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<クラシック・輸入盤新譜情報 09-07
 
コメントはメーカー案内書より抜粋です

<Decca>
4781524 \1850
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491
内田光子(ピアノ&指揮)
クリーヴランド管弦楽団
録音:2008年クリーヴランド
ロンドンを拠点にベルリン、ウィーン、ザルツブルク、ニューヨークなど世界
の主要音楽都市で精力的な演奏活動を行ってきた内田光子。これまでの活動に
対して、大英帝国勲章「デイム」の称号が授与されることが決定したとのニュ
ースが流れたのは記憶に新しいところです。英国勲章の中でも第2位にあたる
DBE(Dame Commander of the Order of the British Empire)を日本の女性が授
章するのはこれが初めての事。余談ながら、ビートルズに授与された大英帝国
勲章は第5位にあたるMBE:Member of the Order of the British Empireだった
とか。内田光子がモーツァルトの協奏曲&ピアノ・ソナタを集中して録音して
いたのは1980年代でした。ジェフリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団との
共演で23番&24番の協奏曲を録音したのは1986年と1988年。それから20年の歳
月を経て内田光子が紡ぎあげたモーツァルトの世界がここに結晶しています。

4781442 \1850
「ザ・ヴェルディ・テナー」/アルヴァレス
《アイーダ》-清きアイーダ/《仮面舞踏会》-告げておくれ/同-永遠に君を失
えば/《ルイザ・ミラー》-自分の目を信じずにいることができたら/同-穏や
かな夜には/同-用意されているのが祭壇であろうと墓であろうと/《運命の
力》-天使のようなレオノーラ/《トロヴァトーレ》-ついさっきけたたましい
武器の音がしたようですが?/同-おお!エヴァの娘よ、あやまちが/同-神秘
な楽の音が波のうち/同-おそろしい火炙りの火が/《十字軍のロンバルディア
人》-私の喜びで彼女を包みたい/《エルナーニ》-萎れた花に降りた露のよう
に…ああ私の心が讃える女/同-追放の苦しみの中で/《ドン・カルロ》-私は
彼女を失った/《マクベス》-おお、息子たちよ…おお、父の手は/《オテロ》
-私を恐れる者はない(オテロの死)
マルセロ・アルヴァレス(テノール) 
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団 指揮:ダニエル・オーレン
録音:2008年8月4日-8月11日 ミラノ
ヴェルディ歌唱において現代最高のテノールとして君臨するアルヴァレス。長
年パヴァロッティの十八番だったヴェルディにおいて、寛容と悲哀に満ちたア
ルヴァレスの歌声は、21世紀の新境地を拓いたと言えるでしょう。本作には、
彼が長年歌い親しんだアリアから、今回が初披露となるものまで、ヴェルディ
・テノールの魅力を余すところなく伝える1枚に仕上がっています。オーレン
指揮・ヴェルディ響の好サポートにも要注目です。
※今年の1月新譜でご案内いたしましたが、発売延期で再受注となります。
お手数ですがよろしくお願いいたします。


<Deutsche Grammophon>
4778077 \1850
ペルゴレージ:
1)スターバト・マーテル
2)サルヴェ・レジーナ
3)ヴァイオリン協奏曲
ラヘル・ハルニッシュ(ソプラノ)、サラ・ミンガルド(メッゾ・ソプラノ) 
ユリア・クライター(ソプラノ)、
ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴァイオリン)
モーツァルト管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド
2010年のペルゴレージ・イヤー(生誕300年)を飾る最初の強力新譜!
来年生誕300年を迎えるイタリアの作曲家、ジョヴァンニ・バッティスタ・ペル
ゴレージ(Giovanni Battista Pergolesi, 1710年1月4日 - 1736年3月17日)。
後世のモーツァルトと並ぶほどの才能を持ちながら26歳という若さで夭折した
ペルゴレージの最後の作品であり代表作でもある《スターバト・マーテル》と、
《サルヴェ・レジーナ》に、名手カルミニョーラの独奏でヴァイオリン協奏曲
をカップリングした豪華な1枚。 今後リリースが続くペルゴレージ・プロジェ
クトの第1弾!アバドによるスターバト・マーテルは1983年のLSOとの録音以来、
四半世紀ぶりです。

4777455 \1850
プッチーニ・ディスカヴァリー (Puccini Ritrovato)
(1)交響的前奏曲(1876年) 
(2)歌劇《つばめ》から「Ed ora bevo all'amor」(1920年第2稿) 
(3)歌劇《蝶々夫人》から「名誉を守ることができなければ」
(1904年オリジナル稿) 
(4)歌劇《エドガール》から「Sia benedetto il giorno」(1889年手稿) 
(5)歌劇《エドガール》第1幕への前奏曲(1892年稿) 
(6)歌劇《マノン・レスコー》から「ただ一人、迷って」[一人寂しく捨てられ
て](1893年オリジナル稿) 
(7)歌劇《マノン・レスコー》第3幕への前奏曲(1892年稿) 
(8)歌劇《西部の娘》から「ああ、誰かあの金を盗ろうとすれば」
(1910年最初に出版された版) 
(9)室内オーケストラのためのアダージェット(1881-1883年) 
(10)歌劇《修道女アンジェリーカ》から「小さな胸(茎)に数滴の毒を含んだ
友の花」(1918年オリジナル稿) 
(11)歌劇《つばめ》から「Parigi e la citta dei desideri」(1920年第2稿)
(12)歌劇《エドガール》から「Evviva le coppe colmate! -
La coppa e simbol della vita」(1889年手稿)
プラシド・ドミンゴ(テノール)、ヴィオレッタ・ウルマーナ(ソプラノ)、
アンナマリア・デロステ(ソプラノ)、アルフレード・ニグロ(テノール)、
ステファノ・セッコ(テノール)、
ウィーン国立歌劇場合唱団(合唱指揮:トーマス・ラング)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
指揮:アルベルト・ヴェロネージ
録音:2008年 ウィーン
ドミンゴによる人気オペラ作曲家、プッチーニのレアなアリア集。オペラ・ファ
ン必聴の一枚です。
プッチーニのエキスパート、マイケル・ケイと指揮者ヴェロネージのコンセプ
トにより、マイケル・ケイのアーカイヴからドミンゴがセレクトしたプッチー
ニの忘れ去られたデュエットやトリオ、オーケストラ曲も含むアリア集。リト
ロヴァートはイタリア語の「発見」。改訂時に削除されたり、改編された珍し
いヴァージョンが目白押し。演奏はドミンゴとゲスト歌手、そしてヴェロネー
ジ指揮ウィーン・フィルという豪華な布陣。(ヴェロネージはプッチーニが晩
年を過ごしたトーレ・デル・ラーゴで行われるプッチーニ・フェスティヴァル
の芸術監督) 

4763475 \1850
762733(DVD-Video) \3350
シェーンブルン・サマー・ナイト・コンサート2009
プログラム
モーツァルト:セレナード第13番《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》
ファリャ:交響的印象《スペインの庭の夜》
ムソルグスキー/R.コルサコフ編:交響詩《はげ山の一夜》
J.シュトラウス2世:.ワルツ《千一夜物語》 op.346
アンコール
シベリウス:悲しきワルツ ※この曲は収録取りやめになりました
モーレス:エル・フィルレーテ
J.シュトラウス2世:ウィーン気質 op.354
ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル《大急ぎで》 op.230
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:ダニエル・バレンボイム
録音:2009年6月4日 シェーンブルン宮殿庭園(ライヴ)
今年ニューイヤー・コンサートに初めて出演し、和やかなパフォーマンスもみ
せて好印象を残したバレンボイムが美しき世界遺産、シェーブルン宮殿のバロ
ック庭園で催される野外コンサートに登場。先日行われた初夏の一夜を彩るこ
のコンサートの模様は、ORFが収録しヨーロッパを中心とする世界約50ヶ国の
TVで放映され、ニューイヤーコンサートさながらのラッシュリリースでCD&
DVD同時発売されることとなりました。ヨーロッパの澄んだ6月の空の下繰り広
げられた極上のエンターテイメントの模様を、約15万人の盛り上がる聴衆の感
動と共にお届けします。

4778125 8枚組 \7350
ブーレーズ・コンダクツ・バルトーク
CD1
4つの小品Op.12,Sz.51/管弦楽のための協奏曲Sz.116
シカゴ交響楽団
録音:1992年11-12月 シカゴ
CD2
舞踏組曲Sz.77/2つの映像Sz.46/ハンガリーの風景Sz.97/
ディヴェルデティメントSz.113
シカゴ交響楽団
録音:1992年12月&1993年12月 オーケストラ・ホール、シカゴ
CD3
ピアノ協奏曲第1番Sz.83/同 第2番Sz.95/同 第3番Sz.119
クリスティアン・ツィメルマン、レイフ=オヴェ・アンスネス、
エレーヌ・グリモー(ピアノ) 
シカゴ交響楽団 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ロンドン交響楽団
録音:2001年11月 シカゴ、2003年2月 ベルリン、 2004年10月、ロンドン
CD4
2台のピアノ、打楽器と管弦楽のための協奏曲
ヴァイオリン協奏曲第1番Sz.36
ヴィオラ協奏曲Sz.120(シェルイ・ティボールによる補筆完成版)
ピエール=ロラン・エマール、タマラ・ステファノヴィチ(ピアノ) 
ニール・パーシー(パーカッション) 
ナイジェル・トーマス(ティンパニ&パーカッション) 
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン) ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)
ロンドン交響楽団 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2008年5月 ロンドン、2004年3月 ベルリン
CD5
ヴァイオリン協奏曲第2番Sz.112/ラプソディ第1番Sz.87/同 第2番Sz.90
ギル・シャハム(ヴァイオリン) シカゴ交響楽団
録音:1998年12月 シカゴ
CD6
歌劇《青ひげ公の城》Op.11,Sz.48全1幕
ラースロー・ポルガール(バリトン:青ひげ公) 
ジェシー・ノーマン(メゾ・ソプラノ:ユディット) 
ニコラス・サイモン(語り:吟遊詩人)
シカゴ交響楽団
録音:1993年12月 シカゴ
CD7
カンタータ・プロファーナSz.94/バレエ《かかし王子》Op.13,Sz.60
ジョン・アラー(テノール) ジョン・トムリンソン(バリトン) 
シカゴ交響楽団
録音:1991年12月 シカゴ
CD8
バレエ《中国の不思議な役人》Op.19,Sz.73
弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽Sz.106
シカゴ交響楽団
録音:1994年12月 シカゴ
以上指揮:ピエール・ブーレーズ
20世紀音楽の巨人ブーレーズが、DGに20年近くに渡って行ってきた長大なバル
トーク・プロジェクトをすべて網羅した8枚組。クレーメル、シャハム、バシュ
メット、エマール、ツィメルマン、アンスネス、グリモーら現代最高のソリス
ト陣、シカゴ響やベルリン・フィルなど世界トップを従え、鉄壁の布陣で臨ん
だ演奏が並んでいます。 益々その活動に輝きが増す生ける伝説を、たっぷり
お楽しみください。

4778124 7枚組 \3880
ピアノ演奏の頂点を示すアルゲリッチDG録音集大成第2弾
アルゲリッチ・コレクション‐2/協奏曲録音集
CD1
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調Op.26
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:1967年5-6月 ベルリン
CD2
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
ロンドン交響楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:1968年2月、1984年2月 ロンドン
CD3
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
メンデルスゾーン:ヴァイオリンとピアノのための協奏曲ニ短調
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:シャルル・デュトワ 
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン) オルフェウス室内管弦楽団
録音:1970年12月 クロイドン、1988年5月 チューリヒ
CD4
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ短調Op.21
ワシントン・ナショナル交響楽団 
指揮:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
録音:1978年1月 ワシントン
CD5
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
同 第2番変ロ長調Op.19
フィルハーモニア管弦楽団
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
録音:1985年5月 ロンドン
CD6
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35
ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調Hob.XVIII‐11
チャイコフスキー:チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
ギィ・トゥーヴロン(トランペット) ヴュルデンベルク室内管弦楽団
指揮:イェルク・フェルバー
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:1993年1月 ルードヴィヒスブルク、1994年12月 ベルリン
CD7
ベートーヴェン:ピアノ第3番ハ短調Op.37
同 第2番変ロ長調Op.19
マーラー室内管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:2004年2月 フェラーラ 
以上マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ピアノ協奏曲演奏の頂点を示すアルゲリッチの名演の数々。DGデビュー盤にあ
たるアバドとのプロコフィエフ&ラヴェルから、やはりアバドと共演した最新
録音のベートーヴェンまで、アルゲリッチのDG協奏曲録音を全て網羅した豪華
内容です。名指揮者や実力派オーケストラに支えられながら、アルゲリッチが
持ち前の硬質なタッチで、多彩で閃きに満ちた名演奏を繰り広げています。前
作同様オリジナルLPジャケットのアートワークを使用したパッケージに新たに
リマスタリングされた音で構成された魅力的なシリーズ第2弾。続編のVol.3
[室内楽録音集]は来年発売予定です。

4778537 2枚組(1枚価格) \1850
ORIGINAL MASTERS TWOFERS(OM2)
ダヴィッド・オイストラフ/ピアノ三重奏曲集
ショパン、ドヴォルザーク、ラヴェル、スメタナ
ピアノ三重奏曲集
CD1
1.ショパン:ピアノ三重奏曲ト短調Op.8
2ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
CD2
1.ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番Op.90,B.166《ドゥムキー》
2.スメタナ:ピアノ三重奏曲ト短調Op.15
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン) レフ・オボーリン(ピアノ) 
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)
録音:1950年(CD1‐1&CD2)、1952年(CD2‐2) モスクワ
オイストラフ、オボーリン、クヌシェヴィツキー という旧ソ連最高の名手たち
が、短い活動期間に残した屈指の録音を、オリジナル・マスターの高音質/2枚組
特別価格でお届けする企画。3人の個性がぶつかり合ったスケールの大きさと、
室内楽らしい親密なアンサンブルとが融合した「理想のトリオ演奏」がここに
あると言えるでしょう。




<Decca>
4781511 \1850
ザ・モーツァルト・アルバム
1.モテット《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ》K.165
2.シェーナとアリア《美しい恋人よ、さようなら…とどまれ、最愛の人よ》
K.528
3.《フィガロの結婚》K.492-とうとうその時が来た…あなたを愛するこの胸に
4.《コジ・ファン・トゥッテ》K.588-女も15になれば
5.《イドメネオ》K.366-いつ果てるのでしょう
6.《ドン・ジョヴァンニ》K.527-ああ、去っておしまい、裏切りものめ
7.レチタティーヴォとアリア《おお無分別なアルバーチェよ…父上のこの抱擁
にかけて》K.79
8.《牧人の王(羊飼いの王様)》K.208-彼女を愛そう、ともに生きよう
9.《ドン・ジョヴァンニ》K.527-たがいに手をとりあって、あちらへ(お手を
どうぞ)
10.ヴェスペレ(荘厳晩課)ハ長調K.339
ダニエル・ドゥ・ニース(ソプラノ) 
ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団 
指揮:サー・チャールズ・マッケラス
録音:2008年11月24-30日 ロンドン、 アビーロード・スタジオ
ヘンデルのオペラ《ジュリアス・シーザー》のクレオパトラの代役で衝撃的な
大成功を収め、一夜にして世界のディーヴァとなったアメリカ人ソプラノのダ
ニエル・ドゥ・ニース。サントリーホール・オペラで来日し、コケティッシュ
なスザンナ役で日本の聴衆の心を掴んだのも記憶に新しいところです。大好評
を博した「ヘンデル・アリア集」に続くDECCA録音第2弾はモーツァルト。美貌
と魅惑的な演技力を兼ね備えた彼女が、今回も完璧な技術に支えられた美しい
声で、現代の理想的なモーツァルト像を描いた1枚です。

4781090 \1850
ドビュッシー&ラヴェル:2台のピアノのための作品集
1.ドビュッシー:白と黒で
2.同:バレエ《遊戯》
3.同:リンダハラ
4.ラヴェル:耳で聞く風景-鐘の鳴る中で
5.同:スペイン狂詩曲
6.同:ラ・ヴァルス
ヴラディーミル・アシュケナージ、ヴォフカ・アシュケナージ(ピアノ)
録音:2008年5月1-4日 サフォーク、ポットンホール
現代最高のピアニストの一人、ヴラディーミル・アシュケナージが、父譲りの
演奏で国際的に活躍する長男のヴォフカと待望の共演を果たした1枚。ドビュッ
シーとラヴェルの編曲を含む2台ピアノ曲を精選して、自宅ではきっとヴォフカ
が幼い頃から行っていたに違いない、親子ならではの親密で精密なデュオを繰
り広げます。

4781746 5枚組 \3650
アルティメット・ベルリオーズ
CD1
幻想交響曲Op.14
ニューヨーク・フィルハーモニック
指揮:ズービン・メータ
録音:1979年10月 ニューヨーク
CD2
交響曲《イタリアのハロルド》Op.16/トリスティアOp.18
今井信子(ヴィオラ)
ジョン・オールディス合唱団 ロンドン交響楽団
指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1975年5月 ロンドン、1980年7月 ワトフォード
CD3
序曲《ローマの謝肉祭》Op.9/《ベンヴェヌート・チェルリーニ》序曲/
序曲《ウェイヴァリー》Op.1/《ベアトリスとベネディクト》序曲/序曲
《リア王》Op.4/序曲《宗教裁判官》Op.3/《トロイ人》-第2部<カルタゴの
トロイ人>前奏曲/序曲《海賊》Op.21
モントリオール交響楽団
指揮:シャルル・デュトワ
録音:1984年5月、1993年10月、1995年5月 モントリオール
CD4-5      
レクイエムOp.5 
ケネス・リーゲル(テノール)
クリーヴランド管弦楽団&合唱団
指揮:ロリン・マゼール
録音:1978年8月 クリーヴランド
CD5
タントゥム・エルゴ/モテット《来たれ創り主》/万人の聖堂(自由の星)Op.28
/葬送と勝利の大交響曲Op.15
ヘイゼル・ホルト(ソプラノ) サラ・ウォーカー(メゾ・ソプラノ)
ジリアン・ハル(アルト) ライランド・デイヴィス(テノール)
シュッツ聖歌隊&合唱団
指揮:サー・ロジャー・ノリントン
モントリオール交響楽団&合唱団
指揮:シャルル・デュトワ
録音:1969年5月 ロンドン、1985年10月 モントリオール
フランスのロマン派作曲家ベルリオーズの名曲や珍曲をあつめた「アルティメ
ット」な5枚組。有名な《幻想交響曲》や《イタリアのハロルド》は勿論、演奏
や録音の機会が稀な序曲や声楽曲も幅広くカヴァーしてあります。ベルリオー
ズ演奏のスペシャリストとして知られるデュトワ&モントリオール響をはじめ
とした名演奏で、たっぷりお楽しみください。

4781740 5枚組 \3650
アルティメット・ブラームス
CD1
交響曲第1番ハ短調Op.68/同 第3番ヘ長調Op.90
ウィーン交響楽団 指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ
録音:1962年12月、1961年1月
CD2
交響曲第2番ニ長調Op.73/同 第4番ホ短調Op.98
ウィーン交響楽団 指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ
録音:1959年1月、1963年2月
CD3
ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15/ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 指揮:ベルナルト・ハイティンク
録音:1969年10月、1974年9月 アムステルダム
CD4
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83/悲劇的序曲Op.81/大学祝典序曲Op.80
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 指揮:ベルナルト・ハイティンク
録音:1969年10月、1970年5月、1972年6月 アムステルダム
CD5
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op.102
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン) ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ) 
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
指揮:ベルナルト・ハイティンク
録音:1970年9月、1973年4月 アムステルダム
ブラームスの4つの交響曲、2つのピアノ協奏曲、ヴァイオリ協奏曲、二重協奏
曲、それに《大学祝典序曲》と《悲劇的序曲》というオケの有名曲を網羅した
「アルティメット」な5枚組。演奏もサヴァリッシュ、ハイティンク、アラウ、
シェリング、シュタルケルなど、ブラームスを得意とした往年の巨匠たちの名
演奏が揃い、聴きごたえのある内容になっています。

4781728 5枚組 \3650
アルティメット・ロシアン・クラシックス
CD1
(チャイコフスキー) 
序曲《1812年》Op.49/イタリア奇想曲Op.45/組曲《くるみ割り人形》Op.71a
/スラヴ行進曲Op.31
モントリオール交響楽団 指揮:シャルル・デュトワ
録音:1986年10月 モントリオール
CD2
(リムスキー=コルサコフ&ボロディン)
リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》Op.35/ボロディン:
《イーゴリ公》-だったん人の娘の踊り(第8番)/同-だったん人の踊り(第17番)
ローザンヌ青年合唱団 ローザンヌ放送合唱団
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1960年11月 ジュネーヴ
CD3
(ムソルグスキー)
組曲《展覧会の絵》(ラヴェル編)/
交響詩《はげ山の一夜》(リムスキー=コルサコフ編)
フィラデルフィア管弦楽団 指揮:リッカルド・ムーティ
録音:1990年10月
CD4
(プロコフィエフ) 組曲《3つのオレンジへの恋》Op.33bis/組曲《キージェ
中尉》Op.60/交響曲第1番ニ長調Op.25《古典交響曲》
ロンドン交響楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
録音:1980年4月 ロンドン
CD5
(ストラヴィンスキー)
バレエ《火の鳥》/バレエ《春の祭典》
デトロイト交響楽団 指揮:アンタル・ドラティ
録音:1981年5月、1982年10月 デトロイト
デュトワ&モントリオール響のチャイコフスキー、アンセルメ&スイス・ロマ
ンド管のリムスキー=コルサコフ&ボロディン、ムーティ&フィラデルフィア
管のムソルグスキー、マリナー&ロンドン響のプロコフィエフ、ドラティ&デ
トロイト響のストラヴィンスキー。ロシア音楽を得意とした往年の黄金コンビ
たちの名演奏を、心ゆくまでお楽しみください。

4781734 5枚組 \3650
アルティメット・フレンチ・クラシックス
CD1
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲/同:夜想曲/同:交響詩《海》
ラヴェル:スペイン狂詩曲
ジェフリー・ケーナー(フルート) 
クリーヴランド管弦楽団 指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ
録音:1986年4月、1990年3月 クリーヴランド
CD2
ラヴェル:ボレロ/同:ラ・ヴァルス/同:バレエ《マ・メール・ロワ》
ロンドン交響楽団 指揮:ピエール・モントゥー
録音:1964年2月 ロンドン
CD3
ビゼー:《カルメン》組曲第1番/同 第2番/同:《アルルの女》第1組曲/
同 第2組曲/同:小組曲《子供の遊び》
ロンドン交響楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 指揮:ベルナルト・ハイティンク
録音:1978年6月 ロンドン、1977年9月 アムステルダム
CD4
サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調Op.78《オルガン付き》/デュカス:交響詩
《魔法使いの弟子》
ダニエル・コルゼンパ(オルガン) 
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:エド・デ・ワールト、デイヴィッド・ジンマン
録音:1976年11月、1977年12月 アムステルダム
CD5
フォーレ:レクイエムOp.48/同:パヴァーヌOp.80/ケクラン:フォーレの名に
よるパヴァーヌ/F.シュミット:想い出のなかにOp.72-第2曲<フォーレの名に
よるスケルツォ>/ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ 
シルヴィア・マクネアー(ソプラノ) トーマス・アレン(バリトン) 
ジョン・バーチ(オルガン) 
アカデミー室内管弦楽団&合唱団 合唱指揮:ラースロー・ヘルタイ 
指揮:サー・ネヴィル・マリナー
録音:1993年1月 ロンドン
ビゼー、サン=サーンス、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル…。色彩と優美
にあふれたフランス音楽の名曲を、モントゥー、アシュケナージ、マリナー、
デ・ワールト、ジンマンら実力派が、各曲の核心をとらえて描いた名演でお届
けする豪華な5枚組です。

4781776 20枚組 \10000
ハイドン:オペラBOX
CD1-2 歌劇《アルミーダ》Hob.XXVIII‐12全3幕
ジェシー・ノーマン(ソプラノ) クラエス・H・アーンショー(テノール) 
ノーマ・バロウズ(ゼルミーラ) サミュエル・レイミー(イドレーノ) 
ロビン・レッガーテ (テノール) 
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(バリトン)他
録音:1978年9月 エパランジュ(スイス)
CD3-5
歌劇《報いられた真心(ラ・フェデルタ・プレミアータ》Hob.XXVIII‐10全3幕
フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ) 
イレーナ・コトルバス(ソプラノ) 
ルイジ・アルヴァ(テノール) マウリツィオ・マッツィエリ(バス)他   
録音:1975年6月 エパランジュ(スイス)
CD6-8
歌劇《騎士オルランド》Hob.XXVIII‐11全3幕   
エリー・アメリング(ソプラノ) 
グェンドリン・キレブリュー(メゾ・ソプラノ) 
ジョージ・シャーリー(テノール) クラエス・H・アーンシェ(テノール) 
ベンジャミン・ラクソン(バリトン) (バス)他 
録音:1976年6月 エパランジュ(スイス)
CD9-10
歌劇《真の貞節》Hob.XXVIII‐8全3幕
ジェシー・ノーマン(ソプラノ) カリ・レヴァース(ソプラノ)
ヘレン・ドナート (ソプラノ) ヴラディーミロ・ガンツァロッリ(バリトン)
ドメニコ・トリマルキ(バリトン) 
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)他
録音:1976年5月 エパランジュ(スイス)
CD11-13
歌劇《意外なめぐりあい(突然の出会い)》全3幕
ベンジャミン・ラクソン(バリトン) ジェイムズ・ホッパー(バス)
ジェイムズ・プレスコット(バス) ニコラス・スカルピナッティ(バス)
録音:1976年6月 エパランジュ(スイス)
CD14-15
歌劇《勘違いの不貞(当てはずれの不貞)》Hob.XXVIII‐5全2幕
アルド・バルディン(テノール) エディット・マティス(ソプラノ) 
クラエス・H・アーンシェ(テノール) マイケル・デヴリン(バス) 
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
録音:1980年6月 エパランジュ(スイス)
CD16-17
歌劇《無人島》全2部
ノルマ・レーラー(アルト) リンダ・ゾーバイ(ソプラノ) 
レナート・ブルゾン(バリトン) ルイジ・アルヴァ(テノール)他
録音:1977年6月 エパランジュ(スイス)
CD18-20
歌劇《月の世界》Hob.XXVIII‐7全3幕
ルイジ・アルヴァ(テノール) ドメニコ・トリマルキ(バリトン) 
ルチア・ヴァレンティーニ・テラーニ(アルト) 
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)他
録音:1977年9月 エパランジュ(スイス)
以上ローザンヌ室内管弦楽団 指揮:アンタル・ドラティ
ハイドン演奏のスペシャリストで、史上初の交響曲全集録音を行ったことでも
有名な巨匠アンタル・ドラティ。1975年から80年にかけて、彼がローザンヌ室
内管と集中的に録音した8つのオペラを20枚組で一挙リリース。ジェシー・ノー
マンら名ソリストが集い、音質が大変優秀なことでも評価が高い名演の数々は、
「ハイドン没後200年」に、あらためて再評価されることでしょう。

271512 \1850
ハリー・ポッターと謎のプリンス』
オリジナル・サウンドトラック(作曲:ニコラス・フーパー)
1.オープニング/2.イン・ノクテム(スティーヴ・クローヴスの言葉)/
3.物語は始まる/4.ジニー/5.スネイプとマルフォイの破れぬ誓い/6.ウィザ
ード・ウィーズ/7.ダンブルドアの演説/8.リヴィング・デス/9.ペンシーヴ
に/10.本/11.ロンの勝利/12.ハリーとハーマイオニー/13.学校!/14.マ
ルフォイのミッション/15.ザ・スラグ・パーティ/16.イグサに/17.さよな
らアラゴグ/18.ダンブルドアの予感/19.オブ・ラヴ・アンド・ウォー/20.
ジニーがハリーにキスをするとき/21.スラグホーンの告白/22.洞窟への旅
/23.絶望の飲み物/24.火事嵐の中のインフェリィ/25.ダンブルドアの殺害
/26.ダンブルドアとの別れ/27.友/28.ウィーズリーの踊り
映画公開日: 2009/7/15(水)日米同時公開
配給: ワーナーブラザース映画
全国約900館規模、この夏一番の大作です。
映画公式サイト http://harrypotter.warnerbros.co.jp/site/index.html
2009年7月に公開される『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の映画版。魔法
学校の6年生になった魔法使いのハリーが、史上最悪の魔法使いヴォルデモート
との対決に備え、彼の過去と弱点に迫る一年間を描いた物語。デッカ初となる
この映画のサントラでは、前作に続き、英国の作曲家ニコラス・フーパーが作
曲を担当。J.ウィリアムズのオリジナル・スコアに、興奮と、驚きと、魔法を
巧み織り込んだ、新しく音楽を聴かせてくれます。



<Australian Eloquence>
オーストラリア盤
"オーストラリア・エロクァンス・シリーズにつきまして、昨今のオーストラリ
ア・ドルの為替変動の為価格を変更させて頂きます。
既にご案内済みの旧譜に関しても変更となりますので、よろしくお願いいたします。

4501312 \900
1.レクイエムOp.48
2.組曲《ペレアスとメリザンド》Op.80
3.組曲《マスクとベルガマスク》Op.112
シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ) ジェラール・スゼー(バリトン) 
トゥール・ド・ペイルス合唱団 
スイス・ロマンド管弦楽団 合唱指揮:ロベール・メルムー 
指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1955年10月(1)、1961年2月(2-4) ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ
2009年に没後40周年を迎えるスイスの巨匠エルネスト・アンセルメ(1883-1969)。
フランス語圏を代表する二人の大歌手を独唱に迎えたアンセルメの古典的な名
演フォーレの《レクイエム》をどうぞ。ドビュッシーと同時期にフランスで活
躍したフォーレの《レクイエム》は、父親の死を悼んで作曲された作品で、全
編にしっとりとした悲しみの情感と死者の安息を願う敬虔な祈りが込められて
います。

48047(4800047) \900
1.組曲《展覧会の絵》(ラヴェル編)
2.交響詩《禿山の一夜》(リムスキー=コルサコフ編)
3.歌劇《ホヴァンシチナ》 前奏曲(モスクワ河の夜明け)
4.同-ペルシャの女奴隷たちの踊り
5.《ソロツィンスクの定期市》-ゴパック(リャードフ編)
6.バラキレフ:交響詩《タマーラ》
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1954年6月(6)、1955年10月(5)、1959年11月(1)、1964年4月(2-4) 
ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ
ロシアの作曲家ムソルグスキーのピアノ曲を、フランス近代を代表する作曲家
のヴェルが、管弦楽の粋を凝らして編曲した《展覧会の絵》。現在では原曲以
上にポピュラーになっているこの作品を、色彩的な作品の演奏には定評のある
アンセルメが指揮した名盤です。聖ヨハネ祭の夜に集う悪魔や妖怪たちの饗宴
を描いた《禿山の一夜》と、冴え冴えとしたロシアの夜明けを描写した前奏曲
(モスクワ河の夜明け)なども収録。

48081(4800081) \900
1.交響組曲《シェエラザード》Op.35
2.《金鶏》組曲(グラズノフ編)
ピエール・ネリニ(ヴァイオリン:1) パリ音楽院管弦楽団(1) 
スイス・ロマンド管弦楽団(2) 指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1952年10月 ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ(2) 1954年9月 パリ(1)
アンセルメがパリ音楽院管に客演して録音した《シェエラザード》。卓越したリ
ズム感が際立っており、思わず背スジがピンとなるような佇まいが印象的。しか
も音色は万華鏡を見ているかのように飽きることがありません。今もって《シェ
エラザード》のお手本の一つとして君臨する名録音です。またカップリングに
は、手兵スイス・ロマンド管とのゴージャスな《金鶏》組曲も収録。

480567(4800567) \900
ワーグナー:序曲&前奏曲集
1.《ローエングリン》第1幕前奏曲
2.《神々の黄昏》-ジークフリートの葬送行進曲
3.《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第1幕前奏曲
4.《パルジファル》第1幕前奏曲
5.同-聖金曜日の音楽
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1963年11月 ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ
「アンセルメはドイツ音楽に不慣れ」という先入観を改めさせられる1枚。手兵
スイス・ロマンド管とともに、ワーグナーの壮麗な管弦楽作品の魅力を、 余す
ところなく描いています。

48044(4800044) 2枚組 \1400
シベリウス:
CD1
1.交響曲第2番ニ長調Op.43
2.交響詩《タピオラ》Op.112
CD2
1.交響曲第4番イ短調Op.63
2.ラフマニノフ:交響詩《死の島》Op.29
スイス・ロマンド管弦楽団(CD1&CD2‐1) パリ音楽院管弦楽団(CD2‐2) 
指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1954年9月パリ、1963年10月(CD2‐2)、1963年11月(CD1‐1&CD2‐1) 
ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ
アンセルメの珍しいシベリウス作品集。スイス・ロマンド管持ち前の洗練され
た音色と、いかにもラテン人らしい大らかなテンポで描かれた美しい仕上がり
になっています。カップリングには、1950年代にパリ音楽院管と録音したラフ
マニノフの名曲《死の島》も収録。

4429986 2枚組 \1400
アンセルメ/ロイヤル・バレエ・ガラ
CD1 
1.チャイコフスキー:
《くるみ割り人形》Op.71より〔行進曲/金平糖の精の踊り/コーヒー(アラビ
アの踊り)/お茶(中国の踊り)/葦笛の踊り/花のワルツ〕
2.ロッシーニ:
《風変わりな店》(レスピーギ編)より〔タランテラ/アンダンティーノ/カン
カン〕
3.ドリーブ:
《コッペリア》より〔前奏曲とマズルカ/ワルツ/チャールダーシュ/人形の
ワルツ〕
4.アダン:《ジゼル》より〔導入とワルツ/パ・ド・ドゥと変奏曲〕
CD2
1.チャイコフスキー:《白鳥の湖》Op.20より〔情景/小さな白鳥たちのおどり〕
2.シューマン:
《謝肉祭》(グラズノフ&リムスキー=コルサコフ編)Op.9より〔ピエロ/めぐり
あい/パンタロンとコロンビーヌ〕
3.チャイコフスキー:
《眠りの森の美女》Op.66より〔序奏/リラの精/バラのアダージョ/ワルツ〕
4.ショパン:
《レ・シルフィード》(ダグラス編)より〔前奏曲/マズルカ/ワルツ〕
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団 
指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1959年1月16日 キングスウェイホール、ロンドン
華麗なバレエ音楽を得意としたアンセルメ。そのアナログ時代の名盤で、長ら
く廃盤になっていた「ロイヤル・オペラ・ガラ」が待望のCD化。1959年1月に、
ロンドンのコヴェント・ガーデン王立歌劇場で行われた録音で、名エンジニア・
ウィルキンソンの手腕が光る極上のデッカ・サウンドを堪能することができま
す。

4429992 2枚組 \1400
アンセルメ/リスト:ファウスト交響曲他
1.リスト:ファウスト交響曲S.108
2.同:レーナウの《ファウスト》による2つのエピソードS.110-第2曲<村の居酒
屋での踊り>
CD2
1.同-第1曲 夜の行進
2.同:交響詩《フン族の戦い》S.105
3.マニャール:交響曲第3番変ロ短調Op.11
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1959年11月(CD2‐2)、1967年9月(CD1&CD2‐1)、1968年9月(CD2‐3) 
ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ
2009年に没後40周年を迎えるスイスの巨匠エルネスト・アンセルメ(1883-1969)。
彼が最晩年に録音した、優美で引き締まったリストの名演をお届けします。ま
た、フランス音楽を得意とした彼の十八番、マニャールの交響曲第3番がカップ
リングになっているのも大きな魅力です。

480827(4800827) 2枚組 \1400
リムスキー=コルサコフ:管弦楽作品集
CD1
1.交響曲第2番Op.9《アンタール》第3版(録音:1954年ステレオ)
2.《5月の夜》序曲(録音:1956年ステレオ)
3.組曲《サルタン皇帝の物語》Op.57(録音:1956年ステレオ)
4.熊蜂の飛行(録音:1957年ステレオ)
5.スペイン奇想曲Op.34(録音:1952年モノラル)
CD2
1.序曲《ロシアの復活祭》Op.36(録音:1956年ステレオ)
2.組曲《クリスマス・イヴ》(録音:1957年ステレオ)
3.ドゥビーヌシュカOp.62(録音:1957年ステレオ)
4.音画《サトコ》Op.5(録音:1957年ステレオ)
5.組曲《雪娘》(録音:1957年ステレオ)
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1952年、1954年、1956-57年 ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ
《シェエラザード》をはじめ、リムスキー=コルサコフを得意とした巨匠。本
作《シェエラザード》は収録されていませんが、リムスキー=コルサコフの有
名曲や知られざる名曲を多数収めた充実した作品集になっています。アンセル
メの円熟した指揮と手兵スイス・ロマンド管が一体となった演奏の数々を、た
っぷりお楽しみください。

480448(4800448) 4枚組 \2350
ブラームス:交響曲全集&ドイツ・レクイエム他
CD1
1.交響曲第1番ハ短調Op.68(録音:1963年2月)
2.交響曲第3番ヘ長調 Op.90(録音:1963年2月)
CD2
1交響曲第2番ニ長調Op.73(録音:1963年2月)
2.ハイドンの主題による変奏曲Op.56a(録音:1963年2月)
3.悲劇的序曲Op.81(録音:1963年2月)
CD3
1.交響曲第4番ホ短調Op.98(録音:1963年2月)
2.大学祝典序曲Op.80(録音:1963年2月)
3.アルト・ラプソディOp.53(録音:1965年10月)
4.悲歌Op.82(録音:1966年6月)
CD4
1.ドイツ・レクイエムOp.45(録音:1966年6月)
ヘレン・ワッツ(コントラルト:CD3‐3) アグネス・ギーベル(ソプラノ:CD4)
ヘルマン・プライ(バス・バリトン:CD4)  スイス・ロマンド放送合唱団 
ローザンヌ・プロ・アルテ合唱団 スイス・ロマンド管弦楽団 
指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1963年、1965-66年 ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ
巨匠アンセルメが晩年に残した貴重なブラームス録音。4つの交響曲は、極めて
オーソドックスでありながら、随所にアンセルメらしい細かな指揮によって、
充分なスケールを保ちながら、弦の内声部の動きなどがよくわかる透明感が特
長。《ハイドン変奏曲》や《悲劇的序曲》など管弦楽曲は、抜群の推進力がみ
ごと。そして《ドイツ・レクイエム》は、厳しさより優しさを感じさせる暖か
い演奏が、晩年ならではの充実した境地を偲ばせます。

4762800 \900
フランク:交響詩集
1.交響詩《贖罪》
2.《夜想曲》
3.交響詩《呪われた狩人》
4.交響詩《プシュケ》
5.交響詩《アイオリスの人々》
パリ管弦楽団 指揮:ダニエル・バレンボイム(1-4) 
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:エルネスト・アンセルメ(5)
録音:1976年6月(1-4)、1967年1月(5)
バレンボイムが本格的な指揮活動を開始した1970年代を象徴する名盤の一つ。
当時音楽監督を務めていた名門パリ管弦楽団とともに、フランクの第二期の最
高傑作の一つに数えられる交響詩《贖罪》など4曲を、色彩豊かな音色で描き上
げています。また、カップリングに収録されたアンセルメ&スイス・ロマンド
管が奏でる流麗な交響詩《アイオリス人の人々》も要注目です。



<German Eloquence>
4802354 \780
リスト:
《巡礼の年》第2年イタリア-〈ダンテを読んで〉
2つの演奏会用練習曲 S145-小人の踊り
詩的で宗教的な調べ S173-葬送曲
ピアノ・ソナタ ロ短調 S178
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
録音:1997年12月 ハノーファー、ベートーヴェンザール

4802243 \780
ブラームス:
1)交響曲第3番 ヘ長調 op.90
2)交響曲第4番 ホ短調 op.98
シュトゥットガルト放送交響楽団
指揮:セルジウ・チェリビダッケ
録音:1976年11月19日 シュトゥットガルト(1)、1974年3月23日 
ヴィースバーデン(2)
(ライヴ録音)

4801754 \780
1)ジュリアーニ:ギター協奏曲第1番 イ長調 op.30
2)ジュリアーニ:ギター協奏曲第2番 イ長調 op.36 
3)カルッリ:ギター協奏曲第2番 ホ短調 op.140
ペペ・ロメロ(ギター)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
指揮:ネヴィル・マリナー(1,2)、アイオナ・ブラウン(3)
録音:1974年7月(1)、1976年9月(2)、1989年6月(3)

4802221 \780
詩人の恋-ロマン派歌曲集
シューマン:
詩人の恋 op.48(全曲)
私の悲しみの美しいゆりかご-リーダークライス op.24/
ミルテとばらの花を持って-リーダークライス op.24/
献呈/はすの花-ミルテの花 op.25/あなたの顔は-5つの歌曲 op.127
春の夜-リーダークライス op.39
メンデルスゾーン:
遥かなる人に-6つの歌曲 op.71/羊飼いの歌-6つのリート op.57/歌の翼に
リスト:
愛し合うことはすばらしいことだろう S.314
ブラームス
甲斐なきセレナード-ロマンスとリート op.84
郷愁-リートと歌 op.63/調べのように私を通り抜ける-5つの歌 op.105
お前の青い瞳よ-リートと歌 op.59/昔の恋-5つの歌 op.72
野の寂しさ-6つの歌 op.86/5月の歌-歌曲集 op.43
ヘルマン・プライ(バリトン)
レオナルド・ホカンソン、カールエンゲル(ピアノ)
録音:1972年4月&12月

4763404 \780
誰も寝てはならぬ-ブラス名曲集
ファンファーレ(ブクステフーデ)/金管のためのブーレ(J.S.バッハ)/
シャコンヌ(ヘンデル)/行進曲 ヘ長調 K.408(モーツァルト)/
《カルメン》抜粋(ビゼー)/誰も寝てはならぬ(プッチーニ)/
ツァラトゥストラはかく語りき(R.シュトラウス)/アダージョ(バーバー)/
グリーンスリーブス(民謡)/ニムロード-エニグマ変奏曲(エルガー)/
ボレロ(ラヴェル)/ウィーンわが夢の街(シュランメル)/
チャルダーシュ(モンティ)/カタリ・カタリ(カルディッロ)/
ヘイ・ジュード(P.マッカートニー)/アメイジング・グレイス(伝承曲)/
タイム・トゥ・セイ・グッバイ(サルトリ)
Blechschaden

4801226 12枚組 \5450
J.S.バッハ:鍵盤楽器のための作品集
インヴェンションとシンフォニア BWV.772-801
4つのデュエット BWV.802-805
半音階的幻想曲とフーガ BWV.903
平均律クラヴィーア曲集第1巻第1-24番 BWV.846-869
平均律クラヴィーア曲集第2巻第1-24番 BWV.870-893
ゴルトベルク変奏曲 BVW.988
イギリス組曲第1-6番 BWV.806-811
フランス組曲第1-6番 BWV.812-817
イタリア協奏曲 BWV.971
フランス序曲(パルティータ ロ短調)BWV.831
パルティータ第1-6番 BWV.825-830
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
録音:1982年-1991年 (デジタル)

4768761 12枚組 \5450
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲&ソナタ全集
ピアノ・ソナタ全32曲 (録音:1967年)
ピアノ協奏曲全5曲 (録音:1970年) 
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調op.57『熱情』(1958年ステレオ録音)
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調op.78(1958年ステレオ録音)
フリードリヒ・グルダ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ホルスト・シュタイン
録音:1958年-1970年

4429924 6枚組 \3600
ベートーヴェン:交響曲全集&序曲集
交響曲全9曲
《エグモント》序曲 Op.84
《レオノーレ》序曲第3番 Op.72b
歌劇《フィデリオ》序曲 Op.72c
《コリオラン》序曲 Op.62
《プロメテウスの創造物》序曲 Op.43
《アテネの廃墟》序曲 Op.113
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
アンナ・トモワ=シントウ(S)、アグネス・バルツァ(M)、
ペーター・シュライアー(T)、ジョゼ・ヴァン・ダム(B)
ウィーン楽友協会合唱団
録音:1975-1977年(交響曲)、1965&69年(序曲)

4801218 7枚組 \4000
シューベルト:ソナタ集&ピアノ・ソロ作品集
ピアノ・ソナタ第4番 D537&第9番 D575
ピアノ・ソナタ第13番-第21番
3つのピアノ曲 D946
11のエコセーズ D781
ハンガリー風メロディー ロ短調 D817
アレグレット ハ短調 D915
即興曲 作品90 D899&作品142 D935
16のドイツ舞曲と2つのエコセーズ 作品33 D783
幻想曲ハ長調 作品15 《さすらい人幻想曲》 D760
楽興の時 作品94 D780
12のドイツ舞曲(レントラー)D790
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)
録音:1971年-1998年




<USA Local>
アメリカ盤
B001289702 \1850
アメリカ版ポール・ポッツ!
マイ・アメリカン・ドリーム
1.L.グリーンウッド:ゴッド・ブレス・ザ・U.S.A
2.プッチーニ:《トゥーランドット》-誰も寝てはならぬ
3.B.アンダーソン&T.ライス&B.ウルヴァース:《チェス》-アンセム
4.B.ブービル&C.M.シェーンベルク:《レ・ミゼラブル》-彼を帰して
5.カルーソー
6.D.ブラック&J.スタインマン:イズ・ナッシング・スケアード
7.マンマ
8.ネッラ・ファンタジア
9.アヴェ・マリア
10.バーンスタイン:《ウェスト・サイド・ストーリー》-サムウェア
11.ソニー・ボーイ
12.H.ジマー&G.グリーンウェイ&J.ペシェット:グラディエーター
ニール・E.ボイド(ヴォーカル)他
アメリカの有名コンテスト番組『America’s Got Talent』の3rdシーズン(2008
年)において優勝したニール・E.ボイドの記念すべきデッカ・デビュー盤。保険
の外交員をしながらオペラ歌手を目指していたボイドの優勝に際しては、彼が
敬愛する3大テノールのプラシド・ドミンゴからも祝福のメッセージが寄せられ
た。現代のアメリカン・ドリームを掴みとった、高らかで、のびやかで、ふく
よかな美声の数々を、心ゆくまでお楽しください。




★価格変更のご案内★
アルゲリッチ・コレクション-2/協奏曲録音集(4778124 7枚組 \3880)の発売
に合わせて、昨年ご案内しました下記商品の価格が変更(値下げ)になります。
よろしくご検討ください。

4775870 8枚組 \7200 ※新価格 \4550
マルタ・アルゲリッチ/コレクションI(ピアノ・ソロ編)
CD1 
1.ショパン:スケルツォ第3番嬰ハ短調 作品39、
2.ブラームス:2つの狂詩曲 作品79、
3.プロコフィエフ:トッカータ 作品11、
4.ラヴェル:水の戯れ、
5.ショパン:子守歌 嬰ヘ短調 作品60、
6.ハンガリー狂詩曲第6番 変ニ長調
CD2
1.ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 作品58、
2.ポロネーズ第7番 変イ長調 作品61「幻想ポロネーズ」、
3.ポロネーズ第6番 変イ長調 作品53「英雄」、
4.3つのマズルカ 作品59
CD3 
1.リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調、
2.シューマン:ピアノ・ソナタ ト短調 作品22
CD4 
1.ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 作品35、
2.同:アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ 変ホ長調 作品22、
3.同:スケルツォ第2番 変ロ短調 作品31
CD5
1.ラヴェル:夜のガスパール、
2.同:ソナチネ、同:優雅で感傷的なワルツ
CD6 
1.ショパン:24の前奏曲 作品28、
2.同:前奏曲 嬰ハ短調 作品45、
3.同:前奏曲 変イ長調 遺作
CD7 
1.J.S.バッハ:トッカータ ハ短調 BWV911、
2.同:パルティータ第2番 ハ短調 BWV.826、
3.同:イギリス組曲 第2番 イ短調 BWV.807
CD8 
1.シューマン:子供の情景 作品15、
2.同:クライスレリアーナ 作品16
マルタ・アルゲリッチ(Pf)
録音:1960年-1983年

<SONY RCA RED SEAL>
8869753885-2 \1600
ホロヴィッツ未発表カーネギー・ホール・ライヴ
ムソルグスキー:展覧会の絵[1948年]
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調[1949年]
[演奏]ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
[録音]1948年4月2日(1)1949年3月21日(2)ニューヨーク、カーネギー・ホール
でのライヴ・レコー ディング(イェール大学音楽資料室ウラディミール・ホロ
ヴィッツ-ワンダ・トスカニーニ・アーカイヴ所蔵の音源より)[モノラル録音]
第2次大戦後の1945年から、ホロヴィッツがアメリカ・デビュー25周年を祝った
1953年にかけての8年間は、42歳から50歳のまさ に心技ともに絶頂期にあった
ホロヴィッツが意欲的に新しいレパートリーに取り組み、またニューヨークを
中心にアメリカ各地で最も 旺盛に演奏活動と録音を行なった時期に当たります。
この当時、ホロヴィッツは録音面ではRCAと専属契約を結んでいましたが、それ
とは別に、1949年から1950年にかけて、ニューヨークのカーネギー・ホールで
行ったリサイタルを、おそらく自分が後に試聴することを目的として、私費を
投じてカーネギー・ホール・レコーディング・コープレーションという録音チ
ームに録音させました。ほぼ18回の リサイタルの全貌を記録したこれら一連の
録音は、ホロヴィッツが亡くなるおよそ2年半前に、その他のさまざまな私有財
産とともに イェール大学に寄付し、ウラディミール・ホロヴィッツ-ワンダ・
トスカニーニ・アーカイヴに保管されています。
当アルバムは、その貴重なライヴ録音の中から、選りすぐりの演奏を発売する
CD3枚のシリーズ「VLADIMIR HOROWITZ AT CARNEGIE HALL-THE PRIVATE
COLLECTION」の1枚目となるもので、1948年の「展覧会の絵」と1949年のリスト
の「ロ短調ソナ タ」という、ホロヴィッツ極めつけのレパートリー2曲を収め
ています。「展覧会の絵」は、ホロヴィッツ版ともいうべき大胆な編曲が随所
に加えられたことで知られ、1947年11月-12月のスタジオ録音と、1951年4月の
カーネギー・ホールでのライヴというほぼ同時期の録音がRCAから発売されてい
ます。当アルバムの1948年4月のライヴは、それら2種類の既発売盤を上回るほ
ど凄絶なまでの 迫力と演奏のノリの良さを味わうことができます。
一方リストの「ロ短調ソナタ」は、1932年のHMV/EMIへのスタジオ録音と1976年
のRCAへのライヴ録音が発売されているものの、1940年代の絶頂期の演奏は今回
の1949年ライヴが初めてです。満場の聴衆の期待を前に、まさに「悪魔が乗り
移った」としか言 いようがないナマ演奏でのホロヴィッツの凄さを克明に記録
しています。
これらの録音はもともと16インチという巨大なアセテート盤(ラッカー盤)に記
録されたモノラル録音ですが、放送録音のエアチェック や会場録音ではなく、
プロによる録音であるため、ホロヴィッツの緊迫感に満ちた演奏や多彩な音色
を味わうのに充分なクオリティで収録されていることが大きな特徴です。復刻
を担当したのは、元BMGクラシックスのエンジニア兼リイッシュー・プロデュー
サーで、「ウィリアム・カペル全集」などの発売をプロデュースしたジョン・
サミュエルズ。サミュエルズは、ホロヴィッツのディスコグラフィを著してし
まうほどのホロヴィッツ・エキスパート」であり、盤面ノイズやピッチ変動な
ど問題の多いオリジナル録音を丹念に再生し、抜本的なノーノイズ処理などは
一切行わずにリマスター、 オリジナル録音の持つ輝きを見事に現代に蘇らせて
います。
解説には、「ホロヴィッツとの夕べ」の著者であるデイヴィッド・デュバル、
ホロヴィッツの遺 族代理人であるアラン・ステックラーが興味深い文章を寄
せています(日本語訳なし)。
●今後の発売予定(2009年6月現在) 2009年9月
ホロヴィッツ未発表カーネギー・ホール・ライヴ[2]
シューマン:幻想曲
ショパン:幻想曲、舟歌
リスト:伝説-水の上を歩くパオラの聖フランチェ スコ[RCA]
ホロヴィッツ未発表カーネギー・ホール・ライヴ[3]
ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタン、第14番 「月光」[RCA]

8869742699-2 \1850
ハープ協奏曲-ハイドンへのオマージュ
ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)
1.ハープ協奏曲 ト長調 Hob.XVII-4(原曲:チェンバロ[ピアノ]協奏曲)
2.ハープ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII-11(原曲:チェンバロ[ピアノ]協奏曲)
3.変奏曲 ハ長調 Hob.XVII-5
4.アダージョ ヘ長調 Hob.VII-9 マルセル・グランジャニー(1891-1975)
5.ハイドンの主題による幻想曲 Op.31
[演奏] グザヴィエ・ドゥ・メストレ(ハープ)
1-2 ウィーン放送交響楽団 指揮:ベルトラン・ド・ビリー
[録音]2008年6月4日-6日(協奏曲)/9月17日(幻想曲、アダージョほか)、
ウィーン、ORFオーストリア放送局、グロッサー・ゼンデザール(オーストリア)
ウィーン・フィルのソロ・ハーピストをつとめるハープの貴公子グザヴィエ・
ドゥ・メストレ、メジャー・レ ーベル第2弾は没後200年を迎えているハイドン
へのオマージュ!
Sony BMG Masterworksとの国際録音プロジェクトの第2弾。没後200年という大
きな節目を迎えるウィーン古典派の祖、交響曲の父 パパ・ハイドンのハープ・
アルバム。有名なピアノ(チェンバロ)協奏曲ニ長調をはじめとしてピアノ(チェ
ンバロ)のための協奏曲・器楽曲をハープの響きにのせたハイドンへのオマー
ジュ。


<RCA Red Seal>
8869754254-2(SACD-Hybrid) \1850
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
交響曲第2番ニ長調Op.36
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
[録音]2007年12月15日-17日(第6番)、2007年12月18日-20日(第2番)、
ベルリン、フンクハウ ス・ケーペニック(旧スコアリング・ステージ)
第2番と第6番「田園」・・・パーヴォ・ヤルヴィならではの考え抜かれた対
照の妙。 全世界で絶賛を受けるパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィル
のベートーヴェン・チクルス。交響曲第2番は、あだ名は付されていないものの
若いベートーヴェンが最初にその牙を剥き出しにしたドラマティックな作風で
知られる、いわばベートーヴェン演奏の試金石。第6番「田園」は、第5番「運
命」と対比される有名曲でありながら、その穏やかな雰囲気や自然や神への賛
歌は、真のベートーヴェン演奏家にしか再現できない難曲。弦は 6-6-6-4-3と
いう小編成の対向配置、トランペットとティンパニにはオリジナル楽器を使用
し、作品に詰め込まれた革命的なまでのドラマが炸裂。

8869742201-2 \1350
コレクション・オブ・パーソナル・フェイヴァリッツ
1.ヴァイオリン協奏曲ホ長調Op.8-1「四季」-「春」-
第1楽章:アレグロ(アントニオ・ヴィヴァルディ)ゴールウェイ編
2.フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299-
第2楽章:アンダンティーノ(ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト)
3.タンブラン(フランソワ=ジョゼフ・ゴセック)
4.フルート・ソナタ ハ長調BWV1033-
第1楽章:アレグロ(ヨハン・セバスティアン・バッハ)
5.ヴォカリーズOp.34-14(セルゲイ・ラフマニノフ)
6.ピンク・パンサー(ヘンリー・マンシーニ)
7.スカイラーク(ホーギー・カーマイケル)
8.ヴェニスの謝肉祭Op.77(ジュリオ・ブリッチャルディ)ゲルハルト編
9.バスク(エルトン・ジョン)ブローン編
10.ダニー・ボーイ(トラディショナル)ゲルハルト編
11.歌劇「サルタン皇帝の物語」-
くまばちの飛行(ニコライ・リムスキー=コルサコフ)ゲルハルト編
12.2つのフルートとピアノのためのアンダンテとロンドOp.25-
第2楽章:アレグレット・コン・モート(フランツ・ドップラー)
13.牧神の午後への前奏曲(クロード・ドビュッシー)
14.フルート・ソナタ ニ長調Op.94-
第2楽章:スケルツォ:プレスト(セルゲイ・プロコフィエフ)
15.アショカン・フェアウェル(ジェイ・アンガー)コウルター、ダウンズ、
ギャラガー編
16.フルートとジャズ・ピアノのための音楽-
第1楽章:フガーチェ(クロード・ボリング)ゴメス編
17.浜辺の歌(成田為三)石川皓編
18.管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067-
第7楽章:バディネリ(ヨハン・セバスティアン・バッハ)
19.ばら色の人生(エディット・ピアフ)ブローン編
[演奏] サー・ジェームズ・ゴールウェイ(フルート)
1.1976年11月16日&17日、ロンドン、キングスウェイ・ホール(イギリス)
2. 1995年9月29日-10月1日、ワトフォード、ザ・コロセウム(イギリス)
3, 5, 8 1976年6月28日-30日、クリップルゲイト、
セント・ジャイルズ(イギリス)
3. 1993年4月、ロンドン、ザ・ヒット・ファクトリー(イギリス)
6. 1984年5月29日-6月1日、ロンドン、CBSスタジオ(イギリス)
7. 1979年12月-1980年2月、ロンドン、CBSスタジオ(イギリス)
9, 19 1991年4月24日&25日、ニューヨーク、BMGスタジオB(アメリカ)
10. 1986年、ロンドン、CBSスタジオ(イギリス)
11.1975年5月22日&24日、ロンドン、キングスウェイ・ホール(イギリス)
12. 1997年5月15日-17日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ1(イギリス)
13.1994年12月6日&7日、メッゲン、メッゲンホルン城(スイス)
14 . 1975年5月20日&21日、ロンドン、キングスウェイ・ホール(イギリス)
15. 1996年11月&12月、ダブリン、ウェストランド・スタジオ(アイルランド)
16 . 2008年5月13日-15日、トロント、CBCスタジオ211(カナダ)
17. 1979年4月28日-30日、東京、ビクター青山スタジオ(日本)
18 . 1991年10月25日、27日-29日、シュヴァイゲン、福音教会(ドイツ)
ジェームズ・ゴールウェイ
フルート界の巨匠ジェームズ・ゴールウェイ70歳を祝し、ソリストとなった
1975年より2008年ま でのレコーディングの歴史から自らが厳選したパーソナル
・フェイヴァリッツ・アルバム!
サー・ジェームズ・ゴールウェイ(1939年北アイルランドのベルファースト生ま
れ)はロンドン王立音楽院とギルドホール音楽学校で学び、パリ音楽院 でジャ
ン=ピエール・ランパル、マルセル・モイーズに師事。ロンドン交響楽団、ロ
イヤル・フィルの首席フルート奏者を経てベルリン・フルートの首席 奏者と
なる。しかし、1975年にカラヤンの慰留を振り切ってソリストとして身を立て
ることに決意しベルリン・フィルを辞任した。
以後,ソリストとして世界のほとんどのオーケストラと共演し、独立直後のア
ルゲリッチとの共演のように多くの優れた音楽家との室内楽での共演で 幅広い
活動を行ってきた。特筆すべきはバロックから委嘱作品を含む現代までのクラ
シックのフルートのレパートリーを超え、ジャズ・ヴォーカルのク レオ・レー
ンやアイリッシュ・トラッドのトップ・バンド、ザ・チーフタンズなど、ジャ
ンルを超えた実に幅広い音楽で多くの聴衆を魅了してきた。レコード録音も膨
大な数にのぼり、その多くがベストセラーとなっているほか、後進の指導や最
近ではイギリス・フルート協会を通じた教育・啓蒙活動で、フルーティスト、
音楽家として前人未踏の域にその活躍の場は広がっている。クラシック作品、
現代音楽、ポップスまでフルート音楽のレパートリーの拡 大と社会貢献が認め
られ、ゴールウェイは1979年にエリザベス女王から大英帝国勲章を、2001年6月
にナイトの称号を授与された。
このディスクはそのゴールウェイの33年以上にわたる膨大なレコーディングか
ら、ゴールウェイ自らが70歳を記念して、「パーソナル・フェイヴァリット」
として19曲を厳選。バロック音楽からポップスまで、その幅広く多岐にわたる
ジャンルの中から、マルタ・アルゲリッチ、クレオ・レーンからトップ・ティ
ンバ・バンドのティエンポ・リブレまで幅広いアーティストとの交流で生まれ
た名曲の数々が選ばれており、この1枚でゴールウェイの実像に迫ることがで
きるコレクションとなっている。

8869754781-2 \1850
レーオポルト・ホーフマン(1738-1793):
チェロ協奏曲 ニ長調 Badley D3 (カデンツァ:セリジオ・チオメイ)
ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.VIIb:1
(カデンツァ:第1楽章ヴォルフガング・ベッチャー、第2楽章ソル・ガベッタ)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
チェロ協奏曲 ニ長調 KV314
(原曲:フルート協奏曲第2番KV314、ジョージ・セルによるチェロとオーケスト
ラ版)(カデンツァ:セルジオ・チオメイ)
録音:2008年9月17日、19日&20日(ホーフマン&ハイドン)
2009年4月14日&15日(モーツァルト)、
チュ ーリヒ、アルトシュテッテン教会(スイス)
ソル・ガベッタ(チェロ)
バーゼル室内管弦楽団/アンドレス・ガベッタ(コンサートマスター)
セルジオ・チオメイ (フォルテピアノ)
ソル・ガベッタの第5弾アルバムとなるウィーン古典派時代のチェロ協奏曲集。
古典派音楽でチェロ協奏曲といえば、今年没後200年を迎えている“パパ”ハイ
ドンの2曲が飛び抜けているが、ハイドンと同時代に活躍し、ウィーンの聖シュ
テファン大聖堂の楽長をつとめたレーオポルト・ホーフマンも8曲のチェロ協奏
曲を遺している。ハイドンにとって彼は「自分だけがパルナッソスに登ったと
思い込み、事あるごとに私を蹴落とそうとする」高慢な輩であったが、様々な
楽器のための協奏曲を残していて、ホーフマンのフルート協奏曲は長い間、ハ
イドンの作とされてきたという曰く付き。モーツァルトはチェロ協奏曲を作曲
しなかったが、このアルバムでは20世紀を代表する巨匠指揮者で日本でも人気
のあるジョージ・セルがフルート協奏曲第2番(オーボエ協奏曲が原曲)をチェロ
とオーケストラのために編曲した作品を収録して、ハイドン、ホーフマン、モ
ーツァルトがウィーンで活躍した古典派の時代、 チェロ協奏曲がどのように
響いたか?ソル・ガベッタが名器グァダニーニを駆使して、ピリオド楽器奏法
で大きな注目を浴びているバーゼル室内管弦楽団の完璧なサポートと ともに見
事に表現している。 *ジョージ・セルは、フルート協奏曲第2番は元々チェロ
のためにモーツァルトが作曲したのではないか?と考えて編曲したといわれて
いる。ただし緩徐楽章である第2楽章はチェロに適さないため、ヴァイオリン
協奏曲のためのアンダンテ イ長調K.470(断片)使用して第2楽章(主題の続きと
展開部はセル作曲?)としていて何ら違和感のない作品に聴こえる。



<SONY CLASSICAL>
8869729599-2 \1700
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調作品104
グラズノフ:バレエ「ライモンダ」より第3幕間奏曲
ヨハン・シュトラウス(ショスタコーヴィチ編):ポルカ「観光列車」
パガニーニ:常動曲
スーザ:星条旗よ永遠なれ
録音:1990年2月16日-17日 ロシア セント・ペテルスブルク
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ/指揮)
ランダル・クレイグ・フライシャー(指揮1.)
ワシントン・ナショナル交響楽団
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ほか/ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
2007年に惜しまれつつ逝去したロシアのチェリスト/指揮者、ムスティスラフ
・ロストロポーヴィチ。小澤征爾との交流などもあり、日本と縁の深いこの稀
代の音楽家は、1990年2月初旬に手兵だったワシントンのナショナル交響楽団と
の日本ツアーを行いましたが、その直後、ロシアに渡った際の録音がついに日
の目を見ることになりました。このツアーは、アメリカに亡命したことでソ連
国籍を剥奪されていたロストロポーヴィチが16年ぶりに故国 に行った凱旋公演
で、これによって彼はソ連国籍を回復するという記念すべきツアーだったので
す。メインはチェリストの聖典であり、ロストロポーヴィチ自身、ライヴも含
めるとかなりの枚数の録音を残していますが、本人としては1985年に盟友・小
澤征爾指揮するボストン交響楽団と行った録音を会心の演奏として、これ以降
この曲は一切録音しない、と語っていましたが、果たしてこの録音はどのよう
な世界が展開されているのか、音楽ファンなら興味深く聴けるでしょう。カッ
プリングはすべてロストロポーヴィチによる指揮で、アンコールピース的な曲
が集められています。

8869748397-2 \1850
J・S・バッハ:復元された木管楽器ための協奏曲集
2つのオーボエとファゴットのための協奏曲
(「カンタータ第42番」&「復活祭オラトリオ」より復元)
ファゴット、弦楽、オーボエ・ダ・モーレのための協奏曲
(「カンタータ第169, 49番」&「チェンバロ協奏曲第2番」より復元)
オーボエ協奏曲
(「チェンバロ協奏曲第5番」&「カンタータ第156番」より復元)
オーボエ、ヴァイオリン、通奏低音のためのトリオ BWV1040
セルジオ・アッツォリーニ(指揮&Fg)
ジョヴァンニ・デ・アンゲリ、 ヤン・ベッチャー(Ob)
カンマーアカデミー・ポツダム
バッハはオーボエを好んでカンタータや受難曲に用い、協奏曲も残しています。
このアルバムでは、カンタータや他の楽器のための協奏曲から、元はオーボエ
やファゴットのための協奏曲であったであろうと、復元を試みました。以前か
らこうした復元は試みられ、多くの録音もありましたが、このアルバムでは今
までとは違った楽曲と楽器の組み合わせによって、新たに復元を試みています。
指揮とファゴット、復元を、現代最高のファゴット奏者である、セルジオ・ア
ッツォリーニが担当しています。彼は1967年生まれ。1978-1985年にモンテヴェ
ルディ音楽院で学び、その後クラウス・トゥーネマンに学んだ。ソロ・ファゴ
ット奏者として活躍し、ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブルのメンバ ー。
また、バロック・ファゴットの名手でもあります。

8869754931-2 \1850
ワーグナー:
歌劇「タンホイザー」序曲 / 歌劇「タンホイザー」-バッカナール / 歌劇
「ローエングリン」第1幕への前奏曲 / 歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏
曲 / 楽劇「ワルキューレ」より ワルキューレの騎行 / 楽劇「神々の黄昏」
より ジークフリートのラインへの旅 / 楽劇「神々の黄昏」より ジークフリ
ートの葬送行進曲
録音;2008年3月 ルツェルン
マリス・ヤンソンス指揮 バイエルン放送交響楽団
バイエルン放送交響楽団とロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団という、ヨー
ロッパを代表するふたつのオーケストラのシェフをつとめるマリス・ヤンソン
ス。今や世界でもっとも多忙な指揮者として活躍するヤンソンスとバイエルン
放送交響楽団のライヴ・シリーズ最新作は、重厚かつ華麗なワーグナーのオペ
ラからの管弦楽曲集。近代オーケストラの機能を最大限に発揮できるこのレパ
ートリーは、まさにヤンソンス/バイエルンの独壇場ともいえるものであろう。

8869752690-2 3枚組 \2250
テノールの心 - プラシド・ドミンゴ、デビュー50年記念ベスト
「リゴレット」「トロヴァトーレ」「椿姫」「ルイザ・ミラー」「アイーダ」
「オテロ」「ボエーム」「トスカ」「蝶々夫人」「西部の娘」「トゥーランド
ット」「アンドレア・シェ ニエ」「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化
師」「イリス」「アルルの女」「ウェルテル」「ル・シッド」「マノン」「カ
ルメン」「真珠採り」「ファウスト」「ローエングリ ン」「オネーギン」
からの名アリア集
世界のオペラ・シーンをリードし、3大テノールの1人としても人気を誇るプラ
シド・ドミンゴの名オペラ・アリア・ベスト3枚組です。1959年にメキシコ国
立 歌劇場にデビューし、今年2009年彼のデビュー50年を記念して、RCAとSONY
CLASSICALに1968年から1989年の間に録音したオペラ全曲盤などから名アリア
を収録しました。1枚目にはヴェルディとプッチーニの名オペラから、2枚目に
はこれ以外のオペラからの名アリアを収録しました。なお、2008年度のドイツ
最古のメデイア賞である「バンビ賞」を受賞しました(同時受賞者は、ブリト
ニー・スピアーズ、レオナ・ルイス、キアヌ・リーブス、メグ・ ライアン等)。
今年6月イタリアで彼のバイオグラフィーが発売されたそうです。


<SONY/BMG>
8869752770-2 3枚組 \2250
モーツァルト:歌劇「魔笛」
コトルバス、タピー、ベッシュ、カレス、ドナート、タルヴェラ、
ファン・ダム
レヴァイン/ウィーン・フィル

8869752771-2 3枚組 \2250
チャイコフスキー:歌劇「スペードの女王」
アトラントフ、レイフェルクス、ホロストフスキー、フォレスター、
チェシンスキー、フレーニ
小澤/ボストン響

8869752630-2 3枚組 \2250
ベッリーニ:歌劇「テンダのベアトリーチェ」
ニコレスコ、カプッチッリ、トツィスカ、ラ・スコラ
ゼッダ/モンテカルロ管弦楽団

8869752631-2 3枚組 \2250
シャルパンティエ:歌劇「ルイーズ」
コトルバス、ドミンゴ、ベルビエ、バキエ
プレートル/ニュー・フィルハーモニア

8869752722-2 3枚組 \2250
ドビュッシー:歌劇「ペレアスとメリザンド」
ゼーダーシュトレーム、シャーリー、マッキンタイアー、
ウォード、ミントン、バルボー
ブーレーズ/コヴェントガーデン王立歌劇場

8869752723-2 3枚組 \2250
グラス:オペラ「サチャグラハ」
クリストファー・ケーネ/ニューヨーク・シティ・オペラ

8869752724-2 3枚組 \2250
ヘンデル:歌劇「セルセ」
ワトキンソン、エスウッド、ヴェンケル
マルゴワール/ラ・グラン・エキュリー・エ・ラ・シャンブル・
デュ・ロワ

8869752725-2 3枚組 \2250
ヘンデル:歌劇「タメルラーノ」
プールナール、エルウィス、ヤーコプス、ラインハルト 他
マルゴワール/ラ・グラン・エキュリー・エ・ラ・シャンブル・
デュ・ロワ

8869752726-2 3枚組 \2250
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
ライモンディ、テ・カナワ、ベルガンサ、ファン・ダム、キング、
モーザー、マカーディ
マゼール/パリ・オペラ座

8869752729-2 3枚組 \2250
プッチーニ:三部作
ヴァイクル、ドミンゴ、スコット、ゴッビ、コトルバス 他
マゼール/ニュー・フィルハーモニア 他

8869752730-2 3枚組 \2250
スポンティーニ:歌劇「ヴェスタの巫女」
グラヴェス、フッフストッド、ミヒャエルス・ムーア、
ラフテリー、カヴラコス、ブラマンテ
ムーティ/ミラノ・スカラ座

8869752732-2 3枚組 \2250
R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」
ルートヴィヒ、ポップ、ジョーンズ、ベリー、ドミンゴ、
グートスタイン
バーンスタイン/ウィーン・フィル

8869752733-2 3枚組 \2250
トマ:歌劇「ミニョン」
ホーン、シュターデ
アルメイダ/フィラデルフィア

8869752734-2 3枚組 \2250
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」
ホフマン、アームストロング、コンネル、ロア、ゾーティン、
ヴァイクル
ネルソン/バイロイト祝祭

8869752736-2 3枚組 \2250
ロッシーニ:歌劇「セヴィリアの理髪師」
ホーン、バルバチーニ、ヌッチ、ダーラ、レイミー
シャイー/ミラノ・スカラ座

8869752769-2 3枚組 \2250
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」
ガッロ、マッティラ、マクローリン、ペルトゥーシ、バチェッリ、
クリエル、ベネッリ、ノソッティ、チェリチ
メータ/フィレンツェ5月音楽祭

8869752772-2 3枚組 \2250
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
ミッロ、ザージック、ドミンゴ、モリス、レイミー、クック
レヴァイン/メトロポリタン歌劇場

8869752773-2 3枚組 \2250
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」
ミッロ、ザージック、シルヴェスター、チェルノフ、
フルラネット、レイミー
レヴァイン/メトロポリタン歌劇場


<OehmsClassic>
OC-638(SACD-Hybrid) 2枚組 \3850
アントン・ブルックナー(1824-1896):
交響曲第8番ハ短調WAB108[1887年第1稿(ノーヴァク版)]
ライヴ録音:年月日後報、ハンブルク、ライスハレ[旧称ムジークハレ]
シモーネ・ヤング
ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン・フィルを初めて振った女流指揮者シモーネ・ヤングが手兵ハンブル
ク・フィルハーモニー管弦楽団と始めたブルックナーの交響曲初稿レコーディ
ング・チクルス第4弾。第2交響曲、第3交響曲「ワーグナー」(クラシック・
ジャーナル誌「2007クラシックディスク・ベストテン」選出)、第4番「ロマ
ンティック」に続くこの4作目は最高傑作として人気の高い第8交響曲。その
第1稿(初稿)は1887年に完成したが、信頼する指揮者レーヴィから演奏を拒否
されたため、ブルックナーは意気消沈してしまったといわれている。第2稿は
1892年H.リヒター指揮ウィーン・フィルにより初演され、大成功を収めた。
第1稿にはブルックナーの当初の意思が反映した新鮮な魅力を高く評価する意
見もあり、近年再評価が著しく進んでいて、日本のオーケストラでも取り上げ
られている。その第1稿の魅力とともに、シモーネ・ヤングはハンブルク・
フィルをフルに鳴らして傑作第8交響曲の見事な演奏を繰り広げて圧巻である。

OC-724 \1850
チャイコフスキー:18のピアノ小品集Op.72
イゴール・カメンツ(ピアノ)
イゴール・カメンツは1968年ロシア・ノボシビルスク生まれ。当地の音楽院で
学んだ後、6歳から指揮の勉強を始め、翌年にはノボシビルスク・フィルを振
ってなんと指揮者デビューを果たす。1977年、78年にはクレムリンで指揮をし
た。ザハール・ブロンにヴァイオリンを師事、ピアノも学び、ドイツに移住。
セルジュ・チェリビダッケにも長い期間学び18歳で国際ピアノ・コンクールに
入賞、ブゾーニ国際コンクールでは2度にわたり第2位となる。バッハからジョ
ン・ケージまで幅広いピアノのレパートリーを誇り、「ピアノの巨人」とも評
されている。カメンツのエームス・クラシックス第1弾は、ヴィルトゥオジティ
全開のベートーヴェンのピアノ・ソナタだったが、今作は彼の出身地ロシアの
チャイコフスキーが亡くなる年に作曲したピアノ小品集Op.72。シューマンや
ショパンを標題に持つ曲も含む全18曲をカメンツは詩的でヴィルトゥオジック
なピアニズムで表現して見事である。

OC-736 \1850
ハイドン:交響曲第66番「うっかり者」、第88番&第96番「奇蹟」
アイヴォー・ボルトン(指揮)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
伝統のザルツブルク・モーツァルテウム管を率いる注目のシェフ、アイヴォー
・ボルトンの最新レコーディングは記念イヤーに相応しいハイドンの各時代の
交響曲集!
168年の歴史と伝統を誇るザルツブルク・モーツァルト管弦楽団のシェフを2004
年より務めるアイヴォー・ボルトンの最新レコーディングは、今年没後200年
を迎えているパパ・ハイドンの交響曲集。オリジナル楽器による古楽演奏の長
いキャリア(ボルトン自身チェンバロ奏者でもあった)と経験から紡ぎ出された
音楽性が、モダン・オーケストラのモーツァルテウム管(ホルン、トランペッ
ト、ティンパニはピリオド楽器使用)から説得力あふれる演奏を引き出している。

OC-111 2枚組 \1700
ブラームス:
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番-第5番
グィド・シーフェン(チェロ)
アルフレッド・パール(ピアノ)
録音:1998年
いわゆるオールスター的アーティストによるレコーディングと一線を画する充
実した気力溢れる名演として、初出時にはドイツの権威あるクラシックCD雑誌
「フォノ・フォルム」で絶賛されたレコーディングをお買い得価格でリリース。



<DHM>
8869752709-2(SACD-Hybrid) \1850
ミケランジェロ・ロッシ(1601/02-1656):
ラ・ポエジカ・クロマティカ-マドリガーレ集
パウル・ファン・ネーヴェル&ウェルガス・アンサンブル
録音:2008年7月、サント、聖ピエール聖堂(フランス)
ミケランジェロ・ロッシは器楽の分野では「ヴァイオリンのミケランジェロ」
という愛称で呼ばれるヴィルトゥオーゾとして17世紀イタリア&ヨーロッパで
その名声を轟かせ、フレスコバルディに学んだ初期バロックの鍵盤音楽の作曲
家として知られているが、おじレリオ・ロッシの影響で教会オリガニストもつ
とめ、サヴォイア枢機卿マウリツィオの庇護のもと教会音楽も作曲、一方で教
皇ウルバヌス8世在位中のローマで最も有力な芸術的パトロンであったベルベ
リーニ一族のサークルに出入りし、オペラやマドリガーレを作曲している。
このディスクはパウル・ファン・ネーヴェルが1971年に設立した、中世、ルネ
サンス、バロックの声楽曲を専門とするヴォーカル・アンサンブル(必要に応
じて器楽アンサンブルが加わる)、ウェルガス・アンサンブルとネーヴェルが
十分な調査・研究を経て世に問う、M.ロッシの知らざるマドリガーレ集。

<NAXOS> 各1枚 \1000
8.572267
※日本先行発売
C-A.ベリオ:独奏ヴァイオリンのための作品集第1集
1-12. ヴァイオリンのための12の情景または狂詩曲 Op.109(分かれ目/ポルカ/
トカゲ/出発/フーガ/バナー/狂詩曲/サルタレッラ /女王/ロシア風マーチ /心
配ごと/慰め)
13-21. 9つの習作(アレグロ・アジタート /アレグロ・モデラート/モデラート/
エネルジーコ/メロディ/ガルナール/マーチ/アレグロ・ヴィヴァーチェ/.古え
の名人を模して )
22.前奏曲または序奏 Op.Post.
演奏:ベラ・フリストヴァ(ヴァイオリン )
協奏曲でおなじみ、 C-A.ベリオ(1802-1870)の独奏作品集の登場です。ここで
目の覚めるような演奏を披露するのは2007年のマイケル・ヒル国際ヴァイオリ
ン・コンクールで第1位を獲得したニュージーランドの新星、ベラ・フリスト
ヴァです。すでに国際的な活躍の場も多く、彼女の才能には多くの人々が多大
な期待を寄せています。冴え渡るテクニックはもちろんのこと、デリケートで
ありながらも、芯のしっかりした美音がすこぶる魅力的です。所有するヴァイ
オリンはルイ・クラスナーが所有していた 1655年製のアマーティです。

8.572048
1-7.ツェムリンスキー:抒情交響曲Op.18
8-10.ベルク:抒情組曲より3つの小品(弦楽合奏版)第2曲アンダンテ・アモロー
ソ/第3曲アレグロ・ミステリオーソ/第4曲アダージョ・アパッショナート
演奏:ローマン・トレーケル(Br)…1.3.5.7/トワイラ・ロビンソン(S)…2.4.6
/ヒューストン交響楽団/ハンス・グラーフ(指揮)
愛しい人を奪われたマーラーに対して、終生尊敬と恨みの思いを抱き続けたで
あろうツェムリンスキー(1871-1942)の代表作であるこの曲は、テキストこそイ
ンドの詩を用いてはいるものの、明らかに「大地の歌」の影の中にあるのは周
知の事実です。2人の独唱者によって歌われる狂おしい愛の世界を彩る管弦楽の
響きは、爛れた果物の甘さと香りそのもの。爛熟した時代を克明に映し出した
「大人のための童話」です。そして、この曲から生まれたベルク(1885-1935)の
抒情組曲の頃、世界は暗黒の時代を迎えていくことになります。牛肉も果物も
腐る前が一番美味しいとは良く言ったものですね。名バリトン、トレーケルの
名唱が光ります。

8.570988
ハチャトゥリアン(1903-1978):
1.ヴァイオリンと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ変ロ短調
2-4.ヴァイオリン協奏曲ニ短調
演奏:ニコラス・ケッケルト(vn)/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/
ホセ・セレブリエール(指揮)
最近大流行のハチャトゥリアン(1903-1978)は、アルメニアで生まれモスクワ音
楽院で学び、アルメニアやコーカサス地方の民謡を積極的に取り入れた、色彩
豊かで躍動的な音楽を多数作り、ロシアの作曲家たちとは一線を画す特異な地
位を築きあげた人です。代表作の一つである「ヴァイオリン協奏曲」は名手オ
イストラフに献呈されたもので、フルートなどでも演奏される機会が多いので
すが、やはり上手いヴァイオリンで聴くのは一味違います。NAXOSの期待のヴァ
イオリニスト、ケッケルトは文句なしの演奏を聴かせます。その20年後に書か
れた「コンチェルト・ラプソディ」はレオニード・コーガンに捧げられた曲。
こちらは更に濃厚な民族色を放つ狂おしい作品です。

8.570329
シューベルト:序曲全集第2集
1.序曲ニ長調D.556/2.イタリア風序曲ニ長調D.590/3.イタリア風序曲ハ長調
D.591/4.劇音楽「魔法の竪琴」D.644より序曲「ロザムンデ」/5.歌劇「双子
の兄弟」D.647より序曲/6.序曲ホ短調D.648/7.歌劇「アルフォンソとエスト
レッラ」D.732より序曲「ロザムンデ」/8.歌劇「謀反人たち(家庭戦争)」
D.787より序曲/9.歌劇「フィエラブラス」D.796より序曲
演奏:プラハ・シンフォニア/クリスティアン・ベンダ(指揮)
第1集が大好評だった「歌曲王」シューベルト(1797-1828)のオペラ序曲を聴く
シリーズの第2集です。今作は中期の作品を収録しています。現在では、彼のオ
ペラはほとんど聴く機会もないほどに忘れられてしまいましたが、彼自身はオ
ペラの作曲に対して大いなる自信と野望を抱いていたようです。それは作品を
聴いてみても明らか。具体的な題名は付されていないD.556の序曲から、何か
が始まる予感に満ちた冒頭部分と、朗らかで軽快な主題が見事な連なりを見せ
ています。比較的耳にする機会のある「フィエラブラス」や「アルフォンソと
エストレッラ」もこの機会に再度聴いてみてください。シューベルトの目指し
た世界に到達できるのではないでしょうか?

