<クラシック・輸入盤新譜情報 09-04
 
コメントはメーカー案内書より抜粋です

★ダイレクト・トランスファー CD-Rのお知らせ★
2006年秋に発売を開始した当シリーズもおかげさまで約180タイトルを発売する事ができましたが、今回マスター制作にDSD録音を採用する事にいたしました。これまでより更に生々しい音質をお届けする事が出来るようになりましたのでご期待下さい。

DSD録音の商品番号は78CDR-3000番を使用します。間もなく発送を開始します2月新譜の5タイトルは、78CDR-1179~1184から78CDR-3179~3184に変更となります。また今後、これまで発売しました78CDR-1000番台のタイトルを随時DSD録音の新マスターで再発売を行なう予定です。商品番号は下3桁は共通で使用いたします。従来の78CDR-1000番台の商品は、当面は販売を継続いたします。また近日DSD録音による有料サンプラー(\300予定)も制作いたしますので、こちらもご利用下さい。

■製作者からのメッセージ
DSD録音になったグッディーズ・ダイレクト・トランスファーCDR!
従来のCDを高音質化するさまざまな試みが盛んな中で、「グッディーズ・オリジナル企画」のダイレクト・トランスファーCDRは、2009年2月発売新譜からDSD録音を採用することになりました。DSD録音によって、これまでのSP復刻からさらに飛躍し、SPレコードの直接再生と区別がつかないところに到達したと自負しています。DSD録音は従来の方式に較べて中音から低音にかけての音の形が明瞭になり、高音は一皮剥けた感じです。LPとは比較にならない強大な音響勢力を持つSPレコードをカスタムメイドの直熱真空管フォノイコライザーを使用し、またノイズ除去と共に失われる音楽情報に最も気を配り一切のノイズリダクションを使用していないのは従来通りです。(新 忠篤)
78CDR-3184
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品72「皇帝」
コンラート・ハンゼン(ピアノ)
オイゲン・ヨッフム指揮
ベルリン・ドイツ・オペラ劇場管弦楽団
独 TELEFUNKEN SK3203/7
(1941年6月20&22日ベルリン録音)
コンラート・ハンゼン(1906-2002)はドイツのピアニスト。ベルリン高等音楽院でエトヴィン・フィッシャー(1886-1960)に師事し、後にフィッシャーの助手を務めるかたわらコンサートピアニストとして活躍した。SPレコードには1940年11月7日録音のチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(メンゲルベルク指揮ベルリン・フィル)(Telefunken SK3092/5)とこのベートーヴェン:「皇帝」の2曲のみ。ドイツ帝国放送のライヴ録音のベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル/1943年10月31日収録)がずっと後にレコード化された。ハンゼンは第2次世界大戦後教育者として活躍し、デトモルト音楽アカデミーの創設に関わり、ヘレン版のベートーヴェン全集の校訂をした。東京藝術大学や上野学園大学で教えたこともある。指揮者のオイゲン・ヨッフム(1902-1987)はドイツの名指揮者。バッハからブルックナーまでのドイツ・オーストリア音楽を得意とし、レコードも多かった。

78CDR-3185
ブラームス:
パガニーニの主題による変奏曲作品35(全2巻)
アリーヌ・ファン・バレンツェン(ピアノ)
仏 DISQUE GRAMOPHONE DB5181/2
(1941年7月15日パリ録音)
アリーヌ・ファン・バレンツェン(1897-1981)はアメリカ生まれのフランスのピアニスト。9歳でパリ音楽院に入学が許されマルグリット・ロン(1874-1966)とE.-M・ラボルドに師事し、11歳で一等賞を得た。これは最年少者の受賞記録で現在も破られていない。その後ベルリンでエルンスト・フォン・ドホナーニ(1877-1960)に、ウィーンでテオドール・レシェティツキ(1830-1915)について、さらに技量を磨いた。祖国アメリカに戻りフィラデルフィアの音楽学校で教え、その後ブエノスアイレスの音楽学校の教授を務める傍ら、演奏旅行を重ねた。1954年にはパリ音楽院の教授に任命された。ファン・バレンツェンは読譜の才能に優れ、難曲「パガニーニ変奏曲」を僅か5日間でものにしたという。このシリーズではベートーヴェンの「熱情」(78CDR-1156)が発売されている。

78CDR-3186
J.S.バッハ=ブゾーニ編:
シャコンヌ
(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV 1004)より
イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)
仏 PATHE PDT149/50
(1946年12月12日パリ録音)
イヴォンヌ・ロリオ(1924-)はパリ生まれのピアニスト、作曲家のオリヴィエ・メシアン(1908-1992)夫人。パリ音楽院でピアノをラザール・レヴィ(1882-1964)とマルセル・シャンピ(1891-1980)に、作曲をダリユス・ミヨー(1892-1974)に、アナリーゼ(楽曲分析)をオリヴィエ・メシアンに師事した。音楽院で7つの一等賞を得たという。後年メシアンの作品の紹介者として活躍するが、14歳でバッハの「平均律クラヴィーア」曲集、ベートーヴェンの32の「ピアノ・ソナタ」を暗譜で演奏したという神童だった。この「シャコンヌ」はロリオが22歳の時の録音で、彼女の初レコーディグと目される。ここでも楽譜の読みの深さを示す多くのパッセージが聴こえる。単に希少価値だけではない音楽的価値が多く含まれる新発掘レコード。  

78CDR-3187
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調作品24「春」
マックス・ロスタル(ヴァイオリン)
フランツ・オズボーン(ピアノ)
英 DECCA AK1817/9
(1946年7月22-23日ロンドンNW6、デッカ・スタジオ録音)
ヴァイオリンのマックス・ロスタル(1905-1991)はオーストリア生まれ。ウィー
ンでアルノルト・ロゼー(1863-1964)に、ベルリンではカール・フレッシュ(1873-1944)に師事した。1930-33年にベルリン高等音楽院のヴァイリン科教授、1934-58年にはロンドンのギルドホール音楽学校の教授を務め、アマデウス弦楽四重奏団のメンバー育成にたずさわった。1957-82年にはケルン音楽院、1957-85年にはスイスのベルン音楽院の教授を務めた。弟子にエディット・パイネマン(1937-)やイゴール・オジム(1931-)がいる。SPレコード末期の英デッカにベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ集(第1番と第3番以外)の録音をした。ピアノのフランツ・オズボーンはレオニード・クロイツァー(1884-1953)のドイツ時代の弟子の一人。英デッカのffrr録音。このシリーズにはベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番(78CDR-1176)が発売されている。

78CDR-3188
ベートーヴェン:
交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」
ヴィクトル・デ・サバタ指揮
ローマ・アウグステオ交響楽団
(ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団)
蘭 HIS MASTER'S VOICE DB9154/8
(1947年1月23-25, 29日&2月3日ローマ、テアトロ・アルジェンティーナ録音)
イタリアの名指揮者ヴィクトル・デ・サバタ(1892-1967)は1930年アルトゥーロ・トスカニーニ(1867-1957)の後任としてミラノ・スカラ座の音楽監督に就任、1953年指揮活動に終止符を打つまでその地位にあった。サバタは若い時からオペラ以外にも指揮活動を行いSPレコードにも録音が多かった。彼のベートーヴェンはロンドン・フィルを指揮した1946年5月2-3日録音の「英雄」(英DECCA K1507/13)がある。この「田園」はイタリアのEMIに録音されたもので、稀少SP盤からの復刻。レーベルにはローマ・アウグステオ交響楽団との記載があるが、ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団と同一団体。心が洗われる美しい演奏である。

★ダイレクト・トランスファー CD-R DSD録音 再発売シリーズ★
2006年秋に発売を開始した当シリーズもおかげさまで約180タイトルを発売する事ができましたが、今回マスター制作にDSD録音を採用する事にいたしました。これまでより更に生々しい音質をお届けする事が出来るようになりましたのでご期待下さい。

今月は78CDR-1000から1009で発売済みの10タイトルをDSD録音で再発売いたします。商品番号は78CDR-3000番となり、下3桁は共通で使用いたします。従来の78CDR-1000番台の商品は、当面は販売を継続いたします。DSD録音による有料サンプラー(\300)も発送開始いたしましたので、ご注文をお待ちしております。

■製作者からのメッセージ
DSD録音になったグッディーズ・ダイレクト・トランスファーCDR!
従来のCDを高音質化するさまざまな試みが盛んな中で、「グッディーズ・オリジナル企画」のダイレクト・トランスファーCDRは、2009年2月発売新譜からDSD録音を採用することになりました。DSD録音によって、これまでのSP復刻からさらに飛躍し、SPレコードの直接再生と区別がつかないところに到達したと自負しています。DSD録音は従来の方式に較べて中音から低音にかけての音の形が明瞭になり、高音は一皮剥けた感じです。LPとは比較にならない強大な音響勢力を持つSPレコードをカスタムメイドの直熱真空管フォノイコライザーを使用し、またノイズ除去と共に失われる音楽情報に最も気を配り一切のノイズリダクションを使用していないのは従来通りです。(新 忠篤)

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78CDR-3000
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
ジョン・バルビローリ指揮管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB8658/61
(1935年7月8日アビー・ロード第1スタジオ録音)
ピアニストのアルフレッド・コルトー(1877-1963)がどんなに輝かしい音を出していたか、どの復刻盤(LPを含めて)も再現していなことが、このCD-Rを聴くと分かる。オーケストラの録音もいささかも古さを感じさせない。

78CDR-3001
ショパン:エチュード作品10(全12曲)
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB2207/09
(1933年7月4&5日,ロンドン,アビー・ロード第3スタジオ録音)
20世紀最高のピアニスト、アルフレッド・コルトー(1877-1962)のショパン:エチュード作品25と対になるもの。録音時コルトーは56歳だった。コルトーは曲順を楽譜通りではなく配列して曲の相互に関連性を持たせているのが聴きどころ。アビー・ロードに設置されたEMIの自社開発による録音システムが稼働しはじめて間もなくの録音。

78CDR-3002
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調作品30-2
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調作品47「クロイツェル」
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
フランツ・ルップ(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB3068/74
(1936年2月6日= 第7番. 6月17,18,19日,11月8日=クロイツェル,ロンドン,アビー・ロード第3スタジオ録音)
フリッツ・クライスラー(1875-1962)は1935年と1936年にベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集を録音した。ソナタ第7番ハ短調と第9番イ長調「クロイツェル」はその第3巻である。

78CDR-3003
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
(カデンツァ:ヨーゼフ・ヨアヒム)
ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
イッサイ・ドブローウェン指揮
フィルハーモニア管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB9126S/9130
(1946年8月16-18日ロンドン,アビー・ロード第1スタジオ録音)
フランスの女流ヴァイオリニスト、ジネット・ヌヴー(1919-1949)はアメリカに向かう航空機の事故で30歳の命を失った。ピアニストで実弟のジャン・ヌヴーも同乗していた。彼女の天才ぶりは1930年に11歳でパリ音楽院で一等賞を得たことでも推し量れる。第2次世界大戦が終わり占領下のパリが解放され、世界に羽ばたく緒端の期の録音である。指揮者のイッサイ・ドブローウェン(1894-1953)はロシア生まれ、1919年にボリショイ劇場でデビューした。ロシアのオペラを得意とした指揮者。

78CDR-3004
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
パブロ・カザルス(チェロ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB8414/19
(1936年11月23日ロンドン,アビー・ロード第3スタジオ録音)
パブロ・カザルス(1876-1973)のJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲全6曲は2曲ずつ録音された。この第2番と第3番はアルバムの第1巻として発売された。この2曲だけがアビー・ロードでの録音。他の4曲は1938年と1939年に録音された。この2曲を聴くとLP初期のシュタルケルによるコダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ(Period)が血の通わない録音にきこえる。それほどカザルスのこの2曲は生々しく迫ってくる。1930年の半ばにしてEMIの録音技術は完成していた。

78CDR-3005
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
アンリ・コック(ヴァイオリン)
シャルル・ファン・ランケル(ピアノ)
日本ポリドール 80104/7(仏POLYDOR 516549/52 と同一録音)
(1932年録音)
この名曲の世界初録音盤である。この曲が日本で未だに人気があるのは、このSP盤に端を発している。ヴァイオリンのアンリ・コック(1903-1969)はベルギーのリエージュ生まれ、11歳でリエージュ音楽学校に入学、ヴァイオリン、ソルフェージュ、室内楽、和声学、音楽史の一等賞をとり、1928年からリエージュ音楽アカデミーでヴァイオリンの指導を始め、1932年から1967年までリエージュ音楽院の教授をつとめると同時に、リエージュ交響楽団のソロ・コンサートマスターをつとめた。骨太の筆致で奏でるルクーはSP時代のメニューインやLPのグリュミオーと一味違う。この演奏はLP時代も復刻盤がなかった初復刻。

78CDR-3006
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調作品47
「クロイツェル」
ブロニスワフ・フーベルマン(ヴァイオリン)
イグナツ・フリートマン(ピアノ)
仏 Parlophone 59.532/5(英Columbia LX72/5 と同一演奏)
(1930年9月12日ウィーン,ミッテルラー・コンツェルトザール録音)
ブロニスワフ・フーベルマン(1882-1947)はポーランドの大ヴァイオリニスト。6歳よりヴァイオリンを学び、1892年10歳の時ベルリンに出てドイツの大ヴァイオリニスト、ヨアヒム(1831-1907)の下で8ヵ月学び、師のヨアヒムの指揮でデビューした。その後ヨーロッパ各地で演奏し天才少年として名を高めた。名ソプラノ、アデリナ・パッティ(1843-1919)が彼の演奏を聴いて感心し、ウィーンで1895年に開かれた「パッティ告別演奏会」に招かれ演奏した。また同年ブラームスのヴァイオリン協奏曲を作曲家の前で弾いて驚かせたという逸話もある。フーベルマンは活動拠点をウィーンに置き、演奏会を開きながら子弟の育成をした。1935年にはパレスチナを訪問しドイツを追われたユダヤ系の音楽家のためにオーケストラを組織した。それが現在のイスラエル・フィルである。ピアノのイグナツ・フリートマン(1882-1948)はポーランドのピアニスト。

78CDR-3007
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
サー・ジョン・バルビローリ指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB2927/31
(1936年6月16,17,22日ロンドン, アビー・ロード第1スタジオ録音)
フリッツ・クライスラー(1875-1962)はウィーン生まれの20世紀前半に活躍した大ヴァイオリニスト。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は電気録音初期の1926年に録音していてこの曲の決定盤と評価されていた。これはクライスラーが61歳の時の2回目の録音。ヴァイオリン・ソナタ全集と同一時期のもので、ここでも人生経験を積んだ音楽家だけが持つ演奏を繰り広げてきる。EMI録音の完成期の見事な音はSP時代の再生法では再生不可能だった。

78CDR-3008
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第4番ハ短調作品44
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
シャルル・ミュンシュ指揮
パリ・フィルハーモニー協会管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB2577/9
(1935年7月9日アビー・ロード第1スタジオ録音)
1935年作曲家サン=サーンス(1835-1921)の生誕100年記念演奏会がパリとロンドンで開かれた。ロンドンの演奏会の直後にアビー・ロードのEMIスタジオで録音された。ソリストはコルトー、オーケストラはパリで活躍していたソリストや音楽院教師などで特別に編成され、シャルル・ミュンシュ(1891-1968)が指揮者に起用された。コルトーによるショパン:ピアノ協奏曲第2番の翌日の録音。フランス人指揮者とフランスのオーケストラによるこの曲とイギリス人指揮者とイギリスのオーケストラによる比較ができる。SPレコード録音の極致とも言える音。

78CDR-3009
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調作品97「大公」
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB1223/7
(1928年11月18日ロンドン小クイーンズ・ホール録音)
まさに人類の遺産とも言えるかけがいのない名演奏。アルフレッド・コルトー(1877-1962)、ジャック・ティボー(1880-1953)、パブロ・カザルス(1876-1973)のピアノ・トリオは電気録音の初期に数曲の録音をした。SP時代最高品質と言われた HIS MASTER'S VOICE盤は盛大な雑音があるが、楽音の彫りの深さも圧倒的。

<Deutsche Grammophon>
4777483 2枚組 \2800
ショパン:
ピアノ・ソナタ第3番
2つのノクターン 作品62
3つのマズルカ 作品59
ポロネーズ第7番 《幻想ポロネーズ》
3つのマズルカ 作品63
3つのワルツ 作品64
マズルカ 作品67-2&4、作品68-4
チェロ・ソナタ 作品65
マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ) 
パヴェル・ゴムツィアコフ(チェロ)
録音:2008年5月(ソナタ)、2008年7月 ヒルヴェルサム
ユニークな活動で知られる現代屈指のピアニスト、ピリスが久しぶりにスタジ
オ録音で取り組んだのは、定評のあるショパンの作品。ピアノ・ソナタ第3番
を含む後期の作品を選び、円熟した味わい深い演奏を聴かせてくれます。今回
チェロ・ソナタで共演しているパヴェル・ゴムツィアコフを伴い、4月末から5
月初旬にかけて来日公演を行う予定です。彼女の音楽教育にかける情熱がひし
ひしと伝わったスーパー・ピアノ・レッスン(NHK教育テレビ)に引き続き、こ
のリリースそして来日公演でさらに日本の音楽ファンの心を掴むこと必至!

4778122 9枚組 \7000 ※4月22日までのご注文特価 \5950
リヒテル/コンプリート・レコーディング・オン・ ドイツ・グラモフォン
シューマン:行進曲Op.76-2/森の情景Op.82/幻想小曲集Op.12より
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 K.466
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番 Op.55
ヴィトルド・ロヴィツキ指揮ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
ヴィトルド・ロヴィツキ指揮ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
ラフマニノフ:6つのプレリュード(Op.32-1,2 / Op.23-2,4,5,7)
シューマン:ピアノ協奏曲 Op.54
ヴィトルド・ロヴィツキ指揮ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
同:序奏とアレグロ・アパッショナート Op.92
スタニスラフ・ヴィスロツキ指揮ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
同:5つのノヴェレッテ Op.21/ 6つのトッカータ Op.7
ハイドン:ピアノ・ソナタ Hob.XVI:44
ショパン:バラード第3番
ドビュッシー:前奏曲第1巻-帆/野を渡る風/アナカプリの丘
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番 Op.84
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ベートーヴェン:ピアノと管弦楽のためのロンド/ピアノ協奏曲第3番
クルト・ザンデルリンク指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ショパン:幻想ポロネーズ Op.61/練習曲 Op.10-1&12《革命》/バラード第4番
ドビュッシー:《版画》-パゴダ/グラナダの夕べ/雨の庭
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番 Op.53
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集-BWV846,849,850,851,853
シューベルト:アレグレット D.915/17のレントラー D.366より
シューマン:アベッグ変奏曲 Op.1
ラフマニノフ:前奏曲 Op.32-12
プロコフィエフ:束の間の幻影 Op.22-第3曲、第6曲、第9曲
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1956年-1962年
リヒテルがドイツ・グラモフォンに行ったすべての録音を集大成!発売以来ず
っとトップ・プライスとして君臨していた録音が、ここで初めて9枚組バジェッ
ト価格になって再登場しました。1956年のシューマン・リサイタルに始まり、
1962年のイタリアにおけるリサイタル・ライウ゛録音に至るまでの5つの協奏曲
録音、2つのリサイタル録音をそれぞれのLP録音そのままのカプリングで(リマ
スターのみ行い)収録。キャップケースの中には、LPのジャケットデザインを
そのまま生かした紙ケースに1枚ずつのCDが収められています。

734532(DVD-Video) \3350
ヴェルディ:歌劇《ファルスタッフ》全曲
演出:フランコ・ゼッフィレッリ
映像監督:ブライアン・ラージ
ミレッラ・フレーニ(S)、バーバラ・ボニー(S)、マリリン・ホーン(Ms)、
スーザン・グラハム(Ms)、フランク・ロパード(T)、
ポール・プリシュカ(Bs)、他
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団 
指揮:ジェームズ・レヴァイン
収録:1992年 メトロポリタン歌劇場
1992年10月、METで行われた綺羅星のごとき豪華キャストによる《ファルスタッ
フ》ライヴ収録。すでにLDでリリースされていたものがここにDVDとして初登場。

4778362 \1850
リスト:超絶技巧練習曲集
アリス=紗良・オット(ピアノ)
録音:2008年6月 ハンブルク
アリス=紗良の記念すべきドイツ・グラモフォン・デビューは、同時に10代最
後の刻印ともなった「夢と情熱、そして美しさ」に満ちたリストの大作《超絶
技巧練習曲集》。この難曲を征服し、さらに作品が内包するあらゆる情感を自
在に解放した演奏は、渾沌とした奥深さや、野生的な閃きといった眩しいほど
の強烈な個性を湛え、聴き手の作品に対するイメージを一新させるほどのパワ
ーを持っています。

4778183 46枚組 \11000
「ブラームス:コンプリート・エディション」完全限定盤
CD1
交響曲第1番ハ短調Op.68
同 第3番へ長調Op.90
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
CD2
交響曲第2番二長調Op.73
セレナード第2番イ長調Op.16
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン、
クラウディオ・アバド
CD3
交響曲第4番ホ短調Op.98/
悲劇的序曲Op.81/ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
CD4
セレナード第1番ニ長調Op.11/大学祝典序曲Op.80
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド
CD5
ハンガリー舞曲集(全21曲)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド
CD6
ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ) 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:カール・ベーム
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ) 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調Op.102
アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン) アントニオ・メネセス(チェロ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
CD9
ヴァイオリン・ソナタ(全3曲)/F.A.E.ソナタ
ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン) ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
CD10
チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38/同 第2番へ長調Op.99
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ) ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
CD11
クラリネット・ソナタOp.120(全2曲)/クラリネット三重奏曲イ短調Op.114
カール・ライスター(クラリネット) 
イェルク・デムス、タマーシュ・ヴァーシャーリ(ピアノ)
オトマール・ボルヴィツキー(チェロ)
CD12
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8/同 第2番ハ長調Op.87
タマーシュ・ヴァーシャーリ(ピアノ) 
トーマス・ブランディス(ヴァイオリン)
オトマール・ボルヴィツキー(チェロ)
CD13
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101/ピアノ四重奏曲第2番イ長調Op.26
タマーシュ・ヴァーシャーリ(ピアノ) 
トーマス・ブランディス(ヴァイオリン)
ヴォルフラム・クリスト(ヴィオラ) 
オトマール・ボルヴィツキー(チェロ)
CD14
ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25/同 第3番ハ短調Op.60
タマーシュ・ヴァーシャーリ(ピアノ) 
トーマス・ブランディス(ヴァイオリン)
ヴォルフラム・クリスト(ヴィオラ) 
オトマール・ボルヴィツキー(チェロ)
CD15
弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51-1/同 第2番イ短調Op.51-2
ラサール四重奏団
CD16
弦楽四重奏曲第3番変ロ長調Op.67/ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40
ラサール四重奏団 タマーシュ・ヴァーシャーリ(ピアノ) 
トーマス・ブランディス(ヴァイオリン)
ノルベルト・ハウプトマン(ホルン)
CD17
ピアノ五重奏曲へ短調Op.34/弦楽五重奏曲第1番へ長調Op.88
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ) 
イタリア四重奏団 アマデウス弦楽四重奏団
セシル・アロノヴィッツ(ヴィオラ)
CD18
弦楽五重奏曲第2番ト長調Op.111/クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115
アマデウス弦楽四重奏団 セシル・アロノヴィッツ(ヴィオラ) 
カール・ライスター(クラリネット)
弦楽六重奏曲第1番変ロ長調Op.18/同 第2番ト長調Op.36
アマデウス弦楽四重奏団 セシル・アロノヴィッツ(ヴィオラ) 
ウィリアム・プリース(チェロ)
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調Op.1/同 第2番嬰へ短調Op.5
J.S.バッハ:シャコンヌ
アナトール・ウゴルスキ(ピアノ)
CD21
ピアノ・ソナタ第3番へ短調Op.5/スケルツォ変ホ短調Op.4/バラード集Op.10
アナトール・ウゴルスキ、ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
CD22
シューマンの主題による16の変奏曲嬰へ短調Op.9/
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
CD23
2つの変奏曲Op.21/パガニーニの主題による変奏曲Op.35/
8つのピアノ小品Op.76
タマーシュ・ヴァーシャーリ(ピアノ)
CD24
幻想曲集Op.116/3つの間奏曲Op.117/6つのピアノ小品Op.118/
4つのピアノ小品Op.119
CD25
ワルツ集Op.39/シューマンの主題による変奏曲Op.23
ハイドンの主題による変奏曲Op.56b
アロイス・コンタルスキー、アルフォンス・コンタルスキー(ピアノ)
CD26
2つのラプソディOp.79/2台のためのピアノ・ソナタ ヘ短調Op.34
ヴィルヘルム・ケンプ、アロイス・コンタルスキー、
アルフォンス・コンタルスキー(ピアノ)
CD27
ハンガリー舞曲集(全21曲:ピアノ連弾版)
アロイス・コンタルスキー、アルフォンス・コンタルスキー(ピアノ)
CD28
前奏曲とフーガ第1番イ短調/同 第2番ト短調/11のコラール前奏曲Op.122
ペーター・プラニアフスキー(オルガン)
CD29
6つの歌Op.3/同 Op.6/同 Op.7/8つの歌曲とロマンスOp.14/5つの歌Op.19
ジェシー・ノーマン(ソプラノ) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
CD30
ブラーデンとダウマーによる歌Op.32/歌曲集《マゲローネのロマンス》Op.33
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
CD31
4つの歌曲Op.43/同 Op.46/5つの歌曲Op.47/7つの歌曲Op.48/
8つの歌曲Op.57
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
CD32
5つの歌曲Op.49/8つの歌曲Op.58/同 Op.59/雨の歌/
5つの歌曲(オフィーリアの歌)/9つの歌曲Op.63
ジェシー・ノーマン(ソプラノ) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
CD33
9つの歌曲Op.69/4つの歌曲Op.70/5つの歌Op.71/同 Op.72/
5つのロマンスと歌Op.84
ジェシー・ノーマン(ソプラノ) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
CD34
6つの歌曲Op.85/同 Op.86/アルトのための2つの歌Op.91/
5つの歌曲Op.94/7つの歌曲Op.95/4つの歌曲Op.96
ジェシー・ノーマン(ソプラノ) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
CD35
6つの歌曲Op.97/ジプシーの歌Op.103/5つの歌曲Op.105/同 Op.107/
4つの厳粛な歌Op.121
ジェシー・ノーマン(ソプラノ) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
CD36
3つのデュエットOp.20/4つのデュエットOp.28/同 Op.61/5つの歌曲Op.66
/4つのバラードとロマンスOp.75/3つの四重唱Op.31/同 Op.64
エディット・マティス(ソプラノ) 
ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
ペーター・シュライアー(テノール) カール・エンゲル(ピアノ) 
CD37
愛の歌、ワルツOp.52/新・愛の歌、ワルツOp.65/4つの四重唱Op.92/
ジプシーの歌Op.103/6つの四重唱Op.112
エディット・マティス(ソプラノ) 
ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
ペーター・シュライアー(テノール) 
カール・エンゲル、ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)
CD38
ドイツ民謡集(全49曲):第1-29番
エディット・マティス(ソプラノ) ペーター・シュライアー(テノール) 
カール・エンゲル(ピアノ)
CD39
ドイツ民謡集(全49曲):第30-49番/子供のためのドイツ民謡集(全14曲)
エディット・マティス(ソプラノ) ペーター・シュライアー(テノール) 
カール・エンゲル(ピアノ)
CD40
混声四部合唱のための《マリアの歌》Op.22/アヴェ・マリアOp.12/
13の詩篇Op.27/2つのモテットOp.29/3つのコラールOp.37/
混声合唱、管楽とティンパニのための《埋葬の歌》Op.74/
2つのモテットOp.13
北ドイツ放送合唱団 指揮:ギュンター・イェナ
CD41
混声8部合唱曲《祭典と記念の格言》Op.109/3つのモテットOp.110/
4つの歌曲Op.17/5つの歌曲Op.41/3つの歌曲Op.42/
12の歌曲とロマンスOp.44
北ドイツ放送合唱団 指揮:ギュンター・イェナ 
ゲルノート・カール(ピアノ)
CD42
7つの歌曲Op.62/6つの歌曲とロマンスOp.93a/5つの歌曲Op.104/
食卓の歌Op.93b
北ドイツ放送合唱団 指揮:ギュンター・イェナ 
ゲルノート・カール(ピアノ)  
マルティン・アルブレヒト・ローデ(ヴィオラ)
CD43
14のドイツ民謡集/12のドイツ民謡集
北ドイツ放送合唱団 指揮:ギュンター・イェナ 
ゲルノート・カール(ピアノ) エディット・マティス(ソプラノ)
CD44
ドイツ・レクイエムOp.45
バーバラ・ボニー(ソプラノ) アンドレアス・シュミット(バリトン) 
ルドルフ・ショルツ(オルガン)
ウィーン国立歌劇場合唱団 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
CD45
カンタータ《リナルド》Op.50/運命の女神の歌Op.89
ルネ・コロ(テノール) プラハ・フィル合唱団 
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
CD46
アルト・ラプソディOp.53/運命の歌Op.54/勝利の歌Op.55
ブリギッテ・ファスベンダー(アルト) 
プラハ・フィル合唱団 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
録音
交響曲(1986年-1988年)、セレナーデ第1番(1981年)、
セレナーデ第2番(1967年)、
管弦楽曲(1967年-1983年)、協奏曲(1976年-1983年)、
室内楽曲(1967年-1982年)、
ピアノ・ソナタ(1995年-1996年)、その他ピアノ作品(1958年-1982年)、他
名演奏家の名演奏で贈る、究極のブラームス・アルバム。全46枚は、カラヤン
指揮の交響曲全集(1977年録音)、アバド指揮の管弦楽曲、ポリーニがソロを弾
く協奏曲、バレンボイムやケンプのソロ、フィッシャー=ディースカウが歌う
歌曲など、完全無欠のラインナップになっています。詳細な解説が満載の豪華
ブックレットにもご注目ください。
完全限定盤のため、オーダーはお早めに!




<DECCA>
4781469 2枚組 \1850
「ディーヴォ&ディーヴァ」Divos & Divas
DECCAが贈る世界最高のオペラ歌手による歌合戦
CD1 =男声編(Divos)
フアン・ディエゴ・フローレス
(人知れぬ涙-ドニゼッティ:《愛の妙薬》/グラナダ)
プラシド・ドミンゴ
(花の歌-ビゼー:《カルメン》/Dein ist mein ganzes herz)
ヨナス・カウフマン
(冷たい手を-プッチーニ:《ボエーム》/
優勝の歌-ワーグナー:《ニュルンベルクのマイスタージンガー》
ブリン・ターフェル
(窓辺においで-モーツァルト:《ドン・ジョヴァンニ》/星)
ロベルト・アラーニャ
(なんてきれいなんだろう-ドニゼッティ:《愛の妙薬》/
フィレンツェは花咲く木のような-プッチーニ:《ジャンニ・スキッキ》)
ジョセフ・カレヤ(女心の歌-ヴェルディ:《リゴレット》/
さらば、愛の家-プッチーニ:《蝶々夫人》)
アーウィン・シュロット
(もう飛ぶまいぞ、この蝶々-モーツァルト:《フィガロの結婚》)
CD2 = 女声編(Divas)
チェチーリア・バルトリ(清らかな女神よ-ベッリーニ:《ノルマ》/
棘は捨ておき-ヘンデル:《時と悟りの勝利》)
ルネ・フレミング(私のお父さん-プッチーニ:《ジャンニ・スキッキ》/
白銀の月-ドヴォルザーク:《ルサルカ》)
ダニエル・デニース(極みなき喜びを-ヘンデル:《セメレ》)
アンジェラ・ゲオルギュー(さようなら、ふるさとの家よ
-カタラーニ:《ワリー》/
神よ平和を与えたまえ-ヴェルディ:《運命の力》)
モンセラ・カバリエ(歌に生き恋に生き-プッチーニ:《トスカ》/
お聞きください王子様-プッチーニ:《トゥーランドット》)
アンナ・ネトレプコ(Vdali ot milogo-グリンカ:《ルスランとリュドミラ》)
ニコル・キャベル(その日から-シャルパンティエ:《ルイーズ》/
私がひとりで待ちを行くと-プッチーニ:《ボエーム》)オリガ・ボロディナ
(あなたの声に心は開く-サン=サーンス:《サムソンとデリラ》)
キリ・テ・カナワ(愛の神よ-モーツァルト:《フィガロの結婚》/
修道女の合唱-J.シュトラウス:《カサノヴァ》)
世界のトップ・スターが珠玉のオペラアリアを歌い上げる豪華極まりない2枚
組。1枚目はアラーニャ、フローレス、カレーラス、ドミンゴ、他世界の音楽
ファンを魅了して止まない男性歌手によるもので、2枚目はバルトリ、フレミ
ング、ネトレプコ、ゲオルギュー、他 トップ・ディーヴァによる名アリアで
構成されています。しかも、この歌手ならこの1曲!という代表的な作品が選
ばれ、2枚で1枚の価格という超お買い得盤です。

4781267 22枚組 \9300
完全限定盤
ハイドン:弦楽四重奏曲全集
『十字架上の最後の七つの言葉』 作品51
エオリアン弦楽四重奏団
ピーター・ピアーズ(語り:十字架上の最後の7つの言葉)
録音:1972年-1976年 ロンドン ステレオ録音
ハイドンが残した膨大な四重奏曲の中から明らかに偽作と判るものを除いた史
上初のハイドン四重奏曲全集をハイドン没後200年を記念する今年、大幅にプラ
イス・ダウンして再発売。当初は35枚のLPとして発売されました。1927年に創
設された 「エオリアン四重奏団」は幾多の歴史の中でメンバー交代をしなが
ら活動を続け、第1ヴァイオリンにエマニュエル・ハーウィッツ、第2ヴァイオ
リンがレイモンド・キーンリーサイド、ヴィオラがマーガレット・メイジャー、
チェロがデレク・シンプソンというメンバーでこのハイドンの録音が行われて
います。
※完全限定盤のため、入荷数が制限になる場合もございます。
ご注文はお早めにお願いします(Goodies)

743265(DVD-Video) \3350
ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指環》-序夜「ラインの黄金」 全曲
ヴォータン:ヨハン・ルーター
ドンナー:ハンス・ラウァエツ
ローゲ:ミカエル・クリステンセン
フリツカ:ランディ・ステーネ、他
デンマーク王立歌劇場管弦楽団 指揮:ミカエル・ショーンヴァント 
演出:カスパー・ベック・ホルテン/衣装:マリー・イ・ダリ
装置:ステファン・アールフィング/照明:イェスパー・コングスハウグ
録音:2007年 コペンハーゲン、デンマーク王立歌劇場

743266(DVD-Video) 2枚組 \6450
ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指環》-第1夜「ワルキューレ」 全曲
ジークムント:スティグ・アンデルセン
ジークリンデ:ジッタ=マリア・ショベルグ
ブリュンヒルデ:イレーネ・テオリン
ヴォータン:ジェームス・ジョンソン、他
デンマーク王立歌劇場管弦楽団 指揮:ミカエル・ショーンヴァント 
演出:カスパー・ベック・ホルテン/衣装:マリー・イ・ダリ
装置:ステファン・アールフィング/照明:イェスパー・コングスハウグ
録音:2007年 コペンハーゲン、デンマーク王立歌劇場

743269(DVD-Video) 2枚組 \6450
ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指環》-第2夜「ジークフリート」 全曲
ジークフリート:スティグ・アンデルセン
ブリュンヒルデ:イレーネ・テオリン
さすらい人:ジェームス・ジョンソン
アルベリヒ:ステーン・ビリエル、他
デンマーク王立歌劇場管弦楽団 指揮:ミカエル・ショーンヴァント 
演出:カスパー・ベック・ホルテン/衣装:マリー・イ・ダリ
装置:ステファン・アールフィング/照明:イェスパー・コングスハウグ"
録音:2007年 コペンハーゲン、デンマーク王立歌劇場

743272(DVD-Video) 2枚組 \6450
ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指環》-第3夜「神々の黄昏」 全曲
ジークフリート:スティグ・アンデルセン
グンター:グイド・パエヴァタル
ハーゲン:ピーター・クラヴェネス
アルベリヒ:ステーン・ビリエル、他
デンマーク王立歌劇場管弦楽団 指揮:ミカエル・ショーンヴァント 
演出:カスパー・ベック・ホルテン/衣装:マリー・イ・ダリ
装置:ステファン・アールフィング/照明:イェスパー・コングスハウグ
録音:2007年 コペンハーゲン、デンマーク王立歌劇場
コペンハーゲンに位置するデンマーク最古の劇場であり、1874年にこけら落し
が行われた歴史あるデンマーク王立劇場で2007年に上演された《ニーベルング
の指環》の分売。ブリュンヒルデを妊婦として扱い、最後には子供を出産させ
るというきわめて個性的な演出が賛否両論を巻き起こし、大きな注目を集めた
プロジェクトです。


<Deutsche Grammophon>
US盤
B001229802 \1850
オリジナルサウンドトラック「THE SOLOIST」
4月24日 全世界一斉公開!
監督:ジョー・ライト
音楽:ダリオ・マリアネッリ
脚本:スザンナ・グラント
原作:スティーヴ・ロペス
「The Soloist」は実話に基づいた想像を絶する友情と音楽が持つ購いの力を描
いた作品。ロサンジェルス・タイムスのレポーター、スティーヴ・ロペス(ロバ
ート・ダウニー・Jr)が新聞に書くための素材を探している時に、かつてジュリ
アード音楽院でチェロを学び、今ではホームレスに身を窶したナサニエル・ア
ーズ(ジェイミー・フォックス)を助けます。ナサニエルがかつてはジュリアー
ド音楽院で将来を嘱望されていながら、様々なプレッシャーや統合失調症のた
めにドロップ・アウトし、医師やプロの音楽家の助けを求めるに至る経緯を知
る。ロペスはナサニエルが威厳を取り戻し、音楽的才能を伸ばすのを助けよう
とする。ロペスが彼自身の目的に対する失望や疑問に耐えている間じゅう、ナ
サニエルが勇気と人間性についてロペスに教える事になる。
音楽はゴールデン・グローヴやアカデミー賞も受賞しているダリオ・マリアネ
ッリが担当。ベートーヴェンの交響曲第3番《英雄》や第9番《合唱》も随所に
使われています。監督は「プライドと偏見」も手がけたジョー・ライト。今作
はデイヴィッド・ヘルフゴットの再生を描きアカデミー賞受賞した「シャイン」
を彷彿とさせる作品。




<Austlarian Eloquence>
オーストラリア盤
4765882 2枚組 \1350
The No.1ドビュッシー・アルバム
CD1
1.交響詩《海》/2.バレエ《遊戯》/3.交響的断章《聖セバスティアンの殉教》/
4.牧神の午後への前奏曲
CD2
1.管弦楽のための《映像》/2.夜想曲/3.交響組曲《春》
ティモシー・八ッチンズ(フルート)
モントリオール交響楽団 指揮:シャルル・デュトワ
録音:1989年5月&10月、1988年5月&10月、1994年5月
聖ユスターシュ教会、モントリオール

4765879 2枚組 \1350
The No.1ベートーヴェン・アルバム
CD1
1.交響曲第5番ハ短調Op.67《運命》-第1楽章
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 指揮:ベルナルト・ハイティンク
2.交響曲第7番イ長調Op.92-第2楽章
ロンドン交響楽団 指揮:アンタル・ドラティ
3.ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番へ長調Op.50
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 指揮:ベルナルト・ハイティンク
4.ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2《月光》-第1楽章
5.《エリーゼのために》イ短調WoO.59
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
6.ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31-2《テンペスト》-第3楽章
スティーヴン・コヴァセヴィチ(ピアノ)
7.七重奏曲変ホ長調Op.20-第5楽章
ベルリン・フィル八重奏団員
8.ピアノ協奏曲第3番変ロ長調Op.19-第2楽章
アルフレート・ブレンデル(ピアノ) 
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ベルナルト・ハイティンク
9.交響曲第8番へ長調Op.93-第4楽章
シカゴ交響楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
10.《エグモント》序曲Op.84
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ジョージ・セル
11.ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61-第3楽章
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン) 
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 指揮:アルチェオ・ガリエラ
CD2
1.ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73《皇帝》-第2楽章
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ&指揮) クリーヴランド管弦楽団
2.交響曲第6番へ長調Op.68《田園》-第5楽章
シュターツカペレ・ドレスデン 指揮:サー・コリン・デイヴィス
3.ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19-第2楽章
ラドゥ・ルプー(ピアノ) 
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ズービン・メータ
4.ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13《悲愴》-第3楽章
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
5.弦楽四重奏曲第13番変ロ長調Op.130-第5楽章
イタリア四重奏団
6.6つのバガデルOp.126-プレスト
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
7.ヴァイオリン・ソナタ第5番へ長調Op.24《春》-第4楽章
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン) 
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
8.12のメヌエットWoO.7-第11番
アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
9.ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2《月光》-第3楽章
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
10.この暗い墓の上に(アリエッタ)WoO.133
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール) 
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ピエロ・ガンバ
11.歌劇《フィデリオ》Op.72-四重唱〈何という不思議な気持ちでしょう〉
12.同-おお、何という自由のうれしさ
ソーニャ・ガザリアン、ヒルデガルト・ベーレンス(ソプラノ) 
ハンス・ゾーティン(バス) ロバート・ジョンソン(テノール) 
フィリップ・クラウス(バリトン) 
シカゴ交響楽団&合唱団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
13.交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》-第4楽章
ジョーン・サザーランド(ソプラノ) マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ) 
ジェイムズ・キング(テノール) マルッティ・タルヴェラ(バス) 
ウィーン国立歌劇場合唱団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ハンス・シュミット=イッセルシュテット
録音:1963-1992年

4765885 2枚組 \1350
The No.1ヴィヴァルディ・アルバム
CD1
1.協奏曲集《四季》Op.8-1-4
コンスタンティ・クルカ(ヴァイオリン) イーゴル・キプニス(チェンバロ) 
シュトゥットガルト室内管弦楽団 指揮:カール・ミュンヒンガー
2.フルート協奏曲第2番ト短調Op.10-2《夜》
アンドレア・グリミネッリ(フルート) 
イギリス室内管弦楽団 指揮:ジャン=ピエール・ランパル
3.協奏曲ト長調《アラ・ルスティカ》RV.151
ルツェルン音楽祭弦楽合奏団 指揮:ルドルフ・バウムガルトナー
4.ギター協奏曲ニ長調RV.93
エドゥアルド・フェルナンデス(ギター) 
イギリス室内管弦楽団 指揮:ジョージ・マルコム
CD2
1.グローリア ニ長調RV.589
ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団 
指揮:サー・デイヴィッド・ウィルコックス
2.フルート協奏曲第1番へ長調Op.10-1《海の嵐》
アンドレア・グリミネッリ(フルート) 
イギリス室内管弦楽団 指揮:ジャン=ピエール・ランパル
3.4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲ロ短調Op.3-10
ノーマン・ネルソン、アントニー・ハワード、ノーマン・ネルソン、
トレヴァー・コナー(ヴァイオリン)
4.ファゴット協奏曲イ短調RV.498
マーティン・ガット(ファゴット)
5.オーボエ協奏曲へ長調RV.456
ニール・ブラック(オーボエ)
6.2つのトランペットのための協奏曲ハ長調RV.537
ジョン・ウィルブラハム、フィリップ・ジョーンズ(トランペット)
アカデミー室内管弦楽団(1、3-6) 指揮:サー・ネヴィル・マリナー(3-6)

4765888 2枚組 \1350
The No.1バッハ・アルバム
CD1
1.トッカータとフーガ ニ長調BWV.565-トッカータ
ボストン交響楽団 指揮:小澤征爾
2.管弦楽組曲第3番ニ長調BWV.1068-エア
アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
3.平均律クラヴィーア曲集第1巻-前奏曲(第1番ハ長調BWV.846)
マリサ・ロブレス(ハープ)
4.ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV.1049-第1楽章
ホセ・ルイス・ガルシア(ヴァイオリン) デイヴィッド・マーロー、
ジョン・ターナー(リコーダー) 
イギリス室内管弦楽団 指揮:レイモンド・レパード
5.ゴルトベルク変奏曲BWV.988-アリア
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
6.《目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ》BWV.645
ロンドン新交響楽団 指揮:レイモンド・アグールト
7.ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV.1041-第1楽章
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン) ヨーロッパ室内管弦楽団
8.カンタータ第147番《心と口と行いと生活で》BWV.147より
シュトゥットガルト室内管弦楽団 指揮:カール・ミュンヒンガー
9.チェンバロ協奏曲第4番イ長調BWV.1055-第1楽章
アンドラーシュ・シフ(ピアノ&指揮) ヨーロッパ室内管弦楽団
10.無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV.1009-第5曲
(ギター編曲版:ペペ・ロメロ編)
ペペ・ロメロ(ギター)
11.2台のチェンバロのための協奏曲第1番ハ短調BWV.1060-第2楽章
(ヴァイオリン&オーボエ編曲版:クリストファー・ホグウッド編)
カーメル・カイネ(ヴァイオリン) テス・ミラー(オーボエ)
アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
12.ミサ曲ロ短調BWV.232-クルチフィクサス
アカデミー室内管弦楽団&合唱団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
13.無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV.1007-第1曲
アーティスト名記載なし
14.フランス組曲第5番ト長調BWV.816-第7曲
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
15.前奏曲ハ短調BWV.999
エドゥアルド・フェルナンデス(ギター)
16.ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV.1050-第3楽章
リチャード・アデニー(フルート)ホセ・ルイス・ガルシア(ヴァイオリン)
イギリス室内管弦楽団 指揮:レイモンド・レパード
17.マタイ受難曲BWV.244-われら涙流しつつひざまづき
シカゴ交響楽団&合唱団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
CD2
1.ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV.1047-第1楽章
イ・ムジチ合奏団
2.2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043-第2楽章
ヘンリク・シェンリング、モーリス・アッソン(ヴァイオリン)
アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
3.リュート組曲ホ長調BWV.1006a-第1曲
エドゥアルド・フェルナンデス(ギター)
4.羊は安らかに草をはみ
シュトゥットガルト室内管弦楽団 指揮:カール・ミュンヒンガー
5.ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタBWV.1029-第2楽章
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ) ジェルギー・シェベック(ピアノ)
6.イタリア協奏曲ヘ長調BWV.971-第1楽章
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
7.クリスマス・オラトリオBWV.248第2部-第10曲
シュトゥットガルト室内管弦楽団 指揮:カール・ミュンヒンガー
8.ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV.1041-第2楽章
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン) ヨーロッパ室内管弦楽団
9.パルティータ第1番イ長調BWV.825-第6曲(ギター編曲版)
エドゥアルド・フェルナンデス(ギター)
10.管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067-第6曲
11.同-第7曲
ウィリアム・ベネット(フルート) 
アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
12.オーボエ・ダモーレ協奏曲ニ長調BWV.1053a-第2楽章
ハインツ・ホリガー(オーボエ) 
アカデミー室内管弦楽団 指揮:アイオナ・ブラウン
13.ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV.1048-第1楽章
イギリス室内管弦楽団 指揮:レイモンド・レパード
14.無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV.1004-第1楽章
15.同-第4楽章
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
16.チェンバロ協奏曲第2番ホ長調BWV.1053a-第1楽章
アンドラーシュ・シフ(ピアノ) ヨーロッパ室内管弦楽団
17.コラール《汝の慈愛によりてわれらを死なしたまえ》(カンタータ第22番
《イエスは十二使途をひき寄せ》BWV.22-第5曲:コーエン編)
アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)
18.チェンバロ協奏曲第5番へ短調BWV.1056-第2楽章
レイモンド・レパード(チェンバロ&指揮) イギリス室内管弦楽団
19.オルガン協奏曲イ短調BWV.593(原曲:ヴィヴァルディOp.3-8)-第1楽章
録音:1958-91年

4765897 2枚組 \1350
The No.1ヴェルディ・アルバム
CD1
1.《リゴレット》-女心の歌/ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
2.《ナブッコ》-行け、わが思いよ、金色の翼に乗って/
シカゴ交響楽団&合唱団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
3.《運命の力》-シンフォニア/キーロフ歌劇場管弦楽団 
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
4.《椿姫》-幸せなある日、天使のように/
ジョーン・サザーランド(ソプラノ) カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
5.《シチリア島の夕べの祈り》-ありがとう、愛する友よ/
マリア・キアーラ(ソプラノ)
6.《椿姫》-乾杯の歌/カルロ・ベルゴンツィ(テノール) 
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
7.《トロヴァトーレ》-見よ、恐ろしい炎を/ホセ・カレーラス(テノール)
8.同-朝の光がさしてきた/シカゴ交響楽団&合唱団 
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
9.同-炎は燃えて/ステファニア・トチスカ(メゾ・ソプラノ)
10.《アイーダ》-勝ちて帰れ/レオンタイン・プライス(ソプラノ)
11.《ドン・カルロ》-われらの胸に友情を/カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
チェゴミール・フランク(バス)
12.《椿姫》-第1幕前奏曲/フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
指揮:ジョン・プリッチャード
13.《リゴレット》-慕わしい人の名は/ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
14.《ドン・カルロ》-むごい運命よ/オリガ・ボロディナ(メゾ・ソプラノ)
15.《アイーダ》-清きアイーダ/カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
16.《エルナーニ》-エルナーニよ、一緒に逃げて/
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
17.《仮面舞踏会》-言ってくれ,大波が忠実に私を待っているかどうかを/
ユッシ・ビョルリンク(テノール)
18.同-私の最後の願い/マーガレット・プライス(ソプラノ)
19.《ルイザ・ミラー》-穏やかな夜に/
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
20.《アイーダ》-凱旋行進曲/シカゴ交響楽団&合唱団 
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
CD2
1.レクイエム-怒りの日/ウィーン国立歌劇場合唱団 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
2.《運命の力》-神よ、平和を与えたまえ/
アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)
3 .《リゴレット》-あれかこれか/カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
4.同-艶っぽいお嬢さんよ/シェリル・ミルンズ(バリトン) 
ユゲット・トゥランジョー(メゾ・ソプラノ) 
ジョーン・サザーランド(ソプラノ) ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
5.《オテロ》-アヴェ・マリア/ルネ・フレミング(ソプラノ)
6.《椿姫》-パリを離れて/フランク・ロパード(テノール) 
アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)
7.《マクベス》-ああ、父の手は/ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
8.《トロヴァトーレ》-突撃のラッパよ鳴り響け/
シカゴ交響楽団&合唱団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
9.《ドン・カルロ》-おお、カルロ、聞いてくれますね/
ディミトリー・ホロストフスキー(バリトン)
10.レクイエム-われあやまちたれば/
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
11.《シモン・ボッカネグラ》-このほの暗い夜明けに/
キリ・テ・カナワ(ソプラノ)
12.《マクベス》-乾杯の歌/マーラ・ザンピエーリ(ソプラノ) 
レナート・ブルゾン(バリトン) ネイル・シコフ(テノール) 
ルチア・アリベルティ(ソプラノ)
13.《アイーダ》-おお、わが故郷/レオンタイン・プライス(ソプラノ)
14.《十字軍のロンバルディア人》-わたしの喜びで彼女を包みたい/
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
15.《群盗》-あの方は天使のまなざしをもっていた/
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)
16.《運命の力》-最後の頼みだ/ゲガム・グリゴリアン(テノール) 
ニコライ・プチーリン(バリトン)
17.《マクベス》-踏みにじられた祖国よ/
シカゴ交響楽団&合唱団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
18.《トロヴァトーレ》-穏やかな夜/カーティア・リッチャレッリ(ソプラノ)
19.《2人のフォスカリ》-さいはての流刑地から…憎しみだけが/
ホセ・カレーラス、 ミエツィスラフ・アントニアク (テノール)
20.《ドン・カルロ》-喜びの日はついに来た/
ミラノ・スカラ座管弦楽団 指揮:ガブリエーレ・サンティーニ
録音:1957-98年

4765900 2枚組 \1350
The No.1ラフマニノフ・アルバム
CD1
1.ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18/ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 指揮:ベルナルト・ハイティンク
2.ヴォカリーズOp.34-18/ルネ・フレミング(ソプラノ)
イギリス室内管弦楽団 指揮:ジェフリー・テイト
3.前奏曲嬰ハ短調Op.3-2/ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
4.2台のピアノのための組曲第1番Op.5《幻想的絵画》-第4曲/
ヴラディーミル・アシュケナージ、アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
5.交響曲第2番ホ短調Op.27-第3楽章/
指揮:ワレリー・ゲルギエフ 
サンクトペテルブルク・キーロフ歌劇場管弦楽団
6.ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40-第2楽章/
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ) 
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 指揮:ベルナルト・ハイティンク
7.交響的舞曲Op.45-第1楽章/ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 
指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ
CD2
1.パガニーニの主題による狂詩曲Op.43/
ゾルターン・コチシュ(ピアノ) サンフランシスコ交響楽団 
指揮:エド・デ・ワールト
2.ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30-第1楽章/
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ) 
ロンドン交響楽団 指揮:アナトール・フィストラーリ
3.交響曲第3番イ短調-第2楽章/ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 
指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ
4.晩?Op.37-第5曲/ウラジーミル・マスタヴォイ(テノール) 
サンクトペテルブルク室内合唱団 指揮:ニコライ・コルニエフ
5.前奏曲ト短調Op.23-5/ラファエル・オロスコ(ピアノ)
6.ロマンス ヘ短調/ジュリアン・ロイド・ウエバー(チェロ) 
ジョン・レネハン(ピアノ)
7.クライスラー:愛の喜び/セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)
8.交響曲第1番ニ短調Op.13-第4楽章/
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ
録音:1963-97年

