/シャコンヌのカプリス
前奏曲 b fa b mi tierce mineur/王のアルマンド
クラント/サラバンドI/サラバンドII/パッサカリア
モンマス公のお気に入りのガヴォット
前奏曲 c sol ut fa b mol/パッサカリア
オルレアン公夫人のサラバンド/ジグ
もうひとつのシャコンヌ
ロベール・ド・ヴィゼ(1650頃-1732):
前奏曲/フランシスク氏のトンボー
ロザリオ・コンテ(バロックギター)
録音:2006年8月7-8日、ロヴァート(イタリア)、アヌンツィアータ修道院
フランチェスコ・コルベッタ(1966年、イタリアのパヴィア生まれ)はバロック
ギター史上最高のヴィルトゥオーゾと称されるギタリスト・ギター教師・作曲
家。フランスでは国王ルイ14世のギター教授を務め、その後渡ったイギリスで
は貴族階級の間にギター・ブームを起こしました。ロベール・ド・ヴィゼはコ
ルベッタの教え子の一人で、「フランシスク氏のトンボー」は師への追悼曲で
す。ロザリオ・コンテはイタリアのタラントに生まれ、バーリのピッチニーニ
音楽院で学んだ後バーゼルのスコラ・カントルムでホプキンソン・スミスに師
事したギター・リュート系楽器奏者。




<PHOENIX CLASSICS>
ヴェネツィア近郊の小さな町モンテベッルーナに本拠を置くPhoenix
Audiosystem社が1995年創設したレーベル。演奏者の顔ぶれはヴェテランから
新人まで様々。幅広いレパートリーを高音質で提供しています。
ご案内は現在入手可能な商品を発売の新しい順に数回に分けて行います。今
回は2004年以降に発売されたものをご案内いたします。

PH 05001 \1980
シューマン:「蝶々」をめぐるピアノ作品集
シューマン(1810-1856):
3度のカノン(*)/同音のカノン(*)
ワルツ第1番(*)/ワルツ第3番(*)
音楽の蝶々[Papillons Musicals](*)
ワルツ第6番,蝶,蝶,カノン,ワルツ第5番,蝶,蝶,
ワルツ第2番,ワルツ第4番,断片,ワルツ,蝶,蝶,(蝶)
4声のカノン(*)/ブルラI-ファンダンゴ(*)/ブルラ(*)/蝶(*)
蝶々(未出版ヴァージョン)(*)
下7度と下4度のカノン、任意の副次声部を伴う(*)
5つのパピロッテン(蝶々)(*)/蝶(*)/Je ne suis qu'un songe(*)
6つの間奏曲 Op.4
ブラームス(1833-1897):
シューマンに基づいて自由に(*)/カノン/循環カノン(*)/蝶(*)
シューマン:蝶々 Op.2
グレゴリオ・ナルディ(ピアノ)
録音:2004年2月1-3日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス
(*)世界初録音。

PH 05111 \1980
ショパン(1810-1849):
バラード第1番ト短調 Op.23/バラード第2番ヘ長調 Op.38
バラード第3番変イ長調 Op.47/バラード第4番ヘ短調 Op.52
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61
マリオ・ガレアーニ(ピアノ)
録音:2005年7月4-6日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス

PH 05112 \1980
ショパン(1810-1849):
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
ブラームス(1833-1897):
ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.5
五月女慧(ピアノ)
録音:2005年10月6-8日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス

PH 05113 \1980
フィレンツェの思い出
チャイコフスキー(1840-1893)/マルコ・ラペッティ編曲:
弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」Op.70 より 第2楽章(ピアノ版)(*)
チャイコフスキー:ピンピネッラ(フィレンツェの歌)Op.38 No.6(**)
マルク・デルマス(1885-1931):
アルノ川の上で(*)/サンミニアートの夕べ(*)
ボーボリ庭園のアカシデの並木道(*)/フィエゾーレの御告鐘(*)
フィレンツェ小組曲 から
幻想的スケルツォ「フィレンツェ人リュリの記念に」(*)
デュパルク(1848-1933):フィレンツェのセレナード(**)
ロッシーニ(1792-1868):
「老年のいたずら」第5巻 から フィレンツェへの思い
「老年のいたずら」第1巻 から フィレンツェの花売り娘(+)
リスト(1811-1886):巡礼の年第2年イタリア」から 物思いに沈む人
ルイジ・ゴルディジャーニ(1806-1860):トスカーナ民謡集 から(*)
ジョヴァネッティーニは戦争へ行く(+/#),おお、私は何度望んだことか(#),
私に言った(+)
ヴォルフ(1860-1903):イタリア歌曲集 から
あなたがた若い人は(+),どんなに長く私は待ち望んでいたことだろう(#),
私は聞いた(+)
エルネスト・ベクッチ(1845-1905):
フィレンツェ発フィエゾーレ行きの路面電車(*)
アルフレード・カゼッラ(1883-1947):
フィエゾーレの夕べ(ジョヴァンニ・ダヌンツィオを称えて)(**)(*)
イルデブランド・ピッツェッティ(1880-1968):月光に映えるモレッリ山(*)
クルト・ヴァイル(1900-1950)/マルコ・ラペッティ編曲:
「フィレンツェの熱血漢」より 私にバラードを歌うな(++)(*)
マリア・コスタンツァ・ノチェンティーニ(ソプラノ(+))
ルチア・シャンニマニコ(メゾソプラノ(#))
レオナルド・デ・リージ(テノール(**))
ファイエ・ネポン(歌(++))
マルコ・ラペッティ(ピアノ)
録音:2005年10月14-16日、11月4日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・
フェニックス
(*)世界初録音。

PH 06111 2枚組 \3960
アルビーノ・タッジェオ:
[Memorie in nuce]
The Finches(ピアノのための休日の音楽;1993)(*)
Idillio(di Novembre)(フルート、ホルンとヴィオラのための三重奏曲;2005)
Epifone(ヴァイオリンとチェロのための小二重奏曲;1984)
In nuce(オーボエとファゴットのためのカデンツァと作品の断片;1981)
Tyche(弦楽四重奏曲;1983)
Play within the play
(一人の奏者によるクラリネット、バスクラリネットと声のための;2004)(+)
Aldo & Maria(フルート、チェロとピアノのための三重奏曲;2002)(*)
[Memorie in fieri]
Chez lui(フルートのための;1983)
Idillio(di Maggio)
(クラリネット、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲;2005)
Quodribet(ピアノ四手連弾のための;1984)(#)
In fieri
(BACHの名によるフルートとクラリネットのためのカデンツァと断片;1982)
Virgulti(弦楽四重奏曲;1985)/Coboldi(管楽五重奏曲;1986)
Sumisura(ヴァイオリンとピアノのための組曲;1996)
ペンタルテ・アンサンブル 他
世界初録音。
録音:2005年7月、ローマ、ドマーニ・ムジカ・スタジオ(無印)
2005年6月、ラクイラ音楽院11号室(*)
2004年5月21日、ローマ、フォルナーチ劇場(+)
1984年12月11日、ペルージャ外国人大学講堂、ライヴ(#)

PH 06112 \1980
モーツァルト(1756-1791):フリーメイソンの儀式のための音楽
親しい友らよ、今日こそ K.483
(テノール、男声合唱とオルガンのための)(*/++/***)
歓喜に寄す K.53(43b)(テノールとピアノのための)(*/#)
ヨハネ分団の儀式のための賛歌「おお、聖なる絆」K.148(125h)
(テノールとピアノのための)(*/#)
カンタータ「あなたに、宇宙の魂よ」K.429(468a)
(テノール、男声合唱と管弦楽のための)(*/**/##)
2つのバセットホルンとファゴットのための
アダージョ ヘ長調 K.410(484d)(##)
2つのクラリネットと3つのバセットホルンのための
アダージョ変ロ長調 K.411(484a)(##)
結社員の旅の歌 K.468(テノールとピアノのための)(*/#)
フリーメイソンの喜び K.471
(テノール、男声合唱と管弦楽のための)(*/**/##)
フリーメイソンの葬送音楽 K.477(479a)(管弦楽のための)
自由の歌 K.506(バリトンとピアノのための)(+/#)
秘めごと K.518(バリトンとピアノのための)(+/#)
ドイツ語の軍歌 K.539(バリトンと管弦楽のための)(+/##)
戦場への門出に K.552(バリトンとピアノのための)(+/#)
春への憧れ K.596(テノールとピアノのための)(*/#)
春 K.597(テノールとピアノのための)(*/#)
子供の遊び K.598(テノールとピアノのための)(*/#)
ドイツ語の小カンタータ
「無限なる宇宙の創造者を崇敬するあなたがたが」K.619
(テノールとピアノのための)(*/#)
小フリーメイソン・カンタータ「私たちの喜びを高らかに告げよ」K.623
(2人のテノール、バリトン、男声合唱と管弦楽のための)(*/!/+/**/##)
あなたがた、私たちの新しい指導者よ K.484
(テノール、男声合唱とオルガンのための)(*/++/***)
賛歌「私たちは手に手を取って」K.623a(合唱とオルガンのための)(++/***)
キム・ジェミョン(テノール(*))
サヴェリオ・プリェーゼ(テノール(!))
ステファノ・メーオ(バリトン(+))
ファビオ・ファルセッタ(ピアノ(#))
アウラ・アルティス合唱団(**)
サヴェリオ・ティント(合唱指揮(**))
聖アルフォンソ・マリア・デ・リグオリ・バジリカ教会合唱団(++)
パオロ・サトゥルノ(合唱指揮(++))
ヴィーボ・ヴァレンティア・F・トッレフランカ音楽院管弦楽団(##)
アントネッラ・バルバロッサ(オルガン(***)、指揮(++/##))
録音:2006年2月24日、7月31日、8月1-2日、9月12日、
モンテベッルーナ、ヴィーボ・ヴァレンティア、パガーニ(イタリア)

PH 07121 2枚組 \3960
ブラームス(1833-1897):
ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
ダン・ポエナル(ピアノ)
バカウ・ミハイル・ジョラ・フィルハーモニー管弦楽団
オヴィディウ・バラン(指揮)
録音:2006年10月19日、バカウ(ルーマニア)、
アテネウム・ミハイル・ジョラ、ライヴ

PH 07122 \1980
フランク(1822-1890):
チェロ・ソナタ イ長調(1886;原曲:ヴァイオリン・ソナタ)
ラフマニノフ(1873-1943):チェロ・ソナタ ト短調 Op.19(1901)
ダリオ・デステファノ(チェロ)
マウリツィオ・バルボロ(ピアノ)
録音:2005年6月15-17日、クネオ県ブラ(イタリア)、聖キアラ教会

PH 07123 2枚組 \3960
ジャンフランチェスコ・マリピエロ(1882-1973):6つのピアノ協奏曲
ピアノ協奏曲第1番(1934)(*)/ピアノ協奏曲第2番(1937)(*)
ピアノ協奏曲第3番(1948)(*)/ピアノ協奏曲第4番(1950)(*)
ピアノ協奏曲第5番(1958)(*)/ピアノ協奏曲第6番(1964)(*)
リゾナンツェ(1918)(+)/ホルトゥス・コンクルスス(1946)(+)
明日のための5つの練習曲(1959)(+)
パオロ・ヴェルガーリ(ピアノ)
ヤシ国立フィルハーモニー管弦楽団(*)
ミケーレ・サントルソーラ(指揮(*))
録音:2005年1月17日、4月20日、7月1日、
ヤシ・フィルハーモニー・ホール(ルーマニア)(*)
モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス(+)
世界初録音。

PH 07124 \1980
シューマン(1810-1856):ピアノ四手連弾作品集
小さな子供と大きな子供のための12の連弾小品 Op.85(1849)
舞踏会の情景(9つの特徴的小品)Op.109(1851)
子供の舞踏会(6つの易しい舞曲)Op.130(1853)
クリスティーナ・ビアジーニ、マルコ・マルツォッキ(ピアノ)
録音:2006年11月30日、12月1-2日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 07125 \1980
アルベルト・ボネーラ(1950-):ピアノ作品集
ピアノ協奏曲第1番(*)
無調の7つの悲歌(+)/意識の即値データ/幻想即興曲第1番
幻想即興曲第2番/スケルツォ第1番/スケルツォ第2番
アンダンテ・メランコリコ
エンリコ・ポンピーリ(ピアノ)
バカウ・ミハイル・ジョラ・フィルハーモニー管弦楽団(*)
オヴィディウ・バラン(指揮(*))
録音:2006年9月6-7日、2007年1月4日、2月12日、
バカウ(ルーマニア)、アテネウム・ミハイル・ジョラ(*)
モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス(*以外)
(+)を除き世界初録音。