8.572111
偉大なる映画音楽集2
1.D.エルフマン:「バットマン」メインテーマ/2.H.マンシーニ:「ピンク.パン
サー」メインテーマ/3.L.シフリン:ミッション・インポシッブル組曲/4.F.レ
イ:「ある愛の詩」よりテーマ/5.J.ウィリアムス:「ジュラシック・パーク」
よりテーマ/6.N.ロータ:「ロメオとジュリエット」メインテーマ/7.J.ウィリ
アムス:「スーパーマン」よりマーチ/8.G.ヤレド:イングリッシュ・ペイシェ
ント/9.N.ロータ:ゴッド・ファーザー/10.J.ウィリアムス:「スーパーマン」
より愛のテーマ/11.K.バデルト:「カリブの海賊」メインテーマ/12.S.マイヤ
ーズ:「ディアハンター」よりイントロダクションとカバティーナ/13.C.デイ
ヴィス:「フランス軍中尉の女」メインタイトルテーマ/14.S.ワーベック:
「シェイクスピアの愛」メインテーマ
演奏:ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団/カール・デイヴィ
ス(指揮)
これは文句なしに楽しめる1枚です。どの曲もほんの2秒聴いただけで映画の名
場面が目の前に浮かびます。どきどきするような「バットマン」や「スーパー
マン」のテーマ、弦のすすり泣きで、ついつい涙ぐんでしまいそうな「ある愛
の詩」や「ゴッドファーザー」。どこから聴いても驚きと感動が押し寄せてき
ます。「ジュラシック・パーク」もあの有名なメロディが出てくると背中がぞ
くぞくすること請け合いです。カール・デイヴィスの編曲は原曲の持ち味を一
切壊すことなく、その上にゴージャス感を付けくわえています。
第1集(8.570505)も好評発売中。

8.570931
マルトゥッチ:管弦楽作品全集第3集
1-3.ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.40
4-10.追憶の歌(管弦楽伴奏版)第1曲「いいえ、色の褪せてしまった夢」/第2曲
「小川が歌う大地の歌」/第3曲「エニシダの花」/第4曲「海上に小舟が」/第5曲
「漠然とした私のつぶやき」/第6曲「深い森に」/第7曲「いいえ、色の褪せて
しまった夢」
演奏:ジュズアルド・コッジ(ピアノ)…1-3/シルヴィア・パジーニ(メゾ・ソプ
ラノ)…4-10/ローマ交響楽団/フランチェスコ・ラ・ヴェッキア(指揮)
その生涯に1曲もオペラを書くことがなく、初期に書いたミサ曲なども長らく上
演されなかったマルトゥッチ(1856-1909)の唯一愛されている声楽曲が、この
「追憶の歌」です。当時のイタリアでは管弦楽伴奏の連作歌曲というものの存
在が知られておらず(彼は恐らくベルリオーズの「夏の夜」は知っていたと思わ
れますが)その面でもきわめて珍しい作品として評価されることでしょう。曲の
雰囲気は「四つの最後の歌」にも似た甘やかでデリケートなもの。幽かに胸が
締め付けられるような黄昏の美しさを存分に湛えています。ピアノ協奏曲は23
歳の若き時期の作品です。

8.570879
マリピエロ:交響曲集第2集
1-3.静寂と死の交響曲
4-7.交響曲第1番「四季の如く4つのテンポで」
8-11.交響曲第2番「悲歌」
演奏:モスクワ交響楽団/アントニオ・デ・アルメイダ(指揮)
同時代に活躍したレスピーギに比べると、どうしても知名度の点で劣ってしま
うのですが、独自の作品を書いたという面では、このマリピエロ(1883-1973)の
存在価値はとても高いものだと思われます。ここに収録された3つの作品のうち
第1曲目は初期のもの。30歳のころに新古典派に目覚めた彼はそれまでに書いた
作品を全て自己否定してしまった中の一つです。実はとても素晴らしいのです
が・・・。それから20年を経て、番号付きの作品を書き始めた彼の作風の変化
もお楽しみいただけます。
MARCOPOLO8.223603より移行盤

8.570597
F.X.リヒター:6つの大交響曲集
1-3.交響曲第4番ハ長調/4-6.交響曲第59番変ロ長調/7-9.交響曲第69番イ長調
/10-13.交響曲第82番ホ短調/14-16.交響曲第27番ト短調/
17-20.交響曲第5番ハ長調
演奏:ヘルシンキ・バロック・オーケストラ/アーポ・ハッキネン(指揮)
マンハイムの作曲家F.X.リヒター(1709-1789)の最も脂の乗った時期の大交響曲
を6曲収録しました(第1集8.557818も好評発売中)。1744年に発表されたこれら
の作品は、極めて整ったゆったりした楽章と、見事な対位法の粋を極めた早い
楽章から出来ています。少しだけ遅く生まれたワーゲンザイル(1715-77)が当時
の先端を行くスタイルを模索したのに比べ、リヒターはバロックの伝統を熟成
させることに力を注ぎ、確固たる作品を作り上げて行きました。ハッキネンと
ヘルシンキ・バロックは作品の美質をこの上ないほど素晴らしく再現すること
に成功したのです。

8.572138
ショスタコーヴィチ:女友だち他
1-23.映画音楽「女友だち」完全版Op.41(フィッツ=ジェラルドによる復元版)
/24-29.劇音楽「ブリタニアを支配せよ!」Op.28/30-38.劇音楽「スペインに
敬礼」Op.44/39.交響的断章(交響曲第9番の第1楽章)(1945年未完)
演奏:セリア・シーン(テルミン)…1-23/カミル・バルチェウスキ(バス)…
30-38/カメラータ・シレシア…1-38
ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団
マーク・フィッツ=ジェラルド(指揮)
昨年リリースの女ひとり(8.570316)も大好評ですが、こちらはもっと珍しいショ
スタコーヴィチ(1906-1975)の映画音楽「女友だち」です。この映画は3人の少
女が成長し、南北戦争で看護婦として活躍する物語。社会主義の体制の中での
女性の社会進出を描いた興味深い内容でもあります。いつものようにF=ジェラ
ルドによる復元版を使用したこの演奏は、いつものように絢爛豪華なオーケス
トレーションで聴き手を魅了します。この盤は他にも世界初録音となる3つの作
品が含まれています。交響的断章は、交響曲第9番のスケッチと考えられ、こち
らもまことに興味深い内容です。

8.559365
フット:フランチェスカ・ダ・リミニ他
1.フランチェスカ・ダ・リミニOp.24/2-3.セレナーデOp.25より抜粋<エア
(1889)/ガヴォット(1866)>/4-7.オマル・ハイヤームの「ルバイヤート」によ
る4つの性格的小品Op.48(1900)/8-10.組曲ホ長調Op.63(1907)
演奏:シアトル交響楽団/ジェラード・シュワルツ(指揮)
多くの人は「アメリカ近代音楽の歴史はコープランド、もしくはガーシュウイ
ン、コール・ポーターから始まった」と考えているはずです。しかし、それ以
前に多くのすぐれた作曲家が存在したことも忘れてはなりません。このフット
(1853-1937)もそんな才能溢れる作曲家の一人です。1853年にマサチューセッツ
のサレムに生まれ、主にボストンで生活していましたが、彼の作風はこのアル
バムをお聴きいただいてもわかる通り、同世代の作曲家たちとは一線を画した
ものでまさにヨーロッパ風。それもブラームスの流れを汲むロマン派の音楽そ
のものです。劇的で重厚な「フランチェスカ・ダ・リミニ」。とりわけ弦の扱
いには細心の注意が払われ、エルガーやチャイコフスキーの面影を感じさせる
「セレナーデ」、他、小さな作品など、まさに隠れた名品ばかりが並びます。

8.572108
隠された空き地他
1-3.G.ジェイコブ(1895-1984):
組曲変ロ長調(シンフォニック・ウィンド・バンド版)(1979)
4.J.スタンプ(1954-):隠された空き地に-イン・ザ・ヒド・クリアリング(2001)
5.コープランド(1900-1990):
リンカーンの肖像(管楽アンサンブル版・・・ビーラー編)(1942)
6.グレインジャー(1882-1961):
楽しい鐘の音(J.S.バッハ:カンタータ「わが楽しみは、元気な狩のみ」BWV208
による編曲)
7.グレインジャー:カントリー・ガーデンズ(スーザ編)
8-16.ガーシュウイン(1898-1937):
キャットフィッシュ・ロウ(D.ハンスバーガー編)
演奏:アルヴィン・チアー(ナレーター)…5/ジョー・エッラ・トッド(ソプラノ)
…8-16/デリック・フォックス(バリトン)…8-16/ミズーリ大学シンフォニッ
ク・ウィンド・アンサンブル/トーマス・オニール(指揮)
最近のNAXOSが力を入れている「吹奏楽」のジャンルにまた新たな名盤が登場い
たしました。今作もマニアにはたまらない選曲となっています。ジェイコブの
「組曲」は最初ブラスのために書かれましたが、後にもう少し大きな編成へと
書き直されたもので、何とも親しみやすい作品です。「隠された空き地に」は、
このバンドの指揮者オニールのために書かれた作品。作曲家と指揮者の友情を
描いたということです。他の編曲集はまさに妙技の一言。グレインジャー、ス
ーザ、バッハ、ガーシュウインらの才能が混然一体となったスゴイ音が楽しめ
ます。

8.570412
スクリャービン:ピアノ作品集
1.ワルツ変ニ長調Op.posth./2.ワルツへ短調Op.1/3.ポロネーズ変ロ短調
Op.21/4.幻想曲ロ短調Op.28/5-6.2つの詩曲Op.32<第1番嬰へ短調/第2番ニ長
調>/7.悲劇的詩曲Op.34/8.悪魔的詩曲Op.36/9.ワルツ変イ長調Op.38/10.
詩曲変ニ長調Op.41/11-13.3つの小品Op.52詩曲/なぞ/やつれの詩曲/14.アル
バムの綴りOp.58/15.詩曲「炎に向かって」Op.72/16-17.2つの舞曲Op.73<花
踊り/暗い炎>
演奏:シャイン・ワン(ピアノ)
スクリャービン(1872-1915)の珍しい初期作品から悪魔的様相を見せる晩年の作
品まで全てを楽々と弾きこなすのは中国生まれのシャイン・ワン。確かなテク
ニックは勿論のこと色彩的な音楽を壮大に表現できる現代でも稀有の才能です。
スクリャービン14歳の作品である2つのワルツからして油断して聴いている訳に
はいきません。まっすぐな道を歩いていたのに、いつの間にか別の世界へ行っ
てしまうような不安感が漂う作品です。作品番号順に収録されているので聴き
進むうちに聴き手の心は一層混迷の度合いを増していくことでしょう。そんな
ミステリアスな世界を安心して彷徨える素晴らしい演奏です。

8.570894
スウェーリンク:ハープシコード作品集
1.前奏曲(幻想曲)SwWV265/2.「戦いの神マルス」による変奏曲SwWV321/
3.ドリア旋法による半音階的幻想曲SwWV258/4.フィリッピのパヴァーヌSwWV
329(フィリップス作、スウェーリンク編)/5.「わが青春の日は既に過ぎたり」
による変奏曲SwWV324/6.ドリア旋法によるトッカータSwWV286/7.「いと高き
ところにいます神にのみ栄光あれ」による変奏曲SwWV299/8.イオニア旋法に
よるエコー・ファンタジーSwWV253/9.「もしも運命の女神に愛されるなら」
による変奏曲/10.パッサメッツォ・モデルノSwWV326/11.涙のパヴァーヌ
SwWV328(ダウランド作、スウェーリンク編)/12.いざ来れ、異教徒の救い主よ
(ルター作コラール、オジアンダーによる和声付け)/13.第1旋法による4声の
演奏:グレン・ウィルソン(ハープシコード)
ネーデルランドのオルガニストであったスウェーリンク(1562-1621)は、様々
な素晴らしいオルガンとハープシコードの作品を残しました。変奏曲の形式の
発展に力を尽くしたことで知られ、対位法の扱いはもちろんのこと、フーガの
発展性などには、バッハを先取りする斬新な作風が見てとれます。3曲目に置
かれた「半音階的幻想曲」の冒頭などを聴いていると、とても16-17世紀に書
かれた音楽とは思えないくらいです。多くの変奏曲も収録されていますが、そ
のどれもが美しい唐草模様に彩られたメロディの宝庫と言えましょう。最後に
置かれた2曲の作品は、スウェーリンクの作ではありませんが、当時編纂され
た曲集に彼の作品とともに収録されているもので、恐らくスウェーリンクの創
造心にも影響を与えているものと思われます。

8.572185
ニュージーランドのギター音楽集夢見るプロスペロウ他
リルバーン:1-17.17のギターのための小品…全集として初録音/18-19.ギター
のための出版されなかった小品集…初録音/20-23.4つのカンツォーナ…初録音
/フォーカー:24-28.組曲/29.夢見るプロスペロウ
演奏:グンター・ヘルビッヒ(ギター)
ニュージーランドで最初にクラシック・ギターへの関心が高まったのは1950年
代の終わり頃。画家でもありギタリストでもあったR.バーン(1928-2007)が英国
から移住しウェリントンでギターを教え始めた頃から人々はギターに対する大
いなる憧憬を抱いたのです。バーンの影響はものすごかったのでリルバーン
(1915-2001)やフォーカー(1928-2007)をはじめとする数人のニュージーランド
の作曲家は彼に自作を捧げました。1960年代にE.ビボービ(国際的名手、教師)
もオークランドに定住。さらにこの国のギター界に活気がもたらされました。
以降J.ブリームやこのアルバムの奏者G.ヘルビッヒもニュージーランドをとり
わけ大切にしています。

8.572306
期待の新進演奏家シリーズガブリエル・ビアンコギター・リサイタル
1.シューベルト:涙の賛美D.711(メルツ編曲)/2-3.メルツ(1806-1856):吟遊詩
人の調べOp.13よりカプリッチョ/タランテラ/4.悲歌/5.ハンガリー風幻想曲
Op.65-1/6-9.J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏ヴァイオリンのためのソナタハ長
調BWV1005(ギター編曲)アダージョ/フーガ/ラルゴ/アレグロ・アッサイ/
10-12.コシュキン(1956-):ギターのためのソナタ(1997)
演奏:ガブリエル・ビアンコ(ギター)
各界で熱き視線を一身に浴びる「NAXOS期待の新進演奏家シリーズ」に、フラン
ス生まれの若きギタリストの登場です。彼の名前はガブリエル・ビアンコ。
2008年GFA国際コンクールの第1位を獲得した俊英です。5歳からギターをはじ
め、20歳の時にパリのコンセルヴァトワールで一等賞を得て卒業。15歳から世
界各地でコンサートを行い高い評価を受けています。繊細な音色と良く回る指、
そして旋律の歌わせ方は絶品。このアルバムに収録されたメルツの作品でのす
すり泣くような表現には思わず絶句するほどの才能の煌めきを感じます。

8.570748
ベリオ:2台のヴァイオリンのための作品集
1-3.二重協奏曲第1番ト短調Op.57No.1/4-6.二重協奏曲第2番ホ短調Op.57No.2
/7-9.二重協奏曲第3番ニ長調Op.57No.3/10-15.バレエ「スペインの王子」の
モティーフによる6つの性格的小品第1番ト長調アダージョ/第2番ハ長調モデラ
ート、行進曲のテンポで/第3番変ホ長調アンダンテ・カンタービレ/第4番ハ
短調ファンダンゴのテンポで/第5番イ短調アンダンティーノ/第6番ニ長調
ボレロのテンポで
演奏:クリスティーネ・ゾーン&ジョン・マルクス(ヴァイオリン)
その作品を聴かれることよりも、どちらかと言うと演奏される機会の多いC-A.
デ・ベリオ(1802-1870)ですが、こうして色々な曲を聴いてみると、改めてその
多彩な作曲技法と音楽性に拝復する他ありません。このアルバムに収録された
「」は2台のヴァイオリンが追いかけ合い、絡み合う魅力的な作品。ピアノなど
の他の楽器の助けを借りず、ひたすらヴァイオリンのみで華やかな世界を見せ
てくれます。「6つの性格的小品」はスペインの様々なリズムを用いた興味深い
曲。セレナード調であったり激しい踊りであったりと一時も耳を飽きさせるこ
とがありません。ゾーンとマルクスの緊迫感溢れる演奏で。

8.572019
サン・リュバン:ヴァイオリン超絶技巧作品集第1集
1-4.協奏的大ニ重奏曲Op.49/5.「ランメルモールのルチア」の主題による幻想
曲Op.46/6.創作主題とタールベルクの練習曲Op.45a/7.アダージョ・レリジオ
ーゾOp.44/8.オベールの歌劇「許婚」の主題によるポプリOp.35/9-10.2つの
サロン風小品Op.47-1<夜想曲/ロンディーノ>/11-12.2つのサロン風小品
Op.47-2夜想曲/ポロネーズ
演奏:アナスタシア・ヒトルーク(ヴァイオリン)
エリザベータ・コペルマン(ピアノ)
このヴァイオリンにおける独自の才能を示した作曲家サン・リュバン(1805-
1850)は、フランス革命の後に、語学教師としてイタリアに移住した士官の息子
として1805年にトリノで生まれました。幼い頃の彼については何もわかってい
ません(もちろん音楽辞書にも載っていませんし、彼を研究している音楽学者も
いません)が、成長してからは、ベートーヴェンとも会ったことがあり、ヴァイ
オリン協奏曲の小さなカデンツァを献呈したという記録が残っています。1827
年頃パガニーニの完璧な技巧に魅了された彼はウィーンで生活することを決意
しました。リスト、シュポア、メンデルスゾーンらとも交流のあったという、
そんな彼の忘れられた作品集が、若きアメリカの名手ヒトルークの手によって
21世紀に甦りました。

8.553378
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲集第8集
1-4.弦楽四重奏曲第3番ニ長調B.18
演奏:プラハ・ヴラフ弦楽四重奏団/ヤナ・ヴラコーヴァ(第1ヴァイオリン)
/カレル・スタッドゼール(第2ヴァイオリン)/ペトル・ヴァマー(ヴィオラ)
/ミカエル・エリクソン(チェロ)
30歳を目前に控えた若きドヴォルザーク(1841-1904)の大作、弦楽四重奏曲第3
番です。あまりにも長すぎるという理由で、ほとんど演奏されることのない作
品で、実際の演奏会のプログラムに載せるにはかなり大胆なカットが必要かも
しれないとされていますが、作品の冒頭から溢れ出る若々しい情熱の滾りは、
そのような欠点を補って余りあるものではないでしょうか。第3楽章で使われる
勇ましいメロディは当時流行ったチェコの愛国歌をモティーフとしています。

8.570998
ベートーヴェン:ピアノ四重奏曲集WoO36
1-3.ピアノ四重奏曲ハ長調WoO36-3/4-6.ピアノ四重奏曲変ホ長調WoO36-1/
7-9.ピアノ四重奏曲ニ長調WoO36-2
演奏:ニュージーランド・ピアノ四重奏団
リチャード・マップ(ピアノ)/ユーリ・ゲゼンツヴェイ(ヴァイオリン)/ドナ
ルド・モーリス(ヴィオラ)/ダヴィッド・チッケリング(チェロ)
神童というと、どうしてもモーツァルトを思い浮かべてしまいますが、15歳に
してこんなに見事なピアノ四重奏曲を書いたベートーヴェン(1770-1827)だっ
て、紛れもない神童に違いありません。例えばハ長調の曲の第1楽章。冒頭こ
そハイドンや、モーツァルトの面影を感じさせますが、展開部で劇的に短調に
転ずるところなどは、まさしくベートーヴェンそのもの。(ちなみにあの名ピア
ニスト、アルゲリッチも愛奏している作品です)。またアダージョで始まる変
ホ長調の第1楽章は瞬間的にですが、ピアノ協奏曲第3番の第2楽章を思わせて
もくれるほどの悩ましい音楽です。第3楽章で各々の楽器が自由に歌い交わす
ところなども、抱きしめたくなるほど魅力的です。

8.570402
トゥリーナ:ヴァイオリンとピアノのための音楽集
1-3.ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.51/4-6.ヴァイオリン・ソナタ第2番「スペ
イン風」Op.82/7.アンダルシアのムーサたちOp.93より第2番「エウテルペ」
/8-11.サンルケーニャの娘の詩Op.28/12.古風な変奏曲Op.72
演奏:エヴァ・レオン(ヴァイオリン)/ホルディ・マソ(ピアノ)
トゥリーナ(1882-1949)の作品には、なぜかこう聴き手を幸せにする成分が含ま
れているように感じます。それは、ほんの微かなスペインの香りであったり、
洒落たメロディであったり、またエキゾチックな和声であったり。と感じる人
によって捉え方は様々でしょう。NAXOSレーベルの中でも重要な位置を占めるピ
アノ作品集に加え、このヴァイオリン作品集もそんな魅力に満ち溢れた素敵な
アルバムです。往年の名女性ヴァイオリニスト、ジャンヌ・ゴーティエに捧げ
られた「ヴァイオリン・ソナタ第1番」は彼が47歳の時の作品。第1楽章と第2楽
章の気だるい美しさは初夏の午後の日差しを思わせる眩しい美しさに溢れてい
ます。他の曲からも熟れた空気と熱い吐息が流れてくるかのようです。

8.570507
アイアランド:ピアノ三重奏曲集
1.幻想的三重奏曲イ短調/2.ピアノ三重奏曲第2番ホ調/3-6.ピアノ三重奏曲
第3番ホ調/7.ヴァイオリンとピアノのための子守歌/8.ヴァイオリンとピアノ
のためのカヴァティーナ/9.ヴァイオリンとピアノのためのバガテル/10.
「聖なる少年」(ヴァイオリンとピアノ編)
演奏:グールド・ピアノ三重奏団
ルーシー・グールド(ヴァイオリン)/アリス・ニアリー(チェロ)…1-6のみ
/ベンジャミン・フリス(ピアノ)
イギリスの裕福な実業家、W.コベットは「若きイギリスの作曲家の才能を発掘
する」目的で室内楽コンクールを主催することを考えました。第1回の1905年の
コンクールには67の作品が集まり、見事第1位を射止めたのはW.ハールストー
ン。第2位はアイアランド(1879-1962)と同じ年のF.ブリッジの作品が選ばれま
した。で、1907年の同コンクールで第1位の座に輝いたのが、このアイアランド
の幻想的三重奏曲でした。彼はそれからも創作の翼を広げ続け、独自の作品を
多く生み出すこととなったのです。1938年に初演された第3番の三重奏曲はウォ
ルトンに捧げられたものですが、雄大かつ幽玄な作風がきわめて魅力的と言え
るでしょう。そうそう、アイアランドと言えば、必ず付いてくる「聖なる少年」
も収録されています。今回はヴァイオリンとピアノ版です。

8.660272-73 2枚組
ストラヴィンスキー:歌劇「放蕩者のなりゆき」1951年版
演奏:アン・トゥルーラヴ…ジェニー・ウェスト(ソプラノ)/トム・レイクウェ
ル…ジョン・ガッリソン(テノール)/トゥルーラヴの父…アルトゥール・ウッ
ドレイ(バリトン)/ニック・シャドウ…ジョン・チーク(バス・バリトン)/マ
ザー・グース…シャーリー・ラヴ(メゾ・ソプラノ)/トルコ女ババ…ウェンディ
・ホワイト(メゾ・ソプラノ)/競売人セレム…メルヴィン・ロウリー(テノール)
/病院管理人…ジェフリー・ジョンソン(バス)/グレッグ・スミス・シンガー
ズ/セント・ルークス管弦楽団/ロバート・クラフト(指揮)
ストラヴィンスキー(1882-1971)の新古典主義を代表する作品「放蕩息子のなり
ゆき」は、かなり理不尽で夢見心地な内容なのですが、多くの演奏家たちを魅
了してきたことでも知られ、最近では、あの大物指揮者アーノンクールでさえ
が振ってしまったことで話題となりました。このクラフトのものは様々な演奏
の中でもきわめてオーソドックスな解釈として知られるものです。各々の登場
人物のキャラの立ち具合、チェンバロまでを含んだ妙に整った音楽。作曲家と
実際に親交のあったクラフトならではの説得力ある音作りは、まさに「安心し
て聴ける」アブナイ音楽と言えるでしょう。

8.559624
シエッラ:ラテンのミサ曲「プロ・パーチェ」
演奏:ハイディ・グラント・マーフィ(ソプラノ)…1-7/ナタニエル・ウェブス
ター(バリトン)…2-7/ミルウォーキー交響楽団&合唱団/
アンドレアス・デルフス(指揮)
18世紀から19世紀にかけて、カトリックのミサから多くの素晴らしい作品が生
み出されました。その流れを汲み、新たに創造を凝らした作品を書いてみたい
と作曲家シエッラ(1953-)が試みたのがこのミサ曲「プロ・パーチェ」です。
シエッラが幼いころに過ごしたプエルトリコのカトリックの教会での体験が基
になっているというもので、その力強い祈りの歌声は多感な彼の心に大きな衝
撃を与えたというのです。荘厳で深淵なテキストを歌う背後に流れる情熱的な
ラテンのリズムが、聴き手に不思議な感動を呼び起こします。ワールドミュー
ジック好きにも歓迎されそうな音使いが新鮮です。

●ナクソス・ヒストリカル
8.111336
グレート・ヴァイオリニスト
バルトーク(1881-1945):
1-3.ヴァイオリン協奏曲第2番(1938)
4-6.ヴァイオリン・ソナタ第1番(1921)
演奏:フィルハーモニア管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)…1-3
アドルフ・ベイラー(ピアノ)…4-6
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
録音:1953年9月12-13日ロンドンEMIアビーロード第1スタジオ…1-3/1947年12
月29日ニューヨークRCA第2スタジオ…4-6マーク・オーバート=ソーン復刻
メニューインにおける「4つのB」とはバッハ、ベートーヴェン、ブラームス、
そしてこのバルトークでした。彼は1943年にソナタの第1番を演奏する際、バル
トークの元を訪れ助言を乞いました。しかし演奏会を聴いたバルトークは「素
晴らしい!私の助言など必要ない」と大賛辞を贈り、以降、病魔と闘いながら
もメニューインのために幾つかの作品を書きました。ここに収録されたヴァイ
オリン協奏曲は、そんなバルトークの熱意に触発されたかのような演奏で、現
在でもこれを超えるものはないほどの名演。20世紀を代表する演奏と言っても
過言ではありません。

8.111340
グレート・シンガーズ/ディ・ステファノナポリの歌
1.ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ/2.トスティ:マレキアーレ/3.ファルヴォ:
彼女に告げて/4.デ・クルティス:泣かないおまえ/5.ディ・カプア:あなたの
口づけを/6.カルディッロ:カタリ・カタリ/7.デ・クルティス:帰れ、ソレン
トへ/8.ラマ:静けさに歌う/9.ナルデッラ:キオーヴェ/10.ダンニバーレ:太
陽の土地/11.マリオ:遥かなるサンタ・ルチア/12.ディ・カプア:マリア・マ
リ/13.ペルシコ:鳩/14.作者不詳(ベルリーニ編):光さす窓辺/15.チオフィ:
五月の一夜/16.デ・クルティス:夜の声/17.デ・クルティス:秋/18.テオドー
ロ:サンタ・ルチア/19.ヴァレンテ:情熱/20.デ・クルティス:孤独/21.タリ
アフェッリ:プジレコの漁夫
演奏:ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)/スタジオ・オーケストラ/
ディノ・オリヴィエリ(指揮)
録音:1953年4月-1957年5月マーク・オーバート=ソーン復刻
シチリア島の貧しい家庭に生まれたディ・ステファノは、合唱団で声楽の才能
を認められるも、なかなかオペラの舞台に立つ機が持てず第二次世界大戦中は
流行歌の歌手として糊口をしのぐ他ありませんでした。戦局悪化に伴いスイス
に逃亡、難民キャンプで暮らしたこともあります。しかしその本来の美声は常
に称賛の的となり、1945年にイタリアに戻ってからは少しずつオペラ歌手とし
ての活動の場を広げました。そんなキャリアのおかげで何を歌っても素晴らし
く、オペラから引退しても人気が衰えることはありませんでした。そんな彼が
得意としたナポリ民謡をたっぷりとお楽しみください。



<MarcoPolo>
8.225334 \1780
J.シュトラウス1世:作品集第14集
1.アデライーデ・ワルツOp.129/2.レーサーのワルツOp.131/3.新人デビュー
のワルツOp.132/4.エーガー川のワルツOp.134/5.ダンスの名人ワルツOp.135
/6.都会と田舎の生活ワルツOp.136/7.有名なアンナのポルカOp.137/8.幻想
的な人のワルツOp.139/9.ワルツ「音楽協会のダンス」Op.140
演奏:スロヴァキア・シンフォニエッタ/クリスティアン・ポラック(指揮)
J.シュトラウスの音楽をまとめて聴くシリーズの第14集です。今回も珍しい作
品で溢れています。なかでも面白いのは第2曲の「レーサーのワルツ」です。
当時流行の題材を何でもワルツにしてしまうシュトラウスの作風について、当
時の評論家たちは決して良い評価を与えていたわけではないようです。しかし
今ではこんなに興味深いものはありません。この「レーサーのワルツ」もそん
な1曲。1841年5月24日に実際に行われた競技が題材です。当時はおよそ9キロを
走るのに40分かけていたとか。だからこんなにゆったりとした曲調なのでしょ
う。ちなみに現在は10000メートル走の世界記録はおよそ26分です。これを音
で表せば、すごくせわしない曲になるでしょうね。



<ARTHAUS>
101353(DVD-Video) \5650
101354(Blu-ray) \5650
ワーグナー(1813-1883):ニーベルングの指環前夜劇「ラインの黄金」
※日本語字幕あり
演奏 :ヴォータン…マリオ・ホフ(Br)/ドンナー…アレクサンダー・ギュンタ
ー(B-Br)/フロー…ジャン=ノエル・ブリエント(T)/ローゲ…エリン・カーヴ
ス(T)/アルベリヒ…トーマス・メーヴェス(Br)/ミーメ…フリーデル・アウリ
ッヒ(T)/ファーゾルト…レナトゥス・メツァール(B)/ファフナー…妻屋秀和
(B)/フリッカ…クリスティーネ・ハンスマン(Ms)/フライア…マリエッタ・ツ
ムビュルト(S)/エルダ…ナディーネ・ヴァイスマン(A)/ヴォークリンデ…シ
ロナ・ミチェル(S)他
ワイマール・シュターツカペレ
カール・セント・クレア(指揮)
ミヒャエル・シュルツ(演出)/ディルク・ベッカー(装置)/ルネ・リスターダル
(衣装)/ブルックス・ライリー(映像監督)
2008年ドイツ・ワイマール国民劇場ライヴ収録/収録時間 :166分/
音声 :ステレオ 2.0/ドルビー・デジタル 5.1サラウンド(Blu-Rayステレオ 2.0
/dts-HD Masterサラウンド 5.1)
字幕:英語・独語・仏語・西語・伊語・日語
画面:16:9/REGION All(Code:0)/片面 2層ディスク(Blu-ray…2層 50GB)
ワイマール国民劇場の新プロダクトによる「指環」全曲の登場です。最近の流行
に洩れずこの演出も斬新なものです。まず、幼い三人のノルンが語る終末への物
語(ヴォルフガンク・ヴィラシェック作)が語られます。舞台自体はこじんまりと
したもので、若干のチープさも感じられもしますが、それ以上に様々な工夫には
感心するほかありません。ラインの乙女たちが泳ぐ川の流れ、神々が渡る橋、
ホッピングシューズを用いた巨人族ファフナーの妖しい動き(日本のホープ、妻
屋氏が演じています)・・など、とにかく見てのお楽しみです。歌手たちの知名
度はまだまだではありますが、全体に漲る熱っぽさ、そして手作り感が、この舞
台を極度に親しみやすいものにしているのは確かなことでしょう。
カール・セント・クレア指揮のワイマール・シュターツカペレの、渋くて温かみ
のある美しい音色が一丸となってこの舞台を盛り上げています。


101355(DVD-Video) 2枚組 \6280
101356(Blu-ray) \5650
ワーグナー(1813-1883):ニーベルングの指環第 1夜「ワルキューレ」
※日本語字幕あり
演奏 :ジークムント…エリン・カーヴス(T)/フンディング…妻屋秀和(B)/ヴォ
ータン…レナトゥス・メツァール(Br)/ジークリンデ…キルステン・ブランク
(S)/ブリュンヒルデ…カテリーネ・フォスター (S)/フリッカ…クリスティー
ネ・ハンスマン(Ms)/ヘルムヴィーゲ…シロナ・ミチェル(S)/オルトリンデ…
ヨアナ・キャスパー(S)/ヴァルトラウテ…マリー=ヘレン・ヨエル(Ms)/ジー
クルーネ…キャロラ・グーバー(Ms)/ロスヴァイセ…クリスティアーネ・バッ
セク(Ms)/グリムゲルデ…ケルスティン・クヴァント(A)/シュヴェルツライテ
…ナディーネ・ヴァイスマン(A)/グラーネ…エリカ・クレーメル 他
ワイマール・シュターツカペレ
カール・セント・クレア(指揮)
ミヒャエル・シュルツ(演出)/ディルク・ベッカー(装置)/ルネ・リスターダ
ル(衣装)/ブルックス・ライリー(映像監督)
2008年ドイツ・ワイマール国民劇場ライヴ収録/収録時間 :237分/音声 :ステ
レオ2.0/ドルビー・デジタル 5.1サラウンド(Blu-Rayステレオ 2.0/dts-HD
Masterサラウンド 5.1)
字幕:英語・独語・仏語・西語・伊語・日語
画面:16:9/REGION All(Code:0)/片面 2層ディスク(Blu-ray…2層 50GB)
ワイマール国民劇場の新プロダクトによる「指環」第1夜です。「ラインの黄金」
でこの世界観に慣れてしまえば、もう何が出てきても驚くことはありません。
幕明けと共に轟々と鳴り響くはずの前奏曲…その前にワルキューレたちの
歌と寸劇が挿入され(ヴォルフガンク・ヴィラシェック作)、聴き手はすっかり
巧妙につくられた世界へと誘われていくやり方は同じです。ヴォータンに手を
ひかれ森へやって来た幼い兄妹が再会し、愛を育む場面(この舞台のために頭を
丸めたという妻屋氏の壮絶たる演技も見どころです)。そして彼らを見守るブリ
ュンヒルデとヴォータンとの葛藤。これらが見事なまでにわかりやすく描かれて
います。物語で重要な働きをするブリュンヒルデの愛馬グラーネの勇姿(?)も
見どころです。そして幕切れで、花嫁衣装をまとったブリュンヒルデが火に包
まれる前に浮かべる恍惚の表情がこの物語の核心なのかもしれません。

101465(DVD-Video) 2枚組 \6250
※日本語字幕あり
ベッリーニ(1801-1835):歌劇「ノルマ」
演奏 : ノルマ…フィオレンツァ・チェドリンス(S)/ポリオーネ…ヴィンセン
ト・ラ・スコーラ(T)/オロヴェーロ…アンドレア・パピ(B)/アダルジーザ…
ソニア・ガナッシ(Ms)/クロティルデ…ベゴーニャ・アルベルディ(S)/フラヴ
ィオ…ジョン・プラツァオーラ(T)他
リセウ大劇場交響楽団&合唱団
ジュリアーノ・カレッラ(指揮)
フランシスコ・ネグリン(演出)/アンソニー・ベーカー(装置)/ジョナサン・
モッレル(衣装)/ルネ・リスターダル(衣装)/ピエトロ・ダゴスティーノ(映像
監督)
2007年バルセロナ・リセウ大劇場 ライヴ収録/収録時間:169分/音声 :ステレ
オ2.0/ドルビー・デジタル5.1サラウンド
字幕 :英語・独語・仏語・西語・伊語・カタルニア語・日語
画面:16:9/REGION All(Code:0)/片面 2層ディスク
ソプラノ歌手だったら一度は歌ってみたいと憧れるのが、このオペラの中で歌わ
れる「清らかな月よ」でしょう。巫女、母、愛を失いつつある女、その複雑な思
いを込め、信者と月に向かって歌うアリアの美しいことは、到底言葉では尽くせ
ません。一人の男を巡って争う 2人の女の壮絶な争い…というような良くあ
る筋立てではないところも、このオペラに独特の味わいを与えています。ノルマ
役のチェドリンスの凛とした美しさ、アダルジーザ役のガナッシのふくよかな女
らしさ。この 2人の女性を目のあたりにすれば、ヴェテランテノール、ラ・スコ
ーラの演じるポリオーネが心惑わされる気持ちが良くわかるでしょう。幕切れ
で、父に愛児を託し、全てを許し、自ら炎の中へ赴くノルマの姿には涙を禁じ得
ません。そうそう、指揮者カレッラの姿にも注目です。序曲のシンフォニアの部
分だけでもお腹いっぱいになってしまうほど、彼が心底このオペラを愛している
ことがおわかりいただけるでしょう。

101258(Blu-ray) \5650
※日本語字幕なし
ヘンデル(1685-1759):歌劇「アドメート」全曲
演奏 : アドメート…マティーアス・レクスロート(C-T)/アルチェステ…ロメリ
ア・リヒテンシュタイン(S)/アンティゴーナ…メヒティルト・バッハ(S)/スラ
シメデス…ティム・ミード(C-T)/ヘラクレス…ライムント・ノルテ(Br)/オー
リンド…メラーニエ・ヒルシュ(S)/メラスペ…ゲルト・フォーゲル(Br)
ヘンデル音楽祭管弦楽団(オリジナル楽器使用)
ハワード・アルマン(指揮)
アクセル・ケーラー(演出)
ライヴ収録 :2006年、ドイツ、ハレ歌劇場(ハレ・ヘンデル音楽祭)/
収録時間:196分/画面 :カラー、16:9/音声:ステレオ2.0/dts-HD
Masterサラウンド 7.1
字幕:英語・独語・仏語・西語・伊語/Blu-Ray 2層ディスク(50GB)
1727年にロンドンで初演された「アドメート」(テッサリアの王アドメート)は、
ヘンデルの生涯におけるオペラ時代の中盤に生まれた作品であり、これが映像と
して初収録になります。不治の病を患うアドメートを救うために自らの命を投げ
出す王妃アルチェステ。題材としてはグルックのオペラ「アルチェステ」と同じ
ものになりますが、ヘンデルの作品は技巧的なアリアを駆使したエンタテインメ
ント性の高いものとなっています。バロック・オペラの最近の傾向に洩れず演出
は現代的です。清潔な病院、エンジン音を轟かせて舞台に登場する車、最新の衣
装、など一体いつの話?と頭が混乱するかも知れませんが、愛する人を想う気持
ちはいつの世も同じ。いつしか物語に同化してしまいます。アドメート役のレク
スロートは数々の舞台で高い評価を受けるカウンターテノール。高い技術には驚
くばかりです。長いお話ですが、見どころ聴きどころが満載。片時も飽きること
がありません。(既発 DVD品番:101257)

101310(Blu-ray) \5650
※日本語字幕あり
ヘンデル(1685-1759):歌劇「オルランド」
演奏 : オルランド…マリヤーナ・ミヤノヴィッチ(A)/アンジェリカ…マルティ
ナ・ヤンコーヴァ(S)/メドーロ…カタリーナ・ペーツ(Ms)/ドリンダ…クリス
ティーナ・クラーク(S)/ゾロアストロ…コンスタンティン・ヴォルフ(B)
ラ・シンティッラ(チューリヒ・オペラ管弦楽団)
ウィリアム・クリスティ(指揮)
イエンス=ダニエル・ヘルツォーク(演出)/マティス・ナイトハルト(舞台装置)
/ユルゲン・ホフマン(照明)
2007年、チューリヒ・オペラ・ハウス・ライヴ収録/収録時間 :155分/音声 :
ステレオ 2.0/dts-HD Masterサラウンド 7.1
字幕:英語・独語・仏語・西語・伊語・日語
画面:16:9/REGION All(Code:0)/Blu-Ray 2層ディスク(50GB)
当時からオルランドの人気はとても高く、ヘンデルだけでなくヴィヴァルディや
ハイドンなどさまざまな芸術家たちが彼を題材とした物語を作っています。現代
的な演出を施された舞台で現代最高の歌手たちがとびきりの歌を披露します。思
いを寄せる女性の心が他の男のものとなったのを知って魂の抜け殻となったオル
ランドの歌う「狂乱の場」がとりわけ有名ですが、この演出にかかると奇天烈な
あらすじも納得できるから不思議です。カウンター・テナーで歌われることも多
い役柄ですがここでは若手バロック歌手の第一人者ミヤノヴィッチが完璧に歌い
ます。格調高いクリスティの指揮にも感涙です。(既発 DVD品番:101309)

101365(DVD-Video) \3480
※日本語字幕あり
チェリビダッケ-何もしないのかい
進化したまえジャン・シュミット=ガレによる記録映像
収録時間 :100分/音声:ステレオ 2.0
字幕:英語・独語・仏語・西語・伊語・日語
画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面 2層
この記録映画は映像作家、ジャン・シュミット=ガレが 1988年か 91年に渡っ
て、チェリビダッケに密着。リハーサル風景や後進の指導にあたる姿をフィル
ムに収めたものです。今でもカリスマ的人気を誇るチェリビダッケ(1912-1996)
は、偏執的ともいえる厳しいリハーサルと、重厚な音楽作りで知られています。
とりわけ晩年の彼は、日本の禅などにも興味を持ち、更に瞑想的な世界へと突
き進んで行き、全く独自の世界観を持つ演奏を成し遂げました。このフィルム
にはそんな彼の音楽への思いがぎっしりと詰まっています。彼が何を考え、ど
んな音楽を作り出したかったのか、この 100分の映像から痛いほどに伝わって
きます。冒頭、ブラームスの弦楽四重奏を指導する彼の言葉を訊くだけでも、
ひとつひとつの音を作り出す意味を考えさせられるでしょう。彼が得意として
いたブルックナーのミサ曲での「天上の響き」には思わず涙するほかありませ
ん。ときにはユーモアを交えつつも、自らの意思を伝えようとするチェリビダッ
ケ。ひたすら重く美しい映像です。

102115(DVD-Video) \5650
※日本語字幕なし
イリ・キリアンネーデルランド・ダンス・シアター
1.スワデブカ 1982年世界初演(使用曲…ストラヴィンスキー:結婚 1984年収録)
2.詩篇交響曲 1978年世界初演
(使用曲…ストラヴィンスキー:詩篇交響曲 1983年収録 )
3.トルソ 1975年世界初演(使用曲…武満徹:テクスチュアズ 1983年収録)
収録時間 :68分/音声 :ステレオ 2.0/字幕なし/画面 :4:3/REGION All
(Code:0)/片面2層ディスク
1947年プラハに生まれの振付師、イリ(イルジ)・キリアンの1970年代から80年
代初期の3作品を収録しました。1967年英国ロイヤル・バレエ学校に入学。1968
年ソリストとしてシュツットガルト・バレエに所属。ジョン・クランコに師事
しながら振付を開始する。1975年にネザーランド・ダンス・シアターの副芸術監
督、1978年には芸術監督に就任。ストラヴィンスキーによる2作品は、合理的か
つ躍動的な肉体の動きをまざまざと見せつけるもの。つくづく「ストラヴィン
スキーの音楽は踊りに適しているんだな」と感じさせてくれます。一方、武満
の音楽による「トルソ」も素晴らしいの一言。こちらは静止している体の美し
さに思いが至ることでしょう。神秘的なコスチューム、計算し尽くされた照明、
これらも、極限まで鍛え抜かれた肉体に彩りを添えています。




<CPO>
777082-2 \1700
ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):室内楽作品集
1.ピアノ五重奏曲ハ長調 Op.17
2.弦楽四重奏曲へ短調 Op.63
演奏:ミンゲ四重奏団/オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)
CPOが積極的にリリースしているヘルツォーゲンベルクの作品集。このアルバム
は弦楽四重奏曲全集(全3巻)の最初を飾るものです。ミンゲ四重奏団による素晴
らしい演奏は、この作曲家についての誤った認識(どうしてもブラームスっぽさ
が拭えない…)を根底から覆すものではないでしょうか。弦楽四重奏の精力的な
音楽の中に幽かに感じられるユーモア、ピアノが加わることで、また一層華やか
さを増すピアノ五重奏、新たな名曲を発掘する喜びに胸躍る1枚となること間違
いありません。

777460-2 \1700
フォルクマール(1770-1851):三重奏と四重奏曲集
1.クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための四重奏曲ヘ長調、
2.同ハ長調
3.クラリネット、ピアノ、チェロのための三重奏曲変ロ長調
4.ヴァイオリン、ピアノ、チェロのための三重奏曲
演奏:アルテ・アンサンブル
シュマルカルデン(チューリンゲン)で生まれ、リンテルンでその生涯の大部分
を過ごしたフォルクマールは、オルガニストとして高い名声を得て、また多く
の作品を残した人です。彼の作品はスイスの音楽出版社ポイラーから出版され、
その高貴なメロディとバランスの取れた作風は室内楽奏者たちに愛されていま
したが、彼の死後はほとんど忘れ去られてしまいました。しかしリンテルンの
博物館には、まだ彼の作品のいくつかが残存しているとのこと。復興が望まれ
る作曲家です。NDR放送フィルハーモニーのソリストによって設立されたアルテ
・アンサンブルによる演奏です。

777209-2(SACD-Hybrid) \2950
J.W.ウィルムス(1772-1847):交響曲 Op.9&23、序曲ニ長調
演奏: NDR 放送フィルハーモニー管弦楽団/Howard Griffiths
「オランダのベートーヴェン」と呼ばれるウィルムスは、その生涯の全てをア
ムステルダムで過ごしました。7曲の交響曲、5曲のピアノ協奏曲、他多くの管
弦楽作品、室内楽作品、及び声楽曲を残しています。彼は活動の初期の若い頃
に大成功を収めましたが、当時音楽界を席巻していたベートーヴェンの音楽の
影響を受け過ぎてしまい、少しずつ人気も下降してしまい、今では全く忘れら
れた存在になってしまいました。この録音はウィルムスの後期の作品を収録し
たもので、グリフィスの素晴らしい解釈は彼の独創性について再考するための
材料を与えてくれるはずです。

777213-2 2枚組 \4900
ハイドン(1732-1809):人形劇のためのジンクシュピール「火事」
演奏:オットー・カッツマイアー(バリトン)/アンドレアス・カラジアク(テノ
ール)/イザ・カタリーナ・ゲリッケ(ソプラノ)/フェルディナント・フォン・
ボトマー(テノール)/カペラ・アウグスティナ(オリジナル楽器使用)/アンド
レアス・シュペリング(指揮)
「操り人形による音楽劇」は現在でもオーストリアで根強い人気を誇っていま
す。1773年から 1779年の間は、エステルハージ公の夏の別荘に大きな人形劇の
ための劇場があり、当時宮廷音楽監督であったハイドンも、この人形劇のため
に音楽を書いていました。この作品はウィーンの方言を多分に用いたとても楽
しいもので、おそらく宮廷内の召使や御者たちでも楽しめるように作られてい
たのでしょう。2009年ハイドン・イヤーのための記念リリースです。

777276-2 \1700
モリーク(1802-1869):弦楽四重奏曲集第2集
弦楽四重奏曲変ホ長調 Op.18-3/弦楽四重奏曲へ短調 Op.28
演奏:マンハイム弦楽四重奏団
生前ヴァイオリン奏者として著名だったドイツの作曲家ベルンハルト・モリー
ク。ヨーロッパの至る所でツアーを行い、高い名声を得ていました。とは言え
彼の本業は作曲家。ベーム式フルートの開発者であるテオバルト・ベームと親
しく、彼のためにフルート協奏曲も書いています。しかしその作品のほとんど
は弦楽四重奏で絞められているところがヴァイオリンの名手と言えるでしょう。
第1番は古典派とロマン派の端境期に属する端正で優雅な作風を持っています。
それに対し、第2番のへ短調の作品は暗く憂鬱な気分を持つ聴き応えのある曲で
す。

777288-2 \2450
ロゼッティ(1750-1792):ホルン協奏曲集
1.2台のホルンのための協奏曲ヘ長調 Murray C61/Knaul III:49
2.ホルン協奏曲ホ長調 Murray C50/Kaul III:44
3.ホルン協奏曲変ホ長調 Murray C48/Kaul III:37
4.2台のホルンのための協奏曲変ホ長調よりアンダンテ Murray C55Q/Kaul
III:54
演奏:クラウス・ヴァレンドルフ(ホルン)…1.3.4/ザラー・ヴィリス(ホルン)
…1.2.4/マンハイム・プファルツ選帝候室内管弦楽団
ヨハネス・メーズス(指揮)
アントニオ・ロゼッティ、本名アントニーン・レスレルはボヘミア生まれの作曲
家です。1773年ボヘミアを去って、6年の間エッティンゲン=ヴァラーシュタイ
ン侯爵の宮廷楽団に加わるのですが、その際名前をイタリア風のアントニオ・
ロセッティに変えたのです。その後活躍の場を広げ、多くの作品を出版、彼自身
も自らを「洗練された音楽家」と呼び、幸せな生涯を送りました。彼が残した多
くの曲の中でもとりわけホルン協奏曲が有名で、モーツァルトのホルン協奏曲の
お手本にもなったのではないかとも言われているほどです。

777344-2(SACD-Hybrid) \2950
北ドイツのオルガンの旅第7集
ヨハン・プレトリウス(1595-1660):オルガン作品選集
ただ汝にのみ、主イエス・キリストよ/光であるキリストよ/ダ・パーチェム・
ドミネ/私はあなたを呼びます、主イエス・キリストよ/いと高きところにおわ
すキリストよ 他11曲
演奏:フリートヘルム・フランメ(オルガン)ドイツ、ペーター&パウル教会のオ
ルガン(1764年)使用
この作曲家、ヨハン・プレトリウスはヒエロニムス・プレトリウスの7人の子ど
もの中の一人です(兄も高名なオルガニスト&作曲家)。1612年、ハンブルクの
聖ニコラス教会の秘書を務め、合唱隊の指揮などに携わりました。最近の調査
により、いままでは他の作曲家の作品とされていたオルガン曲が、実は彼の作
品であることがわかりそれに伴い演奏回数なども増え始めています。グレゴリ
オ聖歌を元にした曲など緻密な作風が魅力です。

777360-2 \2450
マッテゾン(1681-1764):オラトリオ「愛に満ち、かつ辛抱強いダヴィッド」
演奏:クリスティアン・ヒルツ(ソプラノ)/ニッキ・ケネディ(ソプラノ)/ウル
ズラ・アイッティンガー(アルト)/ライモンズ・シュポーギス(バリトン)/マ
ックス・チオレック(テノール)/ケルン・アカデミー&ケルン・アカデミー合
唱団/ミヒャエル・アレクウサンダー・ヴィレンス(指揮)
作曲家、外交官、音楽理論家と言った多彩な才能を持つドイツ後期バロック時
代のヨハン・マッテゾンの壮大なるオラトリオです。ヘンデルとは大親友であ
ったものの、オペラの上演中にいさかいを起こし、あわやヘンデルを刺し殺し
そうになったというエピソードを持つ物騒な人でもありました。大作曲家であ
ったにも関わらず彼の相当数の作品が 1998年まで行方不明だったため、すっか
り忘れ去られた存在になっていたマッテゾン。これから復興が進むのでしょう
か。まず手始めにこれを聴いてみてください。

777390-2 2枚組 \4900
テレマン(1681-1767):隊長の音楽 1744年
隊長の音楽 1744年 TVWV 15:15
演奏:ドロテー・ミールズ(ソプラノ)/モニカ・マウフ(ソプラノ)/ウルリケ・
ホフバウアー(ソプラノ)/インモ・シュレーダー(テノール)/ドミニク・ヴェ
ルナー(バス・バリトン)/ヴェゼル・ルネサンス
マンフレッド・コルデス(指揮)
1721年、40歳のテレマンはハンブルクの都市音楽監督に就任しました。これに
よって彼は、当時ハンザ自由都市であったハンブルクにおける音楽の全責任を
担うことになり、オペラ、コンサート、教会音楽、作曲、出版とあらゆる部分
で活躍し高い評価を得たのです。都市を守るハンブルク市民自警団の隊長のた
めに音楽を書いたのもそんな活動の一環としてです。このオラトリオはハンブ
ルクの守護神「隊長」への謝意があふれた力強い音楽。独唱者たちの熱唱でそ
の栄誉が讃えられるのです。
(cpo 777176-2隊長の音楽1724年もどうぞ )

777404-2 2枚組 \4900
ツィーラー(1843-1922):喜歌劇「三つの願い」
演奏:フォルカー・フォーゲル(テノール)/ドンナ・エレン(ソプラノ)/ヴァレ
リー・ゼルキン(テノール)/ロレナ・エスピナ(アルト)/クレメンス・スロウィ
チェク(バス)/アンア・シミンスカ(ソプラノ)/ウィーン・シェーンブルン宮
廷劇場管弦楽団&合唱団/ヘルベルト・モック(指揮)
現代では才能ある作曲家として知られるツィーラーですが、ヨハン・シュトラ
ウスは彼のことを全く認めようとせず、「ツィーラーと比べるようなことはし
ないでくれ」と怒っていたそうです。しかし有名な出版者ハスリンガーは、ツィ
ーラーを「ウィーンの新しいダンス音楽作曲家」として売り出すことにし、そ
の目論見はあたりウィーン中が彼のワルツやポルカで埋め尽くされたこともあ
りました。この魅力的な喜歌劇「三つの希望」は、ツェムリンスキーがスコア
の手直しをした可能性が高く、(自筆スコアに書きこみがある)いろいろな意味
で興味深い作品と言えるでしょう。

777433-2 \1700
クリーガー(1651-1735):世俗歌曲と宗教的アリア「新しい音楽の報酬」
ブフナー(1614-1669):「爪弾く音楽」よりソナタ
演奏:ヤン・コボウ(テノール)/ユナイテッド・コンテヌーオ・アンサンブル
「私は庭で愛しい人をみた」と題されたこのアルバムは、ヤン・コボウによる
優美な歌曲とアリアが収録されています。ヨハン・クリーガーはニュルンベル
クで生まれ、オルガニストとして宮廷で活躍しました。兄も音楽家で、コペン
ハーゲンでオルガン奏者としヘンデルの音楽的才能を見出した人として知られ、
弟クリーガーの音楽的才能の多くは兄によって触発されたものに違いありませ
ん。シンプルな歌唱から技巧的な歌唱まで幅広い表現を有した作品に、ブフナー
の典雅なソナタを組み合わせて何とも魅力的なアルバムに仕立て上げています。

777442-2 \2450
ホルブルック(1878-1958):交響詩集
劇的序曲「アモンティラド」 Op.123/オーケストラのための詩曲第2番「ヴァ
イキング」 Op.32/「三匹の盲目のねずみ」による交響的変奏曲 Op.37-1/オ
ーケストラのための詩曲第3番「ウラルメ」 Op.35
演奏:フランクフルト・ブランデンブルク州立オーケストラ
ハワード・グリフィス(指揮)
イングランド生まれの作曲家ホルブルックは、とりわけエドガー・アラン・ポ
ーにインスピレーションを受けた作曲家として知られます。1900年に発表した
「大鴉」が大成功を収め、当時「最も進歩的な作曲家」の一人として評価され
ました。しかし大作志向だったことや、あまりにもロマン派的な音に固執したた
め、イギリス音楽の時流に乗ることができず、結局のところ忘れ去られてしまっ
た人です。今回グリフィスの名演で彼の作品が復興されることで、また新たな
発見をもたらしてくれるでしょう。

<TESTAMENT>
JSBT 8452 \1850
1)ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68 《田園》
2)R.シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》 op.40
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
ミシェル・シュヴァルベ(ソロ・ヴァイオリン)(2)
録音:1972年5月16日 ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)

JSBT 8453 \1850
モーツァルト:ディヴェルティメント第15番 変ロ長調 K.287
ストラヴィンスキー:バレエ《春の祭典》
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1972年5月15日 ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
昨2008年は生誕100年を大々的に祝ったカラヤンですが、今年は7月で没後20年
を迎える事となりました。それに合わせ、1972年のロンドン・ライヴ(BBC録音)
が2タイトル、リマスターされて登場します。
カラヤン&ベルリン・フィルによる1972年の演奏旅行ではヴィヴァルディの
《四季》からベルクの《管弦楽のための3つの小品》に至るまで多岐にわたるプ
ログラムが組まれていました。当時5つのオーケストラが本拠を置き、世界中の
音楽家たちが客演に訪れていたロンドンの公演では、他団体との重複を避ける
プログラムの選定も困難を極めたということです。第一夜はモーツァルトとス
トラヴィンスキー、そして第二夜はカラヤンお気に入りの組合せである《英雄
の生涯》とベートーヴェンの交響曲第4番が選ばれました。が、この4番は変更
を余儀なくされ、第6番の《田園》が代わりに演奏されたのでした。シュヴァル
ベが朗々たるソロを奏でる《英雄の生涯》からは、60代半ばを迎えたカラヤン
自身の人生感も聴こえてくるようです。絶頂期を迎えていたカラヤン&ベルリ
ン・フィルのコンサート・ライヴをご堪能ください。




<MD+G>
62315662 3枚組 \4160 ※番号訂正30915662
アゴスティーノ・ステッファーニ:
歌劇《気前のよいオルランド》全3幕
ダニエル・ラゲル(カウンター・テナー) 
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ) 
スザンヌ・ライデン(ソプラノ) 
カイ・ヴェッセル(カウンター・テナー) 
フランツ・ヴィッツム(カウンター・テナー) 
イェルク・ワシンスキ(ソプラノ) 
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(バス) 
ムジカ・アルタ・リパ 
指揮:ベルンヴァルト・レーア
録音:2008年6月29-30日 ハノーファー、ヘレンハウゼン ライヴ
アゴスティーノ・ステッファーニ(1653- 1728)は、イタリア・バロック音楽の
作曲家&オルガン奏者で、外交官およびカトリックの聖職者としても活躍。バ
イエルンを中心としたドイツが活動の拠点で、1688年からはハノーファーの宮
廷楽長を務め、翌89年に完成した歌劇場のために多くのオペラを書いて、輝か
しいキャリアを築き上げました。1691年作曲の本作も、そんな彼の最盛期に書
かれた豪奢な名作の一つです。

61315202 \2080
フォー・チルドレン
1.クルターク:ヴァレーズへのオマージュ
2.同:カドーシャへのオマージュ
3.ラッヘンマン:チャイルズ・プレイ
4.クルターク:12のミクロリュード
5.グバイドゥリーナ:ミュージカル・トイズ
6.同:おやゆび姫
7.シュライエルマヒャー:バランス‐4つのミクロリュード(クルタークへのオ
マージュ)
8.クルターク:新しいミクロリュード
ファン・シュライエルマヒャー(ピアノ)
録音:2007年11月7-9日 マリエンミュンスター修道院
ありそうでどこにもない、そして多くの人々が望んでいたに違いない、「子供
のためのピアノ現代音楽入門」が誕生しました。今日の現代音楽シーンにおけ
る第一人者シュライエルマヒャーが、クルターク、ラッヘンマン、グバイドゥ
リーナの作品から、子供が聴いても充分に楽しめる名曲を精選。「クルターク
へのオマージュ」として書いた自作の《バランス》も収録した意欲作です。

60615722 \2080
ジャン・ヤンカ:オルガン作品集第3集
1.5楽章の小組曲
2.ミサ・オルビス・ファクトール
3.16の合唱による教会暦
4.オルガンのためのロンド
アンドレアス・ジーリング(ベルリン大聖堂のカール・シュッケ・オルガン) 
ヴォルフガンク・バウムグラッツ(ブレーメン大聖堂のザウアー・オルガン) 
フェリーツィタス・ローダッハ(オルガン) 
指揮:フォルカー・ヘットヘルド
録音:2007年4月16日 ブレーメン(3&4)、2008年10月16-17日 ベルリン(1&2)
ポーランド出身のオルガン奏者&作曲家ヤンカ(1933‐)は、クラクフで学んだ後、
シュトゥットガルト、パリへ渡り、パリではマルセル・デュプレに師事。その
ためか彼の作風はフランスの印象派の伝統を受け継きながら、キリストの復活
に対する深い信仰心も帯びた、美しいオルガン作品を多く書いています。本作
では、ベルリンとブレーメンのすばらしいオルガンを使って、2人の名手(ジー
リングとバウムグラッツ)が名演を繰り広げます。

6051002 \2080
ヴィルトゥオーゾ・チェンバロ作品集/J.S.バッハの息子たち
1.W.F.バッハ:幻想曲イ短調
2.同:ソナタ第4番ニ長調
3.J.C.F.バッハ:きらきら星の主題による変奏曲
4.W.F.バッハ:ポロネーズ第7番ホ長調
5.同:同 第8番ホ短調
6.C.P.E.バッハ:スペインのフォリアによる12の変奏曲
7.J.C.バッハ:ソナタ イ長調Op.17‐5
ヴァルデマール・デーリング(チェンバロ)
録音:1983年 オラニエンブルグ
多作家で知られる「音楽の父」J.S.バッハは、13人の子供に恵まれた子沢山で
もあり、そのうち成人した4人の息子は、全員音楽家として活躍しました。本作
には、ヴィルヘルム・フリーデマン(長男)、カール・フィリップ・エマヌエル
(次男)、ヨハン・クリストフ・フリードリヒ(五男)、ヨハン・クリスティアン
(末子)全員の作品を収録。ベルリン・フィル・ゾリスステンで活躍した名手デ
ーリングの冷静かつ学究的な名演でお届けします。

