<クラシック・輸入盤新譜情報 09-06
 
コメントはメーカー案内書より抜粋です

2009年5月新譜 5点 5月下旬発売予定 ★DSD録音

2009年5月発売の5枚は弦楽四重奏団の特集です。

8CDR-3194
ハイドン:弦楽四重奏曲第67番ニ長調作品64-5, Hob.III-63「ひばり」
カペー弦楽四重奏団
リュシアン・カペー(第1ヴァイオリン)
モーリス・エウィット(第2ヴァイオリン)
アンリ・ブノワ(ヴィオラ)
カミユ・ドゥロベール(チェロ)
英 COLUMBIA D13070/2
(1928年10月4日パリ録音)
史上最高の弦楽四重奏団だったフランスのカペー四重奏団のリーダー、リュシアン・カペー(1873.01.08-1928.12.18)は医師の誤診による腹膜炎で急逝した。死の年の1928年、6月10日からフランス・コロンビアに録音を開始したカペー四重奏団は10月15日までの短期間に10インチ盤7枚、12インチ盤44枚の録音を残した。カペーはパリ音楽院でジャン=ピエ-ル・モーランに師事し、1893年一等賞を得た。その年に弦楽四重奏団を組織し、またソリストとして活動を開始した。1907年パリ音楽院の室内楽科の教授に任命され、1924年にはヴァイオリン科の教授に就任した。弟子にジュリアードのイヴァン・ガラミアン(1903-1981)がいる。このシリーズではフランク:ピアノ五重奏曲(78CDR-1034),ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第5番(78CDR-1042),シューマン:弦楽四重奏曲第1番(78CDR-1056),ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番(78CDR-1082)が出ている。

78CDR-3195
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調作品135
ブッシュ弦楽四重奏団
アドルフ・ブッシュ(第1ヴァイオリン)
ゲスタ・アンドレアソン(第2ヴァイオリン)
カール・ドクトル(ヴィオラ)
ヘルマン・ブッシュ(チェロ)
日本 VICTOR JD476/9 (英 HIS MASTER'S VOICE DB2113/6 と同一録音)
(1933年11月13日ロンドン, アビー・ロード第3スタジオ録音)
ブッシュ弦楽四重奏団はリーダーのアドルフ・ブッシュ(1891-1952)によって1919年に組織された。当時ブッシュはベルリン高等音楽院の教授の地位にあった。ブッシュ四重奏団は何回かのメンバーの交代があったが1930年にこの録音のメンバーになった。チェロのヘルマン・ブッシュ(1897-1975)はアドルフの実弟。この録音はこの楽団の絶頂期のものの一つ。ベートーヴェンの最後の作品をあるべき姿で演奏した歴史的録音である。

78CDR-3196
モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番ハ長調 K.465「不協和音」
レナー弦楽四重奏団
イェノ・レナー(第1ヴァイオリン)
ヨーゼフ・スミロヴィッツ(第2ヴァイオリン)
シャーンドル・ロート(ヴィオラ)
イムレ・ハルトマン(チェロ)
英 COLUMBIA L1545/8
(1923年11月7-8日録音)
※機械式録音(お詫び:各所にキズによる雑音あり)
レナー弦楽四重奏団はハンガリーのブダペスト音楽院出身の4人によって1918年に結成された。4人は1884年生まれと1885年生まれの同年代である。1920年にウィーンでデビューした。デビュー前の2年間は田舎の村で共同生活をして1日12時間の練習を重ねたと伝えられる。1922年にロンドン・デビュー、同時にイギリス・コロンビアの専属アーティストになった。この録音は契約当初断片曲・小品の録音を行なっていたこの四重奏団が取り組んだ初の全曲物で、しかもこの名曲の世界初録音。このシリーズではモーツァルトの弦楽四重奏曲 K.387(78CDR-1055),弦楽四重奏曲 K.421(78CDR-1062),弦楽四重奏曲 K.458「狩り」(78CDR-1097),弦楽五重奏曲 K.516(78CDR-1085),クラリネット五重奏曲(クラリネット:ドゥレイパー)(78CDR-1045)が出ている。

78CDR-3197
モーツァルト:弦楽四重奏曲第22番変ロ長調 K.589「プロシャ王第2番」
コーリッシュ弦楽四重奏団
ルドルフ・コーリッシュ(第1ヴァイオリン)
フェリックス・クーナー(第2ヴァイオリン)
オイゲン・レーナー(ヴィオラ)
ベルナール・ハイフェッツ(チェロ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB3432/4(米 VICTOR 14626/8 と同一録音)
(1937年9月22&28日アメリカ録音)
コーリッシュ弦楽四重奏団は新ウィーン楽派の弦楽四重奏曲を演奏する目的でルドルフ・コーリッシュ(1896-1978)によって1921年に組織された。当初は作曲家シェーンベルクの指導を受けウィーン弦楽四重奏団という名称だったが、後にコーリッシュ弦楽四重奏団に改称し、現代音楽だけではなく古典レパートリーの演奏にも取り組んだ。コーリッシュは子供の頃左手に怪我をしたため、右手でヴァイオリンを持ち、左手に弓を持ってひいた。この録音はアメリカで行われたもので、有名なシェーンベルクの4曲からなる弦楽四重奏曲の録音(米ARCO)の後のもの。現代音楽のスペシャリストがモーツァルトやシューベルトの演奏をしたところが聴きどころ。1942年にこの四重奏団は解散した。

78CDR-3198
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
クレトリー弦楽四重奏団
ロベール・クレトリー(第1ヴァイオリン)
ルネ・コスタール(第2ヴァイオリン)
フランソワ・ブロー(ヴィオラ)
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)
仏 DISQUE GRAMOPHONE W975/7
(1929年3月22日パリ録音)
クレトリー弦楽四重奏団のリーダー、ロベール・クレトリー(1891-)は、名チェリスト、ピエール・フルニエ(1906-1986)の師だったオデット・クレトリーの弟で、その縁で1924年に19歳のフルニエがチェリストの席にあった。クレトリーは作曲家ガブリエル・フォーレ(1845-1924)のピアノ三重奏曲作品120の初演(1923)にも参加した。また1925年のフォーレ追悼演奏会でフォーレの弦楽四重奏曲ホ短調作品121 を第1ヴァイオリンがジャック・ティボー(1880-1953)、第2ヴァイオリンがクレトリー、ヴィオラがモーリス・ヴィウー(1884-1951)、チェロがアンドレ・エカン(1866-1925)で弾いた。弦楽四重奏団にはフルニエの後任として1928年にアンドレ・ナヴァラ(1911-1988)が入った。フランス・コロンビアの専属だったクレトリー四重奏団がこのラヴェルを仏 HMVに録音したのは、フランス・コロンビアにはカペー四重奏団が録音したばかりだったからだ。この香り立つようなラヴェルはカペーの名演に比肩する。また18歳のナヴァラの雄弁なチェロも聴きものである。

<Deutsche Grammophon>
4778186 2枚組 \3650
ベッリーニ:歌劇《ノルマ》全2幕
ビヴァリー・シルズ(ソプラノ) シャーリー・ヴェレット(メゾ・ソプラノ) 
エンリコ・ディ・ジュゼッペ(テノール) ポール・プリシュカ(バス) 
ジョン・オールディス合唱団 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
録音:1973年
《ノルマ》のドラマティックな側面を強烈にえぐり出した若き日のレヴァイン
盤が久々の復活。前年の1972年に、初録音を行ったばかりの若きレヴァインの
ダイナミックな指揮が爽快で、アメリカ最高のソプラノとして君臨していたビ
ヴァリー・シルズをはじめとした歌手陣も、聴きごたえのある歌唱を存分に聴
かせてくれます。




<DECCA>
4781400 2枚組 \1560
R.シュトラウス:歌劇《アラベラ》Op.79
オットー・エーデルマン(バス:ヴァルトナー伯爵) 
イラ・マラニウク(アルト:アデライーデ)  
リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ:アラベラ) 
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ:ズデンカ) 
ジョージ・ロンドン(バリトン:マンドリーカ) 
アントン・デルモータ(テノール:マッテオ) 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
録音:1957年 ウィーン
1957年ステレオ録音。豪華キャスティングと、巨匠ショルティが指揮する往年
のウィーン・フィルの濃厚なサウンドが聴きものです。主役のアラベラを歌う
スイス出身のデラ・カーザは、ドイツ圏で活躍した美貌のソプラノ。シュヴァ
ルツコップと役柄がかぶることが多く、やや損をした感もありますが、舞台で
は艶やかな美貌と歌声で人気を博しました。この《アラベラ》は、彼女が最も
得意とした十八番です。

4781724 2枚組 \1560
ドニゼッティ:歌劇《愛の妙薬》
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ) ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール) 
レナート・カペッキ(バリトン) フェルナンド・コレナ(バス) 
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団 
指揮:フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ
録音:1955年9月 テアトロ・コムナーレ、フィレンツェ
モリナーリ=プラデッリは、1911年ボローニャ生まれの指揮者。1938年に生地
で指揮した《愛の妙薬》の成功を皮切りに、国際的な活動を続けた名匠です。
ヴェルディ、プッチーニ、ドニゼッティといったイタリア・オペラの王道を得
意とした彼の十八番を、ディ・ステファノら往年の名歌手の名唱で楽しめる素
敵な1枚です。

4781727 \900
ベートーヴェン:
ディアベッリの主題による33の変奏曲
ジュリアス・カッチェン(ピアノ)
録音:1953年1月 モノラル録音
名手カッチェンは、ベートーヴェンの《ディアベッリ変奏曲》を、1953年と
1960年の2度に渡って録音しており、当盤は27歳の彼が挑んだ最初の録音にあた
ります。彼の持ち味である短く透明感のあるクリアな音色は、この若き日のモ
ノラル録音にもはっきりとあらわれており、すっきりとした見通しの良さと明
晰な解釈が、この長大な変奏曲を、大変聴きやすいものにしています。

4781720 3枚組 \2340
モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》K.492
リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ) ヒルデ・ギューデン(ソプラノ) 
アルフレッド・ポエル(バリトン) チェーザレ・シエピ(バリトン) 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:エーリヒ・クライバー
録音:1955年6月 ステレオ録音
カルロス・クライバーの父エーリヒが残したステレオ最初期の名盤です。当時
のウィーンの一流歌手を集めて行なわれた「モーツァルト生誕200年記念」の録
音で、流麗で颯爽としたテンポで進行する指揮が最高の魅力。歌にも、音楽に
も、当時のクラシック黄金期の香りが漂う至高の《フィガロ》を聴かせてくれ
ます。

4781513 3枚組 \3650
ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》
ハードカバー・ブックレット入り リマスターされ2CDに全曲を収録!
+1ボーナスCD:《ランメルモールのルチア》からのアリア集
1959年 サザーランドのデッカ・デビューリサイタルから「狂乱の場」、他
&プリッチャード指揮によるサザーランド初の《ルチア》録音から数曲収録
完全限定盤
ブック型豪華装丁
ジョーン・サザーランド(ソプラノ) ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
シェリル・ミルンズ(バリトン) ニコライ・ギャウロフ(バス) 
コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラハウス管弦楽団&合唱団 
指揮:リチャード・ボニング
録音:1971年6月28日-7月16日 キングスウェイホール、ロンドン
2007年に惜しまれつつこの世を去ったパヴァロッティが、当録音の6年前
(1965年)にアメリカ・デビュー時に出演したのが、やはり《ランメルモールの
ルチア》で、そのときの共演相手も名ソプラノ、ジョーン・サザーランドでし
た。彼女の夫で、このオペラを得意として何度も録音している名指揮者リチャ
ード・ボニングの好サポートも光る1枚です。

4781717 2枚組 \2550
ヴェルディ:歌劇《ナブッコ》
エレナ・スリオティス(ソプラノ) 
ティート・ゴッビ(バリトン)  
ウィーン国立歌劇場管弦楽団 
指揮:ランベルト・ガルデッリ
録音:1965年9月 ゾフィエンザール、ウィーン
ヴェルディの名作《ナブッコ》の世界初のスタジオ録音。「第二のマリア・カ
ラス」とうたわれたスリオティスが歌うアビガイッレと、「カラスの親友とし
ても知られる名バリトン」ゴッビが、夢の共演を果たした1枚です。ガルデッリ
の指揮も、堂々として実に立派。とりわけ、このオペラのハイライト《行け、
わが思いよ、金色の翼に乗って》の静かで力強い合唱の感動は全身的です。

4781705 2枚組 \2550
グルック:歌劇《タウリスのイフィゲニア》
ダイアナ・モンタギュー(ソプラノ) 
ジョン・エイラー(テノール) 
サー・トーマス・アレン(バリトン) ルネ・マシス(バス・バリトン) 
モンテヴェルディ合唱団 リヨン国立歌劇場管弦楽団 
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
録音:1985年2月
エウリピデス原作のギリシア悲劇をもとにしたグルックのオペラ《タウリスの
イフィゲニア》。巨匠ガーディナーが指揮した当盤の出来はきわめて素晴らし
く、オーケストラは現代奏法ですが、ガーディナーの統率の下、冒頭から終わ
りまで非常に充実した響きが楽しめます。ソプラノのモンタギューをはじめ、
歌手はヴィブラートの少ない透明な澄んだ発声が特長。とりわけ、第3幕初めの
アリアが秀逸です。

4781708 2枚組 \2550
チャイコフスキー:組曲全集
1.組曲第1番ニ短調Op.43 
2. 同 第2番ハ長調Op.53
3. 同 第3番ト長調Op.55
4. 同 第4番ト長調Op.61《モーツァルティーナ》
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 
指揮:アンタル・ドラティ
録音:1966年8月 ロンドン
チャイコフスキーの名旋律が詰まった組曲全4曲を収録した史上初のLPをCD化。
今なお、この曲集の決定盤として君臨する名盤で、ドラティの指揮は、曲想の
変化をきっちり捉え、要所を締め、響きも艶やか。独奏者も名手揃いで、1966
年の録音とは思えない瑞々しい音色も、大きな魅力を放っています。

4781714 2枚組 \2550
シューベルト:歌曲集《冬の旅》D.911,Op.89
ペーター・シュライアー(テノール) 
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1985年2月 ライヴ
若い頃からシューベルを好んで歌ってきた名テノール・シュライアーが、1985年
に、天才ピアニスト・リヒテルを伴奏者に迎えて行った白熱の《冬の旅》ライヴ
の記録。歌詞の意味を徹底的に掘り下げて歌うシュライアーと、リヒテルの強烈
な自己主張が、結果として不思議な調和をみせる奇跡的な名演です。

4781711 2枚組 \2550
ヤナーチェク:歌劇《マクロプロス事件》全3幕
エリザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ) 
ペテル・ドヴォルスキー(テノール) 
ウィーン・フィル・ハーモニー管弦楽団 
指揮:サー・チャールズ・マッケラス
録音:1978年10月 ウィーン・フィルム・スタジオ
2008年に没後80年を迎えたヤナーチェク。彼が、チャペックの奇想天外なSF小説
を原作にして書いたユニークなオペラが、全3幕からなる《マクロプロス事件》
です。337歳のソプラノ歌手を演じるゼーダーシュトレームのみごとな歌唱と、
若き日のマッケラスの的確な指揮によって、この作品の代表的な録音になって
います。

4781600 44枚組 \16750
モーツァルトの全オペラを収録した究極の44枚組 完全限定盤
モーツァルト:オペラ全集
CD1-2
歌劇《みてくれの馬鹿娘》K.51全3幕
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ:ロジーナ) 
アン・マレー(メゾ・ソプラノ:ジャチンタ) 
エヴァ・リンド(ソプラノ:ネッタ) 
ハンス・ペーター・ブロッホヴィッツ(テノール)他 
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ室内管弦楽団、
指揮:ペーター・シュライアー
録音:1989年
CD3-5
歌劇《ポントの王ミトリダーテ》K.87全3幕
ヴェルナー・ホルヴェーク(テノール:ミトリダーテ) 
アーリーン・オジェー(ソプラノアスバージア) 
エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ:シーファレ) 
アグネス・バルツァ(アルト:) 
イレアナ・コトルバス(ソプラノ:イズメーネ)他 
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団 
指揮:レオポルト・ハーガー
録音:1977年1月
CD6-8
歌劇《アルバのアスカニオ》K.111全幕
リリアン・ズーキス(ソプラノ:ヴェーネレ) 
アグネス・バルツァ(アルト:アスカーニョ) 
エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ:シルヴィア) 
ペーター・シュライアー(テノール:アチェステ) 
アーリーン・オジェー(ソプラノ:ファウノ)他 
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団 
指揮:レオポルト・ハーガー
録音:1976年1月 ザルツブルク
CD9-10
歌劇《シピオーネの夢》K.126全1幕
ペーター・シュライアー(テノール:シピオーネ) 
ルチア・ポップ(ソプラノ:ラ・コンスタンツァ) 
エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ:ラ・フォツトゥーナ) 
トマス・モーザー(テノール:エミーリオ) 
エディット・マティス(ソプラノ:リチェンツァ) 
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、
指揮:レオポルト・ハーガー
録音:1979年 ザルツブルク
CD11-13
歌劇《ルチオ・シルラ》K.135全3幕
ペーター・シュライアー(テノール:ルチオ・シルラ) 
アーリーン・オジェー(ソプラノ:ジューニア) 
ユリア・ヴァラディ(ソプラノ:チェチーリオ) 
エディット・マティス(ソプラノ:ルチオ・チンナ) 
ヘレン・ドナート(ソプラノ:チェーリア) 
ヴェルナー・クレン(テノール:アウフィーディオ) 
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、
指揮:レオポルト・ハーガー
録音:1975年1月 ザルツブルク
CD14-16
歌劇《にせの女庭師》K.196全3幕
エーツィオ・チェーザレ(テノール:市長) 
ジュリア・コヌェル(ソプラノ) 
トマス・モーザー(テノール:ベルフィオーレ伯爵) 
ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ:ドン・ラミーロ)他 
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、
指揮:レオポルト・ハーガー
録音:1980年 ザルツブルク
CD17-18
歌劇《羊飼いの王様》K.208全2幕
ジェリー・ハドリー(テノール) シルヴィア・マクネアー(ソプラノ)他 
アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
録音:1989年1月
CD19-21
歌劇《イドメネオ》K.366全3幕
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ) 
ロベルタ・アレキサンダー(ソプラノ) 
フランシスコ・アライザ(テノール) 
ヴェルナー・ホルヴェーク〔テノール) 
バイエルン放送交響楽団 
指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1991年 ミュンヘン
CD22
歌劇《カイロの鷲鳥》K.422全2幕
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン:ドン・ピッポ) 
エディト・ヴィーンス(ソプラノ:チェリドーラ) 
ペーター・シュライアー(テノール:ビョンデッロ) 
ダグラス・ジョンソン(テノール:カランドリーノ)他 
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ室内管弦楽団 
指揮:ペーター・シュライアー他
録音:1990年1月
CD22
歌劇《騙された花婿》K.430
クリフォード・グラント(バリトン:パッパレルリ) 
フェリシティ・パーマー(ソプラノ:エウジーニア) 
アンソニー・ロルフ=ジョンソン(テノール:オドン・アスドゥルバーレ) 
ロバート・ティアー(テノール:ブルケーリオ) 
イレアナ・コトルバス(ソプラノ:ペッティーナ) 
ロンドン交響楽団、指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1975年2月 ロンドン
CD23-25
歌劇《フィガロの結婚》K.492全4幕
ミレッラ・フレーニ(ソプラノ) ジェシー・ノーマン(デイヴィス) 
イングヴァー・ヴィクセル(バリトン)他 
BBC交響楽団 
指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1971年4月
CD26-28
歌劇《ドン・ジョヴァンニ》K.527全2幕
マルティナ・アロヨ(ソプラノ) キリ・テ・カナワ(ソプラノ) 
スチュアート・バロウズ(テノール) 
イングヴァー・ヴィクセル(バリトン)他 
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団 
指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1973年5月 ワトフォード
CD29-31
歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》K.588全2幕
モンセラート・カバリエ(ソプラノ) 
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ) 
ニコライ・ゲッダ(テノール) 
ヴラディミーロ・ガンツァロッリ(バリトン) 
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団 
指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1974年6月 ワトフォード
CD32-33
歌劇《皇帝ティートの慈悲》K.621全2幕
ルチア・ポップ(ソプラノ:セルヴィリア) 
フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ:ジーグラー) 
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ:ヴィテリア)
スチュアート・バロウズ(テノール:ティート)他 
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団 
指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1976年7月 ワトフォード
CD34
歌劇《バスティアンとバスティエンヌ》K.50全1幕
ウィーン少年合唱団員 ウィーン交響楽団 
指揮:ウーヴェ・クリスティアン・ハラー
録音:1986年2月 ウィーン
CD35-37
歌劇《恋の花つくり》K.196全3幕歌劇《恋の花つくり》K.196全3幕
ゲルハルト・ウンガー(テノール:市長) 
ヘレン・ドナート(ソプラノ:ザンドリーナ) 
ヴェルナー・ホルヴェーク(テノール:ベルフィオーレ伯爵) 
タティアーナ・トロヤノス(メッゾ・ソプラノ:ドン・ラミーロ) 
ジェシー・ノーマン(ソプラノ:アルミンダ) 
イレアナ・コトルバス(ソプラノ:セルペッタ) 
ヘルマン・プライ(バリトン:ナルド) 
北ドイツ放送合唱団&交響楽団、
指揮:ハンス・シュミット=イッセルシュテット
録音:1972年6月 ハンブルク
CD38-39
歌劇《ツァイーデ》K.344全2幕
エディット・マティス(ソプラノ:ツァイーデ) 
ペーター・シュライアー(テノール:ゴーマッツ) 
イングヴァール・ヴィクセル(バス:アラーツィム) 
ヴェルナー・ホルヴェーク(テノール:太守)他 
ベルリン・シュターツカペレ 
指揮:ベルンハルト・クレー
録音:1973年12月 ベルリン
CD39
歌劇《劇場支配人》K.486全1幕
ルース・ホルトン(ソプラノ) イレアナ・コトルバス(ソプラノ) 
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)
ロンドン交響楽団 指揮:サー・コリン・デイヴィス
CD40-41
歌劇《後宮からの逃走》K.384全3幕
クリスティーナ・エダ=ピエール(ソプラノ) 
ノルマ・バロウズ(ソプラノ) スチュアート・バロウズ(テノール) 
ロバート・ロイド(バス) 
アカデミー室内管弦楽団 
指揮:サー・コリン・デイヴィス
CD42-44
歌劇《魔笛》K.620全2幕
マーガレット・プライス(ソプラノ) ルチアーナ・セッラ(ソプラノ) 
ペーター・シュライアー(テノール) クルト・モル(バス) 
シュターツカペレ・ドレスデン 
指揮:サー・コリン・デイヴィス
モーツァルトの全オペラを収録した究極の44枚組。コリン・デイヴィス、ネヴィ
ル・マリナー、レオポルト・ハーガーをはじめとした名指揮者を中心に、名手
名歌手たちの一流の演奏でお楽しみください。




<German Eloquence>
ドイツ・ユニバーサル企画のエロクァンス・シリーズが、新代理店により入手
しやすくなりました。今年リリースされた12タイトルからスタートして、昨年
以前のタイトルにもさかのぼってご案内してまいります。
オーストラリア・エロクァンスと並びこちらのシリーズもよろしくお願い致し
ます。

4801862 6枚組 \3250
1)王宮の花火の音楽
2)《水上の音楽》組曲第1番-第3番
3)合奏協奏曲集 op.3
4)合奏協奏曲集 op.6
5)合奏協奏曲《アレクサンダーの饗宴》
6)オラトリオ《ソロモン》-シバの女王の入城
7)二重協奏曲第1番-第3番 HWV332-334
8)ハープ協奏曲 op.4-6
9)オーボエ協奏曲第1番-第3番
10)オルガン協奏曲集(第1,2,4,9,13番)
ロジャー・ロード(オーボエ)、ジョージ・マルコム(オルガン)
マーサ・ロブレス(ハープ)
サー・ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
録音:1979年6月(1)、1979年1月(2、5、7)、1981年4月(3)、1968年3月(4)、
1971年8月(6)、1980年2月(8)、1965年4月(9)、1972年9月-1973年12月(10)
ヘンデル作品の中で合奏協奏曲集は演奏および録音の機会も多いのに反し、オ
ーボエ協奏曲や二重協奏曲は不当に軽視されてきました。それらをまとめて聴
くことの出来るのがこのアルバム。《アレクサンダーの饗宴》の前座として
〈シバの女王の行進〉も収録されています。ハープ協奏曲やオルガン協奏曲も
網羅してハイドン・イヤーを盛り上げます。

4801898 10枚組 \4550
ハイドン:宗教声楽作品集
1)オラトリオ《四季》 Hob.XXI-3
2)オラトリオ《天地創造》 Hob.XXI-2
3)ミサ曲第1番 Hob.XXII-1
4)ミサ曲第3番 Hob.XXII-3
5)ミサ曲第4番 Hob.XXII-4
6)ミサ曲第5番 Hob.XXII-5
7)ミサ曲第6番 Hob.XXII-6
8)ミサ曲第7番 Hob.XXII-7
9)ミサ曲第8番 Hob.XXII-8
10)ミサ曲第9番 Hob.XXII-9
11)ミサ曲第10番 Hob.XXII-10
12)ミサ曲第11番 Hob.XXII-11
13)ミサ曲第12番 Hob.XXII-12
14)ミサ曲第13番 Hob.XXII-13
15)ミサ曲第14番 Hob.XXII-14
エディット・マティス(ソプラノ:1&2)、
ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ(バリトン:1&2)、
ジークフリート・イェルザレム(テノール:1)、
ヘレン・ワッツ(アルト:8-15)、他
サー・ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー室内管弦楽団、
サイモン・プレストン指揮
エンシェント室内管弦楽団、他
録音:1980年(オラトリオ)、1962年-1979年(ミサ曲)
交響曲の父、弦楽四重奏曲の父、と称えられ今年没後200年をむかえるハイドン
の声楽作品に光をあて、10枚のアルバムにまとめたこのアルバム。輝かしい成
功をおさめたオラトリオ《天地創造》を筆頭に続けて作曲された《四季》、そ
して晩年ハイドンの主要な責務となったミサ曲を収録しています。ハイドンの
声楽作品がこれだけまとまった形でリリースされるのは記念年ならでは!

4801792 3枚組 \2340
メンデルスゾーン:交響曲全集
1)交響曲第1番 op.11
2)交響曲第2番 op.52 《讃歌》
3)交響曲第3番 op.56 《スコットランド》
4)交響曲第4番 op.90 《イタリア》
5)交響曲第5番 op.107 《宗教改革》
6)序曲《静かな海と楽しい航海》 op.27
クラウディオ・アバド指揮ロンドン交響楽団
ハンス・ベーター・ブロホヴィッツ(テノール:2)
エリザベス・コーネル(ソプラノ:2)
録音:1984年2月-1986年11月(1)、1959年4月(2)、1960年11月(3) ジュネーヴ

4801756 2枚組 \1560
メンデルスゾーン:オラトリオ《エリヤ》(全曲)
エリー・アーメリング(ソプラノ)、 レナーテ・クラーマー(ソプラノ)
アンネリース・ブルマイスター(メッゾ・ソプラノ)、
ゼラ・シュレーター(アルト)
ペーター・シュライヤー(テノール)、ハンス=ヨアヒム・ロッチュ(テノール)
テオ・アダム(バス)、ヘルマン=クリスティアン・ポルスター(バス)
ライプツィヒ放送合唱団、 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ
録音:1968年6月 ライプツィヒ

4801889 2枚組 \1560
ヘンデル:オラトリオ《メサイア》(ドイツ語版)(全曲)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)、マルガ・ヘフゲン(アルト)、
ルンスト・ヘフリガー(テノール)、 フランツ・クラス(バス)
ミュンヘン・バッハ合唱団&管弦楽団
指揮:カール・リヒター
録音:1964年6月 ヘラクレスザール

4801752 \780
ハイドン
ヴァイオリン協奏曲第1番 ハ長調
ヴァイオリン協奏曲第3番 イ長調
ヴァイオリン協奏曲第4番 ト長調
サルバトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)
イギリス室内管弦楽団
録音:1980年5月

4801847 \780
ロシア名曲集/ゲルギエフ
1)グリンカ:歌劇《ルスラントリュドミラ》序曲
2)ボロディン:交響曲第2番-第1楽章
3)チャイコフスキー:《くるみ割り人形》-行進曲、トレパック
4)チャイコフスキー:《眠りの森の美女》-ワルツ
5)プロコフィエフ:《ロメオとジュリエット》-騎士の踊り
6)ムソルグスキー:はげ山の一夜
7)ムソルグスキー:モスクワ河の夜明け(《ホヴァンシチナ》より)
8)ボロディン:韃靼人の踊り(《イーゴリ公》より)
9)ハチャトゥリアン:剣の舞(《ガイーヌ》より)
10)ショスタコーヴィチ:交響曲第5番-第2楽章
11)ムソルグスキー:《展覧会の絵》-キエフの大門
12)チャイコフスキー:大序曲《1812年》(抜粋)
マリインスキー劇場管弦楽団、
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団(2,5)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(6,11)
指揮:ワレリ・ゲルギエフ
録音:1989年-2002年

4801835 \780
ベートーヴェン:
1)ディアベッリ変奏曲
2)ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調
3)アンダンテ・ファボリ
4)6つのエコセーズ WoO83
5)エリーゼのために WoO59
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
録音:1961年11月

4801753 \780
モーツァルト
1)レクイエム K.626 (バイヤー版)
2)聖墓の音楽 K.42
イレアナ・コトルバス(ソプラノ)、ヘレン・ワッツ(アルト)、
ロバート・ティアー(テノール)、
ジョン・シャーリーカーク(バリトン)、
コーラス&アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(1)
アン・マレイ(メッゾ・ソプラノ)、ステファン・ヴァルコー(バリトン)
シュツットガルト放送交響楽団&合唱団 (2)
指揮:サー・ネヴィル・マリナー
録音:1977年5月(1)、1988年5月(2)

4801861 \780
ヘンデル:ブロックフレーテ・ソナタ集
1)ソナタ ト短調 op.1-1
2)ソナタ ト短調 op.1-2 HWV360
3)ソナタ イ短調 op.1-4 HWV362
4)ソナタ ハ長調 op.1-7 HWV365
5)ソナタ イ長調 op.1-11 HWV369
6)リコーダー・ソナタ 変ロ長調 HWV377
7)リコーダー・ソナタ ニ短調 op.1-8a HWV367a
8)トリオ・ソナタ ヘ長調 HWV405
ミカラ・ペトリ(リコーダー)
ジョージ・マルコム(チェンバロ)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
室内アンサンブル、他
録音:1982年4月,、1983年5月、1985年8月 ロンドン

4801881 \780
ロマン派オルガン作品集/ハーフォード
1)メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ ハ短調 op.37-1
2)ブラームス:11のコラール前奏曲 op.122
-10.わが心の切なる願い/5.おお愛する魂よ
3)シューマン:ペダル・ピアノのためのスケッチ op.58-4
4)メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ イ長調 op.65-3
5)リスト:BACHの名による前奏曲とフーガ S260
6)フランク:英雄的小品
7)ヴィドール:オルガン交響曲第5番 op.42-1 -第5楽章(トッカータ)
8)ヴィドール:オルガン交響曲第6番 op.42-2 -第1楽章(アレグロ)
9)ジグー:10の小品-8.スケルツォ
10)ヴィエルヌ:24の自由な形式の小品-9.子守歌
11)ボエルマン:ゴシック風組曲-2.メヌエット/4.トッカータ
ペーター・ハーフォード(オルガン)
録音:1984年10月(1、4)、1982年4月(2、7、10)、1987年5月(3、5、8、11)、
ライプツィヒ
1982年4月(6、9) ロンドン

4801990 \780
ドイツ歌曲集
冬の終わり(ドイツ民謡)/レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊
モーツァルト:春への憧れ K.596/アンネ・ソフィー・フォン・オッター(Ms)
クロイツァー:春の信仰/ヘルマン・プライ(Br)
モーツァルト:すみれ K.476/エディト・マティス(S)
ブラームス:かわいい恋人よ、素足で来ないで/
エディト・マティス(S)&ペーター・シュライアー(T)
カッコー(作者不詳)/ウィーン少年合唱団
ウェルナー:野ばら/ドレスデン聖十字架合唱団
シューベルト:ます D.550/グンドラ・ヤノヴィッツ(S)
シューベルト:菩提樹/ペーター・シュライアー(T)
ベートーヴェン:5月の歌/ペーター・シュライアー(T)
ジルヒャー:いとしいあの娘/フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
シューベルト:《美しい水車小屋の娘》-さすらい/フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
さらば故郷よ(ドイツ民謡)/レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊
ブラームス:谷の底では(49のドイツ民謡集より)/ヘルマン・プライ(Br)
メンデルスゾーン:羊飼いの歌/ヘルマン・プライ(Br)
シューベルト:《冬の旅》-春の夢/ペーター・シュライアー(T)
他 全28曲
録音:1961年-1994年



<Australian Eloquence>
480955(4800955) \780
1.ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
2.ヤナーチェク:シンフォニエッタ
3.チャイコフスキー:幻想序曲《ロメオとジュリエット》
ピエール・フルニエ(チェロ) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ラファエル・クーベリック
録音:1954-55年
伝説のチェリスト・フルニエが壮年期に、名匠クーベリック&ウィーン・フィル
と残した、ドヴォルザークのチェロ協奏曲あまり知られていない録音を収録。
また、クーベリック&ウィーン・フィルが、協奏曲と同時期に録音したヤナー
チェクの《シンフォニエッタ》と、チャイコフスキーの幻想序曲《ロメオとジュ
リエット》もカップリングした、ファン垂涎の1枚です。

480385(4800385) 2枚組 \1350
英語詞によるイギリス民謡集
<ベートーヴェン>
音楽と恋と酒(25のスコットランド民謡集 Op.108 より)
ハイランドの守り(25のスコットランド民謡集 Op.108 より)
ふたたびあなたを歓迎する(25のアイルランド民謡集 WoO152より)
すこやかな若者、ハイランドの若者(25のスコットランド民謡集 Op.108 より)
恋人よ、なんと森の緑なすかを見よ(25のスコットランド民謡集 Op.108 より)
アイルランド男の胸は高鳴る(12のアイルランド民謡集 WoO154より)
貞節(26のウェールズ民謡集 WoO155より)
小人の妖精たち(12のアイルランド民謡集 WoO154より)
この楽しい谷の羊飼いたちよ(12のスコットランド民謡集 WoO156)
日没(25のスコットランド民謡集 Op.108 より)
別れるとき彼は約束した(12のアイルランド民謡集 WoO154より)
魅惑的な女よ、さようなら(25のスコットランド民謡集 Op.108 より)
上等の酒を注ぎ回せ(12のアイルランド民謡集 WoO154より)
偽りのおとめよ、すべての誓いは WoO157
おお、すばらしい時だった(25のスコットランド民謡集 Op.108 より)
ダンカン・グレイ(12のスコットランド民謡集 WoO156)
忠実なジョニー(25のスコットランド民謡集 Op.108 より)
この病める世をいかに(25のスコットランド民謡集 Op.108 より)
ハイランド人の嘆き WoO157
さらば幸せよ、さらばナンシーよ(25のアイルランド民謡集 WoO152より)
ディー川の水車小屋 WoO157
おお、聖なるかな WoO157
おお私の運命は(25のスコットランド民謡集 Op.108 より)
おお私の恋人チャーリー WoO157
つぐみに寄す(26のウェールズ民謡集 WoO155)
"アルスターへの帰還(25のアイルランド民謡集 WoO152より)
満たせ杯を、よき友よ(25のスコットランド民謡集 Op.108より)
ロッホナガー(12のスコットランド民謡集 WoO156より)
エヴァンの息子シオン(26のウェールズ民謡集 WoO155より)
ドイツ語詞によるイギリス民謡編曲集
<ハイドン>
葉っぱ/マギー・ローダー、他
<ベートーヴェン>
耳をすませ 私の恋人よ(23の各国の歌 WoO158a)
元気を出せカティーナ(23の各国の歌 WoO158a)
羊飼いの歌(25のスコットランド民謡集 Op.108より)
忠実なジョニー(25のスコットランド民謡集 Op.108より)
みんな楽しく輪になって(25のアイルランド民謡集 WoO152より)
<ウェーバー>
10のスコットランド民謡集より 6曲、他
エディット・マティス(ソプラノ) ユリア・ハマリ(メゾ・ソプラノ) 
アレクサンダー・ヤング(テノール) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
RIAS室内管弦楽団 アンドレアス・レーン、ヘルムート・ヘラー(ヴァイオリン)
ゲオルク・ドンデラー、イルムガルト・ポッペン(チェロ) 
オーレル・ニコレ(フルート) カール・エンゲル(ピアノ)
大好きな作曲家の知られざる作品に出会う喜びや驚きは、音楽愛好家の大きな楽
しみと言えるでしょう。ベートーヴェンが、1809-20年にかけて179曲もの民謡を
編曲をしていることは、あまり知られていませんが、旋律も構成も非常によく練
られた名曲ばかりです。ほかにもハイドンやウェーバーの作品も収録。史上至高
のバリトン・フィッシャー=ディースカウが、マティス、ハマリ、ヤングらと残
した名録音でお楽しみください。

48082(4800082) \780
1.サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調Op.78《オルガン付き》
2. 同:交響詩《オンファールの糸車》Op.31
3. 同:交響詩《死の舞踏》Op.40
4.シャブリエ:狂詩曲《スペイン》
5. 同:楽しい行進曲
ピエール・スゴン(オルガン) 
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮エルネスト・アンセルメ
録音:1952年(2-5)、1962年(1)
「フランス音楽のスペシャリスト」アンセルメの残した録音の中でも代表的な
1枚。スイス・ロマンドの明るく原色調の音色、そしてこの交響曲の終楽章にお
ける大迫力のオルガンは、今なおこたえられない魅力を放っています。また、
オルガンの重低音をしっかりとらえた優秀な録音にも注目。それに、この録音
の10年前に、アンセルメが残したサン=サーンスとシャブリエの交響詩や狂詩
曲がカップリングされているのも嬉しいかぎりです。

48052(4800052) \780
フランク:
1.交響曲ニ短調
2.交響詩《アイオリスの人々》
3.交響詩《呪われた狩人》
スイス・ロマンド管弦楽団 
指揮エルネスト・アンセルメ
録音:1961年(1&2)、1967年(2)
サン=サーンスの《オルガン付き》と並ぶ、巨匠アンセルメ&スイス・ロマンド
管の代表盤です。色彩感に溢れた壮麗なサン=サーンスとは対照的に、フランク
では、いぶし銀のようなサウンドで重厚かつ禁欲的な印象を与えてくれることで
しょう。

480379(4800379) 2枚組 \1350
1.モーツァルト:交響曲第38番ニ長調K.444《プラハ》
2. 同:フルート協奏曲第2番ニ長調K.314
3. 同:モテット《エクスルターテ・イウビラーテ(踊れ、喜べ、幸いなる魂よ》
K.165
4. 同:セレナーデ第10番変ロ長調K.361《グラン・パルティータ》
5.L.モーツァルト:トランペット協奏曲ニ長調
アンドレ・ペパン(フルート) ジャニーヌ・ミショー(ソプラノ) 
ミシェル・クヴィット(トランペット) 
スイス・ロマンド管弦楽団 パリ音楽院管弦楽団 
指揮エルネスト・アンセルメ
巨匠アンセルメの珍しいモーツァルト・アルバム。精彩で華麗な解釈の《プラ
ハ》交響曲、スイス・ロマンド管の首席フルート奏者ペパンがソロを吹くフルー
ト協奏曲第2番、同管の精鋭13名が妙技を繰り広げる《グラン・パルティータ》
など、アンセルメとオケの魅力がたっぷり詰まっています。また、《エクスルタ
ーテ・イウビラーテ》を歌うミショーの美しいソプラノも要注目です。

4801942 2枚組 \1350
ハイドン:パリ交響曲集(第82-87番)
1.交響曲第82番Hob.I‐82《熊》
2. 同 第83番ト短調Hob.I‐83《めんどり》
3. 同 第84番変ホ長調Hob.I‐84
4. 同 第85番変ロ長調Hob.I‐85《王妃》
5. 同 第86番ニ長調Hob.I‐86
6. 同 第87番イ長調Hob.I‐87
スイス・ロマンド管弦楽団 
指揮エルネスト・アンセルメ
録音:1962年 ステレオ録音
極限まで研ぎ澄まされて、無駄な響きを一切削ぎ落としたかのようなハイドン。
ここでは典雅さや優雅さは退けられています。「パリ交響曲集」初のステレオ録
音ですが、アンセルメの解釈は古典派を新古典主義のように演奏していて実に新
鮮です。

480378(4800378) \780
1.ハイドン:交響曲第22番変ホ長調Hob.I‐22《哲学者》
2. 同: 同 第90番ハ長調Hob.I‐90
3. 同:トランペット協奏曲変ホ長調Hob.VIIe‐1
4.フンメル: 同 変ホ長調
パオロ・ロンジノッティ(トランペット:1-3) 
ミシェル・クヴィット(トランペット:4) 
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮エルネスト・アンセルメ
録音:1957年(3)、1965年(1&2)、1968年(4)
アンセルメ&スイス・ロマンド管の「ハイドン:パリ交響曲集」と一緒にあわせ
てぜひお聴きいただきたいのが、交響曲第22&90番と、ハイドン&フンメルの2
つのトランペット協奏曲を収めた当盤です。今日より大きな演奏スケールと洗練
を併せもった名演奏をお楽しみいただけるはずです。




<DECCA>
※イタリア・ローカル
4766453 2枚組 \2550
ジョルダーノ:歌劇《アンドレア・シェニエ》(全曲)
ファビオ・アルミリアート(テノール:アンドレア・シェニエ) 
ダニエラ・デッシ(ソプラノ:マッダレーナ)他 
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団 
指揮&ピアノ:フィエコスラフ・ステイ
録音:2005年
2006年9月のローマ歌劇場来日公演以来、日本でもファンが増え続けているダニ
エラ・デッシ(ソプラノ)とファビオ・アルミリアート(テノール)が歌うジョルダ
ーノの名作オペラ《アンドレア・シェニエ》が、待望の初CD化。公私ともにパー
トナーである二人の息のあった歌唱の数々を、たっぷりお楽しみください。

4766378 \2180
ダニエラ・デッシ・シングズ・ヴェルディ
1.歌劇《エルナーニ》-エルナーニよ、一緒に逃げて
2.歌劇《マクベス》-日の光が薄らいで
3.歌劇《海賊》-あの人はまだ帰ってこない…私の頭から暗い考えを
4.歌劇《トロヴァトーレ》-穏やかな夜
5.同-この恋を語るすべもなく
6.同-恋はばら色の翼に乗って
7.同-この世に私ほどお愛ししたものが
8.歌劇《シチリア島の夕べの祈り》-ありがとう、愛する友よ
9.歌劇《仮面舞踏会》-ここは恐ろしい場所
10.歌劇《運命の力》-神よ、平和を与えたまえ
11.歌劇《ドン・カルロ》-おお、不幸な贈物
12.歌劇《アイーダ》-ラダメス様はここへおいでに…おお、わが故郷
ダニエラ・デッシー(ソプラノ) 
パルマ・アルトゥーロ・トスカニーニ管弦楽団
指揮:スティーヴン・マーキュリオ
録音:2007年
現代イタリアを代表する名ソプラノ、ダニエラ・デッシーの待望のヴェルディ・
アリア集。《トロヴァトーレ》や《仮面舞踏会》など、彼女が日頃から得意とす
る演目を中心に、マーキュリオ指揮トスカニーニ財団管の好サポートを得て、の
びのびと歌い上げた珠玉の1枚です。

476 5874 \2180
モーツァルト:フルート四重奏曲集
フルート四重奏曲第1番 ニ長調 K.285
フルート四重奏曲第2番 ト長調 K.285a
フルート四重奏曲第3番 ハ長調 K.171(285b)
フルート四重奏曲第4番 イ長調 K.298
フルート四重奏曲第5番 ヘ長調 K.370(386b) (原曲:オーボエ四重奏曲)
アンドレア・グリミネッリ(フルート)
ケラー四重奏団
録音:2006年3月6日-8日 トブラッハ、グスタフ・マーラー・オーディトリウム
1959年にイタリアのコレッジョに生まれ、パリ音楽院でランパルに師事し、また
ゴールウェイの教えも受けたアンドレア・グリミネッリ。1984年パヴァロッティ
に見出され、以来長期にわたって世界各地の公演に同行すると共に数々のCDでも
共演してきました。このフルート四重奏曲集ではハンガリーの名カルテット、ケ
ラー四重奏団との共演で、輝かしく暖かな音色を存分に聴かせてくれます。

4763208 \2180
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 op.27-2 《月光》
ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 op.31-2 《テンペスト》
エロイカの主題による15の変奏曲とフーガ op.35-1
ジャンルカ・カシオーリ(ピアノ)
1979年、イタリアのトリノ生まれ。94年、ルチアーノ・ベリオ、エリオット・
カーター、マウリッツィオ・ポリーニ、チャールズ・ローゼンといった音楽界
の重鎮が審査員を務めるウンベルト・ミケーリ国際ピアノ・コンクールで優勝
後、ヨーロッパの主要オーケストラから共演依頼を受け、ドイツ・グラモフォ
ンからウェーベルン&シェーンベルクでCDデビューしたジャンルカ・カシオー
リも今年で30歳。近年はフルートのグリミネッリとのデュオなどでデッカから
CDリリースをおこなっていますが、今回はポピュラーなベートーヴェン作品を
集めた一枚です。

4766489 \2180
J.S.バッハ:
イタリア協奏曲 BWV971
組曲 ヘ短調 BEV823
イタリア風アリアと変奏 BWV989
カプリッチョ《最愛の兄の旅立ちに寄せて》 BWV992
デュエット第1番-第4番 BWV802/805
ラミン・バーラミ(ピアノ)

4765857 \2180
J.S.バッハ:フーガの技法
ラモン・バーラミ(ピアノ)
1976年、テヘラン生まれのピアニスト、ラミン・バーラミ。ワイセンベルク、
シフ、レヴィンなどに師事したバーラミですが、忘れてはならないのはロザリン
・テュレックより受け継いだバッハ作品解釈です。イタリア・デッカからのリリ
ースはパルティータ、そしてゴルトベルク録音に続き、今回も真摯なバッハを2
作品聴かせてくれます。

<EMI CLASSICS>
CZS-6952512 6枚組 \1980
100ベスト・チェロ
ブーム再び!!チェロの名曲100曲が名チェリスト、人気チェリストで勢ぞろい!
100ベスト・シリーズにチェロ登場!大ヒット映画作品にチェロがフューチャーさ
れて再びチェロ・ブームの折り絶好のタイミングに決定盤的コンピレーション・
アルバムをご紹介。
6CDを時代やジャンルに分けて編成しており、
CD1:バロックのチェロ
CD2:古典派のチェロ
CD3:ブラームスとそれ以前
CD4:ロマン派のチェロ
CD5:現代のチェロ
CD6:アンコール曲とショウ・ピース
で各CDが選曲されています。
マルチパック 12Pブックレット
●CD1:バロックのチェロ
バッハ:
1.無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007/パブロ・カザルス(チェロ)(モノラル)
2.無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009/ポール・トルトゥリエ(チェロ)
3.無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調BWV1011/ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
(チェロ)
ヴィヴァルディ:
4.チェロ協奏曲ト長調RV413-第1楽章/リン・ハレル(チェロ)、アカデミー室内O.
ピンカス・ズーカーマン指揮
5.チェロ協奏曲ロ短調RV424/ハン=ナ・チャン(チェロ)、ロンドン室内O.
クリストファー・ウォーレン=グリーン指揮
●CD2:古典派のチェロ
1.モン:チェロ協奏曲ト短調-第1楽章/ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)、
ロンドン交響楽団、ジョン・バルビローリ指揮
ハイドン:
2.チェロ協奏曲第1番ハ長調-第1楽章/ロストロポーヴィチ(チェロ)、
アカデミー室内O、ロストロポーヴィチ指揮
3.チェロ協奏曲第2番ニ長調-第3楽章/トゥルルス・モルク(チェロ)、
ノルウェー室内管弦楽団、アイオナ・ブラウン指揮
ボッケリーニ:
4.ソナタ第6番ハ長調(チェロとコンティヌオのための)
/スティーヴン・イッサーリス(チェロ)、マギー・コール(ハープシコード)
5.チェロ協奏曲変ロ長調-第1楽章
/ヴァウター・メラー(チェロ)、リンデ・コンソート
ハンス・マルティン・リンデ指揮
6.ソナタ第5番ト長調(チェロとコンティヌオのための)-第2楽章/イッサーリス
(チェロ)、コール(ハープシコード)
7.チェロ協奏曲ト長調-第3楽章/イッサーリス(チェロ)、
フィンランド・オストロボトニアン室内O、ユハ・カンガス指揮
ベートーヴェン:
8.チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69-第3/第4楽章
/ポール・トルトゥリエ(チェロ)、エリク・ハイドシェック(ピアノ)
9.チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102-2/デュ・プレ(チェロ)スティーヴン・
コヴァセヴィチ(ピアノ)
●CD3:ブラームスとそれ以前
1.シューベルト:「アルペジョーネ」・ソナタ イ短調D821-第2楽章
トルトゥリエ(チェロ)、ロバート・ヴァイス(ピアノ)
シューマン:
2.トロイメライ
/トルトェリエ(チェロ)、ジョン・ニューマーク(ピアノ)(モノラル録音)
3.チェロ協奏曲イ短調-第3楽章/ナターリャ・グートマン(チェロ)、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、クルト・マズア指揮
4.メンデルスゾーン:無言歌ニ長調Op.109/デュ・プレ(チェロ)、
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
ショパン:
5.序奏と華麗なるポロネーズOp.3/ナタリー・クライン(チェロ)、
チャールズ・オーウェン(ピアノ)
6.前奏曲ホ短調
/ジュリアン・ロイド・ウェッバー(チェロ)、ジョン・レネハン(ピアノ)
7.チェロ・ソナタト短調Op.65-第3楽章/デュ・プレ(チェロ)、
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
8.パガニーニ(トルトゥリエ編):ロッシーニの主題による変奏曲
/トルトゥリエ(チェロ)
モード・マルタン=トルトゥリエ(チェロ)、イギリス室内O、トルトゥリエ指揮
ドヴォルザーク:
9.チェロ協奏曲ロ短調-第1楽章(抜粋)/モルク(チェロ)、
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、マリス・ヤンソンス指揮
10.静かな森/ティモシー・ウォルデン(チェロ)、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、リボール・ペシェク指揮
ブラームス:
11.チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38-第2楽章/デュ・プレ(チェロ)
バレンボイム(ピアノ)
12.ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83-第3楽章/ティモシー・ハフ(チェロ)、
スティーヴン・ハフ(ピアノ)、BBC交響楽団、アンドルー・デイヴィス指揮
13.二重協奏曲イ短調-第3楽章/ゴーティエ・カピュソン(チェロ)、
ルノー・カピュソン(ヴァイオリン)、グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団
チョン・ミュン=フン指揮
14.チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99-第4楽章/デュ・プレ(チェロ)、
バレンボイム(ピアノ)
●CD4:ロマン派のチェロ
サン=サーンス:
1.アレグロ・アパッショナートOp.43/チャン(チェロ)、
ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミア管弦楽団、
アントニオ・パッパーノ指揮
2.白鳥(動物の謝肉祭)
/ナッシュ・アンサンブル(クリストファー・ヴァン・ケンペン-チェロ)
3.チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33-第1楽章/ロストロポーヴィチ(チェロ)、
フィルハーモニア管弦楽団、カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
4.フォーレ:エレジー/トルトゥリエ(チェロ)、
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団、ミシェル・プラッソン指揮
5.フランク(ドゥルサール編):ソナタ イ長調-第4楽章/デュ・プレ(チェロ)、
バレンボイム(ピアノ)
6.グリーグ:チェロ・ソナタOp.36-第2楽章/モルク(チェロ)、
ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)
7.チャイコフスキー:
ロココの主題による変奏曲Op.33-序奏、主題、変奏曲I、II&VII
ロバート・コーエン(チェロ)、ロンドン・フィルO、ズデニェク・マーカル指揮
8.ブルッフ:コル・ニドライ/チャン(チェロ)、ロンドン交響楽団、
ロストロポーヴィチ指揮
エルガー(ミローン編):
9.愛の挨拶
10.朝の歌
クライン(チェロ)、ロイヤル・リヴァプール・フィルO、
ヴァーノン・ハンドリー指揮
11.R.シュトラウス:ドン・キホーテOp.35(抜粋)/トルトゥリエ(チェロ)、
ドレスデン・シュターツカペレ、ルドルフ・ケンペ指揮
12.ラフマニノフ(ヘイゼル編):ヴォカリーズ
/チャン(チェロ)、フィルハーモニアO、
レナード・スラトキン指揮
13.サリヴァン:チェロ協奏曲ニ長調-第3楽章/ロイド・ウェッバー(チェロ)、
ロンドン交響楽団、チャールズ・マッケラス指揮
●CD5:現代のチェロ
1.エルガー:チェロ協奏曲ホ短調-第1楽章/クライン(チェロ)、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、ハンドリー指揮
2.シベリウス:ロマンス(4つの小品Op.78)/モルク(チェロ)、ティボーデ(ピアノ)
3.民謡/カザルス編:鳥の歌/チャン(チェロ)、
ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミア管弦楽団、パッパーノ指揮
プロコフィエフ:
4.行進曲(子供の音楽Op.65)(ピアティゴルスキー、トルトゥリエ編)
トルトゥリエ(チェロ)(モノラル録音)
5.シンデレラ-アダージョ(プロコフィエフ編)/ロストロポーヴィチ(チェロ)、
デデューキン(ピアノ)(ライヴ、モノラル録音)
6.ピアソラ(メダーリャ&アモン編):アディオス・ノニーニョ/
ベルリン・フィル12人のチェリストたち
7.ブリテン:チェロ交響曲Op.68-第4楽章/ロストロポーヴィチ(チェロ)、
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、ベンジャミン・ブリテン指揮
(ライヴ、モノラル録音)
8.ブロッホ:シェロモ(抜粋)
/ロストロポーヴィチ(チェロ)、フランス国立管弦楽団
レナード・バーンスタイン指揮
9.バーバー:チェロ協奏曲-第2楽章/ラルフ・カーシュバウム(チェロ)、
スコットランド室内管弦楽団、ユッカ=ペッカ・サラステ指揮
ショスタコーヴィチ:
10.チェロ協奏曲第1番変ホ長調Op.107-第1楽章/トルトゥリエ(チェロ)、
ボーンマス交響楽団、パーヴォ・ベルグルンド指揮
11.チェロ・ソナタ ニ短調Op.40-第4楽章/ロストロポーヴィチ(チェロ)、
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(ピアノ)(モノラル録音)
12.チェロ協奏曲第2番ト長調Op.126-第2楽章/モルク(チェロ)、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ヤンソンス指揮
13.タヴナー:聖母マリアの御加護のヴェール-The Incarnation/
イッサーリス(チェロ)、ロンドンSO、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
14.グバイドゥリーナ:太陽の讃歌(抜粋)/ロストロポーヴィチ(チェロ)、
ロンドン・ヴォイセズ 他、沼尻竜典指揮
15.ミヨー:チェロ協奏曲第1番-第1楽章/ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)、
フィルハーモニア管弦楽団、ヴァルター・ジュスキント指揮(モノラル録音)
●CD6:アンコール曲とショウ・ピース
1.パガニーニ(クレンゲル編):無窮動Op.11/トルトゥリエ(チェロ)、
ニューマーク(ピアノ)(モノラル録音)
2.サラサーテ:サパテアードOp.23
/トルトゥリエ(チェロ)、ニューマーク(ピアノ)(モノラル録音)
3.クライスラー:アレグレット(ボッケリーニのスタイルによる)/
シュタルケル(チェロ)、ムーア(ピアノ)(モノラル録音)
4.デ・ジャルディーニ:タンボリーノ/P&M.トルトゥリエ(チェロ)(モノラル録音)
5.プロコフィエフ(ロストロポーヴィチ編):行進曲(3つのオレンジの恋)/
ロストロポーヴィチ(チェロ)、アレクセイ・ジブツェフ(ピアノ)
(ライヴ、モノラル録音)
6.クライスラー(フルニエ編):ジプシーの女/フルニエ(チェロ)、ムーア(ピアノ)
(モノラル録音)
7.アーン:いみじき時/ロイド・ウェッバー(チェロ)、ジョン・レナハン(ピアノ)
8.ニン:グラナディーナ(コハンスキ編)
/トルトゥリエ(チェロ)、ニューマーク(ピアノ)
(モノラル録音)
9.リムスキー=コルサコフ:インドの歌(サドコ)/ロイド・ウェッバー(チェロ)、
キャトリン・フィンチ(ハープ)
10.ムソルグスキー(ストゥチェフスキー編):ゴパク/シュタルケル(チェロ)、
ムーア(ピアノ)(モノラル録音)
11.ドビュッシー:月の光(ベルガマスク組曲)/ロストロポーヴィチ(チェロ)、
デデューキン(ピアノ)
12.パガニーニ(クライスラー編):カプリースop.13-1/シュタルケル(チェロ)、
ムーア(ピアノ)(モノラル録音)
13.ラヴェル:ハバネラ形式の小品/トルトゥリエ(チェロ)、ニューマーク(ピアノ)
(モノラル録音)
14.サン=サーンス(パパン編):あなたの声にわが心は開く/キャプソン(チェロ)、
フランク・ブラレイ(ピアノ)
15.ポッパー:妖精の踊りOp.39
/ロストロポーヴィチ(チェロ)、デデューキン(ピアノ)
16.バッハ:アリオーソ(ハープシコード協奏曲ヘ短調BWV1056)、
シュタルケル(チェロ)、ムーア(ピアノ)(モノラル録音)
17.リムスキー=コルサコフ(シュトリマー編):
くまんばちの飛行(サルタン皇帝の物語)
/フルニエ(チェロ)、ムーア(ピアノ)(モノラル録音)
18.ブリテン:チェロ組曲第1番Op.72-第6曲/ロストロポーヴィチ(チェロ)
(ライヴ、モノラル録音)
19.プロコフィエフ(ロストロポーヴィチ編):ワルツ・コーダ(シンデレラ)/
ロストロポーヴィチ(チェロ)、デデューキン(ピアノ)(ライヴ、モノラル録音)
20.ポッパー:ハンガリー狂詩曲/シュタルケル(チェロ)、ムーア(ピアノ)
(モノラル録音)
21.ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第1番-第3楽章
/ベルリン・フィル12人のチェリストたち

CMS-2289440 2枚組 \1450
キングズ・カレッジ合唱団/イングランド・マイ・イングランド
これぞイギリスの合唱の精髄、16世紀以来の歴史的建物と一体化した伝統の響き
で聞くイングリッシュ・サウンド
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット
CD1
1.司祭ザドク(ヘンデル)w/アカデミー・オブ・エンシャント・ミュージック
2.ルクス・エテルナ(エルガー/ジョン・キャムロン編)
3.聖歌:Praise, my soul, the king of heaven(ジョン・ゴス)
4.汝のほかにわれ望みなし(タリス)
5.詩篇23:The Lord is my shepherd(ゴス)+
6.ハレルヤ・コーラス(ヘンデル)+w/アカデミー室内管弦楽団
7.レクイエム-ピエ・イエス(ラッター)w
/エドワード・サクラトヴァラ(トレブル)、
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア
8.聖歌:Come down, O love divine(ヴォーン・ウィリアムズ)
9.おお光より生まれし光(タリス)
10.夕べの聖歌(Te lucis ante terminum)(バルフォア・ガーディナー)+
11.アヴェ・ヴェルム・コルプス(バード)
12.聖歌:When I survey the wondrous cross(エドワード・ミラー)
13.Beati quorum via(スタンフォード)+
14.アンティフォナ(Let all the world in every corner sing)
(ヴォーン・ウィリアムズ)+w/イギリス室内管弦楽団
15.正しき者の魂は(バード)+
16.行け、汝ら芸術の子らw/
デイヴィッド・ハンセン(アルト)
アカデミー・オブ・エンシャント・ミュージック
17.Faire is the heaven(ウィリアム・ハリス)
18.詩篇67:God be merciful unto us(ベアストウ)+
19.アヴェ・マリア(ロバート・パーソンズI)
20.聖歌:All people that on earth do dwell(ルイ・ブルジョワ/
ヴォーン・ウィリアムズ編)w/ザ・ウォレス・コレクション
CD2
1.イェルサレム(パリー)
2.レクイエム-Requiem aeternam(ラッター)w
/シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア
3.I vow to thee, my country(ホルスト)
4.Song for Ahtene(タヴナー)
5.聖歌:Abide with me(W.H.モンク/クローベリー編)
6.マニフィカート ト長調(スタンフォード)w/アラステア・ハッサン(トレブル)
7.主よ、汝はわれらが心の秘密を知りたもうZ58c(パーセル)
8.Hosanna to the of David(ギボンズ)
9.聖歌:The day thou gavest, Lord, is ended
(C.C.スコールフィールド/ラッター編)
10.詩篇84:O how amiable are thy dwellings(パリー)+
11.ミサ曲ト短調-キリエ(ヴォーン・ウィリアムズ)w
/ジョン・イートン(トレブル)、
ナイジェル・ペリン(アルト)、ロビン・ダヴトン(テナー)、
デイヴィッド・ヴァン・アッシュ(バス)
12.Greater love hath no man(アイアランド)w/マイケル・ピアース(トレブル)、
ポール・ロビンソン(バス)
13.もし汝われを愛さば(タリス)*
14.聖歌:Dear Lord and Father of mankind(パリー)w/トマス・バラード
(バリトン)
15.神をたたえよ(ブリテン)*
16.聖歌:Drop, drop, slow tears(ギボンズ)
17.夏の夜に水の上で歌われる歌I(ディーリアス)*
18.詩篇150:O praise God in his holiness(グーデナフ)+
19.ダヴィデがアブサロムの殺されしを聞きしとき(ウィールクス)
20.I was glad(パリー)*w/ケンブリッジ大学音楽協会合唱団、
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、王立軍楽学校バンド
以上 ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
スティーヴン・クローベリー指揮、*フィリップ・レッジャー指揮、
+デイヴィッド・ウィルコックス指揮

●20TH CENTURY CLASSICS 第3回発売
20世紀の代表的な音楽作品を作曲家ごとにまとめた20TH CENTURY CLASSICSシリ
ーズの第3回目の発売です。今回バルトーク、ブリテン、プーランク、シュトッ
クハウゼン、プロコフィエフの作品が登場。
いずれもブリリアント・ボックス 8Pブックレット。

CMS-6955702 2枚組 \1450
ベラ・バルトーク
ミクロコスモスSz107
CD1第1巻、第2巻、第3巻(96曲)
CD2第4巻、第5巻、第6巻(57曲) 
ジョルジュ・ソルシャニー(ピアノ)
1973年10月、12月、1974年2月、1975年1月、パリ録音

CMS-6955792 2枚組 \1450
ベンジャミン・ブリテン
CD1
1.イリュミナシオンOp.18
ジル・ゴメス(ソプラノ)
エンディミオン・アンサンブル、ジョン・ホイットフィールド指揮
1986年10月、ホックニー(英国)録音
2.セレナード(テナー、ホルンと弦楽合奏のための)Op.31
ニール・マッキー(テナー)、バリー・タックウェル(ホルン)
スコットランド室内管弦楽団、スチュアート・ベドフォード指揮
1988年5月、エディンバラ録音
3.ノクターンOp.60
ロバート・ティアー(テナー)
イギリス室内管弦楽団、ジェフリー・テイト指揮
1987年11月、ロンドン録音
CD2
1.シンプル・シンフォニーOp.4
ロンドン室内管弦楽団、クリストファー・ウォーレン=グリーン指揮
1988年7月、ロンドン録音
2.シンフォニア・ダ・レクイエムOp.20
3.4つの海の間奏曲Op.33a
4.パーセルの主題による変奏曲とフーガ(青少年のための管弦楽入門)Op.34
以上 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
リボール・ペシェク指揮
1989年1月、リヴァプール録音

CMS-6955842 2枚組 \1450
フランシス・プーランク
CD1
1.協奏曲ト短調(オルガン、弦楽合奏とティンパニのための)FP93
モーリス・デュリュフレ(オルガン)
パリ音楽院管弦楽団、ジョルジュ・プレートル指揮
1961年2月、サン・エティエンヌ・ドュ・モン教会(パリ)録音
2.ロコマドゥールの黒衣の聖母へのリタニアFP82
フランス放送児童聖歌隊、ジャック・ジュイヌー指揮
アンリエット・ロジェ(オルガン)
1957年5月、サン・ロシュ教会(パリ)録音
3.ピアノ協奏曲嬰ハ短調FP146
ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
パリ音楽院管弦楽団、ジョルジュ・プレートル指揮
1966年6月、パリ録音
4.田園の奏楽FP49
エイメエ・ヴァン・デル・ワイル(ハープシコード)
パリ音楽院管弦楽団、ピエール・デルヴォー指揮
1957年5月、パリ録音
CD2
1.協奏曲(2台のピアノのための)FP61
フランシス・プーランク&ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
パリ音楽院管弦楽団、ピエール・デルヴォー指揮
1957年5月、パリ録音
2.オバドFP51
ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
パリ音楽院管弦楽団、ジョルジュ・プレートル指揮
1965年5月、10月、パリ録音
3.牝鹿FP36
アンブロジアン・シンガーズ(ジョン・マッカーシー指揮)
フィルハーモニア管弦楽団、ジョルジュ・プレートル指揮
1980年11月、ロンドン録音

CMS-6955982 2枚組 \1450
カールハインツ・シュトックハウゼン
CD1
1.ツィクルス(打楽器のための) 
トリスタン・フライ(打楽器)
2.シュピラールI(エレクトロニウムと短波受信機のための)
ハラルド・ボジェ(エレクトロニウム)
3.極(エレクトロニウム、エレクトロコードと短波受信機のための)
ハラルド・ボジェ(エレクトロニウム)、
ペーター・エートヴェシュ(エレクトロコード)
4.シュピラールII
(ツィター、尺八、草笛、シンセサイザーと短波受信機のための)
ペーター・エートヴェシュ指揮
以上 1971年12月、ロンドン録音
CD2
1.日本-「来たるべき時代のための17のテクストによる直観音楽」
(エレクトロニウム、打楽器とエレクトロコードのための)
ボジェ(エレクトロニウム)、クリストフ・カスケル(打楽器)、エートヴェシュ
(エレクトロコード)
2.眠らずに-「来たるべき時代のための17のテクストによる直観音楽」
(エレクトロニウム、打楽器とエレクトロコードのための)
ボジェ(エレクトロニウム)、カスケル(打楽器)、
エートヴェシュ(エレクトロコード)
以上 1971年12月、ロンドン録音
3.ティーアクライス(十二宮)(トランペットとオルガン版)(1974)
マークス・シュトックハウゼン(トランペット)、
マルガレータ・フールホルツ(オルガン)
1992年4月、聖堂教会(ヴァルトザッセン)録音
4.友情をこめて(Esトランペットのための)
マークス・シュトックハウゼン(トランペット)
1995年1月、エルフシュタット録音

CMS-6955902 2枚組 \1450
セルゲイ・プロコフィエフ
CD1
1.ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.1-第1楽章
2.ピアノ・ソナタ第2番ニ短調Op.14
\ミシェル・ベロフ(ピアノ)
1981年12月、1983年1月、2月、パリ録音
3.ピアノ・ソナタ第3番イ短調Op.28「古い手帳から」-第1楽章
4.ピアノ・ソナタ第6番イ長調Op.82
5.ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83
ミシェル・ベロフ(ピアノ)
1978年1月、2月、3月、パリ録音
CD2
1.ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
ボリス・ギルトブルク(ピアノ)
2005年11月、サフォーク(英国)録音
2.4つの練習曲Op.2
ルーステム・サイトクーロフ(ピアノ)
1999年5月、ヘイスティングス(英国)録音
3.バレエ「シンデレラ」からの6つの小品Op.102
ウラディミール・オフチニコフ(ピアノ)
1991年2月、ロンドン録音
4.ロミオとジュリエット(ピアノ編曲)(4曲)
ナヴァー・パールマン(ピアノ)
1999年11月、サフォーク(英国)録音


<VIRGIN CLASSICS>
●VIRGO
VB-6994702 \1000
シューマン:
1.ダーヴィト同盟舞曲集Op.6
2.子供のためのアルバムOp.68より3曲
3.幻想曲Op.17
スティーヴン・ハフ(ピアノ)

VB-6994712 \1000
ドビュッシー:
1.ピアノのために
2.子供の領分
3.版画
4.レントよりも遅く
5.2つのアラベスク
6.アルバムのページ(負傷者の服のための小品)
7.喜びの島
ジャン=ベルナール・ポミエ(ピアノ)

VB-6994722 \1000
ヘンデル:合奏協奏曲Op.3
1.合奏協奏曲第1番変ロ長調
2.合奏協奏曲第2番変ロ長調
3.合奏協奏曲第3番ト長調
4.合奏協奏曲第4番ヘ長調
5.合奏協奏曲第4番aヘ長調
6.合奏協奏曲第5番ニ短調
7.合奏協奏曲第6番ニ短調
リンデ・コンソート
ハンス=マルティン・リンデ指揮

VB-6994732 \1000
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
1.ソナタ イ短調K310
2.ソナタ イ長調K331「トルコ行進曲」
3.ソナタ 変ロ長調K333
4.幻想曲 ハ短調K475
ジャン=ベルナール・ポミエ(ピアノ)

VB-6995382 \1000
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
1.ソナタ イ長調D959
2.ソナタ 変ロ長調D960
デイヴィッド・レヴァイン(ピアノ)

<RCA Red Seal>
8869750650-2(SACD-Hybrid)
グスタフ・マーラー(1860-1911):交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
[使用楽譜:全集版(ラーツ、フュッスル、クビーク校訂)]
[演奏]チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
指揮:デイヴィッド・ジンマン
[録音]2008年9月22日-25日、チューリヒ、トーンハレ
オランダ時代からコンセルトヘボウの資料室でマーラーの自筆譜を研究し、ロ
チェスター、ボルティモア時代にチクルス演奏を敢行し、マーラー演奏に関し
ては一家言を持つジンマン。「マーラーの交響曲はそれぞれが大河小説の一つ
の章のようなもの」と語り、チューリヒ・トーンハレとの3度目のチクルスでは
番号順に演奏・録音を進めています。バーンスタイン流の感情に流された解釈と
はきっぱり縁を切り、スコアに書かれていることを厳格・精密に再現することに
よってこそ、明確で説得力あるマーラー像が生まれるというジンマンの信念は、
チューリヒ・トーンハレとの一連の録音によってはっきりと証明されつつありま
す。
4管編成の100人を超す大編成のオーケストラは、オーディオファイルのSACDハイ
ブリッドでのリリースに相応しいもの。ジンマン自身、マーラー解釈には「音の
遠近感や空間性の再現が不可欠」と考えており、特にSACDマルチでの再生につい
ては、「家庭でマーラーの意図した音響を再現できる最適なメディア」と絶賛を
惜しみません。第7番では、各パートの精緻なバランス作りのみならず、第2楽章
のカウベル(遠くから演奏)、第4楽章のギターとマンドリン(オーケストラ内に配
置)、そして第5楽章コーダでの鐘などを、どこに配置し、どのようなバランスで
響かせるかがキーポイント。ヨーロッパ屈指の音響効果を誇るチューリヒのトー
ンハレで、元デッカの優秀な録音技術陣と一体になってジンマンが作り上げる
マーラー・チクルスは、こうした点全てに明解な回答を与えてくれるのです。

8869749036-2 \1850
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
夜は悲しくOp.26-1/夢Op.8-5/ああ、私に二度と歌わないでOp.4-4/あなたを待
つOp.14-1/ライラックOp.21-5ここは何と美しいOp.21-7/ひそやかな夜の静けさ
の中でOp.4-3/我々は憩うOp.36-3/孤独Op.21-6/ヴォカリーズOp.34-14
モデスト・ムソルグスキー(1839-1881):歌曲集「死の歌と踊り」
アレクサンドル・スクリアビン(1871-1915):
ピアノ・ソナタ第9番Op.68「黒ミサ」
アニア・シリア(ソプラノ)[1-11]、
アンドレイ・ホテーエフ(ピアノ)
[録音]2007年9月、ベルリン、イエス・キリスト教会
1960年バイロイト音楽祭の「さまよえるオランダ人」でセンセーショナルなデ
ビューを飾り、その後ワーグナー、R.シュトラウス、ベルク、シェーンベルクな
どのオペラのヒロイン役で一世を風靡した名ソプラノ、アニア・シリア(1940年
ベルリン生まれ)。ここ数年は、ヤナーチェクやチャイコフスキーといったスラ
ヴ・ロシア・オペラでのキャラクター・ロールで強烈な存在感を感じさせる歌唱
と演技で今なお現役の活動を続けています。日本でも、2004年、新日本フィルに
よる「サロメ」の演奏会形式上演でヘロディアスを演じて話題になりました。
2008年からは、ロシア人のピアニスト、ホテーエフとのコンビでロシア歌曲によ
るリーダーアーベントをヨーロッパ各地で開催しており、最近では2009年3月の
ベルリン・コーミッシェ・オーパーでも演奏、高く評価されています。このアル
バムは、そのプログラムをベルリン屈指の音響を誇るイエス・キリスト教会で
セッション収録したものです。有名な「ヴォカリーズ」をはじめとするラフマニ
ノフの歌曲10曲と、ロシア歌曲の最高傑作のひとつとされるムソルグスキーの
「死の歌と踊り」を組み合わせた曲目において、シリアは、持ち前の鋭敏で濃
密な歌唱を繰り広げています。
今年69歳をむかえ、なお現役!この歌唱恐るべし!ホテーエフのソロによるス
クリアビンの「黒ミサ」がプログラムを締めくくります



<Oehms Classics>
OC-745 \1850
ドヴォルザーク:
交響曲第9番ホ短調Op.95,B.178「新世界より」
ヨゼフ・スーク(1874-1935):組曲「おとぎ話」Op.16
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
ウィーン放送交響楽団
録音:2007年11月23日、ウィーン、ムジークフェライン、グロッサーザール
(スーク)/2008年2月22日、ウィーン・コンツェルトハウス(ドヴォルザーク)
大活躍のベルトラン・ド・ビリーと手兵ウィーン放送交響楽団との最新レコー
ディング。モーツァルト:ダ・ポンテ3大オペラに始まり、出身地フランスの近代
音楽、オーケストラの本拠地ウィーンのシューベルト、声楽つき大作ベルリオー
ズ:レクイエム、ベートーヴェンの交響曲ツィクルス、フランスの名ピアニスト、
パスカル・ロジェとのラヴェル&ガーシュウィン、デュカス「アリアーヌと青
ひげ」やポラスキとのワーグナー「トリスタン」、R.シュトラウス管弦楽曲集
など立て続けに注目すべき録音を行ってきた。チェコの国民音楽を大成した大
作曲家ドヴォルザークの最高傑作「新世界」交響曲と、ドヴォルザークに学び
その娘婿となった20世紀チェコを代表する作曲家スークの主情主義的で濃厚な
ロマン性を備えた「おとぎ話」を併録。ウィーンの演奏伝統を踏まえながら、
引き締まったアンサンブル、磨き上げたディテールと音の透明性でこれらチェ
コの作品を見事に表現、ウィーンの音楽シーンに新風を吹き込んでいるド・ビ
リーのフレッシュで感動に満ちた名演に仕上がっている。

OC-639(SACD-Hybrid) 2枚組 \3900
J.S.バッハ:
クラヴィーア練習曲第3巻プレリュード変ホ長調BWV552/1/21のコラール前奏曲
(ドイツ・オルガン・ミサ)BWV669-689/4つのデュエットBWV802-805/フーガ変
ホ長調BWV552/2
ハンスイェルク・アルブレヒト(オルガン&指揮)
ミュンヘン・バッハ合唱団
録音:2008年10月、ブリクセンタール/ホプスガルテン、聖ヤコプ&レオンハル
ト教区教会(コラール前奏曲)/ミュンヘン=モーザッハ、聖マルティン教区教会
バッハ:クラヴィーア練習曲集第3巻
オーディオファイル的にも好評を博しているアルブレヒトのオルガン・シリーズ
の第4弾。前3作はワーグナーの指環、バッハのゴルトベルク変奏曲、ムソルグス
キー:展覧会の絵などすべてオルガンでの編曲が飛びぬけて面白く、またSACDマ
ルチならではのスペキュタクラーなレコーディングと、優れた演奏で高く評価
されてきたシリーズだが、このアルバムは、バッハのチェンバロ・オルガンの
ための「クラヴィーア練習曲集」の第3巻(第1巻:6つのパルティータ、第2巻:フ
ランス風序曲、イタリア協奏曲など、第4巻:ゴルトベルク変奏曲)として出版さ
れたオルガンのためのオリジナルの作品集。合唱を伴う21曲のコラール前奏曲
(通称「ドイツ・オルガン・ミサ」または「オルガンのためのルター派ミサ」)
を中心に、プレリュードに始まりフーガに終わる構成で、合唱はかつてカール・
リヒターが率いたミュンヘン・バッハ合唱団というのも話題。

OC-732 \1850
ベルク:ピアノ・ソナタOp.1
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲イ短調Op.35
ベートーヴェン:創作主題による変奏曲WoO80
バッハ:イギリス組曲第3番
ユラ・マルグリス(ピアノ)
録音:2008年4月30日&5月1日、フランクフルト、ヘッセン放送ホール
ユラ・マルグリスは1968年、ロシア・サンクトペテルブルク生まれ。ドイツに亡
命しフー・ツォン、ペライア、ワイセンベルク、フライシャーらに師事、ブゾー
ニ国際コンクールでも入賞。これはバッハ=ブゾーニ:シャコンヌ、シューベルト
=リスト:歌曲集やワーグナー=リストのトリスタンとイゾルデ、自身の編曲など
のピアノ・トランスクリプション集に続くエームス・クラシックス第2弾となる
アルバム。バッハ、ベートーヴェン、ブラームスとベルクというドイツ=オース
トリアの「4大B」作曲家のピアノ作品を収めています。マルグリスはホロヴィッ
ツのスタインウェイを弾いたライヴ盤(アルスムジチ)や別府アルゲリッチ音楽祭
でのアルゲリッチとのデュオやマスタークラスで知られていて、日本では「通」
のピアノ・ファンや音楽ライターから高い評価を得ています。

OC-110 2枚組 \1700
ブラームス:
クラリネット・ソナタ第1番&第2番、クラリネット五重奏曲、ピアノ五重奏曲
アルフレッド・パール(ピアノ)
ラルフ・マンノ(クラリネット)
ミヒャエラ・ペチュ・ネフテル&ラヘル・クンツ(ヴァイオリン)
ハルトムート・ローデ(ヴィオラ)
グィド・シーフェン(チェロ)
録音:1995年8月14日-17日、グラン・カナリア諸島、パルマ、イグレシア・サン
フランシスコ・デ・テルデ(五重奏曲)/1992年8月24日&27日、ブレーメン放送
ホール(クラリネット・ソナタ)
いわゆるオール・スター的アーティストによるレコーディングと一線を画する充
実した気力あふれるアーティストによる名演として、初出時にはドイツの権威あ
る音楽評論家ヨアヒム・カイザーが南ドイツ新聞で年間ベスト・アルバムに取り
上げた(クラリネット・ソナタ集)レコーディングを2枚にまとめ、お買い得価格
でリリース。




<SONY CLASSICAL>
8869749963-2 \1850
ドヴォルザーク:
ヴァイオリン協奏曲イ短調作品53
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調作品57
ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ ト長調作品100
ジャック・リーベック(ヴァイオリン)
ギャリー・ウォーカー指揮
ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団
カティア・アペキシュエヴァ(ピアノ)
録音:2005年1月、2006年12月
1980年ロンドン生まれのヴァイオリニストの、ソニー・クラシカルからのデ
ビュー・アルバム。
パーセル音楽学校、ロイヤルアカデミー音楽院にて学び、2003年に卒業。
10歳の時BBCテレビに出演、少年時代のモーツァルトを演じた。11歳からベ
ルギー、フランス、ノルウェー、スイス等、世界各地で演奏活動を開始。イ
ギリス国内の主要ホールに出演し、また14歳からロンドン交響楽団やローザ
ンヌ室内管弦楽団など、各国のオーケストラと協演している。

8869737632-2(SACD-Hybrid) \1850
ウェーバー:クラリネット協奏曲集
クラリネット協奏曲第1番ヘ短調作品73
クラリネット五重奏曲変ロ長調作品34(クラリネットと弦楽合奏版)
クラリネット協奏曲第2番変ホ長調作品74
ファビオ・ディ・カゾーラ(クラリネット)
ジュリ・ギルボ指揮
サンクト・ペテルブルク室内管弦楽団
1990年のジュネーヴ国際音楽コンクール1位入賞のクラリネット奏者、「シュ
ーベルト:アルペジオーネ・ソナタ」に続くソニー・クラシカル(スイス)第2
弾!

8869736059-2(SACD-Hybrid)
シューマン:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調作品14
交響的練習曲作品13
ノヴェレッテ作品21より第1番ヘ長調/第2番ニ長調
録音:2008年3月
アンドレア・カウテン(ピアノ)
女流ピアニスト、カウテンの「クライスレリアーナほか」に続くソニー・ク
ラシカル(スイス)からのシューマン作品集の第2弾。


●バイ2シリーズ
Sony Classical & RCA Red Seal を代表するアーティストのアルバムが2枚、
スリップ・ケース入りでお得な価格で限定発売!