PH 07126 \1980
19-20世紀ロシアのピアノ音楽
パウル・デ・シュレーツァー(1841-1989):練習曲変イ長調 Op.1 No.2
ストラヴィンスキー(1882-1971):4つの練習曲 Op.7
リムスキー=コルサコフ(1844-1908)/
ラフマニノフ(1873-1943)編曲:くまばちの飛行
プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ第2番ニ短調 Op.14
スクリャービン(1872-1915):12の練習曲 Op.8
パオラ・ブルーニ(ピアノ)
録音:2007年5月25-27日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス

PH 07128 \1980
ブラームス(1833-1897):
クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120 No.1
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120 No.2
クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲イ短調 Op.114(*)
アントニオ・ティネッリ(クラリネット)
ジョルジョ・カサーティ(チェロ(*))
ジュリアーノ・マッツォッカンテ(ピアノ)
録音:2007年10月22-25日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 07129 2枚組 \3960
フロイライン・ムジカ
ブゾーニ(1866-1924):ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲ニ短調 KV80(*)
R・シュトラウス(1864-1949):ピアノ四重奏曲ハ短調 Op.13
マーラー(1860-1911):ピアノ四重奏曲イ短調(1876)
エドリル・サーノ(ヴァイオリン)
サンドロ・アチナプーラ(ヴァイオリン(*))
マウラ・ブルスケッティ(ヴィオラ)
エリザベッタ・ブランカ(チェロ)
アンドレア・バンバーチェ(ピアノ)
アルマ・マーラー(1879-1964):5つの歌曲(1910)
静かな町,私の父の庭園で,暖かい夏の夜,
あなたのそばでは心おきなく,私は花々の下をさすらう
マーラー:さすらう若者の歌(4曲)
ブゾーニ:2つのヘブライの歌 Op.15/アヴェ・マリア/夜の安らぎ
R・シュトラウス:
クリスマスの歌/宿り/冬の旅/献身 Op.10 No.1/夜 Op.10 No.3
万霊節 Op.10 No.8/マドリガル Op.15 No.1/明日の朝 Op.27 No.4
カタリーナ・ニコリッチ(メゾソプラノ)
アンドレア・バンバーチェ(ピアノ)
録音:2005年2月28-29日、7月19-20日、2006年9月16日、
モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス

PH 08131 \1980
ユーラシア クラリネットとギターのための現代作品集
マーク・ヒュートン(ハフトン?)(1959-):
オーロラ Op.68(*)/4つのジャズ・ワルツ Op.53(*)/チェンジ Op.57(*)
デイヴィッド・W・ソロモンズ(1953-):
エクスマス・キャロル(*)/ペチコート・レーン(*)
パオロ・フォンターナ(1968-):8つの小品(*)
ヤン・フレイドリン(1944-):湖上の霧/優しさ/幼年期への道(*)
エマヌエル・ヴァール(1938-):ユダヤ二重奏曲 Op.69(*)
ローラン・ブトロス(1964-):アマジア/序奏とアルメニア舞曲
デュオ・ムサイコン
ダヴィデ・コンポステッラ(クラリネット)
アレッサンドロ・バルジミーニ(ギター)
録音:2008年2月10-11、14-15日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
(*)世界初録音。

PH 08133 \1980
アルフォンソ・レンダーノ(1853-1931):ピアノ作品集
カラブリアの主題による変奏曲(ジュゼッペ・マルトゥッツィに)
悲しいワルツ/農民の歌/妖精のガヴォット
3つの古風なソナティネ Op.25(マダム・アラベラ・ゴダードに)
二重唱…言葉のない/風変わりなセレナード
カラブリア風(新年の贈り物)/カラブロの山の人々
Lento, pensoso, con profonda tristezza
巡り会い(シャンペトルの絵)/ワルツを踊る
メロディー(左手のための)/タランテッラ
ダニエラ・ローマ(ピアノ)
録音:2007年10月14-16日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
世界初録音。

PH 08134 \1980
パガニーニ(1782-1840):24の奇想曲 Op.1
アルド・マタッサ(ヴァイオリン)
録音:2006年10月14日、12月15日、2007年2月13日、
モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス

PH 08135 \1980
ハイドン(1732-1809):アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII:6
モーツァルト(1756-1791):幻想曲 ハ短調 K.475
シューベルト(1797-1828):
アレグレット ハ短調 D.915/ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
エウジェニオ・デ・ローザ(ピアノ)
録音:2007年12月18-19日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 08136 \1980
子供の音楽
ヴィンチェンツォ・ベッリ(1853-1938):夕べの鐘
ニーノ・ロータ(1911-1979):子供のための7つの小品
ヴァレンティーノ・ブッキ(1916-1976):小さな王子様
アルベルト・モッツァーティ(1917-1982):音楽のスライドショー
レーモ・ヴィンチゲッラ(1956-):金曜日のソナティナ
セルジョ・カッリガリス(1941-):レンツォのピアノ・ブック
ファビオ・ファルセッタ(ピアノ)
録音:2007年10月14-16日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 08137 \1980
20世紀の遊びとその反映 音楽における子供
ソフィア・グバイドゥーリナ(1935-):楽器玩具
ヘルムート・ラッヘンマン(1935-):子供の遊び
ジェルジ・クルターグ(1926-):遊びI
無窮動(Objet trouvè,チャイコフスキーへのオマージュ
メルセデス・サバラ(1963-):視線(*)
ステファノ・プロカッチョーリ(1960-):Quattro Grès per T.
パオロ・ロンゴ(1967-):遊びと子守歌
ベント・ロレンツェン(1935-):5つの易しいピアノ小品
武満徹(1930-1996):子供のためのピアノ小品
アントニエッタ・ロッフレード(ピアノ)
録音:2008年5月30日、6月1-2日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 08138 \1980
大地の抱擁
ストラヴィンスキー(1882-1971):
「春の祭典」(2台のピアノと打楽器のための)
バルトーク(1881-1945):2台のピアノと打楽器のためのソナタ
ジョルジャ・アレッサンドラ・ブルスティア、
ダミヤン・トゥドジャロフ(ピアノ)
ヴィットリオ・ナーゾ、タルチジオ・モリナーロ(打楽器)
録音:2008年6月14-16日、
ヴィーボ・ヴァレンティア県ステファナコーニ(イタリア)、
アウディトリウム・アカデミア・フィディア

PH 09141 \1980
アメイジング・グレイス
ジョン・ニュートン(1725-1807)作詞/作曲者不詳:アメイジング・グレイス
ウラディーミル・ヴァヴィロフ(1925-1973):カッチーニのアヴェ・マリア
モーツァルト(1756-1791):ラウダーテ・ドミヌム
シューベルト(1797-1828):アヴェ・マリア
バッハ(1685-1750)/グノー(1818-1893):アヴェ・マリア
フランク(1822-1890):天使の糧
ビゼー(1838-1875):アニュス・デイ
アルバート・ヘイ・マロット(1895-1964):主の祈り
ロルフ・ラヴランド(1955-):ユー・レイズ・ミー・アップ
ウィリアム・J・ガイザー(1936-):主は生きておられる[Because He Lives]
ローウェル・メイソン(1792-1872):主よ 御許に近づかん
Un-Young Na:主はわが羊飼い(ハングル語)
Duk-Shin Choi:私は宝石を持っていないが(ハングル語)
Kwon-Hee Lee:ミッション(ハングル語)
Sang-Woo Shin:神の御恵み(ハングル語)
ラニー・ウォルフ(1942-):誰かがあなたのために祈っている(ハングル語)
不詳:アメイジング・グレイス(ハングル語)
クリスティーナ・パーク・ヒョ=カン(ソプラノ)
ローマ弦楽五重奏団
録音:2009年3月9-11日、ローマ、
ヴィッシ・ダルテ=ヴィッシ・ダモーレ国際音楽アカデミー

PH 09142 \1980
現代ピアノ音楽
ファジル・サイ(1970-):3つのバラード(2002)/黒い大地(1997)
フレデリック・ジェフスキ(1938-):
ウィンズボロ・コットン・ミル・ブルース(1979)
ピート・スウェルツ(1960-):
フリデリク・ショパンを記念する5つの前奏曲(1993)
アルヴォ・ペルト(1935-):アリヌシュカの癒しにも基づく変奏曲(1977)
ピオトル・ラヘルト(1940-):ベティ・ビーの3枚の写真(1997)
武満徹(1930-1996):リタニー(1990)
ジェルジ・クルターグ(1926-):遊び(1973)から 無窮動
ジョージ・クラム(1929-):
マクロコスモス(1972)から 太古の響き(創世I) 蟹座
ジョン・ケージ(1912-1992):ある風景の中で(1947)
サンテ・ブルーノ(ピアノ)
録音:2009年8月3-4日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス




<PHOENIX CLASSICS>
ご案内は現在入手可能な商品を発売の新しい順に数回に分けて行います。
今回は2000年から2002年にかけて発売されたものを中心ご案内いたします。

PH 00602 \1980
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.35(*/+)
ピアノ協奏曲第2番ヘ長調 Op.102(*)
バレエ「黄金時代」からの交響組曲 Op.22a; 序奏,アダージョ,
ポルカ,舞曲
マウリツィオ・バルボロ(ピアノ(*))
ウラディスラフ・ダヴィドフスキ(トランペット(+))
ベラルーシ・フィルハーモニー管弦楽団
アントネッロ・ゴッタ(指揮)
録音:1993年12月9-11日、ミンスク(ベラルーシ)、
国立フィルハーモニー・ホール

PH 00603 \1980
ウンベルト・レオナルド(1954-):毒蜘蛛の踊り
毒蜘蛛の踊り,第1の解毒,第2の解毒,第3の解毒,
第4の解毒,第5の解毒,第6の解毒,第7の解毒,
第8の解毒,第9の解毒,毒蜘蛛の休息,タンゴ
ウンベルト・レオナルド(ギター)
マリアナ・ムレサヌ(ヴァイオリン)
アッカデーミア・ディ・ナポリ弦楽四重奏団
録音:1999年2、3月、ナポリ、スタジオ52
世界初録音。

PH 00604 \1980
ガーシュウィン(1897-1938):ピアノ作品集
18の歌曲(作曲者編曲、ピアノ独奏版;1932)
子守歌(1919)/7つの前奏曲
「アイ・ガット・リズム」変奏曲(1934;ジュゼッペ・ルピス編曲、ピアノ
独奏版)(*)
2つのキーによる即興曲
「ポーギーとベス」
(1935)のオリジナル・スコアからのピアノ・セレクション(*)
(Sommertime,My man's gone now,A woman in a somethime thing,
I got plenty o'nuttin,It ain't necessary so,Bess you is my woman,
There's a boat dat's leavin' soon for New York を含む)
ジュゼッペ・ルピス(ピアノ)
録音:1999年11月28-30日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
(*)世界初録音。

PH 00605 \1980
マンドリン&ギター・デュオ・コンサート
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783)/ジークフリート・ベーレント編曲:
2つのヴァイオリン、チェロ、リュート、ギターと
コントラバスのための協奏曲ト長調(マンドリンとギターのための版)(*/+)
ベートーヴェン(1770-1827)/ジークフリート・ベーレント編曲:
マンドリンとチェンバロのためのアンダンテと変奏曲(*/+)
カルロ・ムニエル(1859-1911):スペイン奇想曲 Op.276(*/+)
ウンベルト・レオナルド(1954-):アルヘシラス(ギターのための)(+)
ヴィヴァルディ(1678-1741)/ウンベルト・レオナルド編曲:
マンドリンと弦楽のための協奏曲 P.134(マンドリンとギターのための版)(*/+)
ラッファエーレ・カラーチェ(1863-1934):
マンドリンのための前奏曲第2番 Op.49(*)
ヴィットリオ・モンティ(1868-1922)/ウンベルト・レオナルド編曲:
ヴァイオリンとピアノのためのチャルダーシュ
(マンドリンとギターのための版)(*/+)
ジュゼッペ・アネッダ(マンドリン(*))
ウンベルト・レオナルド(ギター)
録音:1986年11月14日、カンポバッソ、サヴォイア劇場、ライヴ

PH 00606 \1980
チャイコフスキー、スクリャービン:ピアノ・ソナタ集
チャイコフスキー(1840-1893):
ピアノ・ソナタ第1番ト長調「大ソナタ」Op.37(1878)
スクリャービン(1872-1915):
ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調 Op.23(1897-1898)
ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調 Op.30(1903)
ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ長調 Op.53(1907)
ボリス・ベクテレフ(ピアノ)
録音:2000年3月25-27日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
ボリス・ベクテレフ(ベフテリョフ)はモスクワ音楽院で学んだロシアのピアニ
スト。1970年ソヴィエト・ピアノ・コンクール優勝。1972年から1986年までモ
スクワ音楽院で教えた後1987年にイタリアへ移住。さらに1996年以降は日本に
住み、現在神戸女学院大学教授および武庫川女子大学教授。