321852 \2080
レオポルト・モーツァルト:ホルン協奏曲全集
1.2つのホルンのための協奏曲変ホ長調
2.シンフォシア・パストレーラ ト長調
3.室内シンフォニア
4.狩のシンフォニア
ヘルマン・ユーリッセン、ミヒャエル・ヘルツェル、
ヴィンセント・レーヴェスク、
レンノ・デ・リュイター(ホルン) コンチェルト・ロッテルダム 
指揮:ハインツ・フリーセン他
録音:1982年 ハーグ、教区教会
モーツァルトの父レオポルトによる、ホルン協奏曲全曲を集めた貴重なアルバ
ム。《シンフォニア・パストレーラ》は、アルペンホルンのための協奏曲で、
ソロを吹くユーリッセンは短めのアルプホルンを使っており、長いものと比べ
て高い音になっているのが特長です。《室内のシンフォニア》は、通奏低音に
オルガンが登場する珍しい演奏に要注目。《狩のシンフォニア》は、鉄砲の音
がパンパン入る楽しい演奏になっています。

6038312 \2080
ファゴットとピアノのための作品集Vol.2
1.ヒンデミット:ファゴットとピアノのためのソナタ
2.O.ベルク:ファゴット・ソロのための《めまい》
3.同:ファゴットとピアノのためのソナチネ
4.O.ヌシオ:ペルゴレージのアリエッタによる変奏曲
5.I.ユン:ファゴットのためのモノローグ
6.M.シューフ:ファゴットとピアノのための2つの即興曲
ダグ・イェンセン(ファゴット) 北川みどり(ピアノ)
録音:1997年10月31日-11月2日 ドイツ、バド・アーロルゼン
ファゴットの巨匠クラウス・トゥーネマンの弟子で、日本ではサイトウ・キネ
ン・オーケストラや水戸室内管弦楽団のメンバーとして活躍中のダグ・イェン
セン。ソロ第2集となる当盤でも、持ち前の艶やかな音色と、あざやかな技巧
とで、重音や微分音も登場する難曲の細部まで、しっかりと丁寧に吹き上げて
います。




<ECM new series>
4763260 \2180
Kurtagonals
1.イントラガ
2.クルタークアメラン
3.インタロゲーション
4.ラックス‐アビーサム
5.ドローンゾーン
6.クルタークアンニャ
7.ツイン・ピークス
8.ネクロガ
ジェルジー・クルターク・ジュニア(シンセサイザー) 
ラースロー・ホルトバージ(シンセサイザー&コンピューター) 
ミクロス・レンジェルフィ(ベース、エフェクト)
録音:2008年8月 ブダペスト デジタル録音 新録音
ハンガリーの偉大な作曲家クルタークの息子で、作曲家&シンセサイザーを用
いた即興奏者として活躍中のジェルジー・クルターク・ジュニアの記念すべき
ECMデビュー盤。彼が得意とするシンセサイザー・ミュージックが、盟友の作曲
家ラースロー・ホルトバージの作曲と演奏の両面における強力なサポートを得
て、さらなる輝きと、深みと、深遠を増した仕上がりになっています。

<Brilliant Classics>
BRL 8848 2枚組 \1080
ドン・コサック合唱団によるロシア正教会礼拝の音楽集
ロシア民謡集、レクイエム
セルゲイ・ヤーロフ指揮、ドン・コサック合唱団
ヤーロフ女声合唱団

BRL 8849 \540
UKRAINIAN BANDURIST CHORUS
バンドゥーラと合唱団によるウクライナの音楽集
演奏 ミカエル・ミンスキー(Br)、他

BRL 9120 \540
ツェムリンスキー:叙情交響曲Op.18
ユリア・ヴァラディ(Sop)フッシャー=ディースカウ(Br)
ロリン・マゼール指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

BRL 9129 \540
サティ:四手のためのピアノ曲全集
パラード、梨の形をした3つの小品、ジムノペディ第1番、第3番、
不愉快な概要、馬の装具で、家具の音楽、組み合わされた3つの小品、
風変わりな美女、シネマ
サンドラ&ジェローム・ファン・フェーン(pf)

BRL 9131 \540
レオ・ブローウェル:ギターソロのための作品集
黒いデカメロン、シンプル・エチュード、舞踏礼賛
ジョバンニ・カルーソ(Guitar)

BRL 93538 \540
ミシェル・コレット(1709-95):6つのクリスマス交響曲
リエン・ヴォスクイレン(Org)ラ・ファンタジア

BRL 93808 \540
ベルリオーズ:幻想交響曲
叙情的場面「エルミニー」
マルク・ミンコフスキ指揮、
マーラー室内管弦楽団、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル

BRL 93814 2枚組 \1080
J.S.バッハ:フルートのための室内楽曲全集
イェド・ヴェンツ(Flu)ミカエル・ボルグスターデ(Cemb)
無伴奏フルートソナタBWV.1013、ソナタBWV.1030、1032、1034、1035、1038、
1039、音楽の捧げものBWV.1079

BRL 93889 23枚組 \8690
ハイドン:弦楽四重奏曲全集
ブッフベルガー四重奏団
既発売分と同じ音源をまとめたもの ブックレットはCDROMで収録

BRL 93895 2枚組 \1080
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
ハインリヒ・シフ(Vc)
ティル・フェルナー(pf)
チェロソナタ全曲、
ヘンデルのオラトリオ「ユダス・マカウベス」の「見よ勇者は帰る」の主題に
よる12の変奏曲WoO.45、モーツァルトの歌劇「魔笛」の「恋人か女房か」の主
題による12の変奏曲Op.66、モーツァルトの歌劇「魔笛」の「恋を知る男たち
は」の主題による7つの変奏曲WoO.46

BRL 93897 \540
テレマン:カンタータ「イーノ」、序曲ニ長調
バルバラ・シュリック(Sop)
ラインハルト・ゲーベル指揮、ムジカ・アンティクァ・ケルン

BRL 93898 2枚組
フェルナンド・ソル、ナポレオン・コステ(1805-1883): ギター二重奏曲全集
ソル:
慰めOp.34、ディヴェルティメントOp.38、Op.62、6つのワルツOp.39、
Op.44bis、二人の友Op.41、軍隊風ディヴェルティメントOp.49、
私のほうへ第一歩Op.53、幻想曲Op.54、二重奏曲Op.55、
3つの小さなディヴェルティメントOp.61、ロシアの思い出Op.63
コステ:グランド・デュオ、スケルツォとパストラーレOp.10、デュエット
クラウディオ・マッカリ、パオロ・プリエーゼ(Guitar)

BRL 93983 \540
カルロ・テッサリーニ(c.1690-c.1767):トリオソナタOp.12
フルートソナタ第9番、第6番
イル・ベラコード・アンサンブル

BRL 93986 \540
テレマン:リコーダーソナタ集
TWV41:C5、TWV42:A1、TWV41:d4、TWV41:f1、TWV42:B4、TWV.41:C2
アンサンブル・トリプラ・コンコルディア

BRL 93913 \540
ヤング・ピアニスト・ファンデーション・シリーズ
シューベルト:ピアノソナタD.959、D.784
ハンナ・シベーヴァ(pf)



<Opus Arte DVD>
OA 1008(DVD-Video)\5480
OA 7025BD(Blu-ray)\6450
バレエ「椿姫」
ミヒャエル・シュミッツドルフ指揮、パリ・オペラ座管弦楽団
ジョン・ノイマイヤー(振付)パリ・オペラ座バレエ

OA 1010(DVD-Video)\4550
OA 7029BD(Blu-ray)\5480
タン・ドゥン:歌劇「マルコ・ポーロ」
タン・ドゥン指揮、ネーデルラント室内管弦楽団、他
ネーデルラント・オペラ2008
ネーデルラント・オペラ2008

OA 7031BD(Blu-ray)\6450
ショスタコーヴィチ:歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
マリス・ヤンソンス指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、他
ネーデルラント・オペラ2006




<WARNER Box>
WARNER 2564 690718 2枚組 \2080
マキシム・ヴェンゲーロフ(Vln)コレクション
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲より
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲より
モーツァルト:ヴァイオリンソナタK.378より
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第9番より
サンサーンス:序奏とロンド・カプリチョーソ
マスネ:タイスの瞑想曲
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲より
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲より
クライスラー:中国の太鼓
ワックスマン:カルメン幻想曲
ブルッフヴァイオリン協奏曲第1番より
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番より
チャイコフスキー:メロディより
ブラームス:ヴァイオリンソナタ第3番より
エルガー:ヴァイオリンソナタより
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番より
ニールセン:ヴァイオリン協奏曲Op.33より
ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ、他

WARNER 2564 695722 6枚組 \4850
モーリス・アンドレ(Trp)エディション第1集
エラート録音集 協奏曲編 第1集
モーリス・アンドレ(Trp)、他
ハイドン、L.モーツァルト、モーツァルト、シュテルツェル、ヴィヴァルディ、
アルビノーニ、J.S.バッハ、テレマン、フンメル、タルティーニ、ヘンデル、
トレッリ、ヘルテル、フッシャー、ルイエ、グラウプナー、フェッシュ、
他の作曲家によるトランペット協奏曲

WARNER 2564 692674 5枚組 \4180
メンデルスゾーン・エディション第5集
メンデルスゾーン:ピアノ曲、室内楽曲集
アニー・ダルコ(pf)マリー・クレール・アラン(Org)、トリオ・フォントネ、他
無言歌集、オルガン曲集、ピアノ三重奏曲第1番、第2番、弦楽八重奏曲、
ヴァイオリン協奏曲 オリヴィエ・シャルリエ(Vln)、
ヴァイオリンソナタ ヘ長調
マキシム・ヴェンゲーロフ(Vln)、他

WARNER 0630 140132(DVD-Video)2枚組 \4580
グラインドボーン・フェスティバル・オペラ
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」
ベルナルド・ハイティンク指揮、ロンドンフィルハーモニー管弦楽団、他
ジェラルド・フィンリー、アリソン・ハグリー、ルネ・フレミング、
アンドレアス・シュミット、他

WARNER 5186 547212(CD+DVD)\2850
ヴィヴァルディ:四季
イル・ジャルディーノ・アルモニコ
収録1994年




<Berlin Classics>
●BASICS "3×3" series
ベーシック2枚組に続く新シリーズ、3枚組ベスト盤第2弾が3タイトル発売とな
ります。今回はオペラ関連です。

BC 14951 3枚組 \1480
Da Capo - オペラハイライト
ヴァリアスアーティスツ
有名なオペラの序曲、アリアから合唱まで。

BC 14952 3枚組 \1480
Passione - 愛のあるオペラ
ヴァリアスアーティスツ
代表的な作品を中心にセレクト。誰もが耳にしたことのある美しいメロディの
数々。

BC 14953 3枚組 \1480
Senza Parole - オペラの中の管弦楽曲
ヴァリアスアーティスツ
管弦楽曲を中心に収録。

<VENEZIA>
CDVE04361 2枚組 \1650
CD.1
(1)ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 op.2/3 1960年レニングラードでのライヴ
(2)ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 op.7 1975年モスクワでのライヴ
(3)ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 op.10/3 1960年レニングラードでのライヴ
CD.2
(4)ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 op.26 1961年モスクワでのスタジオ
(5)ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 op.31/3 1965年モスクワでのライヴ
(6)ピアノ・ソナタ第19番 ト短調 op.49/1 1965年レニングラードでのライヴ
(7)ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 op.101 1965年モスクワでのライヴ
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

CDVE04362 2枚組 \1650
ショスタコーヴィチ:声楽曲集
CD.1
(1)ブロークの詩による7つの歌 op.127
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
ヴァインベルグ(ピアノ) 1967年 初演時のライヴ
(2)イギリスの詩人の詩によるバスの為の6つの歌 op.140
エフゲニー・ネステレンコ(バス)
ルドルフ・バルシャイ指揮モスクワ室内管弦楽団 1974年
(3)ツヴェターエワの詩による6つの詩 op.143a
イリーナ・ポガチェーワ(メゾ・ソプラノ)
ルドルフ・バルシャイ指揮モスクワ室内管弦楽団 1974年
CD.2
(4)ミケランジェロの詩によるバスの為の組曲 op.145a
エフゲニー・ネステレンコ(バス)
マキシム・ショスタコーヴィチ指揮モスクワRTV交響楽団 1975年
特に(1)"op.127"においてマスターに起因する多少の傷が聴かれることご了承
くださいますよう、お願い致します。

CDVE04363 3枚組 \2000 
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ op.87
タチアナ・ニコラーエワ(ピアノ)
1962年 モスクワでの録音
後に録音された演奏に比べるとテンポが早く内容に鋭く切り込んだ演奏です。
※"ニコラーエワ 1987年録音 ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ"
CDVE04293は廃盤となります。

CDVE04364 2枚組 \1650
バッハ:イギリス組曲全集
(1)イギリス組曲第1番 イ長調 BWV.806
(2)イギリス組曲第2番 イ短調 BWV.807
(3)イギリス組曲第3番  ト短調 BWV.808
(4)イギリス組曲第4番 ヘ長調 BWV.809
(5)イギリス組曲第5番 ホ短調 BWV.810
(6)イギリス組曲第6番 ニ短調 BWV.811
アナトリー・ヴェデルニコフ(ピアノ) 1962/78年録音




<TACET>
TACET 177 \2380
(1)モーツァルト:幻想曲 ハ短調 KV.475
(2)シュテフェン・ヘラー(Stephen Heller 1813-1888):前奏曲 op.81-3&10
(3)ショパン:夜想曲第8番 op.27-2、ポロネーズ第9番 op.71-2
(4)レシィティツキ(7曲の自作自演):イタリアの想い出、マズルカ、
即興曲 他
テオドール・レシェティツキ(Teodor Lechetizky) ピアノ
1830年ポーランドで生まれ、主にウィーンで活躍したピアニストです。1915年
没。幼少からピアニストとして活躍し、カール・ツェルニーにピアノを学び、
且つ教師としてもシュナーベル、パデレフスキ、ホルショフスキ等、多くの
大ピアニストを指導しました。
本アルバムに収録された12曲は、ヴェルテ・ミニョンの自動ピアノの為の自作
7曲を含む録音です。




<CARUS>
83.433 \2380
テューダー朝の音楽(Music from the House of Tudor)
イングリッシュ・ルネッサンス音楽集
イングランド・アイルランド王であったヘンリー8世に縁の深い下記の作曲家
の作品から”イングリッシュ・ルネッサンス音楽”リコーダーによる作品を
中心とした美しく、楽しい29曲の小品集。
ヘンリー8世(King Henry VIII : 1491-1547)
ウィリアム・バード(William Byrd : 1543-1623)
ナサニエル・パトリック(Nathaniel Pattrick : 1569-1595)
ジョン・ダウランド(Jhon Dowland : 1563- 1626)
トーマス・シンプソン(Thomas Simpson : 1582-1628)
ジェロニモ・バッサーノ(Jeronimo Bassano : 1559-1635)
アウグスティン・バッサーノ(Augustine Bassano : 1525-1604)
Franz Vitzthum(カウンター・テノール)
Andrea Cordula Baur(リュート)
Katrin Krauss(フルート)
フラウタンド・ケルン(リコーダー四重奏団)Flautando Koln




<VENEZIA>
CDVE04349 4枚組 \2700
チャイコフスキー:
(1)バレエ音楽「白鳥の湖」 1985年
(2)バレエ音楽「くるみ割り人形」 1976年
(3)スラブ行進曲 1981年
(4)歌劇「エフゲニー・オネーギン」から序曲とポロネーズ 1986年
ヴラジーミル・フェドセーエフ指揮
ソビエトRTV大交響楽団

CDVE00008 3枚組 \1650
ロシアの偉大な指揮者シリーズ:ニコライ・ゴラワーノフ名演奏集
CD.1
(1)チャイコフスキー:祝典序曲「1812年」 op.49
(2)チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 ロ長調 op.74
CD.2
(3)スクリャービン:交響曲第1番 ホ長調 op.26
CD.3
(4)ボロディン:交響曲第2番 ロ短調
(5)ムソルグスキー:「禿山の一夜」
(6)ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ニコライ・ゴロワーノフ指揮
ソビエトRTV全同盟大交響楽団
1948-1953年
※古い録音の為、マスターに起因する多少の傷が聴かれることご了承くださ
いますよう、お願い致します。

<ORF>
CD 474 2枚組 \4160
ルドルフ・ヒンデミット:ピアノ作品集
ピアノのための舞曲/
ソナティネ第1番「古い民謡に基づいた変奏曲」/
ソナティネ第2番/ソナティネ第3番/ソナティネ第4番/
ソナティネ第5番/ソナティネ第6番/ソナティネ第7番/
5つのピアノ小品/7つの前奏曲とフーガ/
13の学習フーガ/2声の学習フーガ/
「皇帝の新しい着物」からのワルツ
シュテファニー・ティモシェク(ピアノ)
録音:2006-2008年
ルドルフ・ヒンデミット(1900-1974)は、高名なパウル・ヒンデミットの弟。
第二次世界大戦中は占領下のポーランドで指揮者として活動した。戦後はミュ
ンヘン近郊に住み、ほとんど忘れられた存在だったが、DREYER-GAIDOレーベル
で系統的に紹介されるなど、近年再評価されている。ピアノ曲はルドルフの特
徴が良く現れたモダンで知的な音楽である。シュテファニー・ティモシェクは
1980年、グラーツ生まれのピアニスト。

CD3026 \2080
クラウス・アーガー(1946-):作品集
(1)金管と打楽器のための交響曲Op.63/
(2)セレナーデOp.60/
(3)ブレッチア4 Op.90/
(4)ピアノと金管楽器、打楽器のための協奏曲Op.36/
(5)黄金の静寂Op.56
(1)ゴットフリート・ラブル指揮ウィーン放送響
(2)アルフォンス・コンタルスキー(Pf)、
ヨルゲ・ロッター指揮ザルツブルグ・モーツァルテウム管
(3)(4)オーストリア現代音楽アンサンブル
(3)アルベルト・カプリオリ指揮
(4)エミー・ハインツ=ディエマンド(Pf)、クラウス・アーガー指揮
(5)オーストリア現代音楽アンサンブル団員(弦楽三重奏)
録音:1983-2007年
アーガーは1946年ザルツブルク生まれ、モーツァルテウム音楽院を卒業後、パ
リ・コンセルバトワールにてメシアンとピエール・シェフェールに師事した。
沈黙と喧騒の交代のなかで混沌とした響きが連綿と続くドラマティックな音楽。

CD3029 \2080
ゲラルド・レッシュ(1975-):作品集
(1)結び目(2007)/
(2)イタロ・カルヴィーノによる5つの試み(2006)/
(3)スピン(2006-07)/
(4)平行線(2003-04)/
(5)窓(2008)
(1)ロベルト・ブシェク(Fg)、
コンスタンティン・リエフスキー指揮ウィーン・コンツェルト・フェライン
(2)レシェティツキー・ピアノ三重奏団
(3)エルネスト・ヘーツル指揮ウィーン・コンツェルト・フェライン
(4)レオ・エレード&ロベルト・ブシェク(Fg二重奏)
(5)ツォルト・ハマル指揮ウィーン・コンツェルト・フェライン
録音:2007-08年
レッシュは出身地オーストリア・リンツでしばらくオルガニストを勤めた後、
ケルンでヨーク・ヘラーに、ウィーンでミヒャエル・ジャレルに作曲を師事し
た。《結び目》は現代では珍しいファゴット協奏曲でファゴットの超絶技巧が
オーケストラに次第に波及してゆく過程が聴きどころ。

CD 3056(SACD-Hybrid) \2080
2台のチェンバロによるヘンデル作品集
組曲「水上の音楽」から(4曲)/
組曲「王宮の花火の音楽」から(2曲)/
「リナルド」から(7曲)/「アリオダンテ」から(6曲)/
「テゼオ」から(1曲)/
「アレクサンダーの饗宴」から(1曲)
ル・プティ・コンセール・バロック:
【シャニ・ルゾルニエ,ナジャ・ルゾルニエ(チェンバロ・デュオ)】
録音:2007年10月2日,オーストリア,マウエルバッハ、
ル・プティ・コンセール・バロックは、ルゾルニエ姉妹によるチェンバロ・デュ
オ。姉シャニが1984年生まれ、妹ナジャ1986年生まれという若さながら、2002
年に結成して以来高い評価を得ている。ヘンデルの「水上の音楽」や「王宮の
花火の音楽」、さらにオペラの序曲やアリアを二台チェンバロで生き生きと演
奏している。二台のチェンバロの同質性の高さは姉妹ならではだ。

CD 3057(SACD-Hybrid) \2080
フィルミヌス・カロン(ca.1440-Ca.1475)第1集
フィルミヌス・カロン:
(1)ミサ「武器を持つ人」,
(2)ミサ「美女が私を受け入れ」
ザ・サウンド・アンド・フュアリ(音と熱狂):
【D.エルラー(カウンターテナー)、K.ヴェンク(T)、J.ポッター(T)、
C.ヴェークマン(T)、J.ヘーヒトバウアー(B)、R.ヴィストライヒ(B)】
録音:2008年11月14日,ライヴ、61'30、DSD
フィルミヌス・カロンは15世紀後半のフランスの作曲家。どちらのミサも、同
名のシャンソンの旋律に基づいたもので、ルネサンス音楽らしい対位法の絡み
が美しい。ザ・サウンド・アンド・フュアリは2000年にトーマス・E・バウアー
によって設立された声楽団体。ORFからは既にニコラ・ゴンベールなどのCDが
発売されている。

CD3064 \2080
トニ・シュトリッカー(1930-):パンノニア・ミサ
トニ・シュトリッカー(Vn)
ディーター・バルトル指揮
パストラル合唱団、
ヴォルフガング・コゲルト(Org)
録音:2008年12月ラディオ・クルトゥルハウス,ライヴ
シュトリッカーはオーストリアのジャズ・ヴァイオリンの第1人者で作曲家でも
ある。グルベローヴァが歌ったシュトリッカー・アルバムも出ている。ジャズ
・ミュージシャンの曲といってもジャズ的ではなく、実にクラシカルな作品。
時にブルックナーのミサ曲を思わせる部分あり、ヴァイオリンのセンチメンタ
ルな旋律が朗々と歌われる部分あり、と楽しめる。

CD3028 \2080
カール・シシュケ(1916-1969):作品集
(1)「カンダダ」Op.45(1956)
(2)コラール・パルティータOp.46(1957)
(3)シンセシス(合成)Op.47(1958)
(4)未完のミサ曲より《キリエ》Op.48
(5)ディヴェルティメントOp.49(1963)
(6)交響曲第5番《Bに基づく》Op.50(1965)
(7)対話Op.51(未完成)
(1)A.ヒュックル(Sop)、P.コイシュシュニヒ指揮ウィーン放送響、ORF合唱団
(2)A.ユッフィンガー(Org)
(3)P.コイシュニヒ指揮アンサンブル・コントラプンクテ
(4)A.グラスナー指揮ウィーン・アントン・ウェーベルン室内合唱団、
A.ユッフィンガー(Org)
(5)E.ウルバンナー指揮ディ・ライヘ
(6)A.リゲティ指揮ウィーン放送響
(7)W.パンホファー(Vc)、H.ジェームズ(Pf)
録音:1972-2008年
シシュケはハンガリーに生まれウィーンで学んだ作曲家。あのフランツ・シュ
レーカーに教えを受けたこともあり、後にウィーン音楽院の教授になってから
は多くの弟子を輩出した。基本的にセリーによる彼の音楽は新ウィーン楽派に
始まりチェルハ、フォン・アイネムらへと連なる20世紀オーストリア音楽のよ
き伝統を感じさせる。

※品番間違いのお知らせと再案内
CD3026で案内させていただきました「カール・シシュケ作品集」の品番は正し
くはCD3028でした。正しい品番で改めて案内させていただきます。CD3026の品
番でご注文いただいた分はキャンセルとさせていただきますので、改めてご注
文いただけますようお願いいたします。またCD3026は今回、案内させていただ
く別の商品になりますので、ご注意ください。よろしくお願いします。



<GEGA NEW>
GD344 \1850
ゲオルギ・ミンチェフ(b.1939):管弦楽作品集
(1)コントラスツ-管弦楽のための音楽(2002)
(2)モノディアとコンチェルト・グロッソ(2006)
(3)管弦楽のための演奏会用音楽(1976)
ブルガリア国立放送交響楽団
(1)ロッセン・ミラノフ指揮
(2)プラメン・ジュロフ指揮
(3)ヴァシル・ステファノフ指揮
(2)ディミタール・ペンコフ(Va)
1939年生まれのブルガリアの作曲家ミンチェフは地元で学んだ後、モスクワで
シチェドリンとハチャトリアンに師事し、パリではメシアンとも交流を持つな
ど珍しい師事歴だが、そのユニークさは作品にも表れている。ハチャトリアン
譲りのドンジャカ、ドンジャカするリズム、シチェドリン譲りの洗練、メシア
ン譲り(かどうか知らないが)のモダニズムが派手なオーケストレーションで大
爆発。

GD325 \1850
「フィアメッタ・タルリ/シューマン・リサイタル」
シューマン:
パピヨンOp.2/
交響的練習曲Op.13(1852年版)/
5つの追加された変奏曲/
フィアメッタ・タルリ(Pf)
録音:2007年12月、ブルガリア・コンサート・ホール
タルリはイタリア出身、9才で初リサイタルを開き、その後、数々のコンクール
で上位入賞を果たしてきた。端正な音楽作りを信条とするピアニストである。
交響的練習曲では後から追加された変奏曲も収録。

GD347 \1850
ハイドン:ピアノ・ソナタ ニ長調Hob.XVI:24
ショパン:4つの練習曲Op.10
リスト:葬送(「詩的で宗教的な調べ」より)
バルトーク:ブルガリアのリズムによる6つの舞曲(ミクロコスモス第6集より)
ベリーナ・コスタディノヴァ(Pf)
録音:2007年6月13-14日、チューリヒ放送スタジオ,スイス
コスタディノヴァは5才でピアニストを志し、ブルガリア・ソフィアで学ぶ。ロ
シアン・ピアニズムを習得した後、主要レパートリーは古典、ロマン派、ロシ
アの作曲家と広範囲に及ぶ。現在はスイスに在住しヨーロッパを中心に演奏活
動を展開する。ロシアン・ピアニズムの影響を受けているとはいえ、洗練され
たタッチにヨーロッパのクールな知性を感じる。

GD348 \1850
「ウォーキング・スルー・スタイルズ」
ペルゴレージ:シチリアーナ/カステルヌオーヴォ=テデスコ:ソナチネ/ニール
セン:霧がのぼる/イヴァン・イェコフ:ダイアログ/ピアソラ:タンゴの歴史、
ブエノスアイレスの夏、天使のミロンガ、エチュード・タンゴ第3番/ヴィラ=
ロボス:花の分布/ヒナステラ:忘却の木の歌/セルソ・マシャド:2つのブラジ
ル舞曲
リディア・オシャヴコヴァ(フルート)
カリ・カストリ(ギター)
フルートのオシャブリコヴァはランパルに師事、ソフィア・フィルの首席フル
ーティストを永らく勤めた後、ソリストとして独立、来日公演の経験もある。
ラテン情緒溢れるこのアルバムは彼女のしなやかな音楽性がよく表れている。
温かな音色が魅力。




<K&K>
KUK 09 \2080
「ドンブラの伝説」-アミール・テベニヒン・ライヴ
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番 D.664/
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第4番 Op.29、トッカータOp.11/
ナギム・メンディガリエフ:ドンブラの伝説
シューマン:ピアノ・ソナタ第3番Op.14(グランド・ソナタ)
アミール・テベニヒン(Pf)
録音:2007年10月,キャッスル・チャーチ,バート・ホンブルク、ライヴ
テベニヒンは1977年モスクワ生まれ。ミハイル・ヴォスクレセンスキに師事し
数々の国際ピアノ・コンクールに入賞以来、ソリストとして活躍している。来
日の経験もあり、仙台フィルと共演している。強靭なタッチとデリケートな音
楽作りが共存する有望な若手ピアニストの登場。

KUK 48 \2080
おお、神々しいまぶしさ!
「声明とグレゴリオ聖歌」
スコラ・グレゴリアーナ・プラゲンシス(ダヴィッド・エベン指揮)、
魚山流天台聲明研究會(斎川文泰:指揮)
録音:2008年6月20日、マウルブロン修道院、ライヴ,DDD
グレゴリオ聖歌と声明のコラボレーションはこれが始めてではないが、改めて
聴くと、その組み合わせの新鮮な響きに驚かされる。グレゴリオ聖歌の旋律を
仏具の鈴の音がさわやかにふち取ったり、修道士と坊主が斉唱したり、グレゴ
リオ聖歌と声明が、さながらアンティフォナのように呼び交わしをしたりと、
アイデアも面白い。古楽コーナーにちょこっと置いてみて下さい。

KUK 59 \2080
「森を覆う金色の輝き」-シューベルト:マティソンの詩による男声重唱のため
の歌曲集
愛の精霊/追憶/思い出/反響/墓/精霊の踊り/青年の喜び/愛/輪舞のた
めに/夜/自然の喜び/金色の輝き/大地/愛の精霊/夜の明るみ
シューベルト・ホッホ・フィーア四重唱団、トーマス・ザイボルト(Pf)
録音:2008年9月21日、マウルブロン修道院、ライヴ,DDD
シューベルト・ホッホ・フィーア四重唱団は6人組の男性ヴォーカル・アンサン
ブルでアバド、バーンスタイン、ガーディナーらとも共演している国際的なグ
ループ。




<CEDILLE>
CDR 7002 \1980
「四手のためのロマンティック作品集」
オンスロウ:四手ピアノのためのソナタ第1番Op.7、第2番Op.22/
レーガー:6つのブルレスクOp.58より第4-6番/
ワーグナー:ポロネーズ ニ長調/リスト:華麗なワルツOp.6/
グリーグ:ノルウェー舞曲より第2番、第3番/バラキレフ:組曲/
エリザベス・バッチェリ&リチャード・ボルドレー(Pf)
録音:1978年、1985年シカゴ、ADD
古典派からロマン派にかけての四手ピアノ作品集。フランスの作曲家ジョルジュ
・オンスローのソナタ第1番と第2番を最初と最後に収録、間に様々な作曲家の
小品を収めている。珍しいワーグナーのポロネーズも収録。この録音はLPで出
ていた2枚のアルバムの復刻です。

CDR 8002 \1980
「セディーユ・オン・ザ・ムーヴ」-ハイ・エナジー・トラックス
J.アダムス:リラックス・グルーヴ/C-T.パーキンソン:シンフォニエッタ第1番
-ロンド/シュールホフ:ジンガレスカ/ヴィヴァルディ:フルート協奏曲-アレ
グロ/グレインジャー:岸辺のモリー/クロンマー:オーボエ協奏曲-ロンド/カ
ーター・パン:ストラッド/ダイアモンド:五重奏曲よりフィナーレ/ヴォジー
シェク:交響曲ニ長調-フィナーレ/リスト:マゼッパ(抜粋、2台ピアノ版)/ブ
ラックウッド:チェロ・ソナタ-スケルツォ/モリク:フルート協奏曲-ロンド/
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ-第3楽章/ハイツ:フルートとピアノのため
の音楽-第4楽章/ホワイト:ヴァイオリン協奏曲-第3楽章/ライズナー:「エク
ストリーム」-「社交的な」/メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第4番-スケルツォ
ジェニファー・コー(Vn)、ポール・フリーマン(指揮)、レイチェル・バートン
・パイン(Vn)、アレックス・クライン(Ob)、マテュー・デュフォー(Fl)、パシ
フィカ四重奏団、他多数
CEDILLEレーベルから発売になっている100タイトル以上のアイテムからリズミ
ックな作品を集めたオムニバス。室内楽から大オーケストラ作品まで収録。運
動しながら聴くのに適しているということで「オン・ザ・ムーヴ」というタイ
トルになっています。

CDR 90000 109 \1980
「アメリカの合唱曲、世界初録音集」
(1)ホヴァネス(1911-2000):4つのモテットOp.268(1973)/
(2)エゴン・コーエン(1984-):スターバト・マーテル(2006)/
(3)ポール・ニコルソン(1963-):ヴェルム・テンプリ(1998)/
(4)ポール・フレンチ(1959-):私は誰?(2007)/
(5)E.ブラックウッド:(1933-):キング・ジェイムズ・マニフィカト(2004)/
(6)ロバート・クロイツ(1922-96):スカプリス・スイス(1960)/
(7)ウィリアム・フェリス(1937-2000):リリカ・サクラ(1962)/
(8)ウィリアム・C.ホワイト(1983-):ヌンク・ディミティス(2007)/
(9)ジョージ・ロックバーグ(1918-2005):見よ、我が奉仕者よ
ポール・フレンチ指揮
ウィリアム・フェリス合唱団
録音:2007-08年
ホヴァネスを始めアメリカの作曲家たちの宗教的な作品の世界初録音集。

CDR 90000 110 \1980
「流浪のユダヤのキャバレー・ソング」
(1)「流浪前の偉大な倦怠」エドゥムント・ニック(1891-1973)&エリッヒ・
ケシュトナー(1899-1974)の歌曲(6曲)
(2)「追放された言語」M.ミルナー(1886-1953)、M.ゲビルティヒ(1877-1942)、
A.エルシュタイン(1907-63)の劇場及び映画のための歌曲(3曲)
(3)「伝統の変形」アイスラー:新聞の切抜きOp.11より(2曲)
(4)「流浪の民の詩学」アイスラーとK.トゥホルスキー(1890-1935)の歌曲(6曲)
(5)「内なる流浪のトラウマ」ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):3つのユダヤ
の歌Op.53(1944)
(6)「郷愁と流浪」G.クライスラー(1922)、H.レオポルディ(1888-1959)、
ミシャ・スポリャンスキー(1898-1985)の歌曲(3曲)
(7)「流浪の繰り返し」フリードリヒ・ホレンダー(1896-1976)の劇場及び映画
のための歌曲(3曲)
ニュー・ブダペスト・オルフェウム・ソサエティ(メゾ・ソプラノ、バリトン、
ピアノ、ヴァイオリン、ドラムス、ベースのアンサンブル)
録音:2008年4月シカゴ
20世紀のユダヤのキャバレー・ソングを集めたアルバム。ニュー・ブダペスト
・オルフェウム・ソサエティはシカゴ大学のアンサンブル・イン・レジデンス
を務めるアメリカのアンサブルです。





<若林工房レーベル(日本)>
WAKA-4134 \2400
「女王の祭壇」 -パーセル作品集
ヘンリー・パーセル(1659-1695):
組曲第6番 ニ長調[Z.667]/グラウンド ニ短調 “女王の祭壇” [Z.D222]
Oのラウンド ニ短調“アブデルアーザー” [Z.T684]/組曲第7番 ニ短調[Z.668]
トランペットの調べ ハ長調 [Z.T698]/組曲第5番 ハ長調[Z. 666]
トランペットの調べ ハ長調(俗称シベル)[Z.T678]
新しいグラウンド ホ短調[Z.T682]/組曲第1番 ト長調[Z. 660]
新しいアイルランドの歌 ト長調 “リリブレロ”[Z.646]
組曲第2番 ト短調[Z. 660]
全音階のグラウンド ト長調[Z.645]
日本が世界に誇るチェンバロ奏者、中野振一郎の最新録音が登場。2009年に生
誕350年を迎えた英国最初の天才作曲家、ヘンリー・パーセルの作品を集めた1枚
です。その代表作ともいうべき「組曲」集から5曲をセレクト、そのほかにパー
セル独自の個性が開花した「グラウンド」や、ブリテンの「青少年のための管
弦楽入門」の主題で知られる「Oのラウンド」などを収録。バロック・ヴァイオ
リンの巨匠、サイモン・スタンデイジもブックレットに特別寄稿・・・・「こ
の録音では見事に構成されたプログラムにおいて、中野振一郎のひらめきとセ
ンスある持ち前の才能がいかんなく発揮されている。中野振一郎は、完璧に説
得力ある解釈の上にパーセル作品の神髄をみずからのものにしているのだ」。
・・・・英国音楽ファン必聴の1枚です!

WAKA-4135 \2400
「すばらしい喜び」 -ヘンデル作品集
ヘンデル(1685-1759):
《ジュリアス・シーザー》序曲(編曲者不明)/組曲 ニ短調
フランス風序曲、アントレとシャコンヌ ト短調
アリア「すばらしい喜び」(-歌劇《アグリッピーナ》より)(W.バベル編)
組曲 第2番 ヘ長調/組曲 第8番 ヘ短調
アリア「私を泣かせてください」(-歌劇《リナルド》より)(W.バベル編)
パーセル作品集(WAKA-4134)と同時発売となる中野振一郎の最新録音は、没後250
年を迎えたG.F.ヘンデルの作品を集めた1枚。ドイツに生まれ英国で活躍したヘ
ンデルは、オペラやオラトリオなど声楽を伴う大規模な作品が有名ですが、鍵盤
楽器のためにも多数の素晴らしい作品を残しています。本CDにはヘンデルのチェ
ンバロ作品を代表する「8つの組曲」からの2曲を中心に、オペラ序曲やアリア
をチェンバロ独奏用にアレンジした作品も収録しました。18世紀を代表する天
才作曲家ならではの輝きに満ち溢れた、誰の耳にも心地よい歌心に溢れたアル
バムです。ウィットとユーモアに富む一方で、深みのある精神性も兼ね備えた
中野振一郎の演奏は、ヘンデル音楽の魅力を改めて認識させてくれるでしょう。
中野振一郎(チェンバロ)
録音:2009年3月29日(WAKA4134)、2009年3月30-31日(WAKA4135)、
新川文化ホール(富山県魚津市)
使用楽器:French double manual harpsichord after Blanchet 1730, William
Dowd - Paris 1982 Pitch: a’ = 415Hz




<NEOS>
NEOS10716 \2500
細川俊夫(b.1955):
独奏楽器のための協奏曲集Vol.1
(1)ヴァイオリン協奏曲「ランドスケープIII」(1993)
(2)フルート協奏曲「ペル・ソナーレ」(1988)
(3)ピアノ協奏曲「海へ」(1999)
-サクソフォン協奏曲に基づく
(1)(2)(3)ロベルト・HP・プラッツ指揮
(1)アルヴィン・アルディッティ(Vn)、ベルリン・ドイツ交響楽団
(2)グンヒルト・オット(Fl)、SWRバーデン=バーデン・フライブルク響
(3)ベルンハルト・ヴァムバッハ(Pf)、NDR放送フィルハーモニー
録音:(1)1997年(2)1999年(3)2001年
既にネット上で告知されていたものの、発売が遅れていた細川の協奏曲第1集
がついに発売されます。ザルツブルク音楽祭でゲルギエフにより初演された
《循環する海》が話題になるなど、近年、ますます独自の境地に至っている
細川のもっとも力の漲っていた1980年代から90年代の重要なオーケストラ作品
をアルディッティ、HPプラッツら名手の演奏で聴けるとはなんという幸せ!
師匠イサン・ユンゆずりの息の長い、これでもか!これでもか-!と言わんば
かりにひっぱりまくる独奏楽器の旋律とオーケストラの鮮烈な音の持続。フル
ート協奏曲《ペル・ソナーレ》では一曲のなかで奏者が仮面を付け替えるよう
にピッコロ、フルート、アルト・フルートを持ち替え、尺八にも似た激しい情
念の炎を燃やします。オーケストラは雅楽の笙にも似た清冽な音の大河を奏で、
あたかも大自然のなかで行われている神聖な儀式を見ているようです。彼が
世界中で武満徹の最有力後継者と目されているのも頷けます。ライヴ・レコー
ディングではなく、じっくりと腰を据えて録音された本CDは音質もよく、迫力
満点。オーディオ・ファンにも強くアピールする内容です。

NEOS10721 \2500
ヴォルフガング・リーム(b.1952):
(1)《音楽は天を穿つ》(1977/1979)
(2)《書き込みについて》(1992/2003)
(1)(2)グラウ・シューマッハー・ピアノ・デュオ
(1)ペーター・ルンデル指揮ベルリン・ドイツ交響楽団
録音:(1)2003年(2)2005年
2台ピアノと大管弦楽のための《音楽は天を穿つ》は圧倒的な音量と激しい音
塊がぶつかり合うリーム中期の代表作。これとは対照的に《書き込みについ
て》では2台のピアノが点描的で、どこかちぐはぐな対話を繰り返す。グラウ
・シューマッハー・ピアノ・デュオはアンドレアス・グラウとゲッツ・シュ
マッハーによるコンビで2台ピアノによる現代曲の紹介を積極的に行っている

NEOS10902 \2500
ニコライ・A・ロスラヴェッツ(1881-1944):ピアノ作品集
3つのコンポジション(1914)/3つのエチュード(1914)/
ソナタ第1番(1914)/前奏曲(1915)/2つのコンポジション(1915)/
ソナタ第2番(1916)/2つの詩曲(1920)/
5つの前奏曲(1919-1922)/ソナタ第5番(1923)
イリーナ・エメリアンツェーワ(Pf)
録音:2008年
先日GEGAレーベルからロスラヴェッツのヴァイオリン小品集(品番:GD340)が発
売になったばかりですが、今度はNEOSからピアノ作品集が発売になります。ロ
スラヴェッツは初期はショパンの影響を受けたロマンティックな作風からやが
てスクリャービンを思わせる濃厚な様式を経た後、独自の無調様式へと至る。
ここ収められた作品は30歳代の作品で、既に無調様式になっている。きらきら
とゆらめく色彩の移ろいにスクリャービン、印象派、シマノフスキらの影響が
感じられる。エメリアンツェーワはH.キーブルツに作曲を師事し自らも作曲を
行う現代音楽演奏のスペシャリスト。

NEOS20807/08 2枚組 \5000
(1)フランツ・フンメル(b.1939):ディアベリのワルツによる33の変奏曲
(2)ベートーヴェン:ディアベリのワルツによる33の変奏曲
カルメン・ピアッツィーニ(Pf)
録音:2007年
ドイツの現代作曲家フンメルがベートーヴェンの有名なディアベリ変奏曲と同
じ主題で作曲し、本家本元(?)ベートーヴェンのディアベリとカップリングし
た好企画アルバム。ディアベリ変奏曲は1819年に作曲家で出版業者だったアン
トニオ・ディアベリが当時有名だった作曲家たちに自分の主題で変奏曲を書か
せたのがことの起こりで、ベートーヴェンもその作曲家の一人だったのだが、
当初はあまり乗り気ではなかったという。とはいえ、どこか思うところがあっ
たのだろう、突如作曲を始め、結果的に50分からなるベートーヴェン晩年の大
作となってしまった。一方フンメルは幼少時よりエリー・ナイ、クナッパーツ
ブッシュなどから、その才能を高く評価され、交響楽、オペラなど多くの作品
を手がけている。NEOSレーベルのイメージからディアベリの主題を、さぞ前衛
的で破天荒に料理するのかと思いきや、実際、そういう部分もあるにはあるの
だが、ジャズっぽいスウィンギーな部分があったり、クラシカルな部分もあり
と、各変奏ごとに様々なスタイルを試みており、そういう所がどこかフリード
リッヒ・グルダの作品を思わせる。ピアッツィーニはブエノスアイレス出身で
古典から歌曲伴奏、現代曲までこなすマルチ・ピアニスト。その経験がフンメ
ル版ディアベリでも大いに生かされている。

NEOS10828 \2500
ジョナサン・ハーヴェイ(b.1939):
ピアノ・ソロ、フルートとピアノのための作品集
(1)ナタラージャ(1983)/(2)雷の前の走行(2004)
(3)メシアンの墓(1994)-ピアノとDATのための
(4)詩(2000)/(5)ff(1995)/
(6)ケージ、ショパンへのオマージュ(そしてリゲティもまたいる)(1998)-
ピアノとDATのための/
(7)俳句(1997)/(8)イェーツ読後の4つの印象(1969)
フロリアン・ヘルシャー(Pf)
(1)(2)ピルミン・グレール(Fl)
録音:2007/2008年
今年還暦を迎えたイギリスの前衛作曲家ハーヴェイのピアノ・ソロ、フルート
とピアノのための作品を集めた。《ナタラージャ》はフルートとピアノの高音
が火花を散らすスリリングな小品。《メシアンの墓》はピアノとデジタル・オ
ーディオ・テープによる作品で微分音が使われ、その音響は時にメシアンが愛
したガムランを思わせる。

NEOS40807 \2500
(NEOSジャズ)
「オルガ・ノイヴィルト&ICI Ensemble」
《私はだあれ?》/《もう、ごめんだ》-2つのオーディオ・フィルム
ICI アンサンブル
オルガ・ノイヴィルト(卓上コンピュータ、自転車マシーン)
録音:2007年ライヴ
ヨーロッパ新世代の前衛シーンをリードするノイヴィルトは前衛の牙城にとど
まる事なく、演劇、映画など他ジャンルとのコラボレーションを積極的に行っ
てきたが、ここではっきりとアヴァン・ポップ系音楽路線を打ち出した。とは
いえ政治、哲学に一家言ある彼女のこと。ジャーマン・ジャズ、ジャーマン・
プログレをひとひねりもふたひねりもした上、さらに二転三転させたような凝
った作り。語りのほか、強力なブラス・セクション、ドラム・ビート、エレキ
・ギターの掻きむしるような響き、ルパン3世のようなチープなサウンドとク
ラスターが、ぐちゃぐちゃと絡み合う。

NEOS10812 \2500
ヴォルフガング・フォン・シュヴァイニッツ(b.1953):
プレインサウンド・グリッサンド・モデュレーションOp.49(2006-2007)
-ヴァイオリンとダブル・ベースのための純正律によるラーガ
ヘルゲ・スラーット(Vn)
フランク・ライネッケ(D.b)
録音:2008年
シュヴァイニッツはハンブルク生まれでリゲティに作曲を師事。またスタン
フォード・インテリジェンス・ラボラトリーにてコンピュータ音楽の研鑽を積
んでおり、リゲティのミクロポリフォニー的なアプローチと科学的音響分析の
スタンスが彼の作風を決定付けている。ヴァイオリンとダブル・ベースのハー
モニクス、ノン・ヴィブラートを多用した終始静かな音の持続。平均率とは異
なる調律法による豊かな倍音のたなびきが、あたかも中世の聖歌のように聴こ
える。

NEOS10830 \2500
ミヒャエル・バスティアン・ヴァイス(b.1974):
(1)ミサルム・プロ・デフンクティス(レクイエム)断章Op.7(2000)-
ピアノのための
(2)闇のなかのソナタ(交響曲第2番Op.13)(2006)
アンドレアス・スコウラス(Pf,Cemb)
録音:2005/2007年
ヴァイスはミュンヘンで音楽学を学んだ後、作曲と哲学をハンス・ユルゲンス
に師事した。時にウェーベルン、フェルドマンを思わせる点描的で静謐な音空
間が特徴で《闇のなかのソナタ》は時に微分音まで使われ、現代チェンバロの
名曲に数えられるだろう。スコウラスは古楽から現代までレパートリーをもち、
ロッケンハウス音楽祭でクレーメルとも共演している。

NEOS10912(SACD-Hybrid) \2650
ジョルジュ・アペルギス(b.1945):ピアノ作品集
猛烈なスピード(完全版,1997)/基本的な秘密(1998)/
印刷音楽(2001)/若いピアニストのための小品(2004)/
「シマタ」-プリペアード・ピアノのための(1969)
ニコラス・ホッジズ(Pf)
録音:2008年
ギリシャ生まれで現在はパリを拠点に活動するアペルギスの初期から近作のピ
アノ曲を集めた。彼は前衛劇団の座付き作曲家として活動を始め、以来一貫し
て前衛的な姿勢を崩さない作曲家として知られている。《猛烈なスピード》で
は激しい音塊がフォルテで矢継ぎ早に叩きつけられる攻撃的な曲。《基本的な
秘密》では一転、寡黙な持続、《印刷音楽》ではサティ風の協和音が不規則な
リズムで飛び跳ねる。一見ランダムに思えるリズム構造も、実は綿密に計算さ
れているという、恐るべきインテリジェンスをもった作曲家である。

NEOS20902(SACD-Hybrid) \2650
(1)フランツ・リスト:十字架の道行(受難の14留)(1878)
-合唱、独唱と4手ピアノのための
(2)ヨンギー・パク=パーン(朴泳姫,b.1945):
《ヴィデ・ドミネ、ヴィデ・アフリクティオネム・ノストラム》(2007)
-無伴奏混声合唱のための(世界初録音)
ルペルト・フーバー指揮WDRケルン放送合唱団、
(1)グラウ・シューマッハー・ピアノ・デュオ(Pf)、H.マルティーニ(Br)、
F.ゲリーセン(B)、ほか
(2)B.ボルボヌス(S)、M.フランケ(T)、ほか
録音:2008年
リストのあまり演奏されることのない宗教曲と韓国の女性作曲家でクラウス・
フーバー夫人でもあるパク=パーンの異色のカップリング。NEOSではお馴染み
のアーティストたちによる演奏。

NEOS30804(SACD-Hybrid) \2650
ブラームス:
愛の歌Op.52(1833-69)(混声合唱版)/
ワルツOp.39-4手のための(1865)/
新・愛の歌Op.65(1874-75)(混声合唱版)
ルペルト・フーバー指揮WDRケルン放送合唱団
グラウ・シューマッハー・ピアノ・デュオ(Pf)
録音:2007年
2台のピアノとティンパニ伴奏による「ドイツ・レクイエム」に続くR.フーバ
ー&WDRケルン放送合唱団のブラームス合唱曲第2弾。
《愛の歌》、《新・愛の歌》はもともとSop、Alt、Ten、Basの4人の独唱者と
4手のピアノのための作品であるが、このCDではそれぞれのパートを増やし、
混声合唱版として演奏している。もっとも混声合唱版による演奏は珍しいこと
ではなく、RIAS室内合唱団やリリングなどのCDが既に出ている。1839年パリ製
の歴史的なフォルテピアノを使用、その古びた音色とフーバー指揮WDRケルン
合唱団の時代考証に基づいた歌唱が初演当時の雰囲気を伝える。

NEOS40809(SACD-Hybrid) \2650
(NEOSジャズ)
「JOMO/マリー・オリヴァー&ジョアンナ・ヴァーナー」
ベッドタイム・ストーリー、ジョモ、モジョ、猿、ナイト・スウィーツ、
スコラダトゥーラ(第1部-第3部)、閉じられた扉、落日
JOMO:【マリー・オリヴァー(Vn,Va)、ジョアンナ・ヴァーナー(Vc)】
録音:2008年
JOMOはチェロのジョアンナ・ヴァーナー、ヴァイオリン、ヴィオラのマリー・
オリヴァーによって2008年に結成された。実験的ジャズ、クラシック、現代音
楽の間をゆくような瞑想的な即興音楽を演奏する。ECMでたまに登場するパウ
ル・ギーガーのような、ハーモニクスと特殊奏法を多用した幻想的な音空間。

NEOS50802(DVD-Video) \4750
(NTSC方式)
前回PAL方式で案内させていただきましたDVDヴィデオがNTSC方式でも発売にな
ります。品番・バーコードは同じです。今後はNTSC版のみの入荷となります。
クリストバル・ハルフテル(b.1930):
《ラザロ》-1幕のオペラ(2004-2007)
※世界初録音
ゲオルグ・フリッチュ指揮
キール・フィルハーモニー管弦楽団、
イェルク・ザブロフスキ(Br)、フリードマン・クンダー(B)、
ユリア・ヘニング(S)、クラウディア・イテン(S)、ヨハネス・アン(T)、
シュテッフェン・ドーバーアウアー(T)、マティアス・クライン(B)、
ジョーイル・チョイ(Br)
録音:2008年
2008年キール歌劇場で初演されたフアン・カルロス・マルセトの台本による聖
書にもとづくオペラ。NTSC方式でも発売になり、通常の国内のDVDプレイヤー
でも鑑賞可能になりました。




<KOKORO RECORDSレーベル(日本)>
KKR-001 \3150
「三絃 野澤徹也5-宵のうたげ」
(1)沢井忠夫:『誦』-三味線独奏のための
(2)佐藤容子:『つばさ』
(3)三村磨紀予:『flower meditation dance』
(4)松岡政長:『我ばかり』
(5)杵屋正邦:『花簪』-地歌三絃二重奏曲
(6)水野修孝:『宵のうたげ』
野澤徹也((1)-(4)(6)三味線、(5)地歌三絃I)
(2)野澤佐保子(箏)
(3)田島和枝(笙)、酒井麻椰(竜笛)、中村仁美(篳篥)
(4)神令(尺八)、中井智弥(十七絃箏)
(5)山本普乃(地歌三絃)
(6)澤田由香(フルート)、亀井庸州(ヴァイオリン)、三村磨紀予(ピアノ)、
片岡寛晶(打楽器)
洋楽アンサンブルへ三味線を飛び込ませた1970年代の意欲作。
キラキラと輝くような雅楽サウンドの中で三味線が各楽器とリズミカルに戯れ
る新時代の舞楽。野澤徹也が、ライヴや委嘱など日々の活動から見つけ出し磨
き上げた珠玉の作品達を収録。
「今回のCDは野澤にとって新しい試みがある。洋楽・雅楽との共演作品であ
る。この颯爽とした瑞々しさは特筆されよう。」西耕一(音楽評論)




<KAIROS>
12872KAI 5枚組 \4500
フランシスコ・ロペス(1964-):「ガラス越しに見る」
-現象論的音響素材のリアリティとバーチャリティ・環境音の録音とその変容
CD1)ジャングル(1997)
CD2)ベルの混乱969(1996)
CD3)ビルディング[ニューヨーク](2001)
CD4)ガラアト・アブダル・サラム(1993)/O Parladoiro Desamortuxado(1995)
CD5)無題(2008)
フランシスコ・ロペス(音響技術、編集)
制作:1993-2008年
一聴して「なんだこりゃ?」と思うこと間違いなし。CD5枚とも、どれを聴いて
も環境音が延々と続くのみ。例えばCD1の《ジャングル》では♪キュワキュワ、
ゲコゲコ、シャンワシャンワ♪と南方の蛙や虫の声が聴こえたりササーと雨の
音、さわさわと小川のせせらぎが聴こえる。CD3)ではニューヨークのビルの谷
間の音の情景らしいのだが、雨がアスファルトにあたっている(?)のか、かす
かな音が聴こえ、風がビルの谷間を吹き抜けるような不気味な唸りが聴こえ、
工事機械のモーター音らしきものまで聴こえてくる。聴いてすぐそれと分かる
音、何なのかちょっと首をかしげるような音を自然や街角で拾い集め、編集し
次第に変調させてゆく。結果として環境音はもっと抽象的なミュージック・コ
ンクレートへと変容してゆく。虫の声はホワイト・ノイズに、地下鉄の音は特
殊奏法のオーケストラのように。CD5ではついに最初から抽象的な音響オブジェ
となっている。ロペスは環境音を使ったサウンド・アート、サウンド・インス
タレーション、実験音楽を制作し続けており、フィールド・ワークは世界60ヶ
国に及ぶ。

12912KAI \2250
ミカエル・ジャレル(b.1958):
《カッサンドル》(1994)-アンサンブルと女優のための朗読オペラ
スザンナ・マルッキ指揮
アンサンブル・アンテルコンタンポラン、IRCAM、アストリッド・バス(女優)
録音:2008年
ギリシャ悲劇に基づくモノオペラ。アンサンブルと語り手のための作品で女優
のドラマティックな朗読にアンサンブルが絡む。表現主義的でかなりドラマティ
ックな音楽である。ジャレルはスイス生まれで、パリを中心に活躍する現在注
目の中堅作曲家である。スザンナ・マルッキはこの夏、シュトックハウゼンの
グルッペンを指揮するため来日の予定。

12922KAI \2250
フィリップ・マヌリ(b.1952):
(1)自画像のための断章(1998)
-30人の音楽家のための7つの小品
(2)パルティータI(2006)
-ヴィオラ独奏とエレクトロニクスのための
クリストフ・デジャルダン(Va)
スザンナ・マルッキ指揮
アンサンブル・アンテルコンタンポラン、IRCAM
録音:2008年
マヌリはIRCAMを中心にアコースティックな楽器と電子音響を融合した作品を多
く発表している。《自画像のための断章》はざくざくと切いこむ先の尖ったの
音響が心地よい。またライヴ・エレクトロニクスが絡む《パルティータI》の
ヴィオラの超絶技巧に圧倒される。

12942KAI \2250
ジョルジュ・アペルギス(b.1945):室内楽作品集
(1)クロス・ウィンド(1997)-ヴィオラとサクソフォンのための
(2)自我(2001)-サクソフォンのための
(3)ラッシュ(2006)-ヴィオラとサクソフォンのための
(4)ヴォルト・フェイス(1997)-ヴィオラのための
(5)信号(1978)-12のサクソフォンのための
(1)(3)(4)ジュヌヴィエーヴ・ストロッサー(Va)
(1)(5)XASAX(サックス四重奏)
(2)マルクス・ヴァイス(テナーSax)
(3)ピエール=ステファーヌ・ムージュ(ソプラノSax)
録音:2006年
ギリシャ生まれで現在はパリを拠点に活動するアペルギスのサクソフォンを中
心とした作品が収められている。彼は前衛劇団の座付き作曲家として活動を始
め、以来一貫して前衛的な姿勢を崩さない作曲家である。激しい音塊、スピー
ド感などアグレシヴな作品揃い。




<CD ACCORD>
ACD144 \3960
「ヴィトルド・ルトスワフスキ・オペラ・オムニア01」-
ルトスワフスキ:室内楽作品集
(1)弦楽四重奏曲
(2)レチタティーヴォとアリオーソ-Vn,Pf
(3)ブコリクス-Va,Vc
(4)グラーヴェ、メタモルフォーシス-Vc,Pf
(5)スビト-Vn,Pf
(6)ザッヒャー変奏曲-Vc solo
(7)パルティータ-Vn,Pf
(8)4つのシレジアの旋律より第9-12番-4Vn
ワルシャワ・ルトスワフスキ四重奏団:【R.プヤニク(Vn,(1)(5)(8))、M.マル
コヴィッツ(Vn,(1)(2)(8))、A.ロズミスウォヴィッツ(Va,(1)(3))、M.ムウォ
ダフスキ(Vc,(1)(3)(6))】
K.ヤコヴィッツ(Vn,(8))、A.バウアー(Vc,(4))、J.ヤコヴィッツ(Vn,(7)(8))、
B.ベドナルチク(Pf,(7))、E.ザヴァドツカ(Pf,(2)(5))、J.K.ブロヤ(Pf,(4))
録音:2007年11-12月ポーランド放送ルトスワフスキ・スタジオ
20世紀の偉大な作曲家ルトスワフスキの弦楽器を中心とした室内楽曲をまとめ
た。演奏者は全員ポーランド人。《4つのシレジアの旋律》など珍しい作品が聴
けるのもうれしい。
スリップ・ケース入り、約70ページのブックレット付のため、特別価格となっ
ております。

●CD ACCORD取り扱い再開商品
以下の商品は取り扱い再開となりましたが価格はかなりの高額商品となります。

ACD 131 \4500
シマノフスキ:歌劇「ロジェ王」
ヤツェク・カスプシク指揮国立歌劇場管・合唱団、
ドラボヴィチ(Br)、パシェチニク(S)、
クシシュトフ・シュミット(T)、他

ACD 133 \6750
ペンデレツキ:歌劇「ユビュ王」
ヤツェク・カスプシク指揮国立歌劇場管・合唱団、
パヴェル・ヴンデル(T)、アンナ・ルバンスカ(Ms)、
ユゼフ・フラクステイン(B)、他




<TUDOR>
TUDOR7161(SACD-Hybrid) \2180
「イタリアのトランペット協奏曲」
(1)ヴィヴァルディトランペット協奏曲変ロ長調
(2)A.スカルラッティ:「砕け、壊せ」
(3)マルチェッロ:トランペット協奏曲ニ短調
(4)A.スカルラッティ:「私の宝物、私はあなたのために死のう」
(5)ピエトロ・バルダサーレ:トランペット・ソナタヘ長調
(6)ガルッピ:評判のトランペット
(7)タルティーニ:トランペット協奏曲二長調
(8)ヴィヴァルディ:「グローリア」より「ドミネ・デウス」
(9)アルビノーニ:トランペット協奏曲変ロ長調
ガボール・タルコヴィ(Trp)
ラドスラフ・スルク指揮バイエルン放送交響楽団室内管弦楽団
(2)(4)(6)(8)モイカ・エルドマン(S)
録音:2008年5月13-16日、バイエルン放送スタジオ1
ベルリン・フィルの首席トランペット奏者ガボール・タルコヴィのおそらく初
のソロ・アルバム。タルコヴィは1969年ハンガリー生まれ。ヴュルテンベルグ
・フィル、ベルリン交響楽団、バイエルン放送響を経て2005年からベルリン・
フィルの首席を務めている。このアルバムは協奏曲とトランペット付のアリア
を交互に収録。ソプラノはジョナサン・ノットのマーラー:交響曲第4番で好評
だったモイカ・エルドマン。伴奏は旧知の仲のバイエルン放送響のメンバーで
す。リラックスした雰囲気の中でタルコヴィの伸び伸びとした素晴らしいトラ
ンペットが堪能できます。




<DORON>
DRC4012 \2080
「ヨーラ・ギュラーの芸術」
ショパン:11のマズルカ、5つの夜想曲
ヨーラ・ギュラー(Pf)
録音:1956年6月25-28日、パリ(ステレオ)
エンジニア:アンドレ・シャルラン
ヨーラ・ギュラーはロシア人の父、ルーマニア人の母のもと1895年パリで生ま
れた。幼少より音楽の才能を見せ始め、10才でパリ音楽院に入学。同じクラス
には同い年のクララ・ハスキルもいた。ギュラーは数々のコンクール優勝後、
華やかな音楽家人生を歩み始める。カザルス、ティボー、エネスコ、コクトー
ら当時の大音楽家たちと交流、特にフランス6人組との親交は深く、彼らの作品
には彼女に捧げられた作品が少なくない。第2次大戦後は度重なる病のため演奏
活動を休止。しばらくアジア各地を療養旅行の後、1955年にロンドンに移住。
60歳でカーネギー・ホールにてリサイタルを開き劇的なカムバックを果す。
1971年、再び病に倒れ、1980年に世を去った。この録音はカムバック直後の録
音だが、技術も確かで病の後など微塵も感じられない。戦前の古きよきパリの
香りが漂う、実にブリリアントなショパンである。ピアノ・ファン必聴の待望
の復刻。




<ARTS>
47749-8(SACD-Hybrid) \2080
J.S.バッハ:贖罪ミサ-
1740年ライプツィヒで行われたマリアの贖罪の宴で演奏された音楽
ミサ・ブレヴィス ト長調BWV235
《我、満ちたれり》BWV82-アルト版
《我らみな唯一の神を信ず》BWV437
サンクトゥス ト長調BWV240/アニュス・デイ-BWV232より
《我、彼の名を告げん》BWV200/《平和と喜びで》BWV382
ヤクブ・ブルジンスキ(カウンターT、指揮)、
ラ・テンペスタ(古楽アンサンブル)、
ユリタ・ミロスワウフスカ(S)、マリウス・シチウラ(T)、
アルトゥール・ヤンダ(B)
録音:2007年ワルシャワ
バッハの晩年期、ライプツィヒで行なわれたマリアの贖罪の宴で演奏されたと
される音楽を再現したアルバム。単品ではなかなか聴く機会の少ない曲ばかり
だけに、貴重な企画。ブルジンスキ&アンサンブル・ラ・テンペスタは近年頭
角を現している古楽グループでNAXOS社よりリリースされたヴィヴァルディのス
ターバト・マーテルが評判になっている。SACDの最優秀音質がみずみずしい感
動を呼び覚ます。





<MARQUIS>
MAR81397 \1980
「ラゴマニア」-ボルコムとC.フィッシャーの音楽
(1)ウィリアム・ボルコム(b.1938):「ラゴマニア」-クラシック祝典序曲
(2)ボルコム:クラリネット協奏曲
(3)クレア・フィッシャー(b.1928):デュークとスウィーピーと私
(4)ボルコム:(ほとんど)18世紀の管弦楽のための「コメディア」
(2)(3)リチャード・ストルツマン(Cl)
(1)-(4)ゲーリー・シェルドン指揮ランカスター祝祭管弦楽団
録音:2008年6月
クラシックから現代音楽、ジャズ、クロス・オーバーまで幅広く活動するスト
ルツマンの最新録音。ボストン・ポップス委嘱作でジョン・ウィリアムズが絶
賛した《ラゴマニア》はブロードウェイ・ミュージカルの序曲を思わせ、クラ
シックとベニー・グッドマンをミックスしたような《クラリネット協奏曲》、
ベートーヴェン、モーツァルトなど古典派の様式をパロディ風に仕立てた《コ
メディア》などボルコムの作品はエンターテイメントに徹した音楽。フィッシャ
ーの《デュークとスウィーピーと私》はデューク・エリントンとビリー・スト
レイボーンの名曲「スウィーピー」に基づく作品でボルコムとは対照的なクー
ルなサウンドが心地よい。ここでもストルツマンの技が冴えている。

MAR81387 \1980
「クィーン」-エリザベス一世の時代の音楽
トムキンス、ダウランド、ジョン・ジョンソン、モーリー、キャンピオン、
J.エイク、バード、ベネットほか全22曲
デヴィッド・ファリス指揮
ザ・トロント・コンソート
録音:2008年トロント
イギリス女王エリザベス一世時代の世俗音楽。独唱から六重唱まで、ガンバや
リュート、リコーダー、チェンバロなどを伴奏に美しく、楽しい歌が繰り広げ
られる。ザ・トロント・コンソートは1972年に結成された中世ルネサンスを得
意とする古楽アンサンブル。DORIANレーベルやMARQUISレーベルに多数録音が
ある。特に「プレトリウス:クリスマスの晩祷」(MAR81335)は絶賛されている。

MAR81401 \1980
「It takes two(二人がかりで)」-C.クロウリーの編曲を弾く
ティコ・ティコ(ドゥ・アブル)/レディ・ビー・グッド(ガーシュイン)/剣の
舞(ハチャトリアン)/ソルヴェイグの歌(グリーグ)/チュニジアの夜(ガレスピ
ー)/ひばり(民謡)/ロミオとジュリエット(プロコフィエフ)/悲しきワルツ
(シベリウス)/ほか全14曲
デュオ・コンセルタンテ:
【ナンシー・ダーン(Vn)、ティモシー・スティーヴズ(Pf)】
録音:2007年トロント
デュオ・コンセルタンテはヴァイオリンとピアノの男女ユニットで1997年に結
成された。編曲を手がけているのは作曲家クリフォード・クロウリー(黒魔術師
のあのクロウリーの親戚かどうかは定かではない)。クラシック小品からジャズ
名曲まで、その編曲はまるで最初からヴァイオリンとピアノのために作曲され
たかのように聴こえるほどクオリティが高く楽しめる。因みに民謡《ひばり》
はヴォーン=ウィリアムズの名曲《あげひばり》で使われている旋律。

MAR81505 2枚組 \3960
「ベスト・オブ・スパニッシュ・ブラス」
CD1)
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調
カバニリェス:バッターリャ・インペリアル
バッハ:協奏曲ト短調BWV.1041
クレスポ:アメリカ組曲第1番
ファリャ:「はかなき人生」-間奏曲と舞曲
ヒメネス:ルイ・アロンソの結婚
CD2)
チャピ:反乱
アルベニス:アストゥリアス、アラゴン、カディス
タレガ:アルハンブラの思い出
ララ:グラナダ
エリントン:キャラヴァン
バレンシア民謡
トゥリーナ:幻想的舞曲集より「饗宴」
メイソン:ジョイ・トゥ・ザ・ワールド
アリス・パーカー&ロバート・ショウ:ファム・ファム・ファム
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
ヘンデル:ハレルヤ
スパニッシュ・ブラス:
【C.B.グラウ(Trp)、J.S.サルバドール(Trp)、M.P.オルテガ(Hrn)、I.B.マンリ
ク(Trb)、S.F.キロス(Tuba)】
(CASCAVELLE原盤)
スパニッシュ・ブラスは1989年スペインの音楽家たちによって結成された。
1996年第6回ナルボンヌ(フランス)国際金管五重奏コンペティションに優勝して
以来、国際的なシーンで活躍している。このCDはクラシック、ポップスの小品
など、様々なジャンルの音楽の金管五重奏用に編曲して収録。金管五重奏のレ
パートリーを探しているリスナーにも参考になるだろう。




<BRIDGE>
BCD9289 \1980
ショパン:21のマズルカ
(Op.24-2、Op63-2、Op.24-4、Op.17-1、Op.6-2、Op.67-4、Op.33-2、Op.33-1、
Op.50-3、Op.63-1、Op.56-3、Op.59-2、Op.30-3、Op.68-2、Op.56-2、Op.41-2、
Op.41-4、Op.68-4、Op.7-3、Op.63-3、Op.17-4)
ヴァシリー・プリマコフ(Pf)
録音:2008年オーデンセ、デンマーク
期待の新世代イケメン・ピアニスト、プリマコフのBRIDGEレーベル4枚目のアル
バム。ショパンは彼が得意とするレパートリーで既にピアノ協奏曲集が発売に
なり好評を得ている。端正ながら若々しいエネルギーに溢れたマズルカ。プリ
マコフは1979年モスクワ生まれ。ラフマニノフ国際ヤング・アーティスト・コ
ンペティションで優勝、後にジュリアード音楽院で学んだ。

BCD9286 \1980
ジョン・マスト(1954-):歌曲集
歌曲集「ヴィヴァ・スウィート・ラヴ」/歌曲集「静かな歌」/ピアノでのヌー
ド/再開/証人/ソシアル・ノート/フラメンコ/ペネロープの歌/オールド
・グレイ・カップル/トリオレ
エイミー・バートン(S)、
パトリック・メイソン(Br)、
ジョン・マスト(Pf)
録音:2007年
マストは当初、マンハッタン音楽院でシーモア・リプキンにピアノを学び、コ
ンサート・ピアニストとして活躍。その傍ら交響楽、室内楽、オペラや歌曲を
多数作曲し、特に歌手からの信頼が厚い。保守的な作風だが、安定した技術を
持った作曲家。

BCD9288 \1980
「ゴースト・オブ・ア・チャンス」
-男声アンサンブルで聴くポピュラー・ソング集
(ダウン・フォー・ダブル、ラウンド・ミッドナイト、A列車で行こう、
ラッシュ・ライフ、ハウ・ハイ・ザ・ムーン、横町のサリー、ノルウェーの森、
マイ・ガール、ニューヨークの少年、君はすばらしい、ココナッツ、ほか全20曲)
イェール・アレイ・キャッツ(男声ヴォーカル・アンサンブル)
録音:2008年
イェール・アレイ・キャッツはイェール大学出身者による男性14人組のヴォー
カル・アンサンブル。ジャズ・スタンダードを粋なアレンジと絶妙な合唱のハ
ーモニーで聴かせる。

BCD9294 \1980
「プレゼンス・フロム・アフォアタイム」
-アンソニー・コーフ(1951-)の音楽
(1)プレゼンス・フロム・アフォアタイム(1999)
(2)6つの細密画-フルートとピアノのための(1997)
(3)3つの楽章-クラリネット独奏のための(1992)
(4)交響曲第3番(2007)
(1)(3)リヴァーサイド交響楽団の首席奏者たち
(1)アンソニー・コーフ(指揮)
(4)ジョージ・ロスマン指揮リヴァーサイド交響楽団
録音:2006-08年
コーフは1951年ニューヨーク出身、マンハッタン音楽院で作曲を学んだ。交響
楽、室内楽、宗教楽など、あらゆるジャンルの作品を作曲している。現代とロ
マン派を折衷したような堅実な
作風。最新作の交響曲第3番は2楽章からなる30分の力作。

BCD9296 \1980
「カフェ・ミュージック-トリオ・ソリスティ」
ピアソラ:ブエノス・アイレスの四季、ル・グラン・タンゴ
シェーンフィールド:カフェ・ミュージック
トゥリーナ:ピアノ三重奏曲第2番
ガーシュイン:必ずしもそうじゃないさ
トリオ・ソリスティ:
【マリア・バックマン(Vn)、アレクシス・ピア・ガーラク(Vc)、ジョン・クリボ
ノフ(Pf)】
録音:2007年
ピアソラ、トゥリーナ、ガーシュインとノリのよいエンターテイメント性に富ん
だピアノ三重奏曲(ピアソラ、ガーシュインは編曲物)を収録。まさにカフェの雰
囲気を感じさせるゴキゲンな一枚。

