<クラシック・輸入盤新譜情報 10-03
 
コメントはメーカー案内書より抜粋です

<Deutsche Grammophon>
4778867 \2680
初回限定盤(デラックス・ハードカヴァー限定盤)
リムスキー=コルサコフ:静かな夜に夢みたことOp.40‐3/同: 許して、転落
の日々を思い出さないでOp.27‐4/同:高嶺に吹く風もなくOp.43‐2/同:ひば
りの歌声は響きOp.43‐1/同:グルジアの丘の上にOp.3‐4/同:ばらと酒の王国
で/ズライカの歌Op.26‐4/同:ばらに魅せられたナイチンゲールOp.2‐2/
同:流れたなびく雲が切れ切れになってOp.42‐3/同:ニンフOp.56‐1/同:夏の
夜の夢Op.56‐2/チャイコフスキー:木陰で何を歌うのかOp.57‐1/同:そんな
に早く忘れて/同:狂おしい夜Op.60‐6/同:Op.6‐5/同:何故?Op.6‐5/同:
セレナーデOp.63‐6/同:子守歌Op.16‐1/同:私は野辺の草ではなかったのか?
Op.47‐7/同:暗い日々のさなかにOp.73‐5/同:昼の輝きが満ちようと
Op.47‐6/ドヴォルザーク:わが母の教えたまいし歌/R.シュトラウス:ツェ
ツィーリエOp.27‐2
(収録曲目は 昨年ご案内済みの 4778589 と同内容です。)
アンナ・ネトレプコ(ソプラノ) ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
録音:2009年8月14-17日 ザルツブルク祝祭大劇場
当代最高の人気ソプラノ、アンナ・ネトレプコが、巨匠ダニエル・バレンボイ
ムを伴奏者に迎えて、2009年8月にザルツブルクで録音したリムスキー=コルサ
コフ&チャイコフスキー歌曲集。奔放な情熱に満ち溢れたネトレプコとバレン
ボイムの音楽性がこんなにも相性がよかったのかと驚かされるファン必聴の1枚
です。通常盤では歌詞はブックレットには掲載せずウェブ・ページから読む形
になっていますが、このデラックス版では、ブックレットに英・仏・独の歌詞
対訳が入り、さらに様々な写真やコンサートの新聞評、他が追加され、ネトレ
プコ・ファン必携の豪華アイテムです。

4778735 22枚組 \9650 ※価格変更 \8650
完全初回限定盤
J.S.バッハ:カンタータ&宗教曲集
CD1-2
クリスマス・オラトリオBWV.248
CD3-4
マタイ受難曲BWV.244
CD5-7
ヨハネ受難曲BWV.245
CD8-9
ミサ曲ロ短調BWV.232
CD10
マニフィカト ニ短調BWV.243
カンタータ第51番《もろびとよ、歓呼して神を迎えよ》BWV.51
CD11:待降節第1主日用カンタータ
カンタータ第36番《喜び勇んで羽ばたき昇れ》BWV.36
同 第61番《いざ来たれ、異教徒の救い主よ》BWV.61
同 第62番《いざ来たれ、異教徒の救い主よ》BWV.62
CD12:クリスマス用カンタータ
カンタータ第63番《キリスト者よ、この日を銘記せよ》BWV.63
同 第64番《見よ、父なる神の大いなる愛を》BWV.64
同 第121番《キリストを、われらいまやほめるべし》BWV.121
同 第133番《汝はわが喜び》BWV.133
CD13:三位一体後主日用、新年用カンタータ
カンタータ第16番《主なる神よ、あなたを私たちは誉めたたえます》BWV.16
同 第98番《神のなさることは首尾がよい》BWV.98
同 第139番《神によれる者は幸いなるかな》BWV.139
CD14:顕現日後第3主日カンタータ
カンタータ第72番《すべてはただ神のみ心のまま》BWV.72
同 第73番《主よ、わが運命をみ心のままに》BWV.73
同 第111番《神の欲したもうこと、つねに起こらん》BWV.111
同 第156番《わが片足は墓穴にありて》BWV.156
CD15:マリアの清めの祝日用カンタータ
カンタータ第82番《われは満ち足れり》BWV.82
同 第83番《新しき契りの喜びのとき》BWV.83
同 第125番《安らかに、喜びつつ私は逝く》BWV.125
同 第200番《告白しましょう、そのみ名を》BWV.200
CD16:復活祭カンタータ
カンタータ第6番《われらのものとにとどまりたまえ、はや夕べとなれば》
BWV.6/同 第66番《喜べ、汝ら心よ》BWV.66
CD17:昇天祭カンタータ
カンタータ第11番《神をそのもろもろの国にてほめたたえよ》BWV.11
同 第37番《信じて洗礼を受ける者は》BWV.37
同 第43番《歓呼のうちに神は昇天したもう》BWV.43
同 第128番《ただキリストの昇天によりてのみ》BWV.128
CD18:聖霊降臨祭主日カンタータ
カンタータ第34番《ああ永遠の炎、愛のみなもと》BWV.34
同 第59番《われを信ずる者は、わが言葉を守らん》BWV.59
同 第74番《われを信ずる者は、わが言葉を守らん》BWV.74
同 第172番《響き渡れ、汝らの歌よ》BWV.172
CD19:三位一体後第9主日用カンタータ
カンタータ第94番《われはなんぞ世を思い煩わん》BWV.94
同 第105番《主よ、裁きたもうことなかれ》BWV.105
同 第168番《支払いをなせ、そは恐ろしき言葉》BWV.168
CD20:三位一体後第11主日用カンタータ
カンタータ第113番《主イエス・キリスト、至高の宝》BWV.113
同 第179番《心せよ、汝の敬神のいつわりならざるや》BWV.179
同 第199番《わが心は血の海に泳ぐ》BWV.199
CD21
カンタータ第140番《目覚めよと叫ぶ声あり》BWV.140
同 第147番《心と口と行いと生活で》BWV.147
CD22
カンタータ第106番《神の時は最上の時なり》BWV.106
同 第118番《おおイエス・キリスト、わが命の光》BWV.118
モテット第7番《栄光もてほめたたえよ》BWV.231
カンタータ第198番《侯妃よ、さらに一条の光を》BWV.198
モンテヴェルディ合唱団 イングリッシュ・バロック・ソロイスツ他 
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
録音:1985-2000年
巨匠ガーディナーがバッハ演奏史に残した偉大な足跡を一挙に集めた豪華ボッ
クス。受難曲、ミサ曲、オラトリオ、マニフィカト、モテットから、様々なカ
ンタータまで、ガーディナーが手兵イングリッシュ・バロック・ソロイスツや
モンテヴェルディ合唱団と共に全精力を注いだ15年間の軌跡が詰まった22枚組
です。歌詞(英語・仏語・独語)はブックレットには印刷されませんが、ブック
レットに載ったウェヴのアドレス上に歌詞(英語・仏語・独語)が掲載されます。

4778763 \1850
イタリア・バロック・アリア集
1.サルトリオ:《エジプトのジュリアス・シーザー》-私が欲しいとき
2.ストラデッラ:《洗礼者ヨハネ》-先例練者これらの涙とため息
3.ヘンデル:《アルチーナ》-また私を喜ばせに来て
4.同:《リナルド》-私を泣かせてください
5.同:《アリオダンテ》-飛行、好きなもの
6.同:《ジュリアス・シーザー》-私は運命に泣くでしょう
7.A.スカルラッティ:《グリゼルダ》-この悲しみがお嫌なら
8.ヘンデル:《アルチーナ》-ああ、我が心よ!
9.同:《アリオダンテ》-怠惰なあなたはそうしますか?
10.ポルポラ:《ルチオ・パピーリオ》-苦々しい死
11.ヴィヴァルディ:《オリンピアーデ》-平安の中にいる限り
12.サルトリオ:《オルフェオ》-あなたは眠っている
13.マルチェッロ:《アリアンナ》-あなたは私に嘆願するために
14.A.スカルラッティ:《エルサレムの王、セデチーア》-暖かい血
パトリシア・プティボン(ソプラノ) 
ヴェニス・バロック・オーケストラ 
指揮:アンドレーア・マルコン
録音:2009年9月16-21日 グスタフ・マーラー・ザール、トープラッハ
2008年4月、衝撃の初来日リサイタルを大成功させ、注目が高まっているソプ
ラノの新星パトリシア・プティボン。彼女がかねてから録音を切望していたイ
タリア・バロック・アリアの初録音。アンドレーア・マルコン率いるヴェニス
・バロック・オーケストラの親密なサポートを受けながら、持ち前の美しくエ
ネルギッシュな歌声を披露しています。

734022(DVD-Video) 2枚組 \6450
ロッシーニ:歌劇《セビリャの理髪師》全2幕
キャスリーン・バトル(ソプラノ:ロジーナ) 
ロックウェル・ブレイク(テノール:アルマヴィーア伯爵) 
レオ・ヌッチ(バリトン:フィガロ) 
エンツォ・ダーラ (バス:バルトロ) 
フェルッチョ・フルラネット(バス:バジリオ) 
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指揮:ラルフ・ヴァイケルト
収録:1989年2月
不世出の名ソプラノ、キャスリーン・バトルの当たり役として知られるMETの
《セビリャの理髪師》。ヌッチ、フルラネットら豪華で頼もしい共演者にも恵
まれて、METらしい絢爛豪華な歌唱と舞台を繰り広げます。上演から20年以上
経っても、未だ色褪せない《理髪師》の代表盤が、この度、待望のDVD化とな
ります!

734348(DVD-Video) \3350
フンパーディンク:歌劇《ヘンゼルとグレーテル》
ジュディス・ブレーゲン、ダイアン・キースリング、
ベッツィーノーデン(ソプラノ) フレデリカ・フォン・シュターデ、
ジーン・クラフト(メゾ・ソプラノ) ロザリンド・イライアス(アルト) 
マイケル・デヴリン(バリトン) 
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団 &バレエ団  
指揮:トーマス・フルトン
収録:1982年12月25日 ニューヨーク
メトロポリタン歌劇場
おとぎの国へ迷い込んだヘンゼルとグレーテルの誰もが知っている童話を、フン
パーディンクがオペラ化。定評が高いフルトン&メトロポリタン歌劇場の1982年
の上演でお届けします。ヘンゼル役のシュターデ、グレーテル役のブレーゲンは
子供のように愛らしい演技を見せ、魔女役のイライアスもコミカルな演技と素晴
らしい歌唱を聴かせてくれる。オペラ通からオペラ初心者まで、誰もが楽しめる
夢いっぱいのメルヘン・オペラです。

4778817 2枚組 \1850
シューマン・ゴールド
CD1
1.交響曲第3番変ホ長調Op.97《ライン》-第1楽章
オルケストル・レヴォリュショネール・エ・ロマンティーク、
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
2.謝肉祭Op.9-キアリーナ、ショパン、エストレラ
ネルソン・フレイレ(ピアノ)
3.歌曲集《ミルテの花》Op.25-献呈、くるみの木、君は花のよう
ブリン・ターフェル(バリトン) マルコム・マルティヌー(ピアノ)
4.ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44-第1楽章
パウル・グルダ(ピアノ) ハーゲン弦楽四重奏団
5.リーダークライスOp.39-月夜、異国にて、春の夜
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
6.交響曲第2番ハ長調Op.61-第3楽章
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:レナード・バーンスタイン
7.トッカータOp.7/イーヴォ・ポゴレリチ
8.弦楽四重奏曲第1番イ短調Op.41‐1-第2楽章/ハーゲン弦楽四重奏団
9.リーダークライスOp.24-愛らしく、やさしいバラやミルデで
ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ) アーウィン・ゲージ(ピアノ)
10.民謡風の5つの小品Op.102-第1曲/
ミッシャ・マイスキー(チェロ) マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
11.ピアノ協奏曲イ短調Op.54-第3楽章/
ラドゥ・ルプー(ピアノ) ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:アンドレ・プレヴィン
CD2
1.《マンフレッド》Op.115序曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ラファエル・クーベリック
2.子供の情景Op.15-トロイメライ/ヴラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
3.交響曲第1番変ロ長調Op.38《春》-第3楽章
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
4.詩人の恋Op.48-うるわしくも美しい5月に、バラや百合や、鳩、
僕は恨みはしない、昔むかしの童話の中から
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール) フーベルト・ギーゼン(ピアノ)
5.チェロ協奏曲イ短調Op.129-第2楽章/リン・ハレル(チェロ) 
クリーヴランド管弦楽団 指揮:ネヴィル・マリナー
6.ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.63-第2楽章/ボサール・トリオ
7.森の情景Op.82-予言の鳥/ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
8.幻想小曲集Op.12-夢のもつれ/ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
9.オラトリオ《楽園とぺリ》-第18曲
モンテヴェルディ合唱団 
オルケストル・レヴォリュショネール・エ・ロマンティーク
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー他
10.ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105-第1楽章
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン) マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
11.交11響曲第4番ニ短調Op.120-第3楽章
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
12.歌曲集《女の愛と生涯》Op.42-この指につけた指輪
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ) 
ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
録音:1964年-2002年
生誕200周年を迎えるシューマンの名曲エッセンスを集めた豪華2枚組。管弦楽、
室内楽、器楽、歌曲、オラトリオなど、彼の幅広い創作をすべて網羅した好選曲
を、当レーべルが誇る名演奏家たちの名演奏でたっぷりお楽しみください。


●子供のためのオペラ・シリーズ
オペラの聴き所を1枚のアルバムに収め、可愛い挿絵満載ブックレット付きデジ
パック。子供の頃からオペラに親しもう!と言う趣旨から作られたシリーズです
がオペラ・ハイライト盤としても十分お楽しみ頂ける充実したラインナップです。

4802623 \1350
ビゼー:歌劇《カルメン》ハイライト
前奏曲/広場の中を/上番兵のあとを追って/いつ愛するって?…恋はあまの
じゃく(ハバネラ)/おふくろ、どうなの?/セヴィリャの砦のほとり/シスト
ロの鉄線が鳴り(ジプシーの歌)/万歳!万歳、闘牛士!/皆さんに乾杯をお返
しします/おまえがくれたこの花は(花の歌)/それで?/2クワルトでいかが!
/あんたね!
カーティア・リッチャレッリ、クリスティーヌ・バルボー(ソプラノ)ア
グネス・バルツァ、ジャーヌ・ベルビエ(メゾ・ソプラノ)
ホセ・カレーラス、ハインツ・ツェドニク(テノール)
ミカエル・メルビー、ジョゼ・ヴァン・ダム、
アレクサンダー・マルタ(バリトン)他 
パリ・オペラ座合唱団 シェーネベルク少年合唱団 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン録音:1982年9月
1963年のレオンタイン・プライス盤以来、カラヤン2度目の《カルメン》。オリ
ジナルに最も近いアルコア版を使い、セリフ部分は別キャストを用意するとい
う凝りよう。歌手ではヴァルツァのエネルギッシュなカルメンが秀逸です。

4802630 \1350
ドニゼッティ:歌劇《愛の妙薬》ハイライト
前奏曲/かんかんお日さま焦げる時/見れば見る程何とまあ美しくて何とまあ
かわいいんだろう/この本はおもしろいわ/一言だけ、おおアディーナよ!/
親切なそよ風に訊いてごらんなさいな/あの音は何の音でしょう?/おお、村
の衆よ、お聞きください/すばらしい妙薬!俺のものだ!/ララ、ラララ/ト
ラン、トラン、トラン、トラン/軍曹さん、軍曹さん/アディーナ、信じてく
れ!/歌いましょう/聞いてください、皆さん/私は金持ち、あんたは美人/
不思議な妙薬を/ひそやかな涙が…滲み出て流れた/とまれ…気をつけ!俺は
何を見てるんだ/この薬はどんな性質の欠点も
ドーン・アップショウ、キャスリーン・バトル(ソプラノ)
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)レオ・ヌッチ(バリトン)
エンツォ・ダーラ(バス) 
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
録音:1989年9月 ニューヨーク
最高のキャストによる、まさに「最高に幸せな《愛の妙薬》。チャーミングな
パバロッティ、揺れる乙女心を巧みに演じたバトルなど、それぞれ役に溶け込
んだ歌手陣の安定した歌声と演技を堪能できる名盤です。

4802639 \1350
フンパーディンク:歌劇《ヘンゼルとグレーテル》ハイライト
序曲/ズーゼちゃん、可愛いズーゼちゃん/さあ私と踊りましょう/ララララ、
ララララ/小人が森に立っている/私は小さな眠りの精だよ/夜になって私が
眠りにつくと/パントマイム/露の妖精/私はどこにいるのかしら?/私はと
ても元気です!/じっとしていて!じっとしていて!/カリカリ、ガリガリと
/生地は作られます、我々は前方にすることができます/もう永遠にのろいが
とけて/ララララ、ララララ
アン・マリー、ギネス・ジョーンズ、クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
エディタ・グルベローヴァ、バーバラ・ボニー、
クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)
フランツ・グルントヘーバー(バリトン) 
ドレスデン国立歌劇場少年合唱団&女声合唱団 
ドレスデン・シュターツカペレ
指揮:コリン・デイヴィス
録音:1992年1月 ドレスデン
豪華な歌手陣を集めた完璧な仕上がりのメルヘン・オペラ。主役のマリーとグ
ルベローヴァの好演はもちろん、母親のジョーンズや魔女のルートヴィヒなど
も、適材適所の名演を繰り広げています。

4802629 \1350
モーツァルト:歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》ハイライト
序曲/僕のドラベッラには無理さ/ねえ,見てよほら…今日はなんだかばかげ
たことをしそうな気がするわ/軍隊生活は楽しいぞ!/毎日手紙を書いてね/
風よ穏やかなれ/男が、兵隊が、浮気しないとお思い?…いやに静かだな/こ
の心の中の苛立ち、鎮めがたい思いよ/風や嵐にもめげず/医者が来ました/
女が15にもなれば/あの髪の褐色のほうをとるわ/女性方よ、貴方達はよく浮
気をしますね/恋は盗人/人は女性を非難するが/早く早く皆さん方/2人の
花嫁と美しい花嫁に祝福あれ!/つつがなく、喜びに燃えて/みんなで私の心
を誘惑しよう
キリ・テ・カナワ、マリー・マクローリン(ソプラノ)
アン・マレー(メゾ・ソプラノ)トーマス・ハンプソン(バリトン)
ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(テノール)
フェルッチョ・フルラネット(バス) 
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
録音:1988年6月 ウィーン
ウィーン・フィルの典雅な響きを余すとこなく引き出したレヴァインの名盤。
歌手陣も、テ・カナワ、マクローン、マレーらを中心に好演。ハンプソンやフ
ルラネットら男声陣も充実した、《コジ》の入門におすすめの1枚です。

4802625 \1350
モーツァルト:歌劇《魔笛》ハイライト
序曲/助けてくれ!助けてくれ!/私は鳥刺し/なんと美しい絵姿/ああ、怖
れおののかなくてもよいのです、わが子よ! /愛を感じる男の人達には/おお
イシスとオシリスの神よ/でも恋の喜びを知っている/復讐の炎は地獄のよう
に我が心に燃え/この聖なる殿堂では/再びようこそ/ああ、私にはわかる、
消え失せてしまったことが/おおイシスとオシリスの神よ、なんという喜び!」
/娘か可愛い女房が一人/パ・パ・パ/太陽の輝きが夜を追い払い
ロバータ・ピータース、イヴリン・リアー(ソプラノ)
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バス・バリトン)
フランツ・クラス、ハンス・ホッター 
RIAS室内合唱団 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カール・ベーム
録音:1964年1月 ベルリン
ベーム&ベルリン・フィルによるゆったりとした堂々たる威容の《魔笛》。メイ
ン・キャストに当時30歳台の歌手が多く集め、フレッシュな歌声にあふれてい
るため、決して鈍重にならないのがみごとな1枚です。

4802626 \1350
モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》ハイライト
序曲/たとえばもし、奥方様が/もしも踊りをなさりたければ/仇討ち、そう
だ、仇討ちこそ/自分がどんな人間で、何をどうすればよいのかわからない…
/もう飛ぶまいぞ、この蝶々/愛の神よ、照覧あれ/こっちを向いて溜め息を
ついている間に/スザンナは来ないかしら/楽しい思い出はどこへ/そよ風甘
く…/亡くしてしまった/さあ目を開けろ/とうとううれしい時が来た/恋人
よ、早くここへ/みんな来い
ヘルマン・プライ、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
エディト・マティス、グンドゥラ・ヤノヴィッツ、
バーバラ・フォーゲル(ソプラノ)タティアナ・トロヤノス、
パトリシア・ジョンソン(メゾ・ソプラノ)
ペーター・ラッガー、クラウス・ヒルテ(バス)
エルヴィン・ヴォールファールト、
マルティン・ヴァンティン(テノール)(T:ドン・クルツィオ) 
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団
指揮:カール・ベーム
録音:1968年3月 ベルリン
1968年ステレオ録音。もはや語り尽くされた感さえある名盤中の名盤。ベーム
の含蓄ゆたかな指揮の下、洒脱なプライ、巧緻なフィッシャー=ディースカウ、
透明かつ気品あふれるヤノヴィッツ、素朴さと機転の早さを兼ね備えたマティス
等々、適材適所の名歌手たちが繰り広げる歌芝居のみごとさには、ばかり。あ
まりにも有名な演奏ですが、リマスターで好感度はさらに上昇。素晴らしいフィ
ガロです。

4802631 \1350
プッチーニ:歌劇《ボエーム》ハイライト
この紅海ってやつは/気が乗らない/冷たい手を/私の名はミミ/ああ、麗しの
乙女/私が一人で町を歩くときには/イル・コント?!/おい、そのバスケッ
ト!…ミミ/ミミはひどい病気なんだ!/あなたの愛の呼ぶ声に /みんな行っ
てしまったの?/ああミミ、君はもう戻ってこない/年老いた外套よ、聞いて
おくれ/出て行って?私、眠ったふりしていたの/医者は何て言った?
トーマス・ハンプソン、バスタレード(バリトン)
アンジェリーナ・レオー、バーバラ・ダニエルズ(ソプラノ)
ジェリー・ハドリー(テノール)パウル・プリシュカ、ジミ・ベニ、
パウル・クライダー、ジェームズ・レムリット(バス) 
ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団
指揮:レナード・バーンスタイン
録音:1987年5-6月 ローマ
最晩年のバーンスタインと、若き歌手たちが成し遂げた空前の《ボエーム》。
作曲、演奏のみならず、教育にも熱心だったバーンスタインの至芸がみごとに
結実した舞台をお楽しみください。

4802634 \1350
プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》ハイライト
広い世界を/で、花嫁は美人かな?/愛かそれとも気まぐれか /丘の上まで参
りましたよ/夕やみが訪れて来た/いい子だ、そんなに泣くことはない/ある
晴れた日に/あなたが見るであろう小さな愛と私の罪は、私の安らぎ/花の二
重唱/ハミング・コーラス/第2部の導入部/かわいい坊や
ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)ホセ・カレーラス(テノール)
テレサ・ベルガンサ(メゾ・ソプラノ)ホアン・ポンス(バリトン) 
フィルハーモニア管弦楽団 アンブロジアン・オペラ・コーラス
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
録音:1987年4-6月 ワトフォード
壮絶な悲劇を周到緻密に描いた《蝶々夫人》の新境地。シノーポリとオケ の素
晴らしさもさることながら、フレーニの超人的な歌唱に驚嘆させられる1枚です。

4802627 \1350
ロッシーニ:歌劇《セビリャの理髪師》ハイライト
序曲/空はほほえみ/私は町のなんでも屋/今の歌声は/陰口はそよ風のよう
に/本当かしら/私のような医者に向かって/ 頭はまるで恐ろしいふいごの中
のよう/ドン・バジリオが!…おやすみなさい、だんな様/さて、ドン・バルト
ロ様!…あなたは頭が狂っています/お年寄りは奥様を持ちたがる/ああ、思い
がけないこの喜び/愛はとこしえに
ステファニア・マラグー(ソプラノ)テレサ・ベルガンサ(メゾ・ソプラノ)
ルイジ・アルヴァ(テノール)ヘルマン・プライ、
レナート・チェザーリ(バリトン)エンツォ・ダーラ、パオロ・モンタルソロ、
ルイジ・ローニ(バス) 
アンブロジアン・オペラ・コーラス
ロンドン交響楽団
指揮:クラウディオ・アバド録音:1971年9月
演奏、歌唱、音質、どれをとってもお手本のような《理髪師》の名盤。このオ
ペラを聴くなら避けては通れない演奏と言っても過言ではない1枚。最初にお買
い求めになる《理髪師》に、ぜひおすすめのディスクです。

4802622 \1350
ヴェルディ:歌劇《アイーダ》ハイライト
前奏曲/もしその将軍が私なら!…清きアイーダ/おいでなさい,愛らしい娘よ
/勝ちて帰れ!/この聖なる地の守り手にして復讐者なる神よ/エジプトとイシ
スの神に栄光あれ/この衣をご覧になれば/その表情で話す痛み…でも、あなた
か王様/おお、わが故郷/まあ、お父様!…かぐわしい森に再び帰ろう/激しい
喘ぎの中で/憎い恋仇はいなくなった/さようなら、大地
ジョヴァンニ・フォイアーニ、 ニコライ・ギャウロフ、ホセ・ファン・ダム、
ルッジェーロ・ライモンディ(バス)ピエロ・カプッチッリ(バリトン)
エレーナ・オブラスツォワ(メゾ・ソプラノ)
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:1981年1月 ミラノ
1970年代、イタリア・オペラの総本山であるスカラ座の音楽監督を務めていた
アバドが残した極めつけの名演。指揮&オケ、歌唱、合唱のすべてが精緻での
びやかな演奏を聴かせてくれます。

4802635 \1350
ヴェルディ:歌劇《リゴレット》ハイライト
前奏曲/あれも、これも/あの老いぼれ、俺を呪いやがった/我らは同類、俺
は舌先/娘よ!…父さま!…頼む、言ってくれるなグァルティエール・マルデ
…この慕わしい名/彼女がさらわれた/涙が見えるようだ/哀れ、リゴレット
よ!/廷臣ども、卑しい非道の輩よ/日曜ごとに教会で/あなたが私から空し
くたたられていたので/女は気まぐれ/私は、確かこの前/美しい恋の娘よ/
父さまをだましたの
ピエロ・カプッチッリ(バリトン)プラシド・ドミンゴ(テノール)
イレアナ・コトルバス(メゾ・ソプラノ)ニコライ・ギャウロフ(バス)
エレナ・オブラスツォワ(メゾ・ソプラノ)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
録音:1979年9月 ウィーン
ドラマ的な側面を徹底追及した巨匠ジュリーニならではの指揮ぶりが光る名演。
劇的な歌唱で迫る全盛期のカプッチッリ、可憐な声色が何とも美しいコトルバ
ス、マントヴァ公にふさわしい声の演技を聴かせるドミンゴなど役者も揃い、
多彩な色彩を縦横に駆使するウィーン・フィルと絶妙に絡み合います。

4802632 \1350
ヴェルディ:歌劇《椿姫》ハイライト
前奏曲/乾杯の歌/あれは?/あの日、僕は幸せでした/おや!…ここで一体
何を?/花から花へ/彼女がそばにいないと何をしても楽しくない…僕の燃え
たぎる魂の/アンニーナ、どこへ行っていた?…知らなかったとはいえ恥ずか
しい/天使のように清らかな娘を/わかってはいただけませんの?/時の流れ
に、いつの日か/どうぞ、お話しになってください/どのようにすれば…もう
愛していない…と彼に/神よ、力を与えたまえ/プロヴァンスの海と大地を/
俺たちゃ、マドリードのマタドール/来るようにと誘ったけれど/この女は全
財産を/何と恥ずかしいことをしてくれたもんだ!/あなたは約束を守ってく
ださった…さようなら、過ぎ去った日の美しく楽しい夢よ/奥様…どうしたの?
/パリを離れて僕たち2人/ヴィオレッタ!…あなたも!
イレアーナ・コトルバス(ソプラノ)プラシド・ドミンゴ(テノール)
シェリル・ミルンズ(バス)ステファニア・マラグー(メゾ・ソプラノ)、 
バイエルン国立歌劇場合唱団
バイエルン国立管弦楽団
指揮:カルロス・クライバー
録音:1976年5月 ミュンヘン
若き日のクライバーが残した究極の《椿姫》。鋭利なフォルテ、強弱の振幅、
歌手の感情表現の高揚に合わせ速度を上げていく劇的な手法など、表現意欲の
凄まじさには終始釘付けになること間違いなしです。

4802636 \1350
ヴェルディ:歌劇《シモン・ボッカネグラ》ハイライト
あなたへの極端なさようなら…切り裂かれた精神/みんな俺の名を唱えている
/Oh, de'Fieschi implacata, orrida razzas/星と海は微笑み/星のない夜/
控え目なものは屋根で覆う孤児/平民よ、貴族よ、血なまぐさい歴史の中の
人々よ/剣はここにある/その2人は見えたのか?/あなたは聞きましたか?
/ここのあなた?…アメーリア!/おお!アメーリア…フックス…敵/武器よ、
武器よ、さもなくばリグーリよ/偉大な神は、彼らに恵みを与える
ピエロ・カプッチッリ(バリトン)ミレッラ・フレー二(ソプラノ)
ホセ・カレーラス(テノール)ニコライ・ギャウロフ、ホセ・ファン・ダム、
ジョヴァンニ・フォイアーニ(バス ) 
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:1977年1月 ミラノ
優れた歌手陣とスカラ座管を率いたアバドが、作品の真価を丹念に精査して練
り上げた名演。ワーグナーやシュトラウスにも通じる、壮大な伽藍のような厚
みのある演奏に、心行くまで酔いしれてください。




<Decca>
4782197 2枚組 \3650
グルック:歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》全3幕(1774年パリ版)
フアン・ディエゴ・フローレス(テノール) 
アインホア・ガルメンディア(ソプラノ) 
マドリード交響楽団 
指揮:ヘヘス・ロベス=コボス
録音:2008年5月27日-6月2日 
テアトロ・レアル、マドリード
1774年版(オリジナル/フランス語版)による録音。このオペラがウィーンで初
演されたとき、オルフェオ役を歌ったのは、「カストラート」と呼ばれる去勢
された男性歌手でした。その後フランス初演に際して、フランスではカストラ
ートの出演が認められなかったため、グルックがオルフェオ役をテノール歌手
が歌えるように変更したものです。現代最高のテノール歌手の一人、フローレ
スの瑞々しい歌声に寄り添うエウリディーチェ役には昨今活躍目覚しいソプラ
ノ、ガルメンディアを迎え、巨匠ロベス=コボスが充実の指揮で歌唱をサポー
トするなど、聴きどころが満載の注目盤です。

4782340 10枚組 \9000 ※3月23日までに注文分の初回特価 \5400
デッカ・ソロ・レコーディング全集
CD1
ベートーヴェン:ロンドOp.51/同:創作主題による32の変奏曲ハ長調WoO.80
同:ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37/同:ピアノ・ソナタ第19番ト短調Op.49‐1
/同:同 第20番ト長調Op.49‐2
CD2
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27‐2《月光》
同:同 第8番ハ短調Op.13《悲愴》
同:同 第21番ハ長調Op.53《ワルトシュタイン》
CD3
ブラームス:
ピアノ・ソナタ第3番へ短調Op.5
同:主題と変奏曲ニ短調(原曲:弦楽六重奏曲第1番の第2楽章)
CD4
ブラームス:2つのラプソディOp.79/同:3つの間奏曲Op.117/同:6つのピアノ
小品Op.118/同:4つのピアノ小品Op.119
CD5
シューベルト:ピアノ・ソナタ第16番イ短調D.845
同:同 第18番ト長調D.894《幻想》
CD6
シューベルト:ピアノ・ソナタ第5番変イ長調/同:2つのスケルツォD.593/
同:楽響の時D.780/同:ピアノ・ソナタ第19番ハ短調D.958
CD7
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調D.959/同:同 第14番イ短調D.784
/同:同 第1番ホ長調D.157
CD8
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番イ長調D.664/
同:同 第21番変ロ長調D.960
CD9
シューベルト:4つの即興曲D.899/同:4つの即興曲D.935
CD10
シューマン:フモレスケ変ロ長調Op.20/同:子供の情景Op.15/同:クライスレ
リアーナOp.16
ラドゥ・ルプー(ピアノ)
ロンドン交響楽団 指揮:ローレンス・フォスター(CD1) 
録音:1970-1991年
リパッティの再来と称せられ「千人に一人のリリシスト」と謳われたピアニス
ト、ラドゥ・ルプー。今年は久々の来日公演も控え、大きな注目が集まってい
る彼が、1970-93年にデッカに残したすべてのソロ録音を集めた豪華な10枚組
です。ベートーヴェン、ブラームス、シューベルト、シューマン、いずれの名
曲も、透明な音色で美しく紡ぎ出した珠玉の名録音。この機会に是非お聴き下
さい!

4782342 2枚組(1枚価格) \1850
マーラー:アダージョ集
CD1
1.交響曲第5番嬰ハ短調-第4楽章
2.  同  第2番ハ短調《復活》-第4楽章
3.  同  第4番ト長調-第3楽章
4.大地の歌-告別
イヴォンヌ・ミントン(メゾ・ソプラノ) シカゴ交響楽団 
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
CD2
1.リュッケルトによる5つの詩-私はこの世に忘れられ
ブリギッテ・ファスベンダー(アルト) 
ベルリン・ドイツ交響楽団 指揮:リッカルド・シャイー
2.交響曲第6番イ短調《悲劇的》-第3楽章
3.  同  第3番ニ短調-第6楽章
4.  同  第9番ニ長調-第4楽章
シカゴ交響楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
録音:1980-90年
2010年が「生誕150周年」にあたるマーラーが残した珠玉のアダージョを集めた
豪華2枚組。デッカ史上最高のマーラー録音の一つに数えられるショルティ&シ
カゴ響の優美な黄昏の調べを中心に、圧倒的な名演がずらりと並んでいます。




<Australian Eloquence>
480481(4800481) \900
1.ベルク:ヴァイオリン協奏曲
2.ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
3.チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
アムステルダム・コンセルトへボウ管弦楽団 
指揮:イーゴリ・マルケヴィッチ(1&2) ウィーン交響楽団 
指揮:ボーゴ・レスコヴィチ(3)
録音:1956年(3)、1967年(1&2)
ヴァイオリンの艶やかな美しさと端正でエレガントなスタイルで人気を博した
名手アルテュール・グリュミオー。12音技法の中に深い抒情をたたえたベルク
と、晴れやかで乾いたストラヴィンスキーとの描き分けが見事なグリュミオー
の名盤に、彼の十八番の一つとして名高いチャイコフスキーをカップリングし
たのが当盤です。グリュミオーは生涯にチャイコフスキーの協奏曲を三度録音
していますが、ここに収録されたのは、記念すべき第1回目の録音にあたります。

480447(4800448) \900
弦楽セレナード集
1.チャイコフスキー:弦楽セレナード ホ長調Op.22
2.スーク:弦楽セレナーデ変ホ長調Op.6
3.ヴォルフ:イタリアのセレナード ト長調
4.グリーグ:ホルベルク組曲Op.40
シュトゥットガルト室内管弦楽団
指揮:カール・ミュンヒンガー
録音:1975年
シュトゥッツガルト室内管弦楽団を率いて、バロック演奏を中心に一時代を築
いた巨匠カール・ミュンヒンガー。2010年が没後20年にあたる彼の偉業を湛え
て企画されたアルバム。彼らの持ち味だったリズムの切れ、楽器のバランス、
そして充分なスケール感は、当盤に収められた4つの19世紀弦楽作品において
も、大きな成功を収めています。

4802080 2枚組 \1400
ロマンティック・ヴァイオリン協奏曲集
CD1
1.ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
2.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
CD2
1.ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
2.ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン) 
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・エイドリアン・ボールト(1)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ジャン・フルネ(2)
ロンドン交響楽団(3&4) 指揮:ピエロ・ガンバ(3)、
サー・マルコム・サージェント(4)
録音:1952年(1)、1957年(3)、1961年(4)、1975年(2)
今年で92歳を迎えるアメリカの巨匠ヴァイオリニスト、ルッジェーロ・リッチ
は、その類稀な超絶技巧と美しいカンタービレでもって、膨大なレパートリー
に多くの傑作を残しました。当盤には、彼のロマンティックな歌い回しがたっ
ぷり楽しめる4つの協奏曲を収録。ボールド、サージェント、ガンバ、フルネ
による巧みな伴奏指揮も聴きどころです。

4802083 2枚組 \1400
ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン協奏曲集
CD1
1.シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
2.チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
3.同:ワルツ・スケルツォOp.34
4.同:ゆううつなセレナードOp.26
CD2
1.サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
2.同:ハバネラOp.83
3.サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20
4.同:カルメン幻想曲Op.25
5.ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン) 
ロンドン交響楽団(CD1&CD2‐1-4) 
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(CD2‐5)
指揮:エイヴィン・フィエルスタート(CD1‐1、3、4)、
サー・マルコム・サージェント(CD1‐2)、ピエロ・ガンバ(CD2‐1-4)
録音:1956年(CD2‐5)、1958年(CD1‐1、3、4)、1961年(CD1‐2)他
当盤には、パガニーニ演奏の名手として名を馳せたリッチの真骨頂とも言える
超絶技巧曲を多数収録。目の覚めるようなあざやかな名演の数々をたっぷりお
楽しみください。

4802086 2枚組 \1400
ヴァイオリン・ソナタ集
CD1
1.J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調BWV.1001
2.同:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV.1004
3.バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタSz.117
CD2
1.ストラヴィンスキー:エレジー
2.ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.31‐1
3.同Op.31‐2
4.プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.115
5.同:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調Op.94bis
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン) 
カルロ・ブソッティ(ピアノ:CD2‐5)""
録音:1957年(CD1‐1、2)、1960年(CD1‐3&CD2)"
当盤には、彼のヴァイオリンの音色や技巧の魅力を、もっともストレートな形
で味わえるソロ作品集を収録。バッハから、バルトーク、ヒンデミット、プロ
コフィエフ、ストラヴィンスキーまで、膨大なレパートリーを圧倒的な完成度
で描ききっています。



<イタリア Decca>
4763357 \2180
J.S.バッハ:鍵盤ソナタ集
1.アダージョ ト長調BWV.968
2.鍵盤のためのソナタ ニ長調BWV.963
3.同 イ短調BWV.967
4.同 ハ長調BWV.966
5.同 イ短調BWV.965
6.同 ニ短調BWV.964
ラミン・バーラミ(ピアノ) 録音:2007年
1976年にイランのテヘランで生まれた注目の若手ピアニスト、ラミン・バーラミ。
ワイセンベルク、シフ、レヴィンなどに師事した彼ですが、何より忘れてはなら
ないのが、ロザリン・テュレックから受け継いだバッハ作品解釈です。好評を博
した《パルティータ》や《フーガの技法》に続く当盤でも、真摯な正統派演奏を、
甘く柔らかい語り口で綴っています。

4763367 \2180
ボッケリー二:フルート五重奏曲集
1.フルート五重奏曲ニ長調Op.17‐1、G.419
2.同 変ロ長調Op.17‐4、G.422
3.同 ト長調Op.17‐5、G.423
4.同 ト短調Op.19-2、G.426
5.同 ハ長調Op.19-3、G.427
6.同 ニ長調Op.19-4、G.428
アンドレア・グリミネッリ(フルート) 
クレモナ弦楽四重奏団
録音:2008年
ハイドンやモーツァルトの影に隠れがちですが、近年は、優美で時に憂いを含む
作風の再評価が高まっているボッケリー二。ハイドンとの対比から、「ハイドン
夫人」とも呼ばれる彼の魅力がたっぷり詰まったフルート五重奏曲集です。ラン
パルとゴールウェイの薫陶を受け、あのパヴァロッティに見出された現代最高の
フルート奏者の一人グリミネッリと、2000年結成のイタリアを代表するカルテッ
ト、クレモナ弦楽四重奏団が共演した、輝かしく暖かなアンサンブルをお届けし
ます。

4763434 \2180
誰も寝てはならぬ-アルミリアート・シングス・プッチーニ
1.《エドガール》-大饗宴だ!
2.《妖精ヴィルリ》-ここがあの家…苦しい僕のこの思いを
3.《マノン・レスコー》-栗色、金髪の美人たちの中で
4.同-見たこともない素晴らしい美人
5.同-ああ、マノン、またしても君は
6.同-ご覧下さい、狂った僕を
7.《ボエーム》-冷たい手を
8.《トスカ》-妙なる調和
9.同-星は光りぬ
10.《蝶々夫人》-愛の家よ、さようなら
11.《ジャンニ・スキッキ》-フィレンツェは花咲く木のように
12.《外套》-お前の言うとおりだ
13.同-お前の口付けが欲しい
14.《西部の娘》-6ヶ月たった
15.同-やがて来る自由の日
16.《トゥーランドット》-泣くなリュー
17.同-誰も寝てはならぬ
ファビオ・アルミリアート(テノール) 
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団 
指揮:マルコ・ボエーミ
録音:2008年
プッチーニの可憐で雄弁な音楽に、イタリア・オペラ界のスター・テノール、アル
ミリアートが堂々と渡り合う勇姿を楽しめるアリア集。甘さ、輝き、深みをすべ
て備えた極上の宴をたっぷりお楽しみください。

4763775 \2180
プッチーニ・アリア集
1.《マノン・レスコー》-華やかに着飾っても
2.同-捨てられて、ひとり寂しく
3.《ボエーム》-私の名はミミ
4.同-私が町を歩くと(ムゼッタのワルツ)
5.同-さようなら、あなたの愛の呼ぶ声に(ミミの別れ)
6.《トスカ》-歌に生き、恋に生き
7.《蝶々夫人》-ある晴れた日に
8.同-坊やの母さんに雨の日も風の日もおまえを抱え
9.同-名誉を守ることができなければ名誉のために死ぬ…おまえ?おまえ?小さい
神さま!
10.《修道女アンジェリカ》-母もなく
11.《ジャンニ・スキッキ》-私のお父さん
12.《つばめ》-ドレッタのすばらしい夢
13.《西部の娘》-愛情は別なものよ…ソレダードでは
14.《トゥーランドット》-ご主人様、お聞きください!
15.同-この宮殿の中で
16.同-氷に包まれた貴女様
ダニエラ・デッシー(ソプラノ) 
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団
指揮:マルコ・ボエーミ
録音:2009年
現代イタリアを代表する名ソプラノ、ダニエラ・デッシーの待望のプッチーニ・
アリア集。《マノン・レスコー》《ボエーム》《トスカ》《蝶々夫人》《トゥー
ランドット》など、彼女の得意演目を中心に、ボエーミ指揮・アレーナ・ディ・
ヴェローナ管の好サポートを得て、繊細かつのびやかに歌い上げた珠玉の1枚です。

4765245 \2180
ロッシーニ序曲集
1.《泥棒かささぎ》序曲
2.《セミラーミデ》序曲
3.《シンデレラ(チェネレントラ)》序曲
4.《ウィリアム・テル》序曲
5.《オテロ》序曲
6.主題、アンダンテと変奏曲(フルート、クラリネット、ホルン、ファゴットの
ための)
アンドレア・グリミネッリ(フルート)コラード・ジュフレディ(クラリネット)
ダニーロ・マルチェッロ(ホルン) リノ・ベルニッツィ(ファゴット)
録音:2008年 (デジタル録音)
ロッシーニ・オペラの魅力を凝縮した珠玉の序曲を、フルート、クラリネット、
ホルン、ファゴットの優美で凛とした管楽四重奏版でお届けする1枚。グリミネッ
リをはじめ、名手たちの贅沢な共演でどうぞ!

4769203 \2180
ヴェルディ・アリア集
1.《リゴレット》-俺たちは同じだ!
2.同-悪魔め、鬼め
3.《エルナーニ》-若き日よ
4.《2人のフォスカリ》-ついに一人になった…ああ、年老いた心よ
5.《マクベス》-憐れみも、誉れも、愛も
6.《ルイザ・ミラー》-伴侶を選ぶのは聖なること
7.《椿姫》-プロヴァンスの海と陸
8.《トロヴァトーレ》-君が微笑み
9.《シチリア島の夕べの祈り》-富を手にして
10.《運命の力》-この中に私の運命がある
11.《オテロ》-無慈悲な神の命の命ずるままに
12.《ドン・カルロ》-カルロとロドリーゴの二重唱
13.同-カルロ、聞いて
14.《仮面舞踏会》-あなたの生命には
15.同-立て、おまえの息子は向こうにいる…おまえであったのか、この魂を
レオ・ヌッチ(バリトン) プラシド・ドミンゴ(12:テノール) 
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団
指揮:リチャード・アームストロング(1-8、10) 
イギリス室内管弦楽団 指揮:ジャンフランコ・マジーニ(9)
シカゴ交響楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ(11)
ミラノ・スカラ座管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド(12-3)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1982年1月(12-13)、10月(1-8、10)、1986年11月(9) ロンドン、
1989年1月 ウィーン(14-15)
当代最高のヴェルディ・バリトン歌手として、今なお活躍するベテラン、レオ・
ヌッチ。彼が今から20年以上前に、錚々たる巨匠たちと残した名歌唱を集めた若
き日の珠玉のアリア集です。ドミンゴと共演した《ドン・カルロ》の二重唱も含
む全15曲を、心行くまでご堪能ください!

4766376 \2180
ロマンティック・カンツォーネ集
1.ビクシオ:マンマ
2.ディ・カプア:マリア・マリ
3.トスティ:最後の歌
4.ジョルダーノ: 愛さずにはいられないこの思い
5.デ・クルティス:ナポリの歌
6.ベッチェ:あなたは私の人生
7.デンツァ:妖精の瞳
8.マイアベーア:おお、パラダイス
9.ディ・カプア:オ・ソレ・ミオ
10.ビクシオ:愛の歌
11.レオンカヴァッロ:朝の歌
12.ピエトリ:僕は知っている、誰にも知られていない庭を
13.ストラデッラ:ピエタ・シニョーレ
14.カルディッロ:カタリ・カタリ
15.デ・クルティス:こんなにも君を愛している
16.ガスタルドン:禁じられた音楽
17.クレシェンツォ:クアン・”ア・フェンメナ・ヴォ”
18.ビゼー:耳に残る君の歌声
19.トスティ:セレナータ
20.デ・クルティス:ルチア・ルチ
21.フロトー:夢のごとく
22.デ・クルティス:忘れな草
ファビオ・アルミリアート(テノール) 
パルマ王立歌劇場 管弦楽団
指揮:スティーヴン・メルクリオ
録音:2007年
イタリア・オペラ界のスター・テノール、アルミリアートが、故郷イタリアのロ
マンティックなカンツォーネを歌った一押し盤。端正で情感もたっぷりな歌唱の
数々は、オペラ・ファンにもイタリアン・ポップス・ファンにもお薦めの1枚です。




<DECCA>
DD 7949(19CD+1DVD) \17280
デビュー40周年を記念した超豪華セット
完全限定盤
チョン・キョンファ/デビュー40周年記念BOX
デッカとDGの全タイトル19CD+1DVDを時代別に収録
CD1
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 Op.35
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 Op.47
アンドレ・プレヴィン指揮、ロンドン交響楽団
CD2
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番、スコットランド幻想曲
ルドルフ・ケンペ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
CD3
ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調
ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
アンドレ・プレヴィン指揮、ロンドン交響楽団
CD4
J.S.バッハ:パルティータ 第2番 BWV1004、第3番 BWV1005
CD5
サン・サーンス:ヴァイオリン協奏曲 第3番
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲 第5番
ローレンス・フォスター指揮、ロンドン交響楽団
CD6
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番、第2番
アンドレ・プレヴィン指揮、ロンドン交響楽団
CD7
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 第2番
ゲオルク・ショルティ指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
CD8
エルガー:ヴァイオリン協奏曲 Op.61
ゲオルク・ショルティ指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
CD9
ショーソン:詩曲
サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28、ハバネラ Op.83
ラヴェル:ツィガーヌ(管弦楽伴奏版)
シャルル・デュトワ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
CD10
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 Op.61
キリル・コンドラシン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
CD11
フランク:ヴァイオリンソナタ
ドビュッシー:ヴァイオリンソナタ
ラドゥ・ルプー(pf)
CD12
ラロ:スペイン交響曲
サン・サーンス:ヴァイオリン協奏曲 Op.20
シャルル・デュトワ指揮、モントリオール交響楽団
CD13
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 Op.35
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 Op.64
シャルル・デュトワ指揮、モントリオール交響楽団
CD14
ベルク:ヴァイオリン協奏曲
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 第1番
ゲオルク・ショルティ指揮、シカゴ交響楽団
CD15
“CON AMORE”(ヴァイオリン名曲集)
クライスラー:ラ・ヒターナ、愛の悲しみ
ボルディーニ:踊る人形(クライスラー編)
ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ
エルガー:愛の挨拶、気まぐれ女
チャイコフスキー:感傷的なワルツ
クライスラー:プレリュードとアレグロ
ノヴァーチェク:モート・ペルペトゥオ
ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しき夕暮れ
ショパン(ミルシュテイン編):ノクターン 第20番
ヴィエニャフスキ(クライスラー編):奇想曲 イ短調
ゴセック(マイヤー編):ガヴォット
クライスラー:愛の喜び
シャミナード(クライスラー編):スペインのセレナード
サン・サーンス(イザイ編):ワルツ形式の練習曲によるカプリース
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲集 第1番
フィリップ・モル(pf)
CD16
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲 第3番、第1番
チョン・トリオ
CD17
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番
ブラームス:ピアノ三重奏曲 第1番
チョン・トリオ
CD18
R.シュトラウス:ヴァイオリンソナタ Op.18
レスピーギ:ヴァイオリンソナタ ロ短調
クリスティアン・ツェメルマン(pf)
CD19
ベートーヴェン:三重協奏曲 Op.56、ロマンス 第1番、第2番、
フルートとファゴットとチェンバロと管弦楽のためのロマンツェ・カンター
ビレ Hess 13
チョン・ミュンファ(Vc)、パトリック・ガロワ(Flu)、
パスカル・ガロワ(Fgt)、
チョン・ミュンフン(pf、指揮)、
フィルハーモニー管弦楽団
DVD
メンデルスゾーン:交響曲 第3番「スコットランド」、第4番「イタリア」、
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 Op.64
ゲオルク・ショルティ指揮、シカゴ交響楽団
チョン・キョアンファは素晴らしいヴァイオリニストであり、素敵な音楽家、
そして忠実な友です。
・・・・・・アンドレ・プレヴィン
チョン・キョンファのレコーディングを1つに集めたこの仕事に敬意を表しま
す。早く聴いてみたいです。
・・・・・・シャルル・デュトワ
1970年にアンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団とチャイコフスキーの協
奏曲を共演してセンセーショナルなヨーロッパ・デビューを果たしたキョン・
キョンファの演奏活動40周年を記念して、韓国ユニバーサルが超豪華BOXを作
成しました。韓国国内で、クラシック・チャート1位はもちろんのこと、K-POP
を網羅した総合チャートでも上位ランクインしています。
デッカとDGの全タイトル19CD+1DVDを時代別に収録しています。
豪華特殊LPサイズボックス仕様(310mm x 315mm x 45mm)
90ページ写真入豪華ブックレット(韓国語/英語/一部日本語入り)
オリジナル・デザインの紙ジャケに収納+発売当時のライナー・ノーツ収録
(韓国語/英語)
デッカのオリジナル・アナログ・マスター・テープから96khz/24bit リマスタ
リング
2005年以降演奏活動を休止していたチョン・キョンファは、今年5月にはアシュ
ケナージ指揮フィルハーモニア管弦楽団と、11月にはクリーヴランド管弦楽団
との共演で、韓国のコンサート・ステージに復帰する予定です。



<イタリア Decca>
4763334 \2180
ラフマニノフ作品集
1.練習曲集《音の絵》Op.33
2.コレッリの主題による変奏曲Op.42
アレクサンダー ロマノフスキー(ピアノ) 
ホロヴィッツやリヒテルの系譜に連なる若きロシアン・ヴィルトゥオーゾで、
名門ブゾーニ国際コンクールの覇者でもあるアレクサンダー・ロマノフスキー
の待望のセカンド・アルバム。前作では、シューマンとブラームスを取り上げ
て好評を博しましたが、本作には、彼の十八番の一つであるラフマニノフの
《音の絵》Op.33と、《コレッリの主題による変奏曲》を収録。更なる進化と
充実を惜しげもなく披露しています。

4766208 \2180
1.シューマン:交響的練習曲Op.13
2.ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35
アレクサンダー ロマノフスキー(ピアノ) 

<EMI CLASSICS>
CDS-6083912 2枚組 \2800 ※価格変更 \1880
ショパン:夜想曲全集
ユンディのEMI移籍第1作! 生誕200年の2010年を記念する最高のユンディからの
贈り物。2000年第14回国際ショパン・コンクールの史上最年少(当時17歳)、また
久しく優勝者が出なかった中15年ぶりの優勝者となり日本を含め世界的なトップ・
ピアニストとなったユンディ。
本年3月1日、ワルシャワで開催されるショパン生誕200年コンサートでの演奏、4月
の来日ショパン・リサイタルとユンディは今年も主役です。
ユンディは今後の活動をショパンに集中して、ショパンのソロ作品録音をEMIと継
続する計画が進行中、次回作は前奏曲集が本年秋に発表を予定されています。
ブリリアント・ボックス 12Pブックレット
CD1
1.夜想曲第1番 変ロ短調Op.9-1
2.夜想曲第2番 変ホ長調Op.9-2
3.夜想曲第3番 ロ長調Op.9-3
4.夜想曲第4番 ヘ長調Op.15-1
5.夜想曲第5番 嬰ヘ短調Op.15-2
6.夜想曲第6番 ト短調Op.15-3
7.夜想曲第7番 嬰ハ短調Op.27-1
8.夜想曲第8番 変ニ長調Op.27-2
9.夜想曲第9番 ロ長調Op.32-1
10.夜想曲第10番 変イ長調Op.32-2
11.夜想曲第11番 ト短調Op.37-1
12.夜想曲第12番 ト長調Op.37-2
CD2
1.夜想曲第13番 ハ短調Op.48-1
2.夜想曲第14番 嬰ヘ短調Op.48-2 
3.夜想曲第15番 ヘ短調Op.55-1
4.夜想曲第16番 変ホ長調Op.55-2
5.夜想曲第17番 ロ長調Op.62-1
6.夜想曲第18番 ホ長調Op.62-2
7.夜想曲第19番 ホ短調Op.72-1
8.夜想曲第20番 嬰ハ短調(遺作)
9.夜想曲第21番 ハ短調(遺作)
ユンディ・リ(ピアノ)

CDC-6085022 \2080
ナイジェル・ケネディ・クインテット/SHHH!(期間限定盤)
ヒーロー、ケネディ率いるクインテットの新作ジャズ・アルバム!
ヴォーカルにボーイ・ジョージ参加!
デジパック 6pブックレット
1.Transfiguration
2.Riverman*
3.Silver Lining
4.Shhh!
5.The Empty Bottle
6.4th Glass
7.Oy!
Nigel Kennedky - electric violin & vocals & extra keyboard
Tomasz Grzegorski - tenor sax, soprano sax, bass clarinet & vocals
Piotr Wylezol - piano & Hammond
Adam "Szabas" Kowalewski - contrabass, electric bass & vocals
Krzysztof Dziedzic - drums & vocals
Xantone Blacq - percussion
*Boy George - vocals
*John Themis - guitar
String arrangements by "The Orchestra of Life"
Recorded at Rockfield Studios in November 2009
Boy George "Riverman" vocals recorded at Sarm West, engineered by
Andy Hghes & assistant
engineered by Sam Farr
All tracks composed and arranged by Nigel Kennedy except 'River Man'
"River Man" written by Nick Drake

CDC-6290572 \1880
ケネディ・プレイズ・バッハ・ウィズ・ザ・ベルリン・フィル
CDC-5570162のリパッケージ・ヴァージョン
1.ヴァイオリン協奏曲 ホ長調BWV1042
2.協奏曲(オーボエとヴァイオリンのための) ニ短調BWV1060*
3.ヴァイオリン イ短調BWV1041
4.協奏曲(2つのヴァイオリンのための) ニ短調BWV1043**
ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)
*アルブレヒト・マイヤー(オーボエ)
**ダニエル・シュタブラーヴァ(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2000年1月29-31日、 イエス・キリスト教会、ベルリン-ダーレム
ジュエル 12Pブックレット


●AMERICAN CLASSICS
アメリカの作品を集中的にまとめたシリーズ。今回は20世紀前半を代表する作曲
家、ガーシュウィン作品をまとめて5点発売します。
いずれも、ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDM-6066902 \900
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
1.第2ラプソディ
2.「アイ・ゴット・リズム」変奏曲
3.2つのワルツ ハ長調
4.ブルー・マンデイ
5.アワ・ラヴ・ヒア・トゥ・ステイ
6.エンブレイサブル・ユー
7.リアルト・リプルズ
8.パリのアメリカ人(2つのピアノ版)
カーティア・ラベック、マリエル・ラベック(ピアノ)

CDM-6066882 \900
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲
ガーシュウィン・ソング・ブック-ジョージ・ガーシュウィンの歌による即興曲
1.「ポーギーとベス」-I love you Porgy
2.「シャル・ウィ・ダンス」-They can't take that away from me
3.「ポーギーとベス」-サマータイム
4.「シャル・ウィ・ダンス」-Let's call the whole thing off
5.「ゴールドウィン・フォリーズ」-Love walked in
6.「ザ・ショウ・イズ・オン」-By Strauss
7.「ゴールドウィン・フォリーズ」-Our love is here to stay
以上 ウェイン・マーシャル(ピアノ)
8.アイ・ガット・リズム(ピアノと管弦楽のための変奏曲)
9.ピアノ協奏曲 へ調
以上 ウェイン・マーシャル(ピアノと指揮)
オールボー交響楽団

CDM-6066892 \900
ガーシュウィン:序曲集
1.A Damsel in distress-フィルムのための組曲(編:マッグリン)
2.Girl Crazy-序曲
3.君がために歌わん-前奏曲
4.Tip-Toes-序曲
5.Primrose-序曲
6.Stiff upper lip(A Damsel in distress - Funhouse sequence)
7.Oh, Kay!-序曲
以上 ザ・ニュー・プリンセス・シアター管弦楽団
ジョン・マッグリン指揮
8.George White's Scandals of 1924-誰かが私を愛している
9.Primrose-Boy wanted
10.A Damsel in distress-万事好調
11.Goldwin Follies-Love walked in
12.Goldwin Follies-我が恋はここに
13.Oh ,Kay!-Someone to watch over me
14.Girl Crazy-But not for me
15.ポーギーとベス-サマータイム
16.A Damsel in distress-首尾よく行けば
17.The Show is on-シュトラウス讃歌
18.Girl Crazy-Embraceable you
19.Girl Crazy-I got rhythm
以上 キリ・テ・カナワ(ソプラノ)
ザ・ニュー・プリンセス・シアター管弦楽団
ジョン・マッグリン指揮

CDM-6066932 \900
ガーシュウィン作品集
1.Lady be good!-Little jazz bird
2.ポーギーとベス-Bess, oh where's my Bess?
3.Oh, Kay!-Someone to watch over me
4.3つの前奏曲
5.プロムナード
6.メリー・アンドルー
7.ジャスボー・ブラウン・ブルーズ
8.2つの調の即興曲
9.2つのワルツ ハ調 
10.スリー・クォーター・ブルーズ
11.リアルト・リプルズ
ジョージ・ガーシュウィンのソング・ブック
12.スワニー
13.Nobody but you
14.Do it again
15.I'll build a stairway to paradise
16.魅惑のリズム
17.Oh, lady be good!
18.私の彼氏
19.Somebody loves me
20.That certain feeling
21.Sweet and low-down
22.Clap yo' hands
23.Do, do, do
24.My one and only
25.'S wonderful
26.Strike up the band
27.Liza(All the clouds'll roll away)
28.Who cares?
29.I got rhythm
以上 リチャード・ロドニー・ベネット(ピアノ)
ジェローム・カーン:
30.Roberta-煙が眼にしみる
31.Swingtime-今宵の君は
32.Very warm for May-All the things you are
33.Roberta-イエスタデイズ
34.Cover girl-Long ago and far away
35.Show boat-Why do I love you?
バリー・タックウェル(ホルン) 他
リチャード・ロドニー・ベネット(キーボード)

CDM-6066912 \900
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
1.ラプソディ・イン・ブルー*
2.パリのアメリカ人
3.ポーギーとベス(交響的絵画)(編:リチャード・ロドニー・ベネット)
以上 *レナード・ぺナリオ(ピアノ)
ハリウッド・ボウル交響楽団、フェリックス・スラトキン指揮
4.モートン・グールド:ラテン=アメリカン・シンフォニエッタ(4曲)
ハリウッド・ボウル交響楽団、フェリックス・スラトキン指揮



★50 BEST シリーズ
クラシック名曲をテーマ毎に気軽に楽しめるコンピレーション3CDの新シリーズの
スタート。もちろん演奏者はEMIのカタログからのトップ・アーティスト達のお勧
めの名録音。美麗ジャケットで価格も廉価な魅力にあふれたシリーズ「50ベスト」
シリーズです。第1回目は10点をまとめて発売です。
※曲目詳細はこちらにございます

CZS-4574892 3枚組 \1050
50ベスト・アダージョ

CZS-4574962 3枚組 \1050
50ベスト・バッハ

CZS-4575032 3枚組 \1050
ベスト・バロック

CZS-4575102 3枚組 \1050
ベスト・カラス

CZS-4575172 3枚組 \1050
ベスト・クラシックス

CZS-4575242 3枚組 \1050
ベスト・モーツァルト

CZS-4575312 3枚組 \1050
ベスト・オペラ

CZS-4575402 3枚組 \1050
ベスト・ピアノ

CZS-4575472 3枚組 \1050
ベスト・リラクシング・クラシックス

CZS-4575552 3枚組 \1050
ベスト・ロマンティック・クラシックス



<VIRGIN CLASSICS>
VC-2663492 \1880
ブラームス:
1.ピアノ協奏曲第2番
2.8つの小品Op.76
ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)
フランクフルト放送交響楽団、パーヴォ・ヤルヴィ指揮(1)
ピアノ協奏曲の傑作の高みにそびえるブラームス2番でその充実ぶりを遺憾なく発
揮したアンゲリッシュの自信作

DVBW-6945819(DVD-Video) 2枚組 \2700
ロッシーニ:セビーリャの理髪師
フィオレッロ・チャンガン・イム
アルマヴィーヴァ伯爵・フアン・ディエゴ・フローレス
フィガロ・・・ピエトロ・スパニョーリ
ロジーナ・・・ジョイス・ディドナート
バルトロ・・・アレッサンドロ・コルベッリ
バジリオ・・・フェルッチョ・フルラネット
ベルタ・・・・ジェニファー・ライズ=デイヴィース
アンブロージオ・・・・・ブライアン・セコンブ
仕官・・・・・・クリストファー・ラクナー
書記・・・・・・アンドルー・マクネアー
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団、合唱団
アントニオ・パッパーノ指揮
舞台監督:パトリス・コーリエ&モッシュ・ライザー
収録:ロイヤル・オペラ・ハウス、コヴェント・ガーデン ライヴ 2009年7月
NTSCシステム 16:9 / LPCMステレオ / DTS 5.1サラウンド
メニュー画面:英語 字幕:英/仏/独/スペイン/イタリア語
アマレイ・ボックス 4Pブックレット
ロイヤル・オペラの陽気でカラフルなロッシーニの有名オペラの新プロダクショ
ンは本物のヒットだ(デイリー・テレグラフ紙)
各レヴューで大絶賛を受けたコヴェント・ガーデンのプロダクションが遂にDVD化。
ディドナート、フローレス、スパニョーリ他のドリーム・キャストとパッパーノ
の指揮による上演はオペラ・ファンには見逃せないプロダクションです。さらに
初日の第1幕でディドナートが怪我をし、松葉杖を借りて終演まで、さらには車椅
子に乗って全演目日全てを務めたというのがオペラ界をうならせるというおまけま
でついたいわく付きの公演です。ボーナス映像には事故についてのディドナートの
インタヴューもあり。

VBS-6284352 3枚組 \1880
ZEN PIANO
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンなど大作曲家の澄みわたるピ
アノ名曲
マルチパック 4Pブックレット
※曲目詳細はこちらにございます

VBS-6284432 3枚組 \1880
ZEN VOICES
聖なる声が高みに昇る
マルチパック 4Pブックレット
※曲目詳細はこちらにございます



<EMI GERMANY>
●Inspiration 第2回発売 各1枚 \680
※曲目詳細はこちらにございます

CDZ-6281382
ホセ・カレーラス/ポートレート

CDZ-6281442
アンネ=ゾフィ・ムター/ポートレート

CDZ-6281392
アンダルーサ-ギター・クラシックス

CDZ-6281432
アヴェ・マリア

CDZ-6281412
君はわが心のすべて-ベスト・オブ・オペレッタ

CDZ-6281402
イタリア・オペラ合唱曲集

CDZ-6281372
モーニング・ムード

CDZ-6281422
赤ちゃんのためのモーツァルト

CDZ-6281502
ウェディング・クラシックス

CDZ-6280812
トロイメライ-ベスト・オブ・シューマン
1.子供の情景Op.15
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)
2.ピアノ協奏曲 イ短調Op.54
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)
ケルン放送交響楽団、ハンス・フォンク指揮
3.交響曲第1番「春」Op.38
ケルン放送交響楽団、ハンス・フォンク指揮

<RCA RED SEAL>
8869763081-2 2枚組 \2080
初回生産限定盤、ボーナスCD付
(DISC 1)
エドワード・エルガー(1857-1934)
1-4. チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
5. ソスピリ(溜め息) 作品70
6. 愛の挨拶 作品12
7. 気まぐれな女 作品17
アントニーン・ドヴォルザーク(1841-1904)
8. 森の静けさ 作品68-5, B.182
9. チェロとオーケストラのためのロンド ト短調 作品94, B.181
オットリーノ・レスピーギ(1879-1936)
10. アダージョと変奏
(BONUS DISC)
ペーテリス・ヴァスクス(1946-)
グラーマタ・チェラム-無伴奏チェロのための「本」
1. マルカーティッシモ
2. ドルチッシモ
ソル・ガベッタ(チェロ)
1-10:デンマーク国立交響楽団 指揮:マリオ・ヴェンツァーゴ
録音:2009年11月9日-12日、
コペンハーゲン、コンサートハウスDRベヤン(デンマーク)
21世紀を担う女流チェリスト、ソル・ガベッタのRCAレッド・シール第6弾アルバ
ム。古今のチェロ協奏曲の中でも傑作として知られているチェロ協奏曲と、エル
ガーの名前をポピュラーにしている愛の挨拶(原曲はピアノ・ソロ。ヴァイオリン
とピアノやオーケストラ版として有名)など、エルガーの作品を収録。フィラーに
はチェロ協奏曲で名高いドヴォルザークの「森の静けさ」「ロンド」、レスピー
ギを併録。
輸入盤は、2CD生産限定盤仕様。ボーナス・ディスク(国内盤は、DISC1のトラッ
ク11、12に収録)には、クレーメルらの紹介で有名になった現代ラトビアを代表す
る作曲家ペーテリス・ヴァスクスの無伴奏チェロ作品を収録。




<SONY CLASSICAL>
8869764638-2 \1780
ショパン:
コンテッサ・スポーク「ラテン」(原曲:ワルツ第6番変ニ長調作品64-1「子犬」)
ショパンのビバップ・イディオム(原曲:前奏曲第16番変ロ短調作品28-16)
レトロスペクティヴ(原曲:練習曲第6番変ホ短調作品10-6)
ラスト・ダンス(原曲:マズルカ第13番イ短調作品17-4)
サニー・ティアドロップ(ダヴィッド・ガザロフ-オリジナル)
クロッシング・オーバー(練習曲第14番ヘ短調作品25-2)
エターナル・コード・オブ・ラヴ(原曲:即興曲第4番嬰ハ短調作品66「幻想即興曲」)
トレイン・フロム・チャイルドフッド(原曲:夜想曲第4番ヘ長調作品15-1)
マンボリプソ18(原曲:ワルツ第1番変ホ長調作品18「華麗なる大円舞曲」)
KLAZZ BROTHERS
ショパン・イヤーにおくるユニークな一枚!
ドレスデン響のコントラバス奏者でもあるキリアン・フォースター、ベティ・カ
ーターなどとの共演経験があるドラマーのトビアス・フォースター、そしてドラ
マーでボチェッリやカレーラスのバックを努めたこともあるティム・ハーンとい
う、ドイツ出身のクラシック・ミュージシャン3人によるユニークなポップ・プロ
ジェクトが、生誕200年を迎えるショパンの作品に挑む。ピアノの詩人といわれる
ショパンの作品が、超絶技巧とバウンシーなリズムで新たに生まれ変わる!

8869734253-2 \1680
シュマン:
歌曲集「女の愛と生涯」Op.42(全8曲) / 5つの歌「メアリー・ステュアート女王
の詩」Op.135(全5曲) / 「御存知ですか、レモンの花咲く国」Op.98a-1 / 「ただ
憧れを知る人だけが」Op.98a-3 / 「語らずともよい、黙っているがよいと言って
下さい」Op.98a-5 / 「もうしばらくこのままの姿にしておいて下さい」Op.98a-9
/ 「悲しい響きで歌わないで下さい」Op.98a-7 / 「レクィエム」Op.90-7 /
「くるみの木」Op.25-3 / 「はすの花」Op.25-7 / 「君に捧ぐ」Op.25-1 / 「ズ
ライカの歌:どんなにか、心の底からの喜びを持って」Op.25-9 / 「愛の歌」
Op.51-5 / 「兵士の花嫁」Op.64-1 / 「新緑」Op.35-4 / 「捨てられた乙女」
Op.64-2 / 「悲劇」Op.64-3 / 「隠者」Op.83-3
アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms)
ヘルムート・ドイチュ(P)
【録音】 2005年4月、 カジノ・バウムガルトナー、ウィーン
(デジタル、セッション)
シューマンの「女の愛と生涯」という歌曲集は、男声にとっての「冬の旅」のよ
うなものなのではないでしょうか?声域もそうですが、歌っているのが若い人な
のか、それとも円熟の人なのか。これらがすべからく聴き手にとっての興味の対
象と成り得るからです。若い人なら「これからの生活に夢を抱く女性心」が溢れ
ているでしょうし、年を重ねた人ならば「過ぎた夢に回帰する女性心」が聴き取
れるからです。
さて、キルヒシュラーガーです。もともと深みのある彼女の声でしたが、以前リ
リースされたキーリンサイドとの二重唱などを聴いてもわかるとおり、近年そこ
に妖艶さも加わってきたようです。この「女の愛と生涯」は、まさに身をもって
女性の喜びを歌いあげています。彼女のしっとりとした歌声は曲集が進めば進む
ほど、表現に磨きがかかり、生身の女性の思いを丁寧に歌いあげていきます。終
曲で、歌が終わったあと、静かに包みこむピアノの後奏も見事です。かたや、シュ
ーマンの最晩年の作品である「メアリー・ステュアート女王の詩」は精神的に不
安定な時期を反映していて、聴いているだけでも胸がえぐられるような切々とし
た寂寥感を抱かせる歌曲です。同じ女性の生活を描きながらも、こんなに違うも
のなのか。としみじみ聴き入ってしまうことでしょう。
他の収録曲は、シューマンの歌曲の多彩さをじっくり味わわせてくれる選曲となっ
ています。ますます輝きを増す彼女の演奏をご堪能ください。

8869761340-2 \1680
シューベルト:ミサ曲第5番変イ長調 D.678
ルート・ツィーザク(Sp) モニカ・グループ(A)
トーマス・クーリー(T) トーマス・ラスケ(Bs)
カール=フリードリヒ・ベリンガー(指揮)
ウィンズバッハ少年合唱団 ベルリン・ドイツ交響楽団
【録音】2008年11月10-12日マイスタジンガー・ハレ、ニュルンベルク
(デジタル、ライブ)
以前リリースされたモーツァルトのレクイエムと同じ時に録音された音源で、独
唱者も全て同じ顔触れ。また新たな感動をお届けいたします。シューベルトの全
宗教曲の中でもとりわけ入念に書かれた第5番のミサ曲です。kyrieの冒頭から、
半音階的に動く独特のメロディを柔和な響きが耳を捉えます。少年たちによって
歌われることの多い曲で、他にもウィーンやテルツといった錚々たる少年合唱団
が手掛けていることでも知られています。ドイツに数ある少年合唱団の中でもウィ
ンズバッハは、正確な音程と一糸乱れぬ呼吸で知られる団体。このシューベルト
でも見事なまでのハーモニーを披露しています。



<deutsche harmonia mundi>
8869752418-2 2枚組 \2080
ハインリヒ・シュッツ:
「シンフォニア・サクレ第1集」Op.6, SWV.257-276(全20曲)
ローランド・ウィルソン(指揮:コルネット)
ムジカ・フィアータ・ケルン
モニカ・マウフ(Sp)カイ・ヴェッセル(C-T)
ヴォルフ=マティアス・フリードリヒ(Br)ハンス・イェルク・マンメル(T)
マルクス・ブルッチャー(T)
【録音】 デジタル・セッション
全3巻からなる「シンフォニア・サクレ」集の第1巻は、1629年にヴェネツィアで
作曲された作品で、この巻では他の巻に比べ比較的小編成による20曲からなって
います。主に旧約聖書の雅歌からの詩句に基づいており、他の多くの曲と同様に
洗練されたリトルネッロに特色があり、冒頭の簡素な対位法的楽句とその繰り返
し。そしてその間にある、声楽と器楽の対話、二重唱、旋律、韻律の点で対照を
なしており、シュッツらしい独特なドイツ伝統的なポリフォニーとイタリア・コ
ンチェルト形式の融合が初めて図られた、彼の初期の作品とも言われています。
ムジカ・フィアータが参加した、ベルニウス(指揮)シュトゥットガルト室内合唱
団の『シンフォニア・サクレ第3集』(DHM:88697568352)、ローランド・ウィルソ
ン(指揮)ラ・シャペル・デュカーレの『第2集』(VIVARTE:S2K68261)がありました
が、今回の「第1集」で全巻の録音完結となります。これらの作品は録音が意外と
少なく、バッハにつながるシュッツの厳格なる構造の原典を忠実に再現しながら、
当時の質素で敬虔な祈りを反映し、感情を抑えながらも、気品に満ちた演奏となっ
ています。

8869757987-2 \1680
『PraeBachtorius』(プレトリウスとバッハの伝統的コラール作品集)
ああ神よ、天より見たまえ / 我ら人生のただ中にあって / ただ汝ひとりに、主
イエス・キリストよ / キリストよ,汝は真昼の光にていませば / わがもとに来
たれと神の子語りたもう / 深き苦しみの淵より われ汝を呼ぶ / 平安と喜びを
もって、私は逝こう 他
パウル・ファン・ネーヴェル(指揮)
ウエルガス・アンサンブル
【録音】 サン・ピエール大聖堂, フランス(デジタル:セッション)
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621)は、舞曲「テルプシコーレ」やオルガン作
品で有名な作曲家ですが、1,000曲以上のコラールと賛美歌の編曲等を行っていま
した。ほとんどがルター派のためのものでしたが、現代においてもそれらは礼拝
において重要な作品ばかりです。それを更にバッハは発展させ、カンタータ等に
織り込んで行きました。このアルバムでは、同じ有名なコラールをプレトリウス
のものと、バッハのものと比べながら聞いてみようという企画です。
パウル・ファン・ネーヴェルは、ベルギーで生まれバーゼル・スコラ・カントー
ルムで学び、現在ではフランドル・ポリフォニーの権威者でもあります。このア
ンサンブルも1970年に設立され、特に中世ルネッサンスを専門としており、すで
に50枚以上のアルバムの多くは、様々な賞を受賞しています。

8869765216-2 \1680
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調Op.2-4,RV.20 / ヴァイオリン・ソナタ ニ短調RV.12
/ 2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調Op.1-3,RV.61 / ヴァイオリン・ソ
ナタ ニ短調Op.2-3,RV.14 / ヴァイオリン・ソナタ イ長調Op.2-2,RV.31 / ヴァ
イオリン・ソナタ ト短調RV.28 / 2つのヴァイオリンのためのソナタ ニ短調「ラ
・フォリア」Op.1-12,RV.63
エンリコ・オノフリ(バロックVn) イマジナリウム・アンサンブル
【録音】 2009年5月28日-6月1日クレーマ・カシーナ・ジャルディーノ
(デジタル:セッション)
エンリコ・オノフリと言えば、過激イタリアン・バロックの「イル・ジャルディ
ーノ・アルモニコ」のコンサートマスター。もちろん多くの彼らとのアルバムだ
けではなく、彼独自のプロジェクトも動き始め、NaiveやZigZag、Harborからの
モーツァルトなど衝撃の演奏を発売してきました。今回彼にとって初めてのDHMへ
の録音となりますが、彼のためにあるアンサンブル「イマジナリウム」によって、
今までオノフリの次元を更に超越したヴィヴァルディが聴けること間違いなし!

8869752698-2 \1680
The Windcatcher Part I(フィリップ・グラス) / La Lusignola . Canzon(メール
ラ) / Melody for Saxophone No. 10(フィリップ・グラス) / Alemana(メールラ)
/ Ballo detto Polliccio(メールラ) / Melody for Saxophone No. 12(フィリッ
プ・グラス) / Facades from "Glassworks"(フィリップ・グラス) / La mia
Filli e fugace . Madrigal(メールラ) / Melody for Saxophone No. 5(フィリッ
プ・グラス) / Che nove arti son queste . Madrigal(メールラ) / La Loda -
Canzon(メールラ) / Opening from "Glassworks"(フィリップ・グラス) / Video
Dream(フィリップ・グラス) / Sonata cromatica(メールラ) / Sonata cromatica
(メールラ) / Capriccio(メールラ) / Folle e ben . Aria(メールラ) /
Sentirete - Canzonetta(メールラ) / Su la cetra amorosa - Aria in Ciacona
(メールラ) / The Windcatcher Part III(フィリップ・グラス)
ヴォルフガング・カチュナー(指揮&リュート)
ラウテン・カンパニー・ベルリン
【録音】2008年10月31日-11月3日ハイルスブロン・レフェクトリウム
(デジタル:セッション)
タルクィニオ・メールラ(1594or1595-1665)は、バロック時代への成熟期への、カ
ンタータ、アリア、ソナタ、シンフォニア等の初期の発達に寄与した重要な作曲
家のひとりです。モンテヴェルディやガブリエリなどの様式を感じさせます。特
にカンツォーナやトッカータ、カプリッチョなどの器楽曲は、現代的で極めて高
い完成度。そして半音階を多用した調性は、ここでも収録されているフィリップ
・グラスの作品と似通っており、ミニマル・ミュージックとも異なった独特な雰
囲気に浸れることでしょう。
W・カチュナーとラウテン・カンパニーは、ベルリンやニューヨークの美術館で行
われているH・ヘニッヒ・ダンス・カンパニーとの共同ライブで、この2人の作品
とダンスとの共有性を見出し、それらと博物館の建築美術との魅惑的な対話を行
っており。大成功を収めています。




<SME MASTERWORKS>
8869757518-2 \1580
Best Of Classic Meets Cuba
MAMBOZART(MOZART)/GUANTANAMERITMO(MOZART)/PATHETIQUE I (BEETHOVEN)/EL
CISNE TRISTE(TSCHAIKOWSKY/CHOPIN)/CANCAN(OFFENBACH)/ SUMMERTIME (GERSHWIN)
/AIR(BACH)/SALZBURGER SCHAFFERL(MOZART)/KUBANISCHER TANZ・CUBAN
DANCE(BRAHMS)/CARMEN CUBANA(BIZET)/O MIO BABBINO CARO(PUCCINI)/DER MOND
IST AUFGEGANGEN(TRAD.)
(BONUSTRACKS)
PAGANINI VARIATIONS/REICH MIR DIE HAND(MOZART)
KLAZZ BROTHERS & CUBA PERCUSSION
ドレスデン響のコントラバス奏者でもあるキリアン・フォースター、ベティ・カ
ーターなどとの共演経験があるドラマーのトビアス・フォースター、そしてドラ
マーでボチェッリやカレーラスのバックを努めたこともあるティム・ハーンとい
う、ドイツ出身のクラシック・ミュージシャン3人が、ティンバレスの名手、アレ
クシス・エステベスとコンガ奏者のエリス・ロドリゲスというキューバのパーカ
ッショニスト2人と運命的な出会いを果たし、クラシックとキューバという2つの
世界を融合。斬新で独創的なサウンドを創り上げ、数々の作品をリリースしてき
た。 今作は、新録で「PAGANINI VARIATIONS」「REICH MIR DIE HAND(MOZART)」
を新たに加えたベスト・アルバム!