4765903 2枚組 \1350
The No.1プッチーニ・アルバム
CD1
1.《トゥーランドット》-誰も寝てはならぬ/
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
2.《トスカ》-歌に生き、恋に生き/キリ・テ・カナワ(ソプラノ) 
レオ・ヌッチ(バリトン)
3.《マノン・レスコー》-なんとすばらしい美人/
カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
4.《蝶々夫人》-可愛がってくださいね/
ミレッラ・フレーニ(ソプラノ) ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
5.《西部の娘》-ミニー、私は山の向こうの/シェリル・ミルネス(バリトン)
6.《蝶々夫人》-桜の小枝をゆさぶって/
ミレッラ・フレーニ(ソプラノ) クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
7.《ジャンニ・スキッキ》-フィレンツェは花咲く木のように/
ロベルト・アラーニャ(テノール)
8.《修道女アンジェリカ》-母もなしに/ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)
9.《マノン・レスコー》-君たちの中に、栗色か金色の髪を持ち/
ユッシ・ビョルリンク(テノール)
10.《トゥーランドット》-この宮殿の中で/
ジョーン・サザーランド(ソプラノ) ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
11.《ボエーム》-箱馬車にだって?…もう帰らないミミ/
ローランド・パネライ(バリトン) ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
12.《トスカ》-星は光りぬ/フランコ・コレッリ(テノール)
13.《つばめ》-ドレッタのすばらしい夢/レオナ・ミッチェル(ソプラノ)
14.《蝶々夫人》-ハミング・コーラス/
ウィーン国立歌劇場合唱団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
15.《トスカ》-妙なる調和/フランコ・コレッリ(テノール) 
アルフレード・マリオッティ(バリトン)
16.《ジャンニ・スキッキ》-私のお父さん/レオナ・ミッチェル(ソプラノ)
17.《トスカ》-警官3人…車1台…/ピエロ・デ・パルマ(テノール) 
レオ・ヌッチ(バリトン)
18.《ボエーム》-愛らしい乙女よ/ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール) 
ミレッラ・フレーニ(ソプラノ) ローランド・パネライ(バリトン)
CD2
1.《ボエーム》-冷たい手を/ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
2.同-私の名はミミ/ミレッラ・フレーニ(ソプラノ) 
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
3.《蝶々夫人》-ヤンキーは世界のいずこであろうと/
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール) ロバート・カーンズ(バリトン)
4.《蝶々夫人》-ある晴れた日に/ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)
5.《西部の娘》-やがて来る自由の日/ユッシ・ビョルリンク(テノール)
6.《ボエーム》-私が町を歩くと/エリザベス・ハーウッド(ソプラノ)
7.《マノン・レスコー》-間奏曲/ベルリン放送交響楽団 
指揮:リッカルド・リッカルド・シャイー
8.《トゥーランドット》-泣くな、リュー/
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)
9.同-氷のような姫君の心も/モンセラート・カバリエ(ソプラノ)
10.《西部の娘》-ひとこと言わせてくれ…あれから6ヶ月たった/
レナータ・テバルディ(ソプラノ) マリオ・デル・モナコ(テノール)
11.同-ソレダードでは/レナータ・テバルディ(ソプラノ)
コーネル・マックニール(バリトン)
12.《マノン・レスコー》-おお、私は一番きれいでしょう…
あなた、あなた、愛しい方/キリ・テ・カナワ(ソプラノ) 
ホセ・カレーラス(テノール)
13.同-華やかに着飾っても/キリ・テ・カナワ(ソプラノ)
14.同-ああ、傍に寄るな!/ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
15.同-ひとり寂しくすてられて/キリ・テ・カナワ(ソプラノ)
16.《蝶々夫人》-愛の家よ、さようなら/
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール) ロバート・カーンズ(バリトン) 
17.《トゥーランドット》-おきき下さい、王子様/
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)
18.《ボエーム》-楽しい朝のめざめも、さようなら/
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール) ミレッラ・フレーニ、
エリザベス・ハーウッド(ソプラノ) ローランド・パネライ(バリトン)
録音:1957-91年

4765907 2枚組 \1350
The No.1ヘンデル・アルバム
CD1
1.シバの女王の入場/アカデミー室内管弦楽団 
指揮:サー・ネヴィル・マリナー
2.そなたの赴くところ、何処にも/ケネス・マッケラー(テノール)
3.《水上の音楽》-組曲第1番へ長調&第2番ニ長調/
アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
4.歌劇《ロデリンダ》HWV.19-お前はどこにいるのか,わたしの愛しい人よ?/
バーナデット・グリーヴィ(アルト)
5.オルガン協奏曲第13番へ短調HWV.295/ピーター・ハーフォード(オルガン)
コンセルトへボウ室内管弦楽団 指揮:ジョシュア・リフキン
6.組曲第11番ニ短調-サラバンド/クリストファー・ホグウッド(チェンバロ)
7.歌劇《ベレニーチェ》HWV.38-序曲/アカデミー室内管弦楽団 
指揮:サー・ネヴィル・マリナー
8.《イェフタ》HWV.70-天使達よ、わが娘をやさしく運んでおくれ/
アンソニー・ロルフ=ジョンソン(テノール)
9.《マカベウスのユダ》HWV.63-見よ、勇者の帰還を/
ヘンデル・ソサィエティ管弦楽団&合唱団 
指揮:チャールズ・ファーンコーム
10.オンブラ・マイ・フ/ロンドン交響楽団 指揮:ジョージ・セ
11ジョージII世の戴冠式のための4つのアンセム-第1曲.《司祭ザドク》HWV.258
/ケンブリッジ・キングス・カレッジ聖歌隊 イギリス室内管弦楽団 
指揮:サー・デイヴィッド・ウィルコックス
CD2
1.《王宮の花火の音楽》組曲HWV.351/アカデミー室内管弦楽団 
指揮:サー・ネヴィル・マリナー
2.歌劇《サムソン》HWV.57-万軍の主よ、帰りたまえ/
キャサリン・フェリアー(アルト)
3.ハープ協奏曲変ロ短調Op.4-6/マリサ・ロブレス(ハープ) 
アカデミー室内管弦楽団 指揮:アイオナ・ブラウン
4.歌劇《サムソン》HWV.57-輝けるセラフィムたちを/
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
5.合奏協奏曲第6番Op.3-6/ロジャー・ロード、マイケル・ドブソン(オーボエ)
スタニスラフ・へラー(チェンバロ) アカデミー室内管弦楽団 
指揮:サー・ネヴィル・マリナー
6.《聖セシリアの祝日のためのオード》HWV.76-トランペットの音は力強く鳴り
響き/サー・ピーター・ピアーズ(テノール)
7.歌劇《リナルド》HWV.7-マーチ・アンド・バトル/
イギリス室内管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
8.《ロデリンダ》HWV.19-暴君よ、生きるのだ/
マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ)
9.オラトリオ《メサイア》HWV.56-4曲〔ひとりのみどりごが我々のために生ま
れた/私は知る、わたしを贖う者は生きておられる/ラッパが鳴りて/ハレル
ヤ・コーラス〕/エリー・アメリング(ソプラノ) グウィン・ハウエル(バス)
ジョン・ウィルブラハム(トランペット) アカデミー室内管弦楽団&合唱団 
指揮:サー・ネヴィル・マリナー
録音:1952-87年

4765891 2枚組 \1350
The No.1ワーグナー・アルバム
CD1
1.歌劇《リエンツィ》序曲
2.歌劇《さまよえるオランダ人》序曲
3.楽劇《トリスタンとイゾルデ》前奏曲
4.歌劇《タンホイザー》序曲
5.同-バッカナール
CD2
1.歌劇《ローエングリン》-第1幕前奏曲
2.ジークフリート牧歌
3.楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》-第1幕前奏曲&讃歌
4.舞台神聖祭典劇《パルジファル》-第1幕前奏曲
5.楽劇《神々のたそがれ》-ジークフリートの葬送行進曲
ウィーン楽友協会合唱団 ウィーン国立歌劇場合唱団 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団他 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
録音:1960-86年 ゾフィエンザール、ウィーン

4765894
The No.1シュトラウス・アルバム
CD1
1.J.シュトラウスII世:美しき青きドナウOp.314
2.同:ワルツ《春の声》Op.410
3.ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ《天体の音楽》Op.235
4.J.シュトラウスII世:ワルツ《ウィーンの森の物語》Op.325
5.同:仲良しのワルツOp.367
6.同:ワルツ《酒・女・歌》
7.同:ワルツ《千夜一夜物語》Op.346
8.同:ワルツ《シトロンの花咲くところ》Op.364
9.同:ワルツ《愛の歌》Op.114
CD2
1.J.シュトラウスII世:ワルツ《ウィーン気質》Op.354
2.同:ワルツ《ウィーンのボンボン》Op.307
3.同:ワルツ《芸術家の生活》Op.316
4.同:ワルツ《朝の新聞》Op.279
5.ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ《オーストリアの村つばめ》Op.114
6.J.シュトラウスII世:《南国のばら》Op.388
7.同:皇帝円舞曲Op.437
8.同:加速度円舞曲Op.234
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヴィリー・ボスコフスキー
録音:1957-76年 ゾフィエンザール、ウィーン

<EMI CLASSICS>
CZS-6949322 9枚組 \3450(予定)
パブロ・カザルス/コンプリート・EMI・レコーディングス
1926-1955(限定盤)
チェロの神様、カザルスのEMIからの全公式発売された録音のすべて
カザルスが監修したサルダーナの録音も収録
各CD紙ケース入り クラムシェルボックス 32Pブックレット
1876年12月29日、スペイン、カタロニア地方のエル・ベンドレルに生まれ、
1973年10月22日、プエルト・リコのサン・ファンで死去したパブロ・カザルス
は20世紀を代表するチェリスト、指揮者、音楽教育者、世界的セレブとして今
尚「神様」として尊敬を集めています。彼の20世紀前半を中心としてEMIに録
音、発売された全ての音源を集大成した9枚組のボックスです。
カザルスがチェロのメイン・レパートリーとして復興させたバッハの無伴奏組
曲、協奏曲、小品集、またピアノのコルトー、ヴァイオリンのティボーとのト
リオによる室内楽作品など世紀を代表する名録音が収められています。また今
回、カザルスが監修したカタロニア地方の舞曲「サルダーナ」作品(カザルス
自身や弟エンリケなどの作品)が「コブラ」バンドの演奏で収録されています。
CD1
バッハ:
1.無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007(1938年6月2日、パリ録音)
2.無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調BWV1008(1936年11月25日、ロンドン録音)
3.無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009(同上録音)
CD2
1.無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調BWV1010(1939年6月13-16日、パリ録音)
2.無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調BWV1011(1939年6月14、15日、パリ録音)
3.無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調BWV1012(1938年6月3日、パリ録音)
CD3
ベートーヴェン:
1.チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5-1(1939年6月19、20日、パリ録音)
2.チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5-2(1939年6月20、21日、パリ録音)
3.チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69(1930年3月6、7日、ロンドン録音)*
4.メヌエット ト長調WoO10-2(チェロとピアノ用の編曲)
(1930年3月7日、ロンドン録音)*
ミエチスラフ・ホルショフスキー(ピアノ)
*オットー:シュルホフ(ピアノ)
CD4
1.チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102-1(1936年11月26,27日、ロンドン録音)
2.チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102-2(1939年21、22日、パリ録音)
3.ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99
(1936年11月28日、ロンドン録音)
ミエチスラフ・ホルショフスキー(ピアノ)
CD5
1.ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ジョージ・セル指揮 (1937年4月28日、プラハ録音)
2.エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85
BBC交響楽団
エードリアン・ボールト指揮 (1945年10月14日、ロンドン録音)
3.ブルッフ:コル・ニドライOp.47
ロンドン交響楽団
ランドン・ロナルド指揮 (1936年11月27日、ロンドン録音)
CD6
1.ベートーヴェン:三重奏曲(ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための)第7番
変ロ長調Op.97「大公」(1928年11月18、19日、12月3日、ロンドン録音)
2.シューベルト:三重奏曲(ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための)変ロ長調
D898(1926年7月5,6日、ロンドン録音)
3.ベートーヴェン:
モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による
7つの変奏曲変ホ長調WoO46(1927年6月21日、ロンドン録音)
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
CD7
1.メンデルスゾーン:三重奏曲(ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための)第1番
ニ短調Op.49(1927年6月20、21日、ロンドン録音)
2.シューマン:三重奏曲(ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための)ニ短調Op.63
(1928年11月15、18日、12月3日、ロンドン録音)
3.ベートーヴェン:
ミュラーの「プラハの姉妹」の「私は仕立て屋カカドゥ」の
主題による10の変奏曲とフーガ(1926年7月6日、ロンドン録音)
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
CD8
1.ハイドン:三重奏曲(ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための)ト長調
HobXV25(Op.73-2)(1927年6月20日、ロンドン録音)
2.ブラームス:二重協奏曲(ヴァイオリンとチェロのための)イ短調Op.102
(1929年5月10、11日、バルセロナ録音)
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
バルセロナ・パウ・カザルス管弦楽団
アルフレッド・コルトー指揮
3.ボッケリーニ(グリュツマッハー編):チェロ協奏曲変ロ長調(1936年11月29日
ロンドン録音)
ロンドン交響楽団
ランドン・ロナルド指揮
4.ボッケリーニ:アダージョとアレグロ(ソナタ第6番イ長調より)(1929年6月
16、17日、バルセロナ録音)
ブラス・ネ(ピアノ)
CD9:アンコール集と「サルダーナ」集
1.タルティーニ:グラーヴェとエスプレッシーヴォ(協奏曲ニ長調より)(1929年
6月14日、バルセロナ録音)
2.ドヴォルザーク(グリュンフェルト編):わが母の教え給いし歌(1929年6月
19日、バルセロナ録音)
3.リムスキー=コルサコフ(ストリマー編):
くまん蜂の飛行(皇帝サルタンの物語より)(同上録音)
4.ハイドン(ピアッティ編):
テンポ・ディ・ミヌエット(ソナタ第1番ハ長調より)
(1929年6月21日、バルセロナ録音)
5.バッハ(シロティ編):アンダンテ(無伴奏チェロ・ソナタ第2番イ短調より)
(1929年6月19日、バルセロナ録音)
6.メンデルスゾーン:無言歌ニ長調Op.109(1929年6月17日、バルセロナ録音)
7.ヴィヴァルディ(シュトゥッチェウスキー編):
ラルゴ(協奏曲ニ短調Op.3-11より)
(1929年6月15日、バルセロナ録音)
8.ヴァレンティーニ(ピアッティ編):
ガヴォッテ(1929年6月21日、バルセロナ録音)
9.ラセルナ(カサド編):トナディーリャ(同上録音)
以上 ブラス・ネ(ピアノ)
10.バッハ(シロティ編):アリア(組曲第3番ニ長調より)(1930年3月5日、
ロンドン録音)
11.シューマン:トロイメライ(同上録音)
以上 オットー・シュルホフ(ピアノ)
サルダーナ集
12.カザルス:フェスティボーラ(1908)
エンリケ・カザルス:
13.エロイカ(1919)(兄パブロに捧ぐ)
14.タラゴーナ(1927)
15.リュニー(1918)
ガレタ:
16.ラ・ロサダ(1902)
17.インノミナーダ(1915)
18.セデラ:ダブテ(1948)
以上 コブラ「プリンシパル・デ・ヘロナ」
パブロ・カザルス指揮 (1955年6月、プラド録音)
以上 パブロ・カザルス(チェロ)
*注:「サルダーナ」はカタロニア地方の踊りで19世紀中ごろに現在の形になっ
た。輪になって踊られ、伴奏は「コブラ」と呼ばれるストリート・バンドによ
る。「コブラ」はパイプ、ベース、ショームなどのカタロニア地方の管楽器な
どにより編成される。


●CZS-2642292 6枚組 \1980
100ベスト・ウェディング
100ベスト・シリーズのウェディングに使用されるクラシック名曲登場
各ディスコごとに場面、状況に合わせて選曲されています。
マルチパック 8Pブックレット
CD1:セレモニーの前に(穏やかな音楽が、セレモニーの始まる前にゲストを幸
せなムードに引き込みます)
CD2:到着のヴォランタリー(ウェディングの参列者が入場する際の伴奏音楽、
ワーグナーの「結婚行進曲」など)
CD3:誓いと祈り(結婚式の厳粛さと幸せを表す盛り上げの音楽)
CD4:署名とレジスター(ゲストを式典の重要さに集中させる内省的な音楽)
CD5:聖餐(セレモニーの最もシリアスな場面にふさわしい宗教的音楽を中心に)
CD6:花嫁、花婿の出発(ハッピーなカップルの出発に演奏される喜びの音楽、
メンデルスゾーンの「結婚行進曲」など)
様々なタイプの式典、様々な宗教による式典に対応しうる名曲。教会での
ウェディング用にオーケストラに替えてオルガンを使ったアレンジも多数含む
全100曲
CD1:セレモニーの前に
1.バッハ-ロウスソーン編:G線上のアリア/ノエル・ロウスソーン(オルガン)
2.バッハ-マリナー編:羊は安らかに草を食み(カンタータ第208番)
アカデミー室内管弦楽団、ネヴィル・マリナー指揮
3.アルビノーニ-ジャゾット編:アダージョ ト短調(抜粋)
アカデミー室内管弦楽団、ネヴィル・マリナー指揮
4.バッハ:シンフォニア(カンタータBWV156)/デイヴィッド・ライヒェンベルク
(オーボエ)、タヴァナー・プレイヤーズ、アンドルー・パロット指揮
5.バッハ-アラン編:目覚めよ、と呼ぶ声ありBWV645
オーレ・エドワール・アントンセン(トランペット)、
ウェイン・マーシャル(オルガン)
6.バッハ:アリア ヘ長調(クープランより)BWV587
ピーター・ハーフォード(オルガン)
7.ヘンデル-バイフィールド編:ラルゴ(セルセ)
レジナルド・キルビーと彼のストリングスとオルガン
8.ドビュッシー-レニエ編:アラベスク第1番/マーカス・クリンコ(ハープ)
9.モーツァルト:クラリネット五重奏曲K491-第2楽章:ラルゲット
10.クレープス:イエスはわが喜び/モーリス・アンドレ(トランペット)、
ヘドヴィッヒ・ビルグラム(オルガン)
11.サン=サーンス:白鳥(動物の謝肉祭)/ナッシュ・アンサンブル
12.サルベン=ボール-トマス編:アリソン・バルサム(トランペット)、
クェンティン・トマス(オルガン)
13.ショスタコーヴィチ:ロマンス(馬あぶ)/タスミン・リトル(ヴァイオリン)、
ピアース・レイン(ピアノ)
14.ラフマニノフ:ヴォカリーズ/トルルス・モルク(チェロ)、
ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)
15.スカルラッティ:オーボエ協奏曲ニ短調-第2楽章:
アダージョ・エ・カンタービレ
クリストフ・ハルトマン(オーボエ)、アンサンブル・ベルリン
16.ヴォーン・ウィリアムズ-グリーヴズ編:「グリーンスリーヴズ」幻想曲
シンフォニア・オブ・ロンドン、ジョン・バルビローリ指揮
CD2:到着のヴォランタリー
1.クラーク:トランペット・ヴォランタリー
アンドレ(トランペット)、ジェイン・パーカー=スミス(オルガン)
2.ワーグナー-バイコ編:結婚の合唱(結婚行進曲-ローエングリン)
フレデリク・バイコ(オルガン)
3.マルティーニ-アラン編:トッカータ/アントンセン(トランペット)、
マーシャル(オルガン)
4.ノルウェー民謡-アントンセン、マーシャル編:ノルトメーレの結婚行進曲
アントンセン(トランペット)、マーシャル(オルガン)
5.パーセル-レイ編:
2つのトランペット曲とエール/イアン・トレイシー(オルガン)
6.グリーグ:
トロルドハウゲンの結婚の日/レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
7.ヘンデル-トレイシー編:
「水上の音楽」組曲第2番ニ長調:アラ・ホーンパイプ
トレイシー(オルガン)
8.スタンリー:トランペット・チューン/アンドレ(トランペット)、
パーカー=スミス(オルガン)
9.ヴィヴァルディ:グローリア-グローリア・イン・エクセルシス・デオ
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団、
アカデミー・オブ・エンシャント・ミュージック
スティーヴン・クローベリー指揮
10.シャルパンティエ:テ・デウム-プレリュード/アカデミー室内O、
デイヴィッド・ウィルコックス指揮
11.ヘンデル:シバの女王の到着(ソロモン)/ボーンマス・シンフォニエッタ、
ケネス・モンゴメリー指揮
12.テレマン-グレーべ編:トランペット協奏曲ニ長調-第4楽章:アレグロ
アンドレ(トランペット)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
13.パーセル:行け、汝ら芸術の子ら-シンフォニー/アーリー・ミュージック・
コンソート・オブ・ロンドン、デイヴィッド・マンロウ指揮
14.パッヘルベル:カノン ニ長調/タヴァナー・プレイヤーズ、パロット指揮
15.ヴェルディ-ロウスソーン編:大行進曲(アイーダ)/ロウスソーン(オルガン)
16.ヘンデル:王宮の花火の音楽-Rejouissance
メニューイン・フェスティヴァル管弦楽団、ユーディ・メニューイン指揮
17.A.ガブリエーリ-スティーヴンス編:4声のリチェルカーレ
ブラス・アンサンブル、デニス・スティーヴンス指揮
18.ヴィヴァルディ:四季:「春」-第1楽章:
アレグロ/メニューイン(ヴァイオリン)
カメラータ・リシィ・グスタート、アルベルト・リシィ指揮 他
19.ヘンデル:トランペットと弦楽合奏のための組曲ニ長調-行進曲
アンドレ(トランペット)、ヴュルテンブルク室内管弦楽団、
イェルク・フェーバー指揮
20.ヘンデル-ロウスソーン編:ハレルヤ・コーラス(メサイア)
ロウスソーン(オルガン)
CD3:誓いと祈り
1.ヘンデル:輝けるセラムたちを(サムソン)/パメラ・コバーン(ソプラノ)、
ジョン・ディキンソン(トランペット)、ハレ合唱団、管弦楽団、
オウェイン・オーウェル・ヒューズ指揮
2.ゲール民謡-ラッター編:Morning has broken
ケンブリッジ・キングズ・カレッジCho、クローベリー指揮
3.シューベルト:アヴェ・マリア/バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)、
エリク・リンドクィスト(オルガン)、ストックホルム室内管弦楽団
エリク・エリクソン指揮
4.ラッター:A Gaelic Blessing/アルフィ・ボー(テナー)、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニアー管弦楽団、
ジョン・オウエン・エドワーズ指揮
5.パリー-サルベン=ボール編:
イェルサレム/ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
フィリップ・レッジャー(オルガン)
6.モーツァルト:
アレルヤ(踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ)/ルチア・ポップ(ソプラノ)
イギリス室内O、ゲオルク・フィッシャー指揮
7.マロット:
The Lord's Prayer/チャールズ・クレイグ(テナー)、合唱、管弦楽団
マイケル・コリンズ指揮
8.バッハ-グノー:アヴェ・マリア/ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
レッジャー(オルガン)
9.ヒューズ:Guide me, O thou great redeemer
リヴァプール・カセドラル合唱団、ブラス・アンサンブル 他
トレイシー指揮
10.メンデルスゾーン:O for the wings of a dove!
エリザベス・アサートン(ソプラノ)、トマス・トロッター(オルガン)
バーミンガム市交響楽団合唱団、サイモン・ホルシー指揮
11.ヴォーン・ウィリアムズ:使命(5つの神秘的な歌)
ジョン・シャーリー=クァーク(バリトン)、イギリス室内O、
デイヴィッド・ウィルコックス指揮
12.ダルデロ:Because/クレイグ(テナー)、マイケル・コリンズと彼の管弦楽団
13.マッコール:The First Time Ever I Saw Your Face
ナターシャ・マーシュ(ソプラノ)、ロンドン交響楽団、
フランソワ=クサヴィエ・ロス指揮
14.ロイド・ウェッバー-レネハン編:Unexpected Song
マイケル・ボール(ヴォーカル)、ジュリアン・ロイド・ウェッバー(チェロ)、
ジョン・レネハン(ピアノ)
15.ドリーブ:花の二重唱(ラクメ)/ナタリー・デセイ(ソプラノ)、
デルフィーヌ・アイダン(メゾ・ソプラノ)、
トゥールーズ・カピトル国立管弦楽団
ミシェル・プラッソン指揮
16.トラッド-イングマン編:アメイジング・グレイス/ボー(テナー)、
クラウチ・エンド・フェスティヴァル合唱団
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニアーO、エドワーズ指揮
17.ヴォーン・ウィリアムズ:
アンティフォナ/ケンブリッジ・キングズ・カレッジCho
イギリス室内O、ウィルコックス指揮
CD4:署名とレジスター
1.バッハ-サルベン=ボール編:主よ、人の望みの喜びよ
レオン・グーセンス(オーボエ)、テンプル・チャーチ合唱団、
ジョージ・サルベン=ボール指揮
2.トラッド:The Lord's My Shepherd/トマス・バラード(バリトン)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジCho、クローベリー指揮
3.バッハ:最愛のイエス、われらここにあり/ピーター・ハーフォード(オルガン)
4.ベールマン:ノートル・ダムのピエール/バイコ(オルガン)
5.タリス:
もし汝われを愛せば/ケンブリッジ・キングズ・カレッジCho.レッジャー指揮
6.バッハ:甘き喜びのうちに/レッジャー(オルガン)
7.フォーレ:ラシーヌの賛歌/ウィンチェスター・カセドラル合唱団
デイヴィッド・ヒル指揮
8.リスト:愛の夢第3番/クン・ウー・パイク(ピアノ)
9.ウォルフォード・デイヴィース-R.E.C.デイヴィース編:厳粛なメロディ
バリー・ローズ(オルガン)、RAFセントラル・バンド、R.E.C.デイヴィース指揮
10.エルガー:ニムロド(「エニグマ」変奏曲)/ロンドンSO、ボールト指揮
11.タヴナー:子羊/ケンブリッジ・キングズ・カレッジCho,クローベリー指揮
12.エルガー:愛のあいさつ/ノーザン・シンフォニア・オブ・イングランド、
ヒコックス指揮
13.バーゴン:Nunc dimittis/ポール・マイルズ=キングストン(トレブル)
クリスピン・スティール=パーキンス(トランペット)、
マーティン・ニアリー(オルガン)
14.マスネ:瞑想曲(タイス)/キョン=ファ・チョン(ヴァイオリン)、
イタマル・ゴラン(ピアノ)
15.シューベルト:詩篇23番D706/ケンブリッジ・キングズ・カレッジCho、
レッジャー指揮
16.ヘンデル:Thine be the Glory(ユダス・マカベウス)
リヴァプール・カセドラル合唱団、ブラス・アンサンブル 他
トレイシー指揮
CD5:聖餐
1.フランク-シャラン編:
天使の糧/ヘンドリックス(ソプラノ)、ストックホルム室内O
エリクソン指揮
2.モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプスK618/スウェーデン放送合唱団
ストックホルム室内合唱団、ベルリン・フィルハーモニーO、
リッカルド・ムーティ指揮
3.サン=サーンス:婚礼祝福Op.9/マーシャル(オルガン)
4.グノー-マッカーシー:O Divine Redeemer/ジューン・ブロンヒル(ソプラノ)
ブライアン・スタンボロ(オルガン)
5.バード:
アヴェ・ヴェルム・コルプス/ダウンサイド・アビー修道士、少年合唱団
6.モーツァルト:Laudate Dominum(証聖者の荘厳な晩課K339)
リン・ドウソン(ソプラノ)、ケンブリッジ・キングズカレッジCho
スティーヴン・レイトン(オルガン)、
ケンブリッジ・クラシカル・プレイヤーズ
クローベリー指揮
7.ヴェルディ:聖母マリアへの賛歌(4つの聖歌)/フィルハーモニア合唱団
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
8.シューベルト:Heilig, heilig, heilig(ドイツ語ミサ曲D872)
バイエルン放送合唱団、交響楽団、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮
9.エルガー:
アヴェ・ヴェルム・コルプスOp.2-1/ワーチェスター・カセドラル合唱団
ハリー・ブランマ(オルガン)、クリストファー・ロビンソン指揮
10.グノー:サンクトゥス(聖チェチリア・ミサ)/ローレンス・デイル(テナー)
ジョルジュ・プレートル指揮
11.ジェンキンス:アヴェ・ヴェルム・コルプス/ボー(テナー)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニーO、エドワーズ指揮
12.ロイド・ウェッバー:
ピエ・イエズ(レクイエム)/ジェイン・ギルクリスト(ソプラノ)
ファーガス・サールウェル(ボーイ・ソプラノ)、サイモン・ギブソン(オルガン)
スロヴァキア放送交響楽団、カーク・トレヴァー指揮
13.メシアン:おお聖餐/ロンドン・ヴォイセズ、テリー・エドワーズ指揮
14.ブラームス:Wie lieblich sind deine Wohnungen(ドイツ・レクイエムOp.45)
BBC交響楽団合唱団、ロンドン・フィルハーモニー合唱団、管弦楽団
クラウス・テンシュテット指揮
15.マスカーニ:Salve, O Maria/ヘンドリックス(ソプラノ)
ストックホルム室内O、エリクソン指揮
16.ジェンキンス:ベネディクトゥス(The Armed Man: A Mass for Peace)
グレート・ブリテン国立ユース合唱団、ガイ・ジョンストン(チェロ)
ロンドン・フィルハーモニーO、ジェンキンス指揮
CD6:花嫁、花婿の出発
1.メンデルスゾーン:結婚行進曲(真夏の夜の夢)/ロウスソーン(オルガン)
2.ヴィドール:トッカータ/マーシャル(オルガン)
3.カーク=エラート:Now thank we all our God/レッジャー(オルガン)
4.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV1047-第3楽章
アンドレ(トランペット)、ケネス・スミス(フルート)、ゴ
ードン・ハント(オーボエ)
クリストファー・ウォーレン=グリーン(ヴァイオリン)、フィルハーモニアO、
ムーティ指揮
5.ムューレ:Carillon-sortie ニ長調/マーシャル(オルガン)
6.ヘンデル:トランペットと弦楽合奏のための組曲ニ長調-序曲/アンドレ
(トランペット)、ヴュルテンブルク室内O、フェーバー指揮
7.M.-A.シャルパンティエ:凱旋行進曲/コンソルティウム・ムジクム
フリッツ・レーハン指揮
8.エルガー:「威風堂々」行進曲第1番Op.39/ロウスソーン(オルガン)
9.ボンネ:Etude de Concert/ニコラス・カイナストン(オルガン)
10.バッハ:わが信仰厚き心よ(カンタータ第68番)/アンドレ(トランペット)
パーカー=スミス(オルガン)
11.ヴィヴァルディ:2つのトランペットのための協奏曲ハ長調-第1楽章
アンドレ(トランペット)、ベルナール・スーストロ(トランペット)
アカデミー室内管弦楽団、ネヴィル・マリナー指揮
12.ヴィドール:教皇の行進曲/カイナストン(オルガン)
13.バッハ:ガヴォットとロンドー(ヴァイオリン・パルティータ ホ長調)
アンドレ(トランペット)、パーカー=スミス(オルガン)
14.バッハ:ブーレエ(チェロ組曲第4番)/アンドレ(トランペット)
パーカー=スミス(オルガン)
15.ジグー:大合奏のディアローグ/マーシャル(オルガン)


<VIRGIN CLASSICS>
VBS-2672872 6枚組 \1980
100ベスト・アダージョ・ヴォイス
こころ休まるアダージョな歌声100曲
(マルチパック 8Pブックレット

VCS-2672912 2枚組 \1980
アット・カーネギー・ホール-ニュー・ヨーク・リサイタル08年12月3日
CD1
1.バッハ:パルティータ第2番ハ短調BWV826
2.シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化芝居Op.26
CD2
1.ヤナーチェク:霧の中で
2.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
3.バルトーク:3つのハンガリー民謡Sz35a/BB45b(1907)
ピョートル・アンデルジェフスキ(ピアノ)
録音:スターン・オーディトリアム/ペレルマン・ステージ、
カーネギー・ホール、ニュー・ヨーク市、 2008年12月3日
類いまれなコンサート体験としてメディアを震撼させたカーネギーでのリサイタ
ル・ライブの待望の登場です。
ディアベリ変奏曲の発売(2000年)から10年、バッハ、モーツァルト、ベートー
ヴェン、ショパン、シマノフスキ、ヴェーベルンなど全ての録音が大きな話題と
なり、世界屈指のピアニストしての存在を確立してきたアンデルジェフスキ。
08年12月に伝説的なカーネギー・ホールでのリサイタルであらためてその存在感
をしめしました。その後まもなくシカゴでもリサイタルを敢行、こちらも絶賛さ
れています。

VC-2672920 \1980
アストル・ピアソラ:
1.五重奏のためのコンサート(ピアノ五重奏のための)
2.ブエノス・アイレスの四季(ピアノ三重奏のための)
3.フーガと神秘(ピアノ五重奏のための)
4.天使の組曲(弦楽四重奏のための)
(すべてエカールト・ルンゲとジャック・アモンによる編曲)
アルテミス四重奏団 
(ナタリア・プリシェペンコ、グレゴール・ジーグル/
ハイメ・ミュラー-ヴァイオリン、フリーデマン・ヴァイグル/
フォルカー・ヤコブセン-ヴィオラ、エカールト・ルンゲ-チェロ)
ジャック・アモン(ピアノ)
ベルリンとブエノス・アイレスが出会った!!チェロのルンゲとピアニスト、アモ
ンとの10年来のコラボをきっかけに結実したピアソラ作品集。
タンゴ音楽はポピュラー音楽として認知されているものの、ピアソラ自身の作曲
の師はナディア・ブーランジェであり、ジャズのジェリー・マリガン、ゲイリー
・バートン、イタリアの歌手、ミルヴァとのコラボと同時に、アッカルド、ロス
トロポーヴィチ、クロノスQなどのクラシック・アーティストとのコラボ活動を
続けていた。作品には管弦楽、オペラやオラトリオも含まれている。
そんなピアソラ音楽との出会いがチェロ担当のルンゲをインスパイアし、タンゴ
音楽が弦楽四重奏、ピアノ三重奏やピアノ五重奏の作品に新しい生命を吹き込む
可能性を追求させた果実として本プロジェクトが完成しました。

<deutsche harmonia mundi>
8869728117-2 \1780
J.S.バッハ:2台・3台のチェンバロのための協奏曲集(BWV.1060-1064)
ライナー・オスター, アレクサンドラ・コドレアヌ,
ヨン・ラウクヴィク(cemb)
アンサンブル・パルランド (オリジナル楽器使用)
Arte Novaから発売されたバッハ/オルガン作品集など以来、DHMでのCPE・バッ
ハのオルガン協奏曲などで、ヨーロッパで非常に評価の高い演奏のライナー・
オスターが、すべての当時の楽譜を読み直し、現代に問いかけます。
ライナー・オスターは、彼の師であるヨン・ルクヴィクと、弟子のアレクサン
ドラ・コドレアヌを起用しての録音にのぞんでいます。
【録音】 2005年2月10-12日 ザールブリュッケン
※2008年5月発売予定から発売延期になっておりましたので、今回再受注とさせ
ていただきます。



<RCA Red Seal>
8869747250-2 \1450
ANDRE PREVIN(アンドレ・プレヴィン)
『80th Birthday Celebration』
収録予定曲目
1.「すずめばち」序曲(ヴォーン・ウィリアムズ)
2.ギター協奏曲(プレヴィン) [世界初CD化]
3.映画「黙示録の四騎士」-テーマ
4.バイ、バイ、ブラックバード(ヘンダーソン)
5.マック・ザ・ナイフ(ヴァイル)
6.ビルバオ・ソング(ヴァイル)
7.ア・フォギー・デイ(ガーシュウィン)
8.映画「地下街の住人」より (プレヴィン)
9.ヴォカリーズ(プレヴィン)
[演奏]
1.アンドレ・プレヴィン(指揮)ロンドン交響楽団
2.ジョン・ウィリアムズ(ギター)、
アンドレ・プレヴィン(指揮)ロンドン交響楽団
3.イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)、
アンドレ・プレヴィン(指揮)ピッツバーグ交響楽団
4.アンドレ・プレヴィン(ピアノ)、ハーブ・エリス(ギター)、
レイ・ブラウン(ベース)、シェリー・マン(ドラムス)
5.&6.J.J.ジョンソン(トロンボーン)、レッド・ミッチェル(ベース)、
フランク・カップ(ドラムス)、アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
7.レッド・ミッチェル(ベース)、フランク・カップ(ドラムス)、
アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
8.テレンス・ブランチャード(トランペット)、
ジョー・ヘンダーソン(テナー・サクソフォン)、
ケニー・カークランド(ピアノ)、 レジナルド・ヴィール(ベース)、
カール・アレン(ドラムス)、J.A.C.レッドフォード指揮のオーケストラ
9.シルヴィア・マクネーア(ソプラノ)、ヨーヨー・マ(チェロ)、
アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
[1=RCA音源、2-9=コロンビア/ソニー・クラシカル音源]
作曲・指揮・ピアノと、音楽のジャンルを問わずボーダーレスな活躍を続ける
マルチ・ミュージシャン、アンドレ・プレヴィンのエッセンスを1枚に凝縮!
当アルバムは、ニューヨーク・カーネギー・ホールで行われる3回の80歳記念
コンサートに合わせて発売されるもので、プレヴィンの多彩な顔を1枚に詰め
込み、そのエッセンスを手軽に味わうことのできるスペシャル・コンピレー
ション。
ジョン・ウィリアムズとの共演によるプレヴィンの「ギター協奏曲」は世界初
CD化。


<SONY CLASSICAL>
8869743505-2 \1780
1. ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
2. ピアノ協奏曲第7番ヘ長調K.242
(2台ピアノ版・オリジナルは3台ピアノ用/モーツァルト編)
3. ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414
レオン・フライシャー(ピアノ、指揮)
シュトゥットガルト室内管弦楽団
キャサリン・ジェイコブソン・フライシャー(ピアノ(2))
録音:2008年 ルール・ピアノ音楽祭(ドイツ)におけるライヴ
10代から演奏活動を繰り広げ、将来を嘱望されながら、演奏家として絶頂期に
あった30代で難病により右手が使えなくなり、以後は左手のみの演奏および指
揮、教育活動に専念していたフライシャー。彼は治療の甲斐あって2004年には
両手での録音ができるまでに回復しました。そして、ついに古巣ソニー・クラ
シカルから復帰作を発表することになりました。
その第一弾として選ばれたのは、モーツァルトの協奏曲。幾多の困難を乗り越
えてきたこの巨匠が、慈しむように美しいモーツァルトを奏でています。奥様
であるキャサリン・ジェイコブソンとの2台ピアノ協奏曲での息の合ったコンビ
ネーションも聴きものです。

8869745369-2 12枚組 \7950
マーラー:交響曲全集
レナード・バーンスタイン
ニューヨーク・フィルハーモニック(第2番はニューヨーク・フィルを収録)
ロンドン交響楽団&合唱団(第8番)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(大地の歌)
昨2008年、生誕90年を迎えた20世紀の大指揮者レナード・バーンスタインが
CBS時代に録音した世界初のマーラー交響曲全集が、新リマスターによる12枚
組のボックスセットとしてリリース!
ディスク2には、1967年のオーディオ・ドキュメンタリー「Gustav Mahler
Remembered;:Reminiscences by Mahler’s Associates and by Musicians
Who Played Under His Baton(narrated by William Malloch)が、初CD化で収
録されています。

8869741729-2 2枚組 \2200
The Essential Glenn Gould
-CD1-J.S.バッハ編
(1)-(8)ゴールドベルク変奏曲BWV988(1955年録音)よりアリア/第1-第7変奏
(9)パルティータ(フランス風序曲)ロ短調BWV831
(10)(11)平均律クラヴィーア曲集第1巻より 前奏曲とフーガ第1番ハ長調BWV846
(12)(13)同 前奏曲とフーガ第9番ホ長調BWV854
(14)(15)(16)イタリア協奏曲ヘ長調BWV971(1959年録音)
(17)パルティータ第6番ホ短調BWV830より第1曲トッカータ
(18)イギリス組曲第1番イ長調BWV806より第7曲サラバンド
(19)イギリス組曲第5番ホ短調BWV810より第7曲ジーグ
(20)イギリス組曲第3番ト短調BWV808より第1曲プレリュード
(21)トッカータホ短調BWV914
(22)インヴェンション第1番ハ長調BWV772
(23)シンフォニア第1番ハ長調BWV787
(24)インヴェンション第11番ト短調BWV782
(25)シンフォニア第11番ト短調BWV797
(26)ゴールドベルク変奏曲BWV988(1981年録音)よりアリア・ダ・カーポ
-CD2-その他の作曲家編
(1)スカルラッティ:ソナタト長調K.13
(2)ギボンズ:“ソールズベリー卿”のパヴァーヌとガヤルド
(3)ワーグナー/グールド編:
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕への前奏曲
(4)ブラームス:4つのバラード作品10より第4番ロ長調
(5)ベートーヴェン/リスト編:交響曲第5番ハ短調「運命」より第1楽章
(6)シベリウス:キュッリッキ作品41より第2曲アンダンティーノ
(7)-(22)ビゼー:半音階的変奏曲
(23)-(25)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第15番ハ長調K.545
(26)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2番イ長調作品2-2より 第4楽章ロンド
(27)スクリャービン:2つの小品作品57より第2曲「舞い踊る愛撫」
(28)R.シュトラウス:
ピアノ・ソナタロ短調作品5より第2楽章アンダンテ・カンタービレ
(29)ハイドン:ピアノ・ソナタ第49番変ホ長調Hob.XVI-49より第3楽章
グレン・グールド(ピアノ)
死して今もなお話題を提供し続けるピアニスト、グレン・グールド。その盤歴
は27年におよぶ(1955年-1982年)が、その膨大なレコーディングのすべてが輝き
をもって今も多くの聴き手をひきつけてやみません。そんなグレン・グールド
の芸術のエッセンスを2枚のCDにまとめた「エッセンシャル」がついに登場。
ディスク1はグールドが愛して止まなかったJ.S.バッハの作品をまとめたもの、
そしてディスク2はモーツァルトやベートーヴェンから、それほどメジャーでは
ないものの、グールドが愛したビゼーやシベリウスなどの作品をまとめており、
この2枚でグレン・グールドの多方面の芸術を堪能できるつくりになっています。

8869741940-2 2枚組 \2200
The Essential Vladimir Horowitz
-CD1-
(1)ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調作品53「英雄ポロネーズ」
(2)シューマン:「子供の情景」作品15より第7曲「トロイメライ」
(3)モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付き」より「トルコ行進曲」
(4)ドビュッシー:「子供の領分」より第3曲「人形へのセレナード」
(5)リスト:ハンガリー狂詩曲第15番イ短調「ラコッツィ行進曲」
(6)ビゼー/ホロヴィッツ編:カルメン変奏曲
(7)メンデルスゾーン:無言歌第5巻作品62より第6番イ長調「春の歌」
(8)リスト:4つの忘れられたワルツより第1番
(9)サン=サーンス/リスト編:死の舞踏
(10)モシュコフスキ:8つの性格的小品作品36より第6曲「火花」
(11)ラフマニノフ:10の前奏曲作品23より第5曲ト短調
(12)リスト:コンソレーション第3番変ニ長調
(13)-(14)クレメンティ:ピアノ・ソナタイ長調作品36-1
(15)メンデルスゾーン:スケルツォ・ア・カプリッチョ 嬰ヘ短調
(16)モシュコフスキ:15の巨匠的練習曲作品72より第11番変イ長調
(17)J.P.スーザ:星条旗よ永遠なれ
-CD2-
(1)ショパン:バラード第1番ト短調作品23
(2)マズルカ第4番ロ短調作品33
(3)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」より第2楽章
(4)シューマン:「子供の情景」作品15より第1曲「見知らぬ国と人々について」
(5)リスト:コンソレーション第2番ホ長調
(6)スカルラッティ:ソナタニ長調K.491(L164)
(7)スクリャービン;3つの小品作品2より第1曲「練習曲嬰ハ短調」
(8)ショパン;前奏曲第15番変ニ長調作品28-15「雨だれ」
(9)ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調作品27-2「月光」より第1楽章
(10)シューマン:アラベスクハ長調作品18
(11)スカルラッティ:ソナタト長調K.146(L349)
(12)ショパン:夜想曲第1番ホ短調作品72
(13)スクリャービン:12の練習曲作品8より第12番嬰ニ短調
(14)ワーグナー/リスト編:イゾルデの愛の死
(15)ショパン:練習曲第5番変ト長調作品10-5「黒鍵」
ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
20世紀最大のヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして名高いウラディミール・ホ
ロヴィッツが、ソニー・クラシカルとRCAレッドシールに遺した多くの名演奏を、
2枚のCDにコンパイルしたエッセンシャル・シリーズ最新作。1945年(42歳)の頃
の勇壮な演奏から、最晩年(1989年、86歳)の深遠な演奏まで、稀代のこのピア
ニストのあらゆる側面を楽しむことのできるセットです。

<NAXOS> 各1枚 \1000
ジョーンズ :
テューバと管弦楽のための協奏曲(2005)
交響曲第3番「パロ・デュロ・キャニオン」(1992)
演奏:クリストファー・オルカ
(テューバ)/シアトル交響楽団/ジェラード・シュワルツ(指揮)
「素晴らしき想像力と鋭敏な感性を備えた音楽家、かつ高度な職人芸、彼の作
品はアメリカのレパートリーの核心であるべきです。」と指揮者シュワルツに
絶賛されたジョーンズ(1935-)。交響曲第3番は彼自身によると、「深い峡谷を
覗き込んだ時の目がくらくらするような魔法の瞬間を捉えたかった」とのこと。
パオ・デュロ・キャニオンは「テキサスのグランド・キャニオン」と呼ばれる
名勝地。確かに野性的で魅惑的な音楽です。テューバ協奏曲はソリスト、シア
トル響首席テューバ奏者オルカのために作曲されたもので、オルカ自身もこの
曲を大変気に入っていて、凄まじいばかりの熱演を披露してくれています。

8.572109
パッセージ-吹奏楽のための音楽
シュワントナー(1943-):反動(2004)
グレイ(1949-):パッセージ(2005)
バセット (1923-):キルスティンのための子守歌(1985)
トゥリン (1947-):ノアのための子守歌(2007)
ジヴコヴィッチ (1962-):地球の中心からのおとぎ話(2007)
演奏:ヨゼフ・アレッシ(トロンボーン)/ベンジャミン・トス(パーカッション)
ハート・スクール・ウィンド・アンサンブル
グレン・アドシット(指揮)
ハート・スクール・ウィンド・アンサンブルはその卓越した技術と革新的なプ
ログラミングで、現在最も注目を浴びている団体の一つです。今までに11の作
品の世界初演を行い、その作曲者はシュワントナー、コルグラス、タワー、ブ
ライト・シェン、他錚々たる顔ぶれです。共演したソリストもトロンボーンの
J.アレッシ、ユーフォニアムのJ.ジャクソンをはじめとした現代最高の奏者た
ちばかり。今回のアルバムでも、アレッシが驚くほどの名技を披露しています。
トスのパーカッションも涙が出るほどスゴイ。吹奏楽ファン垂涎の 1枚、ここ
に登場です。

8.572166
ウィルビー:息もつけないハレルヤ他
1.息もつけないハレルヤ(2008)
2.パガニーニ変奏曲 (1991)
3.邪悪なソネット第4番「もし神が私たちを生き残らせるなら彼の王国は来るで
しょうか?」
4-5.シラノ(兵士と詩/パナシェ)
6.ブロンテ・ミサ「メモリー」(断章)(2007)
7.アメイジング・グレイス:交響的変奏(2006)
8-11.ユーフォニアム協奏曲(1995)
演奏:フィリップ・ゴールト(バリトン)…2.4.5/フィリップ・ウィルビー(オル
ガン)…1.2.4.5/ヨーゼフ・クック(テューバ)…3/デイヴィッド・ソーントン
(ユーフォニアム)…6/ブラック・ダイク・バンド
ニコラス・チャイルズ(指揮)
2008年リリースのシンフォニック・ブラスが大好評!(これは演奏も選曲もどち
らも秀逸でした)。で、今回のブラック・ダイク・バンドはウィルビー(1949-)
の作品集で勝負です。近年のブラスバンドの発展に大きく寄与しているウィル
ビーですが、実はあまり作品がCD化されていません。こうしてまとめて聴ける
だけでも素晴らしいのに、演奏はブラック・ダイク。「パガニーニ変奏曲が聴
けるだけでも嬉しいです!」(あるウィルビー好きの声)。さあ。これ以上何を
求めましょうか?

8.572240
エンマ・ジョンソンの肖像-クラリネットとピアノのための音楽集
1-5.ダンクワース(1927-):エンマのための組曲
6-7.バーンスタイン(1918-1990):クラリネット・ソナタ
8-10.コープランド(1900-1990):クラリネットとピアノのためのソナタ
11.コープランド(1900-1990):夜想曲(クラリネットとピアノ版)
12.ダンクワース(1927-):ジャニーの写真
演奏:エンマ・ジョンソン
(クラリネット)/ジョン・レネハン(ピアノ)
9歳からクラリネットをはじめ、18歳でBBCのヤング・ミュージシャン・コンテ
ストで優勝。引き続きヨーロッパ・ヤング・ミュージシャン・コンテストでも
入賞し一躍世界的な脚光を浴びたエンマ・ジョンソン。以来彼女は世界でも有
数のソリスト、室内楽奏者として大活躍しています。40曲を超える協奏曲を含
むレパートリーを持ち(彼女のために書かれた作品も多い)、驚くほど豊かな表
現力は人の声を凌駕するとまで言われます。このアルバムではそんな彼女の演
奏をたっぷりと味わってください。イギリスのジャズ・プレイヤー&映画音楽
作曲家、ダンクワースが彼女のために書いた組曲など魅力たっぷりです。

8.559373-74 2枚組
エイブラハム・リンカーンの肖像
CD1:
1.アイヴズ(1874-1954):リンカーン、偉大なる議員よ
2.パーシケッティ(1915-1987):リンカーンのあいさつ
3.ハリス(1898-1979):真夜中のリンカーンの歩み
4-15.ベーコン(1898-1990):フォード劇場-復活祭週間の一瞥
CD2:
1.グールド(1913-1996):リンカーンの伝説
2-6.マッケイ(1899-1970):解放者に(リンカーンへの賛辞)
7.テュロク(1929-):
アメリカの歌による変奏曲「リンカーンとリバティーの様相」
8.コープランド(1900-1990):リンカーンの肖像
演奏:バリー・スコット(ナレーション)…CD1-2.CD2-8
シャロン・メイブリー(メゾ・ソプラノ )…CD1-3
メアリー・キャスリン・ヴァン・オズレイル(ヴァイオリン)…CD1-3
アンソニー・ラマルキーナ(チェロ)…CD1-3
ロジャー・ウィスメイヤー(ピアノ)…CD1-3
ナッシュヴィル交響楽団&合唱団…CD1-2.CD2-2-6
レナード・スラットキン(指揮)
2009年は「偉大な解放者」エイブラハム・リンカーンの生誕200年にあたります。
第16代大統領リンカーンの存在は文学、芸術、音楽の分野において多くの名作
を励起させたことでも知られていて、それは彼の理想に基づくものであったり、
彼によって霊感を受けた詩人の言葉を使ったものであったりと多岐に渡るもの
です。このアルバムはスラットキンとナッシュビル交響楽団という最良の表現
者を得て、輝かしい功績を存分に讃えたものとなっています。新しい指導者を
得たアメリカにふさわしき「マイルストーン」と言えるでしょう。

8.570555
ヤナーチェク :オペラからの管弦楽組曲集第1集
1-6.歌劇「イェヌーファ」より組曲(P.ブレイナー編 )-夜はすでに更けて/全て
は結婚し-全てのカップルは問題を克服するだろう/あなたは悲しくないの?
イェヌーファ/遠くて広い/あなたの良き日を神は祝福し/みんな行ってしまった
-あなたも行きなさい)/7-11.歌劇「ブロウチェク氏の旅」より組曲(P.ブレイ
ナー編 )(マシュー・ブロウチェク氏 /月が出ている/ワルツ、他、ダンス /地
球への訪問者/神の勇士である人々
演奏:ニュージーランド交響楽団/ペーター・ブレイナー(指揮)/ヴェーサ=
マッティ・レッパネン(ヴァイオリン)…1-6
かの小澤征爾もテレビ番組の中で「ヤナーチェク(1854-1928):の音楽ほど面白
いものはないです」と語っていたくらい色彩的で豊かな音楽。それをまた
NAXOSの名編曲者&名指揮者ブレイナーがうまい具合にまとめたのがこのアルバ
ムです。第1集は「イェヌーファ」と「ブロウチェク氏の旅」からの音楽集。実
はこれらの作品、イェヌーファの方は比較的あらすじもわかりやすいのですが、
ブロウチェク氏の方は、あまりにも凝った作りのためか却って筋立てが難解に
なってしまっています。しかしここで聴ける音楽は極めて明快。多用される弦
のユニゾンが思いきり雰囲気を高めてくれます。

8.559398
レシュノフ:
1-5.ヴァイオリン協奏曲/6.離れた反響/7-10.弦楽四重奏曲第1番「パール・
ジャーマン」
演奏:チャールズ・ウェザビー(ヴァイオリン)…1-6/ボルティモア室内管弦楽
団… 1-6/マーカンド・ザーカー(指揮)…1-6
カルペディエム弦楽四重奏団…7-10
ニュージャージー生まれの作曲家レシュノフ(1973-)は最近国際的に注目を集め
ている人です。このアルバムには彼の 3つの個性的な作品を収録しています。
メインは2007年京都で日本初演され、大好評を博したヴァイオリン協奏曲。ソ
ロを務めるウェザビーはこの曲を献呈されていることもあり、この曲を完全に
掌握しています。楽章ごとにメリハリのある曲想を持ち、とりわけ第2楽章と第
4楽章のゆっくりとした部分は懐かしささえ覚えるほどの感傷的です。弦楽四重
奏曲は、彼の後援者であり大学教師であったジャーマンのために書かれました。
「四季」と言う副題を持ち、曲はジャーマンが誕生した1月を祝し「冬」から始
められています。

8.570396
バラキレフ:
1.ピアノ協奏曲第1番嬰へ短調 Op.1
2-4.ピアノ協奏曲第2番変ホ長調(S.リャプノフ完成版)
5.ロシア民謡による大幻想曲
演奏:アナスタシア・セイフェトディノーヴァ(ピアノ)/ロシア交響楽団/ドミ
トリ・ヤブロンスキー(指揮)
華麗で技巧的な小品「イスラメイ」で知られるバラキレフ(1837-1910)のピアノ
協奏曲は、驚くほどに切なく哀愁を帯びたものでした。2曲とも若い時期の作品
で、第 1番は18歳、第2番は24歳くらいに書かれたものです。第2番は未完のま
ま放置され、1909年に作曲を再開するも結局完成されることなく終わった作品
です(弟子のリャプノフが完成)。多少のぎこちなさが却って甘酸っぱい青春を
感じさせる第1番、アダージョ楽章の切なさと華麗さが際立つ第2番(とりわけ
クライマックスのそそり立つような和音連打はラフマニノフ、チャイコを超え
るかも)、どちらも聴きものです。ロシア民謡による大幻想曲はロシア音楽の
普及に多大なる貢献を果たしているはずです。

8.570469
ローデ:ヴァイオリン協奏曲集
1-3.ヴァイオリン協奏曲第7番イ短調 Op.9/4-6.ヴァイオリン協奏曲第10番
変ロ短調 Op.19/7-9.ヴァイオリン協奏曲第13番嬰へ短調 /イ長調遺作
演奏:フリーデマン・アイヒホルン(ヴァイオリン)/南西ドイツ放送カイザー
スラウテルン管弦楽団/ニコラ・パスケ(指揮)
ボルドーで調香師の息子として生まれたローデ(1774-1830)は、幼い頃から卓越
した音楽の才能を示し、13歳の時にパリへと上京し名ヴァイオリニスト、ヴィ
オッティの弟子となります。今は、彼の名前はヴァイオリンの練習曲を作曲し
た人としてのみ知られていますが、実はこんなに美しい協奏曲も書いていまし
た。ローデ自身は演奏の際ポルタメントを多用し、まことに美しい音を奏でて
いたと言います。ちなみに若き名手、五島龍氏が現在使用しているヴァイオリ
ンは、このローデが愛奏していたストラディヴァリウス「エクス・ピエール・
ローデ」(1715年作)です。

8.559363
カーター:
1-9.弦楽四重奏曲第2番(1959)/10-15.弦楽四重奏曲第3番(1971)
16-19.弦楽四重奏曲第4番(1986)
演奏:パシフィカ弦楽四重奏団
メンバー:シミン・ガナトラ(第1ヴァイオリン )/シッビ・ベルンハルトソン
(第2ヴァイオリン )/マスミ・ペル・ロスタッド(ヴィオラ)/ブランドン・ヴェ
イモス(チェロ)
100歳の誕生日を迎えて、更なる世界へ飛躍する作曲家エリオット・カーター
(1908-)の弦楽四重奏曲全集が完成いたしました。コープランドにも絶賛された
カーターの自由な音楽性を存分に味わい尽くすのに最適なアルバムと言えるで
しょう。複雑で多様化した和声、細分化されたリズムと、現代アメリカにおけ
る雑多な要素をくまなく取り込んだモダンな音は聴き手の感性に粗塩をすりこ
むかのような激しい刺激を与えてくれます。演奏は今作もパシフィカ弦楽四重
奏団によるものです。

8.570400
ボッテジーニ:
1.ベッリーニの歌劇「夢遊病の女」による幻想曲/2.ホ調のメロディ(感傷的な
ロマンス)/3.アレグロ・カプリチォーゾ嬰へ短調「ショパン風に」/ 4.メロ
ディ「ジョヴィネット・インナモラート」/ 5.世界の果てのすべて(原曲:ショ
パン「エチュード第19番嬰ハ短調 Op. 25 No. 7」)/6.序奏とガヴォット/7.
瞑想曲(バッハのエアによる)/8.パイジェッロの「うつろな心」による変奏曲
/9.海を隔てて/10.「ロマンス」-かって去ったところへ/ 11.「老いたロビ
ン・グレイ」による変奏曲(ボッテジーニ編)/12.レヴェリ/13.「ヴェニスの
謝肉祭」による序奏と変奏曲
ASV CDDCA1053より移行盤
演奏:トーマス・マーティン(コントラバス)/アンソニー・ホールステッド(ピ
アノ)/ジャクリン・フゲーレ(ソプラノ)…4.5.9.10.
かねてより名盤として名高いマーティンのボッテジーニ(1821-1889)作品集の第
4集です。このシリーズはASVレーベルよりの移行盤であるため、いくつかの作
品は NAXOS録音の8.557042(キャリントン演奏)と聴き比べが可能です。コント
ラバスの限界に挑むかのようなパッセージを存分にお聴きください。「夢遊病
の女」による幻想曲では、さながら丸木橋を渡るかのような極限の高音での勝
負が続きます。歌を伴う幾つかの曲での夢幻的な二重唱もため息ものです。

8.570519
モーツァルト:ピアノ三重奏曲集第2集
1-3.ピアノ三重奏曲第4番ホ長調 K.542/4-6.ピアノ三重奏曲第5番ハ長調
K.548/7-9.ピアノ三重奏曲第6番ト長調
K.564/10-12.ピアノ三重奏曲 K.442(未完の楽章をM.シュタードラーが補筆)
演奏:クングスバッカ・ピアノ三重奏団
ここに収録された3曲のピアノ三重奏曲は1788年に作曲されました。この年には
最後の3曲の交響曲も書かれており、まさに円熟期の傑作と呼ぶに相応しい情熱
溢れる名作と言えるでしょう。K.442の三重奏曲は未完に終わったものを、彼の
没後友人であるシュタッドラーが補筆したものです。もともと1つの作品として
書かれたものではなさそうですが、作曲時期はほぼ同じ頃とされています。こ
の第1楽章における中間部の転調の妙はまさに天才の技に他なりません。演奏は
第1集と同じ、クングスバッカ・ピアノ三重奏団。第3回メルボルン国際室内楽
コンクールの覇者たちです。

8.570550
アイアランド :クラリネットを含む室内楽作品集
1-3.クラリネット、チェロ、ピアノのための三重奏曲(S.フォックス編&改作)
/4.クラリネットとピアノのための幻想ソナタ/5.クラリネットとピアノのた
めの「聖なる少年」/6-9.クラリネットとフレンチ・ホルンと弦楽四重奏のた
めの六重奏曲
演奏:ロバート・プレーン(クラリネット)…1-9/ソフィア・ラーマン(ピアノ)
…1-5/アリス・ニアリー(チェロ)…1-3/デーヴィッド・パイアット(フレンチ
・ホルン)…6-9/マッジーニ弦楽四重奏団… 6-9(メンバー)ロレーヌ・マクス
ラン(第 1ヴァイオリン)/デヴィッド・エンジェル(第 2ヴァイオリン )/マー
ティン・オートラム(ヴィオラ)/マイケル・カズノフスキ(チェロ)
その作風は終始ロマン派の域を出なかったと言われてしまうイギリスの作曲家
アイアランド(1879-1962)。一時期はストラヴィンスキーにも傾倒したほどの進
歩的な作風を示した彼ですが、ほどなくイギリス音楽の伝統に立ちかえり、教
会音楽の旋法による素朴な作風を確立したのでした。クラリネットを使った作
品には彼の良い面が上手く作用しているように思えます。穏やかで懐かしく、
時には洒脱なこれらの作品を聴くことはイギリス音楽の愛好家だけでなく、全
ての聴き手にとって心温まるひとときとなるでしょう。おなじみ「聖なる少年」
のクラリネット版も収録。

8.570792
ブリッジ :ピアノ三重奏曲集
1-4.幻想的三重奏曲ハ短調(ピアノ三重奏曲第1番)/5-8.ピアノ三重奏曲第2番
/9-11.ピアノ三重奏のための9曲の小品第1集(メヌエット/ガヴォット/アレグ
レット)/12-14.ピアノ三重奏のための9曲の小品第2集(ロマンス/間奏曲/サル
タレッロ)/15-17.ピアノ三重奏のための 9曲の小品第3集(ロシア風ワルツ/ホ
ーンパイプ/軍隊行進曲)
演奏:ジャック・リーベック(ヴァイオリン)/アレクサンダー・チャウシャン
(チェロ)/アシュリー・ウェイス(ピアノ)
イギリス音楽の開拓者、フランク・ブリッジ(1879-1941)のピアノ三重奏のため
の作品集です。何と言っても、ここに収録されている3つの作品の作風の違いに
驚かされることでしょう。 1907年に書かれた第1番のピアノ三重奏曲はあくま
でも自由で幻想的。その翌年の「9曲の小品」のまるで古典派の作品を思わせる
端正な作風(ブリッジがヴァイオリンを教えていたハンブリー嬢のために書かれ
た作品)。1928-29年に書かれた第 2番のピアノ三重奏曲の印象派的なゆらめき
の音楽。あなたはどのブリッジが一番好きですか?