PH 00607 \1980
ラフマニノフ、バーバー:2台のピアノのための組曲集
ラフマニノフ(1873-1943):
組曲第1番「絵画的幻想曲」Op.5(1893)/組曲第2番 Op.17(1900-1901)
バーバー(1910-1981):組曲「思い出」Op.28(1852)
カミッロ・ベルテッティ、ウンベルト・ベルテッティ(ピアノ)
録音:2000年3月13-14日、ヴェネツィア県エラクレア、
エンタテインメント・スタジオ

PH 00608 \1980
チャイコフスキー、ラフマニノフ:ピアノ作品集
チャイコフスキー(1840-1893):
いたずらっ子 Op.72 No.12/ロマンス Op.5
演奏会用ポロネーズ Op.72 No.7/対話 Op.72 No.8
ワルツ Op.40 No.8/夜想曲 Op.19 No.4/狂詩曲 Op.19 No.5
夜想曲 Op.10 No.1/ユモレスク Op.10 No.2
サロン用ワルツ Op.51 No.1
ラフマニノフ(1873-1943):6つの楽興の時 Op.16(1907)
パスクアーレ・イアンノーネ(ピアノ)
録音:1999年12月13-15日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 00609 \1980
ブゾーニ、タリアピエトラ:ピアノのための前奏曲集
フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924):24の前奏曲 Op.37
ジーノ・タリアピエトラ(1887-1957):8つの前奏曲(*)
ダニエーレ・ペトラリア(ピアノ)
録音:2000年5月19-20日、6月20日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
ジーノ・タリアピエトラはブゾーニの愛弟子。師匠顔負けの超絶技巧的なピ
アノ作品・編曲を書きました。(*)世界初録音。

PH 00611 \1980
ミルシテイン、グリーグ、ラヴェル、ピアソラ:
ヴァイオリンとピアノのための作品集
ナタン・ミルシテイン(1904-1992):
パガニーニアーナ(無伴奏ヴァイオリンのための変奏曲)
グリーグ(1843-1907):ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45(*)
ラヴェル(1875-1937):ツィガーヌ(演奏会用狂詩曲)(*)
アストル・ピアソラ(1921-1992)/マルコ・ファッブリ編曲:
ブエノスアイレスの四季(*)(+)
ルーカ・ファンフォーニ(ヴァイオリン)
モニカ・フィーニ(ピアノ(*))
録音:2000年3月7日、4月3日、5月19日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
(+)使用版による世界初録音。

PH 00612 \1980
ガーシュウィン(1898-1937):2台のピアノのための作品集
ラプソディ・イン・ブルー(ヘンリー・レヴィン編曲)
パリのアメリカ人(作曲者編曲)
ポーギーとベス(パーシー・グレインジャー編曲)
エレーナ・パゾッティ、パトリツィア・プラーティ(ピアノ)
録音:2000年3月16-17日、ヴェネツィア県エラクレア、
エンタテインメント・スタジオ

PH 00616 \1980
インゲボルク・レッフェンホルツの詩による歌曲集、その他珍しい歌曲集
ロベルト・ルーピ(1908-1971):トルバドゥールの5つの歌(1947)
シルヴェンテーゼ,歌,五月の歌,夜明け,紡ぎ歌
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
セファルディムの3つの歌(1958)
そびえる山々よ,一緒に見よう,静まりかえったある晩
グレゴリオ・ナルディ(1964-):
Li Tai Pe - Li Tai Po(1997)(*)/河口(1998)(*)
ジャック・イベール(1885-1935):ドン・キホーテ歌曲集(1931)
ドン・キホーテの出発,公爵の歌,ドゥルシネアの歌,
ドン・キホーテの死の歌
グレゴリオ・ナルディ:ベルンハルトの誕生に寄せて(1999)(*)
アルバン・ベルク(1885-1935):今私は一番強い巨人を倒した Op.2 No.3(1909)
グレゴリオ・ナルディ:明るい夜(2000)(*)/故郷(1997)(*)
パオロ・リオ・ナルディ(1899-1984):小さく大きな水平線(1917)
グレゴリオ・ナルディ:騎士(1996)(*)/ハイディの誕生に寄せて(1997)(*)
チャールズ・アイヴズ(1874-1954):私は恨まない(1899)
グレゴリオ・ナルディ:忘れられた芸術(1995)(*)
ピエロ・ルイジ・ツァンジェルミ(1927-):橋(1994)(*)
アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):別れ Op.1 No.2(1898)
レオナルド・ウォロフスキー(バリトン)
グレオリオ・ナルディ(ピアノ)
録音:2000年4月30日、5月2-3日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
ドイツ、テューリンゲンの詩人インゲボルク・フライフラウ・レッフェンホ
ルツ・フォン・コルベルク(1908-1983)の詩による歌曲(*)を中心としたアル
バム。アメリカ合衆国に生まれヨーロッパで活躍したレオナルド・ウォロフ
スキー(1923-2008)は録音当時76歳。(*)世界初録音

PH 00617 \1980
遭遇 ウゴレッティ、他:ギター作品集
パオロ・ウゴレッティ(1956-):
前奏曲とフーガ(2000)(*)/ウィンター・グラウンド(1991)(*)
ジグ(1991)(*)/アンセム(1997)(*)/タンゴとコラール(1999)(*)
ジルベルト・カッペッリ(1952-):ウンガレッティの断片集(1999)(*)
ミゲル・デ・フエンリャナ(1535-1578):ファンタジア第24番
カミッロ・トーニ(1922-1993):セレナード風(1979)
ミゲル・デ・フエンリャナ:ティエンポ
アルノルト・シェーンベルク(1874-1951)/
ジークフリート・ベーレント編曲:6つのピアノ小品 Op.19(1911)
カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007)/ピエロ・ボナグリ編曲:
「黄道十二宮」(1976)より 水瓶座,獅子座,天秤座(*)
ミゲル・デ・フエンリャナ:ファンタジア第27番
ジョン・ケージ(1912-1992)/ピエロ・ボナグリ編曲:ア・ルーム(1943)(*)
ミゲル・デ・フエンリャナ:ファンタジア第40番
ジェイムズ・フェラン(1931-):ギター曲第1番(1999)
ミゲル・デ・フエンリャナ:ファンタジア第28番
デイヴィッド・ホロヴィッツ(1942-):瞑想(1998)(*)
ピエロ・ボナグリ(ギター)
録音:2000年7月24-25日、9月12日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
(*)世界初録音。

PH 00618 \1980
サクソフォンとピアノのための音楽
アンドレ・シャイユー(1904-):アンダンテとアレグロ
ポール・クレストン(1906-1985):アルトサクソフォン・ソナタ Op.49
イヴォン・ブレル(1932-):サクソフォン・ソナタ
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):アルトサクソフォンとピアノのためのアリア
ポール・ボノー(1918-1995):アルトサクソフォンとピアノのための組曲
ジャン・フランセ(1912-1997):異国風の5つの舞曲
マルク・エイシェンヌ(1933-):サクソフォン・ソナタ
ロリス・コルマオル(サクソフォン)
レアンドロ・カメロット(ピアノ)
録音:2000年11月2日、2001年1月13-31日、
モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス
世界初録音とのことですが、全曲ではないと思われます。

PH 00620 \1980
吹奏楽コンサート
ロッシーニ(1792-1868):オペラ「アルジェのイタリア女」
エンニオ・モリコーネ(1928-):モーメント・フォー・モリコーネ
フランク・W・ミーチャム(1850-1896):アメリカン・パトロール
レオーネ・ツァルド:アヴェ・マリア(*)
レデント・ツァルド:愛の夜(ロマンス)(*)
ヤン・ヴァンデルロースト(1956-):アーセナル
ニーノ・ロータ(1911-1979):道
アントニオ・メネゲッティ:ラ・カンツォーネ・デル・グラッパ(*)
ヤコブ・デ・ハーン(1959-):コンチェルト・ダモーレ
ジョン・カカヴァス(1930-):イタリア映画テーマ音楽集
テッド・ハゲンス:新バロック組曲
エドゥアルド・ディ・カプア(1865-1917):オ・ソレ・ミオ(*)
ルイジ・デンツァ(1846-1922):フニクリ・フニクラ(*)
クリスティアン・リッチ(テノール(*))
クレスパーノ・デル・グラッパ・フィルハーモニー協会吹奏楽団
マッシモ・グレスパン(指揮)
録音:1999年5月20日、9月17日、10月10日、
トレヴィーゾ県クレスパーノ・デル・グラッパ、ベルヴェデーレ劇場

PH 00621 \1980
ショパン(1810-1849):練習曲全集
12の練習曲 Op.10(*)/12の練習曲 Op.25(+)/3つの新しい練習曲(+)
マウリツィオ・バリーニ(ピアノ)
録音:2000年1月26-28日、フィレンツェ、
バルトトメオ・クリストフォリ・ピアノ・アカデミー
使用楽器:1830年、ヴィルヘルム・ランゲ製(*)/1849年、
イグナス・プレイエル製(+)

PH 00622 \1980
J・S・バッハ(1685-1750)/
ヨゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901)編曲:
ゴルトベルク変奏曲(2台のピアノのための版;1883)
パトリツィア・プラーティ、エレーナ・ヴァレンティーニ(ピアノ)
録音:2000年10月13-14日、ポルデノーネ県サチーレ、
ファツィオリ・ピアノ工場
使用楽器:ファツィオリ製、F.278(2台)
ラインベルガーが節度ある加筆によりモダーン・ピアノでの演奏効果を最大
限に引き出した編曲版。この版にさらにマックス・レーガーが手を加えた版
も存在します。当録音のために特別に調律されたファツィオリ製同型のピア
ノ2台を使用。

PH 00623 \1980
アウグスタ通り スペインとイタリアのピアノ音楽
ホアキン・トゥリナ(1882-1849):スペインの女たち Op.17(1917)(*)
リッカルド・ザンドナイ(1883-1944)/エミーレ・タヴァン編曲:メレニス
アンドレア・マスカーニ(1917-):ソナティネ
マヌエル・パラウ(1893-1967):スペイン前奏曲集 から カスティリャ前奏曲
ロマン・アリス(1931-):短い舞曲のロンド(幻想曲)Op.115
マッシモ・プリオリ(1962-):3つのヴィルトゥオーゾ的小品(1998)
パトリック・トレンティーニ(ピアノ)
録音:2000年8月7-9日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス
(*)以外世界初録音。
Via Augusta. Spanish & Italian Piano Works. Turina, Zandonai, A.Mascagni,

PH 01701 2枚組 \3960
ヴェルディ(1813-1901):オペラ・アリア&二重唱曲集
「ファルスタッフ」から Sull fil d'un soffio etesio(*)
「運命の力」から Pace, pace, mio Dio(*)
「アイーダ」から O cieli azzurri(*)
「仮面舞踏会」から Ma dall'arido stelo divulsa(*)
「ナブッコ」から Anch'io dischiuso un giorno(*)
「エルナニ」から Ernani, Ernani, involami(*)
「椿姫」から Addio, del passato bei sogni ridenti(*)/
Amato Alfredo - Prigi oh cara(*/+)/ Amami Alfredo(*/+)
「オテロ」から Scena, Canzone del Salice e Ave Maria(*)
「第一回十字軍のロンバルディア人」から La mia letizia infondere(+)
「マクベス」から Gran scena del sonnambulismo, una macchia e qui tutt'ora(*)
Ah, la paterna mano(+)
「トロヴァトーレ」から D'amor sull'ali rosee(*)/ Ah i beb mio(+)
「ドン・カルロ」から Tu che vanita conoscesti del mondo(*)
「リゴレット」から Parmi veder le lacrime(+)
マリア・ルイザ・カルニオ(ソプラノ(*))
クリスティアン・リッチ(テノール(+))
ロベルト・ロッセット(ピアノ)
録音:2000年9月23-24日、12月5日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 01702 \1980
新しい形式 トランペットとピアノのための音楽
ジョルジェ・エネスク(1881-1955):伝説
パウル・ヒンデミット(1895-1963):ソナタ
ジュゼッペ・マンツィーノ(1929-1992):ソナティナ(*)
マルセル・ビッチ(1921-):
ドメニコ・スカルラッティの主題による4つの変奏曲
スタンリー・ワイナー(1925-1992):組曲 Op.58
ステファノ・マルティノッティ:
ショート・メッセージ(ドナトーニへのオマージュ)(*)
ティエリ・エスケシュ(1965-):ダンス=ファンタジー
セルジョ・カゼージ(トランペット)シモーナ・ルッソ(ピアノ)
録音:2001年1月2-3日、6月15日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
(*)世界初録音。

