<クラシック・輸入盤新譜情報 09-05
 
コメントはメーカー案内書より抜粋です

★ダイレクト・トランスファー CD-R 2009年4月新譜 5点発売★
発売予定:2009年4月下旬 価格:各1枚 \1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

2006年秋に発売を開始した当シリーズもおかげさまで約180タイトルを発売する事ができましたが、今回マスター制作にDSD録音を採用する事にいたしました。これまでより更に生々しい音質をお届けする事が出来るようになりましたのでご期待下さい。

DSD録音の商品番号は78CDR-3000番を使用します。また今後、これまで発売しました78CDR-1000番台のタイトルを随時DSD録音の新マスターで再発売を行なう予定です。商品番号は下3桁は共通で使用いたします。従来の78CDR-1000番台の商品は、当面は販売を継続いたします。DSD録音のサンプラーも販売を開始いたしましたので、ご利用下さい。

■製作者からのメッセージ
DSD録音になったグッディーズ・ダイレクト・トランスファーCDR!従来のCDを高音質化するさまざまな試みが盛んな中で、「グッディーズ・オリジナル企画」のダイレクト・トランスファーCDRは、2009年2月発売新譜からDSD録音を採用することになりました。DSD録音によって、これまでのSP復刻からさらに飛躍し、SPレコードの直接再生と区別がつかないところに到達したと自負しています。DSD録音は従来の方式に較べて中音から低音にかけての音の形が明瞭になり、高音は一皮剥けた感じです。LPとは比較にならない強大な音響勢力を持つSPレコードをカスタムメイドの直熱真空管フォノイコライザーを使用し、またノイズ除去と共に失われる音楽情報に最も気を配り一切のノイズリダクションを使用していないのは従来通りです。(新 忠篤)
2009年4月発売の5枚は女流演奏家の特集です。

78CDR-3189
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調作品22
ジャンヌ=マリー・ダルレ(ピアノ)
ポール・パレー指揮
コンセール・コロンヌ管弦楽団
仏 PATHE PDT167/9
(1948年2月24日パリ、シャンゼリゼ劇場録音)
ジャンヌ=マリー・ダルレ(1905-99)フランスの女流ピアニスト。10歳でパリ音楽院に入りマルグリット・ロン(1874-1966)とイシドール・フィリップ(1863-1958)に師事した。1919年に一等賞を得て1920年にパリでデビューした。1923年にはポール・パレー(1886-1979)指揮のラムルー管弦楽団とオーケストラ初共演。1958年にパリ音楽院教授に指名された。指揮者のポール・パレーはパリ音楽院に学び1911年のローマ賞を得た。1944年からコロンヌ管弦楽団を指揮し1952年からアメリカのデトロイト交響楽団の指揮者を務めた。この録音は戦後の1948年にフランス・パテ社がデッカのffrr録音に対抗ワイドレンジ録音の一枚で原盤番号の末尾のER(Extended Range)がそれを意味する。ピアノのリアリティのある音に驚かされる優秀録音。

78CDR-3190
モーツァルト(シュナーベル&フレッシュ編曲):
ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調 K.454
エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)
ルイス・ケントナー(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB1429/31
(1929年12月12日ベルリン、ジングアカデミー録音)
この曲の世界初録音。エリカ・モリーニ(1904-95)はオーストリア生まれの女流ヴァイオリン奏者。8歳でウィーン音楽院に入学を許され、オトカル・シェフチーク(1852-1934)に師事した。1916年にアルトゥール・ニキシュ(1855-1922)指揮ゲヴァントハウス管弦楽団と共演してデビューした。1938年にアメリカの移住し1976年に引退するまで活躍した。彼女はハイフェッツも一目置く技巧家だったことはあまり知られていない。モリーニは機械式録音時代から多くの録音を残した。ピアノのルイス・ケントナー(1905-87)はオーストリア生まれのピアニスト、1935年にイギリス国籍を得た。このSPレコードのレーベルにはドイツ名でLUDWIG KENTNERと記されていた。この演奏に使用された楽譜は大ピアニスト、アルトゥール・シュナーベル(1882-1952)とヴァイオリンの名教師カール・フレッシュ(1873-1944)の校訂版が使用されている。また原盤番号の末尾のTの文字は、ジングアカデミーから電話回線で送った音声信号をエレクトローラの録音室でカットしたことを意味する。

78CDR-3191
J.S.バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
ブランシュ・セルヴァ(ピアノ)
仏 コロムビア D.15234/5
(1929年5月4日録音)
ブランシュ・セルヴァ(1884-1942)はパリ音楽院でピアノを学び1895年に11歳で一等賞得た。13歳でコンサート・デビューした後スコラ・カントルム音楽院でヴァンサン・ダンディ(1851-1931)に作曲を学んだ。1902年から同校で教鞭をとるようになった。1904年にはJ.S.バッハのクラヴィーア曲全曲をピアノで演奏しパリ音楽界を驚かせた。セルヴァは1930年11月のコンサート中に卒中に襲われステージ活動をはなれた。録音はフランス・コロンビアに残している。カタロニア出身の女流ヴァイオリニスト、ジョアン・マッシアと録音したフランクのヴァイオリン・ソナタ(78CDR-1012)とベートーヴェンの「スプリング・ソナタ」(78CDR-1028)が本シリーズにある。

78CDR-3192
シューマン:森の情景作品82
クララ・ハスキル(ピアノ)
英 DECCA AK2110/1
(1947年10月18日ロンドンNW6 デッカ・スタジオ録音)
英デッカのffrr録音。クララ・ハスキル(1895-1960)はルーマニアのブカレスト生まれ。1901年6歳でブカレスト音楽院に入学し、1902年ルーマニア女王エリザベスの奨学金を得て、ウィーンでリヒャルト・ロベルトの下でピアノを学んだ。ハスキルはピアノの同時にヴァイオリンも学んだ。1905年にパリに赴きフォーレに出会った。1907年にパリ音楽院に入り最初にコルトー(1877-1962)のクラスで学び、その後ラザール・レヴィ(1882-1964)に師事した。1909年にジャック・ティボーが主宰した "若い音楽家のためのコンクール" のヴァイオリン部門で一等賞を取ったが、同年のパリ音楽院ピアノ部門ではアリーヌ・ヴァン・バレンツェン(1897-1981)、ユーラ・ギュレル(1895-1981)に次いで二等賞にとどまった。だが翌1910年の一等賞を得た。このシリーズではベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(78CDR-1165)が出ている。

78CDR-3193
ファリャ:
交響的印象「スペインの庭の夜」
アンダルーサ
アリーヌ・ヴァン・バレンツェン(ピアノ)
ピエロ・コッポラ指揮
交響楽団
英 HIS MASTER'S VOICE D1569/71
(1928年6月7日, 6月11日 録音)
(お詫び)2,3,5面の終結部にリードアウトのノイズが入ります
この名曲の世界初録音盤。アリーヌ・ヴァン・バレンツェン(1897-1981)はアメリカ、ボストン生まれのフランスのピアニスト。9歳でパリ音楽院に入学が許されマルグリット・ロン(1874-1966)とE.-M・ラボルドに師事し、1909年11歳で一等賞を得た。これは最年少受賞記録で現在も破られていない。その後ベルリンでエルンスト・フォン・ドホナーニ(1877-1960)に、ウィーンでテオドール・レシェティツキ(1830-1915)について、さらに技量を磨いた。祖国アメリカに戻りフィラデルフィアの音楽学校で教え、その後ブエノスアイレスの音楽学校の教授を務める傍ら、演奏旅行を重ねた。1954年にはパリ音楽院の教授に任命された。このシリーズではベートーヴェンの「熱情」(78CDR-1156)とブラームスの「パガニーニ変奏曲」(78CDR-3185)が発売されている。

★ダイレクト・トランスファー CD-R DSD録音 再発売シリーズ★
2009年3月新譜 10タイトル
発売予定:2009年4月下旬 価格:各1枚 \1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

今月は既発売分78CDR-1010から1019の10タイトルをDSD録音で再発売いたします。商品番号は78CDR-3000番となり、下3桁は共通で使用いたします。従来の78CDR-1000番台の商品は、当面は販売を継続いたします。DSD録音による有料サンプラー(\300)も販売開始いたしましたので、ご注文をお待ちしております。
78CDR-3010
パガニーニ(ヴィルヘルミ編):ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 作品6(単一楽章)
グィラ・ブスターボ(ヴァイオリン)
フリッツ・ツァウン指揮
ベルリン市立管弦楽団
独 COLUMBIA LWX 354/5
(1942年ベルリン録音)
グィラ・ブスターボ(1919-2002)はアメリカのウィスコンシン州生まれのイタリア系女流ヴィオリニスト。第2次世界大戦中ドイツで活躍した。ドイツ・コロンビアにシベリウスとパガニーニの協奏曲を録音していた。他に小品が数曲英コロンビアにあった。彼女は晩年インスブルックの音楽院で後進の指導にあたっていた。

78CDR-3011
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調 Hob. VIIa-1
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)
ジャック・ティボー指揮
パリ音楽院管弦楽団
仏 DISQUE "GRAMOPHONE" W1579/80
(1943年10月7日パリ、アルベール・スタジオ録音)
パリ音楽院の名ヴァイオリン教授ジュール・ブーシュリ(1877-1962)について学んだミシェル・オークレール(1924-2005)が1943年のロン=ティボー・コンクールで優勝し、その記念として師の一人のジャック・ティボーの指揮で録音した記念レコード。こぼれるような初々しい表情のヴァイオリンに父親のように暖かい手をさしのべるティボーが微笑ましく感じる。

78CDR-3012
フランク:ヴァイオリン・ソナタイ長調
ジョアン・マッシア(ヴァイオリン)
ブランシュ・セルヴァ(ピアノ)
英 COLUMBIA DX239/242
(1930年6月3&6日パリ録音)
ブランシュ・セルヴァ(1884-1942)はパリ音楽院でピアノを学び1895年に11歳で一等賞、1904年にJ.S.バッハのクアヴィーア曲集を全曲ピアノで演奏した。ヴァイオリンのジョアン・マッシアはカタロニア出身で1923年にセルヴァとデュオを組み演奏活動を始めた。セルヴァは1930年11月のコンサート中に卒中に襲われステージ活動を離れた。

78CDR-3013
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番イ短調 作品37
(単一楽章)
アルフレッド・デュボワ(ヴァイオリン)
デジレ・ドゥフォー指揮
ブリュッセル王立音楽院管弦楽団
仏 COLUMBIA LFX14/6
(1929年9月27日ブリュッセル録音)
アルフレッド・デュボワ(1898-1949)はフランコ=ベルギー派の中核のヴァイオリニスト。ウジェーヌ・イザイ(1858-1931)を師に仰ぎ、アルテュール・グリュミオー(1921-1985)を弟子に持った。作曲家のアンリ・ヴュータン(1820-1881)はまたイザイの師にあたる。ハイフェッツの名演奏で知られるこの第5番の世界初録音であった。フランコ=ベルギー正統派の演奏が聴ける貴重盤。

78CDR-3014
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調作品24「春」
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調作品23
ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調作品30-3
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
フランツ・ルップ(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB8054/60
(第4番&第5番=1935年4月,第8番=1936年2月ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音)
フリッツ・クライスラー(1875-1962)が1935年と1936年に録音したベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲の第2巻とした発売されたSPレコード7枚組のセット。60歳を越えたクライスラーの深い音楽的心境が聴く者の心を打つ。

78CDR-3015
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 作品47「クロイツェル」
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB1328/31
(1929年5月27&28日パリ, プレイエル音楽堂サル・ショパン録音)
ジャック・ティボー(1880-1953)とアルフレッド・コルトー(1877-1962)が電気録音初期に録音したベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタの唯一の録音。ベートーヴェンの「大公トリオ」と同様天馬空を行くごときの名演奏。

78CDR-3016
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
ジョン・バルビローリ指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB8127/31
(1936年6月18&22日ロンドン, アビー・ロード第1スタジオ録音)
フリッツ・クライスラー(1875-1962)が1936年に再録音したもの。録音が優れ、深みを増したクライスラーの心の襞を恐ろしいほど捉えている。ソロ・ヴァイオリンとオーケストラのバランスも最高。

78CDR-3017
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47
ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
ワルター・ジュスキンド指揮
フィルハーモニア管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB9007/10
(1945年11月21日ロンドン, アビー・ロード第1スタジオ録音)
ジネット・ヌヴー(1919-1949)の極め付きの演奏で、彼女の初の協奏曲録音でもあった。

78CDR-3018
ショーソン:詩曲作品25
ジョルジュ・エネスコ(ヴァイオリン)
サンフォード・シュルッセル(ピアノ)
日本コロムビア J7880/1
(1929年ニューヨーク録音)
ヴァイオリニスト、ピアニスト、指揮者、作曲家の全能音楽家だったエネスコ(1881-1955)がアメリカ・コロンビアに録音した電気録音6枚の中の一曲である。全霊精根を傾けてひたすら弾くこのアーティストのベストフォームで、ヴァイオリン・レコードの最高峰。

78CDR-3019
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV 1004
ジョコンダ・デ・ヴィトー(ヴァイオリン)
英 HIS MASTER'S VOICE DB21063, DB21300, DB6632/3
(1950年&1947年ロンドン, アビー・ロード第3スタジオ録音)
ジョコンダ・デ・ヴィトー(1907-1994)はイタリア最高の女流ヴァイオリニスト。1944年ローマのサンタ・チェチーリア音楽院の終身教授に任命された。1947年からEMIに録音を初めた。最初に「シャコンヌ」が、残りの4つの楽章は3年後の1950年に録音された。燃える炎のようなバッハが聴ける。

<Deutsche Grammophon>
4778339 3枚組 \3650
ヘンデル:歌劇《セルセ》HWV.17全3幕
モーリーン・フォレスター(アルト)
ルチア・ポップ(ソプラノ)
トマス・ヘムズリー(バリトン)
オーウェン・プラニガン(バス・バリトン)
ウィーン・アカデミー合唱団 ウィーン放送交響楽団
指揮:ブライアン・プリーストマン
録音:1965年6月14-25日
ウィーン・コンツェルトハウス、モーツァルトザール
アリア《オンブラ・マイ・フ(なつかしい木陰)》は世界中で有名なのに、全
曲は意外に上演されないヘンデルの名作オペラ《セルセ》全曲が登場。指揮
は名匠ブライアン・プリーストマン。歌手陣も、モーリーン・フォレスター
やルチア・ポップら名花が揃い、1960年代の録音とは思えない瑞々しい音楽
劇を繰り広げます。

4778096 \1850
コジェナー自身の選曲による初のヴィヴァルディ・アルバム
1. 歌劇《ティト・マンリオ》RV.738-あなたが眠いなら、眠ってください
2. オラトリオ《勝利のユディータ》RV.644-松明と蛇で武装して
3. 歌劇《試練の中の真実》RV.739-あの美しく誇り高いお顔だけが
4. 歌劇《ファルナーチェ》RV.711-凍りついたようにあらゆる血管を
5. 歌劇《ポントの女王アルシルダ》RV.700-はじめての炎が
6. 歌劇《怒れるオルランド》RV.728-私の甘美な愛はあなたからの太陽
7. 歌劇《離宮のオットーネ》RV.729-彼らは私の魂を置いた
8. 歌劇《怒れるオルランド》RV.728-この深き闇の世界で
9. 歌劇《ファルナーチェ》RV.711-
おそらく、あるいは大切に、これらのアクセントで
10. 歌劇《試練の中の真実》RV.739-その人の親愛な運命は生まれる
11. 歌劇《グリセルダ》RV.718-私はすでに引き裂くものを持ちますおや
12. 歌劇《ダリオの戴冠》RV.719-私の機嫌をとらない自惚れが強い望み
13. 歌劇《狂気を装うオルランド》RV.727-Lo stridor, l'orror d' Averno
14. 同-私は行き、叫び、飛ぶ
15. 歌劇《オリンピアーデ》RV.725-眠っている間に愛は忍びこませる
マグダレナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ)
ヴェニス・バロック・オーケストラ 指揮:アンドレア・マルコン
録音:2008年10月4-8日  トブラッハ、
クルトゥーアツェントルム・グランドホテル・グスタフ・マーラーザール
豊かな音楽性と知性を兼ね備えたマグダレナ・コジェナーの初となるヴィヴァ
ルディ・アルバム。収録されているオペラやオラトリオの名アリア15曲は、
すべて彼女自身による選曲で、ヴィヴァルディの穏やかな様式美と、華麗な
ヴィルトゥオージティの両側面が、いかんなく発揮されています。若くして
イタリア古楽界の巨匠となったアンドレア・マルコンと、手兵ヴェニス・バ
ロック・オーケストラの好サポートにもご注目ください。

734551(DVD-Video) \3350
ハイドン:オラトリオ《天地創造》Hob.XXI‐2
バイエルン放送交響楽団&合唱団
指揮:レナード・バーンスタイン
ジュディス・ブレゲン、ルチア・ポップ(ソプラノ)
トマス・モーザー(テノール) カート・オルマン(バリトン)
クルト・モル(バス)他
収録:1986年6月25-30日 オットーボレイン、バジリカ
晩年のバーンスタインらしい大きなデュナミークが、この作品が持つロマン
的な可能性を引き出して、きわめてドラマティックな仕上がりをみせた名演。
ニューヨーク・フィル時代からハイドンの声楽作品に熱心に取り組んでいた
バーンスタインだけに、ここでの演奏は、基本的に旧盤のイメージをさらに
拡大したものと言えるでしょう。ただし、声楽陣の充実ぶりは比較にならず、
総合的には大きな差がつくこととなりました。

4778121 21枚組 \5600
オペラの殿堂が1960-81年に残した珠玉のヴェルディ名演集
ミラノ・スカラ座/偉大なヴェルディ・オペラ集
CD1-2
歌劇《リゴレット》全3幕
レナータ・スコット(ジルダ)
フィオレンツァ・コッソット(マッダレーナ)
カルロ・ベルゴンツィ(デュカ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(リゴレット)
指揮:ラファエル・クーベリック 録音:1964年
CD3-4
歌劇《トロヴァトーレ》全4幕
アントニエッタ・ステッラ(レオノーラ)
フィオレンツァ・コッソット(アズチェーナ)
カルロ・ベルゴンツィ(マンリーコ)
エットレ・バスティアニーニ(ルーナ伯爵)
指揮:トゥリオ・セラフィン 録音:1962年
CD5-6
歌劇《椿姫》全3幕
レナータ・スコット(ヴィオレッタ)
ジャンニ・ライモンディ(アルフレード)
エットレ・バスティアニーニ(ジェルモン)
指揮:アントニーノ・ヴォットー 録音:1962年
CD7-8
歌劇《仮面舞踏会》全3幕
アントニエッタ・ステッラ(アメリア)
アドリアーナ・ラッツァリーニ(ウルリカ)
ジュリアーナ・タヴォラッチーニ(オスカル)
ジャンニ・ポッジ(リッカルド)
エットレ・バスティアニーニ(レナート)
指揮:ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ 録音:1960年
CD9-11/歌劇《ドン・カルロ》全5幕
アントニエッタ・ステッラ(エリザベッタ)
フィオレンツァ・コッソット(エボーリ公女)
エットレ・バスティアニーニ(ロドリーゴ)
ボリス・クリストフ(フィリッポII世)
指揮:ガブリエーレ・サンティーニ 録音:1954年
CD12-14
歌劇《マクベス》全4幕
シャーリー・ヴァーレット(マクベス) ピエロ・カプッチッリ(マクベス)
プラシド・ドミンゴ(マクダフ) ニコライ・ギャウロフ(バンクォー)
指揮:クラウディオ・アバド 録音:1976年
CD15-16/歌劇《シモン・ボッカネグラ》プロローグ&3幕
ピエロ・カプッチッリ(シモン・ボッカネグラ)
ミレッラ・フレーニ(マリア) ホセ・カレーラス(ガブリエーレ)
ニコライ・ギャウロフ(フィエスコ)
ジョセ・ヴァン・ダム(アルビ・アーニ)
ジョヴァンニ・フォイアーニ(ピエトロ)
指揮:クラウディオ・アバド 録音:1977年
CD17-19
歌劇《アイーダ》全4幕
カティア・リッチャレッリ(アイーダ) プラシド・ドミンゴ(ラメダス)
エレーナ・オブラスツォワ(アムネリス) レオ・ヌッチ(ランフィス)
ニコライ・ギャウロフ(アモナスロ)
ルッジェーロ・ライモンディ(エジプト国王)
ルチア・ヴァレンティーニ=テッラーニ(巫女)
指揮:クラウディオ・アバド 録音:1981年
CD20-21/レクイエム
カティア・リッチャレッリ(ソプラノ)
シャーリー・ヴァーレット(メゾ・ソプラノ)
プラシド・ドミンゴ(テノール) ニコライ・ギャウロフ(バス)
指揮:クラウディオ・アバド 録音:1979-80年
※以上管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団
オペラの殿堂、ミラノ・スカラ座が、1960-81年にかけて当レーベルに録音し
た珠玉のヴェルディ・オペラ集。《リゴレット》、《トロヴァトーレ》、
《椿姫》、《アイーダ》などの人気オペラ8作に加え、クラウディオ・アバド
が指揮する《レクイエム》も収録。世界的な歌手や指揮者たちが、ドラマと
情熱に満ちたヴェルディ・オペラの世界に誘ってくれることでしょう。9月の
スカラ座来日公演チケットを幸運にも入手された方も、残念ながら今回の公
演は諦めた方も、綺羅星のごときスター歌手たちによるこの歴史的録音で、
スカラ座の魅力を存分にお楽しみいただきたいと思います。



<Decca>
743235(DVD-Video) \3350
ミンクス:バレエ《ドン・キホーテ》
マリインスキー劇場バレエ団
〔ヴラディーミル・ポノマレフ(ドン・キホーテ) アントン・ルコーフキン
(サンチョ) イゴール・ペトロフ(ロレンツォ) オェシア・イーヴィコワ
(キトリ) レオニード・サラファーノフ(バジリオ) ヴラディーミル・レペ
ーエフ(ガマーシュ) アンドレイ・メルクーリエフ(エスパーダ)〕
マリインスキー劇場管弦楽団
指揮:パヴェル・ブベリニコフ
振付:マリウス・ペティパ 映像監督:ブライアン・ラージ
収録:2006年 サンクトペテルブルク マリインスキー劇場
キトリにイーヴィコワ、バジルにサラファーノフという若手ペアを擁したマ
リインスキーの《ドン・キホーテ》全幕を待望のDVD化。特にサラファーノフ
はマリインスキーの来日公演や新国立劇場のゲストなどでも、高いジャンプ
や切れのある回転、溌剌とした動きなどが評判となっていること注目株で、
当盤でも素晴らしいバジルを演じています。

743361(DVD-Video) \3350
フンパーディンク:歌劇《ヘンゼルとグレーテル》全3幕
演出・衣装:ロラン・ペリー
ヘンゼル:ジェニファー・ホロウェイ(メゾ・ソプラノ)、
グレーテル:アドリアーナ・クチェロヴァー(ソプラノ)、
母(ゲルトルート):イルムガルト・フィルスマイアー(ソプラノ)、
父(ペーター):クラウス・クトラー(バリトン)、
魔女:ヴォルフガング・アプリンガー=シュペルハッケ(テノール)、
眠りの精:エイミー・フレストン(ソプラノ)、
露の精:マリン・クリステンソン(ソプラノ)、
グラインドボーン合唱団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:大野和士
2008年7月 グラインドボーン
2008年7月にグラインドボーン音楽祭で上演されたフンパーディンクの傑作
《ヘンゼルとグレーテル》が早くもDVDで登場します。われらが大野和士のグ
ラインドボーン音楽祭デビューとなった公演です。《ヘンゼルとグレーテル》
がグラインドボーン音楽祭で上演されたのはこれが初めてとなります。著名
な他の妖精物語同様に暗い雰囲気を持つ物語ですが、ロラン・ペリの新鮮で
刺激的な演出がフンパーディンクの華々しいオーケストレーションを見事に
支えています。

743339(DVD-Video) 2枚組(1枚価格) \3350
モンテヴェルディ:歌劇《ポッペアの戴冠》プロローグ&3幕
演出:ロバート・カーセン 映像監督:フランソワ・ルシヨン
ダニエル・ドゥ・ニース(ポッペア) アリス・クート(ネロ)
タマラ・マンフォード(オッタヴィア) パオロ・バッタリア(セネカ)
イェスティン・デイヴィス(オットーネ)
ヴォルフガング・アプリンガー=シュペルハッケ(アルナルタ)
ドミニク・ヴィス(セネカの友人) マリー・アーネット(ドルシッラ)
ソニア・ヨンチェヴァ(運命の女神) シモナ・ミハイ(美徳の女神)
エイミー・フレストン(キューピッド)
エイジ・オブ・エンライトゥメント管弦楽団
指揮:エマニュエル・アイム
収録:2008年 グラインドボーン
2008年のグラインドボーン・オペラの新作を早々とDVD化。ロバート・カーセ
ンの演出で、オケは18名の小編成。イタリア語の上演ですが、台詞はシェー
クスピアの戯曲のように啓示に富んだ言い回しが多く、とても面白い内容。
歌手陣も皆高水準で、とりわけポッペアを歌うドゥ・ニースは、華やかな舞
台映えする容姿と相まって、魅力的なポッペアを表現。ネロを歌うアリス・
クートの、艶と深みのある歌声も魅力です。

743335(DVD-Video) \3350
プッチーニ:歌劇《つばめ》全3幕
アイノア・アルテータ(マグダ) マーカス・ハドック(ルッジェーロ)
リゼッテ(インヴァ・ムラ)  リチャード・トロクセル(プルニエ)
ウィリアム・パーチャー(ランバルド) トニー・R.ディロン(ペリシャウド)
クリス・オーウェンズ(クレビロン) スティーヴン・ゲイスマン(ゴブリン)
アンジェラ・ウィルソン・ターナー(イヴェッテ)
キャサリーン・セガール(ビアンカ)
エドリ・ミーンズ=ウィークリー(スージー)
エリザベス・ホイッテン(ゲオルゲッテ) マルタ・キリロフ(ガブリエラ)
ワシントン・ナショナル管弦楽団
指揮:エマニュエル・ヴィヨーム
演出:マルタ・ドミンゴ 映像演出:ブライアン・ラージ
収録:1998年3月
美しいアリア「ドレッタの素晴らしい夢」で知られるプッチーニのオペラ
《つばめ》のDVD化。主役のマグダ役に美貌の名ソプラノ歌手、アイノア・ア
ルテータを起用するなど、全編が美しい仕上がりになっています。1996年の
サイトウ・キネン・フェスティヴァルで副指揮者を務めたエマニュエル・ヴィ
ヨームの堅牢かつ流麗な指揮ぶりも要注目です。

478329(4780329) 3枚組 \3850
モーツァルト:歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》K.588全2幕
カリタ・マッティラ(フィオデルリージ)
エルジビェータ・シュミトカ(デスピーナ)
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(ドラベッラ)
フランシスコ・アライサ(フェルランド)
サー・トーマス・アレン(グリエルモ)
ジョセ・ヴァン・ダム(ドン・アルフォンゾ)
アンブロジアン・オペラ合唱団 アカデミー室内管弦楽団
指揮:サー・ネヴィル・マリナー
録音:1988年8月&1989年6月
ロンドン、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール
カリタ・マッティラ、アンネ・ソフィー・フォン・オッター、フランシスコ
・アライサ、トーマス・アレン、ジョセ・ヴァン・ダム。当代きっての名歌
手が一堂に会した豪華な《コジ》が待望の再プレス。巨匠ネヴィル・マリナ
ーの推進力に富んだ明快なバトンのもと、歌唱と演技の両面に優れた彼らが、
モーツァルトの傑作オペラを、コミカルかつ艶やかに歌い上げます。

478326(4780326) 2枚組 \2550
ロッシーニ:歌劇《湖上の美人》全2幕
ロックウェル・ブレイク(ジェイムズ5世) ジョルジョ・スリアン(ダグラス)
クリス・メリット(ロドリーゴ) ジューン・アンダースン(エレナ)
マルティーヌ・デュピイ(マルコム) マリレナ・ラウレンツァ(アルビーナ)
エルネスト・ガヴァッツィ(セラーノ) フェレッロ・ポッジ(ベルトラン)
ミラノ・スカラ座管弦楽団
指揮:リッカルド・ムーティ
録音:1992年7月 ミラノ スカラ座
ムーティの指揮によるロッシーニの珍しい演目ということで注目の1枚。封建
的な16世紀のスコットランドを舞台とした、ウォルター・スコットの同名小
説に基づいたオペラで、ジューン・アンダソンがみごとなエレナ(湖上の美人)
を披露しています。ムーティの美学が結晶化した珠玉の舞台をたっぷりお楽
しみください。

478333(4780333) 2枚組 \2550
リヒャルト・シュトラウス:歌劇《カプリッチョ》Op.85全1幕
キリ・テ・カナワ(伯爵令嬢) ホーカン・ハーゲゴード(伯爵)
ウーヴェ・ハイルマン(フラマン) オラフ・ベーア(オリヴィエ)
ヴィクター・フォン・ハーレム(ラ・ローシュ)
ブリギッテ・ファスベンダー(クレーロン)
ヴェルナー・ホルヴェーク(トープ)
アンナ・リタ・タリエント(イタリア人歌手)
ロベルト・サッカ(イタリア人テノール)
ゴットフリート・ホーニク (家令)
ハンス・ホッター(召使)他
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ウルフ・シルマー
録音:1992年6月
R.シュトラウス最後の歌劇となった《カプリッチョ》は、大人のエスプリを
感じさせる作品です。キリ・テ・カナワを筆頭に芸達者な歌手を集めた当盤
では、優雅な自発性を持つウィーン・フィルの好サポートも得た名指揮者シ
ルマーが、巧みな棒さばきで、このオペラの魅力を引き出しています。

478323(4780323) 2枚組 \2550
ベートーヴェン:歌劇《フィデリオ》Op.72全2幕
ビルギット・ニルソン(レオノーレ)
ジェイムズ・マックラッケン (フロレスタン) クルト・べーメ(ロッコ)
トム・クラウセ(ピツァロ) グラツィエッラ・シュッティ(マルツェリーネ)
ドナルド・グローブ (ヤキーノ) ヘルマン・プライ(ドン・フェルナンド)
クルト・エクヴィルツ(第1の囚人) ギュンター・アダム(第2の囚人)
ウィーン国立歌劇場合唱団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ロリン・マゼール
録音:1964年3月 ウィーン ゾフィエンザール
若きマゼールの溌剌とした新鮮な表現が、ウィーン・フィルの素晴らしいア
ンサンブルに支えられて、音楽全体がダイナミックに息づいている名盤。ニ
ルソンはじめ6人の主役たちも、個性的でそれぞれ見事な歌唱を聴かせてくれ
ます。

4781504 2枚組(1枚価格) \1850
バレエ・アダージョ
CD1
1.チャイコフスキー:《眠りの森の美女》Op.66-バラのアダージョ
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
2.サン=サーンス:白鳥
 ジュリアン・ロイド・ウェバー(チェロ)他
3.マスネ:聖処女の最後の眠り
ロンドン新交響楽団 指揮:レイモンド・アグール
4.ショパン:レ・シルフィード-夜想曲
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
5.グノー:歌劇《ファウスト》-アダージョ
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:デイヴィッド・ジンマン
6.チブール:舞踏会のあとの愛の夢
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
7.ドリーブ:バレエ《コッペリア》-平和
ロン・ゴラン(ヴィオラ)他
8.ストラヴィンスキー:バレエ《火の鳥》-火の鳥の子守唄
デトロイト交響楽団 指揮:アンタル・ドラティ
9.マスネ:非常にゆっくりしたワルツ
10.ブリテン:《マチネ・ミュージカル》
11.J.シュトラウスII世:ワルツ《美しき青きドナウ》Op.314
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
12.チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出Op.42-メロディ
ジョン・ジョージアディス(ヴァイオリン)他
13.プロコフィエフ:バレエ《ロメオとジュリエット》Op.64-最後の別れ
モントリオール交響楽団 指揮:シャルル・デュトワ
CD2
1.マスネ:タイスの瞑想曲
ジョン・ジョージアディス(ヴァイオリン)他
2.ハチャトゥリアン:
バレエ《スパルタクス》-スパルタクスとフリーギアのアダージョ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:アラム・ハチャトゥリアン
3.ショパン:レ・シルフィード-ワルツ
 ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
4.チャイコフスキー:バレエ《白鳥の湖》Op.20-黒鳥
5.マスネ:
歌劇《ラオールの王》-第5幕のアントラクト…第3幕のワルツ&バレエ
ロンドン交響楽団 指揮:リチャード・ボニング
6.チャイコフスキー:バレエ《くるみ割り人形》Op.71-花のワルツ
モントリオール交響楽団 指揮:シャルル・デュトワ
7.ハチャトゥリアン:バレエ《ガイーヌ》-ガイーヌのアダージョ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:アラム・ハチャトゥリアン
8.マスネ:管弦楽組曲第7番《アルザスの風景》-ディマンシュマタン
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
9.プロコフィエフ:バレエ《シンデレラ》Op.87-ワルツ
クリーヴランド管弦楽団 指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ
10.チャイコフスキー:バレエ《白鳥の湖》Op.20-終曲(アンダンテ)
モントリオール交響楽団 指揮:シャルル・デュトワ
チャイコフスキー、マスネ、ドリーブ、プロコフィエフ、ストラヴィンスキ
ー…。多くの人々の永遠の憧れにちがいないバレエ音楽は、踊りだしたくな
るような躍動感と祝祭感にあふれていて、バレエ・ファンでなくても思わず
聴きいってしまう魅力が詰まっています。ずっと気になっていたバレエの名
曲がきっと見つかる当盤は、バレエ鑑賞の予習にも最適です。

4781501 2枚組(1枚価格) \1850
バッハ・アダージョ集
CD1
1. 平均律クラヴィーア曲集第1巻《前奏曲とフーガ》-
前奏曲第1番ハ長調BWV.846
2. 同-同 第9番ホ長調BWV.854
3. 同-同 第17番変イ長調BWV.862
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
4. チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調BWV.1056-ラルゴ
ジャン・ルイ・ストイアマン(ピアノ)
ヨーロッパ室内管弦楽団 指揮:ジェームズ・ジャッド
5. オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1060-アダージョ
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
ハインツ・ホリガー(オーボエ)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 指揮:エド・デ・ワールト
6. 管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067-ロンド
7. 同-サラバンド
8. 同-メヌエット
ウィリアム・ベネット(フルート)
アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
9. 平均律クラヴィーア曲集第2巻《前奏曲とフーガ》-
前奏曲第7番ホ長調BWV.876
10. 同-同 第12番へ短調BWV.881
11. 平均律クラヴィーア曲集第1巻《前奏曲とフーガ》-
前奏曲第4番ハ短調BWV.849
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
12. イタリア協奏曲ヘ長調BWV.971-アンダンテ
ジャン・ルイ・ストイアマン(ピアノ)
13. 管弦楽組曲第1番ハ長調BWV.1066-クーラント
14. 同-ガヴォットI‐II
15. 同-フォルラーヌ
16. 同-メヌエットI‐II
17. 同-ブーレ
18. 同-パスピエ
アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
19. 平均律クラヴィーア曲集第2巻《前奏曲とフーガ》-
前奏曲19番イ長調BWV.888
20. 同-同第21番変ロ長調BWV.890
フリードリヒ・グルダ
21. ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV.1046-アダージョ
22. 同 第6番変ロ長調BWV.1051-アレグロ
イ・ムジチ合奏団
CD2
1. カンタータ第208番《楽しき狩りこそ、わが喜び》-
アリア〈羊は安らかに草をはみ〉
シュトゥットガルト室内管弦楽団 指揮:カール・ミュンヒンガー
2. ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV.1041-アンダンテ
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
イギリス室内管弦楽団 指揮:レイモンド・レパード
3. オーボエ・ダモーレ協奏曲ニ長調BWV.1053a-ラルゲット
ハインツ・ホリガー(オーボエ)
アカデミー室内管弦楽団 指揮:アイオナ・ブラウン
4. 管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067-サラバンド
イレーナ・グラフェナウアー(フルート)
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ室内管弦楽団
指揮:ペーター・シュライアー
5. クリスマス・オラトリオBWV.248-シンフォニア
バイエルン放送交響楽団 指揮:オイゲン・ヨッフム
6. ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV.1042-アダージョ
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
イギリス室内管弦楽団 指揮:レイモンド・レパード
7. ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV.1049-アンダンテ
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)ミカラ・ペトリ、
エリザベス・セーリン(リコーダー)
アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
8.2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043-
ラルゴ・マ・ノン・タント
アルテュール・グリュミオー、ヘルマン・クレッバース(ヴァイオリン)
ソリスト・ロマンド 指揮:アルバド・ゲレツ
9. オーボエ協奏曲ヘ長調BWV.1053a-シチリアーノ
ハインツ・ホリガー(オーボエ)
アカデミー室内管弦楽団 指揮:アイオナ・ブラウン
10. ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV.1050-アフェトゥオーソ
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
ジャン=ピエール・ランパル(フルート)
ジョージ・マルコム(チェンバロ)
アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
11. ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第1番ト長調BWV.1027-
アンダンテ
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ) ジョルジー・シェベック(ピアノ)
12. 復活祭オラトリオBWV.249-アダージョ
アカデミー室内管弦楽団 オーボエ&指揮:ハインツ・ホリガー
13. 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV.1004-
サラバンド(ギター版)
14. 無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV.1009-サラバンド(ギター版)
ペペ・ロメロ(ギター)
「音楽の父」J.S.バッハが残した美しい癒しの調べの数々。そんなバッハの
誰でも口ずさめるような名曲を多数収録した「バッハ・アダージョ集」。グ
ルダ、シェリング、グリュミオー、ホリガー、マリナーなど一流の演奏の名
演でお楽しみください。

4781500 \1850
クラシック・サマータイム
1.オ・ソレ・ミオ/ルチアーノ・パヴァロッティ
2.ヴォラーレ/ラッセル・ワトソン
3.グラナダ/ホセ・カレーラス
4.私のお父さん/ヘイリー・ウェステンラ
5.サマータイム/ルネ・フレミング
6.思い出の夏/ホセ・カレーラス
7.ついに自由に/リサ・ジェラルド
8.キ・マイ/デュエル
9.帰れソレントへ/ルチアーノ・パヴァロッティ
10.カタリ・カタリ /ホセ・カレーラス
11.マリア/ヴィットリオ
12.バイレロ/キリ・テ・カナワ
13.ポカレカレ・アナ/ヘイリー・ウェステンラ
14.ザッツ・アモーレ/ラッセル・ワトソン
15.ザ・ウェイ・ウィ・ワー/ホセ・カレーラス
16.カヴァティーナ/デュエル
17. 夏の名残のバラ(庭の千草)/ルネ・フレミング
18.ホフマンの舟歌/ジョーン・サザーランド&ユゲット・トゥランジョー
19.フニクリ・フニクラ/ルチアーノ・パヴァロッティ
20.バルセロナ/ラッセル・ワトソン
青春の夏を彩った美しい名旋律を集めた1枚。《オ・ソレ・ミオ》、《グラナ
ダ》、《帰れソレント》など、おなじみのクラシック・ナンバーから、《グ
ラディエイター》、《追憶》、《ウェスト・サイド・ストーリー》など映画
やミュージカルまで、幅広いジャンルを網羅しました。歌手陣にも、パヴァ
ロッティ、カレーラス、フレミング、ヘイリー、ラッセル・ワトソンなど各
界の名手が勢ぞろいした豪華な1枚です。



<Austlarian Eloquence>
オーストラリア盤
4801388 2枚組 \1350
ヘンデル:
1.オーボエ協奏曲第1番 変ロ長調 HWV301
2.オーボエ協奏曲第2番 変ロ長調 HWV302a
3.オーボエ協奏曲第3番 ト短調 HWV387
4.ラルゴ ヘ長調(Op.3-2b 断章)
5.歌劇《アルチーナ》-序曲/Il Ballo/第3幕の音楽/夢の音楽
6.歌劇《アリオダンテ》-序曲/シンフォニア・パストラーレ/ロンドI&II/終曲
7.歌劇《忠実な羊飼》-狩人のためにI&II
8.歌劇《ベレニーチェ》-序曲/メヌエット/ジーグ
9.オラトリオ《ソロモン》-シンフォニア/シバの女王の入場
10.二重協奏曲第1番 HWV332
11.二重協奏曲第2番 HWV333
12.二重協奏曲第3番 HWV334
13.序曲 ニ長調 HWV337/339
14.合奏協奏曲 ハ長調 HWV318《アレクサンダーの饗宴》
ロジャー・ロード(オーボエ)
サー・ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
録音:1964年(8)、1965年(1-4)、1971年(9)、1970年(6,7)、1971年(5)
1979年(10-13) ロンドン
ヘンデル作品の中で合奏協奏曲集は演奏および録音の機会も多いのに反し、
オーボエ協奏曲や二重協奏曲は不当に軽視されてきました。それらをまとめ
て聴くことの出来るのがこのアルバム。《アレクサンダーの饗宴》の前座と
して〈シバの女王の行進〉も収録されています。何よりもコレクターにとっ
て魅力的なのは、マリナーがアーゴ・レーベルに残した《アルチーナ》や
《アリオダンテ》《忠実な羊飼い》の序曲や間奏曲などの管弦楽作品が収録
されていることでしょう。アーゴへの録音は世界初CD化となります。

480813(4800813) \780
1)メンデルスゾーン:
八重奏曲 変ホ長調 Op.20(作曲者による弦楽合奏版)
2)ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 Op.95《セリオーソ》
(マーラー編曲による弦楽合奏版)
ズービン・メータ指揮
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(1)
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1979年7月 テルアヴィヴ(1)、1995年3月 ウィーン(2)
モーツァルトが常に驚異の天才少年として称えられる一方で、専門家たちは
モーツァルトが10代の時にはメンデルスゾーン少年時代の作品である八重奏
曲ほどの名作(演奏家からも聴衆からも等しく愛される作品)は残してないこと
を指摘します。メータ指揮イスラエル・フィルによるこの弦楽合奏版の録音
はデッカのデジタル録音最初期のもののひとつ。今回が初CD化となります。
これに《セリオーソ》のマーラー編曲合奏版がカップリングされているのも
嬉しいところです。

48083(4800083) 2枚組 \1350
フランス・バレエ作品集
1)ドリーブ:バレエ《コッペリア》(全曲)
2)ドリーブ:バレエ《シルヴィア》組曲
3)ラヴェル:バレエ《ダフニスとクロエ》第2組曲
エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンド管弦楽団
録音:1957年4月(1)、1959年4月(2)、1960年11月(3) ジュネーヴ
ドリーブは『ジゼル』で有名なアダンの弟子で、師匠と同じくオペラとバレエ
に名作を残しました。その代表作が自動人形をとりまくストーリーの『コッペ
リア』。ギリシャ神話に基づく『シルヴィア』は『コッペリア』と双璧をなす
ドリーヴの名作で、その特異なリズムと親しみやすい旋律で知られています。
ラヴェルの名作『ダフニスとクロエ』第2組曲をあわせ、フランス音楽の最高
権威アンセルメの名演奏でお届けします。

480560(4800560) 2枚組 \1350
チャイコフスキー:バレエ《眠りの森の美女》(全曲)
エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンド管弦楽団
録音:1959年4月 ジュネーヴ

480563(4800563) 2枚組 \1350
1)チャイコフスキー:バレエ《白鳥の湖》(抜粋)
2)チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
3)チャイコフスキー:交響曲第6番《悲愴》(全曲)
モーリス・ジャンドロン(チェロ)(2)
エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンド管弦楽団
録音:1958年11月(1)、1953年11月(2:モノラル)、
1956年10月(3) ジュネーヴ

480557(4800557) 2枚組 \1350
1)チャイコフスキー:バレエ《くるみ割り人形》(全曲)
2)組曲第3番 ト長調 op.55
3)組曲第4番 ト長調 op.61
《モーツァルティアーナ》
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)(2、3)
エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンド管弦楽団
録音:1958年11月 ジュネーヴ
アンセルメによるチャイコフスキー録音がここに一気に3タイトル世界初CD化。

480830(4800830) 2枚組 \1350
プロコフィエフ
1)バレエ《ロメオとジュリエット》組曲
2)《放蕩息子》組曲
3)バレエ《シチェドリン》組曲
4)《3つのオレンジへの恋》組曲-行進曲/スケルツォ
エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンド管弦楽団
録音:1961年11月(1)、1966年11月(2)、1961年10月(3)、
1966年11月(4) ジュネーヴ

480834(4800834) 2枚組 \1350
プロコフィエフ
1)交響曲第1番 ニ長調 op.25《古典》
2)交響曲第6番 変ホ長調 op.111
3)交響曲第1番 ニ長調 op.25《古典》
4)交響曲第5番 変ロ長調 op.100
エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンド管弦楽団(2-4)、パリ音楽院管弦楽団(1)
録音:1953年6月(1:モノラル)、1951年10月(2:モノラル)、1961年2月(3)、
1964年4月(4) ジュネーヴ

480837(4800837) \780
プロコフィエフ
1)ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 op.19
2)ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 op.63
3)ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 op.26
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)(1,2)、
ジュリアス・カッチェン(ピアノ)(3)
エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンド管弦楽団
録音:1958年5月(1、2)、1953年10月(3:モノラル) ジュネーヴ
アンセルメによるデッカへのプロコフィエフ録音のすべてを一挙にリリース。
古典交響曲はパリ音楽院管弦楽団とスイス・ロマンドの録音を同時に収録して
います。ピアノ協奏曲はカッチェンのデッカへの最初期の録音です。ここに一
気に3タイトル世界初CD化。

4802089 \780
リンカーンシャーの花束-木管アンサンブルのための作品集
1)リンカーシャーの花束(全6曲)(グレインジャー)
2)交響曲第6番(バンドのための交響曲)(パーシケッティ)
3)2つのアメリカン・ダンス(ハチャトリアン)
4)23の管楽器のための協奏曲(ハートリー)
5)3つの日本舞曲(ロジャース)
イーストマン・ウインド・アンサンブル 
指揮:フレデリック・フェネル
管楽アンサンブルのパイオニア、フレデリック・フェネルとイーストマン・
ウインド・アンサンブルがマーキュリー・リヴィング・プレゼンスに残した
鮮やかな録音。他では手に入れる事の出来ない貴重盤!




<UCJ>
1798006 2枚組 \3650
完全限定盤 UK盤
チャント-天空の歌声(スペシャル・ウディション)
CD1 (オリジナル・アルバム)
I.イン・パラディズム(天国に)
01. アンティフォナ《天使らが汝を天国に》
および詩篇121(122)/
02. レスポンソリウム《神の聖人らよ、援助に来たまえ》/
03. レスポンソリウム《主よ、われを解き放ちたまえ》/
04. ハイリゲンクロイツ修道院の鐘
II.レクイエム(死者のためのミサ)
05. イントロイトゥス《主、イエス・キリスト》
06. キリエ
07. グランドゥアーレ《主、イエス・キリスト》
08. トラクトゥス《主よ、イエス・キリスト》
09. オッフェルトリウム《主、イエス・キリスト》
10. サンクトゥス
11. 奉献後の歓呼(祈念唱)
12. アニュス・デイ
13. コンムニオ《主よ、永遠の光を》
III. コンプレトリウム(終課)
14. 神よ、われの保護に
15. イムヌス《光の消えゆる前に》
16. 詩篇4/17. 詩篇90(91)
18.詩篇133
19. 小レクツィオ
20. 小レスポンソリウム
21. シメオンのカンティクム《主よ、今こそ御身のしもべを》
22. キリエ
23. 閉祭の祈り
24. サルヴェ・レジナ
25. ベネディクツィオ
26. ハイリゲンクロイツ修道院の鐘
IV. スピリトゥス・ドミニ(主の霊が)
27. 聖霊降臨の祝日のイントロイトゥス《主の霊が全世界を》
28. 聖霊降臨の祝日のコンムニオ《突然天より》
CD2(ボーナス・アルバム) 
クリスマスのための讃歌&イースターのための讃歌
1. Advent Vespers: Hymn ""Conditor Alme Siderum""
2. Advent Vespers: Magnificat with Antiphon ""O Emmanuel""
3. Advent Vespers: Marian Antiphon ""Alma Redemtoris Mater""
4. Advent Mass ""Rorate"": Introitus ""Rorate Caeli""
5. Advent Mass ""Rorate"": Kyrie
6. Advent Mass ""Rorate"": Graduale ""Tollite Portas""
7. Advent Mass ""Rorate"": Alleluia ""Veni Domine""
8. Advent Mass ""Rorate"": Credo
9. Advent Mass ""Rorate"": Offertorium ""Ave Maria""
10. Advent Mass ""Rorate"": Sanctus
11. Advent Mass ""Rorate"": Agnus Dei
12. Advent Mass ""Rorate"": Communio ""Ecce Virgo""
13. Christmas Lauds: Hymn ""A Solis Ortus Cardine""
14. Christmas Lauds:
Benedictus with Antiphon "Hodie Christus Natus Est"
15. Christmas Lauds: Marian Antiphon "Sub tuum praesidium"
16. Christmas Mass "Puer Natus": Introitus "Puer Natus"
17. Christmas Mass "Puer Natus": Kyrie "Missa De Angelis"
18. Christmas Mass "Puer Natus": Gloria "Missa De Angelis"
19. Christmas Mass "Puer Natus": Graduale "Viderunt Omnes"
20. Christmas Mass "Puer Natus": Alleluia "Dies Sanctificatus"
21. Christmas Mass "Puer Natus": Credo
22. Christmas Mass "Puer Natus": Offertorium "Tui Sunt"
23. Christmas Mass "Puer Natus": Sanctus "Missa De Angelis"
24. Christmas Mass "Puer Natus": Agnus Dei "Missa De Angelis"
25. Christmas Mass "Puer Natus": Communio "Viderunt Omnes"
26. Easter-Hymn "Ad Cenam Agni providi"
27. Easter-Canticum "Salus et Gloria"
28. Marianische Antiphon "Regina Caeli
ハイリゲンクロイツ修道院シトー会修道士督
1990年に「グレゴリアン・チャント」が大ヒットし、いつの間にか世界中にそ
のヒットが社会現象のように広がりをみせた時期がありました。時は流れ、世
界が大不況の嵐に飲み込まれている近年、再び教会で歌われる聖なる響きに脚
光があたっています。オーストリアに建てられシトー派修道院として世界最古
のハイリゲンクロイツ修道院の修道士たちによって歌われたグレゴリオ聖歌を
録音した[Chant]は昨年5月にイギリスでCD発売されるやいなや驚異的なヒッ
トを記録し、その波はドイツ、ベルギー、オランダ、ポーランドへと広がって
全世界で84万枚のセールスを記録するアルバムとなりました。日本でのこのオ
リジナル・アルバムの発売は国内盤のみでしたが、今回オリジナル・アルバム
に 降誕節&復活祭のための讃歌を集めたボーナス・アルバムを付けて豪華装
丁に包まれた2枚組みをリリース! DVDサイズのハードバックバックカバーの
ケースにハイリゲンクロイツ修道院の写真を多用した40ページのカラーブック
レットが入った豪華な装丁です。
荘厳な歌声が深い慰めと癒しを聴く人に与えてくれます。

<EMI CLASSICS>
CDS-6952342 2枚組 \3000
トマス・アデス:歌劇「テンペスト」(全曲)
プロスペロー(前ミラノ大公)/サイモン・キーンリィサイド(バリトン)
アリエル/シンディア・シーデン
キャリバン/イアン・ボストリッジ(テナー)
ミランダ(プロスペローの娘)/ケイト・ロイヤル(メゾ・ソプラノ)
ファーディナンド(王の息子)/トビー・スペンス(テナー)
ナポリ王/フィリップ・ラングリッジ(テナー)
アントニオー(プロスペローの弟、ミラノ大公)/ドナルド・カーシュ(テナー)
ステファノー/スティーヴン・リチャードソン(バス・バリトン)
トリンキュロー/デイヴィッド・コーディエ(カウンター・テナー)
セバスチャン(王の弟)/ジョナサン・サマーズ(バリトン)
ゴンザロ/グレーム・ダンビー(バス・バリトン)
ロイヤル・オペラ合唱団(監督:レナート・バルサドンナ)
-指揮:スティーヴン・ウェストロップ
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
コンサート・マスター:ヴァスコ・ヴァッシリエフ
指揮:トマス・アデス
アデス自作オペラの世界初録音-シェイクスピアのロマンス劇をベースとした
メレディス・オークス脚本による3幕オペラの全曲盤。
マルチパック 60Pブックレット(英/独/仏語-リブレットは英語のみ)
「Powder Her Face」の成功に続けてロイヤル・オペラは1990年代後半にアデ
スに新作オペラを委嘱。コペンハーゲン・オペラ・ハウス、ストラスブール・
ライン国立オペラとの共同制作として「テンペスト」が完成。2004年2月10日
にコヴェント・ガーデンで初演、2005年後半にストラスブール、コペンハー
ゲンでの上演が続き、2006年7月29日、サンタ・フェ・オペラでUS初演された。
コヴェント・ガーデンは2007年3月に、アデスの指揮、キーンリィサイド、シ
ーデン、ボストリッジ、スペンス、ラングリッジ、リチャードソンの初演と
同じプロダクション・チームで再演、本録音はその再演をロイヤル・オペラ
・ハウスで収録したもの。音楽は不協和的な音からリリカルなものまでが、
高揚とハーモニーの衝突の中に表現され、アデスの最高傑作との評価が高い。
オークスの脚本はシェイクスピアの台本をそのまま移し変えるのではなく、
エッセンスをコンパクトにまとめ上げている。

CMS-6952402 2枚組 \2900
ジョン・マッグリン/ヴェリー・ベスト・オブ・ブロードウェイ
CD1
ジョージ・ガーシュウィン:
1.「ガール・クレイジー」序曲/ニュー・プリンセス・シアター管弦楽団
2.Somebody Loves Me-「ジョージ・ホワイトの1924年のスキャンダル」
キリ・テ・カナワ
ニュー・プリンセス・シアター管弦楽団
3.Swanee-「デミ=タス・レヴュー」
キム・クリズウェル
アンブロジアン合唱団、ロンドン・シンフォニエッタ
コール・ポーター:
「エニシング・ゴーズ」
4.I get a kick out of you
5.You're the top
6.Anything Goes
7.Blow Gabriel, blow
キム・クリズウェル(4-7)、クリス・グレーネンダール(5)、
ブライアン・ランドリン(6)、マイケル・B・ウェイリング(6)、
ブルース・ハバード(6)
デル=ブーレエ・バック(6)
アンブロジアン合唱団、ロンドン交響楽団
8.Night and Day-「陽気な離婚」
トマス・ハンプソン
ロンドン交響楽団
「キス・ミー・ケイト」
9.Wunderbar
10.Where is the life that late I led?
11.So in love(reprise)
12.Brush up your Shakespeare
トマス・ハンプソン(9-11)、ジョセフィン・バーストウ(9)、
ロバート・ニコルス(12)、デイヴィッド・ギャリソン(12)
ロンドン・シンフォニエッタ
13.I love Paris-「カン・カン」
キム・クリズウェル
アンブロジアン合唱団、ロンドン・シンフォニエッタ
アーヴィング・バーリン:
「アニーよ銃を取れ」
14.The girl that I marry
15.You can't get a man with a gun
16.There's no business like show business
17.They say it's wonderful
18.My defences are down
19.I got the sun in the morning
20.Anything you can do
キム・クリズウェル(15-17、19、20)、トマス・ハンプソン(14、16-18、20)
デイヴィッド・ギャリソン(16,19)、デイヴィッド・ヒーリー(16,19)、
アルフレッド・マークス(19)、サイモン・グリーン(19)、
ジェイソン・グラーエ(19)
レベッカ・ルーカー(19)、ピータ・バートレット(19)、
ケリー・ポッター(19)
ヘイリー・スペンサー(19)、エマ・ロング(19)、ポール・キーティング(19)
アンブロジアン合唱団、ロンドン・シンフォニエッタ
CD2
ジェローム・カーン:
「ショウ・ボート」
1.序曲
2.Where's the mate for me?-Make Believe
3.Ol' Man River
4.Can't help lovin' dat man
5.You are love
6.Why do I love you?
7.Bill
フレデリカ・フォン・シュターデ(2,4,5,6)、
ジェリー・ハドリー(2,5,6)
テレサ・ストラタス(4,7)、ブルース・ハバード(3,4)、
カーラ・バーンズ(4)
ロバート・ニコルス(6)、ウェイン・マーシャル(ステージ・ピアノ)
アンブロジアン合唱団、ロンドン・シンフォニエッタ
8.The Song is You-「ミュージック・イン・ジ・エア」
トマス・ハンプソン
ロンドン・シンフォニエッタ
9.Smoke gets in your eyes-「ロバータ」
ジャンヌ・レーマン
ロンドン・シンフォニエッタ
10.ヴィンセント・ユーマンス:Tea for Two-「ノー・ノー・ナネット」
ジョージ・ドヴォルスキー、レベッカ・ルーカー
アンブロジアン合唱団、ロンドン・シンフォニエッタ
リチャード・ロジャース:
11.Ten cents a dance-「シンプル・サイモン」
キム・クリズウェル
ロンドン・シンフォニエッタ
12.Bewitched, Bothered and Bewildered-「夜の豹」
フレデリカ・フォン・シュターデ
ロンドン交響楽団
13.クルト・ワイル:September Song-「ニッカーボッカー氏の休日」
ケヴィン・コルソン
ロンドン・シンフォニエッタ
フレデリック・レーヴェ:「ブリガドゥーン」
14.The heather in the hill
15.Almost like being in love
ブレント・バーレット、レベッカ・ルーカー
ロンドン・シンフォニエッタ
16.レナード・バーンスタイン:Maria-「ウェスト・サイド・ストーリー」
ランバート・ウィルソン
モンテ=カルロ・フィルハーモニー管弦楽団
17.カーン:All the things you are-「ヴェリー・ウォーム・フォー・メイ」
レベッカ・ルーカー、ジョージ・ドヴォルスキー、ジャンヌ・レーマン、
クリス・グレーネンダール
アンブロジアン合唱団、ロンドン・シンフォニエッタ
以上 ジョン・マッグリン指揮
ミュージカルをオリジナル・スコアで録音したマッグリンのベスト
1986年から始まったマッグリンのブロードウェイ・ミュージカルの傑作録音
シリーズ。
「Show Boat」「Anything Goes」「Kiss Me Kate」「Annie Get Your Gun」
「Brigadoon」の全曲盤、その他のシングル・アルバムなどで、可能な限りオ
リジナルのオーケストレイションとヴォーカル・アレンジを尊重した画期的
なプロジェクトでした。その録音からのエッセンスとなるベスト選曲で構成
された2CDです。本年2月14日、55歳の若さで亡くなったマッグリンの追悼と
もなる名曲集です。

CDM-6952322 \1450
サミュエル・バーバー
1.ドーヴァー・ビーチOp.3
2.セレナードOp.1
3.3つの歌Op.2
4.3つの歌Op.10
5.4つの歌Op.13
6.3つの歌Op.45
7.弦楽四重奏曲Op.11
トマス・アレン(バリトン)、ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
エンドリアン弦楽四重奏団
(1)、(2)、(7)-1990年7月、ロンドン録音
(3)-(6)-1993年4月、ブリストル録音
8.Despite and Still Op.41
エリク・カトラー(テナー)、ブラドリー・ムーア(ピアノ)
オペラ(2曲)、交響曲(2曲)、協奏曲(3曲-ヴァイオリン、チェロ、ピアノ)作
品はあるものの、バーバーの作品の大半はより小さなスケールのもの。この
アルバムは歌曲と室内楽作品のコレクション。弦楽四重奏曲のアダージョ楽
章は弦楽合奏版として最もポピュラーな作品ですがこのアルバムではそのオ
リジナル版を収録。声楽作品に優れた作品を残したバーバーの中で「ドーヴァ
ー・ビーチ」は最も優れた作品として評価されている。
2003年5月、ロンドン録音

CDM-6952282 \1450
アメリカのバレエ音楽
1.ジョージ・アンタイル:世界の都
2.ウィリアム・シューマン:Undertow
3.モートン・グールド:フォール・リヴァーの伝説
バレエ・シアター管弦楽団
ジョセフ・レヴァイン指揮
(1)-1954年6月、(2)-1953年4月、(3)-1955年4月、ニュー・ヨーク録音
すべてモノラル録音
コープランドとバーンスタイン以外のアメリカのバレエ音楽にとって重要な
作曲家3人の作品。いずれも戦後間もなくアメリカン・バレエ・シアターによ
り初演、この録音はそのオーケストラによる演奏。「世界の都」は1953年ヘ
ミングウェイの同名のショート・ストーリーをベースに作曲。「Undertow」
は英国出身のダンサー/振付師、アントニー・チューダーが1940年にニュー・
ヨークに移ってアメリカン・バレエ・シアターに入団し彼のために1945年に
作曲された。「フォール・リヴァーの伝説」もアメリカン・バレエ・シアタ
ーのために作曲された。1892年8月に起きたリジー・ボーデンが両親を斧で
殺害した事件をもとにしている。

CDM-6952302 \1450
ジョン・マッグリン/バーリン:アニーよ銃を取れ
キム・クリズウェル、トマス・ハンプソン、ジェイソン・グラーエ、
レベッカ・ルーカー、デイヴィッド・ギャリソン、デイヴィッド・ヒーリー、
アルフレッド・マークス、グレゴリー・ジバラ、サイモン・グリーン、
ピータ・バーレット、ケリー・ポッター、ハーリー・スペンサー、
エマ・ロング、フランク・キーティング、ニック・カーティス、
キャリー・ウィルソン、マイケル・パーン、クレア・バックフィールド、
ジョン・マッグリン、ブルース・オグストン、アンブロジアン合唱団
ロンドン・シンフォニエッタ
ジョン・マッグリン指揮
1990年、6月、7月、ロンドン録音
「アニーよ銃を取れ」はアーヴィング・バーリンのハーバート/ドロシー・
フィールズの本によるミュージカル。オハイオ出身の銃の名手、アニー・オ
ークリー(1860-1926)の生涯をフィクショナライズしたストーリーで、1946年
ブロードウェイのプロダクションが大ヒット、ニュー・ヨークとロンドンで
ロング・ランとなった。『ショウほど素敵な商売はない』『Doin' What Comes
Natur'lly』『You Can't Get a Man with a Gun』『They Say It's
Wonderful』『Anything You Can Do』などのヒット曲を含む。この録音は
1990年、アビー・ロード・スタジオで収録されたが2年後、クリズウェルは
プリンス・ウェールズシアターでのロンドン・ウェスト・エンドのリヴァイ
ヴァル・プロダクションの主役に抜擢された。

CDM-6952212 \1450
アーロン・コープランド:交響曲第3番
1.交響曲第3番
2.キューバ舞曲
ダラス交響楽団
エドゥアルド・マータ指揮
3.舞踏交響曲
メキシコ・フィルハーモニー管弦楽団
エンリケ・バティス指揮
「第3番」は1944-46年に作曲されたアメリカの代表的交響曲のひとつ。46年
にクーセヴィツキーの指揮、ボストン交響楽団が初演。メキシコを代表する
二人の指揮者による演奏。

CDM-6952262 \1450
ネイサン・ガン/アメリカン・アンセム
1.トラッド/ムジカー編:シェナンドー
2.ジェイ・ゴーニー:Brother can you spare a dime
3.ネッド・ローレム:Early in the Morning
4.ローレム:The Lordly Hudson
5.ジーン・シーア:At Howard Hawk's House
6.シーア:Holding Each Other
7.ジョン・ジェイコブ・ナイルズ:The Lass from the Low Countree
8.ジョン・ムスト:Recuerdo
9.サミュエル・バーバー:夜想曲Op.13-4
10.バーバー:輝ける夜に
11.ウィリアム・ボルコン:Fur(Murray the Furrier)
12.ボルコン:Over the Piano
13.ボルコン:Black Max(As Told by the de Kooning Boys)
14.チャールズ・アイヴズ:Slugging a Vampire
15.アイヴズ:Two Little Flowers(and dedicated to them)
16.アイヴズ:ブース大将の天国入り
17.リー・ホルビー:The Lamb
18.トラッド/ナイルズ編:なにゆえイエスは
19.トラッド/コープランド編:川のほとり
20.アーロン・コープランド:Long Time Ago
21.シーア:Lean Away
22.アメリカ国歌
ネイサン・ガン(バリトン)
ケヴィン・マーフィ(ピアノ)
1998年3月、4月、ロンドン録音

CDS-9651532 2枚組 \1980
クラシカル・チルアウト 2009
こんな時代こそのクラシカル・チルアウト、ヴァージョン・アップして登場。
オリジナルのクラシカル・チルアウトが世界的に成功したのは2001年のこと。
そのヴァージョン・アップとして登場の本アルバムはリラックスして昨今の
世界的な経済不況からのストレスを癒す理想的な楽曲がセレクトされました。
日々の問題を一時でも忘れてリラックスしたいリスナーにはぴったりの企画
です。
曲目には世界的大ヒットの映画作品、「プラトゥーン」「アメリカン・ビュ
ーティ」「ピアノ・レッスン」「シネマ・パラダイス」「シンドラーのリス
ト」などの使用楽曲も含まれます。ヘンデル、ヴィヴァルディ、バッハのバ
ロックから始まり、モーツァルト、ドビュッシー、プッチーニさらに現代の
ジョン・タヴナー、マイケル・ナイマン、クレイグ・アームストロング、カ
ール・ジェンキンスまでの音楽がセレクトされています。参加アーティスト
は世界のディーヴァ、ゲオルギュー、カラス、メニューイン、リンパニー、
新進のケイト・ロイヤル、カウンターテナーのフェルナンド・リマ、日本で
も大人気のリベラなどEMIならではの豪華な顔ぶれ。
演奏の編成も無伴奏合唱、ソロ・ピアノ、室内楽、協奏曲、大編成オーケス
トラと合唱による作品までヴァラエティに富んでいて、しかもサウンドはク
ール。老若男女を問わずスムーズでリラックスしたリスニングがたのしめる
2CDです。8Pブックレット ブリリアント・ボックス
CD1
1.バーバー:弦楽合奏のためのアダージョ
/フィラデルフィアO、オーマンディ指揮
2.サティ:ジムノペディ第1番/アンジェラ・ブラウンリッジ(ピアノ)
3.ジェンキンス:アニュス・デイ
/グレート・ブリテン・ナショナル・ユース合唱団
ロンドン・フィル 他、カール・ジェンキンス指揮
4.ヘンデル:サラバンド(ヘイル編)/アカデミー室内O、
アレクサンダー・ブリガー指揮
5.プッチーニ:私のお父さん(「ジャンニ・スキッキ」)
/ゲオルギュー(ソプラノ)
ロンドンSO、パッパーノ指揮
6.バッハ:協奏曲(ヴァイオリンとオーボエのための)ニ短調BWV1060-第2楽章
メニューイン(ヴァイオリン)、グーセンス(オーボエ)、
バース・フェスティヴァルO メニューイン指揮
7.モリコーネ:シネマ・パラダイス 愛のテーマ
/マイリーン・クラス(ピアノ)、
ロイヤル・フィル、クリス・エリオット指揮
8.ペルト:鏡の中の鏡(抜粋)
/リトル(ヴァイオリン)、マルティン・ロスコー(ピアノ)
9.ドリーブ:花の二重唱(「ラクメ」)
/メスプレ(ソプラノ)、ミレ(メゾ・ソプラノ)
パリ・オペラ=コミークO、ロンバール指揮
10.ナイマン:The Heart Asks Pleasure First
/The Promise-(映画「ピアノ・レッスン」) 
/作曲、指揮、プロデュース:マイケル・ナイマン
11.プライズマン:サンクトゥス(「パッヘルベルのカノン」)/リベラ、
エド・デイ(ソロ)、監督/指揮:ロバート・プライズマン
12.バッハ:ゴルトベルク変奏曲-アリア/マリア・ティーポ(ピアノ)
13.ロドリーゴ:恋のアランフェス/フェルナンド・リマ(カウンターテナー)、
ジョン・パッリチェッリ(ギター)
14.ウィリアムズ:「シンドラーのリスト」のテーマ/リトル(ヴァイオリン)、
ニュー・ワールド・フィル、イアン・サザーランド指揮
15.ドビュッシー:月の光/リンパニー(ピアノ)
16.ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:ヴィジョン
/エミリー・ヴァン・エヴェラ(ソプラノ)
編曲/演奏:リチャード・サウザー
17.ジェンキンス:アディエマス/ミリアム・ストックリー(ヴォーカル)、
ロンドン・フィル、カール・ジェンキンス指揮
18.オルフ:イン・トゥルティナ(「カルミナ・ブラーナ」)
/ケイト・ロイヤル(ソプラノ)
アカデミー室内O、エドワード・ガードナー指揮
CD2
1.ニューマン:Any Other Name(映画「アメリカン・ビューティ」)
プロデュース/演奏:ニコライ・ブロック&サリー・ハーバート
2.ジェフス:無窮動/ペンギン・カフェO、サイモン・ジェフス
3.ジェンキンス:And the Mother Did Weep(「スターバト・マーテル」)
EMOアンサンブル、ロイヤル・リヴァプール・フィル合唱団、O、
ジェンキンス指揮
4.グレツキ:交響曲第3番「悲歌」-第2楽章/クラコフSO,
ヤチェク・カスプリシク指揮
5.ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり(開始部)
/ヒュー・ビーン(ヴァイオリン)、
ニュー・フィルハーモニアO、ボールト指揮
6.サティ:グノシェンヌ第1番/ケフェレック(ピアノ)
7.ライヒ:ナゴヤ・マリンバ/コリン・カリー&サム・ウォルトン(マリンバ)
8.ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調-第2楽章(開始部)
/メニューイン(ヴァイオリン)、フィルハーモニアO、ジュスキント指揮
9.ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲(開始部)
ロンドン・フィル、ボールト指揮
10.タヴナー:子羊/ヴァサリ・シンガーズ、ジェレミー・バックハウス指揮
11.モリコーネ:ガブリエルのオーボエ(映画「ミッション」)
エンニオ・モリコーネと彼の管弦楽団
12.アームストロング/デル・ナージャ/ヴァウルズ
/マーシャル:Weather Stormロンドン・セッションO、編曲/指揮/
プロデュース:クレイグ・アームストロング 
(ピアノ、キーボード)
13.モリコーネ:悲しみのアリス/モリコーネと彼の管弦楽団
14.フォーレ:イン・パラディスム(「レクイエム」)
/ケンブリッジ・キングズ・カレッジ 
合唱団、他、イギリス室内O、スティーヴン・クローベリー指揮
15.カタラーニ:遠くへ行かないで(「ワリー」)
/カラス(ソプラノ)、フィルハーモニアO
セラフィン指揮
16.ヴィヴァルディ:冬(「四季」)-第2楽章
/ジュリオ・フランゼッティ(ヴァイオリン)
ソロイスト・オブ・スカラ・フィル、ムーティ指揮
17.バッハ:ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056-第2楽章/ガヴリーロフ(ピアノ)
アカデミー室内O、マリナー指揮
18.モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス/ストックホルム放送合唱団
ストックホルム室内合唱団、ベルリン・フィル、ムーティ指揮




<VIRGIN CLASSICS>
VC-2165762 \1980
マーラー:4つの楽章
1.Totenfeier(葬礼)
2.アダージョ(「交響曲第10番」より)
3.Blumein(花の章)
4.What the Wild Flowers Tell Me(ブリテン編)
フランクフルト放送交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
マーラーの独立’楽章’をまとめて取り上げたヤルヴィ/フランクフルトSOの
注目作。
マーラーは完成させた9つの交響曲と「大地の歌」の他に3つの独立した交響
楽章を残した。(3)は交響曲第1番となる管弦楽作品の第2楽章として作曲され、
(1)は、交響曲第2番の第1楽章のオリジナルとして作曲され、作曲者自身に
より前作交響曲の(おそらく自伝的な)英雄の葬礼として記された作品。(2)は
交響曲第10番の第1楽章として構想され、マーラーの1911年の死により、短い
第3楽章とともに演奏可能な作品として残されました。「第10番」はその後
1960年にデリク・クックにより完成版となっています。(4)は1941年にブリテ
ンにより交響曲第3番の第2楽章から編曲され編成を小規模にした版となって
います。
ヤルヴィとフランクフルトSOは2008年の公演でもこれらの作品を採り上げ海
外各紙で絶賛されています。

VC-2165742 \1980
ジャンス/TRAGEDIENNES(悲劇の女優)Vol.II-グルックからベルリオーズまで
1.グルック:「アルセスト」-Grands dieux soutenez mon courage…
Ah! Divinites implacables(アルセスト)
サッキーニ:「ダルダヌス」
2.-Il me fuit… Rien ne Peut emouvoir(イフィス)
3.-Cesse cruel amour de regner sur mon ame(イフィス)
4.ピッチーニ:「ディドン」-Non, ce n'est plus pour moi(ディドン)
グルック:「オルフェーオとエウリディーチェ」
5.-Ballet des ombres heureruses
6.-Air de Furies
7.サッキーニ:「コロンヌのエディプ」-Dieux, ce n'est pas pour moi que
ma voix vous implore(アンティゴーヌ)
8.グレトリ:「アンドロマク」-C'est le seul espoir qui me reste…
Si fidele au noeud qui l'engage(エルミオーヌ)
ラモー:「遍歴騎士」
9.-Entree tres gaye de Troubadours
10.-Triste sejour(アルギー)
11.-サラバンド
12.サッキーニ:「リノー」-Helas vous le dirais-je… Ah! Que dis-tu?
(アルミード)
13.ラモー:「遍歴騎士」-メヌエット I & II
14.ケルビーニ:「メデア」-Ah! Nos peines seront communes(ネリス)
15.アリアーガ:「エルミニー」-Mais sur cette arene guerriere…
Il n'est plus…Dieux cruels!(エルミニー)
16.ベルリオーズ:「トロイアの人々」-Les Grecs ont disparu…
Malheureux Roi(カッサンドラ)
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
レ・タラン・リリク、 クリストフ・ルーセ指揮
トップ・ソプラノ、ジャンスの悲劇的オペラ・ヒロインのリサイタル集第2作。
ジャンスが2006年に発表した悲劇的オペラ・ヒロインのアリア集(VC-3467622)
はグラモフォン賞(ヴォーカル・リサイタル)とドイツのエコー・クラシック
賞(2007年度)を獲得、絶賛されました。その後を受ける本作では18世紀、19
世紀のアリアとバレエ音楽が集められました。バロック(ラモー)からロマン
派(ベルリオーズ)までがカヴァーされ、グルック(ジャンスは2010年、エクサ
ンプロヴァンスで「アルセスト」に出演予定)ケルビーニの有名な役柄、ピッ
チーニ、サッキーニ、アリアーガ(スペインのモーツァルトと呼ばれる)など
のあまり知られていない役どころも収録されました。ジャンスの力量が遺憾
なく発揮された本作にご期待ください。



<EMI FRANCE>
OPERAS COMIQUES & OPERETTES SERIES
オペラ、オペレッタ・ファンにうれしいお知らせです。EMIフランスの豊富なカ
タログから7点が一気にお求めやすい価格で再登場いたします。しかもノーマン、
メスプレ、ゲッダ、クラウス、ヴァン・ダムといった名歌手、プラッソン、ガー
ディナー、ミンコフスキ、ロゼンタールなどの指揮者により豪華な顔ぶれが揃
いました。ご注目下さい。

CZS-3951082 2枚組 \1980
オッフェンバック:美しきエレーヌ
ジェシー・ノーマン(ソプラノ)
 ジョン・アラー(テナー)
ガブリエル・バキエ(バリトン)
ジャン=フィリップ・ラフォン(バリトン)
トゥールーズ・カピトール合唱団、管弦楽団
ミシェル・プラッソン指揮

CZS-3951132 2枚組 \1980
オッフェンバック:山賊
ギスレーヌ・ラファネル(ソプラノ)
コレット・アリオット=ルガズ(ソプラノ)
ティベール・ラッファッリ(テナー)
ミシェル・トランポン(バリトン)
フランソワ・ル・ルー(バリトン)
ティエリー・ドラン(テナー)
ジャン=ルック・ヴィアラ(テナー) 他
リヨン・オペラ合唱団、管弦楽団
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮

CZS-3951182 2枚組 \1980
ボイエルデュー:白衣の婦人
ロックウェル・ブレイク(テナー)
アニック・マシス(ソプラノ)
ミレイユ・ドゥルンシュ(ソプラノ)
ジャン=ポール・フーシュクール(テナー)
ローラン・ナウリ(バス・バリトン)
シルヴィー・ブルネ(メゾ・ソプラノ)
フランス放送合唱団
パリ管弦楽団アンサンブル 
マルク・ミンコフスキ指揮

CZS-3951232 2枚組 \1980
ビゼー:美しいパースの娘
ジューン・アンダーソン(ソプラノ)
アルフレード・クラウス(テナー)
ジーノ・キリコ(バリトン)
ジョセ・ヴァン・ダム(バリトン)
ガブリエル・バキエ(バリトン)
マルガリタ・ジマーマン(メゾ・ソプラノ)
ラディオ・フランス合唱団
新フィルハーモニー管弦楽団
ジョルジュ・プレートル指揮

CZS-3951282 2枚組 \1980
アーン:シブレット
マディ・メスプレ(ソプラノ)
ジョセ・ヴァン・ダム(バリトン)
ニコライ・ゲッダ(テナー)
コレット・アリオット=ルガズ(ソプラノ)
フランソワ・ル・ルー(バリトン)
ジャン=クリストフ・ブノア(バリトン)
ジャン・ラフォルジュ合唱アンサンブル
モンテ=カルロ・フィルハーモニー管弦楽団
シリル・ディードリッヒ指揮

CZS-3951332 2枚組 \1980
オッフェンバック:天国と地獄
マディ・メスプレ(ソプラノ) 
ジェイン・ローズ(メゾ・ソプラノ)
ジェイン・ベルビエ(メゾ・ソプラノ) 
ミシェル・セネシャル(テナー)
シャルル・ブーレ(テナー)
ミシェル・トランポン(バリトン)
トゥールーズ・カピトール合唱団、管弦楽団
ミシェル・プラッソン指揮

CZS-3952972 2枚組 \1980
ヴィヴァ・オッフェンヴァック:
「野生のばら」
「Monsieur Choufleuri」
「市場の女商人たち」
マディ・メスプレ(ソプラノ)
ジャン=フィリップ・ラフォン(バリトン)
ミシェル・トランポン(バリトン)
シャルル・ブーレ(テナー) 他
ジャン・ラフォルジュ合唱アンサンブル
モンテ=カルロ・フィルハーモニー管弦楽団
マヌエル・ロザンタール指揮

<SONY CLASSICAL>
8869722504-2 \1850
Shostakovich:
Chamber Symphony, Op.73a(After String Quartet No.3)
Chamber Symphony, Op.83a(After String Quartet No.4)
演奏:Michael Sanderling/Kammerakademie Potsdam
※発売延期未定になっておりましたので、今回再受注とさせていただきます。
ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲を室内管弦楽団のために編曲したいわゆ
る「カンマーシンフォニー」といえば、指揮者ルドルフ・バルシャイによる
編曲が有名で、バルシャイ自身も多くの録音をしていますが、今回ソニーク
ラシカルからリリースされるのは、チェリストとしても有名なミヒャエル・
ザンデルリンク指揮するカンマーアカデミー・ポツダムによる新録音です。
今回取り上げられたのは「弦楽四重奏曲第3番作品73」と「弦楽四重奏曲第4
番作品83」の室内管弦楽のための編曲版。現時点では編曲者の名前のアナウ
ンスがありませんが、オーケストラの定期演奏会で取り上げられた際には
「バルシャイ版」とのアナウンスがありますので、おそらくバルシャイ版と
見て間違いないでしょう。この2曲はいずれも編曲者バルシャイ自身のアル
バム(ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団を振ったもの)があります
ので、その演奏と聞き比べるのも一興でしょう。この若い演奏家たちによる
フレッシュな演奏をお楽しみください。

8869747439-2 \1850
Passione
1. 愛は面影の中に La Prima Volta(First Time Ever I Saw Your Face)
※イタリア語
2. セイ・コン・メ(ゼア・フォー・ミー) Sei Con Me(There For Me)
※ヘイリーとのデュエット曲 イタリア語
3. ロミオとジュリエット 愛のテーマ Un Giorno Per Moi(A Time For Us)
※イタリア語
4. イル・カント Il Canto ※イタリア語
5. 青い影[センツァ・ルーチェ] Sanza Luce(A Whiter Sade Of Pale)
※イタリア語
6. ピアノ(メモリー) Piano(Memory)※英語
7. MAMA Mamma
※イル・ディーヴォ「MAMA」のイタリア語ヴァージョン イタリア語
8. トリステス Tristesse
※ショパン「別れの曲」(練習曲Op.12-3)のカヴァー イタリア語
9. ベラアモーレ Bellamore ※イタリア語
10. 星は光りぬ-歌劇「トスカ」 E Lucevan Le Stelle
※プッチーニ歌劇の名曲 イタリア語
ポール・ポッツ
デビュー・アルバム『ワン・チャンス』で、世界中の感涙を誘ったポール・ポ
ッツ、待望の第2弾アルバム。
オペラ歌手を目指していた。英国のテレビのオーディション番
組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で感動を呼び、審査員でもある敏腕プロ
デューサー、サイモン・コーウェルに認められ、初代チャンピオンに選出され、
念願のレコード・デビューのチャンスを掴む。その直後に発売されたデビュー
・アルバム『ワン・チャンス』に収録されていた「誰も寝てはならぬ」に続い
て、今回のアルバムでもテノールの有名アリア「星は光りぬ」(プッチーニの歌
劇『トスカ』より)にチャレンジ。加えて、クラシカル・クロスオーヴァーの
フィールドで数多くのアーティストがカヴァーしている「青い影」(プロコル・
ハルム)や「メモリー」(ミュージカル『キャッツ』より)、イル・ディーヴォの
「MAMA」のほか、近年人気急上昇のフィギュア・スケートでも使用されている
ニーノ・ロータ作曲の「ロミオとジュリエット 愛のテーマ」やクラシック・ピ
アノの珠玉の名曲ショパンの「別れの曲」などのカヴァーも収録された、感動
的な内容。 前作以上に、“オペラ・クロスオーヴァー”にシフトした、じっく
りと聴かせる、ポール・ポッツの決定盤ともいうべき力作ニュー・アルバム。
www.paulpottsofficial.com


<SONY BMG CLASSICAL> ※曲目は収録予定曲です
8869748904-2 2枚組 \1850
ハイドン:初期ロンドン交響曲集
<Disc1>
交響曲第93番ニ長調
交響曲第94番ト長調「驚愕」
交響曲第95番ハ短調
<Disc2>
交響曲第96番ニ長調「奇蹟」
交響曲第97番ハ長調
交響曲第98番変ロ長調
ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団
ハイドン演奏では定評のあったセルのハイドン。新たにDSDマスタリングが施
され、音質が飛躍的に向上している。

8869750821-2 \1850
マーラー:交響曲「大地の歌」
ケント・ナガノ指揮
モントリオール交響楽団、
クラウス・フローリアン・フォクト(アルト)、
クリスティアン・ゲルハーエル(バリトン)
ソニー・クラシカルからの第2作。第1作のブルックナー「ロマンティック」
に続くのは、マーラーの歌付交響曲。チクルス化の予定。

8869748045-2 12枚組 \3300
ハイドン:ロンドン交響曲集、パリ交響曲集、『天地創造』、ミサ曲集
<Disc1>
交響曲第82番ハ長調「熊」
交響曲第83番ト短調「めんどり」
交響曲第84番変ホ長調
<Disc2>
交響曲第85番変ロ長調「王妃」
交響曲第86番ニ長調
交響曲第87番イ長調
<Disc3>
交響曲第93番ニ長調
交響曲第94番ト長調「驚愕」
交響曲第95番ハ短調
<Disc4>
交響曲第96番ニ長調「奇蹟」
交響曲第97番ハ長調
<Disc5>
交響曲第98番変ロ長調
交響曲第99番変ホ長調
<Disc6>
交響曲第100番ト長調「軍隊」
交響曲第102番変ロ長調
<Disc7>
交響曲第101番ニ長調「時計」
交響曲第103番変ホ長調「太鼓連打」
<Disc8>
ミサ曲第9番ハ長調「戦時のミサ」
<Disc9>
ミサ曲第11番ニ短調「ネルソン・ミサ」
交響曲第88番ト長調「V字」
<Disc10>
オラトリオ「天地創造」
<Disc11>
ミサ曲第14番変ロ長調「ハルモニー・ミサ」
<Disc12>
ミサ曲第12番変ロ長調「テレジア・ミサ」
レナード・バーンスタイン指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック、
ロンドン交響楽団&合唱団(テレジア・ミサ)ほか
バーンスタインがCBSに録音したハイドン録音を12枚のCDに集大成。大編成の
オーケストラをドライヴするが、意外なほど清澄な音楽を聞かせる。

8869748044-2 7枚組 \3550
ハイドン:交響曲集
<Disc1>
交響曲第41番ハ長調
交響曲第42番ニ長調
交響曲第43番変ホ長調「マーキュリー」
<Disc2>
交響曲第44番ホ短調「悲しみ」
交響曲第51番変ロ長調
交響曲第52番ハ短調
<Disc3>
交響曲第45番嬰ヘ短調「告別」
交響曲第46番変ロ長調
交響曲第47番ト長調
<Disc4>
交響曲第50番ハ長調
交響曲第64番イ長調
交響曲第65番イ長調
<Disc5>
交響曲第82番ハ長調「熊」
交響曲第83番ト短調「めんどり」
交響曲第84番変ホ長調
<Disc6>
交響曲第85番変ロ長調「王妃」
交響曲第86番ニ長調
交響曲第87番イ長調
<Disc7>
交響曲第88番ト長調「V字」
交響曲第89番ヘ長調
交響曲第90番ハ長調
ブルーノ・ヴァイル指揮
ターフェルムジーク・バロック管弦楽団
ピリオド楽器のエキスパートによる充実したハイドン演奏を7枚のCDにパック。

8869743304-2 3枚組 \2400
ハイドン・マスターワークス・コレクション
<Disc1>
歌劇「当てはずれの不貞」序曲
交響曲第94番ト長調「驚愕」より第2、第3楽章
交響曲第100番ト長調「軍隊」より第2楽章
ピアノ協奏曲ニ長調Hob. XVIII:11より第3楽章
トランペット協奏曲変ホ長調より第3楽章
オラトリオ「四季」-「春」より「第2曲 来よ、のどけき春」&「第4曲 ア
リア:農夫は今、喜び勇んで」&「冬」より「第39曲 それから、大いなる朝
がやってきた」
弦楽四重奏曲第81番ト長調より第1楽章
「皇帝賛歌」の主題による変奏曲
交響曲第99番変ホ長調より第4楽章
<Disc2>
交響曲第101番ニ長調「時計」より第1楽章
オラトリオ「天地創造」より「第1曲 ラルゴ:混沌の描写」、
「第4曲 喜ばしき天使たちの群れは驚きをもって」
交響曲第85番変ロ長調「王妃」(全曲)
弦楽四重奏曲第77番ハ長調「皇帝」より第2楽章(「皇帝賛歌」の主題による
変奏曲)
弦楽四重奏曲作品51「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」よりイント
ロダクション
交響曲第98番変ロ長調より第2楽章
弦楽四重奏曲第43番ニ短調より第1楽章
交響曲第46番ロ長調より第3楽章
交響曲第102番変ロ長調より第4楽章
<Disc3>
交響曲第101番ニ長調「時計」より第2楽章
ミサ曲第12番変ロ長調「テレジア・ミサ」より「キリエ」
ピアノ協奏曲ニ長調Hob. XVIII:11より第2楽章
ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調より第2楽章
ヴァイオリン、オーボエ、チェロ、ファゴットのための協奏交響曲変ロ長調
より第2楽章
交響曲第93番ニ長調より第2楽章
チェロ協奏曲第1番ハ長調より第2楽章
ピアノ三重奏曲第45番変ホ長調より第2楽章
弦楽四重奏曲第82番ヘ長調より第3楽章
交響曲第97番ハ長調より第2楽章
レナード・スラットキン指揮
フィルハーモニア管弦楽団、
シギスヴァルド・クイケン指揮
ラ・プティット・バンド、東京クヮルテット、エフゲニー・キーシンほか

8869746985-2 \1850
「エクスペリエンス-ライヴ・フロム・ニューヨーク」
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番より「ワルツ2」
ショスタコーヴィチ:映画音楽「馬あぶ」より「ワルツ」
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番変ホ長調作品107
ショスタコーヴィチ:劇音楽「殺されたはず」作品31より「ガモーシュカ」
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番より「ワルツ1」
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第1番より「ワルツ」
ショスタコーヴィチ:映画音楽「イワン=ミチューリン」より「ワルツ」
ジミ・ヘンドリックス:マシンガン
ヤン・フォーグラー(チェロ)&ザ・ナイツ
元シュターツカペレ・ドレスデンの首席チェリスト。前作の「タンゴ」(国内
盤未発)に続く、クロスオーバー系アルバム。