8.570987
ルトスワフスキ(1913-1994):
1.レシタティーヴォとアリオーソ/2.すぐに
1-5.シマノフスキ(1882-1937):三部作 Op.30(第1番「アレトゥーサの泉」/第2
番「ナルシス」 /第3番「ドリヤードとパン」)
6.ルトスワフスキ:パルティータ
7-9.ヤナーチェク(1854-1928):ヴァイオリン・ソナタ JW VII/7
演奏:アリアドネ・ダスカラキス(ヴァイオリン)/ミリ・ヤンポルスキ(ピアノ)
東ヨーロッパの激動期を生きた 3人の作曲家のヴァイオリン作品を集めた1枚で
す。第2次大戦後のポーランド作曲界の主要人物トスワフスキ、彼に影響を与え
た近代ポーランド音楽の祖の一人、シマノフスキ、そしてモラヴィア国民楽派
ヤナーチェク。彼らの作品を丹念に紐解いていけば、西洋音楽のメロディ、和
声、リズムがおよそ 150年の間にどのように変遷を遂げたのかをつぶさに知る
ことができるでしょう。ボストン生まれの若きヴァイオリニスト、ダスカラキ
スの明晰な演奏で。

8.572074
トーニ:室内楽作品集
1-3.「墓場なき死者」による3つの習作 Op.31(1950)/4-6.フルート・ソナタ
Op.35(1953)/7-9.ヴァイオリン・ソナタ
Op.37(1955)…世界初録音/ 10-12.ギターとチェロのための小品(1959)…世界
初録音/13-17.フルートとギターのための5つの小品(1975/76)/18-20.弦楽三
重奏曲(1978/80)/21-22.ピッコロのための 2つの前奏曲(1980/81)
演奏:ローナ・ウィンザー(ソプラノ)…1-3/エクス・ヌォーヴォ・アンサンブ
ル (メンバー)アルド・オルヴィエート(ピアノ)/ダニエレ・ルッジエリ(フル
ート&ピッコロ)/カルロ・ラッツァーリ(ヴァイオリン)/マリオ・パラディ
カミッロ・トーニ(1922-1993)は 20世紀イタリアの作曲家です。若き頃にはカ
セッラたちと学び、様々な技法を習得しました。(ピアノはアンフォッシとミケ
ランジェロに学んでいます)しかし彼の作風は後期ロマン派の様式を有し、そこ
には明らかにシェーンベルクの影響が見て取れます。このアルバムには彼の30
年間の仕事が収められていて、彼の愛した詩人や作曲技法を伺い知ることがで
きます。サルトルの詩を用いた「3つの習作」は、歌のメロディはフランス風で
全音階的ではなく半音階的。4つの音符の音列を用いて曲を発展させることに力
を注いでいるようです。興味がある方は分析を試みてください。

8.572175
マルティヌー :ピアノ作品全集第5集
1-6.ポルカ集 1916年 H.101/7-11.5つのワルツ集 H.5※全て世界初録音
演奏:ジョルジョ・コウクル(ピアノ)
☆世界中の音楽誌で大絶賛されているコウクルのマルティヌー・ピアノ音楽全
集の第5集です。この曲集はマリティヌー(1890-1959)の活躍の初期に書かれた
未出版の作品や、新発見の作品を集めた貴重なもので、マルティヌーの音楽の
源泉を辿るにふさわしい大変意義のあるディスクとなっています。26歳の時の
ポルカは平易な技術で書かれた親しみやすいもの。こちらも初期に書かれた(ら
しい)ワルツは、もう少し複雑な表情を有しています(この頃の彼は作曲と並行
してヴァイオリン奏者として活躍を始め、しばしばヨーロッパへ行き、印象派
の音楽の影響を受けたりと公私ともに忙しかったようです)。コウクルの演奏
はいつものように圧倒的な迫力と情感豊かな響きを備えたものです。

8.570315
ラインベルガー:オルガン作品集第8集
1-3.オルガン・ソナタ第19番ト短調 Op.193/4-5.前奏曲とフーガハ短調
JWV16/6-9.オルガン・ソナタ第20番ヘ長調 Op.196「平和の祭典」
演奏:ヴォルフガンク・リュプサム(オルガン)
☆ロマン派のオルガン作曲家ラインベルガー(1839-1901)の代表作である、20曲
のオルガン・ソナタの全曲録音がついに完成いたしました。演奏は今回もリュ
プサムでオルガンも同じフルダ教会のものです。彼の作品は、バッハのような
明確な対位法に彩られたものではありませんが、メインとなる旋律を取り巻く
旋律の複雑に絡み合う様が何とも魅力的な音楽です。今アルバムは19番と20番
を収録。「平和の祭典」と題された第20番は、特定の式典のために書かれたの
ではなく、いくつかの賛美歌を用いられて作曲されたもの。厳かで平穏な美し
い作品です。

8.570723
シマノフスキー:ハルナシェ他
1-11.ハルナシェ(3幕のバレエ・パントマイム )Op.55(1923-31)/12-14.マン
ドラゴラ(パントマイム)Op.43(1920)/15.ポテムキン王子 Op.51(1925)
演奏:ヴィエスワフ・オフマン(テノール)…1-11/アレクサンダー・ピンデラク
(テノール)…12-14/エヴァ・マルシニク(メゾ・ソプラノ)…15/エヴァ・マル
チク(ヴァイオリン・ソロ)…1-11/カジミエルツ・コシュラツ(チェロ・ソロ)
…12-14/ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団(1-11のみ)
アントニ・ヴィト(指揮)
シマノフスキ(1882-1937)のバレエ音楽「ハルナシェ」は1923年の構想から1931
年の完成まで8年の歳月をかけ、1935年に初演された彼の代表作です。タトラ山
脈で闊歩するハルナシュと彼が率いる盗賊団が結婚式から花嫁を略奪する物語。
この作曲のためにシマノフスキは実際にタトラ山の保養地ザコパネを訪れて、
現地の豊富な民謡と踊りを採取したのでした。彼はこの地に強く惹きつけられ
1936年まで家を借り住んでいたといいます。3つの情景からなる「マンドラゴラ」
は、ポーランド劇場で R.シュトラウスのナクソス島のアリアドネを上演する際
のプレテキストとして書かれたものです。これら渾身の作をヴィトの手堅い演
奏で心行くまでお楽しみください。

8.570480
シューベルト:ドイツ語歌曲全集第22集/感傷主義の詩人たち第5集
1.泉のほとりの若者 D.300/2.秋の夕べ D.405/3.遠く去った人 D.350/4.静
かな国へ D.403(第1稿)/5.静かな国へ D.403(第4稿)/6.漁夫の歌 D.351(第1
作)/7.耕す人の歌 D.392/8.漁夫の歌 D.562(第2作)/9.秋の歌 D.502/10.
調和に寄せる D.394/11.隠遁所(第 1作)D.393/12.秋の夜 D.404/13.ハープ
との別れ D.406/14.隠遁所(第 2作)D.563/15.少年時代の喜び D.455/16.君
の姿 D.155/17.秘められた恋 D.922/18.春の神 D.448/19.眠りに寄す D.447
/20.よき羊飼い D.449/21.夜 D.358/22.クローエに寄す D.363/23.愛の神々
D.446
演奏:ヤン・コボウ(テノール)/ウルリッシ・アイゼンロール(フォルテピアノ)
「感傷主義の詩人たち」のシリーズを締めくくる第 6巻です。シューベルト
(1797-1828)の時代には、多くの名詩人の詩作が本などの印刷物によって流布し
ていたため、シューベルトも歌の材料に事欠くことがありませんでしたが、こ
のシリーズ約130曲の歌の中には同じ詩を用いて2曲、3曲と書いたものもいくつ
か見られます。多くは単純な有節歌曲ですが、そこはさすがシューベルト。一
見単純に見える曲の中にも微妙な変化を持たせ、まことに美しい作品を作り上
げています。今回若々しい歌唱を聴かせるのは名テノール、ヤン・コボウ。素
朴なフォルテピアノの音色に溶けあう柔らかい歌声と柔軟な表現力が素晴らし
いです。

8.660227-28 2枚組
J.シュトラウスII世 :歌劇「プリンセス・ニネッタ」
演奏:ニネッタ・コンポカッソ…トゥア・エーベルイ(ソプラノ)/アナスタシア
・クナップ(フェルディナントの母)…エリン・ロンボ(ソプラノ)/アデルハイ
ド・メビウス…ヘンリッカ・グレンダール(ソプラノ)/カッシム・パッシャ/
プラト卿…イェスパー・トウベ(バリトン)/フェルディナント・クナップ…フ
レドリク・ストリッド(テノール)/プロスパー・メビウス(アナスタシアの父)
…イェラン・エリアッソン(テノール)/メルスブルク男爵…オーラ・エリアッ
ソン(バリトン)/エミリオ/リュブケ領事…ザミュエル・ヤーリック(バリトン)
物語はソレントの海岸沿いの素敵なホテルで始まります。筋立ては、シュトラ
ウスおなじみの「ちょっとした誤解」と「行き違い」。若き恋人同士であるア
デルハイドとフェルディナンドと離れた席に座った男爵メルスブルク。そこへ
イタリア皇太子の未亡人であるニネッタ(ロシア人、若者カリーノとして男装し
ている)が到着します。彼女の凛々しさにそこにいた全ての女性が見とれてしま
います。また2人の客が到着します・・・。さてさて、波乱の予感です。フレッ
シュな歌手たちによる瑞々しい演奏はこの珍しい歌劇を存分に楽しませてくれ
ることでしょう。

8.110119-20 2枚組
ヴェルディ:シモン・ボッカネグラ
演奏:シモン・ボッカネグラ…ティト・ゴッビ(バリトン)/ヤコポ・フィエスコ
…ボリス・クリストフ(バス)/アメリア・グリマルディ/マリア・ボッアネグラ
…ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)/ガブリエーレ・アドルノ…
ジュセッペ・カンポーラ(テノール)/パオロ・アルビアーニ…ワルター・モナ
ケシ(バリトン)/ピエトロ…パオロ・ダーリ(テノール)/ローマ歌劇場合唱団
&管弦楽団/ガブリエーレ・サンティーニ(指揮)
録音:19579月25-30日,11月1日ローマ歌劇場
14世紀の忠誠と反逆の物語。台本は多少強引ではありますが、愛と政治を巡っ
ての激しいドラマ展開はヴェルディ(1813-1901)ならではの世界です。指導者と
して、親として、敵を許しながら死に赴く主人公の感動的な姿、そして運命に
翻弄される周囲の人々。これぞまさに男たちのロマンです。渋いオペラですが
聴けば聴くほどに感動が深まることでしょう。「この役を歌うためなら世界中
どこへでも行く」と言ったというゴッビの熱唱をどうぞ。

8.111256
エルガー:自作自演集
1-4.交響曲第 1番変イ長調 Op.55/5-10.交響的習作「ファルスタッフ」Op.68
(ファルスタッフとヘンリー王子/イーストチープ-ギャッズヒル-ボアーズヘッ
ド亭そして酒宴と眠り/夢見る間奏曲「少年ジャック・ファルスタッフ(現在の
サー・ジョン)」/ファルスタッフの行進曲-グローチェスターシャーを経ての
帰還/新国王-ロンドンへの早馬/間奏曲「グローチェスターシャー,シャロウ
の果樹園」/ヘンリー5世の行進-無視されたファルスタッフ,そして死
演奏:エドゥワルド・エルガー(指揮)/ロンドン交響楽団
録音:1931年11月11-12日,1932年2月4日ロンドンEMIアビーロード第1スタジオ
1908年、大指揮者ハンス・リヒターによって初演されたこの交響曲は、初演時
大変な反響を呼び、1年間で100回あまりも再演されました。リヒターはこの曲
を「現代最高の交響曲」と称しています。もう一つの作品「ファルスタッフ」
は、シェークスピアの戯曲の心理的な洞察を巧妙に音にしたものです。指揮者
としても活躍したエルガー(1857-1934)の演奏はこれらの曲の
最良の解釈を示すものです。

8.112012
グレート・ピアニスト・シリーズ/コルトー HMV録音集 1931-1948年
1-4.ウェーバー:ピアノソナタ第2番変イ長調 Op.39/5.シューベルト:レント
ラー D790 Op.171/6-8.リスト:ピアノソナタロ短調 S.178/9.リスト:伝説第
2番 S175/R17/10.リスト:演奏会用練習曲第2番「軽やかに」 S144/11.シュー
ベルト(コルトー編曲):万霊節の日のための連祷/12.ブラームス(コルトー編曲):
子守歌 Op.49-4
演奏:アルフレッド・コルトー(ピアノ)
ロマン派の良き流れを汲む大ピアニスト、コルトーのショパン以外のレパート
リーをじっくり聴く1枚です。軽やかで流麗なウェーバーのソナタでの喜ばしげ
に音が戯れる様子、彼のレパートリーとしては珍しいリストのソナタでの思い
の他重厚な表現など興味は尽きません。彼らしいルバートを聴きたければ、自
身の編曲によるシューベルトの「連祷」とブラームスの「子守歌」をどうぞ。




<NAXOS DVD>
2.110260(DVD-Video) \2100
※日本語字幕なし
シューベルト :歌劇「アルフォンソとエストレッラ」
フランツ・フォン・ショーバーの台本による3幕のロマン的オペラ
演奏:マウレガート…オラフ・ベーア(Br)
エストレッラ…リューガ・オルゴナショーヴァ(S)
アドルフォ…アルフレート・ムフ(B)
フロイラ…トーマス・ハンプソン(Br)
アルフォンソ…エンドリク・ヴォトリヒ(T)
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
ヨーロッパ室内管弦楽団/アーノルト・シェーンベルク合唱団
演出:ユルゲン・フリム/舞台:エーリッヒ・ヴォンダー
衣裳:フローレンス・フォン・ゲルカン
照明:マンフレッド・ヴォス、ゲルハルト・ヒレブランド
1997年 5月アン・デア・ウィーン劇場(ヴィデオ・ディレクター :ブライアン
・ダージ/プロデューサー :アッティラ・ラン ORF、NHK共同制作)/
NTSC(リージョン・コード :0)/16:9/140分/
ドルビー・デジタル 2.0 ステレオ /ドルビー・サラウンド 5.0/
英・伊語字幕/片面2層ディスク
「歌曲の王」がこのような素晴らしいオペラを書いていた事に驚く方も多いの
ではないでしょうか。この「アルフォンソとエストレッラ」はシューベルトが
24-25歳の頃に友人ショーバーの台本に音楽を付けたものです。しかし当時は
ロッシーニの音楽が全盛であったためか、彼の生前には上演されることはあり
ませんでした(初演は 1854年ワイマール )。確かに台本の不備や音楽運びなど
若干の綻びはあるもののやはりメロディの美しさや語り口のうまさは評価され
るべき作品と言えるでしょう。収録は今から 10年以上前ですが、だからこそ
ハンプソンやオルゴナショーヴァの若々しい歌唱が楽しめるというものです。
アドルフォ演ずるムフはこの役を得意としていると見えて、カリアリ劇場のプ
ロダクションでもいい味だしていました。何と言ってもアーノンクールの溌剌
した指揮ぶりがたまりません。現在はかなり円くなった彼ですが、当時はまだ
まだ尖っていたな。と感じさせてくれること間違いありません。

2.110264(DVD-Video) \2100
※日本語字幕なし
ドニゼッティ:歌劇「ルクレツィア・ボルジア」
フェリーチェ・ロマーニの台本によるプロローグと2幕のメロドラマ
演奏:ルクレツィア・ボルジア…ディミトラ・テオドッシュウ(S)
ジェンナーロ…ロベルト・デ・ビアシオ(T)
マッフィオ・オルシーニ…ニディア・パラシオス(Ms)
アルフォンソ公爵…エンリコ・ジュセッペ・ロリ(B-Br)
ルスティヘッロ…ルイジ・アルバーニ(T)
ティツィアーノ・セヴェリーニ(指揮)
ベルガモ・ドニゼッティ音楽祭管弦楽団&合唱団(合唱指揮…ファビオ・タル
ターリ)/演出:フランチェスコ・ベッロット
収録: 2007年 11月 30日,12月 2日ベルガモ・ドニゼッティ劇場(ヴィデオ・ディ
レクター :マッティオ・リケッティ/プロデューサー:アルベルト・デッレピア
ネ)/NTSC(リージョン・コード :0)/16:9/138分
英・伊語字幕/片面2層ディスク
ドニゼッティの(1797-1848)経歴のなかでも、最も輝かしい成功をおさめた作品
の一つである「ルクレツィア・ボルジア」です。彼がこの題材に心惹かれたの
は原案であるユゴーの戯曲を読んだ時。ルクレツィアが手にかけた6人の被害者
の棺が突然現れる場面が強く心に残ったのだそうです(しかしこの場面はミラノ
の検閲に引っ掛かってしまいました)。初演から再演まで3年の月日を要し、そ
の間に様々な違稿版が出るのも当時よくあることで、最終的にドニゼッティは
いくつかの変更を加え現在の形になりました。この演奏で強烈な存在感を放つ
のはなんと言ってもタイトル・ロールのテオドッシュウでしょう。最初の登場
シーンから徹頭徹尾見る者の目を釘付けにします。揺れる若者を演じるビアシ
オはシチリア生まれの有望株。2007年には来日し「ルチア」のエドガルド役を
歌ったこともあります。美貌のメゾ・ソプラノ、パラシオスの小気味よい演技
にも注目してください。



<DACAPO>
6.220533(SACD-Hybrid) \1980
ホルムグレーン(1932-):ピアノのための作品集
1-9.ピアノと管弦楽のための「プラトー」/10-12.ピアノのために
※世界初録音
演奏:ユホ・ポーヨーネン(ピアノ)/デンマーク国立交響楽団
エト・スパンヤールト(指揮)
クロノス・カルテットのコラボで話題を呼んだ前作(6.220548)を超える迷作誕
生。2005年に書かれた「プラトー」と 1992年の「ピアノのために」です。ホル
ムグレーンが「プラトー」と名付けたのはこの作品が2作目。彼にとっては愛着
のある作品であること間違いありません。9つのパーツからなる大曲で、各パー
ツに様々な個性があてはめられているのですが、最も耳に残るのは、第9部の
有名曲の引用でしょうか。それまで無機質に近い世界だったのが、ここで一気
に花が咲くような色彩豊かな音楽に変わるところは感動さえ覚えてしまいます。
静けさの効果を際立たせた「ピアノのために」も実験的で興味深い作品です。

6.220547(SACD-Hybrid) \1980
ノアゴー(1932-):交響曲集
1-2.交響曲第3番/3-5.交響曲第7番…世界初録音
演奏:ウッラ・ムンク(アルト)…2/デンマーク国立交響楽団/デンマーク国立
ヴォーカル・アンサンブル/デンマーク国立合唱団/
トマス・ダウスゴー(指揮)
20世紀デンマーク音楽の最高傑作と評される、ノアゴーの交響曲第3番。まさに
「全宇宙が鳴動する」かの音楽として知られ、第1楽章で少しずつ音楽が立ち
あがり、多彩な打楽器群を引き連れ流星のごとく音が降り注ぐ箇所などは、音
によるエクスタシーそのもの。第2楽章ではアルト・ソロと合唱を伴い、不思議
な色彩を帯びた神秘的世界へと没入していく様が見事です。世界初録音である
第7番は、これまた驚くべきサウンドを用いた特異な音楽。例えば静かに始まっ
たかに見える第2楽章。牧歌的な音に身を任せていると、突然沸き起こる三和音
の屹立。何?これは。と耳を疑い、はまっていく人続出。

6.220600(SACD-Hybrid) \1980
デアローグ-西洋と東洋の出会い
演奏:チェン・ユェ(シャオ&ディーズ)/ミカラ・ペトリ(リコーダー)
笛の名手 2人による二重奏曲集。冷たい空気を切り裂くかのような刺激的な音
が満載。時には楽しげに、時には寂しげに歌い交わす 2本の笛の何と表情豊か
なことでしょう。曲ごとに違う楽器の音色もお楽しみください。

8.226019 \1780
シュッツ(1585-1672):ルカ受難曲 SWV480
1.導入/2.さて過越と言われている/3.イエスは出て,いつものように/4.イ
エスを監視していた人たちは/5.群衆はみな立ちあがって/6.しかし彼は横た
わる、大きな叫び声とともに/7.隊長は何が終わるのかがわかった/8.締めく
くり
演奏:エヴァンゲリスト…ヨハン・リンデロース/イエス…ヤコブ・ブロック
・イェスペルセン/アルス・ノヴァ・コペンハーゲン
ポール・ヒリヤー(指揮)
当時としてはかなりの長命を誇ったシュッツ。彼の傑作であるマタイ、ヨハネ
の2つの受難曲はどれも80歳を過ぎてから作曲されたことにも驚きを禁じ得ま
せん。このルカ受難曲はもう少し若い(と、いっても70歳近い)頃の作品で、バ
ッハの同名の作品と比べると、無伴奏合唱のみを用いた「こじんまりとしたも
の」として感じられることでしょう。当時は受難の週には歌舞音曲は忌避事項
とされたためもありますが、もしかすると美しく年を重ねたシュッツにはきら
びやかな音色は必要なかったのかもしれません。演奏はポール・ヒリヤー率い
るアルス・ノヴァ・コペンハーゲン。これがシュッツ作品集の第1集になるとい
うことで、今後も楽しみが続きそうです。

8.226067 \1780
ノアゴー(1932-):海流-ソプラノと楽器のための作品集
1.ソプラノとアンサンブルのための「ノーヴァ・ゲニトゥラ」/2-3.ソプラノ
とアンサンブルのための「海流」/ 4.ソプラノとハープのための「フォンス・
ラエティティア」…世界初録音
演奏:ベンテ・ヴィスト(ソプラノ)/ティネ・レーリング(ハープ)/ブーディル
・ローベク(ヴァイオリン)/トーケ・メルドラップ(チェロ)/フレドリク・ホッ
ク(リュート)/マリト・エルンスト(リコーダー)/アラン・ラムスッセン(ハー
プシコード)/カスパー・シュレイバー(指揮)…1/トマス・ソンダーガード
(指揮)…2-3
こちらもノアゴーの作品集。交響曲に比べ編成は小さいのですが、やはり人知
を超越した音が広がっているところはさすがノアゴーです。「ノーヴァ・ゲニ
トゥラ」では交響曲第3番と同じく“Ave Maris Sttella”が歌詞として使われ
ています。ハープシコードやリュート、リコーダーを用いた古風な音によるグ
ロテスクな響きと聖なる響きが混在した逸品です。「海流」も同じく茫洋とし
た音の渦に巻き込まれているだけで不思議に心が落ち着くでしょう。「フォン
ス・ラエティティア」で使われているのも“Ave Maris Sttella”。ソプラノと
ハープの幻想的な対話です。

8.226505 \1780
ヨアンセン(1967-):ムーン=ペイン
ムーン=ペイン/ゴブリン・ダンス/リスボン再訪
演奏:リミックス(アンサンブル)/イリス・オヤ(メゾ・ソプラノ)
ポール・ヒリヤー(指揮)
ポルトガルの詩人フェルナンド・ペソア(1888-1935)の詩に付けられた6つの歌
「ムーンペイン」に、内容的に関連を持つ2つの作品を織り交ぜて一つのアルバ
ムにした、現代作品によく見られる企画物です。いかなる時も響き合うことの
ない音たちの合間を縫って歌われる月の姿を感じてください。

8.226544 \1780
エルセ・マリー・パーゼ(1924-):作品集
1.海上の水彩画 I-XXI/2-5.4つのイラストレーション
演奏:ゲルト・セレンセン(パーカッション)/リチャード・クルーク(朗読)/
ヘレン・ディヴィス・ミッケルボルグ(ハープ)
dacapoからもすでに何枚かのCDがリリースされている、デンマークの電子音楽
の先駆者エルセ・マリー・パーゼ。王立音楽院でピアノを学び、ホルンボーや
カイサからは作曲技法を学んでいます。ここに収録された「海上の水彩画」は
彼女の友人である画家の作品に触発されたもので、詩の朗読と電子音による幻
想的な風景が広がっています。4つのイラストレーションは脈動的、浮遊的、そ
の他いろいろな音の絵の具で抽象画を描いたとでも言うべき作品です。

8.226902 \1780
ジャーニー-現代デンマークのギターとヴァイオリンのための作品集
1-9.ミッケルボルク(1941-):エヴリシング・マターズ/10-12.コッペル(1908-
1998):ヴァイオリンとギターのための二重奏曲 Op.116/13-22.イェアシル
(1913-):10の即興曲/ 23-25.ホルンボー(1909-1996):デュオ・コンチェルタ
ント Op. 167
演奏:キム・ショーグレン(ヴァイオリン)/ラース・ハンニバル(ギター)
このレーベルではおなじみの 2人のアーティストによる心鎮まる二重奏。ヴァ
イオリンとギターという、あまり見られない音の組合せですが、実にしっとり
とした美しい音楽を聴かせてくれます。1曲ごとの表情の違いも楽しく、子ども
の声が挿入されたミッケルボルクの「ワルツ 2」など斬新な試みも隠されてい
ます。これを聴いて何を想うかは聴き手の自由な感性に任されています。

8.226905 \1780
ミカラ・ペトリ 50歳誕生日記念コンサート
1-3.アルビノーニ:協奏曲ニ短調/ 4-6.チェン・ユイ:古風な中国の美/7.モー
ツァルト:アンダンテ K315/8-11.ロータ :弦楽のための協奏曲/12.ヴァシリ
エフ:Valere lubere/13-15.ヴィヴァルディ :協奏曲ハ長調 RV443/16.ハイド
リッヒ:ハッピー・バースデイ変奏曲
演奏:ミカラ・ペトリ(リコーダー)/クレメラータ・バルティカ
現代最高のリコーダー奏者、ミカラ・ペトリの50歳誕生日を記念して催された
コンサートのライヴです。幅広いレパートリー(現代音楽の紹介にも熱心!)を
持つ彼女だけに、ここでの選曲もとても練られたものとなっています。最後に
演奏された「ハッピーバースデイ変奏曲」はクレメラータ・バルティカが得意
としている曲で本来は14の変奏からなる作品ですが、ここではその中の4つだけ
演奏されています。できることなら全曲演奏してほしかった・・・。というの
は無理な相談でしょうね。



<PHOENIX EDITION>
―カペラ・コロニエンシスの芸術―
カペラ・コロニエンシスとは・・
1954年5月8日、当時としては珍しい古楽器演奏を目的として、ケルン放送局(北
西ドイツ放送)によって創設されたオーケストラ。創設時はアウグスト・ヴェン
ツィンガーなどが指揮者として共演もしていました。設立当時-1980年ぐらいの
間は、まだまだ古楽器自体実験的なものでもあり、本格的オリジナル楽器演奏と
は言いがたいもので、(当時のオーケストラ・メンバーは、主にケルン音楽大学
の教授たちによって成り立っており、同時代にドイツ・ハルモニア・ムンディの
録音のために設立された「コレギウム・アウレウム」のメンバーとほぼ同じ )。
そのため、協奏曲のソロには、ヘルムート・フッケ(ob)、ハンス・ダインツァー
(Cl)なども登場しているのが懐かしいところです。指揮者としては、フェルディ
ナンド・ライトナーやハンス=マルティン・リンデなども登場。彼らのレパート
リーはバロック音楽だけではなかったため、初期古典派から初期ロマン派を積極
的に取り上げているのも見逃せないところでしょう。
1980年台にはイタリアのオペラ指揮者ガブリエーレ・フェルロを起用し、ロッシ
ーニのオペラ「アルジェのイタリア女」「チェネレントラ」などを演奏・録音し
絶賛を浴びました。
1980年台後半になると、本格的オリジナル楽器演奏に移行していき、ウィリアム
・クリスティやジョン・エリオット・ガーディナー、ジョシュア・リフキンなど
が客演指揮者としてに迎えられています。またコンサート・マスターをヒロ・ク
ロサキが務めたところにも注目です。
1997年以降はブルーノ・ヴァイルが首席指揮者として迎えられ、積極的な企画コ
ンサートも行われています。
今回の再発はケルン放送局に残されているアーカイブで、一部はカプリッチョレ
ーベルからも発売されていましたが、こうしてま
とめて聴けるのはファンにとって最高の喜びと言えるでしょう。

PE-171 \1750
ソプラノ・カンタータ集
1-5.ヘンデル(1685-1759):
ソプラノ・カンタータ(モテット)「風よ静まれ」HWV242
6-9.ハッセ(1699-1783):ソプラノ・カンタータ「嫉妬」
10-14.J.S.バッハ(1685-1750):
ソプラノ・カンタータ「悲しみを知らぬ者」BWV209
演奏:エンマ・カークビー(S)…1-5/ゾフィー・ボウリン(S)…6-9/イザベル・
プールナール(S)…10-14/ハンス=マルティン・リンデ(フラウト・トラヴェル
ソ)…10-14,(指揮)…1-9/フェルディナント・ライトナー(指揮)…10-14/カペ
ラ・コロニエンシス

PE-172 \1750
フルート協奏曲集
1-3.フリードリヒ 2世(1712-1786):フルート協奏曲第3番ハ長調
4-7.テレマン(1681-1767):フルート協奏曲ホ短調
8-10.ファッシュ(1688-1758):フルート協奏曲ト長調
11-14.テレマン(1681-1767):フルート協奏曲ホ短調
演奏:コンラッド・ヒュンテラー(フラウト・トラヴェルソ)…1-7/ギュンター・
ヘラー(リコーダー)…4-7/クリストフ・ハントゲブルス(フラウト・トラヴェル
ソ)…11-14/ヘルムート・ヒュッケ(オーボエ)…8-10/ウルフ・ビェルリン(指
揮)…1-3/ゲオルク・フィッシャー(指揮)…4-7/ハンス=マルティン・リンデ
(指揮)…8-14/カペラ・コロニエンシス

PE-173 \1750
オーバーチュア集
1-6.ハイニヒェン(1683-1729):オーバーチュアト長調
7-13.グラウプナー(1683-1760):オーバーチュアハ長調
14-19.ファッシュ(1688-1758):オーバーチュア変ロ長調
20-21.グラウン(1703-1771):オーバーチュアニ短調
演奏:ハンス=マルティン・リンデ(指揮)/カペラ・コロニエンシス

PE-174 \1750
古典派の交響曲集
1-5.ゴセック(1734-1829):交響曲変ロ長調 Op.6-6
6-9.ヴァンハル(1739-1813):交響曲ト短調
10-12.マオー(1720-1785頃):弦楽のための交響曲第4番ハ短調
13-15.クラウス(1756-1792):交響曲ハ短調
演奏:ハンス=マルティン・リンデ(指揮)/カペラ・コロニエンシス

PE-175 \1750
ケルビーニ(1760-1842):
1-5.ハイドンの死に寄せる歌
6-9.交響曲ニ長調
演奏:マリリン・シュミーゲ(S)/マルティン・ヒル(T)/パオロ・バルバキーニ
(T)/ガブリエル・フェッロ(指揮)/カペラ・コロニエンシス

PE-176 \1750
ハイドン(1732-1809):カンタータ集
1-4.ソプラノとオーケストラのためのカンタータ「ベレニーチェ」より情景
Hob.XXIVa:10
5-6.ソプラノとオーケストラのためのカンタータ「惨めな祖国」Hob.XXIVa:7
7-9.ヴァイオリン協奏曲第 4番ト長調 Hob.Vlla:4
10-13.交響曲第12番ト長調「オックスフォード」Hob.l:92
演奏:マリリン・シュミーゲ(S)…1-6/イングリッド・ザイフェルト(vn)…7-9
/ハンス=マルティン・リンデ(指揮)…1-9/フェルディナント・ライトナー
(指揮)…10-13/カペラ・コロニエンシス

PE-177 \1750
クラリネット協奏曲集
1-3.C.シュターミッツ(1745-1801):
2本のクラリネットと管弦楽のための協奏曲第4番
4-6.C.シュターミッツ:弦楽のための四重奏曲
7-9.J.シュターミッツ(1717-1757):クラリネット協奏曲変ロ長調
演奏:ハンス・ダインツァー(cl)/ジャン・エンゲル(cl)…1-3/ガブリエレ
・フェッロ(指揮)…1-3/ウルフ・ビェルリン(指揮)
…4-9/カペラ・コロニエンシス

PE-178 \1750
ハッセ(1699-1783):歌劇「クレオフィーデ」より情景とアリア
演奏:クレオフィーデ…エンマ・カークビー(S)/エリッセナ…アニェス・メロン
(S)/ガンダルテ…ランダル・ K・ウォン(S)/ポロ…デレク・リー・レイギン
(A)/アレッサンドロ…ドミニク・ヴィス(C-T)/デイヴィッド・コーディアー
(C-T)/ライニッシェ・カントライ/ウィリアム・クリスティ(指揮)/カペラ・
コロニエンシス




<CPO>
777126-2 \1700
フェスカ(1789-1826):フルート四重奏曲集
1.フルート四重奏曲 Op.37/2.フルート四重奏曲 Op.38/
3.フルート四重奏曲 Op.40
演奏:リノス・アンサンブル<メンバー>ケルステン・マッカール(fl)/ヴィンフ
リート・ラーデマッハー(vn)/マティアス・ブッフホルツ(va)/
マリオ・ブラウマー(vc)
cpoレーベルでは交響曲が良く知られているフェスカですが、彼の最も有名な作
品は16曲ある弦楽四重奏曲です。彼自身、訓練されたヴァイオリニストであった
ため、そのどれもが極めて優美で精巧に書かれているからです。このフルート四
重奏曲も書法は同じ。どれもが4つの楽章を持っていて、整合性の取れた古典的
なフォルムが愛おしい作品です。リノス・アンサンブルの手慣れた演奏が心地よ
さを誘います。

777222-2 2枚組 \4900
ヘンデル(1685-1759):エジプトのイスラエル人
メンデルスゾーンによる 1833年版
演奏:モニカ・フリマー(S)/ヴェロニカ・ヴィンター(S)/ハイケ・グレツィン
ガー(Ms)/ハンス・イェルク・マンメル(T)/エッケハルト・エーベレ(B-Br)/
グレゴール・フィンケ(B)/ライニッシェ・カントライ/ダス・クライネ・コン
ツェルト/ヘルマン・マックス
ヘンデルの作品をメンデルスゾーンが改編したという、まさに2009年にふさわ
しいこの「エジプトのイスラエル人」。バロック音楽を精力的に研究していたメ
ンデルスゾーンは、J.S.バッハの作品の復興者として名高いのですが、このヘン
デルの「エジプトの-」も、彼がロンドンでスコアを発見し、指揮者として活躍
していた 1833年5月26日にデュッセルドルフで演奏、以降幾度も再演し評価を高
めた作品です。長らく発売の待たれていた録音です。

777229-2 \2450
ルドルフ・シモンセン(1889-1947):交響曲集
1.序曲ト短調/ 2.交響曲第1番「シオン」/ 3.交響曲第2番「ヘラス」
演奏:センデリュラン交響楽団/イスラエル・イノン(指揮)
ルドルフ・シモンセンは、ニールセンの次の世代を代表するデンマークの音楽家
の一人です。作曲家、ピアニスト、そして教師、作家として様々な作品を残して
います。彼はギリシア語、ラテン語、ヘブライ語を得意とし、デンマークの至る
ところでクラシック音楽について講義を行い、ユダヤ教にも造詣が深かったと言
います。彼の交響曲第1番のタイトルに「シオン」と名付けたのもユダヤ教に対
する敬意の顕れでしょう。どの作品もロマンティックな作風が持ち味の重厚な
作品です。

777373-2 \2450
レーガー(1873-1916):ピアノ協奏曲 Op.114
J.S.バッハ=ブゾーニ(1866-1924):
ピアノと弦楽合奏のための協奏曲ニ短調 BWV1052
演奏:ミヒャエル・コルスティック(ピアノ)/ミュンヘン放送管弦楽団/
ウルフ・シルマー(指揮)
レーガー自身が初演の6週間前!に「この曲の演奏はとても困難である」と語っ
たピアノ協奏曲。確かにそれはブラームスの第1番の曲をもう少しモダンにして、
更に晦渋にしたような作品でした。当然初演も大失敗。世間の評判もさんざんな
ものだったと言います。(とはいえ聴衆を敵に回すのが大好きだったレーガーと
しては別に何のこともなかったのでしょうが・・・。 )そんなわけでこの曲の真
価は問われることもなかったのですが、今回、ドイツの中堅ピアニスト、コルス
ティックの堅固なる演奏によって、ようやく正しい姿を見ることが可能になりま
した。ブゾーニ編のバッハの協奏曲も食えない曲。ロマン派の作品が好きで好き
でたまらない人にうってつけの1枚です。

777396-2 \2450
ハンブルクの聖なる音楽集1600-1800
トマス・ゼレ(1599-1663):復活祭のためのコンチェルトとモテット集
1.A Domino factum est illud/2.キリストは死の縄目につながれたり/3.キリ
ストは復活した、わたしの希望/4.主は活きたもう、死ははや敗れ/ 5.イエス
・キリスト我らの救い主/ 6.我ら救い主キリスト、今よみがえり/ 7.我は知
る。我を贖うお方は生きておられる
演奏:ブレーメン・ヴェーザー・ルネッサンス
マンフレッド・コルテス(指揮)
ザクソン生まれのトマス・ゼレはライプチヒでカルビシウスとヘルマン・シャイ
ンから教えを受けた(らしい)人。ハンブルクの4つの主要な教会のカントールを
務め、この地の音楽発展に力を尽くしました。300曲近くのモテットを作曲し、
中でもヨハネ受難曲は彼の代表作と呼ばれています。他にも多くの器楽作品、声
楽作品があり、どれも旋律、和声、対位法などに新たな手法を用いた斬新さが魅
力です。今回のアルバムは復活祭のために書かれた作品を集めたものです。輝か
しさに満ち溢れた佳曲ばかり。

777406-2 2枚組 \4900
J.シュトラウス2世(1825-1899):
オペレッタ「女王のレースのハンカチーフ」全3幕
演奏:ナージャ・ステファノフ(Ms)/ジェシカ・グラッテ(S)/エリケ・コットマ
イール(S)/ラルフ・サイモン(T)/マルクス・リスケ(T)/ハリー・ブラッハマ
ン(Br)/グリット・グナウク(Ms)/ドレスデン・オペレッタ管弦楽団&合唱団
/エルンスト・タイス(指揮)
ヨハン・シュトラウスの第 7番目のオペラであるこの作品は、いつもの如く、夢
のように甘く、素敵な音楽に満ち溢れています。1935年にミュンヘンのゲルトナ
ープラッツ劇場で上演、その時は大好評でしたが、以降忘れられてしまい全く上
演されることはありませんでした(この中で用いられている旋律による「南国の
バラ」のみは誰にでも愛される名曲として知られています)。そんなこの作品、
2006年にドイツのコーブルク劇場で、演奏会形式ではありますが実に71年ぶりに
演奏され好事家の話題をさらいました。ここでは J.シュトラウス全集のクリ
ティカル・エディションに基づいた版で演奏されています。




<WIGMORE HALL LIVE>
WHLive0026 \2100
グールド・ピアノ三重奏団
1.ジェームズ・マクミラン(1959-):14の小さな絵
2.シューベルト(1797-1828):ピアノ三重奏曲変ホ長調 D.929
演奏:グールド・ピアノ三重奏団
ルーシー・グールド(vn)/アリス・ニアリー(vc)/ベンジャミン・フリス(p)
マクミランの「 14の小さな絵」はBBCのマクミラン・フェスティヴァルで初演さ
れた作品。14の小さな曲が緊密に絡み合い、密接な関係を持って 1つの曲を形成
しています。シューベルトのピアノ三重奏曲はいわずと知れた名作。この曲に潜
む絶望的な暗さを見事に引き出した演奏です。メンデルスゾーンやブラームスな
どロマン派の作品を得意とするこの団体の面目躍如と言った感のある白熱のライ
ヴをお楽しみください。

WHLive0027 \2100
エヴァ・ポドレス/ギャリック・オールソン
1-5:ショパン(1810-1849):
5つの歌曲 彼女の好きな Op.74-5/指輪 Op.74-14/闘士 Op.74-10/リトアニアの
歌 Op.74-16/かわいい若者 Op.74-8/6-8.ラフマニノフ(1873-1943):3つの歌曲
キリストは立ち上がりぬ Op.26-6/昔から恋には慰めが少なくOp.14-3/彼女は真
昼のように美しい Op.14-9/9-11.チャイコフスキー(1840-1893):3つの歌曲
私は野辺の草ではなかったのか Op.47-7/ただあこがれを知る者だけが Op.6-6/
ゼムフィラの歌/12.シマノフスキ(1882-1937):仮面劇 Op.34より「ドン・ファ
ンのセレナード」/13-16.ムソルグスキー(1839-1881):詩の歌と踊り 子守歌/
セレナード /トレパーク/司令官/17.ラフマニノフ(1873-1943):すべては過ぎ
去り Op.26-15
演奏:エヴァ・ポドレス(コントラルト)/ギャリック・オールソン(ピアノ)
最近はアメリカやカナダの歌劇場で目覚ましい活躍を続けるポーランド出身の名
コントラルト、エヴァ・ポドレス。このアルバムは2008年1月のウィグモア・ホ
ールでのリサイタルを収録したもの。彼女お得意のショパンやシマノフスキを中
心とし、チャイコフスキー、ラフマニノフ、ムソルグスキーを配したまさにファ
ン垂涎の1枚。深い声の響きと繊細な歌いまわしが絶妙に心をくすぐります。米
国生まれなのにロシア物を超得意とする名ピアニスト、オールソンの説得力ある
歌心にも満足です。

<Brilliant Classics>
BRL 93769 18枚組 \7780
ハイドン:スコットランド歌曲全集
ロルナ・アンダーソン(Sop)ジェミー・マクドガル(Ten)
アイゼンシュタット・ハイドン・トリオ
既発の品番BRL92278、92542、93059、93453、93736、93856をまとめたもの
解説書はCDROMで収録

BRL 93866 2枚組 \1080
ハイドン:弦楽四重奏曲集 第9巻
弦楽四重奏曲Op.50
ブッフベルガー四重奏団

BRL 93894 \540
ボロディン:ピアノ曲全集
小組曲、スケルツォ変イ長調、中央アジアの草原にて(4手のための)
変化のない主題によるパラフレーズ
マルコ・ラペッティ(pf)
ラヴェル:ボロディン風に 
ダニエラ・デ・サンティス、ジャンパオロ・ヌーティ(pf)

●Opera Collection
BRL 93921 2枚組 \1080
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、他
ガブリエラ・シュナウト、ルート・ツィーザク(Sop)
ヨーゼフ・プロチュカ、ウヴェ・ハイルマン(Ten)
トム・クラウゼ、ハルトムート・フェルカー(Br)クルト・リドル(Bs)

BRL 93922 3枚組 \1550
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」
トゥリオ・セラフィン指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
マリア・カラス(Sop)エベ・スティニャーニ(MSop)
マリオ・フィリッペスキ(Ten)ニコラ・ロッシ=レメーニ(Bs)

BRL 93923 2枚組 \1080
ベルリオーズ:歌劇「ベアトリスとベネディクト」
ダニエル・バレンボイム指揮、パリ管弦楽団、他
イヴォンヌ・ミントン(Alt)プラシド・ドミンゴ(Ten)
イレアナ・コトルバス(Sop)ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)

BRL 93924 3枚組 \1550
ドニゼッティ:歌劇「アンナ・ボレーナ」
ジュリアス・ルーデル指揮、ロンドン交響楽団、他
ビヴァリー・シルズ(Sop)ポール・プリシュカ(Bs)
シャーリー・ヴァーレット(MSop)ロバート・ロイド(Bs)
ステュアート・バロウズ(Ten)パトリシア・カーン(MSop)
ロバート・ティアー(Sop)

BRL 93925 3枚組 \1550
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」
シギスヴァルト・クイケン指揮、ラ・プティット・バンド、他
ソイレ・イソコスキ、ナンシー・アージェンタ(Sop)モニカ・グロープ(MSop)
マルクス・シェーファー(Ten)ヒューブ・クレーサンス、
ペール・フォレスタット(Br)

BRL 93926 3枚組 \1550
ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」(R.コルサコフ改訂版)
イサイ・ドブロウェン指揮、フランス国立放送管弦楽団、他
ボリス・クリストフ、キム・ボルイ(Bs)ユージニア・ザレスカ、
リディア・ロマノヴァ(MSop)ニコライ・ゲッダ、アンジェイ・ビエレッキ(Ten)
リュドミーラ・レベデワ(Sop)

BRL 93927 2枚組 \1080
プッチーニ:歌劇「トスカ」
ヴィクトル・デ・サーバタ指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
マリア・カラス(Sop)ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Ten)
ティート・ゴッビ(Br)

BRL 93928 2枚組 \1080
パーセル:歌劇「アーサー王」
トレヴァー・ピノック指揮、イングリッシュ・コンサート、他
ジェラルド・フィンレイ(Br)ナンシー・アージェンタ、
ジュリア・グッディング(Sop)ジェイミー・マクドガル(Ten)

BRL 93930 \540
ラモー:歌劇「アナクレオン」、カンタータ「忠実な羊飼い」
マルク・ミンコフスキ指揮、ルーヴル宮音楽隊、他
ティエリ・フェリクス(Bs)ヴェロニク・ジャンス、アニク・マシス(Sop)
ロドリーゴ・デル・ポゾ(Ten)

BRL 93931 \540
シューベルト:歌劇「サラマンカの友人たち」
テオドール・グシュルバウアー指揮、オーストリア放送交響楽団、他
エディト・マティス(Sop)トマス・モーザー(Ten)ヘルマン・プライ(Br)
ロベルト・ホル(Bs)

BRL 93932 2枚組 \1080
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」
トゥリオ・セラフィン指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
マリア・カラス(Sop)ティート・ゴッビ(Br)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Ten)アドリアーナ・ラッツァリーニ(Alt)
ニコラ・ザッカリア(Bs)

BRL 93933 4枚組 \2050
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、フィルハーモニア管弦楽団、他
キルステン・フラグスタート、ブランシュ・シーボム(Sop)
ルートヴィッヒ・ズートハウス(Ten)ヨーゼフ・グラインドル(Bs)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)

BRL 9083 2枚組 \1080
シェーンベルク:歌劇「モーゼとアロン」
ミヒャエル・ギーレン指揮、オーストリア放送交響楽団、他
ギュンター・ライヒ、ルイ・デヴォ、エヴァ・チャポー、
ロジャー・ルーカス、エルフリーデ・オブロフスキー、
ラディスラフ・イラフスキー

BRL 9084 2枚組 \1080
R.シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」
ジュセッペ・シノーポリ指揮、シュターツカペレ・ドレスデン、他
デボラ・ヴォイト、ナタリー・デセイ(Sop)
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(MSop)
ベン・ヘップナー、アルベルト・ドーハン(Ten)

BRL 9085 3枚組 \1550
R.シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、フィルハーモニー管弦楽団、他
エリーザベト・シュヴァルツコップ、テレサ・シュティヒ=ランダル(Sop)
クリスタ・ルートヴィヒ(MSop)オットー・エーデルマン(Bs)
エーベルハルト・ヴェヒター(Br)



<Berlin Classics>
BC 1642 \2380
ラ・ディーヴァ
ヘンデル:アリア集 -フランチェスカ・クッツォーニに寄せて
歌劇「ロンバルディア王妃ロデリンダ」(世界初録音)
「シピオーネ」「ジュリアス・シーザー」「アレッサンドロ」
「ペルシャ王シローエ」「エジプト王トロメーオ」
「ロンバルディア王フラーヴィオ」「リチャード1世」
「テッサリアの王アドメート」より 
シモーネ・ケルメス(Sop)ラウテン・カンパニー・ベルリン

BC 1645 3枚組 \7350
ヘンデル:ハープシコード組曲第1巻、第2巻
組曲HWV426-441
ラーニャ・シルマー(pf)

BC 18462 12枚組+Book \8500
Classical Discovery
クラシック音楽史
CD:12枚を古楽、バロック、ウィーンの音楽、ロマン派、現代にわけて収録。
本:布製ハードカバー、150頁、CDと同様に5つ時代に分割し、わかりやすく理
解しやすいように編集。また独特でユニークな内容になるよう意識している。
クラシック入門から愛好家まで幅広く親しまれる内容としている。また重要な
作曲家にも焦点をあて、写真を多用し当時の生活なども紹介。
ハルトムート・モーラー教授による編集

BC 1646 \2380
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番
クリストフ・バラティ(Vln)
大植英次指揮、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団

BC 1643 \2380
アンリ=ジョゼフ・リジェール(1741-99):交響曲集
第4番、第7番、第8番、第14番(以上世界初録音)、第10番
コンチェルト・ケルン

BC 18464 2枚組 \2380
Auf flugeln des gesanges
メンデルスゾーン:歌曲集
ペーター・シュライアー(Ten)ワルター・オルベルツ(pf)
Disc.1 クルト・マズア、ペーター・シュライアー、ペーター・グリュケによ
る、2009年メンデルスゾーン・イヤー特別対談を収録。歌曲を中心にメンデル
スゾーンの人柄や作品の特徴や魅力に迫る。
Disc.2 ペーター・シュライアー歌唱によるメンデルスゾーンの歌曲より22曲
を収録。

BC 1647 \2380
ブラームス:後期ピアノ曲集
Op.116-Op.119
アンナ・ゴラリ(pf)


●Berlin Classics Handel year 2009
ヘンデル没後250周年にベルリンクラシックスが注目したのはオラトリオ。シリ
ーズ全8タイトル発売。

BC 18465 2枚組 \2380
ヘンデル:オラトリオ「快活の人、沈思の人、温和の人」(ドイツ語歌唱)
ロルフ・ロイター指揮、
ベルリン・コーミッシェ・オーパー管弦楽団、他
フルバー=フライベルガー(Sop)シュレンベルガー(Sop)
コヴァルスキー(Alt)、他