PH 01703 \1980
Bフランチェスコ・ディ・ジョヴァンニ(1952-):
ブルー・ローマ ギター作品集
モダーン組曲(遅い時間)(2000)/ファンタジア・ロマンティカ(1976)
前奏曲、アンダンテと古風なアレグロ(1996)/断章集(1977)
アスファルトに咲いた花のための悲歌(1981)
ユートピアによる変奏曲「ファビオ・ファザーノに」(2000)
ソネット集(7つの特徴的小品;2001)
ブルー・ローマ「ジョージ・ガーシュウィンに」(1987)
ファビオ・ファザーノ(ギター)
録音:2000年6、10月、2001年4月、ローマ、
エレファンテ・ビアンコ・スタジオ
世界初録音。

PH 01704 \1980
パガニーニ(1782-1840):室内楽作品集
ヴァイオリン協奏曲ホ短調(ヴァイオリンとギターのためのオリジナル版)(*)
ギター独奏とヴァイオリン伴奏のための大ソナタ(+)
グランドヴィオラのためのソナタ(ヴィオラとギターのためのオリジナル版)(+)
マルチェッロ・デファント(ヴァイオリン、ヴィオラ)
クラウディオ・マルコトゥッリ(ギター)
録音:2001年6月19-20日(*)、7月20日(+)、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
(*)世界初録音。

PH 01707 \1980
フルートとピアノによるイタリア音楽リサイタル
マリオ・ピラーティ(1903-1938):ソナタ(*/+)(#)
フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924):アルバムの綴り(*/+)(#)
クラウディオ・ツァンペッティ(1967-):ソナティナ(*/+)
セルジョ・ツァンペッティ(1971-):魔法の歌(*/+)
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1885-1968):夜と月(*/+)
カルロ・ボッカドーロ(1963-):ソフレ(*)
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ:Calasciunate(+)
フランコ・マルゴーラ(1908-1992):序奏(*)/アレグロ(*)
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ:ミ=ラ(マッシモ・ミラに)(+)
クラウディオ・ツァンペッティ:遠ざかる練習曲(*)
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ:イギリス組曲(+)
フランコ・マルゴーラ:3つの小品(*/+)(#)
ヴィルジリオ・モルターリ(1902-1993):背景(*)(#)
クラウディオ・ツァンペッティ:幼年時代の画集(組曲)(*)
ニーノ・ロータ(1902-1993):5つの平易な小品(*/+)(#)
セルジョ・ツァンペッティ(フルート(*))
アルド・チッコリーニ(ピアノ(+))
録音:2000年6月27日、10月3日、2001年6月15日、
モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス
(#)以外世界初録音。アルド・チッコリーニ(1925年ナポリ生まれ、フランス
在住)は当レーベルにカステルヌオーヴォ=テデスコのピアノ作品集を録音し
ていました。

PH 01708 \1980
「鮮やかな、明るい」
スクリャービン(1872-1915):詩曲&ワルツ全集
ワルツ嬰ト短調/ワルツ変ニ長調/ワルツ ヘ短調 Op.1
詩曲嬰ヘ長調 Op.32 No.1/詩曲ニ長調 Op.32 No.2
ワルツ変イ長調 Op.38/悲劇的詩曲変ロ長調 Op.34
悪魔的詩曲ハ長調 Op.36/詩曲変ニ長調 Op.41
幻想的詩曲ハ長調 Op.45 No.1/詩曲ハ長調 Op.44 No.1
詩曲ハ長調 Op.44 No.2/翼のある詩曲ロ長調 Op.51 No.3
気だるい舞曲ト長調 Op.51 No.4/スケルツォ ハ長調 Op.46
詩曲ハ長調 Op.52 No.1/気だるい詩曲 Op.52 No.3
ワルツ風 ヘ長調 Op.47/詩曲・夜想曲 Op.61
詩曲 Op.59 No.1/詩曲 Op.59 No.2/詩曲「仮面」Op.63 No.1
詩曲「不思議」Op.63 No.2/詩曲 Op.69 No.1/詩曲 Op.69 No.2
詩曲 Op.71 No.1/詩曲 Op.71 No.2/詩曲「炎に向かって」Op.72
ボリス・ベクテレフ(ピアノ)
録音:2001年4月30日、5月2-3日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 01709 \1980
ヴィルジリオ・モルターリ(1902-1993):室内楽作品集
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調(1928)(*)
ヴァイオリンとピアノのためのパルティータ ト短調(1926)(*)
ハープ協奏曲(1970)(+/#)
成形(弦楽合奏のための;1988)(#)
カルメロ・アンドリアーニ(ヴァイオリン(*))
パスクアーレ・イアンノーネ(ピアノ(*))
ジュリアーナ・ブレッサン(ハープ(+))
ベネヴェント&サンニオ室内管弦楽団(#)
パオロ・ポンツィアーノ・チアルディ(指揮(#))
録音:1998年2月22-24日、ベネヴェント市立V・エマヌエーレ劇場(#)
2000年10月13-14日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス(*)
世界初録音。

PH 01711 \1980
ピエル・アドルフォ・ティリンデッリ(1858-1937):室内アリア集
ロベルタ・カンツィアン(ソプラノ)
ロベルト・ベルトゥッツィ(ピアノ)
録音:2001年5月7-8日、2002年1月23-24日、
モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス

PH 01712
リチニオ・レフィーチェ(1883-1954):室内アリア集(24の未出版歌曲)
Mi fano intender(*)/ Dio ti salvi, o Maria(*)/ Lo so, Maria
la Vita(*)/ Rassomigliano invan / Ad una nuvoletta
È carovana immensa ? Sulla via Appia / Frammenti
Margherita / Ombra di nube(*)/ Virgo dolorum(*)
La stella di ponente(*)/ Fiore di acanto / Gl'angelitte
Invocazione(*)/ Peace at home / Custodi eam Domine
Tu, la Medusa / Stornelli Montani(*)/ Stornellata umbra(*)
Fiore sognato dal Giuglio / Jam hiems transiit / Dormi non piangere
マリア・カルメーラ・コンティ(ソプラノ(*))
ラウラ・チェッレッティ(ソプラノ(*以外))
ジョヴァンニ・ヴァッレ(ピアノ)
録音:2001年7月24日、2004年5月7日、8月20日、
モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス(*)
(*)世界初録音。

PH 01714 \1980
シューベルト、ブラームス:ピアノ四手連弾作品集
シューベルト(1797-1828):
幻想曲ヘ短調 Op.103 D.940
アンダンティーノと変奏曲変ロ短調 Op.84 No.1
スコットランド舞曲 Op.49 No.1-Op.18 No.4
ワルツ集 Op.9a Nos.1,2,3,12
レントラー集 Op.18b Nos.1,2,3
ワルツ集 Op.18a No.1
感傷的ワルツ集 Op.50a Nos.1,2,3,13
ブラームス(1833-1897):
シューマンの主題による変奏曲 Op.23
16のワルツ Op.39
マルゲリータ・マラゴーリ、ロベルト・グエッラ(ピアノ)
録音:2001年3月23-24日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 01715 \1980
ボッケリーニ、モーツァルト、ドメニコ・プッチーニ:協奏曲集
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):
2つのヴァイオリンとチェロのための協奏交響曲第2番 Op.7 G.491
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲第11番ヘ長調 K.413(387a)(*)
ドメニコ・ヴィンチェンツォ・マリア・プッチーニ(1771-1815):
ピアノ協奏曲変ロ長調(*)
シモーネ・ソルダーティ(ピアノ(*))
ルイジ・ボッケリーニ室内管弦楽団
録音:2001年6月28-29日、ルッカ、ジュリオ劇場

PH 01716 \1980
パオロ・ウゴレッティ(1956-):隠された泉 ピアノ作品集
秋の星の下で/速い舞曲/エリザベッタの小品/パッセージの対位法
隠された泉/国境の地/実生活/幸せな祝賀で/リチェルカーレ
ディ・パッサージョ/メラブの美女/愛の曲/メリーゴーランド
リチェルカーレ/叫んでいる水車屋/軽装の旅
エリザベッタ・マルコリーニ(ピアノ)
録音:2001年4月1-3日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス

PH 01719 \1980
ダリウス・ミヨー(1892-1974):
ヴィオラ・ソナタ第1番 Op.240
小さなワニの踊り(ヴァイオリンとピアノのための)Op.256(*)
4つの顔(ヴィオラとピアノのための)Op.238
ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.3
ヴィオラ・ソナタ第2番 Op.244(*)
マルチェッロ・デファント(ヴァイオリン、ヴィオラ)
ヴェロニク・ペリセロ(ピアノ)
録音:2000年6月6-9日、クレモナ県パラッツォ・ピニャーノ、
プロトロマニカ教区教会

PH 01720 \1980
アルド・ヴィアネッロ(1958-):チャクラ、エネルギーの輪
ムーラーダーラ(12弦ギターと声のための)
スヴァーディシュターナ(12弦ギターと声のための)
マニプーラ(12弦ギターと声のための)
アナーハタ(12弦ギターと声のための)
ヴィシュダ(12弦ギターのための)
アージュニャー(12弦ギターのための)
サハスラーラ(12弦ギター、スワラマンダルとギター)
アルド・ヴィアネッロ(12弦ギター、スワラマンダル、ギター、声)
録音:2000年12月15-17日、リミニ県サルデーチョ、プライヴェート・スタジオ




<Alto>
アルト 第2回旧譜情報 (今回にて旧譜ご案内完了)

ALC 1001 \880
ボヘミアのバロックとその後の音楽 Vol.1
イジー・アントニーン・ベンダ(1722-1795):交響曲第4番ヘ長調
ヨセフ・バールタ(1744-1787):交響曲ハ短調
フランチシェク・クサヴェル・リフテル(1709-1789):
チェンバロ協奏曲ホ短調(*)
ヤン・ヴァーツラフ・スタミツ(1714-1757):田園交響曲ニ長調 Op.4 No.2
ヤン・クシチテル・ヴァンハル(1739-1813):交響曲ホ短調
チェコ室フィルハーモニー管弦楽団
ヴォイチェフ・スプルニー(チェンバロ(*)、指揮)
録音:2005年5、6、10月、プラハ、
アルコ・ディーヴァ・ドモヴィナ・スタジオ

ALC 1002 \880
ボヘミアのバロックとその後の音楽 Vol.2
ヤン・クシチテル・ヴァンハル(1739-1813):交響曲ト短調
フランチシェク・クサヴェル・ドゥシェク(1731-1799):交響曲ハ長調
フランチシェク・クサヴェル・ブリクシ(1732-1771):
チェンバロ協奏曲ト長調(*)
アントニーン・ヴラーニツキー(1761-1820):交響曲ハ長調
チェコ室フィルハーモニー管弦楽団
ヴォイチェフ・スプルニー(チェンバロ(*)、指揮)
録音:2004年6月、プラハ、アルコ・ディーヴァ・ドモヴィナ・スタジオ

ALC 1003 \880
ボヘミアのバロックとその後の音楽 Vol.3
イジー・イグナーツ・リネク(1725-1791):田園交響曲ハ長調
レオポルト・コジェルフ(1747-1818):交響曲ト短調
フランチシェク・クサヴェル・ブリクシ(1732-1771):交響曲ニ長調
アントニーン・レイハ(アントン・ライヒャ)(1770-1836):
交響曲変ホ長調 Op.41
チェコ室フィルハーモニー管弦楽団
ヴォイチェフ・スプルニー(指揮)
録音:2002年11月、2003年2月、プラハ、
アルコ・ディーヴァ・ドモヴィナ・スタジオ