8869748940-2 22枚組 \6900 ※4月21日までのご注文特価 \6600
ヘンデル・オペラ・コレクション
Disc1-3
歌劇「リナルド」(全曲)
ポール・エスウッド(C-T)キャロリン・ワトキンソン(Ms)
チャールズ・ブレット(C-T) イレアナ・コトルバス(Sp)他
ジャン=クロード・マルゴワール(指揮)
ラ・グラン・エキュリー・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ
(王室大厩舎・王宮付楽団)
【録音】1977年 パリ、ノートル・ダム・デュ・リバン教会(ADD)
1711年にロンドン・ヘイマーケット女王劇場で、ロンドンで上演された最初
のオペラ。タッソーの「解放されたエルサレム」によるヒルの英語台本に基
づく作品(実際のオペラ歌詞はイタリア語)。 聖地解放のためにエルサレム
に赴いたリナルドが、女王アルミーダの妖術によって誘惑されそうになるが、
アルミレーナの貞節のために救われるという話を、輝かしい音楽によって展
開される。ヘンデルは、2週間でこのオペラを書いたといわれているが、この
オペラの約10-20曲は、ヘンデルのイタリア時代の作品から部分的に借用され
ているようです。しかしながらこのオペラは、ヘンデル生前に53回再演され
ており、大変人気のあった作品だったようです。
Disc4-5
歌劇「ジューリオ・チェーザレ(ジュリアス・シーザー)」(全曲)
モーリーン・フォレスター(コルネリア)/ビヴァリー・シルズ(クレオパトラ)
ノーマン・トレイグル(シーザー) /ドミニク・コッサ 他
ジュリアス・ルーデル(指揮)
ニューヨーク市立歌劇場管弦楽団&合唱団
【録音】1967年4-5月 ニューヨーク ウェブスター・ホール(ADD)
1724年にロンドン・ヘイマーケット国王劇場で初演され、18世紀から現在で
も上演される代表作品。ローマ将軍カエサル(シーザー)が、エジプト遠征の
際のクレオパトラやプトレマイオスらとの関わりをめぐる話を、華やかで勇
壮な音楽によって描いた作品。
Disc6-8
歌劇「タメルラーノ」(全曲)
イサベラ・プールナール(Sp)ジョン・エルウィス(T)ルネ・ヤーコプス(C-T)
グレゴリー・ラインハルト(Bs)ミーケ・ファン・デル・スルイス(Sp)
アンリ・ルドロワ(C-T)
ジャン=クロード・マルゴワール(指揮)
ラ・グラン・エキュリー・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ
(王室大厩舎・王宮付楽団)
【録音】1983年2月 パリ、 ノートル・ダム・デュ・リバン教会(ADD)
1724年ロンドン・ヘイマーケット国王劇場で初演され、「ジューリオ・チェ
ーザレ」に続いて発表されたオペラ。1402年にタタールのタメルラーノがト
ルコを征服した史実に基づいた作品で。タメルラーノと捕虜のトルコ皇帝父
娘をめぐる作品。
Disc9-11
歌劇「ロデリンダ」(全曲)
バルバラ・シュリック(Sp)デヴィッド・コルディア(C-T)
クリストフ・プレガルディエン(T)カイ・ヴェッセル(C-T)他
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
ラ・スタジオーネ・フランクフルト
【録音】1990年6月 フランクフルト・フェステブルク教会(DDD)
1725年ロンドン・ヘイマーケット国王劇場で初演され、「タメルラーノ」に
続く作品。王位をしりぞけられ、戦場で死んだと思われた夫を、貞節な王妃
ロデリンダが見出し、救出するという、「フィデリオ」にも似た劇的緊張に
富む話。
Disc12-14
歌劇「アレッサンドロ」(全曲)
ルネ・ヤーコプス(C-T) イサベラ・プールナール(Sp)
スティーヴン・ヴァーコー(Bs)ギィ・ドゥ・メイ(T)
シギスヴァルト・クイケン(指揮) ラ・プティット・バンド
【録音】1984年2月 オランダ、ハールレム、ドープスヘヅィンデ教会(ADD)
1725年ロンドン・ヘイマーケット国王劇場で初演された作品。アカデミー主
催のオペラ公演の傑出した歌手セネジーノとクッツォーニだけでなく、プリ
マドンナ、ファウスティーナ・ボルドーニを獲得し、空前の豪華キャストで
1ヶ月に13回もの公演が行われたが、それ以降も再演が重ねられ、ヘンデル
生涯で最も多く上演された作品。
Disc15-16
歌劇「ロタリオ」(全曲)
ジモーネ・ケルメス(Sp)サラ・ミンガルド(A)ソニア・プリナ(Sp)
ヒラリー・サマーズ(A)スティーヴ・ダヴィスリム(T)
アラン・カーティス(指揮)イル・コンプレッソ・バロッコ
【録音】2004年6月 Chiesa dell'Annunziata, Ravello, Salerno(DDD)
1729年12月2日にロンドン・キングズ劇場にて初演された作品。この劇場であ
とにつなぎとして上演された「ジュリアス・シーザー」があまりにも好評だ
ったため、残念ながら7回の上演で終了となってしまった。しかしヘンデルの
この曲への思いは強く、再演のためにローマへ新人歌手発掘の旅をしたそう
です。この曲はヘンデルの中でも大成功したオペラではありませんが、様々
なところに新しい手法を取り入れており、その後のオペラの作曲の改革の元
になったものです
Disc17-19
歌劇「パルテーノペ」(全曲)
クリスティーナ・ラーキ(Sp)ルネ・ヤーコプス(C-T)
ジョン・ヨーク・スキンナー(C-T)マーティン・ヒル(T)
スティーヴン・ヴァーコー(Bs)
シギスヴァルト・クイケン(指揮) ラ・プティット・バンド
【録音】1979年3-4月 ベルギー、聖ギリス教会(ADD)
1730年ロンドン・ヘイマーケット国王劇場で初演された作品。前作の「ロタ
リオ」が好評でなかったために、急遽急ぎで作曲されたもの。この作品の台
本は、ナポリの作曲家ルイージ・マンチャのためにかかれたもので、非常に
人気のあったものを使用しています。
Disc20-21
歌劇「セルセ」(全曲)
キャロリン・ワトキンソン(A)ポール・エスウッド(C-T)
バーバラ・ヘンドリックス(Sp)他
ジャン=クロード・マルゴワール(指揮)
ラ・グラン・エキュリー・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ
(王室大厩舎・王宮付楽団)
【録音】1979年3-4月 パリ、ノートル・ダム・デュ・リバン教会 (ADD)
1738年にロンドン・ヘイマーケット国王劇場で初演された作品。ヘンデルの
オペラ興行の中で、最後期となった作品。今までの作品と違い、ブッフォの
要素が効果的に導入され、英雄扱いのセルセでさえ「愚かな王」として登場
させられています(有名な「オンブラ・マイ・フ」は、プラタナスの木に対し
て真面目な愛の歌を歌っているという、間抜けな場面)。また、通常ヘンデル
のオペラ・アリアは、A-B-A形式で書かれていますが、この作品では、それが
多様されていないという特徴もあります。
今年没後250年を迎えたヘンデル。彼のオペラの作品の中から、代表的な時代
の作品8曲を収録したBOXです。曲順は、作曲年代順に収録されています。BOX
の仕様は、BMGから発売されていた「メンデルスゾーン・マスターワークス」
や「プッチーニ:オペラ全集」と同じ仕様となる予定です。



<Oehms Classics>
OC728 \1850
チャイコフスキー:
交響曲第4番ヘ短調Op.36/序曲「1812年」Op.49
クリストフ・ポッペン(指揮)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー
管弦楽団
録音:2007年9月24日 ミュンヘン・ガスタイク・フィルハーモニーでのライ
ヴ(交響曲4番)
2008年1月4日 ザールブリュッケン・コングレスハレでのライヴ(1812年)
明晰でありながら過度に強調されることのないロマン性。そして、曲の素の
美しさをストレートに表現。引き締まったテンポと流れの良い運び、曲の立
体感を際立たせるフレージング。エームス・クラシックスへの最初の録音、
メンデルスゾーンの交響曲全集(OC709)は、メンデルスゾーンに対する実に見
通しの良い構成感とオーケストラ・コントロールの確かさが際立つ演奏でし
たが、チャイコフスキーでもその彼の独自な解釈は踏襲され、現代風に過度
に付け加えられたロシア風とは違った新解釈で聴かせてくれます。
クリストフ・ポッペンは、1956年、ドイツのミュンスター生まれのヴァイオ
リニスト、指揮者。ヴァイオリニストとして数多くの著名コンクールで入賞。
1978年、ケルビーニ弦楽四重奏団を設立。1981年にはエヴィアン国際弦楽四
重奏コンクールでグランプリを受賞。1988年、デトモルト室内オーケストラ
の音楽監督。1995年、ミュンヘン室内オーケストラの音楽監督に就任。1988-
95年、デトモルト国立音楽大学の教授を務め、1996年からベルリン国立音楽
大学の学長を務めています。バロック・ヴァイオリンも演奏し、ECMから発売
されたヒリアード・アンサンブルとの『バッハ/モリムール』は世界的に話
題となりました。また、ザルツブルク音楽祭にも多く出演。2007年シーズン
より、ドイツ放送フィル(旧称ザールブリュッケン放送響)の音楽監督を務め
ています。

OC806 \1850
ロマン派時代の宗教的歌曲集
ドヴォルザーク:歌曲集「聖書の歌」Op.99
ヴォルフ:
「棕櫚の木のまわりに浮かぶものたちは」「私は罪を担い、御恵みを受け」
「眠る幼な児イエス」「聖週間」「祈り」
メンデルスゾーン:「2つの宗教的な歌」Op.112
レーガー:「Ich sehe dich in tausend Bildern」
(2つの宗教的歌曲集Op.105-1)「2つのクリスマスの歌」
スザンネ・ベルンハルト(Sp)、マリア・グラーフ(Hp)、
ハラルト・フェラー(org)
録音:2008年10月16-18日、 オーバープファルツ、聖ミヒャエル教会
古典派までの時代は、宗教曲と通常の歌曲とはまったく別な分野の作品でし
た。こうした宗教的な歌曲はベートーヴェンの作品が初めてであったと思わ
れます。それまではコンサートホールで演奏される作品は娯楽の一つであり
ましたが、それ以降芸術と神聖なる場所に移行していきました。ここで演奏
される作品は、通常ピアノの伴奏によるものですが、別の楽器を使用しても
良いことになっていますので、ハープやオルガンによって演奏されました。
カラヤン時代のベルリン・フィル、チェリビダッケ時代のミュンヘン・フィ
ルのソロ・ハーピストであったマリア・グラーフが参加。アレンジとオルガ
ンをハラルト・フェラーが担当して録音が行われました。
S・ベルンハルトは、ミュンヘン生まれ。1995年にミュンヘン音楽アカデミー
に入り、ヘルムート・ドイチュ、ハンス=マルティン・シュナイト、ヤン=
ヘンドリック・ローターリンクに学びました。その後バイエルン劇場学校で
学び、1997年に「フィガロの結婚」でデビュー。「椿姫」「ばらの騎士」
「ボエーム」などの主役を飾りました。現在ではドイツを中心として、ビシュ
コフ、スクロヴァチェフスキ、グッテンベルク、カメラータ・ザルツブルク
と共演し、絶賛を博しました。2008年末には大植英次指揮大阪フィルの第九
で来日しました。

OC729 \1850
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D.934
バルトーク:ラプソディー第1番
イェルク・ヴィトマン:無伴奏ヴァイオリンのためのエチュードV
ピアソラ:ル・グラン・タンゴ(グバイドリーナ編曲)
シン・ヤン(Vn) マルコ・グリサンティ(p)
ハラルト・エラー(アコーディオン)
録音:2008年9-11月 ブランデンブルク、ベルリン放送局スタジオ
シン・ヤンは、1982年ヴュルツブルク生まれ(両親は韓国人)。ヴュツブルク
音楽学校でヴァイオリンを学び、13歳で「ドイツ・若い芽の音楽コンクール」
で優勝。その後リューベック音楽院でトーマス・ブランディスに学びました。
すでにドイツラント放送、北ドイツ放送、バイエルン放送などで彼女の演奏
が放送され、高い評価を得ています。ここに収録されたJ.ヴィトマンの作品
の副題は「パガニーニのカプリース第6番へのオマージュ」と題され、この録
音のために彼が監修を行いました。

OC730 \1850
フォーレ:ピアノ三重奏曲 ニ短調Op.120
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
フィリップ・エルサン(1948-):三重奏曲(1998)
録音:2008年6月10-12日 バイエルン放送第2スタジオ
CERES TRIO(トリオ・セレス)
トリオ・セレスは、パリ国立音楽院で学んでいたメンバーで設立したグルー
プ。「歌心と音楽に対する情熱は、今までにないグループ」と絶賛されてい
ます。この彼らのデビュー・アルバムでは、フォーレとラヴェルの有名な作
品。P・エルサンの作品は、『「マラン・マレ/サント・ジュヌヴィエーヴ・
デュ・モン教会の鐘」による変奏曲』という副題を持ち、独特な繰り返しを
もつ作品です。

OC619(SACD-Hybrid) \2280
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28「田園」
創作主題による6つの変奏曲ヘ長調Op.34
「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調Op.35
録音:2007年8月1-3日 プフォルツハイム・コングレスセンター
ミヒャエル・コルスティック(ピアノ)
ヨーロッパで「ドクター・ベートーヴェン!」と呼ばれ、エコー賞、そして
今年2009年ミデム賞を受賞するなど非常に高い評価を得ているコルスティッ
クのベートーヴェン・ピアノ・ソナタ集、6枚目。今回は「田園ソナタ」と2
つの変奏曲で、期待以上の様々な表現を聴かせてくれます。どこもかしこに
も漲るエネルギーは爆発寸前。余裕あふれる歌い口と、絶妙な強弱とテンポ
設定による考え抜かれた美しさもたまりません。もちろん全て、ベートーヴェ
ンの自筆譜から新たに研究しなおし演奏に望んでいます。派手さはなくとも
味のある、コルスティックのベートーヴェンです。

OC636(SACD-Hybrid)
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(オルガン編曲版)
グンター・ロスト(org & 編曲)
(使用オルガン: パリ、サン・ルイ・アン・リル教会、ベルナール・オーベル
タン2005年作製大オルガン)
録音:2007年8月27-31日 パリ、サン・ルイ・アン・リル教会
GUNTHER ROST(グンター・ロスト)
エームス・クラシックスで2枚目の「オルガン版ゴルトベルク」発売。好評の
ハンス=イェルク・アルブレヒトによる「オルガン版ゴルトベルク」(OC625)
は、オルガンの特質を最大限に生かした編曲と演奏でしたが、このグンター
・ロストももちろんその考えは同じですが、彼は作品の構造や複素数象徴性
(Bach=2+1+3+8=14、J.S.Bach=9+18+41=41[14の逆]、Johann Sebastian
Bach=58+86+14=158=14など、バッハ自身14という数に拘っていた。作品に
もそれが大いに反映しているのでは?)に注目し、このゴルトベルク変奏曲を
解き明かしていきます(詳細はロスト自身がライナーノーツを執筆)。
グンター・ロストは1974年にヴュルツブルクに生まれ、パリでマリ=クレー
ル・アランにオルガンを学びました。ロストはライプツィヒ・バッハ・コン
クールや、ダラス、ニュールンベルク、ハンガリーなどで10以上のコンクー
ルで賞を与えられました。2002年までツィルヒャー音楽院とヴュルツブルク
音楽大学でオルガンについて講義を持ち、バイエルン芸術賞を受賞。その後
グラーツ音楽大学教授とチャイコフスキー音楽院のマスタークラスを受け持っ
ています。


●ソニー・オペラ・ハウスシリーズ
ソニーとBMGのカタログの中のオペラものをミッド・プライスでリリース。
第1弾は20タイトルを発売。今後も定期的に発売される予定です。

全タイトル2枚組CD \1850
ブリリアントボックス型ジュエル・ケース仕様
中身は英語、フランス語、ドイツ語での、あらすじ説明及びフル・キャスト、
曲目詳細が記載されています。

8869744617-2 2枚組 \1850
バーバー:歌劇『ヴァネッサ』全曲
バーバー:歌劇『ヴァネッサ』全曲
エリナー・スティーバー(S:ヴァネッサ)、
ニコライ・ゲッダ(T:アナトール)、
ロザリンド・エリアス(イライアス)(Ms:エリカ)、
レジーナ・レズニック(Ms:老男爵夫人)、
ジョルジョ・トッツィ(Bs:老医師)、他
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮) 録音:1958年(ステレオ)

8869744819-2 2枚組 \1850
チャイコフスキー:歌劇『エフゲニー・オネーギン』全曲
ユーリ・マズロク(オネーギン)、アンナ・トモワ=シントウ(タチャーナ)
ニコライ・ゲッダ(レンスキー)、
ロジッツァ・トロエーヴァ=ミルチェーヴァ(オリガ)、
ニコラ・ギュゼレフ(グレーミン公爵)、他
ソフィア国立歌劇場合唱団、ソフィア祝祭管弦楽団
エミール・チャカロフ(指揮)
録音:1988年(デジタル)

8869744660-2 2枚組 \1850
コルンゴルト:歌劇『死の都』全曲
ルネ・コロ、キャロル・ネブレット、ヘルマン・プライ、
ベンジャミン・ラクソン、他
バイエルン放送合唱団、ミュンヘン放送管弦楽団
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
録音:1975年(ステレオ)

8869744816-2 2枚組 \1850
R.シュトラウス:歌劇『グントラム』全曲
ライナー・ゴルトベルク、イローナ・トコディ、
シャンドール・ショーヨム=ナジ、他
ハンガリー陸軍合唱団、ハンガリー国立交響楽団
イヴ・ケラー(指揮)
録音:1984年(デジタル)

8869745494-2 2枚組 \1850
マスネ:歌劇『ル・シッド』全曲
プラシド・ドミンゴ、グレース・バンブリー、ポール・プリシュカ、他
ニューヨーク・オペラ管弦楽団&合唱団
イヴ・ケラー(指揮)
録音:1976年、カーネギー・ホールでの演奏会形式上演(ライヴ、ステレオ)

8869744814-2 2枚組 \1850
ロッシーニ:歌劇『チェネレントラ』全曲
ルチア・ヴァレンティーニ=テッラーニ、フランシスコ・アライサ、
エンツォ・ダーラ、 ドメニコ・トリマルキ、他
西ドイツ放送合唱団、カペラ・コロニエンシス
ガブリエレ・フェッロ(指揮)
録音:1980年(ステレオ)

8869745118-2 2枚組 \1850
サン=サーンス:歌劇『サムソンとデリラ』全曲
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)、ジェームズ・キング(T)、
ベルント・ヴァイクル(Br)、
アレクサンダー・マルタ(Bs)、リヒャルト・コーゲル(Bs)、他
バイエルン放送合唱団、ミュンヘン放送管弦楽団
ジュゼッペ・パターネ(指揮)
録音:1973年6月、ミュンヘン(ステレオ)

8869744618-2 2枚組 \1850
ベッリーニ:歌劇『ノルマ』全曲
レナータ・スコット(ソプラノ:ノルマ)、
タティアナ・トロヤノス(メゾ・ソプラノ:アダルジーザ)、
ジュゼッペ・ジャコミーニ(テノール:ポリオ
ーネ)、ポール・プリシュカ(バス:オロヴェーゾ)、
アン・マレイ(メゾ・ソプラノ:クロティルデ)、
ポール・クルック(テノール:フラーヴィオ)、 他
アンブロジアン・オペラ合唱団、
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団、
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
録音:1979年(ステレオ)

8869744621-2 2枚組 \1850
チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』全曲
レナータ・スコット、プラシド・ドミンゴ、エレーナ・オブラスツォワ、
シェリル・ミルンズ、ジャンカルロ・ルッカルディ、リリアン・ワトソン、他
アンブロジアン・オペラ合唱団、
フィルハーモニア管弦楽団、
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
録音:1977年(ステレオ)

8869744820-2 2枚組 \1850
ヴェルディ:歌劇『オテロ』全曲
プラシド・ドミンゴ(オテロ)、レナータ・スコット(デズデーモナ)、
シェリル・ミルンズ(イヤーゴ)、他
アンブロジアン・オペラ合唱団、ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
録音:1978年(ステレオ)

8869744822-2 2枚組 \1850
ワーグナー:『さまよえるオランダ人』全曲
ジェイムズ・モリス(オランダ人)、デボラ・ヴォイト(ゼンタ)、
ヤン=ヘンドリンク・ローテリング(ダーラント)、
ベン・ヘップナー(エリック)他
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
録音:1994年(デジタル)

8869744620-2 2枚組 \1850
ビゼー:歌劇『カルメン』全曲(フリッツ・エーザー校訂アルコーア版)
カルメン:アンナ・モッフォ、
ドン・ホセ:フランコ・コレッリ、
エスカミーリョ:ピエロ・カプッチッリ、
ミカエラ:ヘレン・ドナート
スニガ:ジョゼ・ヴァン・ダム、
モラレス:バリー・マクダニエル、
フラスキータ:アーリーン・オジェー、
メルセデス:ジャーヌ・ベルビ エ、
ダンカイロ:ジャン=クリストフ・ベノワ、
レメンダート:カール=エルンスト・メルカー、
シェーネベルク少年合唱団
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団
ロリン・マゼール:指揮
録音:1970年(ステレオ)

8869744662-2 2枚組 \1850
プッチーニ:歌劇『西部の娘』全曲
マーラ・ザンピエーリ、プラシド・ドミンゴ、ホアン・ポンス、他
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
ロリン・マゼール(指揮)
録音:1991年、ミラノ、スカラ座(ライヴ、デジタル)

8869744619-2 2枚組 \1850
ベルク:歌劇『ヴォツェック』全曲
ヴァルター・ベリー(バリトン:ヴォツェック)、
イザベル・シュトラウス(ソプラノ:マリー)、
フリッツ・ウール(テノール:鼓手長)、
カール・デンヒ(バス:医師)、他、
パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団
ピエール・ブーレーズ(指揮)
録音:1966年(ステレオ)

8869744821-2 2枚組 \1850
ヴェルディ:歌劇『リゴレット』全曲
レナート・ブルゾン(リゴレット)、
ロベルト・アラーニャ(マントヴァ公爵)、
アンドレア・ロスト(ジルダ)、
ディミトリ・カヴラコス(スパラフチーレ)、
マリアーナ・ペンチェーヴァ(マッダレーナ)、他
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
リッカルド・ムーティ(指揮)
録音:1994年、ミラノ、スカラ座(ライヴ、デジタル)

8869744813-2 2枚組 \1850
プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』全曲
エヴァ・マルトン(トゥーランドット)、ベン・ヘップナー(カラフ)、
マーガレット・プライス(リュー)、
ヤン=ヘンドリク・ローテリング(ティムール)、
オラツィオ・モーリ(役人)、ブルーノ・デ・シモーネ(ピン)、
ロベルト・スウェンセン(パン)、ウルリッヒ・レス(ポン)
クラーエス=アーカン・アーンシェ(アルトゥム)
アウグスブルク大聖堂少年合唱団、バイエルン放送合唱団、
ミュンヘン放送管弦楽団
ロベルト・アバド(指揮)
録音:1992年(デジタル)

8869745801-2 2枚組 \1850
ヴェルディ:歌劇『ファルスタッフ』全曲
ローランド・パネライ、シャロン・スウィート、アラン・タイタス、
マリリン・ホーン、 ジュリー・カウフマン、フランク・ロパード、
ピエロ・デ・パルマ、他
バイエルン放送合唱団、バイエルン放送交響楽団
コリン・デイヴィス(指揮)
録音:1991年(デジタル)

8869744644-2 2枚組 \1850
ドニゼッティ:歌劇『愛の妙薬』全曲
プラシド・ドミンゴ、イレアナ・コトルバス、ジェレイント・エヴァンス、
イングヴァル・ヴィクセル、 リリアン・ワトソン、 他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
ジョン・プリッチャード(指揮)
録音:1977年(ステレオ)

8869744661-2 2枚組 \1850
マスネ:歌劇『エロディアード』全曲
ルネ・フレミング、プラシド・ドミンゴ、ドローラ・ザジック、
ホアン・ポンス、他
サンフランシスコ・オペラ管弦楽団&合唱団
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
録音:1994年11月、サンフランシスコ、ウォー・メモリアル・オペラ・ハウス
(ライヴ、デジタル)

8869744812-2 2枚組 \1850
プッチーニ:歌劇『トスカ』全曲
レオンタイン・プライス(トスカ)、プラシド・ドミンゴ(カヴァラドッシ)、
シェリル・ミルンズ(スカルピア)、ポール・プリシュカ(堂守)、他
ジョン・オールディス合唱団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ズービン・メータ(指揮)
録音:1972年、ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール(ステレオ)

<NAXOS>
NYCC-27255 \2415
Routine Classics the1st
TRACK LIST
[作曲者:作品名(アーティスト, 復刻盤のみ録音年)]
01.フィリップ・グラス:弦楽のための「カンパニー」- 第1楽章
(アルスター管弦楽団/湯浅卓雄)
02.ペロタン:「ベアタ・ヴィスチェラ」
(トーヌス・ペレグリヌス)
03.クロード・ドビュッシー:「アルバムのページ - 負傷者の服のための小品」
(フランソワ・ティオリエ)
04.イーゴリ・ストラヴィンスキー:ピアノのための「タンゴ」 
(ピーター・ヒル)
05.オットリーノ・レスピーギ:「優しいワルツ」作品44の1 
(コンスタンティン・シチェルバコフ)
06.ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:「ゴルトベルク変奏曲」BWV988-第25変奏
(グレン・グールド、1955年)
07.ジョージ・ガーシュウィン:「ポピーランド」 
(キャロル・ファーリー/ジョン・コンスタブル)
08.フレデリック・ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調作品35-第4楽章
(ヴラディーミル・ホロヴィッツ、1950年)
09.ゲオルク・テレマン:食卓の音楽 TWV42:e2 - アレグロ
(オーケストラ・オブ・ザ・ゴールデン・エイジ)
10.アストル・ピアソラ:「天使のミロンガ」
(ヴァーサス・アンサンブル)
11.モーリス・ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ - 第2楽章 ブルース
(パスカル・ドヴァイヨン/カン・ドンスク)
12.マリオ・コスタ:「汝我の命となり死す」
(エンリコ・カルーソー/ヴィンチェンツォ・ベレッツァ、1918年)
13.ジョン・アダムズ:「フリジアン・ゲート」
(ラルフ・ファン・ラート)
14.エリック・サティ:「あなたがほしい」
(クラーラ・ケルメンディ)
世界最大のカタログ数を誇るクラシックレーベル「NAXOS(ナクソス)」と、
ROUTINE JAZZでおなじみ、日本を代表するクラブジャズDJ「小林径」による新
感覚コラボレーション。時代や作風・編成のカテゴリーを超えてMIXされた画
期的なアルバムが完成!クラブジャズDJとして高いステータスを持つ小林径の
クラシックに対する驚くべき感性と、世界規模で展開するNAXOSのカタログが
生んだ、クラシック音楽の固定観念をひっくり返すラウンジ系クラシックオム
ニバス。発足以来、世界のクラシック市場を驚愕させてきたNAXOSが放つ新シ
リーズ第1弾。
※小林径Profile
(Routine Jazz/Routine Funk/Dark Shadow/Routine Jazz Quintet)
伝説のクラブ<第3倉庫>を始め、日本のクラブ・シーンの黎明期から活動を始
め、DJ BAR INKSTICKのプロデューサーとして「routine」他「FREE SOUL」など
に中心的に関わってきた、世界的にも名が知られるクラブ・ジャズ系トップDJ。
「routine」名義で2枚のアルバムをリリース。クラブ・ミュージックの観点か
ら選んだ新旧のジャズ・コンピ「Routine Jazz」シリーズが大人気。07年11月
には新たなコンセプトである「"Nouvell Vague" A Compilation of Club Jazz
Bands FromJapan」、「Routine Jazz #11」、「Routine Funk #02」と3枚同時
発売。初のオリジナル・ジャズ・プロジェクト・アルバム「Routine Jazz
Quintet」が08年1月発売。その他、レア音源だけを集めた「Routine Jazz
Archives」シリーズもスタートするなど、ジャンルの枠組みを超え独自の世界
観を表現し続けている。
www.routinerecords.co.jp


<NAXOS> 各1枚 \1000(NAXOS BOX以外)
8.572051
シューベルト:管弦楽版「死と乙女」
弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810「死と乙女」
(アンディー・シュタイン編曲管弦楽版)
交響曲第8番ロ短調 D.759「未完成」
(ブライアン・ニューボールドによる4楽章版)
演奏:バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団
ジョアン・ファレッタ(指揮)
「死と乙女」の編曲版と言えばマーラーのものがよく知られていますが、あち
らは弦楽合奏版。こちらは、4本のホルン、2本のトランペット、およびティ
ンパニーまでを用いた大規模な編成で再構築されています。従来の形で慣れて
いる人にはかなり違和感を与えるでしょう。しかしシュタインは「この素晴ら
しい室内楽から新しい交響曲を形成しようと試みた」と語ります。確かに聴き
込むうちにこれが本来の姿に違いないと思えてくるではありませんか。未完成
交響曲にはシューベルト(1797-1828)の手帳に書かれていた断片をもとにした
スケルツォと、ロザムンデのための音楽の断片を用いた終楽章が付け加えられ
ています。

8.570828
F.シュミット:交響曲第1番&ノートルダムより
1-4.交響曲第1番ホ長調
5-7.歌劇「ノートルダム」Op.2より第1幕の管弦楽曲
(序曲/間奏曲/謝肉祭の音楽)
演奏:マルメ交響楽団/ヴァシリー・シナイスキ(指揮)
ウィーン音楽院でブルックナーに学んだフランツ・シュミット(1874-1939)
(シェーンベルクと同じ年生まれ)は、晩年にこそ思索的な音楽を書いたとはい
え、終生ロマン派への憧憬を隠すことはありませんでした。ここで聴ける第1番
の交響曲の何と美しいこと!「洗練されたブルックナー、喜び溢れるブラーム
ス」と言った感じでしょうか。歌劇「ノートルダム」はユーゴーの小説に基づ
いた作品で、ノートルダム広場のせむし男の悲劇を描いています。とりわけ
「間奏曲」は独立して演奏される機会の多い名曲。濃厚な管弦楽の響きに頽廃
的な香りを感じませんか?

8.570758
バヨラス:交響的音楽集
シンフォニー・ディプティック(1984/1993)
ヴァイオリン協奏曲-ライムンダス・カティリウスに捧ぐ(1998/2001)
エクソダスI-母の思い出に(1991/1994)
演奏:ルネス・マタイティテ(ヴァイオリン)/リトアニア国立交響楽団/
ギンタラス・リンケヴィチウス(指揮)
常に民族音楽と現代音楽の融合を図るリトアニアの作曲家、バヨラス(1934-)の
作品集です。このアルバムに収録されている3つの作品は、どれも個性的で独
特の妖しげな雰囲気を持っています。自作のオペラ「神の子羊」からテーマを
転用した「シンフォニー・ディプティック」は管楽器を多用した力強い作品。
ワーグナーの楽劇からの引用も聞こえてきます。ロマンティックなヴァイオリ
ン協奏曲ではリトアニアの歌が引用されます。そして、バヨラスの母を偲んで
書かれた「エクソダスI」は打楽器の多彩な響きが印象的な作品。1994年に一
度上演されるも、2004年に曲の形を変更し再演。斬新な響きで聴衆を魅了した
ことで知られます。

8.570929
マルトゥッチ:管弦楽作品全集第1集
1-4.交響曲第1番ニ短調 Op.75/5.ジーガ Op.61-3(管弦楽編 )/6.カンツォネ
ッタ Op.65-2(管弦楽編)/7.アンダンテ Op.69-2(チェロと管弦楽編)/8.ノッ
トゥルノ Op.70-1(管弦楽編)
演奏:アンドレア・ノフェリーニ(チェロ)…7/ローマ交響楽団/
フランチェスコ・ラ・ヴェッキア(指揮)
名ピアニストで指揮者、そして19世紀後半の最も主要なイタリアの作曲家で
あるマルトゥッチ(1856-1909)は、当時の「オペラ万能主義」から脱却を試み
た最初の一人です。指揮者としての彼は、「トリスタンとイゾルデ」のイタリ
ア初演を指揮しているのですが、作曲家としての彼はあえてオペラを作曲する
ことはせず、純粋器楽音楽の復興を目指し、交響曲や協奏曲、室内楽曲を数多
く作曲しました。この交響曲第1番は、ちょっと聴くとまるでブラームスのよ
うな、分厚い響きと熱いうねりを帯びた大作です。まるで歌曲のような4曲の
小品がまた絶品です。

8.572082
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」ト短調 Op.103
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)
ショスタコーヴィチの交響曲第11番は、1905年の「血の日曜日事件」を題材と
した切れ目なく演奏される4つの楽章からなる作品です。映画音楽を得意とす
るショスタコーヴィチ(1906-1975)の面目躍如と言った曲で、4本のホルン、多
くの打楽器、チェレスタ、ハープなど大編成のオーケストラを用いて阿鼻叫喚
の地獄絵図を描いています。革命歌や自作の合唱曲からの引用も多く極めて政
治色の強い作品であるために、ソ連崩壊後までは正しく評価されていなかった
と言われています。ペトレンコの演奏は悲惨さを直接描くというよりも、この
曲に冷徹な眼差しを注ぎ、極めて客観的に演奏することで却って悲劇的な雰囲
気を醸し出すことに成功したと言えるのではないでしょうか。

8.559610
ブライト・シェン:赤い絹の踊り、不死鳥他
1.赤い絹の踊り(1999)/2.チベットのスウィング(2002)/3.不死鳥(2004)/
4.フ'ウン(引き裂かれた):1966-1976の記憶に(1988)
演奏:ブライト・シェン(ピアノ)…1/シャナ・ブレイク・ヒル(ソプラノ)…3
/シアトル交響楽団/ジェラード・シュワルツ(指揮)
既にリリースされた「春の夢」(8.570601)や「中国の夢」(8.555866)で、その
熱に浮かされたような特異な世界の片鱗を垣間見せてくれたブライト・シェン
(1955-)。彼の音楽にはいつでも東洋的なものと西洋的なものが奇妙に混在し、
それこそが無限の可能性を秘めた何かを感じさせてくれるのです。トラック1
の「赤い絹の踊り」は彼の特徴を端的に示した作品で、喧噪と静寂が入り混じ
った刺激的な音で溢れかえっています。トラック3の「不死鳥」はシアトル交
響楽団とデンマーク国立交響楽団の共同依嘱作品で、時や文化、場所など全て
を超越した希望の象徴として書かれた作品です。

8.570440
リース:ピアノ協奏曲集第3集
1-3.ピアノ協奏曲イ短調 Op.132「イングランドでのお別れコンサート」/
4.「ルール・ブリタニア」による大変奏曲/5.序奏
と華麗なる変奏曲 Op.170
演奏:クリストファー・ヒンターフーバー(ピアノ)/ロイヤル・リヴァプール
・フィルハーモニー管弦楽団/ウーヴェ・グロット (指揮)
現在ではすっかり忘れ去られてしまった感のあるリース(1784-1838)の作品です
が、彼が存命だった時代では「作曲家&ピアニスト」として驚くほどの人気が
あったのです。彼の師であったベートーヴェンとは違い、リースはその生涯の
終り近くまでヨーロッパ全土で名手としての知名度を欲しいままにしていまし
た。このアルバムに収録された「ピアノ協奏曲」は1823年に作曲された彼の第
7番目の協奏曲です。1813年からロンドンに住んでいた彼が故郷へ帰るにあたっ
てのステージからの引退表明であり、その前に書かれた「『ルール・ブリタニ
ア』による大変奏曲」と、Op.170の変奏曲もイングランドへのオマージュと
なっています。ヒンターフーバーの輝くような美音にも注目してください。

8.572252-53 2枚組
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ゴヤによる24の狂詩曲
ギターのための「ゴヤのロス・カプリチョス」による24の狂詩曲
CD1:
第1番-第12番(1.フランシスコ・ゴヤ・イ・ルシエンテス,画家/2. 類は友を
呼ぶ/3.誰も自身が分からない/4.こうしても彼女が誰か分からない/5.奴ら
の手はずは整った/6.愛と死/7.頭に来ている/8.神よお赦し下さい。それが
彼の母親だったとは/9.ぴったりあってる/10.パラティーノ伯爵に/ 11.そ
うして彼の家が焼けおちる/12.それはしょうがないよね)
CD2:
第13番-第24番(1.どちらの方が夢中なの/2.確かに彼女は感じやすかった/3.
たぶん弟子の方が物知りなのだ/4.ブラボー!/5.なんの病気で死ぬのだろう
か/6.理性的な眠りは怪物を生む/7.細く長く紡ぐ/8.師匠への贈り物/9.何
てすばらしいお小言!/10.飛び去った/11.美しい女教師!/12.嘘と無節操
の夢)
演奏:ゾーラン・ドゥキッチ(ギター)
超自然的なもの、および人間ではないもの、などの奇怪な登場人物をエッチン
グしたゴヤの「ロス・カプリチョス」は西洋芸術の中でも最も影響力のある画
集の一つです。この絵に刺激を受けたテデスコ(1895-1968)が書いたこの曲集
も18世紀の苦痛に満ちたスペインへの風刺画を見事に音にしています。演奏す
るのは期待の若手ドゥキッチ。

8.570284
ダウランド:リュート音楽集第4集
1.エリザベス女王のガイヤルド/2.女王のガイヤルド P.97/3.ダウランドの
最初のガイヤルド/4.ジョン・ダウランドのガイヤルド P.21/5.嘆き P.60/
6.蛙のガイヤルド/7.アロエ/8.ウォルシンガムのガイヤルド/9.ウォルシン
ガム/10.クラント/11.ガイヤルド P.27/12.もう一度帰っておいで、やさし
い恋人よ(ナイジェル・ノースによる新ヴァージョン)P.60/13.ジョン・スー
チ卿のガイヤルド/14.わが窓辺から去れ/15.目覚めよ、やさしい恋人よ P.24
/16.目覚めよ、やさしい恋人よ(ナイジェル・ノースによる新ヴァージョン)
/17.もしもある日/18.ガイヤルド P.35/19.ウィロビー卿の歓迎/20.ガイ
ヤルド:彼女は許してくれるだろうか/21.こまどり/22.運命はわが敵/23.別
れの辛さ/24.ガイヤルド P.20/25.デンマーク王のガイヤルド
演奏:ナイジェル・ノース(リュート)
☆シェイクスピアと同時代を生きた天才ダウランド(1563-1626)のリュート作
品集です。彼は自分の音楽を何度も改訂したため、いくつもの曲集に同じ作品
が散見されます。それはリュート自体が「発展途上」の楽器であったせいもあ
るのでしょう。このアルバムでは演奏者のノース自身が編曲した作品も含まれ
ていて、あの有名な「もう一度帰っておいで、やさしい恋人よ」もまた新たな
喜びを持って聴くことができます。目を閉じればそこに400年前の雅な世界が
広がります。

8.570370
トゥリーナ:ピアノ作品集第5集
1-7.スペインの物語第1集 Op.20(1918)(かぐわしい丁子の木の塔の前で(サラ
マンカ)/古い教会(ログローニョ)/ミラマール(バレンシア)/ムルシアの寺院の
庭で/アランブラの道(グラナダ)/入江(マラガ)/ロンペオラス(波の戯れ))/
8-14.スペインの物語第2集 Op.47(1928)(祭りのコルドバ/夜の歌/ムーア風の
歌/マンサニリャの酒飲み/遊歩道/モスク/騎士道をわきまえたろくろ師)
/15-18.古いスペインの記憶 Op.48(1929)(永遠なるカルメン/ハバネラ/ドン
・ファン/エストゥディアンティーナ(パッサカーレ))/19-23.シルエット
Op.70(1931)(水道(セゴビア)/ベラの塔(グラナダ)/太陽の門(トレド)/黄金の
塔(セビリア)/カディスの灯台)
演奏:ホルディ・マソ(ピアノ)
マドリードで生まれ、パリでダンディに師事し、アルベニスやファリャと交流
を深めスペイン国民楽派の創造に取り組んだトゥリーナ(1882-1949)。1914年
に帰国してからはロマン派と印象主義の良いところを取り入れた独自のスペイ
ン音楽を発表し、高い評価を得ています。ここに収録された「スペインの物語」
はトゥリーナ自身が「特定の場所から喚起される特定の物語を思い起こさせる」
ように書いたと語る作品集。その思いは他のどの曲にも見られるもので、どれ
を聴いてもスペインの乾いた風を感じさせます。シリーズを一貫して演奏して
いるマソは、ここでも自信漲る解釈を聴かせてくれます。

8.570563
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12の幻想曲 TWV40:14-25
1.幻想曲第1番変ロ長調/2.幻想曲第2番ト短調/3.幻想曲第3番へ短調/
4.幻想曲第4番ニ長調/5.幻想曲第5番イ長調/6.幻想曲第6番ホ短調/7.幻想
曲第7番変ホ長調/8.幻想曲第8番ホ長調/9.幻想曲第9番ロ短調/10.幻想曲
第10番ニ長調/11.幻想曲第11番ヘ長調/12.幻想曲第12番イ短調
演奏:アウグスティン・ヘイドリッヒ(ヴァイオリン)
テレマン(1681-1767)のこの無伴奏作品は、恐らくアマチュアか学生のために
書かれたものらしく、J.S.バッハの作品に比べると技巧的には比較的容易で、
恐ろしい程の重音や低音などは要求されていません。にも関わらず、聴き手に
は存分な満足感を与える素晴らしい作品です。自由な楽想の展開、そして飛翔
するメロディは何度聴いても飽きることがありません。演奏するのは、期待の
若手ヘイドリッヒ。以前リリースのハイドンの協奏曲(8.570483)でも目の覚め
るような秀演を聴かせた逸材です。

8.570718
チマローザ:ピアノ・ソナタ集第1集
ピアノ・ソナタ R.1-R.18(1-3. 変ロ長調 R.1/4-6. イ長調 R.2/7-9.
ニ長調 R.3/10-12.ハ長調 R.4/13-14.ニ長調 R.5/ 15-17.ト長調 R.6/
18-20.ヘ長調 R.7/21-23.イ長調 R.8/24-25.ト短調 R.9/26-27.ト短調
R.10/28-30.変ロ長調「ペルフィディア」 R.11/31-33.ハ短調 R.12/34-36.
イ長調 R.13/37-39.ト長調 R.14/40-42.イ長調 R.15/43-45.ヘ長調 R.16/
46-47.変ホ長調 R.17/48-50.イ長調 R.18)
演奏:ヴィクトル・サンジョルジョ(ピアノ)
18世紀後半のオペラ作曲家として知られるチマローザ(1749-1801)の知られざ
る鍵盤作品集です。およそ30年の間に65を超えるオペラを作曲するかたわら、
これらのソナタに手を染めていたようですが、彼が何のために器楽曲を作曲し
たのかは不明です。1曲のソナタはどれも3-5分程度の短いもので、スカルラッ
ティの形式によく似ていますが、やはり時代のせいもあってか驚くほど表現豊
かな楽想に満ちています。とりわけ速い楽章での流麗なメロディは目を見張る
ばかりの美しさです。

8.570587
F.カルッリ& G.カルッリ:ギターとピアノのための作品全集第1集
1.ベートーヴェン(F.カルッリ編):モーツァルトの「魔笛」の「娘か女か」の
主題による変奏曲 Op.169/2.F&G.カルッリ:ロッシーニの主題による二重奏
曲 Op.233/3-5.F&G.カルッリ:協奏的大二重奏曲イ長調 Op.65/6-8.F.カル
ッリ:夜想曲ト長調 Op.127/9-10.F&G.カルッリ:二重奏曲ニ長調 Op.134/
11.F.カルッリ:ロッシーニの歌劇「泥棒かささぎ」序曲/12.F.カルッリ:ロッ
シーニの歌劇「アルミーダ」序曲/13.F.カルッリ:ロッシーニの歌劇「セビリ
ヤの理髪師」序曲
演奏:フランツ・ハラス(ギター)/デボラ・ハラス(ピアノ)
ナポリ生まれのフェルディナント・カルッリ(1770-1841)は最初チェロを学びま
したが、20歳の時にギターと出会い、それ以降の人生をギターの研究と進歩の
ために捧げた人です。彼が生み出したギター奏法は現在でも受け継がれ、多く
の学習者がその恩恵に与っているのです。彼は400を超えるギター曲を書きま
したが、現在ではほとんどが散逸してしまい現存するのは僅かです。彼の息子
グスタボ(1801-1876)も才能あるギタリストで、教師としても大成しました。
第1集では、ロッシーニやベートーヴェンの編曲を中心に収録、まさに驚くべ
き曲の宝庫です。

8.660215
ラヴェル(1875-1937):歌劇「子どもと魔法」
1-25.歌劇「子どもと魔法」/26-28.歌曲集「シェエラザード」
演奏:子ども…ジュリー・ブーリアンヌ(Ms)/ママ/トンボ/リス…ジェネヴィ
エーヴ・デプレ(Ms)/湯呑茶碗/羊飼い/雌猫…カーステン・ガンログソン(Ms)
/ティー・ポット /小さな老人/雨蛙…フィリップ・カスタニエ(T)/大時計
/雄猫…イアン・グリーンロウ(Br)/安楽椅子/木…ケヴィン・ショート(B-Br)
/お姫さま /こうもり…アガーテ・マーテル(S)/火/ウグイス…カサンドレ・
プレヴォー(Sノ)/羊飼いの娘/フクロウ…ジュリー・コックス(S)
シカゴ交響楽団合唱団のメンバー/チャタヌガ少年合唱団/ナッシュビル交
響楽団合唱団のメンバー/ナッシュビル交響楽団
アラステア・ウィリス(指揮)…以上「子供と魔法」
ジュリー・ブーリアンヌ(Ms)/ナッシュビル交響楽団/アラステア・ウィリス
(指揮)…以上「シェエラザード」
登場人物は子どもと母親のみ。あとは全て動物と家具、茶碗に時計・・・。
こんな荒唐無稽なお話がラヴェルの色彩的な音楽に乗って歌われる時、人々は
夢見るような楽しい気分を味わうことができるのです。 45分間の楽しいひと
時をさあどうぞ。おまけは異国情緒たっぷりの歌曲集「シェエラザード」。
夢心地な心を遠い国まで運んでくれます。

8.669020-21 2枚組
ハーゲン(1961-):歌劇「シャイニング・ブロウ」
CD1:1-2.第1幕の序曲/3-9.第1幕第1場/10-18.第1幕第2場/CD2:1.第2幕の
序曲/2-22.第2幕
演奏:フランク・ロイド・ライト…ロバート・オルス(Br)/ママー・チェニー
…ブレンダ・ハリス(S)/ルイス・サリヴァン…ロバート・フランケンベリー
(T)/エドウィン・チェニー…マシュー・クラン(B-Br)/キャサリン・ライト
…エレーヌ・ヴァルディ(Ms)/メイド/街の女3…ジルダ・リヨンス(S)/バッ
ファロー・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
ジョアン・ファレッタ(指揮)
近代建築の三大巨匠の一人、フランク・ロイド・ライトと言えば、わが国でも
帝国ホテル新館の設計者として知られています。シカゴの大建築家ルイス・サ
リヴァンの弟子として頭角を現し、独立後は数多くの建物を設計、草原様式の
作品で知られるようになるのです。私生活では夫人と6人の子どもがいたにも
関わらず、施工主の妻と深い関係に陥り、そのせいで活動停止を余儀なくされ
てしまうなどスキャンダラスな面も持っていました。このオペラは、ロイドが
サリヴァンから独立した1903年から、全てを捨てて一緒になった愛人チェニー
を悲劇の火災で失うまでの波乱に満ちた10年間を描いています。発狂した使用
人によって燃やされた家の跡から見つけた上着のポケットに入っていたチェニ
ーの翻訳によって彼は家と自分自身の再建を誓うのです。

8.559604
グレイ(1967-):エネミー・スレイヤー-ナバホのオラトリオ
演奏:スコット・ヘンドリックス(Br)…2-5/フェニックス交響楽団…1-5&合
唱団…1.2.3.4/マイケル・クリスティ(指揮)
この作品は、ナバホの先住民族(インディアン)たちの伝承物語からインスパイ
アされて書かれたものです。民衆を脅かす怪物を退治した双子の英雄たちの苦
悩、そしてそれを癒すための儀式。それらがリアリティたっぷりの筆致で描か
れていきます。演奏にはオーケストラと140人の合唱団、バリトン独唱者を必
要とし、同時に12×21フィートの巨大スクリーンでサウスウエストの美しい景
観写真を映すという大掛りな仕掛けも動員。聴衆の感動の涙を誘ったことは言
うまでもありません。堂々たるバリトンの朗唱は広い草原を駆け巡るかのよう
です。

8.570950
A.スカルラッティ:冥界からのエウリディーチェ他
1-6.カンタータ「冥界からのエウリディーチェ」/7-10.チェロ・ソナタ第2番
ハ短調/11-12.ハープシコードのためのトッカータイ長調/13-35.永遠なる聖
処女の嘆き1-6、13-35…世界初録音
演奏:アルス・リリカ・ヒューストン
アンサンブル「アルス・リリカ」の NAXOSデビュー盤です。2曲の世界初録音
を含むこのスカルラッティ(1660-1725)の作品集はファンにとってまたとない
贈り物となることでしょう。「冥界からのエウリディーチェ」は最も素晴らし
いソロ・カンタータの一つで、通奏低音の伴奏に乗ってソプラノが自由な装飾
を伴う美しいアリアを歌います。絶望から希望まで幅広い感情を表現した見事
な歌唱に惚れぼれすること間違いありません。もう一つの「永遠なる聖処女の
嘆き」は彼の2つだけ残存するラテン語のオラトリオの一つ。完結でわかりや
すいメロディが魅力です。2曲の器楽曲がこれまた絶品です。

8.111329-30 2枚組
J.シュトラウスII世(1856-1899):オペラ「ジプシー男爵」
CD1:1-22.第1幕/CD2:1-15.第2幕/16-21.第3幕/22.ボーナス・トラック-ジ
プシー男爵の歴史的録音集:/22.哀しくも誠実な…気をつけて/23.彼は男爵
/24.王家の子、これは不思議な出来事
演奏:バリンカイ…ニコライ・ゲッダ(T)/ザッフィ…エリーザベト・シュヴァ
ルツコップ(S)/ジュパン…エーリッヒ・クンツ(Br)/アルゼーナ…エリカ・
ケート(S)/ツィプラ…ゲルトルーデ・ブルクシュターラー=シュスター(C-A)
/ミラベラ…モニカ・シンクレア(C-A)/ホモナイ…ヘルマン・プライ(Br)/
フィルハーモニア合唱団&管弦楽団
オットー・アッカーマン(指揮)…「ジプシー男爵」/エリザベート・レートベ
ルク(S)/ベルリン国立歌劇場管弦楽団
フリーダー・ヴァイスマン(指揮)… CD2:22/ロッテ・レーマン(A)/リヒャル
ト・タウバー(T)/ベルリン国立歌劇場合唱団&管弦楽団/フリーダー・ヴァ
イスマン(指揮)…CD2:23-24
録音:1954年5月18-21,26,28,31日,9月25日…「ジプシー男爵」
1930年5月21日ベルリン …CD2:22/1928年12月 17日ベルリン… CD2:23-24
舞台の中に風刺やジョークがふんだんに盛り込まれるオペレッタは、どうして
も他国の上演が難しく、この「ジプシー男爵」も1964年にサドラー・ウェール
ズ劇場での成功を収める以前には全くヒットしなかった演目です。しかしこの
録音は1954年のロンドンで当時の名歌手たちを総動員して成されたもので、
ゲッダ、クンツらの名唱がたっぷりと楽しめます。ザッフィを歌うシュヴァル
ツコップの艶のある声もたまりません。ボーナストラックは1930年以前の歴史
的録音。まさに佳き時代の甘き歌声です。

8.111331
ドヴォルザーク:スラブ舞曲集
1-8.スラブ舞曲 Op.46/9-16.スラブ舞曲 Op.72/17.序曲「謝肉祭」
演奏:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団/ヴァーツラフ・ターリヒ(指揮)
録音:1935年11月27,28(…17のみ)日ロンドン EMIアビーロード・第1スタジオ
チェコの名指揮者ターリヒ。彼のレパートリーのほとんどは、いわゆる「お国
もの」。なかでも彼が育て上げたチェコ・フィルによるドヴォルザークの数々
の名演は今でも最高のものとされています。このスラヴ舞曲と序曲の録音は
1935年。彼の経歴の頂点の時期の溌剌たる演奏です。若干ゆったり目のテンポ
を取り、明朗で堂々たる素晴らしいスラブ舞曲。「謝肉祭」の第2主題での美し
い弦のポルタメントなど聴きどころは枚挙に暇がありません。今回の復刻は、
原盤の音の欠落をいくつかの複製から持ち寄り補うことにより、理想の形でお
聴きいただけます。

8.112020
グレート・ピアニスト・シリーズ/ラフマニノフ
ソロ録音集第1集/ビクター録音集1925-1942
ショパン(1810-1849):1.バラード第3番 Op.47/2.夜想曲変ホ長調 Op.9-2/
3.ワルツ嬰ハ短調 Op.64-2/4.ワルツ変イ長調 Op.64-3/5.ワルツホ短調遺作
/6-9.ピアノソナタ第2番変ロ短調 Op.35 「葬送行進曲」/シューマン
(1810-1856):10-31.謝肉祭 Op.9/32.スペインの歌遊び Op.74-10「密輸入者」
(タウジヒ編)/33-34.ショパン=リスト:ポーランドの歌より S480/R145(第6番
「花婿」 /第1番「乙女の願い」 )
演奏:セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)
雄大なピアノ協奏曲などのイメージからすると、ラフマニノフはさぞバリバリ
ピアノを弾いていたに違いない・・・と思ってしまいがちですが、このような
録音を聴くと、実は彼はとてもナイーヴでロマンティックな演奏をしていた事
がよくわかります(もちろんテクニックは恐ろしいほどに正確で寸分の狂いも
ありません)。例えば、あの有名な夜想曲を聴いてみてください。絶妙なテン
ポの揺れとカンタービレ。これこそ「心からの黄金の響きの秘密を持ってい
る」と A.ルービンシュタインに言わしめた名演です。

●NAXOS BOX
8.506019 6枚組 \3450
ハイドン:協奏曲全集(6枚組)
演奏:アウグスティン・ハーデリッヒ(vn)/ドミトリ・ババノフ(hr)/ハラル
ド・ヘーレン(ハープシコード/フォルテピアノ)/アリアドネ・ダスカラキス
(vn)/ユルゲン・シュースター(tp)/マリア・クリーゲル(vc)/セバスティア
ン・クナウアー(p)/ハラルド・ヘーレン(org)/ケティル・ハウサンド(ハー
プシコード)/ダニエル・ロテルト&フィリップ・シュペートリンク(リコーダ
ー)/ブノワ・フロマンジェ&インゴ・ネルケン(fl)/クリスティアン・ホン
メル(ob)/ケルン室内管弦楽団/ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指揮)

8.507008 7枚組 \4050
ハイドン:オラトリオ集(7枚組)
演奏:ロベルタ・インヴェルニッツィ(S)/ゾフィー・カートホイザー(S)/ア
ン・ハーレンベルグ(A)/アンドレス・ J・ダーリン(T)/ニコライ・ボルチェ
フ(B)/スンハエ・イム(S)/ヤン・コボウ(T)/ハンノ・ミュラー=ブラハマ
ン(B)/クリスティーネ・ヴェーラー(A)/シビラ・ルーベンス(S)/アンドレ
アス・カラシアク(T)/シュテファン・マクロード(B)/ヴォーカル・アンサン
ブル・ケルン(マックス・シオレック合唱指揮)/アンドレアス・シュペリング
指揮/カペラ・アウグスティーナ/ゲヴァントハウス室内合唱団/ライプツィ
ヒ室内管弦楽団/モーテン・シュルト=イェンセン指揮



<MARCO POLO / DACAPO>
8.225315 \1780
シュポア(1784-1859):弦楽四重奏曲集第13集
1-4.弦楽四重奏曲第9番へ短調 Op.29-3/5-8.弦楽四重奏曲第17番ト長調
Op.58-3
演奏:モスクワ・フィルハーモニー・コンチェルティーノ弦楽四重奏団(メンバ
ー)ヤロスラフ・クラスニコフ(第1ヴァイオリン)/ソフィア・クラスニコワ
(第2ヴァイオリン )/オルガ・ツィマエワ(ヴィオラ)/ヴィクトル・コゾド
フ(チェロ)
古典派の様式を発展させ、自由なロマン派へと続く道を作ったシュポアの弦楽
四重奏曲は、当時多大なる人気を誇っていました。悲痛なメロディで始まる第9
番の弦楽四重奏曲は、ヴァイオリンの名手であったシュポア自身の技巧を誇示
するかのような華麗なテクニックを用いて書かれています。1922年に書かれた
第17番は極めて短いアダージョ楽章を持った快活な作品で、終楽章の弾むよう
な楽想が印象的です。モスクワの名手たちの暖かい音色による演奏でお楽しみ
ください。

8.226066 \1780
ゲーゼ(1817-1890):ヴァイオリン・ソナタ集
1-4.ヴァイオリン・ソナタ第3番変ロ長調 Op.59/5-7.ヴァイオリン・ソナタ
第2番ニ短調 Op.21/8-10.ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.6
演奏:クリスティーナ・オストラン(ヴァイオリン)/ペア・サロ(ピアノ)
デンマークの作曲家ゲーゼ(ガーデ)はメンデルスゾーンに私淑し、彼の死後で
ある1847年からは、ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者も務めました。1866年
にはコペンハーゲン音楽学校を設立し、現在ではデンマーク音楽の祖として尊
敬されています。このアルバムに収録された3つのソナタは、どれもがロマン
派の風情を色濃く持っているのですが、その作曲年代には40年もの開きがあり、
作風の変化をしみじみと感じ取ることができるでしょう。自身優れたヴァイオ
リニストでもあっただけに、ヴァイオリンの歌いまわしには絶妙の味がありま
す。



<ARTHAUS DVD>
101363(DVD-Video) \5650
※日本語字幕・帯付き
ザンドナーイ(1883-1944):フランチェスカ・ダ・リミニ
演奏 :ダニエラ・デッシー(ソプラノ)/ファビオ・アルミリアート(テノール)
/ジャチンタ・ニコートラ(ソプラノ)/アルベルト・マストロマリノ(バリト
ン)/ジュセッペ・アルトマーレ(バリトン)/マルキジアーノ・フィルハーモ
ニー管弦楽団/ベッリーニ・マルキジアーナ・オペラ合唱団/マウリツィオ
・バルバキーニ(指揮)
収録時間:137分
字幕 :英語・独語・仏語・西語・伊語・日本語
デッシーとアルミリアートの夫婦共演によるザンドナーイのフランチェスカ
・ダ・リミニ。題材はダンテの「神曲」に出てくる悲恋物語で、このお話は
様々な芸術家の創作欲を刺激したようで、他にもラフマニノフがオペラを書
いたり、チャイコフスキーが幻想曲を書いたりと、このタイトルを耳にする
ことも少なくありません。このザンドナーイの曲はラフマニノフの同作品の
10年後に初演された作品で、濃厚な音楽が耳に残る隠れた名作と言えるでしょ
う。美しい衣装、舞台装置も見どころです。

102149(DVD-Video) \3480
クリスタ・ルードヴィヒリーダー・リサイタル
演奏 :クリスタ・ルードヴィヒ/他
2008年3月に発売された「クリスタ・ルードヴィヒ-バースディ・エディショ
ン(102089)」からとりわけ好評だった、シューベルトやバーンスタイン、マ
ーラー、ヴォルフを歌ったリサイタルのディスクが単独リリース。チャール
ズ・スペンサーの伴奏も聴きどころです。



<NAXOS DVD>
2.110268(DVD-Video) \5650
※日本語字幕なし
ドニゼッティ(1797-1848):マリア・ストゥアルダ
演奏 :ラウラ・ポルヴェレッリ(Ms)/マリア・ピーア・ピシテッリ(S)/ジョ
ヴァナ・ランツァ(Ms)/ロベルト・デ・ビアージョ(T)/シモーネ・アルベル
ギーニ(B)/マリオ・カッシ(B)/マルキジアーナ・フィルハーモニー管弦楽
団/「ベッリーニ」マルキジアーナ・オペラ合唱団/
リッカルド・フリッツァ(指揮)
NTSC(リージョン・コード :0)
英・伊語字幕
3月に ARTHAUSよりリリースした「マリア・ストゥアルダ」と同演出のこの公
演。衣装などは微妙に違いますが、装置や演技を見比べるのはなかなか興味
深いところです(タルボ役のアルベルギーニも共通です)。実は本来の主役は
マリエッラ・デヴィーアが予定されていました。しかし、身内の不幸のため
にキャンセル、代わりに起用されたのが、このポルヴェッリでした。確かに
デヴィーアほどの存在感はありませんが、バランスの取れた歌唱と演技は見
る者の心を打ちます。相手役のピシテッリは文句なしの素晴らしさです。

2.110268(DVD-Video)
※日本語字幕なし
プッチーニ(1858-1924):歌劇「つばめ」
演奏 :スヴェトラ・ヴァッシレーヴァ(S)/マヤ・ダシュク(S)/ファビオ・
サルトーリ(T)/エマヌエーレ・ジアンニーノ(T)/マルツィオ・ジオッシ(Br)
/プッチーニ祝祭管弦楽団&合唱団
アルベルト・ヴェロネッシ(指揮)
英・伊語字幕
斬新な舞台装置に目を奪われる「つばめ」。主役のマグダを歌うのはブルガリ
アの若手ソプラノ、ヴァッシレーヴァです。




<CPO>
777102-2(SACD-Hybrid) \2950
ワインガルトナー(1863-1942):交響的作品集第6集
1.交響詩「春」Op.80/2.交響曲第6番ロ短調 Op.74「悲劇的」
演奏 :バーゼル交響楽団/マルコ・レトーニャ(指揮)
大好評、ワインガルトナーの交響的作品集です。今回は交響曲第6番がメイン
です。これが書かれたのは1928年、シューベルトの没後100年の記念の年でし
た。当時、歌曲の作り手としか認識されていなかったシューベルトの真の巨
大さを認識していたワインガルトナーは、常に尊敬の念を抱いていたのです。
そんなワインガルトナーの思いが結実したのがこの交響曲第6番です。第2楽
章、第3楽章などは初期ロマン派の影を色濃く残した旋律重視の楽章。まさに
シューベルト降臨!です。

777256-2 \1700
ルイーズ・ファラン(1789-1826):室内楽作品集
1.ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 Op.33
2.ピアノ、フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、バスーンのための
六重奏曲 ハ短調 Op.40
3.ピアノ三重奏曲第3番変ホ長調 Op.44
演奏 :リノス・アンサンブル
フルート奏者兼音楽出版者アリスティド・ファランの妻、ルイーズの作品集
です。 cpoからはすでに4作のリリースがありますが、今回は彼女の才能が洩
れなく堪能できる室内楽作品集です。自身が優れたピアニストだったせいも
あり、ピアノパートは驚くほどに精緻でドラマティックに書かれています。
機智に富んだ楽想、そして繊細な表現力には驚く他ありません。ピアノと管
楽五重奏が対等に扱われた六重奏曲のすばらしさにも注目です。リノス・ア
ンサンブルはこれらの曲を抑制された表現で上品に演奏しています。

777057-2 2枚組 \4900
クローゼ(1862-1942):歌劇「イルゼビル」-漁師とそのおかみさんの物語
演奏:ノルベルト・シュミットベルク(T)リザ・グラーフ(S)ヤロスラフ・シー
リッキ(B-Br)/アーヘン交響楽団、歌劇場合唱団、少年合唱団
マルクス・R・ボッシュ(指揮)
人間の欲深さを描いたグリム兄弟の童話、「漁師とそのおかみさん」をご存
知の方も多いのではないでしょうか?漁師が釣ったひらめを逃がしてやった
ことで、何でも願いがかなうと知った妻イルゼビル。その願望はとどまるこ
とを知らず、最初は家の建て替えから、最後には神の地位までを要求します。
もちろん結末は想像通りですが、クローゼはここにまるでワーグナーのよう
な劇的な音楽をつけました。刻々と変わる海の色を表現した管弦楽の奥深い
響きにも耳を奪われます。

777379-2 \2450
ゴウヴィ(1819-1898):交響曲第3番&第5番
演奏:ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハー
モニー管弦楽団/ジャック・メルシエ(指揮)
ザールブリュッケン近郊で生まれたゴウヴィ。彼はドイツとフランスの両方
で活躍の場を広げたため、その作風にはベルリオーズとオンスローの影響が
見て取れ、彼が亡くなった時には、ドイツではフランス人、フランスではド
イツ人と見なされたそうです。裕福な一生を送ったため、作曲活動にはあま
り熱心ではなかったのですが200以上の作品を書き、同世代の人ヨアヒムやブ
ラームスからはとても高く評価されていました。そんなゴウヴィの交響曲全
集の始まりの1枚です。

777400-2 \2450
テレマン(1681-1767):管楽器のための協奏曲集第4集
1.2つのリコーダーと弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲 TWV52:a2
2.フラウト・トラヴェルソと弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲 TWV51:D2
3.オーボエ・ダモーレと弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲 TWV51:A2
4.フラウト・トラヴェルソとバスーン、弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲
TWV53:h1
5.オーボエ、弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲 TWV51:e1
演奏:ラ・スタジオーネ・フランクフルト
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
CPOレーベルが積極的にリリースしているテレマンの作品集。今月は管楽器の
ための協奏曲第4集です。今回は5つの作品を収録しました。そのどれもがテレ
マンの協奏曲作曲家としての高い資質を示したものです。当時主流だったイタ
リア音楽の様式に、フランスとポーランドの風を吹きこみ、独自の形式を作
り上げたことも評価されています。各独奏楽器の奏法は極めて自然かつ牧歌
的で、それらを生かしたここでの演奏はエレガントでスタイリッシュです。

777452-2 2枚組 \4900
グラウン(1704-1759):大受難曲「来たりて見よ」
演奏:ヴェロニカ・ヴィンター(S)/ヒルケ・アンデルセン(Ms)/マルクス・
シェーファー(T)/エッケハルト・エイブル(B-Br)/ラインハルト・カントラ
イ/ダス・クライネ・コンツェルト/ヘルマン・マックス(指揮)
もともとはブラウンシュヴァイクの宮廷テノール歌手であったグラウンは、
1735年にプロイセンのフリードリヒ皇太子(のちの大王)の宮廷に招かれ、そ
こで楽長を務めながら数多くの作品を書きました。テレマンとも親交があり、
相互に影響しあった多くの受難曲を書いたことでも知られます。彼の作品の
中でも最も知られるのは1755年に初演された「イエスの死」で、初演から何
と100年間毎年受難週間に演奏されたというから驚きです。この大受難曲「来
たりて見よ」も壮麗で美しい作品です。

<MD+G>
94315196(SACD-Hybrid) \2950
サン=サーンス:ピアノ四重奏曲集
1.ピアノ四重奏曲変ロ長調Op.41
2.同 ホ長調
3.舟歌ヘ長調Op.108
モーツァルト・ピアノ四重奏団〔マーク・ゴトーニ(ヴァイオリン) ハルム
ート・ローデ(ヴィオラ) ペーター・へール(チェロ) パウル・リヴィニウ
ス(ピアノ)〕
録音:2007年12月2-4日(1&2) 2008年12月16日 
マリエンミュンスター修道院
サン=サーンスの公式な作品表に記載されているピアノ四重奏曲は、有名な
Op.41だけですが、当盤には、ホ長調の四重奏曲と、Op.108の《舟歌》も収録
されています。特にホ長調は、サン=サーンスがまだ学生だった19世紀中頃
の作曲で、1992年になってようやく出版された珍しい作品。国際的に活躍す
るソリスト4名が集うモーツァルト・ピアノ四重奏団の名演奏でお楽しみくだ
さい。

94315586(SACD-Hybrid) \2950
ショパン:ピアノ作品集
1.夜想曲第14番嬰へ短調Op.48‐2
2.スケルツォ第1番ロ短調Op.20
3.夜想曲第5番嬰ヘ長調Op.15‐2
4.幻想即興曲嬰ハ短調Op.66
5.スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39
6.夜想曲第13番ハ短調Op.48‐1
7.スケルツォ第4番ホ長調Op.54
8.夜想曲第20番嬰ハ短調(1830)遺作
9.スケルツォ第2番変ロ長調Op.31
10.夜想曲第17番変ニ長調Op.27‐2
エリーザベト・レオンスカヤ(ピアノ)
録音:2008年6月2-4日 マリエンミュンスター修道院
ブラームス、メンデルスゾーン、シューベルト…。グルジア出身の名女流ピ
アニスト、エリーザベト・レオンスカヤが当レーベルに行ってきた録音の数々
は、いつも斬新な解釈で多くの聴き手を魅了し続けてきました。そして当盤
では、ポーランドの偉大な作曲家ショパンに挑戦。収録されたスケルツォや
夜想曲などにおける妙技は、間違いなく彼女の記念碑的名演として永遠に記
憶されることでしょう。

31915592 \2080
リトアニアのオルガン巡礼
1.Tytuvenai/聖十字架教会 
2.クレティンガ/フランチェスカーナ教会
3.ヴィリニュス/ドミニカ教会
4.クレティンガ/ルター教会
5.Dotnuva/聖十字架教会
6.ヴィリニュス/ヨハネス教会(使用楽器:Oginski-Kapelle)
7.ヴィリニュス/ヨハネス教会(使用楽器:Hauptorgel)
8.Sveksna/プロテスタント教会
9.Pumpenai/プロテスタント教会
10.ヴァバルニンカス/プロテスタント教会
マルティン・ロスト(オルガン)
録音:2008年8月17-21日
メクレンブルク、ラトヴィア、エストニアに続く、マルティン・ロストのオ
ルガン巡礼の旅はリトアニアへ。 たった5日間でリトアニアの7都市を訪れて、
その地の教会のオルガンの音を記録したという、まさにMDGレーベルらしい
1枚。いつものことながら、ブックレットには美しい写真と、作品についての
詳細が載せられていて、オルガン愛好家にはたまらないアイテムになってい
ます。各々のオルガンの音色の違いを存分に堪能してください。

61915602 \2080
パガニーニ・プラス
1.パガニーニ:ラ・カンパネッラ(編曲:ラーフ・へッケマ)
2. 同:ソナタ(原曲:弦楽四重奏曲XV/編曲:ラーフ・へッケマ)
3.カリンコヴィッチ:パガニーニの主題によるコンチェルト・カプリッチョ
4.ボノー:ワルツ風カプリース
5.パガニーニ:メルヴェイユ(編曲:ラーフ・へッケマ)
6.シューマン:
パガニーニのカプリースによるコンサート・エチュード第6番Op.10‐6
(編曲:ラーフ・ヘッケマ)
7.シマノフスキ:3つのパガニーニのカプリースOp.40(編曲:ラーフ・ヘッケマ)
8.コスロウ:ミスター・パガニーニ
ラーフ・ヘッケマ(サクソフォーン) ハンス・エイサッカース(ピアノ)
録音:2008年11月24-26日 マリエンミュンスター修道院
2006年に発売されたパガニーニ《24のカプリース》のサックス版のCDが大き
な話題となったラーフ・ヘッケマ。当盤ではパガニーニだけでなく、後世の
シューマンやシマノフスキ、それにカリンコヴィッチ。ボノー、コスロウな
ど現代作曲家によるアレンジも多数収録されています。サックスの限界を超
えた圧倒的な演奏が大きな話題となった彼の妙技が、今ここにふたたび蘇り
ます。

94615616(SACD-Hybrid) \2950
アルベルト・ベッカー:聖歌&典礼音楽選集
1.主を讃えよOp.32‐1
2.目を上げて、私は山々を仰ぐOp.89‐1
3.神よわれに恵みあれOp.83‐2
4.イスラエルの牧者よ、耳を傾けたまえ!Op.89‐2
5.神よ、我を救いたまえOp.68‐6
6.主よ、深き淵よりわれ汝を呼ぶOp.62
7.集いて喜べ!Op.82
8.典礼聖歌Op.46
ベルリン大聖堂聖歌隊スコラ 指揮:トビアス・ブロンマン
録音:2008年5月2-4日&6月18-20日 マリエンミュンスター修道院
『トゥルヌミール:オルガン作品集(即興演奏集)』の名演でも記憶に新しいト
ビアス・ブロマン指揮ベルリン大聖堂聖歌隊スコラが、19世紀後半に活躍し
たベルリン音楽史の重要な作曲家、アルベルト・ベッカーの典礼音楽やモテッ
トに光をあてる1枚。4声から8声によって繰り広げられる精密で輝かしい合唱
を、たっぷりお楽しみください。




<ECM New Series>
4763225 \2180
「ハインツ・ホリガー:ロマンセンドレス」
1.クララ・シューマン:3つのロマンスOp.22(チェロとピアノのための)
2.ハインツ・ホリガー:ロマンセンドレス
3.同:暁の歌(R・シューマンのOp.133とF・ヘルダーリンに基づく)
クリストフ・リヒター(チェロ) デーネシュ・ヴァールヨン(ピアノ)
シュトゥットガルト放送声楽アンサンブル 
シュトゥットガルト放送交響楽団 
指揮&ピアノ:ハインツ・ホリガー他
録音:2007年7月17-18日 ジンデルフィンゲン シュタットハレ(3)
2008年2月2-3日 ルガーノ RTSIスタジオ(1&2)
スイス生まれのハインツ・ホリガーは、世界的オーボエ奏者としての活躍が
あまりにも有名ですが、指揮活動も積極的に行っており、作曲家としても、
師のヴェレシュやブーレーズの影響下で、優れた作品を数多く書いています。
ホリガーの自作自演集にあたる当盤には、そんな彼の作曲や指揮の才能が詰
まっています。ホリガーの作品に大きな影響を与えたフリードリヒ・ヘルダ
リンとローベルト・ヴァルザーはローベルト・シューマンとは精神的に兄弟
のような存在で、このアルバムにR.シューマン自身の作品は収録されていま
せんが、シューマンこそがこのアルバム・コンセプトの核となっています。
冒頭には、シューマンの妻クララが書いたデュオを収め、ホリガーによるロ
マンス、そして3曲目にはシューマンとヘルダーリンの曲に基づいてホリガー
が作曲した「暁の歌」を収録。ロマン派の作品と思索を刺激する現代作品を
並置して、2つの時代の作品に新たな光を当てる魅力的なアルバムです。

4763261 \2180
「アルフレート・ツィンマーリン:室内楽作品集
(2つの弦楽四重奏曲&エウリディーチェは歌う)」
1.弦楽四重奏曲第2番
2.エウリディーチェは歌う
3.弦楽四重奏曲第1番
カルミナ四重奏団(1) アンサンブル「Aequatuor」(2) アリア四重奏団(3)
録音:2006年8月28-29日 ラジオDRS(1&3) 2007年10月29-30日
アーラウ クルトゥール・コングレスハウス(2)
スイスの異才、アルフレート・ツィンマーリンは1955年の生まれ。チューリ
ヒ大学でフィッシャーとラーデに師事した後、ベナリーに音楽理論を、マテ
ツとレーマンに作曲を師事しています。チェロを使った即興などを得意とす
る彼の作風は、記譜作品でさえも即興的な手触りが感じられるのが特長。当
盤では、カルミナ四重奏団など気鋭の室内楽奏者たちが、編成からは想像し
にくい、微視的な音色や断片的な構成感を聴かせてくれます。
今年ECMニュー・シリーズは、スイスの作曲家に焦点をあて、リリースをして
いきますが、このアルバムと上記のホリガーは、そうしたアルバムのひとつ
です。



<fine NF>
NF-20105(CD) \3000
NF-60105(SACD) \4000
森悠子&長岡京室内アンサンブル第5弾
ブリテンとラテン
(1)ブリテン:シンプル・シンフォニー
(2)ヒナステラ:弦楽合奏のための協奏曲
(3)エルガー:弦楽セレナード
(4)ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第9番
森悠子&長岡京室内アンサンブル
録音:2004年7月16日&2006年7月21日 栗東芸術文化会館さきら(滋賀県)
バロックから現代作品まで、幅広いレパートリーを誇る長岡京室内アンサン
ブルの第5弾は、前作「東洋と西洋」に引き続き、20世紀を代表する作曲家で
あるイギリスのブリテンとエルガー、ラテン・アメリカのヒナステラ(アルゼ
ンチン)とH.ヴィラ=ロボス(ブラジル)の4作品を取り上げています。
1974年にパイヤール室内管弦楽団に入団した森悠子は、75年からマルゴワー
ル指揮王室大厩舎王宮付管弦楽団にも参加、マルゴワールの元で当時として
は最先端のバロック・バイオリンを奏法から研究して体験するなど、バロッ
ク、室内楽が中心の演奏活動をおこなっていました。 
1977年にフランス国立新放送管弦楽団(現フランス国立放送フィル)が創立さ
れると同時に、日本人初の団員となりました。フランス国立放送管フィルは、
パリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団につづくパリ第3の国営オーケストラで、
現代音楽の紹介に特に力を入れており、メシアン、クセナキスなどの世界初
演や、武満徹などもフランス初演で作曲者みずからの立会いのもとに演奏を
経験してきました。さらに88年から8年間リヨン国立歌劇場管弦楽団コンサー
トマスター(委嘱)もつとめています。
こうした森悠子の経験のすべてがこのアルバムの演奏にも反映されています
が、4つの作品の中でとりわけヒナステラの<弦楽のための協奏曲>はヴァイ
オリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスのソロもある難曲中の難曲で、長
岡京室内アンサンブルが新たなステップへの試金石として、総力を上げて取
り組みました。指揮者つきで演奏するのが普通で、指揮者なしでのCDは世界
初と思われます。

2001年にレーベル創立後まもなく、日本ではじめてのハイブリットSACDを発
売、以後ハイブリットSACDを中心にリリースを続けてきた「N&F」社ですが、
ハイブリッドSACDは、CDからSACDの移行をスムースにするために考案された
フォーマットである、という当初の方向性に基づき、初発売以後8年を経た
現在、本格的なSACDの普及を目指して、当作品から(1)SACDと(2)CDを分離し
て発売することとなりました。
神谷郁代のシューベルトに続き、この形式でリリースはこれで第2弾となりま
す。

<TACET>
TACET 175 2枚組 \4680
ハイドン:6つの弦楽四重奏曲 op.17, Hob.III25-30
(1)弦楽四重奏曲op.17-1 Hob.III 第25番 ホ長調
(2)弦楽四重奏曲op.17-2 Hob.III 第26番 ヘ長調
(3)弦楽四重奏曲op.17-3 Hob.III 第27番 変ホ長調
(4)弦楽四重奏曲op.17-4 Hob.III 第28番 ハ短調
(5)弦楽四重奏曲op.17-5 Hob.III 第29番「レシタティーヴォ」 ト長調
(6)弦楽四重奏曲op.17-6 Hob.III 第30番 ニ長調
アウリン弦楽四重奏団
アウリン弦楽四重奏団は1982年、ケルンで20歳代前半の現メンバーにより結成
されました。古典から現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、明確で緊張感あ
る演奏が特徴的です。
CPOレーベル 他から シューベルト、ヴォルフ、バルトークの弦楽四重奏曲
全集が発売されています。




<CARUS>
83.245 \2380
(1)ルイジ・ガッディ(Luigi Gatti1740-1817)
「天地創造ミサ」 イ長調 (世界初録音!)
(2)J. ハイドン:「天地創造ミサ」 変ロ長調
アンナ・コロンディ(Anna Korondi : ソプラノ)
アネッテ・マルケルト(Annette Markert : アルト)
イヴ・セレンス(Yves Saelens : テノール)
クラウス・メルテンス(Klasu Mertens : バス)
ローデリッヒ・クライレ指揮 Roderich Kreile
ドレスデン・フィル、ドレスデン聖十字架合唱団
2008年9月12/13日ドレスデンでのライヴ
ルイジ・ガッディ(Luigi Gatti1740-1817)
モーツァルトとほぼ入れ替わりの時期にザルツブルグに入り、コロレド大司教
に重用されたザルツブルク宮廷における最後のイタリア人宮廷楽長で、数曲の
室内楽作品にて今日知られています。本アルバムに収録されている「天地創造
ミサ」は、同じく収録されているハイドンの同名曲から旋律を引用し、歌詞を
変えて作曲された作品です。美しく、のびやかな旋律が特徴的なガッディなら
ではの作品となっています。
2種の「天地創造ミサ」を収録した、学術的にも貴重なアルバムです。



<ANDROMEDA>
ANDRCD9050 4枚組 \2380
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」 KV.271
カール・シューリヒト指揮シュトゥツトガルト放送交響楽団
1952年1月23日シュトゥツトガルト
(2)2台のピアノの為の協奏曲 変ホ長調 (第10番) KV.365
ゲザ・アンダ(ピアノ) ベルンハルト・パウムガルトナー指揮
ザルツブルグ・カメラータ・アカデミア 1957年8月4日ザルツブルグ
(3)ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 KV.459
フェレンツ・フリッチャイ指揮RIAS交響楽団
1952年2月24日ベルリン
(4)ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 KV.459
フェレンツ・フリッチャイ指揮ケルン放送交響楽団
1952年5月26日ケルン
(5)ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 KV.466
フェレンツ・フリッチャイ指揮RIAS交響楽団
1954年1月11日ベルリン
(6)ピアノ協奏曲第23番 イ長調 KV.488
オトマール・ヌシオ指揮スイス・イタリア放送管弦楽団
1953年6月25日ルガーノ
(7)ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 KV.491
アンドレ・クリュイタンス指揮フランス国立管弦楽団
1955年12月8日パリ
(8)ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 KV.595
フェレンツ・フリッチャイ指揮バイエルン国立管弦楽団
1957年ミュンヘン
(9)ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 KV.595
オットー・クレンペラー指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
1956年9月9日モントルー
(10)ボーナス・トラックとして: 1957年9月18日ブザンソンでの
ベートーヴェン、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタを収録
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
クララ・ハスキル(ピアノ)
各曲の録音年代や場所も違いますのでアルバムとして音の統一感はございま
せんが、それぞれの音質は良好です。尚、各録音はスタジオやライヴが混在
しております。それぞれの録音年月日には一部諸説あるものもございますが、
今回音源供給元の検証を得てヨーロッパで通説といわれる年月日の記載を行っ
ております。ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。



<MYTO>
MYTO 202 2枚組 \1750
フルトヴェングラー指揮1952年1月19日ローマでの演奏会
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
(2)交響曲第3番「英雄」 変ホ長調 op.55
ピエトロ・スカルピーニ(ピアノ)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮RAIローマ交響楽団
1952年1月19日ローマ
ボーナス・トラックとして:
(3)交響曲第3番「英雄」 変ホ長調 op.55
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル
1950年8月31日ザルツブルグ
好企画のアルバムです。




<ARCHIPEL>
ARPCD0421 \1050
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
セルジゥ・チェリビダッケ指揮RAIローマ交響楽団
1954年1月30日ローマでのライヴ
ボーナス・トラックとして:
(2)ハイドン:交響曲第94番「驚愕」 ト短調 
セルジゥ・チェリビダッケ指揮ベルリン・フィル
1946年9月28日ベルリン
(1)は以前MELODRAMからLPでの発売あり。(2)は各種レーベルから発売あり。
多少シャリシャリした雑音が聴かれますが、ひとつひとつの音は明瞭です。
また、マスターに起因する多少の傷が聴かれます。

ARPCD0422 2枚組 \1750
ステファン・アスケナーゼ(ピアノ)名演奏集
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調 KV.453
カール・シューリヒト指揮シュトゥツトガルト放送交響楽団
1954年9月29日シュトゥツトガルト
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 KV.467
カール・ベーム指揮ベルリン・フィル
1951年12月18日ベルリン
(3)シューマン:子供の情景 op.15
1955年ハンブルク
(4)ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21
フリッツ・レーマン指揮ベルリン・フィル
1952年6月26-29日ベルリン
ボーナス・トラックとして:
(5)ショパン:ピアノ小品集 7曲 1955年ベルリン
ワルツ 第1番「華麗なる大ワルツ」、第2番、第7番
夜想曲 第2番、第13番、マズルカ 第32番、前奏曲「雨だれ」 op.28-15
ステファン・アスケナーゼ(Stefan Askenase :1896-1985 ピアノ)
ショパンのスペシャリスト、アスケナーゼによる名演奏集。
氏の実力を改めて評価するに相応しいアルバム。音質良好です。

ARPCD0423 \1050
フラグスタート、スヴァンホルム、クレメンス・クラウス
(1)ベートーヴェン:
シェーナとアリア「あぁ、不実なる人よ」(ソプラノと管弦楽)
(2)ワーグナー:
歌劇「さまよえるオランダ人」、楽劇「トリスタンとイゾルデ」から
ヴェーゼンドンク歌曲集(女声のための5つの詩)
キルステン・フラグスタート(ソプラノ)
セット・スヴァンホルム(テノール)
クレメンス・クラウス指揮ハバナ・フィル
1948年ハバナ(キューバ)
ボーナス・トラックとして:
(3)ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集(女声のための5つの詩)
キルステン・フラグスタート(ソプラノ)
ジョルジョ・ファヴァレット(ピアノ)
1952年6月2日ローマ
音質は良いとはいえませんが、ヒストリカル・ファン必聴のアルバムです。
1948年、中南米ツアーでの10月24日コンサート・ライヴ。
尚、マスターに起因する多少の傷が聴かれます。お気をつけください。



<OPERA RARA>
ORR246 \2380
世界初録音!
フェデリコ・リッチ(1809-1877):
歌劇「アルタムーラのコラード」(ハイライト)  
ディミトラ・テオドッシュウ(Dimitra Theodossiou): DELIZIA
ディミトリ・コルチャック(Dimitry Korchak): AGRIGENTOの公爵ROGGERO
ジェイムズ・ウェストマン(James Westman): CORRADO
アン・テイラー(Ann Taylor)
アンドリュー・フォスター=ウィリアムス(Andrew Foster-Williams)
コラ・ブルグラーフ(Cora Burggraaf)
カミラ・ロバーツ(Camilla Roberts)
マーク・ワイルド(Mark Wilde)
ジェフリー・ミッチェル合唱団
フィルハーモニア管弦楽団
ローランド・ブーア(Roland Boer)指揮
12世紀、イタリアのアルタムーラを舞台にCORRADOの妹DELIZIAをめぐりCORRADO
とDELIZIAを愛するROGGEROとの結婚、背信、復讐、ドラマテックな物語です。
いつもながらの豪華な装丁と丁寧で大量の解説(英語)です。



<VENEZIA>
CDVE04359 2枚組 \1650
シチェドリン:作品集
CD.1
(1)ピアノ協奏曲第1番 (Piano Concerto No.1) 1974年ライヴ
(2)組曲「アンナ・カレリーナ」(Anna Karenina)1979年ライヴ
(3)いたずらなリメリック(Naughty Limericks) 1987年
(4)少女たちの円舞(Maidens' Round Dance) 1987年
(5)鐘(Chimes) 1978年
(6)祝典序曲(Solemn Overture) 1987年
CD.2
(7)ただ、愛だけではなく(Not Love Alone) 1987年
ロディオン・シチェドリン(ピアノ)
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
ソビエト国立交響楽団
ボーナス・トラックとして:
(8)カルメン組曲(ビゼーの歌劇「カルメン」による)(Carmen-Suite) 
ウラジーミル・スピヴァコフ指揮
モスクワ・ヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団 1984年



<ARCHIPEL>
ARPCD0425 3枚組 \2780
バッハ:マタイ受難曲
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
キャスリーン・フェリアー(アルト)
ワルター・ルートヴィヒ(テノール)
オットー・エーデルマン(バス)

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン交響楽団
ウィーン楽友協会合唱団、ウィーン少年合唱団
1950年6月9日ムジークフェライン・ザール、ウィーン
既に廃盤のARCHIPEL ARPCD0024の再発売となります。
新しく手に入れたマスターをもとに、新たにリマスターリングを行いジャケ

ARPCD0426 2枚組 \1750
バッハ:ミサ曲 ロ短調
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
キャスリーン・フェリアー(アルト)
ヴァルター・ルートヴィヒ(テノール)
パウル・シェフラー(バス)
アルフレート・ペル(バス)
ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン交響楽団
ウィーン楽友協会合唱団
1950年6月15日ムジークフェライン・ザール、ウィーン
既に廃盤のARCHIPEL ARPCD0031の再発売となります。
新しく手に入れたマスターをもとに、新たにリマスターリングを行いジャケ
ットを変えての発売です。
音質は決して良いとはいえませんが、補って余りある
魅力的な演奏です。
バッハ没後300年を記念してムジークフェライン・ザール、ウィーンで開かれ
た国際バッハ音楽祭での録音



<WALHALL>
WLCD0261 2枚組 \1750
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」(ドイツ語)
ヒルデ・レッスル=マイダン(オルフェオ)Hilde Rossel-Majdan
セーナ・ユリナッチ(エウリディーチェ)Sena Jurinac
エミー・ローゼ(アモーレ)Emmy Loose
ミヒャエル・ギーレン指揮ウィーン放送大オーケストラ
ウィーン国立歌劇場合唱団
1953年12月ウィーンでのスタジオ録音
ドイツ語によるナレーションを含みます。
音質はとても良いです。
既に廃盤のWLCD0113の再発売となります。
新しく手に入れたマスターをもとに、新たにリマスターリングを行い
ジャケットを変えての発売です。

WLCD0262 2枚組 \1750
シューマン:歌劇「ゲノヴェーヴァ」
ヴォルフラム・ツィンマーマン(ヒドゥルフス)Wolfram Zimmermann
ヴィリー・ヴォルフ(ジークフリート)Willi Wolf
フリーデリケ・ザイラー(ゲノヴェーヴァ)Friederike Sailer
フランツ・フェーリンガー(ゴロー)Franz Fehringer
ヘティ・プリュマッハー(マルガレータ)Hetty Plumacher
ハンス・ミュラー=クライ指揮シュトゥットガルト放送交響楽団
シュトゥットガルト・ヴォーカル・アンサンブル
1951年シュトゥットガルトでのスタジオ録音
ドイツ語によるナレーションを含みます。
音質はとても良いです。