8869752651-2 2枚組 \1850
エフゲニー・キーシン
Disc 1
ショパン:バラード第1番Op.23/バラード第2番Op.38/バラード第3番Op.47
/バラード第4番Op.52/舟歌Op.60/子守歌Op.57/スケルツォ第4番Op.54
録音:1998年
Disc 2
ハイドン:ピアノ・ソナタ第30番イ長調Hob.XVI-30/ピアノ・ソナタ第52番
変ホ長調Hob.XVI-52/シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番イ短調Op.143,
D784/軍隊行進曲ニ長調Op.51, D733-1(ピアノ・ソロ編曲:カール・タウジ
ヒ) 録音:1994年
エフゲニー・キーシン(ピアノ)

8869752658-2 2枚組 \1850
ベン・ヘップナー
Disc 1
ドイツ・リート集
アデライーデOp.46(ベートーヴェン)/4つの歌曲Op.27:憩え、わが心、ツェ
ツィーリエ、ひそやかな誘い、あすの朝(R.シュトラウス)/ミルテの花
Op.25より献呈、くるみの木、はすの花、お守り、君は花のごとく、東方の
ばらより、終わりに(シューマン)/3つのペトラルカのソネット:平和は見い
だせず、その日までいつくしみくださる、私は地上に天使のような姿をみた
(リスト)/連作歌曲「遥かなる恋人に寄す」Op.98(ベートーヴェン)
クレイグ・ルーテンバーグ(ピアノ)
録音:1997年12月、トロント、ハンバークレスト・ユナイテッド・チャーチ
Disc 2
ドイツ・ロマンティック・オペラ・アリア集
ワーグナー:
おれは目がさめたところに、とどまってはいなかったが-楽劇「トリスタン
とイゾルデ」(第3幕トリスタン) /全能なる父よ、見おろし給え(リエンツィ
の祈り)-歌劇「リエンツィ」(第5幕リエンツィ) / 日のあたる頂の、祝福さ
れた場所よ-楽劇「ジークフリート」(第3幕ジークフリート) / ブリュンヒ
ルデよ、神聖な花嫁よ-楽劇「神々のたそがれ」(第3幕ジークフリート) /
役に立つのはただ一つの武器-舞台神聖祭典劇「パルジファル」(第3幕パル
ジファル) /あの日を思い出さないのか-歌劇「さまよえるオランダ人」(第3
幕エリック)
ベートーヴェン:
神よ、何という暗さだ-歌劇「フィデリオ」(第2幕フロレスタン)
ウェーバー:
この苦しみは希望を奪い・・・森を過ぎ野を越えて-歌劇「魔弾の射手」
(第1幕マックス) / そよ風は私に安らぎをもたらし-歌劇「オイリアンテ」
(第2幕アドラー)
コルンゴルト:
ねえ君、私はもう二度と彼女には会わないだろう-歌劇「死の都」(第3幕 パ
ウル)
ドナルド・ランニクルズ指揮北ドイツ放送交響楽団
サー・コリン・デイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団(7.)
録音:1998年5月、ハンブルク、ムジークハレ/1995年5月、ミュンヘン、ヘ
ルクレス・ザール(7.)
ベン・ヘップナー(テノール)

8869752653-2 2枚組 \1850
エサ=ペッカ・サロネン
Disc 1
レブエルタス作品集
センセマヤ / オチョ・ポル・ラディオ /マヤ族の夜 /ガルシア・ロルカへ
の讃歌 /窓 /真面目な小品第1番 / 真面目な小品第2番
ロスアンジェルス・フィルハーモニックほか
録音:1998年
Disc 2
バッハ・トランスクリプションズ
トッカータとフーガ ニ短調BWV565(ストコフスキー編)/ 幻想曲とフーガ
ハ短調BWV537(エルガー編)/ 音楽の捧げ物BWV1079~6声のリチェルカーレ
(ウェーベルン編)/ 前奏曲とフーガ変ホ長調「聖アン」BWV552(シェーンベ
ルク編)/ 小フーガ ト短調BWV578~フーガ(ストコフスキー編)/オルガン,ハ
ープシコードと管弦楽のための組曲(管弦楽組曲第2番&第3番より)
(マーラー編)
録音:1999年

8869752654-2 2枚組 \1850
グレン・グールド(ピアノ)
Disc 1
ブラームス:バラードと間奏曲
バラード第1番ニ短調作品10-1 / バラード第2番ニ長調作品10-2 / バラード
第3番ロ短調作品10-3 / バラード第4番ロ長調作品10-4 / 間奏曲 変ホ長調
作品117-1 / 間奏曲 変ロ短調 作品117-2 / 間奏曲 嬰ハ短調 作品117-3 /
間奏曲 変ホ短調 作品118-6 / 間奏曲 ホ長調 作品116-4 / 間奏曲 イ短調
作品76-7 / 間奏曲 イ長調 作品76-6 / 間奏曲 ロ短調 作品119-1 / 間奏曲
イ短調 作品118-1 / 間奏曲 イ長調 作品118-2
録音:1960年、1982年
Disc 2
J.S.バッハ:フーガの技法
コントラプンクトゥスI / コントラプンクトゥスII / コントラプンクトゥス
III / コントラプンクトゥスIV / コントラプンクトゥスV / コントラプン
クトゥスVI / コントラプンクトゥスVII / コントラプンクトゥスVIII / コ
ントラプンクトゥスIX (以上オルガン) / コントラプンクトゥスI / コント
ラプンクトゥスII / コントラプンクトゥスIV / コントラプンクトゥスIX /
コントラプンクトゥスXI / コントラプンクトゥスXIII /コントラプン
クトゥスXIV(以上ピアノ)
録音:1962年、1967年、1981年

8869752620-2 2枚組 \1850
ジョン・ウィリアムズ(作曲/指揮)
Disc 1
スピルバーグ/ウィリアムズ コラボレーション
「レイダース 失われたアーク」~レイダース・マーチ / 「オールウェイズ」
~テーマ / 「E.T.」~地上の冒険 /「続・激突!カージャック」~テーマ /
「ジョーズ」~テーマ / 「同」~サメ狩り/檻の用意 / 「太陽の帝国」~歓喜
/ 「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」~とらわれの子供たち / 「E.T.」
~オーヴァー・ザ・ムーン / 「1941」~マーチ / 「太陽の帝国」~大空のキャ
デラック / 「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」~オートバイとオーケス
トラのスケルツォ / 未知との遭遇(抜粋)
Disc 2
ハリウッド・サウンド
アラビアのロレンス(モーリス・ジャール)/ E.T.~フライング・テーマ(ジョ
ン・ウィリアムス)/ 愛と哀しみの果て~メイン・タイトル(ジョン・バリー)
/ オズの魔法使~オーケストラのためのファンタジー(ハーバード・ストサー
ト,エドガー・イップ・ハーバーグ,ハロルド・アーレン)/ジョーズ~テーマ
(ジョン・ウィリアムス)/ ロビン・フッドの冒険~ロビン・フッドとその仲間
たち(コルンゴルド)/ ポカホンタス~カラー・オブ・ザ・ウィンド(アラン・
メンケン)/ ラスト・エンペラー~テーマ(坂本龍一)/ 陽のあたる場所~組曲
(フランツ・ワックスマン)/白い恐怖~ドリーム・シークエンス/山小屋(ミク
ロス・ローザ)/ ゴッド・ファーザー・パート2~メイン・タイトル/移民(ニ
ーノ・ロータ)/ダンス・ウィズ・ウルヴズ~ジョン・ダンバーのテーマ(ジョ
ン・バリー)/悪魔の金~ミスター・スクラッチ(バーナード・ハーマン)/美女
と野獣~テーマ(アラン・メンケン)/ 我等の生涯の最良の年~テーマ(ヒュー
ゴー・フリードホーファー)/ スター・ウォーズ~メイン・タイトル(ジョン
・ウィリアムズ)

8869752599-2 2枚組 \1850
ジョン・ウィリアムス(ギター)
Disc 1
バロック・アルバム
テレマン:ブーレ・アラ・ポラッカ / スカルラッティ:ソナタ ホ長調K.380
(L.23) /スカルラッティ:ソナタ ニ短調K.213(L.108) /スカルラッティ;ソ
ナタ イ長調K.448(L.485) / J.S.バッハ:シャコンヌ BWV1004 / F.クープラ
ン:収穫をする人々 /F.クープラン:神秘的な障壁 / スカルラッティ:ソナタ
イ短調K.175(L.429) / スカルラッティ:ソナタ ニ長調K.159(L.104) /ロン
カルリ:パッサカリア/ ヴァイス:幻想曲 / ヴァイス:M.カイェタンの死に寄
せるトンボー / ヴァイス:パッサカリア
録音:1987年
Disc 2
スパニッシュ・ギター・フェイヴァリッツ
グラナドス:スペイン舞曲第5番「アンダルーサ」 / ファリャ:讃歌「ドビュ
ッシーの墓のために」 /アルベニス:セビーリャ / タルレガ:アルハンブラ
宮殿の思い出 / トゥリーナ:ファンダンギーリョ / トゥリーナ:タルレガ讃-
ソレアレス / トゥリーナ:疾風 / リョベート:アメリアの遺言 / サグレラ
ス:はちすずめ / アルベニス:アストゥーリアス / アルベニス:タンゴ / ロ
ドリーゴ:ファンダンゴ /グラナドス:詩的なワルツ / M.アルベニス:ソナタ
ニ調 / ファリャ:「三角帽子」より 市長の踊り / ファリャ:「恋は魔術師」
より 魔法の輪(猟師の物語) / ファリャ:「三角帽子」より 粉屋の踊り /
リョベート:クリスマスの夜 /リョベート:聖母の御子 / グラナドス:ゴヤの
マハ / アルベニス:コルドバ
録音:1969年

8869752633-2 2枚組 \1850
ジョシュア・ベル
Disc 1
ウェストサイド・ストーリー組曲-プレイズ・バーンスタイン
ウェストサイド・ストーリー組曲(W.D.ブローン編) / ロンリー・タウン-
ミュージカル「オン・ザ・タウン」より(W.D.ブローン編) / メイク・アワ
・ガーデン・グロウ(草花や菜を育てよう)-喜歌劇「キャンディード」より
(J.コリリアーノ編) / ソロ・ヴァイオリン、弦楽合奏、ハープと打楽器の
ためのセレナード / ニューヨーク、ニューヨーク-ミュージカル「オン・ザ
・タウン」より(W.D.ブローン編)
デイヴィッド・ジンマン指揮フィルハーモニア管弦楽団
録音:2000年12月18日 エアー・スタジオ、ロンドン
Disc 2
ガーシュウィン・ファンタジー
「ポーギーとべス」によるファンタジー / 3つのプレリュード(ハイフェッ
ツ編) ヴァイオリンとオーケストラのためのソング集 / アイ・ガット・リ
ズム / エンブレイサブル・ユー / ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・
ゲット・イット / ライザ /バット・ノット・フォー・ミー / スウィート・
アンド・ロウ・ダウン / ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ
ジョン・ウィリアムズ指揮(&ピアノ)ロンドン交響楽団、
ジョージ・ガーシュウィン(ピアノ・ロール(8))
録音:1998年3月 ロンドン

8869752661-2 2枚組 \1850
五嶋みどり(ヴァイオリン)
Disc 1
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
ブルッフ:スコットランド幻想曲
ズービン・メータ指揮イスラエル・フィル
録音:1993年7月
Disc 2
パガニーニ:24のカプリース 作品1全曲
録音:1988年12月

8869752634-2 2枚組 \1850
マレイ・ペライア
Disc 1
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271&ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467
Disc 2
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466&ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
マレイ・ペライア指揮イギリス室内管弦楽団
録音:1976年-1979年 ロンドン

8869752650-2 2枚組 \1850
ニコライ・スナイダー(ヴァイオリン)
Disc 1
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
ズービン・メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2005年7月
Disc 2
ヴィルトゥオーゾ&ロマンティック・ヴァイオリン小品集
ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ ニ長調Op.4/サラサーテ:スペイン
舞曲第3番「アンダルシアのロマンス」Op.22-1/ラフマニノフ:ヴォカリー
ズOp.34-14/イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調「バラード」
Op.27-3/ショパン:夜想曲第8番ニ長調Op.27-2-ウィルヘルミ編、夜想曲第
16番変ホ長調Op.55-2-ハイフェッツ編/クライスラー:レチタティーヴォと
スケルツォ・カプリースOp.6/アクロン-アウアー編:ヘブライの旋律Op.33
/ポンセ-ハイフェッツ編:エストレリータ(小さな星)/ヴィエニャフスキ:
創作主題による変奏曲Op.15
ダニエル・コルドラー(ピアノ) 録音:2002年6月

8869752659-2 2枚組 \1850
ヴェッセリーナ・カサロヴァ(メッゾ・ソプラノ)
Disc 1
ポートレイト-メッゾ・ソプラノ・アリア集
『リナルド』-「今、トランペットが勝利を告げる」[リナルド](ヘンデル)
/ 『オルフェオとエウリディーチェ』-「エウリディーチェを失って」[オ
ルフェロ](グルック) / 『フィガロの結婚』-「恋とはどんなものかしら」
[ケルビーノ](モーツァルト) / 『ドン・ジョヴァンニ』-「ぶってよマゼ
ット」[ツェルリーナ](モーツァルト) / 『チェネレントラ(シンデレラ)』
-「悲しみと涙のうちに生まれて」[アンジェリーナ](ロッシーニ) / 『セ
ビリャの理髪師』-「今の歌声は」[ロジーナ](ロッシーニ) /『アルジェ
のイタリア女』-「祖国のことを考えなさい」[イザベッラ](ロッシーニ)
/ 『アンナ・ボレーナ』-「彼女がペルシーの妻だったとは」[ジョヴァン
ナ・セイモー](ドニゼッティ) / 『ファヴォリータ』-「いとしのフェルナ
ンド」[レオノーラ](ドニゼッティ) /『カプテーティとモンテッキ』-
「ロメオが御子息を死にいたらしめたのなら」[ロメオ](ベルリーニ)
バイエルン放送合唱団(合唱指揮:ミヒャエル・グレーザー)
フリードリヒ・ハイダー指揮ミュンヘン放送管弦楽団
録音:1996年9月
Disc 2
フランス・オペラ・アリア集
歌劇「ユグノー教徒」第2幕:いえ、いえ、けっしてありません(マイヤベー
ア)/ 歌劇「予言者」第4幕:どうか、お恵みを[物乞い女の哀歌](マイヤベ
ーア) / 歌劇「サフォー」第3幕:私はどこにいるの?;不滅のリラよ[スタ
ンス(叙情歌)](グノー) / 歌劇「トロイヤ人」第2部第5幕:私は死のう[モ
ノローグ];さらば、誇れる国(ディドンの死)(ベルリオーズ) / 歌劇「ミ
ニョン」第1幕:君よ知るや南の国[ミニョンのロマンス](トマ) / 歌劇
「ロメオとジュリエット」第3幕:昨日から、いたずらに捜し求めて;白いき
じ鳩よ、何をしているのか[ステファノのシャンソン](グノー) / 歌劇
「サン=マール」第1幕:私をここへ導いた強い不安は何なの?;輝かしい夜
[マリーのカンティレーナ](グノー) / 歌劇「サムソンとダリラ」Op.47
第2幕:愛よ、わたしに力を与えて下さい[ダリラのエア](サン=サーンス)
/歌劇「ル・シッド」第3幕:恐ろしい決闘のため心は打ちひしがれ;泣け、
泣け、わが瞳よ[シメーヌのエア](マスネ) / 歌劇「イスの王様」第2幕:
平原の四方八方から;あなたと不意に再会し[マルガレードのエア](ラロ)
フレデリlック・シャスラン指揮ミュンヘン放送管弦楽団
録音:2001年7月

8869752656-2 2枚組 \1850
ホロヴィッツ
Disc 1
ザ・ラスト・レコーディング
ハイドン:ソナタ第49番変ホ長調 Hob.XVI:49/ショパン:マズルカ第35番ハ
短調作品56-3/ショパン:ノクターン第16番変ホ長調作品55-2/ショパン:幻
想即興曲嬰ハ短調作品66/ショパン:エチュード変イ長調作品25-1/ショパン:
エチュードホ短調作品25-5/ショパン:ノクターン第17番ロ長調作品62-1/リ
スト;:バッハのカンタータ第12番「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」によ
る前奏曲/ワーグナー/リスト編:「トリスタンとイゾルデ」より「イゾルデ
の愛の死」
録音:1989年10月20日-11月4日 ニューヨーク
Disc 2
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
ユージン・オーマンディ指揮ニューヨーク・フィルハーモニック
録音:1978年1月8日、ニューヨーク、カーネギー・ホールでのライヴ・レコ
ーディング

8869752635-2 2枚組 \1850
ウエスト・サイド物語
Disc 1
ウエスト・サイド物語-オリジナル・ブロードウェイ・キャスト(「ウエスト
・サイド物語」-シンフォニック・ダンス(バーンスタイン指揮ニューヨーク
・フィル)付)
録音:1957年、1961年(シンフォニック・ダンス)
Disc 2
ウエスト・サイド物語-オリジナル・モーション・ピクチャー・サウンドト
ラック 録音:1960年

8869752649-2 2枚組 \1850
ウイントン・マルサリス
Disc 1
トランペット協奏曲集
ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調/ レオポルド・モーツァルト:トラン
ペット協奏曲ニ長調 /フンメル:ピアノ協奏曲変ホ長調
録音:1982年
Disc 2
ガブリエルズ・ガーデン
ムーレ:交響組曲第1組曲ファンファーレ~ロンド / クラーク:トランペット
・ヴォランタリー〈デンマーク王子の行進曲〉 / トレルリ:ソナタ ニ長調
G.5 / クラーク:王の行進曲 / トレルリ:シンフォニア ニ長調G.4 / クラー
ク:アリア / パーセル:ソナタ第2番ニ長調~トランペット,弦楽と通奏低音の
ための / パーセル:劇音楽「アブデラザール」~ロンド / トレルリ:5声のソ
ナタ第1番ニ長調T.V.1 / ダンドリュー:ロンド / トレルリ:ソナタ ニ長調
G.6 / シャルパンティエ:テ・デウムH.146~プレリュード / トレルリ:トラ
ンペットを伴うシンフォニア ニ長調T.V.8 / スタンリー:トランペット・
ヴォランタリー / J.S.バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第2番ヘ長調BWV1047
録音:1995年

8869752660-2 2枚組 \1850
ヨーヨー・マ(チェロ)
Disc 1
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調作品104
ハーバート:チェロ協奏曲第2番ホ短調作品30
以上、クルト・マズア指揮ニューヨーク/フィルハーモニック
録音:1995年1月
森の静けさ / ユーモレスク
以上、小澤征爾指揮ボストン交響楽団、イツァーク・パールマン(4)
録音:1993年12月
Disc 2
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調
ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調
ホセ・ルイス・ガルシア指揮イギリス室内管弦楽団
録音:1979年



<SONY CLASSICAL>
8869747423-2 \1850
「Escala」
Requiem For A Tower / Palladio(テーマ曲)/ Kashmir / Finding Beauty
/Children / Live And Let Die / Chi Mai / Feeling Good / Sarabande
/ Clubbed To Death / Adagio For Strings
ESCALA(エスカーラ)
あのポール・ポッツを生んだ英国のオーディション番組「Britain's Got Talent
(ブリテンズ・ゴッ ト・タレント)」の2008年の第2シーズンのファイナリストま
で進んだ女性弦楽団カルテット ESCALA(エスカーラ)デビュー・アルバム!
ヴァイオリン:Victoria Lyon(25才)、Izzy Johnston(24才)、
ヴィオラ:Chantal Leverton(25才)、チェロ:Tasya Hodges(26才)から成る女性弦
楽団カルテット=ESCALA。セクシー&キュートなルックス!完璧なスタイル!は
もちろんのこと、それ以上に素晴らしい 演奏力&ショーマンシップを持ち合わ
せています。
デビュー・アルバムとなる今作は、プロデューサーに大御所トレヴァー・ホーン
を迎え制作されました。レッド・ツェッペリンの名曲「Kashmir(カシミール)」
のカヴァーでは、何と元ガンズ・アンド・ローゼズ/現ヴェルヴェット・リヴォ
ルヴァー のギタリストのスラッシュが参加!他、エンニオ・モリコーネの「Chi
Mai」、クレイグ・アームストロングの「Finding Beauty」、ロバート・マイル
ズの「Children」、ウイングスの 「Live and Let Die」、そしてオリジナル曲
「Palladio」(エスカーラのテーマ曲)等を収録。ヴァラエティに富んだ内容とな
っています。
《小ネタ》
ちなみにオーディション時はSCALAという名前でしたが、ベルギーに同じ名前の
コーラス・グループがいるためESCALAに変えたようです...

http://www.escalamusic.com
http://www.youtube.com/user/scalagirls
http://www.myspace.com/escalamusic


●GREATEST HITS-THE ARTIST SERIES 5タイトル
8869742196-2 \1350
GLENN GOULD
1.ゴールドベルク変奏曲BWV988-アリア、第1変奏-第7変奏(J.S.バッハ)
[1955年録音]*
2.イタリア協奏曲ヘ長調BWV971(J.S.バッハ)[1959年録音]
3.イギリス組曲第1番イ長調BWV806-VII.サラバンド(J.S.バッハ)[1973年録音]
4.2声のインヴェンション第1番ハ長調BWV772(J.S.バッハ)[1964年録音]
5.3声のシンフォニア第1番ハ長調BWV788(J.S.バッハ)[1964年録音]
6.ソリズベリー卿のパヴァンとガイヤール(ギボンズ)[1968年録音]
7.ソナタ ト長調K.13(スカルラッティ)[1968年録音]
8.バラード第4番ロ長調Op.10-4(ブラームス)[1982年録音]
9.「キュリッキ」-第2曲「アンダンティーノ」(シベリウス)[1977年録音]
10.ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2-第4楽章「ロンド:グラツィオーソ」
(ベートーヴェン)[1979年録音]
11.2つの小品Op.57-第2曲「舞い踊る愛撫」(スクリャービン)[1972年録音]
12.ピアノ・ソナタ ロ短調Op.5-第2楽章「アダージョ・カンタービレ」
(R.シュトラウス)[1982年録音]
13. ゴールドベルク変奏曲BWV988-ダ・カーポ・アリア(J.S.バッハ)
[1981年録音]
[演奏]
グレン・グールド(ピアノ)*モノラル録音
死して27年、いまだにその人気が衰えることのないカナダ出身のピアニスト、グ
レン・グールド(1932-1982)。32歳にしてコンサート活動から引退し、以来録音
とTVの世界に専念、伝統を読み直し、再構築してゆく斬新な視点は、今もなお聴
き手に問題提起をし続 けています。センセーションを巻き起こしたデビュー盤、
ゴールドベルク変奏曲の1955年録音に始まり、同曲の1981年再録音で閉じられる
当アルバムは、定評のあったバッハ作品に留まらない多彩な作曲家のソロ・ピア
ノ曲をコンパイル。

8869742193-2 \1350
JOHN WILLIAMS
1.「スペイン組曲」Op.47-第5曲「アストゥーリアス」(アルベニス)
2.アランフェス協奏曲-第2楽章「アダージョ」(ロドリーゴ)
3.アルハンブラ宮殿の思い出(タルレガ)
4.映画「ディア・ハンター」のテーマ-カヴァティーナ(マイヤース)
5.「恋は魔術師」-踊り(ファリャ)
6.大聖堂(バリオス)
7.「エオリアン組曲」(ギターと小編成のオーケストラのための)-
第1曲「エオリアンの唄」(ウィリアムス)
8.マリンケ・ギターズ(セネガル民謡)
9.最後のトレモロ(バリオス)
10.ギター、2つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲ニ長調RV93-
第2楽章「ラルゴ」(ヴィヴァルディ)
11.「スペイン組曲」Op.47-第3曲「セビーリャ」(アルベニス)
12.グノシエンヌ第1番(サティ)
13.リュート組曲第4番ホ長調BWV1006a-第3曲「ガヴォット」(J.S.バッハ)
14.スケルツィーノ・メヒカーノ(ポンセ)
15.赤い塔(アルベニス)
[演奏]
ジョン・ウィリアムス(ギター)
2.ルイ・フレモー指揮フィルハーモニア管弦楽団 他 [録音]1975年-2006年
現代のクラシック・ギター界に君臨する唯一無二の帝王、“キング・オブ・ギタ
ー”ジョン・ウィリアムス(1941年メルボルン生まれ)。巨匠 セゴビアに学び、
18歳でデビューし、クラシック音楽のギタリストとしての地位を確立する一方、
80年代にはフュージョン・バンドSKYを、 90年代にはATTACCAを結成するなど、
ジャンルを超えた幅広い活動を行なっています。当アルバムは、そんなウィリア
ムスの多彩な活 動ぶりをコンパクトにまとめた1枚で、スペインの作曲家による
クラシック・ギターの超有名曲を中心に、映画「ディア・ハンター」にも使われ
たウィリアムスの代名詞「カヴァティーナ」や自作も含まれています。

8869742202-2 \1350
JASCHA HEIFETZ
1.序奏とロンド・カプリチオーソOp.28(サン=サーンス)[1951年録音]*
2.ホラ・スタッカート(ディニーク)[1950年録音]*
3.ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35-
第2楽章「カンツォネッタ-アンダンテ」(チャイコフスキー)[1957年 録音]
4.熊蜂の飛行(リムスキー=コルサコフ)[1934年録音]*
5.無伴奏パルティータ第3番ホ長調BWV1006-第1曲「プレリュード」(J.S.バッハ)
[1952年録音]*
6.ハバネラOp.83(サン=サーンス)[1951年録音]*
7.「カルメン」幻想曲(ワックスマン)[1946年録音]*
8.ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35-
第2楽章「ロマンス」(コルンゴルト)[1953年録音]*
9.ツィゴイネルワイゼンOp.20(サラサーテ)[1951年録音]*
10.ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26-
第2楽章「アダージョ」(ブルッフ)[1962年録音]
11.サマータイム(「ポーギーとベス」より)(ガーシュウィン)[1965年録音]
12.そんなことはどうでもいいさ(「ポーギーとベス」より)(ガーシュウィン)
[1965年録音]
13.スペイン交響曲Op.21-第4楽章「ロンド-アレグロ」(ラロ)[1951年録音]*
[演奏]
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
2.エマニュエル・ベイ(ピアノ)11,12.ブルックス・スミス(ピアノ)
4.アルパード・シャーンドル(ピアノ)
1、6、9、13.スタインバーグ指揮RCAビクター交響楽団
3.ライナー指揮シカゴ交響楽団 7.ヴーアヒース指揮RCAビクター交響楽団
8.ウォーレンステイン指揮ロサンジェルス・フィル
10.サージェント指揮ロンドン新交響楽団 *モノラル録音
21世紀を迎えた現在も、史上最大のヴァイオリニストの一人として、その存在が
神格化されているヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)。1917年に開始され、
1972年のラスト・リサイタルまでほぼ半世紀以上にわたって途切れることなく続
けられたRCA への数多くの録音も、レコード史上の金字塔として高く評価されて
います。このアルバムはCD65枚にのぼるRCA全録音の中から、ハイ フェッツ最高
の名演13曲をコンパイル、ヴァイオリン・ファンのみならず、全音楽ファンにお
勧めできるグレイテスト・ヒッツ・チューンがぎ っしり詰まった1枚となってい
ます!

8869742204-2 \1350
MARIO LANZA
1.ビー・マイ・ラヴ[1950年録音]*
2.インドの歌[1953年録音]*
3.オー・ソレ・ミオ[1951年録音]*
4.ミュージカル「学生王子」-セレナーデ[1953年録音]*
5.歌劇「ボエーム」-「冷たい手を」(プッチーニ)[1949年録音]*
6.マイ・ハート・ストゥッド・スティル(愚かなりわが心)[1951年録音]*
7.ミュージカル「キスメット」-
「アンド・ジス・イズ・マイ・ビラヴド」[1956年録音]*
8.コメ・プリマ[1958年録音]
9.歌劇「フェドーラ」-
「愛さずにはいられぬこの想い」(ジョルダーノ)[1952年録音]*
10.ユー・ドゥー・サムシング・トゥー・ミー
11.ザ・ラヴリエスト・ナイト・オブ・ザ・イヤー[1951年録音]*
12.アヴェ・マリア(シューベルト)[1955年録音]*
13.ナイト・アンド・デイ[1951年録音]*
14.歌劇「リゴレット」-「女心の歌」(ヴェルディ)[1952年録音]*
15.ミュージカル「学生王子」-乾杯の歌[1953年録音]*
16.サンタ・ルチア[1952年録音]*
17.ビコーズ・ユア・マイン[1952年録音]*
18.夢で逢いましょう[1952年録音]*
19.歌劇「アルルの女」-「フェデリーコの嘆き」(チレーア)[1952年録音]*
20.ミュージカル「学生王子」-私は神と共に歩む[1953年録音]*
[演奏]
マリオ・ランツァ(テノール)
コンスタンティン・カリニコス指揮管弦楽団、レイ・シナトラ・オーケストラ他
アメリカの名歌手、マリオ・ランツァ(1921-1959)。フィラデルフィアでイタリ
ア系移民の家庭に生まれ、ほぼ独学で歌を学び、名指揮 者クーセヴィツキーに
認められ、21歳で歌手としてデビュー。第2次大戦後はMGM映画と契約、「学
生王子」など、多くの映画に出演 して一躍スターとなりました。当アルバムは、
1950年代のモノラル録音を中心に、ミュージカル、ポップスからオペラ・アリア
まで、ランツ ァの全盛期の輝かしい美声を堪能できるベスト・アルバムです。
*モノラル録音


8869742200-2 \1350
VLADIMIR HOROWITZ
[没後20周年記念]
1.トロイメライ(「子供の情景」Op.15-第7曲)(シューマン)
[1950年録音(RCA)]*
2.トルコ行進曲(ピアノ・ソナタ第11番イ長調KV331「トルコ行進曲つき」-
第3楽章)(モーツァルト)[1966年4 月17日ライヴ録音(ソニー)]
3.忘れられたワルツ第1番嬰ヘ長調(リスト)[1950年録音(RCA)]*
4.人形へのセレナード(組曲「子供の領分」-第3曲)(ドビュッシー)
[1947年録音(RCA)]*
5.夜想曲第19番ホ短調Op.72-1(ショパン)[1966年4月17日ライヴ録音(ソニー)]
6.バラード第1番ト短調Op.23(ショパン)[1968年2月1日ライヴ録音(ソニー)]
7.見知らぬ国と人々について(「子供の情景」Op.15-第1曲)(シューマン)
[1962年録音(ソニー)]
8.ピアノ・ソナタ第14番「月光」-
第1楽章「アダージョ・ソステヌート」(ベートーヴェン)[1972年録音(ソニー)]
9.ハンガリー狂詩曲第2番[ホロヴィッツ編](リスト)
[1953年2月25日ライヴ(RCA)]*
10.ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」(ショパン)[1972年録音(ソニー)]
11.舟歌Op.10-3(ラフマニノフ)[1979年4月ライヴ録音(RCA)]
12.ビゼーの「カルメン」の主題による変奏曲(ホロヴィッツ)
[1947年録音(RCA)]*
13.無言歌Op.62-6「春の歌」(メンデルスゾーン)[1946年録音(RCA)]*
14.火花Op.36-6(モシュコフスキー)[1951年4月23日ライヴ録音(RCA)]*
15.星条旗よ永遠なれ(スーザ-ホロヴィッツ編)[1951年4月23日ライヴ録音(RCA)]*
[演奏]
ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)*モノラル録音
20世紀最大のピアニストの一人、ウラディミール・ホロヴィッツ(1904-1989)。
GREATEST HITSシリーズから登場する、没後20年を記念するコンピレーション盤
は、1946年から1979年にかけて、ホロヴィッツがRCAとソニー・クラシカルに残
した15曲を集めたもので す。定評あるスタジオ録音のみならず、1953年アメリ
カ・デビュー25周年記念演奏会での「ハンガリー狂詩曲第2番」や、1968年の歴
史的なTVリサイタルで演奏されたショパンのバラード第1番など、ホロヴィッツ
がその本領を最も発揮したとされるライヴ音源が含まれ
ているのがミソ。中でも、1951年4月23日の演奏会の締めに演奏された「星条旗
よ永遠なれ」は、まさに世紀の名演と称すべき超絶 のピアニズムが味わえます。


●SONY CLASSICAL-Essencial MAsterworks
UK企画。Sony Classical や BMG UK 傘下だったレ-ベル Conifer Classics の
アルバムが装いも新たにお買い得価格で登場!

8869752987-2 \1050
カミーユ・サン=サーンス:
交響曲第3番ハ短調Op.78「オルガン」
オペラ「サムソンとダリラ」Op.47第3幕-バッカナー ル
「アルジェリア組曲」Op.60-フランス軍隊行進曲(第4曲)
交響詩「死の舞踏」Op.40
組曲「動物の謝肉祭」(室内楽編成版)
ユージン・オーマンディ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団
E.パワー・ビッグス(オルガン)
フィリップ・アントルモン、ギャビー・カサドシュ(ピアノ)
レジス・パスキエ(ヴァイオリン) ジェ ラール・コセ(ヴィオラ)
ヨーヨー・マ(チェロ)ミシェル・アリニョン(クラリネット)ほか
録音:1962年(交響曲第3番「オルガン」)、1964年(バッカナール)、
1966年(フランス軍隊行進曲)、1959年(死の 舞踏)、1978年(動物の謝肉祭)
オーマンディ&フィラデルフィア管の名演と、アントルモン、ヨーヨー・マら名
手たちによる「動物の謝肉祭」の室内 楽版などサン=サーンスの名演を!

8869752991-2 \1050
セルゲイ・プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」Op.64-19曲
エサ=ペッカ・サロネン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1986年
作曲家でもあり20世紀の作品を得意とするサロネンとベルリン・フィルの初共
演盤で、 サロネン初のプロコフィエフ。バレエの進行順に19曲を収録したアル
バム。

8869752989-2 \1050
サミュエル・バーバー:
ヴァイオリン協奏曲Op.14/ピアノ協奏曲Op.38/弦楽のためのアダージョ
(弦楽四重奏曲Op.11 より)/管弦楽のためのエッセイ第2番Op.17/序曲「悪口
学校」Op.5
アイザック・スターン(ヴァイオリン)
レナード・バーンスタイン(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック(Op.14)
ジョン・ブラウニング(ピアノ)
ジョージ・セル(指揮)
クリーヴランド管弦楽団(Op.38)
ユージン・オーマンディ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団(Op.11)
トーマス・シッパース(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック(Op.17、Op.5)
録音:1964年(Op.14、Op.38)1957年(Op.11)1965年(Op.17、Op.5)
20世紀アメリカを代表する作曲家バーバーの主要作品を、スターン、バーンスタ
インらアメリカを代表するアーティストの名演で。

8869752986-2 \1050
フィリップ・グラス:
光(ライトニング)/チェンジング・オピニオン(エクステンデッド・ヴァージョ
ン)/ファサード-「グラス ワークス」/紳士の名誉-「フォトグラファー」/
クル・フィールド・オブ・ジャスティス、抗議、夕べの歌-オペラ「サチャグラ
ハ」/太陽への讃歌、登場の窓-オペラ「アクナーテン」/ベッド-オペラ「浜辺
のアインシュタイン」/イン・ザ・アッ パー・ルーム/ダンス第8番/メタモル
フォーシス第4番/クロージング
フィリップ・グラス(指揮)フィリップ・グラス・アンサンブル
録音:1978年、1981年-1989年
フィリップ・グラスの自作自演ベスト盤!

8869753252-2 \1050
歌劇「運命の力」序曲(ヴェルディ)/イェルサレム(パリー)/ゴリウォーグのケ
ークウォーク-「子供の領分」(ドビュッシー)/道化師(軽業師)の踊り-歌劇「雪
姫」(リムスキー=コルサコフ)/パヴァーヌ(フォーレ)/ワリキュー レの騎行
(ワーグナー)/間奏曲-歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」(マスカーニ)/
トルコ行進曲(モーツァルト)/ニ ムロッド-「エニグマ変奏曲」(エルガー)/序
曲「ローマの謝肉祭」(ベルリオーズ)/ラールゴ-交響曲第9番「新世界 より」
(ドヴォルザーク)/あなたがどこを歩くとも-オラトリオ「セメレ」(ヘンデル)
/花のデュエット-歌劇「ラクメ」(ドリーブ)/ハンガリー狂詩曲第2番(リスト)
ギャリー・カット(指揮)
グライムソープ・コリアリーRJBバンド/レスリー・ギャレット(ヘンデル)
あの名作映画「ブラス!」のモデルとなった英国が誇る名バンド、グライムソー
プ・コリアリー・バンドが繰り広げる クラシックの名曲。
録音:1999年

8869753214-2 \1050
ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調Op.posth、第1番、第2番&第3番
タスミン・リトル(ヴァイオリン)
ピアース・レーン(ピアノ)
録音:1997年
「輝かしい演奏が聴くものを幸福感で満たしてくれる」ヴァイオリニストとして
母国イギリ スで大人気のタスミン・リトルの、お国ものディーリアスのヴァイ
オリン・ソナタ全曲レコー ディングとして高い支持を得たアルバム!

8869752985-2 \1050
ジョン・ウィリアムス/スペイン・ギター名曲集
アストゥーリア、タンゴ、コルドバ、セビーリャ(アルベニス)/カナリオス(サ
ンス)/ファンダンゴ(ロゴリーゴ)/夜想曲(トローバ)/すずめばち(サグレラ
ス)/ソナタ ニ長調(M.アルベニス)/市長の踊り、漁師の歌、粉屋の踊り-「三
角 帽子」、讃歌「ドビュッシーの墓のために」(ファリャ)/マドローニョス(ト
ローバ)/凍えた12月、聖母とその御子、アメリ アの遺言(リョベート)/ゴヤの
マハ、スペイン舞曲第5番(グラナドス)/アルハンブラの想い出(タレルガ)/
第4番(ホ短調)/ファンタジア(ムダーラ)/ファンダンギーリョ(トゥリーナ)
ジョン・ウィリアムス(ギター)
録音:1960年、1964年、1969年
ギターの巨匠ジョン・ウィリアムスによるスペイン・ギター音楽ベスト盤的ア
ルバム!

8869753207-2 \1050
エリック・サティ:
3つのグノシェンヌ/メドゥーサの罠-ピアノのための7つの小品/太った木の人
形のスケッチとからかい;トルコ風のチロル舞曲、やせた踊り、エスパニャー
ニャ/金の粉/あらゆる意味で、でっちあげられた数章;おしゃべり女、大き
な石を運ぶ男、とらわれ人の嘆き(ヨナスとラチュード)/星たちの息子;第1幕
への前奏曲「天職」、 第2幕への前奏曲「秘法伝授」、第3幕への前奏曲「呪文」
/ピカデリー/壁掛けとしての前奏曲/犬のための本当 にぶよぶよした前奏曲;
きびいしいいましめ、家でただ一人、遊びましょう/ジュ・トゥ・ヴ(ピアノの
ためのワルツ)/ 官僚的なソナティナ/冷たい小品(3つの逃げ出させる歌)/ス
ポーツと気晴らし(全10曲)/ヴェクサシオン
ピーター・ディッキンソン(ピアノ)
録音:1989年
知られざるイギリスの巨匠ピアニスト&作曲家、ピーター・ディッキンソン(1934
年生まれ)のサティ作品集!

8869753206-2 3枚組 \1850
ゲオルク・フリードリヒ:オペラ「セスセ(クセルセス)」(全3幕)
ジュディス・マラフロント(ソプラノ)
ジェニファー・スミス(ソプラノ)
ブライアン・アサワ(カウンターテナー)
リサ・ミルネ(アルト)
スーザン・ビックリー(アルト)
ニコラス・マギーガン(指揮)
ザ・ハノーヴァー・バンド&コーラス
録音:1997年
「ヘンデルのラールゴ=なつかしい木陰(オンブラ・マイ・フ)」で有名なヘン
デルのオペ ラ「セルス」の古楽の巨匠マギーガンによる全曲レコーディング。

8869753211-2 \1050
モーツァルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」-序曲、「私は行くが、君は平和に」
/歌劇「アルバのアスカニオ」より/歌 劇「ツァイーデ」-「おやすみなさい、
安らかにいとしい方よ」、「虎よ!その鋭い爪を磨くがよい」/歌劇「後宮から
の 逃走」-「コンスタンツェにまた会える・・・愛に満たされた我が心は」/
歌劇「フィガロの結婚」-「もう飛ぶまいぞこの蝶々」、「恋とはどんなものか
しら」、「もうあんたの勝ちだと言ったな」、「スザンナは来ないかしら」、
「恋人よ、早くここへ」/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」- 「お手をどうぞ」、
酒の歌「みんな楽しくお酒を飲んで」、ドン・ジョヴァンニのセレナード「窓
辺にいでよ」/歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」-「さわやかに風よふけ」、
「激しい心の痛みが」、「恋のいぶきは」/歌劇「魔笛」-「わたしは鳥刺し」、
「なんと美しい絵姿」、「パ、パ、パパゲーノ」
インガー・ダーム=ジェンセン(ソプラノ)
リン・ダウソン(ソプラノ)
デッラ・ジョーンズ(メゾ・ソプラノ)
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)
フランソワ・ル・ルー(バリトン)
ニコラス・マギーガン(指揮)
コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ管弦楽団
録音:1997年
英米で活躍する古楽の雄、ニコラス・マギーガン率いるロイヤル・オペラ管と
ソリストの快 演で新たなモーツァルト体験を!

8869752988-2 \1050
ジャコモ・プッチーニ:
歌劇「ジャンニ・スキッキ」-わたしのお父さん(キリ・テ・カナワ)、フィレン
ツェの花咲く木のように(プラシド・ドミンゴ)/「つばめ」-ドレッタのすばら
しい夢(キリ・テ・カナワ)/「ボエーム」-私の名はミミ(エヴァ・マルトン)、
私が町を歩くと(ムゼッタのワルツ、キリ・テ・カナワ)/「蝶々夫人」-ある晴
れた日に(キリ・テ・カナワ)、ハミング・ コーラス、かわいい坊やよさような
ら(エヴァ・マルトン)/「トスカ」-妙なる調和(ホセ・カレーラス)、歌に生き、
恋に生き(キリ・テ・カナワ)、星は光りぬ(ホセ・カレーラス)/「トゥーラン
ドット」-お聞きください王子様(カティア・リッチャレッリ)、この宮殿の中で、
だれも寝てはならぬ(ホセ・カレーラス)/「西部の娘」-やがて来る自由の日
(プラシド・ドミンゴ)/「修道女アンゲリカ」-母もなしに(レナータ・スコッ
ト)/「ヴィッリ」-もしあなたが可愛かったら(キリ・テ・カナワ)/ 「マノン
・レスコー」-華やかに着飾っても(キリ・テ・カナワ)、捨てられてひとり寂し
く(レナータ・スコット)
ジョン・プリッチャード(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ロリン・マゼール(指揮)
フィルハーモ ア管弦楽団、ロンドン交響楽団、ウィーン国立歌劇場管弦楽団、
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)
ロンドン交響楽団
ジュゼッペ・パターネ(指揮)
ミュンヘン放送管弦楽団
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
ハンガリー国 立管弦楽団
録音:1976年、78年、81年、83年、85年、91年
テ・カナワ、カレーラス、ドミンゴ・・・。綺羅星の如くのスター歌手たちに
よるプッチーニの豪華アリア集!

8869753253-2 \1050
レスリー・ギャレット/アワー・フェイヴァリット・ソプラノ
ありがとう、愛する友よ(ボレロ)-歌劇「シチリア島の夕べの祈り」(ヴェルディ)
/わが母の教え給いし歌(ドヴォルザ ーク)/薬屋の歌「恋人よ、さあこの薬で」
-歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(モーツァルト)/もしあなたを愛したら-ミュージ
カル「回転木馬」(ロジャーズ&ハマースタインII)/愛は地上の天国-喜歌劇「パ
ガニーニ」(レハール)/柔らかなレースの中で-歌劇「マノン・レスコー」(プッ
チーニ)/カロ・ミオ・ベン(ジョルダーノ)/ドラムであのリズムをたたけ-ミュ
ージカル「カルメン・ジョーンズ」(ビゼー&ハマースタイン)/トゥナイト-ミュ
ージカル「ウェストサイド物語」(バーンスタイン&ソンダイム)/家路にて-交響
曲第9番「新世界より」第2楽 章(ドヴォルザーク&フィッシャー)/ああ、ユバル
の竪琴があれば-オラトリオ「ヨシュア」(ヘンデル)/セギディーリャ-歌劇「カ
ルメン」(ビゼー)/なつ かしい木かげ-歌劇「セルセ」(ヘンデル)/悪く思わな
いで!-喜歌劇「坑夫長」(ツェラー)/歌に生き、恋に生き-歌劇「トスカ」(プ
ッチーニ)/そしたら素敵でしょう?、踊り明かそう-ミュージカル「マイ・フェ
ア・レディ」(ロウ&ラーナー)/私を守ってくれる人-ミュージカル「オー、ケイ
!」(ガーシュ ウィン)/見果てぬ夢-ミュージカル「ラ・マンチャの男」(リー
&ダリオン)/乾杯の歌-歌劇「椿姫」(ヴェルディ)
レスリー・ギャレット(ソプラノ)
ピーター・ロビンソン(指揮)
BBCコンサート・オーケストラ
録音:1998年、ロンドン
イギリスの国民的ディーヴァ、レスリー・ギャレットのオペラ、オペレッタ&
ミュージカルの アリア・アルバム!

8869753249-2 \1050
レスリー・ギャレット/ア・ソプラノ・インスパイアド
アレルヤ-「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」(モーツァルト)/アヴェ・マリア(カッ
チーニ)/主の祈り(マロット)/たたえま つる主を-ミサ曲ハ短調(モーツァルト)
/この家に幸いあれ(ブラーベ)/天使の中の聖処女よ-歌劇「運命の力」(ヴェル
ディ)/まことの安らぎはこの世にはなく(ヴィヴァルディ)/献呈(R.シュトラウ
ス)/我は知る、我をあがなう者 は永遠に生きることを-「メサイア」(ヘンデ
ル)/亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)/アヴェ・マリア(シューベルト)
/おお、やがて私は重荷を降ろす(ティペット)/すべての山に登れ-「サウンド
・オブ・ミュージック」(R.ロジャース)/天使の糧(フランク)/聖なる都(アダ
ムズ)/ピエ・イエズ-「レクイエム」(フォーレ)/祈り-歌劇「ヘンゼルとグレ
ーテル」(フンパーディンク)/ビコーズ(ダルドロ)/復活祭の祈りの歌-歌劇
「カヴァレリア・ルスティカーナ」(マスカーニ)
レスリー・ギャレット(ソプラノ)
アイヴォー・ボルトン(指揮)
ブリテン・シンフォニア&コーラス
録音:1997年
イギリスの国民的ソプラノ、レスリー・ギャレットが、ダイアナ妃追悼アルバ
ムに収録した「亡き王女のパヴァーヌ」 を含む、ディーヴァが捧げる愛と祈り!

8869752990-2 \1050
モーツァルト:
レクイエムK.626/モテット「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」K.165
アーリン・オジェー(ソプラノ)
キャロリン・ワトキンソン(アルト)
ジークフリート・イェルザレム(テノール)
ジ ークムント・ニムスゲルン(バス)
ヘルムート・リリング(指揮)
シュトゥットガルト・バッハ合奏団&ゲヒンゲ ン聖歌隊(レクイエム)
ジュディス・ブレゲン(ソプラノ)
ピンカス・ズッカーマン(指揮)
セントポール室内 管弦楽団(モテット)
録音:1979年、1977年
モーツァルト絶筆、レクイエムを充実のソリスト、オーケストラ&合唱を配し
たリリングの名演で。

8869753210-2 \1050
ヴォーン・ウィリアムズ:
Ye watchers and ye holy ones - Last uns erfreuen/Virgin-born, we bow
before thee - Mon Dieu, prete-moi/Disposer supreme - Old 104th/Father,
hear the prayer we offer ? Sussex/From the eastern mountains - King's
Weston/Organ Prelude on Rhosymedre/It is a thing most wonderful ?
Herongate/Deck thyself, my soul, with gladness - Schmucke dich/Hail
thee, festival day - Salve, festa dies/He who would valiant be -
Monk's Gate/Organ Prelude on Bryn Calfaria/Faith of our fathers -
O Mensch bewein/Firmly I believe and truly ? Shipston/Christ the Lord
is risen again - Orientibus partibus/Come down, O love divine - Down
Ampney/I heard the voice of Jesus say ? Kingsfold/Organ Prelude on
Hyfrydol/O God of earth and altar - King's Lynn/God that madest earth
and heaven - Ar hyd y nos/ Saviour, again to thy dear name we raise ?
Magda/For all the saints - Sine Nomine/Wherefore, O Father - Christe
fons jugis/All people that on earth do dwell - Old 100th 全24曲
リチャード・マーロウ(指揮)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団
アンドリュー・ラム(オルガン)
録音:1996年
イギリスの国民主義音楽を代表する作曲家ヴォーン・ウィリアムズが、自国の民
謡を採取 し伝統音楽と融合・作曲した賛歌集をケンブリッジ・トリニティ・カ
レッジ合唱団の名唱で。

8869753209-2 \1050
J.S.バッハ:クリスマスの応唱/ガブリエル・フォーレ:レクイエム-天使らは天
国へと導かん/オリヴィエ・メシアン:おお 聖餐/フランシス・プーランク:ク
リスマスの4つのモテット-星を見て/プーランク:ミサ ト長調-神の子羊/チャ
ール ズ・ヴィリアーズ・スタンフォード:永遠なる父Op.135/グレゴリオ・アレ
グリ:ミゼレーレ/W.A.モーツァルト:アヴェ・ヴェル ム・コルプスK.618/ジェ
フリー・バーゴン:Nunc dimittis/フランツ・シューベルト:ドイツ・ミサ
D.872-聖なるかな、アヴェ・マリアD.839/オルランド・ディ・ラッソ:モテッ
ト「恐れ、おののきて願う」/トマス・ルイス・デ・ビクトリア:モテット「あ
ま ねく暗くなりて」/ヘンリー・パーセル:アンセム「わが祈りを聞きたまえ」
/サミュエル・バーバー:神の子羊
リチャード・マーロウ(指揮)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団
ロンドン・ムジチ
録音:1987年-1998年
天国への階段を想起させる宗教音楽の名作の数々を、ケンブリッジ・トリニティ
・カレッジ合唱団の清澄な歌声で 綴る魅惑のアルバム!

8869753208-2 \1050
チャールズ・フーバート・ハスティングス・パリー:喜ばしき/フランツ・シュ
ーベルト:ドイツ・ミサD.872-聖なるかな、アヴェ・マリアD.839/ジェフリー
・バーゴン:Nunc dimittis/J.S.バッハ:カンタータ第129番「主に讃美あれ」-
おお主 よ、われら喜びを歌わん/フェーリクス・メンデルスゾーン・バルトル
ティ:わが祈りを聞きたまえ/グレゴリオ・アレグリ:ミゼレーレ/H.バルフォ
ー・ガーディナー:夕べの賛歌/H.ワルフォード・デイヴィス:主はわが頭のな
かに/エクトール・ベルリオーズ:羊飼いの別れ/セザール・フランク:天使の
糧/ヘンリー・パーセル:アンセム「わが祈りを聞きたまえ」/チャールズ・
ウッド:あられ、喜ばしき光よ/W.A.モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプ
スK.618/J.S.バッハ-シャル ル・グノー:アヴェ・マリア/ラルフ・ヴォーン
・ウィリアムズ:はるか昔、おお味わい見よ/チャールズ・フーバート・ハス
ティングス・パリー:エルサレム
リチャード・マーロウ(指揮)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団
フィリップ・ルスフォース(オルガン)
録音:1993年
バチカンのシスティーナ礼拝堂の聖週間に歌われた秘曲で、モーツァルトが聴い
て楽譜に書き取ったという逸話で有名なアレグリのミゼレーレなど宗教的声楽
曲の名曲集!

8869753247-2 \1050
サー・チャールズ・ゴス:褒めたたえよわが魂を/トラディショナル:聖パトリッ
クのブレストプレート/バッハ:聖なるイエス /ドイツの詩篇/グレゴリオ聖歌
:パンジェ・リングァ/トーマス・タリス:栄光あれ、わが神よ/賛美歌352番:
天なる喜 び、こよなき愛を/サミュエル・ウェスリー:親愛なる神と人類の父
/J.アーヴァン:神はわが羊飼い/サミュエル・ウェス リー:おおなんじは天か
ら舞い降りられた方ですね/ヴォーン・ウィリアムズ:すべての聖人は/チャー
ルズ・フーバート・ハスティングス・パリー:エルサレム/ヨハン・アブラハム
・ペーター・シュルツ:われら荒れ野を耕し種を播く/ジョン・アイルランド:
わが歌は知られざる 愛/ウィリアム・ヘンリー・モンク:日くれて四方はくら
く/アイリッシュ・トラディショナル:ロード・オブ・ザ・ダンス/パトリック
・アップルフォード:主イエス・キリスト/サー・アーサー・サリヴァン:キリ
スト教の兵士は/J.S.バッハ:おお血に染み傷つきし御頭-マタイ受難曲/オル
ランド・ギボンズ:流せ、ゆっくりと涙を/H.ワルフォード・デイヴィス:主はわ
が頭のなかに/ハーバート・ハウエルズ:わが望みは/チャールズ・フーバート
・ハスティングス・パリー:おお、主をほめまつれ
サイモン・ハルシー(指揮)
バーミンガム市合唱団、ウィンド・アンサンブル&ブラス
録音:1988年
バーミンガム市オーケストラのメンバーの伴奏と合唱団による、イギリスで歌い
継がれる 賛美歌集。

8869753251-2 \1050
ミーディバル・ベイブス/Undrentide
Undrentide/イザベラ/Quan vey la lauzeta/Besse Bunting/volentieri/カンテ
ィガ/夏の島(The Maypole Song)/Averil/Secreit Nicht/Now welcom somer/
Veni coronaberis/Omnes gentes plaudite(The Drinking Song)/Lanquan li
jorn/At a springe-wel/Dance of the Trolls/Maiden in the mor lay/
volentieri(reprise)mixed version/パレストリーナの歌Palastinalied
ミーディバル・ベイブス
録音:1999年
中世・ルネサンス音楽を現代に甦らすイギリスの12人の乙女たち、ミーディバル
・ベイブス!

8869753250-2 \1050
VA/ザ・ウェディング・アルバム
トランペット・ヴォランタリー(クラーク)/結婚行進曲(メンデルスゾーン)/
結婚行進曲(ワーグナー)/オー・パーフェクト・ラヴ(テリー)/オー・ゴッド
・フーズ・ラヴィング・ハンド(ウェッブ)/イモータル、ヴィジブル、ゴッド・
オンリー・ワイズ(伝承曲)/主はわが牧者(アーヴィン)/あめなるよろこび(ロ
ーランズ)/我らを導きたまえ、天にまします父よ(フィリツ)/ 賛美せよ、わが
心、天の王を(ゴス)/今、われらすべて神に感謝する(クリューガー)/ロージ
メードル(ヴォーン・ウィリアムズ)/ソレムのメロディー(W.デイヴィス)/羊
たちは安らかに草を食み(バッハ)/主よ、人の望みの喜びよ(バッハ)/シバの
女王の到着(ヘンデル)/フィナーレ(アレグロ)-オルガン交響曲第1番(ヴィエル
ネ)/突撃の鐘(ムレ)/トッカータ-交響曲第5番(ヴィドール)
グラハム・ジャクソン(オルガン)
シーフォード・カレッジ教会聖歌隊
録音:1991年
オルガンと合唱で綴るウェディングのBGMにぴったりの素敵なアルバム!

<NAXOS> 各1枚 \1000
8.570992
ラヴェル:
バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲
夢幻劇の序曲「シェエラザード」
演奏:ライプツィヒ MDR放送合唱団/フランス国立リヨン管弦楽団
準・メルクル(指揮)
一連のドビュッシーの録音で、その鋭敏な感性をまざまざと見せつけてくれた
準・メルクル。今回は、一層色彩的で情熱的なラヴェルの作品集をお楽しみいた
だきましょう。2世紀末-3世紀初めのギリシアの作家、ロンゴスによる純愛物語
「ダフニスとクロエ」によるバレエ音楽はディアギレフのロシア・バレエ団の依
頼によって書かれました。精緻なオーケストレーションは音の魔術師ラヴェル
(1875-1937)ならでは。様々な指揮者、管弦楽団による名演が存在しますが、き
っと当盤もその中の一つに数えられるであろう輝きを有した演奏です。序曲
「シェエラザード」は本来劇音楽として構想されたものですが、序曲だけが完
成。こちらも美しい音楽であることは言うまでもありません。

8.570722
シマノフスキ:交響曲第1番, 第4番 他
1.演奏会用序曲 Op.12/2-3.交響曲第1番へ短調 Op.15
4-6.交響曲第4番「協奏交響曲」 Op.60
7.練習曲変ロ短調 Op.4-3(管弦楽版…G.フィテルベルク編)
演奏:ヤン・クシシュトフ・ブローヤ(ピアノ)…4-6/エヴァ・マルチク(ヴァイ
オリン・ソロ)…2-6/マレク・マルチク(ヴィオラ・ソロ)…2-6/ワルシャワ・
フィルハーモニー管弦楽団/アントニ・ヴィト(指揮)
最初の交響曲に、自ら「対位法、ハーモニーの怪物的管弦楽作品」とあだ名をつ
けたシマノフスキ。彼自身はワーグナーや R.シュトラウスの影響を否定したと
言いますが、やはり初期の作品である「演奏会用序曲」には先人風の響きが感じ
られるのは仕方ないことでしょう。しかしその2年後に書かれた交響曲第1番に
は、彼独特の「肉感的なうねり感」がたっぷり。驚くほどに魅力的です。第4番
の交響曲ではピアノが縦横無尽の活躍するストラヴィンスキー風の新古典主義音
楽が楽しめます。特に終楽章での燃え上がるマズルカ風の音楽は一聴に値します。

8.570930
マルトゥッチ:管弦楽作品全集第2集
1-4.交響曲第2番ヘ長調 Op.81
5.主題と変奏 Op.58(ピアノと管弦楽編曲版 )
6.ガヴォット Op.55-2(管弦楽編曲版 )
7.タランテッラ Op.44-6(管弦楽編曲版 )
演奏:リア・デ・バルベリース(ピアノ)/ローマ交響楽団/
フランチェスコ・ラ・ヴェッキア(指揮)
ベルカントから純音楽へ・・・「オペラではないイタリア音楽の再生」を図った
マルトゥッチ (1856-1909)。彼の最高傑作の一つ、交響曲第2番です。この曲は
1904年に完成されたブラームスとシューマンへの思い入れを感じさせる堂々たる
大曲です。当時「演奏反対運動」が巻き起こったにも拘らずマルトゥッチは各地
で初演を断行、以降はこの曲を愛したトスカニーニによって演奏が引き継がれた
という曲、交響曲としての完成された形と、メロディ、語法全てがバランス良く
集積された聴き応えのあるものになっています。

8.572129
ワイルド・ナイツ!-吹奏楽のための作品集
1.ティケリ(1958-):ワイルド・ナイツ!(2007)
2.ズベイ(1964-):シャドウ・ダンス(2006)
3.ブリアント(1972-):ダスク(2004)
4-6.エテザディ(1973-):アナヒタ(2005)(夜間飛行/ナイトメア /眠りと静寂-光
の到来)/7-11.マッケイ(1973-):ソプラノ・サクソフォンと吹奏楽のための協奏
曲 (前奏曲/フェルト/金属/木材/フィナーレ)
演奏:ヴィンセント・グノジェク(ソプラノ・サクソフォン )…7-11/カンザス
大学ウィンド・アンサンブル/スコット・ワイズ(指揮)
カンザス大学吹奏楽部の素晴らしい演奏で、 21世紀に書かれたバリバリ新作を
ぶいぶい聴いてしまう凄アルバムです。多くの受賞歴のあるティケリの「ワイル
ド・ナイツ」はエミリー・ディキンソンの詩に触発された愉快な曲。マッケイの
ソプラノ・サックス協奏曲は、彼の師であるコリリアーノのクラリネット協奏曲
へ敬意を払ったという作品。他にも夜の女神「アナヒタ」を描いたエテザディ、
ブリアント、ズベイと吹奏楽マニアにはおなじみの作曲家の渾身の作が並びます。

8.570556
ヤナーチェク:オペラからの管弦楽編曲集第2集
1-5.歌劇「カーチャ・カバノヴァー」より(ペーター・ブレイナー編)(序曲/ティ
ホン、その時あたりに…/また自慢する…/間奏曲と歌/嵐が近い)/6-11.歌劇
「マクロプロス事件」より(ペーター・ブレイナー編)(死は私に触れていた/グレ
ゴール、プルスの死因 /それは何だか変ですよね?/私は頭が空っぽです。/本当
にあなたが大好き/そう?)
演奏:ニュージーランド交響楽団/ペーター・ブレイナー(指揮)
第1集(8.570555)に続く、ブレイナーによる華麗なる編曲で聴くヤナーチェク
(1854-1928)のオペラ名旋律集です。今回取り上げられたのは、人妻の官能的な
恋愛を描いた「カーチャ・カバノヴァー」と、ふとしたことで不老不死になって
しまったオペラ歌手の物語「マクロプロス事件」の2演目。ここでもブレイナー
の施した編曲の素晴らしさは言葉に尽くせません。例えば「カーチャ」でのクラ
イマックス、カーチャが愛人の名を告げて嵐の中に飛びだして行く場面での、段
階的な音の増やし方などは聴いているだけでぞくぞくしてしまいます。不気味さ
と、妙な明るさが入り混じる「マクロプロス」も聴きもの。不条理なのだけど許
してしまいます。

8.570774
バックス:交響的変奏曲・左手のためのピアノコンチェルタンテ
1-7.交響的変奏曲(1916-18)/8-10.左手のためのピアノコンチェルタンテ
演奏:アシュリー・ウェイス(ピアノ)/ボーンマス交響楽団/
ジェームス・ジャッド(指揮)
NAXOSではすっかりおなじみとなった、イギリスの作曲家バックス(1916-1953)。
今作もピアノのための作品です。彼のピアノと管弦楽のための作品は5曲あり、
そのどれもに例のごとく、愛する人ハリエット・コーエンの面影がだぶります。
演奏に50分近くを要する「交響的変奏曲」は、それぞれの変奏部分にタイトル
が付けられた音による叙事詩とも言える大作。聴き応えたっぷりです。かたや、
小規模の「左手のための小協奏曲」はアイルランドの海辺の景観を思わせるロ
マンティックな曲。繊細で移ろいやすい和声、ハーモニーが魅力的です。

8.572013
ピッツェッティ:夏の協奏曲他
1-3.夏の協奏曲(1928)(朝の祈り/夜想曲/ガリアルドと終曲 )/4-6.ソフォクレ
スの「オイディプス王」への3つの交響的前奏曲(1904)/7.悲劇「クリテムネス
トラ」の2つの前奏曲より(1962-64)…世界初録音/ 8-10.管弦楽のための三部作
「パンアテネの祭り」(1936)(前奏曲 /パラスアテナの人々がダンスを踊る/行列
の行進曲)…世界初録音
演奏:テッサローニキ州立交響楽団/マイロン・ミカイリディス(指揮)
1968年4月(ピッツェッティの死から2か月後)、音楽学者ウォーターハウスは「カ
セッラおよびマリピエーロと並ぶイタリア現代作曲家であるピッツェッティ
(1880-1968)」に対する讃美の文章を発表しました。彼は1940年代にはファシズ
ム政権と親しかったり、「皇紀2600年奉祝曲」(交響曲イ調)を作曲したりとユニ
ークな経歴の持ち主でもあります。このアルバムには、彼の40年に及ぶ創作活動
から生まれた珠玉の作品の中から世界初録音を含む4曲を収録しています。バロ
ックの形式を踏襲した「夏の協奏曲」、初期の作品の中でもきわめて独創的な
「交響的前奏曲」、他晩年の作品まで、現在決して人気が高いとは言えないピッ
ツェッティの作品の偉大なる片鱗が明らかになることでしょう。

8.570320
プレイエル:協奏交響曲・ヴァイオリン協奏曲
1-2.協奏交響曲変ロ長調(Benton 112)/3-5.協奏交響曲イ長調(Benton 114)
/6-8.ヴァイオリン協奏曲ニ長調(Benton103/103A)
演奏:デイヴィッド・ペリー(ヴァイオリン)/ヴィクトリア・チャン(ヴィオラ)
…1-2/イザベラ・リッピ(ヴァイオリン)…3-5/ボルティモア室内管弦楽団/
マーカンド・ザーカー(指揮)
高名なピアノ製作者として知られるプレイエル(1757-1831)は、ハイドンに作曲
を師事、ヴァンハルにピアノを学びピアニストとして各地で活躍しました。この
アルバムに収録された作品は、今までにほとんど知られていないものばかり。例
えば、変ロ長調協奏交響曲は、彼が F.X.リヒターの代理人としてストラスブー
ルで最初に働いた時に書かれた 1760年代のもので、本来単一楽章とされていま
すが、第1楽章があったことは文献からも明らかで、ここでは、ヴィオラと鍵盤
楽器のために書かれたスコアを元に復元した楽章を第1楽章として演奏していま
す。他にも珍しいヴァイオリン協奏曲など、緻密な研究に基づいた興味深い作品
が並びます。

8.570526
アレンスキー:ピアノ協奏曲へ短調他
1-3.ピアノ協奏曲へ短調 Op.2/4.ロシア民謡による幻想曲 Op.48/5.スヴォロ
フの思い出に/6.交響的スケルツォ
演奏:コンスタンティン・シチェルバコフ(ピアノ)/ロシア・フィルハーモニー
管弦楽団/ドミートリー・ヤブロンスキー(指揮)
R=コルサコフに師事し、その才能を早くから認められるも、その後独自の様式を
確立することがなかったため恩師からも「あいつはその内忘れられてしまうさ」
と揶揄されてしまったというアレンスキー(1861-1906)。確かに、民謡を多様し
た作品も、このピアノ協奏曲も、ちょっとショパンやチャイコフスキー風であっ
たりと、ゴツゴツしたロシア風の音楽を好む人からは敬遠されがちな作曲家です。
しかし、もう一度立ち止まってこの抒情味溢れる音楽を聴いてみてください。
ああ、なんて清々しくて荘厳なのでしょう。と、言うわけで、決して「亜流」
ではありません。

8.572061
ニエミネン:フルート協奏曲「パロマー」他
1-2.「パロマー」(フルート協奏曲)(2001)(日没/夜、古代の人々と鳥たち )/
3-6.「影を通して、古えの声を聞く」(クラリネット協奏曲)(2002)(人々が深く
眠る時/海の使役人/カデンツァ(M.ラーサッカによる)/求めない、そして信じな
い)/薄暮の小道 (1995)
演奏:パトリック・ガロワ(フルート)…1-2/ミッコ・ラーサッカ(クラリネット)
…3-6/シンフォニア・フィンランディア/パトリック・ガロワ(指揮)
フィンランドの現代作曲家、ニエミネン(1953-)の作品集です。彼の音楽はどん
な「主義」とも一致することはありません。見たまま、経験したままを音として
表わす、いわば「音楽による絵画」です。このフルート協奏曲はパトリック・ガ
ロワのために書かれた作品で、古代のメロディが現代的なフォルムを纏って立ち
現れます。庭でさえずる鳥の声、星のささやきなどを歌うフルートの音色を柔ら
かく包み込む多彩な楽器群。この親密で透明な空気感がたまりません。

8.570822
カバレフスキー:ピアノ・ソナタ全集
1-3.ソナタ第1番ヘ長調 Op.6/4-6.ソナタ第2番変ホ長調 Op.45/7-9.ソナタ第3
番ヘ長調 Op.46/10-12.ソナチネハ長調 Op.13-1/13-15.ソナチネト短調
Op.13-2
演奏:アレクサンダー・ドッシン(ピアノ)
組曲「道化師」の軽快な音楽でおなじみカバレフスキー(1904-1987)は、とりわ
け子どもや若い人向けの作品を多く作曲し、芸術の大衆化を図ったことでも知ら
れます。彼のピアノ・ソナタとソナチネは、概ね経歴の初めの頃に書かれたもの
で、それほど革新的な形式や個性的な和声を有している訳でもないのですが、名
ピアニスト、ホロヴィッツやモイセイヴィチらに愛奏されたこともあり隠れた人
気を誇っています。とりわけソナタの第3番は現在でも広く愛されています。要
求される技巧はそれほどでもないのですが、極めて演奏効果の高い曲でもありま
す。

8.570891
ブゾーニ:ピアノ作品集第5集
1-2.J.S.バッハ(ブゾーニ編):前奏曲とフーガ変ホ長調 BWV.552「聖アンナのフ
ーガ」/ 3-8.6つの練習曲 Op.16/9-14.6つの小品 Op.33b(憂鬱/快活/小スケル
ツォ /古風なファンタジア/フィンランドのバラード/すべてのものが立ち去り)
/15.ショパンのハ短調前奏曲による10の変奏曲 Op.22(1922年改編版 )
演奏:ヴォルフ・ハーデン(ピアノ)
イタリア生まれとはいえ、母方がドイツ系であったり、生涯ほとんどドイツで過
ごしたせいもあったりでブゾーニ(1866-1924)の音楽に横溢するのは紛れもなく
ドイツの精神です。とりわけバッハの音楽への傾倒が知られ、オルガン曲の編曲
のような直截的なものから、明らかに影響を受けたと思われる対位法を駆使した
作品まで数多くのバッハの残り香が感じられる曲を残しています。このアルバム
では、ブゾーニらしいバッハの編曲物と、ショパンの前奏曲による変奏曲、そし
てオリジナルの曲を楽しむことができます。ブゾーニらしい多彩な表現をお楽し
みいただけます。

8.572169
ディキンスン:オルガン作品全集
1.ケンブリッジ・ポストリュード/ 2.前奏曲/3.「神の御子は今宵しも」によ
るポストリュード/ 4.オルランド・ギボンズの賛美歌46番による前奏曲/ 5.
オルランド・ギボンズの賛美歌20番による前奏曲/ 6.オルランド・ギボンズの
賛美歌34番による前奏曲/7.トッカータ/8.「大聖堂の殺人」の瞑想曲/9.ピア
ニッシモの練習曲/10.哀歌/11-13.3つの言明/ 14.鐘/15-24.パラフレーズ 1
/25-31.青いバラの変奏曲(J.ベイトに捧ぐ)/32.ミレニアム・ファンファーレ
1-6,10-14,32…世界初録音
演奏:ジェニファー・ベイト(オルガン)
1934年生まれのイギリスの作曲家ディキンスン(1934-)。同姓同名のミステリー
作家とは別人ですが、この人も多くの著作があり、またピアニストとしても活躍
しています。彼の父親フランクはコンタクトレンズの専門家で、アメリカ及び南
アフリカでのコンタクトレンズの普及と研究に生涯を捧げた人です。と、同時に
才能あるオルガニストであったため、息子ピーターも自然に音楽に親しみ、素晴
らしい作品を作り上げたのでしょう。彼の50年近くの歩みがこの1枚に凝縮され
ています。

8.572196
アルベニス:ピアノ作品集第3集
1-6.6つのスペイン風ダンス Op.37(第1番ニ長調 /第2番変ロ長調 /第3番変ホ長
調 /第4番ト長調 /第5番変イ長調 /第6番ニ長調)/7-12.6つの小さなワルツ
Op.25(第1番アレグレット /第2番メランコリック /第3番アレグロ・ベン・リト
マート/第4番アレグレット /第5番コン・ブリオ・エ・リトモ /第6番アレグロ・
モルト )/13-18.6つのサロン風マズルカ Op.66(第1番イザベル /第2番アレグロ
/第3番オーロラ /第4番ソフィア /第5番クリスタ /第6番マリア )
演奏:ギレルモ・ゴンザレス(ピアノ)
アルベニス(1860-1909)のピアノ作品集第3集は、舞踏のための組曲を集めました。
スペイン風、ワルツ、ポーランド風のマズルカと曲想は様々ですが、全ての曲に
は、生きる喜びが散りばめられ、肉感的でちょっと妖艶な香りが漂っています。
20歳の頃に書かれた「ワルツ集」での初々しさもすてきですし、アルベニスら
しさがよく出ている「スペイン風ダンス」の情熱的な感触もたまりません。1885
年頃書かれた「サロン風マズルカ」はショパンの影響が感じられる作品で、タイ
トルには各々の曲を献呈された「お金持ちの娘さん」の名前が付けられていま
す。演奏はおなじみゴンザレス。文句なしに楽しめます。

8.572073
ガルシア・アブリル:アストゥーリアスの母-アストゥーリアス語歌曲コレクショ
ン 1.ヴァケイラス/2.私の戸口の前で立ち止まらないで/3.昨日、泉の前であ
なたを見た/ 4.私は港に上陸する/5.私は水兵ではない/6.彼女は私に向かっ
て叫んだ/7.ナランホ・デ・ブルネス山/8.叫ぶな、娘よ、叫んではいけない
/9.失われた星/10.坊や、眠りなさい/11.雷鳥の歌/12.オレンジの蕾が花開
く/13.水の精よ、さようなら/14.アストゥーリアスの母
演奏:ホアキン・ピクサーン(テノール)/ローサ・トレス=パルド(ピアノ)
1933年、生ハム「ハモンセラーノ」で知られるスペインの小都市テルエルで生ま
れたガルシア・アブリルはマドリッドで学び、協奏曲、管弦楽曲など多くの作品
を作曲、現代スペインを代表する大作曲家となっています。この歌曲集では同じ
くスペインの一都市アストゥーリアスの民族音楽を元に、その特徴的な地形(複
雑な海岸線、聳え立つ険しい山地)を音楽によって描くことに成功しています。
しかしながらアストゥーリアス語と訊くと、何だか難しそうなイメージを抱いて
しまうかもしれませんが、ここで聴ける歌はどれも人懐こくて親しみ易いもの
ばかり。聴いたら誰もが好きになってしまうに違いありません。

8.572036
シューベルト:ドイツ語歌曲集第31集疾風怒濤期の詩人たち
1.古いスコットランドのバラード「エドワード」D.923(第2版)/2.真夜中に
D.464/3.義務と愛 D.465/4.クローエに寄す D.462/5.婚礼の歌 D.463/6.万
霊節の日のための連祷 D.343/7.真珠 D.466/8.ツムシュテーク(1760-1802):ハ
ガールの嘆き/9.オルフェウスの歌 D.474/10.ハガールの嘆き D.5/11.私のク
ラヴィアに寄せて D.342/12.ある兵士に寄せる挽歌 D.454/13.朝焼けに寄せる
リラ D.273/14.ロルマ(第1作)D.327/15.歌「そんなにも快く」 D.284/16.死
に寄せて D.518/ 17.ます D.550(第4版)
演奏:カロリーネ・メルツァー(ソプラノ)/コンスタンティン・ヴォルフ(バス=
バリトン)/ウルリヒ・アイゼンロール(ピアノ)
1767年からおよそ 20年続いた「疾風怒濤」の時代は文学史上重要な時期とされ、
理性に対する感情の優越を主張し、それまでの古典的な形式からロマン派へと続
く、強い感情を持ち合わせた作品が多く生まれたことでも知られています。文学
ではシラーやゲーテ、音楽では中期のハイドンがこの時期に活躍、それぞれ個性
的な作品を書いています。ここに収められたのは、その時期に書かれた詩にシュ
ーベルト(1797-1828)が作曲した歌曲です。中でも興味深いのはバラード「エド
ワード(エドヴァルト)」。第3稿の決定稿と違い、第2稿では最後まで母と息子が
一緒に歌うことはありません。母を歌うメルツァーの恨み節も聴きもの。心が芯
まで冷える思いを味わうことができるでしょう。

8.570719
マクミラン:十字架上の最後の七つの言葉
1-7.十字架上の最後の七つの言葉/8.キリストは勝利し給う/9.誰もあなたを罰
した人はいなかった/10.ここに身を隠し(合唱版) 9.10…世界初録音
演奏:ドミトリー・アンサンブル/グレアム・ロス(指揮)
2009年に50歳の誕生日を迎えるイギリスの作曲家、マクミランの1993年から
2005年までの合唱作品を集めた記念すべき1枚です。アルバムの中核を成すのが、
名作「十字架上の七つの言葉」です。BBCテレビの依嘱によって書かれたこの作
品は4つの福音書の言葉からインスピレーションを受け、以降、様々な形として
彼の他の作品にも影響を及ぼしています。美しく穏やかで抑制された合唱の響き
を断ち切る荒々しい管弦楽、印象的なヴァイオリン・ソロなど、聴き手は一瞬足
りとも緊張の糸を切るわけにはいきません。「私の音楽を、若き優れたドミトリ
ー・アンサンブルの演奏で聴くのはとてもぞくぞくします。とりわけ指揮者グレ
アム・ロスは刺激的です。」と作曲家に言わしめた名演でどうぞ。

8.572031
ペンデレツキ:ウトレーニャ
ウトレーニャ(朝課)(第1部キリストの埋葬/第2部 キリストの復活)
演奏:イヴォナ・ホッサ(ソプラノ)/アグニエツカ・レーリス(メゾ・ソプラノ)
/ピョートル・クシェヴィチ(テノール)/ピョートル・ノヴァツキ(バス)/ゲン
ナジー・ベズベンコフ(バス)/ワルシャワ少年合唱団/ワルシャワ・フィルハー
モニー管弦楽団&合唱団/アントニ・ヴィト(指揮)
1962年に発表された「スターバト・マーテル」、そして 1963年の「ルカ受難曲」
に連なるペンデレツキ(1933-)の宗教的合唱作品である「ウトレーニャ」の登場
です。始めてこの曲を聴いた人は、地の底から響くような合唱に身震いすること
でしょう。しかし用いられた詩は、ロシア正教の早朝礼拝の典礼文だというから
驚きです。(この曲を朝から聴くのは少々勇気がいることでしょう)第1部(名指揮
者オーマンディに捧げられた)でキリストの埋葬を描き、第2部ではその復活を描
いています。衝撃的な大音量に圧倒される部分も多いのですが根底を貫いている
のは静かな神への祈り。聴き終わった時の脱力感がたまりません。


●ナクソス・ヒストリカル(日本語帯付き )
8.111004
グレート・コンダクター・シリーズ/フルトヴェングラー 初期録音集第3集
1-2.ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」より(第1幕序曲 /第3幕間奏曲 )/3.ウェー
バー(ベルリオーズ編):舞踏への招待/4.メンデルスゾーン:真夏の夜の夢序曲
Op.21/5.メンデルスゾーン:フィンガルの洞窟序曲 Op.26/6.ベルリオーズ:
ファウストの劫罰 Op.24よりラコッツィ行進曲/ 7-9.メンデルスゾーン:劇音楽
「真夏の夜の夢」 Op.61より(スケルツォ /夜想曲/結婚行進曲)
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/ヴィルヘルム・フルトヴェングラ
ー(指揮)…1-6/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/エーリッヒ・クライバ
ー(指揮)…7-9
フルトヴェングラーの初期録音集第3集は、ベートーヴェン、ブラームスからブ
ルックナー、ワーグナーへの橋渡しと言える、初期ロマン派の作品集です。ウェ
ーバーの「魔弾の射手」序曲と間奏曲での渦巻く興奮、「舞踏への招待」での華
麗で重厚なワルツの部分、そしてベルリオーズでは「ラコッツィ行進曲」での快
活でぞくぞくするような躍動感など、フルトヴェングラーでないと造り出せない
瞬間に満ちています。

8.111352
グレート・ピアニスト・シリーズ/リヒテル 初期録音集第1集(1948-1956)
シューベルト(1797-1828):1.楽興の時第1番ハ長調 Op.94 D.780/2.即興曲第2番
変ホ長調 Op.90 D.899/3.即興曲第2番 Op.142 D.935/4.ショパン(1810-1849):
練習曲ホ短調 Op.25-5/5-8.シューマン(1810-1856):幻想小曲集 Op.12(抜粋)/
10-16.フモレスケ変ロ長調 Op.20
録音:スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
20世紀の最も偉大なるピアニストの一人、スヴャトスラフ・リヒテルの偉業は今
更ここで語る必要もないでしょう。彼の驚くほどの演奏技術、そしてバッハから
ショスタコーヴィチまでの堅固な解釈、そしてカリスマ性。これらを持って全て
の聴衆を魅了した彼の最も初期の演奏がここに収録されています。中でも1948
年に録音された幻想小曲集の抜粋は、オリジナルの78回転盤のリリース以来、
初の復刻となります。

8.120879
グリーグ:ノルウェーの歌(オリジナル・キャストによる録音 )(1944-1945)
1971年にアンドリュー・ストーンによって映画化された「ソング・オブ・ノル
ウェイ」のオリジナル・キャストによるヴァージョンです。ジョージ・フォレス
トとロバート・ライトがグリーグの半生をミュージカル化、あの有名なピアノ
協奏曲で幕が開き、次から次へと場面が転換していきます。1944年ニューヨーク
で860公演、ロンドンで526公演を行ったというほど人気演目でした。契約の関係
で、キャストの幾人かに変更がありましたが、ここで聴けるのはオリジナル・
キャストです。



<MARCO POLO>
8.225346-48 3枚組 \5340
S.ワーグナー:マリーエンブルクの鍛冶屋
演奏:ミヒャエル…ティル・シュルツ(バリトン)/アルフレード…アントン・ラ
イス=フーバー(テノール)/フリーデリンデ…レベッカ・ブロベルク(ソプラノ)
/ヘルヴィッヒ…クリストフ・フォン・ヴァイツェル(バリトン)/ムトハルト…
カール・シュナイダー(テノール)/マダルドゥルト…アンネ・ヴィーデン(アル
ト)/ヴァーヒルト…マーヒャ・ドイブナー(ソプラノ)他/
ダンスク・バルティック・フィルハーモニー管弦楽団/ PPPミュージック・シア
ター・アンサンブル・ミュンヘン/フランク・シュトローベル(指揮)
物語は中世、西プロイセン、マリーエンベルク。 1410年に実際に起こったタン
ネンベルクの戦いに着想を得たこのオペラは仮面舞踏会のために美しく飾られた
薄暗い酒蔵で始まります。愛しい恋人アルフレードに会いにきたフリーデリン
デ。しかしアルフレードは彼女の継父の投げた石で顔にケガをしてしまいます。
騎士である名誉を汚さないためにアルフレードはケガの原因を「馬から落ちた」
ことにするのですが・・・。




<LPO>
JLPO-0038 2枚組(1枚価格) \2100
マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウス・テンシュテット(指揮)
録音:1983年3月31日(ステレオ)
ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
同時期に EMIのスタジオ録音も存在し、こちらを高く評価する人も多いので
すが、今回のライヴの興奮度はその更に上を行くものす。
メリハリあるテンポで進む第1楽章、そのままのノリで進む第2楽章(最近は
2楽章にアンダンテを持ってくるケースも多いですが、こちらは昔ながらの
2楽章にスケルツォが来る形です)、あまりにも美しい第3楽章、そして極め
つけ。まるで大河ドラマのようなストーリー性に満ちた終楽章。聴き進むご
とにぐいぐい引き込まれ、最後の拍手で我に帰る・・・・そんな夢のような
ひとときを味わってみてください。

<BERLIN CLASSICS>
●Berlin Classics BASICS "3×3" series
ベーシック2枚組に続く新シリーズ3枚組ベスト盤が3タイトル発売となります。
アニバーサリーイヤーのヘンデル、ハイドン、メンデルスゾーンの3人の作曲家
にスポットをあてたシリーズです。

BC 14948 3枚組 \1480
ヘンデル ハイライト
水上の音楽より組曲第1番、王宮の花火の音楽、合奏協奏曲Op.6-4、
オルガン協奏曲第13番、6つのソナタよりHWV.385、トリオソナタHWV.405、
フルートソナタ第6番、組曲第5番HWV.430、エアHWV.468、ソナタHWV.577、
ファンタジアHWV.490、前奏曲とアレグロ ト短調、抜粋メサイア、
ユダス・マカベウス、エジプトのイスラエル人、ヨシュア、
ユトレヒト・テ・デウム
ヴァリアスアーティスツ

BC 14949 3枚組 \1480
ハイドン ハイライト
交響曲第94番「驚愕」、ピアノ協奏曲Hob.XVIII:11、協奏交響曲Hob.I:105、
ピアノソナタHob.XVI:37、50、ピアノ三重奏曲Hob.XV:25、
弦楽四重奏曲Op.76-3「皇帝」、オラトリオ「天地創造」(抜粋)
ヴァリアスアーティスツ

BC 14950 3枚組 \1480
メンデルスゾーン ハイライト
序曲「真夏の夜の夢」「フィンガルの洞窟」、交響曲第3番「スコットランド」、
ヴァイオリン協奏曲Op.64、イ短調、ピアノ協奏曲第1番、第2番、無言歌より
ヴァリアスアーティスツ




<WARNER Box>
WARNER 2564 691492 2枚組 \2080
ピエール=ロラン・エマール(pf) コレクション
モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番より、第27番より
ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番より、ピアノ協奏曲第5番より
ラヴェル:夜のガスパール
メシアン:トゥーランガリラ交響曲より
ドビュッシー:映像第1集より、練習曲第2集より
アイヴズ:ピアノソナタ第2番より
シューマン:交響的練習曲より
リスト:伝説より
ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲より
ベルク:ピアノソナタOp.1
リゲティ:エチュードより
ライヒ:木片のための音楽
カーター:2つのダイヴァージョン 
ヨーロッパ室内管弦楽団、
ケント・ナガノ指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団、
ニコラウス・アーノンクール指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

WARNER 2564 691059 \2080
チャイコフスキー:
マンフレッド交響曲、組曲第4番「モーツァルティアーナ」
ウラジーミル・フェドセーエフ指揮、
チャイコフスキー交響楽団

WARNER 2564 691060 \2080
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、スラヴ舞曲抜粋
アレクサンドル・クニャーゼフ(Vc)
ウラジーミル・フェドセーエフ指揮、
チャイコフスキー交響楽団

WARNER 2564 691407 4枚組 \3500
パーセル・エディション第3集
聖セシリアの祝日のためのオード、メアリー女王の誕生日のためのオード、
チャールズII世の歓迎歌、アンセム「常に主にありて喜べ」Z.49、
メアリー女王の死を悼む哀歌Z.504、メアリー女王の崩御を悼む挽歌「無駄だ、
レスビアよ」Z.383、若きサーシスの運命をZ.473、アンセム「常に主にありて
喜べ」Z.49、「シオンにてラッパを吹きならせ」Z.10、「おお神よ、汝は我が
神なり」Z.35、「わが心は美しきことにてあふる」Z.30、「主よ、われらの罪
を思い出したもうことなかれ」Z.50、「彼らの言いたる時、われ喜ぶ」Z.19、
「主よ、憤りをもて、我を責め給うなかれ」Z.40、「わが魂よ、主をほめまつ
れ」Z.48、他
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮、
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、他

WARNER 2564 692699 5枚組 \4180
メンデルスゾーン・エディション第3集
オラトリオ「聖パウロ」「エリア」
ミッシェル・コルボ指揮、リスボン・グルベンキアン管弦楽団
歌曲集
ナタリー・シュトゥッツマン(Alt)
ダルトン・ボールドウィン(pf)
バーバラ・ボニー(Sop)
トーマス・ハンプソン(Br)
ジェフリー・パーソンズ(pf)

WARNER 2564 690730 2枚組 \2080
ダニエル・ホープ(Vln) コレクション
J.S.バッハ:
ァイオリン協奏曲第1番BWV.1041、2台のヴァイオリンのための協奏曲BWV.1043
モーツァルト:
ヴァイオリンとピアノのための協奏曲K.App.56/315fより、
ヴァイオリン協奏曲第27番より
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番より
ジョン・フォールズ:エレジー
ベルク:ヴァイオリン協奏曲より
バルトーク:ルマーマニア民俗舞曲より
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲より、馬あぶ
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲「ドゥムキー」より
ファリャ:7つのスペイン民謡より
ラヴェル:ツィガーヌ
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲より
ショスタコーヴィチ:
ヴァイオリン協奏曲第2番より、ピアノ三重奏曲第2番より、他

WARNER 2564 692676 5枚組 \4180
メンデルスゾーン・エディション第4集
メンデルスゾーン:合唱曲集
真夏の夜の夢、オラトリオ「キリスト」、
モテット「主よわが祈りを聞きたまえ」、
アヴェ・マリア、われらに平安を与えたまえ、テ・デウム、
詩篇第42番「鹿が谷の水を慕いあえぐように」、
詩篇第95番「さあ、主に向かって礼拝しよう」、
詩篇第115篇「われらにではなく、主よ」、
詩篇第114「イスラエルの民エジプトを出て」、
詩篇第98番「新しき歌を主に向かって歌え」、
カンタータ「シオンよ、主をほめたたえよ」、「最初のワルプルギスの夜」、
キリエ、他
ミッシェル・コルボ指揮、
リスボン・グルベンキアン管弦楽団、他

WARNER 2564 691390 5枚組 \4180
パーセル・エディション第4集
序曲Z.771、772、パヴァンZ.749、750、752、序曲と組曲Z.770、
グラウンド上の3声のファンタジアZ.731、組曲第6番Z.667、
シフォーチの別れZ.656、4声のソナタ第3番Z.804、ファンタジア、
速やかに飛び去れ 時よ、チャコニー、トランペットと弦楽のソナタ、
12の3声のソナタ集、10の4声のソナタ集、ハープシコード組曲、他
アーノンクール、レオンハルト、ガーディナー、ホグウッド、ボーモン、他


●アーノンクール生誕80周年記念シリーズ TELDEC特別企画第1弾
WARNER 2564 691250 2枚組 \2450
J.シュトラウス:歌劇「ジプシー男爵」
ニコラウス・アーノンクール指揮、ウィーン交響楽団、他
コバーン、シャッシング、ハマリ、エルツェ、マーグヌス、他

WARNER 2564 691264 2枚組 \2450
モーツァルト:歌劇「ルーチョ・シッラ」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、他
グルべローヴァ、シュライアー、バルトリ、アップショー、他

WARNER 2564 691256 2枚組 \2450
J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、他
グルベローヴァ、ボニー、リポヴシェク、他

WARNER 2564 691289 2枚組 \2450
モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
モーツァルト管弦楽団、他
ワトソン、シュライアー、ガームリヒ、サルミネン、他

WARNER 2564 691267 3枚組 \3500
モーツァルト:歌劇「イドメネオ」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
モーツァルト管弦楽団、他
ホルヴェーク、シュミット、ヤカール、他

WARNER 2564 691259 3枚組 \3500
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、他
ハンプソン、グルベローヴァ、ホニー、プロホヴィッツ、他

WARNER 2564 691252 2枚組 \2450
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ベルリン交響楽団、他
オルガナソーヴァ、シェーファー、サルミネン、モル、他

WARNER 2564 691272 2枚組 \2450
モーツァルト:歌劇「魔笛」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
チューリッヒ歌劇場管弦楽団、他
グルベローヴァ、ボニー、サルミネン、ブロホヴィッツ、他

WARNER 2564 691261 2枚組 \2450
シューマン:歌劇「ゲノヴェーヴァ」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ヨーロッパ室内管弦楽団、他
ツィーザク、リポヴシェク、ヴァン・デル・ワルト、他

WARNER 2564 691254 2枚組 \2450
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ヨーロッパ室内管弦楽団、他
マルジョーノ、ザイフェルト、ポルガー、ヴァン・デル・ワルト、他



<Tower Records>
●Tower Records Original VINTAGE COLLECTION SPECIAL
PROA 287 2枚組 \1500
モーツァルト:交響曲第35番K.385「ハフナー」
ベートーヴェン:交響曲第1番、第2番、第6番「田園」、第7番
ポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団

PROA 289 2枚組 \1500
ブラームス:交響曲第4番
ワーグナー:
「パルジファル」より第1幕への前奏曲、聖金曜日の音楽、
「ヴァルキューレ」よりヴァルキューレの騎行、「タンホイザー」序曲、
「ローエングリン」第1幕への前奏曲、第3幕への前奏曲、
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲、
「さまよえるオランダ人」序曲、
「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死、
「ジークフリ-ト」より森のささやき
ポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団

PROA 291 2枚組 \1500
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
シベリウス:交響曲第2番
Rコルサコフ:交響曲第2番、序曲「ロシアの復活祭」、スペイン奇想曲
リスト:メフィスト・ワルツ
ポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団

PROA 293 2枚組 \1500
20世紀フランス作品集
パレー:ミサ曲「ジャンヌ・ダルク没後500年を記念して」
フローラン・シュミット:バレエ「サロメの悲劇」
イベール:「寄港地」
バロー:ある影への捧げ物
ルーセル:組曲 ヘ長調 作品33、バレエ「蜘蛛の饗宴」
ポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団

PROA 295 2枚組 \1500
19世紀フランス作品集
ショーソン:交響曲変ロ長調 作品20
ラロ:バレエ「ナムーナ」第1組曲、歌劇「イスの王様」序曲
シャブリエ:
気まぐれなブーレ、楽しい行進曲、狂詩曲「スペイン」、田園組曲、
歌劇「いやいやながらの王様」よらポーランドの祭り/歌劇「グヴァンドリー
ヌ」序曲、歌劇「いやいやながらの王様」よりスラヴ舞曲
サン=サーンス:
交響詩「死の舞踏」、英雄行進曲、フランス軍隊行進曲、
歌劇「サムソンとデリラ」よりバッカナール
ポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団




<YMPR>
YMPR 20091 \3000
●国内盤仕様
アヴェマリア-永遠の愛
Yoko Maria(song)/小林真人、針谷理恵、柳俊一(pf)
1.悲しみの果て-ピアノ・ソナタ「悲愴」より(ベートーベン)
2.ネッラ・ファンタジア-映画「ミッション」より(E.モリコーネ)
3.ジュピター-組曲「惑星」より(ホルスト)
4.愛のテーマ-映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より(E.モリコーネ)
5.遥かな旅のはてに-
NHKドラマ「ハルとナツの届かなかった手紙」メイン・テーマより(渡辺俊幸)
6.愛のテーマ-映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より(E.モリコーネ)
7.心の翼(小林真人)
8.夢の扉開いて-「愛の挨拶」より(エルガー)
9.マドンナたちのララバイ(スコット)
10.人魚姫(月に寄せる歌)歌劇「ルサルカ」より(ドヴォルザーク)
11.さくら(森山直太郎
12.夢のあとに(フォーレ)
13.天城越え(弦 哲也)
14.アヴェ・マリア(カッチーニ)
15.アヴェ・マリア(シューベルト)
16.フィンランディア(シベリウス)
17.涙の星(リューの愛)-
歌劇「トゥーランドット」“誰も寝てはならぬ”より(プッチーニ)
貴方のために優しく歌いかけます・・・・・・
異色のソプラノ歌手“Yoko-Maria”がジャンルを超えて歌う永遠の愛の歌。




<FLORESTAN>
FLCP 21004 \2000
●国内盤仕様
夢のあとに
川口 力(Sax)河野 由貴(pf)
1.美しき五月に(シューマン)
2.夢の後に (フォーレ)
3.アヴェ・マリア(カッチーニ)
4.アヴェ・マリア(シューベルト)
5.さくら横丁(中田喜直)
6.宵待草(多 忠亮)
7.アヴェ・マリア(マスカーニ)
「こんなに美しいサックスの音色があっただろうか?」
艶やかでビロードのような音色で、歌われる名曲の数々。
期待の若手サックス奏者、川口 力の天上の音世界。
待望のデビュー・アルバム!