<Glossa Cabinet>
●Glossa名盤のミッド・プライス再発シリーズ

GCD C81101 \1780
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1947):真夏の夜の夢(全曲) ――
序曲/スケルツォ/アレグロ・ヴィヴァーチェ/歌と合唱/アレグロ・アパッ
ショナート/コン・モート・トランクィロ/結婚行進曲/葬送行進曲/道化師
たちの踊り/フィナーレ
フランス・ブリュッヘン(指揮)、
18世紀オーケストラ、グルベンキアン合唱団
1997年6月。古楽界の世界的権威フランス・ブリュッヘンと18世紀オーケストラ
の"ツアー46(結成以来46回目のツアー)"でライヴ録音されたメンデルスゾーン。
それは、ブリュッヘンと18世紀オーケストラの専属録音チーム"グランド・ツア
ー"による最初のレコーディング、そしてグロッサからのリリース第1弾となっ
た記念碑的演奏なのである。
録音:1997年6月9日-10日、ユトレヒト(ライヴ録音)

GCD C81602 \1780
マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):モロワ氏のミサH.6 ――
入祭唱/キリエ/キリスト/キリエ/グローリア/クレド/奉献唱/第1サンク
トゥス/第2サンクトゥス/第3サンクトゥス/聖体奉挙/ベネディクトゥス/
第1アニュス・デイ/第2アニュス・デイ/第3アニュス・デイ/主よ、王を守り
たまえ/結句
マリー・ルイーゼ・デュトワ(ソプラノ)、クレール・グトン(ソプラノ)、
セルジュ・グビョー(カウンターテナー)、ピエール・エヴルー(テノール)、
クリストフ・サム(バス)、ミシェル・シャピュイ(オルガン)、
エルヴェ・ニケ(指揮)、コンセール・スピリチュエル
17世紀フランスのパリ・アンヴァリッド記念館の館長を務めていたと伝わる"モ
ロワ氏"に献呈された「モロワ氏のミサ」は、数あるシャルパンティエの偉大な
宗教作品の中で、最も長く、また最も美しい作品と評されている。
録音:1999年6月、サン=ミシェル修道院(フランス)

GCD C80901 \1780
移ろいやすき世に - ドイツ・バロックのラメント、カンタータ、アリア集
アダム・クリーガー(1634-1666):
愛は昼夜を支配する、おまえは安定を得ようとしない、気まぐれはおまえの本性
ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630):
キリスト、われらが主、ヨルダン川に来たれり
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):
夜ごと寝所で私は見た、夜警たちは私を見つけた
ヨハン・エラスムス・キンダーマン(1616-1655):
ラ・アフェットゥオーザ(器楽)
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
主に向かいて喜びの声をあげよ、嘆きの歌 ―― 彼が十字架にかけられた場所
は今や庭となり
クリスティアン・ガイスト(1640-1711):おお悲しみよ
アダム・クリーガー:
恋することは大きな苦しみ、勝って神は満足する、アドニスが死に私は苦悩する
クラウディオ・カヴィーナ(カウンターテナー)、
ロッサーナ・ベルティーニ(ソプラノ)、
ロベルト・バルコーニ(カウンターテナー)、
ロベルト・ジーニ(ディレクター)、
コンチェルト・デッレ・ヴィオーレ
"コンチェルト・イタリアーノ"の元メンバーであり、現在はラテン系ヴォーカ
ル・アンサンブルの最高峰"ラ・ヴェネクシアーナ"のディレクターとして大活
躍中の名カウンターテナー、クラウディオ・カヴィーナの歌声が聴けるドイツ
・バロックの歌曲集!
17世紀前半。三十年戦争の戦禍、ペストの大流行などに見舞われ、悲劇的な状
況下にあったドイツの人々を支えたシュッツやブクステフーデたちの声楽曲。
クラウディオ・カヴィーナ、ロッサーナ・ベルティーニ、ロベルト・バルコー
ニのソリスト陣、重鎮ロベルト・ジーニとコンチェルト・デッレ・ヴィオーレ
など、イタリア古楽界の実力者たちによる声楽芸術の数々に心を揺さぶられる。
録音:1992年8月、インドゥーノ・オローナ(イタリア)

GCD C80903 \1780
シジスムンド・ディンディア(C.1582-C.1629):マドリガーレ集第3巻(1615)
クラウディオ・カヴィーナ(ディレクター&カウンターテナー)、
ラ・ヴェネクシアーナ
〔ロッサーナ・ベルティーニ(ソプラノ)、ナディア・ラーニ(ソプラノ)、
ジュゼッペ・マレット(テノール)、サンドロ・ナリア(テノール)、
ダニエレ・カルノヴィック(バス)、パウル・ベイエル(テオルボ)、
フランコ・パヴァン(テオルボ)、ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ)〕
モンテヴェルディのマドリガーレ集の全集録音という偉業を達成させ、さらな
る高みを目指し続けるクラウディオ・カヴィーナ率いるイタリアのヴォーカル
・アンサンブル、ラ・ヴェネクシアーナ。
モンテヴェルディのスペシャリストとしての地位を不動のものとしたラ・ヴェ
ネクシアーナだが、同時にモンテヴェルディと同世代の作曲家への愛情と情熱
も並々ならぬものがある。
モンテヴェルディに匹敵する実力の持ち主とみなされていた17世紀イタリアの
音楽家シジズムンド・ディンディア。
モンテヴェルディ、ジェズアルド、マレンツィオなどとの結びつきを感じさせ
るなど、存命当時は称賛を浴び続けていたディンディアのマドリガーレ集も、
現在では演奏や録音に恵まれず歴史の陰に隠れてしまっているだけに、ラ・ヴェ
ネクシアーナの演奏が担う役割は非常に大きい。
録音:1997年11月、ロレット(イタリア)

GCD C80605 \1780
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
13管楽器のためのセレナード第10番変ロ長調K.361《グラン・パルティータ》
アレグロ・アッサイK.484b/アダージョ変ロ長調K.411/アダージョ変ロ長調
K.580a/アダージョ ヘ長調K.410/2つのホルンのための12の二重奏曲K.487より
第10番、第7番、第11番、第12番
エリック・ホープリッチ(クラリネット&ディレクター)、
ナハトムジーク
18世紀オーケストラの首席クラリネット奏者エリック・ホープリッチが主宰す
るピリオド楽器による木管アンサンブル"ナハトムジーク"。
このモーツァルトの「グラン・パルティータ」は、18世紀オーケストラの主要
メンバーで結成された古楽界のスター集団ナハトムジークの代名詞でもある名
盤中の名盤。
ワシントンD.C.の国会図書館に所蔵されているモーツァルトの自筆譜との照合、
作曲当時に製作されたオリジナル楽器やレプリカ・モデルの収集など、一切の
妥協を排除した研究と準備の成果が「グラン・パルティータ」の真の姿が浮か
び上がる。
録音:2001年7月&8月、カトリック旧教会(デルフト/オランダ)

GCD C80501 \1780
最後の別れ - スペイン・ロマン派のピアノ音楽 ――
マルシアル・デ・アダリッド:ラメントOp.9、プティ・リアン/マルティン・
サンチェス=アリュー:巡礼者Op.10/テオバルト・ポウェル:舟歌/アドルフォ
・デ・ケサーダ:アレグロ・デ・コンチェルト、6つの大練習曲/エドゥアルド
・オコーン:ピアノのためのボレロ/マルシア・デ・アダリッド:最後の別れ
Op.10
パトリック・コーエン(ピアノ/エラール, c.1855)
フォルテピアノ、ロマンティック・ピアノ、モダン・ピアノを見事なまでに弾
き分けるフランスの鍵盤奏者、パトリック・コーエンのスパニッシュ・アルバ
ム!
グロッサではショパンやモーツァルト、ハイドンといった王道から、ソレール
やサティの作品を弾いてきたコーエン。
コーエンがこの"スペイン・ロマン派のピアノ音楽"で取り上げたのは、グラナ
ドスやアルベニス、ファリャより少し前の時代を生きた5人の作曲家たち。
次代の作曲家たちに道標を与えたスペイン・ロマン派の才能を、1855年頃に製
作されたエラールのピアノが明らかにする。
録音:1995年4月、クエンカ音楽堂(スペイン)

GCD C80104 \1780
ロベール・ド・ヴィゼー(c.1650-1725):テオルボのための小品集 ――
テオルボ曲集ト長調/リュリ氏の「スペイン人の入場」/リュリ氏の「住まい」
/リュリ氏の「アルレクィンのシャコンヌ」/テオルボ曲集ハ長調/クープラ
ン氏の「森の精」/クープラン氏の「羊小屋」
ホセ・ミゲル・モレーノ(独奏用テオルボ)
ルイ14世の音楽教師、宮廷楽団付きの歌手、当代有数のギター弾きとして、宮
廷、そして太陽王から愛されたロベール・ド・ヴィゼー。
スペインも名手ホセ・ミゲル・モレーノが奏でるのはギター曲ではなく、ヴィ
ゼー自身も得意としていたテオルボのための音楽。
モレーノは、ギタリスト、ギター作品の作曲者として有名なヴィゼーのテオル
ボ作品を、作曲者自身が想定した楽器"独奏用テオルボ"で演奏。
太陽王ルイ14世を虜にしたヴィゼーの音楽を、モレーノのセンスと独奏用楽器
としてのテオルボで存分に聴かせてくれる。
録音:1995年11月、エル・エスコリアル修道院(スペイン)

GCD C80202 \1780
女ってもんとギターの弦にゃ - ギター伴奏による歌曲集 ――
マルティン・イ・ソレール(1754-1806):
純な娘、移り気な女、堅気の女、報い
フェルディナンド・カルッリ(1770-1841):アンダンテ・アッフェトゥオーソ
マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):
《3つのアリエッタ》(遅れ/その日はいつ来るの/ほかの男の腕に)、アンダン
ティーノ・ソステヌート、《3つのアヴァティーナ》(あわて、うろたえて/愛
の神よ、なぜ/あまりの苦しみ)
フェルナンド・ソル(1778-1839):
宗教的祈りの楽章、4つのアリエッタ(涙/魂をなくして/哀れな心/私のうそ
つき!/若さも輝きも失い)
ヨハン・ガスパール・メルツ(1806-1856):無言歌
フェルナンド・ソル:
《5つのセギディーリャ》(私の目があなたを死なせるというのなら/ムチャ
チャ、あんたの恥じらいはどこへいっちまったんだい?/私の不用心な目は/
永遠の安息のセギディーリャ/女ってもんとギターの弦にゃ)
マルタ・アルマハーノ(ソプラノ)、
ホセ・ミゲル・モレーノ(ロマンティック・ギター)
夫人のルールデス・ウンシャーリャが製作したロマンティック・ギター(1800年
頃のモデルのレプリカ)を弾くホセ・ミゲル・モレーノ、スペイン古楽界の歌姫
マルタ・マルマハーノのデュオが、1800年頃にスペインとイタリアで演奏され
た歌曲とギター小品を続々と繰り広げる好企画。
バレンシアで生を受け、マドリードからイタリア、ウィーン、サンクトペテル
ブルク、ロンドンへと渡り、その溢れる才能で当時の人々を驚かせたマルティ
ン・イ・ソレールの作品や、
ギターを語るうえで欠かせないジュリアーニとソルの珍しい歌曲など、演奏は
もちろんのこと、モレーノの魅力的なプログラミングが素晴らしい。
録音:1994年10月&1995年1月、サン・ミゲル大聖堂&エル・エスコリアル修道
院(スペイン)

GCD C80204 \1780
ミゲル・デ・フエンリャーナ(c.1500-c.1579):
ビウエラ曲集《オルフェニカ・リラ》(1554)
ヌリア・リアル(ソプラノ)、カルロス・メナ(カウンターテナー)、
ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ&ディレクター)、
オルフェニカ・リラ
〔グイド・バレストラッチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
アルバ・フレスノ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
セルヒ・カサデムント(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ファン・カルロス・デ・ムルデル(ルネサンス・ギター)、
フェルナンド・パス(リコーダー)、ダビド・マヨラル(打楽器)〕
失明により幼年期に光を失いながらも黄金世紀と称される16世紀のスペインで、
フェリペ2世の宮廷音楽家、フェリペ2世第3王妃の室内奏者にまで上り詰めた
"7人のスペイン・ビウエリスタ"の1人、ミゲル・デ・フエンリャーナ。
1554年10月にセビーリャで出版された「オルフェニカ・リラ(オルフェウスの竪
琴)」とは、モラレスやナルバエスなど当時の歌曲からのアレンジやビウエラの
伴奏による歌曲を集めたフエンリャーナ唯一の作品集である。
モレーノとの共演も多いスペインの古楽系ソプラノ歌手ヌリア・リアル、同じ
くスペインのカウンターテナー、カルロス・メナの独唱と、モレーノのアンサ
ンブル"オルフェニカ・リラ"が創り出す雰囲気やバランスがこれまた絶妙。
録音:1999年2月&3月、サン・ミゲル大聖堂&エル・エスコリアル修道院(スペ
イン)



<DISC CLASSICA>
DCJA 21012 \2500
ドビュッシー:
アラベスク 第1番、沈める寺(「前奏曲集第1巻」より)、
亜麻色の髪の乙女(「前奏曲集第1巻」より)、水の反映(「映像第1集」より)、
月の光(「ベルガマスク組曲」より)
ショパン:前奏曲 第15番 Op.28-15「雨だれ」、舟歌 Op.60
ラヴェル:水の戯れ、鐘の谷(「鏡」より)
グリーグ:鐘の音(「抒情小曲集」より)Op.54-6
リスト:ラ・カンパネラ
高橋希代子(pf)
美しい音色とケレン味のない真摯な演奏できくロマンティック・ピアノ小品の
数々。水の情景や月の光、鐘の音といったデリケートで精緻な幻想を音に写し
た作品の数々。いずれの演奏も、深く踏み込んだ作品理解と品位にみちた瑞々
しい表現に包まれており、ひいては作曲家の創意を鮮やかに表現して見せてい
ます。きらめくような音の粒子や温和な響きなども実に印象的で、その響きの
質感に、多彩なテクニックと卓抜なセンスが息づいているのを感じます。この
アルバムもまた高い評価を得るに違いありません。
〔横堀朱美-ライナーノートから〕



<Glossa Platinum>
GCD P32303 \2300
モテ・クロワゼ(Motets Croises) ――
ルゲ:主の祈り/モンテヴェルディ:おお、いかに美しき/フレスコバルディ:
《主日のミサ》より 前奏のトッカータ、《使途のミサ》より 聖体奉挙のため
のトッカータ/ルゲ:アレルヤ、アレルヤ(器楽)/シュッツ:おおイエス、やさ
しき御名/フレスコバルディ:《聖母のミサ》より 書簡の朗読の後のカンツォ
ーナ/モンテヴェルディ:めでたし、女王/フレスコバルディ:《使徒のミサ》
より 聖体拝領後の第4旋法のカンツォーナ、《聖母のミサ》より 第5声部の歌
の助奏を伴ったリチェルカーレ/ルゲ:聖マタイ
ドミニク・ヴェラール(テノール)、ジャン=ピエール・ルゲ(オルガン)
2009年が結成30周年という節目の年となるアンサンブル・ジル・バンショワの
記念リリースは、アンサンブルのディレクターを務める中世&ルネサンス音楽
の世界的権威ドミニク・ヴェラールと、パリのノートルダム大聖堂で活躍する
盲目のオルガニスト、ジャン=ピエール・ルゲのデュオによる教会音楽集!
マショーのミサ曲を演奏するためにアンサンブル・ジル・バンショワを率いて
ノートルダム大聖堂を訪れたヴェラール。
そこで耳にしたルゲの即興演奏に大きな感銘を受けたヴェラールの提案により
誕生したプログラムこそが、この「十字架のモテット集」(Motets Croises)な
のである。
モンテヴェルディ、シュッツ、フレスコバルディ、そしてルゲ。"過去"と"現
在"の教会音楽で、2人の巨匠ヴェラールとルゲの"歌"と"オルガン"が交差する。
2004年6月&10月、フランスでの録音。




<Channel Classics>
CCSSA 26609(SACD-Hybrid) \2850
止めどない涙と - 17世紀イギリスの歌と哀歌 ――
ロバート・ジョンソン(1583-1633)、ヘンリー・ロウズ(1595-1662)、ペラム・
ハンフリー(1647-1674)、ヘンリー・パーセル(1659-1695)、ニコラス・ラニア
ー(1588-1666)、ジャック・ゴティエ、の歌曲を収録
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)、
フレッド・ヤコブス(リュート&テオルボ)
オランダ・バッハ協会、フロリレジウムとの共演、ブリュッヘンやヘレヴェッ
ヘ、コープマンなど古楽界の巨匠たちからも厚い信頼を寄せられている古楽唱
法の世界的名手ヨハネッテ・ゾマー。
「光り輝くローマ」(CCSSA 19903)や「カッチーニの新音楽」(CCSSA 21305)、
「レスプリ・ガラ」(CCSSA 24307)での好演が世界的な評価を得ているゾマーと
ヤコブスのデュオによる「止めどない涙と」は17世紀のイギリスが舞台の歌曲
集。これまでに数々の名演、名唱を生み出してきたゾマーの歌声とヤコブスの
リュート&テオルボ。パーセルの「しばしの音楽(エディプス王より)」など、
英国の美しき"歌"を集めた「止めどない涙と」は、17世紀イギリスのメランコ
リーとユーモアを漂わせる逸品である。

CCSSA 24409(SACD-Hybrid) \2850
ボヘミアン・アルバム ――
ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ長調Op.22
ハース:
弦楽四重奏曲第2番Op.7《猿の山々から》(弦楽オーケストラ&打楽器版)
シュールホフ:弦楽四重奏のための《5つの小品》WV.68(弦楽オーケストラ版)
カンディダ・トンプソン(ヴァイオリン&芸術監督)、
アムステルダム・シンフォニエッタ
チャイコフスキーの「フィレンツェの思い出」(CCSSA 21504)や、ベートーヴェ
ン&ウォルトンの弦楽作品(CCSSA 23005)、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲
(CCSSA 26007)を"弦楽合奏版"という一味違うアプローチで発表してきたアムス
テルダム・シンフォニエッタの"ボヘミアン・アルバム"。
この"ボヘミアン・アルバム"では、ドヴォルザークの名作「弦楽セレナード」
と、同じくチェコのハースとシュールホフの弦楽四重奏曲(もちろん弦楽合奏
版!)をカップリング。弦楽合奏が醸し出すボヘミアの香りもまた格別。
アムステルダム・シンフォニエッタは23人による演奏を基本形態とするオラン
ダの常設アンサンブル。1995年にコンサートマスターに就任したカンディダ・
トンプソンが2003年から音楽監督を務めている。

CCS 25109 \2180
ワイル:《三文オペラ》からの組曲
トッホ:歌劇《エゴンとエミリー》Op.46
シュールホフ:ジャズ・オラトリオ《ロイヤル・オーク》
エレーナ・フィンク(ソプラノ)、ハイム・レヴァノ(ナレーター)、
ダニエル・ロイス(ナレーター)、ベルナール・ローネン(テノール)、
オーサ・オルソン(ソプラノ)、
ヴェルナー・ハーバース(指揮)、
エボニー・バンド、カペラ・アムステルダム
ロイヤル・コンセルトヘボウ管でソロ・オーボエとして活躍したヴェルナー・
ハーバースが、コンセルトヘボウ管のメンバーなどツワモノたちと1990年に結
成したオランダのアンサンブル。
エボニー・バンドは、20世紀前半の知られざる作曲家たち、忘れられた作曲家
たちの作品の発掘を目指しており、シュールホフの2タイトル(CCS 6994、CCS
9997)はオランダの権威あるエジソン賞を獲得するなど高い評価を得ている。
今作も英国戦艦「ロイヤル・オーク(H.M.S.Royal Oak)」を題材としたシュール
ホフのジャズ・オラトリオを収録するなど、これまで以上にかなり濃厚。

CCSSASEL 5509(SACD-Hybrid) \2180
スーパー・アーティスツ・オン・スーパー・オーディオVol.6 ――
J・S・バッハ:
カンタータ第209番《悲しみのいかなるかを知らず》より レチタティーヴォ
(CCSSA 27208) - ルーシー・クロウ(ソプラノ)、フロリレジウム
J・S・バッハ:
モテット第3番《イエスよ、わが喜び》より いざ、さらば(CCSSA 27108) -
ピーター・ダイクストラ(指揮)、オランダ室内合唱団
シューマン:
ダヴィット同盟舞曲集Op.6より 荒々しく,そしてほがらかに(CCSSA 28709) -
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ)
ハイドン:
弦楽四重奏曲第68番変ホ長調Op.64-6より Allegro(CCSSA 28209) -
アムステルダム弦楽四重奏団
ムファット:
協奏曲第7番より Menuet(CCSSA 27408) - オランダ・バロック協会
ロッシーニ:
弦楽のためのソナタ ト長調より Allegro(CCSSA 27708) -
イヴァン・フィッシャー(指揮)、ブダペスト祝祭管弦楽団
スウィングしなけりゃ意味がない(CCSSA 29008) - フローマーマン
ヴァーゲンザイル:
トロンボーン協奏曲変ホ長調より Allegro Assai(CCSSA 26708) -
ヨルゲン・ファン・ライエン(サックバット)、
コンバッティメント・コンソート・アムステルダム
ハイドン:
ピアノ・ソナタ第48番ハ長調Hob.XVI-48より Rondo, Presto(CCSSA 26509) -
ゲイリー・クーパー(フォルテピアノ)
中国歌曲:
ママ・イン・ザ・キャンドルライト(CCSSA 80908) -
ジンマ・ファン(テノール)、レイニルド・メース(ピアノ)
ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18より Adagio Sostenuto(CCSSA 26308) -
デヤン・ラツィック(ピアノ)、
キリル・ペトレンコ(指揮)、ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
カプレ:フランス風に(CCSSA 28908) - ラヴィニア・マイアー(ハープ)
ヴェローゾ:
ミケランジェロ・アントニオーニ(CCSSA 25508) -
メリディアン・アーツ・アンサンブル
ショスタコーヴィチ:
チェロ協奏曲第2番ト長調より Allegretto(CCSSA 25308) -
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)、
ユルイェン・ヘンペル(指揮)、シンフォニエッタ・クラコヴィア
J・C・バッハ:
カンタータ《愛しい女よ、汝は美しく》より(CCSSA 27308) -
ヨス・ファン・フェルトホーフェン(指揮)、オランダ・バッハ協会
モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ第33番ヘ長調K.377より
Tempo di Menuetto(CCSSA 26208) - レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)、
ゲイリー・クーパー(フォルテピアノ)
ダウランド:
ジョン・スミス卿のアルメイン(CCSSA 25408) - マシュー・ワーズワース
(リュート)
ファランク:
トリオOp.45より Scherzo(CCSSA 26408) - エミリー・バイノン(フルート)&
フレンズ/
マーラー:
交響曲第4番ト長調より Ruhevoll, Poco Adagio(CCSSA 26109) -
イヴァン・フィッシャー(指揮)、ブダペスト祝祭管弦楽団
チャンネル・クラシックスのアーティストたち
好評チャンネル・クラシックスのSACDサンプラー第6弾には、同レーベルがSACD
テクノロジーを導入してからの8年間にリリースされたタイトルから厳選に厳選
を重ねて選ばれた19トラックを収録。
ポッジャーやラツィック、フィッシャー&ブダペスト祝祭管、オランダ・バッ
ハ協会など超一流アーティストの名演を楽しむも良し!チャンネル・クラシッ
クが誇るハイ・クォリティ・サウンドを味わうも良し!クラシック・ファンは
もちろんのこと、オーディオ愛好家にもオススメしたい1枚です。

<PentaTone>
PTC 5186 314(SACD-Hybrid) \2850
ベートーヴェン:
交響曲第2番ニ長調Op.36/交響曲第6番ヘ長調Op.68《田園》
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)、
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニック管弦楽団
2008-2009シーズンからは、オランダの若き名匠ヤープ・ファン・ズヴェーデン
をチーフ・コンダクターに迎えるなど、さらに陣容を強化させたロイヤル・フ
ランダース・フィル。1998年から関係を構築してきたプリンシパル・コンダク
ター、ヘレヴェッヘとのベートーヴェンも回を重ねるごとに急速な進化を遂げ
ており、ペンタトーン(PentaTone)からのリリース第3弾となる"第2番&第6番
「田園」"での新たな名演誕生に期待が高まる。
レコーディングは前2作と同様に、MTT&SFSのマーラー・チクルスを録音面で
支えてきたアンドレアス・ノイブロンナー率いる世界最強録音チーム「トリト
ナス」が担当!
2009年2月、デ・シンゲル(アントワープ/ベルギー)での録音。




ポーランド国立ショパン協会の自主レーベル"NIFC"の取り扱いを開始します!
ショパン存命当時のフォルテピアノでショパンのピアノ作品全曲録音の完成を
目指す"NIFC"。
今回ご紹介の10タイトル、そして今後のリリースにご期待下さい!
全タイトル日本語曲目表記オビ付き仕様でのご提供となります。

<NIFC>
NIFCCD 009 \2300
ショパン:ピアノと管弦楽のための作品集 ――
ポーランド民謡による大幻想曲イ長調Op.13/モーツァルトの歌劇《ドン・ジョ
ヴァンニ》の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲変ロ長調Op.2/ロンド《ク
ラコヴィアク》ヘ長調Op.14/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネー
ズ変ホ長調Op.22/ポーランド共和国国歌《ドンブロフスキのマズルカ》
ネルソン・ゲルナー(フォルテピアノ)、
フランス・ブリュッヘン(指揮)、18世紀オーケストラ
録音(NIFCCD 009):2006年8月30日、ポーランド国立歌劇場(ワルシャワ)&
2007年11月11日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・
スタジオ(ワルシャワ)/使用楽器:エラール1849年製

NIFCCD 004 \2300
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11/ピアノ協奏曲第2番へ短調Op.21
ラール1849年製
ダン・タイ・ソン(フォルテピアノ)、
フランス・ブリュッヘン(指揮)、18世紀オーケストラ
録音(NIFCCD 004):2005年9月8日、フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワ
ルシャワ)&2006年8月31日、ポーランド国立歌劇場(ワルシャワ)/使用楽器:エ
グロッサ(Glossa)からリリースされている"モーツァルト"や"ハイドン"で健在
振りをアピールしてくれた古楽界の巨匠フランス・ブリュッヘンと18世紀オー
ケストラ。
1980年の第10回ショパン国際ピアノ・コンクールの覇者ダン・タイ・ソンと、
アルゼンチンの俊英ネルソン・ゲルナーをソリストに迎えた2つの"ショパン"も
超強力!
オーケストラが活躍する「ピアノ協奏曲第1番」冒頭の新鮮な響きなど、ショパ
ンのイメージをガラリと変える斬新で独創的な世界を創り出せるのは、ブリュッ
ヘン&18世紀オーケストラだからこそ。
共にエラール1849年製のフォルテピアノを弾くダン・タイ・ソンとゲルナーの
ソロも世界的奏者の称号に相応しくハイレベル。
聴き手に驚きと新発見をもたらしてくれるブリュッヘンのショパンである。仏
ディアパソン・ドール受賞盤(NIFCCD 009)。

NIFCCD 010 \2300
ショパン:4つの即興曲 ――
前奏曲嬰ハ短調Op.45/幻想即興曲嬰ハ短調Op.66/スケルツォ第3番嬰ハ短調
Op.39/即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36/夜想曲第9番ロ長調Op.32-1/夜想曲第10
番変イ長調Op.32-2/即興曲第1番変イ長調Op.29/ポロネーズ第4番ハ短調
Op.40-2/前奏曲変イ長調/即興曲第3番変ト長調Op.51/3つのマズルカOp.59
ケヴィン・ケナー(フォルテピアノ)
録音:2008年3月17日-19日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コン
サート・スタジオ(ワルシャワ)/使用楽器:プレイエル1848年製
17歳で挑んだ1980年の第10回ショパン国際ピアノ・コンクールでは最年少受賞
を果たし、再び挑んだ1990年の第12回では最高位(1位無しの2位)にまで上り詰
めたアメリカ人ピアニスト、ケヴィン・ケナーも"NIFC"レーベルに登場!
そのピアノをポーランドの名指揮者カジミエシュ・コルトからも称賛されたケ
ヴィン・ケナーにとって、フォルテピアノでのレコーディングはこのショパン
が初。アメリカが輩出した現代のショパン弾きの歌心が楽しみ。

NIFCCD 008 \2300
ショパン:マズルカ集 ――
マズルカ第13番イ短調Op.17-4/同第21番嬰ハ短調Op.30-4/同第14番ト短調
Op.24-1/同第15番ハ長調Op.24-2/同第26番嬰ハ短調Op.41-1/ピアノ・ソナタ
第2番変ロ短調Op.35《葬送》/夜想曲第19番ホ短調Op.72-1/スケルツォ第2番
変ロ短調Op.31/ワルツ ホ長調/同第7番嬰ハ短調Op.64-2/夜想曲嬰ハ短調
(レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ)
ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
録音:2007年9月10日-11日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コン
サート・スタジオ(ワルシャワ)/使用楽器:エラール1849年製
ヤヌシュ・オレイニチャクは、1970年の第8回ショパン国際ピアノ・コンクール
第6位入賞、1972年のアルフレード・カゼッラ国際ピアノ・コンクール第4位入
賞を皮切りとして国際的なキャリアを築いてきたポーランドのリーディング・
ピアニスト。
オレイニチャクはショパン所有の1831年製プレイエルでの録音経験を持ってお
り、フォルテピアノでのショパン演奏の経験は群を抜いている。現在はショパ
ン国際ピアノ・コンクールの審査員を務めるなど、ショパンの音楽に深くかか
わり続けてきたオレイニチャクの演奏はどれも素晴らしい。

NIFCCD 007 \2300
ショパン:12の練習曲Op.10/12の練習曲Op.25
タチアナ・シェバノワ(フォルテピアノ)
録音:2007年9月29日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート
・スタジオ(ワルシャワ)/使用楽器:エラール1849年製
1969年のプラハ、1976年のジュネーヴ、19990年のブリュッセルなどの国際コン
クールで成功を収め、1980年の第10回ショパン国際ピアノ・コンクールでは、
ダン・タイ・ソンに次ぐ第2位、ポロネーズと協奏曲の最優秀演奏賞の選出され
たベテラン・ピアニスト、タチアナ・シェバノワがフォルテピアノで弾くショ
パンの練習曲集!
シェバノワの熟練の技がエラールのピアノに秘められた音色や表現力を最大限
に引き出した好演が、ショパン存命当時の作品の姿を想像させてくれる。

NIFCCD 006 \2300
ショパン:
24の前奏曲Op.28
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22*
ヴォイチェフ・シヴィタワ(フォルテピアノ)
録音:2006年11月11日-13日&2007年5月4日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポ
ーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)/使用楽器:プレイエル1848年
製&エラール1849年製*
ヴォイチェフ・シヴィタワは、イタリアのバルドリーノ国際コンクール第1位、
ロン=ティボー国際コンクールでは第2位、聴衆賞、そして1990年の第12回ショ
パン国際ピアノ・コンクールではポロネーズ最優秀演奏賞を受賞したポーラン
ドのピアニスト。
「24の前奏曲Op.28」のフォルテピアノによる全曲、コンクールでもお墨付きの
「ポロネーズ」を2台の歴史的銘器で味わえるという贅沢な逸品。

NIFCCD 005 \2300
ショパン:ワルツ&エコセーズ ――
ワルツ第1番変ホ長調Op.18《華麗なる大円舞曲》/同第2番変イ長調Op.34-1/
同第3番イ短調Op.34-2/同第4番ヘ長調Op.34-3/同第5番変イ長調Op.42/
同第6番変ニ長調Op.64-1《小犬》/同第7番嬰ハ短調Op.64-2/同第8番変イ長調
Op.64-3/同第9番変イ長調Op.69-1《別れ》/同第10番ロ短調Op.69-2/同第11番
変ト長調Op.70-1/同第12番ヘ短調Op.70-2/同第13番変ニ長調Op.70-3/
同第14番ホ短調/3つのエコセーズOp.72/舟歌嬰ヘ長調Op.60/子守歌変ニ長調
Op.57
タチアナ・シェバノワ(フォルテピアノ)
録音:2007年5月19日-20日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コン
サート・スタジオ(ワルシャワ)/使用楽器:エラール1849年製
ロシア生まれのポーランド人ピアニスト、タチアナ・シェバノワによるショパ
ン。こちらは"ワルツ"がメイン・プログラム。
「ワルツ第1番」などで聴ける絶妙な間合い、巧みな緩急のコントロール、1音1
音を大切にするタッチが実に見事。

NIFCCD 003 \2300
ショパン:バラード&夜想曲 ――
バラード第1番ト短調Op.23/夜想曲第14番嬰ヘ短調Op.48-2/バラード第2番
ヘ長調Op.38/夜想曲第7番嬰ハ短調Op.27-1/バラード第3番変イ長調Op.47/
夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2/バラード第4番ヘ短調Op.52
ネルソン・ゲルナー(フォルテピアノ)
録音:2005年12月1日-4日&14日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放
送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)/使用楽器:プレイエル1848年製
女帝アルゲリッチからの信頼も厚く、1990年のジュネーヴ国際音楽コンクール
では1位に輝いた南米アルゼンチンが世界に誇るピアニスト、ネルソン・ゲルナ
ー。1848年製のプレイエルと、アルゼンチンの才能がシンクロすることによっ
て誕生したショパンのバラードと夜想曲はこれまた絶品。仏ディアパソン・ド
ール受賞盤。

NIFCCD 002 \2300
ショパン:
幻想曲ヘ短調Op.49/4つのマズルカOp.33/幻想ポロネーズ変イ長調Op.61/
前奏曲第13番嬰ヘ長調Op.28-13/同第14番変ホ短調Op.28-14/
同第15番変ニ長調Op.28-15《雨だれ》/同第16番変ロ短調Op.28-16/
同第17番変イ長調Op.28-17/同第18番ヘ短調Op.28-18/
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
カ・リン・コリーン・リー(フォルテピアノ)
録音:2005年11月26日-27日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コ
ンサート・スタジオ(ワルシャワ)/使用楽器:プレイエル1848年製
カ・リン・コリーン・リーは、2005年の第15回ショパン国際ピアノ・コンクー
ルで6位入賞を果たした1980年香港出身の女流ピアニスト。
リーは、コンクールで弾いた「ピアノ・ソナタ第3番」のライヴ盤もリリースさ
れており、コンクール後に収録されたこのフォルテピアノによる演奏との聴き
比べも興味深い。

NIFCCD 001 \2300
ショパン:マズルカ集 ――
マズルカ第32番嬰ハ短調Op.50-3/同第22番嬰ト短調Op.33-1/同第16番変イ長調
Op.24-3/同第35番ハ短調Op.56-3/同第40番ヘ短調Op.63-2/同第12番変イ長調
Op.17-3/同第17番変ロ短調Op.24-4/同第18番ハ短調Op.30-1/
同第31番変イ長調Op.50-2/同第14番ト短調Op.24-1/同第30番ト長調Op.50-1
/同第25番ロ短調Op.33-4/同第19番ロ短調Op.30-2/同第11番ホ短調Op.17-2/
同第26番嬰ハ短調Op.41-1/同第36番イ短調Op.59-1/同第6番イ短調Op.7-2/
同第51番ヘ短調Op.68-4
フー・ツォン(フォルテピアノ)
録音:2005年3月14日-17日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コン
サート・スタジオ(ワルシャワ)/使用楽器:エラール1849年製
中国楽壇の重鎮フー・ツォン(1934-)のマズルカ集が、ショパン協会シリーズの
記念すべきリリース第1弾!1955年の第5回ショパン国際ピアノ・コンクールで
3位入賞とポーランド放送賞(マズルカ賞)を獲得したフー・ツォンにとってショ
パンの"マズルカ"は十八番中の十八番。
アジア人初のショパン国際ピアノ・コンクール入賞者となりながらも、祖国の
動乱で両親を失い亡命を余儀なくされるなど、激動の時代を生き抜いたフー・
ツォンだからこそ表現できた深く美しい"マズルカ"である。




<Onyx>
ONYX 4043 \2180
ブラームス:弦楽五重奏曲第1番ヘ長調Op.88/同第2番ト長調Op.111
ナッシュ・アンサンブル〔マリアンネ・トールセン(ヴァイオリン)、
マリン・ブロマン(ヴァイオリン)、ローレンス・パワー(ヴィオラ)、
フィリップ・デュークス(ヴィオラ)、ポール・ワトキンス(チェロ)〕
現在ではオニックス(Onyx)とハイペリオン(Hyperion)をレコーディングのメイ
ン・ステージとしているナッシュ・アンサンブルの最新録音は、オニックスで
3枚目となるブラームス!
1882年にウィーンの保養地バート・イシュルで生まれた「弦楽五重奏曲第1番」、
創作意欲に衰えを感じたブラームスが力を振り絞って1890年に完成させた「弦
楽五重奏曲第2番」の2作品に、ナッシュ・アンサンブルが真正面からアプロー
チ。王道プログラムでのナッシュ・アンサンブルも見事です。



<Hyperion>
CDA 67739 \2180
メンデルスゾーン:歌曲&デュエット集Vol.4 ――
春の憩いOp.9-8/捨て去られし者/Seltsam, Mutter, geht es mir/滝/グロッ
ソ/4つの歌曲/やわらかな月明かりの夜の湖岸で/Durch Fichten am Hugel/
僕は君を想う/Tanzt dem schonen Mai entgegen/ファウヌスの悲歌/緑の中
でOp.8-11/旅の歌/別れ/気をつけなさい/夜鳴きうぐいす/挨拶/なぜバラ
は色あせているの?/Rausche leise, grunes Dach/追憶/5月の歌Op.8-7/
別の5月の歌(魔女の歌)Op.8-8
キャスリーン・ブロデリック(ソプラノ)、ハンナ・モリソン(ソプラノ)、
アンナ・グレヴェリウス(メゾ・ソプラノ)、
フィンヌール・ビャルナソン(テノール)、シュテファン・ローゲス(バリトン)、
ユージン・アスティ(ピアノ)
この第4集では1820年代から1830年代前半にかけて作曲されながらも、未出版と
なっていた珍しい歌曲を数多く収録しているところがポイント。
2007年キャスリーン・フェリアー賞の受賞者ブロデリックや、エヴェリン・タブ
の愛弟子モリソン、スウェーデンの名花グレヴェリウス、アイスランド期待の
ビャルナソン、ドイツ歌曲の申し子ローゲスなど、シリーズの大黒柱ユージン
・アスティが信頼を寄せる若き才能の歌声でメンデルスゾーンをたっぷりと味わ
いたい。
また、この第4集に収録されている歌曲を含む楽譜がアスティの校訂でベーレン
ライターから新たに出版されており、録音と楽譜の相乗効果にも期待!

CDA 67696 \2180
フィノ:宗教作品集 ――
父よ、われは天に対し/ミサ・シ・ボナ・スシェピムス(われらは幸を受けたる
ゆえ)/タント・テンポレ/もはやあなたがたをしもべとは呼ばず/おお、聖な
る宴よ/預言者エレミヤの祈り/第8旋法のマニフィカト/われ主に感謝せん/
セルミジ:シ・ボナ・スシェピムス(われらは幸を受けたるゆえ)
スティーヴン・ライス(ディレクター)、
ブラバント・アンサンブル
ハイペリオンの宗教音楽の分野を担う存在として、国内外から大きな期待を寄
せられているスティーヴン・ライス率いるヴォーカル・アンサンブル、"ブラバ
ント・アンサンブル"。
これまでにゴンベールやモラレス、クレキヨン、マンシクールなどで称賛を浴
びてきたブラバント・アンサンブルが、歴史に埋もれた16世紀フランス・フラ
ンドルの作曲家、ドミニク・フィノ(c.1510-b.1561)の音楽を取り上げる。
悲劇的な最期を遂げたとも伝わるフィノだが、生前はゴンベールたちと並び称
され8声の二重合唱を劇的に発展させるなど、その功績は非常に大きい。知られ
ざるフランス・フランドルの合唱芸術を甦らせたブラバント・アンサンブル。
その探求の旅に期待したい。

CDD 22070 2枚組(1枚価格) \2180
フィンジ:歌曲集 ――
大地と空気と雨Op.15/地球が朽ちるまでOp.19a/私は恋人に言ったOp.19b/
ある若者の訓戒Op.14/夏の前と後Op.16
マーティン・ヒル(テノール)、スティーヴン・ヴァーコー(バリトン)、
クリフォード・ベンソン(ピアノ)
20世紀イギリスの抒情、ジェラルド・フィンジ(1901-1956)がトーマス・ハー
ディの詩を題材として作曲した歌曲集。
フィンジの情緒豊かで美しく時には物悲しいメロディ、また作品に見え隠れす
る影の存在をマーティン・ヒルとスティーヴン・ヴァーコーが巧みに表現した
好演の復活である。CDA 66161/2からの移行再発売。



<Helios>
CDH 55337 \1280
メトネル&ラフマニノフ - 2台ピアノのための作品集 ――
メトネル:2つの小品Op.58
ラフマニノフ:組曲第2番Op.17、ロシア狂詩曲、交響的舞曲Op.45
ニコライ・デミジェンコ(ピアノ)、ドミトリー・アレクセーエフ(ピアノ)
"メトネル+ラフマニノフ"と"デミジェンコ+アレクセーエフ"。ロマン派ロシ
アと現代ロシアの強力タッグが"2台ピアノ"を舞台に激突!
CDA 66654からの移行再発売。

CDH 55347 \1280
J・S・バッハ:ヴァイオリン協奏曲集 ――
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV.1042
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV.1041
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1060
キャサリン・マッキントッシュ(ヴァイオリン)、
エリザベス・ウォルフィッシュ(ヴァイオリン)、
ポール・グッドウィン(オーボエ)、
ロバート・キング(指揮)、キングズ・コンソート
英国における古楽器演奏の先駆者、キャサリン・マッキントッシュのピリオド
・アプローチが冴えるバッハのコンチェルト!
CDA 66380からの移行再発売。

CDH 55248 \1280
スペイン国王の生と死の音楽 ――
アンブロシオ・コテス:死せるフェリペ2世
セバスティアン・デ・ビバンコ:わがハープは悲しみの音に変わり
ドン・フェルナンド・デ・ラス・インファンタス:クアジ・ステラ・マトゥティナ
バルトロメ・デ・エスコベド:スペイン王フェリペ2世のミサ曲
アロンソ・ロボ:
わがハープは悲しみの音に変わり、私を解き放して下さい、主よ
ジェイムズ・オドンネル(指揮)、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
ビクトリアの師エスコベド、ビバンコ、ロボなど、"太陽の沈まぬ帝国"スペイン
の国王フェリペ2世と同じ時代を生きたスペインの作曲家たちによる宗教作品集。
CDA 67046からの移行再発売。




<Danacord>
DACOCD 683 \2300
ベートーヴェン:
交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》
《レオノーレ》序曲第3番
エーディト・オルドルプ(ソプラノ)、エルゼ・ブレムス(アルト)、
テュエ・テュエセン(テノール)、ホルガー・ビルディン(バス)、
ニコライ・マルコ(指揮)、デンマーク放送交響楽団&合唱団
ムラヴィンスキーの師匠としても有名なウクライナの名匠ニコライ・マルコ
(1883-1961)。ダナコード(Danacord)からの2枚目のリリースは、祖国を離れた
ニコライ・マルコのデンマーク放送響デビュー25周年を記念して1955年1月30日
行われた記念演奏会のライヴ録音。
その名声に反するかのように録音に恵まれなかったニコライ・マルコのデンマ
ーク時代、しかもベートーヴェンの「第九」がデンマーク放送に保管されてい
たオリジナルのマスター・テープから甦る――!モノラル(ADD)

DACOCD 681 \2300
シューマン:交響的練習曲Op.13
リスト:ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調
シチェドリン:ユーモレスク
カフタラージェ:ノスタルジック・タンゴ
ニナ・カフタラージェ(ピアノ)
モスクワ音楽院ではレフ・オボーリンに師事したロシアの女流ピアニスト、ニ
ナ・カフタラージェのソロ・アルバム。
自身の主要レパートリーであるシューマンにリスト、シチェドリン、歌(?)が
聴こえてくるカフタラージェの自作を組み合わせるなど、多彩なプログラミン
グも魅力。
義父のチェリスト、ベンクトソンとの共演を含めると今回のリリースが7枚目。
どこかインパクトのあるルックス、オボーリン直伝のピアノなど、これからの
活躍も楽しみ。




<Centaur>
CRC 2980 \2080
ローレム:ピアノ作品集Vol.2 ――
リコーリング/静かな午後/舟歌/8つの練習曲/無言歌/もう1つの小さな無
言歌/フォー・ア・パーフェクト・シスター/ジュディのための60の手紙/
ミレニアムへの99の手紙/歌と踊り
トーマス・ランナーズ(ピアノ)
アメリカ楽壇の長老格、ネッド・ローレム(1923-)のピアノ作品集第2巻には、
パリに出発する前年の1948年に作曲された「静かな午後」から2003年の作品
「リコーリング」などを収録。
現代のアメリカを代表する作曲家のローレムだが、難解な前衛的手法には走ら
ず、旋律を重視し、変化和音やトーンクラスターを取り入れるなど調性の拡大
を試みた異色の才能である。
オクラホマ大学で教授を務めているトーマス・ランナーズのスリリングでセン
スの高い演奏が、聴き手をローレムの世界へと連れて行ってくれる。

CRC 2936 \2080
モレノ=トローバ:カスティーリャ協奏曲、ロマンシロス
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギターとピアノのための《幻想曲》Op.145
マイケル・ボイド(ギター)、ルシアーナ・ソアレス(ピアノ)
ともに20世紀のギター音楽を語る上で欠かせないスペインのフェデリコ・モレ
ノ=トローバ(1891-1982)と、イタリアのマリオ・カステルヌオーヴォ=テデス
コ(1895-1968)のギター作品をカップリング。
ロサンゼルス・ギター四重奏団のメンバーでもあるマイケル・ボイドは、サザ
ン・ミシシッピ大学で博士号を取得したアメリカのクラシック・ギタリスト。
本場スペインやアルゼンチンでも高く評価された実力は本物。

CRC 2966 \2080
ウーマン・オヴ・ファースト ――
カプラロヴァ:永遠Op.12
バツェヴィチ:3つの歌
ビーチ:3つのブラウニングの歌
L・ブーランジェ:歌曲集《空の開けたところ》
ダニエル・ウィークス(テノール)、ナオミ・オリファント(ピアノ)
ヴィテズスラヴァ・カプラロヴァ(1915-1940)、グラジナ・バツェヴィチ(1909-
1969)、エイミー・ビーチ(1867-1944)、リリ・ブーランジェ(1893-1918)。チェ
コ、ポーランド、アメリカ、フランスから世界へと歩んでいった20世紀の大"女
流"作曲家たちの歌曲集。
アメリカのテノール歌手ウィークスとオリファントのデュオは、女流作曲家の
歌曲の復権に取り組んでおり、2008年のヨーロッパ・ツアーでも演奏、コンセ
プトの両方に喝采が送られたという。

CRC 2943 \2080
グリーグ:ピアノ作品全集Vol.10 ――
抒情小曲集第5集Op.54/同第6集Op.57/同第7番Op.62
アントニオ・ポンパ=バルディ(ピアノ)
レーベルを代表する息の長いシリーズとなったイタリアのピアニスト、ポンパ
=バルディによるグリーグのピアノ作品集全集。第10集のプログラムは、第9集
からの流れを引き継ぐ形となる「抒情小曲集」の第5集-第7集。
アントニオ・ポンパ=バルディは、1998年のクリーヴランド国際ピアノ・コン
クール最高位受賞、1998年のロン・ティボー国際コンクール第3位入賞、2001年
ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール銀メダル獲得など、数々の栄光
を勝ち取り、現在はクリーブランド音楽大学でピアノ科教授を務めている

CRC 2978 \2080
スーバー:作品集 ――
キュムラス・オーヴァー・タンギパホア/太陽/ディシラム/ピアノ協奏曲
《エンシャントメント》/スターリット/アポン・ザ・バンク・アット・アー
リー・ダウン
アンドレアス・ヘルム・バウムガルトナー(指揮)、
ボフスラフ・マルティヌー・フィルハーモニック管弦楽団、
ドン・カロウセク(指揮)、アルス・ブルネンシス合唱団、他
サウスイースタン・ルイジアナ大学音楽学部の教授として教鞭を振るうアメリ
カ人作曲家、スティーヴン・スーバー(1950-)の作品集。
クレタ島のメソメデス(2世紀)の「太陽神への賛歌」を題材とした合唱作品「太
陽」や、管弦楽曲、協奏曲など大規模作品を収録。




<Danica>
DCD 8234 \2300
後期ロマン派のデンマーク合唱作品集 ――
ロング:混声合唱のための6つの歌Op.39
ランゲ=ミュラー:Tonernes Flugt Op.5-1
マティソン=ハンセン:詩篇第121番
ハルトマン:宗教的と世俗的な詩集Op.86より、山上の説教Op.46より
バーネコウ:混声合唱のための6つの歌Op.17
ランゲ=ミュラー:11月の気分Op.5-2
ヴァド(パルスマー編):I Himlen
パーゼ:Hver gang nar manen skinner
ヘンリク・パルスマー(指揮)、エスロム=ヘレロプ合唱団  
デンマークの混声合唱団、エスロム=ヘレロプ合唱団の"暗黒の歌-1944年-1945
年フレスレヴ収容所の音楽"(DCD 8228)に続く2枚目のアルバムは、後期ロマン
派時代のデンマークで生まれた美しき合唱作品集。
ペーター・エラスムス・ランゲ=ミュラーやフレゼリク・ロングなどデンマー
クのロマン派音楽を支えた作曲たちに合唱音楽に心が洗われるかのよう。




<Euridice>
EUCD 47 \2300
J・S・バッハ:オルガン小曲集《オルゲルビュヒライン》BWV.599-644
ビョルン・ボイセン(オルガン)
ビョルン・ボイセンは、オスロ・コンサート・ホールの専属オルガン奏者を務
めているノルウェー・トップ・クラスのコンサート・オルガニスト。
ボイセンは「オルゲルビュヒライン」の録音に、ノルウェーのコングスベルグ
大聖堂に設置されている1765年ゴットフリート・ハインリヒ・グローガー製の
オルガンを使用。芸術品という言葉の枠を超えた歴史的銘器が荘厳に鳴り響く。

EUCD 49 2枚組 \4600
J・S・バッハ:
ドイツ・オルガン・ミサBWV.669-BWV.689(クラヴィーア練習曲集第3巻より)
4つのデュエットBWV.802-805/5声のフーガ
ヨン・M. スコグスタッド(オルガン)
現在トロンハイム音楽院で、チェンバロとオルガン、即興演奏を指導している
ノルウェーの鍵盤奏者スコグスタッドのバッハ。
1976年にスコグスタッドがデビューを飾った場所、ニダロス大聖堂のバロック
・オルガン(1741年製)が奏でるバッハの音楽が、遠く北欧の地から届く・・・。

EUCD 44 \2300
エリング:連作《山の乙女》より、ピアノ小品
グリーグ:連作《山の乙女》より
エリング:3つの中国の歌
オーセ・クリスタッド(ソプラノ)、セルゲイ・オサドチュク(ピアノ)
1400以上の旋律を採譜したノルウェーの民族音楽学者としても有名なカテリー
ヌス・エリング(1858-1942)の歌曲とピアノ小品集。
1999年のノルウェー国立歌劇場デビューから檜舞台で活躍を続けるノルウェー
のソプラノ、オーセ・クリスタッドが同国の先人たちの"歌"を歌う。




<Bergen Digital>
BD 7063SACD(SACD-Hybrid) \2850
ラインベルガー:ミサ曲へ短調Op.159、3つの賛歌Op.96
ヴォスレフ:聖書の絵
マグナル・マンゲシュネス(指揮)、
ベルゲン大聖堂聖歌隊、ビョルン・リーエン(オルガン)、
ラッシャー・サクソフォン四重奏団
1993年にベルゲン市芸術賞を授与されたノルウェーの合唱指揮者兼オルガニス
ト、マグナル・マンゲシュネスが音楽監督を務めるベルゲン大聖堂聖歌隊。
19世紀リヒテンシュタインの音楽家ラインベルガーの宗教作品と、合唱&サク
ソフォン四重奏によるケティル・ヴォスレフ(1939-)の合唱作品という斬新な
組み合わせが面白い。

BD 7058CD \2300
タング・エネル ――
バーニ・ディ・ルッカ/ヴェム・カン・セグラ・フォルタン・ヴィルド/
ハルタ・ロッタ/虹の彼方に/雨にぬれても/バイエルン・ポルカ/カン・
カン/イル・ソント・パッセ/ディズニー・メドレー/プレミア/他
ドラーゲ金管六重奏団
ノルウェーの金管アンサンブルが遊び心たっぷりのご機嫌な演奏で聴かせてく
れる伝承曲とヒットナンバー集。
ここでは一般的なトランペットやトロンボーンではなく、スウェーデンの楽器
工房「Ahlberg&Ohlsson」(1850-1959)で製作されたロータリー・トランペット
やロータリー式のバルブ・トロンボーンといった珍しい楽器が使用されている。

BD 7057CD \2300
グスタフソン:スウェーデン近衛兵分列行進曲
ベルグストレム:ウプランド連隊行進曲
伝承曲:フィンランド騎兵隊行進曲
ハートレイ:ガイエティ・ポルカ
レーフグレン:Alvsborgslatar
ボルグ:夏の気分
ペローニ:Varese
ボルグ:Vaarlyst/他
ラグナー・マーレン(指揮)、ベルゲン・ムシーク・コープス
ノルウェー、ベルゲン市の吹奏楽団による北欧のマーチと伝承曲集。



<Chandos>
CHAN 10533 \2180
バツェヴィチ:ヴァイオリン協奏曲集 ――
ヴァイオリン協奏曲第7番/同第3番/同第1番/序曲
ジョアンナ・クルコヴィチ(ヴァイオリン)、
ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)、ポーランド放送交響楽団
ハイドン、ヘンデル、メンデルスゾーンやパーセルなど、多くの大音楽家たち
がアニヴァーサリー・イヤーを迎えた2009年。
作曲家、ヴァイオリニストとして活躍するなど、20世紀のポーランドを代表す
る音楽家の1人に数えられているグラジナ・バツェヴィチ(1909-1969)も2009年
が生誕100周年&没後40周年!
新古典主義、またはネオ・バロックとも言われるバツェヴィチの音楽は、同郷
のツィマーマンよって演奏されたことで一気に知名度が上昇するなど、ポーラ
ンド、そして20世紀の女流音楽家の草分け的存在として注目度は高い。
ポーランドの華麗なる女流ヴァイオリン奏者ジョアンナ・クルコヴィチが、前
作「ヴァイオリン・ソナタ集」(CHAN 10250)に続いてシャンドスに登場!
ボストン・フィル、バークシャー響などアメリカのオーケストラでコンサート
ミストレスを務めてきたクルコヴィチが、祖国の先人バツェヴィチの魂と音楽
を受け継ぐ ――。
東欧音楽ファン要注目!

CHAN 0761 \2180
サイクレッド・ガーランド ――
コッラディーニ:スパルジテ・フローレス
モンテヴェルディ:来たれ、汝ら渇ける者よ
パレストリーナ:美しきかな、わが魂
グランディ:わが最愛のイエス
ロッシ:パルティータ・ソプラ・ラ・ロマネスカ
メールラ:ニグラ・スム
ピッチニーニ:トッカータ第12番
ドナーティ:栄えある聖母よ
ボヴィチェッリ:天使は羊飼いに語り
フレスコバルディ:カンツォーナ《ラ・ベルナルディーニャ》
ピッキ:トッカータ
レ:彼らはわが主を奪い去った
フレスコバルディ:カンツォーナ《ラ・カプリオーラ》
カプスベルガー:トッカータ第7番
クロッティ:コングラドゥラミニ
フレスコバルディ:トッカータ第1番
メールラ:すべての者よ、主に向かいて喜ばん
ゴンザーガ・バンド〔フェイ・ニュートン(ソプラノ)、ジェイミー・パヴァン
(コルネット)、リチャード・スウィーニー(テオルボ)、スティーヴン・デヴァ
イン(チェンバロ&オルガン)〕
アムステルダム・バロック・オーケストラなどで活躍するコルネット奏者ジェ
イミー・パヴァンによって1997年に結成された"ゴンザーガ・バンド"は、16世
紀&17世紀の声楽、器楽音楽をピリオド・アプローチによる演奏で探求する古
楽アンサンブル。
マントヴァ公ゴンザーガの名を冠する"ゴンザーガ・バンド"が取り上げたのは、
当時ゴンザーガ公に雇われていたモンテヴェルディと同世代の作曲家たちによ
る宗教的な室内楽作品というユニークなプログラム。
大規模な編成による荘厳な宗教作品ではなく、小編成ならではの表現力の可能
性を追求した画期的なイタリア・バロックの作品集と言えるだろう。

CHAN 10532 \2180
メンデルスゾーン:6つのオルガン・ソナタOp.65 ――
オルガン・ソナタ第1番ヘ短調Op.65-1/同第2番ハ短調Op.65-2/同第3番イ長調
Op.65-3/同第4番変ロ長調Op.65-4/同第5番ニ長調Op.65-5/同第6番ニ短調
Op.65-6
ウィリアム・ホワイトヘッド(オルガン)
シャンドスのメンデルスゾーン生誕200年を記念する録音の舞台となったのは、
英国女王の居城バッキンガム宮殿!
オラトリオ「エリア」の初演が行われるなど、メンデルスゾーンにとって特別
な場所だったイギリス。
バッキンガム宮殿ボールルーム(舞踏会の間)のリンカーン・オルガン(1818)で
奏でられる「6つのオルガン・ソナタ」が、メンデルゾーンとイギリスの密接な
関係を浮かび上がらせてくれる。

●Chandos Classics
CHAN 10547X \1780
マルティヌー:チェロ協奏曲集 ――
チェロ協奏曲第1番H.196/同第2番H.304/チェロ、木管楽器、ピアノと打楽器
のための《コンチェルティーノ》H.143
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)、
イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
20世紀チェコを代表する作曲家ボフスラフ・マルティヌーも今年2009年が没後
50年のアニヴァーサリー。イギリスの重鎮ウォルフィッシュと、ビエロフラー
ヴェクとチェコ・フィルの名コンビによるチェロ協奏曲集がグッド・タイミン
グで復活!
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売。

CHAN 10535X \1780
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集 ――
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49/同第2番ハ短調Op.66
ボロディン・トリオ〔ロスティスラフ・ドゥビンスキー(ヴァイオリン)、ユー
リ・トゥロフスキー(チェロ)、リューバ・エドリナ(ピアノ)〕
ロシアを亡命した伝説的名匠ドゥビンスキーが西側で結成したボロディン・ト
リオによるメンデルスゾーンが生誕200年を記念して復刻リリース。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売。

CHAN 10534X \1780
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲集 ――
弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13/同第1番変ホ長調Op.12
ガブリエリ弦楽四重奏団
ガブリエリ弦楽四重奏団は、ネヴィル・マリナーのASMFでリーダーを務めていた
英国の名ヴァイオリン奏者ケネス・シリトーが中心となり1967年に結成された
弦楽四重奏団。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売。




<Centaur>
CRC 2970 \2080
ラモー:《エベの祭り》からの組曲/《優雅なインド人》からの組曲
アウロス・アンサンブル〔クリストファー・クルーガー(トラヴェルソ)、
マーク・シャハマン(バロック・オーボエ)、リンダ・クァン(バロック・ヴァ
イオリン)、マイロン・ルッケ(バロック・チェロ)、アーサー・ハース(チェン
バロ)
フランス・バロックの名作ラモーの「管弦楽組曲」を、ピリオド楽器による五
重奏で演奏してしまったという古楽ファン驚きのアルバムが登場!
ブリュッヘン&18世紀オーケストラの鮮烈な演奏が印象深いラモーの管弦楽組
曲だが、五重奏版も原曲の持ち味を損なわず、小編成ならではのスマートで新
鮮な演奏を聴かせてくれている。
演奏と編曲は、古楽界の実力派奏者たちによって1973年に結成され、アメリカ
の古楽分野にムーブメントを巻き起こしたアウロス・アンサンブル。五重奏で
描くラモーの管弦楽組曲・・・これは要チェックです。

CRC 2877 \2080
イット・テイクス・ツー・トゥ・トリオ ――
フランツ&カール・ドップラー:
リゴレット幻想曲Op.38、アンダンテとロンドOp.25
ノヴァク:ミステリアス・ポンド
グラント:セダー・フォー・ピース
C・P・C・バッハ:トリオ・ソナタ ホ長調Wq.162、同イ短調Wq.148
エイアル・イエン=ハーバー(フルート)、ドゥドゥ・カルメル(オーボエ)、
アキコ・トミナガ(ピアノ)、ヨニ・ファルヒ(ピアノ)、
イズハル・カーション(チェンバロ)、ヒレル・ゾリ(チェロ)
イスラエルのトップ・プレーヤー2人によるフルートとオーボエのためのデュオ
・アルバム。
イエン=ハーバーは1997年にイスラエル・フィルの首席フルート奏者に就任。
音楽監督メータの指揮の下、イスラエル・フィルで抜群の存在感を発揮してい
る。ちなみに1993年に行われた神戸国際フルート・コンクールでの入賞実績を
持つ。
オーボエのカルメルも同じくイスラエル・フィルの首席奏者。カルメルは1996
年トゥーロン国際オーボエ・コンクールの優勝者であり、ソリストとしてイス
ラエル・フィルと共演を重ねるなどメータからも厚い信頼を寄せられている。

CRC 2865 \2080
エクレクトサックス ――
バブコック:根拠なき熱狂
カールソン:間奏曲
ロハニ:アルト・サクソフォン協奏曲
ブロートン:追憶
モロスコ:ブルー・カプリース
マッキントッシュ:アルト・サクソフォン・ソナタ
ローリゼン:ディレ・トン
グラース:ブラジルからの手紙
ダグラス・マセク(サクソフォン)、ルイーズ・トーマス(ピアノ)、
デイヴィッド・スペルツ(チェロ)、ジェイムズ・スミス(ギター)、
シャーダッド・ロハニ(指揮)、スロヴァキア放送交響楽団
サクソフォン、クラリネットをハイレベルで吹き分け、UCLAやカリフォルニア
州立大学のサクソフォン科教授でもあるダグラス・マセクは、ソリスト、スタ
ジオ・ミュージシャンとして引く手あまたのベテラン・プレーヤー。
合唱で有名なローリゼン(ラウリッドソン)など"ロサンゼルス"に縁のある作曲
家たちによるサクソフォンのための作品を収録。マセクのスタイルを反映した
かのような、クロスオーバー・スタイルの作品が面白い!

CRC 2959 \2080
木管五重奏のための作品集 ――
ウィリス:木管五重奏と打楽器のための《対話》
マカリスター:ウィズ・グロウイング・ウィンド・アンド・ティー
リチャーズ:木管五重奏曲
ウィリス:6つの小品
ロチェスター・ヤング:3つの夏の夕暮れ
ベイラー木管五重奏団、トッド・ミーハン(打楽器)
ベイラー木管五重奏団は、1972年に結成されたアメリカの木管アンサンブル。
アンサンブルのメンバーはテキサス州のウェイコ交響楽団の団員でもあり、特
にアメリカの近現代作品の演奏や初演を得意としている。木管五重奏のコンク
ール&コンサート・レパートリーの発掘にもオススメ。

CRC 2949 \2080
ラザロフ:
4手連弾と弦楽四重奏のための《アンサンブルII》/2台ピアノのための協奏曲
/2台ピアノと2台のチェロのための《アンサンブルIII》/弦楽四重奏曲第9番
バーナディーン・ブラハ(ピアノ)、ケヴィン・フィッツジェラルド(ピアノ)、
ベルガンザ弦楽四重奏団、他
1932年ブルガリアの首都ソフィア生まれのアンリ・ラザロフは、カリフォルニ
ア大学の音楽学部名誉教授という大物作曲家。
1962年のモナコ国際、1966年のスカラ賞など作曲コンクールを勝ち取り、その
作品はベルリン・フィル、ユタ響、ロンドン・シンフォニエッタにも演奏され
ている。

CRC 2938 \2080
CDCMコンピューター・ミュージック・シリーズVol.37 -
ティマラ音楽スタジオからの音楽 ――
ウィルソン:ピアノ・ピース
リー・ネルソン:ジャバー
カミングス:ゼファーのレッスン
ロペス:蛾の死
ミラー:セブン・サイド・オヴ・ア・クリスタル
リー・ネルソン:トゥ・ザ・エッジ
ミゼル:サマーディ
ティム・ワイス(指揮)、
オベリン・コンテンポラリー・ミュージック・アンサンブル、他
アコースティック楽器と電子音楽の融合を目指すCDCMコンピューター・ミュー
ジック・シリーズも第37集に到達。




<Et'cetera>
KTC 1366 \2300
ミラージュ - フォーレ&プーランク歌曲集 ――
フォーレ:歌曲集《幻想の水平線》、歌曲集《ある1日の詩》
プーランク:
歌曲集《ある日ある夜》、歌曲集《村人たちの歌》、歌曲集《冷気と火》
フォーレ:歌曲集《幻影》Op.113
トーマス・オリーマンス(バリトン)、
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
20世紀フランスの大バリトン歌手ジェラール・スゼイの後継者と目され、ヨー
ロッパで旋風を巻き起こしているオランダのバリトン奏者トーマス・オリーマ
ンス(1977-)のソロ・アルバム!
オランダのアムステルダム音楽院で研鑽を積んだオリーマンスは、2005年に
シュレーカーの歌劇「烙印を押された人々」でザルツブルク音楽祭にデビュー。
ジュネーブ歌劇場、スコティッシュ・オペラ、ネーデルランド・オペラ、フラ
ンダース歌劇場などに次々とデビューを果たすなど、欧米のオペラハウスから
引く手あまたの存在なのである。
名伴奏者のサポートを得てジェラール・スゼイの後継者が歌うフォーレとプー
ランクが新時代の到来を告げる!

KTC 1333 2枚組 \4600
シューベルト:フォルテピアノのための作品集Vol.4 ――
楽興の時D.780/3つの小品D.946/ピアノ・ソナタ第13番イ長調D.664/同第14番
イ短調D.784/16のドイツ舞曲と2つのエコセーズD.783/ワルツ ト長調(アルバ
ムブラット)D.844
ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)
リリースを重ねるごとに評価を高めているフォルテピアノによるヤン・フェル
ミューレンのシューベルト第4弾。
クイケンやドンブレヒトたちと切磋琢磨してきたベルギー楽壇の重鎮フェルミュ
ーレンのベテランらしい大きなスケールと、ぬくもりのあるサウンドによるシュ
ーベルトは絶品。
19世紀初頭のウィーンで最も高い評価を受けたナネッテ・シュトライヒャーが
1826年に製作したシリアルナンバー(2090番)入りの銘器の響きがなんとも美しい。

KTC 1371 \2300
バディングス:管弦楽作品集 ――
シンフォニック・スケルツォ/チェロ協奏曲第2番*/交響曲第2番
ミヒャエル・ミュラー(チェロ)*、
ヘンリク・シェーファー(指揮)、
オランダ放送交響楽団、オランダ放送室内フィルハーモニック*
ヘンク・バディングス(1907-1987)は、インドネシアのジャワ島バンドゥン生ま
れのオランダ人作曲家。
ロッテルダム音楽院、アムステルダム音楽院、ハーグ王立音楽院などで教壇に
立ち、オランダの音楽教育界に絶大な影響を遺したバディングス。対位法を好
んだバディングスの交響曲第2番は名匠ベイヌムに献呈された作品である。

KTC 1385 \2300
フリエント:合唱作品集 ――
エントレ・エル・オリボ・イ・オンブレ/ドゥ-ディヒ-ディル/クワイアブック
・パートI
クラース・ストック(指揮)、オランダ室内合唱団
ピアニスト、オルガニスト、クラリネット奏者、そしてオランダの大編成コン
テンポラリー・アンサンブル"ASKOアンサンブル"の創設者であり、初代指揮者
を務めたヤン・フリエント(1938-)の合唱作品集。
独特の語法、響きを持ったフリエントの合唱作品を歌う名門オランダ合唱団の
表現力の高さは超一級。

KTC 1375 \2300
ライヴ・イン・カタルーニャ ――
ボウ:ヒローナ・アイマーダ
カステルス:エルス・デゴタルス
サロ:ラ・フェスタ・デ・サント・マルティリア
サデラ:メルセ/プイグフェレール:セレターナ
メルカデル:コンキシタ・エンシセラ
ビラデサウ:バルセロナ'92/デルペク:ガビーナ
リウマロ:オンクル・イ・ネボト
セラ:サバデル/ハバート:ルーラネンカ
サロ:エル・ブルエル・デ・パルス
セラド:エン・グイ・デ・サント・セブリア/他
コブラ・ラ・プリンシパル・アムステルダム
カタルーニャ地方の代表的な民族舞踊"サルダーナ"を伴奏する楽団、"コブラ"
の熱いパフォーマンス集。
フラビオル、ティブラ、テノーラなどカタルーニャ地方に伝わる縦笛のような
伝統楽器と、トランペット、トロンボーンのアンサンブルがなんとも面白い!