<ANDROMEDA>
ANDRCD5144 2枚組 \1750
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」 ハ短調 op.13
ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 op.14-1
ピアノ・ソナタ第16番 ト長調 op.31-1
ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」 ニ短調 op.31-2
ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」 ハ長調 op.53
ピアノ・ソナタ第23番「熱情」 ヘ短調 op.57
ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調 op.78
ピアノ・ソナタ第25番 ト長調 op.79
ピアノ・ソナタ第26番「告別」 変ホ長調 op.81a
ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 op.90
1931-1949年録音
ワルター・ギーゼキング(ピアノ)



<MYTO HISTARICAL>
カイルベルト指揮 ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指輪」 1952年
MYTO 203 2枚組 \1750
ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」
MYTO 204 3枚組 \2780
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
MYTO 205 3枚組 \2780
ワーグナー:楽劇「ジークフリート」
MYTO 206 4枚組 \3380
ワーグナー:楽劇「神々のたそがれ」
ヘルマン・ウーデ(ウォータン:ラインの黄金)
ハンス・ホッター(ウォータン)
エーリヒ・ヴィッテ(ローゲ)
グスタフ・ナイトリンガー(アルベリヒ)
パウル・クーエン(ミーメ)
ギュンター・トレプトウ(ジークムント)
インゲ・ボルク(ジークリンデ)
アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)
イラ・マラニウク(フリッカ)
ヨゼフ・グラインドル(フンディング)
ベルント・アルデンホフ(ジークフリート)
マックス・ローレンツ (ジークフリート:神々の黄昏)
クルト・ベーメ(ファフナー)
ルートヴィヒ・ウェーバー(ハーゲン)
ヘルマン・ウーデ(グンター)
マルタ・メードル(グートルーネ)
ヨゼフ・カイルベルト指揮 バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1952年録音
ARCHIPEL ARPCD0113(既に廃盤)の扱いで既に実績のあるアイテムです。

MYTO 201 2枚組 \1780
フランコ・アルファーノ:歌劇「サクンタラ」
アンナ・デ・カヴァリエーリ Anna de Cavalieri
アントニオ・アンナローロ Antonio Annaloro
プリニオ・クラバッシ Plinio Clabassi
アルトゥーロ・バジーレ Arturo Basile 指揮 RAIミラノ交響楽団、合唱団
1955年9月24日ミラノ
プッチーニの未完のオペラ「トゥーランドット」を完成させた作曲家として
有名なフランコ・アルファーノ(Franco Alfano : 1875-1954イタリア)自身
が傾倒したインドの抒情詩「マハーバーラタ」に登場する女性にまつわる題
材を編纂し1921年ボローニャで初演され、1952年ローマで改訂されたオペラ
です。決して難解ではなく、東洋風の美しいメロディーが特徴な作品。
※録音年代の古さを多少感じさせる音質です。

MYTO 208 \950
フルトヴェングラー指揮1952年3月3日ローマでの演奏会
(1)ハイドン:交響曲第88番 ト長調
(2)ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
(3)ラヴェル:スペイン狂詩曲
(4)リヒャルト・シュトラウス:交響詩「死と変容」 op.24
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 RAIトリノ交響楽団
1952年3月3日ローマ
好企画のアルバムです。

MYTO 212 3枚組 \2780
R.シュトラウス:歌劇「影の無い女」
ハンス・ホップ(皇帝)Hans Hopf
レオニー・リザネク(皇后)Lenie Rysanek
リリアン・ベニグセン(乳母)Lilian Benningsen
ヨゼフ・メッテルニッヒ(バラク)Josef Metternich
マリアンネ・シェヒ(染物師の妻)Marianne Schech
クルト・ベーメ(霊界の使者) 他 Kurt Bohme
ルドルフ・ケンペ指揮バイエルン国立歌劇場管弦楽団、合唱団
1954年8月31日ミュンヘン
バーコード不明瞭のため、シールを貼っての対応をさせて頂きます。
音質はとても良いです。

<GEGA NEW>
GD340 \1850
ニコライ・ロスラヴェッツ(1881-1944):
ヴァイオリンとピアノのための小品集
朝の雰囲気*/夢*/エレジー*/3つの詩曲*/3つの舞曲/ポエム・ロマン
ティク*/夜想曲*/伝説*/24の前奏曲より(第4、9、11、12、17、20、24番)
(*印は世界初録音)
スチュアート・イヴァノフ・デュオ:【カロリン・スチュアート(Vn)、
スヴェトザール・イヴァノフ(Pf)】
2009年
ロシア・アヴァンギャルドの代表的作曲家ロスラヴェッツが生涯に渡って作
曲したヴァイオリン作品をまとめたもの。未出版・世界初録音作品多数。ロ
スラヴェッツの創作変遷のプロセスはスクリャービンのそれと重なる所が多
い。すなわち後期ロマン派の影響に始まり次第に独自の無調様式に至るのだ
が、その過程でシマノフスキ、印象派からの影響を見せる。初期の《朝の雰
囲気》、《夢》、《エレジー》などはグラズノフ、ブラームスあたりを思わ
せる叙情的小品。次の《3つの詩曲》で大きく変わり(前3曲との年代の差は
たった1年)、拡大された調性とでもいおうか、スクリャービン、シマノフス
キを思わせ、無調まであと一歩というところ。そして《3つの舞曲》では既
に独自の様式を確立している。しかし様式は変われど基本的に彼の音楽は
薄明のなかで、どこへ向かうとも知れず、うねり、たゆたい、ひたすらフェ
ティッシュなエクスタシーを歌い続ける。

GD254 \1850
「ロシア音楽の名曲集」
ハチャトリアン:剣の舞/
チャイコフスキー:《眠れる森の美女》よりパノラマ、ワルツ
グリンカ:《ルスランとリュドミラ》序曲
プロコフィエフ:《3つのオレンジへの恋》より行進曲とスケルツォ
ボロディン:だったん人の踊り
チャイコフスキー:《白鳥の湖》よりワルツ、白鳥の踊り
R.コルサコフ:熊蜂の飛行
チャイコフスキー:
《胡桃割り人形》より小序曲、こんぺいとうの踊り、トレパーク
カバレフスキー:《道化師》よりギャロップ
ヴァシル・カザンディエフ指揮
ソフィア交響楽団
ソフィア交響楽団はブルガリア有数のオーケストラ。カザンディエフは廉価
盤シリーズでよく名前を見かけるブルガリアの指導的指揮者。

GD341 \1850
ヴァニア・ヴァトラロヴァ=スタンコフ/オペラ・アリア集
「清らかな女神よ」-ノルマより(ベッリーニ)、「あなたたちは泣いてるの?
私をお城に連れてって」-アンナ・ボレーナより(ドニゼッティ)、「花から
花へ」-椿姫より(ヴェルディ)、私の名前はミミ-ボエームより(プッチーニ)、
「何を恐れることがありましょう」-カルメンより(ビゼー)ほか全10曲
ヴァニア・ヴァトラロヴァ=スタンコフ(Sop)
ノエル・トレディニク指揮
ソフィア交響楽団
録音:2008年4月
ヴァトラヴァ=スタンコフはブルガリアの若手ソプラノでレナータ・スコッ
ト、ミレッラ・フレーニ、モンセラ・カバリエらの教えを受け、現在ヨーロ
ッパを中心に活動している。



<ELECT RECORD>
EDC836/845 10枚組 \14500
「ヴァレンティン・ゲオルギュー・80歳記念集大成」
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番(録音:1969年)
(2)リスト:ピアノ協奏曲第1番(録音:1954年)
(3)ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲(録音1952年)
(4)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番(1985年)、
(5)ベートーヴェン:合唱幻想曲(1985年)
(6)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番《悲愴》(1958年)
(7)シューベルト:さすらい人幻想曲(1958年)
(8)リスト:ロ短調ソナタ(1958年)
(9)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番(1987年)、
(10)シューベルト:即興曲より第2、3、4番(1980&1966年)
(11)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ《月光》(1966年)
(12)メンデルスゾーン:《無言歌》より8曲(1967年)
(13)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番(1986年)
(14)モーツァルト:幻想曲 ニ短調(1963年)
(15)シューマン:ピアノ協奏曲(1985年)
(16)フランク:交響的変奏曲(録音年不明)
(17)グリーグ:ピアノ協奏曲(1986年)
(18)シューマン:幻想曲、子供の情景(1974年)
(19)ショパン:
アンダンテ・スピアナートと大ポロネーズ、ポロネーズ変イ長調、
夜想曲第5番(1966年)
(20)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(1985年)
(21)メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番(1963年)
(22)ウェーバー:小協奏曲(1963年)
(23)ショパン:ピアノ協奏曲第1番(1987年)
(24)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(1986年)
(25)パウル・コンスタンチネスク:ピアノ協奏曲(1987年)
(26)ヴァレンティン・ゲオルギュー:ピアノ協奏曲(1987年)
(27)メンデルスゾーン:《無言歌》より7曲(1980年)
ヴァレンティン・ゲオルギュー(Pf)
ヨシフ・コンタ指揮放送交響楽団(1.22)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮チェコ・フィル(2.3)
クリスティアン・マンデアル指揮クルジュ・ナポカ・フィル(4.9.13.17.24)
エミール・シモン指揮クルジュ・ナポカ・フィル(5.15.20.23.25.26)
リヒャルト・シューマッハー指揮放送交響楽団(16.21)
ヴァレンティン・ゲオルギューは1928年生まれのルーマニアの代表的なピア
ニストで幼い頃よりエネスコと親交があった。またクーベリック、ラトル、
マズア、小澤征爾ら数々の著名指揮者とも度々共演している。主にルーマニ
ア国内で活動していたため、国外にはあまり知られておりませんが、そのレ
ベルの高い演奏に隠れファンも多いようです。本CDでは1950年代から1980年
代の終わりごろまでのルーマニアにおける音源をCD化。まとめて紹介される
のはこれが初めて。またブックレットはルーマニア語のみ、となっておりま
す。

EDC860 \1850
「リメンバー・マドリガル1963-2008」
ゲオルゲ・バザヴァン:世界の歌/ミハイ・モルドヴァン:オバルシ
コルネリア・タウトゥ:民族的喜遊曲
ミリアム・マルベ:大地の渇きのための儀式
コルネリウ・セザール:炎と回転/アリエル・ラミレス:ミサ・クリオージャ
ペンデレツキ:スターバト・マーテル
マリン・コンスタンティン指揮
マドリガル室内合唱団
マドリガル室内合唱団は混声アカペラ合唱団。ペンデレツキの《スターバト
・マーテル》はクラスター状の音の持続が時に読経か声明のように聴こえる。
まさに混迷の今という時代にふさわしい歌。カレーラスが有名にしたラミレ
スの《ミサ・クリオージャ》をルーマニアの合唱団が歌っているのが面白い。
手を叩いたり叫んだりするモルドヴァンの《オバルシ》、打楽器の原始的な
リズムに乗せられて歌うタウトゥの《民族的喜遊曲》はまさにカルミナ・ブ
ラーナの世界。シャーマニズムの儀式か乱交パーティそのもののようなマル
ベの《大地の渇きのための儀式》など聴いていて飽きることがな



<NMC>
NMC D145 \1980
「ワイヤード」-ハープシコードとエレクトロニクスのための作品集
ポウル・ホイッティ:セブン・ページズ1/ジェームズ・ディロン:旋回音
ポウル・ディブリー:INVIII/ポウル・ニューランド:1-2
マイク・ヴォーン:イン・メモリアム/ポウル・ニューランド:3-4
ポウル・ディブリー:INVI
ソーラブ・ウドゥマン:秋の大地を吹き渡る吐息
サム・ヘイデン:火花/ポウル・フィッティ:セブン・ページズ2
ジェーン・チャップマン(Cemb)
録音:2007年
ハープシコード、またはそれに電子音響を加えた作品を集めた。電子音響は
ハープシコードの音をリアルタイムで加工するもの、予め制作された別種の
音響を同時に流すものありとアプローチも様々。ポウル・ホイッティのセブ
ン・ページズ1では弦を鳴らさずに鍵盤を上下させる時のガタガタするノイ
ズだけで構成するという思い切った作品。マイク・ヴォーンはほとんどエリ
オット・シャープばりにチェンバロがノイズ・ロック、パンク・ロックと化
す極めてアグレッシヴな大作。チャップマンはトン・コープマンに師事し、
レパートリーは17世紀から現代までと幅広く、イギリスの最もプログレッシ
ヴなハープシコード奏者と評されている。

NMC D143 \1450
(ANCORAシリーズ)
「ネガティヴ」-リチャード・バレット作品集
誰もが逃走を(チェロ独奏のための)
アース(トロンボーンと打楽器のための)
アナザー・ヘブンリー・デイ(クラリネット、エレクトリック・ギター、
ベースのための)
ネガティヴズ(6人の奏者のための)
写本I(6人の奏者のための)
エリション(アンサンブル):【F.ゴーワクリー(Vc)、D.バックリー(エレキG)、
K.ボアースマ(Db)ほか】
録音:1993-1993年
※Etceteraレーベルで出ていたもの
リチャード・バレットは1959年生まれでベルリンで作曲と電子音響を学んだ。
本盤では電子音響を使った作品はないが、音響の美学にその影響が感じられ
る。《アース》は原初的な打楽器のリズムにトロンボーンの唸るような響き
が、さながら古代の儀式を思わせる。《写本》Iでは一つの音の持続から次
第に激しくなってゆく音事象の変化が聴きもの。

NMC D150 4枚組 \5940
「NMC ソング・ブック」-NMCレコード創立20周年記念委嘱作品集
委嘱作曲家/J.アンダーソン、J.ディロン、サイモン・ホルト、藤倉大、
ジェームズ・マクミラン、M.フィニシー、P.M.デイヴィス、D.マシューズ、
ジョナサン・ハーヴェイ、ギャヴィン・ブライヤーズ、ジョン・ホワイト、
マーク=アンソニー・タネジ、ハリソン・バードウィッスル
ほか全110トラック
エリザベス・アサートン(S)、スーザン・ビックリー(MS)、
ジェイムズ・ボウマン(C-T)、マイケル・チャンス(C-T)、
ハウ・ワトキンス(Pf)ほか多数
制作:2009年
NMCレコードは創立20周年記念として短い歌曲をNMCに縁のある作曲家に委
嘱、若手からベテランまで、図らずも21世紀歌曲の壮大な万華鏡が出来上
がった。日本の藤倉大も参加している。ブライヤーズ(タイトルはなんと
《老人と海》!)、タネジ(ごく短い曲ながらユーモアと挑発にあふれてい
る)などの新作が聴けるのもうれしい。伴奏はピアノ、ハープ、打楽器、
チェンバロ、ギターとさまざま。



<DIVINE ART>
DDA21212 2枚組 \3960
「スターバト・マーテル」-ハイドン作品集
(1)スターバト・マーテル
(2)交響曲第44番「悲しみ」
(3)ヴァイオリンとチェンバロ、弦楽のための協奏曲ホ短調
(4)リベラメ・ドミネ
アンリ=クロード・ファンタピエ指揮
レ・ソリスト・ド・パリ管弦楽団
(1)(4)A.M.ボンディ(Sop)、C.エーダー(MS)
A.ライヒャルト(T)、J.クラッティンガー(B)
A.ホイドロン(Org)、
フィリップ・カイヤール合唱団(ジャン・ブリディエ合唱指揮)
(3)ジャック・フランソワ・マンツォーネ(Vn)、フランソワーズ・プチ(Cemb)
録音:(1)(4)1978年3月、(2)(3)1964年
アンリ=クロード・ファンタピエはハイドンのスペシャリストとして知られてい
る。マルケヴィッチに指揮を、デュティーユに作曲を師事し、ブザンソン国際指
揮者コンクールに優勝している。優れた音楽学者でもあり、18世紀音楽の演奏に
は特に定評があった。学術的見識に基づきながらも瑞々しいハイドンである。

DDA21214 2枚組 \3960
チャールズ・エイヴィソン(1709-1770):トリオ・ソナタと鍵盤ソナタ集
(1)トリオ・ソナタOp.1(2つのヴァイオリンと低音のための6つのソナタ)
(2)ハープシコード・ソナタOp.8
(2つのヴァイオリンとチェロの伴奏付の6つのソナタ)
エイヴィソン・アンサンブル:
【P.ベズノシウク&C.ボルディング(Vn)、R.タニクリフ(Vc)、R.ハワース
(Cemb&Org)】
録音:2005年12月
エイヴィソン・アンサンブルによるエイヴィソン作品集第4集。今年生誕200年の
エイヴィソンは1709年、音楽家の両親のもとに生まれ、ロンドンでコレルリの弟
子であったジェミニアーニに師事した。そのためエイヴィソン古典派の時代の作
曲家だがイタリア・バロック音楽の影響が強い。トリオ・ソナタにヴァイオリン
とチェロの伴奏付のチェンバロ・ソナタという珍しい作品を収録。

DDA25052 \1980
「アメリカのピアノ・ソナタ」
エリオット・カーター:ソナタ
ミクロス・ローザ:ソナタ
エドワード・マクダウェル:ソナタ第4番《ケルト風》
ピーター・セイヴライト(Pf)
録音:2008年
昨年100歳を迎えいまだ現役のカーター:ピアノ・ソナタは1983年に発表されたも
ので作風は前衛色は影をひそめ、調性を感じさせる比較的穏健な佳曲。「ベン・
ハー」などの映画音楽で知られるローザはカーターと同世代。祖国の大作曲家バ
ルトークの影響を感じさせる。マクダウェルはアメリカのリストとも言うべきロ
マンティックな大作。

DDA25069 \1980
「春の川のほとりで」-近代イギリスのフルート音楽
ハミルトン・ハーティ:アイルランドにて
エドワード・ジャーマン:間奏曲
マイケル・ヘッド:春の川のほとりで
ウィリアム・オルウィン:ソナタ
ヘイヴロック・ネルソン:エイリー・チェリー、ベネズエラにて
トーマス・ダンヒル:ヴァルス・ファンタジア
ケネス・レイトン:フルート・ソナタ
スタンフォード・ロビンソン:月の乙女の踊り
ジャーマン:フルートとピアノのための組曲
ケネス・スミス(Fl)
ポール・ローデス(Pf)
録音:2007年
19世紀末から20世紀半ばまで活躍したイギリスの作曲家によるフルート音楽精
選。フランス音楽の影響を受けつつアイルランド民謡を思わせる親しみやすく、
どこか懐かしい小品がたくさん入っている。ケネス・スミスはニコレ、ゴール
ウェイらに師事、長年に渡りフィルハーモニア管の首席を勤めた。ソリストとし
てもシノーポリ、モーリス・アンドレらと共演し多くの録音がある。



<DIVERSIONS>
DDV24135 \1980
(1)ヴォーン=ウィリアムズ:交響曲第2番《ロンドン交響曲》
(2)ウィリアム・マティアス(1934-92):ケルト舞曲集Op.60
オウェイン・アーウェル・ヒューズ指揮
ウェールズ・ナショナル・ユース・オーケストラ
録音:2008年8月6日カーディフ
2006年に創立60周年を迎えた伝統あるユース・オケ、ウェールズ・ナショナル・
ユース・オーケストラの第2集。(第1集はエルガー:交響曲第2番、ホディノット:
任官の踊り、品番:DDA25045)。まずはヒューズ得意の「ロンドン交響曲」でぐい
ぐいオケを牽引。ヒューズはフィルハーモニア管と当作品を録音していた(ASV)。
次のマティアス(1934-1992)はヴォーン=ウィリアムズの次の世代の作曲家で、
《ケルト舞曲集》は色彩豊かな組曲。ヴォーン=ウィリアムズ、ウォルトンらの
影響を感じさせつつ、独自の抒情を確立している。聴いていると映画《ロード・
オブ・ザ・リング》《ナルニア国物語》の一場面が浮かんでくるのは、あなが
ち的外れな印象ではないだろう。

DDV24137 \1980
「カンティレーナ」-フルートとピアノのための音楽
J.S.バッハ:フルート・ソナタ第6番ホ長調BWV1035
サン=サーンス:ロマンス
プーランク:フルート・ソナタ
フランソワ・ボルン:カルメンによる華麗なる幻想曲
プロコフィエフ:フルート・ソナタOp.94
オディン・ボールドヴィンソン(Fl)
パトリシア・ロメロ(Pf)
録音:2007年
ボールドヴィンソンはバロックから20世紀音楽まで幅広いレパートリーを持って
おり、柔らかな音色が持ち味である。

DDV24139 \1980
「南風よ吹け」-イギリス北東部で歌い継がれている歌
ボビー・シャフト/古いタインマウスの断崖/
スティーム・ボート/南風よ吹け/他、全20曲
マーガレット・アシュトン(S)
ピーター・ハリソン(Fl)
レイチェル・グレイ(Vc)
ジョン・トレハーン(ピアノフォルテ)
録音:2006年、2008年
イギリス・ヴィクトリア朝時代(1837-1901年)に歌われていた民謡、町の流行歌
を集めた。素朴な調べから古きよきイギリスの街角の風景が見えるようだ。




<METIER>
MSV28504 \1850
ブライアン・ファーニホー:室内楽作品集
小雨(アンサンブルのための)
G.Sのためのトリプティーク(コントラバス独奏)
書き出し(ヴィオラと打楽器のための)
コロラトゥーラ(オーボエとピアノのための)
イン・ノミネa3(アンサンブルのための)
アルゲブラー(オーボエ独奏)
ロジャー・レッドゲイト指揮
アンサンブル・エクスポゼ:
【クリストファー・レッドゲイト(Ob)、コラド・カノニチ(Cb)他】
録音:2003年
ダルムシュタットで一時代を築き、日本でも若手作曲家が大いに影響を受けた
ファーニホーの主要な室内楽を集めた。神経を逆なでする楽器の叫び、頻発する
特殊奏法。ラッヘンマンと並ぶ、今もっとも攻撃的な作曲家である。

MSV28507 \1850
「北極光」-現代イギリスの弦楽四重奏曲
ジョン・カスケン:弦楽四重奏曲第2番
ジュディス・ウィアー:弦楽四重奏曲
ロバート・サクストン:歌と踊りとエリプス(楕円)
クロイツァー四重奏団
録音:1999-2002年
新世代のイギリスの作曲家の弦楽四重奏曲を集めた。カスケンは1949年ヨーク
シャー出身。この弦楽四重奏はストラヴィンスキー、ベルクの影響が感じられ
る。ウィアーは1954年スコットランド出身。現代的な響きのなかにイギリス民
謡的な香りが感じられ美しい。サクストンは旋法的な旋律が集積し、結果的に
クラスターとなって密度の濃い音の流れが形作られる。

MSV28509 \1850
ポール・ホイッティ:39ページズ
ダラー・モーガン(Vn)
マリー・デュレア(Pf)
録音:2007年8月
ホイッティはオックスフォード・ブルックス大学で現代音楽のディレクターとし
て活動しながら作曲を行っている。ヴァイオリンとピアノのデュオでありながら
極端に音が切り詰められ、点描的で隙間のある空間が続く。途中、突然フランク
のヴァイオリン・ソナタが引用されびっくりする。

MSV28512 \1850
トーマス・フォルトマン:サックス作品集
(1)サクソフォン・ソナタ
(2)カソリック・ブルース
(3)バッハ・キャブ
(4)エベンエベン
(5)クローバーのなかの3匹の子豚
(6)ソンクラン
(7)ポップ・オー・カカピトル
(8)ソナチネ「ゴレッティの出来事」
(9)リトル・アメリカン・ナイト・ミュージック
(10)サーカスのなかの鯨
(1)(2)(5)(10)マルコ・ファラシ(A-Sax)
(2)ロベルト・フラティ(Br-Sax)
(2)スティーヴ・ポッツ(S-Sax)、
(3)(4)(8)ダヴィデ・ヴァリーニ(S-sax)、
(6)(7)(9)ベルリオーズ四重奏団(サックス四重奏)
(8)ミロ・ヴァネッリ(T-Sax)
(10)ルーバー・マラーニ(S-Sax)
(5)(10)フランチェスカ・コルシ(Br-Sax)
(1)マルコ・ポデスタ(Pf)
(2)エトーレ・カンデラ(Pf)
(3)(4)(5)(10)カルロ・ラペーニャ(Pf)
(10)デヴィス・タロッリ(ドラムス)
フォートマンはスイス生まれで70年代はジャーマン・ロックのスターとして
成功した。その後ソロ活動し入るとともに器楽曲の作曲にも力を入れるよう
になる。これらはサックス、サックス・アンサンブルのために書かれた曲で
ロック、ジャズの影響が色濃い。




<コウベレックス・レーベル>
KRS5004 \2100
いかに幸いな人-「賛美歌21」の歌詞によるジュネーヴ詩編歌
(1)詩編1 いかに幸いな人 「賛美歌21」113
(2)詩編5 朝ごとに主に祈る 「賛美歌21」115
(3)詩編24 地とそこに満ちる 「賛美歌21」122※
(4)詩編25 主よ、わが魂は 「賛美歌21」124※
(5)詩編36 悪は罪人の 「賛美歌21」128
(6)詩編42 涸れたる谷間に 「賛美歌21」130
(7)詩編65 聖なる主の家で 「賛美歌21」137
(8)詩編96 全地よ、主に歌えよ 「賛美歌21」145
(9)詩編100 全地よ、主に向かい 「賛美歌21」148※
(10)詩編118 みめぐみふかき主に 「賛美歌21」152
(11)詩編124 いざ語れ、主の民よ 「賛美歌21」157
(12)詩編127 主が建てなければ 「賛美歌21」159※
(13)詩編138 心をつくして 「賛美歌21」165
(14)詩編150 ハレルヤ、うたえ 「賛美歌21」172
(15)詩編1 いかに幸いな人 「賛美歌21」113
(16)(第2部)その氷魚とは水辺の木)
(17)(第3部)神に逆らう人は
(18)(第4部)いかに幸いな人
(19)シメオンの賛歌 去らせたまえ 「賛美歌21」180
関西学院聖歌隊 指揮:水野隆一
リコーダー:小栗 献、藤原真由美、安江桜子、山下 悟
宗教改革者カルヴァンが聖書に含まれている詩のみを歌うことにして始めら
れた「ジュネーヴ詩編歌」。16-17世紀の作曲家による原作、編曲作品のう
ち「賛美歌21」に収録されている15曲をすべて収録。日本語の歌詞は日本
基督教団賛美歌委員会によるもの。関西学院聖歌隊のアカペラ演奏は、のび
やかでいてあたたかく、詩編の深い祈りに通じるものがある。
旧約聖書「詩編」の進行と祈りの深みから湧き上がる神への賛美が宗教改革
の精神によって甦り、その清凛たる歌声は、現代人の魂を至高なる方へと導
いていく。
推薦:今橋 朗(日本基督教団賛美歌委員会委員長)



<東武レコーディングズ>
TBRDVD1001(DVD-Video) 3枚組 \8400
完全限定盤
ベートーヴェン:交響曲全集(実相寺昭雄映像監督)
交響曲第1番(1989年2月5日)、
交響曲第2番(1989年3月11日)、
交響曲第3番「英雄」(1989年2月5日)、
交響曲第4番(1989年4月6日)、
交響曲第5番「運命」(1989年5月15日)、
交響曲第6番「田園」(1989年4月6日)、
交響曲第7番(1989年3月11日)
交響曲第8番(1989年5月15日)
交響曲第9番「合唱」(1988年12月14日)
朝比奈隆指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団、
関屋晋指揮晋友会合唱団、
豊田喜代美(S)、
秋葉京子(Ms)
林誠(T)、
高橋啓三(Bs-Br)
収録:東京サントリーホールに於けるライヴ
巨匠朝比奈隆が大阪フィルに次いで親密な関係を保った新日本フィルと唯一
遺したベートーヴェン:交響曲全集、その映像作品です。映像監督は、朝比奈
を敬愛した故実相寺昭雄。北方ルネッサンスのような光線は高尚な美しさに
満ちています。新日本フィル財団法人化20周年と朝比奈の80歳を記念した、
このベートーヴェン・ツィクルスは巨匠の気力体力の充実が目覚しい記念碑
的名演で、特に第3番「英雄」は自らも納得のヘビー級演奏です。
1991年にレーザーディスクとして発売されたのは実に18年前。その後廃盤と
なって久しく、LDの後退も相俟って、当作品は幻の存在になりつつありまし
たが、ここに幾多の困難を乗越えてDVD化が決まり、当時の技術陣が終結し
渾身の再編集が行われました。
演奏はフォンテック社から発売されているCDと同一ですが第9のみ12月14日
の別演奏です。フロントジャケット写真は、木之下晃氏による文化勲章受賞
時のもので、これもカラーで貴重です。
完全限定盤・愛蔵家証付(裏面ポートレートの写真は飯島隆氏撮影)です。
すべて金文字でシリアル・ナンバーが付いております(良番の選択は出来ませ
ん)。岩野裕一氏による書下ろしライナーノート付



<ISODAレーベル>
IE-2013 \2500
「オテロ幻想曲」
リスト:なぐさめ
リース:無窮動
エルンスト:オテロ幻想曲
ヴュータン:夢 Op.22-3
アルベニス:タンゴ
グラナドス:アンダルーサ
フィオッコ:アレグロ
ヴィエニアフスキ:カプリッチョ・ワルツ
ヴィエニアフスキ:旅芸人
ブラームス:ハンガリー舞曲第7番
クライスラー:ルイ13世の歌
サラサーテ:嘆きの歌
ゼンガー:スコットランドの田舎にて
ディニク:ホラ・スタッカート
辻井 淳(ヴァイオリン)
藤井 由美(ピアノ)
録音:2007年8月 滋賀県高島市ガリバーホール
プロデューサー・エンジニア:太田憲志(オタケン・レコード)
オタケン・レコードの太田憲志氏が自らミキシングコンソールに入りサウン
ドメイキングした知る人ぞ知るヴァイオリニスト、辻井淳の小品集シリーズ
最新作。
シュ-ベルトの歌曲「魔王」のヴァイオリン編曲でおなじみのエルンスト。
今回は彼のオリジナル作品で、小品の分野では10分を越える大作「ロッシー
ニのオペラ、オテロの主題による幻想曲」を中心に珍しい名品を網羅。特に、
ゼンガーの原題名、スコティッシュ・パストラル、邦名、スコットランドの
田舎にて(辻井訳)は、今ではほとんど聴かれない傑曲。新日本フィル客員コ
ンマスを始め、最近では、宮川彬良率いるアンサンブル・ベガのコンマスと
しても活躍、人気上昇中のヴァイオリニスト、辻井 淳。NHK教育テレビ「ゆ
うがたクインテット」のアリアさんのヴァイオリン担当として、その美しい
音色は、ほぼ毎日、全国のお茶の間に届いている。



<WEITBLICK>
SSS0067-2 2枚組 \3960
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団、同合唱団
エンリケタ・タレス(S)、
ヴィオレッタ・マジャロヴァ(A)、
セルゲイ・ラリン(T)、クルト・リドル(Bs)、
ヨアヒム・ダリツ(Org)
録音:1987年12月30、31日ベルリン・コンツェルトハウス
(シャウシュピールハウス)、
ステレオ・ライヴ録音
聴いていて心がほぐされ、癒されるような「ミサ・ソレムニス」は実に珍し
い。極度の集中力や悲劇性を持つ音楽をたびたび奏でたケーゲルが、こんな
穏和な演奏をしたこともあったのだ……(許光俊氏のライナーノートより)
第九を凌ぐベートーヴェンの最高傑作「ミサ・ソレムニス」。古巣のライプ
ツィヒ放送響に戻ってきたケーゲルは一時の強烈なアプローチを廃し、かな
り遅めのテンポを採用し、慈愛に満ちた優しい微笑みをもってこの大曲の真
髄に迫ります。ヒットアイテムとなった「第九」(SSS0066)と同年の演奏で
す。ケーゲルは合唱指揮者からキャリアをスタートしただけに、合唱の取扱
いも厳格なだけに留まらず、分厚いハーモニーを紡ぎだすことに成功してい
ます。この1987年12月は、レーガン、ゴルバチョフによるINF(中距離核戦力)
全廃条約締結があり、世界は冷戦の終結に向けて歴史的な前進を遂げたので
す。※英語、日本語、ドイツ語によるライナー・ノート付。

SSS0097-2 \1980
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
アリシア・デ・ラローチャ(P)
オイゲン・ヨッフム指揮
ベルリン・ドイツ響(西ベルリン放送響)
録音:1981年6月7,8日 フィルハーモニー・ベルリン
ステレオ・ライヴ録音
例えば第1楽章の主題が長調から短調へと転じる一瞬、ラローチャの指先から
は繊細の極みの弱音が生まれ、とてつもない寂寥感を漂わせるが、再び長調
となれば、温かな母性が最大の慰めで淋しさを包み込む。対するヨッフムも
ラローチャの表現の万華鏡を心からめでつつ、的確な棒さばきで室内楽的な
対話を繰り広げる。(池田卓夫氏のライナー・ノートより)
巨匠オイゲン・ヨッフム+ベルリン・ドイツ響のブラームス・プロ第1弾発売
です。ソリストには全盛期のラローチャを迎えて南欧風のリラックスと濃厚
なロマンを謳い上げます。楽曲初演から100年を記念してラローチャは、この
年の5月には、日本で朝比奈隆指揮大阪フィル、山田一雄指揮日本フィルとも
この曲を披露しています。デッカ、RCAにも録音がなく、「ラローチャのドイ
ツ物」の実力を知る好企画です。後半プロは第1交響曲!で、これも発売が決
定しております。
英語、日本語、ドイツ語によるライナー・ノート付。




<QUERSTAND>
VKJK0812 2枚組 \3360
「メンデルスゾーン・アンソロジー 第1巻」
「今、皆が聴き入っている!皆が!」-音楽と手紙
(1)ヴァイオリン・ソナタ へ短調Op.4(1823)
(2)ピアノ四重奏曲 ロ短調Op.3(1824/5)
(3)弦楽四重奏曲 へ短調Op.80(1847)
(4)歌曲「歌の翼に」「秋の歌」「恋人の手紙」「旅の歌」「森の城」
「夜の歌」「ヴェネチアの舟歌」「最後の喪失」「月」、他
(5)手紙 「ゲーテと過ごした日」「ショパンと会って」、他
リーゼ・クラーン(Pf(ハンマーフリューゲル))
マリエッタ・ツムビュルト(S)
イトゥリアガ四重奏団
ドゥルス・グリューンバイン(朗読)
録音:2009年
1枚目の収録曲を演奏しているイトゥリアガ四重奏団は、1996年にライプツィ
ッヒにて設立。個性的で優秀な技術と、メンバー同士の信頼性が好評を得て、
2000年にヨーロッパ放送連合のコンテストで1位を獲得。有名なコンサートホ
ールやヨーロッパの主要な音楽祭、また2003年には韓国、2006年には南アメ
リカと活動の場も広げつつある。そして今回、ついに日本に上陸!その演奏に
乞うご期待である。
2枚目は、歌曲とメンデルスゾーンの手紙。ドイツ語満載で、彼の時代にタイ
ムスリップしたような心地に浸ることができる。

VKJK0830 \1680
「メンデルスゾーン・アンソロジー 第3巻」
「メンデルスゾーンと彼の時代2」
(1)メンデルゾーン:歌曲「セレナーデ」
(2)ニールス・ゲーゼ:男声合唱曲(3曲)
(3)メンデルスゾーン:
合唱曲「ルイ・ブラス」からの歌(ロマンス)Op.77-3、
カノン「賢者ディオゲネス」、ピアノとハープの為の「夕べの鐘」、
創立記念祭(男声合唱)
(4)イーグナーツ・モシェレス:ピアノ曲(2作品)
(5)ユリウス・リエツ:歌曲「木のそばで」他2曲
(6)フェルディナンド・ダヴィッド:
ヴァイオリンとピアノの為の「バラード」他6曲
(7)メンデルスゾーン(ダヴィド編):
無言歌「ヴェネチアの舟歌」(ヴァイオリンとピアノ版)
ライプツィッヒ・マイスター六重唱団
アンドレアス・ハルトマン(Vn)
アルブレヒト・ハルトマン(Pf)
ディルク・フィッシュベック(Pf)
クリスティーナ・エンゲルケ(Hrp)
グン・ウク・リー(B)
ウン・ジョン・キム(Pf)
マニヤ・エッカート(A、MS)
クリスティン・ヘンネベルク(Pf)

録音:2009年
メンデルスゾーンが、ベルリンで音楽的な環境に浸り始めた10代から、才能
を開花させ、フランクフルト、デュッセルドルフ、ライプツィヒで、輝かし
い活躍をしていた良き日、30歳ぐらいまでに、仕事で、またはプライヴェー
トで出会い、お互いに影響を与えあった音楽家達の作品が集められている。

VKJK0809 2枚組(1枚価格) \1680
「メンデルスゾーン・アンソロジー 第6巻」
「交響曲の至宝と2台のピアノの為の協奏曲」
(1)序曲「ルイ・ブラス」Op.95/
(2)2台ピアノと管弦楽のための協奏曲 変イ長調/
(3)2台ピアノと管弦楽のための協奏曲 ホ長調/
(4)交響曲 第3番イ短調「スコットランド」Op.56
高橋直史指揮
アウエ・エルツゲビルゲ・フィルハーモニー
アレクサンダー・マイネル(Pf)
クリスティアン・マイネル(Pf)
録音:2009年11月8日アウエ
ドイツで認められ、オペラとオーケストラ・コンサートの両輪で活躍を開始
した実力派の若手指揮者、高橋直史。メンデルスゾーン生誕200年の今、彼の
解釈によるメンデルスゾーンの世界は、日本人としては見逃せない。高橋&
エルツゲビルゲ・フィルはシューマン没後150年コンサート・ライヴの協奏曲
集(VKJK0633)でも好評をえていた。

VKJK0826 \1680
「メンデルスゾーン・アンソロジー 第7巻」
「木管楽器奏者の為の技巧」
メンデルスゾーン:
コンツェルトシュテュック第1番Op.113,第2番Op.114
(クラリネット、バセットホルン、ピアノのための)
クラリネット・ソナタ 変ホ長調
ダンツィ:バセットホルン・ソナタ ヘ長調
カール・ベアマン(1811-1885):
デュオ・コンチェルタントOp.33(2本のクラリネットとピアノのための)
アンドレアス・レーネルト(Cl)
フォルカー・ヘムケン(バセットHr,Cl)
王曉嵐(シャオ・ラン・ワン)(Pf)
録音:2009年
演奏者レーネルトとへムケンは、長いことライプツィヒ・ゲヴァントハウス
管のメンバーであった。彼らが、ここに収められている作品を選択したのに
は、バセットホルンという楽器にとって、ダンツィとベアマンの存在が、大
変大きいということを意味している。特にベアマン・ファミリー(クラリネッ
ト、およびバセットホルン奏者だったカール・ベアマンと息子で作曲も手が
けるヘンリック・ベアマン)は、メンデルスゾーンと芸術を通して大変親し
い間柄にあり、お互いの音楽性に影響を与えあったことは間違いない。レー
ネルトは、「メンデルスゾーンが長年、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
弦楽団を率いて、強い影響を及ぼしたことは周知のことだが、それだけに留
まらず、人は驚くかもしれないが、メンデルスゾーンの精神は未だ、このオ
ーケストラに息づいている。メンデルスゾーン生誕200年を記念し、この年を
素晴らしい『音楽の祝賀の年』とすることが重要だ」と語っている。

VKJK0907 \1680
「メンデルスゾーン・アンソロジー 第8巻」
メンデルスゾーン:歌劇「兵士の恋」(1幕の音楽喜劇)
エリック・ソレーン指揮
アルテンブルグ=ゲラ・フィルハーモニー管弦楽団、
チューリンゲン劇場&フィルハーモニー・オペラ合唱団
録音:2009年
この「兵士の恋」は、メンデルスゾーンが11歳のクリスマスに作曲し、両親
にプレゼントしたジングシュピール(台詞付き音楽劇)である。お話は、ナポ
レオン軍がスペインを占領した頃、フランスの大佐フェリックスは、スペイ
ンの伯爵夫人と恋に落ち、ちょうど同じ頃、大佐の兵士ビクターは伯爵夫人
のメードツェルビーネと浮気をする。政治情勢のために、両方のカップルは、
関係を秘密にしているが、兵士ビクターは、ツェルビーネとの恋を実らせる
ために策を講じる。さてさて、結末は…?10代にして、大作曲家としての才
覚を見せ始めた若きメンデルスゾーンの才能を充分に楽しんでほしい。

VKJK0920 \1680
「メンデルスゾーン・アンソロジー 第10巻」
「メンデルスゾーン年鑑」-フェリックス メンデルスゾーンの人生
(ミハエル・シュルテ監修)
1.脱出(1811)/2.尊敬すべき家庭教師(1819)/3.心気症のベルガー氏(1820)
/4.私的問題に関する顧問ゲーテとのおしゃべり(1821)/5.日曜日の音楽
(1822)/6.不機嫌なケルビーニムッシュ(1824)/7.最初の傑作(1825)/
8.マタイ受難曲(1829)/9.大旅行(1830-1832)/10.第4又は第5シンフォニ
ー?/・・・/21.王室のような死(1847)
ハンネローア・ホーガー,マックス・シモニシェク,コリーナ・キルヒホフ,
ペーター・フリッケ,他
録音:2009年
「メンデルスゾーン・アンソロジー全10巻」ならではのCD「メンデルスゾー
ン年鑑」。メンデルスゾーンの人生を、ドイツで活躍している俳優陣が、再
現する。『メンデルスゾーン通』を目指すなら、是非、聞きましょう。 
(音楽CDでは、ありません。)

※メンデルスゾーン・アンソロジー今後の発売予定(詳細不明)
VKJK0805
第2巻 「メンデルスゾーンと彼の時代1」

VKJK0831
第4巻 「メンデルスゾーンと彼の時代3」

VKJK0832
第5巻 「メンデルスゾーンと彼の時代4」

VKJK0910
第9巻 「ディアローグ」-ヴァイオリンとピアノのための室内楽


VKJK0834 \1680
ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
フランツ=ぺーター・フーバー指揮
マイニンゲン宮廷楽団、フルダ大聖堂聖歌隊
ナターシャ・ユング(S)、ペーター・シェーネ(Br)
録音:2008年10月25日フルダ大聖堂、ライヴ
ドイツ・レクイエムは、ラテン語の典礼文ではなく、ブラームスがルター訳
の聖書からテキストを選び、作曲されており、彼の信仰観や死生観が推し量
られる興味深い作品となっている。さらにそれはもはや「死者」のための音
楽ではなく、すべての人に贈られる慰め、そして「生きる」ということの尊
さであふれている。
演奏は、ブラームスとも縁の深いマイニンゲン宮廷楽団である。1885年まで、
このオーケストラの指揮、指導を担当していたハンス・フォン・ビューロー
が、ブラームスの作品発表の場として、このオーケストラを提供したことで、
ブラームス自身も指揮をした機会がある。ビューローによって鍛えられた緻
密な演奏は、当時から高い評価を受けていたが、それから120余年経った今も、
この伝統あるオーケストラは、きっとブラームスの真髄を再現してくれるこ
とだろう。指揮は、1997年12月以来ずっと、フルダ大聖堂聖歌隊の指導を務
めるフランツ=ペーター・フーバー。200年以上の歴史を有する聖歌隊は、音
楽大使として、聴く者を満足させるに違いない。

VKJK0821 \1680
ドイツ民謡集「夜に来て」
民謡:いざ、時は来た
ハスラー:あなただけに
ハスラー:黒い雲がやってくる
シューベルト:菩提樹
メンデルスゾーン:春の喜び
メンデルスゾーン:森の別れ
メンデルスゾーン:私の歌
民謡:小さな狩人
民謡:雪山には
ブラームス:猫背のフィドル奏者
民謡:妹よ妹よ
民謡:いとしのメッセンジャー
民謡:ああ、できることなら
民謡:いとしの人よ
民謡:僕の想いの全ては
ゴーレ(1942-):小さな愛の歌
ゴーレ:夜
民謡:眠りの精
民謡:疲れた私は眠る
グレゴア・マイヤー指揮
ライプツィヒ・ヴォーカル・コンソート
録音:2008年9月、11月
「ドイツ民謡」は本当に何曲あるというのだろうか?日本でもよく知られて
いるドイツ民謡も少なくない中、この曲集を聴くと、まだまだ知らないドイ
ツ音楽の世界に触れることができる。
2002年にロベルトシューマン国際コンクール、合唱部門で金賞を受賞した、
マイヤー率いるライプツィヒ・ヴォーカル・コンソートは、繊細でかつ生き
生きとした解釈で、まだあまり知られていない作品の味わい深さを私たちに
紹介してくれることだろう。

VKJK0811 2枚組 \3360
「神の意志に従い」
-イェルク・ヘルヒェット(1943-):オルガン作品集
「オルガンの為のコンポジション1(I-VIII)」よりIII、VII
「オルガンの為のコンポジション2(I・II)」
「オルガンの為のコンポジション3」よりI
「神の意志に従い」-「オルガンの為のコンポジション3」より(XV-XXI)
ガリー・フェルカーデ(Org)
録音:1993-2007年
演奏は、オルガン奏者であり、作曲家でもあるガリー・フェルカーデ。彼は、
オルガンと電子(シンセサイザーやコンピューター)音楽の上演に特別の興味
を持ち、オルガン界のニュー・ミュージックにおける開拓者だ。即興演奏家
として、ダンサー、写真家、画家とのコラボも試みるなど、その活動内容は
興味深い。新しい活動に積極的であると同時に、従来のオルガン文学への彼
の深い関心は、オルガン演奏、古い音楽のパフォーマンス実行と作曲に関す
るエッセイと記事の出版に結びついた。ガリーは、ヘルヒェットの音楽につ
いて、こう語っている。「私がヘルケットについて考える時、真っ先に思い
浮かぶのは絵だ。私は冬の夜に歩き、輝く星を見る。彼の音楽は、比較的静
かに、しかしそれは連続的に、それ自体で回転し、展望を変更する法外的な
詩のように、私の心を揺さぶる。…」

VKJK0827 \1680
ルドルフ・マウエルスベルガー(1889-1971):
ルカ受難曲(1945)
エッケハルト・クレム指揮
ドレスデン・ジングアカデミー
録音:2009年
全曲合唱で歌われる通作型受難曲。この「ルカ受難曲」は、1945年、戦火の
中、破壊されたドレスデン市の廃墟にて、1930年代から1960年代にかけて第
25代のドレスデン聖十字架合唱団の楽長を務めたマウエルスベルガーによっ
て作られた。この年、ドレスデンは、空襲を受け、聖堂が破壊され、少年合
唱団員の何人かも死んだのである。60年余りが過ぎた今でも、この曲はドレ
スデンの人々に愛され、2009年、作曲者の120回目の誕生日、およびドレスデ
ン・ジングアカデミーの125周年記念を記念して録音された。

VKJK0908 \1680
「月は密やかに昇る」
-古い民謡 新しいギター音楽-
ヴェルナー:野ばら/民謡:美しい草原で/
ツッカルマグリオ:月は密やかに昇る/
ブラームス:小さな眠りの精/
ヨハン・アブラハム・ペーター・シュルツ:月が出ました/
他、ツッカルマグリオ、ジルヒャー、ブローウェル、ジョビム、ロルカ、
イベール、グリュック、ファリャ、ウェーバー、ヴィラ=ロボス、
ベーレント、の作品全18曲
マルティン・ペッツォルト(T)
マルティン・ヘプフナー(G)
録音:2009年
度々、来日しているテナー歌手マルティン・ペッツォルトと、日本ではまだ
あまり知られていないが、ライプツィッヒでフリーの音楽家として多彩な活
動をしているマルティン・ヘプフナーのコラボ作品。
「ちょっと一服して、我々と一緒に歌いましょう。ファミリーや友人の環で、
情熱的に歌を歌う、我々祖先の伝統を思い出してください。我々は、あなた
が、私たちのドイツ民謡を歌うことが好きだと確信し、そして、あなたが楽
しめることを祈っています。」(CD付録より)
オペラ歌手活動をしているマルティン・ペッツォルトから想像して、このCD
は地味な印象があるが、彼らの祖国に対する思いを込めた作品なのだろう。
懐かしい民謡と交互に、ギターの名人的な演奏も楽しめ、老いも若きも一緒
に楽しめる1枚。



<ARTS>
43081-2 \1550
(ARCHIVESシリーズ)
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
(2)シューマン:ピアノ協奏曲
アルトゥール・ルービンシュタイン(Pf)
(1)アンドレ・クリュイタンス指揮トリノ・イタリア放送(RAI)交響楽団
録音:1962年5月4日トリノRAIホール・ライヴ・モノラル
(2)フランコ・カラチオロ指揮ナポリ・イタリア放送(RAI)
アレッサンドロ・スカルラッティ管
録音:1964年4月29日ライヴ・モノラル
まさにグランドマナー!ルービンシュタインの協奏曲ライヴ。これらのライ
ヴ録音はいずれも劣悪音質の海賊盤CDで知られておりましたが、オリジナル
テープの水準の高さとマスタリングの成功が相まって高音質で復活しました。
モノラルの表示がありますが、イタリア放送は比較的ステレオ録音導入が早
かったので、当録音も十分ステレオ感があり、元々はステレオ録音なのかも
知れません。60年代前半というとルービンシュタインが気力体力充実してい
た時期で、イタリアという巨匠が愛する国土での演奏(4月末、5月上旬という
良い季節に来訪しています!)故にリラックスした上に何しろ風格十分です。
いずれも得意な曲であり、ブラームスは温かな演奏で特筆すべき共感を見せ
ています。クリュイタンスがまことに典雅な伴奏を聴かせている点も注目で
す。シューマンもロマンティックな薫り高い名演と言えましょう。第1楽章の
カデンツァは、ルービンシュタインの美点が極まった感あります。まさにロ
マンティシズムの使徒、ルービンシュタインの決定的名演です。

47748-8(SACD-Hybrid) \2080
「サクソフォンの芸術」
グラズノフ:サクソフォン協奏曲Op.109
ドビュッシー:サクソフォンのための狂詩曲
イベール:室内小協奏曲
ミヨー:スカラムーシュ
ヴィラ=ロボス:幻想曲
ミヨー:世界の創造
マリオ・マルツィ(Sax)
ハンスイェルク・シェレンベルガー指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
録音:2004年7月28-30ミラノ
サックスは19世紀半ばに発明されたがこの楽器のために作曲家が作品を提供
するようになったのは意外に遅く19世紀末になってから。グラズノフから、
ドビュッシー、イベールら、ヴィラ・ロボスまで、この分野の古典的定番を
収録。図らずもサックス音楽の歴史をたどるCDとなった。マルツィはソリス
トとしてプレートル、ムーティ、アバド、サヴァリッシュなどの世界の名だ
たる指揮者と共演の他、ピアソラ、ジスモンチのようなラテンものも得意し
ている。つやのある華やかな音色が魅力。オーボエ奏者として有名な指揮の
シェレンベルガーは近年指揮者として活動、マルツィを好サポートしている。




<NEOS>
NEOS10816(SACD-Hybrid) \2650
(スイス・チェンバー・ソロイスツ・エディションVol.2)
《ハッピー・バースデー、エリオット・カーター!》
-エリオット・カーター(b.1908):室内楽新作集
(1)モザイク-室内アンサンブルのための(2004)
(2)作り話-ヴィオラ・ソロのための(2007)
(3)魅惑のプレリュード-フルートとチェロのための(1988)
(4)時間と時間-ソプラノとアンサンブルのための(1998/99)
(5)HBHH-オーボエ・ソロのための(2007)
(6)2つの断章-弦楽四重奏のための(1994/1999)
(7)オーボエ四重奏曲(2001)
スイス・チェンバー・ソロイスツ:【ハインツ・ホリガー(Ob,E.Hr)、ウルズ
ラ・ホリガー(Hrp)、フェリックス・レングリ(Fl)、フランソワ・ベンダ(Cl)
ユルグ・デーラー(Vn,Va)、シルヴィア・ノッパー(Sop)ほか】
録音:2008年
昨年100才を迎えたカーターの近作室内楽曲集。カーターは昨年ボストン響の
カーター生誕100歳の記念委嘱作品でオーケストラ曲を発表しており、その衰
えぬ創作力には目を見張らされる。本盤では巨匠ハインツ・ホリガーの最新録
音が聴けるのもうれしい。室内アンサンブルのための《モザイク》冒頭では
微分音的なピッチがエスニックな味を醸し出していて面白い。作曲家は老い
てますます自在の境地に達しているようだ。

NEOS10805(SACD-Hybrid) \2650
「モダン・エイジの忘れ形見」-ヴィオラとチェロのための2重奏曲集
オットー・ジーグル(1896-1978):デュオ・ソナタ(1945)
レベッカ・クラーク(1886-1979):ララバイとグロテスク(1916)
ヒンデミット(1895-1963):デュエット(1934)
ギュンター・ラファエル(1903-1963):デュオ(1941)
ルトスワフスキ(1913-1994):ブコリキ(1952/1962)
ミヨー(1892-1974):ソナチネ(1959)
ジークムント・シュール(1916-1974):2つの古風な舞曲(1941-42)
ユリア・レベッカ・アドラー(Va)
トーマス・ルーゲ(Vc)
録音:2008年
ヴァイオリンとチェロのデュオならラヴェルに名曲がある。しかしヴィオラ
とチェロには・・・?ここにありました!しかも中音域(ヴィオラ)と低音域
(チェロ)の組み合わせは意外に量感があり、それでいてもっさりした印象が
なくて実はとても幅広い表現が可能。思えばヴィオラ奏者だったヒンデミッ
トがこの分野に手をつけないわけがなかった。「モダン・エイジの忘れ形見」
の副題通り、19世紀末から20世紀初頭に生を受けた、前衛とは一線を画した
作曲家たちのロマンの香り豊かな作品ばかり。ジーグルは1945年の作品なが
らドヴォルザークかエルガーを思わせ、バルトークのルーマニア民族舞曲の
ようなルトスワフスキ作品、おしゃれなミヨー、ショスタコーヴィチばりの
諧謔味が面白いシュール作品と1トラックごとに新しい発見のある一枚。
演奏する二人はミュンヘン・フィルの首席として活躍している。

NEOS50802(DVD-Video PAL方式) \4750
クリストバル・ハルフテル(b.1930):《ラザロ》-1幕のオペラ(2004-2007)
※世界初録音
ゲオルグ・フリッチュ指揮
キール・フィルハーモニー管弦楽団、
J.サブロフスキほか
録音:2008年
2008年キール歌劇場で初演されたジュアン・カルロス・マルセの台本による
聖書にもとづくオペラ。PAL仕様のための通常のDVDプレーヤーでは再生出来
ませんのでご注意下さい。




<ORF>
CD3026 \2080
カール・シシュケ(1916-1969):作品集
(1)「カンダダ」Op.45(1956)-ソプラノ、混声合唱と小管弦楽のための
(2)コラール・パルティータOp.46(1957)
(3)シンセシス(合成)Op.47(1958)-4×4楽器のための
(4)未完のミサ曲より《キリエ》Op.48 -混声合唱とオルガンのための
(5)ディヴェルティメントOp.49(1963)-10楽器もしくは室内管弦楽のための
(6)交響曲第5番《Bに基づく》Op.50(1965)
(7)対話Op.51(未完成)
(1)A.ヒュックル(Sop)、P.コイシュシュニヒ指揮ウィーン放送響、ORF合唱団
(2)A.ユッフィンガー(Org)
(3)P.コイシュニヒ指揮アンサンブル・コントラプンクテ
(4)A.グラスナー指揮
ウィーン・アントン・ウェーベルン室内合唱団、A.ユッフィンガー(Org
(5)E.ウルバンナー指揮ディ・ライヘ
(6)A.リゲティ指揮ウィーン放送響
(7)W.パンホファー(Vc)、H.ジェームズ(Pf)
録音:1972-2008年
シシュケはハンガリーに生まれウィーンで学んだ作曲家。あのフランツ・シュ
レーカーに教えを受けたこともあり、後にウィーン音楽院の教授になってか
らは多くの弟子を輩出した。基本的にセリーによる彼の音楽は新ウィーン楽
派に始まりチェルハ、フォン・アイネムらへと連なる20世紀オーストリア音
楽のよき伝統を感じさせる。

CD3037 \2080
ディルク・ダセ(1960b):作品集
(1)チェロ協奏曲
(2)ヴァイオリン協奏曲
(3)アコーディオン協奏曲
(1)フリードリヒ・クラインハップル(Vc)
ウルフ・シルマー指揮ウィーン・コンセルト・フェライン
(2)S.シャフライトナー(Vn)
S.カンブルラン指揮クラングフォルム・ウィーン
(3)フィリップ・トゥリオー(アコーディオン)
P.ブルヴィク指揮アンサンブル20世紀
録音:.2004年、(2)2000年、(3)2004年
ダセはベリオ、チェルハに作曲を師事し多くの管弦楽曲、オペラを作曲して
いる。作風はベルクを思わせる表現主義で緊張感が溢れる。アメリカ亡命後
のアインシュタインを描いた《アメリカのアインシュタイン》というオペラ
もある。チェロ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲は典型的な表現主義音楽だがア
コーディオン協奏曲は独奏楽器のせいもあって音色、構成、独奏とオーケス
トラとの関係も前2作とは違った、まるでピアソラがウィーンで前衛的な作品
を作曲したかと思えるようなユニークな作品。ウィーン楽友協会レジデント
・コンポーザー。

CD3040 2枚組 \4160
オットー・M.ツィーカン(1935b):
オペラ・フラグメント《ジョゼフ・フーシェ》
S.フェンツ、C.クラウゼン、ほか
録音:2008年
ツィーカンはウィーンを中心に活動する作曲家。若いころはピアニストとし
てシェーンベルクの作品を度々演奏したという。Disc1は語りのみ、Disc2に
は歌が入っている。

CD3045 \2080
「リランテン」-ハイドン時代のポップ・ミュージック
オーストリアの下町の3つの舞曲/口琴独奏
/ステッケンとイグラウの旋律/ハンガリー風
/フランケンとボヘミアの2つの旋律/ほか全13曲
シカネーダース・ユーゲント:
【アンドレアス・ヘルム(シャルマイ&歌)、 アルビン・パウルス(ボック〔ド
イツのバグパイプ〕、口琴、シャリュモー、羊飼いの笛、歌)、ジーモン・
ヴァッシャー(ハーディ・ガーディ)】
録音:2008年1月、ウィーン
オーストリアは周辺のハンガリー、チェコなどからたくさんの音楽が入って
きてそれらが混交し新たな音楽が花開いた。このCDはハイドンの生きた時代
にオーストリアで聴かれていた街角の音楽。スコットランド音楽にも似た舞
曲やビヨ-ンビヨ-ンという音色の口琴など楽しい一枚。

CD3046 \2080
「ザルツブルグの宗教音楽」
(1)ダウターマン:二つのトランペット・パレード
(2)シュメルツァー:宗教的・世俗的合奏曲集よりソナタ第3番、第1番
(3)ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー:
詩篇第110番「主は仰せられる」
(4)カール・ハイリヒ・ビーバー:3声のソナタ ト短調
(5)H.I.F.ビーバー:詩篇第113番「褒め称えよ、しもべ達」
(6)ダウターマン:二つのトランペット・パレード
(7)H.I.F.ビーバー:聖母のリタニア
(8)ムファット:ソナタ第5番 ト長調
(9)カルダーラ:マミフィカト ハ長調
アントニー・シュピリ(指揮、Cemb、Org)、
アンサンブル・ムジカ・サクラ・プロファーナ((1)、(6)以外)
(1)(3)(5)(6)(7)(9)インスブルック・トランペット・コンソート
(3)(5)(7)(8)(9)マリーニ・コンソート
(3)(5)(7)(9)コレギウム・ヴォカーレ・ザルツ
ブルグ、アレクサンドラ・ザモイスカ(S)、ダニエル・グローガー(C-T)、
ヴィルギール・ハーティンガー(T)、アルバート・ハーティンガー(B)
録音:2001年6月4日、ザルツブルグ聖霊
降臨祭バロック音楽祭
ビーバーを中心にザルツブルクを中心に活躍した作曲家たちの宗教曲を集め
た。一夜の降臨祭音楽祭の演奏会を全て収録。本編の前にインスブルック・
トランペット・コンソートによる目の覚めるようなアンサンブルはまさに天
の輝き。

CD3048 2枚組 \4160
「ヤーコプ・オブレヒト第1集」
(1)ミサ「ローゼ・プレイサンテ」
(2)ミサ「手に負えない運命の女神」
ザ・サウンド・アンド・フュアリ(音と熱狂):
【デヴィッド・アーラー(C-T)、クラウス・ヴェンク(T)、ジョン・ポッター
(T)、トーマス・E.バウアー(Br)、リヒャルト・ヴィストライヒ(B)】
録音:2006年9月ライヴ、DDD、91:10
ORFではもうおなじみ、ザ・サウンド・アンド・フェアリの最新録音はフラン
ドル楽派の巨匠オブレヒトの珍しいミサ。静かな祈りの音楽。

CD3050 2枚組 \4160
レオナルド・レーオ(1694-1744):
3声のためのカンタータ「イオーレとエルコーレ(ヘラクレス)の結婚」
(世界初録音)
クリストフ・ハンマー指揮
ノイエ・ホフカペレ・ミュンヘン
ズザンネ・ベルンハルト(イオーレ、S)、
カイ・ヴェッセル(エルコーレ、C-T)、
ドミニク・ヴェールナー(アルチェオ、テセオ、B)
録音:2006年9月ミノリート教会ウィーン、ライヴ
ナポリ派の作曲家レーオの珍しいオペラ。神話を題材にしているだけあって
重厚で厳粛な雰囲気をもった作品。イオーレ役のズザンネ・ベルンハルトの
ドラマティックな歌唱が印象的。

CD3051 \2080
「クロイツェル・ソナタ」
(1)ベートーヴェン:クロイツェル・ソナタ-第1楽章
(2)ヤナーチェク:弦楽四重奏曲「クロイツェル・ソナタ」
(ヴァイオリン・チェロ・ピアノ版)
曲間・楽章間にトルストイの「クロイツェル・ソナタ」の朗読入り
ウィーン・メルリン・アンサンブル:【マルティン・ヴァルフ(Vn)、シリル
・トリコワール(Vc)、ティル・アレクサンダー・ケールバー(Pf)】
ペーター・マティッチ(朗読)
録音:2008年2月22日ライヴ、ウィーン
クロイツェルに因んだ企画物。ヤナーチェクの弦楽四重奏曲のピアノ三重奏
版がオリジナルと思えるほどよく出来た編曲で聞き応えある。メルリン・ア
ンサンブルはシェーンベルクの月に憑かれたピエロなどの20世紀音楽も積極
的に取り上げている。

CD3052(SACD-Hybrid) \2080
J.S.バッハ:モテット集
「精霊はわれらの弱きを助けたもう」BWV.226
「来たれ、イエスよ、来たれ」BWV.229
「イエス、わが喜び」BWV.227
「恐れることなかれ」BWV.228
「主に向かって新しき歌をうたえ」BWV.225
オットー・カルグル指揮
聖ペルテン大聖堂聖歌隊、
カペラ・ノヴァ・グラーツ、
ソラメンテ・ナトゥラリ・ブラティスラヴァ
録音:2008年9月6日,聖ペルテン大聖堂
ORFの常連指揮者カルグルは宗教音楽のほか現代音楽の指揮者としても活躍し
ている。透明な音色、精妙なアンサンブルが心地よい。

<Brilliant Classics>
BRL 9006 4枚組 \2050
プロコフィエフ:交響曲全集
スキタイ組曲
ワルター・ウェラー指揮、
ロンドン交響楽団、ロンドンフィルハーモニー管弦楽団

BRL 9009 2枚組 \1080
ツェムリンスキー:歌曲集
歌曲作品2、作品5、ワルツの歌 作品6、
ばらのイルメリンとその他の歌 作品7、塔守りの歌とその他の歌 作品8、
めおとダンスの歌とその他の歌 作品10、メーテルランク歌曲集 作品13、
6つの歌曲 作品22、Ahnung beatricens、12の歌曲 作品27
バーバラ・ボニー(Sop)アンネ・ソフィー・フォン・オッター(Msop)
ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(Ten)アンドレアス・シュミット(Br)
コード・ガーベン(pf)

BRL 9064 \540
ルイ・オベール(1877-1968):ピアノ曲集
航跡、マズルカの形式による2つの小品 作品12 、ロマンス 作品2、
3つの素描 作品7、ヴァルス=カプリス 作品10、小悪魔 作品11、
フォーレの名による素描
クリスティーナ・アリアーニョ(pf)

BRL 9087 \540
ラター:グローリア
バーンスタイン:チチェスター詩篇
ティモシー・ブラウン指揮、
ザ・ウォーレス・コレクション、
ケンブリッジ・クレア・カレッジ聖歌隊、他
プーランク:アッシジの聖フランチェスコの4つの小さな祈り 
マシュー・ベスト指揮、コリドン・シンガース

BRL 93781 \540
フレスコバルディ エディション第4巻
フレスコバルディ:音楽の花束 -3つのオルガンミサ曲
ロベルト・ロレッジャン(Org)
スコラ・グレゴリアーナ・スクリプトリア

BRL 93788 \540
ベートーヴェン:五重奏曲 Op.16
モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲 K.452
クララ・ヴュルツ(pf)ネーデルランド・ウインド・ソロイスツ

BRL 93790 \540
メディア・ヴィータ -グレゴリア聖歌 死と復活
スタン・ホラールト指揮、スコラ・カントゥルム・カロルス・マグヌス

BRL 93801 \540
バッハ一族によるモテット集
ヨハン・クリストフ・バッハ:
愛する神よ われらを目覚めさせてください、わが命 今やつきぬ、
正しき人はたとえ死んでも、われを祝福し給わずば われ汝を離さじ、
恐るるなかれ われ汝と共にあり
ヨハン・バッハ:人生は影のごとし
ヨハン・ミヒャエル・バッハ:
主よ、あなたは私を知っている、今やわれ打ち勝てり
ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ:
われらの苦しみは かりそめのはかなきもの、神によるは わが喜び
ティモシー・ブラウン指揮、ケンブリッジ・クレア・カレッジ聖歌隊、他

BRL 93871 2枚組 \1080
ハイドン:弦楽四重奏曲集 第10巻
弦楽四重奏曲 作品54、作品55
ブッフベルガー四重奏団

●ブリリアント・レーベル新シリーズ登場
ヤング・ピアニスト・ファンデーション・シリーズ
BRL 93815 \540
ブラームス:
ピアノソナタ第3番、3つの間奏曲 作品117、2つのラプソディ 作品79
トーマス・ベイヤー(pf)

BRL 93912 \540
ヤング・ピアニスト・ファンデーション・シリーズ
メンデルスゾーン:
ロンド・カプリチオーソOp.14、変奏曲 変ホ長調Op.82、変ロ長調Op.83、
ピアノソナタ第1番、前奏曲とフーガ第1番Op.35-1、厳格な変奏曲Op.54
ピーター=ジェル・デ・ボエル(pf)




<Opus Arte DVD>
OA 1007(DVD-Video) \6450
メシアン:歌劇「アッシジの聖フランチェスコ」
インゴ・メッツマッハー指揮、ハーグ・フィルハーモニック、他
ネーデルラントオペラ2008

OA 1006(DVD-Video) \6450
OA 7022BD(Blu-ray) \6450
ヘンデル:歌劇「タメルラーノ」
ポール・マクリーシュ指揮、マドリッド王立劇場管弦楽団、他
マドリッド王立劇場2008

OA 7023BD(Blu-ray) \5480
トローバ:歌劇「ルイサ・フェルナンダ」
ヘスス・ロペス・コボス指揮、マドリッド王立劇場管弦楽団、他
マドリッド王立劇場2006

OA 7024BD(Blu-ray) \6450
ヘンデル:歌劇「ジュリオ・チェーザレ」
ウィリアム・クリスティ指揮、
エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団、他
グラインドボーン音楽祭2005





<HARDY CLASSIC VIDEO>
HCD 4037(DVD-Video) \3050
フェニーチェ歌劇場 ニュー・イヤー・コンサート2009
ジョルジュ・プレートル指揮、フェニーチェ歌劇場管弦楽団、他

<Piano 21>
P21 029-A \2300
カツァリス・ライヴ・イン・モスクワ-
1970年チャイコフスキー国際コンクール・ライヴ ――
ショパン:練習曲第22番ロ短調Op.25-10
リスト:超絶技巧練習曲第2番変ロ長調S.139-5《鬼火》
ラフマニノフ:練習曲《音の絵》Op.39より 第1曲ハ短調
チャイコフスキー:10月-秋の歌
J・S・バッハ:前奏曲とフーガ第4番嬰ハ短調BWV.849
ハイドン:ピアノ・ソナタ第35番ハ長調Hob.XVI-35(第48番)
ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガ第24番ニ短調Op.87-24
チャイコフスキー:ドゥムカOp.59
ラーツ:トッカータ
シプリアン・カツァリス(ピアノ)
未発表の秘蔵音源や、過去の貴重な音源の発掘&復刻を行ってきた"シプリ
アン・カツァリス・アーカイヴス"シリーズの最新リリースは、なんと仰天
のカツァリス19歳!初出となる1970年チャイコフスキー国際コンクールのラ
イヴ!
冷戦変容期に西側から東側の総本山モスクワに乗り込んだ19歳のカツァリス
が弾いたのは、十八番ショパンやリスト、J・S・バッハや、今では滅多に聴
けないハイドンやショスタコーヴィチなど、ファン垂涎の魅惑のプログラム!
また、若き日のストレートなアプローチや独創的な音楽センス、コンクール
ならではの緊張感、モスクワの聴衆の度肝を抜いたに違いないエンジン全開
の超絶技巧など、若き日の"超絶技巧の現人神"が繰り広げるカツァリス・ワ
ールドも現在に負けず劣らず凄まじい。
1970年、モスクワでのライヴ録音。




<Cala>
CACD 0550 \2180
シューベルト:
劇音楽《ロザムンデ》より 序曲、間奏曲第3番変ロ長調、
バレエ音楽第2番ト長調(録音:1952年9月10日)、ドイツ舞曲Op.33(抜粋
ストコフスキ編/録音:1949年6月10日)
ドヴォルザーク:
交響曲第9番ホ短調Op.95《新世界より》(録音:1947年12月10日&12日)
レオポルド・ストコフスキ(指揮)、ヒズ・シンフォニー・オーケストラ
イギリスのカーラ(Cala)とストコフスキ協会のタッグによる"ストコフスキ
の芸術"シリーズ最新盤は、RCAなどからLPでリリースされていたシューベル
ト&ドヴォルザーク。
1925年のフィラデルフィア管との電気録音方式によるレコーディングを皮切
りに、その生涯で6度ドヴォルザークの「新世界」を収録したストコフスキ。
このヒズ・シンフォニー・オーケストラとの1947年の録音では、6種類の
「新世界」の中でも1、2を争う"ストコ節"が炸裂!
第4楽章冒頭の強烈なリタルダンド、クライマックスでここぞとばかりに登
場するゴングやシンバルなど、変幻自在で大胆なストコフスキ・マジックが
満載!
また、第2楽章での哀愁漂う儚く美しいミッチ(ミッチェル)・ミラーのコー
ルアングレもこの「新世界」の聴きどころとして名高い。ストコフスキの偉
大すぎる存在感を刻印した1947年の「新世界」が、ストコフスキ協会のオ
フィシャル盤として復活する――!



<Channel Classics>
CCSSA 28109(SACD-Hybrid) 2枚組 \3380
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.7&8 ――
Vol.7
アレグロ変ロ長調K.372(ヴァイオリン・ソナタ第31番変ロ長調K.372)
フランスの歌《ああ、私は恋人をなくした》による6つの変奏曲ト短調
K.374b
ヴァイオリン・ソナタ第11番変ホ長調K.26/幻想曲ハ短調K.396/
フランスの歌《羊飼いの娘セリメーヌ》による12の変奏曲ト長調K.374a
Vol.8
ロンドン・ソナタ集* ――
ヴァイオリン・ソナタ第5番変ロ長調K.10
ヴァイオリン・ソナタ第6番ト長調K.11
ヴァイオリン・ソナタ第7番イ長調K.12
ヴァイオリン・ソナタ第8番ヘ長調K.13
ヴァイオリン・ソナタ第9番ハ長調K.14
ヴァイオリン・ソナタ第10番変ロ長調K.15
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)、
ゲイリー・クーパー(フォルテピアノ)、
アリソン・マクギリヴレイ(チェロ)*
"Vol.7"には、1766年2月にハーグで作曲された"ハーグ・ソナタ"からの「ソ
ナタ第11番」、1781年-82年に作曲された「2つの変奏曲」、そして「幻想曲」
や「アレグロ」など当初はソナタとして作曲されながらも楽章のみが残る形
となった"未完のソナタ"を収録しており、初期と後期の作品からモーツァル
トの個性と発展が浮かび上がる。
最終巻となる"Vol.8"に収録されたのは、ロンドンに滞在していた8歳の神童
モーツァルトが1764年に完成させた「ロンドン・ソナタ集」。
新モーツァルト全集には"ピアノ三重奏曲"として分類されている「ロンドン
・ソナタ集」のチェロ・パートには、イングリッシュ・コンソートの首席
チェリストとして活躍する女流奏者アリソン・マクギリヴレイが参加。
ポッジャーとその演奏をさせるクーパー、二人が信頼を寄せるマクギリヴレ
イによるトリオが、8歳の神童モーツァルトの超人的な才能を最上の演奏で
実証してくれる!
楽器は"Vol.1"-"Vol.6"までと同じく、ポッジャーがジェノヴァのペザリニ
ウス1739年製のバロック・ヴァイオリン、クーパーはデレック・アドラムが
1987年に製作した"アントン・ワルター(1795)"のレプリカ(Vol.7)を使用。
また「ロンドン・ソナタ集」では、クーパーが名工ジェイコブ・カークマン
によって1766年に製作されたチェンバロを弾いており、作曲当時の楽器で神
童の音楽を追求するという熱意と探究心が壮大なプロジェクトを締めくくる。





<Melodiya>
MELCD 1001446 \1880
レナータ・スコット・イン・モスクワ ――
ベッリーニ:
歌劇《カプレーティ家とモンテッキ家》より ジュリエットのロマンス、
歌劇《夢遊病の女》より アミーナの情景とアリア
ドニゼッティ:歌劇《愛の妙薬》第2幕より アディーナのアリア
ヴェルディ:
歌劇《椿姫》第4幕より ヴィオレッタのアリア、歌劇《リゴレット》第2幕
より ギルダのアリア、歌劇《椿姫》第1幕より ヴィオレッタの情景とアリ
ア、歌劇《ボエーム》第3幕より ミミのアリエッタ、歌劇《蝶々夫人》
第2幕より 蝶々夫人のアリア
トスティ:かわいい口もと
ロッシーニ:タランテラ
プッチーニ:歌劇《ジャンニ・スキッキ》より ラウレッタのアリエッタ
レナータ・スコット(ソプラノ)、アントニオ・トニーニ(ピアノ)
1964年秋、ミラノ・スカラ座がモスクワに引越公演を行った際に開催された
レナータ・スコットのリサイタルは、十八番のオール・イタリアン・プログ
ラム。
METへのデビューを翌年に控えた30歳のレナータ・スコットがモスクワの秋
空に響かせた美しき歌声。メロディアから初CD化となる1964年の貴重な記録
である。
1964年、モスクワ音楽院ボリショイ・ホールでのライヴ録音。ディジパック
仕様。

MELCD 1001089 \1880
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2(録音:1965年)
同第8番ハ短調Op.13《悲愴》(録音:1976年)
同第17番ニ短調Op.31-2《テンペスト》(録音:1959年)
レフ・ヴラセンコ(ピアノ)
グルジアの首都トビリシ出身のレフ・ヴラセンコ(1928-1996)は、1956年の
フランツ・リスト・ピアノ・コンクール第1位、1958年の第1回チャイコフス
キー国際コンクールではクライバーンに次ぐ第2位を獲得。
1991年にはソ連国家芸術家の称号を与えられ、モスクワ音楽院でプレトニョ
フを育てた名教師としても知られている。1959年-1976年の録音。ディジパッ
ク仕様。

MELCD 1000770 6枚組 \9450
ムラヴィンスキー・エディション-ショスタコーヴィチ:交響曲選集 ――
交響曲第5番ニ短調Op.47《革命》(録音:1954年4月24日)
オラトリオ《森の歌》(録音:1949年)*
交響曲第7番ハ長調Op.60《レニングラード》(録音:1953年)
同第6番ロ短調Op.54(録音:1972年1月27日)
同第10番ホ短調Op.93(録音:1976年3月31日)
同第11番ト短調Op.103《1905年》(録音:1959年2月2日)
同第12番ニ短調Op.112《1917年》(録音:1961年10月)
同第15番イ長調Op.141(録音:1965年5月26日)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)、
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団、
ヴィタリ・キリチェフスキー(テノール)*、イワン・ペトロフ(バス)*、
ソヴィエト国立アカデミー・ロシア合唱団*、
モスクワ国立合唱学校少年合唱団*、ソビエト国立交響楽団*
ムラヴィンスキーの生誕100年を記念してリリースされたショスタコーヴィ
チの交響曲選集。
突き刺さるようなトランペット、鋼のような弦楽セクション、演奏からビシ
ビシと伝わる研ぎ澄まされた集中力。ああ、これぞムラヴィンスキーとレニ
ングラード・フィルのショスタコーヴィチ。
1949年-1976年の録音(ADD、Stereo/Mono)、24bitデジタル・リマスター。
ジュエルケースによるスリップケース付きBOX仕様。



<Hyperion>
CDA 67683 2枚組 \4360
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズVol.7-
レーガー・トランスクリプション全集 ――
J・S・バッハ(レーガー編):
前奏曲とフーガ ニ長調BWV.532/コラール《ああ人よ、汝の大きな罪を嘆け》
BWV.622/コラール《アダムの堕落によってみな朽ちぬ》BWV.637/コラール
《ああ、いかにはかなき、いかに空しき》BWV.644/コラール《いざもろびと、
神に感謝せよ》BWV.657/コラール《われ心から待ち望む(Herzlich tut mich
verlangen》BWV.727/コラール《われ汝の御座の前に進みいで》BWV.668/
コラール《われ汝に別れを告げん》BWV.736/コラール《いまぞわれらに救い
は来れり》BWV.638/コラール《愛しきイエスよ、われらはここに》BWV.730/
コラール《高き御空よりわれは来れり》BWV.606/前奏曲とフーガ変ホ長調
《聖アン》BWV.552/前奏曲とフーガ ホ短調《楔》BWV.548/
パッヘルベル(レーガー編):
キリストは死の絆につきたまえり/コラール《われ汝に呼ばわる、主イエス・
キリストよ》BWV.639/コラール《バビロンの流れのほとりに》BWV.653b/コ
ラール《来ませ、聖霊、主なる神よ》BWV.651/コラール《おお愛する魂よ、
装いせよ》BWV.654/コラール《古き年は過ぎ去りぬ》BWV.614/トッカータと
フーガ ニ短調BWV.565
マルクス・ベッカー(ピアノ)
デミジェンコの弾くブゾーニ編曲(Vol.1/CDA 66566)から着実に歩みを続けて
きた"バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ"の第7集は、"ドイツ3大B"の継
承者マックス・レーガー(1873-1916)のトランスクリプション全曲!
"絶対音楽"の信奉者として"ドイツ3大B"の後継者という立場を強く意識し、その
作風によって当時の人々からは"現代のバッハ"、"第2のバッハ"とも称されたレ
ーガー。その膨大な作品の中で最も名声を勝ち得た"オルガン作品"が、第7集の
重要なキーワードとなっている。なぜならば、ここ収録されているレーガーの
バッハ・トランスクリプションの原曲は、なんと全てがオルガン作品。
このレーガーによる20曲のバッハ・ピアノ・トランスクリプションとは、J・S・
バッハのオルガン作品と、オルガンを得意とした自身の作曲技法をシンクロさ
せることによりたどり着いたバッハの音楽に対するレーガーの1つの結論なので
ある。
ラソ♯ラと半音で動く「トッカータとフーガ ニ短調」冒頭のモルデントや、ま
るで最初からピアノのために書かれたのではないかと思わせる数々のオルガン・
コラールなど、レーガーのマジックにゾクゾクさせられる。
デミジェンコ、レーン、プロウライト、ロスコーなど、ピアノ王国ハイペリオン
が誇る錚々たるピアニストたち続くのは、レーガーのピアノ作品全曲を制覇した
"マックス・レーガーの化身"マルクス・ベッカーという最上のキャスティング。
RPCシリーズ第47集(CDA 67636)の驚異的な演奏で鮮烈な印象を与えたドイツの若
き鬼神が、文字通りその手でレーガーのトランスクリプションの音楽史におけ
る重要性を全世界に示す!

CDA 67721 \2180
ヒンデミット:ヴィオラのための作品全集Vol.1 ――
ヴィオラ・ソナタ(1939)/ヴィオラ・ソナタ ヘ長調Op.11-4
ヴィオラ・ソナタOp.25-4/瞑想曲
ローレンス・パワー(ピアノ)、
サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)
ウォルトンのヴィオラ協奏曲(CDA 67587)やボーウェンのヴィオラ作品全集(CDA
67651/2)などでの圧巻の演奏により、若手有望株から一気に英国随一のヴィオラ
奏者にまで飛躍を遂げたローレンス・パワーの新たなシリーズ"ヒンデミット"の
ヴィオラ作品全集がスタート!
モダンな作風がナチスの標的となり退廃音楽の烙印を押されるなど、20世紀ドイ
ツを代表する作曲家でありながらも一部の作品を除き過小評価されてきたヒンデ
ミット。
多くの楽器のために書かれた「ソナタ」は、「画家マティス」などと同じく現代
でも揺るぎない評価を得ている品でヒンデミットの代表作である。
この器楽のための"ソナタ"の中でも、自身がヴィオラ奏者でもあったヒンデミッ
トの"ヴィオラ・ソナタ"の完成度は突出しており、大規模な作品とはまた違った
魅力がヒンデミットに対するイメージを劇的に広げてくれる。

CDA 67728 \2180
ラヴェル:歌曲集 ――
歌曲集《博物誌》/ロンサールここに眠る/ドゥルシネア姫に思いを寄せるド
ン・キホーテ/暗く果てしない眠り/激しい風が海のかなたから/草の上で/
民謡集/おもちゃのクリスマス/クレマン・マロの2つの碑銘/5つのギリシャ
民謡/2つのヘブライの歌
ジェラルド・フィンリー(バリトン)、
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
バーバーの歌曲集(CDA 67528)が2008年グラモフォン賞声楽部門賞に輝き、アイ
ヴズの歌曲集(CDA 67644)も同時ノミネートされるなど、目下絶好調の世界的バ
リトン歌手ジェラルド・フィンリーが、ジュリアス・ドレイクとの名コンビで
贈る"ラヴェル"の歌曲集。
師であるフォーレにもカルチャーショックを与え、論争を巻き起こした傑作「博
物誌」や、伝承曲を題材とした「民謡集」や「5つのギリシャ民謡」など"ツボ"
を押さえた選曲もかなり魅力的。
巨匠ハイティンクからは厚い信頼を受け、レコーディングではバーバーやアイヴ
ズ、シューマンなどの様々な歌曲を録音してきたフィンリーの歌声によって、一
味違うラヴェルの音楽が空間いっぱいに広がる。
ハイペリオンの歌曲集への世界的評価は絶大なだけに、このラヴェル歌曲集への
期待も高まる。

CDA 67745 \2180
ベートーヴェン:
弦楽五重奏曲ハ短調Op.104/二重奏曲変ホ長調-2つのオブリガート眼鏡を持つ
WoO.32/ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.16
ナッシュ・アンサンブル〔マリアンネ・トールセン(ヴァイオリン)、マリン・
ブロマン(ヴァイオリン)、ローレンス・パワー(ヴィオラ)、 フィリップ・デュ
ークス(ヴィオラ)、ポール・ワトキンス(チェロ)、イアン・ブラウン(ピアノ)〕
どんな時代のどんな編成の作品にも対応できる脅威のレパートリーと柔軟なスタ
イルを持ち、これまでに240曲を超える新作初演を行ってきたイギリスの超絶室
内楽団ナッシュ・アンサンブル。
楽聖の名作を取り上げてきたと思いきや、他人が編曲した「ピアノ三重奏曲
Op.1-3」にベートーヴェン自身がさらに手を加えて完成、出版したといういわく
付きの「弦楽五重奏曲ハ短調Op.104」、モーツァルトの作品から影響を受けて
作曲した「五重奏曲」を自ら四重奏に書き換えた「ピアノ四重奏曲変ホ長調
Op.16」というユニークな組み合わせで勝負をかけてきた!
ベートーヴェンの"作品"でありながらも、本来の姿とは少し違う"作品"。申し分
のない演奏と録音、ユニークなカップリングは室内楽ファン聴き逃すべからず。

CDA 67708 \2180
ジャクソン:合唱作品集 ――
朝まで/ソング/チェチーリア・ヴァーゴ/オルビス・パトラトル・オプティ
ム/アヴェ・マリア/三位一体の賛歌/ノット・ノー・フェイスレス・エンジェ
ル/おお、聖なる宴よ/ルクス・モルトゥオールム/サルヴェ・レジナ/サル
ヴェ・レジナII
スティーヴン・レイトン(指揮)、ポリフォニー
ガブリエル・ジャクソン(1962-)は、北大西洋の英国領バミューダ諸島生まれの
イギリス人作曲家。
ジャクソンの合唱作品は、イギリスの大聖堂聖歌隊や大学の合唱団によって続々
と歌われており、ここ日本でもチルコットやローリゼン(ラウリッドソン)などに
続く作曲家として注目を集めている。
中世の作曲技法やアイディアをリスペクトし、チューダー朝時代の音楽に通ずる
部分を持つジャクソンの合唱作品を、レイトン&ポリフォニーの英国黄金コンビ
が歌った決定盤!歌声はもちろんのこと、合唱の新しいレパートリー探しにも
重宝すること間違いなし。

CDA 67722 2枚組(1枚価格) \2180
ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.17 ――
弦楽四重奏曲第28番ハ短調Op.17-4/同第27番変ホ長調Op.17-3/同第26番ヘ長調
Op.17-2/同第25番ホ長調Op.17-1/同第29番ト長調Op.17-5/同第30番ニ長調
Op.17-6
ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団
ガット弦とバロック弓の使用を特徴としているロンドン・ハイドン弦楽四重奏団
は、18世紀オーケストラの名奏者ホープリッチとのモーツァルト&ブラームス
(GCD 920607)、ハイペリオンからのリリース第1弾「弦楽四重奏曲集Op.9」
(CDA 67611)での新鮮な演奏が好評価を受けたイギリスの若手奏者たちによるア
ンサンブル。
ハイドンの「弦楽四重奏曲集Op.17」は、エステルハージ家の楽長時代(1771年)
に作曲された6曲で構成される作品集。
ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団は作曲当時のスタイルによる演奏を追求して
おり、ダイナミクスやアーティキュレーションの指示が異なる1774年頃出版の
ロンドン・エディションを使用しているところもポイント。




<Helios>
CDH 55343 \1280
マッケンジー:
ヴァイオリン協奏曲嬰ハ短調Op.32/ヴァイオリンと管弦楽のための組曲《ピー
ブロック》Op.42
マルコム・スチュワート(ヴァイオリン)、
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、デイヴィッド・デイヴィス(指揮)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
後期ロマン派のスコットランド人作曲家アレグザンダー・マッケンジー
(1847-1935)の"ヴァイオリン"を主役とした2つの作品をカップリング。
スコットランド人としての誇りを持ち続けたマッケンジーの音楽は、祖国の民
謡をルーツとする美しく雄大な作風を持つ。ヴァイオリン協奏曲もピアノ協奏
曲(CDA 67023)に勝るとも劣らぬマッケンジーの代表作である。
CDA 66975からの移行再発売。

CDH 55357 \1280
ペニャローサ:モテット全集 ――
玄関と祭壇の間で/あなたの慈しみを/主よ、思い出したもうことなかれ/我が
竪琴は悲しみに/主よ、わが行いに従いて/アドロ・テ/アヴェ・ヴェルム・
コルプス/われは黒けれど、美し/聖なるマリア/ユニカ・エスト・コロンバ・
メア/アヴェ、ヴェラ・カロ・クリスティ/アヴェ・ヴェレ・サンギス・ドミ
ニ/イン・パッショーネ・ポシトゥス/私は祈り/我らの父/幸いなるかな、
天の后/聖なるみ母よ、十字架に/オ・ドミナ・サンクティッシマ/我ら無知
なる罪を義にあらため/デウス、クイ・マヌス・トゥアス/おお主イエス・キ
リスト/トランセウンテ・ドミネ・イエス
ブルーノ・ターナー(指揮)、プロ・カンティオーネ・アンティクァ
モラレスが台頭する前のスペイン・ルネサンスを支えた作曲家フランシスコ・
デ・ペニャローサのモテット全曲を収録。
ジョスカンの作品とされてきたモテットが実はペニャローサの作品だったとい
うエピソードが、その実力の全てを代弁している。
CDA 66574からの移行再発売。




<APR>
APR 5669 \1880
20世紀中期のロシア・ピアニズム-スビャトスラフ・リヒテル ――
シューベルト:ピアノ・ソナタ第16番イ短調D.845(録音:1957年3月、モスクワ)
同第17番ニ長調D.850(録音:1956年8月、モスクワ)
即興曲変ホ長調D.899-2(録音:1950年、モスクワ)
スビャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ロシア・ピアニズムの歴史をたどる"APR"の重要シリーズ"ロシアン・ピアノ・
トラディション-20世紀中期のロシア・ピアニズム"。
これまでにネイガウス自身、ギレリス、ザークの録音がリリースされてきた"ネ
イガウス(ノイハウス)・スクール"の続編はリヒテルのオール・シューベルト。
リヒテルが国外進出を始めた1950年頃に収録されたシューベルトの復刻である。

APR 5668 \1880
20世紀中期のロシア・ピアニズム-レフ・オボーリン ――
ベートーヴェン:
6つのエコセーズ変ホ長調WoO.83(録音:1930年頃、モスクワ)、
ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2(録音:1957年頃、モスクワ)
ショパン:
12の練習曲Op.25より 第14番ヘ短調Op.25-2、第15番ヘ長調Op.25-3、
第17番ホ短調Op.25-5(録音:1943年頃、モスクワ)、
マズルカ第30番ト長調Op.50-1(録音:1951年頃、モスクワ)、
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58(録音:1951年、モスクワ)
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調S.244-2(録音:1942年頃、モスクワ)
チャイコフスキー:
四季Op.37bisより 6月-舟歌、11月-トロイカ、12月-クリスマス(録音:1952年頃、
モスクワ)
レフ・オボーリン(ピアノ)
リヒテルと同じく"ラフマニノフのピアノ協奏曲-ロシアでの初録音集"(APR 6005)
には登場していたものの、単独での録音が待たれていたレフ・オボーリンが"イ
グムノフ・スクール"の続編として登場。
第1回ショパン国際コンクールの優勝者であると同時に、アシュケナージらを輩
出した名教師でもあったオボーリン。ショパン・コンクール優勝から数年後の
1930年頃に録音されたベートーヴェンなど、若かりし日の演奏の復刻も意義深
い。





<Chandos>
CHAN 1052 \2180
リスト:交響詩集Vol.5 ――
ダンテ交響曲S.109/2つの伝説S.354〔第1曲《小鳥に説教するアッシジの聖
フランチェスコ》、第2曲《波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ》〕
ジリアン・キース(ソプラノ)、
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、
BBCフィルハーモニック、バーミンガム市交響合唱団
「ファウスト交響曲」(CHAN 10375)に続くリストの表題交響曲2作目は、文字
通り"ダンテの神曲"から大きな影響を受けて作曲され1856年に完成した「ダ
ンテ交響曲」。
当初は"地獄"、"煉獄"、"天国"の3楽章の作品として構想を練っていたリスト
だったが、ワーグナーからのアドバイスを受け「天国」を「マニフィカト」
で表現することにより、「地獄」と「煉獄」の2楽章構成に切り替えたという
エピソードを持つ作品でもある。
「ダンテ交響曲」に加えてリスト自身の手によってピアノ版からオーケスト
ラ版へと編曲された「2つの伝説」を取り上げてくるというところも、秘曲の
伝道師ノセダならではの選曲眼といえるだろう。

CHAN 10519 \2180
プロコフィエフ:
映画音楽《スペードの女王》からの交響組曲(M・バークリー編曲)
オラトリオ《平和の守り》Op.124
イリーナ・チスチャコワ(メゾ・ソプラノ)、
ナイアル・ドカティ(ボーイ・ソプラノ)、
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団&合唱団、
ロイヤル・スコティッシュ少年少女合唱団
1936年、ミハイル・ロンムの映画「スペードの女王」のための音楽を依頼され作
曲を行ったプロコフィエフ。しかしスターリンの政策により映画の上演は中止さ
れ、プロコフィエフの音楽も陽の目を見ずに破棄されてしまう。
時は流れて2008年。ロイヤル・バレエ団の舞台「ラッシュズ(Rushes)」のために
依頼を受けたマイケル・バークリー(レノックスの息子)が、「スペードの女王」
を"バレエ音楽"として復活させることに成功。
そしてさらにバークリーは「スペードの女王」を"交響組曲"として再構成。こう
して政治の犠牲となり失われたプロコフィエフの音楽が、新たな形で現代に甦る
ことになったのである。
またジダーノフ批判を受けた後の最晩年に作曲され、1951年にはスターリン賞を
授与されたオラトリオ「平和の守り」でも元祖爆演指揮者ヤルヴィが真骨頂を発
揮!