ALC 1004 \880
中世のクリスマス
Ductia(13世紀イングランド;器楽)
Alle Psallite(14/15世紀フランス)
Portugaler(14/15世紀フランス;器楽)
Angelus ad Virginem
Puer Natus est Nobis(グレゴリオ聖歌)
In Seculum Breve(13世紀フランス;器楽)
Orientis Partibus(Song of the Ass)(13世紀フランス)
Ductia(13世紀イングランド;器楽)
Verbum Patris(12世紀フランス)
E Semine Rosa(ペロタン作曲?;12/13世紀フランス)
Alleluia Psallat(14/15世紀イングランド)
This Yol(14/15世紀イングランド;器楽)
Edi Beu Thu(13世紀イングランド)
Ecce Quod Natura(15世紀イングランド)
Nova, Nova(15世紀イングランド)
Goday My Lord Syre Christemasse(15世紀イングランド)
Danse Real(13世紀フランス;器楽)
Beata Viscera(ペロタン作曲、12/13世紀フランス)
Viderunt Omnes(グレゴリオ聖歌)/Virgo(器楽)
Beata Viscera(13世紀イングランド)
Tui Sunt Coeli(グレゴリオ聖歌;オフェルトリウム)
Viderunt Omnes(グレゴリオ聖歌;コムニオ)
Quene Note(14/15世紀イングランド;器楽)
Solis Ortus(ジル・バンショワ(1400-1460)作曲)
Aeterna Christi Munera(グレゴリオ聖歌;賛歌)
Tard Il Mio Cor(15世紀イングランド;器楽)
Ther Ys No Rose(15世紀イングランド)
Nowel, Synge We(15世紀イングランド)
Nowel, Owt of Your Slepe(15世紀イングランド)
Hayl Mary(15世紀イングランド)
Synge We To Thys Mery Cumpane(15世紀イングランド)
プロカンツィオーネ・アンティクァ
チャールズ・ブレット、ティモシー・ペンローズ(カウンターテナー)
ジェイムズ・グリフェット、ニール・ジェンキンズ、
イアン・パートリッジ(テノール)
マイケル・ジョージ、スティーヴン・ロバーツ、ゴードン・ジョーンズ、
ブライアン・イサーリッジ(バス)
イギリス中世管楽アンサンブル
マーク・ブラウン(指揮)
録音:1986年 原盤、ライセンサー:PCA Ltd. 前出:IMP, PCD 844

ALC 1010 \880
モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調 K.378(*)
ハイドン(1732-1809):ピアノ・ソナタ第39番ニ長調 Hob.XVI:24(+)
ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78(#)
オレグ・カガン(ヴァイオリン(*/#))
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1982年、モスクワ、プーシキン美術館、
「十二月の夜」音楽祭、ライヴ(*)
1985年、フライブルク(ドイツ)、ライヴ、日本ビクターによる録音(+/#)
ライセンサー:CDK(*)/Olympia(+/#)

ALC 1011 \880
リスト(1811-1886):
ピアノ協奏曲第1番変ホ長調(*)/ピアノ協奏曲第2番イ長調(*)
ピアノ・ソナタ ロ短調(+)/メフィスト・ワルツ第1番(+)
ホルヘ・ボレット(ピアノ)
ロチェスター交響楽団(*)
デイヴィッド・ジンマン(指揮(*))
録音:1979年10月、合衆国ニューヨーク州ロチェスター、
イーストマン劇場、ADD(*)
1960年(1997年デジタル・リマスター)、ADD(+)
原盤、ライセンサー:Vox, SPJ Music(*)/Everest USA(+)

ALC 1013 \880
ホルスト(1874-1934):
組曲「惑星」Op.32(*)
セント・ポール組曲 Op.29 No.2(+)
ブルック・グリーン組曲(1933)(#)
アンブロジアン合唱団(*)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーノン・ハンドリー(指揮(*/+)
バリー・ワーズワース(指揮(#))
録音:1993年10月、ロンドン、キルバーン、聖オーガスティン教会(*/+)
1994年8月、ロンドン、CTSスタジオ(#)
原盤:RPO ライセンサー:M.A.T.Music Theme Licensing,
Dublin and Hamburg

ALC 1019 \880
ハチャトゥリアン(1903-1978):組曲と舞曲集
劇付随音楽「仮面舞踏会」組曲(1944)(*)
ワルツ,夜想曲,マズルカ,ロマンス,ギャロップ
劇付随音楽「バレンシアの寡婦」組曲(1940/1957)(+)
序奏,セレナード,歌,滑稽な舞曲,間奏曲,舞曲
舞踏組曲(1933)から コーカサス舞曲,ウズベク舞曲(#)
映画音楽「スターリングラードの戦い」組曲(1949)(+)
ヴォルガ河畔の都市,侵入,スターリングラード炎上,
母国のための戦い,勝利への前進,ヴォルガ川の岩山
アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団
ロリス・チェクナヴォリアン(指揮)
録音:1991年(*)、1993年(+)、1995年(#)、
イェレヴァン(アルメニア)、アラム・ハチャトゥリアン・ホール
ライセンサー:Sanctuary Classics, a Division of Sanctiary
Records Group
Ltd. 前出:ASV
吹奏楽のレパートリーとしておなじみの「バレンシアの寡婦」を収録した注目
盤。弊社がALTOの扱いを開始して以来、この商品に関し「バレンシアの窓」
(The Valencian Window ?)という曲目での問い合わせをいくつかいただきまし
たが、正しくは「バレンシアの寡婦」(The Valencian Widow)ということでお
願いいたします。

ALC 1020 \880
プッチーニ(1858-1924):オペラ「ボエーム」(抜粋)
マリア・カラス(ソプラノ:ミミ)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール:ロドルフォ)
ロランド・パネライ(バリトン:マルチェッロ)
マヌエル・スパタフォーラ(バリトン:ショナール)
ニコラ・ザッカリア(バス:コッリーネ)
アンナ・モッフォ(ソプラノ:ムゼッタ)
ミラノ・スカラ座管弦楽団
アントニーノ・ヴォット(指揮)
録音:1956年 原盤:EMI

ALC 1022 \880
ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950):交響的作品全集 Vol.12
交響曲第16番ヘ長調 Op.39(*)
交響曲第19番変ホ長調(吹奏楽のための)Op.46(+)
ロシア国立交響楽団(*)
ソヴィエト国立交響楽団(+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1993年(*)、1970年(+)、モスクワ音楽院大ホール(*/+)、ADD(+) 
原盤:Olympia U.K., OCD 742(未発売)
倒産した英国OLYMPIAレーベルからVol.10まで発売されていた全集の続編。

ALC 1023 \880
ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950):交響的作品全集 Vol.13
祝典序曲ハ長調 Op.48/交響曲第17番嬰ト短調 Op.41
交響曲第21番嬰ヘ短調 Op.51
ロシア国立交響楽団エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:モスクワ音楽院大ホール 原盤:Olympia U.K., OCD 743(未発売)
倒産した英国OLYMPIAレーベルからVol.10まで発売されていた全集の続編。

ALC 1036 \880
ミチェスワフ(モイセイ)・ヴァインベルク(1919-1996):
弦楽合奏のための室内交響曲第1番 Op.145(1986)
弦楽合奏とクラリネットのための室内交響曲第4番 Op.153(1992)
ウメオ交響楽団
トルド・スヴェードルンド(指揮)
録音:1998年5月、ストレームベーク・フォーク・ハイスクール(スウェーデン)
原盤:Olympia U.K., OCD 631

ALC 1037 \880
ミチェスワフ(モイセイ)・ヴァインベルク(1919-1996):
交響曲第2番 Op.30(1945-1946)
弦楽合奏とティンパニのための室内交響曲第2番 Op.147(1987)
ウメオ交響楽団
トルド・スヴェードルンド(指揮)
録音:1998年5、9月、ストレームベーク・フォーク・ハイスクール
(スウェーデン)

ALC 1038 \880
ドヴォルジャーク(1841-1904):
2つのヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲ハ長調 Op.74 B.148(*)
弦楽四重奏曲「糸杉」B.152(*)
歌曲集「糸杉」B.11(+)
イギリス弦楽四重奏団(*)
フィリップ・ラングリッジ(テノール(+))
ラドスラフ・クヴァピル(ピアノ(+))
録音:1989年、ロンドン、ハーバーダッシャー・エイスクス(*)
1991年、ロンドン、聖バーナバス教会(+)
原盤&ライセンサー:Unicorn-Kanchana Records

ALC 1043 \880
ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950):交響的作品全集 Vol.17
交響詩「アラストル」Op.14/抒情協奏曲 Op.32 No.3
シンフォニエッタ Op.68 No.2
ロシア国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:モスクワ音楽院大ホール
原盤:Olympia U.K., OCD 747(未発売)
倒産した英国OLYMPIAレーベルからVol.10まで発売されていた全集の続編。

ALC 1045 \880
カヴァティーナ クラシカル・ギター名曲集
スタンリー・マイヤーズ(1930-1993):カヴァティーナ
アグスティン・バリオス(1885-1944):ワルツ Op.8 No.4
ガロト(1915-1955):Naqueles Velhos Tempos[昔のあの頃]
アグスティン・バリオス:マヒヘ
フランシスコ・タレガ(1852-1909):アルハンブラの思い出
イサーク・アルベニス(1860-1909):グラナダ/セビリャ
マヌエル・ポンセ(1882-1948):前奏曲ホ長調
エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):ショロ・ティピコ第1番
アントニオ・ラウロ(1917-1986):ベネズエラ・ワルツ第2番
レオ・ブローウェル(1939-):グアヒラ・クリオジャ/前奏曲ニ長調
ヘラルド・ヌニェス(1961-):タンゴ Op.7
サン・セバスティアン(ドノスティア神父)(1886-1956)/
ジョダシウ・ダマセノ編曲:哀歌
アグスティン・バリオス:情熱のマズルカ
アリリオ・ディアス・マラツ(1923-):スペインのセレナード
フランシスコ・タレガ:マリア/アデリタ
エンリケ・グラナドス(1867-1916):スペイン舞曲第10番
ジョン・W・デュアート(1919-2004):イダのための牧歌
マルセロ・カヤト(ギター)
録音:1987、1991、1992年、ロンドン、
ハーバーダッシャーズ・エイスクス・スクール
ライセンサー:MAMP 前出:IMP

ALC 1049 \880
ウィーンのゴールデン・オペレッタ
フランツ・レハール(1870-1948):
「微笑の国」から Dein ist mein ganzes Herz!(*)
「メリー・ウィドー」から
ヴィリヤの歌(+),Heia, Madel aufgeschaut(+/#),
Wie eine Rosenknospe(*/**)
ニコライ・ゲッダ(テノール(*)) 
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ(+))
エーリヒ・クンツ(バリトン(#)) エミー・ルーズ(ソプラノ(**))
フィルハーモニア管弦楽団 オットー・アッカーマン(指揮) 〔1953〕
フランツ・レハール:
「ジューディッタ」から Meine Lippen, sie kussen so heiss
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)
ウィーン・スターツオパー管弦楽団 
ローベルト・シュトルツ(指揮) 〔1958〕
フランツ・レハール:「ロシア皇太子」から Hab nur dich allein
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール) フィリーデリケ・ザイラー(ソプラノ)
シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団
フリッツ・マレチェク(指揮) 〔1957〕
フランツ・レハール:「ロシア皇太子」から ヴォルガの歌
ルドルフ・ショック(テノール) 管弦楽団
ヴィルヘルム・シュヒター(指揮) 〔1957〕
カール・ツェラー(1842-1898):「抗夫長」から
Sei nicht bos(*),Ich bin die Christel von der Post(+),
Wie mein ahn'l zwanzig jahr(ナイチンゲールの歌)(#)
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール(*)) ヴィルマ・リップ(ソプラノ(*))
ユリウス・パツァーク(テノール(#))
ウィーン交響楽団 ルドルフ・モラルト(指揮) 〔1957〕
カール・ミレッカー(1842-1899):「乞食学生」から Nur das eine bitt' ich
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール) フィリーデリケ・ザイラー(ソプラノ)
シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団
フリッツ・マレチェク(指揮) 〔1957〕
カール・ミレッカー:「デュバリ伯爵夫人」から Ich schenck mein herr
アンネリーゼ・ローテンベルガー(ソプラノ)
バイエルン放送交響楽団 ヴェルナー・シュミット=ベルケ(指揮) 〔1957〕
カール・ミレッカー:「乞食学生」から Ich hab kein Geld
ユッシ・ビョルリング(テノール) 管弦楽団
ニルス・グレヴィリウス(指揮) 〔1937〕
リヒャルト・タウバー:映画「オールド・チェルシー」から My Heart And I
リヒャルト・タウバー(テノール) 
管弦楽団 ヘンリー・ゲール(指揮) 〔1943〕
ヨハン・シュトラウスII(1825-1899):
「こうもり」から Spiel' ich die Unschuld
リタ・シュトライヒ(ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) 〔1955〕
ヨハン・シュトラウスII:
「こうもり」から Klange der Heimat(チャルダーシュ)
セナ・ユリナッチ(ソプラノ)
南西ドイツ放送交響楽団 ヴィルヘルム・シュヒター(指揮) 〔1950〕
イムレ・カールマーン(1882-1953):「マリーツァ伯爵夫人」から
Komm Tzigany(*),Kommt mir nach Varasdin(+)
ルドルフ・ショック(テノール(*))
シャリ・バラバシュ(ソプラノ(+)) ルペルト・グラヴィチ(テノール(+))
管弦楽団 ヴィルヘルム・シュヒター(指揮) 〔1954〕
録音:上記〔年〕、AAD 原盤:EMI, Decca, BMG, 他、AAD
原盤の状態に起因するノイズ、音割れ、音揺れ等がございます。あらかじめ
ご了承ください。