<Eufoda>
EUFODA 1374 \2300
リコレクションズ ――
ヤナーチェク:
おとぎ話/組曲《草かげの小径にて》よりアレグレット、パラリポメナ、
フリーデクの聖母マリア/管楽六重奏のための《青春》/カプリッチョ
ヤン・ミヒエルス(ピアノ)、プロメテウス・アンサンブル
ハイドンの「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」とクルタークの音楽を組
み合わせるなど、大胆なプログラミングや、新ウィーン楽派など近現代作品で
のレベルの高い演奏で人気を集めるベルギーの鍵盤奏者ヤン・ミヒエルスの他
とは一味違うヤナーチェク。
ミヒエルスのヤナーチェクはピアノ・ソロのみで終わらず、木管アンサンブル
やチェロとのデュオなど作品によって編成も多彩。中でもピアノとフルート、
テナーチューバ、トランペット、トロンボーンという組み合わせによる「カプ
リッチョ」がイチオシ。
木管楽器(特に木管五重奏)にピアノとの共演機会を奪われてきた(?)金管楽器
の悲願(??)を叶えてくれる作品デス。



<Pavane>
ADW 7525 \2300
メンデルスゾーン:室内楽作品集 ――
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49/ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14/
アッサイ・トランクイッロ/ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調Op.4/無言歌ニ長調
Op.109
トリオ・ポルティチ〔ダミアン・パルドン(ヴァイオリン)、ルク・トーテン
(チェロ)、ステファネ・デ・メイ(ピアノ)〕
Mendelssohn:Musique de chambre/Trio Portici
「トリオ・ポルティチ」は、スーパー・オーケストラ、ルクセンブルク・フィル
のヴァイオリン奏者であり、リエージュ王立音楽院で後進の指導にあたっている
ダミアン・パルドン、フランダース放送管の首席チェロ奏者ルク・トーテン、
ロッテルダム音楽院とルーヴェン音楽院で教鞭を執るステファネ・デ・メイに
よるベルギーのピアノ三重奏団。
フランク(ADW 7500)、ショパン(ADW 7512)、ドビュッシー(ADW 7520)に続く4枚
目の録音となるメンデルスゾーンでもこれまで以上に室内楽の妙を味わえる。




<Cybele>
SACD 860.701(SACD-Hybrid) \2850
リーム:アプリコーゼンバウム・ギブト・エス(あんずの木がある)
アヒ・ボッカ・アヒ・リングア*
シュラフ・シュラフ・ジョン・ダン#
アンサンブル・アスコルタ、ヒリアード・アンサンブル*、
アンサンブル・ルシェルシェ#
ヒリヤード・アンサンブルやコントラバス・クラリネットが登場する現代ドイツ
の重要作曲家ロルフ・リーム(1937-)の作品集は、全曲が世界初録音。




<Signum Classics>
SIGCD 168 \2180
エルガー:
エニグマ変奏曲Op.36/序曲《南国にて》/弦楽セレナード ホ短調Op.20
アンドルー・デイヴィス(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
シャンドスとの専属契約締結が発表されるなど、これまで以上に全世界からの
注目を集めているイギリスのマエストロ、アンドルー・デイヴィス。
トロント響の首席指揮者(現在は名誉指揮者)、グラインドボーン音楽祭の音楽
監督、シカゴ・リリック・オペラの音楽監督&首席指揮者などの要職を歴任し
ているアンドルー・デイヴィスとイギリス・オケとの相性の良さは、1989年か
ら2000年まで首席指揮者を務めていたBBC響時代に実証されているだけに、フィ
ルハーモニア管とのエルガーにかかる期待はかなりのもの。
イギリスの名匠とイギリスの名門によるイギリスの傑作。「エニグマ変奏曲」
の新たな名演の誕生です!
2007年4月8日&19日-20日、フェアフィールド・ホール&クィーン・エリザベス
・ホールでのライヴ録音。

SIGCD 164 \2180
ラフマニノフ:ヴァイオリンとピアノのための作品集 ――
ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.19(ミハイロフスキー編)*/ロマンス イ短調
Op.Posth(原典版)*/東洋の踊りOp.2-2(ミハイロフスキー編)*/ひなぎく
Op.38-3(クライスラー編)/練習曲《音の絵》Op.33より 第7曲変ホ長調
(ハイフェッツ編)/前奏曲ト長調Op.32-5(ハイフェッツ編)/メロディOp.21-9
(ハイフェッツ編)/東洋のスケッチ(ハイフェッツ編)/練習曲《音の絵》
Op.33より 第2曲ハ長調(ハイフェッツ編)/ヴォカリーズOp.34-14(プレス編)
/ハンガリー舞曲Op.6-2(原典版)
宇田川杰子(ヴァイオリン)、コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)
恩師ナタン・ミルシテインの芸術を受け継ぎ、現在はロンドンを拠点として世
界規模での活躍を続ける日本人ヴァイオリニスト、宇田川杰子がシグナム・ク
ラシックス初登場!
これまでにも世界初録音を含む数多くのレコーディングを発表してきた宇田川
杰子。「チェロ・ソナタ」や、「音の絵」などの名作からの"アレンジ"、「ロ
マンス イ短調」と「ハンガリー舞曲」の"原典版"で構成されたラフマニノフ・
アルバムは、宇田川杰子の幅広いレパートリーと作品の発掘に対する情熱が実
現させた芸術作品なのである。
そして宇田川杰子とデュオを組むピアニストは、なんとリフシッツ!ヴァイオ
リンとピアノのデュオで聴くラフマニノフもまた格別 ――。*世界初録音。

SIGCD 156 \2180
バッハ・トランスクライブド ――
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番(ゴドフスキー編)
羊は安らかに草を食み(ペトリ編)
アリア - 管弦楽組曲第3番ニ長調より(ジロティ編)
ガヴォット - 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調より
(サン=サーンス編)
アンダンテ - 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調より(ジロティ編)
シチリアーノ - フルート・ソナタ変ホ長調より(ジロティ編)
シオンは物見らの歌うのを聞き - カンタータ第140番《目覚めよと呼ぶ声あり》
(ケンプ編)
ラルゴ - 鍵盤楽器のための協奏曲へ短調より(バックス編)
ブーレ - 無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調より(ゴドフスキー編)
シャコンヌ - 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調より(ブゾーニ編)
アレッシオ・バックス(ピアノ)
日本でもおなじみの存在となったイタリア・バーリ生まれの若き貴公子、アレ
ッシオ・バックスがイギリスの"Signum Classics"に移籍!
イタリアのバーリ音楽院を異例の弱冠14歳で首席卒業し、翌年にはアメリカの
ダラスに渡るなど早くからその才能が注目されてきたアレッシオ・バックス。
1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクールでの第1位獲得に続き、2000年には
難関として有名なリーズ国際ピアノ・コンクールでは見事優勝。
また2009年には、ジョシュア・ベル、ヒラリー・ハーン、ギル・シャハムとい
った名手たちが受賞者に名を連ねるアメリカの"エイヴリー・フィッシャー・
キャリア・グラント"を授与されるなど、その勢いは増すばかり!
ブゾーニやケンプ、ゴドフスキーなど偉大なる音楽家たちによる13の"バッハ・
トランスクリプション"を通じて、アレッシオ・バックスが自身の進化を自身の
手で証明する。




<Hyperion>
CDA 67710 2枚組(1枚価格) \2180
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.2 ――
ピアノ・ソナタ第31番ホ長調Hob.XVI-31
ピアノ・ソナタ第42番ニ長調Hob.XVI-42
ピアノ・ソナタ第35番ハ長調Hob.XVI-35
ピアノ・ソナタ第34番ホ短調Hob.XVI-34
ピアノ・ソナタ第26番イ長調Hob.XVI-26
幻想曲(カプリッチョ)ハ長調Hob.XVII-4
ソナタ《小さなディヴェルティメント》
(アンダンテと変奏曲)ヘ短調Hob.XVII-6
ピアノ・ソナタ第49番変ホ長調Hob.XVI-49
ピアノ・ソナタ第33番ニ長調Hob.XVI-33
ピアノ・ソナタ第39番ト長調Hob.XVI-39
ピアノ・ソナタ第48番ハ長調Hob.XVI-48
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
ウィーンの貴族夫人マリアンネ・フォン・ゲンツィンガーのために作曲された
「第49番」、そのマリアンネの早すぎる死が作曲のきっかけとなった「小さな
ディヴェルティメント」、ソナチネ・アルバムの1曲として幅広く知られる名作
「第35番」など、この第2集でも前作に勝るとも劣らぬ魅力を持った11作品が選
りすぐられている。
アムランの手によって学習用、練習用という鎖から解き放たれ、豊かな生命力
を吹き込まれたハイドンのピアノ・ソナタ。
瑞々しく躍動する音のシャワーからはハイドンのピアノ・ソナタが持つ"楽し
さ"を感じることができるだろう!
これまでにアルカンやカプースチン、ゴドフスキー、ブゾーニなどの超絶レパ
ートリーを次々と制覇してきたアムラン。それだけに"アムラン=超絶技巧"と
いうイメージが定着しているが、このハイドンがそのイメージを大きく変える
ことは間違いない。
録音:2008年8月27日-30日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)/
使用ピアノ:スタインウェイ&サンズ



<Tactus>
TC 570001 \2180
アムステルダム旧教会のオルガン ――
シャイデマン:神のひとり子なる主キリスト*
ファン・ノールト:詩篇第50番*
シャイデマン:トッカータ ト長調*
スヴェーリンク:
トッカータ ハ長調、大公のバッロ、エコー・ファンタジア イ短調
作曲者不詳(17世紀):3つの変奏曲
シャイト:ベルガマスカ
作曲者不詳(17世紀):3つの変奏曲
シャイデマン:主よあわれみ給え、よい羊飼いはよみがえられた
グスタフ・レオンハルト(オルガン)*、マテオ・インブルーノ(オルガン)
13世紀初頭に創設されたアムステルダム最古の教会である"旧教会"(Oude Kerk)。
この長い歴史を持つアムステルダム"旧教会"に設置されているオルガン(The
Ahrend & Brunzema)を弾いた巨匠レオンハルトとイタリアの名匠インブルーノ
の演奏がタクトゥス(Tactus)から登場!
かつてアムステルダムの"新教会"でオルガン奏者を務めていたレオンハルトと、
"旧教会"の現首席オルガン奏者インブルーノ。2人の世界的名手が取り上げたの
は、"旧教会"のオルガニストを務めていたネーデルラント楽派の最重要人物ス
ヴェーリンクとその弟子であるシャイデマンとシャイト、そして"新教会"のオ
ルガニストだったアントニ・ファン・ノールト(1620-1675)の音楽。
"旧教会"と"新教会"、"過去"と"現在"の対比を通じて、スヴェーリンクから北
ドイツ・オルガン楽派へと続く17世紀のオルガン音楽の歴史が描かれる――。
録音:2004年9月7日-9日(DDD)&録音年月日不詳*(AAD/デジタル・リマスター)

TC 681601 \2180
ポルポラ:オペラ・アリア集 ――
歌劇《アデライーデ》より Nobil Onda/歌劇《ミトリダーテ》より Colomba
sventurata/歌劇《ポーロ》より Destrier che all'armi usato/歌劇《ナク
ソス島のアリアドネ》より Misera che faro/歌劇《ポリフェーモ》より
Dolci fresche aurette、Nell'attendere il mio bene、Alto Giove、Senti
il fato/歌劇《ミトリダーテ》より Cessa Roma/歌劇《ヒュメナイオスの祝
祭》より Vaghi Amori
アンジェロ・マンゾッティ(ソプラニスタ)、
イ・ムジチ・デッラ・コンコルディア
近年再評価の気運が高まっている18世紀イタリアの音楽家ニコラ・ポルポラ
(1686-1768)。
ロンドンを舞台として繰り広げられたヘンデルとの覇権争い、ドレスデンでの
弟子ハッセとの決別、カストラート歌手ファリネッリやウィーンで出合った若
きハイドンの指導など、作曲家、教育者としてのポルポラにまつわるエピソー
ドは数多い。
本場イタリアのタクトゥスからの「オペラ・アリア集」には、ヘンデルと対立
していたロンドン時代に作曲された「ナクソス島のアリアドネ」や「ヒュメナ
イオスの祝祭」からのアリアも収録。
ソリストにイタリアのソプラニスタ、アンジェロ・マンゾッティを起用したの
も、ポルポラの作品を歌った門弟ファリネッリの存在を意識してのものだろう。

TC 661912 \2180
A・スカルラッティ:鍵盤楽器のための作品全集Vol.2 ――
チェンバロのためのトッカータ ニ短調/チェンバロのためのトッカータ
ニ短調/チェンバロのためのトッカータ ニ短調/チェンバロのためのトッカ
ータ ニ短調/トッカータ ホ短調/チェンバロのためのトッカータ ト長調/
トッカータ ニ長調/トッカータ第8番イ短調/トッカータ第10番へ長調/
トッカータ ト長調/トッカータ第6番ニ短調
フランチェスコ・タシーニ(チェンバロ)
敢えてドメニコ・スカルラッティではなく、父であり一族の先代にしてナポリ
楽派の開祖アレッサンドロ・スカルラティ(1660-1725)の鍵盤作品を紹介すると
いうタクトゥスらしい好企画の第2弾。
歌劇やカンタータに優れた作品を残しているA・スカルラッティの鍵盤楽曲も、
多数のトッカータなどその類希な才能が発揮された作品が存在している。
Vol.1(TC 661912)から引き続き演奏は、ボローニャ音楽院出身でチェンバロと
オルガンの名手フランチェスコ・タシーニ。約50枚の録音、特にイタリア作品
の演奏へ高い評価が集まっている。

TC 640202 \2180
G・M・ボノンチーニ:室内カンタータと室内ソナタ集 ――
室内カンタータ《プレギエーラ・ダマンテ・ア・ベラ・ドンナ》/室内ソナタ
-アルマンドとクーラント/アリア《ラ・パラヴィチーナ》/室内ソナタ第1番
/室内カンタータ《クルデルタ・ディ・ベラ・ドンナ》/室内ソナタ-アルマ
ンドとサラバンド/アリア《ラ・ニグレラ》/室内ソナタ第3番-アルマンドと
クーラント/室内カンタータ《アマンテ・スプレツァート》/私の心よ、弱っ
てはならぬ/アリア《アンギスチオラ》/室内ソナタ第2番-アルマンドとクー
ラント/室内カンタータ《クレオパトラ・モリボンダ》/4声のカノン
ラ・スカートラ・ダイ・スォーニ
ボノンチーニはボノンチーニでも、ジョヴァンニ・ボノンチーニではなく、父
のジョヴァンニ・マリア・ボノンチーニの室内カンタータと室内ソナタ集。
イタリアの重要な音楽楽派の1つであるモデナ楽派の創始者として高名なG・M・
ボノンチーニ。室内ソナタはモデナ楽派器楽分野の頂点と証され、室内カンタ
ータ(カンタータ・ペル・カメラ)という形式、言葉を用いた最初の音楽家と伝
えられるなど、G・M・ボノンチーニがイタリアの音楽に残した功績は計り知れ
ないものがある。

TC 791804 \2180
オーボエ協奏曲集 ――
ベッリーニ:オーボエ協奏曲変ホ長調
ロッシーニ:オーボエと小管弦楽のための変奏曲、アンダンテと変奏曲
ショパン:ロッシーニの《シンデレラ》の主題による変奏曲
ロッシーニ:弦楽のためのソナタ第1番
ドニゼッティ:
アンダンテ・ソステヌート、イングリッシュ・ホルンのための小協奏曲
フェルレンディス:オーボエ協奏曲ヘ長調
アレッサンドロ・バッチーニ(オーボエ)、
ジョルジオ・ファブリ(指揮)、
オルケストラ・フィラルモニカ・チッタ・ディ・アドリア
ハインツ・ホリガーを師と仰ぎ、現在イタリアのシチリア交響楽団で首席奏者
として活躍中のオーボイスト、アレッサンドロ・バッチーニのコンチェルト・
アルバム。
ベッリーニやドニゼッティから、ロッシーニの「変奏曲」のオーボエ・アレン
ジなど、イタリア一色のプログラムをバッチーニがアドリアのオーケストラを
バックに芳醇な音色で聴かせてくれる。

TC 840301 \2180
カポッチ:オルガン作品集 ――
インノ・トリンファーレ/アリオーソ/アレグレット/前奏曲とフーガ/ノエ
ルのためのオッフェルトリウム/スケルツォ/カンツォーナ/アレグロ・マエ
ストーソ/悲歌/凱旋行進曲
マルコ・リモーネ(オルガン)
フィリッポ・カポッチ(1840-1911)は、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ
大聖堂、ピーア礼拝堂楽長を歴任した19世紀後期-20世紀初期イタリアのオルガ
ニスト、作曲家。
カポッチはローマを訪れたギルマンからの影響を受け、オルガン演奏法の改革
に着手。また当時のイタリア王妃マルゲリータのオルガン指導を任されるなど、
演奏家、作曲家、指導者として成功を収めている。




<VMS>
VMS 610
ホフマイスター:
コントラバス四重奏曲第2番ニ長調/同第3番ニ長調/同第4番ニ長調
ノルベルト・ドゥカ(コントラバス)、エルネ・セベスチャン(ヴァイオリン)、
ヘルムート・ニコライ(ヴィオラ)、マルティン・オスターターク(チェロ)
1785年に出版者を設立したウィーンで最初の音楽出版商であり、"モーツァル
トと同世代の作曲家"でもあったフランツ・アントン・ホフマイスター(1754-
1812)の「コントラバス四重奏曲集」。
オーケストラの縁の下の力持ち、弦楽セクションを支える楽器として存在感を
放ちながらも、なかなか"ソロ楽器"としてスポットライトを浴びる機会に恵ま
れないコントラバスの"低音"の魅力に着目したホフマイスターの慧眼に感服!
主役のノルベルト・ドゥカは、ベルリン・ドイツ・オペラのコントラバス奏
者、ベルリン・ハンスアイスラー音楽大学の教授として活躍するハンガリー
生まれのコントラバス奏者。時には優雅に優しく、また時にはゴリゴリと激
しく。コントラバス、そして低音楽器の醍醐味をたっぷりと味わえます。
1980年の録音。

VMS 175
ウィーンのアメリカ人
ハーツェル:
弦楽四重奏曲/《モノローグ第6番》-コントラバスのための/フルート、クラ
リネット、ホルン、ヴァイオリン、チェロとピアノのための《ショート・テイ
クスI》/フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための
《ショート・テイクスII》/《モノローグ第8番》-トランペットのための/
ヴァイオリンとクラリネットのための《二重奏曲》/ホルン三重奏曲《リトル
・ライト・ミュージック》
ルネ・スタール(ディレクター)、
アンサンブル・ヴィエナ・コラージュ
1932年にアメリカのオハイオ州シンシナティで生まれ、1960年からはウィーン
へと活躍の場を移した"パリのアメリカ人"ならぬ"ウィーンのアメリカ人"こと
ユージン・ハーツェル(1932-2000)。
ハーツェルはシェーンベルクとベルクの弟子アポステルに作曲を師事しており、
ウィーンに生まれアメリカへと渡った開祖シェーンベルクとは真逆の道を歩ん
だ新ウィーン楽派の直系なのである。
アンサンブル・ヴィエナ・コラージュ(EWC)は、ルネ・スタール、エリック・
フライターク、そしてユージン・ハーツェルによって1987年に結成されたウィ
ーンの室内アンサンブル。
EWCにはウィーン・フィルのヴァイオリン奏者スタール、フルート奏者フェー
ダーセル、ベルリン・ドイツ響の首席トランペット奏者アンゲラー、ウィーン
・コンツェントゥス・ムジクスのホルン奏者マクドナルドなど強力メンバーが
ズラリ!

VMS 153 2枚組
ベンゲレル:歌劇《スプリーン》/カンタータ《アーバー》*
エンリケ・タレス(ソプラノ)、ロッサ・マリア・イサス(メゾ・ソプラノ)、
ジョゼップ・ルイス(テノール)、エンリック・セラ(バリトン)、
エドモン・コロマー(指揮)、
オルケスタ・ダ・コンブラ、
マリア・デル・カルメン・ブスタマンテ(ソプラノ)*、
アンナ・リッチ(アルト)*、ハビエル・ガリガ(ナレーター)*、
カルロス・ムニョス(ナレーター)*、アルベルト・ソーシャス(ナレーター)*、
アントニ・ロス=マルバ(指揮)*、バルセロナ市立管弦楽団*、
マドリガル合唱団*
現代のスペイン、カタルーニャ地方の楽壇を牽引する鬼才ハビエル・ベンゲレ
ル(1931-)の代表作、室内オペラとカンタータの2作品をカップリング。
1954年、ファシズムの台頭から逃れるために移住していたチリからスペインへ
戻ったベンゲレルは、バルトーク、ストラヴィンスキーや新ウィーン楽派の音
楽を研究。
またベンゲレルは自身の作品にブーレーズやルトスワフスキからの影響も反映
させるなど、国や流派に縛られない独自で新しいスタイルを構築している。
1984年&1979年*の録音。

VMS 167
2つのヴァイオリンのための作品集 ――
ドヴォルザーク:テルツェット ハ長調
フックス:20の二重奏曲
ショスタコーヴィチ(アトウムヤン編):5つの小品
レジーナ・ブランドスタッター(ヴァイオリン)、
ライムンド・リシー(ヴァイオリン)、コルデリア・ヘーファー(ピアノ)、
トビアス・レア(ヴィオラ)
ウィーン・フィル&ウィーン国立歌劇場のヴァイオリン奏者ライムンド・リシ
ーと、グラーツ音楽大学で教鞭を執り、トリオ・クレッシェンド(ライムンド
・リシー、トビアス・レア、ウェン=シン・ヤンがメンバー)のヴァイオリン
奏者を務めるレジーナ・ブランドスタッターによるヴァイオリンニ重奏曲集。
ウィーン・フィルのヴィオラ奏者トビアス・レア、ヴェーグやアーノンクール
から高く評価されたピアニスト、コルデリア・ヘーファーのサポートを得て
2人のヴァイオリン奏者が創り上げていく音楽はまさに一級品。

VMS 188
メスナー:オルガンのための交響的作品集 ――
オルガンのための組曲/ブルックナーの主題による即興曲/ハイドンの賛歌に
よるパラフレーズ/グレート・モーツァルト・ファンファーレOp.55-4/オル
ガン交響曲Op.45a
ディトマール・クローゼ(オルガン)
ヨーゼフ・メスナー(1893-1969)は、ザルツブルクとインスブルックで音楽を
学び1922年にザルツブルク大聖堂のオルガン奏者に就任。1936年にはオースト
リア国家賞を授与され、その生涯で1000曲以上の作曲を行った20世紀オースト
リアを代表する作曲家の1人である。
自身がオルガン奏者だったということもあり、楽器の特性を掴んだオルガン作
品はシンフォニックで非常に華やか。モーツァルトのフレーズが次々と登場す
る「グレート・モーツァルト・ファンファーレ」など、ユニークな作品の数々
はオルガン愛好家要注目。

VMS 177
シュテプラー:アンサンブルのための音楽 ――
ソプラノ・サクソフォン、チェロ、ピアノとアンサンブルのための《ドリーム
/トラウム、1/9/92》/2台のピアノと打楽器のための《インターネット4》/
ダンス、アンサンブル、テープのための《スパイス》/ヴィオラとオーケスト
ラのための《ノートブック》
ペーター・ルンデル(指揮)、
フォルクヴァング音楽大学ノイエ・ムジーク・アンサンブル
1982年のコーネリアス・カーデュー・メモリアル賞や2003年のデュイスブルク
音楽賞など、権威ある音楽賞の受賞歴を持ち、現代音楽や実験音楽の進化に情
熱を注ぐ現代ドイツの大物作曲家ゲルハルト・シュテプラー(1949-)。
様々な組み合わせの"アンサンブル"のために作曲されたシュテプラーの作品を
演奏するのは、フォルクヴァング音楽大学ノイエ・ムジーク・アンサンブル。
現代音楽の演奏法を学ぶためにドイツのエッセンに集った精鋭集団である。




<Danacord>
DACOCD 656 \2300
ムソルグスキー:
組曲《展覧会の絵》(ピアノ版)/組曲《展覧会の絵》(ラヴェル編/管弦楽版)
オレグ・マルシェフ(ピアノ)、
ジャン・ワグネル(指揮)、オーゼンセ交響楽団
ラヴェル編のオーケストラ版を指揮するジャン・ワグネルはベネズエラのカラ
カス生まれ。1995年にコペンハーゲンで開催されたニコライ・マルコ国際指揮
者コンクールで第1位を獲得した南米の雄ワグネルは、1997年から2002年までオ
ーデンセ響の首席指揮者を務めており、2001年に収録されたこの雄大な「展覧
会の絵」は盟友との集大成の記録なのである。
アゼルバイジャンの天才ピアニスト、ベネズエラの指揮者とデンマークのオー
ケストラ。多彩な個性が1つにまとまった「展覧会の絵」をご覧あれ!
2009年2月19日-20日(ピアノ版)&2001年5月1日-4日(オーケストラ版)の録音。




<Rondeau>
ROP 4029 \2300
メンデルスゾーン:
オラトリオ《キリスト》Op.97(未完)
詩篇第98番《新しき歌を主に向かって歌え》Op.91
詩篇第42番《鹿が谷の水を慕いあえぐように》Op.42
6つのアンセムOp.79/われらに平安を与えたまえ
クリスティーネ・ヴォルフ(ソプラノ)、
マルティン・ペッツォルト(テノール)、
アンサンブル・アマコード、
ゲオルク・クリストフ・ビラー(指揮)、
ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
J・S・バッハが27年間カントール(音楽監督)を務めるなど、長い歴史と伝統を
誇るドイツの名門聖トーマス教会合唱団にとって縁の深いもう1人の音楽家、メ
ンデルスゾーンの生誕250年記念盤は神聖なる未完のオラトリオ「キリスト」!
未完の「キリスト」は、ライプツィヒに戻った晩年のメンデルスゾーンが作曲
に着手しながらも、体調の急激な悪化により完成させることができなかった
「エリヤ」に続く3曲目のオラトリオ。
J・S・バッハから数えて16代目のカントール、ビラーが指揮する「キリスト」
には、聖トーマス教会合唱団とゲヴァントハウス管に加えて聖トーマス教会合
唱団の卒業生でもあるアンサンブル・アマコードが参加するなど生誕250年を
祝うに相応しい豪華なキャストが実現!
1835年から1847年までゲヴァントハウス管のカペルマイスターの任にあり、
1841年には聖トーマス教会でJ・S・バッハの「マタイ受難曲」の復活蘇演を指
揮したメンデルスゾーンの音楽を伝える特別な録音の登場です。

ROP 7007(SACD-Hybrid) \2850
プレトリウス:聖ミヒャエルの日のための晩課
ヒレ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
シリウス・ヴァイオルズ、
イェルク・ブライディング(指揮)、ブ
レーメン・ラウテン・コアー、ハノーファー室内合唱団、
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル
"聖ミヒャエルの日のための晩課"は、「テレプシコーレ舞曲集」や「シオンの
音楽」など当時の作曲家の中でも突出した数の作品を生み、17世紀初頭のドイ
ツ・プロテスタントにおいて重要な役割を担ったミヒャエル・プレトリウス
(1571/72-1621)の宗教作品集。
膨大な数のプレトリウスの作品から"聖ミヒャエルの日のための晩課"を組み立
てたドイツ宗教音楽界期待の指揮者イェルク・ブライディングは、1972年ハノ
ーファー出身。共演のヒレ・パール&シリウス・ヴァイオルズの活躍も楽しみ。

ROP 6017(SACD-Hybrid) \2850
ライプツィヒ聖トーマス教会のザウアー・オルガン ――
レーガー:幻想曲とフーガ ニ短調Op.135b
ジグー:宗教的行進曲、メヌエット、コミュニオン、スケルツォ、トッカータ
リスト:前奏曲《泣き、嘆き、悲しみ、おののき》
フランク:カンタービレ ロ長調
デュプレ:ノエルによる変奏曲Op.20
ウルリッヒ・ベーメ(オルガン)
ライプツィヒ聖トーマス教会の現トーマスオルガニスト(首席オルガン奏者)と
いう重責を担うウルリッヒ・ベーメが、聖トーマス教会のザウアー・オルガン
で奏でるオルガン作品集。
1889年に名工ヴィルヘルム・ザウアーによって製作、設置され、その後1908年
に改修されたザウアー・オルガンの響きは気高く優しい。現在も聖トーマス教
会で音楽を奏で続けるザウアー・オルガンのサウンドを余すことなく収めた貴
重な録音と言えるだろう。




<Christophorus>
CHR 77306 \2300
ド・ヴィゼー:太陽王ルイ14世のための7つの組曲 ――
組曲イ短調/同ト長調/同ニ短調/同イ短調/同ハ短調/同変ホ長調/
同ホ短調
カルステン・エリック・オーセ(リコーダー&ディレクター)、
オーナメント99
ルイ14世の枕元でギターを奏でていたというエピソードも残されている17世紀
-18世紀フランスの音楽家ロベール・ド・ヴィゼー(c.1660-c.1732)。
ルイ14世の音楽教師、宮廷楽団付きの歌手を務めていた頃のヴィゼーが1716年
に作曲した「組曲集」を演奏するのは、作品の発見者でもあるリコーダー奏者
兼音楽学者エリック・オーセと古楽アンサンブル"オーナメント99"。
太陽王ルイ14世が聴いていた安らぎの音楽が、時を越えて現代に甦る ――。

CHR 77305 \2300
カウンターテナーとヴィオール・コンソートのための教会音楽集 ――
リガッティ:めでたし天の后
ビーバー:4声のためのバレッティ・ラメンタービリ
フェルディナント3世:賛歌《イエスよ、乙女らの花冠》
レグレンツィ:ソナタ第6番
H・バッハ:ああ、私の頭が水で満ちていたなら
フンク:組曲/ガイスト:主の祈り
アーレ:イエスの甘き思い出
ティーメ:ヴィオールのためのソナタ ニ短調
クリーガー:我は平安に入りて
フランツ・ヴィッツム(カウンターテナー)、ル・エスカパード
ドイツの男声ア・カペラ・グループ、シュティムヴェルクのメンバーにも名を
連ねるルネサンス音楽のスペシャリストが、ヴィオール・コンソートの伴奏で
歌う教会音楽集。
最後の宗教戦争とも呼ばれる三十年戦争(1618-1648)直後の教会音楽を、カウン
ターテナーとヴィオール・コンソートの組み合わせが聴かせてくれる。
フランツ・ヴィッツムは、ドイツの男声ア・カペラ・アンサンブル"シュティム
ヴェルク"のメンバーでもあるカウンターテナー。その美声はドイツ新世代の有
望株として脚光を浴びている。

CHE 0141-2 \1250
テレマン:マタイ受難曲(1746)
マリア・ツェデーリウス(ソプラノ)、アリソン・ブラウナー(アルト)、
ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(福音史家)、
アントン・シャリンガー(イエス)、ヴォルフガング・シュミット(ペテロ)、
ヴォルフガング・ゼーリガー(指揮)、ダルムシュタット室内管弦楽団、
ダルムシュタット合唱団
ハンブルク時代(1721年-1767年)のテレマンは毎年新しい"受難曲"を作曲するよ
う要請されており、46年間で作曲された受難曲の数はなんと46曲(!)。
ここでは現存する受難曲の中から、ハンブルク時代中期に作曲された1746年版
の「マタイ受難曲」が演奏されている。1984年10月5日-7日、ニーダー=ラム
シュタットの聖ミヒャエル教会での録音。

CHE 0142-2 \1250
シュッツ:ヨハネ受難曲SWV.481/受難のモテットより 聖歌集
コレギウム・ムジクム・プラジェンセ
1665年から66年にかけて作曲されシュッツの最高傑作とも評される「3つの受難
曲」。
3曲の中で最後の番号(SWV.481)が付けられている「ヨハネ受難曲」では、ア・
カペラの合唱、フリギア旋法の使用など、シュッツ独特の手法が随所に発揮さ
れている。

CHE 0139-2 \1250
ハッセ:グローリア/テ・デウム/天の女王
アンドレア・イーレ(ソプラノ)、ブリジット・フレッツィナー(アルト)、
アルミン・ウーデ(テノール)、
コンラート・ワーグナー(指揮)、
ドレスデン大聖堂少年合唱団、ドレスデン州立歌劇場管弦楽団のメンバー
18世紀のイタリアとドイツで主にオペラ・セリアの作曲家として活躍したヨハ
ン・アドルフ・ハッセの宗教作品集。
ドイツの拠点として縁の深いドレスデンのアーティストたちによる演奏を収録。




<Aeolus>
AE-10561(2SACDs Hybrid Multichannel+1Normal-CD) \7080
ドゥメシュー:オルガン作品全集 ――
テ・デウムOp.11/前奏曲とフーガ Op.13/6つの練習曲Op.5/降誕Op.4/
12のコラール前奏曲Op.7/聖霊についての7つの瞑想曲Op.6/三部作Op.7/
アンダンテ/典礼のための応唱/詩曲Op.9
シュテファン・タープ(オルガン)
ジャンヌ・ドゥメシュー(1921-1968)は、12歳という若さでパリのサン・テスプ
リ教会のオルガニストとなり、パリ音楽院ではデュプレにオルガン演奏法、即
興、作曲を師事した20世紀フランスの女流オルガニスト兼作曲家。
ロンドン、アメリカで成功を収めたドゥメシューは、リエージュ音楽院の教授、
パリ・マドレーヌ教会のオルガニストに着任。またドゥメシューは、イギリス
のウェストミンスター大聖堂と寺院で演奏した最初のオルガニストでもある。
これだけまとまった作品集はかなり貴重です。

AE-10541(SACD-Hybrid) \2850
カステルヌオーヴォ=テデスコ:オルガン作品全集 ――
序奏/アリアとフーガ/神聖祭儀/前奏曲とファンファーレ/フレデリック・
トゥランの名による前奏曲/アルベルト・シュヴァイツァーの名によるコラー
ル前奏曲とフーガ/我が祖父が書いた祈り
リヴィア・マッツァンティ(オルガン)
イタリアとアメリカで活躍し、オペラから映画音楽までの幅広いジャンルに作
品を残した多才の持ち主マリオ・カステルヌオーヴォ・テデスコ(1895-1968)の
オルガン作品全曲を網羅。
現在ではギター作品の作曲家として名前が登場することの多いカステルヌオー
ヴォ=テデスコだが、楽器の表現力を存分に活かした劇的なオルガン作品もギ
ターに負けず劣らず魅力的。



<Guild Historical>
GHCD 2347 \1350
ホヴァネス:交響曲第1番Op.17-2《追放者》(原典版)
ミヨー:交響曲第1番Op.210
コープランド:交響曲第2番《短い交響曲》
セレブリエール:交響曲第1番*
レオポルド・ストコフスキ(指揮)、NBC交響楽団、ヒューストン交響楽団*
NBC響との"チャイ5"(GHCD 2334)に続き"ギルド・ヒストリカルから復刻となる
魔術師ストコフスキのライヴは、NBC響&ヒューストン響を振った4つの交響曲
の"初演集"!
"アメリカ初演"となったホヴァネスとコープランド。"ニューヨーク初演"のビ
ゼー、そして"世界初録音"のセレブリエールなど、初演の形もプログラムも無
尽蔵のアイディアとレパートリーを持つストコフスキらしく非常にユニーク。
また自らのタクトでストコフスキ・マジックの凄さ現代に伝えているセレブリ
エールの「交響曲第1番」は、なんと16歳の時の作品。
ストコフスキによってアメリカ響のアシスタント・コンダクターに抜擢される
など、現在まで続くストコフスキとセレブリエールの固い絆はこの初演の瞬間
がスタートだったのかもしれない。
ストコフスキ・ファン必聴必携の"初演集"の登場です!
※ホヴァネス:1942年12月6日、NBCスタジオ8Hでのライヴ録音(アメリカ初演)
/ミヨー:1943年3月21日、NBCスタジオ8Hでのライヴ録音(ニューヨーク初演)
/コープランド:1944年1月9日、NBCスタジオ8Hでのライヴ録音(アメリカ初演)
/セレブリエール:1957年11月4日、ヒューストン・ミュージック・ホールでの
ライヴ録音(世界初演)
※リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング

GHCD 2354 \1350
ドヴォルザーク:序曲《謝肉祭》Op.92*
ブラームス:アルト・ラプソディOp.53
ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ短調Op.21
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67《運命》
マリアン・アンダーソン(アルト)、クラウディオ・アラウ(ピアノ)、
フリッツ・ブッシュ(指揮)、
デンマーク放送交響楽団*、
ニューヨーク・フィルハーモニック、スコラ・カントルム男声合唱団
ナチスの台頭を避けるために祖国ドイツを離れ、イギリスのグラインドボーン
音楽祭とストックホルム・フィルの音楽監督、デンマーク放送響の首席指揮者
などの要職を歴任した往年の名匠フリッツ・ブッシュ。
これまでにハイドン&モーツァルト(GHCD 2339)、ベートーヴェンの"第九"
(GHCD 2343)の録音を復刻してきた"ギルド・ヒストリカル"からアラウ、アン
ダーソンとの共演が実現したニューヨーク・フィルへの客演、手兵デンマーク
放送響を率いてのエジンバラ音楽祭でのライヴ録音が登場!
1951年に志半ばにしてロンドンでこの世を去ったブッシュ。最晩年となる1950
年にエジンバラとニューヨークで収録された演奏は、決して録音には恵まれた
と言えないブッシュの至芸を伝える貴重な音源である。
※1950年8月26日、アッシャー・ホールでのライヴ録音*&1950年12月10日、
メトロポリタン歌劇場でのライヴ録音
※リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング




<Guild>
GMCD 7332 \2180
タレガ:ギターのための作品集 ――
ホタ/タンゴ・マリア/大ワルツ/夢/アラビア風奇想曲/涙/アラールの
練習曲/アデリータ/二人の幼い姉妹/ワルツ/マリア/朝の歌/アルハン
ブラの思い出/ト長調のマズルカ/マラッツ(タレガ編):スペイン風セレナー
デ/イラディエール(タレガ編):ラ・パロマ/アルベニス(タレガ編):セヴィ
ーリャ/マスネ(タレガ編):スペインの夜/バッハ&グノー(タレガ編):アヴェ
・マリア
ミヒャエル・エルニ(ギター)
「アルハンブラの思い出」の作曲者であり、ギタリストとしても"ギターのサラ
サーテ"と称されたフランシスコ・タレガ(1852-1909)のギターのためのオリジ
ナル&アレンジ作品集。
アンドレス・セゴビア、ペペ・ロメロといったギター界のレジェンドたちから
教えを受けたスイスのコンポーザー・ギタリスト、ミヒャエル・エルニが奏で
るタレガの音楽がリスナーの魂を激しく揺さぶる。ギター関係者必聴!

GMCD 7330 \2180
フリッツ:フルート・ソナタ集Op.2 ――
フルート・ソナタ第1番ハ長調/同第2番ニ長調/同第3番イ長調/
同第4番ホ短調/同第5番ニ長調/同第6番ト長調
クレア・ゲネヴァイン(トラヴェルソ)、
ニコレッタ・パラシベスク(チェンバロ)、マヤ・アムライン(チェロ)
ガスパール・フリッツ(1716-1783)は、ヴァイオリンのヴィルトゥオーソ、教師
として名を馳せた18世紀スイスの音楽家。
バス声部上の華麗な装飾が特徴的な「ソナタ集Op.2」は、イタリアのトリノ楽
派からの影響を受けた室内楽作品である。ちなみに前作の「ソナタ集Op.1」は、
ヘンデルからも高い評価が寄せられたというエピソードがある。



<Guild Light Music>
GLCD 5157 \1650
軽音楽の黄金時代 -
ボックス・オヴ・ライト・ミュージカル・オールソーツ ――
ギルバート&サリヴァン:《ミカド》より マイ・オブジェクト・オール・サブ
タイム/ニューマン:三人の妻への手紙/モーリー:カナディアン・イン・マイ
フェア/フィリップス:コンチェルト・イン・ジャズ/ボロディン(フェイス編):
《キスメット》より/コーツ:3頭の熊/ミルナー:フライ・パスト/カワード:
ロンドン・プライド
ロバート・ファーノン&ヒズ・オーケストラ、
アルフレッド・ニューマン&ヒズ・オーケストラ、
シドニー・トーチ&ヒズ・オーケストラ、ジョージ・メラコリーノ(指揮)、
メラコリーノ・オーケストラ、他
1940年代-50年代にかけての" ライト・ミュージック" の黄金時代に録音された
懐かしの音源を復刻する" ギルド・ライト・ミュージック・シリーズ"。
シリーズ第57集には、英国の名コンビ、ギルバート&サリヴァンの「ミカド」
や、ボロディンのだったん人の踊りを題材としてブロードウェイ・ミュージカ
ル「キスメット」、ハリウッド黄金期の「三人の妻への手紙」など、舞台作品
からの名作が満載!

GLCD 5158 \1650
軽音楽の黄金時代 -
ザッツ・ライト・ミュージカル・エンターテイメント ――
シュワルツ:《バンド・ワゴン》より ザッツ・エンターテイメント/ファーノ
ン:ウェストミンスター・ワルツ/レハール:《ルクセンブルグ伯爵》より ワル
ツ/プラード:タイム・ワズ/ラフマニノフ(ヒル=ボウエン編):ピアノ協奏曲
第2番のテーマ/パーキンス:ワルツ・フォー・マイ・レディ/アーレン:降って
も晴れても/他
バディ・ブレグマン(指揮)、コンラッド・サリンジャー・オーケストラ、
アンジェラ・モーリー&ハー・オーケストラ、
アンドレ・コステラネッツ&ヒズ・オーケストラ、
デイヴィッド・ローズ&ヒズ・オーケストラ、他
"ザッツ・エンターテイメント"の音楽からインスピレーションを受けたショー
や映画音楽からのコンピレーション・プログラムが、ギルド・ライト・ミュー
ジックの第58集!

<Medici arts>~EuroArts
20 55488(DVD-Video) \2900
字幕:独・英・仏
シェーンベルク:交響詩「ペレアスとメリザンド」Op.5
マーラー:交響曲第4番ト長調
ユリアーネ・バンゼ(S)
クラウディオ・アバド(指)
グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ
収録:2006年4月24-25日ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)
大病から復調したアバドが意欲的に取り組む、ライヴ映像によるマーラー・シ
リーズの第7作は第4交響曲。2006年4月にウィーン、ムジークフェライン大ホー
ルで行われたものです。
アバドはマーラーの第4交響曲を1977年にウィーン・フィルとセッション録音、
ベルリン・フィルとは2005年にライヴ録音していますが、このたびは当映像シ
リーズでは第9番以来となるマーラー・ユーゲント管との顔合わせ。ほかなら
ぬアバド自らによって1986年に結成されたオーケストラのマエストロに寄せる
共感には相当なものがあり、また、作品本来の持つ若々しいムードにもふさわ
しいように思われます。
さらに、第4楽章のソリストに迎えられたバンゼは、すでにブーレーズの録音や
シノーポリとのライヴでも知られるように、ここでも魅力的な歌唱を聴かせて
くれるものと期待されます。
カップリングの交響詩「ペレアスとメリザンド」は、「浄夜」とならんで濃厚
なロマンチシシズムを湛えたシェーンベルクの初期作品。新ウィーン楽派の作
品を得意とするアバドだけに、こちらも大いに期待の持てる内容といえるでし
ょう。



<ZIG ZAG>
ZZT 090403 2枚組 \3780
フランソワ・クープラン:2つのミサ曲よりなるオルガン曲集
教区のためのミサ、修道院のためのミサ
オード・ウルテマットゥ(Org:サン・ジェルヴェ教会)
録音:2004年サン・ジェルヴェ教会(パリ)
クープラン一族が活躍しF.クープランが1685年から38年間オルガン奏者を務め
たパリのサン・ジェルヴェ教会のオルガンを使用した録音。サン・ジェルヴェ
教会は画家、ユトリロの残した絵画『パリのサン・ジェルヴェ教会』でも有名
なパリで最も古い界隈、4区のパリ市庁舎の裏手にある教会。
演奏は1989年からサン・ジェルヴェ教会のオルガニストを務めるオード・ウル
テマットゥ。F.クープランはサン・ジェルヴェ教会のためにこの「2つのミサ曲
よりなるオルガン曲集」を作曲。クープラン初期の代表作であり唯一のオルガ
ン作品。<教区のためのミサ>、<修道院のためのミサ>の2つのオルガン・
ミサ曲が収められています。17世紀のフランス・オルガン音楽の充実度が示さ
れた作品です。

ZZT 090501 \2480
ジャン・アンリ・ダングルベール(1628-1691):
クラヴサン組曲【ト長調、ニ短調、ト短調】
ロラン・スチュアート(Clavn)
使用楽器:ヨハネス・ルッカース(1638年製モデル)
録音:2008年10月27-31日リヨン
ジャン・アンリ・ダングルベールは17世紀フランス、ルイ14世のクラヴサン奏
者として活躍し、彼の作品の多くはクラヴサンのために書かれています。フラ
ンス・バロック音楽の最盛期の生き生きとした空気が伝わってくる音楽です。
ダングルベールの旋律線に美しく含まれた装飾音は、あのバッハも参考にした
と言われています。この組曲はクラヴサン独特の華麗さと細やかなタッチに溢
れた魅力的な作品です。

ZZT 090601 \2480
ゴシック期の音楽
キリエ(トゥルネー写本)、
グロリア(バルセロナ-APT写本)、
アレルヤ-聖霊来たりたまえ(聖歌)、
クレド(バルセロナ-APT写本)、
プレフィス、サンクトゥス(トゥルネー写本)、
オッフェルトリウム-神よ、御身がわれらになしたまえること果たしたまえ、
アニュス・デイ(トゥルネー写本)、
イントロイト-スピリトゥス・ドミニ(聖歌)、
イテ・ミサ・エスト-神に感謝せよ(トゥルネー写本)
マルセル・ペレス(指)アンサンブル・オルガヌム
録音:2009年1月
14世紀になるとアヴィニョンに教皇庁が移り「トゥルネーのミサ」「バルセロ
ナのミサ」「アプト写本(プロヴァンス地方)」など通作したポリフォニー・ミ
サが多く作られました。ギョーム・マショーより古い時代。その後教皇庁はロ
ーマに移転され、アヴィニョンは衰退するのですが、700年を経た音楽が放つ
激しいエネルギーは失われることなく、私たちのもとに届きます。マルセル・
ペレス率いるアンサンブル・オルガヌムの強烈なパワーがより一層音楽に深み
を与えています。



<col legno>
WWE 70003 3枚組 \5400
ワーグナー:朗読版「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
フランツ・ヴィンター(朗読)
「マイスタージンガー」のワーグナーが書いた台本(歌詞、ト書き)をすべて読
み込んでしまった驚異のCD。
音楽だけではワーグナーが書いたト書きは想像するしかありませんし、DVDで舞
台の映像を見ても昨今の演出ではそれがワーグナーがイメージしたものからか
け離れていることも多いもの。この朗読CDによりワーグナーのイメージを忠実
にたどることができるでしょう。

WWE 70001(8CD+1MP3) \6080
ワーグナー:朗読版「ニーベルングの指環」
スヴェン-エリク・ベヒトルフ(朗読)
「リング」のワーグナーが書いた台本(歌詞、ト書き)をすべて読み込んでしま
った驚異のCD。




<BIS>
BIS SA 1791(SACD-Hybrid) \2500
J.S.バッハ:カンタータ全集 Vol.44
(1)第146番「われらは多くの苦難を経て」BWV146
(2)第88番「見よ、私は多くの漁師を遣わし」BWV88
(3)第43番「神は天へと昇る、歓喜の声とともに」BWV43
レイチェル・ニコルズ(Sop)、ロビン・ブレイズ(A)、ゲルト・テュルク(Ten)、
ペーター・コーイ(Bs)、
鈴木雅明(指)
バッハ・コレギウム・ジャパン
146番は第1曲が有名な「チェンバロ協奏曲ニ短調」の第1楽章、第2曲も同曲の
第2楽章と同一の音楽なのが興味津々。さらに珍しく大オルガンが活用されて
壮麗な作品となっています。当録音では鈴木優人演奏による神戸松蔭女子大学
チャペルのマルク・ガルニエの銘器がすさまじい効果をあげます。43番での華
麗なトランペットの妙技とともに、BISならではの録音の良さが光ります。

BIS SA 1612(SACD-Hybrid) \2500
ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集 Vol.7
(1)第26番変ホ長調「告別」Op.81a
(2)第27番ホ短調Op.90
(3)第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
オランダの名手ブラウティハムによるベートーヴェン・シリーズの第7弾。今
回は超難物「ハンマークラヴィーア」を含む後期ソナタ集を、余裕の技巧で驚
くほど明快な世界として描いています。これまでの印象が全く変わります。

BIS 1533 \2380
ソラブジ:100の超絶技巧練習曲より第26-43番
フレドリク・ウレーン(Pf)
インドの血をひくイギリスの異色作曲家カイホスルー・ソラブジ(1892-1988)。
前代未聞の複雑なピアノ技巧と非常識な長さで畏れられる彼の作品のなかでも、
とりわけ猟奇的な「100の超絶技巧練習曲」。この全曲録音に挑んでいるのがス
ウェーデンの超絶ピアニスト、フレドリク・ウレーン。前回第1-25番を収録し
た第1巻(BIS-CD-1373)で世間を驚愕させましたが、今回の第2弾もすさまじい
出来。肉体の不可能ぎりぎりにある難しさです。

BIS 1534 \2380
ヴァイス:リュート作品集 Vo.2
(1)ソナタ第39番ハ長調/(2)同第50番変ロ長調
(3)ロジー伯の死を悼むトンボー
ヤコブ・リンドベルイ(バロック・リュート)
7ジルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1687-1750)はドイツのリュート奏者で
作曲家。若い頃イタリアに滞在し、スカルラッティと働き、後半生はドイツで
大バッハと親交を結んだ。リュート作品を非常に多数残し、それらは今日重要
なレパートリーとなっています。スウェーデン出身の名手ヤコブ・リンドベル
イが静かに奏でる癒しのひとときを与えてくれます。

BIS 1493 \2380
C.P.E.バッハ:鍵盤独奏曲全集 Vo.19
(1)「私は眠り、夢を見た」による変奏曲 Wq118/1/(2)ソナタ変ホ長調 Wq65
/42/(3)ポロネーズ ト短調 Wq116/22/(4)アレグロ ハ長調 Wq116/21/(5)
アリエッタによる変奏曲 イ長調 Wq118/2/(6)シンフォニア ヘ長調 Wq112/5
ミクローシュ・シュパーニ(タンジェント・ピアノ)
好評のC.P.Eバッハのシリーズ、その第19弾は学習者用の教材的作品や交響曲
のピアノ用自編、さらには音楽時計用に作曲したアレグロなど多彩。シュパー
ニのタンジェント・ピアノがオーケストラ的色彩を放っています。

BIS 1576 \2380
ブレット・ディーン:(1)田園交響曲(2002)
(2)シドリの舞-Flと弦楽orch(2007)
(3)水の音楽-sax四重奏と室内orch(2004)
(4)カルロ(1997)
HK・グルーバー(指)(1)(2)(4)、ブレット・ディーン(指)(3) 
スウェーデン室内管、
シャロン・ベザリー(Fl)(2)、ラシェル・サクソフォンQ
オーストラリア出身で、ベルリン・フィルのヴィオラ奏者を務めていた作曲家
ブレット・ディーンの作品集第2弾。サクソフォン四重奏と室内管弦楽のため
の「水の音楽」には奏者たちが水槽で録音した気泡やしぶきなどの音も使われ
ています。ギルガメシュのシドリ姫の舞をイメージした曲ではシャロン・ベザ
リーの妖艶な演奏を楽しめます。




<audite>
AU 92568(SACD-Hybrid) \2300
(1)バルトーク:2つのルーマニア舞曲Op.8a
(2)バルトーク:4つの哀歌Op.9a
(3)バルトーク:戸外にてSz.81
(4)バルトーク:ハンガリー農民の歌による8つの即興曲Op.20, Sz.74
(5)バルトーク:ピアノ・ソナタSz.80
ニコラ・ブランギエ(P)
録音:2008年11月17-19日ベルリン=ダーレム、イエス・キリスト教会
シューマン(AU.92563)に続く、フランスの俊英ブランギエの第2弾は、モダニズ
ムとフォークロアの壮大な実験ともいうべきバルトークのピアノ曲。1920年か
ら1926年にかけての作品から編まれたアルバムには、民謡にもとづく初期のピ
アノ曲の総決算的な「ハンガリー農民の歌による即興曲」のほか、ピアノの打
楽器的側面を強烈に打ち出した「ソナタ」に、屋外で演奏する音楽をピアノで
描写した「戸外にて」と、いわゆる“ピアノの年”1926年に生み出された2つ
の対照的な傑作が収められています。
☆ニコラ・ブランギエ…1980 年フランスのニース生まれ。フランソワの弟子ブ
ルーノ・リグットほか、ドミニク・メルレ、ジャン=クロード・ぺヌティエらに
学んだ俊英。2004 年ツヴィッカウで行なわれた第14 回ロベルト・シューマン
国際コンクールで第2 位ほかコンクール入賞歴多数。




<ALTUS>
ALT 166 \2450
ブラームス(1833-1897)
(1)交響曲第4番 ホ短調 作品98
(2)《ハンガリー舞曲集》より第3曲,第5曲,第9曲,第19曲,第21曲
準・メルクル(指揮) 
MDR(中ドイツ放送)交響楽団
録音:(1)2008年3月16日ライプツィヒ・ゲヴァントハウス:ライヴ録音 
(2)2008年MDRスタジオ録音
じっくりと聴かせるブラームスで、熱気もはらみ聴きごたえ充分。聴くことに
よって心満たされるブラームス第4番でございます。またMDR響はルイージの後
を継ぎ、メルクルが首席指揮者。過去最高の水準にあるとベルリンでも評判の
オーケストラですが、ライプツィヒ放響とライプツィヒ放送フィルが1991年に
合併して誕生しました。録音も大変優秀で、落ち着いた音色がブラームスに
ぴったり。間違いなく何度か聴きたくなるディスクと申せましょう。



<ACCENT>
ACC 24211 \2300
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタVol.1(オリジナル楽器による)
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47
ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
ヒロ・クロサキ(Vn)使用楽器:F.ガイセンホーフ1801年製ウィーン
リンダ・ニコルソン(P) 
使用楽器:ヨハン・フリッツ1812年モデル・ウィーン(クリストファー・クラーク
製作)
録音:2008年7月9-13日ケルン
バロック・ヴァイオリンの名手、ヒロ・クロサキと絶品のフォルテピアノ奏者
リンダ・ニコルソンによるオリジナル楽器によるベートーヴェン:ヴァイオリン
・ソナタ集。彼ら2人の演奏で1996年に発売されたモーツァルト:ヴァイオリン・
ソナタ全集は高い評価を得ています。ヒロ・クロサキは幼少の頃からウィーンで
生活し、当地で教育を受けた生粋のウィーン子。また長年コンビを組んできたリ
ンダ・ニコルソンは、2008年からACCENTレーベルに録音を行っており、ベートー
ヴェン:バガテル(ACC 24180)とモーツァルト:ピアノ・ソナタ集(ACC 24190)とも
に好評を博しています。オリジナル楽器だからこそ表現できるニュアンス、音色
を最大限に生かした極めて高水準な演奏です。使用楽器はウィーンのストラディ
ヴァリウスと言われる名器F.ガイセンホーフ。フォルテピアノは奥深い繊細な表
現が可能なヨハン・フリッツ(クリストファー・クラーク製)。

ACC 24210 \2300
アロンソ・ムダーラ(ca1510-1580):
ビウエラのための3部の譜本(1546年セヴィリア)より
ファンタジアII、para desenbolver las manos/カンシオン、Claros y fresco
rios/ビジャンシーコ、Si me llaman a mi/ファンタジアI、de paros largos
para desenbolver las manos/ロマンス、Triste estava el rey David/イタリ
ア風ソネット、La vita fugge/アレクサンドルのパヴァーナ/ガリャルダ/ビジャ
ンシーコ、Gentil cavallero/アントニオ・デ・カベソン:ロマンス、Para
quien crie yo cabellos/
ティエントII/ロマンス、Israel,mira tus montes/作者不詳:Claros y frescos
rios/ディエゴ・オルティス:レセルカーダ5声部のための/ティエントVIII
第8旋法/ファンタジアXXV第8旋法/イタリア風ソネット、O gelosia d’amanti
/ルイス・デ・ナルバエス:牛の見張り番を/ルイス・デ・ミラン:ファンタジアX/
エステバン・ダサ:ビジャンシーコ、フアン・パストラール、なぜお前はこうな
った/アロンソ・ムダーラ:ロマネスカ、牛の見張り番を(ギター編)/ビジャンシ
ーコ、Isabel perdiste la tu faxa/ソネット、Por asperos caminos/ファンタ
ジアV/ビジャンシーコ、Si viesse e me levasse
アラケル・アンドゥエサ(S)
ピエール・ピツル(指、ビウエラ、4コース・ギター、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
プリヴァーテ・ムジケ
録音:2008年5月25-27日
アロンソ・ムダーラはスペイン・ルネサンス音楽の作曲家、ビウエラ奏者、ギ
ター奏者。ビウエラや4コース・ギターのために数多くの作品を作曲。1546年に
セヴィリアで「ビウエラのための3部の譜本」を出版し、これがはじめての出版
されたギター楽譜と言われ、最初の重要な歌と器楽による曲集と言えるでしょ
う。6コース・ビウエラの作品、4コース・ギター、そしてギターと歌のための
作品、ハープ(もしくはオルガン)のための作品(タブラチュア譜)が収められて
います。このアルバムには「ビウエラのための3部の譜本」の一部とルネサンス
期のスペイン、イタリアの作曲家ルイス・デ・ミラン、ルイス・デ・ナルバエ
スなどの作品も収録。16世紀スペインで流行したビウエラ伴奏付き歌曲や独奏
ファンタジアなど、数多くの名曲を堪能することができます。
演奏はスペイン生まれのソプラノ、アラケル・アンドゥエサの柔らかで優しい
歌声とビウエラのシンプルな音が心地よく耳に馴染みます。

ACC 24202 \2300
ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687-1755):シンフォニア 変ロ長調
作者不詳(ピゼンデル稿):オーボエ協奏曲 変ホ長調
ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687-1755)?(ピゼンデル稿):
2本のオーボエのための協奏曲 ト短調
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):序曲 ト長調
ジュセッペ・ヴァレンティーニ(1681-1753)(ピゼンデル稿):
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調
作者不詳:オーボエ協奏曲 ヘ長調
ヨハン・ダヴィット・ハイニヒェン(1683-1729):
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調
クセニア・レフラー(Ob)マイケル・ボッシュ(Ob)
ダニエル・ドイター(Vn)バツドルファー・ホーフカペレ
録音:2007年9月9-11日アンスバッハ(ドイツ)
ヨハン・ゲオルク・ピゼンデルはドレスデン宮廷の音楽家でヴァイオリンの名
手として知られていました。ヴィヴァルディやアルビノーニ、テレマンなどか
ら作品を献呈されています。またバッハの無伴奏ソナタとパルティータもピゼ
ンデルのために作曲されたのではないかと言われています。このアルバムはピ
ゼンデル自身の作品とピゼンデル写本の作品の中からオーボエに関する曲をド
レスデンの貴重な所蔵から集めて収録しています。バツドルファー・ホーフカ
ペレはこれらのドレスデンが持つ音楽遺産を積極的に演奏し録音しています。



<Haenssler>
98 593 \2080
ブラームス:
交響曲第4番ホ短調Op.98、ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a、
ハンガリー舞曲第5番
クリストフ・エッシェンバッハ(指)
シュレスヴィヒ・ホルシュタイン祝祭管弦楽団
録音:2005年8月1日(ライヴ)サントリーホール
北ドイツで1986年に創設され毎年開催されるシュレスヴィヒ・ホルシュタイン
音楽祭。1987年にバーンスタインによって設立されたオーケストラ・アカデミ
ーは選びぬかれた実力派若手音楽家が集まっています。シュレスヴィヒ・ホル
シュタイン祝祭管弦楽団はこのアカデミーから構成されており世界的指揮者ら
の指導により有能な演奏家の育成を行っています。エッシェンバッハはオーケ
ストラ設立以来密接に指導にあったっています。毎年テーマを掲げているこの
音楽祭ですが、2005年は「日本」がテーマ。日本各地でも演奏会が行われ、話
題を呼びました。このアルバムはそのツアーでのライヴ録音。若手音楽家たち
と鬼才エッシェンバッハが繰り広げる熱演は必聴です。「ブラームス交響曲第
4番」はエッシェンバッハの個性溢れる表現が強烈な印象を残し、それに応える
オーケストラが豊かに響きエッシェンバッハの音楽をサポートしています。独
特のテンポでひねりのある演奏を展開する「ハイドンの主題による変奏曲」。
アンコールで演奏された「ハンガリー舞曲第5番」も聴衆の熱気を感じさせる
迫力の演奏です。

98 547 \2080
メンデルスゾーン:交響曲第5番ニ長調Op.107「宗教改革」
録音:2008年10月30日-11月1日プファッフェングルント、
ハイデルベルク・ゲゼルシャフトハウス(セッション)
メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第5番変ロ長調
録音:2008年5月28日バート・ドュルクハイム、
ナトゥールホルン・アカデミー(セッション)
メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第6番変ホ長調
録音:2008年12月16日ジナゴーゲ・ロイタースハウゼン(セッション)
メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第10番ロ短調
録音:2008年10月30日-11月1日プファッフェングルント、
ハイデルベルク・ゲゼルシャフトハウス(セッション)
トーマス・ファイ(指)
ハイデルベルク交響楽団
シンフォニアを含む完全全集に向けて進行中、ファイによるメンデルスゾーン
・シリーズ第4弾。全篇これまでどおり快速テンポが特徴ですが、ドレスデン・
アーメンの引用で名高い「宗教改革」では、ノンヴィブラートの弦によりしみ
出すように開始される冒頭と、主部に入って嵐のような激烈アプローチとのコ
ントラストがあざやか。弾むようなスケルツォと、哀切のこもったアンダンテ
も劇的で、当コンビの好調ぶりを物語ります。さらに、カップリングのシンフォ
ニア3曲もまばゆいばかりの生命感で、美しい弦の魅力がたっぷりと味わえます。




<Zig-Zag Territoires>
ZZT 090101 \2250
(1)フィリップ・シェレール:Hypnos linea V
(2)アルメニアの伝統歌:夜明けのかすかな光から(バンスリ、シストル)
(3)ピエール・アモン:儀式1(クイシ)
(4)ピエール・アモン:Omaggio Kogui(クイシ、タンブーラ)
(5)ピエール・アモン:儀式2(クイシ)
(6)シェレール:Hypnos linea II(ハーディガーディ、リュート、打楽器)
(7)(セファルディの歌)(バンスリ、シストル、ハーディガーディ、びやぼん、
タンブーラ)
(8)ギョーム・ド・マショー:Dame je weil endurer(バンスリ、びやぼん)
(9)ギョーム・ド・マショー:Douce Dame jolie
(タンブーラ、セテリナ、ハーディガーディ、びやぼん、タンブーラ)
(10)ギョーム・ド・マショー:Bele doette(ハーディガーディ)
(11)ガエッタ(イスタンピ)
(ハーディガーディ、中世のリュート、びやぼん、タンブーラ)
(12)Al Leanezig Izabel(ブルターニュ伝統歌)(ハーディガーディ)
(13)マリア・ラヴィスタ:オフレンダ
ピエール・アモン(フルート、バロック・フルート、3穴フルートほか/すべて
のトラックに参加)
ヴィヴァビアンカルナ・ビフィ(ハーディガーディ)、
ミヒャエル・グレビル(シストル、中世リュート)
オーディオ家からも一目おかれたピエール・アモンの演奏集。各地の伝承音楽
からマショーの音楽、現代曲まで、様々な種類のフルートや民族楽器を吹き分
けて演奏しています。シェレールやアモン自身の作品も、現代音楽というより、
ワールドよりの作風。マショーの作品もビヤボン(口琴の一種)とバンスリで演
奏する、というまったく新しい試み。これが不思議とマッチ。当時はこんな音
が町に溢れていたのではと思わされるリアルな響きが魅力的です。





<COVIELLO>
COV 60812 \2180
ヨハネス・オケゲム/ハリソン・バートウィストル:
ウト・エレミータ・ソルス(1490/ 1969)
ジョン・ダンスタブル/ペーター・マクスウェル・デイヴィース:
ヴェーニ・サンクテ・スピリトゥス(1972)、
ヴェーニ・クレアトール・スピリトゥス(1972)
ゲオルク・クレール:フェリックス・ナムケ・エス(タリス作品の編曲)(2005)
シャルル・ヴオリネン:グローガウアー歌集にもとづく編曲集(1480/ 1962)
メーター・マクスウェル・デイヴィース:4つの楽器によるモテット(1973-77)
カール=ハインツ・エッスル:おお、美しきバラよ(1981-96)
アンサンブル・ルシェルシェ
録音:1998、2007年
現代に生きる作曲家で、歴史に名を残している大作曲家を意識しない人はいな
いでしょう。これは、文章を書く作家というものは、ゲーテやジョイスといっ
た過去の大作家たちを意識しない人はないのと同じ。このCDでも、過去の偉大
な作曲家たちに思いを寄せる現代作曲家たちが、ドライな味付けでマショーや
ダンスタブルの作品を編曲しています。こうして聴いてみると、正統的な音楽
史研究に則った演奏とはまた違った楽しみや発見があり、興味深いものがあり
ます。

COV 60809 \2180
ロジャー・レッドゲート(1958-)&ジェームス・クラーク(1957-):
ピアノ・ソロ作品集
レッドゲート:パ・ズ・デラ、エディオス、エカール=アーク=トラーチェ、
僧、Beuys、Genoi Hoios Essi
ジェームス・クラーク:
レッド・スカイズ、エチュード、2楽章のソナタ、無題第3番、無題第5番
ニコラス・ホッジズ(ピアノ)
録音:2007年
現代音楽の分野で活躍している、ニコラス・ホッジズ演奏によるレッドゲート
とクラークの作品集。ホッジズの高い集中力とテクニックが冴える曲ばかりで
す。厳格な和声と対位法で書かれているレッドゲート作品、アメーバ状に和声が
収縮するクラーク作品、演奏も見事ですが、組み合わせのコントラストも見事。




<naive>
V 5189 \1680
ヴァイオリンX
(1)ヴィヴァルディ:『四季』より「夏」RV315、「冬」RV297
/ビオンディ(Vn)、エウローパ・ガランテ
(2)ヴィヴァルディ:協奏曲RV208(グラーヴェ、レチタティーヴォ)
/オノフリ(Vn)
(3)ラヴェル:ツィガーヌ/ヨッシフ・イワノフ(Vn)、イタマール・ゴラン(Pf)
(4)チャイコフスキー:感傷的なワルツop.6/イワノフ(Vn)、ゴラン(Pf)
(5)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲-終楽章
/セルゲイ・ハチャトリャン(Vn)、シンフォニア・ヴァルソヴィア、
クリヴィヌ(指)
(6)ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ、マズルカ;クライスラー:愛の歌;
グラナドス/クライスラー:スペイン舞曲
/ブシュコフ(Vn)、マルチェル・デュデュ=ヴィダル(Pf)
(7)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調-アレグロ・モデラート
/イワノフ、ブルーメンタール
(8)パガニーニ:カプリース第24番/レジス・パスキエ(Vn)
(9)タルティーニ:ソナタ第7番/ビオンディ(Vn)、アレッサンドリーニ(Cem)
(10)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番(ロンドー)/パスキエ
(11)アントニオ・ブルーニ:練習曲第24番/ビオンディ
(12)ビーバー:パルティータ第4番(プレリュード)
/クレーマー、ザ・レア・フルーツ・カウンシル
(13)J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番BWV1016
/ビオンディ、アレッサンドリーニ
「X線にかけられたヴァイオリン」、というタイトルのこのアルバム、ナイーブ
の歴史に燦然と輝くヴァイオリン音楽の名盤から、選りすぐりのトラックを集
めた1枚です。




<harmonia mundi>
HMU 907505 \2300
辻井本人写真のスリップケース入り
「衝撃のヴァン・クライバーン国際コンクール・ライヴ/辻井伸行」
(1)ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第29番 「ハンマークラヴィーア」変ロ長調 op.106
(2)ショパン:
練習曲 作品10より第1番 ハ長調、第2番 イ短調、第3番「別れの曲」ホ長調、
第4番 嬰ハ短調、第5番「黒鍵」変ト長調、第6番 変ホ短調
(3)リスト:
「ラ・カンパネッラ」(パガニーニによる超絶技巧練習曲集より第3番 嬰ト短調)
(4)ジョン・マスト(John Musto):
即興曲とフーガ(ヴァン・クライバーン国際コンクール委嘱新作/
新曲演奏課題曲)
ピアノ:辻井伸行
録音:2009年第13回ヴァン・クライバーン国際コンクール(ライヴ)
(1)(3)予選リサイタル/(2)(4)セミ・ファイナルリサイタル
今や日本中の注目を集めているピアニスト、辻井伸行。日本人として初めてヴァ
ン・クライバーン国際コンクールの優勝を勝ち取った、衝撃のライヴ演奏がハル
モニアムンディよりリリースされます。
「ハンマークラヴィーア」での推進力に満ちた演奏、ショパンのエチュードの
一曲一曲で魅せるきらびやかな音色と刻一刻と変わる豊かな表情、胸を打つ「ラ
・カンパネッラ」、そして話題の超難曲、新曲課題のジョン・マストの作品ま
でが収録された、充実のプログラム。辻井が世界で認められた決定的瞬間がす
べてここに収められています。
ジョン・マストの作品は、コンクールで課せられる新曲演奏の課題曲。演奏日
の2週間前に、3人の作曲家の新曲の楽譜を渡され、演奏者はその中から任意の
1作品を選び、本選のリサイタル・プログラムに組み込んで演奏します。辻井が
演奏したこのマストの作品は、3作品の中で最も難易度が高いもの。辻井はこの
演奏で、新曲演奏の最優秀賞にあたる「ビヴァリー・テイラー・スミス賞」も
受賞しています。

HMC 902025(3CD+1dual disc/ CD&DVD(NTSC)) \4050
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集(全曲)
[CD 1]
(1)ソナタ第1番 ニ長調 op.12-1
(2)ソナタ第2番 イ長調 op.12-2
(3)ソナタ第3番 変ホ長調 op.12-3
[CD 2]
(1)ソナタ第4番 イ短調 op.23
(2)ソナタ第5番「春」ヘ長調 op.24
(3)ソナタ第10番 ト長調 op.96
[CD 3]
(1)ソナタ第6番 イ長調 op.30-1
(2)ソナタ第7番 ハ短調 op.30-2
(3)ソナタ第8番 ト長調 op.30-3
[dual disc]
[CD面]ソナタ第9番「クロイツェル」 イ長調 op.47(HMC 901944と同音源)
[DVD面]録音メイキング風景+ソナタ第10番第1楽章演奏風景
イザベル・ファウスト(Vn)
アレクサンドル・メルニコフ(Pf)
録音:[CD1]2008年6月、[CD2]2008年9月、[CD3]2008年7月
*クロイツェル・ソナタは2006年5月収録
しなやかな力強さと細やかな感受性をあわせもつファウストの新譜は、ベートー
ヴェンのソナタ集。ファウストのヴァイオリンで聴くベートーヴェンというだけ
でも心踊るのに、メルニコフがピアノだなんて、なんと贅沢なことでしょう。
ファウストは、第5番「春」の第1楽章の有名な冒頭で、実に繊細で可憐な表情
を見せており、彼女のセンスと知性が光ります。ピアニストのメルニコフも、
弱音でもくっきりとした発音とピリッと線の通った和声感、一糸乱れぬピアニ
ズムで聴かせます。お互いに自由に羽ばたいているのに、息はピタリと合って
おり、見事の一語です。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集にうれしい
名演奏の登場です。




<Studio Lyric>
LCD 080224K \2500
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番よりジーグ
コッホ:モノローグ第9番、第1曲・第2曲
ウィルヘルム:3つのエチュード 第1番・第2番・第3番
ボルドーニ:エチュード 第1番・第6番
ペンデレツキ:奇想曲
コープラッシュ:エチュード 第14番・第19番
ハートレー:無伴奏組曲
ブラゼヴィッチ:エチュード 第14番・第18番・第20番クラフト:遭遇
モーツアルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス(多重録音による)
藤田英大(tuba)
(録音:2008年2月24、26日、7月1日,録音場所:相模湖交流センターホール)
シンガポール交響楽団、首席チューバ奏者、藤田英大の「チューバ・ブッフォ」
に続く待望の第2弾! チューバ独奏CDです。
音大受験課題曲満載のため受験生必携!