CHAN 10521 \2180
フランスのファゴット作品集 ――
グロヴレ:シシリエンヌとアレグロ・ジョコーソ
タンスマン:ソナチネ/ケックラン:ソナタ
フォーレ:小品
ブトリー:アンテルフェランス
ノエル・ガロン:叙唱とアレグロ
デュティーユ:サラバンドとコルテージ
ビッチ:コンチェルティーノ
ジャンクール:夜想曲
ピエルネ:ソロ・ド・コンクール
ドビュッシー:吟遊詩人、小さな羊飼い、ゴリウォーグのケークウォーク
カレン・ジョーヒガン(ファゴット)、フィリップ・フィッシャー(ピアノ)
シャンドスのプロデューサー、ラルフ・カズンズが太鼓判を押すファゴット界の
シンデレラ・ガール、カレン・ジョーヒガンの3枚目となるアルバムは、ユニー
クなフレンチ・ミュージック・コレクション。
才気あふれる若手ピアニスト、フィリップ・フィッシャーとのデュオ・アルバム
には、ドビュッシー、フォーレ、ケックラン、ピエルネ、デュテーユ、そしてタ
ンスマン、ブトリー、ジャンクール、ビッチなど、近現代のフランス楽壇を牽引
してきた錚々たる顔ぶれが並ぶ。
ちなみに傑作が続々と誕生した19世紀-20世紀フランスの"管楽器のための小品"
は、パリ音楽院などでの入学試験用として委嘱された作品が多く、現在でもコン
サートやコンクールのレパートリーとして重宝され続けている。
ジョーヒガンの奏でる豊潤で艶やかな音色は、ダブル・リード楽器の真の魅力そ
のもの。シャンドスが大プッシュする若き才能の実力は本物!

CHAN 10525 \2180
ガニング:交響曲第3番/オーボエ協奏曲/交響曲第4番
ヴェリティ・ガニング(オーボエ)、
クリストファー・ガニング(指揮)、ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
これまでに4度のイギリス・アカデミー賞(BAFTA Awards)、3度のアイヴォー・ノ
ヴェロ賞に輝き、映画「エディット・ピアフ-愛の賛歌」や、テレビ・ドラマ
「名探偵ポワロ」の音楽を担当してきた英国サウンドトラック界の大物作曲家ク
リストファー・ガニング(1944-)。
シャンドスのガニング作品集は、"映画音楽"や"サウンドトラック"ではなく本格
的な"クラシック・アルバム"であり、ウクライナでの妻の入院、自身の心臓病発
症という混迷の2005年に作曲された「交響曲第3番」と、対照的で異なるガニン
グの世界が広がる「交響曲第4番」、娘のクリスマス・プレゼントでもあったと
いう「オーボエ協奏曲」を収録。
"クラシック作曲家の映画音楽"ではなく、"映画音楽作曲家のクラシック音楽"と
いうこれまでとは真逆のパターン、ガニング自身の指揮による自作自演、父娘共
演など、クラシック&映画音楽ファン両方の興味をそそる要素が満載!

CHAN 10520 \2180
ロッシーニ:ピアノ作品集Vol.4 ――
老年のいたずら第6集《すばしこい子供たちのためのアルバム》 -
私の朝の健康のための前奏曲/バロック風前奏曲/人よ、汝が塵なることを思い
出せ/アセ・デ・メメント/ペーザロ人/苦悶のワルツ/わが妻への愛情/舟歌
/楽しい汽車の小旅行/ポルカ=マズルカのできそこない/喘息性練習曲/謝肉
祭の埋葬
マルコ・ソリーニ(ピアノ)
オペラの作曲から身を引いたロッシーニが、その晩年の1857年から68年にかけて
作曲した全13巻のピアノ曲集「老年のいたずら」。
ロッシーニの未出版作品やレア・レパートリーなどを積極的に録音してきたイタ
リアのピアニスト、マルコ・ソリーニが「老年のいたずら」の中からセレクトし
たのは「すばしこい子供たちのためのアルバム」と題された第6集。
「私の朝の健康のための前奏曲」や「喘息性練習曲」など作品それぞれのタイト
ルも摩訶不思議。イタリアのピアノ音楽を発掘し続けるソリーニが晩年のロッシ
ーニが仕掛けた"いたずら"の答えを追う。

CHAN 10489 \2180
ヴァリエーション・オン・アメリカ ――
コープランド:前奏曲-荘厳な式典のための
アイヴズ:アメリカ変奏曲、アデステ・フィデルス、フーガ変ホ長調、同ハ短調
カウエル:讃歌とフーガ風の調べ第14番
スティル:夢
バーバー:前奏曲とフーガ ロ短調、《すばらしい愛》による変奏曲Op.34
ポールズ:トリプティク
イアン・クイン(オルガン)
「楽器の皇帝-ロシアのオルガン音楽」(CHAN 10043)、「チェコのオルガン音楽」
(CHAN 10463)など、なかなかお目にかかれないオルガン作品集を発表してきたイ
アン・クインの最新作は「アメリカ」。
コヴェントリー大聖堂のグランド・オルガンが放つ"アメリカのオルガン・レパ
ートリー"も前2作以上にユニーク。
ウェールズ出身のオルガン奏者、合唱指揮者、作曲家イアン・クインは、アメリ
カのニュー・メキシコ州最大の都市アルバカーキのセント・ジョン大聖堂でオル
ガニスト兼音楽監督として活躍中。

CHAN 10522X 2枚組 \3560
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲集 ――
ピアノ協奏曲第1番変ニ長調Op.10/同第2番ト短調Op.16*/同第3番ハ長調Op.26*
/同第4番変ロ長調Op.53/同第5番ハ長調Op.55
ボリス・ベルマン(ピアノ)、オラシオ・グティエレス(ピアノ)*、
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
父ヤルヴィがシャンドスに打ち立てた金字塔"プロコフィエフ"の新装復刻第8弾。
ベルマン、グティエレスをソリストに迎えたコンセルトヘボウ管との「ピアノ協
奏曲集」は、90年代初期のシャンドスを代表する名盤の1つ。24-bit/96kHzデジ
タル・リマスターによる新装再発売。1989年-1990年の録音。



<Glossa>
GCD920309 \2300
1800年頃スペインのトナディーリャと大衆音楽劇 ――
ブラス・デ・ラセルナ(1751-1816):
トリピリのティラーナ、エル・デセンガニャード
パブロ・エステーベ(c.1730-c.1801):ロス・パヨス・デル・マルブル
ブラス・デ・ラセルナ:ノ・アパレセ・ラ・ティラナ
ハシント・バルレドル(1744-1809):ラ・カンタータ・ビダ
ブラス・デ・ラセルナ:ラ・ティラナ・セ・デスピデ
アラケル・アンドゥエサ(ソプラノ)、
マルタ・インファンテ(メゾ・ソプラノ)、フアン・サンチョ(テノール)、
ジョルディ・リカルト(バリトン)、
エミリオ・モレーノ(ヴァイオリン&ディレクター)、
エル・コンチェルト・エスパニョール
La Tirana contra Mambru/Moreno(vn)、El Concierto Espanol
18世紀オーケストラのヴィオラ・セクションを束ねる名手、エミリオ・モレ
ーノ&エル・コンチェルト・エスパニョールの「フランチェスコ・コルセッ
リの作品集」(GCD920307)以来となる久々のレコーディングは、1800年頃のス
ペインで隆盛を誇った"トナディーリャ"集。
元来はギター伴奏付きの独唱歌曲としてスペイン演劇の幕間に用いられてい
た"トナディーリャ"。1750年頃にはゴシップや政治的な話題を題材とする小
規模な舞台作品へと発展を遂げた"トナディーリャ"は、当時の庶民の日常生
活をユーモラスな手法で描いた歴史絵巻という役割も果たしているのである。
ブラス・デ・ラセルナなどの人気作曲家を生み出し、1800年前後に爆発的な
流行を巻き起こした"トナディーリャ"も歴史の変化には逆らえず、19世紀中
期には主役の座を"サルスエラ"へと譲ることになる。
スペインの音楽遺産と言っても言い過ぎではない絶頂期の"トナディーリャ"
を、エミリオ・モレーノとその仲間たちの演奏で再現したグロッサ(Glossa)
の自信作です!
2008年10月の録音。



<Glossa Platinum>
GCD P32104 \2300
ラ・マグダレーナ-16世紀初期マグダラのマリアへの信仰 ――
第1部-ミサ
グレゴリオ聖歌:入祭唱-すべての者よ、主に向かいて喜ばん/ニコラ・シャ
ンピオン:キリエ-聖マグダラのマリアのミサ、グローリア-聖マグダラのマ
リアのミサ/グレゴリオ聖歌:昇階唱-真理のためなる、アレルヤ, 主は復活
し、散文-マネ・プリマ・サバティ/ニコラ・シャンピオン:クレド-聖マグ
ダラのマリアのミサ/グレゴリオ聖歌:奉献唱-お告げの祈り/ニコラ・シャ
ンピオン:サンクトゥス-聖マグダラのマリアのミサ、アニュス・デイ-聖マ
グダラのマリアのミサ/グレゴリオ聖歌:聖体拝領唱-御身が唇には慈しみが
置かれぬ
第2部-マグダレーナのシャンソン
作曲者不詳:オ・ワルデ・モント/ピエール・ブロンドー:ラ・マグダレーナ、
バッセ・ダンス/作曲者不詳:モグレ・ダンジュ・ポンペラ・マドレーヌ/
クローダン・ド・セルミジ:喜びを与えん/作曲者不詳:いとしい方を失った
ら、トゥ・ノーブル・クール
ビョルン・シュメルツァー(ディレクター)、
アンサンブル・グランドラヴォア
新訳聖書に登場するキリスト教の聖人であり、古来より崇拝の対象として崇
められてきた"マグダラのマリア"。
この"マグダラのマリア"という伝説と謎の多き聖女こそが、フランドル楽派
の巨匠オケゲムの作品集「Caput(頭)」(GCD P32101)、バンショワの作品集
「Joye(喜び)」(GCD P32102)、「13世紀ブラバントの神秘家、修道僧と吟遊
詩人」(GCD P32103)など、近年稀に見る質の高い演奏と内容を兼ね備えた録
音を発表してきたベルギーの古楽演奏団体アンサンブル・グランドラヴォア
第4作目のテーマ。
民族音楽学者としても高名なディレクター、ビョルン・シュメルツァーは楽
曲研究、歴史考察の結果、神聖ローマ帝国宮廷礼拝堂の歌手でもあったのニ
コラ・シャンピオン(c.1475-1533)の美しいミサ曲「聖マグダラのマリアのミ
サ」と「グレゴリオ聖歌」を融合させることにより、"マグダラのマリア"へ
の祈りの音楽をより崇高な高みへと導いている。
また6曲の"マグダラのマリア"を歌った"シャンソン"の存在も、"マグダラの
マリアへの信仰"というテーマに欠かせない重要な要素である。
シュメルツァー&アンサンブル・グランドラヴォアの底知れぬアイディアと
可能性、類希な演奏技術が、古楽界を席巻する日は近い。
2008年12月、アントワープ聖パウロ教会(ベルギー)での録音。



<MSM>
MSM0014 \2250 ※発売中止
モーツァルト:レクイエム ニ短調K.626
ホセ・カレーラス(テノール)、バーバラ・ボニー(ソプラノ)、
フィオーナ・キャンベル(メゾ・ソプラノ)、久保田真澄(バス)、
デイヴィッド・ヒメネス(指揮)、
東京フィルハーモニー管弦楽団、藤原歌劇団合唱団
2008年11月5日、オーチャード・ホールでのライヴ録音。
カレーラスのステージ・デビュー50周年を記念して行われた特別コンサート
では、世界最高峰のリリック・ソプラノ歌手バーバラ・ボニー、オーストラ
リアの実力派フィオーナ・キャンベル、日本代表としてバスの久保田真澄が
カレーラスと共にソリストを務めるなど、その陣容は豪華絢爛!
ちなみにカレーラスは、1994年に内戦で疲弊したボスニア・ヘルツェゴビナ
のサラエボでモーツァルトのレクイエムを歌っており、自身にとっても思い
入れの深い作品も1つであるという。




<Melodiya>
MELCD1001530 3枚組 \5640
ハチャトゥリアン:バレエ音楽《スパルタクス》(全曲)
アルギス・ジュライチス(指揮)、
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
古代ローマ帝国に反旗を翻した奴隷剣闘士「スパルタクス」の生涯を描いた
ハチャトゥリアンの傑作バレエ「スパルタクス」。
"抜粋"や"組曲"ではなく貴重な"全曲"録音であると同時に、カヒッゼの「ガ
イーヌ」と並ぶロシア音楽ファン垂涎のジュライチス&ボリショイ劇場によ
る「スパルタクス」は、やはり強烈!
冒頭の「凱旋行進曲」では、縦横無尽に荒れ狂う蓄膿症気味の強烈なトラン
ペットを前に失神寸前。またラストの「スパルタクスの死」で繰り広げられ
る壮絶な展開と張り詰めた空気は、さすが本場と呻りたくなってしまう。
1974年の録音。ディジパック仕様。

MELCD1001526 3枚組 \5640
リムスキー=コルサコフ:歌劇《雪娘》(全曲)
イリーナ・ジューリナ(ソプラノ)、イーゴル・モロゾフ(バス)、
タチアーナ・フラストワ(メゾ・ソプラノ)、
リュドミラ・セルギエンコ(ソプラノ)、
アレクサンドル・フェーディン(テノール)、
ニーナ・テレンチェワ(メゾ・ソプラノ)、
ライサ・コトワ(メゾ・ソプラノ)、
アレクサンドル・ラザレフ(指揮)、ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
付随音楽を書くなどチャイコフスキーも惚れ込んだオストロフスキーの幻想
戯曲「雪娘」をリムスキー=コルサコフ自身がオペラ台本用に書き換え、
1882年に完成した歌劇「雪娘」の全曲録音はラザレフ&ボリショイ劇場の演
奏。雪娘のイリーナ・ジューリナや、ベレンディ皇帝のイーゴル・モロゾフ
などソリスト陣の熱唱、ラザレフが統率するオーケストラと合唱団の研ぎ澄
まされたサウンドは、西側の名門ボリショイ劇場の底力と言えるだろう。
1987年の録音。ディジパック仕様。

MELCD1001547 \1880
シュニトケ:ファウスト・カンタータ/合奏協奏曲第2番*
オレグ・カガン(ヴァイオリン)、ナターリャ・グートマン(チェロ)、
ライサ・コトワ(メゾ・ソプラノ)*、
エリク・クルマンガリエフ(カウンターテナー)*、
ニコライ・クルペ(テノール)*、アナトーリ・シャフリン(バス)*、
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、
ソヴィエト国立文化省交響楽団
20世紀ロシアの異才シュニトケが出国禁止など厳しい処分を課された直後に
作曲を行った2つの大作、「ファウスト・カンタータ」と「合奏協奏曲第2番」
をカップリング。
作品を献呈されたカガン&グートマン夫妻が自らソリストを務めた「合奏協
奏曲第2番」、ロジェストヴェンスキーのタクトが火を吹き、ポリャンスキー
が鍛えた合唱団が叫ぶ「ファウスト・カンタータ」。奇才シュニトケの底知
れぬ音楽世界に接することができる2作品である。ジャケット・デザインも
強烈!1987年*&1985年(ライヴ)の録音。ディジパック仕様。




<Linn>
CKD332(SACD-Hybrid) \2580
パーセル:4声のソナタ集 ――
4声のソナタ第1番ロ短調/同第2番変ホ長調/同第3番イ短調/同第4番ニ短調/
同第5番ト短調/同第6番ト短調/同第7番ハ長調/同第8番ト短調/
同第9番ヘ長調《黄金のソナタ》/第10番ニ長調
レトロスペクト・トリオ
〔ソフィー・ジェント(ヴァイオリン)、マシュー・トラスコット(ヴァイオリ
ン)、ジョナサン・マンソン(バス・ヴィオール)、マシュー・ホールズ(チェ
ンバロ&オルガン)〕
ハイペリオンに録音された数々の名演で知られるイギリスの名門古楽演奏団
体"キングズ・コンソート"が生まれ変わり、"レトロスペクト・アンサンブル"
として新たに始動!
アンサンブルのリニューアルと時を同じくして"レトロスペクト・アンサンブ
ル"は、超優秀録音で定評のある"リン(Linn)"に移籍。早速登場となる"Linn"
からのリリース第1弾はパーセルの生誕350年記念盤となる「4声のソナタ集」
「黄金のソナタ」の名で知られる「ソナタ第9番ヘ長調」を含む「4声のソナ
タ集」で、現音楽監督マシュー・ホールズ、チェロ&ヴィオールの名手ジョ
ナサン・マンソンなど、レトロスペクト・アンサンブルが誇る世界的名手4人
が創意あふれる演奏を展開。




<Timpani>
1C1172 \2300
フォーレ:協奏的小品集 ――
ピアノと管弦楽のための《バラード》Op.19/ヴァイオリンと管弦楽のため
《子守歌》Op.16/チェロと管弦楽のための《エレジー》Op.24/ヴァイオリ
ン協奏曲Op.14/チェロと管弦楽のための《ロマンス》Op.69/フルートと管
弦楽のための《幻想曲》Op.79/ピアノと管弦楽のための《幻想曲》Op.111
ジャン=マルク・フィリップス=ヴァリャベディアン(ヴァイオリン)、
アンリ・ドゥマルケット(チェロ)、ジュリエット・ユレル(フルート)、
ジェローム・デュクロス(ピアノ)、
モーシェ・アツモン(指揮)、ブルターニュ管弦楽団
クセナキスに始まり、ロパルツ、ピエルネ、ダンディなどクラシック界に多く
のブームを巻き起こしてきた"ティンパニ(Timpani)"の最新盤は意外(!?)にも
フォーレ。
しかしただのフォーレ名曲集や室内楽曲集にしないところはさすが"Timpani"。
ピアノ伴奏版ではなく、敢えてオーケストラ伴奏版のみを取り上げたこだわ
りのフォーレなのである。
"トリオ・ワンダラー"のフィリップス=ヴァリャベディアンや、ロッテルダ
ム・フィルの美しきフルーティスト、ジュリエット・ユレルなどソリストも
名手がズラリと揃う。しかも指揮者は懐かしのモーシェ・アツモン!




<Caprice>
CAP21786 \2300
ピアノによるインプロヴィゼーショナルIII ――
ラヴェルをテーマとした即興曲-前奏曲/古風なメヌエット/絞首台/自由な
即興II/高貴で感傷的なワルツ/ボレロ/道化師の朝の踊り/自由な即興IV
/自由な即興III/ハイドンの名によるメヌエット
ヤコブ・カールソン(ピアノ)
スウェーデンの"カプリース(Caprice)"が発信する、即興の真髄を徹底的に追
求する驚異のシリーズ「ピアノによるインプロヴィゼーショナル」。
(1)インプロヴィゼーション(即興)であること。
(2)10 タイトル全てで同一のコンサートホール、同一のピアノを使用
(ピアニストは各タイトルで変更となる)。
(3)レコーディングの直前(ホールに入ってから)にテーマが提示される。
事前提示は一切なし。
(4)セッションは全て真夜中に行われる(人間の脳の活動時間に着目)。
この4項目を共通項目とするシリーズの最新作で設定されたテーマは、フラン
スの巨匠"ラヴェル"の旋律。
日本でも人気の高いスウェディッシュ・ジャズの天才ピアニスト、ヤコブ・
カールソンが"ラヴェル"と"即興"の融合に挑んだ衝撃作。ラヴェルの旋律が
次々と進化する ――。
2007年5月16日-18日、ニーブローカイエン(ストックホルム)での録音。

CAP22064 2枚組 \4600
ノアゴー:無伴奏ギターのための作品全集 ――
リブラ(世界初録音)/リターンズ/パパラギ(ヴァージョン♭)/早朝/追憶
に/パンディーノ・アモリーノ(世界初録音)/パパラギ(ギターと時計)/テ
イルズ・フロム・ア・ハンド
ステファン・オステルシェー(ギター)
Nダウスゴーによる「交響曲第6番」や「テラン・ヴァーグ」の演奏が注目を
集めたデンマーク楽壇の重鎮ペア・ノアゴー(1932-)の無伴奏ギター作品全集。
6弦と10弦、2台のギターを携えてノアゴーの作品と向かい合ったステファン
・オステルシェーは、デビュー作がスウェーデン・グラミー1997に輝いたス
ウェーデンのトップ・ギタリスト。北欧音楽ファン、ギター・ファンにとっ
て意義深いリリースとなりそうだ。

CAP21447 \2300
失われた手品-エードルンド:作品集 ――
ヴァイオリンのための《ひとり》/打楽器アンサンブルのための《大地》/
ピアノ三重奏のための《青の庭園》/二つの木管五重奏のための音楽/失わ
れた手品
マッツ・セッテルクヴィスト(ヴァイオリン)、
クロウマータ、トリオ・マッツ、
ボー・ホルテン(指揮)、ウィンド・アンサンブル、
ベール・アードレル(メゾ・ソプラノ)、アンデシュ・ルーグイン(打楽器)、
アンデシュ・ホルダル(打楽器)、マッツ・ヴィードルンド(ピアノ)、
クリカン・ラーション(チェロ)
ミカエル・エードルンド(1950-)は、ストックホルム王立音楽大学でリードホ
ルムとメルネスに作曲法を教わり、ロックとポップにも精通する異色の作曲
家。型にはまらず、即興的要素を持ち、印象主義とも言われるエードルンド
の音楽がスウェーデンに新しい可能性をもたらしている。




<PentaTone>
PTC5186090(SACD-Hybrid) \2850
ボリショイ・エクスペリエンスVol.2 ――
ムソルグスキー:
歌劇《ホヴァンシチナ》(リムスキー=コルサコフ補筆完成版)より 第1幕の
前奏曲、神秘の力よ
リムスキー=コリサコフ:
歌劇《見えざる町キーテジと聖女フェヴローニャの物語》より 自然を讃える
歌、ケルジェネツの戦い、歌劇《サトコ》より ヴァイキングの歌、インド人
の歌、ヴェネツィアの商人の歌
チャイコフスキー:
歌劇《エフゲニー・オネーギン》より ポロネーズ、青春は遠く過ぎ去り
ムソルグスキー:歌劇《ボリス・ゴドゥノフ》より プロローグ
エレーナ・マニスティナ(メゾ・ソプラノ)、
ミハイル・グブスキー(テノール)、ウラディミール・クラソフ(バリトン)、
ウラディーミル・マトーリン(バス)、ヴァディム・リンコフスキー(バス)、
マクシム・パステル(テノール)、アントン・グリゴリエフ(バリトン)、
アンドレイ・ドゥナーエフ(テノール)、ミハイル・カザコフ(バス)、
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指揮)、
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
巨匠のDNAを継承するヴェデルニコフ体制下、すなわち21世紀のボリショイ劇
場の姿を収めた「ボリショイ・エクスペリエンス」の第2弾もオール・ロシア
ン・プログラム!
ハイライトが収録されたムソルグスキーやリムスキー=コルサコフなど5つの
オペラも本場ロシアならではのプログラム。名門ボリショイ劇場の屋台骨を
支える音楽家たちの"現在"を聴ける。

PTC5186099(SACD-Hybrid) \2850
アメリカの作曲家による歌曲集 ――
ボルコム:4つのキャバレー・ソング
ゲッティー:プアー・ピーター
ヘギー:4つの歌曲
コリリアーノ:2つのキャバレー・ソング
パール・ウルフ:オード・デ・トド・エル・ムンド
リサ・デラン(ソプラノ)、スザンヌ・メンツァー(メゾ・ソプラノ)、
マット・ハイモヴィツ(チェロ)、クリスティン・パンコニン(ピアノ)
リサ・デランは、石油で巨額の富を築いたゲッティー家の一員であり作曲家
でもあるゴードン・ゲッティーのカンタータ「ジョーンと鐘」の世界初演で
もソリストを務めたアメリカのソプラノ歌手。
ボルコムやコリリアーノなど現役で活躍中のアメリカ人作曲家による作品の
みでプログラムを組んだ型にはまらない歌曲集は、これぞ"自由の国アメリ
カ"!ボルコムとヘギー以外の作品は世界初録音となる。

PTC5186124(SACD-Hybrid) \2850
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2《月光》
ミッシャ・ディヒター(ピアノ)、
クルト・マズア(指揮)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
フィリップスの名盤を"SACD Hybrid"として復刻するクァドラフォニック(RQR
/4チャンネル録音)シリーズの最新作。
上海でユダヤ系ポーランド人の両親の下に生まれたミッシャ・ディヒター。
名門ジュリアードで学び、チャイコフスキー・コンクールで準優勝を勝ち取っ
たディヒターのブラームスは「ピアノ協奏曲第2番」(PTC5186125)が復刻され
ており、今回のリリースで2つの協奏曲がSACD Hybridで揃う。
1977年6月、ライプツィヒでの録音。




<Sterling>
CDS1080-2 \2300
クルーセル:管楽器のための作品集 ――
ベートーヴェン(クルーセル編):七重奏曲変ホ長調Op.20(木管楽器版)
クルーセル:スウェーデンの旋律による幻想曲
オーロフ・ブーマン(指揮)、
オーショッタ・シンフォニック・ウィンド・アンサンブル
当時はスウェーデン領だったフィンランドで生を受け、クラリネットの名手、
作曲家として音楽の世界を生きたベルンハルト・ヘンリク・クルーセル(1775
-1838)の作品集は、「シンフォニア・コンチェルタンテ」(CDS1072-2)に続い
て2作目。
管楽器のみの編成にアレンジした楽聖ベートーヴェンの「七重奏曲」と、ス
ウェーデンの旋律を題材としたクルーセル自作の「幻想曲」は、いずれもク
ルーセルの管楽器奏者としての経験が反映された優れた作品である。
オーショッタ・シンフォニック・ウィンド・アンサンブルのレベルの高さも
特筆もの。北欧の管楽器の充実振りには改めて感服!




<Globe>
GLO5232 \2300
シューベルト:ピアノ作品集Vol.5 ――
最後のワルツD.146/エコセーズ集(D.145-1/D.145-2/D.816-2/D.145-3/
D.145-3/D.783-1/D.783-2/D.816-1/D.734-2/D.734-1/D.816-3)/
メヌエットD.41
トゥルーデリーズ・レオンハルト(フォルテピアノ)
オランダのベテラン女流鍵盤奏者であり、巨匠グスタフ・レオンハルトの妹、
トゥルーデリーズ・レオンハルトがフォルテピアノで弾くシューベルト作品
集も第5集。
第1集からレオンハルトが愛用している"1815年-1820年頃にウィーンのベニグ
ヌス・ザイドナーによって製作されたフォルテピアノ"の音色は、ここでも優
しく温かい。
作曲者の存命中に製作された銘器で、ほぼ同時期に作曲された音楽を聴く貴
重な機会を与えてくれる。レオンハルトが弾くフォルテピアノが優しく語り
かけてくるような、ぬくもりを感じる演奏である。




<Et'cetera>
KTC1373 \2300
ケティング:
交響曲第4番*/弦楽オーケストラのための《春》+/交響曲第3番**
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮)*、
オットー・ケティング(指揮)**、
オランダ放送フィルハーモニック管弦楽団*/**、
ティエリー・フィッシャー(指揮)+、
オランダ放送室内フィルハーモニック+、
オランダの作曲家オットー・ケティング(1935-)の管弦楽作品集には、次世代
の巨匠候補ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンとティエリー・フィッシャーが登
場!
作曲家の父を持つケティングは、父から作曲を学びながらハーグ王立音楽院
でトランペットを専攻。その後、7年間にわたりハーグ・レジデンティ管弦楽
団のトランペット奏者を務めたというのだからその実力は相当なもの。
作曲家として専念ミュンヘンではハルトマンから作曲法を学び、大規模な管
弦楽作品を続々と発表している。「交響曲第4番」での激しくリズムを刻むブ
ラス・セクションはストラヴィンスキーの「春の祭典」を彷彿とさせる。

KTC1374 \2300
ブリティッシュ・コネクション ――
パウアー:五重奏曲ヘ長調Op.44
ホルスト:木管五重奏曲変イ長調Op.14
ジェイコブ:七重奏曲
ヘクサゴン・アンサンブル
「ドイツ」(KTC1295)、「ロシア」(KTC1246)、「フランス」(KTC1259)など国
別にテーマを定めた木管楽器とピアノによる室内楽作品集が、優れた演奏と
ユニークなレパートリーで好評を博しているヘクサゴン・アンサンブルが次
に選んだ"国"は「イギリス」!
「イギリス」で選ばれたのは、ホルスト、ジェイコブというお馴染みの名前
にパウアーを加えた3作品。有名作品から稀少作品までを幅広く取り上げるヘ
クサゴン・アンサンブルは、ピアノの存在がレパートリーの幅を広げる大き
な役割を担っている。6人の奏者たちによる管楽器のためのイギリス室内楽
作品が面白い。




<Audiomax>
9461517-6(SACD-Hybrid+DVD-Video-PAL) \3380
バッハ-ベートーヴェン-クルシェネク ――
J・S・バッハ:コントラプンクトゥス第18番
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番Op.131
クルシェネク:弦楽四重奏曲Op.6
ベートーヴェン弦楽四重奏団
ソナーレ・クヮルテットを前身として2006年に結成されたベートーヴェン弦楽
四重奏団が"バッハのモチーフ"をテーマとして、"J・S・バッハ"、"ベートー
ヴェン"、"クルシェネク"といった時代の異なる3人の作曲家を1つに繋いだ
2008年の録音。
ロシアの先人たちからその名を受け継ぐ形となった"新"ベートーヴェン弦楽
四重奏団では、サイトウ・キネン・オーケストラでも活躍する小林秀子がヴィ
オラを担当している。
※DVDはPAL方式のためパソコンや専用のプレーヤー以外では再生できません。




<Avie>
AV2147 \2180
追憶のための新しい合唱音楽 ――
マクドウォール:アヴェ・マリス・ステラ
プロウマン:クライズ・ライク・サイレンス(世界初録音)
オレーガン:そして大凪になった(世界初録音)
ビーミッシュ:獅子と鹿(世界初録音)
コレ・モルドヴォヌ(指揮)、
ポーツマス・グラマースクール室内合唱団、
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
1732年創立という長い歴史を持つイギリスのポーツマス・グラマースクール
に在籍する学生たちによる室内合唱団が、イギリスの作曲家たちによる新し
い合唱作品を歌う。
合唱の神様ジョン・ラッターの後継者とも目されているオレーガンや女流作
曲家マクドウォールなどの、斬新な作風や響きを持つ合唱作品でポーツマス
・グラマースクール室内合唱団が大健闘。深く重いメッセージがハーモニー
に乗って届く。




<Daphne>
DAPHNE1035 \2300
ラーション:弦楽四重奏曲集 ――
晩秋の葉Op.20/弦楽四重奏曲第1番Op.31/同第2番Op.44/同第3番Op.65
ステーンハンマル弦楽四重奏団
トロンボーンなど管弦楽器のための「12のコンチェルティーノ」がよく取り
上げられる20世紀スウェーデンの音楽家ラーシュ=エリク・ラーションの興
味深い弦楽四重奏曲集が登場!
欠けていた「第2曲」と「第4曲」を加え本来の6楽章形式に復元されたオリジ
ナルの「晩秋の葉」を初めて収録するなど、ラーションが作曲した4つの弦楽
四重奏曲を1枚のディスクで、しかもスウェーデン放送響、イェヴレ響のメン
バーによるステーンハンマル弦楽四重奏団の素晴らしい演奏で楽しめる。

DAPHNE1031 \2300
シュネルツェル:室内楽作品集 ――
ヴァイオリン、チェロとピアノのための《捕食の踊り》/ピアノのための
《悪魔と踊るダンス》/チェロとピアノのための《凍りついた景色》/ソプ
ラノとピアノのための《レクイエム》/チェロ独奏のための《孤独》/ヴァ
イオリン、クラリネットとプリペアド・ピアノのための《嘆き》/ヴァイオ
リン、クラリネットとチェロのための《ヴォルフガングが踊っている!》
トビアス・リングボリ(ヴァイオリン)、クレース・グンナション(チェロ)、
ペール・ルンドベリ(ピアノ)、スタファン・モッテンソン(クラリネット)、
スサンナ・アンデション(ソプラノ)、フランシスカ・スクーグ(ピアノ)
マルメ音楽大学、ロンドンの王立音楽大学で作曲法を学んだスウェーデンの
新世代の作曲家アルベット・シュネルツェル(1972-)。
ラジオ・フランスからの委嘱で作曲された出世作「捕食の踊り」の強烈なリ
ズムがビシビシと直撃する!




<C-Y Contemporary>
CY0802 \2300
アリーナ-ブルーストレム:打楽器のための音楽 ――
打楽器独奏のための《アリーナ》/マリンバ独奏のための《ファンタスマゴ
リア》/スネアドラム、バスドラムとハイハットのための《6&8》/マリンバ
四重奏のための《黄昏》/打楽器四重奏のための《北欧の平和》/マリンバ、
ヴィブラフォーンと打楽器のための《世界に架ける橋》/マリンバとヴィブ
ラフォーン、4人の打楽器奏者とピアノのための《顔》
マルメ・パーカッション・エディション〔パトリク・ローブ(マリンバ)、ク
リストフェル・グレンツ(マリンバ)、レンナット・グルーヴステッド(マリン
バ)、ユーハン・ブリッジャー(マリンバ)、ブー・ホーカンソン(打楽器)〕、
ウーロフ・ローヴグレン(ピアノ)
自身も打楽器奏者であり、ロルフ・マッティンソンとルカ・フランチェスコ
ーニの下で作曲の研鑽を積んだトビアス・ブルーストレム(1978-)の打楽器作
品集。
打楽器奏者として楽器の細部までを把握しているだけに、効果的な楽器の使
い方が作品の魅力を高めている。様々な編成による打楽器の饗宴をスウェー
デンのマルメで活動する打楽器アンサンブルが好演を展開。




<Kopasetic>
KOPACD024 \2300
イーササウンド ――
ハヴォック/パントクレイター/ルク クナラル/ビ・ミーン/バード・サウ
ンズ/ディセンバー/エマンシペイション
ヘンリク・フリスク(テナー&アルト・サクソフォン、バス・クラリネット、
コンピューター・プログラミング)、ピーター・ニルソン(ドラムス&打楽器)
サクソフォンと打楽器、コンピューター・プログラムによる電子音楽のコラ
ボレーション。北欧のコンテンポラリーへの理解度の高さが窺い知れる。




<Danacord>
DACOCD571-572 2枚組 \4600
ヘアマン・D・コペル-作曲家、ピアニスト第6集 ――
コペル:
レクイエムOp.78/弦楽のための小協奏曲第1番Op.32*/同第2番Op.66+/
オーボエ協奏曲Op.82#/ヴァイオリン協奏曲Op.83**
ヤン・クレンツ(指揮)、
デンマーク放送交響楽団、デンマーク国立放送合唱団、
ランベルト・ガルデッリ(指揮)*、ルドルフ・シュヴァルツ(指揮)+、
BBC交響楽団+、ヨーアン・ハマゴー(オーボエ)#、
レイフ・セーゲルスタム(指揮)#、ミラン・ヴィテク(ヴァイオリン)**、
ヨン・フランセン(指揮)**
作曲家、ピアニスト、教育者として活躍した20世紀デンマークの音楽家ヘア
マン・D・コペル(1908-1998)の歴史をたどる復刻シリーズ第6集。
デンマーク放送などに残されていた音源から復刻されたのは、1968年5月17日
に行われた「レクイエム」の初演など貴重なものばかり。そして「オーボエ
協奏曲」の指揮者はセーゲルスタム!




<Ponto>
PO-1059 2枚組 \2180
ヴェルディ:歌劇《アイーダ》(ロシア語歌唱)
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)、
ズラブ・アンジャパリゼ(テノール)、
イリーナ・アルヒポワ(メゾ・ソプラノ)、パヴェル・リシチアン(バス)、
イワン・ペトロフ(バス)、
アレクサンドル・メリク=パシャエフ(指揮)、
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団、他
ゴロワノフの後任としてボリショイ劇場の首席指揮者を務めたメリク=パシャ
エフの指揮によるロシア語版「アイーダ」。
1961年、ボリショイ劇場での録音。




<Gala>
GL100.632 3枚組 \3840
ドイツ・ロマン派のオペラ・ハイライト ――
ウェーバー:歌劇《魔弾の射手》(抜粋/録音:1956年、ウィーン)
ロルツィング:歌劇《密猟者》(抜粋/録音:1953年)、
歌劇《ウンディーネ》(抜粋/1953年)/歌劇《マルタ》(抜粋/録音:1956年、
ウィーン)/ツェラー:喜歌劇《小鳥売り》(抜粋/録音:1955年、ウィーン)
ハインリヒ・ホルライザー(指揮)、
ウィーン交響楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団、
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)、バンベルク交響楽団、
ヴィクトル・ラインスハーゲン(指揮)、
バンベルク交響楽団、バイエルン国立歌劇場合唱団、他
ウェーバー、ロルツィング、フロート、ツェラー。ドイツ・ロマン派のオペ
ラ・ハイライト集には、サヴァリッシュの「密猟者」も収録。

GL100.637 3枚組 \3840
ポンキエルリ:歌劇《ジョコンダ》
ジンカ・ミラノフ(ソプラノ)、クルト・バウム(テノール)、
フェドーラ・バルビエリ(メゾ・ソプラノ)、チェーザレ・シエピ(バス)、
ジーン・マデイラ(メゾ・ソプラノ)、
ファウスト・クレヴァ(指揮)、メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団、他
1953年1月3日にMETで上演された「ジョコンダ」のライヴ録音。ボーナス・ト
ラックは、1945年3月3日にMETでエミール・クーパーが指揮した「ジョコンダ」
のハイライト。

GL100.662 4枚組 \5120
ポートレート・オヴ・コンチータ・スペルヴィアVol1-1927-1930
コンチータ・スペルヴィア(メゾ・ソプラノ)、様々なアーティスト
20世紀前半に活躍したスペインのメゾ・ソプラノ歌手コンチータ・スペルヴィ
ア(1895-1936)のポートレート・アルバムVol.1は、オペラ・アリア、サルス
エラと歌曲集。



<のすたるぢあ(Nostalgia)>
Nostalgia 0801
歩み-2台のバロックリュートによるドイツ音楽 ――
ヴァイス:組曲レ短調
コリニアーニ:コンチェルト シ♭長調
ヴァイス:二重奏曲ソ長調
テレマン:《メランテ氏のポーランド組曲》から
佐藤豊彦(リュート)、佐藤美紀(リュート)
大英博物館に所蔵されている手稿譜からの「組曲」と、モスクワの手稿譜に収め
られていた「二重奏曲」は、"リュート"と"ドイツ"を結ぶうえで欠かすことの出
来ない偉大な音楽家ヴァイスの確かな足跡。
ほとんど記録が残されておらずドイツ人作曲家のペンネームではないかと推測さ
れるコリニアーニの気品に富んだ「コンチェルト」や、ワルシャワに残されてい
た手稿譜によるテレマンの「ポーランド組曲」など、2台のバロックリュートが
奏でる美しく暖かいドイツ・バロックの音楽が聴き手の心を揺さぶり胸を打つ。
佐藤豊彦は、1968年のバーゼル・スコラ・カントルムに留学し、1971年には世界
初となるバロック・リュートによるLPのリリースを行いデビュー。1973年にはハ
ーグ王立音楽院(オランダ)の教授に招聘され2005年1月に退官するまで後進の育
成にも尽力するなど、リュート界の第1人者としての称号に相応しい世界規模で
の活躍を続けている。
この「歩み」がデビュー録音となる佐藤美紀は1989年オランダ生まれ。父から学
び受け継いだリュート演奏法と、古楽大国オランダで培った音楽性からは、古楽
界の次世代を担う豊かな才能と大きな可能性を確かに感じ取ることが出来るだろ
う。またリュートだけでなく弓道と舞踊を追求するなど、ヨーロッパ音楽だけで
なく日本の伝統文化に対する深い造詣も持つ才女である。
楽器や弦のコンディション、音響、湿度、気温などの変化も含めて、最良の演奏
を徹底的に追求する姿勢は不変。歴史の狭間に埋もれたドイツ・バロックのリュ
ート音楽が佐藤父娘の温かく素晴らしいデュオで甦ります。
使用楽器:11コース・バロックリュート-マルティン・ヴィッテ(デン・ハーグ)
2004年製、13コース・バロックリュート-リチャード・バーグ(オタワ)2005年製
使用弦:プレイン・ガット弦-ガムート社製(アメリカ)、
ウニヴェルサーレ社製(イタリア/第1弦のみ)
録音:2008年9月15日-18日、コルンラーデ教会(ドイツ)




<Timpani>
1C 1159 \2300
フローラン・シュミット:4手のためのピアノ作品集 ――
小さな眠りの精の一週間/旅のページ/ドイツの想い出
クリスチャン・イヴァルディ(ピアノ)、
ジャン=クロード・ペネティエ(ピアノ)
「アントニーとクレオパトラ」&「幻影」を収録した管弦楽作品集(1C1133)、
ピアノ五重奏曲(1C1152)に続くティンパニ(Timpani)のフローラン・シュミッ
ト(1870-1958)作品集第3弾が登場!
フローラン・シュミットと言えば「詩篇第47番」や「サロメの悲劇」、「ディ
オニソスの祭」が真っ先に思い浮かぶが、昨年の没後50年をきっかけとして
室内楽作品や器楽作品への注目度も確実に上昇気流に乗っている。
現代フランスの重鎮コンビ、イヴァルディとぺネティエによる4手連弾では、
師であるフォーレからの影響が見られ、後にバレエ音楽へと改作される「小
さな眠りの精の一週間」、2巻10曲で構成される「旅のページ」、ドイツの都
市名が各楽章に付けられた「ドイツの想い出」といったフローラン・シュミッ
トの醍醐味満載の3作品を収録。




<ABC Classics>
ABC 4766811 \2250
ワーグナー&R・シュトラウス歌曲集 ――
ワーグナー:
ヴェーゼンドンクの5つの詩Op.91(管弦楽伴奏版/モットル編)、
楽劇《トリスタンとイゾルデ》より 前奏曲
R・シュトラウス(管弦楽伴奏版/ハーガー編):
献身Op.10-1、ひそかなる誘いOp.27-3、万霊節Op.10-8
R・シュトラウス:メタモルフォーゼン
リサ・ガスティーン(ソプラノ)、
シモーネ・ヤング(指揮)、西オーストラリア交響楽団
南オーストラリア州立歌劇場、コヴェントガーデン、シュツットガルト、ハ
ンブルクなど世界各国での「ニーベルングの指環」の大成功により、ワーグ
ナー・ソプラノとしての名声を一挙に確立したオーストラリアのソプラノ歌
手リサ・ガスティーンが歌う"ワーグナー"と"R・シュトラウス"!
ガスティーンの抜群の説得力と存在感を備えた堂々たる歌声を聴くと、新世
代のワーグナー・ソプラノという評判すら物足りなく感じてしまうほど。
またガスティーンをサポートするのは、こちらもハンブルク・フィルとのコ
ンビで脚光を浴び続けている女流マエストロのシモーネ・ヤング!オースト
ラリアの才女たちによるワーグナーとR・シュトラウス。女性は強し!
2007年7月の録音。

ABC 442510-2 \2250
メシアン:彼方の閃光
デイヴィッド・ポルセリーン(指揮)、シドニー交響楽団
ラトル&ベルリン・フィルがレコーディングを発表したことでも話題となっ
たメシアン最後の大作「彼方の閃光」。
ニューヨーク・フィルの創立150年を記念して委嘱された「彼方の閃光」は、
全11楽章、総勢128人の演奏者を必要とする巨大作品であり、このポルセリー
ン&シドニー響の録音もメシアンの語法を後世に伝える重要な録音と言える
だろう。
メシアンが導くサウンドの饗宴は、オーディオ・ファンにもオススメ。"通奏
低音付きベートーヴェン"の指揮者ポルセリーンのタクト捌きも秀逸!
1994年3月の録音。

ABC 472902-2 3枚組 \4500
ウィリアムソン:ピアノ作品全集 ――
ピアノ・ソナタ第1番/5つの前奏曲/ハイファの水の色/ヴァン・ゴッホの
描いた橋、そしてフランスのカマルグ地方/ピアノ・ソナタ第2番/変奏曲
/賞賛の儀式/ピアノ・ソナタ第3番/旅行記-シドニー/旅行記-ナポリ/
旅行記-ロンドン/ピアノ・ソナタ第4番/旅行記-パリ/旅行記-ニューヨー
ク/チトー礼賛
アントニー・グレイ(ピアノ)
マルコム・ウィリアムソン(1931-2003)はシドニーで生まれ、12歳からシドニ
ー音楽院で作曲をウジェーヌ・グーセンスに師事。
1950年にロンドンへ渡りブーレーズやメシアンの音楽を研究し、1975年10月
には国外出身者として初の女王の音楽師範(楽長)に任命されるなど、オース
トラリアとイギリスの音楽史に欠かせぬ存在である。
ウィリアムソンのピアノ作品全曲録音という快挙を達成できたのも、祖国オ
ーストラリアの"ABC Classics"だからこそ。1998年の録音。

ABC 476226-7 \2250
ヴァイン:
オーボエ協奏曲/カンツォーナ/組曲《テンペスト》/スミスの錬金術
ダイアナ・ドハーティ(オーボエ)、
オーラ・ルードゥナー(指揮)、タスマニア交響楽団
"ABC Classics"と"タスマニア交響楽団"のコラボレーションによる「オース
トラリアの作曲家シリーズ」。
内容も熱い"交響曲全集"(ABC4767179)が、コアなファンから熱い支持を得て
いる西オーストラリアの州都パース生まれの作曲家カール・ヴァイン(1954-)。
中でも「テンペスト」は、映画音楽やテレビ音楽などを得意とするヴァイン
の特徴が現れており、カッコ良さ抜群!2003年の録音。

ABC 4765922 \2250
スカルソープ:
ポート・アーサー-イン・メモリアム(トランペット版)/ジリル/5番目の大
陸/悲歌/小組曲/夜の歌/
ポート・アーサー-イン・メモリアム(オーボエ版)
デイヴィッド・ポルセリーン(指揮)、タスマニア交響楽団
現代オーストラリアのリーディング・コンポーザー、ピーター・スカルソー
プ(1929-)の作品集も「オーストラリアの作曲家シリーズ」。
スカルソープは「カカドゥ」や「マングローヴ」などオーストラリアを連想
させるような作品を数多く作曲しており、「ポート・アーサー」も1996年に
タスマニア島で起きたポート・アーサー事件への追憶として作曲された作品
である。トランペット、オーボエのソロが心に響く。
1996年-1997年の録音。




<Christophorus>
CHR 77298 \2300
ルネサンス時代の葬送音楽 ――
アッペンツェラー:ムーサたちよ
ジョスカン:この貧しい托鉢修道士、すべての人の心は乱れ
スピナチーノ:リチェルカーレ
オケゲム:あなたの死は心を痛め
コンペール:口さがないよこしまな者よ
グレゴリオ聖歌:死者のためのミサ曲/他、全21曲
チャント1450〔太刀川昭(カウンターテナー)、ダニエル・マンハート(テノ
ール)、フアン・ディアス・デ・コルクエラ(テノール)、エリザベス・ラム
ゼイ(リュート&ヴィオラ・ダ・ガンバ)、アルト理子(ハープ)、菅原徳尚
(リュート&ヴィオラ・ダ・ガンバ)、グレゴール・エーサム(オルガン)〕
「宗教改革期フランスの声楽作品集」(CHR77297)でCDデビューを果たした新
世代の古楽アンサンブル、"チャント1450"のリリース第2弾。
「ルネサンス時代の葬送音楽」と題された宗教作品集は、バンショワの死を
悼む1460年に作曲されたオケゲムの哀歌、同じくオケゲムの死を悼むための
ジョスカン、ジョスカンの死のためのアッペンツェラーなど、作曲家の死を
悼むために作曲されたモテットやシャンソンと、グレゴリオ聖歌の「死者の
ためのミサ曲」によって構成されており、熟考に熟考を重ねたプログラムが
アンサンブルの実力を物語る。
"チャント145"0は、ルネ・ヤーコプス、ドミニク・ヴェラールに学び、BCJ、
コンチェルト・ヴィカーレ、アンサンブル・ジルバンショワなどでも活躍す
る日本人カウンターテナー歌手の太刀川昭や、リュート&ガンバ奏者の菅原
徳尚が名を連ねるなど、2003年の結成以来、世界各国から注目を浴びる15-16
世紀音楽のスペシャリスト集団。気鋭の古楽アンサンブルに懸かる期待は大
きい。

CHR 77304 \2300
ヴォルケンシュタイン:騎士と吟遊詩人 -
Es fuegt sich/Vil lieber grusse susse/Herz prich/
Qui contre fortune/Nu rue mit sorgen/Der himel furst uns heut bewar
/Mein herz das ist versert/Frolich zartlich/Die minne fueget/他
アウグスブルク古楽アンサンブル
南ドイツ地方における最後の吟遊詩人、騎士詩人と伝えられるオスヴァルト
・フォン・ヴォルケンシュタイン(1376?-1445)。
中世ドイツでも指折りの叙情的な吟遊詩人と言われるヴォルケンシュタイン
は、騎士見習い、密使、外交使節などを務めながらも、相続争いに巻き込ま
れ、数度投獄されるなど波乱万丈の人生を送った吟遊詩人でもある。吟遊詩
人の"存在"と、その"詩"を証明する大切な録音の復刻である。
1987年12月の録音。

CHE 0133-2 \1250
ミュンヘンのオルランド・デ・ラッスス ――
ラッスス:父と聖霊とに栄光あらんことを
ゼンフル:聖霊来たりたまえ、子らよ主を誉めまつれ
ラッスス:カンツォーナ
ノン・パパ:アントル・ヴ・フィユ
ラッスス:ミサ・アントル・ヴ・フィユ
ゼンフル:エッサイの若芽は萌え出で
ラッスス:テ・デウム
ゼンフル:おお、いと聡明なる乙女
ラッスス:マニフィカト、めでたし天の女王、めでたし女王憐れみ深きみ母
カール=ルートヴィヒ・ニース(指揮)、
ミュンヘン大聖堂聖歌隊、エッコ・ラ・ムジカ
ネーデルランド楽派の大作曲家ラッススが最後に仕えたミュンヘンのバイエ
ルン宮廷。時を前後して同じくバイエルン宮廷を活躍の場としていたゼンフ
ルなど、当時のミュンヘンに集った才人たちの教会音楽をご当地ミュンヘン
大聖堂聖歌隊の歌声で。1995年&1997年の録音。




<Thorofon>
CTH 2555 \2300
2007年シューベルト国際ピアノ・コンクール優勝記念盤 ――
シューベルト:楽興の時D.780,Op.94/3つのピアノ曲D.946/4つの即興曲
D.935,Op.142
佐藤卓史(ピアノ)
2007年にドイツのドルトムントで開催されたシューベルト国際ピアノ・コン
クールで見事に優勝を飾った日本人ピアニスト、佐藤卓史のシューベルト・
アルバム。
1983年秋田生まれの佐藤卓史は、東京芸大を首席で卒業し、第55回ミュンヘ
ンARD国際、第5回プーランク国際、第9回シドニー国際などで数々の賞に輝く
など若くして実績は既に十分。
確かなテクニック、力強さと繊細さを併せ持ったタッチ、雄弁な語り口によ
るシューベルトによって、日本の楽壇に息吹いた新たな芽を知ることになる
だろう。2008年10月25日-28日、テュルマー・ザール(ボーフム)での録音。

CTH 2552 \2300
アコーディオンによるスカルラッティ ――
スカルラッティ:
ソナタ へ短調K.183、同へ短調K.184、同変ロ長調K.544、同ハ長調K.513、
同ハ長調K.460
アルベニス:パバーナ・カプリーチョ
グラナドス:アンダルーサ
コエリョ:プリメイロ・テント・ド・プリメイロ・トム
スカルラッティ:
ソナタ ニ短調K.213、同ニ長調K.140、同ハ短調K.87、同嬰ハ短調K.247、
同イ長調K.322、同ニ短調K.141
ロドリーゴ:ニシン売り
ナンシー・ラウファー(アコーディオン)
スカルラッティとフラメンコ。スカルラッティの根底に存在する"ラテンの気
質"と、"スペイン語圏の音楽"、"アコーディオン特有の音色"がブレンドした
演奏は、熱く情熱的、そして叙情的。
ドイツ人女流奏者ナンシー・ラウファーは、ベルリン放送響やポツダム・カ
ンマーアカデミーからソリストとして招かれるなど、ソリストとして活躍中
の有望株。



<Passacaille>
Passacaille 952 \2300
プッチーニ、ザ・オルガニスト ――
プッチーニ:
蝶々夫人より/アダージェット/フーガ ト長調/アダージョ/
フーガ ハ短調/メヌエット第1番/フーガ ホ短調/メヌエット第2番/菊
/小さなワルツ/穏やかに、そしてとてもゆっくりと/ソルフェージ/
歌劇《トスカ》より テ・デウム/歌劇《ジャンニ・スキッキ》より
私のお父さま/行進曲《電気ショック》/フーガ ト長調/シチリアの戦艦
/サルヴェ・レジナ/ローマ讃歌
リウヴェ・タミンガ(オルガン)、ヴァレンティノ・マレ(打楽器)、
ミルコ・ナタリッツィ(打楽器)
ここでの主役は"オペラの大作曲家プッチーニ"ではなく、"オルガン奏者、作
曲家としてのプッチーニ"!
プッチーニ一族に代々伝わるしきたりでは、聖マルティーノ大聖堂のオルガ
ニスト兼指揮者になることが定められていたが、敢えてその道に進まず世紀
の大作曲家としての名声を得たプッチーニ。
それでもオルガンで聴く「電気ショック」や「シチリアの戦艦」、愛らしい
「菊」など、オルガン音楽家としてのプッチーニも侮ることなかれ!面白い
です。




<Raumklang>
RK 2803 \2300
紀元1千年紀の断片 ――9世紀-11世紀ヨーロッパの音楽
セクエンツィア〔ベンジャミン・バグビー(ヴォーカル、ハープ、シンフォニ
ア)、ノルベルト・ローデンキルヒェン(フルート、ハープ)〕
中世アイスランドのエッダに基づく「ラインの黄金の呪い」(MA20016)など、
秘められし中世の音楽を素晴らしいクォリティで紹介してきたスペシャリス
ト集団セクエンツィアが、名手バグビーとローデンキルヒェンのデュオで披
露する千年期末の音楽集。
紀元1千年紀の終末、すなわち9世紀から、紀元2千年紀の始まりとなる10世紀、
11世紀のものと伝わる欧州の音楽は、シンプルでどこか懐かしい。未知の中
世西洋音楽を現代に甦らせるバグビーの歌声や語りの存在感に驚かされる。
録音も優秀。




<Phaedra>
DDD 92057 \2300
In Franders' Fields Vol.57-ギターとオーケストラのための協奏曲集 ――
スウェルツ:侯爵のための幻想曲-ロドリーゴへの追憶
ケイブス:古典協奏曲
ファン・ローイ:ギター協奏曲
ヴィム・ブリオエン(ギター)、
トム・ファン・デン・エインデ(指揮)、イヴォ・ヴェンコフ(指揮)、
スロヴァキア・シンフォニエッタ
フランドル地方の近現代音楽や、演奏家たちを取り上げてきたロングセラー
・シリーズ「In Franders' Fields」の第57集は、ベルギーのギター協奏曲
集。吹奏楽作品のヒットにより露出度が急激にUPしているスウェルツの協奏
曲など、収録作品はもちろんベルギー音楽!ヘントやアントワープでギター
を学び、ベルギー、ブラジル、イタリアなどでセンセーションを巻き起こし
てきたベテラン・ギタリストの技が光る。




<Hortus>
HORTUS 054 \2300
ノートルダム大聖堂の音楽 ――
ルゲ:オルガン・ソナタ第2番
ミサ・デオ・グラティアス
オルガン・ソナタ第3番
ジャン=ピエール・ルゲ(オルガン)、
ニコレ・コルティ(指揮)、パリ・ノートルダム聖歌隊
これまでに2枚のディスク(HORTUS055&056)がリリースされている「ノートル
ダム大聖堂の音楽」シリーズに加わるのは、盲目のフランス人音楽家ジャン
=ピエール・ルゲ(1939-)の音楽。
メシアンから作曲を学び、ノートルダムなど各地でオルガン奏者を務めたルゲ
の革新的な音楽と、由緒あるノートルダム大聖堂の組み合わせはかなり斬新。




<BNL>
BNL 112899 \2300
メンデルスゾーン:
ロマンス(無言歌)第2番イ短調Op.19-2/同第7番変ホ長調Op.30-1/
同第6番ト短調Op.19-6/同第14番ハ短調Op.38-2/同第22番ヘ長調Op.53-4
/同第19番変イ長調Op.53-1/同第12番嬰ヘ短調Op.30-6/
同第5番嬰ヘ短調Op.19b-5/同第35番ロ短調Op.67-5/同第32番嬰ヘ短調
Op.67-2/同第40番ニ長調Op.85-4/同第36番ホ長調Op.67-6/同第38番イ短調
Op.85-2/同第31番変ホ長調Op.67-1/同第34番ハ長調Op.67-4/
アルバムの綴りOp.117/カプリッチョ イ短調Op.33-1/厳格なる変奏曲ニ短調
Op.54/ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14
ラハ・アロダキ(ピアノ)
シリア生まれのフランス人女流ピアニスト、ラハ・アロダキは、モスクワ音
楽院への留学を経てマレイ・ペライアに師事した経歴の持ち主。
アロダキが1999年に収録したメンデルズゾーンのロマンス(無言歌)は、師匠
譲りのリリシズムに満ちあふれている。その演奏には"言葉なきロマンス"や
"無言歌"というフレーズが相応しい。仏"ル・モンド・ドゥ・ラ・ミュジック
誌"CHOC賞受賞盤。1999年12月の録音。

BNL 112894 \2300
テレマン:チェンバロのための12の幻想曲
アン・ロベール(チェンバロ)
躍動感にあるテレマンを弾く女流鍵盤奏者アン・ロベールが使用している楽
器は、ルイ14世在位中の1674年にフィリップ・ドゥニによって製作された世
にも貴重な銘器なのである。
味わい深い音色はもちろんのこと、中国を意識したと思われる楽器の装飾な
ど、西洋と東洋の融合とも言えるチェンバロは歴史的価値も計り知れない。
1999年3月の録音。

BNL 112867 \2300
ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉
シャルトル弦楽四重奏団、ミシェル・ロンズデール(語り)
グロッサ(Glossa)からはブリュッヘン版(GCD921109)がリリースされるなど、
話題に上ることの多いハイドンの「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」。
このシャルトル弦楽四重奏団の演奏では、フランスの名俳優ミシェル・ロン
ズデールが楽章間の語りを担当!映画やサウンドトラック売場でも反響があ
るかも!?1995年4月の録音。



<Antes Edition>
BM-CD31.9255 \2300
コンチェルト! ――
ムレ:ファンファーレ
L・モーツァルト:トランペット協奏曲ニ長調
アルビノーニ:サン・マルコの協奏曲
トレッリ:トランペット協奏曲ニ長調
ベッリーニ:トランペット協奏曲変ホ長調
ヘンデル:組曲《水上の音楽》ニ長調HWV.341
J・S・バッハ:バディネリ
フランツ・トレスター(トランペット)、
ドミニク・アクストマン(オルガン)
ルーマニアのクルジュ=ナポカ音楽院で研鑽を積んだトランペッター、フラ
ンツ・トレスターがオルガンをバックにピッコロ・トランペットを吹き響か
せるコンチェルト・アルバム。
フランツ・トレスターは、クラシックのソリストとしてだけでなく、ジャズ、
フォーク・ミュージック、ラジオ、テレビなどのスタジオ、そして指揮者も
務めるマルチ・プレーヤーとして幅広い活躍を見せている。

BM-CD31.9247 \2300
コントラスト ――
グリーグ:ホルベルク組曲Op.40
グラーフシュミット:ボリゴールズ・ピックアップ
ヴェルキ:協奏曲イ短調
グラーフシュミット:カット
シベリウス:悲しいワルツ
グラーフシュミット:小協奏曲
デートレフ・テヴェス(指揮)、
バーデン=ヴュルテンベルク・ユーゲント・ツプフオーケストラ
(マンドリン・オーケストラ)、
リイーサ・ランダル(ヴァイオリン)、メリーナ・エルベ(フルート)、
フィリップ・ストール(フルート)、イェルク・ベッカー(マンドリン)
マンドリンとギターによるモーツァルト(BM-CD31.9217) が話題となったドイ
ツのマンドリン奏者デートレフ・テヴェスが、バーデン=ヴュルテンベルク
州の若手マンドリン奏者たちを率いて贈るマンドリン・オーケストラのため
の作品集。
グリーグ、ヴェルキ、シベリウスなどマンドリンのためのオリジナル作品&
アレンジ作品と、グラーフシュミットの現代的作品の"コントラスト"。愛ら
しい音色、表現力の幅の広さなど、マンドリンの持つたくさんの魅力が詰
まったアルバムである。

BM-CD31.9244 \2300
チェロとピアノのためのソナタ集 ――
J・S・バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第3番ト短調BWV.1029
フランク:チェロ・ソナタ イ長調
ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調Op.65
グレゴリー・アルミャン(チェロ)、濱 倫子(ピアノ)
バロック時代末期から20世紀までの200年間に変化を遂げたチェロ音楽の歴史
を、大バッハ、フランク、ブリテンの作品を通じてたどる。
ロシア生まれのグレゴリー・アルミャンは、モスクワ音楽院、カールスルー
エ国立音大を経て現在はベートーヴェン・オーケストラ・ボンのソロ・チェ
ロ奏者。アナトール・ウゴルスキから称賛を受けたピアニスト濱 倫子とは、
2005年に結成したベートーヴェン・トリオ・ボンでもコンビを組んでおり、
演奏、活動とも評価は高い。

BM-CD31.9248 \2300
フォーク・ソングとシャンソン ――
ブラームス:49のドイツ民謡集WoO.33より
ブリテン:民謡編曲集より
ラヴェル:5つのギリシャ民謡
マーラー:子供の不思議な角笛より
ヴォルフ=フェラーリ:恋愛詩Op.11
ツェムリンスキー:ワルツの歌Op.6
アンドレア・シュターデル(ソプラノ)、リタ・クローゼ(ピアノ)
19世紀-20世紀の大作曲家たちが、伝承曲などを題材として作曲した様々な
"歌"をテーマとした歌曲集は、時代や国といった壁を跨いだユニークな選曲。
ドイツのソプラノ歌手シュターデルの歌声だけでなく、ブラームスからブリ
テンまで、6人の作曲家たちのアレンジや作曲技法の違いに耳を傾けてみた
りと聴き方もさまざま。



<Pavane>
ADW 7294 \2300
ブラス・ミーツ・ブラス ――
シャイト:戦いの組曲
J・S・バッハ(ハーフォース編):いかに我は喜ばん
グリーグ:組曲
ジェイコブ:チェンジング・ムーズ
マクドナルド:シー・スケッチ
ヒダシュ:プレイ
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
ランデヘム:その日を摘め
ヨーロピアン・ブラス・クィンテット
ヨーロピアン・ブラス・クィンテットは、ベルギー国立管のメンバーとして
活躍したベルギーのトランペット奏者アラン・ルーラントとその仲間たちに
よる金管五重奏団。
シャイトの「戦いの組曲」やマクドナルドの「シー・スケッチ」などお馴染
みのレパートリーをスタンダードなスタイルでソツなく披露。"普通"に演奏
することの大切さを教えてくれる。1993年の録音。

ADW 7302 \2300
ダニエル=ルシュール:管弦楽作品集 ――
舞踊交響曲/夜想曲/変奏曲/思い出の少女の墓碑/セレナーデ
ジャン=ミシェル・ペノ(オーボエ)、ヘルベルト・デュ・プレシス(ピアノ)、
ベルナール・シャプロン(フルート)、
ベルナール・カルメル(指揮)、オーケストラ・ベルナール・カルメル
メシアンやジョリヴェと「若きフランス」を結成したフランスの作曲家ジャ
ン・ダニエル=ルシュール(1908-2002)の管弦楽作品集。
古典的な作曲技法も保持し続けながら、野生的なリズムなど新たな要素も取
り入れた「舞踊交響曲」や、オーボエのセンチメンタルなメロディが美しい
「夜想曲」など5作品を収録。メシアンたちも認めたダニエル=ルシュール
の音楽に触れることができる。1993年9月の録音。

ADW 7295 \2300
ブラームス:ホルン三重奏曲ト短調Op.40
ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調Op.17
ケルビーニ:ホルン・ソナタ第2番ヘ長調
シューマン:アダージョとアレグロ イ長調Op.70
トリオ・アグラエ〔ルク・ファン・マルケ(ホルン)、フィリップ・コッホ
(ヴァイオリン)、ダニエル・ブルメンタール(ピアノ)〕
ルク・ファン・マルケは、バリー・タックウェル、ペーター・ダム、ヘルマ
ン・バウマンという泣く子も黙るホルン界の巨匠たちからホルンを学び、ル
クセンブルク・フィル(旧ルクセンブルク放送響)のホルン奏者としても活躍
したベルギーのホルニスト。
ブラームスで始まりシューマンで幕を閉じるという王道レパートリーには、
自身が中心となって1991年に結成したホルン・トリオで臨む。
1993年4月の録音。

ADW 7298 \2300
イタリアの二重奏曲集 ――
グラニャーニ:ソナタOp.8-3
ジュリアーニ:大ソナタOp.85
パガニーニ:ソナタ・コンチェルタータ
レニャーニ:デュエット・コンチェルタンテOp.23
フィリップ・デペトリス(フルート)、パスカル・ポリドーリ(ギター)
フルートとギター、国はイタリアのみに限定した二重奏曲集は、地中海の優
しい風が吹き込んでくるかのように爽やかで美しい。
この演奏も、カントロフやパスキエとの共演経験も多いフルート奏者デペト
リスの豊かな音色と、ブリュッセル・ギター四重奏団の創設者でもあるポリ
ドーリのさりげない技があればこそ。1993年の録音。

ADW 7296 \2300
グリーグ:ホルベルク組曲Op.40、2つの悲しき旋律Op.34
シベリウス:
組曲《恋人》Op.14、アンダンテ・フェスティーヴォ、ロマンス ハ長調、
即興曲
オリヴィエ・デ・フランス(指揮)、
ル・ミュジシャン・デ・ラール・ヌーヴォー
モーツァルテウムではギーレンから教えを受けたオリヴィエ・デ・フランス
(1965-)が率いる若き弦楽オーケストラによる北欧作品集。
1993年5月の録音。




<Solo Musica>
SM 107 \2300
ギター&サウンド-ワイルド・サイレンス ――
ホートン:
ケアレッシング・ウォーター/ラヴ・イズ・ザ・アース/ブレイキング・
ジョイ・ライク・ブレッド/ワイルド・サイレンス/ファインディング・
マイ・ファーザー
ペーター・ホートン(ギター、キーボード、ヴォーカル)
ペーター・ホートン(1941-)は、アコースティック・ギターの名手にして、
作曲、鍵盤楽器、ヴォーカル、電子楽器などを自由自在に使いこなすオース
トリアのベテラン・アーティスト。
ギターのサウンドとエレクトロニック・サウンドが創り出す空間は、クラシッ
クでもなく、コンテンポラリーでもなく、はたまたヒーリングでもない不思
議な世界。

SM 108 \2300
ギター&サウンド-オーシャンズ・インサイド ――
ホートン:オーシャンズ・インサイド/カラーズ・オヴ・ザ・ムーン/ピツィ
カート・サンセット/カミナータ/C.C.'s ドリーム/リズミック・メディテ
ーション/モノトリー・デザート
ペーター・ホートン(ギター、キーボード、ヴォーカル)
ハンブルク音楽大学で教鞭を執るなど教育者としても評価の高いペーター・
ホートン。「オーシャンズ・インサイド」はそのタイトルの通り、大海原の
内側にいるような感覚を与えてくれる。

SM 109 \2300
ギター&サウンド-ラヴィング・ハンズ ――
ホートン:
ムーヴィング・スピリット/レディ・ナダ/アルバトロス/ラヴィング・ハ
ンズ/クリスタル・ムード/ブレス・トゥ・ハート/アッシジ
ペーター・ホートン(ギター、キーボード、ヴォーカル)、
スラヴァ・カンチェフ(ピアノ)
ブルガリア系の女流ピアニスト、スラヴァ・カンチェフとのデュエットでは、
シューベルトの「アヴェ・マリア」やブラームスの「間奏曲第2番」を素材と
した"新しい"音楽を披露。




<Cybele>
Cybele 660.501 \2300
フリードリヒ・ヤエッカー-ポートレート ――
スフィンクス/サクソフォン・アンサンブル/コントラバス・アンサンブル
/ソプラノ・アンサンブル/弦楽オーケストラ/打楽器、ピアノ/トリオ/
ナハト、スティル
ミヒャエル・フェルトマン(指揮)、
アンサンブル・トラ・イ・テンポ
1950年、ドイツのゾースト出身の作曲家フリードリヒ・ヤエッカーは、デト
モルトとハンブルクで作曲を学び、リゲティに師事した経歴の持ち主。
1980年からはケルン音楽大学でも教鞭を執るなど活躍の場は広い。

Cybele 960.101 \2300
機械じかけVol.1 ――
エッケルト:Aux Mains de l'Espace
ライチ:Nahe zu Fern
ブレンマー:La Cloche Sans Vallees
電子楽器による演奏
"1987年"と"1993年"に書かれた3つの電子音楽。緻密に計算されプログラミン
グされて完成した音楽は奥が深い。

Cybele 960.102 \2300
機械じかけVol.2 ――
ライチ:verSTIMMUNG
ガラバグリア:arte poetica
オラーツ:cral'une
ハルトマン:portraits of a woman teil2&3
ブレンマー:dele!
エッケルト:diaphane
電子楽器による演奏
現在のツワモノたちがによる電子音楽は全て1995年の作品。突然鳴り響く警
報音のようなサウンドにビックリ!ジャケットの"釘"もなんだか印象的。

Cybele 960.103 \2300
機械じかけVol.3 ――
ボーンヘーフト:artificial cliches
イクラモワ:Einstimmig ...
ウェッセルマン:in the mix
ネオハウス:5 kleine Stucke
シュウォーン:Orpheus und Demokrit
電子楽器による演奏
テープに収められた様々な「声」や「効果音」によって構築される電子音楽
は、アルバムのサブタイトルでもある"トランス"という言葉がピッタリ。




<Gala>
GL 100.807 2枚組 \2560
ポートレート・オヴ・ベルント・アルデンホフ ――
ワーグナー:
歌劇《リエンツィ》より、歌劇《タンホイザー》より、歌劇《ローエングリ
ン》より、楽劇《ワルキューレ》より、楽劇《神々の黄昏》より、舞台神聖
祝祭劇《パルジファル》より
トマジ:歌劇ドン・ファン・ド・マニャラ》より
ベルント・アルデンホフ(テノール)、
ロベルト・ハーガー(指揮)、バイエルン州立歌劇場管弦楽団&合唱団、他
20世紀前半のドイツを代表するワーグナー・テノール、ベルント・アルデン
ホフのポートレート・アルバム。ワーグナーだけでなく、トマジのオペラか
らの抜粋も珍しい。

<medici arts>~EURO ARTS
20 56798(DVD-Video) \2900
ムソルグスキー:
組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編曲)
オペラ「ホヴァンシチナ」前奏曲-
モスクワ川の夜明け(リムスキー・コルサコフ編曲)、
ボロディン:
交響曲第2番ロ短調、オペラ「イーゴリ公」からダッタン人の踊り、
ショスタコーヴィチ:バレエ組曲「黄金時代」よりダンス(アンコール)
サイモン・ラトル(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2007年12月31日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
大晦日の毎年恒例の大イベント、ジルヴェスター・コンサート。話題となっ
た2007年の映像がMEDICI ARTSより発売されます。2007年の演目のテーマは
「ロシア音楽」。アンコールまで収録され、臨場感溢れる大盛り上がりのス
テージを体感することができます。ベルリン・フィルの名人芸と華麗なラト
ルの指揮ぶりは見逃せません。生のコンサートを聴くように、自然で立体的
な音場感を愉しむことができる内容となっております。



<naive>
OP 30483 \2280
ヘンデル:オペラの二重唱集
「ポーロ」
「オルランド」
「ラダミスト」
「フラーヴィオ」
「タメルラーノ」
「エツィオ」
「リナルド」
「アレッサンドロ」
「アマディージ」
「オットーネ」
からの二重唱,アリア、ほか
サンドリーヌ・ピオー(S)
サラ・ミンガルド(Ms)
リナルド・アレッサンドリーニ(指)コンチェルト・イタリアーノ
ヘンデル・イヤーに、バロック歌姫ファン大喜びの録音が登場しました。バ
ロック音楽界の二大女声スター、ピオーとミンガルドが共演したCD。歌うは
全てヘンデルの二重唱とアリア。二人の歌が絡むと、ヘンデルの音楽の愉悦
がグッと増します。ゆったりした曲の情感に浸るも良し、急速な曲のスリル
に興奮するもよし。しかも伴奏はアレッサンドリーニ!初夏のイタリアの風
を思わせるようなサラリとした風合いのヘンデルが、二人の歌をさらに引き
立てています。

OP 30472 \2280
ヘンデル:
「シローエ」
「オルランド」
「アグリッピーナ」
「セルセ」
「アルチーナ」
「タメルラーノ」
カンタータ「愛の戦から逃れよ」
カンタータ「アポッロとダフネ」
からのアリア
ロレンツォ・レガッツォ(Bs)
リナルド・アレッサンドリーニ(指)コンチェルト・イタリアーノ
録音:2008年3月
ソプラノやテノールに比べ、バスがアリア集になることは極めて稀。それが
バロックものなら尚のこと。その状況を突き破ったのが、ヴェネツィア生ま
れの名バス歌手、レガッツォ。既にna?veからヴィヴァルディのバスのため
のアリア集(OP 30415)が発売され賞讃されたレガッツォ、ここでも期待に違
わぬ素晴らしい歌で、深々とした味わいに加え、知性的な歌と鮮やかなコロ
ラトゥーラは最高。様々な役がいずれも強い個性を放っています。レガッ
ツォだからこそできたヘンデルのバスのためのアリア集、ご堪能あれ!