<JAN KUBELIK SOCIETY>
SJK 006 \2450
伝説のヴァイオリニスト&作曲家 フランチシェク・オンドジーチェク
ヨアヒム・ラフ(1822-1882):カヴァティーナ(*)
J・S・バッハ(1685-1750):G線上のアリア(*)
原盤:Pathe Freres Phonograph Co. 1080 録音:おそらく第一次世界大戦以前
フランチシェク・オンドジーチェク(1857-1922):
売られた花嫁 Op.9(スメタナのオペラ「売られた花嫁」の主題による幻想曲)(+/#)
原盤:Esta K4006-7, matr. c.3530-3533 録音:1941年
スケルツォ・カプリチオーソ Op.18(+/#)
原盤:Esta M5041, matr. c.3819 録音:1941年
スコチナー Op.15(スメタナのオペラ「売られた花嫁」より)(+/#)
原盤:Esta M5041, matr. c.3820 録音:1941年
ボヘミア狂詩曲 Op.21(+/**/++)
原盤:Esta M5037-8, matr. c.3771-2, 3784-5 録音:1941年
ヨセフ・スラーヴィク(1806-1833)/
フランチシェク・オンドジーチェク編曲(ピアノ伴奏版;1906)/
パヴェル・ジェデチェク編曲(ピアノ伴奏版より管弦楽編曲;1933):
ヴァイオリン協奏曲イ短調(カデンツァ:ヨセフ・パーレニチェク)(##/**)
原盤:Supraphon G22096-7, matr. c.044361-4 録音:1941年
フランチシェク・オンドジーチェク(ヴァイオリン(*))
不詳(ピアノ(*))
ヴォイチェフ・フライト(ヴァイオリン(+))
ヴラディミール・ポリーフカ(ピアノ(#))
アレクサンデル・プロツェク(ヴァイオリン(##))
プラハ放送交響楽団(**)
オタカル・パジーク(指揮(++))
フランチシェク・ストゥプカ(指揮(##))
19世紀から20世紀への変わり目に活躍したフランチシェク・オンドジーチェク
(1857-1922)の生誕150年を記念して制作されたアルバム。全音源初CD化。
フランチシェク・オンドジーチェクはヴァイオリニスト・指揮者ヤン・オンドジ
ーチェクの息子としてプラハに生まれ、プラハ音楽院で学んだ後、ヴィエニャフ
スキに才能を見出され、援助を受けパリ音楽院でマサールに師事しました。彼は
ドヴォルジャークのヴァイオリン協奏曲を初演するなどソリストとして活躍する
のみならず、弦楽四重奏団にも積極的に取り組み、チェコの作曲家たちの作品の
編曲や民族的要素を取り込んだ小品の作曲も行いました。
ヴォイチェフ・フライト(1894-1971)はフランチシェク・オンドジーチェクに師
事し、チェコ(プラハ)放送交響楽団のコンサートマスターを務めたヴィルトゥオ
ーゾ・ヴァイオリニスト。アレクサンデル・プロツェク(1914-1982)はチェコ・
フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター、プラハ四重奏団(弦楽四重奏)
リーダー、チェコ三重奏団(ピアノ三重奏)メンバーを務めたヴァイオリニスト。

SJK 007 \2450
ルッジェーロ・リッチ・プレイズ・パガニーニ・ライヴ
ニコロ・パガニーニ(1782-1840):
24の奇想曲 Op.1 から Nos.16-18,20,1,3-7,9,11,13,21-24
パイジェッロの「うつろな心」による変奏曲
ナタン・ミルシテイン(1903-1992):パガニーニアーナ
伝承曲/ルッジェーロ・リッチ編曲:スペインのバラード
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)
録音:1982年5月18日、プラハ、スメタナ・ホール、「プラハの春」音楽祭、
ライヴ
ヤン・クベリーク協会から2枚目のリリースとなる、ルッジェーロ・リッチ
(1918-)の無伴奏ヴァイオリン・リサイタル・ライヴ録音。

SJK 005 \2450
【旧譜・再案内】
ルッジェーロ・リッチ・イン・プラハ
ニコロ・パガニーニ(1782-1840):
無伴奏ヴァイオリンのための24の奇想曲 Op.1 から Nos.13-24
ユジェーヌ・イザイ(1858-1931):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調「バラード」Op.27 No.3
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 から フーガ
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)
録音:1969年5月20日、プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルジャーク・ホール、
「プラハの春」音楽祭、ライヴ




<CZECH RADIOSERVIS>
CR 0439-2 2枚組 \2650
エルネスト・ブロッホ(1880-1959):ヴァイオリン作品集
無伴奏ヴァイオリン組曲第1番(1958)(*)
無伴奏ヴァイオリン組曲第2番(1958)(*)
ヴァイオリン・ソナタ第1番(1920)(+)
ヴァイオリン・ソナタ第2番「神秘的な詩」(1924)(+)
バール・シェム(ハシディ教徒の生活の3つの姿;1923)(+)
異国の夜(1924)(+)/アボダー(神の崇拝;1929)(+)
メロディー(1929)(+)/ヴァイオリン協奏曲(1937-1938)(#)
フランチシェク・ノヴォトニー(ヴァイオリン)
セルゲイ・ミルシテイン(ピアノ(+))
ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団(#)
トマーシュ・ネトピル(指揮(#))
録音:2007年6月17日(*)、2007年3月17-18日、5月20日(+)、プ
ラハ放送スタジオ(*/+)
2008年11月11-12日、ブルノ放送スタジオ(チェコ)(#)

OUT 025 \2180
【移行再発売】
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):交響組曲「シェエラザード」
チェコ・ナショナル交響楽団
レオ・ドリーハイス(指揮)
録音:2000年1月14日、プラハ市民会館スメタナ・ホール、ライヴ
ICNレーベル、ICN 030 からの移行再発売。



<Diskant>
DK 0113-2 \2180
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ全集 Vol.6
第3番ハ長調 Op.2 No.3/第23番ヘ短調「熱情」Op.57
第25番ト長調 Op.79/第24番嬰ヘ長調 Op.78
ダニエラ・ヴァリーンスカ(ピアノ)
録音:ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館
ダニエラ・ヴァリーンスカはブラチスラヴァ音楽院、サンクトペテルブク(レニ
ングラード)音楽院、ブラチスラヴァ音楽演劇アカデミーで学んだスロヴァキア
のピアニスト。バロック(彼女はチェンバロも演奏)から現代スロヴァキア作曲家
の新作に至る幅広いレパートリーを持ち、社会主義チェコスロヴァキア時代から
西欧や北米に進出、1991年からは母校ブラチスラヴァ音楽演劇アカデミー教授を
務めています。

DK 0115-2 \2180
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ全集 Vol.7
第18番変ホ長調 Op.31 No.3/第21番ハ長調「ヴァルトシュタイン」Op.53
第6番ヘ長調 Op.10 No.2
ダニエラ・ヴァリーンスカ(ピアノ)
録音:ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館

DK 0117-2 \2180
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ全集 Vol.8
第7番ニ長調 Op.10 No.3/第9番ホ長調 Op.14 No.1
第10番ト長調 Op.14 No.2/第26番変ホ長調「告別」Op.81a
ダニエラ・ヴァリーンスカ(ピアノ)
録音:ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館

DK 0119-2 \2180
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ全集 Vol.9
第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
第32番ハ短調 Op.111
ダニエラ・ヴァリーンスカ(ピアノ)
録音:ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館
全集完結篇。

DK 0112-2 \2180
ラディスラフ・クプコヴィチ(1936-):弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏のためのイニシャル(全12曲)
弦楽四重奏曲第7番ロ長調
アコーディオンと弦楽四重奏のための五重奏曲(*)
モイゼス四重奏団
スタニスラフ・ムハ(第1ヴァイオリン) 
フランチシェク・テレク(第2ヴァイオリン)
アレクサンデル・ラカトシュ(ヴィオラ) 
ヤーン・スラーヴィク(チェロ)
ボリス・レンコ(アコーディオン(*))
録音:2008年6月、シャモリーン(スロヴァキア)、コンサート・ホール
クプコヴィチはブラチスラヴァに生まれ、1969年西ドイツ(当時)に移住した作
曲家。

DK 0114-2 \2180
アコーディオン・モノローグ
スヴェトザール・ストラチナ(1940-1996):世界と子供たち(1960)
ユライ・ハトリーク(1941-):ノネット(9つの平易な練習曲;1993)
ミラン・ノヴァーク(1927-):デカメロン(ドリスの主題による10の変奏曲;2001)
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):ジョコモビル[Giocomobil](1995)
ヨゼフ・ポトプロツキー(1944-):田舎風カプリッチョ Op.49(2004)
ユライ・ハトリーク:メランコリー・モノローグ(1967)
ライムント・カーコニ(アコーディオン)
録音:2008年9-10月、シャモリーン(スロヴァキア)、コンサート・ホール
スロヴァキアのアコーディオン奏者ライムント・カーコニ(1950年生まれ)が弾く
スロヴァキア作曲家のオリジナル作品。

DK 0116-2 \2180
コントラバスとピアノのためのスロヴァキア音楽
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):ソナタ(2001)
ラディスラフ・クプコヴィチ(1936-):葬送ソナタ(2001)
ユライ・ハトリーク(1941-):
A・M・リルケおよびE・マイスターを記念するソナタ「愛、感覚、苦悩」(1999)
ヴラディミール・ボケス(1946-):オスティナート Op.69(1998)
デュオ・シャシナ
ラドスラフ・シャシナ(コントラバス)
ダナ・シャシノヴァー=サトゥリ(ピアノ)
録音:2008年7月、ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館
当レーベルから両名名義(ラド・シャシナ、ダナ・シャシナ)でボッテジーニの
作品集(DK 0065-2)を出していた二人による珍しいコントラバス・レパートリー。
セリェンカとクプコヴィチの収録作品はデュオ・シャシナのために書かれたも
のです。

DK 0120-2 \2180
スロヴァキアの歴史的オルガン Vol.5
アドルフ・フリードリヒ・ハッセ(1809-1863):
序奏、主題と変奏曲イ長調 Op.47/幻想曲 Op.58 No.2/ラルゲット
フランツ・クサヴァー・シュニーツァー(1740-1875):
オルガン・ソナタ第4番ニ長調/同第5番変ロ長調
ジョヴァンニ・モランディ(1777-1856):オルガン・ソナタ 第5集 Op.22 から
第2番(エレヴァツィオ),第1番(オフェルトリウム)
ヤーン・ヴラディミール・ミハルコ(オルガン)
録音:2008年9月、ミヤヴァ(スロヴァキア)、ルター派教会
使用楽器:1870年、マルチン・シャシュコ製

DK 0121-2 \2180
クラリネットとピアノのための音楽
メンデルスゾーン(1809-1847):ソナタ変ホ長調(1823)
ドビュッシー(1862-1935):第1狂詩曲
ヴァレンティーノ・ブッキ(1916-1976):クラリネット独奏のための協奏曲
アルバン・ベルク(1885-1935):4つの小品 Op.5(1913)
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):ソナタ
エフゲニー・イルシャイ(1951-):感謝のソナタ[Sonata del grato](2008)
レナード・バーンスタイン(1918-1990):前奏曲、フーガとリフ から リフ
ブラニスラフ・ドゥゴヴィチ(クラリネット)
ラディスラフ・ファンゾヴィツ(ピアノ)
録音:2008年7月、ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館
ブラニスラフ・ドゥゴヴィチ(1978年生まれ)はブラチスラヴァ音楽院および音楽
アカデミーで学んだクラリネット奏者。ラディスラフ・ファンゾヴィツ(1980年
生まれ)は当レーベルの看板アーティストの一人となりつつあるマリアーン・ラ
プシャンスキー門下のピアニスト。

DK 0092-2 ※在庫限定特別価格 \1150(ご注文先着です)
【旧譜・再案内】
ベストセラーズ・オヴ・マスターズ Vol.4
ブラームス/ジョルジュ・シフラ編曲:ハンガリー舞曲第6番変ニ長調
シューベルト/リスト編曲:セレナード
ドヴォルジャーク:スラヴ舞曲ホ短調 Op.72 No.2
ウラディーミル・ホロヴィッツ:
メンデルスゾーンの「結婚行進曲」による変奏曲(*)
ジョルジュ・シフラ:
ヨハン・シュトラウス II の「美しく青きドナウ」による変奏曲(*)
ウラディーミル・ホロヴィッツ:ビゼーの「カルメン」の主題による変奏曲(*)
ブラームス/ジョルジュ・シフラ編曲:ハンガリー舞曲第5番嬰へ短調
ショパン:前奏曲ロ短調 Op.28 No.6
ヨハン・シュトラウス II/ジョルジュ・シフラ編曲:
トリッチ=トラッチ・ポルカ
J・S・バッハ:前奏曲ハ長調 BWV846
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331 から トルコ行進曲
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27 No.2 から 第1楽章
ショパン:ワルツ変ニ長調 Op.64 No.1
シューマン:トロイメライ
ジョプリン:エンターテイナー(ラグタイム)
ショパン:夜想曲変ホ長調
ヤロスラフ・イェジェク:ブガッティ・ステップ
ラディスラフ・ファンゾヴィツ(ピアノ)
録音:2006年3月、ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館
好評を博した「大ピアニストたちのピアノ作品集」(DK 0085-2)に続く、1980年
生まれのスロヴァキアの若手ファンゾヴィツのアルバム。




<Trito Records>
TD 0053 2枚組 \2980
ブラームス:交響曲全集
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
カダケス管弦楽団
2008年1月、サラゴサ(スペイン)、アウディトリオ、ライヴ録音




<Brilliant Classics>
BRL 93934 2枚組 \1080
ハイドン:弦楽四重奏曲集 第11巻
弦楽四重奏曲Op.76
ブッフベルガー四重奏団

BRL 9014 25枚組 \9450
Legendary Russian Pianists
ロシア 伝説のピアニストたち
Disc. 1
コンスタンティン・イグムノフ(pf)
ショパン:マズルカ第33番Op.56-1
スクリャービン:2つの詩曲より 嬰ヘ長調Op.32-1
シューマン:クライスレリアーナOp.16
チャイコフスキー:四季Op.37b
Disc. 2
グリゴリー・ギンズブルグ(pf)
リスト:ベートーヴェンの「アテネの廃墟」による幻想曲
サムイル・フェインベルグ(pf)
スクリャービン:ピアノ協奏曲Op.20
アレクサンドル・ガウク指揮、モスクワ放送交響楽団
ハインリッヒ・ノイハウス(pf)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
アレクサンドル・ガウク指揮、モスクワ放送交響楽団
Disc. 3
レフ・オボーリン(pf)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番K.466
ダヴィッド・オイストラフ指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
アレクサンドル・ガウク指揮、モスクワ放送交響楽団
ルドルフ・ケレル(pf)
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番
アレクサンドル・ガウク指揮、大交響楽団
プロコフィエフ:「三つのオレンジへの恋」よりマーチ
Disc. 4
マリヤ・ユーディナ(pf)
J.S.バッハ(リスト編):前奏曲とフーガ イ短調
リスト:バッハの「泣き、嘆き、憂い、怯え」の主題による変奏曲
ベートーヴェン:ピアノソナタ第5番、第32番
Disc. 5、Disc. 6
ヴラディーミル・ソフロニツキー(pf)
スクリャービン:
ピアノソナタ第3番、第9番「黒ミサ」、
第10番、第2番「幻想ソナタ」よりアンダンテ
2つの詩曲Op.32-2、Op.44-1、Op.63-1、Op.69
3つの小品Op.45-1、Op.52-1、3
4つの小品Op.51-3 、Op.56-2
2つの小品Op.57-1、Op.59-1
悪魔的詩曲Op.36、2つの舞曲Op.73
ポロネーズOp.21、ワルツOp.38、マズルカOp.40-2
24の前奏曲Op.11-2-13、15-17、19-24、
6つの前奏曲Op.13-1、3、6
5つの前奏曲Op.15-1、Op.16-2、4、5
4つの前奏曲Op.22-2
2つの左手のための小品Op.9-1
12の練習曲Op.8-12、Op.42-4-6
Disc. 7
ヴラディーミル・ホロヴィッツ(pf)
ショパン:練習曲Op.10-4、5「黒鍵」、8、Op.25-3
マズルカ第7番、第27番、第32番
スケルツォ第4番、ピアノソナタ第2番より第1楽章
リスト: 詩的で宗教的な調べより「葬送」、ピアノソナタ ロ短調
Disc. 8
マリヤ・グリンベルク(pf)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
アレクサンドル・ガウク指揮、ソビエト国立放送交響楽団
タチアナ・ニコラーエワ(pf)
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第1番BWV.1052
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、ソビエト国立放送交響楽団
Disc. 9
ヤコフ・フリエール(pf)
ショパン:ピアノソナタ第2番
ラフマニノフ:前奏曲Op.3-2、Op.23-5
カバレフスキー:24の前奏曲Op.38
Disc. 10
イゴール・ジューコフ(pf)
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、ソビエト国立交響楽団
ドミトリー・バシュキロフ(pf)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番K.491
アレクサンドル・ガウク指揮、ソビエト国立放送交響楽団
Disc. 11
ヤコフ・ザーク(pf)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ダヴィッド・オイストラフ指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ベラ・ダヴィドヴィチ(pf)
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番
アレクサンドル・ガウク指揮、ソビエト国立放送交響楽団
Disc. 12
ヴィクトル・メルジャーノフ(pf)
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、ソビエト国立交響楽団
アレクサンドル・イオケレス(pf)
ファリャ:ピアノと管弦楽のための交響的印象「スペインの庭園の夜」
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
オネゲル:ピアノ小協奏曲
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、ソビエト国立放送交響楽団
Disc. 13-Disc. 15
スビャトスラフ・リヒテル(pf)
ベートーヴェン:
ピアノソナタ第3番、第27番、第28番、第30番、第31番、第32番
リスト:ピアノソナタ ロ短調
シューベルト:ピアノソナタ第21番D.960、第9番D.575
Disc. 16-Disc. 18
エミール・ギレリス(pf)
ショパン:
ノクターンOp.48-1、ピアノソナタ第2番、第3番、「英雄ポロネーズ」、
即興曲第2番Op.36
プロコフィエフ:ピアノソナタ第2番、第3番、第8番、束の間の幻影Op.22抜粋、
トッカータOp.11、「三つのオレンジへの恋」よりマーチ
ベートーヴェン:ピアノソナタ第29番「ハンマー・クラヴィーア」
Disc. 19
ラザール・ベルマン(pf)
リスト:
ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」、メフィスト・ワルツ第1番、
超絶技巧練習曲抜粋、スペイン狂詩曲
Disc. 20
ウラディーミル・アシュケナージ(pf)
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、ソビエト国立交響楽団
ヴィクトリヤ・ポストニコワ(pf)
ラフマニノフ:ショパンの主題による変奏曲、W.R.のポルカ、前奏曲Op.3-2
アレンスキー:「バフチサライの泉」への前奏曲
Disc. 21
ネリー・アコピアン=タマリナ(pf)
ブラームス:3つの間奏曲Op.117
シューマン:幻想曲Op.17、アラベスクOp.18
Disc.22
ニコライ・デミジェンコ(pf)
スクリャービン:
ピアノソナタ第2番「幻想ソナタ」、第9番「黒ミサ」、
詩曲「炎に向かって」Op.72、12の練習曲Op.8-2、4、5、Op.42-3、4、7、
4つの小品Op.51
プロコフィエフ:つかの間の幻影Op.22
Disc. 23
ミハイル・プレトニョフ(pf)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番K.271「ジュノーム」
ヴィクトル・トレチャコフ指揮、国立室内管弦楽団
アンドレイ・ガヴリーロフ(pf)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
ユーリ・テミルカーノフ指揮、ソビエト国立交響楽団
Disc. 24
エフゲニー・キーシン(pf)
リスト:リスト:
森のささやき、3つの演奏会用練習曲より「軽やかさ」、愛の夢第3番、
ハンガリー狂詩曲第12番、超絶技巧練習曲第10番
シューマン:交響的練習曲Op.13、アベッグ変奏曲Op.1
シューマン(リスト編):献呈
Disc. 25
ニコライ・ルガンスキー(pf)
ラフマニノフ:絵画的練習曲Op.33、Op.39
※一部収録曲順番が入れ替われる場合があります。ご了承ください。

BRL 8886 5枚組 \2550
アンジェロ・ジラルディーノ:超絶技巧練習曲全集
世界初録音
クリスティアーノ・ポルケッドゥ(Guitar)

BRL 9010 10枚組 \4580
ヒストリカル・ロシアン・アーカイヴ シリーズ
ルドルフ・バルシャイ(Cond)名演奏集
Disc. 1、Disc. 2
J.S.バッハ(バルシャイ編):フーガの技法 管弦楽版
グルック:ドンジョバンニより「アレグレット」
ラモー:
六重奏用に編曲された6つのコンセールより第6番ト短調、ガボット イ長調
リュリ:メヌエットとアリオーソ ルドルフ・バルシャイ(Vla)
マラン・マレ:昔のフランスの5つの踊りより
「プロヴァンスの」「ミュゼット」「バスクの」
パーセル:4声のファンタジア第8番、第12番
ルドルフ・バルシャイ指揮、モスクワ室内管弦楽団
Disc. 3
ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調
ティモフェイ・ドクシツェル(Trp)
ハイドン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調
アルトゥール・モレイラ=リマ(pf)
ハイドン:交響曲第100番「軍隊」
ルドルフ・バルシャイ指揮、モスクワ室内管弦楽団
Disc. 4
モーツァルト:交響曲第29番 K.201
モーツァルト:ディヴェルティメント第17番 K.334
ルドルフ・バルシャイ指揮、モスクワ室内管弦楽団
Disc. 5
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 ジョン・リル(pf)
ベートーヴェン:交響曲第8番
ルドルフ・バルシャイ指揮、モスクワ室内管弦楽団
Disc. 6
ドビュッシー:子供の領分より「小さな羊飼い」
プーランク:6人組のアルバムより「ワルツ」
ヒンデミット:
愛好家および音楽仲間が歌い演奏する音楽より「クーアプファルツからきた狩人」
マルティヌー:ディヴェルティメント
バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント
エフゲニー・スミルノフ(Vln)ルドルフ・バルシャイ(Vla)
バルトーク(レオ・ヴァイネル編):子供のために 管弦楽版
ブリテン:単純な交響曲 作品4
ルドルフ・バルシャイ指揮、モスクワ室内管弦楽団
Disc. 7
ショスタコーヴィチ:交響曲第14番
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(Sop)マルク・レシェティン(Bs)
ミェチスワフ・ワインベルク:シンフォニエッタ第2番
ルドルフ・バルシャイ指揮、モスクワ室内管弦楽団
Disc. 8
ショスタコーヴィチ(バルシャイ編):室内交響曲Op.118a
ショスタコーヴィチ:
24の前奏曲とフーガ 作品87より第20番 ハ短調、前奏曲 作品87-8
ヤーン・ラーツ:弦楽のための協奏曲 作品16
ボリス・チャイコフスキー:室内交響曲
ルドルフ・バルシャイ指揮、モスクワ室内管弦楽団
Disc. 9
プロコフィエフ(バルシャイ編):つかの間の幻影 管弦楽版
プロコフィエフ:子供の音楽より「物語」
ミハイル・メエロビッチ:室内管弦楽のためのセレナーデ
カレン・ハチャトゥリアン:チェロソナタより「アリア」
アレクサンダー・ロクシン:交響曲第7番
ルドルフ・バルシャイ指揮、モスクワ室内管弦楽団
Disc. 10
レヴォリ・ブーニン:交響曲第5番
ルドルフ・バルシャイ指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
レヴォリ・ブーニン:室内管弦楽のための協奏曲
ストラヴィンスキー:弦楽のための協奏曲 ニ調
ストラヴィンスキー:ダンバートン・オークス協奏曲
ルドルフ・バルシャイ指揮、モスクワ室内管弦楽団
※すべてライヴ録音のため収録中の雑音が含まれています。
※一部収録曲順番が入れ替われる場合があります。ご了承ください。

BRL 9018 \540
ベリオ:「コロ」
ルチアーノ・ベリオ指揮、ケルン放送交響楽団、他

BRL 9119 \540
ヒナステラ:弦楽四重奏曲全集
ラテンアメリカ四重奏団
クラウディア・モンティエル(Sop)

BRL 9097 \540
ニーノ・ロータ:ピアノ曲集
戯れるイッポーリト、ファンタジア、Ballo della villanotta in erba、
フェリーニのカサノヴァによる組曲、バガテル、15の前奏曲、ワルツ
ミケランジェロ・カルボナーラ(pf)

BRL 93789 \540
リスト:オルガン曲集
バッハの名による前奏曲とフーガ、変奏曲「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」、
コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ
ハンス=ユルゲン・カイザー(Org)

BRL 93805 2枚組 \1080
ヘンデル:われらが主イエス・キリストの復活のオラトリオ
マルコ・ヴィターレ指揮、コントラスト・アルモニコ、他

BRL 93811 \540
モンテヴェルディ:タッソのテキストによるマドリガル集
リナルト・アレッサンドリーニ指揮、コンチェルト・イタリアーノ、他

BRL 93892 4枚組 \2050
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集全曲
ピーター=ヤン・ベルダー(Cemb)

BRL 93893 \540
ヴェラチーニ:序曲集
序曲第1番~第4番、第6番
ラインハルト・ゲーベル指揮、ムジカ・アンティクァ・ケルン

BRL 93902 2枚組 \1080
ロッシーニ(マウロ・ジュリーニ編):セミラーミデ ギターソロ版
世界初録音
イザール・エリアス(Guitar)

BRL 93910 \540
シューマン:
ダヴィッド同盟舞曲集 作品6、蝶々 作品2、ピアノソナタ第3番 作品14
マリアナ・イズマン(pf)
ヤング・ピアニスト・ファンデーション・シリーズ

BRL 93911 \540
ムソルグスキー:
展覧会の絵、幼年時代の思い出より「乳母と私」、こどもの遊び、
情熱的即興曲、スケルツォ、涙、クリミア海岸にて、瞑想、村にて、
市の情景とゴパック
ニーニョ・グヴェタッゼ(pf)
ヤング・ピアニスト・ファンデーション・シリーズ




<Berlin Classics>
●Reference Gold series
人気のある、いわゆるミッド・プライスのシリーズです。 第2弾となる今回は
10タイトルの発売です。
シリーズのタイトルは、ずばり「ゴールド」。 世界で活躍する演奏家、多彩な
収録曲、および高品質なデザインなど高い品質を保証します。

BC 11507 \1480
ロカテッリ:合奏協奏曲 Op.7より第1番-第6番
ハルトムート・ヘンヒェン指揮、C.P.E.バッハ室内管弦楽団

BC 11516 \1480
ベートーヴェン:交響曲第1番、第4番
ハインリヒ・シフ指揮、ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団

BC 11517 \1480
ハイドン:
交響曲第60番「うっかり者」、交響曲第94番「驚愕」、第103番「太鼓連打」
ハルトムート・ヘンヒェン指揮、C.P.E.バッハ室内管弦楽団

BC 11518 \1480
メンデルスゾーン:
チェロソナタ第1番、第2番
協奏的変奏曲 Op.17、無言歌 ニ長調 Op.109
ヤン・フォーグラー(Vc)ルイ・ロルティ(pf)

BC 11519 \1480
17世紀葬儀の音楽
シュッツ:
葬送音楽Op.7より ドイツ鎮魂ミサの形式によるコンチェルト SWV.279、
モテット「主よ、あなたさえこの世にあれば」 SWV.280、
シメオンの頌歌「主よ、あなたは今こそあなたのしもべを」
「主にあって死ぬ者は、幸いである」SWV.281、
宗教的合唱音楽 Op. 11より 第10曲「涙と共に種まく者は」SWV.378、
第20曲「その言葉はたしかに真実である」SWV.388
ミヒャエル・プレトリウス:
おお主よ 我 汝らを心から愛す、平安と歓喜もてわれは逝く、
泣き嘆くのをやめよ
ヨハン・ヘルマン・シャイン:挽歌
デマンツィウス:挽歌 我らの目に涙をあふれしむるは誰ぞ
ハワード・アーマン指揮、シュッツ・アカデミー

BC 11520 \1480
シューマン:
歌曲集「女の愛と生涯」Op.42
5つの陽気な歌Op.125より「春の楽しみ」、ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスタ
ー」にもとづくリートと歌Op.98aより「御存知ですか、レモンの花咲く国」
「ただ憧れを知る人だけが」「語らずともよい、黙っているがよいと言って下
さい」「もうしばらくこのままの姿にしておいて下さい」、7つの歌Op.104、
メアリー・ステュアート女王の詩Op.135、忍従の花Op.83-2、子供のための歌の
アルバムOp.79より「松雪草」
ミカエラ・カウネ(Sop)ブルクハルト・ケーリング(pf)

BC 11521 \1480
ヴィヴァルディ:四季
ヴァイオリン協奏曲Op.8-5「海のあらし」、
ヴァイオリンと2群の合奏協奏曲RV.583
トーマス・ツェートマイアー(Vln)カメラータ・ベルン

BC 11522 \1480
デスティネーション・ロンドン
2つのフルートとヴィオラ、チェロのための作品集
カール・シュターミッツ:トリオ ト長調
J.C.バッハ:4つの四重奏曲より第1番、第2番
ハイドン:4つのフルート三重奏曲Hob.IV-1、2
カール・フリードリヒ・アーベル:
2本のフルートとチェロのための三重奏曲Op.16-4
アビンドン卿:カントリー・ダンス、他
ヴィルベルト・ハーツェルツェト、マリオン・モーネン(トラヴェルソ)、他

BC 11523 \1480
ドルチェ ミオ ベン -アリア集
フランチェスコ・ガスパリーニ、フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ、
ニコラ・マティス、ルッジェーロ・フェデーリらの作品より
マイテ・ボーモン(MSop)
ウォルフガング・カチュナー指揮、ベルリン・ラウテン・カンパニー

BC 11524 \1480
トランペット協奏曲集
リヒャルト・ムッゲ、フェルディナンド・アントニオ・ラッツァーリ、
テレマン、ペトロニオ・フランチェスキーニ、L.モーツァルト、
ヴィヴァルディ、ハイドンらの作品より
ルートヴィヒ・ギュトラー(Trp)ザクセン・ヴィルトゥオーゾ



<MEMBRAN>
●Membran 10CD BOX Series
各セットの詳細はこちら

MEMBRAN 231055
シューベルト:名曲集

MEMBRAN 231056
シューベルト:歌曲集

MEMBRAN 231058
ユージン・オーマンディ(Cond)名演奏集
 
MEMBRAN 231059
レオポルド・ストコフスキー(Cond)名演奏集

MEMBRAN 231060
カール・ベーム(Cond)名演奏集

MEMBRAN 231881
ゲーテの詩による歌曲集

MEMBRAN 232107
プッチーニ:オペラ集

MEMBRAN 232540
ウィーン・フィル名演奏集

MEMBRAN 232541
ルドルフ・ショック 名唱集




<Opus Arte DVD>
OA 1004(DVD-Video) \3600
アルゲリッチ プレイズ モーツァルト
マルタ・アルゲリッチ(pf)、他

東京ライヴ2005

OA 1009(DVD-Video) \5480
OA 7028BD(Blu-ray) \6450

モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」
チャールズ・マッケラス指揮、
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、他
コヴェントガーデン王立歌劇場2008

OA 7026BD(Blu-ray) \6450
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」
ケント・ナガノ指揮、ベルリン・ドイツ交響楽団、他
バーデン・バーデン祝祭劇場2006

OA 7030BD(Blu-ray) \5480
アダン:ジゼル
ボリス・グルージン指揮、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、他
英国ロイヤル・バレエ団2006




<HARDY CLASSIC VIDEO>
HCD 4038(DVD-Video) \3600
ケルビーニ:歌劇「メデア」
エヴェリーノ・ピド指揮、トリノ王立劇場管弦楽団、他
トリノ王立劇場2008

<DELOS>
DE 1038 \1750
ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲ト短調Op.57 
シュニトケ:ピアノ五重奏曲
コンスタンティン・オルベリアン(ピアノ) 
モスクワ弦楽四重奏団
類稀な名録音を数多く残している「ロシアのアメリカ人」ピアニスト&指揮者
オルベリアン。近年はピアニストとしての活躍が著しい彼が、ショスタコーヴィ
チとシュニトケのピアノ五重奏曲に挑んだ当盤では、ロシアとアメリカという
2つの偉大な社会を調和するような、圧倒的な洗練とテンペラメントを聴かせて
くれます。また、生前のシュニトケが愛してやまなかった名門モスクワSQの精
緻で華麗なアンサンブルも大きな聴きどころです。

DE 3369 \2080
ワーグナー:《トリスタンとイゾルデ》-前奏曲と愛の死
ベルリオーズ:劇的交響曲《ロメオとジュリエット》Op.17-愛の情景
チャイコフスキー:幻想序曲《ロメオとジュリエット》
オレゴン交響楽団 
指揮:ジェイムズ・デプリースト
デロス・レーベル35周年を祝う当盤には、当レーベルに33年間にわたって17枚
の録音を残してきた巨匠デプリースト&オレゴン響の演奏を収録。ワーグナー、
ベルリオーズ、チャイコフスキーらが綴った甘美な悲劇愛の調べは、2003年に
オレゴン響を退任したデプリーストにとって、同響との最後のレコーディング
になりました。そんな万感の思いが詰まった名演の数々を、心ゆくまでお楽し
みください。

DE 3376 2枚組 \2950
バラキレフ:コンプリート・ロマンセス
CD1(全23曲)
君は魅力的な優しさにあふれ/輪/スペインの歌/ブリガンドの歌/舟歌/抱
いて、キスして/勇士/私のそばに来て/ララバイ/セリームの歌/私の胸は
こんなにも高鳴り/シュド・アイ、ア・ブレイヴ・ラッド/ホエン、ケアレス
/アップ・イン・ザ・スカイ/夜よ、密かに私を連れ去り/熱狂/ユダヤの歌
/金魚の歌/なぜに/老人の歌/グルジアの歌/あなたの澄んだ美しい声が聞
こえて/夢
CD2(全20曲)
湖畔にて/砂漠/私はあの人を愛していた/人はいつも言った/松/海は波立
たず/夜の曲/花々のあいだで/赤い夕焼けは燃え尽きて/色づいた麦畑が波
打つとき/前奏の歌/夢/私はあなたに挨拶にきた/友よ、見て/ささやき、
密かなため息/歌/神秘的な冷たい仮面の下から/眠れ/夕暮れ/ザ・クリフ
マルガリータ・アラヴェルディアン(ソプラノ) 
アレクサンドル・ゲルガロフ(バリトン) 
リュボフ・ソコロワ(メゾ・ソプラノ) 
ジョルジー・セレズニェフ(バス) 
ユーリ・セロフ(ピアノ)
ここ数年に渡って、ロシア人作曲家の歌曲やロマンスの全集録音を積極的に行っ
てきたデロス・レーベル。2枚組からなる当盤には、「ロシア5人組の巨匠」バ
ラキレフが残した全てのロマンス歌曲を収録。詩を愛し、それらに適切な繊細
で美しい音楽をつける彼の作曲技法は、しばしばボロディンやチャイコフスキ
ーの高みに達しています。名ピアニスト・セロフと、実力派歌手陣の、明晰な
知性に彩られた歌唱でお楽しみください。

DE 3391 \2080
J.S.バッハ:トリオ・ソナタ集
1.トリオ・ソナタ ト長調BWV.1038
2. 同 ト長調BWV.1039
3.音楽の捧げものBWV.1079-第9曲 無窮カノン
4.フルートとチェンバロのためのソナタ第3番BWV.1032
ラファエレ・トレヴィサーニ(フルート) 
パオラ・ジラルディ(ピアノ) 
ピエト・コーンホフ(ヴァイオリン)
イタリアを代表するフルート奏者トレヴィサーニは、天才ゴールウェイが才能
を認める数少ない弟子の一人で、現在は彼の愛器ムラマツ製の14金フルートを
所有しています。当盤には、イタリアのピアニスト・ジラルディと、南アフリ
カのヴァイオリニスト・コーンホフとともに録音した、J.S.バッハのトリオ・
ソナタ集を収録。当レーベルに多くの名録音を残している彼らが、精緻で輝か
しい「黄金のアンサンブル」をお届けします。

DE 3394 2枚組 \2950
ヘンデル:8つの偉大なクラヴィーア組曲集
組曲第1番イ長調HWV.426
組曲第2番ヘ長調HWV.427
組曲第3番ニ短調HWV.428
組曲第4番ホ短調HWV.429
組曲第5番ホ長調HWV.430
組曲第6番嬰へ短調HWV.431
組曲第7番ト短調HWV.432
組曲第8番へ短調HWV.433
シャコンヌ ト長調HWV.435
ジョリィ・ヴィニコーア(チェンバロ)
名チェンバロ奏者ヴィニコーアが、ヘンデル没後250年を記念して、偉大な8つ
の《クラヴィーア組曲》と、今回のために特別ヴァージョンで仕上げられた
《シャコンヌ》を奏でます。各曲にただよう高貴で、柔軟で、温かく、しかも
バラエティにあふれた雰囲気は、鍵盤奏者だけでなく、指揮やオペラでも活躍
する彼のマルチな才能とキャリアのあらわれと言えるでしょう。

DE 3395 \2080
1.レオンカヴァッロ:《道化師》-ごめんください、皆さまがた
/ホロストフスキー
2.チレア:《アドリアーナ・ルクヴルール》-苦い喜び、甘い責め苦を
/ドマシェンコ
3.ラフマニノフ:春の洪水Op.14-11/グリャコヴァ
4.チャイコフスキー:《スペードの女王》-エレツキーのアリア
/ホロストフスキー
5.ボロディン:《イーゴリ公》 -コンチャコーヴナのカヴァティーナ
/ポドレシ
6.リムスキー=コルサコフ:《五月の夜》-レフコの歌/シュトーダ
7.ヴィラ=ロボス:《アマゾンの森》-センチメンタル・メロディ
/フレミング
8.ヘンデル:《アレクサンダーの饗宴》-王子/オジェー
9.ヘンデル:《リナルド》-風よ、旋風よ/ポドレシ
10.ヴェルディ:《トロヴァトーレ》-君の微笑み/ホロストフスキー
11.アレンスキー:《ラファエロ》-デュエット
/ドマシェンコ&パヴロフスカヤ&グリヴノフ
12.チャイコフスキー:《オプリーチニク》-ナターリャのアリオーソ
/グリャコヴァ
13.ラフマニノフ:《アレコ》-アレコのカヴァティーナ/ゲレロ
14.プッチーニ:《トゥーランドット》-この宮殿の中で/マルク
15.コルディフェッロ:カタリ・カタリ(つれない心)/ホロストフスキー
ディミトリー・ホロストフスキー(バリトン) 
マリーナ・ドマシェンコ(メゾ・ソプラノ) 
オリガ・グリャコヴァ(ソプラノ) エヴァ・ポドレシ(アルト) 
ダニール・シュトーダ(テノール) ルネ・フレミング(ソプラノ) 
アーリーン・オジェー(ソプラノ) タチアナ・パヴロフスカヤ(ソプラノ) 
フセヴォロド・グリヴノフ(テノール) ヴァシリー・ゲレロ(バリトン) 
アレッサンドラ・マルク(ソプラノ) 
ロシア・フィルハーモニア 指揮:コンスタンティン・オルベリアン他
デロス・レーベル35周年を祝うオペラ・ガラは、レーベル創設者のアメリア・
ヘイグッド(1919‐2007)に捧げるために製作されたアルバムです。誰よりも歌
を愛してやまなかったアメリアにふさわしい、新鮮で、宝石のように輝かしく、
しかも身近に感じられる、完璧なプログラムをご用意しました。当レーベル初
の偉大な歌手となった亡きオジェーから、現代最高のスター歌手ホロストフス
キーまで揃えた、豪華な名歌唱をお楽しみください。



<TESTAMENT>
《トロイ人》は通常のUKプレス盤になります。
日本語解説は付きません。

SBT4 1443 4枚組 \7400
ベルリオーズ:歌劇《トロイ人》(全曲)
ボーナス・トラック
ジョン・ヴィッカース・インタビュー
インタビュアー:ジョン・トランスキー
1998年10月25日 バービカン・シネマにて
世界初発売
ブランシェ・シーボム(Ms)・・・・・ディドー
ジョン・ヴィッカース(T)・・・・アエネーアス
エイミー・シュアード(S)・・・カサンドラー
ラウリス・エルムス(Ms)・・・・アンナ
デイヴィッド・ケリー(Bs)・・・・・ナルバール
マイケル・ランドン(Bs)・・・・・パンテー
ジョーン・カーライル(S)・・・・・アスカーニュ、他
コヴェントガーデン王立歌劇管弦楽団&合唱団
指揮:ラファエル・クーベリック
録音:1957年6月20日 コヴェントガーデン ライヴ (モノラル録音)
ベルリオーズ晩年の超大作で、主としてその規模故に作曲者存命中には部分的な
上演しか行われず、完全な姿で上演されるまでに100年以上を要した《トロイ人》。
1957年にクーベリックの指揮によりコヴェントガーデンで上演された貴重な記
録がここに蘇りました。ディドー役にはブランシェ・シーボム、アエネーアスを
ポスト・デルモナコと称されたヴィッカーズが歌い、20世紀を代表するイギリス
のドラマティック・ソプラノ、エイミー・シュアードがカサンドラー・・・と
錚々たる歌手陣を揃えての上演は《トロイ人》を5幕のオペラとして復活させる
きっかけともなった画期的なできごとでした。《トロイ人》全曲上演はベルリオ
ーズの死後21年経った1890年に、カールスルーエで行なわれましたが、これはド
イツ語版上演。その後1899年に第1部<トロイアの陥落>がパリのオペラ座で上
演されました。1921年にはかなりカットされた全曲版が同じくオペラ座で上演さ
れ、この版で1957年にロンドン、コヴェント・ガーデンで上演されたものが今回
のこの録音です。



<ACCORD>
4802341 2枚組 \4160
ルイーズ・ベルタン:歌劇《ラ・エスメラルダ》全4幕
マヤ・ブーグ(ソプラノ:ラ・エスメラルダ) 
マニュエル・ヌレス・カメリーノ(テノール:ホエーブス) 
フランチェスコ・エレルロ・ダルテーニャ(バス:クロード・フローロ) 
フレデリック・アントウン(テノール:カジモド)他 
ラトビア包装合唱団
モンペリエ国立管弦楽団 
指揮:ローレンス・フォスター
録音:2008年7月23日 モンペリエ 新録音 ライヴ
19世紀フランスの女流作曲家ルイーズ・ベルタンの幻の名作オペラ《エスメラル
ダ》の今世紀初演奏(演出なしのコンサート形式)をCD化。原作は文豪ヴィクトル
・ユゴーの名作《ノートルダムの背むし男》。ユゴーの作品は多数オペラ化され
ていますが、彼が直々に台本を書いてオペラ制作に参加したのは、友人だったベ
ルタンの本作のみ。それに同じく彼女の友人ベルリオーズも、アドバイスを与え
ることを惜しまなかったそうです。

4802007 8枚組 \7200
ジャン・ギュー/初期録音作品集(1966-73)
Vol.1「クラシック」
CD1
J.S.バッハ、ダンドリュー、ダカン
使用オルガン:サン・トゥスタッシュ教会、パリ
CD2
J.S.バッハ、ブラームス、メンデルスゾーン
使用オルガン:サン・トゥスタッシュ教会、パリ
CD3
J.S.バッハ、フレスコバルディ、セイシャス、ブクステフーデ
使用オルガン:聖マティアス教会&ルーテル教会、ベルリン
CD4
J.S.バッハ
使用オルガン:グロスミュンスター大聖堂、チューリヒ
CD5
J.S.バッハ:クラヴィーア練習曲集第1巻より
CD6
J.S.バッハ:クラヴィーア練習曲集第2巻より/同:音楽の捧げものBWV.1079
使用オルガン:グロスミュンスター大聖堂、チューリヒ&ルーテル教会、
ベルリン
CD7
アーン&C.P.E.バッハ:協奏曲集
使用オルガン:ルーテル教会、ベルリン
CD8
C.P.E.バッハ&ハイドン:協奏曲集
使用楽器:グロスミュンスター大聖堂、チューリヒ&ルーテル教会、
ベルリン(C.P.E.バッハ)

4802099 5枚組 \4500
ジャン・ギュー/初期録音作品集(1966-73)
Vol.2「ザ・モダン」
CD1
J.ギュー:オルガン遊戯/
メシアン:栄光に輝く体-第4曲死と生の戦い/
同:主の降誕-第6曲<天使たち>/
同:キリストの昇天-第3曲キリストの栄光を自らのものとした魂の歓喜の高まり
使用オルガン:サン・トゥスタッシュ教会、パリ&ルーテル教会、
ベルリン(メシアン)
CD2
J.ギュー:シンポジウム第2番(ピアノとオルガンのための)
同: 同 第4番(ピアノとオルガンとパーカッションのための)
※クリスマス伝承曲に基づく即興演奏
使用オルガン:サン・トゥスタッシュ教会、パリ
クリスティアン・イヴァルディ(ピアノ) 
ジャン=クロード・カサドシュ&マリー=エリザベス(パーカッション)
CD3
J.ギュー:交響曲入門(3台のオルガンのための再録音)
※パーセルの主題に基づく即興演奏/同:トッカータ
使用オルガン:サン・トゥスタッシュ教会、パリ
CD4
ティスネ、リスト、シューマン、ウィドール、バツェヴィッツ、
フィリポット、プロコフィエフ:トッカータOp.11
使用オルガン:サン・トゥスタッシュ教会、パリ&聖マティアス教会、
ベルリン&サンフランシスコ
CD5
J.ギュー:ヴィジョンズ・コズミックス/同:シンフォニエッタ/
ジョリヴェ:マンダラ
使用オルガン:サン・トゥスタッシュ教会、パリ&聖マティアス教会、ベルリン
ジャン・ギュー(オルガン)
録音:1966-73年
世界各地の名オルガンを精力的に紹介し続けている巨匠ジャン・ギューの80歳の
誕生日を記念した2集からなるアルバム。1966-73年にかけて、彼がフィリップス
に残した初期録音集で、今回が初CD化となる未発表音源が多数含まれています。
8枚組の第1集は、J.S.バッハを中心とした古典の「クラシック」、5枚組の第2集
は、即興演奏を得意とする彼の自作や同時代の名作を集めた「ザ・モダン」とな
っています。




<MD+G>
94015626(SACD-Hybrid) \2950
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.5
ピアノ協奏曲第8番ハ長調K.246
ピアノ協奏曲第5番ニ長調K.175
ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ&指揮) ローザンヌ室内管弦楽団
録音:2008年6月25-28日 ローザンヌ メトロポール
好評裡に着々と進行しているツァハリアス&ローザンヌ室内管の「モーツァルト
・ピアノ協奏曲全集」。第5弾には、モーツァルト初のオリジナル・ピアノ協奏
曲である第5番、父レオポルトの弟子に捧げられた第8番、簡潔な構成と美しい旋
律で描かれた名曲第23番を収録。常に繊細でみずみずしく、しかも考え抜かれた
ツァハリアスのピアノの魅力とともに、近年、成長著しいオーケストラにもぜひ
ご注目ください。

90515646(SACD-Hybrid) \2950
ヘンデル:リコーダーとチェンバロのためのソナタ集
ソナタ ニ短調HWV.367
ソナタ ヘ長調HWV.369,Op.1‐2
ソナタ イ短調HWV.362,Op.1‐4
ソナタ 変ロ長調HWV.377
アンダンテ ニ短調HWV.409
メヌエット ニ短調
ソナタ ト長調HWV.360,Op.1‐2
ソナタ ハ長調HWV.367Op.1‐7
ハイコ・テル・スケヘット(リコーダー)  ツヴィ・メニカー(チェンバロ)
録音:2008年6月25-28日
オランダを代表するリコーダー奏者スケヘットと、古楽鍵盤の名手メニカーが贈
る、珠玉のヘンデル・フルート・ソナタ集。当盤でもっとも注目していただき
たいのは、ヘンデルの生前にロンドンで作られた18世紀のアルト・リコーダー
を、スケヘットが忠実に再現して作った楽器の音色です。彼のあくなき情熱と、
300年ものの宝石の忠実な再現を、SACDの高音質でたぷりお楽しみください。

30115632 \2080
ノットゥルノ(ギター室内楽作品集) 
J.クロイツァー:トリオ イ長調Op.16(フルート、クラリネット、ギター)
W.マーティカ:ノットゥルノ変ホ長調Op.18(クラリネット、ホルン、ギター)
A.ディァベッリ:ノットゥルノ イ長調(クラリネット、ギター)
ルドルフ大公:
セレナーデ変ロ長調(クラリネット、ヴィオラ、ファゴット、ギター)
コンソルティウム・クラシクム
録音:2008年5月26-28日 マリエンミュンスター修道院
クラリネットの名手クレッカー率いるコンソルティウム・クラシクムの最新アル
バムは、19世紀前半の作曲家たちが残したギターとクラリネットのために書いた
室内楽作品集。有名な出版業者でギターの名教師でもあったクロイツァー、ベー
トーヴェンのパトロンで作曲の弟子でもあったルドルフ大公など、4人の作曲家
の作品を収録。どの作品も妙技が楽しく、ギターとクラリネットの音色の美しい
溶けあいが、いつまでも耳に残ります。

32415652 \2080
ファゴッティシマ IV
1.モーツァルト:アイネ・クライネ・ラッハムジーク
2.R.ショットシュテット:《私と握手してください》変奏曲
3.D.ドンディーヌ:楽しみのために
4.ロッシーニ:《ウィリアム・テル》序曲-イントロダクション
5.同:猫のデュエット
6.D.ドンディーヌ:気晴らしのために
7.ベルリオーズ:幻想交響曲-断頭台への行進
8.フンパーディンク:《ヘンゼルとグレーテル》-二人の祈り
9.ブラームス:ハンガリー舞曲第6番
10.同:姉妹
11.G.ペーター:レンツ・サーカスの思い出
12.D.エリントン:クレオール・ラヴ・コール
13.J.ゲーゼ:タンゴ・ジェラシー
14.ガーシュウィン:サマータイム
15.R.ショットシュテット:《ハッピー・バースデイ》変奏曲
16.シュトルツ:わが心の皇帝
17.:フランツェン:忠誠なる軽騎兵
ギュルツェニヒ・ファゴット五重奏団
録音:2008年8月26-28日 ホンラス福音教会
待ちに待った甲斐がありました。名門ギュルツェニヒ・ファゴット五重奏団が、
待望の4thアルバムをついにリリース。クラシックやジャズの名曲から珍曲まで、
当団の主宰者ショットシュテットの名編曲で、縦横無尽な名演奏を繰り広げま
す。

<WEITBLICK>
SSS0089-2 \1980
ブルックナー:交響曲第7番(ノヴァーク版)
オイゲン・ヨッフム指揮
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1979年11月8日ヘルクレスザール・ミュンヘン,ステレオ・ライヴ録音
「ブル9」(SSS0071-2)の驚くべき名演でマニアの圧倒的支持を受けたヨッフム+
ミュンヘン・フィルのブルックナー。絶美のブル7が登場します。ヨッフムは多
くの演奏をスタジオ・ライヴに問わず遺しておりますが、当演奏は枯れ切った来
日公演(1986年)と元気いっぱいですが若干落ち着かない印象のある60年代のスタ
ジオ録音との中間にして理想形とも言える見事な演奏です。ミュンヘン・フィル
の演奏水準はチェリビダッケ着任早々ながら非常に高く、鄙びた味わいは南ドイ
ツのオーケストラならではです。音色にうるさいブルックナー・マニアも唸らせ
る名演と言えましょう。本来熱しやすい音楽家であるヨッフムが動的なブルック
ナー解釈から静的なものに傾斜していくまさにその瞬間を捕らえたのが、この
1979年11月にミュンヘン・フィルに登壇したこの「ブル7」なのです。
英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。




<ジェイズミュージック・レーベル(日本)>
JMCC-20210 \2800
「白川毅夫-Memories(メモリーズ)」
W.A.モーツァルト:ケーゲルシュタット・トリオ KV.498
M.ブルッフ:8つの小品 Op.83
R.シューマン:おとぎ話 Op.132
白川毅夫(cl)
福本とも子(Va)
川辺千香子(pf)
ヴィオラ、クラリネット、ピアノによる代表的な三重奏曲を集めたCD。なかで
も、M.ブルッフの8つの小品の全曲が収録されていることは特筆に値する。さら
に、クラリネット奏者であり作曲家としての活躍も著しい、白川毅夫の新作
「Memories」は世界初録音となり、このアルバムの目玉ともいえる。
「ヴィオラ、クラリネット、ピアノ、それぞれの響きが溶け合いながら、希望の
光が差し込み、 活力を生み出せるような曲想を描きました。」(白川筆)
ソリストとして定評のある福本とも子による心に染み込む深いヴィオラ、長年ド
イツで研鑽を積み、室内楽で活躍する白川毅夫の持つ、甘く切なく透明なクラリ
ネットの響きに、川辺千香子による凛と澄み切った音色で優しく包み込む温かな
ピアノによる室内楽の傑作盤!
自身もクラリネットを奏する録音エンジニア、昼田純一氏による録音。クラリネ
ットの室内楽にはこだわりがあり、このアルバムも、会場を包み込むような温か
くアットホームな響きに仕上がりました。




<GENUIN>
GEN 89145 \1980
ハイドン:
ピアノ協奏曲へ長調Hob.XVIII:3
ピアノ協奏曲ト長調Hob.XVIII:4
ピアノ協奏曲二長調Hob.XVIII:11
パウル・バドゥラ=スコダ(Pf、指揮)
ウィーン・コンツェルトフェライン
録音:2008年10月24-26日,コンツェルトハウス、ウィーン、58'46
デムス、グルダと並ぶピアニスト・ウィーン三羽烏の一人、パドゥラ=スコダが
御歳82歳にして、なんと弾き振りで最新録音!枯淡の境地とは全く無縁で余計な
身振りがなく、童心に還ったかのようなみずみずしい演奏です。遊び心にあふれ
た実に楽しくチャーミングなハイドンです。

GEN 89148 \1980
ハイドン:
チェロ協奏曲第1番(カデンツァ:N.アルトシュテット版)
チェロ協奏曲第2番(カデンツァ:N.アルトシュテット&A.ビルスマ版)
ニコラス・アルトシュテット(Vc)
ミハエル・ザンデルリング指揮
ポツダム・カンマーアカデミー
録音:2008年12月14-16日、47‘06
当レーベルでは既にお馴染み、ベートーヴェンのソナタやバッハの無伴奏組曲で
若き天才ぶりを発揮しているアルトシュテット。ベルガメンシチコフとゲリンガ
スに師事した彼はリゲティなど現代音楽にも意欲的に取り組んでいる。その彼が
自ら作曲したカデンツァを使ってハイドンの二つの協奏曲に挑んだ。端正なオー
ケストラの枠組みに入りきらんばかりのパッション。特にスル・ポンティチェロ
を多用した第1番第1楽章の燃えるようなカデンツァは聴きもの。

GEN 89141 \1980
ラヴェル:弦楽四重奏曲へ長調
ストラヴィンスキー:
3つの小品(1914)、二重カノン(1959)、コンチェルティーノ(1920)
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調Op.10
ローザンヌ・シネ・ノミネ四重奏団
録音:2008年8月26-28日
主に19世紀末から20世紀初頭の20年間に書かれた弦楽四重奏曲の傑作選。ローザ
ンヌを拠点に活動するシネ・ノミネ四重奏団は1975年に結成された名門で、シュ
ーベルトの弦楽四重奏曲全集が評判となっている。ラヴェルでみせるふくよかな
旋律の歌いまわし、ストラヴィンスキーにおける機動性、キッチュな感覚、ド
ビュッシーのイメージを覆すかのような大らかで堂々とした音楽のつくりなど、
瑞々しい発見がたくさんあり弦楽四重奏好きは必聴!

GEN 89142 \1980
「ゲヴァントハウス・ブラス・クインテット・プレゼンツ・・・」
ジャン・ケツィア(1911-2006):小サーカス行進曲、金管五重奏曲
ルトスワフスキ:小序曲
J.S.バッハ:フーガ ト短調BWV.578
アルビノーニ:ソナタ「聖マルク」
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
V.エワルド:金管五重奏曲第3番
ブラームス:子守歌
ゲヴァントハウス金管五重奏団
録音:2008年8月25-28日
ゲヴァントハウス金管五重奏団は1975年にゲヴァントハウス管弦楽団のメンバー
によって結成された。金管五重奏でどこまで幅広い表現が出来るか試しているか
のようなヴァラエティに富んだ楽しいアルバム。ケツィアは五重奏の醍醐味を充
分に堪能させてくれる。ルトスワフスキの小品は現代作品とはいえ洒脱で機知に
富みあきさせない。「亜麻色の髪の乙女」は、いかに甘く、柔らかな音色が出せ
るか試しているようでもあり、実際驚くほどの結果を出している。金管アンサン
ブルの名曲エワルドの作品も見事。ややジャズ風のハーモニーにアレンジされた
ブラームスの子守り唄は、その重厚な響きを聴くと筋骨隆々のおじさま方にあや
されている赤ちゃんを想像して思わず噴き出してしまう。

GEN 89144 \1980
ジークフリート・マトゥス(1934-):
最愛のディオニソス(マトゥス75歳記念アルバム)
(1)「アリアドネ」-酒神賛歌(2002)
(2)マンハッタン協奏曲(1994)
(3)ホロフェルネスのアリア(歌劇「ユディト」より)
(4)公園の夜の情景(1988)
ジークフリート・マトゥス(指揮(2)-(4))
オラ・ルードナー(指揮(1))
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
(1)(3)アリス・アルギリス(Br)、
(2)A.ネルツ(Perc)、S.ベルンシュタイン(Perc)、S.クーン(Perc)、
J.ルーベルク(ティンパニ)
録音:2008年6月、11月
マトゥスは1934年生まれのドイツの作曲家。当初、指揮を学んだが、後にハンス
・アイスラーに作曲を学んだ。1960年代はポップ・ソング、映画音楽などの仕事
をしたという彼の作風は基本的に無調の表現主義的音楽だが、ロマンティックで
幻想的でオルフ、ヒンデミット、バルトークを思わせる側面もある。音色や楽器
の扱いが変化に富んでおり、聴いていて飽きることがない。このディスクは彼の
75才を記念して作られたもので、主要作品が全て収められている。

GEN 89147 \1980
「リストマジア」
シューベルト(リスト編):愛の便り
シューマン(リスト編):愛の歌
リスト:
バラード第1番、第2番、スペイン狂詩曲、即興ワルツ、
メフィスト・ワルツ第1番
カロリーネ・フィッシャー(Pf)
録音:2008年9月20-22日
前作(GEN86068)でモーツァルトからリスト、シチェドリンまで弾いて鮮烈なCDデ
ビューを果たしたカロリーネ・フィッシャーの待望のセカンド・アルバム。前の
アルバムで既にリスト演奏に対する並々ならぬ意欲と冴えを見せていたが、今よ
うやく、ここにオール・リスト・プログラムが実現した。シューベルト、シュー
マンの歌曲の編曲物のほか大作メフィスト・ワルツまでフィッシャーの妙技をと
ことんまで堪能できる。どこまでもクリアなタッチ、朗々とした歌いまわし、目
の覚めるようなヴィルトゥオージティ、ダイナミックな音響など、ぜひとも生演
奏を聴いてみたいピアニストである。

GEN 89528 \1980
セバスチャン・ボディヌス(1700-1759):
音楽的ディヴェルティメント第4部
(2つのオーボエと通奏低音のための6つのソナタ)
トゥッテ・シュイッテ(ピリオド楽器):
【マリアンヌ・リチャート・プファウ(指揮、ob),N.イェンソン(ob)、J.ベリッ
ツ(ob)、A.デンネルト(Cemb)、R.ザンデルス(fg)、H.ヒュンマー(Vn)】
録音:2008年10月
ボディヌスは同時代のテレマンやバッハの影に隠れて今まで忘れられた存在であ
った。彼はドイツ、チューリンゲン地方の生まれで、その生涯に100曲以上の作
品を残したものの、そのほとんどは出版されず、ほとんど演奏されることはなか
った。このオーボエ・トリオはアメリカ・サンディエゴ大学の図書館所蔵の楽譜
によるもので、これが世界初録音となる。甘いオーボエの音色を生かした優雅な
音楽である。



<QUERSTAND>
VKJK0816(SACD-Hybrid) \2380 ※5月24日までのご注文特価 \1980
ブルックナー:交響曲第6番イ長調
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
録音:2008年9月ゲヴァントハウス・ライヴ
約2年ぶりの発売となるブロムシュテット&ゲヴァントハウス管のブルックナー
・シリーズ第3弾。交響曲第6番は巨匠にとって、1990年にサンフランシスコ交響
楽団と録音して以来の実に18年振りの再録音。ブロムシュテットは常の如くに大
袈裟な身振りなど少しもなく丹精、着実に音楽を積み立ててゆく。ブルックナー
の交響曲の中では演奏回数も少ない曲であるが、如何にこの曲が魅力に満ちた作
品であるかを教えてくれる。
ブロムシュテットは律儀に弱音は弱音と守り、それゆえに音量の変化が歴然とし
たものになる。それでは、メロディが鋭くなり硬さが際立つのかというと、そん
なことはない。エッジは明確だけれども清潔で温かな響きが聴き手を唯美に誘っ
てくれる。散見される意図的なトランペットの強奏も実に効果的である。こうい
う辺りは、如何にもドイツの名門オーケストラという感じがする。ブルックナー
の大胆な発想が顕になった名演で、早くも続編が楽しみである。



<OTAKEN RECORDS>
TKC-322 \2080
(1)ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 作品92
(2)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1943年10月30(31)日、
(2)1942年11月8(9)日 旧フィルハーモニーにおけるライヴ録音
音源:小石忠男氏所蔵(1)M10 49727、(2)M10 45949 008用ディレクターズカット盤
前回の「メロディアの第9」と同じく、当CDの音源は、小石忠男先生所蔵の、所
謂ディレクターズカット盤(以下DC盤)と言われるものです。DC盤とは、レコード
生産時、量産に入る前に制作関係者用に数枚作られる手動プレス品で、これは一
般に流通する量産品と見た目は同じですが、音質は格段の違いがあると昔から言
われて来ました。その理由は、メタル原盤も量産によって摩耗しますが、DC盤は
その前に出来立てのメタル原盤から作られること、又、手動プレスのため柔らか
塩ビがメタル原盤の音溝深く隈なく行き渡って焼きあがって来ること等が考えら
れます。今回リリース致します「メロディアのベト7」も、M10用原盤からのもの
とは言え流通している量産品とは別次元の音質で、これだけの音で聞かせてもら
えるならあえて初期盤にこだわる必要はないのでは?と思ってしまう程です。
と言いますのは、M10シリーズはソ連邦崩壊前後に製作されており、少なくとも
この時点までは当CDに転写された音質を元テ-プは保持していたということにな
るからです。私ども復刻ファンが初期盤にこだわるのはマスターテ-プの劣化が
前提で、もしそうでなければマスター又はそのコピーから転写すれば良い、とい
うことになります。さて、ここで疑問が2点。1点はなぜソ連邦崩壊前後まで元
テープは劣化しなかったか?ということです。推測ですが、ソ連邦政府が国宝級
戦利品を政府直轄の国営レコード会社(メロディア社)に長期厳重保管させていた
からではないか?と考えられます。もう1点はM10シリ-ズのLPの少し後に出たメ
ロディアCDが、なぜ本DC盤と同クオリティの音質ではなかったか?という点で
す。これは当時のロシアのCD製盤技術が初期段階であったからと考えられます。
何れにしても今回のCDの音は、ソ連邦の厳重管理によって劣化を免れた元テープ
が、ディレクターズカットという特別な仕方でレコードに転写され、それがせい
ぜい1-2回の通針の後に小石邸にて十数年間厳重保管されてきたものからで、将
に唯一無二であると言えましょう。そして今回も強く感じることは、当時の帝国
放送局の優れた録音技術です。ここで使用された無指向性と思われる超高性能ワ
ンポイントマイクは、直接音と間接音(旧フィルハーモニーのホールトーン)を
将に黄金のバランスで収録しており、これは今のエンジニアの方にも是非ご一聴
いただきたい程のものです。尚、当CDは当初HQCDでの発売を予定しておりました
が、本来無味無臭であるべきプレス過程において、工場側の嗜好が反映される可
能性のあることが判明し、万全を期して従来方式(擬似ガラス)に戻しました。
(オタケン・レコード 太田憲志)

TKC-324 \2080
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」
ヘルマン・シェルヘン指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
録音:1953年ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール 
音源:英ニクサ WLP 6211-2
CDショップの売れ残りワゴンセ-ルの常連指揮者は、ヘルマン・シェルヘンだと、
口の悪い業界人は言います。何故、これ程、シェルヘンの人気は低下したか?
小生は、シェルヘンの既出CDの音質の悪さが、影響しているのではないか、と
推測します。そこでこの度、当社はかねてより入手しておりました英ニクサ初
版LPのマラ7と米ウェストミンスター初版LPのマラ5で、シェルヘンの真価を問う
ことに致しました。まずは、英ニクサのマラ7。重さ200グラムにも及ぶ初期厚
盤の叩き出す音と言ったら・・・・本当に度肝を抜かされますよ。盤の状態は、
さすがに出来て半世紀以上も経ちますので、塩ビの経年変化によるものと思わ
れるスクラッチノイズが、全編にありますが、楽音とノイズがきっちり分離し
ていること、楽音が強力に再生されることから、慣れればあまり気にならなく
なると思われ、ノイズ軽減処理はしておりません。又、レーベルひげが皆無な
ことから、音溝を傷める初期の重針圧での通針はなかったものと思われます。
それにしても驚くべきは、当時の米ウェストミンスター社の録音技術の凄さで
す。同時期のHMVのフルトヴェングラ-の音と比べると、大きく差をつけている
ことがわかります。マーラーファンはもとより、マーラーはどうも、と言われ
る方、特にマラ7はさっぱりわからん!という方にこそ、御一聴いただければと、
存じます。実は小生も、この盤でマラ7にやっと親しみをもてるようになった者
です。(オタケン・レコード 太田憲志)



<BMC>
BMCCD138(ボーナスDVDオーディオ付) \1980
ペーター・エトヴェシュ:
《夢の橋を渡るように》(1999)-「更級日記」によるサウンド・シアター
(春、猫がいる夢、月、ミラー・ドリーム、闇夜、記憶、鐘)
※ボーナスDVDオーディオ:
《夢の橋を渡るように》DTSドルビー5.1チャンネル版、
《話》(1968)オリジナル3チャンネル版
ゲルゲリー・ヴァイダ指揮
UMZEアンサンブル
エリザベス・ローレンス(語り)
マイク・スヴォボダ(アルトTrb)
ジェラール・ブーケ(コントラバスTrb、スーザフォン)
録音:2001-2008年
「更級日記」は菅原孝標女が1060年に完成させた日本の日記文学の代表作だが、
これをエトヴェシュがマルチ・オペラ風のサウンド・シアターに仕上げた。更級
日記は主人公の夢と現実、挫折などの精神遍歴の末、やがて仏教への帰依に至る
自伝文学で、エトヴェシュはこれを室内アンサンブル、コンピューター・ライヴ
・エレクトロニクスを駆使した幻想的な作品に仕上げた。エコーが多用され夢と
うつつの狭間をゆらゆらとたゆたう音響はサイケデリック!(古い言葉だが)。
女性淡々とした独白(英語)は極めてエロティック。官能性と絶望感が同居した佳
品である。




<ALBANY>
TROY1100 \1980
エネスコ:
(1)幼時の印象Op.28(管弦楽伴奏版、テオドル・グリゴリュー編)
(2)室内交響曲Op.33(12楽器のための)
(3)ピアノ四重奏曲第2番Op.30
シェルバン・ルプー(Vn)
イアン・ホブソン(指揮(1)(2)、Pf(3))
(1)シンフォニア・ダ・カメラ
(2)(3)チャバ・エルデーイ(Vn)
(3)ミレル・イアンコヴィッチ(Vc)、他
エネスコの比較的聴く機会の少ない管弦楽、室内楽作品を集めた。ヴァイオリン
のシェルバン・ルプーはメニューイン、ヴェーグ、シェリング、ミルシテインに
教えを受けている。ルプーはエネスコ作品を得意としており、ELECTレコードに
ピアノ伴奏版の「幼時の印象」やヴァイオリン・ソナタなどを録音している。ラ
テンの血が燃え滾る情熱的な音楽作りが魅力。

TROY1087 \1980
「ターニャ・バニスター/物語の始まり」
デヴィッド・デル・トレディチ:3つのジムノペディ
C.セオファニディス:《全ての夢は地平線とともに始まる》
スザンヌ・ファーリン:《これは彼女が始めた物語です》
シェイラ・シルバー:ボードレールの詩による6つの前奏曲
ターニャ・バニスター(Pf)
バニスターはニューオリンズ国際ピアノ・コンクールに優勝して以来、オラン
ダ、日本を始めとして世界中でリサイタルを行っている。ことに現代音楽の演
奏に力を入れており、数々の初演を行っている。デル・トレディチの3つのジム
ノペディ(!)はサティよりもドラマティックだが都会的で粋。現代音楽といっ
てもエンターテイメントの要素を多く含んだ作品がメインに選曲されている。

TROY1045 \1980
ジョエル・ホフマン(1953-)/自画像
(1)チェロ・ソナタ
(2)無伴奏の少数派(unaccompanied minor)
(3)ゲブタイグと一緒の自画像
(4)カープテット
(1)(2)(4)パリー・カープ(Vc)、
(1)(4)クリストファー・カープ(Pf(1)、Vn(4))
(3)ゲイリー・ホフマン(Vc)、ローマン・コフマン指揮キエフ室内管弦楽団
(4)カーティン・タルボット(Va)、ハワード&フランセス・カープ(Pf)
録音:2006、2007年
ホフマンは1953年カナダ・ヴァンクーヴァー出身。音楽一家に生まれ、ジュリア
ード音楽院で作曲を学んだ。作風は無調から新ロマン主義と様々。チェロ協奏曲
である《ゲブタイグと一緒の肖像画》は中東風、ユダヤ風のねばっこい楽想に溢
れ、もろブロッホという感じで楽しい。指揮はMD+Gレーベルのショスタコーヴィ
チ:交響曲全集でちょっとブレイクしたコフマン。《カープテット》は一転して
新古典主義とミニマルを折衷したような軽やかな佳曲。

TROY1058 \1980
「収穫感謝祭のための音楽」
コープランド、ロバート・ウォード、ヴァージル・トムソン、ドン・レイ、
ジョン・パウエル、G.F.ルート、モートン・グールド、ランダル・トンプソン、
ドン・ギリス、ロバート・ローリーのほかの作品
ニュー・イングランド音楽院ウィンド・アンサンブル、聖ステファン室内管弦楽
団、ダブリン・フィル、ロンドン・フィル、ウィリアム・アプリング・シンガー
ズほか
これまでALBANYでリリースされたCDのなかから収穫感謝祭に因んだ音楽を集めた
コンピレーションCD。アイルランド民謡に似た素朴で優美な旋律ばかり。コープ
ランド、ドン・ギリス、モートン・グールドらの作品は特に優れている。