<現代ギター>
GGBD 3022 \3150
M=トローバ:ソナチネ
アルベニス:カタルーニャ奇想曲Op.165-5、朱色の塔
グラナドス:ゴヤの美女、スペイン舞曲第10番
タレガ:椿姫の主題による幻想曲
バレーラ:最後のトレモロ、ナナと間奏曲
バリオス:フリア・フロリダ
ポンセ:マズルカ、南のソナチネ
稲垣 稔(Gt)

GGBD 3023 \3150
ソル:悲歌風幻想曲Op.59、ロイスナー:パドゥアーナ、
ド・ヴィゼー:組曲第11番、ホウェット:ファンタジア
ジュリアーニ:ラ・メランコニア、ヘンデルの主題による変奏曲
ムダーラ:ファンタジア第10番,クラロス伯のディフェレンシアス
ヘンデル:サラバンデ、ソル:第7幻想曲Op.30
稲垣 稔(Gt)

GGBD 3024 \3150
ディアンス:サウダージNO.3
レーモン:コンプラント、ジャルダン・スクレ
クレンジャンス:2つのワルツOp.64,カプリッチョ「レニャーニ讃」Op.120
ラゴヤ:夢
ヌーニェス:タンゴOp.7
ピアソラ:アディオス・ノニーノ
ドノスティア:ドロール
オルボーン:プレリュードとダンサ
デュアート:イギリス組曲
スミス=ブリンドル:黄金のポリフェーモ
マイヤーズ:映画『ディア・ハンター』メインテーマ カヴァティーナ
稲垣 稔(Gt)




<Medici arts>~EuroArts
20 72438(DVD-Video) \2900
字幕:ラテン、英、独、仏、西語
ヴェルディ:レクイエム
収録:2007年11月16日ヴェニス、サン・マルコ寺院(ライヴ)
ロリン・マゼール(指) トスカニーニ交響楽団
ノルマ・ファンティーニ(S) アンナ・スミルノヴァ(Ms)
フランチェスコ・メリ(T) ラファウ・シヴェク(Bs)
フィレンツェ五月音楽祭合唱団
20世紀を代表する巨匠指揮者、トスカニーニ。彼の没後50年にあたる2007年に
は世界中で記念コンサートが開かれました。この映像はヴェニスのサン・マル
コ寺院で行われたロリン・マゼールによるヴェルディの「レクイエム」を収録。
ロリン・マゼールは11歳の時にニューヨークでトスカニーニと対面しており、
その天才少年にトスカニーニの音楽家としてのパワーは確かに受け継がれたの
でしょう。トスカニーニ交響楽団とのこのツアーは、サン・マルコ寺院の理想
的な音響効果により、ヴェニスの地で輝かしい成功を収めました。
トスカニーニ交響楽団は、伝説の名指揮者トスカニーニが生まれ学んだイタリ
ア・パルマの地に、2002年、その名を冠して誕生し、短期間のうちに国際舞台
での高い評価を得ている話題のオーケストラです。



<Grand Slam>
GS 2037 \2250
ステレオ
ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第9番 ニ短調、作品125「合唱」
オットー・クレンペラー指揮
フィルハーモニア管弦楽団、フィルハーモニア合唱団
オーセ・ノルドモ=レーヴベリ(ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ヴァルデマール・クメント(テノール)
ハンス・ホッター(バリトン)
録音:1957年10月30、31日、11月21-23日、キングズウェイ・ホール、ロンドン
録音方式:ステレオ
使用音源:Columbia(U.K.)SAX 2276/7(セミ・サークル・レーベル)
■制作者より
GSレーベルのステレオ・シリーズにはクナッパーツブッシュ、シューリヒト、
ワルターが登場しましたが、今回はクレンペラーです。内容については今さら
申し上げる必要はないでしょう。初期LPらしい抜けの良い、瑞々しい音でこの
名演を堪能出来ます。
■解説書の内容
クレンペラーの文献の中から、ベートーヴェンの第9に関連する未邦訳の資料を
3点掲載します。内容は「クレンペラーとの出会い」(スヴィ・ラジ・グラッブ、
元EMIプロデューサー)、「第9のリハーサルにて」、「ヒンデミット第9代役事
件の裏話」です。特にヒンデミットの話は毒舌家クレンペラーならではの面白
い逸話です。
■使用レーベルについて
英コロンビアの初期ステレオSAX番号は最初、ブルー・シルバーと呼ばれるレー
ベルでプレスされていました。その後、素材も変更され赤いセミ・サークルと
呼ばれるレーベルに変更されます。中古市場ではブルー・シルバーが圧倒的に
高額ですが、その価格と再生装置との相性は必ずしも一致しません。この第9に
限らず他のSAX盤もブルー・シルバーとセミ・サークルをテストしましたが、後
者の方が復刻の素材として適していると判断し、採用しました。
(以上、平林直哉)



<Simax>
PSC 1238 \2280
ノルウェー歌曲選集-エヴェ・サーシュ・ナンセンへの捧げ物
アガーテ・バッケル・グロンダール(1847-1907):
歌曲集「海辺の歌」 作品17より「琥珀」「夜更けて」、
歌曲集「10の詩」作品31より「ヴァルプルギスの夜」「鳥が鋭く鳴いた」、
歌曲集「子供の春の日」作品42より「夕暮れに」、
歌曲集「母さんが歌う」作品52より「蝶々を追って」「かささぎ」、
歌曲集「5つの花飾り模様」作品23「菩提樹」「りんごの花」
「白と青のアネモネ」「睡蓮」「すみれ」、
ハルフダン・シェルルフ(1815-1868):
「お前が道を知ってさえいたなら」(1852)、「魅惑の調べ」(1854)、
歌曲集「ビョルンスチェーネ・ビョルンソンの5つの歌」作品14より「夕べの想
い」「まどろみ」「秘めし愛」「湖畔にて」「どうすればいいだろう」「歌って
おくれ、愛しいナイチンゲールよ」(1851)「夕べの想い<静かで明るい日が>」
(1861)、歌曲集「8つのノルウェーの歌」作品6より「シュンノヴェの歌」「イ
ングリーの歌」「ヴェネヴィル」「高い山を越え」、
リカルド・ノルドローク(1842-1866):
「木は芽吹き葉をつけ」音楽「日がな一日、若者は森をさすらい」
イーサ・カタリーナ・ ゲーリケ(S) クリスチャン・イーレ・ハドラン(P)
録音:2008年5月2日-4日 プールホーグダ(オスロ郊外、リサーケル)
フラム号に乗って北極を探険し、外交官そしてヒューマニストとして尊敬され、
ノーベル平和賞を受賞した科学者フリチョフ・ナンセンの妻エヴァ・サーシュ
・ナンセン。彼女は、クリスチャニア大学の動物学教授ミケール・サーシュの
子に生まれ、ベルリンに留学してオペラを学んだ後、歌手として活躍しました。
エドヴァルド・グリーグとも親交があり、アルネ・ガルボルグの詩による歌曲
集「ハウグトゥッサ」は1899年、彼女が歌って初演しました。初演の歌を聴い
たガルボルグはすぐさまグリーグに宛てて熱狂的な手紙を書き送ったといわれ
ます。イーサ・カタリーナ・ ゲーリケとクリスチャン・イーレ・ハドランのふ
たりがエヴァ・サーシュを偲ぶこのアルバム。彼女のレパートリーから、グリ
ーグの親友リカルド・ノルドローク、ハルフダン・シェルルフ、アガーテ・バ
ッケル・グロンダールの歌曲が歌われています。エヴァ・ナンセンの音楽の夕
べを再現するため、オスロ郊外のリサーケルにあり、フリチョフ・ナンセン研
究所になったナンセン夫妻の家プールホーグダで録音が行われました。




<Ondine>
ODE 1144 \1850
ペッカ・ユハニ・ハンニカイネン(1854-1924):春の響き
フランス・アルフレード・フリーベリ(1822-1913):歌い手たちの旗
グスタフ・アードルフ・ヘルテル(1836-1876):君を歓迎す
ロベルト・カヤヌス(1856-1933):YL行進曲
エドゥアルド・ヘルメス(1818-1905):木こりの乾杯の歌
クリスチャン・フレードリク・クレス(1767-1812)
/フレードリク・パーシウス編:ポリ行進曲
ヨーゼフ・ハルトマン・シュトゥンツ(1793-1859):学生歌
伝承曲:春の歌
ハムプス・ヴェッテルリング(1830-1870):お眠り、美しい君
フレードリク・パーシウス(1809-1891):スオミの歌、乾杯の歌
伝承曲/ヨハン・ヒー=クヌセン(1896-1975)/Canorus編:いざ楽しまん
伝承曲/ヘイッキ・クレメッティ(1876-1953)/編:おお尊きフィンランド
エミール・イェネツ(1852-1930):男の歌
カール・ミカエル・ベルマン(1740-1795):酒を飲みほせ
フランツ・アプト(1819-1885):夏の朝
エミール・イェネツ(1852-1930):森の礼拝
作者不詳/Canorus編:夏の讃歌
トイヴォ・クーラ(1883-1918):メーデーの歌
ペッカ・ユハニ・ハンニカイネン(1854-1924):いつの日ふたたびポホヨラを
エミール・イェネツ(1852-1930):フィンランド万歳
ヨーセッピ・リーパ(1868-1896)/サカリ・ヒルデーン(1954-)編:
わが祖国フィンランド
ジョン・ファラー(1946-)/カレ・オッリネン編:
ミュージカル映画「グリース」からYou're the one that I want
ウォルター・レイ/カレ・オッリネン編:タヒチ
伝承曲/エーリク・ベリマン(1911-2006)編:飲みほせ一杯目
グンナル・ヴェンネルベリ(1817-1901):二杯目
ニルス=エーリク・フォウグステット(1910-1961):三杯目
YL(ヘルシンキ大学男声合唱団) マッティ・ヒュオッキ(指)
ヤンッキ・ネノネン&イルタ・ピラッラ・トリオ
レポレッロ・カルテット
録音:2008年9月12日-14日
ヤルヴェンパーホール(ヤルヴェンパー、フィンランド)
歌詞:フィンランド語、ラテン語、スウェーデン語(対訳なし)
春は学生の合唱団にとって最高の季節! フィンランドの春の歌、祖国の歌、
女と酒の歌を YL の略称で愛されるヘルシンキ大学男声合唱団が歌います。ブ
ラームスが「大学祝典序曲」のフィナーレに使い、ロンバーグのオペレッタ
「学生王子」でも歌われる学生歌「いざ楽しまん」。意外な曲は、「You're
the one that I want」。ミュージカル映画「グリース」でオリヴィア・ニュ
ートン=ジョンとジョン・トラヴォルタが歌ったナンバーです。「飲みほせ一
杯目」「二杯目」「三杯目」。アルバムの最後、学生たちはショットグラスで
飲むシュナップスを楽しみます。YL。彼らは「歌」ではなく「春」を歌ってい
ます。祖国を愛し、恋する人に想いを捧げ、友と飲む酒を愛する。歌が人々の
心に響くために、高い技術とともに必要なものがある。YL の合唱を聴くにつ
け、そのことを思います。

<harmonia mundi>
HMU 907443 \2450
ブリテン:歌曲集「Before life &after-生まれる前と死んでから」
(1)ジョン・ダンの神聖なソネットop.35(全9曲)
(2)パーセル作品(ブリテン編)-朝課/ヨブの苦難/晩課
(3)冬の言葉op.52(全8曲)
(4)民謡編曲(I wonder wonder/Sail on, sail on/The Miller of Dee/
At the mid hour of night/There’s none to soothe)
マーク・パドモア(テノール)
ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
録音:2008年6月
2008年に来日、「私」を滅し、語り部に徹したいわばサムライ風の「冬の旅」
を聴かせ、私たちを魅了したパドモアの新譜は、ブリテン歌曲集です。ここで
もパドモアの語り部名人ぶりは全開、静かな高音域も、「技巧」というものを
全く感じさせない、すべてが詩の物語にとって必然でるといった感の演奏。オ
リジナルはパーセルによる編曲ものも、まるで名優による詩か物語の朗読を聴
いているような気分になります。ピアノのヴィニョールズも、スタインウェイ
製ピアノを自在に操り、陰になり日向になり素晴らしいサポートで聴かせます。




<Claves>
50 2517 2枚組 \4360
フランシスコ・ドゥ・マディナ(1907-1972)
CD-1
1.-4. 4つのギターとオーケストラのための協奏曲
5.-7. バスク・ラプソディ
8.-11.ハープと弦楽オーケストラのための協奏曲
CD-2
1.アイタ グレア
2.バスク・クリスマス組曲
3.ラ・カデナ・デ・オーロ
4.アベ・マリア
5.バスク子供序曲
6.-8.クリスマス三部作
9.舞曲
10.-12.バスク組曲
ロメロ・ギター四重奏団
グザヴィエ・ドゥ・メストレ(ハープ)
アナ・サラベッラ、エレナ・バルブ(ソプラノ) 
アンドニー・アレマン(語り) オルフェオン・ドノスティアーラ
クリスティアン・マンデール(指)バスク・ナショナル管弦楽団
録音:2005年
Clavesが現代作曲家の新しい響きを紹介している大好評のバスク音楽集、その
第9集はフランシスコ・ドゥ・マディナです。マディナは1907年1月29日、オニャ
ーテ生まれ、1972年6月30日故郷で亡くなった作曲家。1929年、ラテラン教会の
司祭評議委員に任命され、アルゼンチンでのポストを得る前に故国の神学校で
音楽と神学を学びました。この頃に作曲された初期の作品は土着の音楽(南米の
スペイン人とインディオとの混血)の影響を示しています。マディナの音楽を愛
したエドウィン・F・カルムスは彼の楽譜をいくつか出版しました。またロメロ
兄弟は、しばしば彼のギター音楽を演奏しました。このアルバムで注目はなん
と言ってもハープのグザヴィエ・ドゥ・メストレです。彼は1973年フランスの
トゥーロン生まれ。16歳の時に、パリ・ハープ・コンクールで優勝以来、輝か
しい経歴の持ち主です。23歳のときにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の
ソロ・ハーピストに就任、ハンブルク音楽大学の教授にも就任し、今後の活躍
が最も期待できる演奏者です。Clavesにはこれまでにバスク音楽集成シリーズ
 第8集(50 2413)、「クラシック・ハープ編曲集」(50 2506)、ライネッケ:ハ
ープ協奏曲(50 2707)をはじめ、数々の録音を残し、いずれも絶賛されておりま
す。

50 2901 \2180
シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 作品129
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲 イ長調
フリードリヒ・グルダ(1930-2000):チェロ協奏曲
ニコラス・アルトシュテット(チェロ)
アレクサンダー・ジョエル(指)
ライン・ドイツ国立管弦楽団
録音:2008年11月3-7日 ルートヴィヒスハーフェン・フィルハーモニア
1982年ドイツ人とフランス人を両親として生まれたニコラス・アルトシュテッ
トは現在27歳。ペルガメンシチコフとゲリンガスに師事し、これまでに数々の
コンクールで優勝。既に世界各国で活躍している若手チェリストです。本録音
はオーケストラとの最初の録音です。19世紀の名曲、シューマンのチェロ協奏
曲、チャイコフスキーのロココの主題による変奏曲、さらにはフリードリヒ・
グルダ作曲の管楽合奏団のためのチェロ協奏曲と盛り沢山!!指揮者アレクサン
ダー・ジョエルとライン・ドイツ国立管弦楽団が手に手を携えて録音した入魂
の録音です。

50 2903 \2180
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 作品109
ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 作品110
ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 作品111
セドリク・ペシャ(P)
録音:2009年1月2-4日 ベルリン
セドリク・ペシャはスイス生まれ、2002年のジーナ・バッカウアー国際ピアノ
・コンクールで優勝、現在30代前半の今、最も活躍するピアニスト。2004年に
J.S.バッハ:ゴールトベルク変奏曲 BWV988(50 2407)で、知的で自然な演奏が
好評を得たCDデビューを皮切りに、「フランスのフォリア-クープラン、ドビュ
ッシー&メシアン」(50 2719)、ブゾーニ,エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ
(50 2811)とClavesにこれまで3枚のCDをリリースしております。最新作は今年
1月のセッション録音、ベートーヴェンの最後の3つのソナタです。ピアニスト
にとってこれらの曲を録音するのは人生をかけた大きな挑戦と言えます。
ペシャの演奏は深い内生を表現し、聴衆の心を動かす、30代にして既に大家
予感を感じさせるペシャ、渾身のベートーヴェンです。




<RCOC>
RCOC 0800 3枚組 \4750
ドミンゴ・ミゲル・ベルナベ・テラデーリャス(1713-1751):
アルタセルセ(3幕の音楽劇/台本:メタスタージオ)
アンナ・マリア・パンツァレッラ(アルタセルセ; S)
セリーヌ・リッチ(アルバーチェ; S)
マリーナ・コンパラート(マンダーネ; Ms)
スンヘ・イム(セミラ; S)
アグスティン・プルネル=フリエンド(アルタバーノ; T)
マリヴィ・ブラスコ(メガビーゼ; S)
ホアン・バウティスタ・オテロ(指揮)
王立室内オペラカンパニー
録音:2008年6月
テラデーリャスは、ナポリ楽派の作曲家。古典派を思わせる流麗なメロディー
旋律と、イタリア・バロックのスパっと刻むリズムを併せ持つ作風が魅力です。
モーツァルトのオペラを思わせるような魅力あるレチタティーヴォ、そして複
雑な恋愛もようを描く華麗・充実のアリアの数々はまるでスペイン・バロック
から古典派の魅力的なエッセンスがギュッとつまった玉手箱のよう。演奏者た
ちも意欲満点、きっちりとしたアンサンブルで聴かせます。
=「アルタセルセ」のあらすじ=
ペルシャ王セルセ、彼の護衛軍の一人であったアルタバーノによって殺されま
す。アルタバーノは、自分の息子アルバーチェが、セルセの娘であるマンダー
ネと恋仲にあることを咎められ追放されたことへの復讐を果たし、さらに国家
を治める権力を握ろうとします。そこへ、殺された王の息子であるアルタセル
セが登場。アルタバーノは、自分に国王殺害の疑いが向けられないように様々
に策を弄し、しまいには自分の息子に罪を着せて投獄するという暴挙に出ます。
途中様々な恋愛もようを絡めながら、最終的にすべての事実は暴かれ、アルタ
セルセはすべてを許す、という内容。




<Musica Lyrica>
ML 002 \2450
前田りり子/バロック・フルート-J.S.バッハと同時代の作曲家達によるフルー
ト音楽
(1)G.F.ヘンデル:
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 HWV359b op.1-1b
(2)テレマン:「12のファンタジア」より第1番 イ長調、第2番イ短調
(3)J.S.バッハ:
フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ロ短調BWV 1030
(4)C.P.E.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 Wtq.124
(5)J.G.ミューテル:フルートと通奏低音のためのソナタ ニ長調
前田りり子(バロック・フルート)
市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロベール・コーネン(チェンバロ)
録音:2002年5月11-12日
アルケミスタレーベルからリリース(ALQ-0003)されて好評だったものの長らく
メーカー在庫切れとなっていたフルート作品集が、前田りり子のレーベル
「Musica Lyrica」から再登場。再発売にあたり、マスタリングを少し変えてい
ますが、収録曲目などに変更はありません。



<DOREMI>
DHR 7860/1 2枚組 \4160
モノラル
「シューマン:交響曲全集 / パウル・クレツキ&イスラエル・フィル」
(1)交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」
(2)交響曲第2番ハ長調Op.61
(3)交響曲第3番変ホ長調Op.97「ライン」
(4)交響曲第4番ニ短調Op.120
(5)マンフレッド序曲Op.115
(6)序曲、スケルツォとフィナーレOp.52
パウル・クレツキ(指)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1956年2月&3月テル・アヴィヴ(セッション)
クレツキ&イスラエル・フィルのコンビでは、マーラーの「巨人」&第9番
(DHR.7850)に次ぐDOREMI復刻シリーズ第2弾。このたびのシューマン・アルバム
は、歿後100年のシューマン・イヤーに合わせて、1956年にEMIによって収録さ
れたセッション・レコーディングが音源で、名匠クレツキの豊富なディスコグ
ラフィのなかでも特に重要な位置を占めること、また、全集としては初CD化と
いうことで、歓迎されるものとおもわれます。全篇、知情のバランスのとれた
クレツキのみごとなアプローチは云うに及ばず、オケがイスラエル・フィルと
いうことでやはり潤いのある弦の音色が、たとえば第2番のアダージョなど、
濃厚かつ綿々たる情緒表現においてこれ以上ない説得力で迫ります。




<2L>
2L 58SABD(SACD-Hybrid+Blu-ray(音声トラックのみ)) \3650
Blu-ray: 5.1サラウンド DTS-HD MA(24bit/96kHz) 
2.0 ステレオ リニア PCM(24bit/96kHz)
フレード・ヨニー・ベルグ(1973-):
フルート・ミステリー 作品66b(フルートと管弦楽のための)*
音詩「ウォーニング・ゼロ」 作品54b(管弦楽のための)
田園詩 作品31-1(管弦楽のための)
Vicino alla Montagna 作品58b(管弦楽のための)
フルート協奏曲第1番 作品70 *
エミリー・バイノン(Fl) カトリーヌ・バイノン(Hrp) 
フィルハーモニア管弦楽団
ヴラディーミル・アシュケナージ(指)* フレード・ヨニー・ベルグ(指)
録音:2008年1月 ワトフォード・コロシアム(ロンドン)
制作:モッテン・リンドベルグ/録音:ハンス・ペーテル・ロランジュ
続々とリリース中の2LのSACD+Blu-rayシリーズ第5作目は、アシュケナージ指
揮によるノルウェーの作曲家フレード・ヨニー・ベルグによる作品集。ロイヤ
ル・コンセルトヘボウ管の首席フルート奏者であるエミリー・バイノンも参加
するなど今作も注目の内容です。
フレード・ヨニー・ベルグは作家、歌手、映像作家としても活躍。音とテクス
チュアのとびきり豊かなパレットを使って彼が描く音楽は、旋律的で親しみや
すく、時に劇的な起伏に富んでいます。現代の音楽としては独創的、革新的と
みなされるかもしれません。フルートとハープのなにげないユニゾンの旋律か
ら、いつのまにか時空を超えたところに運ばれてしまっていることを知る「フ
ルート・ミステリー」。黙示録的なまでの迫力で金管群が襲いかかる「ウォー
ニング・ゼロ」。複調を優雅に使った「田園詩」。同名の映画のために書かれ
た風景のパノラマ「Vicino alla Montagna」。魔法にかけられたような沈黙が
音楽にひそむ「フルート協奏曲第1番」は、エミリー・バイノンに献呈された
作品です。アシュケナージと作曲者のベルグが分担してフィルハーモニア管弦
楽団を指揮、ロンドンで録音セッションが行われました。

2L 59SACD(SACD-Hybrid) \2280
Treble & Bass-ストーレ・クライベルグ(1958-):
ヴァイオリン協奏曲(2005)、ダブルベース協奏曲(1999)
マリアンネ・トゥーシェン(Vn) ヨーラン・シェーリン(ダブルベース)
ダニエル・ロイス(指)トロンハイム交響楽団
録音:2008年5月(ヴァイオリン)、2007年5月 
オラヴホール(トロンハイム、ノルウェー)
制作:モッテン・リンドベルグ/録音:ハンス・ペーテル・ロランジュ
ストーレ・クライベルグは1958年スタヴァンゲル生まれ。トロンハイムのノル
ウェー科学技術大学で音楽学部の教授を務めながら、作曲家としての活動を行
っています。チェロと弦楽オーケストラのための「Dopo」、「嘆き:シッシ・
クライン追悼」(ACD 5032)とともに「三部作」の一作として作曲され、9.11追
悼の日にワシントンのナショナル・カテドラルで演奏された「ナチ迫害の犠牲
者のためのレクイエム」(PSC 1257)は、その後も世界各地で演奏されています。
ネオロマンティックなヴァイオリン協奏曲、北欧の牧歌的気分のダブルベース
協奏曲。ともに、2009年に創設100年を迎えるトロンハイム交響楽団からの委
嘱により作曲されました。モーツァルトの3つの協奏曲(2L 38SACD)でノルウェ
ー・スペルマン賞を受けたマリアンネ・トゥーシェンとトロンハイム交響楽団
の首席ダブルベース奏者、スウェーデン出身のヨーラン・シェーリンのソロ。
ダニエル・ロイスは、1961年、オランダ生まれ。1990年にカペラ・アムステル
ダムの指揮者に就任し、2003年から3年間はRIAS室内合唱団の首席指揮者を務
め、2008年の秋からはエストニア・フィル室内合唱団の芸術監督に就任。




<Aurora>
ACD 5058 \2280
ラッセ・トゥーレセン(1949-):
ハリングフェレ、ニッケルハルパと管弦楽のための協奏曲「兄弟民族協奏曲」
作品37(2005)
交響詩「出現-ヨイク、現れよ」 作品28(1997)
交響詩「正義の太陽」 作品12(1982)
アルヴィド・エンゲゴール(ハリングフェレ) 
ハンス・ビョークルート(ニッケルハルパ)
インガル・ベルグビ(指)ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団
録音:2007年6月11日-14日、18日-19日 グリーグホール(ベルゲン)
制作:アーリル・エーリクスタード/録音:グンナル・ヘルライフ・ニルセン
60歳を迎えるラッセ・トゥーレセンにベルゲン・フィルハーモニックが捧げる
オマージュ。芸術音楽と民俗音楽の接点から生まれた叙事詩的作品が3曲、演奏
されています。「兄弟民族協奏曲」は、2005年のスウェーデン=ノルウェー連
合消滅(ノルウェー王国独立)100年を祝うためスタヴァンゲル交響楽団から委嘱
された作品。両国の争いと和解の歴史が音楽によって表されます。第1楽章はハ
リングフェレ(ハッダンゲルフィドル)がソロ楽器。ノルウェーのセーテスダー
ルの民俗舞曲と国鳥ムナジロカワガラスの鳴き声が織り込まれます。貴族社会
スウェーデンの気質を反映する第2楽章はニッケルハルパがソロ楽器です。ボッ
ケリーニの「メヌエット」とボッケリーニの曲にならったとされる「ド・イェ
ール男爵のポルスカ」、スウェーデン国王歌「スウェーデンの心の底から」や
ステーンハンマルの「スウェーデン」が引用され、国鳥クロウタドリを模した
音型も現れます。第3楽章は両国の民謡が素材となり、ハリングフェレとニッ
ケルハルパがともにソロを務めます。「出現-ヨイク、現れよ」。サーミ語を
タイトルとするこの曲は、サーミの伝統的歌唱、歌と善意と力をもって人々が
世に歩み出ることを励ますとされるヨイクがテーマです。トゥーレセンが作っ
たヨイク風のメロディが素材になっています。「正義の太陽」はバハーイー教
の創始者、イランのバハーウッラーを音楽で表現した作品。バッハウッラーの
予言に因む曲名をもち、南アメリカ先住民の音楽にルーツをもつメロディ、ベ
ルリオーズの「レクイエム」、インドの旋律、シュトラウスの「ツァラトゥス
トラはこう語った」、ブルックナーの「テ・デウム」が引用されます。ベルゲ
ン・フィルハーモニックの委嘱による作品です。



<RCO Live>
RCO 09002(SACD-Hybrid) 2枚組(1枚価格) \2280
[SACD 1] 56’43”
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調WAB103(1889年第3稿ノヴァーク版)
[SACD 2] 67’09”
ブルックナー:
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」WAB104(1878-80年第2稿ノヴァーク版)
マリス・ヤンソンス(指)ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
録音:[SACD 1] 2007年2月7、8日&2008年8月28日
[SACD 2] 2008年9月17、18、19&21日
アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
この2009年秋に首席指揮者就任5周年の節目を迎えるヤンソンス率いるRCOの最
新アルバムは、ブルックナーの交響曲第3番と第4番「ロマンティック」。レー
ベルの特色として、実演でひんぱんに取り上げ準備を重ねてきたプログラムで
あることはもちろん、このたびは2作同時にリリースというのもユニークで、
ファンに必ず驚きと興奮を約束するヤンソンスならではのこころみとしても注
目されます。
みずみずしさを決して失わない音楽づくりで幾度となくわたしたちを魅了して
きたヤンソンスですが、ブルックナーでも、スケルツォ楽章でのダイナミック
なリズムの躍動といい、緩徐楽章の馥郁たる美しさといい、とにかくその表情
のゆたかなこと。マエストロが送り込む新鮮な息吹と、世界屈指の名門オケの
熟成された薫り高い響きとはどこまでも、そして何にも替えがたい魅力で、こ
のあたり英国グラモフォン誌2008年12月号の「世界の偉大なオーケストラ2008」
と題するランキングでRCOが堂々の第1位に輝いたのも頷けるというものです。
ヤンソンスによるブルックナー・アルバムは、オーディオ・ファイルの圧倒的
な支持を集める高品位のSACDフォーマットというポイントも相俟って、第3代
首席指揮者ベイヌムに遡るRCOの栄光のブルックナー演奏史に価値ある1ページ
を刻む内容といえるでしょう。




<JVC XRCD>
JMXR 24211 2枚組 \3800
日本語解説・帯付
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
ルドルフ・ケンペ(指)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1975年5月25-27日ミュンヘン、ブリュガー・ブロイケラー /
xrcd24リマスタリング:2009年4月2日

JMXR 24210 \3465
日本語解説・帯付
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
ルドルフ・ケンペ(指)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1976年1月18-21日ミュンヘン、ブリュガー・ブロイケラー /
xrcd24リマスタリング:2009年5月13日
「(ケンペによるブルックナーの)第4番は今回、XRCD化されて久しぶりにこの
演奏に触れることが出来た。このディスクに刻まれた音がマスター・テープに
近い音なのだろう。昔聴いた感じでは渋く美しくはあるが、いささか線が細い
と思ったが、今回聴き直してみると、そうした欠点を感じないばかりか、この
作品の最も正統的な姿だと強く感じた。…私はケンペの第5番の記憶は意外に
鮮明に残っている。出だしのひっそりとした弦楽器のピツィカート、そして金
管楽器の力強く渋い音、そしてそれまで地味一辺倒だと思っていたケンペが、
別人のように雄大なスケールで描いているのにも驚いた。」(音楽評論家 平林
直哉・ライナーノートより抜粋)
このように、平林直哉氏もしみじみと語る今回のケンペ。JVCの長時間のていね
いな仕事による杉本一家氏渾身のマスタリングで、鮮度が高く、しかも落ち着
いた音色で過去最高の音質、同演奏の最終決定盤といって申し分ございません。




<WERGO>
WER 6708 \2180
(1)モートン・フェルドマン:4手のための作品
(2)エドガール・ヴァレーズ:
アメリカ(2台ピアノ、8手版/エレナ・ブガッロ編)
(3)モートン・フェルドマン:5台のピアノ
ピアノ/ブガッロ-ウィリアムズ・ピアノ・デュオ
(エレナ・ブガッロ、エイミー・ブガッロ)、
エイミー・ブリッグス、ベンジャミン・エンゲリ、ステファン・ワース
録音:2008年12月
「動」の作曲家エドガール・ヴァレーズと、ヴァレーズを敬愛してやまなかっ
た、「静」の作曲家フェルドマンの作品集。
(1)と(3)のフェルドマンの作品は、彼ならではのひたひたと寄せては返す波の
ような音楽。5台のピアノによって演奏されても、不思議と静寂が増幅されて
いるような感覚です。間に挟まれているのは、ヴァレーズの「アメリカ」。
「春の祭典」の影響を受けたことが濃厚に感じられる作品です。もともとは50
人の管楽器奏者と、ほぼ絶え間なく打ち続けられる打楽器パートを備えた大規
模な管弦楽作品。タイトルの「アメリカ」とは、その地理的なものを示すのみ
でなく、革新、冒険、発見といったものの象徴としての意味を含んでいます。
規模の大きな作品がどのようにアレンジされているか、注目です。
ヴァレーズの死後、フェルドマンは「ヴァレーズがいなかったら私の人生はど
うなっていただろう?」と書いているほど、ヴァレーズに心酔し、自ら自分は
ヴァレーズを模倣している、とまで述べていました。二人の作曲家の作品を並
列して聞くことにより、新たな聴覚が切り開かれます。

WER 6572(SACD-Hybrid) \2180
ジェイ・シュヴァルツ:作品集
(1)オーケストラのための音楽
(2)6つの声のための音楽
(3)12のチェロのための音楽
(4)5弦の楽器のための音楽
(1)ディエゴ・マッソン(指)フランクフルト放送交響楽団
(2)シュトゥットガルト新声楽アンサンブル
(3)シュトゥットガルトSWR交響楽団のチェロ奏者
(4)カイロス四重奏団+マティアス・バウアー
録音:2005-2008年
ジェイ・シュヴァルツは1965年サンディエゴ生まれ。さまざまな音楽祭で作品
を発表し、委嘱作品も多く、2000年にはベルント・アロイス・ツィンマーマン
賞を受賞した実力派です。聴きものはトラック2の「6つの声のための音楽」。
ぼんやりと聴き流していると、人の声だとは思えないような不思議な音質の連
続。超不思議人声の嵐です。




<TAHRA>
TAH 672 \2300
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」
(2)シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.64
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)
コンセルトヘボウO
マイラ・ヘス(Pf)
録音:(1)1952年10月15日(2)1956年11月15日
素晴らしい録音がCD化されました!「皇帝」は出だしのオーケストラのフォル
ティッシモの主和音とピアノのカデンツァから演奏にぐいぐい引き込まれてし
まいます。はじめはベイヌムの「雄渾」と呼びたい男性的な力強さが印象的な
のですが、ヘス(この時、62歳)のピアノも脂が乗り切っているかんじです。力
任せではなく要所要所で見せる叙情的な姿が素晴らしく「皇帝」嫌いの人にも
納得の演奏です。もちろんモノーラル録音ですが、音質は非常に良好で不満は
まったく感じません。ステレオ、デジタル録音じゃなきゃ聴かない!という人
にこそ聴いて欲しい録音です。録音の新しいシューマンはなぜか「皇帝」に比
べると音に古さがありますがヘスとベイヌムの名演を味わうのに不足はありま
せん。
「皇帝」ではベイヌムのベートーヴェンに、シューマンではヘスのピアノに涙
する素晴らしい1枚と申せましょう。
ベイヌムの詳細なディスコグラフィがついています。




<Medici arts>~EuroArts
20 57718(DVD-Video) \2900
字幕:独、英、仏、西
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
ハラルド・ゲンツマー(1909-2007):ピアノ組曲ハ長調-プレスト(アンコール)
マーラー:交響曲第1番「巨人」
特典映像:マルガリータ・ヘーエンリーダー・ポートレート
ファビオ・ルイージ(指) 
シュターツカペレ・ドレスデン
マルガリータ・ヘーエンリーダー(P)
収録:2008年4月 フィルハーモニー、ミュンヘン・ガスタイク(ライヴ)
2007年9月よりドレスデン国立歌劇場の音楽総監督に就任したイタリアの俊英
ファビオ・ルイージ。就任後、国立歌劇場を率いて日本ツアー、またオーケス
トラと共にコンサート・ツアーを行い、このDVDは2008年4月のヨーロッパ・ツ
アーで立ち寄ったミュンヘン・ガスタイクでのライヴ映像。マーラー「巨人」
は聴き終えたあとの充分な満足感を得られる、極めて熱い演奏です。しかしド
レスデンの美しい響きと作品のもつ音楽の瑞々しさは失うことなく、生き生き
とした感性が溢れ出ています。オケの音の美しさ、流麗なフレージング、ルイ
ージの集中力と迫力のある演奏は必聴。
またソリストにマルガリータ・ヘーエンリーダーを迎えベートーヴェンピアノ
協奏曲の第1番を収録。彼女の情熱とアイディアに満ちた見通しの良い演奏を聴
かせてくれます。アンコールでは2007年12月にミュンヘンにて逝去したドイツ
の現代作曲家ハラルド・ゲンツマーの作品が演奏されています。ボーナス映像
にはヘーエンリーダーのポートレートを収録。マルガリータ・ヘーエンリーダ
ーは、5歳の時アンナ・シュタードゥラー女史に最初のレンッスンを受け、その
後ルートヴィヒ・ホフマン氏,レオン・フライシャー氏らのもと研鑽を積む。
1981年ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで優勝を果たし、世界の著名な指揮者
らと共演を続け、現在はミュンヘン音楽大学で教鞭をとっています。




<First Hand>
=新レーベルのお取り扱いを開始致します=
★First Hand(ファースト・ハンド・レコーズ)
UK発のクラシック,ワールド&ジャズ専門の新レーベル。EMIアーカイヴ音源の
復刻タイトルを順次リリースしてゆく予定です。

FHR 04 2枚組 \2180
チェルカスキーHMV録音大集成
(1)J.S.バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
(2)ベートーヴェン:バガテル Op.119の1
(3)シューベルト:即興曲変イ長調 Op.90の4
(4)ショパン:マズルカ第7番Op.7の3
(5)同:華麗なる大ワルツ Op.18
(6)同:ノクターン変ニ長調 Op.27の2
(7)同:バラード第2番ヘ長調 Op.38
(8)同:バラード第3番変イ長調 Op.47
(9)リスト:ハンガリー狂詩曲第13番イ短調
(10)グノー(リスト編):ファウストのワルツ
(11)リトルフ:交響協奏曲第4番よりスケルツォ
(12)サン=サーンス(ゴドフスキ編):白鳥
(13)リャードフ:オルゴール
(14)ラフマニノフ:前奏曲ト短調 Op.23の5
(15)同:前奏曲変ロ長調 Op.23の2
(16)ガーシュウィン:3つの前奏曲
(17)プーランク:トッカータ
(18)チェイシンズ:3つの中国小品
(19)ガーシュウィン:3つの前奏曲(別テイク)
(20)ショパン:バラード第3番変イ長調(別テイク)
シューラ・チェルカスキー(Pf)、マルコム・サージェント(指)BBC響(11)
[録音:1956, 58年 ロンドン(ステレオ)]
19世紀風巨匠芸で人気のあったチェルカスキー。長寿に恵まれたため、ついこ
の間まで活躍していた感がありますが、何と今年生誕百年を迎えます。それを
記念した入手困難音源を集めたアルバムが登場します。ヨゼフ・ホフマンの愛
弟子で、超絶技巧で鳴らしましたが、ねっとりとした独特な歌いまわし、ヌメ
ヌメとした美音など濃厚なロマン薫る世界はチェルカスキーならでは。
ここに収められたものは、彼の魅力全盛の40歳代半ばにロンドンのアビーロー
ド・スタジオ他で行われたセッション録音。発売時はモノラルLPでしたが、も
ともとステレオ録音だったため、今回はもちろんステレオ。バッハ=ブゾーニ
の「シャコンヌ」やガーシュウィンの前奏曲、チェイシンズの中華風作品など
興味深いレパートリーも目白押し。しかしチェルカスキーは凄い。バッハのシャ
コンヌのようなシリアスな作品まで楽しく聴かせてしまいます。偉大なるエン
ターテナーと申せましょう。



<haenssler>
98 588 \2080
「リスト:ヴァイオリンとピアノのための作品集」
エレジー第1番S130ter(1874)
エレジー第2番S131bis(1877)
3人のジプシー-パラフレーズS383(1864)
忘れられたロマンスS132ter(1880)
悲しみのゴンドラS134bis(c1883)
協奏的大二重奏曲S128(1835 / 1849改訂)
E.レメーニの結婚式への祝婚歌S129(1872)
ベネディクトゥスS381/1(1869)
オッフェルトリウムS381/2(1869)
フリーデマン・アイヒホルン(Vn) ロルフ=ディーター・アレンス(P)
録音:2007年9月3-6日ライプツィヒ、アウグストゥスプラッツ、MDRスタジオ
ピアノ曲を中心に膨大な作品を残したリストですが、室内楽曲はわずか残して
おらず、しかもそのほとんどが最晩年期に書かれたもの。ヴァイオリンとピア
ノのための作品も、比較的創作時期の浅く、技巧的で華やかな作品(協奏的大
二重奏曲や3人のジプシー第1曲)を除くと、リストとワーグナー共通のパトロン、
マリーヤ・ムハーノヴァ伯夫人を追悼して作曲された「エレジー第1番」や、
後期の最重要作「悲しみのゴンドラ」などは、どこか夢想するようでもあり、
神秘的で、これらは彼岸の音楽といえるのかもしれません。
ピアノ・パートが重要というのも共通する特徴で、こうした世界を描くのに美
音が持ち味のアレンスはまさにうってつけ。1945年生まれのベテランは、ワイ
マールのリスト音楽祭の芸術監督やフランツ・リスト国際ピアノ・コンクール
の審査員を務めるかたわら、1999年以来ワイマール・フランツ・リスト協会の
代表でもあります。
ヴァイオリンはピアソラのタンゴ・アルバム(93.205、98.508)でも注目される
1971年生まれのアイヒホルン




<Profil>
PH 09038 \2080
ハイドン:
「フィレモンとバウキス(バウチス)、またはユピテルの地球への旅」
Hob.XXIXa : 1(1773)
マヌエル・ヴァルヴィッツ(T フィレモン)
ナタリー=マリア・ヴィンセント(Ms バウキス)
ベルンハルト・ベルヒトルド(T アレット)
ウルリケ・ホーフバウアー(S ナルキッサ)
ヴォルフガング・ブルンナー(指)
ザルツブルク室内合唱団
ザルツブルク・ホーフムジーク
録音:2002年5月1-2日ザルツブルク、モーツァルテウム大ホール
ドイツ語のためのマリオネット・オペラ「フィレモンとバウキス」の世界初録
音。この作品は、おそらくはエステルハーザ宮殿を訪れた女帝マリア・テレジ
アも聴き、新設されたマリオネット劇場の?落としで上演されたと考えられてい
るものです。残念なことにハイドンの音楽は断片的ですが、じっさいの物語の
肝である中間部はほとんど完全な形で残されました。マリオネット劇場のため
の作品のほとんどが失われた今日でも現存する数少ないもののひとつで、のち
にジングシュピールにも改作されています。ハイドン・イヤーにまたとない聞
きものといえるでしょう。



<BONGIOVANNI>
GB 5636 \2180
チマローザ:宗教音楽集
チェリ・ヴォチェス
ドミネ・アド・アディウヴァンドゥム
クレド
マニフィカト
アントラ・ウビ・クエストゥス・エコ
リンディタ・イスク(S)
アレッシア・デ・アミチス(S)
アントーニオ・ジョヴァンニーニ(CT)
ルイージ・デ・ドナート(Bs)
フランチェスコ・クワトロッキ(指)
アブルッツォ交響楽団,スコラ・カントルム・サン・シスト
録音:2008年
18世紀後半のイタリアの大作曲家ドメニコ・チマローザ(1749-1801)は、オペラ
のみならず宗教音楽も多数の傑作を残していますが、実際に耳にできる機会は
そうはありません。このCDにはチマローザの初期の宗教作品が録音されており、
ナポリ在住の音楽学者、山田高誌が自らチマローザの自筆譜から演奏譜を起こ
したもの。ほとんどが世界初録音です。メインのチェリ・ヴォチェスは1767年、
つまりチマローザがまだ十代の頃の作品。50分に迫る大曲で、その瑞々しくも
豊かな音楽は、チマローザがいかに若くして才能に恵まれていたかを示してい
ます。クワトロッキとアブルッツォ交響楽団の誠実な演奏で作品の魅力を万全
に伝えています。山田による詳細な作品解説(伊英文)も貴重。

GB 5159 \2180
ブリッチャルディ:フルート協奏曲集
フルート協奏曲第1番 変ロ長調
フルート協奏曲第2番 ホ短調
フルート協奏曲第3番 ハ長調
フルート協奏曲第4番 変イ長調
ジネブラ・ペトルッチ(Fl)
イ・ヴィルトゥオージ・イタリアーノ
録音:2008年2月15,16日,アヴィオ
ジューリオ・ブリッチャルディ(1818-1881)は、イタリアのど真ん中に位置する
テルニで1818年に生まれたフルーティスト。十代から天才フルーティストとし
て名を馳せ、スカラ座のフルート奏者を務めた後、ソリストとして欧米を楽旅
し名声を得ました。晩年はフィレンツェ音楽院の教授、学長を務めました。フ
ルート奏者には知られた名前とは言え、一般的にはあまり知られていないブリ
ッチャルディ、しかしその作品は埋もれさせるには惜しい名曲揃いです。ジネ
ブラ・ペトルッチは1989年、ローマ生まれのフルーティスト。録音時19歳とい
うことですが、技術はもちろん、音楽性もすでにたいへんなレベルにある人です。

GB 5160 \2180
イヴァルディ:遠く,過去,悲しい夜,穏やかな湾
レスピーギ:
対比,霧,冗談,エンツォ王,舞踏への勧誘,ストルネッロを歌う女
ヴェネツィアーニ:秋の日没
クレメンティ:歌え!,船は行く,ラ・ペッレグリーナ
ガンディーノ:
「四つの花」(秋のシクラメン,春のシクラメン,小さな薔薇,ザクロ),
9時の鐘が鳴った
マンチネッリ:プロヴァンスの島
ムージ:ファゾールだった
ラヌッツィ:祈り
クリスティアーノ・クレモニーニ(T)
デニス・ビアンクッチ(P)
録音:2008年12月8,9日,ボローニャ(ライヴ)
イタリア近代歌曲というと、レスピーギ、ピッツェッティあたりを中心に日本
でも良く歌われますが、しかし名曲はゴマンと埋もれています。このCDには極
めて珍しい作品ばかりが収録され、大半は世界初録音です。ヴィットーレ・ヴェ
ネツィアーニ(1878-1958)は、トスカニーニに招かれスカラ座の合唱指導者を
1954年まで務めた人。アドルフォ・ガンディーノ(1878-1940)の「四つの花」は、
全音のイタリア近代歌曲集第2巻に収録されているもの。ルイージ・マンチネッ
リ(1848-1921)は、指揮者としても高名でメトロポリタン歌劇場でも活躍しまし
た。彼のオペラ「パオロとフランチェスカ」は、ヴェリズモ全盛期のイタリア
オペラで、ワグネリズムの濃厚な作品として知られています。その他、フィリ
ッポ・イヴァルディ(1874-1943)、フィリッポ・クレメンティ(1857-1909),カ
ルロ・ムージ(1851-1920),フェルディナンド・ラヌッツィ(1859-1939)ら、い
ずれも貴重な曲ばかり。
クリスティアーノ・クレモニーニは、1974年、ボローニャ生まれのテノール。
正統イタリアンな抜けの良い声の持ち主で、時折パヴァロッティを思わせるほ
どの明るい美声が魅力です。

GB 1211 \2180
ベッリーニ:「ノルマ」
ヴェルディ:「エルナーニ」,「トロヴァトーレ」,「ドン・カルロ」,
「アイーダ」,「オテッロ」
プッチーニ:「ボエーム」,「トスカ」,「西部の娘」,「トゥーランドット」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
からのアリア,場面
ジュゼッペ・ジャコミーニ(T)
録音:1969-1996年
ジュゼッペ・ジャコミーニは、今や絶滅寸前の真のテノーレ・ドラマティコと
してたいへんな人気を博し、日本でも何度も舞台に立ち大絶賛されたにもかか
わらず、録音が極めて少ないため、その真価を知る人から惜しまれていました。
このCDには、様々な機会のライヴ録音が集められています。「オテッロ」は4箇
所が収録され、その大砲のような声の威力に圧倒されます。また藤原歌劇団の
公演で、あまりの観客の興奮に東京文化会館が揺れたと噂されたシェニエも4曲
収録。一方、若い頃得意としていた「ボエーム」のロドルフォも3曲収録。その
他も、ジャコミーニならではのヒロイックな声にドップリと浸れる1枚です。
なお、全般に音質が良くない上に、一部音源にかなり耳障りなノイズが入ること
もありますが、ご了承ください。



<HUNGAROTON>
HCD 32564 \2080
ル・ムニュ・ド・サン=フィリベール:6つのカンタティユ集
(「アリアーヌ(アリアドネ)」、「ハーディ=ガーディ」、「イポメーヌ(ヒッ
ポメネス)とアタラント(アタランタ)」、「いらだち」、「輝き」、「結婚」)
モーニカ・ゴンザーレス(S)、ゾルターン・メジェシ(T)、
ローベルト・マンデル(ハーディ=ガーディ)、パール・ネーメト(Fl)、
ピロスカ・ヴィターリウス(Vn)、オットー・ナジ(Vc、Gamb)、
アーグネシュ・ヴァーラリャイ(Cemb)、ガーボル・トコディ(リュート)
録音:2008年5月7-9、18、19日フンガロトン・スタジオ
フランスのカンタータは、ルイ14世期の末期から栄え始め、ラモーに代表され
るパリのオペラの活性化のあと、衰退しました。その後出てきたのがカンタティ
ユ。その名の示すとおり、短いカンタータというのが、もともとの意味ですが、
実質は、バロック・カンタータのロココ版。バロックの劇的効果ではなく、ロ
ココの優美さが特徴です。
クリストフ・ル・ムニュ・ド・サン=フィリベール(1720頃-74)は、作曲家で楽
譜出版業者。自身の作品を刊行するため出版業を始めました。彼の短い生涯に
ついては、史料もあまり残されてなく、出版された作品や著作から得られる情
報がほとんど全てです。今回収録された「6つのカンタティユ集」は、1740年代
初期に出版されたもので、数度にわたって刊行されていることから、当時、人
口に膾炙したものと推定されるル・ムニュの代表作です。ロココの優美さが感
じられる佳作です。

HCD 32584 \2080
ピエール・マクス・デュボワ(1930-1995):サキソフォンとピアノのための作品集
ディヴェルティスマン(1953)
アルト・サキソフォンとピアノのためのコンツェルトシュテュック(1955)
アルト・サキソフォンとピアノのためのソナタ(1954)
アルト・サキソフォンとピアノのための組曲形式による性格的小品集Op.77
(スペイン風 / ロシア風 / フランス風 / ハンガリー風 / パリ風)
アルト・サキソフォンとピアノのためのソナチネ
シャーンドル・リゴー(サキソフォン)
クリスティナ・レープ=グリル(P)
録音:2008年8月13-15日フンガロトン・スタジオ
クラリネット(HCD.32116)、フルート(HCD.32269)同様に、師ミヨーゆずりの鮮烈
でウィットに富んだ作風が相通じるデュボワの第3弾はサキソフォン作品集。
「クラシック・サキソフォン」と訊いてまず挙げられるのはクラシック・サキ
ソフォン界の大立役者で、サキソフォンのフランス楽派の創始者マルセル・ミュ
ール(1901-2001)でしょう。1944年にミュールはそれまで休止状態にあったパリ
音楽院クラシック・サキソフォン科の主任教授に任命されています。ディヴェル
ティスマンは若きデュボワが憧れのミュールに献呈した作品。ほかにも、コン
ツェルトシュテュックはダニエル・ドゥファイエ(1922-2002)に、性格的小品は
ジャン=マリー・ロンデックスに、ソナチネはフランソワという具合に、それ
ぞれミュールの弟子たちに捧げられています。多作家のデュボワは60曲ものサ
キソフォン曲をひっきりなしに書いていますが、青少年向けの作品を含むこの
アルバムはデュボワへのオマージュとなっています。
演奏は1965年ブダペスト生まれで、ジャン=マリー・ロンデックスのマスターク
ラスを受講したこともあるリゴー。

HCD 32615 \2080
(1)アントニオ・ヒメネス(1751-1826):ギター三重奏曲第1番ニ長調
(2)イシドロ・デ・ラポルタ(1750-1808):ギター三重奏曲第2番変ロ短調
(3)ラポルタ:ギター三重奏曲第4番ホ長調
(4)ヒメネス:ギター三重奏曲第2番イ長調
(5)ラポルタ:ギター三重奏曲第3番ト長調
(6)ラポルタ:ギター三重奏曲第5番ト短調
(7)ヒメネス:ギター三重奏曲第3番ヘ長調
(8)ラポルタ:ギター三重奏曲第1番ハ長調
(9)ラポルタ:ギター三重奏曲第6番イ長調
トリオ・コンセルタンド(ルカ・トラブッキ(G)、マヌエル・ギジェン(Vn)、
ピエルルイジ・ルッジェーロ(Vc))
録音:2008年10月27-29日フンガロトン・スタジオ
ギターは、弦の数が4コースから5コース、そして、6コースへと移行してきた楽
器です。このアルバムに収録された曲が書かれた18世紀後半が、5コースから6
コースへと移行した時期で、これが、そのまま、19世紀に確立したクラシック
・ギターへとつながっていきました。この確立されたギターを使って名曲を生
み出したのが、19世紀のソル、カルッリ、ジュリアーニなどですが、6コースギ
ターが出始めた、移行期にあたるこの時期、書かれた曲は少なく、また、作曲
家についての残された情報も少ないため、この、ヒメネスとラポルタが作曲し
た、これらのギター三重奏曲は貴重な録音となります。

HCD 32488 \2080
カール・ゴットリープ・ライシガー(1798-1859):ピアノ三重奏曲集
第7番ホ長調Op.85 / 第15番ト長調Op.164
トリオ・アール・ヌーヴォー(オルシャヤ・ヴィンクラー(Vn) 
ジェルジ・デーリ(Vc) エルヴィン・ナジ(P))
録音:2007年6月25日-7月1日フンガロトン・スタジオ
ウェーバーの後任としてドレスデン歌劇場管弦楽団のカペルマイスターに就任
したカール・ゴットリープ・ライシガー(1798-1859)は、亡くなるまでの在任中
にワーグナーの「リエンツィ」を初演したことでも知られ、「ドレスデン歌劇
場こそドイツにおけるオペラの最高峰」という評判を築いた立役者。かれはま
た、かのクララ・シューマンを教えた師のひとりでもありました。
指揮者として多忙をきわめたにも拘わらず作曲家としても多作でしたが、23曲
を数えるピアノ・トリオは、およそ80曲のピアノ独奏曲とともに、当時、この
ジャンルが流行していたことを物語るものです。ここでの2曲もメンデルスゾー
ンの抒情的な小品の世界や、いっぽうでメロディはウェーバーのオペラから影
響を感じさせ、なにより魅力という点ではシューマンがその構成を「模範的」
と評したことからも確かです。世界初録音。

HCD 32570 \2080
クルーセル:クラリネット四重奏曲集
第2番ハ短調Op.4 / 第1番変ホ長調Op.2 / 第3番ニ長調Op.7
ラースロー・ホルヴァート(Cl)
トリオ・ドゥマシュ(ヨゼフ・プーリア(Vn) チャイム・ステッラー(Va) 
エルシュ・ケーセギ(Vc))
録音:2008年7月7-11日フンガロトン・スタジオ
ベートーヴェンと同時代に生きたベルンハルト・ヘンリク・クルーセル(1775-
1838)はフィンランドの名クラリネット奏者、作曲家。シベリウス以前のフィン
ランドで最も重要な作曲家とされていますが、技巧的な協奏曲をはじめとする
クラリネット作品はみな、よほど演奏意欲を掻き立てるらしく、名人と謳われ
る奏者がこぞって取り上げる傾向にあります。マイナーキーで劇性とメロディ
アスな魅力が引き立つ第2番を含む、カルテットの新録音で名乗りを上げるラ
ースロー・ホルヴァートは1945年ハンガリー生まれの名手。



<OBSIDIAN>
イギリスの古楽レーベルOBSIDIANの取扱いを開始いたします。
レーベルの名前「OBSIDIAN(オブシディアン)」はガラス質の火成岩、黒曜石(黒
曜岩)のこと。洗練された黒曜石の輝きは、古代からのメッセージのように神秘
的であり、その闇から放たれる光は多くのことを教えてくれるようでもありま
す。OBSIDIANレーベルは、そのような過去からの光とメッセージを今に伝える
べく設立されました。フレットワークやアンドルー・ローレンス=キングなど
イギリスが誇る古楽の巨匠たちの参加にも注目です。

OBSCD 701 \2180
ジョスカン・デ・プレ:ミサ、モテット、ションソン集
「御身以外の方を愛することなど(D'ung aultre amer)」
(オケゲムのシャンソンによる)
ミサ曲「御身以外の方を愛することなど」
(キリエ/グロリア/クレド/サンクトゥス(ただひとり奇蹟を行う御身)/アニュス
・デイ)
あらゆる良いものに満ち(De tous biens plaine)
千々の悲しみ(Mille regretz)
アヴェ・マリア(Ave Maria)
以前 運命の女神は(Fortuna d'un gran tempo)
ダヴィデこの悲しみの歌もて(Planxit autem David)
ただそれだけ(Cela sans plus)
美しい愛を(Qui belles amours)
サンクトゥス・ダン・オートル・アメ(Sancus 'D'ung aultre amer')
主、御父の光と輝き(Tu lumen tu splendor patris)
ラ・ベルナルディーナ(La Bernardina)
ヴィクティマエ・パスカリ・ラウデス
御身以外の方を愛することなど(Victimae paschali laudes/ D'ung aultre amer)
さようなら、わが愛するものたちよ(Adieu mes amours)
ジョスカンのファンタジー(Ile fantazies de Joskin)
ただひとり奇蹟を行う御身(Tu solus qui facis mirabilia/ D'ung aultre amer)
アラミレ デイヴィッド・スキナー(指) アンドルー・ローレンス=キング(Hrp)
録音:2007年4月12日聖マグダラのマリア教会、オックスフォード
2007年5月24日、7月26-27日聖ミカエル教会、オックスフォード
ヴォーカル・アンサンブルのアラミレとアンドルー・ローレンス=キングによ
るジョスカン・デ・プレの作品集。ジョスカン・デ・プレのミサ曲D'ung
aultre amer/ダン・オートル・アメ、同名のオケゲムのシャンソン、ダン・オ
ートル・アメが原型となったモテットなどを含んだシャンソンやモテットを含
んだアルバムです。デイヴィッド・スキナーにより2005年に創設されたヴォー
カル・アンサンブル、アラミレは音楽の密度が濃く、繊細でストレートな表現
で美しく歌い上げます。またバロック・ハープの名手アンドルー・ローレンス
=キングが加わり、表現に一層の幅が広がり、素晴らしい演奏を聴かせてくれ
ます。

OBSCD 702 \2180
トマス・トムキンズ-心が乱れた時の悲しみのパヴァーヌ
パヴァーヌI、全能の神よ、すべての叡智の泉よ、わが祈りを聞きたまえ、おお
主よ、テ・デウム(第5篇)、ファンシー、歓呼せよ(第5篇)、おお主よ、どれほ
ど多くの、パヴァーヌVII、天からこう告げる声が聞こえた、マニフィカト
(第5篇)、心が乱れた時の悲しみのパヴァーヌ、ヌンク・ディミティス(第5篇)、
パヴァーヌVIII、主よ、私をどうか覚えておいてください、ダヴィデが聞いた
とき、私の助けはどこからくるのだろうか
フレットワーク アラミレ
録音:2007年6月11-14日シドニー・サセックス・カレッジ教会(ケンブリッジ)
17世紀前半イギリスは激動の中にありました。1642年勃発したピューリタン革
命に破れ1649年に国王チャールズ1世は公開処刑。トマス・トムキンズはこの処
刑後、「心が乱れた時の悲しみのパヴァーヌ」を作曲しました。ルネサンス黄
金期を代表する作曲家トムキンズはこの激動の時代、ピューリタン革命前後の
イギリスの不安と混迷を鎮める音楽を書き続けました。演奏はイギリスの新鋭
ヴァーカル・アンサンブルとヴィオールの名人集団フレットワーク。イギリス
古楽界の層の厚さを感じさせる見事な演奏です。



<audite>
★auditeレーベルは価格変更(値下げ)になり、今回ご案内分より新価格に
なります。旧譜も変更になりますので、よろしくお願いいたします。

=ドイチュラントラジオ・クルトゥーア=
AU 95605 \1850
「イーゴリ・マルケヴィチ / ベルリンRIASライヴ録音集」
ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」第2組曲(15:59)
RIAS室内合唱団
ギュンター・アルント(合唱指揮)
録音:1952年9月18日ベルリン・ティタニア・パラスト(ライヴ・モノラル)
ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」(33:26)
オネゲル:交響曲第5番ニ長調「3つのレ」(23:47)
録音:1952年3月6日以上、ベルリン・ティタニア・パラスト(ライヴ・モノラル)
イーゴリ・マルケヴィチ(指)RIAS交響楽団
指揮者イーゴリ・マルケヴィチ(1912-1983)は、数々のバレエ作品を委嘱した名
興行師ディアギレフ最後の弟子と云われています。その意味で、「春の祭典」
と「ダフニスとクロエ」という、ディアギレフゆかりの作品をマルケヴィチが
振ったRIASライヴ録音集は、興味の尽きないといえるでしょう。
「春の祭典」は初演者モントゥーに指揮を学んだマルケヴィチにとって、また、
フィルハーモニア管との2度のセッション録音(1951年モノラル、1959年ステレ
オ)により、きわめつけのレパートリーとされているのは有名な話。1954年に
「春の祭典」の最初のセッション録音が、“ディアギレフのオマージュ”と題
された3枚組のLPとしてリリースされた際には、ラヴェルの「ダフニスとクロ
エ」第2組曲もカップリングされていました。このたびはいずれもライヴとい
うことで、フリッチャイ時代の鍛え抜かれたアンサンブルがどのような反応を
みせているのか大いに期待の高まるところです。
さらに、オネゲルの交響曲第5番は、このたびの「春の祭典」やムソルグスキー
の歌曲(AU.95631)とともに、マルケヴィチのRIAS響デビュー・コンサートのと
きのもの。およそ一年前1951年3月9日に初演されてまもない新作を選んでいる
のも注目されます。ベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥ
ーアの正規音源からの復刻で、すべて完全初出の内容です。



<KII>
KDC 24 \1650
諸井三郎記念コンサート・ライヴ
諸井三郎:
(1)交響的断章(1928)
(2)ピアノ協奏曲第2番 Op.31(遺作)
(3)交響曲第3番 Op.25
園田高弘(ピアノ)
山田一雄指揮東京都交響楽団
[録音:1978年4月6日/東京文化会館(ライヴ)]
Naxosの日本作曲家シリーズで大きな衝撃と感動を与えた諸井三郎の交響曲第3番。
碩学・片山杜秀氏もしばしば引き合いに出していた山田一雄による1978年の驚愕
のライヴ音源が発見されました。
これは前年77年3月に世を去った諸井三郎を追悼し、友人の中島健蔵、今日出海、
江戸英雄、柴田南雄、團伊玖磨らが主催して行ったコンサートで、遺作となった
ピアノ協奏曲の世界初演も行われました。
当録音は、このコンサートが後世の宝になると確信した中島ら主催者一同が、
旧アジアレコードの浅野芳廣氏に録音を依頼、念入りかつ丁寧な仕事がなされ
ました。しかし時期尚早で発売のめどがつかないままお蔵となり、忘却の彼方
へ沈みましたが、今回満を持してのリリースとなります。
演奏はさすが山田一雄。白髪を振り乱し、指揮台の上を飛び跳ねる入魂ぶりで、
異常なボルテージの高さと音楽の大きさに圧倒させられます。まるでブルックナ
ーのような大作・交響曲第3番は彼のベスト演奏のひとつに数えられると申せま
しょう。園田高弘も難技巧の要求されるピアノ・パートを巨匠風に征服。いず
れも今日では味わえない大物の演奏となっています。ピアノ協奏曲第2番は、そ
の後再演されておらず唯一の音源。
もともとレコード発売を前提としていたため、録音も本格的。会場にいるかの
ようなリアルなサウンドを再現しています。
ブックレット解説はもちろん片山杜秀氏の書き下ろし。氏にとっても思い出のコ
ンサートだけに非常な力作となっています。



<MIRARE>
MIR 080(1CD+1DVD) \2500
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
第29番変ロ長調作品106「ハンマークラヴィーア」
第19番ト短調Op.49-1
第20番ト長調Op.49-2
エリーゼのために イ短調 WoO59
特典DVD:ハンマークラヴィーアの真髄へ迫る旅(ルネ・マルタン出演)
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(P)
新進気鋭のピアニスト、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ。日本でも急速に
人気が高まっており、聴き逃す事の出来ないピアニストです。MIRAREレーベルで
はツェルニー(MIR 023)、ライヴ・アット・サントリーホール(MIR 060)の2タイ
トルが既に発売されて、高い評価を受けています。
今回の収録曲はベートーヴェンのピアノ・ソナタの中でも最も長大で演奏が難
しいとされている「ハンマークラヴィーア」を中心に構成されたプログラム。
「ピアノ曲のエベレスト」、「大きな壁」と言われているこの作品ですが、ジャ
ン=フレデリック・ヌーブルジェは緻密な楽曲分析と卓越した技術を最大限に活
かし、この高い頂に果敢に挑戦しています。また特典としてこの難曲に挑戦す
る若きピアニストを追ったDVDが付属されています。彼を見出した敏腕プロデュ
ーサーのルネ・マルタンも登場。この「ハンマークラヴィーア」は2009年の来
日リサイタルの演目にもなっていて、彼の演奏にますます注目が集まりそうです。




<ALIA VOX>
AVSA 9867(SACD-Hybrid) 3枚組 \3650
「スペイン黄金時代の巨匠たち/宗教曲」
モラレス:
「死者の聖務日課(4-5声)-1559年11月メキシコにて、皇帝カール5世の死
(1558年)を悼む式典で演奏」, 「死者のための5声のミサ曲(レクイエム)」
ゲレーロ:
「サクラ・カンティオネス」(1555-97)[「アヴェ・マリア」(4声), 
「恵まれし救世主たちの御母」(4声),「祝福されし神の御母」(6声), 
「天にましますわれらが父よ」(8声),「おお主イエス・キリストよ」
(4声・器楽), 「おお主イエス・キリストよ」(4声),「おお聖なる宴」
(5声), 「天なる主をほめたたえよ」(8声),「大天使ガブリエル」(4声),
「めでたし、最も聖なる処女」(5声),「サルヴェ・レジーナ」(4声),
「レジーナ・チェリ」(8声),「オー・アルティトゥード・ディヴィツィ
アールム」(8声・器楽),「われをともに行かせたまえ、聖母マリアよ」(5声),
「2人のセラフィム」(12声),「アヴェ・マリア」(8声)]
ビクトリア:
祝福されし処女の讃歌集[4声のモテット「アヴェ・マリア」「喜びたまえ、
乙女マリアよ」「われを連れ行きたまえ」,8声の「サルヴェ・レジーナ」
「アヴェ・レジーナ・チェロールム」,4声の「聖なるマリアよ、あわれみて
来たりたまえ」「マリアよ、恐れるな」「老人が御子を抱きたり」「聖なるマ
リアよ、あわれみて来たりたまえ」「われは鳩のごとき美しきものを見たり」,
8声の第1旋法のマニフィカート]
ジョルディ・サヴァール(指)、
エスペリオンXX、ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ
録音:1991年9, 11 & 12月、1992年1, 3 & 4月カタルーニャ、カルドーナ城

AVSA 9866(SACD-Hybrid) \1850
パーセル:
管弦楽組曲「妖精の女王」
、管弦楽組曲「ダイオクリージャン(ディオクレティアヌス)、もしくは預言者」
ジョルディ・サヴァール(指)、
ル・コンセール・デ・ナシォン
録音:1996年9月カタルーニャ、カルドーナ城
第1弾モンテヴェルディ、第2弾パーセルとヘンデル、第3弾メールラと、アスト
レ音源の廃盤を、順調にSACDハイブリッドにリマスタリングして再リリースし
てきたこのシリーズ。第4弾は、黄金世紀スペインを代表する3人の作曲家の宗
教曲と、自身のオペラから編まれたパーセルの管弦楽組曲。高音質で聴く豊か
で豊麗な響きが、各曲の新鮮味を増してくれ、心から楽しめる内容となってい
ます。



<ALTUS>
ALT 160 \2450
日本語解説付
(1)ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調作品92
(2)ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死
ガリー・ベルティーニ(指揮) 
ケルン放送交響楽団(現WDR交響楽団)
録音:(1)1987年3月1日 ケルン・フィルハーモニー(ライヴ) 
(2)1988年3月25日 エトカーハレ・ビーレフェルト(ライヴ)

ALT161 \2450
日本語解説付
ブラームス:
(1)交響曲第3番 ヘ長調作品90
(2)交響曲第4番 ホ短調作品98
ガリー・ベルティーニ(指揮) ケルン放送交響楽団(現WDR交響楽団)
録音:(1)1990年6月1日 ケルン・フィルハーモニー(ライヴ)
(2)1977年11月18日 ケルン、ザール1(ライヴ)

ALT 162 \2450
日本語解説・訳付
ショスタコーヴィチ:交響曲第14番 ト短調作品135『死者の歌』
テレサ・カーヒル(ソプラノ),
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バス)
ガリー・ベルティーニ(指揮) 
ケルン放送交響楽団(現WDR交響楽団)
録音:1988年2月8日 ケルン・フィルハーモニー(ライヴ)
ベートーヴェンも驚きですが、ショスタコーヴィチも迫真の大演奏。ちょっと
他に変えがたいものがございます。またドイツではベルティーニはブラームス
指揮者として大人気で、切々たる表現にうたれました。その上どの演奏も極上
の音質!