<HUNGAROTON>
HCD 32549 \2080
「フバイ:ヴァイオリンとピアノのための作品集Vol.12」
(1)チャールダーシュの情景Op.83第12番「わたしの小さなキジバト」
(2)3つの小品Op.48(バラード / 間奏曲 / セレナード)
(3)3つの小品Op.52(ソネット / メヌエット / ワルツ・カプリス)
(4)ハンガリー歌曲集Op.67-1「深い森の暗い日陰で」
(5)パガニーニ=フバイ編:常動曲Op.11
(6)パガニーニ=フバイ編:カプリス第13番
(7)ハンガリー幻想曲(遺作)‘なぜ、あなたは優しくささやくの?’
(8)短詩[瞑想](遺作)
(9)リスト=フバイ編:即興的ワルツ
(10)ラフマニノフ=フバイ編:エレジー
(11)5つの演奏会用練習曲Op.115
(ハ長調 / ヘ長調 / 嬰ト短調 / ニ長調 / イ長調)
フェレンツ・セチェーディ(Vn)
イシュトヴァーン・カシャイ(P)
録音:2007年6月14-17日フンガロトン・スタジオ
ヴァイオリン・ファンから注目を浴びる、フバイのシリーズ第12集。作曲家
としてももっとも成功したジャンルがヴァイオリン曲だけに、今回もいずれ
も聴きもの揃い。収録内容は3種に大別され、まず、ハンガリーの民俗主題
に題材を得たもの。3つの歌曲と2つの民俗舞踊の旋律を超絶技巧に改作した、
チャールダーシュの情景第12番などがこれにあたります。つづいて、3つの
小品や演奏会用練習曲といった、ヨーロッパのロマン派様式で書かれた性格
的小品。そして、パガニーニやラフマニノフ曲からの、さまざまなトランス
クリプション。リストの即興的ワルツは、1931年のクリスマスに若きメニュ
ーインのためにアレンジされたものです。なお、いよいよ当シリーズも次回
第13集をもって堂々完結の予定です。

HCD 32607 \2080
「ラースロー・ヴェイネル:ヴィオラつきの室内楽曲」
(1)ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲(1939)
(2)ヴィオラ・ソナタ(1938)
(3)弦楽三重奏曲-セレナード(1939?)
(4)フルート、ヴィオラ、ピアノと室内オーケストラのための協奏曲(1941?)
(1)モニカ・ヘルスキ=ヴィーデマン(Vn)、ディルク・へーゲマン(Va)
(2)ディルク・へーゲマン(Va)、ラルス・ヨンソン(P)
(3)モニカ・ヘルスキ=ヴィーデマン(Vn)、ディルク・へーゲマン(Va)、
エリク・ボルジル(Vc)
(4)タチヤナ・ルーラント(Fl)、ディルク・へーゲマン(Va)、
ラルス・ヨンソン(P)
ユリアン・クエルティ(指)
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団およびザールブリュッケン放送交響楽団
のメンバー
録音:(1)(2)2007年7月8日シュトゥットガルト、SWR室内楽スタジオ
(3)2007年10月21日シュトゥットガルト、
プラークサッテル・テアーターハウス
(4)2007年5月1日シュトゥットガルト、SWRフンクスタジオ
リスト音楽院でヤーノシュ・シュタルケルと同窓であったラースロー・ヴェ
イネル(1916-1944)は、20世紀初頭のハンガリー音楽界で大いに将来を嘱望
された指揮者、ピアニスト、作曲家。チェリスト、10代前半にコダーイのオ
ペラ「ハーリ・ヤーノシュ」を観て作曲家になる決意をし、1934年にはコダ
ーイのもとで作曲を学び始めました。ところが、1942年に結婚し将来を嘱望
された矢先、反ユダヤ法によって、公的活動は制限され、コダーイの助けも
むなしく強制労働に送られ、ルッカウの強制収容所でわずか28歳の若さで亡
くなっています。そのためか、ヴェイネルの作品は序曲1、歌曲3、男性合唱
のための作品、そしてヴィオラが決定的な役割を担う4つの曲がそのすべて。
古典派の様式とバルトークのヴァイオリン・デュオとを同時に思わせる二重
奏曲、作曲家としての大きな成功を収めたソナタといったヴィオラ曲は、い
ずれもヴェイネルと同時代の名手パル・ルカーチにインスパイアされたもの。
不運にも若くして散った才能の豊かさを知らしめる内容となっています。
ヴィオラは、ブカレスト生まれでリカルド・オドノポゾフとハンス・カラフ
スに師事、1983年以来シュトゥットガルト放送響メンバーのへーゲマン。

HCD 32616 \2080
フェレンツ・ファルカシュ(1905-2000):
(1)ドナウ川流域の花飾り(1978)-
スロヴァキア、クロアチア、ルーマニア&ハンガリー民謡のテクストによる
 (I.3つのスロヴァキア民謡 / II.3つのクロアチア民謡 /
III.3つのルーマニア民謡)
(2)トランシルヴァニア舞曲(1954)
(3)2つのハンガリー舞曲(1940)
(4)カルパチア狂詩曲(1941)
(5)ハンガリー舞曲風に(カールローの舞曲・1931)
(6)ハンガリー風奇想曲(1939)
(7)フィンランド民俗舞曲(7曲・1938)
(8)ケレメン・ケーミーヴェシュのバラード(1960)
*スロヴァキア語、クロアチア語、ルーマニア語&ハンガリー語による歌唱
(1)-(7)ステレオ
(8)モノラル
(1)イロナ・トコディ(S)、シャーンドル・パルチョー(T)
(8)エルジェーベト・テレク(S)、
(1)-(7)アンドラーシュ・ファルカシュ、(8)フェレンツ・ファルカシュ(指)
MR交響楽団
収録:ハンガリー放送
フェレンツ・ファルカシュはクルタークとリゲティの師として知られ、ブダ
ペスト音楽アカデミーの名物作曲科教授として、また作品の美しさと和声に
より若い頃から人気を博した作曲家。かれもまたコダーイやバルトーク同様、
ハンガリーに戻ってから民謡の収集を試み、ここに聞かれるような民謡編曲
作品を数多く発表しましたが、ローマに赴きレスピーギに師事した経歴を反
映して、すぐれた器楽書法と色彩感の豊かさが特徴ともなっています。当ア
ルバムに収録されている民俗舞曲や、ドナウ川流域で生活する3つの異なる
民族の言語による連作歌曲はそのことを裏付けるもの。同郷の偉大なる先輩
たちとの違いを聴き比べてみるのも楽しみのひとつといえるでしょう。

HCD 32614 \2080
(2)(3)(7)ステレオ
(1)(4)(5)(6)モノラル
ミハーイ・ハイドゥ(1909-1990):室内楽作品、合唱曲&ピアノ作品集
(1)紡ぎ歌(1960)
(2)ハンガリーの牧童の歌(1953・3曲)
(3)ブダペストの歌(1970・3曲)
(4)5つのピアノ小品(1955)
(5)春のモテット(1969・4曲)
(6)ヴァイオリン・ソナタ第1番(1953)
(7)木管五重奏のための4つの楽章(1979)
(1)フェレンツ・シャプソン(指)ハンガリー放送女性合唱団
(2)ゾルターン・イェネイ(Fl)、ペーテル・ヒディ(Ob)、
クラーラ・セーチ(Va)、
イシュトヴァーン・チュルガイ(Vc)、
アーグネシュ・サカーイ(ツィンバロン)
(3)ジョルト・ベンデ(Br)、ジュジャ・エーリ(P)
(4)コルネール・ゼンプレーニ(P)
(5)ゾルターン・ヴァーシャールヘイ(指)ハンガリー放送合唱団
(6)デーネシュ・コヴァーチュ(Vn)、エンドレ・ペトリ(P)
(7)ベーラ・ドラホシュ(Fl)、イシュトヴァーン・ヴィラーグ(Ob)、
イシュトヴァーン・ヴェエール(Cl)、
イェネー・ケヴェハージ(Hrn)、ヨージェフ・ヴァイダ(Fg)
録音:1953-1979年ハンガリー放送による収録
すべてハンガリー語歌唱。
2009年に生誕100年を迎えるハイドゥの作品集。作曲をコダーイに学んだハ
イドゥの音楽語法は、ハンガリーの民俗音楽や師コダーイの強い影響下にあ
り、調性構造や輪郭のはっきりしているところにその特徴があります。この
アルバムには、1970年の首都解放25周年をきっかけに行われたコンクールで
1等賞に輝いた「ブダペストの歌」をはじめ、代表作とされる「紡ぎ歌」
「春のモテット」も収められていて、ハイドゥを知る格好の一枚となってい
ます。



<harmonia mundi>
HMU 807489(SACD-Hybrid) \2500
Song of Songs
(1)クレメンス・ノン・パパ(c.1510/15-1555/56):
わたしはシャロンのばら(雅歌2:1-2, 4:15)
(2)パレストリーナ(c.1525-1594):
どうかあの方が、その口のくちづけをもって 私にくちづけしてくださる
ように(雅歌1:2-3)
(3)聖歌(作者不詳):
王様を宴の座にいざなうほどわたしのナルドは香りました(雅歌1:12)
(4)フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):
恋しい人は言います。(雅歌2:10-13)
(5)ニコラ・ゴンベール(c.1495-c.1560):気高いおとめよ(雅歌7章の編集版)
(6)聖歌(作者不詳):エルサレムのおとめたちよ(雅歌1-5)
(7)ラッスス(1532-1594):恋しい人よ、来てください(雅歌7:11-12)
(8)トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):
起き出して町をめぐり(雅歌3:2, 5:8-10, 7:8)
(9)聖歌(作者不詳):恋人よ、あなたはなにもかも美しく(雅歌4:7)
(10)ゲレーロ:わたしはシャロンのばら(雅歌2:1-5)
(11)ジャン・レリティエ(c.1480-after1552):
わたしは黒いけれども愛らしい(雅歌1:2-5)
(12)聖歌(作者不詳):あの人が左の腕をわたしの頭の下に伸べ(雅歌2:6)
(13)ロドリーゴ・デ・ケバロス(c.1530-1581):
わたしの妹、花嫁は、閉ざされた園(雅歌4:12, 5:2, 2:14, 4:11, 4:8)
(14)パレストリーナ:エルサレムのおとめたちよ(雅歌1:5-6)
(15)聖歌(作者不詳):あなたは美しく
(16)セバスティアン・デ・ヴィヴァンコ(1551-1622):
わたしは恋しい人のもの(雅歌7:11-13)
(17)ゲレーロ:あなたの名はかぐわしい(雅歌1:3, 7:6-8)
(18)聖歌(作者不詳):ごらん、冬は去り(雅歌2:11)
(19)ビクトリア:荒れ野から上って来るおとめは誰か。(雅歌3:6)
スティレ・アンティコ
録音:2008年3月
スティングと共演・来日したことでも話題となったイギリスの声楽アンサン
ブル集団、スティレ・アンティコの3枚目は、旧約聖書の「雅歌(Song of
Songs)」に基づくルネッサンス期の合唱曲と聖歌。雅歌は聖書の中でもっと
も「世俗的」な書。ルネッサンス時代の作曲家たちは、このテキストを、神
聖な愛やマリア信仰の暗喩として用いました。スティレ・アンティコによる、
最も贅沢な作品の数々をお楽しみください。




<AMBRONAY>
AMY 016 \2500
マラン・マレ(1656-1728):三重奏の曲集(1692刊行)
(1)ニ長調 (2)ホ短調 (3)ハ長調 (4)変ロ長調 (5)ト短調
≪オゥ・ピエ・ドゥ・ロワ(王のステップ)≫
ディルク・ベルナー(Cem&指)ミヒャエル・フォルム(フルート、指揮)、
スレファニー・シャフト(トラヴェルソ)、松永綾子(Vn)、
レイラ・シャイェ(Vn)、
レベッカ・ルソ(ドゥシュ・ドゥ・ヴィオール、バス・ドゥ・ヴィオール)、
ドローレ・コスタイア(テオルボ)
録音:2007年8月
太陽王につかえた作曲家マラン・マレは、1692年に三重奏の曲集を出版しま
した。その様式の多様性は今なお私たちを魅了してやみません。オゥ・ピエ
・ドゥ・ロワによるこれらの演奏は、丹念に装飾が施された典雅なものとな
っています。ヴァイオリンの松永は、「ラ・メラヴィーリア・パルランテ」
(KDC 5063)にも参加している名手。このディスクでも決して前に出すぎるこ
とはありませんが、メリハリのあるヴァイオリンで聴かせます。

AMY 018 \2500
(1)あなたの神殿に対する熱情が私を食い尽くしているので
(2)神よ、私を救いたまえ(詩編68)
(3)あなたの神殿に対する熱情が私を食い尽くしているので
(4)退けたまえ
(5)F.クープラン:ルソン・ド・テネブル-第1のルソン
(6)シャルパンティエ:イン・モンテ・オリヴェーティ
(7)F.クープラン:ルソン・ド・テネブル-第2のルソン
(8)シャルパンティエ:オリーブ山上で
(9)F.クープラン:第3のルソン
(10)ミシェル・ランベール(1610-1696):ミゼレーレ(世界初録音)
レ・ドゥモワゼル・ドゥ・サン=スィル
エマニェル・マンドリン(オルガン、指揮)
第1ソプラノ/ドロテー・ルクレール、ジュリエット・ペッレ、
エウゲニー・ワルニエ
第2ソプラノ/セシル・コテ、メラニー・エミリエン、アンヌ・モーガール
アルト/オードリー・ケッセディアン、ブリギット・ル・バロン、
セシル・ピロルジェ
録音:2008年10月
フランス・バロック音楽の中でも最も円熟し、かつ内容の深い作品として愛
されているF.クープランの「ルソン・ド・テネブル」を中心に、彼と同時代
に活躍していた作曲家の作品を集めたもの。ランベールのミゼレーレは世界
初録音。ルソン・ド・テネブルではソプラノ歌手たちの澄んだ響きの声に心
打たれます。




<ELOQUENTIA>
EL 0917 \2380
ハイドン:
(1)ヴァイオリンと弦楽器のための協奏曲 ト長調 Hob VIIa:4
(2)チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob VIIb:1
レオポルト・ホフマン(1738-1793):フルート協奏曲ニ長調Badly D1
ル・セルクル・ドゥ・ラルモニー〔ジュリアン・シャヴァン(Vn、指揮)、
酒井淳(Vc、指揮)、
アレクシス・コッセンコ(Fl、指揮)ほか〕
録音:2008年9月
2005年に結成されたアンサンブルで、18世紀以降の作品を中心に演奏するル
・セルクル・ドゥ・ラルモニーによるピチピチとした1枚。ヴァイオリン協
奏曲での颯爽としたシャヴァンの音色、チェロ協奏曲の酒井淳の若さ溢れる
チェロには好感がもてます。ホフマンは、生粋のウィーン人作曲家で、1772
年から1793年まではシュテファン教会の楽長を務めており、教会音楽の作曲
家として人もうらやむような地位を築いていました。フルート協奏曲は13曲
のこされており、当時のフィレンツェのフルートの名手、フロランテ・アゴ
スティネッリのために書かれたといわれています。ホフマンの他の協奏曲に
比べて規模、編成ともに大きめな作品となっています。コッセンコが見事に
歌い上げます。アンサンブルのピチピチとした音色がそのまま見事に鮮やか
にとらえられた、好録音。




<REFERENCE RECORDINGS>
『HRx』とは
リファレンス・レコーディングスは、スペクトラルの設計者であり、HDCDの
発明者でもあるキース・ジョンソン博士が30年以上もチーフ・エンジニアを
務めている高音質レーベル。そのRRがまたまた驚異の音質体験を教えてくれ
る全く新しいフォーマットを提供してくれることとなりました。
HRxは、パソコンとオーディオインターフェースを使用したPCオーディオや
デジタル・ストリーム(DS)機器に対応するために、176.4kHz/24bitの圧縮し
ないWAVデータを記録したDVD-Rのこと。密度の濃い音質、臨場感、楽器の音
の生々しさ、音空間をそのまま美しく再生できる驚異の音質。弦はさらにし
なやかに、金管はより煌びやかに鮮明に聴くことが出来ます。
通常のCD、SACD、DVDプレイヤーでは再生できませんが、オーディオに自信
のある方は是非挑戦して頂きたい音質です。

RR 48HRX \4750
アーノルド:序曲集-自作自演
「サセックス」序曲
ベッカス・ザ・ダンディプラット
ザ・スモーク、ザ・フェア・フィールド
「コモンウェルスのクリスマス」序曲
マルコム・アーノルド(指)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

RR 116HRX \4750
thinking about・Bix
1 Thinking About Bix
2 Singin’ the Blues(Till My Daddy Comes Home)
3 Ostrich Walk
4 I’m Coming, Virginia
5 Jazz Me Blues
6 Candlelights
7 ‘Tain’t So, Honey, ‘Tain’t So
8 Since My Best Gal Turned Me Down
9 In the Dark
10 Clementine(From New Orleans)
11 Lonely Melody
12 In A Mist
13 Sweet Sue(Just You)
14 Wringing’ and Twistin
15 Flashes
16 Davenport Blues
17 You Took Advantage of Me, with Mike Lipskin(piano four-hands)
DICK HYMAN(P)

RR 119HRX \4750
RR 119(通常CD) \1880
太陽の西-West of the Sun
ナザレ:ベム・カ・ブランキーニャ
ゴットシャルク:奇想曲「ぼくだよ」
ピアソラ:フローラの戯れ
ヒナステラ:ピアノ・ソナタ第1番
ヴィラ=ロボス:ブラジルの魂
ビーチ:「4つのスケッチ」Op.15-4「蛍」
マーガレット・ボンズ:Trouble Water
ウィリアム・ボルコム:9つの新しいバガテル
バーバ:ピアノ・ソナタ Op.26
ジョエル・ファン(P)
録音:2008年10月27-28日スカイウォーカー・サウンド・スタジオ(HDCD)
ジョエル・ファンは1969年生まれ。ニューヨークを中心に演奏活動を行っ
ています。ヨーヨー・マのシルクロード・アンサンブルのメンバーとして
参加、またカーネギーホール、ケネディーセンターでの演奏会も話題を集
め注目の的となっています。今回は「ワールド・キー(RR 106)」に続くリ
ファレンス2作目。太陽の西-West of the Sunと題し、アメリカ、ラテン・
アメリカの作曲家たちの作品を収録。ジョエル・ファンの妙技が光る1枚
です。




<Alba>
ABCD 270 \1980
メンデルスゾーン:ロンド・カプリッチョーゾ ホ長調 作品14
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 作品31-2「テンペスト」
ユホ・ミエッティネン(1978-):インスマスの影(2005)
リスト/アウグスト・ストラダール編:ハムレット
ショパン:バラード第1番 ト短調 作品23、練習曲 ハ短調 作品10-12「革命」
リスト=マッティ・マリン(P)
チェルニーの「フィガロ幻想曲」などを弾いた "ピアノ・トランスクリプ
ションの芸術"(ABCD240)の芸術的、技巧的な内容が高く評価されたフィンラ
ンドのピアニスト、リスト=マッティ・マリン(1976-)。新しいアルバムの
テーマは「ことばのない物語」。ロマンティックで中世的雰囲気をもった
19世紀から今日までのピアノ曲が集められました。フィンランドのユホ・
ミエッティネンの「インスマスの影」は、怪奇的・幻想的な作品で知られる
アメリカの作家H・P・ラヴクラフトの同名の短編小説からインスピレーショ
ンを得た作品。マサチューセッツ州の海辺の村インスマスに棲息する、半分
人間で半分魚と蛙を交配させたような生き物を描いた物語です。メンデルス
ゾーン、ベートーヴェンの《テンペスト》、ストラダール編曲のリスト、そ
してショパンのバラードと「革命」。"ストーリーテラー" と言われるマリ
ンは、どんな音楽を聴かせるのでしょう。




<WERGO>
WER 6713 \2180
ジョン・ケージ:ドリーム
(1)ピアノ協奏曲
(2)フリーマン・エチュード
(ヴァイオリン版/ステファノ・スコダニッビオ編)
(3)ドリーム(ピアノとコントラバス版/ステファノ・スコダニッビオ編)
(4)竜安寺(コントラバスとテープ版/ステファノ・スコダニッビオ編)
(5)ラジオ・ミュージック(5人の演奏家のための)
ファウスト・ボンゲッリ、マヌエル・ズリア、
ラブリツィオ・オッタヴィウッチ(Pf)、
マイク・スヴォボダ(Trb)、ジョヴァンニ・ダミアーニ、
ステファノ・スコダニッビオ(指)
録音:1995-2008年
4色々なイライラがたまって突然叫びたくなる瞬間、なんともいえない気分
になることが誰でもあるのでは。ケージのピアノ協奏曲は、そんな気分が持
続しているような作品。突如として噴出する不満のような各楽器、時折入る
叫び声など、ぎりぎりの狂気が収められています。「竜安寺」は、スコダニ
ッビオが生前のケージの前で演奏し、「これ以上完璧な演奏は聴いたことが
ない」と激賞されたといいます。禅僧たちの読経の声のようでもあり、あの
世とこの世の境、意識と無意識の境にある重く固い扉を徐に開こうとするよ
うでもある低い音。ケージが描こうとした禅の世界を究極の形で音にして私
たちに提示してくれます。

WER 6714 \2180
カール・アマデウス・ハルトマン(1905-1963):作品集
(1)ブルレスケ・ムジーク 
(2)ピアノ、管楽器と打楽器のための協奏曲
(3)葬送協奏曲 
(4)ヴィオラとピアノのための、管楽器と打楽器伴奏による協奏曲
ベンヤミン・シュミット(Vn)、ヨルク・クローネンベルク(Pf)、
エリザベル・クッフェラート(Vla)、フローリアン・ウーリヒ(Pf)
ポール・グッドウィン(指)カイザースラウテルンSWR放送管弦楽団
録音:2004、2007年
バリバリ系ドイツが好きな方にはたまらない、逸演のハルトマン作品集。ハ
ルトマンの作品は、時にシェーンベルク、時にマーラー、特にブルックナー
を思わせる瞬間がある作風ですが、高いテンションの持続、時折挟み込まれ
るピアノやピアニッシモによるソロの官能的な美しさなど、たまりません。
ドロドロとした官能の後期ロマンの世界の色合いが強いですが、葬送行進曲
はフス派のコラールに基づいているナチへの抵抗作品であることなど、社会
的メッセージも大変強い作品集となっています。

WER 6707(SACD-Hybrid) \2180
ヘルスキー(b.1953):悲劇a-n
ヨハンエス・デブス(指)ムジーク・ファブリーク
録音:1999年11月(ライヴ録音)
「音はどこから生まれ、どこへ消えてゆくのか」。ルーマニアに生まれたド
イツ人ヘルスキーの頭からこの問いが離れることはありません。彼女にとっ
て、音楽創作活動は彫刻活動のようなもの。彼女の作品は、あらゆる方向か
ら飛び出て来て、聴く人の体に突き刺さります。色々な楽器を効果的に響か
せる技は見事です。

WER 6573 \2180
スヴェン=インゴ・コッホ:作品集
(1)ふぞろいの時間たち (2)貫通 (3)大きながみがみ声の克服 
(4)月のアスパラガス (5)そして。広い。飛んだ。
ペーター・フォン・ヴィーンハルト(Cem)、アンサンブル・ポリフォニーT、
マンフレート・シュライアー(指)、
シュトゥットガルト新声楽アンサンブル他
録音:2005年、2008年
コッホは、1974年生まれの作曲家。ファーニホウに師事し、ファーニホウの
アシスタントも務めました。今現在はドイツに住んでいますが、学生時代を
すごしたカリフォルニアのビーチが恋しくて仕方がない、ということです。
作風はなんとなく全体的に中途半端な印象もぬぐいきれません。でも、誰か
が話していて途中でもごもご聞こえなくなってしまうと、「で、結局その先
どうなったの?」と却って気になってしまうような感じに似ているかもしれ
ません。



<medici arts>~idealeaudience
30 78618(DVD-Video) \2900
ロシア語
字幕:英・仏
ソクーロフ監督作品
(1)オリエンタル・エレジー(1996)[カラー43分]
(2)穏やかな生活(1997)[カラー76分]
(3)ドルチェ、優しく(1999)[カラー61分]
イッセー尾形が昭和天皇を演じた「太陽」の監督として有名なアレクサンド
ル・ソクーロフ。最晩年のショスタコーヴィチを追った「ヴィオラ・ソナタ」
のような音楽ドキュメンタリー的要素の強い作品もありますが、非常に淡々
としながら哲学的深さを持つのが芸風です。ここに収められた3篇は、すべ
て日本を舞台とし、いずれも役者ではない日本の老婆を主人公に据えていま
す。まるで廃墟のような島で淡々と自分の人生を語る本間ハツさんを描いた
「オリエンタル・エレジー」、奈良県明日香村の山の上で独り暮らす松吉う
めのさんを描いた「穏やかな生活」、「死の棘」の作家・島尾敏夫の未亡人
ミホさんを描いた「ドルチェ、優しく」いずれも簡単には説明できない無限
の深みを示しています。*音楽作品ではありません。




<COVIELLO>
COV 30813 \2350
セビリアの夏(セビリアの理髪師/ロッシーニ+サマータイム/ガーシュイン)
フィガロ婦人(フィガロの結婚/モーツァルト+その淑女ふしだらにつき/ロ
ジャース)
バルバリーナのカヴァティーナ(フィガロの結婚/モーツァルトより)
ヴォルフェール、イッツ・ワンダフル(ス・ワンダフル/ガーシュイン)
ティファニーでボレロ(ボレロ/ラヴェル+ティファニーで朝食を/マンシーニ)
オン・マジック・バス・ツアー(魔笛/モーツァルト+テイク・ファイヴ/
デスモンド)
サボイでティータイム(リゴレットより女心の歌/ヴェルディ+サボイでス
トンプ/サンプソン、グッドマン+二人でお茶を/ユーマンス)
パッヘルベルの旋律による変奏曲
ゼンタ・イン・ザ・シティ(さまよえるオランダ人よりゼンタのバラード/
ワーグナー)
この日に栄光あれ(ロシア皇帝と船大工より/ロイツィング)
ヴォルフェールのシュマンケルル(キラキラ星の主題による変奏曲/モーツァ
ルト)
オペラ・スウィング・クァルテット メルク・フィルハーモニー
ヴォルフガング・ハインツェル(指/編曲) 
録音:2008年1月11-13日(ライヴ)
クラシックとジャズの名曲を融合させたユニークなアルバム。アルバム・タ
イトルでもある「サボイでティータイム」は冒頭にヴェルディのリゴレット
の「女心の歌」が調子ハズレに聞こえてきて、モダンジャズの定番「サボイ
でストンプ」「二人でお茶を」が交互に軽快に演奏されます。「ティファニ
ーでボレロ」はボレロのリズムに乗ってあの有名なムーンリバーの旋律が心
地よく流れます。難しいことは抜きに楽しんで聴くことの出来る1枚です。
メルクは3世紀以上にわたる世界で最も歴史の長い医薬品会社。メルク・フィ
ルハーモニーはメルクの企業文化を発信する音楽使節としてクラシック・コ
ンサートをヨーロッパのみならず世界的に行っています。

COV 50810 \2350
タンゴ・ベルリン/ヴェロニカ/ルース/白銀に踊る/奥様お手をどうぞ/小さ
な喫茶店で/ラスプーチン/ストロガノフ/サロメ/セレナーデ 他 全22曲
ヴォカールツァイト  フィリップ・メイヤーズ(P)
録音:2007年10月19-22日(ベルリン)
活気があった1920年代のベルリンの華やかでもあり、苦々しくもある時間を
いろどった音楽。
ドイツの首都ベルリン。1920年代のベルリンはヨーロッパ文化の中心にあり
ました。ノスタルジックな雰囲気に満ちた1920年代ベルリンの芸術文化の雰
囲気を存分に味わうことに出来るアルバムです。4人の男声ヴォーカル・グ
ループ、ヴォカールツァイトがユーモアたっぷりに歌い上げています。ブッ
クレットの歌詞ごとに付けられた写真には彼らのお茶目な一面がうかがえま
す。

COV 50807 \2350
ロマンティック・ロシアン・ホルン・カルテット
ラディスラフ・アロイス(1860-1917):組曲 Op.54
リムスキー・コルサコフ:ノットゥルノ
コンスタンティン・フリードリヒ・ホミリウス(1813-1902):
四重奏 変ロ長調 Op.38
チェレプニン:6つの小品
ミツシン:コンチェルティーノ、コンチェルト
ドイツ・ホルン・アンサンブル(オリジナル楽器/エドワルド・クルスペ)
「クルスペ」といえば日本でもファンの多いドイツの老舗ホルン工房。ドイ
ツ・ホルン・アンサンブルは19世紀、20世紀初頭のモデルを使用しています。
パワフルに、そして艶やかに奏でる4本のホルンの音色に魅了されます。

COV 50902(SACD-Hybrid) \2350
ダニエル・シュナイダー:CUBAC-バッハ・イン・キューバ
J.シュトラウス:オペレッタ・メドレー
グノー:オペラ「ファウスト」より抜粋
フレデリック・ロー:ミュージカル「マイ・フェア・レディ」より組曲
シティ・ブラス・シュトゥットガルト
録音:2008年10月6-9日
ドイツ南部の工業都市、シュトゥットガルトは自動車産業を軸に発展した街。
そこから車ではない、新しいヘヴィ・メタルが出現しました。シュトゥット
ガルト音楽大学の教授と生徒たちで2005年に結成されたシティ・ブラス・
シュトゥットガルト。数々の賑やかなプログラムで、抜群のチームワークの
良さを味わうことのできる爽快な1枚に仕上がっています。




<Alba>
ABCD 278 \1980
トラッンペット・ラプソディ
アレクサンドル・アルチュニアン/ウエノ・タカシ編:
トランペット協奏曲 変イ長調 作品94
(トランペットとウィンドバンドのための版)
ユッカ・リンコラ/ラッセル・ペソラ編:
トランペット協奏曲第2番(トランペットとウィンドバンドのための版)
アレクサンドル・アルチュニアン:
トランペットとウィンドのためのラプソディ
ユッカ・リンコラ/エリアス・セッパラ編:
トランペット協奏曲第1番(トランペットとウィンドバンドのための版)
ヨウコ・ハルヤンネ(Tp) 
衛兵バンド エリアス・セッパラ(指) サミ・ハンヌラ(指)
ハルヤンネの新アルバムはアルチュニャンの曲名がタイトル。アルチュニア
ンの2曲とともに、ジャズミュージシャンとして知られるユッカ・リンコラ
がハルヤンネのために書いた2つのトランペット協奏曲が演奏されています。
スカンディナヴィア・ブラスシンポジウム委嘱の第1番とリエクサ・ブラス
ウィーク委嘱の第2番(ABCD 108)。いずれもソロのヴィルトゥオーゾ性を際
立たせながら、新しい感覚のリズムとメロディで聴き手を楽しませるフレン
ドリーな作品です。ハルヤンネによる再録音は、オリジナルの管弦楽(第2番
は弦楽オーケストラ)版ではなく、ウィンドバンドと共演するために編曲版。
共演は、リンコラ作品集「Sisu」(ABCD161)と現代フィンランド・ウィンド
オーケストラ作品集 「Ghosts」(ABCD170)の衛兵バンドです。




<naive>
V 5178 \2280
スラヴの歌
(1)ラフマニノフ:シメオンの賛歌-晩祷 Op.37より
(2)ドホナーニ:「ルラリア・フンガリカ Op.32b」-アンダンテ、プレスト
(3)ユダヤ民謡「シューベルトの思い出」「舞曲」
(4)チェレプニン:「歌と踊り Op.84」-タタール舞曲
(5)クラフチク:「ヤナーチェクのモラヴィア民謡」-子供の遊び
(6)プロコフィエフ:「アレクサンドル・ネフスキー」-死の戦場
(7)マルティヌー:スロヴァキア民謡による変奏曲
(8)マーラー:私はこの世に捨てられて
ソニア・ヴィーダー=アサートン(Vc)、
クリストフ・マング(指)シンフォニア・ヴァルソヴィア
ロストロポーヴィチとジャンドロンの薫陶を受け、フランスを中心に活躍す
る女流チェロ奏者ソニア・ヴィーダー=アサートン。その渋く沈思するよう
な独特な音楽性は根強いファンを獲得しています。今回はスラヴ系諸国の音
楽を集め、彼女ならではのチェロで奏でています。活躍は独墺でもチェコ出
身のマーラーやユダヤの伝統音楽まで入っていて多彩。




<Profil>
PH 09040 \2180
(1)ショスタコーヴィチ:24の前奏曲(1933)
(2)フセヴォロド・ザデラツキー:24の前奏曲(1934)
ヤーシャ・ネムツォフ(Pf)
ショスタコーヴィチをはじめとする芸術家たちが、ソヴィエト時代にどれほ
どひどい目にあったかが明るみに出ていますが、本当に悲惨だったのはここ
に収められたフセヴォロド・ザデラツキー(1891-1953)のような人。プロコ
フィエフと同世代で、モスクワ音楽院でタネーエフらに学んだ後、帝政末期
にニコライ二世の皇子アレクセイの教師を務めたことなどが原因で、処刑こ
そ免れたものの生涯の大半を流刑地と牢獄で過ごすこととなりました。1926
年の逮捕時には音楽作品の草稿すべてを焚書にされ、その音楽は謎につつま
れ、音楽辞典にも名がありません。ここに納められた「24の前奏曲」はもち
ろん世界初録音。作風は同時期のショスタコーヴィチよりはショパンに近く、
美しい曲が多いのも特徴です。ソ連の虐げられた作曲家の復活に力を注ぐネ
ムツォフ入魂の演奏が感動的です。




<haenssler>
98 530 2枚組 \3500
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ Op.87
ジェニー・リン(Pf)
台湾出身、欧米でエネルギッシュな活動を繰り広げるジェニー・リンがショ
スタコーヴィチの24の前奏曲とフーガに挑戦。何しろ大規模なうえ技巧的に
も非常に難しいゆえ、誰もが気軽に取り組めるものではありませんが、リン
嬢は持ち前のエネルギーとボルテージの高さで征服しています。

98 599 \2080
ベートーヴェン:変奏曲集
(1)ルール・ブリタニアによる5つの変奏曲 WoO79
(2)15の変奏曲とフーガ(エロイカ変奏曲)Op.35
(3)ヴラニツキーの「森の乙女」のロシア舞曲による12の変奏曲 WoO71
(4)スイスの歌による6つの変奏曲 WoO64
(5)グレトリーの「リチャード獅子心王」による8つの変奏曲 WoO72
(6)リギーニのアリエッタによる24の変奏曲 WoO65
(7)ゴッド・セイヴ・ザ・キングによる変奏曲 WoO.78
(ウーリヒのカデンツァ付)
フローリアン・ウーリヒ(Pf)
ベートーヴェンの変奏曲は数的に決して少なくなく、彼のピアノ作品のなか
では重要な位置を占めています。じっくり聴けば、さすがベートーヴェンと
感心することばかり。ドイツ期待の若手ウーリヒが伝統の至芸を聴かせてく
れます。



<INTEGRAL>
MAG 111174 \2250
ピアソラ:ナイトクラブ1960
グラシアーヌ・フィンズィ:印象タンゴ
ブロッホ:懺悔、ニーグン
ローラン・メットロー:出現
ベルナール・カヴァナ:失踪者
ジョエル・レアンドル:ブルー・バタフライ
ルノー・ガニュー:3つの新しい民族舞曲
バルトーク:6つのルーマニア民族舞曲
パスカル・コンテ(Accordeon)マリアンヌ・ピケティ(Vn)
「楽器の王様」と呼ばれるヴァイオリンと「貧乏人のオルガン」と揶揄され
ることもあるアコーディオンの見事なコラボ。パスカル・コンテのアコーディ
オンにゾクゾクします。

MAG 111165 \2250
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
ピエルネ:ヴァイオリン・ソナタ Op.36、バスク幻想曲 Op.49
マリアンヌ・ピケティ(Vn)ローラン・カバッソ(Pf)
セザール・フランクのヴァイオリン・ソナタにも比肩されるルクーの絶美の
ヴァイオリン・ソナタ。グリュミオー、ボベスコに続く美演の登場を喜びま
しょう。

010 601 \2350
ロドリーゴ:アランフェス
アルベニス:アストゥリアス(デュオ&ソロ) グリーンスリーヴス変容
ヘンデル:サラバンド
カルロ・ドメニコーニ:コユンババ
タレガ:アルハンブラの思い出
バリオス:カテドラル 他
アルノー・デュモン(Gt)

SNG 07FL01 2枚組 \4160
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1/2/3番BWV1001-1003
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1/2/3番BWV1004-6
フレデリック・ラロック(Vn)
パリ・バスティーユ・オペラ、コンサート・マスター、フレデリック・ラロ
ックによる無伴奏全曲。日本語解説付き。




<SKARBO>
DSK 4073 \2300
フォーレ:ドリー
ラヴェル:マ・メール・ロワ
ポール・ラドミロー(1877-1944):ゲール・ラプソディ
ジャン・クラス(1879-1932):子供の魂
ローラン・ブコウザ、ジャン-ピエール・フェレイ(Pf)
ジャン-ピエール・フェレイはピアニストとしてだけでなく、プロデューサー
としてもharmoniamundi, Auvidis等でも働いてきました。この録音でも
Fazioliのピアノの音が美しく録られています。

DSK 1985 \2300
ケクラン:
(1)ヴァイオリン・ソナタOp.64
(2)ヴィオラ・ソナタOp.53
(1)マリー・ヴィオ(Vn)ミレーユ・ギヨーム(Pf)
(2)ミシェル・ミカラカコス(Va)マルティーヌ・ガニェペン(Pf)




<haenssler>=SWR MUSIC=
【シュヴェツィンゲン音楽祭エディション】
1952年に南ドイツ放送によって創始され、今日、世界有数の音楽祭として知
られるシュヴェツィンゲン音楽祭。毎年5月にシュヴェツィンゲン宮殿をメイ
ン会場に、これまでに100ほどの古楽のオペラに2,000近いコンサートと並行
して、およそ40のオペラが初演されてきました。現在はSWRが運営を継承して
いますが、そもそも放送局主導という性格から、音楽祭の模様は当初から録
音放送されてきました。このたび、そのお宝音源による大注目のシリーズが
haensslerよりスタート。クレーメル、ヴンダーリヒなど、超豪華アーティス
トの極上ライヴの数々が続々と登場します。ご期待ください。

93 702 \2250
ステレオ
(1)プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調Op.80
(2)シューベルト:ロンド ロ短調D 895
(3)ヴェーベルン:4つの小品Op.7
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調Op.96
(5)クライスラー:アレグロ・グラツィオーソ
ギドン・クレーメル(Vn)
オレグ・マイセンベルク(P)
録音:1977年5月23日シュヴェツィンゲン宮殿、ロココ劇場(ライヴ)
1975年にドイツのコンサートで、西側において鮮烈なデビューを飾った鬼才
クレーメル。翌1976年にカラヤンの指揮でザルツブルク音楽祭に出演、1977
年にはニューヨーク・デビューも果たし、カミソリのように鋭利な音色と完
璧な技巧、冷徹な音楽運びを武器に、急速にその名を知られるところになり
ます。
1977年のシュヴェツィンゲン音楽祭でのリサイタルは、クレーメルが「私が
すべてを話せる初めての人物だった」という、朋友マイセンベルクとのデュ
オ。彼とは、音楽評論家ヨアヒム・カイザーが「事件」と呼んだ、1975年の
ミュンヘンでのリサイタルでも共にステージに立っています。
ここではまず、陰鬱で瞑想的なプロコフィエフが掛け値なしに破格の内容。
この時期、華々しく脚光を浴びるのとは裏腹に、ソ連当局とは緊張関係が続
いていたことが演奏に影を落としているかのようです。ほかに94年に同じマ
イセンベルクとセッションで録音しているヴェーベルン、シューベルトやベ
ートーヴェンの第10番という凝ったプログラムといい、たいへん価値のある
内容といえるでしょう。音質もすぐれています。

93 701 \2250
ステレオ
(1)シューマン:歌曲集「詩人の恋」Op.48
(2)ベートーヴェン:アデライーデOp.46 / 諦めWoO.149 / くちづけOp.128
(3)シューベルト:
孤独な男D 800 / 夜曲D 672 / リュートに寄せてD 905 / 双子座の星に寄せ
る舟人の歌D 360 / シルヴィアにD 891 / ミューズの子D 764
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
フーベルト・ギーゼン(P)
録音:1965年5月19日シュヴェツィンゲン宮殿(ライヴ)
おなじみギーゼンとの顔合わせによる、永遠の貴公子ヴンダーリヒのリート
の夕べ。「詩人の恋」ほか、得意としたナンバーで構成されたプログラムは、
同じ年に、ここで歌われているすべてのナンバーが含まれるザルツブルク音
楽祭でのリサイタルの記録もあります(ORFEOR.432961)。
正規初出に、ヴンダーリヒが歌っているというその事実だけで、内容そのも
のは折り紙つきですが、「詩人の恋」トラック1から、せつなくも甘美な世界
の虜。加えて録音状態が抜群に良いこととリマスタリングが成功して、こう
して張りのある歌声がよみがえったのは驚異的。これは末永く宝物になるに
ちがいありません。

93 703 2枚組(1枚価格) \2250
ステレオ
[CD 1]
(1)ベートーヴェン:ロンド第2番ト長調Op.51-2
(2)同:ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101
(3)ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
[CD 2]
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
(2)同:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
クラウディオ・アラウ(P)
録音:[CD 1]1963年5月26日[CD 2]1973年5月20日
シュヴェツィンゲン宮殿(ライヴ)
アラウがそれぞれ60歳、70歳と異なる時期におこなったリサイタルから収録。
独墺系レパートリー、とくにベートーヴェンで名を取った巨匠だけに、ソナ
タは絶品。なかでも、第28番などスタジオ盤からはけっして窺い知ることの
できない、イマジネーションの閃きがあります。変奏曲の達人ブラームスの
傑作では、全盛期だけに闊達な表現が聴かれます。当時の南ドイツ放送局の
高い技術水準に感謝したくなる、録音時期の開きを感じさせないすぐれた音
質です。




<INTEGRAL>
INTEG 221166 \2350
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番、アンダンテ(1885)
フランク:
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 アンダンティーノ・クイエトーソOp.6
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ、
ワルツ形式の練習曲(イザイ編曲)
スヴェトリン・ルセフ(Vn) エレーネ・ロザノヴァ(Pf)
18世紀イタリアのヴィオッティに源流を辿る「フランコ・ベルギー派」のヴァ
イオリン奏者。
イザイ、ティボー、エネスコ、ヌヴー、グリュミオー、フェラス、ボベスコ
に至る演奏家たちに連なる新たなヴァイオリニストの登場です。


INSO 221334 \2350
ブラームス:
ピアノ三重奏曲第2番Op.87
ピアノ三重奏曲第3番Op.101
グラーフ・モウルヤ(Vn) フランソワーズ・グローベン(Vc) 
ペーター・ラウル(Pf)
「コントラストの豊かさ、パワフルな感情のほとばしり、エネルギッシュな
テンポ、ビブラートが各小節にスリリングな刺激をもたらす」(仏「ディアパ
ゾン」誌)

INTEG 221162 \2350
ドビュッシー:
牧神の午後への前奏曲、白と黒で、リンダラハ、夜想曲(ラヴェル編曲)、
イベリア(カプレ編曲)
ベンザクン・デュオ(ローラン・カルセンティ、ダニエル・ベンザクン)(Pf)
「非常に明瞭で率直な演奏」(仏「ピアニスト」誌)

INTEG 221163 \2350
ヴィヴァルディ:協奏曲集
チェロ協奏曲RV406,RV412,
フルート協奏曲RV428「ごしきひわ」,RV439「夜」RV433「海の嵐」
ヴァイオリン協奏曲RV230,265
弦楽のための協奏曲RV128,RV169
クリスチャン・メンドーズ(指&Fl)ムジカ・アンティカ・プロヴァンス
「コントロールの行き届いたビブラート、完璧なイントネーション、乱れの
ない呼吸、そしてデリケートな感受性」仏“le Monde la musique”



<NIFC>
NIFCD 009 \2700
ショパン:
(1)「奥様お手をどうぞ」による変奏曲 Op.2
(2)ポーランドの歌による幻想曲 Op.13
(3)ロンド・クラコヴィアク Op.14
(4)アンダンテ・スピアナートと華麗なポロネーズ Op.22
(5)ポーランド国歌(オーケストラ演奏)
ネルソン・ゲルネル(フォルテピアノ:1849年エラール)、
フランス・ブリュッヘン(指)18世紀オーケストラ
録音:(2)(5)2006年8月30日、テアトル・ヴィエルキでのライヴ
(1)(3)(4)2007年11月11日、ポーランド放送コンサート・スタジオでのライヴ
ダン・タイ・ソンと共演した協奏曲が大ヒットしたブリュッヘンと18世紀オー
ケストラ、待望の第2弾登場です。それも協奏曲以外のピアノとオーケストラ
のための作品をすべて収めているのが贅沢の極み。ショパンの協奏曲の古楽
器による録音はともかく、他の作品は初のお目見え。演奏は充実のひと言に
つき、またまた聴き惚れさせられます。
今回のソリストは1969年生まれのアルゼンチンのヴィルトゥオーゾ、ネルソ
ン・ゲルネル。当シリーズでバラード全曲(NIFCD003)をリリース済み。アル
ゲリッチが絶賛しているゲルネルの才能は、単に技巧派なだけでなく、深い
音楽性に驚かされます。彼が1849年製エラールのフォルテピアノを用いて、
ゾクゾクするほど魅力的なショパンを聴かせてくれます。
さらに嬉しいのは、ポーランド国歌をブリュッヘンと18世紀オーケストラで
聴けること。もちろん古楽器では初めてです。

NIFCD 007 \2700
ショパン:
(1)12のエチュード Op.10
(2)同Op.25
タチヤナ・シェバノワ(フォルテピアノ:1849年製エラール)
1980年に行なわれた第10回ショパン・コンクールで第2位(1位はダン・タイ・
ソン)を受賞したシェバノワ。彼女のショパンの練習曲演奏は、ロシアン・ピ
アニズムならではの切れ味の良い技巧とスピード感で定評がありますが、こ
こではフォルテピアノに挑戦、軽やかさと色香がさらに増し、曲の真髄を味
わせてくれます。




<ACCENT>
ACCENT-Plus 2009春
現在の古楽界を牽引するクイケン3兄弟をはじめとする、ベルギー古楽陣の名
盤が目白押しのレーベルACCENTから、数々の定評ある名盤をお手頃な価格で
再発売するシリーズ『ACCENT plus』第3弾。

ACC 10032 \1280
旧品番:ACC 78332
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調「月光」、第8番 ハ短調「悲愴」
6つのバガテル Op.126、アンダンテ WoO57
ジョス・ファン・インマゼール(フォルテピアノ、コンラード・グラーフ
1824年製)
録音:1983年11月ヴレースハイス博物館

ACC 10088 \1280
旧品番:ACC 9288
クープラン:
ヴィオール組曲第1番ホ短調(1728)、ヴィオール組曲第2番イ長調(1728)、
新しいコンセール第12番イ長調(1724)、新しいコンセール第13番ト長調(1724)
ヴィーラント・クイケン(Gamb) 上村かおり(Gamb) 
ロベール・コーネン(Cemb)
録音:1992年6月聖アポリネール教会(ベルギー)

ACC 10095 \1280
旧品番:ACC 9395
J.S.バッハ:
カンタータ「われは満ちたれり」BWV82
カンタータ「われ希望を持ちて、歩み求めん」BWV49
カンタータ「ああ神よ、心の傷手、いかに多く」BWV58
シギスヴァルト・クイケン(指)ラ・プティット・バンド
ナンシー・アージェンタ(S) クラウス・クレメンス(Bs)
鈴木秀美(Vc)ピエール・アンタイ(Orgue)マルセル・ポンセール(Ob)

ACC 10123 \1280
旧品番:ACC 96123
ペルゴレージ:
幕間劇:「リヴィエッタとトラコッロ(ずるい田舎女)」*、歌劇「奥様女中」
ドナート・ディ・ステファノ(ウベルト)*
パトリツィア・ビッチーレ(セルピーナ)*
ナンシー・アージェンタ(リヴィエッタ) 
ヴェルナー・ファン・マッケレン(トラチェロ)
ジギスヴァルト・クイケン(指)ラ・プティット・バンド
録音:1996年11月21日(奥様女中)、11月22日(リヴィエッタとトラコッロ)
ルナ・テアトル(ブリュッセル)、ライヴ

ACC 10006 \1280
旧品番:ACC 47806
室内楽作品集
テレマン:トリオ・ソナタ ト短調
ヘンデル:4声のコンチェルト
ガルッピ:ソナタ ト長調
J.G.ヤーニチュ:
フルート・トラヴェルソ、ヴァイオリン、オーボエ、チェロと通奏低音のた
めの四重奏曲 ヘ長調
J.C.バッハ:
フルート・トラヴェルソ、ヴァイオリン、オーボエ、チェロ、ハープシコー
ドのための五重奏曲 ニ長調
パルナッスス・アンサンブル【バルトルド・クイケン(フルート・トラヴェ
ルソ)、リヒテ・ファン・デル・メール(Vc)、ポール・ドンブレヒト(Ob)、
ヨハン・ヒュイス(ハープシコード)】

ACC 10019 \1280
旧品番:ACC 58019
ドイツ・バロック室内楽曲集
J.S.バッハ:フルート・ソナタBWV525
テレマン:
フルート組曲ニ短調、フルート・トラヴェルソ、2つのヴィオラ・ダ・ガンバ
と通奏低音のための四重奏曲 ト長調
C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタ
バルトルド・クイケン(フルート・トラヴェルソ)、
シギスヴァルト・クイケン(Gamb)
ヴィーラント・クイケン(Vc)、ロベルト・コーネン(Cemb)

ACC 10031 \1280
旧品番:ACC 58331
ファゴットと通奏低音のためのソナタ集
コレット:ソナタ集「孤独の快感」
ボワモルティエ:ソナタ集
ダニー・ボンド(Fg)  ロベルト・コーネン(Cemb) 
リヒテ・ファン・デル・メール(Vc)

ACC 10127 \1280
旧品番:ACC 97127
リチェルカーレ集-16世紀イタリアのリチェルカーレの至芸
パドヴァーノ:第6旋法のトッカータ(とリチェルカーレ)
カヴァッツォーニ:リチェルカーレ第4番
ビュース:イ
ントナチオーネ(A.ガブリエリ作)と第3旋法のリチェルカーレ第3番
パドヴァーノ:《サルヴェ・レジーナ》によるリチェルカーレ第7番
ロディオ:《ラ・ソ・ファ・レ・ミ》によるリチェルカーレ第7番
A.ガブリエーリ:第1旋法のリチェルカーレ
コンフォルティ:《アヴェ・マリア》によるリチェルカーレ第14番
パドヴァーノ:
イントナチオーネ(G.ガブリエリ作)と第6旋法のリチェルカーレ
パドヴァーノ:
イントナチオーネ(A.ガブリエリ作)と第3旋法のリチェルカーレ第1番
ルッツァスキ:トッカータと第4旋法のリチェルカーレ
A.ガブリエーリ:イントナチオーネと第5旋法のリチェルカーレ
J.ブリュメル:
イントナチオーネ(G.ガブリエリ作)と第12旋法のリチェルカーレ
ビュース:
イントナチオーネ(A.ガブリエリ作)と第6旋法のリチェルカーレ第7番
ルイヴ・タンミンガ(Org;ボローニャ,サン・ペトロニオ・バシリカ教会の
1471-5年ロレンツォ・ダ・プラト製および1534年G.バッティスタ・ファッケ
ッティ製の書簡側オルガン使用)

ACC 10400 \1280
愛の小舟-16世紀のコルネット作品集
作曲者不詳:エル・ビッソン(パヴァーヌ)/愛の小舟(ガイヤルド)
ジョヴァンニ・バッサーノ:スザンナはある日
作者不詳:パヴァーヌ/サルタレッロ
ジローラモ・ダラ・カーザ:あなたに喜びをあげよう
ピエール・アテニャン:パヴァーヌ/ガイヤルドIV
ジョヴァンニ・バッサーノ:春は丘を彩り
ジョヴァンニ・バッサーノ:ミラーミわが命
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ:ソナタ第4番
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ:わたしは傷ついた
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ:ソナタ第6番
リッカルド・ロニョーニ:ふたたび別れて
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアッリ:
ソナタ第2番「ラ・チェスタ」
リッカルド・ロニョーニ:あなたは美しい、恋人よ
作曲者不詳:ルッジェーロ/シャコンヌ
ウィリアム・ドンゴワ(コルネット) レ・コンチェルト・ブリーゼ
*カルペ・ディエム・レーベルからの再発。



<Lipkind Productions>
驚異のチェリスト、ガブリエル・リプキン「Lipkind Productions」取り扱い
開始!
ガブリエル・リプキンは1977年イスラエル生まれ。10代で数々のコンクール
で最高位に輝き、15歳でメータ&イスラエル・フィルと共演、その後も錚々
たる音楽家と共演を重ねてきました。2000年から演奏活動を休止。ドイツの
山中に籠もり芸術的精神を向上させるため、ひたすら音楽と向き合う日々を
選択。その音楽修行の成果を結実させたのが自身のプロデュースによるこの
「Lipkind Productions」レーベル。2006年にリリースされたバッハの無伴奏
と小曲集「ミニアチュール&フォークロア」の2枚のアルバムは世界的に高い
評価を得ました。
今後のリリース予定もかなり魅力的なラインナップ。ザスラフスキーとのデュ
オ・アルバムやリプキン・カルテットとしての室内楽作品集、チェロ協奏曲
集、無伴奏チェロ作品集など充実しており、これからも目が離せないアーティ
ストの一人です。

GLP 0016132(SACD-Hybrid) 3枚組 \7280
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV1010
無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV1011
無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV1012
ガブリエル・リプキン(Vc)
使用楽器:アロシウス・ガラーニ(1702年ボローニャ)
録音:2006年

GLP 0016142 \2250
ミニアチュール&フォークロア
モシュコフスキ:ギターラ Op.45-2、
ヴィエニアフスキ:スケルツォタランテラ Op.16、
アルベニス:タンゴ、
ディニーク:ホラ・スタッカート、
ガブリエリ:リチェルカーレ第5番*、
チェレプニン:歌と踊り Op.84-2、
プロコフィエフ:ワルツ Op.65、
グラズノフ:アラブの旋律、
ベン=ハイム:Lively*、
スクリャービン:ロマンス、
ストゥチェフスキー:オリエンタル・ダンス、
ツィンツァーゼ:チョングリ*、
メンデルスゾーン:無言歌集より第43番、
ポッパー:妖精の踊り Op.39、
フォーレ:アレグレット・モデラート**、
チャイコフスキー:子守歌
デュポール:エチュード第7番*、
イベール:白い小さなろば、
カサド:インテルメッツォ・エ・ダンツァ・フィナーレ、
ブロッホ:祈り、
ピアッティ:カプリース第5番、
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、
クライスラー:中国の太鼓
ガブリエル・リプキン(Vc)
使用楽器:アロシウス・ガラーニ(1702年ボローニャ)
アレクサンドラ・リュプチャンスキー(P)
録音:2006年
*チェロ・ソロ **2台チェロ(多重録音)



<harmonia mundi>
HMX 2961994 \1850
【新録音】
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
第58番ハ長調Hob.XVI:48、第59番変ホ長調Hob.XVI:49、
第60番ハ長調Hob.XVI:50、第62番変ホ長調Hob.XVI:52
アラン・プラネス(ピアノ)
録音:2007年10月
フランスの大家、アラン・プラネスによるハイドンのソナタ集が新録音でハ
イドン・エディションに登場。プラネスは1981年までアンサンブル・アンテ
ルコンタンポランに所属、迷いのない清冽なタッチ、音楽の構築の見事さ、
そして比類なき安定感。まさにフランスの巨匠、といったところのピアニス
トです。音楽学生なら必ず弾く第62番変ホ長調のソナタも実に鮮烈、意外な
重厚感も漂う見事な演奏。他のソナタも大変見事、思わず姿勢を正して聴き
入ってしまいます。

HMX 2962030 \1850
【新録音】
ハイドン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 
(1)ヘ短調op.20-5,Hob.III:35 
(2)ハ長調op.33-3,Hob.III:39「鳥」 
(3)ニ長調op.76-5,Hob.III:79
エルサレム弦楽四重奏団
録音:2008年9月
若手ながらどっしりと息の合ったアンサンブルとツヤのある音色で人気のあ
るエルサレム弦楽四重奏団のハイドンも、新録音で登場。おそろしいほどま
でに美しい音で収録された、充実の作品群にノックアウトされ通しの1枚です。

HMX 2961816 \1850
ハイドン:
チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb-1、第2番ニ長調Hob.VIIb-2
モン(1717-1750):チェロ協奏曲 ト短調
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
ペトラ・ミュレヤンス(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ
録音:2003年3月
名人集団、フライブルク・バロック・オーケストラの豊かなサウンドにのっ
て、ケラスが颯爽とソロを奏でる秀演。オーケストラの音色もケラスのチェ
ロの音色も驚くほど鮮烈に瑞々しく録られています。

HMX 2961761 3枚組 \4580
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
[CD1]ソナタ第11番変ロ長調Hob.XVI:2、第31番変イ長調Hob.XVI:46、
幻想曲ハ長調Hob.XVII:4、ソナタ第38番ヘ長調Hob.XVI:23、
第55番変ロ長調Hob.XVI:41
[CD2]ソナタ第13番ト長調Hob.XVI:6、第53番ホ短調Hob.XVI:34、
アンダンテと変奏曲 ヘ短調Hob.XVII:6、ソナタ第43番変ホ長調Hob.XVI:28、
第39番ニ長調Hob.XVI:24
[CD3]ソナタ第47番ロ短調Hob.XVI:32、第33番ハ短調Hob.XVI:20、
第50番ニ長調Hob.XVI:37、第61番ニ長調Hob.XVI:51、
第35番変イ長調Hob.XVI:43
アラン・プラネス(ピアノ)
録音:2001年8月
本当にピアノが「鳴る」とき、こんなにも鮮やかな音がするのか、と目の覚
めるような思いにさせられるプラネスのハイドン。一糸の乱れもなく、どこ
までも清潔でくっきりとごまかしのない演奏です。

HMX 2961849 \1850
ハイドン:交響曲集
交響曲第91番変ホ長調Hob.I-91、
交響曲第92番ト長調Hob.I-92「オックスフォード」、
シェーナ「私の美しい恋人よ、別れないでノベレニーチェはどうする」
Hob.XXIVa-10
ルネ・ヤーコプス(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ベルナルダ・フィンク(Ms)
録音:2004年2月
オーケストラの奏者一人一人がまるで役者のように雄弁に主張、その押し引
きから生まれるメリハリにはスカッとします!緊張感が漲っている熱い音楽
なのに、どこか軽やかで楽しげですらあります。名曲「オックスフォード」
はもちろん、ハイドンの交響曲の中では地味と思われていた91 番がヤーコ
プスの手にかかるとバッチリ焼き付くのです!そして間に挟まれたコンサー
トアリア「ベレニーチェはどうするのだ」では、オペラ指揮者ヤーコプスが
本領発揮、フィンクの抉りの深い歌を万全にサポート。猛烈にエキサイティ
ングなハイドンです!




<ambroisie>
AM 132 3枚組 \4750
ヘンデル:「ロドリーゴ」
マリア・リッカルダ・ヴェッセリング(Ms ロドリーゴ)
マリア・バーヨ(S エジレーナ)
シャロン・ロストルフ=ザミール(S フロリンダ)
コビー・ヴァン・レンズブルク(T ジュリアーノ)
マックス・エマヌエル・ツェンチッチ(CT フェルナンド)
アンヌ=カトリーヌ・ジル(S エヴァンコ)
エドゥアルド・ロペス・バンソ(指)アル・アイレ・エスパニョル
録音:2007年3月
ヘンデル・イヤーの2009年に素晴らしい新録音が登場です!「ロドリーゴ」
は、ヘンデルがイタリアに留学していた1707年にフィレンツェで初演された
オペラ。当時ヘンデルはまだ22歳でしたが、驚異的なまでにイタリアの音楽
を吸収し、既に堂々たるイタリアオペラを作り上げています。音楽は「アグ
リッピーナ」や「リナルド」と共通したものも多く、マニアなら聞き比べも
楽しいでしょう。この録音は歌手が強力。暴君ロドリーゴ役は、スイス生ま
れのメッゾソプラノで、バロックオペラで大活躍のヴェッセリング。貞淑な
妻エジレーナは、スペインの名歌手バーヨ。復讐に燃えるフロリンダは、イ
スラエルの若いソプラノ、ロストルフ=ザミール。勇ましいジュリアーノに
は、古楽テノールのベテラン、レンズブルク。さらに将軍フェルナンドには、
カウンターテノールの雄ツェンチッチ。そしてバンソと手兵アル・アイレ・
エスパニョルの演奏はいつもながら透明な美感に優れたもので、ヘンデルの
青春の息吹を見事に引き出しています。これはバロックオペラ・ファンには
逃がせません。




<HUNGAROTON>
HCD 41009 3枚組 \4160
[CD 1] (HCD.12358)
=管弦楽版= 
ハイドン:「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」Hob.XX/1:A
[CD 2] (HCD.12036)
=弦楽四重奏版= 
ハイドン:「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」Op.51, Hob.III:50-56
[CD 3] (HCD.12199)
=オラトリオ版= 
ハイドン:「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」Hob.XX:2 
*ドイツ語歌唱
[CD 1]ヤーノシュ・フェレンチク(指)ハンガリー国立管弦楽団
録音:1981年
[CD 2]タートライ四重奏団
録音:1978年
[CD 3]ヴェロニカ・キンチェシュ(S) クラーラ・タカーチュ(Ms) 
ジェルジ・コロンディ(T) ヨージェフ・グレゴル(Bs)
ブダペスト合唱団(合唱指揮:シャーンドル・マルギッタイ)
ヤーノシュ・フェレンチク(指)ハンガリー国立管弦楽団
録音:1979年
ハイドン50代の力作「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」は、カディ
ス大聖堂の特別礼拝のために委嘱され、1785年あるいは86年のはじめに作曲
されました。荘重な序奏と、つづく7つのソナタ、そして描写的な終曲「地震」
という構成によるこの作品には、楽器編成の異なる版が複数存在します。成
立の順序としては、まずオケ用の原曲版が1787年7月に出版され、これにもと
づいて今日もっとも一般的なクァルテット版が出版されています。また、ハ
イドン自身によるものではありませんがハイドン監修でクラヴィーア用編曲
版も相次いで出版されました。さらに1795-96年にオラトリオ版としても完成
をみています。
このたびハイドンイヤーに合わせて、HUNGAROTONの誇るカタログから名匠
フェレンチクと名門タートライらによる3つの版をセット化。現時点では廃盤
のオラトリオ版が入手できることと、一枚分お得になったことがポイントと
いえるでしょう。



<Aliud>
ACDHN 034(SACD-Hybrid) \2250
グレツキ:トートゥス・トゥウス(全て御身に)
ヤーッコ・メンティイェルヴィ:
アヴェ・マリア、我は満ち足れり、死よ、去れ
コーエン・フェルメーレン:Keanske の最後の歌
モートン・ローリゼン:全き薔薇、ディレ・トン、夏の夜、雨
エルガー:愛する人は北の地にありて、行け、私の歌よ
エリック・ウィティカー:神の光、ウォーター・ナイト
フランツ・ビーブル:アヴェ・マリア
ゲールト-ヤン・ファン・ベイイェーレン・ベルゲン(指)
カンタトリックス・ヴォーカル・アンサンブル
ヤベ・ノリコ(Pf)(ラウリードソンのみ)
1992年に結成されたオランダのヴォーカル・アンサンブルCantatrixはソプラ
ノ7、アルト8、テナー7、バス7の編成。

ACDHD 026(SACD-Hybrid) \2250
ボード・コルディエ:美しく、気立てよく、賢い人よ
ギヨーム・ド・マショー:ロンドー「薔薇よ、百合よ」
フランシス・アンドリュー:武人たち、恋人たち/おお、花の中の花
他、ファエンツァ写本等からの作者不詳のバラード、ロンドー全16曲
フォルトゥーナ
(ジャクリーヌ・ドゥバッハ(Rec,リーダー) 
ヒルデ・ファン・ルイムベケ(Sp)
エリー・ファン・ムンスター(lute) ヨナタン・タルボット(Vn))

ACDHN 019 \2250
ジョー・マッコイ:ホワイ・ドンチュー・ドゥー・ライト?
ジョー・ガーランド:イン・ザ・ムード
コール・ポーター:ビギン・ザ・ビギン
デューク・エリントン:スイングしなけりゃ意味ないね
ジェリー・グレイ:ペンシルヴァニア6-5000
アーティ・ショー:クラリネット協奏曲
アーヴィング・バーリン:踊るリッツの夜、チーク・トゥ・チーク
ルイ・プリマ:シング・シング・シング
グレン・ミラー:ムーンライト・セレナーデ
クルト・ワイル:マック・ザ・ナイフ
ベニー・グッドマン:スリップト・ディスク
ガーシュウィン:誰も僕から奪えない
ヴラド・ウェヴェルベルグ(Cl)
ヨアン・バランガ、シュトッフェル・デ・ラート(Db) 
アルネ・ラガティ(Drums)
ペーター・オールマンス(Pf) トム・ヴェルショア、
トーマス・モア(Tb) マーク・ゴリス(Tr) ヤン・ヴァンデモーテレ(sax) 
アリアドネ・ファン・デン・ブランデ(vocal)
ベルギーとルーマニアの血をひくクラリネット・プレイヤー、ヴラド・ウェ
ヴェルベルグによるスタンダードJAZZ。ブラックディスク仕様。




<Profil>
PH 09043 \2180
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
ユーリ・アーロノヴィチ(指)
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
録音:1979年9月6日ケルン、ドイチュラントフンク(ライヴ)
Profilがおくるアーロノヴィチによる注目のライヴ・シリーズ。首席指揮者
(1975-1986)を務めた手兵ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団とのブルックナー
第7番は、名匠アーロノヴィチの確かな手腕と、当オケがヴァントゆかりのオ
ケであったということも思い起こされるもの。ドイチュラントラジオ・クル
トゥーア提供の正規音源使用で、音質も良好です。

PH 08028 2枚組 \3380
モノラル
J. S. バッハ:クリスマス・オラトリオBWV.248第1部-第3部
[ボーナス・トラック]
ヨハン・クリーガー(1652-1735):夕方にどこへ行くのだ
フリッツ・ヴンダーリヒ(T) フリーデリケ・ザイラー(S)
エリカ・ヴィンクラー(A) ハンヌ・スヴェドベリ(Bs)
シュトゥットガルト児童合唱聖歌隊
アウグスト・ランゲンべック(指)シュトゥットガルト放送交響楽団
録音:1955年シュトゥットガルト、マルクス教会
[ボーナス・トラック]フリッツ・ヴンダーリヒ、
ベルンハルト・ミヒャエリス(T)
ヘルマン・クライス(Vc) ヘルマン・ヴェルダーマン(Cem)
録音:1956年
夭折の名テナー、ヴンダーリヒが参加する「クリスマス・オラトリオ」。
全曲ではないのが惜しまれますが、これはたいへんな代物です。




<col legno>
WWE 60018 \2250
(1)ワーグナー(1813-1883):
ヴァイオリンと小オーケストラのための「夢」変イ長調WWV91B
(2)モンティ(1868-1922):
ヴァイオリンと4本のファゴットによるワーグナーの主題によるチャールダー
シュ(アルトゥール・クリング編曲)
(3)ワーグナー(1813-1883):ジークフリート牧歌 ホ長調WWV103
(4)シャブリエ(1841-1894):
4手ピアノのための「トリスタンとイゾルデ」の主題によるカドリーユ「ミュ
ンヘンの思い出」
(デイヴィッド・マシューズ(1943-)によるオーケストラ編曲版)
(5)ヒンデミット(1895-1963):
午前7時に温泉場の2流オーケストラによって演奏される「さまよえるオラン
ダ人」序曲(弦楽四重奏曲編曲1925年)
(6)ワーグナー(1813-1883):
「ヴェーゼンドンクの歌」-「夢」WWV91 
(アルトゥール・フラッケンポールによるトランペットとブラスアンサンブル
のための編曲)
(7)クジェネーク(1900-1991):
クラリネットと弦楽三重奏のためのセレナーデOp.4
(8)ヴェーベルン(1883-1945):弦楽三重奏のための断章(1925)
(1)(3)(4)ミヒャエル・ハーゼル(指)
ベルリン・フィルのメンバーとゲストたち
(1)トーマス・ティム(Vn)
(2)ペーター・ブレム(Vn) ダニエレ・ダミアーノ、
マリオン・ラインハルト、ヘニンク・トローク、
マルクス・ヴァイトマン(Fg)
(5)トーマス・ティム、ロマーノ・トマシーニ(Vn) 
ヴォルフガング・タリルツ(Va) タチアーナ・ヴァッシリーエヴァ(Vc)
(6)ミヒャエル・ハーゼル(指)
ベルリン・フィルの金管奏者とゲストたち、ガボール・タルケヴィ(Tr) 
マリー=ピエール・ラングラメト(Hp)
(7)マンフレッート・プライス(Cl)
(7)(8)コーネリア・ガルテマン(Vn) ユリア・ガルテマン(Va) 
ダーヴィット・リニカー(Vc)
2007年、ザルツブルク・イースターフェスティヴァルで行われた「コントラ
プンクテ」のシリーズから”by, for and against Richard Wagner”コンサ
ートのLive。やはりワーグナーのパロディが猛烈におもしろく特に名手ぞろ
いのベルリン・フィルのメンバーがわざとへたくそにヒンデミットを演奏す
るのが笑わせます。ベルリン・フィルのメンバー表もついてます。



<DOREMI>
DHR 7954 \2080
「スヴャトスラフ・リヒテル第17集 / 1967年8月27日ブダペスト・リサイタ
ル」
(1)シューベルト:幻想曲ハ長調D.760, Op.15「さすらいびと」
(2)シューマン:ノヴェレッテOp.21第1番ヘ長調 & 第2番ニ長調
(3)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
(4)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1967年8月27日ブダペスト(ライヴ)
1967年は前年に続いて、リヒテルがロシア国内外を問わず精力的に活動を行
った年。1、2月はロシア国内、3月から4月にかけてはカーン、ニース、カン
ヌ、ロワイアン、リモージュ、トゥールーズ、パリ、ナンシーとフランス・
ツアーを敢行、そして5月はロシアに戻りモスクワとレニングラードでリサ
イタルを行っています。さらに6月は11日にロンドン、13日から20日までは
オールドバラ音楽祭に出演。リサイタルをはじめ、ブリテン指揮の協奏曲な
ど、オールドバラでの模様はBBC LEGENDSの録音(BBCL.4021、4090、4206)で
も知られるところです。
8月27日のブダペストでのリサイタルは、4日のマントン(フランス)、14、
15、20日のドゥブロヴニク(クロアチア)、24日のザルツブルクに続いて行わ
れたもの。内容的にはマントン、ドゥブロヴニクで取り上げていたものとほ
ぼ同じプログラムとなっており、すべて絶頂期の姿を伝えるかけがえのない
内容です。なお、当日はほかにシューベルトの即興曲D.899から第3番と第4番
も弾いていて、こちらは第15集(DHR.7940/1)で聴くことができます。ちなみ
に、ブダペストでは翌日にも、ハイドンのソナタ、ショパンのバラード第1番
そしてドビュッシーの前奏曲集第2巻という演目でリサイタルを行っています。





<HUNGAROTON>
HDVD32680(DVD-Video) \4850
字幕:日・英・独・仏・伊
「バルトークのピアノで II / デーネシュ・ヴァーリョン」
(1)バルトーク:
「小組曲」より第6曲「バグパイプ」
(ピアノ演奏:べラ・バルトーク /1936年録音)
(2)はじめに(案内役:カウツキ・アルマンド)
(3)ディッタ・パーストリとの思い出
(話し手:エルジェーベト・トゥシャ、聞き手:デーネシュ・ヴァーリョン&
ミクローシュ・ペレーニ)
(4)コンサートのまえに(案内役:カウツキ・アルマンド)
(5)バルトーク:ハンガリー農民の歌による即興曲Op.20, BB83
(6)バルトーク:
ミクロコスモスBB105(ハイライト) 
歌 / 変拍子 / 田舎のブルレスク / 道化師 / オスティナート
(7)バルトーク:15のハンガリー農民の歌BB79第7曲-第15曲 古い舞曲
(8)コダーイ:セーケイの嘆き歌 / 小さなワルツ / マロシュセーク舞曲
(9)コダーイ:チェロ・ソナタOp.4
(10)バルトーク:チェロとピアノのためのラプソディ第1番Sz88, BB94c
(11)さいごに(案内役:カウツキ・アルマンド)
デーネシュ・ヴァーリョン(P) ミクローシュ・ペレーニ(Vc)
収録:2007年12月16日バルトーク記念館
ピアノ修復:タマーシュ・レンドヴァイ
照明:ラースロー・ヘヴェシュ、
撮影:アッティラ・ゴルトヴァ、アッティラ・トゥルべーク、
ガーボル・ザイティ
監督:アッティラ・フラニェー、
製作:ガーボル・ヴァーシャールヘイ
コチシュによる第1集(HDVD.32565)が評判を呼んだ「バルトークのピアノ」に
続編が登場。コダーイ生誕125周年記念日にあたる、2007年12月16日にバルト
ーク記念館で行なわれたコンサートの模様を中心に、このたびも充実の作り
となっています。
まず初めに、同じステージに幾度となく立ったこともあるエルジェーベト・
トゥシャによって、バルトークの第2夫人でピアニストのディッタ・パースト
リとのエピソードが語られます。出会いから演奏や人柄まで、ゆかりの人物
の言葉だけに重みがあり、貴重な写真の数々も織り込まれて、このあたりバ
ルトークに関心があるかたには必見の内容といってよいでしょう。
そして、恒例の‘バルトークのピアノ’によるコンサート・パート。ピアニ
ストにはハンガリーの若い世代を代表するヴァーリョンが選ばれています。
ヴァーリョン自らも話すように、ここでかれの弾くバルトークやコダーイは
‘本当の楽器’を相手に対話しているかのようです。さらに、俄然盛り上が
るのがペレーニ登場以降のくだり。わずか2曲だけとはいえ、陰影ゆたかな音
色で紡がれる音楽は白眉で、この部分を見るためだけにこのDVDを入手する
価値があるといっても言い過ぎではありません。日本語字幕つき。




<PRO PIANO>
PPRC10002 \2080
ビートルズ・ピアノ・トランスクリプションズ
(1)ポール・マッカートニー:リーフ
(2)「ギヴ・ピース・ア・チャンス」によるショートファンタジー
(ジェフスキー編曲)
(3)「ヘイジュード」(岡城一三編曲)
(4)「ゴールデンスランバー」(武満徹編曲)
(5)「ミッシェル」(バーバラ・モンク=フェルドマン編曲)
(6)「イエスタデイ」(岡城一三編曲)
(7)「マジカルミステリーツアー」-「AKI2.2」(坂本龍一編曲)
(8)ミシェル・ブロック:billet doux
岡城千歳(Pf)

PPRC10001 \2080
マーラー:交響曲第1番「巨人」
ブルーノ・ワルターによる4手ピアノ編曲版を基に岡城千歳によるピアノ独
奏編曲版
岡城千歳(Pf)




<FARAO>
D108055(DVD-Video) \3850
字幕:独・英
ハイドン:オラトリオ「四季」
エノッホ・ツー・グッテンベルク(指)
クラング・フェアヴァルトゥング管、ノイボイエルン合唱協会、
ラインハルト・フォーゲル(Cemb)
ミリアム・マイアー(Sp)
ジェームス・テイラー(Tn)
ラルフ・ルーカス(Bs)
制作:2005年、バイエルン放送局
1748年に開場したこのバイロイト辺境伯劇場はドイツに現存する最も古い劇
場でその豪華な内装で有名です。当時最高の建築家の一人ジュゼッペ・ガッ
リ・ビビエーナが息子カルロとともに作り上げた内装は2世紀半余りを経た今
も黄金に輝いています。このDVDは演奏ももちろん見事ですがこの劇場の豪華
な内装もたっぷり鑑賞できるのがうれしいところ。

B108038 \2180
カーゲル:サクソフォン三重奏(2007)
シューベルト:
サクソフォン三重奏 変ロ長調(弦楽三重奏第1番)D471
サクソフォン三重奏 変ロ長調(弦楽三重奏第2番b )D581
サックス・アレマンド(フランク・シュスラー(Sp-sax) 
アーレント・ハシュテット(At-sax) マルクス・マイヤー(Br-sax))
カーゲルの2007年のサクソフォン三重奏のための新作とシューベルトの1816
年、1817年の2曲の弦楽三重奏のサクソフォン三重奏を交互に演奏した意欲作。



<collegno>
WWE20302 \2250
ブラームス/フラヌイ:
(1)いつも欲しいのに、ダメだ。(2)あの谷に菩提樹が 
(3)あの山のむこうに (4)お姉ちゃん、いつ僕たちは家に帰るの? 
(5)いとしい人、すぐに入ってらして 
(6)お嬢さん、お庭に入らせていただいても・・・ (7)海I (8)谷底には 
(9)ああ、神よ (10)もう陽は輝かない (11)僕の彼女は大口だ 
(12)若くてやさしい女の子が (13)海II(14)おまえ (15)ボレロ 
(16)静かに (17)静かな夜に
フラヌイ(ヨハンネス・エーダー(Cl,Bs-Cl) アンドレアス・フュッチュ
(Tuba)ローメド・ホフガルトナー(Sp,At-sax) マルクス・クラーラー
(Kb,Acc) アンゲリカ・ライナー(Hp,Zither)ベッティーナ・ライナー
(Dulcimer) コーネリア・ライナー(Bandoneon)マルクス・ライナー,
アンドレアス・シェット(Tp,Cornet) マルティン・ゼンフター(valve Trb)
ニコライ・トゥンコヴィッチ(Vn,Va)
フラヌイは東チロルの海抜1402mにある小さな村。ほとんどこの村で育った音
楽家たちが結成したクラシック/ワールドミュージック・グループにこの村の
名前をつけた。ブラームスのWoO.33の49のドイツ民謡のメロディを取り入れ
つつ、大胆にアレンジし、独特の魅力を放つCDに仕立て上げた。ブラームス
の音楽よりぐっとくるという人も多いのでは?!

WWE31861 \2250
レネー・クレメンチッチ(1928-):
ヘブライ語によるオラトリオ「カバラ」(1992)
レネー・クレメンチッチ(指)
クレメンチッチ・コンソート
(デヴィッド・コルディエ、クリストファー・ロブソン(C-T) ジョゼ・ベネ、
エドムンド・ブラウンレス(Tn) コリン・メゾン(Br) ドロン・シェルヴィ
ン(cornet) カール・カウツキー,ヨーゼフ・ブレッツナー、ペーター・ガ
ラウン(Tb) ヴォルフガング・ライトホーファー、トム・ヘンケス(Perc))
リコーダー奏者、チェンバロ奏者、オルガン奏者、指揮者としても著名なレ
ネー・クレメンチッチ(ルネ・クレマンシック)が1992年に作曲したヘブライ
語のオラトリオ。永らく廃盤だったが新装再発されたのを喜びたい。

WWE20609(SACD-Hybrid) 2枚組 \4500
グロボカール(1934-):
(1)歴史の天使(2000-2004){2つのオーケストラ、2人の指揮者らによる3部作}
(2)オーケストラのための人質(2003)
(1)ファブリース・バロン(指)SWR響(バーデン=バーデン&フライブルク)
マルティン・ブラビンス(指)SWR実験スタジオ(フライブルク)
(2)アルトゥーロ・タマロ(指)バイエルン放響
パウル・クレーの「新しい天使」に触発されて書かれたヴァルター・ベンヤ
ミンの文章にさらに触発されて作曲された音楽。絵画、文学、音楽のそろい
踏みです。
「『新しい天使』と題されているクレーの絵がある。それには一人の天使が
描かれており、天使は、彼が凝視している何ものかから、今にも遠ざかろう
としているように見える。彼の眼は大きく見開かれていて、口は開き、翼は
拡げられている。歴史の天使はこのような様子であるに違いない。彼は顔を
過去に向けている。」

WWE20285 \2250
ジェラール・ペソン(1958-):
光には我々を運ぶ腕がない(1994)、
判じ絵II(2003),判じ絵「ローマ」(1994-1995),
蝶々の帳面(1995-1998),
ピアノのための3つの小品(2008),3つの感傷的な練習曲(1991),
こそこそした性質(1983),
スペインの狂気(1997),
私のゴミを許して(1999-2008)
アルフォンソ・アルベルティ(Pf)
今のフランス現代音楽を代表するジェラール・ペソンのピアノ作品集。naive
レーベルの衝撃的なCD「アクサンチュス」(V4947)収録のマーラー第5交響曲、
アダージェットの編曲者がこの人。



<PREISER>
PRCD90760 \2080
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
協奏交響曲 変ホ長調 K.364
ワルター・バリリ(Vn)
パウル・ドクトール(Va K.364)
クレメンス・クラウス(指)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(K.218)
フェリックス・プロハスカ(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団(K.364)
録音:1944年4月23日(K.218),1951年(K.364)
PREISERが素晴らしい音源を発掘してくれました!なんとワルター・バリリが
ソロ、クレメンス・クラウスがウィーン・フィルを指揮したモーツァルト!
こんな夢のような録音があったというだけで驚きです。しかもLP、CDでも発
売された形跡がなく、CD-Rでひっそりと出回ったことがあるだけ。なんでも
ベルギー人医師が偶然発見したそうです。65年ぶりに陽の目を見た貴重な録
音です!カップリングの協奏交響曲は米WESTMINSTER録音。名盤として誉れ
高いものです。




<Profil>
PH05028 \2180
(1)グノー:聖チェチーリアの荘厳ミサ曲
(2)ビゼー:テ・デウム
(1)アンジェラ=マリア・ブラシ(S)、クリスティアン・エルスナー(T)、
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
(2)アンジェラ=マリア・ブラシ(S)、クリスティアン・エルスナー(T)
ミュンヘン・モテット合唱団
ハンス・ルドルフ・ツェベレイ(指)ミュンヘン交響楽団
当時の基準で技巧的な点でも、またオペラ的な様式の導入という点でも画期
的で、グノーの教会音楽家としての名を不動にした聖チェチーリアの荘厳ミ
サ曲。当代の名バリトン、ヘンシェルが参加しているのに注目です。ほかに
ビゼーの珍しい宗教曲を収録。

PH06021 \2180
ブラームス:
(1)3つの四重唱曲Op.31
(2)3つの四重唱曲Op.64
(3)4つの四重唱曲Op.92
(4)6つの四重唱曲Op.112より憧れ / 夜に
アンドレアス・ロートコプフ(P)
シュトゥットガルト室内合唱団
フリーダー・ベルニウス(指)
うつくしいハーモニーと精度の高いアンサンブルで評価の高いベルニウス率
いるシュトゥットガルトのチームによるブラームス。

PH07002 \2180
ブルックナー:
(1)舌もて語らしめよWAB33
(2)乙女らは王の御前に導かれWAB1
(3)王の旗は翻るWAB51
(4)われらがためキリストは死のもとにWAB10
(5)この場所は神が造り給うWAB23
(6)正しき者の唇は知恵を語るWAB30
(7)私は僕ダヴィデを選びWAB20
(8)主よ、我を解き放ちたまえWAB21
(9)アヴェ・マリアWAB6
(10)愛する者よ、あなたはすべてに美しいWAB46
(11)エサイの枝は芽を出しWAB52
(12)見よ、大いなる司祭をWAB13
(7)ヴォルフガング・チェルスタ、クラウス・バウエルレ、
ペーター・レトヴィグ、フリッツ・レシュ(Tb)
(8)(10)(12)マンフレート・フーク(Org)
(10)オリ・ファフ(T)
ハンス・ザノテッリ(指)
シュトゥットガルト・フィルハーモニア声楽アンサンブル
カーリヒ原盤の再発。



<VAI>
VAIDVD4463(DVD-Video) \3450
MONO字幕なし
モンセラート・カバリエ リサイタル
ヴィヴァルディ:「勝利のユディタ」
ガルッピ:「シリアのアドリアーノ」
グルック:「アルミード」
サリエリ:「ダナオスの娘たち」
ベッリーニ:「ビアンカとフェルナンド」
パチーニ:「テミストークレ」
からのアリア
ジョルダーニ:カーロ・ミオ・ベン
ラヴェル:カディッシュ,永遠の謎,メエルケ
ビゼー:別れを告げるアラビアの女主人,君の心を開け
チャピ:ロマンツァ
セラーノ:ヴェネツィアの歌
バルビエリ:パロマの歌
モンセラート・カバリエ(S) ミゲル・ザネッティ(P)
収録:1983年,マドリッド
モンセラート・カバリエが1983年にマドリッドで行ったリサイタルの収録で
す。ガルッピ、サリエリ、パチーニの珍しいオペラのアリアや、ヴィヴァル
ディ、グルック、ベッリーニの作品でもマイナーものから採ってくるなど、
かなり意欲的なプログラムが目を引きます。ことに全く知られていないパチ
ーニ「テミストークレ」のアリアは、「こんな名曲があったんだ!」と驚い
てしまうほどの名曲。さらにラヴェルやビゼーの歌曲、サルスエラのアリア
など、盛りだくさんです。カバリエの円熟の歌唱の素晴らしさについては、
言うまでもないでしょう。ラヴェルの濃密な音楽にノックアウトされます。

VAIDVD4465(DVD-Video) \3450
白黒MONO
字幕:英語(「ノルマ」のみ)
ベッリーニ:「ノルマ」第1幕(演奏会形式)
+ボーナス
カバリエ リサイタル
ヘンデル:「エツィオ」,「アタランタ」,「ジョシュア」
ヴィヴァルディ:「テルモドンテのエルコレ」,「オリンピアーデ」, 
「バヤゼット」,「グリゼルダ」
ケルビーニ:「デモフォンテ」
からのアリア
グラナドス:愛の歌,予言の鳥,永遠の哀歌
チャピ:カルセレラス
ヒメネス:「セビリアの理髪師」から
モンセラート・カバリエ(S ノルマ) 
ロブレート・メロッラ(T ポリオーネ)
マルガレータ・エルキンス(Ms アダルジーザ) 
ジェイムズ・モリス(Bs オロヴェーゾ)
エンリケ・ガルシア・アセンシオ(指)RTVE管弦楽団,合唱団
収録:1971年1月30日,マドリッド
[ボーナス]モンセラート・カバリエ(S)ミゲル・ザネッティ(P)
収録:1979年,マドリッド
カバリエの貴重な映像が発掘です。メインは1971年1月30日に行われた「ノル
マ」第1幕の演奏会形式上演。カバリエはこの前年の1970年にバルセロナで初
めてノルマを歌い、大絶賛を浴びたばかり。ここでは既に完成形といってよ
いほど完璧なノルマを築き上げています。

VAIDVD4464(DVD-Video) \2900
カラーMONO
字幕なし
アルフレード・クラウス リサイタル
マスネ:「マノン」,「ウエルテル」
グノー:「ロメオとジュリエット」
ドニゼッティ:「愛の妙薬」,「ファヴォリータ」,「ルチア」
ヴェルディ:「トラヴィアータ」,「リゴレット」
からのアリア
バレーラ:さらばグラナダ
ロイグ:キエレメ・ムーチョ
キンテーロ:モルーチャ
ほか
アルフレード・クラウス(T) ホセ・トルデシラス(P)
収録:1984年,マドリッド
0偉大なテノール、アルフレード・クラウスが1984年にマドリッドのレアル劇
場で行ったリサイタルの収録です。50代後半のクラウスは極めて絶好調。非の
打ち所のない声、気品ある歌をたっぷり楽しめます。また収録されている曲
が彼の得意なものばかり。これにマドリッドっ子が大熱狂、まるで闘牛場の
ような熱気に包まれています。テノール・ファンならぜひ!