TROY1064/65 2枚組 \3960
チョウ・ウェン=チュン(周 文中)生誕80年記念トリビュート
CD1)「チョー・ウェン・チュンの師匠と仲間たち」
(1)チョウ・ウェン=チュン:吹きさらしの山頂(1990)
(2)イサン・ユン:ピリ(1971)
(3)湯浅譲二:弦楽トリオのためのプロジェクション(2001)
(4)チナリー・ウン:グランド・アラップ(1996)
(5)エドガー・ヴァレーズ:アンテグラル(1926)
CD2)「チョウ・ウェン=チュンの著名な弟子たち」
(6)ヒ・キュン・キム:三重奏曲《ソリ》(2002)
(7)ブライト・シェン:ピアノ三重奏のための4つの楽章(1990)
(8)ゾウ・ロン:ディヤナ(1990)
(9)パブロ・オルティス:ハイパー・ミロンガ(1997)
(10)エドムンド・キャンピオン:汝のおいしい数字で私を溶かせ(2002)
(11)ジェームズ・テニー:ハーモニウム#5(1978)
(12)チェン・イ(陳 怡):《クィ》(1997)
(1)(3)(4)(6)アンサンブル・パレラル
(2)ジョン・サケット(Pf)
(5)サンフランシスコ音楽院ニュー・ミュージック・アンサンサンブル
(7)(8)(9)(11)(12)エンピリアン・アンサンブル
(10)エレン・ルース・ローズ(Va)
周文中は1923年中国生まれで1946年からはアメリカ在住、現在コロンビア大学
名誉教授。多くの弟子を輩出したことでも知られている。中国の伝統音楽と現
代技法を融合した独自の世界を確立した。

TROY1075 \1980
エフレイン・アマヤ:
(1)《ファンタスマゴリラですか?いいえ!ファンタスマゴリアです》-
子供のための1幕の歌劇
(2)《クレプシドラ》
-13人のパフォーマーのためのオペラ・インスタレーション
(1)アマディス・アマヤ、チャーリーン・キャンティ、
ショーン・ドナルドソン、アニー・レーゴ、キンバリー・スタインハウアー
(2)エフレイン・アマヤ指揮
ポイント室内管弦楽団、ダグラス・アールステッド、ジーン・ウェントワース
録音:(1)2007年、(2)1999年
アマヤはベネズエラ出身でインディアナ大学で作曲を学んだ。メノッティ風の
軽快、快活なメルヘン・オペラ。

TROY1089 \1980
バズ・マ・タズ-パーカッション・アンド・モア(アーウィン・バゼロン作品集)
(1)クインテッセンシャルズ
(2)ダブル・クロッシングズ
(3)パートナーシップ
(4)討論中の3人の男
(5)バズ・マ・タズ
(6)トリプル・プレイ
(1)(2)(3)(5)(6)ジョナサン・ハース(Perc、指揮(5)のみ)
(1)K.アンダーウッド(fl)、(1)(3)W.マーシュ(マリンバ)、
(4)A.エヴェーオール(Cl)、
(5)アスペン打楽器アンサンブル団員&トロンボーン・クワイア
(6)デヴィッド・テイラー(バスTrb)
(6)ジェイムズ・プー(テナーTrb)、他
アーウィン・バゼロンは1922年イリノイ州出身であだ名はバズと呼ばれた。イェ
ール大学でヒンデミットに学び、後にニューヨークでミヨーにも師事した。ヴァ
レーズ風だったりジャズの要素があったりと様々な様式が折衷されている。

TROY1090 \1980
アレン・ショーン:ピアノ作品集第2集
ピアノ・ソナタ第2番(2007)
(2)メッセージ集(2006)
(3)ピアノ・ソナタ第3番(2007)
(4)郷愁の小品(ワルツ、ブギウギ)(1983/2007)
(5)3つのエレジー(2007)
(1)(3)(4)(5)アレン・ショーン(Pf)
(2)ジョン・ヴァン・バスカーク(Pf)
アレン・ショーンは1948年ニューヨーク出身で作曲をレオン・カーシュナー、
ナーディア・ブーランジェに師事した。色彩感のあるピアニズムが魅力的。

TROY1091 \1980
「マイルド・ファンタジー」
(1)ジェイムズ・スティーヴンソン:幻想曲
(2)ジェイムズ・スティーヴンソン:トリオ・ソナタ
(3)エリック・モラレス:トランペット協奏曲ハ長調
(4)エリック・エワゼン:亡くなった者と生きる者への賛歌
(5)ロバート・ブラッドショー:アルボレトゥム
(6)ロバート・ブラッドショー:協奏曲
リチャード・ストールゼル(Trp)
クセニア・レレトキナ(Pf)
(2)エリック・タナー(Vn)
ストールゼルはパーム・ビーチ歌劇場管弦楽団の首席奏者のほか、ルイジアナ
・フィルハーモニー、マイアミ・シティ・バレエの主要なポストを勤めている。
柔らかく甘い音色が特徴。娯楽性に富んだ聴きやすい作品ばかり。

TROY1092 \1980
「チェロのための新作集」
(1)ポール・スタインバーグ:アッパー・ウエストサイド(1997)
(2)ポール・シスキンド:3つの悟り(1987)
(3)マシアス・ウェクスラー:夜のそよ風(2001)
(4)グレゴリー・ワナメーカー:メタリチェリッシモ(2001)
(5)デヴィッド・ハイニック:チェロ・ソナタ(2001)
マシアス・ウェクスラー(Vc)
デヴィッド・ハイニック(Pf)
ウェクスラーは自らも作曲を手がけるとともに現代作品の普及を積極的に行っ
ている。これまでにニコラス・モーを始めとする多くの作曲家の作品の初演を
行っている。室内楽奏者としてクーセヴィッツキー賞、またグラミー賞にもノ
ミネートされている。

TROY1093 \1980
アラン・サイドラー:
声楽・合唱作品集(1990-2006)
(1)おもちゃ(1990)
(2)2つの聖なる小品(1990)
(3)あなたの木槌の中の弧(1999)
(4)神秘的なトランペット吹き(1999-2006)
ジョエル・ソーメ指揮
オーケストラ・オヴ・アワ・タイム、コリジエート合唱団、
ローラ・ラスト(S)、
スティーヴン・ゴールドスタイン(T)、
グラハム・アシュトン(Trp)、

サイドラーはニューヨーク出身、ジュリアード音楽院でパーシケッティに師事
した。現代的な語法のなかにもみずみずしい叙情性が感じられる。

TROY1094 \1980
ブライアン・ハルス:プセウドシンセシス
(1)ピンチ
(2)シーストーン
(3)ルミのための
(4)スイート
(5)サンストーン
(1)(4)(5)ナサニエル・メイ(Pf)
(2)(5)B.I.シュナイダー=グールド(Vn)
(2)(4)(5)マット・グールド(G)
(3)リサ・セラ(Fl)、T.ローゼンクランツ(Pf)
ハルスはハーヴァード大学出身、合唱曲、室内楽、映画音楽など多くの作品を
手がけている。現代音楽の技法のなかに軽快さ、ポップな要素を巧みに融合し
ている。ヴァイオリンとギターのための《シーストーン》は繊細なアイデアあ
ふれる佳曲。

TROY1095 \1980
「スパイラル」-モスクワのアメリカ音楽
(1)チン=チュ・フー:水と赤の奔流(2008)
(2)ルーク・ダーン:ペナンブレ(2008)
(3)デヴィッド・K.ゴンパー:スパイラル(2007)
(4)ゴンパー:クロスド(2003/2007)
(5)ジョセフ・デンジャーフィールド:ピアノ五重奏曲(2007)
(6)マーク・キルストフテ:弾道練習曲3.1(2008)
スタニスラフ・マリシェフ(Vn)、
インナ・ジルバーマン(Vn)、
アンナ・バーチク(Va)、
オルガ・カリノヴァ(Vc)、
オレグ・タンツォフ(cl)、
モナ・ハーバ(Pf)、
イゴール・ドロノフ(指揮)、他
アメリカの作曲家がモスクワの演奏家たちとコラボレーションしたアルバム。
作品は2003年から2008年にかけて書かれ、録音は2008年にモスクワで行われた。
チン=チュ・フーの《水と赤の奔流》は中国民謡風の旋律が自由に展開される
楽しい曲。K.ゴンパーの作品も民族的な素材を現代風に展開した秀作。

TROY1096 \1980
「カラスの影」リサ・カーシュナー作詞の歌
リサ・カーシュナー(Vo)
自身が作詞したテキストに基づくソング集。内容はジャズ。

TROY1097 \1980
「アメリカン・ヴィスタ」-ソプラノとフルートのための作品集
コリリアーノ(1938-)、アムリン(1953-)、ガブロ(1926-93)、
ブラックストン・ブレーク(1954-)、カウエル(1897-1965)、
シェイピー(1921-2002)、ジェンデル(1977-)、ストールマン(1964-)、
モーラ・ボッシュ(1956-)、コープランド(1900-90)
ミンミ・フルマー(S)
レオーネ・バイズ(fl、アルトfl)
フルマーはバロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持っている。現在
はニューヨーク・シティ・オペラ、ベルリン・ドイツ・オペラなど世界中の歌
劇場で活躍している。

TROY1098/99 2枚組 \3960
ドミニク・アージェント(1927-):
歌劇「モロッコからの手紙」
ロッセン・ミラノフ指揮カーティス歌劇場、カーティス室内アンサンブル
アージェントは1927年生まれ。作曲をヘンリー・カウエル、ハワード・ハンソ
ン、アラン・ホヴァネスに師事した。現代ミュージカルといったような雰囲気
を持つオペラ。

TROY1101 \1980
「ウィズアウト・ボーダーズ」
(1)ロベルト・シエラ(1953-,プウルト・リコ):フルート・ソナタ(2003)
(2)ホアキン・グティエレス・エラス(1927-,メキシコ):素朴なソナタ(1965)
(3)C.S.グティエレス(1964-,メキシコ):さえずる機械(2003)
(4)リタ・グリアー(1937-,アメリカ):フルート・ソナタ(1956)
(5)マリオ・ラビスタ(1943-,メキシコ):エレジア(2003)
(6)アルマンド・ルナ(1964-,メキシコ):6つの幻想曲(1992)
あらい・あさこ(fl)
(1)(3)(5)クリスティナ・バルデス(Pf)
(2)(6)アナ・マリア・トラダッティ(Pf)
あらいはメキシコ・シティ木管五重奏団のメンバー。香港フィル、エマーソン
四重奏団とも共演している。メキシコの若手から中堅世代の作曲家の作品を中
心に選曲。プエルトリコのシエラの色彩的なソナタ、メキシコの中堅グティエ
レスの切れ味鋭い《さえずる機械》などが聴きもの。

TROY1103/04 2枚組 \3960
ジェローム・カーン:キャバレー・ガール
マイケル・ボロウィッツ指揮
オハイオ・ライト・オペラ
巨匠ジェローム・カーンのミュージカル。オハイオ・ライト・オペラは初期ミュ
ージカルも重要なレパートリーとして積極的に取り上げている。

TROY1106/07 2枚組 \3960
リー・ホイビー:歌劇「テンペスト」
ヒュー・マーフィ指揮パーチェイス・オペラ、パーチェイス交響楽団
シュークスピアの戯曲に基づくオペラ。ホイビーは1926年ウィスコンシン出身。
大オーケストラを使ったオラトリオ風の大作オペラ。




<コウベレックス・レーベル>
KRS448 \2800
「桑原康雄の音楽2」
桑原康雄(1946-2003):火祭りの踊り(2001)
日本民謡による3つの幻想曲(1987)(木曽節、よさこい節、じょんがら節)
詩的序曲(1987)/シベリアの春(2000)/森の外へ(2002)
虹の向こうに(1991)/キラキラ星のうた(2003)
(計7曲/約61分)
演奏:アンサンブル・フィルムジカ(コンサートマスター:横田綾子)
録音:セッション録音2009 年3 月(西脇市アピカホール)、第37 回定期演奏会ラ
イブ(兵庫県立芸術センター小)、ジョイントコンサートライブ(神戸市東灘区民
センター)、第38 回定期演奏会ライブ(神戸市東灘区民センター)
日本を代表する国際的マンドリン演奏家で作曲家である桑原康雄(1946-2003)の
マンドリン・アンサンブル作品集。鮮烈なリズム感をもつ独自の情景とオリエ
ンタリズムが、国内外の演奏家や多くのファンを魅了してやまない。演奏は、
桑原が創設し現在は横田綾子が率いる神戸のグループ 「アンサンブル・フィル
ムジカ」。マンドリン属のみ+コントラバスの編成によるクリアで明るい音と、
あたたかいバランスでまとめあげている。人気作品「虹の向こうに」「森の外
へ」「キラキラ星のうた」など計7曲を収録。今回の新譜は「桑原康雄の音楽2」
ですが、「1」は自主制作で2003年に出ており、演奏者の手元にわずかに残っ
ているだけだそうです。来年に再プレスを予定しています。
桑原康雄(1946-2003)
日本を代表する国際的マンドリン演奏家・作曲家。 その演奏活動はヨーロッパ
諸国を始め、アメリカ合衆国、ロシア、オーストラリアに至り、1985年スウェ
ーデン政府委嘱の自作曲・マンドリン協奏曲「籟動」の放送初演、 1986年詩人
・萩原朔太郎生誕100年祭での音楽監督、1995年ユネスコ国際会議での阪神淡路
大震災レクイエムの放送などを始め、各国現代音楽祭に主要ゲストとして招待
を受けた。
1992-2000年にかけて計5回開催された神戸国際音楽祭は彼のライフワークであ
った。世界中のトップアーチストを一堂に会したその音楽祭は、「桑原康雄」
だからこそ実現しえた、まさに夢のようなフェスティバルとなった。桑原マン
ドリン研究所、アンサンブル・フィルムジカ及び弦楽グループGENを主宰。
作曲作品の多くはドイツ・フォクト&フリッツ社、ドイツ・トレッケル社より
出版されている。ドイツで行なわれている国際マンドリン独奏コンクールは、
2005年以降桑原氏の功績を讃えて"桑原康雄"国際マンドリン独奏コンクールと
改称された。無伴奏マンドリンのための6つの作品を含む室内楽作品はプロマン
ドリン奏者たちの必須曲ともなっている。近年その作曲作品はますます高く評
価され、世界中で愛奏されている。





<スリーシェルズ・レーベル>
3SCD-0007 \2800
「沖縄の響き-金井喜久子管楽作品集」
(1)沖縄復帰祝典序曲「飛翔(はばたき)」(1972)*
(2)沖縄ラプソディ-ピアノと吹奏楽のための(1966)*
(3)フルートとピアノのための「てぃんさぐの花変奏曲」(1973)
(4)トロンボーンによる「3つの奇想組曲」(1966)*
 【激情/哀愁/嬉遊(ましゅんこ)】
*世界初CD化
【演奏】
(1)(2)福田滋(指揮)リベラ・ウインド・シンフォニー
(2)(3)(4)(5)(6)高良仁美(ピアノ)
(3)江尻和華子(フルート)
(4)箱山芳樹(トロンボーン)
日本人女性で初めて交響曲を作曲した金井喜久子の管楽作品集のCD化です。
金井喜久子(1906-86)は著書『ニライの歌』で沖縄音楽について「誇るべき美し
い南国のメロディー」と書いています。素晴らしき沖縄音楽を世界共通語であ
る五線譜に乗せることで、世界へ紹介しようと多くの作品を発表しました。そ
の音楽は、沖縄の伝統・芸能・文化を基に発想され、いずれも親しみやすいメ
ロディ・リズム・ハーモニーに溢れています。
収録作品は、沖縄が祖国へ帰る姿を伝説の大鷲になぞらえた沖縄復帰祝典序曲
「飛翔」、初演では3万人の聴衆を集めたというピアノと吹奏楽のための「沖
縄ラプソディ」(初演は山本直純がピアノ!)、誰もが知る沖縄民謡をフルート
とピアノで奏でる「てぃんさぐの花」、晩年の隠れた傑作トロンボーンとピア
ノの「沖縄奇想曲」。ほとんどが世界初録音で、まさに、沖縄が世界に誇る作
曲家の代表的管楽作品集と言えましょう。
演奏は、沖縄出身の金井作品のスペシャリスト高良仁美(ピアノ)、伸びやかで
量感豊かな演奏で高い人気を誇る箱山芳樹(日フィル首席トロンボーン奏者)、
別宮貞雄作品集の清らかな音色で注目された江尻和華子、そしてJapanese
composers archives seriesに欠かせない福田滋率いるリベラ・ウインド・シ
ンフォニーです。
この5月15日で沖縄本土復帰から37年、CDリリースは6月6日(土)を予定してい
ます。

<VENEZIA>
CDVE04354 2枚組 \1650
モーツァルト:
(1)フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 KV.299
エレーナ・シニツィーナ(ハープ)
ボリス・トリズノ(フルート)
1949年3月15日録音
(2)ホルン協奏曲第3番 変ホ長調 KV.447
ヴィタリー・ブヤノフスキー(ホルン)
1961年5月14日録音
(3)木管のための協奏交響曲 変ホ長調 KV.297b
1961年11月録音
(4)歌劇「フィガロの結婚」序曲
1965年2月23日録音
(5)交響曲第33番 変ロ長調 KV.319
1983年12月24日録音
(6)交響曲第39番 変ホ長調 KV.543
1972年5月6日録音
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮
レニングラード・フィル



<WALHALL>
WLCD0264 2枚組 \1750
ラルフ・ベナツキー:オペレッタ「王と傘」
Ralph Benatzky(1884-1957): DER KONIG MIT GEM REGENSCHIRM
(The King with the umbrella)
ハンス・デッペ(Hans Deppe)
ウィニー・マルクス(Winnie Markus)
フランツ・ライヒェルト(Franz Reichert)
ウルフガング・ミューラー(Wolfgang Muller)
フランツ・オットー(Franz Otto)
アルフレート・シュトラッサー(Alfred Strasser)指揮
RIAS娯楽音楽管弦楽団(RIAS Unterhaltungs Orchester)
1948年7月15日 ベルリンでのスタジオ録音
歌手の多くは映画俳優として有名です。
録音年代が古い為、多少聴きづらい箇所ありますが、スタジオ録音ですので
ライヴのような傷や不明瞭さはありません。
オペレッタ「白馬亭にて」で有名なベナツキーによる作品です。




<ACOUSENCE>
ACOCD21209 \2380
(1)シェーンベルク:交響詩「ペレアスとメリザンド」 op.5
(2)フォーレ:「ペレアスとメリザンド」 op.80
2007年12月18/20日ライヴ
ジョナサン・ダーリントン指揮デュイスブルク・フィル 
日本でもその実力が注目されつつあるダーリントンとデュイスブルク・フィル
の洗礼された美しくい演奏が優れた録音技術とあいまった完成度の高い魅力的
なアルバムです。



<MYTO>
MDCD0009 3枚組 \4380
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」
テレサ・ツィリス=ガラ(エリザベッタ・ディ・ヴァロア)TERESA ZYLIS GARA
フィオレンツァ・コソット(エボリ公女)FIORENZA COSSOTTO
ブルーノ・プレヴェディ(ドン・カルロ)BRUNO PREVEDI
ピエロ・カプッチッリ(ロドリーコ)PIERO CAPPUCCILLI
ニコライ・ギャロフ(フィリッポ2世)NICOLAI GHIAUROV
ディミタル・ペトコフ(大宗教裁判所長)DIMITER PETKOV
トーマス・シッパース指揮
RAIローマ交響楽団、合唱団
1969年4月30日ローマでのライヴ
以前 MEMORIESレーベルから発売あり。
生命感溢れるはつらつとした演奏です。音質良好。

MDCD0010 2枚組 \3050
ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」
シェリル・ミルンズ(モンフォルテ)SHERRILL MILNES
ジャンフランコ・チェッケーレ(アリーゴ)GIANFRANCO CECCHELE
マーティナ・アーロヨ(エレナ公女)MARTINA ARROYO
ボナルド・ジャイオッティ(ジョヴァンニ・ダ・プローチダ)BONALDO GIAIOTTI
トーマス・シッパース指揮RAIローマ交響楽団、合唱団
1970年12月5日ローマでのライヴ
生命感溢れるはつらつとした演奏です。音質良好。




<VENEZIA>
CDVE04356 \1350
ショスタコーヴィチ:交響曲第14番「死者の歌」 op.135
マルガリータ・ミロシニコワ(ソプラノ)Margarita Mroshnikova
エフゲニー・ウラジミロフ(バス)Evgeni Vladimirov
ルドルフ・バルシャイ指揮
モスクワ室内管弦楽団
1969年9月録音
この作品の最初の録音で、作品に鋭く切り込んだ緊張感溢れる記念的名演とし
て高く評価されている名盤の復刻です。



<ANDROMEDA>
ANDRCD9051 3枚組 \2150
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」
ラモン・ヴィナイ(タンホイザー) Ramon Vinay
アストリッド・ヴァルナイ(エリーザベト) Astrid Varnay
ブランシェ・シーボム(ヴェーヌス) Blanche Thebom
ジョージ・ロンドン(ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ)George London
ジェローム・ハインズ(ヘルマン) Jerome Hines
ルドルフ・ケンペ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1955年1月29日ニューヨークでのライヴ
音質良好です。
MELODRAM等で発売あり。

ANDRCD9052 2枚組\1750
プフィッツナー:カンタータ「ドイツ精神について」 op.28
Hans Pfitzner(1869-1949): "Von deutscher Seele" op.28
アンネリース・クッパー(ソプラノ) Annelis Kupper
マルガレーテ・ベンス(アルト) Margarethe Bence
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール) Fritz Wunderlich
エrンスト・デンガー(バス) Ernst Denger
ハインツ・メンデ Heinz Mende 指揮
シュトゥットガルト放送交響楽団、
シュトゥットガルト・フィルハーモニー合唱団
1958年10月27日シュトゥットガルト
音質良好です。




<ARCHIPEL>
ARPCD0460 \1050
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
スイス・イタリア語放送管弦楽団
1958年5月ルガーノでのライヴ
ベートーヴェン:交響曲第1番
ウィーン・フィル
1952年5月ウィーン
以上、指揮はカール・シューリヒト
音質良好です。

ARPCD0468 \1050
(1)ワーグナー:楽劇「ジークフリート」から「森のささやき」
(2)ワーグナー:楽劇「神々のたそがれ」から第3幕(コンサート形式)
アストリッド・ヴァルナイ Astrid Varnay
ラモン・ヴィナイ Ramon Vinay
ディミトリ・ミトロプーロス指揮ニューヨーク・フィル
1955年10月30日ニューヨークでのライヴ
音質良好です。




<MYTO HISTRICAL>
MYTO 200 2枚組 \1750
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」
ジンカ・ミラノフ(アメリア) Zinka Milanov
ジャン・ピアース(リッカルド) Jan Peerce
レナード・ウォーレン(レナート) Leonard Warren
ケルスティン・トールボリ(ウルリカ) Kerstin Thorborg
フランチェス・グリアー(オスカル) Frances Greer
ブルーノ・ワルター指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1944年1月15日ニューヨークでのライヴ
名盤の復刻です。初心者向けの音質ではありません。

MYTO 213 2枚組 \1750
フルトヴェングラー指揮1952年3月7日トリノでの演奏会
ブラームス:
(1)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
ジョコンダ・デ・ヴィート(ヴァイオリン)
(2)交響曲第1番 ハ短調 op.68
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 RAIトリノ交響楽団
1952年3月7日 トリノ
ボーナス・トラックとして:
A)ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 op.73
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィル
1945年1月28日 ウィーン
B)ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 op.56a
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 NDR交響楽団
1951年10月27日 ハンブルグ
好企画のアルバムです。



<CARUS>
CARUS 83.219(SACD-Hybrid) 2枚組 \3450
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」
キャロライン・サンプソン(ソプラノ)
ダニエル・テイラー(アルト)
ベンジャミン・ヒューレット(テノール)
ピーター・ハーヴェイ(バス)
フリーダー・ベルニウス指揮
シュトゥットガルト・バロック・オーケストラ
シュトゥットガルト室内合唱団
2008年12月録音




<VENEZIA>
CDVE04357 2枚組 \1650
ストラヴィンスキー イン・モスクワ 1962
ストラヴィンスキー:
CD.1
(1)「ヴォルガの舟歌」 
(2)「オード」(3部の悲しみの歌)
(3)バレエ音楽「オルフェウス」
ソビエト国立交響楽団 1962年9月
(4)「カプリッチョ」(ピアノと管弦楽の為の協奏曲)
モスクワ・フィル 1962年10月
CD.2
(5)交響的幻想曲「花火」 
(6)バレエ音楽「ペトルーシュカ」から9曲 
モスクワ・フィル 1962年10月
以上、指揮はストラヴィンスキー(自作自演) 
モノラル録音
(7)バレエ音楽「春の祭典」 
以上 ロバート・クラフト指揮ソビエト国立交響楽団 
1962年9月 ステレオ録音
ストラヴィンスキーのモスクワへの凱旋公演での自作自演6曲と同行した作
曲家で指揮者でもあり、且つストラヴンスキーの最大の理解者で友人の一人、
ロバート・クラフト指揮による「春の祭典」の7曲を収録したライヴ・アル
バムです。特に、「春の祭典」は暴力的とも言えるほどの強烈な演奏です。

CDVE04355 2枚組 \1650
ハチャトゥリャン:バレエ音楽「ガヤネー」全曲
ヤンスク・カヒーゼ指揮 Jansug Kakhidze
ソビエトRTV大交響楽団
1977年モスクワ
鋭いリズム、強烈な打楽器、吼える金管、息苦しい程の美しい弦楽器、驚く
べき緊張感を持った快演として高い評価を得ている名盤の復刻です。




<TACET>
TACET 165 2枚組 \4700
シューマン:ピアノ作品集
(1)ペダル・ピアノのための練習曲(6つのカノン風小品)
ドビュッシーによる2台ピアノ編曲版
(2)パガニーニの奇想曲による6つの練習曲 op.3
(3)パガニーニの奇想曲による6つの演奏会用練習曲 op.10
(4)交響的練習曲 op.13     他
エリカ・ホーセ(ピアノ) Erika Haase
カルメン・ピアッツィーニ(ピアノ:(1)の曲の第2ピアノ)

TACET 176 \2380
アウリン弦楽四重奏団 ハイドン:弦楽四重奏曲集
ハイドン:3つの弦楽四重奏曲 op.54, Hob.III 57-59
(1)弦楽四重奏曲op.54-1 Hob.III 第57番 ト長調
(2)弦楽四重奏曲op.54-2 Hob.III 第58番 ハ長調
(3)弦楽四重奏曲op.54-3 Hob.III 第59番 ホ長調
アウリン弦楽四重奏団 Auryn Quartet
アウリン弦楽四重奏団は 1982年、ケルンで20歳代前半の現メンバーにより
結成されました。古典から現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、明確で緊
張感ある演奏が特徴的です。
CPOレーベル 他から シューベルト、ヴォルフ、バルトークの弦楽四重奏
曲全集が発売されています。

<Chandos>
CHAN 10518 \2180
スメタナ:管弦楽作品集Vol.2 ――
歌劇《売られた花嫁》より 序曲、ポルカ、フリアント、道化師の踊り
歌劇《秘密》序曲/歌劇《リブシェ》序曲/歌劇《悪魔の壁》より 序曲、
悪魔の踊り/歌劇《ボヘミアのブランデンブルク人》より 序曲、
第1幕のバレエ音楽/歌劇《口づけ》序曲/歌劇《ダリボル》より 間奏曲/
歌劇《2人のやもめ》より 序曲、第2幕への前奏曲、第2幕のポルカ
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、BBCフィルハーモニック
ヴォルフ=フェラーリの管弦楽作品集(CHAN 10511)、リストのダンテ交響曲
(CHAN 10524)を続々と発表するなど、快進撃を続ける"知られざる名曲秘曲の伝
道師"ジャナンドレア・ノセダ&BBCフィルハーモニック。
連作交響詩「我が祖国」"以外"の作品にスポットライトを当てて大絶賛を博し
たスメタナの管弦楽作品集に早くも第2集が登場!
3つの"交響詩"など9つの管弦楽作品を収録した第1集(CHAN 10413)に続く第2集
では、"歌劇"からの管弦楽作品がテーマ。
意外にも(!?)代表作「売られた花嫁」の序曲で幕を開けたと思いきや、「秘
密」、「リブシェ」「悪魔の壁」、そしてスメタナ最初のオペラ「ボヘミアの
ブランデンブルク人」などからの管弦楽作品が次々と取り上げられるなど、ノ
セダ&BBCフィルの凄まじい広さのレパートリーに改めて驚かされること間違
い無し!

CHAN 10529 3枚組 \4360
ヴォーン=ウィリアムズ:映画音楽集-コレクターズ・エディション ――
《南極のスコット》組曲 ―― 完全版による世界初録音(ホッジャー編)/《沿
岸警備隊》組曲/人々の土地(ホッジャー編)/《潜水艦轟沈す(49度線)》組曲
(ホッジャー編)/ディム・リトル・アイランド(ホッジャー編)/《エリザベス
のイングランド》組曲(ホッジャー編)/《あるベルギー農場の物語》組曲/
ジョアナ・ゴディンの恋(ホッジャー編)/大荒原(ホッジャー編)
ラモン・ガンバ(指揮)、
BBCフィルハーモニック、
メリン・ガンバ(ソプラノ)、シェフィールド・フィルハーモニック合唱団、
エミリー・グレイ(ソプラノ)、マーティン・ハインドマーシュ(テノール)、
チータム室内合唱団、マンチェスター女声室内合唱団
クラシックの大作曲家たちが持つ"映画音楽の作曲家"としての姿を紹介するロ
ングセラー、"シャンドス映画音楽シリーズ(Chandos Movies)"。
これまでにリリースされたヴォーン=ウィリアムズの3枚の映画音楽集を、スタ
イリッシュでハイ・クォリティのパッケージに収めたコレクターズ・エディショ
ン(ボックス・セット)が登場!
1940年代に上演された「南極のスコット」や「潜水艦轟沈す」から、日本未公
開作品の音楽、完全版による世界初録音など、ファン垂涎の音源が満載!
演奏はもちろんシリーズの看板コンビであり、安定したパフォーマンスに定評
があるラモン・ガンバ&BBCフィルハーモニック。映画&映画音楽ファン、英国
音楽愛好家など様々なリスナーにオススメです!

CHAN 10527 \2180
タンスマン:ピアノ作品集 ――
マズルカ曲集第1巻/ピアノ・ソナタ第1番《田舎風》/ソナチネ第3番/ブルー
スの形式による3つの前奏曲/4つの夜想曲/友人のアルバム
マーガレット・フィンガーハット(ピアノ)
カエターニ&メルボルン響の"交響曲集Vol.1-3"が大きな支持を得ているシャン
ドスのタンスマン・シリーズに加わるのはピアノ作品集。
ポーランドのウッチ市で生まれフランスに渡り、ナチスの迫害から逃れるため
にアメリカへ亡命するなど、時代に翻弄されたタンスマンのピアノ作品を、シャ
ンドス初期から活躍を続ける女流ピアニスト、マーガレット・フィンガーハッ
トが弾く!
約20年前にリリースされた「ルーセルへのオマージュ」(CHAN 8578/廃盤)で
弾いたタンスマンの「子守歌」に魅せられてしまったというフィンガーハット。
ラヴェル、プーランク、ミヨーとストラヴィンスキーの音楽、そして祖国ポー
ランドやユダヤの民族音楽など、様々な音楽からの影響を放つタンスマンのピ
アノ作品集のレコーディングは、フィンガーハットにとっても20年越しの悲願
だったのである!
また、自身の曽祖父母とタンスマンの出身地が偶然に同じだったという事実も、
フィンガーハットの探究心を駆り立てる大きな要素になったのだという。
タンスマンのレコーディングに力を注いできたシャンドスが贈る「ピアノ作品
集」。

CHAN 10526 \2180
ロシアのヴァイオリン作品集 ――
カバレフスキー:即興曲Op.21
ヴォルコンスキー:ヴィオラ・ソナタ(世界初録音)
ハンドシキン:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト短調
プロコフィエフ:バレエ音楽《シンデレラ》からの5つの小品
ストラヴィンスキー:ロシアの歌、ロシアの踊り
リディア・モルドコヴィチ(ヴァイオリン&ヴィオラ)、
ニコラス・ウォーカー(ピアノ)、ジュリアン・ミルフォード(ピアノ)
父ヤルヴィとのタネーエフ&リムスキー=コルサコフ(CHAN 10491)、バツェヴィ
チ&エネスコ(CHAN 10476)での壮絶な演奏で健在振りをアピールしてくれた露
西亜の百戦錬磨リディア・モルドコヴィチ。
この「ロシアのヴァイオリン作品集」では、カバレフスキー、プロコフィエフ、
ストラヴィンスキーから、アンドレイ・ヴォルコンスキー(1933-2008)、イワン
・ハンドシキン(1747-1804)など、文字通り祖国ロシアの音楽のみを取り上げ、
しかもヴァイオリンとヴィオラを持ち替えるなど大車輪の如き活躍を展開!
英国王立音楽院から貸与されている"ストラディヴァリウ1699(Kustendyke)"の
ヴァイオリンと、"ランドルフィ1760"のヴィオラを自由自在に操る女帝モルド
コヴィチの濃厚なロシア音楽の世界。ちなみにシャンドスの録音でヴィオラを
弾くのは今回が初となる。

CHAN 10546 \2180
ロータ:交響曲第1番ト長調/同第2番ヘ長調
マウリツィオ・コンティ(指揮)、フィラルモニカ‘900
「ゴッドファーザー」の音楽の作曲者にして、イタリアが全世界に誇る20世紀
映画音楽界の巨匠ニーノ・ロータ(1911-1979)。映画音楽の作曲家としての功績
があまりにも大きすぎるため、その影に隠れがちなロータのクラシック作品。
しかしながらロータ本人が「自身の本業はクラシックの作曲家である」と公言
していただけに、祖国イタリアのオーケストラによる録音の登場が、"クラシッ
ク音楽の作曲家"としてのロータの評価とイメージを高める重要な機会となるこ
とは間違いないだろう。
1993年に創設されたトリノ・テアトロ・レッジョのオーケストラ、フィラルモ
ニカ‘900と、ロータのスペシャリスト、マウリツィオ・コンティのタッグによ
る「交響曲集」は、クラシック&映画音楽ファン共に聴き逃すべからず!

CHAN 10528 \2180
L・バークリー:歌曲集 ――
ツグミ/コクトーのトンボー/ハウ・ラヴ・カム・イン/コルドバの鐘/オー
デンの5つの詩Op.53/5つのヘリックの詩Op.89/秋の伝説Op.58/秋Op.60-3/
5月1日のオード/ソネットOp.102/5つの中国の歌Op.78
ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)、アンア・ティルブルック(ピアノ)、
アリソン・ニコルズ(ハープ)
医療と音楽の道を両立させながらキャリアを積み重ね、1996年に音楽への専念
を決意するという異色の経歴を持つイギリスのテノール歌手ジェイムズ・ギル
クリスト。
ソリストとしての登場が多かったギルクリストのシャンドス初となるソロ・ア
ルバムは、ブーランジェへの師事、カトリック改宗など、20世紀のイギリスで
異彩を放ったレノックス・バークリー(1903-1989)の歌曲集。
ブーランジェに師事するためにパリに渡った最初の年の作品「コクトーのトン
ボー」など、イギリス的であり、時にはフランス的でもある"サー"バークリー
の歌曲を、レコーディングを切望してきたギルクリストが歌う ――。

CHAN 0760 \2180
かくも甘い苦悩 -
モンテヴェルディ:このすばらしい合奏/あなたを愛しています、私の生命よ
/ああ、美しいその顔/西風が帰り、甘美な息吹で/西風が帰り、美しい季節
を運ぶ/ああ、恋人はどこに/かくも甘い苦悩/天と地と風が沈黙し/今や天
も地も/情け知らずの女たちのバッロ
ロバート・ホリングワース(ディレクター)、
イ・ファジョリーニ、バロック・ソロイスツ
イ・ファジョリーニは、オックスフォード大学の学生たちによって1986年に結
成され、2006年5月にはロイヤル・フィルーハーモニック協会から"アンサンブ
ル・アウォード"を授与されたイギリスのバロック・アンサンブル。
曲集ごとにまとめた録音を行わず、マドリガーレ集第5巻、第6巻、第8巻などか
らチョイスされた"マドリガーレ"で構成される画期的なプログラム、シャンド
スでは珍しいジャケット・デザインはシリーズ第3弾でも健在。
16世紀-21世紀間の様々な要素を取り入れたモンテヴェルディで、イ・ファジョ
リーニがイタリアのグループ優位という世評に立ち向かう!



<Tmpani>
2C 2114 2枚組 \4600
ブッソッティ:ソリストと合唱、管弦楽のための《カタログの歌》
マルクス・ブレンニマン(フルート)、オリヴィエ・ラルエット(バリトン)、
フィリップ・カーン(バス)、フィリップ・コッホ(ヴァイオリン)、
イラン・シュナイダー(アルト)、
アルトゥーロ・タマヨ(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
作曲家であると同時に、ピアニスト、画家、イラストレーター、舞台監督、学
者など様々な顔を持つイタリアの奇才、シルヴァーノ・ブッソッティ(1931-)の
野心作がタマヨ&ルクセンブルク・フィルの演奏でティンパニからリリース。
通常の記譜法とは全く違う、絵画にも通ずる大胆な図形楽譜の考案者としても
知られるブッソッティ。
この「カタログの歌」の録音は、"音楽"という枠を超越しているブッソッティ
の発想力、難解で壮絶な作品を一糸乱れぬアンサンブルで繰り広げてゆくタマ
ヨ&ルクセンブルク・フィルの機動力が実現させた現代イタリアを代表する巨
星の記念碑である。2006年9月の録音。

1C 1164 \2300
クセナキス:管弦楽作品全集Vol.1 ――
アイス-バリトン、打楽器独奏と管弦楽のための/描かれたもの/痕跡/
ノーメナ/ロアイ
アルトゥーロ・タマヨ(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団、
スピロス・サッカス(バリトン)、ベアトリス・ドーダン(打楽器)
先にリニューアルされた管弦楽作品集第2巻(1C 1158/M1C 1062)を追う形で
"第1集"が新装リリース。
10段楽譜に記された16声部の演奏を要求される超難曲「シナファイ」、第2ピア
ノ協奏曲「エリフソン」へと続くタマヨ&ルクセンブルク・フィルによるクセ
ナキス・レガシーの原点です。
(今回の移行再発売に伴い旧盤の「1C 1057」は廃盤となります)

1C 1171 \2300
マニャール:管弦楽作品集 ――
正義の賛歌Op.14/古典風の様式による管弦楽組曲Op.2/挽歌Op.9/序曲Op.10
/ヴィーナスの賛歌Op.17
マーク・ストリンガー(指揮)、ルクセンブルク・フィルハーモニック
ハイペリオンからリリースされた交響曲全集(CDD 22068)が好評を博している近
代フランスの作曲家アルベリク・マニャール(1865-1914)。
マニャールは生涯21作しか遺しておらず、クセナキスの作品集でお馴染みの超
人集団、ルクセンブルク・フィルの演奏による管弦楽集も非常に貴重な音源と
して重宝されたもの。
(今回の移行再発売に伴い旧盤の「1C 1067」は廃盤となります)

1C 1168 \2300
サクル:歌曲集 ――
ジョルジュ・シェアデの5つの詩/アポリネールの5つの詩/扇のための7つの句
/黒い心/「語彙集」の6つの詩/演奏/6つの新しい扇/ヴェルレーヌの3つの
詩/ロベール・デノの3つの詩/「生活必需品」からの4つの例/ジョルジュ・
シェアデの3つの詩
フローランス・カス(メゾ・ソプラノ)、
ジャン=フランソワ・ガルデイユ(バリトン)、ビリー・エイディ(ピアノ)
現代フランスの作曲家ギイ・サクル(1948-)の歌曲集も他のレーベルではなかな
かお目にかかれない珍しい逸品。
サクルの名を広める役割を果たしているティンパニからは、この歌曲集の他に
ビリー・エイディの弾くピアノ作品集(1C 1026)がリリースされている。
(今回の移行再発売に伴い旧盤の「1C 1051」は廃盤となります)




<Glossa>
GCD 920915 \2300
モンテヴェルディ:音楽の戯れ(1632) ――
何と甘美に/ああ、私は傷つき倒れる/苦しみが甘美なものならば/憎むべき
あの面影/あの蔑みの眼差し/あなたはかつて私のものだった/甘美な光で/
それはやはり本当なのだ/いとしい私のトルコ女/死んでしまいたい/あなた
はもう私に微笑もうとはしない/私を憎むならなぜに/アリアンナの嘆き
エマヌエラ・ガッリ(ソプラノ)、
クラウディオ・カヴィーナ(指揮)、ラ・ヴェネクシアーナ
"ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2009"で来日を果たし、その素晴らしき
ハーモニーと抜群の存在感を日本の聴衆に深く印象付けたイタリアのヴォーカ
ル・アンサンブル"ラ・ヴェネクシアーナ"。
この「音楽の戯れ」のマドリガーレは、独唱、もしくは二重唱と通奏低音とい
う小規模な編成、アリアやレチタティーヴォのような形式など、「マドリガー
レ集」に収められたマドリガーレとは違う編成や作風が特徴的。
モンテヴェルディが作曲したオリジナルの「音楽の戯れ」に自身がアレンジを
施した不朽の名作「アリアンナの嘆き」などを加えてプログラムの再構成を行
った鬼才カヴィーナ。
鬼才のユーモアとアイディアが生み出した"ヴェネクシアーナ版"「音楽の戯れ」
が、革新的な「マドリガーレ集第5巻」や大規模な歌劇「オルフェオ」とはまた
違ったモンテヴェルディの魅力を堪能させてくれることだろう!
2008年2月、サン・カルロ教会(モデナ)での録音。



<Linn>
CKD 331(SACD-Hybrid) \2580
ビブラシオネス・デル・アルマ ――
ミゲル・ユステ(1870-1947):ビブラシオネス・デル・アルマ(心のときめき)
アンリ・ラボー(1873-1949):演奏会用独奏曲Op.10
アントニオ・ロメロ(1815-1885):演奏会用独奏曲第1番
ジョン・マッケイブ(1939-):3つの小品Op.26
シャルル=マリー・ウィドール(1844-1937):序奏とロンドOp.72
カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826):
グランド・デュオ・コンチェルタンテOp.48
マキシミリアーノ・マルティン(クラリネット)、
スコット・ミッチェル(ピアノ)
巨匠マッケラスからの信頼も厚いスコットランド室内管弦楽団の首席クラリネッ
ト奏者、マキシミリアーノ・マルティンのソロ・アルバム第2弾も熱い!
クラリネットを語るに欠かせぬウェーバーの重要作「グランド・デュオ・コン
チェルタンテ」から、現代イギリスの人気作曲家マッケイブ、自身と同郷のスペ
イン人作曲家ユステ、ロメロなどによる異なる文化を起源とした国も時代も違う
クラリネット作品を、マルティンのクラリネットが情熱的に、時には感傷的に歌
い上げている。
また録音はリン・レコーズの名エンジニア、フィリップ・ホッブスが担当してお
り、ハイクォリティのサウンドも魅力です。

CKD 335(Normal-CD/HDCD) \2180
ハーバート:歌曲集 ――
この世で一番いとおしい花/深紅のバラ/死者たちの日/ラフーンを想い涙する
/オン・ア・タイム/ホースメン/水仙に/あきらめ/聖ベネディクト/秋/
子供たちの歌/11月のある日に/聖なる夜に/ゆりかごの歌/スミレ/他
アイリッシュ・タイナン(ソプラノ)、ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)、
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(ピアノ)
ミュリエル・エミリー・ハーバート(1897-1984)は、英国王立音楽大学でスタン
フォードクィルターから作曲を学んだ20世紀イギリスの女流作曲家。大英図書館
のアーカイヴに保管されているハーバートの歌曲は、ドビュッシーやラヴェル、
R・シュトラウスなど多くの大作曲家たちからの影響を受けている。
知られざる女流作曲家の歌曲を歌うのは、アイルランドの名花タイナンと異色の
キャリアを持つイギリスのテノール歌手ギルクリスト。聴き手の心を掴む作品と
歌声が、ハーバートの音楽を世に送り出す。




<Hyperion>
CDA 67720 \2180
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第48集 ――
ジュリアス・ベネディクト(1804-1885):
ピアノ協奏曲ハ短調Op.45、ピアノ協奏曲変ホ長調Op.89
ウォルター・マクファーレン(1826-1905):演奏会用小品ホ短調(全曲世界初録音)
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)、
タスマニア交響楽団
15歳という若さでフンメルの門下生となり、ドレスデンではウェーバーにも師事
するなどロマン派の巨匠たちから直接教えを受けたベネディクトは、1804年ドイ
ツのシュトゥットガルト生まれ。
ベネディクトは生まれの故郷のドイツから、ウィーン、ナポリ、パリを経て1835
年に終生の地となるロンドンに到着し、その後イギリスへ帰化。1871年にはナイ
トに叙せられたベネディクトの2つの"ピアノ協奏曲"は、欧州各地で吸収した作
風を織り交ぜながらも、最初の師であるフンメルからの影響を色濃く感じさせる
輝かしく叙情的な作品である。
英国王立音楽院のプリンシパルやケンブリッジ大学音楽学部の教授など、英国楽
壇の要職を歴任したジョージ・マクファーレンが兄であるが故に歴史に表舞台に
出る機会に恵まれてこなかったウォルター・マクファーレン。
マクファーレンは王立音楽院のピアノ科教授としてマテイ、マクファーソン、
H・ウッドを育成。教育者としてだけでなくピアニストとしても高い名声を得て
いたマクファーレンは、メンデルスゾーンやスタンデイル・ベネットを思わせ
る"ピアノ協奏曲(演奏会用小品)"という重要な遺産を後世に遺している。
RPCシリーズ第48集のアーティスト陣は、既にシリーズの看板アーティストとし
て定着したハワード・シェリー&タスマニア響のゴールデン・コンビ。
ドイツ生まれの"サー"ベネディクトと、英国楽壇の中枢を担ったマクファーレ
ン。知られざるイギリス・ロマン派の"ピアノ協奏曲"に乞うご期待!

CDA 67735 \2180
ヴェイネル:ヴァイオリン・ソナタ集 ――
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.9/同第2番嬰へ短調Op.11/ペレグの徴兵
の踊りp.40/結婚の踊りOp.21b/3つのハンガリー民族舞曲(ネイ編)/12のやさ
しい小品(フェレプ編)
ハガイ・シャハム(ヴァイオリン)、アーノン・エレツ(ピアノ)
イスラエルの名手ハガイ・ シャハムのレパートリーに新しく加わるのは、バル
トークやコダーイ、ドホナーニなど当時のハンガリーを代表する大作曲家と同じ
くハンス・ケスラーに作曲を師事したレオ・ヴェイネル(1885-1960)。
ヴェイネルは、バルトークやコダーイと同じく母国ハンガリーの民族音楽を大切
すると同時に、ベートーヴェンやブラームス、メンデルスゾーンなどからの影響
を感じさせるなど、ハンガリーにおける当時の主流とは一線を画した独自の路線
を貫いたことでも知られている。
当時のメディアからはハンガリー最大のシンフォニスト候補と絶賛されながら
も、敢えて"室内楽"に活躍の場を求めたヴェイネル。時には民族的に、また時
にはロマンティックに。東欧音楽の達人ハガイ・シャハムのヴァイオリンによ
る濃厚で濃密なヴェイネルの登場です!

CDA 67748 \2180
ビクトリア:ミサ曲《いざ喜ばん》、われは鳩のごとき美しものを見たり
フレスコバルディ:
前奏のトッカータ、書簡の朗読の後のカンツォーナ、
クレドの後のリチェルカーレ、リチェルカーレ-聖なるマリア
マシュー・マーティン(指揮)、
ウェストミンスター大聖堂レイ・クラークス、
トーマス・ウィルソン(オルガン)
長年にわたってハイペリオンの合唱を支え続けてきたウェストミンスター大聖
堂聖歌隊の新録音は、教区書記たちの男声合唱によるビクトリアのミサ曲。
録音場所となったウェストミンスター大聖堂に響く男声のハーモニーが、名盤
の誉れ高いビクトリアの「レクイエム」(CDA 66250)や 「テネブレ」
(CDA 66304)などとはまた違う荘厳な響きと崇高な祈りを生み出している。
ビクトリアのミサ曲の楽章間にフレスコバルディのオルガン作品を組み合わせ
るなど、演奏効果を劇的に高めるプログラミングも秀逸。



<Helios>
CDH 55341 \1280
18世紀イギリスの鍵盤協奏曲集 ――
ヘンデル:シャコンヌ ト長調、オルガン協奏曲断章ニ短調
ロージングレイヴ:オルガン協奏曲ニ長調
チルコット:協奏曲イ長調Op.2-2
ナレス:協奏曲/ソナタ ト長調Op.2
ヘイズ:ピアノ協奏曲第4番イ長調
フック:協奏曲ニ長調Op.1-5
ポール・ニコルソン(オルガン&チェンバロ&フォルテピアノ&指揮)、
パーリー・オヴ・インストゥルメンツ
18世紀イギリスで活躍した6人の作曲家たちによる鍵盤楽器のための協奏曲集!
ポール・ニコルソンが、オルガン、チェンバロ、フォルテピアノ、指揮者の1人
4役で大活躍!1993年10月28日-30日の録音。
CDA 66700からの移行再発売。

CDH 55336 \1280
スコットランドの伝承曲集 ――
ロッホ・ローモンド/笛吹かば現れん/ジョック・オ・ヘイゼルディーン/ラ
イ麦畑で出逢ったら/ボニー・ドゥーンの堤よ土手よ/おどってみせて父さん
に/フラワーズ・オブ・ザ・フォレスト/スカイ・ボート・ソング/クックル
・ギャザラー/妖精たちの愛の歌/ギャラント・ウィーヴァー/他
マリー・マクローリン(ソプラノ)、マルコム・マルティヌー(ピアノ)、
イソベル・フレイリング=コーク(クラールザッハ)
スコットランド生まれのディーヴァ、マリー・マクローリンが歌う"スコットラ
ンドの歌"。
名盤奏者マルコム・マルティヌーとフレイリング=コークが弾くケルティック
・ハープ(クラールザッハ)とのトリオが、"歌"を通じてスコットランドの風景
を連想させる――。1999年4月の録音。
CDA 67106からの移行再発売。

CDH 55282 \1280
イギリスとフランスの精神Vol.2 - トルヴェールの歌 ――
リシャール・ド・セミイ(fl.1200):わたしは馬に乗り
ガス・ブリュレ(c.1160-a.1213):やるせない悲しみと不安でいっぱいだ
作曲者不詳:エスタンピーI&II&III
ゴンティエ・ド・ソワニエ(fl.cl.1230-1255):Dolerousement comence
ギベール・コクゼル(fl.cl.1230-1255):新しい歌は、Fins cuers enamoures
ゴティエ・ド・ダルジ(c.1165-a.1236):ラ・ドーチェ・パンセ
アダン・ド・ラ・アル(1245/50-1285/8):Assenes chi, Grievilier
エルヌル・ル・ヴィエル・ド・ガスティノワ(fl.c.1280):
Por conforter mon corage/
オドフロワ・ル・バスタール(fl.1190-1230):Au novel tens pascor/他
クリストファー・ペイジ(ディレクター)、ゴシック・ヴォイセズ
エマ・カークビーやマーガレット・フィルポット、パヴロ・ベズノシウク・・・
世界有数の古楽演奏家たちによるアンサンブル、ゴシック・ヴォイセズ。
中世の吟遊詩人たちによって歌い奏でられた音楽を再現した名盤です。
1994年12月15日-17日の録音。
CDA 66773からの移行再発売。




<Halle>
CDHLL 7518 \1780
ドビュッシー:遊戯/ドビュッシー(C・マシューズ編):
《前奏曲集》より デルフィの舞姫、とだえたセレナード、雪の上の足跡、
妖精たちはあでやかな舞姫、帆、ピクウィック卿をたたえて、
月の光がふりそそぐテラス、ヒースの茂る荒れ地、オンディーヌ、
アナカプリの丘、花火、沈める寺
C・マシューズ:ポストリュード《ムッシュ・クロッシュ》
マーク・エルダー(指揮)、ハレ管弦楽団
2007年にリリースされハレ管自主制作レーベル"Halle"最大のヒット作となった、
「冥王星」の作曲者コリン・マシューズ(1946-)のオーケストレーションによる
ドビュッシーの「前奏曲集」(CDHLL 7513)。
この第1集には収録されなかった残りの12曲が、もちろんマシューズのアレンジ
によるオーケストラ版、そしてハレ管の演奏で待望の登場!
ドビュッシーの作品が持つ本来の響きや色彩感を損なうことなく、名作中の名
作「前奏曲」の24曲全てをオーケストラ版へと生まれ変わらせたマシューズの
見事な手腕に感服。
またマシューズは、ドビュッシーが生んだ架空の人物"ムッシュ・クロッシュ"
を題材とした「ポストリュード」を作曲&収録しており、こちらも聴き逃せな
い。
2007年6月20日-21日&2008年5月4日、
ブリッジウォーター・ホール(マンチェスター)での録音。

CDHLL 7514 \1780
シベリウス:交響曲第1番ホ短調Op.39/同第3番ハ長調Op.52
マーク・エルダー(指揮)、ハレ管弦楽団
ニールセンの「交響曲第5番」(CDHLL 7502)以来となる"Halle"レーベル2枚目の
北欧作品集は、シベリウスの「交響曲第1番&第3番」。
ハレ管はバルビローリ時代の1960年代後半から70年にかけてシベリウスの交響曲
全曲録音を完成させており、今回のシベリウスも現音楽監督マーク・エルダーと
の蜜月時代の象徴となる可能性は高い。
2006年8月1日-2日(第1番)&2007年4月26日(第3番/ライヴ)の録音。




<APR>
APR 5614 \1880
ルイス・ケントナー-リスト録音集Vol.2 ――
シューベルト(リスト編):ウィーンの夜会第6番S.427(録音:1939年7月17日)
リスト:
パガニーニによる大練習曲S.141より 第2番《オクターヴ》(録音:1942年1月27日)
第3番《ラ・カンパネッラ》、第5番《狩り》(録音:1946年9月9日&13日)、
軽やかさS.144-2(録音:1939年7月10日)
小人の踊りS.145-2(録音:1941年9月3日)、愛の夢S.541(録音:1941年9月3日)、
鬼火S.139-5(録音:1937年3月23日)、
ゴンドラを漕ぐ女S.162-1、タランテラS.162-3(録音:1938年3月30日)、
R.W.-ヴェネツィアS.201(録音:1951年11月10日)、
夢の中に(夜想曲)S.207(録音:1951年11月10日)、
死のチャルダッシュS.224(録音:1951年11月10日)、
マイアベーアの《予言者》による挿絵より 第2曲《スケートをする人々》
S.414-2(録音:1939年3月7日)
ルイス・ケントナー(ピアノ)
丁寧な復刻で高い支持を集める"APR"からのニュー・リリースは20世紀有数のリ
スト弾き、ルイス・ケントナーのリスト録音集第2弾。
センセーショナルなロンドン・デビューを飾った1936年10月のエオリアン・ホ
ール公演後となる1937年から1951年にかけてのリスト録音を収録。




<Signum Classics>
SIGCD 163 \2180
デュリュフレ:レクイエムOp.9、4つのモテット
グリュネンワルド:汝はペテロなり、深き淵より
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)、クリストファー・マルトマン(バリトン)、
ジェレミー・フィルセル(オルガン)、ロバート・コーエン(チェロ)、
ジェレミー・バックハウス(指揮)、ヴァサーリ・シンガーズ
シグナム・クラシックス(Signum Classics)とギルド(Guild)の看板合唱団とし
て新旧様々の作品を録音してきたヴァサーリ・シンガーズの最新盤はデュリュ
フレ&グリュネンワルド。
グレゴリオ聖歌が共通の題材とされているデュリュフレの名作「レクイエム」
と「4つのモテット」に同世代の作曲家グリュネンワルドの作品をカップリング
するなど、このディスク1枚で"20世紀フランス"の合唱作品の奥深さを味わえる。
人気急上昇中のメゾ・ソプラノ歌手サラ・コノリー、イギリス期待のバリトン
歌手クリストファー・マルトマンなどソリストも強力!

SIGCD 162 \2180
ソング・オヴ・ソングス - ホーズ:作品集 ――
ソング・オヴ・ソングス*/完璧な恋/ホエン・イスラエル・ワズ・ア・チャイ
ルド/主の祈り/わが主神の御名は世にあまねくして尊きかな/ヴァウデイの
パート・ソング集/トッカータ
エリン・マナハン・トーマス(ソプラノ)*、ロジャー・セイヤー(オルガン)、
パトリック・ホーズ(指揮)、コンヴェントゥス、イギリス室内管弦楽団、
2006-2007シーズンには欧州有数のクラシック・メディア、"Classic FM"のコン
ポーザー・イン・レジデンスを務めたイギリスの作曲家、パトリック・ホーズ
(1958-)の作品集。
ホーズの作品は、本格的な"クラシック"のスタイルや聴きやすい"ライト・クラ
シックス"など作風も変幻自在。洗練された美しさと神秘性も作品の特徴である。
モンテヴェルディ合唱団やザ・シックスティーンの活躍でも知られるウェール
ズの実力派ソプラノ、エリン・マナハン・トーマスの輝くようなハイトーン・
ヴォイスにも要注目!

SIGCD 166 \2180
ヤノマミ-合唱とギターのための音楽 ――
カステルヌオーヴォ=テデスコ:
ガルシオ・ロルカの詩による7つの歌
スリナッチ:ソナチナ(世界初録音)、十字架の道(世界初録音)
モルハ:ピエザス・サクラス
ノブレ:ヤノマミ
ジュリアン・ストッカー(テノール)、ファビオ・ザノン(ギター)、
カルロス・フェルナンデス・アランセイ(指揮)、コロ・セルバンテス
1995年に結成されたコロ・セルバンテスは、中世ルネサンス時代から20世紀に
かけての"イベリア半島"と"南米"の音楽を専門とするイギリス唯一の室内合唱
団。本場ブラジルのギタリスト、ファビオ・ザノンをソリストに迎えた異色の
合唱団による"合唱"と"ギター"という異色の組み合わせは、アマゾンの原住民
族ヤノマミ族を描いたノブレの「ヤノマミ」など、どれも斬新で刺激的。合唱
界の新たな起爆剤となるか!?




<Nimbus>(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 2516/9 4枚組 \4360
J・S・バッハ:平均律クラヴィーア曲集全曲BWV.846-893
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
メキシコのUrtext(ウワテクスト)から発表されたショパン&J・S・バッハで、
"我此処にあり!"と全世界へ向けて強烈にアピールしたフェルツマン。
廃盤となって久しい"MusicMasters(ミュージック・マスターズ)"時代の録音か
ら「ゴルトベルク変奏曲」(NI 2507)に続いて復刻となるフェルツマンの演奏は、
同じくバッハの「平均律クラヴィーア曲集」全曲!
聴き手を惹き付けて止まないフェルツマンのバッハは、復刻のリクエストが多
かっただけに話題必至!1992年&1995年、アメリカ芸術院(ニューヨーク)での
録音。

NI 2529-32 4枚組 \4360
クライスラー:ヴァイオリン作品集 ――
CD-1 - オーストリア皇帝賛歌/ウィーン奇想曲/愛の喜び/愛の悲しみ/美し
きロスマリン/ウィーン狂詩曲風幻想曲/プニャーニの様式による前奏曲とア
レグロ/ボッケリーニの様式によるアレグレット/ポルポラの様式によるアレ
グレット/カルティエの様式によるシャセ/W・F・バッハの様式によるグラー
ヴェ/フランクールの様式によるシチリアーノとリゴードン/プニャーニの様
式によるテンポ・ディ・メヌエット/ドヴォルザーク(クライスラー編):ユーモ
レスク、スラヴ舞曲第1番-第3番、インディアン・ラメント、スラヴ幻想曲/
CD-2 - ジプシーの女/カヴァティーナ/おもちゃの兵隊の行進曲/レチタティ
ーヴォとスケルツォ=カプリース/羊飼いのマドリガル/ジプシー・カプリー
ス/タルティーニ(クライスラー編):コレッリの主題による変奏曲、フーガ/コ
レッリ(クライスラー編):サラバンドとアレグレット、ラ・フォリア/タルティ
ーニ:ヴィヴァルディの形式による協奏曲/タルティーニ(クライスラー編):悪
魔のトリル/
CD-3 - 中国の太鼓/チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンテ・カンタ
ービレ、ユモレスク、無言歌、スケルツォ/グレインジャー(クライスラー編):
岸辺のモリー/クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ/ディッタ
ースドルフの様式によるスケルツォ/クープランの様式による貴婦人/マルティ
ーニの様式によるアンダンティーノ/ルクレールの様式によるタンブラン/ク
ープランの様式によるプロヴァンスの朝の歌/ポルポラの様式によるメヌエッ
ト/
CD-4 - シューベルト(クライスラー編):即興曲、ロザムンデからのバレエ音楽、
楽興の時/ウェーバー:ラルゲット/ハイドン:ハンガリー風ロンド/グルック:
精霊の踊り/モーツァルト:《ハフナー》より ロンド/ブラームス:ハンガリー
舞曲/シューマン:ロマンス/メンデルスゾーン:無言歌/アルベニス:マラゲー
ニャ、タンゴ/グラナドス:スペインの踊り/ファリャ:スペイン舞曲/
オスカー・シュムスキー(ヴァイオリン)、ミルトン・ケイ(ピアノ)、
ウィリアム・ウォルフラム(ピアノ)
1917年にフィラデルフィアで生を受け、神童として大きな期待を寄せられ、スト
コフスキ、オイストラフ、クライスラーといった巨匠たちからも称賛されたオス
カー・シュムスキー(1917-2000)。
その世界的名声と相反するかのように録音の数が少なく"幻のヴァイオリン奏者"
とも呼ばれるシュムスキーが80年代に収録した芸術作品、クライスラーのヴァイ
オリン作品集がニンバスからボックス・セットでいよいよ復刻に!
決して飾らず、過剰な表現に走らず、あくまでも自然体を保ち音楽の流れを大
切にしたシュムスキーのクライスラーには、現代に欠けている"何か"がある。

NI 2523-7 5枚組 \4850
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集Vol.2 ――
ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV.223/同イ長調RV.349/同ニ短調RV.248/
同ニ長調RV.229/同イ長調RV.343/同ホ長調RV.267/同イ長調
《オッタヴィーナ》RV.763/同ヘ長調RV.286/同変ホ長調RV.261/同変ロ長調
RV.366/同変ホ長調RV.260/同ロ短調RV.387/同ハ長調RV.189/同ト短調RV.321
/同ニ短調RV.241/同ト短調RV.329/同ハ短調RV.197/同ニ長調RV.215/
同ト短調Op.6-1,RV.324/同変ホ長調Op.6-2,RV.259/同ト短調Op.6-3,RV.318/
同ニ長調Op.6-4,RV.216/同ホ短調Op.6-5,RV.280/同ニ短調Op.6-6,RV.239/
同イ長調《かっこう》RV.335/同ニ長調Op.11-1,RV.207/同ホ短調Op.11-2,
RV.277/同イ長調Op.11-3,RV.336/同ト長調Op.11-4,RV.308/同ハ短調
Op.11-5,RV.202/同ホ長調《安らぎ》RV.270
シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン&指揮)、イスラエル室内管弦楽団
イスラエルの大ヴァイオリニスト、シュロモ・ミンツがミュージック・マスター
ズ時代にレコーディングに挑んだヴィヴァルディの協奏曲集。
第1集(NI 2500-5)に続く復刻第2弾の収録曲も、「アンナ・マリアのための協奏
曲集」を中心とした特大ボリュームの全31曲(4時間57分)!
イスラエル室内管を自在に操り、才気がほとばしる弾き振りを展開したミンツ
90年代の至芸の記録である。
1992年8月&1993年3月、レバノン教会(パリ)での録音。

NI 2515 \1780
ヴィヴァルディ:
協奏曲ハ長調RV.425/ソナタ ト短調RV.42/協奏曲ニ長調RV.93/
協奏曲ニ長調(J・S・バッハのBWV.972の原曲)/協奏曲ト長調RV.532/
協奏曲ニ短調RV.540/トリオ・ソナタ ハ長調RV.82
エリオット・フィスク(ギター)、アルバート・フラー(チェンバロ)、
フレドリック・ハンド(ギター)、
ルイーズ・シュールマン(ヴィオラ・ダモーレ)、
セント・ルークス管弦楽団
自身のアレンジによるギター版パガニーニの「24のカプリース」がルッジェー
ロ・リッチからも絶賛されたセゴビア最後の弟子エリオット・フィスク。
マンドリンやリュート、ヴィオラ・ダモーレなどのために書かれた協奏曲やソ
ナタを、まるで最初からギターのために作曲された作品のように聴かせてしまう
フィスクのヴィヴァルディもパガニーニに匹敵するギター・ファン大注目の名
盤である。1992年、アメリカ芸術院での録音。

NI 2521 \1780
ヴォルフ:ゲーテ歌曲集より
R・シュトラウス:オフェーリアの3つの歌Op.67a
ラフマニノフ:6つの歌曲Op.38
アイヴズ:子守歌、世界のハイウェイ
ヴァイル:光の町ベルリン、Je ne t'aime pas
ドーン・アップショウ(ソプラノ)、マーゴ・ギャレット(ピアノ)
特にアメリカ歌曲や近現代作品には欠かせぬアメリカの大ソプラノ歌手、ドー
ン・アップショウのリサイタル・アルバムでは、ヴォルフ、R・シュトラウス、
ラフマニノフ、アイヴズ、ヴァイルという五人五色の個性が満開!
得意とするアイヴズやワイルから、ヴォルフなどの歌曲を歌うアップショウ。
驚異的な歌唱力と絶妙の表現力は改めてスゴイ。

NI 2522 \1780
コープランド:
劇場のための音楽/静かな都市/映画のための音楽/クラリネット協奏曲
クリス・ゲッカー(トランペット)、ウィリアム・ブラウント(クラリネット)、
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)、セント・ルークス管弦楽団
ブルックナー指揮者としての名声を確立しつつあるアメリカのマエストロ、デ
ニス・ラッセル・デイヴィスがミュージック&マスターズ・レーベル時代に録
音を行ったコープランド。ラッセル・デイヴィスの巧みな管楽器セクションの
コントロールは特筆もの。

NI 2528 \1780
バーバー:ピアノ独奏作品全集 ――
ピアノ・ソナタ変ホ短調Op.26/間奏曲第1番(世界初録音)/夜想曲Op.33/
バラードOp.46/遠足Op.20
ジョン・ブラウニング(ピアノ)
母国のピアノ作品を積極的に取り上げ続けた20世紀アメリカの名ピアニスト、
ジョン・ブラウニング(1933-2003)。その姿勢と演奏が評価され2度目のグラミ
ー賞に輝いたのが、このバーバーのピアノ独奏作品全集。バーバーの語法を明
確に表現したブラウニングの代表盤の1つである。



<Nimbus Alliance>
NI 6100 3枚組 \4360
ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集 ――
弦楽四重奏曲第12番変ホ長調Op.127/同第14番嬰ハ短調Op.131/
同第13番変ロ長調Op.130/大フーガ変ロ長調Op.133/
弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132/同第16番ヘ長調Op.135
ウィハン弦楽四重奏団〔レオシュ・チェピツキー(ヴァイオリン)、ヤン・シュ
ルマイスター(ヴァイオリン)、イジー・ジィックモンド(ヴィオラ)、
アレシュ・カスプジーク(チェロ)〕
ニンバス・アライアンス(Nimbus Alliance)は、よりアーティスト側に重点を置
いた録音を制作、リリースする新シリーズ。
来日経験も多いウィハン弦楽四重奏団は、プラハの春や大阪国際室内楽コンク
ール&フェスタ、ロンドン国際弦楽四重奏コンクールなど世界各地のコンクー
ルで入賞を勝ち取ってきたチェコのアンサンブル。2007年11月-2008年3月、聖
アグネス修道院(プラハ)でのライヴ録音。




<Prima Voce>(Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 7957/8 2枚組 \2580
ディ・ステファノ-ヴェルディとプッチーニを歌う ――
ヴェルディ:
歌劇《仮面舞踏会》より もう一度彼女に会える、今度の航海は無事だろうか、
こんな占いは当てにならない、彼女はもう会場に着いて、歌劇《リゴレット》
より あれかこれか、あなたは心の太陽、あの娘はさらわれてしまった、女心
の歌、歌劇《椿姫》より 友よさあ飲みあかそう、燃える心を、パリを離れて、
歌劇《トロヴァトーレ》より 激しい武器の音が
プッチーニ:
歌劇《ラ・ボエーム》より 冷たい手を、おお優しい娘、ほんとにおしまいな
のだね!、もう帰らないミミ、みんな行ってしまったの、歌劇《蝶々夫人》よ
り 魅力に満ちた瞳のいとしい子、あの女の苦しみを、歌劇《トスカ》より 妙
なる調和、マリオ, マリオ, マリオ、星はきらめき
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)、
マリア・カラス(ソプラノ)、様々なアーティスト
ニンバスのテクノロジーによって78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、
デジタル化を行う復刻シリーズ「プリマ・ヴォーチェ」は往年の名歌手たちの
歌声を聴くことができる貴重な録音。
20世紀イタリアの大テノール、ディ・ステファノが歌うヴェルディとプッチー
ニは1950年-1956年の録音。

NI 1722(MP3CDs) 8枚組 \6480
ハイドン:交響曲全集 ――
交響曲第1番-第104番/交響曲"A"/交響曲"B"/協奏交響曲変ロ長調/
ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調/同4番ト長調/歌劇《真の貞節》序曲/
歌劇《報いられた真心》序曲/王立音楽家協会のための行進曲
アダム・フィッシャー(指揮)、
オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団、
ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)
ニンバスのハイドン没後200年記念リリースは、アダム・フィッシャー&オース
トリア・ハンガリー・ハイドン管の偉業"ハイドンの交響曲全集"を"MP3DISC"で
リリースするというビックリの企画!
通常のCDだと30枚を超える枚数となる全集録音を、MP3形式の音楽ファイルとし
て収録することにより、8枚のMP3DISCにまでスリム化。このような一風変わっ
たスタイルのリリースが実現するのもアニヴァーサリー・イヤーだからこそ!?
※このタイトルは通常の「CD」ではなく、「MP3DISC」です。MP3対応のプレー
ヤーやパソコン以外では再生できません。予めご了承下さい。




<Avie>
AV 2171 ¥2180
J・S・バッハ:
管弦楽組曲集-若き王子のための(アンハルト・ケーテン候レオポルト王子の
ために) ――
管弦楽組曲第1番ハ長調BWV.1066
管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067(オーボエ版)
管弦楽組曲第3番ニ長調BWV.1068(原典版)
管弦楽組曲第4番ニ長調BWV.1069(原典版)
モニカ・ハジェット(ヴァイオリン&ディレクター)、
ゴンサロ・ルイス(オーボエ)、アンサンブル・ソネリー
バロック・ヴァイオリンの世界的名匠モニカ・ハジェットとアンサンブル・
ソネリー。英国が世界に誇る古楽界の名コンビが世に送る古楽ファン要注目
の最新盤は、"原典版による管弦楽組曲集"という壮大で刺激的なバッハ・ア
ルバム!
作曲時の手稿譜が残されていないため、ケーテン時代、もしくはワイマール
時代、ライプツィヒ時代に作曲や加筆が行われたなど、様々な説が唱えられ
ているバッハの「管弦楽組曲」。
ハジェットは「管弦楽組曲」の原典版を演奏するために、バッハを厚遇した
ケーテンの若き領主レオポルト候の宮廷楽団と同規模の編成(弦楽器、オー
ボエ、ファゴット、チェンバロ)を再現。
また「第2番」では、アンサンブル・ソネリーのオーボエ奏者ゴンサロ・ル
イスがフルート・パートをオーボエに置き換えるなど、ケーテンの宮廷楽団
の編成に基づいた再構築を行っている。
「ケーテン時代の管弦楽組曲」=「原典版」という1つの結論を打ち出した
ハジェット&ソネリーの演奏とアイディアは実にユニーク。
このハジェット&ソネリーによって再構築された"原典版"の「管弦楽組曲」
こそが、もしかするとレオポルト候が聴いた「管弦楽組曲」の姿なのかもし
れない。
2007年9月21日-25日、セント・サイラス教会での録音。

AV 2156 2枚組 \3250
シューベルト・ライヴVol.1 ――
ピアノ・ソナタ第20番イ長調D.959/11のエコセーズ ニ長調D.781
3つの小品D.946/ピアノ・ソナタ第16番イ短調D.845
ピアノ・ソナタ第20番イ長調D.959
イモジェン・クーパー(ピアノ)
2008年10月に行われたNHK交響楽団との共演やソロ・リサイタルでの好演が
イモジェン・クーパー自身も大きな"手応え"を感じたというクィーン・エリ
ザベス・ホールでのライヴでは、1923年から28年にかけて作曲された晩年の
名作を選曲。
バドゥラ=スコダ、デームス、ブレンデルから薫陶を受けたクーパーの演奏
には、シューベルトの音楽を奏でる歓びや作品への深い愛情が満ちあふれて
いる。
2008年4月15日&11月25日、クィーン・エリザベス・ホール(ロンドン)での
ライヴ録音。

AV 2142 \2180
インティメイト・スタディーズ ――
ヤナーチェク:霧の中で、ないしょの練習曲
ハース:ピアノのための組曲Op.13、アレグロ・モデラート
マルティヌー:ミニアチュアのフィルムH.148、春H.127
スーク:春Op.22a
ラダ・ヴァレショヴァー(ピアノ)
ラダ・ヴァレショヴァーは、このアルバムが本格的なデビュー録音となる
チェコのピルセン出身の女流ピアニスト。スメタナ国際ピアノコンクールで
の受賞歴やロストロポーヴィチとの共演経験を持ち、現在はロンドンのギル
ドホール音楽院で教授としても活躍している。
ヤナーチェク、ハース、マルティヌー、スークといった祖国チェコの20世紀
を代表する作曲家たちのピアノ作品は、どれも民族色豊かで温かい。収録曲
の中では特に11の音詩で構成されるヤナーチェクの珍しい曲集「ないしょの
練習曲(Intimate Studies)」が聴きどころ。

AV 2168 \2180
東方からの詩人 ――
スクリャービン:24の前奏曲Op.11/馬水龍:雨の波止場の風景
タバコワ:夜想曲、モデチュード
デシャニコフ:カスチェイの生活より、ジャメ....、ロンド・チェイス、
ディケンズを記念して、夜想曲、クレジット・タイトル
エヴェリン・チャン(ピアノ)
バシュメットの後継者マキシム・リザノフとのデュオ(AV 2111)でアヴィー
(Avie)に登場したイギリスを拠点として活躍する台北出身の女流ピアニスト、
エヴェリン・チャンのソロ・アルバム。
スクリャービンの「24の前奏曲」を中心とするプログラムには、ドブリンカ
・タバコワ(1980-)、レオニード・デシャニコフ(1955-)、台湾を代表する馬
水龍(1939-)という"東方"の個性的なピアノ作品が並ぶ。




<MSM>
MSM 0012 \1880
人生は夢 ――
ハイドン:
キューピッド/満ち足りた心/遅すぎた母の到着/初めてのキス/ありふれ
た話/共感/お見とおし/平静/ティルシスに/さすらい人/どんな冷たい
美人でも/人魚の歌/田舎の楽しみ/真実/恋の歌/絶望/不幸な恋の慰め
/回想/人生は夢
アンナ・リーズ(ソプラノ)、ペーター・ロダール(テノール)、
アリスデア・ホガース(ピアノ)
イギリスのアーティスト・マネージメント、"マイケル・ストアーズ・ミュ
ージック"の自主レーベル「MSM」のハイドン・アニヴァーサリー・アルバム
は、ニュージーランドのソプラノ歌手アンナ・リーズと、デンマークのテノ
ール歌手ペーター・ロダールが歌うドイツ語と英語の歌曲集。
続々と世界各国の歌劇場にデビューを果たすなど、ヨーロッパから世界へと
羽ばたく2人の新星の歌声に惚れ惚れしてしまう。"マイケル・ストアーズ・
ミュージック"がプッシュする2人の歌い手をサポートするホガースのさり気
無いピアノ伴奏がこれまた絶妙。

MSM 0010 \1880
3大詩人の詩によるオペラ・アリア集 ――
ヴェルディ:
歌劇《リゴレット》より あの娘はさらわれてしまった、女心の歌
ドニゼッティ:歌劇《ルクレツィア・ボルジア》より 僕は発たなければ
ロッシーニ:歌劇《ウィリアム・テル》より 私を見捨てないでくれ
ヴェルディ:
歌劇《ドン・カルロ》より フォンテーヌブロー!寂しい森よ!、
歌劇《ルイザ・ミラー》より 私のこの目を疑うことができるのなら
マスネ:歌劇《ウェルテル》より 夢かうつつか
トマ:歌劇《ミニョン》より 無邪気な彼女は
グノー:歌劇《ファウスト》より 汚れなく清らかな住いよ
ウーキュン・キム(テノール)、ベルリン・ドイツ・オペラ室内合奏団
おとなり韓国のテノール歌手ウーキュン・キムは、漢陽大学で声楽を学び、
留学先のミュンヘン音楽大学ではヘルムート・ドイチュ教授のマスタークラ
スに参加して研鑽を積んだ韓国の若き逸材。
ウィーンのベルヴェデーレ・コンクール、バルセロナのフランシスコ・ヴィ
ニャス・コンクール、ロサンゼルスのプラシド・ドミンゴ・オペラリア国際
コンクールを制覇した凛々しく懐の深い歌声は、アジアからのスター誕生を
予感させる見事なもの。
ユーゴー、シラー、ゲーテといった世紀の3大詩人の詩を題材としたオペラ
・アリア集は、キムにとって初の本格的なソロ・アルバムとなる。

MSM 0008 \1880
天使と悪魔 ――
リムスキー=コルサコフ:
ばらのとりこになった夜うぐいす/グルジアの丘で/高嶺に吹く風もない
/許して!/あなたにとって私は何でしょう?/静かな夕べのとばりが降り
て/ああ、もし君が.../静かな夜に夢見たこと/雲は薄れ行き/ひばりの
歌声は響き/それは早春のことだった/ヴェネツィアの商人の歌/しぼめる
花/ニンフ/あなたの眼を見つめる時/山の泉/天使と悪魔
アンナ・サムイル(ソプラノ)、アルフレッド・ダザ(バリトン)、
マティアス・サムイル(ピアノ)
昨年、没後100年という節目の年を迎えた19世紀ロシアの大作曲家リムスキ
ー=コルサコフ。
次の100年という新しい歴史へと進むリムスキー=コルサコフの有名な歌曲
から知られざる歌曲までを、ロシアのディーヴァ、アンナ・サムイルとメキ
シコのバリトン歌手アルフレッド・ダザという異色のコンビが歌う。ロシア
歌曲ファンには是非ともご注目いただきたいアルバムである。



<Channel Classics>
CCSSA 27909(SACD-Hybrid) \2850
プロコフィエフ:チェロと管弦楽のための《交響協奏曲》ホ短調Op.125
チェレプニン:無伴奏チェロのための組曲
クラム:無伴奏チェロのためのソナタ(全曲ライヴ録音)
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ/グァダニーニ1760)、
ワシーリー・シナイスキー(指揮)、
ロッテルダム・フィルハーモニック管弦楽団
ウォルトンの「チェロ協奏曲」(OMYX 4042)や、ショスタコーヴィチの「チェ
ロ協奏曲第2番」(CCSSA 25308)の録音を続々と発表するなど、"20世紀中期の
チェロ作品"の演奏に凄まじい情熱を注いでいるオランダ生まれの超人チェリ
スト、ピーター・ウィスペルウェイ。
長年パートナーシップを結んできた"チャンネル・クラシックス"での最後の
録音となるのは、ロストロポーヴィチに捧げられたプロコフィエフ最晩年の
傑作「交響協奏曲」!
1947年、ロストロポーヴィチの演奏に感銘を受けたプロコフィエフは、この
若き盟友からアドヴァイスを得て「チェロ協奏曲第1番」の改訂を決断。
新たな姿に生まれ変わったチェロ協奏曲が"第2番"としてロストロポーヴィチ
の演奏で1952年2月18日に初演されてからも、プロコフィエフの燃えたぎる創
作意欲がさらなる改訂を進め、遂に完成した最終稿こそが「交響協奏曲」な
のである。
ロストロポーヴィチによる演奏を想定して作曲されたため、チェロとオーケ
ストラの双方に高度な演奏技術と作品への理解力が要求される「交響協奏曲」。
この難曲中の難曲に挑むウィスペルウェイにとって、先人たちからの伝統を
受け継ぎロシア音楽に深く精通するシナイスキーと、ゲルギエフによって鍛
えに鍛え上げられたロッテルダム・フィルの存在は非常に大きく頼もしい。
"ロストロポーヴィチ"と"交響協奏曲"への深い想いを「(交響協奏曲の演奏
時間でもある)40分間、スラヴァになりたくない人などいるのだろうか?」
という言葉と、「奇跡の弓」と讃えられる"ボーイング"、「奇跡のチェロ」
と称される"グァダニーニ1760"を駆使した唯一無二の演奏で表現するウィス
ペルウェイ。
「交響協奏曲」の"20世紀"の代名詞がロストロポーヴィチであるならば、こ
の録音の登場によって"21世紀"の代名詞がウィスペルウェイとなる可能性は
限りなく高い!