BC 18466 3枚組 \3380
ヘンデル:オラトリオ「ベルシャザル」(ドイツ語歌唱)
ディートリヒ・クノーテ指揮、ベルリン室内管弦楽団、他
シュライアー(Ten)フランク=ライネッケ(Sop)
トレーケル=ブルクハルト(Alt)、他

BC 18467 3枚組 \3380
ヘンデル:オラトリオ「ヘラクレス」(ドイツ語歌唱)
ヴォルフ=ディーター・ハウシルト 指揮、ライプツィヒ放送交響楽団、他
ポルスター(Bs)ゾッフェル(MSop)ビュヒナー(Ten)、他

BC 18468 3枚組 \3380
ヘンデル:オラトリオ「ソロモン」(ドイツ語歌唱)
ハインツ・レーグナー指揮、ベルリン放送交響楽団、他
シムル(Alt)ビュヒナー(Ten)ポルスター(Bs)マリア・ブントシュー(Sop)、他

BC 18469 2枚組 \2380
ヘンデル:オラトリオ「ユダス・マカベウス」(ドイツ語歌唱)
ヘルムート・コッホ指揮、ベルリン放送交響楽団、他
ヘフリガー(Ten)アダム(Bs)ヤノヴィッツ(Sop)シュライアー(Ten)、他

BC 18470 2枚組 \2380
ヘンデル:オラトリオ「エジプトのイスラエル人」(ドイツ語歌唱)
ヴォルフ=ディーター・ハウシルト 指揮、ライプツィヒ放送交響楽団、他
ノセック(Sop)ラング(Alt)フォーゲル(Ten)ロレンツ(Bs)、他

BC 18471 2枚組 \2380
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」(ドイツ語歌唱)
ヘルムート・コッホ指揮、ベルリン放送交響楽団、他
ヴェルナー(Sop)シュライアー(Ten)アダム(Bs)、他

BC 18472 3枚組 \3380
ヘンデル:オラトリオ「セメレ」(ドイツ語歌唱)
ヘルムート・コッホ指揮、ベルリン放送交響楽団、他
ビュヒナー(Ten)ポルスター(Bs)ロレンツ(Bs)ヴェルナー(Sop)、他


●Berlin Classics BASICS(1CD 10 title)
好評の美しいジャケット、デジパック仕様のこのシリーズ。名曲ハイライト盤
10タイトル新発売です。

BC 14938 \950
音楽の噴水
ヘンデル、シュトラウス、ベートーヴェンの作品より
ウーセ(pf)ブロムシュッテット、レーグナー指揮、
シュターツカペレ・ドレスデン、他

BC 14939 \950
復活祭の音楽
バッハ、ベートーヴェン、パガニーニの作品より
マズア、スイトナー指揮、ケヴァントハウス管弦楽団、他

BC 14940 \950
ロマンス
ベートーヴェン、ブラームス、モーツァルトの作品より
ノイマン、ケーゲル指揮、ゲヴァントハウス管弦楽団、
ドレスデン・フィルハーモニー、他

BC 14941 \950
夜に聴く音楽
モーツァルト、ラヴェル、ショパンの作品より
シェトラー、シュミット(pf)、ズスケ四重奏団、
マズア、ブロムシュテット指揮、ドレスデンフィル、他

BC 14942 \950
クラシックの楽園
バッハ、ヘンデル、シューベルトの作品より
コッホ、マズア指揮、シュターツカペレ・ドレスデン、他

BC 14943 \950
歌の喜び-合唱曲集
バッハ、ヘンデル、ヴェルディの作品より
ドレスデン十字架合唱団、ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団、他

BC 14944 \950
エア -美しいバロック音楽集
ヘンデル、バッハの作品より
コッホ、ザンデルリング指揮、ベルリン室内管弦楽団、他

BC 14945 \950
美しい旋律
ロッシーニ、チャイコフスキー、シュトラウスの作品より
スイトナー、マズア指揮、ベルリン放送管弦楽団、
シュターツカペレ・ドレスデン、他

BC 14946 \950
春の音楽
シューベルト、シューマン、シュトラウスの作品より
ツェヒリン(pf)、ドレスデン十字架合唱団、
ドレスデン・フィルハーモニー、他

BC 14947 \950
ピアノ・ドリーム
モーツァルト、サティ、トビュッシーの作品より
ツェヒリン、シェトラー、レーゼル、シュミット(pf)、
マズア指揮、ドレスデン・フィルハーモニー、他




<WARNER>
WARNER 2564 691929 2枚組 \2450
ホセ・カレーラス コレクション
収録曲 
En Aranjuez con tu amor, Granada, Che gelida manina La Boheme,
O soave fanciulla La Boheme, La donna e mobile Rigoletto,
E lucevan le stelle Tosca, Vesti la giubba Pagliacci, Vieni sul mar,
Santa Lucia, Marechiare, Torna a Surriento,
Lippen schweigen The Merry Widow, Dein ist mein ganzes Herz,
The Land of Smiles, Panis angelicus, The Lord’s Prayer, E sara cosi,
Parole d’amore, Amore perduto, No puede ser, !Ay! Para Navidad,
Un’ombra, With A Song In My Heart, Be My Love,
Drinking Song The Student Prince, Because, Born Free,
Over The Rainbow, Mona Lisa, Moon River, The Way We Were,
White Christmas, Tristesse, Musica proibita,
Serenade The Student Prince, L’amor passo, Hymne a l’amour,
A la luz de una luna azul, Hine e hine, Dreaming Of You, Celebration,
Place Far, Far Away

WARNER 2564 692817 16枚組 \7850
J.S.バッハ:オルガン曲全集
トン・コープマン(Org)

WARNER 2564 692016 4枚組 \3500
パーセル・エディション第1集
パーセル:歌劇集
歌劇「ディドとエネアス」「アーサー王」「妖精の女王」
ウィリアム・クリスティ指揮、レザール・フロリサン、他
アーノンクール指揮、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

WARNER 2564 692729 4枚組 \3500
メンデルスゾーン・エディション第1集
メンデルスゾーン:
交響曲全集、ヴァイオリン協奏曲 ヴェンゲーロフ、ピアノ協奏曲、
華麗なるカプリッチョ カツァリス、序曲「静かな海と楽しい航海」
「フィンガルの洞窟」「美しいメルジーネ」
クルト・マズア指揮、ゲヴァントハウス管弦楽団、他
アーノンクール指揮、ヨーロッパ室内管弦楽団
カイルベルト指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団

WARNER 5186 526832(DVD-Video) \2850
ウィンター・ドリーム
ダーシー・バッセル、イレク・ムハメドフ、他
コヴェント・ガーデン ロイヤルバレエ団
ケネス・マクミランによるチャイコフスキーの名曲にのせたバレエ集。
ドキュメンタリーも収録。

WARNER 5186 532732(DVD-Video) 3枚組 \4850
ヘンデル:ザ・コレクション
ウィリアム・クリスティ指揮、エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団、他
グラインドボーン・フェスティバル・オペラ 
ヘンデル:歌劇「ロデリンダ」「テオドーラ」
「ア・ナイト・ウィズ・ヘンデル」-ロンドンの夜景をバックにヘンデルのア
リア集を収録

WARNER 5144 287092(DVD-Video) \2080
Playing by Heart/ Masterclass
マキシム・ヴェンゲーロフ(Vln)、他
ヴェンゲーロフの音楽活動に焦点をあてたドキュメンタリー映像集

WARNER 2564 695517 6枚組 \4180
ヘンデル・エディション第9集
ヘンデル:管弦楽曲集
オルガン協奏曲第15番、オーボエ協奏曲第1番、第2番、
ヴァイオリンと管弦楽のためのソナタ第5番、
「アレクサンダーの饗宴」からの合奏協奏曲ハ長調、合奏協奏曲集Op.6
合奏協奏曲集Op.3
水上の音楽
王宮の花火の音楽
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
マルク・ミンコフスキ指揮、ルーヴル宮音楽隊
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮、
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
ジャン=フランソワ・パイヤール指揮、パイヤール室内管弦楽団、他

WARNER 2564 695500 6枚組 \4180
ヘンデル・エディション第10集
ヘンデル:オルガン協奏曲、ハープシコード組曲集
トン・コープマン(Org、指揮)アムステルダム・バロック管弦楽団、他
ハープシコード組曲第1巻 スコット・ロス(harpsichord)
ハープシコード組曲第2巻よりHWV435、437、438、439、シャコンヌHWV448、
フーガHWV605、607、カプリッチョHWV481、483、ファンタジアHWV490、
ソナタHWV577、前奏曲とアレグロHWV574 
オリヴィエ・ボーモン(harpsichord)

WARNER 2564 696626 3枚組 \2850
ブラームス:交響曲全集
ウラディーミル・フェドセーエフ指揮、モスクワ放送交響楽団

WARNER 2564 698394 7枚組 \5150
シューベルト:世俗合唱曲全集
エルヴィン・オルトナー指揮、
ウィーン・コンチェルト・フェライン、アーノルト・シェーンベルク合唱団
ヘルベルト・リパート(Vla)アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Alt)
ルート・ツィーザク(Sop)フランツ・ライトナー(Ten)
ロベルト・ホル、オリヴァー・ヴィドマー(Br)
カール・ハインツ・レーナー、アドガート・ロイブル(Bs)
アンドレアス・シュタイアー、アンドラーシュ・シフ、
バーバラ・モーザー(pf)、他



<NAT>
国内盤仕様
NAT 08401 \2800
ルトスワフスキ:パガニーニの主題による変奏曲
ラヴェル:スペイン狂詩曲
シューベルト:幻想曲D.940
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ピアノデュオ ドゥオール
藤井隆史、白水芳枝(pf)
踊りだす二人の鼓動 解き放つ光のハーモニー。留学先ドイツ・マンハイムで
得たものは深みを増し、想いは確信となった。時に同化し、時に個性をぶつけ
合うデュオの醍醐味と、連弾の革命家シューベルト、巧みな手法と色彩感に富
むラヴェルらの作品をお届けする、優しく、熱いピアノデュオ ドゥオール
デビューアルバム




<DISC CLASSICA>
国内盤仕様
DCJA 21011 \2500
ベートーヴェン(リスト編曲):交響曲第7番
ジョン・コリリアーノ:オスティナートによる幻想曲
伊藤 憲孝(pf)
ベートーヴェンの交響曲第7番は音楽史上に燦然たる光をもって輝き続ける傑作
である。その完全なる演奏は、音楽を志す者たちの永遠の目標であり、いつか
は踏破したいと願う頂として聳え立ってきたのである。「第七」の前には列を
成す巡礼者のように名演奏家たちの姿があると言っても決して過言ではないで
あろう。稀代の大作曲家にしてピアノ演奏の革命児であったフランツ・リスト
もそんなベートーヴェン詣でを繰り返した音楽家であった。リストは、残され
た交響曲のすべてを自身のレパートリーとして組み入れるべくピアノ用にアレ
ンジすることで、いわばベートーヴェン信仰者としての証を結晶にし、その成
果を後世に託している。だがこのピアノ譜は限りなき難問であり、そうたやす
くピアニストの参加を許すものではない。もちろん過去に録音はあるが、その
数が限定されている事実がその再現に要する破格の困難さを物語っていると思
われる。そこに大胆にも伊藤憲孝という若きピアニストが挑戦した。しかも伊
藤にとってこの録音はデビュー・アルバムなのであり、その怖れを知らぬ決意
と行動は、それだけでも何か異次元の感動を予感させるものがある。筆者も興
味津々、耳を傾けた。驚いたのは、伊藤憲孝というピアニストが演奏をチャレ
ンジとはいささかも考えてはおらず、名作へのオマージュ、それも熱烈な賛美
の念をもって作品を余すところなく歌い上げ、歓喜の調べとしている、その豪
快さ、完全燃焼の姿のすがすがしさであった。リストの手を経た難曲を軽々と
弾ききってしまう破格の力も凄いが、それ以上に伊藤憲孝にはこの名作に寄せ
る沸騰するような共感の心があり、それが喜びの演奏となって熱くふくらみ続
けているのである。その放射される熱に聴き手もたちまち魅了され、聴き入っ
てしまうのである。しかもこのアルバムには現代アメリカのコリリアーノの手
になる第7交響曲讃といえる「オスティナートによる幻想曲」までカプリング
されている。これもまた伊藤憲孝の中で温められてきたベートーヴェンへの想
いのもう一つの伏線とでもいうべきものであろう。演奏の白熱的興奮と完成度
はもちろん特筆されるが、伊藤憲孝はリスト、コリリアーノと続けて弾くこと
で名作を点で終わらせるのではなく、歴史的営みの成果としてつなげている。
この視点の豊かさ、そこにある敬虔な情熱とでもいうべきこだわりは強く聴き
手の胸を打つインパクトがある。〔諸石幸生〕




<FLORESTAN>
国内盤仕様
FLCP 21003 \2800
明日のほうへ
このかけがえのない日々へ(新作)佐橋俊彦/にらめっこwith本多俊之/タッチ
・ハー・ソフト・リップス・アンド・パート ウォルトン(編曲:挾間美帆)/
かえりみち 本多俊之/ザ・モーニングウォーク-「子供のための組曲」より 
フィル・ウッズ/ヴェル・ドゥマン(明日のほうへ)長生 淳/私はこの世に忘
れられ-「5つのリュッケルトの詩による歌」マーラー/トラヴェシア 
M.ナシュメント
彦坂眞一郎(Sax)東井美佳(pf)
【ゲスト】本多俊之(Alto Sax)、阿倍篤志(pf)、佐藤紀雄(Guitar)
「今までこんなに楽しく、こんなに優しいサックスの音楽があったろうか」
トルヴェール・クヮルテットの彦坂眞一郎が満を持して送り出す、全く新しい
サックスの世界。
本多俊之、長生淳、佐橋俊彦ら日本を代表する作曲家達が、クラシック、ジャ
ズ、ポップス…すべてのジャンルを飲み込んで今繰り広げられる、次代の子供
たちの明るい未来を願う親から子への愛の物語!



<WARNER Box>
WARNER 2564 698165 \2450
ガーシュウィン:「キューバ序曲」
バーンスタイン:「ウエスト・サイド物語」からシンフォニック・ダンス
ダニエル・バレンボイム指揮、シカゴ交響楽団

WARNER 2564 691489 2枚組 \2080
エレーヌ・グリモー(pf) コレクション
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番より、
ピアノ小品Op.116-7、Op.117-3、Op.118-3、Op.119-3
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番より、ピアノソナタ第30番
シューマン:ピアノ協奏曲
ラヴェル:ピアノ協奏曲
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ長調より 
ヴラディーミル・アシュケナージ指揮、フィルハーモニー管弦楽団、他

WARNER 2564 691990 4枚組 \3500
パーセル・エディション第2集
パーセル:歌劇、劇的付随音楽集
歌劇「インドの女王」「テンペスト」「結婚した伊達男」より序曲、
「アブデラザール」よりロンド、「アテネのタイモン」
「ダイオクリージャン」、他 
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ

WARNER 2564 692709 4枚組 \3500
メンデルスゾーン・エディション第2集
メンデルスゾーン:
弦楽のための交響曲全集、ピアノと弦楽のための協奏曲 イ短調、
ヴァイオリンとピアノと弦楽のための協奏曲 ニ短調
アンドレアス・シュタイアー(pf)ライナー・クスマウル(Vln)
コンチェルト・ケルン




<OPUS ARTE>
HCD4036(DVD-Video) \3600
プッチーニ作曲 歌劇《トスカ》(フィルム)
収録:1955年 ミラノ 監督:シルヴェーリオ・ブラージ
[日本語解説書付]
トスカ:レナータ・エレディア・カプニスト
マリオ・カヴァラドッシ:フランコ・コレッリ
スカルピア男爵:カルロ・タリアブエ
チェーザレ・アンジェロッティ:アントーニオ・サッケッティ
堂守:ヴィート・デ・ターラント
スポレッタ:レナート・エルコラーニ
シャルローネ:エラルド・コーダ
看守:マリオ・ゾルニョッティ
牧童;ジゼッラ・ラヴァニャーニ
指揮:アントニーノ・ヴォットー
RAIミラノ管弦楽団&合唱団
監督:シルヴェーリオ・ブラージ
合唱指導:ロベルト・ベナーリオ
舞台:ジャンニ・ヴィッラ
衣裳:マウリツィオ・モンテヴェルデ
装置:ルドヴィコ・ムラトーリ
照明:ジュリオ・ラウレ
収録:1955年9月24日 ミラノ
113分
字幕 英・仏・西・伊
モノクローム
音声仕様
(1)リニアPCM ステレオ
(2)Dolby Digital 5.1chサラウンド
※モノラル音源の擬似ステレオ・サラウンド化
偉大なテノール、フランコ・コレッリ(1921-2003)が歌った映画版《トスカ》
がDVD化。当時まだ30代半ば、デビューして数年のコレッリ演じる若々しいカ
ヴァラドッシのカッコいいこと! トスカ役には幻の名ソプラノ、エレディア
・カプニスト、スカルピア男爵には実力派ベテランのタリアブエを配し、しか
も指揮者はスカラ座の名匠ヴォットー。半世紀以上前の映像ながら、生々しい
興奮が湧き上がってくることでしょう。(解説:吉田光司)

OABD7020D(Blu-ray) \5480
ジョン・アダムズ作曲 歌劇《ドクター・アトミック》
ネーデルラント・オペラ2007[日本語解説書付]
ロバート・オッペンハイマー:ジェラルド・フィンリー
キティ・オッペンハイマー:ジェシカ・リヴェラ
レズリー・グローヴス准将:エリック・オーウェンズ
エドワード・テラー:リチャード・ポール・フィンク
ジャック・ハバード:ジェームズ・マッダレーナ
ロバート・ウィルソン:トーマス・グレン
ジェームズ・ノーラン大佐:ジェイ・ハンター・モリス
パスクァリータ:エレン・ラビナー
ブッシュ副官:リュート・ファン・アイク
指揮:ローレンス・レネス
ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団/ネーデルラント・オペラ合唱団
演出・脚本:ピーター・セラーズ
美術・装置:エイドリアン・ローベル 衣裳:ドゥーニャ・ラミコーヴァ 
照明:ジェームズ・F・インガルス 振付:ルシンダ・チャイルズ  
音響:マーク・グレイ
2007年6月7、25、29日 ネーデルラント・オペラ―アムステルダム音楽劇場に
おけるライヴ収録
blu-ray製品仕様
収録時間 全プログラム230分(本編170分)
本編字幕 英・仏・独・西・伊・蘭
ヴィデオ仕様 16:9 1080i  High Definitionカラー
音声仕様
(1)Dolby TrueHD 2.0
(2)Dolby TrueHD 5.1
高画質&高音質映像で積極的なレパートリー拡充を行い大好評のオーパス・ア
ルテ、ブルーレイディスクシリーズ。昨年のDVDリリース時に話題になった新作
オペラ《ドクター・アトミック》が早くも登場です。
なぜ人類はこんな恐ろしいものを作り出したのか――作曲家ジョン・アダムズ
と演出家ピーター・セラーズの“問題作コンビ”による、原子爆弾誕生の物語。
“原爆の父”ロバート・オッペンハイマーと仲間たちの科学への情熱、そして
政治の介入と倫理との葛藤を描く。公開された軍関係文書や手紙などを中心に
セラーズが再構成した台本、アダムズのドラマティックな音楽、核融合を表す
バレエが舞台を彩り、2005年のサンフランシスコ・オペラでの初演は大きな
ショックを観客に与えた。緊迫のうちに人類最初の核実験、トリニティ計画は
無事に終了。そして静寂のなか、「水ヲクダサイ」と日本語の朗読が響き渡る、
衝撃のオペラ。(解説:鈴木淳史)

OA BD7021D(Blu-ray) \5480
「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」(全2幕)
(振付:フレデリック・アシュトン)
英国ロイヤル・バレエ団2005
[日本語解説書付] 
〔出演〕
リーズ(富農の娘):マリアネラ・ヌニェス
コーラス(リーズの恋人、農夫):カルロス・アコスタ
シモーネ(リーズの母、未亡人):ウィリアム・タケット
アラン(金持ちの息子):ジョナサン・ハウエル
トーマス(アランの父):デヴィッド・ドリュー
若い雄鶏:ジャコモ・チリアーチ
雌鶏たち、リーズの友人、村人たち
英国ロイヤル・バレエ団、英国ロイヤル・バレエ学校生徒たち
振付:フレデリック・アシュトン  
音楽:フェルディナン・エロール
編曲:ジョン・ランチベリー
演奏:アンソニー・トウィナー指揮 
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
衣装:オズバート・ランカスター
照明:ジョン・B・リード
収録:2005年2月、 コヴェント・ガーデン王立歌劇場
【特典映像】
○映像によるストーリー解説
○キャスト・ギャラリー
収録時間 全プログラム112分(本編108分)
本編字幕 仏・独・西・伊
ヴィデオ仕様 16:9 1080i  High Definitionカラー
音声仕様
(1)PCM 2.0
(2)PCM 5.1
1960年初演のフレデリック・アシュトンの最高傑作の一つで、「リーズの結婚」
としても知られる作品。フランスの田舎の農村で繰り広げられる、若い恋人た
ちと親子ののどかな情景を描く喜劇。主演のヌニェスはとても愛らしく、原題
訳どおり“わがまま娘”を茶目っ気たっぷりに演じている。対するアコスタは、
弾けるような跳躍など素晴らしいテクニックを十二分に披露し、リーズを優し
くサポートする恋人を好演している。
男性ダンサーが演じるリーズの母シモーヌと金持ち息子のアランの軽妙なやり
とり、ニワトリたちの踊りやリボンを使った踊り、マイムなどアシュトン作品
らしい演出がとても楽しい作品だ。ランカスターの衣装デザインも華やかで目
を楽しませてくれる。

OA1005D(DVD-Video) 2枚組 \5480
OABD7019D(Blu-ray) \5480
ジョナサン・ダヴ作曲 歌劇《ピノッキオの冒険》
オペラ・ノース2008
[日本語解説書付]
作曲: ジョナサン・ダヴ(1959-) 台本: アラスデア・ミドルトン
世界初演: 2007年12月21日 リーズ・グランド・シアター
ピノッキオ:ヴィクトリア・シモンズ
ジェッペット:ジョナサン・サマーズ
青い妖精:マリー・プラザス
コオロギ/オウム:レベッカ・ボットーネ
人形使い、他:グレアム・ブロードベント
ランプの芯:アラン・クレイトン
ネコ:マーク・ワイルド
キツネ/御者:ジェームス・レイン
ハト/カタツムリ:キャロル・ウィルソン
指揮:デイヴィッド・パリー
オペラ・ノース管弦楽団&合唱団
演出:マーティン・ダンカン
美術・衣裳:フランシス・オコーナー 照明:ディヴィ・カニンガム 
振付:ニック・ウィンストン
2008年2月29日、3月1日 サドラーズ・ウェルズ劇場(ロンドン)におけるライ
ヴ収録
収録時間 全プログラム213分(本編155分)
字幕 英・仏・独・西・伊
ヴィデオ仕様 16:9 カラー
音声仕様
(1)リニアPCM48kHz/16bitステレオ
(2)DTS 5.1chサラウンド
ディスク仕様 片面2層×1
※Blu-ray製品仕様
ヴィデオ仕様 16:9 1080i  High Definitionカラー
音声仕様
(1)Dolby TrueHD 2.0
(2)Dolby TrueHD 5.1
あの「ピノキオ」の物語がオペラになっての登場です。子供向けに制作された
プロダクションですが、大人にも楽しめる、いや大人でないと楽しめないよう
な奥の深さを感じるステージに仕上げられています。ジョナサン・ダヴは、歌
劇《フライト》やイアン・セラー監督の映画音楽などで知られる、英国でもっ
とも人気の高い作曲家の一人。この《ピノッキオの冒険》の成功により、2008
年のイギリス作曲家賞を受賞しました。ポスト・ミニマル風の曲調に乗って、
心優しくも誘惑に弱いピノッキオの奇想天外な冒険が描かれます。
(解説:鈴木 淳史)

<VENEZIA>
CDVE04360 6枚組 \4500
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
CD.1
(1)ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 K.279 / 189d
(2)ピアノ・ソナタ第2番 ヘ長調 K.280 / 189e
(3)ピアノ・ソナタ第3番 変ロ長調 K.281/ 189f
(4)ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 K.282 / 189g
CD.2
(5)ピアノ・ソナタ第5番 ト長調 K.283 / 189h
(6)ピアノ・ソナタ第6番 ニ長調 K.284 / 205b
(7)ピアノ・ソナタ第7番 ハ長調 K.309 / 284b
CD.3
(8)ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310 / 300d
(9)ピアノ・ソナタ第9番 ニ長調 K.311/ 284c
(10)ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330 / 300h (ライヴ)
CD.4
(11)ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331/ 300i
(12)ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332 / 300k (ライヴ)
(13)ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K.333 / 315c
CD.5
(14)ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K.457
(15)ピアノ・ソナタ第15番 ヘ長調 K.533 & K.494
(16)ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K.545
CD.6
(17)ピアノ・ソナタ第17番 変ロ長調 K.570
(18)ピアノ・ソナタ第18番 ニ長調 K.576
リューボフ・チモフェーエワ(ピアノ)…ソナタ第1-9番
エリソ・ヴィルサラーゼ(ピアノ)…ソナタ第10 -14番
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)…ソナタ第15 -18番
1981-1984年
(19)ロンド イ短調 K.511
(20)アダージョ ロ短調 K.540
マリア・ユーディナ(ピアノ) 
それぞれの曲は録音年代・場所環境が違いますので、アルバムとしての統一
は多少欠けるかと思われます。伴いマスターに起因する多少の傷がございます
事ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。




<CARUS>
83.220 3枚組 \4580
世界初録音!
クネヒト:歌劇「アイオロスの竪琴」
4幕のロマンテックなオペラ 
Justin Heinrich Knecht: Die Aeolsharfe
クリスティーナ・ランズハマー: Christina Landshamer
マーク・アドラー: Mark Adler
アンドレア・ローレン・ブラウン: Andrea Lauren Brown

フリーダー・ベルニウス指揮
ホフカペレ・シュトゥツトガルト、シュトゥツトガルト室内合唱団
2008年4月 シュトゥツトガルトでのライヴ録音
ユスティン・ハインリヒ・クネヒト(1752-1817)
南ドイツの美しい町、ビーベラハ生まれの作曲家、オルガニストであると同時
に音楽理論家としても著名でした。また、シュトゥツトガルトの宮廷楽長でも
ありました。15の器楽の為の交響曲「自然の音楽的描写:1784年」が有名であ
り、「雷雨によって妨げられた羊飼いの至福の時:1794年」は標題をもつ音画的
な作品として有名であり、後のベートーヴェン作曲交響曲第6番「田園」におけ
る標題やその音楽描写に影響を与えたという説もあります。

83.425(SACD-Hybrid) 3枚組 \4580
ヘンデル:オラトリオ「サムソン」
トーマス・コーレイ: Thomas Cooley
ソフィー・デインマン: Sophie Daneman
フランツィスカ・ゴットヴァルト: Franziska Gottwald
ウィリアム・ベルガー: William Berger
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ: Wolf Matthias Friedrich
ニコラス・マッギガン指揮
ゲッティンゲン祝祭管弦楽団、NDR合唱団
2008年6月 ドレスデンでのライヴ録音



<TACET>
TACET 166 \2380
ドビュッシー&ラヴェル ピアノ・ロールに録音された1912年の演奏
ドビュッシー:自作自演
(1)子供の領分
(2)スケッチ帳より
(3)グラナダの夕べ(版画より第2曲)
(4)ラフマニノフ:前奏曲op.32-5、op.32-12
(5)レントよりも遅く
(6)デルフォイの舞姫(前奏曲第1集から第1曲)
(7)沈める寺(前奏曲第1集から第10曲)
(8)パックの踊り(前奏曲第1集から第11曲)
(9)野を渡る風(前奏曲第1集から第3曲)
(10)吟遊詩人(前奏曲第1集から第12曲)
ラヴェル:自作自演
(1)ソナチネから第1、2楽章
(2)高雅で感傷的なワルツ
1926年 ピアノ・ロールへの録音を2008年にSTEINWAY社のピアノにて再生録音

TACET 170 \2380
ハイドン:3つの弦楽四重奏曲 op.71, Hob.III 69-71
(1)弦楽四重奏曲op.71-1 Hob.III 第69番 変ロ長調
(2)弦楽四重奏曲op.71-2 Hob.III 第70番 ニ長調
(3)弦楽四重奏曲op.71-3 Hob.III 第71番 変ホ長調
アウリン弦楽四重奏団 Auryn Quartet
2008年録音
アウリン弦楽四重奏団は 1982年、ケルンで20歳代前半の現メンバーにより結
成されました。古典から現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、明確で緊張感
ある演奏が特徴的です。
CPOレーベル 他から シューベルト、ヴォルフ、バルトークの
弦楽四重奏曲全集が発売されています。




<VENEZIA>
CDVE04358 4枚組 \2700
チャイコフスキー:歌曲集と交響曲全集
チャイコフスキー:
歌曲集
(1)「なぜ」 op.6-5
(2)「ただあこがれを知る者だけが」 op.6-6
(3)「恐ろしいひととき」 op.28-6
(4)「騒がしい舞踏会の中で」 op.38-3
(5)「祝福あれ、森よ」 op.47-5
(6)「昼の輝きが満ち、夜の静けさが広がっても」 op.47-6
(7)「私は窓を開けた」 op.63-2
(8)「セレナード」 op.63-6
(9)「再び前のように、ただひとり」 op.73-6
エフゲニー・ネステレンコ(バス)
エフゲニー・シェンデーロヴィチ(ピアノ)  
1991年録音
交響曲
(1)交響曲第1番「冬の日の夢想」 ト短調 op.13
(2)交響曲第2番「小ロシア」 ハ短調 op.17
(3)交響曲第3番「ポーランド」 ニ長調 op.29
(4)交響曲第4番 ヘ短調 op.36
(5)交響曲第5番 ホ短調 op.64
(6)交響曲第6番「悲愴」 ロ短調 op.74
アンドレイ・アニハーノフ指揮
サンクトペテルブルク国立交響楽団
1992-1994年録音



<ARCHIPEL>
ARPCD0412 \1050
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ニ短調 op.125
ブルーナ・リッツォーリ(ソプラノ)、マルガ・ヘフゲン(メゾ・ソプラノ)
ペトレ・ムンテアヌー(テノール)、アウレリアーノ・ニーグ(バス)
セルジゥ・チェリビダッケ指揮RAIトリノ交響楽団、合唱団
1958年3月28日 トリノでのライヴ録音 
全体的にシャリシャリした雑音が聴かれますが、ひとつひとつの音は
明瞭です。また、マスターにおける多少の傷が聴かれます。
アナログレコードから復刻されたオリジナルテープに基づいてます。

ARPCD0413 2枚組 \1750
ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」
ARPCD0414 3枚組 \2150
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
ARPCD0415 3枚組 \2150
ワーグナー:楽劇「ジークフリート」
ARPCD0416 4枚組 \2380
ワーグナー:楽劇「神々のたそがれ」
フェルディナント・フランツ (ウォータン)
ヨゼフ・ヘルマン (さすらい人)
ヨアヒム・ザットラー (ローゲ)
アロイス・ぺルナーストルファー (アルベリヒ)
ペーター・マルクヴォルト (ミーメ)
ギュンター・トレプトウ (ジークムント)
ヒルデ・コネツニー (ジークリンデ)
キルステン・フラグスタート (ブリュンヒルデ)
エリーザベト・ヘンゲン (フリッカ)
ルートヴィヒ・ウェーバー (フンディング)
セット・スヴァンホルム (ジークフリート)
マックス・ローレンツ (ジークフリート:神々の黄昏)
アルベルト・エメリヒ (ファフナー:ラインの黄金)
ルートヴィヒ・ウェーバー (ファフナー:ジークフリート)
ルートヴィヒ・ウェーバー (ハーゲン)
ヨゼフ・ヘルマン (グンター)
ヒルデ・コネツニー (グートルーネ)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 1950年録音
2009年NEW REMASTERING
ARPCD0415「ジークフリート」のブックレット内CD.1のカウント記載に不備が
ございます。メーカーでは今のところ修正はしないとの事です。

ARPCD0417 \1050
(1)ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 
ケルン放送交響楽団 1958年2月24日
(2)ラヴェル:「ダフニスとクロエ」組曲第1、2番 
RAIトリノ交響楽団、合唱団 1958年4月11日
(3)ラヴェル:「ボレロ」 
RAIトリノ交響楽団 1957年5月17日
アンドレ・クリュイタンス指揮
良い音質です。

ARPCD0418 \1050
(1)モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 KV.364
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、
ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)
オットー・アッカーマン指揮
ケルン放送交響楽団 1955年 ケルン
(2)ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11
ディヌ・リパッティ(ピアノ)
オットー・アッカーマン指揮
トーンハレ管弦楽団 1950年2月7日 チューリッヒ
音質は良好です。モーツァルトは温かみのある名演奏です。

ARPCD0419 \1050
(1)シューベルト:交響曲第2番 変ロ長調 D.125
ケルン放送交響楽団 1958年10月5日 ケルン
(2)シューベルト:交響曲第8番「未完成」 ロ短調 D.759
RAIナポリ”A.スカルラッティ”管弦楽団 
1958年3月11日 ナポリでのライヴ録音
(3)シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 op.129
ジャチント・カラミア(チェロ)
RAIナポリ”A.スカルラッティ”管弦楽団 
1958年3月11日 ナポリでのライヴ録音
セルジゥ・チェリビダッケ指揮
音質は良好です。

ARPCD0420 \1050
(1)ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 op.73
ケルン放送交響楽団 1958年9月8日 ケルン 
(2)ハイドン:交響曲第93番 ニ長調 H.1/93
RAIローマ交響楽団 1954年5月29日 ローマ
ジョージ・セル指揮
ブラームスは音質良好。ハイドンは全体的にシャリシャリ雑音が聴かれます。

ARPCD0462 \1050
チャイコフスキー:
(1)弦楽合奏の為のセレナード op.48 1949年
(2)イタリア奇想曲 op.45 1950年2月23日
リムスキ=コルサコフ:
(3)組曲「見えざる町のキテージと聖女フェヴローニャの物語」 1949年4月4日
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル

ARPCD0463 \1050
(1)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
1957年11,12月 ウィーン
(2)シューベルト:ロザムンデ op.26
1957年11月25/28日 ウィーン
ピエール・モントゥー指揮ウィーン・フィル
音質は良好です。名盤の復刻です。

ARPCD0464 \1050
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 
ウラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ)
ニューヨーク・フィル 1948年4月11日 カーネギー・ホールでのライヴ
(2)幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ロス=アンジェルス・フィル 1942年7月16日 ライヴ
ボーナス・トラック 
(3)マーラー:亡き子をしのぶ歌
キャスリーン・フェリアー(アルト) ウィーン・フィル
ブルーノ・ワルター指揮 
初心者向けではありません。チャイコフスキーは音質の悪さを補ってあまりあ
る迫力ある名演として知られています。

ARPCD0465 \1050
プロコフィエフ:
(1)ピアノ・ソナタ第6番 イ長調 op.82 1956年10月モスクワ
(2)ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 op.83 1958年4月モスクワ
(3)ピアノ・ソナタ第9番 ハ長調 op.103 1956年9月モスクワ
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
※音質は良好です。



<MYTO HISTRICAL>
MYTO 175 2枚組 \1750
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
レナード・ウォーレン(ルナ伯爵)、ステラ・ローマン(レオノーラ)
マーガレット・ハーショー(アズチェーナ)、
ユッシ・ビョルリンク(マンリーコ)
エミル・クーパー指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1947年12月27日 ニューヨークでのライヴ録音
音は良いのですが、会場の雑音も多く拾ってしまっている為、多少耳障りな部
分ございます。

MYTO 193 2枚組 \1750
ロッシーニ:歌劇「イタリアのトルコ人」
セスト・ブルスカンティーニ(セリム)
アゴスティーノ・ラッザーリ(ドン・ナルチーゾ)
グラツィエッラ・シュッティ(フィオリッラ)
フランコ・カラブレーゼ(ドン・ジェローニオ)
ニーノ・サンツォーニョ指揮RAIミラノ交響楽団、合唱団
1958年2月14日 ミラノでのスタジオ録音
とても良い音です。

MYTO 196 \1050
ブラームス:ドイツ・レクイエム op.45
アグネス・ギーベル(ソプラノ)、ハンス・ホッター(バリトン)
ハンス・バッヘム(オルガン)
セルジゥ・チェリビダッケ指揮ケルン放送交響楽団、合唱団
1957年10月28日 ケルンでのライヴ録音
名演の復刻。とても良い音ですが、マスターにおける多少の傷が聴かれます。

MYTO 197 2枚組 \1750
ベートーヴェン:
(1)交響曲第5番「運命」 ハ短調 op.67
(2)交響曲第6番「田園」 ヘ長調 op.68
RAIローマ交響楽団 1952年1月10日 ローマ
ボーナス・トラック: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン) ベルリン・フィル 1947年9月30日
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮

MYTO 198 \1050
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第1幕
ギュンター・トレプトウ(ジークムント)
ヒルデ・コネツニ(ジークリンデ)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
RAIローマ交響楽団 1952年1月 ローマ
名演奏の復刻です。

<MD+G>
60315552 \2080
「シマノフスキ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集」
1.ソナタ ニ短調Op.9
2.ロマンス ニ長調Op.23
3.夜想曲とタランテラOp.28
4.3つの神話Op.30
5.アイタコ・エニアの子守歌Op.52
6.3つのパガニーニのカプリースOp.40
ヨアンナ・マドロシュキェヴィッチュ(ヴァイオリン) 
パウル・グルダ(ピアノ)
録音:2008年5月14-16日 マリエンミュンスター修道院
シマノフスキのオペラやバレエ音楽は、クラシック愛好家にとって大変身近な
存在ですが、小編成の作品は、残念ながらあまり知られていません。 本作では
ポーランドの女流ヴァイオリニスト、マドロシュキェヴィッチュと、天才グル
ダの息子パウルが、ポーランド印象派の巨匠が残した室内楽にスポットライト
をあてます。ヴァイオリンとピアノのために書かれた全ての作品を、巧みなア
ンサンブルと、MDGの高音質でお楽しみください。

34215562 \2080
ハイドン:ピアノ三重奏曲集
1.ピアノ三重奏曲第25番ホ短調Hob.XV-12
2. 同 第43番ハ長調 Hob.XV-27
3. 同 第39番ト長調 Hob.XV-25
4. 同 第45番変ホ長調 Hob.XV-29
ウィーン・ピアノ・トリオ〔ヴォルフガンク・レディック(ヴァイオリン) 
マティアス・グレトラー(チェロ) シュテファン・メンデル(ピアノ)〕
録音:2008年8月22-24日 マリエンミュンスター修道院
2つのアニヴァーサリー。結成20周年を迎える名門ウィーン・ピアノ・トリオが、
ハイドン没後200年を記念して、彼が中期から後期にかけて残したピアノ三重奏
曲の傑作を録音。4曲の中には、有名な《ジプシー・トリオ》(Hob.XV-12)も収
録されています。長年、世界第一級のピアノ・トリオとして活躍してきた当団
が、ウイーンの魅力とハイドンの機知を巧みに結びつけて、瑞々しい演奏で魅
了してくれる1枚です。

30415572 \2080
レーガー:クラリネット五重奏曲&弦楽六重奏曲
1.クラリネット五重奏曲イ長調Op.146
2.弦楽六重奏曲へ長調Op.118
アンサンブル・ヴィラ・ムジカ:
ウルフ・ローデンホイザー(クラリネット) ニコラス・チュマチェンコ、
エリカ・ゲルトゼッツァー、エステル・ハフナー(ヴァイオリン) 
ベンジャミン・リヴィニュス、ハリオルフ・シュリヒティヒ(ヴィオラ) 
マーティン・オステルターグ、ミケル・ディスパ(チェロ)〕
録音:2008年5月20-21日(1)、2008年10月13-14日(2) 
マリエンミュンスター修道院
バッハ、ベートーヴェン、ブラームスの「ドイツ3大B」の正統な継承者に位置
付けられるレーガーですが、晦渋な作品の数々は残念ながら広く知られていま
せん。しかし、1990年結成のアンサンブル・ヴィラ・ムジカによる高度な技術
と機動性によって、ここに最高のレーガー室内楽作品集が誕生ました。特にク
ラリネット五重奏曲では、ソロにベルリン・フィルなどで首席を務めた名手ロ
ーデンホイザーを擁して至高の名演を繰り広げます。

61415522 \2080
パッヘルベル:鍵盤作品集Vol.1
1.トッカータ ハ長調(6)
2.フーガ ハ長調《ナイチンゲール》
3.トッカータ ハ長調(4)
4.トッカータ へ長調(9)《パストラーレ》
5.幻想曲ハ長調
6.コラール前奏曲
7.パルティータ《人は皆死すべきさだめ》
8.シャコンヌ ニ長調
9.組曲ホ長調
フランツ・ラムル(1-8:オルガン&9:チェンバロ)
録音:2008年5月30-31日(1-8),聖ペーター教会,フライブルク、
2008年9月21-22日(9)、ロットa.d.ロット
《カノン》の作曲として有名なパッヘルベルは、17世紀後半のドイツで最高の
オルガン奏者の一人で、南ドイツと中部イタリアの音楽様式を巧みに融合した
作風も、極めて優れたものでした。そんな彼の作風を顕著に示す鍵盤作品を、
鬼才コープマンの弟子ラムルが、オルガンやチェンバロで奏でて新しい旅にご
招待します。フライブルクの聖ペーター教会が誇るジルバーマン・オルガンの
名器の完璧な音色にもご注目ください。

3013752 \2080
モーツァルト:
1.クラリネット五重奏曲変ロ長調K.Anh.91(516C)〔レヴィン補作〕
2. 同 イ長調Anh.88(K.581a)〔ブッシュマン補作〕
3.クラリネット、バセット・ホルンと弦楽三重奏曲のための断章へ長調Anh.90
(K.580b)〔バイヤー補作〕
4.クラリネット五重奏曲イ長調K.581
※長らく廃盤になっていたアイテム復活のご案内です
ディーター・クレッカー(クラリネット)
ヴァルデマール・ヴァンデル(バセットホルン) レオポルダー四重奏団
録音:1990年2月 ノイマルクト
傑作が完成するまでの道のりは、天才モーツアルトにとってさえ、時に辛い作
業でした。晩年の傑作である 《クラリネット五重奏曲》もその一つで、1789
年の完成までには、約2年おきのペースで予備的な習作を必要としました。名ク
ラリネット奏者クレッカーが、それらの様々なスケッチを綿密に検証して、レ
オポルダー四重奏団と共に記録したのが当盤です。モーツァルトの作曲法の秘
密を解き明かすワークショップをお楽しみください。




<Telarc>
CD80699 \2080
グレツキ:交響曲第3番Op.36《嘆きの歌の交響曲》
クリスティーネ・ブリューワー(ソプラノ) 
アトランタ交響楽団
指揮:ドナルド・ラニクルズ
録音:2008年6月10日 アトランタ、ウッドルフ・アートセンター
現代ポーランドの代表的作曲家グレツキが1976年に作曲。20世紀後半で最も成
功した交響曲の一つです。女性の立場から祖国の苦難を悲痛かつロマンティッ
クに訴えた内容で、教会旋法やカノンを多用。テンポはレントに終始していま
す。ベルリン・ドイツ・オペラの音楽監督に就任予定のラニクルズが指揮する
アトランタ響と、R・シュトラウスなどで定評が高いアメリカのソプラノ、ブ
リューワーの充実した共演でお楽しみください。

CD80702 \2080
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調Op.93
トルミス:序曲第2番
シンシナティ交響楽団
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
録音:2008年4月27-28日 シンシナティ、ミュージック・ホール
充実と躍進を続けるP・ヤルヴィ&シンシナティ響が、今回挑んだのは、ショス
タコーヴィチの交響曲第10番。自身のイニシャル(DSCH)をモチーフにして、ス
ターリン体制から開放された自分自身を表現したといわれる作品を、相変わら
ず丁寧できめの細かいアプローチを透徹して見事に描き上げています。併録の
トルミスは、パーヴォの故郷エストニアを代表する合唱作曲家で、ショスタコ
ーヴィチに深く傾倒していることでも有名です。10月には、ヤルヴィ&シンシ
ナティ響の来日公演も予定されており、今年もパーヴォ・ヤルヴィの活動から
は目が離せません。

CD80707 \2080
「フォー・デイヴィッド-デイヴィッド・ラッセルのために書かれたギター作
品集」
S・アサド:アクアレル
F・クレンジャンス:カプリス形式のアラベスク(タレガ讃歌)Op.99
S・ゴス:ザ・ウィーピング・オブ・ドリームス
B・ヴァーデリー:ナウ・アンド・エヴァーI
同:ナウ・アンド・エヴァーII
P・ロシェガー:ワルツ第7番
同:ララバイ・トゥ・ウェイク・アップ・ウィズ
同:グッド・ラック・ワルツ
デイヴィッド・ラッセル(ギター)
録音:2008年4月18-21日 メリーランド、ペギー・アンド・イェール・ゴード
ン・センター
スコットランド出身のD・ラッセルは、その卓越した天性の才能が高い評価を受
けている世界的ギタリスト。彼の奏法は旧来と一線を画する合理的なもので、
メロディーの繋がりや音色の弾き分けを自在に操り、作品の様式に合った格調
高い表現が特長です。当盤には、S・アサド、クレンジャンスなどの名作曲家た
ちが、そんな彼に捧げた8曲を収録。セゴビアが「君の音楽性とテクニックを
喜ばしく思う」と評した妙技をお楽しみください。

<GENUIN>
GEN 89116 \1980
「レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集、第3集」
レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調
タルティーニ(レスピーギ編):ヴァイオリン・ソナタ ホ長調
タルティーニ(レスピーギ編):牧歌
ロカテッリ(レスピーギ編):ヴァイオリン・ソナタ第6番
イローナ・テン=ベルク(Vn)
ミヒャエル・シェーファー(P)
録音:2008年5月13,14日,ミュンヘン、
レスピーギのヴァイオリンとピアノのための作品全集、第3集は、まだ学生だっ
た1897年作曲のヴァイオリン・ソナタと、バロック・ヴァイオリン曲の編曲を
収録。ことにヴァイオリン・ソナタは、レスピーギの出発点を示す作品として
重要である。イローナ・テン=ベルクは、19歳でバイエルン国立管弦楽団のコ
ンサート・ミストレスに就任、さらにバイエルン放送交響楽団のコンサート・
ミストレスも務めた名手。

GEN 89133 \1980
「メンデルスゾーン:
チェロとピアノのための作品全集」
協奏的変奏曲 ニ長調 Op.17
チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調 Op.45
アルバムの綴り
チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58
無言歌 ニ長調 Op.109
デュオ・アルプ・フランツ:
【ユリアン・アルプ(チェロ),
カスパール・フランツ(ピアノ)】
録音:2008年7月26-29日,フランクフルト、
メンデルスゾーンのチェロとピアノのための作品を全て集めている。ユリアン
・アルプは、1981年、ドイツのソルタウ生まれのチェリスト。カスパール・フ
ランツは1980年、キール生まれのピアニスト。二人はまだ十代の1996年から共
演を始め、2006年にフェリックス・メンデルスゾーン=バルトルディ・コンクー
ルで優勝をしている。

GEN 89137 \1980
ブラームス:
ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調 Op.8
ピアノ三重奏曲第2番 ハ長調 Op.87
ミュンヘン・ピアノ三重奏団:
【ドナルド・スルツェン(ピアノ),ミヒャエル・アールト(ヴァイオリン),
ゲルハルト・ツァンク(チェロ)】
録音:2008年8月3-5日,ミュンヘン、
ピアソラ作品集(GEN 88110)、メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲集
(GEN 88111)が好評だったミュンヘン・ピアノ三重奏団が、今度はブラームス
に取り組んだ。第1番の冒頭、明るく柔らかいスルツェンのピアノと、朗々と
歌うツァンクのチェロ、アールトのヴァイオリンにすぐ引き込まれてしまう。
ドイツの伝統に乗りつつ、瑞々しい感性が生きている。第2番でも、しっかり
とした構成でありながら、重苦しくならないのはさすがだ。

GEN 89143 \1980
「いたずらに」-リコーダー四重奏曲集
ハーン:死の舞踊
シャイト:“ああ私は傷ついて”による幻想曲
ビーファーマン:パッセージ
モラヴェッツ:肉体
ブルックナー:ヴェクシラ・レジス
コスヴィナー:かき混ぜられた空気の世界
バッハ:3つの主題によるフーガ
カルテット・ニュー・ジェネレイション(リコーダー四重奏団)
録音:2008年5月29日-6月1日
リコーダー四重奏というと、可愛らしいイメージを思い浮かべてしまうかもし
れないが、これは全く違う。ドロテー・ハーン(1966-)、ゴードン・ビーファー
マン(1967-)、ポール・モラヴェッツ(1957-)、デイヴィッド・コズヴィナー
(1957-)といった現代の作曲家の刺激的な作品と、ザムエル・シャイト、アン
トン・ブルックナー、ヨハン・セバスチャン・バッハのクラシカルな作品が、
いずれも優れた演奏で収録されている。カルテット・ニュー・ジェネレイショ
ン(略称QNG)は、女性四人による団体。



<TUDOR>
TUDOR 7136 \2080
ジャン・クサヴァー・ルフェーヴル(1763-1829):
クラリネット四重奏曲第1番-第4番
エドゥアルド・ブルンナー(cl)
アナ・チュマチェンコ(Vn)
ウェン・シン・ヤン(Vc)
ハリオルフ・シュリヒティヒ(Va)
録音:2005年
ルフェーヴルはスイス生まれでモーツァルト、ベートーヴェンと同時代の作曲
家。音楽はモーツァルトによく似ているがパリで勉強しただけあって、軽く洒
落た味わいが特長。彼はクラリネット奏者としても活躍したため、クラリネッ
トのための作品が多く、当レーベルではクラリネット協奏曲(TUDOR7098)があっ
た。ブルンナーはクーベリック時代のバイエルン放送響での首席奏者を皮切り
にキャリアを積んだ後、ソリストとしてクレーメル、ブレンデル、バシュメッ
トらと共演する名手。やはり元バイエルン放送響首席で最近評価の高いチェロ
のウェン・シン・ヤンとの共演も聴き所のひとつ。

TUDOR 7173 \2080
リチャード・マッジ(1718-63):
6つの協奏曲(協奏曲第1番 ニ長調/協奏曲第2番 変ロ長調/
協奏曲第3番 ト長調/協奏曲第4番 ニ短調/協奏曲第5番 変ロ長調/
協奏曲第6番 ヘ長調)
ノン・ノビス・ドミネ
カプリッチョ(バロック・オーケストラ)
録音:2008年6月30-7月4日,バーゼル・マルティン教会、
バロック協奏曲ファンに大いにお勧めの1枚。リチャード・マッジ(1718-1763)
は、18世紀イングランドのビドフォード生まれの作曲家。本業は牧師で、この
6つの協奏曲など僅かな作品しか伝わっていない。6つの協奏曲は1749年に出版
されたもの。ヘンデルなどからの影響も見られつつ、穏健で愉しい音楽である。
カプリッチョは1999年創立のバーゼルのバロック・オーケストラで、たいへん
優れた奏を繰り広げている。

TUDOR 7160 \2080
「“なぜです、奥様?”」
G.ブーランジェ:
アフリカ,マックスとモーリッツ,トレロ・タンゴ,私の心,クラッシュ・
チャールダーシュ,フラジオレット・ワルツ第1番,トカイ,ピツィカート・
ワルツ,なぜです、奥様?,ジプシーのセレナード,満足,ハンガリーの踊り,
ホラ・マーレ
ディニク:小3月のホラ
シュミッツ:タンゴよ、お前はまだ私のお気に入りの音楽
シュミットセーダー:ジプシーの感じること
ネドバル:悲しいワルツ
モンティ:チャールダーシュ
レハール:マリスカ
エーデルマン:ハンガリーの故郷
ほか
ミヒャエラ・ペッチュ=ネフテル(ヴァイオリン)
クラウス・ネフテル(ヴァイオリン)
ヴィエスワフ・ピプチンスキ(アコーディオン)
録音:2008年3月28-30日、
ルーマニア出身のヴァイオリニスト、ジョルジュ・ブーランジェ(1893-1958)の
作品を中心とした小品集。チャールダーシュあり、タンゴありで、どれも楽し
める作品ばかりである。

TUDOR 7111 \2080
「ヴェルテ=ミニョン・ピアノ 第2集」
(1)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番-「トルコ行進曲」
(2)モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475
(3)シューベルト(リスト編):セレナード
(4)ショパン:スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
(5)リスト:ハンガリー狂詩曲第11番
(6)バッハ(サン=サーンス編):
テンポ・ディ・ブーレ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 BWV.1002から)
(7)メンデルスゾーン:無言歌 Op.53-4 「心の悲しみ」
(8)サン=サーンス:オーヴェルニュ狂詩曲 Op.73
(9)ワーグナー:「ローエングリン」-エルザの夢
(10)スミス:マルタ幻想曲第2番 Op.119
(11)ジョセフ・ヴィエニャフスキ:演奏会ワルツ Op.3
(12)グリンカ(バラキレフ編):ひばり
(13)カレーニョ:小さなワルツ《私のテレシータ》
全てピアノ・ロール演奏
(1)ウラディーミル・ド・パハマン、
(2)テオドール・レシェティツキ、
(3)イグナツィ・ヤン・パデレフスキ、
(4)ファニー・ブルームフィールド=ツァイスラー、
(5)ラウル・プーニョ、(6)ダヴィド・ショル、
(7)アルトゥール・フリートハイム、
(8)カミユ・サン=サーンス、
(9)フェリックス・モットル、
(10)カール・シュミット、
(11)ヘドヴィヒ・キルシュ、
(12)アリス・リッパー、(13)テレサ・カレーニョ
録音:2000年9月
第1集(7104)に続く、ヴェルテ=ミニョン社制作のピアノ・ロールを再生した
録音。パハマン、パデレフスキ、プーニョ、モットル、そしてサン=サーンス
などの高名な音楽家の演奏が最新録音で聞ける。




<KAIROS>
12902KAI 2枚組 \4500
「クルタークのゴースト」-クルタークと他の作曲家の小品集(全70曲)
クルターク:ピアノ小品集(全40曲)
他、バッハ、バルトーク、ベートーヴェン、ブーレーズ、ショパン、ハイドン、
ヤナーチェク、リゲティ、リスト、マショー、メシアン、ムソルグスキー、
パーセル、D.スカルラッティ、シューベルト、シューマン、
シュトックハウゼンのピアノ小品
マリーノ・フォルメンティ(ピアノ)
録音:2008年
このCDはディスクそのものが作品といえるような独創的なプログラミング。ク
ルタークのピアノ曲を中心に間に挟みつつ西洋音楽の名曲を全体に散りばめ、
それで西洋音楽の歴史をたどろうというのか、いやいやそんな単純なものでは
ないだろう、高度な人文学的教養に裏打ちされた、一見ランダムに見えて、そ
の実、意味深な選曲と配列で構成されている(例えばメシアンの「火の鳥第一」
のあとにクルタークの「メシアンへの控え目な眼差し」が続いたり、クルター
クの「ブーレーズへのオマージュ」のあとにブーレーズの「ノタシオン10」が
きたり)。古くはギョーム・ド・マショーからパーセル、スカルラッティ、バッ
ハ、ハイドン、ベートーヴェン、シューマン、ムソルグスキーからバルトーク、
ブーレーズ、シュトックハウゼン、そしてクルタークと、ありとあらゆる時代
と様式の曲が混在している。これらの作品を一手に弾いているのがイタリアの
俊英マリーノ・フォルメンティである(マショーは声楽曲をピアノで弾いてい
る)。彼のクリスタルのように澄みきったタッチには心洗われる。通して聴い
ていると不思議とマショーもシュトックハウゼンもムソルグスキーもクルター
クも一つの流れのなかで違和感無く聴こえてくる。それぞれの曲の様式を踏ま
えつつ、まるで全曲が巨大なひとつの作品に思わせてしまうフォルメンティの
音楽性には驚嘆。現代音楽を肩肘張らずBGMっぽく聴きたい人にも最適。