<MA Recordings>
M 077A \2940
エメラルド・オーディオファイルCD
デジパック仕様
日本語帯解説付き
小さな街の物語(小城故事)
(1)美しき草原、我が家(モンゴル民謡 a la teng ao le)
(2)月は私の心を表している(流行歌曲)
(3)海原は笑う(映画「笑傲江湖」主題歌)
(4)モンゴル舞曲(モンゴル民謡)
(5)小さな町の物語(流行歌曲)
(6)世界でママだけが一番(映画「哀児流浪記」挿入歌)
(7)蝶になって(梁祝バイオリン協奏曲)
(8)天涯の歌い子(映画「大通りの天使」挿入歌)
(9)平湖秋月(広東の曲)
(10)漁船晩唱歌(山東省伝統民間筝曲改編)
(11)小川の流れ(雲南民謡)
(12)あの遥かな地(新疆民謡)
(13)台風との戦い(筝現代曲)
張凌凌[ジャン・リンリン](古筝)
任嘉薙(古筝伴奏)、李蕗欣(古筝伴奏)、羅晶(古筝特 出演)、李昆麗(琵琶)、
段永純(男低音)
録音エンジニア:タッド・ガーフィンクル(Ma recordings) 
*ワンポイント録音
発祥は紀元前、秦の時代にまでさかのぼるとされており、日本の箏の租型にも
なったとも言われる中国の伝統弦楽器、古筝。本作は、若手名演奏家の張凌凌
による、古筝のための作品集。テレサ・テンの曲の弾き語り(2曲目)はじめ、
中国の歌謡曲や民謡をとりあげ、古筝の二重奏、三重奏を中心に構成されてい
ます。タイトルから連想されるような、草原をそよぐ風、やわらかな月の光、
湖 のさざなみといった、自然の繊細な美しさを描いているかのような、可憐か
つダイナミックな演奏が、極上のひとときを綴ります。
ジャン・リンリン:プロフィール
若手筝演奏家、香港筝芸術団の音楽総監督。1992年極めて優秀な成績でアモイ
大学芸術学院音楽科を卒業。著名な筝曲大家、演奏家、教育家の焦金海教授の
門下で長く学び『焦派筝』の芸術を習得、継承と発展に努める。更に香港著名
若手筝芸術家、羅昌氏の師事を受ける機会に恵まれ名高い精髄を得、着々と自
己の素朴、典雅、優美で流暢な演奏風格を培ってきました。彼女の演奏は筝芸
術の独特の深み、柔らかな美しい細やかさがあり、心に触れるものであります。




<HOMA DREAM>
HR 1169DVD(DVD-Video) \3150
國松竜次-ギターリサイタル2008 in 大阪
1.タレガ:アランブラの想い出
2.マラッツ:スペイン・セレナータ
3.アルベニス:アストゥリアス
4.アルベニス:グラナダ
5.アルベニス:コルドバ
6.國松竜次:即興-Faraway
7.ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
8.ピアソラ:カフェ1930
9.ピアソラ:ナイトクラブ1960
10.ピアソラ:オブリビオン
11.ソル:月光
國松竜次(Gt)
(2008年7月24日 新大阪ムラマツリサイタルホール)
2007年、バルセロナ国際ギターコンクール優勝という結果を残し、スペイン留
学を終え、日本で本格的に活動している國松竜次の初DVD。
メニューもなくチャプターを切り替えて演奏を鑑賞するだけというシンプルな
作りではあるが、演奏テクニックが間近に見ることができ貴重。言い換えれば、
國松の音楽に対する情熱的な姿勢を感じることができ、國松ファンには必携だ
ろうし、これまで國松の演奏に接していない人々にとっては驚異の映像となる
に違いない。




<haenssler>
=SWR MUSIC=
93 246 \2250
「ケクラン:ピアノ曲集Vol.2」
ケクラン:ペルシアの時Op.65(1913-19 / ピアノ版)
シェスタ、出発を前に / キャラヴァン / 宵闇の中を登る / 涼しい朝、高地
の谷で / 町の眺め / 通りを渡って / 夕べの歌 / テラスに差す月光 / オー
バード(朝の歌)/ 真昼の太陽のもとのバラ / 影の中、大理石の泉のそばで /
アラベスク / 夕映えの丘 / 物語する人 a)イントロダクション b)瓶の中の
精霊 c)魔法をかけられた宮殿 d)若人の踊り e)庭に注ぐ月光 / 夕べの平安、
墓地にて / 夜の回教僧たち [コーダ:]荒れ果てた地に差す月光
ミヒャエル・コルスティック(P)
録音:2008年12月15-18日シュトゥットガルト、室内楽スタジオ
コルスティックの弾く注目のシリーズ第2弾。ペルシアに終生一度も訪れたこと
がなく、ピエール・ロティの紀行文「イスファハンへ」と千夜一夜物語(アラビ
アンナイト)とを題材に、ケクランが想像で書き上げた「ペルシアの時」。茫漠
とした抒情が独特の魅力で、“もう一人のオーケストラの魔術師”とも呼ばれ
るケクランの手腕が光る管弦楽版に対して、ピアノ版は微弱音などほかにたと
えようもない繊細な美しさです。コルスティックの演奏は入念に準備を重ねて
録音に臨んだことをうかがわせるもので、ブックレットには自身の本格的な解
説とともに運指の配置写真までが掲載されています。

98 596 \2080
(1)ペーテル・ブノワ(1834-1901):
フルートと管弦楽のための交響詩Op.43(1866)
(2)ヘンドリク・ヴァールプト(1845-1885):
フルートと管弦楽のための交響的協奏曲変ホ長調(1866)
(3)フランソワ・ジョゼフ・フェティス(1784-1871):
フルート協奏曲変ロ短調(1869)
ガビー・パス・ヴァン・リエト(Fl)
ファブリス・ボロン(指)SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
録音:2004年5月3-6日SWR放送スタジオ
SWRシュトゥットガルト放送響の首席奏者で、ベルギーのエッセンに生まれた
パス・ヴァン・リエトが、母国の作曲家による珍しいフルート協奏曲を取り上
げたアルバム。ベルギーの名門音楽一族の出でフランドル楽壇の重鎮フェティ
スと、その弟子にあたるブノワとヴァールプト。19世紀ロマン派の様式に根ざ
しているところが共通の特徴となっています。とくに、劇的なオケに乗せて技
巧的なフルートが活躍するブノワの曲は、パス・ヴァン・リエトが録音を強く
希望し、アントワープの音楽学校時代に何度か演奏した思い出の作品。ロマン
派時代に書かれたフルート協奏曲は希少で、19世紀の作曲家でフルートの協奏
用音楽を書いたものはほとんどいません。その意味で、このアルバムはフルー
ト・ファンには見逃せない一枚といえます。

98 587 \2080
ハイドン:弦楽四重奏曲集
イ長調Op.55-1, Hob.III:60 / ヘ短調Op.55-2, Hob.III:61 /
変ロ長調Op.55-3, Hob.III:62
META4
アンティ・ティッカネン、ミンナ・ペンソラ(Vn)
アッテ・キルペライネン(Va)
トマス・デュプシェバッカ(Vc)
録音:2008年11月4-6日
ザントハウゼン、クララ・ヴィーク・アウディトリウム / ハイデルベルク、
トンスタジオ・ヴァン・ゲースト
2001年に結成されたフィンランド期待のアンサンブルによるハイドン。「ハイ
ドンを勉強しなさい。ハイドンが弾ければあとは何でも演奏できるから。」師
であるハット・バイエルレはかれらに強く奨めたそうです。師に捧げられたデ
ビュー盤は、若手らしいみずみずしさと余裕さえ感じさせるテクニック、すで
に大器を予感させる揺るぎないアプローチとが並存して、すばらしい出来ばえ。
【META4・プロフィール】
2001年に結成されたフィンランド期待の若手クァルテット。ヨーロッパ室内楽
アカデミー(ECMA)でハット・バイエルレ(アルバン・ベルク・クァルテットの
ヴィオラ)とヨハネス・マイスル(アルティス・クァルテットのヴァイオリン)に
師事。
2004年モスクワのショスタコーヴィチ国際弦楽四重奏コンクールで第1位。同時
にまた、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏のベスト・パフォーマンスで特別賞
も獲得。2007年4月にウィーンのヨーゼフ・ハイドン国際室内楽コンクール第1
位。
2008年にはフィンランド文化省より、フィンランドの若手で将来有望な演奏家
たちを奨励する、フィンランド賞を授与され、クフモ室内楽音楽祭のレジデン
ト・クァルテットに任命されています。
2008年9月から向こう2年間、BBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選
ばれ、シティ・オブ・ロンドン音楽祭、チェルトナム音楽祭、マンチェスター
・ミッドデイ・コンサーツ・ソサエティやバーミンガム・タウン・ホールに招
聘されています。

98 548 2枚組 \3500
フランク:オラトリオ「至福」
ディアナ・モンタギュー(Ms)、キース・ルイス(T)、ジル・カシュマイユ(Br)、
ジョン・チーク(Bs)、
コルネリア・カリッシュ(A)、インゲボルク・ダンツ(A)、
スコット・ウィアー(T)、フアン・バスレ(Bs-Br)、
ラインハルト・ハーゲン(Bs)
ヘルムート・リリング(指) 
シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊、
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
録音:1990年3月2日シュトゥットガルト・リーダーハレ、
ベートーヴェン・ザール(ライヴ)
教会のオルガニストを務めた経歴を反映して、フランクの作風を特徴づけてい
るのがその宗教色。その一例といえるオラトリオ「至福」は、晩年に到達する
高度な半音階法へのステップがみられる重要作。興味深いことに第5部の冒頭で
は、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」前奏曲の影響も認められます。豪
華なソリストを配した大家リリングの録音が、品番を変更して再発となります
(旧品番98.435)。




<INTEGRAL>
KANT 02 \2350
ラス・ウエルガス写本-童貞マリアのミサ
アンサンブル・カンティガ(キルスティン・ヘーフェナー(指Ms),
カルロッタ・ブイアッティ(Ms)、キンガ・チェルジェシ(Sp)、
カドリ・ハント(At)、エマニュエレ・トマ(Sp))
北スペインのブルゴスに1187年にカステーリャ王アルフォンソ8世によって建て
られたシトー派の女子修道院、ラス・ウエルガス国立修道院に伝えられた宗教歌
曲集《ラス・ウェルガスの写本 》から13-14世紀にそこで歌われたであろう2声
のミサ。ノルマンジー、シトー派モールテン修道院での録音。

PARATY108105 \2350
ドビュッシー:前奏曲集第1巻&第2巻 全曲
イヴァン・リック(Pf)
パリでもっとも注目されている28歳のアメリカ人ピアニスト、イヴァン・リック
のドビュッシー。パリ市当局がこのレコーディングのスポンサーになっている。




<VAI>
VAIDVD 4472(DVD-Video) \3980
エミール・ギレリス・イン・コンサート
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
(2)グリーグ:ピアノ協奏曲
(1)フィルハーモニア管弦楽団 (2)フィンランド放送交響楽団*
パーヴォ・ベルグルンド(指)
収録:(1)1984年*, (2)1983年(ライヴ)
20世紀の最も偉大なロシアのピアニスト、エミール・ギレリスの最晩年の映像
です。技術的衰えを感じさせることなく、渋みのある味わい深い音楽性に感嘆。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番はギレリスならでは迫力のある演奏、グリ
ーグは優しく力強いギレリスの音色に心酔!

VAIDVD 4478(DVD-Video) \3050
ラフマニノフ:
幻想的小品集よりセレナーデOp.3-5(1940Ver.)
ひなぎく Op.38-3
サロン小品集よりロマンス Op.10-6
13の前奏曲よりホ長調 Op.32-3
メロディ ホ長調(1887)
絵画的練習曲 ハ短調 Op.33-3
12のロマンスより「メロディ」 Op.21-9(
アルカーディ・ヴォロドス/ミッシャ・ダチッチ編)
東洋のスケッチ
12の歌曲より「小さな島」 Op.14-2(アール・ワイルド編)
チェロ・ソナタより「アンダンテ」 Op.19(アルカーディ・ヴォロドス編)
イタリアのポルカ(アルカーディ・ヴォロドス編)
リスト/ブゾーニ編:
コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ
D.スカルラッティ:ソナタ 変ロ短調 K.197、ソナタ ホ長調 K.162
ショパン:序奏とロンド 変ホ長調 Op.16
J.S.バッハ:最愛の兄の旅立ちによせるカプリッチョ BWV922
収録:2007年5月9日リンカーン・シアターマイアミ・ビーチ(ラフマニノフ)
2005年3月13日マイアミ国際ピアノ・フェスティバル(リスト&バッハ)
ラザール・ベルマン追悼コンサート。
2007年11月18日ビルケント大学コンサート・ホール、
トルコ(スカルラッティ&ショパン)
ミッシャ・ダチッチ(P)
ミッシャ・ダチッチの2005年から2007年のマイアミ国際ピアノ・フェスティバル
を中心としたリサイタル映像。2005年に74歳で亡くなった巨匠ラザール・ベルマ
ンのマイアミでの追悼コンサート。マイアミ国際ピアノ・フェスティバル10周年
記念で行ったオール・ラフマニノフ・リサイタルの模様。またトルコのビルケン
ト大学でのライヴ演奏が収められています。
ミッシャ・ダチッチは1978年セルビアのニッシュ生まれ。11歳でコンサート・デ
ビュー。1994年からノビサド音楽大学でケマル・ゲキチのもと研鑽を積み、1997
年から2003年までラザール・ベルマン、ヴァレンティナ・ベルマンに学ぶ。ユー
ゴスラビア国内の数々のコンクールで賞を獲得し、国際的な音楽祭にも数多く出
演。マイアミ国際ピアノ・フェスティバルのディレクター、G.ブロドスキーの目
にとまり2003年にアメリカ・デビューとなった音楽祭に初出演、現在はマイアミ
在住。




<Mariinsky>
MAR 0502(SACD-Hybrid) \1850
ショスタコーヴィチ:
(1)交響曲第1番ヘ短調 Op.10
(2)同第15番イ長調 Op.141
ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場管弦楽団
[録音:2008年7月24,25日 マリインスキー劇場コンサートホール(ライヴ録音)]
音楽ファンの間で熱い注目を集めているマリインスキー・レーベルの第2弾はゲ
ルギエフによるショスタコーヴィチの交響曲。ゲルギエフはユニヴァーサル・
レーベルにショスタコの4番から9番までの交響曲を録音し、いずれも絶賛され
ていますが、残りは当レーベルからリリースされます。まず、ショスタコーヴィ
チ最初と最後の交響曲をカップリングした1枚が待望の登場。ショスタコーヴィ
チ作品のなかでは前衛的な第1番と、軽快で謎めいた第15番をゲルギエフならで
はの解釈で納得、堪能させてくれます。グラミー賞受賞録音スタッフによるク
リアなサウンド(ライヴ)も聴きもの。ショスタコーヴィチ交響曲にまた新たな
一石が投じられる一枚です。




<KOHO UNO>
MLU 3500 2枚組 \2300
CD1:
モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調「運命」Op.67
ベートーヴェン:
交響曲第9番ニ短調「合唱つき」Op.125より 
第1楽章冒頭「ワルター風」「宇野風」
CD2:
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」Op.55
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番ト短調
宇野功芳(指) 東京フィルハーモニー交響楽団
録音:CD1/2006年9月25日 東京文化会館(ライヴ) 
CD2/2007年9月14日 東京オペラシティ・コンサート・ホール(ライヴ)
2006年「運命」、2007年「英雄」に行われたコンサートのライヴ録音。両日の
アンコール曲目に加え、宇野氏が敬愛するワルター・ヴァージョンの「第9」と
宇野節の「第9」を両方(第1楽章冒頭のみ)収録。宇野功芳ファン必聴の熱演ラ
イヴです。

DICM 23001 \1780
モーツァルト:「魔笛」ファンタジー
第1幕【タミーノの登場、3人の侍女の3重唱/パパゲーノのアリア/パパゲーノ、
タミーノ、侍女の5重唱/モノスタートス、パミーナ、パパゲーノの3重唱/パミ
ーナ、パパゲーノの2重唱】
フィナーレ【3人の童子とタミーノ/タミーノの独唱/パミーナとパパゲーノの2
重唱/モノスタートスと奴隷たち/奴隷たちの合唱/パミーナ、パパゲーノの2重
唱/終幕の合唱】
第2幕【僧たちの合唱/3人の童子の3重唱/パパゲーノのアリア】
フィナーレ【3人の童子とパミーナ/2人の武士、タミーナ、パミーナ/パミーナ、
タミーノの試練と合唱/パパゲーノの独唱/パパゲーノと3人の童子/パパゲーナ
とパパゲーノの2重唱/モノスタートス、夜の女王、侍女の5重唱/地獄落ちとザ
ラストロの登場/終幕の合唱】
宇野功芳(指) 宮下恵美(P)跡見学園女子大学合唱団
録音:2000年12月3日 川口総合文化センター リリア音楽ホール(ライヴ)
美しく楽しいモーツァルトの世界を宇野功芳率いる跡見学園女子大学合唱団が
清らかに歌い上げます。モーツァルトの魅力を身近に感じることの出来るアル
バムです。



<PREISER>
=トーンキュンストラー・ライヴ=
PRCD 90765 2枚組 \4160
[CD 1]
ハイドン:交響曲第82番ハ長調Hob.I:82「熊」
録音:2006年5月14, 16, 17日ウィーン・ムジークフェライン
ハイドン:交響曲第83番ト短調Hob.I:83「めんどり」
録音:2006年11月25, 26, 29, 30日ウィーン・ムジークフェライン
ハイドン:交響曲第84番変ホ長調Hob.I:84
録音:2006年8月28, 29, 30日ウィーン・ムジークフェライン
[CD 2]
ハイドン:交響曲第85番変ロ長調Hob.I:85「王妃」
録音:2006年3月12, 14, 15日ウィーン・ムジークフェライン
ハイドン:交響曲第86番ニ長調Hob.I:86
録音:2007年5月16, 19, 21日ウィーン・ムジークフェライン
ハイドン:交響曲第87番イ長調Hob.I:87
録音:2006年12月16, 17, 22, 23日ウィーン・ムジークフェライン
クリスチャン・ヤルヴィ(指)
ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団
(現ニーダーエステライヒ・トンキュンストラー管弦楽団)
ウィーンのレーベル、プライザーから注目のシリーズがスタートします。その
名も「トーンキュンストラー・ライヴ」。ウィーンを活動拠点に置く名門楽団
の自主制作レーベルとして、プライザーを発売元に今後1シーズンに1、2作のペ
ースでリリースしてゆくというものです。ハイドン・イヤーに合わせての第1弾
は現首席指揮者クリスチャン・ヤルヴィによる「パリ・セット」全曲。
いまもウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の名で親しまれている当楽団
は、1907年10月10日の本拠ウィーン・ムジークフェラインにおける第1回演奏会
以来、一世紀以上の伝統を誇ります。正式名称をニーダーエステライヒ・トン
キュンストラー・オーケストラということからも分かるように、現在ではウィ
ーンおよびニーダーエステライヒのザンクト・ペルテンを拠点に活動しており、
さらにグラフェネッグ国際音楽祭のレジデント・オケとしても活動の場を拡げ
ています。長い歴史を反映してフルトヴェングラーやクレンペラー、クナッパ
ーツブッシュも指揮台に立っているほか、過去の首席指揮者の顔ぶれにはファ
ビオ・ルイージ(1994-2000)、イサーク・カラブチェフスキー(1988-1994)、ハ
インツ・ワルベルク(1964-1975)、クルト・ヴェス(1946-1951)らの名前がなら
んでいます。
2004年より首席指揮者を務め、現在音楽監督のポストも兼任するクリスチャン
・ヤルヴィは1972年タリン生まれ。ネーメ・ヤルヴィを父に、活躍目覚ましい
パーヴォ・ヤルヴィを兄に持つというエストニアの音楽家系に育ち、LSOやシュ
ターツカペレ・ドレスデンへの客演でも注目されるサラブレッドです。きびき
びとしたリズムで快活な魅力にあふれ、人気の高い「パリ・セット」でも、ア
ンサンブルの切れ味がすばらしく、その非凡な才能の一端を垣間見せます。
さらに、当アルバムのポイントといえるのが、黄金のホールと謳われるムジー
クフェラインの大ホールにおけるレコーディング。美しいホールトーンが優雅
と気品をみごとに演出しています。




<col legno>
WWE 20802 \2250
アリ・N・アスキン:グリム童話による「アイゼンハンス!」
アイゼン・ハンス:ヴィルフリート・ツェリンカ、
王子:マルティン・マイリンガー
王女、森の声1:テレサ・ドローイ、
料理女、乳母、森の声2:ウッラ・ピルツ
狩人、侍従長、王、森の声3:アンドレア・ヤンコヴィッチ、
語り:ブランコ・サマロウスキ
ディアナ・キーンドル(Vn,メロディカ,Perc) 
シュテファニー・ハッカー(Pf,Perc)
マルギット・ショーバーライトナー(Perc) 
パウル・クライバー(Kb)
子供でも聞きやすい歌と物語。ただし当然、すべてドイツ語です。ミヒャエル
・クンツェ&ジルヴェスター・リーヴァイのミュージカルの1場面に聞こえるシ
ーンもあります。

WWE 30004 \2250
フランツ・コーグルマン:ロ・リー・タ-ナボコフについての音楽
ロリータ-愛のテーマ、来世#1、モントルー・パレス、来世#2、一日の仕事、
来世#3、アーダとヴァン、ヴァディム・ヴァヂモヴィッチ・N、来世#4、
ローラ、来世#5、ほんの少し、マーサ・ドライヤー
モノブルー・カルテット(トニー・コウ(Cl,At-sax) 
フランツ・コーグルマン(Tr,flugel-Hrn)
エド・レンショー(Gt) ペーター・ヘルベルト(Kb) ヴ
ォルフガング・ミッテラー(Pf,electronics)

WWE 20901 \2250
ヴォルフガング・ミッテラー:Sopop
run, inmyeyes, relax, watch, dance04, snow, dance, now, remember,
herethere, forever, kiss, dance07, fast, catch, apes, close
ヴォルフガング・ミッテラー、ビルギット・ミニックマイアー
ルチアーノ・ベリオ ヴィーン・モデルン#2
エレクトロニック系作曲家としてもオルガニストとしても活躍しているミッテ
ラーはずっとPopsにずっと関心を持ち続けてきた。彼の今のPopsに対する結論
がこれ。

WWE 20281 \2250
ベリオ:
(1)ハープとオーケストラのためのシュマン第1(セクエンツァ第2による)(1965)
(2)オーケストラのためのシュマン第2b(1970)
(3)2台ピアノとオーケストラのための協奏曲(1972/73)
(4)オーケストラのためのフォルマツィオーニ(1986)
(1)(2)マルティン・ブラッビンス、(3)ベルトラン・ド・ビリー
(4)シュテファン・アスブリ(指)ウィーン放響
(1)アンナ・ヴェルコランツェヴァ(Hp)
(3)グラウ・シューマッヒャー・デュオ
(アンドレアス・グラウ、ゲッツ・シューマッヒャーPf)
「ハープとオーケストラのためのシュマン第1」は独奏ハープのためのセクエン
ツァ第2をオーケストラに組み込んだもので、この創作時ベリオは「作られたも
のが完成されたものというわけではない。「完了」した作品は儀式であり、そ
れに先立つ他の作品、それに続く他の作品は註釈である。疑問は応答を導かず、
むしろ註釈と新たな疑問を導くものである」と述べた。



<BIS>
BIS SA 1468(SACD-Hybrid) \2500
チャイコフスキー:
(1)交響曲第3番ニ長調「ポーランド」Op.29
(2)歌劇「地方長官」より間奏曲/侍女の踊り
(3)付随音楽「偽ドミートリーとワシリー・シュイスキー」より序奏
/マズルカ
(4)ニコライ・ルビンシテインの命名日のためのセレナード
(5)歌劇「エフゲニー・オネーギン」より序奏/ワルツ/ポロネーズ
ネーメ・ヤルヴィ(指)エーテボリ響
ヤルヴィによるチャイコフスキー交響曲シリーズの完結篇。彼の交響曲中もっ
ともバレエ音楽的で華やかな第3番をメインに、やはりゴージャスな「オネーギ
ン」のワルツとポロネーズも収められているのが魅力。さらにヤルヴィならで
はなのが滅多に聴く機会のない作品を採り上げているところ。ボリス・ゴドゥ
ノフの一場面である付随音楽「偽ドミートリーとワシリー・シュイスキー」、
破棄された初期のオペラ「地方長官」など、聴けばいずれも明瞭なチャイコフ
スキー節に、ファン狂喜の一枚です。

BIS SA 1546(SACD-Hybrid) \2500
(1)ヴィヴァルディ:ソナタ変ホ長調「聖墳墓」RV130
(2)同:スターバト・マーテル RV621
(3)ペルゴレージ:サルヴェ・レジーナ
(4)J.S.バッハ:
いと高きにある者よ、わが罪を贖いたまえ(ペルゴレージのスターバト・マー
テルの編曲)
ダニエル・テイラー(C-T)、エマ・カークビー(Sop)(4)、
シアター・オブ・アーリー・ミュージック
ペルゴレージの心に染み入るような美しい「スターバト・マーテル」を大バッ
ハがドイツ語版にして手を加えた版を、女王カークビーが歌唱する超豪華盤。
また人気カウンター・テノールのダニエル・テイラーによるヴィヴァルディの
「スターバト・マーテル」が聴けるのも嬉しい限り。カナダの古楽器団体シア
ター・オブ・アーリー・ミュージックもピュアな響きを聴かせてくれます。

BIS SA 1776(SACD-Hybrid) \2500
スーク:交響曲第2番ハ短調「アスラエル」Op.27
クラウス・ペーター・フロール(指)
マレーシア・フィル
チェコの作曲家ヨゼフ・スーク(1874-1935)はドヴォルザークの娘婿で、同名の
ヴァイオリニストの祖父。アスラエルは死の天使で、1904年、師にして義父の
ドヴォルザーク追悼のために作曲を開始したものの、愛妻までも急逝してしま
い、絶望のなか完成させたといわれます。演奏時間1時間に及ぶ大曲で、R.シュ
トラウスばりの華麗な管弦楽法により、悲痛かつ美しい音楽が繰り広げられま
す。マレーシア・フィルのボルテージの高さに注目です。

BIS 1727 \2380
シュニトケ:
(1)コンチェルト・グロッソ第1番(Fl、Ob、Cem、Pr-Pf、弦楽版1988)
(2)交響曲第9番(ラスカトフ補筆完成版)
シャロン・ベザリー(Fl)、クリストファー・コーウィー(Ob)、
グラント・ブラスラー(Cem)
アルバート・コンブリンク(プリペアードPf)、
オーワイン・アーウェル・ヒューズ(指)
ケープ・フィル
シュニトケの交響曲第9番は、最晩年にスケッチがなされましたが、度重なる卒
中の発作で半身不随となり、不自由な左手で書かれたため、判読不可能とされ
ていました。それを未亡人から依頼されたアレクサンドル・ラスカトフが解読
し、再構築しました。デイヴィスのユニバーサル盤もありますが、ヒューズも
説得力満点。シュニトケの代表作のひとつ「コンチェルト・グロッソ第1番」に
フルートとオーボエのパートが加わった興味深い版の世界初録音。シャロン・
ベザリーが演じているのも話題です。

BIS 1830/2 7枚組 \7140
ヴィラ=ロボス:ショーロス&ブラジル風バッハ全集
(1)ブラジル風バッハ
(第1-9番、9は弦楽オーケストラ版、無伴奏合唱版の2種収録)
(2)ショーロス(第1-第12番、ショーロス序章、2つのショーロス)
(3)ショーロス形式による木管五重奏曲
(4)ギター独奏曲全集(5つの前奏曲、ブラジル民謡組曲、12の練習曲)
ロベルト・ミンチュク(1)、ジョン・ネシリング(2)(指)サンパウロ響、
同Cho、ファビオ・ザノン(guit)、
クリスティナ・オルティズ(Pf)、ジャン=ルイ・ストイアーマン(Pf)、
ドンナ・ブラウン(Sop)、
ベルリン・フィル木管五重奏団(3)、アンデシュ・ミオリン(guit)(4)
意外にファンが多いことを驚かされたサンパウロ響のヴィラ=ロボス・シリー
ズが超お買い得価格BOXで登場。「ブラジル風バッハ」は全曲に加え、第9番は
弦楽オーケストラ版と無伴奏合唱版の2種、「ショーロス」も全曲に加え、ギタ
ーと管弦楽のための序章とヴァイオリンとチェロのための「2つのショーロス」
まで収録。さらに「ショーロス形式による木管五重奏曲」は名人集団ベルリン
・フィル木管五重奏団の演奏という豪華盤。ヴィラ=ロボスを語るうえで必携
のBOXと申せましょう。




<supraphon>
SU 3995 \1480
EU加盟国国歌集(全27カ国)
EU賛歌(ベートーヴェン/カラヤン編曲)/オーストリア/ベルギー/ブルガリア
/キプロス/チェコ/デンマーク/エストニア(パーシウス)/フィンランド
(パーシウス/カヤヌス編)/フランス/ドイツ(ハイドン/ヴァルデンマイア編)
/ギリシャ/ハンガリー(エルケル)/アイルランド/イタリア/ラトヴィア/
リトアニア/ルクセンブルク/マルタ/オランダ/ポーランド/ポルトガル/
ルーマニア/スロヴァキア/スロヴェニア/スペイン/スウェーデン/
イギリス
ヤン・クチェラ(指)プラハ放送響
録音:2009年2月10日、2008年11月28日 
プラハ、チェコ・ナショナル・シンフォニー・オーケストラ・スタジオ
国歌のCDは意外な需要があり驚かされますが、フル・オケによる最新録音盤が
登場します。収録されているのはEU加盟の27カ国とEU賛歌(カラヤン編曲による
ベートーヴェンの「喜びの歌」)の28曲。もともと国歌は有名な作曲家の手によ
るものも多く、また後世の作曲家が素材として用いたりとクラシック音楽に密
接な関係があります。EU加盟国ということでアメリカ、ロシア、日本の国歌が
入っていないのが残念ですが、バルト三国やスロヴェニアなど馴染みの薄いも
のも収録されているのが嬉しさ倍増。全体に重厚かつ色彩的なオーケストレー
ションで、音楽作品として存分に楽しめます。録音もクリア。




<TAHRA>
FURT 2007 \2300
モーツァルト:交響曲第40番 ト短調KV550
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調Op.98
フルトヴェングラー(指)
ベルリンフィル(1949年6月10日 ヴィースバーデン)
以前FURT 1021/22(廃盤)という番号で、プフィッツナーの「パレストリーナ」
から3つの前奏曲とカップリングされていたメイン・プログラムがリマスタリン
グされ、お求めやすい1枚で新装発売されることを共に喜び合いたいものです。
1949年の6月1日から14日までフルトヴェングラーはベルリンフィルと12のドイ
ツの都市へツアーを行いました。その時のプログラムは前述のプフィッツナー、
このCDの2曲、「ティル」「運命」「田園」というもの。
モーツァルトもブラームスもフルトヴェングラーならではの演奏で音質も非常
に聴きやすく仕上げられています。




<FM東京>
TFMC 0021/22 2枚組 \4095
HQCD
ステレオ =日本語解説付き=
CD-1
(1)シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化
(2)ショパン:ピアノ・ソナタ第2番
CD-2 
(1)ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
(2)ラヴェル:夜のガスパール
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(P)
録音:1973 年10 月29 日東京文化会館(ライヴ)
長らく製造中止となっていた名盤が素晴らしい新ジャケとHQCD化で蘇りました。
より一層透明度が増し素晴らしい音質となりました。
巨匠ミケランジェリといえば大変なキャンセル魔ですが、この録音も当初予定
していたリサイタルをキャンセルされ、かろうじて録音が許されたのがこの日
のリサイタル。しかし録音してみるとFM東京の録音陣を気に入った様子で当時
のプロデューサー東条碩夫氏の談話によると、かなり協力的で大変満足なもの
であったようです。現状日本における唯一のオリジナルテープが現存するリサ
イタル録音がこれと申せましょう。その貴重な音源を復刻するにあたってはア
ナログからデジタルへの変換に通常以上に時間をかけキングスタジオに残るこ
れも日本で唯一の現役稼動しているテレフンケンのオープンリール再生機で丁
寧にオリジナルのアナログテープをトランスファーいたしました。アルトゥス
・ミュージック斉藤啓介氏の神技的マスタリングも大成功しております。



<クリエイティヴ・コア>
CCAD 029(SACD-Hybrid) \3150
日本語解説書付き
「シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 ほか」
1.-4. ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D959
5.-12. レントラー集(12のドイツ舞曲)D790 より第1、3-8、11番
13.-15. 3つのピアノ曲 D946
スタンリー・ホッホランド(フォルテピアノ)
録音:2008年12月12-24日
スタジオ・オンデア・デ・リンデン(ファルテルモント、オランダ)にてセッ
ション収録
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番を含む最新録音が、嬉しいSACD盤でリリ
ース!
モーツァルトのピアノ作品集(CCAD 027)をはじめ、鈴木秀美氏との共演、モー
ツァルト:ピアノ協奏曲第20番(TDKAD 022)、ピアノ三重奏曲集(CCAD 026)でい
ずれも絶賛されているフォルテピアノ界の孤高の巨匠、スタンリー・ホーホラ
ンド。
流石、フォルテピアノを知り尽くした清潔感溢れる演奏は新たなシューベルト
の世界を演出します。「凛然としたリズムと豊かな詩情、垣間見せる心の深淵
が渾然一体となり聴くものを虜にする ― 作曲家と同時代のオリジナル・フォ
ルテピアノで縦横に紡ぐ名匠ホッホランド会心のシューベルト!」


<JVC XRCD>
JMXR 24020S \3800
国内盤CD XRCD-SHM仕様
『マーチ・イン・ハイ・ファイ』
フィードラー&ボストン・ポップス
1.ヴェルディ:「アイーダ」より大行進曲
2.ヴィクター・ハーバート:おもちゃの行進曲
3.スーザ:忠誠
4.チャイコフスキー:「組曲第1番」より小行進曲
5.伝承曲:ヤンキードゥードル(アルプス一万尺/アメリカ民謡)
6.モース:アップ・ザ・ストリート
7.ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲
8.ウィルソン:76トロンボーン
9.イッポリトフ=イヴァーノフ:「コーカサスの風景」より「酋長の行進」
10.プランケット:サンブル・エ・ムーズ連隊行進曲
11.ベートーヴェン:トルコ行進曲
12.アルフォード:ボギー大佐(クワイ河マーチ)
13.エムメット:ディキシー
14.モートン・グールド:「アメリカン・サリョート」
ボストン・ポップス・オーケストラ
アーサー・フィードラー(指揮)
録音:1958年、ボストン、シンフォニー・ホール(ステレオ)
「文句なしに楽しい!そしてこの名盤がxrcdで聴けることがなにより嬉しい」
(諸石幸生)
また解説はLP発売時のものと思われる昔なつかしい藁科雅美(わらしな まさみ)
翁の味わい深い文章が掲載されています。SHM化で音になめらかさが増し、これ
でもかと繰り広げられる大音響と威勢のいい音響にどっぷり浸れます。

<ACTE PREALABLE>
AP 0164 \2080
ワルシャワのタブラチュア(全曲)
■ニ短調(第1旋法)
前奏曲第1旋法(1)/前奏曲3(2)/ペランブルム1(3)/ペランブルム2(4)
ペランブルム3(5)/トッカータ(20)/トッカータ(22)/フーガ(40)
トッカータ(23)/フーガ(38)/アレルヤへの前奏曲(11)/フーガ(27)
フーガ(36)/トッカータ(52)/カンツォン第1旋法(47)/フーガ(42)
■ト短調(第2旋法)
前奏曲(17)/前奏曲(16)/トッカータ(26)/フーガ(32)
カンツォン第3旋法(G・フレスコバルディ作曲)(49)
■イ短調(第3旋法)
グローリアへの前奏曲1(8)/前奏曲2(9)/前奏曲(10)
トッカータ(A・ポリェッティ作曲)(24&25)/トッカータ(54A)
トッカータ(51)/レクツィオ(53)
■巡礼調
トッカータ(54)/トッカータ第3旋法(G・フレスコバルディ作曲の断章)(19)
■ハ長調(第5旋法)
サンクトゥスへの前奏曲(12)/ベネディクトゥスへのお前奏曲(14)
ペランブルム(13)/フーガ(J・パッヘルベル作曲)(33)/フーガ(34)
カンツォン A.Z.(50)/前奏曲 (18)
■ヘ長調(第6旋法)
前奏曲/ファンタジア15、[16]、17(43,44,45)/カンツォン(48)
■ニ長調(第7旋法)
スピリトゥス・サンクトゥスへのペランブルム(7)/ペランブルム4(6)
フーガ(35)/トッカータ(21)/フーガ(37)
■ト長調(第8旋法)
(57&58)/フーガ(29)/フーガ(56)/フーガ(30)/フーガ(41)/フーガ(28)
フーガ(39)/フーガ(31)/カプリッチョ(sic!)(46&46a)/トッカータ(55)
■教会暦から
神の御子は生まれたまいぬ(56)/Angelus Pastoribus(63)
(復活祭の父を)(64)/Vesoli nam dzien nastal(65)
主は甦りたまいぬ(66)/今日キリストは甦りたまいぬ(67)
Przez Twoie...(68)/われらに生まれたまいぬ(59)/Nuzesmi chrzesciani(60)
ベツレヘムに生まれたまいぬ(61)/今日こそ泣け、全聖人よ(69)
今日こそ泣け、全聖人よ(70)
ロスチスラフ・ヴィグラニェンコ(オルガン)
録音:2006年11月、カジミェシュ・ドルニ(ポーランド)、
洗礼者聖ヤン&聖バルトゥオミェイ教会
20世紀初めにワルシャワで発見されたことからそう呼ばれる「ワルシャワのタ
ブラチュア」(1680年頃に成立)。ポーランドにおいてタブラチュアで記された
オルガン曲譜集としては最も時代の下ったものの一つで、イタリアとドイツ南
部を中心とした幅広い時代にわたる楽曲が収められています。全曲録音は当盤
が世界初。カッコ内の数字は1990年ポーランドのウーチで出版された際に付さ
れた曲番号です。ペランブルム(Perambulum)は「Preambulum」と同義であれば
「前奏曲」。ロスチスラフ・ヴィグラニェンコ(1978年生まれ)はワルシャワの
ショパン音楽アカデミーで学んだウクライナ出身のオルガニストで、ポーラン
ドのオルガン音楽のスペシャリスト。

AP 0165 \2080
ヴォングロヴィエツのアダム、ジェレホフスキ、ペトルス・デ・ドルジナ:
オルガン作品全集
ヴォングロヴィエツのアダム(?-1629):
オルガンのための前奏曲/キリエ/グローリア/サンクトゥス
エレヴァツィオーネ(sic!)/カンデンツァ第7旋法
4声のカンツォン ハ長調(49)
(ジョヴァンニ・ガブリエーリのカンツォン28「ソ・ソ・ラ・ソ・ファ・ミ」)
4声のカンツォン ニ短調(46)/アヴェ・マリス・ステラ
4声(二重合唱)のためのカンツォン P.A.W.ニ短調(52)/カデンツァ ロ長調
ヴェルスス/カデンツァ第1旋法/ファンタジア第1旋法
エクセンプルム第1旋法/リチェルカータ第1旋法/カデンツァ第2旋法
ファンタジア1 第2旋法/ファンタジア2 第2旋法/ファンタジア3 第2旋法
リチェルカータ第2旋法/カデンツァ第3旋法/Lobsoskie
リチェルカータ第3旋法/ファンタジア1 第4旋法
アリア・ファンタジア2 第4旋法/リチェルカータ第4旋法/カデンツァ第6旋法
ファンタジア1 第6旋法/アリア・ファンタジア2 第6旋法/
ド・レ・ミ・ファ・ソ
ピオトル・ジェレホフスキ(1640頃活躍):Fantasio del Sol 第1旋法
ペトルス・デ・ドルジナ(ピオトル・ドルシンスキ;1560以前-1611):
前奏曲 [1]/前奏曲 [2](わが魂は主を崇め)
神よ、わが護りに心を留めたまえ.主を/来たれ、異邦人の贖い主よ
賛美の歌声を上げ
不詳:コレンダ ヘ長調(ヴィリニュスのタブラチュア から;1626頃)
スウォニム(18世紀)?:「いとも喜ばしきクリスマスをたたえるミサ」から
羊飼いたちよ、目覚めよ(オフェルトリウムのためのアリア・レチタティーヴォ)
ロスチスラフ・ヴィグラニェンコ(オルガン)
録音:2006年11月、カジミェシュ・ドルニ(ポーランド)、
洗礼者聖ヤン&聖バルトゥオミェイ教会
ポーランドの初期バロックにおける最も傑出したオルガニストであるヴォング
ロヴィエツのアダムの全作品の他、ピオトル・ジェレホフスキの現存唯一の作
品、ペトルス・デ・ドルジナの現存全オルガン作品を収録。

AP 0176 \2080
ロマン・スタトコフスキ(1859-1925):ピアノ作品集 Vol.2
2つの牧歌 Op.18/3つのオブレク Op.22/3つのマズルカ Op.24
3つの性格的ポロネーズ Op.9/3つのクラコヴャク Op.23/6つの小品 Op.16
バルバラ・カラシキェヴィチ(ピアノ)
録音:2007年12月21-22日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1
ポーランドの作曲家・ピアニスト、スタトコフスキは主としてピアノ音楽を作
曲し、中でも小品にその才能を発揮しました。

AP 0184 \2080
ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):ピアノ作品集 Vol.1
バラード変ホ短調 Op.31/ルブリンの思い出(ロマンス・ヴァリエ)Op.12
演奏会用ワルツ変ニ長調 Op.3/洋上で(瞑想曲)Op.28
即興曲第2番ヘ長調 Op.34/あるワルツの思い出 Op.18
演奏会用ワルツ ホ長調 Op.30/ポロネーズ変イ長調 Op.21
トマシュ・カミェニャク(ピアノ)
録音:2008年1月4-5日、2月1日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1
ヴァイオリニスト・作曲家のヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880)の弟ユゼ
フはピアニスト・ピアノ教師・作曲家として活躍しました。作品は兄ほどには
認められませんでしたが、近年ポーランドにおいて録音が増えてきており、国
際的にも再評価されそうな勢いです。

AP 0187 \2080
ヘンリク・パフルスキ(1859-1921):ピアノ作品集 Vol.1
自作主題による変奏曲 Op.1/ピアノのための2つの小品 Op.2
ポロネーズ Op.5/ワルツ=カプリス Op.6/2つの演奏会用練習曲 Op.7
6つの前奏曲 Op.8/ソナタ第2番ヘ長調 Op.27
リューボフ・ナヴロツカ(ピアノ)
録音:2008年5月4、6日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1
ヘンリク・パフルスキはワルシャワでスタニスワフ・モニュシュコ、ウワディ
スワフ・ジェレンスキらに、モスクワでニコライ・ルビンシテイン、パウル・
パプストに師事したポーランドのピアニスト・作曲家。

AP 0188 \2080
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):ピアノ作品集 Vol.1
印象(4つの性格的小品)Op.29/3つの小品 Op.35
メロディックな時 Op.36/物語 Op.37/クローバーの葉 Op.44
ヴァレンティナ・セフェリノヴァ(ピアノ)
録音:2008年5月28-29日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1
ジグムント・ノスコフスキはワルシャワに生まれ、ワルシャワとベルリンで学
んだ作曲家・指揮者。

AP 0191 \2080
テオドール・レシェティツキー(テオドル・レシェティツキ;1830-1915):
ピアノ協奏曲、ピアノ作品集
ヴェネツィアのバラード(舟歌)Op.39 No.1/ピアノ協奏曲 Op.9(*)
6つの瞑想曲 Op.19/チェルニーへのオマージュ、トッカータ Op.46 No.5
ショパンへのオマージュ Op.46 No.9
シューマンへのオマージュ、幻想的小品 Op.46 No.8
即興曲「二羽のヒバリ」Op.2 No.1/アリア Op.36 No.1
イシュルの思い出(ワルツ)Op.35
フベルト・ルトコフスキ(ピアノ)
ジェシュフ・フィルハーモニー管弦楽団(*)
トマシュ・フミェル(指揮(*))
録音:2008年4月7日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1(*以外)
2008年7月12日、ジェシュフ・フィルハーモニー・コンサートホール
(ポーランド)(*)
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ、イグナツィ・フリードマン、アルトゥール
・シュナーベル、ミェチススワフ・ホルショフスキ、ベンノ・モイセイヴィチ、
エリー・ナイ、パウル・ヴィトゲンシュタインら名ピアニストを多数輩出した
ポーランドの高名なピアノ教師にしてピアニスト・作曲家、レシェティツキー
の作品集。
2種のジャケットがございますが、しばらく経ちますとメーカーからの出荷区
別がつかなくなることも考えられますので、あらかじめご容赦ください。

AP 0194 \2080
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.42
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):
三重奏曲ニ長調/贖い主のうるわしき御母
ユゼフ・ダウベック(18世紀):めでたし、神を産みし御母
フィリプ・ゴトシャルク(?-1809):死者のためのミサ ロ長調
マテウシュ・クツィ(18世紀):交響曲ト長調
カペラ・チェストホヴィエンシス
トマシュ・ヴァブニツ(指揮)
録音:2007年1月、ウィーン、スタジオ・クラングフォルム



<DUX>
DUX 0538/0539 2枚組 \2700
スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):オペラ「ハルカ」
タチアナ・ボロディナ、アレクサンドラ・ブチェク(ソプラノ)
アンジェイ・カリニン(テノール)
マリウシュ・ゴドレフスキ(バリトン)
ズビグニェフ・クリチカ(バスバリトン) 他
ヴロツワフ・オペラ合唱団&管弦楽団
エヴァ・ミフニク(指揮)

DUX 0632 \2080
ショパン(1810-1849):
24の前奏曲 Op.28
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
夜想曲変ニ長調 Op.27 No.2/ワルツ ホ短調 Op.posth.
ケヴィン・ケナー(ピアノ)

DUX 0693 \2080
イヴァン・ベロック:オブセッション
Obsession(クラリネット、ヴァイオリン、ピアノとテープのための;2007)
Tectonique des reves(ヴァイオリンとピアノのための;2006)
Anachroniques(朗読とフルートのための;2005)
Citrons eclates du silence(マンドリンのための;2004)
Palmes pour(ヴィオラ・ダモーレのための;2003)
La Folia pour(ヴァイオリン、チェロとピアノのための;1998)
Trio deconcertant(フルート、クラリネットとチェロのための;1996)
Triptyque(クラリネットのための;1976-1978)
イヴァン・ベロック(フルート)
ジャン=マルク・フェサール(クラリネット)
ピエール=オリヴィエ・ケラス(ヴァイオリン)
エリク・ヴィルミネイ(チェロ)
ピエール=アンリ・グゼレブ(ヴィオラ・ダモーレ)
フロレンティーノ・カルヴォ(マンドリン)
ジャン=クロード・アンリオ(ピアノ)
アニヤ・トマ(朗読)

DUX 0694 \2080
ペンデレツキ(1933-):無伴奏合唱作品全集
マニフィカト(混声;1973/1974)から Sicut locutus est
スターバト・マーテル(三重混声;1963)/ケルビム賛歌(混声;1987)
来たれ、創造主なる聖霊よ(混声;1987)
ルカ受難曲(混声;1965)から 主よ、何と/サンクトゥス(女声;2009)(*)
ベネディクトゥス(女声;2002
主をたたえん[Benedicamus Domino](男声;1992)
ルカ受難曲(混声;1965)から われを憐れみたまえ
主をたたえよ[Benedictum Dominum](混声;1992)
エルサレムの七つの門(三重混声;1996)から 深き淵より
ルカ受難曲(混声;1965)から 死の塵の中に
ポーランド・レクイエム(混声;1981)から アニュス・デイ
ダヴィデの詩篇(混声;1985)から われは御身をあがめん、主よ(詩篇130)
斑の鴨(?)[Kaczka pstra](混声;2008)(*)
古い様式による3つの小品(1963)から アリア(混声)(*)
ポーランド室内合唱団
ヤン・ウーカシェフスキ(指揮)
(*)世界初録音。

DUX 0695 \2080
クシシュトフ・メイエル(1943-):
交響曲第7番「過ぎゆく時の交響曲」Op.97(2002-2003)
ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲 Op.105(2005-2006)(*)
マグダレナ・レズレル(ヴァイオリン)
ユリウス・ベルガー(チェロ)
ポーランド国立放送交響楽団
ウーカシュ・ボロヴィチ(指揮)

DUX 0696 \2080
クライスラー(1875-1962):ヴァイオリン作品集
ウィーン小行進曲/メロディ(グルック)
スペインのセレナード(シャミナード)/踊る人形(ポルディーニ)
マラゲーニャ(アルベニス)/ロマンス イ長調(シューマン)
ジプシーの女/即興曲 Op.90 No.3(シューベルト)
プニャーニの形式によるメヌエット/オーカッサンとニコレット
シンコペイション/美しきロスマリン/貴婦人(ルイ・クープラン)
無言歌(メンデルスゾーン)/ボッケリーニの様式によるアレグレット
スペインのセレナード(グラズノフ)/愛の喜び
※(原作曲者)
カルロス・ダマス(ヴァイオリン)
アンナ・トマシク(ピアノ)
カルロス・ダマスはポルトガルのコインブラに生まれ、パリでイヴリー・ギト
リスらに師事したヴァイオリニスト。

DUX 0705 \2080
アンジェイ・ニコデモヴィチ(1925-):ヴァイオリンとピアノのための作品集
ロマンス/子守歌/夜想曲/詩曲 I/詩曲 II/ソナタ
カタジナ・ドゥダ(ヴァイオリン)
アグニェシュカ・シュルツ=ブジスカ(ピアノ)

DUX 0707 \2080
ワルシャワ福音改革教会の歴史的オルガン
ニルス・ヴィルヘルム・ゲーゼ:
コラール「主をほめたたえよ」による祝典前奏曲
メンデルスゾーン(1809-1847):前奏曲とフーガ ハ短調 Op.37 No.1
メンデルスゾーン/クリストフ・ボッサート(1957-)編曲:
ピアノのための前奏曲とフーガ ヘ短調 Op.35 No.5
ミハウ・マルクシェフスキ(1980-):福音派の歌による2つの即興
ユリウス・ロイプケ(1834-1858):オルガン・ソナタ ハ短調「詩篇94」
マックス・レーガー(1873-1916):
メロディ Op.59 No.11/序奏とパッサカリア ニ短調 Op.posth.
ミハウ・マルクシェフスキ(オルガン)



<MANCHESTER FILES>
※未案内旧譜情報
CDMAN 100 \1780
J・S・バッハ(1685-1750):オルガン名作品集
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
われ御身を呼ばわる、主イエス・キリストよ(コラール前奏曲)ヘ短調 BWV639
深き淵より、われ御身を呼ばわる(コラール前奏曲)ホ短調BWV745
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532/前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
パッサカリア ハ短調 BWV582
セルゲイ・ツァツォーリン(オルガン)
録音:1987、1989年

CDMAN 101 \1780
ヴィヴァルディ(1678-1741):
ヴァイオリン協奏曲集「四季」Op.8 Nos.1-4
ヴァイオリン、弦楽とチェンバロのための協奏曲ト長調 Op.3 No.3
ヴァイオリン、弦楽とチェンバロのための協奏曲イ長調
ミハイル・ワイマン(ヴァイオリン)
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー室内管弦楽団
レフ・シンデレル(指揮)
録音:1972、1973年

CDMAN 102 \1780
マリーンスキー劇場の歌手たちによるロシア・オペラ・アリア集
グリンカ(1804-1857):
「ルスランとリュドミラ」から リュドミラのカヴァティーナ(gk/*/G)
ダルゴムイシスキー(1813-1869):
「ルサルカ」から 粉屋のアリア(第1幕)(vp/#/D)
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
「皇帝の花嫁」から
リュバーシャのアリア(eg/*/D)、マルファのアリア(第2幕)(gk/*/G)
「サトコ」から ノルマンの商人の歌(no/+/F)
グレチャニノフ(1864-1956):
「ドブルイニャ・ニキーチチ」から アリョーシャのアリア(第1幕)(ym/*/D)
チャイコフスキー(1840-1893):
「エフゲニー・オネーギン」から グリョーミンのアリア(no/+/F)
「イオランタ」から ヴォデモンの歌(kp/*/D)
「スペードの女王」から
情景と伯爵夫人の歌(lf/+/K),トムスキーのバラード(sl/+/K)
アレンスキー(1861-1893):
カンタータ「バフチサライの泉」から ザレマのアリア(ib/*/D)
チャイコフスキー:「スペードの女王」から ゲルマンのアリア(第3幕)(ym/*/D)
ガリーナ・コヴァレワ(ソプラノ(gk))
ウラディーミル・パンクラートフ(バス(vp))
エフゲニア・ゴロホフスカヤ(メゾソプラノ(eg))
ニコライ・オホトニコフ(バス(no))
ユーリー・マルーシン(テノール(ym))
コンスタンチン・プルジニコフ(テノール(kp))
リュドミラ・フィラトワ(メゾソプラノ(lf))
セルゲイ・レイフェルクス(バリトン(sl))
イリーナ・ボガチェワ(メゾソプラノ(ib))
サンクトペテルブルク交響楽団(*)
ムソルグスキー劇場交響楽団(#)
アレクサンドル・ドミトリエフ(指揮(D))
エドゥアルト・グリクロフ(指揮(G))
マリーンスキー劇場交響楽団(+)
ワディム・カレンティエフ(指揮(K))
ヴィクトル・フェドートフ(指揮(F))
録音:1972-1984年

CDMAN 103 \1780
チャイコフスキー(1840-1893):
バレエ「白鳥の湖」Op.20 から
バレエ「眠れる森の美女」Op.66 から
バレエ「くるみ割り人形」Op.71 から
サンクトペテルブルク国立交響楽団
アンドレイ・アニハーノフ(指揮)
録音:1994年

CDMAN 105 \1780
ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ作品集
幻想的小品集 Op.3 から 悲歌(No.1),前奏曲(No.2),メロディ(No.3)
楽興の時 Op.16 から ロ短調(No.3),変ニ長調(No.5),ハ長調(No.6)
10の前奏曲 Op.23 から 嬰ヘ短調(No.1),ニ短調(No.3),
ニ長調(No.4),ト短調(No.5),変ト長調(No.10)
13の前奏曲 Op.32 から ト長調(No.5),ロ短調(No.10),嬰ト短調(No.12)
絵画的練習曲集 Op.33 から ハ短調(No.3),嬰ハ短調(No.9)
絵画的練習曲集 Op.39 から ハ短調(No.1),イ短調(No.2)
パーヴェル・セレブリャーコフ(ピアノ)
録音:1969、1972、1973年

CDMAN 106 \1780
チャイコフスキー(1840-1893):12の性格的小品「四季」Op.37bis
ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」
ワレーリー・ヴィシネフスキー(ピアノ)
録音:1992、1993年

CDMAN 107 \1780
ラフマニノフ(1873-1943):
ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1(*)
ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18(+)
ウラディーミル・ミシュク(ピアノ(*))
サンクトペテルブルク国立カペラ交響楽団(*)
アレクサンドル・チェルヌシェンコ(指揮(*))
アレクサンドル・スヴャトキン(ピアノ(+))
サンクトペテルブルク国立交響楽団
アンドレイ・アニハーノフ(指揮)
録音:1992、1993年

CDMAN 108 \1780
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」Op.13(*)
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27 No.2(*)
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57(+)
ワレーリー・ヴィシネフスキー(ピアノ(*))
イーゴリ・レベジェフ(ピアノ(+))
録音:1992、1993年

CDMAN 109 \1780
モーツァルト(1756-1791):
アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525
交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385
交響曲第40番ト短調 K.550
サンクトペテルブルク国立クラシカ交響楽団
アレクサンドル・カントロフ(指揮)
録音:1995年

CDMAN 110 \1780
ロシア管弦楽小品集
グリンカ(1804-1857):ホタ・アラゴネサ
アントン・ルビンシテイン(1829-1894):
オペラ「フェラモルス」から カシミールの花嫁たちの踊り
タネーエフ(1856-1915):
ヴァイオリンと管弦楽のための協奏組曲 Op.28 から おとぎ話(*)
アレンスキー(1861-1906):
「リャビーニン」の主題によるピアノと管弦楽のための幻想曲 Op.48(+)
グラズノフ(1865-1936):バレエ「ライモンダ」Op.57 からの組曲
前奏曲とロマネスカ,幻想的ワルツ,第2幕への間奏曲,スペイン舞曲
リャードフ(1855-1914):
キキモラ(民話)Op.63/アレクサンドル・プーシキン記念ポロネーズ Op.49
ヴェーラ・ドブルイニナ(ヴァイオリン(*))
アレクサンドル・スヴャトキン(ピアノ(+))
ペテルホフ管弦楽団
レオ・コルヒン(指揮)
録音:1993、1995年

CDMAN 111 \1780
グリーグ(1843-1907):
「ペール・ギュント」組曲第1番 Op.46
「ペール・ギュント」組曲第2番 Op.55
ホルベア組曲 Op.40
サンクトペテルブルク交響楽団
ウラディーミル・アルトシュレル(指揮)
録音:1993年

CDMAN 112 \1780
シューマン(1810-1857):
謝肉祭 Op.9
子供の情景 Op.15
パーヴェル・エゴロフ(ピアノ)
録音:1992年

CDMAN 113 \1780
モーツァルト(1756-1791):
ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488(*)
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216(+)
ヴェロニカ・レジニコフスカヤ(ピアノ(*))
ミハイル・ガントヴァルク(ヴァイオリン(+)、指揮)
サンクトペテルブルク・ソロイスツ室内アンサンブル
録音:1994年

CDMAN 114 \1780
ハイドン(1732-1809):
交響曲第45番嬰ヘ短調「告別」
交響曲第73番ニ長調「狩」
レニングラード室内管弦楽団
ラザーリ・ゴスマン(指揮)
録音:1970、1971年

CDMAN 115 \1780
リスト(1811-1886):ハンガリー狂詩曲集
第2番(*)/第6番(+)/第9番「ペストの謝肉祭」(+)/第10番(#)
第12番(**)/第15番(ラコッツィ行進曲)(#)/第17番(#)
アレクサンドル・スヴャトキン(ピアノ(*))
ワレーリー・ヴィシネフスキー(ピアノ(+))
ワレーリー・ワシリーエフ(ピアノ(#))
ドミートリー・エフィーモフ(ピアノ(**))
録音:1992年

CDMAN 116 \1780
ベートーヴェン(1770-1827):
オペラ「フィデリオ」序曲 Op.72b(*)/「レオノーレ」序曲第3番 Op.72a(*)
序曲「コリオラン」Op.62(*)/「エグモント」序曲 Op.84(*)
交響曲第5番ハ短調 Op.67(+)
ノヴォシビルスク・フィルハーモニー管弦楽団(*)
アルノリト・カッツ(指揮(*))
サンクトペテルブルク交響楽(+)
アレクサンドル・ドミトリエフ(指揮(+))
録音:1987、1988年

CDMAN 117 \1780
ピアノ名曲集
ベートーヴェン(1770-1827):エコセーズ変ホ長調
フィールド(1782-1837):夜想曲変ロ長調
グリボエドフ(1795-1829):ワルツ イ長調/ワルツ ホ短調
アリャビエフ(1787-1851):ナイチンゲールへの別れ
リャードフ(1855-1914):音楽玉手箱(おどけたワルツ)
グリンカ(1804-1857):別れ(夜想曲)
メンデルスゾーン(1809-1847)/グスタフ・ランゲ編曲:歌の翼に
ボロディン(1833-1887):小組曲 から 修道院にて
ショパン(1810-1849):ワルツ イ短調 Op.posth.
フィビフ(1850-1900):詩曲
ブラームス(1833-1897):ワルツ変イ長調
ワーグナー(1813-1883):黒鳥館に到着して
メンデルスゾーン:無言歌 ト長調
ルビンシテイン(1829-1894):ロマンス
チャイコフスキー(1840-1893):感傷的なワルツ
グリーグ(1843-1907):君を愛す
シベリウス(1865-1957):ワルツ変ニ長調
ショパン:パガニーニの思い出
アンナ・メジロワ(ピアノ)
録音:1986、1989年

CDMAN 118 \1780
ショパン(1810-1849):ピアノ作品集
幻想曲ヘ短調 Op.49/幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
ワルツ変イ長調 Op.34 No.1/ワルツ イ短調 Op.34 No.2
ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
ワレーリー・ヴィシネフスキー(ピアノ)
録音:1992、1994年

CDMAN 119 \1780
マリーンスキー劇場の歌手たちによるイタリア・オペラ・アリア集
ベッリーニ(1801-1835):「ノルマ」から ノルマのカヴァティーナ(gk/*/G)
ロッシーニ(1792-1868):
「セビーリャの理髪師」から ロジーナのカヴァティーナ(eg/*/D)
ドニゼッティ(1797-1848):「ファヴォリータ」から
フェルナンドのカヴァティーナ(kp/*/D)/レオノーラのアリア(ib/*/D)
ヴェルディ(1813-1901):
「ドン・カルロ」から フェリペ王のアリア(no/+/F)
「トロヴァトーレ」から 情景(第2幕)(ib/mg/*/D)
「リゴレット」から マントヴァ公の歌(kp/*/D)
「オテロ」から オテロのモノローグ(as/+/F)
プッチーニ(1858-1924):「マノン・レスコー」から デ・グリューのアリア(ym/*/D)
ヴェルディ:「オテロ」から オテロとデズデモーナの二重唱(第1幕)(hk/gk/*/G)
プッチーニ:「トスカ」から カヴァラドッシのアリア(第3幕)(ym/#)
ガリーナ・コヴァレワ(ソプラノ(gk))
エフゲニア・ゴロホフスカヤ(メゾソプラノ(eg))
コンスタンチン・プルジニコフ(テノール(kp))
イリーナ・ボガチェワ(メゾソプラノ(ib))
ニコライ・オホトニコフ(バス(no))
マトヴェイ・ガヴリルキン(テノール(mg))
アレクセイ・ステブリャンコ(テノール(as))
ユーリー・マルーシン(テノール(ym))
ヘンドリク・クルム(テノール(hk))
サンクトペテルブルク交響楽団(*)
アレクサンドル・ドミトリエフ(指揮(D))
エドゥアルト・グリクロフ(指揮(G))
マリーンスキー劇場交響楽団(+)
ヴィクトル・フェドートフ(指揮(F))
サンクトペテルブルク・ラジオ&TV交響楽団(#)
スタニスラフ・ゴルコヴェンコ(指揮(#))
録音:1972-1991年

CDMAN 120 \1780
チャイコフスキー(1840-1893):
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23(*)
弦楽セレナード ハ短調 Op.48
アレクサンドル・スヴャトキン(ピアノ(*))
サンクトペテルブルク国立交響楽団
アンドレイ・アニハーノフ(指揮)
録音:1992、1993年

CDMAN 122 \1780
チャイコフスキー(1840-1893):
幻想序曲「ロミオとジュリエット」Op.32
交響的幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.49
大序曲「1812年」Op.49
サンクトペテルブルク国立交響楽団
アンドレイ・アニハーノフ(指揮)
録音:1993、1994年

CDMAN 123 \1780
ロシア歌曲集
グリンカ(1804-1857):
私のために歌わないで、おお、美しい人よ(+)/むだに誘いをかけないで(+)
私はここだよ、イネジーリャ(+)/私はあのすばらしい時を覚えている(+)
ダルゴムイシスキー(1813-1869):私はまだ彼を愛している(*)
スペインのロマンス(*)/若者と乙女(+)/老いた下士官(**)
ムソルグスキー(1839-1881):茸狩り(*)/カリストラート(#)/蚤の歌(**)
ボロディン(1833-1887):暗い森の歌(**)
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):グルジアの丘の上で(**)/八行詩(**)
チャイコフスキー(1840-1893):それは早春のことだった(*)
私が知ってさえいれば(*)/騒がしい舞踏会の中で(*)/セレナード(*)
ラフマニノフ(1873-1943):
おお、悲しまないで(*)/わが子よ、お前は花のように美しい(*)
昔から恋に慰めは少なく(*)/私はあなたを待つ(*)
エフゲニア・ゴロホフスカヤ(メゾソプラノ(*))
イリーナ・ゴロヴネワ(ピアノ(*))
コンスタンチン・プルジニコフ(テノール(+/#))
エレーナ・マトゥソフスカヤ(ピアノ(+))
マリーナ・ミシュク(ピアノ(#))
ニコライ・オホトニコフ(バス(**))
ユーリー・セーロフ(ピアノ(**))
録音:1974-1995年

CDMAN 124 \1780
プロコフィエフ(1891-1953):
交響曲第1番ニ長調「古典」Op.25(*)
ピアノ協奏曲第1番変ニ長調 Op.10(+)
ピアノ協奏曲第3番ハ長調 Op.26(+)
ポリーナ・フェドトワ(ピアノ(+))
サンクトペテルブルク国立カペラ交響楽団
アレクサンドル・チェルヌシェンコ(指揮(*))
ウラディスラフ・チェルヌシェンコ(指揮(+))
録音:1995年

CDMAN 126 \1780
スクリャービン(1872-1915):ピアノのための前奏曲、詩曲、ソナタ集
前奏曲 ホ短調 Op.11 No.4/イ短調 Op.11 No.2/ニ長調 Op.11 No.5
嬰ハ短調 Op.22 No.2/ロ長調 Op.22 No.3/嬰ハ短調 Op.11 No.10
嬰ト短調 Op.16 No.2/変ト長調 Op.16 No.3/変ホ短調 Op.16 No.4
変ロ短調 Op.11 No.16/変ロ長調 Op.11 No.21/嬰ニ短調 Op.11 No.14
ソナタ第4番嬰ヘ長調 Op.30/アルバムの綴り Op.45 No.1
翼のある詩曲 Op.51 No.3/やつれた詩曲 Op.52 No.3
詩曲「炎に向かって」Op.72/ソナタ第5番 Op.53/詩曲 Op.59 No.1
詩曲「仮面」Op.63 No.3/ソナタ第9番 Op.68/5つの前奏曲 Op.74
スタニスラフ・イゴリンスキー(ピアノ)
録音:1996年

CDMAN 127 \1780
ドビュッシー(1862-1918):
映像 第1集/映像 第2集
前奏曲集 から デルフォイの舞姫,遮られたセレナード,
亜麻色の髪の乙女,吟遊詩人,オンディーヌ
喜びの島/レントより遅く(ワルツ)
エレーナ・シシコ(ピアノ)
録音:1992、1994年

CDMAN 128 \1780
ラヴェル(1875-1937):
高雅で感傷的なワルツ
ピアノ協奏曲ト長調(*)/左手のためのピアノ協奏曲(*)
ハイドンの名によるメヌエット/亡き王女のためのパヴァーヌ
ポリーナ・フェドトワ(ピアノ)
サンクトペテルブルク国立カペラ交響楽団(*)
ウラディスラフ・チェルヌシェンコ(指揮(*))
録音:1994年

CDMAN 131 \1780
シベリウス(1865-1957):
ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47(*)
交響曲第3番ハ長調 Op.52(+)
ミハイル・ガントヴァルク(ヴァイオリン(*))
サンクトペテルブルク国立カペラ交響楽団(*)
アレクサンドル・チェルヌシェンコ(指揮(*))
サンクトペテルブルク交響楽団(+)
アレクサンドル・ドミトリエフ(指揮(+))
録音:1995年

CDMAN 132 \1780
ワーグナー(1813-1883):オペラからの管弦楽曲集
「神々の黄昏」から ジークフリートのラインの旅,葬送行進曲
「ローエングリン」から 第1幕前奏曲,第3幕前奏曲
「トリスタンとイゾルデ」から
第1幕前奏曲,第3幕からの情景,イゾルデの愛の死
サンクトペテルブルク交響楽団
アレクサンドル・ドミトリエフ(指揮)
録音:1991年

CDMAN 140 \1780
チャイコフスキー(1840-1893):子供のアルバム Op.39
シューマン(1810-1857):子供のためのアルバム Op.68 から 12曲
パーヴェル・エゴロフ(ピアノ)
録音:1994年

CDMAN 156 \1780
アレクセイ・リヴォフ(1796-1870):
ヴァイオリン協奏曲イ短調(劇的情景の形式による)(*)
アントン・アレンスキー(1861-1906):ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.54(*)
ユーリー・コニュス(1869-1942):ヴァイオリン協奏曲ホ短調(+)
セルゲイ・スタドレル(ヴァイオリン)
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団
ウラディスラフ・チェルヌシェンコ(指揮(*))
アレクサンドル・ドミトリエフ(指揮(+))
録音:1986年3月23、25日(*)、6月6日(+)、
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー大ホール

CDMAN 160 \1780
プロコフィエフ(1891-1953):
バレエ「ロミオとジュリエット」組曲第2番 Op.64ter
チャイコフスキー(1840-1893):交響曲第5番ホ短調 Op.64
サンクトペテルブルク(レニングラード)・フィルハーモニー管弦楽団
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
録音:1982年11月6日、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー大ホール、
ライヴ

CDMAN 172 \1780
グリンカ(1804-1857):管弦楽作品集
オペラ「ルスランとリュドミラ」から 序曲(*),ナイナ城での踊り(+)
ベッリーニの「夢遊病の女」の主題による華麗なディヴェルティメント(#)
幻想的ワルツ(**)/オペラ「イワン・スサーニン(皇帝に捧げた命)」序曲(++)
ホタ・アラゴネサの主題による華麗な奇想曲(**)
サンクトペテルブルク(レニングラード)・フィルハーモニー管弦楽団(*)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮(*))
マリーンスキー劇場管弦楽団(+/++)
ユーリー・テミルカーノフ(指揮(+))
ヴィクトル・フェドートフ(指揮(++))
ペテルホフ管弦楽団(**)
レオ・コルヒン(指揮(**))
アレクサンドル・リフテル、ヴィクトル・リスニャク(ヴァイオリン)
ユーリー・アニケーエフ(ヴィオラ) ボリス・ミハノフスキー(チェロ)
ロシチスラフ・ヤコヴレフ(コントラバス)
ウラディーミル・シャーキン(ピアノ)以上(#)
録音:1973-1995年

CDMAN 024-99 \1780
バッハへの道の途中で ギター独奏または二重奏のための編曲集
J・S・バッハ(1685-1750):
前奏曲とフゲッタ ハ長調 BWV902(+)/前奏曲ホ短調 BWV853(*)
フーガ ホ短調 BWV961(+)/前奏曲イ短調 BWV934(*)
ポロネーズ ハ長調 BWV817,V(*)/サラバンド イ短調 BWV1002,V
メヌエット イ短調 BWV813,V(*)/メヌエット ニ短調 BWV Anh.132(+)
インヴェンション第8番 BWV779(*/+)
M・ヴィソツキー:
前奏曲ロ短調/同ニ長調/同ホ短調/同イ長調/同ト短調
変奏曲ヘ長調/悲歌 ホ短調
M・ヴィソツキー/ウラディーミル・クズネツォフ:幻想曲ニ長調
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第14番「月光」より イ短調
ミャスコフスキー(1881-1950):古い様式で ホ短調(*)
ヘンデル(1685-1759):サラバンド イ短調
ウラディーミル・クズネツォフ:組曲「秋」ホ短調
J・S・バッハ:
前奏曲ハ長調 BWV848(*/+)/アルマンド ト短調 BWV814,I(*)
メヌエット ト長調 BWV841/サラバンド ト長調 BWV821,IV
ブーレ BWV806,IX(*)/インヴェンション第13番イ短調 BWV784(*)
J・S・バッハ/グノー(1818-1893):アヴェ・マリア ト長調(#)
ウラディーミル・クズネツォフ(ギター(BWV779,848以外))
セルゲイ・ゾロタリョフ(ギター(*))
アントン・フォミチェフ(ギター(+))
ユリア・ジガリョワ(ソプラノ(#))
録音:1998年頃?