<OEHMS CLASSICS>
OC-932 2枚組 \3580
デトレフ・グラネルト:歌劇「カリギュラ」(全曲)
アシュレイ・ホランド(Br)ミヒャエラ・シュースター(Sp)
マルティン・ヴェルフェル(C-T)グレゴリー・フランク(Bs)
ユルギータ・アダモンテ(Ms)ハンス=ユルゲン・ラザー(T)
ディートリヒ・ヴォレ(Br)バルバラ・ツェッヘマイスター(Sp)
マルクス・ステンツ(指揮)
フランクフルト・オペラ・ムゼウム管弦楽団&合唱団
【録音】2006年10月7日、フランクフルト歌劇場での初演(デジタル:ライブ)
D・グラネルトは、1960年ハンブルク生まれの作曲家。既に様々な話題のミュージ
カルやオペラで成功しており、今回フランクフルト歌劇場とケルン歌劇場(共同プ
ロジェクト)のために依頼された作品で、有名なアルベール・カミュの劇作「カリ
ギュラ」をヘルマン=ヘッセ賞を受賞したハンス=ウルリッヒ・トライヒェルが
脚本を新たにに書き下ろしたものです。
この演奏は世界初演のライブ録音で、「密度の高い音楽と台本に圧倒」「オーケ
ストレーションはカリギュラの精神状態を反映し、哲学的官能的な音楽の言語が、
カミュの夢を現実なものとなった」と高い評価を得ています。また2006/7シーズ
ンの「ヨーロッパ・オペラ賞」の世界初演部門で第2位を受賞している作品です。
112ページ豊富な舞台写真入りブックレット付き。(歌詞はドイツ語のみ)

OC-750 \1680
ヤーノシュ・タマシュ:作品集
ピアノと管弦楽のための協奏曲(1965)*/Display of lights(1971)
Improvisations(1959)/Frost flowers(1977)
トーマス・ドラトヴァ(P)*
ポール・グッドウィン(指揮)
バーゼル室内管弦楽団
【録音】2009年2月10日アーラウ文化会議場ホール(デジタル:ライブ)*
2009年8月26日チューリヒ放送スタジオ(デジタル:セッション)
ヤーノシュ・タマシュは、1936年ブダペストに生まれ、フランツ・リスト音楽院
を卒業後、ベルンで作曲を学びました。スイスに移住しチューリヒ歌劇場のオペ
ラ歌手トレーナーを務めながら、指揮者・作曲家、音楽教師として活躍していま
す。また現代において、スイスで最も偉大なる作曲家のひとりです。
1965年に作曲された「ピアノ協奏曲」は、彼の重要な初期の作品でありバルトー
クのピアノ協奏曲に触発されて作品で、高度なテクニックを必要とします。彼の
作品は、個々のスタイルの深刻化で沈黙し、そしてドラマ的感覚の2つの極の間に
感じているのです。「常に時代を超越し、普遍的な美が、私にとっての新しいコン
テンツを提供するコンセプトです。」と彼自身語っています。
バーゼル室内管弦楽団は、モダン楽器だけでなくピリオド楽器をも演奏する、幅
広いレパートリーを持つオーケストラですが、イギリスのバロック・オーボエ奏
者として有名なグッドウィンが、指揮を務めているのも注目です。古楽器演奏テ
クニックをも取り入れたスマートなこの演奏によって、タマシュの普遍的な美を
音楽に表現することに成功しています。

OC-934 2枚組 \3580
ヘルゲ・ブルッグラーベ:化身オラトリオ「ジョシュア(Jehoschua)」(全曲)
オリヴィア・イェレミアス(Vc)ヨハネス・パイツ(Cl)マレク・ライマン(打楽器)
ゲラルディーネ・ツェラー(Sp)アンネ・ビールヴィールス(A)
マニュエル・ケーニヒ(T)クリストフ・バンツァー(語り)
クラウス・バンツァー(指揮)
ハルフェステフーデ室内合唱団 アンサンブル・レゾナンツ
【録音】2009年11月21日、ハンブルク、ブランケネーゼ教会 (デジタル:ライヴ)
1973年シュトゥットガルト生まれのブルッグラーベは、フルートとリコーダー奏
者としてきましたが、2003年からは教会音楽、建築学、言語芸術を組み合わせた
彼独自の作曲を行なうようになってきています。この「ジョシュア」は、そうし
た音楽と教会空間の調和。そして人間の心の迷路を表現しています。ソロ・クラ
リネットやソロ・チェロ。打楽器と弦楽合奏が断続的に奏され、作品の5つのイメ
ージ構造の母音を効果的に演奏し、大規模形式なイエスの物語を再現していきま
す。こうした独特な教会音楽作曲家&指揮者として有名な鬼才、クラウス・バン
ツァーがこの音楽の成功に寄与しています。

OC-114 \1180
『フレンチ・クラリネット・ラプソディー』
プーランク:クラリネット・ソナタ/オネゲル:ソナチネ/ミヨー:クラリネットとピ
アノのためのソナチネOp.100・デュオ・コンチェルタントOp.351・カプリス
Op.335a/ドビュッシー:狂詩曲第1番・クラリネットとピアノのための小品/フロー
ラン・シュミット:アンダンティーノOp.30-1
ラルフ・マンノ(Cl)
アルフレード・パール(P)
【録音】1995年4月24-28日、ブレーメン放送スタジオ(セッション:デジタル)
74321304652、OC231 (いずれも廃盤)からの、再発売商品となります。
現在ケルン音楽大学の教授、ラルフ・マンノの代表する1枚。エーラー式のクラリ
ネットを使用し、独特な柔らかな音色と循環呼吸による長いフレーズ演奏は絶品
です。

<NAXOS> 各1枚\1000
8.572458
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 Op.27 他
1.ヴォカリーズ Op.34-14(管弦楽版)/2-5.交響曲第2番ホ短調 Op.27
演奏:デトロイト交響楽団/レナード・スラットキン(指揮)
今更何の説明も要らない超名曲を、名指揮者スラットキン&デトロイト交響楽
団の華麗なる演奏で。

8.572193
プロコフィエフ:吹奏楽によるロメオとジュリエット(抜粋)
1.組曲第2番序奏/ 2.モンタギュー家とキャピュレット家/3.組曲第3番朝の踊
り/ 4.組曲第2番少女ジュリエット/ 5.組曲第1番仮面/ 6.組曲第1番ロメオと
ジュリエット/ 7.組曲第3番乳母/ 8.組曲第2番僧ローレンス/ 9.組曲第2番
踊り/ 10.組曲第1番ティボルトの死/11.組曲第2番別れの前のロメオとジュリ
エット/ 12.組曲第3番朝の歌/ 13.組曲第2番ジュリエットの墓の前のロメオ
/14.組曲第3番ジュリエットの死
編曲:S.H.ギスケ… 1-4.7.10/F.リュードランド…5.8.9.12.13/R.ギリエ…6.
11.14
演奏:エイカンゲル=ビョルスヴィク・ムシッグラーグ・バンド
ビャルテ・エンゲセト(指揮)
プロコフィエフ(1891-1953)のバレエ音楽を吹奏楽とパーカッションで。そんな
試みを音にしたのがこのアルバムです。ノルウェーの誇る名バンド「エイカンゲ
ル=ビョルスヴィク・ムシッグラーグ・バンド」の冴え渡るアンサンブルには
驚くばかりです。彼らは、すでにコンサートでもこのヴァージョンを 2年近く
に渡って上演してて、常に満場の人気を得ており、この曲を楽団のレバートリ
ーとして定着させているのです。このユニークなプロジェクトに参加した3人の
編曲者は、すでに様々な作品の編曲で知られている人たちで、長年この楽団と
も関係があり、もちろんブラスバンドについて完璧な知識を持っている人たち
です。彼らは原曲の味わいを全く損なうことなく、名曲に新たな姿を与えまし
た。吹奏楽ファンならずとも、ぜひお聴きいただきたい 1枚です。

8.570585
クラウス:歌劇「カルタゴのイーニアス」より管弦楽作品集
歌劇「カルタゴのイーニアス」より前奏曲、序曲、舞曲と行進曲 (1.プロロー
グ・序曲 /2.プロローグ・ゼフィルスのバレ /3.プロローグ・ナイアードとト
リトンの踊り /4.第1幕・序曲 /5.カルタゴの行進曲/6.ガヴォット/7.第2幕・
狩猟の呼び声 /8.追いかけ合い/9.争いのエア/10.アーチェリーのコンテスト/
11.嵐/12.第3幕・カルタゴの行進曲 /13.ヌミディアの行進曲/14.カルタゴの娘
たちの踊り/15.司祭の踊り/16.第4幕・ローマの兵士たちの行進曲/間奏曲 /
17.第5幕・序奏 /18.バレ/19.メヌエット第1&第2/20.シャコンヌ)
演奏:シンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラ
パトリック・ガロワ(指揮)
最近、急速に知名度が上がってきている「北欧のモーツァルト」ヨーゼフ・マ
ルティン・クラウス(1756-1792)がとりわけ得意としていたのがオペラや劇音楽
でした。この分野で彼がどれほどの偉業を成し遂げたのかは、このアルバムを
お聴きいただければ即座にわかっていただけることと思います。この「カルタ
ゴのイーニアス」は 1781年に建立されたストックホルムの新しいオペラ・ハウ
スの?落としのためにと作曲を始めたものですが、負債を背負ったプリマドンナ
が、オーケストラのコンサートマスターである夫と共にスウェーデンから逃げ
てしまったという突然のアクシデントをきっかけに、クラウス自身が作品を見
直し手を入れ続けたため、結局10年後の1791年になるまで初演されなかったと
いう渾身の作品です。今や名指揮者として君臨するガロワの的確な演奏は、こ
の曲の評価を揺るぎないものにしています。

8.559609
ハリス:
1-4.交響曲第6番「ゲティスバーグ」/ 5-7.交響曲第5番
8.アクセレレーション
演奏:ボーンマス交響楽団/マリン・オールソップ(指揮)
オクラホマ出身の作曲家ロイ・ハリス(1898-1979)はカリフォルニアで学んだ後、
パリに留学しナディア・ブーランジェに師事しました。ルネサンス音楽にも造
詣の深かった彼は、アメリカ音楽、特に管弦楽作品の礎を作り、それをゆるぎ
ないものにした事で現在でもとても高く評価されています。この第5番と第6番
の交響曲はヨーロッパでの戦争を背景にして書かれたもので、1942年から書き
始められた第5番は「偉大なるソ連の英雄的で自由を愛する人々」へ捧げられて
います。第6番は、4つの楽章のタイトルに「人民の人民による人民のための政
治」で知られるリンカーンの有名なゲディスバーグの演説が直接引用されてい
る興味深い作品で、ハリスの国家主義への情熱もそのまま反映された密度の濃
いものです。1941年に書かれたアクセレレーションは、楽想の一部が第6番の交
響曲へと転用されたこともあり、「もう一つの戦争交響曲」と呼ぶにふさわし
い作品です。

8.572249
ヒナステラ:
1-5.パブロ・カザルスの主題による変奏曲 Op.48/6-17.協奏的変奏曲 Op.23
18-22.弦楽五重奏と弦楽オーケストラのためのパブロ・カザルスの主題による
変奏曲 Op.46
演奏:ロンドン交響楽団/ジセル・ベン=ドール(指揮)
伝説的名チェリストで作曲家でもあるカザルスと親友であったヒナステラ(1916
-1983)は、カザルスの生誕 100周年の記念祝賀祭のために一つの変奏曲を作曲
しました。最初は弦楽五重奏と弦楽オーケストラという編成で書き上げたので
すが、当時ワシントン・ナショナル交響楽団の音楽監督であったロストロポー
ヴィチから「作品を世界初演したい」という申し出があり、ヒナステラは作品
をより大きな編成へと生まれ変わらせ、一層の輝きを与えたのです。この曲を
作曲するにあたって、彼がどれほどカザルスに敬意を払っていたかは、後に
Boosey&Hawkes社から出版される際に付された「作曲家ノート」に詳しく綴られ
ています。もちろん曲の中にも偉大なるチェリストの面影はいたるところに散
見され、とりわけ第4曲での「鳥の歌」の扱いは永遠なる友情の証しとして強く
印象に残ります。

8.572447
グラズノフ:管弦楽作品集第19集
1幕のバレエ「恋愛合戦」 Op.61(1.序奏と情景I/ 2.レチタティーフとマイム
/3.サラバンド/4.ファランドールと情景II/5.マリオネットの踊り/6.情景
III/ 7.情景IV&V/ 8.ヴァリアシオン/9.情景VI、行進曲/ 10.情景VII、大
ワルツ/ 11.情景 VIII -XI/12.農夫と農婦の舞踏曲/13.グラン・パ・ド・
フィアンセ/14.ヴァリアシオン/15.ラ・フリカッセ)
MARCO POLO 8.220485より移行盤
演奏:ヤシ・モルドバ・フィルハーモニー管弦楽団
ホリア・アンドレースク(指揮)
MARCO POLOで発売時、大変な話題となったグラズノフ(1865-1936)の秘曲がつい
にNAXOSに登場します。この1900年に初演されたバレエ「恋愛合戦(別題…女の
試み)」は、公爵家の娘イザベラが、婚約者の真の愛を確かめるために、小間使
いに変装し誘惑するというお話。付された音楽は重厚なロシア風味ではあるも
のの、徹底的にフランスのロココ調を模しているという面白い作品です。この
精緻な総譜は、グラズノフの師であるリムスキー・コルサコフにも称賛されま
した。ワルツを始めとした美しいメロディが満載。もっと多くの方に聴いて欲
しい隠れた名曲です。

8.557264
ベートーヴェン:付随音楽「エグモント」全曲 Op.84
1-10.ゲーテの悲劇による音楽「エグモント」 Op.84(.序曲/.太鼓は響く/間奏
曲第1番/間奏曲第2番/「喜びに満ち、悲しみに満ち」/間奏曲第3番/間奏曲第4
番/クレールヒェンの死 /メロドラマ/勝利のシンフォニー)/11.行進曲ヘ長調
「ボヘミア国防軍のために」WoO18/12.行進曲ヘ長調 WoO19/13.ああ、不実な
る人よ Op.65
演奏:マドレーヌ・ピラード(メゾ・ソプラノ )…1-10.13
クラウス・オバルスキ(ナレーター)…1-10/ニュージーランド交響楽団
ジェイムス・ジャッド(指揮)
熱気溢れる第5交響曲を完成したベートーヴェン(1770-1827)が次に手掛けたの
が、この劇音楽「エグモント」でした。1809年当時のウィーン宮廷劇場支配人
であったハルトルが、ゲーテの戯曲を音楽とともに上演する計画を立て、選ば
れた題材がこの作品です。内容はエグモント伯ラモラール(フランドルの軍人、
政治家。八十年戦争初期の指導者の一人 )の自己犠牲と英雄的行為を讃えたも
の。この作品を通してベートーヴェン自身の政治への思いも描かれています。
では序曲のみが演奏される作品ですが、第5交響曲に通じる情熱が随所に感じら
れる名作として、もっと高く評価されても良いでしょう。

8.572206
マルティヌー :ピアノ協奏曲集第1集
1-3.ピアノ協奏曲第3番 H.316
4-6.ピアノ協奏曲第5番変ロ長調 (ファンタジア・コンチェルタンテ)H.366
7-9.ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ H.269
演奏:ジョルジョ・コウクル (ピアノ)
ボフスラフ・マルティヌー・フィルハーモニー管弦楽団
アルトゥール・ファーゲン(指揮)
チェコの作曲家、マルティヌー
(1890-1959)の知られざるピアノ作品集を全て録音するという快挙を成し遂げた
NAXOSですが、どうせならマルティヌーのピアノ協奏曲も全部お聴きいただく計
画を立てています。このアルバムには2つの協奏曲と1938年に作曲されたコン
チェルティーノを収録。どの曲も印象主義と原始的な躍動感が絶妙にブレンド
された個性的な音楽です。演奏はおなじみコウクル。マルティヌー研究家でも
ある彼の表現は、作曲家の友人であったフィルクシュニーの演奏と並び、スタ
ンダードな形として後世に残ることでしょう。

8.559620
ドーマン:協奏曲集
1-3.マンドリン協奏曲/4-6.ピッコロ協奏曲/7-9.コンチェルト・グロッソ/
10-12.ピアノ協奏曲イ調
演奏:アヴィ・アヴィタル
(マンドリン)…1-3/ミンディ・カウフマン(ピッコロ)…4-6/エリラン・アヴ
ニ(ピアノ)…4-6.10-12/アルノー・サスマン (ヴァイオリン)…7-9/リリー・
フランシス(ヴァイオリン)…7-9/エリック・ナウリン(ヴィオラ)…7-9/ミハ
ル・コールマン(チェロ)…7-9/濱田あや(ハープシコード)…7-9/メトロポリ
ス・アンサンブル/アンドリュー・シル(指揮)
1975年生まれのイスラエルの作曲家ドーマン (1975-)は、ジュリアード音楽院
でコリリアーノに学び博士号を取得、25歳の時に「イスラエルの最も重要な作
曲家」として数々の賞を獲得しました。以来、メータ、オールソップ、シモー
ネ・ヤングなど多くの指揮者たちが彼の作品を演奏するなど、同世代の作曲家
たちの中でも抜きんでた存在として知られています。このアルバムで聴ける様々
な楽器による協奏曲は、彼が好む「バロック風のイディオム」の中に民族音楽
やジャズ、ロックの風味を利かせたもの。明瞭なリズムと揺るぎない低音の上
に築かれる哀愁ただようメロディが印象的なマンドリン協奏曲、躍動的かつ流
麗なピッコロ協奏曲、多彩な音色がはじけるコンチェルト・グロッソ、快活な
ピアノ協奏曲と、どれもが印象的で親しみやすい風情を備えています。

8.572150
ブラスコ・デ・ネブラ:ピアノ・ソナタ全集第3集
ワシントンDC国会図書館写本のソナタ(1-2.第3番イ長調/3-4.第4番ト短調/
5-6.第5番嬰へ短調/7-8.第6番ホ短調)
演奏:ペドロ・カザルス(ピアノ)
知られざる作曲家、ブラスコ・デ・ネブラ(1750-1784)のソナタ全集の完結編
です。第1集(8.572068)、第2集(8.572069)に続くこの第3集は、ワシントン
DCの国会図書館で保存されていたソナタを収録しています。このソナタは全て
2楽章形式で、各々対称的な楽想を持っています。温和な緩徐楽章に続く、高い
技術が要求される早い楽章。形式は定型に沿っていますが、メロディは高度に
洗練されていて、決して冗長になることはありません。彼が理想としたと言わ
れる、スペインで発達したギター音楽を思わせる華やかで機敏な音の動きに、
思わず胸がときめいてしまいます。

8.572034-35 2枚組
バルバトル:ハープシコードのための音楽集
CD1:1-8.クラヴサンのための小品集第1集第1番-第8番/9-11.クラヴサンとオル
ガンのための小曲集より(ソナタ第5番ト長調/ガヴォット・ロンドト短調 /ソナ
タト長調)/12.エスクリナック/13-16.ラモー(1683-1764):歌劇「ピグマリオ
ン」より(バルバトル編)(序曲/パントマイム/ジグ/コントルダンス )
CD2:1-9.クラヴサンのための小品集第1集第9番-第17番/10-14.クラヴサンとオ
ルガンのための小曲集より(ソナタ第2番ヘ長調/メヌエット第1番&第2番/ソナ
タヘ長調「カッコウ」/バディヌイ長調/ソナタ第6番ヘ長調 )/15.前奏曲/
16.マルセイエーズによる行進曲と「サ・イラ」
演奏:エリザベス・ファー (ハープシコード)
「自由・平等・同胞愛」を基本的理念に掲げたフランス革命は、それまでの市
民の生活を一変させました。貴族たちの支配する社会から民主主義へ。毎夜ロ
ココ調の音楽を奏でていた宮廷音楽家たちも、貴族たちと運命を共にするか、
またはいつしか革命家を演奏するようになっていきます。そんな激動の時代を
生きたバルバトルの作品は、まさに「音で聴くフランスの変遷」と言えるでしょ
う。オルガニストの父を持つ18人兄弟の16番目の息子であった彼は、父の友人
であったクロード・ラモー (ジャン・フィリップの弟)の弟子となり、その才能
を伸ばしていきます。その後、ヴェルサイユでの華々しい活躍中に革命に巻き
込まれ、奇跡的に処刑をまぬがれたものの、亡くなるまでの10年間は貧困生活
を送ったのでした。アルバムの最後に収録されている「行進曲」は 1792年に書
かれたもの。彼はどんな思いでこの革命の歌を鍵盤上に移し替えたのでしょう
か?

8.572219
ヴァイス:リュートのためのソナタ集第10集
1-6.ソナタ第28番ヘ長調「有名な海賊」/7-12.ソナタ第40番ハ長調/
13.ロジ伯爵の死を悼むトンボー
演奏:ロバート・バート (リュート)
NAXOSの人気シリーズ、ヴァイス (1687-1750)のリュート作品集もついに第10集
を数えました。シリーズを通して深い解釈を聴かせるロバート・バートの冴え
渡る技巧も、ますます深化を遂げています。このアルバムでは2曲のソナタを中
心に収録。どちらもかなり規模の大きな作品で、静けさの中に周到に張り巡ら
された音の迷宮を彷徨う楽しみを味わうことができるでしょう。「有名な海賊」
と題された第28番のソナタは、恐らく1719年頃の作品で、その前年に海上で戦
死した「黒ひげ」と呼ばれる海賊の追悼の意味で書かれた作品といわれていま
すが、詳しいことはよくわかっていません。最後の曲に名前の残るロジ伯爵は、
実は素晴らしいリュート奏者で、当時「リュートの王子」と呼ばれた名手です。
もし彼が貴族でさえなかったら、後世に残る音楽家になっていたに違いありま
せん。ヴァイスも多大なる影響を受けており、伯爵が亡くなった時に音による
賛辞を送ったのです。

8.572188
セルヴェ/ギス/レオナール/ヴュータン:ヴァイオリンとチェロによるグラン
・デュオ集
1.ギス(1801-1848)&セルヴェ(1807-1866):「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」の
旋律による華麗にして協奏的な変奏曲 Op.38/2.レオナール(1819-1890)&セル
ヴェ:マイアベーアの歌劇「アフリカの女」による演奏会用大二重奏曲第4番/
3.レオナール&セルヴェ:演奏会用大二重奏曲第3番/4.ヴュータン(1820-1881)
&セルヴェ:マイアベーアの歌劇「ユグノー教徒」の主題による大二重奏曲/5.
レオナール&セルヴェ:ベートーヴェンの主題による演奏会用大二重奏曲第2番
/6.レオナール&セルヴェ:演奏会用大二重奏曲第1番
演奏:フリーデマン・アイヒホルン(ヴァイオリン)
アレクサンダー・ヒュルスホフ(チェロ)
「チェロのパガニーニ」との異名を取るベルギー生まれの作曲家セルヴェ。彼
はチェロとヴァイオリンとのデュエットを作曲するために、当時、隆盛を誇っ
ていた3人のヴァイオリニストたちに協力を仰ぎました。その結果生まれた6曲
のデュエットを収録した興味深い1枚です。名手たちの力を出し合ったこれらの
作品は、当時流行していたメロディを用いた上、チェロとヴァイオリンのお互
いの音色と技巧をとことん生かしたもので、この仕上がりには作曲家たちも聴
衆も大満足だったに違いありません。もちろん演奏するためにはチェロ、ヴァ
イオリンそれぞれに再難関の技巧を要求されますが、ここで演奏する2人は息の
ぴったりあった極上の演奏を聴かせます。

8.572399
イタリアのクラリネット組曲集
1-3.ロンゴ(1864-1945):組曲 Op.62/4-9.ブゾーニ(1866-1924):組曲 K.88/
10-15.スコントリーノ(1850-1922):6つのボツェット/16-21.フルガッタ
(1860-1933):組曲 Op.44
演奏:セルジオ・ボシ (クラリネット)/リッカルド・バルトリ(ピアノ)
20世紀前半、レスピーギやマリピエロ、カゼッラたちが現れるまで、イタリア
の器楽曲はどうしてもオペラの勢いに押されてしまいがち。しかし、そんな中
でも一部の作曲家たちは「伝統と現代性の妥協点」を探るべく、クラリネット
とピアノのための優れた組曲を作曲しました。このアルバムに収録されたのは、
そんな作品たち。古典的形式を極めたロンゴ、印象派の影響を強く受けている
スコントリーノ、後期ロマン派の香り漂うフルガッタ。そして情緒的で感傷的
なブゾーニのエレジー。と個性はさまざまですが、どの曲もクラリネットの音
の持つ独特の憂愁を見事に生かした歌心溢れる作品となっています。

8.572256
ユダヤの冬の旅
1.花婿のための歌/2.灼熱の/3.歌/4.ヴィルナ/5.暖炉のそばで/6.どんな
時に救い主は来るの?/7.ラビは私たちに幸せを/8.干しブドウとアーモンド
/9.イェルサレム/10.菩提樹/11.バラライカを弾こう/12.モイシェレ、わが
友/13.もしユダヤ人の妻が/14.あなたの白き星の下で/15.Khatskele/16.天
から見下ろす/17.ラビ・エルメレヒ/18.時計/19.幼児の頃/ 20.小さな孤児
/21.小さな少年は彼らを導く/22.幼児は生まれた/23.カディッシュ
演奏:マーク・グランヴィル(バス・バリトン)
アレクサンダー・ナップ(ピアノ)
この曲集は、ホロコーストの悲劇をシューベルトの「冬の旅」になぞらえ、ユ
ダヤのメロディで繋いでいくものです。無垢な幼年期から静かな老年期までの
人生の旅の途中に深く暗い亀裂を作ったゲットーでの体験。そしてユダヤ人と
いうだけで迫害されることの不条理。人々が虐殺され、生まれ育った街が破壊
されるのを目の当たりにするという、決して癒されることのない心の苦痛を背
負いながら、歌手グランヴィルとピアニストのナップは歌いながら旅を続けて
いきます。この繊細な歌曲集は、単にユダヤの文化を表すだけでなく、人類全
ての和解、理解、そして共有するはずの将来への貢献となるでしょう。

8.660257-58 2枚組
ドニゼッティ:歌劇「ルクレツィア・ボルジア」全曲
CD1:1.前奏曲/ 2-12.プロローグ/ 13-18.第1幕第1場
CD2:1-7.第1幕第2場/8-21.第2幕
NAXOS DVD 2.110264と同内容
演奏:ルクレツィア・ボルジア…ディミトラ・テオドッシュ(ソプラノ)/ジェン
ナーロ…ロベルト・デ・ビアージョ(テノール)/アルフォンソ公爵…エンリコ
・ジュセッペ・イオーリ(バス・バリトン )/マッフィオ・オルシーニ…ニディ
ア・パラシオス(メゾ・ソプラノ )/ルスティヘッロ…ルイジ・アルバーニ(テ
ノール)/グベッタ…ジュゼッペ・ディ・パオラ(バス)/アストルフォ…マウロ
・コルナ(バス)/ベルガモ・ドニゼッティ音楽祭管弦楽団&合唱団 - Bergamo
Musica Festival Orchestra/ティツィアーノ・セヴェリーニ(指揮)
ドニゼッティ(1797-1848)だけでなく、原作者ヴィクトル・ユゴーの最高傑作で
もあるこのオペラです。当時の人々にとって、全ての悪(拷問、近親相姦、同性
愛、殺人、陰謀、らんちき騒ぎ)、を網羅したかのような内容で、全く救いの手
が差し伸べられることはありませんが、ドニゼッティは全ての行為を感動的な
結論に導けるように、素晴らしいアリア、デュエット、合唱を用意しました。
劇的な内容もオペラを聴く醍醐味の一つと言えるかもしれません。初演から再
演まで3年の月日をかけ、様々な改訂を施したこの問題作、タイトル・ロールの
テオドッシュを始めとした見事な歌手たちの演奏でお聴きください。

8.570154-55 2枚組
戦いの音楽
CD1:
1.ワーグナー(1813-1883):ワルキューレの騎行/2.バーバー(1910-1981):弦楽
のためのアダージョ/3.エリック・コーツ(1886-1957):ダムバスターズ・マー
チ/ 4.ベートーヴェン(1770-1827):ウェリントンの勝利より「戦い」/ 5.ベ
ートーヴェン:ウェリントンの勝利より「勝利の交響曲」/6.リスト(1811-1886)
:フン族の戦い/ 7.ファーノン(1917-2005):コルディッツ行進曲/8.チャイコ
フスキー(1840-1893):歌劇「マゼッパ」より「ポルタヴァの戦い」/9-10.ベー
トーヴェン:軍楽隊のための2つの行進曲/11.イッポリトフ=イヴァノフ(1859-
1935):組曲「イヴェリア」より「コーカサスの戦いの行進曲」/ 12.ニューマ
ン(1901-1970):コンクエスト・マーチ「征服への道」
CD2:
1.エルガー(1857-1934):勝利の行進曲/ 2.メイヤース(1933-1993):カヴァティ
ーナ/3.フォーレ(1845-1924):レクイエムより「天国にて」/ 4.グラズノフ
(1865-1936):ステンカ・ラージン/5.バーバー(1910-1981):コマンド・マーチ
/ 6.ワックスマン(1906-1967):「目標はビルマ」より「侵入 -上陸」/ 7.リ
ムスキー=コルサコフ(1844-1908):歌劇「金鶏」より戦場のドドン王/ 8.スタ
イナー(1888-1971):小さいビッグホルン/ 9.スタイナー:チャージ!/10.共和
国への戦いの賛歌/11.アルビノーニ(1671-1751):アダージョ
演奏:VA
人が存在する上で「戦い」というものは、どうしても避けては通れません。し
かし、戦いに挑む時に人はどのような思いを抱くのでしょうか?そんな思いを
表現した音楽を集めたこの 2枚組には、高揚する感情、勝利への願い、相手へ
憎しみ、そして敗者への憐憫、など様々な感情が入り乱れています。

8.557930-31 2枚組
死の舞踏集
CD1:
1.グリーグ(1843-1907):山の魔王の宮殿にて/2.デュカス(1865-1935):魔法使
いの弟子/ 3.リスト(1811-1886):メフィスト・ワルツ第1番/4.ドヴォルザー
ク(1841-1903):真昼の魔女/5.フランク(1822-1890):呪われた狩人/6.チャド
ウィック (1854-1931):いたずらな妖精/ 7.ムソルグスキー(1839-1881):はげ
山の一夜/ 8.リャードフ(1855-1914):ババ・ヤーガ
CD2:
1.サン=サーンス(1835-1921):死の舞踏/2.リスト(1811-1886):死の舞踏/
3.ラフマニノフ(1873-1943):死の島/4.リャードフ(1855-1914):キキモラ/ 5.
グリーグ(1843-1907):小人の行進/ 6.アーノルド(1921-):序曲「タモシャンタ
ー」 op.51/7.マクダウェル(1860-1908):魔女の踊り/8.ベルリオーズ(1803-
1869):断頭台への行進
演奏:VA
太古の時代から、人間と「目に見えぬ何か」は切っても切れない仲でした。そ
れは様々に形を変え、ある時は人々を守り、ある時は脅かし、そして別の世界
へと連れていく役目も司っていたのです。そんな存在を音で描いた 16曲。幽霊、
魔物、魔女、死神・・・背筋がぞっとすること間違いなしです。でも一番恐い
のは人間だ・・・という説もありますけどね。

8.578007-08 2枚組
アルティメイト・チャント
CD1:
1.Invitatorium/2.Introitus:Adorate Deum/3.Levavi oculos meos/4.
Offertoria:De profundis /5.Offertoria:Domine, convertere/6.
ntroitus - Alleluia - Sequentia - Offertorium - Communio/7.Gregorian
Chant for Good Friday:Hymnus:Crux fidelis/8.Ecce nomen Domini:Ave,
Maria/9.Subvenite(Responsorium prolixum)/10.Requiem aeternam
(Introitus)- Kyrie/11.Offertoria:Iubilate Deo universa terra/12.Mass
for Saint Monica:Offertorium/13.Gregorian Chant for Good Friday:
Tractus:Domine, audivi
CD2:
1.Kyrie eleison /2.Si quis sermonem/3.Gregorian Chant for the Dead:
Epistula/4.Introitus:Dominus illuminatio mea/5.Introitus:Laetetur cor
/6.Dixit Raphael angelus/7.Prex eucharistica/8.Ritus communionis/
9.Verbum salutis:Populus Sion/10.Mass for Saint Lawrence:Introitus/
11.Gregorian Chant for Good Friday
演奏:VA
シンプル故に万人に愛されるグレゴリア聖歌。本来はCD10枚ほどの分量があり
ますが、ここではその中からとりわけ美しい曲を24曲収録しています。世俗化
された世界を洗い流すような清冽で孤独なメロディは、心の平穏を祈りつつ、
人間の根源にある「何か」に強く訴えかけるかのようです。

8.578039-40 2枚組
歌のないブロードウェイ
CD1:
1.ロイド=ウェッバー:オペラ座の怪人より/2.リチャード・ロジャース:南太
平洋/3.ライオネル・バード:オリバー!/4.リチャード・ロジャーズ:王様と
私/5.ジュール・スタイン:ファニー・ガール/ 6.コール・ポーター:キス・
ミー・ケイト/ 7.レナード・バーンスタイン:ウエスト・サイド・ストーリー
CD2:
1.リチャード・ロジャース:サウンド・オブ・ミュージック/ 2.チャールズ・
ストラウス:アニー/3.ジェロム・カーン:ショーボート/4.クロード=ミッシェ
ル・シェーンベルク:レ・ミゼラブル/5.リチャード・ロジャース:オクラホマ!
/6.ジュール・スタイン:ジプシー/7.リチャード・ロジャース:カルーセル
演奏:リチャード・ヘイマン&ヒズ・オーケストラ(すべてリチャード・ヘイマ
ンの編曲)
ブロードウェイのとびっきりの名曲を14曲。音の魔術師ヘイマンの華麗なる編
曲でお楽しみください。思わず体が踊り出す・・・そんな快感をお約束いたします。

8.111343
バルトーク・プレイズ・バルトーク
1-3.コントラスツ Sz.111(録音 1940年5月13日ニューヨーク )/4-5.狂詩曲第1
番 Sz.86(録音 1940年5月4日ニューヨーク)ベラ・バルトーク(ピアノ)/ヨーゼ
フ・シゲティ(ヴァイオリン)…1-5/ベニー・グッドマン(クラリネット)…1-3
/6-37.ミクロコスモス Sz.107(抜粋)
(録音 1940年4月29-30日,5月7.16日ニューヨーク )
マーク・オーバート=ソーン復刻
演奏:ベラ・バルトーク(ピアノ)/ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)…1-5/
ベニー・グッドマン(クラリネット)…1-3
第二次世界大戦中に、ハンガリーからの移住を考えていたバルトークにとって
は、演奏旅行で訪れた新大陸はまさに理想郷でした。この録音はその演奏旅行
中の、 1940年の 4月から 5月にかけてニューヨークでセッションが組まれたも
のです。伝説的名ヴァイオリニスト、シゲティと、「スイングの王様」グッド
マンという夢のような顔合わせが実現。名実ともにバルトークの最高録音とし
て、永く歴史に残るものになったのです。しかし、この翌年、アメリカへ移住
したバルトークを待っていたのは、決して平和で穏やかな日々ではなく、貧困、
そして忍び寄る病魔との闘いの日々でした。ピアニストとしても高い技術を誇っ
ていた彼の見事な演奏が炸裂しています。

8.111347
グレート・シンガーズ/リーザ・デラ・カーザ
R・シュトラウス(1864-1949):名唱集
1-4.4つの最後の歌 (眠りにつく時/9月/春/夕映えの中で)/5.歌劇「ナクソス島
のアリアドネ」Op.60より「全てのものが清らかな国がある」/6-11.歌劇「カ
プリッチョ」Op.85より(月光の音楽/お兄さまはどちら?/明日のお昼の11時に!
/いいえ、それは心の中で燃えている/あなたの愛は私に向かって/あなたを映
し出すマドレーヌの愛)/12-14.歌劇「アラベラ」 Op.79より(この人は私に相
応しい人ではないわ/本当にわたしのための人が…そうわたしは自分に言ったの
です/マンドリカ、それは良かった)
マーク・オーバート=ソーン復刻
演奏:リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ)/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
/カール・ベーム(指揮)(録音 1953年6月…1-4)/ハインリッヒ・ホルライザー
(指揮)(録音 1954年4月21-23日…5-11.13)/ルドルフ・モラルト(指揮)(録音
1952年5月19-20日…12.14)
全てウィーン・ムジークフェラインザールにて録音
作曲家自身が「私における最上のアラベラ歌い」と評価したリーザ・デラ・カ
ーザ。いえいえ、彼女はその世代だけでなく、永遠のアラベラ歌いとして語り
継がれて行くことでしょう。ウィーンの黄昏をそのまま体現したかのような爛
熟さと清純さを併せ持つ彼女の歌は、他の誰にも真似できるものではありませ
ん。このアルバムには、アラベラの他、マドレーヌ、元帥夫人、そしてこれま
た名唱とされる「4つの最後の歌」を収録。これを聴いてしまったら、全ての
歌手の印象は全て上書きされてしまうかもしれません。

8.112031-32 2枚組
ナクソス・ヒストリカル・シリーズ/カラス/ディ・ステファノ/コッソット
プッチーニ(1858-1924):歌劇「マノン・レスコー」
CD1:1-12.第1幕/13-23.第2幕
CD2:1.間奏曲/2-12.第3幕/
13-17.ジュゼッペ・ディ・ステファノの歌うプッチーニ・アリア集(歌劇「トス
カ」より「妙なる調和」 /歌劇「西部の娘」より「やがて来る自由の日」 /歌
劇「ジャンニ・スキッキ」より「そうではない…フィレンツェは花かおる木の
ようなもの」/歌劇「トゥーランドット」より「泣くな、リュウ」 /歌劇「トゥ
ーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
マーク・オーバート=ソーン復刻
演奏:マノン・レスコー…マリア・カラス(ソプラノ)/騎士デ・グリュー…ジュ
ゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)/マノンの兄…ジュリオ・フィオラヴァ
ンティ(バリトン)/ジェロンテ・デ・ラヴォワール…フランコ・カラブレーゼ
(バス)/エドモント…ディノ・フォルミキーニ(テノール)/カルロ・フォルティ
(バス)/ヴィト・タットーネ(テノール)/フィオレンツァ・コッソット(メゾ・
ソプラノ)/ジュゼッペ・モレージ(バス)/フランコ・リッチャルディ(テノー
ル)/フランコ・ヴェントリーリア(バス)/ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
/トゥリオ・セラフィン(指揮)…CD1, CD2:1-12/スタジオ・オーケストラ/
アルベルト・エレーデ(指揮)…CD2:13/ミラノ・スカラ座管弦楽団/アントニ
ーノ・ヴォットー(指揮)…CD2:14-17
録音 1957年7月18-20.22.24-27日ミラノ・スカラ座劇場… CD1, CD2:1-12/
1947年12月6日…CD2:13/1955年6月23
日…CD2:14-17
この 1957年のマノン・レスコーの驚くばかりの音の良さ。もともとクリアな音
質でしたが、復刻の名手マーク・オーバート=ソーンはその音に更に磨きをかけ
ました。当時34歳の世紀の歌姫、マリア・カラスの歌声も瑞々しく蘇っており
ます。とりわけ第2幕「L'ora、o Tirsi-時は美しく楽しうございます」の正確
な歌唱と艶やかな声をお聴きください。必ずや陶酔の境地へと達することでしょ
う。余白に収録されたディ・ステファノのアリア集も秀逸です。頭の芯を揺さぶ
るような光り輝く美声です。




<Marco Polo>
8.225226 \1780
ゴドフスキー(1870-1938):ピアノ作品集第9集
1.アラベスク Op.16-2/2.バルカロール・ワルツ Op.16-4/3.ワルツ・スケル
ツォ/4.ロマンティックな大ワルツ/5.ワルツ・ポエム第4番/6-11.ショパン
作品の演奏会用編曲集 (ワルツ第12番ヘ短調 Op.70-2(演奏会用編曲)/ワルツ第
13番変ニ長調 Op.70-3(演奏会用編曲 )/ワルツ第9番変イ長調 Op.69-1(演奏会
用編曲)/ワルツ第8番変イ長調 Op.64-3(演奏会用編曲 )/ワルツ第6番変ニ長調
Op.64-1「子犬のワルツ」(演奏会用編曲)/ワルツ第1番変ホ長調 Op.18「華麗な
る大ワルツ」による演奏会用パラフレーズ)
演奏:コンスタンティン・シチェルバコフ(ピアノ)
10本の指の機能を全て駆使し、鍵盤の上から下まで余すことなく使いきること
で知られる「ショパンの練習曲に基づく53の練習曲」を始めとした、ピアノに
おける超絶技巧の限界を追求した作品で知られるゴドフスキーの作品集第9集で
す。このアルバムのメインは、ショパンのワルツをもとにした編曲集。6曲のワ
ルツが重厚な音の衣を纏って目の前に立ち現れます。原曲の味わいを残した
「演奏会用編曲」と、全く別物に変貌した「演奏会用パラフレーズ」の違いも
ぜひお楽しみください。ちなみに5曲のゴドフスキーのオリジナル作品は以外に
シンプルですっきりしています。このシリーズをずっと担当している名手シチェ
ルバコフは、今回も煌めくばかりの技巧でこれらの曲を易々と弾き切っていま
す。とはいえ、ゴドフスキの残した膨大なる作品の全容はまだまだ明らかにさ
れていません。前述の「ショパンによる練習曲」の録音も期待したいところで
す。




<cpo>
777325-2 \2450
ナタナエル・ベルイ(1879-1957):交響曲第3番「パワー」他
1.畏敬の念/2.組曲「公爵の自由」/3.交響曲第3番「パワー」
演奏:ノルヒェーピング(ノールショッピング)交響楽団
アリ・ラシライネン(指揮)
交響曲第1番&第2番(777324-2)に続く、スウェーデンの作曲家、ナタナエル・
ベルイの交響曲集第2弾です。獣医の資格を持ち、軍で働きながらも作曲を続
けたベルイの作品は、どれも後期ロマン派の流れを汲む重厚な音楽です。彼の
作品はどれも明確な物語性を持っていて(タイタニックの事件からインスピレー
ションを得た第1番など )、今回の作品もその趣旨から外れることはありませ
ん。交響曲第3番は、最初単一楽章として構想され「男性」を描くことに終始
しました。しかしその後「それだけでは何かが足りない」と感じたベルイは、
別の楽章を書き足し「女性」とした上で、全体を覆う生命の「パワー」をタイ
トルに据えたのです。さて、曲の仕上がりはいかがなものでしょうか?

777470-2 \1700
ヨーゼフ・スク(1874-1935):室内楽作品集
1.ピアノ三重奏曲 Op.2/2.ピアノとヴァイオリンのための 4つの小品 Op.17
/3.ピアノ三重奏曲のためのエレジー Op.23/4.バラードとセレナーデ Op.3
/5.ピアノ四重奏曲 Op.1
演奏:アトス三重奏団/マルティン・フォン・デル・ナーメル(ヴィオラ)…5
既にリリースされているヘルツォーゲンベルクのピアノ三重奏曲(777335-2)で、
詩情溢れる演奏を繰り広げたアトス三重奏団によるスクの作品集です。交響詩
など、比較的規模の大きな作品で知られるチェコの作曲家スク。彼はドヴォル
ザークの義理の息子でもあり、チェコ音楽の正統な継承者でもありました。独
自の作風を有する人ですが、とりわけこのような編成の小さい作品になると、
一層彼の美質が透けて見えてくるようです。多くの素材を内包したピアノ四重
奏曲、雄弁なヴァイオリンが印象的なバラード、どことなくドビュッシーを思
い起こさせる夢幻的なセレナーデなど。明るさの中に陰鬱さを秘めた東欧の宝
玉のような作品ばかりです。

777410-2 \2450
ハインリッヒ・シュッツ(1585-1672):葬送音楽
葬送音楽(ドイツレクイエム)SWV 279-281/詩篇 6.51.102.130.143番
演奏:ブレーメン・ヴェーザー・ルネサンス
マンフレッド・コルデス(指揮)
1618年に勃発した「三十年戦争」は、最初プロテスタントとカトリックの宗教
戦争として始まりましたが、戦いが長引くほどに国家間の争いとして凄惨さを
極めていきました。シュッツもこの戦いで戦禍に巻き込まれ、多くの友人、家
族を失い、失意の底に沈みました。そんな折、彼の故郷の領主ハインリッヒ・
ロイス・ポストフームス公から葬送の音楽を依頼されたのです。シュッツの良
き理解者でもあった公は、まだ自身が存命であったにも関わらず、「死んだ時
の音楽」を書いてくれるように頼みました。そこでシュッツは公のためだけで
なく、全ての戦いの犠牲者のためにドイツ語のミサを構想し、救済への願いを
託した感動的な音楽を作り上げたのです。ブレーメン・ヴェーザー・ルネサン
スの感動的な演奏で。

777377-2 \1700
ミスリヴェチェク(1737-1781):管楽八重奏曲&五重奏曲全集
管楽八重奏曲第1番-第3番/管楽五重奏曲第1番-第6番
演奏:オルフェオ・ブラス・アンサンブル/カリン・ファン・ヘールデン
チェコ出身で、生前はオペラ作曲家として名を馳せたミスリヴェチェクですが、
実は多くの管弦楽曲や器楽曲も書いています。ここで聴ける管楽アンサンブル
集は、まるで言葉のないオペラのようで、弾むリズムと劇的な楽想を持ってい
ます。若きモーツァルトが多大な影響を受けたと言われるだけあって、そのメ
ロディの閃きにも聴きどころがたっぷりです。また各々の楽器に要求される技
術も大層なもので、当時の奏者たちがいかに高度な技を持っていたかを想像す
るのも楽しいことです。ドイツ、オーストリアで活躍するオルフェオ・ブラス
・アンサンブルは極めて親密な響きで、この作曲家の真価を伝えます。

777129-2 2枚組 \3400
ローデ(1774-1830):練習曲の形式による24のカプリース
演奏:エリザベス・ウォルフィッシュ(ヴァイオリン)
NAXOSからアクセル・シュトラウスの演奏で同曲が発売されたばかりの市場に、
息つく暇もなく、 CPOからのリリースをお届けいたします。演奏するのはバロ
ック・ヴァイオリンの名手ヴォルフィッシュ。前回のクロイツァーでの示唆に
富む演奏で、多くの学習者と聴衆に新しい道を開いた人です。ローデのこの作
品は、ヴァイオリン演奏に必要な奏法を全て備えた上、高い音楽的表現も要求
される難曲。これが完璧に弾けたらパガニーニも恐くない。という代物です。
そんな興味深い作品なので、もちろん聴いているだけでもOK。ピアノで言うと
ショパンの練習曲のような位置づけでしょうか。バロック・ヴァイオリンの渋
い響きも心地良さを高めています。

777481-2(SACD-Hybrid) \2950
アイアランド(1879-1962):オルガン作品全集
行進曲のように/カプリッチョ/エレジー・ロマンス/聖なる少年/ジョン・
ケブルの祈祷讃歌のための瞑想曲/微細なる組曲/心を高めよう/エレジー/
エピック・マーチ/マルシア・ポポラーレ/カヴァティーナ
演奏:シュテファン・カーグル(オルガン)
ハーフォード、ミュンスター教会オルガン使用
イギリスの作曲家、ジョン・アイアランドのオルガン作品全集です。彼は14歳
で王立音楽大学に入学、ピアノとオルガンを学び、スタンフォードに作曲を師
事、その後、母校の教壇に立ち後進の指導にあたりました。彼はチェルシーの
聖ルーク教会のオルガニストも務めるなど、オルガンという楽器を隅々まで熟
知していたため、残した作品も地味ながら素晴らしいものばかりです。アイル
ランドの伝統音楽をロマン派の重厚な響きに溶け込ませたこの格調高い音楽は、
一度か二度聴いただけでは味わい尽くせないだけの深い滋味を有しています。
もちろん彼が愛した「聖なる少年」も含まれています。

777535-2(DVD-Video) \2450
サックス五重奏で楽しむヴィヴァルディの四季+α
1-4.ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲 Op.8 No.1-4「四季」(レターマン編)
/5.レターマン:5番目の四季
演奏:クィンテッセンス・サクソフォン・クィンテット
世界中で愛されている名曲中の名曲をモダンでクールなジャズ・アレンジ。目
も体も楽しんでください。以前リリースされた同内容の CD(777366-2)が世界
中で高く評価されたのを受け、2008年4月に新たに映像作品として撮り直した
「 5つの四季」です。マイケル・シュヌルによるこの映像は、四季の色彩の移
り変わりを反映させたファンタスジックなもの。聴き手は春の優しい陽射しか
ら冬の冷たい空気までをも感じることができるでしょう(第5番目の季節は夢を
イメージしたものだとか)。ボーナス・トラックにはコンサートに赴く演奏家
たちの姿を克明に捉えています。素晴らしい音楽が生み出される瞬間の興奮!
全ての音楽愛好家に捧げます。




<CAPRICCIO>
C7015 4枚組 \3050
ブゾーニ(1866-1924):ピアノのためのトランスクリプションとパラフレーズ集
CD1.
1.ソナティナ第6番-ビゼーの「カルメン」による室内幻想曲/ 2.ブラームス:オル
ガンのための 11のコラール前奏曲より 6つのコラール前奏曲(ブゾーニ編)/わが
心の切なる喜び/おお愛する魂よ、汝を飾れ/一輪のばらは咲きて/わが心の切
なる願いI/わが心の切なる願いII/おおこの世よ、私は汝より去らねばならぬ/
3.J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番よりシャコンヌ
ニ短調(ブゾーニ編)/4.ベートーヴェン:6つのエコセーズ(ブゾーニ編)/5.シェ
ーンベルク:3つのピアノ曲 Op.11より第2番(ブゾーニ編 )/6.ワーグナー:楽劇
「神々の黄昏」第3幕よりジークフリートの死(ブゾーニ編)/7.ゴルトマルク:歌
劇「メルリン」より大協奏的幻想曲
CD2.
1.J.S.バッハによる大フーガ/ 2.ノヴァーチェク:弦楽四重奏曲ホ短調よりスケ
ルツォ(ブゾーニ編)/3.モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番よりアンダンティーノ
(ブゾーニ編)/4.モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」よりセレナード(ブ
ゾーニ編)/5.オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」より舟歌(ブゾーニ編)/
6.リスト:巡礼の年第2年「ヴェネツィアとナポリ」よりゴンドラの漕ぎ手(ブゾー
ニ編)/7.リスト:コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による
幻想曲とフーガ(ブゾーニ編)/8.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より
第1番フーガ BWV 846(ブゾーニ編 )
CD3.
1.J.S.バッハ:前奏曲とフーガ変ホ長調「聖アン」 BWV 552(ブゾーニ編)/2.モー
ツァルト:多声演奏の訓練のための 5つの小品よりアダージョ(ブゾーニ編)/3.モ
ーツァルト:アダージョとフーガハ短調 K.546 よりフーガ(ブゾーニ編)/4.若者
に寄す第3曲「モーツァルトによる練習曲」/ 5.コルネリウス:歌劇「バグダッド
の理髪師」による幻想曲/6.J.S.バッハによる幻想曲/7.リスト:メフィスト・ワ
ルツ第1番(ブゾーニ編 )/8.メンデルスゾーンによるピアノのための練習曲
CD4.
1.J.S.バッハ:前奏曲とフーガホ短調 BWV533(ブゾーニ編 )/2.シューベルト:序
曲ホ短調 D.648(ブゾーニ編)/3.ショパンの前奏曲による変奏曲と練習曲/4.ショ
パンのハ短調前奏曲による変奏曲と自由な形式のフーガ/5.歌とワルツ/6.若者に
寄す第4曲序奏とカプリッチョ(パガニネスコ)/7.3つのアルバムの綴りより第3番
/8.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より第3番前奏曲(ブゾーニ編)/
9.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より第21番前奏曲(ブゾーニ編)/10.
若者に寄す第4曲前奏曲 ,フーガとフゲッタ/ 11.大ヨハン・ゼバスティアンの名
による短いソナティナ第5番/12.リスト:モーツァルトの「フィガロの結婚」の主
題による幻想曲(ブゾーニ編)/13.グノーによるピアノのための練習曲
演奏:ホルガー・グロショップ(ピアノ)
ばら売りだった第1集と第2集に、2枚の新録を加えて BOX化したマニア垂涎のアイ
テムです!シャコンヌやリストのコラール、他、若干のバッハ作品の編曲あたり
ならば、耳にする機会もあるのですが、ここまで大量に揃うと圧巻です。ピアニス
トのグロショップはベルリン生まれ。ピアノだけでなく、ユン・イサンと共に作曲
も学んだ人で室内楽や歌曲の伴奏でも活躍する幅広いレパートリーを持つ人です。
ベルリン・フィルとも共演が多く、ラトルやアバドも彼を重用しています。

C5022 2枚組 \2450
ハイドン(1732-1809):8つの協奏曲集
CD1:1.オルガン協奏曲ハ長調 HobXVIII-1/2.ハープシコード協奏曲ニ長調
HobXVIII-2/3.ハープシコード協奏曲ハ長調 HobXVIII-5/4.フォルテピアノ協奏
曲ト長調 HobXVIII-4
CD2:1.フォルテピアノ協奏曲ニ長調 HobXVIII-11/2.オルガン協奏曲ハ長調
HobXVIII-10/3.ハープシコード協奏曲ヘ長調 HobXVIII-3/4.オルガン協奏曲
ハ長調 HobXVIII-8
演奏:クリスティーネ・ショルンスハイム
(オルガン、ハープシコード、フォルテピアノ)/新デュッセルドルフ宮廷楽団/
メアリー・ウティガー(指揮)
録音 2008年6月-7月
ハイドンのピアノ・ソナタ全曲演奏に偉大なる金字塔を打ち立てたショルンスハ
イム、今回は協奏曲で目覚ましい活躍ぶりを見せてくれます。2009年のハイドン
・イヤーに合わせて録音されたこのアルバムでは、彼女は 3種類の楽器を弾き分
け、各々の曲の美質を明らかにします。国際的に音楽学者としても名高い彼女だ
けに、楽器の特性を存分に生かした輝かしい演奏と解釈は、かなりのハイドン通
でさえうならせること間違いありません。グルックやホミリウスなどの録音で高
い評価を受けている新デュッセルドルフ宮廷楽団のバックも冴えています。指揮
をしているのはヴァイオリニストでもあるウィスコンシン生まれのメアリー・ウ
ティガー。ムジカ・アンティクワ・ケルンやレザデューなどのバロック・アンサ
ンブルと共演を重ねる実力派です。

C5025 \2450
ハイドン(1732-1809):カンツォーネ集
1.楽しい苦痛/2.人魚の歌/3.羊飼いの歌/4.彼女は決して恋について語らない
/5.乙女への警告/6.怠けの賛美/7.恋の歌/8.見捨てられた女/9.編み物をす
る少女/10.思い出/11.誠実/12.さすらい人/13.同情/14.満足/15.精霊の歌
/16.宗教的な歌/17.不幸な恋のなぐさめ/18.人生は夢/19.おお、心地よい声
/20.するどい目つき/21.絶望/22.船乗りの歌
演奏:ルート・ツィーザク(ソプラノ)
ゲロルド・フーバー(ピアノ)
録音 2008年10月11-14日
ハイドンの作曲した46曲の歌曲のほとんどはオリジナルの版が残っています。ほ
とんどの曲はドイツ語の歌詞を持ちますが、 1794年に出版された「 6つの創作さ
れたカンツォネッタ」はアン・ハンターの英語詩によって書かれています。スコッ
トランドやアイルランドの民謡を研究していたハイドンにとって、英語の詩には
特別な思い入れがあったのでしょうか。これらは深刻さと微笑ましさのバランス
が程良く取れた楽しいものばかりで、とりわけ愛の歌には素晴らしいものがある
ようです。ツィーザクは、一見単純に見えるこれらの歌を丹念に解きほぐし、細
やかな感情で磨き上げてしっとりと聴かせてくれます。ゲルハーエルの伴奏者と
しておなじみ、フーバーのピアノも見事です。

C5021 \2450
アイヒナー(1740-1777):交響曲集
1.交響曲ニ短調 Op.7-4/2.交響曲ヘ長調 Op.11-4/3.交響曲ト短調 Op.6-2
/4.交響曲ハ長調 Op.5-1
演奏:ラルテ・デル・モンド/ヴェルナー・エールハルト(指揮)
録音 2008年11月27-29日
優れた作品を多く書いたにもかかわらず、現在では全く忘れ去られた作曲家。こ
のアイヒナーもそんな一人です。モーツァルトよりも 16年早く生まれ、宮廷楽団
のファゴット奏者であった父親から音楽の手ほどきを受け、ツヴァイブリュッケ
ンの宮廷楽団員となります。コンサートマスターとして毎年パリへ演奏旅行に出
かけ、そこでは得意のファゴットも演奏し、そちらでも人気を博します(J.C.バッ
ハもロンドンで彼の演奏会に接しています)。他にも多くの音楽評論家が彼の演奏
を聴くために集まりましたが、1777年にベルリンでひっそりと死去してからは、
その存在はすっかり忘れ去られてしまったのでした。彼の交響曲は、全て三楽章
の定型に収まっていますが、そのどれもが躍動感と緊張感に溢れたもので、当時
の「疾風怒濤」の精神を享受した麗しいものとなっています。

C5033 \2450
クジェネク(1900-1991):交響的悲歌
1.交響的悲歌 Op.105/2.7つのやさしい小品 Op.146/3.アダージョとフーガ/
4.5つの弦楽のための短い小品 Op.116/5.交響的小品 Op.86/6.ブラジル風シン
フォニエッタ Op.131
演奏:レオポルトディヌム管弦楽団/エルンスト・コヴァチッチ(指揮)
録音 2007年11月19-21日、2008年2月20-21日
チェコ系の家系、ウィーン生まれ、活躍はドイツからアメリカ。作風はロマン派か
ら新古典派、無調、多調、そしてジャズまで。あらゆる分野に200曲以上の作品を
残し、マーラーの第10番の補筆を行い、娘アンナと一時期婚姻関係にもあった・・
・そんな多彩過ぎる生涯を送ったクジェネクの作品集です。タイトルの「交響的
悲歌」は1945年に亡くなったウェーベルンを悼んで作曲されたもの。悲歌と言っ
ても、曲自体はかなり動きが多く、低音部に現れる執拗なピチカートは葬送のリ
ズムを象徴しているかのようです。短くとも印象的な7つの小品、どこがブラジ
ル?と悩んでしまいそうなシンフォニエッタなど個性的な作品が並びます。

C5035 \2450
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):オーボエ協奏曲他
1.オーボエ協奏曲イ短調/ 2.W.ブレイクの詩による 10の歌/3.家庭の音楽/
4.タリスの主題による幻想曲
演奏:ラヨシュ・レンチェス(オーボエ)/アンドレアス・ヴェラー(テノール)…2
/エミリー・ケルナー(ヴァイオリン)…3/ポール・ペシュティ(ヴィオラ)…3/
アンスガー・シュナイダー(チェロ)…3
ブダペスト・ストリングス/ベーラ・バーンファルヴィ(指揮)…1.4
録音 2006年10月3日、2007年12月2日
イギリスの名オーボエ奏者であるレオン・グーセンス(1897-1988、お騒がせ指揮者
として知られるユージン・グーセンスの弟)に献呈されたオーボエ協奏曲は息の長
いメロディラインが魅力的。物悲しさと楽しげな舞曲のリズムが印象的です。
「ブレイクの詩による歌曲」はオーボエと声のみによる細密画の世界。まるで淡
水絵の具で描かれた風景画を見ているような清々しさを感じさせます。静けさの
中にどれほど多くの情景が詰まっていることでしょうか!他にはよく知られる「タ
リスの主題による幻想曲」と、あまり知られていない「家庭の音楽」を収録。シュ
トゥットガルト放送響の首席レンチェスの情感溢れるオーボエをじっくりお楽し
みいただけます。

C5004 \2450
シェーンベルク(1874-1951)、ウェーベルン(1883-1945)、ベルク(1885-1935)に
よる J.シュトラウスII世のワルツアレンジ集
1.酒・女・歌 Op.333(ベルク編曲 )/2.南国のばら Op.388(シェーンベルク編曲)
/3.入り江のワルツ Op.411(シェーンベルク編曲)/4.皇帝円舞曲 Op.437(シェー
ンベルク編曲)/5.加速のワルツ Op.418(ウェーベルン編曲 )
演奏:リノス・アンサンブル
まだ戦禍の残る 1918年のウィーン。すでに12音技法の概念を確立していたシェー
ンベルクが、当時最先端の音楽を紹介するために設立した「私的音楽協会」は、
当時の音楽界に新風を吹き込むことに成功しました。芸術家と聴衆に近代音楽へ
の純粋で正確な道案内をすることを目的に掲げ、収益も挙げることを目標として
いたこの会ですが、 1921年5月27日に予定されていた演奏会が開催できなくなり、
急遽、シェーンベルクとベルク、ウェーベルンの 3人が流行のワルツを室内楽版
に編曲。大成功を収めたというものです(当夜はベルクがオルガン、シェーンベル
クが第1ヴァイオリン、ウェーベルンがチェロを演奏 )スコアはさらなるコンサー
ト資金を調達するために競売にかけられ、協会の懐も潤ったのでした。華やかな
中にも儚さを感じさせる夢のような響きはハルモニウムに由来するのでしょうか?
不安な世界に花開いた一夜の夢をご堪能ください。

C5001 \2450
ブロッホ(1880-1959):詩篇他
1.前奏曲と 2つの詩篇/2.ヘブライ組曲/3.バール=シェム(ヴァイオリンと管弦
楽編)/4.3つのユダヤの詩
演奏:クリスティーナ・エルツェ(ソプラノ)…1/タベア・ツィンマーマン(ヴィオ
ラ)…2/アンチェ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)…3/ベルリン・ドイツ交響楽
団/スティーヴン・スローアン(指揮)
録音 2007年3月28-29日…1.2 / 2008年5月5日…3 / 2003年5月23日…4
スイス出身のユダヤ人作曲家・音楽教師ブロッホの作品集です。主にアメリカで
活躍し1924年にはニューヨークの市民権も獲得、「アーネスト・ブラック」として
アメリカにおけるもっとも重要な作曲家の一人となりました。彼は、後期ロマン
派に特有の厚い響きを生涯手放すことはなく、どの曲も穏やかで幅広い表現に終
始しています。ここに収録された 4つの作品は、全てユダヤ教の伝統と文化を反映
したもので、ユダヤ人の矜持と望郷の念が随所に感じられる美しい作品です。エル
ツェ、ツィンマーマン、ヴァイトハースの 3人のソリストの渾身の演奏です。

C5019 \2450
デッサウ(1894-1979):交響曲第2番他
1.ベルトルト・ブレヒトの思い出に/2.交響曲第2番/3.踊りと歌/4.エグザメン
/5.声/6.1楽章の交響曲
演奏:クセニヤ・ルキック(ソプラノ)…3-5/マニュエラ・ブレス(メゾ・ソプラノ)
…4/ホルガー・グロショップ(ピアノ)…5/
ベルリン・ドイツ交響楽団/ロジャー・エップル(指揮)
録音 2004年2月16-18日…3-6 / 2008年2月20-21日…1-2
ハンブルクの音楽一家(いとこは有名なオペレッタ作曲家、ジーン・ギルバート)
に生まれたデッサウは、初期はシェーンベルクの影響を受け、オペラ指揮者とし
ても活躍、1920年代からは映画音楽を手掛け、初期のディズニー映画の音楽も担
当しています。1933年にナチスによる追放を受け、 1939年に渡米。ここでブレヒ
トと親交を結び多くの劇場音楽を作曲しました。またドイツ民主共和国のプロパガ
ンダのための音楽も多く書きましたが、彼自身は社会主義リアリズムを推進し、ヘ
ンツェやシュニトケなどの前衛音楽の紹介に力を尽くしました。彼の音楽は実際
に聴いてみると予想外に親しみやすいことがおわかりになるでしょう。例えば「踊
りと歌」や「エグザメン」。これはもしも、アニメ映画で使われていたとしても、
全く違和感のなさそうな楽しい曲だったりします。




<BR KLASSIK>
900501 2枚組 \2080
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「エジプトのイスラエル人」HWV54
演奏: ローズマリー・ヨシュア(ソプラノ)
鈴木敦子(ソプラノ)
ゲルヒルト・ロンバーガー(アルト)
コビー・ヴァン・レンスブルク(テノール)
サイモン・ポーリー(バリトン)
トーマス・ハンバーガー(バスバリトン)
ハラルド・ヘーレン(チェンバロ)
クリストフ・レーマン(オルガン)
マックス・ハンフト(オルガン)
バイエルン放送合唱団
コンチェルト・ケルン
ペーター・ダイクストラ(デュークストラ)…(指揮)
録音 2008年11月28-29日ミュンヘンプリンツレーゲンテン劇場
昨年、没後250年を迎えたこともあってか、このところオペラやオラトリオの人気
が急速に高まってきた感のあるヘンデルです。この「エジプトのイスラエル人」
も2007年にバッハ・コレギウム・ジャパンで日本上演されたり、昨年NAXOSからリ
リースされたりと耳にする機会も増えてきている作品です。ヘンデル54歳の時に
書かれた大作で、聖書の「出エジプト記」から主に題材が取られている壮大な作
品です。自筆譜は第2部から始まっていますが、ヘンデル自身が第1部の「ヨゼフ
の死」に「キャロライン王妃の葬送アンセム HWV264」を流用したという記録があ
り、この演奏もそれを踏襲しています。この演奏、とにかく合唱が見事です。例
えば第3部のモーゼと子どもたちがイスラエルの地に降り立った場面、神への感謝
を歌うフーガの部分での一糸乱れぬハーモニーは「さすがダイクストラ」と言う
ほかありません。ヘンデルのオラトリオの中でも「一番合唱に比重が置かれてい
る作品」と言われているこの曲。万全の響きでお楽しみください。




<WIGMOREHALL LIVE>
WHLIVE0034 \2100
ダウランドもいいのだけれど・・・ソプラノとリュートのための歌曲集
1.ロセター(1567-1623):前奏曲/ 2.ジョンソン(1583-1633):別離の喜び/3.ジョ
ンソン:ああ、うなり声をあげたまえ/4.ジョンソン:安らぎをもたらす眠りよ/
5.アルフォンソ・フェッラボスコ1世(1543-1588):パヴァン第4番/6.作者不詳:
ガイヤルド/7.ダウランド(1563-1626):運命、私の敵/8.ジョンソン:パヴァン
ハ短調/ 9.ダウランド:私の過ちを,彼女は許してくれるだろうか/10.ダウラン
ド:暗闇に私は住みたい/11.モンテヴェルディ(1567-1643):あの高慢なまなざし
/ 12.グランディ(1586-1630):ああ、あなたは何と美しい/13.ピッチニーニ(1566
-1638):トッカータ/14.ピッチニーニ:ラ・フォリアによるパルティータ/15.カッ
チーニ(1551-1618):アマリッリ麗し/ 16.カプスベルガー(1580?-1651?):トッカ
ータ・アルペジアータ/17.カプスベルガー:カプスベルガー氏/18.メルラ(1594-
1665):子守歌による宗教的カンツォネッタ-さあ眠りなさい/
アンコール 19.ジョンソン:あなたは見たのか、輝く百合を
演奏 : キャロリン・サンプソン(ソプラノ)…2.3.4.7.9.10.11.12.15.18.19/
マシュー・ワッズワース(リュート&テオルボ)
録音2008年12月7日
1610年のロンドンは、現代の社会と同じくらいに多様な高い文化を有していまし
た。数々の国から音楽家を始めとした文化人が集まり、各々が芸術性溢れる作品
を公開、そこに住む人々もその刺激的な生活を思い切り謳歌していたのです。こ
のアルバムはそんな当時の音楽的シーンを切り取ったようなものと言えるでしょ
う。当時、最も高名な作曲家はもちろんダウランドでしたが、他にも多くの作曲
家たちが思い思いの美しい花を咲かせていました。イタリア、フランス、ベルギ
ーにまでおよぶ彼らの出身地を見るだけでロンドンがいかに牽引力を持った土地
かということに気付かされます。ここで見事な歌唱を披露するのは、イギリスが
誇るソプラノ、サンプソンです。彼女はバッハ・コレギウム・ジャパンとも何度
も共演し、その清冽な歌声で聴き手を魅了し続けています。ここでの彼女も、そ
の暖かみのある声を存分に生かし、静かな中にも力強さを秘めた素晴らしい歌を
聴かせます。ワッズワースの爪弾くリュートの音色がもたらす、ぴんと張り詰め
た静けさ。そこに差し込む一条の光のような声の美しさをご堪能ください。

WHLIVE0033 \2100
トレヴァー・ピノックハープシコード・リサイタル
1.パーセル(1660-1717):組曲第4番イ短調/ 2.ハイドン(1732-1809):ソナタイ長調
Hob.XVI/14/3.ヘンデル(1685-1759):組曲第7番ト短調/ 4.ヘンデル:組曲第2番
ヘ長調/ 5.パーセル:組曲第2番ト短調/6.ハイドン:ソナタト短調 Hob.XVI/27/
アンコール 7.ハイドン:ソナタニ長調より終楽章 Hob.XVII/D1/8.パーセル:新し
いグラントホ短調
演奏 : トレヴァー・ピノック(ハープシコード)
録音2009年5月10日
1946年イギリス、カンタベリー生まれの指揮者、トレヴァー・ピノックの直近のソ
ロ・リサイタルです。2003年にイングリッシュ・コンサートの音楽監督を退任し
てからは、パユと共演するなど若干の活動はしているものの、活発な演奏活動をし
ているという話はなかなか聞こえてこなくて、ファンはやきもきしていたようで
す。しかしご安心ください。この 2009年のリサイタルでの素晴らしい演奏は、彼
の健在ぶりを如実に語っております。ハイドンの初期のソナタ 2曲と、ヘンデル、
パーセルの組曲を取り合わせたプログラムも最高です。少々陰鬱な雰囲気に始ま
るパーセルの組曲が終わったあと、がらりと雰囲気が変わるハイドンのソナタ・・
・交互にやってくる短調と長調の移り変わりがたまりません。アンコールでの聴衆
の拍手も暖かく、聴き終えて幸せな気分になれそうな 1枚です。




<CANARY CLASSICS>
CC08 \2480
1.ハイドン(1732-1809):ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIa:1
2.ハイドン:ヴァイオリン協奏曲第4番ト長調 Hob.VII:4
3.メンデルスゾーン(1809-1847):八重奏曲変ホ長調 Op.20
演奏 : ギル・シャハム(ヴァイオリン)/セジョン・ソロイスツ
録音2009年9月6-7日…1.2/2009年6月16-18日…3
1995年、ニューヨークで結成されたセジョン・ソロイスツは異なる8つの国から選
ばれた若きソリストたちがメンバーとなり、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの至
るところでコンサートを開き、テレビのドキュメンタリー番組にも数多く出演し
ています。芸術監督のヒョジン・カンはソウル生まれのアメリカ育ち。ピーポディ
音楽院で音楽を学び(苦学生だったそう)その後、ジュリアード音楽院ではドロシ
ー・ディレイに師事し、その才能を開花させました。彼はこのセジョン・ソロイ
スツを「音楽使節」として構想し、若手たちの才能を伸ばすことに力を注ぎ、彼
らが世界中に羽ばたくことを常に念頭において音楽活動を行っています。シャハ
ムはそんな彼らと、丁々発止の緊迫感ある演奏を繰り広げています。ハイドンで
は親密なる対話、メンデルスゾーンでは挑戦的とも言える音のやりとり、そんな
対称的な音楽が聞こえてきます。円熟の域にさしかかったシャハムの本領発揮と
いった演奏です。

<WARNER CLASSICS>
WARNER 5186 534022(DVD-Video) 4枚組 \6200
Mozart from Glyndebourne
グラインドボーン音楽祭におけるモーツァルトの歌劇集
フィガロの結婚
フィンリー、ハグリー、フレミング、シュミット
ベルナルト・ハイティンク指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、他
ドンジョバンニ
カシュマイユ、ペイジ、マルティンペルト、ピエツォンカ 
ヤコフ・クライツベルク指揮、エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団、他
イドメネオ ケニー、ハドリー、ラングリッジ 
ベルナルト・ハイティンク指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、他
ドキュメンタリー「ザ・ハウス・ザット・ジョージ・ビルト」

WARNER 5186 537002(DVD-Video) 2枚組 \2850
ハワード・グッドールの合唱の世界
作曲家ハワード・グッドールが、世界のさまざまな合唱作品を紹介するイギリ
スのテレビ番組用に制作されたもの。合唱の歴史などを中心に世界中の知られ
ざる合唱団を取材している。

<MD+G>
90115886(SACD-Hybrid) \2950
ノルベール・グランベール:ホロコースト歌曲集&イディッシュ組曲
1.ホロコースト歌曲集(編曲:ダニエル・クライナー)
2.イディッシュ組曲(編曲:フレデリック・シャスラン)
ローマン・トレケル(バリトン)
ミュルーズ交響楽団
指揮:ダニエル・クライナー
録音:2009年5月19-20日 6月30日、7月1日 ミュルーズ
フレンチ・ジャーマン系の作曲家、ノルベール・グランベールは、ショービジネス
の世界で、映画音楽やシャンソンなどに多くの傑作を残しました。そんな彼が、自
らの出自であるユダヤをテーマとした音楽に取り組んだのは、人生の四分の三を過
ぎた晩年に差し掛かってからでした。当盤に収録された2曲は、まさにその時期の
代表作。彼は残念ながら、2001年に亡くなりましたが、その偉業を讃えて、フレデ
リック・シャスランとダニエル・クライナーがオーケストラ用に編曲したのが当盤
です。

90315866(SACD-Hybrid) \2950
オーボエとオーケストラのための作品集
1.マルティヌー:オーボエと小オーケストラのための協奏曲
2.ハインツ・ホリガー:無伴奏オーボエ・ソナタ
3.アンタル・ドラティ:オーボエとオーケストラのためのディヴェルティメント
カク・ヨンヒ(オーボエ) 
ミュンヘン放送管弦楽団
指揮:ヨハネス・ゴリツキ
録音:2008年7月12-13日 ヘラクレスザール、ミュンヘン
2001年のCDデビュー以来、「オーボエのパガニーニ」と称されてきた韓国の名手
カク・ヨンヒが、満を持して挑む20世紀作品。20世紀に書かれたオーボエ協奏曲
の最高峰に聳え立つマルティヌーとドラティの傑作に加え、アンコール的な意味
合いで収録されたホリガーの無伴奏ソナタも、すべてが聴きどころです。

34113112 \2080
モーツァルト:鍵盤作品全集Vol.11
ピアノ・ソナタ第6番ニ長調K.284/同 第15番ハ長調K.545
6つのピアノ変奏曲ト長調.K.180/ロンドン・スケッチブック ヘ長調K.15X
同 変ロ長調K.15W/同 ヘ長調K.15hh/12のメヌエットK.103
ロンドン・スケッチブック 変ロ長調K.15aa/同 変ホ長調K.15cc
同 変ホ長調K.15ee/同 変ロ長調K.15q/同 変ロ長調K.15gg
ソナタ変ロ長調K.10/アレグロ ト短調K.312/6つの変奏曲ヘ長調K.398
ジークベルト・ランペ(チェンバロ、フォルテピアノ)
"録音:2006年6月 ネフェルス、2007年3月 テンペ
ピリオド楽器を用いて、着々と進行している鬼才ジークベルト・ランペのモーツァ
ルト鍵盤作品全集の第11弾。当盤に収められたのは、ザルツブルク時代のモーツァ
ルトが、どのようにして鍵盤作品の作曲技術を磨いていったのかを検証するライン
ナップで、《ロンドン・スケッチブック》や、1783年に皇帝の御前演奏で彼自身が
弾いたと伝えられる「K.398」の変奏曲などを収録。あたかも、そうした歴史的現
場に立ち会っているかのような臨場感を、たっぷりお楽しみください。

60315892 \2080
ザルツブルク宮廷最後のイタリア人宮廷楽長の知られざる傑作室内楽
キャラマス・アンサンブル/ルイージ・ガッティ:室内楽作品集
1.セレナータ(オーボエ、ファゴット、2つのホルン、弦楽五重奏のための八重
奏曲)ニ長調
2.七重奏曲(イングリッシュホルン、ホルン、ファゴット、ヴァイオリン、
ヴィオラ、チェロ、コントラバスのための)変ホ長調
キャラマス・アンサンブル
録音:2008年11月15-17日 マリエンミュンスター修道院
ルイージ・ガッティ(1740-1817)は、ウィーンへ移り住んだモーツァルトとほぼ入
れ替わりの時期にザルツブルクに入り、コロレド大司教に重用されたザルツブル
ク宮廷最後のイタリア人宮廷楽長。知られざる名曲を次々と発掘して、私たちを
驚かせてくれるキャラマス・アンサンブルが、珠玉の八重奏曲と七重奏曲を、精
緻な演奏でお届けします。




<Musica Omnia>
MO 202 3枚組 \3180
J.S.バッハ:
1.平均律グラヴィーア曲集第2巻《前奏曲とフーガ》BWV.870-893
2.前奏曲 ト長調BWV.902
ペーター・ワッコーン(チェンバロ&ペダルチェンバロ)
当レーベル初となるJ.S.バッハ「平均律クラヴィーア曲集」全曲録音の「第2巻」。
演奏はもちろん「第1巻」に続き、当レーベルが誇る鍵盤の巨匠ペーター・ワッコ
ーンです。今回はチェンバロだけでなく、ペダルチェンバロ(オルガンの足鍵盤の
ように、音階の弾ける巨大なペダルがついていて、それを使って最低音部を演奏す
る構造)を効果的に使用したり、ブラッドレイ・レーマンが明らかにしたバッハ時
代の調律法を導入するなど、世界初の試みが数多く行われた注目録音です。また、
「第2巻」の全曲演奏後に、「前奏曲BWV.902」を置いて、アルバムを柔らかくそっ
と締めるプログラムは、「前奏曲第1番」を最後で繰り返した「第1巻」と同様、
独特の輪廻感を醸し出しています。

MO 304 3枚組 \3180
メンデルスゾーン:室内楽作品集
CD1
1.ピアノ四重奏曲第1番ハ長調Op.1
2.同 第2番ヘ長調Op.2
CD2
1.同 第3番ロ短調Op.3
2.ピアノ六重奏曲ニ長調Op.110
CD3
1.ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調Op.4
2.クラリネット・ソナタ 変ホ長調
3.ヴィオラ・ソナタ ハ短調"
アトランティス・トリオ
録音:2001年(CD2‐2)、2007年(CD1&CD2‐1&CD3‐1)、2008年(CD3‐2、3)
若き日のメンデルスゾーンが、ピアノ室内楽のために書いた作品をすべて収めた
世界初録音。演奏形態が古楽器というのも、もちろん世界初で、オランダの伝説
的な名ヴァイオリニスト、ヤープ・シュレーダーが率いるアトランティス・トリオ
の充実した珠玉のアンサンブルがご堪能いただけます。




<ECM>
4763629 \2180
ピーター=アンソニー・トーニ:預言者エレミアの哀歌
(バス・クラリネットと合唱のための協奏曲:2007)
I Quomodo Sedet Sola Civitas
How doth the city sit solitary
II Quomodo Dominus Filiam Sion Obtexit
How hath the lord covered with obscurity the daughter of zion
III Silentio
Silence
IV Quomodo Obscuratum Est Aurum
How is the gold become dim
V Recordare, Domine
Remember, o Lord
ジェフ・ライリー(バス・クラリネット) 
エルマー・イーゼラー・シンガーズ
指揮:リディア・アダムス
録音:2008年10月27-28日 ハリファックス、カナダ
旧約聖書『エレミアの哀歌』は、予言者エレミアがBC586年の新バビロニアによる
エルサレム炎上と、それに続くイスラエル人のバビロニア俘囚を悲しんで綴った歌
として、その名が冠されています。古今の作曲家が多くの音楽を捧げてきたこの歌
ですが、当盤に収録してあるのは、カナダの気鋭の作曲家ピーター=アンソニー・
トーニが書いたバス・クラリネットと合唱のための協奏曲。豊かな即興、壮大な合
唱、そしてジャズや現代音楽の要素もふんだんに織り込んだ作品は、炎のようにエ
ネルギッシュなクラリネットと合唱の掛け合いによって、高らかに天へと舞い上が
ります。

4763653 \2180
アンリ・デュティユー:影と静寂(1台と2台のピアノのための作品集)
Petit air a dormir debout
Sonate (1948)
from Au gre des ondes (1946)
I. Prelude en berceuse
III. Improvisation
Blackbird (1950)
Tous les chemins … menent a Rome (1961)
Resonances (1965)
Figures de resonances (1970)*
pour deux pianos
ロバート・レヴィン、ヤ=フェイ・チャン(ピアノ)
録音:ルガーノ
当レーベル初録音となるアンリ・デュティユーの作品集。2台のピアノのために書
かれた《影と静寂》は、一切の無駄を排した簡潔な構成を細部まで磨き抜いた極
上の室内楽作品です。近代フランス音楽の伝統を受け継ぎつつ、独自の色彩感と
抒情性にあふれた彼の作風は、94歳を迎えた今なお健在であることを確認できる
ことでしょう。古典作品のあらゆる時代の様式に通じているばかりでなく、現代
音楽もレパートリーとし、時に即興演奏も披露する多彩な鍵盤奏者ロバート・レ
ヴィンと、ヤ=フェイ・チャンの珠玉のデュオで、たっぷりお楽しみください。

<Brilliant Classics>
BRL 9146 10枚組 \4580
Historical Russian Archives series
アレクサンドル・ガウク(Cond)名演奏集第2集
Disc. 1
チャイコフスキー:マンフレッド交響曲
大交響楽団
Disc.2
チャイコフスキー:組曲第1番
モスクワ交響楽団
チャイコフスキー:組曲第2番
大交響楽団
Disc.3
チャイコフスキー:組曲第4番「モーツァルティアーナ」
交響曲第4番
大交響楽団
Disc.4
キュイ:組曲第2番、第3番
ダルゴムイシスキー:バーバ・ヤガ、Kazatchok
ソビエト国立放送交響楽団
Disc.5
タネーエフ:
交響曲第4番、デルフォのアポロンの神殿、
クラリネットと弦楽のためのカンツォーナ
大交響楽団
ラスコフスキー:クラリネットと管弦楽の為のマズルカ
ウラジーミル・ソローキン(Cla)ソビエト国立放送交響楽団
Disc.6
リャプノフ:交響曲第1番、交響詩「ジェラゾヴァ・ヴォラ」Op.37
モスクワ交響楽団
クリューコフ:チェコ狂詩曲
大交響楽団
Disc.7
B.チャイコフスキー:弦楽のためのシンフォニエッタ、カプリチョ
ソビエト国立放送交響楽団
B.チャイコフスキー:ロシア民謡の主題による幻想曲
大交響楽団
Solodukho:Zoya/スヴェトラーノフ:Daugava
大交響楽団
Disc.8
ツィンツァーゼ:ピアノと管弦楽のための幻想曲
ルドミラ・ソシーナ(pf)ソビエト国立放送交響楽団
マチャヴァリアニ:Georgian Festival Overture
大交響楽団
アミーロフ:アゼルバイジャン組曲
ドルハニャン:アルメニアン・カプリチョ
イヴァノヴス:交響曲第7番
ソビエト国立放送交響楽団
Disc.9
シューベルト:交響曲第3番D.200、第4番D.417「悲劇的」
Large symphony orchestra of the radio committee
シューマン:子供の情景(管弦楽版)
大交響楽団
Disc.10
ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
ラヴェル:序奏とアレグロ
大交響楽団
ルーセル:交響曲第4番/ピストン:交響曲第6番
ソビエト国立放送交響楽団
すべてライヴ録音のため収録中の雑音が含まれています。
一部収録曲順番が入れ替われる場合があります。ご了承ください。

BRL 9162 \540
Russian Orthodoxロシア正教の復活祭
セルゲイ・ジャーロフ指揮、ドンコサック合唱団

BRL 9170 \540
ペルト:鏡の中の鏡
アリヌーシュカの癒しに基づく変奏曲、アリーナのために(ピアノ独奏のための)、
モーツァルト=アダージョ(ヴァイオリン、チェロとピアノのための) 
ベンジャミン・ハドソン(Vln、Vla)セバスティアン・クリンガー(Vc)
ユルゲン・クルーゼ(pf)
既発のBRL8847(SACD)と同内容のCD盤

BRL 93956 \540
ニコラ・フィオレンツァ(1700?-64):リコーダー協奏曲集
ジョヴァンニ・バッティスタ・メーレ:リコーダー協奏曲
ステファノ・バリャーノ(リコーダー)
コレギウム・プロ・ムジカ

BRL 93978 2枚組 \1080
ソレール:チェンバロソナタ全集第2集
ソナタR69-79、M23-25、29、36、38、44
ピーター=ヤン・ベルダー(Cemb)