12882KAI \2250
エレナ・メンドーサ(b.1973):
(1)2つの《衝立画》(2004)-Cl,Sax,Vc,Pf,Percのための
(2)《蜃気楼の聖務日課》-レフェレンシア・アル・カプリッチョ第6番(2005)
(3)署名活動(2005)-電気増幅を伴うBr,Cb,Cl,Trp,Trb,Vn,Vc,Pf
(4)コントラ・ディクシオン(反対語)
(I.進むべき/II.道はない/III.だが進まなければならない)
(5)誰とは聞いていない(Lo que nunca dijo nadie)(2004)
(6)ネベル・スプリッター(2008)-Pf,Vn,Va,Vc
(1)アンサンブル・ルシェルシェ
(2)ユルゲン・ルック(Gtr)
(3)G.アンソレーナ(Br)、エンノ・ポッペ指揮アンサンブル・モザイク
(4)コンラート・フォン・ケルン(Va)、クリストフ・ラベルス(Va)
(5)デュオ10(ヴァイオリン&ギター)
(6)アペルト・ピアノ四重奏団
録音:2008年
メンドーサはセヴィリア生まれ。ハンスペーター・キーブルツに作曲を師事し
た。切り詰められた書法のなかにスペイン的な情緒が抽象化された形で反映さ
れているのはさすが。《蜃気楼の聖務日課》はゴヤの絵画にインスパイアされ
た曲でグリサンドを多様するギターの響きが時に電子音楽を思わせる。《署名
活動》ではバリトンと楽器が言葉とも音とも言えない原初的な呻きを奏でる。
そして《コントラ・ディクシオン》の各曲のタイトルはノーノの代表作「進む
べき道はない、だが進まなければならない」から採られている。繊細なアイデ
アと音響に溢れ、その感性の鋭さは特筆に価する。前衛音楽における詩的作曲
家と言えよう。

12892KAI \2250
ヴォルフガング・リーム:三重奏曲集(1969-94)
(1)《符帳IV》
(2)《地平線で》
(3)《歪み-習作》
(4)《嘆き》
(5)弦楽三重奏曲第2番
(6)パラフレーズ
(7)《イン・ヌーチェ》
アンサンブル・ルシュルシュ,
(2)テオドロ・アンツェロッティ(アコーディオン)
(6)菅原幸子(p)
録音:1995/1996年
旧品番12092KAIの番号換え再発売。リームの若書きからおよそ30年間に渡る三
重奏曲ばかりを収録。初期作品の点描的で一見スタティックな作風のなかにも
後の量感あるドラマティックな要素が感じられる。
ラッヘンマン夫人の菅原幸子も出演。




<NEWPORT CLASSIC>
NCD60175/2 2枚組 \3960
シューベルト:ピアノ作品集Vol.1
(1)4つの即興曲D899 Op.90
(2)4つの即興曲D935 Op.142
(3)さすらい人幻想曲Op.15
(4)楽興の時 D780 Op.94
(5)ピアノ・ソナタ イ短調 D537
(6)ピアノ・ソナタ 変ホ長調 D568
シーモア・リプキンはルドルフ・ゼルキン、ホルショフスキ、ホロヴィッツに
師事し1948年には19歳でラフマニノフ・ピアノ・コンクールで優勝した。また
クーセヴィツキー、ライナー、ミュンシュ、オーマンディなど名だたる指揮者
達と共演していた大ベテラン。バーンスタインやローザンドとの名演はSONYで
聴くことが出来る。「即興曲」「楽興の時」などシューベルトの名曲ばかりを
演奏したこのアルバムはペダルを極力控えた粒のそろった端正な作り。




<MARSTON>
53011-2 3枚組 \6540
「レコーディングの夜明け」-
ジュリアス・ブロックのシリンダー録音集(19世紀末-20世紀初頭)
(1)モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.396
(2)ルビンシテイン:「バル」-コントルダンス(2曲)
ワーグナー(ブラサン編):魔の炎の音楽
メンデルスゾーン:無言歌 イ短調 Op.38-5 「情熱」
(3)ゴダール:ガヴォット ト長調 Op.81-2
(4)ショパン:夜想曲 ホ長調 Op.62-2
ショパン(パプスト編):ワルツ 変ニ長調 Op.64-1 「小犬」
シューマン:「謝肉祭」-ショパン,蝶々
チャイコフスキー(パプスト編):「眠りの森の美女」のパラフレーズ
パプスト:蝶々/ショパン(パプスト編):マズルカ ニ長調 Op.33-2(2種)
(5)アレンスキー:
即興曲 変ホ長調,即興曲 イ長調,夜想曲 Op.36-3,即興曲 ヘ短調 Op.36-12,
慰め,森の中のロシアの踊り,イオニキ,ストロフ・アルセエンヌ,
泉にて イ長調,特定できない作品
(6)アレンスキー:練習曲 嬰へ長調p.36-13
ショパン:前奏曲 嬰ヘ短調 Op.28-8
(7)ゴダール:流れながら
(8)ペトリ:自由な即興,特定できない作品3曲
(9)ユオン:ヴァイオリン・ソナタ Op.7-第2楽章の第4変奏
(10)リャードフ:練習曲 ヘ長調 Op.37
ショパン:マズルカ ト短調 Op.67-2
ユオン:ユモレスク ヘ長調 Op.12-3
(11)ユオン:舞踊のリズム Op.41-3,同 Op.41-2
(12)コニュス:4手ピアノのための組曲
(13)アレンスキー:2台ピアノのための組曲-第1,3,4番
(14)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番-メヌエット1
ショパン(サラサーテ編):夜想曲 変ホ長調 Op.9-2
(15)アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番 から(約11分半)
(16)キュイ:万華鏡-東洋的(2テイク)
モーツァルト(アウアー編):「イドメネオ」からのガヴォット ト長調
ポッパー(アウアー編):練習曲 Op.55-1/クライスラー:美しいロスマリン
(17)タルティーニ(クライスラー編):コレッリの主題による変奏曲
クライスラー:
カルティエのスタイルによる狩り,マルティーニのスタイルによるアンダン
ティーノ,愛の苦しみ
ハイドン(ブルマイスター編):交響曲第96番-メヌエット
ベートーヴェン(ブルマイスター編):メヌエット第2番
シューマン(アウアー編):予言の鳥
ユオン:子守歌
(18)ヘンデル(ハルヴォルセン編):
ハープシコード組曲第7番 HWV 432-パッサカリア ト短調
(19)ラフマニノフ:合唱曲
(20)ドニゼッティ:「ルチア」から
ヴェルディ:「エルナーニ」から
作者不詳:ジプシー女
作曲者不詳:泉で
ショパン:夜想曲Op.9-2
(21)ダルゴムイジスキー:私は愛している
ルビンシテイン:切望 Op.27-9
チャイコフスキー:ドン・ファンのセレナーデ
(22)ビゼー:「カルメン」-ハバネラ
(23)ビゼー:牧歌
チャイコフスキー:私から離れないで Op.27-3
シューマン:君に捧ぐ Op.25-1
(24)グリーグ:君を愛す/キュイ:5月/チャイコフスキー:伝説
(25)キュイ:あの夕べを思い出す
(26)ルビンシテイン:帆,切望/ダヴィドフ:夜、愛、月
(27)リムスキー=コルサコフ:「雪娘」から/ルビンシテイン:「ネロ」から
(28)不詳の曲/ゴダール:フロリアンの歌
(29)チャイコフスキー:嵐の中の子守歌 Op.54-10/不詳の曲
(30)ブラームス:目かくし鬼ごっこ/シューベルト:どこへ?
(31)エレナ・ゲルハルトとアルトゥール・ニキシュの語り 
(32)レフ・トルストイの語り
(33)ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー、
アントン・ルビンシテインの語り
(1)セルゲイ・タネーエフ(Pf) 1891年
(2)ヨーゼフ・ホフマン(Pf) 1895-96年
(3)アンナ・エシポワ(Pf)
(4)パウル・パプスト(Pf) 1895年
(5)アントン・アレンスキー(Pf) 1892-99年
(6)サンドラ・ドロウカー(Pf) 1898年
(7)ウラディーミル・ウィルスカウ(Pf) 1890年頃
(8)エゴン・ペトリ(Pf) 1923年
(9)パウル・ユオン(Pf) 1911年
(10)レオニード・クロイツァー(Pf) 1915年
(11)レオニード・クロイツァー(Pf),パウル・ユオン(Pf)1915年
(12)セルゲイ・タネーエフ(Pf),レフ・コニュス(Pf) 1893年
(13)セルゲイ・タネーエフ(Pf),パウル・パプスト(Pf) 1892年
(14)ユーリ・コニュス(Vn),P.ユオン(Pf) 1892・1894年
(15)アントン・アレンスキー(Pf),ヤン・フルジマリ(Vn),
アナトーリ・ブランデュコフ(Vc) 1894年
(16)ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn),
ワルデマール・リアコフスキー(Pf) 1912年
(17)エディ・ブラウン(Vn),ジュリアス・ブロック(Pf) 1914年
(18)ヨゼフ・プレス(Vc),マイケル・プレス(Vn) 録音年不明
(19)モスクワ宗教会議学校合唱団 1893年
(20)ルイーザ・マーガレット・ニコルソン(S),
ピョートル・シュロフスキー(Pf) 1890,91年
(21)ヴァシリー・サミュス(T) 1890年
(22)アデーレ・ボルク(MS) 1891年
(23)マリア・クリメントヴァ=ムロミツェヴァ(S),
セルゲイ・タネーエフ(Pf) 1891年
(24)ユージェニア・ユーリイェヴナ・ウエルダン(MS) 1892年
(25)ニコライ・フィグネル(T) 1891年
(26)マリア・イヴァノヴァ・グテイル(S) 1894年
(27)ラヴレンチー・ドンスコイ(T) 1894年
(28)テレーゼ・レシェティツカヤ=ドリニーナ(S) 1898年
(29)エリザヴェータ・ラヴロンフスカヤ(S) 1892年
(30・31)エレナ・ゲルハルト(MS),アルトゥール・ニキシュ(Pf) 1911年
(32)トルストイ 1895年
(33)チャイコフスキー、A.ルビンシテイン 1890年
たいへん貴重な録音が現れた。ブロックという商人が、19世紀末から20世紀初
頭にかけて、実用化されて間もないシリンダー型蓄音機を携え、高名な音楽家
の録音をしていた。セルゲイ・タネーエフ、ヨーゼフ・ホフマン、アンナ・エ
シポワ、パウル・パプスト、アントン・アレンスキーらのピアノ、ユーリ・コ
ニュス、11歳のヤッシャ・ハイフェッツ、伝説の名手エディ・ブラウンのヴァ
イオリン、当時の大歌手たちの歌、エレナ・ゲルハルトがアルトゥール・ニキ
シュの伴奏で歌う歌曲、そしてトルストイの語りなど、いずれも途方もなく貴
重なものだ。膨大な数の録音シリンダーは、第二次世界大戦後ソ連が接収し、
近年までその存在が知られることはなかった。このCDは、発見されたシリンダ
ーを注意深く再生したもの。いずれもか細い音には違いないが、状態の良い録
音だと、百数十年前の大家の演奏が蘇えってくる。

※再プレスのご案内
「ヨーゼフ・ホフマン全集」第6集も再プレスが決定!
※ピアノ・マニア必携のアイテム、ヨーゼフ・ホフマン全集。昨年の第5集、
第7集に続き第6集も再プレスが決定!これでMARSTONから出ている第5集-第8集
が入手可能になりました。MARSTONレーベルは在庫切れ商品は再プレスしない
ポリシーを持っていますが、今回も日本からの要請で再プレスされることが決
定いたしました。

52014-2 2枚組 \4360
「ヨーゼフ・ホフマン全集第6集」カシミール・ホール・リサイタル
(1)ベートーヴェン:ソナタ第14番「月光」
ショパン:
夜想曲Op.15-2/ワルツOp.42、Op.64-1「子犬」
(1936年3/15キャデラック・アワー)
(2)ベートーヴェン:ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
シューマン:クライスレリアーナ
ショパン:
ポロネーズOp.26-2、夜想曲Op.9-3、華麗なる大ワルツ、バラード第4番、
子犬のワルツ(ホフマン編)
シューベルト(ゴドフスキー編):楽興の時Op.94-3/他
(1938年4/7カシミール・ホール・リサイタル)
(3)ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第4番(バルビローリ指揮交響楽団)(1941年10/26放送録音)
(4)(3種類のベートーヴェン:「月光」)
ベートーヴェン:
「月光」第1楽章
(1916年コロンビア未発表録音[2種]、1944年ベル・テレフォン・アワー)




<若林工房レーベル(日本)>
WAKA-4131-32 2枚組 \3600
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集-3
[disc-1]
ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 作品7
ピアノ・ソナタ 第11番 変ロ長調 作品22
ピアノ・ソナタ 第12番 変イ長調 作品26
[disc-2]
ピアノ・ソナタ 第13番 変ホ長調 作品27の1
ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27の2 《月光》
ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 作品31の1
ピアノ・ソナタ 第22番 ヘ長調 作品54
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
録音:2008年7月、9月、12月 & 2009年1月
新川文化ホール(富山県魚津市)
STEREO/24bit Digital録音、発売元:若林工房
ロシア出身の若き俊英、イリーナ・メジューエワによるベートーヴェン:ピアノ
・ソナタ全曲録音のシリーズ第3弾。若林工房創立5周年を記念して2008年にス
タートした当シリーズは、第1弾、第2弾ともに「レコード芸術特選盤」に輝く
など、各方面で高い評価を獲得して大きな注目を集めています。待望の新作は、
これまでと同じくCD2枚組に初期-中期のソナタを7曲収録。巨匠作曲家への道
を歩むベートーヴェンの野心溢れるソナタ群に対してメジューエワはてらいの
ない正攻法で臨んでおり、瑞々しい感性に貫かれた秀逸な演奏を展開していま
す。鮮やかなテクニック、力強さと繊細さを兼ね備えた多彩な音色と響きも素
晴らしく、シンプルな佇まいの中に作品の核心を伝えてくれます。

・・・演奏がはじまり、時間の密度がしだいに増していくその場に、わたした
ちは半ば強制的に投げ入れられる。メジューエワのピアノ演奏が流れている今
この空間で時が熟していく過程を、聴く者はまざまざと、しかしほとんど呆然
と見つめるしかない。「時が熟す」とはなじまない日本語だが、彼女はそのよ
うな稀有な体験をわたしたちにさせるピアニストだ。今回で三集目となるベー
トーヴェンのソナタ・アルバムもそれを確信させてくれる。 
(國重 游 - ライナーノートより)




<Edition HST>
HST-064 \2500
ガスマン(1729-1774);弦楽四重奏曲集第二巻
-弦楽四重奏曲イ短調op.3-6 Hill456 (1774)
-弦楽四重奏曲へ短調 Hill472 (ca.1772)
-弦楽四重奏曲ニ長調op.2-1 Hill442 (1772)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ:
【磯 晃男、福本 牧(ヴァイオリン)、山田 那央(ヴィオラ)、小原 圭(チェロ)】
録音:2009年3月収録
悲運の作曲家、フローリアン・レオポルド・ガスマン
ボヘミア・ブリュックス生まれ。父親の反対を無視し音楽修行のため家出し、
モーツアルトの師でもあるイタリア・マルティーニ神父に弟子入り。1763年に
はグルックの後継者としてヴィーン宮廷バレエ作曲家に、1772年3月からはヴィ
ーン宮廷歌劇場監督に就任するも、1774年新作オペライタリア公演準備の移動
中、馬車から転落骨折し、その後あえなく死去。
特に、病床時に作曲された最晩年のフーガを多用したイ短調四重奏曲は最後の
弦楽四重奏曲集op.3の最後を飾る第6番であり、正に天に昇る趣きをもった浄化
された曲となっている。




<DREYER-GAIDO(ドイツ)>
※以前取り扱いがございましたが、新代理店になりました。

ドイツの新しいレーベルDREYER-GAIDO(ドライアー・ガイドー)を取り扱うこと
になりました。レーベル名はプロデューサーのミハエル・ドライアー氏とフー
ゴー・ガイドー氏の名前をくっつけただけと、質実剛健なドイツらしいレーベ
ルです。何といっても注目なのは指揮者のガブリエル・フェルツ(1971年生まれ)
でしょう。レパートリーはモーツァルトからリゲティまでと幅広いのですが、
演奏がとても個性的。レスピーギ:ローマの祭りやラフマニノフ:死の島での激
遅演奏や古楽ばり高速モーツァルトに、早い遅いの超メリハリ演奏のマーラー
など、挙げればきりがありません。他にヒンデミット弟エディションやフリー
ドリヒ・デール・エディションでは名演奏家が多数登場。他にはチェロのゲリ
ンガスのアルバムや変わったところでは、テヘラン交響楽団のドイツ・ライヴ
などもございます。

CD 21045 2枚組 \2700
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
ガブリエル・フェルツ指揮
シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2008年2月15日リーダーハレ・ベートーヴェンザール、
シュトゥットガルト、ライヴ録音
通の間では評判の鬼才指揮者ガブエル・フェルツのマーラー第2弾。第1弾の
第7番(CD21041)も独特なテンポ感による怪演。ライナー・ノートではフェルツ
自身の詳細な作品分析(日本語訳もあり)がなされ、並々ならぬ意欲です。
第1楽章の提示部は慣例通り、繰り返します。アルマのテーマとして知られる
第2主題の思い入れたっぷりのねちっこい歌いまわしに思わず惹き込まれます。
第4楽章の有名なハンマー打ち下ろしに至る直前の期待とも不安ともいえる作為
的なテンポの落とし加減の、いかにもあざとい感じが、逆に面白くてはまりま
す。そして結尾、最後の一発の直前の沈黙と驚愕のこけおどし的対比も必聴
です。

CD 21039 \1980
「虚空」-現代日本と中国のリコーダーと打楽器のための音楽
ケージ:竜安寺/
三善晃:リップル/
石井真木:東・緑・春/
陳名志(チャン・ミンチー,1961-):樹は静を欲すれど風止まず/
松永通温:葦と枝と風と・・・/
石井眞木:虚空
グドゥーラ・ローザ(リコーダー)
藤井はるか(Perc)
録音:2007年2月20-23日ブレーメン放送
ケージの龍安寺はもともと図形楽譜の不確定性の音楽で楽器の指定もないため
何で演奏するかで印象も十人十色である。これまでトロンボーンと打楽器バー
ジョン、声楽と打楽器バージョンなど、いろいろありましたが、このリコーダ
ーと太鼓バージョンほど、いかにも「龍安寺」って雰囲気の演奏はなかったの
では。まるでお坊さんがお経を読みながら木魚を叩いている感じ。リコーダー
のすっとぼけた音色に思わず「かわいい!」と笑みがこぼれます。ケージが聴
いたら、あの愛すべきバカ笑いをして喜ぶでしょう。

CD 21047 2枚組 \2700
J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオBWV.248
ヴォルフガング・ヘルビッヒ指揮
ブレーメン・ラートス合唱団、
ブレーメン新ラートス・フィル、
アニエスカ・トマセフスカ(S)、マニヤ・シュテファン(S)、
キャサリン・ウィン=ロジャース(A)、
クレメンス・レーシュマン(T)、フィリップ・ラングショー(B)
録音:2008年6月12日ライヴ聖コスマス&ダミアヌス教会,
テディングハウゼン・ルンゼン
CPOレーベルのバッハ:偽作シリーズで知る人ぞ知る合唱指揮者ヴォルフガング
・ヘルビッヒ。その清新な音つくりには定評があり、CPOのアイブラーのレクイ
エムやNAXOSのヘンデルやシュッツが好評を得ています。今回は偽作ではなく
正真正銘のバッハ作品、クリスマス・オラトリオが登場!

CD 21036 \1980
「テヘラン交響楽団オスナブリュック・ライヴ」
ハッサン・リアヒ:ペルシャ組曲、
チャイコフスキー:幻想序曲「ロミオとジュリエッ」ト
ナデル・マシャイェヒ:フィエ・マ・フィエIII(初演)、
(アンコール)サラル・アギリ&ハリル・シャリアツァデーによる演奏
ナデル・マシャイェヒ指揮
テヘラン交響楽団
サラル・アギリ(歌)、
ハリル・シャリアツァデー(ダフ[太鼓])、
アミル・サラフ(P)、)
録音:2006年8月20日ライヴ
珍しいアラブ圏のそれもイランのオーケストラのライヴ。イランといえばチェ
クナヴォリアンやアレクサダー・ラハバリなどの指揮者も出ている西洋音楽の
伝統もあるのです(時期的につらい時もあったようですが)。チャイコフスキー
の名曲だと技術的な粗も目立ちますが、重く粘っこいあまり聴いたことのない
演奏で、とにかく張りきっています。1曲目のリアヒのペルシャ組曲は期待を
裏切らないエキゾティックでダイナミックな映画音楽風作品。3曲目の「フィ
エ・マ・フィエIII」はイランの太鼓「ダフ」とイランの著名な歌手サラル・
アギリをフィーチャーした瞑想的な作品。

●DREYER-GAIDOカタログ(上記以外)
CD21001 \1980
「運命-ギター作品集」
コンスタンティン・ヴァシリエフ(1970-)、レオ・ブロウウェル(1939-)、
アントニオ・ホセ(1901-1936)、エグベルト・ジスモンティの作品
ロマン・ヴィアゾフスキー(G)

CD21002 \1980
「ブラームス:歌曲集」
見知らぬ土地で、帰郷、エオリアン・ハープに寄せて、
夜に私は急に立ち上がり、ご機嫌いかが私の女王様、5月の夜、日曜日、
湖上で、おまえの青い瞳よ、青春歌、郷愁、ひばりの歌、秘めごと、
おお涼しい森よ、夏の夕べ、月の光、野の寂しさ、荒野を越えて、
サッフォー風頌歌、調べのように私を通り抜ける、セレナード、墓地にて、
4つの厳粛な歌Op.121
小松英典(Br)、
イエルク・デムス(p)
録音:2001年6月、ライヴ

CD21003 \1980
ブロニウス・クタヴィチウス(1932-):イェルサレムの門
ドナタス・カトクス指揮聖クリストファー室内管、アイディア室内合唱団、

CD21004 \1980
「女性作曲家たちのピアノ作品集」
ドロテー・エーベハルト:時の変化I-III/他マリアンネ・マルティネス、
ヨゼファ・フォン・アウエルンハンマー、ファニー・ヘンゼル、
クララ・シューマン、セシル・シャミナード、ジェルメーン・タイユフェール、
リリー・ブーランジェ、エレナ・フィルソヴァの作品
ユディット・プファイファー(P)

CD21005 \1980
「ダブル・トーク-日本の現代音楽」
松永通温:風の時、糸の間/石井真木:ブラック・インテンション/
大前哲:ダブル・トークno.21/細川俊夫:十七絃筝のための「夜」/
菅野由弘:水鏡/篠原真:Fragmente(断片)
グドゥーラ・ローザ(Bfl)、
後藤真起子(筝)
リコーダーと箏の組み合わせだが、リコーダーは尺八を模した位置づけで東西
の音楽上の交流を図る。ローザはオランダのスヴェーリンク音楽院で学び日本
の現代音楽の演奏で高い評価を得た。後藤真起子はハワイ在住でフランス、ポ
ーランド、イタリアなど世界各地でリサイタルを行っている。

CD21006 \1980
「ベッリーナ」
パンドルフィ・メアリ、フランソワ・クープラン、
アン・ダンシャン・フィリドル、ボワモルティエ、ルイ・クープラン、
アンジェロ・ベラルディの作品
ジルケ・マイア(Bfl)、
クラウディア・クラヴィーツ(Cem)

CD21007 \1980
「シューベルト、ブラームス:歌曲集」
シューベルト:さすらい人、さすらい人の月に寄せる歌、さすらい人の夜の歌、
シルヴィアは誰か告げよう、リュートに寄せて、ミューズの息子、
夕映えの中で、墓堀人の郷愁、魔王、
ブラームス:エオリアン・ハープに寄せて、5月の月、おまえの青い瞳よ、
セレナード、便り、日曜日、野の寂しさ、墓地にて、
世の人に起こることは獣にも起こる、
ここにわれ身をめぐらしてすべてのしいたげを見たり、
おお死よいかに汝は厳しいことか、
たとえわれ人の言葉天使の言葉とて語るとも
小松英典(Br)、イエルク・デムス(P)
録音:2002年ハンブルク、ライヴ
小松英典の巨匠デムスとの共演集第2弾。2002年ハンブルクにおけるライヴ録音。

CD21008 \1980
「即興風に」
グバイドゥリーナ:十字架に/他
ピアソラ、レポ・スメラ、エドゥアルダス・バルシス、
アナトィユス・センデロヴァスの作品
ダヴィート・ゲリンガス(Vc)、
ゲイル・ドラウグスヴォル(バヤン)
アルカジス・ゴテスマス(打楽器)ほか
チェロ、バヤン、打楽器、リコーダー(一部)のための現代室内楽。民俗音楽の
要素と現代音楽の語法を融合しようとしている。2002年録音。

CD21009 \1980
「ルドルフ・ヒンデミット・エディション第1集」
ピアノ曲/弦楽四重奏曲/六重奏曲(セレナード)/ピアノと管弦楽のための組曲
ユッタ・ミュラー=フォルネーム(P)、
コリャ・レッシング(P)、
ゲオルゲ・アレクサンダー・アルブレヒト指揮ブレーメン州立フィル
ルドルフは1900年生まれで有名なパウル・ヒンデミットの弟。チェリスト、
指揮者として活躍したが、作曲家としても多くの作品を残した。作風は新古典
主義的だがパウルより年が若い分、無調、クラスター的な語法まで自在に操る。
ピアノと管弦楽のための組曲はもっとオーケストラが取り上げてもいい秀作だ。

CD21011 \1980
グリーグ:「歌曲集」
山の妖精op. 67/他
ジルケ・シムカット(A)、
フランク=トーマス・リンク(P)

CD21012 \1980
「私の思い出」-リトアニアのチェロ作品集
ヴィータウタス・バルカウスカス:演奏会用組曲op.98/
他ブロニウス・クタヴィチウス、アナトリユス・センデロヴァス、
オスヴァルダス・バラカウスカス、ミンダウガス・ウルバイティスの作品
ダヴィート・ゲリンガス(Vc)、
タティヤナ・シャッツ=ゲリンガス(P)、
ペトラス・ゲニウサス(P)

CD21013 \1980
「フリートヘルム・デール・エディション第1集」
サウンド・オヴ・スリート/冬の旅/夜曲
ラ・サール四重奏団、アウリン四重奏団、ボリス・ペルガメンシチコフ(Vc)、
ジェームズ・トッコ(P)他

CD21014 \1980
アナトリユス・センデロヴァス:ハ調の協奏曲
ダヴィート・ゲリンガス(Vc)、
ロベルタス・セルヴェニカス指揮
リトゥアニア・アカデミー響、シャッツ=ゲリンガス(P)、他

CD21015 \1980
ファニー・ヘンゼル:ヘーローとレアンダー/
エミリー・マイア:交響曲ヘ短調/
ルイーズ・アドルファ・ル・ボー:ピアノ協奏曲ニ短調op. 37
マーカ・ドイプナー(S)、カティア・チェンベルディ(P)、
ユルゲン・ブルンス指揮ベルリン室内響

CD21016 \1980
「…雲から来た知天使のようにーベッティーネ・フォン・アルニムへの敬意」
歌曲集と歌詞
フェレーナ・ライン(S)、アクセル・バウニ(P)、ブリッタ・ゾマー他(朗読)

CD21017 \1980
「三学」
トゥリーナ、ロドリゴ・リエラ、モンポウ、ルネ・エスペレの作品
ヘルマン・フッデ(G)、ブルクハルト・シュミット(Vn)、
ガリー・ヴォルフ(Fl)

CD21018 \1980
「ルドルフ・ヒンデミット・エディション第2集」
7つの前奏曲とフーガ/ソナティナ第1・2・4-6番/
歌劇「皇帝の新しい着物」からワルツ/
クラリネット、弦楽四重奏とコントラバスのための六重奏曲(セレナード)
マリアンジェラ・グラナタ(P)、ルトガー・マックスザイン(P)、
エドゥアルト・ブルンナー(Cl)、A.ショッパー(Vn)、二宮美和子(Vn)、
ルドルフ・ヒンデミット(Vc)他

CD21019 \1980
「フリートヘルム・デール・エディション第2集-ピアノ作品集」
2台のピアノのためのバレエ「祝祭」/3つのバラード/そして声が…/夢の曲/
肖像画/織物
マッツ・ペルソン、クリスティーネ・ショルツ、ジェームズ・トッコ、
フリートヘルム・デール(P)

CD21020 \1980
「旅への誘い」
デュパルク:旅への誘い/フィディレ/悲しき歌/前世/フォーレ:9月の森の中で
/川のほとりで/月の光/賛歌/ドビュッシー:忘れられた小歌/ある日ある夜/
ラヴェル:2つのヘブライの歌
スコット・ウィアー(T)、
カローラ・タイル(P)

CD21021 \1980
「フリートヘルム・デール・エディション第3集-
グランド・ピアノのための音楽」
フリートヘルム・デール(P)、マリアンネ・シュレーダー(P)

CD21022 \1980
レスピーギ:ローマの泉/ローマの祭/
スーク:幻想的スケルツォ
ガブリエル・フェルツ指揮
アルテンブルク・ゲラ歌劇場フィル

CD21023 \1980
「フリートヘルム・デール・エディション第4集-連作歌曲集」
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、アリベルト・ライマン(P)、
エヴァ・チャポ(S)、フリートヘルム・デール(P)、
マリオ・ヴェンツァンゴ(P)

CD21024 \1980
「フリートヘルム・デール・エディション第5集-歌曲とミクロドラマ」
メデア=モノーローグ/ある小さな死による情景/ミクロドラマII「A&O」/
アンナK/6人の演奏家のためのレクイエム/シビレ断章
ジューン・カルド(S)、
フランシス・トラヴィス指揮
ボン現代音楽アンサンブル、ケルン・コレギウム・ヴォカーレ他

CD21025 \1980
シューマン:「秋の感情」-1850年に作曲された歌曲集
スコット・ウィアー(T)、
ライナー・ホフマン(P)

CD21026 \1980
「トルコ音楽の同時代の声」
ファジル・サイ:ヴァイオリン・ソナタ/
アーメド・アドナン・サイグン、イハン・ウスマンバスの作品
アティラ・アルデミル(Vn)、
セヴキ・カライェル(P)

CD21027 \1980
リヒャルト・シュトラウス:アルプス交響曲、
チョルリョーニス:森の中で
ガブリエル・フェルツ指揮
アルテンブルク・ゲラ歌劇場フィル
(録音:2002年5月6-9日)

CD21028 \1980
「フリートヘルム・デール・エディション第6集」
チェロ協奏曲/ピアノ協奏曲/ビッグ・バンドと3台のグランド・ピアノのための
「素早い動き」
ハインリヒ・シフ(Vc)、ザールブリュッケン放送響、
ルドルフ・ブフビンダー(P)、バンベルク響、RIASビッグ・バンド

CD21029 \1980
R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき/リゲティ:アトモスフェール/
モーツァルト:交響曲第41番ハ長調KV551
ガブリエル・フェルツ指揮
シュトゥットガルト・フィル

CD21031 \1980
「金の音符-ベル・エポック作品集」
ショーソン、ルクー、ラヴェル、フォーレによるソプラノ、弦楽四重奏、
ピアノのための作品
フェレーナ・ライン(S)、
チウルリオニス四重奏団、
セルゲイ・オクルスコ(P)

CD21032 \1980
「ルドルフ・ヒンデミット・エディション第3集-歴史的録音集」
ベートーヴェン:2つのオブリガート眼鏡付きの二重奏曲変ホ長調他
パウル・ヒンデミット(Va)、ルドルフ・ヒンデミット(Vc)、
アマール四重奏団、A.エーラース(Cemb)、グランタ(P)

CD21033 \1980
「フリートヘルム・デール・エディション第7集」
レクイエム2000(アテムヴェンデ)
ハンス・ダルムシュタット指揮
カッセル声楽アンサンブル、カッセル・ザンクト・マリエン聖歌隊、
ザイツ(A)、アベレ(Br)

CD21034 \1980
「今度夢は私の所に」
(コール・ポーター、ガーシュウィン、ハラルド・アーレン、ジェローム・
カーンの作品)
スコット・ウィアー(T)、
ヤン・チャイコフスキー(P)

CD21035(SACD-Hybrid) \1980
ラフマニノフ:幻想曲「岩」、交響詩「死の島」、
スクリャービン:交響曲第5番「プロメテウス=火の詩」
ガブリエル・フェルツ指揮シュトウットガルト・フィル、
ケイ・ヨハンソン(Org)、アンドレアス・ボイド(P)録音:2006年5月

CD21037 \1980
「フリートヘルム・デール・エディション第8集」
メランコリア/初期歌曲集
エディト・ガブリー(S)
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮
ケルン響&合唱団、
オーマン・ブログリ=ザッハー指揮
リューベック・フィル

CD21038 \1980
「ホワット・シャル・ウィ・リメンバー?」
(ジェイク・ヘギー、ジョン・デューク、アンドレ・プレヴィン、
リッキー・イアン・ゴードンの歌曲)
スコット・ウィアー(T)、
ヤン・チャイコフスキー(Pf)

CD21040 \1980
アンネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルショフ:緑の血が流れて以来
カロラ・フォン・ゼッケンドルフ(語り)、
ユリアーネ・アンケレ(Vc)

CD21041 \1980
「マーラー交響曲全集第1集」(日本語解説付き)
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」
ガブリエル・フェルツ指揮
シュトゥットガルト・フィル

CD21042 \1980
「フリートヘルム・デール・エディション第9集」-管弦楽作品集
墓/情熱/バレエ「イカロス」
ハンス・ツェンダー指揮
ハンブルク北ドイツ放送交響楽団、
オトマール・マーガ指揮
ハノーヴァーNDR放送フィル、
モーシェ・アツモン指揮バーゼル響

CD21043 \1980
アロイス・ブレーダー:ギターを伴う室内楽作品集
クリストファー・ブラント(G)、ヨハネス・フィッシャー(bfl)、
リンダ・バングス(Sax)、クリストフ・フォン・エルファ(Vc)、他

CD21044 \1980
「フリートヘルム・デール・エディション第11集」-弦楽器独奏作品集
カデンツ/秋のソナタ/夕暮れ・夜-ソット・ヴォーチェ/独奏/7つの歌/
セレナード
C.エディンガー(Vn)、C.フェルシュ(Cb)、C.ゴロモス(Va)、
ヨハネス・モーザー(Vc)、J.リノヴィツキ(Cb)、ザハール・ブロン(Vn)、
U.ティシュビレク(Vc)

CD21046 \1980
「フリートヘルム・デール・エディション第12集」-室内楽作品集
二人のための協奏曲/太陽賛歌/セラン歌曲/夕暮れ・夜-ソット・ヴォーチェ
C.エディンガー(Vn)、ジェイムズ・トッコ(Pf)、U.ベストライン(Br)、
トリオ・プレイエル、他




<GEGA NEW(ブルガリア)>
GEGA NEWレーベルはブルガリアの旧国営レーベルの流れを汲んで1992年に設
立されたレーベルです。クラシック、正教会の音楽、民族音楽を柱としてお
り、クラシックは主にブルガリアのアーティストを起用した新録音を中心と
しております。アーティストではカバイヴァンスカ(ソプラノ)、ギュセレフ
(バス)、ゲオルギエヴァ(ヴァイオリン)といった世界的なアーティストを起
用したアルバムに加え、スイス音楽協会との協力でモーリス・ブルグ(オー
ボエ)、ブルーノ・パスキエ(ヴィオラ)、ジャン=ベルナール・ポミエ(ピア
ノ)といった名演奏家も登場します。もちろんヴラディゲロフを始めブルガ
リアの作曲家も充実しています。

価格:1枚 \1850

●GEGAレーベル・最近の新譜
GD306
バルトーク:ヴィオラ協奏曲
シュニトケ:ヴィオラ協奏曲
ディミタール・ペンコフ(Va)、
ニコス・アティネオス指揮
ブルガリア国立放送響

GD307
ショスタコーヴィチ:
チェロ協奏曲第1番、チェロ・ソナタ、「馬あぶ」より3つの小品、
バレエ組曲より3つの小品
アレクサンダル・ソモフ(Vc)、
ボグダナ・ポポヴァ(pf)、
ミレン・ナチェフ指揮
ブルガリア国立放送交響楽団

GD308
ブラームス:
ピアノ作品集(4つの小品Op.119、2つの狂詩曲Op.79、ヘンデルの主題による
変奏曲とフーガOp.24)
イーヴォ・ヴァルバノフ(Pf)
録音:2006年2月

GD310
「20世紀と21世紀の2台のピアノと打楽器のための作品集」
バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタ
アリ・ベン=シャベタイ:ホラ(1997)
アルナウドフ:ラフマニノフの主題による変奏曲
アルチュニアン:祝祭
ヨトゾフ:楽興の時
ジェルジ・バウアー:ディヴェルティメント
ヴォランド四重奏団(ピアノ・デュオ&打楽器)
録音:2004年2月ソフィア

GD312
ムソルグスキー:死の歌と踊り
ショスタコーヴィチ:ミケランジェロによる組曲
グエンコ・グエチェフ(バス)、
スザンナ・レンベルスカヤ(Pf)、

GD315
アレクサンデル・テケリエフ:作品集
ルーツ(1997)、交響曲=レクイエム第4番(2002)、
交響組曲「ハッピー・バースデイ」(2005)
ミレン・ナチェフ(指揮)、ナイデン・トドロフ(指揮)、
M.パンテレーフ(指揮)
ブルガリア国立放送交響楽団、コスミック・ヴォイス女声合唱団

GD316
クラシミル・タスコフ:作品集
(1)古代の絵画(1980)、(2)相関(1998)、(3)ナヴァの断章II(1999)、
(4)ペッツォ・ディアフォニコ(2002)、(5)変容IV(1997)
クラシミル・タスコフ(Pf)、ゲロヴァ(S)、(4)アタナソヴァ(Vc)、
ボズコフ(Vc)
(5)S.ウシェフ指揮ブルガリア国立響、他

GD318
リスト:ピアノ協奏曲第1番
スクリャービン:ピアノ協奏曲
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番
パヴリナ・ドコフスカ(Pf)
ヴラディミル・ギャウロフ指揮
ブルガリア国立放送交響楽団

GD319
パンチョ・ヴラディゲロフ:
「歌」(ブルガリア組曲Op.21より)、ブルガリア狂詩曲「ヴァルダル」Op.19
パラシュケフ・ハディエフ(1912-92):ヴァイオリン・ソナタ第2番
ヴェセリン・ストヤノフ(1902-69):ヴァイオリン・ソナタ
ヤナ・ブロヴァ(Vn)
ヴァセリナ・チャカロヴァ(Pf)

GD320
バルトーク:
ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番、ラプソディ第1番・第2番
ゲオルギ・ヴァルチェフ(Vn)、
ローラ・チェコラトヴァ(Pf)

GD331
「オペラ・アリアとデュエット集-パヴェル・ゲルディコフ」
ペルゴレージ:「奥様女中」、ヴェルディ「アイーダ」、
ボロディン:「イーゴリ公」、ラフマニノフ:「アレコ」、
ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」、
ガーシュイン:「ポギーとベス」より
パヴェル・ゲルディコフ(B)
室内管弦楽団、ブルガリア国立放送交響楽団、
パスクアーレ・リスポリ(指揮)、A.ヴラディゲロフ(指揮)他

GD332
マーラー:交響曲第1番「巨人」
ニャグル・トゥマンゲロフ指揮
ブルガリア国立放送響(録音:2007年10月)

GD334
ホフマイスター:ヴィオラ協奏曲ニ長調/
シュターミッツ:ヴィオラ協奏曲ニ長調Op.1/
テレマン:ヴィオラ協奏曲ト長調
エリサヴェタ・スタネヴァ(Va)、
ナイデン・トドロフ指揮
プロヴディフ・トラキア室内管弦楽団

●GEGA 旧譜カタログ
GD101
聖ヨアン・ククゼレス:ブルガリア正教会聖歌集
ニコラ・ギュセレフ、他、ソフィア聖職者合唱団、
ソフィア少年合唱団、ソフィア・マドリガル室内合唱団、
ソフィア正教合唱団

GD105
「オペラ・リサイタル-ダリナ・タコヴァ」
アリア集(魔笛、清教徒、夢遊病の女、アンナ・ボレーナ、ランメルムール
のルチア、金鶏、ラクメ、椿姫)より
ダリナ・タコヴァ(S)
メトディ・マタキエフ指揮ソフィア交響楽団

GD108
「我らが神の生誕を讃えて」
ソフィア・スヴェタ・ネデリヤ教会合唱団

GD109
「パガニーニアーナ」
パガニーニ:奇想曲第1,13,24番(ピアノ伴奏つき)
ブラームス:ハンガリー舞曲第2番/ドヴォルザーク:わが母が教え給いし歌
/サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン/クライスラー:ウィーン奇想曲/
ラフマニノフ:ヴォカリーズ/他
マリオ・ホッセン(Vn)、
ルドミ・ペトコフ(Pf)

GD114
「徹祷夜のための聖歌集」(全7曲)「聖餐式のための聖歌集」(全12曲)
キリル・ポポフ指揮ソフィア聖ネデリャ大聖堂男声合唱団

GD118
ブルガリア正教会聖歌集
ソフィア聖職者合唱団

GD121
ラモー:変奏を伴うガヴォット/ショパン:ピアノ・ソナタ第2番「葬送」/
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
トミスラフ・バイノフ(Pf)

GD123
「チャールズ・グリフェス:ピアノ作品集」
ローマの素描/クブラ・カーンの楽園/冬の情景/伝説/深き淵より/
ピアノ・ソナタ
イーヴォ・カルチェフ(Pf)

GD127
ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番、第2番、コンチェルティーノ
スヴィレン・シメオノフ(cl)、
チェ・ヨンホ指揮ソフィア・アマデウス管弦楽団

GD133
聖金曜日の音楽-ブルガリア正教の典礼
ケドロフ、バフメチェフ、チャイコフスキー、他 全9曲
ミロスラフ・ポプサヴォフ(指揮)混声合唱団

GD135
ショパン:ロンドと変奏曲全集
ロンド(ハ短調Op.1、ヘ長調Op.5、ハ長調Op.7、変ホ長調Op.16)、
ドイツ民謡による変奏曲、エロールの主題による華麗なる変奏曲Op.12
ルドミル・アンゲロフ(Pf)

GD137
アルメニアの典礼
ベドロス・パパジアン指揮ソフィア・アルメニア合唱団

GD142
ブルガリア正教の結婚式と新年の礼拝
M.ポプサヴォフ指揮混声合唱団

GD143
「ラウダーテ・ドミヌム-ソフィア少年合唱団」
モーツァルト:「アヴェ・マリア」「アヴェ・ヴェルム・コルプス」/
グノー:ミサ曲第4番ハ長調/
ツェリオリ:ラウダーテ・ドミヌム、レジーナ・コエリ、アニュス・デイ、
優しく旋律的なミサ
アドリアナ・ブラゴエヴァ指揮
ソフィア少年合唱団、
アタナス・アタナソフ(Org)

GD153
「ソフィア少年合唱団のブリテン&ペルゴレージ」
ブリテン:ミサ・ブレヴィス/
ペルゴレージ:スターバト・マーテル
ガブロフスカ(S)、アレクサンドロヴァ(S)、アンゲラコヴァ(Ms)、
ブラゴエヴァ指揮新室内管弦楽団、ソフィア少年合唱団

GD166
「カヴァイヴァンスカ・イン・コンサート」
「アドリアーナ・ルクヴルール」「ボエーム」「ワリー」
「メリー・ウィドウ」「マノン」「運命の力」「スペードの女王」
「ドン・カルロ」「トスカ」より
カヴァイヴァンスカ(S)、
カザンディエフ指揮ブルガリア放送響、
ライチェフ指揮ヴァルナ・フィル(録音:1991,93年ライヴ)

GD167
Y.トチコヴァ:ハープ協奏曲、アルペジオ
L.シャルパンティエ:ラプソディ/F.ゴドフロワ:コンサート・スタディ
ユリアナ・トチコヴァ(ハープ)、
ドミニク・パトルイユー(指揮)バンキア・コレギウム・ムジクム

GD168
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲集
第8番Op.110/第10番Op.118/第11番Op.122
ソフィア弦楽四重奏団

GD170
現代ブルガリア・ピアノ作品集
カンドフ:夜の蝶/アルナウドフ:リチュエルI&II/
ゴレミノフ:ピアノ小品I/スパソフ:滝/ヴォデニチャロフ:前奏曲II
ボヤン・ヴォデニチャロフ(Pf)

GD175
メンデルスゾーン:無言歌(10曲)
シューマン:幻想小曲集Op.12
ルズカ・チャラクチエヴァ(Pf)
(録音:2003年)

GD177
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21、
演奏会用ロンド「クラコヴィアク」ヘ長調、
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 
変ホ長調、ボレロOp.19、夜想曲嬰ハ短調
ナデジャ・ヴラエヴァ(P)
ヴァシル・カザンディエフ(指揮)ソフィア交響楽団(録音2003年7月ソフィア)

GD185
「フィン・スヴィト&フレンズ」
ヴィヴァルディ、チマローザ、ジョンソン、メルツ、シューベルト、
グラナドス、セゴビア、ファルカス、ヒンデミット、
レン・エイリアムズの作品
フィン・スヴィト(ギター)
ゲスト多数

GD190
「エミール・イヴァノフ-アリア集」
「トスカ」「アルルの女(チレア)」「ジョコンダ」「蝶々夫人」
「アフリカの女」「アンドレア・シェニエ」「トゥーランドット」
「カヴァレリア」「道化師」「マノン・レスコー」より
エミール・イヴァノフ(T)
ステファン・リネフ指揮ソフィア響、
オブレテノフ・ブルガリア国立フィル合唱団

GD196
R.シュトラウス:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタOp.5/4つの情緒のある風景Op.9/5つの小品Op.3
ルドミル・アンゲロフ(Pf)
録音1995年11月ソフィア

GD199
ヴィヴァルディ:主を恐れる者は幸いなり、グローリアRV.589
ストヤン・カラレフ指揮ソフィア・マドリガル合唱団&管弦楽アンサンブル

GD200
「ニコラ・ギュセレフ-オペラ・アリア集」
「魔笛」「モーゼ」「夢遊病の女」「ノルマ」「ナブッコ」「ドン・カルロ」
「ローエングリン」「ラ・ボエーム」「サトコ」他より
ニコラ・ギュセレフ(B)、
メトディ・マタキエフ指揮ソフィア響、ブルガリア国立フィル合唱団

GD201
「ニコラ・ギュセレフの正教聖歌集」
グレチャニノフ、ジノヴィエフ、ストロキン、チェスノコフ、他の作品
ニコラ・ギュセレフ(B)、
マタキエフ指揮ソフィア正教合唱団

GD202
「ヴェルディ:オペラからの2重唱」
「運命の力」「リゴレット」「ドン・カルロ」「マクベス」「アッティラ」
「シモン・ボッカネグラ」より
ニコラ・ギュセレフ(B)、アレクサンドリナ。ペンダチャンスカ(S)、
ヴラディミル・ストヤノフ(Br)、ヒンチェフ指揮ソフィア響

GD203
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978)作品集
(1)ブルガリア狂詩曲「ヴァルダル」/(2)ピアノ協奏曲第3番/
(3)コンチェルト・ファンタジー(チェロと管弦楽のための)/
(4)室内オーケストラのためのディヴェルティメント
アレクサンダル・ヴラディゲロフ指揮ブルガリア国立放送響、
(2)スヴェトラ・スラヴチェヴァ(Pf)、(3)ヴェンツェスラフ・ニコロフ(Vc)

GD205
クリスティアン・ルロワ(1952-、ベルギー):
「エスキモーのナヌーク」【ロバート・フラハティ監督(1921年)】,
「魔人ドラキュラ」【トッド・ブラウニング監督(1931年)】のための音楽
クリスティアン・ルロワ(Pf,Perc) フィリップ・ソース(Cl) 
ホセ・ベドゥ(Cb) ジャノット・ジル(Vn)

GD206
オグニャン・ニコロフ/オペラ・リサイタル
「イドメネオ」「アルルの女」「椿姫」「ノルマ」「イタリアのトルコ人」
「ラ・ボエーム」「トスカ」「シピオーネの夢」より
オグニャン・ニコロフ(T)、エレナ・ストヤノヴァ(S)、
ルムヤナ・ペトロヴァ(Ms) 
ボリス・ヒンチェフ指揮ソフィア交響楽団

GD210
セファルディの歌
ジュリア・ミラノヴァ=スタイナー(S)
ニナ・アラジェム(Pf)

GD211
「ロマンティック・ヴァイオリン」 
ブラームス:ヴィオリン・ソナタ第3番/
フランク:ヴァイオリン・ソナタ/他
チャイコフスキー、パガニーニ、ラフマニノフ、クライスラー、
ガーシュインの小品
セルジュ・シュヴァルツ(Vn)、
ルズカ・チャラクチエヴァ(Pf)

GD212
ルクレール:2つのヴィオラのための6つのソナタOp.12
ヨハネス・フリーダー(Va)、ディミタール・ペンコフ(Va) 
録音:1997年、1998年

GD213
「トランペットとオルガンによるバロック音楽」
アルビノーニ:アダージョ/トレッリ:シンフォニア/
マルティーニ:トッカータ/テレマン:演奏会用ソナタ/
ヘンデル:ソナタ イ長調/バッハ:カンタータ第140,147番より/
バッハ&グノー:アヴェ・マリア/パーセル:組曲/
クラーク:トランペット・チューン、トランペット・ヴォランタリー
ブラゴイ・アンゲロフスキ(Tp)
ヴェリン・イリエフ(P)
録音:1999年7月

GD216
バルトーク:野外にて/ドビュッシー:映像第2集/
ブラームス:幻想曲集Op.116
アンナ・ストイチェヴァ(Pf)
録音:1999年9月

GD217
ヴィヴァルディ:シンフォニア第1番ハ長調、「四季」より「春」「冬」/
バッハ:アリア/ゴレミノフ:5つのスケッチ-舞曲/
キュルクチイスキ:8つのミニアチュア-アダージョ/
コストフ:3つのスケッチ/フリストスコフ:トッカータ/
シューベルト:楽興の時第3番/ジョプリン:ラグタイム
プラメン・マルコフ指揮ブレヴィス室内管弦楽団、録音:1998年6月ライヴ

GD218
ディミタール・タプコフ(1929-)作品集
平和のカンタータ/AH(オネゲル)によるミクロシンフォニー/
ヴァリアンツ/バスーン・コンチェルティーノ/チェロ・ソナタ/
クラリネット・ソナタ
ステファノフ指揮ブルガリア国立放送響&児童合唱団、
ジュルホフ指揮ソフィア・ソロイスツ室内アンサンブル、
ミルチェヴァ(MS)、クラステフ(Vc)、他

GD219
ショパン:24の前奏曲Op.28/ラヴェル:夜のガスパール/
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番
ヴェセリン・スタネフ(Pf)
録音:2000年1月

GD220
ブルガリア国立放送児童合唱団40周年記念アルバム
フランク:天使の糧/アダム:オー・ホリー・ナイト/
モーツァルト:レジナ・チェリ/他全16曲
フリスト・ネデャルコフ指揮ブルガリア国立児童合唱団

GD221
「ヴァイオリンとギターのための宝物」
ヘンデル:ソナタ ニ長調/バッハ:サラバンド/ダカン:かっこう/
パガニーニ:ソナタOp.3-12/ショパン:夜想曲/サン=サーンス:白鳥/他
ヨッヘン・ブルシュ(Vn)、
フィン・スヴィト(G)、
録音:1999年デンマーク

GD222
「ヴァイオリンとギターのためのさらなる宝物」
ヴェラチーニ:ソナタ第2番/ショパン:マズルカ/
タレガ:アラビア奇想曲/タルティーニ:悪魔のトリル/他
ヨッヘン・ブルシュ(Vn)、
フィン・スヴィト(G)

GD223
ゲオルギ・アルナウドフ:
ティエポレオ-オルフェウス教の神秘的な儀式(1955)
テオドラ・パヴロヴィチ指揮室内アンサンブル、
タニア・カザンディエヴァ(S)、他

GD224
ヴィラ=ロボス:
ソナタ・ファンタジア第1番、第2番、ヴァイオリン・ソナタ第3番
ニャグル・トゥマンゲロフ(Vn)
ボジダル・ノエフ(Pf)

GD225
「スラヴのオルガン作品集」
クラコヴァ、チェルノホルスキー、リンカ、クチャル、スメタナ、
ドヴォルザーク、ヤナチェク、ショスタコーヴィチ、グバイドゥーリナ、
他の作品
ネヴァ・クリステヴァ(Org)
録音:2000年4月、ソフィア

GD226
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番/
プーランク:クラリネット・ソナタ
マルティヌー:クラリネット・ソナタ/コヴァチ(1937-):ファリャ讃/
ヴァルチャノフ(1949-):スペイン風ロンド
ペトコ・ラデフ(Cl)、マリア・プリンツ(Pf)
録音:2000年4月、ソフィア

GD234
ヴラディゲロフ(1899-1978):ソナティナ・コンチェルタンテOp.28/
アレクサンダル・タネフ(1928-1996):ピアノ・ソナタ/
ペンチョ・ストヤノフ(1931-):ピアノ・ソナタ、変容/
プラメン・ジュロフ(1949-):ピアノ・ソナタ
イヴァン・エフティモフ(Pf)

GD237
キリスト生誕2000年記念正教聖歌集
イヴァン・ペトロフ=イオチャン(B)

GD238
「ブルガリア歌曲の美と英知とともに」
プロコポヴァ、フリストフ、ハディエフ、ヴラディゲロフ、他の歌曲
オグニャン・ニコロフ(T)
イヴェリナ・イヴァンチェヴァ(Pf)

GD239
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):ピアノ作品集
3つの小品Op.15/ソナチネ・コンチェルタンテOp.28/即興曲/トッカータ
/ブルガリア狂詩曲「ヴァルダル」(作曲者編)
ラーダ・チョマコヴァ(Pf)
デシスラヴァ・シチェレヴァ(Pf)

GD241
シューマン:幻想曲Op.17
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
ヴェセリン・スタネフ(Pf)
録音:2001年1月

GD242
「マニフィカト」
ブリクシ:マニフィカト/J.C.バッハ:2つのイタリアのカンツォネッタ/
モーツァルト:アヴェ・マリア、アヴェ・ヴェルム・コツプス/
ミハエル・ハイドン:ドイツ・ミサ
ブラゴエヴァ指揮ソフィア少年合唱団&室内管、
イレーナ・ペトコヴァ(MS)、ジャオニス・キウルゾグル(C‐T)、
ニコライ・モトソフ(T)、ニコライ・ペトロフ(Br)