ALC 1055 \880
エルガー(1857-1934):
「エニグマ」変奏曲 Op.36(*)
序曲「南国で」(アレッショ)Op.50(+)
序奏とアレグロ Op.47(#)
ロンドン交響楽団(*)
エドゥアルド・マータ(指揮(*))
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(+/#)
ユーディ・メニューイン(指揮(+))
バリー・ワーズワース(指揮(#))
録音:1987年(*)/1994年5月、ロンドン、CTSスタジオ(+/#) 
原盤:Vox(*)/RPO(+/#)

ALC 1056 \880
ディヌ・リパッティ・プレイズ・ショパン
ショパン(1810-1849):
14のワルツ(#)
変ホ長調 Op.18/変イ長調 Op.34 No.1/イ短調 Op.34 No.2
ヘ長調 Op.34 No.3/変イ長調 Op.42/変ニ長調 Op.64 No.1
嬰ハ短調 Op.64 No.2/変イ長調 Op.64 No.3/変イ長調 Op.69 No.1
ロ短調 Op.69 No.2/変ト長調 Op.70 No.1/ヘ短調 Op.70 No.2
変ニ長調 Op.70 No.3/ホ短調 Op.posth.
舟歌嬰ヘ長調 Op.60(+)/夜想曲変ニ長調 Op.27 No.2(*)
マズルカ嬰ハ短調 Op.50 No.3(#)
ディヌ・リパッティ(ピアノ)
録音:1947年(*)/1948年(+)/1950年(#)、AAD 原盤:EMI

ALC 1057 \880
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1959):チェロとピアノのための作品集
チェロ・ソナタ第1番(1939)/チェロ・ソナタ第2番(1941)
チェロ・ソナタ第3番(1952)/スロヴァキア民謡による変奏曲(1959)
ロッシーニの主題による変奏曲(1942)
カリーネ・ゲオルギアン(チェロ)
イアン・ムンロ(ピアノ)
録音:1998年、ロンドン、The Warehouse 一般流通商品としては初出の音源

ALC 1059 \880
ヴィヴァルディ(1678-1741):
6つのフルート協奏曲 Op.10
第1番ヘ長調「海の嵐」RV433/第2番ト短調「夜」RV439
第3番ニ長調「ごしきひわ」RV428/第4番ト長調 RV435
第5番ヘ長調 RV434/第6番ト長調 RV437
フルート協奏曲イ短調 RV440
ジェニファー・スティントン(フルート)
コンセルトヘボウ室内管弦楽団
セリア・ハーパー(チェンバロ)
ロビン・ジェフリー(テオルボ)
ハリー・クリストファーズ(指揮)
録音:1991年11月、アムステルダム、コンセルトヘボウ・ホール 
原盤:Collins

ALC 1061 \880
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525-1594):
教皇マルチェルスのミサ(*)/スターバト・マーテル(*)
ミサ・ロム・アルメ(5声)(+)/救い主の麗しき御母(アンティフォナ)(*)
私は日々罪を犯し(モテット)(*)
プロ・カンツィオーネ・アンティクァ
ポール・エスウッド(*)、ティモシー・ペンローズ、ケヴィン・スミス(*)、
チャールズ・ブレット(+)、
アシュリー・スタッフォード(+)(カウンターテナー)
ジェイムズ・グリフェット、イアン・パートリッジ、
ウィンフォード・エヴァンズ(+)(テノール)
ゴードン・ジョーンズ、スティーヴン・ロバーツ、マイケル・ジョージ、
ブライアン・イサーリッジ(*)、エイドリアン・ピーコック(*)、
クリストファー・キート(+)(バス)
ブルーノ・ターナー(指揮(*))
マーク・ブラウン(指揮(+))
録音:1980年、ロンドン、ブルック・ストリート、聖オールバン教会、ADD(*)
1990年2月19-22日、ロンドン、ゴスペル・オーク、オール・ハローズ教会(+)
原盤:PCA 前出:IMP, 他

ALC 2007 2枚組 \1300
チャイコフスキー(1840-1893):オペラ「エフゲニー・オネーギン」
タマーラ・ミラシキナ(ソプラノ:タチアナ)
タマーラ・シニャフスカヤ(アルト:オリガ)
ウラディーミル・アトラントフ(テノール:レンスキー)
ユーリー・マズロク(バリトン:エフゲニー・オネーギン)
エフゲニー・ネステレンコ(バス:グリョーミン) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
ゲンナジー・チェルカーソフ(指揮)
録音:1984年、モスクワ放送スタジオ5 ライセンサー:A-Tempo/Aquarius

ALC 5001 5枚組 \2600
シベリウス(1865-1957):ピアノ音楽全集
[CD-1](*)
10のピアノ小品 Op.24
即興曲,ロマンス,奇想曲,ロマンス,ワルツ,牧歌,アンダンティーノ,
夜想曲,ロマンス,舟歌
6つの即興曲 Op.5
10のバガテル Op.34
ワルツ,踊り歌,マズルカ,クプレ,気まぐれ,夢,田園舞曲,ハープ弾き,
感謝,思い出
[CD-2](+)
悲しいワルツ Op.44/スペイン風/憧れに/マンドリナート
ロマンティックな小品/騎士
抒情的瞑想曲集 Op.40
小ワルツ,無言歌,ユモレスク,メヌエット,子守歌,メロディックな瞑想曲,
ロンドレット,スケルツァンド,小セレナード,ポロネーズ
6つのフィンランド民謡
Minum Kaltani,Sydamestani rakastan,Ilta tulee, ehto joutuu,
Tuopa tytto, kaunis tytto,Velisurmaaja,Haamuistelma
10のピアノ小品 Op.58
夢,スケルツォ,歌と変奏,羊飼い,夕べに,対話,メヌエットのテンポで,
漁師の歌,セレナード,夏の歌
[CD-3](#)
ソナタ ヘ長調 Op.12/キュリッキ(3つの抒情的小品)Op.41
3つのソナティナ Op.47;嬰ヘ短調,ホ長調,変ロ長調
2つのロンディーノ Op.68; 嬰ト短調,嬰ハ短調
4つの抒情的小品 Op.74; 牧歌,穏やかな西風,踊りで,古い家の中で
[CD-4](**)
カリオ教会のカリヨンのための音楽 Op.65
5つの小品(樹々)Op.75
ななかまどの花が咲く時,孤独な松,はこやなぎ,白樺,樅の木
13の小品 Op.76
スケッチ,練習曲,カリヨン,ユモレスク,慰め,ロマンツェッタ,
アッフェットゥオーソ,子供の小品,アラベスク(オルゴール),悲歌風,
リンネ草,カプリッチェット,アルレクィナード
5つの小品(花々)Op.85; 矢車草,カーネーション,あやめ,金魚草,釣鐘草
6つの小品 Op.94;
舞曲,ノヴェレッテ,ソネット,羊飼いと羊飼い娘,メロディ,ガヴォット
6つのバガテル Op.97
ユモレスクI,リート,小ワルツ,滑稽な行進曲,即興曲,ユモレスクII
[CD-5](++)
抒情的ワルツ Op.96a/かつて Op.96b/騎士のワルツ Op.96c
8つの小品 Op.99
滑稽な小品,スケッチ,思い出,即興曲,クプレ,アニモーソ,
ワルツの瞬間,小行進曲
5つのロマンティックな小品 Op.101
ロマンス,夕べの歌,抒情的情景,ユモレスク,ロマンティックな情景
5つの特徴的印象 Op.103
村の教会,フィドル弾き,漕ぎ手,嵐,悲しげな気分で
5つのスケッチ Op.114; 風景,冬の情景,森の湖,森の歌,春の幻影
フィンランディア Op.26
アンネッテ・セルヴァデイ(ピアノ)
録音:1992年4月(*)、1992年7-8月(+)、ホースハム(英国)、クライスト病院(*)
1993年4月(#)、1994年2月(**)、1994年7月(++)、
ブリストル(英国)、ブランドン・ヒル、聖ジョージ教会(#/**/++)
原盤:Olympia




<PNEUMA>
PN-1140 \2250
モリスコのサンブラ(宴)
[追放]
アル=アンダルスの思い出(器楽による序奏)
高貴なるセビリャの(歌詞:不詳、アグスティン・ドゥランのロマンセ全集から)
Twishya(舞曲)
[地域的信仰心]
モリスコの女たち、ファンダンゴ
(歌詞:不詳、アグスティン・ドゥランのロマンセ全集から)
モリスコの女たち
(音楽:フアン・デル・エンシナ(1468-1529)作曲「美しい婦人」)
彼女が情熱的に愛しているとは驚きだ-豊かな愛
モリスコの多くは(歌詞:不詳、アグスティン・ドゥランのロマンセ全集から/
音楽:フアン・デル・エンシナ作曲「私は休んでいた」)
[私の故郷への愛]
杯を交え、満たし、繰り返せ
(歌詞:イブン・アル・ジャティブ(グラナダ1313-フェズ1374))
ラ・ハカラ(器楽、作曲者不詳、17世紀)
他の誰もあり得ない-私はそれが愛であるとわからなかった-
私は愛する人のために耐える-あなたは賢くなり、私は愛するようになる
[モリスコの誇り]
すでに大いに飾り立てられ
(歌詞:不詳、アグスティン・ドゥランのロマンセ全集から)
私は泉から小川まで来た
硬い麻のサンダルを履いたモリスコの男
(歌詞:不詳、アグスティン・ドゥランのロマンセ全集から/
音楽:フアン・アラニェス(1560頃-1649)作曲「シャコンヌの夜会」))
[モリスコのセビリャからの出発]
その上、ベティスは(若い未亡人と三人の子供)
(歌詞:ガスパル・デ・アギラル、バレンシア、1610/
音楽:フアン・デル・エンシナ作曲「ため息はおさまらず」)
あなたの愛は私の心を壊した
さらに、大きな一軍を見よ(帰還したスペインの報復)
(歌詞:ガスパル・デ・アギラル、バレンシア、1610/
音楽:作曲者不詳「たいまつの踊り」(マドリード、1677))
またあの有名な門も見よ(歌詞:ガスパル・デ・アギラル、バレンシア、1610/
音楽:ルカス・ルイシ・デ・リバヤス、マドリード、1677)
[サンブラ、モリスコの婚礼の宴]
庭のせせらぎを見よ
つまづいた愛(フアン・イダルゴ(1614-1685)作曲)
おお、満月の夜は明ける
ムシカ・アンティグア
サイド・ベルカディ(モリスコ歌唱、リュート、デルブカ、タル)
セサル・カラソ(歌、ビオラ)
アハメド・アル・ガジ(ラバブ、ビオラ・アルト)
フェリペ・サンチェス(バロックギター)
アブデル・ウアヒド・センハジ(ナイ)
ダビド・マヨラル(太鼓、デルブカ、ダフ、小タンバリン、鈴)
エドゥアルド・パニアグア(プサルテリウム、笛、コーラス、指揮)
録音:2009年、マドリード、Axis
モリスコとは、イベリア半島のレコンキスタ(キリスト教徒による再征服)にお
いてカトリックに改宗したイスラム教徒を指す言葉。彼らの改宗の多くは表向
きで、結局はレコンキスタ完了(1492年)後は「隠れイスラム教徒」として迫害
を受け、スペインから追放されてしまいました。
※曲目の訳や人名の表記に不適切な点のある可能性がございます。