BRL 93979 2枚組 \1080
D.スカルラッティ:ソナタ選集
ソナタより42曲
ミケランジェロ・カルボナーラ(pf)

BRL 94019 \540
サンマルティーニ:交響曲集第2集
シンフォニアJC.11、17、26、28、40
アレッサンドラ・ロッシ・ルーリック指揮
アカデミア・ダルカディア

BRL 94026 \540
The Court of Bayreuth リュート曲集
ヨアヒム・ベルンハルト・ハーゲン(1720-87):ソナタ
アダム・ファルケンハーゲン(1697-1754):ソナタ
クリスティアン・ゴットリープ・シャイドラー(1752-1815):
モーツァルトのドンジョバンニの主題による変奏曲
ミゲル・イスラエル(Lute)

BRL 94032 15枚組 \6680
Passion 宗教曲集
Disc. 1
ラテンテイションズ(哀歌集)
パレストリーナ、アレグリ、ラムゼイ、ウィールクス、タリス、ヴィクトリア、
デ・プレ、ジェズアルド、バード、トムキンス、カービィの作品より
ティモシー・ブラウン指揮、ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団
Disc. 2
シュッツ:
マタイ受難曲、復活祭のための対話曲「女よ何故泣いているのか」SWV443
ゲルト・テュルク(Ten)バス・ラムセラール(Bs)
マッテオ・メッソーリ指揮、カペラ・アウグスターナ
Disc. 3-5
J.S.バッハ:マタイ受難曲
エマ・カークビー(Sop)マイケル・チャンス(C-T)マルティン・ヒル(Ten)
ディヴィッド・トーマス(Bs)
シュテファン・クレオバリー指揮、
ブランデンブルクコンソート、ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団
Disc. 6、7
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲
ジョン・マーク・エインズリー(Ten)スティーヴン・リチャードソン(Bs)
キャサリン・ボット(Sop)マイケル・チャンス(C-T)ポール・アグニュー(Ten)
スティーヴン・ヴァーコー(Bs)
シュテファン・クレオバリー指揮、
ブランデンブルクコンソート、ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団
Disc. 8
パーセル:宗教曲集、メアリー女王の葬送の音楽
ティモシー・ブラウン指揮、
ロンドン・バロックブラス、ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団、他
Disc. 9、10
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」
リン・ドーソン(Sop)ヒラリー・サマーズ(Alt)
ジョン・マーク・エインズリー(Ten)アラステア・マイルズ(Bs)
シュテファン・クレオバリー指揮、
ブランデンブルクコンソート、ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団
Disc. 11-12
テレマン:受難オラトリオ
バーバラ・ロッチャー(Sop)ズィーガー・ファンダースティーネ(Ten)
シュテファン・デル(Ten)ベルトホルト・ポセマイヤー(Br)
ヨハン=レネ・シュミット(Br)
ヴォルフガング・シェーファー指揮、フライブルク声楽アンサンブル、他
Disc. 13
ペルゴレージ:スターバト・マーテル、サルヴェ・レジナ
ティモシー・ブラウン(Org)ジュリア・ビショップ、ジョアンナ・パーカー(Vln)
ペーター・ウィスキン(Vla)ジョアンナ・リヴィン(Vc)
アンジェラド・グラフィード・ジョンズ(Sop)ローレンス・ザッゾ(C-T)
Disc. 14
ハイドン:スターバト・マーテルHob.XX:bis
クリスティーナ・ラキ(Sop)ユリア・ハマリ(Alt)
クレース=ホーカン・アーンシェー(Ten)リヒャルト・アンラウフ(Bs)
フリーダー・ベルニウス指揮
シュトゥットガルト室内合唱団、ヴュルテンベルク室内管弦楽団
Disc. 15
ハイドン:オラトリオ「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」
ペトラ・ラビツケ(Sop)ガブリエレ・ヴンデラー(Alt)ダニエル・サンズ(Ten)
クリストフ・フィシェッサー(Bs)
ニコル・マット指揮、ヨーロッパ室内合唱団、プファルツ選帝侯室内管弦楽団
ブックレットはCDROMにて収録
※一部収録曲順番が入れ替われる場合があります。ご了承ください。




<MEMBRAN>
●Membran 4CD Box FABFOUR Series
メンブランレーベルの新シリーズ4枚組ボックスです。英語・ドイツ語のライナー
ノートが付いています。既発売の10枚組と別の音源にするというがメンブラン社
の考えのようですが、実際一部重複しているようです。いずにしても新たな演奏
家のリリースも予定されていますので、今後に期待せずにはいられません。

MEMBRAN 232845 4枚組 \1050
グレン・グールド(pf)名演奏集
J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1954年録音)3声のシンフォニア(1955年)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
アーネスト・マクミラン指揮、トロント交響楽団、ピアノ協奏曲第3番(不詳)
ハインツ・ウンガー指揮、CBC交響楽団、
ピアノソナタ第19番、第28番、エロイカ変奏曲Op.35(1952)
ベルク:ソナタOp.1
シェーンベルク:3つのピアノ曲Op.11、ピアノ組曲Op.25、ピアノ協奏曲Op.42
ヴェーベルン:変奏曲Op.27

MEMBRAN 232847 4枚組 \1050
レナード・バーンスタイン(Cond)名演奏集
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」(1953年録音)
チャイコフスキー:交響曲第6番(1953)
ブラームス:交響曲第4番(1953)
シューマン:交響曲第2番(1953)
ストラヴィンスキー:兵士の物語(1947)、八重奏曲(1947)
バーンスタイン:オンザタウンより(1947)ニューヨーク・スタジアム交響楽団、他

MEMBRAN 232848 4枚組 \1050
ルドルフ・ショック(Ten)名唱集
歌曲とオペラアリア(1947-56年収録)

MEMBRAN 232849 4枚組 \1050
フリードリヒ・グルダ(pf)名演奏集
J.S.バッハ:プレリュードとフーガBWV860、パルティータBWV825、
トッカータBWV911/モーツァルト:ピアノソナタK.576/ショパン:子守歌Op.57、
練習曲Op.25-1、バラードOp.47-3/ドビュッシー:喜びの島、映像より
(1947年録音)/プロコフィエフ:ピアノソナタ第7番(1948)/モーツァルト:ピアノ
協奏曲第25番、第26番(1955年)アンソニー・コリンズ指揮、新交響楽団/ベート
ーヴェン:ピアノ協奏曲第1番、第3番(1957年)ケルン放送交響楽団、ピアノソナ
タ第8番、第9番、第10番(1957年)

※以下、既にご紹介済みの商品もございますが、価格改定(値下げ)になります。

MEMBRAN 232920 4枚組 \1050
アルフレッド・ブレンデル(pf)名演奏集

MEMBRAN 232921 4枚組 \1050
ジャン=ピエール・ランパル(Flu)名演演奏

MEMBRAN 232922 4枚組 \1050
ユーディ・メニューイン ヴァイオリン協奏曲演奏集

MEMBRAN 232923 4枚組 \1050
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集全集
ロザリン・テューレック(pf)
1952-1953年録音

MEMBRAN 232927 4枚組 \1050
ジェラール・スゼー(Br)名唱集

MEMBRAN 232928 4枚組 \1050
クルト・ワイル:ブレヒトのテキストによる作品集

MEMBRAN 232934 4枚組 \1050
Quejas de Bandoneon
アストル・ピアソラ:名曲集
1946年-1957年録音

MEMBRAN 232939 4枚組 \1050
アンドレス・セゴビア(Guitar)名演奏集
クープラン:パッサカリア
J.S.バッハ:リュート組曲BWV.996より、前奏曲BWV.999、フーガBWV.1000、
無伴奏チェロ組曲第1番より、第3番より、第6番より
J.S.バッハ(セゴヴィア編):シャコンヌ、ガヴォット
C.P.E.バッハ:シチリアーナ
パーセル:新しいアイルランドの調べ、メヌエット、ジーグ
D.スカルラッティ:ソナタ
ラモー:メヌエット
ハイドン:メヌエット
パガニーニ(ポンセ編):ロマンス 1928、1947年録音
ポンセ:組曲「古風な組曲」、ソナタ第3番より、スペインのフォリアより、
ポストリュード、マズルカ、ワルツ、6つの前奏曲、南国風のソナティナ、
クラシックソナタよりアレグロ 1930年、1949年録音
アルベニス:伝説、スペイン組曲よりグラナダ、セヴィーリャ
グラナドス:スペイン舞曲集よりアンダルーサ、メランコリカ、トナディーリャ
タルレガ:アルハンブラの思い出、練習曲イ長調、ムーア風舞曲、メヌエット
ヴィラ=ロボス:ギターのための練習曲第1番、第8番
マラッツ:スペインのセレナード
タンスマン:カヴァティーナ 1927-1954録音
C.テデスコ:ギター協奏曲第1番
アレック・シャーマン指揮、新ロンドン管弦楽団、
タランテッラ、ソナタ「ボッケリーニを讃えて」より
モレノ・トローバ:カスティーリャ組曲より、ソナティナ イ長調より
トゥリーナ:ファンダンギーリョ、幻想曲
ロドリーゴ:ファンダンゴ
ゴメス=クレスポ:ノルテーニャ 1928-1950録音




<Berlin Classics>
BC 1648 \2380
Come, Holy Spirit来たれ聖霊 - ドレスデン十字架合唱団による晩課
ローデリヒ・クライレ指揮、ドレスデン十字架合唱団
メンデルスゾーン、スタンフォード、パレストリーナ、プレトリウス、
アイヒンガー、エッカルト、J.S.バッハ、ヴァルター、ペンデレツキ、
ベッカー、シュッツ、ゲシウス、ペッピング、他の作品より

BC 1673 2枚組 \5800
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ全曲
クリストフ・バラティ(Vln)

BC 1650 2枚組 \5800
チャイコフスキー:
弦楽四重奏曲第1番-第3番、弦楽六重奏曲Op.70「フィレンツェの思い出」、
弦楽四重奏曲変ロ長調
クランケ四重奏団

BC 1662 \2380
Verwandlung 季節の移ろい - 四季にまつわる歌曲より
R.シュトラウス:悪天候Op.69-5、白いジャスミンOp.31-3/C.シューマン:彼は
やってきたOp.12-2/マーラー:春の朝/シューマン:春の夜Op.39-12/シューベ
ルト:春の思いD.686、秋 D.945/メンデルスゾーン:春の歌Op.47-3/プフィッツ
ナー:だから春の空はそんなに青いの?Op.2-2、秋の気配Op.40-4/リゲティ:夏/
ブラームス:夏の夕べOp.85-1、荒れ野を越えてOp.86-4/ヨーゼフ・マルクス:
ノクターン/シュレーカー:遊糸Op.2-1/ベルク:室内にて/ツェムリンスキー:
波のようにOp.27-6/アイスラー:カリフォルニアの秋/ヴェーベルン:木は葉を
落としOp.3-5
クリスティアーネ・カーク(Sop)

BC 1469 \1480
エルンスト・ブッシュ 1960 ライヴ イン・ベルリン
An die Nachgeborenen ・ Einkaufe ・ Sommerlied ・ Couplet fur die
Bierabteilung ・ Busch erzahlt eine Anekdote von Alexander Granach ・
Ruckkehr zur Natur ・ Busch erzahlt eine Anekdote aus dem KadeKo ・
Feldfruchte ・ Seifenlied ・ Stempellied Burgerliche Wohltatigkeit ・
Das Lied vomSA-Mann ・ Rosen auf den Weg gestreut ・ Zuckerbrot und
Peitsche ・ Heimlicher Aufmarsch ・Jeder Traum ・ Thalmannkolonne ・
Deutsches Lied 1937 ・ Die alten Weisen ・ Deutschland ・Wenn Arbeiter
und Bauern ・ Im Fruhling ・ Aufbaulied ・ Kinderhymne Einheitsfrontlied
Bonus: Laudatio des Akademie-Prasidenten Otto Nagel vor dem Konzert
Bonus: Toast des Kritikers Herbert Ihering im kleinen Kreis nach dem
Konzert

●Berlin Classics BASICS Boxes series
BC 0300034 10枚組 \3980
J.S.バッハ:宗教曲集
ミサ曲ロ短調BWV.232、マタイ受難曲BWV.244、
教会カンタータBWV.4、31、66、134、クリスマス・オラトリオBWV.248
ヴァリアスアーティスツ
ルドルフ・マウエルスベルガー、エルハルト・マウエルスベルガー、
ハンス=ヨアヒム・ロッチェ、クルト・トーマス指揮、
ドレスデン十字架合唱団、ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、シュターツカペレ・ドレスデン、
ライプツィヒ新バッハ・コレギウム・ムジクム

BC 0300035 10枚組 \3980
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第5番、第6番、第8番、第9番、第11番-第27番、
コンチェルト・ロンドK382、K386
アンネローゼ・シュミット(pf)
クルト・マズア指揮
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団

BC 0300036 5枚組 \2650
ドヴォルザーク:交響曲全集
オトマール・スイトナー指揮、
シュターツカペレ・ベルリン

BC 0300037 4枚組 \2380
シューベルト:交響曲全集
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮、シュターツカペレ・ドレスデン

BC 0300038 9枚組 \4450
ハイドン:ピアノソナタ全集
ワルター・オルベルツ(pf)

●Berlin Classics Portrait series
BC 0300023 \1480
クラリネット名曲集
ロッシーニ:クラリネットと管弦楽のための序奏と主題と変奏曲
メンデルスゾーン:演奏会用小品第1番Op.113
グレゴール・ビュール指揮、MDR交響楽団
ウェーバー:クラリネット五重奏曲Op.34(弦楽合奏版)
グレゴール・ビュール指揮、シンフォニア・ヴァルソヴィア
マスネ:タイスの瞑想曲 イタマール・ゴラン(pf)
ブラームス:クラリネット三重奏曲Op.114
マルティン・ヘルムヒェン(pf)グスタフ・リヴィニウス(Vc)
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲より第17番ラルゴ イタマール・ゴラン(pf)
シャロン・カム(Cla)

BC 0300024 \1480
ルートヴィッヒ・ギュトラー名演奏集
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番BWV1047a(ライプツィヒ版)/ハイドン:
トランペットと管弦楽のための協奏曲Hob.Vlle:1/ラートゲーバー:協奏曲Op.6-19
ザクセン・ヴィルトゥオーゾ パーセル:トランペットとオルガンのための協奏曲
イ長調/レーガー:52のやさしい前奏曲Op.67より第28番、第41番、第40番、
第10番
フリードリヒ・キルヒアイス(Org)
ガブリエリ:カンツォーナ第15番よりカンツォーネとソナタ/ブルックナー:アヴェ
・マリア、
アンティフォン ブラス・アンサンブル
トレッリ:シンフォニア ニ長調/テレマン:協奏曲ニ長調
ライプツィヒ・バッハ・コレギウム

BC 0300025 \1480
Sacred Music
ドレスデン十字架合唱団による宗教曲集
J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調BWV238より「キリエ」
シュターツカペレ・ドレスデン
シュッツ:ダヴィデの詩篇集より「全地よ、主に会って喜べ」SWV36、
小宗教的コンチェルト集より「ひとりのみどり子が我らに生まれる」SWV302
ハンス・オットー(Org)
エルンスト=ルートヴィヒ・ハンマーヴェルナー・ヤロスラフスキ
(Viola da gambe)
J.S.バッハ:ミサ曲BWV235より「キリエ」「グロリア」「クム・サンクト・スピリ
トゥ」、クリスマス・オラトリオBWV248より「喜びの声をあげよ」
マルティン・フレーミヒ指揮
ブルックナー:「ロクス・イステ」WAB23、「アヴェ・マリア」WAB6
マウエルスベルガー:なんと荒涼たる町よ
ゴトハルト・シュティール指揮
ブラームス:モテット「なにゆえ悩む者に光を与えたのか」Op.74-1
ローデリヒ・クライレ指揮

BC 0300026 \1480
ブレヒト・ソングス
ヴァイル、デッサウ、アイスラー、他の作品より
ギーゼラ・マイ(Vo)



<Opus Arte DVD> ※日本語字幕なし
OA 1017(DVD-Video) \4550
OA 7048BD(Blu-ray) \5480
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」
ヘスス・ロペス・コボス指揮、マドリッド王立劇場管弦楽団、他
マドリッド王立劇場2008

OA 1020(DVD-Video) 2枚組 \5480
OA 7050BD(Blu-ray) \5480
カヴァッリ:歌劇「恋するヘラクレス」
アイヴォー・ボルトン指揮、コンチェルト・ケルン、他
ネーデルラントオペラ2009

OA 7051BD(Blu-ray) \5480
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」
ビクトル・パブロ・ペレス指揮、マドリッド王立劇場管弦楽団
マドリッド王立劇場2005

OA 7052BD(Blu-ray) \5480
バートウィスル:歌劇「ミノタウロス」
アントニオ・パッパーノ指揮、コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団、他
コヴェントガーデン王立歌劇場2008

OA 1033(DVD-Video) 3枚組 \6450
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」
ペーター・シュナイダー指揮、バイロイト祝祭管弦楽団、他
バイロイト祝祭劇場2009




<NAT>
NAT 09371 \2800
奏鳴曲 Sonata
ヒンデミット:トランペットとピアノの為のソナタ
アポステル:トランペットの為の3章によるソナチネ作品42a
シュニーダー:ソナタ
ブラント:演奏会用小品第1番、第2番
ベーメ:協奏曲作品18
菊本和昭(Trp)
ドイツ語圏の国に関係のある、 ロマン・近・現代作曲家の作品を集めました。
どれも個性的な美しいメロディを持つ格好よい曲たちです。





<FLORESTAN>
FLCP 21008 \2800
クラリネット・パラフレーズ
1.歌劇「リゴレット」の旋律による演奏会用幻想曲(バッシ)
2.歌劇「椿姫」の旋律による演奏会用幻想曲(ロヴェーリオ)
3.ヴェニスの謝肉祭(ジャン・ピエリ)
4.オー・ソレ・ミオ(カプア)
5.ルーマニア民族舞曲(バルトーク)
6.萬情の鳥(長生 淳)
7.「楽しき農夫」の主題によるダイヴァージョン(ホロヴィッツ)
8.愛の喜び(マルティーニ)
小倉清澄(Cla)
白石光隆(pf)

FLCP 21010 \2800
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番
ハイドン:ピアノ三重奏曲第39番「ジプシー風」
崎谷直人(Vln)新倉 瞳(Vc)沼沢淑音(pf)




<DISC CLASSICA>
DCJA 21014 \2500
ソングス
こころ(金素雲/沢 知恵)
木兎(三好達治/中田喜直)、
甃のうへ(三好達治/香月 修)
木の洞(三木露風/山田耕筰)
鳩笛の唄(清水みのる/中田喜直)
夢の雨(林 望/青島広志)
物語、乳母車(三好達治/木下牧子)
小さな空(武満 徹)
葬送歌(本願寺第八世釈蓮如/大谷千正)
薤露歌(加藤由美子)
山がすき海がすき(うらさわこうじ/伊藤幹翁)
今日もひとつ(星野富弘/なかにしあかね)
家路(江崎とし子)
道標(福山雅治)
録音:2009年10月22,23日 相模湖交流センター多目的ホール
大畑理博(Br)




<EINSAETZ RECORDS>
EZCD 008 \2300
ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲 RV.553
カンビーニ:ピアノと弦楽のための協奏曲
タルティーニ(レスピーギ編):パストラーレ(ヴァイオリンと弦楽のための)
ボンポルティ:合奏協奏曲ニ長調Op.11-8
クラウディオ・アバド(pf)
ミケランジェロ・アバド(Vln、指揮)
ミラノ弦楽合奏団
現代を代表する名指揮者クラウディオ・アバドの父であり、名ヴァイオリニスト
で教師でもあるミケランジェロ・アバドと彼の率いるミラノ弦楽合奏団の貴重な
録音。イタリア・バロックの名作を集めた魅力的な内容で、ふくよかな弦楽合奏
にミケランジェロ・アバドの味わい深いソロが見事に溶け込んだ実に心温まる演
奏。またカンビーニの作品では20代前半の若きクラウディオ・アバドがピアノを
弾いており、父子共演が聴ける。クラウディオがカルロ・ゼッキやハンス・スワ
ロフスキーに指揮法を学ぶ以前の録音で、指揮者アバドが誕生する直前の実に貴
重な演奏に接することができる。
原盤:仏COLUMBIA FCX369からの復刻。録音:1950年前半
国内盤仕様…日本語帯付、裏面の曲目トラックリストも日本語併記 簡単な解説
も封入しております




<Berlin Classics>
BC 1666 \2380
ショパン:マズルカ選集
アンナ・ゴラリ(pf)
第1、2、4-6、9、11、13-15、18-21、25、27、32、34、36-38、40、45-51番

BC 0300014 \1480
Ein Winter auf Mallorca マヨルカ島の冬
ショパン:ポロネーズOp.40-1、2、マズルカOp.41-2、4、
プレリュードOp.28-20、15、バラード第2番、スケルツォ第3番
ハンネローレ・エルスナー(ナレーター)
セバスティアン・クナウアー(pf)
ジョルジュ・サンドの「Ein Winter auf Mallorca」「Aus meinem Leben」の朗読
(独語)とクナウアーの演奏によるショパン作品集

BC 0300015 \1480
ショパン:練習曲Op.10
シューマン:交響的練習曲Op.13
ラグナ・シルマー(pf)

●BASICS 3×3 series
BC 0300020 3枚組 \1480
ショパン:名曲集
ピアノ協奏曲第1番、第2番 
アンネローゼ・シュミット(pf)
マズア指揮、ケヴァントハウス管弦楽団
幻想即興曲、マズルカ第13番、幻想曲Op.49、子守歌Op.57、夜想曲第9番、
練習曲Op.10-2、バラード第2番、ポロネーズ第1番、スケルツォ第3番 
アンドレアス・ピストリウス(pf) 
夜想曲第1番、第17番、マズルカ第2番、第32番、ポロネーズ第6番、
ワルツ第1番、第5番-第7番、バラード第4番 
エルフルン・ガブリエル(pf)

BC 0300021 3枚組 \1480
シューマン:名曲集
交響曲第1番より、第3番より、第4番 
コンヴィチュニー指揮、ゲヴァントハウス管弦楽団
ピアノ協奏曲より 
ペーター・レーゼル(pf)
マズア指揮、ゲヴァントハウス管弦楽団
ヴァイオリン協奏曲より
ユルンヤーコブ・ティム(Vc)
マズア指揮、ゲヴァントハウス管弦楽団
子供の情景、子どものためのアルバムOp.68
ノーマン・シェルター(pf)
女の愛と生涯Op.42
アーリーン・オジェー(Sop)ワルター・オルベルツ(pf)
詩人の恋Op.48
ペーター・シュライアー(Ten)ノーマン・シェルター(pf)
クライスレリアーナより、ウィーンの謝肉祭の道化より
アンネローゼ・シュミット
ピアノ五重奏曲Op.44より、Op.47より
ペーター・レーゼル(pf)ゲヴァントハウス四重奏団
ピアノ三重奏曲第2番より
ウィーン・モーツァルト三重奏団
5つの民謡風の小品集Op.102より
ヤン・フォーグラー(Vc)ブルーノ・カニーノ(pf)

BC 0300022 3枚組 \1480
マーラー:名曲集
交響曲第1番より
ケーゲル指揮、ドレスデンフィルハーモニー
さすらう若人の歌 
マズア指揮、ゲヴァントハウス管弦楽団
交響曲第2番より、子供の魔法の角笛
ジークフリート・ローレンツ(Br)
スイトナー指揮、シュターツカペレ・ベルリン
交響曲第3番より
レーグナー指揮、ベルリン放送交響楽団
交響曲第4番より
ケーゲル指揮、ライプツィヒ放送交響楽団
リュッケルト詩による5つの歌曲集、亡き子をしのぶ歌
ジークフリート・ローレンツ(Br)
マズア指揮、ゲヴァントハウス管弦楽団
交響曲第5番より
ヘルビッヒ指揮、ベルリン交響楽団
交響曲第6番より
ノイマン指揮、ケヴァントハウス管弦楽団
交響曲第9番より、大地の歌より
ザンデルリンク指揮、ベルリン交響楽団

<TACET>
TACET S 171(SACD-Hybrid) \2380
ベートーヴェン:
(1)交響曲第3番「英雄」 変ホ長調 op.36
(2)交響曲第4番 変ロ長調 op.60
ヴィオチェク・ライスキー指揮
ポーランド室内フィル
真空管使用の機器のみで録音されたTACETレーベルが得意とする高音質盤です。

TACET DVDD144(DVD-AUDIO) \2380
シューマン:
(1)ピアノ四重奏曲 変ホ長調 op.47
(2)ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44
ペーター・オルト Peter Orth (ピアノ)
アウリン弦楽四重奏団 Auryn Quartet
マティアス・リンゲンフェルダー Matthias Lingenfelder(ヴァイオリン)
イエンス・オッパーマン Jens Oppermann (ヴァイオリン)
スチュアート・イートン Stewart Eaton (ヴィオラ)
アンドレアス・アーント Andreas Arndt (チェロ)
アウリン弦楽四重奏団は1982年、ケルンで20歳代前半の現メンバーにより結成さ
れました。ケルン音楽大学でアマデウス弦楽四重奏団に学んだ後、アメリカに渡り
ガルネリ弦楽四重奏団に学び、各地のコンクールでの受賞、及び多くの演奏活動
を行っています。古典から現代曲までの幅広いレパートリーを持ち、明確で緊張
感ある演奏が特徴的です。
TACET、CPOレーベル他から、シューベルト、ヴォルフ、バルトークの弦楽四重奏
曲全集の他、ハイドン、ベートーヴェン等 多くのCDが発売されており、すべて
高い評価を受けています。
※このアイテムはDVD-AUDIOです。DVDプレーヤーのみで聴くことが出来ます。
ご注意ください。




<VENEZIA>
CDVE04383 4枚組 \2700
グラズノフ:交響曲全集
Disc.1
(1)交響曲第1番 ホ長調 op.5
(2)交響曲第2番 嬰へ短調 op.16
Disc.2
(3)交響曲第3番 ニ長調 op.33
(4)交響曲第4番 変ホ長調 op.48
Disc.3
(5)交響曲第5番 変ロ長調 op.55
(6)交響曲第6番 ハ短調 op.58
Disc.4
(7)交響曲第7番 ヘ長調 op.77
(8)交響曲第8番 変ホ長調 op.83
ヴラジーミル・フェドセーエフ指揮
ソビエトRTV交響楽団
1976-79年録音
メロディーを存分に歌わせつつ爽快感ある早目のテンポが特徴的で一気呵成に突
き進む推進力に圧倒される名演奏の復刻です。



<CARUS>
83.226 \2380
ノベルト・ブルクミュラー:
(1)交響曲第1番 ハ短調 op.2
(2)交響曲第2番 ニ長調 op.11
フリーダー・ベルニウス指揮
シュトゥットガルト・ホフカペレ
2006年5月/2007年2月 録音
ピアノの教則曲で有名なヨハン・フリードリヒ・フランツ・ブルクミュラーの
弟。音楽家であった父から音楽教育を受け、のちルイ・シュポーア等に学ぶ。
作曲以外にも指揮やピアノで活躍しシューマンやメンデルスゾーンからも高く
評価されましたが、もともと病弱であり26才の若さで急死しました。
学術的にも貴重な録音です。

83.244 \2380
バッハ:マルコ受難曲 BWV.247
ドミニク・ホルヴィッツ(話者:Sprecher)
アマルコード・シンガーズ
ケルン・アカデミー
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレン指揮
2009年3月録音
ヨーロッパで著名な俳優ドミニク・ホルヴィッツ(映画スターリングラード)
を話者に迎え荘厳で美しい世界が繰り広げられます。
アマルコード・シンガーズは1992年ライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団
の元団員により結成されたライプツィヒを代表するア・カペラ専門のグループ。



<TACET LP RECORD>
マイクの電源ユニットからすべて半導体を用いない機器で揃えた音質の良さに
定評あるTACETレーベルらしい録音機器へのこだわりで、より温かみのある音を
具現化したLPレコード各種を、扱わせて頂くこととなりました。
今回ご紹介するすべてのLPは重量180g、アナログ録音33回転ステレオ・レコー
ドです。
下記、現在入手可能な全8アイテムのご案内です。

L74 \3380
The Tube(真空管) 歴史的な真空管を用いた録音
LPSide A
(1)コレッリ:合奏協奏曲 op.6から第7番
(2)ビーバー:バッターリア
(3)ヴィヴァルディ:弦楽と通奏低音の為の協奏曲「アラ・ルスティカ」
ト長調 RV.151
Side B
(4)ボッケリーニ:「マドリードの通りの夜の音楽」
(5)サンマルティーニ:シンフォニア ヘ長調 JC35
シュトゥットガルト室内管弦楽団

L117 \3380
The Tube Only Violin(真空管だけによるヴァイオリン)
LPSide A
(1)チャイコフスキー:メロディ op.42-3
(2)シチェドリン:「アルベニス風に」
(3)マスネ:「タイスの瞑想曲」
(4)シューベルト:「アヴェ・マリア」
(5)ドリゴ:「花火のワルツ」
Side B
(6)モシュコフスキ:スペイン舞曲集第2巻から
(7)エルガー:「朝のあいさつ」
(8)C.A.デ・ベリオ:「バレエの情景」
(9)ポンセ(J.ハイフェッツ編):「小さな星」
ダイエル・ゲーデ(ヴァイオリン) XUESU LIU(ピアノ)

L136 \3380
The Tube Only Night Music
LPモーツァルト:
Side A
(1)セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」ト長調 KV.525
Side B
(2)ディヴェルティメント ニ長調 KV.136(125a)
ヴィオチェク・ライスキー指揮
ポーランド室内フィル

L139 \3380
グラナドス自作自演 1913年ピアノロールに残された演奏
LPグラナドス:
Side A
(1)「悲しき舞曲」スペイン舞曲集 op.37から
(2)「バレンシアーナまたはカレセーラ」スペイン舞曲集 op.37から
(3)「アンダルーサ」スペイン舞曲集 op.37から(4)「ゴイェスカス」から
Side B
(5)「詩的なワルツ」(6)「ゴイェスカス」から

L149 \3380
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92
ヴィオチェク・ライスキー指揮
ポーランド室内フィル

L157 \3380
LPSide A
(1)ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 op.21
Side B
(2)ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 op.36
ヴィオチェク・ライスキー指揮
ポーランド室内フィル

L163 \3380
LP ヴィヴァルディ:「四季」
ダニエル・ゲーデ(ヴァイオリン) ポーランド室内フィル

L164 \3380
LP ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 ハ短調 op.67
ヴィオチェク・ライスキー指揮
ポーランド室内フィル




<TACET DVD AUDIO>
マイクの電源ユニットからすべて半導体を用いない機器で揃えた音質の良さに
定評あるTACETレーベルらしい録音機器へのこだわりで、多くの情報量を伴う
より深く、温かみのある音と共に具現化したDVD AUDIO各種を扱わせて頂くこと
となりました。
今回ご紹介するすべてのDVD AUDIOは「DVD Player」でしか聴くことができませ
ん。また、「映像」は収録されておりません。ご注意ください!
価格は収録時間にて差がございます。CD1枚分にあたる時間が収録されているも
のがお安く、組数「1DVD AUDIO」でも2枚分にあたる時間が収録されているも
のが約2倍弱の価格と成っています。
下記、新譜1アイテムを含む、全29アイテムのご案内です。

DVDD130(DVD-AUDIO) \4680
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集
ベートーヴェン:
(1)弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 op.130
(2)弦楽四重奏曲第14番 嬰は短調 op.131
(3)大フーガ 変ロ長調 op.133
(4)弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 op.135
アウリン弦楽四重奏団
239分10秒

DVDD94(DVD-AUDIO) \2380
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲、弦楽四重奏曲第3番
メンデルスゾーン:
(1)弦楽八重奏曲 変ホ長調 op.20
(2)弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 op.44-1
アウリン弦楽四重奏団
57分10秒

DVDD101(DVD-AUDIO) \4680
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全集)
シュトゥットガルト室内管弦楽団
94分35秒

DVDD106(DVD-AUDIO) \2380
シューベルト:
(1)弦楽五重奏曲「ます」 イ長調 op.114 D.667
(2)4つの即興曲集 op.90 D.899
アルヴァレ・ピアノ四重奏団
68分24秒

DVDD107(DVD-AUDIO) \2380
モーツァルト:
(1)フルート四重奏曲第1番 ニ長調 KV.285
(2)フルート四重奏曲第2番 ト長調 KV.285a
(3)フルート四重奏曲第3番 ハ長調 KV.285b
(4)フルート四重奏曲第4番 イ長調 KV.298
ヴォルフガング・シュルツ(フルート) ゲーデ・トリオ
68分24秒

DVDD108(DVD-AUDIO) \2380
バッハ:モテット集
(1)「主に向かって新しき歌をうたえ」 BWV.225
(2)「聖霊はわれらの弱きを助けたもう」 BWV.226
(3)「イエス、わが喜び」 BWV.227
(4)「恐れることなかれ、われ汝とともにあり」 BWV.228
(5)「来たれ、イエスよ、来たれ」 BWV.229
マティアス・ユング指揮ザクセン声楽アンサンブル
54分14秒

DVDD110(DVD-AUDIO) \2380
シューベルト:弦楽五重奏曲
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 op.163 D.956
アウリン弦楽四重奏団 クリスティアン・ポルテラ(チェロ)
52分53秒

DVDD111(DVD-AUDIO) \4680
バッハ:協奏曲集
(1)ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV.1041
(2)ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV.1042
(3)2台のヴァイオリンの為の協奏曲 ニ短調 BWV.1043
(4)ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調 BWV.1056
(5)オーボエとヴァイオリンの為の協奏曲 ハ短調 BWV.1060
(6)3つのヴァイオリンの為の協奏曲 BWV.1064
シュトゥットガルト室内管弦楽団
87分16秒

DVDD112(DVD-AUDIO) \2380
ロマンテック ピアノ三重奏曲集
(1)ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 op.8
(2)ガーデ(Niels Gade):ピアノ三重奏の為のノヴェレッテ、ピアノ三重奏曲
アベッグ・トリオ
77分14秒

DVDD114(DVD-AUDIO) \4680
ムーヴィング・リアル・サラウンド・サウンド
(1)プロコフィエフ:ピーターと狼
(2)サン=サーンス:動物の謝肉祭
ヴィオチェク・ライスキー指揮ポーランド室内フィルのメンバー
151分

DVDD115(DVD-AUDIO) \2380
(1)ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 op.20
(2)ベートーヴェン:八重奏曲 変ホ長調 op.103
カメラータ・フレーデン CAMERATA FREDEN
58分31秒

DVDD116(DVD-AUDIO) \2380
(1)モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 KV.478
(2)モーツァルト:ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 KV.493
マルクス・シルマー(ピアノ) MARKUS SCHIRMER  ゲーデ・トリオ
54分51秒

DVDD118(DVD-AUDIO) \2380
フランスの弦楽四重奏曲集
(1)ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調
(2)フォーレ:弦楽四重奏曲 ホ短調
(3)ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調
アウリン弦楽四重奏団
76分35秒

DVDD120(DVD-AUDIO) \2380
(1)ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 op.34
(2)ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ op.24
ペーター・オルト(ピアノ) PETER ORTH アウリン弦楽四重奏団
65分27秒

DVDD124(DVD-AUDIO) \4680
ベートーヴェン:
(1)弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 op.18-1
(2)弦楽四重奏曲第2番 ト長調 op.18-2
(3)弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 op.18-3
(4)弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 op.18-4
(5)弦楽四重奏曲第5番 イ長調 op.18-5
(6)弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調 op.18-6
アウリン弦楽四重奏団
312分56秒

DVDD125(DVD-AUDIO) \4680
ベートーヴェン:
(1)弦楽四重奏曲第7番「ラズモフスキー第1番」 ヘ長調 op.59-1
(2)弦楽四重奏曲第8番「ラズモフスキー第2番」 ホ短調 op.59-2
(3)弦楽四重奏曲第9番「ラズモフスキー第3番」 ハ長調 op.59-3
(4)弦楽四重奏曲第10番「ハープ」 変ホ長調 op.74
アウリン弦楽四重奏団
283分42秒

DVDD126(DVD-AUDIO) \4680
ベートーヴェン:
(1)弦楽四重奏曲第11番「セリオーソ」 ヘ短調 op.95
(2)弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調 op.127
(3)弦楽四重奏曲第15番 イ短調 op.132
アウリン弦楽四重奏団
204分50秒

DVDD127(DVD-AUDIO) \4680
(1)ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲第1番「悲しみの三重奏曲」 ト短調
(2)チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出」イ短調op.50
アベッグ・トリオ
113分46秒

DVDD131(DVD-AUDIO) \4680
ドビュッシー:前奏曲集第1集、第2集
ドビュッシー:前奏曲集第1集、第2集
エフゲニー・コロリオフ(ピアノ)
86分54秒

DVDD132(DVD-AUDIO) \4680
(1)ラヴェル:「鏡」
(2)ムソルグスキー:「展覧会の絵」
マルクス・シルマー(ピアノ)
100分23秒

DVDD133(DVD-AUDIO) \2380
シューベルト:八重奏曲 op.166 D.803
カメラータ・フレーデン CAMERATA FREDEN
58分07秒

DVDD149(DVD-AUDIO) \2380
(1)ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92
(2)ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 op.93
ヴィオチェク・ライスキー指揮ポーランド室内フィル
63分01秒

DVDD155(DVD-AUDIO) \4680
(1)ブラームス:弦楽四重奏曲第1番 ハ短調 op.51-1
(2)ブラームス:弦楽四重奏曲第2番 イ短調 op.51-2
(3)ブラームス:弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 op.67
アウリン弦楽四重奏団
102分26秒

DVDD157(DVD-AUDIO) \2380
(1)ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 op.21
(2)ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 op.36
ヴィオチェク・ライスキー指揮ポーランド室内フィル
56分56秒

DVDD163(DVD-AUDIO) \4680
ヴェヴァルディ:「四季」
(1)ヴィヴァルディ:「四季」
(2)ヴィヴァルディ:協奏曲 op.12-1 RV.317
(3)ヴィヴァルディ:協奏曲 RV.257
ダニエル・ゲーデ(ヴァイオリン) ポーランド室内フィル
98分16秒

DVDD164(DVD-AUDIO) \2380
ベートーヴェン:交響曲「運命」「田園」
(1)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 ハ短調 op.67
(2)ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 ヘ長調 op.68
ヴィオチェク・ライスキー指揮ポーランド室内フィル
73分14秒

DVDD167(DVD-AUDIO) \4680
ハイドン:
(1)弦楽四重奏曲第1番「狩」 変ロ長調 op.1-1 Hob III-1
(2)弦楽四重奏曲第2番 変ホ長調 op.1-2 Hob III-2
(3)弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 op.1-3 Hob III-3
(4)弦楽四重奏曲第4番 ト長調 op.1-4 Hob III-4
(5)弦楽四重奏曲第5番 変ホ長調 op.1-0 Hob II-6
(6)弦楽四重奏曲第6番 ハ長調 op.1-4 Hob III-6
アウリン弦楽四重奏団
98分04秒

DVDD168(DVD-AUDIO) \4680
ハイドン:
(1)弦楽四重奏曲第37番 ロ短調 op.33-1 Hob III-37
(2)弦楽四重奏曲第38番「ジョーク」 変ホ長調 op.33-2 Hob III-38
(3)弦楽四重奏曲第39番「鳥」 ハ長調 op.33-3 Hob III-39
(4)弦楽四重奏曲第40番 ト長調 op.33-4 Hob III-40
(5)弦楽四重奏曲第41番 変ロ長調 op.33-5 Hob III-41
(6)弦楽四重奏曲第42番「ごきげんいかが」 ト長調 op.33-6 Hob III-42
アウリン弦楽四重奏団
122分32秒

DVDD169(DVD-AUDIO) \2380
ハイドン:
(1)弦楽四重奏曲第72番 ハ長調 op.74-1 Hob III-72
(2)弦楽四重奏曲第73番 ヘ長調 op.74-2 Hob III-73
(3)弦楽四重奏曲第74番「騎手」 ト短調 op.74-3 Hob III-74
アウリン弦楽四重奏団
78分

<ORF>
CD 490 \2080
「ディレクターズ・カット」
インディペンデンス・デイ(デヴィッド・アーノルド)
ジュラシック・パーク(ジョン・ウィリアムズ)
バック・トゥ・ザ・フューチャー(アラン・シルヴェストリ)
愛と哀しみの果て(ジョン・バリー)
パイレーツ・オブ・カリビアン(K.バデルト&H.ジマー)
嵐の青春(E.コルンゴルト)
ダンサー・イン・ザ・ダーク(ビョーク)
引き裂かれたカーテン(バーナード・ハーマン)
ウェスタン(エンニオ・モリコーネ)
密約の地(バーナード・ハーマン)
ピアノ・レッスン(マイケル・ナイマン)
ハリー・ポッターと炎のゴブレット(パトリック・ドイル)
ロミオとジュリエット(ニーノ・ロータ)
荒野の七人(エルマー・バーンスタイン)
ムーランルージュ(J.サンプル&W.ジェニングス)
アロイス・グラスナー指揮
ウィンナ・ホルンズ:
【T.イェプシュトル(Y),ヨゼフ・ライフ(Y),M.オブマン(J),R.シュテーフェル
マイアー(J),G.クルマー(J),トーマス・ビーバー(Y),W.ライトバウアー(J),
A.ハイツィンガー(J),トーマス・フィッシャー(J),F.オバーミュラー(Y),フラ
ンツ・ピックル(Y)】
ゲスト:W.トンベック(J),マヌエル・フーバー(J),E.イェプシュトル(Y),
H.トンベック(J),C.ペハム(J),ヨーナス・ルドナー(Y),
マルクス・ハルトナー(Y)
以上(Y)ヤマハ製ウィンナ・ホルン、(J)ユングヴィルト製ウィンナ・ホルン、
打楽器アンサンブル
録音:2008年,2009年、DDD、65'33
ホルン&吹奏楽ファンに大人気のウィンナ・ホルンズの最新CDがついにリリースさ
れます。今回はハリウッド映画の往年の名作から最新ヒット作のテーマ曲を大特
集。ホルンの荘厳で、時に甘い音色を存分にお楽しみ頂けます。彼らの手にかか
るとジュラシック・パークはまるでワーグナーの楽劇の一場面の音楽のように聴
こえ、パイレーツ・オブ・カリビアンはホルストの名曲か?とわが耳(?)を疑いま
す。解説にはメンバーがどのトラックに参加しているか表した詳細なメンバー表
がついており、お気に入りの奏者の音を探しやすい配慮がされています。その徹
底したオタクぶりには全く頭が下がります。

CD 3086 2枚組 \4160
モンテヴェルディ:歌劇《オルフェオ》(ヒンデミット校訂・編曲版)
※ピリオド楽器による世界初録音
ボーナスPDFファイル:リブレット(イタリア語、ドイツ語、英語)、当時のパンフ
レット、1609年出版の総譜(全104ページ)
パウル・ヒンデミット指揮、
器楽アンサンブル(ウィーン・コンツェントス・ムジクス),
ウィーン・ジングアカデミー
P.ブリントン、G.シニムベルギ、U.グラフ、
ほか歌手陣
録音:1954年ウィーン芸術週間におけるライヴ
アーノンクールは第21回京都賞の思想・芸術部門受賞のスピーチで当録音である
ヒンデミット編曲、指揮による《オルフェオ》について言及しています。「1954
年にパウル・ヒンデミットがウィーンでモンテヴェルディの「オルフェオ」を上
演しました。コンツェントゥス・ムジクスの弦楽器奏者は全員、楽器を総動員し
て参加しました。これが私とモンテヴェルディとの最初の出会いでした。(中略)
ヒンデミットによる上演は、私の音楽家としての将来に多大な影響を与えること
になったわけです。」使用されている楽譜はヒンデミットが欠落していると思わ
れる箇所を補作し、また部分的にヒンデミットのイマジネーションが盛り込まれ
た魅力的なスコアで古楽好きのみならず多くのファンを魅了することでしょう。
1953年にアーノンクールが結成したコンツェントゥス・ムジクスですが、まだ公
式デビュー(1957年)前の演奏です。もちろんアーノンクールもチェロ奏者として
参加しています。1954年の歴史的ライヴ録音(モノラル)ですが、立体感のあるみ
ずみずしい音質です。
またボーナスとしてパソコン(PDFファイル)にてリブレットや貴重な資料を閲覧
できます。

CD3082 5枚組 \6240
レゾナンツェン音楽祭2009「喜びの庭園」
CD1)
ヴィヴァルディ:音楽劇《テルモドンテ川のヘラクレス》
演奏:ファビオ・ビオンディ指揮
エウローパ・ガランテ,ヴィヴィカ・ゲノー、ロベルタ・インヴェルニッツィ、
ステファニー・イラニ、フィリップ・ジャルスキー、ロミーナ・バッソ
ローゼンミュラー:ソナタXII
フレスコバルディ:カプリチオ第9番
バッティフェリ:リチェルカーレ第6番
パーセル:劇音楽《ほどかれたゴルディウスの結び目》
演奏:ヴェロニカ・スクプリク(指揮,Vn)
ラ・ドルチェッツァ
ヘンデル:仮面劇《エイシスとガラテア》
演奏:P.マクリーシュ指揮
ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ,マイリ・ローソン、
ジェイムズ・ギルクリスト、クリストファー・パーヴェス
CD2)
J.オトテール:田園風の結婚式
N.シェドヴィユ:ソナタ ト短調
M.モンテクレール:田園風アリア
演奏:ドロテー・オバーリンガー(指揮、B.fl)
アンサンブル1700
A.ブリュメル:祝福された聖母のミサ
作者不詳(1550年頃):アヴェ・サンクティシマ・マリア
演奏:シュティムヴェルク
J.F.マイスター:5度の音楽ハ長調、シャコンヌニ短調
フレスコバルディ:ベルガマウスク
演奏:アルテ・ムジーク・ケルン(Vn、Vc、Gamb、lute、cemb)
CD3)
ルッツァスキ:2人または3人の女声のための歌曲(4曲)
フレスコバルディ:トッカータ集第2集より第9番
演奏:フランチェスコ・チェーラ(指揮、Cemb)アンサンブル・アルテ・ムジカ、
ダウランド、フェラボスコ、ダニエルの作品(全6曲)
演奏:エヴァンゲリナ・マスカルディ&モニカ・プスティルニク(Lute)
ヘンデル:セレナータ《アチ、ガラテアとポリフェモ》HWV72
演奏:P.マクリーシュ指揮
ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ、バルバラ・コジェリ(ガラテア)、
ギリアン・ウェブスター(アチ)、クリストファー・パーヴェス(ポリフェモ)
CD4)
バード、イシャム、パーセル、プレイフォード、ジェンキンス、ハンフリーの作品
演奏:レッド・バード(T、B、Vn、lute又はバロックG、Cemb又はOrg)
フレスコバルディ:トッカータ第7番
フローベルガー:カプリッチョ第3番、組曲第12番ハ長調
演奏:マグダレーナ・ハイジベーダー(Cemb)
モンテクレール:《パンとシランクス》
演奏:ラ・ルシニョーラ(S、B-fl、バロックOb、Gamb、Cemb)
ラモー:コンセール第2番ト長調(コンセール用クラヴサン曲集より)
演奏:アンサンブル・アミカル(flトラヴェルソ、Gamb、Cemb)
CD5)
フォルクレイ、マレの作品(全7曲)
演奏:クリストフ・ウルバネッツ(gamb)、A.M.ドラゴシツ(Cemb)
作者不詳(1800年頃)の作品全4曲
演奏:シカネーダース・ユーゲント(シャルマイ、声、口琴、牧羊笛、手回し風琴)
録音:2009年1月ウィーン・コンツェルトハウス,全てライヴ録音
ウィーンではチケットもなかなか取れない人気の古楽界の一大イベント「レゾナ
ンツェン音楽祭」。2009年もビオンディやマクリーシュといった大物による大編
成作品から室内楽まで盛りだくさんのCD5枚組。

CD 3084 2枚組 \4160
ヘンデル:オラトリオ「アレクサンダーの饗宴」もしくは「音楽の力」
アンドレア・ローレン・ブラウン(Sop)、
マルクス・ブルッチャー(Ten)、
ギュンター・ハウマー(B)
ハインツ・フェルレッシュ指揮バルッコ、
ウィーン・ジングアカデミー室内合唱団
録音:2009年メルク修道院国際バロック週間,ライヴ
同名の合奏協奏曲があるが、それを一部転用したオラトリオ。中のアリアがたま
に歌手に取り上げられることはあっても全曲盤は少ない。音質のよさも相まって、
ヘンデルの流麗な音楽が耳に心地よい。

CD 3087 \2080
「ア・テイスト・オブ・ライフ」
(1)J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調BWV1043
(2)W.ピルヒナー:管弦楽なしの2つのヴァイオリンのための協奏曲
(3)Z.コダーイ:セレナード-2つのヴァイオリンとヴィオラのための
マルタ・ハデム=ミサーグ(Vn)、
ヴァヒド・ハデム=ミサーグ(Vn)、
(1)ビヤン・ハデム=ミサーグ指揮アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ、
(3)ヘルベルト・ケファー(Va)
ウィーンを中心に活動するハデム=ミサーグ一家による協奏曲集。アカデミア・
アレグロ・ヴィーヴォ(旧トーンキュンストラー室内管弦楽団)は中規模の室内オ
ーケストラでバロックから近現代作品まで幅広いレパートリーで定評がある。ピ
ルヒナーはバルトークの影響をほのかに感じさせるロマンティックな佳品。2つの
ヴァイオリンという編成もバルトークもしくはジプシー音楽へのオマージュであ
ろう。いくつかの快活な民族舞曲からなる楽しい曲。わずか2つの楽器から驚くほ
ど新鮮で多彩な音響が拡がる。





<ミッテンヴァルト・レーベル>
MTWD99042 \3000
「日本弦楽三重奏曲の世界」
-團伊玖磨・下總かん一・諸井三郎-
(1)團伊玖磨(大正13年-平成13年):弦楽三重奏曲イ短調(1944)
(2)下總かん一(明治31年-昭和37年):
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための主題と変奏(1933)
(3)諸井三郎(明治36年-昭和52年):弦楽三重奏曲 二長調Op.19
菖蒲弦楽三重奏団:
【浜野孝史(ヴァイオリン)、伴野 剛(ヴィオラ)、江口心一(チェロ)】
録音:2009年5月4日、5日、神奈川県生涯学習センター ラディアン・ホール
團伊玖磨(1924-2001)の弦楽三重奏曲イ短調は、そのまま詩をつけて歌に出来そう
な清妙たるメロディの第1楽章、寮歌の如き質実合憲たる主題が耳に残る第2楽章
を持つ。東京音楽学校に在学し、下總かん一に師事していたころの作品。
下總かん一(1898-1962)は1932年から1934年までベルリン・ホッホシューレでパウル
・ヒンデミットに学んだ。「主題と変奏」は1933のドイツ留学時代の作品である。
主題と10の変奏からなり、第7変奏はカノンとなっている。下總は後にドイツ留学
時代を振り返り「欧米人の音楽に対抗して私はいつも日本の民謡風の旋律を主題
としたものを作って持っていった」と書いている。
諸井三郎(1903-1977)は東京大学美学科在学中から自作を発表していたが、独学に
よる限界を感じて1932年から1934年までベルリン・ホッホシューレでレオ・シュ
ラッテンホルツに作曲を基礎から学んだ。留学後の作品群は、交響曲、協奏曲、
ソナタ、弦楽作品など、旋律や律動に関わらず日本的な感性をドイツで学んだ構
想美へ融合させており、諸井の創作上でも頂点とされている。「弦楽三重奏曲
ニ長調Op.19」は1940年1月15日から4月13日に作曲された。皇紀2600年の記念音楽
会で日本音楽界に多くの重要作が生まれた年である。祝祭ムードと戦争の影、時
代の空気は諸井へも少なからず影響を与えているかもしれない。非常にテンショ
ン高く、息の長い音楽に思わず引き込まれる。
(西 耕一,ライナー・ノートより抜粋)




<CEDILLE>
CDR90000 113 \1980
「ラプソディック・ミュージングズ」
-21世紀の無伴奏ヴァイオリン作品集
エサ=ペッカ・サロネン:どのように笑うのか忘れて(2002)
エリオット・カーター:4つの賞賛(1984-2000)
A.R.トーマス:パルサー(2003)
ジョン・ゾーン:ゴーティア(2002)
ジェニファー・コー(Vn)
録音:2008年
若手ヴァイオリニスト、ジェニファー・コーの現代音楽集。既に100才を超えても
なお現役の前衛巨匠カーター、指揮者としても当代随一のサロネン、フリー・ジャ
ズから始まり、今やジャンルの垣根を越えてあちらこちらを荒らしまわる鬼才ジョ
ン・ゾーンの過激な無伴奏ヴァイオリンを超絶技巧で弾きまくる!サロネン作品の
み映像つきでパソコン、DVDで見られる。映像は抽象的な線で構成された不思議な
感覚を呼び起こす。

CDR90000 114 \1980
「ジャーマン・ブーケ」
ヨハン・ショップ(d.1667):ノーブルマン
J.H.シュメルツァー(c.1620-1680):ソナタ ニ短調
G.ムファット(1653-1704):ソナタ ニ長調
J.P.クリーガー(1649-1725):ソナタ ニ短調Op.2-2
D.ブクステフーデ(1637-1707):ソナタ ハ長調Op.1-5
J.S.バッハ(1685-1750):フーガ ト短調BWV.1026
P.H.エルレバッハ(1657-1714):ソナタ第3番イ短調
J.G.ピゼンデル(1687-1755):ソナタ ニ長調
J.S.バッハ:ソナタ ホ短調BWV.1023
セッテチェント三重奏団:
【レイチェル=バートン・パイン(Vn)、J.M.ローゼンダール(gamba)、D.シュレ
ーダー(Cemb,Org)
録音:2008年
ピリオド楽器のアンサンブル、セッテチェント三重奏団の「イタリア滞在
(CDR90000 099)」に続くCD第2弾。JS.バッハとの彼の先輩格の作曲家たちの作品
を収録。ジャーマン・ブーケのアルバム・タイトル通り、雅びできらびやか、装
飾性に富んだヴァイオリンのメロディとそれを静かに支えるチェンバロとガンバ。
古典から現代まで幅広いレパートリーを持つレイチェル・バートン・パインは、
1770年製作の名器を使用、バロック時代の宮廷がリアルによみがえります。

CDR90000 115 \1980
ザ・ビリー・コリンズ組曲-彼の詩にインスパイアされたソング集
(1)ピエール・ジャルベール(b.1967):サキソフォンのインヴェンション
(2)ステーシー・ギャロップ(b.1969):アルス・ポエティカ
(3)ヴィヴィアン・フン(b.1975):インソムニア、月の男、ウィリーズ
(4)リタ・グリアー(b.1937):物忘れ、ベツレヘムへの踊り
(5)ゾウ・ティアン(周天,b.1981):
宋代の中国の詩のアンソロジーを読み、私はその長さと明確さに感心する
(1)スーザン・コック(Sax)、ヨーコ・ヤマダ=セルヴァッジョ(Pf)、
S.ロビンソン(語り)
(2)バフィ・バゴット(MS)、リンカーン・ピアノ三重奏団
(3)ジョン・ブルース・イェー(cl)、Dカンリフェ(Vc)、
M.アズナヴォーリアン(Pf)、
(4)ジョナサン・バイアー(Br)、J.B.イェー(cl)、J.グッドウィン(Pf)
(5)ティム・マンロ(fl)、J.リンク(Va)、ヌイコ・ワッデン(Hrp)、
S.ロビンソン(語り)
ビリー・コリンズは2001年にアメリカで桂冠詩人の称号を与えられた現代詩人で、
日本の俳句に強い影響を受け新しい詩のスタイルを開拓したと言われている。そ
の彼の詩を若手を中心とした作曲家たちが単純な歌曲としてではなく、時に朗読、
歌、語り歌いといった様々なスタイルで音楽をつけている。簡潔な詩のスタイル
にふさわしく、静かで詩情豊かな作品がそろっている。

CDR90000 116 \1980
ビーバー(1644-1704):
(1)食卓の音楽(メンサ・ソノーラ)
(2)戦闘(バッターリア)-ヴァイオリン、弦楽、通奏低音のための
ゲイリー・クラーク指揮
バロック・バンド
録音:2008年
ロザリオのソナタで知られるビーバーのさわやかなターフェル・ムジークは朝の
すがしがしい空気を感じさせる。対して「戦闘」は戦闘シーンの音楽的描写なの
で全く傾向が違うが、バロックのさわやかな楽想と野蛮なタイコの連打が時に滑
稽でおかしい。イギリスのヴァイオリン奏者クラークが2007年にシカゴで設立した
「バロック・バンド」はアメリカでは数少ないピイオド楽器によるアンサンブル。




<KAIROS>
12992KAI \2250
ラモン・ラスカーノ(Lamon Lazkano,b.1968):管弦楽作品集
(1)ハウスコル(2006)
(2)オルトゥジ・イシラク(ゾロアスターの呪文)(2005)
(3)イルンコル(2000-01)
ヨハネス・カリツケ指揮
バスク国立管弦楽団
(1)アムステルダム・チェロ八重奏団、
(2)エルネスト・モリナーリ(Cl)
録音:2009年9月
ラスカーノはバスク地方サン・セバスティアン生まれ。パリ国立音楽院でジュラ
ール・グリゼーに師事し、1990年には同音楽院で作曲でプルミエ・プリを受賞。
その後カナダのジル・トランブレーにも教えを受けている。スペクトル楽派の作
曲家とメシアンの高弟に師事しているだけあって、彼の音楽は色彩的で美しくも
不思議な音響で溢れており、一時も飽きさせずぐいぐいと聴かせる。鳥の鳴き声
のような音響の集積、息の長い旋律、生命力溢れるドラムの一撃など、そこには
スペインの自然と思わせずにはいられない。現代の語法を使いながらも詩的なセ
ンスを持った美しい音楽である。《イルンコー》は大オーケストラの機能を駆使
したダイナミックな大作で現代音楽ファンでなくてもその音響的快感を存分に楽
しめる。

13012KAI \2250
ヘスス・トーレス(b.1965):室内アンサンブル作品集
(1)光の春(2007)/(2)ポエティカ(詩)(2007)
(3)トリオ(2001)/(4)プレセンシアス(2002)
(5)デセム(2006)
トリオ・アルボス(ピアノ三重奏)
セシル・ダルー(fl)、ホセ・ルイス・エステリェス(Cl)、パウル・コルテセ(Va)、
フアンホ・ギリェム(Perc)
録音:2008-09年
スペインの新しい世代は前衛音楽の不毛なエリート志向を捨てて、再び音楽の純
粋な喜びを形にしようとしているようだ。このアンダルシア生まれの作曲家は現
代の様々な潮流、スタイルを学んだ後、スペインの民族性、生命力溢れるリズム、
歌の官能性といった音楽本来の持っている喜び、エロティシズムを自らの音楽で
復活させようとしている。無調や旋法、調性が分け隔てなく折衷され独自のロマ
ンティシズムを臆することなく展開している。《光の春》でのブライヤーズばり
のミニマリズム、終盤にむけての抽象化されたピアソラ、結尾のエキゾチックな
ゴングの一撃など、聴き所に事欠かない。《ポエティカ》の妖艶なクラリネット
のメロディ、沈黙のなかでの繊細な音運動は武満顔負け。待たれていた才能がい
まここに登場!

13082KAI \2250
ペーター・アブリンガー(b.1959):
「声とピアノ」-ピアノとラウド・スピーカーのための(1999年以来継続中)
ベルトルート・ブレヒト/ゲルトルード・シュタイン/レフ・ワレサ
モートン・フェルドマン/ハンナ・シグラ/毛沢東/G.アポリネール
B.バーネット/J.P.サルトル/H.ハイデッガー/M.デュシャン
ハイミトー・フォン・ドーデラー/オーソン・ウェルズ/マザー・テレサ
R.D.ブリンクマン/ハンス・アイスラー/エズラ・パウンド
イリヤ・プリゴジン/ピエル・パオロ・パゾリーニ
ニコラス・ホッジズ(Pf)
録音:2005年
テープに収録された人の声のイントネーションを音響的に解析して音楽作品に使
用する手法はスティーヴ・ライヒのディファレント・トレインズやケイヴが有名
だが、この作品は、テープ反復は行わず、語られている声に、そのままピアノ伴
奏(?)をつけるという酔狂なアイデアで作られている。言わばピアノによる人真
似である。徹底しているのは、語り手の話し癖、咳払い、軽い笑いまでにもしっ
かり音が付けられていること。笑ってしまうのは「毛沢東」で、これによって中
国語のイントネーションがヨーロッパ語属とはやっぱり違う系統なんだなぁと、
改めて「音楽的に」理解できたこと。作曲者のアプリンガーはオーストリア出身。
保守的なお国柄で、よくぞここまでやった。そのクレイジー加減に拍手!




<BRIDGE>
BCD 9304 2枚組(1枚価格) \1980
「カーネギー・ホール・リサイタル1947」
CD1)
ヘンデル:組曲第9番ト短調
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番K.310
ウェーバー:華やかなロンドOp.62
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番
CD2)
バーバー:4つの遠足Op.20
スクリャービン:6つの練習曲
ストラヴィンスキー:練習曲嬰ヘ長調Op.7-No.4
プロコフィエフ:練習曲ニ短調Op.2-No.1
以下:アンコール(ショパン:夜想曲嬰ハ短調ハチャトリアン:トッカータ/
チャイコフスキー:村にて)
ナディア・ライゼンバーグ(Pf)
録音:1947年11月21日カーネギー・ホールにおけるライヴ(モノラル)
当レーベルでは、「ショパン:夜想曲&マズルカ全集、他」(BCD 9276,4CD)や
「モーツァルト:4手のための作品集」(BCD9148)などN.ライゼンバーグのCDを
数々リリースしてきました。またテレミン奏者のクララ・ロックモアの姉でも
あり、二人が共演したテレミンのアルバム(BCD9208)も大変話題になりました。
これは彼女が最も精力的に活動していた1947年のライヴ録音。ショパンのピア
ノ・ソナタ第3番が、「夜想曲・マズルカ全集」のカップリングになっていまし
たが、そのコンサートの全てが今回CD化されます。CD1に古典、CD2に当時まだ
バリバリの現代音楽だったバーバーやストラヴィンスキーなど同時代作品を取
り上げるなど、そのレパートリーの広さと対応能力には驚くばかり。リトアニ
ア出身でロシアで音楽を学び、ロシア革命でアメリカに亡命した彼女のピアノ
は19世紀の華やかな気品に満ちています。

BCD 9308 \1980
「なまけものの蟻アンディ」
-ステファン・ウォルペの音楽Vol.5
(1)なまけものの蟻アンディ(1947)
(2)マルテ・クリューガーのための組曲(1940)/(3)天使(1959)
(4)バリトンのための2つの歌曲(1938)/(5)おお、船長!(1946)
(6)ユダヤの開拓者の歌(1938)/(7)新しい劇場へ(1961)
(1)(2)クアトロ・マーニ(4手Pf)、
(1)パトリック・メイソン(Br、語り)、ザック・ガルシア(Br)、
マシュー・ホイットモア(Vo)、ウェンディ・バズビー(MS)
(3)(6)レベッカ・ジョー・ローブ(MS)、
(4)(5)(7)マット・ベーラー(B、Br)、
(3)-(7)ウルスラ・オッペンス(Pf)
ウォルペ・エディション第5弾は声楽を中心とした作品集。ドイツ出身のユダヤ
系作曲家ウォルペはフランツ・シュレーカーに学ぶなど、後期ロマン派の影響
を受けて出発したが、後に12音技法と表現主義、そしてブレヒト劇の影響を受
けた独自の歌曲を多数作曲した。しかし当アルバムに収録された作品は小音楽
劇「なまけものの蟻アンディ」に代表されるように前衛色はなく調性で書かれ
た、とても親しみやすい作品ばかりである。

BCD 9311 2枚組 \3960
中級マリンバ・マスター・ワークス-24の演奏会用小品
ルイ・アンドリーセン、ガンサー・シュラー、スティーヴン・マッケイ、
ポール・サイモン、岡谷かおり、ダレン・ジョーンズ、アルヴィナ・タン、
オスナット・ネッツァー、チェン・イ(陳怡)、アンダーズ・ヒルボーグ、
ベッツィ・ジョラス、フレッド・ハーシュ、チナリー・ウンの作品、
ほか全24曲
W.モアーシュ、B.ジョンストン、N.ゼルツマン、J.V.ギーム、I.ビリック、
T.バリット、G.スタウト(以上マリンバ)
録音:2009年
マリンバ・ソロのために書かれた2分から6分までの小品を収録。作風はジャズ
風、ミニマル風、擬似民族音楽風、セリエル風、マリンバで弾き語りするもの、
静かにハーモニーで聴かせるものと多種多様。なかでもオランダのミニマリス
トと言われるルイ・アンドリーセンの作品、フランスのベテラン、ベッツィ・
ジョラスの静謐な作品が聴きもの。

BCD 9312(DVD-Video) \1980
ジョージ・クラム・エディションVol.14
「バッド・ドッグ!」ジョージ・クラムの肖像
-インタビューと作品演奏
(1)3つの初期歌曲/(2)フリッツィ
(3)アイネ・クライネ・ミッテルナハトムジーク
(4)妹よお座りなさい/(5)幻影
(1)(5)トニー・アーノルド(S)
(1)(3)(5)ロバート・シャノン(Pf)
(2)D.スタロビン(G)、G.クラム(Perc)
(4)ジョージ・クラム・アンサンブル
制作:2009年、66分(解説は英語による。日本語字幕なし)
この「バッド・ドッグ!」は作曲家クラムのインタビューと秘蔵映像、演奏映
像で構成され、多面的なクラムの音楽の秘密を解き明かしている。クラムとい
えば保守派とも、実験主義とも、またミニマリズムとも一線を置きつつ、他の
追随を許さない独自のロマン主義、神秘主義の作曲家。アパリション(幻影)、
アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク(セロニアス・モンクのラウン
ド・ミッドナイトに基づく)の全曲演奏映像の他、彼の名前を不朽のものとした
《スター・チャイルド》、《夏の夕べ》の一部演奏映像を収録。





<QUERSTAND>
VKJK0901 \1680
スティルス・ファンタスティクス(幻想的様式)
-16-17世紀の表現主義音楽
J.D.マック(1550-1614):オルガン・イントラーダ、カプリチオ、第1シャンソン
G.M.トラバーチ(1575-1627):第1トッカータ、他
A.マヨーネ(1570-1627):第2トッカータ、第1トッカータ
G.フレスコバルディ(1583-1643):トッカータ(第8、第2、第4)、第3シャンソン
J.フローベルガー(1616-1667):第2トッカータ
ほかM.ロッシ(1601-56)、J.C.ケルル(1627-93)、M.ヴェックマン(1616-74)の作
品全20曲
ラヨシュ・ロヴァトカイ(Org,Cemb)
ルネサンス期からバロック期に移行する16世紀後半から17世紀初めの音楽を収
録。この時代の音楽は様々な試行錯誤と実験、様式的には混沌の時代だったと
いってよい。その果敢な実験精神の積み重ねが後の大バッハを生み出す礎を作
ったと言ってよい。J.D.マックのオルガン曲の荘厳でありながらどこか風変わ
りな和声、トラバーチの中東音楽を思わせるチェンバロ曲、ブルックナーにも
通じる甘美な和声に包まれたケルルの不思議なオルガン曲など、2つの大きな
時代の狭間に生まれた、見過ごすにはあまりに惜しい曲の数々。音楽史のミッ
シング・リンクを埋める好企画。

VKJK0808 6枚組 \8400
「ライプツィヒ大学創立600年記念エディション」
J.S.バッハ:ライプツィヒ大学式典用祝祭音楽集
モテット《御霊は我らの弱きを助けたもう》BWV226
カンタータ第198番《候妃よ、さらに一条の光を》BWV198
カンタータ第36番《喜びがわき起こり》BWV36b
世俗カンタータ《鳴り交わす絃の相和せる競いよ》BWV207
世俗カンタータ《太鼓よ鳴れ、ラッパよ響け》BWV214
世俗カンタータ《墓は裂け、乱れ、砕け散る》BWV205
世俗カンタータ《われらにまかせて、見張りをさせよ》BWV213
世俗カンタータ《ゆけ、たわむるる波よ》BWV206
世俗カンタータ《恵まれしザクセンよ、汝の幸を讃えよ》BWV215
世俗カンタータ《いざ勇ましきラッパのりゅうりょうたる調べよ》BWV207a
世俗カンタータ《喜び勇みて羽ばたき昇れ》BWV36c
世俗カンタータ《わが楽しみは、元気な狩りだけ》BWV208a
ダヴィッド・ティム(指揮)、ヴォルフガング・ウンガー(指揮)、
パウリン・バロック・アンサンブル、ライプツィヒ大学合唱団
ゲジーネ・アドラー(S)、F.ホルツハウゼン(S)、サラ・イェッギ(S)、
S.クルムビーゲル(A)、マティアス・コッホ(C-T)、J.プファイファー(T)、
ペーター・コーイ(B)、G.シュヴァルツ(B)、ほかソリスト多数
録音:2009年
2009年、ドイツで2番目に古い大学であるライプツィヒ大学は創立600年(!)を
迎えた。この大学は驚くべきことに既に15世紀から学芸学部において音楽の講
義があり、同大学の学籍簿にはテレマン、C.F.E.バッハ、シューマン、ワーグ
ナーの名前がみられる。J.S.バッハはこの大学の学生ではなかったものの、親
しい関係にあり、彼は大学の行事のため、あるいは大学関係者個人の依頼で数
々の式典用の音楽を作曲した。それをまとめたものがこのCDで、現存する全て
の作品が縁の深いライプツィヒ大学の合唱団を含むスペシャリストたちによっ
て演奏されている。

VKJK0914 \1680
チューリンゲンのオルガン第4集
-ザールフェルトのヨハネス教会のザウアー・オルガン
J.S.バッハ:プレリュードとフーガ イ短調BWV543
メンデルスゾーン:プレリュードとフーガ ホ短調Op.35-Nr.1
S.カルク=エーレルト:20のプレリュードとポストリュードOp.78より
R.ワーグナー:エリザベートの祈り-タンホイザーより(エーレルト編)
J.ロイプケ:ソナタ ハ短調《詩篇94番》
ディートリッヒ・モーダーゾーン(Org)
録音:2009年
QUERSTAND恒例のドイツ各地のオルガンを巡る音の旅路。チューリンゲンはドイ
ツ中部の都市で第2次大戦後は東ドイツ領となっていた。ヨハネス教会のザウア
ー・オルガンは1894年建立、しかしもととなったオルガン本体は1708年に作ら
れたものだという。豊かな色彩のパレットを持ったこのオルガンはバッハから
メンデルスゾーン、果てはワーグナー、カルク=エーレルトまで幅広く対応する。
オルガニストのモーダーゾーンは1965年チューリンゲン州生まれで、幼少時よ
り、この教会の少年合唱隊として活動しオルガニストになった。

VKJK0922 \1680
テ・デウム-レーゲンスブルク大聖堂の歴史的オルガン
J.G.ラインベルガー(1839-1901):田園ソナタ ト長調Op.88
J.ランナー(1868-1916):アレルヤ復活祭の幻想曲Op.83
M.レーガー(1873-1916):トッカータとフーガ イ短調Op.80-Nr.11/12
エーベルハルト・クラウス(1931-2003):
ベネディクトとベネラビリス、マニフィカト、
トッカータ《テ・デウム・ラウダムス》
ゲルトラウト・カルテネッカー(1915-2004):
レーゲンスブルク大聖堂の鐘の音G-A-H-d-e-gによるパルティータ
ジャック・シャルパンティエ(b.1933):
大オルガンのための前奏曲《天使のトランペット》
D.ショスタコーヴィチ(1906-1975):パッサカリアOp.29
エーベルハルト・クラウス(Org)
録音:2009年
レーゲンスブルクはチェコに近いドナウ川沿いにあるドイツ・バイエルン州の
古都でかつてローマ帝国時代の要塞があった由緒ある街。そこのシンボル的存
在である、この大聖堂の本堂は13世紀に建てられた。エーベルハルト・クラウ
スはこの聖堂の専属オルガニストでヨーロッパで数々の賞を取っている。19世
紀から20世紀にかけての珍しいオルガン曲が選ばれており、後期ロマン派の香
りを漂わせた荘厳なオルガンの響きは聴き手を恍惚の世界へ連れてゆく。




<BMC(ハンガリー)>
BMC CD 171 14枚組 \13700
「ハンガリーのリヒテル1954-1993」
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
録音:1954-1993年ハンガリー
全てライヴ録音,17h23m
CD1-8モノラル、CD9-14ステレオ
驚くべきセットが登場した。20世紀後半を代表する偉大なピアニストの一人、ス
ヴャトスラフ・リヒテル(1915-1997)が度々訪問したブダペストでのリサイタルか
ら、1954年から1993年までのライヴ録音が全14CDにまとまった。総収録時間は
17時間半に迫るという膨大な分量で、しかもそのかなりの分量が初めて世に出る
音源だ。CD14枚を順に聞くことで、壮年期の豪腕ぶりから晩期の孤高の境地まで、
リヒテルの変遷を追うことができる貴重な資料である。そしてもちろん、どの演
奏をとってもリヒテルならではの求心力の強い、深い探求が結晶化した音楽には
圧倒されるしかない。音質は総じて鑑賞に支障はない程度、全般にマイクが近接
して置かれている。CD9以降はステレオ。
[収録曲目一覧]
ディスコグラフィに基づいて初出、既出などの表示を入れましたが、あくまで目
安としてご利用ください。
CD1
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54[初出]
共演:ヤーノシュ・フェレンチク(指揮)
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団
ブラームス:
間奏曲 イ短調 Op.118-1[初出]/間奏曲 変ホ短調 Op.118-6[初出]
1954年3月8日,ブダペスト,音楽アカデミー
バッハ:
平均律クラヴィーア曲集第1巻から[初出]
(前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.847/ヘ長調 BWV.856/ヘ短調 BWV.857/イ長調
BWV.864/イ短調 BWV.865)/フランス組曲 ハ短調 BWV.813
[アルマンドのみ既出、他は初出]
1954年3月10日,ブダペスト,音楽アカデミー
CD 2
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番 変ロ長調 Op.84[初出]
ラヴェル:
亡き王女のためのパヴァーヌ[既出]/夜のガスパール-絞首台[初出]
高雅にして感傷的なワルツ[初出]/水の戯れ[初出]/道化師の朝の歌[初出]
1954年3月26日,ブダペスト,音楽アカデミー
CD 3
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D.958[既出]
シューマン:トッカータ ハ長調 Op.7[日付違い録音のディスクあり]
1958年2月9日,ブダペスト,音楽アカデミー
シューベルト:楽興の時 D.780-1[初出]
リスト:
小人の踊り/愛の夢 第2番 ホ長調/愛の夢 第3番 変イ長調
[以上3曲:日付違い録音のディスクあり]
忘れられたワルツ第1番 嬰ヘ長調 [既出]
忘れられたワルツ第2番 変イ長調 [初出]
忘れられたワルツ第3番 [初出]
ペトラルカの3つのソネット[おそらく初出]
1958年2月11日,ブダペスト,音楽アカデミー
ドビュッシー:
「忘れられたアリエッタ」から [初出](やるせない夢心地,水彩画-グリーン)
共演:ニーナ・ドルリアク(ソプラノ)
1958年2月12日,ブダペスト,バルトーク・ホール
CD 4
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調 Op.22[初出]
シューベルト:
ピアノ小品集 D.946 [既出]/さすらい人幻想曲 ハ長調 D.760[初出]
1963年4月27日,ブダペスト,音楽アカデミー
CD 5
ヘンデル:組曲第5番 ホ長調 HWV.430[LPのみ既出、CD初出]
ショスタコーヴィチ:
前奏曲とフーガOp87より[初出](第4番ホ短調/第12番 嬰ト短調/第23番 ヘ長調
/第14番 変ホ長調/第17番 変イ長調/第15番 変ニ長調)
プロコフィエフ:
束の間の幻影Op.22から[初出](第3,4,5,6,8,9,11,14,15,18番)
1963年4月29日,ブダペスト,エルケル劇場
CD 6
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第2番 ヘ長調 K.280[一部既出]
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101[初出]
ショパン:
スケルツォ集[初出](ロ短調 Op.20/変ロ短調 Op.31/嬰ハ短調 Op.39/
ホ長調 Op.54)
1965年7月17日,ブダペスト,エルケル劇場
CD 7
シューマン:
ノヴェレッテ集[初出](第1番 ヘ長調 Op.21-1/第2番 ニ長調 Op.21-2)
1967年8月27日,ブダペスト,エルケル劇場
ハイドン:ピアノ・ソナタ第35番 ハ長調 Hob.XVI:35[初出]
ショパン:マズルカ風ロンド ヘ長調[既出]
ドビュッシー:前奏曲集第2巻(全12曲)[日付違い録音のディスクあり]
1967年8月28日,ブダペスト,エルケル劇場
CD 8
シューベルト:
アンセルム・ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲イ短調 D.576[初出]
シューマン:
幻想小曲集 Op.12から[初出](夕べに,飛翔,なぜに,夜に,夢のもつれ,歌の
終わり)
ラフマニノフ:
前奏曲集[初出](嬰ヘ短調Op.23-1/イ長調Op.32-9/ロ短調Op.32-10/嬰ト短調
Op.32-12/変イ長調Op.23-8/ホ長調Op.32-3/変ロ短調 Op.32-2/ヘ短調 Op.32-6
/ヘ長調Op.32-7/変ロ長調Op.23-2/ニ長調Op.23-4/ト短調Op.23-5)
プロコフィエフ:ワルツ《戦争と平和》 Op.96-1[日付違い録音のディスクあり]
1969年11月18日,ブダペスト,音楽アカデミー
CD 9
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻から[初出]
(前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.870/前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.871/前奏曲と
フーガ 嬰ハ長調 BWV.872/前奏曲とフーガ 嬰ハ短調 BWV.873/前奏曲とフーガ
変ホ長調 BWV.876/前奏曲とフーガ 嬰ニ短調 BWV.877)
1973年3月16日,ブダペスト,音楽アカデミー
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻から[初出]
(前奏曲とフーガ ト長調 BWV.884/前奏曲とフーガ 変イ長調 BWV.886/前奏曲と
フーガ イ長調 BWV.888/前奏曲とフーガ イ短調 BWV.889/前奏曲とフーガ
ロ長調 BWV.892/前奏曲とフーガ 変ロ短調 BWV.891/前奏曲 ロ長調 BWV.892/
前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.893)
1973年3月18日,ブダペスト,音楽アカデミー
CD 10
メンデルスゾーン:無言歌集 Op.19から[既出]
(第1番 ホ長調Op.19-1「甘い思い出」/第2番 イ短調Op.19-2 「後悔」/第3番
イ長調Op.19-3 「狩りの歌」/第5番 嬰ヘ短調Op.19-5 「眠れぬままに」/第6番
ト短調Op.19-6 「ヴェネツィアの舟歌」)
ショパン:夜想曲 変ロ短調 Op.9-1[既出]
ドビュッシー:映像第1集(水の反映,ラモーを讃えて,運動)[既出]/ハイドン
を讃えて[既出]
1972年2月16日,セゲド
ショパン:
ワルツ ヘ長調 Op.34-3「華麗なる円舞曲」[初出]/ワルツ 変ト長調 Op.70-1
[初出]/マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3[初出]/マズルカ ハ長調 Op.67-3
[初出]/マズルカ ヘ長調 Op.68-3[初出]/マズルカ イ短調 「エミール・
ガイヤールに」[初出]
1976年12月10日,ブダペスト,音楽アカデミー
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D.664[初出]
1978年8月10日,ブダペスト,音楽アカデミー
CD 11
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.2-1[初出]
ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10-3[一部既出]
ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op.14-1[初出]
ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op.26 「葬送」[初出]
1976年12月9日,ブダペスト,音楽アカデミー
CD 12
リスト:
詩的で宗教的な調べ-第9曲 アンダンテ・ラグリモーソ
[日付違い録音のディスクあり]
フランク:前奏曲、コラールとフーガ[初出]
シマノフスキ:
マズルカ集 [初出](マズルカ Op.50-1/マズルカ Op.50-17/マズルカ
Op.50-19/マズルカ Op.50-3)
1982年9月11日,ブダペスト,ペシュティ・ヴィガドー
ドビュッシー:
前奏曲集第1巻から(デルフィの舞姫たち/帆/野を渡る風/音と香りは夕暮れの
大気に漂う/アナカプリの丘/雪の上の足跡/西風の見たもの/とだえたセレナ
ード/沈める寺/パックの踊り)[「デルフィの舞姫たち」はLPのみ既出、CD初出。
他は初出]
1985年1月14日,ブダペスト,歌劇場
CD 13
チャイコフスキー:
「四季」から(5月「白夜」,6月「舟歌」,11月「トロイカに乗って」,1月「炉
辺で」)[初出]
夜想曲Op.10-1[初出]/ワルツ=スケルツォ イ長調 Op.7[初出]/ユモレスク
ト長調 Op.10-2[初出]
カプリッチョーソ Op.19-5[初出]/ワルツ 変イ長調 Op.40-8[初出]/ロマン
ス ヘ短調 Op.5[初出]
ラフマニノフ:
練習曲「音の絵」から(嬰ハ短調 Op.33-9,ニ短調 Op.33-5,変ホ短調 Op.33-6,
ハ短調 Op.39-1,イ短調 Op.39-2,嬰へ短調 Op.39-3,ロ短調 Op.39-4,ニ長調
Op.39-9)[Op.39-4のみ既出、他は初出]
1983年8月3日,ブダペスト,音楽アカデミー
CD 14
グリーグ:抒情小曲集から[Op.71-7のみ既出,他は初出]
(アリエッタOp.12-1/ワルツOp.12-2/夜警の歌Op.12-3/妖精の踊りOp.12-4/
跳びはね踊りOp.38-5/カノンOp.38-8/蝶々Op.43-1/春に寄すOp.43-6/即興的
なワルツOp.47-1/ガンガルOp.54-2/スケルツォOp.54-5/鐘の音Op.54-6/秘密
Op.57-4/彼女は踊るOp.57-5/郷愁Op.57-6/まぼろしOp.62-5/トロルドハウゲ
ンの婚礼の日Op.65-6/山の夕暮れOp.68-4/小さな妖精Op.71-3/森の静けさ
Op.71-4/過去Op.71-6/思い出Op.71-7)
1993年11月9日,ブダペスト,コングレス・センター

BMCCD147 \1980
「ヴィジョンズ・ハード」-バルナバシュ・ドゥカイ(1950-)の音楽
内なる光への前奏曲「冬の夜の見えざる炎」/光と愛の聴覚的ヴィジョン-カノン
とシンフォニー/夜、ひとり/ほか全11トラック
デジュ・ラーンキ&エディト・クルコン(2台ピアノ)
録音:2009年
ラーンキ&クルコンのサティ:ソクラテス(BMCCD100)に続くBMCへの第2弾。作曲者
のドゥカイはハンガリーの名門アマディンダ・パーカッション・アンサンブルの
メンバーでフンガロトンから多数の録音(ライヒの六重奏曲、木片のための音楽を
含む)がある。また最近はケージの作品集にもピアニストとして参加している。そ
んな経歴から彼の作曲家としての作風もうかがい知れる。そう、サティか初期の
ケージ、フェルマン、ハロルド・バッド、あるいはイーノを思わせる詩的なアン
ビエント系の作品で中にはウェーベルンを思わせる曲さえある。

BMCCD155 \1980
「コダーイへのオマージュ」(ジャズ)
音楽が始まる/マロシュセーク/キャンプファイヤーの夕べ/夜想曲-トランシル
バニア・ブルース/無伴奏チェロ・ソナタ第3楽章/墓碑銘第3番/パッサカリア
/ソナチネ/エピグラム第5番/ほか全12曲
ミハーイ・ボルベーイ・カルテット(Cl/Sax,Pf,Db,Drm)、
B.カントール(Vc)
録音:2008年10月
コダーイの作品のテーマによるセッション。コダーイのオリジナル作品も途中で
演奏される。コダーイの東ヨーロッパ風のテーマがジャズの文脈の中で演奏され
ると結果として(奇妙なことに)チック・コリアとの親近性が浮かび上がってくる。

BMCCD158 \1980
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲Op.120
マルタ・クルターク(Pf)
録音:1999年5月
作曲家ジェルジ・クルタークの妻として夫君の作品に数多く関わっているマルタ
・クルタークがベートーヴェンの大作ディアベリ変奏曲に挑む。彼女は1954年に
このディアベリ変奏曲の練習を始め、約半世紀後に録音した。意外にも古典的な
端正さで淡々と弾き進めながら、中盤からじわじわと終盤にむけてエネルギーを
迸らせてゆく様は圧巻。

BMCCD168 \1980
リスト:男声合唱作品集第1集
光を、もっと光を!/男声のための曲集(全12曲)/祝典歌/山々に憩いあり
タマーシュ・ブブノー指揮、
聖エフレム男声合唱団
録音:2009年
合唱大国ハンガリーの演奏家による、ハンガリーに縁のある、リストの珍しい男
声合唱曲を収録したBMCらしい企画第1弾。リストと云えばピアノ曲と交響詩とい
う感覚があるが、彼は宗教曲、世俗曲を含む多数の合唱作品を作曲している。こ
のディスクでは無伴奏合唱曲のほか、曲により金管アンサンブル、オルガンの伴
奏が入る。

<Piano 21>
P21 031-N \2300
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.6 ――
3台のピアノのための協奏曲ヘ長調K.242《ロドロン》
(第1楽章&第2楽章カデンツァ:モーツァルト)〔ピアノ協奏曲第7番〕
2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365
(第1楽章&第3楽章カデンツァ:モーツァルト)〔ピアノ協奏曲第10番〕
K.365第3楽章のカデンツァ(初稿版/ピアノ独奏版)
K.365第3楽章のカデンツァ(初稿版/2台ピアノ版)
3台のピアノのための協奏曲ヘ長調K.242《ロドロン》
(第1楽章&第2楽章カデンツァ:モーツァルト)
〔2台ピアノ版/ピアノ協奏曲第7番〕
シプリアン・カツァリス(ピアノ)、オオタ・マリ(ピアノ)、
キム・ユング(ピアノ)、
リ・ユンク(指揮)、ザルツブルク・カンマーフィルハーモニー
1776年2月、ザルツブルクの貴族ロドロン家の伯爵夫人と2人の令嬢のための作曲
された「3台のピアノのための協奏曲ヘ長調K.242」、その名も「ロドロン」。
カツァリスはこの"2台ピアノ""&"3台ピアノ"のモーツァルトのために、コンタ
ルスキーの門下生でザルツブルクのモーツァルテウム音楽大学でピアノを学んだ
日本人女流ピアノ奏者オオタ・マリ、同じくモーツァルテウム音楽大学で研鑽を
積んだ韓国のピアニスト、キム・ユングのアジア勢とコンビを結成。
もちろん第1集-第5集の全てでカツァリスのパートナーを務めてきた盟友リ・ユ
ンク&ザルツブルク・カンマーフィルも健在!
・・・・・しかしここで終わらないのが現人神カツァリス。
カツァリスは、1779年頃にモーツァルト自身によって編曲された2台ピアノ版の
「協奏曲ヘ長調K.242」を取り上げ、さらに「2台のピアノのための協奏曲変ホ
長調K.365」、そして「K.365」の初稿版カデンツァを2種類も用意するなど、カ
ツァリスのモーツァルト・ワールドは絶好調!
1999年6月4日、ザルツブルク大学大ホールでのライヴ録音。




<Onyx>
ONYX 4049 \2180
ショパン:
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58/幻想曲ヘ短調Op.49/幻想即興曲
ワルツ ハ短調/前奏曲ハ短調/スケルツォ第4番/夜想曲ヘ長調Op.15-1
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)
ロシアの伝説的ピアニストであり師でもあったニコラーエワからロシア・ピアニ
ズムの系譜を継ぐ者と指名され、1994年のチャイコフスキー国際コンクール最高
位など、数々の栄誉を勝ち取ってきたルガンスキー。
名演の誉れ高いラフマニノフなどのロシア音楽に注目が集まりがちだが、ワーナ
ー時代にはショパンがフランスのディアパゾン賞に輝くなど、ショパンの演奏や
解釈も超一級品。
オニックスという新たな活躍の場を得たルガンスキーが、水を得た魚の如く躍動
することは間違いないだろう!