GD245
「マスターズ・オヴ・クラシック・ミュージックVol.1」
グリーグ:「ペール・ギュント」第1組曲/シベリウス:トゥオネラの白鳥
ヘンデル:「水上の音楽」より/スッペ:「詩人と農夫」序曲
ヴァシル・カザンディエフ指揮
ソフィア交響楽団

GD246
「マスターズ・オヴ・クラシック・ミュージックVol.2」
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲(第1,3,8,10番)/
シベリウス:悲しきワルツ/モーツァルト:「レ・プティ・リアン」より
/シューベルト:「ロザムンデ」より/リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
ヴァシル・カザンディエフ指揮
ソフィア交響楽団

GD247
「マスターズ・オヴ・クラシック・ミュージックVol.3」
ポンキエッリ:時の踊り/スッペ:「美しきガラテア」「軽騎兵」序曲/
ブラームス:ハンガリー舞曲(第1,5,6番)/スメタナ:モルダウ/
ウェーバー:舞踏への招待/ヘンデル:「マカベウスのユダ」より
ヴァシル・カザンディエフ指揮
ソフィア交響楽団

GD248
「マスターズ・オヴ・クラシック・ミュージックVol.6」
グリーグ:「ペール・ギュント」第2組曲/ローサス:波涛を越えて/
シベリウス:フィンランディア/バーバー:アダージョ/
ヴォーン=ウィリアムズ:グリーンスリーヴス幻想曲/パッヘルベル:カノン
ヴァシル・カザンディエフ指揮
ソフィア交響楽団

GD249
フロラン・シュミット:ピアノ作品集(世界初録音)
「内なる音楽」第1集Op.16、第2集Op.29/ローマの夜Op.23/
ちょっとした身ぶりOp.92
イーヴォ・カルチェフ(Pf)

GD250
(1)シュターミッツ:ヴィオラ協奏曲ニ長調
(2)ペンデレツキ:ヴィオラ協奏曲
ディミタール・ペンコフ(Va)
(1)カザンディエフ指揮ソフィア交響楽団
(2)チェッカート指揮北ドイツ放送フィル

GD251
ブルガリア現代作曲家シリーズVol.1
イヴァン・スパソフ(1934-1996):聖職者の聖歌(全3曲)
クリコル・チェトニアン(指揮)、
イヴェリン・ディミトロフ(指揮)、他

GD252
ブルガリア現代作曲家シリーズVol.2
クラシミール・キュルチイスキー(1936-):
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ
アレクサンデル・カンドフ(1949-):管弦楽のための音楽
アレクサンデル・タネフ(1928-1996):建築音楽
シメオン・ピロンコフ(1927-):夜曲
プラメン・ジュロフ(1949-):幻想曲
ディミタール・マノーロフ(指揮)
プラメン・シュロフ(指揮)
ブルガリア国立放送交響楽団
ソフィア国立歌劇場交響楽団

GD253
ブルガリア現代作曲家シリーズVol.3
ヴェリスラフ・ザイモフ(1951-):12のチェロのためのラルゴ
ヤッセン・ヴォデニチャロフ(1964-):
ピアノとクラリネットと2つの打楽器のための2つのバガテル
アンドリアン・ペルヴァゾフ:「ジグラート」からの断片
アルティン・ポトゥルリアン(1943-):ファンタジア
ボジダール・ペトコフ(1940-):トッカータ
ユリア・ツェノーヴァ:パイ
ムジカ・ノーヴァ室内Ens.他

GD256
「マスターズ・オヴ・クラシック・ミュージックVol.4」
モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲/ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
/エルガー:威風堂々第1番/ロッシーニ:「セヴィリアの理髪師」序曲/
ベートーヴェン:「エグモント」序曲、ロマンスOp.40&50、トルコ行進曲
ヴァシル・カザンディエフ指揮
ソフィア交響楽団

GD257
「マスターズ・オヴ・クラシック・ミュージックVol.5」
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク/
シューベルト:軍隊行進曲/メンデルスゾーン:フィンガルの洞窟/
イヴァノヴィチ:ドナウ川のさざ波/シュターミッツ:ヴィオラ協奏曲ニ長調
ヴァシル・カザンディエフ指揮
ソフィア交響楽団
ディミタール・ペンコフ(Va)

GD266
「ケルトの影響」
アイリッシュ、ガリシア、ブルガリア、ブルターニュのポピュラー音楽、
ウィリアム・バードの作品
カトリーヌ・マルケーゼ(Fg)
サラ・スティーヴンス=エスタブルック(Fg,アコーディオン)、
エミール・ナウモフ(Pf)

GD269
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調Op.94b/
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタOp.134/
シチェドリン(ツィガーノフ編):ユモレスク、アルベニス風に
ヴェスコ・エシュケナージ(Vn)
リュドミル・アンゲロフ(Pf)
録音:2001年マドリッド

GD271
カルディ・カルドフ-ヴェルディ・リサイタル
「リゴレット」「エルナーニ」「トロヴァトーレ」「アイーダ」
「仮面舞踏会」より
カルディ・カルドフ(T)
メトディ・マタキエフ指揮ソフィア交響楽団

GD273
「ソフィア・ソロイスツのブルガリア作品」
リュボミル・ピプコフ:交響曲第4番/ラザール・ニコロフ:瞑想/
ディミタール・タプコフ:ミクロシンフォニー/
シメオン・ピロンコフ:名も無き若者へのレクイエム
プラメン・ジュロフ指揮ソフィア・ソロイスツ

GD274
ベートーヴェン:エロイカ変奏曲Op.35
シューマン:クライスレリアーナOp.16
ヴェセリン・スタネフ(Pf)
録音:2002年

GD275
ピッツェッティ:チェロ作品集(世界初録音)
チェロ・ソナタ(1921)、3つの歌(1924)
セーリ・トイヴィオ(Vc)
イーヴォ・ヴァルバノフ(Pf)

GD279
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番、第3番、第5番
ヴェリチカ・ヨチェヴァ(Vc)
録音:2001年12月ソフィア

GD282
「オペラ・アリア集-イナ・カンチェヴァ(ソプラノ)
「椿姫」「ロメオとジュリエット」「アンナ・ボレーナ」
「シチリア島の夕べの祈り」「つばめ」
「カプレーティ家とモンテッキ家」より
イナ・カンチェヴァ(S)
ミレン・ナチェフ指揮ブルガリア国立放送響

GD283
「演奏会名曲集-ミラ・ゲオルギエヴァ」
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番/
ショパン:夜想曲第20番/サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン/
ズラテフ=チェルキン:セヴダナ/ブラームス:ハンガリー舞曲第7番
ミラ・ゲオルギエヴァ(Vn)
マルティン・パンテレーフ指揮クラシックFM管弦楽団(ライヴ録音)

GD286
「ソフィア・ソロイスツ40周年記念アルバム」
テレマン:「ドン・キホーテ」組曲/ブリテン:シンプル・シンフォニー/
シューベルト(マーラー編):「死と乙女」(合奏版)
プラメン・ジュロフ指揮ソフィア・ソロイスツ

GD288
ブラームス:
6つの小品集Op.118,幻想曲Op.116,パガニーニの主題による変奏曲Op.35
ヴェセリン・スタネフ(P)
録音:2001,2003年

GD289
ショパン:12の練習曲Op.10,12の練習曲Op.25
ヴェセリン・スタネフ(P)
録音:2003年1月

GD292
「ブルガリアとロシアの作曲家による正教聖歌集」
ククゼル,ディネフ,フリストフ,テケリエフ,スパソフ,
タネフ,チャイコフスキー,ラフマニノフ,ボルトニャンスキー,
他の作品(全17曲)
テオドラ・パヴロヴィチ指揮
ヴァシル・アルヌドフ・ソフィア室内合唱団(女声合唱団)

GD296
オルリン・アナスタソフ(バス)-正教聖歌集
グレチャニノフ,フリストフ,リュビモフ,ディネフ,チェスノコフ,
アルカンジェルスキ,ニコラエフ=ストルムスキの作品(全11曲)
オルリン・アナスタソフ(Bs) 
ディミタル・グリゴロフ(指揮)7人の聖者合唱団
録音:2004年3月ソフィア

GD300
「すてきな夢」-プッチーニ歌曲集
太陽と愛/おまえに/そして小鳥は/カンツォネッタ「春」/心の歌/
亡き人に/愛の小さな物語/我が家/すてきな夢/進めウラニア/死ぬ?
/サルヴェ・レジナ/大地と海/ディアナ賛歌/アヴェ・マリア・レオポルダ
/偽りの忠告-レチタティーヴォとアリア/ローマ賛歌/サルヴェ・レジナ
(オルガン伴奏)
クラッシミラ・ストヤノヴァ(Sop)
マリア・プリンツ(P)
録音:2005年8-9月

GD303
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調Op.54、クライスレリアーナOp.16
アンナ・ストイチェヴァ(P)、
ロッセン・ミラノフ指揮ブルガリア国立放送交響楽団

GD313
「ムノガヤ・レタ」-正教集
グレチャニノフ、ディネフ、フリストフ、チェスノコフ、ジノヴィエフ、

GD327
「ネイキッド・タンゴ」
サティ:ペルペチュアル・タンゴ/ストラヴィンスキー:タンゴ/
シチェドリン::アルベニス風に/
ナザレ:6月9日のタンゴ/他
ロバート・ヘルプス、ティスダル、バーバー、ケージの作品
スヴェトザール・イヴァノフ(Pf)

GD329
グラナドス:スペイン舞曲(全12曲)、ムーア風舞曲とアラブの歌
ルドミル・アンゲロフ(Pf)

GD336
ロッセン・バルカンスキー(1968-):ギター作品集
(スケルツォ、夜想曲、ラチェニツァ、バルカンスカ・ソナタ)
ゲルハルト・ライヘンバッハ(G)
録音:2006年4月

GD341
「オペラ・フェイヴァリッツ」
ヴァニア・ヴァトラロヴァ=スタンコフ(S)

GD345
ヤッセン・ヴォデニチャロフ(1964-)作品集
マジ・ミュージック、雨を作る歌、4つの習作、レプリカ、枯葉への6つの歌
フランス・フルート・オーケストラ、ヨハンネ・モリン(Vn)、
カサボヴァ=クシンチャコヴァ(MS)、ブルガリア国立放送響、他

GM701
「モーリス・ブルグ&ポミエ-シューマン・リサイタル」
シューマン:
アダージョとアレグロOp.70、3つのロマンスOp.94、
民謡風の5つの小品Op.102、幻想小曲集/
クララ・シューマン:3つのロマンスOp.22、夜の歌Op.85-22
モーリス・ブルグ(オーボエ、オーボエ・ダモーレ)、
ジャン=ベルナール・ポミエ(Pf)
録音:2000年ロワーレ、フランス

GM702
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番、第2番
シューマン:おとぎ話の挿絵
ブルーノ・パスキエ(Va)
ジャン=ベルナール・ポミエ(Pf)
録音:2001年6月ローザンヌ

GR88
「19世紀マルタの作曲家の宗教曲集」
ピエトロ・パオロ・ブゲジャ、フランチェスコ・デチェサーレ、
ヴィンチェンツォ・ブゲジャ、アントン・ナーニ、パオロ・ナーニ、
ジュゼッペ・スピテリ・フレモンドの作品
ジョン・ガレア指揮ユーバル男声合唱団&管弦楽団

GR92
ピエトロ・パオロ・ブゲジャ(1772-1828):
荘厳ミサ曲、オラトリオ「ユダヤの王ヨアシュ」よりシンフォニア
ジョン・ガレア指揮ミラビトゥル合唱団、
ユーバル管弦楽団、
アンティア・ヴェラ・ボンディン(S)、J.アクィリーナ(T)、他

GR95
「18世紀マルタの作曲家の宗教曲集」
F.アツォパルディ:シンフォニア第22番、ヴァデ・アナニア/
ベニーノ・ツェラファ:テ・デウム・ラウダムス/
ジローラモ・アボス:主は言われた
ジョン・ガレア指揮ユーバル男声合唱団&管弦楽団

GR96
「19世紀マルタの作曲家の宗教曲集Vol.2」
ルイジ・フェネッチ、ジュゼッペ・ヴェラ、アントン・ナーニ、
ヴィンチェンツォ・ブゲジャ、エマヌエレ・ガレア、の作品
ジョン・ガレア指揮ユーバル男声合唱団&管弦楽団

GR100
パオリーノ・ヴァサロ(1856-1923):大ミサ曲(1889)
ディオン・ブハギアル指揮
コレギウム・ムジクム合唱団&管弦楽団、
アニラ・サリバ(S)、アルフレッド・カミレッリ(Br)、他




<BRIDGE>
BCD 9283 \1980
チャイコフスキー:
「四季」 Op.37bis
ピアノ・ソナタト長調(グランド・ソナタ) Op.37
ヴァシリー・プリマコフ(ピアノ)
録音:2008年9月6,8日
ヴァシリー・プリマコフの「熱情」他ベートーヴェン:ソナタ集(BCD9251)、
ショパン:ピアノ協奏曲集(BCD9278)に続くBRIDGEレーベルへの第3弾。新譜は
チャイコフスキー。大曲「四季」に挑んでいる。1979年モスクワ生まれのプリ
マコフは、今年で30歳。繊細さと濃厚さの絶妙なバランスが素晴らしい。

BCD 9287 \1980
「スクリャービン:練習曲全集」
練習曲 嬰ハ短調 Op.2-1/12の練習曲 Op.8
8つの練習曲 Op.42/練習曲 変ホ長調 Op.49-1
練習曲 変ホ長調 Op.56-4/3つの練習曲 Op.65
ギャリック・オールソン(ピアノ)
録音:2004年9月
1970年の第8回ショパン国際ピアノコンクールで優勝した米国のピアニスト、
ギャリック・オールソンは、スクリャービン弾きとしても知られたにも関わら
ず、録音は僅かだった。そのオールソンがスクリャービンの練習曲全集を録音。
さすがに神髄を掴み取った見事な出来栄えである。1876年製のスタインウェイ、
コンサート・グランドを使用。

BCD 9270(CD+DVD) \3960
ジェルジ・クルターク:カフカ断章(CD+DVD)
DVD:
1作曲者によるマスタークラス、
(2)クルターク:カフカ断章(全曲、ライヴ映像)
CD:(3)クルターク:カフカ断章(全曲)
トニー・アーノルド(ソプラノ)、
モヴセス・ポゴシアン(Vn)、
(1)収録:2004年6月中央ヨーロッパ大学、ブダペスト
(2)収録:2006年9月ライヴ、エレヴァン,アルメニア、
第7回パースペクティヴXXI国際音楽祭におけるライヴ
(3)録音:2004年8月バッファロー,ニューヨーク
既にECMよりユリアーネ・バンゼ&アンドラーシュ・ケラーの全曲盤CDでよく知
られている本作に、また新たな名盤が加わった。CDとDVD、しかもニューヨーク
とアルメニアと場所を変えて二つの録音。表現主義を基本としながら時に民族
的な語法も登場、タイトル通り、カフカの様々な文章の断片に音楽を付けてゆ
く。一曲あたり平均、一分弱の小品が万華鏡のごとくたくさんひしめいている。
ソプラノのトニー・アーノルドは当Bridgeではクラムの「古えの子供の声」
(2006年グラミー賞ノミネート)のほか、エリオット・カーター、ウォルペなど
現代物を多数録音している若手。

BCD 9282 \1980
ユーディ・ワイナー(1932-):作品集
(1)ピアノ協奏曲「キアヴィ・イン・マノ(鍵は手の中に)」(2005)
【2006年ピューリッツァー賞受賞作】
(2)チェロ協奏曲「序奏と物語」(1994)
(3)リリック・ハーモニー(改訂版、1996)
(4)エピローグ「ジェイコブ・ドラックマンの思い出に」(1996)
(1)ロバート・レヴィン(Pf)、
ロバート・スパーノ指揮ボストン交響楽団
(2)-(4)スーザン・デイヴニー・ワイナー指揮
(2)(4)オーデンセ交響楽団
(3)ボストン祝祭管弦楽団
(2)マクシミリアン・ホルヌング(Vc)、
録音:(1)2005年2月ライヴ、(2)(4)2008年5月、(3)1997年2月ライヴ、
ワイナーはカナダ出身で現在ニューヨークを中心に活動している作曲家。アメ
リカ・ローマ大賞、ピューリッツァー賞を受賞していることからもわかるとお
り、音楽は手堅く巧妙な管弦楽法による保守的な作風。アーロン・ジェイ・カ
ーニス、デル・トレディチらと同じ系譜につながるエンターテイメントの要素
を多分に含んだ楽しめる現代音楽。バルトークのピアノ協奏曲を思わせる「キ
アヴィ・イン・マノ」は2006年度ピューリッツァー賞受賞作品。

BCD 9279 3枚組 \5940
モートン・フェルドマン:
クリスティアン・ウォルフのために(1986)
カリフォルニアEARユニット:
【ドロシー・ストーン(Fl)、
ヴィッキ・レイ(Pf,チェレスタ)】
録音:2005年11月
フィリップ・ガストンのために(BCD9078,4枚組)、不自由なシンメトリー
(BCD9092,2枚組)に続くカリフォルニアEARユニットのフェルドマン第3集。
演奏に3時間かかるフェルドマンを代表する大作。これまでの同作品のCDは4枚組
だったがこちらはお得な3枚組。フルートとピアノ(チェレスタ)が雨音のような
静かで美しい音の粒を奏でてゆく。じっくり傾聴するもよし、環境音楽のように
聴き流すもよし。カリフォルニア・イアー・ユニットはカーター、ライヒ、カー
ゲルなどともコラボレーションしている現代音楽アンサンブル。

BCD 9277 \1980
チナリー・ウン(1942-,):室内楽作品集
(1)クセ・ブオン-ヴィオラ・ソロのための
(2)チャイルド・ソング-アルト・フルート、ヴィオラとピアノのための
(3)7つの鏡-ピアノのための
スーザン・ウン(Va)、
クレイ・エラーブローク(A.Fl)、エレナ・マシュコベセヴァ(Hrp)
チャールズ・ウェルス(Pf)
録音:2006年
ウンはカンボジア出身で現在はアメリカ在住。彼はカンボジアの伝統音楽と現代
の語法を融合させようとしていて音楽は南方の武満といった風情。チャイルド・
ソングはドビュッシーのソナタと同じ編成だが(これで武満も書いている)ドビュ
ッシーとも武満とも違う独自の世界を築いていて湿った大気のなかでミステリア
スな旋律がたゆたう佳曲。佐藤聡明と武満徹、ドビュッシーを足して3で割って
南国のスパイスを加えたらウンになるといったらよいだろう。

BCD 9284 \1980
「イッツ・アバウト・タイム」
ラ・ターニャ・ホール(Vo)

BCD 9285 \1980
「クロス・トーク」
(1)最初の人の前の宣言/(2)電気的祈り人5.0/
(3)アフリカ(ン)/(4)地下にて/(5)ピンのおしゃべり/
(6)ステルスのピンク/(7)ビーイング・ブラック/
(8)飛行船/空/(9)金門橋の熟考建築家協会/
(10)ロデオ・レッド/
(11)イヴァンのためのモーニング・ブルース/
(12)ライフ・スタディ第1楽章/(13)贖いの歌
(1)パメラZ,(2)ギレルモ・E.ブラウン,
(2)トレーシー・モリス,(4)シェリー・ハーシュ,
(5)ポール・ランスキー,
(6)メンディ/キース・オバダイク,
(7)DJ.スプーキー/ウルスラ・ラッカー,
(8)ダニエル・バーナード・ルーメイン,
(9)ピーター・ゴードン/ローレンス・ワイナー,
(10)メンディ/キース・オバダイク,
(11)ジョージ・E.ルイス,(12)ジョン・リンク,
(13)ヴィジェイ・イヤー/マイク・ラッド
ピーター・ゴードンら現代音楽家、名DJ、DJスプーキーらが作る実験的ポップ・
ミュージック。具体音のコラージュ、変調などとミニマルが自由に混ぜ合わされ
たハッピーな音楽。




<ウインドミュージック・レーベル>
MDSQV-2210(CD+DVD) \4500
「月の光」-ミ・ベモルサクソフォンアンサンブル
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
(1.前奏曲、2.メヌエット、3.月の光、4.パスピエ)
ドビュッシー:小組曲
(5.小舟にて、6.行列、7.メヌエット、8.バレエ)
ラヴェル:クープランの墓
(9.プレリュード、10.フーガ、11.フォルラーヌ、12.リゴドン、
13.メヌエット、14.トッカータ)
ミ・ベモルサクソフォンアンサンブル
録音:2008年12月14日いずみホール、ライヴ
ミ・ベモルサクソフォンアンサンブル第24回定期演奏会
CDとDVDは同一曲目が収録されています。
ミ・ベモル、それは高度に洗練された日本の文化だ。しかしそれだけではない。
私がこのアルバムから聞きとれるのは、フランスの美、そして日本の美のマリ
アージュだ。
(クロード・ドゥラングル,パリ音楽院教授)




<MEGA DISC>
MDC7797 \2250
ゲオルグス・ペレツィス(b.1947):作品集
(1)啓示/
(2)それでも、なお/
(3)アストル・ピアソラ、オスカー・ストロック、そして私-ブエナ・リガ/
(4)ラスト・ソング
ギドン・クレーメル(Vn)
クレメラータ・バルティカ
(1)ヤーニス・シプチェヴィクス(カウンター・テナー)、G.ボルドツキ(Trp)
(1)(2)カティア・スカナヴィ(Pf)
録音:2005年11月リガ
ペレツィスはラトヴィアの同世代の作曲家ヴァスクスと共に抒情的な作風で広
く人気がある。しかしヴァスクスが悲しげで穏やかな音楽を書くのに対し、こ
ちらはそうした部分と併せて時にマイケル・ナイマン、グラスを思わせる外交
的で華やかな側面をみせる。
《啓示》はコントラルト独唱の入る曲でナイマンとショスタコーヴィチを折衷
(!)したような印象。《それでも、なお》はペルトをもっとセンチメンタルに
したような映画のサントラを思わせる甘美な曲、《アストラ・ピアソラ-》は
ピアソラのメロディをフューチャーした痛快な一作でピアソラのスペシャリス
ト・クレーメルの面目躍如。そして《ラスト・ソング》は重厚な弦楽の響きに
北国の憂愁があふれる。

MDC7800 \2250
「形は空虚である」-マイクロトーナル・ミュージック
リーティス・マジュリス(b.1961):作品集
(1)計量カノン/
(2)休みなしで/
(3)モナド/
(4)形は空虚である
(1)コルドス弦楽四重奏団
(2)レヴァ・シパイティテ(Vn)、ロベルタス・ブリシュケヴィチウス(Va)、
ミンダウガス・バチクス(Vc)、セルゲユス・オクルシュコ(Pf)、
ユリウス・チェルニウス(Cl)、ヴァレンティナス・ゲルゴタス(Fl)
(3)ダイニウス・スヴェルディオラス(Cemb)
(4)ラトヴィア放送室内合唱団、M,バチクス(Vc)
録音:2006年
すごい作品集が出た。マジュリスはリトアニアの新世代の作曲家として最近目
覚しい活躍をしている。バルト三国の作曲家といえば今回紹介したラトヴィア
のペレツィス、他にヴァスクス、エストニアのペルトのように新抒情主義の作
曲家というイメージがあるが、その次の世代は全く新たな方向へ向かっている
ようだ。マイクロトーナル・ミュージックとは微分音を使った音楽全般を指す。
だからガムラン、アメリカ実験主義、アラブ音楽、スペクトル楽派も広い意味
でその範疇に入る。マジュリスはリゲティに似た方法でマイクロトーナルの新
たな可能性を引き出そうとしているようだ。弦楽四重奏のための《休みなしで》
はライヒのディファレント・トレインズみたいな出だしだが猪突猛進に増殖し
てゆく音群は狂気の沙汰。チェンバロのための《モナド》はどういう仕掛けな
のかチェンバロがポルタメントを掛けながら音群が推移してゆく。その奇妙な
響きは、さながら21世紀版・熊蜂の飛行!《形は空虚である》は明らかにリゲ
ティの影響(永遠の光やアトモスフェールなど)が感じられ、オーロラか雲を思
わせる美しい響き。要チェックの作曲家の登場だ。

MDC7799 \2250
「ジョン・ケージ:13-4の6乗-4の3乗」
(1)THIRTEEN(1992)-13奏者のための
(2)FOUR?(4の6乗)(1992)
-なんでもよい方法によるあらゆる音のための
(3)FOUR?(4の3乗)(1991)-抜粋
-4人のパフォーマー(1つか2つのピアノ、12のレイン・スティックス、ヴァイ
オリンと発振回路と沈黙)のための
バートン・ワークショップ
録音:2002年8月
当レーベルで進行中のケージの数字シリーズ最新盤。協和音がゆったりと霧が
たなびくように拡がってゆく13奏者のためのTHIRTEEN。なんでもよい方法によ
るあらゆる音のためのFOUR6は非楽音、ノイズが30分も続く。「全ての音はそれ
自体で既に音楽」というケージ思想が分かり易く伝わる。FOUR3は雨音を出すレ
イン・スティックを使った繊細な音響が心地よい。どの曲もまるで大自然の真
っ只中に放り出されたかような感覚の過激な静けさを持った美しいミクロコス
モス。

MDC7798 \2250
「ミュジカル・セマンティクス」
-ボリス・ヨッフェ(b.1968)の音楽
(1)4-メゾ・ソプラノ、リコーダー、リュートとハーディ・ガーディ、アンサ
ンブルのための歌曲集/
(2)4つのリチェルカーレ/(3)ソネット/
(4)6つのデザイン/(5)7つの詩-弦楽四重奏/
(6)エッセイ/(7)樹/(8)国家/
(9)アリア-弦楽三重奏/(10)無題/
(11)バガテル/(12)カプリチオ/
(13)人間の尊厳について/(14)献身をもって容易に
(1)アンサンブル・ラ・モラ、
(2)(5)(9)(12)D.ディクティアー(Vc)、
(2)P.セペック(Vc)、(3)H.ヘルツォーク(Gamb)
(4)(5)(8)(9)D.コビリャンスキー(Vn)
(5)(6)(14)P.コパチンスカヤ(Vn)
(5)(9)(10)R.スピツァー(Va)
(6)(11)A.ヨッフェ(Pf)、(7)D.チェンナ(Fg)、
(12)(13)P.フロポフスキー(Gtr)
録音:2006年
ヨッフェはペテルベルク生まれで幼いころからヴァイオリンを学び、若いころ
はロック・バンドで活動しピンク・フロイドなどをカバーしていたという。そ
の後、ドイツでリームに師事しネオ・ロマン主義的な作品を書き始める。シュ
ニトケ、グバイドゥリーナらを思わせる思索的な音楽。



<TELOS>
TLS 049 4枚組 \6240
パガニーニ:
ヴァイオリン協奏曲全集(第1番-第6番)
インゴルフ・トゥルバン(Vn)
リオル・シャンバダル指揮
WDRケルン放送管弦楽団
録音:2000年、2005年
既発売TLS046、047、048を1BOXにまとめたもの。トゥルバンは2005年に室内オ
ーケストラ、イ・ヴィルトゥオージ・ディ・パガニーニを自ら組織しパガニー
ニ演奏にさらなる情熱を傾けている。

TLS 103 \2080
ダーフィト・フィリップ・ヘフティ(1975-):
(1)シャッテンシュピー(ゲ)ル(影絵芝居〔影・鏡〕)(2006)-ピアノ三重奏
(2)リトゥス(儀式)-4つのコラーゲン舞曲(2007)
(3)歌曲集「バラの葉」(2007)
(1)カレイドスコーピオ三重奏団:
【プリモス・ノヴシャーク(Vn)、トーマス・グロッセンバッハー(Vc)、
田村径子(Pf)】
(2)トーマス・グロッセンバッハー(Vc)
(3)ユディット・シュミット(MS)、オリヴァー・シュニーダー(Pf)
録音:2007-2008年スイス放送,チューリヒ
TELOSレーベルのヘフティ作品集第3集。ヘフティはリーム、クリストバル・ハ
ルフテルらに作曲を学び、ルトスワフスキ作曲コンクール、エネスコ作曲コン
クールなどに優勝している若手。ピアノ三重奏シャッテンシュピー(ゲ)ルのザ
クザクとした軽快なリズムはストラヴィンスキーを思わせて心地よい。「バラ
の葉」で歌手は語りを含めた歌唱、ピアニストは内部奏法も行う新世紀のリー
ト。日本人を中心としたトリオ・ダンシュ・デ・コロン、日本語解説付き!

TLS 162 \2080
「プチ・パティスリー(小さな菓子屋)」
ルクレール:
「プチ・パティスリー」(リンゴタルト/ロールケーキ/3つのクロワッサン/
蜂の巣〔蜂蜜ケーキ〕)/
ハイドン:トリオ第3番(ロンドン・トリオHob.IV:1-4より)/
ボザ:小組曲/バッハ:シンフォニア(3声インヴェンション)/
レオポルド・モーツァルト:ディヴェルティメント第3番/
アレック・テンプルトン(1909-63):バッハ・ゴーズ・トゥ・タウン/
ピアソラ(水間博明編):ブエノスアイレスの四季/
インゴ・ルイス(1961-):トリオNo.1&No.2/
エロール・ガーナー(1921-77):ミスティ/
トリオ・ダンシュ・デ・コロン(ケルン放送管弦楽団木管トリオ):
【吉田智晴(Ob)、アンディ・マイルス(Cl)、水間博明(Fg)】
録音:2007年12月テロス・ミュージック・スタジオ
日本語解説つき
トリオ・ダンシュ・デ・コロンはケルン放送管弦楽団のそれぞれ首席奏者を務
める吉田智晴(Ob)、A.マイルス(Cl)、水間博明(Fg)による木管トリオ。現代音
楽や知られざる作曲家の作品を取り上げて木管トリオの新境地を切り拓こうと
している。管楽器ファンにはお馴染みのボザ、ピアソラのブエノスアイレスの
四季の編曲版など軽快で楽しい雰囲気に溢れている。日本語解説つき。



<DORON>
DRC 5029 \2080
シューベルト:八重奏曲 ヘ長調D.803
スティーヴン・カノフ(Cl)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ団員
録音:2001年4月2・3日ロンドン
クラリネットのスティーヴン・カノフはレナード・バーンスタインが主宰した
ヤング・ピープルズ・コンサート・コンペティションに若干14歳で入賞しその
後数多くのオーケストラと共演する他、室内楽奏者として活動している。ケー
ジを取り上げるなど(DRC3014)、現代音楽にも意欲を見せている。

DRC 5030 \2080
(1)モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調K.622
(2)ロッシーニ:序奏、主題と変奏 ハ長調
(3)ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番Op.73
スティーヴン・カノフ(Cl)
(1)イギリス室内管弦楽団
(2)アンドルー・コンスタンティン指揮ロンドン交響楽団
(3)トマソ・プラチディ指揮ミュンヘン放送管弦楽団
録音:(1)1995年、(2)2004年、(3)1994年
カノフの本領が発揮されるモーツァルト、ウェーバーの協奏曲。つやのある音
色でみずみずしく歌う、さわやかな演奏。

<Linn>
CKD 336(SACD-Hybrid) 2枚組 \2850
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 ――
ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37/ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73《皇帝》
アルトゥール・ピツァーロ(ピアノ)、
チャールズ・マッケラス(指揮)、スコットランド室内管弦楽団
リン・レコーズを代表する世界的奏者たちの共演が実現したこのベートーヴェン。
マッケラス&SCO、ピツァーロの強固なパートナーシップによって「ピアノ協奏
曲第3番」&「第4番」の収録をほぼワンテイクという驚異的な速さで完成させ、
当初予定されていなかった「ピアノ協奏曲第5番」を急遽プログラムに追加するな
ど、前出の録音を上回る大成功を収めたというのだから期待度も一気に急上昇!
しかも、2008/2009シーズンに2日間のみ設定された2008年10月30日&31日のマッ
ケラス&SCOのコンサートでは、収録曲の「ピアノ協奏曲第3番」(30日)&「第4
番」(31日)でピツァーロをソリストとして招聘しこちらも大成功を収めているだ
けに、新たな名盤誕生の予感も漂う!
巨匠マッケラスのまるで魔法のようなタクト捌きと音楽作り、ピツァーロのヴィ
ルトゥオージティ溢れるピアノ、指揮者とソリストの特徴を完全に理解したSCO
の適応力と堅実な演奏、そして定評あるリン・レコーズの超優秀録音が1つとな
り完成したベートーヴェン。話題爆発必至です!




<Globe>
GLO 5225 \2300
ジェズアルド:マドリガーレ集第5巻(1611) ――
あなたは歌って喜んでいる/見詰めなくともわたしは死なず/私のため息よ、
急ぎ飛んでいけ/最高に甘美な私の生命/おお、苦しい喜びよ/あなたのわず
かな苦しみをのせた/この上なく幸せな眠りよ/もしわたしとともに悲しんで
くれるなら/わたしの心の命であるまなざしよ/やつれ衰えて命に別れを告げ
る/お願いだ、とわたしは泣いて叫ぶ/おお、あまりにも幸せなおまえたち/
恋人たちよ、競って走ってお行き/美しい目をぬぐいなさい/おまえたちはわ
たしを殺す、おお、残酷な人/ああ、美しい胸を隠しなさい/わたしの不幸な
涙を欲しがる(第1部&第2部)/おお、暗黒の日よ/もしおまえが逃げるなら、
わたしはとどまらぬ/あなたを愛しています、わが生命よ
カシオペア・クィンテット〔オルランダ・ヴェレス・イシドロ(ソプラノ)、
マチルダ・カストロ(ソプラノ)、ノア・フレンケル(アルト)、ヤン=ヴィレム
・シャーフスマ(テノール)、ティド・ヴィセール(バス)〕、ルイーザ・タヴァ
レス(メゾ・ソプラノ)、マルコ・ファン・デ・クルンダート(テノール)

GLO 5226 \2300
ジェズアルド:マドリガーレ集第6巻(1611) ――
もしもお前が私の死を望むなら/美しい人よ、心を持ち去るのなら/お前は泣
いている、私のフィッリよ/私を煩わすのをやめておくれ/明るく輝く太陽/
私は行くとしか言わなかった/一日に千回も私は死ぬ/優しい私の宝である人
よ/ああ、いくらため息をついても無駄なのだ/こんなに大きな苦しみの中で
も/優美な音色と甘い言葉で/白くみずみずしい花/大胆な小さい蚊が/お前
を求めて私は燃える/死のみが私を殺すのだから/私の希望を打ち砕いたあの
残酷な「いや」という言葉を/悲しや私は死ぬ、苦しみゆえに/蝶のように舞
う/私の喜びに空はかくも晴れ渡り/お前は追いかける、おお美しいクローリ
よ/お前を愛する故に私はやつれ果てる/悲嘆にくれて泣いていたのは昔/に
こやかで美しいリコーリが
カシオペア・クィンテット〔オルランダ・ヴェレス・イシドロ(ソプラノ)、
マチルダ・カストロ(ソプラノ)、ノア・フレンケル(アルト)、ヤン=ヴィレム
・シャーフスマ(テノール)、ティド・ヴィセール(バス)〕、ルイーザ・タヴァ
レス(メゾ・ソプラノ)
ヴェノーサ公、コンツァ伯という由緒ある地位を授けられたイタリアの貴族で
あると同時に、独創性にあふれた斬新な手法を取り入れた"マドリガーレ"によっ
て作曲家としての名声も確立したカルロ・ジェズアルド(1566-1613)。
不貞を働いた妻マリアに刺客を差し向け殺害するなど冷酷で血塗られた一面を
抱え、"貴族"、"作曲家"、"殺人者"という様々な顔を持った異色の音楽家であ
る。"作曲家"としてのジェズアルドの代名詞でもある"マドリガーレ"の特徴は、
大胆な半音階進行と不協和音、複雑なリズム、歌詞の中に数多く現れる"愛"や
"死"、"苦しみ"、"悲しみ"といったキーワードだろう。
同時代の数ある"マドリガーレ"の中でも異彩を放つジェズアルドの作品は、そ
の数奇な人生とともに再び注目を集めている。
カシオペア・クィンテットは、オランダの名門ハーグ王立音楽院で研鑽を積んだ
オランダ、ポルトガル、イスラエル出身の5人の声楽家たちによって結成された
多国籍のヴォーカル・アンサンブル。
16世紀-17世紀音楽の演奏や、同時代の忘れられた音楽の発掘に大きな情熱を注
いでおり、小編成ならではの絶妙なバランスや一体感、繊細でストレートなハー
モニーが高い評価を受けている。
またラ・ヴェネクシアーナよりも早く完結させたジェズアルドのマドリガーレ
集の全集録音は歴史的快挙となるだけに、カシオペア・クィンテットの存在は
さらに注目をあつめることになるだろう!




<Hyperion>
CHAN 67700 \2180
ラフマニノフ:24の前奏曲 ――
前奏曲嬰ハ短調Op.3-2/10の前奏曲Op.23/13の前奏曲Op.32
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
ヴォルコフ&BBCスコティッシュ響とのコンビによる「ブリテンのピアノ協奏
曲」(CDA 67625)が各方面から絶賛をされたスコットランドの風雲児スティー
ヴン・オズボーン。
これまでにカプースチンの「ジャズ・スタイルによる24の前奏曲集」
(CDA 67159)、ドビュッシーの「前奏曲集第1巻&第2巻」(CDA 67530)など、
様々なスタイルの"前奏曲"を弾いてきたオズボーンが、いよいよ近代ロシア音
楽の傑作ラフマニノフの「24の前奏曲」を取り上げる。
メシアンやティペット、アルカンなど膨大な作品を自由自在に弾きこなすオズ
ボーンが、自身のコンサート・レパートリーに加えたラフマニノフの「前奏曲」。
その結果、コンサートでのパフォーマンスが聴衆や評論家から熱狂的な支持を
得るなど大成功を収めており、今回24曲の全曲録音を実現させたのもオズボー
ンにとって自然な流れだったに違いない。




<Hyperion>
CDA 67703 \2180
シマノフスキ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 ――
ヴァイオリン・ソナタ ニ短調Op.9/夜想曲とタランテラOp.28/神話Op.30/
ロマンス ニ長調Op.23/3つのパガニーニのカプリースOp.40/アイタコ・エニ
アの子守歌Op.52
アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)、
セドリク・ティベルギアン(ピアノ)
ハイペリオンからリリースされた"ハルトマン"(CDA 67547)、"ロースラヴェツ"
(CDA 67637)の作品集での素晴らしい演奏と個性豊かなプログラミング、また
NHK-BSで放送された2005年来日公演の演奏で多くの聴衆を魅了した1985年(!)
ロシア生まれの女流ヴァイオリン奏者アリーナ・イブラギモヴァ。
大きな話題を呼んだ"ハルトマン"と"ロースラヴェツ"に続くハイペリオンから
のリリース第3弾は、インパクト特大のシマノフスキ!
その生涯で数度にわたり自らの作風を変遷させたポーランドの巨星シマノフス
キ。イブラギモヴァは、初期のヴァイオリン・ソナタOp.9(1904年)から後期の
「アイタコ・エニアの子守歌Op.52」(1925年)までを取り上げており、"官能的"、
"神秘的"、"エキゾチック"など様々なシマノフスキの世界を見事なまでに表現
している。
1738年製ピエトロ・グァルネリのヴァイオリンを手に舞い降りたロシアの可憐
な妖精が奏でる魅力的で衝撃的なシマノフスキ。これは凄いです。
2008年7月の録音。

CDA 67737 \2180
ヘンデル:シャンドス・アンセム集 ――
シャンドス・アンセム第9番《おお、こぞりて主をほめ讃えよ》HWV.254/
シャンドス・アンセム第11番《神よ立ちて》HWV.256a/シャンドス・アンセ
ム第7番《とこしえにあなたのいつくしみの歌を歌い》HWV.252
エマ・カークビー(ソプラノ)、
イエスティン・デイヴィス(カウンターテナー)、
ジェイムス・ギルクリスト(テノール)、ニール・デイヴィス(バス)、
スティーヴン・レイトン(指揮)、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
ハイペリオンが贈るヘンデル・イヤーの記念盤は、豪華陣容による「シャンド
ス・アンセム集」!
ヘンデルの「デッティンゲン・テデウム」(CDA 67678)で実現したイギリス合
唱シーンの寵児スティーヴン・レイトンとケンブリッジ・トリニティ・カレッ
ジ合唱団、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(第1ヴァイオリン
にはパヴロ・ベズノシウクの名前が!)のトリオを中心として、ソリストには
大ソプラノ歌手エマ・カークビー、BCJとの共演でもお馴染みのジェイムス・
ギリクリストなど、世界有数の実力者たちが集結。
牧歌劇「エイシスとガラテア」などが作曲されたいわゆる"キャノンズ時代"の
ヘンデルにより、カーナーヴォン伯爵(シャンドス公爵)の私的礼拝のための作
曲された格調高きアンセム集。
没後250年という節目の年を祝うに相応しい演奏家たちによる素晴らしい録音
の登場である。2008年6月-7月の録音。

CDA 67775 \2180
ブラームス:世俗合唱作品集 ――
6つの歌曲とロマンスOp.93a/3つの四重唱曲Op.64/5つの歌Op.104
ジプシーの歌Op.103
アンドルー=ジョン・スミス(指揮)、
コンソーシアム、クリストファー・グリン(ピアノ)
交響曲や協奏曲、室内楽曲、ピアノ曲、歌曲などの広く知られた代表作たちに
比べて耳にする機会や演奏される機会は少なくとも、数々の傑作が揃うブラー
ムスの世俗合唱曲。合唱の録音にも定評のあるハイペリオンが選んだのは、ブ
ラームスの合唱作品の名曲「ジプシーの歌」を中心とした4作品。
このブラームスの歌い手は、サン=サーンスのオルガン作品集(CDA 67713)の
演奏者アンドルー=ジョン・スミスによって2006年に結成されたプロの室内合
唱団コンソーシアム。
個々の能力の高さ生み出す抜群のハーモニー、幅のある豊かな表現力、ピアノ
との絶妙なコンビネーションによるブラームスの合唱は絶品。ハイペリオンの
合唱シーンに加わった新しい才能にご期待下さい。2007年10月の録音。

CDA 67726 \2180
ブリッジ:ピアノ五重奏曲H.49a/3つの牧歌H.67/弦楽四重奏曲第4番H.188
ピアーズ・レーン(ピアノ)、ゴールドナー弦楽四重奏団
存命当時の流行とは違う道を歩んだため、"作品"よりも"ブリテンの師"という
一面がクローズアップされがちなフランク・ブリッジ(1879-1941)。オースト
ラリアの俊英アンサンブルによる弦楽四重奏をベースとした室内楽作品集が、
"ブリテンの師"というイメージからブリッジを脱却させる。
エレガントな初期の"牧歌"、野心的な"ピアノ五重奏曲"、晩年の急進的な"弦
楽四重奏曲第4番"など、フランス音楽からの影響も感じさせる3作品は歴史に
埋もれた20世紀イギリスの"作曲家"ブリッジの大切な記録である。
当代随一の知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンとゴールドナー弦楽四重奏団
のコンビは、ブロッホ(CDA 67638)に続いて2度目。ブリッジの世界を濃厚に描
いている。2008年7月の録音。

CDA 67740 \2180
マサイアス:宗教合唱作品集 ――
おお神よ、人々に汝を讃えさせよOp.87/マニフィカトとヌンク・ディミティ
スOp.53/御子が生まれたOp.55/荒野の果てに/入場(オルガン独奏)/ミサ・
ブレヴィスOp.64/アヴェ・ヴェルム・コルプス/カリヨン(オルガン独奏)/
オール・ウィスダムOp.88-3/頭を上げよOp.44-2/おお光より生まれし光/
祝祭テ・デウムOp.28/主にありて喜べOp.90-2
マシュー・オーウェンス(指揮)、
ウェルズ大聖堂聖歌隊、ジョナサン・ヴォーン(オルガン)
レッド・ドラゴンの国旗の国ウェールズ。同国史上、最も重要な作曲家の1人と
されるウィリアム・マサイアス(1934-1992)の宗教合唱作品集もハイペリオンな
らではのハイクォリティな出来栄え。
ケルトの伝統文化や神秘主義、深い精神性が反映されたマサイアスの作品は、
ドラマティックで親しみやすい。ウェルズ大聖堂聖歌隊の歌唱力、適応力の高
さが、マサイアスの音楽を隅々までカバー。近現代英国の宗教作品入門として
もオススメ。2008年6月の録音。

CDA 67734 \2180
オルガン・ファイアーワークスVol.13 ――
ウェイツ:グラン・クール《ベネディカムス・ドミノ》/ブージョワ:前奏曲と
フーガ/ルフト:変奏曲と終曲/オルソン:前奏曲とアレグロ/ウィリアム・ロ
イド・ウェッバー:献身行進曲/ルメア:トッカータとフーガ ニ短調Op.98/グ
レインジャー:ストランド街のヘンデル/ヴォーン=ウィリアムズ:前奏曲とフ
ーガ ハ短調/デュリュフレ:コラール・ヴァリエ/マサイアス:退出賛美歌
クリストファー・ヘリック(オルガン)
1984年1月に収録された"Vol.1"から約25年。クリストファー・ヘリックの演奏
でリリースされ続けてきた「オルガン・ファイアーワークス」も"Vol.13"に到
達。
スウェーデンのベステロス大聖堂で収録された"Vol.13"も、吹奏楽や金管アン
サンブルで知られる英国のブージョワ、スウェーデンのオルソン、グレイン
ジャーの「ストランド街のヘンデル」のオルガン版などこれまでの録音に負け
ず劣らず秘曲珍曲が満載!2008年6月の録音。




<Helios>
CDH 55329 \1280
ピツェッティ:管弦楽作品集 ――
ヴェネツィアのロンド/新しき日への前奏曲/ソフォクレスの《オイディプス
王》への3つの交響的前奏曲/組曲《ピサの少女》
オスモ・ヴァンスカ(指揮)、
BBCスコティッシュ交響楽団
皇紀2600年奉祝曲の作曲者ピツェッティの管弦楽作品集。1880年パルマ生まれ
のイタリア人作曲家イルデブラント・ピツェッティ(1880-1968)の管弦楽作品集
がヘリオス(Helios)シリーズから復活!
当時の関係各国に委嘱された「皇紀2600年奉祝曲」の作曲家の1人として、日本
とも関係が深いピツェッティの音楽を北欧の名匠ヴァンスカの演奏で。
CDA 67084からの移行再発売。



<Chandos>
CHAN 10514 \2180
ダンディ:管弦楽作品集Vol.2 ――
交響曲第2番変ロ長調Op.57/旅の画集Op.36/カラデック組曲Op.34
ラモン・ガンバ(指揮)、アイスランド交響楽団
近年のティンパニやハイペリオン、そしてシャンドスなどからリリースされた
録音によって"マイナー作曲家"という不当な括りから脱却した感のあるヴァン
サン・ダンディ(1851-1931)。
第1集(CHAN 10464)での好演が印象深いラモン・ガンバ&アイスランド交響楽団
のコンビによる管弦楽作品集の続編には、1903年に完成した大作「交響曲第2番」
を収録!
「交響曲第1番《イタリア》」から約30年後に作曲された「交響曲第2番」の新
たな録音は、ダンディ・ファン、近代フランス音楽ファン必聴デス!
カップリングの「旅の画集」は、1888年にワーグナーの「パルジファル」と
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を聴くために訪れたバイロイトへの
旅行から生まれた1つの成果。
本来はピアノ作品として作曲された「旅の画集」の中から6曲が管弦楽版にアレ
ンジされており、ダンディの巧みなオーケストレーションが発揮されていると
いう点にも注目したい。
またアンドレ・アレクサンドルの台本による劇付随音楽として1890年に作曲さ
れた「カラデック」もブルターニュ地方の民謡が反映された秀作である。充実
の第2集にご期待下さい!2008年9月の録音。

CHAN 10504 \2180
モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ-フォーグラー:管弦楽作品集 ――
交響曲ニ短調/バレエ組曲第1番/交響曲ト長調/歌劇《アタリア》への序曲
/《ハムレット》序曲/バレエ組曲第2番/ジングシュピール《エルヴィンと
エルミーレ》への序曲
マティアス・バーメルト(指揮)、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
前作では遂に実父レオポルト・モーツァルト(CHAN 10496)が登場するなど、独
自の視点と内容が評価されシャンドスのロング・セラーとして親しまれ続けて
いる"モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ"。
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズが結成60周年を迎える今年、新たにシ
リーズに加わるモーツァルトと同世代の作曲家は、ドイツの音楽家ゲオルク・
ヨーゼフ・フォーグラー(1749-1814)。
宮廷ヴァイオリン奏者、楽器製作者として音楽活動を続けていた父の影響もあ
り、フォーグラーは若くして1775年にマンハイム宮廷副楽長に就任。その後
1786年-93年にはストックホルムの宮廷楽長、1807年から14年まではダルムシュ
タットの宮廷楽長を務めるなど、その才能を評価され重要なポストを歴任して
いる。
また教育者としての優れており、ウェーバーやマイアベーア、クラウスを育て
るなど後世に遺した功績も大きい。シューマンからも称賛された"作曲家"とし
てのフォーグラーの音楽を知れる貴重な録音である。2008年1月の録音。

CHAN 0759 \2180
エクルズ:
仮面劇《パリスの審判》(全曲版世界初録音)/《歌曲集》より 3つの熱狂の歌
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)、
ベンジャミン・ヒューレット(テノール)、
スーザン・ビックリー(メゾ・ソプラノ)、
クレア・ブース(ソプラノ)、ルーシー・クロウ(ソプラノ)、
クリスティアン・カーニン(指揮)、
アーリー・オペラ・カンパニー
ヘンデルの「セメレ」初演版完全録音(CHAN 0745)、「パルテノーペ」1730年
初演版(CHAN 0719)を続々と発表するなど、古楽界にイギリス・バロックの開
拓者として颯爽と登場したカーニン&アーリー・オペラ・カンパニー。
1994年の結成以来イギリスのバロック・オペラや劇音楽を追求、探求し続けて
きた若き精鋭たちのリリース第3弾は、イギリス・バロックの天才作曲家ジョ
ン・エクルズ(1668-1735)の「パリスの審判」。しかも世界初録音となる完全
版!
全曲が英語で歌われる1幕の仮面劇「パリスの審判」は、英語による劇音楽の
発展を目的としたコンクールのために1700年に作曲された作品であると同時に
最後の"仮面劇"でもある。
エクルズの魅力でもある優れた歌曲や美しい旋律が随所に散りばめられた「パ
リスの審判」の全貌に要注目!2008年7月の録音。

CHAN 10515 \2180
シュールホフ&シェーンベルク-室内楽作品集 ――
シュールホフ:
フルート・ソナタ、フルート、ヴィオラとコントラ・バスのための《コンチェ
ルティーノ》*
シェーンベルク(グライスレ編):フルート・ソナタ
フェンウィック・スミス(フルート)、ランダール・ホッジキンソン(ピアノ)、
マルク・ルートヴィヒ(ヴィオラ)*、エドウィン・バーカー(コントラバス)*、
サリー・ピンカス(ピアノ)*
1978年の入団から2006年に引退するまでの28年間、ボストン交響楽団のフルー
ト奏者として数々の名演の誕生に携わってきたフェンウィック・スミスのソロ
・アルバムは、1982年と1992年に収録されたシェーンベルクとシュールホフと
いう濃厚な組み合わせ。
特にシェーンベルクの弟子であるフェリックス・グライスレ(1899-1982)が師
の「木管五重奏曲」からアレンジを行った師弟共作の「フルート・ソナタ」が
面白い。退廃音楽の達人マルク・ルートヴィヒ、ボストン響の首席コントラバ
ス奏者エドウィン・バーカーの共演も心強い。1982年&1992年の録音(2007年リ
マスター)。

CHAN 10516X 2枚組 \3560
メンデルスゾーン:オラトリオ《聖パウロ》Op.36
スーザン・グリットン(ソプラノ)、ジェーン・リグビー(メゾ・ソプラノ)、
バリー・バンクス(テノール)、ピーター・コールマン=ライト(バス)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ&合唱団
2008年11月23日に突如としてこの世を去った英国楽壇の名匠ヒコックス。代名
詞でもあるイギリス音楽だけでなく、合唱作品、宗教音楽にも精通していたヒ
コックスはシャンドスに多くの録音を遺しており、今回新装リリースとなり
「聖パウロ」も代表的名盤の1つ。
2001年の初リリース時から高評価を受け続けてきたメンデルスゾーンのオラト
リオで、ヒコックスが遺した功績を回顧する。2000年5月5日の録音(ライヴ)。

●Chandos Opera In English
CHAN 3160 \1780
ロッシーニ:歌劇《アルジェのイタリア女》(英語版/ハイライト)
ジェニファー・ラルモア(メゾ・ソプラノ)、バリー・バンクス(テノール)、
アラン・オピー(バリトン)、アラステア・マイルズ(バス)、
サラ・ティナン(ソプラノ)、アン・マリー・ギボンズ(メゾ・ソプラノ)、
デイヴィッド・ソアー(バス)、
ブラッド・コーエン(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団、ジェフリー・ミッチェル合唱団
シャンドスとピーター・ムーア財団の共同製作によるお馴染みのシリーズ"オペ
ラ・イン・イングリッシュ"の最新盤はコミック・オペラの傑作、ロッシーニの
「アルジェのイタリア女」。
ソリストとしてジェニファー・ラルモアやアラン・オピーなど当代一流の歌い
手が起用されるなどキャストも非常に豪華。2008年8月の録音。




<Glossa>
GCD 922401 3枚組 \4600
スヴェーリンク:世俗声楽作品集 ――
シャンソン集 -
ある日シュザンヌは/ジャン、おまえは1人で/私があなたに身を焦がしている
のを/後悔と不安と心痛で/後悔と不安と心痛で/若々しい美/あなたの愛は
/貴重な珊瑚でできた口/貴重な珊瑚でできた口/どうしてあなたは私から優
雅な瞳を背けるのか/私が仕える麗人/セイヨウサンザシ/私の恋人を見ると
き/新しい愛の炎を感じる/小天使の愛の神を欲する者は/美しい人を傷つけ
る五月に/私は懇願するばかり/新しい炎をこの身に感じる/君の美しい瞳が
/さあ、お願いだから/それはあなたのもの/あなたを見た日から/愛してい
るのかいないのか
イタリア語の韻文詩歌とマドリガーレ -
自然の万能を見たいのなら/さえずるツバメ/我が心、死んではならぬ/我が
心、死んではならぬ/愛は両の目より真珠の涙をこぼし/愛は両の目より真珠
の涙をこぼし/愛よ、わたしはかくも甘き息遣いを聞く/愛よ、わたしはかく
も甘き息遣いを聞く/たぐいなく優しき我が恋人/たぐいなく優しき我が恋人
/高貴な薔薇よ/サラマンダーの如く/サラマンダーの如く/私の口づけをお
望みにならぬゆえ/麗しき愛の喜び/町や王国を持っていたとて/我が愛しの
フィッリ/かぐわしき微風が/愛する人よ、この瞳で/甘い唇、愛らしき門番
/我が愛しきフィーレよ/私はうら若き娘/私はうら若き娘/我が宝、あなた
ゆえ私は富める恋人/つれなき人よ/5声のインチピット
フランス語の韻文詩歌、カノンとリュートのための音楽 -
食物と酒なくしては/ある日、盲目の愛の女神が/ムーアの岸辺を通り抜ける
商人たちよ/いかに私の女神を愛しているか/クーラント/私の魂を愛の旅へ
と誘う瞳よ/ロゼットよ/ムーアの岸辺を通り抜ける商人たちよ/楽しい春が
喜ばしげにやってきた/苦しみで傷つくとき/ヴォルト/射られた矢が/限り
ない輝きと美しい物事を見る/ヴォルト/あなたの美しい眼差しゆえに/私は
あなたからではなく、私自身から離れる/楽しい春が喜ばしげにやってきた/
いかに私の女神を愛しているか/ヴォルト/決して得ず、常に求める/食物よ
酒なくしては
ハリー・ファン・デル・カンプ(ディレクター)、
ジェズアルド・コンソート・アムステルダム
自身もオルガンの名手だったスヴェーリンクは北ドイツ・オルガン楽派を発展
へと導くなど、J・S・バッハが登場する以前の音楽史における鍵盤音楽の大家
としてその名と存在はあまりにも有名。
その反面、熟達した手腕によって生み出された150の詩篇、フランス語のシャン
ソン、イタリア語のマドリガーレなど、17世紀に絶大な人気を誇りながらも、
近現代では不遇の扱いを受けてきたスヴェーリンクの膨大な声楽作品にジェズ
アルド・コンソート・アムステルダムが再びスポットライトをあてる。
演奏者の力量がシビアに問われるスヴェーリンクの声楽作品だが、ソプラノの
ステファニー・プティローレンやテノールのマルセル・ビークマン、ガンバの
ヒレ・パール&サラ・パール、リュートのリー・サンタナなど、ジェズアルド
・コンソート・アムステルダムは当代屈指の達人揃い。
スヴェーリンクの声楽作品"全曲録音"という快挙に向けて、ジェズアルド・コ
ンソート・アムステルダムの新たな歩みが今、動き出す!
2003年12月&2004年7月、レンスヴァウデ(オランダ)での録音。

GCD 921804 2枚組 \3450
ゴットリーブ・ムファット(1690-1770):チェンバロのための音楽作品 ――
組曲第5番/組曲第3番/組曲第6番/組曲第1番/組曲第2番/組曲第4番/
組曲第7番(シャコンヌ)
ミッツィ・メイヤーソン(チェンバロ)
モニカ・ハジェット、サラ・カニンガムと共に結成した"アンサンブル・ソネリ
ー(トリオ・ソネリー)"のチェンバロ奏者としても活躍したシカゴ出身の華麗な
る鍵盤奏者ミッツィ・メイヤーソン。
ゲオルク・ベーム(GCD 921801)、フランソワ・クープラン(GCD 921802)、クロ
ード=ベニーニュ・バルバトル(GCD 921803)と続いたグロッサでのソロ・アル
バムに加わる4枚目の録音はムファット!
しかもムファットはムファットでもゲオルク・ムファットではなく、息子のゴ
ットリーブ・ムファットのチェンバロ作品集!
様々な分野で傑作を遺した父ゲオルクとは相反するかのように、自身の作曲範
囲を鍵盤作品に絞り18世紀ウィーンの宮廷で活躍したゴットリーブ。
保守的傾向にあったとされるゴットリーブの作品には、今回メイヤーソンが収
録した1736年頃の「チェンバロのための音楽作品(Componimenti Musicali)」な
ど、鍵盤楽器のための傑作が存在しているが、多くの作品が未出版&未収録の
ためその音楽を知る機会は非常に限られている。
18世紀ウィーンの鍵盤音楽を紐解くために父ゲオルクではなく、大バッハと同
じ時代を生きた、息子ゴットリーブの音楽に着目したメイヤーソンの慧眼に感
服。ゴットリーブ・ムファットの決定盤、ここに誕生!
2006年10月、ベルリン・カールホルスト(ドイツ)での録音。





<Collegium>
COLCD 134 \2180
聖なる炎-ルネサンス&バロック時代ヨーロッパの宗教作品 ――
アネリオ:キリストはおのれを低くして
J・S・バッハ:おお、イエス・キリスト、わが生命の光
ブクステフーデ:マニフィカト
ガブリエリ:ユビラーテ・デオ
ジェズアルド:おお全ての人々よ
ハスラー:マリアは言われた
ポルトガル王ジョアンIV世:誠なる十字架よ
ジョスカン:アヴェ・マリア
ラッスス:めでたし天の女王、恐れと震えが
モンテヴェルディ:
主を恐れる者は幸いなり、主に向かいて新しき歌を歌え、キリストよ汝を崇めん
パレストリーナ:神をほめたたえよ、渇いたわが心
シュッツ:詩篇100番、主にあって死ぬ者は幸いである
スヴェーリンク:主を崇めよ
ビクトリア:おお全ての人々よ、イエスの甘き思い出
ジョン・ラッター(指揮)、
ケンブリッジ・シンガーズ、ラ・ヌオーヴァ・ムジカ
ラッターは当時の音楽文化の中心地としての役割を果たしたアムステルダム、
アントワープ、ライプツィヒ、ミラノ、ローマ、そしてヴェネツィアなどの都
市から様々な作曲家たちの宗教作品をピックアップ。
J・S・バッハ、ジョスカン、モンテヴェルディ、パレストリーナ、ビクトリア
など、意外にもラッター&ケンブリッジ・シンガーズの歌声で聴く機会の少な
かったルネサンス&バロックの大作曲家たちの宗教作品とめぐり合う機会が遂
に訪れたのである!
今回の録音でラッター&ケンブリッジ・シンガーズは、イギリスの古楽演奏団
体ラ・ヌオーヴァ・ムジカと初共演を果たしており、英国屈指の合唱団による
ハーモニーと、ラッターが称賛するフレッシュなバロック・アンサンブルのサ
ウンドのブレンドも非常に楽しみ。
また収録作品全てで、オックスフォード・ユニバーシティ・プレスから出版さ
れているラッターによる校訂譜が使用されており、楽譜解釈も万全。
合唱大国イギリスの黄金コンビ、ジョン・ラッター&ケンブリッジ・シンガー
ズが歌うルネサンスとバロックの音楽。至高のハーモニーをご堪能あれ!