<Guild Historical>
GHCD 2353 \1350
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15*(録音:1956年頃)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333(録音:1956年8月28日)
ソロモン(ピアノ)、
ロリン・マゼール(ピアノ)、トリノ・イタリア放送交響楽団
1956年、演奏家としての絶頂期に脳梗塞でキャリアを閉ざされてしまった20
世紀イギリスの伝説的なピアニスト、ソロモン(1902-1988)。悲劇的な引退
が目前に迫る中、最後の力を振り絞り記録された1956年のモーツァルトとブ
ラームスという貴重かつ重要なソロモンの録音がギルド・ヒストリカル
(Guild Historical)から登場!
若き日のマゼールとトリノ・イタリア放送響のサポートが頼もしいブラーム
スそしてBBCの放送用音源として1956年8月28日に収録されたソロモン最後の
録音となるモーツァルト。
全集完結を目指しながらも未完に終わったベートーヴェンのピアノ・ソナタ
などソロモンの録音は限られていただけに、キャリアの最晩年に収録された
"ブラームス"の"協奏曲"と"モーツァルト"の"ソナタ"が持つ音楽的価値は計
り知れない。
45年間というキャリアを駆け抜けた幻のピアニスト、ソロモンが全精力を注
いだ入魂のブラームスとモーツァルトである。
※リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング

GHCD 2355 \1350
ルービンシュタイン&ミトロプーロス・レコーディングス1953 ――
ボロディン:交響詩《中央アジアの草原にて》
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22
フランク:ピアノと管弦楽のための《交響的変奏曲》
スクリャービン:交響曲第4番Op.54《法悦の詩》
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)、
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
時は1953年4月19日、舞台はカーネギー・ホール。2人の偉大なる音楽家、ギ
リシャ生まれの巨人ミトロプーロスとポーランド生まれの名手ルービンシュ
タインの共演が実現したコンサートのライヴ・レコーディング!
ルービンシュタインは"サン=サーンスのピアノ協奏曲"と"フランクの交響的
変奏曲"を十八番としていたことでも知られており、ミトロプーロス率いる
ニューヨーク・フィルとの共演での完成度も非常に高く聴衆から大喝采を浴
びている。
ルービンシュタインのサン=サーンスとフランクと言えば1958年に録音され
たウォーレンスタイン&シンフォニー・オブ・ジ・エアとの演奏が代表盤と
されてきたが、1953年にカーネギー・ホールで繰り広げられたミトロプーロ
ス&ニューヨーク・フィルとのライヴが新たな代表盤となる可能性は十分!
※リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
1953年4月19日、カーネギー・ホールでのライヴ録音。



<Guild>
GMCD 7326/7 2枚組 \4360
20世紀のヴァイオリン・ソナタ集 ――
ショイブレ:ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.31
ヒンデミット:ヴァイオリン・ソナタ ホ長調
レーガー:ヴァイオリン・ソナタ ハ短調Op.139
フルトヴェングラー:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調
ベッティナ・ボラー(ヴァイオリン)、
ヴァルター・プロスニッツ(ピアノ)
1915年に作曲されたレーガー最晩年の「ヴァイオリン・ソナタ ハ短調Op.139」
から、スイスの作曲家ショイブレ1946年の作品「ヴァイオリン・ソナタ第2
番Op.31」まで、ドイツとスイスの両国で約30年の間に生まれたヴァイオリ
ン・ソナタ集。
演奏時間は、約10分のヒンデミットに対してフルトヴェングラーは約1時間!
作曲時期は近くとも、それぞれの作品が持つ異なる作風とスケールに4人の
作曲家それぞれの個性が如実に現れていて面白い。
ベッティナ・ボラーは、パールマン、川崎雅夫の門下生でもあるスイスの女
流ヴァイオリニスト。シェックやフォーゲル、ズーター、ケルターボーン、
ツィンマーマンの演奏で成功を収めてきており、スイス、ドイツ近現代作品
の理解者として評価はすこぶる高いものがある。



<Guild Light Music>
GLCD 5155 \1650
軽音楽の黄金時代-ロマンティックなメロディー ――
ガーデ(トーチ編):ジェラシー/ロイグ:キエレメ・ムーチョ/フィールズ:
ムード・フォー・ラヴ/フリード:オール・アイ・ドゥ・イズ・ドリーム・
オヴ・ユー/ベラスケス:ベサメ・ムーチョ/ホイベルガー:キス・イン・
ユアー・アイズ/他
シドニー・トーチ&ヒズ・オーケストラ、
マリオ・ルイス・アルメンゴル&ヒズ・オーケストラ、
ドン・アモーレ&ヒズ・オーケストラ、
モートン・グールド&ヒズ・オーケストラ、他
1940年代-50年代にかけての"ライト・ミュージック"の黄金時代に録音された
懐かしの音源を復刻する"ギルド・ライト・ミュージック・シリーズ"。
シリーズ55枚目(!)にも、「ベサメ・ムーチョ」やガーデの「ジェラシー」
など"ロマンティックな古き良き名作が満載!

GLCD 5156 \1650
軽音楽の黄金時代-ピッキング・ストリングス ――
ハンマー:ピッキング・ストリングス/マーティン:キャリーエイジ・フォー
・マリッジ/リチャードソン:ランニング・オヴ・ザ・レール/ギリス:永久
の感情/モノー:とうとう春が/エルナンデス:エル・クンバンチェロ/ロ
ジャー:スルー・ザ・タウン/他
クルト・レーフェルト(指揮)、
シュトゥットガルト放送交響楽団、
レイ・マーティン&ヒズ・オーケストラ、
ドン・ギリス(指揮)、
ニュー・シンフォニー・オーケストラ・オヴ・ロンドン・フィリップ・グリ
ーン&ヒズ・オーケストラ、ペペ・ゴンザレス&ヒズ・オーケストラ、他
蒸気機関車のジャケットが印象的なシリーズ通算第56枚目の「ピッキング・
ストリングス」。ご機嫌ノリノリの「エル・クンバンチェロ」や、ギリスの
自作自演による「交響曲第5-1/2番より」などが"ライト・ミュージック"黄
金期の演奏で楽しめる。



<Dal Segno>
DSPRCD 041 \2180
ウー・チェン-デビュー・レコーディング ――
シューマン:クライスレリアーナOp.16
プリオール:スヴャトゴールの謎(世界初録音)
リスト:ペトラルカのソネット第104番、ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調
ウー・チェン(ピアノ)
ラン・ラン、ユンディ・リ、ユジャ・ワン、そしてサ・チェン。動き出したアジ
アの大国から世界へと羽ばたき、瞬く間にスターダムへと駆け上った若き中国人
ピアニストたち。
この綺羅星の如き輝きを放つ中国の名手たちと肩を並べることになるであろう
1986年上海生まれの24歳、才色兼備の超新星ウー・チェンが、イギリスのダル・
セーニョ(Dal Segno)からデビュー!
6歳からピアノを始め、上海音楽学院、メニューイン・スクール、英国王立音楽
院で研鑽を積んできたウー・チェン。
メニューイン・スクール在学中の1999年にはロイヤル・フェスティヴァル・ホー
ル、2003年にはウィグモア・ホールでリサイタルを行い大絶賛を博すなど、活動
拠点のイギリスでは早くからその非凡な才能に注目が集められてた逸材なのであ
る。
このデビュー・レコーディングでは、王道のシューマンとリストに、弱冠17歳の
ロシア系作曲家アレクサンドル・プリオールの作品を加えるという大胆なプログ
ラムで勝負。
ストレートなアプローチ、絶妙なタッチとフレージング、技巧的なパッセージを
華麗に聴かせるテクニック・・・・"若さ"と"風格"の両面を感じさせる才色兼備
の天才が檜舞台に登場します!
2008年11月10日-12日、チャンプス・ヒルでの録音。

DSPRCD 025 \2180
偉大なるピアニストVol.9 - ヴィルヘルム・バックハウス ――
ドリーブ(ドホナーニ編):ワルツ(1923年)
メンデルスゾーン(リスト編):結婚行進曲(1926年)
ワーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より 前奏曲(1929年)
ワーグナー(リスト編):歌劇《タンホイザー》より 行進曲(1930年)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13《悲愴》より 第1楽章(1926年)
リスト:演奏会用練習曲(1928年)
ピック=マンジャガッリ:オラフの踊り(1923年)
ショパン:ロマンス(1925年)
クライスラー:愛の悲しみ(1926年)
R・シュトラウス:セレナードOp.17-2(1924年)
モーツァルト:セレナード(1923年)
シューマン(リスト編):君にささぐOp.25-1
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35(1924年)
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ・ロールによる演奏)
オーストラリアの音楽学者デニス・コンドンが収集したピアノ・ロールの再生
&デジタル収録、リリースを活発に展開しているイギリスのレーベル、ダル・
セーニョ(Dal Segno)。
色褪せることのない大ピアニストたちの記録"偉大なるピアニスト"シリーズの
第9巻は、第2次世界大戦前、1920年から1930年にかけての獅子王バックハウス。
ショパンのピアノ協奏曲第1番をソロにアレンジした「ロマンス」など、晩年の
イメージとは一味違うバックハウスの姿を現代に伝える重要な録音と言えるだろ
う。

DSPRCD 026 \2180
偉大なるピアニストVol.10 - アルフレッド・コルトー ――
ショパン:練習曲第23番イ短調Op.25-11(1923年)
ショパン(リスト編):乙女の願い(1921年)
ショパン:練習曲第21番変ト長調Op.25-9&第5番変ト長調Op.10-5(1923年)、
同第24番ハ短調Op.25-12(1927年)、
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22(1920年)、
即興曲第3番変ト長調Op.51(1929年)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109(1927年)
リスト:春に(1923年)
スクリャービン:練習曲嬰ニ短調Op.8-12(1923年)
シャブリエ:牧歌(1925年)
J・S・バッハ:協奏曲へ短調より アダージョ(1921年)
リスト:ハンガリー狂詩曲第11番イ短調(1924年)
フォーレ:子守歌Op.56-6(1920年)
サン=サーンス:ワルツ形式による練習曲Op.52-6(1920年)
アルフレッド・コルトー(ピアノ・ロールによる演奏)
ピアノ・ロールによる"偉大なるピアニスト"シリーズ第10巻の主役は、20世紀初
期フランスの巨匠アルフレッド・コルトー。ショパンやリストなど、1920年代の
コルトーの演奏スタイルを克明に記録したピアノ・ロールをデジタル収録。

DSPRCD 036 \2180
ブラームス&メンデルスゾーン-
オリジナル・ピアノ・ロール・レコーディングス ――
ブラームス:
カプリッチョ ロ短調(ルービンシュタイン/1923年)、
ラプソディ第1番ロ短調(ルービンシュタイン/1924年)、
パガニーニの主題による変奏曲(バックハウス/1924年)、
間奏曲ハ長調Op.119-3(マイラ・ヘス/1925年)、
ラプソディ変ホ長調(マイラ・ヘス/1924年)、
ワルツ変イ長調Op.39-15(ラーブ/1915年)、
ラプソディ ト短調(サマロフ/1908年)
メンデルスゾーン:
紡ぎ歌Op.64-4(パデレフスキ/1929年)、
ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14(ホフマン/1929年)、
性格的小品Op.7-7(レヴィーン/1924年)、
無言歌第46番ト短調(パハマン/1924年)、
無言歌第25番ト長調(パハマン/1924年)、
春の歌Op.62-6(ノヴァエス/1924年)
様々なアーティスト(作品名の後ろの( )内が演奏者)
ルービンシュタインやバックハウス、ヘス、パデレフスキ、パハマン・・・。
鮮明なサウンドで復活する20世紀の巨匠たちによるブラームスとメンデルスゾ
ーン。

DSPRCD 027 \2180
赤ちゃんのためのピアノ名曲集 ――
J・シュトラウスII世:美しく青きドナウ(レヴィーン)
ブラームス:ワルツ変イ長調Op.39-15(ラーブ)
シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調(パハマン)
ベートーヴェン:トルコ行進曲(ホフマン)
チャイコフスキー:こんぺい糖の精の踊り(グレインジャー)
フォーレ:パヴァーヌOp.50(フォーレ)
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女(ツァイスラー)/他
様々なアーティスト(作品名の後ろの( )内が演奏者)
デニス・コンドンのコレクションの中から選りすぐられたピアノ・ロール再生
によるピアノ名曲集。往年の巨匠や大作曲家自らの演奏を聴けば、赤ちゃんも
ぐっすり熟睡!?プレゼントにもどうぞ!

DSPRCD 028 \2180
キッズのためのピアノ名曲集 ――
グリーグ:朝(グレインジャー)
オッフェンバック:カンカン(ピトー&アームブラスター)
ガーシュウィン:
キッキン・ザ・クラウズ(ガーシュウィン)、素敵な気持ち(ガーシュウィン)、
ティー=ウードゥル=アム=バム=ブー(ガーシュウィン)
サン=サーンス:死の舞踏(ダルベール)
チャイコフスキー:くるみ割り人形より(グレインジャー)/他
様々なアーティスト(作品名の後ろの( )内が演奏者)
ピアノ・ロール再生による他とはちょっと違う遊び盛りのキッズたちのためのピ
アノ名曲集!子供たちの音楽教育の素材、または音楽入門にもピッタリ!




<Brana Records>
BR 0031 5枚組 \5670
ブラーナ・レコーズ・コレクションVol.2 ――
DISC-1:ブラジル風バッハ第5番(BR 0020)
DISC-2:スペインとポルトガルの鍵盤楽器のための作品集Vol.1(BR 0021)
DISC-3:スペインとポルトガルの鍵盤楽器のための作品集Vol.2(BR 0022)
DISC-4:イタリアン・コレクションVol.1(BR 0025)
DISC-5:イタリアン・コレクションVol.2(BR 0026)
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、様々なアーティスト
2002年から幻のピアニスト、フェリシア・ブルメンタール(1908-1991)が遺した
音源の復刻を進めてきたイギリスの「ブラーナ・レコーズ(Brana Records)」。
ブルメンタールが生涯をかけて創り上げた芸術のハイライトとも言えるボックス
・セット、"ブラーナ・レコーズ・コレクション"の第2弾には"ブラジル"、"スペ
イン&ポルトガル"、"イタリア"のピアノ作品(5タイトル)を収録。
ショパンからブラジル作品までを自由自在に弾きこなすブルメンタール。その個
性的で幅広いレパートリーの凄さと演奏の完成度の高さを思う存分味わえる。娘
のアネット・セリーヌや、若き日の井上道義との共演の記録も嬉しい。

BR 0020 \1880
ブラジル風バッハ第5番 ――
A・スカルラッティ:すみれ
ペルゴレージ:《奥様女中》より、《ウティカのカトー》より
モーツァルト:夢に見る姿K.530、かわいい糸紡ぎ娘K.531
シェーンベルク:ギゲールレッテ、満ち足りた恋人
ワイル:ユーカリ、Buddy on the Nightshift
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番より アリアとダンス
アネット・セリーヌ(ソプラノ)、フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、
アルベルト・ゼッダ(指揮)、ローマ放送交響楽団

BR 0021 \1880
スペインとポルトガルの鍵盤楽器のための作品集Vol.1 ――
ソレール:ソナタ 変ハ短調より、同ニ長調より
アングル:アリア ニ短調
アルベニス:ソナタ ニ短調
カンタロス:ソナタ ハ短調
セイシャス:ソナタ イ短調、トッカータ ホ短調、ソナタ 変ロ長調
ジャシント:トッカータ ニ短調
カルヴァーリョ:トッカータ ト短調
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)

BR 0022 \1880
スペインとポルトガルの鍵盤楽器のための作品集Vol.2 ――
アングレス:アダージェット、フガート変ロ長調
ソレール:ソナタ ト短調
フェレール:ソナタ ニ長調
フレシネ:ソナタ イ長調
作曲者不詳:トッカータ ハ長調
セイシャス:
フーガ イ短調、ソナタ ハ長調、メヌエット イ短調、トッカータ ニ短調、
ソナタ へ短調、ソナタ ハ短調、ソナタ ニ短調
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)

BR 0025 \1880
イタリアン・コレクションVol.1 ――
ヴィオッティ:ピアノ協奏曲ト短調
プラッティ:ピアノ協奏曲第1番ト長調*、同第2番ハ短調*
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、アルベルト・ゼッダ(指揮)、
トリノ交響楽団、テオドール・グシュルバウアー(指揮)*、
ザルツブルク交響楽団*
※BR 0026
イタリアン・コレクションVol.2 ――
マンフレディーニ:ピアノ協奏曲変ロ長調
パイジェッロ:ピアノ協奏曲へ長調、同ハ長調
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、
井上道義(指揮)、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、
アルベルト・ゼッダ(指揮)、トリノ交響楽団、イェルク・ファーバー(指揮)、
ヴュルテンベルク室内管弦楽団

BR 0032 \1880
リサイタル-チリンボン ――
プーランク:8つのポーランドの歌
ラヴェル:民謡集
ブラーガ:アフロ・ブラジリアン民謡集
ツェムリンスキー:Gib ein Lied mir wieder Op.27-10、苦悩Op.27-7
シマノフスキ:Zulejka Op.13-4、恋に落ちた東風Op.24
シェーンベルク:警告
ストラヴィンスキー:チリンボン
アーン:私の詩に翼があったなら
ヴィラ=ロボス:アリア、ダンス
アネット・セリーヌ(ソプラノ)、様々なアーティスト
ブラジルのソプラノ歌手にしてフェリシア・ブルンメンタールの娘、アネット・
セリーヌの歌曲集もブラーナ・レコーズに欠かせないシリーズ。
ミラノではエルヴィラ・デ・ヒダルゴに師事したセリーヌ。一級品の歌唱力はも
ちろんのこと、このリサイタル・プログラムでも披露されている驚異的なレパー
トリーの広さは、やはり母親譲りの才能なのだろう。録音年月日不詳(ADD)。




<Signum Classics>
SIGCD 149 \2180
ブリテン・シンフォニア001-ソングス・オヴ・ザ・スカイ ――
マートランド:タイガー・ダンシング
ワトキンス:ドリーム
オレーガン:ライ
ヤード:フー・ノウズ・ザ・ビューティ?
タヴナー:ソング・オヴ・ザ・スカイ
ブリテン・シンフォニア
フィルハーモニア管との共同制作に続くシグナム・クラシックスのニュー・プロ
ジェクトは、イギリスの名門室内オーケストラ、ブリテン・シンフォニアとのコ
ラボレーション。
リリース第1弾は、21世紀の英国楽壇を牽引する5人の作曲家たちの全曲世界初録
音となる室内オーケストラのための作品集。スマトラ島沖地震の大津波で命を落
とした犠牲者への追悼として作曲されたジョン・タヴナーの「ソングス・オヴ・
ザ・スカイ」や、ラッターの後継者筆頭候補オレーガンのアラブ舞踊のリズムと
音楽を取り入れた「ライ」などの5作品が、"近現代"という壁を打ち砕く!
ちなみにワトキンスの「ドリーム」には、人気急上昇中のヴァイオリン奏者イブ
ラギモヴァが参加!可憐な天才のヴァイオリンも楽しみ。

SIGCD 160 \2180
ウィーンのためのソネット-コルンゴルト:歌曲集 ――
ウィーンのためのソネットOp.41/4つの別れの歌Op.14/3つの歌Op.18/
3つの歌Op.22/4つのシェイクスピアの歌Op.31/永遠Op.27/道化の歌Op.29
/5つの歌Op.38
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)、ウィリアム・デイズリー(バリトン)、
イアン・バーンサイド(ピアノ)
オーストリアの神童、元祖ハリウッドの巨匠という2つの姿で後世にその名を残
しているコルンゴルト。"管弦楽曲"や"協奏曲"、"映画音楽"の復権が続々と進ん
でいるが、コルンゴルトの"歌曲"を再評価へと導く歌曲集が登場!
コルンゴルトの"歌曲"を歌うのは、シャンドスのシューマン歌曲集(CHAN 10492)
で素晴らしい歌声を聴かせてくれたメゾ・ソプラの歌手サラ・コノリーと、ヘレ
ヴェッヘ、バレンボイム、マッケラス、C・デイヴィス、ティルソン=トーマス
など数々の名匠たちから厚い信頼を寄せられるバリトン歌手ウィリアム・デイ
ズリー。
ウィーンへの想いが込められた晩年の傑作「ウィーンのためのソネット」など、
コルンゴルトの"歌曲"が漂わせる独特の美を2人の名歌手が濃厚に表現してくれ
ている。

SIGCD 161 \2180
フロストバウンド・ウッド-イギリスの歌曲集 ――
ワーロック:
マイ・リトル・スウィート・ダーリン、持って行けあの唇を、
アンド・ウィルト・ソウ・リーヴ・ミー・サス?、眠り、おどけた恋、
これ以上嘆かないで下さい、マイ・オウン・カントリー
ハワード:描かれた薔薇、3つの中世イギリスの歌
ハウエルズ:マックイーン夫人、ホエン・ザ・デュー・イズ・ファリング、満月
ロウ:ノーブル・ナンバーズ
ワーロック:
マイ・ゴーストリー・フェーダー、フロストバウンド・ウッド、
ベツレヘム・ダウン、夜
ティモシー・トラヴァース=ブラウン(カウンターテナー)、
ジェレミー・フィルセル(ピアノ)
マゼールやホグウッド、鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパンとの共演や、
パーリー・オブ・インストゥルメンツのレギュラー・メンバーとして活動してき
たイギリス期待のカウンターテナー歌手、ティモシー・トラヴァース(ケンウォ
ージー)=ブラウンのソロ・デビュー盤は、イギリス一色の歌曲集。
トラヴァース=ブラウンの輝かしく透き通るような歌声が、ピーター・ワーロッ
ク、マイケル・ハワード、ハーバート・ハウエルズ、ベティ・ロウなど、モダン
と古典の狭間に位置するイギリスの作曲家たちの歌曲をじっくりと聴かせてくれ
る。ソロ・デビューを果たしたイギリスの俊英へ寄せられる期待は大きい。

SIGCD 154 2枚組 \4360
カールソン:歌劇《アンナ・カレーニナ》(世界初録音)
スチュワート・ロバートソン(指揮)、
セントルイス交響楽団、セントルイス歌劇場
「アンナ・カレーニナ」は「アンナ・カレーニナ」でもシチェドリンのバレエ
音楽ではなく、アメリカの中堅作曲家デイヴィッド・カールソン(1952-)作曲の
歌劇「アンナ・カレーニナ」の全曲を収録した世界初録音。
カールソンの「アンナ・カレーニナ」は、トルストイの小説を題材としてイギ
リスの脚本家コリン・グラハムが台本を完成させ、セントルイス響、セントル
イス歌劇場、フロリダ・グランド・オペラ、ミシガン歌劇場の協力によって上
演が実現した全2幕の大作である。




<Cello Classics>
CC 1021 \2180
パクストン:4つのソナタと協奏曲 ――
ソナタ イ長調Op.1-1/同ニ長調Op.4-6/同ハ長調Op.1-4/同ハ長調Op.4-5/
協奏曲ト長調
セバスティアン・コンベルティ(チェロ)、パンテオン・バンド
ローマ・カトリック教徒であったが故に教会音楽家になれないという不遇を囲
いながらも、18世紀後期のロンドンを舞台として活躍した作曲家スティーヴン
・パクストン(1734-1787)。
J・C・バッハを彷彿とさせる美しい旋律を持ったチェロ作品は、当時のイギリ
スでも有数の実力を持っていたパクストンの知られざる傑作である。
セバスティアン・コンベルティは、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ(LMP)
の首席奏者であると同時に、チェロ・クラシックスの創設者、アーティスティッ
ク・ディレクターとしても活躍中のイギリス人チェリスト。
LMPのチェロ・セクションを束ねる名手の技がパクストンの"ソナタ"と"協奏曲"
で光る。




<Musiques Suisses>
MGBCD 6264 \2300
マルタン:ギターのための作品集 ――
テノール、バリトン、バスと3つのエレキ・ギターのための《死の詩》/
無伴奏ギターのための《ギター》/ソプラノ、フルートとギターのための《3つ
の愛の歌》/弦楽オーケストラのための練習曲(ギター二重奏版)/テノール、
ギターと4手連弾のための《Quand n'ont assez fait dodo》
ティノ・ブリューチェ(テノール)、ザムエル・ツンド(バリトン)、
レネ・コッホ(バス)、ハラルド・スタンパ(ギター)、
ベンジェミン・シェック(ギター)、リチャード・ペコタ(エレキ・ベース)、
バルバラ・ヴィグフソン(ソプラノ)、ミリアム・テラーニ(トラヴェルソ)、
アンティエ・マリア・トラウブ(ピアノ)、グレゴール・ロエプフェ(ピアノ)
20世紀スイスの巨人フランク・マルタン(1890-1974)のギター作品は、無伴奏の
作品もあれば、歌い手たちとギターのコラボレーション、エレキ・ギターの活用
など、編成がとても特徴的。
近現代音楽の恩人パウル・ザッハーに献呈された「弦楽オーケストラのための練
習曲」のギター・アレンジ版など、"ギター"のための作品でマルタンの不思議な
世界が広がる。



<LIR Classics>
LIR 001 \1780
フルートと弦楽器のための18世紀の音楽 ――
J・C・バッハ:フルート四重奏曲ハ長調
ハイドン:フルート四重奏曲
J・S・バッハ(モーツァルト編):弦楽三重奏曲
ホフマイスター:フルート四重奏曲イ長調Op.27-2
プレイエル:フルート四重奏曲ニ長調Op.25-1
ガレアッツィ・アンサンブル
1995年に結成されたガレアッツィ・アンサンブルは、18世紀イタリアの作曲家、
音楽学者フランチェスコ・ガレアッツィ(1758-1818)の名前を冠するイギリスの
バロック・アンサンブル。
イギリスの若手奏者4人によるガレアッツィ・アンサンブルは、1999年にヨーク
国際古楽ネットワーク・コンクールで入賞を果たしBBC Radio3で演奏が放送され
るなど、多方面から注目を集めている。

LIR 002 \1780
センプレ・アモール ――
デイヴィッド・チャーネイク編:17のモディーニャ
ロルナ・アンダーソン(ソプラノ)、アポロ・チェンバー・プレーヤーズ
ロマン派のポルトガルで演奏された愛の歌としての"モディーニャ"をグラスゴー
出身のソプラノ歌手ロルナ・アンダーソンが歌う。
18世紀-19世紀のポルトガルとブラジルで発展し親しまれた歌曲"モディーニャ"。
アンダーソンの歌声が、そのメロディに秘められたラテンの燃えるような愛情を
呼び起こす。

LIR 003 \1780
クライング・バード、エコーイング・スター ――
ウッド:クライング・バード、エコーイング・スター
マクファーソン:エクスプロール・ユアーセルフ
ダドリー=ヒューズ:クマエのシビュレー
サザーランド:タイムレス・オデッセイ
ヒンド:ホース・サクリフィス
ニュー・ミュージック・プレーヤーズ
イギリスのアンサンブルによるイギリスの世界初録音となる5つの作品。
ニュー・ミュージック・プレーヤーズは、1992年にはケージの「ユーロペア5」
のイギリス初演を行うなど、コンテンポラリー・ミュージックの演奏のために
集まった凄腕のアーティストたちによるアンサンブル。この録音からもイギリス
の近現代音楽への関心の高さを窺える。

LIR 004 \1780
オルガンのための音楽-ロンドン塔より ――
ウェスリー:コラール歌曲とフーガ
キャリー編:ルネサンス時代の舞曲集
C・P・E・バッハ:ソナタ ニ短調
J・S・バッハ:コラール《喜び迎えん、慈しみ深きイエス》
ジョンストン編:アイルランドのエアーと舞曲
ヴォーン=ウィリアムズ:ロシメドル
ジャクソン:トッカータ、コラールとフーガ
カーム・キャリー(オルガン)
アイルランド生まれのコンサート・オルガニスト、カーム・キャリーが弾くオル
ガン作品集には、大バッハからイギリス物まで幅広い作品を収録。
作品もさることながら、ユネスコの世界遺産に登録されているロンドン塔のセン
ト・ピーター・アド・ヴインキュラ礼拝堂に設置されているオルガンのサウンド
こそが当盤最大の聴きどころ。

LIR 006 \1780
フランスのチェンバロ ――
シャンボニエール:パヴァーヌ《神々の話し》
L・クープラン:組曲ヘ長調
ダングルベール:シャンボニエール氏のトンボー
ル・ルー:組曲ヘ長調
F・クープラン:第6組曲変ロ長調より
ロワイエ:スキタイ人の行進
デイヴィッド・ポロック(チェンバロ)
ブライトン、エジンバラの国際音楽祭への出演や、イギリスのバロック・アンサ
ンブル、パルナシアン・アンサンブルのメンバーとして活動する鍵盤奏者デイ
ヴィッド・ポロックのフランス作品集。
ポロックはアントワープの名工アンドレアス・リュッカースが製作したチェンバ
ロ(1636年製)のコピー・モデルを用いており、作曲当時の演奏や作品本来の姿の
表現を目指している。




<Omnibus Classics>
CC 5002 \2180
リドー:
語りと弦楽四重奏のための《ラプンツェル》/語りと弦楽四重奏のための《アリ
スの詩》/語りと弦楽四重奏のための《ジャックと豆の木》/語りと2つのヴァ
イオリンのための《フィート(足)》/語りと無伴奏ヴァイオリンのための
《People One Ought to Know》
リチャード・ベイカー(語り)、コウル弦楽四重奏団
15のオペラ、8つの交響曲、25の協奏曲、8つの弦楽四重奏曲など多くの作品を生
んだイギリス人作曲家アラン・リドー(1934-1996)が遺した"語り"と"弦楽器"に
よる音楽物語。
演奏にはハイペリオンなどでお馴染みのコウル弦楽四重奏団を起用するなど、
かなり本格的です。




<Nimbus>(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R製となります)
NI 5834/5 2枚組 \3180
J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲BWV.1007-1012(全曲)
ヴォルフガング・ベッチャー(チェロ/ゴフリラー1722)
1958年から1976年までの18年間にわたって、帝王カラヤン時代のベルリン・フィ
ルで首席チェロ奏者を務めたドイツのベテラン・チェリスト、ヴォルフガング・
ベッチャーのバッハ無伴奏。
キャリアの最初期から50年以上バッハを引き続けてきたベッチャー。積み重ねて
きた経験が導き出したバッハの「無伴奏チェロ組曲」には、老練でありながらも
どこか新鮮な味わいがある。2000年&2001年の録音。

NI 5836 \2080
セイシャス&ソレール-チェンバロ・ソナタ集 ――
セイシャス:
ソナタ第19番ニ短調、同第20番ニ短調、同第23番ヘ長調、同第11番イ長調、
同第6番ニ短調、同第5番ニ短調、同第25番ト短調
ソレール:
ソナタ嬰ヘ長調R.90、同ヘ長調R.56、同ニ短調R.117、同ト長調R.45、
同ニ長調R.15、同変ニ長調R.88、同ニ長調R.84、ファンダンゴ
リチャード・レスター(チェンバロ)
600曲以上を収録した全7巻総枚数37枚のスカルラッティ全集を完結させたイギリ
スの鍵盤奏者、リチャード・レスターが弾く18世紀イベリア半島の鍵盤作品集。
レスターの華やかで力強い演奏が、セイシャス、ソレールのギャラント様式を色
鮮やかに表現している。2004年の録音。

NI 1723 4枚組 \4360
ジョン・ギールグッドが語るルイス・キャロルの物語 ――
不思議の国のアリス(音楽-メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲より)/鏡の国
のアリス(音楽-ボイス:交響曲より)
ジョン・ギールグッド(語り)、
ウィリアム・ボートン(指揮)、
イギリス弦楽オーケストラ
1953年にはナイトに叙勲された英国の名俳優、サー・ジョン・ギールグッドの朗
読による「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」。
1989年&1991年の録音。




<Prima Voce>(Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R製となります)
NI 7956 \1700
パーセル:歌劇《ディドとエネアス》
ワーグナー:楽劇《神々のたそがれ》より ブリュンヒルデの自己犠牲*
キルステン・フラグスタート(ソプラノ)、
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、
トマス・ヘムズリー(バリトン)、
ジェレイント・ジョーンズ(指揮)、マーメイド・シンガーズ&管弦楽団、
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)*、フィルハーモニア管弦楽団*、他
ニンバスのテクノロジーによって78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、
デジタル化を行う復刻シリーズ「プリマ・ヴォーチェ」は往年の名歌手たちの歌
声を聴くことができる貴重な録音。
パーセルの生誕350年記念となる復刻はフラグスタートとシュヴァルツコップの
共演による「ディドとエネアス」。フルヴェンが指揮する「ブリュンヒルデの自
己犠牲」もカップリング。1952年(パーセル)&1948年(ワーグナー)の録音。




<Saydisc>(Saydiscはレーベル・オフィシャルのCD-R製となります)
CD-SDL 409 \2180
シェイクスピアの戯曲からの歌曲と舞曲
デボラ・ロバーツ(ソプラノ)、ジョン・ポッター(テノール)、
ブロードサイド・バンド
イギリスのピリオド・アンサンブル、ブロードサイド・バンドのシェイクスピア
歌曲集では、タリス・スコラーズのソプラノ、デボラ・ロバーツ(アレグリのミ
ゼレーレの新録音でソロを歌っているのはこのお方!)、元ヒリヤード・アンサ
ンブルの名テノール、ジョン・ポッターがソリストとして登場!
1994年5月の録音。

CD-SDL 400 \2180
イギリスの伝承曲集 ――
グリースリーヴス/バラのつぼみは摘めるうちに摘め/ハーヴェスト・ホーム
/横町のサリー/ロースト・ビーフ・オブ・オールド・イングランド/他
ジョン・ポッター(テノール)、ルーシー・スキーピング(メゾ・ソプラノ)、
ブロードサイド・バンド
ジョン・ポッターとルーシー・スキーピングがソリストのイギリス名歌曲集。
お馴染みの「グリーンスリーヴス」もジョン・ポッターの歌声で聴くとさらに
感動的。1992年の録音。




<Gala>
GL 100.797 2枚組 \2560
モンテヴェルディ:歌劇《ポッペアの戴冠》(録音:1954年2月12日)
カルロ・ベルゴンツィ(テノール)、マリア・ヴィターレ(ソプラノ)、
ローランド・パネライ(バリトン)、オラリア・ドミンゲス(メゾ・ソプラノ)、
マリオ・ペトリ(バス)、
ニーノ・サンツォーニョ(指揮)、ミラノ・イタリア放送管弦楽団&合唱団、他
ネローネをベルゴンツィ、ポッペアをヴィターレが演じた1954年のミラノ・ライ
ヴ。メルカダンテの歌劇「誓い」(ハイライト)をボーナス・トラックとして収録。



<Melodiya>
MELCD 1001606 \1900
グレン・グールド・イン・モスクワ1957 ――
ベルク:ピアノ・ソナタ第1番Op.1
グールドのレクチャー-新ウィーン楽派について
ウェーベルン:ピアノのための変奏曲Op.27
グールドのレクチャー-クルシェネクについて
クルシェネク:ピアノ・ソナタ第3番Op.62-4より 第1楽章、第4楽章
グールドから聴衆へのスピーチ
J・S・バッハ:
《フーガの技法》より コントラプンクトゥス1、コントラプンクトゥス4、
コントラプンクトゥス2、《ゴルトベルク変奏曲》より 第3変奏、第18変奏、
第9変奏、第24変奏、第10変奏、第30変奏
グレン・グールド(ピアノ)
東西冷戦真っ最中の1957年5月、ソ連に降り立った24歳のグールドが舞台となっ
たモスクワ音楽院で弾いたのは、なんと当時のソ連で演奏が事実上タブーとさ
れていた新ウィーン楽派やバッハの作品。
既に西側では「ゴルトベルク変奏曲」で一大センセーション巻き起こしていた
ものの、"鉄のカーテン"に遮られ東側まで届いていなかったグールドのピアノ。
実際の演奏とレクチャーに接したモスクワの聴衆が受けたカルチャーショック
の大きさは、想像を遥かに超えたものだったに違いない。
音楽の世界の"鉄のカーテン"が、カナダから乗り込んできた若きピアニストに
よって破られた歴史的事件の貴重な記録。
本家本元メロディアからの待望の復活にご期待下さい!
1957年5月12日、モスクワ音楽院小ホールでのライヴ録音。ディジパック仕様。

MELCD 1001604 \1900
ストラヴィンスキー・イン・モスクワ1962 ――
ストラヴィンスキー:
交響的幻想曲《花火》/バレエ組曲《ペトルーシュカ》(1947年版)
ヴォルガの舟歌(管弦楽編曲版)/頌歌(3つの悲歌)*
バレエ音楽《オルフェウス》*
イーゴル・ストラヴィンスキー(指揮)、
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、ソヴィエト国立交響楽団*
1962年にモスクワで演奏されたストラヴィンスキーの自作自演が新生メロディ
アの"ライヴ・イン・モスクワ"から登場!1914年、32歳でスイスに亡命したス
トラヴィンスキーにとって、実に48年振りとなった1962年の祖国への帰還。
80歳を迎えていた晩年のストラヴィンスキーは、この凱旋で「ペトルーシュカ」
の1947年版、師であるリムスキー=コルサコフの娘ナジェージダの結婚を祝い
作曲した「花火」、クーセヴィツキーに捧げられた「頌歌」など6つの自作自演
を実現させている。
メロディア盤は、もちろんクォリティの高いディジパック仕様での復刻です!
1962年、モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音。

MELCD 1001529 \1900
ロシアン・クラシックス ――
スヴィリードフ:組曲《吹雪》
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18*
プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調Op.25《古典交響曲》#
ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮)、
モスクワ放送交響楽団、
ヴァン・クライバーン(ピアノ)*、
キリル・コンドラシン(指揮)*、
ドミトリー・キタエンコ(指揮)#、
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団*/#
旧ソ連時代の個性を受け継ぐフェドセーエフ&モスクワ放送響の十八番スヴィ
リードフの「吹雪」、米露の超大物、クライバーンとコンドラシンによるラフ
マニノフのライヴ、音楽監督時代のキタエンコとモスクワ・フィルの「古典交
響曲」・・・ロシアの"古典"をまとめた濃すぎるロシアン・プログラム!
スヴィリードフの「吹雪」の「ロマンス」で弦楽器や木管楽器が歌う甘く切な
いメロディの中から突如現れ、これでもか!というくらい強烈に歌い上げるト
ランペット(ゴンチャロフ?、ポポフ?)のソロに思わず赤面、そして感激。
1975年、1963年(*/ライヴ録音)、1987年(#)の録音。

MELCD 1001599 2枚組 \3800
ハチャトゥリアン:バレエ音楽《ガイーヌ》(ボリショイ劇場版)
ジャンスク・カヒッゼ(指揮)、モスクワ放送交響楽団
根強い人気を誇るグルジアの指揮者ジャンスク・カヒッゼの代表盤として君臨
してきた「ガイーヌ」の"ボリショイ劇場版"全曲録音。「レズギンカ」や「剣
の舞」での迫りくる鋭いリズム、演奏全体から放たれる民族的、土俗的な香り
は、他の録音とは一味も二味も違う。
ちなみに吹奏楽でも演奏される「友情の踊り」や「収穫祭」は"原典版"から
"ボリショイ劇場版"への改訂で追加された作品ということもあり、このカヒッ
ゼ盤は吹奏楽関係者にも参考演奏としても長く知られてきた"名盤"なのである。

<AUDITE>
AU 95633 \2280
ヴォルフ:
語れとはいわないで
ただ憧れを知るひとだけが
もうしばらくこのままの姿に
悲しげに歌わないで
君よ知るや、南の国
聖なる三人の王
ジプシー女
夜の魔法
シューベルト:
私を置いていかないで D 510
哀れな幼な児 D.42
R.シュトラウス:
子守歌 Op.41-1
悪天候 Op.69-5
彼はそう言ったが、それだけではなかった Op.41-1
パーセル:
ひとときの音楽
聖処女の戒め
アーン:
蜜蜂が蜜を吸うところに
あなたの目で私に乾杯しておくれ
エリザベス・シュワルツコップ(S) ミヒャエル・ラウハイゼン(P)
録音:1958年1月6日,ベルリン
シュワルツコップが1958年にRIASベルリンのために放送用に録音をした歌曲集
がCDに。当時37歳のシュワルツコップは絶頂期に差し掛かったところ、どの曲
も彼女ならではの旨みを堪能できます。パーセルやアーンといった珍しいレパ
ートリーが加わっているのも注目です。

AU 23419 2枚組 \2700
レハール:「フリーデリケ」から
カールマン:「マリツァ伯爵夫人」から
スメタナ:「売られた花嫁」から
J.シュトラウス:「ジプシー男爵」から,「ヴェネツィアの一夜」から
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」から
R.シュトラウス:
セレナードOp.17-2
なにも Op.10-2
献呈 Op.10-1
万霊節 Op.10-8
君の黒髪を僕の頭上に Op.19-2
ひそやかな誘い Op.27-3
ツェツィーリエ Op.27-2
ヴェルディ:「トラヴィアータ」第3幕(ドイツ語)
ヴェルディ:「オテッロ」から(ドイツ語)
ペーター・アンデルス(T)
クルト・ゲーベル(指),ハンス・カルステ(指)フリート・ヴァルター(指),
フェレンツ・フリッチャイ(指)
RISAウンターハルトゥング管弦楽団、RIAS交響楽団、RIAS室内合唱団
ギュンター・ヴァイセンボルン(P)ほか
録音:1949-51年
ペーター・アンデルス(1908-1954)は、ヴンダーリヒより前の世代では最も有
名なドイツのリリック・テノール。歌曲やモーツァルトで高い評価を得た他、
オペレッタも得意としてましたし、ヴェルディやプッチーニのオペラはドイツ
語で頻繁に歌っていました。全盛期にはワーグナーのローエングリーンまでレ
パートリーに入れていました。人気、実力とも高かったアンデルスですが、
30代の大半は第二次世界大戦と重なってしまったことと、46歳という全盛期に
自動車事故で急逝してしまったことから、ドイツ外での知名度は今日に至るま
で低いままです。このCDには、1949年から1951年の間にベルリンのRIAS放送に
録音した音源を収録。注目は、フリッチャイが指揮したヴェルディの「トラ
ヴィアータ」。第3幕だけで、しかもドイツ語の歌唱ですが、アンデルスのア
ルフレード、エルフリーデ・トレチェルのヴィオレッタ、ヨゼフ・メッテルニ
ヒのジェルモン、そしてなんとヨゼフ・グラインドルの医師グランヴィルとい
う充実したキャストもあって、聞き応えがあります。また「オテッロ」や「ア
ンドレア・シェニエ」の録音はたいへん貴重。得意のオペレッタなどの録音で
は、「マリツァ伯爵夫人」が、名ソプラノ、アニー・シュレムを相手に、
約30分もたっぷり楽しめます。そして忘れてはいけないシュトラウスの歌曲、
これも甘い陶酔感がたっぷりなものばかり。アンデルスをご存知ない方にこそ
聞いていただきたい、名歌手の至芸の記録です。




<ALIA VOX>
AV 9811 \1350
「愛の舟 1563-1685」
[イタリア]
1ゴルザニス:ガリアルダ「我が愛の舟」(新録)
カッチーニ:
「新音楽」(1602)より
「アモルよ、何をためらうのか、何をしているのか」、
「気高く幸せな瞳よ」、
「天にもかほどの星はなく」(dhm「新音楽」より)
ビアッジョ・マリーニ:パッサカリア(AV9820より)
モンテヴェルディ:「マドリガーレ集第8巻」より
「フェブス(太陽)がまだ世界に昼を」、
「ニンファの嘆き」、
「もし軽蔑するなら」(Herritageシリーズ(予)より)
[ドイツ]
シャイト:合奏曲集「ルディ・ムジチ」(1621、ハンブルク)より
「第5曲悲しみのパドゥアーナ」(4声)、
「第9曲悲しみのクーラント」(4声)(Herritageシリーズ(予)より)
[スペイン]
セバスティアン・ドゥロン:「休ませて、落ち着かせて」
フアン・デル・バド:「舟に乗らないで」
フアン・イダルゴ:「ああ、私は、いかに愛情を嘲っていることか」
(以上EMI-Refrexe/ Virgin「スペインのバロック」より)
[イギリス]
作曲者不詳(1580年頃):「デスペラーダ」(AV9804より)
作曲者不詳(1600年頃):子守歌「わたしのかわいい愛しい人」(AV9826より)
作曲者不詳(1640年頃):グラウンド「グリーンスリーヴス」(AV9820より)
[フランス]
作曲者不詳(サヴァール編):「若々しい娘」(AV9821より)
リュリ:
第2組曲「王のヴェルサイユの大ディヴェルティスマン」LWV38(1644-70)より
「強いられた結婚のロンド」(AV9807より)
デュ・バイイ:「ラ・フォリア:私は夢中だ」(AVSA9843より)
リュリ:シャコンヌ「恋は医者」(AV9701より)
ジョルディ・サヴァール(指、Gamb)、モンセラート・フィゲーラス(S)、
エスペリオンXXI、ル・コンセール・デ・ナシォン
録音:1976-2008年
レーベル設立10周年と40年を越す録音活動を記念したアンソロジー。1曲の新録
を除いて、神話と17世紀ヨーロッパで書かれた愛の詩とに想を得た、過去に録
音された曲を集めたものです。編纂する際のリマスタリングはすばらしく、サ
ヴァールが残してきた録音の質の高さを、あらためて耳で確かめさせてくれま
す。



<Anthonello Mode>
AMOE 10010 \2450
バロック・ハープとの出会い
フレスコバルディ/メールラ/モンテヴェルディ/ルッツァスキ/カッチーニ
/トラバーチなど16-17世紀イタリアの作品
(1)ジローラモ・フレスコバルディ:第3旋法のトッカータ
(2)ジローラモ・フレスコバルディ:パッサカッリア
(3)作者不詳:トッカータ
(4)ジローラモ・フレスコバルディ:チャッコーナのパルティータ
(5)タルクイーニオ・メールラ:カンツォーネ
(6)作者不詳:トッカータ
(7)ルッツァスコ・ルッツァスキ:第4旋法のトッカータ
(8)ジウーリオ・カッチーニ:アリア《泉に、野に》
(9)アスカニオ・マイオーネ:
ハープ演奏によるコスタンツォ・フェスタの定旋律によるリチェルカーレ
(10)作者不詳:トッカータ
(11)クラウディオ・モンテヴェルディ:アリア《私の胸の奥にある苦悩は》
(12)ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ:第8旋法のトッカータ第2番 
(13)作者不詳:バレット
(14)ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ:
トッカータ第2番、ハープのためのリガトゥーレ
(15)タルクイーニオ・メールラ:アリア《そう信じてしまうおバカさん》
録音:2009年2月10-11日 相模湖交流センター
西山まりえ(バロック・ハープ/解説)
ジャケット・アートワーク:さそうあきら(漫画家)
ソロイストとして、またアントネッロのメンバーとしてもその動向が常に注目
を集める西山まりえのバロック・ハープ奏者としての初ソロアルバム。「バロ
ック・ハープが最も愛され、奏された16-17世紀のイタリアの作品」を選りすぐ
って収録。西山まりえは、これまでゴシック(中世)ハープのアルバムを数点リ
リースしたことはありましたが、メカニズムが異なるバロック・ハープをソロ
だけで収録したのは初。バロック・ハープにはペダル機構はまだなく、弦を三
列に並べた構造(写真)になっており、半音を出すために指を突っ込んで弾かな
ければいけない複雑な楽器。これを音楽性豊かに弾きこなす日本人奏者は西山
まりえをおいて他にいないでしょう。
チェンバリストとして、また歌手としても絶大な評価を得ている西山まりえ。
いにしえの時代の先人音楽家たちのように、楽器の枠を超えた活動が大きな反
響を呼ぶことになるのは必至。
今回もジャケット・アートワークは人気漫画家さそうあきら氏の書き下ろし。
AnthonelloModeは「コドモのコドモ」「おくりびと」「神童」など、話題作の
作者さそう氏が一貫してアートワークを手がけています。




<HOMA DREAM>
KCCW 4004 \2500
(1)ジェイムズ・ムーディ(1907-1995):ジャカランダ、バレエの印象
(2)シューマン:3つのロマンスop.94
(3)マヒモ・ディエゴ・プホール(1957-):ブエノスアイレスの雲
(4)ボザ:子守歌とセレナーデ
(5)ナポレオン・コスト(1805-1883):愛惜op.36
(6)フレデリック・ハンド(1947-):感謝の詩篇
(7)吉松 隆:4つの小さな夢の歌
(8)クララ・シューマン:ロマンスop.22-1
鈴木真澄(ハーモニカ)濱崎洋子(Pf)、(3)(4)(5)(6)磯野鉄雄(Gt)
鈴木はクロマチック・ハーモニカを崎元譲に師事し、99年FIHジャパンハーモニ
カコンテスト クロマチック・ソロクラシック部門1位、00年にはFIHジャパンハ
ーモニカコンテスト アンサンブル小編成部門1位と輝かしい経歴を持つ実力者。
このデビューアルバムは「ロマンス」と題し、シューマン夫妻の同名の作品を
中心に、さまざまな種類の音楽を集め、ハーモニカの魅力を余すところなく伝
えている。ハーモニカの特徴である、憧憬、郷愁といった面だけでなく、時に
は雄弁に歌い上げている。共演の濱崎、磯野も実力者らしく、ハーモニカとと
もに音楽を作り上げるのに、大きく貢献している。

HR 1180 \2730
タレガ:
朝の歌、2人の幼い姉妹、マズルカ・ト長調、ミヌエット ホ長調、
アラビア風綺想曲
アルカス:グラン・ホタ
ポンセ:南のソナチネ、カンポ(平原)、歌、フィエスタ(祭り)
田中順子:なら物語より   
ロドリーゴ:ソナタ・ジョコーサ
早川裕貴:湖想、ライジング・サン
田中順子(Gt)
こんにちの彼女の演奏は当初の女武者ぶり(?)からはとても考えられないほど
洗練されているが、やはり根底にはギターから能うかぎり豊かな、力強い響き
を引き出すという、快く大切な能力があることを感じる。ただ、音楽家として
めでたく成熟した彼女は、その力強さを見事にコントロールし、音色の用い方
に、旋律の歌わせかたに、ハーモニーやリズムの扱いに、絶えずこまやかな配
慮をこらし、まことに納得のいく音楽的表現を聴かせてくれるのだ。 
(濱田滋郎)




<LSO Live>
LSO 0685(SACD-Hybrid) \2180
バルトーク:オペラ「青ひげ公の城」Op.11, Sz.48(全曲)
エレーナ・ジドコーワ(Ms ユディット)
サー・ウィラード・ホワイト(Bs-Br 青ひげ公)
ワレリー・ゲルギエフ(指)
ロンドン交響楽団
録音:2009年1月27 & 29日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン /
エンジニア:ニール・ハッチンソン&ジョナサン・ストークス
*ハンガリー語歌唱(プロローグは英語)。
ゲルギエフのLSO Live最新アルバムは、当コンビ初のオペラ録音となるバルト
ークの「青ひげ公の城」。2009年の1月に演奏会形式で上演され、白熱の模様が
タイムズ紙ほかでも絶賛されたプログラムです。
バルトーク唯一のオペラ「青ひげ公の城」は、青ひげとその新妻ユディットと
いう、わずかふたりの登場人物と、大編成の管弦楽によって繰り広げられる激
烈なるドラマ。シャルル・ペローの童話集「マ・メール・ロワ」の一篇を題材
にしながら、シュールで象徴的な内容を孕んだ台本を手掛けたのは、バルトー
クとの名コンビで知られるべラ・バラージュ。
「青ひげ公の城」といえば、LSOが1960年代に2度のセッション録音を行なって
いることは広く知られています。まず、1962年にドラティの指揮で、次いで
1965年11月には首席指揮者ケルテスという具合に、いずれもハンガリーの名匠
に拠る点が共通していました。また、LSOは最近でも2008年5月にブーレーズの
指揮で本作を“憑かれたように”(クラシカルソース・ドットコム)取り上げて
いることからも、本録音に向けての環境は十分整えられていたとみるべきで
しょう。
このたびはソリストも揃い、青ひげ役は絶大なる存在感で現代屈指の同役歌い
として知られながら、これが初録音となるホワイト。かれはまた、知的で雄弁
な英語でプロローグの吟遊詩人による語り(ピーター・バルトークによる翻訳)
も担当しています。ユディットにはスカラ座やネーデルラント・オペラでも同
役を歌って、やはり当たり役とするジドコーワ。ロシア出身でベルリンを拠点
に活動するメッツォは、ゲルギエフのお気に入りでプロムスやマリインスキー
劇場にも登場しています。
「ゲルギエフはありとあらゆる無数の色彩をこの鮮明なスコアから引き出しま
した。そしてユディットが第5のドアを開くとき、作品のクライマックスは息
をのむようでした。…ユディット役のエレーナ・ジドコーワは、センセーショ
ナルというにほかならないものでした。」(MusicOMH)
すでに手兵マリインスキー劇場をはじめ、数々の劇場でオペラの場数を踏んで
きたゲルギエフですが、扇情的ということではなにより本作の内容はゲルギエ
フの志向と合っているように思われます。じっさい、ゲルギエフは今シーズン
に予てよりの手兵マリインスキー劇場管とも4月23日にエカテリンブルクで、
また25日にはモスクワのイースター・フェスティヴァルでも再演しています。
マーラーのシリーズでも速めのテンポで現代に生きる不安や焦燥を抉り出すか
のようなアプローチを聞かせていたことなども思い起こすと、ここでも一級の
心理劇として描き出し、スコアの核心に迫るものと期待されるところです。




<Dynamic>
DYNDVD 33609(DVD-Video) 2枚組 \4180
字幕:伊英独仏
ロッシーニ:「エルミオーネ」
ソーニャ・ガナッシ(S エルミオーネ)
アントニーノ・シラグーザ(T オレステ)
グレゴリー・クンデ(T ピッロ)
マリアンナ・ピッツォラート(Ms アンドローマカ)
フェルディナント・フォン・ボートマー(T ピラーデ)
ニコラ・ウリヴィエーリ(Bs フェニーチョ)
イリーナ・サモイロワ(S クレオーネ)
クリスティーナ・ファウス(S チェフィーザ)
リッカルド・ボッタ(T アッターロ)
ロベルト・アバド(指)ボローニャ市立劇場管弦楽団,プラハ室内合唱団
演出 : ダニエレ・アバド
美術 : グラツィアーノ・グレゴーリ
衣装 : カルラ・テーティ
照明 : グイード・レーヴィ
収録:2008年8月10,13日,ペーザロ
2008年のペーザロ・ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルで大評判となった
「エルミオーネ」がDVDになりました。「エルミオーネ」はラシーヌの「アンド
ロマック」を原作としたオペラ。1819年にナポリで初演されたものの、あまり
に陰惨ドロドロな物語で失敗に終わってしまいました。しかしおよそロッシー
ニらしからぬ緊迫した物語と音楽が再評価され、今日ではロッシーニの野心的
な傑作として人気の高いものになっています。このペーザロでの上演には、日
本でも人気の高いロッシーニ歌手、メッゾソプラノのガナッシとテノールのシ
ラグーザに加え、日本でもロッシーニの「オテッロ」のタイトルロールを歌っ
て評判だったクンデ、若手のロッシーニ・メッツォの筆頭として活躍するピッ
ツォラートと、強力なキャストを揃えています。そしてクラウディオの甥(兄
の息子)、ロベルトがこの狂気の世界を見事な緊張感で引き締めています。演
出はクラウディオの息子ロベルト。第二次大戦中を思わせる退廃した雰囲気が
濃厚の異様さが作品にピッタリです。現在では「実はロッシーニのオペラで一
番の傑作」と評価する人も少なくないこのオペラを、この上ない上演でご覧く
ださい。

DYNDVD 33598(DVD-Video) \3780
字幕:伊英独仏西
モンテヴェルディ:「オルフェオ」
特典映像 インタビュー
ウィリアム・クリスティ,ピエール・ルイージ・ピッツィ,
ディートリヒ・ヘンシェル,マリア・グラツィア・スキアーヴォ
ディートリヒ・ヘンシェル(Br オルフェオ)
マリア・グラツィア・スキアーヴォ(S エウリディーチェ)
ソーニャ・プリーナ(S 伝令の女)
ルイージ・デ・ドナート(Bs カロンテ)
アントーニオ・アベーテ(Bs プルトーネ)
ほか
ウィリアム・クリスティ(指)レザール・フロリサン,レ・サクブティエ
演出,装置,衣装:ピエール・ルイージ・ピッツィ
収録:2008年5月、マドリッド
ついにクリスティがモンテヴェルディの傑作「オルフェオ」を収録です!30年
以上古楽界のトップを走りつづけるクリスティ、ところがなぜかモンテヴェル
ディの「オルフェオ」とは縁が薄く、録音も今までありませんでした。このDVD
には、2008年5月にクリスティがマドリッドのレアル劇場で上演した「オルフェ
オ」が収録されています。さすがクリスティ、知性の隅々まで行き渡った「オ
ルフェオ」で、圧倒されます。タイトルロールはヘンシェル!日本人にリート
歌手のイメージが強いヘンシェルですが、気品があって雄弁で、かつバリトン
の力強さを持ったオルフェオは、今までにないオルフェオ像だと高く評価され
ました。エウリディーチェ役は、ナポリ出身の若いソプラノ、スキーアヴォ。
彼女はイタリアやスペインでバロック音楽で活躍する一方、ウィーンではマゼ
ール指揮の「ドン・ジョヴァンニ」でゼルリーナを歌うなど、将来が嘱望され
るソプラノです。さらにプリーナ、アベーテなど、ベテラン歌手が加わり、万
全です。そして演出は大御所のピッツィ!17世紀の様式を踏まえながら、そこ
にピッツィらしい洗練された美感をもたらしつつ、モンテヴェルディの描いた
深いドラマも十分に汲み出すことに成功しています。クリスティの襞襟姿も必
見!


<CAvi>
KDC 5067 \3000
国内仕様盤 日本語解説書付
(1)ブルッフ:8つの小品 作品83より
(2)シューマン:3つのロマンス 作品94-クラリネットとピアノ
(3)同:おとぎ話 作品132
(4)同:5つのカノン風小品 作品56(J.ミハエルス編)
(5)同:幻想小曲集 作品73-クラリネットとピアノ
トリオ・ディ・クラローネ
ザビーネ・マイヤー(クラリネット)、
ヴォルフガング・マイヤー(バセット・ホルン、クラリネット)、
ライナー・ヴィーレ(バセット・ホルン、クラリネット)
カッレ・ランダウ(ピアノ)
録音:2005年9月/ケルン)
クラリネットの新機軸を追求し続けるトリオ・ディ・クラローネ。ザビーネ・
マイヤーと兄ヴォルフガングが中心となった名人アンサンブルです。待望の来
日を記念して日本語解説書付発売となりました。シューマンとブルッフという
ドイツ・ロマン派の名作を集めています。精密なアンサンブルと技巧はもちろ
んながら、ほの暗く幾分渋めな音は、まさにドイツ正統派。クラリネットなら
ではの音世界を存分にご堪能していただけます。





<ORFEO>
ORFEO 777082 2枚組 \4850
ドヴォルザーク:「悪魔とカーチャ」
ミシェル・ブリート(Ms カーチャ)
ペーター・シュトラーカ(T 羊飼いイルカ)
ペテル・ミクラーシュ(Bs 悪魔マルブエル)
オルガ・ロマンコ(S 女領主)
アルチュン・コチニャン(Bs ルツィフェル)
ほか
ゲルト・アルブレヒト(指)
WDRケルン交響楽団,WDRケルン放送合唱団
録音:2007年11月23日-12月1日,ケルン
「レアものオペラ大好き」なアルブレヒトは、ドヴォルザークのオペラにも大
きなを入れており、ついに6作目の全曲録音が登場。「悪魔とカーチャ」は、
1899年に初演されたオペラ。オドロオドロしい題名と裏腹に、とても面白い喜
劇です。アルブレヒトは、ドヴォルザークのボヘミア色を生かしつつ、ケルン
放送交響楽団から洗練された響きを引き出すことで、実は大のワグネリアンだっ
たドヴォルザークの近代性を浮き上がらせることも忘れていません。
カーチャ役は南アフリカ出身のドイツのメッゾ・ソプラノ、ブリート。2005年
4月に新国立劇場の「フィガロの結婚」でケルビーノを歌って好評を博し、近年
の活躍は目覚ましいもの。イルカ役のペーター・シュトラーカはドイツのテノ
ール。1970年代からチューリヒを中心に活躍する大ベテラン。チェコ語のオペ
ラにも頻繁に出演するので「ペテル・ストラカ」とチェコ人と間違えられるこ
とすらあります。ロマンコはモスクワ出身で、1980年代末に西側に出て来て活
躍しているソプラノ。トスカが当たり役。コチニャンはアルメニア出身で、ベ
ルリン・ドイツ・オペラのバスとして活躍した人。ペテル・ミクラーシュはチェ
コのベテランのバス。かなり強力なキャストです。



<Alba>
ABOX 2 3枚組 \3780
ショパン:ピアノ・アルバム
21の夜想曲、10のマズルカ、3つの新しい練習曲、カンタービレ 変ロ長調、
前奏曲Op.28-15
ヤンネ・メルタネン(P)
録音:1999年、2001年、2003年(ABCD 138, ABCD 160, ABCD 190)
制作:ヤンネ・メルタネン、ヘイッキ・サヴォライネン
録音:ヘイッキ・サヴォライネン
ハンヌ・コイヴラ指揮ヨエンスー市管弦楽団と共演して、ショパンの2つのピア
ノ協奏曲(ABCD 247)をため息を誘う香しい演奏で聴かせたヤンネ・メルタネン
(1967-)が Alba に録音したソロアルバム3枚がセット・リリースされました。
香水とパウダーの匂うサロンから解放されたショパンのピアノ音楽に今、静か
な人気が集まっています。21の夜想曲(ABCD 160, ABCD 190)は、ワルシャワの
「2005年フレデリク・ショパン・ディスクグランプリ」の栄誉に輝きました。

ABCD 273 \1980
キルモ・リンティネン(1967-):室内楽作品集
(1)マーチアリアラグ【マーチ(Marche) アリア(Air) ラグ(Rag)】
(フルート、クラリネット、ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための五重奏曲)
(2)水(2002)(2つのカンテレのための)
(3)Col 2(1997)(チェロとピアノのための)
(4)カノン風の会談(2006)
(オーボエ(コールアングレ)、クラリネットとピアノのための三重奏曲)
(5)サクソフォーン、チェロとピアノのための三重奏曲(2001)
(6)ダヴィデとバテシバ(2001)
(2人のヴォーカルと器楽のためのマドリガーレ・コンチェルターと)
(7)スナヂグミ(2006)(弦楽オーケストラのための)
(1)サグロス・アンサンブル
(2)エイヤ・カンカーンランタ(カンテレ) 
メルヴィ・ユリ=ヴァイニオ(カンテレ)
(3)ユッカ・ラウタサロ(Vc) キルモ・リンティネン(P)
(4)カタヤ三重奏団  高島拓哉(Ob,コールアングレ) 
ヘンナ・ヤムサ(Cl) アンティ・カイホラ(P)
(5)カイ・ルスケエーパー(Alt Sax) マルクス・ホホティ(Vc) 
キルモ・リンティネン(P)
(6)トゥーリ・リンデベリ(S) トピ・レヘティプー(T) 
バッタリア キルモ・リンティネン(指)
(7)オストロボスニア室内管弦楽団 ユハ・カンガス(指)
1997年シベリウス・アカデミー卒業。ピアノを弾き、UMOジャズオーケストラの
指揮者を務め、ジャズミュージシャンとして名をなしたキルモ・リンティネン
は、クラシカル音楽の作曲家としても活躍しています。似たようなキャリアを
もつユッカ・リンコラの音楽と同様、リンティネンの作品にはジャズ音楽家と
しての経歴が生かされており、純粋にクラシカルの分野を歩んできた若い作曲
家たちの音楽とは風合いが異なっています。

ABCD 254 \1980
Brothers
Amur(アムール)/Sketches of Tammela(タンメラのスケッチ)/Herra on minun
paimeneni(主はわが羊飼い)/Herran sanat(主の御言葉)/The Blue Truth(青の
真実)/Kes?ranta Etel?-Saimaalla(南サイマーの夏の湖畔)/Lumikki(白雪姫)/
Brothers(兄弟)/Grand Finale(グランドフィナーレ)
マサ・オルパナ(Sax) アルト・ピースパネン(P) 
ヴィッレ・ラウハラ(ベース)
シモ・ライホネン(ドラムズ、パーカッション) 
ヤンネ・トゥオミ(ドラムズ、パーカッション)
ラウリ・ハンヌ(G) エーミル・ティカンマキ(Vn) 
ユーソ・ノルドルンド(エレクトリックベース)
フィンランド作曲家クスティ・ヴオリネンとアンシ・ティカンマキ、ベーシス
トのヴィッレ・ラウハラの曲をサクソフォーン奏者、マサ・オルパナと友人た
ちが演奏。「The Blue Truth」はオルパナのオリジナル曲です。

ABCD 260 \1980
Duets for the Restless Souls
ラースロ・シュレ(1955-):
Absence(不在 )/Springstroll(春の散策 )/Rhapsody in Grey(ラプソディ・イ
ン・グレイ )/Canon for the Restless Souls(不安な魂らのためのカノン )/
Velvet(ベルベット )/Arsenic(砒素 )/Frozen Flame(凍った炎)/Woodwind
Waltz(木管のワルツ )
ペンティ・ラハティ(Sax) マルコ・ユロネン(Vc)
ラースロ・シュレはハンガリー生まれ。ジャズピアニスト、作曲家。オウルン
キュラ・ポップ&ジャズ音楽院で教えることになった1989年からフィンランド
に住んでいます。ブダペストのベーラ・バルトーク音楽院で学んだクラシカル
音楽とジャズを組み合わせることに興味をもち、フォークミュージックのミュ
ージシャンとも共演しています。

ABCD 268 \1980
Tango Norte, Tango Sur-北のタンゴ、南のタンゴ
Caminito/Sur/La vida pequena/Quedemonos aqui/Las sombras del
desamor(Siks oon ma suruinen)/  Sattumaako/Queate por siempre
(Liljankukka)/Carmin y overol/Uno/Chilquilin de Bachin/Volver/Valsecito
amigo
マルティン・アルバラード(Vo)
オトラ・ベス・クインテット【マッティ・エークマン(バンドネオン) マルク
ス・エルグランド(ギター)アンティ・ヘールマン(Vn) トニ・エルグランド(ダ
ブルベース) マッティ・ラウッカネン(P)】
フィンランドの人たちの愛するタンゴ。ロック歌手からタンゴ歌手に転身、フィ
ンランドで成功を収めたアルゼンチンのマルティン・アルバラードがタンペレの
タンゴグループ、オトラ・ベス・クインテットと共演。ピアソラ、ホアン・デ・
ディオス・フィリベルト、トイヴォ・カルキをはじめとする 北と南のタンゴ・
クラシックを歌います。

NCD 39 \1980
葉と葉のあいだに
ヤルモ・パルヴィアイネン(1928-1994):夕べ
マシュー・ホィットール(1975-):雨音に耳を傾けるように
ユホ・ミエッティネン(1978-):合唱曲集
「アーロ・ヘッラーコスキの詩による5つの歌」より画家 /ドルチェ・ファル・
ニエンテ(のほほんと暮らす )
アレックス・フリーマン(1972-):
「アーロ・ヘッラーコスキの詩による4つの歌」より一位星 /月明かりの森 /雨
/なんと小さな
マシュー・ホィットール(1975-):四季
前奏曲【春、桜】前奏曲【夏、天の川】 前奏曲【秋、空 /水】 
前奏曲【冬、雪】
HOL 合唱団 エスコ・カッリオ(指 )
フィンランド最古の大学混声合唱団、HOL 合唱団が歌う「フィンランド自然体
験の研究」。フィンランドの詩人ふたり、イルマリ・ピミア(1897-1989)とフィ
ンランド・モダニズムの先駆的作品を書いたアーロ・ヘッラーコスキ(1893-
1952)、そしてメキシコの詩人オクタビオ・パス(1914-1998)「雨音に耳を傾け
るように」と山口県生まれの俳人、種田山頭火(たねだ・さんとうか )(1882-
1940)の作品をテクストとする合唱曲集です。フィンランドのヤルモ・パルヴィ
アイネンとユホ・ミエッティネンの作品ととも、フィンランド在住の外国人作
曲家ふたりの作品が含まれました。マシュー・ホィットールはカナダ生まれ。
カナダとアメリカで作曲を学んだ後、2001年からシベリウス・アカデミーでハ
メーンニエミとヴェリ=マッティ・プーマラに師事しました。2004年トロント
交響楽団主催の作曲コンペティションで第 1位を獲得しています。アメリカ出
身のアレックス・フリーマンは、シベリウス研究のために留学したヘルシンキ
でハメーンニエミに作曲を学びました。ホイットールの「雪」を彼がピアノの
ためにトランスクライブした曲が "ピアノ・トランスクリプションの芸術 "
(ABCD240)に録音されています。

NCD 38(SACD-Hybrid) \1980
コスティアイネン自作自演集第7集
ペッカ・コスティアイネン(1944-):
しあわせな聖母マリアの連祷【 Kyrie Eleison/Sancta Maria, Vas spirituale/
Mater Christi/Virgo prudentissima/Speculum justitiae/Rosa mystica/Salus
infi rmorum/Regina angelorum/Agnus Dei】
stereo Can you see how death takes a fragile herb、 Esto mihi、
主はお与えになります、幸いなるかな、パーテル・ノステル、
天にましますわれらの父よ、全地は暗くなり、愛は忍耐強い
ムジカ合唱団 ペッカ・コスティアイネン(指)
コスティアイネンの自作自演、第7集はラテン語とフィンランド語による宗教
作品集。





<harmonia mundi>
HMC 902028 \2450
「二次元の雄叫び」―ルネッサンス、19-21世紀の歌
(1)作者不詳(16世紀):
パリのすべての雄叫びによる新しい歌
(プロヴァンス地方で踊られた舞踊「ヴォルト」の歌)
(2)レジ・カンポ(b.1968):マルセイユの雄叫び
(3)エドゥアルド・ドゥランサール(19世紀):通りの雄叫び
(4)クレマン・ジャヌカン(c.1485-1558):パリの雄叫び
(5)ヴァンサン・ブショー(b.1966):パリの雄叫び
(6)アルフレート・ルボー(1835-1906):僧院の鐘の音(器楽作品)
(7)ジャン・ジョルジュ・カストナー(1810-1867):パリの雄叫び
(8)ジャン・セルヴァン(1530-1596):パリの雄叫びのフリカッセ(ごった煮)
(9)クロード・ルドゥ(b.1960):ブログの雄叫び「14才で私は捨てられたの」
(10)アルフレート・ロラン(1797-1874):バニェルの雄叫び
(11)ブルーノ・デュコル(b.1949):私は叫ぶの。叫ぶの。叫べるんだってば。
(12)ヴァンサン・スコット(1874-1952):兵隊サンの雄叫び
ドミニク・ヴィス(カウンターテナー、指揮)&アンサンブル・クレマン・ジャ
ヌカン
〔ウゲス・プリマール(T)、ヴァンサン・ブショー(Br)、フランソワ・フォシェ
ー(Bs)、ルノー・ドゥレイグ(Bs)〕
エリック・ベロック(Lute)、エリサベス・ガイゲ(Org)、
ヴァンサン・ルトゥルム(Pf),ニコラ・クロッセ(Cb)
録音:2008年8月
ジャケットのあまりの強烈さに、思わず「雄叫び」としましたが、原題の「Cri
(英語でcry)」は物売りの声のこと。古くから、道を行く行商人(時にはチンド
ンヤ)たちは、独自の売り文句の歌を持っていました。ヨーロッパでは16世紀頃
から、この行商人やチンドンヤの声をとりいれた音楽が生み出されました。こ
うした中世・ルネッサンスの「雄叫び」世俗音楽は、1978年に結成されたアン
サンブル・クレマン・ジャヌカンの十八番。このほかに、現代を生きる作曲家
たちによる雄叫び音楽が収められているのがなんとも興味をそそられるところ。
「ブログの雄叫び」は、インターネットのブログに見られるような不思議な文
字の羅列が歌われ、私小説風なブログの散文が朗読されるなど、実に現代風。
「私ハ―・・・」は、街角で人々が突発的に出してしまった独り言や、何か言
おうとして飲み込んだ言葉の断片が集められたような曲。人が発する歌や言葉
は空気に溶けて消えてしまうもの。しかし、ここに集った名人たちは、空気や
歴史、さらにはインターネットの渦の中に埋もれていた様々な言葉を楽譜へと
「二次元」化、それを実際に音にすることにより、様々な言葉を聴く人の脳裏、
耳の奥に焼き付けます。




<FARAO>
B 108056(2CD+1BonusCD) \4450
ハイドン:オラトリオ「四季」
エノッホ・ツー・グッテンベルク(指)
クラング・フェアヴァルトゥング管、ノイボイエルン合唱協会、
ラインハルト・フォーゲル(Cemb) ミリアム・マイアー(Sp)
ジェームス・テイラー(Tn) ラルフ・ルーカス(Bs)
制作:2005年、バイエルン放送局
[BonusCD]ラインハルト・フォーゲル(P)
以前ご案内のDVD(D.108055)のCD盤。
BonusCDの内容は指揮者グッテンベルクによる各季節の解説(春:10分、夏:7分、
秋、冬:各8分前後)。




<STUDIO FROHLA>
B 2901 \2500
「径」Path-アントニオ・マルティ-ソロ・アルバム
(1)ジャン・フランセ:ソナチネ
(2)ラヴェル:ハバネラ形式による小品
(3)ジョルジュ・エネスコ:伝説
(4)ハビエル・ボリアート:3つのディベルティメント
(5)マックス・レーガー:ロマンツェ
(6)ウジェーヌ・ボザ:ロマンツェ
(7)武満徹:径(PATH)
(8)エリック・エヴァゼン:ソナタ
(9)ルロイ・アンダーソン:トランペット吹きの子守唄
アントニオ・マルティ(トランペット)
森川実千代(ピアノ)
録音:2008年10月
1978年スペインに生まれ、数々のコンクールでの優勝経験を持つ天才トランペッ
ター、アントニオ・マルティのソロ・アルバム。アンダーソン作品では、マル
ティが所属する東京交響楽団が特別にバックをつとめます。マルティの明るく
歌心に溢れる音色に心くすぐられる1枚です。





<WAON RECORDS>
WAONCD 140 \2080
(1)ヤコプ・ファン・エイク:期待に胸躍るフィリス
(2)-(4)〈デイヴィジョンフルート第2巻〉より
ペープシュ氏のプレリュード/モーガン氏のシャコンヌ/ヒルズ氏のディヴィ
ジョン
(5)ギヨーム・ド・マショー:私はその花を愛する
(6)アウレリオ・ヴィルジリアーノ:バッターリャによるリチェルカータ
(7)-(10)ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ:組曲作品35の6
(11)ローラント・モーザー:曼荼羅華
(12)エルネスト・クレーメル:ディヴェルティメント作品4の3
(13)篠原眞:Fragmente〈断片〉
(14)ジョヴァンニ・バッサーノ:リチェルカータ第3番
(15)-(18)ヨハン・ゼバスティァン・バッハ:パルティータ
(19)作者不詳:トリスタンの嘆き
本村陸幸(リコーダー)
録音:2008年7月
リコーダーは長い歴史を持つ楽器で、初期の楽器は、13世紀以前にすでに存在し
ていました。このCDでは、14世紀から20世紀までの600年におよぶ、無伴奏リコ
ーダーの広大なレパートリーを巡る旅にお誘いしましょう。中世、ルネサンス、
初期バロック、後期バロック、モダンの各種タイプのリコーダー10本を駆使し
て、千変万化のリコーダーソロ世界がすべて凝縮された必聴の1枚です。




<SUPRAPHON>
SU 4005 \1780
「追憶-ハイドン:歌曲集」
創作されたカンツォネッタ集Hob.XXVIaより
人魚の歌(第25番)/ 追憶(第26番)/ 絶望(第28番)/ 牧歌(第27番)/ 心地よい苦痛
(第29番)/ 誠実(第30番)/ さすらい人(第32番)/ おお美しい声よ(第42番)/ 精霊
の歌(第41番)
クラヴィーア伴奏によるドイツ歌曲集Hob.XXVIaより
ごくありふれた話(第4番)/ 捨てられた女(第5番)/ ティルジスに(第8番)/ 田舎
の楽しみ(第10番)/ 恋の歌(第11番)/ 遅すぎた母の到着(第12番)
スコットランド&ウェールズ民謡Hob.XXXIa, bより(*)
ヒースの花(b.30)/ 岩を越えて(b.17)/ 朝は早く起きて(a.28)/ 鷲の頂(b.20)/
樫の木の下の豚(b.16)/ 羊小屋(a.13)/ 寂しい谷間(a.175)/ ひばりは揚がる
(b.1)/ 幸せなカンブリア人(b.32)
マルティナ・ヤンコヴァー(S)
ジェラール・ワイス(P)
*ゴーティエ・ビュルギュンデール(Vn)、グンタ・アベレ(Vc)
録音:2009年1月20-22日チューリヒ、放送スタジオ
ハイドン・イヤーにちなんで2009年1月に録音されたばかりの歌曲集が特急リリ
ース。ウィーンに出たばかりの少年時代には美声で知られる聖歌隊員であったハ
イドンですが、清澄かつ素朴な味わいを留めた歌曲には他に替え難い魅力があり
ます。1780年代の「ドイツ語歌曲」では、声楽パートがクラヴィーア譜の上声部
と一致するというシンプルなものでしたが、1790年代半ばの「カンツォネッタ」
になると、二段構えのクラヴィーア譜を脱して、声楽パートも独立し表現の幅も
ぐっと拡がります。
1972年チェコ生まれのヤンコヴァーは、1998年以降、チューリヒ・オペラのソリ
ストとしてガーディナー、アーノンクール、ヘレヴェッヘ、ラトル、ヴェルザー
=メストのプロダクションにも参加している期待のソプラノ。また、ガーディナ
ーによるJ.S.バッハのカンタータ録音でもその名を知られています。清楚な美声
が内容にぴったり。

=アルヒーフ=
SU 3991 \1480
(1)クロンマー=クラマーシュ:オーボエ協奏曲ヘ長調Op.52
(2)伝ハイドン:オーボエ協奏曲ハ長調
(3)モーツァルト:協奏交響曲K 297b
フランティシェク・ハンターク(Ob)
(1)アントニーン・デヴァーティー(指)ブルノ放送室内管弦楽団
(2)ハリー・ニューストーン(指)プラハ交響楽団
(3)ヴァーツラフ・スメターチェク(指)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ミロシュ・コペツキー(Cl) ミロスラフ・シュテフェク(Hrn) 
カレル・ヴァチェク(Fg)
録音:(1)1951年1月13日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ(セッション)
(2)1961年3月8-10日(3)1965年5月6、8-9日プラハ、ルドルフィヌム(セッション)
モーツァルト、マルチヌー&シュトラウス(SU.3955)に続いて、チェコの伝説的な
名手ハンタークを聴くアルバム第2弾。クロンマーとハイドンが初CD化。なかで
も、ハンタークといえばクロンマーといわれたほど、ハンタークはこの同郷の
作曲家の作品を得意としていたことでも知られています。パッセージのあざやか
な処理とゆたかな表情が、細心のリマスタリング処理でみごとによみがえりまし
た。



<naive>
OP 30479 \2280
モーツァルト:オペラ序曲集
『皇帝ティートの慈悲』‐序曲、行進曲
『魔笛』‐序曲、僧侶の行進
『フィガロの結婚』-序曲、行進曲(第3幕フィナーレ)
『コシ・ファン・トゥッテ』-序曲
『ドン・ジョヴァンニ』-序曲
『レ・プティ・リアン』(バレエ)-序曲
『後宮からの誘拐』-序曲
『劇場支配人』-序曲
『ポントの王ミトリダーテ』-序曲、行進曲(第1幕第10曲)
『イドメネオ』-序曲、行進曲(第3幕第7曲)、パスピエ
『バスティアンとバスティエンヌ』-導入
リナルド・アレッサンドリーニ(指)ノルウェー国立オペラ管弦楽団
録音:2008年5月
オペラの序曲は、オペラ全体への期待を高めるために様々な仕掛けがなされてい
るもの。聴きどころのメロディーがギュギュッと詰まっていて、なおかつちょう
ど良い長さのものばかり。アレッサンドリーニは、古楽演奏での経験を活かしな
がら、モダン・オケを見事に統率。色彩豊かな音色の選び方、時にドキッとする
ような和音の響かせ方、効果的な強弱のつけ方、絶妙なテンポ選び。どこをとっ
ても全く新しい序曲集となっています。

OP 30471 3枚組 \5200
ヴィヴァルディ:歌劇『ファルナーチェ』
ジョルディ・サヴァール(指)、ル・コンセール・デ・ナシォン、
エドゥアルド・エグエス(Lute)
フリオ・ザナッシ(ファルナーチェBr)、
アドリアーナ・フェルナンデス(ベレニーチェS) 
サラ・ミンガルド(タミリA) グロリア・バンディテッリ(セリンダS, A) 
ソニア・プリナ(ポンペオMs) チンツィア・フォルテ(ジラーデS) 
フルヴィオ・ベッティーニ(アクィリオMs)
サルスエラ劇場合唱団
録音:2001年10月26&28日マドリッド,サルスエラ劇場(ライヴ)
もともとALIA VOXからリリースされていたこの録音、このたびヴィヴァルディ・
エディションに仲間入りすることとなりました。1731年成立時に含まれていたア
リアや合唱曲、さらに1738年に初演された際の改変楽曲も含む、文字通りの全曲
版。2001年にマドリッドでサヴァールらによって上演された際のライヴ録音。恐
ろしいまでの臨場感をもつレチタティーヴォ、また、ダ・カーポ・アリアで歌手
たちが見せる素晴らしい装飾など、今なお鮮烈な印象を私たちに与えてくれる名
録音です。



<harmonia mundi>
HMU 907465 2枚組 \3780
ヘンデル:ソロ・ソナタ集op.1(12曲)
[CD1]
(1)フルート・ソナタ ホ短調HWV359 op.1-1 
(2)リコーダー・ソナタ ト短調 HWV360 op.1-2 
(3)ヴァイオリン・ソナタ イ長調HWV361 op.1-3 
(4)リコーダー・ソナタ イ短調HWV362 op.1-4 
(5)フルート・ソナタ ト長調HWV363b op.1-5 
(6)オーボエ・ソナタ ト短調HWV364a op.1-6 
(7)リコーダー・ソナタ ハ長調HWV365 op.1-7 
(8)オーボエ・ソナタ ハ短調HWV366 op.1-8
[CD2]
(1)フルート・ソナタ変ロ短調HWV367b op.1-9 
(2)ヴァイオリン・ソナタ ト短調HWV368 op.1-10 
(3)リコーダー・ソナタ ヘ長調HWV369 op.1-11 
(4)ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調HWV369 op.1-12 
(5)ヴァイオリン・ソナタ イ長調HWV372 op.1-10 
(6)オーボエ・ソナタ ヘ長調(手稿譜より) 
(7)ヴァイオリン・ソナタ ホ長調HWV373 op.1-12
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
リチャード・エガー(チェンバロ) パヴロ・ベズノシウク(Vn)
レイチェル・ブラウン(Fl, Rec) フランク・ドゥ・ブルイン(Ob)
録音:2007年9月
エガーの奏でる通奏低音チェンバロの装飾の美しさ、ソリスト陣のうまさにほれ
ぼれしてしまう、ヘンデルの作品集の登場。これらの曲に対して、ヘンデルは明
確な楽器指定を残していません。これは、ヘンデルが、奏者たちが様々な種類の
楽器を使って、自分の作品を思いのままに料理してくれることを望んだこと、そ
して、様々な楽器で演奏できる、と謳うことによって、少しでも多く楽譜が売れ
るようにしようとしたことのあらわれである、とエガーは解説書の中で述べてい
ます。エガーはこの録音に際し、あえて当時出版された楽譜(Walsh版)に参考の
ために指定された楽器を用いて演奏しています。楽器の色彩、多彩さ、そして音
楽の豊かさが見事によみがえりました。(Disc2の(3)以降は、Roger社から出版さ
れた楽譜指定に基づく楽器編成、あるいは、手稿譜からの演奏となっています)