<Hyperion>
CDA 67711/2 2枚組 \4360
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第50集 ――
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23/協奏的幻想曲ト長調Op.56
/かつてのように私はひとりにOp.73-6(ハフ編)/ただ憧れを知る者だけが
Op.6-6(ハフ編)/ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44/ピアノ協奏曲第3番変ホ長調
Op.75/ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44より 第2楽章(ジロティ編)/ピアノ協奏
曲第2番ト長調Op.44より 第2楽章(ハフ編)
スティーヴン・ハフ(ピアノ)、
オスモ・ヴァンスカ(指揮)、ミネソタ管弦楽団
ピアノ王国ハイペリオンが絶対の自信を持ってのロングセラー・シリーズ、知
られざるロマン派の"ピアノ協奏曲"の宝庫"ロマンティック・ピアノ・コンチェ
ルト・シリーズ(RPCシリーズ)"。
1991年にリリースされた第1集から現在までに、131曲のピアノ協奏曲、59曲の
世界初録音を世に送り出してきたRPCシリーズも遂に第50集に到達!
満を持して登場するチャイコフスキーは「第1番」から「第3番」までの協奏曲
3作品はもちろんのこと、「協奏的幻想曲」、第2番第2楽章のアレクサンドル・
ジロティ編曲版(約7分)、そして第2番第2楽章のスティーヴン・ハフによる編曲
版(約14分)までを網羅するなど、チャイコフスキーの"ピアノ協奏曲"を徹底的
に追求した他とは一味も二味も違う"RPCシリーズ"ならではのスペシャルなプロ
グラムなのである!
第50集のソリストという大役を担うのは、アムラン、ヒューイットとピアノ王国
ハイペリオンを支える三本柱の1人、イギリスの名匠スティーヴン・ハフ。
サン=サーンスの「ピアノ協奏曲全集」(CDA 67331/2)が英グラモフォン誌の
「グラモフォン・ゴールド・ディスク賞(過去30年間で最高の1枚)」に輝き、さ
らにはセンチメンタル・アプローチを排し、作曲者自身の演奏、スコアの原点に
立ち帰ったラフマニノフの「ピアノ協奏曲全集」(CDA 67501/2)が全世界で絶大
な評価を獲得するなど、名実ともにイギリスのトップ・ピアニストとして君臨す
るハフが記念すべき第50集のソリストに選ばれたのも必然と言えるだろう。

CDA 67764 \2180
ショパン:後期ピアノ作品集 ――
舟歌嬰ヘ長調Op.60/マズルカ ヘ短調Op.63-2/マズルカ ト短調Op.67-2/マズル
カ 嬰ハ短調Op.63-3/マズルカ ヘ短調Op.68-4/幻想ポロネーズ変イ長調Op.61
/夜想曲ロ長調Op.62-1/夜想曲ホ長調Op.62-2/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調
Op.58/子守歌変ニ長調Op.57
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
「ピアノ・ソナタ第3番」や「幻想ポロネーズ」、「舟歌」、青年期からの作風の
変化が刻まれた「夜想曲」や「マズルカ」には一歩一歩、しかし確実に生涯の終
焉へと向かっていたショパン晩年の成熟した手法によって生まれた美しくも深い
世界が広がっている。
これはピアノの詩人の音楽と、英国の名手の底知れぬテクニック、豊かな想像力
のコラボレーション。スティーヴン・ハフが本当にロマンティックなショパンを
聴かせてくれます。

CDA 67697 \2180
ストラヴィンスキー:バレエ音楽《妖精の口づけ》/バレエ音楽《バレエの情景》
イラン・ヴォルコフ(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団
イラン・ヴォルコフとBBCスコティッシュ交響楽団(BBC SSO)の新シリーズ、スト
ラヴィンスキーのバレエ音楽集第2弾は、"ストラヴィンスキー"と"チャイコフス
キー"がテーマ。

CDA 67699 \2180
ドホナーニ:
ヴァイオリン・ソナタ嬰ハ短調Op.21、ハンガリー牧歌Op.32c、
ロマンツァ(ハイフェッツ編)
ヤナーチェク:
ヴァイオリン・ソナタ、ドゥムカ、ロマンス、アレグロ、
散り行く木の葉(ステドロン編)
ハガイ・シャハム(ヴァイオリン)
アーノン・エレツ(ピアノ)
フバイ、ブロッホ、ヴェイネルなど東欧のヴァイオリン作品を続々と取り上げて
きたハガイ・シャハムとアーノン・エルツ。イスラエル・デュオがひた走る東欧
路線の続きは、ハンガリーのドホナーニとチェコのヤナーチェク!

CDA 67807 \2180
ロジエ:
ミサ曲《我は在りて在るところの者なり》/博士らは星を見て/オルガンが奏で
られるとき/私の眼は曇った/われは舌にて語りぬ/わたしは嘆き疲れ/言葉は
肉となり
デイヴィッド・トレンデル(指揮)、
キングス・カレッジ・ロンドン合唱団
時のスペイン国王フェリペ2世に認められ、スペインを活躍の場としたフランドル
の作曲家フィリップ・ロジエ(c.1561-1596)。
没したド・ラ・エールの後任としてフェリペ2世の宮廷楽長にまで上り詰め、ポス
ト・ジョスカンの筆頭とまで称されながらも過小評価され続けてきたロジエの音
楽に再評価の機会が訪れた!
ロジエのミサとモテットを歌うのは、ハイペリオン初登場となるトレンデル率い
るロンドン・キングス・カレッジ合唱団。スペイン帝国の名君からも一目置かれ
たロジエの合唱芸術が今、再び輝く。

CDA 67792 \2180
われらが主をたたえよ ――
チャイルド:われらが主をたたえよ/ブロウ:ヴォランタリー、神はわれらの希望、
来たれ/ターナー:詩篇第113番/ブロウ:ヴォランタリー ニ短調/パーセル:サー
ヴィス変ロ長調Z.230、おお主よ万軍の神よ/ブロウ:ヴォランタリー ニ短調、こ
の世の救い主よ/パーセル:主よなぜにすべての民はさからうや、ヴォランタリー
ニ短調、主よ願わくばわが祈りを聞きたまえ/ターナー:詩篇第54番/パーセル:
ヴォランタリー ハ長調、主よいかに永く怒りたもうや、ヴォランタリー ト長調
ジェイムズ・オドンネル(指揮)、
ウェストミンスター寺院聖歌隊、ロバート・クウィニー(オルガン)
イギリス国教会の教会であり世界遺産にも登録されているウェストミンスター寺
院。2005年にハイペリオンに加わったウェストミンスター寺院聖歌隊にとって8枚
目となる録音は、王政復古時代の教会音楽集。
パーセルやブロウ、チャイルド、ターナーといった王政復古の時代を生きた4人の
作曲家たちの崇高な聖歌を、長き伝統を持つウェストミンスター寺院の聖歌隊が
歌う。2000年に音楽監督として着任した元ウェストミンスター"大聖堂"聖歌隊の
指揮者オドンネルの手腕にも期待。




<Helios>
CDH 55322 \1280
グリンカ:悲愴三重奏曲ニ短調
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調Op.50《偉大な芸術家の思い出に》
モスクワ・ラフマニノフ・トリオ
"偉大な芸術家"であり親友だったニコライ・ルビンシテインの追悼のために作曲
されたチャイコフスキー唯一の「ピアノ三重奏曲」と、ロシア国民楽派の祖グリ
ンカの「悲愴三重奏曲」をカップリング。
モスクワ・ラフマニノフ・トリオは、ラフマニノフやグレチャニノフなどロシア
のピアノ三重奏曲を専門するロシアのピアノ・トリオ。モスクワ音楽院やグネー
シン音楽院で会得した本場の解釈が聴ける。
2000年3月12日-13日&4月22日、25日の録音。CDA 67216からの移行再発売。

CDH 55349 \1280
アルビノーニ&ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲集 ――
ヴィヴァルディ:協奏曲ハ長調RV.560/アルビノーニ:2つのオーボエのための協
奏曲ト長調Op.9-6/ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲ヘ長調RV.455/アルビノー
ニ:トランペット、3つのオーボエ、ファゴットと通奏低音のための協奏曲ハ長調、
オーボエ協奏曲ニ短調Op.9-2、2つのオーボエのための協奏曲ハ長調Op.9-9/
ヴィヴァルディ:協奏曲ハ長調RV.559
ポール・グッドウィン(オーボエ)、
ロバート・キング(指揮)、キングズ・コンソート
アメリカのマジック・フルート誌では「なんと新鮮な空気なのだろう!」と称賛
された、バロック・オーボエのスペシャリスト、ポール・グッドウィンのアルビ
ノーニとヴィヴァルディ。
イングリッシュ・コンサートやロンドン・クラシカル・プレイヤーズの首席奏者
としても活躍したグッドウィンの美音はもちろんのこと、ロイ・グッドマンやサ
イモン・スタンデイジが名を連ねるキングズ・コンソートのメンバーも豪華。
1990年1月6日-8日の録音。CDA 66383からの移行再発売。




<Glossa>
GCD 920916 3枚組 \3450
モンテヴェルディ:歌劇《ポッペアの戴冠》(ナポリ稿)
エマヌエラ・ガッリ(ポッペア/ソプラノ)、
ロベルタ・マメリ(ネローネ/ソプラノ)、
ホセ・マリア・ロー・モナコ(オットーネ/メゾ・ソプラノ)、
セニア・マイヤー(オッターヴィア/メゾ・ソプラノ)、
イアン・ハニーマン(アルナルタ/テノール)、
ラファエレ・コンスタンティーニ(セナカ/バス)、
クラウディオ・カヴィーナ(指揮)
ラ・ヴェネクシアーナ
Mモンテヴェルディの「マドリガーレ集」全集完結という偉業を果たし、さらに
は「オルフェオ」、「倫理的、宗教的な森」、「音楽の戯れ」を続々と取り上
げるなど、モンテヴェルディの音楽の奥深くへと歩み続けるクラウディオ・カ
ヴィーナ&ラ・ヴェネクシアーナ。
"ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2009"への出演やグロッサ(Glossa)のモ
ンテヴェルディ・シリーズの成功により、日本での評価と知名度を一気に高め
ているラ・ヴェネクシアーナの次なるモンテヴェルディは、「オルフェオ」か
ら35年後に初演された最晩年の傑作「ポッペアの戴冠」!
古代ローマ帝国の皇帝ネロとポッペアを描いたモンテヴェルディの「ポッペア
の戴冠」は作曲者自身の自筆譜が遺されておらず2つの筆写譜、いわゆる"ヴェ
ネツィア稿"と"ナポリ稿"という形で現代に伝えられており、その真の姿は現在
もベールに包まれている。
鬼才カヴィーナとヴェネクシアーナが「ポッペアの戴冠」の演奏のために用い
たのは、より音楽的に優れているとされる"ナポリ稿"。
この"ナポリ稿"は、モンテヴェルディ自身の音楽に、弟子のフランチェスコ・
カヴァッリ(1602-1676)、ベネデット・フェラーリ(c.1603-1681)、フランチェ
スコ・サクラーティ(1605-1650)たち(と思われる)の音楽が加筆されており、当
時のイタリアで隆盛を誇った多くの才能が結集された"師弟共作"なのである。
現代の古楽シーンで綺羅星の如く輝くソプラノ、エマヌエラ・ガッリとロベル
タ・マメリをポッペアとネローネ(ネロ)役に据え、鬼才カヴィーナが繰り広げ
る「ポッペアの戴冠」。見逃せない要注目盤の登場です!
2009年9月、サン・カルロ教会(モデナ)での録音。




<Chandos>
CHAN 10589 \2180
ラフマニノフ:
交響曲第2番ホ短調Op.27/幻想曲《岩》Op.7
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、BBCフィルハーモニック
悲劇的とも言える「交響曲第1番」の初演失敗から不死鳥の如く甦り、「ピアノ協
奏曲第2番」や、「チェロ・ソナタ」、「けちな騎士」、「フランチェスカ・ダ・
リミニ」などを続々と完成させたラフマニノフがたどり着いた「交響曲第2番」。
ロシア・ロマン派音楽の全てが凝縮されたラフマニノフの「交響曲第2番」は、濃
厚かつエネルギッシュでエキサイティングな音楽創りとタクト捌きが持ち味のノセ
ダにとって最高のレパートリーと言っても過言ではないだろう!
恩師ゲルギエフ直伝の解釈、そしてマリインスキー劇場の首席客演指揮者として
本場で培った経験はノセダの大きな武器。
またラフマニノフの孫であるアレクサンドル・ラフマニノフが1999年に設立した
セルゲイ・ラフマニノフ財団の全面的なサポートも心強い。
※2008年11月24日(岩)&2009年11月11日-12日(交響曲第2番)、
マンチェスター新放送センター・スタジオ7での録音。




<Glossa>
GCD 921112 2枚組 \3450
J・S・バッハ:ミサ曲ロ短調BWV.232
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)、
パトリック・ファン・ゲーテム(アルト)、ヤン・コボウ(テノール)、
ペーター・コーイ(バス)、
フランス・ブリュッヘン(指揮)、
18世紀オーケストラ、カペラ・アムステルダム
モーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲集」(GCD 921108)、ハイドンの「十字架上の
キリストの最後の7つの言葉」(GCD 921109)、モーツァルトの「ホルンのための作
品集」(GCD 921110)を続々と発表してきた巨匠フランス・ブリュッヘンと18世紀
オーケストラ。
"グロッサ"と専属録音チーム"グランド・ツアー"の強力タッグが全世界に向けて
発信する新録音は、なんと20年振りとなるJ・S・バッハの「ロ短調ミサ」!
フィリップス時代の1989年3月に収録した1度目の「ロ短調ミサ」という名盤の存
在がありながらも、敢えて2度目の録音を決意したブリュッヘン&18世紀オーケス
トラ。
録音のリリースにも一切の妥協を許さぬ厳しい姿勢を保ち続けているブリュッヘ
ンが認めた新たな「ロ短調ミサ」。
それは、飽くなき探究心と好奇心、衰えぬ鋭い洞察力、そして20年という長き歳
月を経て進化と変化を遂げた巨匠が創り上げた"新たな奇跡"なのである ――。
2009年3月、新たな「ロ短調ミサ」の舞台となったポーランドのワルシャワには、
ミールズ、ゾマー、ゲーテム、コボウ、コーイといった世界屈指の古楽系歌手た
ちと、ブリュッヘンも信頼を寄せるオランダの合唱団カペラ・アムステルダムが
集結!
録音:2009年3月、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・ス
タジオ(ワルシャワ/ライヴ)




<Cobra Records>
COBRA 0019 \2300
ボッケリーニ:スターバト・マーテル*
ペルト:スターバト・マーテル#
モーナ・ユルスルー(ソプラノ)*、フィリップ・グラファン(ヴァイオリン)*/#、
堀米ゆず子(ヴァイオリン)*、ロジャー・チェイス(ヴィオラ)*/#、
ユルン・ルーリング(チェロ)*/#、エイミー・ノリントン(チェロ)*、
タニー・ウィレムスタイン(ソプラノ)#、エルスベス・ヘリットセン(アルト)#、
アレックス・フェルミューレン(テノール)#
18世紀イタリアのルイジ・ボッケリーニと現代エストニアのアルヴォ・ペルト。
時代も国も作風も違うボッケリーニとペルトの「スターバト・マーテル」がその
特徴でもある「ソリスト+弦楽器による室内楽」という編成でリンクする。
サン=ナゼールの音楽祭"コンソナンス2005"で上演されたボッケリーニでは、ブ
リュッヘン&18世紀オーケストラの名演、モーツァルトのレクイエム(東京芸術
劇場ライヴ/GCD 921105)でソプラノ・パートを歌ったノルウェーの名花モーナ
・ユルスルーが祈りの歌声を響かせる。また弦楽器のメンバーにも、フランスの
ヴィルトゥオーゾ、フィリップ・グラファンや日本の堀米ゆず子、英国ヴィオラ
界の重鎮ロジャー・チェイスなど世界各国の一流奏者たちが揃う。
18世紀と現代の2つの「スターバト・マーテル」。祈りと悲しみが込められた崇
高な聖歌が心を打つ ――。2005年9月23日のライヴ録音。

COBRA 0032 \2300
ファースト・ステップス ――
ブルックナー:ロンド ハ短調/ブリテン:弦楽四重奏曲ヘ長調/プッチーニ:弦楽
四重奏曲ニ長調/グリーグ:フーガ ヘ短調/ラフマニノフ:弦楽四重奏曲第1番/
ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩除楽章/シェーンベルク:プレスト ハ長調
ロイスダール弦楽四重奏団
これはユニーク!ブルックナーからシェーンベルクまで。各時代や流派の中心を
担ってきた7人の作曲家たちの"初期作品"ばかりを集めた弦楽四重奏曲集"ファー
スト・ステップス(初めの一歩)"。
これが「月に憑かれたピエロ」と同じシェーンベルクの弦楽四重奏曲?イタリア
・オペラの巨匠プッチーニの弦楽四重奏曲?ウェーベルンの「緩除楽章」はやは
り美しい!
ハーグ王立音楽院の卒業生たちで1996年に結成されたロイスダール弦楽四重奏団
が、7人の巨匠たちの知られざる1面を教えてくれます。

COBRA 0023 \2300
チェロが歌うロシア歌曲 ――
グリンカ:すばらしい時を覚えている、ひばり、血は熱い思いにわきたち、故なく
私を誘うな、疑い/チャイコフスキー:騒がしい舞踏会で、ただ憧れを知る者だけ
が、セレナード、恐ろしい瞬間、早春のことだった、夜は明けるだろうか、
なぜ?、もう忘れられて、またもとのように私はひとり/ラフマニノフ:神秘の
夜のしじまに、歌わないでおくれ美しい人よ、何とすばらしい所、孤独、哀しき
夜、私は悲しみのために恋をした、ライラック、春の洪水
ディミトリ・フェルシュトマン(チェロ)、ミラ・バスラウスカヤ(ピアノ)
ディミトリ・フェルシュトマンは、モスクワ音楽院ではナターリャ・グートマン
に師事し、1967年にはグリンカ弦楽四重奏団を創設した1945年生まれのロシア人
チェリスト。
現在はソリスト、アムステルダム音楽院の教授としてオランダで活躍するロシア
の名チェリストが、祖国への畏敬の念を込めてチェロでロシア歌曲を歌う。ロシ
ア人だからこそ表現できる"歌心"に感嘆。ブックタイプ仕様。

COBRA 0031 \2300
ロシアン・ジェネレーション2 ――
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第2番へ長調Op.22
プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第2番ヘ長調Op.92
G・プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第2番
ロイスダール弦楽四重奏団
チャイコフスキーとプロコフィエフ、そしてプロコフィエフの孫ガブリエル・プ
ロコフィエフ(1975-)の"弦楽四重奏曲"を取り上げた"ロシアン・ジェネレーショ
ン"の第2弾には、それぞれの作曲家の弦楽四重奏曲"第2番"を収録。
第1集(COBRA 0024)に収録されている弦楽四重奏曲"第1番"から、3人の作曲家の作
品がストレートに次のステップへと進む構成力は演奏に負けず劣らずお見事!

COBRA 0030 \2300
アンドリーセン:
チェロ・ソナタ
ヴァイオリン・ソナタ
ヴァイオリンとチェロのための《3つのインヴェンション》
ピアノ、ヴァイオリンとチェロと《三重奏曲》
アムステルダム・ブリッジ・アンサンブル
ルイ・アンドリーセンの父親であり、20世紀オランダ楽壇の牽引者の1人として名
を遺しているヘンドリク・アンドリーセン(1892-1981)の室内楽作品集。
20世紀のイギリスで異彩を放ったフランク・ブリッジの名を冠したアムステルダ
ム・ブリッジ・アンサンブルは、アムステルダム・シンフォニエッタ、シェーン
ベルク・アンサンブルの主力メンバー、ローゼモンド(vn)とホッホシャイト(vc)、
ピアニストのファン・ルートによって2005年に結成されたオランダの新しい室内
楽団。




<air note>
AIR 001 \2300
ヘンデル:ピアノのための組曲集 ――
組曲第9番変ロ長調HWV.434より メヌエット/組曲第5番ホ長調HWV.430/組曲
第3番ニ短調HWV.428より アルマンド/組曲第12番ホ短調HWV.438/組曲第8番
ヘ短調HWV.433/組曲第13番ト短調HWV.439/組曲第2番ヘ長調HWV.427/組曲
第3番ニ短調HWV.428より アリア/組曲第4番ホ短調HWV.429
ラハ・アロダキ(ピアノ)
フランスのレーベル"air note"最初のリリースは、シリア生まれの女流フランス
人ピアニスト、ラハ・アロダキが弾くヘンデル。
パリ国立高等音楽院、モスクワ音楽院でピアノを学び、帰国後に師事したマレイ
・ペライアから多大な影響を受けたアロダキ。過度な表現を排して楽譜に真正
面から向かった・・・そんな印象を与えてくれるアロダキのヘンデルです。





<Danacord>
DACOCD 680 \2300
デンマークの女性作曲家のロマンティック・ピアノ作品集 ――
リープマン:情熱の主題と変奏曲
モー:6つ教則の習作Op.6より 、教則の習作Op.9
セーエステズ:ピアノ・ソナタ変イ長調
カトリーネ・ペネロプ(ピアノ)
知られざる3人のデンマーク人女流作曲家、ナナ・リープマン(1849-1935)、ベ
ナ・モー(1897-1983)、ヒルダ・セーエステズ(1858-1936)のピアノ作品集。
北欧の香りとロマン派の作風を併せ持つピアノ作品を弾くのは、3人の作曲者た
ちと同じデンマークの女流音楽家カトリーネ・ペネロプ。この録音がデビュー
・レコーディングとなるペネロプが、19世紀-20世紀のデンマークで花開いた女
流作曲家たちのピアノ作品を大切に奏でています。

DACOCD 673-674 2枚組 \4600
スカンジナヴィアン・クラシックスVol.2 ――
クーラウ:劇付随音楽《妖精の丘》Op.100より(録音:1946年)
ゲーゼ:
演奏会序曲《オシアンの余韻》(録音:1950年)
ノヴェレッテOp.53(録音:1948年)
バレエ《ナポリ》より 青の洞窟で(録音:1950年)
ハートマン:
歌劇《小さなキアステン》Op.44より 序曲(録音:1946年)、
ベアテル・トーヴァルセンのための葬送行進曲(録音:1947年)
ホーネマン:
おとぎ話序曲《アラディン》(録音:1942年)、グレ組曲(録音:1948年)
ランゲ=ミュラー:劇付随音楽《ルネッサンス》Op.59より 前奏曲(録音:1946年)
ニールセン:
歌劇《仮面舞踏会》より 序曲、第2幕への前奏曲、若い雄鶏たちの踊り
(録音:1946年&1950年&1951年)
シアベク:華やかなる宴Op.25より 序曲(録音:1950年)
グラム:抒情詩Op.9(録音:1946年)
シュルツ:弦楽のためのセレナード(録音:1952年)
エーリク・トゥクセン(指揮)、ラウニ・グレンダール(指揮)、
デンマーク国立放送交響楽団、デンマーク放送ウィンドアンサンブル、
パレ・アルスフェルト(オルガン)
エーリク・トゥクセンとラウニ・グレンダール(あの有名なトロンボーン協奏曲
の作曲者!)の指揮で1942年から1952年にかけて収録されたデンマークの歴史的
録音集。
当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。予めご了承下さい。





<Point>
PCD 5169 \2300
デンマークの黄金時代 ――
ゲーゼ(ガーデ):
なんと美しく夜明けの星が輝くことだろう、3つの小品、
愛する神のみに従う者I&II、葬送行進曲ハ短調、
祝祭前奏曲と賛歌《主をたたえよ》
ハートマン:幻想曲イ長調、幻想曲ヘ長調
マリング:ダヴィデ詩篇集Op.89より 第23番、第33番
ニルス・エリク・アッゲセン(オルガン)
デンマークの黄金時代を生きた3人の19世紀の作曲家、ニルス・ゲーゼ(1817-
1890)、ヨハン・ペーター・エミリウス・ハルトマン(1805-1900)、オット・マリ
ング(1848-1915)のオルガン作品集。
オルガンのニルス・エリク・アッゲセンは、オーフス王立音楽アカデミーで教
会音楽のディプロマを取得したその道のスペシャリスト。1992年からはデンマ
ーク、フレゼリシアの三位一体教会のオルガニストとして活躍中。

PCD 5167 \2300
情熱の夜 ――
ベルリオーズ:歌曲集《夏の歌》Op.7
シェーンベルク:糸を紡ぐグレートヒェンOp.2
ベルク:初期の7つの歌
ラドミラ・ラジッチ・ニュエ(ソプラノ)、ウルリッヒ・ステルク(ピアノ)
ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボ音楽院からデンマークへ渡り、オールボ
ー音楽アカデミー、デンマーク王立音楽院で声楽を学ぶという珍しい経歴を持
つソプラノ歌手のソロ・アルバム。
デンマークのオールボー響やデンマーク・サクソフォン四重奏団との共演や、
祖国サラエボの国立歌劇場への出演を重ねている。





<Paula>
PACD 162 \2300
マルティヌッセン:作品集Vol.3 ――
カンタータ《Hvedekornet》Op.38/前奏曲ニ短調Op.25/アダージョ/
アレグロOp.5/バガテルOp.9/トッカータ第2番Op.14/2本のトランペットと
オルガンのための祝祭前奏曲Op.21/カンタータ《Kom, lad os juble for
Herren》Op.19
ラースロー・アッティラ・アルマシー(オルガン)、
ユーフォニア室内合唱団、ドアテ・ジールケ(トランペット)、
オスカー・フランソン(トランペット)、他
カール・ニールセンとヴァン・ホルンボーの伝統を受け継ぐデンマークの音楽
家、ライフ・マーティヌセン(1941-)の作品集第3巻は2つの"カンタータ"がメイ
ン。「祝祭前奏曲」や「Op.19」のカンタータなど、オルガンや合唱と大胆に組
み合わされたトランペットのサウンドが神々しい。

PACD 163 \2300
デンマークの教会音楽 ――
ハウマン:5つの合唱賛美歌集
レウコヴィチ:
Aftenoffer、At Taelle Vore Dage、讃えられよ、ヒル・ディグ・マリア
ビアク:6つのモテット
ヴェルナー:愛する神のみに従う者、Du Vaerdige Helligand
ノアゴー:ガウデト・マーテル
ラ・クール:
Frans af Assisi Bon、Guds menighed, syng、Den store stille nat gar
frem、神よあなたのご慈悲は天まで届く
ニールセン:3つのモテット
アリス・グラノム(指揮)、フュン室内合唱団
ニールセンからノアゴーら近現代デンマークの作曲家たちによる合唱のための
の教会音楽集。
1988年にフュン室内合唱団を創設したアリス・グラノムはオーデンセのニール
セン・アカデミーで研鑽を積んだ合唱指揮者。オーデンセ・フィルハーモニッ
ク合唱団、南ユラン・フィルハーモニック合唱団の指揮者も務めるなど、その
指導力には定評がある。




<Syrius>
SYR 141345 \2300
オネゲル:
バッハの名による前奏曲、アリオーソとフゲッタ、
フルートとコールアングレのための《室内協奏曲》
ショスタコーヴィチ:前奏曲とスケルツォOp.11、室内交響曲Op.110a
ヤンヌ・トムセン(フルート)、フランソワ・ルルー(コールアングレ)、
ローラン・クネル(ヴァイオリン&指揮)、ユーロピアン・カメラータ
EUユース・オーケストラの出身者で結成され、ハイティンクがパトロンを務め
るユーロピアン・カメラータのオネゲル&ショスタコーヴィチ。
オネゲルの「室内協奏曲」のソリストは現代最高のオーボエ吹きとの呼び声も
高いルルーと、1991年プラハの春国際2位入賞のトムセンという豪華な組み合わ
せ。1998年の録音。弊社初紹介。

SYR 141346 \2300
デュリュフレ:合唱とオルガンのための作品集 ――
ミサ・クム・ユビロ/4つのモテット/レクイエム
ヴァンサン・ワルニエ(オルガン)、
ジャン・スーリス(指揮)、
アンサンブル・ヴォーカル・ジャン・スーリス、
カトリーヌ・カルダン(メゾ・ソプラノ)、ジャン=ルイ・セレ(バリトン)
大御所フィリップ・カイヤールから合唱指揮法を伝授されたフランスの名匠ジャ
ン・スーリスと自身が1989年に創設した室内合唱団によるデュリュフレ。
デュリュフレの音楽に欠かせない"オルガン"にはパリのサンテティエンヌ・デュ
・モン教会でオルガニストとして活躍するヴァンサン・ワルニエを起用するな
ど、オルガンへのこだわりはこのレーベルだからこそ。
1998年の録音。弊社初紹介。

SYR 141347 \2300
ブクステフーデ:オルガン作品集Vol.1 ――
前奏曲ニ短調BuxWV.140/コラール《主よ、われに汝の言葉を守らせたまえ》
BuxWV.185/コラール《われらが神はかたき砦》BuxWV.184/前奏曲ハ長調
BuxWV.137/コラール《いまぞ喜べ、愛するキリスト者の仲間よ》BuxWV.210
/前奏曲イ短調BuxWV.153/コラール《天にいますわれらの父よ》BuxWV.207
/コラール《天にいますわれらの父よ》BuxWV.219/前奏曲ハ長調BuxWV.138
/コラール《われらの主キリスト、ヨルダン川に来れり》BuxWV.180/コラー
ル《われらの救い主なるイエス・キリスト》BuxWV.198/トッカータ ニ短調
BuxWV.155/カンタータ《安らぎと喜びもてわれは逝く》BuxWV.76
ヘルガ・シャウエルテ(オルガン)
パリ・ドイツ・ルター派教会のオルガニスト、ヘルガ・シャウエルテが弾くブ
クステフーデの第1集。ハンブルクの聖ヤコビ教会に設置されているアルプ・
シュニットガー製のオルガンによる演奏。1999年の録音。弊社初紹介。




<NEOS>
NEOS10822/23(SACD-Hybrid) 2枚組 \5280
ペーター・ルジツカ(b.1948):弦楽四重奏曲全集
(1)「内省」弦楽四重奏曲第1番(1969/1970)
(2)「...断章...」弦楽四重奏曲第2番(1970)
(3)パウル・ツェランの12の詩-「時の屋敷」より(朗読のみ)
(4)「音の影」(1991)
(5)「消失の彼方へ…」弦楽四重奏曲第3番(1992)
(6)「…見失っていた」弦楽四重奏曲第4番(1996)
(7)「秋」弦楽四重奏曲第5番(2004)
(8)「記憶と忘却」弦楽四重奏曲第6番(2008)
ミンゲ四重奏団
(3)ペーター・ルジツカ(語り)
(6)クリストフ・バンツァー(語り)
(8)モイカ・エルトマン(ソプラノ)
録音:2008年
近年は指揮者として、またザルツブルク音楽祭の音楽監督としても多方面に活躍
するルジツカの初期から近年の作品までを収めた弦楽四重奏曲集。リゲティなど
の音群的発想、コラージュ、特殊奏法主体の音響など、ヨーロッパ前衛音楽の王
道を地で行くような作風だが、そんな中にもそこはかとなく漂う無常観、調性的
な響きに硬質のロマンティシズムが感じられる。ひとつのトラックではまるまる
パウル・ツェランの詩がルジツカの朗読だけで収録されたりと、こだわりのアル
バム作り。《秋》は前衛的な響きを使いながら晩秋のヨーロッパをイメージさせ
る見事な音の細密画を聴かせる。最新作《記憶と忘却》ではソプラノ独唱も入り、
ますますドラマティックでエネルギッシュな音楽になっている。

NEOS11018 \2500
「ダブル・ベースのための音楽」
(1)ジャチント・シェルシ(1905-1988):夜(1972)
(2)イサン・ユン(1917-1995):アキのためにI(1981)
(3)イサン・ユン:アキのためにII(1981)
(4)ヤニス・クセナキス(1922-2001):テラプス(1976)
(5)マンフレート・シュターンケ(b1951):ストリート・ミュージックIII(1995)
(6)ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(b.1926):1207年8月9日S.ビアジオ(1977)
(7)ベント・ロレンツェン(b.1935):深く(1993)
フランク・ライネッケ(Cb)
録音:2004-06年
フランク・ライネッケは1960年ハンブルク出身。バイエルン放送響の奏者を勤め
る傍ら、室内楽、ソロなど精力的に活動している。とりわけ現代作品の紹介、初
演に意欲を燃やし、多くの作曲家が彼のために作品を書いている。メリスマティ
ックな旋律(?)にどこかコダーイ?を感じさせるシェルシ作品、ユーモラスなユ
ン作品、そして圧巻はエネルギッシュな音が渦巻くクセナキス作品で、その傍若
無人のパワー(とライネッケの超絶技巧)に圧倒される。




<DORON>
DRC3050/51 2枚組 \4160
(1)ストラヴィンスキー:「兵士の物語」
(2)ストラヴィンスキー:「レナルド」
(3)フランス6人組のメンバー(オーリック、ミヨー、プーランク、
タイユフェール、オネゲル)共作:「エッフェル塔の花嫁花婿」
ロベール・デュナン指揮ジュネーヴ・アカデミウム・コレギウム合奏団
(1)W.ジャック(語り手)、F.ベルテ(兵士)、ジャン=リュック・ビドー(悪魔)
(2)P.-A.ブラセール(T)、M.マルキシオ(T)、M.ブロダール(B)、
フランソワ・ループ(B)、S.シュミード(ツィンバロン)
(3)ジャン=リュック・ビドー(語り)
録音:(1)(2)1978年、(3)1983年、初CD化
ロベール・デュナンが指揮するジュネーヴ・アカデミウム・コレギウム合奏団は
バロックから現代曲までをレパートリーとする室内オーケストラとしてかつて知
る人ぞ知るアンサンブルであった。指揮のデュナン(1928-1991)はかつてスイス・
ロマンド管弦楽団に打楽器奏者として在籍しアンセルメ、マルケヴィッチのバト
ンのもと多くの作品を演奏した。そのせいか、この二人の都会的なセンスとオー
ケストラを豊かに鳴らす色彩センスが引き継がれている。コクトーが画策しデュ
レ以外のフランス6人組メンバーが共作した「エッフェル塔の花嫁花婿」では古
き良き時代のパリの香りが漂う。





<MEGADISC>
MDC7796 \2250
「2人のためのシアター」
-ハオ=フ・ジァン(張豪夫,1952-):二重奏作品集
(1)2人のためのシアター/(2)クレプスキュール
(3)イン・ヤン/(4)天国の歌
(5)2人のためのシアターII
ムヒッディン・デュログル=デミリツ(Pf)、
(1)アレクサンドラ・グロット(Fl)、
(2)(4)マリー・ハリンク(Vc)、
(3)ウジェーヌ・ガラン(Pf)、
(5)グラフ・ムーリャ(Vn)
録音:2008年
張豪夫は中国出身で現在はベルギー在住。平義久、デニソフらに師事し、1997年
よりブリュッセル王立音楽院で教鞭を取っている。IRCAMでも研鑽を積み、ヨーロ
ッパでは数々の受賞暦がある。フランス、ベルギーで学んだせいか、彼の音楽に
は旋法を主な素材とした鮮やかな色彩にあふれている。中国的な旋律と西洋の現
代語法がバランスよく折衷されており、時にドビュッシー、リゲティ、武満を思
わせる。2つのためのシアターはフルート版とチェロ版があり、冒頭のトーン・
クラスターから浮かび上がるエキゾチックな旋律はいかにも東洋の神秘を思わせ
て美しい。

<Chandos>
CHAN 10584 \2180
ハルヴォルセン:管弦楽作品集Vol.1 ――
ロシア領主たちの入場/ヴァイオリンと管弦楽のための《アンダンテ・レリジオ
ーソ》*/《仮面舞踏会》からの組曲/メランコリー/交響曲第1番
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団、
マリアンネ・トールセン(ヴァイオリン)*
ベルゲン・フィルのコンサートマスターから首席指揮者に抜擢され、1899年には
クリスチャニア国立劇場の指揮者に就任するなど、ヴァイオリニスト、指揮者と
しても高名だったハルヴォルセン。
作曲家としては、グリーグやスヴェンセンが確立したノルウェー国民楽派の後継
者であると同時に、フランスのロマン派音楽を彷彿とさせる輝かしいオーケスト
レーションを描くなど、その多彩な作風が持ち味であり魅力である。
シリーズのスタートとなる第1集には、ハルヴォルセンの管弦楽作品の中で特に知
名度の高い「ロシア領主たちの入場」から貴重な録音となる「交響曲第1番」など
5作品を収録。
その実力と相反するかのように、作曲者の母国ノルウェーのレーベル以外では接
する機会に恵まれてこなかったハルヴォルセンの「管弦楽作品」がヤルヴィのタ
クトによって表舞台に登場します!

CHAN 10585 \2180
ダンディ:管弦楽作品集Vol.3 ――
交響的変奏曲《イスタール》Op.42/サクソフォンと管弦楽のための《コラール
変奏曲》Op.55*/交響曲第3番《ガリア戦争の小交響曲》Op.70
地中海二部作Op.87
ラモン・ガンバ(指揮)、
アイスランド交響楽団、
シグルズール・フロサソン(サクソフォン)*
第1集(CHAN 10464)がグラミー賞にノミネートされ、第2集も英グラモフォン誌2009
年6月号でエディターズ・チョイスに選出されるなど高い評価を受け続けてきたダ
ンディの管弦楽作品集。
第3集最大の聴きどころは、何と言っても久々の新録音登場となる「交響曲第3番」!
この第一次世界大戦のフランス本土での戦いが由来となっており、ダンディの祖
国に対する愛国心が込められた1916年-18年の大作である。
アイスランド・ジャズ界の最高峰、シグルズール・フロサソンを迎えてのサクソ
フォン版「コラール変奏曲」や「イスタール」、再婚後の充実期に書かれた「地
中海二部作」など、収録4作品はどれもダンディの魅力を知るのに最適。

CHAN 10586 \2180
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.1 ――
ピアノ・ソナタ第39番ニ長調Hob.XVI-24(第24番)/ピアノ・ソナタ第47番ロ短調
Hob.XVI-32(第32番)/ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Hob.XVI-46(第46番)/
ピアノ・ソナタ第49番嬰ハ短調Hob.XVI-36(第36番)
ジャン=エフラム・バヴゼ(ピアノ)
バヴゼはシャンドスのベストセラーとなったドビュッシーや、移籍前のラヴェル
の印象が強いため、フランス音楽専門のピアニストと受け止められがちだが、昨
年行われた新日本フィルとの共演でのリストや、このハイドン・シリーズへの進
出など、"フランスもの以外"のレパートリーも幅広く演奏も間違いなくワールド
クラス!

CHAN 0767 \2180
ヘンデル:デュエット集 ――
歌劇《ラダミスト》HWV.12aより Se teco vive il cor/歌劇《ロデリンダ》
HWV.19より わたしはあなたを抱きしめる/オラトリオ《ソロモン》HWV.67より
夜明けよ、ようこそ/オラトリオ《テオドーラ》HWV.68より 喜びの流れは永遠に
/歌劇《オットーネ》HWV.15より 愛しい夜よ!/オラトリオ《テオドーラ》
HWV.68より 汝、栄光なる富の息子よ/歌劇《アリオダンテ》HWV.33より
Bramo haver mille vite/オラトリオ《ベルシャザール》HWV.61より 偉大なる
勝者よ/歌劇《タメルラーノ》HWV.18より 君のためだけに生き/歌劇《ソザル
メ、メディアの王》HWV.30より 苦難の門をくぐり抜け/歌劇《アグリッピーナ》
HWV.6より No, no, ch'io non apprezzo/歌劇《ジュリアス・シーザー》HWV.17
より 慕わしいお人!美しいお人!
ローズマリー・ジョシュア(ソプラノ)、
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)、
ハリー・ビケット(ディレクター&チェンバロ&オルガン)、
イングリッシュ・コンサート
創設者ピノック、マンゼ、そしてビケットへと音楽監督のポストが受け継がれて
きたイギリスのピリオド・オーケストラ、イングリッシュ・コンサートの新しい
ヘンデル・コレクションは、輝かしい活躍を見せる2人の女流歌手たちと共演によ
るデュエット集。
大英帝国勲章(CBE)の受勲者であり、シューマン歌曲集(CHAN 10492)で名唱を聴か
せてくれたサラ・コノリーと、「パルテノーペ」や「セメレ」など数々の作品で
タイトル・ロールを担ってきたウェールズのソプラノ歌手ローズマリー・ジョシュ
アの12曲のデュエットは、イングリッシュ・コンサートのサポートも加わり、キャ
スト、演奏ともにかなりの充実度。ヘンデリアン必聴です。

CHAN 10587 \2180
ハウエルズ:セント・ジョンズのマニフィカト ――
聖ミカエルへの続唱/バビロン河のほとりに/汚れなき薔薇/グロスターシャー
のマニフィカトとヌンク・ディミッティス/詩篇第142番/A Grace for 10
Downing Street(ダウニング街10番地)/我がただ一つの望み/ライク・アズ・ザ
・ハート/セント・ジョンズのマニフィカトとヌンク・ディミッティス/めでた
し女王/テ・デウム
アンドルー・ネスシンガ(指揮)、
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団、
ポール・ウィーラン(バリトン)、デイヴィッド・アダムス(ヴァイオリン)、
アリス・ニアリー(チェロ)
トリニティ・カレッジ合唱団やキングズ・カレッジ合唱団、クレア・カレッジ合
唱団とケンブリッジの名門、セント・ジョンズ・カレッジ合唱団がシャンドスと
3年間の専属契約を締結!
2007年に音楽監督に就任したアンドルー・ネスシンガの指揮によるシャンドスか
らのリリース第1弾は、グロスターシャー大聖堂のオルガニストを務め、20世紀イ
ギリスの合唱音楽の発展に大きな影響を与えたハーバート・ハウエルズの合唱作
品集。
20世紀の英国合唱音楽の中でも根強い人気を誇るハウエルズの作品を、名門の歌
声で聴けるのはうれしいところ。今後のリリースにも期待。




<PentaTone>
PTM 1001(SACD-Hybrid) \2500
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱付き》
クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)、
インゲボルグ・ダンツ(メゾ・ソプラノ)、
クリストフ・シュトレール(テノール)、
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バリトン)、
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)、
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団、
コレギウム・ヴォカーレ、アカデミア・キジアーナ・シエナ
1998年には自身が創設したピリオド・オーケストラ、シャンゼリゼ管弦楽団と
コレギウム・ヴォカーレとのコンビで「第九」をレコーディングしているヘレ
ヴェッヘ。10数年の時を経てさらに進化した独自の解釈、綿密な時代考証をベ
ースとした冴え渡るピリオド・アプローチそして自らの手で古楽奏法を伝授、
浸透させた"モダン・オケ"ロイヤル・フランダース・フィルという新しい要素
が揃ったこの「第九」が新たな代名詞となることだろう!
"プリンシパル・コンダクター"ヘレヴェッヘと"チーフ・コンダクター"ズヴェ
ーデンの2頭体制となり、一気に世界のトップレベルに躍り出たロイヤル・フラ
ンダース・フィル。
合唱にはコレギウム・ヴォカーレとアカデミア・キジアーナ・シエナ、ソリス
トには、クリスティアーネ・エルツェやインゲボルグ・ダンツ、クリストフ・
シュトレール、そしてデイヴィッド・ウィルソン=ジョンソンというヘレヴェ
ッヘからの信頼も厚く、その高度な要求に十二分に応えることのできる合唱団
と4人の超一流歌手たちが集うなど、新たな「第九」の陣容は万全。
またMTT&SFSのマーラー・チクルスを支えた世界トップレベルの録音チーム、
"トリトナス"が担当する録音面の充実もこのチクルスの強力なポイント。
2009年10月、デ・シンゲル(アントワープ/ベルギー)での録音。




<ABC Classics>
ABC 4765942 2枚組 \3380
J・S・バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 ――
ソナタ第1番ロ短調BWV.1014/ソナタ第2番イ長調BWV.1015/ソナタ第3番ホ長調
BWV.1016/ソナタ第4番ハ短調BWV.1017/ソナタ第5番ヘ短調BWV.1018/ソナタ
第6番ト長調BWV.1019
リチャード・トネッティ(ヴァイオリン)、
ニール・ペレス・ダ・コスタ(オルガン&チェンバロ)、
ダニエル・イアドン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ(ABC 476 8051)、ヴァイオリ
ン協奏曲集(ABC 476 5691)では、そのワールドクラスの実力を自身の手で証明し
てくれたトネッティ。
ガット弦を張った1759年製の銘器グァダニーニと1800年頃に製作されたジョン・
ドッドの弓を組み合わせたトネッティとコンビを組むのは、フロリレジウムの創
設メンバーである実力者ダニエル・イアドンとニール・ペレス・ダ・コスタ。
バッハの録音に臨むにあたり、2人の世界的名手という強力なパートナーを得たト
ネッティ。オーストラリアの国宝級ヴァイオリニストの至芸が深く大きく、そし
て美しい感動をもたらします。2006年&2007年の録音。弊社初紹介

ABC 4767175 \2250
さすらい人 ――
アイアランド:3つのメイスフィールドのバラード/クィルター:3つのシェイクス
ピア歌曲Op.6/フィンジ:花輪をささげようOp.18/ブリテン:サリーの園、霧のか
かった露、ああ悲しいかな/ヴォーン=ウィリアムズ:旅の歌
テディ・タフ・ローズ(バリトン)、シャロリン・キンモーリー(ピアノ)
ロンドンのギルドホール音楽院でルドルフ・ピエルネイに声楽を師事し、2008年
3月にはブリテンの歌劇「ピーター・グライムズ」で念願のMETデビューを果たした
ニュージーランドのバリトン、テディ・タフ・ローズ。
モーツァルトのアリア集(ABC 472 826-2)と同時期に収録されたもう1つの録音は、
タフ・ローズが研鑽を積んだ特別な場所"イギリス"の歌曲集。フィンジの「花輪
をささげよう」やヴォーン=ウィリアムズの「旅の歌」などプログラムとタフ・
ローズの歌声はどちらも魅力的。2002年8月20日の録音。弊社初紹介

ABC 4765965 \2250
ハレルヤ! - バロック時代の合唱作品の祝祭 ――
J・S・バッハ:主よ人の望みの喜びよ/ヴィヴァルディ:マニフィカトRV.610/
J・S・バッハ:シオンは物見らの歌うのを聞き/ヘンデル:オラトリオ《ユダス・
マカベウス》BWV.63より/パーセル:歌劇《妖精の女王》Z.629より/モンテヴェ
ルディ:歌劇《オルフェオ》より/J・S・バッハ:汝の行くべき道と/ヘンデル:
オラトリオ《セメレ》HWV.58より/ラモー:歌劇《ダルダニュス》より/ロッティ:
十字架/J・S・バッハ:すべての国よ、主を讃美せよBWV.230/ヘンデル:オラト
リオ《メサイア》HWV.56より
アントニー・ウォーカー(指揮)、ブレット・ウェイマーク(指揮)、
カンティレイション、アンティポディーズ管弦楽団、シリウス・アンサンブル
南半球、オーストラリアの大地で培われたプロフェッショナルの混声合唱団、カ
ンティレイションのハーモニーで響くバロックの合唱コレクション。
バッハの「主よ人の望みの喜びよ」やヴィヴァルディの「マニフィカト」、ヘン
デルの「ハレルヤ・コーラス」などの有名どころからラモーやロッティまで。ヨ
ーロッパの超一流合唱団と肩を並べる豪州のカンティレイションが音楽史に輝く
名作を感動的に歌います。2001年-2006年の録音。弊社初紹介

ABC 454 505-2 \2250
スカルソープ:太陽の音楽 ――
メメント・モリ/太陽の歌/太陽の音楽I-IV/ウルルより
デイヴィッド・ポルセリーン(指揮)、アデレード交響楽団
現代オーストラリアのリーディング・コンポーザー、ピーター・スカルソープ
(1929-)が1960年代中期に完成させた秀作「太陽の音楽」の全曲収録盤。
演奏時間は約4分と短いものの1991年に作曲された「ウルルより」は、世界遺産ウ
ルル(エアーズロック)の姿を連想させる壮大なスケールの作品。
1995年&1996年の録音。弊社初紹介

ABC 461922-2 \2250
オーストラリアン・ヘリテージ - マルグレータ・エルキンズ ――
シールド:コミック・オペラ《ロジーナ》/エルガー:歌曲集《海の絵》*/ウィリ
アムソン:グローイング・キャッスルより#
マルグレータ・エルキンズ(メゾ・ソプラノ)、
リチャード・ボニング(指揮)、ロンドン交響楽団、
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト(指揮)*、クィーンズランド交響楽団*、
ハンス・ギーアスター(指揮)#、バンベルク交響楽団#
2009年4月に惜しくもこの世を去ったオーストラリアのメゾ・ソプラノ、マルグ
レータ・エルキンズ(1930-2009)の名唱を集めた歴史的録音集。
サザーランドの夫君にして豪州の名匠ボニングの指揮によるシールドの「ロジー
ナ」やエルガーの「海の歌」は、まさにブリスベン生まれの偉大なメゾ・ソプラ
ノの遺産である。1965年6月5日-9日、1983年8月*、1971年頃#の録音。弊社初紹介




<Audiomax>
903 1574-6(SACD-Hybrid) \2850
オランダのチェロ・ソナタ集Vol.2 ――
レントヘン:
チェロ・ソナタ ロ短調Op.56、5つの小品、チェロ・ソナタ イ短調Op.41
ゲンス:スケルツォOp.12-2、祈りOp.36、メヌエットOp.39-2
ドリス・ホッホシャイト(チェロ)、フランス・ファン・ルート(ピアノ)
オランダのチェロ作品を発掘、紹介するシリーズの第2弾は、ライプツィヒの音楽
一家に生まれ、後にオランダへと帰化したユリウス・レントヘン(1855-1932)。
カザルスの伴奏者としても名を馳せたレントヘンのチェロ・ソナタは、ドイツの
後期ロマン派音楽、またどことなくブラームスの香りを漂わせている。中でも
「ソナタOp.56」の第1楽章冒頭は絶品!
またダニエル・ファン・ゲンス(1858-1904)の愛らしく楽しい3つの小品はアンコ
ール・ピースにもピッタリ。レントヘンの「チェロ・ソナタ」、イチオシです。





<Ameson>
ASCP 0517 \2300
シューベルト:
ミューズの子、戸外にて、さすらい人、夜の曲、夜のすみれ、春に、
ブルックの丘にて、水の上で歌う、漁師の娘、海辺にて、漁夫の愛の幸せ、舟人
マーラー:さすらう若人の歌
クリストフ・ゼクラー(バリトン)、アンヌ・ル・ボゼック(ピアノ)
カールスルーエ音楽大学の白井光子とハルトムート・ヘルのリートクラスで運命
的な出会いを果たしたドイツ期待のバリトン、クリストフ・ゼクラーとフィッシャ
ー=ディースカウから絶賛を受けたアンヌ・ル・ボゼックのデュオによるドイツ
歌曲集。
1998年のシュトゥットガルト州立歌劇場デビューからメキメキと頭角を現してい
るゼクラー、ハルトムート・ヘルから招聘を受けカールスルーエ音楽大学とパリ
国立高等音楽院の両校で教授を務めるボゼックのシューベルト&マーラーは、新
たなスターの登場を予感させてくる。特にボゼックのピアノが抜群に上手い!




<Cybele>
3SACD KiG 001(SACD-Hybrid) 3枚組 \5700
ハルトマン:弦楽四重奏を伴う作品全集 ――
弦楽四重奏曲第1番《カリヨン》/弦楽四重奏曲第2番/弦楽四重奏と打楽器のた
めの小協奏曲/クラリネット、弦楽四重奏と弦楽オーケストラのための《室内協
奏曲》/ハルトマン一族の語り(カール・アマデウス&エリザベート&リヒャルト)
ドゥーレン弦楽四重奏団、
ヴィルベルト・グローテンブール(打楽器)、
アルヤン・ワウデンベルフ(クラリネット)、
コンラッド・ファン・アルフェン(指揮)、
シンフォニア・ロッテルダム、
カール・アマデウス・ハルトマン(語り)、
エリザベート・ハルトマン(語り)、リヒャルト・P.ハルトマン(語り)
"演奏+オーディオブック"という新しいスタイルのシリーズ第1弾は、20世紀ドイ
ツ屈指のシンフォニスト、ハルトマン。
オランダ勢の屈強な演奏による"弦楽四重奏"のための作品全集に加えて、ハルト
マン夫人エリザベート・ハルトマン、子息のリヒャルト・P.ハルトマン、そして
1962年頃に収録されたハルトマン自身の語りを収録。
ハルトマンの肉声を収めた音楽的資料としても価値のあるタイトルです。

SACD 060.701(SACD-Hybrid) \2850
ベッカー:オルガン作品全集 ――
3つのオルガン小品/ジョスカンの思い出に/インタポレーショネン/メテオロン
マルティン・シュメディング(オルガン)
ギュンター・ベッカー(1924-2007)は、ドイツのライヴ・エレクトロニック・グル
ープ、"メガ・ヘルツ"の創設者であり、国際現代音楽協会ドイツ部門の会長を務
めた20世紀ドイツを代表する作曲家の1人。
20世紀ドイツの知られざるオルガン作品にスポットライトをあてた好企画は音質
もかなり優秀。全曲世界初録音。





<Dapheneo>
Dapheneo A711 \2300
シュトックハウゼン:黄道十二宮
ラボリントゥス
様々なスタイルで演奏されるシュトックハウゼン1974年の作品「黄道十二宮(ティ
アクライス)」。
ここでは、ハープ、クラリネット、フルート、打楽器、2台のチェロとナレーショ
ンなどの多種多様な表現によって12の星座が描かれている。
いつの間にか惹きつけられてしまう12星座の旋律は、シュトックハウゼン入門と
しても好適デス。2006年&2007年の録音。弊社初紹介

Dapheneo A210 \2300
サクソフォンのための無伴奏作品集 ――
カサップ:バルバニク/ベイテルマン:メランコリックな花園のフラグメント/カ
サップ:イゼヤ/キロー:楕円/ソラル:ピース・ド・コレクション/エスケシュ:
ルッテ/ズバー:Cinq Clairs-Obscurs/ジャノー:モノディー
ジャン=ピエール・バラグリオリ(サクソフォン)
フランスの超名門ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団のソロ・サクソフォン奏
者、ジャン=ピエール・バラグリオリの無伴奏アルバム。
重音などの特殊奏法を駆使しながら1つ1つ現代の無伴奏作品を完成させていくバ
ラグリオリのハイレベルなテクニックは、さすがギャルドの首席。
2002年の録音。弊社初紹介

Dapheneo A803 \2300
エリク・フィッシャー:
弦楽四重奏のための《オー・ヴァン・アシェル》/冬の時代/弦楽四重奏曲/
アルビオン/小品-2005年6月25日
ボリエール弦楽四重奏団
現代作曲家エリク・フィッシャー(1960-)の弦楽四重奏のための作品集は、4つの
弦楽器が生み出すカオスの世界。「弦楽四重奏曲」と「小品」を除く3作品はフラ
ンスの出版社から楽譜も出版されている。2007年&2008年の録音。弊社初紹介




<Metronome>
METCD 1085 \2300
ハイドンと変奏の芸術 ――
ハイドン:
ピアノ・ソナタ第48番ハ長調Hob.XVI-48
ピアノ・ソナタ第40番ト長調Hob.XVI-40
ピアノ・ソナタ第19番ニ長調Hob.XVI-19*
ピアノ・ソナタ第42番ニ長調Hob.XVI-42
アンダンテと変奏曲ヘ短調Hob.XVII-6
キャロル・セラシ(フォルテピアノ&クラヴィコード*)
トルコ系ユダヤ人(セファルディ)を両親にスウェーデンで生まれた鍵盤の才女
キャロル・セラシ。
デビュー・レコーディングのジャケ・ド・ラ・ゲールの「ハープシコード組曲
全集」(METCD 1026)が1999年のグラモフォン賞バロック器楽部門賞に選出され
るなど、1982年のロンドン移住以来、目覚ましい活躍を展開しているセラシの
8枚目となるレコーディングは、"フォルテピアノ"と"クラヴィコード"による
ハイドン!
このハイドンの"ソナタ"と"変奏曲"でセラシが弾いているのは、イギリス、バ
ースのホルバーン美術館が所有するウィーンの名工ヨハン・シャンツ製作
(c.1795)のフォルテピアノと、クリスチャン・ゴットローブ・フーベルト
(c.1771製)の楽器をモデルとして製作されたクラヴィコード(1998年製)。
2楽章形式と3楽章形式の「ソナタ」での楽器の使い分け、「アンダンテと変奏
曲」に見られる二重変奏曲の巧みな表現、そしてハイドン存命当時の響きの再
現など、どれをとっても一級品。キャロル・セラシの才気がみなぎるまさに芸
術品です。※2009年6月の録音。

METCD 1073 \2300
ホディノット:声楽と管弦楽のための作品集 ――
バリトン、ホルンと弦楽のための《プロモントリーの夢》Op.183/クラリネッ
トと弦楽オーケストラのための協奏曲Op.3/合奏協奏曲第1番Op.41/バリトン
と弦楽のための《四季》Op.155b
アントニー・ホース(指揮)、
ウェールズ室内管弦楽団、
ジェレミー・ヒュー・ウィリアムズ(バリトン)、
ロバート・プレーン(クラリネット)、リアム・ダフィー(ホルン)
2008年3月11日に78歳でこの世を去ったウェールズを代表する作曲家、アルン・
ホディノット(1929-2008)へのトリビュート・アルバムでは、ロースソーンや
バルトークからの影響を見せるホディノットの音楽を地元ウェールズのアー
ティストたちが熱演。
南ウェールズの音楽の発展、普及に力を注いだホディノットの功績は、その名
を冠した"BBCホディノット・ホール"の建設で証明されている。





<VMS>
VMS 646 \1880
ハイドン:
交響曲第55番変ホ長調《校長先生》Hob.I-55
交響曲第103番変ホ長調《太鼓連打》Hob.I-103
ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮)、ウィーン交響楽団
1974年から30年以上にわたり音楽監督&首席指揮者を務めるモスクワ放送交響楽団
を率いて、豪快で圧倒的な演奏を繰り広げ続けるロシアの名匠フェドセーエフ。
オーストリアのレーベル"VMS"から、フェドセーエフが1997年から2005年まで首席
指揮者を務めていたウィーン交響楽団とのハイドン(!)のライヴ録音が登場!
この首席指揮者在任中(1998年&2000年)のハイドンでは、モスクワ放送響、特に
ロシアものを振る時の"爆演系指揮者"というイメージとは180度正反対のフェドセ
ーエフが指揮を振っており、そのギャップに驚き!
ウィーン響から伸びやかなサウンドを引き出し、メリハリを利かせたハイドンは、
ウィーンでのフェドセーエフの成果を伝える貴重な録音と言えるだろう。
2000年8月&1998年4月、ムジークフェラインザール(ウィーン)でのライヴ録音。

VMS 187 \2300
ケックラン:室内楽作品集 ――
アンダンテOp.6-3/ピアノとヴァイオリンのための《アレグレット》Op.6-2/ピア
ノ、ヴァイオリンとホルンのための《4つの小品》Op.32/ピアノ、ヴァイオリン、
チェロとホルンのための《哀歌》/ヴァイオリン・ソナタOp.64/ピアノのための
《コラール》Op.73-2/ピアノのための小品Op.83-2/ヴァイオリンとヴィオラの
ための《牧歌》Op.155-2/ヴァイオリンとピアノのための小品
ライムンド・リシー(ヴァイオリン)、ヤン・レイサム=ケーニッヒ(ピアノ)、
ヘルムート・ツェートナー(ヴィオラ)、ラファエル・フリーダー(チェロ)、
ヴォルフガング・ヴラダー(ホルン)
アンチゴーヌ弦楽四重奏団の「ピアノ五重奏曲」(AR 2009-1)が大きな反響とブー
ムを呼び、ここ日本でも急速に再評価が進んでいる19世紀-20世紀フランスの作曲
家シャルル・ケックラン(ケクラン)。
この"ヴァイオリン"と"ピアノ"が主役を務める「室内楽作品集」では、ヴァイオリ
ンのリシーやホルンのヴラダーといったウィーン・フィルのメンバーたちとイギリ
スの指揮者&ピアニスト、レイサム=ケーニッヒという豪華な布陣が実現!
ミヨーから"音楽の魔術師"と評されたケックラン特有の優美な旋律と卓越した対
位法、カラフルな和声を、"ピアノ・ソロ"から"四重奏"という小規模な編成のた
めに作曲された小品で心行くまでご堪能下さい!ケックラン・ファン要注目!
1998年8月、スタジオ・バウムガルテン(ウィーン)での録音。

VMS 208 \2300
シューベルト:
弦楽四重奏曲第15番ト長調D.887/弦楽四重奏曲第10番変ホ長調D.87
フーゴ・ヴォルフ四重奏団
フーゴ・ヴォルフ四重奏団は、ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団の第1コン
サートマスター、セバスチャン・ギュルトラーや、ウィーン・コンツェントゥス・
ムジクスのソロ・ヴィオラ奏者ゲルトルート・ヴァインマイスターなど、ウィーン
国立音楽大学で学んだ実力者たちによって1993年に結成されたオーストリアのアン
サンブル。
ウィーン・コンツェルトハウス、ムジークフェライン・ザールへのデビューも果た
し、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団特別賞を贈られた"ウィーンの弦"による
シューベルトはこれまた格別。

VMS 206 \2300
ハープ・リサイタル - カーネギー・ホール ――
クロフト:組曲第4番/パリー:ソナタ ニ長調/カンドフ:4つのリコレクション/
アッセルマン:演奏会用練習曲Op.27、ジプシー/ブリテン:ハープのための組曲
/トゥルニエ:前奏曲と舞曲
スザンナ・クリンチャロワ(ハープ)
フランスのパリを拠点として、ベルギー国立管、ソフィア・フィルなどオーケス
トラとの共演やソリストとして活動するブルガリアの女流ハーピスト、スザンナ・
クリンチャロワのカーネギー・ホール・ライヴ。
ハーピストたちの重要レパートリー、ブリテンの「ハープのための組曲」など、
カーネギー・ホールのヴァイル・コンサート・ホールに響くクリスタルのような
輝かしいサウンドが心に染み渡る。

VMS 185 \2300
ドリームタイム ―― ドリーム/ジィリール/アース
ヴルフィン・リースケ(ギター)、ウィリアム・バートン(ディジェリドゥー)
オーストラリアの先住民族アボリジニの伝統楽器ディジェリドゥーとギターのが
繰り広げる摩訶不思議で魅惑の即興世界。ギターの下でうごめくかのようなディ
ジェリドゥーのサウンドに興味を惹かれること請け合い。
オーストリアののトップ・ギタリスト、ヴルフィン・リースケとタッグを組む
ウィリアム・バートンは、北西クイーンズランドのマウントアイザ出身のディジェ
リドゥー奏者。現代オーストラリアでも有数のディジェリドゥー奏者としての呼
び声も高い。




<Extraplatte>
EX 646-2 \2300
ウィーン・ブラス - ライヴ・イン・タイペイ ――
レンウィック:ダンス/作曲者不詳(コルプ編):ソナタ/シャイト(P・ジョーンズ
編):戦いの組曲/ル・ジュヌ(カンス編):春がまためぐりくる/モーツァルト(カ
ウツキー編):夜の女王のアリア/スッペ(カウツキー編):喜歌劇《軽騎兵》序曲/
メンデルスゾーン(シヴィル編):タランテラ/ビゼー(コルプ編):カルメン組曲/
シュヴェルトシク:クーレンヴィクト/ピルヒナー:Almweis-edelrausch、中央ヨ
ーロッパの灌漑/ヴィッサー:皆様ワルツを/シュトラウスII世(コルプ編):トリッ
チ・トラッチ・ポルカ/ワイスバッハ:グーテ・ファート/フチーク(コルプ編):
剣士の入場/ワイスバッハ(コルプ編):トランペット・ポルカI/伝承曲:ジャガポ
ルカ/ワイスバッハ(コルプ編):トランペット・ポルカII
ウィーン・ブラス
ウィーン・トーンキュスラー管のトランペット奏者ヘルムート・デンマーとルディ
・コルプたちによって結成されたウィーン・ブラスは、あのハンス・ガンシュ率
いるアート・オヴ・ブラス・ウィーンと並ぶウィーンのもう1つの強力金管五重奏
団。
1990年に台湾の台北ナショナル・コンサート・ホールで行われたライヴのプログラ
ムには、お馴染みのアレンジ作品あり、オリジナル作品あり、オーストリア勢お
得意のピルヒナーあり!
ライヴのちょっとしたキズはご愛嬌!?随所に遊び心が感じられる賑やかで楽し
いブラスの宴です。

EX 729-2 \2300
ブラームス:
スケルツォ変ホ短調Op.4、クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1、
クラリネット三重奏曲イ短調Op.114
ハイネ:アルテ・カミンシュトゥック
シュトルム:片いなかで
ヘッセ:アンダンテ
ザール:ダス・オルター
マイレーダー:ソネット
ゲーテ:旅行食
ベルンハルト・直樹・ヘーデンボルク(チェロ)、
フェルディナンド・スタイナー(クラリネット)、
フランチェスカ・カルドーネ(ピアノ)、ハンネ・アイヒマン(語り)
ハインリヒ・シフにその才能を認めらたウィーンと日本の伝統を受け継ぐ注目の
チェリスト、ベルンハルト・直樹・ヘーデンボルクが参加するブラームスの室内
楽作品集。
モーツァルテウム管弦楽団の首席クラリネット奏者フェルディナンド・スタイナ
ーや、ペライア、パドゥラ=スコダから教えを受けたイタリアの女流ピアニスト、
フランチェスカ・カルドーネなど共演陣もハイレベル。
ハイネやゲーテなど当時の作曲家たちにとって重要な存在だった詩人たちの詩の
朗読と、ブラームスの音楽を結びつけたプログラム構成も興味深い。

EX 701-2 \2300
モンテヴェルディ:マドリガーレ集 ――
私が私の生命を愛しても、羊飼いの娘フーミア、まだ陽は昇っていなかった、恋
人の燃える瞳をじっと見つめていた時に、去れむごき者、つれないアマリッリ、
この暴虐なる愛の神は、西風が帰り、おお金色の髪、今や天も地も、私は恋に燃
えているが、さあさあ愛らしい羊飼いたち/デ・ローレ:Dalle belle contrade
d'oriente/インジェニェーリ:Vaghi Boschetti Di Soavi Allori
アンサンブル15.21、ドルチェ・リゾナンツァ
オーストリアの8人の声楽家たちによって結成されたルネサンス&バロックを専門
とするヴォーカル・アンサンブル、"アンサンブル15.21"のデビュー・アルバム。
古楽唱法に長けた気鋭の声楽家たちが歌うモンテヴェルディのマドリガーレは、
特にソプラノの伸びやかで澄んだ歌声が印象的。

EX 680-2 \2300
ストロークス ――
ワーゲンドリステル:スイート・スーツ/ハイニッシュ:ナハトムジーク/スウェ
イン:カント/フライシッツァー:フォーレプレイ/キール:Mへのアリア
マリア・フロドゥル(チェロ)
グラーツ生まれのグラーツ育ち。1995年からウィーン劇場協会管弦楽団のソロ・
チェロ奏者として活躍する女流奏者マリア・フロードルが弾く無伴奏作品集。
コンサートとレコーディングのためにフロドゥル自身が企画したプログラム"スト
ロークス"は、現役で活躍中の5人の現代作曲家たちの作品。様々な作風の中から
高い集中力がビシビシと伝わってくる。

EX 718-2 \2300
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》
エリーザ・シュミットと仲間たち
エリーザ・シュミットは、ウィーン響のコンサートマスター、フローリアン・ツ
ヴィアウアーやウィーン・フィルのコンサート・マスター、ウェルナー・ヒンク
に師事したオーストリアの女流ヴァイオリニスト。
ハンガリー留学時代の仲間たちが集まりレコーディングされた「四季」では、
「春夏秋冬」各曲の冒頭に1分ほどのナレーションを加えるなど他の「四季」との
違いを打ち出している。




<Onyx>
ONYX 4051 \2180
ボロディン:弦楽四重奏曲第1番イ長調Op.4
ストラヴィンスキー:弦楽四重奏のためのコンチェルティーノ
ミャスコフスキー:弦楽四重奏曲第13番イ短調Op.86
ボロディン・クヮルテット〔ルーベン・アハロニアン(第1ヴァイオリン)、ア
ンドレイ・アブラメンコフ(第2ヴァイオリン)、イーゴル・ナイディン(ヴィオ
ラ)、ウラディーミル・バルシン(チェロ)〕
伝説的名手ドゥビンスキーを軸としたオリジナル・メンバーの1人であり、創設
から2007年までの60年以上に渡りチェリストとして君臨してきたヴァレンティ
ン・ベルリンスキーの逝去によって1つの歴史に幕を下ろしたロシアの伝説、ボ
ロディン・クヮルテット。
新たな局面を向かえベルリンスキーの後継者として新チェリスト、ウラディー
ミル・バルシンが加わった新生ボロディン・クヮルテットのオニックス(ONYX)
第2弾は、ボロディンの「弦楽四重奏曲第1番」がメインのオール・ロシアン・
プログラム!
後に12の楽器のために編曲されるストラヴィンスキーの傑作「弦楽四重奏のた
めのコンチェルティーノ」、ロシアの偉大なるシンフォニスト、ミャスコフス
キー最後の弦楽四重奏曲「第13番」などのロシア物もかなり魅力的。




<Lyrita>(Lyritaはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
SRCD.2337 4枚組 \4360
リリタ創立50周年記念盤Vol.1 ――
オルウィン:交響詩《魔法の島》/アーノルド:イギリス舞曲集第2巻Op.33/
J・S・バッハ:トッカータとフーガ ニ短調BWV.565/バントック:ロシアの情景
/バックス:北方のバラード第1番/ベンジャミン:序曲《イタリアのコメディ》
/W・S・ベネット:奇想曲ホ長調Op.22/L・バークリー:弦楽セレナードOp.12
/ブリス:組曲《アダム・ゼロ》/ブリッジ:弦楽オーケストラのための組曲
/W・ブッシュ:チェロ協奏曲より 第2楽章/G・ブッシュ:ヨーリック序曲/
バターワース:狂詩曲《シュラップシャーの若者》/コーツ:メドウ・トゥ・
メイフェア組曲より/コールリッジ=テイラー:女王のワルツ/クック:ジャベ
ツと悪魔/ディーリアス:村のロメオとジュリエット/フィンジ:エクローグ/
フォウルズ:3つのマントラより 第2番/ギッブス:舞踏組曲《ファンシー・ドレ
ス》/ギップス:ホルン協奏曲Op.58/ハドリー:春のある朝/ホディノット:
ウェールズ舞曲集第2巻Op.64/ホルスト:日本組曲Op.33/ハウエルズ:メリー・
アイ/ハールストーン:ハンガリー民謡による変奏曲/アイアランド:忘れられ
た儀式
エイドリアン・ボールト(指揮)、ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
マルコム・アーノルド(指揮)、ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)、
ロンドン交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
デイヴィッド・パイアット(ホルン)他
創業者リチャード・イッターによって設立されたイギリス音楽のパイオニア、
リリタ(Lyrita)の創設50周年記念セット2タイトル!
"50周年"を記念したセットには、ダイヤのように輝くリリタの録音の中から選
りすぐられた"50人の作曲家"の"50作品"を収録しており、「Vol.1」はイニシャ
ルが"A-I"の作曲者たち。
ちなみにホルストの作品の中から選ばれたのは、ボールトが指揮する「日本組
曲」。他にも日本でもお馴染みのアーノルドやブリスの自作自演などお宝音源
がギッシリ!