VAIDVD4482(DVD-Video) \2900
カラー
STEREO
字幕:伊英独仏西
ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
グノー:「フィレモンとボーシス」から
ボーイト:「メフィストーフェレ」から
ヴェルディ:「シモン・ボッカネグラ」から
ヴェルディ:「ドン・カルロ」から
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」から
プッチーニ:「トスカ」から
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」から
ミレッラ・フレーニ(S) チェーザレ・シェピ(Bs)
ブルーノ・アマドッチ(指)スイス・イタリア語放送管弦楽団
収録:1985年5月17日,ルガーノ
以前FABULA CLASSICAからFAB29909で発売されたものと同内容です。まだバリ
バリに現役だったフレーニと、数年後に引退するシエピの貴重な共演の記録
です。しかもカラー映像ですから、ファンには嬉しいもの。

VAIDVD4486(DVD-Video) \2900
カラー
MONO
字幕:伊英独仏西
“カルロ・ベルゴンツィ ライヴ・イン・コンサート”
ヴェルディ:「オベルト」,「アロルド」,「仮面舞踏会」, 
「トロヴァトーレ」,「ルイーザ・ミラー」
プッチーニ:「トスカ」
からのアリア
ほか
カルロ・ベルゴンツィ(T)
ブルーノ・アマドゥッチ(指)スイス・イタリア語放送管弦楽団
収録:1981年11月20日
以前FABULA CLASSICAからFAB29909で発売されたものと同内容です。まだバリ
バリに現役だったフレーニと、数年後に引退するシエピの貴重な共演の記録
です。しかもカラー映像ですから、ファンには嬉しいもの。



<SUPRAPHON>
SU3978 \1780
(1)ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ(1914-21)
(2)ノヴァーク:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調(1891)
(3)ネドバル:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調Op.9(1893-94)
イヴァン・ジェナティー(Vn)
マルティン・カシーク(P)
録音:2008年12月8-10日プラハ、アカデミー・オブ・ミュージック、
マルチヌー・ホール
19世紀末から20世紀初頭にかけて作曲されたチェコの3つのヴァイオリン・ソ
ナタ。ヤナーチェクの名作に、ドヴォルザークの高弟ふたり、ノヴァークと
ネドバルの初期作品を収録しています。演奏は同じチェコの中堅ふたり、
1962年生まれ、スークに学んだジェナティーと、1976年生まれで、ベルマン、
バドゥラ=スコダ、クラーンスキーに師事したカシーク。
ノヴァークのソナタは学生時代の作、ドヴォルザークのクラスに入って最初
の作品。ノヴァークは強情な生徒でドヴォルザークと衝突を繰り返し、師に
意見されて完成までに何度も改訂が重ねられました。血気盛んな「疾風怒濤」
(ノヴァークの論文作者ヴラディミール・レーブル)の内容は従来ショパンや
リストの影響を指摘されてきましたが、内省的な箇所はむしろチャイコフス
キーや、フィビヒを含むほかの後期ロマン派の影響が認められます。音楽院
卒業間もない20歳の作となるネドバルのソナタは、当時チェコ四重奏団の活
動でヴィオラを担当していた経験も活かされて、ピアノ・パートとのバラン
ス、両楽器の扱いも巧み。また、創意ゆたかな旋律と様式美が際立っていま
す。様式的にロマン派の色彩を強くとどめているこれら2作を聴いたあとでは、
対してヤナーチェクのソナタは円熟した巨匠の作であり、まぎれもなく20世
紀の音楽であることが分かります。

SU3844 \1780
「スメタナ:ピアノ曲集Vol.4」
(1)3つのサロン用ポルカOp.7
(2)6つのアルバムブラットOp.2
(3)性格的小品Op.3
(ロベルト・シューマンに / 旅人の歌 / ざわめき、沸き立ち)
(4)スケッチ集Op.4(前奏曲 / 牧歌 / 思い出 / 根気のよい努力)
(5)スケッチ集Op.5
(スケルツォ-ポルカ / 憂鬱 / 懐かしい景色 / ラプソディ)
(6)3つの詩的ポルカOp.8(変ホ長調 / ト短調 / 変イ長調)
(7)メロディー集(前奏曲 / カプリッチョ / 終曲)
イトカ・チェホヴァー(P)
録音:2008年11月24、25 &27日&12月1-3日プラハ、
ボヘミア・ミュージック・スタジオ
ショパン弾きとして有名だったスメタナは、ショパンにならい、長短調すべ
てを用いて24曲からなるアルバムブラットの作曲を構想していました。スメ
タナは、まず、初めに6曲をOp.2としてライプツィヒで出版するものの、それ
以後の作品については順序正しく出版される見込みが立たないように思われ
たので、このプランを断念。続いて8曲を選び、スケッチ集Op.4とOp.5として、
さらに別個に、このアルバムではOp.3として収録されているうち、「ロベル
ト・シューマンに」と「旅人の歌」を出版しています。
シリーズ第4集では、上記アルバムブラットの構想に遵い、内容的に関連性の
ある作品のほか、当時のチェコで人気があり、スメタナが好んで書いたポル
カまで、技巧的にして素朴な味わいの作品の数々を楽しむことができます。

SU3977 \1480
(1)フランティシェク・ベンダ(1709-1786):ヴァイオリン協奏曲ニ長調
(2)ヴァーツラフ・ピフル(1741-1805):ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.3-1
(3)アントニーン・ヴラニツキー(1761-1820):ヴァイオリン協奏曲ハ長調
(4)[ボーナスビデオ]ヴラニツキー:ヴァイオリン協奏曲ハ長調より第1楽章
ガブリエラ・デメテロヴァー(Vn)
プラハ室内管弦楽団(コンサートマスター:ミラン・ライチーク)
録音:1994年10月17-19日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ
旧品番SU.0002のミドルプライス移行再発。時の王侯貴族たちに仕え、作曲家
として、カペルマイスターとして、なによりすぐれたヴァイオリニストとし
て活躍した点で共通する、ベンダ、ピフルそしてヴラニツキー。様式上、後
期バロックから古典派全盛期におよぶその内容は、いずれも技巧的で当時の
最先端をゆく独創性にあふれ、今日の演奏家をもじゅうぶん惹きつけてやま
ないものです。チェコを代表するヴィルトゥオーゾ、デメテロヴァーが存分
に腕前を発揮した録音は長らく廃盤でしたがようやく復活となります。なお、
CDエキストラ仕様により、WindowsもしくはAppleのPCではヴラニツキーのコ
ンチェルト第1楽章の演奏シーンをご覧になれます。

SU3979 2枚組 \2960
モーツァルト:
(1)ディヴェルティメント ヘ長調K247
(2)ディヴェルティメント 変ロ長調K287(271b)
(3)ディヴェルティメント ニ長調K334(320b)
ズデニェク&ベドジフ・ティルシャル(Hrn)
シュターミッツ四重奏団
録音:1991年1月29-31日、2月1-2日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ
旧品番11.1523(K.247)と旧品番11.1524(K.287)に、K.334をあらたに加えて
セット化。3曲のディヴェルティメントは、いずれも6楽章形式で、モーツァ
ルトがザルツブルク時代に作曲したもの。すべてに優雅なメヌエットが置か
れているのも特徴となっています。なお、このアルバムのポイントはなんと
いっても名手ティルシャル兄弟の起用で、極上のひとときを演出しています。




<Grand Slam>
GS2035 \2250
ステレオ
ベートーヴェン:交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」
ブルーノ・ワルター(指)
コロンビア交響楽団
録音:1958年1月13、15、17日、カリフォルニア、
アメリカン・リージュン・ホール
使用音源:Columbia(U.S.A.)MS6012
製作者より
ワルターの最晩年のステレオ録音は、小編成の録音用オーケストラを起用し
て収録されたため、ホール・トーンを多めに取り入れたり、さまざまな操作
によって化粧が施されていると言われています。ところが、最初期のLPはの
ちに発売されたLPやCDのような音ではありません。録音された直後の活きの
良いオリジナル・マスターから制作されたLPは、さまざまな加工など必要な
いのでしょう、マスタリング・エンジニアも「各奏者の座席位置までもがは
っきりと聴き取れるほどだ」と驚いていました。最新技術による復刻CDも市
販されている状況の中で、LP復刻盤に対して疑問を持つ人も少なからずある
と思います。
しかし、最初期のLPには最新技術でもなかなか得られない独特の雰囲気があ
ることは間違いありません。
■解説書の内容
復刻に使用した初出LP MS6012には何と、ベルリオーズの曲目解説が掲載さ
れています。この文章はかつてベルリオーズ著『ベートーヴェンの交響曲』
(橘 西路訳、角川文庫/絶版)にも含まれていましたが、当時のLPにはフラ
ンス語の原文から英語に抄訳されたものが使用されていました(この経緯に
ついては木幡一誠氏が詳しく解説しています)。歴史的な事実として、さら
には興味深い読み物として全訳をブックレットに掲載します。  
(以上、平林 直哉氏)




<LR Music>
CMBK0818 \2180
「おお、美しき薔薇よ-エル・エスコリアルの歌曲集IV a24第3巻」
作曲者不詳:
1「全きオスの馬に」
4「私は少しもうまくいったことがない」(器楽曲)
9「もし、私が不用意なら/来たれ聖職者よ」(器楽曲)
17「私はあなたに哀れみを請う」
19「我が主よ、いまどちらにいらっしゃるのですか」(器楽曲)
デュファイ:
2「厚遇を受けるしもべとして」(器楽曲)
10「気高く淑やかな心よ、すべての女性にもまして艶やかな」
(ブクスハイム写本)
11「気高く淑やかな心よ、すべての女性にもまして艶やかな」(器楽曲)
13「数知れぬ挨拶をあなたに」(器楽曲)
ヨハネス・ピュロワ:3「厚遇を受けるしもべとして」
ヨハネス・ベディンガム:
5(/ウォルター・フライ)「慰められることのない私のために」
14「麗しき婦人」(器楽曲)
20「おお、美しき薔薇よ/やあ、ロビネ」
21「おお、美しき薔薇よ」(器楽曲)
22「おお、美しき薔薇よ」(6声のための)
エルウェイ・ベヴィン:6「我が愛しのブラウニング」(器楽曲)
バンショワ:
7「彼は奴隷になれる」(ブクスハイム写本)
8「彼は奴隷になれる」
15「苦悶の悲しみ、とてつもない激怒」(ブクスハイム写本)
16「苦悶の悲しみ、とてつもない激怒」(器楽曲)
チコーニア:12「おお、美しき薔薇よ」(バチカン写本RU1411)
18「おお、美しき薔薇よ」(器楽曲)(バチカン写本RU1411)
カルロス・メーナ(C-T)、エルネスト・シュミート(指&bfl)、
スペクルム[ラミ・アルカイ、アルフレード・バラレス(弓奏ビウエラ)、フア
ン・カルロス・デ・ムルデル(ビウエラ)、シメオン・ガルドゥフ(サックバッ
ト)、ホアキン・ゲラ(ショーム(シリミア))、
アルベルト・マルティネス・モリーナ(ポジティフOrg)、フランシスコ・マル
ティネス・ルビオ(ツィンク)]
録音:2008年10月
録音3作目となる、エル・エスコリアルの歌曲集。今回は、この写本の一番目
に収められている名曲「おお、美しき薔薇よ」を中心に、この写本所収の有
名作曲家の作品と、その作品に関連のある、他写本の曲を加え、構成されて
います。
この「おお、美しき薔薇よ」は、かつてダンスタブルの代表作として知られ
ていましたが、現在は、ベディンガムの作品と推定されています。また、レ
オナルド・ジュスティニアーニが書いたこの詩にはチコーニアも作曲してい
ます。このような関連性のある曲を対置することで、この録音で、写本の特
色を描き出しています。メーナの歌唱もますます冴え、フォル・ジュルネで
の演奏が楽しみです。

CMBK0714 \2180
「アルフォンソ5世寛大王の宮廷におけるサンティリャーナ侯爵(その詩によ
る歌曲集)-エル・エスコリアルの歌曲集IV a24第2巻」
作曲者不詳:
1「ああ、なんて嘆き悲しむのでしょう」
2「それは大きな間違いだ」
3「苦しみが始まってから」
4「たとえ1日分の仕事を売るとしても」
5「嘆くなかれ」、6「時祷は決して」
7「ああ、持続する死よ、私はお前の方に行く」
8「ガレー船に乗るお前の奴隷は」
9「そこから始まるにもかかわらず、愛している」
10「愛よ、愛よ、汝の奉仕は」
11「女たちの勝利」
12「先日、ガチョウが争っていた」
14「誇り高き美女の」
15「私のいい人を見ながら死ぬ」
16「おお、貴い宝物よ」
17「愛の神様にお礼を」
18「老婆はいつまでも」
コルナーゴ:13「あんなざまで現われたんだから」
カルロス・メーナ(C-T)、エルネスト・シュミート(指&bfl)、
スペクルム[ラミ・アルカイ、アルフレード・バラレス、ホセ・マヌエル・
エルナンデス(弓奏ビウエラ)、フアン・カルロス・デ・ムルデル(ビウエラ)、
ダヴィド・マヨラル(perc、サントゥール)]
録音:2007年9月
前作では、作曲者不詳のイタリア世俗歌曲に焦点をあて、作品を集めていま
したが、2作目となる今回は、ルネサンス期スペインを代表する宮廷人、統治
に優れた実績を残した政治家であり、同時代を代表する、傑出した詩人とし
て知られる、第1代サンティリャーナ侯爵、イニゴ・ロペス・デ・メンドーサ
に焦点をあてています。この時期のスペインは、統治下にあったナポリ王国
を通じて、イタリア・ルネサンスの影響を色濃く受けており、侯爵の詩にも
曲にも、それが表れています。

CMBK0815 \2180
「地中海の芸術」
作曲者不詳(セファルディ、15世紀):
1「1時に私は生まれ」
2夜曲
3「何故泣くの、清らかな少女よ」
作曲者不詳(朱い写本より、14世紀):
4「処女なる御母を讃えん」
5「母なるマリアよ」
6「喜びの都の女王」
ランディーニ:
7「愛よ、この娘が」
8「優しいご婦人よ、さらば」
12「かく物思いにふけり」
16「春は来たりぬ」
作曲者不詳(王の写本より、14世紀):
9エスタンピー(・レアル)第7番
15エスタンピー(・ロワイヤル)第1番
17エスタンピー(・レアル)第5番
作曲者不詳(ウエルガス写本より、13-14世紀):
10「ベリアルは狡猾なるもの」
F.グアミ:11リチェルカーレ第3番
ティボー4世:13「愛は」
チコーニア:14「うわさされるかぎり」
パオロ・ダ・フィレンツェ:18「ベネディカムス・ドミノ」
エルネスト・シュミート(指&bfl)、
スペクルム[ラミ・アルカイ、アルフレード・バラレス(弓奏ビウエラ)、
フアン・カルロス・デ・ムルデル(ビウエラ)、
ダヴィド・マヨラル(perc、サントゥール)、
セルゲイ・サプリシェフ(Perc)、ランベール・クリマン、
フアン・サンチョ(T)
ホセ・エルナンデス、ダヴィド・サガストゥメ(C-T)]
録音:2007年マドリード
中世・ルネサンス初期に作られ、欧州側地中海(スペイン、フランス南部、イ
タリア)で演奏されていた曲を集めた名曲集。シュミート率いるスペクルムは、
変化に富むこれらの曲を、各々の曲の魅力を損なうことなく、同時にアルバ
ムとしてのバランスも良く保った演奏をしています。

<BONGIOVANNI>
AB20013(DVD-Video) \4950
字幕:伊英
A.スカルラッティ:「コリントの牧人」
ブルーナ・トレディチーネ(S クローリ)
アンナ・カルボネーラ(S フィッレ)
クリスティーナ・カッペッリーニ(S ニーゾ)
カテリーナ・ノヴァーク(Ms シルヴィオ)
カルロ・プテッリ(T メリッソ)
ロベルタ・デ・ニコラ(S セルピッラ)
マッシモ・ディ・ステーファノ(Bs セルポッロ)
ロレンツォ・トッツィ(指)ロマバロッカ・アンサンブル
演出:ティート・スキーパ・ジュニア
衣装:アドリアーナ・ルヴォーロ
収録:2007年8月17日,ボルセーナ
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725)のオペラの復活が中々進まない
中、嬉しい映像の登場です!「コリントの牧人」は、スカルラッティが最も精
力的に活動していたナポリ時代(1984-1702)の末期に作曲されたもの。3幕仕立
てながら、牧歌ものなので物語は単純。ニンファのクローリは、コリントの牧
人シルヴィオと、テッサリアの牧人ニーゾから求愛されている。一方彼らの友
人メリッソは、ニンファのフィッレを愛している。しかしフィッレはニーゾを
愛している。この5人の恋の物語が本筋で、その合間にセルピッラとセルポッ
ロの二人の喜劇役による滑稽場面が挟まれています。このDVDに収録されてい
るのは、2007年8月に、イタリアのボルセーナ(ローマとシエナの中間辺りの小
都市)で上演された舞台。演出のティート・スキーパ・ジュニアは、かの大テ
ノールの息子で、ポップス歌手としても有名な人物。なお、完全な舞台上演で
はなく、楽譜を持った上で簡単な所作をつけるセミ・ステージ形式です。嬉し
い日本語あらすじ付きです。

GB1210 \2180
ロッシーニ:
「リッチャルドとゾライデ」 「オリー伯爵」 「オテッロ」 
「タンクレーディ」 「泥棒かささぎ」 「ゼルミーラ」 
「チェネレントラ」 「セビリアの理髪師」 「アルジェのイタリア女」
モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」
チマローザ:「秘密の結婚」
レハール:「メリー・ウイドウ」
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」
ベッリーニ:「清教徒」
からのアリア
ウィリアム・マッテウッツィ(Tn)
録音:1981-1999年
ウィリアム・マッテウッツィといえば、1980、90年代にロッシーニのオペラで
大活躍したテノール。ことに異常なまでの高音は神業クラスで、ハイC(ハ音)
よりもさらに高いF(ヘ音)まで出してしまうほど。このCDでも「清教徒」で完
璧なFを披露しています。また「セビリアの理髪師」の“もう抵抗を止めろ”
は、マッテウッツィが録音に残さなかったものなので貴重です。さらに「コジ
・ファン・トゥッテ」の“愛のそよ風は”、「ジャンニ・スキッキ」の“フィ
レンツェは花咲く樹のように”、そしてイタリア語の「メリー・ウイドウ」と、
興味深いものばかり。いずれも録音状態はあまり良くありませんが、スリリン
グな歌唱なのは間違いなし。

GB2438 2枚組 \4360
ライモンディ:「最後の審判」
ヨランタ・オミリアン(S)
ディーノ・ディ・ドメニコ(T)
マルコ・カマストラ(Br)
アルトゥーロ・サッケッティ(指)ジェノヴァ・コロンブス管弦楽団
ヴィルゴ・ラウレターナ2002宗教音楽祭合唱団
+ヴェルディ:リベラ・メ・ドミネ(「ロッシーニのためのミサ」から)
エミーリア・ベルトンチェッロ(S)
アルトゥーロ・サッケッティ(指)ノヴァラ・カルロ・コッチャ交響楽団
パルマ・アッリーゴ・ボーイト音楽院合唱団
録音:2001-2002年
ピエトロ・ライモンディ(1786-1853)は、ロッシーニよりも一つ上の世代の作曲
家。ローマ出身でナポリで学んだライモンディは、オペラ作曲家として活動し
たものの、ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニらの台頭から、宗教音楽に
転じていきました。「最後の審判」は1843年のオラトリオ。3人のソリストと
二重合唱を用いた大曲です。もちろん世界初録音。余白に、ロッシーニを追悼
するために共同で制作された「ロッシーニのためのミサ」から、ヴェルディの
担当したリベラ・メ・ドミネも収録されています。

GB5158 \2180
ベッリンツァーニ:聖なる三日間のための聖哀歌
アンナ・マラヴァージ(Ms) ラツェク・フランソワ・ビタール(CT)
ブルーノ・タッディア(Br) アントーニオ・マラーニ(Bs)
ダヴィデ・マルサーノ(指)イ・ミラジェティチ
録音:2008年
パオロ・ベネデット・ベリンツァーニ(1682-1757)は、フェラーラに生まれた
18世紀前半の作曲家。ウーディネ、フェラーラ、ペーザロ、ウルビーノ、ファ
ーノなど各地の大聖堂で楽長を務めています。また、ボローニャのアッカデミ
ア・フィラルモニカの作曲家も務めています。「聖なる三日間のための聖哀歌」
は、1735年にオルヴィエートで初演された作品。9つの哀歌からなり、それぞ
れ一人のソリストが歌います。アンナ・マラヴァージは、マントヴァ出身で、
今売り出し中の優れたメッゾソプラノ。ラツェク・フランソワ・ビタールは、
シリアのダマスカス出身、注目されているカウンターテノールです。ブルーノ
・タッディアはパヴィア出身のバリトン。ロッシーニ、ドニゼッティのオペラ
で活躍しています。



<MIRARE>
★MIRAREセール対象で、2009年5月25日までの入荷分は各\2180になります。

MIR057 \2500
J.S.バッハ:
カンタータ第131番「深き淵より、我、主よ、汝に呼ばわる」BWV131
カンタータ第182番「天の王よ、汝を迎えまつらん」BWV182
カンタータ第4番「キリストは死の縄目につながれたり」BWV4
フィリップ・ピエルロ(指) リチェルカール・コンソート
キャサリン・フュージュ(S)カルロス・メーナ(C-T)
ハンス=イェルク・マンメル(T)ステファン・マクラウド(B)
録音:2007年11月
フィリップ・ピエルロ率いるリチェルカール・コンソートの各パート一人の
OVPP(OneVoicePerPart)を採用したカンタータ集。「悔改めの礼拝」のための
カンタータ第131番。ミュールハウゼンでの大火後の礼拝のために書かれたも
のといわれています。「死の淵」を表すために冒頭に5度下降するモチーフを
用いています。哀切漂う歌声が心に響きます。第182番のカンタータはバッハ
がワイマール宮廷楽師長に就任後第1作目。聴き所は第5曲のアルトのアリア
「救い主の御前に」。カルロス・メーナのピュアで透明な美しい歌唱は必聴で
す。コラール変奏曲という珍しい形式をとった作品第4番。キリストの死と復
活、生と死の戦いを歌ったもの。聴き終えたときに生への喜びが感じられる感
動的な演奏です。フィリップ・ピエルロは深遠なるバッハの世界を見事描いて
います。

MIR085 \2500
J.S.バッハ:
チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052
チェンバロ協奏曲第7番 ト短調 BWV1058
チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV1056
チェンバロ協奏曲第4番 イ長調 BWV1055
ダニエル・キュイエ(Vn&指)ストラディヴァリア
ベルトラン・キュイエ(Cemb)
録音:2008年12日1-4日
フランス古楽界の草分け的存在ダニエル・キュイエが音楽監督を務めるストラ
ディヴァリアと若手チェンバロ奏者ベルトラン・キュイエによる協奏曲集。ベ
ルトランド・キュイエは、チェンバロ奏者ジョスリン・キュイエを母に持ち、
8歳でチェンバロをはじめ、その後ナント国立音楽院で学ぶ。若くして世界の
古楽シーン活躍してきたベルトランドの演奏に注目です。アンサンブルとのバ
ランスも良く、透き通った音色、明解、明晰な音楽で溌剌とした演奏を披露し
ています。

MIR074 \2500
ラインケン:トリオ・ソナタ集「音楽の園」より第1番イ短調、第4番ニ短調
ブクステフーデ:
ソナタ 第1番 ト長調 BuxWV271、ソナタ ハ長調 BusWV266、
ソナタ ヘ長調 BuxWV269、 
シャコンヌ ハ短調 BuxWV159(2台のオルガン用編曲)
ラ・レヴーズ バンジャマン・ペロー(テオルボ&指)
録音:2008年7月
ラインケンとブクステフーデのJ.S.バッハに大きな影響を与えた作曲家2人の
作品。ラインケンはオラダンダ出身のハンブルクで活躍した教会オルガニスト。
ラインケンの「音楽の園」をもとにJ.S.バッハが3曲鍵盤楽器用に編曲をする
ほど、バッハ自身もラインケンを深く尊敬していたようです。ラインケンは長
寿であり幅広く活躍していましたが即興を得意としていたため非常に限られた
作品しか残っていません。この「音楽の園」は唯一の室内楽作品。この作品と
通ずるところがあるブクステフーデのトリオ・ソナタ。様々な楽想が変化して
いく奥行きのある作品。2台のオルガン用に編曲されたシャコンヌ ハ短調は
悲しげなメロディーが美しい曲。「音楽の父」と称されたバッハがお手本とし
た2人の作曲家の重要性をラ・レヴーズがしっかりと伝えてくれる1枚です。

MIR041 \2500
ニコラウス・ブルーンス:深き淵より、主は天に御座を堅く据え
ディートリヒ・ベッカー:パヴァーヌ第5番、ソナタ第3番
フランツ・トゥンダー:最愛のイエス、我に与えたまえ
ブクスデフーデ:我はシャロンの花
ヨハン・クリストフ・バッハ :ラメント「神よ、なぜわたしに怒りたもうか」
フィリップ・ピエルロ(指)リチェルカール・コンソート
ステファン・マクラウド(B)
録音:2007年3月
BCJでも活躍し日本でもお馴染みのバス歌手のステファン・マクラウドを迎え、
フィリップ・ピエルロとリチェルカール・コンソートによる17世紀の北ドイツ
で活躍した音楽の作品。
ブクステフーデが認めた夭折の音楽家ニコラウス・ブルーンス。17世紀のドイ
ツ室内楽で重要な役割を果たしたヴァイオリニストでもあるディートリヒ・
ベッカー。北ドイツ・オルガン楽派の1人フランツ・トゥンダー。そのトゥン
ダーの娘と結婚した巨匠ブクステフーデ。バッハ一族としてJ.S.バッハと同様
に当時オルガニストとして名声を得ていましたが、その後の不遇により長い間
忘れ去られていたヨハン・クリストフ・バッハ。



<Laborie>
バロック・チェロの帝王、クリストフ・コワンのレーベル、≪Laborie≫の取
り扱いを開始します。

LC003 \2280
ハイドン:
(1)リラ・オルガニザータのための協奏曲第1番 ハ長調 Hob VIIh:1 
〔2つのリラ・オルガニザータ、2Hrn、2Vn、2Vla、Vc、Cb〕
(2)協奏的ディヴェルティメント イ短調/イ長調 op.31-3 Hob. X-3
〔バリトン、2Hrn、Vla、Vc、Cb〕
(3)ノットゥルノ ト長調 Hob.II-27(ロンドン版)
〔2Hrn、Fl、Ob、2Vn、2Vla、Vc、Cb〕
(4)ディヴェルティメント ト長調 Hob. X-12
〔バリトン、2Hrn、Vla、Vc、Cb〕
(5)ノットゥルノ Hob.II-32 ハ長調
〔2つのリラ・オルガニザータ、2Hrn、2Cl(C管)、2Vla、Vc、Cb〕
クリストフ・コワン(指揮、バリトン)
リモージュ・バロック・アンサンブル、モザイク弦楽四重奏団
マティアス・ロイプナー、ティエリー・ヌア(ハーディ・ガーディ)
録音:2006年6月
ハイドンのリラ・オルガニザータ協奏曲は、他の楽器に置き換えて演奏された
盤はいくつかありますが、これは、本当にリラ・オルガニザータを用いた貴重
な録音。いずれも明るく快活、極上の娯楽作品となっています。バリトンを弾
くコワンの技術も見事です。
≪リラ・オルガニザータ≫
ハーディ・ガーディとオルガン、二つの楽器のあいのこのような楽器。L字型
ハンドルを回して、弦を動かし、同時にパイプを鳴らすフイゴも動かします。
鍵盤は、張ってある弦に対してはヴァイオリンの弓のような役割をし(音を出
し、音程を変える。しかし、実際に動くのはハンドル動力による弦)、同時に
木製パイプに通じていて、オルガンのようでもあります。その音色は、ポコポ
コしたオルガンのような、木管楽器と弦楽器の中間のような、不思議な魅力に
満ちています。現代でいうマルトノのような、テルミンのような、奏法をマス
ターするのがかなり困難な楽器であることは間違いありません。
また、コワンが奏でるバリトンは、弦がたくさんあるおばけチェロのような楽
器。これはヴィオール属の楽器で、18世紀の終わり頃まで使用されていました
が、演奏が非常に困難なため廃れてしまった楽器。

LC04 \2280
J.S.バッハ:作品集
(1)フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調 BWV1035
(2)フルートとチェンバロ・オブリガートのためのソナタ ロ短調 BWV1030
(3)フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1034
(4)トリオ・ソナタ ト長調 BWV1039/27
マリア・テクラ・アンドレオッティ(フラウト・トラヴェルソ)
ヤン=ヴィレム・ヤンセン(チェンバロ)
クリストフ・コワン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
セルジオ・アッツォリーニ(ファゴット)
録音:2006年
アンサンブル・バロック・ド・リモージュのソリストたちによる饗宴。曲も名
曲そろい、(2)のロ短調のソナタは、もともとこの曲はリュートとフルートの
ために作曲されたという研究者の説に則り、リュート・チェンバロを用いて演
奏されています。リュート・チェンバロは鍵盤が一段しかなく、2段鍵盤のチェ
ンバロと異なり音の厚みなどを出すことができないという不利な点があるとは
いえ、独特の典雅さと素朴さを持ち合わせた音色が魅力です。ファゴットも古
楽器独特のモロモロとした音色満開、名手アッツォリーニ(OP30379ヴィヴァル
ディ:ファゴット協奏曲集ではソリストとして活躍)の妙技が堪能できます。通
奏低音奏者として見事な黒子ぶりを発揮するコワンの腕前も特筆に価します。

LC05 \2280
アレクサンドル・ピエール・フランソワ・ボエリ(1785-1858):作品集
(1)トリオ ハ長調 op.5-2
(2)チェロとエクスプレッシフ・オルガンのための三つのメロディよりアンダ
ンテ・ラルゲット(第1番 ハ短調)
(3)弦楽四重奏曲第1番 イ短調 op.27
(4)弦楽四重奏のためのムヴマン ホ長調
(5)チェロとエクスプレッシフ・オルガンのための三つのメロディよりウン・
ポコ・レント(第2番 ホ長調)
(6)七重奏曲-自作の交響曲による
(7)チェロとエクスプレッシフ・オルガンのための三つのメロディよりアンダ
ンテ・ソステヌート(第3番 ト長調)
アンサンブル・バロック・ド・リモージュ
クリストフ・コワン(チェロ)
モザイク弦楽四重奏団
録音:2008年10月
ボエリは、フランスで、作曲家、オルガニスト、ピアニストとして活躍しまし
た。バッハのオルガン音楽をフランスに紹介した人物で、ハイドン、モーツァ
ルト、そして若きベートーヴェンのことを称賛していました。大胆な転調と半
音階を多用しており、古典派の和声に支配された部分と、ロマン派的な要素も
あわせもった作品となっています。

LC01 \2280
ラランド(ミシェル=リシャール・ド・)(1657-1726):カルデーニオの祭り
クリストフ・コワン(指)
アンサンブル・バロック・ド・リモージュ
録音:2004年10月
ラランド(ドゥラランド)は、モテットが今でも広く知られていますが、「若者
のバレエ」や世俗作品も多く書いています。ドン・キホーテにまつわるこれら
のバレエ音楽は、どれも当時の宮廷の典雅さに溢れており、フランス・バロッ
クが好きな人にはたまらない曲ばかりです。
カルデーニオとは、セルバンテス作の『ドン・キホーテ』の挿入話に登場する
人物。『ドン・キホーテ』の原作(カスティーリャ語)は1605年に出版、1612年
には英語版がロンドンで出版、翌1613年には舞台化されました。ヨーロッパ中
を夢中にさせました。フランスではシャルル=アントワーヌ・コアペル(画家、
父はヴェルサイユ宮殿の装飾画家アントワーヌ・コアペル)という人物がこれ
をバレエの台本へと翻案、ラランドと振付師バロン(幼き日のルイ15世のバレ
エの教師も勤めた)の協力を得てバレエが完成しました。完全なスコアは残さ
れていませんが、様々な資料から47曲がこのバレエのために作曲されたとされ
ています。この録音では41曲が収録されています。

LC02 \2280
セバスティアン・ド・ブロサール(1655-1730):グラン・モテ集
(1)イン・コンヴェルテンド・ドミヌス
(2)ミゼレーレ・メイ、デウス
(3)カンティクム・ユシャリスティクム・プロ・パーチェ
デルフィン・コロー(S)、カテリーヌ・パドゥ(S)、
ジャン=ポール・フォシェクール(C-T)、
ジル・ラゴン(T)、オリヴィエ・ラルート(Br)、ジェローム・コレアー(Bs)
クリストフ・コワン(指)
合唱:アクサントゥス(合唱指揮:ロランス・エキルベイ)
録音:2005年秋
ブロサールはフランスの辞書編纂者、愛書家、理論家、作曲家、聖職者などと
して活躍した才人。現在ブロサールの名は、フランスでは初めての「音楽辞典」
を編纂したことによって知られています。しかし、音楽家としても、シャルパ
ンティエやラランドらと同じくらいに活躍していました。彼は他の音楽家とち
がって、合唱隊などに参加せず、個人レッスンで理論と楽譜を学びました。



<Medici arts>~idealeaudience
3077928(DVD-Video) \2900
音声:PCMステレオ(英・仏) ドルビーデジタルステレオ(独)
「トスカニーニ イン・ヒズ・オウン・ワーズ」
(1)完璧主義者、トスカニーニ
(2)デビュー・1886年-ヴェルディとの出会い
(3)生涯の女性たち-両親
(4)ベートーヴェン-ストコフスキー-プッチーニ-カタラーニ
(5)ワーグナー:エクスタシーと苦悶
(6)世界大戦-ムッソリーニ-ヒトラー
(7)スカラ座の再開-アメリカ
(8)カルラの死-完全なる休息の発見
(9)エンド・クレジット
監督:ラリー・ワインスタイン
プロデューサー:エレーヌ・ル・クール&ダニエル・アイアン
アソシエイト・プロデューサー:ヨーロピアン・ミュージック&アーツ・コン
サルタンツ、ステファン・ライト
脚本:ラリー・ワインスタイン&ハーヴェイ・サックス
[2008年ARTEフランス・BBCウェールズ共同制作]
イタリアが生んだ20世紀を代表する指揮者アルトゥーロ・トスカニーニ(1867-
1957)。歿後50年を記念して製作されたドラマ仕立てのドキュメンタリーは、
NHK-BSで放送された際に、たいへんおもしろいとファンの間で評判となりまし
た。トスカニーニ自身は一切のインタビューを受けず、また日記の類も遺しま
せんでしたが、これは晩年にトスカニーニの息子ウォルターがひそかに録音し
ていた150時間にもおよぶ、マエストロが交わした友人や家族との会話テープと
手紙をもとに、マエストロの実像に迫ろうというものです。マエストロを囲ん
で自宅の居間で繰り広げられる会話という設定で再現される内容は、結構きわ
どい発言のオンパレード。ムッソリーニ、ヒトラーに怒りをあらわにするのは
理解できるにして、ストコフスキーやフルトヴェングラーのこと、ワーグナー
やベートーヴェン、ヴェルディとプッチーニなどがいったいどのように語られ
ているのかは見てのお楽しみ。もちろん、マエストロ本人による指揮姿もふん
だんに盛り込まれているのでこちらも見ごたえ満点。なお、日本語字幕はあり
ませんが、演じる俳優たちの口調と演技で、流れはじゅうぶん掴めるようにお
もわれます。
キャスト(配役)は以下の通り。
バリー・ジャクソン(アルトゥーロ・トスカニーニ)
ジョゼフ・ロング(ウォルター・トスカニーニ:マエストロとカルラの間に生ま
れた第1子・長男)
カロリーナ・ジアムメッタ(ウォリー・トスカニーニ:同上第2子・長女)
マイケル・ブランドン(ウィルフリード・ペルティエ:メトロポリタン・オペラ
のスタッフでトスカニーニ一家の親友)
ジェニー・グーセンス(アニタ・コロンボ:スカラ座におけるトスカニーニのア
ーティスティック・エグゼクティヴ・アシスタントで、トスカニーニ一家の親
友)
ヴァレンティナ・チコ(イリス・カンテッリ:トスカニーニが大いに期待してい
た指揮者グイド・カンテッリの夫人)



<CALLIOPE>
CAL5630 \1550
ヴィヴァルディ:
ピッコロのための3つの協奏曲RV443、RV444、RV445/フルート協奏曲RV108,
テレマン:12のファンタジー(1732/33刊)より第1、2、4、5、8、9、12番
ジャン=ルイ・ボーマディエ(Fl、ピッコロ)
ジャン=ピエール・ランパル(指)フランス国立管弦楽団
録音:1979年5月
フランスが生んだ天才フルーティスト、ボーマディエが奏でる音色はどこまで
も切れ味がよく澄み切ったもの。鳥のさえずりを思わせる軽やかな音楽作りに
心躍ります。

CAL5317 \1550
モーツァルト:グラン・パルティータ
エリック・ボド(指)アンサンブル・フィリドール
録音:2001年10月
ミステリアスでユートピアのようで、それでいて大変な難曲で、音楽史上類ま
れなるこの作品を、ピリオド楽器の管楽器アンサンブルの演奏で。

CAL5361 \1550
モーツァルト:後宮からの誘拐(抜粋)-管楽アンサンブル編曲版
アンサンブル・ア・ヴァンティ
18世紀後半に流行した、管楽器アンサンブル編成による「ハルモニームジー
ク」。ドナウエッシンゲンのフルステンベルク宮殿に残されている編曲譜を使
用しての演奏です。

CAL5335 \1550
バルトーク:
(1)弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 
(2)弦楽のためのディヴェルティメント
エマニュエル・ルデュック=バロム(指)
バルティック室内O. アレクサンドル・パンコウ(P)
アンナ・マカロヴァ(Hrp) マリア・チェルノウソヴァ(チェレスタ) 他
録音:2003年12月
ルデュック=バロム率いるバルティック室内管弦楽団の第2弾。2000年結成の
サンクトペテルブルクPO の団員からなる優秀な団体で、2003年の春にリリー
スされたオネゲルとシュトラウスのデビューアルバムで、鋭利に引き締まった
アンサンブル力を大いに見せ付けました。今回のバルトークでも、なにやらム
ラヴィンスキーと同じ空気を感じさせる張り詰めた緊張感が遺憾なく発揮され
ています。

CAL5831 \1550
ドビュッシー:前奏曲〔第1巻24曲(全曲)、第2巻12曲(全曲)〕
テオドーレ・パラスキヴェスコ(Pf)
録音:1976年
ドビュッシー賞を受賞したパラスキヴェスコによる前奏曲(全曲)。ベーゼンド
ルファーのピアノを用いており、絶妙に交じり合う音色が魅力です。

CAL5718 \1550
バッハ:トッカータとフーガ(BWV565,564,538,587,542,540)
アンドレ・イゾワール(オルガン/Grenzig de St-Cyprien-en-Perigord))
録音:1993年

CAL5720 \1550
バッハ:オルガンと管弦楽のための作品集
アンドレ・イゾワール(オルガン/Westenfelder)
マルティン・ジェステル(指)ル・パルルメント・ドゥ・ムジーク
録音:1993年
きちんとしたアーティキュレーション、美しいフレージング。名手イゾワール
によるバッハの名盤。



<ZIG ZAG TERRITOIRES>
ZZT090202 \2480
アルビノーニ:6つの4声のシンフォニア Op.2
ソナタ第1番ト長調、ソナタ第2番ハ長調、ソナタ第3番イ長調
ソナタ第4番ハ短調、ソナタ第5番変ロ長調、ソナタ第6番ト短調
キアラ・バンキーニ(Vn,指) アンサンブル415
録音:2008年5月26-30日(パリ)
アルビノーニの隠れた名曲作品2。ヴィヴァルディ、マルチェッロ、ロッティな
ど豊富な人材を輩出した当時のヴェネツィア。アルビノーニもその一人ではあり
ますが、あの有名な「アダージョ」のほか(レモ・ジャゾットによる捏造説あり)
作品7、作品9の協奏曲集は良く耳にするでしょう。この秘曲作品2は1700年に出
版されたもの。4声のシンフォニアと5声の協奏曲の全12曲からなる作品。ここで
は6つのシンフォニアを収録しています。各4楽章形式に、ヴァイオリン2本、
ヴィオラ2本、コントラバス、テオルボ、クラヴサンのアンサンブル。快活で色
彩に溢れ、美しいメロディー、ヴァネツィア派らしい華やかな作品です。演奏は
タルティーニ(ZZT080502)で衝撃的な演奏を聴かせたバロック・ヴァイオリンの
巨匠キアラ・バンキーニ率いるアンサンブル415。冴え渡るアンサンブル、明る
く爽快なバンキーニの開放的演奏が作品の魅力を際立たせています。

ZZT090104 \2480
J.S.バッハ:さあ来てください、異教邦人の救い主-プレリュード&フーガ
「さあ来てください、異教邦人の救い主」BWV659(ブゾーニ編)、
平均律クラヴィーア曲集第1巻第2番ハ短調BWV847、
平均律クラヴィーア曲集第1巻第15番ト長調BWV860、
平均律クラヴィーア曲集第1巻第10番ホ短調BWV855、
「おお愛する魂よ、汝を飾れ」(ブラームス:11のコラール前奏曲よりOp.122-5)、
平均律クラヴィーア曲集第1巻第9番ホ長調BWV854、
平均律クラヴィーア曲集第1巻第19番イ長調BWV864、 
平均律クラヴィーア曲集第1巻第6番ニ短調BWV851、
「イエスよ,わたしは主の名を呼ぶ」BWV639(ブゾーニ編)、
平均律クラヴィーア曲集第1巻第12番ヘ短調BWV857、
平均律クラヴィーア曲集第1巻第11番ヘ長調BWV856、
平均律クラヴィーア曲集第1巻第22番変ロ短調BWV867、
「目覚めよと呼ぶ声あり」BWV645(ブゾーニ編)、
平均律クラヴィーア曲集第1巻第21番変ロ長調BWV866、
平均律クラヴィーア曲集第1巻第17番変イ長調BWV862、
平均律クラヴィーア曲集第1巻第7番変ホ長調BWV852
エドナ・スターン(P)
録音:2008年4月
ピアノとフォルテピアノを見事弾きわけニュアンスに富んだ演奏をするエドナ・
スターンの新譜はバッハの平均律を軸に構成された意欲的な内容。J.S.バッハは
ルターが作ったルーテル教会会衆のコラールを自身の教会音楽の中心に据え作曲
家活動を行っていました。「さあ来てください、異教邦人の救い主」は典型的な
例の一つです。ルーテル教会は待降節第1主日用として選んだこのコラールをバ
ッハは3つのカンタータ(BWV61、62、36)、いくつかのオルガン作品の主題に採用
しています。このような関係性は今回のアルバムにも密接に関わっています。エ
ドナ・スターンはバッハの鍵盤作品についてもカンタータ同様の一連の関連的要
素を提示しようとしています。エドナ・スターンの新たなアプローチでそれぞれ
の作品の表情を丁寧に浮かび上がらせています。次回のエドナのアルバムはモー
ツァルトのピアノ協奏曲が予定されています。



<Ondine>
ODE1141 \2080
ヒンデミット:
管弦楽つきピアノ音楽-左手のためのピアノ協奏曲 Op.29(世界初録音)
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」
クリストフ・エッシェンバッハ(指)
カーティス交響楽団
レオン・フライシャー(P)
録音:2008年4月27日 ヴェリゾンホール
(フィラデルフィア、ペンシルヴェニア州)(ライヴ)
メーリー・ルイーズ・カーティス・ボックが1924年、フィラデルフィアに創立し
たカーティス音楽学校は、高度なプロフェショナル教育を行う音楽学校として
知られます。サミュエル・バーバー、レナード・バーンスタイン、アラン・ギ
ルバート、ヒラリー・ハーン、ラン・ランらがカーティスの出身です。厳しい
オーディションを経て入学を許された学生には全員、長所と才能に応じて奨学
金が給付され、授業料に充てられます。オーケストラとオペラのプロフェッショ
ナルを養成する課程を中心に、鍵盤楽器、作曲、指揮の教育も行われ、2008/09
年度には162名の学生が在籍しています。カーティス交響楽団は、14歳から25歳
まで100名を超すプレーヤーで構成され、フィラデルフィア管弦楽団が本拠とす
るヴェリゾンホールで年3回のコンサートを行っています。2008年4月27日のコ
ンサートで彼らは、ヒンデミットの「管弦楽つきピアノ音楽」とドヴォルザーク
の「新世界」を演奏。ヒンデミットの左手の協奏曲は、フライシャーが初演をし
て世界各地で演奏を行っている曲で、ラヴェル同様ヒンデミットが第一次大戦
で右手を負傷したピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインへ献呈。そのま
ま演奏されることなく彼の遺品から発見され、その後フライシャーが手に入れ
2004年にラトル&BPOとともに初演されました。

ODE1084(SACD-Hybrid) 2枚組 \2980
マーラー:
(1)交響曲第6番イ短調「悲劇的」、(2)ピアノ四重奏曲イ短調(1876)
(1)クリストフ・エッシェンバッハ(指)フィラデルフィア管弦楽団
(2)クリストフ・エッシェンバッハ(P)
[フィラデルフィアO.のメンバー]
デイヴィッド・キム(Vn) チューン=ジン・チャン(Va) 
エフェ・バルタチギル(Vc)
録音:(1)2005年11月(ライヴ)
(2)2006年3月フィラデルフィア、ヴェリゾン・ホール
KDC5014の直輸入盤。



<haenssler>
98589 \2080
ハイドン:弦楽四重奏曲集
(1)第66番ト長調Op.64-4
(2)第74番ト短調Op.74-3「騎士」
(3)第79番ニ長調Op.76-5「ラルゴ」
ミネッティ四重奏団
マリア・エーマー(Vn)、アンナ・クノップ(Vn)
マルクス・フーバー(Va)、レオンハルト・ロチェック(Vc)
録音:(1)2008年2月(2)2008年10月(3)2008年12月
オーストリア、ブルゲンラント、フランツ・リスト・センター・ライディング
2003年結成の新鋭ミネッティ・クァルテットのデビュー・アルバムは、2008年
11月の初来日公演の折にも話題を呼んだハイドン。アルバン・ベルク四重奏団
やアルティス四重奏団といった、同じオーストリア勢の名アンサンブルのメン
バーに師事してきたかれらは、すでにヨーロッパでは着実にキャリアを積み上
げています。2007年のフィレンツェのリンボッティ国際弦楽四重奏コンクール
第1位をはじめコンクール入賞歴も数多く、また今シーズンは2008年10月にアム
ステルダムのコンセルトへボウ、2009年に入り4月にウィーンのムジークフェラ
インザール、6月にバーデン=バーデンなど主要な会場でのコンサートも注目を
集めています。
ウィーンのヨーゼフ・ハイドン・コンクールでハイドン賞に輝いた彼らにとっ
て、デビュー盤はいわば自信の演目だけに大いに期待されるところです。
=ミネッティ・クァルテット=
オーストリア出身の若手メンバーにより2003年に結成。現在もウィーン国立音
楽演劇大学でヨハネス・マイスル教授(アルティス四重奏団メンバー)及びアル
バン・ベルク四重奏団メンバーに師事。また、ヨーロッパ室内楽アカデミーの
メンバーとして、ハット・バイエルレ(アルバン・ベルクQ.の元ヴィオラ)、ア
マデウス四重奏団、モザイク・クァルテット、ハーゲン四重奏団などのマスタ
ークラスにも参加しています。
コンクールの受賞歴も輝かしいものがあり、2006年にグラーツのフランツ・シュ
ーベルト国際弦楽四重奏コンクール最高位。2007年にはフィレンツェのリンボッ
ティ国際弦楽四重奏コンクール第1位、ウィーンのヨーゼフ・ハイドン・コンク
ールでハイドン賞を受賞しています。また、2008/09年シーズンにはEcho
Klassik の「ライジング・スター・シリーズ」に選出され、この流れでアムス
テルダム、ストックホルム、パリ、ケルン、ルクセンブルク、アテネ、ブリュッ
セル、バーミンガム、バーデン=バーデン、ザルツブルク、ウィーンの主だった
演奏会場でのコンサートがすでに決まっています。使用する楽器は国立オース
トリア銀行から貸与された1774年製グァダニーニ、1756年製ロレンツィーニ
(以上ヴァイオリン)、1681年製トノーニ(チェロ)。

98546 8枚組 \4050
「シューベルト:弦楽四重奏曲全集 / ヴェルディ四重奏団」
[CD1]
第13番イ短調D804「ロザムンデ」
第3番変ロ長調D36
録音:1997年
[CD2]
第14番ニ短調D810「死と乙女」
第2番ハ長調D32
録音:1996年
[CD3]
第9番ト短調D173
第8番変ロ長調D112
断章ハ短調D103
録音:1998年
[CD4]
第7番ニ長調D94
第1番ト短調 / 変ロ長調 D18
第6番ニ長調D74
録音:1998年
[CD5]
第15番ト長調D887
第5番変ロ長調D68
録音:1998年
[CD6]
第10番変ホ長調D87
メヌエット ニ長調D86
5つのメヌエットD89
5つのドイツ舞曲D89
録音:1997年
[CD7]
第12番ハ短調D703「四重奏断章」
第4番ハ長調D46
第11番ホ長調D353
録音:1997年(第12番)、1998年(第4番&第11番)
[CD8]
弦楽五重奏のための序曲ハ短調D8
弦楽五重奏曲ハ長調D956
録音:1996年
ヴェルディ四重奏団
ディディエ・ポスキン(Vc)[CD8のみ]
収録場所:ケルン・フンクハウス、ドイチュラントフンク室内楽ホール
ブラームスのシリーズでおなじみのヴェルディ・クァルテットによるシューベル
トが一挙に全集で登場します。当セット、通常の弦楽四重奏15曲だけでなく、
弦楽五重奏さらには小品までたっぷりと収められている上に、お値段も通常の
3枚価格弱という破格値でのご提供となります。ドイチュラントフンクとの共同
制作で録音も万全で、みずみずしい響きを余さず捉えています。コレクション
に便利なクラムシェル・ボックス仕様。

98539 \2080
ブラームス:
(1)弦楽六重奏曲第1番変ロ長調Op.18
(2)弦楽五重奏曲第2番ト長調Op.111
(1)(2)ヘルマン・フォス(Va)
(1)ペーター・ブック(Vc)
ヴェルディ四重奏団
録音:(1)2008年2月20-22日(2)2007年11月14-16日
ケルン、ドイチュラントフンク室内楽ホール
(ドイチュラントフンクとの共同制作)
ヴェルディ四重奏団のブラームス・シリーズ第4弾。映画「恋人たち」をはじめ、
第2楽章がたびたび使用されて有名な六重奏第1番に、イタリア旅行後特有の明る
さが特徴で、晩年のブラームスが持てる精力を込めて書き上げた弦楽五重奏第2
番という組み合わせ。前作(98.518)と合わせて、これで弦楽六重奏と弦楽五重奏
がすべて揃います。このたびもまた名門メロス四重奏団(1965-2005)のメンバー
ふたりをゲストに迎えていることがポイント。作品を熟知するヴェテランの参加
が、演奏にはかりしれない効果を生んでいます。




<harmonia mundi>
HMC901973 \2450
「21世紀のチェロ協奏曲集」
(1)ブルーノ・マントヴァーニ(b.1974):チェロとオーケストラのための協奏曲
(2)フィリップ・シェーラー(b.1957):
風の目(チェロとオーケストラのための協奏曲)
(3)ジルベール・アミ(b.1936):チェロとオーケストラのための協奏曲
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
(1)ギュンター・ヘルビッヒ(指)、ザールブリュッケン放送交響楽団
(2)アレクサンダー・ブリジェ(指)、ラジオ・フランス管弦楽団
(3)ジルベール・アミ(指)、パリ管弦楽団
録音:(1)2005年9月(2)2008年5月(3)2006年9月
時に管楽器を思わせる鋭い音色、時に深く抉るような低音、めまぐるしく上下を
駆け巡る超絶技巧・・・。ケラスのチェロのうまさが200%実感できる現代もの
の登場。もともとケラスはブーレーズ率いるアンサンブル・アンテルコンタンポ
ランに所属していたこともあり、同じ今という時代を生きている作曲家の作品を
演奏し、作曲家とともに音楽を作り上げることに関して特別な思い入れがありま
す。作曲家のいかなる要求をも実現するテクニックは群を抜いています。そんな
ケラスによる、現代を代表する作曲家たちの力作がそろいました。すべて世界初
録音です。
マントヴァーニの作品は、2003年にケラスのために書かれたもの。シューマンの
チェロ協奏曲と同じオーケストラ編成で書かれています。暗い洞窟の中で様々な
音が不気味に響くような冒頭部に始まり、激しい盛り上がりを見せ、最後はサラ
リと終わります。心の原風景を映し出すようなシェーラーの「風の目」。アミ
の作品は、武満徹の思い出に捧げられており、2000年にケラスによってサント
リーホールで初演されました。技巧的な部分もありますが、武満を思わせるよ
うな、静寂を聴かせる作品です。どれもケラスの技が光る作品となっています。




<Whispering Winds>
SPBO0901 \2250
(1)マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調
(2)塚谷水無子:オーボエとオルガンのための さくら,さくら
(3)フォーレ:オーボエとオルガンのための小品
(4)フォーレ:フルートとオルガンのためのパヴァーヌ
(5)リムスキー・コルサコフ:くまん蜂の飛行(Fl&Org)
(6)ハイドン:音楽時計の音楽-アレグロ・モデラート、アレグレット
(7)J.S.バッハ:小フーガ ト短調BWV542, 協奏曲 ヘ長調BWV978
(8)ジョン・トラヴァース:コルネット・ヴォランタリー ハ長調
(9)ブクステフーデ:シャコンヌ ホ短調BuxWV160
(10)アド・ヴァムメス(1953):トッカータ・クロマティカ
(11)アレクサンドル・フェッシ:奉献曲
(12)ルフェビュール・ウェリー:行進曲 ハ長調、オルガン独奏 ト短調
塚谷水無子(Org)
(1)(2)(3)パウラ・オーステンリク(Ob) 
(4)(5)マリアン・ヤスパース・ファイアー(Fl)
「トッカータとフーガ ニ短調」「管弦楽組曲第2番(オルガン版)」等を収録し
た第1弾(SPBO.0601)に続くCD。オランダを中心にヨーロッパで活躍中の塚谷はキ
ングレコードからも「癒しのオルガン」(KICC-729 4月8日発売)で国内盤デビュ
ー。



<BBC LEGENDS>
BBCL4256 \2180
ステレオ
(1)ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第6番ホ短調
(2)同:トーマス・タリスの主題による幻想曲
(3)ハドリー:春のある朝
(4)バックス:地中海
(5)[ボーナス・トラック]ベルク:抒情組曲からの3つの楽章
サー・エイドリアン・ボールト(指)
(1)(2)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 
(3)(4)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 (5)BBC交響楽団
録音:(1)(2)1972年7月7日チェルトナム、タウン・ホール
(ヴォーン・ウィリアムズ生誕100年記念コンサート・ライヴ)
(3)(4)1969年11月26日バーキング・タウン・ホール(スタジオ・セッション)
(5)1966年12月12日ロンドン、BBCメイダ・ヴェイル・スタジオ
英国の巨匠ボールトは、アナログ期に2度に渡る交響曲全集完成という前人未
到の偉業を成し遂げたヴォーン・ウィリアムズのエキスパート。1972年の作曲
者生誕100年記念コンサートより、1947年に初演を手がけた交響曲第6番に、
有名なタリス幻想曲を収めています。作曲家の親友であったボールトにとっ
ては、ともに幾つもの別演奏を数えるものとはいえ、やはりモニュメンタル
なライヴということでは格別価値ある内容といえるでしょう。
ほかに、敬愛するディーリアスの影響と抒情美が特徴的で、ヴォーン・ウィ
リアムズ70歳の誕生日を祝して作曲されたハドリーに、自作ピアノ曲からの
編曲作であるバックスの小品も、英国音楽のスペシャリストたるボールトの
看板どおりの出来栄えとなっています。さらに、ボーナスのベルクはボール
ト・ファンには絶対に見逃せないレアな内容。ボールトは1933年にヴォツェ
ックを先駆的に取り上げており、期待の高まるものといえそうです。

BBCL4257 \2180
ステレオ
(1)ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53, B.108
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
ヨゼフ・スーク(Vn)
サー・マルコム・サージェント(指)BBC交響楽団
録音:(1)1964年8月27日(2)1965年9月9日
以上ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
ことし2009年が生誕80年にあたる現役の名手スークを記念して、若き日のめ
ずらしいプロムス・ライヴがBBC LEGENDSよりリリースされます。
スークの記念すべきプロムス・デビューにあたるドヴォルザークに、久々の
カタログ復活となるベートーヴェン。ソリストとして、またスーク・トリオ
のメンバーとして長年、数多く日本のファンを魅了し続けたスークがまだ30
代半ば、ともに40年以上も前のライヴですが、清潔感のある美しくあたたか
い音色はいまも昔も変わりません。リマスタリング担当はポール・ベイリー。

BBCL4258 \2180
モノラル
(1)レズニチェク:歌劇「ドンナ・ディアナ」序曲
(2)チャイコフスキー:交響曲第3番ニ長調Op.29「ポーランド」
(3)エルガー:エニグマ変奏曲Op.36
コンスタンティン・シルヴェストリ(指)ボーンマス交響楽団
録音:(1)1962年9月25日ボーンマス、タウン・ホール(ライヴ)
(2)(3)1967年7月3日以上ボーンマス、ウィンター・ガーデンズ(ライヴ)
マニアから熱い支持を集める鬼才シルヴェストリはことし2009年に歿後40年
を迎えます。晩年に音楽監督を務めた手兵ボーンマス響とのライヴ集も今回
ですでに4種目。EMIにセッションで行った後期の3曲が代表的な録音とされる
ように、また、BBC LEGENDSでは1963年のマンフレッド(BBCL.4007)、1966年
の第2番(BBCL.4182)が知られるチャイコフスキーは、シルヴェストリが得意
とするプログラム。さらに、1968年の交響曲第1番や1966年の序曲「コケイ
ン」(いずれもBBCL.4182)が知られるエルガーもまた、シルヴェストリが好ん
で取り上げていた作曲家。両作品とも思い入れが強く、ファンにはこたえら
れない濃厚な味わい。なお、レズニチェクはシルヴェストリの母方の甥にあ
たる作曲家。代表作「ドンナ・ディアナ」からの序曲は、シルヴェストリと
ボーンマス響の持ち味が良く出たハイテンションな演奏です。

BBCL4254 \2180
ステレオ
(1)メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14
(2)シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調D.959
(3)シューマン:謝肉祭Op.9
(4)チャイコフスキー / ラフマニノフ編:子守歌 変イ短調Op.16-1
(5)シューマン / タウジヒ編:密輸入者Op.74-10
シューラ・チェルカスキー(P)
録音:1970年11月1日ロンドン、クィーン・エリザベス・ホール(ライヴ)
晩年、20世紀が生んだ最後のヴィルトゥオーゾと騒がれたチェルカスキーに
よるBBC LEGENDS第7弾。1970年のリサイタル・アルバムでは、1960年のワー
ルド・レコード・クラブ録音をのぞいて、以来決して残さなかったシューベ
ルトのソナタ第20番ほかを取り上げています。なかでも、華麗で技巧的なメ
ンデルスゾーンはもっともチェルカスキー向きのレパートリーといえ、ぬめ
り感のある独特の音色とともに印象深いものとなっています。リマスタリン
グ担当はポール・ベイリー。

BBCL4255 \2180
ステレオ
(1)ブラームス:歌曲集「マゲローネのロマンス」Op.33
(2)シューベルト:ドナウにてOp.21-1, D553
(3)同:さすらい人D649
(4)同:友にD654
(5)同:プロメテウスD674
(6)同:ヘリオポリスII D754
(7)同:さすらい人が月に寄せてOp.80-1, D870
(8)同:漁師の歌D881
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
(1)スヴャトスラフ・リヒテル(P) (2)-(8)ベンジャミン・ブリテン(P)
録音:(1)1965年6月20日オールドバラ、教区教会(ライヴ)
(2)-(8)1972年6月8日オールドバラ、スネイプ、モルティングス(ライヴ)
バリトンの巨人フィッシャー=ディースカウがオールドバラ音楽祭で行なっ
たふたつのリサイタルから収録。リヒテルとは、1970年のザルツブルク音楽
祭(ORFEOR.490981)でも取り上げているブラームスの「マゲローネのロマン
ス」。ふたりともキャリアの絶頂期にあった、この1965年のリサイタルは記
録では知られる内容でしたが、正規盤でのリリースは喜ばれるところでしょ
う。フィルアップのブリテンとのシューベルトは過去にブリテン・ザ・パフォ
ーマーとして出ていたもの。このたびトニー・フォークナーによる新リマス
タリングで音質の改善が施されています。



<Profil>
PH09011(SACD-Hybrid) \2180
マルセル・デュプレ(1886-1971):オルガン交響曲 第2番 作品26
ジャイルズ・スウェイン(1946-):オルガンのためのリフ-ラフ(1983)
ジョセフ・ジョンゲン(1873-1953):英雄ソナタ 作品94
フランク・ブリッジ(1879-1941):アダージョ ホ長調
マルセル・デュプレ:2つのスケッチ作品41
トビアス・フランク(Org:クラウス・オルガン使用)
録音:2007年12月10-12日ニーダーバイエルン、シュヴァイクベルク、
ベネディクト修道院
二つのタイプの近現代オルガン傑作を集めたCDがProfilより発売となります。
まず、ジョセフ・ジョンゲンとフランク・ブリッジは、オルガンの伝統的な
スタイルを持ちながら、シェーンベルク、ベルク、ブーレーズといった現代
作曲家のような新しい音楽のパイオニアに感化されていない作風が印象的な
作品です。一方、デュプレとスウェインは、自国の伝統的スタイルを捨て、
オルガンの可能性を追求した、新しいアイディアと概念を含む新たな美学を
追求した作品です。
中でも注目がマルセル・デュプレの作品です。デュプレは20世紀のコンサー
ト・オルガニスト、作曲者として最も重要な存在です。彼は特に即興音楽の
名手で、オルガンのための数多くの作品を残しております。ここで収録され
ているオルガン交響曲第2番は彼の初期の作品で、フランスのロマン的なメロ
ディをモチーフに壮大なオルガン交響曲に書き上げました。
使用オルガンはシュヴァイクルベルクのベネディクト修道院の2000年建造さ
れたクラウス・オルガンです。
オルガン・ビルダーのクラウスは教会建築に理想的な響きを追求した結果、
連動オルガンを造りました。これは独立した二つのオルガンを教会の両側に
配置し、演奏は教会の中央に置かれたコンソールにより演奏できるというも
のです。音響効果を考慮した選曲に加え、ハイブリッドSACDですので、教会
の中央で聴いているかのような臨場感と迫力をお楽しみいただけます。
演奏のトビアス・フランクはミュンヘン音楽・演劇大学でオルガン演奏を学
び、バイエルンのアイヒシュテット教会オルガニストとして研鑽を積みまし
た。これまでにヴィンセント・ワーナー(フランス)、ジャン=パーカー・ス
ミス(イギリス)、ハンス=オラ・エリクソン(スウェーデン)に師事しており
ます。
2008年10月よりノイブランデンブルグの聖ヨハネス教会の専属オルガニスト
となり教会の礼拝式をはじめコンサートも行っております。本録音は彼のコ
ンサート・オルガニストとしての実力がわかる19世紀-20世紀にかけてのフラ
ンス・イギリスのオルガン作品の傑作集です!



<JVC XRCD>
JMXR24002S(XRCD-SHM仕様) \3800
バッハ:オルガン名曲集
トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582
小フーガ ト短調 BWV.578
幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542
シュブラー・コラール第1番『目覚めよ、と我らに呼ばわる物見らの声』
BWV.645
コラール前奏曲『われいずこに逃れ行くべき』 BWV.646
シュブラー・コラール第3番『尊き御神の統べしらすままにまつろい』
BWV.647
ジグモント・サットマリー(オルガン)
録音:1978年 オランダ、ズウォレ聖ミヒャエル教会(ステレオ)
古くからの音楽ファンならかつて1度は耳にした懐かしいサットマリーのバッ
ハのオルガン名曲集。あまりに売れたために、早速第2弾も制作された名盤中
の名盤を、改めてSHM仕様のXRCDで聴いてみるのも一興。まだお聴きでない方
も音の良さと今だ色あせぬ演奏でおすすめです!
本録音は、1978年、オランダ・ズウォレ聖ミヒャエル教会のシュニットガー
・オルガンによるサットマリーの演奏を76cm/secのハイスピードで録音した
当時のオリジナル・アナログマスタテープを原音再生し、その信号をダイレ
クトにスーパーアナログコンソールでxrcd24としてマスタリングを行いまし
た。名盤をさらにSHM仕様で磨き上げました。

JMXR24028S(XRCD-SHM仕様) \3800
メンデルスゾーン:
交響曲第4番イ長調 op.90『イタリア』
交響曲第5番ニ短調 op.107『宗教改革』
シャルル・ミュンシュ(指)ボストン交響楽団
録音:1957,58年、ボストン、シンフォニー・ホール(ステレオ)
熱狂と興奮が渦巻く「イタリア」、荘厳なまでに美しい「宗教改革」。キリ
スト教徒ではなくとも最終楽章の異様な高揚感に、思わず打たれます。トス
カニーニのモノラル盤と双璧をなす、ミュンシュの快演、待望のSHM仕様XRCD
で発売!

JMXR24001S(XRCD-SHM仕様) \3800
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 op.8『四季』
ジェラール・ジャリ(ヴァイオリン)
ジャン=フランソワ・パイヤール(指)パイヤール室内管弦楽団
録音:1976年 パリ、ノートルダム・デ・ローズ教会(ステレオ)
最新録音に勝るとも劣らない驚異の音質!1976年に録音されたオリジナル4ch
アナログマスターをJVC独自開発のテープレコーダで原音再現、その信号をダ
イレクトに2chへミキシングしながら、スーパーアナログコンソールでxrcd24
としてマスタリングを行いました名盤をさらにSHM仕様に!決定的音質で登場
です!



<Mariinsky>
新規レーベルの取り扱いを開始いたします。
ロシア、ペテルブルグの至宝マリインスキー劇場。ゲルギエフの精力的活動
とあいまって、今日世界最高のオペラ劇場のひとつとしてカリスマ的な人気
を保っています。これまでユニバーサル系レーベルから数多くの名盤をリリ
ースしてきましたが、今回、劇場自体が独自レーベルをたちあげることとな
りました。響きの良さで定評のあるマリインスキー・コンサートホールを用
い、レコーディングにはグラミー賞受賞のプロデューサー、ジェイムズ・マ
リンソンとミキサーのジョン・ニュートンを起用、SACDハイブリッド高音質
録音を目指しています。何よりゲルギエフ自身が意欲満点で、新しいレパー
トリーも興味深く、彼らの芸術を存分に堪能できます。ご期待下さい。

MAR0501(SACD-Hybrid) 2枚組 \2980
ショスタコーヴィチ:歌劇「鼻」(全曲)
コヴァリョーフ:ヴラジスラフ・スリムスキー(Br)、
イワン・ヤコヴレヴィチ:アレクセイ・タノヴィツキ(Bs)、
警察分署長:アンドレイ・ポポフ(Ten)、
鼻:セルゲイ・セミシュクル(Ten)、
床屋の妻:タチヤナ・クラフツォワ(Sop)、
医者:ゲンナジー・ベズズベンコフ(Bs)、
イワン:セルゲイ・スコロホドフ(Ten)
ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場管弦楽団、同合唱団
録音:2008年7月15-25日(セッション録音)
ショスタコーヴィチ初期の問題作がゲルギエフの演奏でついに登場します。
当時22歳のショスタコーヴィチのとんがり方は危険なまでに鋭く、まさに才
気煥発のひとことに尽きます。主人公の鼻が勝手にひとり歩きを始めるとい
う荒唐無稽なゴーゴリの原作を、ショスタコーヴィチならではの皮肉で人を
くったような音楽が彩っています。作風的にはかなり前衛的で、これまで難
解とされてきましたが、さすがゲルギエフ、テンポの良さや強烈な金管など
からお馴染みのショスタコ色を引き出し、何と面白い作品かと驚かせてくれ
ます。強い緊張感とオケのコントロールも驚異的で、これまで誰も実現でき
なかったレベルで作品の真価を知らしめてくれます。マリインスキーの歌手
陣も熱演。ショスタコ・ファンなら絶対に聴かねばならないアルバムです。



<GATEWAY>
GW3101 \2080
CD+【ボーナスDVD「触って、感じて、ワーグナー!」】
(1)Big Bandザ・ライド-ワルキューレの騎行
(2)Soul&Gospelハーレムの通りで-「ワルキューレ」魔の炎の音楽
(3)Gospelハーレムの結婚式-「ローエングリン」結婚行進曲
(4)Soul-Pop ballad 空に向かう地下道-「
神々の黄昏 」ブリュンヒルデの自己犠牲
(5)Blues星の光に包まれて-「トリスタンとイゾルデ」イゾルデの愛の死
(6)Jazzマンハッタンの夜明け-「タンホイザー」夕星の歌
(7)SwingJazz来週末会おう!-「マイスタージンガー」前奏曲
(8)Ballad ウィンタータイム-「ワルキューレ」冬の嵐は過ぎ去り
(9)Rock 鉄の男-「ジークフリート」ミーメの鍛冶の音楽
(10)Rap & Hiphop こりゃ、モノホン ワーグナー-「神々の黄昏」
アレクサンダー・モットク(指)
Gateway SO、イェルク・アキム・ケラー(指)hr ビッグバンド、
レジー・ムーア(Pf)ケニー・マーティン(Drums)
アール・ボスティック(Db)他

GW3102 \2080
CD+【ボーナスDVD「触って、感じて、ワーグナー!」】
(1)Sevillanaアンダルシアの炎Vs.荒野の情熱-
「リエンツィ」序曲+グラナドス:アンダルーサ
(2)Rumba-Flamencoカルメンの願い-「タンホイザー」序曲
(3)Muneiraブランカの踊り-
「ジークフリート」ジークフリートの動機:Galiciaの楽器
(4)Galicia のFadoお母さん、どこ?-
「ジークフリート」俺のお母さんは、いったいどんなだったんだろう?
(5)Buleria 幸せな魔女-
「ローエングリン」第2幕 オルトルートが荒々しい喜びで飛び上がるシーン
(6)Pasodoble セヴィリャの行進-「リエンツィ」+アルベニス「セヴィリャ」
(7)Jota de Aragon 労働者の踊り-
「ジークフリート」ミーメ「見ろ、おまえは疲れている。ひどい骨折りで。」
(8)Rumba-Flamenco+Blues ジプシーの結婚式-
「ローエングリン」結婚行進曲+アルベニス「アストゥリアス」
(9)Swing 罪びとのためのレクイエム-
「ワルキューレ」前奏曲+アルベニス「エヴォカシオン」
(10)Pasodoble マドリッドの決定戦-
「ローエングリン」軍令使のファンファーレ
アレクサンダー・モットク(指)GATEWAY交響楽団
ヘラルド・ヌニェス(Gt) ボビー・マルティネス(Sax) 
パシオン・ヴェガ(Vocal)
ジェリー・ゴンザレス(Tr)他 ペペ・リヴェロ(Pf,Synths)

GW3103 \2080
CD+【ボーナスDVD「触って、感じて、ワーグナー!」】
(1)アンフォルタスの夢-「パルシファル」
(2)ブラジルの結婚式-「ローエングリン」
(3)バイーア・オン・マイ・マインド-「トリスタン」
(4)ティコ・フォーエヴァー-「マイスタージンガー」
(5)フラワー・ガールズ-「パルシファル」
(6)深く青い海を越えて-「オランダ人」
(7)サンシャイン・イン・ユア・アイズ-「マイスタージンガー」
(8)ゴール・フォー・ブラジル-「マイスタージンガー」
(9)ヤング・マジック・ラヴ-「パルシファル」
(10)バック・イン・ミナス・ゲライス-「オランダ人」
(11)ミナスから来たヴェーヌス-「タンホイザー」
(12)ワーグナーのマシュ・ケ・ナダ-「オランダ人」
アレクサンダー・モットク(指)GATEWAY交響楽団
マリア・クレウーザ、ジョルジ・ベンジョール、エジソン・コルデイロ(Vo) 
ワグナー・ティソ(Accordeon)

GW3100 \2080
CD+【ボーナスDVD「触って、感じて、ワーグナー!」】
(1)「さまよえるオランダ人」-Flying Over The Sea
(2)「神々の黄昏」-Radio-Introduction
(3)「ローエングリン」-Just Married
(4)「神々の黄昏」-Knocking At The Door
(5)「タンホイザー」-Venus Is Waiting
(6)「ジークフリート牧歌」-Morning In Pinar Del Rio
(7)「ジークフリート」-Lonesome In The Forest
(8)「パルジファル」-The Way To The Light
(9)「パルジファル」-Grief About What?
(10)「トリスタンとイゾルデ」-Hop To See You Again
ヴォルフ・ケルシェック(指)GATEWAY交響楽団
ラモン・ヴァッレ(Pf) オマール・ロドリゲス・カルヴォ(Perc)
ドロレス・ガルシア・サラス、アンヘル・ガルシア・アーネス(Vocal)
このCDは以前、NCWWC-002の番号で発売済み。今回DVDが付いてお買い得に!

GW3105 \2080
(1)ジークフリートのラインの旅
(2)指環から離れろ
(3)ワルキューレの騎行
(4)ノートゥング!ノートゥング!
(5)ローゲ、来い!
(6)ラインの黄金よ、ラインの黄金よ
(7)「ローエングリン」-結婚行進曲
(8)私は永遠でした。今も永遠です。
(9)「さまよえるオランダ人」-水夫の合唱「見張りをやめよ、舵取りよ!」
(10)「ジークフリート」-見ろ、おまえは疲れている。ひどい骨折りで。
(11)ローエングリンの名乗り
イェルク・アキム・ケラー(指)hr ビッグバンド
ハーブ・ゲラー(alto sax) パキート・ドリヴェラ(alto sax,Cl) 
ジョー・ガラード(Tb)
マイク・スターン(e-Gt) ヴォルフガング・ハフナー(Drums)他

MMJ13061 2枚組 \4160
CD1
(1)コープランド:庶民のファンファーレ
(2)エリック・カルメン&ラフマニノフ:オール・バイ・マイセルフ
(3)チャック・マンジョーネ:サンチェスの子供たち
(4)ピアソラ:忘却
(5)ブライアン・アダムス:Have you ever really loved a woman
(6)ジョー・ザヴィヌル:バードランド
(7)ビル・コンティ:ユア・アイズ・オンリー
(8)ハロルド・アーレン:虹の彼方に
(9)D.Maddux:O Sifuni Mungu(神と王のすべての創造物)
(10)ジョージ・デヴィッド・ワイス:この素晴らしき世界
CD2
「ハーレムのトリスタンとイゾルデ」から3曲、
「ハバナのパルシファル」から3曲、
「ジークフリートのオーレッ!イン・スペイン」から3曲、
「パルシファルのブラジルへの旅」から3曲
+スペシャル・ボーナス曲「ゴール・フォー・ブラジル」
[10人のトランペッター]オットー・ザウター(FIFA2006 ワールドカップ ア
ーティスティック・ディレクター)
ジェームス・トンプソン(イーストマン音楽院教授)
ベンクト・ダニエルソン(イェーテボリ響首席)
ラリー・エラム(ハンブルク歌劇場首席)
ミロスラフ・ケイマール(チェコフィル首席)
ルドルフ・ケップ(ブレーメンフィル)タミヤケンジ(桐朋学園教授)
ヨアヒム・ワンゲンダール(ストックホルム歌劇場副首席)
アレン・ヴィッツッティ、フランツ・ワグナーマイヤー
(インターナショナル・ソリスト)
2006年ドイツで開催されたワールドカップを盛り上げた10人のトランペッタ
ーたちによるPOP Classic とPOP Wagnerセレクションの2枚組み。




<harmonia mundi>
HMC902021 \2450
シューベルト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ ト長調「幻想」D894
4つの即興曲(ヘ短調、変イ長調、変ロ長調、ヘ短調)op.142 D935
アンドレアス・シュタイアー
(フォルテピアノ/クリストファー・クラークによる1827年コンラート・グラ
ーフのレプリカ(1996年))
録音:2008年7,8月
2008年秋にソロで来日し、深く集中したシューマンの世界で聴衆を魅了した
シュタイアー。次なる新譜はシューベルト作品集です。死の2年前に書かれた
「幻想」では、寄せては返す波のような冒頭から、シュタイアーの巧みな語
り口によって静謐の世界へといざなわれます。終始シューベルトの歌に満ち
ており、楽器のあたたかく豊かな色彩を帯びた響きをシュタイアーは見事に
操っています。4つの即興曲も、美しく愛らしい宝ものが並べられた宝箱を
眺めているような、大切な思い出のアルバムをめくっているような、なんと
も幸せな気分になります。



<BIS>
BIS SA1761(SACD-Hybrid) \2500
J.S.バッハ:カンタータ全集 Vol.43
(1)第151番「甘き慰め、わがイエスが来られる」BWV151
(2)第57番「幸いなるかな、試練を耐え忍ぶ者は」BWV57
(3)第110番「我らの口には笑いが満ち」BWV110
ハナ・ブラシコヴァー(Sop)、ロビン・ブレイズ(A)、
ゲルト・テュルク(Ten)、ペーター・コーイ(Bs)、
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
円熟のBCJ、今回も魅力作満載です。管弦楽組曲第4番の序曲が合唱に生まれ
変わった第110番の壮麗さ、バッハ作品の中でもひときわ美しいアリアで光る
第151番いずれも絶品。151番ではチェコの若手ソプラノ、ハナ・ブラシコヴァ
ーがまるで天使のように澄明な声を聴かせてくれます。癒されます。

BIS SA1792(SACD-Hybrid) \2500
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
(2)ピアノ協奏曲変ホ長調 WoO.4(ブラウティハム再構成)
(3)ロンド 変ロ長調 WoO.6
ロナルド・ブラウティハム(Pf)
アンドルー・パロット(指)ノールショピング響
モダンピアノを弾くブラウティハム&パロットのベートーヴェン協奏曲シリ
ーズの第2弾。ベートーヴェン13歳の作である珍しい変ホ長調協奏曲で、ブラ
ウティハムはイマジネーションに満ちた演奏を繰り広げています。地味なオー
ケストレーションをブラウティハム自身が再構成しているのも注目です。ピ
アノ協奏曲第2番と、そのフィナーレ用に作られたとされるロンドも快演。

BIS1680 \2380
ラロ:
(1)ヴァイオリン協奏曲 Op.20
(2)ノルウェー幻想曲
(3)スペイン交響曲 Op.21
ジャン=ジャック・カントロフ(Vn)、
ケース・バケルス(指)グラナダ市管
かつては定番レパートリーだったのに、昨今新録音が非常に少ないラロのス
ペイン交響曲。名人カントロフの独奏で久々の新録音登場です。さらにラロ
のヴァイオリン協奏作品2篇も収められているのが豪華。爆演指揮者バケルス
のボルテージの高い伴奏ぶりも聴きものです。

BIS1921/3 6枚組 \7140
シベリウス完全全集 その8 管弦楽曲集
序曲ホ長調 JS145/バレエの情景 JS163/劇音楽「カレリア」JS115(カレヴィ
・アホ補作による完全版)/カレリア序曲 Op.10/カレリア組曲 Op.11/弦楽
のための即興曲(原典版と改訂版の2種)/弦楽のためのプレスト/新聞祭典の
音楽 JS137/メヌエット JS127/戴冠式行進曲/ポリ行進曲 JS152/序曲イ
短調 JS144/弦楽のためのロマンス Op.42/行列 JS54/パンとエコー Op.53
/伯爵夫人の肖像 JS88/ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47(原典版と現行版
の2種)/恋する人 Op.14(原典版とパリ版の2種)/管弦楽組曲断章(「海の精」
の原案)/2つのセレナード Op.69/2つの荘重な旋律 Op.77/ユモレスク
Op.87,89(全6曲+Op.87の1の原典版)/アカデミー行進曲 JS155/イェーガー
隊行進曲 Op.91a/3つの小品 Op.96/可愛い組曲 Op.98a/田園組曲 Op.98b
/特徴的な組曲 Op.100/ジャコブ・ド・ジュラン氏のモチーフによるロマン
的小品 JS135a/ヴァイオリンと弦楽のための組曲 JS185/アンダンテ・フェ
スティヴォ JS34b/行列 Op.113の8
ネーメ・ヤルヴィ(指)エーテボリ響、オスモ・ヴァンスカ(指)ラハティ響、
レオニダス・カヴァコス、ドンスク・カン、ヤーッコ・クーシスト(Vn)、
マルコ・イーロネン(Vc)ほか
シベリウスはあらゆるジャンルに作品を残していますが、やはりオーケスト
ラ曲は真骨頂。ここでは交響曲、交響詩、劇付随音楽を除く作品をすべて収
めています。演奏は大半がヴァンスカ指揮ラハティ響。さらに嬉しいのは大
ヒットしたヴァイオリン協奏曲原典版を含む協奏作品も網羅されています。
さらにさらに当BOXのための新録音(「行列 Op.113の8」や「恋する人 Op.14
パリ版」ほか5作品)が含まれていて、ここでしか聴くことができません。



<DOREMI>
DHR7950 \2080
「ダヴィド・オイストラフ第13集 /1959年1月21日パリ・リサイタル」
(1)タルティーニ:
ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.1-10「見捨てられたディド」
(2)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(3)シューマン / クライスラー編:幻想曲ハ長調Op.131
(4)ラヴェル:ツィガーヌ
(5)J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調BWV.1003よりアンダンテ
ダヴィド・オイストラフ(Vn) 
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(P)
録音:(1)-(4)1959年1月21日パリ(ライヴ) 
(5)1965年ロサンジェルス(ライヴ)
2008年が生誕100年、ことしが歿後35年にあたるロシアの大ヴァイオリニスト、
オイストラフのDOREMI第13集は、1959年パリでのリサイタルの模様を収めて
います。
1953年にフランス、1954年には英国、そして1955年にはアメリカ・デビュー
を果たして、1950年代はオイストラフが国際的に活躍し始めていた時期。ま
さに脂の乗り切っているといっていいでしょう。ここでは、ほかに5種の別演
奏を数え、ヤンポリスキーとは1954年にも録音している愛奏曲フランクのソナ
タに、やはりピアノ版でヤンポリスキーとは1957年録音があるツィガーヌな
ど、あたたかい音色と構えの大きな音楽にたっぷりと浸ることができます。
また、これまでディスコグラフィにはなかったクライスラー編のシューマン
が聴けるのもファンには収穫です。



<VAI>
VAIDVD4489(DVD-Video) \2900
字幕:英語
音声:モノラル
画像:カラー&白黒
ポートレイト・オブ・マイヤ・プリセツカヤ
1.イントロダクション(モーリス・ベジャール) 2.辛い子供時代
3.ダンス・スタティーズ 4.シチェドリンとの結婚
5.ボリショイ 6.ウラジーミル・ワシーリエフ
7.ドン・キホーテ 8.ロミオとジュリエット
9.白鳥の湖 10.ボレロ
11.病める薔薇 12.イサドラ・ダンカン
13.マーサー・グレアムからの誘い 14.レダ 15.クレジット
出演:マイヤ・プリセツカヤ
監督:ドミニク・ドルーシュ
製作:レ・フィルム・ド・プレーリ(1999年)
ジャケット写真:マイヤ・プリセツカヤ1968年ニューヨークにて
20世紀最高と称賛されるロシアのバレリーナ、マイヤ・プリセツカヤ。ロシ
アの芸術一家に生まれますが、スターリン体制下で父親は処刑、母親も流刑
に処されてしまいました。つらい子供時代を経てボリショイ・バレエ学校を
卒業後、ボリショイ劇場のソリストとなり瞬く間にスターとなり名声を不動
のものにしました。80歳を越えても現役を続けたマイヤ・プリセツカヤの幼
少時代から夫である作曲家のロディオン・シチェドリン氏について、また現
在に至るまでを収録。バレエ界最高の振付家モーリス・ベジャール、ボリショ
イ劇場の総監督ウラジーミル・ワシーリエフなども出演。彼女の素晴らしい
芸術性を魅力的に語っています。

VAIDVD4477(DVD-Video) \2900
音声:モノラル
画像:カラー、4:3
「トゥギャザー」-シンシア・グレゴリーとフェルナンド・ブフォネス
第1部:リハーサル(振付:ドナルド・サドラー)
イントロダクション/ジゼル/ミス・ジュリー/ラ・シルフィード/海賊/
白鳥の湖/セットチェンジ/ドン・キホーテ/カーテンコール
第2部:コッペリア第3幕「結婚」(振付、演出:ロニ・マーラー)
ボーナス:ワーズ・オン・ダンス
(シンシア・グレゴリーのインタビュー2002年3月18日製作)
スワニルダ:シンシア・グレゴリー、フランツ:フェルナンド・ブフォネス、
イアン・ホーヴァート、クリスティーン・スピッツォ、エリザベス・カール
収録:1988年10月2日 ニューヨーク・シティーセンター(ライヴ)
0アメリカン・バレエ・シアターの大スター、フェルナンド・ブフォネスとシ
ンシア・グレゴリーによるコッペリアの「結婚」のシーンは注目。正確で端
正な踊りが魅力のフェルナンド・ブフォネスと滑らかで気品あるシンシア・
グレゴリーの呼吸がぴったりと合っていて非常に美しい踊りを堪能できます。

VAIDVD4479(DVD-Video) \2900
画像:カラー
イヴェット・ショヴィレ-フランス・プリマ・バレリーナの真実
クランパ・クラシック(リハーサル、振付:グソフスキー)
ノーテオス(リハーサル、振付:リファール)
二羽の鳩(リハーサル、振付;レニエ、メラント)
イシュタール(リハーサル、振付:リファール)
瀕死の白鳥(リハーサル、振付:コラリ、ペロー)
出演:イヴェット・ショヴィレ
監督:ドミニク・ドルーシュ
製作:レ・フィルム・ド・プレーリ(1988年)
フランスを代表するイヴェット・ショヴィレのドキュメンタリー。インタビュ
ーや世界を舞台に活躍するバレリーナ、シルヴィ・ギエム、ピエトラガラ、
カルフーニらに指導する姿を収録しています。



<INTEGRAL>
TRI331156 \2380
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調Op.50「偉大な芸術家の思い出」
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8
トリオ・タルヴェーク(アレクサンダー・グルーニング(Pf) 
セバスチャン・スレル(Vn) セバスチャン・ワルニー(Vc))
マルタ・アルゲリッチに「この若いトリオは間違いなく世界中から注目を浴
びる!」と絶賛されているトリオ・タルヴェーク、会心のCD。

TRI331114 \2380
シューマン:
ペダル・ピアノのための練習曲Op.56
ペダル・ピアノのためのスケッチOp.58
バッハ名によるフーガOp.60
ブルーノ・モラン(Org) パリ、聖シュルピス教会、カヴァリエ・コル・オル
ガン使用。
ペダル・ピアノはオルガンのようにペダル鍵盤を取り付けたピアノでシュー
マンのほかにアルカン、グノーも作曲している。ここではパイプ・オルガン
で演奏されている。

TRI331119 \2380
オリヴィエ・グレフ:
(1)ソナタ・ディ・レクエイム (2)3つのシャンソン・アポクリフェ 
(3)ラヴェルの墓 (4)死のフーガ
(1)オリヴィエ・グレフ(Pf) クリストフ・ヘンケル(Vc)
(2)マリー・デヴェルリュー(Pf) オリヴィエ・グリフ(Pf)
(3)オリヴィエ・グレフ,アンリ・バルダ(Pf)
(4)シュテファン・ゲンツ(Br)シネ・ノミネ四重奏団
グレフ(1950~2000)はフランスの作曲家、ピアニスト。パリ音楽院、ジュリア
ード音楽院で学びベリオにも師事した。2000年に急逝したが最近評価が急激
に高まっている。Harmoniamundiも録音を始めているが「あたしのほうが先に
彼の才能を見つけたのよ!」とTRI tonのプロデューサーは主張している。

TRI331128 \2380
ショスタコーヴィッチ:ピアノ三重奏曲ホ短調Op.67
オリヴィエ・グレフ:ピアノ三重奏曲「深き淵より」
ヤン・オラヴィエツ(Vn)ディミトリー・マスレンニコフ(Vc)
ヨナタン・ベニチョウ(Pf)

TRI331144 \2380
メシアン:世の終わりのための四重奏曲
パスカル・デュサパン:
ピアノ、ヴァイオリン、チェロのためのトリオ・ランバッハ(1997)
トリオ・エレジアック
ローラン・ル・フレシエール(Vn) ヴィルジニー・コンスタン(Vc)
フランソワ・デュモン(Pf) 
ジャン=フィリップ・ヴィヴィエ(Cl)

TRI331143 \2380
ドビュッシー:
金色の魚、組み合わされたアルペッジョのための練習曲、オンディーヌ、
雪の上の足跡
フレデリック・ヴェリエレス(1968-):パラフレーズ
カロル・ベッファ(1974-):3つの練習曲
フランク・クラフチック(1969-):トッカータ
ティエリー・エスケシュ(1965-):暗闇の連祷
ダナ・ショカリー(Pf)
フランスの若手現代音楽作曲家たちがドビュッシーの作品に触発されて創作
した作品を、交互に収録した意欲作。

TRI331121 \2380
ギヨーム・デュファイ、クロード・ジェルヴェーズ、
ベルンハルト・シュミット、ヤコプ・ペ、オルランド・ギボンズ、
トーマス・プレストン、ウィリアム・バード、スヴェーリンク、
フレスコバルディ、ハスラー、ブクステフーデ、フランソワ・クープラン、
ペルゴレージ、ジャン・アレン(1911-1940)、
ジャック・ベルティエ(1923-1994)らの作品
アンドレ・イゾワール (ガティネ地方ロリのノートル=ダム教会のオルガン)
ヨーロッパ最古級(1501年)のオルガンの響きが思う存分楽しめる、オルガン
好きにはたまらないCD。



<collegno>
WWE20264 \2250
サルヴァトーレ・シャリーノ:
(1)ローエングリン(1984)
(2)14楽器のための木陰の風(2005)
(3)2つの無慈悲な夜曲(2001)
ティト・チェッケリーニ(指)アンサンブル・リソニャンツェ
アルフォンソ・アルベルティ(Pf) マリアンネ・プスール(Sp)
1949年生まれのイタリア現代音楽界の重鎮、シャリーノの作品集。

WWE20278 \2250
ヴォルフガング・ミッテラー:
自由なシューベルト風歌曲集「嵐の中で」、レブロス
ゲオルク・ニグル(Br)
ヴォルフガング・ミッテラー(Pf & electronics)
独唱のニグルは元、ウィーン少年合唱団でソプラノを担当していたという経
歴の持ち主。

WWE20277(2SACD Hybrid+DVD) \4750
ベルンハルト・ラング:2幕の音楽劇「モーツァルトなんて嫌いだ!」(2006)
ミヒャエル・シュトゥルミンガー(リブレット&演出)
レナーテ・マルティン&アンドレアス・ドンハウザー(舞台、衣装デザイン)
クルト・シェニー(照明) ハミッド・レザ・タヴァコリ(撮影)
ヨハネス・カリツケ(指)クラングフォールム・ヴィーン
コリン・メーソン(合唱指揮)NOVAヴォーカルアンサンブル
ディーター・コヴァチッチ、
ヴォルフガング・フックス(ターンテイブル・ソリスト)
ペーター・ベーム(サウンド・ディレクター)
フローリアン・ベッシュ(Br)
ダグマール・シェレンベルガー(Sp) アンドレア・ブラウン(Sp) 
ザロメ・カマー(Sp)
マティアス・ツァハリアッセン(Tn)
2006年 アン・ア・ヴィーン劇場で初演された舞台のLive収録。

WWE20280 \2250
ヴォルフラム・シューリヒ(1967-):A.R.C.H.E
ヴォルフガング・ズッパン(1966-):範囲と回数
カールハインツ・エッスル(1960-):多少
クリストフ・ディーンツ(1968-):アンプリファイ
ベルンハルト・ガンダー(1969-):王のメッセージ
アンサンブル・インテグラーレ
(ヘンイッヒ・カイザー(Tn) バーバラ・リューネブルク(Vn,Va) 
アシュレー・フリバール(Pf)
ブルクハルト・フリートリッヒ(Sax) ジョン・エックハルト(Db) 
オレグ・ジエワノフスキー(Perc)
「アルプスの夕焼け」といえばリヒャルト・シュトラウスが見たであろうガ
ルミッシュ・パルテンキルヒェンのそれを思い浮かべ、彼の最晩年のオーボ
エ協奏曲が響いてこようか、というようなものですが、ここで聴けるのはそ
れとはまったく違ったとんがった音楽です。




<MUSICA REDIVIVA>
MRCD101 \2080
[日本語解説付]
ある風景の中で- 独奏マリンバのための作品集
新実徳英:マリンバのために
ジョン・ケージ :ある風景の中で
ミクローシュ・マロシュ:マリンバカプリッチョ
坪能克裕 :メニスクス
ヘンリク・マッテーン:流れのなか、歩を運ぶ
ヘイメル・シェーブルム:マリンバのためのイマジネーション
ダニエル・ベリ:月を越えて
三木 稔 :マリンバ・スピリチュアル
ダニエル・ベリ(マリンバ)
フレードリク・アンデション、フレードリク・ビョーリン、
フレードリク・ティーゲル(Perc)



<KII>
KDC5065 \1500
限定盤 ※日本語歌詞訳付
BCJのバッハへのいざない-声楽編
(1)カンタータ第63番《キリスト者よ、この日を刻み込め》BWV63より
第1曲 [合唱]:キリスト者よ、この日を刻み込め[BIS881/録音:1997年7月]
(2)カンタータ第147番《心と口と行いと生活》BWV147より 終曲コラール
[合唱]:イエスは変わらざる私の喜び(主よ、人の望みの喜びよ) 
[BIS1031/録音:1999年6月]
カンタータ第78番《イエスよ、あなたはわが魂を》BWV78より
(3)第1曲 [合唱]:イエスよ、あなたはわが魂を
(4)第2曲 アリア・デュエット[ソプラノ、アルト]:我らは急ぐ、イエスの許へ
/ ソプラノ:野々下由香里/アルト:ダニエル・テイラー[BIS1361/
録音:2003年2月]
(5)カンタータ第55番《私は、哀れな人、罪のしもべ》BWV55より 第1曲 ア
リア[テノール]:私は、哀れな人、罪のしもべ/テノール:ゲルト・テュルク
[BIS SA1631/録音:2006年9月]
(6)カンタータ第190番《主に向かって、新しい歌を歌え》BWV190より 第1曲
[合唱]:主に向かって、新しい歌を歌え[BIS1311/録音:2002年2月]
(7)マタイ受難曲BWV244より 第49曲 アリア[ソプラノ]:ただ愛により我が救
い主は/ソプラノ:ナンシー・アージェンタ [BIS1000/録音:1999年3月]
(8)カンタータ第103番《おまえたちは、泣き喚く》BWV103より 第1曲 合唱
[とアリオーソ(バス)]:おまえたちは、泣き喚く バス:ドミニク・ヴェルナ
ー[BIS SA1611/録音:2006年2月]
(9)カンタータ第51番《すべての国よ、神を誉め讃えよ》BWV51より 第1曲
アリア[ソプラノ]:すべての国よ、神を誉め讃えよ/ソプラノ:キャロリン・
サンプソン [BIS SA1471/録音:2005年9月]
ミサ曲 ロ短調 BWV232より
(10)第10曲[アルト]:父の右に座したもう主よ/カウンターテナー:ロビン・
ブレイズ
(11)第11曲[バス]:主のみ聖なり/バス:ペーター・コーイ
(12)第12曲[合唱]:聖霊とともに
[BIS SA1701/録音:2007年3月]
(13)カンタータ第32番《いとも慕わしいイエス、わが焦がれ求める君よ》
BWV32より 第1曲 アリア[ソプラノ]:いとも慕わしいイエス、わが焦がれ求
める君よ/ソプラノ:レイチェル・ニコルズ[BIS SA1711/録音:2008年2月]
(14)マタイ受難曲BWV244より 終曲(第68曲)[合唱]:さあ、ひざまずきましょ
う[BIS1000/録音:1999年3月]
鈴木雅明(指揮)合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン

KDC5066 \1500
限定盤 ※日本語歌詞訳付
BCJのバッハへのいざない-器楽編
(1)ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050より第1楽章 アレグロ/
チェンバロ独奏:鈴木雅明、フラウト・トラヴェルソ:菅きよみ、ヴァイオリ
ン:若松夏美[BIS1151/録音:2000年5,6月]
(2)管弦楽組曲第3番 BWV1068より 第2曲「アリア」[BIS SA1431/録音:
2003年10月]
管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067より
(3)第5曲「ポロネーズ-ドゥーブル-ポロネーズ」
(4)第7曲「バディヌリー」/フラウト・トラヴェルソ独奏:前田りり子
[BIS SA1431/録音:2003年10月]
(5)カンタータ第35番《霊と心は驚き惑う》より 第1曲シンフォニア/オル
ガン独奏:鈴木雅明[BIS SA1621/録音:2006年9月]
(6)シンフォニア第11番 ト短調 BWV797 チェンバロ:鈴木雅明[BIS1009/
録音:1998年7月]
(7)カンタータ106番《神の時こそいと良き時》BWV106より 第1曲 シンフォ
ニア/リコーダー:山岡重治、古橋潤一/ヴィオラ・ダ・ガンバ:上村かおり、
福沢 宏[BIS781/録音:1995年11月]
(8)ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042より 第1楽章 アレグロ/ヴァ
イオリン:寺神戸亮 [BIS961/録音:1999年7,9月]
ドイツ・オルガン・ミサ(クラヴィーア練習曲集第3部)より
(9)これぞ聖なる十戒BWV678(10)これぞ聖なる十戒によるフゲッタ BWV679/
オルガン:鈴木雅明 [BIS1091/録音:2000年3,4月]
(11)二つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043より 第1楽章 ヴィ
ヴァーチェ/ヴァイオリン:寺神戸亮、若松夏美[BIS961/録音:1999年7,9月]
(12)ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV1047より 第1楽章[BIS1151/
録音:2000年5,6月]
(13)ゴルトベルク変奏曲 BWV988より 終曲:アリア/チェンバロ:鈴木雅明
[BIS819/1997年6,7月]
鈴木雅明(指揮)
管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
1990年に結成されたバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)。スウェーデンの
BIS社からリリースされているバッハ作品のCDは50枚を超え、そのどれもが
世界中で高い評価を得ています。このたび、BCJの音楽監督の鈴木雅明監修の
下、声楽曲、器楽曲の選りすぐりのトラックを集めて、ベスト盤を作成いた
しました。BCJによる比類なきクオリティで聴くバッハの世界をお楽しみく
ださい。



<MIRARE>
MIR038 \2500 ※セール期間中は\2080
J.S.バッハ:フルート・ソナタ集
フルートと通奏低音のためのソナタ ト短調BWV1034、
フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調BWV1033、
フルートとチェンバロのための組曲 ニ短調BWV997、
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調BWV1035、
フルートと通奏低音のためのソナタ ト短調BWV1030b
ヒューゴ・レーヌ(フラウト・トラヴェルソ)
ピエール・アンタイ(Cemb)エマニュエル・ギゲス(Gamb)
録音:2006年12月5-7日、2007年4月21-23日 ルールマラン城(フランス)
古楽界の名手3人が繰り広げるバッハのフルート・ソナタ集。バッハのフルー
ト・ソナタは真作、偽作と議論されていますが、古今のフルート・ソナタの
中でも屈指の名作揃いです。クリスティ、ヘレヴェッヘ、レオンハルトの後
を継ぐ新世代の実力派ヒューゴ・レーヌ、そして、ピエール・アンタイ、エ
マニュエル・ギゲスらの初稿、自筆譜の絶え間ない研究が結実したアルバム
です。数々の名盤を凌駕しえる魅力と味わい深い演奏を聴かせてくれます。

MIR088 \2500 ※セール期間中は\2080
W.F.バッハ:幻想曲、ソナタ、フーガ、ポロネーズ
ポロネーズ第1番 ハ長調、フーガ第1番 ハ長調、ソナタ ト長調 FK7、
フーガ第2番 ハ短調、幻想曲 ハ短調 FK nv2*、
ポロネーズ第10番 ヘ短調*、
フーガ第3番 ニ短調、幻想曲 ニ短調 FK19、ソナタ ニ長調 FK3、
ポロネーズ第11番 ト長調、ポロネーズ第7番 ホ長調、
ポロネーズ第8番 ホ短調*、
フーガ第6番 ホ短調、幻想曲 イ短調 FK23
モード・グラットン(Cemb) クラヴィコード演奏*
W.F.バッハは大バッハの長男で息子たちのなかでは最も才能に恵まれ、可愛
がられていたと言われていますが、その作品を耳にする機会は多くありませ
ん。即興性に富んだ彼の作品はとても魅力に溢れています。12の作品からな
るポロネーズは、揺らぐテンポ、気まぐれなリズムが独特の作風を際立たせ
ています。幻想曲は幻惑させられる半音階進行は彼の驚くべき才能とセンス
が感じられます。先の読めない独特の楽想を新星モード・グラットンの優れ
た音楽性と多彩な音で聴かせてくれます。モード・グラットンは1983年フラ
ンス生まれの若手注目株。パリ国立音楽院にて学び、2000年サン・ジェルマ
ン・デ・フォセ・コンクール第1位、2003年ルージュ国際古楽コンクール第2
位など数々の受賞歴があり様々な音楽祭に出演。ピエール・アンタイ、クリ
ストフ・ルセなど古楽界の巨匠から次々と指名をされている新星です。