PN-1160 \2250
アルハンブラのばら-ワシントン・アーヴィングの物語 14-19世紀の音楽
[三人の美しい王女の伝説]
アルジェリアのGharnati(15世紀):アルハンブラ物語
モロッコ伝承のアンダルシア音楽:三人の美しい王女
フアン・デル・エンシナ(1468-1529):
ああ、私は悲しい(王宮の歌曲集 CMP293;15世紀)
不詳:あの騎士よ、お母様(王宮の歌曲集 CMP350)
不詳:三人のモーロの乙女(王宮の歌曲集 CMP24)
不詳:あなたのせいで私に災いが起こる、姫よ(王宮の歌曲集 CMP376)
モロッコ伝承のアンダルシア音楽:私の愛情
フアン・ポンセ:姫たちの塔(王宮の歌曲集 CMP341)
アロンソ:姫よ、目を伏せないで(王宮の歌曲集 CMP403)
チュニス伝承のアンダルシア音楽(14世紀):ゾラハイダの持つ力(器楽)
不詳:愛の水浴に(王宮の歌曲集 CMP149)
[アルハンブラのばらの伝説]
チュニス伝承のアンダルシア音楽(14世紀):王妃のための婚礼の歌
オリエント伝承のセファルディムの歌:ばらが花開く
サンティアゴ・デ・ムルシア(1682-1735):
苦悩(メキシコ、サルディバル写本;1730)
北アフリカ伝承のセファルディムの歌:畑のばらのように
ジプシーの歌:ほめ言葉(1825年、マドリードで出版)
不詳:4つのフォリア(1593;マドリード国立図書館 Mss6001「花束」)
マヌエル・ガルシア(1775-1832):
茨の中のばらのように(セギディリャ;1815頃)
サンティアゴ・デ・ムルシア:
ファンダンゴ(メキシコ、サルディバル写本;1730)
シリア、アレッポ伝承のアンダルシア音楽:ガゼルの牧者
ムシカ・アンティグア
フェリペ・サンチェス(中世ギター、バロックギター、ロマンティックギター)
セサル・カラソ(歌、ビオラ)
ワフィル・シェイク(アラブ・リュート)
ハイメ・ムニョス
(横笛、カバル、アハベバ、コルヌミューズ、シャリュモー、葦笛)
ダビド・マヨラル(太鼓、タンバリン、ダルブカ、小タンバリン、タル、レク)
エドゥアルド・パニアグア(プサルテリウム、各種フルート、タル、指揮)
録音:2009年、マドリード、Axis
「アルハンブラ物語」の作者ワシントン・アーヴィング(1783-1859)の没後150
年記念盤。
※曲目の訳に不適切な点のある可能性がございます。
ウェブサイトにて訂正・更新いたします。




<WARNER MUSIC SPAIN>
5046701412 \2180
イザイ(1858-1931):6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27
第1番ト短調(ヨゼフ・シゲティに献呈)
第2番イ短調(ジャック・ティボーに献呈)
第3番ニ短調 「バラード」(ジョルジェ・エネスクに献呈)
第4番ホ短調(フリッツ・クライスラーに献呈)
第5番ト長調(マテュー・クリックボームに献呈)
第6番ホ長調(マヌエル・キロガに献呈)
アラ・マリキアン(ヴァイオリン)
録音:2002年頃?、ハンブルク(ドイツ)、ファグンソン・スタジオ
アラ・マリキアンは1968年、アルメニア人を両親にレバノンで生まれたヴァイ
オリニスト。スペインのマドリード在住、マドリード交響楽団のコンサートマ
スターを務めながら世界的にソロ活動を展開しています。

5046701422 \2180
サラサーテ(1844-1908):
ツィゴイネルワイゼン Op.20/プライェラ Op.23 No.1
サパテアド Op.23 No.2/バスク奇想曲 Op.24
アンダルシアのロマンス Op.22 No.1/ナバラのホタ Op.22 No.2
さらば、わが山々よ Op.37/マラゲニャ Op.21 No.1
序奏とタランテラ Op.43/ミラマル(ソルチコ)Op.42
ハバネラ Op.21 No.2
アラ・マリキアン(ヴァイオリン)
セリョージ・クラジアン(ピアノ)
録音:2002年1月、マドリード高等音楽院マヌエル・デ・ファリャ・ホール
サラサーテが所有していたヴァイオリンを使用した演奏。

5046785552 \2180
デ・ラ・フェリシダ
キンテロ、レオン&キロガ:悲しみ、私の心の悲しみ
ホセ・ルイス・モントン&アラ・マリキアン:街角のジャグラー
ホセ・ルイス・モントン:王女
ホセ・ルイス・モントン&アラ・マリキアン:微笑
アマリア・ロドリゲス&アルフレド・ドゥアルテ:風変わりな生き方(*)
ホセ・ルイス・モントン&アラ・マリキアン:
狂ってしまいたい(ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲に基づく)
ホセ・ルイス・モントン&アラ・マリキアン:メラルコーリア
アストル・ピアソラ:天使の死(+)
ホセ・ルイス・モントン&アラ・マリキアン:どこ?
ホセ・ルイス・モントン:君と
サラサーテ:サパテアオ
アラ・マリキアン(ヴァイオリン)
ホセ・ルイス・モントン(ギター)
マリア・ベラサルテ(歌(*))
ファビアン・カルボネ(バンドネオン(+))
録音:2005年2、3月、ミクサ・クールトゥラ・スタジオ
フラメンコ・ギターの巨匠ホセ・ルイス・モントンとアラ・マリキアンのコラ
ボレーション。




<Musicon>
MCCD 33 \2080
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.33
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):
オラトリオ第2番「An video an mea lumina noctis progenies」
オラトリオ第3番「Dignum caelis, exclamo spectaculum」
オラトリオ第4番「Hoc populi adeste」
オラトリオ第5番「Tartarea ateste hinc furiae」
Quis confidit?(聖母マリアのモテット)
ユリタ・ミロスワフスカ(ソプラノ)
ヨアンナ・モチゥレヴィチ(メゾソプラノ)
アレクサンデル・クナフ(テノール)
アルトゥル・ヤンダ(バリトン)
ラ・テンペスタ(合唱&管弦楽)
ヤクプ・ブジンスキ(カウターテナー、指揮)
録音:2007年9月、ワルシャワ、聖フランスコ教会
ヤスナ・グラ修道院に数多くの作品の楽譜が所蔵されているクロアチア生まれ
の作曲家イヴァンチッチ。彼の没年は1790年頃と推定されていましたが、最近
の研究により1758年に31年の若さで亡くなっていたことがわかりました。

MCCD 34 \2080
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.34
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):
聖母マリアのためのリタニア イ長調/聖母マリアのためのリタニア ロ長調
聖母マリアのためのリタニア ト短調/聖母マリアのためのリタニア ハ長調
ユリタ・ミロスワフスカ(ソプラノ)
ヨアンナ・モトゥレヴィチ(メゾソプラノ)
アレクサンデル・クナフ(テノール)
ミハウ・ヤンチャク(バス)
ラ・テンペスタ(合唱&管弦楽)
ヤクプ・ブジンスキ(指揮)
録音:2008年1月、ワルシャワ、カルヴァン派教会

MCD 041 \2080
フロンボルク大聖堂のオルガン
ヘンリー・パーセル(1659-1695)/ユリアン・ゲンバルスキ編曲:
トランペット・チューンとエア
J・S・バッハ(1685-1750):目覚めよと呼ぶ声あり(コラール前奏曲)BWV645
J・S・バッハ/モーリス・デュリュフレ(1902-1986)編曲:
主よ、人の望みの喜びよ(コラール前奏曲;カンタータ BWV147 より)
J・S・バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
J・S・バッハ:ヴィヴァルディによる協奏曲ニ短調 BWV596 から シチリアーナ
フェリクス・ロンチコフスキ(1906-1989):前奏曲「神の御母」
レオン・ボエルマン(1862-1897):
ゴシック組曲 Op.25 から 聖母への祈り,トッカータ
ミェチスワフ・スジンスキ(1886-1924):
ポーランドの教会歌「聖なる神よ」による即興曲 Op.38
ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):聖なる神よ(前奏曲)Op.38
ユリアン・ゲンバルスキ(1950-):
マリア、ポーランドの女王よ(即興曲)/主をたたえよ(即興曲-トッカータ)
幸あれ、海の星(即興曲-賛歌と瞑想曲)
ユリアン・ゲンバルスキ(オルガン)
録音:2009年1月、フロンボルク大聖堂(ポーランド)
ポーランドのバルト海沿岸最東部に位置する町フロンボルクの大聖堂は、天文
学者コペルニクス(1473-1543)が聖堂参事会員を務めた(1510-1543)ことで知ら
れています。




<PHOENIX CLASSICS>
ヴェネツィア近郊の小さな町モンテベッルーナに本拠を置くPhoenix
Audiosystem社が1995年創設したレーベル。演奏者の顔ぶれはヴェテランから
新人まで様々。幅広いレパートリーを高音質で提供しています。
ご案内は現在入手可能な商品を発売の新しい順に数回に分けて行います。今回
は2002年から2004年にかけて発売されたものをご案内いたします。

PH 02801 \1980
カルロ・アルフレード・ピアッティ(1822-1901):
チェロとピアノのための作品集
序奏と「ランメルモールのルチア」の主題による変奏曲 Op.2
感傷的なマズルカ Op.6/オペラ「シャモニーのリンダ」の思い出 Op.13
ベルガマスカ Op.14/イタリアのセレナード Op.17/シチリアーナ Op.19
タランテッラ Op.23/ソナタ第4番「牧歌風」Op.31/ソナタ第5番 Op.32
アンドレア・ベルガメッリ(チェロ)
アッティーリオ・ベルガメッリ(ピアノ)
録音:2001年9月10-12日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
世界初録音。

PH 02803 \1980
リーノ・リヴィアベッラ(1902-1964):室内楽作品集
ヴァイオリン・ソナタ第1番(1928)(*)
ピアノのための短いソナタ(1949)
プレゼピオ(まぐさ桶)(ピアノのための;1943)
3つのモーメント(ヴィオラとピアノのための;1956)(+)
主題、変奏曲とフーガ(ピアノのための;1950)
フルヴィオ・リヴィアベッラ(ヴァイオリン(*))
ルーカ・ラニエーリ(ヴィオラ(+))
パオロ・ヴェルガーリ(ピアノ)
録音:2001年12月6日、2002年1月8-15日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
世界初録音。

PH 02804 \1980
時代の声 中世から現代までの合唱曲&舞曲集
不詳(16世紀):Quand je bois du vin clairet
不詳(16世紀)/ボブ・チルコット編曲(和声付け):Con amores, la mi madre
ジョルジョ・マイネリオ(1547?-1582):La putta nera
フィリッポ・アッツァイオーロ(1530/1540-1569頃):Gla cantai allegramente
ドビュッシー(1862-1918):Dieu! Qu'il fait bon regarder
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):La Bourree
ロベルト・パドイン(1954-):Le campane de Cison / Ad una sposa
不詳(17世紀)/パオロ・ボン校訂:Lous tiholes
ミヒャエル・プレトリウス:Ballet des matelotz
ギヨーム・ド・ベルヌヴィル(13世紀):Pastourelle
フランチェスコ・ヴァッカバルドゥス校訂:Puer natus est
不詳(16世紀、ヴェネツィア):Basela un trato
ロベルト・パドイン:Jubilate Deo
ティルマン・スザート(1500?-1564):Ronde "Warum"
ロベルト・パドイン:Le storia del Re
不詳(15世紀、ハンガリー):Denza degli Aiduchi
モンテチモン合唱団
イル・コンヴィート・ムジカーレ(古楽器合奏)
合唱はファルセットを含む男声のみ。
録音:2001年10月2、11日、2002年1月23-24日、トレヴィーゾ県ミアーネ市講堂

PH 02805 \1980
ピアノのための幻想曲集
シューマン(1810-1856):幻想曲ハ長調 Op.17
ショパン(1810-1849):
幻想曲ヘ短調 Op.49/幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61
チャイコフスキー(1840-1893):幻想スケルツォ Op.72 No.10
スクリャービン(1872-1915):幻想曲ロ短調 Op.28
ボリス・ベクテレフ(ピアノ)
録音:2002年3月19-21日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス
ボリス・ベクテレフ(ベフテリョフ)はモスクワ音楽院で学んだロシアのピアニ
スト。1970年ソヴィエト・ピアノ・コンクール優勝。1972年から1986年までモ
スクワ音楽院で教えた後1987年にイタリアへ移住。さらに1996年以降は日本に
住み、現在神戸女学院大学教授および武庫川女子大学教授。

PH 02807 \1980
2台のピアノのための音楽
モーツァルト(1756-1791):ソナタ ニ長調 K.448
ショパン(1810-1849):ロンド ハ長調 Op.73
シューマン(1810-1856):アンダンテと変奏曲変ロ長調 Op.46
ラフマニノフ(1873-1943):組曲第1番「絵画的幻想曲」Op.5
ジョヴァンナ・サヴァレーゼ、
アンナマリア・クリスティーナ・ラッファ(ピアノ)
録音:2002年2月23-24日、ポルデノーネ県サチーレ、
ファツィオリ・ピアノ工場