SRCD.2338 4枚組 \4360
リリタ創立50周年記念盤Vol.2 ――
ジェイコブ:交響曲第1番より 第1楽章/ジョーンズ:幻想的舞曲/ジュベア:交
響曲第1番Op.20より 第4楽章/ランバート:管弦楽のための音楽/リー:チェン
バロのためのコンチェルティーノ/ロイド:交響曲第4番より 第1楽章/マコン
キー:弦楽のための音楽/マサイアス:シンフォニエッタ/モーラン:狂詩曲第2
番/ハリー:交響的変奏曲/ロースソーン:交響的練習曲/ルーサム:交響曲
第1番ハ短調より 第4楽章/ラッブラ:交響曲第4番Op.53より 第1楽章/スコッ
ト:ピアノと管弦楽のための詩曲《ある朝》/スタンフォード:アイルランド狂
詩曲第4番Op.141/スティル:交響曲第3番より 第2楽章/テイト:ロンドン・
フィールズ/ヴォーン=ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲/
ウォルトン:子供のための音楽/ワーロック:古い歌/G・ウィリアムズ:バラー
ド/ウィリアムソン:序曲《サンティアゴ・デ・エスパーダ》/ワーズワース:
交響曲第3番ハ長調p.48より 第2楽章/
エイドリアン・ボールト(指揮)、ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
ブライデン・トムソン(指揮)、ノーマン・デル・マー(指揮)、
ロンドン交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
ジョン・オグドン(ピアノ)、他
リリタの創立50周年記念セット「Vol.2」は、"J"のゴードン・ジェイコブから
"W"のウィリアム・ワーズワース。
今でこそ再評価が進んでいるモーランやラッブラ、シリル・スコット、スタン
フォードなどの音楽にいち早く着目したリリタのセンスや功績に感服。

REAM.2111 2枚組 \4360
フランスとブラジルのピアノ作品集 ――
プーランク:3つの常動曲、組曲ハ長調、ナポリ、パストゥレル、2つのノヴェ
レッテ、プレスト、主題と変奏、ファリャの主題によるノヴェレッテ/ヴィラ
=ロボス:ブラジルの印象、カボクロの伝説、《実用の手引き》からの5つの小
品/ヴィアナ:コルタ・ジャッカ/ミニョーネ:ボトクード族の踊り、ソナチナ
第4番
エリザベス・パウエル(ピアノ)
リリタのモノラル録音復刻シリーズに登場するのは、このレーベルとしは非常
に珍しい"イギリス以外"の音楽、"欧州"フランスと"南米"ブラジルのピアノ作
品集。
プーランクやヴィラ=ロボスだけでなく、ブラジルのフルトゥオーゾ・ヴィア
ナ(1896-1976)やフランシスコ・ミニョーネ(1897-1986)の作品を掘り起こして
くるところはさすがリリタ。開拓者精神がキラリと光るプログラムである。
1959年&1960年の録音。




<Nimbus>(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 5848 \2080
C・P・E・バッハ:チェロと弦楽、通奏低音のための協奏曲集 ――
協奏曲イ短調Wq.170/協奏曲変ロ長調.171/協奏曲イ長調Wq.172
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)、スコティッシュ・アンサンブル
近年ニンバスをメイン・ステージとして録音活動を続けているイギリスの大チェ
リスト、ラファエル・ウォルフィッシュ。
作曲者自身が弾くピアノとデュオを組んだシチェドリンの「チェロ作品集」
(NI 5831)など、近現代作品を集中して弾き込んできたウォルフィッシュが歴
史をさかのぼりC・P・E・バッハの世界へ。
テクニカルなソロ・パートを鮮やかにこなしていくウォルフィッシュのチェロ
は巨匠の風格十分。2008年4月の録音。

NI 6112 \2080
ベートーヴェン:七重奏曲変ホ長調Op.20/セレナード ニ長調Op.25
アンサンブル360
2005年に平均年齢30歳未満というイギリスの精鋭たちによって結成された室内
楽団"アンサンブル360"がニンバス初登場。
デビュー盤のモーツァルトが英BBCミュージック・マガジンで星5つの最高評価
を獲得するなど、フレッシュで質の高い演奏は多方面から称賛されている。
活動停止となってしまった"ASV"を離れ新たな活躍の場を得たアンサンブル360
の飛躍が楽しみ。2007年の録音。

NI 5619/23 5枚組 \5400
スペインのピアノ作品集 ――
トゥリーナ:ジプシー舞曲集第1集Op.55、ジブシー舞曲集第2集Op.84、アルモ
ドバールの城Op.65、セビリアOp.2、3つのアンダルシア舞曲Op.8、スペインの
女たち第1集Op.17、スペインの女たち第2集Op.73、サンルーカル・デ・バラメ
ダOp.24、旅のアルバムOp.15/ファリャ:演奏会用アレグロ、マズルカ、アン
ダルシアのセレナータ、夜想曲、バルス・カプリーチョ、セレナータ、歌、小
人の行列、ヴォルガの舟歌、ドビュッシーの墓に捧げる讃歌、ポール・デュカ
スの墓のために、4つのスペイン風小品、アンダルシア幻想曲/モンポウ:内な
る印象、郊外、子供の情景、魔法、ショパンの主題による変奏曲、前奏曲第1番
-第10番、歌と踊り第1番-第12番、第14番
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
あのスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、アムランも驚く(?)凄まじい
数のレパートリーの持ち主マーティン・ジョーンズ。
ヒット作コルンゴルトに代表されるヨーロッパのピアノ作品から、アメリカの
ガーシュウィン、アルゼンチンのグァスタビーノまでを徹底的に弾きまくるニ
ンバスの看板ピアニストのスパニッシュ・アルバム第2集は、トゥリーナ、ファ
リャ、モンポウ。20世紀スペインのピアノ作品が持つ情熱と陰影が上手く表現
された好演である。1995年-1997年の録音。弊社初紹介。

NI 5546 \2080
イギリス宮廷の音楽 ――
ヘンデル:王宮の花火の音楽/ダウランド:流れよわが涙、ご婦人向きの小間物
はいかが/パーセル:トランペット・チューンとエアー/ロック:ヒズ・マジェ
スティーズ・サクバッツ&コルネッツのための音楽/パーセル:トランペット
と弦楽のためのソナタ/スチュアート時代の仮面劇 - ジョンソン、ギボンズ、
ラニエ、アドソンなど/パーセル:ディドの嘆き/ヘンリー8世:よき友との気晴
らし
ファイン・アーツ・ブラス・アンサンブル、トリストラム・フライ(打楽器)
アーノルドの新定番「金管楽器のための室内楽作品全集」(NI 5804)が話題と
なった金管五重奏団ファイン・アーツ・ブラス・アンサンブル。
イギリスの宮廷音楽を金管五重奏で吹いてしまうバロック・アルバムは、ヘン
デル、パーセルからヘンリー8世までと錚々たる顔ぶれ。曇りのないブリリアン
トなサウンドが安定感抜群の演奏を披露してくれる。アンサンブルと作品の相
性、ホルン奏者ロバーツによるアレンジの完成度もバッチリ。
1994年の録音。弊社初紹介。

NI 5553 \2080
メンデルスゾーン:
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49/ピアノ三重奏曲第2番ハ短調Op.66
ウィーン・ピアノ・トリオ
ウィーン・ピアノ・トリオはオーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団の
コンサート・マスター、ヴォルフガング・レディクを中心として1988年に結成
されたオーストリアのアンサンブル。
ニンバスからリリースされているドヴォルザーク、ベートーヴェン、ハイドン
などの演奏は、英グラモフォン誌や英BBCラジオ3レコード・レビューで高い評
価を受けている。1997年の録音。弊社初紹介。

NI 5551/2 2枚組 \3180
アラン:オルガン作品全集 ――
組曲/風土/前奏曲とフーガ/2つのコラール/アリア/ルシー・クレアトール
の名による変奏曲/鳴り響く二つの音による子守歌/世俗的前奏曲第1番/世俗
的前奏曲第2番/モノディ/フリギア旋法によるバラード/シトー修道会の聖体
奉挙のためのコラール/クレマン・ジャヌカンの主題による変奏曲/空中庭園
/リタニア/ファンタスマゴリー/3つの舞曲/グラーヴェ/小さな小品/間奏
曲/ラメント/幻想曲第1番/幻想曲第2番/アニュイ・ヤヴィシュタの2つの舞
曲/古い旋法によるラメント/ファの旋法によるフーガ/唱句のコラール/子
守歌/ジュール・ルメートル/シャン・ドンネ/アンダンテ/ポストリュード
/ジュアン・アランのメモ帳8冊目の21ページ
ケヴィン・ボウヤー(オルガン)
フランスの名オルガニスト、マリー=クレール・アラン(1926-)の兄であり、第
二次世界大戦の戦火に巻き込まれ29歳という若さで非業の死を遂げたジュアン
・アラン(1911-1940)オルガン作品全集。
バッハのオルガン作品を網羅し近現代作品にも積極的な名手ケヴィン・ボウヤ
ーの演奏は、ジュアン・アランのオルガン作品の真価を現代に伝える重要な役
割を持つ。1997年の録音。弊社初紹介。

NI 5547 \2080
パリ1200 - ペロタン&レオナン ――
12世紀フランスの聖歌とポリフォニー集
ライオンハート
ペロタン(ペロティヌス)とレオナン(レオニヌス)が活躍したとされる1200年頃
のパリで歌われたポリフォニーによる聖歌集。
ライオンハートは、中世ルネサンスからコンテンポラリーまでの幅広いレパー
トリーを持つ男声6重唱のヴォーカル・アンサンブル。カンザス・シティ・コー
ラルなどで磨かれた6つの歌声が生むハーモニーは荘厳であり高貴な雰囲気を漂
わせいる。1997年の録音。弊社初紹介。




<Raumklang edition apollon>
RK ap 10108 \2300
憩いなき恋 ――
シューマン:憩いなき愛、吟遊詩人、はすの花、春の誘い/シュタインアッカ
ー:月に寄せて*、希望*、憧れ*/メンデルスゾーン:6つの歌Op.50/ミューリ
ンク:交わりの歌*、私の最愛の人へ*、夕べの歌*/メンデルスゾーン:ゲーテ
の葬儀に捧げる歌*/シューマン:露にぬれたばら、秋風ようらむな、海の真中
に/ツェルナー:今日のメニュー/マルシュナー:遺言、愛の告白*/メンデル
スゾーン:夕べのセレナード、ジプシーの歌、南国にて/マルシュナー:セレナ
ード
アンサンブル・アマコード〔ヴォルフラム・ラットケ(テノール)、マルティン
・ラットケ(テノール)、フランク・オツィメク(バリトン)、ダニエル・クナウ
フト(バス)、ホルガー・クラウゼ(バス)〕
「アマコードはヒリヤード・アンサンブルに対するドイツの答えだ。」-独フラ
ンクフルター・ルンドシャウ紙
J・S・バッハがカントール(音楽監督)を務めていたことでも知られる名門中の
名門、ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団の元メンバーたちにより1992年秋に
結成されたドイツのア・カペラ・グループ、アンサンブル・アマコード。
アンサンブル・アマコードにとって初となるオール・ドイツ・プログラムには、
メンデルスゾーン研究家として高名なラルフ・ヴェーナーが発見したメンデル
スゾーンの「ゲーテの葬儀に捧げる歌(Weihgesang zur Trauerfeier von
Goethe)」など、世界初録音となる8作品を収録。
この「憩いなき恋」には、19世紀のドイツで誕生した知られざる合唱作品の復
興を願うアンサンブル・アマコードのメンバーたちの情熱があふれている。




<Halle>(Halleはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
CDHLL 7524 \1780
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
クリスティアン・マンデール(指揮)、ハレ管弦楽団
ハレ管弦楽団の自主レーベル"Halle"に首席客演指揮者クリスティアン・マンデ
ールが初登場!プログラムはブルックナーの「交響曲第9番」!
1946年生まれのマンデールはブカレスト音楽院で学んだ後、ベルリンでカラヤ
ン、ミュンヘンでチェビダッケから指揮法を学んだルーマニアのマエストロ。
ドイツ語圏の後期ロマン派音楽、特にブルックナー、ブラームスを得意とし、
ハレ管弦楽団150年の歴史の中で初の"首席客演指揮者"として迎えられたマンデ
ール。
英国屈指の歴史を持つオーケストラに新風を吹き込む存在としてその手腕に大
きな期待が寄せられている。"Halle"レーベル初のブルックナー、これは注目で
す。




<Nimbus>(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 5849 \2080
アルフテル:ピアノ作品集 ――
スペイン風/たそがれ/陽気なマーチ/子供のための小品/ピアノ・ソナタ/
3つの舞曲/挨拶/リカルド・ヴィニェスを偲んで/ドゥルシネアのセレナータ
/プレゴン/ハバネラ/前奏曲と舞曲/秋の夜想曲 - ショパンの思い出/ソナ
タ - ドメニコ・スカルラッティへのオマージュ/ロドルフォ・アルフテルへの
オマージュ/フェデリコ・モンポウへのオマージュ/ホアキン・トゥリーナへ
のオマージュ
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
あのアムランやカツァリスにも匹敵(?)する名曲秘曲の鬼、マーティン・ジョ
ーンズがスポットライトをあてるのは、20世紀スペインの作曲家アルフテル(ハ
ルフテル)兄弟の弟、エルネスト・アルフテル(1905-1989)のピアノ作品。
新スカルラッティ様式、スペイン国民楽派、新古典主義などの様々なスタイル
を取り入れたアルフテルは、1925年と1983年には栄誉あるスペイン国家賞を受
賞するなど、20世紀後期のスペインを代表する作曲家の1人である。
2006年11月&2007年5月の録音。

NI 5850 \2080
フレスコバルディ:チェンバロ作品集Vol.1 ――
オル・ケ・ノイ・リメーナによるカプリッチョ/ロマネスクのアリアによるパ
ルティータ/トッカータ第10番/トッカータ第11番/トッカータ第8番/パッサ
カリアによる100のパルティータ/トッカータ第9番/トッカータ第1番/カン
ツォーナ第4番/トッカータ第1番/トッカータ第12番/アルカデルトのマドリ
ガーレによるパッサジャート
リチャード・レスター(チェンバロ)
全7巻総枚数37枚というスケールの"スカルラッティ鍵盤作品全集"を完成させた
イギリスの鍵盤奏者リチャード・レスターの新プロジェクトは、初期バロック
時代のイタリアの巨匠フレスコバルディのチェンバロ作品集。
作曲者存命当時の1619年頃に製作されたジョヴァンニ・バティスタ・ボーニ
(c.1619)のチェンバロとフレスコバルディの作品とのブレンド具合も楽しみな
ところ。

NI 2546/8 3枚組 \3780
ジョプリン:ラグ、マーチ&ワルツ全集 ――
メープル・リーフ・ラグ/オリジナル・ラグ/フェイヴァリット/イージー・
ウィナーズ/ピーチェリン・ラグ/ジ・エンターテイナー/ストレニュアス・
ライフ/エリート・シンコペーションズ/アラバマからのそよ風/パーム・リ
ーフ・ラグ/しだれ柳/カスケード/シカモア/菊の花/レオーラ/ユージニ
ア/ラグタイム・ダンス/ノンパレル/リフレクション・ラグ/グラジオラス
・ラグ/サーチライト・ラグ/ローズ・リーフ・ラグ/パイナップル・ラグ/
フィグ・リーフ・ラグ/シュガー・ケーン/カントリー・クラブ/パラゴン・
ラグ/ウォール・ストリート・ラグ/ユーフォニック・サウンズ/ソラース/
ストップタイム・ラグ/スコット・ジョプリンの新しいラグ/シルバー・スワ
ン・ラグ/マグネティック・ラグ/クラッシュ・コリション・マーチ/ハーモ
ニー・クラブ・ワルツ/コンビネーション・マーチ/スワイペシー・ケーク・
ウォーク/オーガスタン・クラブ・ワルツ/サンフラワー・スロー・ドラッグ
/クレオファ/マーチ・マジェスティック/サムシング・ドゥーイング/ベシ
ーナ/ローズバッド/ビンクス・ワルツ/アントワネット/ヘリオトロープ・
ブーケット/リリー・クイーン/プレザント・モーメンツ/フェリシティ・ラ
グ/キスメット・ラグ
ウィリアム・オルブライト(ピアノ)
アメリカの"ラグタイム王"、スコット・ジョプリンの代名詞ラグはもちろんの
こと、マーチやワルツ、スコット・ハイデンとの共作を網羅したゴキゲンなピ
アノ・アルバム。
ジョプリンの出生作「メープル・リーフ・ラグ」や代名詞「ジ・エンターテイ
ナー」から晩年の作品までの計52曲が、聴き手を楽しく幸せな気分にさせてく
れる。
本格的なクラシックのピアニストであると同時に、ラグやジャズにも精通して
いたオルブライト(1944-1998)の肩の力を抜いたフリーな演奏が心地よい。
1989年12月16日-19日の録音。

NI 2551 \1780
アンドレス・セゴビアへのトリビュート ――
タンスマン:セゴビア/セゴビア:民謡集/ルーセル:セゴビアOp.29/ナルバエ
ス:皇帝の歌/C・P・E・バッハ:マーチ、シチリアーノ/ハイドン:メヌエット
&トリオ/ショパン:前奏曲Op.29-7/シューマン:ロマンス/ブラームス:ワル
ツOp.39-8/ポンセ:前奏曲/ムソルグスキー:古城/フランク:2つの小品/ド
ビュッシー:亜麻色の髪の乙女/スクリャービン:前奏曲Op.16-4/ミヨー:セゴ
ビアーナOp.366/セゴビア:光なき練習曲、ラ・マカレーナ、前奏曲第14番
ロ短調、練習曲ホ長調/カステルヌオーヴォ=テデスコ:セゴビアの名による
トナディーリャ
エリオット・フィスク(ギター)
アメリカが生んだ大ギタリスト、エリオット・フィスクのミュージック・マス
ターズ音源復刻第4弾は、最愛の師アンドレス・セゴビアに捧げる珠玉のギター
・アルバム。
セゴビア自身の作品や編曲、またこの20世紀ギター界の偉人に捧げられたタン
スマンやミヨー、ルーセル、カステルヌォーヴォ=テデスコの作品(どの作品
にも"セゴビア"の文字が!)を、セゴビアの芸術の継承者エリオット・フィス
クが1つ1つ大切に奏でる。ギター関係者大注目のアルバムです!
1996年5月17日-20日の録音。




<BMS>(BMSはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
BMS424CD \2180
マッケイブ:変奏曲Op.22/朝の歌(練習曲第4番)/ガウディ(練習曲第3番)/
5つのバガテル/モザイク(練習曲第6番)/ハイドン変奏曲
ジョン・マッケイブ(ピアノ)
"英国音楽協会(The British Music Society)"の会長であり"BMSレーベル"の主
宰者、ジョン・マッケイブの自作自演集!ハイドンのソナタやイギリス音楽の
演奏にも定評のあるマッケイブだが、作曲家としても近現代のイギリスを牽引
する実力の持ち主。
ここでは1963年から1983年の20年間に作曲された6作品の自作自演集の中では、
特にハイドンのピアノソナタ第32番の第1楽章を主題として「ハイドン変奏曲」
が聴きどころ。
※CD-R盤、通常プレス盤が混在する可能性がございます。予めご了承下さい。

BMS423CD \2180
イギリスのチェロ・ソナタ集 ――
フォウルズ:チェロ・ソナタOp.6/ウォーカー:チェロ・ソナタ へ短調Op.41
/ボーウェン:チェロ・ソナタ イ長調Op.64(全曲世界初録音)
ジョー・コール(チェロ)、ジョン・タルボット(ピアノ)
タイトル通り"イギリス一色"のチェロ・ソナタ集には、「ワールド・レクイエ
ム」の復活再演が話題となったジョン・フォウルズ、インドのムンバイ(ボン
ベイ)出身のアーネスト・ウォーカー、そして近年再評価が著しい"イギリスの
ラフマニノフ"ヨーク・ボーウェンが名を連ねる。
ジョー・コールは、海外サッカー・ファンならばピンとくる(?)名前のイギリ
ス人女流チェリスト。シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアの副首席、ASMF
のメンバー、コヴェント・ガーデン王立歌劇場の客演首席などを務める英国女
流チェリストのスターである。全曲世界初録音。
1997年10月-12月の録音。

BMS418CD \2180
イギリスのピアノ三重奏曲集 ―― ブ
リッジ:幻想曲ハ短調/フリスキン:幻想曲ホ短調/アイアランド:幻想曲イ短調
/モーラン:ピアノ三重奏曲ニ長調
カンタメン〔キャロライン・ボールディング(ヴァイオリン)、ジョー・コール
(チェロ)、ティモシー・リッシモア(ピアノ)〕
ブリッジ、アイアランド、モーランなど英国音楽ファンにはお馴染みの顔ぶれ
に加えて、グラスゴー生まれのスタンフォード門下生、ジェームズ・フリスキ
ン(1886-1967)の幻想曲など珍しい"ピアノ三重奏曲"4作品を収録。
カンタメンは、ティペットの歌劇「アイスブレイク」からの組曲や新作の世界
初演を数多く手がけるイギリスのピアノ三重奏団。
1996年3月22日-24日の録音。

BMS417CD \2180
春の歌 - イギリスの合唱作品集 ――
モーラン:春の歌、もう泣かないで悲しみの泉よ、バラのつぼみは摘めるうち
に摘め、棺架の上で生まれるロビン・フッド、ジョリー・カーター、船乗りと
若いナンシー、アイルランドの悲歌/ベンジャミン:3つの神秘的な小品/ベイ
ントン:オープン・ザ・ゲート、夜、荒野で/ハワード:悪魔の宴
スティーヴン・ジョーンズ(指揮)、
シティ・チェンバー・コアー・オヴ・ロンドン
イギリス、ロンドンの合唱団によるイギリスの作曲家の無伴奏合唱のためのパ
ートソング集。
アーネスト・ジョン・モーラン(1894-1950)の「春の歌」は全曲を収録してお
り、選曲のための参考音源としても活躍しそう。
1995年10月28日-29日の録音。




<Prima Voce>(Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 7849 \1700
フリーダ・ヘンペル - 録音集 ――
ヴェルディ:歌劇《リゴレット》より 慕わしい人の名は/ドニゼッティ:歌劇
《ランメルモールのルチア》より 優しいささやき/ロッシーニ:歌劇《セビ
リャの理髪師》より 今の歌声は/モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》より
とうとう嬉しい時が来た、歌劇《魔笛》より 私の運命は苦しみに満ちて、復
讐の心は地獄のように/他
フリーダ・ヘンペル(ソプラノ)、様々なアーティスト
ニンバスのテクノロジーによって78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、
デジタル化を行う復刻シリーズ「プリマ・ヴォーチェ」は往年の名歌手たちの
歌声を聴くことができる貴重な録音。
ライプツィヒ生まれのソプラノ、フリーダ・ヘンペル(1885-1955)の歌声を復
刻。1910年-1935年の録音。弊社初紹介

NI 7850 \1700
アントニオ・コルティス - オペラ・アリア集 ――
ヴェルディ:歌劇《リゴレット》より あれかこれか、あの娘はさらわれてしま
った、女心の歌/ビゼー:歌劇《カルメン》より お前が投げたこの花は/グノ
ー:歌劇《ファウスト》より ようこそ!おお、私にとって最後の朝よ!/マス
ネ:歌劇《マノン》より 消え去れ、優しい面影よ/他
アントニオ・コルティス(テノール)、様々なアーティスト
スペインの大テノール、アントニオ・コルティス(1891-1952)が歌うオペラ・ア
リア集。1925年-1930年の録音。弊社初紹介

NI 7851 \1700
伝説の歌声 ――
ベッリーニ:歌劇《夢遊病の女》より ああ、最高に嬉しいの (テトラッツィー
ニ)/ゴメス:歌劇《奴隷》より Qui fortuna insistenza ... Quando nascesti
tu(カルーソー)/プッチーニ:歌劇《トスカ》より 歌に生き、恋に生き(ポン
セル)/トマ:歌劇《ミニョン》より うぶなあの人は信じなかった(スキーパ)
/ヴェルディ:歌劇《リゴレット》より 哀れなリゴレット(デ・ルカ)/他
様々なアーティスト
プリマ・ヴォーチェが持つ往年の名歌手たちの歌声を集めたハイライト・アル
バム。1911年-1962年の録音。弊社初紹介




<Avie>
AV 2192 \2180
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18/ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
シモン・トルプチェスキ(ピアノ)、
ワシリー・ペトレンコ(指揮)、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団

AV 2188 \2180
ラフマニノフ:交響的舞曲Op.45/交響詩《死の島》Op.29/幻想曲《岩》Op.7
ワシリー・ペトレンコ(指揮)、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
2006年にロイヤル・リヴァプール・フィルの歴史上最年少の若さでプリンシパル
・コンダクター(首席指揮者)に着任するなど輝かしいサクセス・ストーリーを歩
むロシアの若きマエストロ、ワシリー・ペトレンコ。
着任以降、瞬く間にロイヤル・リヴァプール・フィルを再び世界の第一線に押し
上げたペトレンコは、2009年にチーフ・コンダクターへと昇格すると同時に2015
年までの契約延長が決定。
さらには2007年には英グラモフォン誌のヤング・アーティスト・オヴ・ザ・イヤ
ーに選出され、英国ナショナル・ユース・オーケストラの首席指揮者に抜擢され
るなど、今を輝く若手指揮者陣の中でも特に注目を集めるホットな存在なのであ
る!
ロシア作品に絶対の自信を持つペトレンコとロイヤル・リヴァプール・フィルの
"ラフマニノフ・シリーズ"から、「ピアノ協奏曲集」&「交響的舞曲」の2タイト
ルが登場。
「ピアノ協奏曲第2番&第3番」では、旧ユーゴスラビア連邦の小国マケドニアが
生んだワールドクラスのピアニスト、シモン・トルプチェスキとのタッグが実現!
アヴィー(Avie)初登場となるトルプチェスキは、ジンマンやマゼール、デュトワ、
ノセダなど多くの名匠たちと共演を重ねる若き天才ピアニスト。
日本でも2006年に大野和士&新日本フィルとのコンビで凄演を繰り広げており、
旧ユーゴスラビア連邦崩壊の混乱を乗り越えてきたトルプチェスキの演奏はすで
に風格すら漂う。




<APR>
APR 7303 3枚組 \3780
モーツァルト&ハイドン録音全集1933-1947 ――
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466*(録音:1933年11月24日)、
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482+(録音:1935年6月6日)、
ロンド ニ長調K.382#(録音:1936年10月13日&11月30日)、
メヌエット ト長調K.1(録音:1933年11月25日)、
ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453#(録音:1937年5月7日)、
ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491*/**(録音:1937年3月3日)、
幻想曲ハ短調K.396(録音:1934年8月28日)、
ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331(録音:1933年4月28日)、
ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503++(録音:1947年10月10日)、
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330(録音:1937年3月6日)、
幻想曲ハ短調K.475(録音:1941年5月29日)、
ロマンス変イ長調K.Anh.205(録音:1941年5月29日)
ハイドン:ピアノ協奏曲ニ短調Hob.XVIII-11##(録音:1942年10月19日-22日)
エドウィン・フィッシャー(ピアノ&指揮)、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団*、
ジョン・バルビローリ(指揮)+、
エドウィン・フィッシャー室内管弦楽団#、
ローレンス・コリングウッド(指揮)**、
ヨーゼフ・クリップス(指揮)++、
フィルハーモニア管弦楽団++、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団##
20世紀スイスの偉大なるピアニストにして名教師、エドウィン・フィッシャー
(1886-1960)のモーツァルト&ハイドンの協奏曲録音がボックス・セットになって
新装登場!
フィッシャー自身の弾き振りによるモーツァルトの協奏曲やソロ録音は現代に伝わ
る20世紀の遺産と言えるだろう。またウィーン・フィルを弾き振りしたハイドン
の「ピアノ協奏曲ニ短調Hob.XVIII-11」はフィッシャー唯一のハイドンの協奏曲
録音と伝わる演奏。
APR 5523、5524&5525からの移行新装発売。




<Dal Segno>
DSPRCD 047 \2180
エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調Op.82
バックス:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調
タスミン・リトル(ヴァイオリン)、
マーティン・ロスコー(ピアノ)
イギリスの名女流奏者タスミン・リトルとマーティン・ロスコーのデュオによる
"エルガー"&"バックス"という英国音楽ファン垂涎の名演が復活!
接すれば接するほど深みを増すタスミン・リトルが弾くエルガーの「ヴァイオリ
ン・ソナタ」。
これほどまでにエルガーのヴァイオリン・ソナタを見事に描くことのできるヴァイ
オリン奏者は世界広しと言えどもそう簡単には見つからないだろう。
1999年7月15日-27日の録音。gmn.comレーベルからの移行再発売。





<Clarinet Classics>
CC 0061 \2180
人騒がせな娘 - ラテン・アメリカとウィーンのクラリネット作品集 ――
マルケス:サラバンド変ロ長調/ドゥゼンヌ:クラリネット・ソナタ、人騒がせな娘
/モンティーリャ:レジストロ・デ・パハリージョ/アイゼンベルク:アーキコリ
ーニョ/プリンツ:クラリネット・ソナタ/エレリアス:ニエブラとセメント/ピ
アソラ(モンティーリャ編):眼を閉じて聴け
ホルヘ・モンティーリャ(クラリネット)、ハミルトン・テスカローロ(ピアノ)
全世界から注目を集めるベネズエラの音楽教育システム"エル・システマ"の卒業
生であり、シモン・ボリバル交響楽団の首席クラリネット奏者を務めるホルヘ・
モンティーリャのエキサイティングなラテン・アメリカ・プログラム。
メキシコ、ベネズエラ、ブラジル、アルゼンチンの作品に加えて、長きにわたり
ウィーン・フィルの首席クラリネット奏者として君臨し続けた往年の名奏者、ア
ルフレート・プリンツが2002年に作曲した「クラリネット・ソナタ」が!クラ
リネット関係者必聴!




<Brass Classics>
BC 3010 \2180
エンブレイシング・ザ・アンノウン ――
スワン:プレリュードとファンダンゴ/ペルヴァゾフ:/dev/jam/ケニー:エアリア
ル・カートグラフィ/ローリン:エンブレイシング・ザ・アンノウン/マクガイア:
ゲスト・ゼクステット
ジョン・ケニー(アルト&テナー&バス・トロンボーン)、
カトリオナ・マッケイ(ハープ)、エジンバラ弦楽四重奏団
アルト・トロンボーンとテナー・トロンボーン、バス・トロンボーンを吹き分ける
マルチ・トロンボーン・プレーヤー、ジョン・ケニーとハープ、弦楽四重奏とい
うなんとも不思議な組み合わせ。ローリンの「エンブレイシング・ザ・アンノウ
ン」では3種のトロンボーンを吹きこなすというのだから恐れ入る。しかもギルド
ホール音楽院と王立スコットランド音楽院のコンテンポラリー部門で教授を務め
るケニーはトロンボーンのご先祖様サックバットまで吹いてしまうという・・・。
降参です。




<Omnibus Classics>
CC 5003 \2180
ボール:ヴァイオリン協奏曲/木管三重奏のための《5つのバガテル》/ヘブリデ
スより/ケルトの薄明
トーマス・グールド(ヴァイオリン)、ポール・アーデン=テイラー(オーボエ)、
レスリー・クラヴァン(クラリネット)、セリア・バーキンショウ(ファゴット)、
クリストファー・ボール(指揮)、エメラルド・コンサート・オーケストラ
クリストファー・ボール(1936-)はジャック・ブライマー、レジナルド・ケル、
ジェルヴェーズ・ド・ペイエといった名クラリネット奏者たちの下で研鑽を積み、
1971年には古楽アンサンブル、プレトリウス・コンソートを創設。
指揮者としてバーミンガム市交響楽団の指揮台に立つなど多彩な才能を持つボー
ルの作品は、エルガー、フィンジ、ヴォーン=ウィリアムズの系譜を継ぐスタイ
ルが特徴。ふんだんに取り入れられたケルト民謡のメロディも魅力的。ケルト音
楽愛好家にオススメ。

CC 0042 \2180
メルカダンテ:
クラリネット協奏曲変ロ長調Op.101
フルート、クラリネットとホルンのためのコンチェルトーネ第1番ヘ長調
フルート、2つのクラリネットとホルンのためのコンチェルトーネ第2番ヘ長調
フルート、2つのクラリネットとホルンのためのコンチェルトーネ第3番ヘ長調
クラリネット協奏曲ヘ長調Op.76
ルイジ・マジストレッリ(クラリネット)、
ラウラ・マジストレッリ(クラリネット)、エレーナ・チェッコーニ(フルート)、
アルフレード・ペドレッティ(ホルン)、
ピエランジェロ・ジェルミーニ(指揮)、ラリオ室内管弦楽団
ロッシーニやベッリーニに続くイタリア・オペラの大作曲家サヴェリオ・メルカ
ダンテ(1795-1870)の"オペラ作曲家"としてではなく"器楽作曲家"としての姿と芸
術を収めたクラリネット協奏曲集。ソリストのルイジ・マジストレッリは、ディ
ーター・クレッカーやカール・ライスターのマスタークラスで学び、イタリアの
サンレモ交響楽団で首席奏者として活躍中。また国際クラリネット協会イタリア
支部のチェアマン、名門ミラノ音楽院の教授として後進の育成にも力を注いでい
る。2002年7月の録音。弊社初紹介。

CC 0044 \2180
シンプル・システム・クラリネットの100年――
ウィリアムズ:つかの間の思い/オーバーテュール:甘い夢Op.300/サマヴェル:ロ
マンスOp.4/ハーフォード・ロイド:デュオ・コンチェルタンテ/ジャーマン:牧
歌とブーレ/ウォルシュー:4つの瞑想曲/プラット:イスファハーンの思い出/ホ
ルブルック:夜想曲Op.55-1/グリーヴス:牧歌/ラヴロック:ロマンスとワルツ/
カース:ハッピー・チューン/ユイレ=スミス:ガヴォット/ダンヒル:幻想的組曲
Op.91
コリン・ローソン(クラリネット)、フランシス・ポット(ピアノ)
現在主流となっているベーム式やエーラー式のキー・システムではなく、バセッ
ト・ホルンでもない1900年頃に製作されたアルバート式(シンプル・システム)の
クラリネットの音色を楽しめるクラリネット・アルバム。
1850年から1950年の間に作曲されたクラリネット作品を吹くコリン・ローソンは、
英国王立音楽大学の学長を務めるイギリス・クラリネット界の大御所。ピリオド
奏者としても高名であり、高度なテクニックを要するアルバート式クラリネット
でも安定感抜群の演奏を聴かせてくれる。2002年9月の録音。弊社初紹介。

<C major>
70 1908(DVD-Video) \3500
PCMステレオ /dtsサラウンド5.1
ブルックナー:
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
交響曲第7番ホ長調
クリスティアン・ティーレマン(指)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
収録時期:2008年[第4番]・2006年[第7番](ライヴ)
収録場所:バーデン=バーデン・フェストシュピールハウス
(映像制作:ユニテル・クラシカ)
「ドイツの正当な伝統を継承する最右翼」と称され、欧米をはじめ日本でも熱狂
的な支持を集めるカリスマ指揮者クリスティアン・ティーレマン。ことし2010年
3月、ミュンヘン・フィルとの2度目の来日公演を目前に控えた絶好のタイミング
で緊急リリースが実現いたしました。当コンビは公演曲目にブルックナーの
第8交響曲を予定していますが、同じブルックナーの交響曲第4番「ロマンティッ
ク」と第7番とをカップリングしたライヴ映像作品というまさに願ってもない内容
です。
ティーレマンのブルックナー指揮者としての力量については、ミュンヘン・フィル
の総音楽監督に就任した2004年10月に行われた第5交響曲のライヴ・レコーディン
グをはじめ数々の実演でもすでに実証済み。過去にケンぺやチェリビダッケの薫
陶を授かった名門ミュンヘン・フィルに息づくブルックナー演奏に最適のひびき
を存分に活かし、ティーレマンがじっくりと遅めのテンポ設定で形づくる巨大な
音楽は、ブルックナー好きを大満足させています。このたびの2曲いずれもトラッ
クタイムから分かるように、多くのファンが期待する重厚長大なスタイルによる
演奏とおもわれます。名実ともに現代屈指と呼び声の高いティーレマン&ミュン
ヘン・フィルのブルックナー演奏をぜひともご堪能ください。
=トラックタイム=
・第4番「ロマンティック」
I.20’46”+II.17’46”+III.12’10”+IV.24’10”=TT.74’52”
・第7番
I.23’36”+II.24’39”+III.10’09”+IV.14’48”=TT.73’12”




<Profil>
PH 10002 \2180
「ハイドン:ピアノ・ソナタ集 / エフゲニー・コロリオフ」
ソナタ第35番ハ長調Hob.XVI-35
ソナタ第44番ト短調Hob.XVI-44
ソナタ第34番ホ短調Hob.XVI-34
ソナタ第48番ハ長調Hob.XVI-48
ソナタ第52番変ホ長調Hob.XVI-52
ソナタ 変ホ長調Hob.deestより第2楽章アンダンテ
エフゲニー・コロリオフ(P)
録音:2009年2月16-20日シュトゥットガルト、SWR室内楽スタジオ
(ステレオ・セッション)[SWRとの共同制作]
名手コロリオフ(1949年生まれ)が還暦を迎えた2009年に、同じく歿後200周年のア
ニヴァーサリーを迎えたハイドンのソナタをレコーディング。有名な変奏曲ヘ短
調と3つのソナタを収めた前作(PH04060)に次ぐ第2弾は、最後の3曲のうちのひと
つで、ハイドンが「大ソナタ」と呼んだ傑作第52番、ブライトコプフ用に改訂を
施した第44番と第34番など、1771年から1794年までに書かれたソナタ5曲を収録し
ています。
ネイガウス、ユージナ、オボーリンらに師事して、ロシア・ピアニズムの流れを
汲むコロリオフといえば、軒並み高評価を獲得しているJ.S.バッハがまず挙げら
れますが、あたたかい感触と清潔感が印象的なハイドンも絶品。さらに、なまな
ましく鮮度抜群の優秀録音が内容をいっそう引き立てます。




<TAHRA>
TAHRA不滅の名盤、お買い得価格、美麗デジパックで再発!

TAH 4012 \1650
(旧TAH216)
(1)ベートーヴェン:交響曲第2番
(2)ブラームス:第4番
クナッパーツブッシュ(指)ブレーメンPO
録音:1952年12月12日
ブレーメン放送からのライセンス。

TAH 4013 \1650
(旧TAH230)
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」
ヘルマン・アーベントロート(指)ベルリン放送SO.
ティッラ・ブルーム(S) ディアナ・オイストラリ(A) 
ルートヴィッヒ・ズートハウス(T)
 カール・パウル(Bs) ヘルマン・アーベントロート(指)ベルリン放送響、
ウンター・デン・リンデン国立歌劇場Cho
録音:1950年12月31日
待ち望まれていた復活!数あるアーベントロートの第九でもまず第1に聴かれなけ
ればならない超劇的演奏。録音も良好。

TAH 4014 \1650
(旧TAH232)
ステレオ
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調K466 
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.54
オイゲン・ヨッフム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管
(1)ルドルフ・ブッフビンダー(Pf) (2)サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
録音:(1)1976年1月17日(2)1977年4月17日、アムステルダム コンセルトヘボウ
ヒルヴェルスムNOS放送からのライセンス。

TAH 4015 \1650
(旧TAH233)
ステレオ
(1)ウェーバー:「オベロン」序曲 
(2)べートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
オイゲン・ヨッフム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管
録音:(1)1980年11月2日(2)1977年4月21日、アムステルダム コンセルトヘボウ
ヒルヴェルスムNOS放送からのライセンス。

TAH 4016 \1650
(旧TAH234)
ステレオ
(1)レーガー:セレナーデ ト長調 
(2)ヒンデミット:交響曲「画家マチス」1934年
オイゲン・ヨッフム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管
録音:(1)1976年1月27日(2)1979年1月28日アムステルダム コンセルトヘボウ

TAH 4017 \1650
(旧TAH271)
(1)ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番 
(2)ブラームス:交響曲第4番
チェリビダッケ(指)
ベルリンPO
録音:(1)1946年1月10日(2)1945年11月18日
ベルリン放送アーカイヴより。

TAH 4018 \1650
(旧TAH272)
ベートーヴェン:
(1)交響曲第5番「運命」 (2)交響曲第6番「田園」
(1)フルトヴェングラー(指)ベルリンPO.
(2)アーベントロート(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO.
録音:(1)1943年6月30日ベルリン・フィルハーモニー・ホール
(2)1945年3月12日ライプツィッヒ コンコルディア・ホール
フルトヴェングラーの数ある「運命」でも最も劇的な43年録音と、アーベントロ
ートの起伏に富んだ「田園」の興味深いカップリング。

TAH 4019 2枚組 \3300
(旧TAH303/4)
(1)ハイドン:交響曲第88番 
(2)ブラームス:交響曲第2番
(3)ブラームス:交響曲第3番
(4)R.シュトラウス:死と変容
クナッパーツブッシュ(指)ドレスデン・シュターツカペレ
録音:(1)(4)1959年11月28日(2)1959年11月27日(3)1956年11月4日
クナお得意のハイドン88番とブラームス2番&3番。




<haenssler>
98 597 \2080
ヴィヴァルディ:
オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ハ長調RV.452
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団弦楽セクション
(コンサート・ミストレス:エミリー・ケルナー)
録音:2009年5月17-18日シュトゥットガルト、ゾンマーライン教会
(セッション・ステレオ)
オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調RV.453
アンサンブル・ラ・フォリア
(指揮:ミゲル・デ・ラ・フエンテ、独奏Vn:クリストフ・ビアンコ)
録音:1987年4月29日-5月2日ミュルーズ、サン・ピエール教会
(セッション・ステレオ)
オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ハ長調RV.447
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団弦楽セクション
録音:2009年5月17-18日シュトゥットガルト、ゾンマーライン教会
(セッション・ステレオ)
オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲イ短調RV.461
アンサンブル・ラ・フォリア
録音:1987年4月29日-5月2日ミュルーズ、サン・ピエール教会
(セッション・ステレオ)
オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ハ長調RV.178
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団弦楽セクション
録音:2009年5月17-18日シュトゥットガルト、ゾンマーライン教会
(セッション・ステレオ)
オーボエ、ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲変ロ長調RV.548
アンサンブル・ラ・フォリア
録音:1987年4月29日-5月2日ミュルーズ、サン・ピエール教会
(セッション・ステレオ)
以上すべて ラヨシュ・レンチェシュ(Ob)
SWRシュトゥットガルト放送響の首席奏者として、またソリストとしても、数多く
のアルバムを発表している名手レンチェシュが、オーボエの必須レパートリーと
もいえるヴィヴァルディの協奏曲をレコーディング。
独奏楽器にオーボエをフューチャーした協奏曲は当時としてはめずらしく、ヴィ
ヴァルディの作品はその走りとなるもの。技巧的で多様な内容は意気込みの表れ
から、新鮮な輝きにあふれています。レンチェシュのオーボエはときに軽やかに
弾み、ときに哀切なメロディを奏で表情もゆたか。優美なムードがなんとも心地
よい演奏です。

98 594 \2080
シューマン:チェロ協奏曲イ短調Op.129
録音:2008年9月7日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ・ステレオ)
ローベルト・フォルクマン:チェロ協奏曲イ短調Op.33
シューマン:夕べの歌Op.85-12[ブルンズ編曲によるチェロと弦楽合奏版]*
録音:2008年9月8、9日ライプツィヒ、ベタニア教会(セッション・ステレオ)
ペーター・ブルンズ(Vc) 
ユルゲン・ブルンズ(指)
ライプツィヒ・メンデルスゾーン室内管弦楽団
フォルクマン:アンダンテと変奏曲-3つのチェロのための(1836)*
ペーター・ブルンズ(第1Vc) ヤーコプ・ステップ(第2Vc) 
グレゴル・ノヴァーク(第3Vc)
フォルクマン:3つの小品-チェロとピアノのための*
[トロバドールの歌Op.10 / カプリッチョOp.74 / ロマンスOp.7]
シューマン:夕べの歌Op.85-12[カザルス編曲によるチェロとピアノ版]
ペーター・ブルンズ(Vc) アンネグレート・クットナー(P)
録音:2008年6月22、23日ベルリン、ジーメンスヴィラ[ドイチュラジオ]
(セッション・ステレオ)
*世界初録音(ドイチュラントラジオ・クルトゥーアとの共同制作)
ベルリンに生まれ、シュターツカペレ・ドレスデン首席を務め、現在ソリストと
して活躍するブルンズの最新録音は、2010年に生誕200周年のアニヴァーサリーを
迎えるシューマンと、同時代にライプツィヒでシューマンに認められたフォルク
マン(1815-1883)の作品集。
シューマンが世を去る6年前、1850年頃に書かれたとされ、よりいっそう内面を見
つめ直すようなあじわい深さが魅力のチェロ協奏曲。そのシューマンとは調性も
共通し、やはり濃厚なロマンが流れるフォルクマン。世界初録音となるフォルク
マンの2曲をはじめ、カップリングされた小品の数々も、ブルンズのすぐれた演奏
もあって、アニヴァーサリーにふさわしい聴きものとなっています。使用楽器は
カザルスがかつて所有していたこともある、1730年ヴェネチア製のカルロ・トノ
ーニ。



<harmonia mundi>
KHM 997547 \2450
日本語帯付き
フレデリク・ショパン(1810-1849):
(1)ピアノ協奏曲第1番ホ短調 作品11
(2)子守歌 作品57 [5’ 08”]
(3)練習曲集 作品10
辻井伸行(ピアノ)
ジェームズ・コンロン指揮 
フォートワース管弦楽団
録音:2009年5月22日-6月7日/フォートワース(テキサス)/ライヴ録音
2009年、第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人初の優勝を
はたした辻井伸行。コンクールのライヴ録音第2弾の登場です。協奏曲で聴かせる、
オーケストラと見事に溶け合いながらもなお一層のきらめきを放つ透明な音色、
「子守歌」のどこまでも自然で伸びやかな音楽性は感動的。第1弾には収録しき
れなかった練習曲op.10全曲では、超人的な軽やかさ、そしてスピード感に圧倒
されます。辻井の魅力をあらためて味わうことのできる充実の1枚です。




<harmonia mundi>
HMC 902059 \2450
J.S.バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ集
(1)パルティータ第2番 BWV 1004 ニ短調 (2)ソナタ第3番 BWV 1005 ハ長調
(3)パルティータ第3番 BWV 1006 ホ長調
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
録音:2009年9月1-4日テルデックス・スタジオ(ベルリン)
しなやかでチャーミング、そして力強く確かに歩む音楽で私たちを魅了してい
るヴァイオリニスト、イザベル・ファウスト。待望のバッハの登場です。2009
年に来日した際にも、しなやかかつ自然なバッハで聴衆を虜にしたファウスト。
「シャコンヌ」というと、冒頭の次々と掻き鳴らされる重音に、聴き手も覚悟
を決めてこの楽章に臨む、というイメージがありますが、ファウストの演奏は、
この楽章が舞曲(それも、どちらかといえば跳躍の多い)に起源を持つことを思
い出させてくれるもの。自然に紡ぎだされる様々な楽想では、なにかダンサー
が一人で時にエレガントに、時に激しく、無心に踊っている部屋を覗いている
ような不思議な錯覚をおぼえます。ファウストのエレガントかつ自然体な人柄
と、並外れたテクニック、そしてあくなき探求、すべてが見事に調和したから
こそ生まれた演奏があますところなく収められています。録音も秀逸。
=ファウストの言葉より(ブックレット抄訳)=
バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータの自筆譜を見た人
は、その筆致の美しさ、完璧さに驚かされる。一貫して変わらない筆跡は、支
柱、装飾、荘厳な構築性を兼ね備えた大聖堂のような総合芸術へと私たちを誘
う。ここで見られるハーモニー、均衡はなんということか!この自筆譜の特徴
を耳で聴けるかたちにするのは大変に骨の折れる作業である。演奏者は尽きる
ことのない疑問と戦い、ゴールが果てしなく遠いことに気が遠くなることもあ
る。この録音は、偉大なバッハに対する敬礼のようであり、きわめて親密なス
ナップであり、そして果てなく続くプロセスの中の一つの結晶のきらめきのよ
うなものである。

HMA 1951548 \1250
タルティーニ:協奏曲集
(1)合奏協奏曲第3番ハ長調
(2)ヴィオリンとオーケストラのための協奏曲 イ短調
(3)チェロとオーケストラのための協奏曲 イ長調
(4)ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲 ト長調
(5)合奏協奏曲第5番 ハ長調
ロエル・ディールティエンス(Vc)、エンリコ・ガッティ(Vn)
キアラ・バンキーニ(指、Vn)、アンサンブル415
録音:1994年12月
「コレッリとボッケリーニの間の時代に生きた作曲家」というレッテルを貼られ
続けたタルティーニの再評価が進むのは、20世紀の終わり頃、まさにこのバンキ
ーニの録音などが生まれた頃から始まりました。この録音のおかげで、タルティ
ーニは最高の作曲家にして、天才ヴァイオリニストだったということが認められ
るようになりました。今なお鮮やかに響くタルティーニの世界をお楽しみください。

HMA 195389 \1250
「アラブ=アンダルシアの音楽」
編成、演奏、指揮:グレゴリオ・パニアグワ
録音:1976年10月
1944年マドリード生まれの、グレゴリオ・パニアグワ。中世のあらゆる楽器を自ら
の工房で製作し、該博な知識と演奏能力を駆使しながら、どこまでも音楽を楽し
み、かつ楽しませてくれている彼らが放った、<アラブ=アンダルシアの音楽>。
遠く夢のように消え去ってしまった世界、そして、豊麗な文明社会であった世界、
すなわち、中世スペインのイスラム社会が生んだ音楽集です。〈アラブ=アンダ
ルシアの音楽〉において最も大切なものと考えられた形式〈ヌバnuba, nouba〉
(“順番”のことで、バロック時代の〈組曲〉と似ています)。この〈ヌバ〉は、
記譜されることがなく、口頭伝承によって伝えられました。イスラム教徒がやむ
なくスペインを出た後に渡った、北アフリカの幾つかの都市に、南スペインから
出た“落人”たちの子孫が住みつき、大切な財産である〈アンダルシアの音楽〉
を、幾世紀をこめて守り伝えて来たものの結晶がここに収められています。魅惑
の土地「アンダルシア」に今も漂う文化の残り香に思いを馳せながら聴きたい名
盤です。

HMA 1951679 \1250
バッハ:(1)フランス組曲第5番 ト長調 BWV 816 
(2)フランス風序曲 ロ短調 BWV 831
ピョートル・アンデルジェフスキ(ピアノ)
録音:1998年8月
アンデルジェフスキ1998年の録音。もともとこの盤は、新人発掘のHMNシリーズで
リリースされており、長らく廃盤となっていましたが、このたび再発売されるこ
とになりました。フランス組曲第5番の、愛らしいガヴォットなど秀逸で、組曲各
曲の性格の精密な描きわけは見事。フランス風序曲は、厳しさも漂わせるストイッ
クな演奏。装飾音の入れ方は、針に糸を通すような、という表現が適切かどうか
はわかりませんが、タイミングといい音色といい、これ以外にありようがないの
では、と思ってしまう見事さ。僧のようにピアノに向かうアンデルジェフスキが、
若くして比類なき集中力と説得力をもっていたことに驚かされる、物凄い内容で
す。

HMA 1951680 \1250
聖母マリアの涙-独唱のためのモテット集
主よ、汝に感謝せん(-4声のミサと詩篇曲集)/諸人喜びの声をあげよ/聖母マリ
アの涙/主を讃美せよ(-倫理的・宗教的な森)/馳せ来れ、人々よ/あなたは何と
美しいことか/殉教者を見よ/めでたし、天の女王/喜び踊れ、シオンの乙女よ
/見よ、神のととのえたもうた宴を 〈挿入曲〉マリーニ:シンフォニア第3番/
第6番(-教会と室内のソナタ) アンティナーティ:リチェルカーレ第10番 メルー
ロ:小トッカータ
マリア・クリスティーナ・キール(S) 
ジャン=マルク・エメ(指)
コンチェルト・ソアーヴェ
録音:1998年9月
モンテヴェルディによる独唱のためのモテット作品のほとんどは、彼の晩年に出
版された楽譜に見られるものです。モンテヴェルディが生前に到達した作曲技法
の粋を集めたような、珠玉のモテット集。キールの声も透明で心に響きます。

HMA 1957048 \1250
ブラームス:(1)クラリネット五重奏曲Op.115 (2)クラリネット三重奏曲Op.114
ホアン・エンリク・ルナ(Cl)
(1)東京クヮルテット (2)ルイス・クラレ(Vc) ヨセプ・コロン(P)
録音:2003年
1891年、ブラームスが当時最高のクラリネット奏者ミュールフェルトのために書
いたこれらの作品は、ブラームス晩年の最高傑作群に数えられます。東京クヮル
テットの堅固なアンサンブルの上で、ホアン・エンリク・ルナのクラリネットの
音色が染みます。

HMA 1951043 \1250
オッフェンバック:2つのチェロのための組曲作品54(1番、2番)
ロラン・ピドゥー、エティエンヌ・ペクラール(Vc)
録音:1979年12月
オッフェンバックがチェロ?そうなんです、オッフェンバックはオペレッタばか
り書いていたのではなく、自身大変素晴らしいチェリストでもありました。超絶
技巧がちりばめられた作品を残していますが、美しくおおらかなメロディーはさ
すが!といったところ。チェロの馥郁たる音色が奏でるおおらかな歌に身をゆだ
ねる喜びを、是非。

HMA 1951256 \1250
コルシカ地方のポリフォニー合唱曲集
(1)母への手紙 (2)グアニェージの3行詩 (3)美しい人 (4)バラニーノの詩 
(5)7隻のガレー船 (6)新しい橋 (7)最初の花 (8)私に聖水を 
(9)キリエ・エレイソン (10)サンクトゥス (11)アニュス・デイ (12)詩編 
(13)聖墓の賛歌
エ・ヴォーチェ・ディ・ウ・クムーネ
録音:1986年11月
地中海に浮かぶコルシカ島。ナポレオン出生の地として有名なこの島で中世から
歌い継がれてきた聖歌集。ミサ通常文の前に美しいメロディによる歌が8曲置か
れていますが、イタリア語とよく似た響きを持つコルシカ語と流麗なメロディは、
カンツォーネを思わせます。どれもカラッと明るく、くっきりとした輪郭を持ち、
宗教的なことを考えなくても存分に楽しめる異色の一枚です。

HMA 1951768 \1250
テレマン:カンタータ集
カンタータ「さあ、汝ダニエルよ、行け」、「死に至るまで真正たれ」、
「ああ主よ、われを責めたもうな」、「神よ、私のうちに清い心を作り」
コンラート・ユングヘーネル(指)、カントゥス・ケルン
録音:2001年11月
テレマンは、1500ほどの教会カンタータを作曲しました。

HMA 1951746 \1250
ブクステフーデ(1637-1707):
2挺のヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための7つのソナタOp.1
(BWV252-258)
〔1.ヘ長調 2.ト長調 3.イ短調 4.変ロ長調 5.ハ長調 6.ニ短調 7.ホ短調〕
フアン・マヌエル・クィンターナ(Gamb)、マンフレード・クレーメル(Vn)、
デイン・ロバーツ(ヴィオローネ)、ディルク・ベルナー(Cemb)
録音:2001年4月
フランス・バロックとイタリア・バロック、両方の魅力エッセンスを併せ持つブ
クステフーデのソナタ集。ブクステフーデというとオルガンのイメージが強いで
すが、このようにほっこりとあたたかな作品も書いていたのだなあ、と、ほのぼ
のしてしまう1枚です。

HMA 195208 \1250
タリス:エレミアの哀歌
(1)預言者エレミアの哀歌ははじまる (2)預言者エレミアの哀歌より 
(3)すでに陽はのぼり(オルガン・ソロ) (4)世の救い主なる主は 
(5)兵士のむくいにして冠なる神よ (6)この神の証し人を 
(7)天使はやさしき言葉もて (8)はやキリストは天にのぼりたまえり 
(9)聖なるならわしにしたがいて (10)光の消ゆる前に
アルフレッド・デラー(C-T) デラー・コンソート
録音:1969年9月
イギリス黄金時代と呼ばれたチューダー朝を代表する作曲家トマス・タリス。旧
約聖書中の「哀歌」第1章に基づくこの作品は、数ある「エレミアの哀歌」の中
でも特に優れたものとされています。カウンター・テナーの先駆者デラーは、同
郷の偉大な先輩への敬意と余裕の解釈で、いぶし銀の芸術を味わわせてくれます。




<TAHRA>
TAHRA不滅の名盤、お買い得価格、美麗デジパックで再発!
すべて説明不要の超名盤ばかり、永らく廃番だったものの復活です。

TAH 4001 \1650
(旧FURT1001)
ブラームス:
(1)交響曲第1番ハ短調Op.68 (2)ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
フルトヴェングラー(指)北ドイツ放送響
録音:1951年10月27日 ハンブルク ムジークハレ
北ドイツ放送局からのライセンス。

TAH 4002 \1650
(旧FURT1016)
ベートーヴェン:
(1)交響曲第6番「田園」 (2)交響曲第5番「運命」
フルトヴェングラー(指)ベルリンPO
録音:1947年5月25日ティタニア・パラスト
フルトヴェングラー戦後ベルリンフィル復帰、初日のベルリンRIAS録音。

TAH 4003 \1650
(旧FURT1031)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
フルトヴェングラー(指)
ウィーンPO
録音:1944年12月19/20日 ウィーン・ムジークフェラインザール
ドイツ放送局(DRA)からのライセンス。有名な「URANIAのエロイカ」とはこの録音
のこと。ピッチは正常。

TAH 4004 \1650
(旧FURT1035)
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第4番 (2)交響曲第5番「運命」
フルトヴェングラー(指)ベルリンPO ベルリンフィルハーモニーホール
(1)コンラート・ハンゼン(Pf)
録音:(1)1943年10月31日/11月3日(2)1943年6月30日
フォノチームnbhからのライセンス。

TAH 4005 \1650
(旧FURT1036)
(1)ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
(2)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」-前奏曲と愛の死
(3)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」-第1幕への前奏曲
フルトヴェングラー(指)ベルリンPO
録音:(1)1943年6月30日ベルリンフィルハーモニーホール
(2)1942年11月8/9日ベルリンフィルハーモニーホール
(3)1942年2月26日ベルリンAEG工場
ドイツ放送アーカイヴより。

TAH 4006 \1650
(旧FURT1037)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」
フルトヴェングラー(指)ベルリンPO
ティッラ・ブリーム(Sp)エリーザベト・ヘンゲン(A)ペーター・アンダース(Tn)
ルドルフ・ヴァッケ(Bs)ブルーノ・キッテル(合唱指揮)ブルーノ・キッテルCho.
録音:1942年3月22/24日ベルリンフィルハーモニーホール
ドイツ放送アーカイヴより。

TAH 4007 \1650
(旧FURT1008)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
フルトヴェングラー(指)ベルリンPO
録音:1952年12月8日ベルリン ティタニア・パラスト
ベルリンRIAS録音

TAH 4008 \1650
(旧FURT1075)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」
フルトヴェングラー(指)ウィーンPO
ヒルデ・ギューデン(Sp) ロゼッテ・アンダイ(A) ユリウス・パツァーク(Tn)
アルフレード・ペル(Bs)
録音:1952年2月3日ウィーン・ムジークフェラインザール
ORF録音

TAH 4009 \1650
(旧FURT1077)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
フルトヴェングラー(指)ウィーンPO
録音:1952年11月30日ウィーン・ムジークフェラインザール
ORF録音

TAH 4010 2枚組 \3300
(旧FURT1088/9)
(1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(2)シューマン:交響曲第4番
(3)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(4)ベートーヴェン:交響曲第7番-リハーサル
(5)ベートーヴェン:交響曲第9番-フィナーレより
フルトヴェングラー(指)
ルツェルン祝祭O.すべてルツェルン・フェスティヴァルでの録音
(1)イェフディ・メニューイン(Vn)
録音:(1)1949年10月7日(2)(3)1953年8月26日(4)1951年8月15日
(5)フィルハーモニア管1954年8月22日




<WAON RECORDS>
WAONCD 120 \2080
ベートーヴェン:61鍵の時代
(1)ヴァイオリン・ソナタ第5番 へ長調 op.24「春」(1801)
(2)ピアノ・ソナタ第1番 op.2-1 ヘ短調(1795)
(3)ピアノ・ソナタ第18番op.31-3(1801/2)
上尾直毅(フォルテピアノ)、荒木優子(ヴァイオリン)
録音:2008年9月
すでに多くのアンサンブルで、優れた通奏低音、鍵盤奏者として高い評価が定着
している上尾直毅の実質的ソロ初アルバム。ウィーン式アクションを備えたフォ
ルテピアノによるベートーヴェン。同様に高い評価を得ているヴァイオリニスト、
荒木優子が、名曲「春」で共演。ベートーヴェンが31歳になるまでに書いた20曲
のピアノ・ソナタは、音域が5オクターブ(61鍵)のフォルテピアノを駆使して書か
れたものです。繊細なウィーン式アクションを備えたその楽器は、彼の創作を大
いに手助けしました。このCDにはその時期の最初と最後にあたる作品が収められ
ています。わずか7,8年の間にベートーヴェンの音楽が大きく変化したこと、彼が
フォルテピアノにいかに大きな可能性を見出していたかを感じ取っていただける
でしょう。さらに、やはりその5オクターブの時期の最後の名曲、ヴァイオリン・
ソナタ「春」も収録しました。ヴァイオリンに、OLCなどで活躍している荒木優子
を迎えているのも注目です。
上尾直毅・・・東京藝術大学器楽科ピアノ専攻を卒業後、チェンバロを本格的に
学び始める。在学時ピアノを辛島輝治氏に、チェンバロを山田貢、鈴木雅明、渡
邊順生の各氏に師事。1992年第6回古楽コンクールで「通奏低音賞」を受賞。ヘレ
ヴェッヘ指揮、デン・ハーグ王立音楽院の古楽オーケストラとベートーヴェンの
ピアノ協奏曲第3番を共演、たまたま客席にいたクルタークに絶賛される。レパ
ートリーは、バロック音楽はいうまでもなく、中世ルネサンスから古典派ロマン
派音楽まで、驚嘆すべき広範囲にわたっており、自らの感性と音楽史的観点とを
融合させた独自の世界を展開させている。
荒木優子・・・桐朋女子高等学校音楽科を経て、1996年桐朋学園大学音楽学部ヴァ
イオリン科卒業。卒業演奏会に出演。1997年、桐朋学園オーケストラと共演。
1998年同大学研究科修了。同年文化庁より派遣され、トルコ、イスラエルでのコ
ンサートに出演。ヴァイオリンを辰巳明子氏に、バロックヴァイオリンを若松夏
美氏に師事。 第45回全日本学生音楽コンクール奨励賞受賞。第10回川崎音楽賞
コンクール第3位、第7回日本モーツァルトコンクール各入賞。第7回ザルツブルク
国際モーツァルトコンクールディプロマ。 バッハ・コレギウム・ジャパンのコ
ンサート、レコーディングに参加するなど、バロックヴァイオリン奏者としても
活発に活動している。現在、桐朋オーケストラ・アカデミー並びに桐朋学園短期
大学室内楽講座嘱託演奏員。




<SUPRAPHON>
SU 4017 \1780
「ホルン協奏曲集 / ラデク・バボラーク」
フランティシェク・クサヴァー・ポコルニ(1729-1794):
ホルン、ティンパニと弦楽のための協奏曲ニ長調
アントニオ・ロゼッティ(1750頃-1792):ホルン協奏曲変ホ長調C49/K III:36
ロゼッティ:ホルン協奏曲ニ短調C38/K III:43
ジョヴァンニ・プント[ヤン・ヴァーツラフ・シュティヒ](1746-1803):
ホルン協奏曲第5番ヘ長調
ラデク・バボラーク(Hrn)
プラハ室内管弦楽団
アントニーン・フラディル(コンサートマスター)
録音:2008年11月27&30日(セッション・チェコ放送との共同制作) 
プラハ、聖シモン&ユダ教会
当代最高の天才ホルン吹きボボラークが、みずからのルーツにあたるボヘミア出
身で、18世紀後半にヨーロッパを席巻する活躍をみせた作曲家たちのホルン協奏
曲をレコーディング。ずばぬけたホルン奏者で、モーツァルトが管楽器のための
協奏交響曲を書き、ベートーヴェンがホルン・ソナタを書いたことで有名なプン
ト。愛娘ベアータがヴィルトゥオーゾ・ホルン奏者であったポコルニ。そして、
ヴァラーシュタイン宮廷チャペルづきのチェコを代表するホルン奏者、ヨゼフ・
ナーゲルやフランティシェク・ズヴェジナのために作曲したロゼッティ。時代を
越えてかれらヴィルトゥオーゾたちと通じるバボラークの感性が呼び覚まされる
のでしょう。やわらかくのびやかな天性の音色と完璧なテクニックがなんとも心
地よく、ここまで魅力たっぷりに楽しませてくれるアルバムはめったにありませ
ん。超おススメです。

SU 4016 \1080
ステレオ
スメタナ:交響詩「モルダウ」
録音:1963年1月10日(セッション・ステレオ)
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
録音:1961年12月5-6日(セッション・ステレオ)プラハ・ルドルフィヌム
カレル・アンチェル(指)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
チェコが生んだ大指揮者アンチェルが名門チェコ・フィルと遺した不滅の名録音
が新カップリング&バジェット価格でリリース。どんなに時代が移り変わっても、
まったく色あせることのない折り紙つきのない演奏内容です。




<JB RECORDS>
JBR 006-2 \2300
ヤン・ヤクプ・ボクン ライヴ 2002-2007
ダリウス・ミヨー(1892-1974):バレエ「屋根の上の牛」Op.58
オロモウツ・モラヴィア・フィルハーモニー管弦楽団 
ヤン・ヤクプ・ボクン(指揮)
録音:2006年3月30日、オロモウツ(チェコ)、レドゥタ・ホール、ライヴ
モーツァルト(1756-1791):クラリネット協奏曲イ長調 K.622
ヤン・ヤクプ・ボクン(バセットクラリネット)
ノヴァ室内管弦楽団
クリストファー・ホグウッド(指揮)
録音:2007年9月29日、ワルシャワ王宮、ライヴ
セルジオ・アサド(1952-):青いすみれ
アストル・ピアソラ(1921-1992):リベルタンゴ/タンゴの歴史
デュオ・ギタリネット
ヤン・ヤクプ・ボクン(クラリネット) クシシュトフ・ペウェフ(ギター)
録音:2002年7月5日、ストックホルム、国際クラリネットフェスト2002、ライヴ
ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):カンツォネッタ(*)
ジョゼフ・コロンボ&トニー・ムレーナ(1917-1970):無関心(+)
マイケル・ガーソン:バラード(+)
アルフレド・ピシンギニャ(1897-1973)&ベネデット・ラセルダ:
彼をつかまえろ(*)
クラリデオン
ヤン・ヤクプ・ボクン(クラリネット) ミハウ・モツ(アコーディオン)
録音:2005年4月12日、シュチェチン(ポーランド)、
西ポモジェ・クラリネット・フェスティヴァル、ライヴ(*)
2005年6月20日、国際クラリネットフェストTAMA東京、ライヴ(+)
ポーランドのクラリネット奏者・指揮者ヤン・ヤクプ・ボクンの多彩なライヴ録
音を集めたアルバム。ホグウッドの登場がちょっと驚きです。




<Medici arts>~Idealeaudience
30 79058(DVD-Video) \2900
字幕:独英仏日
日本語字幕付き
ユンディ・リの肖像-若きロマンティスト
(The Young Romantic - A portrait of Yundi Li)
【ドキュメンタリー】
1.イントロダクション
2.ユンディ・リの子供時代
3.中国のピアノ事情
4.中国でのユンディ・リ人気
5.ベルリンでのリハーサル
6.ショパン・コンクール
7.中国ツアー
8.ベルリンでのレコーディング
9.北京国立劇場オープニング・ナイト
10.ベルリン・デビュー・コンサート当日
出演:ユンディ・リ、小澤征爾、BPO、他
【ユンディ・リ・プレイズ・ラ・ロック・ダンテロン・ピアノ・フェスティバル
2004】
ショパン:
スケルツォ第1番ロ短調Op.20
スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39
スケルツォ第4番ホ長調Op.54
リスト:ラ・カンパネッラ
(パガニーニによる超絶技巧練習曲集より第3番 嬰ト短調)
ユンディ・リのベルリン・フィル・デビューを追ったドキュメンタリーとラ・
ロック・ダンテロン・ピアノ・フェスティバルでのショパン・リサイタルのDVD。
ドキュメンタリーは、ベルリン・フィル・デビューの3日前から密着。小澤征爾
と難曲「プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番」に挑むリハーサルから本番直前
までの映像です。集中したリハーサル風景や、ユンディ・リが尊敬する小澤征
爾との会話など、音楽家の裏舞台に迫る注目の内容です。かつて同じく東洋人と
して世界に乗込んでいった小澤征爾はユンディ・リをこう評しています。「彼は
音楽に対する自身の夢、ファンタジーを明確に持っています。これからの10年
彼がどう成長するか非常に楽しみだ。」
ユンディ・リはピアニストを目指す中国2000万人の若者たちの英雄です。ドキュ
メンタリーではリハーサル風景に平行して中国音楽事情やユンディ・リの生い立
ちにも焦点をあてています。両親や祖父母、出身校への取材。また人気のポップ
歌手ジェイ・チョウのコンサートに出演し、二人でピアノ演奏する姿やマスター
クラス、中国コンサート・ツアーの模様など中国での白熱するユンディ・リ人
気を映しだしています。
そして2000年ショパン・コンクール優勝時の映像や、自身の心の葛藤なども描
かれています。
また2004年のラ・ロック・ダンテロン・ピアノ・フェスティバルでの演奏会も
収録。ショパン生誕200年にふさわしいスケルツォ4曲をたっぷりと堪能するこ
とができます。



<ORFEO>
ORFEO 803091 \2450
R.シュトラウス:
「ばらの騎士」演奏会用組曲op. 59 AV 145
録音:2009年5月28日バーミンガム、シンフォニー・ホール
(セッション・ステレオ)
交響詩「英雄の生涯」Op.40
ローレンス・ジャクソン(Vn独奏)
録音:2009年6月22、24 & 27日バーミンガム、シンフォニー・ホール
(ライヴ・ステレオ)
アンドリス・ネルソンス(指)
バーミンガム市交響楽団
1978年生まれの俊英ネルソンスが、2008年9月より首席指揮者と音楽監督を兼任
する手兵バーミンガム市響を振ったORFEO第2弾はシュトラウス。作曲者歿後60
周年を迎えた2009年に、本拠バーミンガム・シンフォニー・ホールで行われた
演奏会のライヴ録音による「英雄の生涯」とセッション録音による「ばらの騎
士」組曲を取り上げています。
ネルソンスは前作チャイコフスキーの第5交響曲(ORFEO780091)も旋律線をよく
歌わせ起伏に富んだ音楽を聴かせていましたが、このシュトラウスでも若きカ
リスマの片鱗を窺わせるように完全に掌握したオケを鳴らし切って華麗な内容
にふさわしい充実ぶり。「ばらの騎士」組曲もネルソンスの劇場での実績を裏
付けるもので舞台が目に浮かぶようです。なお、ライヴによる「英雄の生涯」
終演後には拍手が入ります。
★アンドリス・ネルソンス…1978年ラトヴィアのリガに生まれる。母はラトヴィ
アで初めての古楽アンサンブルを結成し、父は合唱指揮者、チェリスト、教師。
少年時代はトランペット奏者とバス=バリトン歌手として研鑽を積む。サンクト
・ペテルブルクでアレクサンドル・ティトフに指揮を師事、また、ネーメ・ヤ
ルヴィ、ヨルマ・パヌラのマスタークラスを受講。トランペット奏者としてオ
スロ・フィルに急遽出演した折に、同郷の指揮者マリス・ヤンソンスの目に留
まり、2002年以来指揮を学ぶ。
2007年10月、サイモン・ラトルの25歳に次ぐ29歳の若さでバーミンガム市響の
首席指揮者と第12代音楽監督に指名され、2008年9月より3年の任期で就任、現
在に至る。
並行してコンサート、オペラハウスともに活躍の場を拡げており、ロイヤルコ
ンセルトヘボウ管、チューリヒ・トーンハレ管、バイエルン放送響、シュター
ツカペレ・ベルリン、フランス国立管、ピッツバーグ響に登場しているほか、
ウィーン国立歌劇場、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、メトロポリタン・オ
ペラ、バイロイト・オペラにも客演を果たしている。

ORFEO 764091 \2450
アイネム:
・「ダントンの死」管弦楽組曲Op.6a
・彷徨Op.21-管弦楽のための
・ピアノ協奏曲Op.20
・夜曲Op.29-管弦楽のための
・バレエ「メドゥーサ」Op.24からの組曲
コンスタンティン・リフシッツ(P)
コルネリウス・マイスター(指)
ウィーン放送交響楽団
録音:2008年7月28日-8月1日ORFラジオクルトゥーアハウス
4011790 764122
オペラ「ダントンの死」で世界的名声を得た、オーストリアの作曲家アイネム
の作品を最新録音で聴ける価値あるアルバムの登場です。
オーケストラ組曲「ダントンの死」は、オペラのエッセンスを4楽章形式の交響
曲に編み直した内容。モーツァルト生誕200年の1956年に、ドナウエッシンゲン
音楽祭のためにバーデン=バーデンの南西ドイツ放送の委嘱で書かれた「彷徨」
は、「魔笛」のパパゲーノのアリア「可愛い娘か、女房がいれば」にもとづく
もの。ジャズとダンス・ミュージックとの文体のつながりをみごとに打ち立て
て、アイネムが新境地を開いたピアノ協奏曲は、さりげなく超絶技巧を要する
難曲。ソリストを務めるのは名手リフシッツ。本アルバム屈指の聴きものです。




<KII>
国内仕様盤
KKC 9007(DVD-Video) \4000
medici atrs [20 56798]
日本語解説書付
ラトル&ベルリン・フィル-2007年ジルヴェスター・コンサート
(1)ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵
(2)同:歌劇「ホヴァンシチナ」より前奏曲「モスクワ河の夜明け」
(3)ボロディン:交響曲第2番ロ短調
(4)同:歌劇「イーゴリ公」より「だったん人の踊り」
(5)ショスタコーヴィチ:バレエ音楽「黄金時代」より舞曲
サイモン・ラトル(指)ベルリン・フィル
[2007年12月31日/フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)]
クラシック界大晦日の風物ジルヴェスター・コンサート。話題となったベルリ
ン・フィル2007年の映像が国内盤で登場。テーマはロシア音楽で、彼らのレパ
ートリーとしては珍しいボロディンが含まれているのも注目。個々がソリスト
級のベルリン・フィルながら、ラトルの指揮のもと緻密で極上のアンサンブル
を聴かせてくれるのもさすが。信じ難い美しさで、ロシアのオーケストラとは
ひと味異なるロシア音楽を披露しています。




<haenssler>
98 554 \2080
「サリエリ:序曲&舞台音楽集」
「あべこべの世界」(1792/95)序曲**
「タラール」(1787)序曲(第1幕)
「オルムスの王、アクスル」(1788)Picciola Sinfonia. Allegro assai(第4幕)
「ペルシャの女王パルミーラ」(1795)序曲**
「黒人」(1802/04)序曲*
「黒人」Picciola Sinfonia. Larghetto(第2幕)*
「トロフォーニオの洞窟」(1785)序曲
「魅惑の女」(1774)Sinfonia a due orchestra(第2幕)*
「ダリーゾとデルミータ」(1776)イントラーダ(第1幕)*
「ダリーゾとデルミータ」ロッタ(第1幕)*
「ナウムブルクの前のフス教徒」(1802/03)
序曲* / 間奏曲I* / 間奏曲II* / 間奏曲III* / 間奏曲IV*
「アンジョリーナ、あるいはざわめき結婚」序曲**
* 世界初録音
** オリジナル版による世界初録音
トーマス・ファイ(指)マンハイム・モーツァルト管弦楽団
収録時期:2007年-2009年(ステレオ・セッション)
収録場所:ハイデルベルク、プファッフェングルント・ゲゼルシャフツハウス /
バート・ドュルクハイム、ナトゥールホルン・アカデミー / エッペルハイム、
ルドルフ・ヴィルト・ハレ
前作「序曲&バレエ音楽集」(98.506)のリリース時点ですでに予告されていた、
ファイによるサリエリ・シリーズの続篇がついに登場します。第1弾同様に、こ
のたびも世界初録音を数多く含み資料的価値もさることながら、なによりファ
イによる目の覚めるような演奏のパワーに圧倒されます。いつにもまして打楽
器のアクセント、炸裂するブラス、弦の弾み返るリズムとすべてが強烈きわま
りなく、それでいて聴いて楽しいというとんでもなくよく出来た内容。ファイ
のシリーズは前作と併せて、サリエリ再評価の機運を高めるものとおもわれます。

<harmonia mundi>
HMX 2901927 \1350
カタログ付特価CD
ショパン:ワルツ集(全曲)
アレクサンドル・タロー(ピアノ)
録音:2005年12月
ハルモニアムンディ2010年のカタログ付特価CDは、ショパン・イヤーにあわせて
ローのショパン:ワルツ集。あらためてこうして聴いてみると、タローの気高く薫
る音色が思わず涙の美しさ。魅惑の名盤です。

HMC 902061 \2450
(1)ルベル:四大元素 (2)ヴィヴァルディ:四季
ミドリ・ザイラー(Vnソロ)、ベルリン古楽アカデミー
録音:2009年9月(ベルリン、テルデックス・スタジオ)
生々しい「感触」「手触り」に満ちたルベルとヴィヴァルディ。好評だったダン
スとのコラボレーション・ステージのDVD(HMD 9909026、発売中)の音楽のみを2009
年9月に新たに録音したもの。冒頭の「カオス」の不況和音は、耳と心にざらざら
とした感触を与えますが、決して不快ではないところが、さすがベルリン古楽ア
カデミー。一気に世界に引き込まれます。ヴィヴァルディの「四季」も、「夏」
の嵐も、弦楽器の弓が弦にひっかかる感触、ミドリ・ザイラーのソロは、まるで
ロックかと思うような印象。アンサンブルが刻むリズムも、単に激しいだけでな
く、打ち付ける雨粒、足元からずぶぬれになるような錯覚をおぼえるようです。
美しい風景画ではなく、どこまでもリアルな感触の「四季」をご堪能ください。


HMU 907497 \2450
モーツァルト:鍵盤曲集 vol.1
(1)幻想曲 短調 KV 475(1786)
(2)ソナタ ヘ長調 KV 533/ 494(1788)
(3)ソナタ 変ロ長調 KV 570(1789)
(4)グルックのジングシュピール《メッカの巡礼たち》のアリエッタ「愚民の思う
は」による10の変奏曲 ト長調 KV 455
クリスティアン・ベズイデンホウト(フォルテピアノ)
使用楽器:1987年Derek Adlam, Welbeck製(ワルター/1795年頃モデル)
クリストファー・ホグウッド・コレクション
録音:2009年5月
表情豊かで打ち解けたスタイルで人気のベズイデンホウトは、1979年、ドイツ系
オランダ人の両親のもと、南アフリカで生まれました。何度も聴いたことのある
曲でも、「どこに行くんだろう」と思うような、不思議な吸引力のある音にひき
つけられます。使用した楽器は、モーツァルトがウィーンに移り住んで5年ほどし
た時に購入したワルター製フォルテピアノをモデルに製作されたもの。モーツァ
ルトの‘音色’を追体験できることでも価値ある1枚です。2月末に来日。また今
後もフライブルク・バロック・オーケストラやベルリン・フィルとの共演、ツア
ーも予定されているベズイデンホウト、要注目です。



<CAvi>
4260085531851 \2450
J.S.バッハ:フーガの技法BWV1080
クリスティアン・リーガー(チェンバロ)
使用楽器:クリスティアン・ツェル(ハンブルク1728年)複製/
ディヴィット・サザーランド(ミシガン1990年)
録音:2008年9月ドイツ放送カンマームジークザール
4フーガの技法は演奏解釈、音楽性について問われる難曲。複雑で難解、人間業を
超越したこの巨大な音楽作品は謎多き芸術としてそびえ立っています。そして、
この壮大なバッハの芸術に果敢に挑む演奏者は次々と現れ、数々の名盤を残して
います。
クリスティアン・リーガーは、こうした演奏に一石を投じるアルバムをリリース
しました。クリスティアン・リーガーはライナーノーツで次のように語っていま
す。「人々が試行錯誤し行った宗教的解釈、冷静な客観性、論争、学術的見地、
感情的表現。発表されて2世紀以上経過した記念碑的作品にこれ以上手を加えるこ
とは全く意味をなしません。ハープシコードで演奏されるべきか、第14コントラ
プンクトゥスの完成させる事など、この計り知れない芸術作品を前にしては、編
み物の隙間を埋めるような作業です。知識や教養は解釈の助けになりますし、拡
大カノンについて理解していれば息つく暇もない程の驚きとともに最終部を向か
えることになりますし、もし知らないならば理解する方法はただ一つ精神を集中
させることです。それがこの作品への入り口であり、通訳者=演奏者としての私
の役割であります。」
クリスティアン・リーガーは南ドイツの大物女流ピアニスト、マリア・ベルクマ
ンにピアノを師事、後にスコラ・カントルムでオルガンをジャン・クロード・ツェ
ンダー、チェンバロをアンドレアス・シュタイアーに師事。1994年からムジカ・
アンティクヮ・ケルンのメンバーとして活動し、また数々の古楽アンサンブルに
参加。2008年にはエッセンとベルリンでバッハ鍵盤作品全曲演奏会を行う。2010
年には、ベルリン古楽アカデミーの日本ツアーに参加。




<Ondine>
ODE 1167 2枚組 \2180
ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893):バレエ「白鳥の湖」作品20(全曲)
ロシア・ナショナル管弦楽団 ミハイル・プレトニョフ(指揮)
録音:2009年8月 モスクワ国立音楽院大ホール
 [制作・録音 ライナー・マイヤール]
ピアニストのミハイル・プレトニョフがロシア・ナショナル管弦楽団(RNO)を創設
したのは1990年でした。最初の録音はチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。
作品を深く洞察し、それを音に表現した演奏に対し、英グラモフォン誌のジョナ
サン・スウェインが、「ムラヴィンスキーの録音と肩を並べる最新の「悲愴」、
レニングラード・フィルハーモニックに匹敵するオーケストラ、驚くほど見事に
ピアノから指揮台に移ってみせたプレトニョフ」(The Grammophone 1992年1月号)
と賛辞を呈しました。
2010年はオーケストラ創立20周年。プレトニョフ&RNOの記念すべきONDINEレーベ
ル第1弾はロシア古典バレエの最高峰である「白鳥の湖」。驚きと閃きに満ちたプ
レトニョフの音楽性がチャイコフスキーの華麗で美しい旋律を鮮やかに描き出し
ています。オケの持つ音色を魅力的に引き出すONDINEサウンドがRNOの特徴でもあ
る力強さ繊細さのコントラストを際立たせています。

ODE 1157 \1850
マグヌス・リンドベリ(1958-):
(1)グラフィーティー(Graffitti)(2009)-混声合唱と管弦楽のための
(1)ヘルシンキ室内合唱団 フィンランド放送交響楽団 サカリ・オラモ(指揮)
(2)太陽を見よ(Seht die Sonne)(2007)-管弦楽のための
(2)フィンランド放送交響楽団 サカリ・オラモ(指揮)
録音:(1)2009年5月23日フィンランディアホール、
(2)2008年9月4日-5日文化の家(ヘルシンキ、フィンランド)
[制作 (1)ラウラ・ヘイキンヘイモ、マルック・ヴェイヨンスオ
録音(1)ヤリ・ランタカウリオ、アンティ・ポホヨラ]
「店頭に出しておいた青銅の壺がなくなった。戻しにくれば、65セステルティウ
ス。泥棒の居場所を教えてくれれば、20セステルティウスを払おう」「もうけは
幸せ」「泥棒は外、善人は内」「なんとついてるオレ」「ここで二度ほど」。マ
グヌス・リンドベリの「グラフィーティー」は、ポンペイの遺跡に見つかった<
らくがき>から63個をテクストに使った、演奏時間30分を越す合唱と管弦楽のた
めの作品です。ストラヴィンスキー、ブリテン、オルフを連想させるスタイルの
音楽で古代ローマの暮らしをしのぶ。ロンドンのサウスバンク・センター、フィ
ンランド放送、ノルウェー音楽協議会の資金援助を受けたオスロ・フィルハーモ
ニックの共同委嘱により作曲され、2009年フィンランド作曲家協会賞を受けまし
た。「太陽を見よ」は、ベルリン・フィルハーモニーとサンフランシスコ交響楽
団の委嘱作。シェーンベルクの「グレの歌」の終曲、冒頭の合唱に由来する題名
をもつ、3楽章の管弦楽作品です。サイモン・ラトルの指揮によりベルリンで初
演。リンドベリの近年の聴き手にフレンドリーなスタイルを代表する一作と言え
そうです。




<Alba>
ABCD 289 \1980
ショパン(1810-1849):
ポロネーズ第7番 変イ長調 作品61「幻想ポロネーズ」、
バラード第1番 ト短調 作品23、バラード第2番 ヘ長調 作品38、
バラード第3番 変イ長調 作品47、バラード第4番 ヘ短調 作品52、
幻想曲 ヘ短調 作品49
アンネ・カウッピ(P)
録音:2009年1月18日-19日、22日 
クーサンコスキホール(クーサンコスキ、フィンランド)(ライヴ)
[制作:オット・ドンナー  録音:エサ・サントネン]
シベリウス・アカデミー出身のアンネ・カウッピ(1962-)。1980年にデビューコン
サートを行ったのち、ニューヨークのジュリアード音楽学校でアニア・ドーフマ
ンとアデーレ・マーカスに学び、修士のディプロマを取得しました。国内のオー
ケストラとの共演やソロコンサートを行いながら、ドイツとスウェーデンでも演
奏しています。「練習曲集」(ABCD249)につづくショパン・アルバムは、4曲のバ
ラードをメインにすえたプログラム。2009年1月にクーサンコスキのホールで行わ
れたコンサートがライヴ録音されました。ショパン生誕200年の記念アルバムです。

ABCD 293 \1980
ショパン(1810-1849):チェロソナタ ト短調 作品65
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
チェロソナタ ト短調 作品19、ヴォカリーズ ホ短調 作品34-14
マルコ・ユロネン(Vc) アルト・サトゥカンガス(P)
録音:2009年3月28日-31日 タンペレホール 小ホール(タンペレ、フィンランド)
[制作:ラウラ・ヘイキンヘイモ  録音:マッティ・ヘイノネン]
ショパン・イヤーを記念する、情趣あるアルバムがリリースされました。フィン
ンドのチェリスト、マルコ・ユロネン Marko Ylonen(1966-)。1996年、ニューヨ
ークのコンサート・アーティスト・ギルド・コンペティションで第1位を獲得し、
ソロイスト、室内楽奏者として活躍しています。ピアニストのアルト・サトゥカ
ンガスはシベリウス・アカデミーを卒業後、サンクトベテルブルク国立音楽院の
ヴラジーミル・ニルセンに学び、ジェルジ・シェベク、ドミートリー・バシュキ
ロフ、ニキータ・マガロフの夏期コースに参加しました。2008年にフィンランド
とドイツのツアーを行ったふたりの共演です。