<Channel Classics>
CCSSA 27609(SACD-Hybrid) \2850
リエゾンスVol.2-シューマン&ブラームス ――
R・シューマン:蝶々Op.2、森の情景Op.82
ブラームス:6つのピアノ小品Op.118
デヤン・ラツィック(ピアノ)
"スカルラッティ"と"バルトーク"。時代も作風も違う2人の作曲家の作品を独自
の視点によるプログラムで"リエゾンス(連結)"させることにより、演奏の中か
ら新たな関連性や発見させるという全く新しい挑戦をスタートさせた天才デヤ
ン・ラツィック。
Vol.1(CCSSA 23407)で"スカルラッティ"と"バルトーク"に共通するキーワード、
"民謡"の存在を演奏で証明したラツィックがVol.2のテーマに選んだのは、意外
にも19世紀の巨匠シューマンとブラームス。
心酔していた詩人ジャン・パウルの小説「生意気盛り」と密接に結びついた若
かりしシューマンの傑作「蝶々」。ブラームスに出会う数年前のシューマンが、
精神に変調を来たしはじめながらもリュッケルトの著作からインスピレーショ
ンを得て書き上げた「森の情景」。そしてクララとの出会い、シューマンの死
を経た晩年のブラームスが1892年に作曲した「6つのピアノ小品」の3作品を時
系列に沿って組み合わせたラツィック。
時の流れと精神状態の変化によるシューマンの作風の変遷、晩年のブラームス
のピアノ作品に見られるシューマンの面影。
ラツィックは、シューマンとブラームスのピアノ作品の中に存在する"共通点"
や"影響"を、言葉ではなく音楽によるメッセージで表現しているのである。
ドイツ・ロマン派を代表する2人の大作曲家の人生と作品の深層に迫ったラツィ
ックの挑戦の成果。




<RPR>
RP 004 \2180
パイレーツ・オヴ・ザ・バロック ――
ルクレール:タンブーラン
シモネッティ:ソナタ ハ短調Op.5-2《海の嵐》
アルビノーニ(ジャゾット編):アダージョ
F・クープラン:パイレーツ・オヴ・ザ・バロック組曲
ヴィヴァルディ:合奏協奏曲ニ短調RV.565
ヴィターリ:シャコンヌ
タルティーニ:海の音を聴け
ヴィヴァルディ:協奏曲ト長調《海の嵐》RV.433
レッド・プリースト〔ピアーズ・アダムス(リコーダー)、ジュリア・ビショッ
プ(ヴァイオリン)、アンジェラ・イースト(チェロ)、ハワード・ビーチ(チェ
ンバロ)〕
1997年の結成以来、ジャンルの枠をフルパワーで吹き飛ばし、想像の斜め上を
行く破天荒で圧倒的なパフォーマンスを駆使して全世界を驚嘆の渦に巻き込ん
できたイギリスのバロック・アンサンブル「レッド・プリースト」の自主レー
ベル"Red Priest Recordings(RPR)"の取り扱いを開始します!
衝撃の4タイトルはジャケット・デザインを刷新。今後のリリースにもご期待
下さい!
2007年の来日公演でも演奏された大反響を呼んだ"パイレーツ・オヴ・ザ・バ
ロック"。パイレーツ・オヴ・カリ〇アンのパクリ!?と思わざるを得ないタ
イトルとジャケットが既に想定外。
タルティーニ、シモネッティ、そしてヴィヴァルディの「海の嵐」などの"海"
にちなんだ作品の演奏も仰天の連続!
そしてアルビノーニの「アダージョ」の発見者(作曲者)レモ・ジャゾットを
海"賊"にしてしまうという過激な設定もレッド・プリーストならでは。恐る
べし。2006年11月、チャンプス・ヒル(イギリス)での録音。

RP 003 \2180
ヴィヴァルディ-四季 ――
ヴィヴァルディ:
協奏曲ホ長調《春》RV.269、協奏曲ト短調《夏》RV.315、
協奏曲ヘ長調《秋》RV.293、協奏曲ヘ短調《冬》RV.297
コレッリ:合奏協奏曲第8番ト短調Op.6-8《クリスマス》
レッド・プリースト〔ピアーズ・アダムス(リコーダー)、ジュリア・ビショッ
プ(ヴァイオリン)、アンジェラ・イースト(チェロ)、ハワード・ビーチ(チェ
ンバロ)〕
イギリス発、バロックの革命家集団レッド・プリーストと言えばやはりコレ。
ヴィヴァルディの「四季」をリコーダー、ヴァイオリン、チェロ、チェンバロ
の4人で演奏してしまうところにも驚かされるが、既存の概念を遥か彼方へと
追いやってしまった凄まじすぎる演奏と演出に唖然呆然放心状態。
「ヴィヴァルディの心臓にアドレナリン入りの注射を刺した!」というレビュ
ーが2003年1月のワシントンポスト紙に掲載されたのにも納得。超過激で前代
未聞、しかもエキサイティング!2003年1月、トロイ・セーヴィング・バンク
・ミュージック・ホール(アメリカ)での録音。

RP 002 \2180
ナイトメア・イン・ヴェニス ――
ヴィヴァルディ協奏曲ト短調《夜》RV.439
ジョンソン:イギリス幻想組曲
チマ:3声のソナタ
パーセル:歌劇《妖精の女王》より 組曲《真夏の夜の夢》
カステッロ:ソナタ第10番
ルクレール:悪魔の組曲
コレッリ(レッド・プリースト編):ラ・フォリアによる幻想曲
レッド・プリースト〔ピアーズ・アダムス(リコーダー)、ジュリア・ビショッ
プ(ヴァイオリン)、アンジェラ・イースト(チェロ)、ハワード・ビーチ(チェ
ンバロ)〕
「ナイトメア・イン・ヴェニス」、和訳すると「ヴェニスの悪夢」・・・。し
かも幽霊、悪魔、魔女、妖精。闇を連想させるプログラム。
不気味さを醸しだす演奏が、ブックレット内にある「バロック音楽の暗黒面
(ダークサイド)へようこそ!」というメッセージの説得力を恐ろしいほどに高
めている。
ヴィヴァルディの「四季」(RP 003)とは対極に位置するレッド・プリーストの
もう1つの顔とも言えるだろう!2001年5月、カナダでの録音。

RP 001 \2180
プリースト・オン・ザ・ラン ――
カステッロ:ソナタ第3番
オルティス:2つのレセルカーダ
テレマン:ソナタ イ短調《ジプシー》
ナルバエス:カンシオン・デ・エンペラドール
作曲者不詳:ルネサンスの饗宴
サラベルデ:カンツォーナ第1番
シュメルツァー:かっこうソナタ
ウッチェリーニ:ラ・ベルガマスカ
パーセル:シャコンヌ
ヘンデル:愛のアリア
テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア
カッツァーティ/モンテヴェルディ:ゼフィーロのグラウンド
ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調RV.92《逃げる司祭》
レッド・プリースト〔ピアーズ・アダムス(リコーダー)、ジュリア・ビショッ
プ(ヴァイオリン)、アンジェラ・イースト(チェロ)、ハワード・ビーチ(チェ
ンバロ)〕
結成の翌年にレコーディングされたレッド・プリーストのファースト・アルバ
ム。冒頭のカステッロからテンションはいきなりMAX!
"逃げる司祭"と名付けられた「協奏曲ニ長調RV.92」でのハイスピードで疾走
するピアーズ・アダムスのリコーダーからは、驚きを通り越して戦慄すら覚え
てしまう・・・。
音楽が持つ"エンターテイメント性"や"楽しさ"といった大切な要素が凝縮され
ているところもレッド・プリーストの大きな魅力である。1998年3月、フォー
ド教会(イギリス)での録音。




<Signum Classics>
SIGCD 147 \2180
ロマンス・ドゥ・ソワール ――
サン=サーンス:夜の静けさOp.68-1
ベアストー:音楽、優しい声が消えても
エルガー:おお、幸せな瞳よOp.18-1
シューベルト:愛D.983a
エルガー:愛Op.18-2
ウィルビー:おいで、優しい夜よ
ブラームス:昔の恋の歌Op.62-2
ラッスス:毎夜私はあなたなしで床につき
サン=サーンス:冬のセレナード
センフル:ああエルスライン
シューマン:露にぬれたばらOp.65-1
ウィルビー:泣け、わが瞳よ
R・シュトラウス:夢の光Op.123-2
ラーセン:恋人たちの旅
サン=サーンス:夕べのロマンスOp.118
サリヴァン:長い一日が暮れる
キングズ・シンガーズ
"BBCプロムス・ライヴ"に続き早くも登場するキングズ・シンガーズの最新盤
は「ロマンス・ドゥ・ソワール」。
エルガー、シューマン、サン=サーンス、人気急上昇中のアメリカ人作曲家
リビー・ラーセンの新作「恋人たちの旅」など、15世紀から現代までの様々
な"夕暮れのロマンス"が、どこか物悲しくも優しく響く。
キングズ・シンガーズだからこそ醸し出せる品格を備えた高貴なハーモニー
が"夕暮れのロマンス"を届けてくれる――。

SIGCD 141 \2180
エミリア ――
ヘンデル:涙の流れるままに
モリコーネ(キーナン編):ネラ・ファンタジア(ガブリエルのオーボエ)
ブロドスキー(キーナン編):アイル・ウォーク・ウィズ・ゴッド
伝承曲(ベネット編):丘を越えてかなたへ
ナイマン(キーナン編):イフ
シベリウス(スキナー編):フィンランディア
フランク:天使の糧
作曲者不詳(ラム編):フエン・ア・ナイト、ミリ・イット・イズ
伝承曲(アイネス編):スオ・ガン
伝承曲(キャンベル編):庭の千草
伝承曲(ダンスタル編):イエスのもとへ逃れよう
ラム:アヴェ・マリア
フォースダイク:神よ私の頭に
エミリア・ダルビー(ソプラノ)、グレアム・ダルビー(指揮)、
ロンドン・エステルハージ・オーケストラ、セーラム・ヴォイセズ
1995年ロンドン出身で現在14歳(!)のエミリア・ダルビー。
ソールズベリー大聖堂少年少女聖歌隊のコリスターとして4年間を過ごした麗
しい若き逸材のソロ・デビュー・アルバムは、これまた驚きの11歳(!!)の時
に録音を行った6つの原語と7つの世紀を巡る音楽の旅。
ヘンデルの「涙の流れるままに」、モリコーネの「ネラ・ファンタジア」、
父との想い出「フィンランディア」、伝承曲「庭の千草」などアットホーム
なレパートリーで、エミリアの何色にも染まっていない純潔で可憐な歌声が
とても11歳とは思えない"美しい歌"を披露。
未来のサラ・ブライトマンの誕生か!エミリアのこれからの歩みに注目です!

SIGCD 157 \2180
オリジナルのブランデンブルク協奏曲集-トレッリ:協奏曲集Op.6
シャリヴァリ・アグレアブル
イタリアのバロック時代を代表する大家ジュゼッペ・トレッリ(1658-1709)の
没後300周年を記念したリリースは、トレッリの「ブランデンブルク協奏曲」。
「ブランデンブルク協奏曲」と言われて真っ先に頭に浮かぶのは、1721年に当
時のブランデンブルク=シュヴェート辺境伯クリスティアン・ルートヴィヒに
献呈されたJ・S・バッハの作品。
それに対してこのトレッリの「協奏曲集」Op.6とは、アンシュパッハのブラン
デンブルク伯ゲオルク・フリードリヒの宮廷に仕えていた時代の1698年に完成
し、バッハより前に献呈された言わばオリジナルの「ブランデンブルク協奏曲」
なのである。
フランス語で"楽しい騒ぎ"との意味を持つバロック・アンサンブル、シャリ
ヴァリ・アグレアブルの丁寧な演奏もGood。

SIGCD 158 \2180
ファサード ――
ロジャース:空のレッスン
ムチンスキ:サクソフォン・ソナタOp.29
マクドナルド:ヒアー・アゲイン
グラス:ファサード
ペインター:サクソフォン・ソナタOp.56
フィトキン:グラス
ララ・ジェームズ(サクソフォン)、ジェレミー・ヤング(ピアノ)、
キャスリン・プライス(チェロ)、
ニコラス・コック(指揮)、シンフォニア・ヴィヴァ
イギリスの女流サクソフォン奏者ララ・ジェームズのソロ・アルバムは、グラ
スやフィトキンなど現代の大物作曲家たちの作品集。
難解な現代的な手法に走らず、サクソフォンの特性をしっかりと掴んだ6つの
作品は、既存の定番レパートリーに一石を投じる傑作ばかり。グラスの「ファ
サード」やフィトキンの「グラス」など、ソプラノとアルト両方のレパートリ
ー拡大にも繋がる粋な選曲が光る。

SIGCD 153 \2180
レイザー・ブレイズ、リトル・ピルス&ビッグ・ピアノス ――
J・S・バッハ:フランス組曲第5番ト長調BWV.816
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90
ショパン:バラード第4番ヘ短調Op.52
J・S・バッハ(ブゾーニ編曲):シャコンヌ
モシュコフスキ:花火Op.35-6
J・S・バッハ(ジロティ編):前奏曲ロ短調
ジェームズ・ローズ(ピアノ)
まるでポップやロックのアーティストのような外見の持ち主、ジェームズ・ロ
ーズは正真正銘クラシックのピアニスト。ソコロフに憧れ、独学でピアノを学
び続けてきたジェームズ・ローズのデビュー録音は、複雑に入り組んだ異端の
旅だという。
感情を抑制しているかのように聴こえてくる演奏の中に隠された本当の感情。
ジェームズ・ローズの弾くバッハ、ベートーヴェン、ショパンとモシュコフス
キは深くどこか新鮮。




<Guild Historical>
GHCD 2351 \1350
フリッツ・ブルン・コンダクツ・フリッツ・ブルン ――
ブルン:
交響曲第8番(録音:1946年10月4日)/弦楽オーケストラとピアノのための《主
題と8つの変奏》*(録音:1946年1月23日)
フリッツ・ブルン(指揮)、
ベロミュンスター放送管弦楽団、
アドリアン・エッシュバッハー(ピアノ)*、
パウル・ザッハー(指揮)*、コレギウム・ムジクム・チューリッヒ*
世界的にも有名なチューリッヒ中央図書館に所蔵されている膨大なライブラリ
ーを発掘するギルド・ヒストリカルの「チューリッヒ中央図書館所蔵の歴史的
録音シリーズ」。
既にリリースされている"クレツキ"、"マルクジンスキ"、"ブルクハルト"の録
音に続く新たな復刻は、"スイスのシベリウス"とも呼ばれる20世紀スイスの作
曲家フリッツ・ブルン(1878-1959)の自作自演を含む作品集が登場!
1942年に出版された重厚でロマン派的な作風を持つ「交響曲第8番」は、メル
ゲンベルクに師事し指揮者としても高名だったブルン自身がタクトを執りベロ
ミュンスター放送管を指揮した際の録音。
20世紀ドイツ語圏を代表する名ピアニストの1人アドリアン・エッシュバッハ
ーと、近現代音楽の発展に絶大な影響を与えたスイスの巨人パウル・ザッハー
による「主題と8つの変奏」も、20世紀スイスの音楽史を現代に伝える重要な
録音である。





<MSM>
MSM 0011 \1880
R・シュトラウス、ニールセンとボアセンの歌曲集 ――
R・シュトラウス:8つの歌曲Op.10
ニールセン:5つの詩Op.4より、歌と詩Op.6より
R・シュトラウス:歌曲集《素朴な歌》Op.21
ボアセン:歌曲集Op.8
R・シュトラウス:4つの歌曲Op.27
ヨハン・ロイター(バリトン)、トーヴェ・レンスコウ(ピアノ)
コペンハーゲンのデンマーク王立歌劇場を牽引するトップスターの1人であり、
コヴェントガーデンやモネ劇場など欧米のオペラハウスから引く手あまたのバ
リトン歌手ヨハン・ロイター。ヴェルディの珍しいアリアを集めた「レア・
ヴェルディ」(MSM 0004)に続くソロ・アルバムの第2弾は、R・シュトラウス
と母国デンマークのニールセン、ハーコン・ボアセン(1876-1954)を繋ぐ歌曲
集。
凛々しさと力強さを感じさせるロイターの歌声によるR・シュトラウス、ニー
ルセンとボアセンを聴くと、欧米各国で急速に高まっている名声と評価が本
物だということを実感できる。。
2008年9月29日-30日、トラウムトーン・スタジオ(ベルリン)での録音。





<Globe>
GLO 5233 \2300
ディミニューションとオスティナート ――
オルティス:レセルカーダ第2番
カベソン:ある日スザンヌは
コーレン:ディミニューション
ラディーノ:パッサメッツォ、ガリアルダ
セルマ・イ・サラベルデ:スザンナ・パッサジェータ
A・ガブリエリ:別れの時
オルティス:レセルカーダ第3番
バッサーノ:レセルカーダ第4番
コーレン:《ある日スザンヌは》によるディミニューション
ロニョーノ:別れの時は
カベソン:甘き思い出
ファルコニエロ:ラ・フォリア
ヴィルジニアーノ:レセルカータ
コーレン:《ある陽気な羊飼いが》によるディミニューション
セルマ・イ・サラベルデ:野山は花のにぎわい
コーレン:ラ・ガンバ
メールラ:チャコーナ
サスキア・コーレン(リコーダー&ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ライナー・ツィパ
ーリング(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、パトリック・アイルトン(チェンバロ)
ケース・ブッケとワルター・ファン・ハウヴェの高弟であり、オランダ・リコ
ーダー界の系譜を受け継ぐ女流奏者サスキア・コーレンの新録音は1550年-
1650年のイタリア音楽。
オルティスやカベソン、A・ガブリエリ、バッサーノなどの作品に加えて、当
時の様式を土台としたコーレンの自作も収録されている。
18世紀オーケストラのメンバー、カメラータ・ケルンの創設メンバーでもある
オランダの名ガンバ奏者ライナー・ツィパーリングの参加も嬉しい。




<Eufoda>
EUFODA 1373 \2300
悲しみと愛の息吹-
ベートーヴェン:歌曲集《遥かなる恋人に寄す》Op.98
シューマン:リーダークライスOp.24
グリーグ:6つの歌曲
R・シュトラウス:乙女の花Op.22
イヴ・セレンス(テノール)、インゲ・スピネット(ピアノ)
2005年にはミシェル・コルボとローザンヌ声楽器楽アンサンブルの日本公演
(マタイ受難曲)でソリストとして来日した経歴を持つベルギー屈指のテノール
歌手。
母国ベルギーのレーベル"ユーフォダ(Eufoda)"からリリースされる本格的なソ
ロ・アルバムは、ドイツ+グリーグ歌曲集。コルボやクイケン、ミンコフスキ、
ヤーコプスといった名匠たちに重用されるセレンスの歌声と表現力は本物です。




<Phaedra>
DDD 292019 \2300
メンデルスゾーンへのトリビュート ――
メンデルスゾーン:無言歌集より
ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14
厳格な変奏曲ニ短調Op.54
ピアノ協奏曲イ短調
リブレヒト・ファンベッケファールト(ピアノ)、
アラン・ローラン(指揮)、カメラータ・コンコルド
リブレヒト・ファンベッケファールトは、2007年に開催されたエリザベート王
妃国際音楽コンクールのピアノ部門で6位入賞を果たした1984年ベルギー生ま
れの俊英ピアニスト。
ヤン・ミヒエルス、メナヘム・プレスラーなどの世界的名手たちからピアノを
学び、20代半ばにして既に経験豊富なファンベッケファールト。ソロと協奏曲
をカップリングしたメンデルスゾーンの作品集には、若き力とベテランにも引
けをとらない風格がある。




<Deux-Elles>
DXL 1136 \2180
バード:鍵盤作品集-ネヴェル夫人のために ――
ネヴェル夫人のグラウンド/戦いの組曲より/パヴァン第2番/パヴァン第1番
のためのガリアード/パヴァン第5番/パヴァン第5番のためのガリアード/パ
ヴァン第7番/同第8番/ネヴェル夫人のためのヴォランタリー/ウィロビー卿
のご帰還/御者の口笛/セリンガーのラウンド/ファンシー/ヴォランタリー
/バード氏のグラウンド
テレンス・チャールストン(チェンバロ&ヴァージナル)
テレンス・チャールストンがレコーディングのために選び抜いたバードの鍵盤
作品は、イギリスのライブラリーに所蔵されていた未出版の写本からの音楽。
チェンバロとヴァージナルを弾きこなすテレンス・チャールストンは、ソリス
トとしてだけでなくロンドン・バロックのメンバーとしても活躍。またロンド
ンの王立音楽院では古楽演奏科を創設し、同じくロンドンの王立音楽大学では
チェンバロ科の教授を務めるなど、イギリスの古楽鍵盤楽器奏者でもトップレ
ベルの実力を持つ名匠である。

DXL 1125 \2180
フォーレと仲間たち ――
サン=サーンス:
ロマンスOp.37、グルックの《アルチェステ》のバレエ音楽による奇想曲
フォーレ:
幻想曲Op.79、コンクール課題曲ヘ長調、ヴォカリーズ=エチュード、
《ペレアスとメリザンド》からの 間奏曲
ケックラン:2つの夜想曲Op.32b
シュミット:スケルツォ=パストラーレ
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
エネスコ:カンタービレとプレスト
カゼッラ:シシリエンヌとブルレスケ
ブーランジェ:夜想曲
デュリュフレ:前奏曲、レチタティーヴォと変奏曲
キャスリン・トーマス(フルート)、リチャード・ショウ(ピアノ)、
リチャード・ベイリス(ホルン)、ローレンス・パワー(ヴィオラ)
キャスリン・トーマスは、世界の最前線で輝く若手奏者たちが選ばれてきた
"BBCのニュー・ジェネレーション・アーティスト"にも選出されたイギリスの
女流フルート奏者。
柔らかく清流のようなフルートの響きによるフォーレやサン=サーンス、ケッ
クラン、フローラン・シュミット、デュリュフレなどのフルート作品集は、近
代フランス音楽ファンにもプッシュしたい充実の1枚。英国ヴィオラ界の旗手
ローレンス・パワーの参加も見逃せない!

DXL 1121 \2180
オーボエ ――
モーツァルト:オーボエ五重奏曲ヘ長調K.370
プーランク:ピアノ、オーボエとファゴットのための三重奏曲
モーツァルト(ロウィッキー編):アダージョK.580a
フランセ:木管四重奏曲
オルウィン:オーボエとハープのための組曲
エルガー(オニール編):愛の挨拶
クルーセル:オーボエと弦楽四重奏のためのディヴェルティメント
クリストファー・オニール(オーボエ)、フィボナッチ・セクエンス
管楽器、弦楽器、ピアノで構成され、様々な編成の作品に対応できる柔軟なス
タイルと、個々の高い演奏能力により、イギリス国内でも有数の室内アンサン
ブルに数えられている「フィボナッチ・セクエンス」。ファゴット、ハープ、
ホルンと続いてきたシリーズの最新作で主役を務めるのはオーボエ!
イギリスのアンサンブル「カプリコーン」や「エリシアン木管五重奏団」の創
設に携わったオーボイスト、クリストファー・オニールの瑞々しい音色にウッ
トリ。
ちなみに日本人ヴィオラ奏者井上祐子もこのアンサンブルのメンバーに名を連
ねている。




<Guild>
GMCD 7329 \2180
ビーチ:ピアノ作品集Vol.2 ――
バルカンの主題による変奏曲Op.60/子供の情景Op.36/セレナーデ/スコット
ランドの伝説Op.54-1/幻想的なガヴォットOp.54-2/エスキモーOp.64/モデ
ラート
カーステン・ジョンソン(ピアノ)
19世紀から20世紀にかけてのアメリカで最も大きな成功を収めた女流音楽家エ
イミー・ビーチ(1867-1944)のピアノ作品集第2集。
初期作品を収録した第1集(GMCD 7317)に続くこの第2集には「バルカンの主題
による変奏曲」など、19世紀末から20世紀初頭にかけて作曲された7つのピア
ノ作品を収録。
どことなくショパンを思わせるビーチのロマンティックなピアノ作品の美しさ
に思わず感動。




<Guild Light Music>
GLCD 5153 \1650
軽音楽の黄金時代-ストリングス&シングス・ゴー・ステレオ! ――
ヤング:アラウンド・ザ・ワールド
ロジャース:ワンダフル・ガイ
バローソ:ブラジル
ブレイン&マーティン:トロリー ソング
バクスター:タヒチ
フェイン&ウェブスター:慕情
ニューマン:ストリート・シーン
グッドウィン・スキッフリング・ストリングス/他
シネマ・サウンド・ステージ・オーケストラ、
リオ・カーニヴァル・オーケストラ、
マントヴァーニ&ヒズ・オーケストラ、
ニューワルド・シアター・オーケストラ、他
1940-50年代のいわゆる"軽音楽の黄金時代"の輝かしい記録を復刻するギルド
・ライト・ミュージック・シリーズ。
ヤングのアラウンド・ザ・ワールドやバローソのブラジルなど懐かしいメロ
ディが1957年-1958年当時の録音でギッシリ!

GLCD 5154 \1650
軽音楽の黄金時代-音楽の万華鏡Vol.3 ――
ウィリアムス:ウィングド・メッセンジャー
レイモンド:バーデン・バーデン
ローズ:トロンボーン吹きの休日
レスリー:ジャロピー
ビンジ:3匹の盲ネズミの尻尾
ミヌッチ:ドマーニ
ガーシュウィン:スワニー
エセックス:デスペレイト・モーメント
フランクリン:シニスター・ストリートNo.1/他
シドニー・トーチ(指揮)、
クィーンズ・ホール・ライト・オーケストラ、
ハンス・ロスバウト(指揮)、
バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団、
デイヴィッド・ローズ&ヒズ・オーケストラ、他
"音楽の万華鏡"の第3集。「バーデン・バーデン」ではなんとロスバウト&バ
ーデン・バーデン南西ドイツ放送響が!





<Quartz>(Quartzはレーベル・オフィシャルのCD-R製となります)
QTZ 2064 2枚組 \4360
エッセンシャル・エイナウディ ――
エイナウディ:
波/ディエトロ・カーサ/希望の扉/アンダーレ/マンデイ/フライ/ウノ
/バラ/秘められた力/プリマヴェーラ/リトナーレ/白い雲/朝の/レスタ
・コン・ミ/炎/DNA/カム・ウン・フィオーレ/ドルチェ・ドロガ/レオ/
黒雲/クエスタ・ヴォルタ/オーラ
ジェレミー・リム(ピアノ)
映画音楽や舞台音楽の作曲家として大成功を収めてきたイタリアの作曲家兼ピ
アニスト、ルドヴィコ・エイナウディのピアノ作品集。
シンプル、静寂、優しさ、憂鬱・・・。シメオン・テン・ホルトの「カント・
オスティナート」のような癒しの空間がこのエイナウディのピアノにも確かに
存在する。エイナウディの美しく儚いピアノのメロディに身を委ねるのもまた
一興。(※このタイトルは通常プレスのCDです。)

QTZ 2065 \2180
ラトヴィアの合唱作品集 ――
エセンヴァルズ編:
アメイジング・グレイス、ドロップ・イン・ザ・オーシャン
ヴァスクス:Ziles Zina、Lidzenuma ainavas*
デュブラ:天はよろこび
ピュース:ガイスメナ・アウサ
マスカッツ:真夏の歌
エセンヴァルズ編:雨、降り止め
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)*、マルタ・スドラバ(チェロ)*、
マリス・シルマイス(指揮)、カメール・ユース合唱団、
アルテラ・ヴェリタス・アンサンブル
カメール・ユース合唱団は、合唱指揮者マリス・シルマイスにより1990年に創
設された合唱王国ラトヴィアが期待を懸ける混声合唱団。
ドイツのレーベル"Solo Musica"からのタイトルではチェリストのユリウス・
ベルガーとの共演を行っていたが、ここでは巨匠ギドン・クレーメルが録音に
参加!大物奏者の突然の登場もこのレーベルならではの魅力。




<Nimbus>(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R製となります)
NI 5832/3 2枚組 \3180
ツェルニー:ピアノ・ソナタ集Vol.1 ――
ピアノ・ソナタ第9番ロ短調Op.145/同第8番変ホ長調Op.144
夜想曲変ホ長調Op.647/ピアノ・ソナタ第5番ホ長調Op.76
同第6番ニ短調Op.124
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
コルンゴルト、グアスタビーノ、モンポウ、グラナドス、ガルなど、アムラン
にも匹敵する恐るべき数のレパートリーを持つニンバスの看板ピアニスト、
マーティン・ジョーンズが狙いを定めたのは、"30番"、"40番"、"100番"など
の練習曲であまりにも有名なカール・ツェルニー。"練習曲"だけの作曲家では
ないということ、知られざる新たな魅力をジョーンズのピアノが1つ1つ解き明
かしてくれることだろう。続編にも期待!2007年12月&2008年6月の録音。

NI 5829/30 2枚組 \3180
J・S・バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ集 ――
ソナタ ロ短調BWV.1030/同ホ短調BWV.1034/同ホ長調BWV.1035/
同イ長調BWV.1032/同ト短調BWV.1020/同ハ長調BWV.1033/
同変ホ長調BWV.1031/パルティータ ハ短調BWV.997/同イ短調BWV.1013
ハンス・ゲオルク・シュマイザー(フルート)、
インゴマール・ライナー(チェンバロ)、オトマール・ミュラー(チェロ)
ハンス・ゲオルク・シュマイザーは、オーストリアの名門、ウィーン・フォル
クスオーパー響の首席フルート奏者、ウィーン音楽大学フルート科教授など欧
州の最前線で活躍中のフルーティスト。
2本のフルートと通奏低音のためのソナタ集(NI 5817)の続編となる今作でも
チェンバロのライナー、チェロのミュラーとのコンビネーションは絶妙。豊か
で中身のある本物のフルートの音でバッハの音楽を堪能できる。
2007年9月の録音。

NI 7090 \1700
R・シュトラウス:
交響詩《ドン・ファン》Op.20/交響詩《死と浄化》Op.24
交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》Op.28
歌劇《ばらの騎士》より ワルツ
尾高忠明(指揮)、BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
札幌交響楽団を率いて快進撃を続ける日本最高のエルガー指揮者、尾高忠明の
イギリスの拠点、BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズとのR・
シュトラウス。
首席指揮者就任後に収録されたこの録音は、後々まで続くニンバスとBBC NOW
とのパートナーシップの出発点となったものでもある。
1990年2月20日-21日の録音。NI 5235からの移行再発売。

NI 7083 \1700
バッカナール ――
ワーロック:カプリオル組曲
プーランク:組曲
アーノルド:金管五重奏曲
クープラン:組曲
バルトーク:ハンガリーの風景
エクアーレ・ブラス
トランペットはジョン・ウォーレスとジョン・ミラー、ホルンはマイケル・ト
ンプソン、トロンボーンはピーター・グッドウィン、チューバはジョン・ジェ
ンキンス。
世界に名立たる英国の名手たちが80年代に録音したアーノルドは金管奏者必
聴!1982年12月21日-22日の録音。NI 5004からの移行再発売。

NI 7084 \1700
チャイコフスキー:弦楽セレナードOp.48
ドヴォルザーク:弦楽セレナードOp.22
ウィリアム・ボートン(指揮)、イギリス弦楽オーケストラ
フィンジの名盤(NI 5665)やメンデルスゾーンの弦楽のための交響曲全集など、
ニンバスで大活躍のボートン&イギリス弦楽オーケストラ。
オーケストラの持ち味でもある一体感が2つの"弦楽セレナード"をさらに美し
くしている。1984年3月30日-31日の録音。NI 5016からの移行再発売。

NI 7086 \1700
ロッシーニ:序曲集 ――
歌劇《ウィリアム・テル》序曲/歌劇《アルジェのイタリア女》序曲/歌劇
《ブルスキーノ氏》序曲/歌劇《チェネレントラ》序曲/歌劇《タンクレ
ディ》序曲/歌劇《セビリャの理髪師》序曲/歌劇《絹のはしご》序曲/
歌劇《セミラーミデ》序曲
ハイメ・ラレード(指揮)、スコットランド室内管弦楽団
マッケラスとの名演でお馴染みの存在となったスコットランド室内管。
ボリビア生まれの名ヴァイオリン奏者ハイメ・ラレードのタクトによるロッシ
ーニは、グラスゴー・シティ・ホールの豊潤な残響がオーケストラの響きを潤
わせた好演奏。1986年10月12日-13日の録音。NI 5078からの移行再発売。

NI 7088 \1700
エルガー:
行進曲《威風堂々》Op.39(第1番-第5番)/組曲《子供の魔法の杖》第2組曲
Op.1b/3つのバイエルンの踊りOp.27
ウィリアム・ボートン(指揮)、イギリス交響楽団
イギリス弦楽オーケストラと同じく、ウィリアム・ボートンとのコンビで多く
の録音を行ってきたイギリス交響楽団のエルガー。
「威風堂々」全曲(当時は第6番の草稿が発見されていないので5曲)や「バイエ
ルンの踊り」など本場イギリスらしい粋な選曲。1988年6月18日-19日の録音。
NI 5136からの移行再発売。

NI 7091 \1700
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲
フー・クン(ヴァイオリン)、
ユーディ・メニューイン(指揮)、
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
メニューインの門下生であり現在はメニューイン・スクールやロンドンの王立
音楽院で教鞭を執るフー・クン。
師であるメニューイン卿が指揮するロイヤル・フィルをバックにフー・クンが
シベリウスとハチャトゥリアンを堂々と弾ききる!
1990年4月15日-16日&18日の録音。NI 5277からの移行再発売。

NI 7724 \1700
イギリス諸島の伝承曲集 ――
日曜日には17歳/農場の少年/バーバラ・アレン/陽気な粉屋/リッチモンド
・ヒルの娘/柳/ぼろぼろのジプシーたち/木々は高く育つ/他
シューラ・ゲルマン(バス)、エイドリアン・ファーマー(ピアノ)
シューベルト、シューマンからヴォーン=ウィリアムズ、バターワースの録音
を遺したシューラ・ゲルマン(1925-1994)が歌うイギリス民謡。
「日曜日には17歳」はヴォーン=ウィリアムズの「イギリス民謡組曲」の原曲
の1つ。吹奏楽ファンは作品研究のために聴いてみてはいかが?
1987年3月28日-29日の録音。NI 5082からの移行再発売。

NI 7727 \1700
グレース王妃とリチャード・パスコ-鳥、動物と花
グレース・ケリー(語り)、リチャード・パスコ(語り)、様々なアーティスト
モナコ王妃となったグレース・ケリーとリチャード・パスコの朗読集。
スポット的にニンバス音源からの音楽が加えられている。
NI 5354からの移行再発売。




<Prima Voce>(Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R製となります)
NI 7862/3 2枚組 \2580
プッチーニ:歌劇《トスカ》
ベニアミーノ・ジーリ(テノール)、アフロ・ポリ(バリトン)、
アリスティデ・バラッキ(バリトン)、ドゥイリオ・バロンティ(バス)、
リチア・アルバネーゼ(ソプラノ)、タチアナ・メノッティ(ソプラノ)、
カルロ・スカットーラ(バス)、
ウンベルト・ベレットーニ(指揮)、ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
ニンバスのテクノロジーによって78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾
い、デジタル化を行う復刻シリーズ「プリマ・ヴォーチェ」は往年の名歌手た
ちの歌声を聴くことができる貴重な録音。
大テノール、ベニアミーノ・ジーリが詩人ロドルフォを歌った「トスカ」のラ
イヴ。1938年5月、ミラノでの録音。弊社初紹介。

NI 7865 \1700
マリインスキー劇場の偉大なる歌手たち ――
モニューシュコ:歌劇《ハルカ》より(アンドレイ・ラビンスキー)
ヴェルディ:歌劇《椿姫》より(アントニーナ・ネジダーノヴァ)
ヴェルディ:歌劇《椿姫》より(ドミトリー・スミルノフ)
チャイコフスキー:
歌劇《エウゲニー・オネーギン》より(ウラディーミル・カストルスキー)
チャイコフスキー:歌劇《スペードの女王》より(ミハイル・カラカシュ)
R=コルサコフ:歌劇《雪娘》より(リディア・リプコフスカヤ)
ルビンシテイン:歌劇《悪魔》より(レオニード・ソビノフ)
モーツァルト:歌劇《魔笛》より(アントニーナ・ネジダーノヴァ)/他
様々なアーティスト
キーロフ歌劇場として数多くのオペラの初演が行われた現マリインスキー劇場
での歴史的録音集。1908年-1913年の録音。

NI 7864 \1700
モア・レジェンダリー・ヴォイセズ-12人の偉大なる歌手たち
ジョン・マッコーマック(テノール)、ティッタ・ルッフォ(バリトン)、
マリア・イェリッツァ(ソプラノ)、ベニアミーノ・ジーリ(テノール)、
リヒャルト・タウバー(テノール)、エリザベート・シューマン(ソプラノ)、
フョードル・シャリアピン(バス)、オリーヴ・クライン(ソプラノ)、
コンチータ・スペルヴィア(メゾ・ソプラノ)、
クラウディア・ムツィオ(ソプラノ)、ラウリッツ・メルヒオール(テノール)、
キャスリーン・フェリア(アルト)、マリア・カラス(ソプラノ)
プリマ・ヴォーチェの録音の中から、歴史に名を残す偉大なる名歌手12人の歌
声を集めたハイライト盤。1911年-1949年の録音。弊社初紹介。




<PentaTone>
PTC 5186 334(SACD-Hybrid) \2850
シューベルト:
ピアノ五重奏曲イ長調D.667,Op.114《ます》/《しぼめる花》の主題による
序奏と変奏曲ホ短調D.802,Op.160/ピアノ三重奏曲変ホ長調D.897,Op.148
《ノットゥルノ》
マーティン・ヘルムヘン(ピアノ)、
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)、
アントワーヌ・タメスティ(ヴィオラ)、
マリー・エリザベス・ヘッカー(チェロ)、
アロイス・ポッシュ(コントラバス)、
アルド・ベアルテン(フルート)
このシューベルトの演奏のために組まれたピアノのマーティン・ヘルムヘンを
中核とする五重奏は、若さと実力を兼ね備えた次代の楽壇を担う精鋭集団。
チャイコフスキー以来、久々のペンタトーン帰還となるドイツの天才テツラフ、
2004年ミュンヘン国際音楽コンクールの覇者タメスティ、2005年ロストロポー
ヴィチ国際チェロ・コンクールで優勝を含め3つの賞を独占という快挙を成し遂
げたヘッカー、そしてコントラバス奏者としてウィーン・フィルで活躍してき
た名匠アロイス・ポッシュがアンサンブルのまとめ役として加わるなど、豪華
でフレッシュな強力アンサンブルがシューベルトの名曲「ます」を取り上げる。
生命力が沸き立つ溌剌とした演奏と、熟練の解釈が同居するシューベルト。ヘ
ルムヘンとその仲間たちが大きな話題を運んできてくれそうだ!

PTC 5186 327(SACD-Hybrid) \2850
シューマン:交響曲第3番変ホ長調Op.97《ライン》/同第4番ニ短調Op.120
ローレンス・フォスター(指揮)、
チェコ・フィルハーモニック管弦楽団
アメリカのマエストロ、ローレンス・フォスターと東欧の名門チェコ・フィル
のコンビによる"シューマン・チクルス"第2弾。
交響曲第1番&第2番を収録したチクルスの第1弾(PTC 5186 326)でのハイ・
パフォーマンスが高く評価され、世界各国の誌面に好レビューが続々と登場し
ただけに、第3番&第4番の演奏も楽しみ。
東欧ルーマニアをルーツとするフォスターの巧みなオーケストラ・コントロー
ルは、NHK交響楽団や東京都交響楽団への客演などで実証済み。"東欧"という
キーワードがリンクすす指揮者とオーケストラによる充実のシューマンである。

PTC 5186 185(SACD-Hybrid) 2枚組(1枚価格) \2850
ハイドン:歌曲全集 ――
おお、美しい声よHob.XXVIa-42
6つの最初のカンツォネッタ第1集Hob.XXVIa-25-30/同第2集Hob.XXVIa-31-36/
魂の歌Hob.XXVIa-41/貴婦人の姿見Hob.XXXIc-17/私を心から思って下さるの、
恋人よXXVIa-46/掘っ立て小屋XXVIa-45/12のクラヴィア伴奏歌曲第1部
Hob.XXVIa-1-12/かつて女性の美しさがHob.XXVIa-44/利口で忠実なプードル
Hob.XXVIa-38/もうすぐ春の風が吹いて来るHob.XXVIa-47/私はこの世のもの
を求めないHob.XXVIa-39/12のクラヴィア伴奏歌曲第2部Hob.XXVIa-13-24/
心断ち切られる思いの時にHob.XXVIa-37/別れの歌Hob.XVI-F1/神よ、皇帝を
護りたまえHob.XXVIa-43
エリー・アメリンク(ソプラノ)、イェルク・デームス(ピアノ)
フィリップスの名盤を"SACD Hybrid"として復刻するクァドラフォニック(RQR/
4チャンネル録音)シリーズの最新作は、アニヴァーサリー・イヤーを記念した
アメリンクのハイドン歌曲集!
ここ日本でもレコード・アカデミー賞に輝くなど、世界規模で称賛され続けて
きたアメリンクの名唱が作曲者没後200年の今年、マルチ・チャンネルにスケー
ル・アップ。オランダの名花アメリンクが歌った名盤中の名盤が、ペンタトー
ンのマルチ・チャンネルのサウンドによってさらに鮮明に美しく。





<Centaur>
CRC 2904/2905 2枚組 \4160
J・S・バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ
(シューマンによるピアノ伴奏版/全曲)
ハローチュン・ベデリアン(ヴァイオリン)、ロルナ・グリフィット(ピアノ)
ロマン派のメロディスト、ロベルト・シューマンが健康に不安を抱えながらも
創作活動を続けていた晩年の時代。J・S・バッハの音楽の研究を続けていた
シューマンが"シャコンヌ"に触発され、「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パル
ティータ」のためにピアノ伴奏を創造するという大胆で壮大な構想に着手。
こうしてシューマンの手により1853年2月に完成した"伴奏"は、バッハの無伴奏
にとっての貴重なオプションとなるだけではなく、シューマンが行ってきたバッ
ハの研究成果を裏付ける"証拠"としても重要な役割を果たしている。
バッハとシューマンの音楽の出会いによって"無伴奏"ではなくなった"無伴奏"
もまた素晴らしい。

CRC 2947 \2080
アラベスク ――
ビベリアン:24の前奏曲より 第1番-第4番、第6番
デ・ラ・マーサ:
トゥルーズ=ロートレックへのオマージュ、ハイドンへのオマージュ
ポンセ:ソナタ第3番
プジョル:5つの前奏曲
バリオス:フリア・フロリーダ、ワルツOp.8-4
キャスリン・マーレイ(ギター)
現在も活躍中のイギリス人作曲家ギルバート・ビベリアン(1944-)から、デ・
ラ・マーサ、ポンセ、プジョル、バリオスの作品までを広くカバーしたギター
・アルバム。
ホノルル生まれの女流ギタリスト、キャスリン・マーレイの情熱が込められた
1つ1つの音が、情熱的な作品をさらに魅力的にするスパイスを加えている。緩
やかな旋律での音色がなんとも美しい。

CRC 2930 \2080
グリーグ:ピアノ作品全集Vol.9 ――
抒情小曲集第1集Op.12/同第2集Op.38/同第3集Op.43/同第4集Op.47
アントニオ・ポンパ=バルディ(ピアノ)
1998年のクリーヴランド国際ピアノ・コンクール最高位受賞、1998年のロン・
ティボー国際コンクール第3位入賞、2001年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・
コンクール銀メダル獲得など、数々の栄光を勝ち取り、現在はクリーブランド
音楽大学でピアノ科教授を務めるアントニオ・ポンパ=バルディ。イタリア人
のポンパ=バルディが情熱を注ぎ録音を続けてきたグリーグの第9巻は「抒情
小曲集」。ノルウェーの音楽とイタリアのピアニストが交錯することにより、
新たなグリーグのイメージが浮かび上がる。

CRC 2937 \2080
レオ・クラフトの音楽 ――
シェイクスピアの5つのソネット/アルト・フルートのための3つのインヴェン
ション/ピアノ・ファンタジー/フルートとピアノのための幻想曲第1番/8つ
の楽器のためのトランスフォーメーション/7つのヘブライの歌
ジョン・ソルム(アルト・フルート)、
リチャード・ワイトン(アルト・フルート)、サムエル・バロン(フルート)、
キャロル・バロン(ピアノ)、マーク・ブレーキー(テノール)、
クリストファー・オールドファーザー(ピアノ)、他
レオ・クラフト(1922-)は、カロル・ラートハウス、ランダル・トンプソンと
ナディア・ブーランジェから作曲を学んだアメリカの大ベテラン作曲家。2本
のアルト・フルートのための作品など、3人の偉大なる師たちから学んだ作曲
技法を活かしたクラフトの作品はどれも独創的。

CRC 2933 \2080
マーク・ウィングス-バット・ディス・イズ・ディス ――
ウィングス:ダスク・ミュージックII(AAAヴァージョン)
ファミリアン・バンター/ダスク・ミュージックII(ABAヴァージョン)
バット・ディス・イズ・ディス/グロス/ダスク・ミュージックII
(BBBヴァージョン)/パレット&リフス/ダスク・ミュージックII
(BAAヴァージョン)
トッド・ブロディ(アルト・フルート)、ダルシー・リント(ヴィオラ)、
リン・フルカーソン(チェロ)、ザ・オリジナル・エプレイヤーズ、
レフト・コースト・アンサンブル弦楽四重奏団、
フリーウェイフィル・プレーヤーズ
アルト・フルートの活躍が印象的な作品が収録されたケンタッキー州ルイス
ヴィル出身のアメリカ人作曲家マーク・ウィングスの作品集。ウィングスの
作品は米国内テレビやラジオにとどまらず、BBC、スウェーデン放送にも進出。
サン・フランシスコ響がその作品を取り上げるなど注目集めている。



<Tactus>
TC 881301 \2180
マリピエロ:チェロとピアノのための作品集 ――
チェロ・ソナタ(世界初録音)/無限の中の歌(世界初録音)/ソナチナ/閉ざさ
れた園/虫/幽霊(Da Bizzarrie Luminose Dell'Alba Del Meriggio Della
Notte)
ルカ・パッカネラ(チェロ)、サブリナ・アルベルティ(ピアノ)
20世紀イタリアにおけるフランス印象主義の具現者、ジャン・フランチェスコ
・マリピエロ(1882-1973)。マリピエロは、対位法の師ボッシから離れての独学
時代、ワーグナーの弟子である盲目の作曲家ズマレーリャのアシスタント、
「春の祭典」の初演、盟友カゼッラとの出会い、聖チェチーリア音楽院コンクー
ルでの4作品入賞などを経て、フランス印象主義、イタリア古典音楽を取り入れ
た独自の作風を確立させている。
管弦楽作品に比べてマリピエロの室内楽作品に対する再評価はまだまだこれか
らという状況なだけに、タクトゥス(Tactus)からのリリースにも期待が懸かる。
ロヴィーゴ音楽院のディレクター、指揮者としても活躍するチェロ奏者パッカ
ネラ、チェゼーナ国立音楽院の教授を務めるヤブロンスカヤの門弟アルベルティ
の好演が、マリピエロ印象主義の豊かな色彩感を描き出す。マリピエロ&印象
主義ファン要注目盤!