HMX 2907283 \1280
※カタログ付CD
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集
ハープシコード協奏曲第1番ニ短調BWV1052、第2番ホ長調BWV1053
合奏協奏曲(トリプル・コンチェルト)イ短調BWV1044
リチャード・エガー(Cemb)
アンドルー・マンゼ(Vn,指) レイチェル・ブラウン(Fl) 
ポーリーン・ノーブス(Vn) エンシェント室内管(AAM)
録音:2001年2月
BWV1052の冒頭から打ちのめされてしまう、衝撃的名盤もカタログ付CDとなって
登場します(フルプライスのHMU 907283は2CDですが、これは1CD)。どれも有名な
曲ですが、時折「こんな和音があったかしら?」と思ってしまうような意外な響
きの不協和音が聴こえ、カデンツァでもアラヨッといった感のエガーの名人技が
冴え、もちろんマンゼのヴァイオリンの音色、低弦のブンブンうなる音、刈り込
まれた管弦楽パートの霊感に満ちたアンサンブル、そしてこれらすべての音を見
事にとらえた木を思わせる響き、今聴いても真見事な1枚です。



<Profil>
PH 08078 \2180
モノラル
「フリッツ・ヴンダーリヒ / 歌曲集-最初期録音集」
エミール・カイザー:Veilchen, Liebe Fruhling und du(録音:1953年)
ギュンター・グレゴリー=エンゲルハルト:
Gondel, gleite du hinaus(録音:1956年)
マウルス・カット:Wenn mein Herz Heimweh hat(録音:1955年)
カート・ハーセンプフルグ:Von Liebe und Gluck(録音:1955年)
ハンス・ベルナー:Carissima mia(録音:1955年)
レオ・コワルスキ:Singende Gitarre(録音:1955年)
ハンス・モルトカウ:Niemals lass ich dich allein(録音:1955年)
ヴァルター・メーリング:Ich lebe fur dich(録音:1956年)
ハンス・モルトカウ:Geh’ nicht fort(録音:1956年)
ルドルフ・カットニヒ:Man sagt sich ≫Du≪(録音:1956年)
エーリヒ・ベルシェル:Lass mich niemals mehr allein(録音:1955年)
ウィリー・シュテッヒ(指)オーケストラ 
ハンス・アンデルス:Wenn der Mund schweigt(録音:1954年)
ハンス・アンデルス:Wolken gehen am Himmel(録音:1954年)
エメリッヒ・スモラ(指)オーケストラ
シューマン:踊り歌Op.78-1(録音:1956年)
フリーデリケ・ザイラー(S) ロルフ・ラインハルト(P)
ベートーヴェン:追想WoO.136(録音:1956年)
ロルフ・ラインハルト(P)
シューマン:彼と彼女Op.78-2(録音:1956年)
シューマン:君を思うOp.78-3(録音:1956年)
フリーデリケ・ザイラー(S) ロルフ・ラインハルト(P)
ブラームス:おお、愛らしい頬よOp.47-4(録音:1956年)
ロルフ・ラインハルト(P)
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
2008年THSスタジオ、ホルガー・ジードラーによるリマスタリング。

PH 08016 2枚組 \4250
モノラル
「フリッツ・ヴンダーリヒ / ザ・レジェンド-アリア、オペラ&オペレッタから
の場面、歌曲集」
[CD 1]
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より
プッチーニ:「蝶々夫人」より
プッチーニ:「ラ・ボエーム」より
モーツァルト:「ツァイーデ」より
[CD 2]
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より
ヨハン・シュトラウス2世:「こうもり」より
ミレッカー:「乞食学生」より
カールマン:「サーカスの女王」より
フレート・ライモント / ギュンター・シュヴェン:「青い仮面」より
ニコ・ドスタル:「号外」-カップルが踊るように
ロベルト・シュトルツ:「シニョリーナ」-美しきイタリアよ、さようなら
シュトルツ:「チチパの王子」-かつて春に幸福が私に笑いかけた
レハール:「フリーデリケ」-少女よ、わが少女よ
レハール:「ロシアの皇太子」-ヴォルガの歌
レハール:「ジュディッタ」-友よ、人生は生きるに値する
【ボーナストラック】
レハール:「美しきかなこの世界」-美しきかなこの世界
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
さまざまな演奏家
録音:1954-1956年シュトゥットガルト、ベルリン
すでにProfilにある同名のタイトル「ヴンダーリヒ / ザ・レジェンド」
(PH07024)を、曲数を大幅に増強して2枚組にして再構成しています。

PH 08023 \2180
モノラル
「ヘルマン・プライ / 大ベスト」
モーツァルト:「魔笛」-パパゲーノのアリア“可愛い娘か女房がいれば”
モーツァルト:「魔笛」-パパゲーノのアリア“おいらは鳥刺し”
ヘルマン・プライ(Bs-Br)
アルトゥール・グリューバー(指)大オペラ管弦楽団
モーツァルト:
「コジ・ファン・トゥッテ」-
グリエルモのアリア“女よ、君らはよく浮気をする”
モーツァルト:「フィガロの結婚」-
伯爵のアリア“もうお前の勝ちだといったな…ため息をつきながら”
ロルツィング:「密猟者」-伯爵のアリア“明るく愉快に”
ロルツィング:
「皇帝と船大工」-皇帝の歌“かつて王笏と王冠と勲章で遊んでいたころ”
マルシュナー:「ハンス・ハイリング」-ハンスのアリア“あの日に”
フンパーディンク:「王様の子供たち」-ヴァイオリン弾きの最後の歌
ロッシーニ:
「セヴィリャの理髪師」-フィガロのカヴァティーナ“わたしは町のなんでも屋”
ロッシーニ:
「セヴィリャの理髪師」-フィガロと伯爵の二重唱“金をみれば知恵がわく”
リヒャルト・ホルム(T)
ロッシーニ:
「セヴィリャの理髪師」-フィガロとロジーナの二重唱“それじゃ私ね…私をだ
ましたりしない?”
エリカ・ケート(S)
ロッシーニ:
「セヴィリャの理髪師」-フィガロと伯爵とロジーナの三重唱“ああ!何という
意外な展開でしょう!”
エリカ・ケート(S)、リヒャルト・ホルム(T)
レオンカヴァルロ:「道化師」-シルヴィオとネッダの二重唱
アンネリーゼ・ローテンベルガー(S) ヘルマン・プライ(Br)
ヴィルヘルム・シュヒター(指)
大オペラ管弦楽団[北西ドイツ・フィルハーモニー]
ヨハン・シュトラウス2世:
「ジプシー男爵」-徴兵の歌“さあ、手を差しのべて、恋人と別れよ”
ヨハン・シュトラウス2世:
「ジプシー男爵」-“ウィーンのように喜びに満ちた町は何処を探しても他にな
い”
エリカ・ケート(S)、モニカ・シンクレア(A)、
ヨゼフ・シュミーディンゲル(Vo)、エーリヒ・クンツ(Br)
ヨハン・シュトラウス2世「ジプシー男爵」-第3幕フィナーレ
エリーザベト・シュヴァルツコプフ(S)、ニコライ・ゲッダ(T)、
ゲルトルード・ブルクシュターラー=シュスター(Vo)
ヘルマン・プライ(Bs-Br)
オットー・アッカーマン(指)フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
録音:1954-1957年[コロムビア原盤:モーツァルト、ロルツィング、マルシュナ
ー、フンパーディンク、ロッシーニ / エレクトローラ原盤:レオンカヴァルロ、
ヨハン・シュトラウス2世]
ドイツ・オペラやドイツ・リートとくにシューベルトで欠かせぬ存在として活躍
し、実演・録音でもおなじみのヘルマン・プライ(1929-1998)。20代の録音を復
刻した内容は、2009年に歿後80年を迎える彼を偲ぶにふさわしいものといえるで
しょう。




<MEDICI ARTS>~IDEALEAUDIENCE
30 77938(DVD-Video) \2900
原語:仏、ポーランド
字幕:仏、英、ポーランド、独
ドキュメンタリー/ピョートル・アンデルシェフスキ
「アンクワイエット・トラベラーUnquiet Traveller」
(1)プロローグ-ダブルステップ (2)ショパン
(3)家族、ピアノ・スタディ
(4)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 (5)モーツァルト-魔笛
(6)ブラームス (7)ブダペスト-祖母 (8)ドロタ-シマノフスキ
(9)2つの傷-モーツァルトとワルシャワ
(10)バッハ (11)リスボン (12)エンド・クレジット
監督:ブルュノ・モンサンジョン
制作:2008年
クラシック映像界の巨匠、フランスの映像作家ブルュノ・モンサンジョン監督の
新作は、気鋭のピアニスト、ピョートル・アンデルシェフスキを追ったドキュメ
ンタリー。モンサンジョンによるアンデルシェフスキの映像は2作目。鬼才モン
サンジョンを惹きつける孤高のピアニスト、アンデルシェフスキの魅力あふれる
音楽性の秘密を垣間見れる内容です。ブダペストからポーランドへの列車での冬
の旅。モンサンジョンが描く「レイルロード・ムービー」です。シマノフスキの
ザコパネの別荘を訪れる場面、ブレーメン、ロンドンとパリでのリハーサル風景、
コンサート映像など盛りだくさん。アンデルシェフスキが幼少期を過ごした土地
を通り、彼の内面、苦悩、不安そして彼の音楽性の真相に迫ります。
このドキュメンタリーは第22回国際テレビ映像祭(FIPA)で金賞を獲得。モンサン
ジョン氏にとっては、スヴャトスラフ・リヒテルの「謎(エニグマ)」、グレン・
グールドの「ヒア・アフター」に次いで3度目の受賞。

30 78358(DVD-Video) \3700
字幕:英独仏
モーツァルト:「ツァイーデ」
エカテリーナ・レヒナ(S ツァイーデ)
ショーン・パニッカー(T ゴーマッツ)
アルフレッド・ウォーカー(Bs アラツィム)
ラッセル・トーマス(T スルタン・ソリマン)
モリス・ロビンソン(Bs オスミン)
ルイ・ラングレ(指)カメラータ・ザルツブルク,
イブン・ツァイドゥン合唱団
収録:2008年
「ツァイーデ」は、モーツァルトが1779-80年に作曲したジングシュピール。音
楽的にはたいへん優れているものの、あともう少しで完成と言うところで未完に
終わっているため、上演の機会はさほど多くはありません。今回の上演では、随
所に「エジプト王タモス」の音楽を採り入れています。
ピーター・セラーズ演出は、スルタンのソリマンを外国人労働者を不法就労させ
る工場主にすることで、現代社会に強く訴える舞台にしています。ツァイーデ役
がロシア人のレヒナ、ゴーマッツ役のパニッカーがスリランカ系米国人で、搾取
される労働者。一方工場側の人々は、アラツィム役のウォーカーがセントルイス
出身、ソリマン役トーマスがマイアミ出身、オスミン役のロビンソンがアトラン
タ出身で、いずれもアフリカ系米国人。米国人にはストレートに、それ以外の
国々の人々にも、容易に状況が理解できます。大団円のないまま五重唱で終わる
幕切れは深い余韻を残します。
今回の映像は、エクサン・プロヴァンスでの上演の際に、映像作品として収録さ
れたもの。オペラ映画とはいえども、昔のようなアフレコではなく、舞台上演中
に装置の中までカメラが追いかけてきたようなものです。セラーズの鋭い演出が、
制約のないカメラワークによって見事に捉えられています。
指揮のラングレは、近年モーツァルト指揮者として評判の高い人で、ここでも曖
昧さのない明快な音楽作りが映えています。

30 77958(DVD-Video) \2900
字幕:英独仏
ユリア・ヴァラディ マスタークラス
ユリア・ヴァラディといえば、1970、80年代にバイエルン国立歌劇場で活躍し
た、ハンガリー人のドラマティック・ソプラノ。フィッシャー=ディースカウ
夫人でもあります。1998年にオペラの舞台から退いてから後、後進の指導に情熱
を燃やす彼女を収録した映像です。レッスンに訪れる歌手たちは、いずれも才能
はあるものの、何かが足りない。そこから、個性を尊重しながら、歌の神髄を引
き出そうとしているヴァラディの姿はは、それそのものが感動的。情熱的で、
緊張感を持ったレッスンなのですが、そこには常に若い歌手への愛情が感じられ
ます。これは歌を勉強する人たちには必見の映像でしょうし、そうでない人で
も、教え学ぶことの重要さを伝えるものでしょう。




<MEDICI ARTS>~Euroarts
20 72498(DVD-Video) \3700
字幕:英独仏伊
ベートーヴェン:「フィデリオ」
ヴァルトラウト・マイヤー(S レオノーレ)
ペーター・ザイフェルト(T フローレスタン)
マッティ・サルミネン(Bs ロッコ)
ユハ・ウーシタロ(Bs ドン・ピツァロ)
イルディコ・ライモンディ(S マルツェリーネ)
ライナー・トロスト(T ヤキーノ)
ほか
ズビン・メータ(指)バレンシア自治州管弦楽団,
バレンシア自治政府合唱団
演出:ピエールルイージ・ピエラリ
収録:2006年10月12,22,24,31日,ヴァレンシア
強力な「フィデリオ」の映像が登場です。スペイン東部のバレンシア州での上演
ですが、まるで少し前のバイエルン国立歌劇場じゃないか!と言いたくなりたく
なるほど優れたドイツ勢を結集しています。レオノーレ役は円熟の極みのマイヤ
ー。フローレスタン役は、この役を当たり役としているザイフェルト。ロッコは
フィンランドの偉大なバス、サルミネン。そして悪役ピツァロには、新国立劇場
での「さまよえるオランダ人」のタイトルロールで話題をさらった“牛太郎君”
ことウーシタロ。これだけじゃない。マルツェリーネは、先日のウィーン国立歌
劇場来日公演でもこの役を歌ったウィーンの実力派ソプラノ、ライモンディ。
ヤキーノは、モーツァルト・テノールとして目下大活躍のトロスト。そして留め
に指揮がメータ!たいへんに超豪。フィレンツェ出身のイタリア人演出家ピエ
ラッリの演出は、写実的な舞台作り基本とし、重厚なベートーヴェンの世界を描
きつつ、しかしどこか南欧風の明るさがあり、そういえば「フィデリオ」の舞台
はスペインだった、と思い出させるものです。

20 72448(DVD-Video) 2枚組 \4800
字幕:英独仏伊西
モーツァルト:「イドメネオ」
ジョン・マーク・エインズリー(T イドメネオ)
パヴォル・ブレスリク(T イダマンテ)
ユリアーネ・バンゼ(S イリア)
アンネッテ・ダッシュ(S エレットラ)
ライナー・トロスト(T アルバーチェ)
ほか
ケント・ナガノ(指)バイエルン国立管弦楽団,
バイエルン国立歌劇場合唱団
演出 : ディーター・ドルン
装置,衣装:ユルゲン・ローゼ
収録:2008年6月11,14日,ミュンヘン
モーツァルトのオペラセリアの傑作「イドメネオ」に素晴らしい映像が加わりま
した。2008年6月にミュンヘンで上演されたもの。劇場は、通常のナティオナル
・テアターではなく、クヴィリエ劇場。1753年開場のこの由緒ある劇場は、1781
年に「イドメネオ」を初演した旧宮廷歌劇場でもあります。定員500人ほどとい
いますから、非常に贅沢な上演。この「イドメネオ」は、改修作業が終わって再
開場するに当たっての記念公演です。指揮はバイエルン国立歌劇場の音楽監督、
ナガノ。モダンのオーケストラでもここまで新鮮なモーツァルトが可能なんだ、
と驚かされるほど瑞々しい音楽を生み出しています。
タイトルロールは、英国が誇るモーツァルト・テノールの雄、エインズリー、存
在感のある歌と演技で圧倒的。イリアは、吉田秀和氏も絶賛している美声&知性
のソプラノ、バンゼ。またエレットラ役は、通常メッゾソプラノやベテランのソ
プラノが受け持つことが多い中で、あえて若く勢いのあるソプラノのダッシュを
起用。このツイン・ソプラノがこの上演ではたいへんに上手く行っています。イ
ダマンテは、チェコ出身のテノール、ブレスリク。今日一般的な男装メッゾにし
なかったのは演出的理由と思われます。メキメキと頭角を現しているブリスク、
素朴な容姿と優れた歌唱能力もあって、イダマンテは打ってつけです。
初演劇場での上演ですが、そこはミュンヘン、舞台は復古調ではありません。
ドルンの演出は、トロイア戦争と近代の市民革命を重ね合わせたような舞台作り
で、「イドメネオ」に生々しいドラマを与えることに成功しています。

20 72378(DVD-Video) \2900
字幕:羅英独仏西
ペルゴレージ:スターバト・マーテル
ヴィヴァルディ:
協奏曲 ト短調 RV577 「ドレスデンのオーケストラのために」
協奏曲 ハ長調 RV556 「聖ロレンツォの祝日のために」
カーティア・リッチャレッリ(S)
ルチア・ヴァレンティーニ・テラーニ(Ms)
クラウディオ・アバド(指)
ミラノ・スカラ座管弦楽団のメンバー
収録:1979年
1979年の夏に、オーストリア南部ケルンテン州のオシアッハの修道院教会で行わ
れた演奏会のライヴ映像がDVDに。出演者はリッチャレッリ、ヴァレンティーニ
・テラーニ、アバドと非常に豪華ですが、美しく清潔な教会の中での演奏とあっ
て、コンサートホールの中とは全く異なった、静かで敬虔な感動が宿っていま
す。当時アバドは46歳、リッチャレッリ33歳、ヴァレンティーニ=テラーニも間
もなく33歳。若く才能豊かな演奏家たちが時代を切り開いた演奏は、30年経った
今でもスタイルを越えて心を打つものです。

20 72478(DVD-Video) \2900
20 72474(Blu-ray) \4250
字幕:英独仏西
モレーノ:「マラヴィーリャ」
トローバ:
「ラ・チュラポーナ」,「マルチェネーラの女」,「ルイーサ・フェルナンダ」
ルーナ:「ユダヤの娘」
セラーノ:「カーネーション」,「オルヴィドの歌」
ソウトゥーリョ:「ソト・デル・パラルの女」
ペネーリャ:「アルカラのドン・ヒル」
ソロサーバル:「港の酒場女」より
チャピ:「セベデオの娘たち」
レクオーナ:私のマリア
ペネーラ:「山猫」
レハール:「メリー・ウィドウ」
からのアリア、二重唱
ほか
プラシド・ドミンゴ(T)
アナ・マリア・マルティネス(S)
ヘスス・ロペス・コボス(指)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
2007年のザルツブルク音楽祭を大熱狂させたサルスエラ演奏会がDVD&Blu-rayに!
ザルツブルク音楽祭でサルスエラばかりの演奏会が催されるのは極めて稀(これ
が初めてだった?)。それもこれも、両親がサルスエラ歌手で自身サルスエラに
愛情を注ぐドミンゴを讃えてのこと。有名曲から知られざる名曲まで、様々なサ
ルスエラの名アリア、重唱を聞かせてくれます。相手役のソプラノ、マルティネ
スはプエルトリコ出身。ジュリアード音楽院を修了後、1995年、ドミンゴ主催の
コンクール、オペラリアでサルスエラ賞を受賞。2005年にメトにもデビューして
おり、勢いのある歌を聞かせてくれます。日頃は大人しい印象のザルツブルク・
モーツァルテウム管弦楽団もロペス・コボスの指揮に煽られノリノリの演奏。最
後はレハールの「メリー・ウィドウ」の二重唱で閉めて、会場中大喝采の興奮。




<Grand Slam>
GS 2036 \2250
リヒャルト・ワーグナー(1813-1883):
楽劇「神々のたそがれ」
(1)夜明けとジークフリートのラインへの旅
(2)ジークフリートの葬送行進曲
歌劇「さまよえるオランダ人」
3)期限は切れた
楽劇「ニュールンベルクのマイスタージンガー」
(4)リラの花が何とやわらかく
(5)迷いだ、迷いだ、どこも迷いだ
楽劇「ワルキューレ」
(6)ヴォータンの告別「さようなら、勇ましいわが子」
(歌詞対訳は付いていません。)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(3)-(6)ジョージ・ロンドン(バス・バリトン)
録音:(1)(2)1956年6月3-6日、(3)-(6)1958年6月9-11日、ウィーン、ゾフィエン
ザーエル
使用音源: Decca(U.K.)(1)(2)SXL 2074/5, (3)-(6)SXL 2068
■制作者より
圧倒的な好評を得たクナッパーツブッシュのステレオ復刻第1弾、ワーグナーの
「ワルキューレ」第1幕(GS-2033)に続く第2弾です。まず、「神々のたそがれ」
からの〈ラインへの旅〉と〈葬送行進曲〉は「ワルキューレ」第1幕のLP
(SXL2074/5)の第4面に収録されていたもので、その「ワルキューレ」と並ぶク
ナの最高傑作です。後半の4曲はジョージ・ロンドンのアリア集ですが、中でも
「ワルキューレ」の〈ヴォータンの告別〉は伝説的な名演です。以上、クナの
真骨頂が詰め込まれた演奏を第1弾と同様に初期LPに刻まれた音を忠実に再現し
ます。
■解説書の内容
このクナッパーツブッシュとジョージ・ロンドンとの録音セッションに、実は
日本人が立ち会っていたのです! 合唱指揮の大御所、田中信昭氏がその人で、
田中氏は指揮者のすぐ後ろでこのレコーディングを聴いていました。その生々
しい証言はクナ・ファン必読です。(以上、平林 直哉)

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★価格改定のお知らせ★
下記の2点の価格が改定(値下げ)になりますので、ご案内いたします。

<OPUS蔵>
OPK 7021/3 3枚組 \4050 ※新価格 \3380
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調作品74”悲愴”(1941録音)
バッハ:マタイ受難曲(1939ライブ録音)
ウィレム・メンゲルベルク(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
[マタイ] カール・エルプ(福音史家) ウィレム・ラヴェリ(イエス)
 ジョー・ヴィンセント(ソプラノ) イローナ・ドゥリゴ(アルト) 
ルイス・ヴァン・トゥルダー(テノール) ヘルマン・シャイ(バス)
アムステルダム・トーンクンスト合唱団、ツァングルスト少年合唱団
録音:1941年(G-Telefunken SP)
1939年4月2日ライブ(Philips LP A00150-53)

OPK 2041 2枚組 \3300 ※新価格 \2250
日本語解説:鈴木秀美
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
パブロ・カザルス(Vc)
録音:1936?39年HMV原盤




<ZIG ZAG TERRITOIRES>
ZZT 090303 \2480
レーガー:
クラリネット・ソナタ Op.49-1 変イ長調、
クラリネット・ソナタ Op.49-2 嬰ヘ短調
フローラン・エオー(Cl) パトリック・ジグマノフスキー(P)
録音:2002年7月1-4日
マックス・レーガーのクラリネット・ソナタ作品49を収録したCD。フランスの異
才クラリネット奏者フローラン・エオーが安定したテクニックと抜群の音楽セン
スで聴かせてくれます。ブラームスのクラリネット・ソナタに触発されて作曲し
たといわれているレーガーのソナタ。非常に魅力的なクラリネット・レパートリ
ーの一つです。鍵盤の名手であったレーガー。このソナタのピアノ・パートも大
変高度な技術を必要とします。エオーとデュオを組んでいるジグマノフスキーの
切れ味の良い演奏も言うことなし。エオーの自由な発想と味わいのある音色で、
作品の良さを再発見させてくれることでしょう。

ZZT 090402 \2480
メディテラネア-トルバドゥールの歌
Aisso com es sobronrada(ギラウト・リキエル)
I' vo' bene a chi vol bene a me-バラード(ギランデッロ・ダ・フィレンツェ)
Oh bel vision(トスカーナ民謡より/カルロ・リッツォ)
Or piangiamo, che piange Maria-ラウダ(作者不詳)
Isabella(インストのみ、作者不詳)
Madonna santa Maria-ラウダ(作者不詳)
Bella figliola ca te chiamme Rsa(ナポリ民謡より)
A chantar m' er de ?o qu'eu no volria-カンソ
IPrincipio di virtu(インストのみ、作者不詳)
Oh re re lu passierelle n'dalla vena-タランテラ
Salterello(インストのみ、作者不詳)
Camini por altas torres
A la una yo naci(インストのみ)
Un pregon pregono el rey
Durme, durme, hermozo hijico(子守歌)
Nani, nani(子守歌)
アラ・フランチェスカ
ブリジット・レーヌ(Vo、Hrp、Perc) ピエール・アモン(Rec、Fl) 
カルロ・リッツォ(タンバリン、Vo)
録音:2007年6月18-20日(パリ)
南仏、地中海に面した地域で歌われていたトルバドゥールの歌を集めた1枚。ア
ラ・フランチェスカの清々しい演奏は、地中海の香り高いメロディーを存分に楽
しむことができます。収録されている歌は、聖母マリアへのラウド、イタリア・
トレチェント、エスタンピー、バルスーズ、フォルクローレなど多岐に渡り中世
の地中海沿岸を音楽で旅をするような感覚を味わうことができます。

ZZT 090103 \2480
A.ピアソラ:
アディオス・ノニーノ、オブリビオン*、カフェ・1930*、コントラステス、
ラ・ミスマ・ペナ、天使のミロンガ、インビエルノ・ポルテーニョ*、
タンガータ、サン・ルイ・アン・リル*、オブリビオン(ジャズ・ヴァージョン)
セバスチャン・イラディエル:ラ・パロマ(鳩)
カルロス・ガルデル/アルフレッド・レ・ペラ:想いの届く日
J.C.サンダース/C.ヴェダーニ:アディオス・ムチャーチョス
G.H.M.ロドリゲス:ラ・クンパルシータ
アンサンブル・コントラスト
【アルノー・ソレッテ(指、Va)ヨハン・ファルジョー(P)
ジュヌヴィエーヴ・ロランソー(Vn)ラファエル・マーリン(Vc)】
マガリ・レジェ(S)カリン・ドゥシェー(Ms)
パリ=ソルボンヌ合唱団 デニス・ロジェ(合唱指)
ラファエル・アンベール(Sax)アンドレチェッカレリ(ドラム)
(*ヨハン・ファルジョー、アルノー・ソレッテ共同編曲)
録音:2008年10月13-17日(パリ)
19世紀の終わり、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで生まれたタンゴ。今や
世界中の人々がその独特のリズムと情熱的で官能的なタンゴに魅了されています。
このアルバムにはタンゴの革命児アストル・ピアソラの数々の有名曲から、アル
ゼンチンの国民的タンゴ歌手カルロス・ガルデルの名曲「想いの届く日」などタ
ンゴの名曲がふんだんに収録されています。2000年に結成された若いグループ、
アンサンブル・コントラストのメンバーによるオリジナル・アレンジと現代的な
感覚を交えた演奏、ラファエル・アンベールやアンドレチェッカレリらジャズ・
シーンで活躍しているアーティストも参加しタンゴの名曲の数々を新しい視点で
愉しむことができます。




<ARTE VERUM>
ARV 006 \2280
ベートーヴェン:歌曲集&世界の歌
‘8つの歌’op.52より第4番「5月の歌」、第7番「モルモット」
「あこがれ」WoO.134
‘6つの歌’op.75より第1番「ミニョン」、第2番「新しき愛、新しき生命」、
第3番「メフィストの蚤の歌」
‘ゲーテの詩による3つの歌’op.83(全3曲)
連作歌曲‘遥かなる恋人に寄す’op.98(全6曲)
アリエッタ「この暗き墓場に」WoO.132
カンツォネッタ「別れ」WoO.124
私はあなたを愛す(やさしき愛)WoO.123
うずらの鳴き声WoO.129
‘20のアイルランドの歌’WoO.153より第16番「おお、せめてパトリックさえ愛
せるなら」
‘25のスコットランドの歌’WoO.108より第25番「同じ通りのサリー」
‘23の各国の歌’WoO.158より第14番「ああ、小川よ、冷たい水よ」(ロシア)、
第1ば番「私は船で行きたくない」(ポルトガル)、第23番「元気を出せ、
カティーナ」(ヴェネツィア)、第10番「おばあさんが灰になってから」(ポーラ
ンド)、第4番「朝早く起きて」(チロル)、第17番「カールちゃん、安らかにお
眠り」(スウェーデン)、第19番「一羽の白い鳥」(スペイン)
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ) ルーヴェ・デルヴィンイェル(ピアノ)
クリスティアン・ベリークイスト(Vn) レオ・ヴィンラント(Vc)
録音:2005&2007年
ヘンドリックスの選曲によるベートーヴェン・アルバム。何度もコンサート・ツ
アーで取り上げて歌いこんだ曲ばかり。ヴァイオリンとチェロを伴う民謡風の歌
も、ヘンドリックスの愛らしい声とともに、作品の魅力をあますところなく楽し
むことができます。

ARV 005LP(1アナログLP[200g]+1CD) \3780
バーバラ・sings・ブルース
[Side A]
Lady Sings the Blues(Holiday / Nichols)
Tell Me More and More(And Then Some)(Holiday)
Trouble in Mind(Jones)
Don't Explain(Holiday, Herzog)
You've Been a Good Old Wagon(Henry)
[Side B]
Billie's Blues - I Love my Man(Holiday)
Mood Indigo(Ellington, Mills, Bigard)
Downhearted Blues(Austin / Hunter)
My Man(Albert Willemetz, Jacques Charles/ Maurice Yvain)
Strange Fruit(Allan)
[CD]---LPと同内容
バーバラ・ヘンドリックス(メゾ・ソプラノ)
マグヌス・リンドグレン・クヮルテット
Made in Germany by Pallas
AUDIOPHILE RECORDING- 33 1/2 RPM VINYL DISC STEREO
ヘンドリックスが幼い頃に初めて口ずさんだのは、父に連れられて通った教会で
歌った黒人霊歌だったといいます。黒人霊歌は、もともとはアメリカ南部で過酷
な労働を強いられた黒人奴隷が自分たちの苦しみや悲しみを表現するものでした。
この秘められた苦しみや悲しみの精神は、ゴスペル、ジャズ、そしてブルースへ
も受け継がれています。ヘンドリックスは、芳醇なワインを思わせる豊かで深い
大人の女性の声で、苦しみや悲しみ、様々な感情を胸に秘めつつ、抑えの効いた
ブルースを展開しています。マグヌス・リンドグレン・クヮルテットのメンバー
も、皆北欧を中心にジャズの世界で活発に活動している名人ばかり。この上なく
成熟したブルースです。



<SDG>
SDG 156 2枚組 \2980
J.S.バッハ:三位一体後第7日曜日のためのカンタータ集
[CD1]
カンタータ「われらに救いの来たれるは」BWV 9
カンタータ「満ち足れる安らい、うれしき魂の悦びよ」BWV 170
モテット「義人ほろぶれども」
[CD2]
カンタータ「魂よ、つまずくなかれ」BWV 186
カンタータ「汝なんぞ悲しみうなだるるや」BWV 107
カンタータ「彼らみな汝を待ち望む」BWV 187
モンテヴェルディ合唱団
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
ソリスト
[CD1]ジョアンヌ・ルン(S)、マイケル・チャンス(C-T)、
ジェームス・ギルクリスト(T)、ステファン・ヴァーコー(Bs)
[CD2]キャサリン・フーグ(S)、リチャード・ウィン・ロバーツ(C-T)、
コビー・ファン・レンスブルク(T)、ステファン・ロジェ(Bs)
録音:[CD1]2000年7月、[CD2]2000年8月
長大な二重唱が魅力の186番、後にバッハ自身が自らのト短調ミサ曲にも転用し
た187番など、充実のカンタータ集。イングリッシュ・バロック・ソロイスツの
合奏の上手さ、モンテヴェルディ合唱団の合唱の見事さが際立つ曲が並びます。
また、170番はアルトのソロ・カンタータで、世界的カウンターテナー、マイケ
ル・チャンスの肩の力の抜けた歌唱が見事です。



<IPPNW>
IPPNW 59 \2250
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調Op.102
シューマン:交響曲第4番 ニ短調Op.120(1851年改訂版)
マレク・ヤノフスキー(指)ベルリン放響
ガイ・ブラウンシュタイン(Vn) アルバン・ゲルハルト(Vc)
2006年11月19日、もうひとつのノーベル賞「ライト・ライヴリフッド(Right
Livelihood)」受賞記念のためにベルリンのフィルハーモニーでおこなわれたコ
ンサートのCD。
ブラウンシュタインはベルリン・フィルの第1コンサートマスター。

IPPNW 60 \2250
モーツァルト:
ピアノ四重奏曲 変ホ長調KV452 (PF,Ob,Cl,Hrn,Fgの為の五重奏の編曲)
シューマン:ピアノ四重奏曲 変ホ長調Op.47
ベルリンフィル・ピアノ四重奏団
(パヴェル・ギリロフ(Pf) ライナー・ゾンネ(Vn) ライナー・メーネ(Va)
 マルクス・ニコス(Vc))
録音:2006年12月6日 ベルリンフィルハーモニー室内楽ホール
モーツァルトとベートーヴェンの二人が名作を残したピアノと木管四重奏のため
の五重奏曲をピアノ四重奏に編曲した録音が貴重。編曲者ははっきりしないよう
だが、フランツ・ヤーコプ・フライシュテットラーと思われる。

IPPNW 56 \2250
シュニトケ:弦楽三重奏曲
ブラームス:ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.60
アンサンブル・ベルリン-シャンハイ
(イン・シャン(Vn) ウルリッヒ・クネルツァー(Va)  
ニコラス・アルツシュテット(Vc) フランチェスコ・ピエモンテージ(Pf))
録音:2005年12月9日ベルリン国立図書館Live

IPPNW 53 \2250
時には母のない子のように-ベルリン・プロコペッツ・JAZZ・オーケストラ
ハンネス・ツェルベ(指、Keyboard) キャロリン・ヴェーゲナー(Pf) 
カトリン・ヴァール(Gt)クリストフ・リッゲルト(Kb) 
アンドレ・ゾワーデ(Perc) アルミン・レトヴィック(At,Sop-sax,Fl)
ルート・シェペルス(At-sax) ライナー・メールホルン(Tn-sax,Bs-Cl,Cl)
アレクサンダー・バイアーバッハ(Tn-,Br-sax,Fl) 
イェンス・ボーデンブルク(Br-sax)
 アンドレイ・ウゴリエフ、ヨアヒム・ズッケルト、
フローリアン・ユンカー(Trb)
 ミヒャエル・コルン(Tb) フランク・ランゲ、スティヴ・フィッシュ、
クラウディア・ハルティッヒ、
トビアス・ツェルベ(Tp) ヨアヒム・グライヒマン(Tp,Fluegel-Hrn,Harmonika)
JAZZオーケストラという名前ですが聴いてみると大編成のブラスバンドによるワ
ールドミュージックという趣もあります。



<naive>
V 5179 \2280
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
(2)ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
フランソワ=フレデリック・ギィ(ピアノ)
フィリップ・ジョルダン(指)ラジオ・フランス管弦楽団
録音:2008年12月
ベートーヴェンのソナタ全曲を1週間で演奏するリサイタル企画で話題を呼んだ
ギィと、ベルリン国立歌劇場の首席客演指揮者もつとめ、スカラ座、チューリッ
ヒ歌劇場での客演など、活躍著しいフィリップ・ジョルダン指揮による、新時代
のベートーヴェン・ピアノ協奏曲シリーズ。ジョルダン率いるラジオ・フランス
管は、実にすっきりと見通しのよい明るい音が魅力。突如として爆発するエネル
ギーなど、ベートーヴェンの譜面を効果的に鳴らします。ギィのピアノも終始隙
のない音作りで、ロンド楽章でみせるオケとの掛け合いでは、絶妙なバランスで
聴かせます。キビキビとした厳密な音作りで、決して表現に溺れず、凄い推進力
で音楽を進めていきます。

<HUNGAROTON>
HCD 11926 \2080
ハイドン:歌劇「薬剤師」Hob.XXVIII:3(1768)
アッティラ・フェレプ(T センプローニオ・薬剤師)
イシュトヴァーン・ロジョシュ(T メンゴーネ・その助手)
マグダ・カルマール(S グリレッタ・センプローニオの養女)
ヴェロニカ・キンチェシュ(S ヴォルピーノ)
ジェルジ・レヘル(指)ブダペスト・フェレンツ・リスト室内管弦楽団
ジュジャ・ペルティシュ(Cem)
*イタリア語歌唱
録音:1977年
ハイドンがオペラでも21の作品を残し、古典派を代表する大家であるという認
識は、交響曲や弦楽四重奏に比べると、ともすると見過ごされがち。けれども、
復活上演や録音を通じて知られるようになったいま、そのオペラ作家としての
すぐれた適性があきらかになりつつあるといえるでしょう。
「薬剤師」は、1768年8月5日皇女マリアの命名日に、エステルハーザの新たな
歌劇場のこけら落としとして作曲上演されたドラマ・ジョコーソ。18世紀中葉
のイタリアの港町を舞台にした、この抱腹絶倒のオペラ・ブッファは親しみ易
く、グリレッタをめぐり、センプローニオ、メンゴーネ、ヴォルピーノの間で
繰り広げられる恋のさやあてを描いています。レヘルの録音は1986年にもCD化
されていますが長らく廃盤となっていたものです。名匠の手堅い音楽運びのも
と、すべてハンガリー勢による快活な重唱が魅力で、当時20代のキンチェシュ
による茶目っ気たっぷりのズボン役もはまっていました。ハイドン・イヤーに
合わせての復活となります。

HCD 32526 \2080
バルトーク:子供のためにSz.42, BB 53(1908-09, 1943年改訂版, 79曲)
ゾルターン・コチシュ(P)
録音:1994年4月6日(第2巻)、1994年4月7日(第1巻)
ハンブルク、フリードリヒ・エーベルト・ハレ
リマスタリング:2009年(ヤーノシュ・ジェーリ)
‘全2巻からなる易しい民謡編曲’という副題を持つ「子供のために」は、ハ
ンガリー民謡を編曲した第1巻40曲と、スロヴァキア民謡を編曲した第2巻39曲、
計79曲からなるピアノ曲。ちょうど本格的な民謡採集を開始していたバルトー
クは、この作品で「ミクロコスモス」(HCD.32529)と同様に自国の音楽教育の
独自性を模索するいっぽう、あらたな和声進行などのさまざまな実験を試みて
います。結果的に「子供のために」は以後の音楽語法を確立する上でも重要な
ポジションを占めるものとされています。
当代きってのバルトークのエキスパート、コチシュの代表的録音(Philips[デッ
カ])に、このたびも2009年最新リマスタリング(エンジニア、ヤーノシュ・ジェ
ーリ)が施され、さらなる音質の向上がはかられています。

HCD 32579 \2080
「トランスフィギュラティオ(TRANSFIGURATIO)」
(1)ヤーノシュ・ヴァイダ(1935):
インテルメッツォ-弦楽オーケストラ伴奏つきターロガトー独奏のための
(2)アールパード・ケンチェイ(1959):
セーケイの黒魔術-ターロガトー、3弦ヴィオラとコントラバスのための
(3)アルマンド・トート(1955):
4つのピンダロス歌曲-ターロガトーとハープのための
(4)アールパード・ケンチェイ:
トランスフィギュラティオ(Transfiguratio)-ターロガトーと弦楽四重奏の
ための
(5)シャーンドル・バラッシャ(1935):ターロガトーの聞こえるとき
(6)マティアス・カダル(1977):夢-弦楽オーケストラとターロガトーのための
(7)マティアス・カダル:ターロガトーと弦楽オーケストラのための協奏曲
(8)べーラ・コヴァーチュ(1937):アイネ・クライネ・バルカンムジク
ラースロー・Gy.キシュ(ターロガトー)
(2)ペーテル・アーレンダーシュ(Va)、アンドラーシュ・レルケシュ(Cb)
(3)ベアータ・シモン(Hrp) (4)アウアー四重奏団
(1)(6)(7)(8)ゲーザ・テレク(指)ブダペスト・チェンバー・シンフォニー
録音:2008年5月&7月クラシック-サウンド・スタジオ
アジア発祥でハンガリー固有の民俗楽器ターロガトー。シングル・リードでク
ラリネット属のマウスピースを用い、キーワークはオーボエ風、ほの暗くもよ
く通る音色はイングリッシュ・ホルンのようという特徴があります。ターロガ
トーとトランスフィギュレーション(変容)の造語から名付けられたとも思われ
る、ケンチェイの曲をアルバム・タイトルに持つこのアルバムでは、20世紀生
まれのハンガリーの作曲家たちがこの楽器にさまざまな組み合わせで曲をつけ
ています。



<medici arts>~EUROARTS
20 57438(DVD-Video) \2900
字幕:ラテン語・英・独・仏
(1)スウェーデン国王歌
(2)ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調Op.70
(3)モーツァルト:ミサ曲ハ短調K.427
[ボーナストラック]
・ガーディナーへのインタヴュー
・ノーベル賞受賞者へのインタヴュー
ミア・パーション(S)
アン・ハレンベリ(A)
ヘルゲ・ルンニング(T)
ペーテル・マッティ(Bs)
モンテヴェルディ合唱団
エリク・エリクソン室内合唱団
サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
収録:2008年12月8日
ストックホルム・コンサート・ホール(ライヴ)
物理学賞を受賞した益川敏英氏と小林誠氏、そして化学賞の下村脩氏が出席し
た2008年のノーベル賞授与式。衛星中継も行なわれ、大きく報じられたのは記
憶に新しいところ。これに先立つ12月8日、ガーディナーの指揮でお膝元ロイ
ヤル・ストックホルム・フィルによる記念コンサートが開かれ、物理学賞の日
本のふたりを含むノーベル賞受賞の決まった学者らが招かれました。その模様
を収めたソフトがこのたびmediciartsよりリリースとなります。
はじめに、スウェーデンのカール16世グスタフ国王ら王室の入場。これに合わ
せたオケ伴奏による会場の国王歌斉唱に引きつづいて演奏されたのが、ドヴォ
ルザークの第7交響曲。これはまさしく熱演と呼ぶにふさわしい内容。映像か
ら確認できますが,モダンのオケに対向配置を採用したガーディナーは終始起
伏の大きな表現でオケを駆り立てます。
これとはムードも一転して、プログラムの後半はモーツァルトの「大ミサ」。
こちらは手兵モンテヴェルディ合唱団と、やはり精鋭として名高いエリク・エ
リクソン室内合唱団との合同編成による声楽パートがこの上ない充実ぶり。ソ
リストではまた、パーションの可憐な歌唱も魅力となっています。ガーディナ
ーによる「大ミサ」の映像ソフトでは、ピリオド楽器による手兵イングリッ
シュ・バロック・ソロイスツと、今回同様にモンテヴェルディ合唱団を起用し
たライヴ(1991年)もありましたが、さすがはガーディナーというべきでしょう
か。経験に裏付けられた安定感と研ぎ澄まされた美の表現がけた違いのすばら
しさというほかありません。音質・画像ともきわめて良好。




<INTEGRAL>
PARATY 208106 \2350
メンデルスゾーン:
ロンド・カプリッチョーソOp.14
無言歌「ヴェニスの舟歌 第2」Op.30-6,「デュエット」Op.38-6,Op.38-2,
「甘い思い出」Op.19-1,「蜜蜂の結婚」Op.67-4
幻想曲嬰へ短調「スコットランド・ソナタ」Op.28
前奏曲とフーガOp.35-1
厳格な変奏曲 ニ短調Op.53
3つの練習曲Op.104b
シューマン:子供のためのアルバムOp.68-「思い出」
シリル・ユヴェ(ブロードウッドPf 1840)
メンデルスゾーンのチャーミングなピアノ曲を当時のブロードウッド・ピアノ
で弾いたもの。ひなびた響きが美しく、最後にシューマンがメンデルスゾーン
追悼のために作曲した「思い出」まで聴きすすむとメンデルスゾーンの幸せな
音楽と彼の短い生涯が思い起こされ感動的です。メンデルスゾーンの生誕200
年をシューマンと現代の我々が寿ぐようなCD。

TRI 331192 \2380
日本語解説付き
大島ミチル編曲:浜辺の歌、赤とんぼ、五木の子守唄
大島ミチル:月の光
フォーレ:エレジー、夢のあとに、蝶々Op.77
シューベルト:アヴェ・マリア
シューマン:トロイメライ
ブロッホ:祈り
グラナドス-カサド:間奏曲
カザルス:鳥の歌
カサド:愛の言葉
クリストフ・ボー(Vc)勝呂真也(Pf)
「天地人」「純情きらり」「ショムニ」「ごくせん」などの作曲家、大島ミチ
ルが友人のチェリスト、クリストフ・ボーのために作曲した「月の光」まで聴
けるのが大収穫。

INTEG 221229 2枚組 \2350
日本語解説付き
シューベルト:ピアノソナタ 変ロ長調D960(1828)、ト長調D894(1826)
ロール・コルダン
(D960,フィリップ・モリトールPf/D894,ヨーゼフ・アンクストPf)
オーストリアの古楽器界の重鎮、ヨハネス・カルダ修復によるピアノフォルテ
でシューベルト晩年のピアノソナタを弾いたもの。モリトールはナポリで製作
されたものでアントン・ワルターと同じ響版支柱。アンクストは1825年のモデ
ルでビーダーマイアー自体に典型的なウィーンの大型モデル。

ME 0209 \2350
日本語解説付き
グレゴリオ聖歌-スティルプ・ジェッセ
ガブリエル・フュメ:「ル・シッド」によるルネッサンス様式のメロディ
テレマン:ファンタジー イ短調
J.S.バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調
C.P.E.バッハ:無伴奏フルートソナタ イ短調
シュターミッツ:ロンド・カプリッチョ
カール・ヨアヒム・アンデルセン(1847-1909):ロマンティックな練習曲
ドビュッシー:シランクス
オネゲル:牝山羊の踊り
ラファエル・フュメ(1898-1979):インターポール(極の間)
ガブリエル・フュメ(Fl)
フルート1本の単旋律によってたどるモノディーの歴史。




<Aurora>
ACD 5047 \2280
ヘンリク・ヘルステニウス(1963-):
(1)「やあ、オフィーリア!」(2006)(室内アンサンブルのための)
(2)打楽器協奏曲「ミスターGの朗読」(2003)
(2)BIT20 アンサンブル ピエール=アンドレ・ヴァラード(指)
(3)ヴァイオリン協奏曲「声のするところから微かな光が」(2001)
(4)「夕影」(2004)(ダブルベースと打楽器のための)
(5)Book of Songs I-b(歌の書 I-b)(2002)(ヴァイオリンのための)
(6)「面影」(2000)(弦楽三重奏のための)-III、V
(1)BIT20 アンサンブル ピエール=アンドレ・ヴァラード(指)
(2)ハンス=クリスチャン・ショス・ソーレンセン(打楽器、声)
(3)ペーテル・ヘレスタール(Vn) BIT20 アンサンブル 
ピエール=アンドレ・ヴァラード(指)
(4)ダン・ステュッフェ(ダブルベース) 
ハンス=クリスチャン・ショス・ソーレンセン(打楽器)
(5)フルーデ・ラーシェン(Vn)
(6)フルーデ・ラーシェン(Vn) ヨン・ソンステボー(Va) 
エメリー・カルダス(Vc)
録音:(1)(2)(3)2007年1月15日-17日 グリーグ・ホール(ベルゲン、ノルウェー)
(4)2007年12月16日 リンデマン・ホール(オスロ)
(5)2003年11月 リュードロスイェン・スタジオ(オスロ)
(6)2000年5月 ランベシェテル教会(オスロ)
ノルウェーの作曲家ヘンリク・ヘルステニウスは長年、視覚芸術との共同作業
に取り組んできました。オペラ第2作「オフィーリアたち:歌とともに水のほと
りに死す」第3場の音楽、「やあ、オフィーリア!」。旋律の断片が動き、重
なるテクスチュアの向こうにオフィーリアの夢と想いが透けて見えます。打楽
器協奏曲ではソロイストのハンス=クリスチャン・ショス・ソーレンセンが
P・D・ウスペンスキーの詩"In search of the miraculous"を朗読。ヴァイオ
リン協奏曲もペーテル・ヘレスタールと作曲者の共同作業とも言える作品で
す。エトルリア文明の中心都市、トスカーナにあるヴォルテッラの考古学博物
館の銅像と同じ名前の「夕影」。ルイージ・ノーノの音楽の断片が基になって
います。振付師イングン・ビョルンゴーの作品 「Book of Songs」(2002)から
ヴァイオリンソロの曲を独立させた「歌の書 I-b」。第3曲と第5曲を演奏した
「面影」は、元はビョルンゴーの「The Afternoon and Others」(2000)のため
に書かれた音楽です。

ACD 5045 \2280
ロルフ=エーリク・ニューストレム(1975-):
「内なる歌」(2005)(アルトサックスのための)
新宿タイムアウト(キリに)(2005)(アルトサックスのための)
セプテンバー・ティーブレイク(2005)(アルトサックスのための)
ファンファーレ・ローレンスクーグ(2005)
(ソプラニーノとアルトサックスのための)
ラーシュ・ペッテル・ハーゲン(1975-):悲しみと危険の概念(2001)
(アルトサックスとアンサンブルのための)
ヤニス・クセナキス(1922-2001):カリスマ(1971)
(アルトサックスとダブルベースのための)
マヤ・ソールヴェイ・シェルストルプ・ラトシェ(1973-):ex(2005)
(アルトサックスとエレクトロニクスのための)
ルカ・フランチェスコーニ(1956-):「足跡」(1987)(アルトサックスのための)
ロルフ・ヴァリーン(1957-):Deep(2006)
(アルトサックスとエレクトロニクスのための)
オイヴィン・トルヴン(1976-):スライドショー(2005)
(アルトサックスのための)
トロン・ラインホルトセン(1972-):エブリデイ(2005)
(アルトサックス、バリトンサックスとアンサンブルのための)
ロルフ=エーリク・ニューストレム
(アルトサックス、バリトンサックス、ソプラニーノ、テノールクルムホルン)
マヤ・ソールヴェイ・シェルストルプ・ラトシェ
(ヴォーカル、テルミン、エレクロトニクス、ソプラノクルムホルン)
アンサンブル クリスチャン・エッゲン(指) 
ホーコン・テーリン(ダブルベース) 
ロルフ・ヴァリーン(エレクトロニクス)
録音:2005年9月1日、8月31日、3月23日、6月27日-29日 ロンメダーレン教会、
ビグドイ(オスロ)
ロルフ=エーリク・ニューストレムはサクソフォーン奏者であり作曲家。ノル
ウェー音楽アカデミーでジョン=エドワード・ケリー、ハーラル・ベルゲシェ
ンらに学び、大学院ディプロマを取得。修了後は、ジャンルを問わずオーケス
トラ、ジャズ・ミュージシャン、ロックバンドと共演する活動を行ってきまし
た。リチャード・バレット、鶴見幸代、マイケル・フィニシー、アトリ・イン
ゴウルヴソン、ロルフ・ヴァリーンらが彼のために書いた協奏曲とソロ曲を多
数、初演しています。オーケストラとアンサンブル、あるいは劇とテレビのた
めに作曲。即興音楽も手がけます。「わたし自身のもの、他人のもの。わたし
の関係する音楽には何らかの悲しみの要素がある」と語るニューストレム。
ポップスとジャズのイディオムも用いたラーシュ・ペッテル・ハーゲンの曲の
題名がアルバムのタイトルです。作曲家ロルフ・ヴァリーンがアルバムの制作
を担当しました。

ACD 5052 \2280
(1)ヘルゲ・イーベルグ(1954-):ReHumaniZing(the arts)、
ドロモ・ダンス(1997-99)(トランペット、弦楽とマリンバのための)
(2)ロルフ・ヤコブセンの詩による歌(1993-94)
 【細い針(朗読)/われわれの知っていること/大きな公園で/鳥よ/細い針
(エピローグ)】
(3)「われらはみな人生の戦士ではないか?」(2000-03)
(交響楽団のための兵士の物語)
 【塹壕から塹壕へ/絶望的なほどワルツになりたくて/室内音楽/陶磁器の店
にいた象/同調】
(1)ウーレ・エドヴァルド・アントンセン(Tp) 
ハンス=クリスチャン・ショス・ソーレンセン(マリンバ)
ノルウェー室内管弦楽団員 テリエ・トンネセン(指)
(2)オッド・ボレットセン(Vo) ペール・ヴォレスタード(Br) 
ベンディク・ホフセット(Sax)
アトレ・スポンベルグ(Vn) ソルヴェ・シーゲルラン(Vn) 
ヨン・ソンステボー(Va)
スヴェン・E・クリストフェシェン(キーボード、エレクトロニクス) 
テリエ・トンネセン(Vn)
ノラ・タクスダール(Va) オイスタイン・ビルケラン(Vc) 
ハンス=クリスチャン・ショス・ソーレンセン(打楽器)
オーゲ・クヴァルバイン(Vc) イーヴァル・アントン・ヴォーゴール(P) 
エリン・ルッセラン(S)
(3)ノルウェー放送管弦楽団 クリスチャン・エッゲン(指)
録音:レインボースタジオ、ノルウェー音楽アカデミー、
ソフィエンベルグ教会(オスロ)
ヘルゲ・イーベルグは、神童と呼ばれながら神経症的問題のためにピアニスト
として歩むことを断念、作曲家に転向してからはジャズ、アフリカ音楽、アー
トミュージックと広いジャンルに関心をもって活動を行ってきました。スペイ
ンの哲学者ホセ・オルテガ・イ・ガセト(1883-1955)が『芸術の非人間化』に
著した思想に疑問を抱き、音楽(芸術)に人間的な要素を取りもどすことを考え
たイーベルグの ReHumaniZing(the arts)への挑戦と試み。アントンセンと共
同作業を行い、トランペットの技術的・音楽的に可能な音域をいっぱいに使っ
た「ドロモ・ダンス」。モダニズムにならって興った非人間化に激しく反発し
たロルフ・ヤコブセンの詩による歌曲集「呼吸練習」から3つの歌と、「細い
針」がアルバムのエピローグとして歌われます。人生の局面と精神状態を示す
5つの楽章からなる「Aren't We all Warriors in Our Own Life?(われらはみ
な人生の戦士ではないか?)」。基本的に調性をもたない抽象的な音楽に作曲
者の内省の声が聞こえるでしょう。イーベルグは今、ノルウェーのオーケスト
ラからもっとも大きな注目を集める作曲家のひとりです。

ACD 5057 \2280
異国の鳥たち
メシアン:異国の鳥たち
トシュタイン・オーゴール=ニルセン(1964-):
ウィンズ・オブ・チェンジズ-変化する木管楽器(2002)
(小ウィンドアンサンブルのための)【儀式/ヨブの嘆き/遊戯/終結】
アイヴィン・ビューエネ(1973-):トポグラフィックス(2002)(バンドのための)
ホーコン・アウストボー(P) アイリーク・ラウデ(打楽器) 
ノルウェー国防軍軍楽隊(ベルゲン)
ペーテル・シルヴァイ(指)
録音:2006年5月、2008年5月(メシアン) NRKホルダラン・スタジオ(ベルゲン)
216年の歴史を誇り、2009年に陸軍から海軍に移管されたノルウェー国防軍軍
楽隊(ベルゲン)(国防省西ノルウェー軍楽隊)の「砂漠から来た悪い知らせ」
(ACD5053)に次ぐアルバム。メシアンが世界各地で聴いた鳥の歌を素材にした
「異国の鳥たち」。トシュタイン・オーゴール=ニルセンの「ウィンズ・オブ
・チェンジズ」は、「大ウィンドアンサンブルのための協奏曲 - ペンタグラ
ム」(2001)を木管楽器の小アンサンブル(オーボエ、4本のクラリネット、バス
クラリネット、テナーサックス、バリトンサックス、ダブルベース)のために
改作した4つの楽章。アイヴィン・ビューエネの「トポグラフィックス」では
ソロイストとアンサンブルがさまざまに絡み合い、いろいろな風景を多彩に描
いていきます。パワーとアンサンブルばかりを重視するタイプの吹奏楽と違
い、響きの洗練と内面性を追求するノルウェー国防軍軍楽隊(ベルゲン)の音楽
は、軍楽隊から連想されるネガティヴなイメージを払拭してくれます。




<audite>
=ドイチュラントラジオ・クルトゥーア=
AU 95631 \2280
モノラル
「イーゴリ・マルケヴィチ / ベルリンRIAS録音集」
(1)シューベルト:交響曲第3番ニ長調D.200
(2)ファリャ:バレエ「三角帽子」第2組曲
 (近所の人たちの踊り / 粉屋の踊り / 終幕の踊り)
(3)ルーセル:バレエ「バッカスとアリアーヌ」Op.43より第2組曲
(4)ムソルグスキー=マルケヴィチ編:6つの歌曲
 (子守歌 / おしゃべりかささぎ / 夜 / 星よ、いずこ?/ いたずら小僧 /
ドニエプル川で)
(4)マーシャ・プレディト(S)
イーゴリ・マルケヴィチ(指)RIAS交響楽団
録音:(1)1953年3月2日(4)1952年3月6日以上、
ベルリン・ティタニア・パラスト(ライヴ・モノラル)
(2)(3)1953年2月27日&3月2日ベルリン=ダーレム、
イエス・キリスト教会(スタジオ・セッション・モノラル)
ベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源から
の復刻で、すべて完全初出の内容。キエフ生まれで、20世紀を代表する指揮者
として活躍したイーゴリ・マルケヴィチ(1912-1983)はユニークな経歴の持ち
主。コルトーにピアノをナディア・ブーランジェに和声と作曲を師事して、両
大戦間期には将来を嘱望された作曲家としてバルトークやミヨーからも称賛を
受けるほどでしたが、戦後は指揮者に転身、数多くの世界的なオーケストラか
ら迎えられました。
モントゥーとシェルヘンについて指揮を学び、現代的な感覚を備えた名匠とも
いわれるマルケヴィチですが、幅広いレパートリーとその客観的で冷静なアプ
ローチは作曲家としての経験から培われたものといえるのかもしれません。こ
のたびのRIAS響との録音は、まさにそうした面を反映している内容といえます
が、現状では入手できるカタログが必ずしも十分とはいえない状況を考えると、
ファンには歓迎されるものと思われます。
マルケヴィチとゆかりあるディアギレフの依頼で書かれ、マルケヴィチ自身大
のお気に入りだったファリャの「三角帽子」や、ルーセル作品では独特のリズ
ムと色彩感がとにかく強烈で、アルバム中屈指の聴きもの。さらに、極度に洗
練されエレガントと評されたシューベルトも異彩を放っています。なお、マル
ケヴィチ自ら編曲を手掛けたムソルグスキーでは、1945年の初演時と同じキャ
ストというのも注目。プレディトはシャリアピンに見出された1912年ラトヴィ
ア出身のソプラノで、ムソルグスキーやチャイコフスキーの歌曲をレパートリ
ーにしていました。




<ORFEO D'OR>
ORFEOR 767092 2枚組 \4160
プッチーニ:「蝶々夫人」
セーナ・ユリナッチ(S 蝶々夫人)
エルマンノ・ロレンツィ(T ピンカートン)
コスタス・パスカリス(Br シャープレス)
ヒルデ・レッセル=マイダン(Ms スズキ)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S ケイト・ピンカートン)
ペーター・クライン(T ゴロー)

ベリスラフ・クロブチャール(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1961年3月15日,ウィーン国立歌劇場でのライヴ
ORFEOがまた素晴らしい録音を掘り出しました!1961年3月15日にウィーン国立
歌劇場で上演された「蝶々夫人」のライヴ録音です。蝶々さんを歌うのはセー
ナ・ユリナッチ。彼女は1957年にウィーン国立歌劇場にデビューしたときに
蝶々さんを歌って大絶賛され、しばらく「ウィーンの蝶々さんといえばユリ
ナッチ」と決まっていたほどの当たり役でした。ピンカートンには、ウィーン
国立歌劇場で20年以上に渡って活躍したイタリア人テノール、エルマンノ・ロ
レンツィ。シャープレスにはギリシャ出身で、1960,70年代にヴェルディ・バ
リトンとして活躍したコスタス・パスカリス。スズキはウィーンのベテラン
メッゾ、ヒルデ・レッセル=マイダン。そしてケイト・ピンカートンがまだ23
歳のグンドゥラ・ヤノヴィッツ!驚くべきは名匠ベリスラフ・クロブチャール
の指揮。40年に渡ってウィーン国立歌劇場の指揮者として活躍したクロブチャ
ールですが、元々1953年5月15日に「蝶々夫人」を指揮したことが始まり。故
郷の先輩で師匠のマタチッチ譲りのスケール雄大なプッチーニには、泣かずに
はいられません!

ORFEOR 768093 3枚組 \6240
プッチーニ:「三部作」
「外套」
「修道女アンジェリカ」
「ジャンニ・スキッキ」
ゲルト・アルブレヒト(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1979年2月11日
「外套」
レナート・ブルゾン(Br ミケーレ) 
マリリン・チャウ(S ジョルジェッタ) 
ウラディーミル・アトラントフ(T ルイージ) 
ハインツ・ツェドニク(T ティンカ)他
「修道女アンジェリカ」
ピラール・ローレンガー(S 修道女アンジェリカ) 
シェシュティン・マイヤー(Ms 公爵夫人) 
マルガレーテ・ベンス(A 修道院長) アクセル・ギャル(S 修道長) 
チェスラワ・スラニア(Ms 修練長)他
「ジャンニ・スキッキ」
ワルター・ベリー(Bs ジャンニ・スキッキ) 
ソーナ・ガザリアン(S ラウレッタ) ヨルディ・ラミーロ(T リヌッチョ) 
ハインツ・ツェドニク(T ゲラルド) 
マリヤーナ・リポヴシェク(Ms チェスカ) 
エーリヒ・クンツ(Bs スピネッロッチョ医師)他
プッチーニの「三部作」は、どれも個性たっぷりの1幕ものオペラ3つをまとめ
た面白い作品ですが、歌手を大人数揃えなければならないので、一挙上演はな
かなかありません。この録音は1979年にウィーン国立歌劇場が一挙上演した時
の録音。さすがはウィーン、国際色豊かな面々を集めています。「外套」では、
イタリアの名バリトン、ブルゾンに、ドイツ系アメリカ人でシュトゥットガル
トで活躍したチャウ、そしてソ連の強靭テノール、アトラントフというビック
リのキャスティング。「修道女アンジェリカ」では、スペインの名花ローレン
ガーと、スウェーデン人メッゾのマイヤーの南北対決。一方、「ジャンニ・ス
キッキ」では、タイトルロールのベリーを始め、ウィーンで活躍していた人が
集められています。スピネッロッチョ役は、なんとクンツ!もうすぐ70歳にな
ろうという頃です。また「外套」では、日本人として初めてウィーン国立歌劇
場の専属歌手になった白石敬子の声がちょっとだけ聞けます。




<ALIA VOX>
AVSA 9865(SACD-Hybrid) \2750
「ケルティック・ヴァイオル-アイルランドとスコットランドの音楽伝統に捧
ぐ」
1アイルランド民謡:「音楽の司祭/スコットランドのメアリー」
2キャプテン・サイモン・フレイザー(1773-1852):
ニール・ガウ(1727-1807)のための「カレドニアの叫び」
(「スコットランド山岳地方と島嶼部特有の歌と調べ」1816年刊より)
3アイルランド民謡:「スカリフのユーモア」
4ナサニエル・ガウ(1766-1831):
ストラススペー「アラステア・マクアラステア」
5ライアンの大コレクション:「トム・ブリッグのジグ」
6ライアンの大コレクション:ジグ「ザ・グロビー(ゴビー)・オウ」
7ライアンの大コレクション:「モイラ卿/人力車」
8アイルランド民謡:「サッカウのジグ」
9スコットランド民謡:「艱難辛苦こそ我が運命」
10ウィリアム・マーシャル:
「キーサック礼拝堂」(1822年のコレクションより)
11キャプテン・サイモン・フレイザー:
「グードワイフは彷徨い人を入れる」(前掲書より)
12ジェイムズ・マクファーソン(1675頃-1700):
「マクファーソンの哀歌と変奏」
13スコットランド民謡:リール「トゥーロッホゴルム」
14スコットランド民謡:「可愛いペギー」
15作曲者不詳:
「それはエディンバラの街の1ハロン以内でのことだった」
(プレイフォード刊「イングランドの舞踏教師」(1696)より)
16キャプテン・サイモン・フレイザー:「若く麗しいメアリー」(前掲書より)
17アイルランド民謡:「ダウドのリール」
18スコットランド舞踏:
「レディー・メアリー・ヘイのスコットランドのリズム」
19トゥールロッホ・カロラン(1670-1738):「カロランのいとまごい」
20ドニゴール(ドネガル)民謡:「ガスティのうかれ騒ぎ」
21ライアンの大コレクション(スコットランド民謡):「移民のリール」
22トゥールロッホ・カロラン:「オーウェン・ロウ・オニールの哀歌」
23W.B.レイバーン(1835-1886)第3巻:「ベアトリス王女」
24スコットランド民謡:「チャーリー王子のエディンバラへの最後の一瞥」
25アイルランド民謡:「上の階へ旅行しな」(シングル・ジグ)
26ウィリアム・マーシャル:
「ギプトンのマクファーソン夫人」(1822年のコレクションより)
27アイルランド民謡:「タットルの(リール)」
28ナサニエル・ガウ:「彼の2人目の妻の死への哀歌」
29アイルランド民謡:「間抜け穴の中の雄ガチョウ(間抜け)」
ジョルディ・サヴァール(トレブルGamb)、
アンドルー・ローレンス=キング(アイリッシュHrp、プサルテリウム)
録音:2008年6月25&26日、9月7&8日、10月6&7日
カタルーニャ州ジローナ県、エル・ポルト・ド・ラ・セルヴァ近郊、
サン・ペール・ド・ローデス修道院
ケルト系のガーンジー島が故郷であるローレンス=キングと組んだ今回の録音
は、サヴァール初のケルティック・アルバム。1枚全て民族音楽系統の曲を集
めたのも、サヴァール初の試み。この録音では、2本のトレブル・ヴァイオル
(ガンバ)と1本のトレブル・フィドルを使い、伴奏の有無やどの楽器を使って
いるか、調弦をどうしているかで、全体を8つのセクションに分けています。
各曲は、スコットランドの歴史を背景に持っているものが多く、例えば、24曲
目の「チャーリー王子」は、本名チャールズ・エドワード・スチュワート。彼
は、王位を請求してジャコバイトの乱を起こしたジェームズ=フランシス=エド
ワード(自称ジェームズ8世)の息子にして、名誉革命で追放されたジェームズ
7世(2世)の孫になります。この曲は、チャーリーが引き起こしたカローデンの
戦いが背景となっています。




<Quindecim>
QP156 5枚組 \6750
<ギターとオーケストラのための>
南の協奏曲
<ギターとハープシコードのための>
ソナタ、前奏曲
<ギター独奏>
「ラ・フォリア」の主題による変奏曲とフーガ
カベソンの主題による変奏曲とフーガ
クラシック・ソナタ「ソルを讃えて」
ロナンティック・ソナタ「シューベルトを讃えて」
南方ソナティナ
ソナタ「メキシコ」
24の前奏曲、メキシコ風スケルツィーノ、マズルカ、ルンバ、エストレリータ
ほか
マヌエル・ロペス・ラモス、ラファエル・ヒメネス、デュオ・パボン・レイエ
ス、グリエルモ・ゴンザレス・フィリップス、アレハンドロ・モラ、エルネス
ト・マルティネス、アルトゥーロ・エルナンデス、ヘラルド・ディアス・デ・
レオン、ビクトル・ガルドキ、パウル・ザンブラノ(Gt)




<BelAir>
BAC 046(DVD-Video) 2枚組 \5150
字幕:英独仏伊西
チャイコフスキー:「エウゲニ・オネーギン」
マリウス・キーチェン(Br エウゲニ・オネーギン)
タチアーナ・モノガローワ(S タチアーナ)
マルガリータ・マムシロワ(Ms オルガ)
アナトーリ・コチェルガ(Bs グレーミン公)
ほか
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)
ボリショイ歌劇場管弦楽団,合唱団
演出:ディミトリ・チェルニャコフ
衣装:マリア・ダニロワ
収録:2008年9月,パリ,ガルニエ宮
6月に来日する名門ボリショイ歌劇場、その来日演目にもなっている「エウゲ
ニ・オネーギン」のDVDが登場。スターリン時代から用いられていた伝統的な
舞台を捨て、2006年9月にチェルニャコフが新演出を担当、その新しい精神の
舞台作りはすぐに話題になり、2年後のパリでの引っ越し上演も大成功を収め
ました。チェルニャコフは、全ての場面を館の広間の中に据えて、大劇場オペ
ラ化してしまった「オネーギン」を、チャイコフスキーが意図したような室内
オペラへと戻しています。合唱の一人一人の表情まで徹底させたような繊細で
密度の濃い舞台作りだからこそ、決闘の場面すら室内という大胆さも大変な説
得力を持ちえています。
オネーギンには、いまやメトでも大変な人気のポーランド出身のバリトン、キ
ーチェン(ポーランド語に近い発音だとクフィエチェン)。オネーギンを当たり
役にしているだけに、歌のみならず容姿、演技にいたるまでオネーギンそのも
の。モノガローワは来日公演でも歌う、ロシアでも一番のタチアーナ歌い。グ
レーミンにはコチェルガと、ベストのメンバーが組まれています。
細かい部分にまでこだわった舞台作りだけに、優れたカメラワークで細かい演
技まで見ることのできる映像は、劇場で見るのとはまた違った良さがあります。
来日公演をご覧になる方も、ご覧になられない方も、近年最も出色の「オネー
ギン」をぜひ!




<Profil>
PH 07048 2枚組 \4250
モノラル
「エディション・シュターツカペレ・ドレスデン第23集 / ワーグナー:オペラ
からの名場面集2」
[CD 1]
「ワルキューレ」(ハイライト)
第1幕第1場より
前奏曲 /「このかまどが誰のものであろうと」/「冷たい水が元気づけてくれ
ました」/「不幸な男をあなたは元気づけて下さった」
第1幕第2場より
「かまどのかたわらに,疲れきったこの人を見つけました」/「フリートムン
トと名のることは許されません」/「力強い狩人が私たちに」/「わしは荒々し
き一族のことを知っている」
第1幕第3場より
「父が約束したひとふりの剣」/「お客人、おやすみですか?」/「館の男たち
がすべてこの部屋に集まっていました」/「冬の嵐は去り」/「寒い冬の日々に
私が憧れていた春こそあなたです」/「おお、無上の喜び!幸せの女よ!」/
「ジークムントは私の名,私こそはジークムントだ!」
マルガレーテ・テッシュマッハー(S) マックス・ローレンツ(T) 
クルト・ベーメ(Bs)
カール・エルメンドルフ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
[CD 2]
「ワルキューレ」より
第3幕「さらば,勇ある輝かしき子よ!」(ヴォータンの告別)
ヨーゼフ・ヘルマン(Br) 
カール・エルメンドルフ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
「タンホイザー」より
第2幕「おごそかなこの広間よ」(歌の殿堂)/
第3幕「マリア様、願いをお聞き入れください」(エリーザベトの祈り)
マリアンネ・シェヒ(S・エリーザベト) 
カール・エルメンドルフ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
「さまよえるオランダ人」より
第1幕「あらしと悪しき風に追われ」/
第2幕「遠く忘れられた古い時代の中から」
クルト・ベーメ(Bs) ヨーゼフ・ヘルマン(Br) 
クルト・シュトリーグラー(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
第2幕「リラの花がなんとやわらかく」
ヨーゼフ・ヘルマン(Br) 
クルト・シュトリーグラー(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
「ジークフリート」より第1幕「雲の高みへ」
ヨーゼフ・ヘルマン(Br) 
カール・エルメンドルフ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
「神々のたそがれ」より第1幕「輝かしい生命の心地よい熱情」
マックス・ローレンツ(T) ヨーゼフ・ヘルマン(Br) 
クルト・シュトリーグラー(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
ドレスデンにおけるワーグナー演奏の伝統は、作曲家自身がザクセン宮廷のカ
ペルマイスターを務めていた1840年代にまで遡ります。この時期には1842年に
「リエンツィ」、1843年には「さまよえるオランダ人」、1845年に「タンホイ
ザー」がドレスデンでそれぞれ初演されています。
Profilより復刻されるワーグナー録音はシュトラウスのオペラと同様に、こう
したドレスデンのめぐまれた背景を強く感じさせるもの。伝統のオケを随える
のはベームの後任としてシュターツカペレ・ドレスデンの音楽監督を務めたエ
ルメンドルフ(1891-1962)、ドレスデンに生まれ当地で学び、当劇場のコレペ
ティートアや指揮者も務めたシュトリーグラー(1886-1958)。なにより、往年
のドレスデンのベスト・メンバーらの存在感も圧倒的なものがあります。
なお、シリーズの恒例として、充実のブックレットには劇場、舞台風景、公演
ポスターなどの写真がふんだんに掲載されているのもうれしいところです。




<Dynamic>
DYNDVD 33569(DVD-Video) \3780
字幕:伊英独仏
プッチーニ:「トスカ」
アントーニア・チフローネ(S トスカ)
ステーファノ・セッコ(T カヴァラドッシ)
ジョルジョ・スルヤン(Bs スカルピア)
リッカルド・フェッラーリ(Br アンジェロッティ)
マッシモ・ラ・グワルディア(T スポレッタ)
フランコ・ボスコロ(Bs 堂守)
ほか
ヴァレーリョ・ガッリ(指)プッチーニ音楽祭管弦楽団,合唱団
演出:マリオ・コルラーディ
装置,衣装:イゴール・ミトライ
収録:2007年8月9-18日,ヴィアレッジョ、トッレ・デル・ラーゴ
トッレ・デル・ラーゴで行われるプッチーニ音楽祭、2007年の「トスカ」の
映像が登場です。ポーランド出身のイゴール・ミトライの演出は、正攻法の
舞台作りを基本としつつ、トスカの「愛と死」を中心に据えて描いたもの。
スカルピアが殺される場面などにそうしたミコライの視点が生きています。
トスカ役はターラント出身のソプラノ、チフローネ。イタリアではプッチー
ニのヒロインで有名な人です。カヴァラドッシのセッコは、1973年、ミラノ
生まれのテノール。30代のイタリア人テノールでは最も期待されている人で
す。そしてご存知ベテラン・バス歌手のスルヤンがスカルピアで存在感を示
しています。もう一人の注目は指揮者のガッリ。公演当時27歳という若さで
の大抜擢。才能を感じさせる音楽作りに加え、中々のイケ面イタリア青年の
姿も映像ならではの楽しみです。

CDS 629 2枚組 \3780
バッハ:
2声のインヴェンション集 BWV.772-786
3声のシンフォニア集 BWV.787-801
フランス組曲第6番 ホ長調 BWV.817
パルティータ第2番 ハ短調 BWV.826
6つの小前奏曲 BWV.933-938
5つの小前奏曲 BWV.939-943
前奏曲 ハ短調 BWV.999
9つの小前奏曲から BWV.924-928,930,931
フゲッタ ハ短調 BWV.961
フーガ ハ長調 BWV.952
フーガ ハ長調 BWV.953
前奏曲とフゲッタ ト長調 BWV.902a
前奏曲とフゲッタ ニ短調 BWV.899
前奏曲とフゲッタ ホ短調 BWV.900
前奏曲とフーガ イ短調 BWV.895
アンドレア・バッケッティ(P)
録音:2008年3月,ミラノ、2008年9月,サチーレ
バッハの鍵盤用作品はたくさんありますが、そのうちの70曲をCD2枚にまと
めたもの。録音が比較的珍しい作品も多いので、バッハ・ファンには歓迎さ
れることでしょう。バッケッティは、1977年生まれのピアニスト。11歳でデ
ビューし、現在ではイタリアのみならずヨーロッパ全土で活躍しています。
ベリオを得意としていることでも知られています。2005年に、愛知万博関連
の演奏会のために来日したことがあります。



<ATMA>
ACD2 2571 \1850
ドイツ・リート・リサイタル
シューベルト:
夕映えのなかに D.799、金細工職人 D.560、夕映えD.627、
泉のほとりの若者 D.300、死と乙女 D.531、春に寄す D.338
シューマン:6つの詩 Op.90、レクイエム Op.90b
ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121
R.シュトラウス:
たそがれの夢 Op.29-1、きづた Op.22-3、ああ悲しい、
不幸なる者よ Op.21-4、あすの朝 Op.27-4
ネイサン・バーグ(B)ジュリアス・ドレイク(P)
録音:2007年5月15-17日
カナダのサスカチュワン州生まれのバス、バリトン奏者ネイサン・バーグ。
日本では2004年小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト「ラ・ボエーム」に
ショナール役で出演し注目を集めました。バロック・オペラからイタリア・
オペラ幅広いレパートリーを持っています。またドイツ・リートでも高い
評価を得ていて、このドイツ・リート集もドラマチックな表現と声色の変化
がなんとも美しい演奏です。

ACD2 2586 \1850
シューマン:女の愛と生涯 Op.42
クララ・シューマン:
わたしは暗い夢のなかにいた Op.13-1、我が星、花よどうして泣くの 
Op.23-1、美しいために私を愛するなら、おやすみ
ブラームス:
あなたの青いひとみは Op.59-8、我らはさ迷い歩いた Op.96-2、
失望 Op.72-4、私は夢を見た Op.57-3、狩人 Op.95-4、
娘は話しかける Op.107-3、甲斐なきセレナーデ Op.84-4、
秘め事 Op.71-3、別れがなぜあるのだろうか Op.33-12、
森の対話 Op.39-3、調べのように Op.105-1、我が恋は緑 Op.63-5
スーザン・プラッツ(Ms)レーナ・シャロン(P)
スーザン・プラッツはイギリス生まれのカナダ人。2004年5月からジェシー
・ノーマンの後継者の一人として見出され、現在はアルトとメゾ・ソプラノ
のとして演奏活動を行っています。柔らかいスーザン・プラッツの歌声が
ゆっくりと糸を紡いでいるように丁寧に歌い上げられています。

ACD2 2555 2枚組 \2180
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ Op.87
デイヴィッド・ジャルベール(P)
録音:2007年8、9月
カナダ人ピアニスト、デイヴィッド・ジャルベール。ATMAレーベル待望の
ソロ・デビュー盤はショスタコーヴィチのピアノ作品の傑作24の前奏曲と
フーガ。バッハの平均律に倣って作曲されたこの大作を鋭敏さが際立つ見
事な解釈で聴かせてくれています。



<Aurora>
ACD 5056(SACD-Hybrid) \2680
ナターシャ・バレット(1972-):貿易風
「序幕」「水没した」「外洋」「動中の動」「深層」「プランクトン浮揚」
「渡り」「ノルフィヨルド海岸」
(エレクトロ=アクースティク作品)
ストームウェザー・シャンティ・クワイアー ヨン・ヴァルヒュース(語り)
ジェイン・マニング(S)
多くの神話を育んできた海。古い帆船に乗って録音した波止場と海岸と大海
原の音、海の男の歌うシャンティ、「アラスカのスカグウェイを発ち日本へ
向けて航海した1972年に起きたことから話そう」と語る引退したノルウェー
人船長。「Trade Winds(貿易風)」は、サウンドアーティストのナターシャ
・バレットがコラージュした全8章からなる作品です。アンビソニックスと
スペーシャリゼーション・テクニックを併用した16チャンネルのコンサート
バージョンがSACDのため5.1チャンネル・サラウンドにミックスダウンされ
ています。



<世界文化社>
DVD傑作コレクション
珠玉の名作オペラ
日本語字幕つきDVD全幕完全収録
DVD+解説BOOK
監修:オペラ研究家 永竹由幸  A5判、オールカラー64ページ

SBKI 11 \3990
(DVD+解説BOOK)
約158分
珠玉の名作オペラ1
モーツァルト:「魔笛」
イヴァン・フィッシャー(指)パリ国立歌劇場O&Cho 2001年1月
ベンノ・ベッソン演出
夜の女王:デジレ・ランカトーレ
タミーノ:ピョートル・ベチャーラ
パミーナ:ドロテーア・レッシュマン
パパゲーノ:デトロフ・ロート
ザラストロ:マッティ・サルミネン
日本でもお馴染みのデジレ・ランカトーレが超絶技巧を披露する夜の女王。
天がニ物を与えた美女で美声のドロテーア・レシュマンのパミーナ、地響き
のような声で歌うサルミネンのザラストロ、最近メキメキ売り出し中のピョ
ートル・ベチャーラのタミーノ、それに芸達者なデトロフ・ロートのパパゲ
ーノ。舞台装置も華やかで見ていて楽しく美しい。

SBKI 12 \3990
(DVD+解説BOOK)
約128分
珠玉の名作オペラ2
ヴェルディ:「リゴレット」
ネッロ・サンティ(指)チューリヒ歌劇場O&Cho 2006年11月
ジルベール・デフロ演出
リゴレット:レオ・ヌッチ、ジルダ:エレナ・モシュク
マントヴァ公爵:ピョートル・ベチャーラ、
スパラフチーレ:ラツィオ・ボルガー
マッダレーナ:マタチーナ・ビーツ
愛憎渦巻くヴィクトール・ユゴーの戯曲を人間悲劇にまで高めたヴェルディ
の中期の傑作中の傑作。世界一と折り紙つきのレオ・ヌッチのリゴレット。
その迫真の演技と歌唱が人々の心を揺さぶる。
ネッロ・サンティが名歌手たちの声の魅力を100%引き出し、しかもオケをし
めて劇的効果を盛り上げる。モシュクのジルダも可愛らしく、ベチャーラの
公爵もステキだ。
今や世界の一流劇場にのし上がってきたチューリッヒ歌劇場の良さを十二分
に見せてくれる名舞台。
5月下旬刊行予定

SBKI 13 \3990
(DVD+解説BOOK)
約193分
珠玉の名作オペラ3
ワーグナー:タンホイザー
ズービン・メータ(指)バイエルン国立歌劇場O&Cho 1994年9月
ディヴィッド・オールデン演出
タンホイザー:ルネ・コロ、エリーザベト:ナディーヌ・セクンデ
ヴォルフラム:ベルント・ヴァイクル、
ヘルマン:ヤン=ヘンドリック・ローターリング
バイエルン国立歌劇場の音楽監督ズービン・メータが自信をもって発表した
「タンホイザー」。伝統あるバイエルン国立歌劇場でディヴィット・アルデ
ンの新演出で挑戦した。
決して奇をてらわず、純愛と性愛の相克に苦しむ男の苦悩を時代を超えて問
いかける。
ベテランのルネ・コロとヴァイクルの名演、セクンデの新鮮な歌唱、そして
バイエルン国立歌劇場の合唱と管弦楽のうまさがメータの棒で最高に生かさ
れている。
6月下旬刊行予定

SBKI 14 \3990
(DVD+解説BOOK)
約169分
珠玉の名作オペラ4
ポンキエッリ:ラ・ジョコンダ
アダム・フィッシャー(指)ウィーン国立歌劇場O&Cho 1986年
フィリッポ・サンジュスト演出
ジョコンダ:エヴァ・マルトン、エンツォ:プラシド・ドミンゴ
バルナバ:マッテオ・マヌグエッラ、ラウラ:ルドミラ・セムチュク
アルヴィーゼ:クルト・リドル
このオペラの魅力は、なんと言っても圧倒的な歌唱力だといってよい。この
DVDの不滅の価値も、ドミンゴとマルトンが歴史的な名唱を聞かせていると
ころにある。今後もこれほど完璧なこの曲の演奏は出ないのではないだろう
か。伝統的なウィーンの舞台で演じられるこの舞台はオペラ史上最高の『ラ
・ジョコンダ』と言ってよいだろう。
7月下旬刊行予定

SBKI 15 \3990
(DVD+解説BOOK)
珠玉の名作オペラ5
ベートーヴェン:フィデリオ
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場O&Cho 1991年
アドルフ・ドレーゼン演出
レオノーレ:ガブリエラ・ベニャチコヴァー、
フロレスタン:ヨゼフ・プロチュカ
マルツェリーネ:マリー・マクローリン、ピツァロ:モンテ・ペダーソン
ロッコ:ロバート・ロイド
楽聖ベートーヴェンが唯一残したオペラ。 オペラという形式に慣れなかっ
た作曲者が何度も何度も遂行して創り上げた名作。
コヴェント・ガーデン歌劇場が総力を挙げて上演した名演。
ベニチャコヴァのレオノーラ、プロチュカのフロンレスタン、ペダーソンの
ピツァッロといった名歌手に混じって、当ダブルDVDシリーズで椿姫を歌って
いる、マクローリンがマルツェッリーネを歌っている。
これまた可愛らしい。ドホナーニの指揮棒が楽聖の音楽をしっかりとまとめ
て完璧な効果を挙げている。
8月下旬刊行予定




<Harmonia Mundi France>
HMC 901995 \2450
シューベルト:歌曲集「美しい水車小屋の娘」
マティアス・ゲルネ(Br)
クリストフ・エッシェンバッハ(P)
録音:2008年9月6-8日,ベルリン
ゲルネによるシューベルトのリート集、第3巻はシューベルトの三大歌曲集
の一つ「水車小屋の娘」です。ゲルネの歌うシューベルトの素晴らしさはも
はや言うまでもないでしょう、現代的な知性と、類い稀な美声の理想的な融
合は絶品と言うしかありません。ゲルネは既に2001年にこの歌曲集を録音し
ていますが、7年間で芸術家として大きく成熟したことがまざと感じられま
す。そして伴奏はなんとエッシェンバッハ!既に指揮者としても大家のエッ
シェンバッハだけに、強烈な存在感を放っています。この個性派二人による
「美しい水車小屋の娘」が普通で終わるはずもなく、何とビックリの70分越
え!基本のテンポは極端に遅いわけではありませんが、「朝の挨拶」、「涙
の雨」、「休み」、「好きな色」、「しおれた花」などは通常よりかなり
じっくりと演奏され、ことに最後の「小川の子守歌」は9分超!尋常ではあり
ません。ゲルネとエッシェンバッハの生み出す独特の世界にどっぷり漬かっ
てしまいましょう!