PH 03901 \1980
ピアノ・アンコール曲集
モーツァルト(1756-1791):幻想曲ニ短調 K.397
ベートーヴェン(1770-1827):バガテル
ヘ長調 Op.33 No.3/変イ長調 Op.33 No.7
ハ短調 Op.119 No.5/イ短調 Op.119 No.9/ニ長調 Op.119 No.2
シューベルト(1797-1828):即興曲変ト長調 Op.90 No.3
ショパン(1810-1849):
夜想曲ハ短調 Op.48 No.1/マズルカ嬰ハ短調 Op.30 No.4
子守歌 変ニ長調 Op.57/ワルツ変ニ長調 Op.64 No.1
リスト(1811-1886):ため息(1879)/メフィスト・ワルツ第3番(1883)
チャイコフスキー(1840-1893):四季 Op.37bis から 五月「白夜」
ラフマニノフ(1873-1943):
絵画的練習曲ハ長調 Op.33 No.2/同イ短調 Op.36 No.9
プロコフィエフ(1891-1953):
アンダンテ・コン・トリステッツァ Op.71 No.42
(劇付随音楽「エフゲニー・オネーギン」より)
メフィスト・ワルツ Op.96 No.3
ラヴェル(1875-1937):水の戯れ
ドビュッシー(1862-1918):花火/喜びの島
ボリス・ベクテレフ(ピアノ)
録音:2003年3月4-6日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス

PH 03902 \1980
前兆 アルベルト・ボネーラ(1950-):ピアノ作品集
小ワルツ/華麗なワルツ/デルポイ奇想曲「カオス」
アッティカ奇想曲「この人を見よ」/トッカータ「フォリア」
アンダンテ ニ短調「ヴァニタス」/狂詩曲第2番「ヴィータ・ノーヴァ」
前奏曲変ト長調/幻想曲とフーガ変イ長調/6つの練習曲
3つの無調の悲歌
フィリッポ・クアルティ(ピアノ)
録音:2002年1月4日、7月3日、2003年1月4日、
モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス
世界初録音。

PH 03903 \1980
パガニーニをアコーディオンで
パガニーニ(1782-1840)/ジャンルーカ・カンピ編曲:
24の奇想曲 Op.1 より Nos.5,13,15,19,20,21,22
6つのヴァイオリン協奏曲によるチェントーネ(メドレー)
第0番(第6番)ホ短調、第1番ニ長調 Op.6,第2番ロ短調 Op.7,
第3番ホ長調,第4番ニ短調,第5番イ短調
ジャンルーカ・カンピ(アコーディオン)
録音:2002年6月19-20日、2005年7月20-21日、
モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス
使用編曲版による世界初録音。

PH 03904 \1980
光の道
シューマン(1810-1856):リーダークライス Op.39
バーバー(1910-1981):隠者の歌 Op.29
メシアン(1908-1992):地と天の歌
アンドレア・ロイター(ソプラノ)
パオロ・ヴェルガーリ(ピアノ)
録音:2003年1月30-31日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス

PH 03905 \1980
回想 デル・ヴェスコヴォ、カザリーニ:ギター作品集
ガネシュ・デル・ヴェスコヴォ(1959-):回想(*)/12の転調練習曲 から 6曲
ステファノ・カザリーニ(1954-):3つのワルツ(*)/秋(*)/12の練習曲
アンドレア・ヴェットレーティ(ギター)
録音:2001年5月26日、ルッカ/2002年6月26日、トレヴィーゾ
2003年1月11日、フィレンツェ
世界初録音。(*)は演奏者への献呈作品。

PH 03906 \1980
J・S・バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV988
ステファノ・グレコ(ピアノ)
録音:2001年10月14-15日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 03907 \1980
ラザール・ベルマン イン・コンサート・ライヴ
シューマン(1810-1856):ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11
リスト(1811-1886):
ピアノ・ソナタ ロ短調/詩的で宗教的な調べ から 葬送曲
ラザール・ベルマン(ピアノ)
録音:1990年9月9日、モントリオール(カナダ)、FIMM/SALLE Misonneuve

PH 03908 \1980
ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909):ピアノ作品集
幻想曲 Op.51/3つの小品 Op.61/3つの小品 Op.64
3つの小品 Op.82/夜想曲 Op.70 No.1/練習曲 Op.47
悲しみ Op.43 No.2/タランテッラ Op.44 No.6
ルッジェーロ・ルオッコ(ピアノ)
録音:2003年4月11日、6月11-12日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 03909 2枚組 \3960
アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):ピアノ作品全集
ソナタ第1番 Op.22/ミロンガ/ソナタ第2番 Op.53/小舞曲
ソナタ第3番 Op.55/ロンド Op.19/トッカータ
アルゼンチン舞曲集 Op.2/クレオール舞踊組曲 Op.15
マランボ Op.7/3つの小品 Op.6/12のアメリカ大陸風前奏曲 Op.12
エンリコ・ポンピーリ(ピアノ)
録音:2003年4月15-16日、7月10-11日、2004年2月18日、
モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス

PH 03910 3枚組(2枚価格) \3960
プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ全集
第1番ヘ短調 Op.1(1909)
第2番ニ短調 Op.14(1912)
第3番イ短調「古い手帳から」Op.28(1917)
第4番ハ短調「古い手帳から」Op.29(1917)
第5番ハ長調 Op.38(1923)
第6番イ長調 Op.82(1939-1940)
第7番変ロ長調 Op.83(1939-1942)
第8番変ロ長調 Op.84(1939-1944)
第9番ハ長調 Op.103(1947)
第5番ハ長調 Op.135(Op.38の改訂版;1952-1953)
第10番ホ短調 Op.137(1953)
マッテオ・ヴァレーリオ(ピアノ)
録音:2003-2004年、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス

PH 03911 \1980
韓国愛唱歌集
韓国民謡(9曲)/韓国の抒情歌(8曲)
ジン・ハーモニー合唱団
カン・スンイル(指揮)
ジュ・ユンジュン(ピアノ)
録音:1996-2001年、釜山(韓国)文化センター大ホール、ライヴ

PH 03912 \1980
ヴァルヴェルデの聖母教会のジュゼッペ・ボナッティ製オルガン(1713)
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1554/1557-1612):
トッカータ第1旋法/フーガ第9旋法
ベルナルド・ストラーチェ(17世紀):
バッターリャのバッロ/フォリア/パッサカリア
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(1616-1667):
聖体奉挙のためのトッカータ第6番/カンツォン第4番/トッカータ第1番
ベルナルド・パスクイーニ(1637-1710):
スペインのアリア「フォリア」によるパルティータ/リチェルカーレ第2旋法
序奏とパストラーレ
ヨハン・シュペート(1644-1719):
トッカータ第4番/アリア「ラ・パスクイーナ」によるパルティータ
アリア「ラ・テデスカ」によるパルティータ
ヨハン・パスカル・ケルル(1627-1693):
カンツォン第5番/パッサカリア/トッカータ第6番
フランチェスコ・ブラーヴォ(オルガン)
録音:2003年4月28-29日、ブレーシャ県レッツアート、
ヴァルヴェルデの聖母教会
使用楽器:1713年、ジュゼッペ・ボナッティ(1668-1752)製
(2002年、ジョルジョ・カルリ復元)

PH 03914 \1980
リスト(1811-1886):ピアノ四手連弾作品集
システィーナ礼拝堂に-アッレーグリのミゼレーレと
モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプス S.633(1869頃)
オラトリオ「聖エリーザベトの伝説」S.578 からの4つの小品(出版:1869)
管弦楽序奏,十字軍騎士の行進曲,嵐,間奏曲
オラトリオ「キリスト」S.579 からの2つの管弦楽曲(出版:1871)
馬小屋での羊飼いたちの歌,聖なる三博士(行進曲)
エリザベッタ・デッシ、フランチェスコ・ジャンマルコ(ピアノ)
録音:2003年6月25-27日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス
世界初録音(おそらく使用版による)。

PH 03915 \1980
ロワイエ、グラニャーニ:ギターのための協奏的二重奏曲集
アントワーヌ・ド・ロワイエ(1768-1852):
二重奏曲ホ短調 Op.31 No.3/二重奏曲イ長調 Op.31 No.1
二重奏曲ハ長調 Op.31 No.2
フィリッポ・グラニャーニ(1768-1820):
二重奏曲第1番ニ長調/二重奏曲第2番イ短調
二重奏曲第3番ト長調
デュオ・ギリビッツォ
パオラ・ミヌッシ、ヨアヒム・ガイスラー(ギター)
録音:2003年7月1-3日、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス

PH 03916 \1980
リスト(1811-1886):2台のピアノのための作品集
悲愴協奏曲 S.258
「ドン・ジョヴァンニ」の回想 S.418
ハンガリー幻想曲 S.123
スペイン狂詩曲(スペインのフォリアとアラゴンのホタ)S.254(ブゾーニ編曲)
ファビオ・ファルセッタ、ダニエラ・ローマ(ピアノ)
録音:2003年11月17-18日、12月13日、
ペーザロ・エ・ウルビーノ県ロシャーノ・ディ・ファーノ、
ヴィラ・リナルディーニ

PH 03918 \1980
アントン・アレンスキー(1861-1906):
ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.32
ピアノ三重奏曲ヘ短調 Op.73
パヴィア三重奏団
ジョルジャ・アレッサンドラ・ブルスティア(ピアノ)
マルチェッロ・デファント(ヴァイオリン) アルベルト・ドルフーカ(チェロ)
録音:2003年11月25-27日、モンテベッルーナ、
アウディトリウム・フェニックス

PH 04001 \1980
パオロ・ウゴレッティ(1956-):四季 ギター作品集
チェオル/第2のアンセム/前奏曲/カデンツァ
ピエロ・ボナグーリのための舞曲/悲歌/デュエット/シャコンヌ
四季; Underwood / Winter Christal / Summer Memories / Spring
ピエロ・ボナグーリ(ギター)
録音:2003年10、11月、リミニ、クラシカル・スタジオ
世界初録音。

PH 04004 \1980
プロコフィエフ(1891-1953):
ピアノ・ソナタ第6番イ長調 Op.82(1939-1940)
ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83(1939-1942)
ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調 Op.84(1939-1944)
朝川万里(ピアノ)
録音:2004年9月22-24、モンテベッルーナ、アウディトリウム・フェニックス
朝川万里公式ウェブサイト:
http://www.mariasakawa.com/profile/mari_asakawa.html

PH 04007 \1980
キリスト J・S・バッハ(1685-1750):カンタータからのアリア集
BWV147 から Bereite dir Jesu noch itzo die Bahn
BWV151 から Süsser Trost mein Jesus kommt
BWV32 から Liebster Jesu mein Verlangen
BWV94 から Die Armen will der Herr umarmen
BWV39 から Höchster was ich habe
BWV94 から Ich esse mit Freuden mein weniges Brot
BWV171 から Jesu soll mein erstes Wort
BWV89 から Gerechter Gott ach rechnest du
BWV105 から Wie zittern und wanken
BWV21 から Seufzer Tränen Kummer Not
BWV98 から Hort ihr Augen auf zu weinen
BWV100 から Was Gott tut dass ist wohlgetan
BWV58 から Ich bin vergnügt in meinem Leide
BWV187 から Gott versorget alles Leben
BWV93 から Ich will auf den Herren schau'n
アンドレア・ロイター(ソプラノ)
アルティス・アンサンブル
マリアナ・ヴォロシツォワ(フルート) ペトロ・フェトコフ(オーボエ)
ウラディスラフ・ペーシン(ヴァイオリン) ヘレーナ・ロマネンコ(オルガン)
録音:2003年2月25、27日、サンクトペテルブルク(ロシア)

<MEMBRAN-NCA>
未案内旧譜のご紹介
NCA 60179(SACD-Hybrid) \1480
エネスコ:幼き頃の印象 op.28
シュニトケ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 op.18
アンドレア・バスシャッツ(Vn)
ターミナ・フェインシュタイン(P)



<URANIA>
URN 22.414 2枚組 \2700
シェーンベルク:ピアノ協奏曲 op.42
R.シュトラウス:ブルレスケ、ピアノ・トランスクリプション集
(エレクトラ、4つの最後の歌より「眠るとき」)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 op.109、
エロイカ変奏曲 op.35
グレン・グールド(P)
1958年、1960年 ライヴ
指揮者、オーケストラは不明です。

URN22.415 2枚組 \2700
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」
アントニエッタ・ステッラ
エットーレ・バスティアニーニ
ジャンニ・ポッジ
アドリアーナ・ラッツァリーニ
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団  1960年




<IMMORTAL DVD>
IMM960025(DVD-Video) \2500
チレア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」
マルチェッラ・ポッベ(S)
フェドーラ・バルビエリ(A)
ニコラ・フィラクリーディ(T)
オテッロ・ボルゴノーヴォ(Br)
アルフレード・シモネット指揮
ミラノRAI管弦楽団 1955

IMM960026(DVD-Video) \2500
ロッシーニ:歌劇「セヴィリアの理髪師」
ローランド・パネライ(Br)
アントニエッタ・パストーリ(S)
ニコラ・モンティ(T)
マルチェッロ・コルティス(Br)
フランコ・カラブレーゼ(Bs)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
ミラノRAI管弦楽団 1954/4/23

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