<Simax>
PSC 1295 \2280
ウジェーヌ・イザイ(1858-1931)/ トール・ヨハン・ボーエン版:
弦楽のための三重奏曲集
2つのヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲
弦楽三重奏曲第1番「シメイ」
弦楽三重奏曲第2番「バラード」
トール・ヨハン・ボーエン(Vn) アンデシュ・シェルベリ・ニルソン(Vn)
アーレ・サンバッケン(Va) ジュリエット・ジョプリング(Va) 
ヨハンネス・マッテンス(Vc)
録音:2007年10月6日-8日、2008年3月29日-31日 リース教会(オスロ)
[制作:トニー・ハリソン  録音:ジェフ・マイルズ]
ヴァイオリンのヴィルトゥーゾ、イザイの作品は、6つの無伴奏ヴァイオリンのた
めのソナタ(作品27)が知られます。そのイザイの室内楽作品に最近、注目が集ま
るようになってきました。
「2つのヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲」は、1914年から1916年、イザ
イが第一次世界大戦を避けてロンドンにいた時に初稿が書かれ、1917年から1925
年にかけて改訂が行われました。完成までの11年間にイザイの美学は変化し、そ
れがこの音楽に反映していると言われます。<1楽章の>弦楽三重奏曲「シメイ」
は、「高度に独創的で、思わず釣り込まれてしまう音と色彩とテクスチュアの世
界を示す……ドビュッシーとラヴェルを思い起こさせ……時として、初期のシェ
ーベルクに似る……」。そう語ったクラッゲルードと彼のアンサンブルも録音し
た作品です。「バラード」のサブタイトルをもつ弦楽三重奏曲第2番は出版はされ
ず、2008年2月24日になってトール・ヨハン・ボーエン、ジュリエット・ジョプリ
ング、ヨハンネス・マッテンスのトリオによりノルウェー、オースの旧教会で初
演されました。
このアルバムの作品は、作曲者の手稿譜を基に第1ヴァイオリンのボーエンが編纂
した版により演奏されています。彼はブックレットのノーツも執筆。作曲の経緯
と、イザイを知る音楽家たちの言葉も収められた貴重な資料です。
録音はオスロの教会で行われ、クラッゲルードのソナタ集を担当したトニー・ハ
リソンとジェフ・マイルズがイザイの音楽を素晴らしい音に収録しました。録音
のレファレンスにもできるディスクです。




<naive>
V 5202 \2280
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125 「合唱つき」
エマニュエル・クリヴィヌ(指)
ジネアド・ミュレーン(S)、キャロリン・マズア(A)、ド
ミニク・ヴォルティッヒ(T)、コンスタンティン・ヴォルフ(B)
ラ・シャンブル・フィルハーモニック、シャンブル・レ・エレメンツ合唱団
ピリオド楽器を用いたオーケストラで、古典派とロマン派の派境期の作品の新たな
魅力に気づかせてくれるクリヴィヌ率いるラ・シャンブル・フィルハーモニック
の新譜は、第九。レパートリーに応じて、テクニックやアンサンブルのサイズを
自在に変化させるこの団体、ここでもまさに納得の響きで迫力の演奏を展開して
います。細かな部分まで手入れが行き届いており、かつ、迫力に満ちた新しい第九
をおたのしみください。

V 5229 \1880
特別価格
IMPRESSIONS ON CHOPIN-キープ・スインギング・ショパン
(1)前奏曲op.26(遺作)(2)マズルカop.24-2 ハ長調 (3)練習曲op.10-6
(4)マズルカ op.33-2 ニ長調 (5)ノクターンop.15-1 へ長調
(6)エチュード op.25-9 変ト長調 (7)マズルカ op.68-3 へ長調
(8)エチュード op.25-4 イ短調 (9)マズルカ op.24-1 ト短調
(10)プレリュードop.28-7 イ長調 (11)マズルカ op.57-4 イ短調
(12)プレリュードop.28-3 ト長調 (13)ノクターンop.15-3 ト短調
(14)コントルダンス 遺作 変ト長調 (15)マズルカ op.24-1 ト短調
レシェック・モジジェル(ピアノ)
録音:1999年
ポーランドの名ジャズ・ピアニストによるショパン。しっかりショパンなのです
が、同時にしっかりジャズ。トラック3のエチュードop.10-6など、最初はショパ
ンの作品そのままですが、次第にジャズへと移行し、時空と次元を超えた感覚に
なります。エチュードop.25-4では、左手パートの跳躍する和音はほぼショパン
そのままで、右手がチャーリー・パーカー風のパッセージを奏でるなど、変幻自
在。ショパン・イヤーにポーランド奏者が放つ、極めて興味深い1枚の登場とな
りました。(OP 30263という品番で流通していたものの再発売盤です。)




<ORFEO D'OR>
ORFEOR 785092 2枚組 \4160
スメタナ:「売られた花嫁」(ドイツ語)
ワルデマール・クメント(T イェニーク)
イルムガルト・ゼーフリート(S マリー)
ハンス・ブラウン(Br クルシナ)
ヒルデ・コネツニ(S ルドミラ)
ルートヴィヒ・ウェルター(Bs ミヒャ)
ロゼッテ・アンダイ(Ms ハータ)
マレー・ディッキー(T ヴァシェク)
オスカー・チェルヴェンカ(Bs ケチャル)
ほか
ベリスラフ・クロブチャール(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1960年11月11日,ウィーン(ライヴ)
スメタナのオペラの代表作と言えば「売られた花嫁」。スメタナのオペラは通常
チェコ国内でしか上演が盛んではありませんが、この「売られた花嫁」だけはドイ
ツ語圏での上演も非常に盛んです。このCDには、1960年にウィーン国立歌劇場で取
り上げられたクルト・ホノルカによるドイツ語訳詞の上演が収録されています。
これはギュンター・レンネルトの演出で前年に新製作されたもので、カラヤン時
代のウィーン国立歌劇場の成果として充実した舞台の一つに数えられるものでし
た。歌手は、おなじみクメント、ゼーフリートを始め、当時のウィーンの名歌手
が多数出演。指揮は、クラウスとマタチッチの弟子として有名なクロブチャール。
東欧風のローカル色と、カラヤン時代のウィーンのインターナショナルな気風と
が上手くかみ合った名演になっています。

ORFEOR 598091 \2080
コルネリウス:「花嫁の歌」(6曲)
ブラームス:悲しみに沈む娘 Op.7-5,私の眠りはいよいよ浅く Op.105-2,
夜鶯 Op.97-1,子守唄 Op.49-4
ヴォルフ:捨てられた乙女,庭師,春に
キーンツル:山の上のマリア,五月Op.73-5
モーツァルト:春へのあこがれ K.596
シューベルト:鱒 D550
マルクス:マリアの歌,記憶,ある娘の歌,ジプシー,聖マリア
R.シュトラウス:明日の朝 Op.27-4,夜 Op.10-3,わが子に Op.37-3,
君は僕の心のかわいい冠 Op.21-2,憩え、私の魂よ Op.27-1,万霊節 Op.10-8,
高鳴る胸 Op.29-2
イルムガルト・ゼーフリート(S)
レオポルト・ルートヴィヒ(P) エリック・ウェルバ(P) 
ヴィクトール・グレーフ(P)
録音:1943-52年
1950年代を代表するモーツァルト・ソプラノ、イルムガルト・ゼーフリート
(1919-1988)の貴重な録音がCDになりました。ゼーフリートは1943年にウィーン国
立歌劇場にデビューしてから国際的名声を博しましたが、コルネリウスの歌曲集
「花嫁の歌」はその年の12月の録音。24歳のゼーフリートの瑞々しい歌が聞けま
す。またゼーフリートの歌うマルクスの歌曲は極めて珍しいはず。もちろんシュ
トラウスやブラームスの歌曲も胸を打ちます。ゼーフリートというとどうしても
ステレオ期になってからの録音が主になってしまいますが、この若い頃の歌もた
いへんに魅力的なものばかりです。

ORFEOR 597091 \2080
ブラームス:
夜鶯に Op.46-4,野の淋しさ Op.86-2,セレナード Op.106-1,永遠の愛 Op.43-1
ドヴォルザーク:「ジプシーの歌」 Op.55
フランツ:バラが嘆いて言った,秋に,海の上で
マルクス:ある娘の歌,慎ましい羊飼い
シューベルト:
憩いのない愛 D138,ミニョン1「話せと命じないで下さい」 D726,
春のあこがれ D957-3
シューマン:君に捧ぐ Op.25-1,テントウムシ Op.79-13
R.シュトラウス:
ツェツィーリエ Op.27-2,ひそやかな誘い Op.27-3,高鳴る胸 Op.29-2,
愛を抱いて Op.32-1,荒天 Op.69-5
ヴォルフ:ヴァイラの歌,つきることのない愛,私の巻き毛の影で,愛する人よ、
あなたが天国に昇る時には,めぐり来る春
ヒルデ・コネツニ(S)
ヨゼフ・クリップス(P)
録音:1942、43年
ORFEO D'ORから貴重な録音が登場します。ヒルデ・コネツニ(1905-1980)は、ウィ
ーンで生まれ育ち亡くなった、生粋のウィーン娘のソプラノ。ちなみに姉アニー
・コネツニも高名なソプラノ。二人とも30代、40代が第二次世界大戦と戦後の混
乱期に重なってしまったため、国際的な名声を築くことができませんでしたが、
ことにヒルデは1940年代から50年代前半にはウィーンでは大人気のスターで、フ
ルトヴェングラーはスカラ座とRAIローマの二回の「ワルキューレ」で、どちら
もコネツニをジークリンデとして起用しています。ここに収録されているのは第
二次世界大戦真っ只中の1942、43年のもの。伴奏がウィーンの名指揮者ヨゼフ・
クリップスというのが興味をかき立てられます。ナチに非協力的だったクリップ
スはオーストリアがドイツに併合された後、ひどく冷遇され、歌唱指導で糊口を
凌いでいたという話が伝わっていますが、これはその貴重なドキュメントでもあ
るのです。もちろん腕前も実に見事。二重に貴重な録音です。




<Profil>
PH 07060 2枚組 \4250
ウェーバー:「魔弾の射手」
ローレンツ・フェーエンベルガー(T マックス)
マルガレーテ・テシェマッハー(S アガーテ)
クルト・ベーメ(Bs カスパール)
アルノ・シェレンベルク(オットカール)
ハインリヒ・プフランツル(Br クーノ)
エルフリーデ・トレチェル(S エンヒェン)
カール・エルメンドルフ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン,ドレスデン国立歌劇場合唱団
録音:1944年
作曲家ウェーバーがかつてドレスデン国立歌劇場の楽長だったことは有名。当然、
ウェーバーのオペラの上演も盛んなのですが、意外なことに傑作ドレスデンでの
「魔弾の射手」の録音は1973年のカルロス・クライバーのDG録音までは、この録
音と、戦後間もない頃のルドルフ・ケンペ指揮の録音しかありません。この「魔
弾の射手」は、古き良きシュターツカペレ・ドレスデンの薫り豊かなウェーバー
が楽しには打ってつけの貴重な録音です。指揮は、バイロイト音楽祭で長く活躍
し、1943年にカール・ベームからドレスデンの音楽監督を引き継いだカール・エ
ルメンドルフ。しかも当時のドレスデンの名歌手が総動員。テシェマッハーを筆
頭に、フェーエンベルガー、ベーメ、トレチェルら、いずれも当時のスターたち
です。PREISERからPRCD90386で発売されている録音と同一ですが、音の点で好評
を博しているProfilのドレスデン国立歌劇場歴史的録音シリーズでの発売は歓迎
できるものでしょう。




<Medici arts>~EuroArts
20 55494(Blu-ray) \4250
シューマン:
ピアノ協奏曲イ短調
交響曲第4番
交響的練習曲よりアダージョとアレグロ・ブリランテ(チャイコフスキー編曲)
「子供の情景」より 見知らぬ国と人々から(アンコール)
「謝肉祭」より 前口上、ドイツ風ワルツ、 間奏曲「パガニーニ」、
フィリスティンと戦うダヴィッド同盟の行進(ラヴェル編曲)
マルタ・アルゲリッチ(P)
リッカルド・シャイー(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
収録:2006年6月1-2日、ライプツィヒ、ノイエス・ゲヴァントハウス
シューマン生誕200年を記念して、DVDリリース後評判を呼んだアルゲリッチとシャ
イーのシューマン・プログラムをブルーレイ化。このコンサートはシューマン没後
150年の2006年、シューマンゆかりの地ライプツィヒでシューマンの命日に行われ
た記念演奏会。メインはピアノ協奏曲、交響曲第4番、そのほかチャイコフスキー、
ラヴェルによるオーケストラ編曲のピアノ作品で構成されています。
アルゲリッチの奔放さが遺憾なく発揮されたピアノ協奏曲は、完全なる美しさをた
たえた名演。想像力に富み、感性豊かな演奏は、シューマンの魅力を惹きだすの
に最も適したピアニストといえるでしょう。またオーケストラの緻密なアンサン
ブルと感情豊かなシャイーの指揮ぶりは、端正で格調高い秀演。
しかし、何といってもアルゲリッチの奇跡的な音楽性を目の当たりにする素晴ら
しい映像です。




<harmonia mundi>
HMX 2908375 \1350
ショパン”The Essentials”
(1)アンダンテ・スピアナートop.22/アラン・プラネス(プレイエル1836年ピアノ)
(2)ノクターンop.9-2 変ホ長調/ブリジット・エンゲラー
(3)(4)ワルツop.69-1 変イ長調、華麗なるワルツop.18 変ホ長調
/アレクサンドル・タロー
(5)バラード第1番op.23 ト短調/セドリック・ティベルギアン
(6)練習曲op.10-3 ホ長調「別れの曲」/フレデリック・チュウ
(7)(8)プレリュード op.28-6 ロ短調、プレリュードop.28-15 変ニ長調
/アラン・プラネス(1906年スタインウェイ)
(9)ソナタ第2番op.35 変ロ短調より第3楽章(葬送行進曲)/オリガ・カーン
(10)マズルカop.8-1 変ロ長調/フレデリック・チュウ
(11)英雄ポロネーズ op.53 変イ長調/ジョン・ナカマツ
(12)幻想即興曲 op.66/オリガ・カーン
(13)(14)練習曲 op.10-1 ハ長調、練習曲op.10-12 ハ短調「革命」/辻井伸行
(15)ピアノ協奏曲第1番 ホ短調より 第3楽章
/オリガ・カーン、
アントニ・ヴィト(指)ワルシャワ・フィル
ハルモニアムンディから、ショパン・イヤーにあわせて魅力的な1枚の登場。薫り
高いプレイエルの音色によるアンダンテ・スピアナートに始まるこのディスク、
ショパンのサロンへと時空を越えて招待されたかのような気分になります。根強
いファンがいるものの、ほとんどが廃盤となってしまっているフレデリック・チュ
ウのトラック、ジョン・ナカマツのゴージャスな英雄ポロネーズ、タローのワル
ツ、そして辻井のトラックも含まれているなど、きわめつけの1枚です。
(辻井伸行によるエチュードop.10-12「革命」は、発売中のヴァン・クライバーン
国際ピアノコンクールライヴCDには収録されていませんが、2010年4月末に発売予
定のコンクールライヴ録音CD第2弾に収録されるものと同じ録音です(op.10のエ
チュード全曲)。)




<Haenssler>
98 519 \2080
シューベルト:ピアノ作品集Vol.4
2つのスケルツォ D.593
ピアノ・ソナタ 第6番 ホ短調 D.566
4つの即興曲D.935
ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)
録音:2007年11月11-16日ノイマルクト
名匠ゲルハルト・オピッツのシューベルト作品集第4弾。総合的にシューベルトの
作品を捉えているオピッツが語る音楽は4枚目にして益々深みを増してきています。
シューベルト多作の1817年に作曲された「2つのスケルツォ」、「ピアノ・ソナタ
第6番」とその10年後シューベルト最晩年の1827年に作曲された4つの即興曲を収
録。膨大なシューベルトの作品を熟知しているオピッツだからこそ成し得る、自
由さと即興性を絶妙に加味し、シューベルトの内なる音楽世界を表現しています。
2010年春にはベートーヴェンの協奏曲全曲演奏会、秋にはシューベルト・リサイ
タルを予定しています。




<C Major>
70 0908(DVD-Video) 2枚組 \4800
70 1004(Blu-ray) \5200
字幕:独英仏西
ワーグナー:「ジークフリート」(全曲)
ランス・ライアン(Tジークフリート)
ジェニファー・ウィルソン(Sブリュンヒルデ)
ユハ・ウーシタロ(Brさすらい人)
ゲルハルト・ジーゲル(Brミーメ)
フランツ=ヨーゼフ・カペルマン(Bアルベリッヒ)
キャサリン・ウィン=ロジャース(Aエルダ)
バレンシア州立管弦楽団 ズービン・メータ(指揮)
演出:カルルス・パドリッサ(ラ・フラ・デルス・バウス)
装置:ローラント・オルベター
衣装:チュ・ウロズ
収録:2007年バレンシア、ソフィア王妃芸術館(州立歌劇場)ライヴ

70 1108(DVD-Video) 2枚組 \4800
70 1204(Blu-ray) \5200
字幕:独英仏西
ワーグナー:「神々の黄昏」(全曲)
ランス・ライアン(Tジークフリート)
ラルフ・ルーカス(Brグンター)
マッティ・サルミネン(Bハーゲン)
フランツ=ヨーゼフ・カペルマン(Bアルベリッヒ)
ジェニファー・ウィルソン(Sブリュンヒルデ)
エリザベーテ・マトス(Msグートルーネ)
キャサリン・ウィン=ロジャース(Msヴァルトラウテ)
バレンシア州立管弦楽団 ズービン・メータ(指揮)
演出:カルルス・パドリッサ(ラ・フラ・デルス・バウス)
装置:ローラント・オルベター
衣装:チュ・ウロズ
収録:2007年バレンシア、ソフィア王妃芸術館(州立歌劇場)ライヴ
これぞ新時代の『指環』!スペイン、バレンシアの芸術館と、イタリア、フィ
レンツェ市立歌劇場の共同制作で、新たな『指環』が誕生!! この2本で全曲
揃いました。この舞台は、バルセロナのパフォーマンス集団ラ・フラ・デルス
・バウスが参加しており、その中心メンバー、カルルス・パドリッサが演出を
担当。特徴の一つは、巨大スクリーンに投影した圧倒的なCG映像。オペラの舞
台で映像を用いるのは珍しくありませんが、この演出では非常に精密に作られ
たCG映像を舞台一面に広がるスクリーンに投射しています。第二に、舞踊団体
ラ・フラ・デルス・バウスの驚異的な集団舞踊。ラ・フラ・デルス・バウスは
1979年創立。1992年にはバルセロナ・オリンピックの開会式を手がけ、世界的
に知られるようになりました。様々な点で現代の最先端を行く舞台づくりです。
そしてメータの指揮と、現代を代表するワーグナー歌手が集められ、ワグネリ
アンはもちろん、オペラ・ファンや舞台好きな人は皆要注目です! 特典にメ
イキング映像付き。



<MN Records>
MNRCD 116 \2250
「The Glare」
デイヴィッド・マッカルモン&マイケル・ナイマンによるSongs
1. Take the Money and Run
2. Secrets, Accusations and Charges
3. City of Turin
4. Friendly Fire
5. In Rai Don Giovanni
6. In Laos
7. Going to America
8. Fever Stick and Bones
9. A Great Day in Kathmandu
10. Underneath the Hessian Bags
11. The Glare
マイケル・ナイマン・バンド&デイヴィッド・マッカルモン
録音:2008年
glareとは、「けばけばしさ」や「目立つこと」の意。タイトル通り、実に刺激
的な作品が収録されています。デイヴィッド・マッカルモンは、歌手で、アル
・グリーンやマーヴィン・ゲイエらの声の魅力的なエッセンスをすべてあわせ
もつとも言われるほどの声と才能の持ち主。24時間常に新しい情報が溢れる現
代に埋もれてしまいがちな、小さなことに対する個人の様々な感情に着目した
マッカルモンが、ナイマンの曲に詞をつけました。21世紀の海賊を主題とした
7曲目、セックス・シンボルとしてドン・ジョヴァンニを描いた第5曲など、
様々な情景が多角的に浮き上がってくる秀作で、自分の中にある、様々な感情
が喚起される1枚です。




<SEELENKLANG>
FIT 1 \2250
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー:声楽作品集
歌曲集
1. 友よ、君は歌を僕に送る(ウーラント)(1895)
2. 祖国(ウーラント)(1896)
3. 忍耐(ハイゼ)(1897)
4. 思い出(ケルナー)
5. 宝を探す男(アイヒェンドルフ)
6. 哀しき猟師(アイヒェンドルフ)
7. 兵士(シャミッソー)(1899)
8. いましめ(ゲーテ)(1897)
9. 湖の上で(ゲーテ)(1900)
10. かもめが飛んでいる(マイヤー)(1900)
11. 天使がハープをかき鳴らし(シルヴァ)(1898?)
12. テ・デウム(日本初演)(1909)
1.-7. 細岡 雅哉(バリトン) 生田 美子(ピアノ)
8.-11. 山口 克枝(メゾ・ソプラノ) 岡 珠世(ピアノ)
12.フルトヴェングラー没後50周年記念合唱団、辻 秀幸(合唱指揮) 
太田 小百合(ソプラノ) 柏木 綾(アルト)
小林 勉(テノール) 吉川 賢太郎(バリトン)
東京フルトヴェングラー研究会管弦楽団 野口 剛夫(指揮)
録音:1.-7. 2006年1月25日 タワーホール船堀小ホール【フルトヴェングラー
生誕120周年記念コンサート 音楽家フルトヴェングラーの誕生】
8.-11. 2008年3月12日 本郷中央教会
【東京フルトヴェングラー・フェスト2008 室内楽演奏会】
12. 2004年11月28日 アミューたちかわ大ホール
【フルトヴェングラー没後50周年記念演奏会】
編集:東京フルトヴェングラー研究会  制作:音と言葉社
待望の作曲家フルトヴェングラーの作品シリーズが始まります。第1弾は声楽作
品集で、歌曲とテ・デウム。東京フルトヴェングラー研究会は1995年の設立以
来、一貫してフルトヴェングラーの作品を紹介し続けてきましたが、このCDに
は、2004-2008年に行われた演奏会のライブ録音が収められています。フルト
ヴェングラーの歌曲は全て十代に書かれており、既に抒情的な感性と哲学的な
思索が融合した独自の音楽となっております。テ・デウムは1909年、23歳の時
の作品。作曲家フルトヴェングラーの代表作と言ってよいほどの充実を見せて
おり、2004年の日本初演ライブで聴けるのも大変魅力です。(野口剛夫)





<CASCAVELLE>
VEL 3137 \2080
ショスタコーヴォチ(1906-1975):
祝典序曲 作品96(1954)
交響曲第5番 ニ短調 作品47(1937)
シンセン交響楽団
フィリップ・アントルモン(指揮)
録音:2008年11月 シンセン、中国
アントルモンと関係の深いカスカヴェル・レーベルから意外な新譜が登場。な
んとオケは世界第2の経済大国になるはずの、中国から。その経済の要シンセン
のオーケストラ。いつの間にか、こんなうまいオーケストラができていたのか
とびっくりさせられました。すごい実力です。いろいろの意味で必聴と思われ
ます。録音も大変いいものでございます。




<Calliope>
CAL 9424 2枚組 \3250
ラモー:「プラテー」
ブルース・ブルワー(T プラテー)
イザベル・プルナール(S 愛の神、フォリ)
ニコラ・リヴァンク(Br サテュロス,シテロン)
ジル・ラゴン(T テスピス,メルキュール)
エリザベート・ボドリ(S タリー,クラリーヌ)
ジャン=フランソワ・ガルデイル(Br モミュス)
クリス・ド・モール(Bs ジュピテル)ほか
ジャン=クロード・マルゴワール(指)
ラ・グランド・エキュリ・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ
(王室大厩舎・王宮付楽団)
録音:1988年9月5-12日,パリ
ラモーの傑作として近年非常に人気の高いのが「プラテー」。妻ジュノンの嫉
妬深さにウンザリしていた大神ジュピテルは、蛙の姿をした沼の妖精プラテー
に夢中になっている芝居をするということに。プラテーはすっかり有頂天。二
人の結婚式に、怒り狂ったジュノンが乗り込むも、プラテーの姿を見て大笑い
し、ジュピテルとジュノンは仲直り。怒りの収まらないプラテーは、恨みの言
葉を吐いて逃げていく、というもの。このマルゴワールの録音は、ピリオド楽
器の録音として初のもので、元々CBSレコードから発売されましたが、比較的短
期間で消えてしまい、幻の「プラテー」となっていました。今回約20年ぶりの
再発売です。タイトルロールのブルワーは、1944年生まれの米国のテノールで、
1970,80年代にヨーロッパでモーツァルト・テノールとして活躍しました。ま
た当時復興し始めたばかりのフランスバロック音楽で、高音を柔らかく歌うオ
ートコントルとして貴重な人材でした。さらにプルナールを始め、懐かしい
1980年代の古楽系名歌手が集まっています。マルゴワールの優しい感触の演奏
も味があります。




<Medici Arts>~Euro Arts
20 20108(DVD-Video) \1080
EURO ARTS & IDEALE AUDIENCE 2010年カタログ付きDVD
言語:英、独、仏
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 op.15
ブラームス/シェーンベルク編(管弦楽版):ピアノ四重奏曲第1番ト短調 op.25
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル(指揮)
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:2004年5月1日 アテネ、ヘロデス・アッティコス奏楽堂(ライヴ)
特典映像:「The Europian Concert in Olympic Arhens」
ラトル&ベルリン・フィルによるヨーロピアン・コンサートの映像。ラトルが
BPOの首席指揮者就任後最初のヨーロピアン・コンサートの模様。2004年アテネ
のヘロデス・アッティコス奏楽堂で行われた演奏会は、バレンボイムをソリス
トに迎えた華やかな一夜となりました。シェーンベルク編曲のピアノ四重奏曲
は、ラトル得意の曲目だけあってBPOとの完全なる音楽作りには圧倒されます。
また改めてバレンボイムのピアニストとしての才能に触れることのできるブラ
ームスのピアノ協奏曲。限定盤となりますので予めご了承下さい。

20 51968(DVD-Video) \2900
モニューシコ:『ハルカ』より「マズルカ」
ヴィエニアフスキー:ポロネーズ Op.4*
チャイコフスキー:
メロディ(『なつかしい土地の思い出』Op.42-3)、
ワルツ・スケルツォ(ハ長調)Op.34*
チャピ:『人騒がせな娘』より「序曲」
キム:エレジー
ロンビュー:シャンペン・ギャロップ
外山 雄三:バレエ組曲『幽玄』より「天人の踊り」
シベリウス:「悲しいワルツ」(付随音楽『死》Op.44より)
エルガー「野生の熊」(『子供の魔法の杖』第2組曲Op.1b)
リヒャルト・ワーグナー:『ローエングリン』より「第3幕への前奏曲」
クライスラー:中国の太鼓*
ガルデル(編曲:ジョン・ウィリアムズ):
タンゴ「首の差で」(映画「セント・オブ・ウーマン」より)*
パガニーニ:ヴェネツィアの謝肉祭 Op.10*
ツィーラー:ウィーンの市民 Op.419
マスカーニ:『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 ハ長調 Op.72-7
チャイコフスキー:『くるみ割り人形』よりパ・ド・ドゥ
ビゼー:『アルルの女』第2組曲より「ファランドール」
マスネ:『ル・シッド』よりアラゴネーサ&ナヴァレーサ
リンケ:『ルーナ夫人』より「ベルリン気質」
マリス・ヤンソンス(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァディム・レーピンン(vn)*
収録:2002年6月23日、ヴァルトビューネ(ベルリン)ライヴ
毎年恒例のベルリン・フィル野外コンサート、ヴァルトビューネ。ベルリン市
民のみならず世界各国から2万人が集まるベルリンの夏の風物詩。2002年はマリ
ス・ヤンソンスが登場。ミュージカル・プログラムやクラシックの名曲を集め
た内容。さらにヴァディム・レーピンの華麗なるヴァイオリンも堪能し、すべ
ての音楽ファンが楽しむことのできる映像です。




<Dynamic>
DYNDVD 33631(DVD-Video) \3780
字幕:伊英独仏西
チマローザ:「秘密の結婚」
チンツィア・フォルテ(S カロリーナ)
プリシユ・ラプラス(S エリゼッタ)
ダミアーナ・ピンティ(Ms フィダルマ)
アルベルト・リナルディ(Br ジェローニモ)
アルド・カプート(T パオリーノ)
マリオ・カッシ(Br ロビンソン伯爵)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
ワロン王立歌劇場管弦楽団
演出:ステーファノ・マッツォニス・ディ・パララフェーラ
装置:ジャン・ギ・ルカ
衣装:フェルナン・ルイツ
収録:2008年2月,リエージュ
Dynamicのワロン王立歌劇場ライヴ、新刊はオペラブッファの傑作として名高い
チマローザの「秘密の結婚」です。このオペラは1792年にウィーンで初演され、
あまりの面白さに観劇した皇帝レオポルト2世が、公演後にもう一度上演させた
というほどの傑作。物語は単純。金持ちの商人ジェローニモの娘カロリーナは、
使用人パオリーノと密かに結婚している。ところがカロリーナの姉エリゼッタ
と結婚するはずのロビンソン伯爵(伯爵は金目当て、ジェローニモは爵位目当
て)がカロリーナに一目惚れ、さらにジェローニモの妹の年増女フィダルマが
パオリーノに迫って来る始末。伯爵に腹を立てていたジェローニモも、カロリ
ーナと結婚できるなら持参金は半分で良いと言われ、妥協してしまう。すった
もんだの末、パオリーノとカロリーナは駆け落ちを決めるが、そこに伯爵とエ
リゼッタが加わり、結局カロリーナとパオリーノの仲が明らかに。二人は許さ
れ、伯爵は予定通りエリザベッタと結ばれ、めでたし。
この上演の指揮者は、イル・ジャルディーノ・アルモニコのリーダーとして高
名なアントニーニ。キリリとした音楽作りはさすが名門古楽団体を引っ張って
きた人物だけあります。ヒロインのカロリーナは、美人ソプラノとして名高い
フォルテ。歌よし容姿よしで文句なし。アルド・カプートは1980年、バーリ生
まれ。ロッシーニなどを得意としています。ジェローニモは、1939年生まれの
大ベテラン、リナルディ。1986年のウィーン国立歌劇場来日公演《フィガロの
結婚》でフィガロを歌った名バリトンです。この上演時には68歳ですが、実に
達者。ロビンソン伯爵には、この1月のベルガモ・ドニゼッティ歌劇場来日公
演の《愛の妙薬》でベルコーレが好評を博したカッシが歌っています。パララ
フェーラの演出は、伝統的な舞台作りの中に、思わず笑ってしまう仕掛けを施
したもので、「秘密の結婚」入門に打ってつけです。

CDS 653 2枚組 \3780
レグレンツィ:
教会で用いられるための合奏音楽集 Op.1(4声のミサ,証聖者の盛儀晩課)
リッカルド・ファヴェーロ(指)
オフィチーナ・ムジクム
録音:2008年11月,マッサンザーゴ
ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-90)は、17世紀に半ばに活躍した作曲家。
1645-56年にベルガモのサンタ・マリア・マッジョーレ教会のオルガニストを、
1665年まではフェラーラのアッカデミア・デッロ・スピリト・サントの楽長を、
そして晩年はヴェネツィアのサン・マルコ寺院で楽長にまで昇り詰めています。
「教会で用いられるための合奏音楽集」は1654年にヴェネツィアで出版された
曲集で、作品番号1が与えられています。「4声のミサ」は、キリエ、グローリ
ア、クレドの3曲だけにもかかわらず30分を超える力作。「証聖者の盛儀晩課」
は、21曲からなる70分に迫る大作です。いずれも世界初録音。
オフィチーナ・ムジクムは16、17世紀の音楽を演奏する団体で、器楽合奏と声
楽ソリストで編成されています。

CDS 657 \1950
ゲンスバッハー:フルートとギターのためのセレナード Op.12
ライナー:ギターのための8つの大変奏曲 Oev.6
フバー:スポンティーニの「ヴェスターレ」の行進曲
カル:フルートとギターのためのセレナードOp.54、
ギター独奏のための三つのソナタ集 Op.22-第2番
ジュゼッペ・カレール(G)
ルイージ・ルポ(Fl)
録音:2009年1月,ボルツァーノ
たいへんに珍しいフルートとギターのための作品ばかり集めています。このCD
には「アンネッテ・フォン・メンツのサロン音楽」という副題がついています。
アンネッテは、18世紀後半にボルツァーノで繁盛した商人アントン・メルヒオ
ール・フォン・メンツの娘で、父娘とも音楽を愛し、貴重な楽譜のコレクショ
ンを残しています。このCDには、そのコレクションから5曲を選び、アンネッ
テのサロンを再現しています。4人の作曲家のうち最も有名なのはヨハン・バ
プティスト・ゲンスバッハー(1778-1844)で、1823年から亡くなるまでウィー
ンのシュテファン大聖堂の楽長を務めました。残る3人、レオンハルト・デ・
カル(1767-1815)、ヨゼフ=エヴァルト・ライナー(1784-?)、ネポムク・フバ
ー(1803-?)についてはあまり詳しい経歴は分かっていませんが、いずれも優れ
た作曲家だったことがここに収録された音楽から分かります。
ジュゼッペ・カレールとルイージ・ルポは、共にボルツァーノのヴィヴァル
ディ音楽研究所で教鞭を取っている名手。





<IDIS>
IDIS 6587 2枚組 \3250
モノラル
ベートーヴェン:「フィデリオ」
ビルギット・ニルソン(S レオノーレ)
ジョン・ヴィッカーズ(T フロレスタン)
ハンス・ホッター(Br ドン・ピツァロ)
ゴットロープ・フリック(Bs ロッコ)
ヴィルマ・リップ(S マルツェリーネ)
ゲルハルト・ウンガー(T ヤキーノ)
フランツ・クラス(Bs ドン・フェルナンド)
ほか
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
ミラノ・スカラ座管弦楽団,合唱団
録音:1960年12月20日,ミラノ(ライヴ)
カラヤンは「フィデリオ」を度々取り上げており、正規録音の他、数種のライ
ヴ録音の存在が知られています。この1960年の録音は、当時スカラ座とウィー
ン国立歌劇場を牛耳っていたカラヤンがウィーンの名歌手たちをスカラ座に引
き連れて上演したもので、当時のカラヤンの帝王ぶりを象徴するもの。ニルソ
ンとヴィッカース豪腕(豪喉?)カップルが抜群です。年明け1月の公演を三島
由紀夫が観劇したことでも知られています。




<MIRARE>
MIR 096 \2500
ショパン:
ポロネーズ  変ロ長調KK.IV/1(1817)
ポロネーズ ト短調S1/1(1817)
ポロネーズ  変イ長調KK.IV/a2(1821)
マズルカ イ 短調Op.7-4(1824)
ポロネーズ ヘ短調Op.71-1(1828)
ソステヌート 変ホ長調(1840)
カンタービレ 変ロ長調(1834)
ノクターン  嬰ハ短調 遺作(1830)
幻想即興曲 嬰ハ短調Op.66(1834)
ワルツ ヘ短調 Op.70-2(1841)
マズルカ ハ短調 Op.50-3(1841-1842)
子守歌 変ニ長調Op.57(1843)
舟歌 嬰ヘ長調Op.60
スケルツォ第4番 ホ長調Op.54(1842)
ワルツ イ短調KK.IVb/11,P2/11
バラード第4番 ヘ短調Op.52(1842)
マズルカ ヘ短調Op.67-4(1848)
アンヌ・ケフェレック(P)
録音:2009年11月フランス・リモージュ
フランスを代表する女流ピアニスト、アンヌ・ケフェレック待望のショパン・
アルバムが発売されました。叙情的で艶やかな魅力に溢れたショパンの作品を、
ケフェレックの知性的で洗練されたピアニズムが繊細に紡ぎだします。ショパ
ンの複雑で苦悶に満ちた音楽、幸福な思い出を想起させるような音楽、ケフェ
レックが描く鮮やかな色彩の渦に惹きこまれ、どっぷりとショパンの魅力に浸
るこができます。特に2009年のリサイタルでも評判の高かったショパン円熟期
の最高傑バラードの4番は必聴。ケフェレックの意外にも濃厚な表現がぴったり
と合い、美しい旋律線が浮かび上がり絶美。
曲目はショパンの祖国の記憶を読み解くプログラミング。第1曲目のポロネーズ
変ロ長調KK.IV/1はショパンが7歳の時の作品。この作品の中にも確実にショパ
ンの魂は存在し、祖国ポーランドへの想いが含まれています。そしてショパン
の故国への記憶は最後のマズルカまで彼を悩まし続けました。このアルバムは
ピアノ作品を通して、ショパンの失われた時代、土地を探し求める1枚となって
います。



<BIS>
BIS SA 1809(SACD-Hybrid) \2500
ブクステフーデ:オルガン曲集
(1)トッカータ ヘ長調 BuxWV156/(2)前奏曲 イ短調 BuxWV153/(3)チャコー
ナ ホ短調BuxWV160/(4)テ・デウム BuxWV218/(5)われ神より離れず BuxWV220
/(6)われ神より離れず BuxWV221/(7)前奏曲 ト短調BuxWV148/(8)トッカータ
ニ短調 BuxWV155/(9)主、汝まことの神よ、われらから取り去り給え
BuxWV207/(10)主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ BuxWV196/(11)第1旋法の
マニフィカト BuxWV203
鈴木雅明(Org)
かの大バッハも夢中になったというブクステフーデのオルガン曲を鈴木雅明が
最新録音。北ドイツ、アルテンブルッフにある聖ニコライ教会のクラップマイ
ヤー・オルガンとハンブルクの聖ヤコビ教会、シュニットガー・オルガンの驚
異的名器を駆使して凄まじい効果を発揮させているのも注目ですが、鈴木雅明
ならではの敬虔な祈りの感情も感動的。バッハのオルガン音楽を知る上でも必
聴の一枚と申せましょう。

BIS SA 1656(SACD-Hybrid) \2500
シューベルト:
(1)交響曲第8番ロ短調「未完成」
(2)同第9番ハ長調「グレート」
トマス・ダウスゴー(指)
スウェーデン室内管
現在もっとも旬の指揮者のひとりトマス・ダウスゴーがシューベルトの交響曲
に挑戦しました。その第1弾は「未完成」と「グレート」という最高に魅力的な
カップリング。室内オーケストラ編成で現代的感覚満点の解釈は超斬新。これ
まで未完成交響曲に持たれていた暗く儚い世界が、若々しく前向きなものとな
っているのが興味津々です。

BIS SA 1583(SACD-Hybrid) \2500
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番 Op.103「1905年」
マーク・ウィグレスワース(指)
オランダ放送フィル
1905年、皇宮に請願行進をした労働者たちに政府当局が発砲、数千人の死傷者
を出した「血の日曜日」事件。これを音で描いたショスタコーヴィチの交響曲
第11番は非常に描写的で、シリアスな大作映画を観る趣があります。労働者の
行進や有名な銃撃のシーンが、BISならではの録音の良さで恐ろしいまでにリ
アルな音像で広がります。

BIS 1383 \2380
ルーセンベリ:
(1)交響曲第3番(1939)
(2)同第6番「シンフォニア・センプリーチェ」(1951)
マリオ・ヴェンサーゴ(指)エーテボリ響
スウェーデン現代の巨匠ヒルディング・ルーセンベリ(1892-1985)。彼は8篇の
交響曲を残したシンフォニストですが、録音に恵まれているとは言いがたい現
状です。そこにBISが最新録音で参入という嬉しいニュース。1939年の第3番は
当初、男の一生を「幼年」「少年」「青年」「壮年」の4楽章で描いていました
が、後に標題を取り除いたといういわくつきの作品。ルーセンベリの作風は現
代手法を用いながら人間味あふれ、感動的です。

BIS 1590 \2380
アラン・ペッタション:弦楽のための協奏曲第3番(1956/7)
クリスチャン・リンドベルイ(指)
ノルディック室内管
悲痛で厳しい作風に根強いファンを持つスウェーデン現代の作曲家アラン・ペ
ッタション(1911-1980)。3篇ある彼の弦楽のための協奏曲のうち、第1、第2番
を収めた盤(BIS 1690)に続く第2弾。弦楽のみで協奏曲と銘打ながら演奏時間
が54分もかかる交響曲級の大作で、恐ろしく念入りな書法によりますが、内容
的には私小説風でおそらく自身の生涯のどこかを描いているようです。トロン
ボーンの魔王クリスチャン・リンドベルイが一切管楽器を含まないこの純音楽
作品で指揮者としての力量を証明しています。

BIS 1799 \2380
(1)ニコラ・バクリ:フルート協奏曲(1999)
【ジャン=ジャック・カントロフ(指)タピオラ・シンフォニエッタ】
(2)レナード・バーンスタイン:ハリル(1880/1)
【ジョン・ネシリング(指)サンパウロ響】
(3)ブレット・ディーン:シドリの舞(2007)
【ブレット・ディーン(指)スウェーデン室内管】
(4)クリストファー・ラウス:フルート協奏曲(1993)
【アラン・ギルバート(指)ロイヤル・ストックホルム・フィル】
シャロン・ベザリー(Fl)
フルートの女王シャロン・ベザリーがこれまでにリリースしたアルバムの中か
ら、異なる指揮者とオーケストラによる協奏作品を厳選したコンピレーション
盤。ユダヤ色濃厚なバーンスタインや妖艶極まりない「シドリの踊り」など、
シャロンの魅力全開の70分を楽しめます。




<OPUS蔵>
OPK 7050 \2250
モノラル
ショスタコーヴィッチ:交響曲第7番
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮) NBC交響楽団
録音:1942年7月19日ライヴ録音
原盤 Private LP
フォイアマンのドン・キホーテ(OPK7033)のように音響の優れた音源を提供いた
だくケースは,ライヴや放送録音でありますが,今回提供されたLPの「レニン
グラード」の音の迫力には驚かされました。エアチェックが放送局の録音より
優れているとは思えないので,今回の音源は1回限りの放送の記録として,複数
録ったであろうもののひとつと考えられます。(相原 了)
オーパス蔵の復刻CDは、あきらかに「RCAとは同演奏の別録音」のように聞こえ
ます。ほんの試みに第1楽章冒頭の第1主題を27秒ほど聴けば違いは歴然です。
まず3小節目で出現するティンパニの決然たる打ち込みの打撃音と、つづく2小
節の生々しい打ち込みがコントラバスの超低音とともに、オーケストラ全体の
響きを凄味のある重厚な力感として支えていることで、これこそトスカニーニ
のダイナミズムだと直感させます。(小林利之)

OPK 7051 \2250
モノラル
(1)ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調作品95 「新世界より」
(2)モーツァルト:交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」
ラファエル・クーベリック(指揮)、シカゴ交響楽団
録音 (1)1951年 (2)1953年
原盤 HMV-LP (オリジナルMercury録音)
「新世界から」は、ティンパニの凄まじいクレッシェンドとともにアレグロ・
モルトの主部に突入、第1主題がホルンに出ます。このあたりの凄みは、今回の
復刻ではじめて再現されたもので、オリジナルの録音にはこんな鮮烈の響きが
はいっていたのかと驚かずにはいられませんでした。また「プラハ」をクーベ
リックは、最晩年の1991年10月11日というプラハでの生涯最後の演奏会で「新
世界から」と一緒にとりあげた際のライヴ録音があり、この2曲を宿命的なプロ
グラムと考えていたもののようです。39歳という若いクーベリックのアメリカ
録音は、オーケストラの自発性にゆだねるところ顕著だった1961年ウィーン盤
の流麗かつ自然な演奏に対して、あらゆる面でクーベリックならではの知的に
構成され、冴えて品位を失わぬ演奏で、節度ある美しさが印象的なモーツァル
トを聴かせてくれます。今回のオーパス蔵盤の復刻技術とマスタリング感覚の
冴えっぷりは、お見事というに値しましょう。(小林利之)




<ORNAMENT RECORDS>
ORN 11473(DVD-Video) \2450
字幕:独・英・仏
(1)J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
(2)ジグー:トッカータ ロ短調
(3)グリーグ(シュテンダー編曲):ペール・ギュント組曲第1番
(4)レーガー:コラール幻想曲「われらが神はかたき砦」
(5)ヴィドール:交響曲第5番 作品42より第5楽章「トッカータ」
(6)ドヴォルザーク(シュテンダー編曲):交響曲第9番 ホ短調 作品95
エルンスト=エーリヒ・シュテンダー(オルガン)
録音: (1)(2)(3)(5)2009年4月28日、(4)(6)6月20日
使用楽器:リューベック、聖マリア教会の大オルガン
来日も多い世界的オルガニスト、エルンスト=エーリヒ・シュテンダーの最新
録音は、1973年より専属オルガニストを務めた、リューベックの聖マリア教会
でのコンサート・ライヴ映像。流石、シュテンダーが知り尽くしたオルガンで、
専属オルガニストとしての集大成とも言えましょう。数多くのパイプの音色の
組み合わせにより奏でられるオルガンは、そのストップの選び方次第で無数の
音楽が表現できます。聖マリア教会の大オルガンはストップ数が多く、華やか
な音色が特徴です。収録内容はトッカータとフーガにはじまり、無窮動で華や
かなウィドールのトッカータ、シュテンダー自身によるペール・ギュント、そ
して、大迫力の「新世界から」など、クラシックの名曲を豊かな音色のオルガ
ンでお楽しみいただけます。





<CASCAVELLE>
VEL 3123 \2080
J.S.バッハ:「主よ、人の望みの喜びよ」BWV 147
バッハ=グノー:アヴェ・マリア
ヴィヴァルディ:「主が家を建てられるのでなければ」RV.608
ヘンデル:「メサイア」より『パストラール』
J.S.バッハ:「目覚めよとわれら呼ばわる物見らの声」
フランク:天使の糧
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
フランク:アヴェ・マリア
ボエルマン:聖母への祈り
モーツァルト:「レクイエム」K.626より『ラクリモーザ』
シューベルト:アヴェ・マリア D.839
シモン・スタンチウ・シリンクス(パンフルート)
フィリップ・ブランディス(オルガン)
パンフルートとパイプオルガンによる癒しのクラシック名曲集。パイプオルガ
ンの先祖パンフルートは、古代ギリシャ世界に存在しました。パイプオルガン
との絶妙な相性はもちろんのことですが、その美しき音色が教会全体に響きわ
たるのは何とも言い難い至福のときと言えましょう。




<A.K.MUZIK>
AK 913 \1650
(1)アドナン・サイグン(1907-1991):
ヴァイオリンとピアノのための組曲 作品33(1956)
(2)イルハン・ウスマンバス(1921-):
“Approximate Duo”(ヴァイオリンとピアノための)(2003)
(3)ファジル・サイ(1970-):ヴァイオリン・ソナタ 作品7(1997)
(4)ムハンメル・スーン(1932-):3つの小品(1955)
(5)メリハ・ドグドュアル(1959-):「真空」※(2000)
(6)同:「アンコール」※(2000/2003)
※世界初録音
アッチラ・アルデミル(ヴァイオリン)、セブキ・カラエル(ピアノ)
録音:2003年12月ベルリン,RBB
エキゾチックなトルコの雰囲気たっぷりのヴァイオリンとピアノのための作品集
です。サイグンは第1次大戦後のトルコの西洋型音楽文化の発展を担った作曲家の
一人で、最も有名なトルコ人作曲家。トルコ各地の民俗音楽の収集研究の中心的
役割を担いました。
また、ファジル・サイは世界的に活躍する人気ピアニストで、室内楽を中心に作
曲家としても有名です。5楽章からなるヴァイオリン・ソナタは、彼の代表的な作
品で多彩なリズムとヴァイオリンならではの重音が印象的です。ヴァイオリンの
アルデミルは1975年イスタンブール生まれ。ドイツで研鑽を積み、2007年にヨハ
ネス・ブラームス・コンクールで特別賞を、翌2008年には同コンクール、ビオラ
部門で3位を受賞した新進気鋭の若手ヴァイオリニストです。




<Novalis>
NOV150 195 \2080
ロベルト・シューマン(1810-1856):
謝肉祭 作品9
4つの小品 作品32
幻想曲 ハ長調 作品17 (1836年初稿版)
「子供のためのアルバム」作品68 より『あわれな孤児』
パトリシア・バニー(使用ピアノ:YAMAHA CFX)
録音:2009年9月24日 掛川市 ハーモニー・ホール
【YAMAHA「掛川工場ハーモニープラザ」】(ライヴ録音)
7619915 019521
国際クララ・ハスキル・コンクールのファイナリスト(1989年)をはじめ輝かしい
経歴のフランスのピアニスト、パトリシア・バニー。期待の新譜は2009年に完成
したばかりのYAMAHA掛川工場ハーモニープラザ内コンサート・ホールにおけるオ
ール・シューマン・プログラムのライヴ録音です。マガロフ、ピリスに師事した
バニーは、Novalisレーベルにも多くの録音を残しており、特にメンデルスゾーン
の無言歌集(NOV150 170)は2007年のARTEテレビが選ぶトップ5に選ばれました。か
ろやかで気品に満ちあふれたタッチが特徴のバニーは、日本でも多くのコンサート
をおこなっております。YAMAHAの新型CFXによるはじめてのコンサート・レコー
ディングとしても注目です。




<AUDITE>
AU 92577(SACD-Hybrid) \2300
シューマン:
幻想曲ハ長調Op.17、クライスレリアーナOp.16、アラベスクOp.18
原田英代(P)
録音:2009年6月16-18日イエス・キリスト教会(ベルリン、ダーレム)
驚くべき力強さとしなやかさを持つ実力派ピアニスト、原田英代。活動の拠点を
ヨーロッパにおき高い評価を受けています。前作「チャイコフスキー:四季/ラフ
マニノフ:コレッリの主題による変奏曲」(AU 92569)は、英グラモフォン誌2009年
4月号のレビューで大絶賛されました。
最新CDはドラマティックな名曲クライスレリアーナを含む生誕200年を迎えたシュ
ーマン・プログラム。
ロマンティシズムに溢れた「幻想曲」、美しいニュアンスと特有のメランコリー
を持った「アラベスク」、そして「クライスレリアーナ」。全8曲からなるクライ
スレリアーナは、E.T.A.ホフマンの小説に登場する「楽長クライスラー」から取
ったタイトル。文学を音楽的に表現した傑作です。過度な感傷的表現を避けシュ
ーマンの情念的な部分を見事に表した演奏。ピアノの美感を最大限に利用したペ
ダリングによって生み出される精緻な色彩表現、揺れる感情、原田英代の底知れ
ぬパワーを感じさせる1枚です。
【原田英代プロフィール】
東京藝術大学卒業。同大学院修了。モスクワ音楽院でメルジャーノフの愛弟子と
して研鑚をつむ。ジュネーブ国際コンクール最高位、シューベルト国際ピアノコ
ンクール第1位、ウィーン現代音楽コンクール第2位など、華々しい受賞歴を持つ。
これまでにN響、読響、トリノ放送響など国内外の主要オーケストラとの共演、音
楽祭への参加している。




<Maguelone>
MAG 111177 \2080
日本語解説、歌詞対訳付
アンリ・デュパルク
(1)ミニョンのロマンス
(2)旅へのいざない
(3)ギャロップ
(4)エレジー
(5)波と鐘
(6)ラメント
(7)ロズモンドの館
(8)恍惚
(9)フィディレ
(10)前世
(11)戦っている国へ
(12)悲しき歌
(13)遺言
(14)ため息
(15)二重唱 逃走
(16)チェロ・ソナタ
(1)(2)(6)(7)(11)(12)(15)望月友美(Ms)
(3)(4)(5)(8)(9)(10)(13)(14)(15)ディディエ・アンリ(Br)
(16)アラン・ムニエ(Vc)
アンヌ・ル・ボゼック(Pf)
作曲しながら次々に破棄し続けなければならなかった可哀想なデュパルク!85年
に及ぶ永い生涯でありながら、36歳以降の50年間は音楽の作れない作曲家として
生きなければならなかった。残された珠玉の歌曲のほとんど(二重唱も含め)と近
年発見されたチェロソナタというデュパルク好きには狂喜乱舞のカップリングで
お届けします。
ディディエ・アンリはMagueloneレーベルの主催者でもあり、デュトワ指揮の「ペ
レアスとメリザンド」(DECCA)でもペレアスを歌っております。望月友美はフラン
ス歌曲、ドイツリート、オペラ、声楽曲、オールマイティの若き逸材。昨年、日
本でプライヴェート・コンサートが行われたおり、ディディエ・アンリと一時間
以上にわたって、フランス歌曲を歌い聴衆を陶酔させておりました。43ページに
及ぶ詳細な仏、英、日本語解説、歌詞対訳付きです。




<TAHRA>
TAH678 2枚組 \4600
(1)ブラームス:ドイツレクイエム
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 Op.37
(3)ブラームス:交響曲第4番 Op.98
カール・シューリヒト(指)フランス国立管
(1)エルフリーデ・トレッチェル(Sp)ハインツ・レーフス(Br)フランス国立Cho
(2)クラウディオ・アラウ(Pf)(パリ シャンゼリゼ劇場
(1)1955年2月10日、(2)(3)1959年3月24日)
シューリヒトがフランスで演奏活動を行ったのは1949年~1965年まで。1955年はパ
リ、ボルドー、ストラスブール、ブザンソンに登場している。2月5日の演奏会(モ
ーツァルトVn協、「英雄」等)の模様はALT170で発売済み。このころからは録音技
術の発達もありシューリヒトの音楽の全貌が過不足なく楽しめる。「ドイツレク
イエム」は若干、合唱が濁り気味なところもあり。アラウとのピアノ協奏曲は鮮
烈、ブラームス4番も迫力満点です。
特に終楽章パッサカリアの演奏はすさまじく、終わった時の拍手が聴衆の熱狂を
物語っております。




<C Major>
70 1408(DVD-Video) \3500
70 1504(Blu-ray) \5200
字幕:伊独仏英西
ヴェルディ:「オテッロ」
アレクサンドルス・アントネンコ(T オテッロ)
マリーナ・ポプラフスカヤ(S デズデモナ)
カルロス・アルバレス(Br イヤーゴ)
バルバラ・ディ・カストリ(Ms エミーリア)
スティーヴン・コステロ(T カッシオ)
アントネッロ・チェロン(T ロデリーゴ)
ミハイル・ペトレンコ(Bs ロドヴィーコ)
シモーネ・デル・サヴィオ(Br モンターノ)
リッカルド・ムーティ(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,ウィーン国立歌劇場合唱団,
ザルツブルク音楽祭児童合唱団
演出:スティーブン・ラングリッジ
美術:ジョージ・ソーグライズ
衣裳:エンマ・ライオット
照明:ジュゼッペ・ディ・ロリオ
収録:2008年8月,ザルツブルク
2008年のザルツブルク音楽祭で話題になったムーティ指揮の「オテッロ」が、DVD
と同時にBlu-Rayでも発売されます!スカラ座時代にもドエライ「オテッロ」を上
演したムーティですが、このザルツブルク音楽祭では、オーケストラにウィーン・
フィルを得られたこともあり、さらに円熟味がって気宇の大きな演奏を繰り広げ
ていて、圧倒的。一方歌手は比較的若い世代を起用。タイトルロールのアレクサ
ンドルス・アントネンコは、1975年6月26日、ラトヴィアの首都リガの生まれ。ま
だ33歳という若さですが、2009年にはルネ・フレミングの相手役としてメトにも
デビュー。太く暗めの声は、オテッロを歌うに不可欠の悲劇的な力があり、大器
を予感させてくれるもの。ドミンゴが初めてオテッロを歌ったのが34歳の時です
から、これからこの役を窮めていく最初の姿になるのではないでしょうか。マリ
ーナ・ポプラフスカヤは、モスクワ生まれのロシアのソプラノ。数々のコンクー
ルを制覇し、2003年にボリショイ劇場にデビュー。2005年頃から西側での活躍が
目立つようになりました。若い二人に対して、イヤーゴには、日本でもお馴染み
のスペインの名バリトン、カルロス・アルバレスを起用、舞台を引き締めていま
す。その他、名脇役として知る人ぞ知るメッゾ、バルバラ・ディ・カストリや、
歌のみならずなかなかのイケ面で女性からの人気が高い米国のテノール、スティ
ーヴン・コステロと、充実した配役です。スティーブン・ラングリッジの演出は、
全編に渡って黒を多用した陰鬱な雰囲気が印象的なもの。スタティックな美しさ
を追求した舞台は、高画質収録で存分に楽しめることでしょう!

70 0109(DVD-Video) \3500
※PAL仕様 PAL対応の機器で再生可能です。
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」
ドニゼッティ:「ルチア」,「愛の妙薬」
ヴェルディ:
「二人のフォスカリ」,「マクベス」,「リゴレット」,
「イル・トロヴァトーレ」,「ラ・トラヴィアータ」,「仮面舞踏会」,
「運命の力」,「ドン・カルロ」,「オテッロ」
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
からのアリア
トスティ:もう君を愛さない
ビクシオ:マンマ
レオ・ヌッチ(Br)
 ジェイムズ・ヴォーン(P)
収録:2007年1月15日,ミラノ
偉大なバリトン、レオ・ヌッチがスカラ座にデビューして30年になるのを記念し
て行われたリサイタルの映像です。当時64歳のヌッチ、この日はことのほか絶好
調で、どの曲もグイグイ迫ってくる歌。ことにお得意のヴェルディからは9つの役
を歌い、圧巻。大喝采に応えアンコールを2曲、ことに「マンマ」では、ヌッチの
先導に観客も「マンマ!」の大合唱、劇場中大盛り上がり。ヌッチへのインタヴュ
ーも織り込まれ、見応えたっぷりの1時間半です。




<Medici arts>~EuroArts
20 50578(DVD-Video) \2900
プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」
振付:ケネス・マクミラン
出演:ロメオ/アンヘル・コレーラ、ジュリエット/アレッサンドラ・フェリ,他
ミラノ・スカラ座バレエ団
ミラノ・スカラ座管弦楽団
デビット・ガーフォス(指揮)
収録:2000年1月、ミラノ、スカラ座
天才振付師ケネス・マクミランによるシェイクスピアの名作「ロメオとジュリ
エット」。卓越した技術と端正な容姿で人気者のアンヘル・コレーラとマクミ
ランに見出されたシンデレラ・ダンサー、アレンサンドラ・フェリの甘く切な
い映像は必見です。マクミランによるドラマチックな振り付けがプロコフィエ
フの音楽を緻密に表現し、この不朽のラブストーリーを魅力あふれた舞台に仕
上げています。



<ZIG ZAG Territoires>
ZZT 2100104 \1680
ベートーヴェン:
(1)交響曲第5番 Op.67、(2)交響曲第4番 Op.60
アニマ・エテルナ ジョス・ファン・インマゼール(指揮) (ピッチA=440Hz)
(1)2007年12月20-21日(2)2005年12月10-12日 
ブリュージュ、コンセルトヘボウ
話題を呼んだオリジナル楽器によるベートーヴェン交響曲全集&序曲集
(KDC.5044)。ZigZagレーベルのお買い得シリーズ、ゼブラ・コレクションから
Sym.5&4のみの分売。古楽オケ最高水準を誇るアニマ・エテルナの洗練されたサ
ウンドに驚かされたリスナーも多いでしょう。インマゼールの綿密な調査・研
究により、ベートーヴェンの意図した演奏を可能な限り再現し、新たなベート
ーヴェン像を作り出しています。新鮮な音色で解放された音楽を生み出した名
演「運命」、軽妙なリズムを際立たせたエネルギッシュな4番。インマゼールと
アニマ・エテルナのただならぬ研究の成果がひしひしと伝わってくる1枚です。



<harmonia mundi>
HMC 902046 \2450
マヌエル・ブラスコ・デ・ネブラ(1750-1784):ピアノ・ソナタ集
ソナタ(1)第1番ハ短調(アダージョ-アレグロ)
(2)第2番変ロ長調(アダージョ-アレグロ)
(3)第5番嬰へ短調(アダージョ-プレスト)
マニュスクリプト2998(モンセラート古文書館より)
(4)ソナタ第3番ニ長調(アダージョ-アレグロ)
(5)第4番ハ長調(アダージョ-アレグロ)
(6)第6番ホ短調(アダージョ-アレグロ)
(7)パストレーラ第2番ヘ長調(アダージョ-パストレーラ-メヌエット)
(8)パストレーラ第6番ホ短調(アダージョ-パストレーラ-メヌエット)
ハビエル・ペリアネス(ピアノ)
録音:2009年7月
アンダルシア出身の知られざる作曲家、ブラスコ・デ・ネブラの作品集。現存
するネブラの作品は、わずか30のみ。24のソナタと、モンセラートの修道院に
眠っていた6曲のパストレーラ(器楽によるパストラーレ)です。D.スカルラッ
ティを尊敬していたネブラは、自身の才能と、D.スカルラッティのスペイン=
ナポリ風作風をうまく融合。このディスクに収録されているソナタとパストレ
ーラは、夭折の天才のまさに神がかり的な才能を私たちに伝えてくれます。奏
でるピアニストは、ネブラと同じアンダルシア出身のペリアネス。スペイン出
身のピアニストというと意外と少ないですが、ペリアネスはラ・ローチャ亡き
後、確実に注目度・重要度とも増してくるピアニストとなることでしょう。バ
ロック時代の最後に書かれたこれらの作品を、見事に現代のピアノで演奏して
おり、装飾音はチャーミングで心が震えるようです。

HMU 907516 \2450
W.A.モーツァルト(1756-1791):クラリネット協奏曲 イ長調 KV.622
シュポア(1784-1859):クラリネット協奏曲第2番 変ホ長調 op.57
ジョン・マナシー(Cl)
ジェラード・シュワルツ(指揮)、シアトル交響楽団
録音:2009年2月
「間違いなくナンバーワン」と世界が賞賛する名手ジョン・マナシーの新譜は、
モーツァルトのクラリネット協奏曲。優れたクラリネット奏者の演奏を聴く度、
この楽器のもつ柔らかく甘い音色に驚かされますが、ジョン・マナシーの奏で
る音は、柔らかさ、甘さ、そして豊かな色彩に満ちています。モーツァルトの
ロンド楽章でみせる軽やかさも絶品の一語に尽きます。カップリングのシュポ
アも、トルコ行進曲風の終楽章の超絶技巧と安定した高音に思わず拍手したく
なるできばえです。

HMU 807509(SACD-Hybrid) \2500
ジョン・シェパード(1515頃-1558):Media vita
(1)レスポンソリウム めでたし、処女マリアよ-主の祈り
(2)アンセム「あなたに新しい命令を与えよう」
(3)応唱「Media vita-命の中で」
(4)アンセム「キリストは復活する」
(5)アンセム「神よ、いそいでください」
(6)聖歌「テ・デウム」
スティレ・アンティコ
録音:2009年2月
スティレ・アンティコは、イギリスの若手歌手たちによるアンサンブルで、古
楽の無伴奏合唱作品をとりあげ、その美しく豊か、かつ厳粛さも併せ持ったハ
ーモニーで世界中を魅了し続けています。今回彼らがとりあげたのは、チュー
ダー朝の忘れられた作曲家、ジョン・シェパード。シェパードの前半生につい
てはほとんどわかっていませんが、オックスフォードのマグダレーナ・カレッ
ジの合唱団に所属していたとされています。同時代のタリスなどの作品と違い、
楽譜が不完全なかたちでしか残されていないものが多く、残された楽譜素材の
校訂作業に時間がかかってしまっていますが、シェパードの作風の広さ(カト
リックの典礼音楽から、英語の歌詞を持つアンセムまで)やその斬新さは近年
注目を集めています。アルバムのタイトルにもなっている「Media vita-命の
中で」は、人間の弱さと救済への希望を歌った応唱。多声部のそれぞれが対等
に書かれていて、万華鏡のようなステンドグラスが施された大聖堂に迷い込ん
だような気分になります。スティレ・アンティコのメンバーの、第1ソプラノ
と第2ソプラノのリード・ヴォーカルを務める女性が双子同士ということもあ
って、いつもながらの完璧なアンサンブルには圧倒されます。




<ELOQUENTIA>
EL 0920 \2380
ラモー:コンセールによるクラヴサン作品集(1741)
第1、2、3、4、5コンセール
ノエル・スピート
(クラヴサン/使用楽器:1983年エミール・ジョビンによる、フレンチ・ダブル
・マニュアル(1749年Goujonモデル))
録音:2009年4月
★名手スピートによるラモーの新録音の登場。ケネス・ギルバートやレオンハ
ルトらのもとで学びましたが、彼女は独自の見識と研究、経験に裏打ちされた
演奏で孤高の地位を保っています。特にフランスものの演奏では評価が高いの
で、このラモーはうれしい新録音です。
=スピートのライナーより抄訳-この「コンセールによるクラヴサン作品集」
は、3つの楽器のためのスコアが存在しているが、これら3つのうち2つは省略
されうる。これらはソロのチェンバロのための作品集でもあるということだ。
当時の広告(1750年頃)に、“本日のおすすめはラモー作、チェンバロのための
コンセール作品集です。これは、ヴァイオリン、フルート、ヴィオラなどの伴
奏を伴って演奏することもできます”という興味深い一文があるので、引用し
ておく。=




<CASCAVELLE>
VEL 3121 \2080
J.S.バッハ:
(1)2つのヴァイオリンのための協奏曲 BWV1043
(2)ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041
(3)ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042
(4)ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調 BWV 1060
ピエール・アモイヤル(ヴァイオリンと指揮)
カメラータ・デ・ローザンヌ
テディ・パパヴラミ(第2ヴァイオリン)(1)
モーリス・ブルグ(オーボエ)(4)
録音:2008年5月、ルール ブルー、ラ サルド ミュージック、
ラ・ショー=ド=フォン
巨匠アモイヤル、久々の新譜はバッハ協奏曲集です!共演はアモイヤルの呼びか
けにより結成されたカメラータ・デ・ローザンヌ。若き才能にあふれた演奏家で
構成された当アンサンブルは技術的にはもちろん、その音楽的水準の高さも定評
があります。アモイヤルとカメラータ・デ・ローザンヌの演奏は、まるで父親(ア
モイヤル)が、子供たち(カメラータ・デ・ローザンヌ)を思うように、暖かく愛情
に満ちております。音楽の父バッハは、このように弾いていたのかもしれません!?
また独奏者も豪華。BWV1060のオーボエ・ソロはパリ管弦楽団の首席オーボエ奏者
モーリス・ブルグ、BWV 1043の第2ヴァイオリンはアモイヤルの弟子でもある実力
派ヴァイオリニスト、テディ・パパヴラミとの共演です。つややかで、やわらか
いアモイヤルの音色との美しき共演をお楽しみいただけます。




<Grand Slam>
GS 2046 \2250
モノラル
一部世界初出
ベートーヴェン:
(1)「レオノーレ」序曲第3番 ハ長調 作品72a(世界初出)
(2)交響曲 第7番 イ長調 作品92
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
(1)トリノ・イタリア放送交響楽団、
(2)-(5)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1952年3月3日、トリノ、
(2)-(5)1943年10月31日-11月3日、ベルリン、旧フィルハーモニー
使用音源:(1)Private Archive, (2)-(5)Melodiya D 027779/80
■世界初出となる「レオノーレ」序曲第3番について
このディスクに収録された1952年3月3日、トリノ・イタリア放送交響楽団とのベ
ートーヴェンの「レオノーレ」序曲第3番は“世界初出”音源です。この演奏はデ
ータ上では過去に国内ではキングレコード、海外ではCetra、Urania、Andromeda、
Mytoなどからすでに出ていることになっていますが、中身の演奏はすべて1950年
7月13日、アムステルダム・コンセルトヘボウとのものであり、単に誤記がそのま
ま定着していただけでした。ところが、このたびイタリアより入手した音源は表
記と中身が一致する初めてのものであり、まさにファン待望の発売です。当時の
イタリアではまだアセテート盤による収録だったようですが、音質は予想以上に
しっかりしていて鮮明であり、著しく劇的なフルトヴェングラーの解釈を心ゆく
まで堪能出来ます。
■GSシリーズ初のメロディア盤復刻
組み合わされた交響曲第7番は戦時中の演奏で、メロディア/ユニコーン系音源と
してはあまりにも有名です。復刻に使用したのは最初期のメロディア盤で、その
LPに刻まれた情報を限りなく忠実に再現しています。なお、GSシリーズでのメロ
ディア盤復刻は初めての試みとなります。また、このディスクは2002年にCDRレ
ーベル(Serenade SEDR-2008/廃盤)で発売したものの流用ではなく、全くの新マ
スタリングです。
■交響曲第7番の欠落について
オリジナルのメロディアLPには第4楽章の冒頭に欠落があることが知られていま
す。これまでは再現部をコピーしたり、あるいは“新発見”とされる音源を加え
て修正を施したものが多数出ていますが、歴史的な事実を忠実に復刻するという
観点から、このディスクではあえて修正を加えずに復刻しています。
(以上、平林 直哉)




<Medici arts>~EuroArt
20 72308(DVD-Video) \2900
56mm(本編)
47mm(特典)
字幕:英、独
リージョン:オール
ベートーヴェン:ピアノと管楽器のための五重奏曲 Op. 16
モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲 K. 452
特典:「We have a lot of fun」-The Ensemble Wien-Berlin/ビル・ファーティク
(監督)
(抜粋/リゲティ:6つのバガテル、ベリオ:作品番号獣番、モーツァルト:アダージョ
とアレグロK.594、フランセ:管楽五重奏曲第1番)
収録:1986年ヘルブルン宮殿、ザルツブルク、ジャン・ピエール・ポネル(監督)
ジェイムス・レヴァイン(P)
アンサンブル・ウィーン=ベルリン【ハンスイェルク・シェレンベルガー(Ob)、
ギュンター・ヘーグナー(Hrn)、カール・ライスター(Cl)、
ミラン・トルコヴィッチ(Fg)】
ウィーンとベルリンを代表するオーケストラのトップ・メンバーによって結成さ
れた豪華な木管五重奏団、アンサンブル・ウィーン=ベルリン。約20年間ベルリン
・フィルの首席オーボエ奏者をつとめた名手ハンスイェルク・シェレンベルガー、
ウィーン・フィルの首席奏者ギュンター・ヘーグナー、ベルリン・フィルのトッ
プをつとめ世界屈指のクラリネット奏者カール・ライスター、名人ファゴット奏
者ミラン・トルコヴィッチの豪華メンバーにより1983年に結成。この映像は結成
当時のメンバーとジェームス・レヴァインのピアノによる演奏を鬼才演出家ジャ
ン・ピエール・ポネル氏による監修の見応えのある映像として楽しむことができ
ます。それぞれの楽器が次々と登場し、競い合うように演奏する様は非常に面白
く、映像ならでは醍醐味といえるでしょう。特典映像「We have a lot of fun」
もまさにそうしたアンサンブルの愉しみを教えてくれるような内容となっています。




<haenssler>
=SWR MUSIC=
93 244 \2250
マーラー:交響曲第9番ニ長調
サー・ロジャー・ノリントン(指)
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
録音:2009年9月5日シュトゥットガルト・リーダーハレ、
ベートーヴェンザール(ライヴ・ステレオ)
ノリントン率いるシュトゥットガルト放送響によるマーラー・シリーズ第5弾は
第9交響曲。ことし5月に4度目の来日公演を控える当コンビによって、2009年9月
に行われたばかりの公演が早くもリリースとなります。
弦のヴィブラート・フリーを基調とする、持論のピリオド語法に依拠するノリン
トンが、後期ロマン派の作曲家マーラーにまでも例外なくピュア・トーンを導入
していることでおおきな反響を呼んでいる当シリーズですが、その弦楽のとびき
りの美しさについてはまず異論のないところ。その意味では、陶酔と頽廃そして
官能とが綯交ぜになった畢生のアダージョで知られる第9番だけに、期待は膨らむ
ばかりです。
本作ではノリントンみずからが手掛けたライナーノートからも窺い知れるとおり、
十分な自信と検証の上に臨んだレコーディングなのでしょう。加えて、ブラスや
木管の巧さもさすがというべきか、10年来の手兵との息もピッタリ。従来同様、
ヴァイオリン両翼型配置を採用した弦楽セクションも複雑な内容に対して、混濁
のない明解なサウンドがじつに効果的。この演奏がじっくり練り上げられたもの
であることを実感させる仕上がりとなっています。




<ALIA VOX>
AVSA 9871(SACD-Hybrid) 2枚組 \2700
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)
ジョルディ・サヴァール(指)、ル・コンセール・デ・ナシォン
録音:1991年3月イタリア、パドゥヴァ、ジュスティ・デル・ジャルディーノ館
サヴァールの旧作を最新技術で蘇らせるヘリテージ・シリーズ。最新作はバッハ
のブランデンブルク協奏曲。ビオンディ、アンタイ、インマー、メメルスドルフ
と、今では考えられない豪華メンバーでの録音です。作曲当時、このタイプの音
楽の演奏場所であった城内は、豊かで華麗な響きが特長。初発売当初から名盤の
声が高いこのアルバムですが、音楽そのものに身を委ね、心から楽しむ演奏が、
その特長を生かした、より美しい音で蘇りました。

<MEMORIES>
MR2112 \1680
(モノラル)
ヨハン・シュトラウス2世:
「こうもり」序曲、皇帝円舞曲、アンネン・ポルカ、ポルカ「雷鳴と電光」、
ワルツ「春の声」、ピチカート・ポルカ、ポルカ「狩」、
ワルツ「美しく青きドナウ」、ヨ
ハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲
(1958年5月7日ブリュッセル、グランド・オードトリアム、万博会場)
カラヤン指揮
ウィーンフィル、
ヒルデ・ギューデン(S、「春の声独唱),
ウィーン楽友協会男声合唱団(美しく青きドナウ)
巨匠カラヤンが名実共にヨーロッパ音楽界の帝王として君臨しはじめた頃のラ
イヴです。第二次世界大戦後初の大規模万博として欧州復活を世界にアピール
したブリュッセル万博におけるライヴです。カラヤンとシュトラウス・ファミ
リーの相性の良さはニューイヤーコンサートでも実証済みですが、野心ギラギ
ラのこの時期のエネルギッシュな名演には陶酔させられます。クライバーもび
っくりの快速で突っ走る「こうもり」「雷鳴と電光」。魅惑の旋律美を生かす
レガート奏法も炸裂して聴衆をとろけさせます。名花ギューデンを迎えた「春
の声」のゴージャス振り。お気に入りのウィーン楽友協会男声合唱団をあえて
参加させた「美しく青きドナウ」などはちょっと赤面してしまうほどの派手さ
です(カラヤンにとって合唱付はこれが唯一)。どこをとってもカラヤン節満載
のライヴです。映画スターのように格好良いジャケット写真もグッドです。

MR2140 \1680
(モノラル)
マルケヴィッチ指揮
RIAS交響楽団=ベルリン放送交響楽団(旧西)
ベルリオーズ:幻想交響曲
1952年9月18日ライヴ
奇才マルケヴィッチは、「幻想」を得意としておりましたが、意外と録音は少
ないようです。当盤では「悲愴」などでも顕著な強調する箇所に関しては音楽
の流れさえもストップさせてプレゼンテーション的に聴衆に説明してしまう強
烈な表現方法がところどころに採用されております。こういう過激な音楽性に
よって、一箇所のオーケストラの常任としては厳しすぎる存在となり、世界各
地への客演指揮者としての生活が決定づけられたと言えましょう。チェリビ
ダッケ、ヴァント同様、比較的運営に余裕のある(=リハーサル時間が結構作
れる)放送オーケストラとの相性が良かったのもその理由からでしょう。既出
盤(入手困難)よりも音質は優れております。

<REGIS>
RRC 1318 \880
プッチーニ(1858-1924):オペラ「ジャンニ・スキッキ」
ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ:ラウレッタ)
ティト・ゴッビ(バリトン:ジャンニ・スキッキ)
アンナ・マリア・カナリ(メゾソプラノ:ツィータ) 他
ローマ・オペラ管弦楽団
ガブリエーレ・サンティーニ(指揮)
録音:1958年7月、ローマ・オペラ 原盤:EMI

RRC 1320 \880
イングランド・ルネサンス名曲集
ジョン・タヴァナー(1490頃-1545):
王のキリエ/来なさい、私の選んだ者よ/幸あれ、父なる神
ジョン・メイソン(?-1548以前):おお、栄光ある王よ
ウィリアム・パーソンズ(活躍:1545-1563):アヴェ・マリア
ジョン・シェパード(1515頃-1559/1560):主の祈り
トマス・ウィールクス(1576-1623):
アレルヤ、私は声を聞いた/耳を傾けてください、主よ
第9のサーヴィス;マニフィカト,ヌンク・ディミティス
リチャード・デリング(1580頃-1632):静寂となり
オーランド・ギボンズ(1583-1625):ダヴィデの息子にホサナ
オックスフォード・クライストチャート大聖堂聖歌隊
スティーヴン・ダーリントン(指揮)
録音:1988、1992、1995年 原盤:Nimbus

RRC 1321 \880
デュプレ(1886-1971):オルガン作品集
前奏曲とフーガ変イ長調 Op.36 No.2/エヴォカシオン(交響詩)Op.37
クリスマスのための6つのアンティフォナ Op.48
詩篇18(交響詩)Op.47/コラールとフーガ嬰ヘ短調 Op.57
ジェレミー・フィルセル(オルガン)
録音:エリー大聖堂 原盤:Gamut, GAMCD 530(1992)

RRC 1322 \880
エルガー(1857-1934):
オラトリオ「ゲロンティアスの夢」Op.38(全合唱曲を含む縮約版)
ロバート・ティアー(テノール:ゲロンティアス)
アルフレーダ・ホジソン(アルト:天使)
ベンジャミン・ラクソン(バリトン:司祭、苦しみの天使)
スコティッシュ・ナショナル合唱団&管弦楽団
アレグザンダー・ギブソン(指揮)
録音:1976年、マザーウェル(英国)、市民センター 
原盤:CRD, CRD 33267(全曲盤)

RRC 1323 \880
20世紀英国の合唱音楽
チャールズ・ウッド(1866-1926):O thou, the central orb
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):My eyes for beauty pine
ウィリアム・ヘンリー・ハリス(1883-1973):Holy is the true light
マイケル・ティペット(1905-1998):
Dance, Clarion Air / The Weeping Babe / Plebs Angelica / Bonny at morn
ケネス・レイトン(1929-1988):Solus ad victimam
ジョン・ラッター(1945-):God be in my head
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1924):Pray that Jerusalem
ヘンリー・レイ(1887-1962):Prayer of King Henry VI
ウィリアム・ヘンリー・ハリス:Love of love, light of light
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):
A Litany / Set me as seal upon thy heart / Jubilate Deo
マイケル・ティペット:オラトリオ「われらの時代の子」から 5つの黒人霊歌
Steal Away,Nobody Knows,Go Down Moses,By and By,Deep River
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
O Clap your hands
3つのシェークスピア歌曲
Full Fathom Five,The Cloud-Capp'd Towers,Over Hill, Over Dale
The Old Hundreth Psalm Tune
オックスフォード・クライスト・チャーチ聖歌隊
イギリス弦楽合奏団
スティーヴン・ファー(オルガン)
スティーヴン・ダーリントン(指揮)
原盤:Nimbus

RRC 2090 2枚組 \1680
トマス・タリスの肖像
トマス・タリス(1505頃-1585):
幸あれ、父なる神の娘/めでたし、汚れなき処女/聖なる神
声と祈りを聞いてください/私を愛しているならば/新しい掟を
喜べ、栄光ある神の御母/さまざまな国の言葉で話した/マニフィカト(4声)
あなたに、光の消える前/復活されたキリストは
主よ、あなたの聖霊を与えてください/私を清めてください、おお、主よ
はっきり、はっきり言っておく/心に留めないでください、おお、主なる神よ
おお、主よ、私はあなたに寄り頼みます
大司教パーカーのための9つの詩篇歌/世の救い主よ I/おお、聖なる宴
あなたの手に/拭い去ってください、主よ/私たちを憐れんでください
世の救い主よ II/あなたの他に望みはありません(40声)
エレミヤの哀歌 I/エレミヤの哀歌 II/汚れなき者は何と幸いなことか
シャペル・デュ・ロワ
アリステア・ディクソン(指揮)
録音:1996-2004年 原盤:Signum UK

RRC 2091 2枚組 \1680
ニュー・カレッジの栄光
ジョン・タヴァナー(1490頃-1545):キリストの御母
クリストファー・タイ(1505頃-1572頃):復活されたキリストは
ウィリアム・バード(1543-1623):4声のミサ から グローリア
トマス・タリス(1505頃-1585):安息日が過ぎると
オーランド・ギボンズ(1583-1625):おお、手を打ち鳴らせ
トマス・トムキンズ(1572-1656):歓呼せよ
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525?-1594):
スターバト・マーテル
オルランドゥス・ラッスス(1532頃-1594):来てください、聖霊よ
フィリップ・デ・モンテ(1521-1603):バビロンの川のほとりで
ウスタシュ・デュ・コロワ(1549-1609):サルヴェ・レジナ
ヘンリー・パーセル(1659頃-1695):主において常に喜べ
ウィリアム・クロフト(1678-1727):神は昇られた
モーリス・グリーン(1696-1755):主よ、私の終わりを知らせてください
ウィリアム・ボイス(1711-1779):バビロンの川のほとりで
ジョナサン・バッティシル(1738-1801):思い出させてください
ウィルアム・クロッチ(1775-1847):あなたの忠告はいかに貴重であることか
サミュエル・セバスチャン・ウェズリー(1810-1876):父なる神に祝福あれ
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1924):主は私の羊飼い
フォーレ(1845-1924):レクィエム から サンクトゥス,ピエ・イエズ
オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊
エドワード・ヒギンボトム(指揮)
原盤:CRD

<SOMM>
SOMMCD 094 \1780
ボールト・コンダクツ・ウォルトン
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):
交響曲第1番変ロ短調(*)
オラトリオ「ベルシャザールの饗宴」(+)
デニス・ノーブル(バリトン(+))
ロンドン・フィルハーモニー合唱団(+)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
エイドリアン・ボールト(指揮)
録音:1956年8月15-30日、ステレオ(*)/1953年9月10-14日、モノラル(+)、
ロンドン、ウォルサムストー・アッセンブリー・ホール(*/+)
原盤:Nixa, NLP 16020(*), NLP 904(+)

SOMM-BEECHAM 26-8 3枚組 \3560
ビーチャム・コレクション
ベルリオーズ(1803-1869):オペラ「トロイ人」
マリサ・フェラー(メゾソプラノ:カッサンドラ、ディド)
ジャン・ジロドー(テノール:エネアス)
チャールズ・ガンボン(バリトン:コレブス、ナルバル)
イヴォンヌ・コーク(アルト:エクバ、アンナ)
BBC劇場合唱団
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
トマス・ビーチャム(指揮)
録音:1947年6月3、6日、7月2、4日、ロンドン、マイダ・ヴェール・スタジオ
(BBC)
原語のフランス語での歌唱。速報につき、歌手や役の名前の表記が不正確かも
しれません。ウェブサイトにて情報更新いたします。




<DUX>
DUX 0720 \2080
スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):ミサ曲集 Vol.2
ラテン・ミサ変ホ長調(1865)
2人のソプラノ、アルトとオルガンのためのミサ ホ短調(1855)
死者のためのミサ(4声とオルガン伴奏のための悲歌)ニ短調
2声(ソプラノ、アルト)とオルガン伴奏のためのミサ イ短調
マルタ・ボベルスカ(ソプラノ)
アグニェシュカ・レフリス(アルト)
ラファウ・バルトミンスキ(テノール)
ヤロスワフ・ブレンク(バス)
アンジェイ・ビャウコ(オルガン)
国立フィルハーモニー合唱団
ヘンリク・ヴォイナロフスキ(指揮)

DUX 0722 \2080
ヴォイチェフ・ジェモヴィト・ジフ(1976-):管弦楽作品集
交響曲第1番(2001-2002)
バスクラリネット協奏曲(2003)(*)
意志の高揚(2005-2006)
ミハウ・ゴルチンスキ(バスクラリネット(*))
ビャウィストク・ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニー管弦楽団
プシェミスワフ・フュガイスキ(指揮)

DUX 0725 \2080
クシシュトフ・バツレフスキ(1950-):管弦楽作品集
管弦楽のためのグラウンド(1981)
歩く影(管弦楽のための;1990)
カンタータ「告別」(アルト独唱、弦楽合奏とハープのための;2001/2008)(*)
管弦楽のための協奏曲(1982-1983/2009)
ヤドヴィガ・ラッペ(アルト(*))
ビャウィストク・ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニー管弦楽団
シモン・ビヴァレツ(指揮)
(*)はポーランドの名アルト、ヤドヴィガ・ラッペへの献呈作品。

DUX 0736 \2080
スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):オペラ「いかだ乗り」(1858)
イヴォナ・ソツハ(ソプラノ)
ボグスワフ・ビジンスキ、パヴェウ・ヴォルスキ(テノール)
ミハウ・パルティカ、レシェク・スクルラ(バリトン)
ヤヌシュ・レヴァンドフスキ(バスバリトン)
シュチェチン城オペラ合唱団&管弦楽団
ヴァルチスワフ・クンツ(指揮)

DUX 0739 \2080
ピアノ・デュオのためのフランス音楽
ビゼー(1838-1875):組曲「子供の遊び」Op.22
ドビュッシー(1862-1918):小組曲 L.65
フォーレ(1845-1924):組曲「ドリー」Op.56
ミヨー(1892-1974):スカラムーシュ Op.165b
プーランク(1899-1963):ソナタ
ラヴェル(1875-1937):マ・メール・ロワ
タマラ・グラナト、ダニエル・ポッペル(ピアノ)

DUX 0741 \2080
ショパン(1810-1849):ピアノと管弦楽のための作品全集 Vol.1
ポーランドの歌による幻想曲イ長調 Op.13
クラコヴィアク風ロンド ヘ長調 Op.14
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
タチアナ・シェバノワ(ピアノ)
シンフォニア・ユヴェントゥス
タデウシュ・ヴォイチェホフスキ(指揮)

DUX 0742 \2080
ショパン(1810-1849):ピアノと管弦楽のための作品全集 Vol.2
モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による変奏曲
変ロ長調 Op.2
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
タチアナ・シェバノワ(ピアノ)
シンフォニア・ユヴェントゥス
マルチン・ナウェンチ=ニェショウォフスキ(指揮)




<Alto>
アメリカ合衆国ニューヨーク州ロングアイランドシティにメイン・オフィスを置
くMusical Concepts社が英国マンチェスターから世界配給する廉価盤レーベル。
※他の代理店からの既案内商品も含まれます(Goodies)

ALC 1032 \880
ラフマニノフ(1873-1943):
交響曲第1番ニ短調 Op.13/交響詩「死の島」Op.29
モスクワ国立交響楽団
パーヴェル・コーガン(指揮)
録音:1990年10月、モスクワ・フィルム・シンクロ・スタジオ/初CD化音源

ALC 1033 \880
チャイコフスキー(1840-1893):管弦楽作品集
幻想序曲「ロミオとジュリエット」/イタリア奇想曲 Op.45
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32
オペラ「エフネギー・オネーギン」Op.24 から ポロネーズ,ワルツ
モスクワ国立交響楽団
パーヴェル・コーガン(指揮)
録音:1990年10月、モスクワ・フィルム・シンクロ・スタジオ/初出音源

ALC 1052 \880
バルトーク(1881-1945):
管弦楽のための協奏曲 BB123
弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 BB114
ミネソタ交響楽団
スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)
録音:1977、1978年、ADD
初出:Vox Cum Laude/ライセンサー:SPJ/Vox Music Group
巨匠スクロヴァチェフスキがミネソタ管弦楽団(当時ミネアポリス交響楽団)音楽
監督時代(1960-1979)に録音した名演の新規リマスター盤。

ALC 1058 \880
ドヴォルジャーク(1841-1904):
ピアノ三重奏曲第3番ヘ短調 Op.65
ピアノ三重奏曲第4番ホ短調「ドゥムキ」Op.90
ロザムンデ三重奏団
マルティノ・ティリモ(ピアノ) ベン・サイェヴィチ(ヴァイオリン)
ダニエル・ヴェイス(チェロ)
録音:2008年9月、プラハ、HAMU(音楽アカデミー)、サウンド・スタジオ
ロザムンデ三重奏団はキプロス出身のティリモ、リトアニア出身(現イスラエル国
籍)のサイェヴィチ、チェコ出身のヴェイスによって2002年に結成されたトリオ。

ALC 1060 \880
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):二重唱&独唱曲集
黄金の髪、美しい宝(*/+)
おお、なんとおまえは優しいのだ、いとしい小鳥よ(*/+)
たとえそれが天の望む運命でも(*)/高貴な心を持たずに(*/+)
おお、私の恋人はどこへ行った(*/+)
オペラ「ウリッセの帰還」から 憐れな王妃(ペネロペの嘆き)(+)
私はかわいい羊飼い娘(*/+)/主に向かって新しい歌を歌え(*/+)
聖なるマリアよ、憐れな者たちを急ぎ助けに来てください(*/+)
聖所で神をたたえよ(+)/渇いている者たちよ、神の水のもとに来なさい(*/+)
喜び躍れ、シオンの乙女よ(*)/おお、善きイエス、最も敬虔なイエスよ(*/+)
その証聖者は(*/+)
エマ・カークビー(ソプラノ(*))
エヴリン・タブ(ソプラノ(+))
コンソート・オヴ・ミュージック
アントニー・ルーリー(指揮)
録音:1986年/ライセンサー:Consort of Musicke
MCA Classics、IMG Allegro、Regis(RRC 1060)等といったレーベルから発売され
ては消えてしまっていた名盤が復活。

ALC 1062 \880
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調 Op.129(1967)(*)
交響曲第15番イ長調 Op.141(1971)(+)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン(*))
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
キリル・コンドラシン(指揮)
録音:1967年、モスクワ音楽院大ホール、ADD(*)
1974年5月17日、モスクワ放送コンサートホール、ADD(+)
原盤:Melodiya/ライセンス:via A-Tempo Prague/Aquarius

ALC 1063 \880
6つのトランペット協奏曲
フランツ・ヨゼフ・ハイドン(1732-1809):トランペット協奏曲変ホ長調
ジュゼッペ・トレッリ(1658-1709):トランペット協奏曲ニ長調
ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):トランペット協奏曲ハ長調
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1757):
トランペットと2つのオーボエのための協奏曲ニ長調(*)
ヤン・クシチテル・イジー・ネルダ
(ヨハン・バプティスト・ゲオルク・ネルダ;1707頃-1780):
トランペット協奏曲変ホ長調
ジョン・ハンフリーズ(1701-1730):トランペット協奏曲ニ長調
クリスピアン・スティール=パーキンズ(トランペット)
ニール・ブラック、ジェイムズ・ブラウン(オーボエ(*))
イギリス室内管弦楽団
アントニー・ハルステッド(指揮)
録音:1986年、ロンドン、ユニヴァーシティ・カレッジ・スクール/初出:IMP
使用楽器についての言及はありませんが、裏ジャケットとブックレットにはピリ
オド・タイプのトランペットを携えたスティール=パーキンズの写真が載っていま
す。

ALC 1064 \880
ベルリオーズ(1803-1869):
序曲「ローマの謝肉祭」Op.9(*)
オペラ「ベンヴェヌート・チェッリーニ」Op.23 から 序曲(+)
劇的物語「ファウストの劫罰」Op.24 から ハンガリー(ラコッツィ)行進曲(#)
幻想交響曲 Op.14(*)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
チャールズ・マッケラス(指揮(*))
アレグザンダー・ギブソン(指揮(+))
ユーリー・シモノフ(指揮(#))
録音:1994年1月(*)、1995年1月(+)、1994年6月(#)、ロンドン、CTSスタジオ
初出:RPO/ライセンサー:M.A.T.Music Team, Dublin & Hamburg
遅めのイン・テンポを徹底した(#)は、ある意味怪演といえるかもしれません。

ALC 1065 \880
ワーグナー(1813-1883):オペラ管弦楽名曲集
「パルジファル」から 前奏曲/「ワルキューレ」から ワルキューレの騎行
「ジークフリート」から 森のささやき
「神々の黄昏」から ジークフリートのラインへの旅,ジークフリートの葬送音楽
「トリスタンとイゾルデ」から 前奏曲と愛の死
フィルハーモニア管弦楽団
ユーリー・シモノフ(指揮)
録音:1991年8月、ロンドン、セントジョンズ・スミス・スクエア
初出:Collins Classics, 1207-2
ライセンサー:Phoenix International Music Ltd.
近年日本での注目度が急上昇している指揮者ユーリー・シモノフ(1941年ロシア生
まれ)、50歳での録音。現在他盤では聴けない音源のようです。

ALC 1066 \880
カルル・ダヴィドフ(1838-1889):
チェロ協奏曲第1番ロ短調 Op.5(*)/チェロ協奏曲第2番イ短調 Op.14(*)
3つのサロン小品 Op.30/泉のほとり Op.20 No.2
子守歌 Op.10 No.2/ワルツ Op.41 No.2/ロマンス Op.22
マリーナ・タラソワ(チェロ)
ダヴィドフ交響楽団(*)
コンスタンチン・クリメツ(指揮(*))
アレクサンドル・ポレジャエフ(ピアノ(*以外))
録音:1995年6、8月、モスクワ放送スタジオ5/初出:Olympia, OCD 571
カルル・ダヴィドフはリトアニアに生まれロシアで活躍、チャイコフスキーから
「チェロ界の帝王」と称された高名なチェロ奏者。ドイツ・ロマン派的な4つの協
奏曲や有名な小品「泉のほとり」等、チェロのための作品も残しました。

ALC 1067 \880
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
映画音楽「馬あぶ」Op.97 から
序曲,人々の宴(国民の祝日),バレル・オルガン,
ギャロップ,ロマンス,フィナーレ
交響曲第5番ニ短調 Op.47
ロンドン交響楽団
マクシム・ショスタコーヴィチ(指揮)
録音:1990、1991年、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
初出:Collins Classics, 1108-2, 1206-2
ライセンサー:Phoenix International Music

ALC 1068 \880
スクリャービン(1872-1915):
10のマズルカ Op.3(*)/24の前奏曲 Op.11(+)/2つのマズルカ Op.40(*)
アルトゥル・ピザロ(ピアノ)
録音:1993年5月、ブリストル(英国)、ブランドン・ヒル、聖ジョージ教会(*)
1997年3月20-22日、ケント(英国)、ラストホール、聖ポール教会(+)
初出:Collins Classics, 1394-2, 1496-2
ライセンサー:Phoenix International Music

ALC 1069 \880
アレクサンドル・グレチャニノフ(1864-1956):
聖金口イオアン聖体礼儀(聖ヨハネス・クリュソストムスの典礼)第4番
カントゥス聖楽アンサンブル
リュドミラ・アルシャフスカヤ(指揮)
録音:1994年、モスクワ放送スタジオ5/初出:Olympia, OCD 480

ALC 1070 \880
Bウィーンのワルツとポルカ シュトラウス・ファミリー名曲集
ヨハン・シュトラウスII(1825-1899):
オペレッタ「こうもり」序曲/シャンペン・ポルカ
美しく青きドナウ(ワルツ)/雷鳴と電光(ポルカ)
皇帝円舞曲/新ピツィカート・ポルカ/ウィーン気質(ワルツ)
ヨハン・シュトラウスI(1804-1849):ラデツキー行進曲
ヨハン・シュトラウスII&ヨゼフ・シュトラウス(1827-1870):
ピツィカート・ポルカ
ヨハン・シュトラウスII:
常動曲/アンネン・ポルカ/南国のばら(ワルツ)/フランスのポルカ
エドゥアルト・シュトラウス(1835-1916):テープは切られた(ギャロップ)
ロンドン交響楽団
ジョン・ジョージアディス(指揮)
録音:1986、1987、1994年/初出:IMP/ライセンサー:LSO Ltd.