<AUDITE>
Auditeが満を持して放つフルトヴェングラー・コンプリートRIASレコーディ
ングズ!RIASに眠っていたオリジナルテープから細心のマスタリングで、今
よみがえる真実のフルトヴェングラー!

AU 21403 12枚組+BonusCD \7450
CD1
ベートーヴェン:交響曲第6番+第5番 
1947年5月25日
CD2
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ユーディー・メニューイン(Vn)
1947年9月30日
バッハ:管弦楽組曲第3番
1948年10月24日
CD3
ブラームス:交響曲第4番
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
1948年10月24日
CD4
ブルックナー:交響曲第8番
1949年3月15日
CD5
シューマン:序曲「マンフレッド」
ブラームス:交響曲第3番
フォルトナー:ヴァイオリン協奏曲
ゲルハルト・タシュナー(Vn)
1949年12月18日
CD6
ワーグナー:ジークフリートの葬送行進曲
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
1949年12月19日
ヘンデル:合奏協奏曲ニ短調Op.6-10
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
ヒウンデミット:管弦楽のための協奏曲
1950年6月20日
CD7
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
1950年6月20日
グルック:「アルチェステ」序曲
1950年9月5日
ヘンデル:合奏協奏曲Op.6-5
1954年4月27日
CD8
ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
1952年12月8日
ヒンデミット:世界の調和
1951年12月8日
CD9
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
1952年12月8日
シューベルト:「ロザムンデ」序曲
1953年9月15日
ブラッヒャー:管弦楽のための協奏的音楽
1954年4月27日
CD10
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
シューベルト:交響曲第9番
1953年9月15日
CD11
ブラームス:交響曲第3番
R.シュトラウス:「ドン・ファン」
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲
1954年4月27日
CD12
ベートーヴェン:交響曲第6番+第5番
1954年5月23日
Bonus CD :フルトヴェングラー指揮について語る。
フルトヴェングラー(指)
ベルリン・フィルハーモニー
Auditeのホームページ(http://audite.de/index.php?bnm=181)でオリジナル
のテープの音質とマスタリング後の音質のチェックができます。20数分間に
わたり、いかなるポリシーのもとにAuditeがリマスタリングをほどこしたか
が、マスタリング前と後で聴き比べることができます。特にブルックナー
8番、1楽章コーダのわざとのような咳の嵐(それにしても、あの音楽でどう
してあんなに盛大な咳ができるのか!当時のベルリンはよっぽど風邪がは
やっていたのか?3月なのに?)がマスタリング後は音楽性をまったく損なう
ことなく、気にならないレヴェルまで抑えられているのはデジタル・テクノ
ロジーの驚異と申せましょう。そして全編にわたりナレーションを担当して
いるのはあの、アンジェラ・ヒューイットというのも驚きです。素晴らしく
聞き取りやすくわかりやすい英語です。ぜひ御一聴ください。
演奏そのものについてはもうなにも付け加えることはない素晴らしいものば
かり。戦後のフルトヴェングラーの円熟期、絶頂期の音楽がベルリンフィル
との黄金の組み合わせでたっぷり堪能できる、Auditeにフルヴェン・ファン
は足を向けて寝られなくなること疑いなしのセットでございます。




<ACCENT>
ACC 25308(SACD-Hybrid) \2580
J.S.バッハ:カンタータ集 Vol.8
カンタータ第13番「わがため息,わが涙は」 BWV.13
カンタータ第73番「主よ,御心のままに,わが身の上になし給え」 BWV.73
カンタータ第81番「イエスは眠りたもう,わが望みはいずこにありや」 BWV.81
カンタータ第144番「おのが分を取りて,去り行け」 BWV.144
シギスヴァルト・クイケン(指)ラ・プティット・バンド
ゲルリンデ・ゼーマン(S)ペトラ・ノスカイオヴァ(A)
クリストフ・ゲンツ(T) ヤン・ファン・デル・クラッベン(B)
録音:2008年2月6-7日 ルーヴェン、ベルギー
2006年から2011年の5年間に20枚のシリーズとして進行中のシギスヴァルト・
クイケン&ラ・プティット・バンドによるJ.S.バッハ、カンタータ選集。安
定した自然な演奏と、実力派のソリスト陣に支えられたこのシリーズも第8作
目。ピリオド奏法のパイオニアであるラ・プティット・バンドは結成以来、
世界の古楽界の最前線で活躍し続けています。その40年近い活動の中でつね
に演奏概念の改革を行ってきた彼らならではの、説得力溢れる名演を生み出
しています。

ACC 24216 \2300
W.F.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調BR WFB B 17
J.C.バッハ:
フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ヘ長調 H 597
バッハ(?):フルートと通奏低音のためのソナタ ヘ短調
J.C.F.バッハ:
フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ニ短調 
HW VIII/3 Nr.1
W.F.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ ヘ長調 BR WFB B18
J.C.バッハ:
フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ニ長調 Op.16/
1,W B10
バルトルド・クイケン(フルート・トラヴェルソ)
使用楽器:A.ヴィーマール1990年製(アウグスト・グレンザー1750年モデル)
エーヴァルト・デメイエル(Cemb)
使用楽器:アウグスト・ボンツァ2003年製(ヘンリー・ヘムシュ1736年モデル)
録音:2008年10月
フラウト・トラヴェルソの名手バルトルド・クイケンによる大バッハの息子
たちが作曲したフルート・ソナタ集。バッハ家はフルートのための作品を多
く残しており、現代でもフルートの重要なレパートリーとして演奏されてい
ます。B.クイケンはACCENTレーベルにその大部分を録音しています。この息
子たちの作品のアルバムでバッハの家族の肖像を完璧なかたちで描き出して
います。トラヴェルソをこれほど美しい音色で表現する演奏者はB.クイケン
をおいてはいないと思わせる、惚れ惚れする1枚です。

ACC 24207 \2300
フランツ・クロンマー(1759-1831):
管楽合奏のためのパルティータ 
ヘ長調Op.73、変ロ長調Op.78、ヘ長調Op.83、作品番号なし
アンフィオン管楽八重奏団
録音:2008年1月21-24日
ボヘミア生まれでウィーン古典派の作曲家として活躍したフランツ・クロン
マー(フランティシェク・クラマージュ)のパルティータ集。当時の宮廷には
管楽アンサンブルが常設されており、管楽アンサンブルのための作品は重要
があり、クロンマーも多くの作品を残しています。クロンマーはオーボエ協
奏曲が比較的有名ですが、その他の作品はほとんど演奏される機会がありま
せん。しかしこのパルティータは非常におもしろい作品で、所々にクロンマ
ーの魔法がちりばめられ、軽快で風刺に満ちた作品です。気鋭のピリオド管
楽アンサンブル、アンフィオン管楽八重奏団のピリリと小技を効かせた演奏
で堪能することができます。



<naive>
V 5159 \2280
シューマン:
リーダークライス Op.39(全12曲)
歌曲集「女の愛と生涯」 Op.42(全8曲)
ライオンの花嫁 Op.31-1
くるみの木 Op.25-3
時は春 Op.79-23
ローレライ Op.53-2
君に捧ぐ Op.25-1
マリー=ニコル・ルミュー(A)
ダニエル・ブルメンタール(P)
録音:2008年11月,ケベック
コントラルトのマリー=ニコル・ルミューが歌うシューマンのリート集です。
ルミューはバロック音楽で高い評価を得ていますが、元々彼女は歌曲を非常
に得意とする歌手で、naiveから先に発売されたアーンを中心としたフラン
ス歌曲集(V 5022)も大きな評判を呼びました。今回はシューマンの二つの傑
作歌曲集「リーダークライス」 Op.39と「女の愛と生涯」に挑戦。今年で34
歳になるルミューの声は、若々しい瑞々しさを湛えつつも、コントラルトな
らではの深々とした美しさもたっぷりで、しかも温もりと柔らかに優れてい
るもの。まさにシューマンには打ってつけの声。表現力も豊かで、「女の愛
と生涯」では、抑えようとしても溢れる喜びの冒頭から、悲しみを噛み締め
るような終曲まで、まだ30代前半とはとても思えない完成度の高さ。さらに
特筆すべきは「ライオンの花嫁」、決して有名とは言えない、9分もかかる
この大曲を、ルミューは真っ正面から攻め、感動的に歌い上げています。
リート・ファンも要注目のルミューです!



<IDIS>
IDIS 6569 \1650
ワーグナー:
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
「神々の黄昏」-ジークフリートのラインへの旅,
ジークフリートの葬送行進曲
「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
ジークフリート牧歌
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
ベルリン国立歌劇場管弦楽団,ケルン放送交響楽団(ジークフリート牧歌)
録音:1959年11月11日,1953年5月(ジークフリート牧歌)
1959年、壁ができる2年前の東ベルリンで、クナッパーツブッシュがワーグ
ナー演奏した録音。晩年に近づいたクナの勇壮な演奏です。このうち「マイ
スタージンガー」前奏曲はなぜか今までCD化されたことがなかった音源。
他の3曲も現在では入手難になっています。ケルンでのジークフリート牧歌
は、おそらくORFEOからORFEOR 723071で発売されているものと同じと思われ
ます。

IDIS 6570 \1650
シューマン:
ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.11
ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 Op.22
ショパン:夜想曲第15番 ヘ短調 Op.55-1
ラザール・ベルマン(P)
録音:1972年11月23日,ミラノ(Op.11),1971年,ミラノ(Op.22),1979年,
ミラノ(ショパン),いずれもライブ
好評のIDISによるベルマン・シリーズ、今回はシューマンのピアノ・ソナタ
が2曲です。第1番が1972年、第2番が1971年と、ベルマンが西側に現れて間
もない時期のライブだけに、聴衆の度肝を抜いた豪演が楽しめます。ボーナ
スとして収録されたショパンも優れもの。ベルマンの家族から承認を受けて
の発売。

IDIS 6571 2枚組 \3300
ビゼー:「カルメン」(イタリア語)
ジュリエッタ・シミオナート(Ms カルメン)
フランコ・コレッリ(T ドン・ホセ)
ミレッラ・フレーニ(S ミカエラ)
ジャンジャコモ・グェルフィ(Br エスカミーリオ)
ほか
ピエール・デルヴォー(指)パレルモ・マッシモ歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1958年2月8日,パレルモ(ライブ)
ピエール・デルヴォー(指)パレルモ・マッシモ歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1958年2月8日,パレルモ(ライブ)
豪華な「カルメン」です。タイトルロールはイタリアのメッゾの至宝、シミ
オナート。ホセは、この役をその後20年ずっと得意にしつづけたコレッリ。
そしてミカエラにはまだ23歳にもなっていない若いフレーニ。エスカミーリ
オには、迫力のあるグェルフィ。強力なイタリア人歌手の共演に対し、デル
ヴォーの指揮がフランスの香りを加えています。イタリア語上演。音質は
ちょっと厳しいものの、貴重なライブ録音です。



<JVC XRCD>
JMXR 24022S \3800
(XRCD-SHM仕様)
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.83
エミール・ギレリス(ピアノ)
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ独奏)
フリッツ・ライナー(指)シカゴ交響楽団
録音:1958年 シカゴ、オーケストラ・ホール(ステレオ)
ギレリス全盛期の最盛期の最美のピアニズムとライナー&シカゴの剛毅な響
きを堪能できる名盤。首席奏者だったシュタルケルの独奏が美しい第3楽章
も聴きもので、これ以上豪華な演奏は他にちょっと見当たりません。しかも
すごい音でございます。

JMXR 24013S \3800
(XRCD-SHM仕様)
チャイコフスキー:イタリア奇想曲 op.45
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 op.34
キリル・コンドラシン(指)RCAビクター交響楽団
録音:1958年 ニューヨーク、マンハッタン・センター(ステレオ)
最新録音に勝とも劣らない驚異の音質にびっくり!多くの方々に愛されてき
た名盤名録。コンドラシンの才能に仰天したRCAが全力で録音しただけのこ
とがあります。

JMXR 24018S \3800
(XRCD-SHM仕様)
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 op.15
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 op.54
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
シャルル・ミュンシュ(指)ボストン交響楽団
録音:1960年(ステレオ)
「伝説のピアニスト」だったリヒテルがセンセーショナルなアメリカ・デ
ビューを果たした直後に録音された名盤が、オリジナル・カップリングでか
つてない高音質で登場。SHM仕様ではピアノの美しさが尋常ではありません!



<Opus蔵>
OPK 1002/3 2枚組(1枚価格) \2250
[CD1] オペラアリア編
1.-6.ビゼー:
『カルメン』より 「ハバネラ」「二重唱(第1幕)」「セギディーリア」
「ジプシーの歌」「カルタの歌」「カルメン」
7.-8.グノー:『ファウスト』より「トゥーレの王」「宝石の歌」 
9.トーマ:『ミニヨン』より「ツバメの二重唱」
10.マスネ:『マノン』より「レーヌ通りの二重唱」
11.ビゼー:『真珠採り』より「レイラのカヴァティーナ」
12. R コルサコフ:『サトコ』より「インドの歌」
13.-15.レハール:「スザンナのロマンス」「ヴィリアの歌」「至福の時」
16.オッフェンバック:『ホフマン物語』より「ホフマンの舟歌」
17.グリーク:「ソルヴェークの歌」
[CD2] 歌曲編
1.-2.マスネ:「エレジー」「アンシャントマン」
3.-5.アーン:「不実」「歌」「牢獄」より
6.-10.フォーレ:「月の光」「秋」「揺籃」「夢のあとに」「水辺にて」
11.シューベルト:セレナード
12.-19.シューマン:
『女の愛と生涯』より「彼に会って以来」「誰よりも素晴らしい人」
「分からない、信じられない」
「私の指の指輪よ」「手伝って、妹たち」「やさしい人、あなたは見つめる」
「わたしの心に、わたしの胸に」
「今、あなたは初めてわたしを悲しませる」
20.グノー:アヴェ・マリア
21.-22.ファリャ:「アンダルシアの歌」「ナナ」
23.-24.グラナドス:「El majo discreto」「No. lloreis ojuelos」
25.ゴダール:「ジョスランの子守歌」 
26.ブラガ:「天使のセレナード」
27.マルティーニ:「愛の喜び」
(歌詞対訳は付いておりません)
ニノン・ヴァラン(Sp)
[CD 1]1.-3.12.-17. Andolfi(指) 管弦楽団 ヴィラベラ(Tn)
4.-8.Ruhimann(指)管弦楽団
9.-10. Andolfi(指)オペラコミック管 11.Cloez(指)オペラコミック管
[CD2]6.-7.モーリス・フォーレ(P) 8.-10.マルグリット・ロン(P) 
12.-19.Andolfi(P)
1.-5.11.20.-27.伴奏者不明
録音:1930年代
ニノン・ヴァラン(1886-1961)はフランスの大ソプラノ歌手です。作曲家ド
ビュッシーはヴァランの歌唱スタイルと、涼しげでかつ明晰、さらに大胆で
かすかに鼻にかかった独特の声質を称賛し、リサイタルでは、しばしば伴奏
者を務めました。天性の声に加えて歌唱法にもすぐれていたため、50歳を超
えても技量はまったく衰えませんでした。「グローヴ音楽辞典より」
これまでオーパス蔵には声楽のリクエストがいくつも寄せられてきましたが、
ニノン・ヴァランのセレクションを集大成として、今回2枚セットでまとめ
てみました。中には珍しいフランス語で歌うシューマンの「女と愛と生涯」
があります。 (相原 了)

OPK 7044/5 2枚組 \3380
ヴェルディ:ラ・トラヴィアータ (全曲)
【CD1】 第1幕、第2幕第1場
【CD2】 第2幕第2場、第3幕
(歌詞対訳は付いておりません)
トスカニーニ(指)NBC交響楽団
リチア・アルバネーゼ(ヴィオレッタ) ジャン・ピアース(アルフレード) 
ロバート・メリル(ジェルモン) 他
1946年12月1日,8日ライブ録音 NBCスタジオ8H
「この低音の響きの豊潤さが、演奏全体を暖かいぬくもりにみちたものに感
じさせるのだが、これこそオーパス蔵独特の音をグレードアップさせる復刻、
その効果は素晴らしい!」(音楽評論家 小林利之)
好評のトスカニーニの英HMV-LP音源復刻は彼の残したオペラ全曲録音から
「ラ・トラヴィアータ」全曲を選びました。牛窓(岡山県の瀬戸内に面した
美しい港町。)のレコード蔵でRCA盤とHMV盤を第3幕で比べたとき、思わず
「同じ演奏?」と歎声が漏れました。低音がきちんと入ったHMVの音は素晴
らしいものです。(相原 了)



<INTEGRAL>
POL 170418 \2250
ラヴェル:ソナチネ
ドビュッシー:狂詩曲
フォーレ:夢のあとに
ジル・レナル:オーボエ・ソナタOp.21
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
カバレフスキー:子供のための小品
シューベルト:即興曲
エマニュエル・サヴォワ:オーボエ・ソナタ
ダヴィッド・ワルター(Ob)中島由紀(Pf)

POL 150442 2枚組 \4500
ルーセル:ソナティナ
疑い、前奏曲、フーガ、時は過ぎ行く、人形のお話、ミューズの歓待、
永続する小カノン、組曲 嬰へ調
田舎風な曲、3つの小品
デジレ・エンカワ(Pf)

TRI 331130 3枚組 \7080
メンデルスゾーン:
3つの前奏曲とフーガ ハ短調、ト長調、ニ短調Op.37(1837)、
前奏曲 ハ短調(1839)、
フーガ ホ短調、ヘ短調(1839)、アンダンテ ニ長調(1823)、
幻想曲とフーガ ト短調(1823)、
コラール変奏曲「全能の神のみ業は大いなるかな(1823)、
フーガ ニ短調(1820)、フゲッタ イ長調(1828)、前奏曲 ニ短調(1820)、
オスティナート ハ短調(1823)、
オルガンソナタ第1番 ヘ短調Op.65-1(1844)、
第2番 ハ短調Op.65-2(1831/39/44)、
第3番 イ長調Op.65-3(1829/44)、第4番 変ロ長調Op.65-4(1844)、
第5番 ニ長調Op.65-5(1844)、第6番 ニ短調Op.65-6(1845)、
アンダンテ ヘ長調(1844)、コラールと変奏曲(1840)、
アンダンテ ニ長調(1844)、アレグロ 変ロ長調(1844)、
アレグロ コラールとフーガ ニ短調(1844)
ジャン=バティスト・ロバン(Org)
メンデルスゾーンは、生涯にわたって積極的にオルガン曲を作曲し自らも各地で
バッハ、ベートーヴェン、自作のオルガン曲を演奏していた。このCDではメンデ
ルスゾーンも実際に弾いた、レータ、ゲオルゲン教会、マリーエン教会、フライ
ブルク、ペトリ教会のジルバーマン・オルガンが使用されている。生誕200周年
を祝う最適なCDと申せましょう。

TRI 331118 \3380
ルイ・マルシャン(1669-1732):オルガン曲全集
ジャン=バティスト・ロバン(Org)
ルイ・マルシャンは各地の教会、ルイ14世の宮廷礼拝堂のオルガニストを務めま
した。1717年ドレスデン宮廷での大バッハとのオルガン競演を前に、バッハの名
声を恐れて逃亡したといわれていますがこのCDを聴くと、にわかには信じがたい
思いがします。かのジャン・フィリップ・ハモーも青年時代、一日にかけもちで
パリのオルガンを弾いてまわるマルシャンの追っかけをしていたといいます。




<CASCAVELLE>
VEL 3131 2枚組 \3380
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ選集
[CD 1] 
第8番ハ短調Op.13「悲愴」/ 第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」/
第23番ヘ短調Op.57「熱情」
アルド・チッコリーニ(P)[使用楽器:スタインウェイD274]
録音:1997年(第8番&第23番)・1995年(第14番)
バガテル イ短調WoO.59「エリーゼのために」
トゥルーデリース・レオンハルト(P)
録音:2001年
[CD 2] 
第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」/
第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」
アルド・チッコリーニ(P)[使用楽器:スタインウェイD274]
録音:1999年(第29番)・1995年(第17番)
名手チッコリーニが弾いたベートーヴェンのソナタは、全集として2001年にイタ
リアのボンジョヴァンニ社からリリースされ、のちにカスカヴェル社へと発売が
移行されましたが、ほどなく廃盤となって入手難の状態がつづいていたものです。
演奏は全体として、近年の来日における伝説と化した評判を裏付ける内容といえ、
この1925年ナポリ生まれの巨匠ピアニストの音楽人生のすべてが凝縮したかのよ
うな味わいが心に残るものでした。このたびはその全集録音から、3大ソナタを
含む表題つきの有名作品5曲がカタログに復活となります。
なお、どういうわけか「エリーゼのために」1曲のみ、高名な鍵盤楽器奏者グス
タフ・レオンハルトの妹トゥルーデリースによる録音が収められています。



<BIS>
BIS SA 1532(SACD-Hybrid) \2500
(1)タファネル:木管五重奏曲ト短調
(2)プーランク:ピアノと管楽のための六重奏曲
(3)ジョリヴェ:セレナード
(4)トマジ:世俗的な舞曲と神聖な舞曲
ベルリン・フィル木管五重奏団、スティーヴン・ハフ(Pf)
超名人集団ベルリン・フィル木管五重奏団久々の新録音。全員がベルリン・フィ
ルのメンバーで、その超絶技巧とアンサンブルの精密さは類がありません。今回
も管楽アンサンブル界の定番作品が集め大歓迎ですが、プーランクの名作のピア
ノ・パートをスティーヴン・ハフが担っているのも贅沢の極み。管楽器にかかわ
る人すべて必聴の一枚と申せましょう。

BIS SA 1553(SACD-Hybrid) \2500
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調 Op.43
マーク・ウィグレスワース(指)オランダ放送フィル
ショスタコーヴィチの交響曲第4番は歌劇「ムツェンスクのマクベス夫人」後
の、彼の初期集大成として1935/6年に作曲されました。しかしマクベス夫人が党
から猛烈に攻撃されたことに恐れをなして初演が先延ばしにされ、何と25年間も
お蔵になっていたといういわくつきの作。前衛的かつ難解で、オーケストラもと
りわけ大編成なのが特徴。ウィグレスワースの緊張感あふれる音楽性がピッタリ
です。

BIS SA 1620(SACD-Hybrid) \2500
ウェーバー:
(1)交響曲第1番ハ長調
(2)同第2番ハ長調
(3)アンダンテとハンガリー風ロンド
(4)ファゴット協奏曲ヘ長調
ヤーッコ・ルオマ(Fg)、
ジャン=ジャック・カントロフ(指)
タピオラ・シンフォニエッタ
オペラ作曲家として名高いウェーバーには2篇の交響曲があります。いずれも初
期の作ですが、ロマン的な色彩、流麗なメロディなど「魔弾の射手」の萌芽が明
瞭に見られる魅力作です。名ヴァイオリニストのカントロフがタピオラ・シン
フォニエッタから爽やかな響きを引き出しています。

BIS 1685 \2380
21世紀のチューバ協奏曲
(1)フレドリク・ホーグベリ:ロッキー・アイランド・ボート・ベイ(2006)
(2)ヤン・サンドストレム:レモン・ハウス(2002)
(3)カレヴィ・アホ:チューバ協奏曲(2000/1)
オイスタイン・ボーズヴィーク(Tub)、
マッツ・ロンディン(指)
ノールショピング響
ノルウェーから現れたチューバの怪人ボーズヴィーク。日本でも人気急上昇中の
彼の新譜は北欧作曲家がこの楽器のために書き下ろした協奏曲集。いずれも今世
紀になってからの作品というのが仰天です。もうひとつ仰天なのが彼の演奏。
チューバという楽器のイメージが変わる凄まじい指さばきと肺活量。思わず興奮
させられるエンターテナーぶりが光ります。

BIS 1687 \2380
C.P.E.バッハ:鍵盤協奏曲全集 Vol.17
(1)チェンバロ協奏曲ヘ長調 Wq42(H471)
(2)ピアノ協奏曲変ホ長調 Wq41(H469)
(3)同ハ短調 Wq31(H441)
ミクローシュ・シュパーニ(Cem、タンジェント・ピアノ、指揮)、
ペトリ・タピオ・マッツォン(指)
アンサンブル・オーパスX
C.P.E.バッハの鍵盤協奏曲も17枚目となりました。今回は1770年代円熟期の2篇
が収められています。堂々として激しさも持つ隠れた逸品です。シュパーニ熟達
のソロが聴きもの。

BIS 1650 \2380
追憶
(1)シェーンベルク:コル・ニドレ Op.39
(2)バーンスタイン:ハリル(1980/1)-フルート、打楽器、ハープ、弦楽のための
(3)ブロッホ:バール・シェム-ヴァイオリンと管弦楽版
(4)ツァイスル:ヘブライのレクイエム
シャロン・ベザリー(Fl)、ワジム・グルズマン(Vn)、
ガブリエラ・パーチェ(Sop)、ルイザ・フランチェスコーニ(Ms)、
ロドリーゴ・エステベス(Br)、スティーヴン・ブロンク(B-Br、語り)、
ジョン・ネシリング(指)サンパウロ響
ユダヤ民族の歴史にかかわる様々な「追憶」をテーマとしています。ヴィラ=ロ
ボスやグアルニエリの録音で注目された指揮者ネシリングは何とシェーンベルク
の孫。さらにユダヤ系のベザリーとグルズマンを独奏者に招き、濃い世界を描い
ています。南米サンパウロのオーケストラが驚くほど東欧ユダヤの響きとなって
います。




<ambroisie>
AM 177 \2500
(1)ラフマニノフ:ピアノソナタ第2番 Op.36
(2)グバイドゥーリナ:シャコンヌ
(3)メトネル:ソナタ「回想」Op.38の1
(4)プロコフィエフ:ピアノソナタ第7番 Op.83
アンナ・ヴィニツカヤ(Pf)
1983年生まれ、2007年のエリーザベト王妃国際コンクール優勝の美人ピアニス
ト、ヴィニツカヤ(ヴィンニツカヤ)のデビュー盤。今年2月に来日公演を行った
ばかり。超絶のテクニックとエネルギーが売りのロシア的爆演が特徴で、筋金入
りの難曲を揃えたこのアルバムにも自信がうかがえます。可憐な容姿から想像で
きない堂々とした態度もさすが。大器の出現と申せましょう。




<haenssler>
93 245 \2250
ラフマニノフ:チェロ作品全集
(1)チェロソナタ ト短調 Op.19
(2)2つの小品 Op.2
(3)メロディ Op.3の3(マトコフスキー編)
(4)歌 ヘ短調
(5)前奏曲ト長調(ブランドゥコフ編)
(6)ヴォカリーズ(ブランドゥコフ編)
(7)ゲリンガス編による歌曲-朝 Op.4の2/夜の静けさに Op.4の3/美しい人、
歌わないで Op.4の4/ライラック Op.21の5/ここは素晴しい場所 Op.21の6/
まひわの死に寄せて Op.21の8/春の洪水 Op.14の11
ダヴィド・ゲリンガス(Vc)、イアン・ファウンテン(Pf)
ラフマニノフは大ピアニストだったゆえか、ピアノ音楽が一番彼の表現したいこ
とを伝えていると言われています。しかしその息の長い旋律はチェロにこそふさ
わしいと言えましょう。ここでは彼によるチェロのオリジナル作品すべてと、
チェロ向きの曲を編曲したものを集め、巨匠ゲリンガスが弾くという超豪華盤。
淡彩画のような前奏曲とヴォカリーズは、チェロソナタを献呈されラフマニノフ
自身と初演したブランドゥコフの編曲というのも興味津々です。ゲリンガスの
演奏は雄弁のひとことに尽きますが、辛口で知的な解釈が新鮮です。



<KII>
KDC 23 \2800
絆の旋律-日中友好に寄せて
1 山田耕筰:赤とんぼ
2 山田耕筰:この道
3 多忠亮:宵待草
4 瀧廉太郎:荒城の月
5 成田為三:浜辺の歌
6 山田耕筰:からたちの花
7 日本民謡:通りゃんせ
8 貴志康一:竹取物語
9 日本古謡:桜
10 杉山長谷夫:出船
11 馬思聡:牧歌(漢族)
12 許述惠編:漁舟唱晩(漢族)
13 李耀:一月音詩(漢族)
14 宝智編:王洛賓組曲より(ウィグル族)
15 胡慧明:新疆随想曲(ウィグル族)
16 馬思聡:塞外舞曲(蒙古族)
17 陳鋼:苗?的早晨(苗族)
盛中国(ヴァイオリン)、瀬田裕子(ピアノ)
[録音:2008年9月3、4、5日/キング関口台第1スタジオ(192kHz 24bit)]
中国を代表するヴァイオリニストで同国音楽界の重鎮・盛中国(1941-)の最新録
音。曲目は日本と中国の名旋律集。
日本でも有名な盛は、各地のコンサートで日本の旋律を弾き、常に好評を博して
きました。CDの問い合わせも多く、そのリクエストに応えてのリリース。数ある
日本の名旋律から10曲を厳選、誰もが知る名作ばかりで、非常に楽しめます。
さらに盛の母国・中国各地の名旋律に基づく小品も9曲が厳選。パリで学んだ
ヴァイオリニスト兼作曲家・馬思聡の本格的作品や、ウィグル民謡によるエキゾ
チックな情感、小鳥の鳴き声を巧みに模した苗族の作品まで多彩。さらに女子十
二楽坊のアルバムでも知られる王洛賓組曲が入っているのも嬉しい限り。
モスクワ音楽院でレオニード・コーガン門下の盛のヴァイオリンはたっぷりとし
た音量、とろけるように甘い音色、名歌手に負けぬ歌心、どこまでも大きな音楽
性など、まさに巨匠の貫禄。愛妻・瀬田裕子の好伴奏もあいまって夢の60分を味
わさせてくれます。
この企画は、「音楽を通じて日中の懸橋となりたい」と明言する盛中国とキング
インターナショナル社の熱意で実現したもの。両国を愛してやまない盛中国も熱
い思いに応え超感動的です。




<SUPRAPHON>
SU 3994 \1780
(1)マルチヌー=ズビニェク・ヴォストジャーク編:
歌劇「ジュリエッタ」組曲-大オーケストラのための
(2)マルチヌー:
歌劇「ジュリエッタ」からの3つの断章H.253A(1939)【世界初録音】
森の場面 / 記憶の場面 / 第3幕のフィナーレ
(2)マグダレーナ・コジェナー(Msジュリエッタ)、
スティーヴ・ダヴィスリム(Tミシェル)、
フレデリク・ゴンサルヴェス(Bs-Br)、ニコラ・テスト(Bs)、
ミシェル・ラグランジュ(Ms)
サー・チャールズ・マッケラス(指)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
*フランス語歌唱
録音:(1)2008年12月5-6日プラハ、ルドルフィヌム(セッション) 
(2)2008年12月11-12日プラハ、ルドルフィヌム(ライヴ)
ことし2009年のマルチヌー・イヤーに本家SUPRAPHONより大注目のリリースです。
初録音となる「ジュリエッタ」からの3つの断章は出来立てほやほや、昨年2008
年12月11日と12日にプラハのルドルフィヌムで行われた世界初演ライヴ。
「ジュリエッタ」は、“夢の鍵”という副題も示すように、“夢の斡旋所”やら
“記憶を売る男”が登場したりする不思議オペラ。マルチヌーのパリ時代の作に
あたる、このオペラはプラハでの上演を念頭に当初チェコ語で作曲されました。
けれども、作品にとって効果的な宣伝をより確かなものにするために、また、す
でにジョルジュ・ヌヴーによるオリジナルの戯曲にもとづいてフランス語台本で
準備を進めていたこともあり、マルチヌーはフランス語のラジオ放送にもっとも
関わりのあるシーンのハイライトをどうにかしたいと考えました。しかし、つい
に放送されることは無く、このたびの初演までおよそ70年もの間待たされること
になります。
そして、この記念すべき世界初演の指揮を担当したのが、チェコ音楽のスペシャ
リスト、マッケラス卿。彼のもと名門チェコ・フィルに加えて、なんと表題役に
はブルノ出身の世界的歌姫コジェナーが起用されるという、これ以上望むべくも
ない豪華なキャスト。ちなみに、コジェナーは2009年3月のバービカンにおいて、
フランス語版の演奏会形式による全曲上演(ビエロフラーヴェク指揮)でも同役を
歌い、高い評価を得ていました。
なお、カップリングには、1969年にヴォストジャーク(1920-1985)が手掛けた、
マルチヌー同様にエッセンスを凝縮した管弦楽組曲を収めています。




<MEDICI ARTS>~Euroarts
20 57188(DVD-Video) \2900
字幕:英、独、仏
J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ
第1番 ロ短調 BWV1014
第2番 イ長調 BWV1015
第3番 ホ長調 BWV1016
第4番 ハ短調 BWV1017
第5番 ヘ短調 BWV1018
第6番 ト長調 BWV1019
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)エンリコ・パーチェ(P)
収録:2008年5月16-18日 ポリング修道院・図書館、ドイツ
ドキュメンタリー:「バッハと私」
現代最高峰の奏者のひとり、フランク・ペーター・ツィンマーマンによるヴァイ
オリン・レパートリーの王道、「バッハのヴァイオリン・ソナタ」とツィンマー
マンとバッハに関連するドキュメンタリー「バッハと私」を収録。ツィンマーマ
ンの演奏は「完璧」を追及し、丁寧に音楽を作り上げ、この作品の本来の姿を描
き出しているようにも感じられます。一際美しい音色、切れ味の良い演奏で端正
に練り上げられています。共演のエンリコ・バーチェの真摯な演奏も、この「完
璧」な演奏を作り上げるのに一役買っています。またドキュメンタリー「バッハ
と私」では、バッハとはなにか、演奏意義、貴重な楽器は演奏家にとってどのよ
うな効果を与えるのか、といった大変興味深い内容。
演奏とドキュメンタリーが見事一つになった見応えのあるDVDとなっております。





<haenssler>=SWR MUSIC=
93 243 \2280
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調WAB.107
サー・ロジャー・ノリントン(指)
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
録音:2008年9月27&28日シュトゥットガルト・リーダーハレ、
ベートーヴェンザール(ライヴ)
ヴィブラート・フリー奏法を基調とするピリオド・アプローチにより、従来の世
界観を一変させると評判のノリントン&シュトゥットガルト放送響によるブルッ
クナー・シリーズ。第4弾は、前作第6番につづいてノリントン初出のプログラム
という点も注目される交響曲第7番ライヴ。
全曲の白眉であるアダージョを筆頭に伸びやかな旋律線が魅力の第7番。これま
での第4番や第6番などでも確かめられたのと同様に、やわらかく、あたたかみの
あるピュア・トーン特有の無類の美しさが自然に受け容れられるものと思われま
す。また、軒並み1時間を越えるチェリビダッケやヴァントらとは対照的に、こ
こでは55分台という快速テンポも特徴といえるでしょう。




<harmonia mundi>
HMX 2901867 \1300
★カタログ付特価CD★
ドヴォルザーク:
(1)チェロ協奏曲ロ短調Op.104
(2)ピアノ三重奏曲第4番ホ短調Op.90「ドゥムキー」
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
(1)イルジー・ビエロフラーヴェク(指)
プラハ・フィルハーモニア
(2)イザベル・ファウスト(Vn) アレクサンドル・メルニコフ(P)
録音:(1)2004年8月プラハ、ルドルフィヌム
(2)12月ベルリン、テルデック・スタジオ
今を代表するスタープレイヤー、ケラスによる“ドヴォコン”!潤いを湛えた骨
太の音色と、柔剛いずれもよくする鮮やかなテクニック。瑞瑞しい感性と覇気に
あふれ、颯爽と弾き切るさまはじつに気持ちの良いものです。ビエロフラーヴェ
クが94年に創設した精鋭オケ、プラハ・フィルハーモニアの響きも鮮烈で、風通
しの良さが魅力。なお、カップリングは同じドヴォルザークの傑作トリオ「ドゥ
ムキー」となんともぜいたくな上に、豪華な顔合わせ。まず、先にこちらもヴァ
イオリン協奏曲(HMC.901833)を同じバックで録音したファウスト。そして、かな
めのピアノはリヒテルの高弟メルニコフ。新しい世代による、ほとばしる情熱の
ぶつかり合いがこの上なく刺激に満ちています。

HMD 9909018(1DVD [NTSC方式]+1CD) \2580
MONO
字幕:英・独・仏・西
[DVD]
「アルフレート・デラー Portrait of a voice」
演奏風景:カンピオン:Shall I come sweet love to thee?
ロスター:What then is love but mourning?
作者不詳:Have you seen the white lily grow?
ドキュメンタリー:「カウンターテナーについて」、「単一の性の声?」、
「練習風景」、「音域」、「発見」、 「音楽と好奇心」他
[CD]
シェークスピア劇の音楽
ダウランド:流れよ、わが涙
パーセル:O Solitude
カッチーニ:アマリッリ他
デスモンド・デュプレ(Lute)、
ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
デイヴィッド・マンロウ(リコーダー)ほか
[DVD]映像初放送:1976年2月、リマスタリング2008年(ina)
[CD]録音:1967-1979年
今年没後30年を迎える前世紀を代表するカウンターテナー、アルフレート・デラ
ー(1912-1979)の貴重な映像&録音集。フランスの天才映像作家ブノワ・ジャコ
がデラーに出会ったのは、1975年のことでした。その時に収録・制作、フランス
を代表する放送局inaによって放送されたインタビューやドキュメンタリー、デ
ラー自身が英語で語る半生、カウンターテナーについての考察などが収録されて
います(語り:英語)。コンサートのライヴ映像で歌われている作品のうちのいく
つかが収録されたCD(スタジオ録音)つき。ニコニコとしながら語るデラーを見て
いると、彼の飾らない人柄、知性、ユーモアなどを窺い知ることができます。




<MEDICI ARTS>~Idealeaudience
30 73068(DVD-Video) \1900
言語:独、露
字幕:英、仏、独
【ドキュメンタリー】
ストリングス・アタックド-ベートーヴェン「大フーガ」を巡って
【特典】
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2、ヴェルディ:弦楽四重奏
曲ホ短調、ウェーベルン:6つのバガテル Op.9
アルテミス・カルテット【ナターリア・プリシェペンコ(Vn)ハイメ・ミュラー
(Vn)フォルカー・ヤコブセン(Va)エッカート・ルンゲ(Vc)】
監督:ブリュノ・モンサンジョン
特典映像収録日:2001年4月8日ブッフェ・デュ・ノール、パリ(ライヴ)
有名なフランスの映像作家ブリュノ・モンサンジョンによるドキュメンタリー映
像。ベートーヴェンが書いた最も美しい音楽の一つ「大フーガ」に焦点をあわせ、
次世代の室内楽界を牽引するアルテミス・カルテットがこの偉大な作品に迫って
いきます。特典映像としてパリのブッフェ・デュ・ノールで行ったコンサートの
ライヴを収録。「大フーガ」はドキュメンタリー映像の中で演奏されます。
アルテミス・カルテットはリューベック音楽大学の学生4人により1989年に結成。
ジュリアードQ.エマーソンQ.などの薫陶を受け、古典派・現代作品にかかわらず
高水準な演奏を聴かせてくれる今後ますます活躍が期待されるカルテットです。

<MEMORIES>
MR2108/2109 2枚組 \3380
モノラル
フルトヴェングラー:
ピアノと管弦楽のための交響的協奏曲
(ベルリンフィル、エドヴィン・フィッシャー(P)、1939年1月19日)、
交響曲第2番(ハンブルクフィル、1948年10月18日)
フルトヴェングラー指揮
まるで世界の苦悩を一身に受け止めているかのような暗く深刻な作品……。
交響的協奏曲は懊悩そのものという曲調で、聴いていて気が滅入る位です。
しかしこの徹底振りは抗し難い魅力があります。当演奏の前年にドイツはオ
ーストリアを併合、日本では東京オリンピックを返上。年明けには、日中戦
争の泥沼化を招いた第一次近衛内閣が瓦解。こういう不穏な空気をフルト
ヴェングラーが肌で感じたに違いありません。厳寒のこの季節のベルリンで、
オーケストラ、独奏のフィッシャー共々、救済を求める悲鳴のような強烈な
演奏が展開されております。既出盤がエコー過多であったので、こちらのス
トレートな音像も喜ばしい限りです。交響曲第2番は、かつては駄作の一言
で片付けられていた時代もありましたが、聴衆も成長し、今や着目すべき20
世紀のシンフォニストとして復権を果たしたと言えそうです。フルトヴェン
グラー数種の録音の中で最も若い演奏です。一枚に収まっているのも歓迎さ
れることでしょう。

<GRIFFIN>
GCCD 4067 \1480
ヨーク・ミンスターのオルガン・クラシックス
ノーマン・コッカー(1889-1953):テューバ曲
ヘンリー・パーセル(1659-1695)/フランシス・ジャクソン編曲:
トランペット曲
フランシス・ジャクソン(1917-):
「今ぞ皆われらの神に感謝せよ」によるディヴィジョン
ケネス・レイトン(1929-1988):賛歌[Paean]
テオドール・デュボワ(1837-1924):トッカータ
アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):アレグレット ニ短調
ウジェーヌ・ジグー(1844-1925):スケルツォ ホ長調
アンリ・ミュレ(1878-1967):カリヨン=退堂曲
レオン・ボエルマン(1878-1967):ゴシック組曲
セザール・フランク(1822-1890):アンダンティーノ ト短調
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):トッカータ第2番/即興曲第3番
シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937):
オルガン交響曲第5番 から トッカータ
フランシス・ジャクソン(オルガン)
録音:1974、1978年、ヨーク・ミンスター(英国) 原盤:EMI、他

GCCD 4068 \1480
ウェストミンスター大聖堂のグレゴリオ聖歌
Advent Hymn: Conditor alme siderum / Christmas Antiphon: Hodie Christus
Professional Chant for Candlemass: Lumen / Hymn for the cross: Vexilla
regis
Easter Responsory: Surrexit Dominus / Two Easter versicles
Hymn to the Holy Spirit: Veni Creator / Kyrie: Orbis factor
Trisagion from the Good Friday liturgy / Three Easter Allelujahs
Iam lucis / An evening hymn: Te lucis / Gregorian Grace before meals
Two prayers of thanksgiving / Christmas hymn: Puer natus
Two antiphons for the dead - for the funeral of Phillyp Sparowe
Funeral chant: In Paradisum / A scripture reading
Medieval teaching aid: Ut queant laxis / Psalm: Laudate Dominum
Alma Redemptoris Mater / A moto from the organ loft
Instrumental plainsong: In Nomine - settings by John Taverner
The Laudes regiae or Royal acclamations: Chritus vincit
アルジャンタン、ノートルダム修道院の復活祭の徹夜祷(*)
Lumen Christi / Exultet iam(mode 3)(Priest)
Canticum: Cantemus Domino(mode 8)/ Alleluia: Confitemini Domini(mode 8)
Litany / Antiphon Vidi aquam(mode 8)/ Offertory: Dextera Domini(mode 2)
Communion: Alleluiah(mode 6)
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊(*以外)
スティーヴン・クレバリー(指揮(*以外))
ノートルダム修道院のベネディクト派修道女たち(*)
ドニ・ルボン(指揮(*))
録音:1980年10月、ウェストミンスター大聖堂(英国)(*以外)
1983年11月、アルジャンタン(フランス)、ノートルダム修道院(*)
原盤:Alpha



<SOMM>
SOMMCD 076 \2180
1943年プロムス第一夜
アナウンス(ステュアート・ヒッバード)/英国国歌
デュカス(1865-1935):交響詩「魔法使いの弟子」/アナウンス
サン=サーンス(1835-1921):
ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.22 から 第1楽章,第3楽章(*)
ヘンデル(1685-1759):
オペラ「アチスとガラテア」から 愛の神が彼女の目の中で戯れ(+)
ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第5番ハ短調 Op.67 から 第1楽章
ラマー・ストリングフィールド(1897-1959):ア・ネグロ・パレード
チャイコフスキー(1840-1893):組曲第3番 Op.55 から 主題と変奏曲
モウラ・リンパニー(ピアノ(*))
ヘドル・ナッシュ(テノール(+))
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘンリー・ウッド(指揮)
録音:1943年6月19日、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール、ライヴ
英国クラシック音楽界の一大行事プロムス(プロムナード・コンサート)の立役
者、サー・ヘンリー・ウッド(1869-1944)。第1回(1895年)から指揮を続けた彼に
とって最後のプロムスとなったのが第二次世界大戦さなかの1943年。その第一
夜の演奏を抜粋収録したのがこのアルバムです。当時26歳のモウラ・リンパニ
ー(1916-2005)も登場(*)。第2楽章も演奏されたはずですが収録されていないの
が残念です。

SOMMCD 081 \2180
エネスコ(1881-1955):ピアノ・ソナタ第3番ニ長調 Op.24 No.3
ヤナーチェク(1854-1928):草陰の小道を通って 第1集
コダーイ(1882-1967):7つの小品 Op.11
ニコラ・ミーチャム(ピアノ)
録音:2008年8月5-6、12日、ブラッドフォード・オン・エイヴォン(英国)、
ウィルトシャー音楽センター
バース生まれのニコラ・ミーチャムはロンドンの王立音楽アカデミーを最高栄
誉賞付きで卒業、特典によりチェコ政府給費留学生としてプラハで学びました。

SOMMCD 084 \2180
ヘンデル(1685-1759):6つのトリオ・ソナタ Op.2
第1番ロ短調(*),第2番ト短調(#),第3番変ロ長調(#),
第4番ヘ長調(+),第5番ト短調(#),第6番ト短調(#)
ロンドン・ヘンデル・プレーヤーズ
レイチェル・ブラウン(フルート(*)、リコーダー(+))
エイドリアン・バターフィールド(ヴァイオリン)
オリヴァー・ウェバー(ヴァイオリン(#))
キャスリーン・シャーマン(チェロ)
ローレンス・カミングズ(チェンバロ)
録音:2007年11月27-29日、ロンドン、ウォルサムストー、聖メアリー教会
ピリオド楽器使用。

SOMMCD 085 \2180
ピーター・ケイティン・プレイズ・ショパン
ショパン(1810-1849):
バラード第4番ヘ短調 Op.52/3つのマズルカ Op.59
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58/舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61
ピーター・ケイティン(ピアノ)
録音:1987年6月13-15日、ブリストル(英国)、セント・ジョージズ・ホール
原盤:Olympia
1930年ロンドン生まれの名ピアニスト、ピーター・ケイティン得意のショパン
の録音が復活しました。



<CRD>
CRD 3516 \1780
シュッツ、シャイン、ミヒャエル:教会コンチェルト集
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):Siehe wie fein und lieblich ist's
ハインリヒ・シャイデマン(1595頃-1663):
O Gott, wir danken deiner G&uuml;t(オルガン独奏)
ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630):Siehe das ist mein Knecht
トビアス・ミヒャエル(1592-1657):Kommet her zu mir
ヨハン・ヘルマン・シャイン:Uns ist ein Kind geboren
マテウス・ライマン(1565頃-1625頃):
Preludium I ad notam F fa ut(リュート独奏)
トビアス・ミヒャエル:Das ist ein kostlich Ding
マテウス・ライマン:Fantasia(リュート独奏)
ハインリヒ・シュッツ:Anima mea liquefacta est
トビアス・ミヒャエル:Wie lieblich sind auff den Bergen
ヨハン・ヘルマン・シャイン:O Maria gebenedieit bist du
トビアス・ミヒャエル:Gott schweige doch nicht also
ヨハン・ヘルマン・シャイン:Also heilig ist der Tag
ハインリヒ・シャイデマン:
Herzlich lieb hab ich dich, o Herr(オルガン独奏)
トビアス・ミヒャエル:Wo der Herr nicht das nicht das Haus bawet
サーカ 1500
エミリー・ヴァン・エヴェラ、エスター・レヴィン(ソプラノ) 
アンガス・ダヴィドソン(男性アルト)
ジュリアン・ポッジャー、イアン・ハニーマン(テノール) 
リチャード・ウィストレイク(バス)
キャサリン・マッキントッシュ(ヴァイオリン) 
ナンシー・ハデン(ルネサンスフルート)
エリザベス・ウォーカー(ルネサンスフルート、リコーダー)
サリー・ホルマン(ドゥルツィアン) 
スーザン・アディソン(アルトサックバット)
エミリー・ホワイト(テナーサックバット) 
ルーカス・ハリス(リュート、テオルボ)
ロバート・ハワース(オルガン)
ナンシー・ハデン(指揮)
録音:2007年9月8-10日、ロンドン、イースト・フィンチリー、全聖人教会
英国の良識派とも称すべき古楽演奏家たちによるドイツ・バロック前期の教会
音楽。

CRD 3323 \1780
【新装再発売】
グラナドス(1867-1916):ピアノ作品集
演奏会用アレグロ/詩的ワルツ/スペイン奇想曲 Op.39/アラゴン狂詩曲
カレッサ・ワルツ Op.38/オリエンタル/2つの間奏曲
トマス・ライナ(ピアノ)
録音:1976年以前、ロンドン、ホルボーン、クイーン・スクエア、
殉教者聖ジョージ教会

CRD 3335 \1780
【新装再発売】
グラナドス(1867-1916):
ピアノ五重奏曲ト短調(1898)(*)
性格的舞曲/キューバ風 Op.36/詩的情景/幻影/恋文 Op.44/祈りの書(+)
トマス・ライナ(ピアノ)
アルバーニ弦楽四重奏団(*)
録音:1974年以前、ロンドン、ハムステッド、ロザリン・ヒル礼拝堂(+以外)、
ロンドン、ピカデリー、コマンド・スタジオ(+)

CRD 3402 \1780
【新装再発売】
コンサート・ブラスのためのシンフォニック・マーチ集
ヴェルディ:オペラ「アイーダ」より 凱旋の場面
モーツァルト:オペラ「魔笛」より 僧たちの行進
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」より 第3楽章
プッチーニ:オペラ「トゥーランドット」:より 行列の場面
グリーグ:劇付随音楽「十字軍兵士シグール」Op.56 より 忠誠行進曲
ヨハン・シュトラウス I:ラデツキー行進曲 Op.228
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14 より 断頭台への行進
ムソルグスキー:カルスの奪回(行進曲)
ロック・ブラス・コンソート
ジェイムズ・ストバート(指揮)
録音:1982年以前、ロンドン、ハムステッド、ロザリン・ヒル礼拝堂

<MELODIYA>
MELCD 1001446 \1780
レナータ・スコット・イン・モスクワ
ベッリーニ(1801-1835):
オペラ「カプレーティ家とモンテッキ家」から ジュリエットのロマンス
オペラ「夢遊病の女」から 情景とアミーナのアリア
ドニゼッティ(1797-1848):オペラ「愛の妙薬」第2幕 から アディーナのアリア
ヴェルディ(1813-1901):
オペラ「トラヴィアータ」第4幕から ヴィオレッタのアリア
オペラ「リゴレット」第2幕から ジルダのアリア
オペラ「トラヴィアータ」第1幕から 情景とヴィオレッタのアリア
プッチーニ(1858-1924):
オペラ「ボエーム」第3幕から ミミのアリエッタ
オペラ「蝶々夫人」第2幕から 蝶々夫人のアリア
トスティ(1846-1916):かわいい口もと
ロッシーニ(1792-1868):タランテラ
プッチーニ:オペラ「ジャンニ・スキッキ」から ラウレッタのアリエッタ
レナータ・スコット(ソプラノ)
アントニオ・トニーニ(ピアノ)
録音:1964年、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ

MELCD 1001449 \1780
グリンカ(1804-1857):管弦楽名曲集
愛国の歌(アレクサンドル・ガウク管弦楽編曲)
アラゴンのホタ(スペイン序曲第1番)
マドリードの夏の夜の思い出」(スペイン序曲第2番)/幻想的ワルツ
カマリンスカヤ(2つのロシアの歌による幻想曲;婚礼の歌と踊りの歌)
オペラ「イワン・スサーニン(皇帝に捧げた命)」から クラコヴィエンヌ
オペラ「ルスランとリュドミラ」から
序曲(*),ナイナの踊り,東洋の踊り,チェルノモールの行進
ソヴィエト国立交響楽団(*以外)
ボリショイ劇場管弦楽団(*)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1963、1967、1968、1977、1984年

MELCD 1001526 3枚組 \5340
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):オペラ「雪娘」
イリーナ・ジューリナ(ソプラノ:雪娘)
ニーナ・テレニチェワ(メゾソプラノ:春の精)
オレグ・ビクチミロフ(テノール:森の精)
アレクサンドル・アルヒーポフ(テノール:ボビル・ヴァクラ)
ライサ・コトワ(メゾゾプラノ:ボビリーハ)
アレクサンドル・フェーディン(テノール:皇帝ベレンデイ)
タチヤナ・エラストワ(メゾソプラノ:レル)
リュドミラ・セルギエンコ(ソプラノ:クーパワ)
イーゴリ・モロゾフ(バリトン:ミスギル) 他
ボリショイ劇場合唱団、児童合唱団&管弦楽団
アレクサンドル・ラザレフ(指揮)
録音:1987年

MELCD 1001529 \1780
ロシアン・クラシックス
スヴィリドフ(1915-1998):「吹雪」(プーシキンの物語への音楽による挿絵)(*)
ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18(+)
プロコフィエフ(1891-1953):交響曲第1番ニ長調「古典」Op.25(#)
チャイコフスキー交響楽団(モスクワ放送交響楽団)(*)
ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮(*))
ヴァン・クライバーン(ピアノ(+))
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(+/#)
キリル・コンドラシン(指揮(+))
ドミトリー・キタエンコ(指揮(#))
録音:1975年(*)/1963年、ライヴ(+)/1987年(#)

MELCD 1001530 3枚組 \5340
ハチャトゥリアン(1903-1978):バレエ「スパルタクス」
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
アリギス・ジュライチス(指揮)
録音:1974年

MELCD 1001547 \1780
アリフレド・シュニトケ(1934-1998):
合奏協奏曲第2番(ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための;1981-1982)(*)
カンタータ「ヨハン・ファウスト博士の物語」(1983)(+)
オレグ・カガン(ヴァイオリン(*))
ナタリヤ・グートマン(チェロ(*))
ライサ・コトワ(アルト(+))
エリク・クルマンガリエフ(カウンターテナー(+))
アナトリー・サフューリン(バス(+))
ソヴィエト国立文化省交響合唱団(+)
ソヴィエト国立文化省交響楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
録音:1987年(*)/1985年5月27日、
レニングラード・フィルハーモニー大ホール、ライヴ(+)




<VISTA VERA>
VVCD 00180-3 3枚組 \5340
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):オペラ「雪娘」
イリーナ・マスレンニコワ(ソプラノ:雪娘)
ナジェジダ・オブホワ(メゾソプラノ:春の精)
S・シェフストフ(テノール:ボビル・ヴァクラ)
M・レヴィナ(メゾゾプラノ:ボビリーハ)
セルゲイ・レメシェフ(テノール:皇帝ベレンデイ)
マリア・マハロワ(メゾソプラノ:レル)
S・パノワ(ソプラノ:クーパワ)
アレクセイ・イワーノフ(バリトン:ミスギル) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
キリル・コンドラシン(指揮)
録音:1952年

VVCD 00185 \1780
ヴィクトリア・イワノワ Vol.3
モーツァルト(1756-1791):
来たれ、愛しのツィターよ K.351(367b)(**)/春の初めに K.597
クローエに K.524/魔術師 K.472/満足 K.349(367a)
春への憧れ K.596/別れの歌 K.519
ブラームス(1833-1897):
牧場に一軒の家が立っていた(ドイツ民謡集(1894)第31曲)
子守歌 Op.49 No.4/私の眠りはますます浅くなり Op.105 No.2
ナイチンゲールに Op.46 No.4/乙女の歌 Op.107 No.5
セレナード Op.106 No.1/甲斐なきセレナード Op.84 No.4
菩提樹に霜が降りて Op.106 No.3/野の寂しさ Op.86 No.2(*)
ナイチンゲール Op.97 No.1(*)/別れの時に Op.95 No.3b(*)
グリーグ(1843-1907):
秘めた愛 Op.39 No.2(+)/小さなマルガレート Op.60 No.1(+)
森の中の散歩 Op.18 No.1(+)/睡蓮で Op.25 No.4(+)
ジャン=バティスト・ヴェッケルラン(1821-1910):
私はシダになりたい(#)/少女たち(#)/エグゾーデのメヌエット(**)
Philis plus avare que tender(**)/アルプスの花(**)
ドビュッシー(1862-1918):
ひめやかに/緑/マンドリン/牧神/パンの笛
家のない子供たちのクリスマス
ヴィクトリア・イワノ(ソプラノ)
G・ジンゲル(ピアノ(無印))
A・リュビーモフ(ピアノ(*))
B・アブラモヴィチ(ピアノ(+))
B・ベルマン(チェンバロ(#))
O・エルデリ(ハープ(**))
録音:1963、1967-1970、1973、1985年



<NORTHERN FLOWERS>
NF/PMA9966 \1980
「戦時の音楽1941-1945 Vol.1」
ミャスコフスキー:
交響曲第22番《交響的バラード》(1941)
交響曲第23番(1941)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団
録音:2008年6月、DDD
文字通り、第2次大戦中に書かれたソビエトの管弦楽曲を集めたシリーズ。交響
曲第22番は40分に及ぶ単一楽章の大作でロシア国民楽派風の素朴な旋律がワーグ
ナー、後期ロマン派風にドラマティックに展開する。第23番は直接、戦時を思わ
せる音楽ではないが、親しみやすい旋律が随所に溢れており、悠々としたロシア
の大地を感じさせる大作。

NF/PMA9970 \1980
「戦時の音楽1941-1945 Vol.2」
ウラディミル・シチェルバチョフ(1889-1952):
交響曲第5番(1940-1950)
《たばこ船長》組曲(1942)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団
録音:2008年9月、DDD
シチェルバチョフは1889年ワルシャワに生まれ、1952年レニングラードに没した
作曲家。レニングラード音楽院で指導もしており、ムラヴィンスキーの作曲の師
としても知られる。第5番は《ロシア人》という副題がつくこともあり、ショス
タコーヴィチの第5交響曲を思わせる「勧善懲悪」「必ず最後に愛は勝つ」的な
ソビエト交響楽の王道を行くケッサク。が、前半からシンバルはバシャバシャ鳴
るわ、タムタムはぐわんぐわん鳴るわ、半鐘は鳴るわ(これはウソ)、火消しは飛
んで来るわ(そんなわけがない)、やたら派手でやかましい。終楽章は戦争に勝利
し社会主義の永遠の正当性を確信したのかなんなのか、とことん能天気な楽想が
続く。《たばこ船長》はミュージカル・ショーための音楽でロシア情緒たっぷり
の旋律が朗々と歌われ、なかなか楽しい。

NF/PMA9971 \1980
「戦時の音楽1941-1945 Vol.3」
ミャスコフスキー:
交響曲第24番(1943),
交響曲第25番(1945-1946)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団
録音:2008年6月、DDD
ミャスコフスキーの脂の乗り切った後期交響曲が2つ。いずれも3楽章からなる
が、こぶりなフォルムのなかに多くの要素が詰め込まれドラマティックな興奮に
包まれている。ティトフ指揮サンクト・ペテルブルク交響楽団が好演。

NF/PMA9968 \1980
ボリス・ティシチェンコ(1939-):
(1)無伴奏チェロ・ソナタ第2番Op.76(1979)
(2)ピアノ・ソナタ第7番(チューブラ・ベルを伴う)Op.85(1982)
(1)セルゲイ・ロルドゥギン(Vc)
(2)ボリス・ティシチェンコ(Pf)、
アレクサンドル・ミハイロフ(チューブラ・ベル)
録音:(1)1985年、(2)1983年、ADD
ティシチェンコの第2チェロ・ソナタは1979年に作曲されヴァレンティン・フェ
イゲンによって初演された。極めて劇的な緊張力に富んだ作品で、粘りのある
旋律がこれでもかというくらい引っ張りまくる。1982年に書かれたピアノと鐘
のための第7ソナタは前者とは打って変わってショスタコーヴィチ、プロコフィ
エフを思わせる新古典主義的な作品。ピアノと鐘のためと銘打たれているが基本
的にはピアノ・ソナタに補足的に鐘の音が入るといった風。クラスターに近い
ピアノの和音はプロコフィエフばりに疾走し、鐘は現代社会への警鐘のごとく炸
裂する。

NF/PMA9969 \1980
ティシチェンコ:
ダンテ交響曲第4番「煉獄」(2003)
ヴラディーミル・ヴェルビツキー指揮
サンクト・ペテルブルク・フィル、
サンクト・ペテルブルク・ユース室内合唱団
録音:2004年3月27日初演ライヴ、DDD
ダンテの神曲に関わりのある2003年に書かれたばかりの新作。今回一緒に紹介し
た第2チェロ・ソナタ、第7ソナタと比べると著しい作風の変化が見られる。調性
的な美しい作品で後期ロマン派からショスタコーヴィチの後期交響曲の雰囲気を
持つ傑作。唸り喚くブラス、波のように押し寄せる弦楽の響き、ドッカンドッカ
ンと打ち鳴らされる打楽器群。いまどき演奏時間50分からなる合唱つきの大作交
響曲を書く作曲家がいたとは!シュニトケ亡き後、もっとも重要なシンフォニス
トがティシチェンコである。




<ACANTHUS>
ACANTHUS 20006 \2180
シュランメルのヴァイオリン
フィリップ:ファールバッハ(1815-1885)/
ヨハン・シュランメル(1850-1893)編曲:流体ギャロップ
ヨハン・シュランメル:ウィーンのホイリゲ舞曲
ヨハン・シュトラウス II(1825-1899)/
ヴァルター・ヴァッサーフォーゲル編曲:愛の歌(ワルツ)
レオポルト・ケーニヒシュテッター/ヨハン・シュランメル編曲:
アルトレングバッハの思い出(ワルツ)
ヨハン・シュトラウス II/
ヴァルター・ヴァッサーフォーゲル編曲:ツェッペアル=ポルカ
ヨゼフ・ランナー(1801-1843)/
J・ランナー&G・ドラハネク編曲:新ウィーン・レントラー
アレクサンダー・カッツェンベルガー/ヴァルター・ヴァッサーフォーゲル編曲:
ハロー・ダ・サン・マ・ムンター[Halloh da san ma munter]
ヨハン・シュランメル:おしゃべり(フランス風ポルカ)
ヨハン・シュムッツァー:シュムッツァー舞曲
ヨゼフ・ランナー:ペストのワルツ Op.93
ヨハン・シュランメル:音楽による色彩の戯れ(楽曲)
カール・ミヒャエル・ツィーラー(1843-1922)/
ヨゼフ・シュランメル(1852-1895)編曲:ランデヴー(フランス風ポルカ)
フィルハルモニア=シュランメルン・ウィーン
マルティン・クービク、アンドレアス・グロスバウアー(ヴァイオリン(*))
ハインツ・フロマーダ(コントラギター(+))
ハンネス・モーダー(ハイG・クラリネット(#))
ギュンター・ハウマー(ボタン式アコーディオン(**)
録音:2008年2月28日-3月1日、古楽器博物館
使用楽器:
1883年頃、ウィーン、カール・ツァッハ製(inv.no.SAM 1087 & 1089)(*)
20世紀初頭、ウィーン、ヨゼフ・スウォジル製(+)
20世紀終盤、ドイツ、ヘルベルト・ヴュルリツァー/
フランク・ハマーシュミット製(#)
1904年、ウィーン、カール・ブドヴィツ製(**)
19世紀末、ウィーンのサロンで一世を風靡した兄弟ヴァイオリニスト、ヨハン&
ヨゼフ・シュランメル。1879年、彼らはコントラギター(通常の6弦の他に長い開
放弦を張って低音を出せるようにしたツイン・ネックのギター)のアントン・シュ
トローマイヤーを加えた三重奏団を結成、1884年にクラリネット(甘美な高音域
を奏でるハイ・クラリネット)のゲオルク・デンツァーを迎え四重奏団に改めま
した。
ウィーンのヴァイオリン製作家カール・ツァッハ(Carl Zach:1859-1918)がシュ
ランメル兄弟に楽器を贈呈したのはおそらく1883年か1884年。これらのヴァイオ
リンにはヘッド部分に兄弟各々の頭部像が彫られ、本体側面には「名手ヨハン
(ヨゼフ)・シュランメル氏に献呈、カール・ツァッハ、ウィーン」と金文字で描
かれていますが、聴衆から見えるのは「カール・ツァッハ、ウィーン」の側であ
ることから、これはツァッハが宣伝のために製作し贈呈したものと考えられてい
ます。シュランメル兄弟は演奏活動を終えるまでこれらのヴァイオリンを使い続
けました。
シュランメルの専門家フィルハルモニア=シュランメルン・ウィーンがウィーン
・オリジナルの楽器、編成、ピッチ(a1=465Hz)で演奏したこのアルバムは、資料
的意義にとどまらず、大いに楽しめるものとなっています。




<FLORA>
FLORA 1709 \2180
モンテヴェルディ:タンクレディとクロリンダの戦い
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
タンクレディとクロリンダの戦い(トルクァート・タッソ作
「解放されたエルサレム」より抜粋されたテキストによる音楽劇;
マドリガーレ集第8巻(1624)から)(*)
アレクサンダー・ゲール(1932-):
モンテヴェルディのマドリガーレ「タンクレディとクロリンダの戦い」による
クラリネット独奏のためのパラフレーズ(1969)(+)
パオロ・クアリャーティ:
アモールの忠節の車(ピエトロ・デラ・ヴァッレの台本による小オペラ;1611)(#)
アドリアナ・フェルナンデス(ソプラノ;クロリンダ(*)、アモール、名声(#))
フアン・サンチョ(テノール;タクレディ(*)、アポロン、アリオン(#))
フリオ・ザナージ(バリトン;語り手(*)、オルフェウス(#))
ジャン=フランソワ・ヴェルディエ(クラリネット(+))
レ・サックブーティエ
ジャン=ピエール・カニャック、
マリー・ガルニエ・マルズッロ(コルネット[ツィンク])
ダニエル・ラサル(テナーサックバット) 
シルヴァン・デルヴォー(バスサックバット)
クリスティーヌ・パユー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マティアス・シュペーター(アーチリュート、キタローネ)
ヤスコ・ブヴァール(オルガン、チェンバロ)
かつてレ・サックブーティエ・ド・トゥールーズと名乗っていた、コルネット
(ツィンク)の名手ジャン=ピエール・カニャックが主宰するフランスのコルネッ
ト&サックバット・アンサンブル、レ・サックブーティエがフローラ・レーベル
に登場。「タンクレディとクロリンダの戦い」では弦楽パートがコルネットとサ
ックバットで演奏されており、これが新鮮なだけでなくたいへんリアル。歌手陣
の力演も相まって、インパクト抜群の名演となっています。
間奏曲的に置かれたドイツの現代作曲家ゲールの作品に続いて収録されているの
は、モンテヴェルディと同時代のイタリアの作曲家クアリャーティ(キオッジャ
の貴族出身でローマで活躍した作曲家・官吏)の代表作「アモールの忠節の車」。
四旬節前の祝祭にローマの市街において山車(だし)の上で上演された作品で、当
盤では小オペラと表記されていますが、実際にはマドリガーレ風音楽劇というべ
きものです。
ブックレットにはフランス語の解説およびイタリア語の原歌詞とフランス語訳の
み記載されており、英語はございません。




<TRITO>
TD 0049 \2180
フェルナンド(フェラン)・ソル(1778-1839):序曲&交響曲集
バレエ「ヘラクレスとオンファール」序曲(1826)
交響曲第1番ハ長調(1804頃)
バレエ「アルフォンスとレオノール、またはl'amant peintre」序曲(1823)
交響曲第2番変ホ長調(1804頃)
メロドラマ「ポルトガルのエルヴィラ」序曲(1804)
交響曲第3番ヘ長調(1804頃)
バレエ「シンデレラ」序曲(1822)
カダケス管弦楽団
ネヴィル・マリナー(指揮)
録音:2007年3月、2008年3月8日、サラゴサ(スペイン)、アウディトリオ
「スペインのギターの作曲家」としてばかり注目されがちなソルですが、彼はア
ルベニスやグラナドスの登場以前、最も国際的に活躍し様々なジャンルの作品を
残した作曲家でした。当アルバムには、これまでほとんど録音されたことのない
ソルの交響曲と舞台音楽の序曲が収録されています。若いノセダにはまだまだ負
けぬとばかり、カダケス管弦楽団の首席客演指揮者である御大マリナーもがん
ばっています。

TD 0050 \2180
アルベニス(1860-1909):ギター編曲によるピアノ作品集
ハビエル・リバ編曲:
「イベリア」より エボカシオン,エル・プエルト,アルメリア
「スペイン」より カタルニャ奇想曲/スペイン組曲 より キューバ
フランシスコ・タレガ編曲:
スペイン組曲 より グラナダ/パヴァーヌ(カプリッチョ)
フランシスコ・タレガ&ミゲル・リョベト編曲:
スペイン組曲 より スペインのセレナード(カディス)
ハビエル・リバ編曲:「スペイン」より 前奏曲,タンゴ
ハビエル・リバ(ギター)
録音:2008年3月13-15日、コルドバ(スペイン)、コルプス・クリスティ旧修道院
使用楽器:2005年、ジョン・レイ製(モデル:1982年、アントニオ・デ・トレス製)
アルベニスの没後100年と生誕50年(2010年)を記念して制作されたアルバム。ハ
ビエル・リバはホセ・ロドリゲス、マヌエル・アベリャに師事、コルドバのラ
ファエル・オロスコ高等音楽院ギター科主任を務めるスペインの若手ギタリスト
・作曲家。ピリオド楽器の演奏にも積極的に取り組んでいます。

TD 0051 \2180
ヘスス・トレス(1965-):
交響曲(2005)(*)
楽章(2004)(+)
パルティータ(1998)(#)
スペイン放送交響楽団(*)
エイドリアン・リーパー(指揮(*))
カダケス管弦楽団(+)
ジャナンドレア・ノセダ(指揮(+))
スペイン国立青年管弦楽団(#)
ホセプ・カバリェ(指揮(#))
録音:2005年10月、マドリード、モヌメンタル劇場(*)
2006年1月、パンプロナ(スペイン)、バルアルテ・ホール(#)
1998年10月、マドリード、国立音楽堂(#)
トリト・レーベルが力を入れているスペイン、サラゴサ生まれの作曲家トレスの
交響的作品集。作品を委嘱したオーケストラによる演奏が収録されています。

TD 0058/58 2枚組 \2980
ジュアン・ピネダ(1931-)編曲:ピアノによる映画音楽集
ルパート・ジュリアン:「オペラ座の怪人」(1925)より 確かなロマンティシムズ
トッド・ブラウニング:「見知らぬ人」(1927)より 真実の苦悩
ヘンリク・グレーン:「まんだらげ」(1927)より メイン・テーマ
マウリツ・スティレル:
「エロティコン」(1920)より メイン・テーマ,イレーネとプレベン
「グンナル・ヘーデの伝説」(1923)より 自然、愛
「緋色の花の歌」(1919)より メイン・テーマ
「ホテル・インペリアル」(1927)より 敗北
ヴィクトル・シェーストレム:
「海の禿鷲」(1916)より 訓練兵/「預言者」(1920)より メイン・テーマ
「緋色の文字」(1927)より 詩篇、少女と鳥、教会を呼ぶ
F・W・ムルナウ:
「ノスフェラトゥ、または恐怖のシンフォニー」(1922)より
ロマンティックな覚え書き
「夜明け: 二人の人間の歌」(1922)から 家庭,町から来た女,愛と難船
ローベルト・ヴィーネ:
「カリガリ博士の研究室」(1920)より テーマ集
「ラスコーリニコフ」(1923)より セントラル・テーマ
「オルラクの手」(1924)より 自己,オルラクの恋
ジャン・エプステイン:「アッシャー家の没落」(1928)より セントラル・テーマ
G・W・パプスト:「パンドラの箱」(1929)より 事故
エーリヒ・フォン・ストローヘイム:
「強欲」(1924)より 婚礼,トリナとマクティーグの恋
G・コジンツェフ&L・トラウベルク:
「新バビロン」(1929)より 店の娘たちの別れの言葉
フルクトゥオス・ジェラベルト&マジ・ムリア:
「苛まれる魂」(1917)より 決闘と自殺
ジュゼプ・ガスパ:「カタルニャの人々と風景」(1926)より ラ・ランブラ
J・M・コディナ:「黒い仮面」(1918)より メイン・テーマ
ジガ・ヴェルトフ:「世界で六番目」(1926)より スラヴの草原
V・プドフキン:「母」(1926)より パーヴェルの死、ロシアの空
清水ひろし:「港の日本娘」(1933)より 横浜港
ヴィクトル・シェルツィンガー:「赤肌」(1929)より 父の死,インディオ族
クラレンス・ブラウン:
「肉と悪魔」(1927)より 友情の島,家族,フェリチタスとウルリヒ,大いなる愛
アルフレッド・ヒチコック:「Easy Virtue」(1928)より セントラル・テーマ
デイヴィッド・W・グリフィス:
「壊れた花」(1919)より 修道院と町の散歩,恋愛の理想化
フレッド・ニブロ:「血と砂」(1922)より 感傷,セレナード
マンフレッド・ノラ:
「ヘレナ」(1924)より 戦争への行進曲,パリスとヘレナ,アキレスとヘクトル
ジュアン・ピネダ(ピアノ)
録音:2007年5-6月、バルセロナ、センティル・スタジオ
バルセロナ生まれの映画音楽作曲家ジュアン・ピネダが古い映画の音楽を編曲し
ピアノで演奏したアルバム。題名の訳には誤りが多いと思います。すみません。

TD 0045 \1850
プロコフィエフ:「ピーターと狼」
レオノル・ワトリング(朗読)
カダケス管弦楽団アンサンブル
ワシーリー・ペトレンコ(指揮)
朗読はカスティリャ語(スペイン標準語)。カタルニャ語版は既発売(TD 0021)。

TD 0046 \1850
プーランク:「子象ババールの物語」
トリスタン・ウリョア(朗読)
カダケス管弦楽団アンサンブル
フィリップ・アントルモン(指揮)
朗読はカスティリャ語(スペイン標準語)。カタルニャ語版は既発売(TD 0016)。

TD 0052 \1850
バティブイ(子供向けアニメーションのダンス曲と歌)
トランビアブランク 他
カタルニャの子供向けアニメーション番組のサウンドトラックのようです。




<MUSICA CLASICA GALEGA>
スペイン北西部(ポルトガルの北)、ガリシア州自治政府系機関の制作によるガリ
シア・クラシック音楽史シリーズ。残念ながら Vol.1、5、10は完売し供給不能
となっております。

BOA 25102002 \2180
ガリシアのクラシック音楽 Vol.2 ルネサンス&バロック(1)
ホセ・デ・バケダノ(1642-1711):
Guerra, guerra L.C.169(聖ヤコブのビリャンシコ、器楽を伴う11声;1699)
Suene esa alma L.C.172(使徒のビリャンシコ、4声;1702)
Rompa el clar&iacute;n L.C.163
(晩課のための使徒のビリャンシコ、10声;1695)
Manum suam L.C.121(聖木曜日のための第3の哀歌、3声)
Interveniat pro nobis L.C.135(悲しみの聖母のモテット、8声)
Desprendido va cruzando L.C.175
(使徒のビリャンシコ、器楽を伴う8声;1704)
Que gira, que vuela L.C.181(使徒のビリャンシコ、4声;1706)
Espanoles guerreros L.C.165(使徒のビリャンシコ、10声;1697)
サンティアゴ・デ・コンポステラ大学グルポ・デ・カマラ
カルロス・ビリャヌエバ(指揮)
録音:2002年1月2-7日、サンティアゴ・デ・コンポステラ(スペイン)、
アウディトリオ・デ・ガリシア
ホセ・デ・バケダノは現ナバラ県のプエンタ・ラ・レイナに生まれ、マドリード
のエンカルナシオン修道院とおよびサンティアゴ・デ・コンポステラ大聖堂の楽
長を務めた作曲家。カルロス・ビリャヌエバによって1977年に創設されたサン
ティアゴ・デ・コンポステラ大学グルポ・デ・カマラは主としてガリシア地方
の古楽に取り組んでいる声楽&ピリオド楽器アンサンブル。

BOA 25102003 \2180
ガリシアのクラシック音楽 Vol.3 ガリシアの大聖堂楽長たち(1)
メルチョル・ロペス(1759-1822):レクィエム
アントニオ・ベェントゥラ・ロエル・デル・リオ(1705-1767):
主が建てたまわずば
フアン・モンテス(1840-1899):マニフィカト
イサベル・アルバレス(ソプラノ)
ミロ・モレイラ(男性アルト、合唱指揮)
ヘラルド・ロペス・ガメス(テノール)
ジョルディ・リカルト(バリトン)
オルフェオン・テラ・ア・ノサ(合唱)
ガリシア交響室内管弦楽団
ジョアム・トリリョ(指揮)
録音:2003年10月、コルニャ議事堂(スペイン)
ロペスはサンティアゴ・デ・コンポステラ大聖堂、ロエル・デル・リオはモンド
ニェド大聖堂、モンテスはルゴ大聖堂の楽長を務めた作曲家。

BOA 25102004 \2180
ガリシアのクラシック音楽 Vol.4
メルチョル・ロペス(1759-1822):ミサ・ソレムニス「唯一の神」(1802)
ヌリア・リアル(ソプラノ)
ミロ・モレイラ(男性アルト、合唱指揮)
マーク・テヴィス(テノール)
ガブリエル・ペレス=ベルムデス(バリトン)
オルフェオン・テラ・ア・ノサ(合唱)
ガリシア王立フィルハーモニー管弦楽団
アントニ・ロス・マルバ(指揮)
録音:2003年?、サンティアゴ・デ・コンポステラ(スペイン)、アウディトリオ
・デ・ガリシア
メルチョル・ロペスは現グアダラハラ県のウエバに生まれ、8歳でマドリードの
王立少年合唱学校に入学しホセ・リドンに師事、1784年から1822まで38年にわた
ってサンティアゴ・デ・コンポステラ大聖堂楽長を務めた作曲家。ミサ・ソレム
ニス「唯一の神」は彼の作品のうち最大規模かつ最も重要な作品。スペインの古
楽の歌姫ヌリア・リアルが録音に参加しています。

BOA 25102006 \2180
ガリシアのクラシック音楽 Vol.6 ロマン主義と国民主義
アンドレス・ガオス(1874-1959):交響曲第2番「ガリシアの山々にて」
パスクアル・ベイガ(1842-1906)/マヌエル・バルボア管弦楽編曲:
ガリシアのアルボラダ
グレゴリオ・バウドト(1884-1938):交響的ドロラ
フアン・モンテス(1840-1899)/ピーター・ホープ管弦楽編曲:黒い影
ガリシア交響楽団
ビクトル・パブロ・ペレス(指揮)
録音:2004年?