CDMAN 057-00 \1780
J・S・バッハ(1685-1750):パストラーレ ギター・トリオ編曲集
ウラディーミル・クズネツォフ編曲:
われ御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ(コラール前奏曲)イ短調 BWV639
組曲ニ短調 BWV997/前奏曲ホ短調 BWV938/ラルゲット イ長調 BWV972,II
アングレーズ ホ短調 BWV814,IV/アダージョ ハ短調 BWV985,II
インヴェンション ロ短調 BWV786/ラルゴ ホ短調 BWV973,II
ブーレ ニ長調 BWV820,III/パストラーレ イ短調 BWV590,III
協奏曲ニ短調 BWV974/アニュス・デイ(アリア)BWV232,XXIII
プロジェクトゥス
セルゲイ・ゾロタリョフ、アントン・フォミチェフ、
ウラディーミル・クズネツォフ(ギター)
録音:2000年、サンクトペテルブルク

CDMAN 062-01 \1780
ブラスバンドによるロシアの式典音楽
メンデルスゾーン:結婚行進曲
グリエール:偉大なる都市への賛歌
オギンスキ:ポロネーズ
不詳:ファンファーレ I
イワーノフ=ラトケヴィチ:ファンファーレ II/ファンファーレ III
ベートーヴェン:葬送行進曲
メンデルスゾーン:葬送行進曲
グリーグ:アンダンテ・ドロローソ
ショパン:葬送行進曲
ボルモチン:瞑想
グラーバリ:葬送行進曲
ウダーロフ:葬送行進曲
ガヴリーロフ:古い葬送行進曲
ヴァフチンスキー:古い葬送行進曲
ズーボフ:古い葬送行進曲




<AQUARIUS>
AQVR 332-2 \1780
ゲオルギー・ネレップ ロシアの独唱&二重奏曲集
ダルゴムイシスキー(1813-1869):オペラ=バレエ「バッカスの勝利」から(*)
序奏-レチタティーヴォ-合唱,バッカスの行進と合唱,
サティロスの踊り,間奏曲と合唱付きのアリア,フィナーレ
グリリョフ(1803-1853):黄金色の絹の髪(**)
ダルゴムイシスキー:騎士たち(+/##)
ワルラーモフ(1801-1848):泳ぐ人々(+/##)
川は音をたてて(+/##)/夜想曲(+/##)/早く、早く、花は(#/**)
グリンカ(1804-1857):回顧(#/++)
アリャビエフ(1787-1851):夕べの鐘(#/**)
ダルゴムイシスキー:過ぎ去りし魅惑の日々(#/++)
イッポリトフ=イワーノフ(1859-1935):草原の中を秋風は吹き(#/++)
ルビンシテイン(1829-1894):別れに添えて(#/***)/雲(#/***)
バディア:おお、繰り返して(#/***)
カンパナ:それは明らかだ(#/***)
ニコライ:言葉(#/++)
ゲオルギー・ネレップ(テノール)
コンスタンチン・ポリャーエフ(バス(*))
バルバラ・グラードフ(ソプラノ(*))
ニーナ・アレクサンドリースカヤ(メゾソプラノ(*))
VRK合唱団&管弦楽団(*)
アレクセイ・コワーレフ(指揮(*))
アンドレイ・イワーノフ(バリトン(+))
アントニーナ・クレシチェワ(メゾソプラノ(#))
N・ワリテル(ピアノ(**))
M・サハーロフ(ピアノ(++))
G・オレントリヘル(ピアノ(##))
不詳(ピアノ(***))
録音:1948、1950-1953年

AQVR 251-2 \1780
【未案内旧譜】
アレクセイ・イワーノフ オペラ・アリア集(ロシア語歌唱)
ヴェルストフスキー(1799-1862):
「アスコリドの墓」第2幕 から 無名のアリア(*)
ボロディン(1833-1887):「イーゴリ公」第2幕 から イーゴリ公のアリア(+)
ムソルグスキー(1839-1881):
「ホヴァーンシチナ」第3幕 から シャクロヴィートゥイのアリア(+)
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
「皇帝の花嫁」第1幕 から グリャズノイのアリア(+)
ルビンシテイン(1829-1894):「デーモン」第2幕 から デーモンのアリア(#)
セーロフ(1820-1871):
「悪の力」第3幕 から ピョートルとエリョームカの場面(***/**)
チャイコフスキー(1840-1893):
「マゼッパ」第2幕 から マゼッパのアリオーソ(++)
チャイコフスキー:「スペードの女王」第3幕 から トムスキーのアリア(#)
ドニゼッティ(1797-1848):
「愛の妙薬」第1幕 から ドゥルカマーラのカヴァティーナ(##)
グノー(1818-1893):
「ファウスト」第1幕 から ヴァレンティンのカヴァティーナ(+)
マイアベーア(1791-1864):
「アフリカの女」第3幕 から ネルスコのバラード(##)
トマ(1811-1896):「ハムレット」第2幕 から ハムレットの乾杯の歌(+)
ワーグナー(1813-1883):「タンホイザー」(+)
第2幕 から ヴォルフラムの歌,第3幕 から ヴォルフラムのロマンス(+)
アレクセイ・イワーノフ(バリトン)
ニコライ・シチェゴリコフ(バス:エリョームカ(***))
モスクワ放送交響楽団(*)
ヴィクトル・スミルノフ(指揮(*))
ボリショイ劇場管弦楽団(+/#/**/++/##)
ワシーリー・ネボリシン(指揮(+))
アレクサンドル・メリク=パシャエフ(指揮(#))
キリル・コンドラシン(指揮(**))
レフ・シテインベルク(指揮(++))
アレクサンドル・オルロフ(指揮(##))
録音:1940、1945、1947-1950、1952年

AQVR 252-2 \1780
【未案内旧譜】
アレクセイ・イワーノフ オペラ・アリア&歌曲集(ロシア語歌唱)
レオンカヴァッロ(1858-1919):「道化師」から プロローグ(*)
ヴェルディ(1813-1901):
「リゴレット」第2幕 から リゴレットの場面とアリア(+)
ヴェルディ:「オテロ」第2幕 から イアーゴのモノローグ(#)
プッチーニ(1858-1924):「トスカ」第2幕 から スカルピアのアリア(**)
ルビンシテイン(1829-1894):希望(++)
ムソルグスキー(1839-1881):老人の歌(##)/風は激しく吹く(++)
ドン川のほとりの花園(##)/死の歌と踊り(##)
バラキレフ(1837-1910):昨日の夜(++)/有頂天(++)
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):私は洞穴であなたを待っていた(++)
チャイコフスキー(1840-1893):
黄色の畑の上に(++)/せめて一度だけでもわかってほしい(++)
ラフマニノフ(1873-1943):
私は再び孤独だ(++)/そんなに昔だろうか、友よ(++)
アレクセイ・イワーノフ(バリトン)
ボリショイ劇場管弦楽団(*/+/#/**)
ウラディーミル・デルマン(指揮(*))
A・チュグーノフ(指揮(+))
アレクサンドル・メリク=パシャエフ(指揮(#))
ボリス・ハイキン(指揮(**))
A・ズイプツェフ(ピアノ(++))
V・ヴィクトーロフ(ピアノ(##))
録音:1940、1952、1954、1961-1963年




<IM LAB>【未案内旧譜】
IMLCD 014 \1780
アレクサンドル・グリリョフ(1803-1853):歌曲集
鐘/当ててごらん、愛しい人よ/船乗りの歌/戦いの後で/サラファン
御者の歌/流れ星/悲しい籠の鳥/村の夜警/おじいちゃん
悲しい一人暮らし/少女が門の所に立っている/内気な望み/思い出
若さとは何と美しい/あなたは私の心を弄んだ/さようなら、わが家
鳥は飛んで行った/ひどく寒い夜に/ああ、私を起こさないで
スリョートカの子守歌
マリーナ・フィリッポワ(メゾソプラノ)
アンナ・コワリスカヤ(ギター(*)、マンドリン)
アントン・ビルラ(ギター(*))
録音:2005-2006年
使用楽器:2004年、サンクトペテルブルク、ミハイル・フェトチェンコ製
(モデル:1825年、パリ、ルネ・ラコート製)(*)

IMLCD 047 \1780
パーヴェル・チェスノコフ(1877-1944):
夕べの祈り/無伴奏混声合唱のための晩課 Op.44
わが魂は主をあがめ/われ老いてもわれを拒まざるや
永遠なる会議/天使は叫びぬ/神はわれらと共に在り
ロジジェシトヴォ合唱団
(サンクトペテルブルク・フィルハーモニー独唱者合唱団「降誕」)
オリガ・ストゥプネワ(指揮)
録音:2002年、サンクトペテルブルク、聖エカテリーナ教会スタジオ

IMLCD 064 \1780
パーヴェル・チェスノコフ(1877-1944):ロシア正教会聖歌集
大連祷 Op.37 No.4/懇願の連祷 Op.41 No.1
主の祈りの前の連祷 Op.41 No.2
主の祈り Op.24 No.12/埋葬中の連祷 Op.41 No.4
聖別された供物の聖体礼儀からの連祷 Op.41 No.5
アレクサンドル・カスタリスキー(1856-1926):
長年(パーヴェル・チェスノコフへ)
ワラーム男声合唱団
イーゴリ・ウシャーコフ(指揮)
録音:2004年、モスクワ、聖ニコライ教会

IMLCD 065 \1780
神の愛をたたえて パーヴェル・フロレンスキーの記念に
ロシア正教会聖歌(全25曲)
ワラーム合唱学校男声合唱団
イーゴリ・ウシャーコフ(指揮)
録音:1996年
パーヴェル・フロレンスキー(1882-1937)はロシアの神学者・哲学者。ソヴィ
エト政府に抵抗し教会や聖遺物を守り、強制処刑所に送られ処刑されました。

IMLCD 113 \1780
ロシアの全聖人をたたえて ロシア正教会聖歌集(全31曲)
ワラーム合唱学校男声合唱団
イーゴリ・ウシャーコフ(指揮)
録音:1994、1997、2003年、
サンクトペテルブルク・ドキュメンタリー・フィルム・スタジオ(白の間)

IMLCD 117 \1780
伝説の都市セヴァストポリ クリミア戦争150周年記念
クリミア戦争(1853-1856)当時のロシア兵士の歌と、
英雄的なセヴァストポリ英雄的防衛戦150周年に捧げられた現代作品(全31曲)
ワラーム合唱学校男声合唱団
イーゴリ・ウシャーコフ(指揮)
録音:2004年、サンクトペテルブルク・ドキュメンタリー・フィルム・スタジオ
(白の間)

IMLCD 134 \1780
アルバムの綴り ヴァイオリン小品集
ショパン(1810-1849)/ミルシテイン編曲:夜想曲嬰ハ短調 Op.posth.
ゲーゼ(1879-1963):嫉妬(タンゴ)
ラヴェル(1875-1937):ハバネラ形式の小品
クライスラー(1875-1962):中国の太鼓 Op.3
アクロン(1886-1943):ヘブライのメロディ Op.33
ドビュッシー(1862-1918)/ルランス編曲:月の光
ヴィエニャフスキ(1835-1880):マズルカ=クヤヴィアク Op.3 No.2
ブロッホ(1880-1959):バール・シェム から ニグン(即興曲)
マスネ(1842-1912):タイスの瞑想曲
アルベニス(1860-1909)/ハイフェッツ編曲:セビーリャ
スク(1874-1935):愛の歌 Op.7 No.1
ミヨー(1892-1974)/ハイフェッツ編曲:ブラジレイラ
ポンセ(1882-1848)/ハイフェッツ編曲:エストレリータ(メキシコのセレナード)
ショパン/サラサーテ編曲:夜想曲変ホ長調 Op.9 No.7
ジーノ・ヴィンニコフ(ヴァイオリン)
セルゲイ・マリツェフ(ピアノ)
録音:2006年8月、サンクトペテルブルク、聖エカテリーナ・ルター派教会

IMLCD 135 \1780
アレクセイ・オルロヴェツキー・プレイズ・ベートーヴェン、リスト、
ショパン
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27 No.2
リスト(1811-1886):
「巡礼の年 第1年 スイス」から ジュネーヴの鐘/練習曲変ニ長調「ため息」
ヴェルディの「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ
ショパン(1810-1849):
練習曲変イ長調 Op.25 No.1/練習曲ハ短調 Op.10 No.12
ワルツ嬰ハ短調 Op.64 No.2/ワルツ ホ短調 Op.posth.
夜想曲嬰ヘ長調 Op.15 No.2/夜想曲嬰ハ短調 Op.posth.
アレクセイ・オルロヴェツキー(ピアノ)
録音:2005年、サンクトペテルブルク音楽博物館(シェレメチェボ宮殿)、白の間
使用楽器:19世紀中盤、ロンドン、エラール製 No.5574
グリゴリー・ソコロフに師事、ベートーヴェン、リスト、ショパン、ラフマニ
ノフを得意とするアレクセイ・オルロヴェツキー(1959年サンクトペテルブルク
生まれ)がエラールのオリジナルを弾いています。

IMLCD 138 \1780
セルゲイ・レメシェフ 初期録音集 1929-1938
マスネ(1842-1912):オペラ「ウェルテル」から ウェルテルのアリア(*)〔1932〕
プッチーニ(1858-1924):オペラ「ボエーム」から ロドルフォのアリア(+)〔1934〕
グノー(1818-1893):
オペラ「ファウスト」から ファウストのカヴァティーナ(+)〔1934〕
モニュシュコ(1819-1872):オペラ「ハルカ」から ヨンテクのアリア(#)〔1932〕
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
オペラ「五月の夜」から レフコの歌(*)〔1932〕
ナプラーヴニク(1839-1916):
オペラ「ドゥブロフスキー」から ドゥブロフスキーのアリア 〔1932〕
ボロディン(1833-1887):
オペラ「イーゴリ公」から ウラディーミルのカヴァティーナ 〔1936〕
チャイコフスキー(1840-1893):
オペラ「エフネギー・オネーギン」から オネーギンのアリア(**)〔1937〕
アレンスキー(1861-1906):
オペラ「ラファエル」から 舞台裏の歌手の歌(***)〔1929〕
レオンカヴァッロ(1858-1919):
オペラ「道化師」から 道化師のセレナード(***)〔1929〕
ファルヴォ(1874-1936):君に告げて(++)〔1935〕
クルティス(1875-1937):私のために歌って(##)〔1934〕
タリアフェッロ:春(++)〔1934〕
ロッシーニ(1792-1868):タランテラ(##)〔1934〕
グリリョフ(1803-1853):わが青春の夜明け 〔1934〕/小さな鐘 〔1934〕
グリンカ(1804-1857):私はすばらしい瞬間を覚えている(+++/c)〔1936〕
リムスキー=コルサコフ:たなびく雲は薄くなり(+++)〔1936〕
チャイコフスキー:恐ろしいひととき(+++)〔1938〕
ロシア民謡:
わが青春は過ぎ(+++)〔1937〕/ヘイ、ワーニャ(+++)〔1937〕/木端(a)〔1937〕
セルゲイ・レメシェフ(テノール)
KRO管弦楽団(*)
ボリショイ劇場管弦楽団(+/#/**)
アレクサンドル・メリク=パシャエフ(指揮(+))レフ・シテインベルク(指揮(#))
アレクサンドル・オルロフ(指揮(**/++))
モスクワ放送交響楽団(++)
管弦楽団(##)
A・グラン(指揮(##))
A・マカロフ(ピアノ(***))
S・ストゥチェフスキー(ピアノ(+++))
S・クヌシェヴィツキー(チェロ(c))
レニングラード・アコーディオン・アンサンブル(a)
不詳(管弦楽(無印))
録音:〔年〕

IMLCD 139 \1780
ブラームス、ブルッフ、ショスタコーヴィチ、ダヴィードフ:
チェロとピアノのための作品集
ブラームス(1833-1897):チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
ブルッフ(1838-1920):コル・ニドライ Op.47
ショスタコーヴィチ(1906-1975):チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
ダヴィドフ(1838-1889):無言のロマンス Op.23
ワディム・メッセルマン(チェロ)
アレクセイ・オルロヴェツキー(ピアノ)
録音:2006年4月、サンクトペテルブルク音楽博物館(シェレメチェボ宮殿)、
白の間




<KAPELMEISTER>【未案内旧譜】
KAP 010 \1780
ロシア行進曲集
リャードワ:祝典行進曲
チェルネツキー:母国に栄光あれ
シェペレフ:青年行進曲
プチコフ:ロシア行進曲
不詳:擲弾兵(ロシアの古い行進曲)
チェルネツキー:戦車兵隊行進曲/近衛臼砲兵隊行進曲
トゥルピージン:ムラデリの主題による行進曲
アガプキン:スラヴ娘の別れ
ヴィクトル・アファナシェフ(指揮)
吹奏楽団名の表記はございません。収録時間27分14秒で通常価格ですのでご注
意ください。




<DUX>
DUX 0711 \2080
ザ・パワー・オヴ・エモーション ピアノとヴァイオリンのための音楽
グアスタビノ(1912-2000):ばらと柳
ブロッホ(1880-1959):バール・シェム から ニグン
ハチャトゥリアン(1903-1978):夜想曲(1948)
シリル・スコット(1879-1970)/クライスラー編曲:東方幻想郷 Op.47 No.1
ルドミル・ルジツキ(1884-1953):夜想曲嬰ヘ短調 Op.30 No.2
ヴェロニカ・ラトゥシンスカ(1977-):アマルコルド(2000)
マスネ(1842-1912):オペラ「タイス」から 瞑想曲
ピアソラ(1921-1992):アディオス・ノニーノ
シマノフスキ(1882-1937):ロマンス ニ長調 Op.23
ラフマニノフ(1873-1943):ヴォカリーズ Op.34 No.14
ジョン・ウィリアムズ(1932-):映画「シンドラーのリスト」のテーマ
パトリツィア・ピェクトフスカ(ヴァイオリン)
マリウシュ・ルトコフスキ(ピアノ)

DUX 0606/0609 4枚組 \8320
ポーランド音楽アンソロジー
【CD 1】 14-18世紀
不詳:神の御母
アルス・ノヴァ ヤツェク・ウルバニャク(指揮)
不詳:御母は悲しみに立ちつくしたまえり
ボルヌス・コンソート マルチン・ボルヌス=シュチチンスキ(指揮)
不詳:Fulget in templo legifer / Omnia beneficia
ラドムのミコワイ:Alleluia
不詳:御身をたたえん、おお、主よ
アルス・ノヴァ ヤツェク・ウルバニャク(指揮)
グルジオンツのピオトル:Predulcis eurus turbinis
アルス・カントゥス トマシュ・ドブジャンスキ(指揮)
ツィプリアン・バジリク:全能なる父の叡智
コレギウム・ヴォカーレ・ビドゴシュチ
アルス・ノヴァ ヤツェク・ウルバニャク(指揮)
シャモトゥーのヴァツワフ:眠りに入る子供たちのための祈り
コレギウム・ヴォカーレ・ビドゴシュチ
ミコワイ・ゴムウカ:手を打ち鳴らさん
アルス・ノヴァ イル・カント ヤツェク・ウルバニャク(指揮)
マルチン・レオポリタ:復活祭のミサ から キリエ
コレギウム・ヴォカーレ・ビドゴシュチ
不詳:Rex(ルブリンのヤンのタブラチュア譜集 から)
ルネサンス・トロンボーン・アンサンブル
不詳:ファンタジア第1旋法(グダンスクのタブラチュア譜集 から)
ロマン・ペルツキ(オルガン)
ヴァレンティン・バクファルク:黒い牝牛
マルチン・ザレフスキ(リュート)
アダム・ヤジェンプスキ:2声の第3コンチェルト
イル・テンポ アガタ・サピェハ(指揮)
マルチン・ミェルチェフスキ:Benedictio et claritas
リンナムーシクード ボルヌス・コンソート
マルチン・ボルヌス=シュチチンスキ(指揮)
アンジェイ・ロハチェフスキ:4声のカンツォーナ
スタニスワフ・シルヴェステル・シャジンスキ:
2つのヴァイオリンとオルガンの通奏低音のためのソナタ
イル・テンポ アガタ・サピェハ(指揮)
マルチン・ジェブロフスキ:マニフィカト から Suscepit Israel
エルジビェタ・トヴァルニツカ(ソプラノ) マルク・ステファンスキ(オルガン)
ユゼフ・エルスネル:交響曲ハ長調 Op.11 から メヌエット
オポレ・フィルハーモニー管弦楽団 ボグスワフ・ダヴィドフ(指揮)
フェリクス・ヤニェヴィチ:協奏的ディヴェルティメント から アダージョ
ヴラティスラヴィア・ヴロツワフ室内管弦楽団 ヤン・スタニェンダ(指揮)
【CD 2】 ショパン
ショパン:
バラード ト短調 Op.23 No.1  ズビグニェフ・ラウボ(ピアノ)
マズルカ ニ長調 Op.33 No.2  タチアナ・シェバノワ(ピアノ)
ポロネーズ変イ長調 Op.53  ピオトル・パレチニ(ピアノ)
スケルツォ嬰ハ短調 Op.39  ケヴィン・ケナー(ピアノ)
前奏曲変ニ長調 Op.28 No.15  エドヴァルト・ヴォラニン(ピアノ)
練習曲ハ短調「革命」Op.10 No.12  ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
ワルツ ヘ長調 Op.34 No.3  ベアタ・ビリンスカ(ピアノ)
リトアニアの歌 Op.74 No.16
エヴァ・ポドレシ(メゾソプラノ) ギャリック・オールソン(ピアノ)
ソナタ第3番ロ短調 Op.58  ステファン・ヴォイタス(ピアノ)
夜想曲嬰ヘ短調 Op.48 No.2  マレク・ミゼラ(ピアノ)
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11  スタニスワフ・ドジェヴィエツキ(ピアノ)
シンフォニア・ヴァルソヴィア グジェゴシュ・ノヴァク(指揮)
【CD 3】 19世紀
イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ:弦楽四重奏曲ホ短調 Op.7 No.1
カメラータ四重奏団
スタニスワフ・モニュシュコ:
演奏会用序曲「おとぎ話」
ビャウィストク・フィルハーモニー管弦楽団
マルチン・ナウェンチ=ニェショウォフスキ(指揮)
山頂ではモミの木がざわめき
グジェゴシュ・ツァバン(テノール)
ポロラシェ・フィルハーモニー管弦楽団 マレク・クドリツキ(指揮)
カロル・リピンスキ:交響曲変ロ長調 Op.2 No.3 から ヴィヴァーチェ
ルブリン・フィルハーモニー管弦楽団 ピオトル・ヴィヤトコフスキ(指揮)
ヘンリク・ヴィエニャフスキ:
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.11 から アレグロ・コン・フオコ
ヴォイチェフ・プワフネル(ヴァイオリン)
ベートーヴェン・アカデミー管弦楽団 パヴェウ・プシトツキ(指揮)
ヘンリク・ヴィエニャフスキ:伝説 Op.17
バルトゥオメイ・ニジョウ(ヴァイオリン) ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ)
ユリウシュ・ザレンプスキ:ピアノ五重奏曲ト短調 Op.34 から スケルツォ
ワルシャワ五重奏団
ミェチスワフ・カルウォヴィチ:
セレナード ト長調 Op.2 から ロマンス
エルデーディ室内管弦楽団 ウーカシュ・ボロヴィチ(指揮)
もっと私に話して
パヴェウ・スカウーバ(テノール) ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ)
ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.8
ピオトル・プワフネル(ヴァイオリン)
ジェロナ・グラ・フィルハーモニー管弦楽団
チェスワフ・グラボフスキ(指揮)
ヘンリク・メルツェル:夜想曲  ドミニク・ブリール(ピアノ)
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ:
広く澄んだ海の上で
アンナ・ラジェイェフスカ(メゾソプラノ) マリウシュ・ルトコフスキ(ピアノ)
幻想的クラコヴィアク Op.14 No.6
デュオ・グラナト; ヴァルデマル・マリツキ、タマラ・グラナト(ピアノ)
【CD 4】 20世紀
ミェチスワフ・スルジンスキ:悲しき歌  イェジ・ジュビンスキ(オルガン)
カロル・シマノフスキ:
練習曲変ロ短調 Op.3 No.4(フィテルベルク編曲)
ジェロナ・グラ・フィルハーモニー管弦楽団
チェスワフ・グラボフスキ(指揮)
神話 Op.30 から アルトゥーザの泉
ピオトル・プワフネル(ヴァイオリン) ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ)
マズルカ Op.50 No.4  アンナ・キヤノフスカ(ピアノ)
グラジナ・バツェヴィチ:
弦楽合奏のためのディヴェルティメント から アレグロ
エルデーディ室内管弦楽団 ウーカシュ・ボロヴィチ(指揮)
オベレク
バルトゥオメイ・ニジョウ(ヴァイオリン)
パヴェウ・マズルキェヴィチ(ピアノ)
アレクサンデル・タンスマン:4つのポーランド舞曲 から ポルカ
ポドラシェ・フィルハーモニー管弦楽団
マルチン・ナウェンチ=ニェショウォフスキ(指揮)
アンジェイ・パヌフニク:ピアノ三重奏曲 から 第3楽章
ヴァルソヴィア・ピアノ三重奏団
ヴィトルト・ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲 から カプリッチョ
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団 アントニ・ヴィト(指揮)
ロマン・パレステル:リードの三重奏曲 から アレグロ・モデラート
クラクフ・リード三重奏団
イェジ・バウエル:チェロとピアノのための1楽章のソナタ
ミハウ・ドモホフスキ(チェロ) グレアム・ジャクソン(ピアノ)
ジグムント・クラウゼ:オルゴール・ワルツ  イヴォナ・ミロニウク(ピアノ)
クシシュトフ・ペンデレツキ:ラクリモーサ
ヤドヴィガ・ガドゥランカ(ソプラノ)
ポーランド国立放送合唱団&交響楽団 クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)
パヴェウ・シマンスキ:A Due
バルトゥオメイ・ニジョウ(ヴァイオリン) ヤロスワフ・ピェトジャク(ピアノ)
ヴォイチェフ・キラル:Victoria
シロンスク・フィルハーモニー合唱団&管弦楽団
ミロスワフ・ヤツェク・ブワシュチク(指揮)
編集盤ですが価格が高く設定されております。ご注意ください。

DUX 0666/0667 2枚組(1枚価格) \2080
祖国への別れ ポーランド独立90周年記念アルバム
ミハウ・クレオファス・オギンスキ:祖国への別れ(ポロネーズ)
エドヴァルト・ヴォラニン(ピアノ)
不詳:神の御母
アルス・ノヴァ ヤツェク・ウルバニャク(指揮)
ユゼフ・ヴィビツキ:ドンブロフスキのマズルカ
ポーランド軍合唱団&管弦楽団 ボレスラフ・シュリア(指揮)
スタニスワフ・モニュシュコ:ワルツ第2番
ヴェロニク・ブリール(ピアノ)
ヘンリク・ヴィエニャフスキ:クヤヴィアク イ短調/オブレク Op.19 No.1
ワディム・ブロドスキ(ヴァイオリン)
テクラ・ボンダジェフスカ=バラノフスカ:聖母の祈り
ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ)
ミハウ・ラジヴィウ:ディヴェルティメント ニ長調
ヴロツワフ室内管弦楽団レオポルディウム ヤン・スタニェンダ(指揮)
イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ:大ワルツ Op.63
ヴェロニク・ブリール(ピアノ)
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ:
オペラ「マンル」から ジプシー行進曲
ヴロツワフ・オペラ管弦楽団 エヴァ・ミフニク(指揮)
メヌエット ト長調 Op.14 No.1
ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ)
グラジナ・バツェヴィチ:カプリス/オベレク
バルトゥオメイ・ニジョウ(ヴァイオリン)
パヴェウ・マズルキェヴィチ(ピアノ)
ジグムント・ノスコフスキ:悲歌風ポロネーズ
オポレ・フィルハーモニー管弦楽団 ボグスワフ・ダヴィドフ(指揮)
カロル・シマノフスキ:
バレエ「ハルナシェ」から ハルナシェの踊り
ヨアンナ・ドマンスカ、アンジェイ・タタルスキ(ピアノ)
練習曲変ロ短調 Op.3 No.4(フィテルベルク編曲)
ジェロナ・グラ・フィルハーモニー管弦楽団
チェスワフ・グラボフスキ(指揮)
アレクサンデル・タンスマン:クヤヴィアク/オベレク
ポドラシェ・フィルハーモニー管弦楽団
マルチン・ナウェンチ=ニェショウォフスキ(指揮)
ユリウシュ・ザレンプスキ:タランテラ イ長調 Op.25
マリア・コレツカ=ソシュコフスカ(ピアノ)
フェリクス・ヤニェヴィチ:協奏的ディヴェルティメント
ヴラティスラヴィア・ヴロツワフ室内管弦楽団
ヤン・スタニェンダ(ヴァイオリン、指揮)
スタニスワフ・モニュシュコ:糸紡ぎの女
マウゴジャタ・アルマノフスカ(ソプラノ) エッラ・ススマネク(ピアノ)
カジミェシュ・シコルスキ:Jakem ja szedl, kalina
ワルシャワ室内合唱団 リシャルト・ジマク(指揮)
不詳:クラクフの時刻ラッパ
マレク・スクファルチンスキ(トランペット)
スタニスワフ・モニュシュコ:オペラ」ハルカ」序曲
ヴロツワフ・オペラ管弦楽団 エヴァ・ミフニク(指揮)
アダム・シフィエジンスキ:カシュビ舞曲
マルタ・A・バリンスカ(フルート) ベルナルト・ヨプ(ピアノ)
カロル・リピンスキ:
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調 Op.21 から 第2楽章
ドミニカ・ファルゲル(ヴァイオリン) ピオトル・ヴィジャトコフスキ(指揮)
ヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲変ロ長調 Op.2 No.3 から 第3楽章
ヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリン・フィルハーモニー管弦楽団
ピオトル・ヴィジャトコフスキ(指揮)
ジグムント・クラウゼ:4つの民俗旋律
イヴォナ・ミロニウク(ピアノ)
ミェチスワフ・カルウォヴィチ:セレナード Op.2 から ロマンス
ソポト・ポーランド室内フィルハーモニー管弦楽団
ヴォイチェフ・ライスキ(指揮)
ヘンリク・メルツェル:夜想曲
ヴェロニク・ブリール(ピアノ)
ユゼフ・エルスネル:オペラ「レシェク白髪王」序曲
オポレ・フィルハーモニー管弦楽団 ボグスワフ・ダヴィドフ(指揮)
イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ:マズルカ Op.37 No.1
ヴェロニク・ブリール(ピアノ)
スタニスワフ・モニュシュコ:オペラ「幽霊屋敷」から マズルカ
シンフォニア・ヴァルソヴィア グジェゴシュ・ノヴァク(指揮)
ロマン・マチェイェフスキ:クシェサニ
マレク・ミゼラ(ピアノ)
タデウシュ・バイルト:組曲「コラ・ブルニョン」から 舞曲I,II
ジェロナ・グラ・フィルハーモニー管弦楽団
チェスワフ・グラボフスキ(指揮)
ラファウ・ストラドムスキ:バラード
マウゴジャタ・ザレフスカ(ハープ)
クシシュトフ・ペンデレツキ:アニュス・デイ
ベートーヴェン・アカデミー管弦楽団 パヴェウ・プシトツキ(指揮)
イェジ・ドブジャンスキ:ラウラとフィロン
マルチン・ナウェンチ=ニェショウォフスキ(バリトン)
ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ)
ヴォイチェフ・キラル:映画「パン・タデウシュ」の音楽から
シンフォニア・ヴィヴァ トマシュ・ラジヴォノヴィチ(指揮)
ミハウ・クレオファス・オギンスキ:祖国への別れ(ポロネーズ)
ウルシュラ・バルトキェヴィチ(チェンバロ)
編集盤。

●未案内旧譜
DUX 0146 \2080
ショパン、パデレフスキ、シマノフスキ:ピアノと管弦楽のための作品集
ショパン(1810-1849):クラコヴィアク風ロンソ Op.14(1828)
パデレフスキ(1860-1941):自作の主題によるポロネーズ幻想曲 Op.19(1893)
シマノフスキ(1882-1937):協奏交響曲(交響曲第4番)Op.60(1932)
エルジビエタ・ヴィエドネル=ザヨンツ(ピアノ)
シロンスク・フィルハーモニー管弦楽団
ミロスワフ・ヤツェク・ブワシュチェク(指揮)
録音:1991年2、3月、カトヴィツェ(ポーランド)、
シロンスク国立フィルハーモニー
廃盤からの復活再発売と思われます。

DUX 0452 \2080
モーツァルト(1756-1791):
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219
ドミニカ・ファルゲル(ヴァイオリン)
ヴラティスラヴィア・ヴロツワフ室内管弦楽団
クリスティアン・シュルツ(指揮)
録音:2004年2月、ブロツワフ・フィルハーモニー・コンサートホール
(ポーランド)

DUX 0456/0457 2枚組(1枚価格) \2080
ブラームス(1833-1897):
交響曲第1番ハ短調 Op.68
交響曲第2番ニ長調 Op.73
オポレ・フィルハーモニー管弦楽団
ブグスワフ・ダヴィドフ(指揮)
録音:2003年11月、2004年1月、オポレ・フィルハーモニー・コンサートホール

DUX 0462 \2080
モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218(*)
ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77(+)
ワディム・ブロドスキー(ヴァイオリン)
ポズナン・ポーランド放送室内管弦楽団(*)
アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮(*))
ポーランド国立放送交響楽団(+)
アントニ・ヴィト(指揮(+))
録音:ポズナン(ポーランド)、アダム・ミツキェヴィチ大学講堂

DUX 0463 \2080
パガニーニ(1782-1840):ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.6
シベリウス(1865-1957):ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47
ワディム・ブロドスキー(ヴァイオリン)
ポーランド国立放送交響楽団
イェジ・サルヴァロフスキ(指揮)
録音:カトヴィツェ、ポーランド国立放送交響楽団コンサートホール

DUX 0464 \2080
ヴィエニャフスキ(1835-1880):ヴァイオリン協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.14(*)
サン=サーンス(1835-1921):ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調 Op.61(+)
ワディム・ブロドスキー(ヴァイオリン)
ポーランド国立放送交響楽団
アントニ・ヴィト(指揮(*))
アンジェイ・ストラシンスキ(指揮(+))
録音:カトヴィツェ、ポーランド国立放送交響楽団コンサートホール

DUX 0465 \2080
J・S・バッハ、ブクステフーデ、クレープス:オルガン作品集
J・S・バッハ(1685-1750):協奏曲ト長調 BWV592
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
かくも喜びに満てる日 BuxWV182/われらの神は堅き砦 BuxWV184
前奏曲、フーガとシャコンヌ ハ長調 BuxWV137
主キリスト、神の唯一の子 BuxWV192/パッサカリア BuxWV161
来たれ、聖霊、主なる神 BuxWV200/トッカータ ニ短調 BuxWV155
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):
天にましますわれらの父よ/いざ来たれ、異教徒の救い主よ
愛する神よ、われらはここにあり(小パルティータ)
J・S・バッハ:
愛する神よ、われらはここにあり BWV633
われら悩みの極みにあるとき BWV641
目覚めよ、と呼ぶ声あり BWV645/わが魂は主を崇め BWV648
来たれ、創造主なる主、聖霊よ BWV667
マレク・ステファンスキ(オルガン)
録音:2003年11月18-19日、シンバルク(ポーランド)、肩衣の神の御母教会

DUX 0495 \2080
ヴァルミア・マズリ県オルシュティンの史跡で聴くヨーロッパの音楽
アダム・ヤジェンプスキ(1590-1649):ベントロヴァータ
(3声のコンチェルト;フルート、オーボエ、ファゴットとチェンバロによる)
マチェイ・ラジヴィウ(1749-1800):フルートとチェンバロのためのソナティナ
不詳:「ルブリンのヤンのタブラチュア譜集」から
Rex,Zaklulam sie tarniem(チェンバロ独奏)
マレク・セヴェン(1935-):
無伴奏フルートのための瞑想曲 Op.22
開花 Op.24(フルート、オーボエ、ファゴットとチェンバロのための)
マリアン・サヴァ(1937-2005):
クァドリヴィウム(フルート、オーボエ、ファゴットとチェンバロのための)
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):カデンツァ(無伴奏ヴァイオリンのための)
ベルナルト・フミェラルツ(1958-):
城の警句(フルート、オーボエ、ファゴットとチェンバロのための)
プロ・ムジカ・アンティクア
録音:1995年7月、オルシュティン城(ポーランド)

DUX 0596 \2080
クファルトルディウム
ヴォイチェフ・ジェモヴィト・ジフ:Stale obecna tesknota
ヤン・ドゥシンスキ:La grande illusion
アレクサンドラ・グリンカ:Ambeoidal MTOCS
バルトシュ・コヴァルスキ=バナセヴィチ:Micro-circulation
マチェイ・ヤブウォンスキ:e
アレクサンデル・コシチュフ:Ore Osse Oculo(*)
アンナ・ペヘジェフスカ:Odludium
セヴェリン・シチビオル:Mirage
アダム・ファルキェヴィチ:Psychodramen II
[ポーランドの絵画を解釈した即興演奏]
ポラ・ドヴルニク画「Obiekt」
アダム X画「Elementy stylu osmiornicowego」
ラファウ・ブイノフスキ画「Kosmos」
トヴォジヴォ画「Strach ktory wije struktury」
アンナ・オクラスコ画「Kolumna nr 10」
カロル・ラジシェフスキ画「Bez tytulu」
アダム・ヴィトコフスキ画「Prawda nie zawiera wskazowek」
クファルトルディウム
ダグナ・サトコフスカ(ヴァイオリン)
ミハウ・グルチンスカ(クラリネット、バスクラリネット)
パヴェウ・ノヴィツキ(マリンバ、ヴィブラフォン、打楽器)
ピオトル・ノヴィツキ(ピアノ)
ゲスト;ミコワイ・パウォシュ(チェロ(*))
録音:2007年9月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

DUX 0598 \2080
ウィーン・オペレッタ名序曲集
ヨハン・シュトラウス II(1825-1899):
「ヴェネツィアの一夜」/「こうもり」/「ジプシー男爵」/「くるまば草」
スッペ(1819-1895):「美しきガラテア」
ツィーラー(1843-1922):「粋な心」
ヴロツワフ・ヨハン・シュトラウス祝祭管弦楽団
ヤン・シレンク(指揮)
録音:2007年4月、ヴロツワフ、ポーランド放送大ホール

<Music & Arts>
M&A 1223 8枚組 \11880
モノラル
シモン・ゴールドベルク(vn)
CD1
管弦楽は全てオランダ室内管で弾き振り
バッハ:
ヴァイオリン協奏曲第1番
(Cem: ジャニー・ファン・ウェリング、1960年6月12日、オールドバラ・フェ
スティヴァル)
ヴァイオリン協奏曲第2番(録音年不詳)
ブランデンブルク協奏曲第5番
(P:マルシア・クルチオ、Fl:アドリアーン・ボンセル、録音年不詳)
ブランデンブルク協奏曲第6番
((Cem: ジャニー・ファン・ウェリング、1960年6月12日、オールドバラ・フェ
スティヴァル)
CD2
管弦楽は全てオランダ室内管で弾き振り
バッハ:
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲BWV1060
(Ob:ハーコン・ストチジン、Cem: ジャニー・ファン・ウェリング、
1960年6月12日、オールドバラ・フェスティヴァル)
バッハ:
カンタータ「わが心に憂い多かりき」へのシンフォニアBWV21
(Ob:ハーコン・ストチジン、Cem: ジャニー・ファン・ウェリング、
1960年6月12日、オールドバラ・フェスティヴァル)
シューベルト:アダージョとロンドD.438(1966年4月28日日比谷公会堂)
シューマン:
ヴァイオリン・ソナタ第1番(P:アルトウール・バルサム、1953年6月1日米デッ
カへの録音)
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
ドヴォルザーク:四つのロマンス
グルック=クライスラー:
「オルフェオとエウリディーチェ」よりメロディ
(以上三曲、P:アルトウール・バルサム、1951年3月3日NY)
CD3
ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲(ミトロプーロス指揮NYP、1950年1月14日)
ブラームス:
二重協奏曲(Vc:ザラ・ネルソヴァ、サミュエル指揮オークランド響、
1967年12月)
CD4
メンデルスゾーン:
ヴァイオリン協奏曲
(ベイヌム指揮コンセルトヘボウ管、1957年9月4日エジンバラ)
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第4番(弾き振り、オランダ室内管、録音年不詳)
ベルク:
ヴァイオリン協奏曲(スタインバーグ指揮ピッツバーグ響、1952年11月28日)
CD5
ベートーヴェン:
カカドゥ変奏曲(Vc:カザルス、P:ゼルキン、1954年6月18日プラド)
ピアノ三重奏曲第6番(Vc:カザルス、P:ゼルキン、1954年6月18日プラド)
バビン:協奏組曲(P:バビン、1966年2月ワシントン)
CD6
ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲第5番「幽霊」
(Vc:カザルス、P:ホルショフスキ、1954年6月14日プラド)
ハイドン:
ヴァイオリン協奏曲第1番
(弾き振り、オランダ室内管、1966年4月28日日比谷公会堂)
ハイドン:
アリア「私の美しい恋人よ、別れないでーベレニーチェよ何をしているのだ」
(S:シュヴァルツコップ、オランダ室内管、1958年6月25日オランダフェスティ
ヴァル)
CD7
バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタト短調BWV1001(1970年BBCスタジオ)
無伴奏ヴァイオリン・パルティータニ短調BWV1004(1970年BBCスタジオ)
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第6番(P:ホルショフスキ、1954年6月14日プラド)
バルトーク:
ヴァイオリン・ソロ・ソナタ(1965年8月11日アスペン・フェスティヴァル)
ストラヴィンスキー:
デュオ・コンチェルタンテ
(P:ブルックス・スミス、1968年7月28日アスペン音楽祭)
ウェーベルン:四つの作品Op.7
シェーンベルク:
幻想曲(P:べブリッジ・ウェブスター、1966年7月20日アスペン音楽祭)、
19歳でフルトヴェングラー率いるベルリンフィルのコンサートマスターに着任
しながらもユダヤ迫害に巻き込まれ離任、その後はアメリカに渡り最後は日本
の富山で没したゴールドベルク。晩年は新日本フィルの指揮台にも立ち厳しい
トレーニングで「浄夜」など伝説的名演として知られています。当セットは、
ほぼ全てが世界初出となるライヴで音質も極上。無論、ご遺族承認の正式リリ
ースです。ディスコグラフィもついています。

M&A 1226 \1980
バッハ:フーガの技法(コントラプンクトゥス1-3)
クープラン:前奏曲ニ短調
バッハ:フーガの技法(コントラプンクトゥス4、5)
フレスコバルディ:カプリッチョ
ガブリエリ:フーガ
フレスコバルディ:カプリッチョ
バッハ:フーガの技法(コントラプンクトゥス8、9、11)
フローベルガー:リチェルカーレ5
2008年5月録音
コリン・ティルニー(CEM)
バッハとその先駆者達と名づけられたアルバム。「フーガの技法」の合間にそ
れら先駆者の作品を挟むという凝った選曲です。音質も良好で。使用されたハ
ープシコードは、18世紀制のフィレンツェ、クリストフォリ工房の作品と推測
されます。

M&A1227 9枚組 \13800
モノラル
ブルックナー:交響曲全集、テ・デウム(1953年1月14日から2月5日)
フォルクマール・アンドレーエ指揮
ウィーン交響楽団、
エミー・ロース(S)、ヒルデガルト・レセル・マイデン(A)、
アントン・デルモータ(T)、ゴットロブ・フリック(Bs)、
アロイス・フォスター(Org)、楽友協会合唱団
かつてウィーン響90周年で「ロマンチック」が発売されブルックナーの名匠と
して突如知られるに至ったスイスの大指揮者フォルクマール・アンドレーエ
(1879-1962)。現在活躍中のマルクは孫に当たります。この巨匠を指揮台に迎
え、1953年の1月から2月に掛けてウィーンに於けるロシア管轄の放送局である
RAVAG(アメリカ管轄はご存知の赤白赤放送)+ウィーン響による大プロジェク
ト「ブルックナー:交響曲全集」世界初録音セッションが行われました。全て
の曲が1枚のCDに収まっていることからもわかるように、キリリと引き締まっ
た快活なテンポが採用され、初期交響曲などは猛スピードといった感じです。
言うなればベートーヴェン風ブルックナーと申せましょう。第1番、第2番、
第3番はAMADEOでLPが発売されたように思いましたが、全曲一般発売は録音か
ら56年を経た今回が初めてとなります。凝りに凝ったアンドレーエ録音リスト
付。ORF提供正規音源。もちろん音質良好です。

WHRA 6026 4枚組 \7920
モノラル
ビゼー:「カルメン」全曲
エクトル・バルビエリ(モラレス)、セシ・ブロジーニ(ミカエラ)、
ジュゼッペ・モデスティ(ズニガ)、ジャン・マデイラ(カルメン)、
コンスエロ・ラモス(フラスキータ)、ジュゼッペ・タッデイ(エスカミリオ)
1958年7月18日ライヴ
サン=サーンス:「サムソンとダリラ」全曲
レイモン・ヴィナイ(サムソン)、ブランシェ・テボム(ダリラ)、
ジュゼッペ・モデスティ(ヘブライの老人)、他
1958年8月3日
ビーチャム指揮
テアトロ・コロン管、合唱団
1958年というとビーチャムも相当高齢のはずですが、イキが良い名演です。特
に「カルメン」は名演の誉れ高いもので、ファン垂涎の復活と言えましょう。
「サムソン」におけるサン=サーンスらしいゴージャスな音響絵巻もビーチャ
ムの享楽的な指揮が見事にはまって楽しい仕上がりになっています。いずれも
既出盤を大きく上回る音質です。




<MEMORIES>
MR 2110/2111 2枚組 \3380
モノラル
ブラームス:ハイドン変奏曲(1955年12月21日)
シューベルト:交響曲第4番(1955年6月6日)
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」(1958年9月25日)
イーゴリ・マルケヴィッチ指揮
フランス国立放送響
マルケヴィッチといえば凄まじい実力を持ちながら、一つのオーケストラと安
定した地位を長く持ち得なかった名匠です。その理由は余りにも厳しい練習に
あるのかもしれません。とにもかくにも、有名、無名を問わず、どのオケに客
演しても必ずやマルケヴィッチ流の音楽を作ってしまう能力には脱帽です。ブ
ラームス:ハイドン変奏曲もただの前座曲目と思う勿れ、ブリテンのパーセル
変奏曲も愛奏した巨匠だけに、こういうヴァリエーションものに隠された素材
を逐一浮き彫りにしていきます。シューベルトの第4というと駄作と嫌う方も多
いでしょうが、「グレート」には及ばないものの、ミニマル・ミュージックの
ような執拗な繰り返しには魅せられます。そして極めつけの「悲愴」。第1楽章
に於けるあの強烈なアゴーギグ!といえば通には分かって頂けることでしょう。
音質良好です。

<DELTA CLASSICS>
DCCA-0061 \2415
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(26-28,Nov,1952 rec)
フルトヴェングラー 指揮
ウィーン・フィル
エロイカの復刻が続きましたが、今回のエロイカは一番定評のある、昔から有
名な52年のスタジオ録音のものになります。この演奏は今更コメントを付ける
必要のないものですが、フルトヴェングラーとウィーン・フィルにより丹念に
作り上げられたエロイカは、昔からこの曲の代表盤としても取り上げられ、か
つ、フルトヴェングラー関係の本でも必ず掲載されているという演奏です。し
かも本家EMIからは何回も再発売され、そのほかのレーベルも必ずと言って良い
程、多くの復刻CDが現在でも流通されています。それだけ多くのCDが手に入る
のなら弊社から発売する必要は無いと思われますが、愛好家の方々から是非弊
社の「第2世代復刻で」という要望が寄せられ、なかなか良いレコードが見つか
らず今になってようやく発売となりました。既に弊社から何タイトルも発売し
ている「第2世代復刻」は、どのタイトルも好評で「作られていない自然な音
がする」とか、「レコードの原音に近い感じがする」などのコメントも寄せら
れ、それだけ「第2世代復刻」に対して愛好家の方が期待をされているのが伝
わってきます。その期待に応えるべく、今回も状態の良いレコード(WALP-1060
マトリックス:2XVH35-2、2XVH36-3)から丁寧に起こし、ノイズフィルターなど
を極力使用しないで本来レコードが持っている音を再現してみました。レコー
ドによって音質が違うので、他のCDと比較してみてもそれぞれ良いところが楽
しめる事でしょう。LPからの復刻の為ノイズ等があります。予めご了承下さい。
録音日は一般的に知られている日です。

<MEMBRAN(NUOVA ERA)>
MEMBRAN 232732 2枚組 \1650
ドニゼッティ:歌劇「ゴルコンダの王女アリーナ」
ダニエラ・デッシー
ロックウェル・ブレイク
パオロ・コーニ 他
アントネッロ・アッレマンディ指揮
エミリア・ロマーニャ州「アルトゥーロ・トスカニーニ」管弦楽団
1987/7/15-17

MEMBRAN 232733 2枚組 \1650
ロッシーニ:歌劇「パルミラのアウレリアーノ」
エツィオ・ディ・チェーザレ
デニア・マッツォーラ・ガヴァッツェーニ
ルチアーナ・ディンティーノ
ニコレッタ・チッリエント
ジャコモ・ツァーニ指揮
ジリオ・デ・ルッカ劇場リリコ・シンフォニア管弦楽団、合唱団
1991/9/28-30,10/2

MEMBRAN 232734 2枚組 \1650
ベッリーニ:歌劇「アデルソンとサルヴィーニ」
ブラッドリー・ウィリアムズ
アリシア・ナフェ
ファヴィオ・プレヴィアーティ
アウリオ・トミチク
アンドレア・リカータ指揮
カターニャ・マッシモ・ベッリーニ劇場管弦楽団、合唱団
1992/9/23-27

MEMBRAN 232735 2枚組 \1650
ドリーブ:歌劇「ラクメ」
アレッサンドラ・ルッフィーニ
ジュゼッペ・モリーノ
ブルーノ・プラティコ
セレーナ・ラッツァリーニ
カルロス・ビアンティーニ指揮
イタリア国際管弦楽団
ブラティスラヴァ室内合唱団
1991/8/6-7



<独UNIVERSAL>
ARCHIPHON 4802436 \850
C.P.E.バッハ:
フルート協奏曲 イ短調 Wq.166、変ロ長調 Wq.167
オーボエ協奏曲 変ホ長調 Wq.165
スティーヴン・プレストン(Fl)
ポール・グッドウィン(Ob)
トレヴァー・ピノック指揮 イングリッシュ・コンソート

L'OIS 4802430 \850
ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」、「海の嵐」、「喜び」、「狩り」
クリストファー・ホグウッド指揮
エンシェント室内管弦楽団

L'OIS 4802464 \850
ダウランド:リュート歌曲集
アンソニー・ルーリー指揮
コンソート・オブ・ミュージック

PHILIPS 4802429 \850
メンデルスゾーン:
交響曲第3番「スコットランド」、
交響曲第4番「イタリア」、「フィンガルの洞窟」序曲
フランス・ブリュッヘン指揮
18世紀オーケストラ

PHILIPS 4802432 \850
モーツァルト:ミサ曲 ハ短調 K.427、キリエ ニ短調 K.341
シルヴィア・マクネアー(S)
ダイアナ・モンタギュー(S)
アントニー・ロルフ・ジョンソン(T)
コルネリウス・ハウプトマン(Bass)
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
モンテヴェルディ合唱団




<仏INA-GRM>
INA G6017/26 10枚組 \10800
Ina-Grmの歴史の中でも重要な作曲家「リュク・フェラーリ」(1929-2005)の
1958年からの31のエレクトロニック作品で構成されたミュージック・コンクレ
ート10枚組 Box Set。
Luc Ferrari(リュク・フェラーリ)
Brunhild Meyer-Ferrari(vocal)(フェラーリの妻)
Michel Musseau(vocal)
CD.1(71:30)
1. Etude aux accidents(1958)(2:13)
2. Etude aux sons tendus(1958)(2:48)
3. Etude floue(1958)(2:40)
4. Echantillon pour mimes(1959)(3:36)
(1959年6月23日パリで初演)
5. Visage 5(1958-1959)(10:33)
6. Tete et queue du dragon(1959-1960)(9:13)
7. Toutologos 1(4:20)
(ヘルマン・シェルヘンより依属された作品)
8-10. Toutologas 2(14:53)
11. Music Promenade(1964-1969)(20:29)
(エレクトロ・アコースティク作品)(1970.3.16パリ初演)
CD.2(65:36)
1. Heterozygote(1963-1964)(26:19)
2. J'ai ete coupe(1969)(13:52)
(ミュージック・コンクレート)
3. Petete symphonie intuitive pour un paysage de printemps
(1973-1974)(25:09)
CD.3(72:37)
1-3. Presque rien n.1 ou Le Lever du jour au bord de la mer
(1967-1970)(21:11)
(ステレオ・マグネティック・テープ)
4-6. Presque rien n.2 ou Ainsi continue la ni\uit dans ma tete
multiple(1977)(21:28)
(ステレオ・マグネティック・テープ)(1979.11.14世界初演)
7-8. Presque rien avec filles(1989)(13:54)
(ステレオ・マグネティック・テープ)
9. Presque rien n.4 La remontee du village(1990-1998)(16:00)
CD.4(50:35)
1-6. Danses organiques(1971-1973)(50:35)
(ステレオ・マグネティック・テープ)
CD.5(51:19)
1-2. Ouvert-Ferme(1993)(8:11)
(ステレオ・マグネティック・テープ)
3. Unheimlich Schon((1971)(15:40)
4. Derivatif(2008)(27:11)
CD.6(52:47)
(リュク・フェラーリと妻の合作品)
1-5. Dialogue ordinaire avec la machine ou trois fables pour band
doucement philosophiques(1984)(30:41)
(ステレオ・マグネティック・テープ)
6. Strathoven(1985)(3:19)
(ステレオ・マグネティック・テープ)
7. Capricorne(1958)(1:28)
(INA-GRMで未発表作品が見つかった。)
8. Chute libre(1958)(18:34)
(ジェラール・パトリス監督の映画のサウンドトラック)
CD.7(58:41)
1-6. Far-West News No.1: De Santa Fe a Monument Valley(1999.3)
(29:35)
7-11. Far-West News Nr.2: De Page a Grand Canyon(1999.5)
CD.8(52:45)
1-6. Far-West News No.3: De Prescott Los Angeles(1999)(28:01)
7-12. Archives genetiquement modifiees(2000)(25:23)
CD.9(54:28)
1-15. Les Anecdotiques, Exploitation des Concepts N.6(2001-2002)
CD10.(74:47)
1-13. L'escalier des aveugles(1991)(34:20)
14-19. Les Arythmiques(2003)(40:25)
仏語と英語の解説書付き




<MEMBRAN>
MEMBRAN 232695-205 \540
ショパン:ワルツ集
演奏:アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)1956
1. ワルツ第1番「華麗なる大ワルツ」
2. ワルツ第2番「華麗なるワルツ」
3. ワルツ第3番
4. ワルツ第4番「華麗なるワルツ」
5. ワルツ第5番
6. ワルツ第6番
7. ワルツ第7番
8. ワルツ第8番
9. ワルツ第9番
10. ワルツ第10番
11. ワルツ第11番
12. ワルツ第12番
13. ワルツ第13番
14. ワルツ第14番
15. バラード第2番
16. スケルツォ第3番

MEMBRAN 232710-205 \540
カラヤン/ ウインナ・ワルツ集
カラヤン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1955年
1. 美しく青きドナウ
2. アンネン・ポルカ
3. 酒、女、歌
4. トリッチ・トラッチ・ポルカ
5. ジプシー男爵
6. ピッチカート・ポルカ
7. 春の声
8. 芸術家の生涯
9. 雷鳴と稲妻
10. FEUILES DU MATIN
11. ラデッキー行進曲
12. DELIRIUM VALSE
13. シュワンダ.ポルカ
14.ワルトトイフェル:スケートをする人々

MEMBRAN 232632-205 \540
サン・テクジュペリ/ 星の王子様
一度はこの星の王子様を読んだことはあるのではないでしょうか。子供から大
人まで幅広い層に読まれた名作。
朗読: ジェラール・フィリップ

MEMBRAN 231840 \750
ビゼー:歌劇「カルメン」(抜粋)
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(カルメン)
ルドルフ・ショック(ドン・ホセ)
エリーザベト・グリュンマー(ミカエラ)
ジェイムズ・ピーズ(エスカミーリョ)
オイゲン・ヨッフム指揮 バイエルン放送響 1954年

MEMBRAN 231841 \750
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」(抜粋)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(エンリーコ)
マリア・シュターダー(ルチア)
エルンスト・ヘフリガー(エドガルド)
ホルスト・ヴィルヘルム(アルトゥーロ)
フェレンツ・フリッチャイ指揮 RIAS響 1953年

MEMBRAN 231842 \750
ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」(抜粋)
カール・フリードリヒ(アンドレア・シェニエ)
モード・クーニッツ(マッダレーナ・ディ・コワニー)
カール・クローネンベルク(カルロ・ジェラール)
クリスタ・ルートヴィヒ(ベルシ)
ヴィンフリート・ツィリッヒ指揮 ヘッセン放送響 1950年

MEMBRAN 231843 \750
グノー:歌劇「ファウスト」(抜粋)
ペトル・ムンテアヌー(ファウスト)
アレクサンデル・ヴェリッチ(メフィストフェレ)
ローレ・ホフマン(マルガレーテ)
ホルスト・ギュンター(ヴァランタン)
マルゴ・ギヨーム(シーベル)
ヴィルヘルム・シュヒター指揮 北ドイツ放送響 1949年

MEMBRAN 231844 \750
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」
ルドルフ・ショック(トゥリッドゥ)
マリア・キナシエヴィチ(サントゥッツァ)
アンネリーゼ・ローテンベルガー(ローラ)
アレクサンデル・ヴェリッチ(アルフィオ)
ヴィルヘルム・シュヒター指揮 ハンブルク放送響 1954年
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」
エルナ・ベルガー(ネッダ)
リベロ・デ・ルカ(カニオ)
ヘルマン・プライ(シルヴィオ)
ハンス・ブラウン(トニオ)
ヘルベルト・サンドベルイ指揮 ハンブルク放送響 1955年

MEMBRAN 231845 \750
マスネ:歌劇「マノン」(抜粋)
セーナ・ユリナッチ(マノン)
アントン・デルモータ(騎士デ・グリュー)
ヨゼフ・オラー(レスコー)
シグムント・ロート(デ・グリュー伯爵)
ヴィルヘルム・シュヒター指揮 北ドイツ放送響 1950年

MEMBRAN 231846 \750
ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」(抜粋)
ハンス・ホッター(ボリス・ゴドゥノフ)
ドロテア・ジーベルト(フョードル)
ロレンツ・フェーエンベルガー(シュイスキー)
キム・ボルイ(ピーメン)
ハンス・ホップ(ディミトーリ)
マルタ・メードル(マリーナ・ムニシェク)
オイゲン・ヨッフム指揮 バイエルン放送響 1957年

MEMBRAN 231847 \750
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」(抜粋)
ワルデマール・クメント(ホフマン)
リタ・シュトライヒ(オリンピア)
アニー・シュレム(ジュリエッタ)
テレサ・シュティッヒ=ランダル(アントニア)
ジョージ・ロンドン(リンドルフ、コッペリウス、ダッペルトゥット、
ミラクル博士)
ルドルフ・モラルト指揮 バイエルン放送響 1956年

MEMBRAN 231848 \750
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」(抜粋)
イェルデス・シンベリ(ミミ)
リベロ・デ・ルカ(ロドルフォ)
ヴァレリー・バク(ムゼッタ)
ホルスト・ギュンター(マルチェルロ)
ヘルマン・プライ(ショナール)
オイゲン・センカル指揮 北ドイツ放送響 1953年

MEMBRAN 231849 \750
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」(抜粋)
エリーザベト・リンダーマイアー(蝶々さん)
リヒャルト・ホルム(ピンカートン)
ヘルタ・テッパー(スズキ)
マルセル・コルデス(シャープレス)
ルドルフ・アルベルト指揮 バイエルン放送響 1954年

MEMBRAN 231850 \750
プッチーニ:歌劇「トスカ」(抜粋)
レオニー・リザネク(トスカ)
ハンス・ホップ(マリオ・カヴァラドッシ)
ヨゼフ・メッテルニヒ(スカルピア男爵)
リヒャルト・クラウス指揮 バイエルン放送響 1953年

MEMBRAN 231851 \750
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」(抜粋)
クリステル・ゴルツ(トゥーランドット)
テレサ・シュティッヒ=ランダル(リュー)
ハンス・ホップ(カラフ)
ヴィルヘルム・シルプ(ティムール)
サー・ゲオルグ・ショルティ指揮 ケルン放送響 1956年

MEMBRAN 231852 \750
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」(抜粋)
ハインリヒ・ニリウス(クルシナ)
エルナ・ディートリヒ(マリー)
ユルゲン・フォルスター(ヴェンツェル)
ギュンター・ヴィルヘルムス(ミーハ)
フリッツ・レーマン指揮 ケルン放送響 1950年

MEMBRAN 231853 \750
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニ・オネーギン」(抜粋)
ジョージ・ロンドン(エフゲニ・オネーギン)
ヴァレリー・バク(タチヤーナ)
ヘルタ・テッパー(オリガ)
アントン・デルモータ(レンスキー)
ゴットロープ・フリック(グレーミン公爵)
リヒャルト・クラウス指揮 バイエルン放送響 1954年

MEMBRAN 231854 \750
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」(抜粋)
リタ・シュトライヒ(ジルダ)
マルガレーテ・クローゼ(マッダレーナ)
ルドルフ・ショック(マントヴァ公爵)
ヨゼフ・メッテルニヒ(リゴレット)
フリップ・ホッペ(スパラフチーレ)
フェレンツ・フリッチャイ指揮 RIAS響 1950年

MEMBRAN 231855 \750
ヴェルディ:歌劇「椿姫」(抜粋)
クララ・エヴァース(ヴィオレッタ・ヴァレリー)
リヒャルト・ホルム(アルフレード)
ヨゼフ・メッテルニヒ(ジョルジュ・ジェルモン)
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮
ヘッセン放送響 1952年

MEMBRAN 231856 \750
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」(抜粋)
モード・クーニッツ(レオノーラ)
ディアーナ・エウストラーティ(アズチェーナ)
ハインリヒ・ベンシング(マンリーコ)
ルドルフ・ゴンスツァー(ルーナ伯爵)
ヴィンフリート・ツィリッヒ指揮 ヘッセン放送響 1950年

MEMBRAN 231857 \750
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」(抜粋)
アンネリース・クッパー(アイーダ)
マルガレーテ・クローゼ(アムネリス)
マックス・ローレンツ(ラダメス)
ルドルフ・ゴンスツァー(アモナスロ)
オットー・フォン・ロール(ランフィス)
クルト・シュレーダー指揮 ヘッセン放送響 1952年



<Euro Arts>
特別価格 限定販売
※商品確保が出来ない場合もございますので、お早めにご注文下さい。

2055498(DVD-Video) \1550
シューマン/ ピアノ協奏曲
シューマン/ 交響曲第4番
演奏:マルタ・アルゲリッチ(p)リッカルド・シャイー(指揮)
ゲヴァントハウス管弦楽団

2055528(DVD-Video) \1550
ベートーヴェン/ 交響曲第9番「合唱」
演奏:ダニエル・バレンボイム(指揮)
イースタン・ディヴァン・オーケストラ

7798141331635(DVD-Video) \1550
リスト/ ファウスト交響曲
演奏:レナード・バーンスタイン(指揮)
ボストン交響楽団

7798141331697(DVD-Video) \1550
ガーシュイン/ 2003ガーシュイン・ナイト
演奏:小澤征爾(指揮)ベルリン・フィル
パリのアメリカ人
ラプソディー・イン・ブルー
ピアノ協奏曲 他

7798141332038(DVD-Video) \1080
STARS IN CONCERT - THE MAN AND HIS MUSIC
PAVAROTTI LUCIANO
演奏:ルチアノ・パヴァロッティ(テノール)

7798141331338(DVD-Video) \1080
BACH - GREATEST HITS
VARIOS INTERPRETES
ブランデンブルグ協奏曲第5番よりアレグロ
管弦楽組曲第3番よりガヴォット
トッカータsトフーガBWV 565
チエロ組曲第1番より前奏曲 他

2054708(DVD-Video) \1550
Divine Dancers: Live From Prague / Various Artists
マスネ: マノン (抜粋) (レイソン・ルーカス編曲、ケネス・マクミラン振付)
ワイル: どのくらい長い時間 (クシシトフ・パストル振付)
ラフマニノフ: 想い出 (ジュリアン・レステル振付)
フランク・シナトラ、ポール・アンカ:マイ・ウェイ (シュテファン・トス振付)

2006年1月11日 チェコ,プラハ国立劇場 (ライヴ)



<MEMBRAN>
MEMBRAN 232729 4枚組 \1980
Das Pablo Casals Festival in Prades
演奏:プラド・フェスティヴァルのカザルス
CD.1
JSバッハ: ヴァイオリン協奏曲 BWV1041(1950)
アイザッック・スターン(vn)パブロ・カザルス(指揮)
プラド祝祭管弦楽団
JSバッハ: チェンバロ協奏曲 BWV1056(1950)
クララ・ハスキル(p)パブロ・カザルス(指揮)
プラド祝祭管弦楽団
JSバッハ: ブランデンブルグ協奏曲第4番(1950)
ジョン・ワマー(fl)ベルンハルト・ゴールドベルグ(fl)
パブロ・カザルス(指揮)プラド祝祭管弦楽団
CD.2
ベートーヴェン: ピアノ・トリオ(1951)
ユージン・イストミン(p)アレクサンダー・シュナイダー(vn)
パブロ・カザルス(指揮)プラド祝祭管弦楽団
シューベルト: 弦楽5重奏曲 D.956 op.163(1952)
アイザック・スターン(vn)アレクサンダー・シュナイダー(vn)
ミルトン・カティミス(vla)パブロ・カザルス(指揮)
ポール・トルトリエ(vc)
CD.3
シューマン: チェロ協奏曲(1952)
パブロ・カザルス(チェロ)プラド祝祭管弦楽団
オーマンディ(指揮)
ベートーヴェン: ピアノ・トリオ(1951)
ユージン・イストミン(p)アレクサンダー・シュナイダー(vn)
パブロ・カザルス(vc)
CD.4
ブラームス: ピアノ・トリオ(1952)
マイラ・ヘス(p)アイザック・スターン(vn)
パブロ・カザルス(vc)
ブラームス: 弦楽6重奏曲 op. 18(1952)
アイザック・スターン(vn)アレクサンダー・シュナイダー(vn)
ミルトン・カティミス(vla)ミルトン・トーマス(vla)
パブロ・カザルス(vc)マドレーヌ・フォレイ(vc)

MEMBRAN 232594 4枚組 \1980
The Menuhins
演奏:ユーディー・メニューイン(ヴァイオリン)
ヘプツィバ・メニューイン(ピアノ)
モーリス・アイゼンバーブ(チェロ)
CD.1
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツエル」(1934)
フランク: ヴァイオリン・ソナタ(1936)
CD.2
シューベルト: ロンド・ブリランテ(1938)
シューマン: ヴァイオリン・ソナタ(1934)
ルクー: ヴァイオリン・ソナタ(1938)
CD.3
エネスコ: ヴァイオリン・ソナタ第3番(1936)
チャイコフスキー: ピアノ・トリオ(1939)
CD.4
JSバッハ: ヴァイオリン・ソナタ第2番(1951)
JSバッハ: ヴァイオリン・ソナタ第3番(1951)
モーツアルト: ヴァイオリン・ソナタ K. 526(1933)
ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ第3番(1936)

MEMBRAN 232680 4枚組 \1980
Segovia Portrait
演奏:アンドレ・セゴヴィア(ギター)




<MEMBRAN>
NCA 60199 \1500
バッハ:
カンタータ「われ希望をもちて歩み求めん」 BWV.49
カンタータ「もろびとよ、歓呼して神を迎えよ」 BWV.51
カンタータ「われは満ち足れり」 BWV.82
ドミニク・ラベル(S) フローリアン・ベーシュ(B)
ジェレミー・ヨゼフ(Org)
マルティン・ハーゼルベック指揮
ムジカ・アンジェリカ・バロック・オーケストラ

NCA 60206 \1500
ゲオルク&ゴットリーブ・ムファット:オルガン作品集
トッカータ、パッサカリア、カンツォーナ 他
Wolfgang Kogert(Org)
2008年6月

NCA 60207 \1500
フローベルガー:トッカータ ト長調 FbWV 103、リチェルカール
FbWV 405、FbWV 411、カプリッチョ FbWV 505、FbWV 516 他
ヨハン・カスパール・ケルル(1627-1693):マニフィカト、
トッカータ、カンツォーナ、パッサカリア 他
ムファット:トッカータ・プリマ
ジェレミー・ヨゼフ(Org)
2008年6月

DOCUMENTS 232676 2枚組 \1350
Rachmaninov plays Rachmaninov
CD1:
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番
ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア 1939/1940
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
レオポルド・ストコフスキー/フィラデルフィア 1929
CD2:
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 1939/1940
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番 1941
ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア 
セルゲイ・ラフマニノフ(P)



<URANIA>
URN22.394 2枚組 \2700
R.シュトラウス:
交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
交響詩「ドン・ファン」
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」
交響詩「死と変容」
組曲「町人貴族」
歌劇「サロメ」より
R.シュトラウス指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
1944年

URN22.395 2枚組 \2700
ドメニコ・スカルラッティ:53のハープシコード・ソナタ集
ラルフ・カークパトリック(harpsichord)
1954年

URN22.396 \1350
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロア」
ヒナステラ:バレエ組曲「パナンビ」
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの
愉快な悪戯」
エーリヒ・クライバー指揮 
NBC交響楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
1946年、1953年




<TDK-DVD>
TDDVGOLDBOX6DVD(DVD-Video) 3枚組 \7680
アレーナ・ディ・ヴェローナ ボックス
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」
フィオレンツァ・チェドリンス(蝶々夫人)
フランチェスカ・フランチ(スズキ)
マルチェッロ・ジョルダーニ(ピンカートン)
フアン・ポンス(シャープレス)
フランコ・ゼッフィレッリ演出
ダニエル・オーレン指揮
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団・合唱団
2004年7月10日
プッチーニ:歌劇「トスカ」
フィオレンツァ・チェドリンス(トスカ)
マルセロ・アルバレス(マリオ・カヴァラドッシ)
ルッジェーロ・ライモンディ(スカルピア男爵)
演出:フーゴ・デ・アナ
ダニエル・オーレン指揮
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団・合唱団
2006年7月
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
マリア・キアーラ(アイーダ)
ドローラ・ザジック(アムネリス)
クリスティアン・ヨハンソン(ラダメス)
ホアン・ポンス(アモナスロ)
ニコラ・ギュゼレフ(ランフィス) 他
ネッロ・サンティ指揮
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団・合唱団 1992年



<Euro Arts DVD>
レーベル在庫セール商品ですので先着順になります。
入手できない場合はご了承下さい。

2054038(DVD-Video) \880
C.P.E.バッハ:オラトリオ「イエスの復活と昇天」 Wq.240
J.S.バッハ:昇天祭オラトリオ「御国にまします神を讃えよ」BWV.11
シギスヴァルト・クイケン指揮
ラ・プティット・バンド
2004年5月

2050526(DVD-Video) \880
ケント・ナガノ&BPO/ヴァルトビューネ2000
「リズムと踊りの夕べ」
バンテュ:
ヒー・ガット・リズム(ジョージ・ガーシュウィンをたたえて)
ラヴェル:ラ・ヴァルス、「ダフニスとクロエ」第2組曲
松下功:和太鼓協奏曲「飛天遊」
林英哲:「宴」
ガーシュウィン:
「淑女よ善良なれ」-魅惑のリズム、私の愛する人
「ポーギーとベス」-サマータイム 他
スーザン・グレアム(メゾ・ソプラノ)
児玉麻里(ピアノ)

2050356(DVD-Video) \880
J.S.バッハ:ロ短調ミサ曲BWV.232
ルース・ホルトン(S)
マティアス・レクスロート(C-T)
クリストフ・ゲンツ(T)
クラウス・メルテンス(B)
ゲオルク・クリストフ・ビラー指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス・オーケストラ
聖トーマス教会合唱団
2000年7月

2054398(DVD-Video) \880
エヴェリン・グレニー・イン・ルクセンブルク
ヴィヴァルディ(グレニー編):ピッコロと弦楽のための協奏曲
ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番 他
エヴェリン・グレニー(パーカッション)
ブラウェル・トヴェイ指揮
ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
2004年9月

2054028(DVD-Video) \880
Great Stars of Opera: Live in Concert
バルツァ、シコフ、トモワ=シントウ、他

2054678(DVD-Video) \880
モーツァルト:
歌劇「魔笛」序曲
フルートとハープのための協奏曲
交響曲第39番
パトリック・ガロワ(Fl)
ファブリス・ピエール(Hrp)
ネヴィル・マリナー指揮
スイス・イタリア語放送管弦楽団
2005年11月

2054578(DVD-Video) \880
モーツァルト:
弦楽四重奏曲第14番
弦楽四重奏曲第19番「不協和音」
弦楽四重奏曲第21番「プロイセン王四重奏曲第1番」
セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
ゲヴァントハウス弦楽四重奏団
シュテファン・アデルマン(コントラバス…セレナード)
2005年5月

2055088(DVD-Video) \880
モーツァルト:
ディヴェルティメント第1番
ピアノ協奏曲第20番
交響曲第41番 「ジュピター」
シュテファン・ヴラダー(P)
ハルトムート・ヘンヒェン指揮
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ室内管弦楽団
2005年11月

2054248(DVD-Video) \880
Johann Strauss -Dance And Dream
Lesley Garrett(S)
Alfred Eschwe, David Charles Abell, conductors
Master's Wiener Walzer Tanz Ensemble
Wiener Akademie

2050746(DVD-Video) \880
J.S.バッハ:2台のクラヴィーアのための協奏曲 BWV.1061
C.P.E.バッハ:シンフォニア ト長調 Wq 182-1
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV242
J.S.バッハ:3台のクラヴィーアのための協奏曲 BWV.1063
カティア&マリエル・ラベック(Forte-Piano)
オッターヴィオ・ダントーネ(Cemb)
エンリーコ・オノーフリ(Vn)
ジョヴァンニ・アントニーニ指揮
イル・ジャルディーノ・アルモニコ
2000年4月

2010228(DVD-Video) \880
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第1番、第4番
ハイドルン・ホルトマン(P)
マーク・アンドレエ指揮 スイス・イタリア放送交響楽団
1989年4月
ピアノ協奏曲第23番
ゾルタン・コチシュ(P)
イルジー・ビエロフラーヴェク指揮
ヴィルトゥージ・ディ・プラハ  1990年8月
ピアノ協奏曲第24番  アンドレ・プレヴィン(P、指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団  1990年11月

2054528(DVD-Video) \880
ビゼー:歌劇「カルメン」
ナディア・クラステヴァ(カルメン)
アレクサンドル・アントネンコ(ドン・ホセ)
セバスティアン・ホレチェク(エスカミーリョ)
アサ・エルムグレン(ミカエラ)、他
エルンスト・メルツェンドルファー指揮
2005年



<独SONY>
COLSK45830 \1550
Das Konzert Berlin '89/Beethoven
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
ベートーヴェン:交響曲第7番
ダニエル・バレンボイム(指揮、ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1989年11月12日
1989年11月9日、東西ドイツ・ベルリンの壁が崩壊し、新たな歴史の1ページが
始まった。その解放直後の12日、ベルリン・フィルハーモニーで開催されたバ
レンボイム/ベルリン・フィルによる「歴史的コンサート・ライヴ」である。
当録音は3年前にベルリン・フィル自主製作盤より発売されていますが、今回は
SONYからの再発売です。



★VOX BOX 旧譜のご案内★
※代理店に入荷中です。お早めにご注文下さい。

CDX 5171 2枚組 \1250
ビーバー:ロザリオのソナタ
スザンヌ・ラウテンバッハー(Vn)
ルドルフ・エウェルハルト(Harpsichord & Regal)
ヨハネス・コッホ(Viola da gamba)

CDX 5179 2枚組 \1250
ブラームス:弦楽四重奏曲全集
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
東京弦楽四重奏団

CD5X 3606 5枚組 \2250
スクリャービン:ピアノ作品全集(ソナタ以外)
マイケル・ポンティ(P)

CD5X 3610 5枚組 \2250
バルトーク:ピアノ独奏作品全集
ジェルジ・シャーンドル

CDX2 5507 2枚組 \1250
ラヴェル:夜のガスパール/鏡/左手のためのピアノ協奏曲
メヌエット/クープランの墓/ソナチネ/前奏曲、ピアノ協奏曲
ペルルミュテール(P)

CDX2 5522 2枚組 \1050 ※値下げ
バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
ガスパール・カサド(VC)

ACD 8160 \800
サラサーテ:カルメン幻想曲、ツィゴイネル・ワイゼン、
スペイン舞曲集、ナバーラ、バスク奇想曲
アーロン・ロザンド(Vn)
ロルフ・レインハルト 南西ドイツ放送響

MC122 2枚組 \1050 ※値下げ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番-第32番、2つのロンド
ピーター・ゼルキン

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