ALC 2008 2枚組 \1300
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):オペラ「ピーター・グライムズ」Op.33
ピーター・ピアーズ(テノール:ピーター・グライムズ)
クレア・ワトソン(ソプラノ:エレン・オーフォード)
ジェイムズ・ピース(バリトン:ボルストロード船長)
ジーン・ワトソン(アルト:アーンティ)
レイモンド・ニルソン(テノール:ボブ・ボールズ)
オーウェン・ブラニガン(バス:スワロー)
ジェレイント・エヴァンズ(バリトン:ネッド・キーン) 他
コヴェントガーデン王立オペラ合唱団&管弦楽団
ベンジャミン・ブリテン(指揮)
録音:1958年、ADD/原盤:Decca

ALC 2009 2枚組 \1300
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「アイーダ」
レナータ・テバルディ(ソプラノ:アイーダ)
ジュリエッタ・シミオナート(メゾソプラノ:アムネリス)
カルロ・ベルゴンツィ(テノール:ラダメス)
コーネル・マクニール(バリトン:アモナストロ)
アルノルト・ファン・ミル(バス:ランフィス)
フェルナンド・コレナ(バス:エジプト王) 他
ウィーン楽友協会合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1959年、ADD/原盤:Decca

ALC 2501 3枚組 \1750
モーツァルト(1756-1791):オペラ「フィガロの結婚」
チェーザレ・シエピ(バス:フィガロ)
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ:スザンナ)
アルフレート・ペル(バリトン:アルマヴィーヴァ伯爵)
リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ:伯爵夫人)
シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ:ケルビーノ)
ヒルデ・レッスル=マイダン(メゾソプラノ:マルチェリーナ)
フェルナンド・コレナ(バス:バルトロ) 他
ウィーン国立オペラ合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
エーリヒ・クライバー(指揮)
録音:1955年、ADD/原盤:Decca




<BOMBA PITER(MANCHEATER FILES)>
CDMAN 366-09 \1780
グリンカ(1804-1857):序曲&小品集
別れ(夜想曲)(1839)/ワルツ幻想曲(1839)/マズルカ ハ短調(1843)
ホタ・アラゴネサの主題による華麗な奇想曲
(スペイン序曲第1番;1845/1856)
ポルカ(1849)
マドリードの夏の夜の思い出(スペイン序曲第2番;1848/1851)
別れのワルツ(1831)
カマリンスカヤ(ロシアの歌の主題によるスケルツォ;1848)
ロシアの歌「なだらかな谷間に沿って」による変奏曲(1826)
Double Duo MA.GR.IG.AL.
マクシム・トルスティフ(バラライカ) イーゴリ・ポノマレンコ(ドムラ・アルト)
アルテム・クズネツォフ(バヤン) スタニスラフ・ティシケヴィチ(コントラバス)
録音:2008年、ペテルブルク・レコーディング・スタジオ「メロディア」

CDMAN 371-09 2枚組 \3560
アストル・ピアソラ(1921-1992):オペリータ「ブエノスアイレスのマリア」
Alevare, Tema de Maria, Balada para un organito loco,
Yo soy Maria, Milonga carrieguera, Fuga y misterio,
Poema valseado, Tocata Rea, Miserere Conyengue
Contramilonga a la funerala, Tangata del Alba,
A Los arboles y a las chimeneas, Aria de los analistas,
Romanza del duende, Alegro tangabile,
Milonga de la anunciacion, Tangus dei
ガブリエラ・ベルガリョ(歌;マリア、マリアの影)
フリアノ・ディ・カプア、スタニスラフ・レオニティエフ、
パーヴェル・シムレヴィチ(歌)
レモリノ・クインテット
エミリ・ヤコヴレフ(ヴァイオリン) オレグ・グレフスキー(バヤン)
ミハイル・ブレヘル(ピアノ) セルゲイ・オレシコフスキー(ギター)
キリル・グリゴリエフ(コントランバス)
オラシオ・フェレル台本による2部構成のオペリータ(小オペラ)。歌付きのタンゴ
と朗唱風の台詞で進行する、タンゴ・ミュージカルとも称される作品。

CDMAN 385-09 \1780
ニコライ・クラフツォフの芸術 アコーディオンと管弦楽のための音楽
イーゴリ・ツヴェトコフ:映画「気球に乗る人」から 別れのワルツ(*)
エフゲニー・ドガ:映画「アンナ・パヴロワ」から パリのカスケード(+)
イサーク・シュワルツ:映画「駅長」から 悲歌(#)
ニコライ・クラフツォフ:ひばり(モルダヴィア舞曲)(**)
ソフィア・グヴァイドゥーリナ:十字架上のキリストの最後の七つの言葉(++)
ニコライ・クラフツォフ(アコーディオン)
キリル・コラフツォフ(チェロ(#))
トマス・ヴェリメト(チェロ(++))
パーヴェル・スミルノフ管弦楽団(*/#/**)
ウラディーミル・スミルノフ(指揮(*/#/**))
レニングラード・コンサート管弦楽団(+)
アダトーリー・バトヘン(指揮(+))
タリン室内管弦楽団(++)
パウリ・ミアギ(指揮(++))
録音:1984年(+)/1989年(++)/1992年(*)/1993年(**)/1994年(#)

CDMAN 392-09 \1780
オレグ・カラヴァイチュク(1927-):
合奏協奏曲と2つの音楽的間奏曲「海底に横たわるタイタニック号への手紙」
パート1,パート2,間奏曲「美しく青きドナウ」(ヨハン・シュトラウス),
パート3,パート4,行進曲-間奏曲「アメリカニアーナ」,パート5
オレグ・カラヴァイチュク(ピアノ)
録音:2007年
使用楽器:シュレーダー製グランドピアノ(エルミタージュ国立コレクション)




<VISTA VERA>
VVCD 00207 \1780
ユーリー・レヴィチン(1912-1993):室内楽作品集
フルート、クラリネット、ヴァイオリン、
チェロとピアノのための五重奏曲 Op.16(1945)(*)
ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための三重奏曲 Op.136(1991)(+)
ロシア民謡によるヴァイオリン、
チェロとピアノのための5つの小品 Op.15(1945)(#)
2部の三重奏曲(子供の三重奏曲、
フルート、ヴァイオリンとチェロのための)Op.142(1992)(**)
ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲 Op.3(1949)(++)
ユリア・エフィメンコワ(フルート(*/**))
エフゲニー・ペトロフ(クラリネット(*))
セルゲイ・ロモフスキー(ヴァイオリン)
ヴィターリー・アスタホフ(ヴィオラ(+))
リュドミラ・クルジコワ(チェロ)
エカテリーナ・デルジャヴィナ(ピアノ(*/#/++))
録音:2008年、モスクワ、The State Telecompany Kultura、第1スタジオ

VVCD 00209 \1780
ニコライ・メトネル(1880-1951):歌曲集
Gone Are My Heart's Desires Op.3 No.2
At the Gate of the Holy Abode Op.3 No.1 / Inneres Wuhlen Op.6 No.6
Mailied Op.6 No.2 / Liebliches Kind Op.6 No.5
Sieh mich, Heil'ger Op.6 No.7 / Reiselied Op.61 No.1
Gefunden. Epithalamion Op.6 No.9 / Lieb Liebchen Op.12 No.1
Whisper, Timid Breathing Op.24 No.7 / Willow Over the Waters Op.24 No.2
Day and Night Op.24 No.1 / Twilight Op.24 No.4
I came to you with Greetings Op.24 No.8 / O'er thee I bend Op.24 No.5
The Horse Op.29 No.4 / The Rose Op.29 No.6 / Incantation Op.29 No.7
Winter Evening Op.13 No.1 / Echo Op.32 No.1 / Memoirs Op.32 No.2
To a Day-dreamer Op.32 No.6 / The Angel Op.36 No.1
The Flower Op.36 No.2 / The Prisoner Op.52 No.7
The Ravens Op.52 No.2 / The Waltz Op.37 No.4 / Noon Op.61 No.6
Behold my visionary soul Op.61 No.7 / Sie liebt mich! Op.15 No.4
Im Voruebergehn Op.6 No.1 / Praeludium Op.46 No.1
Cart of Life Op.45 No.2 / The Song of the Night Op.45 No.3
ワシーリー・サヴェンコ(バスバリトン)
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
ヤーナ・イワニロワ(ソプラノ)
エカテリーナ・デルジャヴィナ(ピアノ)
ハミシュ・ミルン(ピアノ)
録音:2006年2月15日、グネーシン・アカデミー、コンサートホール
2005年3月7日、2007年5月18-20日、国立録音スタジオ5
ドイツ語表記曲はドイツ語、他はロシア語での歌唱。




<MELODIYA>
MELCD 1001623 \1780
ロディオン・シチェドリン(1932-):
管弦楽のための協奏曲第1番「お茶目なチャストゥーシュカ」(1963)
オペラ「愛だけでなく」からの交響組曲(1964)
荘厳序曲(1982)
ピアノ協奏曲第2番(1964)(*)
ロディオン・シチェドリン(ピアノ(*))
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1987年(*以外)/1974年5月5日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(*)

MELCD 1001638 \1780
ルネサンス・リュート音楽
フランチェスコ・カノーヴァ・ダ・ミラノ(1497頃-1543頃):
リュートのための組曲 から カンツォーナ,舞曲
イタリア伝承曲(16世紀):スパニョレッタ(#)
不詳(16世紀)/ウラディーミル・ヴァヴィロフ(1925-1973):
アヴェ・マリア(カッチーニのアヴェ・マリア)(**/++)
ニコロ・ニグリーノ:リチェルカーレ(++)
ヴィンチェンツォ・ガリレイ(1521頃-1591):
リュートのための組曲 から パヴァーヌ,ガイヤルド
ハンス・ノイジードラー(1508/1509-1563):シャコンヌ
イギリス伝承曲:グリーンスリーヴズとガイヤルド(組曲)(##)
フランス伝承曲:トゥルディオン(***)
ジャン=アントワーヌ・ド・バイフ(1532-1589):パストレッラ(++)
ドニ・ゴーティエ(1603頃-1672):ガヴォット(***)
ファブリツィオ・カローゾ(1535頃-1600頃):優雅なラウラ 以上(*)
フランチェスコ・カノーヴァ・ダ・ミラノ:
リュートのためのファンタジア(3曲)(+++)
不詳(イタリア、16世紀):3つの舞曲 パッサメッツォ,フィアメンカ,舞曲
ファブリツィオ・カローゾ:
パヴァニーリャ(+++)/アルタ・レジナ(+++)/天国の百合(+++)
ジャン=バティスト・ベザール:ヴォルタ(###)
不詳(フランス、16世紀):前奏曲/アルマンド/私が生きているかぎり
ルイ・ド・モイ:リュートのためのバレ
ジョン・ダウランド(1563-1626):
ガイヤルド(+++/****)/ガイヤルド/ダウランドの悲しみ(+++/****)
デンマーク王のガイヤルド(+++/****) 以上(+)
ウラディーミル・ヴァヴィロフ(リュート(*))
シャンドル・カロシュ(リュート(+))
ヴィターリー・ブヤノフスキー(ホルン(#))
ナジェジダ・ワイネル(メゾソプラノ(**))
マルク・シャーヒン(オルガン(++))
ウラディーミル・クルリン(オーボエ(##))
レフ・ペレペルキン(フルート(***))
イーゴリ・ボグスラフスキー(ヴィオラ・ダモーレ(+++))
フョードル・ドルジーニン、ミハイル・トルピュゴ(ヴィオラ・ダモーレ(****))
マルク・ワインロト(ヴィオラ・ダ・ガンバ(+++/###))
アンドレイ・デーミン(ヴィオラ・ダ・ガンバ(****))
録音:1970年(*)/1975年(+)
ソヴィエトにおける古楽復興の立役者であった二人のリュート奏者、ウラディー
ミル・ヴァヴィロフ(1925-1973)とシャンドル・カロシュ(1935-)の貴重な録音。
両者とも作曲も行いましたが、ヴァヴィロフは自作を過去の作曲家を詐称して発
表したことで悪名高い人物。[※]の「アヴェ・マリア」は外装・ブックレットに
は単に「作曲者不詳、16世紀」としか書かれていませんが、これは実は伴奏して
いるヴァヴィロフが作曲したもので、いつの間にか「カッチーニのアヴェ・マリ
ア」と呼ばれるようになったあの「名曲」。一応、ヴァヴィロフ本人がカッチー
ニ作曲を騙ったわけではないことになっていますが。
共演者にはソヴィエトの名手たちが名を連ねており、これはいろいろな意味で注
目すべきアルバムといえます。

MELCD 1001645 2枚組 \3560
J・S・バッハ(1685-1750):フーガの技法 BWV1080
フェリクス・ゴトリープ(チェンバロ)
録音:1987年

MELCD 1001662 \1780
名序曲集
ラロ(1823-1892):オペラ「イスの王様」序曲(*)
マスネ(1842-1912):「フェードル」序曲(*)
エロルド(1791-1833):オペラ「ザンパ」序曲(*)
トマ(1811-1896):オペラ「ミニョン」序曲(*)/オペラ「レーモン」序曲(*)
スッペ(1819-1895):
オペレッタ「美しきガラテア」序曲(+)/オペレッタ「軽騎兵」序曲(+)
オペレッタ「詩人と農夫」序曲(#)
モスクワ放送交響楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
録音:1962年(*)/1962年(+)/1963年(#)

MELCD 1001663 \1780
レオンカヴァッロ(1857-1919):オペラ「道化師」
マリオ・デル・モナコ(テノール:カニオ)
レオカディア・マスレンニコワ(ソプラノ:ネッダ)
アレクセイ・イワーノフ(バリトン:トニオ)
ニコライ・ティムチェンコ(テノール:ベッポ)
エフゲニー・ベーロフ(バリトン:シルヴィオ)
ボリショイ劇場ソリスト、合唱団&管弦楽団
ワシーリー・ネボリシン(指揮)
録音:1959年6月20日、モスクワ、ボリショイ劇場、ライヴ
マリオ・デル・モナコのモスクワ来訪公演50周年記念盤。デル・モナコのみイタ
リア語、他キャストはロシア語歌唱という珍しい上演です。

MELCD 1001649
コントラスト サクソフォンとピアノのための4つのソナタ
フェルナンド・デクリュック(1896-1954):
アルトサクソフォンとピアノのためのソナタ
ラヴェル(1875-1937):
亡き王女のためのパヴァーヌ(アルトサクソフォンとピアノのための編曲版)
吉松隆(1953-):ファジー・バード・ソナタ(アルトサクソフォンとピアノのための)
ラフマニノフ(1873-1943):
ヴォカリーズ(アルトサクソフォンとピアノのための編曲版)
デニソフ(1929-1996):アルトサクソフォンとピアノのためのソナタ
プーランク(1899-1963):
オーボエ・ソナタ(ソプラノサクソフォンとピアノのための編曲版)
セルゲイ・コレソフ(サクソフォン)
エレーナ・グリネヴィチ(ピアノ)
録音:2009年、パーヴェル・スロボトキン・センター
ロシアのサクソフォン奏者セルゲイ・コレソフ(1982年生まれ)はグネーシン音楽
アカデミーでマグダレーナ・シャポシニコワに師事し、2006年の第4回アドルフ・
サックス国際コンクール(ベルギー、ディナンで開かれるサクソフォン・コンクー
ルの世界最高峰)優勝後、国際的に活躍しています。

MELCD 1001671
アレクサンドル・フラウチ ロシアのギター演奏芸術のハイライト
J・S・バッハ(1685-1750):
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004 より)
リュートのための前奏曲 BWV999
リュートのための組曲 BWV995 より
前奏曲とフーガ(アレクサンドル・フラウチ編曲)
D・スカルラッティ(1685-1757):
チェンバロ・ソナタ ハ短調 L.352(アレクサンドル・フラウチ編曲)
パガニーニ(1782-1840):
ヴァイオリンとギターのための大ソナタ イ長調(*)
ヴァイオリンとギターのためのソナタ イ長調(+)
ソル(1776-1839):モーツァルトのオペラ「魔笛」の主題による変奏曲 Op.9
アレクサンドル・フラウチ(ギター)
ナウム・ラチンスキー(ヴァイオリン(*))
ワレーリー・クリモフ(ヴァイオリン(+))
録音:1977年(+)/1981年(+以外)
ロシアのギタリスト、アレクサンドル・フラウチ(1954年生まれ)が1981年にから
発表したLP(ソヴィエトMELODIYA)の音源に(+)を追加してCD化したものと思われま
す。フラウチはギター教師としても活躍しており、2009年には彼の名を冠した国
際ギター・コンクール(モスクワ)も開催されました。

MELCD 1001661 8枚組 \7120
【未案内旧譜】
ロシア教会音楽アンソロジー
●Vol.1 初期ロシア聖歌(教会スラヴ語)
不詳:
O, Come, Let Us Worship. Bless the Lord, O My Soul(*)
Peaceful Light(賛歌;キエフ聖歌)(*)/ Lord, Now Lettest Thou(*)
Hail Mary, Full of Grace(*)/ 6つの詩篇、詩篇3(*)
King of Heaven(ドグマティコン)(+)
Glorious Easter(カンティクル、第5旋法)(+)
May God Arise from the Dead(カンティクル、第5旋法)(+)
イワン雷帝:カンティクル第1番、ピョートルの死にあたって(断章)(#)
フョードル皇帝:It Is Truly Meet(+)
不詳:
King of Heaven(ズナメニー聖歌)(**)/ O Come, Let Us Worship(**)
Lo, the Bridegroom Comes at Midnight(ズナメニー聖歌)(**)
Thrice Holy(**)/ Peaceful Light(**)/ Praise the Name of the Lord(**)
コムニオン・アンセム(**)
From the Time of My Youth(デメストヴェニー典礼聖歌)(**)
It Is Truly Meet(**)/ ケルビム賛歌(**)
モスクワ青年学生合唱団(*)
ボリス・テヴリン(指揮(*))
ロシア共和国アカデミー合唱団男声選抜(+)
アレクサンドル・ユルロフ(指揮(+))
男声四重唱(#)
I・ヴォロノフ(第1テノール) S・セルミャーギン(第2テノール)
P・デリューギン(バリトン) E・チェピコフ(バス)
ロシア府主教庁出版部男声合唱団(**)
アナトーリー・グリンジェンコ(指揮(**))
録音:1966年(+)/1988年(*/**)/1989年(#)
●Vol.2 初期ポリフォニー様式の巨匠たち(教会スラヴ語)
ニコライ・ディレツキー(1630-1680):
復活祭のカノン(*)/ Accept the Body of Christ(*)/ 礼拝(キエフ)(*)
ワシーリー・ティトフ(1650頃-1715頃):
Bless the Lord, O My Soul(詩篇)(+)
12声合唱のためのクリスマス・コンチェルト(*)
Praise the Name of the Lord(+)
Immaculate Virgin(二重合唱のためのコンチェルト)(#)
Hirmoses of the Canon "Katabasis"(二重合唱のための)(+)
世界の祈り(二重合唱のためのコンチェルト)(#)
キエフ・ボリス・リャトシンスキー室内合唱団(*)
ヴィクトル・イコンニク(指揮(*))
モスクワ国立合唱団(+)
アンドレイ・コジェフニコフ(指揮(+))
モスクワ室内合唱団(#)
ウラディーミル・ミーニン(指揮(#))
録音:1977年、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(#)/1981年(+)/1989年(#)
●Vol.3 18-19世紀の合唱コンチェルト(教会スラヴ語)
マクシム・ベレゾフスキー(1745-1777):Do Not Forsake Me in My Old Age(*)
ドミートリー・ボルトニャンスキー(1751-1825)
Glory to God in the Highest(第6番)(+)
I Have Cried to the Lord with My Voice(第27番)(#)
How Amiable Are Thy Inhabitance, O Lord(第17番)(**)
Why Art Thou Lamentable, O My Soul(第33番)(++)
Let God Arise(第34番)(**)/ We Praise Thee, O God(##)
ロシア共和国アカデミー合唱団(*)
アレクサンドル・ユルロフ(指揮(*))
ソヴィエト文化省合唱団(+/#/**/++)
ワレーリー・ポリャンスキー(指揮(+/#/**/++))
聖三位一体&聖セルギウス修道院聖歌隊(##)
マトフェイ大修道院長(指揮(##))
録音:1966年(*)/1980年、モスクワ音楽院大ホール(##)/1987年(++)
1988年(#)/1989年(**)/1990年、ポロツク(ロシア)、聖ソフィア大聖堂
●Vol.4 20世紀前半、モスクワの作曲家たち
ミハイル・レチニコフ(1870-1921?):This Day(復活週のプロキメノン(*))
アレクサンドル・ニコリスキー(1874-1943):Day of Resurrection(カノン)(*)(a)
アレクサンドル・カスタリスキー(1856-1926):Christ Has Risen(+)
アレクサンドル・グレチャニノフ(1864-1956):
Praise the Name of the Lord(#)/ The Lord Is Alive(*)(b)
パーヴェル・チェスノコフ(1877-1944):
聖金口イオアンの聖体礼儀 Op.42 から ケルビム賛歌(***)
Mother of God(コンチェルト)(*)(a)/ The Virtuous Thief(T/*)
Save Your People, O Lord(*)(b)/ Praise the Lord from the Heavens(*)(b)
晩祷 から(**)Bless the Lord, O My Soul,
Blessed Is the Man(B),Lord, Now Lettest Thou
ニコライ・ゴルワーノフ(1891-1953):
When You Have Descended Op.37 No.9(++)
コンスタンチン・シヴェドフ(1886-1954):聖金口イオアンの聖体礼儀 から(##)
O Come, Let Us Worship,Lord, Save the Devout and Holy God,
Our Father,Praise the Lord from the Heavens
イワン・クズネツォフ(テノール(T))
モスクワ「すべての悲しむ者の慰め」教会聖歌隊(*)
ニコライ・マトヴェーエフ(指揮(*))
主教座公現大聖堂聖歌隊(+)
ゲンナジー・ハリトノフ(先唱者(+))
聖三位一体&聖セルギウス修道院聖歌隊(#)
モスクワ神学アカデミー&神学校聖歌隊(#)
マトフェイ大修道院長(指揮(#))
ウラディーミル・マトーリン(バス(B))
聖処女マリア教会聖歌隊(**)
ニコライ・ゲオルギエフスキー(指揮(**))
モスクワ音楽院室内合唱団(++)
ボリス・テヴリン(指揮(++))
レニングラード室内合唱団(##)
ニコライ・コルネフ(指揮(##))
演奏者記載無し(***)
録音:1968年(a)/1980年(#)/1987年(+)/1988年(b/##)
1989年(***)/1991年(**)/2008年(++)
●Vol.5 20世紀前半、レニングラードの作曲家たち
アレクサンドル・アルハンゲリスキー(1846-1924):
The Cross of the Preserver of All the Universe(*)
Blessed Are Those Who Understand(*)/ Inspire, Lord, My Prayer(*)
I Dread the Fearful Day / I Have Cried to the Lord with My Voice
Not Having Any Other Help / Why Hast Thou Forsaken Me
晩祷 から Bless the Lord, O My Soul,Lord, Now Lettest Thou,
Praise the Name of the Lord,
Having Beheld the Resurrection of the Christ,大ドクソロジー
モスクワ「すべての悲しむ者の慰め」教会聖歌隊(*)
ニコライ・マトヴェーエフ(指揮(*))
ロシア府主教庁出版部男声合唱団(*以外)
アドリアーナ・リュバコワ(指揮(*以外))
録音:1987年(*)/1988年(*以外)
●Vol.6 チャイコフスキーの教会音楽作品(教会スラヴ語)
チャイコフスキー(1840-1893):
The Angel Cried Out
無伴奏混声合唱のための9つの教会音楽作品 から(*)
ケルビム賛歌,It Is Truly Meet,Now the Heavenly Hosts,
Blessed Are Those Whom Thou Closest
聖金口イオアンの聖体礼儀 Op.41 から(+)
O Come, Let Us Worship,ケルビム賛歌,信仰宣言,The Mercy of Peace,
Our Father in Heaven,Praise the Lord from the Heavens
晩祷 Op.52 から(#)
Bless the Lord, O My Soul(ギリシャ聖歌),
Blessed Is the Man(ズナメニー聖歌)Peaceful Light,
Praise the Name of the Lord(ギリシャ聖歌),
Blessed Art Thou, O Lord,From My Youth Up,
Having Beheld the Resurrection of Christ,Glory to God in the Highest
ロシア共和国アカデミー合唱団(*)
アレクサンドル・ユルロフ(指揮(*))
ソヴィエト文化省合唱団(+)
ワレーリー・ポリャンスキー(指揮(+))
グリンカ記念レニングラード・アカデミー合唱団(#)
ウラディスラフ・チェルヌシェンコ(指揮(#))
ボリス・グレボフ(テクスト、司祭、助祭(#))
録音:1979年(*/#)/198?年(+)
●Vol.7 ラフマニノフの教会音楽作品(教会スラヴ語)
ラフマニノフ(1873-1943):
聖合唱コンチェルト「祈祷に眠らざる生神女」(*)
聖金口イオアンの聖体礼儀 Op.31 から(+)
Bless the Lord, O My Soul,
Glory to the Father and the Only-Begotten Son,In Thy Kingdom,
Lord, Save the Faithful and the Trisagion,ケルビム賛歌,
信仰宣言,To Thee We Sing,Praise the Lord from the Heavens
晩祷 Op.37 から(#)
Bless the Lord, O My Soul(ギリシャ聖歌),Blessed Is the Man,
Peaceful Light(キエフ聖歌),Lord, Now Lettest Thou(キエフ聖歌),
Hail Mary, Full of Grace,6つの詩篇,
Blessed Art Thou, O Lord(ズナメニー聖歌),
Having Beheld the Resurrection of Christ
モスクワ青年学生合唱団(*)
ボリス・テヴリン(指揮(*))
アレクサンドル・カラクツ(テノール(+))
ユーリー・クターニン(バス(+))
モスクワ室内合唱団(+)
ウラディーミル・ミーニン(指揮(+))
イリーナ・アルヒーポワ(メゾソプラノ(#))
ソヴィエト文化省合唱団(#)
ワレーリー・ポリャンスキー(指揮(#))
録音:1977年(*)/1986年(#)、1988年(+)、スモレンスク(ロシア)、
ウペンスキー大聖堂
●Vol.8 20世紀ロシアの教会音楽
ゲオルギー・スヴィリドフ(1915-1998):
劇付随音楽「皇帝フョードル・イワノヴィチ」から 祈り(*),聖なる愛(+)
ロディオン・シチェドリン(1932-):
目隠しされた天使(無伴奏混声合唱とフルートのための;1988)(#)
アリフレト・シュニトケ(1934-1998):混声合唱のためのコンチェルト(**)
ユルロフ記念アカデミー・ロシア合唱団(*)
ユーリー・ウーホフ(指揮(*))
ナタリア・ゲラシモワ(ソプラノ(+))
モスクワ室内合唱団(+/#)
ソヴィエト国立アカデミー・ロシア合唱団(#)
アレクサンドル・ゴリシェフ(フルート(#))
ウラディーミル・ミーニン(指揮(+/#))
ソヴィエト文化省合唱団(**)
ワレーリー・ポリャンスキー(指揮(**)
録音:1974年(+)/1975年(*)/1988年、ポロツク(ロシア)、聖ソフィア大聖堂/
1989年(#)




<Alto>
※旧譜情報
アメリカ合衆国ニューヨーク州ロングアイランドシティにメイン・オフィスを置
くMusical Concepts社が英国マンチェスターから世界配給する廉価盤レーベル。
今回記載のない旧譜も受注可能です。

ALC 1005 \880
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ三重奏曲イ短調 Op.50
ショスタコーヴィチ(1906-1975):ピアノ三重奏曲第2番ホ短調 Op.67
ロザムンデ・トリオ
マルティノ・ティリモ(ピアノ) ベン・サイェヴィチ(ヴァイオリン)
ダニエル・ヴェイス(チェロ)
録音:2005年、プラハ、リヒテンシュタイン宮

ALC 1006 \880
ウィーン帝宮の祝祭ミサ(1648)
ジローラモ・ファンティーニ(1600-1675):皇帝ソナタ第1番
アンドレアス・ラウフ(1592-1656):門を開け、槍兵たちよ/神において歓呼せよ
クリストフ・シュトラウス(1575頃-1631):
ミサ「来たれ、キリストの花嫁」から シンフォニア,キリエ,グローリア
ジョヴァンニ・プリウリ(1575頃-1626):来たりて喜び歌え
クリストフ・シュトラウス:ミサ「来たれ、キリストの花嫁」から クレド
アントニオ・ベルターリ(1605-1669):ソナタ第1番
アンドレアス・ラウフ:われらの神を祝福せよ
クリストフ・シュトラウス:
ミサ「来たれ、キリストの花嫁」から サンクトゥス,ベネディクトゥス
ジョヴァンニ・プリウリ:おお、何と甘美な
アンドレアス・ラウフ: われらの父
クリストフ・シュトラウス:ミサ「来たれ、キリストの花嫁」から アニュス・デイ
アントニオ・ベルターリ:ソナタ第2番
アンドレアス・ラウフ:主に向かって新しい歌を歌え
ジローラモ・ファンティーニ:皇帝ソナタ第2番
イヴォンヌ・シーモア(ソプラノ)
マーガレット・ケイブル(メゾソプラノ)
ロジャース・カーヴィー=クランプ、フィリップ・ダゲット、
イアン・パートリッジ、デイヴィッド・コリンズ(テノール)
スティーヴン・ヴァーコー、ロジャー・ラングフォード(バス)
ヨークシャー・バッハ合唱団
ヨークシャー・バロック・ソロイスツ
アントニー・ヴァン・カンペン(ヴィオローネ)、
ナイジェル・ノース(テオルボ)参加
バロック・ブラス・オヴ・ロンドン
クリスピアン・スティール=パーキンズ、マイケル・レアード(トランペット)参加
ピーター・シーモア(指揮)
録音:1989年7月11日-13日、ノース・ヨークシャー(英国)、
聖メアリー&聖エヴィラルダ・カトリック礼拝堂
原盤:Novello 前出:IMP, Carlton Classics

ALC 1007 \880
ユッシ・ビョルリング・イン・コンサート
ベートーヴェン(1770-1827):アデライーデ
シューベルト(1797-1828):
春の思い/ます/「白鳥の歌」から セレナード
「美しき水車屋の娘」から 嫌な色
R・シュトラウス(1864-1949):黄昏の夢/チェチーリエ
ブラームス(1833-1897):セレナード
モーツァルト:オペラ「ドン・ジョヴァンニ」から 私の恋人を慰めて
ジョルダーノ:オペラ「フェドラ」から 愛さずにはいられないこの思い
ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」から 花の歌
マスネ(1842-1912):オペラ「マノン」から 夢の歌
トスティ(1846-1913):理想
プッチーニ(1858-1924):オペラ「トスカ」から 星は光りぬ
トスティ:暁は光から闇を隔て
フォスター(1826-1864):金髪のジェニー
ユッシ・ビョルリング[ユシー・ビョーリン](テノール)
フレデリック・シャウヴェッカー(ピアノ)
録音:1955年9月24日、ニューヨーク、カーネギー・ホール、リサイタル・ライヴ
[ボーナス・トラック]
プッチーニ:オペラ「マノン・レスコー」から
ああ、マノン、君の愚かさが(*),早く!一列に並べ!…いや!僕は狂っている(+)
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「トロヴァトーレ」から
この夜に一人さびしく(#),ああ、あなたこそ私の恋人(**),
見よ、恐ろしい火を(++)
ビゼー:オペラ「真珠採り」から 聖なる神殿の奥深く(##)
ヘンリー・ギール(1881-1961):フォー・ユー・アローン(***)
ギー・ダルドロ(1858-1936):ビコーズ(+++)
ユッシ・ビョルリング[ユシー・ビョーリン](テノール)
リチア・アルバネーゼ(ソプラノ(*))
フランコ・カラブレーゼ(バス(+)) エンリコ・カンピ(バス(+))
ローマ・オペラ管弦楽団(*/+) ヨネル・ペルレア(指揮(*/+))
レナード・ウォーレン(バリトン(#)) ジンカ・ミラノフ(ソプラノ(**))
ロバート・メリル(バリトン(##)) ロバート・ショー合唱団(++)
RCAビクター管弦楽団(#/**/++/##)
レナート・チェリーニ(指揮(#/**/++/##))
ストックホルム王立オペラ管弦楽団(***/+++)
ニルス・グレヴィリウス(指揮(***/+++))
録音:1937年(***)/1948年(+++)/1951年(##)/1952年(#/**/++)/1954年(*/+)AAD
原盤:RCA

ALC 1008 \880
エリーザベト・シュヴァルツコップ、R・シュトラウスとモーツァルトを歌う
モーツァルト(1756-1791):オペラ・アリア集
「コジ・ファン・トゥッテ」から
岩のように動かずに,ああ、行ってしまう…聞いて!,許してください、恋人よ(*)
「ドン・ジョヴァンニ」から 恋人よ、さあ、この薬で(+)
「フィガロの結婚」から 愛の神よ、ご照覧あれ,恋とはどんなものかしら(+)
「ドン・ジョヴァンニ」から 私を不親切な女と思わないで、恋人よ(+)
「イドメネオ」から そよ吹く風(+)
「ドン・ジョヴァンニ」から 打てよ、マゼット(+)
「フィガロの結婚」から 楽しい思い出はどこへ(+)
「魔笛」から 愛の喜びは露と消え(#)
「ドン・ジョヴァンニ」から 何というふしだらな(#)
R・シュトラウス(1864-1949):四つの最後の歌(**)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団(*/+/#)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮(*))
ジョン・プリッチャード(指揮(+))
オットー・アッカーマン(指揮(**))
トリノRAI管弦楽団(#)
マリオ・ロッシ(指揮(#))
録音:1952年、ライヴ(#)/1953年(+/**)/1955年(*)AAD 原盤:EMI

ALC 1009 \880
プッチーニ(1858-1924):愛のオペラ二重唱曲集
「ボエーム」から
愛らしい乙女よ(*),もう帰らないミミ(+),みんな行ってしまったの?(*)
ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ(*))
ユッシ・ビョルリング(テノール) ロバート・メリル(バリトン(+))
RCAビクター管弦楽団 トマス・ビーチャム(指揮) 録音:1956年 原盤:RCA
「蝶々夫人」から
夕暮れは迫り(*),桜の枝をゆすり、花びらを敷き(花の二重唱)(+)
レナータ・テバルディ(ソプラノ) ジュゼッペ・カンポーラ(テノール(*))
ネル・ランキン(メゾソプラノ) ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団
アルベルト・エレーデ(指揮) 録音:1950年 原盤:Decca
「トスカ」から マリオ!マリオ!,おお、優しい手よ
マリア・カラス(ソプラノ) ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)
ミラノ・スカラ座管弦楽団 ヴィクトル・デ・サバタ(指揮) 
録音:1953年 原盤:EMI
「マノン・レスコー」から あなたなの?いとしいお方
リチア・アルバネーゼ(ソプラノ) ユッシ・ビョルリング(テノール)
ローマ・オペラ管弦楽団 ヨネル・ペルレア(指揮) 録音:1954年 原盤:RCA
「トゥーランドット」から 初めての涙
インゲ・ボルク(ソプラノ) マリオ・デル・モナコ(テノール)
ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団 アルベルト・エレーデ(指揮)
録音:1950年 原盤:Decca

ALC 1012 \880
エドワード・マクダウェル(1860-1908):ピアノ協奏曲&ピアノ独奏作品集
ピアノ協奏曲第1番イ短調 Op.15(*)
ピアノ協奏曲第2番ニ短調 Op.23(*)
森のスケッチ Op.51 から 野ばらに寄す(+)
ニューイングランドの牧歌 Op.62(+)
ドンナ・アマト(ピアノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ポール・フリーマン指揮(*)
録音:1985年、ロンドン、トゥーティング、オール・セインツ教会(*)
2007年7月11日、カーネギー・メロン大学、クレスギ・リサイタル・ホール(+)
原盤:Olympia, OCD 353(*)

ALC 1014 \880
ボヘミアのバロックとその後の音楽 Vol.4
ヨゼフ・ミスリヴェチェク(1737-1781):シンフォニア ハ長調 Op.1 No.3
ヤン・アダム・ガリナ(1724-1773):シンフォニア変ホ長調(*)
ヤン・ヴェント(1745-1801):シンフォニア変ホ長調(*)
ヨゼフ・ミスリヴェチェク:シンフォニア ニ長調 Op.1 No.6
ヨゼフ・バールタ(1744-1787):シンフォニア ヘ短調(*)
ヨゼフ・フィアラ(1748-1816):シンフォニア ヘ長調(*)  (*)世界初録音
チェコ室フィルハーモニー管弦楽団
ヴォイチェフ・スプルニー(チェンバロ、指揮)
録音:2007年5月、プラハ、アルコ・ディーヴァ・ドモヴィナ・スタジオ

ALC 1015 \880
チューダーの王たちのための音楽 ヘンリー7世とヘンリー8世
[ヘンリー7世時代の歌]
ロバート・フェアファクス(1464-1521):I Love Unloved
ウィリアム・コーニッシュ(1468頃-1523):Woefully Arrayed
ロバート・フェアファクス:That Was My Woe
シェリンガム:Ah Gentle Jesu
ロバート・フェアファクス:Most Clear of Colour
ウィリアム・コーニッシュ:Hoyda Hoyda Jolly Rutterkin
[ヘンリー8世時代の歌と音楽]
不詳:
O Lusty May / This Day Daws / Begone Sweit Night / En Vray Amoure
O My Heart / Madame d'amours / Consort Piece XX / Absent I Am
My Heartly Service / Hey Trolly Lolly Lo! / En Frolyk Weson
Be Peace! Ye Make / Me Spill My Ale! / The Duke of Somersette's Dompe
Ah Robin / I Love Unloved / Up I Arose in Verno Tempore
Puzzle Canon VI / And I Were a Maiden / England Be Glad
ヒリアード・アンサンブル
デイヴィッド・ジェイムズ(カウンターテナー)
ポール・エリオット、リー・ニクソン(テノール)
ポール・ヒリアー(バリトン) ジュディス・ニルソン(ソプラノ)
エリオット・ガードルストーン(バス)
ニュー・ロンドン・コンソート
フィリップ・ピケット
(リコーダー、クルムホルン、ドゥルツィアン、ショーム、コルナミューズ)
ポール・ニーマン(リコーダー、サックバット、コルナミューズ)
マーティン・ニコルズ(サックバット) ナイジェル・ノース(リュート)
録音:1977-1978年、ADD 原盤:Saga

ALC 1016 \880
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ集
第8番ハ短調「悲愴」Op.13/第14番嬰ハ短調「月光」Op.27
第26番変ホ長調「告別」OP.81a/第23番ヘ短調「熱情」Op.57
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
録音:1962、1964年、ADD 原盤:Vox ライセンサー:SPJ
JVC 20bit K2テクノロジーによりオリジナル・アナログ・テープからリマスター。

ALC 1017 \880
ジョン・マーシュ(1752-1828):5つの交響曲
第1番変ロ長調/第3番二長調/第4番ヘ長調
第6番二長調/二重管弦楽のための会話交響曲変ホ長調
チチェスター・コンサート
イアン・グレアム=ジョーンズ(指揮)
録音:1989年7月、チチェスター 原盤:Olympia U.K., OCD 400
ジョン・マーシュは音楽のみならず天文学、哲学、天文学、音楽、宗教、幾何学等
にも秀でた才人。39の交響曲をはじめ350以上の作品を残しました。モダーン楽器
による演奏。

ALC 1018 \880
アルフレッド・デラーの芸術
伝承曲:
The Three Ravens(*)/ The Cuckoo(*)/ Barbara Allen(*)
Hey, Ho, the Wind and the Rain(*)/ I Will Give My Love an Apple(*)
The Oak and the Ash(*)/ King Henry(*)/ Greensleeves(*)
不詳:Sumer is icumen in(+)
トマス・モーリー(1557-1603):Now is the Month of Maying(+)
ウィリアム・バード(1540?-1623):Come, Pretty Babe(#)
ジョン・ウィルビー(1574-1638):Thus Saith My Cloris Bright(+)
トマス・ウィールクス(1575?-1623):To Shorten Winter's Sadness(+)
ロバート・パーソンズ(1535-1572):Pandolpho(#)
トマス・モーリー:In Dew of Roses(+)
ヘンデル(1685-1759):アン女王の誕生日のためのオード から
Eternal Source of Light Divine(**)
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):Matona Mia Cara(+)
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):アリアンナの嘆き(+)
ピエール・パスロー(1503-1553):Il est Bel et Bon(+)
クラウディオ・サラチーニ(1586-1630):Da Te Parto(*)
ジョスカン・デプレ(1440?-1521):オケゲムの死を悼む哀歌(+)
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):Erhöre Mich(++)
ヘンリー・パーセル(1659-1695):
Music for a While(##)/ I Attempt from Love's Sickness to Fly(##)
Sound the Trumpet(***)/ Secrecie's Song(+++)/ Mystery's Song(***)
Fairest Isle(##)/ If Music be the Food of Love(##)
アルフレッド・デラー(カウンターテナー、指揮(**))
デズモンド・デュプレ(リュート(*))
デラー・コンソート(+)
バーゼル・スコラ・カントルム・アウグスト・ヴェンツィンガー・ヴィオル・
コンソート(#)
オリアナ・コンサート合唱団(**)
オリアナ・コンソート管弦楽団(**/***)
マーク・デラー(カウンターテナー(++))
バロック楽器アンサンブル(++)
ヴァルター・ベルクマン(チェンバロ(##))
レオンハルト・バロック・アンサンブル(+++)
グスタフ・レオンハルト(チェンバロ&指揮(+++))
録音:1954-1966年、ADD/AAD
ライセンサー:Vanguard Classics / Sheridan Square Entertainment

ALC 1021 \880
ニコライ・ミヤスコフスキー(1881-1950):交響的作品全集 Vol.11
交響曲第15番ニ短調 Op.38
交響曲第27番ハ短調 Op.85
ロシア国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1991、1993年、モスクワ音楽院大ホール 
原盤:Olympia U.K., OCD 741(未発売)
倒産した英国OLYMPIAレーベルからVol.10まで発売されていた全集の続編。

ALC 1024 \880
ニコライ・ミヤスコフスキー(1881-1950):交響的作品全集 Vol.14
交響曲第23番イ短調 Op.56
交響曲第24番ヘ短調 Op.63
ロシア国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:モスクワ音楽院大ホール 原盤:Olympia U.K., OCD 744(未発売)
倒産した英国OLYMPIAレーベルからVol.10まで発売されていた全集の続編。

ALC 1025 \880
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958) 没後50年記念コレクターズ・エディション
伝説的録音集
ヴォーン・ウィリアムズ:歌曲集「ウェンロック・エッジにて」(1908-1909)
ジョージ・マラン(テノール)
ロンドン弦楽四重奏団
アイヴァー・ニュートン(ピアノ)
録音:1955年 原盤:Decca 初CD化音源
ヴォーン・ウィリアムズ:バレエ「オールド・キング・コール」(1923)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
エイドリアン・ボールト(指揮)
録音:1954年 原盤:Decca
ヴォーン・ウィリアムズ:感謝の歌(1944)
ベティ・ドルモア(ソプラノ)
ロバート・スペート(朗読)
ルートン合唱協会&ルートン少女合唱団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
エイドリアン・ボールト(指揮)
録音:1951年
ヴォーン・ウィリアムズ:音楽へのセレナード(1938)
イゾベル・ベイリー、エルシー・サダビー、
リリアン・スティレス・アレン、エヴァ・ターナー(ソプラノ)
マーガレット・バルフォー、ミュリエル・ブランスキル、
アストラ・デズモンド、メアリー・ジャレッド(アルト)
ヘドル・ナッシュ、パリー・ジョーンズ、
ウォルター・ウィドップ、フランク・ティタートン(テノール)
ロイ・ヘンダーソン、ハロルド・ウィリアムズ(バリトン)
ロバート・イーストン、ノーマン・アリン(バス)
BBC交響楽団
ヘンリー・ウッド(指揮)
録音:1938年、ADD 原盤:EMI

ALC 1026 \880
ウォルトン コレクターズ・エディション 伝説的録音集
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):
ファサード(*)
映画音楽「ヘンリー8世」からの音楽と情景(+)
戴冠式行進曲「宝玉と勺杖」(#)
ピーター・ピアーズ(テノール(*))
イーディス・シトウェル(朗読(*))
イングリッシュ・オペラ・グループ・アンサンブル(*)
アントニー・コリンズ(指揮(*))
ローレンス・オリヴィエ(朗読(+))
フィルハーモニア合唱団&管弦楽団(+)
ウィリアム・ウォルトン(指揮(+))
ロンドン交響楽団(#)
マルコム・サージェント(指揮)
録音:1944年(+)/1954年(*)ADD 原盤:Decca, CBS

ALC 1027 \880
聖なるブラス ポリフォニック・ブラス編曲集
J・S・バッハ(1685-1750)/エリック・クリーズ編曲:
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1553頃-1612):
「カンツォーナとソナタ集」(1615)から カンツォン第17番(12声)
「サクレ・シンフォニエ」(1597)から ソナタ第8旋法(12声)
「カンツォーナとソナタ集」(1615)から カンツォン第16番(12声)
ジェレマイア・クラーク(1674頃-1707)/エリック・クリーズ編曲:
王の行進曲&ユージン王子の行進曲
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1553頃-1612):
「サクレ・シンフォニエ」(1597)から
ピアノとフォルテのソナタ(8声),二重エコーのカンツォン(12声),
カンツォン第7旋法第2番(8声),カンツォン第9旋法(12声)
ブラームス(1833-1897)/エリック・クリーズ編曲:
間奏曲 Op.119 No.2(*)/間奏曲 Op.119 No.3(*)/狂詩曲 Op.119 No.4(*)
J・S・バッハ/エリック・クリーズ編曲:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
ロンドン・シンフォニー・ブラス
エリック・クリーズ(指揮)
録音:1991年、ロンドン、バービカン・ホール(*以外)
2000年、ロンドン、フリート通り、セント・ブライド教会(*)
原盤:Collins Classics, 1333-2(*以外)

ALC 1028 \880
マリア・カラス、ベル・カントを歌う オペラ・アリア集
ベッリーニ(1801-1835):
「清教徒」から あなたの優しい声が(*)/「ノルマ」から 清らかな女神(*)
ドニゼッティ(1797-1848):
「ランメルモールのルチア」から 苦しい涙を流せ(狂乱の場)(+)
ロッシーニ(1792-1868):
「セミラーミデ」から 麗しい光が(#/**)/
「アルミーダ」から 甘き愛の帝国に(++)
スポンティーニ(1774-1851):「ヴェスタの巫女」から 無慈悲な女神よ(**)
ドニゼッティ:「アンナ・ボレーナ」から あなたたちは泣いているの?(##)
マリア・カラス(ソプラノ)
トリノRAI管弦楽団(*)
アルトゥール・バジーレ(指揮(*))
ローマRAI管弦楽団(+)
オリヴィエロ・デ・ファブリティース(指揮(+))
ミラノRAI合唱団(#)
ミラノRAI管弦楽団(**/++)
アルフレード・シモネット(指揮(**/++))
ミラノ・スカラ座管弦楽団(##)
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮(##))
録音:1949年(*)/1952年(+)/1954年(++)/1956年(**)/1957年(##)AAD 
原盤:EMI

ALC 1029 \880
ゲオルギー・スヴィリドフ(1915-1998):ロシア語の無伴奏合唱作品集
劇付随音楽「皇帝フョードル・イヴァノヴィチ」(1969-1972)からの3つの合唱曲
合唱コンチェルト「プーシキンの花環」(1980)
苦悩の時の歌(4つの合唱曲;1980)
合唱カンタータ「夜の雲」(1979)
モスクワ新合唱団
エレーナ・ラストヴォロワ(指揮)
録音:1994年4月、モスクワ放送スタジオ

ALC 1034 \880
グルック(1714-1787):オペラ・ハイライト集
グルック:オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」(縮約版)
キャスリーン・フェリアー(アルト:オルフェオ)
アン・エアーズ(ソプラノ:エウリディーチェ)
ゾエ・ヴラコプーロス(ソプラノ:愛の神)
グラインドボーン音楽祭合唱団
サザーン・フィルハーモニー管弦楽団
フリッツ・シュティードリー(指揮)
録音:1947年、AAD 原盤:Decca
グルック:オペラ「アルチェステ」(抜粋)
キルステン・フラグスタード(ソプラノ:アルチェステ)
ジェレイント・ジョーンズ・シンガーズ&管弦楽団
ジェレイント・ジョーンズ(指揮)
録音:1956年、AAD 原盤:Decca

ALC 1035 \880
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
幻想的五重奏曲(*)
弦楽四重奏曲第1番イ短調
弦楽四重奏曲第2番ト短調
イギリス弦楽四重奏団
ダイアナ・カミングズ、コリン・カロー(ヴァイオリン)
ルチアーノ・イオリオ(ヴィオラ) ジェフリー・トマス(チェロ)
ノルベルト・ブルーメ(ヴィオラ(*))
録音:1988年 ライセンサー:Unicorn Kanchana

ALC 1039 \880
イングランド・マドリガル集 「気の向くまま歌おう」
オックスフォードのマドリガル・ブックから
ジョン・ウィルビー(1574-1638):Flora gave me fairest flowers
トマス・ウィールクス(1575?-1623):O care, thou wilt dispatch me
トマス・グリーヴズ(活躍:1604頃):Come away, sweet love
ジョン・ウィルビー:Draw on sweet night
ジョン・ファーマー(1570頃-1605頃):Fair Phyllis I saw sitting all alone
ウィリアム・バード(1540?-1623):Lullaby, my sweet little baby
トマス・トムキンズ(1572-1656):O yes! Has any found a lad?
ジャイルズ・ファーナビー(1563頃-1640):Construe my meaning
ジョン・ウィルビー:Adieu, sweet Amaryllis
トマス・モーリー(1557-1603):Now is the month of Maying
オーランド・ギボンズ:The silver swan
ジョージ・カービー(1565頃-1634):See what a maze of error
トマス・トムキンズ:Too much I once lamented
ジョン・ウィルビー:Weep, weep, mine eyes
トマス・モーリー:Sing we and chant it
オーランド・ギボンズ(1583-1625):What is our life?
トマス・ウィールクス:Sing we at pleasure
ジョン・ウォード(1571-1638):Out from the vale of deep despair
ジョン・ベネット(1575頃-1614以降):Weep O mine eyes
マイケル・イースト(1580頃-1648):Quick, quick away dispatch
トマス・ベイトソン(1570頃-1634):Those sweet delightful lilies
ジョン・ウィールクス:Sweet honey-sucking bees
プロ・カンツィオーネ・アンティクア
ポール・エスウッド、サイモン・ゲイ、ケヴィン・スミス(カウンターテナー)
ジェイムズ・グリフェット、イアン・パートリッジ(テノール)
ブライアン・イーサリッジ、スティーヴン・ロバーツ、
デイヴィット・トマス(バス)
ローズマリー・ハーディ、エリザベス・レーン、メアリー・トマス(ソプラノ)
フィリップ・レッジャー(指揮)
録音:1979年、ADD 原盤:Oxford University Press

ALC 1040 \880
アルフレート・ブレンデル・プレイズ・シューベルト
シューベルト(1797-1828):
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 D)840
16のドイツ舞曲 Op.33 D.783
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
録音:1968年、ウィーン、ADD ライセンサー:Vanguard Classics

ALC 1041 \880
ニコライ・ミヤスコフスキー(1881-1950):交響的作品全集 Vol.15
連鎖 Op.65/スラヴ狂詩曲 Op.71
セレナード第1番 変ロ長調 Op.32 No.1
シンフォニエッタ イ長調 Op.10
ロシア国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:モスクワ音楽院大ホール 原盤:Olympia U.K., OCD 745(未発売)
倒産した英国OLYMPIAレーベルからVol.10まで発売されていた全集の続編。

ALC 1042 \880
ニコライ・ミヤスコフスキー(1881-1950):交響的作品全集 Vol.16
沈黙 Op.9/シンフォニエッタ ロ短調 Op.32 No.2
ディヴェルティスマン Op.80
ロシア国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:モスクワ音楽院大ホール 原盤:Olympia U.K., OCD 746(未発売)
倒産した英国OLYMPIAレーベルからVol.10まで発売されていた全集の続編。

ALC 1044 \880
ドヴォルジャーク(1841-1904):ピアノ作品集
ドヴィルジャーク自身が所有したベーゼンドルファー・ピアノ(1879年)による演奏
ユモレスク Op.101/アメリカ組曲 Op.98
ドゥムカとフリアント Op.12/シルエット Op.8
ラドスラフ・クヴァピル(ピアノ)
録音:1998年 原盤:AMAT

ALC 1046 \880
アルフレート・ブレンデル、シューマンを弾く
シューマン(1810-1856):
幻想曲ハ短調 Op.17
交響的練習曲 Op.13
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
録音:1966年、ウィーン、ADD ライセンサー:Vanguard Classis

ALC 1047 \880
アルフレート・ブレンデル、ウィーンでモーツァルトを弾く
モーツァルト(1756-1791):
ピアノ協奏曲第9番変ホ長調「ジュノム」K.271(*)
ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449(*)
ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
イ・ソリスティ・ディ・ザグレブ(*)
アントニオ・ヤニグロ(指揮)
録音:1966、1968年、ウィーン、ADD ライセンサー:Vanguard Classics

ALC 1048 \880
ジェイムズ・ボウマン、ダウランドのリュート歌曲を歌う
ジョン・ダウランド(1563-1626):
Come again, sweet love doth now invite / Go Crystal tears
Can she excuse my wrongs? / Awake, sweet love / Sorrow, stay
Shall I sue? / Fine knacks for ladies / Preludim and Lachrimae Pavan(*)
What if I never speed? / Me, me, and none but me
Flow not so fast, ye fountains / When Phoebus first did Daphne love
Lady, if you so spite me / Shall I strive with wordes to move?
Tell me, true Love / Semper Dowland Semper Dolens(*)
トマス・キャンピオン(1567-1620):
Fair, if you expect admiring / I care not for these ladies
It fell on a summer's day / The cypress curtain of the night
ジョン・ダウランド:Lady Laiton's Almain(*)
ジョン・ダニエル(1564-1626頃):
Eyes, look no more / Like as the Lute Delights / What delight can they
enjoy
ジョン・ダウランド:Captain Candish's Galliard(*)
フィリップ・ロセター(1568頃-1623):Sweet come again / Whether men do laugh
ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)
ロバート・スペンサー(リュート、独奏(*))
録音:1976-1978年、ADD 原盤:Saga, 9004, 9040 
ライセンサー:CNR Music Netherlands

ALC 1050 \880
アンドレス・セゴビア・プレイズ…
J・S・バッハ(1685-1750)/アンドレス・セゴビア編曲:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 BWV1001 より フーガ(#),シチリアーノ(*)
ハイドン(1732-1809)/アンドレス・セゴビア編曲:
メヌエットとトリオ ニ長調(+)
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643)/アンドレス・セゴビア編曲:
アリアとコレンテ(+)
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764)/アンドレス・セゴビア編曲:
メヌエット(+)
アレクサンデル・タンスマン:組曲「カヴァティーナ」(+)
前奏曲,サラバンド,スケルツォ,舟歌,華麗な舞曲
ハンス・ハウク(1900-1967):夜明け(伝説)(**)/後奏曲(**)
スクリャービン(1872-1915):前奏曲(**)
エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):練習曲第8番(**)/練習曲第1番(**)
アントニオ・ラウロ(1917-1986):
ベネズエラ舞曲第3番「ナタリア」(クレオール風ワルツ)(#)
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):遥かなるサラバンド(+)
ガスパル・カサド(1897-1966):キジアナのサルダナ(#)
ミゲル・リョベート(1878-1938):先生(**)
アンドレス・セゴビア(ギター)
録音:1952年(*)/1954年(+)/1955年(#)/1956年(**)AAD 原盤:MCA

ALC 1051 \880
クリスマスをロバート・ショーとともに
伝承曲:O come, O come, Emmanuel
J・S・バッハ(1685-1750):
クリスマス・オラトリオ BWV248 から シンフォニアとコラール「Break Forth」
ヴィヴァルディ(1678-1741):
グローリア ニ長調 から Gloria in excelsis,Et in terra pax
「四季」から Allegro non molto(「冬」)
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621)Lo How a Rosw E'er Blooming
ブラームス(1833-1897):There Is a Rose in Flower
伝承曲/パーカー編曲:Dormi Jesu!
ビゼー(1838-1875):組曲「アルルの女」第2番 から ファランドール
J・S・バッハ:
クリスマス・オラトリオ BWV248 から コラール「Jesus Shepherd My Beginning」
伝承曲:コヴェントリー・キャロル「Lully, Lulla, Thou Little Tiny Child」
ベルリオーズ(1803-1869):
オラトリオ「キリストの幼時」から 羊飼いたちの聖家族との別れ
伝承曲/パーカー編曲:Adeste Fideles
J・S・バッハ:ミサ ロ短調 BWV232 から Dona nobis pacem
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「メサイア」から Hallelujah
アトランタ合唱団&交響楽団
ロバート・ショー(指揮)
録音:1975年12月、アトランタ(アメリカ合衆国)、ADD
原盤:Vox ライセンサー:SPI Music, Inc.

ALC 2001 2枚組 \1300
プッチーニ(1858-1924):オペラ「マノン・レスコー」
リチア・アルバネーゼ(ソプラノ:マノン・レスコー)
ロバート・メリル(バリトン:レスコー)
ユッシ・ビョルリング(テノール:シュヴァリエ・デ・グリュー)
フランコ・カラブレーゼ(バス:ジェロンテ・ド・ラヴォワール) 他
ローマ・オペラ合唱団&管弦楽団
ヨネル・ペルレア(指揮)
録音:1954-1955年、AAD 原盤:RCA
リチア・アルバネーゼ、プッチーニを歌う
プッチーニ:
オペラ「蝶々夫人」から
ある晴れた日に(*),かわいい赤ちゃん、泣くんじゃないよ(+)
オペラ「ボエーム」から 私の名はミミ(#),愛らしい乙女よ(**)
オペラ「ジャンニ・スキッキ」から 私のいとしいお父さん(#)
リチア・アルバネーゼ(ソプラノ)
ジャン・ピアース(テノール(+)) アンナ・マリア・ロータ(メゾソプラノ(+))
ローマ・オペラ管弦楽団(*/+) ヴィンチェンツォ・ベレッツァ(指揮(*/+))
ジュゼッペ・デ・ステファノ(テノール(**))
管弦楽団(#/**) レナート・チェッリーニ(指揮(#/**))
録音:1951年(#/**)/1956年(*/+) AAD 原盤:RCA

ALC 2002 2枚組 \1300
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「ユダス・マカベウス」(1746)
ヘザー・ハーパー(ソプラノ)
ヘレン・ワッツ(アルト)
アレグザンダー・ヤング(テノール)
ジョン・シャーリー=カーク(バス)
アモール・アルティス合唱団
ウォンズワース校少年合唱団
イギリス室内管弦楽団
ヨハネス・ソマリー(指揮)
録音:1971年、ADD ライセンサー:Vanguard Classics

ALC 2003 2枚組 \1300
ヘンデル(1685-1759):オペラ=オラトリオ「セメレ」(1744)
シェイラ・アームストロング(ソプラノ:セメレ)
フェリシティ・パーマー(メゾソプラノ:イリス)
ヘレン・ワッツ(アルト:イノー、ジュノー)
マーク・デラー(カヌターテナー:アタマス)
ロバート・ティアー(テノール:ジュピター)
エドガー・フリート(テノール:アポロ)
ジュスティーノ・ディアズ(バス:カドムス、ソムヌス)
ネイルソン・テイラー(バス:司祭)
ハロルド・レスター(チェンバロ、オルガン)
イギリス室内管弦楽団
ヨハネス・ソマリー(指揮)
録音:1973年、ADD ライセンサー:Vanguard Classics

ALC 2004 2枚組 \1300
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「トロヴァトーレ」
マリア・カラス(ソプラノ:レオノーラ)
フェードラ・バルビエーリ(メゾソプラノ:アズチェーナ)
ルイーザ・ヴィッラ(メゾソプラノ:イネス)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール:マンリーコ)
レナート・エルコラーニ(テノール:ルイス、使者)
ロランド・パネライ(バリトン:ルーナ伯爵)
ニコラ・ザッカリア(バス:フェルナンド)
ジュリオ・マウリ(バス:老ジプシー)
ミラノ・スカラ座合唱団&管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1956年、ミラノ、AAD 原盤:EMI

ALC 2005 2枚組 \1300
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「テオドーラ」(1749)
ヘザー・ハーパー(ソプラノ:テオドーラ)
モーリン・フォレスター(アルト:ディディムス)
モーリン・レハーン(アルト:イレーネ)
アレグザンダー・ヤング(テノール:セプティミウス)
エドガー・フリート(テノール:使者)
ジョン・ローレンソン(バリトン:ヴァレンス)
アモール・アルティス合唱団
ハロルド・レスター(チェンバロ、オルガン)
イギリス室内管弦楽団
ヨハネス・ソマリー(指揮)
録音:1968年、ADD ライセンサー:Vanguard Classics

ALC 2006 2枚組 \1300
ドニゼッティ(1797-1848):オペラ「ランメルモールのルチア」
マリア・カラス(ソプラノ:ルチア)
ルイザ・ヴィラ(メゾソプラノ:アリーサ)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール:エドガルド)
ジュゼッペ・ザンピエーリ(テノール:アルトゥーロ)
ロランド・パネライ(バリトン:エンリーコ)
ニコラ・ザッカリア(バス:ライモンド) 他
ミラノ・スカラ座合唱団
ベルリンRIAS交響楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1955年9月29日、ライヴ、AAD 原盤:EMI

ALC 1071 \880
モーツァルト(1756-1791):
クラリネット協奏曲イ長調 K.622(*)
フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299(+)
デイヴィッド・キャンベル(クラリネット(*))
フィリッパ・デイヴィス(フルート(+))
レイチェル・マスターズ(ハープ(+))
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
リチャード・ヒコックス(指揮)
前出:IMP / Carlton Classics / Regis, RRC 1061(廃盤)

ALC 1072 \880
ラフマニノフ(1873-1943):
絵画的練習曲集 Op.33 から Nos.9,5,6
絵画的練習曲集 Op.39 から Nos.1,2,3,4,9,7
6つの前奏曲 Op.23 から Nos.1,2,4,5,7,8
7つの前奏曲 Op.32 からNos.1,2,6,7,9,10,12
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1971年、ADD/1988年、DDD 原盤:Olympia 前出:Regis, RRC 1022(廃盤)

ALC 1074 \880
シューベルト(1797-1828):
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 Op.posth. D.958
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 Op.posth. D.960
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1972年、ADD 原盤:Olympia 前出:RRC 1049(廃盤)

ALC 1075 \880
ミヤスコフスキー(1881-1950):
チェロ・ソナタ第1番ニ長調 Op.12(*)
チェロ・ソナタ第2番イ短調 Op.81(*)
チェロ協奏曲ハ短調 Op.66(+)
マリーナ・タラソワ(チェロ)
アレクサドル・ポレジャエフ(ピアノ(*)
モスクワ新オペラ管弦楽団(+)
エフゲニー・サモイロフ(指揮(+))
録音:1994年 原盤:Olympia 前出:Regis, RRC 1050(廃盤)

ALC 1077 \880
パガニーニ(1782-1840):ヴァイオリンのための奇想曲全集
24の奇想曲 Op.1/別れの奇想曲
ルジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)
録音:1975年、USA、ADD 原盤:Vox 前出:Regis, RCC 1033(廃盤)

ALC 1080 \880
ハチャトゥリアン(1903-0978):名バレエ組曲集
「ガイーヌ」組曲
剣の舞,ばらの乙女たちの踊り,子守歌,レズギンカ,
アイシャの踊り,ゴパーク
「スパルタクス」組曲
スパルタクスとフリギアのアダージョ,乙女たちの踊り,
情景とクロタルムスの踊り,エギーナとバッカナリアのヴァリアシオン
「仮面舞踏会」(劇付随音楽)から ロマンス,夜想曲,ワルツ
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ユーリー・シモノフ(指揮)
録音:1995年 原盤:RPO 前出:Regis, RRC 1041(廃盤)

ALC 1083 \880
ショスタコーヴィチ(1906-1975):交響曲第10番ホ短調 Op.93
ロンドン交響楽団
マクシム・ショスタコーヴィチ(指揮)
録音:1990年 初出:Collins Classics

ALC 1084 \880
カバレフスキー(1904-1987):
24の前奏曲 Op.38(1943)
ソナティナ第1番ハ長調 Op.13 No.1(1930)
ピアノ・ソナタ第3番ヘ長調 Op.46(1945)
マレイ・マクローラン(ピアノ)
録音:1991年 原盤:Olympia

ALC 1096 \880
ショパン(1810-1849):
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.22
マルティノ・ティリモ(ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団
フョードル・グルシチェンコ(指揮)
録音:1994年 初出:Conifer 前出:Regis, RRC 1096(廃盤)

ALC 1124 \880
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):レクィエム&復活の主日のための音楽
暁の光は赤く染まり(*)/よみがえられたイエス(*)
死者の中から復活されたキリストは(*)
天の元后(*)/マニフィカト「暁の光は赤く染まり」(*)
4声のレクイエム(+)
プロ・カンツィオーネ・アンティクァ
ブルーノ・ターナー(指揮)(*)
マーク・ブラウン(指揮)(+)
録音:1982年 原盤:PCA 前出:Hyperion / Regis, RRC 1124(廃盤)

ALC 2010 2枚組 \1300
J・S・バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲(全曲)
第1番ト長調 BWV1007/第3番ハ長調 BWV1009/第5番ハ短調 BWV1011
第2番ニ短調 BWV1008/第4番変ホ長調 BWV1010/第6番ニ長調 BWV1012
ロバート・コーエン(チェロ)
録音:1990年 初出:Collins Classics 前出:Regis, RRC 2001(廃盤)




<SONUS>
S 002051 \2800
【未案内旧譜】※高価格帯
クリスマスを名作曲家たちの音楽とともに
ヨハン・クリストフ・ペッツ(1664-1716):
2つのアルトリコーダー、
弦楽と通奏低音のためのコンチェルト・パストラーレ ヘ長調(*)
トマシュ・ノルベルト・コウトニーク(1698-1774):
バス、弦楽とオルガンのためのパストレッラ・ハナティカ(+)
フランチシェク・クサヴェル・ポコルニー(1729-1794):シンフォニア ニ長調
ヤクプ・ヤン・リバ(1765-1815):
ソプラノ、アルト、ヴィオラと管弦楽のためのパストレッラ変ホ長調(#)
イジー・イグナーツ・リネク(1725-1791):
バス、弦楽とオルガンのためのパストレッラ ト長調(+)
ヴァーツラフ・ピフル(1741-1805):シンフォニア・パストラーリス ニ長調
ヨハン・マティアス・シュペルガー(1750-1812):
ソプラノ、コントラバス、
管弦楽と通奏低音のためのレチタティーヴォとアリア 変ホ長調(**)
ペトラ・エルレバホヴァー(ソプラノ(#/**))
アンナ・ハヴリーコヴァー(アルト(#))
ラデク・クレイチー(バス(+))
エヴァ・パウリチコヴァー、イロナ・ヴェセロフスカー(リコーダー(*))
マルチン・ジホフスキー(コントラバス(**))
ベンダ室内管弦楽団
イジー・ハヴリーク(指揮)
録音:2005年2月26-27日、5月7日、ウースチー・ナド・ラベン、
チェコ放送北部支局スタジオ





<ARCO DIVA>
UP 0106-2 \2180
ムーヴィングクラリネット クラリネットとピアノのための音楽
ヨセフ・パーレニーチェク(1914-1991):
クラリネットとピアノのための小パルティータ
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1958):クラリネット・ソナタ
ミロスラフ・イシュトヴァン(1928-1990):クラリネット・ソナタ
カレル・フサ(1921-):無伴奏クラリネットのための3つの練習曲
ヴィクトル・カラビス(1923-2006):クラリネット・ソナタ
イルヴィン・ヴェニシュ(クラリネット)
マルチン・カシーク(ピアノ)
録音:2009年9-11月、プラハ音楽アカデミー・マルチヌー・ホール

UP 0116-2 \2180
火の踊り ハープ(と弦楽)のための音楽
スデニェク・ルカーシュ(1928-2007):
すべての弦のために Op.320(ハープと弦楽四重奏のための;2001)(*)
ヤン・フランク・フィシェル(1921-2006):
ハープ独奏のための4つの練習曲 から 第1曲,第2曲
バルトーク(1881-1945)/カテジナ・エングリホヴァー編曲:
ルーマニア民俗舞曲(ハープ独奏版)
ドビュッシー(1862-1918):神聖な舞曲と世俗的な舞曲(*)
ヤン・ハヌシュ・トルネチェク(1858-1914):
スメタナの交響詩「ヴルタヴァ(モルダウ)」による幻想曲
デイヴィッド・ウォトキンズ(1938):ハープのための組曲 から 火の踊り
シルヴィエ・ボドロヴァー(1954-):
ドルイドの秘儀(ハープと弦楽のための;2001)(*)
カテジナ・エングリホヴァー(ハープ)
ヴィハン四重奏団(*)
レオシュ・チェピツキー(第1ヴァイオリン) 
ヤン・シュルメイステル(第2ヴァイオリン)
イジー・ジュグムント(ヴィオラ) アレシュ・カスプシーク(チェロ)
録音:2009年6月9日、イフラヴァ(チェコ)、グスタフ・マーラー音楽祭、ライヴ

UP 0118-2 \2180
インドジフ・フェルト(1925-2007):フルートのための室内楽作品集 Vol.1
フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、
チェロとハープのための奇想的五重奏曲(1994/1995)
フルートとギターのためのディヴェルティメント(1996)(+)
魔笛独奏のためのモーツァルト回想(無伴奏フルートのための;2001)(#)
2つのフルートのための5つのインヴェンション(1975)(**)
アメリカのソナティネ(フルートとピアノのための;1995)(++)
フルート、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲(1963)(##)
カルロ・ジャンス(フルート)
マルチヌー四重奏団員
ルボミール・ハヴラーク(ヴァイオリン(*/##))
ヤン・イーシャ(ヴィオラ(*))
イトカ・ヴラシャーンコヴァー(チェロ(*/##))
カテジナ・エングリホヴァー(ハープ(*))
カリー・グレイシュ(ギター(+))
カリーヌ・フォルジェ(フルート(**))
ダニエル・ブルメンタール(ピアノ(++))
録音:プラハ、ドモヴィナ・スタジオ(*/#/++/##)
/ルクセンブルク、スタジオ・セリーズ(+)
ルクセンブルク音楽院スタジオ(**)