BOA 25102007 \2180
ガリシアのクラシック音楽 Vol.7 20世紀の交響楽
フェルナンド・アロンソ:シンフォニエッタ イ長調
シャビエル・デ・パス:夢の夜明け
フアン・ドゥラン:ソロサバルの主題による変奏曲
マヌエル・バルボア:サトゥルヌスの祭/天空の道
ガリシア王立フィルハーモニー管弦楽団
アントニ・ロス・マルバ(指揮)
録音:2004年?、サンティアゴ・デ・コンポステラ(スペイン)、
アウディトリオ・デ・ガリシア

BOA 25102008 \2180
ガリシアのクラシック音楽 Vol.8 ピアノのための音楽
マルシアル・デル・アダリド(1826-1881):
ソナタ変ホ長調
4つのスケルツォ Op.24; ヘ短調,ト長調,ホ短調,ニ長調
嘆き Op.9(バラード ホ短調)/華麗なワルツ(嬰ハ短調)
悲歌 Op.10(最後の別れ 嬰ヘ長調)
ホアキン・ソリアノ(ピアノ)
録音::2003年、サンティアゴ・デ・コンポステラ(スペイン)、
アウディトリオ・デ・ガリシア
コルニャ生まれのアダリドはガリシアの民俗音楽を研究し創作に取り込んだ最初
の作曲家といわれています。ホアキン・ソリアノ(1941-)はパリ音楽院でヴラド
・ペルルミュテールに師事、1972年よりマドリード音楽院教授を務めるスペイン
・ピアノ界の重鎮。

BOA 25102009 \2180
ガリシアのクラシック音楽 Vol.9 室内楽(ヴァイオリンとピアノのための)
アンドレス・ガオス(1874-1959):ソナタ Op.37/ロマンス Op.20
マヌエル・キロガ(1892-1961):
グアヒラ第1番(キューバ舞曲集 から)/ハバネラ(スケルツォ)
ホタ(スペイン舞曲第10番)/アルボラダ(ケルト舞曲集 から)
アルゼンチン舞曲/グアヒラ第2番(キューバ舞曲集 から)
エフゲニー・モリャートフ(ヴァイオリン)
マリアンナ・プルジェヴァルスカヤ(ピアノ)
録音:サンティアゴ・デ・コンポステラ(スペイン)、
アウディトリオ・デ・ガリシア
アンドレス・ガオスはコルニャに生まれ、ヴァイオリンの神童として鳴らした
後、1895年より中南米に活躍の場を移しました。彼が残した60ほどの作品の多く
はガリシアや中南米の民俗音楽に基づいています。マヌエル・キロガはポンテベ
トラに生まれ、早熟の天才として注目されヨーロッパ、アメリカ大陸で成功を
収めました。作曲は独学ながら自演のための技巧的作品を残しています。録音
には意外にもロシアの若手演奏家(ともに1982年生まれ)が起用されています。



<LA MA DE GUIDO>
LMG 2085 \2180
サンティアゴ・デ・ムルシア(1685頃-?):
サルディバル写本に収められた作品集
Fandango / Jacaras por la E / Folias gallegas / Al verde retamar
Las penas / Sarao o el bailete de "El Retiro" / Los ympossibles
El paloteado / La jotta / Marizapalos / Tarantelas / Gaitas
ダビド・ムルガダス(バロックギター)
アルシデス・ロドリゲス(打楽器)
ジュゼプ・マサナ(ヴァイオリン)
エンリク・ソラ(ハーディ=ガーディ)
アンヘル・ラグナ(シャリュモー、ドゥルサイナ、バグパイプ、リコーダー)
エステル・オリバン(カスタネット)
録音:2008年、カステイビスバル(スペイン)、スタジオ・サウンドラブズ
1940年代に高名な音楽学者ガブリエル・サルディバルがメキシコの書籍商か
ら買い取ったことから名付けられたサルディバル写本には、17世紀前半に活
躍したスペインのギタリスト・作曲家サンティアゴ・デ・ムルシアのギター
曲が収められています。当アルバムでは、ギターその他撥弦楽器の奏者で古
楽のスペシャリストであるダビド・ムルガダスが選曲を行い、作曲当時スペ
インでよく使われていた楽器を加えて演奏しています。

LMG 2086 \2180
モダニズム世代のカタルニャの女性作曲家たち
ナルシザ・フレシャス(1859-1926):
La font del romani/ L'ametller / La barca / La son soneta
Primaveral / L'ombra de Nazaret / Dolorosa / El filador d'or
Ai, l'esperansa
カルメ・カール(1865-1943):
Can de tarda / La dida de l'infant / La non non dels papallons
Les animes / Les aranyes / La mort de la verge / Non non
イザベル・グエイ(1872-1956):
Amunt / La llar / La rosa marcida / Balada / Barcarola
Can trista / Rima
リュイザ・カザジェマス(1873-1942頃):
Can de mar / La complanta de la lluna / Gentil pageseta
Enyorament / Vilancet "Nadal" / Amor de p&agrave; tria /
Rialla d'abril
Esbarjos
マリア・テレザ・ガリゴザ(ソプラノ)
ハイドルン・ベルガンダー(ピアノ)
録音:2008年9月21日、カペリャデス(スペイン)、音楽新聞ホール
19世紀に生まれ20世紀にかけて活躍したカタルニャの女性作曲家のたち歌曲
集。歌詞はもちろんカタルニャ語で、歌うガリゴザもバルセロナ生まれ。

LMG 2087 \2180
ラモテ・デ・グリグノン、トルドラ:室内管弦楽作品集
リカルド・ラモテ・デ・グリグノン(1899-1962):
4つの小パストラル/子守歌/3つの magiars 歌/3つの小品
レント・エスプレッシヴォ/古風な組曲
エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):ビラノバ舞曲集
テラサ48室内管弦楽団
アドルフ・プラ(指揮、ピアノ)
録音:2008年11-12月、テラサ市立ホール(スペイン)
同世代で親友でもあった二人のカタルニャ人作曲家。ビラノバはトルドラの
生地。

LMG 2088 \2180
グラシア・タラゴ(1892-1973):ギター作品集
「スペインの地に」から
エストレメニャ,ムルシアナ,モンタニェラ,プライェラ,
穏やかな海(舟歌),セビリャナス
6つの小品
トナディリャ,マラゲニャ,子守歌,小ロマンス,メヌエット ト長調,童話
中難易度の12の練習曲 から 第6番(コラール),第9番
12の演奏会用練習曲 から 第2番(ガヴォット),第9番(即興曲)
2つの夜想曲 から 第2番ホ長調
6つの前奏曲 から 第1番ホ長調,第2番イ長調,第3番ホ短調,第4番ロ長調
3つのサルダナ から Cala Montjoi
カタルニャのクリスマスの5つのの歌 から 鳥の歌
2つの動物の踊り; ペンギンの踊り,クジャクの踊り
ジャウメ・トレント(ギター)
録音:バルセロナ、エスペランサ礼拝堂
ソル(1778-1839)、タレガ(1852-1909)、リョベト(1878-1938)といった「カタ
ルニャ・ギター楽派」の流れを汲むコンポーザー=ギタリストとしては20世紀
前半最大の存在であるタラゴの作品集。演奏するジャウメ・トレントはタラ
ゴ直伝のギタリスト。

LMG 2089 \2180
フェデリコ(フレデリク)・モンポウ(1893-1987):
歌と踊り(13曲)
バレエ(13曲:終曲のみ(*))
アドルフ・プラ(ピアノ)
モンセラ・トルエリャ(メゾソプラノ(*))
録音:2009年1月26、28-29日、サンタ・コロマ・デ・グラメネト(スペイン)、
カン・ロチ・イ・トレス・ホール
「バレエ」は詩人リカルド・ペルマニェル、作曲者の兄である画家ジュゼプ
・モンポウ(1888-1968)との共作による愛蔵本(1949年出版)のために書かれ
た、音楽によるイラストレーション。このたびラ・マ・デ・ギド社から出版
されるまで未出版であり(第1曲「前奏曲」は後にサラベール社から出版
(1952)された「左手のための6つの前奏曲」の初稿にあたります)、当録音が
世界初。カタルニャ高等音楽学校(ESMUC)ピアノおよび室内楽担当教授を務
めるアドルフ・プラはモンポウのスペシャリスト。



<ARS HARMONICA>
AH 199 \2180
フランシスコ(フランセスク)・タレガ(1852-1909):
35の前奏曲
練習曲集(30曲)
ジュゼプ・マンザノ(ギター)

AH 201 \2180
サクソフォン&エレクトロニクス
ギリェルモ・ラウスリカ(1968-):Solo
エドガル・バロソ(1977-):IOD(2007)
ホセ・マヌエル・ロペス・ロペス(1956-):
Con cadencia de eternidad(1989-1999)
アンドレス・レウィン=リクテル(1937-):Secuencia XVI
フランソワ・ロッセ(1945-):Ost Atem
ガブリエル・ブレンチック(1942-):Alt-Concert II
シェロ・ジネ(サクソフォン)
好評の「&エレクトロニクス」シリーズ。シェロ・ジネルはサラゴサ音楽院
現代室内楽担当教授を務める女性サクソフォン奏者。



<LAUDA>
スペインのマドリードを本拠に古楽の発掘・研究・演奏会企画運営を手掛け
るラウダ・ムジカ社が自主制作するレーベル。主宰である音楽学者・指揮者
アルベルト・レカセンスは1994年、父アンヘル・レカセンスとともにスペイ
ン古楽専門演奏団体カピーリャ・プリンチペ・デ・ビアナを創設、2005年に
はラ・グラン・シャペルに発展させると同時に当レーベルを創設しました。
ラ・グラン・シャペルはメンバーをスペイン人に固定せず、欧米から優秀な
歌手やピリオド楽器演奏家を招き、常に最高水準の演奏を目指しています。
レパートリーは知られざるスペインのルネサンス・バロック・古典派音楽が
主体。アルベルト・レカセンス本人をはじめ専門の学者たちによる原典の調
査から始まる入念を極めたコンサート&レコーディング・プロジェクトは毎
回注目を集めています。2007年、惜しくもアンヘル・レカセンスが死去しま
したが、その後アルベルトが音楽監督を引き継ぎ、積極的なプロジェクトを
順調に継続しています。
録音の素晴らしさ、情報豊富なブックレット、芸術性の高い豪華な装丁もこ
のレーベルの大きな魅力。
今回は前ディストリビュータ未案内の新譜4点をご紹介いたします。

LAU 006 \2180
華麗なる色事師 ドン・フアンの伝説のための音楽
クリストバル・ガラン(1653-1656):海はトロイとなる
フアン・イダルゴ(1614-1685):甘美なナイチンゲール
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575頃-1647):
第2旋法と4つのフーガ(器楽)
フアン・イダルゴ:華麗なる色事師
マルエル・エグエス:名前を持たない男
ベルナルド・ムリリョ:セビリャが声を上げて私を呼ぶ!
不詳:アミンタがさらに美しく現れる
クリストバル・ガラン:誰も嘆かせるな
ジャン・ド・マック(1549頃-1614):
コンソナンツェ・ストラヴァガンティ(器楽)
マヌエル・コレア?:信用してよいものか!/新しいエネアスの言葉
不詳:花たちよ、二羽のナイチンゲールの歌をお聞きなさい/村の舞踏会に
フアン・イダルゴ:静かに、ゆっくりと
クリストバル:ガラン:彼は何と甘美に傷付けることか!/ディエス・イレ(*)
ラ・グラン・シャペル
シリル・ジェルステナーベル、マリサ・マルティンス(ソプラノ)
シャビエ・サバタ(カウンターテナー) イアン・ハニーマン(テノール)
ジョナサン・ブラウン(バス)
グレース・ダヴィドソン(ソプラノ(*)) 
ティモシー・トラヴァーズ(テノール(*))
ニコラス・マルロイ(バス(*))
ミラ・グロデアヌ、ホルレン・ベガ・ガルシア(ヴァイオリン)
ライナー・ツィパーリング、エマヌエル・バルサ(ビウエラ・デ・アルコ)
マルガレート・ウルクハルト(ヴィオロン)
バルト・クン、クン・ディールティーンス(リコーダー)
シメン・ファン・メヘレン、ヨースト・スウィンケルス、
アダム・ウルフ(サクバット)
ハビエル・サフラ(ファゴット) 
マティアス・シュペーター(アーチリュート)
ウィム・マセーレ(ギター、テオルボ) ミシェル・クロード(打楽器)
ヘルマン・スティンダース(チェンバロ、オルガン)
アンヘル・レカセンス(指揮)
録音:2007年1月28-30日、ゲント(ベルギー)、
フレリック・レウヴェン・ゲント・マネージメント・スクールの礼拝堂
モーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」の台本を書くにあたってダ・
ポンテが参照したとされる、スペインの伝説上の放蕩貴族ドン・フアンを主
人公とするティルソ・デ・モリナ(1579-1648)作の戯曲『セビーリャの色事
師と石の招客』(1630)からテキストを採った声楽曲を中心に構成されたアル
バム。            

LAU 007 \2180
ジュアン・パウ・プジョル:聖体のための音楽
キリスト聖体祭の行列と終課の再構成
[聖体行列]
ジュアン・パウ・プジョル(1570-1626):
お母さん、恋人が(ビリャンシコ;器楽)/皇太子が(ビリャンシコ)
単旋律聖歌:パンは唯一なり(レスポンソリウム)
セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1627)/
フアン・ナバロ(1530頃-1580):
歌え、舌よ[パンジェ・リングァ](ヒムヌス)
ジュアン・パウ・プジョル:
荘厳なる祭に(ヒムヌス)/もしも命のパンから(ビリャンシコ)
[終課]
単旋律聖歌:
われらを導きたまえ、神よ
神よ、来たりてわれを救いたまえ(開始のヴェルスス)/われを憐れみたまえ
ジュアン・パウ・プジョル:
私が彼を呼びしとき(第1の詩篇;詩篇4)
御身に、主よ、われは信を置く(第2の詩篇;詩篇30)
至高の助けとともに住まう者は(第3の詩篇;詩篇90)
見よ、今こそ主を祝福せよ(第4の詩篇;詩篇133)
聖書朗読:御身はわれらとともにあり、主よ
ジュアン・パウ・プジョル:
御身の手に(小レスポンソリウム)/日の終わる前に(ヒムヌス)
単旋律聖歌:
われらを守りたまえ、主よ/われらを救いたまえ、主よ(アンティフォナ)
ジュアン・パウ・プジョル:
今こそ行かせたまえ(シメオンのカンティクム)/主に祝福あれ
天の元后(アンティフォナ)
[聖体行列]
ジュアン・パウ・プジョル:
傷付いた愛の炎(ビリャンシコ)/エルサレムよ、主をたたえよ(詩篇147)
ラ・グラン・シャペル
マリア・ルス・アルバレス、アンナ・デニス、
キャサリン・フュージ(ソプラノ)
デイヴィッド・オールソップ、
ガブリエル・ディアス・クエスタ(カウンターテナー)
ニコラス・マルロイ、デイヴィッド・マンダーロー(テノール)
ジョナサン・ブラウン(バス)
ジェイミー・サヴァン(コルネット[ツィンク])
バルト・クン、クン・ディールティーンス(リコーダー)
シメン・ファン・メヘレン、アダム・ウルフ(サックバット)
ハビエル・サフラ(ファゴット) エリヒオ・キンテイロ(ギター、テオルボ)
ニコラス・ミルン(ビウエラ・デ・アルコ) 
ミリアム・シャリンスキー(ヴァイオリン)
ジョイ・スミス(ダブルハープ) ダビド・マヨラル(打楽器)
ヘルマン・スティンダース(オルガン)
スコラ・アンティカ(単旋律聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・センシオ(指揮))
アルベルト・レカセンス(指揮)
録音:2008年1月24-26日、アントワープ(ベルギー)、聖母礼拝堂
イエス・キリストが最後の晩餐においてパンを「わが体なり」、ぶどう酒を
「わが血なり」と弟子たちに示したことを記念する聖体祭。カトリックでは
神輿にも似た聖体行列が行われ、司祭や信者が町を行進します。このアルバ
ムでは、ジュアン・パウ・プジョルの作品を中心とした終課の音楽の前後に
民衆的な行列の歌(ビリャンシコ)に置く構成がとられています。
タラゴナ、サラゴサ、バルセロナの大聖堂楽長を務めたカタルーニャの作曲
家プジョルは、スペイン音楽におけるルネサンスとバロックの橋渡し的存在。

LAU 008 \2180
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル:死者のための聖務曲集
単旋律聖歌:主よ、わが唇を開きたまえ(開始のヴェルスス)
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル(1730-1809):
神よ、万物は御身のために生きる(インヴィタトリオ)
来たれ、主に向いて歓呼せよ(詩篇94)
単旋律聖歌:
導きたまえ、主よ(アンティフォナ)/わが言葉を聞きたまえ、主よ(詩篇5)
振り返りたまえ、主よ(アンティフォナ)
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル:
主よ、御身の怒りの内に(詩篇6)
単旋律聖歌:奪わぬように/わが神なる主よ(詩篇7;ファルソボルドーネ)
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル:
われを許したまえ、主よ(レクツィオI)
単旋律聖歌:われは信ず、わが救い主の生けるを(レスポンソリウム)
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル:
萎えしわが魂は(レクツィオII)
単旋律聖歌:ラザロを蘇らせし御方(レスポンソリウム)
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル:ディエス・イレ
ラ・グラン・シャペル
シリル・ジェルステナーベル、アンナ・デニス(ソプラノ)
ロバート・オグデン、ガブリエル・ディアス・クエスタ(カウンターテナー)
ジェイムズ・オクスリー、デイヴィッド・マンダーロー(テノール)
ジョナサン・ブラウン、ジャン=バティスト・デュモラ(バス)
リデウェイ・ファン・デル・フォールト、ユディト・ステーンブリンク、
デイヴィッド・ウィッシュ、サラ・マリー・デ・コルソ(ヴァイオリン)
リヒテ・ファン・デル・メール(チェロ) 
エクトル・カスティリョ(ヴィオローネ)
フランク・テュンス、シャルル・ゼブリー(フルート)
エルウィン・ウィエリンガ、アンネケ・スコット(トランペット)
バルバラ・セラ(ファゴット) 
ヘルマン・スティンダース(ポシティヴ・オルガン)
スコラ・アンティカ(単旋律聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・センシオ(指揮))
アルベルト・レカセンス(指揮)
録音:2008年2月19-20日、マドリード国立音楽堂室内楽ホール
ガルシア・ファヘルはイタリアで学びオペラで成功を収めたのち帰国、1756
年から亡くなるまで50年以上に渡ってサラゴサ大聖堂楽長を務めました。当
時のスペインの作曲家としては珍しく、彼は楽長就任以降ほとんど教会用の
音楽しか書きませんでした。この「死者のための聖務曲集」の楽譜はメキシ
コのグアダルーペのバジリカ教会に保管されていたもので、これが世界初録
音。ここでは単旋律聖歌を加えた死者のための聖務が再構成されています。

LAU 009 \2180
ロドリゲス・デ・イタ:ミサ「おお、栄光に満てる聖母」
聖母被昇天ミサ(1771)の再構成
[聖母行列]
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ(1722-1787):
カンシオン第1番第1旋法 No.[58](開始;器楽)
単旋律聖歌:おお、栄光に満てる聖母
[ミサ]
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ:
ミサ「おお、栄光に満てる聖母」 から キリエ,グローリア
カンシオン第2番第2旋法 No.[2](使徒書簡朗読箇所;器楽)
単旋律聖歌:
祝福と尊敬あれ(グラドゥアーレ)
アレルヤ、聖母マリアは恵まれたり(アレルヤ)
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ:
カンシオン第5番イ調 No.[48](福音書朗読箇所;器楽)
ミサ「おお、栄光に満てる聖母」 から クレド
単旋律聖歌:幸いなり、聖母マリア(オフェルトリウム)
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ:カンシオン第5番ハ調 No.[13]
単旋律聖歌:いつの世までも、永遠に(序唱)
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ:
ミサ「おお、栄光に満てる聖母」 から サンクトゥス
カンシオン第6番ト調 No.[42](エレヴァツィオーネ;器楽)
ミサ「おお、栄光に満てる聖母」 から アニュス・デイ
単旋律聖歌:聖母の御子宮に祝福あれ(コムニオ)
[聖母行列]
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ:
カンシオン第4番ト調 No.[40](開始;器楽)
単旋律聖歌:聖母マリアのリタニア(ファルソボルドーネ付き)
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ:サルヴェ・レジナ
ラ・グラン・シャペル
キャサリン・フュージ(ソプラノ)
デイヴィッド・オルソップ、
ティモシー・トラヴァーズ=ブラウン(カウンターテナー)
サイモン・ウォール(テノール)
オリヴィア・ロビンソン(ソプラノ) 
マシュー・ヴェナー(カウンターテナー)
トマス・ホッブズ(テノール) ジョナサン・ブラウス(バス)
ロレンツォ・コリット、ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン)
リヒテ・ファン・デル・メール(チェロ) 
ロベルト・フラネンベルグ(ヴィオローネ)
フランセス・ノーブリー、レイチェル・バルドック(オーボエ)
エルウィン・ウィオリンガ、ヘイス・ラスーレ(トランペット)
マルガレート・ボンヘルス(ファゴット) 
ヘルマン・スティンダース(ポジティヴ・オルガン)
スコラ・アンティカ(単旋律聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・センシオ(指揮))
アルベルト・レカセンス(指揮)
録音:2007年9月23-24日、サフラ(スペイン)、聖シプリアノ教会
聖母マリアが死後に霊魂も肉体も伴い天に上げられたことを記念する聖母被
昇天祭(8月15日)。カトリック諸国では聖母像等を掲げた行列が行われ、特に
スペインでのその熱のこもった光景はマスコミにもたびたび登場しています。
ロドリゲス・デ・イタはマドリード生まれの進歩的な作曲家・理論家。バレ
ンシア大聖堂、マドリードの王立エンカルナシオン修道院の楽長を務めまし
た。彼は教会で楽師たちが演奏する器楽曲も多く書いており、当録音でもそ
の中からカンシオン(カンツォーナ)が演奏されています。

●旧譜情報
LAU 001 \1850
冒険と魅惑の間に ドン・キホーテに関する音楽
不詳:冒険の騎士/ご婦人よ、あなたに会ってから
それほど強くあなたに会いたがる男は/どこにいるのですか、わが婦人よ
平民にはタマネギとパンが与えられ
カルロス・パティニョ(1600-1675):大事を成すには少なからぬ努力
ヘロニモ師:緑のミルテの木のそばで
セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1627):
大ティエント第4旋法(器楽)
マテオ・ロメロ(1575頃-1647):われを憐れみたまえ、主よ
ペドロ・ゲレロ(16世紀):おお、私の嘆きは大理石よりも堅く
マテオ・ロメロ:樹木や草花は
チャコン:サンチョ・パンサここにあり
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1648-1611):バビロンの川のほとりに
不詳:愛の力はしばしば
ジュアン・パウ・プジョル(1570-1626):
愛よ、私は思うと/強き郷士ここに眠る
ラ・グランド・シャペル
セシル・ケンペナールス、ヘレン・アシュビー、ケイト・アシュビー(ソプラノ)
シツェ・ブワルダ(カンターテナー) エルヴェ・ラミー(テノール)
リーヴェン・テルモント(バス)
バルト・クン、ペーター・デ・クレルク(リコーダー)
マルティン・バウアー、ピート・ストリッカース(ビウエラ・デ・アルコ)
トム・デヴァーレ(ビオロン)
フィリップ・マルフェイト、ウィム・マーセーレ(ギター、テオルボ)
ハンネローレ・デヴァーレ(ハープ) ステファン・プジャン(打楽器)
アンヘル・レカセンス(指揮)
録音:2004年12月8-10日、メルセン(ベルギー)、聖ステファン教会
小説「ドン・キホーテ」の主人公の「脳内同時代」である1605年以前に作曲さ
れた音楽や古いバラード、また、彼の正体である本名アロンソ・キハノおよび
作者ミゲル・デ・セルバンテス(1547-1616)の時代の音楽で構成されたアルバ
ム。

LAU 002 \1850
セルバンテスのためのレクィエム
[死者のための聖務;朝課]
単旋律聖歌:振り返りたまえ、主よ(アンティフォナ)
マテオ・ロメロ(1575頃-1647):主よ、御身の怒りの内に(詩篇6)
単旋律聖歌:御身の手は形作りたもうた(レクツィオIII)
マテオ・ロメロ:主よ、この世を裁きに来たもうとき(レスポンソリウムIII)
[死者のためのミサ]
マテオ・ロメロ:
死者のためのミサ から レクィエム・エテルナム(イントロイトゥス),キリエ
単旋律聖歌:
レクィエム・エテルナム
(グラドゥアーレ;"In memoria" 以降マテオ・ロメロ作曲)
われを放ちたまえ、主よ(トラクトゥス)
マテオ・ロメロ:死者のためのミサ から
ディエス・イレ(セクエンツィア),
ドミネ・イェズ・クリステ(オフェルトリウム;"Hostias" 以降単旋律聖歌),
サンクトゥス
単旋律聖歌:ベネディクトゥス
マテオ・ロメロ:死者のためのミサ から アニュス・デイ
単旋律聖歌:ルクス・エテルナ(コムニオ)
[葬儀式における免罪]
ペドロ・ルイモンテ(1656-1627):
ラザロを蘇らせし御方(レスポンソリウム)/わが罪を覚えたもうな(同)
伝マテオ・ロメロ:われを解き放ちたまえ、主よ(レスポンソリウム)
[死者の埋葬式]
ペドロ・ルイモンテ:深き淵より(詩篇129)
セバスティアン・ロペス・デ・ベラスコ(1584-1659):
御身は完璧に美し(モテット)
ラ・グランド・シャペル
ヘレン・アシュビー、ケイト・アシュビー、
エリン・マナハン=トマス(ソプラノ)
シツェ・ブワルダ、クリストファー・ケイル、
マシュー・ヴェナー(カンターテナー)
サイモン・デイヴィス、エルヴェ・ラミー、ジョージ・プーリー(テノール)
ヤン・ファン・デル・クラッベン(バリトン) ベン・デイヴィス、
マルク・パンテュス(バス)
アルノ・パドゥフ(コルネット[ツィンク])
オトマール・ガイスヴィンクラー、
ハンス・ペーター・ガイスヴィンクラー(サックバット)
イヴ・ベルタン(ファゴット) マルティン・バウアー(ビウエラ・デ・アルコ)
フィリップ・マルフェイト(テオルボ) トマ・ド・ピエルフュ(ビオロン)
スコラ・アンティカ(単旋律聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・アセンシオ(指揮))
アンヘル・レカセンス(指揮)
録音:2005年2月、クエンカ(スペイン)、聖ミゲル教会
小説「ドン・キホーテ」の出版(1605)四百周年を記念して制作された、作者ミ
ゲル・デ・セルバンテス(1547-1616)の追悼企画盤。プログラムのメインは、セ
ルバンテスの死の年にスペイン王宮礼拝堂楽長を務めていた(在任:1598-1633)、
リエージュ(現ベルギー)生まれの作曲家ロメロの8声のレクィエム(死者のため
のミサ)。

LAU 003 \1850
イカロスの飛翔 バロック的エロスに関する音楽
マヌエル・コレア(1600頃-1653):聞け、愛に生きる者たちよ
[蝋の翼]
不詳:何を私に助言するか、愛よ
[イカロス]
マテオ・ロメロ(1575頃-1647):幸福な思いよ
不詳:愛が殺すとはいえ
ジュアン・バプティスタ・カバニリェス(1644-1712):
左手のトッカータ第5旋法(器楽)
[太陽]
不詳:これは愛だ、経験者はわかっている
マヌエル・マチャド(1590頃-1646):イカロスは常に描かれた
[飛翔]
不詳:注意せよ、蝶よ
マヌエル・コレア:何のために命を惜しむのか?
ベルナルド・ムリリョ(17世紀):相手を変えるために、ヒラは
不詳:3つの小ヴァース第2旋法(器楽)/風は愛の神を目覚めさせず
セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):愛の飛翔
[墜落]
不詳:太陽は向こう見ずな翼を溶かし
ジュアン・バプティスタ・カバニリェス:
ティエント・デ・ファルサス第1旋法(器楽)
ラ・グランド・シャペル
アンネ・カンビエル、ケイト・アシュビー(ソプラノ)
シツェ・ブワルダ(カンターテナー) エルヴェ・ラミー(テノール)
パウ・ボルダス(バス)
バルト・クン、クン・ディールティーンス(リコーダー)
フレーク・ボルストラプ、ガイル・アン・シュレーダー、
ニコラス・ミルン(ビウエラ・デ・アルコ)
マルガレート・ウルクハルト(ビオロン)
ダヴィト・ファン・オーイェン(ギター、テオルボ) 
ミシェル・クロード(打楽器)
アンヘル・レカセンス(指揮)
録音:2005年9月12-14日、アントワープ(ベルギー)、エルゼンフェルト、
聖母礼拝堂
ギリシャ神話に登場する人物、大工のダイダロスと息子イカロスはミノス王に
疑われ塔に幽閉されていたが、鳥の羽根を蝋(ろう)で固めて翼を作り塔から脱
出した。しかし、父親の忠告にもかかわらず高く昇り太陽に近づき過ぎたイカ
ロスの翼の蝋は溶け、海に墜落して死んでしまう。
当アルバムでは、イカロスの翼が男性の欲求に、太陽がその対象である女性に
喩えられ、17世紀スペイン・バロック音楽に表れた「生きる人間の欲求として
の愛」をテーマにプログラム構成されています。

LAU 004 \2080
ホセ・デ・ネブラ:証聖者の晩課 (教皇ではない)証聖者共通の晩課の再構成
ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):晩課のヴェルスス(入場;オルガン)
単旋律聖歌:神よ、来たりてわれを救いたまえ(開始の祈り)
単旋律聖歌:主よ、5タレントを(アンティフォナI)
ホセ・デ・ネブラ:
主は言われた(詩篇I;単旋律聖歌とポリフォニーの交互歌唱)(*)
単旋律聖歌:よきかな、善良なる僕よ(アンティフォナII)
不詳:われは御身をたたえん(詩篇II;ファルソボルドーネとオルガンの
交互演奏、第6ヴェルスス(オルガン)のみホセ・デ・ネブラ作曲)
単旋律聖歌:忠実にして聡明なる僕(アンティフォナIII)
ホセ・デ・ネブラ:
主を畏れる者は幸いなり(詩篇III;単旋律聖歌とポリフォニーの交互歌唱)
単旋律聖歌:僕は幸いなり(アンティフォナIV)
不詳:僕らよ、主をたたえよ(詩篇IV;単旋律聖歌とオルガンの交互演奏、
第8ヴェルスス(オルガン)のみホセ・デ・ネブラ作曲)
単旋律聖歌:御身の髪は(アンティフォナV)
ホセ・デ・ネブラ:
主をたたえよ(詩篇V;単旋律聖歌とポリフォニーの交互歌唱)(*)
単旋律聖歌:これなる証聖者は(ヒムヌス)
単旋律聖歌:この世を軽んずるこの者は(マニフィカトへのアンティフォナ)
ホセ・デ・ネブラ:マニフィカト(単旋律聖歌とポリフォニーの交互歌唱)
単旋律聖歌:主をたたえよ[Benedicamus Domino]
ホセ・デ・ネブラ:われは信ず(詩篇;単旋律聖歌とポリフォニーの交互歌唱)
ラ・グランド・シャペル
アンネ・カンビエル(ソプラノ) 
ティモシー・トラヴァーズ=ブラウン(カンターテナー)
ニコラス・マルロイ(テノール) ジョナサン・ブラウン(バス)
ヘルマン・シュティンダース(オルガン)
スコラ・アンティカ(単旋律聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・アセンシオ(指揮))
アンヘル・レカセンス(指揮)
録音:2006年6月3-5日、アントワープ(ベルギー)、エルゼンフェルト、
聖母礼拝堂
ホセ・デ・ネブラはマドリードの王宮礼拝堂首席オルガニストを務めた18世紀
中盤のスペインを代表する作曲家。オペラ等の舞台作品で成功を収めましたが、
1734年の王宮の火災による所蔵楽譜の大量焼失後、教会音楽に専念しました。
当アルバムでは、ネブラが無伴奏4声という小編成のために作曲したユニーク
な曲集「聖人共通晩課および聖母晩課」(1759)の収録曲をもとに一つの晩課を
再構成。(*)以外のネブラの作品は世界初録音。証聖者とは殉教者以外の聖人
を指します。

LAU 005 \2080
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ(1722-1787):器楽カンシオン集
「全音階・半音階的に和声付けられた音楽」(1751)から カンシオン
第6旋法第6番,第4旋法第4番,ハ長調第1番,ハ短調第7番,
ト長調第1番,ホ短調第1番,ホ長調第5番,第1旋法第1番,
ヘ長調第3番,ヘ長調第2番,ハ短調第6番,ト短調第7番,
ロ長調第2番,ヘ長調第1番,ロ長調第1番,ロ短調第6番,
ニ長調第2番,ホ長調第6番,第5旋法第5番,ヘ長調第5番,
第6旋法第6番
ラ・グランド・シャペル
アントワーヌ・トルンチク、クレマンティーヌ・ユモー(バロックオーボエ)
クロード・モーリー、カミーユ・ルロワ(ナチュラルホルン)
イヴ・ベルタン(ファゴット) ジョナサン・ルビン(テオルボ)
デイヴィッド・シンクレア(ビオロン)
アンヘル・レカセンス(アーティスティック・ディレクター)
録音:2006年2月5-8日、パリ、ドイツ福音教会
ロドリゲス・デ・イタはマドリード生まれの進歩的な作曲家・理論家。パレン
シア大聖堂、マドリードの王立エンカルナシオン修道院の楽長を務めました。
「全音階・半音階的に和声付けられた音楽(Escala
diatonico-chromatico-enharmonica)」(通称「シャリュモーのための曲集
(Libro para las chirim&iacute;as)」)は、彼がパレンシア大聖堂楽長を務め
ていた時期に5つの楽器と低音のために書いたカンシオン(カンツォーナ、つま
り楽器による「歌」)集で、旋法・調性別にまとめられています。当アルバム
ではフランスの管楽器奏者による、まさに歌うような演奏を楽しめます。

<MEMBRAN>
MEMBRAN 232766 11枚組 \1850 ※値下げ新価格 \1350
ブルックナー:交響曲第0番-第9番、テ・デウム
CD-1
交響曲第1番(2004年7月10日)
CD-2
交響曲第2番(1997年7月26日)
CD-3
交響曲第3番(1888/1889)(1998年7月18日)
CD-4
交響曲第4番(1878/1880)(1999年7月17日)
CD-5
交響曲第5番(ハース版)(2001年6月23日)
CD-6
交響曲第6番(2003年7月5日)
CD-7
交響曲第7番(2000年7月15日)
CD-8
交響曲第8番(1890)-第1、2楽章
CD-9
交響曲第8番-第3、4楽章(2002年7月13日)
CD-10
交響曲第9番(2005年7月23日)
CD-11
テ・デウム(2005年7月23日)
交響曲第0番(1869)(2006年6月24日)
ロベルト・パーテルノストロ指揮
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団

MEMBRAN 232595 2枚組 \1350
ビゼー:歌劇「カルメン」
ジュリエッタ・シミオナート(カルメン)
ヒルデ・ギューデン(ミカエラ)
ニコライ・ゲッダ(ドン・ホセ)
ミシェル・ルー(エスカミーリョ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ウィーン交響楽団、ウィーン楽友協会合唱団 1954

MEMBRAN 232679 2枚組 \1350
ガーシュウィン:歌劇「ポーギーとベス」
ウィリアム・ウォーフィールド(ポーギー)
レオンタイン・プライス(ベス)
キャブ・キャロウェイ(スポーティング・ライフ)
ジョン・マッカリー(クラウン)
ヘレン・シグペン(セリーナ)
ヘレン・コルバート(クララ) 他
アレグザンダー・スモーレンス指揮
RIASダンス・オーケストラ、エヴェ・ジェシー合唱団 1952

MEMBRAN 221920 \650
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」、弦楽セレナーデ
エフゲニ・ムラヴィンスキー指揮
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
1949/3/25

MEMBRAN 222376 3枚組 \1450
バッハ:マタイ受難曲
キャスリ-ン・フェリア-(A)
エルシ-・サダビ-(S)
エリック・グリ-ン(T)
ウィリアム・パ-ソンズ(B)
レジナルド・ジェイクス指揮 ジェイクス管弦楽団
バッハ合唱団  1947/1948



<MEMBRAN-DOCUMENTS>
MEMBRAN 232762 10枚組 \1850 ※値下げ新価格 \1350
Elisabeth Schwarzkopf/The First Lady of Singing
歌劇(抜粋)=モーツァルト:魔笛、フィガロの結婚、
コジ・ファン・トゥッテ、ドン・ジョヴァンニ他
R.シュトラウス:ばらの騎士、ナクソス島のアリアドネ、アラベラ、
カプリッチョ
歌曲=シューベルト、シューマン、ヴォルフ、ブラームス、
R.シュトラウス、モーツァルト、レーヴェ、レーガー 他
エリーザベト・シュヴァルツコップ

MEMBRAN 232764 10枚組 \1850 ※値下げ新価格 \1350
Anneliese Rothenberger/Die Stimme fur Millionen
こうもり、マリツァ伯爵夫人、ワルツの夢、メリー・ウィドウ、
ほほえみの国、チャールダーシュ公爵夫人、ミカド、
リュジストラータ、ルーナ夫人、ルクセンブルク伯爵、
フィガロの結婚、マルタ、美しきエレーヌ、天国と地獄、
ポーギーとベス 他
アンネリーゼ・ローテンベルガー

MEMBRAN 232765 10枚組 \1850 ※値下げ新価格 \1350
Richard Tauber/Superstar
レハール:ジュディッタ、ほほえみの国、この世は美しい、
フリーデリケ、パガニーニ、フラスキータ、ジプシーの恋、
メリー・ウィドウ、針金細工師、侯爵の子 他
モーツァルト、ヴェルディ、プッチーニ他作品
歌曲集
リチャード・タッカー

MEMBRAN 232767 10枚組 \1850 ※値下げ新価格 \1350
Meisterkonzerte - the masters of music
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
タシュナー(Vn) ショルティ/ベルリン・フィル 1952
エルガー:チェロ協奏曲 カザルス/ボールト/BBC 1945
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
フルニエ(VC) ジュスキント/ロンドン・フィル 1948
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ホロヴィッツ(P) トスカニーニ/NBC響 1941
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
リヒテル(P) ザンデルリンク/レニングラード 1955
モーツァルト:ホルン協奏曲全集 ブレイン/カラヤン
ヘンデル:合奏協奏曲 op.3よりNo.8 ハンタク(Ob) ターリッヒ
ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲 フェイト(Ob)ベーレント
モーツァルト:クラリネット協奏曲 グッドマン/ミュンシュ
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲 ボネル(G) Kaspzyk 1994


MEMBRAN 232768 10枚組 \1850 ※値下げ新価格 \1350
Pablo Casals/Portrait
バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲 1936-1939
バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲 プラド音楽祭 1950
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全曲 ゼルキン(P) 1951-1953
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 モリーニ(Vn) 1951
モーツァルト:協奏交響曲 スターン(Vn) プリムローズ(Vla) 1951
エルガー:チェロ協奏曲 ボールト/BBC 1945
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 セル/チェコ・フィル 1937 他
パブロ・カザルス

MEMBRAN 232776 10枚組 \1850 ※値下げ新価格 \1350
Georg Friedrich Handel/Portrait
メサイア:バーンスタイン/ニューヨーク・フィル 1956
水上の音楽:レーマン/ベルリン・フィル 1951
王宮の花火の音楽:レーマン/ベルリン・フィル 1952
ヴァイオリン・ソナタ集:カンポリ(Vn) マルコム(Cemb) 1952
エジプトのイスラエル人:トップ指揮 1998
カンタータ、アンセム集:フェリア、フラグスタート、ホッター他
歌劇「ソザルメ」:デラー、ヘルベルト他 レヴィス 1954

MEMBRAN 232778 10枚組 \1850 ※値下げ新価格 \1350
Joseph Haydn/Portrait
交響曲第93番-96番「奇跡」 ビーチャム/RPO 1957/1958
交響曲第44番、45番 S・ザンデルリンク/RPO 1995
天地創造:クッパー、トラクセル他 カイルベルト 1957
四季:ドナート、クラウス他 ゲンネンヴァイン 1975
ピアノ・ソナタ第52番 ホロヴィッツ 1951
ピアノ・ソナタ第37番 ソロモン 1946
エルデーディ四重奏曲(第75番-第80番):ブダペストSQ 1954
弦楽四重奏曲第1番「狩」:RPO室内アンサンブル 1994


MEMBRAN 232780 10枚組 \1850 ※値下げ新価格 \1350
Felix Mendelssohn Bartholdy/Portrait
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調:メニューイン(Vn、指揮)1952
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調:ハイフェッツ/ビーチャム 1949
ピアノ協奏曲第1番:ゼルキン/オーマンディ 1957
交響曲第3番「スコットランド」:S・ザンデルリンク 1994
交響曲第4番「イタリア」、第5番「宗教改革」:ミュンシュ 1957/1958
真夏の夜の夢:シュトライヒ/フリッチャイ 1950
チェロ・ソナタ第1番、第2番:ヘレド(VC)ディナーズタイン(P)
ピアノ三重奏曲第2番:オイストラフ、クーセヴィツキー、
オボーリン 1948
弦楽四重奏曲第1番:ブダペストSQ 1935
無言歌集(抜粋):オハラ 1995
厳格な変奏曲:ホロヴィッツ 1946
エリヤ:バイリー、リプレイ他 サージェント 1947
オルガン作品集:ウルリク・スパング=ハンセン 1997 他




<ideale audience>
IDAN3077958DVD(DVD-Video) \3500
Julia Varady/ Master Class With Julia Varady
ユリア・ヴァラディ(ソプラノ)(1941-)のマスタークラス
ルーマニア生まれのソプラノ歌手ユリア・ヴァラディの40年のキャリアを経
てこれからの歌手の為にマスタ・ークラスを試みた。
1974年のバイエルン「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・エルヴィーラ役など
素晴らしい経歴の持ち主であり今後もマスター・クラスを通して音楽界に
貢献していくようです。
56分(ドキュメンタリー)+110分(マスター・クラス)
Dolby Digital 2.0 英語、仏語、独語
監督:ブリュノ・モンサンジョン

IDAN3078358DVD(DVD-Video) \3500
Mozart/ Zaide(モーツァルト/歌劇「ツァイーデ」)
指揮:ルイ・ラングレ
演出:ピーター・セラーズ
美術:ジョルジュ・ツィパン
衣装:ガビリエル・ベリー
照明:ジェイムズ・F・インガルス
ツァイーデ:エカテリーナ・ケヒーナ
ゴマツ:ショーン・パニッカ
アラジン:アルフレッド・ウォーカー
サルタン:ラッセル・トーマス
オズミン:モリス・ロビンソン
合唱:Ibn Zaydoun
演奏:カメラータ・ザルツブルグ
2008.6.29
108分
PCM Stereo DTS 5.1 英語、仏語、独語



<TDK-DVD>
TDDVGOLDBOX2DVD(DVD-Video) 3枚組 \7700
OPERA EXCLUSIVE - PLACIDO DOMINGO LIVE [3DVD]
プラシド・ドミンゴ ライヴ
ビゼー:歌劇「カルメン」
エレナ・オブラスツォヴァ(カルメン)
プラシド・ドミンゴ(ドン・ホセ)
イゾベル・ブキャナン(ミカエラ)
ユーリ・マズロク(エスカミーリョ)
カルロス・クライバー指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団
フランコ・ゼッフィレッリ演出   1978年12月
ジョルダーノ:歌劇「フェドーラ」
ミレッラ・フレーニ(フェドーラ・ロマゾフ)
アデリーナ・スカラベッリ(オルガ・スカレフ伯爵夫人)
プラシド・ドミンゴ(ロリス・イパノフ伯爵)
アレッサンドロ・コルベッリ(デ・シリエ)
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
ランベルト・プジェッリ演出   1993年5月
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
ライナ・カバイヴァンスカ(レオノーラ)
フィオレンツァ・コッソット(アズチェーナ)
プラシド・ドミンゴ(マンリーコ)
ピエロ・カップッチッリ(ルーナ伯爵)
ヨセ・ファン・ダム(フェランド)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団  1978年5月




<URANIA>
URN22.390 \1350
ブゾーニ:歌劇「トゥーランドット」
メリッタ・ムセリー、フリッツ・ウール 他
オットー・アッカーマン指揮
ベルン市立管弦楽団、ベルン室内合唱団
1959/5/27,28
およそ20年前、ANFから出ていた以来の再発売か?

URN22.391 \1350
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー、パリのアメリカ人、
ピアノ協奏曲 ヘ調
(ボーナス)ハリス:交響曲第3番
ベニー・グッドマン(Cl)
オスカー・レヴァント(P)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBC交響楽団  1940/1944

URN22.392 \1350
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲
ヒンデミット:交響曲「画家マティス」
ストラヴィンスキー:かるた遊び
ディカス:交響詩「魔法使いの弟子」
グィド・カンテッリ指揮
ニューヨーク・フィル、NBC交響楽団
1952/1955

URN22.393 \1350
ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」、ミューズをつかさどるアポロ
イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮
RAIローマ交響楽団
1957/1959


<ボリショイ歌劇来日公演(DVD)>
11601(DVD-Video) \1600
チャイコフスキー/ 歌劇「スペードの女王」
ヴラジーミル・アトラントフ
エレーナ・オブラスツォワ
ユーリ・マゾウロク
原作:プーシキン
ユーリ・シモノフ(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団、合唱団
1982-83 ボリショイ劇場 ライブ映像

11600(DVD-Video) \1600
ムソルグスキー/ 歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」
エフゲニー・ネステレンコ(ボリス・ゴドゥノフ)(バス)
ウラディスラフ・ビアフコ(グレゴリー、偽ディミトリ)(テノール)
イリーナ・アルヒーポワ(メゾ・ソプラノ)(マリーナ)
ガリーナ・カリニーナ(クセーニャ)
オリジナル製作:レオニード・バラトフ
演出:レオニード・バラトフ
監督:バラニコフ
ミハイル・ハイキン(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団、合唱団
1978 ボリショイ劇場 ライブ映像

11602(DVD-Video) \1600
ハチャトゥリャン/ バレエ「スパルタクス」全3幕
エカテリーナ・マクシーモワ(フリーギア)
ウラジーミル・ワシーリエフ(スパルタクス)
音楽:アラム・ハチャトゥリャン
振付:ユーリー・グリゴローヴィッチ
初演:1968.4.9 ボリショイ・バレエ団
ボリショイ劇場管弦楽団
ボリショイ劇場 ライブ映像 1979, 139分
初演当時に踊ったマクシーモワとワシーリエフの素晴らしい踊りは観る人を
飽きさせません。

11603(DVD-Video) \1600
チャイコフスキー/ バレエ「白鳥の湖」
ナターリャ・ベスメルトノワ(オデット/オディール)
アレクサンドル・ボガティリョフ(ジークフリート王子)
原振付:マリウス・プティパ,レフ・イワノフ
振付:ユーリー・グリゴローヴィッチ
アリギス・ジュライティス(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団
ボリショイ劇場 ライブ映像 1983, 114分

11604(DVD-Video) \1600
チャイコフスキー/ バレエ「くるみ割り人形」
エカテリーナ・マクシーモワ(マーシャ)
ウラジーミル・ワシーリエフ(くるみ割り人形・王子)
原作:E.T.A.ホフマン
原振付:マリウス・プティパ
初演:1892.12.18 マリインスキー・バレエ団
振付:ユーリー・グリゴローヴィッチ
A・コピロフ(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団
ボリショイ劇場 ライブ映像 1978, 98分
マクシーモワの可憐さ、くるみ割り人形ワシーリエフの跳躍力、ダイナミッ
クな踊り、どれをとっても楽しめます。



<AMADO>
60001(DVD-Video) \1350
シューベルト/ ロザムンデ序曲
ショパン/ 変奏曲
R.シュトラウス/ ばらの騎士
レハール/ ロシアの皇太子 他
ウイーン交響楽団

60002(DVD-Video) \1350
オッヘンバック/ 美しきエレーヌ、船歌
ロベルト・ストルツ/ ウイーンのカフェ、春
ウイーン交響楽団

90006(DVD-Video) \1350
ブラームス/ ピアノ協奏曲第2番
シューマン/ 交響曲第1番
パーヴォ・ヤルビ(指揮)
エリザベス・レオンスカヤ(ピアノ)
イスラエル・フイルハーモニック・オーケストラ

60021(DVD-Video) \1350
モーツアルト/ ピアノソナタ K. .381
シューマン/ 幻想曲
ラヴェル/ ラ・ヴァルス
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

60065(DVD-Video) \1350
チャイコフスキー/ バレエ「くるみ割り人形」
ノエル・スミス(指揮)
オーストラリア・バレエ・カンパニー
ヴィクトリア国立管弦楽団
1994 録音



<ACE>
ACE11510A(DVD-Video) \1300
JSバッハ:マタイ受難曲
エマ・カークビー
ミシェル・チェンジ
ステフアン・クレオバリー(指揮)
キングス・カレッジ合唱団
ブランデンブルグ・コンソート

ACE11507A(DVD-Video) \1300
ペルゴレージ:スターバト・マーテル
ティモシー・ブラウン
ケンブリッジ・アンサンブル
ローレンス・ザッゾ(カウンター・テナー



<VIEWボリショイ劇場>
VIEW 2202(DVD-Video) \2700
BOLSHOI BALLET/LES SYLPHIDES
ボリショイ・バレエ団による「レ・シルフィード」
「レ・シルフィード」は別名ショピアーナとも呼ばれ、ショパンのピアノ曲
をオーケストラ用に編曲し、バレエ音楽にした作品。
編曲:アレクサンドル・グラズノフ
振付師:ミハイル・フォーキン 60分
ダンサー:Natalia Bessmertnova, Alexandre Beogatyrio,
Galina Kozlova, Irina Kholina ほか ボリショイ・バレエ団
ボーナストラック:ボリショイバレエ団ソリスト紹介 /ショパンのバイオグ
ラフィー

VIEW 2414(DVD-Video) \2700
LA SCALA:A DOCUMENTARY OF PERFORMANCES
3世紀の歴史をもつ世界最高の歌劇場、スカラでの名演を収めたドキュメン
タリー。1940年に上演されたノルマをはじめ、本番、リハーサル、初日、
など第二次世界大戦以降のパフォーマンスから選りすぐりの名場面を収録。
本編1時間+ボーナスフィーチャー。
ベッリーニ:「ノルマ」-Casta Diva (マリア・カニーリャ)
ヴェルディ:「リゴレット」-La donna e mobile (マリオ・デル・モナコ)
ロッシーニ:「セヴィリアの理髪師」-Lindoro`s Serenado
(ティト・スキーパ)
チレア:「アルルの女」-Lamento di Federico
(フェルッチョ・タリアヴィーニ)
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」-Viva il vino
(マリオ・デル・モナコ)
ヴェルディ:「運命の力」序曲(アルトゥーロ・トスカニーニ)
他全21トラック

VIEW2419(DVD-Video) \2700
GREAT ARIAS WITH PLACIDO DOMINGO AND FRIENDS
1989年パリのUNESCO本部で開催された国連主催の難民支援
コンサート「1989クラシック・エイド・ガラ・コンサート」の映像。
ドミンゴと仲間たちがアリアの名曲を披露する。
本編1時間+ボーナスフィーチャー。
演奏:プラシド・ドミンゴ、シャーリー・ヴァーレット、ワン・ヤン・ヤン、
サイモン・エステス、バーバラ・ヘンドリックス
ロリン・マゼール指揮 フランス国立管弦楽団
ヴェルディ:「ルイザ・ミラー」-Quand le sere al placido(ドミンゴ)
プッチーニ:「トスカ」-Vissi d`arte(ヴァーレット)
ヴェルディ:「ドン・カルロ}-Tu che le vanita conoscesti
(ワン・ヤン・ヤン  ドミンゴ指揮) 
プッチーニ:「修道女アンジェリカ」-Senza mamma, o bimbo
(ヘンドリックス) 他

VIEW 2221(DVD-Video) \2700
KIROV STARS/SHAKESPEARE DANCE TRILOGY
キーロフ・バレエ団のスター・ダンサーによるシェイクスピア作品。
「ロミオとジュリエット」「ハムレット」「オテロ」の3作を説得力のある
インタープリテーション、ドラマティックで芸術性に富んだ振り付け、
優雅で力強い演技が一体となった秀作。 70分
音楽:チャイコフスキー、パーセル
振付師:Nataly Rizhenko, Victor Smirnov-Golovanov, Jose Limon
ダンサー:Alexander Semenchukov, Svetlana Semenova,
Nikita Dolgushin, Vlastinil Garallis,Gabriella Komleva,
Andres Williams
ボーナス・フィーチャー:Kirov Ballet Classic Ballet Night
チャイコフスキーのバイオグラフィー

VIEW 2204(DVD-Video) \2700
The Paris Opera Ballet/ Six Ballets
白鳥の湖より黒鳥の踊り(パトリック・デュポン/ノエラ・ポントワ)
チャイコフスキー・バレエ(ファヴィアンヌ・セルッティ/
イザベル・シビディーノ/ダニエル・デュサード 他)
ショスタコーヴィチ・バレエ(フェリックス・ヴィヴィアン/
ダニエル・デュサード)
クロード・ド・ヴュルピアン/パトリック・デュポン/ノエラ・ポントワらの
踊りは期待を裏切らない内容。

VIEW 2207(DVD-Video) \2700
Bolshoi Soloists Classique
ボリショイ・バレエのスター「ニーナ・ティモフェーエワとミハイール・ラ
ブロスキー」の優雅で、美しいバレエ。作品内容は、
サン=サーンス:瀕死の白鳥
ガーシュインのポギーとベスよりメドレー・ダンス
アルビノーニのアダージョ
アダンのパ・ド・ドゥ
60 分

VIEW 2205(DVD-Video) \2700
Moiseyev Dance Company/ A Gala Evening
モイセーエフ・ダンス・カンパニーによるロシアの古典的なバレエ、フォー
クダンス、アクロバティックなダンスなど優美でパワフルなパフォーマンス。
70 分

VIEW 2203(DVD-Video) \2700
Kirov Ballet/ Classic Ballet Night
世界的に有名なキーロフ・バレエ・カンパニーのライブ・パフォーマンス。
ダンサー: イリーナ・コルパコワ
ガブリエラ・コムレワ
アラ・シゾーワ
ガリーナ・メゼンツエワ
セルゲイ・ベレジノイ
75 分

VIEW 2209(DVD-Video) \2700
The Paris Opera Ballet/ Seven Ballets
パリ・オペラ・バレエ・カンパニーによる
7つのオリジナル・バレエのクリップ集
ダンサー:シルヴィ・ギエム
パトリック・デュポン
ノエラ・ポントワ(1966)
振付:プティパ、ノルベルト・シュムッキ
66分



<IMMORTAL>
IMM960018(DVD-Video) \2500
Asami Maki/ Ballet(牧阿佐美)
演奏:牧阿佐美 バレエ グループ
キーロフ劇場での牧阿佐美(振付)のバレエ作品集
内容:
小杉太一郎(音楽)牧阿佐美(振付)
バレエ「Love at Times of War」
ショパン(音楽)ウィリアム・ダラー(振付)
バレエ「コンスタチア」
芥川也寸志(音楽)牧阿佐美(振付)
バレエ「The Spider Web」
芥川也寸志(音楽)牧阿佐美(振付)
バレエ「Tryptyque」
ラファエロ・デ・バンフィールド(音楽)ウイリアム・ダラー(振付)
バレエ「The Duel」
黛敏郎(音楽)牧阿佐美(振付)
バレエ「曼荼羅交響曲」
DTS Digital Surround、
53分

IMM960020(DVD-Video) \2500
Magic Fairy Tales/ The Prince and Cinderella
内容:
チャイコフスキー:バレエ「眠れる森の美女」より
オーロラの結婚(29分42秒)
振付:マリウス・プティパ
ガブリエラ・コムレヴァ(オーロラ姫)
セルゲイ・ヴィクロフ(王子)
コンスタンティン・ザクリンスキー(青い鳥)
アッラ・シゾヴァ(王女)
キーロフ・バレエ
ヴィクトル・フェドトフ(指揮)
エウゲニア・ポポヴァ(監督)
プロコフィエフ:バレエ「シンデレラ」より主題による変奏曲
振付:コンスタンチン・セルギーフ(24分29秒)
セルゲイ・ヴィクロフ(王子)
スヴェトラナ・エフレモーヴァ(シンデレラ)
キーロフ・バレエ
ヴィクトール・フェドトフ(指揮)
オレッグ・リアボコン(監督)
ナイネル・クルガプキーナ(ワガノワの最後の弟子)
1980 Benefir Performance Ballet Concert Film(37分5秒)
ミンクス:バレエ「ドンキホーテ」よりFragment
リヒャルト・シュトラウス:ワルツ
リッカルド・ドリゴ:バレエ「Harlequinade」よりパ・ドドウ
アダン:バレエ「海賊」よりパ・ドドウ
ドミトリ・ショスタコヴィッチ:ワルツ
チャイコフスキー:バレエ「眠れる森の美女」プティパ振付
よりパ・ドドウ
ニコライ・コフニル、アレクサンダー・クリスティァコフ
セルゲイ・ヴィクロフ、ヴァディン・ブダリン
キーロフ・バレエ
ヴィクトール・フェドトフ(指揮)

IMM960019(DVD-Video) \2700
A Crazy Day/ Pages of the Russian Ballet(52分21秒)
A Crazy Day(1983)Ballet Film
ロッシーニ:歌劇「セビーリヤの理髪師」よりの音楽
ティモール・コーガン(バレエ編曲)
ボリス・アイフマン(振付)
ヴァレリー・ミハイロフスキー(アルマビィーヴァ伯爵)
ヴァレンティーナ・モロゾヴァ(伯爵夫人)
セルゲイ・フォーキン(フィガロ)
ヴァレンティーナ・ガニバロヴァ(スザンナ)
キリル・マットヴィーフ(ケルビーノ)
イリア・リャンチェフ(マルチェリーナ)
M.コズロフ(バルトロ)
ティモール・コーガン(指揮)
レニングラードTV放送交響楽団
ヴィクトール・オクンソフ
Page of the Russian Ballet(1983)ballet concert film(19分57秒)
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」「The Fairy Garden of Naina」
ミハイル・フォーキン(振付)
アンネリーネ・カシリーナ
キーロフ・バレエ
ヴィクター・フェドトフ(指揮)
エフゲニア・ポポヴァ(監督)



<MICRO CINEMA>
MC980(DVD-Video) 2枚組 \4280
Merce Cunninghma Dance Company/ Split Sides
2003年10月14日に初演されたマース・カニンガム・ダンス・カンパニーの
Split Sides。
Split Sides 45(2時間6分)
Choreography "A" followed by "B"
Split Sides 46(2時間6分)
Choreography "B" followed by "A"

MC983(DVD-Video) 2枚組 \6500
American Avant Garde Film(1947-1986)(Vol.2)
Treasures IV from American Film Archives
サン・フランシスコの実験映画シーンをリードしたブルース・ベイリーから
ポップ・アートの旗手アンディーウォーホールまでアメリカの実験的な27人
の作家の作品を収録。メインストリームから外れた作家達のフィルムはアメ
リカの1960-70年代を知る上でとても貴重なものです。
アンディ・ウォーホール
ブルース・ベイリー
ウオレス・バーマン
ロバート・ブレア
シャーリー・クラーク
ジョセフ・コーネル
ストーム・ディ・ハーシュ
ローレンス・ジョーダン
ジョージ・クチャル
スタンディッシュ・ローダー
サウル・レヴァイン
ジョナス・メカス
ロバート・メルソン
ウイリアム・ワイリー
パット・オニール
ポール・シャリッツ
ハリー・スミス
キック・スタンド
312分

MC953(DVD-Video) \3180
Cinemad/ Almanac 2009
ブルース・コナーなど10人の2000-2008年のショート・フィルム作品集。
Edge-TV With Animal Charm(3分) 監督:Animal Charm
Above Below(4分)監督:Cam Archer(キャム・アーチャー)
Letters, Notes(4分) 監督:Stephanie Barber(ステフアニー・バーバー)
Valse Triste(5分)監督:Bruce Conner(ブルース・コナー)
Pictures from Dorothy(6分)監督:Kevin Jerome Everson
(ケヴィン・エヴァーソン)
The Sun(3分)監督:James Fotopoulos
ジェームス・フォトプロス)
Lot 63, Grave C(10分)Sam Green(サム・グリーン)
War(trailer)監督:Jake Mahaffy(ジェイク・マハフィー)
Wellness(trailer)監督:Jake Mahaffy(ジェイク・マハフィー)
Motion Studies #3:Gravity(3分)監督:Jake Mahaffy
(ジェイク・マハフィー)
Light is Calling(8分)監督:Bill Morrison(ビル・モリソン)
Viscera(11分)監督:Leighton Pierce(レイトン・ピェルス)
77分



<NEW WORLD>
80689-2 2枚組 \3380
David Rosenboom/ How Much Better if Plymouth Rock
had Landed on the Pilgrims
デヴィッド・ローゼンブーム:
1947年米国の実験的音楽のパイオニアで脳波に係る音楽を多く作りだし、
脳波実験音楽家として精力的に活動を続けています。この作品には幻覚的な
要素が多くみられ聴くものを異常なまた心地よい驚異のサウンド世界へとい
ざないます。
Section I: Erika Duke-Kirkpatrick, cellos
Section II: David Rosenboom, electronics, computer
Section III: Vinny Golia, contrabass saxophones
winds; David Rosenboom, field recordings
Section V: Swapan Chaudhuri, tabla; Vinny Golia, winds;
Aashish Khan, sarode; Daniel Rosenboom, trumpet; David
Rosenboom, piano, computer; I Nyoman Wenten, pemade
Section VI: PLOTZ! and DR. MiNT(double rock bands)
Section VII: David Rosenboom, piano in expanded pelog
tuning; I Nyoman Wenten, pemade; William Winant, jegog,
calung
Section VIII: Daniel Rosenboom, trumpets; David
Rosenboom, piano, drawbar organ, computer
Section IX: David Rosenboom, piano, computer; I Nyoman
Wenten, Balinese drum; William Winant, marimba
On historical recordings in Sections II & V: Donald Buchla,
Thomas McFaul, Lynn Newton, Gerald Shapiro, Michael
Slevin



<ALTO>
ALC 1037 \880
ヴァインベルク:交響曲第2番、室内交響曲第2番
トルド・スヴェードルンド指揮
ウメオー交響楽団

ALC 1043 \880
ミヤスコフスキー:交響詩「アラスター」 op.14、叙情的小
協奏曲 op.32-3(フルート、クラリネット、ホルン、ファゴット、
ハープ、弦楽合奏のための)、シンフォニエッタ イ短調 op.68-2
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
ロシア国立交響楽団

ALC 1047 \880
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」、第14番、
ピアノ・ソナタ第8番
アルフレッド・ブレンデル(P)
アントニオ・ヤニグロ指揮
イ・ソリスティ・ディ・ザグレブ

ALC 1048 \880
ダウランド:リュート伴奏歌曲集
ジェイムズ・ボウマン(countertenor)
ロベルト・スペンサー(Lute)

ALC 1049 \880
ウィーンのオペレッタ集
レハール:ほほえみの国-「君はわが心のすべて」(ゲッダ)
レハール:メリー・ウィドウ-「ヴィリアの歌」(シュヴァルツコップ)
レハール:ジュディッタ-「私の唇にあなたは熱いキスをした」
(ギューデン)
レハール:ロシアの皇太子-「ヴォルガの歌」(ショック)他全18曲
ギューデン、シュヴァルツコップ、ヴンダーリッヒ、ビュルリンク、
ローテンベルガー、ゲッダ、タウバー、ユリナッチ、ショック 他



<ARTHAUS>
ARHS100049(DVD-Video) \3650
R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」
エレクトラ:エヴァ・マルトン
クリテムネストラ:ブリギッテ・ファスベンダー
クリストミス:シェリル・ステューダー
エギスト:ジェイムス・キング
オレスト:フランツ・グルントヘーバー
指揮:クラウディオ・アバド
ウイーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団
舞台監督:ハリー・クプファー
衣装:ラインハルト・ハインリッヒ
照明:ロベルト・スタングル
1989 映像 ウイーン
PCM Stereo Dolby Stereo
109 分 英語/ 独語/ 仏語/ 伊語/ 蘭語

ARHS100089(DVD-Video) \3650
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」
トゥーランドット:エヴァ・マルトン
カラフ:マイケル・シルヴェスター
リュー:ルチア・マッツアリア
アルトウム:ヨゼフ・フランク
指揮:ドナルド・ラニクルズ
サン・フランシスコ歌劇場管弦楽団、合唱団
1994 映像 サン・フランシコ・オペラ
123分 英語/ 独語/ 仏語/ 伊語/ 蘭語

ARHS101353(DVD-Video) \3650
ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」
ウォータン:マリオ・ホフ
ローゲ:エリン・カヴェス
フライア:マリエッタ・ズンビルト
エルダ:ナディア・ワイズマン
アルベリヒ:トーマス・メーヴェス
指揮:カール・サンクレア
ワイマール・シュターツカペラ
舞台監督:マイケル・シュルツ
衣装:ルネ・リスターダル
2008 ワイマール・ライブ映像
166分 英語/ 独語/ 仏語/ 伊語/ 蘭語
PCM Stereo Dolby Stereo

ARHS101465(DVD-Video) 2枚組 \4750
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」
ノルマ:フィオレンツア・チェドリンズ
アダルジーザ:ソニア・ガナッシ
ポリオーネ:ヴィンセンッオ・ラ・スコラ
オヴェローソ:アンドレア・パピ
指揮:ジュリアーノ・カレッラ
リセウ大歌劇場管弦楽団
舞台監督:フランシスコ・ネグリン
衣装:ジョナサン・モレル
2007 バルセロナ ライブ映像
169分 英語/ 独語/ 仏語/ 伊語/ 蘭語
PCM Stereo Dolby Stereo



<GALA>
GL100799 2枚組 \1500
R.シュトラウス:歌劇「サロメ」
モンセラ・カバリエ(サロメ)
ザビーネ・ツィンマー(ヘロディアス)
ズビスラフ・ヴォツニャク(ヘロデ)
アレクサンダー・ヴェリッチュ(ヨカナーン)
シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ指揮
バーセル・オペラハウス管弦楽団、合唱団 1958年1月
ボーナス・トラック
R.シュトラウス:4つの最後の歌
ロイス・マーシャル(S) ビーチャム指揮 1958年
R.シュトラウス:4つの最後の歌
クリステル・ゴルツ(S) ホルライザー指揮 1956年
R.シュトラウス:歌劇「サロメ」(抜粋)
クリステル・ゴルツ(サロメ)
ヘティ・プリュマッハー(ヘロディアス)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ヘロデ)
フェルディナント・ライトナー指揮
シュトゥットガルト国立歌劇場管弦楽団  1952年

GL100811 2枚組 \1500
プフィッツナー:歌劇「愛の花園のばら」
ベルント・アルデンホフ(Siegnot)
トルーデ・アイッペルレ(Minneleide)
ハンナ・ショル(Schwarzhilde)
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(Rotelse)
パウル・クーエン(Der Moormann)
マックス・プレープストル(Der Nacht-Wunderer)
ロベルト・ヘーガー指揮 交響楽団、合唱団  1953年
ボーナス・トラック
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」(抜粋)
ギュンター・トレプトウ(タンホイザー)
トルーデ・アイッペルレ(エリーザベト)
ハインリヒ・シュルスヌス(ヴォルフラム)
クルト・シュレーダー指揮 フランクフルト放送響 1949年
R.シュトラウス:歌劇「アラベラ」(抜粋)
トルーデ・アイッペルレ(アラベラ)
マルセル・コルデス(マンドリーカ)
アルフォンス・リシュナー指揮
シュトゥットガルト放送響  1955年



<ARS MUSICI>
※旧譜のご案内
ARS MUSICI 232118 \950
世界のクリスマス・ソング集
Oksana Sowiak, Fritz Muhlholzer

ARS MUSICI 232124 \1350
Zund an es Liacht
Tiroler Volksweisen zur Weihnacht
OSTTIROLER VIERGESANG
KONIGSWIESENER STUBENMUSIK
KATJA HOLLER, Harfe
ANGELIKA KREUZMAYR

ARS MUSICI 232130 \1350
カール・ケンプター(1819-1871):パストラーレ・ミサ op.24
アントン・ディアベッリ(1781-1858):パストラーレ・ミサ op.147
Reinhold Zott(S) Hermann Hintermayr(M.S)
Daniel Mock(A) Tobias Wall(S) Joachim Schleifer(M.S)
Werner Mayr(A) Hartmut Quotschalla(T)
Ulrich Streckmann(Bass)
ラインハルト・カンムラー指揮
ミュンヘン・レジデンツ室内管弦楽団

ARS MUSICI 232164 \1350
Europaische Weihnacht
Heinz Hennig
Knabenchor Hannover

ARS MUSICI 232166 \1350
ラッスス:宗教曲、世俗合唱曲集
ゲオルク・ラッツィンガー指揮
レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊

ARS MUSICI 232194 \950
アルブレヒト・ローゼンシュテンゲル(1912-1995):
Geboren ist Jesus, der Retter der Welt
トビアス・クラウス(S) ハンス=ユルゲン・シェプフリン(T)
ライムント・フーク指揮
フライブルク大聖堂児童聖歌隊、フライブルク州立フィル団員

ARS MUSICI 232235 \1350
ラッスス:ドイツ歌曲集-とても楽しい日
ゼンフル、イザーク他リート作品集
Mona Spagele,Birgit Schonberger(S)
Elke Rutz(A)
Johannes Klugling,Andreas Hirtreiter(T)
Christian M. Immler ,Matthias Ettmayr(Bass)
Karl Ernst Schroder(Lute)
MARTIN ZOBELEY指揮

ARS MUSICI 232243 \1350
バッハ-トランペット・クリスマス・ガラ
バッハ、ヘンデル、シャルパンティエ他作品集
ミュンヘン・バッハ・トランペット・アンサンブル
アーノルド・メール指揮

ARS MUSICI 232276 \1350
Es stot ein lind im himelrich
ライトムント・フーク指揮
フライブルク大聖堂聖歌隊

ARS MUSICI 232322 \1350
ブラームス:弦楽四重奏曲第2番 イ短調 op.51-2
ヴェルディ:弦楽四重奏曲 ホ短調
アルテミス四重奏団

ARS MUSICI 232340 \1350
リスト:メフィスト・ワルツ第1番、ピアノ・ソナタ ロ短調、
君に捧ぐ、イゾルデの愛の死、アヴェ・マリア、歌の翼に、
おとめの願い、魔王
イゴール・カメンツ(P)

ARS MUSICI 232344 \1350
アルフレッド・ケルッペン(1926-):
ドイツ民謡のクリスマス音楽集(合唱と14人の器楽伴奏版)
ハインツ・ヘニッヒ指揮
ハノーヴァー放送フィル団員、ハノーヴァー少年合唱団



<CHESKY>
※旧譜のご案内
CKY2.2 \2180
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、死の島
シューベルト(タウジヒ編):軍隊行進曲
ウェーバー(タウジヒ編):舞踏への勧誘
アール・ワイルド(P) 
ホーレンシュタイン/ロイヤル・フィル

CKY3.2 \2180
シベリウス:交響曲第2番
バルビローリ/ロイヤル・フィル

CKY6.2 \2180
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
レイボヴィッツ/ロイヤル・フィル
ブラームス:交響曲第4番
ライナー/ロイヤル・フィル

CKY7.2 \2180
ビゼー:交響曲 ハ長調
チャイコフスキー:フランチェスカ・ダ・リミニ
ミュンシュ/ロイヤル・フィル

CKY12.2 \2180
チャイコフスキー:イタリア奇想曲
ギブソン/ロンドン新交響楽団
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
フレッチャ/ロンドン・フィル
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 
パールマン(Vn) ウォーレンステイン/ロンドン響
チャイコフスキー:スラヴ行進曲
フレッチャ/ロンドン・フィル

CKY13.2 \2180
エルネスト・フォン・ドホナーニ:童謡の主題による変奏曲
(クリストフ・フォン・ドホナーニ/ニュー・フィルハーモニア)
エルネスト・フォン・ドホナーニ:演奏会用練習曲-カプリッチョ
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
フィストラーリ/ロイヤル・フィル
アール・ワイルド(P)

CKY17.2 \2180
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番、交響曲第2番、第5番
レイボヴィッツ/ロイヤル・フィル

CKY19.2 \2180
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」-バッカナール
ビーチャム・コラール・ソサエティ
ブラームス:交響曲第1番
ホーレンシュタイン/ロンドン響

CKY35.2 \2180
R.シュトラウス:「ばらの騎士」組曲
ゲルハルト/RCAビクター
ラヴェル:ボレロ
ゲルハルト/ロイヤル・フィル
チャイコフスキー:ロメオとジュリエット
ゲルハルト/ロイヤル・フィル

CKY41.2 \2180
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番、第4番、パガニーニの主題による狂詩曲
アール・ワイルド(P)
ホーレンシュタイン/ロイヤル・フィル

CKY42.2 \2180
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ
ダノン/ロイヤル・フィル
ストラヴィンスキー:春の祭典
レイボヴィッツ/ロンドン・フェスティヴァル

CKY52.2 \2180
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 
グリューエンバーグ(Vn)
ホーレンシュタイン/ニュー・フィルハーモニア
シューマン:ピアノ協奏曲 
フレージャー(P)
ホーレンシュタイン/ロイヤル・フィル

CKY53.2 \2180
Concert Favorites
エルガー:行進曲「威風堂々」第1番
メンデルスゾーン:フィンガルの洞窟
ムソルグスキー:はげ山の一夜
サリヴァン:序曲「舞踏会で」、
リスト:前奏曲
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」組曲
ボールト/ロンドン新交響楽団

CKY61.2 \2180
An Evening of Opera
ビゼー:カルメン組曲
プッチーニ:「マノン・レスコー」間奏曲、
オーベール:「王冠のダイヤモンド」序曲
デュカス:魔法使いの弟子、
オッフェンバック:ホフマンの舟歌
ボロディン:「イーゴリ公」序曲、だったん人の踊り
モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲
レイボヴィッツ/パリ・コンセール・サンフォニーク協会

CKY62.2 \2180
A Concert Tour
グリーグ:「ペール・ギュント」第1組曲、ノルウェー舞曲第2番
スッペ:「詩人と農夫」序曲
ウェーバー:舞踏への勧誘
J.シュトラウスII:トリッチ・トラッチ・ポルカ
ショパン:ル・シルフィールド
シベリウス:フィンランディア、トゥオネラの白鳥
ドヴォルザーク:謝肉祭
ワーグナー:ローエングリン3幕前奏曲
ギブソン/ロンドン・フェスティヴァル、ロンドン新交響楽団

CKY65.2 \2180
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」、序曲「1812年」
スメタナ:モルダウ
ギブソン/ロンドン新交響楽団

CKY66.2 \2180
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」
ボルク、ジーベルト、
ルイス、ウェーバー
レイボヴィッツ/ロイヤル・フィル

CKY69.2 \2180
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」、第8番
レイボヴィッツ/ロイヤル・フィル

CKY70.2 \2180
J.シュトラウス:ワルツ集 Vol.1
こうもり序曲、常動曲、皇帝円舞曲、トリッチ・トラッチ・ポルカ、
ウィーンの森の物語、芸術家の生涯、ジプシー男爵序曲、
アンネン・ポルカ、酒・女・歌
ホーレンシュタイン/ウィーン国立歌劇場

CKY75.2 \2180
D.スカルラッティ:15のソナタ
キプニス(Cemb)

CKY76.2 \2180
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
ホーレンシュタイン/ロイヤル・フィル
マクダウェル:ピアノ協奏曲第2番
フレッチャ/RCAビクター
アール・ワイルド(P)

CKY77.2 \2180
ショパン:練習曲集
アール・ワイルド

CKY81.2 \2180
ベートーヴェン:交響曲第4番、第7番、「アテネの廃墟」-トルコ行進曲
レイボヴィッツ/ロイヤル・フィル、ロンドン新交響楽団

CKY87.2 \2180
フランク:呪われた狩人、交響的変奏曲
アール・ワイルド(P) フレッチャ/RCAビクター
フランク:プシュケとエロス
プレートル/ロイヤル・フィル
フランク:交響曲
ボールト/ロンドン・オーケストラ・ソサエティ

CKY88.2 \2180
R.シュトラウス:ドン・ファン
ケンペ/ロイヤル・フィル
ベルリオーズ:幻想交響曲
フレッチャ/ロイヤル・フィル

CKY93.2 \2180
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 サージェント/ロイヤル・フィル
フォーレ:バラード
アール・ワイルド(P) ナショナル・フィル
リスト:ピアノ協奏曲第1番
サージェント/ロイヤル・フィル

CKY94.2 \2180
チャイコフスキー:組曲「白鳥の湖」
ボールト/ロンドン新交響楽団
チャイコフスキー:交響曲第5番
ホーレンシュタイン/ニュー・フィル

CKY95.2 \2180
J.シュトラウス:ワルツ集 Vol.2
千夜一夜物語、南国のバラ、雷鳴と稲妻、レモンの花咲く所、
入り江のワルツ、朝の新聞、春の声、ウィーン気質、美しく青きドナウ
ホーレンシュタイン/ウィーン国立歌劇場

CKY96.2 \2180
The GERMAN ALBUM
ワーグナー:「タンホイザー」序曲
シューマン:交響曲第3番「ライン」、「マンフレッド」序曲
リスト:メフィスト・ワルツ
レイボヴィッツ/ロイヤル・フィル、インターナショナル響

CKY98.2 \2180
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲 ヘ調
ワイルド:「草競馬」の主題による変奏曲
アール・ワイルド(P)
ギュンタ/デス・モイネス響

CKY106.2 2枚組 \4360
ヘンデル:メサイア
ハーウッド、プロクター、ヤング、シャーリー=カーク
サージェント/ロイヤル・フィル

CKY128.2 \2180
モーツァルト:フルート四重奏曲集
ショッカー(Fl)




<独UNIVERSAL>
DECCA 4801754 \800
ジュリアーニ:ギター協奏曲第1番、第2番
カルッリ:ギター協奏曲第2番
ペペ・ロメロ(G) マリナー指揮 アカデミー室内管

DECCA 4801746 \800
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、ロマンス第1番、
ヴァイオリン協奏曲断章
ギドン・クレーメル(Vn)
マリナー指揮 アカデミー室内管(ヴァイオリン協奏曲)
チャカロフ指揮 ロンドン響(ロマンス、断章)

DG 4802236 \800
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」(抜粋)
ステューダー、ドミンゴ、シュミット、バルツァ、サルミネン
シノーポリ指揮 フィルハーモニア

DG 4802243 \800
ブラームス:交響曲第3番、第4番
チェリビダッケ指揮 シュトゥットガルト放送響

DG 4802354 \800
リスト:
「巡礼の年」第2年イタリア-「ダンテを読んで」
2つの演奏会用練習曲-小人の踊り
詩的で宗教的な調べ-葬送曲
ピアノ・ソナタ  ロ短調
ミハイル・プレトニョフ(P)




<SONY-ESSENTIAL CLASSICS>
※追加取り扱いのご案内
以前ご案内いたしました当シリーズも再度ご注文をお受けしておりますので
よろしくご検討ください。

SB3K 89975 3枚組 \2080
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
スターン、イストミン

SB6K 87885 6枚組 \2700
ベートーヴェン:交響曲全集、序曲集、ヴァイオリン協奏曲
バーンスタイン/ニューヨーク・フィル、スターン(Vn)

SB2K 87951 2枚組 \1480
メシアン:峡谷から星たちへ、異国の鳥たち、天国の色彩
クロスリー(P) サロネン/ロンドン・シンフォニエッタ




<OMM>
OMM0058 \1850
コヤニスカッツィ初全曲サントラ
Philip Glass/ Koyaanisgatsi Complete Original Soundtrack
米国1983年にフィリップ・グラスが音楽を担当したドキュメンタリー映画「コ
ヤニスカッツィ」。グラスのミニマル・ミュージックがセリフのない映画に効
果的に作用しており、音楽と映画のコラボレーションとしては素晴らしい作品
です。1980年に発売されたLPでは6トラックで45分の収録でしたが、今回13トラ
ック76分のリマスター盤として蘇りました。追加された内容は効果音と映画に
使用した音楽が含まれています。
演奏:
フィリップ・グラス・アンサンブル
マイケル・リースマン(指揮)

<DELTA CLASSICS>
DCCA-0060 \2575
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調
(オーストリア国立図書館音楽部門所蔵の唯一の完全な自筆稿に基づいたオリジ
ナル・コンセプトへの復元版)
(17,Nov,2008)(Tokyo Opera City Concert Hall Live rec)
内藤 彰
東京ニューシティ管弦楽団
ブルックナーの第五交響曲は、全集版では一つの形態しか出版されておらず改訂
の問題はないと一般には信じられてきたが、実際にはブルックナーの執念のよう
な自作修正の過程で第1稿、第2稿と呼べるものが存在していたのである。第1稿
は1876年、第2稿は1878年に完成されたが、他の曲と違ってこの曲には第1稿に関
する資料はほとんど残されていない。しかし、オーストリア国立図書館音楽部門
所蔵の唯一の完全な自筆稿Mus.Hs.19.477にはスケルツォとフィナーレにはおび
ただしい修正の跡が見られ完成の日付もスケルツォ:1875年4月、トリオ:1875年
6月、フィナーレ:1875年11月などとなっているため、第1稿の原稿がそのまま
第2稿に流用されたことが分かる。これらの修正を可能な限り元に戻すことによっ
て第1稿に近いものを復元できるのではないかとの試みが、このCDで演奏される
Original Concepts(原初稿)なのである。全曲を通して細かい相違点はいろい
ろあるが一番大きく違うのは、改訂の最終段階で追加されたバス・チューバの不
在であろう。この楽器のあるなしで雰囲気ががらっと変わるほどである。演奏で
の顕著な違いは第2楽章での拍子とテンポの扱い方である。詳細はとても書きき
れないので割愛させて頂くのをお許し頂きたい。また内藤彰の意思によるブルッ
クナーの時代の演奏法として今風のヴィブラートをかけたものではなく、ヴィブ
ラートをかけないピリオド奏法呼ばれる奏法で演奏されているのも興味深い。
いずれにせよ賛否両論になるであろう話題盤として注目される。

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