<audite>
AU92571(SACD-Hybrid) \2580
ラヴェル:
(1)高雅で感傷的なワルツ
(2)夜のガスパール
(3)ソナチネ
(4)ラ・ヴァルス
ロマン・デシャルム(P)
録音:2008年11月20-22日ベルリン=ダーレム、イエス・キリスト教会
昨年の4月と10月、さらにことしの2月と相次いで来日し、多くのファンを魅
了したフランス期待の若手ピアニスト、ロマン・デシャルム。Auditeデビュ
ー盤は、そのリサイタルでも取り上げた「高雅で感傷的なワルツ」「夜のガ
スパール」を含むラヴェル作品集。
師ジャック・ルヴィエ仕込みのラヴェルはすでに完成されたスタイルで自信
のほどを覗かせますが、なかでも同じく公演曲目の取りに組まれていた「ラ
・ヴァルス」がやはり圧巻。音色の綾、リズム感、退廃的な香りと、聴衆を
大いに沸かせた来日公演をほうふつとさせます。使用楽器Kawai EX2528001。
☆ロマン・デシャルム…1980年フランス・ナンシー生まれ。パリ国立高等音
楽院でジャック・ルヴィエ、クリスチャン・イヴァルディ、ジャン・ケルネ
ル、アンヌ・グラポットに師事し、すべてのクラスで4つのプルミエ・プリ
(首席)を獲得して卒業。2006年AXAダブリン国際ピアノコンクール、さらに
2007年ウイストルアム・リヴァに於けるヴラド・ペルルミュテール・ECピア
ノコンクールでグランプリを受賞。そのほかのコンクール歴も輝かしく、ア
レッサンドロ・カサグランデ国際ピアノコンクール、上海国際ピアノコンク
ール、浜松国際ピアノコンクールでも上位入賞を果たしている。
パリのサル・コルトーをはじめフランス国内のほか、ロンドンのウィグモア
ホール、ダブリン国立コンサートホール、ニューヨークのカーネギーホール
と、欧米、中国、日本で、リサイタル、室内楽、オーケストラとの共演等、
数多くの演奏活動を行う。ヤマハ・ヨーロッパ財団、ナテクシス・バンク・
ポピュレール財団、2004年度シャルル・クロ・アカデミー奨学生。

AU92567(SACD-Hybrid) \2580
(SACD Hybrid)
エドゥアルト・フランク(1817-1893):ピアノ三重奏曲集
(1)ホ短調Op.11
(2)ニ長調Op.58
クリスティアーネ・エディンガー(Vn)
ルイ・クラレ(Vc)
クラウス・ヘルヴィヒ(P)
録音:2008年9月27-29日リューベック、音楽大学大ホール
エドゥアルト・フランクというと、その役割としていっぽうでシューマンと
メンデルスゾーンとを、また他方ではシューマンとブルッフやブラームス、
ブルックナーとを結ぶというように、大作曲家たちの世代間の橋渡しをした
存在と考えられています。友人であるシューマンと、師でもあったメンデル
スゾーンに影響を受けた彼は、作風としてはウィーン古典派の様式を踏襲し
ており、ピアノ曲を別にすれば大半を占めるのが室内楽作品。デュオから六
重奏に至るさまざまな編成のなかでも、冷静で堅牢な構成と、ゆたかな音数
と語法で一押しというべきものがこのピアノ・トリオ。
4楽章形式の大規模で本格的な2曲は、死後一世紀もの間すっかり忘れ去られ
ていたものですが、auditeによると“19世紀後半ドイツ語圏の室内楽といえ
ばシューマンやブラームス、メンデルスゾーンに尽きると信じて疑ってこな
かった方たちすべてに、その認識を改めさせるくらいほど”と太鼓判を押す
内容とのこと。シリーズでおなじみのエディンガー以下、チェロにジャンド
ロン、シェべク、グリーンハウスらに影響を受けた名手クラレ、ケンプに師
事したヘルヴィヒと演奏陣にも人を得ています。




<世界文化社>
SBKI10(2DVD+解説BOOK) \4800
DVD決定盤 オペラ名作鑑賞シリーズ10
DVD2枚組(日本語字幕付き)+解説BOOK
プッチーニ:歌劇「トスカ」
[Disc1]アレーナ・ディ・ヴェローナ 2006年 
[Disc2]シュトゥットガルト国立歌劇場 1961年
シリーズ完結ボーナス作品 映画版「トスカ」1939-40製作
[解説書]オペラの知識を深めるの鑑賞マニュアル。(64ページ) 
[DISC1]ダニエル・オーレン(指)アレーナ・ディ・ヴェローナ
トスカ:フィオレンツァ・チェドリンス、
カヴァラドッシ:マルセロ・アルバレス
収録:2006年 アレーナ・ディ・ヴェローナ
[DISC2]フランコ・パターネ(指)
トスカ:レナータ・テバルディ、カヴァラドッシ:ユージン・トービン
収録:1961年 シュトゥットガルト国立歌劇場
[ボーナス作品]監督:カルロ・コック、助監督:ルキノ・ヴィスコンティ、
撮影:ウバルド・アラータ
トスカ:インペリオ・アルヘンティーナ、スカルピア:ミシゼル・シモン
カヴァラドッシ:ロッサノ・ブラッツィ
[解説書]永竹由幸 監修・著
叙情的な音楽が得意のプッチーニとしては異色の劇的な作品。始めから終わ
りまで緊張の連続なのだが、特にスカルピア男爵の性格描写が優れている。
プッチーニよ、ここまでやるかという感じである。その合間合間に歌われる
2人の恋人たちの甘い旋律がオペラ・ファンを酔わせる。




<Ma recordings>
MA J506 \2940
「夢のあとに-フランスのヴァイオリン・ソナタ集 」
(1)フォーレ=ミッシャ・エルマン編:夢のあとに
(2)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(3)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.108
枝並千花(Vn) 長尾洋史(P)
録音:2008年7月秩父ミューズパーク音楽堂
ディレクター:野田智子
エンジニア:タッド・ガーフィンクル *ワンポイント録音
フランス・プログラムのリサイタル・シリーズで好評を博し、ヴァイオリン
・ファンの間でアルバム・リリースをとの呼び声の高かった枝並千花が、つ
いにMa recordingsよりデビュー。フランクの傑作に、枝並自身こだわりの
フォーレ第2番、そしてエルマンの編曲による「夢のあとに」を収録していま
す。音楽評論家平林直哉氏が、なによりまた本人も努めて心がけていると云
うとおり、おもわず引き込まれてしまう音色のうつくしさ。この美音を完璧
にとらえるべく、当代きっての名エンジニア、タッド・ガーフィンクルと、
ディレクターには野田智子を起用。ワンポイント録音による驚きの臨場感で、
オーディオ・ファンからも熱い支持を集めることでしょう。
枝並 千花 Chika Edanami, Violin
4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園女子高等学校音楽科を経て同大学
音楽部卒業。
1998年、第52回全日本学生音楽コンクール中学生の部全国第1位。東儀賞、
兎束賞、都築音楽賞を受賞。2001年、第10回日本モーツアルト音楽コンクー
ル、ヴァイオリン部門第3位入賞。2003年、第24回ミケランジェロ・アバド
国際ヴァイオリンコンクール優勝、及びソナタ賞受賞。ミラノにて受賞コン
サート出演。2004年、「井上道義の上り坂コンサート」にて井上道義氏指揮、
桐朋学園オーケストラと共演。大友直人指揮で東京交響楽団と共演。2005年
ソウルにて日韓交流演奏会に出演など、多くの演奏会に参加。
これまでにセミナーにて、ザハール・ブロン、ジュラール・プーレ、レジス
・パスキエ、ドン・スク・カン各氏に指導を受ける。桐朋学園公開レッスン
にて、シュロモ・ミンツ、竹澤恭子各氏に指導を受ける。クールシュベール
音楽アガデミー(2002-2005フランス)、京都フランスアカデミー(2003)、クー
ルシュベール国際音楽アガデミーinともべ(2005)、ビアリッツ音楽アガデミ
ー(2005フランス)、国際音楽セミナー「ミュージック・マスターズ・コース
inかずさ(MMCK)」に参加。
2006年4月-2008年12月まで東京交響楽団に在籍。
また、2007年10月より、一公演に一人の作曲家を取り上げた「クリスタル・
リサイタル」シリーズを開始。好評を博す。
奥村和雄、辰巳明子各氏に師事。




<Ondine>
ODE1133 \2080
ハブリジ・ハトルグリームソン(1941-):チェロとオーケストラのための作品集
チェロ協奏曲 作品30(2003)、
ヘルマ 作品17(1995)(チェロと弦楽オーケストラのための)
トルルス・モルク(Vc) 
スコットランド室内管弦楽団 ヨン・ストゥールゴールズ(指)
録音:2007年4月12日-14日 グレイフライアーズ教会(エディンバラ、スコッ
トランド)
トルルス・モルクは、古典やロマンティックな作品とともに今日の音楽にも
積極的に取り組んでいます。Ondine の新しいアルバムでモルクはアイスラン
ドの作曲家ハブリジ・ハトルグリームソンの作品を2曲、演奏しています。
「目覚めていても心を鎮めてくれる大規模な子守歌、不思議な夢」と作曲者
が語るチェロ協奏曲は、単一楽章で書かれた約29分の作品です。作曲者が子
どものころチェロで弾いたグリーグの「子守歌」(抒情小曲集第2集 第1曲)
が音楽の素材になっています。この曲は、オスロ・フィルハーモニック、ア
イスランド交響楽団、スコットランド室内管弦楽団が共同で委嘱し、モルク
に献呈されました。「ヘルマ」のタイトルはアイスランド語。「重要な情報
を告げる」の意で使われていたのが現在はもっぱら、「誰かの言葉を繰り返
す」あるいは「真似る」を意味するフレーズに使われています。音楽は "言
葉" を暗示。独奏チェロのパートは、長く、切れ目のないモノローグに似て
います。スコットランド室内管弦楽団の首席チェロ奏者ウィリアム・コン
ウェイのために作曲されました。

ODE1140 \2080
ビザール・バザール(Bizarre Bazaar)
1.Dances from Korond 2.Babsi's Decision 3.Deine Sohne seien
gesegnet 4.Kokh a glezl vayn 5.Dance of Joy 6.Wedding Waltz 
7.Caf 1930 8.Bordel1900 9.Mashaal 10.Longa 11.Dhikrayat 
12.Menino do Bairro Negro 13.Feira de Castro
カリ・クリーク(Cl) 
タピオラ・シンフォニエッタ 
ヤン・セーデルブルム(指、Vn)
録音:2008年5月 セッラホール(エスポー、フィンランド)(ライヴ)
新鮮な発想と創意に富んだ演奏で知られ、現代を代表するクラリネット奏者
のひとりに挙げられるカリ・クリーク(1960-)の新しいアルバムは "Bizarre
Bazaar"。<奇想天外のオリエント市> とでも訳すのか、ユダヤ音楽のクレ
ズマー、ポルトガルの民俗歌謡ファド、アルゼンチン・タンゴ、アラブ音楽、
彼が旅先で出会ったさまざまな民俗音楽が集められています。直感のままに
演奏したと語るクリークの情熱を感じる、楽しいコンサートのライヴ録音で
す。



<Alba>
ABCD267(SACD-Hybrid) \2300
W・A・モーツァルト:アリアと序曲
「コジ・ファン・トゥッテ」K588より 序曲 アリア「岩のように動かずに」
「イドメネオ」K366より 序曲レチタティーヴォとアリア「いつになったら終
わるのでしょう…お父さま、お兄さま、さようなら!」
「ルーチョ・シッラ」K135より 序曲 アリア「わが感謝をうけたまえ、やさ
しき保護者よ」K383
「皇帝ティートの慈悲」K621より 序曲
「フィガロの結婚」K492より レチタティーヴォとアリア「スザンナは来な
いかしら…楽しい思い出はどこへ」
「魔笛」 K620より 序曲 レチタティーヴォとアリア「うるわしのわが恋人
よ、さようなら…とどまって、いとしき人よ」 K528
ヘレナ・ユントゥネン(S) 
ドミートリー・スロボデニオウク(指
オウル交響楽団
2006年-2007年ウィーンのシーズンを「魔笛」のパミーナ役から始めたユン
トゥネンは、フィンランドを代表する若手歌手のひとりです。シベリウス・
アカデミーの出身。アニタ・ヴァルッキ、ジェフリー・ゴールドバーグ、レ
ナータ・スコット、ハルトムート・ヘルに師事しました。フィンランド、イ
タリア、アメリカ、ベルギーなどの舞台でこれまで歌った役は、「ランスへ
の旅」のコルテーゼ夫人、「ファウスト」のマルガレーテ、「アラベラ」の
ズデンカ、「ヴォツェック」のマリー、「トゥーランドット」のリュー、
「ボエーム」のミミとムゼッタ、「ばらの騎士」のソフィー、「リゴレット」
のジルダ。オスモ・ヴァンスカとミネソタ交響楽団が録音したベートーヴェ
ンの交響曲第9番にも参加しました。2009フィンランドと日本の外交関係開
設90周年記念コンサートに出演予定。

ABCD272(SACD-Hybrid) \2300
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Hob.VIIA:4、
ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Hob.VIIA:3、
ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Hob.VIIA:1
エリナ・ヴァハラ(Vn) ヴィルトゥオージ・ディ・クフモ
エリナ・ヴァハラはアメリカ生まれ。フィンランドで育ち、シベリウス・ア
カデミーでトゥオマス・ハーパネンに学んでディプロマを取得しました。レ
パートリーはバロックから今日の音楽まで。彼女とピアニストのラルフ・ゴ
トーニのために作曲されたアウリス・サッリネンの室内協奏曲とカーティス
・カーティス=スミスの二重協奏曲を初演、ジョン・コリリアーノの《レッ
ド・ヴァイオリン》のスカンディナヴィア初演にも起用されました。フィン
ランド文化基金から貸与された1678年製ストラディヴァリを弾いています。

ABCD261 \2300
ペッカ・ヤルカネン(1945-):前奏曲
ジョン・ダウランド(1563-1626):ラクリメ・パヴァーヌ
ペッカ・ヤルカネン(1945-):ファンタジア
ジョン・ダウランド(1563-1626):ファンシー
J・S・バッハ(1685-1750):リュート組曲 ト短調 BWV995 
ペッカ・ヤルカネン(1945-):夜想曲
マリ・マンテュラ(G)
フィンランドのギター奏者、マリ・マンテュラは10弦ギターの演奏を得意と
しています。タンペレ音楽院でヨルマ・サルメラに学び、シベリウス・アカ
デミーではユッカ・サヴィヨキにソロ演奏を学びました。卒業後は、スイス
のバーゼル音楽アカデミーとイタリア、シエナのアカデミア・ムジカーレ・
チギアナに留学しています。現在はソロ奏者、室内楽奏者として活動し、民
俗音楽のグループ、ポルトガルのファドのバンド、バンドネオンとの共演も
行っています。初めてのソロアルバム。カンテレ協奏曲も書き、民俗音楽風
推進力をもつミニマリズムといわれる作風のペッカ・ヤルカネンの3つのソロ
曲にダウランドの2曲と無伴奏チェロ組曲第5番を編曲したリュート組曲ト短
調を組み合わせたプログラムは、10弦ギター(decacord)のもつ能力を最大に
発揮させることを目指しています。

ABCD265(SACD-Hybrid) \2300
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):オルガンのための作品集
お告げ(1976-77)(オルガン、金管五重奏とシンフォニック・ウィンドオーケ
ストラのための協奏曲)、
讃歌(1998)(トランペットとオルガンのための)、
オルガンのためのトッカータ(第1版・第2版)、
ラウダティオ・トリニターティス(1969)(オルガンのための)
結婚行進曲(オルガンのための)、Ta tou theou(1967)(オルガンのための)
ヤン・レヘトラ(Org) トウコ・ルンデル(Tp) 
エリアス・セッパラ(指)
衛兵バンド
ラウタヴァーラは交響曲と管弦楽曲とオペラの作曲家として知られる一方、
器楽のための音楽も多く手がけています。これまでにラウタヴァーラが作曲
したオルガンを含む作品をすべて集めたディスク。オルガン、金管五重奏と
シンフォニック・ウィンドオーケストラのための協奏曲「お告げ」は、カリ
・ユッシラがセーゲルスタム指揮ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
と共演した録音(ODE869、「光の天使」(交響曲第7番)とカップリングに次ぐ
録音。「トッカータ」の第2版は、初めて録音されました。

ABCD245(SACD-Hybrid) \2300
献呈(Dedications)-オストロボスニア室内管弦楽団のための音楽
ペール=ヘンリク・ノルドグレン(1944-2008):
19の弦楽器のための「荘重の響き-快い響き」作品118(2002)
ペーテリス・ヴァスクス(1946-):
弦楽オーケストラのためのムジカ・アパッショナータ(2002)
アンデシュ・エリーアソン(1947-):弦楽器のためのシンフォニア(2001)
ユハ・カンガス(指)
オストロボスニア室内管弦楽団
オストロボスニア管弦楽団。ヘルシンキ・フィルハーモニックのヴィオラ奏
者を務めていたユハ・カンガスが1972年、オストロボスニア音楽大学室内管
弦楽団として創設。1989年からプロフェッショナルのオーケストラとしての
活動をつづけています。1993年北欧音楽委員会(NOMUS)"北欧音楽賞"、1995年
フィンランド作曲者著作権協会(TEOSTO)"創造賞"、1998年フィンランド作曲
家協会 "マデトヤ賞" を受賞。北欧を代表する室内オーケストラとして、さ
まざまな作曲家たちとも交流。彼らから献呈された作品も多数にのぼります。
フィンランドのノルドグレン、ラトヴィアのヴァスクス、スウェーデンのエ
リーアソンは、特に関係の深い作曲家たち。3曲とも初録音です。

ABCD258(SACD-Hybrid) \2300
ユッカ・ティエンスー(1948-):作品集
ネモ(1997)
(アンサンブル、サンプラーとライヴ・エレクトロニクスのための)、
小川(1989)(クラリネットと管弦楽のための)
Spiriti(2001-05)(アコーディオンと管弦楽のための)
カリ・クリーク(Cl) ミッコ・ルオマ(アコーディオン)
スサンナ・マルッキ(指)
アヴァンティ!室内管弦楽団
ブーレーズの複雑に記譜されたピアノ曲をスタインウェイ・グランドで解き
ほぐして聴かせ、ラモーのクラヴサン曲集をハープシコードで演奏、そして
ジョン・ケージの作品をトイピアノ(おもちゃピアノ)で弾く。ユッカ・ティ
エンスーは、「芸術と音楽は時間を超越する」という考えのもと、さまざま
なスタイルで音楽と関わってきました。作曲をパーヴォ・ヘイニネン、クラ
ウス・フーバー、ブライアン・ファーヒホウに学び、エレクトロニクスを応
用した音楽も手がけています。アンサンブル・アンテルコンタンポランの音
楽監督を務めるスサンナ・マルッキが、海外ツアーでも積極的に現代フィン
ランドの作品を取り上げるアヴァンティ!室内管弦楽団を指揮。クラシカル
音楽から伝統的なタンゴまで、多様なスタイルのティエンスーの作品を紹介
します。

ABCD259 \2300
ガンバ・ノーヴァ-バロック楽器と声のための現代音楽
ロッタ・ヴェンナコスキ(1970-):
プロクリス(2003)(ソプラノとヴィオラ・ダ・ガンバのための)
【からすと友だちになってはいけない、プロクリス、落ちたロバ】
ハッリ・ヴオリ(1957-):
昼から夢へ(1999)(テノールとヴィオラ・ダ・ガンバのための)
ソネット14番「私は星を見て判断をくだすまねはしない」、
ソネット8番「耳に妙なる楽の音よ」、
ソネット27番「私はくたびれはてて」、
ソネット66番「こんなことには全くうんざりしたから」
エーロ・ハメーンニエミ(1951-):
ヴァルカラム(1996)(2つのヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコードのための)、
ト長調のファンタジア(1998)
(ヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコードのための)
ユッカ・ティエンスー(1948-):
ムジカ・アンビグア(1996-98)
(リコーダー、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコ
ードのための)
マルック・ルオラヤン=ミッコラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ペトラ・アミノフ(リコーダー、トラヴェルソ)、
ヴァルプ・ハーヴィスト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
アーポ・ハッキネン(ハープシコード)、
クレータ=マリア・ケンタラ(バロックヴァイオリン)、
ピーア・コムシ(S)、ヘイッキ・クロ(T)、
ユッカ・ティエンスー(ハープシコード)
シェイクスピアのソネットをテクストとするハッリ・ヴオリの曲集、ユッカ
・ティエンスーの《ムジカ・アンビグア》(曖昧な音楽)。現代フィンランド
を代表する作曲家たちがピリオド楽器のために現代の様式で書いた作品集を
フィンランドのピリオド楽器プレーヤーたちが演奏。マルック・ルオラヤン
=ミッコラは、ファンタズムにも参加、マラン・マレのヴィオール曲集
第4巻《異国風趣味の組曲》(ABCD107)をはじめとする録音も高く評価されて
きました。

ABCD263 \2300
セッポ・ポホヨラ(1965-):2つの室内オペラ
室内オペラ「クロゼット」(2004)
室内オペラ「わが最愛の人」(2005)*
シルッカ・パルヴィアイネン(S)、ペッカ・クイヴァライネン(T)、
ペトリ・プッシラ(B)、ユッカ・ウーシタロ(Fl)、パイヴィ・キルヤラ(Cl)、
テルヒ・パルダニウス(Vn)、ロイ・ルオッティネン(Vc)、
ヤリ・ヒエッカペルト(P)、エイヤ・ラルサネン(S)*、
ペッカ・ハーティ(バリトン)*、ミッコ・ルオマ(アコーディオン)*
トゥオマス・ロウシ(指)
セッポ・ポホヨラの新作オペラ。休暇から戻るなり、それぞれの性的幻想を
直視することを迫られる夫婦を描く「クロゼット」。作曲者ポホヨラの祖父
母が第2次世界大戦中に交わした手紙を基にテクストが書かれた《わが最愛の
人》。子どものためのオペラ「アラビアうさぎ」(ABCD228)と似た小編成のア
ンサンブルによる室内オペラです。

ABCD264 \2300
トイヴォ・クーラ(1883-1918):作品集
交響的伝説曲「農奴の息子」作品14(1910)
(バリトン、ソプラノ、合唱と管弦楽のための)、
不死の望み 作品15(1910)(バリトン、合唱と管弦楽のための)、
結婚行進曲 作品3b-2(管弦楽のための)、舟歌 作品21-2(1912)
(混声合唱のための)、
海の歌 作品11-2(1909)(混声合唱のための)
りんごの木 作品11-1(1908)(混声合唱のための)、
朝の歌 作品2-3(管弦楽のための)
ユハ・ウーシタロ(Bs) タイナ・ピーラ(S) 
タンペレ・フィルハーモニック合唱団・管弦楽団
ティモ・ヌオランネ(合唱指) レイフ・セーゲルスタム(指)
トイヴォ・クーラの作品集。詩人エイノ・レイノの詩をテクストに独唱と合
唱と管弦楽のために作曲された「農奴の息子」と「不死の望み」。『カンテ
レタル』の詩をテクストとする「舟歌」などアカペラ混声合唱のための3曲。
クーラのもっとも知られたピアノ曲「結婚行進曲」と歌曲「朝の歌」の管弦
楽編曲。演奏されることの少なかった作品に人気曲を加えたアルバム。セー
ゲルスタムをサポートする合唱指揮のティモ・ヌオランネは、フィンランド
放送室内合唱団を指揮してラウタヴァーラの合唱曲などを録音。現在はタン
ペレ・フィルハーモニック合唱団の指揮者を務めています。

ABCD255(SACD-Hybrid) \2300
ピアノとオルガンのための音楽
ティエリー・エスケシュ(1965-):合唱の夢
パーヴォ・ヘイニネン(1938-)/ヨウコ・リンヤマ(1934-):
クウィンカンクス・デュープレックス 作品88bis、デュオ 作品115(2002-03)
パーヴォ・ヘイニネン(1938-):ここに 作品86(2003)
マルセル・デュプレ(1886-1971):2つの主題による変奏曲(1938)
アンニカ・コントリ=グスタフソン(P) ヤン・レヘトラ(Org)
フィンランドのメディアからフィンランドでもっとも優秀なコンサートオル
ガニストと呼ばれるヤン・レヘトラがフィンランド音楽と20世紀フランスの
音楽を主なレパートリーとして欧米で活躍するピアニスト、アンニカ・コン
トリ=グスタフソンと共演。オルガンとピアノのためのオリジナル作品を録
音しました。ヘイニネンの《クウィンカンクス・デュープレックス》と、オ
ルガニストとしてヘイニネンの《Dedicatio F - H》を初演したヨウコ・リ
ンヤマの《デュオ》はレヘトラとコントリ=グスタフソンの委嘱作。ヘルシ
ンキの2003年教会音楽フェスティヴァルで、ひとつの作品として初演されま
した。アイデアを提案、自分の想い描いたとおりの音楽を聴かせてくれた
デュオの見事な仕事に対しヘイニネンは感謝を捧げています。

ABCD257 \2300
ユーセフ・マッティン・クラウス(1756-1792):
フルート五重奏曲 ニ長調 VB188
ベルンハード・ヘンリク・クルーセル(1775-1838):
フルート四重奏曲 ニ短調 作品4、フルート四重奏曲 ニ長調 作品8
ミカエル・ヘラスヴヴォ(Fl) タンタティエ四重奏団
スウェーデン王グスタフ三世の宮廷で活躍したクラウス、フィンランドに生
まれストックホルムでクラリネット奏者、軍楽隊長としても名を挙げたクル
ーセル、ウィーン古典主義のスタイルを継ぐふたりの作曲家のフルートと弦
楽のための作品集。クラウスの五重奏曲は、親友のヨハン・サムエル・リン
デマンのためウィーンで作曲した作品です。抒情的な主題と変奏曲の緩徐楽
章を含む3つの楽章で構成され、優美な外見と内面の美しさからクラウスの
室内楽曲の代表作のひとつ。パリのプレイエルが作品7として出版しました。
ライプツィヒのペータースから作品8として出版されたクルーセルのフルー
ト四重奏曲ニ長調は、クラリネット四重奏曲ニ長調(作品7)がオリジナルで
す。クラリネットのための作品をフルートのために編曲したことはクルーセ
ルの自信の表れと考えられています。1988年までフィンランド放送交響楽団
のソロ奏者を務めたミカエル・ヘラスヴオが共演する ランタティエ四重奏団
はピリオド楽器のグループです。クレータ=マリア・ケンタラ、ティーナ・
アホ=エロラ、ヨウコ・マンスネルス、レア・ペッカラ。グループの名前は、
シベリウスゆかりのトゥースラ湖畔の道、ランタティエに因んでつけられま
した。

ABCD266 \2300
ルイジ・ボッケリーニ:チェロソナタ集
チェロと通奏低音のためのソナタ ハ長調 G6、チェロソナタ ハ短調 G2、
チェロソナタ イ長調 G4、
チェロソナタ イ長調 G13、チェロソナタ 変ロ長調 G565
ユッカ・ラウタサロ(Vc) ユッシ・セッパネン(Vc)
ボッケリーニの書いたおびただしい数のチェロソナタから5曲。ユッカ・ラウ
タサロはシベリウス・アカデミーのマスタークラスの卒業。アヴァンティ!
室内管弦楽団で演奏し、1996年からはフィンランド放送交響楽団の第3首席
チェリストを務めバロックチェロとヴィオラダガンバの奏者、指揮者として
も活動しています。

NCD36(SACD-Hybrid) \2300
ペッカ・コスティアイネン(1944-):自作自演集 第6集
1000 x1000 年(1991)、フィンランドの母たちへ(1998)、
そこに…8つのナンセンスな歌(2000)、
鮭は逃げた(2005)、神に栄光あれ(2005)、創造の道を教えてください(2005)、
どうして歌ってはいけないのか(2006)、格言(2004)、
田舎の猫が秘かに魚に願うこと(2003)、
子守歌(1988)、ヴァイナモイネンの遺産(2006)
ペッカ・コスティアイネン(指)ヴォックス・アウレア
マリッタ・マンネル(P)
録音:2007年4月13日-15日、4月26日-28日 ケルティンマキ教会(ユヴァスキュ
ラ、フィンランド)
[フィンランド語、英語、ラテン語歌詞 英訳なし、英語要旨つき]
6フィンランドの作曲家ペッカ・コスティアイネンの作品は合唱コンクールの
課題曲にも選ばれるくらい、安定した人気があります。彼の自作自演集。
第6集には女声合唱のための作品が集められました。テクストに選ばれたのは、
ラウリ・ヴィータ、イルポ・ティーホネン、カイヤ・ピスパ、ユッカ・イト
コネンによるフィンランドの詩、イギリスの作家エドワード・リアーのリメ
リック(五行戯詩)、ラテン語の格言、抒情詩集『カンテレタル』と叙事詩集
『カレヴァラ』の詩。ユヴァスキュラの合唱団、ヴォックス・アウレアは
1968年の創設。コスティアイネンが1994年から指揮者を務めています。

NCD37(SACD-Hybrid) \2300
穏やかに-Lempe?
ユッシ・シュデニウス(1972-):わたしは大きな太陽(2005)、
ヤーコ・マンテュヤルヴィ(1963-):
4つのシェイクスピアの歌(1984)【来たれ/死よ/子守歌、倍のなん倍/苦しめ
もがけ/水底深く父は眠る】、
ビリャンシコス(2005)【もしあなたを見ていなかったなら/ばらの茂みの泉
で/郷愁/お母さん、ポプラの林へ行ってきたよ】
シベリウス:恋するもの(作品14)JS160c(ソプラノ、バリトンと混声合唱のた
めの)、恋するものはどこに、恋するものの小道、こんばんは かわいい小
鳥、抱いておくれ かわいい小鳥
リーカ・タルヴィティエ(1970-):会話(2005)
ヴェルヨ・トルミス(1930-):イングリアのゆうべ(1979)【踊り歌 I/踊り歌
II/踊り歌 III /おどけ歌 I/おどけ歌 II/ラウンドレイ/踊り歌 IV/踊り歌
V/歌が終わり家路に】
ドミナンテ セッポ・ムルト(指) 
カトリ=リース・ヴァイニオ(Ms) ニコラス・セーデルルンド(B)
録音:2006年4月22日-24日 リーヒマキ要塞教会
(ユヴァスキュラ、フィンランド)
[英語、フィンランド語、スペイン語歌詞 英訳付]
「ひとつひとつの演奏が聴き手にとって忘れがたい体験となること」と語る
セッポ・ムルト。彼が指揮者を務める混声合唱団、ドミナンテの新しいアル
バム。3曲はドミナンテからの委嘱により作曲された作品です。イギリスの
作家チャールズ・コーズリーの詩に出逢ったユッシ・シュデニウスの感情の
たかまりがそのまま音楽になった「わたしは大きな太陽」。スペインのマド
リガルとフィンランドのパンクロックバンド "エップ・ノルマーリ" の音楽
にインスピレーションを得たヤーコ・マンテュヤルヴィの「ビリャンシコ
ス」。ドイツの劇作家ホルスト・フッセルの劇『Gespr?che(会話)』から、
公園のベンチに座る A(女)と B(男)のやりとりをリーカ・タルヴィティエは
混声合唱の曲に作り上げました。シベリウスの「恋するもの」のテクストは
抒情詩集『カンテレタル』から採られています。フィン・ウゴル族が住み、
今はロシア領になったイングリアに伝わる詩と歌唱スタイルを基にしたトル
ミスの曲集。そして混声合唱のレパートリーとして人気の高まってきたマン
テュヤルヴィの「4つのシェイクスピアの歌」。アルバムにこめられた願い
は、「新しく、瑞々しい愛の姿を届けたい」。アルバムを貫くのは人間関係
という永遠のテーマです。



<IPPNW>
IPPNW62 \2250
スヴィリドフ、ボルトニャンスキー、チャイコフスキー、タネーエフらの合
唱曲
ボグダン・プリッシュ(指)クレド室内Cho
中田千穂子(朗読)
栗原貞子は海外では非常に著名な原爆詩人。爆心地の4キロ北の自宅で被爆し
たため、反戦・平和を訴え続けていた。ドイツやロシアでは小学生でも彼女
の詩を暗誦しているほど知名度もあり人気もあるという。そもそもIPPNW(核
戦争防止国際医師会議) CONCERTS というレーベルそのものが、核兵器に反
対するコンサートの記録から始まったためにサダコの詩を取り上げるのはあ
たりまえかも。
スヴィリドフの哀愁に満ちた音楽とともにサダコの詩を聴くと異様な感銘に
襲われます。

IPPNW64 \2250
ショーソン:ピアノ、ヴァイオリン、弦楽四重奏のためのコンセールOp.21
ヴァシリー・ロバノフ(Pf)コーリャ・ブラッヒャー(Vn)
ブロイニンガー四重奏団
2008年5月21日ベルリン・フィルハーモニーLive

IPPNW54 2枚組 \4500
ベートーヴェン:
「伯爵様が踊るなら」による変奏曲WoO40
「失くした小銭への怒り」Op.129
モーツァルト:
ケーゲルシュタット三重奏曲KV498-ロンド、アレグレット
ヴァイオリンソナタKV296-アンダンテ・ソステヌート、ロンド・アレグロ
Pf,Vn&VcのためのソナタKV13-アンダンテ
J.S.バッハ:
フーガの技法BWV1080-カノン
無伴奏チェロ組曲第5番-サラバンド
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ-前奏曲
チャイコフスキー:憂鬱なセレナーデOp.26
ジャンゴ・ラインハルト:Nuages,Swing42
コーデリア・ヘーファー(Pf) カールハインツ・シュテッフェンス(Cl) 
トーマス・ティム(Vn)
マルティン・シュテークナー(Va) ヘルムート・ニーベルレ(Gt) 
ゲッツ・トイッチュ(Vc)
モニカ・ハンゼン、オットー・ザンダー(朗読)
2005年2月13日ベルリン・フィルハーモニー
音楽の合間にアルバート・アインシュタインの手紙「モーツァルトの音楽は
あまりに純粋で美しい」やその他の詩などの朗読が収録されています。

IPPNW63 \2250
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調Op.10
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
ブロイニンガー四重奏団
2008年5月21日Live



<2L>
2L RR1SABD(SACD-Hybrid)+Blu-ray(audio track only) \3650
(1)モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K218より第1楽章 アレグロ
(2)モーツァルト:
2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K448/375aより第1楽章 アレグロ・コン
・スピリト
(3)アルネ・ヌールハイム:
Colorazione(シンセサイザー、打楽器とエレクトロニクスのための)(抜粋)
(4)マグナル・オーム:
目的たれ(Hp、エレクトリックrp、弦楽六重奏と朗読のための協奏曲)(抜粋)
(5)グレゴリオ聖歌 Crux Fidelis
(6)シーグル・イスランスモーン/テリエ・ボイェ・ハンセン改訂:
レクイエム作品42よりラクリモサ
(7)シーグル・イスランスモーン/テリエ・ボイェ・ハンセン改訂:
レクイエム作品42よりコンフターティス
(8)ウーラ・ヤイロ:North Country II(北国 II)
(9)ヴォルフガング・プラッゲ:決闘(2007)より第3楽章 ヴィーヴォ
(10)伝承曲:グームン・アイデにならったスプリンガル
(11)エリオット・カーター:チェロソナタより第1楽章 モデラート
(12)バルトーク:無伴奏ヴァイオリンソナタより第2楽章 フーガ
(13)ヴィヴァルディ:カンタータ「ため息をついて何になろう」 RV679
(14)シェーンベルク:6つの小さなピアノ曲 作品19(抜粋)
(15)ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ長調 Hob.III/79より第4楽章 終曲(プレスト)
(16)アイヴズ/ジェイムズ・B・シンクレア編:序曲と行進曲<1776年>
(17)ブリテン:シンプル・シンフォニー 作品4より 第1楽章 荒々しいブレ
(18)アーリル・サンヴォル:「この世はうるわし」 によるオルガン即興曲
(19)クヌート・ニューステット:不滅のバッハ(1988)(混声合唱のための)
(1)マリアンネ・トゥーシェン(Vn) 
トロンハイム・ソロイスツ オイヴィン・ギムセ(音楽監督)
(2)デーナ・ピアノデュオ【ハイデ・ゲルツ(P) 
ティナ・マルガレータ・ニルセン(P)
(3)チカーダ・デュオ【ケンネト・カールソン(シンセサイザー) 
ビョルン・ラッベン(打楽器)】
(4)エレン・セーイェシュテード・ボートケル(Hp) 
ヒルデグン・リセ(朗読)オスロ室内ソロイスツ
(5)アレクサンダー・M・シュヴァイツァー (指)
コンソルティウム・ヴォカーレ・オスロ
 (6)(7)ノルウェー・ソロイスツ合唱団、
テリエ・ボイェ・ハンセン(指)クリスチャンサン交響楽団
(8)ウーラ・ヤイロ(P) トム・バーバー(フリューゲルホルン) 
ヨハンネス・マッテンス(Vc)
(9)スティーグ・ニルソン(Vn) アンデシュ・シェルベリ・ニルソン(Vn)
(10)ベーリト・オプハイム・ヴェシュト(Vo)
(11)ヨハンネス・マッテンス(Vc) 
ヨアシム・シェルソース・クヴェツィンスキ(P)
(12)アンナル・フォレソー(Vn)
(13)トゥーネ・ヴィーク(S) バロッカネルネ
(14)トゥール・エスペン・アスポース(P) コールビョルン・ホルテ(Vn)
(15)エンゲゴール四重奏団
(16)ビョルン・サグスター(指)クリスチャンサン・ウィンドアンサンブル
(17)トロンハイム・ソロイスツ
(18)コーレ・ノールストーガ(Org)
(19)オイスタイン・フェヴァング(指)アンサンブル96
録音:2004年-2008年
[制作:モッテン・リンドベルグ、ヴォルグガング・プラッゲ、ヨルン・シメ
ンスター
録音:モッテン・リンドベルグ、ハンス・ペーテル・ロランジュ]
世界にさきがけてブルーレイのオーディオ・ディスクをリリースしたノルウェ
ーのレーベル、2L がみずからの誇る録音から選んだ19トラックを集めたオー
ディオファイルのためのレファレンスディスクを制作。
SACD hybrid + Blu-rayダブルアルバムの仕様でリリースします。

2L57SABD(SACD-Hybrid)+Blu-ray(audio track only) \3650
モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K448/375a
モーツァルト/グリーグ:幻想曲 ハ短調 K475(2台のピアノのための)
グリーグ:古いノルウェーのロマンスと変奏 作品51(2台のピアノのための)
デーナ・ピアノデュオ【ハイデ・ゲルツ(P) ティナ・マルガレータ・ニル
セン(P)】
録音:2008年8月 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
[制作:ヴォルグガング・プラッゲ  録音:ハンス・ペーテル・ロランジュ]
モーツァルトのソナタのためにグリーグが第2ピアノのパートを書いた4曲を
演奏したモーツァルト/グリーグの第1集(2L2L40SACD)は、「グリーグ・イヤ
ー」の2007年にリリースされました。オリジナルの曲に一切手を加えず、モ
ーツァルトの音楽にロマンティックな衣装を着せる。グリーグの試みをデー
ナ・ピアノデュオが音として聴かせたアルバムは、音楽ファンとピアニスト
の新たな興味をひきました。第2集には、グリーグが作曲しながら第1集に含
まれなかった「幻想曲ハ短調」が、2台ピアノのためのオリジナル作品、モー
ツァルトの「2台のピアノのためのソナタ ニ長調」とグリーグの「古いノル
ウェーのロマンスと変奏」とあわせて録音されました。
デーナ・ピアノデュオは師弟で組んだデュオ。ハイデ・ゲルツは、コンラー
ト・ハンセンに学んだドイツのピアニスト。ティナ・マルガレータ・ニルセ
ンはスイス生まれのノルウェー人。トロンハイムで育ち、ヨルゲン・ラーシェ
ン、イジー・フリンカ、ゲルツ、イェンス・ハーラル・ブラトリのもとでピ
アノを学びました。




<Simax>
PSC1833 2枚組 \4560
ノルウェーの偉大な演奏家たち1945年-2000年 第4集-ロベルト・リフリング
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op.109、第31番 変イ長調 Op.110、
第32番 ハ短調 Op.111、
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58*、
ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」
ロベルト・リフリング(P)
オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
カシュテン・アンデシェン(指)*  ガブリエル・フムーラ(指)
録音:1979年5月28日 ホーコン王の館(ライヴ/ソナタのみ)、
1986年9月25日*、1981年10月21日 オスロ・コンサートホール(ライヴ)
ノルウェー放送(NRK)アーカイヴの音源
マスタリング:アウドゥン・ストリーペ
20世紀後期、ノルウェーを代表する音楽家たちの遺産シリーズ。第4集のアー
ティストは、ピアニスト、ロベルト・リフリングです。リフリングが音楽家生
涯を通じてバッハの作品とともに追求し、「明快、開放的、極点に達した」
と評されるベートーヴェンのソナタと協奏曲。後期のソナタ3曲は1979年ベル
ゲン国際フェスティヴァルのホーコン王の館でのコンサート、ピアノ協奏曲
は1986年(第4番)と1981年(第5番)のオスロ・コンサートホールでの演奏をノ
ルウェー放送がライヴ録音した音源です。ステーン=ノクレベルグ、ホー
ヴァル・ギムセ、アウストボー、アンスネスらによって引き継がれたノルウェ
ー・ピアノ芸術の伝統の記念碑ともみなされる演奏。ベルゲンとオスロの聴
衆の拍手がそのすばらしさを物語ります。アウドゥン・ストリーペの手でア
ーカイヴ録音に丁寧で音楽的なマスタリングが施され、そのおかげでリフリ
ングの音楽を臨場感ゆたかな音で楽しむことができます。



<audite>
=ドイチュラントラジオ・クルトゥーア=
AU95607 \2250
ステレオ
モノラル((1)(9)のみ)
「マイケル・レビン/ベルリンRIAS録音集成」
(1)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
(2)クロール:バンジョーとヴァイオリン
(3)ヴィエニャフスキ / クライスラー編:
エチュード・カプリス イ短調Op.18-4
(4)チャイコフスキー:「なつかしい土地の想い出」より瞑想曲Op.42-1
(5)サラサーテ:カルメン幻想曲Op.25
(6)同:スペイン舞曲第1番「マラゲーニャ」Op.21-1
(7)同:スペイン舞曲第2番「ハバネラ」Op.21-2
(8)同:スペイン舞曲第6番「サパテアード」Op.23-2
(9)サン=サーンス:ハバネラOp.83
マイケル・レビン(Vn)
(1)トマス・シッパース(指)RIAS交響楽団
(2)-(9)ローター・ブロダック(P)
録音:(1)1969年6月16、17日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
(2)-(8)1969年6月12日
(9)1962年10月30日以上ベルリン=ランクヴィッツ、
RIASスタジオ(スタジオ・セッション)
ベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源か
らの復刻で、すべて完全初出の内容。わずか9歳から手ほどきをした高名な
ヴァイオリン教師ガラミアンをして、「ほとんどまれにみる才能、しかも弱
点がなにひとつ見当たらない。決して。」とまで言わしめたのはマイケル・
レビンただひとり。ここではまず、スタジオ・セッション録音を残していな
いブルッフに大注目。この楽想ゆたかな屈指の人気作を、なんとレビンの
ヴァイオリンで聴けるとは。このうえなく美しいカンティレーナに、心を溶
かす官能的な音色がぴったりで、もう最高です。なおこちらはライヴのため、
前後に拍手が入ります。さらに、後半の技巧的な小品の数々がまた、宝物の
ような内容でファンにはこたえられないことでしょう。それにしても録音の
よさはありがたいところで、35歳という短い生涯を駆け抜けていったレビン
の貴重な一枚を価値あるものにしています。




<MUSICAPHON>
M56893 \2250
(1)カム・トゥゲザー
(2)サムシング
(3)マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー
(4)オー!ダーリン
(5)オクトパスズ・ガーデン
(6)アイ・ウォント・ユー
(7)ヒア・カムズ・ザ・サン
(8)ビコーズ
(9)ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー
(10)サン・キング
(11)ミーン・ミスター・マスタード
(12)ポリシーン・パン
(13)シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム
(14)ゴールデン・スランバーズ
(15)キャリー・ザット・ウエイト
(16)ジ・エンド
アトリウム・アンサンブル(セバスチャン・リップ、フィリップ・ノイマン
(Tn) マルティン・シューバッハ(Br) フランク・シュヴェムマー(Bs))
ビートルズのアルバム中、最高の売り上げ(1,300万枚)を記録した「アビーロ
ード」をベルリンを中心に活動している「アトリウム・アンサンブル」がア
カペラ男声四重唱で録音したもの。「ハー・マジェスティー」は収録されて
いない。

M56909(SACD-Hybrid) \2250
R.シュトラウス:
「ドン・ファン」Op.20
「ティル・オイレンシュピーゲル」Op.28
ストラヴィンスキー:「春の祭典」
ロマン・ブログリ-ザッヒャー(指)
リューベック・フィル
録音:シュトラウス2007年7月8/9日、
ストラヴィンスキー2008年6月8/9日リューベック音楽ホール
リューベック・フィルは1897年創立。アーベントロート、フルトヴェングラ
ーも第1次大戦前は指揮をしていた。

M56905(SACD-Hybrid) \2250
バーンスタイン:「ウェストサイド・ストーリー」
ハロルド・アーレン:「オズの魔法使い」-「虹の彼方に」
フレデリック・ロー:「マイ・フェア・レディ」より
ガーシュウィン:「ポーギーとベス」より
リノス・サキソフォン・四重奏団
(アンドレーアス・ヒルナー(Sp-sax)マルティン・ヒルナー(Alt-sax)
ローランド・リヒタース(Tn-sax)セバスチャン・ポットマイアー(Br-sax))
トールステン・ブルームベルク(Perc)
「ウェストサイド」はSp-saxのアンドレーアス・ヒルナー、「オズ」「マイ
・フェア・レディ」はBr-saxのセバスチャン・ポットマイアーの編曲。ブル
ームベルクはケルン放響のティンパニー奏者。

M56903 \2250
ヨーゼフ・クロイツァー(1790-1840):トリオOp.16
アントン・ディアベッリ(1781-1858):セレナータ・コンチェルタンテOp.105
ヴェンツェスラフ・マティエガ(1773-1830):ノットゥルノOp.21
トリオ・コントラステ(ステファニー・ハンブルガー(Fl)
クリスチャン・オイラー(Va)
マクシミリアン・マンゴールド(Gt))




<FARAO>
F100208 \2180
ベルリン、猫、アンダルシアのバール、ヴァルス・ドラマティク、
ミス・ユー ほか全14曲
アルベン・スパイウ(Vn) ペーター・ヴェプケ(Vc) 
ペーター・ルートヴィッヒ(Pf)
アルゼンチン以外では日本とドイツが最もタンゴを愛しているのでは?バイ
エルン国立歌劇場の首席ヴァイオリニスト(アルバニア出身)と同歌劇場チェ
リスト、ミュンヘンでピアノと作曲を学んだピアニストがトリオで全く新し
い感覚の「タンゴ」に挑戦しています。



<恩地マンドリン研究所>
R580367 \3000
マンドリンとオルガンのためのファンタジーI
モーツァルト:6つのドイツ舞曲
ベートーヴェン:ソナチネ ハ短調
酒井多賀志:オルガンとマンドリンのためのファンタジー
武井守成:ゆく春
ペツイーネ:クリスマス ソング
ゲンツマー:ソナチネ
成田為三:浜辺の歌
中山晋平:砂山
恩地早苗(マンドリン) 酒井多賀志(Org)
録音:1995年

R9820486 \3000
マンドリンとオルガンのためのファンタジーII
作者不詳:グリーンスリーヴス変奏曲
チェチェーレ:ソナタ ト長調
ヴィヴァルディ:2つのマンドリンのためのコンチェルト
武井守成:リュート組曲第2番
ベートーヴェン:マンドリン組曲
サルコリ:月に向かいて
中田喜直/酒井多賀志:「夏の思い出」による変奏曲
山田耕筰/酒井多賀志:「赤とんぼ」による変奏曲
岡野貞一/酒井多賀志:「故郷」による変奏曲
恩地早苗(マンドリン) 酒井多賀志(Org)
録音:1997年

R0200363 \2000
トワイライト・トーンズ(Twilight Tones)
宇都宮正人:神戸港のセレナーデ
パラディス:シシリアーナ
カッチーニ:アヴェ・マリア
メツァカーポ:アンダンテとポロネーズ
宇都宮正人:マンドリンのためのソナタ
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
エクルス:ソナタ ト短調
トセリ:セレナータ
グラナドス:アンダルーサ
シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調
宇都宮正人:トライライト・トーン
恩地早苗(マンドリン) 宇都宮正人(P)

恩地早苗(マンドリン)
10才でマンドリンを始める
マンドリンを川口優和、比留間きぬ子、ギターを岡本一郎、各氏に師事
1970年日本マンドリン独奏コンクール3位入賞
1985年渡欧、マーガ・ヒュスゲン女史に師事
1990年第一回リサイタルを開き、その後イギリス・ドイツ・スウェーデン・
アメリカ・フランス・韓国・ベルギー・ロシア等でリサイタルを開く
マンドリンのためのオリジナルをふくむ、世界ではじめてのパイプオルガン
(酒井 多賀志)との協奏(CD:「ファンタジーI」,「ファンタジーII」)、ギ
ターの第一人者福田 進一との協奏(CD:「マンドリンとギターのための音楽」
)、宇都宮 正人のマンドリンのためのオリジナル「Twilight tone」をふく
むピアノとの協奏(CD:「Twilight Tones」)等、マンドリンの古典から現代
の前衛的作品、童謡にいたる様々な分野でマンドリン音楽の可能性を追求し
ている。また、多数のグループ(下記) を指導し、宇都宮 正人のオリジナ
ル「過ぎし日のために(マンドリンオーケストラのためのピアノコンチェル
ト)」「朝の海へ」の初演、Robert Shultzのオリジナル「Six seasons」の
初演、世界各地へのコンサートツアーなど多彩な活動を行っている。



<MEDICI ARTS?>~EURO ARTS
2072318(DVD-Video) \2900
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
モーツァルト: クラリネット五重奏曲イ長調 K.581
ウェーバー:クラリネット五重奏曲変ロ長調 Op.34より第3楽章
ザビーネ・マイヤー(Cl) ハーゲン弦楽四重奏団
【ルーカス・ハーゲン(Vn) ライナー・シュミット(Vn) 
ヴェロニカ・ハーゲン(Va) クレメンス・ハーゲン(Vc)】
録音:2000年モーツァルテウム(ザルツブルク) ライヴ
映像提供:ユニテル
今や世界のトップ・クラスのクヮルテット、ハーゲン弦楽四重奏団による
2000年ザルツブルク・モーツァルト週間でのライヴ映像。当代最高のクラリ
ネット奏者の一人であるザビーネ・マイヤーを迎えモーツァルト晩年の人気
作品クラリネット五重奏曲とベートーヴェン最後の弦楽四重奏曲第16番、ア
ンコールでウェーバーのクラリネット五重奏曲を収録。四重奏に求められる
アンサンブル、呼吸、音色などすべての基本を凌駕した演奏は、まさに生き
た音楽。彼らを通して奏でられる音楽はベートーヴェンの言葉そのもののよ
うな臨場感、躍動感に溢れています。またモーツァルトのクラリネット五重
奏はザビーネ・マイヤーの美音に改めて驚かされます。この傑作を余裕に吹
きこなし、感動的に表情豊かに奏で、大家の風格漂う決定的演奏。アンコー
ルのウェーバーの作品もとてもチャーミングに演奏し幸福感に溢れた一幕です。




<Tahra>
WEST3011 2枚組 \4600
WESTMINSTER 名盤シリーズVol.6
(1)マーラー:亡き子を偲ぶ歌、さすらう若人の歌
(2)リスト:
ハンガリー狂詩曲第1番、第2番、第3番、第4番、第5番、
第6番「ペストの謝肉祭」
(3)サン=サーンス:動物の謝肉祭
ヘルマン・シェルヒェン(指)
(1)ルクレチア・ウエスト(At)ウィーン国立歌劇場管弦楽団(1958年6月)
(2)ロイヤル・フィル(1954年9月)
(3)ゲーリー・ムーア(ナレーション)ヨーゼフ&グレーテ・リヒター
(1957年 ステレオ)
「動物の謝肉祭」はニュー・ヨーク ブロンクス動物園の象やライオンの鳴
き声が実際に収録されている。ナレーターは50年代、アメリカのTV,ラジオ界
で活躍していた人でギタリストのゲイリー・ムーアとは別人。

<MEMORIES>
MR2099/2100 2枚組 \3380
モノラル
オール・ベートーヴェン・プログラム
「コリオラン」序曲、ヴァイオリン協奏曲、交響曲第7番
カラヤン指揮
ルツェルン祝祭管弦楽団
1955年8月27日ルツェルン・クンストハウス・ライヴ
カラヤンがフルトヴェングラーの後任としてベルリンフィルの常任指揮者に
なったのがこの年の4月。やる気満々の時期に当たります。当時のルツェルン
音楽祭は、絢爛豪華な出演者で知られ、トスカニーニ・スカラ座管、フルト
ヴェングラー+フィルハーモニア管の「第9」など歴史的演奏が繰広げられて
おります。カラヤンによるオール・ベートーヴェン・プロは、流麗そのもの
の名演です。「コリオラン」「第7交響曲」ともに疾走感が物凄く、爽快な風
のようなベートーヴェンです。その上、注目すべきはヴァイオリン協奏曲で、
シュナイダーハンは、この曲のオーソリティとしても知られております。
ファン・ケンペン、フルトヴェングラー、ヨッフムという巨匠+ベルリン
フィルの伴奏を得た演奏が決定盤として知られていますが、ここにカラヤン
との夢の共演が登場します。美音で知られスタイリッシュな演奏ですが、あ
くまでも自分のやり方を貫く頑固さにも頭が下がります。ヒスノイズは継続
しますが、原テープの傷も修正され聴きやすくマスタリングされております。



<M&A>
M&A 1113 12枚組 \11880
モノラル
プラド音楽祭のカザルス集大成
CD1~CD8は、M&A688,689として既出の演奏で多岐に渡る為情報は省略します。
<CD9>
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番
(Vc:カザルス、P:ゼルキン1954年6月20日)、
チェロ・ソナタ第2番(Vc:カザルス、P:イストミン1954年6月7日)、
ホルン・ソナタヘ長調(Vc:カザルス、P:ホルショフスキ1958年7月11日)
<CD10>
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番
(Vc:カザルス、P:コルトー1958年7月10日)、
チェロ・ソナタ第4番(Vc:カザルス、P:ゼルキン1953年6月16日)、
チェロ・ソナタ第5番(Vc:カザルス、P:ゼルキン1953年6月20日)
<CD11>
ベートーヴェン:
モーツァルトの「魔笛」の恋を知る男たちの主題による7つの変奏曲
(Vc:カザルス、P:コルトー1958年7月10日)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番
(Vn:ゴールドベルク、P:ホルショフスキ1954年6月14日)
モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調K.581
(Cl:ゴンザレス、ヴェーグSQ、1956年7月15日)
<CD12>
シューマン:
アダージョとアレグロ作品70(P:カーゾン、Vc: カザルス 1956年7月15日)
弦楽四重奏曲イ短調作品41-1(ヴェーグSQ 1956年6月12日)
シューマン:
二台ピアノ、二台ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための五重奏曲作品44
(P:ゼルキン+ヴェーグSQ1956年6月12日)
M&Aが偏執的にリリースを続ける「プラド音楽祭のカザルス」が未発表録音を
たっぷり加えての新装発売。「精神性」を感じさせるアーティストの最高峰
カザルスのベートーヴェンがゼルキン、コルトー、ホルショフスキという名
手との共演で味わえる、噛めば噛むほど豊穣な世界の広がる名演ばかりです。

M&A 1222 \1980
モーツァルト:
2台ピアノ協奏曲第10番(第2ピアノ:バルバラ・パンザレラ)
ピアノ協奏曲第14番
ピアノ協奏曲第23番
カルロ・グランテ(P)
ベルンハルト・ジーバー指揮
ローマ聖チェチリア管
M&Aの隠れたヒット作品、ゴドフスキー・エディションの番外編です。ローマ
の名門サンタ・チェチリア管の弦楽器はやはり美しく、快活なモーツァルト
を実感できます。

M&A 1224 \1980
ロシアン・ロマンティックピアノ音楽集
ボルトコヴィッツ:ピアノ・ソナタ第2番
メトネル:瞑想、妖精
リャードフ:前奏曲変ニ長調、前奏曲ロ短調
スクリャービン:九つの幻想曲
レビコフ:「クリスマス・ツリー」より、嗅ぎタバコ入れ
クライスラー=ラフマニノフ:愛の挨拶、愛の悲しみ
リャプノフ:レスギンカ
ナデージャ・ヴラエヴア(P)
これも継続しているロシアン・ロマンティック。技術だけでなく美貌も兼ね
備えたナデージャの美しい横顔も魅力です。




<WEST HILL RADIO ARCHIVES>
WHRA 6021 3枚組 \5940
モノラル
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」
シュティードリー指揮
メトロポリタン・オペラ、合唱団
チェザーレ・シエピ(フィリッポ2世)、ユシ・ビョルリンク(ドン・カルロ)、
ロドリーゴ(ロバート・メリル)、エリザベッタ(デリア・リガル)、フ
ェドーラ・バルビエリ(エボリ公女)他
1950年11月11日ライヴ
名人ワード・マーストンによる復刻です。完全初出のメトのドンカル。豪華
キャスティングはドルの力にモノを言わせた結果でしょう。ヒロイックに歌
い上げる健康的な「ドン・カルロ」です。


WHRA 6023 \1980
モノラル
ブタペスト・ライヴ1958
シューベルト:ピアノ・ソナタハ短調D.958
シューマン:トッカータハ長調
ムソルグスキー:展覧会の絵
ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調
ドビュッシー:前奏曲第一巻よりアナカプリの丘、映像より葉陰の鐘の音
スビャトスラフ・リヒテル(P)
リヒテル伝説のブタペストライヴ1958が、全曲網羅で発売されるのは今回が
初めてです。リヒテルが西側に出る前ですから、まだ幻の存在であった頃の
超名演です。展覧会の絵以降の曲を聴けば如何に当時の聴衆の度肝を抜いた
かが判る気がします。

WHRA 6024 6枚組 \5940
モノラル
<CD1>
ドビュッシー:小組曲
バルトーク:二つのルーマニア舞曲
ラヴェル:クープランの墓
シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲル 
NBC響1952年1月19日
<CD2>
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
バルトーク:不思議な中国人、
NBC響、1946年12月15日
ムソルグスキー:ボリス・ゴドゥノフより三場面 
(Bs:アレクサンダー・キプニス)
NYP 1944年7月23日
<CD3>
ロッシーニ:「セミラミーデ」序曲
シュトラウス:「ドン・キホーテ」
(Vc:フランク・ミラー、Va:カールトン・クーリー、Vn:ミッシャ・ミシャコフ)
NBC響、1942年3月10日
<CD4>
モーツァルト:「劇場支配人」序曲
ブラームス:交響曲第4番
シュトラウス2世:ウィーン気質
NBC響 1947年1月5日
<CD5>
プロコフィエフ:キージェ中尉
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番
クリーヴランド管 1945年12月14日
オネゲル:小ピアノ協奏曲
コロンビア響 1949年7月6日コロンビアへのスタジオ録音
<CD6>
ヒンデミット:交響曲「画家マチス」
ベルリオーズ:「ローマの謝肉祭」
ヴィラ・ロボス:ブラジル風バッハよりアリア
(S:ビドゥ・サヤオ、Vc:フランク・ミラー)
バルトーク:三つのハンガリーの肖像
ファリャ:三角帽子より舞曲
プッチーニ:「蝶々夫人」よりある晴れた日に(S:ビドゥ・サヤオ)
シュトラウス:「こうもり」序曲
NBC響 1950年6月11日
すべてライナー指揮
RCAへのスタジオ録音が網羅的な上に秀演ばかりなので、あまりライヴ録音の
発掘が進まない巨匠フリッツ・ライナー。活躍の場が戦後はアメリカ中心だっ
たことも放送録音のリリースが困難な理由かもしれません。当シリーズは待
望のライヴ録音の登場で、度々指揮台にあがったNBC交響楽団との共演が中核
を担っています。トスカニーニのレパートリーも多く重なります。「ドン・
キホーテ」、ブラ4などを聴くと実はライナーはトスカニーニよりも厳格だっ
たのでは?と思わせる位厳しい表情を見せています。全て音質良好なモノラ
ル録音。当時の技術も見上げたものです。

<CORO>
COR16067 \1350
ゲレロ:ジャヌカンの「戦争」によるミサ
クレマン・ジャヌカン(1485頃-1558):戦争(マリニャーノの戦い)
フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):
たたえよ、母なる教会を[Lauda mater ecclesia]
あなたは完璧に美しい、マリアよ[Tota Pulchra es, Maria]
王の御旗は進む[Vexilla Regis](賛歌)
私は野の花[Ego flos campi](ソロモンの雅歌 より)
歌え、舌よ[Pange lingua]
ミサ・デ・ラ・バタリャ(ジャヌカンの「戦争」によるパロディ・ミサ)
シックスティーン
ハリー・クリストファーズ(指揮)
録音:2008年3月、ロンドン、ゴスペル・オーク、オール・ハローズ教会
モラレス、ビクトリアと並ぶスペイン・ルネサンスの大作曲家ゲレロが、フ
ランスの作曲家ジャヌカンの有名なシャンソンを素材にして手法書き上げた
ミサをメインとするアルバム。クリストファーズ&シックスティーンのスペ
イン・ルネサンス音楽との相性の良さはビクトリアで実証済み。



<REGIS>
RRC 1307 \880
ジョン・ステイナー(1840-1901):カンタータ「磔刑」
ジェイムズ・グリフェット(テノール)
マイケル・ジョージ(バス)
ピーターパラ大聖堂聖歌隊
スタンリー・ヴァン(指揮)
録音:1978年 原盤:ASV

RRC 1308 \880
J・S・バッハ(1685-1750):チェンバロ協奏曲集
第1番ニ短調 BWV1052/第4番イ長調 BWV1055
第5番へ短調 BWV1056/第6番ヘ長調 BWV1057
アイヴァー・ボルトン(チェンバロ&指揮)
セントジェームズ・バロック・プレーヤーズ
録音:1987年 原盤:IMP

RRC 1309 \880
J・S・バッハ(1685-1750):チェンバロ協奏曲集
第3番ニ短調 BWV1054(*)/第2番ホ長調 BWV1053(*)
第7番ト短調 BWV1058(*)/イタリア協奏曲ヘ長調 BWV971(+)
アイヴァー・ボルトン(チェンバロ&指揮(*))
セントジェームズ・バロック・プレーヤーズ(*)
デイヴィッド・ポンスフォード(+)
録音:1987年(*)/2002年(+) 原盤:IMP(*)/Dinmore(+)

RRC 2084 2枚組 \1760
J・S・バッハ(1685-1750):チェンバロ協奏曲集
RRC 1308, 1309のセット。

RRC 1310 \880
ロシアのヴァイオリン協奏曲集
ニコライ・ラーコフ(1908-1990):ヴァイオリン協奏曲第1番(1944)
ドミートリー・カバレフスキー(1904-1987):
ヴァイオリン協奏曲ハ長調 Op.48(1948)
ヴィサリオン・シェバーリン(1902-1963):ヴァイオリン協奏曲 Op.21(1940)
アンドルー・ハーディ(ヴァイオリン)
ロシア交響楽団
ヴェロニカ・ドゥダロワ(指揮)
録音:1995年 原盤:Olympia

<SEDEM Classical>
CD 18(DCD 250) \2180
エストレマドゥラ地方のピアノ音楽(20世紀終盤-21世紀初頭)
エステバン・サンチェス(1934-1997):
サン・フアン・デ・ラ・クルスのテキストによる3つの瞑想
微風(マラガ)/ガルシア・ロルカへのソネット
反射(アルカンタラ)/パウリタの小箱
マヌエル・デル・バルコ(1938-):
カプリッチョ
3つの小品;ヘススのためのメヌエット,
アントニアのための和やかな歌,マヌエルとニコラスのための喜ばしい歌
エンリケ・ムニョス(1957-):涙の交換
フランシスコ・ノベル・サマノ(1969-):鐘[Glocken]
フアン・ペレス・リベス(1931-):エストレマドゥラの午後
マリア・キンタニリャ(1979-):反射
イルミナダ・ペレス・フルトス(1972-):回想
ギリェルモ・イリアルテ(1973-):9つのナイーヴ画 から 第4,2,1曲
マヌエル・エスカランテ(ピアノ)
録音:2008年7月28-31日、マドリード王立高等音楽院マヌエル・デ・ファリャ
・ホール
スペイン内陸南西部エストレマドゥラ(エクストレマドゥラ)地方出身または
同地方に深い関わりを持つ作曲家たちを紹介するアルバム。マヌエル・エス
カランテはメキシコのピアニスト。

CD 19(DCD 251) \2180
サラサーテ(1844-1908):ヴァイオリンとピアノのための作品集
ミラマル Op.42/マラゲニャ Op.21 No.2/ハバネラ Op.21 No.2
ロマンサ・アンダルサ Op.22 No.1/ホタ・ナバラ Op.22 No.2
さようなら、わたしの山々(ソルチコ)Op.37/ビト Op.26 No.1
ハバネラ Op.26 No.2/眠り Op.11/ホタ・アラゴネサ Op.27
プライェラ Op.23 No.1/序奏とタランテラ Op.43
マヌエル・ギリェン(ヴァイオリン)
マリア・ヘスス・ガルシア(ピアノ)
録音:2008年6月27-28日、テネリフェ(スペイン、カナリア諸島)、
アウディトリオ室内楽ホール
サラサーテの没後百年にあたって制作され、当レーベルとしては珍しくメジャ
ー志向と思いきや、「ツィゴイネルワイゼン」が入らないなどやはりひとひね
りあるアルバムでした。マヌエル・ギリェンは当レーベルにトゥリナとヘス
ス・デ・モナステリオの作品を録音しているマドリード生まれの中堅。



<TANIDOS>
SRD 367 \2180
ゴヤ風の奇想 ギター伴奏歌曲集
サルバドル・カストロ・デ・ヒスタウ(1770頃-?):
陽気なゴシキヒワは行く/あなたに会えば、あなたに話せば
あなたは恋人たちの申し出を信じない/私は愛は娯楽だと思っていた
あなたを見た男があなたを熱愛するのは決まりだ
意志なしであなたが私を理解することはできない
キューピッドを呼んだのは愚か者だ
フランシスコ・V・モリナ(1768-1847):
エル・セレニ/ため息のボレロ/ラ・カチュチャのボレロ
アンダルシアのセギディリャ/愛の宣言/愛の優しさ
マリア・ムロ(ソプラノ)
ルネ・モラ(ロマンティックギター)
スペインの画家フランシスコ・デ・ゴヤ(1746-1828)と同時代のコンポーザー
=ギタリストによる、ゴヤ的時代精神を反映した歌曲集。宮廷画家でありなが
ら民衆を見つめる視点を持ち続けたゴヤの作品同様、民衆的な雰囲気を持つ
音楽です。

SRD 370 \2180
ブルボン朝マドリードのチェンバロ音楽
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
ファンダンゴ ニ短調/ソナタ ト長調 K.144
ホセ・エランド(1700頃-1765):ソナタ変ロ長調
ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):グラーヴェ第8旋法/ソナタ ト長調
フランシスコ・クルセリェ(1702-1778):ソナタ イ長調
ホアキン・オシナガス(1719-1789):ソナタ ハ長調
セバスティアン・アルベロ(1722-1757):
ソナタ第16番ト調(ドリア調)/ソナタ第18番ロ短調
アントニオ・ソレル(1729-1783):ファンダンゴ
パブロ・カノ(チェンバロ)
1516年より続いたハプスブルク朝スペイン王家の直系は1700年ついに途絶え、
代わってフランス国王ルイ14世の孫フェリペ5世が国王となりスペイン・ブル
ボン王家が誕生しました。当アルバムでは、その後マドリードの王宮と関わっ
た作曲家たちの作品が取り上げられています。

SRD 372 \2180
パガニーニ(1782-1840):ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.6(*)
サラサーテ(1844-1908):
ジプシーの歌(ヴァイオリンと管弦楽のための)Op.20(*)
フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ長調(+)
ガブリエル・アルカンヘル(ヴァイオリン)
ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ミケル・トムス(指揮(*))
ホルヘ・ロバイナ(ピアノ(+))
録音:2008年7月、ブルノ(チェコ)、ライヴ(*)
2007年11月、ウィーン、コンツェルトハウス(+)
ガブリエル・アルカンヘルはスペインのオレンセに生まれ、13歳でバルセロ
ナのリセウ音楽院を金メダル付きで卒業。さらにザハール・ブロンらに師事
し、特にティボール・ヴァルガには2年にわたって教えを受けました。




<EGT>
EGT 1028 \2180
地中海ソナタ ヴィオラとピアノのためのスペイン音楽
リュイス・ベネジャム(1914-1968):ソナタ「楽興の時」(1952)
サルバド・ブロトンス(1959-):ヴィオラ・ソナタ Op.28(1982)
ホセプ・ソレル(1935-):
ヴェルディの主題によるヴィオラ・ソナタ(1993-1994)
パブロ・ガルシア・トレリェス(ヴィオラ)
パスクアル・ホベル・アスルメンディ(ピアノ)
録音:2008年3月13日、5月16日、バレンシア県アルボラヤ(スペイン)、
タバレト・スタジオ
ベネジャムとブロトンスはバルセロナ、ホセプ・ソレルはバレンシア生まれ。
ソレルのソナタはヴェルディのレクィエムから主題を得た作品。ガルシア・
トレリェス(1971年生まれ)はバレンシア高等音楽院、ホベル・アスルメンディ
(1975年生まれ)はバレンシア音楽院でそれぞれ教職に就いています。

EGT 991 \2180
【未案内旧譜】
わが肉において アリカンテの礼拝堂楽長たちによる祝典礼拝のための音楽
ジュアン・カバニリェス(1644-1712):
バタリャのティエント(入場のパッサカリア)
ガブリエル・アスナル(?-1780):インヴィタトリオ(イントロイトゥス)
ジョルディ・ロドリゲス(?-1720頃):ミサ第4旋法 から キリエ,グローリア
アグスティン・イランソ(1748-1804):
シオンよ、ほめたたえよ(グラドゥアーレ)
アンブロシオ・デ・コテス(1550-1603):
吟遊詩人の小品(オフェルトリウム;器楽)
ジョルディ・ロドリゲス:ミサ第4旋法 から クレド,サンクトゥス
アンブロシオ・デ・コテス:吟遊詩人の小品(エレヴァツィオ;器楽)
マヌエル・デ・レオン/マルティネス・デ・リリョ(1624-1691):
おお、主イエス・キリストよ
ジョルディ・ロドリゲス:
ミサ第4旋法 から ベネディクトゥス,オザンナ,アニュス・デイ
ジュアン・カバニリェス:ティエント・デ・ファルサス(コムニオ)
マヌエル・デ・レオン/ジュアン・バプティスタ・マルティネス・デ・リリョ:
おお、主イエス・キリストよ(ポストコムニオ;器楽)
ジュアン・カバニリェス:ティエント第7旋法(イテ・ミサ・エスト)
ピラル・モラル、スザナ・ピュチ(ソプラノ)
クリスティナ・ファウス(アルト)
アントニオ・ロサノ(テノール)
カルロス・ロペス・ガラルサ(バス)
カペリャ・サエタビス
ロドリゴ・マドリード(指揮)
録音:2005年12月7-8日、バレンシア大学、知恵の礼拝堂(スペイン)
スペイン南東部の都市アリカンテの聖ニコラス教会、聖母教会、聖顔修道院
で礼拝堂楽長を務めたイランソ、ロドリゲス、マルティネス・デ・リリョ、
アスナルの作品を中心に構成された祝典ミサ。カペリャ・サエタビスはロド
リゴ・マドリードが2000年に創設したグループ。バレンシア地方の知られざ
る楽曲を中心に、主として1800年以前の音楽に取り組んでいます。

EGT 1017 \2180
【未案内旧譜】
フェルナンド・ソル(1778-1839):ギターのための幻想曲&練習曲集
練習曲 ホ短調 Op.6 No.11/イ長調 Op.6 No.6/ニ短調 Op.31 No.16
変ホ長調 Op.29 No.22/ヘ長調 Op.29 No.14/ト長調 Op.29 No.23
幻想曲第7番 Op.30
練習曲 イ長調 Op.6 No.12/イ短調 Op.31 No.20/変ロ長調 Op.29 No.13
イ長調 Op.31 No.19/ホ長調 Op.6 No.3/ハ長調 Op.29 No.17
悲歌風幻想曲 Op.59
マヌエル・バビロニ(ギター)
マヌエル・バビロニ(バビローニ)はスペインのカスティリョンに生まれ、バ
レンシア音楽院を卒業、さらにホセ・ルイス・ゴンサレスに師事しました。
1981年よりカスティリョン音楽院教授を務め、また各地でマスタークラスを
開催。1997以来度々の来日で日本のギター・ファンを喜ばせています。




<CARPE DIEM>
CARPE 16274 \2180
デ・プロフンディス
ミシェル・ゴダール(1960-):
「深い淵から私はあなたに向かって叫ぶ」による即興曲
ヴォルフガング・エブナー(1612-1664):深い淵から私はあなたに向かって叫ぶ
ゴダール/シェッパー:蜘蛛
リー・サンタナ(1959-):島の上の島/ミスター・エド/今回が最後
オラツィオ・ベネヴォリ(1605-1672):彼を君主たちと共に並ばせ
アレッサンドロ・グランディ(1575/1580-1630):神が私たちを憐れみ
アルベリク・マザーク(1609-1661):天上は静穏であった
マウリツィオ・カツァーティ(1620頃-1677):天上で大戦争があった
ミシェル・ゴダール:マニフィカト
アントニオ・チフラ(1584-1629):博士たちは星を見て
ヨハン・メルヒオール・グレートレ(1626-1683):アヴェ・マリア
トーマス・アイゼンヒュート(1644-1702):サルヴェ・レジナ
トレ・バッシ
アラン・ビュエ、ポール・ウィレンブロック、フィリップ・ロシュ(バス)
ミシェル・ゴダール(セルパン)
ヒッレ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ、リローネ)
リー・サンタナ(キタローネ)
3人のバスと3つの低音楽器による音楽。3人のバス歌手によるグループ、トレ
・バッシ(Tre Bassi;3人のバス)が当レーベルでおなじみのヒッレ・パール、
リー・サンタナらと共演したユニークなプロジェクト。セルパンはコルネッ
ト(ツィンク)族の最低音楽器で、蛇のようにくねった長い管を持っています
(画像)。ミシェル・ゴダールはフランスのテューバ奏者としてジャズとクラ
シックの両ジャンルで活躍、また数少ないセルパンのスペシャリストとして
貴重な存在です。
歌詞・英訳はウェブサイトを参照する形となっています。
低声と低音の共演ですがけけっして重苦しくはありません。17世紀の様々な
作曲家たちが3人のバスのための音楽を書いていたのは少々驚きですが、彼ら
がバスという声によって意図したものは威嚇や鈍重さではなく、落ち着きで
あったことがわかります。全体にヒーリング志向と受け取れますがユーモラ
スな部分もあり、とにかくユニークなアルバムです。

CARPE 16276 \2180
彼らが私の名呼ぶならば
ディエゴ・ピサドル(1509/10?-1557以後):歌曲&ビウエラ曲集
「ビウエラの譜本」(1552年、サラマンカにて出版)から
Si me llaman a mi llaman / Quien tuviesse tal poder /
Fantasia a tre bozes del quarto to... /
Para que es dama tanto quereros / Partense partiendo yo
Y con que la lavare / Por una vez que mis ojos alce
Fantasia por el quarto tono sobre ... / Si la noche haze escura
No me llamen sega la yerba / O bene mio fa famme uno favore
Madonna mia fan me von / Guarte guarte el rey don Sancho
Lagrime mesti / Fantasia sin passo ninguno a tres ...
Passeavase el rey Moro / Gentil cavallero, dadme ora un beso
A quand'a quand'haveva / Sempre me fingo / En la fuente del rosel
Fantasia del sexto tono a quatro / Aquellas sierras madre /
La manana de San Juan / Si te quitase los hierros /
Herida va la garca / Pues te partes y te vas
エル・コルテサノ
ホセ・エルネンデス=パストル(男性アルト)
アリエル・アブラモヴィチ(ビウエラ)
スペインの作曲家・ビウエラ奏者ピサドルの「ビウエラの譜本」には58のビ
ウエラ伴奏歌曲と37のビウエラ独奏曲が収められています。
ホセ・エルネンデス=パストルはバーゼルのスコラ・カントールムでリチャー
ド・レヴィットとアンドレアス・ショルに師事したスペインのカウンターテ
ナー。アリエル・アブラモヴィチはロック、ジャズ、ラテンから転向してバ
ーゼルのスコラ・カントールムで学んだというユニークな経歴を持つアルゼ
ンチン生まれのギター&ビウエラ奏者。1998年、二人がバーゼルでデュオを
組みエル・コルテサノを結成しました。
歌詞・英訳はウェブサイトのPDFファイルを参照・印刷する形となっています。





<ARSIS>
ARSIS4201 \2180
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(?-1630):
18のソナタ(1-3声の、ヴァイオリンまたはコルネット、ファゴット、
キタローネ、ヴィオロンチーノまたは同様のの楽器のための;1641) Vol.2
第1番,第3番,第18番,第13番,第6番,第11番,第5番,第10番,第17番
グルッポ・セイチェント
ラウル・オレリャナ、マルコ・ピアントーニ(ヴァイオリン)
リカルド・シミアン(リコーダー)
ロドニー・プラダ(ヴィオラ・ダ・ガンバ〔ソプラノ〕)
ラミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ〔バス〕)
ヴィンチェンツォ・オニーダ(ファゴット)
エドゥアルド・フィゲロア(バロック・ギター、キタローネ)
ダヴィデ・メレッロ(オルガン)
録音:2005年10月25-28日、ルッカ県ピアッツァ・アル・セルキオ(イタリア)、
聖アナスタシオ教会
ARSIS4200 の続編。ブレーシャに生まれ、ローマ、ヴェネツィア、パドヴァ
で活躍しパドヴァで没した作曲家・ヴァイオリニスト、フォンターナの追悼
として出版されたソナタ集で、手稿から編集されたものと推測されています。
モンテヴェルディの時代、イタリア初期バロックの器楽ソナタの様式を伝え
る重要な作品集です。
グルッポ・セイチェントは2002年、エンリコ・ガッティが教鞭を執るミラノ
市立音楽院(ミラノ国際音楽アカデミー)古楽科の学生たちによって結成され
たアンサンブル。

ARSIS4216 \2180
美しき旋律の墓 寓意と風景としてのトンボー
フランソワ・クープラン(1668-1733):
嘆き(ヴィオルのための)/ヴィオル組曲第2番(「葬儀」を含む)
ウィリアム・バベル(1690-1723):サラバンドとトンボー
マラン・マレ(1656-1728):
ヴィオル組曲第5巻 から 組曲ト短調(「次男マレのためのトンボー」を含む)
ロラン・マレ(1685頃-1750頃):組曲第2番ハ短調
ヴォルフ・ヤコプ・ラウフェンシュタイナー(1676-1754):
トンボー(アルマンド)
ペレ・ロス、サビーナ・コロンナ・プレティ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
エドゥアルド・エグエス(バロックリュート、テオルボ)
シルビア・マルケス(チェンバロ)
録音:2006年5月、ウエスカ県ボレア(スペイン)、聖トマス教会
「トンボー」(tombeau)は作曲家が故人への追悼の意を込めて書くた楽曲。バ
ベルは英国の作曲家。ラウフェンスシュタイナーはオーストリアの作曲家・
リュート奏者。ロラン・マレはマラン・マレの息子で、作曲家・ヴァイオリ
ン奏者。

ARSIS4223 \2180
ルイ・フランソワ・ドプラ(1781-1868):
ホルンのための様々な調性の六重奏&四重奏曲集
六重奏曲第1番ハ長調/六重奏曲第2番ハ長調
六重奏曲第3番ホ短調/六重奏曲第4番ニ長調
六重奏曲第5番変ロ長調/六重奏曲第6番ハ長調
四重奏曲第1番ト短調/四重奏曲第2番ト長調
四重奏曲第3番二長調/四重奏曲第4番ト長調
四重奏曲第5番ニ短調/四重奏曲第6番ハ長調
コルニロクィオ
ハビエル・ボネト、オビディ・カルペ、ルイス・F・デルガド、
ビセンテ・ヒネル、ビセンテ・ナバロ、フアン・パビア、ハビエル・リソ
録音:2008年3月、ウエスカ県アレレ(スペイン)、サンティアゴ教会
ドプラはパリ生まれの名ホルン奏者・作曲家。コルニロクィオはハビエル・
ボネトによって創設され2000年に正式デビューしたナチュラルホルン・アン
サンブル。

ARSIS4224 \2180
J・S・バッハ(1685-1750):
カンタータ第170番「喜ばしき安息、好ましき魂の歓喜」BWV170(+)
カンタータ第199番「わが心は血にまみれ」BWV199(*)
カンタータ第82番「われは満ち足れり」BWV82(#)
レイチェル・エリオット(ソプラノ(*))
ジョルディ・ドメネク(アルト(+))
ヘスス・ガルシア・アレフラ(バリトン(#))
シャビエ・ブランク(オーボエ、オーボエダモーレ)
バルバラ・セラ(ファゴット)
カースティン・リンダー=デーヴァン、リナ・トゥル・ボネト(ヴァイオリン)
ダビド・キグレ(ヴィオラ) ルト・ベロナ(チェロ)
パブロ・マルティン(コントラバス) パトリシア・モラ(オルガン)
アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ、指揮)
録音:2008年8月22-23日、マドリード県ビリャ・デ・バリェカス、
聖ペドロ・アド・ビンクラ(鎖につながれた聖ペテロ)教会、ライヴ

ARSIS4226 \2180
ソプラ・スカルラッティ
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソプラノ独唱のためのカンタータ集
カンタータ「フィッレの仇を討ってやりたい」
ソナタ K.178 L.162(スパニッシュギター独奏)/前奏曲(チェンバロ独奏)
カンタータ「逃げないでおくれ、ニーチェ」/前奏曲(チェロ独奏)
カンタータ「私を求めるのか、おお、愛する人よ」
ソナタ K.175 L.429(スパニッシュギター独奏)/前奏曲(テオルボ独奏)
カンタータ「フィッレよ、もう何も言うまい」/アンコール
マリア・エスパダ(ソプラノ)
フォルマ・アンティクア
ルト・ベロナ(チェロ) 
エンリケ・ソリニス(アーチリュート、スパニッシュギター)
ダニエル・サピコ(テオルボ) パブロ・サピコ(スパニッシュギター)
アーロン・サピコ(チェンバロ、指揮)
録音:2007年12月3-5日、ウエスカ県アレレ(スペイン)
バロックからロマン派オペラ、20世紀音楽まで幅広く活躍しているスペイン
のソプラノ、マリア・エスパダ(エスパーダ)が登場。アンコールの曲名は不
明です。(聞き覚えのある曲なのですが思い出せません。スペインの伝承曲で
しょうか…)



<ALQHAI & ALQHAI>
ARSISレーベルを制作しているGEASTER社が配給する新レーベル。
ALQHAI001 \2180
エロスの涙 イタリア初期バロック音楽
ベネデット・フェラーリ(1597-1681):Amanti io vi so dire
サロモーネ・ロッシ(1570頃-1630):トルディリョーネのアリアによるソナタ
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
喜べ、おお、森よ、おお、風よ[Gioite o selve, o venti]
ステファノ・ランディ(1590-1639):Damigella tutta bella
ルカ・マレンツィオ(1553?-1599?):
アモールは真珠の涙をこぼし[Liquide perle Amor]
ビセンテ・パリーリャ:
アモールは真珠の涙をこぼし(ルカ・マンレンツィオのマドリガーレによる)
フランチェスコ・マリア・バッサーニ:Tocata per B quadro
リッカルド・ロニョーノ(1555頃-1620):
Ancor che c'ol partire(チプリアーノ・デ・ローレのマドリガーレによる)
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ(1594年頃活躍):
Io son ferito ahi lasso
サロモーネ・ロッシ:シンフォニア・グラーヴェ
ジローラモ・フレスコバルディ:
大いなる十字架の下に[A pie della gran Croce]
サロモーネ・ロッシ:ソナタ第5番
ビアージョ・マリーニ(1597頃-1665):Novello Cupido
チャッコーナ(シャコンヌ)による即興
アッカデーミア・デル・ピアチェーレ
マリビ・ブラスコ(ソプラノ) フアン・サンチョ(テノール)
ビセンテ・パリーリャ(リコーダー)
ラミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス、ヴィオリーノ・ダ・ガンバ)
イレネ・ゴメス(ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス) 
フアン・ラモン・ララ(ヴィオローネ)
ラムセス・プエンテ(ヴァイオリン) バルバラ・セラ(ファゴット)
ミケル・リンコン(テオルボ、バロックギター)
エンリケ・ソリニス(アーチリュート、バロックギター)
アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ) アルバロ・ガリド(打楽器)
ファーミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス、ヴィオリーノ・ダ・
ガンバ、指揮)
録音:2006年9月1-5日、セビーリャ(スペイン)、平和の聖母マリア教会
セビーリャ生まれのヴィオル奏者、ファーミとラミのアルクアイ兄弟が創設
した自主レーベルからのファースト・リリース。兄弟の主宰するアッカデー
ミア・デル・ピアチェーレはセビーリャに本拠を置くスペインのアンサンブ
ルですが、なぜか名称はイタリア語。当アルバムでもイタリア音楽を取り上
げています。



<PRION>
ARSISレーベルを制作しているGEASTER社が配給するレーベル。
PRION1119 \2180
真昼の太陽 トバラの手稿譜集による未出版ギター作品集
ドニゼッティ(1797-1848)/レオポルド・ウルクリュ(19世紀)編曲:
Si la Tromba(カヴァティーナ)
ベッリーニ(1801-1835):ノルマのアリア
ディオニシオ・アグアド(1784-1849):ファンダンゴ
シュトラウス:6つのワルツ
不詳:ポルカ
フェルナンド・ソル(1778-1839):悲歌的幻想曲(*)
ロブスティアノ・エルナンデス(1803-1861):
ロブスティアノのワルツ/エルナンデスの行進曲/同じ人のワルツ
アントニオ・カノ(1811-1897):最後の別れ
ペドロ・ヘスス・ゴメス(クラシカル=ロマンティックギター)
録音:2007年4月27-28日、アルバセテ県チンチリャ(スペイン)、聖アナ教会
使用楽器:ロウルデス・ウンシリャ製
(モデル:1800年頃、Petit Jean L'ain&eacute;製)
スペイン南東部、アルバセテ近郊のトバラ村で発見された、80以上のギター
曲を収録した手稿譜集(トバラの音楽蔵書)から選曲((*)をのぞく)。19世紀
中盤に書かれたとみられるこの手稿譜集に基づく録音はこれが世界初。当録
音の実現に尽力したペドロ・ヘスス・ゴメスはマヌエル・バルエコ、ホセ・
ミゲル・モレノ、フアン・カルロス・デ・ムルデルらに師事したスペインの
ギター奏者。ここではモレノ夫人の製作したギターを使用しています。



<EMEC>
E076 \2180
フェデリコ・モレノ・トロバ(1891-1983):マドリードの門 ギター作品集
マドリードの女たち; ティラナ,コプラ,ボレロ
マドリードの門
アルカラの門,トレドの門,鉄の門,天使の門,モーロの門,
サン・ビセンテの門,閉ざされた門
古い伝説/熟視/マンサナレス・エル・レアル/マホのメヌエット
懐かしさ/悲歌/気まぐれな言葉/子守歌/びっこ引きの行進/遠方
カップルの噂(コプラのざわめき?)[Rumor de Copla]/羊飼いの女
モンタラサ/小唄[Cancioncilla]
小品組曲; 呼び出し,トレモロ,ワルツ,ディヴェルティメント
Quien te puso petenera/サパテアド/眠っている女児
アグスティン・マルリ(ギター)
録音:2008年9月1-2日、パレンシア県オルモス・デ・オヘダ(スペイン)、
聖エウフェミア・デ・コソリョス教会




<TRITO>
TD0053 2枚組 \3250
ブラームス:
交響曲第1番ハ短調 Op.68/交響曲第2番ニ長調 Op.73
交響曲第3番ヘ長調 Op.90/交響曲第4番ホ短調 Op.98
カダケス管弦楽団
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
録音:2008年1月、サラゴサ(スペイン)、アウディトリオ、ライヴ
1988年、バルセロナ近郊の町カダケスで開かれる音楽祭のために創設された
カダケス管弦楽団は、スペイン国内の主要オーケストラのコンサートマスタ
ーや首席奏者、またヨーロッパ各国の著名なオーケストラで活躍する奏者た
ちによって構成される室内オーケストラ。ジャナンドレア・ノセダ(1964年
ミラノ生まれ)は同楽団が開催するカダケス国際指揮者コンクールの第1回
(1994年)優勝者で、直後に首席指揮者に就任し現在に至っています。その後
のノセダの快進撃は周知のとおり。ノセダが手兵の小編成オーケストラを率
いライヴ録音で臨んだブラームスの交響曲全集、これは大きな話題を呼ぶこ
とでしょう。