UP 0123-2 \2180
ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第1番ハ長調 Op.21
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1958):オーボエと小管弦楽のための協奏曲 H.353(*)
ミロスラフ・カベラーチ(1809-1979):交響曲第4番イ長調「カメラータ」Op.36
ヴィレーム・ヴェヴェルカ(オーボエ(*))
パルドゥビツェ・チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団
マルコ・イヴァノヴィチ(指揮)
録音:2009年9月2-4日、パルドゥビツェ音楽館(チェコ)

UP 0124-2 \2180
沈思の歌
クレメント・スラヴィツキー(1910-1999):「ああ、かくもみじめなわが心」
空は晴れ,空色の瞳,その石は重い,教えて、いとしい人よ,
冷たい露,私は小さな子供だった
R・シュトラウス(1864-1949):
夜 Op.10 No.3/帰郷 Op.15 No.5/万霊節 Op.10 No.8
明日の朝 Op.27 No.4/解き放たれて Op.39 No.4/献呈 Op.10 No.1
ドヴォルジャーク(1841-1904):民謡風の歌 Op.73 B.146
おやすみ,娘が草を刈っていた,ああ、何もない、私は馬を持っている
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1958):新しいスロヴァキアの歌
私のお母さん、私のお母さん,人々は言っている,白い小鳩,白山から来た娘
マリエ・ファイトヴァー(ソプラノ)
ロベルト・ペハネツ(ピアノ)
録音:2009年7月27-28日、プラハ?、聖ヴァヴジネツ教会

UP 0125-2 \2180
永遠の愛 オペラ&オラトリオ・アリア集
ロッシーニ(1792-1868):
「アルジェのイタリア女」、「セビリャの理髪師」、「シンデレラ」、
ヴェルディ(1813-1901):「トロヴァトーレ」、
ビゼー(1838-1875):「カルメン」、
サン=サーンス(1835-1921):「サムソンとデリラ」、
ドニゼッティ(1797-1848):「ランメルモールのルチア」、
モーツァルト(1756-1791):「フィガロの結婚」、「皇帝ティトゥスの慈悲」
ドヴォルジャーク(1841-1904):「ルサルカ」、
マスネ(1842-1912):「ウェルテル」、 ヘンデル(1685-1759):「メサイア」、
J・S・バッハ(1685-1750):クリスマス・オラトリオ からのアリア
アルマ・マーラー(1879-1964):父の庭で/暖かい夏の夜
バルボラ・ポラーシコヴァー(メゾソプラノ)
イリナ・ロムニェンスカー(ピアノ)
録音:2009年9月26-27日、プラハ、聖シモン&ユダ教会




<CZECH RADIO(RADIOSERVIS)>
CR 0461-2 \1780
ヨセフ・ボフスラフ・フェルステル(1859-1951):オペラ・ハイライト集
「デボラ」Op.41(1890-1891)、「ジェシカ」Op.60(1902-1904)、
「屈服せざる者」Op.100(1917)、「心」Op.122(1921-1922)、
「聖ヴァーツラフ」Op.140(1928)、「愚か者」Op.158(1932-1935)、
「エヴァ」Op.50(1895-1897)から
ドラホミラ・チカロヴァー、ズデンカ・フルンチーショヴァー、
ミラダ・シュブルトヴァー、
アレナ・ミーコヴァー、マルツェラ・カホトコヴァー(ソプラノ)
ヴィエラ・クリロヴァー(アルト)
ズデニェク・シュヴェフラ、イヴォ・ジーデク、ベノ・ブラフト、
イジー・ザフラドニーチェク(テノール)
テオドル・シュルバシュ、イヴァン・クスニェル、ヴァーツラフ・ベドナーシュ、
インドジフ・インドラーク(バリトン)
ラディスラフ・ムラース(バス)
チェコ放送交響楽団
ルドルフ・ヴァシャタ、ヨセフ・フルンチーシュ、リボル・ペシェク(指揮)
プラハ放送交響楽団
フランチシェク・ディク、ヤロスラフ・ヴォゲル、カレル・アンチェル、
ヤン・フス・チヒー(指揮)
プラハ国民劇場管弦楽団
ヨセフ・ハロウプカ、スラヴォミル・スポウスタ(指揮)
録音:1948-1987年

CR 0001-3 \1780
【未案内旧譜】
過ぎ去りし黄金時代 ルネサンス声楽曲集
ピエール・アテニャン(1494頃-1551/1552):Tourdion
クレマン・ジャヌカン(1485頃-1558):Petite nymphe folastre
ハインリヒ・イザーク(1450頃-1517):Innsbruck, ich muss dich lassen
トワノ・アルボー(1520-1595):Pavanne
クレマン・ジャヌカン:Faictes le moi
ヤコブ・レニャールト(1540頃-1599):Wann ich gedenk der Stund
メルヒオール・シェーラー(16世紀):Herzlich tut mich erfreuen
コンラート・フォン・ハーゲン(1550-1616):Herzlich tut mich erfreuen
ジョン・ベネット(1575/1580-?):Weep, o mine eyes
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):Che piu d'un giorno
ピエール・パスロー(1509-1547):Tous amoureux
ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ(1556-1622):Viver lieto voglio
アドリアン・ヴィラールト(1509-1562):Zoia zentil
バルトロメオ・トロンボンチーノ(1470頃-1535頃):Se ben hor
オルランドゥス・ラッスス:Bon jour, mon coeur
ヤコブ・レニャールト:Ich hab vermeint
アントニオ・スカンデッロ(1517-1580):Ein Hennlein weiss
トマス・モーリー(1557頃-1603):It was a lover and his lass
フィリップ・ヴェルドロ(1500-1565):Madonna, per voi ardo
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525-1594):
Alla riva del Tebro
フィリップ・ヴェルドロ:Donna leggiadr'e bella
カンツィオ・アンティクァ
ペトル・ネイェドリー(指揮)
録音:1995年11月5-19日、パルドゥビツェ(チェコ)
チェコの声楽アンサンブル、カンツィオ・アンティクァの自主製作アルバム
(1996年発売か)がそのままチェコ放送レーベルに移行したと思われる商品。本体・
外装ともにレーベル、規格番号の表記はございません。規格番号とバーコードを
記載したシールが貼られるようですが、徹底しないことも考えられますのであら
かじめご了承ください。




<SLOVART>
SR 0066 \2180
私たちは愛し、歌う… 室内アリア集
ドニゼッティ(1797-1848):
たゆたう波の上に/永遠の愛と誠/ああ、思い出しておくれ、美しいイレーネよ
メルカダンテ(1795-1870):
もはや岩のまわりに海藻もなく/春/スイスの羊飼い
ベッリーニ(1801-1835):
捨てられて
6つのアリエッタ; マリンコニア、優しきニンフ,行け、幸運のばらよ,
愛をもたらす美しきニーチェ,せめて、私にできなくとも,
お願いだ、わが美しき憧れの人よ,だが、幸せにするために
ロッシーニ(1792-1868):約束/狂宴/踊り
サイモン・エドワーズ(テノール)
サイモン・レベンズ(ピアノ)
録音:2009年4月、ブラチスラヴァ(スロヴァキア)、モイゼス・ホール
バロックからロマン派中期あたりのレパートリーを得意とするイギリスのテノー
ル、サイモン・エドワーズが歌うイタリア・オペラ作曲家の室内声楽曲集。声楽
学習者のお手本にもなることでしょう。

SR 0067 \2180
ギター二重奏のための音楽
フィリップ・ホートン(1954-):3つの二重奏曲; かまきりと月,嘆き,錬金術
ルドルフ・ペプハ(1975-):ロンド
アストル・ピアソラ(1921-1992):
来たるべきもの[Lo Que Vendra]/災難[Contratiempo]
ハダメス・ジナタリ[ラダメス・ニャタリ](1906-1988):肖像組曲
ピシンギニャ(ショロ),エルネスト・ナザレ(ワルツ),
アナクレト・デ・メデイロス(スコティッシュ),
チキニャ・ゴンザガ(コルタ・ジャカ)
セルソ・マシャド(1953-):チーズ揚げ
エグベルト・ジスモンチ:やくざなバイヨン/水とワイン
ホルヘ・モレル(1931-):二人の兄弟のための狂詩曲
マヒモ・ディエゴ・プホル(1957-):
ティエンポ・デル・オンブレ/タンゴ、ミロンガとフィナーレ
アンセルモ・アイエタ(1896-1964):コラレーア
ラ・バッレ・ギター・デュオ・
ヤン・ラバント、ペテル・レメニク(ギター)

SR 0044 \2180
【未案内旧譜】
SEVEN THROUGH FIVE 現代スロヴァキアの木管とピアノのための音楽
マリアーン・レヤヴァ(1976-):木管四重奏のめの7つのバガテル(1999-2000)
リュビツァ・チェコフスカー(1975-):
ブラウン運動 Op.3(フルート、ファゴットとピアノのための;1997)
イヴァン・パリーク(1936-):
三人のための音楽(フルート、オーボエとクラリネットのための:1964)
ユライ・ヴァヨ(1970-):無題(フルート、オーボエとクラリネットのための:1996)
ヴラディミール・ボケス(1946-):
カデンツァII Op.40(フルート、オーボエ、ファゴットとピアノのための;1982)
ペトラ・バフラター(1975-):
コラールとカノン(フルート、クラリネットとファゴットのための;1995)
イリス・シェギ(1956-):
格言集(フルート、クラリネットとファゴットのための;1990)
マリアーン・レヤヴァ:夜想曲第3番「Seven through Five」
(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットとピアノのための;2001)
ソチエタ・リガータ
モニカ・シュトレイトヴァー=ポペラージョヴァー(フルート)
ズザナ・グレーコヴァー(オーボエ) ロナルト・シェベスタ(クラリネット)
アドリアナ・ヴェソヴァー(ファゴット) マーリア・ヘインゾヴァー(ピアノ)



<ACTE PREALABLE>
AP 0223 \2080
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):
ピアノのためのマズルカ集第2巻(1932)
ピアノのためのマズルカ集第3巻(1941)
ピアノのための2つの小品(1929); 子守歌,ブルレスク
ピアノのためのワルツ即興曲(リセット・ダルソンヴァルのために;1940)
アンドレス・セゴビアのためのマズルカ(ピアノ編曲版;1925)
エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)
録音:2008年7月21-22日、ウーチ・フィルハーモニー(ポーランド)、
ヘンリク・チシ記念室内ホール
「ピアノのためのマズルカ集第1巻&第4巻」は旧譜 AP 0153 に収録。

AP 0226 \2080
ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):ヴィオラのための作品集
ヴィオラ・ソナタ変ホ長調 Op.5 No.3(*)
ヴィオラとピアノのためのアリオーソ(*)
ヴィオラと管弦楽のためのポプリ Op.94(+)
チェロ・ソナタ Op.104 No.3(マルチン・ムラフスキによるヴィオラ用編曲版)(*)
ヴィオラとピアノのためのワルツ(*)
マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ)
ウルシュラ・シリンスカ(ピアノ(*))
フンメル・プロジェクト管弦楽団(+)
リシャルト・ハントケ(指揮(+))
録音:2009年1月24日、シュチェチン(ポーランド)、
ポモジェ公城ボグスワフ・ホール(+)
2009年5月4-5、ポズナン(ポーランド)、パデレフスキ音楽アカデミー、
アウラ・ノヴァ(*)

AP 0228 \2080
リシャルト&アレクサンデル・ガブリシ:弦楽のための音楽
リシャルト・ガブリシ(1942-):
指揮者と弦楽のための小プロローグ
Es muss sein II(弦楽合奏のための)
観光ガイド[Il Cicerone](コントラバスと12の弦楽器のための)(+)
アレクサンデル・ガブリシ(1974-):アブラクサス(弦楽とテープのための)
リシャルト・ガブリシ:
おやすみなさい(ボーイソプラノ、コントラバスと弦楽のための)(*/+)
ユリウシュ・フィリプ・チャコン(ボーイソプラノ(*))
アレクサンデル・ガブリシ(コントラバス(+))
カメラータ・インプルス弦楽合奏団
マウゴジャタ・カニョフスカ(指揮)

AP 0231 \2080
ロムアルト・トファルドフスキ(1930-):
「私は記念碑を打ち建てた」(ソプラノ、バス、合唱と管弦楽のための;2009)(*)
3つのフレスコ画(管弦楽のための;1986)(+)
カンタータ「イオアンネス王」(ウィーン包囲戦勝利三百周年、
バリトン、合唱と管弦楽のための;1983(1982?))(#)
アンナ・ミコワイチク=ニェヴィエジャウ(ソプラノ(*))
ヤロスワフ・ブレンク(バス(*))
インターナショナル・ユニヴァーシティ合唱団(*)
インターナショナル交響楽団(*)
マルチン・ナウェンチ=ニェショウォフスキ(指揮(*))
オデッサ・フェスティヴァル交響楽団(*)
ボリス・ロセンフェルト(指揮(+))
アンジェイ・ヒオルスキ(バリトン(#))
ジェロナ・グラ・フィルハーモニー管弦楽団(#)
シモン・カヴァラ(指揮(#))
録音:2009年6月20日、ポズナン(ポーランド)(*)/
2001年5月18日、オデッサ(ウクライナ)(+)
1982(1983?)年6月25-26日、ジェロナ・グラ(#)

AP 0232 \2080
マイケル・ガレット(1944-):ピアノ作品集
Aux pas I - 12の前奏曲「高地から」Op.15(1981-1982)から Nos.1,2,11
Aux pas II - 12の前奏曲 Op.21(1983)から Nos.1-5,7,13,10
Aux pas VIII - 24の前奏曲 Op.118(1997)から Nos.1-4,10
3拍子の2つの前奏曲 Op.187(2007)
「キルケの書」Op.10(抜粋;1968-1976)
バルバラ・カラシキェヴィチ(ピアノ)
録音:2009年8月15-16日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1
マイケル・ガレットはエドモンド・ラッブラ(1901-1986)に師事したイギリスの作
曲家。ケン・ラッセル(1927-)監督の映画音楽を担当し若くして注目を集めました。




<MULTIKULTI PROJECT>
MPCC 001 \2450
ラファエル・ロギンスキ バッハ・ブリーチ
ポロネーズ/ラルゴ/サラバンド/サラバンド/プレリュード
ラルゴ/クオドリベット/アルマンド/ガヴォット/メヌエット
サラバンド/メヌエット/アリア
ラファエル・ロギンスキ
(エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、ピアノ)
「Multikulti Project Contemporary
Classic」シリーズ第1弾。ポーランドの若きジャズ・ギタリスト、
ラファエル・ロギンスキの自由な解釈によるJ・S・バッハ(1685-1750)の音楽。
YOU TUBEにライヴ動画があります。





<POLSKIE RADIO ポーランド放送>
PRCD1269 \2300
クシシュトフ・ヘルジン(1970-):
グラジナ・バツェヴィチの弦楽四重奏曲第4番の主題による幻想曲(2005)(*)
おとぎ話(1995)(+)
クシシュトフ・ヘルジン(ピアノ)
ミハウ・クレンティ(ソプラノサクソフォン(*))
ロベルト・クビシン(ベース(*))
ツェザリ・コンラト(ドラムス(*))
ロイヤル弦楽四重奏団(*) イザベラ・シャワイ=ジマク(第1ヴァイオリン)
エルヴィラ・ピシヴィウォフスカ(第2ヴァイオリン)
マレク・チェフ(ヴィオラ) ミハウ・ペポル(チェロ)
パヴェウ・グスナル(アルトサクソフォン)
録音:2009年4月1-2日、ワルシャワ、サウンド&モア
クシシュトフ・ヘルジンはジャズとクラシックの両ジャンルで活躍するポーランド
のピアニスト・作曲家・アレンジャー。聴いた感じでは(*)はほとんどジャズです。




<FUTUREX CLASSICS>
未案内旧譜
FCD 01211 \1650
グダニスクの古楽の宝 Vol.3
ヨハン・イェレミアス・ドゥ・グライン(?-1759):
クリスマス・カンタータ「あなたを歓迎します、この世の救い主よ」
(バリトン、4部合唱と器楽のための)(*)
ニコラウス・ツァンギウス(1570頃-1618):
今こそ皆で祝賀を述べよう(6声のクリスマス・モテット)
クラート・ビュトナー(1616-1679):ソロモンの雅歌による教会コンチェルト
(ソプラノ、バス、2つのヴァイオリンと通奏低音のための;1954)(+)
テオフィル・アンドレアス・フォルクマル(1686-1768):
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第1番ハ長調(1717)(#)
パウル・ジーフェルト(1586-1666):
テ・デウム・ラウダムス(5声、器楽合奏と通奏低音のための;1642)
ヨハン・ヴァレンティン・メーダー(1649-1719):
シャコンヌ(2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音のための)
ラドスワフ・ヴィエルグス(バリトン(*))
ヨランタ・グジョナ(ソプラノ(+))
ピオトル・ステピエン(バス(+))
カタジナ・コヴァチ(ヴァイオリン(#))
カペラ・ジェダネンシス
アリナ・コヴァルスカ=ピンチャク(指揮)
1997年発売。解説書は付いておりません。あらかじめご了承ください。

FCD 01216 \1650
ヨハン・バルタザル・クリスティアン・フライスリヒ(1687-1764):
ポーランド王アウグスト3世の誕生日のためのカンタータ(1755)
ヨランタ・クジョナ(ソプラノ)
ベルナルト・ピジャク(カウンターテナー)
ロムアルト・シシュコ(テノール)
レシェク・スクルラ(バリトン)
カペラ・ジェダネンシス
アリナ・コヴァルスカ=ピンチャク(指揮)
録音:グランスク、アルトゥス館
1997年発売。解説書は付いておりません。あらかじめご了承ください。




<SOLITON>
SCD 086-3 \1780
グダンスク古楽散歩
[オリヴァ大聖堂]
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):カノン ニ長調(*)
ハンス・レオ・ハスラー(1562-1612):カンツォーナ(+)
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「メサイア」から ハレルヤ(+)
シューベルト(1797-1828):アヴェ・マリア(#)
J・S・バッハ(1685-1750):前奏曲イ短調 BWV543(**)
[マリア教会]
エヴァルト・ヒンツ(1613-1668):ただあなた一人に、主イエス・キリストよ(++)
不詳:神よ、助けに来てください(++)
シフェルト[Sifelt]:3声のファンタジア(++)
不詳:天におられるわれらの父よ(++)/ファンタジア第1旋法(+)
[聖ブリギト教会]
J・S・バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(+)
ジャゾット(1910-1998):アルビノーニのアダージョ(##/+)
J・S・バッハ:アリア BWV1068 No.2(##/+)
J・S・バッハ/グノー(1818-1893):アヴェ・マリア(##/+)
[聖ミコワイ教会]
不詳:復活祭の序奏(断章)(##/+/***)
[アルトゥス館]
ヨハン・バルタザル・クリスティアン・フライスリヒ(1687-1764):
ポーランド王アウグスト3世の誕生日のためのカンタータ(1755)から
2つの楽章(***/+++)
[聖カタジナ教会]
不詳:踊り(オリヴァのタブラチュア譜本 から)(###)
ゲディミン・グルッバ(*)、ロマン・ペルツキ(+)、
スタニスワフ・クフィアトコフスキ(#)、
ブワジェイ・ムシャウチク(**)、ボグスワフ・グラボフスキ(++)、(オルガン)
ナタリア・ヴァレフスカ(ヴァイオリン(##))
カペラ・ジェダネンシス(***)
アリナ・コヴァルスカ=ピンチャク(指揮(+++))
M・カジミェルスカ(カリヨン(###))
ポーランド北部の港湾都市グダンスク(グダニスク)の教会や古い館で録音された
音楽を聴きながら、この町を仮想的に歩き廻るという趣向のアルバム。外装に規
格番号表記が無く、解説書も付いておりません。あらかじめご了承ください。

SCD 045-3 \1780
ユリウシュ・ウーチュク(1927-):ポーランドのリタニア(1984)
カペラ・ジェダネンシス
カタジナ・ボヤルニェツ(指揮)
録音:2008年3月、ソポト、ポーランド室内フィルハーモニー・コンサートホール

SFCD 746-2 \1780
【未案内旧譜】
J・S・バッハ(1685-1750):オルガン・ミサ
前奏曲変ホ長調 BWV522.1
ドイツ・オルガン・ミサ(教理問答書コラール集)から
キリエ;永遠の神である父よ BWV669
世のすべての慰めであるキリスト BWV670
キリエ;聖霊である神よ BWV671
高みにある神にのみ栄光あれ BWV675
これぞ聖なる十戒 BWV678
われらはみな唯一の神を信じる BWV680
天におられるわれらの父よ BWV682
深い苦しみの淵から私はあなたを呼ぶ BWV686
イエス・キリスト、われらの救い主 BWV688
フーガ変ホ長調 BWV522.2
ロマン・ペルツキ(オルガン)
録音:2002年2月26-27日、ルミア(ポーランド)、NMP信徒援助教会
使用楽器:カミンスキ社(ワルシャワ)製





<POLSKIE NAGRANIA>
PNCD 1277 \2080
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):
ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.8(1902)(*)
連作交響詩「永遠の歌」Op.10(1906)(+)
ヴォイチェフ・キラル(1932-):
交響詩「コシチェレツ山 1909年」(1976)(#)
ヴァンダ・ヴィウコミルスカ(ヴァイオリン(*))
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮(*/#))
スタニスワフ・ヴィスウォツキ(指揮(+))
録音:1962年(*)/1966年(+)/1978年(#)
シマノフスキ以上に将来を期待されていたポーランドの作曲家カルウォヴィチは
1909年2月8日、タトラ山脈にスキー遠征中、コシチェレツ山で雪崩に遭い、32歳
の若さで亡くなりました。(#)はポーランドの現代作曲家キラルがカルウォヴィチ
の人生に捧げた作品です。

PNCD 1323 \2080
ショパン(1810-1849):前奏曲集
24の前奏曲 Op.28
前奏曲嬰ハ短調 Op.45
前奏曲変イ長調 Op.posth.
マレク・ドレフノフスキ(ピアノ)
録音:2009年1月21日、ワルシャワ、
ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ
レナード・バーンスタインに起用され国際的名声を得たポーランドのピアニスト、
マレク・ドレフノフスキによる「ショパン作品全集 CD 3」。CD 1,2は未だ発売さ
れていない模様で、全集プロジェクトについても詳細不明ですが、情報が入り次
第ウェブサイトにて更新いたします。





<SOMM>
SOMMCD 240-2 2枚組 \2650
ヘンデル(1685-1759):
オラトリオ「ヨシュア」HWV64(1748;原典版)
アラン・クレイトン(テノール)
キャサリン・マンリー(ソプラノ)
アレクサンドラ・ギブソン(メゾソプラノ)
ジョージ・ハンフリーズ(バス)
ロンドン・ヘンデル・シンガーズ
ロンドン・ヘンデル管弦楽団
ローレンス・カミングズ(指揮)
聖書に基づき、指導者ヨシュアがイスラエルの民を率い「約束の地」カナンを攻
略するくだりを描いたオラトリオ。クリュザンダー版の誤りを正した初演版によ
る世界初の全曲録音です。




<PNEUMA>
PN-1010 \2250
カスティリャのロルバドゥール アルフォンソ8世とアルモハド朝
ベルトラン・ド・ボルン(活躍:1159-1195;-1215):
ああ、リムーザン、礼儀正しきフランスの地よ(器楽)
ユク・デ・レスクラ(活躍:1190-1204):
私はペイレ・ヴィダルの尊大な言葉など恐れない
アンダルシア伝承曲:
恋人は私と一緒にいる(クァイム・ワ・ニスフ Hidjaz Kabir;器楽)
ベルナルド・デ・ヴェンタドルン(活躍:1147-1170):ひばりを見ると
アンダルシア伝承曲:私の理解(イスビハンのモードによる骨製横笛演奏)
アイメリク・デ・ペギヤン(活躍:1190-1221):アルフォンソ王崩御の時
アンダルシア伝承曲:戦争を誘発する者(クダム・イスビハン;器楽)
アンダルシア伝承曲:
最高の恋人(ヌーバ・ラム・アル・マヤのクァイム・ワ・ニスフ;器楽)
ライモン・デ・ミラヴァル(活躍:1191-1229):歌って優しくなるのは良いことだ
ユダヤ=スペインの旋律:モリコス(骨製縦笛演奏)
ペイレ・ヴィダル(活躍:1183-1204):温和で誠実なわが友
ムシカ・アンティグア
セサル・カラソ(歌、ヴィオラ・デ・ブラソ)
ルイス・アントニオ・ムニョス(歌、フィドゥラ)
ハイメ・ムニョス
(骨製横笛、アハベバ、葦笛、コルヌミューズ、ガイタ、ガルーベ、タンボリル)
ホタ・マルティネス(ハーディガーディ)
フェリペ・サンチェス(中世ギター、ビウエラ・デ・ペニョラ)
ワフィル・シャイクヘルディネ(アラブ・リュード)
ダビド・マヨラル(太鼓、ダルブガ、タンバリン、ダフ、タル)
エドゥアルド・パニアグア
(骨製縦笛、リコーダー、フハル、ダルブガ、タル、鈴)
エドゥアルド・パニアグア(指揮)
録音:2007-2009年、マドリード、Axis

PN-1150 \2250
フランドルのカンティガ
アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:「聖母マリアのカンティガ集」から
第139番「驚くべき奇跡」
第158番「投獄された騎士」
第102番「聖職者と泥棒」
第32番「無知な聖職者」
第216番「悪魔との契約」
第261番「聖人たちの幻影」
第267(373)番「フランドルの商人」
第11番「溺死した僧」
ムシカ・アンティグア
セサル・カラソ(歌、コーラス、ビオラ)
ルイス・アントニオ・ムニョス(歌、コーラス)
サムエル・クルス(アルト、コーラス)
ハビエル・コブレ(手吹きオルガン、鐘)
フェリペ・サンチェス(中世ギター、ビウエラ)
ハイメ・ムニョス(アハベバ、葦笛、シャリュモー、コルヌミューズ、三穴笛、
タンボリル)
エドゥアルド・パニアグア
(笛、プサルテリウム、ツィター、羊飼いの笛、タルブガ、タンボレテ、銅鑼)
[ゲスト]
ルイス・デルガド(ハーディガーディ、シトラ、ギンブリ&カンタラ、
タンバリン)
ダビド・マヨラル(ダルブガ、タンバリン)
エンリケ・アルメンドロス(三穴笛、チコテン)
ラファエル・マルティン(ハーディガーディ)
ルイス・ビセント(カニョ[プサルテリウム])
エドゥアルド・パニアグア(指揮)
録音:2009年、マドリード、Axis

PN-1170 \2250
カンタブリア海のカンティガ
アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:「聖母マリアのカンティガ集」から
第209番「カスティリャ王アルフォンソ、ビトリアで病に倒れる」
第112番「コリウールから来た船乗り」
第93番「千回のアヴェ・マリア」
第248番「ラレドから来た船乗り」
第254番「二人の背教僧」
第274番「ブルゴスの修道士」(器楽)
第263番「サンタンデルのクデヨの癒し」
第244番「ラレドの居酒屋」
第343番「カオールから来た娘」
ムシカ・アンティグア
セサル・カラソ、ルイス・アントニオ・ムニョス(歌、コーラス、ビオラ)
ハビエル・コブレ(手吹きオルガン、鐘)
フェリペ・サンチェス(ビウエラ・デ・ペニョラ)
ハイメ・ムニョス(アハベバ、葦笛、シャリュモー)
エドゥアルド・パニアグア(笛、フハル、ダルブガ、カンタラ、
アグア・パルメアダ、
シンバル、クロタロ[カスタネット]、鈴、鐘、銅鑼)
[ゲスト]ダビド・マヨラル(ダルブガ、タンバリン、ダフ)
エドゥアルド・パニアグア(指揮)
録音:2009年、マドリード、Axis

PN-1180 \2250
あなたを見ていなかったら モラレスの教会音楽とバスケスの世俗音楽
フアン・バスケス(1510頃-1560頃):Si no os hubiera mirado
クリストバル・デ・モラレス(1500頃-1553):
Circumdederunt me gemitus mortis
レクィエム(4声)から Introitus
フアン・バスケス:
Puedo apartarme / De donde venis amores /
De los alamos vengo
クリストバル・デ・モラレス:レクィエム から Kyrie
フアン・バスケス:Por via de mis ojos / Quando quando?
クリストバル・デ・モラレス:レクィエム から Graduale
フアン・バスケス:
Determinado amor a dar contento /
Dizen a mique los amores e
クリストバル・デ・モラレス:
レクィエム から Offertorium / Peccantem me quotidie
フアン・バスケス:Con quela lavare
クリストバル・デ・モラレス:レクィエム から Sanctus
フアン・バスケス:El que sin ti bivir ya no querria
クリストバル・デ・モラレス:レクィエム から Agnus Dei
フアン・バスケス:Buscad buen amor
Quiean amores tiene como duerme / Ojos morenos quando nos veremos?
クリストバル・デ・モラレス:Lamentabatur Jacob
フアン・バスケス:Laagrimas de mi consuelo I,II
クリストバル・デ・モラレス:Emendemus in melius
ラ・カメラータ
マリア・インマクラタ・ギラオ(ソプラノ)
アンヘラ・オルティス(メゾソプラノ)
アグスティナ・エルナンデス(アルト)
アレクス・アラバルト、ラファエル・ボナバル(テノール)
フアン・ディエゴ・アロヨ(バリトン)
フアン・ディエゴ・アロヨ(指揮)
録音:2006年6月15-17日、マドリード県ロサス・デ・プエルト・レアル、小神学
校礼拝堂
16世紀前半のスペインを代表する作曲家モラレスの教会用声楽作品と、同時代
の作曲家バスケスの世俗的声楽作品を組み合わせた興味深い企画。音楽的な共
通点が多く見られるため、無理のない構成となっています。ラ・カメラータは
1991年に創設されたスペインの声楽アンサンブル。




<DIES>
DIES 200918 \2250
恋人のため息は空を行く ガルシア・ロルカ、ロドリーゴ、他:歌曲集
フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936):スペイン古謡集
アンダ、ハレオ,四人のらば引き,三枚の葉,モンレオンの若者たち,
ハエンのモーロ娘たち,18世紀のセビリャナス,チニタスのカフェ,
セビリャの子守歌,巡礼の子供たち,ソロンゴ,ドン・ボイソのロマンセ,
トランプのキング,ラ・タララ
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):2つのビリャンシコ
聖なる羊飼い,ベツレヘムのコプリリャ
シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):子守歌
エルネスト・アルフテル(1905-1989):ああ、何てきれいな少女
ブラス・ラ・ラセルナ(1751-1816):エル・トリピリ
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):コイタ
クリストバル・アルフテル(1930-):パンショリニャ
ヘスス・ガルシア・レオス(1904-1975):三連歌曲
恋人のため息は空を行く,カディスからジブラルタルへ,花に、小さな花に
ハビエル・マリア・カルメナ:冬の子守歌
ヘスス・グリディ(1886-1961):ホタ
ハビエル・マルティネス・カルメナ(テノール)
アルベルト・パドロン(ピアノ)
録音:2007年6月、エルエスコリアル修道院(スペイン)、講堂・会計人室
ハビエル・マルティネス・カルメナはエルエスコリアル修道院聖歌隊出身の歌
手・指揮者・ピアニスト・作曲家で、現在同聖歌隊の音楽監督。彼は同聖歌隊
のOB合唱団レアル・カピリャ・エスクリアレンセの創設者であり、その指揮者
を務めています。

DIES 200919 \2250
テネブレ
トマス・ルイス・デ・ビクトリア1548-1611):レスポンソリウム集
聖週間の聖務日課集(1585)から
[聖木曜日]
私の友は/商人ユダは/弟子の一人が/私は子羊のように/ひとときも
民の長老たちは
[聖金曜日]
まるで強盗に立ち向かうように/暗くなり/私の魂を/彼らは私を引き渡した
不敬な者はイエスを引き渡した/私の眼はかすんだ
[聖土曜日]
羊飼いたちは去り/おお、あなたがたすべての者よ,見よ、その最期を
王たちは立ちあがった/私は見なされた/主が葬られた後
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
レアル・カピリャ・エスクリアレンセ
ハビエル・マルティネス・カルメナ(指揮)
録音:2008年3月、エルエスコリアル修道院(スペイン)、講堂・会計人室
スペインの少年聖歌隊によるビクトリアの教会音楽の録音で演奏水準が安定し
たものは少ないのですが、これはおすすめできます。やはりボーイソプラノ&
アルトで聴くビクトリアは雰囲気が違います。

DIES 200921 \2250
フェデリコ・チュエカ(1846-1908)&ホアキン・バルベルデ(1846-1910):
サルスエラ「グラン・ビア(大通り)」
エリサ・ベルモンテ(ソプラノ)
イサベル・エヘア(メゾソプラノ)
ヘスス・M・カルニセロ、アントニオ・サンス(ボーイソプラノ)
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
レアル・カピリャ・エスクリアレンセ
ハビエル・マルティネス・カルメナ(テノール、ピアノ、指揮)
録音:2008年6月、エルエスコリアル修道院(スペイン)、講堂・会計人室
有名なサルスエラを少年合唱を中心にピアノ伴奏で演奏。少年とはいえ「お国
もの」なので出来栄えは文句なし。ジャケット写真の背景になっているのはマ
ドリードの地下鉄「チュエカ」駅の入り口で、この駅の次の駅は「グラン・ビ
ア」。ほんとうの話です。

DIES 200714 \2250
【旧譜】
このように子供たちは歌う
ヘスス・グリディ(1886-1961):
このように少年たちは歌う(3曲)/子供の6つの歌
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):子供の歌集(10曲)
キニト・バルベルデ(1875-1918)&トマス・L・トレグロサ(1863-1913):
サルスエラ・コミカ「小学校の子供たち」
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
アルベルト・パドロン(ピアノ)
ハビエル・マルティネス・カルメナ(指揮)
録音:2006年6月、エル・エスコリアル修道院講堂
エル・エスコリアル修道院聖歌隊がサルスエラを歌った録音が旧譜にもありま
したので再度ご案内いたします。




<ENCHIRIADIS>
EN 2027 \2250
コンタリーニ・カンタータ集
チンティアの嘆き/あなたは代償を払うことになるだろう
ミルテの木陰に身を横たえ/美しいが冷酷な口
そうだ、私は裏切られている/悲嘆に暮れて/おお、抑圧された心よ
空に多くの星はなく/フィリス、はっきりさせよう
マルタ・インファンテ(メゾソプラノ)
アルス・アトランティカ
サンティ・ミロン(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 
ブルノ・フォルスト(チェンバロ) マヌエル・ビラス(ダブルハープ)
マヌエル・ビラス(指揮))
録音:2008年7月14-16日、ルゴ県ポンベイロ(スペイン)、聖ビセンテ教会
ヴィア・ステレ音楽祭、ガリシア放送との共同制作
イタリア、パドヴァ近郊ピアッツォーラ・スル・ブレンタのコンタリーニ邸に
所蔵されていた写本(17世紀後半成立)に収められた作者不詳のカンタータ集。




<LICANUS>
CDM 0824 \2250
失われた庭 12-13世紀バレンシアにおけるアンダルシアの音楽と詩
サーナ第1番「ああ、私のアル=アンダルス」:
Ibn Jafaya(アルシラ、1058-1139)
サーナ第2番「アルシラの私の土地」:Ibn Jafaya
サーナ第3番「おお、バレンシア、お前はお前ではない」:Ibn Jafaya
サーナ第4番「あなたの眼差し」:
Amat al-Aziz al-Husayniyya(レバンテ、12-13世紀)
サーナ第5番「バレンシアのルサファ」:
Al-Rusafi(バレンシア、ルサファ、1141- マラガ、1177)
サーナ第6番「浴場」:Al-Rusafi
サーナ第7番「私の魂をあげる」:Ibn Labbana(?- バレンシア、1113)
サーナ第8番「水汲み水車」:
Ibn al-Abbar(バレンシア、1199- チュニス、1260)
サーナ第9番「恋する者たち」:
Ibn al-Arif(アルメリア、1088- フェズ=マラケシュ、1141)
サーナ第10番「夜明けの歌」:Ibn Yinnan al-Xativi(ハティバ)(未完?)
サーナ第11番「戦士の墓碑銘」:Ibn Zaqqat(?- アルシア、1134)
サーナ第12番「嵐の日」:Ibn Zaqqat
アブデルラヒム・アブデルモウメン(歌)
アンサンブル・アクラミ
モハメド・アミン・エル・アクラミ(指揮)
カペリャ・デ・ミニストレルス
カルレス・マグラネル(指揮)
録音:2008年3月1-2日、
ラ・ベネフィセンシア文化センター、アルフォンス・エル・マグナニム・ホール
カトリック教徒による再征服のためスペインから逃れたイスラムの芸術家にとっ
て「失われた庭」となったバレンシア地方。バレンシアにおけるイスラム芸術全
盛期の音楽と詩を、北アフリカに伝わる資料に基づいて再現したアルバムです。

CDM 0825 3枚組 \5080
【CD-1: CDM 0822】
聖母の誉を称えるために アラゴン王国のアルス・アンティクァ
タラゴナ、サンタ・クレウス[聖十字架]修道院?(13世紀)
Ab hac familia(器楽)
聖母の謙虚さが世に救いをもたらした[Sospitati dedit mundum]
サンクトゥス/天の軍団はこぞりて御身をたたえる[Te laudant agmina]
罪を除きたまえ[Crimina tollit]
タラゴナ県エスカラデイの修道院長
神の御母よ[Mater Dei]
タラゴナ、サンタ・クレウス[聖十字架]修道院?(13世紀)
聖母マリアの生誕を[Nativitas Marie virginis]
御身はあまたの称賛に値し[Promeneris summe laudis]
栄光に満てる神の御母は[Gloriose matris Dei]
ジロナ県リポイの聖マリア修道院(13世紀)
冬の寒さが緩み[Cedit frigus hiemale]
タラゴナ県トルトザの大聖堂(13世紀)
イザヤは歌った[Isaias cecinit]
春の花の姿で[Veri floris sub figura]
忠信を捧げる者たちよ、喜べ[Gaudeat devotio fidelium]
バルセロナ県ムルタのサン・ジェロニ[聖ジェロニモ]修道院(14世紀)
至高の父の誉を称えるために[Ad honorem summi Patris]
シビラの歌(ジローナ? 12世紀)
審判の徴[Iudicii Signum]
カペリャ・デ・ミニストレルス
ピラル・エステバン(ソプラノ)
アルベルト・グァルディオラ、ホセ・ピサロ(テノール)
ダビド・アンティク(リコーダー) カルレス・マグラネル(ヴィエール)
エフレン・ロペス(中世リュート、ギテルナ)
イグナジ・ジュルダ(オルガン) パウ・バリェステル(鈴、打楽器)
リュイス・ビク・ヴォカーリス(男声合唱)
カルレス・マグラネル(指揮)
録音:2007年12月29-30日、バレンシア(スペイン)、
ラ・ベネフィセンシア文化センター、アルフォンス・エル・マグナニム・ホール
アラゴン王国に併合されたカタルーニャにおける、古い技法(ars antiqua)によ
る教会ポリフォニー音楽。
【CD-2: CDM 0823】
恋と恋歌 12-13世紀、アラゴン王国のトルバドゥール
ライモン・デ・ミラヴァル(12世紀-13世紀):Bel m'es q'ieu chant
ベレンゲル・デ・パロウ(12世紀):
Bona dona / De la gensor qu'om vey' / Ab la fresca clardat
Totz temoros e duptans / Dona, la genser qu'om veya
Aital dona / Tant m'abelis
ポンス・ドルタファ(12世紀-13世紀):Si ai perdut mon saber
ギラウト・リキエル(?-1292):Pus astres no m'es donatz
不詳(サン・ジュアン・デ・レス・アバデセス歌集 から;13世紀):
Era us preg / S'anc vos ame / Amors, merce no sia / Ara lausetz, lauset
Matieu de Caersi[マテュー・デ・ケルシ?](13世紀):Tant suy marritz
マルタ・インファンテ(メゾソプラノ)
ジョルディ・リカルト(バリトン)
カペリャ・デ・ミニストレルス
ダビド・アンティク(各種フルート)
フアン・マヌエル・ルビオ(ウード、ハープ、ハーディガーディ)
エフレン・ロペス(ウード、ハーディガーディ、中世リュート、ヒテルナ)
パウ・パリェステル(打楽器)
カルレス・マグラネル(指揮)
録音:2008年2月1-2日、バレンシア(スペイン)、
ラ・ベネフィセンシア文化センター、アルフォンス・エル・マグナニム・ホール
トルバドゥールの重要な活躍地の一つであったアラゴン王国(スペイン北東部の
内陸)の宮廷で歌われた恋愛歌を集めたアルバム。
【CD-3: CDM 0824】
失われた庭 12-13世紀バレンシアにおけるアンダルシアの音楽と詩
サーナ第1番「ああ、私のアル=アンダルス」:
Ibn Jafaya(アルシラ、1058-1139)
サーナ第2番「アルシラの私の土地」:Ibn Jafaya
サーナ第3番「おお、バレンシア、お前はお前ではない」:Ibn Jafaya
サーナ第4番「あなたの瞳」:
Amat al-Aziz al-Husayniyya(レバンテ、12-13世紀)
サーナ第5番「バレンシアのルサファ」:
Al-Rusafi(バレンシア、ルサファ、1141- マラガ、1177)
サーナ第6番「浴場」:Al-Rusafi
サーナ第7番「私の魂をあげる」:Ibn Labbana(?- バレンシア、1113)
サーナ第8番「水汲み水車」:
Ibn al-Abbar(バレンシア、1199- チュニス、1260)
サーナ第9番「恋する者たち」:
Ibn al-Arif(アルメリア、1088- フェズ=マラケシュ、1141)
サーナ第10番「夜明けの歌」:Ibn Yinnan al-Xativi(ハティバ)(未完?)
サーナ第11番「戦士の墓碑銘」:Ibn Zaqqat(?- アルシア、1134)
サーナ第12番「嵐の日」:Ibn Zaqqat
アブデルラヒム・アブデルモウメン(歌)
アンサンブル・アクラミ
モハメド・アミン・エル・アクラミ(指揮)
カペリャ・デ・ミニストレルス
カルレス・マグラネル(指揮)
録音:2008年3月1-2日、
ラ・ベネフィセンシア文化センター、アルフォンス・エル・マグナニム・ホール
カトリック教徒による再征服のためスペインから逃れたイスラムの芸術家にとっ
て「失われた庭」となったバレンシア地方。バレンシアにおけるイスラム芸術全
盛期の音楽と詩を、北アフリカに伝わる資料に基づいて再現したアルバムです。
アラゴン国王ハイメ1世(ジャウメ1世;1208-1276;在位1213-1276)はイスラム
教徒からバレアレス諸島とバレンシアを、フランスからカタルーニャを奪還し
たイベリア半島の名君。この商品は彼の生誕800年を記念して制作されたハード
カバーCDブックです。CDは単売もされている3枚。カタルーニャ語・カスティ
リャ語(標準スペイン語)・フランス語・英語による解説・対訳は全200ページ。
変更される可能性がございます。

CDM 0927 \2700
【高価格帯】
夢想にふけり アウジアス・マルクのための音楽と詩
ジャン・ヴォワザル:La Verdelete
ジュアン・ブルデュー(1520?-1591)/アウジアス・マルク詩:
夢想にふけり、私は愛を見い出した
不詳:愛よ、私があなたにしてきたことは/私の脳は夜も昼も
不詳:Zappay(lo campo)
ジュアン・ブルデュー/アウジアス・マルク詩:もし愛が合理的な物だったならば
ジュアン・コルナゴ:私はしぬ、なぜなら
エンリケ・デ・パリス:私の愛があなたを強く求めている
不詳:水を渡ろう、ジュリエタ/Voca la galiera
ジュアン・ブルデュー/アウジアス・マルク詩:
茨の中の百合よ、私の愛は欲望は和らいだ
ヨハンネス・ティンクトーリス(1435頃-1511頃):
あなたの眼差しが私をひどく傷つけた
不詳:わがままな私の心よ、我慢だ!我慢だ!
不詳:ディンディリン、ディンディリンダナ/Correno multi cani ad una cazia
ジュアン・ブルデュー/アウジアス・マルク詩:私の意志と理性は包まれた
不詳/フランチェスコ・ガレオタ:おお、良い季節
Aliot Nichola:Aliot nouvella
ジュアン・コルナゴ:死か、慈悲か
不詳:Chiave, chiave
ジュアン・ブルデュー/アウジアス・マルク詩:
分別あるご婦人よ、ひとかけらいただけますか?
不詳:スペイン王のバス・ダンス/ごひいきに、乙女よ/挽き臼で、ご婦人方
ピラル・エステバン(ソプラノ)
ホセ・エルナンデス=パストル(カウンターテナー)
カペリャ・デ・ミニストレルス
カルレス・マグラネル(指揮)
録音:2008年11月15-16日、
ラ・ベネフィセンシア文化センター、アルフォンス・エル・マグナニム・ホール
アウジアス・マルク(1397頃-1459)はバレンシアの詩人。トルバドゥールが使った
オクシタン語ではなく日常語であるカタルーニャ語で創作した最初の詩人の一人
とされています。この商品は彼の作品の夢想性をテーマとしたハードカバーCD
ブック。カタルーニャ語・カスティリャ語(標準スペイン語)・フランス語・英
語による解説・対訳は全96ページ。CDはオリジナルで、現在この形でのみ入手
可能となっています。




<DUX>
DUX 0723 \2080
ヴェロニカ・ラトゥシンスカ(1977-):管弦楽作品集
チェロ協奏曲(2008)(*)
弦楽合奏のためのシンフォニエッタ(2009)
ガッシャーブルム(小管弦楽のための;1997)
弦楽のためのディヴェルティメント(1998)
大管弦楽のための交響曲(2008)
トマシュ・ストラフル(チェロ(*))
シロンスク・フィルハーモニー管弦楽団
ミロスワフ・ヤツェク・ブワシュチク(指揮)

DUX 0751 \2080
ハイドン(1732-1809):
交響曲第103番変ホ長調「太鼓連打」(1795)
交響曲第104番ニ長調「ロンドン」(1795)
ヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団
ズビグニェフ・ピルフ(指揮)

DUX 0761 \2080
ポーランドの王たちについて
不詳:ポーランドの王たちについて
セヴェリン・コン(?-16世紀):無題作品
不詳:悲歌
ヴァレンティン・バクファルク(1526/1530頃-1576):
ファンタジアV/黒い雌牛/ファンタジアVI
もうこの先持ちこたえられない/ファンタジアVII
ヴァレンティン・ハウスマン(1565/1570頃-1614頃):ポーランド舞曲I-III
不詳:
カンツォーナ・ディオメディス/あなたの神聖なる復活によって
私たちの救い主/私たちの救い主である神/私たちの救い主
不詳( マルチン・ヴァルテツキ(16世紀後半):Nos autem gloriari oporte
ヤクプ・ソヴァ(1530頃-1593):復活祭のキリエ
クシシュトフ・クラボン(1550頃-1616頃):
キリエ、クリステ、キリエ・ウルティムム
ピオトル・ドルシンスキ(1560頃-1611):
前奏曲I/来てください、異教徒の救い主よ/前奏曲II/賛美の歌を響かせよ
不詳:ポーランドの王たちについて
カノール・アンティクス
アレクサンデル・ドウーガイチク、ヴォイチェフ・ザレフスキ、
マリア・サラプ、カジミェシュ・グルシュチンキ

<MEMBRAN>
MEMBRAN 231724(SACD-Hybrid) 3枚組 \1680
CD1
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番、第2番
CD2
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、第4番
CD3
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」、三重協奏曲
マイケル・ロール(P)
ジャン=ジャック・カントロフ(Vn)
ラファエル・ウォルフィッシュ(VC)
ハワード・シェリー指揮 ロイヤル・フィル 1995

DOCUMENTS 231551 \750
ヘンデル:合奏協奏曲 op.3
ギュンター・ケール指揮
マインツ室内管弦楽団
録音詳細不明

DOCUMENTS 232867 10枚組 \1350
ドビュッシー・ボックス
CD1
海、管弦楽のための映像
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
フランス国立放送管弦楽団  1958
CD2
牧神の午後への前奏曲
イーゴリ・マルケヴィッチ指揮 フィルハーモニア管  1954
夜想曲  ピエール・モントゥー指揮 ボストン響  1955
小組曲  エルネスト・アンセルメ指揮 パリ音楽院管 1948 
CD3
遊戯、6つの古代の墓碑銘
エルネスト・アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管  1953
ピアノと管弦楽の幻想曲   ワルター・ギーゼキング(P)
ウィレム・メンゲルベルク指揮 コンセルトヘボウ管 1938
CD4
聖セバスチャンの殉教
クロディーヌ・コラール(S)
ジャニーヌ・コラール、クリスティアーヌ・ゲイロー(A)
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
フランス国立放送管弦楽団、同合唱団  1955
CD5
前奏曲集 第1集、第2集
ワルター・ギーゼキング(P) 1953,1954
CD6
レントより遅く、ラモーを讃えて(映像第1集より)、金色の魚
(映像第2集より)、亜麻色の髪の乙女(前奏曲集第1集より)、
沈める寺(前奏曲集第1集より)、吟遊詩人(前奏曲集第1
集より)、月の光がそそぐテラス(前奏曲集第2集より)、
オンディーヌ(前奏曲集第2集より)、マスク
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)   1950
喜びの島、水に映る影
フリードリヒ・グルダ(P)  1947,1948
CD7
練習曲より3曲、人形のセレナード(子供の領分より)
ヴラディーミル・ホロヴィッツ(P)  1947,1948
組み合わされたアルペッジョのための(練習曲より)
エミール・ギレリス(P) 1954
子供の領分   アルフレッド・コルトー(P)  1947
2つのアラベスク、夜想曲、スケッチ帳より
ワルター・ギーゼキング(P) 1953,1955
CD8
ピアノのために、版画、映像第2集、ベルガマスク組曲
ワルター・ギーゼキング(P) 1953
CD9
弦楽四重奏曲 ト短調   カルヴェ四重奏団  1931
フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード
ベルナール・プランテ(Br)
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
フランス国立放送管弦楽団  1957
おもちゃ箱(カプレ編)
アンドレ・クリュイタンス指揮 フランス国立放送管  1954
CD10
忘れられた小歌、艶なる宴第1集、ビリティスの3つの歌、
愛し合う二人の散歩道
シュザンヌ・ダンコ(S) グイド・アゴスティ(P) 1950,1954

DOCUMENTS 232675 2枚組 \1350
バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
パブロ・カザルス
1936-1939

DOCUMENTS 232808 2枚組 \1350
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」
レナータ・テバルディ(蝶々さん)
ジュゼッペ・カンポーラ(ベンジャミン)
ネル・ランキン(スズキ)
ジョヴァンニ・インギレリ(シャープレス)
アルベルト・エレーデ指揮
ローマ聖チェチリア音楽院管弦楽団、合唱団  1951

DOCUMENTS 232814 2枚組 \1350
モーツァルト:歌劇「魔笛」
イルムガルト・ゼーフリート(パミーナ)
アントン・デルモータ(タミーノ)
エーリヒ・クンツ(パパゲーノ)
エミー・ローゼ(パパゲーナ)
ヴィルマ・リップ(夜の女王)
ルートヴィヒ・ウェーバー(ザラストロ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場合唱団  1950

DOCUMENTS 232850 10枚組 \1350
BENIAMINO GIGLI/10CD Wallet Box
※曲目詳細は当店HPにございます。
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/membran2010_03.html

DOCUMENTS 232866 10枚組 \1350
JASCHA HEIFETZ/PORTRAIT
CD1
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ロンドン・フィル 1934
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番
サー・マルコム・サージェント指揮 ロンドン響 1947
CD2
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC響 1940
ビゼー(ワックスマン):カルメン幻想曲
ドナルド・ヴーアヒース指揮 RCAビクター響 1946
CD3
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
サー・トーマス・ビーチャム指揮 ロイヤル・フィル 1949
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ、ハヴァネラ
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ロンドン・フィル 1935,1937
CD4
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
セルゲイ・クーセヴィツキー指揮 ボストン響 1939
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ロンドン・フィル 1937
CD5
バッハ:無伴奏パルティータ第2番   1935,1937
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番
アイズラー・ソロモン指揮 RCAビクター響 1951
CD6
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲
アルフレッド・ウォーレンシュタイン指揮 ロス・フィル 1953
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ロンドン・フィル 1934
CD7
ラヴェル:ピアノ三重奏曲
グレゴール・ピアティゴルスキー(VC)
アルトゥール・ルービンシュタイン(P) 1950
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
サー・トーマス・ビーチャム指揮 ロンドン・フィル 1936
CD8
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」
グレゴール・ピアティゴルスキー(VC)
アルトゥール・ルービンシュタイン(P) 1950
CD9
ガーシュウィン(ハイフェッツ編):ポーギーとベス
ガーシュウィン:3つの前奏曲
ダイアー:フロリダ・ナイト・ソング
ショスタコーヴィチ:前奏曲第10番、第15番
ラッセル・ベネット:ヘクサポーダ  他
エマニュエル・ベイ(P) 1945
CD10
ガードナー:藤の茂みから
ベンジャミン:ジャマイカン・ルンバ
ドビュッシー:美しき夕べ
ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク
ラヴェル:ハバネラ風の小品
ホワイト:船着き場の踊り
ドヴォルザーク:ユーモレスク 他 
ミルトン・カイ、エマニュエル・ベイ(P) 1944-1946

DOCUMENTS 232868 10枚組 \1350
CLARA HASKIL/PORTRAIT
CD1
モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番、第20番
フェレンツ・フリッチャイ指揮 RIAS交響楽団 1953,1954
CD2
モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番
フェレンツ・フリッチャイ指揮 RIAS交響楽団 1953
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番   1951
CD3
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」
アルテュール・グリュミオー(Vn) 1957
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番   1957
CD4
バッハ:2台のピアノのための協奏曲 BWV.1061
モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲 K.365(第10番)
ゲザ・アンダ(P) 
アルチェオ・ガリエラ指揮 フィルハーモニア 1956
CD5
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番
ラヴェル:ソナチネ
バッハ:トッカータ ホ短調 BWV.914
ドビュッシー:練習曲集より「対比的な響きのための」 1953
CD6
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
ヘンリー・スヴォボダ指揮 ヴィンタートゥール交響楽団 1950
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番   1955
CD7
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
ディーン・ディクソン指揮 RIAS交響楽団 1954
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」  1955
CD8
シューマン:ピアノ協奏曲
エルネスト・アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管 1956
シューマン:アベッグ変奏曲
シューマン:アルバムの綴りより4曲  1954
CD9
バッハ:ピアノ協奏曲第5番
パブロ・カザルス指揮 プラド祝祭管弦楽団 1950
D.スカルラッティ:11のソナタ集  1950
CD10
シューマン:子供の情景      1955
シューマン:森の情景 1954
シューマン:色とりどりの小品 1954

DOCUMENT 232920 4枚組 \1250 ※価格変更 \1050
CD1
リスト:「巡礼の年 第2年イタリア」-
ダンテを読んで - ソナタ風幻想曲
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調、メフィスト・ワルツ 1958
CD2
ブラームス:ハンガリア舞曲全集(2台のピアノのための)
ワルター・クリーン(P) 1956
CD3
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲全集(2台のピアノのための)
ワルター・クリーン(P) 1959
CD4
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」から3つの三章 1955
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」  1955
アルフレッド・ブレンデル

DOCUMENTS 232921 4枚組 \1250 ※価格変更 \1050
CD1
バッハ:
フルート・ソナタ ト短調 BWV.1020
フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV.1030、
変ホ長調 BWV.1031、イ長調 BWV.1032
フルートと通奏低音のためのソナタ ロ短調 BWV.1034
ロバート・ヴェイロン=ラクロワ(Cemb) 1947-1950
CD2
ベンダ:フルート協奏曲 ホ短調
ミラン・ムンツリンゲル指揮 プラハ室内管弦楽団 1956
ベンダ:フルート・ソナタ ヘ長調
Victorie ?vihlikova(Cemb) 1955
シュターミッツ:フルート協奏曲 ト長調
ヴァーツラフ・ノイマン指揮 プラハ室内管弦楽団 1955
CD3
ハイドン:ディヴェルティメント ニ長調 op.100-6
パスキエ三重奏団  1950
モーツァルト:フルート四重奏曲第1番 K.285 1946
モーツァルト:フルート四重奏曲第2番 K.285a 1950
パスキエ三重奏団  
ロゼッティ:フルート協奏曲 ニ長調
マルティン・トゥルノフスキー指揮 プラハ室内管弦楽団 1955
ルクレール:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調
ロバート・ヴェイロン=ラクロワ(Cemb) 1950
CD4
プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調
アルフレート・ホレチェク(P) 1955
ヒンデミット:フルート・ソナタ
ロバート・ヴェイロン=ラクロワ(Cemb) 1950
デュカス:牧神のはるかな嘆き(フルートとピアノのための)
ロバート・ヴェイロン=ラクロワ(Cemb) 1950
ミヨー:フルートとピアノのためのソナティナ
ロバート・ヴェイロン=ラクロワ(Cemb) 1949
ルーセル:フルートを吹く人たち op.27
ロバート・ヴェイロン=ラクロワ(Cemb) 1950
ジャン=ピエール・ランパル(Fl)

DOCUMENTS 232922 4枚組 \1250 ※価格変更 \1050
CD1
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ルツェルン祝祭管弦楽団  1947
CD2
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ルドルフ・ケンペ指揮 ベルリン・フィル  1957
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
ヘフツィバー・メニューイン(P) 1936
CD3
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
ユーディ・メニューイン(Vn、指揮)RCAビクター  1952
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
フェレンツ・フリッチャイ指揮 RIAS交響楽団 1949
CD4
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番
カール・ベーム指揮 RIAS交響楽団  1951
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
ガストン・プーレ指揮 ロンドン交響楽団  1953
ユーディ・メニューイン(Vn)

DOCUMENTS 232927 4枚組 \1250 ※価格変更 \1050
CD1
フォーレ:悲しみ op.6-2、夢のあとに op.7-1、川のほとりで
op.8-1、月の光 op.46-2、憂うつ op.51-3、
5つのヴェネチアの歌 op.58、牢獄 op.83-1
デュパルク:旅への誘い、前世、フィレンツェのセレナード、
恍惚、悲しき歌、波と鐘、ロズモーンドの館、嘆き、悲歌、
溜め息
ジャクリーヌ・ボノー、ダルトン・ボールドウィン(P)
1950-1955
CD2
フォーレ:幻の水平線 op.118
ショーソン:ナニー op.2-1、蝶々 op.2-3、イタリアのセレナード
op.2-5、妻への賛歌 op.36-1
ドビュッシー:「フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード」より
「母の願いにより聖母に祈るためにヴィヨンが作ったバラード」
「愛し合う二人の散歩道」より「この暗い洞窟のほとりに」
マンドリン
ラヴェル:ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ、
博物誌
ファリャ:7つのスペイン民謡
ジャクリーヌ・ボノー(P) 1950,1951
エドゥアルト・リンデンベルク指揮 パリ音楽院管弦楽団
CD3
シューマン:詩人の恋 op.48
ジャクリーヌ・ボノー(P) 1953
シューベルト:ばらの花冠 D.280、泉のほとりの若者 D.300、
万霊節の日のための連? D.343、至福 D.343、ガニュメート
D.544、ます D.550、タルタロスの群れ D.583、蝶々 D.633、
ミューズの息子 D.764、君こそわが憩い D.776、夜と夢 D.827、
白鳥の歌 D.957-セレナード
ジャクリーヌ・ボノー、ダルトン・ボールドウィン(P) 1953,1954
CD4
アントワーヌ・ボエセ:あらわすなかれ、美しき眼よ、タンブラン
リュリ:歌劇「アルセスト」- Il faut passer
リュリ:歌劇「カドモスとヘルミオネ」-Belle Hermione
リュリ:歌劇「ペルセウス」-Je ne puis en votre malheur
ラモー:歌劇「カストルとポルクス」-Nature, amour
グルック:歌劇「思いがけないめぐり合い」-
C´est un torrent; Un ruisselet bien clair
モンテヴェルディ:歌劇「オルフェオ」-Elle est morte
A.スカルラッティ:Chi vuole innamorarsi、Cara e dolce、
Bellezza, che s´ama、 O, dolcissima speranza
ヘンデル:歌劇「ベレニーチェ」-Si, tra i ceppi
ヘンデル:"Canzone scordate"-
Ein neues andachtiges Kindelwiegen
Bringet meinen Herrn zu Ruh
Liebster Gott, wann werd ich sterben
C.P.E.バッハ:ゲッセマネのイエス、クリスマスの歌、
イエスの死の前の暗黒について
ジャクリーヌ・ボノー(P)
エドゥアルト・リンデンベルク、ロバート・コーンマン指揮 
パリ音楽院管弦楽団 1950、1953
ジェラール・スゼー(Br)

DOCUMENTS 232928 4枚組 \1250 ※価格変更 \1050
CD1
Bワイル:三文オペラ(抜粋)
ロッテ・レーニャ、エリッヒ・ポント、ウィリー・トレンク=トレビチュ、
クルト・ゲロン  1930
CD2,3
ワイル:マハゴニー市の興亡
ロッテ・レーニャ 他、
ブリュックナー=リュッケベルク指揮  1956
CD4
ワイル:7つの大罪
ロッテ・レーニャ 他、
ブリュックナー=リュッケベルク指揮  1956

DOCUMENTS 232939 4枚組 \1250
CD1
ルイ・クープラン:パッサカリア  1954
バッハ:リュート組曲 ホ短調 BWV.996より3曲  1928,1947
バッハ:前奏曲 ハ短調 BWV.999 1947
バッハ:フーガ ト短調 BWV.1000 1947
バッハ(セゴヴィア編):シャコンヌ  1947
バッハ(セゴヴィア編):ガヴォット  1947
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番より前奏曲 1935
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番よりCourante 1947
バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番よりガヴォット  1947
C.P.E.バッハ:シチリアーナ  1954
パーセル:新しいアイルランドの調べ、メヌエット、ジーグ
D.スカルラッティ:ソナタ
ラモー:メヌエット
ハイドン:メヌエット
パガニーニ(ポンセ編):ロマンス 1944
CD2
ポンセ:組曲 イ短調「古風な組曲」 1930
ポンセ:ソナタ第3番(抜粋) 1930
ポンセ:スペインのフォリア  1930
ポンセ:ポストリュード1930
ポンセ:マズルカ 1935
ポンセ:ワルツ 1949
ポンセ:南国風のソナティナ   1949
ポンセ:クラシック・ソナタよりアレグロ  1949
ポンセ:6つの前奏曲 1954
CD3
アルベニス:スペイン組曲よりグラナダ、セヴィーリャ 1939
アルベニス:伝説  1950
グラナドス:スペイン舞曲集よりアンダルーサ  1939
グラナドス:スペイン舞曲集よりメランコリカ  1950
グラナドス:トナディーリャ1950
ターレガ:アルハンブラの思い出   1927
ターレガ:練習曲 イ長調   1935
ターレガ:ムーア風舞曲1944
ターレガ:メヌエット 1944
ヴィラ=ロボス:ギターのための練習曲第1番、第8番 1949
マラッツ:スペインのセレナード 1954
タンスマン:組曲「カヴァティーナ」1954
CD4
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター協奏曲第1番 ニ長調
アレック・シャーマン指揮 新ロンドン管弦楽団  1949/7
カステルヌオーヴォ=テデスコ:タランテッラ  1949/6
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ソナタ「ボッケリーニを讃えて」  
より抜粋 1936/10
モレノ・トローバ:カスティーリャ組曲(抜粋) 1950
モレノ・トローバ:ソナティナ イ長調(抜粋) 1928-1950
トゥリーナ:ファンダンギーリョ 1949
トゥリーナ:幻想曲 1950
ロドリーゴ:ファンダンゴ1949
ゴメス=クレスポ:ノルテーニャ   1949/6
アンドレス・セゴビア(G)

DOCUMENTS 231751 10枚組 \1350
マリア・カラス・グレイテスト・オペラ
CD1-2
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」全曲(2CD)
ディ・ステファノ、ゴッビ、他
フィレンツェ五月祭管弦楽団&合唱団
トゥリオ・セラフィン指揮 1953 
CD 3-5
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」全曲(3CD)
フィリッペスキ、スティニャーニ、他
ミラノ・スカラ座管弦楽団
トゥリオ・セラフィン指揮 1954
CD 6-7
ヴェルディ:歌劇「椿姫」全曲
マリア・カラス(ヴィオレッタ)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(アルフレード)
エットーレ・バスティアニーニ(ジェルモン)、他
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 1955-5
CD 8-9
プッチーニ:歌劇「トスカ」全曲(2CD)
ディ・ステファノ、ゴッビ、他
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ヴィクトル・デ・サバタ指揮 1953
CD 10
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」全曲(1CD)
ディ・ステファノ、パネライ、他
ミラノ・スカラ座管弦楽団
トゥリオ・セラフィン指揮 1953
※旧譜再案内



<NUOVA ERA>
NUOVA ERA 232908 \1050
LA REVERDIE/Bestiarium
Animals in the Music of the Middle Ages
1. Anonimo francese: "Chanconnette/A la cheminee/Veritatem"(mottetto)
2. Jean Vaillant: "Par mantes foys"(virelai)“?
3. Oswald von Wolkenstein: "Ihr alteri weib frewet eb"
4. Jacopo da Bologna: "Aquila altera/Creatura gentile/
Uccel di Dio"(madrigale)
5. Dal Codice di Faenza: "Aquila altera"?
6. Anonimo modenese: "Canto delle scolte"
7. Anonimo francese: "En ma forest"(pastourelle)
8. Marcabru: "L’autrier jost’una sebissa"(pastourelle)
9. Dai Carmina Burana: "Ich was ein chint so wolgetan"
10. Donato da Firenze: "Lucida pecorella"(madrigale)
11. Tradizionale irlandese: "Na coire ar na sleibhtibh" (double jig)
12. Anonimo inglese: "Fuweles in die frith"?
13. Jacopo da Bologna: "Oseletto selvaggio"(madrigale)
14. Anonimo inglese: "Bryd one breere"?
15. Donato da Firenze: "L’aspido sordo"(madrigale)
16. Tradizionale Bretone: "Ar bleizi-mor"(Les Loups-de-Mer)?
17. Donato da Firenze: "I fu gia bianch'uccel"(madrigale)
18. Giovanni da Firenze: "Con bracchi assai"
19. Oswald von Wolkenstein: "Wolauff gesell wer jagen well"
20. Francesco Landino: "Chosi pensoso"(caccia)

NUOVA ERA 232909 \1050
シューベルト:歌曲集
冬の夕べ D.938、湖上で D.543、草原の歌 D.917、
月に寄す D.193、目の歌 D.297、盲目の少年D.833、
アンゼルモの墓にて D.504、ただあなたのそばに D.866-2、
夜の曲 D.672、音楽に寄す D.547、沈み行く太陽に寄せて
D.457、愛らしい星 D.861、「盛りを過ぎた菩提樹」 D.514、
漁師の歌 D.881、ひめごと D.793
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S) チャールズ・スペンサー(P)

NUOVA ERA 232910 \1050
Ghirardello da Firenze Madrigali, Cacce, Ballate
Dal Codice Squarcialupi
Ensemble MODO ANTIQUO
アンサンブル・モード・アンティクオ
ベッティーナ・ホフマン指揮

NUOVA ERA 232911 \1050
ボッテシーニ:コントラバスと弦楽のための技巧的作品集
協奏的大二重奏曲、悲歌とタランテラ、グラン・デュオ、
アレグレット=カプリッチョ、「夢遊病の女」変奏曲、
序奏とガヴォット、パッシオーニ・アモローセ
マッシオ・ジョルジ(Cb)
ディエゴ・コンティ(Vn)
ヴィットーリオ.アントネッリーニ指揮
イ・ソリスティ・アクィラーニ




<MEMBRAN-ARS MUSICI>
ARS MUSICI 232119(SACD-Hybrid) \1350
リーム:umsungen
ルジツカ:... der die Gesange zerschlug".
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
エルネスト・ブール指揮
アンサンブル・モダン

ARS MUSICI 232122 \1350
ウクライナとポーランドの愛の歌(25曲)
オクサナ・ソヴィアク(Vo)
アントン・シュティングル(G)

ARS MUSICI 232128 2枚組 \1350
CD1
ヤコブ・ルニャール(1540年代前半-1599年):モテット
カール・リュイトン(1556/58-1620):預言者エレミヤの哀歌、いとも優美なフーガ
CD2
パレストリーナ:5声のマドリガル「野も丘も」
モンテ:Missa sex vocum supra "Vestiva i colli"
レオ・メイリンク指揮 Dialogo musicale

ARS MUSICI 232135 2枚組 \1350
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り
ハインツ・ヘニッヒ指揮
プロ・カンティオーネ・アンティクワ、コレギウム・アウレウム
ハノーファー少年合唱団

ARS MUSICI 232175 \1350
ギデオン・クライン:ディヴェルティメント(1939/1940)
ハンス・クラーサ:3つの歌(1943)
パヴェル・ハース:オーボエとピアノのための組曲(1939)
ギデオン・クライン:ピアノ・ソナタ(1943)
ハンス・クラーサ:5つの歌(1925)
エルヴィン・シュルホフ:フルート、ヴィオラ、コントラバスの
ためのコンチェルティーノ(1925)
アンサンブル・アヴァンテュール

ARS MUSICI 232182 \1350
ボッケリーニ:
弦楽四重奏曲 ト短調 op.32-5、同 ト長調 op.44-4、
同 イ長調 op.26-4、同 イ長調 op.8-6、同 ホ短調 op.33-5
アポニー四重奏団

ARS MUSICI 232187 \1350
シャルパンティエ、F.クープラン、J.S.バッハ、マンフレディーニ、
シュニッツァー、カルダーラ、パッヘルベル、ムーレの作品
ミュンヘン・バッハ・トランペット・アンサンブル

ARS MUSICI 232237 \1350
ヨハン・ゴットリープ・ナウマン(1741-1801):
ミサ曲 ニ短調(第18番)
ミサ曲 ハ短調(第21番)
Heike Hallaschka(S)Kai Wessel(A)
Karkus Brutscher(T)Matthias Weichert(B)
ペーター・コップ指揮
ドレスデン器楽コンソート
ドレスデン・ケルン・ジング・フェライン

ARS MUSICI 232240 \1350
"O Fortuna"
Glueck und Unglueck in Liedern und Texten des Mittelalters
Freiburger Spielleyt
フライブルク・シュピーレイト

ARS MUSICI 232256 \1350
Die Gedanken sind frei
Musikalische Flugblatter zwischen Bauernkrieg und 48er Revolution
Freiburger Spielleyt
フライブルク・シュピーレイト

ARS MUSICI 232262 \1350
"Die Herrlichkeit der Erden muss Rauch und Aschen werden"
Ensemble Musica Fiorita/Dietrich Fischer-Dieskau
アンサンブル・ムジカ・フィオリータ
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)

ARS MUSICI 232269 \1350
バッハ:3つのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ BWV.1027-1029
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より BWV.871,874,893
ヴィットリオ・ギエルミ(Viola da Gamba)
ロレンツォ・ギエルミ(Fortepiano)

ARS MUSICI 232272 \1350
バッハ:3つのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ BWV.1027-1029
バッハ:トリオ・ソナタ ト長調 BWV.1038
エッカルド・ウェーバー(Viola da Gamba)
ロバート・ヒル(ラウテンヴェルク)




<URANIA>
URN22.410 \1350
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
アーネスト・マクミラン指揮 トロント交響楽団
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
ハインツ・ウンガー指揮 CBC交響楽団
ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 WoO.80
1951-1955
グレン・グールド(P)
先日ご案内いたしましたURANIAの新譜ですが、「URN22.410」のヴェルディ:ナ
ブッコはレーベルからの諸事情により発売中止になりました。
カタログ番号「URN22.410」はそのまま生かし、内容が上記に変更になりまし
たのでお知らせいたします。よろしくお願いいたします。

URN22.412 2枚組 \2700
ヴェルディ:歌劇「オテロ」
レオニー・リザネク(デズデモーナ)
ジョン・ヴィッカーズ(オテロ)
ティト・ゴッビ(イアーゴ)
ミリアム・ピラツィーニ(エミーリア)  他
トゥリオ・セラフィン指揮
ローマ歌劇場管弦楽団、合唱団 1960/8

URN22.413 2枚組 \2700
ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」
ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(ファルスタッフ)
フランク・グァレラ(フォード)
ヘルヴァ・ネッリ(アリーチェ)
テレサ・シュティッヒ=ランダル(ナンネッタ)
ナン・メリマン(メグ・ページ夫人) 他
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBC交響楽団、合唱団 1950/4




<MONOPOLE(CD-R仕様)>
MONO 033(CD-R) \1300
サルマノフ:交響曲第1番 ニ短調、第2番 ト長調
エフゲニ・ムラヴィンスキー指揮
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
1957年(第1番) 1960年(第2番)

MONO 034(CD-R) \1300
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 op.40
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(P) 1956年
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 op.104
ボリス・ハイキン指揮 
ソヴィエト国立交響楽団   1957年
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(VC)

BOR006(CD-R) \1550
コープランド:ピアノ協奏曲
レオ・シュミット(P)ローマ放送響 1950
キューバ舞曲
「われらの町」から3つの小品
3つのブルース  レオ・シュミット、アーロン・コープランド(P)1950年
赤い子馬 1949年  オリジナル・サウンドトラック
アーロン・コープランド指揮

BOR007(CD-R) \1550
Kコープランド:
アパラチアの春 1945
リンカーン・ポートレート 
メルヴィン・ダグラス(語り)1946
静かな都会 1945
エル・サロン・メヒコ 1938
セルゲイ・クーセヴィツキー指揮 ボストン交響楽団

BOR008(CD-R) \1550
ストラヴィンスキー:
かるた遊び ベルリン・フィル  1938
ミサニューヨーク・サクラメント教会合唱団 他  1949
ミューズをつかさどるアポロ RCAビクター管  1950
イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮

CD505008(CD-R) \2080
フリーダ・ケルン(1891-1988):
Impressionen op.51 For violin, viola, cello, flute and harp
Thema und Variationen op.61 For harp and viola d`amore
Spanischer Tanz No.1 op.24 For basson and harp
Vier Stucke fur Blaser Quintett op.25
Ballade For harp solo
Rachel Talitman(Harp)Pierre-Henry Xuered(Viola and
viola d`amore)Luc Loubry(Basson)Mihi Kim(Flute)
Benjamin Brande(Violin)Ilia Laporev(cello)
Philippe Gonzalez(Oboe)Emmanuel Chaussade(Clarinet)
Ivo Hadermann(Horn)

CD505016(CD-R) \2080
アルブレヒツベルガー:
パルティータ ハ長調  For Flute, Harp and Cello
ハープ協奏曲 ハ長調 
Ensemble Harpeggio Luc Loubry指揮
コンチェルティーノ 変ホ長調
For Flute, Violin, Viola, Cello and Harp
Rachel Talitman(Harp)Marcos Fregnani-Martins(Flute)
Damien Ventula(Cello)Benjamin Brande(Violin)
Pierre-Henry Xuered(Viola)

CD505017(CD-R) \2080
フィオリッロ:
セレナータ第1番-第3番
フルートとハープのためのソナタ第2番 op.36
Rachel Talitman(Harp)Marcos Fregnani-Martins(Flute)

CD505018(CD-R) \2080
ダマーズ:
チェロとハープのためのソナタ
フルート、ヴィオラとハープのための三重奏曲
ハープのためのオバード
De L`Ombre a Lumiere for Trumpet and Harp
Rachel Talitman(Harp)Damien Ventula(Cello)
Marcos Fregnani-Martins(Flute)
Jean-Bernard Beauchamp(Trumpet)
Pierre-Henry Xuered(Viola)

CD505019(CD-R) \2080
フリードリヒ・ウィルヘルム・ルスト(1739-1796):
ハープとフルートのためのソナタ
アントン・ゴットリーブ・ハイゼ:ハープとフルートのためのソナタ
ヨハン・バプティスト・クラーマー:
ハープとフルートのためのソナタ第1番 op.13
フランツ・アントン・ホフマイスター:
ハープとフルートのためのソナタ
アントン・ベルンハルト・フュルステナウ:
ハープとフルートのための幻想曲 op.67
Rachel Talitman(Harp)Marcos Fregnani-Martins(Flute)

DCD6005(CD-R) \1300
ビゼー:アルルの女 第1組曲、第2組曲
コロンビア交響楽団  1955
ビゼー:交響曲 ハ長調
ニューヨーク・フィル  1946
アルトゥール・ロジンスキー指揮

VCD5011(CD-R) \1300
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番「ドゥムキー」
ヨゼフ・パーレニーチェク(P) アレクサンデル・プロツェク(Vn)
ミロシュ・サードロ(VC)  1950
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(P) ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
ミロシュ・サードロ(VC)  1947




<MEMBRAN-ARS MUSICI>
ARS MUSICI 232281 2枚組 \1980
シューマン:ピアノ三重奏曲第1番-第3番
リーム:異国の情景、ピアノ三重奏曲(1972)
トリオ・ジャン・パウル
[ウルフ・シュナイダー(Vn) マルティン・レール(VC)
エッカート・ハイリガース(P)]

ARS MUSICI 232299 \1350
ピッツェッティ:レクイエム
ハウエルズ:レクイエム
プッチーニ:レクイエム
カメラータ・ヴォカーレ・フライブルク

ARS MUSICI 232308 \1350
ヨハン・ゴットリープ・ナウマン(1741-1801):
詩篇第96番、詩篇第103番
ペーター・コップ指揮
ドレスデン器楽コンソート
ドレスデン・ケルン・ジング・フェライン

ARS MUSICI 232310 \1350
ゲーテの詩によるロマン派作品集
メンデルスゾーン:序曲「静かな海と楽しい航海」、
カンタータ「最初のワルプルギスの夜」
ブラームス:アルト・ラプソディ
シューマン:ミニョンのためのレクイエム
バルバラ・ヘルツル(A) クリスティアン・エルスナー(T)
デトレフ・ルース(B)
ハンス・ミヒャエル・ボイエルレ指揮
バーデン・バーデン南西ドイツ放送響
フライブルク南西ドイツ放送響
フライブルク・バッハ合唱団

ARS MUSICI 232354 \1350
ヤコブス・ファート(1529頃-1567):レクイエムとモテット集
デュファイ・アンサンブル

ARS MUSICI 232381 \1350
ジョヴァンニ・バティスタ・マルティーニ(1706-1784):
オルガン、チェンバロ、声楽のための作品集
N.デュヒター(Org) オスカー・ミラーニ(Cemb)
フライブルク大聖堂聖歌隊

ARS MUSICI 232388 \1350
ブラームス:合唱作品集
3つの歌 op.42、7つのリート op.62より3曲、4つの四重奏曲
op.92、5つの歌 op.104、6つの四重奏曲 op.112より2曲、
愛の歌 op.52、3つの四重奏曲 op.31より2曲
カメラータ・ヴォカーレ・フライブルク

ARS MUSICI 232391 \1350
Bach-Trompeten-Gala Vol. 4
テレマン、ヘンデル、ゲンツマー、J.S.バッハ他の作品
ミュンヘン・バッハ・トランペット・アンサンブル

ARS MUSICI 232392 \1350
ヤコブス・ファート(1529頃-1567):
ミサ、マニフィカト、テ・デウム
デュファイ・アンサンブル

ARS MUSICI 232395 \1350
ヴォルフガング・リーム:クラリネットのための作品集
クラリネット五重奏のための4つのスタディ(2002)
独奏クラリネットのための "Vier Male"(2000)
イェルク・ヴィードマン(Cl)
ミンゲ四重奏団

ARS MUSICI 232399 \1350
ドイツのシャンソン集
オクサナ・ソヴィアク(Vo)
フリッツ・ミュールヘルツァー(G)

ARS MUSICI 232412 \1350
ジョヴァンニ・バティスタ・マルティーニ:
マニフィカト op.15(1747)
ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲(1745)
イントロイトゥス(1753)、イントロイトゥス(1751)
チェンバロ協奏曲
テ・デウム(1740)
アルパ・フェスタンテ
マルクス・ウッツ、ノルベルト・デュヒテル(Org)




<独UNIVERSAL BOX>
4778643 5枚組 \4350
ベートーヴェン:交響曲全集
リューバ・オルゴナソヴァ(S)
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(M.S)
アンソニー・ロルフ=ジョンソン(T)
ジル・カシュマイユ(Br)
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
モンテヴェルディ合唱団


DGG 4778735 22枚組 \8950 ※価格変更 \8650
バッハ:カンタータ、宗教曲集
クリスマス・オラトリオ、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、
ミサ曲 ロ短調、マニフィカト、カンタータ40曲
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
モンテヴェルディ合唱団
独唱者


DGG 4803532 10枚組 \4050
バッハ:
マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、ミサ曲 ロ短調、カンタータ集
カール・リヒター指揮
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団
独唱者

<DELTA CLASSICS>
DCCA-0068 \2415
ブラームス:交響曲第1番(Dec,1952 rec)
ブラームス:アルト・ラプソディ(*)(Apr,1956 rec)
ブラームス:悲劇的序曲(Jan,1951 rec)
カンテッリ(カンテルリ)
NBC交響楽団/ニューヨーク・フィル(*)/リプトン(*)
将来を期待されながら若くしてこの世をさった大演奏家は意外と多いです。ヌ
ヴー、レビン、リパッティ、デュ・プレ、シッパース、ケルテスなどなどがい
ます。今回紹介するカンテッリ(案内上はカンテッリに統一させて頂きます)な
どもまさしくその代表ともいえるでしょう。大指揮者トスカニーニも一目をお
いた若きイタリア人指揮者はイタリア全土のみならず、ヨーロッパ、アメリカ
にまで活動を広げ、これから華々しく活動していくはずでした。アメリカへは
トスカニーニの招きによりNBC響やニューヨーク・フィルなどに客演、そのため
彼が正規にHMVに録音したもの意外でも、放送録音という形で彼の演奏が多少残
されているのは幸運かもしれません。今回収録された曲の中でもブラームスの
交響曲第1番は何かと彼にとって縁がある曲目で、正規録音にも第1番は残され
ており、また、彼が最後の演奏会で振っった曲も第1番でした。トスカニーニが
「私の若い頃の演奏スタイルに似ている」と例えられたとおり、まさしくトス
カニーニを彷彿とさせるエネルギッシュで、テンポ感も鋭く、細部に至るまで
神経を通わせているあたりはダブってしいます。年代を考えればいたしかたな
いが、収録曲は放送録音故、音質にばらつきがあり、また演奏年代、場所、マ
スターの保管状態などで差があることはご了承願います。モノラルでありなが
ら音そのものは十分鑑賞に耐える範囲です。カンテッリの魅力を一枚に凝縮し
た濃い中身ですが、これはヒストリカルファン以外の一般の方にも聞いてもら
いたいです。録音日は一般的に知られている日です。

modoru