<DUX>
DUX0630 \2080
ポーランドのチェンバロ音楽 Vol.1
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):
ソナタ ニ長調/ソナタ ヘ長調/ソナタ変ロ長調
ポロネーズ変ロ長調/ポロネーズ変ロ長調/ポロネーズ ニ短調
ポロネーズ変ホ長調/ポロネーズ変ホ長調/ポロネーズ ハ長調
ポロネーズ ハ長調/マズルカ風ロンド ハ長調
クラコヴィアク風ロンド変ロ長調
ウルシュラ・バルトキェヴィチ(チェンバロ)
録音:2007年11月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS-2
使用楽器:ラインハルト・フォン・ナーゲル製(モデル:18世紀、フレンチ)
エルスネルはショパンやモニュシュコの師として知られる作曲家・音楽教育
家。当アルバムおよび Vol.2(DUX 0631)はエルスネルが1803年から1805年に
かけて刊行した月刊誌「音楽とポーランド歌曲の珠玉集」から選ばれた作品
を楽譜出版(ビドゴシュチ音楽アカデミー出版局)および録音発売するという
プロジェクトによるもの。ユゲット・ドレイフュスに師事したポーランドの
チェンバロ奏者ウルシュラ・バルトキェヴィチは、エルスネルの作品出版の
編集にも携わるスペシャリストです。

DUX0631 \2080
ポーランドのチェンバロ音楽 Vol.2
アントニ・ヴェイネルト(1751-1850):
オペラ「七かける一」の主題による変奏曲
ユゼフィナ・ヴェイネルト(18/19世紀):
ポロネーズ変ロ長調/ワルツ変イ長調
トマシュ・グレム(18/19世紀):アンダンテと変奏曲(ト長調)
ウニツキ(18/19世紀):ポロネーズ変ホ長調/ポロネーズ ニ長調
セヴェリン・ティシュキェヴィチ(1770頃-1840頃):ポロネーズ ハ長調
アントニ・モラフスキ(18/19世紀):アンダンテと変奏曲(ヘ長調)
マチェイ・カミェンスキ(1734-1821):誇り(ロンド形式)/アンダンテ ヘ長調
カルボスキ(18/19世紀):ポロネーズ ヘ長調
J・アンドリホヴィチ(18/19世紀):
オペラ「テレマフ」の主題による変奏曲ハ長調/ポロネーズ ハ長調
ポロネーズ変ロ長調/ポロネーズ変ホ長調
エミリア・ポトツカ(18/19世紀):
アンダンテと変奏曲ハ長調/マズルカ ト長調
ウルシュラ・バルトキェヴィチ(チェンバロ)
録音:2007年11月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS-2
使用楽器:ラインハルト・フォン・ナーゲル製(モデル:18世紀、フレンチ)
アントニ・ヴェイネルトとカミェンスキ以外はポーランド音楽ファンにもあ
まり知られておらず、ファーストネーム不詳の作曲家の作品をも含むマニアッ
クぶりですが、ポーランド音楽史やショパン以前のポーランドの鍵盤音楽に
興味のある方々なら必聴のアルバムでしょう。

DUX0683 \2080
フェリクス・ノヴォヴィエイスキ(1877-1946):
平和のためのミサ Op.49 No.3
ミサ・ステラ・マリス Op.49 No.4
オルシュティン・コレギウム・ムジクム室内合唱団
オルシュティン・ヴァルミア=マズーリ・フィルハーモニー管弦楽団
アンナ・ドラモヴィチ、マチェイ・インギェレヴィチ(オルガン)
ヤヌシュ・プシビルスキ(指揮)

DUX0689 \2080
グダンスク市の音楽の遺産 Vol.1
(ポーランド科学アカデミー・グダンスク図書館所蔵の楽譜より)
待降節のカンタータ集
ヨハン・バルタザール・クリスティアン・フライシュリヒ(1690頃-1764):
「Lobe den Herrn meine Seele」
ヨハン・テオドール・レームヒルト(1684-1756):
「Ich freue mich dess, dass mir geredt ist」RoemV144
「Zeuch doch allerliebster Jesu」RoemV35
ジャン[ヨハン・イェレミアス]・デュ・グラン(17??-1756):
「Alter Adam du musst sterben」(1737)
ヨハン・テオドール・レームヒルト:
「Ach dass die H&uuml;lffe aus Zion &uuml;ber Issrael k&auml;me」
RoemV28
カロリナ・バフマン(ソプラノ)
セバスティアン・カニュク(男性アルト)
ヴォイチェフ・ヴィンニツキ(テノール)
シマン・コビリンスキ(バス)
ゴルトベルク・アンサンブル(管弦楽&合唱)
アンジェイ・シャデイコ(オルガン、指揮)
録音:2008年9月12-14日、グダンスク(ポーランド)、
聖三位一体フランチェスコ派教会

DUX0691 \2080
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):室内管弦楽作品集 Vol.1
弦楽合奏のためのディヴェルティメント(1965)
ピアノ五重奏曲第1番(1952;ピアノと弦楽合奏のための編曲版)(*)
弦楽合奏のための協奏曲(1948)
バルトゥオミェイ・コミネク(ピアノ(*))
ラドム室内管弦楽団
マチェイ・ジュウトフスキ(指揮)
録音:2008年12月、ワルシャワ、ポーランド放送コンサート・スタジオS-1



<OLYMPIA>
MKM214 \1780
ビゼー(1838-1875)/ロディオン・シチェドリン(1932-)編曲:
バレエ組曲「カルメン」
ジューコフスキー交響楽団
セルゲイ・スクリプカ(指揮)
Bizet/Shchedrin: Carmen Suite / Zhukovsky Symphony Orchestra, Sergei

MKM215 \1780
タマーラ・イブラギモワ(1958-):
主よ、われは御身の御力のままに(11の弦楽器とオルガンのための)(*)
ボリス・フランクシテイン(1949-):気質 Op.66(弦楽五重奏のための)
アレクサンドル・ラスカトフ(1953-):
オーボエと15の弦楽器のための協奏曲(+/*)
ヴャチェスラフ・リパーチェフ(オーボエ)
ノーザン・クラウン・ソロイスツ・アンサンブル
イーゴリ・サイデンシニル(アーティスティック・ディレクター)
ユーリー・ニコラエフスキー(指揮(*))

MKM216 \1780
プロコフィエフ(1891-1953):オペラ「マッダレーナ」Op.13(1911-1913)
ストラヴィンスキー(1882-1971):オペラ「マヴラ」(1921-1922)
モスクワ・ヘリコン・オペラの独唱者&室内管弦楽団
キリル・チホノフ(指揮)

MKM217 \1780
男性アルトによるアリア集
グリンカ(1804-1857):
オペラ「ルスランとリュドミラ」から ラトミールのアリア
オペラ「イワン・スサーニン(皇帝に捧げた命)」から ワーニャのアリア
チャイコフスキー(1840-1893):
カンタータ「モスクワ」から 戦士のアリオーソ
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):オペラ「雪娘」から レルの第3の歌)
グルック(1714-1787):オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」から
第2場,オルフェオのアリア
ヘンデル(1685-1759):
オペラ「アドメート」から アドメートのアリア,トラジメーデのアリア
エリク・クルマンガリエフ(男性アルト)
マールイ交響楽団
ウラディーミル・ポンキン(指揮)
録音:1991年

MKM218 \1780
ノヴァヤ・オペラ・イン・カーネギー・ホール
ハチャトゥリアン(1903-1978):バレエ「スパルタクス」から アダージョ
ロッシーニ(1792-1868)/エフゲニー・コロボフ編曲:アニュス・デイ
パーセル(1659-1695):
オペラ「ディドーとエネアス」から ディドーのレチタティーヴォとアリア
アルビノーニ(1671-1751):アダージョ
シューベルト(1797-1828)/エフゲニー・コロボフ編曲:アヴェ・マリア
グルック(1714-1787)/エフゲニー・コロボフ編曲:メロディー
カッチーニ/エフゲニー・コロボフ編曲:アヴェ・マリア
ロッシーニ:スターバト・マーテル から スターバト・マーテル
ハチャトゥリアン:劇付随音楽「仮面舞踏会」から ワルツ
ハチャトゥリアン:バレエ「スパルタクス」から レクィエム
ノヴァヤ・オペラの独唱者、合唱団&管弦楽団
エフゲニー・コロボフ(指揮)

MKM220 \1780
ハチャトゥリアン(1903-1978):
バレエ「スパルタクス」から 抜粋(4曲)
バレエ「ガヤーネ(ガイーヌ)」組曲(9曲)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ユーリー・テミルカーノフ(指揮)
録音:1983年 原盤:EMI

MKM221 \1780
プロコフィエフ(1891-1953):映画音楽「イワン雷帝」Op.116
イリーナ・アルヒーポワ(メゾソプラノ)
アナトーリー・モクレンコ(バリトン)
アンブロジアン・シンガーズ
フィルハーモニア管弦楽団
リッカルド・ムーティ(指揮)
録音:1986年 原盤:EMI

MKM222 \1780
ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950):
室内管弦楽のためのセレナード変ホ長調 Op.32 No.1
弦楽合奏のためのシンフォニエッタ ロ短調 Op.32 No.2
フルート、クラリネット、ホルン、ファゴット、
ハープと弦楽合奏のための抒情的コンチェルティーノト長調 Op.32 No.3
祝典序曲ハ長調 Op.48
モスクワ新オペラ管弦楽団
エフゲニー・サモイロフ(指揮)

MKM224 \1780
モーツァルト(1756-1791):
ハフナー・セレナード ニ長調 K.250(248b)による交響曲
交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551
モスクワ室内管弦楽団
ルドルフ・バルシャイ(指揮)

MKM225 \1780
カバレフスキー(1904-1987):
チェロ協奏曲第1番ト短調 Op.49(1949)(*)
チェロ協奏曲第2番ハ短調 Op.77(1964)(*)
スケルツォ Op.27 No.14(+)/ノヴェレッテ Op.27 No.25(+)
輪踊り Op.60 No.2(4つのロンド から)(+)/練習曲 Op.27 No.3(+)
無伴奏チェロのための長調・短調練習曲 Op.68
マリーナ・タラソワ(チェロ)
ロシア交響楽団(*)
ヴェロニカ・ドゥダロワ(指揮(*))
アレクサンドル・ポレジャエフ(ピアノ(*))

MKM226 \1780
ヴャチェスラフ・グロホフスキー(1945-):
ユダヤ狂詩曲(伝承歌と舞踊のメロディー)
チェコスロヴァキア国立放送民俗楽団
ヴャチェスラフ・グロホフスキー(指揮)
録音:1990年

MKM228 \1780
カプースチン・プレイズ・カプースチン ジャズ・ポートレイト
ニコライ・カプースチン(1937-):
アンダンテ/ピアノ・ソナタ第4番/10のバガテル
ピアノ・ソナタ第5番/ピアノ・ソナタ第6番
ニコライ・カプースチン(ピアノ)
録音:1991年

MKM229 \1780
ドヴォルジャーク(1841-1904):
交響曲第7番ニ短調 Op.70 B.141
チェロ協奏曲ロ短調 Op.104 B.191(*)
ナターリャ・グートマン(チェロ(*))
フィラデルフィア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)

MKM234 \1780
シューマン(1810-1856):チェロ協奏曲イ短調 Op.129
シュニトケ(1934-1998):チェロ協奏曲第1番
ナターリャ・グートマン(チェロ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
クルト・マズア(指揮)

MKM235 \1780
レオンカヴァッロ(1857-1919):オペラ「道化師」
ウラディーミル・アトラントフ(テノール:カニオ)
ルチア・ポップ(ソプラノ:ネッダ)
ベルント・ヴァイクル(バリトン:トニオ)
アレクサンドル・イオニタ(テノール:ベッペ)
ヴォルフガング・ブレンデル(バリトン:シルヴィオ) 他
ミュンヘン放送管弦楽団
ランベルト・ガルデッリ(指揮)



<AQUARIUS>
AQVR261-2 2枚組 \3560
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「ラ・トラヴィアータ」(ロシア語)
エリザヴェータ・シュムスカヤ(ソプラノ:ヴィオレッタ)
セルゲイ・レメシェフ(テノール:アルフレード)
パーヴェル・リシツィアン(バリトン:ジョルジュ) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
セミョン・サハロフ(指揮)
録音:1951年4月19日、モスクワ、ボリショイ劇場
Verdi: La Traviata / Elizaveta Shumskaya, Sergei Lemeshev,

AQVR267-2 2枚組 \3560
ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」(ロシア語)
ヴェーラ・ダヴィドワ(メゾソプラノ:カルメン)
ニカンドル・ハナーエフ(テノール:ホセ)
ウラディーミル・ポリトコフスキー(バリトン:エスカミリオ)
ナターリャ・シピレル(ソプラノ:ミカエラ) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
アレクサンドル・メリク=パシャエフ(指揮)
録音:1937年

AQVR295-2 \1780
イワン・コズロフスキー
J・S・バッハ(1685-1750):アリア集(ロシア語)
アヴェ・マリア(グノー作曲)(*)
カンタータ第114番 BWV114 から 第2曲(+)
カンタータ第143番 BWV143 から 第4曲(#)
シェメッリ歌曲集 から(**)
BWV.451,447,479,485,489,491,458,457,476,455
イワン・コズロフスキー(テノール)
M・サハロフ(ピアノ(*))
A・コルネーエフ(フルート(+))
A・ゲディケ(オルガン(+))
S・ツィツィナ器楽アンサンブル(#)
P・ニキーチン(オルガン(**))
録音:1949年(*)/1955年(+/#/**)
(*)以外はロシア語。

AQVR306-2 \1780
マルク・レイゼン
ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、グリーグ:歌曲集(ロシア語)
マルク・レイゼン(バス)
A・マカロフ、N・ヴァリチョフ、V・フヴォスチン(ピアノ)
B・マトコフスキー(チェロ)
録音:1939-1952年

AQVR310-2 \1780
パーヴェル・リシツィアン
チャイコフスキー(1840-1893):歌曲&アリア集(ロシア語)
パーヴェル・リシツィアン(バリトン)
ボリス・アブラモヴィチ(ピアノ)
録音:1951年2月24日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ

AQVR311-2 \1780
パーヴェル・リシツィアン 歌曲&オペラ・アリア集(ロシア語)
シューベルト、サン=サーンス、ブラームス、リムスキー=コルサコフ、
ラフマニノフ、ロディジェンスキー、ボロディン、グラズノフ、
バラキレフ、シューマン、マスネ、ヴェルディ、ゴート、トスティ、
ガンバルデッラ、ルビンシテインの作品、他
パーヴェル・リシツィアン(バリトン)
VRK管弦楽団 S・ゴルチャコフ(指揮)
A・ミトニク、B・アブラモヴィチ、M・サハロフ(ピアノ)
A・ソロドゥエフ(ヴァイオリン) V・レーントヴィチ(チェロ)
録音:1946-1952年

AQVR315-2 \1780
グリゴリー&アレクサンドル・ピロゴフ オペラ・アリア&歌曲集(ロシア語)
ヴェルストフスキー、グノー、ドリーブ、ケネマン、
マヌイキン=ネフストルエフ、アリネスの作品、ロシア民謡
グリゴリー・ピロゴフ(バス) 他
録音:1910年
ムソルグスキー、ルビンシテイン、ダルゴムイシスキー、グノー、ボロディ
ン、チャイコフスキー、ラフマニノフ、リムスキー=コルサコフの作品、ロシ
ア民謡
アレクサンドル・ピロゴフ(バス) 他
録音:1930年-1940年代初め

AQVR316-2 \1780
アレクサンドル・ピロゴフ オペラ・アリア集(ロシア語)
ロッシーニ、ヴェルディ、リムスキー=コルサコフ、ラフマニノフ、
ユラソフスキー、ダルゴムイシスキー、ムソルグスキーの作品
アレクサンドル・ピロゴフ(バス)
ボリショイ劇場管弦楽団
ワシーリー・ネボリシン、アレクサンドル・メリク=パシャエフ(指揮)
大交響楽団
アレクサンドル・オルロフ、ニコライ・ゴロワーノフ、
サムイル・サモスード、A・チュグノフ(指揮)
録音:1940年代-1953年

AQVR325-2 2枚組 \3560
BC: なしダルゴムイシスキー(1813-1869):オペラ「エスメラルダ」
ガリーナ・サハロワ(ソプラノ:エスメラルダ)
アナトーリー・オルフョーモフ(テノール:フェブ)
ウラディーミル・ザハロフ(バリトン:クロード) 他
モスクワ放送合唱団&交響楽団
オニシム・ブロン(指揮)
録音:1950年

AQVR327-2 \1780
グノー(1818-1893):
オペラ「フィリモンとバフキーダ(フィレモンとボーシス)」(ロシア語)(*)
ウェーバー、ドリーブ、ビゼー、マスネ、ショパン、モニュシュコ:
歌曲集(ロシア語)(+)
グリゴリー・ヴィノグラードフ(テノール(*/+):フィリモン(*))
カピトリーナ・ラチェフスカヤ(ソプラノ:バフキーダ(*))
フセヴォロド・チュチュンニク(バス:ヴルカン(*))
アレクセイ・コロレフ(バス:ユピテル(*))
モスクワ放送交響楽団(*)
サムイル・サモスード(指揮(*))
G・オレントリヘル(ピアノ(+))
A・イワーノフ・クラムスコイ(ギター(+))
録音:1950年(*)/1950-1953年(+)

AQVR329-2 2枚組 \3560
プッチーニ(1858-1924):オペラ「ラ・ボエーム」(ロシア語)
セルゲイ・レメシェフ(テノール:ロドルフォ)
イリーナ・マスレンニコワ(ソプラノ:ミミ)
パーヴェル・リシツィアン(バリトン:マルチェッロ)
ガリーナ・サハロワ(ソプラノ:ムゼッタ) 他
モスクワ放送合唱団&管弦楽団
サムイル・サモスード(指揮)
録音:1948年

AQVR333-2 2枚組 \3560
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):オペラ「プスコフの娘」
アレクサンドル・ピロゴフ(バス:イワン雷帝)
エレーナ・シュミロワ(ソプラノ:オリガ)
ゲオルギー・ネレップ(テノール:ミハイル・トゥーチャ)
ニコライ・シチェゴリコフ(バス:トクマコフ公) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
セミョン・サハロフ(指揮)
録音:1947年

AQVR334-2 2枚組 \3560
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「リゴレット」(ロシア語)
アンドレイ・イワーノフ(バリトン:リゴレット)
イワン・コズロフスキー(テノール:マントヴァ公)
イリーナ・マスレンニコワ(ソプラノ:ジルダ)
ウラディーミル・ガブリューショフ(バス:スパラフチーレ)
ヴェロニカ・ボリセンコ(アルト:マッダレーナ) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
サムイル・サモスード(指揮)
録音:1947年




<BOMBA-PITER>
MANCHESTER FILES レーベルの発売元。今後は BOMBA-PITER レーベルに統一
するようです。

CDMAN341-08 \1780
アントン・ルプチェンコ(1985-):カルマドン・ソナタ
弦楽のための小交響曲 Op.64(ダニール・グレーヴィチの記念に;2007)(*)
祈りの歌(ピアノと管弦楽のための室内協奏曲)Op.58(2006)(#/*)
弦楽四重奏曲第7番ロ短調 Op.61(2006)(+)
アントン・ルプチェンコ(ピアノ(#))
サンクトペテルブルク交響楽団ソロイスト・アンサンブル(*)
アレクサンドル・チトフ(指揮(*))
コンセルヴァトリア四重奏団(+)
録音:サンクトペテルブルク・レコーディング・スタジオ「メロディア」(*)
2006年9月24日、サンクトペテルブルク音楽院グラズノフ・コンサートホール、
ライヴ(+)
2002年9月20日夜、ロシア南部、北オセチア共和国のカルマドン峡谷での氷河
崩落災害の犠牲者に捧げるアルバム。3曲合わせてひとつのソナタという構想
なのでしょうか。犠牲者の中には、ロシアの若手俳優セルゲイ・ボドロフ・
Jr(同名の父は有名な映画監督)も含まれていました。

CDMAN342-08 \1780
ダンスの世紀とダンス、ダンス、ダンス
ストラヴィンスキー(1882-1971):
バレエ「春の祭典」から 春のきざし(乙女たちの踊り)
ポンキエッリ(1834-1886):オペラ「ジョコンダ」から 時の踊り
ショスタコーヴィチ(1906-1975):バレエ「黄金時代」から ポルカ
M・スヴェトロフ(1967-):組曲「老淑女の訪問」
序奏とワルツ,タンゴとギャロップ,レクィエム
フォーレ(1845-1924):パヴァーヌ(*)
アーサー・ベンジャミン(1893-1960):ジャマイカのルンバ
ラヴェル(1875-1937):オペラ「子供と魔法」から 五時のフォックストロット
オスカル・パネ(1947-):余談とタンゴ
V・チェルニコフ(1947-1994):夜曲
QuARTru
ウラディーミル・オルロフ(アコーディオン) 
アンドレイ・イワーノフ(チェロ)
ポリーナ・グリゴリエワ(ピアノ) レナート・ラーコフ(クラリネット)
イリーナ・マトヴェーエワ、エヴェリーナ・アガバラーエワ、
エフゲニー・ナゴヴィツィン、ユーリー・ベーロフ(歌(*))

CDMAN344-08 2枚組 \3560
ロシア伝承のロマンスの夜
暖炉のそばで/紫色の夕日の光を眺めながら/他、全27曲
ニコライ・コピロフ(バリトン)
ミハイル・アプテクマン(ピアノ)
録音:2008年11月15日、サンクトペテルブルク、ライヴ
サロン・コンサート的雰囲気です。

CDMAN347-08 \1780
シューマン(1810-1856):連作歌曲「女の愛と生涯」Op.42
レオニード・デシャトニコフ(1955-):連作歌曲「詩人の愛と生涯」(1989)
[ボーナス・トラック]
レオニード・デシャトニコフ:父への手紙/昔風のロマンス/秘密の土地
ユリア・コルパチェワ(ソプラノ)
アレクセイ・ゴリボリ(ピアノ)
録音:2008年、サンクトペテルブルク、ルター派聖エカテリーナ教会

CDMAN349-08 \1780
女たちに オペレッタ・アリア&デュエット集(ロシア語)
レハール(1870-1948):「メリー・ウィドー」、
カールマーン(1882-1953):「ジプシーのヴァイオリン弾き」、
「サーカスの王女」、「悪魔の騎手」、「チャルダーシュ姫」、
「バヤデーレ」、「マリーツァ伯爵夫人」、
プランケット(1848-1903):「コルヌヴィルの鐘」、
ヨハン・シュトラウス II(1825-1899):「こうもり」、
ツェラー(1842-1898):「小鳥売り」、ストレリニコフ:「ホロプカ」から
ニコライ・コピロフ(バリトン)
ユリア・シモノワ(ソプラノ)
管弦楽伴奏
録音:2008年、サンクトペテルブルク

CDMAN356-08 \1780
ボザ・ノヴァ クラリネット・アンサンブルのための音楽
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):4つのクラリネットのためのソナティネ
アレクサンドル・シャリキン:ボザミックス(リミックス作品)
ジャン・フランセ(1912-1997):小四重奏曲
マイケル・キッブ(1945-):エボニー組曲 Op.116(1991-1992)
ワディム・ボンダレンコ:ブルース=デュオ
ベアトリス・ロックハルト(1944-):クレオールの版画
マイケル・キッブ:Shtetl Tanzen(2003)
マリーンスキー・クラリネット・クラブ
ドミートリー・ハリトノフ(ピッコロ・クラリネット、クラリネット)
ワディム・ボンダレンコ(クラリネット)
ヴィタリー・パピリン(クラリネット、バセットホルン、バスクラリネット)
エフゲニー・クルティギン(クラリネット) 
ユーリー・ジュリャーエフ(バスクラリネット)

CDMAN370-08 \1780
夜の感覚
ルビンシテイン(1829-1894):夜
ダルゴムイシスキー(1813-1869):
シエラ・ネバダは霧に包まれて/お行き、幸せのばらよ
シューベルト(1797-1828):セレナード/ブロンデルからマリーへ
マルティーニ(1741-1816):愛の喜び
モーツァルト(1756-1791):夕べの思い
シューベルト:アヴェ・マリア/君はわが憩い
ロッシーニ(1792-1868):スペインのカンツォネッタ
シェレメチョフ:Ya bas lyubil
ヴィヴァルディ(1678-1741):オペラ「バヤゼット」から 私は蔑まれた妻
ホランダー(1896-1976):一度だけあなたのカルメンにして
カッチーニ:アヴェ・マリア
チアラ:スペインの娘  (歌唱:ロシア語)
ガリーナ・シドレンコ(メゾソプラノ)
ミハイル・ラデュケヴィチ(ギター)

<SONY-BMG>
88697480442 7枚組 \4050 ※4月21日までのご注文特価 \3380
ハイドン:
交響曲集(第41番-第47番、第50番-第52番、
第64番、第65番、第82番-第90番)
ブルーノ・ヴァイル指揮
ターフェルムジーク
1993年、1994年

88697480452 12枚組 \6350 ※4月21日までのご注文特価 \5480
ハイドン:
交響曲第82番「熊」-第87番(パリ交響曲集)
交響曲第93番-第104番「ロンドン」(ロンドン交響曲集)
オラトリオ「天地創造」
ミサ曲 変ロ長調「ハルモニー・ミサ」
ミサ曲 ハ長調「戦時のミサ」
ミサ曲 ニ短調「ネルソン・ミサ」
ミサ曲 変ロ長調「テレジア・ミサ」
レナード・バーンスタイン指揮
ニューヨーク・フィル



<XCP>
CL2192 \2450
バッハ:組曲 BWV.996
ピアソラ:5つのタンゴ
ダンジェロ:2つのリディア調の歌
アタナス・ウルクズノフ(1970- ):ソナタ
アタウアルパ・ユパンキ:恋する鳩の踊り
Rene LAGOS-DIAZ(G)

PAS2202 \2450
リスト:ハンガリー狂詩曲第12番、幻影、即興的ワルツ、
夜想曲「夢の中に」、ピアノ小曲、即興曲、
孤独の中の神の祝福(詩的で宗教的な調べより)、
ポロネーズ第2番
Jean-Baptiste FONLUPT(P)

PAS2232 \2450
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調「田園」
ドビュッシー:版画
バッハ:パルティータ第1番 変ロ長調 BWV.825
Nadage Contey(P)

PAS2252 \2450
モーツァルト:アリア集
1. Martern-Aria (後宮からの誘拐)
2. Geme la Tortorella(偽の女庭師)
3. 「劇場支配人」序曲
4. Da schlagt die Abschiedsstunde(劇場支配人)
5. Ruhe sanft(ツァイーデ)
6. 「偽の女庭師」序曲
7. In un istante-Parto,m`affretto(ルーチョ・シッラ)
8. Nehmt meinen Dark(コンサート・アリア)
9. Traurigkeit(後宮からの誘拐)
10. Marsch der Priester(魔笛)
11. O zittre nicht(魔笛)
Geraldine CASEY(S)
Vassilis CHRISTOPOULOS指揮
SUDWESTDEUTSCHE PHILHARMONIE KONSTANZ





<URANIA>
URN22.387 2枚組 \2700
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」
レナータ・スコット(ルチア)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(エドガルド)
エットーレ・バスティアニーニ(エンリコ)
イヴォ・ヴィンコ(ライモンド)
ニノ・サンツォーニョ指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 1959年

URN22.388 \1350
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 op.163 D.956
バッハ:チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 BWV.1028
パブロ・カザルス(VC)
ブダペスト四重奏団
ミエチスラフ・ホルショフスキ(P)  1959年、1958年

URN22.389 \1350
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
ケルン放送交響楽団  1959年8月31日



<KULTUR-DVD>
D0008(DVD-Video) 2枚組 \3580
マイアベーア:歌劇「アフリカの女」
プラシド・ドミンゴ(ヴァスコ・ダ・ガマ)
シャーリー・ヴァーレット(セリカ)
ルース・アン・スウェンソン(イネス)
フスティーノ・ディアス(ネルスコ) 他
マウリツィオ・アレーナ指揮
サンフランシスコ歌劇場管弦楽団、合唱団
1988年9月 190分 カラー




<CASSIOPEE>
969345 \2080
チマローザ/ 32のピアノソナタ集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)

969202 \2080
エルネスト・ショーソン/ ピアノ作品集
演奏:Xavier Bouchaud(piano)(ザビエル・ボウチャウド)
1.風景 op.38
2.グランソソナタ
3.パヴァーヌ op.26
4.軍隊行進曲
5.献呈 op.26
6.献呈 op.26
7.サラバンド op.26
8.フォルラーヌ

969289 \2080
マスネ/ ピアノ作品 第1集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.聖母の御前で(ローマの田園の思い出)
2.魔術師(マージ教僧侶)舞踏曲(Air de ballet)
3.風俗的作品集 op.10
4.舞踏会の情景 op.17

969290 \2080
マスネ/ ピアノ作品 第2集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.組曲第4番「絵のような風景(Scenes pittoresques)」
2.復讐の女神たち,ディヴェルティスマン
3.:組曲第6番「おとぎの国の風景(Scenes de feerie)」

969275 \2080
グノー/ ピアノ作品 第1集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.Romances sans paroles-La Pervenche(2:59)
2.Romances sans paroles-Le Ruisseau(2:24)
3.Romances sans paroles-Le Soir(2:52)
4.Romances sans paroles-Le Lierre(4:04)
5.Romances sans paroles-Chanosn de Printemps(1:45)
6.Romances sans paroles-Les Pifferari(0:56)
7.Romances sans paroles-Royal Menuet(4:58)
8.Romances sans paroles-Musette(1:35)
9.Romances sans paroles-Le Bal d'Enfants(2:50)
10.Romances sans paroles-Valsette(2:44)
11.Romances sans paroles-Serenade(2:29)
12.Romances sans paroles-Marche funebre d'une Marionnette(4:51)
13.Romances sans paroles-Nazareth(6:23)
14.Romances sans paroles-Danse de l'Epee(2:10)
15.Romances sans paroles-Valse Caracteristique(4:00)

969276 \2080
グノー/ ピアノ作品 第2集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.アヴェ・マリア(4:06)
2.前奏曲第1番(1:12)
3.フーガ第1番(2:03)
4.コラール第2番(1:04)
5.フーガ第2番(2:45)
6.前奏曲第3番(1:29)
7.フーガ第3番(3:02)
8.前奏曲第4番(1:30)
9.フーガ第4番(2:35)
10.コラール第5番(1:11)
11.フーガ第5番(2:46)
12.コラール第6番(1:03)
13.フーガ第6番(2:09)
14.船歌(3:45)
15.パストラーレ(2:23)
16.前奏曲(2:21)
17.メヌエット(3:36)
18.ガヴォット(3:20)
19.祈り(2:41)
20.Dedelinette(3:38)
21.グノー:ダンスの思い出(1:41)

969331 \2080
ゴットシャルク/ ピアノ作品 第1集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.子守歌
2.瀕死の詩人、瞑想
3.死(She is dead)
4.バナナの木
5.サバンナ
6.パスキナード、カプリース
7.6番目のバラード
8.セビーリャの夜
9.舞曲
10.マンチャの調べ

969332 \2080
ゴットシャルク/ ピアノ作品 第2集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.Fantome de bonheur(4:28)
2.Rayons d'azur, polka de salon, op. posthume 77(3:52)
3.L'etincelle, mazurka romantique, op.21(3:29)
4.Orfa, polka brillante op.71(3:15)
5.Souvenir de Cuba, Mazurka op.75(2:27)
6.Marguerite op. posthume 76(4:19)
7.Les follets, polka brillante op.25(2:44)
8.Sospiro, valse poetique(2:44)
9.La jeune bergere et le chevalier(Guadeloupe 1859)(6:30)
10.Souvenie de Lima, Mazurka, op.71(4:15)
11.Scherzo romantique op. posthume(1851)(4:15)
12.Jeunesse, Mazurka brillante, op.70(2:12)
13.Ses yeux, polka de concert, op.66(7:26)

969333 \2080
ゴットシャルク/ ピアノ作品 第3集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.Le banjo, fantaisie grotesque "American sjetch"(1854)(4:46)
2.Oh! ma charmante, epargnez-moi(1861)(2:02)
3.Souvenirs d'Andalousie caprice de concert(1851)(4:42)
4.Suis-moi, caprice(1861)(3:10)
5.La jota Aragonesa, caprice espagnol(1852)(3:30)
6.Le mancenillier serenade(1849)(5:35)
7.Pensive, polka redowa, opus posthume.68(4:00)
8.Solitude, op.posth.65(3:45)
9.Reflets du passe reverie, op.28
10.L'extase, pensee poetique, op.posth.61(3:38)
11.Le grillon, charme du foyer(Home sweet home)op.51(6:50)
12.Grand scherzo, op.57(1869)(4:50)

969334 \2080
ゴットシャルク/ ピアノ作品 第4集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.Les yeux creoles, danse cubaine, caprice brillant op.37(1859)(2:06)
2.La colombe, petite polka op49(4:47)
3.Marche de nuit, op.17(6:18)
4.Printemps d'amour, mazurka, caprice de concert, op.40(5:00)
5.Souvenir de la Havane grand caprice de concert(1859)(6:00)
6.Ricordati, op.26(Dante: divine comedie)(3:13)
7.Souvenir de Porto-Rico(marche des Gibaros)(1857)(6:02)
8.Dernier espoir, meditation religieuse the last hopa(1853-1854)(5:50)
9.Union, paraphrase de concert sur les airs nationaux americains:
Star spangles banner, Yankee doodle et Hail Columbia, op.68(1862)(9:20)
10.Galop de tournoi(1854)(3:17)

969335 \2080
ゴットシャルク/ ピアノ作品 第5集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.Caprice elegiaque, op.56(5:00)
2.Mazurka en mi mineur op. posthume(1:40)
3.Dernier amour, op.62(6:16)
4.Chant du marryr op. posthume(6:38)
5.Tremolo(7:16)
6.La poule(1859)(3:13), Deux ballades op.4
7.Ossian 1(2:22)
8.Ossian 2(2:05)
9.Danse Ossianique, op.12, Dediee a la grande duchesse Anne de Russie(4:11)
10.Marche funebre(6:35)Gottschalk: La poule(1859)(3:13)
11.Pensee poetique nocturne posthume(3:04)
12.Caprice-polka, op.76(4:26)

969336 \2080
ゴットシャルク/ ピアノ作品 第6集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.Bamboula, danse des negres(7:51)
2.Le chant du soldat, op.23(8:31)
3.Polonia, op.14(8:37)
4.Bataille(guerre de secession op.63(posthume)(8:25)
5.Murmures eoliens op.45(8:37)
6.Grande fantaisie triomphale sur l'hymne national bresillien,op.69(10:15)

969279 \2080
ワーグナー/ ピアノ作品 第1集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.Le cygne noir(3:56)
2.Valse de Zurich(1:21)
3.Pour Betty(3:44)
4.Polka(0:32)
5.Album der Furstin(2:09)
6.Chant sans parole(1:31)
7.Grand Sonate en bemol majeur(35:57)

969280 \2080
ワーグナー/ ピアノ作品 第2集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.4手のポロネーズ(5:00)
2.大幻想曲(24:00)
3.グランド・ソナタ(29:43)

969253 \2080
チャイコフスキー/ ピアノ作品 第1集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.18の小品より「ひなびたこだま」
2.子供のアルバム(1-24)
3.ロマンス op.5
4.夜想曲 op10-1
5.ユモレスク
6.夜想曲 op19-4
7.いたずらっ子
8.ロマンス op51-5

969254 \2080
チャイコフスキー/ ピアノ作品 第2集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.ロシアの踊り
2. チャイコフスキー:ワルツ op40-9
3.田舎で op.40-7
4.ワルツ op.40-8
5.スケルツオ op.40-11
6.とぎれた夢 op.40-12
7.マズルカ op.40-4
8.悲しい歌 op.40-2
9.葬送行進曲op.40-3
10.マズルカ op.40-5
11.無言歌 op.40-6
12.練習曲 op.40-1
13.火花のワルツ op.72-11
14.少しショパン風に op.72-15
15.城の廃墟 op.2-1
16.即興曲 op.72-1

969303 \2080
チャイコフスキー/ ピアノ作品 第3集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.Polka peu dansante op.51- 2(1882)
2.Natha-Valse op. 51-4(1882)
3.Berceuse op. 72- 2
4.Valse-scherzo op. 7(1870)
5.Valse sentimentale op. 51-6
6.Valse a 5 temps op. 72 n.16(1893)
7.Feuillet d'album op. 19-3(1873)
8.Tendres reproches op. 72-3(1893)
9.Valse op. 39 n. 8(1877)
10.Reverie du soir op. 19-1(1873)
11.Polca de salon op. 9-2(1870)
12.Mazurka de salon op. 9-3
13.Reverie op. 9-1(1870)
14.Chant sans paroles op. 2-3(1867)
15.Danse caracteristique op. 72-4(1893)

969304 \2080
チャイコフスキー/ ピアノ作品 第4集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.四季 op. 37(12曲)
2.主題と変奏曲 op. 19-6

969235 \2080
エリック・サティ/ ピアノ作品 第1集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.グノシェイヌ第4番(2:23)
2.グノシェイヌ第5番(3:13)
3.グノシェイヌ第6番(1:40)
4.グノシェイヌ第1番(2:37)
5.グノシェイヌ第2番(1:51)
6.グノシェイヌ第3番(2:03)
7.サラバンド第1番(4:31)
8.サラバンド第2番(4:16)
9.サラバンド第3番(4:19)
10.ワルツ=バレエ(1:49)
11.幻想曲=ワルツ(2:09)
12.夜想曲第1番(2:46)
13.夜想曲第2番(1:50)
14.夜想曲第3番(1:50)
15.夢の夜想曲 第1番(1:21)
16.夢の夜想曲 第2番(2:39)
17.あなたが欲しい(4:31)
18.金の粉(4:26)

969240 \2080
エリック・サティ/ ピアノ作品 第2集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.ジムノペディ 第1番(2:27)
2.ジムノペディ 第2番(2:02)
3.ジムノペディ 第3番(1:48)
4.オジーヴ第1番(1:30)
5.オジーヴ第2番(1:51)
6.オジーヴ第3番(1:11)
7.オジーヴ第4番(1:40)
8.星たちの息子(12:13)
9.神秘的なページ(5:45)
10.ばら十字教団の鐘の音(10:51)
11.天国の英雄的な門(15:37)

969250 \2080
エリック・サティ/ ピアノ作品 第3集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.ひからびた胎児
2.ゴシック舞曲第1番
3.ゴシック舞曲第2番
4.ゴシック舞曲第3番
5.ゴシック舞曲第4番
6.ゴシック舞曲第5番
7.ゴシック舞曲第6番
8.ゴシック舞曲第7番
9.ゴシック舞曲第8番
10.ゴシック舞曲第9番
11.絵に描いたような子供らしさ
12.あらゆる意味にでっちあげられた数章
13.犬のためのぶよぶよした本物の前奏曲
14.自動記述より「ランタンについて」
15.冷たい小品集

969255 \2080
エリック・サティ/ ピアノ作品 第4集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1. けちん坊の小さなろくでなし
2. 子守歌
3. とっても素敵な女の子
4. 3幕のキリスト教的バレエの音楽」より
5. 夜想曲第4番
6. 夜想曲第6番
7. バレエ音楽〈本日休演〉
8. 若き令嬢を讃えんとて、ノルマンディ公国の騎士たちによって催された祝宴
9. 「エジナールの前奏曲」
10. ナザレ人の第2の前奏曲

969260 \2080
エリック・サティ/ ピアノ作品 第5集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.最後から2番目の思想
2.嫌らしい気取り屋の3つの高雅なワルツ
3.太った木の人形のスケッチとからかい
4.スポーツときばらし
5.12の小コラール
6.ゆがんだ踊り
7.スケッチとクロッキーの手帖

969287 \2080
シベリウス/ ピアノ作品 第1集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.悲しいワルツ(4:26)
2.ペレアスとメリザンド op. 46-1(2:36)
3.ペレアスとメリザンド op. 46-2(3:50)
4.ペレアスとメリザンド op. 46-3(2:03)
5.ペレアスとメリザンド op. 46-4(0.00)
6.抒情的ワルツ Op. 96a(2:32)
7.小ワルツ op. 40-1(4:15)
8. シベリウス: 無言歌 op. 40-2(1:44)
9.ユモレスク op. 40-3(1:29)
10.メヌエット op. 40-4(2:13)
11.子守歌 op. 40-5(1:29)
12.旋律的瞑想 op. 40-6(1:08)
13.ロンドレット op. 40-7(1:48)
14.スケルツァンド op. 40-8(1:03)
15.小さなセレナード op. 40-9(2:40)
16.ポロネーズ op. 40-10(2:03)
17.夢 op. 58-1(3:56)
18.変奏曲 op. 58-3(5:06)
19.羊飼 op. 58-4(2:56)
20.夕べ op. 58-5(4:56)
21.テンポ・ディ・メヌエット op. 58-7(2:53)

969288 \2080
シベリウス/ ピアノ作品 第2集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.騎士風ワルツ
2.はこやなぎop.75-3
3.ソネット op. 94-3
4.金魚草op. 85-4
5.北方のリンネ草 作品76-11
6.カプリシエット
7.Arlequinade op. 76-13
8.叙情的な情景 op. 101-3
9.夜想曲 op, 76-12
10.孤独 op. 50-3
11. シベリウス: 親愛なる声 op. 56
12.ロマンス op. 24-4
13. シベリウス: ワルツ op. 24-5
14.夜の歌 op. 101-2
15.田園風情景 Op.96b
16.シベリウス: 船歌 op. 24-10
17.ユモレスク op. 101
18.3人の盲目の姉妹 Op.46-4
19.ロマンス op. 24-9

969263 \2080
バラキレフ/ ピアノ作品 第1集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.憂鬱なワルツ(4:38)
2.子守歌(5:25)
3.ゴンドラの歌(6:10)
4.即興的 円舞曲(5:17)
5.夜想曲第2番(6:41)
6.夜想曲第3番(5:41)
7.マズルカ第2番(4:26)
8.マズルカ第3番(5:09)
9.ワルツ第6番(5:49)
10.ポルカ(3:27)

969310 \2080
バラキレフ/ ピアノ作品 第2集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.アンダンティーノ(8:19)
2.マズルカ(6:22)
3.間奏曲(4:50)
4.ファイナル(9:43)
5.夢想(8:11)
6.ポルカ(4:01)
7.マズルカ 第7番(9:05)
8.イスラメイ(7:45)

969328 \2080
演奏: ジョン・フイールト/ 18の夜想曲
Juliette Ciesla(ジュリエッテ・シェスラ)

969297 \2080
バルトーク/ 子供の為に
演奏: Henriette Rembrandt(piano)(エンリエッテ・レンブラント)
1.子供の為に
2.15のハンガリー農民の歌

969298 \2080
バルトーク/ ピアノ作品 第2集
演奏: Henriette Rembrandt(piano)(エンリエッテ・レンブラント)
1.トランシルヴァニア民謡によるソナチネ
2.10のやさしい小品

969252 \2080
ドヴォルザーク/ ヴァイオリンとピアノの作品
演奏: Suzanne Leon(vn)(スザンヌ・レオン)
Stephanie Leon(piano)(ステファニー・レオン)
1.ソナチネ OP.100(19:40)
2.4つのロマンチックな小品(15:23)
3.ロマンス op.11(12:16)

969292 \2080
ドヴォルザーク/ ピアノ作品 第1集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.ワルツ第1番(3:37)
2.ワルツ第2番(3:25)
3.ワルツ第3番(3:04)
4.ワルツ第4番(3:19)
5.ワルツ第5番(2:51)
6.ワルツ第6番(4:18)
7.ワルツ第7番(3:01)
8.ワルツ第8番(2:57)
9.シルエット第1番(2:01)
10.シルエット第2番(1:10)
11.シルエット第3番(2:28)
12.シルエット第4番(1:23)
13.シルエット第5番(1:09)
14.シルエット第6番(2:26)
15.シルエット第7番(0:55)
16.シルエット第8番(1:46)
17.シルエット第9番(1:25)
18.シルエット第10番(2:06)
19.シルエット第11番(1:34)
20.シルエット第12番(1:52)
21.ユモレスク(2:12)

969342 \2080
ドヴォルザーク/ ピアノ作品 第2集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.ベルセウス(2:54)
2.カプリッチオ(2:47)
3.マズルカ第1番(3:06)
4.マズルカ第2番(2:56)
5.マズルカ第3番(2:07)
6.マズルカ第4番(4:12)
7.マズルカ第5番(3:24)
8.マズルカ第6番(2:57)
9.マズルカ第7番(3:01)
10.間奏曲 op.52(3:26)
11.牧歌(4:55)
12.ユモレスク第1番(2:29)
13.ユモレスク第2番(2:16)
14.ユモレスク第3番(3:37)
15.ユモレスク第4番(2:25)
16.ユモレスク第5番(3:27)
17.ユモレスク第6番(3:07)
18.ユモレスク第8番(3:04)

969343 \2080
ドヴォルザーク/ ピアノ作品 第3集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.4つの牧歌(17:42)
2.2つの小さな真珠(3:25)
3.メヌエット op. 28/1(5:22)
4.メヌエット op. 28/2(4:16)
5.組曲 op. 98(17:33)
6.ユモレスク(2:26)

969344 \2080
ドヴォルザーク/ ピアノ作品 第4集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.Parcours nocturne(6:11)
2.Badinage(5:17)
3.Le vieux chateau(4:11)
4.Chanson printaniere(4:41)
5.Balladd paysanne(3:34)
6.Pensee plaintive(3:16)
7.Furiant(3:13)
8.Danse des Goblins(3:21)
9.Serenade(3:58)
10.Bachanale(5:05)
11.Causerie au coin du feu(4:26)
12.Sur la tombe d'un heros(5:57)
13.Sur la montage sacre(3:40)

969249 \2080
シューマン/ 4手のピアノ作品集
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.6つの即興曲op.66
2.小さな子供と大きな子供のための12の連弾小品

969248 \2080
シューマン: 子供のためのアルバムOp.68
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)

969309 \2080
Schumann/ Les 9 Novelettes, op. 21
演奏:Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)
1.ノヴェレッテ第1番(5:33)
2.ノヴェレッテ第2番(6:49)
3.ノヴェレッテ第3番(5:12)
4.ノヴェレッテ第4番(3:48)
5.ノヴェレッテ第5番(9:58)
6.ノヴェレッテ第6番(10:00)
7.ノヴェレッテ第7番(3:26)
8.ノヴェレッテ第8番(12:13)
9.ノヴェレッテ第9番(3:01)

969179 \2080
Vivaldi:
1.ピッコロ協奏曲 p.79
2.ピッコロ協奏曲 p.78
3.ピッコロ協奏曲 p.83
4.フルート協奏曲第5番
5.フルート協奏曲第6番
6.フルート協奏曲第4番
Maxence Larrieu(マクサンス・ラリュ-)

969184 \2080
アルビノーニ:
フルート協奏曲 op.7-6(6:55)
フルート協奏曲 ト長調(6:34)
フルート協奏曲 op.9-2(11:37)
フルート協奏曲 op.7-12(7:13)
Maxence Larrieu(マクサンス・ラリュ-)

969186 \2080
ヴィゼー:
組曲 ニ短調
2Deuxieme partie
組曲 ト短調
組曲 イ短調
組曲 ホ短調
Paolo Pilia(guitare)(パオロ・ピリア)

969185 \2080
1.J.Sバッハ:フルートソナタ BWV 1013(10:45)
2.C.Ph.E.Bach:無伴奏フルートソナタ(9:46)
3.ドビュッシー:シリンクス(2:08)
4.オネゲル:牝山羊の踊り(2:43)
5.テレマン:フルートの為の6つの幻想曲(18:4)
Maxence Larrieu(マクサンス・ラリュー)

969234 \2080
ベートーヴェン:
ピアノソナタ第1番(16:51)
ピアノソナタ第24番(16:51)
ピアノソナタ第5番(16:51)
ピアノソナタ第19番(7:19)
Zhou Shi Jing(piano)

969232 \2080
ベートーヴェン:
ピアノソナタ第1番
バガテル第1番-26番
Zhou Shi Jing(piano)

969228 \2080
ベートーヴェン:
ヴァイオリンソナタ No.5「春」
ヴァイオリンソナタ No.2
Liu Yu Xi(vn) Zhou Shi(piano)

969241 \2080
シューベルト:
ハンガリーのメロディ ロ短調 D.817(4:15)
アンダンテ D.29(3:19)
アダージョ D.178(6:02)
スケルツオ第1番 D.593(4:11)
スケルツオ第2番 D.593(4:26)
行進曲 D.606(4:21)
ディアベリ変奏曲 D.719(1:00)
アルバムの綴り D.844(0:46)
アレグレット(3:35)
8つのレントラー D.681(0:34)
2つのレントラー D.976(0:36)
1コティヨン D.976(0:36)
ギャロップ・エコセーズ D.735(1:33)
グラーツのギャロップ D.925(1:43)
Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)

969180 \2080
モーツアルト:
フルート四重奏曲ニ長調KV.285
フルート四重奏曲ニ長調KV.298
3フルート四重奏曲ニ長調KV.285 b
フルート四重奏曲ニ長調KV.285 a
Maxence Larrieu(フルート)(マクサンス・ラリュー)

969237 \2080
シューベルト:
即興曲 op.90
即興曲 op.142
Zhou Shi Jing(piano)

969308 \2080
ツエルニー/ 40の練習曲集
Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)

969265 \2080
ボロディン/ 2手3手のピアノ作品集
中央アジアの草原にて
夜想曲
スペイン・セレナーデ
小組曲
3手のパラフレーズ
Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)、他

969299 \2080
スクリャービン/ マズルカ集
10のマズルカ op.3
9つのマズルカ op.25
2つのマズルカ op.40
Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)

969181 \2080
テレマン/ 12のフルートの為の12の幻想曲
Maxence Larrieu(フルート)(マクサンス・ラリュー)

969205 \2080
J.S.バッハ/フランス組曲 第1集
フランス組曲第1番
フランス組曲第2番
フランス組曲第6番
Laurence Boulay(clavecin)ロランス・ブレー

969206 \2080
J.S.バッハ/ フランス組曲 第2集
フランス組曲第4番
フランス組曲第3番
フランス組曲第5番
Laurence Boulay(clavecin)ロランス・ブレー

969212 \2080
ベートーヴェン:
ピアノソナタ第8番
1ピアノソナタ第14番
ピアノソナタ第23番
Bernard Flavigny(piano)

969318 \2080
J.S.バッハ:
イギリス組曲第1番
イギリス組曲第2番
イギリス組曲第3番
Henriette Rembrandt(エンリエッテ・レンブラント)

969319 \2080
J.S.バッハ:
イギリス組曲第4番
イギリス組曲第5番
イギリス組曲第6番
Henriette Rembrandt(エンリエッテ・レンブラント)

969305 \2080
シューベルト:
16のワルツ集 D.734
79のダンス・エコセーズ
Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)

969327 \2080
シューベルト:
軍隊行進曲第3番 op.51-3
英雄行進曲第6番 op.40-6
葬送大行進曲 ハ短調 op.55
英雄的大行進曲 イ短調 op.66
Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)




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イリーナ・アルヒーポワ(メゾ・ソプラノ)(マリーナ)
ガリーナ・カリニーナ(クセーニャ)
オリジナル製作:レオニード・バラトフ
演出:レオニード・バラトフ
監督:バラニコフ
ミハイル・ハイキン(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団、合唱団
1978 ボリショイ劇場 ライブ映像

11601(DVD-Video) \1580
チャイコフスキー/ 歌劇「スペードの女王」
ヴラジーミル・アトラントフ
エレーナ・オブラスツォワ
ユーリ・マゾウロク
原作:プーシキン
ユーリ・シモノフ(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団、合唱団
1982-83 ボリショイ劇場 ライブ映像

11602(DVD-Video) \1580
ハチャトゥリャン/ バレエ「スパルタクス」全3幕
エカテリーナ・マクシーモワ(フリーギア)
ウラジーミル・ワシーリエフ(スパルタクス)
音楽:アラム・ハチャトゥリャン
振付:ユーリー・グリゴローヴィッチ
初演:1968.4.9 ボリショイ・バレエ団
ボリショイ劇場管弦楽団
ボリショイ劇場 ライブ映像 1979,139分
初演当時に踊ったマクシーモワとワシーリエフの素晴らしい踊りは観る人を
飽きさせません。

11603(DVD-Video) \1580
チャイコフスキー/ バレエ「白鳥の湖」
ナターリャ・ベスメルトノワ(オデット/オディール)
アレクサンドル・ボガティリョフ(ジークフリート王子)
原振付:マリウス・プティパ,レフ・イワノフ
振付:ユーリー・グリゴローヴィッチ
アリギス・ジュライティス(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団
ボリショイ劇場 ライブ映像 1983,114分

11604(DVD-Video) \1580
チャイコフスキー/ バレエ「くるみ割り人形」
エカテリーナ・マクシーモワ(マーシャ)
ウラジーミル・ワシーリエフ(くるみ割り人形・王子)
原作:E.T.A.ホフマン
原振付:マリウス・プティパ
初演:1892.12.18 マリインスキー・バレエ団
振付:ユーリー・グリゴローヴィッチ
A・コピロフ(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団
ボリショイ劇場 ライブ映像 1978,98分




<オランダの新聞社Volkskrant>
限定盤
Volkskrant 674342 10枚組(予定) \4350
ショスタコヴィッチ/ 交響曲全集
マリス・ヤンソンス(指揮)
1988年から2005年まで8つの交響楽団と共演したショスタコヴィッチの交響曲
全集。
交響曲第1番へ短調 Op.10
ベルリン・フィルハーモニー
1994年6月デジタル録音
交響曲第2番ロ短調 Op.14『10月革命に捧ぐ』
バイエルン放送合唱団
バイエルン放送交響楽団
2004年6月&2005年1月デジタル録音
交響曲第3番変ホ長調 Op.20『メーデー』
バイエルン放送合唱団
バイエルン放送交響楽団
交響曲第4番ハ短調 Op.43
バイエルン放送交響楽団
2004年2月デジタル録音
交響曲第5番二短調 Op.47
ウィーン・フィルハーモニー
1997年1月デジタル録音
交響曲第6番ロ短調 Op.54
オスロ・フィルハーモニー
1991年1月デジタル録音
交響曲第7番ハ長調 Op.60『レニングラード』
サンクト・ペテルブルグ・フィルハーモニー
1988年4月デジタル録音
交響曲第8番+リハーサル
ピッツバーグ交響楽団
2001年2月デジタル録音
交響曲第9番変ホ長調 Op.70
オスロ・フィルハーモニー
1991年1月デジタル録音
交響曲第10番ホ短調 Op.93
フィラデルフィア管弦楽団
1994年3月デジタル録音
交響曲第11番ト短調 Op.103『1905年』
フィラデルフィア管弦楽団
1996年12月デジタル録音
交響曲第12番ニ短調 Op.112『1917年』
バイエルン放送交響楽団
2004年6月デジタル録音
交響曲第13番変ロ短調 Op.113
セルゲイ・アレクサーシキン(バス)
バイエルン放送交響楽団
2005年デジタル録音
交響曲第14番ト短調 Op.135『死者の歌』
ラリッサ・ゴゴレウスカヤ(ソプラノ)
セルゲイ・アレクサーシキン(バス)
バイエルン放送交響楽団
交響曲第15番イ長調 Op.141
ロンドン・フィルハーモニック
1997年4月デジタル録音

3026019(6CD+DVD) \5080
メキシコの有名なテノール歌手「ロナルド・ヴィラゾン」のプラハでのライブ
やプラシド・ドミンゴとの共演など(「イタリア歌曲」「フランス歌曲」
「サラスエラ歌曲」)。
ロナルド・ヴィラゾンはVIRGIN CLASSICSからもフランス歌曲が発売されてい
る。
CD1. Italian Opera Arias
CD2. French Opera Arias
CD3. Opera Recital
CD4. Gitano, Zarzuela Arias
DVD.1 Gitano, Zarzuela Arias(48分)
CD5 &6. Viva Villazon
DVD.2 Viva Villazon(51分)



<el/CHERRY RED>
ACMEM172CD \1450
Edgard Varese/ The View From The Edge
ヴァレース・エディションの第2作目。
アルカナは大編成のオーケストラが必要とされる。
1.エドガー・ヴァレーズ:アルカナ
バーンスタイン(指揮)
NY フィル
2.エドガー・ヴァレーズ:イオニゼーション
ポール・プライス(指揮)
アメリカン・パーカッション・ソサイエティ
3.シルベストレ・レブエルタス: センセマヤ
レオポルド・ストコフスキー(指揮)
シンフォニー・オーケストラ
4. カルロス・チャベス: 打楽器の為のトッカータ
フィーリクス・スラトキン(指揮)
The Concert Arts Percussionists
5.オリヴィエ・メシアン:
みどり児イエスにそそぐ20の眼差しより第10番「喜びの精霊の眼差し」
6.オリヴィエ・メシアン:
みどり児イエスにそそぐ20の眼差しより第15番「みどり児イエスの口づけ」
7.前奏曲第1番より「鳩」
8.前奏曲第3番より「軽快な風刺」
9.前奏曲第5番より「夢の中のかすかな音」
イヴォンヌ・ロリオ(グランド・ピアノ)
10. ルーハリソン: カンティクル第3番
ポール・プライス(指揮)
アメリカン・パーカッション・ソサイエティ

ECLEC2133 \1680
Spooky Tooth with Pierre Henry/ Ceremony
フランスの電子音楽家ピエール・アンリのミュージック・コンクレートと伝
説のブリティッシュ・ロック「スプーキー・トゥース」とのコラボレーショ
ン。この作品はピエール・アンリのミュージック・コンクレートによる外界
に鳴り響くけたたましい音や、奇妙な音響作品を聴くだけでも十分に価値は
あると思います。




<NUOVA ERA>
NUOVA ERA231752 13枚組 \1880
シューマン:ピアノ作品全集
CD1:
ダヴィッド同盟舞曲集 op.6、3つの幻想的小曲 op.111、
暁の歌 op.133、4つの小曲集 op.32
CD2:
謝肉祭 op.9、アルバムの綴り op.124、アラベスク op.18
CD3:
ピアノ・ソナタ第1番 op.11、クララ・ヴィークの主題による
10の即興曲 op.5、6つの間奏曲 op.4
CD4:
子供の情景 op.15、3つのロマンス op.28、フゲッタ形式の
7つのピアノ小品 op.126、パガニーニの奇想曲による
6つの演奏会練習曲 op.10
CD5:
幻想曲 op.17、幻想小曲集 op.12
パガニーニの奇想曲による6つの練習曲 op.3
CD6:
交響的練習曲 op.13、5つの変奏曲、4つの夜曲 op.23、
ペダルフリューゲルの為のスケッチ op.58、花の曲 op.19
CD7:
クライスレリアーナ op.16、子供の為の3つのソナタ op.118
CD8:
子供の為のアルバム op.68
CD9:
森の情景 op.82、ピアノ・ソナタ第3番 op.14
CD10:
ユモレスク op.20、幻想的情景 op.26、トッカータ op.7
子供の為のアルバム op.68から追加曲
CD11:
8つのノヴェレッテ op.21
ペダルフリューゲルの為の練習曲 op.56
CD12:
色とりどりの小品 op.99、4つのフーガ op.72
4つの行進曲 op.76、アレグロ op.8
CD13:
アベック変奏曲 op.1、蝶々 op.2、ピアノ・ソナタ第2番 op.22
クララ・ヴィークの主題による10の即興曲 op.5
(CD3とは別テイクです)
イェルク・デームス(P)
室内楽や歌手の伴奏者のイメージが強いですが、このシューマンは独奏者
デームスの金字塔ともいえる偉業。



<MEMBRAN>
ARS MUSICI 232138 \1350
レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊・イン・コンサート
パレストリーナ:Sicut cervus
デュランテ:Misericordias Domini
グルック:Leih aus deines Himmels Hohen
シューベルト:Salve Regina
ラインベルガー:Benedicta es tu
メンデルスゾーン:Hebe deine Augen auf
メンデルスゾーン:Denn er hat seinen Engeln befohlen
他全21曲
ゲオルク・ラッツィンガー指揮
レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊

ARS MUSICI 232154 \1350
ラインベルガー:教会音楽集
ミサ曲 op.117
Waldblumen op. 124
ゲオルク・ラッツィンガー指揮
レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊

ARS MUSICI 232188 \1350
メンデルスゾーン:教会音楽集
ドイツ典礼、「3つのモテット」より「主をほめたたえよ」、
詩篇2番、詩篇43番、教会音楽「われら人生の半ばにありて」、
「3つのモテット」より「主よ、わが祈りを聞きたまえ」
6つのアンセム、「3つのモテット」より「おお主よ、汝はわれを
見いだしたまえり」、無伴奏合唱曲「野に歌う」より7曲
ゲオルク・ラッツィンガー指揮
レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊

ARS MUSICI 232221 \1350
ディッタースドルフ:宗教音楽集
レクイエム ハ短調、
Offertorium zu Ehren des Heiligen?
Lauretanische Litanei
Hanna Farinelli(S) Birgit Calm(A) Heiner Hopfner(T)
Nikolaus Hillebrand(B)
ゲオルク・ラッツィンガー指揮
ミュンヘン・コンソルティウム・ムジクム
レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊

ARS MUSICI 232226 \1350
シンガー・プール/ルネッサンス宗教曲集
ヴィクトリア、ラッスス、ゼンフル、ローレ、オブレヒト、モンテ、
バード、ハスラー、ガルス、他作品集
シンガー・プール - Caroline Hoglund(S) Klaus Wenk(T)
Markus Zapp(T)Christian Wegmann(T)Thomas Bauer(Br)
Marcus Schmidl(Bass)

ARS MUSICI 232231 \1350
ハンマーシュミット:ヴィオラ・ダ・ガンバのための組曲 ニ短調
ヴィオラ・ダ・ガンバのための組曲 ト短調
管楽器のための組曲 ト短調、弦楽と管楽のための組曲ハ長調
ジョルディ・サヴァール指揮
エスペリオンXX

ARS MUSICI 232255 \1350
シンガー・プール/北欧声楽作品集
ステンハンマル、ラウタヴァーラ、リンドバーグ、ペテルソン=
ベリエル、他作品集
シンガー・プール - Caroline Hoglund(S) Klaus Wenk(T)
Markus Zapp(T)Christian Wegmann(T)Thomas Bauer(Br)
Marcus Schmidl(Bass)

ARS MUSICI 232260 \1350
グリニ:賛歌「アヴェ・マリス・ステラ」
トゥルヌミール:Improvisation sur le 「Te Deum」、
Cantilene improvisee、Choral: 「Victimae paschali laudes」
Choral-Improvisation sur le 「Victimae paschali laudes」?
アラン:Postlude pour l’office de complies(1930)
ラングレー:Suite medievale en forme de Messe basse op. 56(1947)
ベルンハルト・マルクス(Org)

ARS MUSICI 232270 \1350
シンガー・プール/声楽のための音楽
ドビュッシー:シャルル・ドルレアンの3つの歌
ケージ:Story(1940)
リゲティ:Flying Robert(1988)
ブラームス:セレナード op.42-1
ステンハンマル:9月  他全20トラック
シンガー・プール - Caroline Hoglund(S) Klaus Wenk(T)
Markus Zapp(T)Christian Wegmann(T)Thomas Bauer(Br)
Marcus Schmidl(Bass)

ARS MUSICI 232282 \1350
ラッスス:ミサ・トゥ・レ・ルグレ
シンガー・プール - Hedwig Westhoff-Duppmann(S)
Klaus Wenk(T)Markus Zapp(T)Christian Wegmann(T)
Thomas Bauer(Br)Marcus Schmidl(Bass)




<Scandinavian Classics>
220503-304 2枚組 \1050 ※生産中止
J.S. バッハ/ チェロ組曲全集
Morten Zeuthen(モーテン・ソイテン)(チェロ)

220509-304 2枚組 \1050
ラヴェル/ ピアノ作品集
John Damgaard(ジョン・ダムガード)(ピアノ)
CD.1
1. グロテスクなセレナード
2. 古風なるメヌエット
3. 亡き王女のためのパヴァーヌ
4. 水の戯れ
ソナチネ

CD.2
夜のガスパール
クープランの墓

220529-304 2枚組 \1050
Erling Moldrup(エアリング・モルロプ)(ギター)
JSバッハ: ギター作品集
CD.1
前奏曲、フーガとアレグロBWV 998
組曲第1番BWV 996
フーガBWV1000
組曲第2番BWV 997
CD2.
前奏曲 BWV999
組曲第3番BWV 995
パルティータ第2番よりシャコンヌ
組曲第4番BWV 1006a

220531-304 2枚組 \1050
Elisabeth Klein (エリザベス・クリーン)(piano)
シェーンベルグ: 3つのピアノ小品 op.11
シェーンベルグ: 6つのピアノ小品 op.19
シェーンベルグ: 5つのピアノ小品 op.23
シェーンベルグ: 組曲 op.25
シェーンベルグ: ピアノ小品 op.33a
シェーンベルグ: ピアノ小品 op.33b
シェーンベルグ: 3つのピアノ小品(1894)
シェーンベルグ: 4手の為の6つの小品(1896)
ウェーベルン: 変奏曲 op.27
ウェーベルン: ピアノ小品
ウェーベルン: ピアノの為の第4楽章
ウェーベルン: ソナタ・ムーヴメント
ベルク: ソナタ op,.1
ベルク: メヌエット ヘ短調
ベルク: ピアノ小品 ヘ短調
ベルク: ピアノ小品 ハ短調
ベルク: ピアノ小品 ニ短調
ベルク:小さなワルツ ト長調
ベルク:主題と変奏曲 イ長調
ベルク:主題と変奏曲 ヘ短調
ベルク:ピアノ小品 ハ短調
ベルク:即興曲 ホ短調
ベルク:ピアノ小品 ハ短調

220540-304 2枚組 \1050
カール・ニールセン/ ピアノ・ソロ作品集
Anne Oland(アンネ・エランド)(ピアノ)
CD.1
1. 5つのピアノ小品 Op.3
2. 交響的組曲 op.8
3. 6つのユモレスク・バガテル
CD.2
4. 組曲 op.45
5. 3つの小品 Op.59
6. 若い人と年寄りのためのピアノ音楽 op.53

220566-304 2枚組 \1050
ヘンデル/ メサイア
ボーディル・アーネセン(ソプラノ)
Bodil Arnesen(シプラノ)
Ulla Kudsk Jensen(アルト)
Michael Kristensen(テノール)
Hans Lawaets(バス)
Morton Topp(指揮)
Akadmisk Orkester, Akademisk Kor.

220567-304 2枚組 \1050
ヘンデル/ エジプトのイスラエル
Akademisk Orchester & Chor/Topp,Morten

220568-304 2枚組 \1050
ドヴォルザーク/ レクイエム
ニーナ・パウロウスキ(ソプラノ)
ロッテ・ホヴマン(アルト)
トーマス・クラーグ(テノール)
スフアン・ミリング(バス)
モルテン・トップ(指揮) Academisk Orkester, Akademisk Kor

220569-304 2枚組 \1050
ブラームス: ドイツ・レクイエム
ブラームス: 交響曲第4番
Morton Topp(指揮)
Akademisk Orkester

220570-304 2枚組 \1050
J.Sバッハ/ イギリス組曲 1-6番
Antonio Piricone(アントニオ・ピリコーネ)(ピアノ)

220582-304 2枚組 \1050
ベートーヴェン/ チエロソナタ全集
Simca Heled(チエロ)
Simone Dinnerstein(ピアノ)

220588-304 2枚組 \1050
コペンハーゲン・クラリネット・トリオ
ベートーヴェン: 三重奏曲 op. 11
ブラームス: 三重奏曲 op. 114

220591-304 2枚組 \1050
シュニトケ: レクイエム,協奏曲, 混声合唱
CD.1
混声合唱の為の協奏曲(1984-85)
CD.2
オルガンのための2つの小さな小品(1980)
ソロと混声の為のレクイエム(1974-75)
合唱とインストルメンタル・アンサンブル
Jesper Lutzhoft - electric guitar
Jesper Egelund - bass guitar
Carl Husum - trumpet
Kasper Thaarup - trombone
Mathias Friis-Hansen, Jon Meinild
Markus Wall - percussion
Amir Lavie - timpani
Thomas Rischel - celesta
Ole Worm - piano
Daniel Munkholm Bruun - organ
Chamber Choir Hymnia
Flemming Windekilde - conductor

220534-370 3枚組 \1450
メンデルスゾーン/ オルガン作品集
Ulrik Spang-Hanssen(ウルリック・スパング=ハンセン)(オルガン)

220548-317 5枚組 \2250
Schubert/ The Complete Finished Sonatas For Piano
John Damgaard(ヨン・ダムゴー)(ピアノ)
CD 1
ピアノソナタ D. 845(1825)
ピアノソナタ D. 850(1825)
CD 2
ピアノソナタ D. 664(1819)
ピアノソナタ D. 575(1817)
ピアノソナタ D. 894(1826)
CD 3
ピアノソナタ D. 568(1817)
ピアノソナタ D. 958(1828)
CD 4
ピアノソナタ D. 537(1817)
ピアノソナタ D. 959(1828)
CD 5
ピアノソナタ D. 784(1823)
ピアノソナタ D. 960(1828)

220592-205 \650
Esbjerg Ensemble
フォーレ: ピアノ4重奏曲第2番
ジャン・フランセ: 8重奏曲
デュティユー:
オーボエ、パーカッション、チエンバロ、ダブル・ベースの為のDiptych

220507-205 \650
カール・ニールセン: 交響曲第1番
シベリウス: 交響曲第7番
オッコ・カム(指揮)
コペンハーゲン交響楽団

220562-205 \650
カール・ニールセン: 交響曲第2番
カール・ニールセン: 交響曲第5番
ダグラス・ボストック(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団

220563-205 \650
カール・ニールセン: 交響曲第3番
ダグラス・ボストック(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団

220564-205 \650
カール・ニールセン: 交響曲第4番
ダグラス・ボストック(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団

220565-205 \650
カール・ニールセン: 交響曲第1番
カール・ニールセン: 交響曲第6番
ダグラス・ボストック(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団

220555-205 \650
シュトックハウゼン: ピアノ作品集
エリザベス・クリーン(ピアノ)

220501-205 \650
Piazzolla, Jobim, Villa Lobos/ Histoire du Tango
Astor Piazolla(1921 - 1992): Histoire du Tango
1. Bordel 1900
2. Cafe 1930
3. Night Club 1960
4. Concert d’aujourd’hui
Antonio Carlos Jobim(1925 - 1994): Small Suite
5. Choro I(O Barbinha Branca)
6. Modinha
7. Choro II
8. Valse(Childrens Games)
9. A. Aleta/T. Garcia Gimenez: Palomita Blanca
10. Z. de Abreu: Tico-tico no Fuba
11. A. Ginastera(1916 - 1983): Milonga
12. H. Villa-Lobos: Distribucao de Flores
13. E. Cordero: Fantasia Mulata
Radames Gnatalli(1906 - 1988): Three Retratos
14. l. Valse
15. ll. Scottish
16. lll. Corta Jaca
ベント・ラーセン(フルート)
ヤン・ソマー(ギター)

220504-205 \650
エリック・サティ:
グノシェイヌ第1,2,3番
ジムノペディ第1,2,3番
犬のためのぶよぶよした前奏曲
太った木の人形のスケッチとからかい
世紀ごとの時間と瞬間の時間
ヤン・カスパーソン: Cinq Portraits Oiseau Rare op.5
ヤン・カスパーソン(ピアノ)

220505-205 \650
グリーグ: ホルベルグ組曲
グリーグ: 2つの悲しい旋律
ニールセン: 弦楽の為の小組曲
ニールセン: 若き芸術家の棺の傍らで
モーテン・リーロン・ソレンセン(指揮)
コペンハーゲン・ヤング弦楽合奏団

220508-205 \650
Egberto Gismonti(b. 1947)
1. Ta Boa, Santa
2. Carta de Amor
3. Palhaco
4. Karate
5. Memoria e Fado(Guitar solo)
6. Cego Aderaldo
7. A Fala de Paixao
8. Loro
Ernesto Cordero(b. 1946)
Two Afro-Antillian Pieces for Guitar
Chick Corea(b. 1941)
6 Children’s Songs
Erik Satie(1866 - 1925)
17. Petit Musique de Clown Triste
18. Preludes flasques(pour un chien)
Igor Stravinsky(1882 - 1971)
19. Trois Pieces Faciles(A trois mains)
Nino Rota(1911 - 1979)
5 Pezzi Facili
20. La Passeggiata de Puccettino
21. Serenata
22. Pavana
23. La Chioccia
24. Il Soldatino
Bent Larsen(flute)
Jan Sommer(guitar)

220510-205 \650
エリック・サティ:
グノシェイヌ 第4,5,6番
冷たい小品
スポーツと気晴らし
自動記述より「船について」
エひからびた胎児
最後から2番目の思想
ヤン・カスパーセン: 3 Tropismer, op.6
Jan Kaspersen(ヤン・カスパーセン)(ピアノ)

220511-205 \650
ハートマン:
オルガンの為の幻想曲
トルヴァルセンのための葬送行進曲
オルガンの為の幻想曲 op.20
エーレンシュレーヤーのための葬送行進曲
ブラスとオルガンの為のアンダンテ
オルガンの為に op. 43
スパング=ハンセン(org)
オーフス・ブラス

220512-205 \650
ロコフィエフ: ヴァイオリンソナタ第1番
シュニトケ: ヴァイオリンソナタ第1番
ラヴェル: ヴァイオリンソナタ第1番
メシアン: 12の主題と変奏曲
セルゲイ・アジジャン(vn)アルメニア生まれのヴァイオリニスト
エレーナ・セミシナ(ピアノ)

220513-205 \650
シマノフスキー: 交響曲第2番
ショスタコーヴィチ: バレエ「ボルト」 op.27(1931).
オッコ・カム(指揮)
コペンハーゲン交響楽団

220517-205 \650
ショスタコーヴィチ: 弦楽四重奏曲第2番
ショスタコーヴィチ: 弦楽四重奏曲第8番
ザポルスキ四重奏団

220526-205 \650
M.R.ドラランド(1657-1726):
Fanfare, from ‘Sinfonies pour les soupers du Roi’
パーセル:トランペット・チューンとエア
J. G. C. Stoerl(1675 - 1719): ソナタ第4,2,5番
J. S. Bach(1685 - 1750): Contrapunktus IX
C. Franck(1822 - 1890): Panis Angelicus
F. Henriques(1867 - 1940): Bryllupsmarch
R. Langgaard(1893 - 1952): Ribe Tidlig Morgen
N. v. Wilm(1834 - 1911): Intermezzo
F. Kreisler: Liebesleid
H. Giraud: Sous le ciel de Paris
D. Olivieri: Au Revoir
S. Joplin: The Chysantemum
J. Lennon/P. McCartney: Hey Jude
J. Lennon/P. McCartney: Penny Lane
The Brass Ensemble Of The Royal Guard

220590-205 \650
J.S.バッハ: ゴールドベルグ変奏曲
クリスティーナ・ビョアケー(ピアノ)

220587-205 2枚組 \1050
コダーイ: チェロ・ソナタ op.4
コダーイ: ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲 op.7
コダーイ: 無伴奏チェロ・ソナタ op.8
アントン・コントラ(ヴァイオリン)
ニルス・ウルナー(チェロ)
アンネ・エランド(ピアノ)

220585-205 \650
シューマン: ヴァイオリンソナタ op. 105
シューマン: ヴァイオリンソナタ op. 121
シューマン: ヴァイオリンソナタ woo. 27
エリザベス・シュナイダー(ヴァイオリン)
ウルリヒ・シュテルク(ピアノ)

220577-205 \650
ヴィヴァルディ: 四季
Jochen Brusch - violin
Sven-Ingvart Mikkelsen - organ
Transcribed for violin and organ by Sven-Ingvart Mikkelsen

220561-205 \650
ショパン: 24の前奏曲 
ショパン: ワルツ第2,3番
ショパン: マズルカ op.17, 1-3
クリスティーナ・ビョアケー(ピアノ)

220575-205 \650
Singelee, Bozza, Dubois/ Copenhagen Saxophone Quartet
J.B. Singelee(1812 - 1875)Quatuor de Saxophones(1857)
Eugene Bozza(1905 - 1992)Andante et Scherzo(1938)
Pierre Max Dubois(*1930)Quatuor de Saxophones(1956)
Claude Pascal(*1921)Quatuor de Saxophones(1962)
コペンハーゲン・サクソフオン四重奏団

220576-205 \650
ラフマニノフ: 晩祷Op.37
ロッテ・ホヴマン(アルト)
ポール・エンボーグ(テノール)
コペンハーゲン・オラトリオ合唱団
トーステン・マリーガード(指揮)

220560-205 \650
モーツァルト: レクイエム
Bozena Harasimowicz-Haas(ソプラノ)
Katarzyna Suska(メゾ・ソプラノ)
Ole Hedegaard(テノール)
Ole Stovring Larsen(バス)
クヌート・ヴァッド(指揮)
コルス・ソラヌス

220592-205 \650
フォーレ: ピアノ四重奏曲第2番 op. 45
ジャン・フランセ: 八重奏曲
アンリ・デュティユー: 引用
(オーボエ、パーカッション、チェンバロ、チェロのための二部作)
エスビャーク・アンサンブル

220593-205 \650
ピーター・エラスムス・ランゲ=ミュラー: 交響曲第1番
ピーター・エラスムス・ランゲ=ミュラー: 交響曲第2番
ダグラス・ボストック(指揮)
ボヘミア室内管弦楽団

220594-205 \650
J.S. バッハ: トッカータとフーガBWV565
J.S. バッハ: カンツォーネBWV588
J.S. バッハ: コラール前奏曲「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV659
J.S. バッハ: 前奏曲とフーガBWV548
J.S. バッハ: パルティータBWV768
ハンス・オーレ・タース(Org)

220595-205 \650
フランシスコ・タルレガ:(1852 - 1909):涙、ロシータ、アラヴ奇想曲、
アデリータ
モレノ=トローバ:トリーハ(エレジー)
ギマランエス:鐘の音
アルベニス:マヨルカ、カディス
マッテオ・カルカッシ(1792 - 1853):アンダンティーノ
フェルナンド・ソル(1778 - 1839):アレグレット
ルング:シシリエンヌ
J.S.バッハ:ガヴォットとロンドー
ヴィラ=ロボス:ショーロ第1番
マイヤース:カヴァティーナ
フロム:フランス的霊感(サティ讃歌)/
パリの夢(オレグ・クフード讃歌)
ヘンリク・ラング(1807 - 1871)
マティアス・フロ-ム(ギター)

220596-205 \650
メンデルスゾーン: 協奏的変奏曲 ニ長調
メンデルスゾーン: チェロ・ソナタ第1番  op.45
メンデルスゾーン: チェロ・ソナタ第2番  op.58
シムカ・ヘレド(チェロ)
シモーネ・ディナースタイン(ピアノ)

220597-205 \650
マウロ・ジュリアーニ: ギター作品集
ソナチネ Op.71 No.3/ジェリーの半ペニー(リール)/
カプリス・アフェットゥオーソ Op.100 No.13/ライ麦畑を通って/
スペインのフォリア Op.45/前奏曲 Op.83 No.6/兵士の帰還/
ディヴェルティスマン Op.106 No.1/スコットランドの釣鐘草/
ジェネラーリの「私を許して」による変奏曲/
フゲッタ Op.113/夏の名残のばら/バガテル Op.73 No.7
わが宿は冷たい土の上
クリスティアン・モルテンセン(ギター)

220598-205 \650
スカンジナヴィアの古いクリスマス・ソング集
ミリアム・アナーセン( voice, harp, bells)
アニェテ・クリステンセン(voice, kantele)
ポール・ヘクスブロ(pipe & tabor, bones, triangle, double pipes)

220599-205 \650
モーツァルト: ハ調のミサ曲
モーツァルト: モテット「踊れ、喜べ、幸いな魂よ」K.165(158a)
モーツァルト: 高きを求め(エルゴ・インテルエスト)
ダグラス・ボストック(指揮)
チェコ室内管弦楽団

220600-205 \650
クリストフ・エルンスト・フリートリヒ・ヴァイセ(1774 - 1842):
交響曲第1番
交響曲第7番
ラース・ウルリク・モーテンセン(指揮)
コンチェルト・コペンハーゲン

220502-205 \650
ワーグナー: ゲーテのファウストから7つの歌
ルイス・クラフトのためのおどけた歌
コジマへの誕生祝い
ローネ・コッペル(S)
ビョーン・アスカー(Br)

220506-205 \650
J.S バッハ: パルティータ第3番
サラサーテ: プレイラ op.23 No.5
サラサーテ: アンダルシアのロマンス op22. No.1
サラサーテ: バスク奇想曲
パガニーニ: ヴァイオリン協奏曲第2番
セルゲイ・アジジャン(vn)アルメニア生まれのヴァイオリニスト
ポール・ローゼンバウム(p)
トーマス・オリラ(指揮)
チボリ交響楽団

220514-205 \650
ヨハン・シュトラウス ピアノ編曲集
ウイーン気質
酒、女、歌
こうもりーパラフレーズ
南国のばら
宝のワルツ
皇帝円舞曲
美しく青きドナウ
ラース・ボエ・イェンセン(P)

220515-205 \650
デンマークのグレゴリオ聖歌集
アブサロン司教(1128-1201)の時代の単旋律聖歌集
アブサロン・シックス

220516-205
北欧のサロン音楽集
-デンマーク、ノルウェー、アイスランド、スウェーデン、フィンランドの
調べ
コン・ソルディーノ

220518-205 \650
シェーンベルグ: 浄夜
アルノ・ババジャニアン(1921-83)(アルメニアの作曲家): ピアノトリオ
トリオ・コン・ブリオ
セルゲイ・アジジャン(vn)アルメニア生まれのヴァイオリニスト
ヘジェ・ワルデランド(チェロ)
ポール・ローゼンバウム(ピアノ)

220519-205 \650
メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調
マイケル・マルムグリーン(指揮)
コペンハーゲン室内ソロイスト

220520-205 \650
ショスタコーヴィチ: ピアノ協奏曲 op. 94
ブラームス: ワルツ op. 39
モーツァルト: 2台のピアノソナタ
シューマン: アンダンテと変奏曲 op.46
ニールセン: 2台のピアノのパッセージ
ミミ・バークランド(ピアノ)
アン・メッテ・ステール(ピアノ)

220521-205 \650
ズデニェク・フィビヒ: 交響詩「夕暮れに」
ドヴォルザーク: 交響曲第9番「新世界」(オリジナル版)
ダグラス・ボストック(指揮)
カールスバド交響楽団

220522-205 \650
ドリーブ: 歓楽の王
ラロ: ディヴェルティメント 2番(オバド)
フランク: 4つの小曲
シャブリエ:ハヴァネラ
ビゼー:喜歌劇「ミラクル博士」より序曲
サン=サーンス: 組曲 op.49
ダグラス・ボストック(指揮)
ボヘミア室内管弦楽団

220523-205 \650
モーリス・デュリュフレ: 前奏曲、レチタティーヴォと変奏曲
ノエル・ギャロン(1891 - 1966):フルートとピアノの組曲
レーネ・バトン(1879 - 1940):フルートのピアノのパッサカリア op.35
レーネ・バトン(1879 - 1940):フルートのピアノの為のブーレ op.42
ノエル・ギャロン(1891 - 1966):フルートとピアノの為の即興曲とロンド+
レイノルド・ハーン(1875-1947):フルートとヴィオラとピアノのロマネスク
ヨセフ・ガイ・ロパーツ(1864-1955):フルートとピアノの為のソナチネ
ベント・ラーセン(フルート)ラース・グラント(ヴィオラ)
スヴェッレ・ラーセン(ピアノ)

220524-205 \650
J.Sバッハ: ヴァイオリン・ソロの為のパルティータ第1,2,3番
セルゲイ・アジジャン(vn)アルメニア生まれのヴァイオリニスト

220525-205 \650
アレッサンドロ・スカルラッティ: スターバト・マーテル
エマヌエーレ・ダストルガ(1680-1757): スターバト・マーテル
クラウディーネ・アンセルメ(ソプラノ)
アレッサンドロ・カルミナーニ(カウンターテナー)
サルヴァトーレ・トダロ(テノール)
ダグラス・ボストック(指揮)
カメラータ・ポリフォニカ・シシリアーナ

220527-205 \650
フォーレ:ベルガマスク組曲
ダンディ: カラデル組曲 op. 34
ピエルネ: 管弦楽の為の3つの小品
ジョセフ・ギィ・ロバーツ: 夏の素描
エリック・サティ: ナダレの前奏曲1番、グノシエイヌ第3番
ドビュッシー: サラバンド
ドビュッシー: 舞曲
ダグラス・ボストック(指揮)
ボヘミア室内管弦楽団

220528-205 \650
熱望の歌と淫らな歌-中世のスペインとフランスの音楽
アニェテ・クリステンセン(アルト)
ポール・ヘクスブロ(パイプ、打楽器他)
スペインとフランスの中世音楽より

220530-205 \650
ジョルジュ・オーリック:バレエ音楽「画家とモデル」
ルーセル: 小組曲
プーランク: アルベール・ルーセルを讃えて
ダリウス・ミヨー: 3つのラグカプリース
シャルル・ケックラン: コラール
ダグラス・ボストック(指揮)
ボヘミア室内管弦楽団

220532-205 \650
ドヴォルザーク: 弦楽セレナーデ
ドヴォルザーク: 弦楽六重奏曲 op. 48
ソリスティ・ディ・プラハ
Boris Monoszon - violin & leader

220533-205 \650
J.S. バッハ(ピアノ編曲集)イグナース・フリードマン:
無伴奏パルティータBWV1006よりガヴォット
フルートとハープシコードのソナタよりシシリアンヌ
無伴奏パルティータBWV1005よりブーレ
コラール、前奏曲 BWV 659a、コラール、前奏曲 BWV 645
ブランデンブルグ協奏曲第3番第1楽章
カンタータBWV 208、カンタータBWV 68
トッカータとフーガBWV 565
ラース・ジャンセン(ピアノ)

220535-205 \650
ブラームス: セレナーデ第1番
ブラームス: セレナーデ第2番
ダグラス・ボストック(指揮)
ボヘミア室内管弦楽団

220536-205 \650
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:
シンフォニア・チェレスティウム・レヴェラツィオーネム から

220537-205 \650
モーツァルト: ハ調のミサ曲
クヌド・ヴァド(指揮)
Torunska Orkiestra Kameralna ・
Chorus Soranus

220538-205 \650
ベートーヴェン: ピアノソナタ第12,14,24,32番
アネ・エラン(ピアノ)ベートーヴェン録音は秀逸!

220539-205 \650
J.S. バッハ: トッカータとフーガBWV 565
オスカル・リンドベルイ:ダーラナ地方の古い調べ
エルガー: 威風堂々第1番
ウイドール:交響曲第5番より第5楽章
ヘンデル:水上の音楽より
ドヴォルザーク:交響曲第9番新世界よりラルゴ
J.S. バッハ: カンタータBWV 147
メンデルスゾーン:真夏の夜の夢より結婚行進曲
ワーグナ-:ローエングリンより
J.S. バッハ: 組曲よりG線上のアリア
レオン・ベールマン: ゴシック組曲
ウルリック・ハンセン(ピアノ)

220580-205 \650
メシアン: 世の終わりのための四重奏曲
ドビュッシー: チェロソナタ第1番
バルト-ク: ヴァイオリン、クラリネットとピアノのコントラスト
ビアーネ・ハンセン(ヴァイオリン)
ジョン・クルーゼ(クラリネット)
スヴェンド・ウインスロフ(チェロ)
ロザリンド・ベヴァン(ピアノ)

220584-205 \650
テレマン: De Danske, Norske og Tydske Undersaatters Gloede(1757)
テレマン: Lad, o Herre, Oedets Soed riigelig till os uddeeles(1761)
テレマン: Ha-ha! Wo will wi hut noch danzen(1753)
Herre lad til Hviile, mig din Tlener llie
エルザ・トープ(ソプラノ)
ベンテ・ヴィスト(ソプラノ)
ウルラ・ムンク(アルト)
ラスムス・ニールセン(テノール)
ラスムス・ハンセン(バリトン)
Con Strumenti & Conviivium

220586-205 \650
ニルス・ゲーデ(1817-1890):Reiterleben, op.16
ニルス・ゲーデ(1817-1890):Five Songs For Male Voice Choir, op.38
メンデルスゾーン:Der Jager Abschied, op.50 No.2
シューベルト:Trinklied, op.131 No.2
シューベルト:Die Nacht, op.17 No.4
シューベルト:Der Gondelfahrer, op.28
シューベルト:Nachtgesang im Walde, op.139
ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル: Pa fjallet i sol
ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル: Stamning
ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル: I furuskogen
エルガー: Yea, Cast Me From Heights Of The Mountains
エルガー: Whether I Find Thee
エルガー: After Many A Dusty Mile
エルガー: It’s Oh! To Be A Wild Wind
エルガー: Feasting I Watch
Copenhagen University Choir
J orgen Fuglebak - conductor

220589-205 \650
ドメニコ・スカルラッティ:12のソナタ集
デヴィッド・ストロング(ピアノ)

<DELTA>
DCCA-0059 \2415
ベートーヴェン:交響曲第1番
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(30,Nov,1952 rec)
フルトヴェングラー
ウィーン・フィル
エロイカの復刻はウラニア(DCCA-0031)とローマ(DCCA-0039)、そして今回の演奏
と同じ1952年12月7日にベルリン・フィルとのDCCA-0051の3種類を既に発売しま
した。圧倒的に「ウラニアのエロイカ」の人気が高いのですが、52年12月のベル
リン・フィルとのエロイカも予想以上に支持されており、フルトヴェングラー・
ファンの探究心の凄さを思いしりました。そこで今回のウィーン・フィルとの物
もファンの方々から聞き比べをしたいので機会があれば是非発売して欲しいとい
う要望がありました。幸い復刻に耐えられる程度のマスターがあり、それを余計
な色を付けず自然な感じで好感の持てるものができました。
録音日は一般的に知られている日です。

modoru