TC 871890 2枚組 \4360
レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 ――
5つの小品/ヴァイオリン・ソナタ ロ短調/アレグレット・ヴィヴァーチェ/
ヴァイオリン・ソナタ ニ短調/6つの小品
マルコ・ロリャーノ(ヴァイオリン)、
マウリツィオ・パチャリエッロ(ピアノ)
今回、イタリアのタクトゥス(Tactus)が取り上げたのは、「ローマ三部作」や
「シバの女王ベルキス」など、華麗で壮麗な"管弦楽作品"の作曲者レスピーギ
の"ヴァイオリンとピアノのための作品"全曲。
どことなくブラームスの音楽を感じさせる「ソナタ ロ短調」など、"管弦楽作
品"とはまた違ったレスピーギの作曲技法の妙を感じさせてくれる5作品はどれ
も傑作。
作曲者の名を冠するアンサンブル・レスピーギのリーダー、名手マルコ・ロリャ
ーノのヴァイオリンが、レスピーギのヴァイオリン作品を情熱的に描ききる。

TC 672250 \2180
ヴィヴァルディ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタOp.2より ――
ソナタ第2番イ長調RV.31/同第3番ニ短調RV.14/同第1番ト短調RV.27/同第4番
ヘ長調RV.20/同第5番ロ短調RV.36/同第6番ハ長調RV.1
マルコ・セリーノ(ヴァイオリン/ストラディヴァリ1720)、
マルコ・テストリ(チェロ)、フランチェスコ・セラ(チェンバロ)、
ルカ・マルコナート(テオルボ)
1709年にヴェネツィアで出版され、コレルリの影響を残すなど後年のヴィヴァ
ルディの作品とはまた違う作風を持った初期の名作「ヴァイオリン・ソナタ集
Op.2」から6曲を収録。
注目のヴァイオリンはローマ出身であのギュンター・ピヒラーの高弟、マルコ
・セリーノ。ストラディヴァリ"Von Beckerath"を駆使するマルコ・セリーノ
のヴィヴァルディは、作品、演奏者、楽器、レーベル、録音場所の全てがイタ
リア!生命力豊かなヴィヴァルディの音楽を聴ける。

TC 653201 \2180
ゲッツィ:
3声のオラトリオ《アダム》/聖なる対話/聖週のための悲歌(全曲世界初録音)
ロベルト・カシオ(ディレクター)、
サン・ジャコモ・マッジョーレ・カペラ・ムジカーレ
イッポーリト・ゲッツィ(ca.1650-ca.1709)は、生没年など詳しい経歴は不詳だ
がアウグスチノ会の修道士、神学士、モンテプルチャーノ大聖堂の楽長として
の活躍が伝えられているシエナ出身の音楽家。
アダムとイヴの物語を題材とした3声のオラトリオや、対話、悲歌の3作品は全
曲世界初録音となる。ボローニャを拠点とする声楽と器楽のバロック演奏団体
サン・ジャコモ・マッジョーレ・カペラ・ムジカーレの演奏も充実しており、
知られざるイタリア音楽を高水準の演奏で紹介してくれる。

TC 862712 \2180
ボッシ:オルガンのための作品集Vol.2 ――
ペロージ(ボッシ編):マルコ受難曲/キリストの変容(全曲世界初録音)
アンドレア・マシナンティ(オルガン)
オペラが隆盛を誇っていたイタリアで、敢えてオペラ以外の作品の復興に精力
を注いだ音楽家マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925)のオルガン作品集第2巻。
イタリアの同世代の作曲ロレンツォ・ペロージの2大宗教作品を、コモ大聖堂の
オルガニストを務め、当時最高のオルガニストとも称されたボッシがオルガン
のためにアレンジ。オルガンの持つ特性を知り尽くすボッシの手腕が発揮され
たアレンジは実に見事。崇高で荘厳な雰囲気を漂わせるオルガン作品である。

TC 631802 \2180
パスクィーニ:
モテット《クエナム・ポルテンタ》/フランス風カンツォン/リチェルカーレ
/クーラント/モテット《主を祝せよ》/序奏と牧歌/パッサカリア/奇想曲
/モテット《イアム・メ・リガスティス》/変奏曲/トッカータ/
トッカータ第3番
アレクサンドラ・ニジート(オルガン&ディレクター)、
アンサンブル・アレア・ムジカ
イタリア・バロック時代の鍵盤音楽の作曲家として高名なベルナルド・パスクィ
ーニ(1637-1710)。
珍しい3曲のモテットと9曲のオルガン作品を組み合わせて構成されたプログラ
ムは、鍵盤作品にも劣らぬパスクィーニの声楽作品の魅力を知れる貴重な機会。
特にソプラノのカミラ・デ・ファレイロ、ガラッシの弟子であるアルト理子の
ハープが印象的。

TC 660103 \2180
アルベルガーティ:独唱のためのカンタータOp.13
ビクトリア:
聖なるマリア 、年老いし女は男子をみごもり、恐れるなマリア、
我はハトのごとき美しき人を見たり、我はめでたきかな、
喜びたまえ乙女マリア、そなたの歩みのなんと美しきことか、
アヴェ・マリア
アンサンブル・ラ・フローラ
ピッロ・アルベルガーティ(1663-1735)は、ボローニャを舞台として数多くの作
品を生み出した17世紀-18世紀イタリアの作曲家。
ここでは、アルベルガーティの膨大な作品の中で特に高く評価されていた声楽
作品に着目。アルベルガーティの"カンタータ"と、ビクトリアの"交唱とモテッ
ト"を交互に演奏することにより、演奏効果を高めている。

TC 713101 \2180
フェッラディーニ:チェンバロのための6つのソナタ
シルヴィア・ランバルディ(チェンバロ)
18世紀イタリアのナポリ楽派に属する音楽家であり、プラハとも縁があったと
されるアントニオ・フェッラディーニ(c.1718-1779)。
他の"フェッラディーニ"の作品と混同されていたこともあってまだまだ知られ
ていない作品も多いが、この「チェンバロのための6つのソナタ」は当時のザク
セン選帝侯に献呈された代表作である。

TC 600008 \2180
グロンドーナのオルガン ――
フェリーニ:マントヴァのバッロ
ナルシソ:アレグロ、牧歌
ヘンデル:オルガン協奏曲ヘ長調《ユダス・マカベウス》
コレッリ:合奏協奏曲第8番ト短調Op.6-8より 牧歌
ピストイエーゼ:トッカータ、エレヴァツィオーネ
パコット:ソナタ第3番
作曲者不詳:アンダンテ・ヴォーチェ・ウマーナ、アンダンテ・ロンド
ヴェンニ:主題と変奏
作曲者不詳:ソナタ
レティツィア・ロミティ(オルガン)
イタリア北西部のコムーネ、グロンドーナの聖マリア・アッスンタ教会にある
1837年製のオルガンによる17-19世紀の作品集。
19世紀ミラノのオルガン製作家、カルロ・ジュリアーニによって建造された歴
史的オルガンの気品に満ちた響きを味わえる。

<MEDICH ARTS>~EURO ARTS
20 50338(DVD-Video) \2900
バッハ・フォー・ブラス
協奏曲ニ長調BWV972
トッカータとフーガ ハ長調BWV564よりアダージョ
ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048よりアレグロ
復活祭オラトリオBWV249よりシンフォニア、アダージョ、デュエット・エ・コロ
パルティータ第2番BWV826よりシンフォニア
コラール「主イエス・キリスト,われ汝を呼ぶ」BWV639
管弦楽組曲第2番~ブーレ/エール/バディネリ
コラール「主(イエス)よ,人の望みの喜びよ」
コラール「目覚めよ,と呼ぶ声あり」
トッカータとフーガ ニ短調BWV565
ジャーマン・ブラス
収録:2000年5月6日聖トーマス教会(ドイツ・ライプチヒ)
金管アンサンブルのトップ集団ジャーマン・ブラス。これは、バッハ没後250年
の2000年にバッハゆかりの地ライプツィッヒの聖トーマス教会で行われたコンサ
ートのライブ映像です。ドイツ名門オケのメンバーが集結した最高のブラス・ア
ンサンブルであるジャーマン・ブラスが、奏でる見事なアンサンブルは必見です。
聖トーマス教会の美しい映像と華麗なアンサンブルに思わずため息が出てしまい
ます。ジャーマン・ブラスの看板奏者、マティアス・ヘフスの素晴らしい歌心に
も感嘆!

20 20098(DVD-Video) \1080
字幕:英独仏西伊
本編:104mm
ボーナス:28mm
メディチ・アーツ-カタログ2009
ハイドン:交響曲第94番「驚愕」
モーツァルト:フルート協奏曲 第2番 K.314
ベルリオーズ:幻想交響曲
ボーナス:舞台裏映像+イスタンブールのポートレイト
マリス・ヤンソンス(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
エマニュエル・パユ(Fl)
収録:2001年5月1日アヤ・イリニ教会(イスタンブール)
250タイトルを越す膨大なカタログをもつメディチ・アーツ。毎年発売されるカ
タログ付DVD。2001年5月1日にイスタンブール・イレーネ教会でのヤンソンス指
揮によるベルリン・フィルのコンサート映像を収録。パユは、モーツァルト「フ
ルート協奏曲第2番」のソリストとして登場します。

20 57268(DVD-Video) \2900
字幕:英、独、仏
本編:75mm
ボーナス:15mm
モーツァルト:
交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲、
ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
ボーナス:アンドラーシュ・シフ・イン・カンヴァセーション
アンドラーシュ・シフ(指&P) カペッラ・アンドレア・バルカ
収録:2008年 テアトロ・オリンピコ(ヴィツェンツァ、イタリア)
アンドラーシュ・シフはモーツァルトの最高の体現者たるため1999年にカペッラ
・アンドレア・バルカを創設しました。当初は協奏曲の演奏を中心に活動してい
ましたが、現在はこのように交響曲やオペラも含めた演奏活動も積極的に行って
います。この映像は古代ローマの円形劇場を復興させた劇場テアトロ・オリンピ
コで行われたもの。歴史的で美しい劇場同様に、シフが描き出すモーツァルト像
も彼の洗練された感覚によって美しくそして愉悦感に満ちたシフ独自の演奏を聴
かせてくれます。一つ一つの音を緻密に分析し、シフが奏でる音のすべてに意味
があると感じられるような、そんな音楽的満足感を味わうことができます。いつ
も何か新しいものを聴かせてくれるのではないかという期待を裏切ることのない
完成度の高い映像となっています。



<Medici arts>~idealeaudience
30 72238(DVD-Video) \2900
シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D.956(弦楽合奏版)
ピアソラ:忘却
シュニトケ:静寂の音楽
ローザ:主題と変奏
ラスカトフ:W.A.M.の生涯からの5分間
ギドン・クレーメル(Vn)マルタ・スドラバ(Va) クレメラータ・バルティカ
収録:2002年 モーツァルテウム大ホール(ライヴ)
ギドン・クレーメルの抑えられない音楽への好奇心と、新しい刺激を探求する桁
外れの才能が世界中の聴衆を魅了してやみません。クレメラータ・バルティカは
エストニア、ラトビアとリトアニアのバルト海の3国から、若い音楽家を集結させ
た才能溢れるアンサンブル。鬼才クレーメルのもと大胆な演奏はお手の物。この
DVDは「アフター・モーツァルト」(20 72228)と同じく2002年ザルツブルクのモ
ーツァルテウムで行われたライヴ映像。注目はシューベルト:弦楽五重奏曲のク
レーメル自身による弦楽合奏版が演奏されていることです。シューベルトの室内
楽の傑作である弦楽五重奏曲は、1時間を要する長大な作品で壮大な音世界が描
かれた大作。随所に出てくるシューベルトらしい響き、クレメラータ・バルティ
カは暗めの中低音を効果的に演奏し、激しい情熱と美しい旋律が感動に導きま
す。その他にはモーツァルトに霊感を得た20世紀の作曲家たちの作品を収録。
クレーメルに捧げられているラスカトフのW.A.M.の生涯からの5分間は、モー
ツァルトの作品を引用したユーモアあふれる曲。

30 78528(DVD-Video) \2180
74’(本編51’+ボーナス23’)
モノクロ
字幕:英・仏
「音楽は形を変えて:フェレンツ・フリッチャイ回想」
[ボーナス]
ロッシーニ:「絹のはしご」序曲
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番Op.72a
フェレンツ・フリッチャイ(指)
ベルリン放送交響楽団
収録:1961年5月9日ロンドン、インターナショナル・コンサート・ホール
ソース:BBCアーカイヴ
2008年が歿後45年、ことし2009年が生誕95年にあたるハンガリー生まれの指揮者
フェレンツ・フリッチャイ。不幸にも白血病により指揮者としてこれからという
時期、享年48歳という若さで世を去った名匠を振り返るにまたとない映像作品が
Mediciartsからリリースされます。かれの生涯をたどるドキュメンタリーは、
コダーイやスメタナ、デュカス、そしてオペラやシンフォニーが高い評価を得
たモーツァルト作品のリハーサルと実演風景に、フリッチャイと数多くの共演
を果たしたタマーシュ・ヴァーシャリ、クルト・マズア、イェフディ・メニュ
ーイン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウといったゆかりのアーティ
ストのインタビューを織り交ぜる形で構成。口々に語られる、近しいものだけ
が知り得るエピソードは、知られざるフリッチャイの姿を伝えてどれも興味深
いもの。手兵ベルリン放送響を相手に音楽に生命が吹き込まれる過程をじっさ
いに垣間見ることができるという意味でも、このたびのリリースはファンには
かけがえのないものといえるでしょう。




<ACCENT>
ACC 24190 \2300
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集(フォルテピアノによる)
第3番変ロ長調 KV281、第8番イ短調 KV310、第12番ヘ長調 KV332、
第17番ニ長調 KV576、幻想曲ニ短調 KV397
リンダ・ニコルソン(フォルテピアノ)
アントン・ワルター1797年モデル/クリストファー・クラーク製作
ベートーヴェンのバガテル(ACC 24180)が好評だったリンダ・ニコルソンの新譜。
今回はモーツァルトのソナタをフォルテピアノで演奏したアルバム。楽器はワル
ターの1797年モデルを用いています。フォルテピアノの陰影やニュアンス豊かな
音色を駆使しながら、自由自在な装飾、アゴーギクが随所にちりばめられていま
す。絶望の調性「イ短調」のソナタ第8番。リンダ・ニコルソンの繊細なタッチ、
細やかな表現、あらゆるニュアンスが詰め込まれた名演です。こんなにも表情豊
かに自然に演奏できるものかと驚きのアルバムです。

ACC 24197 \2300
ハイドン:弦楽四重奏曲選集 Vol.1
第24番イ長調 Op.9-6、第72番ハ長調 Op.74-1、第49番ニ長調 Op.50-6 「蛙」
シュパンツィヒ弦楽四重奏団(ピリオド楽器使用)
【アントン・シュテック(Vn)フランク・ポールマン(Vn)クリスティアン・グー
センズ(Va)アンティエ・ゴイセン(Vc)】
録音:2007年12月5-8日
NAIVEのヴィヴァルディ・エディションでもその鬼才ぶりを発揮したアントン・
シュテック率いるピリオド楽器を使用したカルテット、シュパンツィヒQ。シュ
パンツィヒQは1996年に創設。ベートーヴェンの四重奏を初演したことで名が
知られている1796年設立のシュパンツィヒ四重奏団がモデル。現代のシュパン
ツィヒQもベートーヴェンの録音でなじみがありますが、今回はハイドン没後
200年を祝う企画でハイドン:弦楽四重奏曲選集をACCENTレーベルからリリース。
「蛙」のゲロゲロという鳴き声が聴こえてくる終楽章が特徴的な第49番。明瞭
な輪郭、純粋な響き自然な表現方法で組み立てられた演奏です。彼らの快活な
テンポ感、音楽の推進力はピリオド楽器で演奏する魅力を良く伝えてくれる1枚
です。

ACC 24194 \2300
ヘンデル:フルート・ソナタ 変ロ短調、ハ長調、ホ短調
シャルル・デュパール:6つの組曲より 「序曲」 変ロ短調、ト長調、ホ短調
フランク・トゥンス(フルート・トラヴェルソ)
マーティン・バウアー(Gamb)
シーベ・ヘンストラ(Cemb)
ヘンデルのフルート・ソナタとデュパールが1701年に出版した「六つの組曲」
の中から序曲3曲。デュパールの作品は親しみやすい明るさを持った音楽。美し
い旋律魅力的なヘンデルのフルート・ソナタ。フルート・トラヴェルソの落ち
着いた響きが一層音楽に深みを与えます。フランク・トゥンスはB.クイケンの
もとでバロック・フルートを学び、アニマ・エテルナ、ラ・プティット・バン
ドなどヨーロッパ有数のバロック・オーケストラのメンバーとして活躍してい
ます。



<harmonia mundi>
HMC 902036 3枚組 \4850
☆ボーナスDVD(メイキング映像)つき
モーツァルト:「イドメネオ」
リチャード・クロフト(T イドメネオ)
ベルナルダ・フィンク(Ms イダマンテ)
スンヘ・イム(S イリア)
アレクサンドラ・ペンダチャンスカ(S エレットラ)
ケニス・ターヴァー(T アルバーチェ)
ニコラ・リヴァンク(Br 大祭司)
ルカ・ティットート(Bs 声)
ルネ・ヤーコプス(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ,RIAS室内合唱団
録音:2008年12月,ヴッパータル
待望の録音がついに登場です!モーツァルトのダ・ポンテ三部作、「ティートの
慈悲」に続いてヤーコプスが取り上げたのは、セリアの傑作「イドメネオ」。
ヤーコプスは、2008年11月に、バリャドリッド(スペイン)、ケルン、ブリュッ
セル、パリとこのオペラを演奏会形式で集中的に上演、その直後の12月にセッ
ション録音をしています。名作として録音も多数あるこのオペラですが、ヤー
コプスの演奏はさすが次元が違う!これまでの成果を生かし、オーケストラは
いよいよ熱く雄弁にモーツァルトの意図を音にしています。そして古楽界の名
歌手をずらりと並べた歌手!ことにタイトルロールのクロフトは、至難なこと
で知られる第2幕のアリアを鮮やかに歌い切り、思わずブラヴォーと叫びたくな
るほど。さらにはフィンク、イム、ペンダチャンスカ、ターヴァーと、ヤーコ
プスのモーツァルト・シリーズで活躍した歌手たちが適材適所で起用、その上
大祭司にはベテラン、リヴァンクを配するという豪華さ。またいつも通り、こ
の演奏でもフォルテピアノが雄弁に活躍しています。基本的にミュンヘン初演
稿に基づいており、幕切れのバレエも演奏されています。加えて第3幕には、初
演時には外されたイダマンテのアリア、エレットラのアリア、イドメネオのア
リアが追加されており、分量がだいぶ増えています。さらに補遺として、神秘
の声の別ヴァージョンを収録。モーツァルティアンなら、絶対必携のCDです!




<DYNAMIC>
DYNDVD 33614(DVD-Video) 2枚組 \4180
字幕:伊英独仏西
ビゼー:「カルメン」
ニノ・スルグラーゼ(Ms カルメン)
フィリップ・ド(T ドン・ジョゼ)
シモーネ・アルベルギーニ(Bs エスカミーリオ)
イリーナ・ルング(S ミカエラ)
ニコラ・クルジャル(Bs ズニガ)
フランシス・ドゥジアク(Br ダンカイロ)
エマヌエーレ・ダグアンノ(T レメンダード)
アンベータ・トロマーニ(バレリーナ)ほか
カルロ・モンタナーロ(指)マルケ地方財団管弦楽団
マルケ“ヴィンチェンツォ・ベッリーニ”合唱団
演出、装置:ダンテ・フェレッティ
衣装:ピエール・ルイージ・ピッツィ
振り付け:ゲオルゲ・イアンク
収録:2008年7-8月,マチェラータ
イタリアのマチェラータ音楽では「カルメン」が好んで上演されます。2008年の
プロダクションは、横に長いこの劇場の特性を生かしたフェレッティ演出が評判
を呼びました。カルメン役は、グルジア出身の美貌のメッゾ、スルグラーゼ。今
イタリアを中心に人気急上昇の人です。ジョゼは、ベトナム系フランス人のフィ
リップ・ド。アジア系ながらフランスに生まれ育ったドは、フランスオペラのテ
ノール役としてたいへん注目を浴びており、このマチェラータの「カルメン」で
も大喝采を得ています。そしてエスカミーリオには、イタリアの実力派バス・バ
リトン、アルベルギーニと、役者が揃っています。さらにはソロ・バレリーナに、
イタリアで大人気のアンベータ・トロマーニを起用。指揮のカルロ・モンタナー
ロは、2009年1月に新国立劇場で「蝶々夫人」を指揮して絶賛された若手です。

CDS 637 \1950
ロッティ:二つのオーボエ、ファゴット、通奏低音のための四声のソナタ
プラッティ:オーボエ、ファゴット、通奏低音のためのソナタ ト長調
ヴィヴァルディ:
二つのオーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト長調 RV 81
ブレシャネッロ:オーボエ、ファゴットと通奏低音のためのコンチェルト
ステッファーニ:二つのオーボエ、ファゴット、通奏低音のためのアリア
ロッティ:“エコー”ソナタ
プラッティ:オーボエ、ファゴット、通奏低音のためのソナタ ハ短調
モンタナーリ:二つのオーボエと通奏低音のためのソナタ ハ長調
アンサンブル・バロッコ・サン・スシ
録音:2008年8月5-7日
17世紀後半から18世紀にかけては、ダブルリード木管楽器であるオーボエとファ
ゴットが急速に普及した時代でもありました。とうぜん、これらの楽器を用いた
様々な作品が書かれましたが、今日知られている曲は僅か。このCDでは、18世紀
ヴェネツィアの作曲家によるオーボエ、ファゴットの作品を収録。ロッティのソ
ナタ、ブレシャネッロ、モンタナーリの作品は、いずれも世界初録音です。アン
サンブル・バロッコ・サン・スシは1986年創立の、この分野ではトップクラスの
団体。

CDS 602 \1950
シュレーター:6つのピアノ・ソナタ Op.1
第1番 ハ長調 第2番 変ホ長調 第3番 ト長調
第4番 ハ長調 第5番 変ロ長調 第6番 ニ長調
ルイージ・ジェローザ(P)
録音:2007年2月12日,ミラノ
ヨハン・ザムエル・シュレーター(1750/1753-1788)は、ワルシャワの音楽一家の
生まれ20歳頃にロンドンに移住し、ヨハン・クリスティアン・バッハの友人でも
ありました。彼の死後、シュレーターが国王ジョージ3世の妃シャーロット王妃
の音楽教師を引き継ぐなど、順調な活動をしていたものの、30歳そこそこで亡く
なってしまいました。優れたピアノ奏者として知られていたシュレーターが残し
たピアノ・ソナタ Op.1が初録音。ルイージ・ジェローザは、ミラノ近郊モンツァ
出身のピアニストです。




<ORFEO>
ORFEO 673091 \2450
「クラリネットのためのコンチェルティーノ集」
(1)カール・ベールマン:
2つのクラリネットと管弦楽のためのコンチェルタンテ変ホ長調
(2)メンデルスゾーン:
クラリネット、バセットホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック
第1番ヘ短調Op.113
(3)同:
クラリネット、バセットホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック
第2番ニ短調Op.114
(4)カール・ベールマン:
2つのクラリネットと管弦楽のためのデュオ・コンチェルタント変ホ短調/
変ホ長調Op.33
ディーター・クレッカー(第1 Cl)
(1)(4)ジュゼッペ・ポルゴ(第2 Cl)
(2)(3)ルイジ・マジストレッリ(バセットホルン)
プラハ室内管弦楽団
録音:2004年11月23-27日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ
クラリネット・ヴィルトゥオーゾとして19世紀ヨーロッパ各地で熱狂的な人気を
集めたハインリヒとカールのベールマン父子。カールによって語られる面白いエ
ピソードは同時代に生きたメンデルスゾーンとの親交の深さをよく示すもの。別
名 “甘いダンプリングとシュークリーム、クラリネットとバセットホルンのた
めのグラン・デュオ”とも呼ばれるメンデルスゾーンによる2つのコンツェルト
シュテュック。これはベールマン父子がコンサート・シリーズのためにサンクト
ペテルブルクへ赴く途中、1832年末にベルリンで、彼らとメンデルスゾーンとの
あいだで闘わされた料理対決から派生したものです。大御所クレッカーを中心
に、名手マジストレッリと愛弟子ポルゴがなにげないフレーズにもとびきりの
腕前を聞かせてじつに楽しい仕上がりのアルバムとなっています。


=ORFEO D’OR=《ザルツブルク音楽祭シリーズ》
ORFEOR 626041 \2080
ベリオ:
(1)エピファニー-管弦楽と女声のための(1965-61/1965改訂)
(2)コロ-合唱と管弦楽のための(1975/76)
キャシー・バーベリアン(Ms)
ウィーンORF合唱団
レイフ・セーゲルスタム(指) ORF交響楽団
録音:(1)1974年8月19日フェルゼンライトシューレ
(2)1977年8月8日モーツァルテウム
[オーストリア放送(ORF)収録]
20世紀を代表する作曲家ベリオを、やはり現代有数の作曲家でもあるセーゲルス
タムが取り上げたライヴ。ブレヒト、サングイネーティ、さらにプルーストや
ジョイスといった複数のテクストに拠る「エピファニー」は、声とオーケストラ
のための伝統的なカンタータ形式が採られた作品。それぞれが単体で演奏するこ
とも可能な、7つの管弦楽のパートと5つの声のパートの全12章で構成されていま
す。これらはまた、演奏順序の入れ替えが可能なため、配置次第ではテクストの
意味に影響を及ぼすという“偶然性”も特徴的。ここではなんといっても元ベリ
オ夫人で現代作品のスペシャリストとして名を馳せたキャシー・バーベリアンの
参加が注目されます。カップリングは作曲から間もない時期の「コロ」。29のエ
ピソードからなるこの作品は、ベリオ自身が“進行中の作品”と述べており、
1964年作の「フォークソング」の要素とも強くリンクしたものとなっています。




<CAvi>
4260085 531431 \2180
ヘンデル:「アルチーナ」アリア&組曲
1.序曲
2. 愛しい人よ、どんなに私が貴方を愛したか話してあげなさい(アルチーナ)
3&4. 組曲
5.でも足枷をはめられ戻ってきた時には(アルチーナ)
6.シンフォニア(第3幕)
7.ああ、私の心よ!(アルチーナ)
8-11.組曲
12. ああ!ルッジェーロ、ひどい(アルチーナ)
13. 蒼白い亡霊よ(アルチーナ)
14.組曲
15. 私はもとのままよ(アルチーナ)
16&17.組曲
18. 私には涙が残されている(アルチーナ)
19.組曲
20. 私の苦しみを信じて(モルガーナ)
クリスティーネ・シェーファー(S)
ベルリン・バロック・ゾリステン
ライナー・クスマウル(Vn、音楽監督)
2008年10月イエス・キリスト教会(ベルリン)
知性と気品のソプラノ、クリスティーネ・シェーファーは、ドロットニングホル
ム宮廷劇場の夏の音楽祭で「アルチーナ」の素晴らしいタイトルロールを歌い、
バロック向きの歌手ではないという疑念を払拭しました。今回はベルリンの古楽
演奏界をリードするベルリン・バロック・ゾリステンと共に、この新録音を作り
上げました。ベルンハルト・フォルクは、このプロジェクトに入る前に入念にス
コアを研究。そして挑んだ録音は非常に新鮮で刺激的なものであったと、リーダ
ーのライナー・クスマウルは語っています。組曲でもアリア同様多様な楽曲が演
奏されますが、なんと言ってもこのCDの聴き所はシェーファーの熱唱でしょう。
鋭い視点で描き出すアルチーナ像。アルチーナの官能と愛の苦しみを強烈に聴か
せます。ここに収録されている6つのアリアには人間の感情のすべてが表現され
ています。アルチーナは、愛した男たちを獣に変えてしまう魔女。恋にうかされ
て惑わされて、激しく憎しみ、沈思にふけり、脅迫的な怒りを見事表しています。
またアルチーナの妹のモルガーナのアリア「私の苦しみを信じて」。モルガーナ
がオロンテに許しを乞い歌うアリアも含まれています。ヘンデル・イヤーを飾る
にふさわしい1枚。




<harmonia mundi>
HMU 907502 \2480
パーセル(1659-1695):ファンタジア集
ファンタジアI-XII、一つの音に基づくファンタジア、イン・ノミネ(6部)、
イン・ノミネ(7部)
フレットワーク
録音:2008年6月
フレットワーク久々の新譜。フレットワークは、1986年にデビュー、坂本龍一の
「スコラ」シリーズのバッハの巻でも取り上げられ、今再び注目度が増している
ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団。パーセルのファンタジア集は、演奏される機会は
少ないかもしれませんが、複雑な三重対位法、ドキッとするような不協和音など、
パーセルが、彼の同時代人よりも2歩も3歩も先を歩んでいたことを示す意欲的な
作品集です。フレットワークの面々は、複雑に絡み合う声部を見事に解きほぐし、
縦の線も横の線も実に見事なバランスで演奏しています。

HMU 907494 \2480
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
(1)ソナタ 変ロ長調 K.454
(2)ソナタ ト長調 K.379/ 373a
(3)フランスの歌「ああ、私は恋人を失った」の主題による6つの変奏曲
(4)ヴァイオリン伴奏のクラヴィーア・ソナタ ハ長調 K.296/ op.2-2
ペトラ・ミュレヤンス(Vn)、
クリスティアン・ベズイデンハウト(フォルテピアノ)
録音:2008年6月
フライブルク・バロック・オーケストラのコンミス、ミュレヤンスの久々のソロ
新譜。ハリとツヤのある音色はさすがです。フォルテピアノを弾くのは1979年南
アフリカ出身の逸材、ベズイデンハウト。ビルソンの下で研鑽を積み、ポール・
オデットの下で通奏低音を学び、21歳でブルージュのコンクールで優勝、聴衆賞
も同時に受賞し一気に世界的に注目される存在となっています。ミュレヤンスと
のアンサンブルの連携は見事、メロディーの合いの手や伴奏、どの音をとっても
完璧です。

HMC 902024 \2480
「VENEZIA, 1625」
G.B.フォンターナ(1571?-1630):
ソナタ第2番、第3番、第6番(原曲:ヴァイオリン・ソナタ)、
ウッチェッリーニ(1603-1680):
シンフォニアXX(ラ・ヴァーミンガルダ)、ソナタXXIV、
ベルガマスクに基づくアリア、シンフォニアXIV「ラ・フォスキーナ」、
シンフォニアXVII「ラ・ストゥチャルダ」他
ベルナルド・ストラーチェ(17世紀):シャコンヌに基づく即興演奏
メールラ:チャッコーナ、カンツォン「ラ・ストラーダ」
ロッシ:シンフォニアXIイン・エコー
ピッチニーニ:トッカータ2番
シュテーガー
古楽やモダンの垣根をひらりと越えて、リコーダー1本で世界を圧倒しつづけて
いるスター、シュテーガーの新譜。リコーダーでここまで技巧を楽しむことがで
きるとは!原曲がヴァイオリンのための書かれた作品もシュテーガーの手にかか
れば天衣無縫のリコーダー作品となって現れます。実に見事!10月には武蔵野市
民文化会館と兵庫県立芸術文化センターでの来日公演が予定されています。

HMU 807518(SACD-Hybrid) \2500
レクイエム
(1)ヘルベルト・ハウウェルズ(1892-1983):レクイエム
(2)エリック・ホワイテークル(b.1970):
三つの信仰の歌より「望み、信仰、命、愛」、
 「神よ、この素晴らしき日に感謝いたします」
(3)ドナルド・グラントハム(b.1947):私たちは彼らをおぼえます
(4)イルデブランド・ピツェッティ(1880-1968):レクイエム
(5)ステファン・パウルス(b.1949):ザ・ロード・ホーム
(6)エリザ・ギルカイソン(b.1950):レクイエム
コンスピラーレ
クレイグ・ヘッラ・ジョンソン&カンパニー・オブ・ヴォイシズ
録音:2005年10月
私たち人間と切っても切れない「死」をめぐるこれらの合唱作品を、名団体コン
スピラーレの美しい歌声で聴く1枚。名作の誉れ高いピツェッティの「レクイエ
ム」の演奏が特に見事。16世紀の対位法と、後期ロマン派の官能的な和声が融合
するスタイルで書かれており、古代の人々、現代を生きる人々の思いがシンクロ
するような不思議な世界が広がります。「怒りの日」では、聖歌の有名な旋律が
歌われるまわりを、美しく現代的な和声が彩ります。




<TAHRA>
FURT 2006 \2300
シューベルト:
(1)「ロザムンデ」 間奏曲第3番
(2)交響曲第8番 ハ長調「グレート」
フルトヴェングラー(指)
録音:(1)ウィーンPO(1944年6月3日)(2)ベルリンPO(1942年12月6-8日)
フルトヴェングラーの魅力爆発の演奏。「グレート」は51年の有名なDGG盤とは
まったく違う、56歳の気力も体力も充実しきった壮年期のフルトヴェングラーの
荒れ狂ったような驚異の名演です。(この曲をここまで劇的に演奏する必要があ
るのか?という疑問はつきまといますが・・・)「ロザムンデ」もウィーンフィ
ルの音が魅力的で録音も良好。

TAH 668 2枚組 \4600
(1)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(2)マーラー:さすらう若人の歌
(3)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番KV.219
(4)ブラームス:交響曲第1番
フランス国立響
(1)クーベリック(指)1956年2月29日
(2)シューリヒト(指)ユージェニア・ザレスカ(Ms)1958年2月20日
(3)シューリヒト(指)クリスチャン・フェラス(Vn)1955年2月3日
(4)ストコフスキー(指)1958年5月13日
いかにもTAHRAという絶妙なカップリング。録音はモノラルながらどれも優秀で
す。このCDのジャケット写真はこのオケを指揮するデジレ・エミール・アンゲル
ブレシュトのもので、収録されている音楽とは関係のないところもTAHRAらしい
ところです。アンゲルブレシュトは1934年3月13日にこのオケの初めてのコンサ
ートを指揮したので使われているものと思われます。




<Musica Lyrica>
ML 001 \2450
J.M.オトテール(ル・ロマン)(1674-1763):
フルートと通奏低音のための組曲集 第1巻(作品2)&第2巻(作品5)
(1)第1巻 組曲 第3番 ト長調 作品2の3
(2)第1巻 組曲 第4番 ホ短調 作品2の4
(3)第1巻 組曲 第1番 ニ長調 作品2の1
(4)第2巻 組曲 第1番 ト短調 作品5の1
(5)第1巻 無伴奏フルートのためのエコー 作品2 
(6)第2巻 組曲(ソナタ)第4番 ロ短調 作品5の4
前田りり子(バロック・フルート)
市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロベール・コーネン(チェンバロ)
録音:2008年6月
日本を代表する美しきフルート奏者、前田りり子の最新盤は、フレンチ・フルー
ト・スクールの始祖オトテール・ル・ロマン作品集。オトテールは、史上初のフ
ルート教則本を書き、ド・ラ・バールについで史上2番目のフルート曲集を出版。
その名声はヨーロッパ中に響き渡っていました。オトテールらフランスのフルー
ト奏者・製作家たちの手により誕生した円錐型バロック・フルートは、瞬く間に
ヴェルサイユの貴族達の心を魅了し、数々の名手を生みました。まさに、現代に
まで繋がるフルートのルーツを体感できるCDとなっています。前田のフルートの
ひたむきな音色、コーネンと市瀬が紡ぐ温かな通奏低音、見事なバランスの録音
です。




<DOREMI>
DHR 7951/3 3枚組 \5940
「マイケル・レビン第2集 / ライヴ演奏集成」
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
ラファエル・クーベリック(指)
シカゴ交響楽団
[1967年8月3日ラヴィニア音楽祭]
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調Op.63
アンドレ・ヴァンデルノート(指)
シカゴ交響楽団
[1968年7月11日ラヴィニア音楽祭]
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.14
チャールズ・ブラックマン(指)
ニューヨーク・ナショナル・オーケストラ・アソシエーション
[1950年4月7日カーネギー・ホール]
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.14より第1楽章
アルフレッド・ウォーレンスタイン(指)
ロサンジェルス・フィルハーモニック
[1953年サンタ・バーバラ(‘スタンダード・アワー’放送録音)]
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
トマス・シッパース(指)
ベルリン放送交響楽団[1969年6月15日]
モーハウプト:ヴァイオリン協奏曲
ディミトリ・ミトロプーロス(指)
ニューヨーク・フィルハーモニック
[1954年4月29日カーネギー・ホール]
クレストン:ヴァイオリン協奏曲第2番Op.78
トマス・シャーマン(指)
ニューヨーク・リトル・オーケストラ・ソサエティ
[1962年3月19日ニューヨーク、タウン・ホール]
=ドナルド・ヴォーヒーズ&ベル・テレフォン・アワー管弦楽団との共演集=
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043より第1楽章
/ ジノ・フランチェスカッティ(Vn)[1952年4月28日]
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64より第3楽章
[1955年5月16日]
マスネ:エレジー / ブライアン・サリヴァン(T)[1955年5月16日]
ブラームス=ハイフェッツ編:瞑想[1951年12月17日]
クライスラー:ウィーン奇想曲[1951年12月17日]
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28[1951年12月17日]
=ベルリンRIAS放送録音集=
パガニーニ:カプリース第5、9、13、14、17 & 24番[1961年10月17日]
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.27-3 [1962年10月30日]
スポールディング:無伴奏ヴァイオリンのためのトンボ [1962年10月30日]
ミヨー:ブラジルの郷愁より第8番ティジューカ [1962年10月30日]
シマノフスキ:神話Op.30よりアレトゥーサの泉 / ローター・ブロダック(P)
[1962年10月30日]
夭折の天才ヴァイオリニスト、レビン(1936-1972)を味わい尽くすファン狂喜の
セットがDOREMIよりふたたび登場です。前回のソナタ(DHR.7715)から、この第2
集では、クーベリックとのブラームスをはじめ、シッパースとのブルッフなど
など協奏曲ライヴがメインというのも嬉しいかぎり。フィルアップの小品まで
貴重な録音を集めに集めて贅沢にもCD3枚分。これは見逃せません。




<ORFEO>
ORFEOR 735091 \2080
STEREO/MONO
ヴェルディ:「運命の力」,「仮面舞踏会」
プッチーニ:「トゥーランドット」
ベートーヴェン:「フィデリオ」
ワーグナー:「神々の黄昏」
からの場面
イングリッド・ビョーナー(S)
エリアフ・インバル(指) レオポルト・ハーガー(指) 
ネッロ・サンティ(指)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)
バイエルン国立管弦楽団
録音:1967-76年
ノルウェイ出身の名ソプラノ、イングリッド・ビョーナー(1927-2006)は、
1960、70年代にドラマティックソプラノとして活躍しましたが、実力のわりに
録音が少なく、日本ではその真価が伝わっていませんでした。このCDには、彼
女の全盛期のバイエルン国立歌劇場でのライヴ録音が集められています。注目
は、サヴァリッシュが指揮をした1976年6月30日の「神々の黄昏」でしょう。
プロローグの二重唱(ジークフリートはジーン・コックス)と第3幕の幕切れ(最
後まで収録されていますので、サヴァリッシュの指揮もたっぷり楽しめます)の
合計30分強を収録。ビョーナーの瑞々しくも凛々しいブリュンヒルデは実に見
事。同じくサヴァリッシュ指揮の「フィデリオ」は1974年7月26日のライヴ。
ビョーナーのイタリアオペラの録音は今まで余りありませんでした。「運命の
力」は1974年2月3日のライヴ。若い頃のインバルが指揮。「仮面舞踏会」は
1970年2月15日のライヴ。指揮はなんとハーガー。そして「トゥーランドット」
は、1967年3月30日のライヴ(これのみモノラル)。この頃まではドイツ語の上演
で、ジーン・コックスのカラフ、クレア・ワトソンのリューと、かなり面白い
キャストです。ビョーナーの北欧の声は、まさに氷の姫君、ゾクゾクさせられ
ます!

ORFEOR 685091 \2080
MONO/STEREO
リーザ・デラ・カーザ アリア集
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」,「イドメネオ」
ワーグナー:「マイスタージンガー」
アイネム:「ダントンの死」
R.シュトラウス:「カプリッチョ」,「アラベラ」
からの場面
リーザ・デラ・カーザ(S)
カール・ベーム(指) ヤロスラウ・クロンプホルツ(指) 
ハインツ・ワルベルク(指)
ヨゼフ・クリップス(指) ジョルジュ・プレートル(指) 
ヨゼフ・カイルベルト(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
録音:1955-71年
1960年代のドイツを代表するソプラノの一人、リーザ・デラ・カーザがウィー
ン国立歌劇場で歌った舞台のライヴ録音です。注目は、まず「マイスタージン
ガー」。1961年5月27日の公演で、オットー・ヴィーナーのザックス、ヴォル
フガング・ヴィントガッセンのヴァルター、指揮はハインツ・ワルベルク。
「アラベラ」は1964年6月21日の公演で、ヨゼフ・カイルベルトの指揮。
ORFEO D’ORからは1958年のザルツブルク音楽祭での全曲録音がCDされていま
すが、もちろんそれとは別の演奏。「ダントンの死」は、1967年11月9日の公
演で、ヨゼフ・クリップスの指揮。「イドメネオ」は1971年3月14日の公演で、
指揮はヤロスラウ・クロンプホルツ。海賊盤で出回っているものと同一と思わ
れます。これのみステレオ録音。「ドン・ジョヴァンニ」は、1955年の歌劇場
再建記念公演でのもので、BMGからCDになっていたもの。ドイツ語による上演
です。「カプリッチョ」は1964年3月21日の公演で、ORFEOR 734082で全曲盤の
出ているもの。




<CSO・RESOUND>
=シカゴ交響楽団ライヴ=
CSOR 901906 \2700
CSOR 901908(SACD-Hybrid) \3250
(1)プーランク:グローリア
(2)ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」全曲
(1)ジェシカ・リヴェラ(S)
シカゴ交響合唱団(合唱指揮:デュアイン・ウルフ)
ベルナルド・ハイティンク(指)
シカゴ交響楽団
録音:2007年11月8、9 & 10日
シカゴ、シンフォニーセンター、オーケストラ・ホール(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:クリストファー・ウィリス
2009年3月4日に80歳の誕生日を迎えた現代屈指の巨匠ハイティンク。最強の手
兵シカゴ響の首席指揮者としてすでに3シーズン目に入り、ますますの充実ぶり
をみせるマエストロによるCSO RESOUND最新アルバムは、プーランクにラヴェル
というシリーズ初のフランスもの。
「ダフニスとクロエ」は古代ギリシアの恋愛物語を念頭に、ラヴェルがディア
ギレフ率いるロシア・バレエ団のために作曲したバレエ音楽。1912年に全曲の
初演が行なわれ、1923年にはシカゴ響も第2代音楽監督ストックのもと、第2組
曲を定期公演で初めて取り上げています。さらに、当オケは1928年1月20日と
21日に、この第2組曲を当時アメリカ楽旅中であったラヴェル自らの指揮で演
奏しています。
これよりシカゴ響にとって「ダフニスとクロエ」は格別ゆかりあるプログラム
となったのでしょう。録音ではやはりその第2組曲に集中している感があり、
フランス音楽のレパートリー拡大に努めた第7代監督マルティノンが1964年に、
続いて第9代監督バレンボイムが1991年にセッション録音しているほか、1958
年にはジュリーニが、また第二の楽団黄金期を築いた第8代監督ショルティも
セッション録音こそ残さなかったものの1987年に、いずれもライヴを楽団の自
主制作盤という形で残しています。
いっぽうのハイティンクもまたRCO時代の初期よりラヴェルを好んで取り上げ
ており、主要な管弦楽作品をRCO、のちにボストン響とセッションで録音して
いることからも、エキスパートを自認していることがうかがい知れます。なか
でも当作品への入れ込みようは相当なもので、RCOとは、まず1961年に第1、
第2組曲をセッション録音、さらに1971年に第2組曲をセッションで再録音、
1989年には全曲をボストン響とセッション録音しています。
実演でも2005年にバレンボイムが第2組曲を取り上げて以来となる、シカゴ響
による「ダフニスとクロエ」。以上のような背景からも、経験ゆたかなハイティ
ンクと、等しく代々演奏の系譜を連ねてきたシカゴ響との顔合わせによる最新
録音は、おおいに期待を抱かせる内容といえるのではないでしょうか。
カップリングは、全3回の公演を通じて当日前半のプログラムとして演奏された
プーランクの「グローリア」。ヴィヴァルディによる同名の宗教曲を手本にし
ながらも、洒脱なセンスにあふれたプーランクの個性がよく出たこのナンバー
は、いきなり重厚な弦楽セクションに乗せてブラスが絢爛豪華に鳴り渡る開始
早々、まさしくシカゴ響向きといえる内容。また同時に、ここでは総勢150人に
も及ぶシカゴ・シンフォニー・コーラスの活躍ぶりも大きな聴きどころとなっ
ています。加えて、当公演(アルバム)でCSOデビューを果たしたリヴェラ。ア
ダムズやゴリホフのオペラで注目されるアメリカの成長株が、中空を舞うよう
に魅力的な歌唱で華を添えます。




<haenssler>
98 572 \2080
「“元気に歌う”-男性合唱のためのロマン派の音楽」
(1)フリードリヒ・ジルヒャー(1789-1860):
元気に歌う / 不誠実 / 喜びとともにいずこへ / 菩提樹 / 舟歌 / 酒の歌 /
わたしの両手をとって / ターラウのエンヒェン
(2)ベートーヴェン:夜への讃歌 / こちらへと夜がほのかに更けゆく
(3)モーツァルト:友よいざ(同盟の歌)
(4)シューベルト:夜 / あこがれ
(5)メンデルスゾーン:
夕べのセレナード / 舟行 / 狩人の別れ / 酒宴の歌 / トルコの酒場の歌
(6)シューマン:カノン風リトルネッロ“薔薇は露に濡れ”Op.65-1
(7)ウェーバー:リューツォの荒々しい狩り
(8)ヨハネス・ゲルプケ(1846-1903):帰郷
(9)コンラディン・クロイツァー(1780-1849):羊飼いの日曜日の歌
(10)ドミトリ・ボルトニャンスキー(1751-1825):愛の力
(11)クルト・リスマン(1902-1983):葡萄を摘んでかごに入れ
クラウス・ブロイニンガー(指)ディー・マイスタージンガー
録音:1998年7月5-7日、14-16日ホンラート、福音史家教会
その名も“名歌手たち”というグループ名のアンサンブルは、リリングの宗教
曲でおなじみの名門ゲヒンガー・カントライの男声セクションから派生した合
唱団(1998年創設)。ここではロマン派の無伴奏男性合唱のナンバーをうつくし
く力強いハーモニーで歌い上げています。ベートーヴェンの2曲は翻案。オリジ
ナル作品に混ざって、なかには「夜への讃歌」のように「熱情ソナタ」の第2楽
章のメロディを歌うといったユニークな作品もふくまれています。

98 590 \2080
「“おお、御身の世のなんという美しさだろう(夕映えのなかで)”
-男性合唱のためのロマン派の宗教音楽」
(1)シューベルト:夕映えのなかでD.799
(2)フリードリヒ・ジルヒャー:讃歌“主に向けて喜ばしき声をあげよ”
(3)コンラディン・クロイツァー:神を求めて
(4)ハンス・ゲオルク・ネーゲリ(1773-1836):モテット“人の齢は短く”
(5)ウィリ・トラップ(1923):主に向かいて歓喜せよ
(6)アウグスト・エドゥアルト・グレル(1800-1886):
主よ、あなたの慈悲深さははるか遠くにまで届き / 憐れみ深く、恵みに富み
(7)メルヒオル・ヴルピウス(1570-1615):ああ、汝の恩寵もて
(8)ジルヒャー:それでは、わが両手を取りて
(9)クロイツァー:羊飼いの日曜日の歌
(10)ヴィルヘルム・キーンツル(1857-1941):迫害に耐える者に安らぎが
(11)ベートーヴェン:自然における神の栄光
(12)ジルヒャー:サンクトゥス
(13)ボルトニャンスキー:愛の力
(14)ヨハン・クリスティアン・ハインリヒ・リンク(1770-1846):
ほめたたえ、崇拝せよ
(15)パウル・ガイルスドルフ(1890-1976):鐘楼守の歌
(16)フランツ・ヴィルヘルム・アプト(1819-1885):星空の彼方に
(17)ミヒャエル・ハイドン:「偉大なる、おお神よ、汝の慈愛に満ちた御業は」
(18)シューベルト:
愛による至福 / 「ドイツ・ミサ」よりハイリッヒ(聖なるかな)
(19)リスト:東方は神のものなり
(20)メンデルスゾーン:
2つの宗教合唱曲(死者は幸いである / 目覚めた人々は天空の星のように輝き)
クラウス・ブロイニンガー(指)ディー・マイスタージンガー
録音:2007年9月4-16日&10月5-7日、2008年6月14日
シュパイアー・アム・ライン、司教座教会音楽学校の礼拝堂
およそ10年ぶりの新録で、前作「男性合唱のためのロマン派の音楽」(98.572)
の姉妹作ともいうべき内容。有名無名を問わず、リリングのもとで膨大な宗教
作品を手掛けてきた当アンサンブルにとってはもっとも得意とするところ。こ
こに収録された曲をじっさいに取り上げる合唱学習者にとっても最適のアルバ
ムといえるでしょう。

98 515 \2080
「夜が明ける-有名合唱曲集」
黄金の太陽は、喜びと幸せに満ちて /夜が明ける / 我、汝に感謝す /
主をたたえよ、すべてのかれの栄光を / 汝にこそ喜びあり / 汝に、エホバよ、
われは歌わん ほか全19曲
ゲルハルト・ヴィルヘルム(指)シュトゥットガルト聖歌児童合唱団
エックハルト・ワーグナー(Org)
録音:1986年9月ルートヴィヒスブルク、カールシェーエ教会
ブックレットにドイツ語歌詞つき。

93 904(DVD-Video) \2850
字幕:日独英
ハイドン:
交響曲第96番 ニ長調 Hob.I-96
交響曲第101番 ニ長調 「時計」 Hob.I-101
交響曲第1番 ニ長調 Hob.I-1
ロジャー・ノリントン(指)
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
収録: 2008年10月23,24日
+特典映像「ロジャー・ノリントン シュトゥットガルトとバークシャーを行
き交う指揮者」(43'45")
ハイドン・イヤーに待望のDVDが登場です!ノリントンが手兵シュトゥットガル
ト放送交響楽団を指揮したハイドンの交響曲3曲です。「奇跡」の愛称で知られ
る96番と、「時計」の101番、そして最初期の第1番。いつも通りノリントンは
「ピュアトーン」の快い響きを用いつつ、ハイドンならではのユーモアを随所
に織り込み、最高の演奏に仕立ててくれています。ノリントンも楽団員も楽し
そうに演奏している様子を映像で見ると、聞いている方もすっかり幸せになれ
ます。
特典映像は、リハーサル風景に加え、ノリントンのシュトゥットガルトでの生
活の様子、さらに英国バークシャーの自宅まで見ることができます。シュトゥ
ットガルト放送交響楽団の楽団員がバークシャーの家に招かれた時、楽団側か
らちょっとしたプレゼントが渡されるのですが、これはノリントン好きが見れ
ば大笑いするようなもの。様々な点でノリントンの人柄の魅力を伝えるドキュ
メンタリーです。




<harmonia mundi>
HMC 902013 2枚組 \3780
テレマン(1681-1767):ブロッケス受難曲(全曲)
ルネ・ヤーコプス(指)
RIAS室内合唱団、ベルリン古楽アカデミー
ダニエル・ベーレ(T/福音史家、信仰心VI)、
ヨハネス・ヴァイサー(Br/イエス、信仰心V)、
マリー=クロード・シャピュイ(Ms/ユダ、信仰心III、娘I)、
ドナート・ホーヴァール(T/ペトロ、ピラト、信仰心IV、)、
ブリギッテ・クリステンセン(S/シオンの娘I、信仰心I、マリア、女I)、
リディア・トイシャー(S/シオンの娘II、信仰心II、娘II)
録音:2008年3月
ブロッケスは、18世紀ドイツ文学界の重要人物。彼が書いたこの受難曲のテキ
ストには、テレマンのほかにも、ヘンデルやカイザー、マッテゾンら13人もの
作曲家が付曲しています。テレマンの受難曲は1716年4月2日に初演、大成功を
おさめ、かの大バッハ1739年(45歳頃、自らがマタイ・ヨハネ両受難曲を作曲
した後)に全曲を写譜して研究したほどに有名曲となりました。ヤーコプスは、
人間味豊か、絡み合う音が魅力のテレマンの名作を、大変見事に、瑞々しく現
代によみがえらせました。
序曲は器楽によるシンフォニア。まるでオーボエ協奏曲のような充実したシン
フォニアを、名団体ベルリン古楽アカデミーで聴けるとは!バッハの受難曲が
福音書家の役割が非常に大きいのに対し、テレマンの作品は、それぞれのソリ
ストが「信仰心」という役割を持ち、場面場面で、二重唱や三重唱で信者(=
わたくし)の心を代弁、活躍します。イエスが十字架上で「わが神、わが神、
なぜ私をお見捨てになったのですか」と言う場面は、実に人間味に溢れていて
ドラマティック。終曲コラールでは、トランペットの響きも高らかに、イエス
の死による私たちが罪から救い出されるということを力強く讃美していて、大
変輝かしい終結となっています。ヤーコプスの完璧なコントロールの指揮の下、
歴史的名曲に理想的な名演が誕生しました。資料としても大変貴重なセットです。




<AMBROISIE>
AM 152 \2500
ラモー:インドの優雅な国々
(1)第1コンセール (2)第2コンセール (3)第3コンセール 
(4)第4コンセール (5)第4アントレ-「未開人」
クリストフ・ルセ(チェンバロ/使用楽器:Jean-Henry Hemsch(1700-1769)・
PARIS1761)
録音:2007年2月
鬼才ルセによるチェンバロ・ソロ最新盤。「優雅なインドの国々」は、バレエ
音楽としてBoivin社から出版されました。1990年にFuller&Gustafsonによって
出版されたフランス鍵盤音楽集(1699-1780)には、このBoivin社に収録されて
いるのと同じ曲が含まれています。その総数37、ルセはここから本来器楽向き
ではない作品を一つカットし、36曲を収録しています。管弦楽のために書かれ
たこの「優雅なインドの国々」ですが、まるでもともとチェンバロのために作
曲されていたかのような楽曲もあり、興味津々の録音となっています。ルセの
抜群のリズム感、激しい和音連打などの華麗なテクニックが堪能できます。

AM 179 \2500
マリー=アントワネットの音楽会
(1)ペトリーニ:スペインのフォリアによる12の変奏曲
(2)グルック:エウリディーチェを失って
(3)クルムフォルツ:傷ついた恋人、深遠なる夜
(4)カルドン:ソナタ 変ロ長調 op.7-1
(5)クルムフォルツ:ソナタ
(6)ドーヴェルニュ:三つのシャンソン
(7)ヨセフ=ブーローニュ・ドゥ・サン=ジョルジュ:
フルートとハープのためのソナタ変ロ長調
(8)マリー=アントワネット:「それは私の恋人-C’est mon ami」
(9)モーツァルト:鳥たちよ、毎年KV 307/284d
(10)デュセック:ハープのためのソナティヌno.5
(11)パイジェッロ:間奏曲
(12)グレトリ:むごい運命にも
(13)マルティーニ:愛の喜び
(14)モーツァルト:ハーモニカと管弦楽のためのアダージョKV 356/617a
サンドリーヌ・シャトロン(ハープ[エラール社製、シングル・アクション・
ハープ(1799年)])
イザベル・プルナール(ソプラノ) 
ジャン=フランソワ・ロンバール(テノール)
ステファニー・パウレ(Vn) 
アメリー・ミシェル(リコーダー)
録音:2008年6月
アントワネットさまのサロンで開かれていた音楽会の再現を試みるアルバム。
当時つくられた楽器を用いて、典雅な世界を楽しむことができます。楽器もす
べてアントワネットの時代のもの。



<DOREMI>
DHR 7964/9 6枚組 \9980
「アイダ・シュトゥッキ、モーツァルト録音集成」
=ヴァイオリン協奏曲集=
第1番変ロ長調K.207、第2番ニ長調K.211
 グスタフ・ルント(指)シュトゥットガルト・プロ・ムジカ管弦楽団[1951年]
第3番ト長調K.216
 エーリヒ・シュミット(指)ベロミュンスター放送管弦楽団[1959年ライヴ]
第4番ニ長調K.218
 エーリヒ・シュミット(指)チューリヒ放送交響楽団[1971年ライヴ]
第5番イ長調K.219「トルコ風」
 エーリヒ・シュミット(指)チューリヒ放送交響楽団[1959年ライヴ]
第7番ニ長調K.271a(疑作)
 ヴィクトル・デザルツェンス(指)ローザンヌ室内管弦楽団[1950年]
協奏交響曲変ホ長調K.364
 ヘルマン・フリードリヒ(Va)
ピエール・コロンボ (指)チューリヒ放送交響楽団[1958年ライヴ]
=ヴァイオリン・ソナタ集=
第24番ハ長調K.296 / 第25番ト長調K.301 / 第26番変ホ長調K.302 / 第27番
ハ長調 K.303 / 第28番ホ短調K.304 / 第29番イ長調K.305 / 第30番ニ長調
K.306 / 第32番ヘ長調K.376 / 第33番ヘ長調K.377 / 第34番変ロ長調K.378 /
第35番ト長調K.379 / 第36番変ホ長調K.380 / 第40番変ロ長調K.454 /
第41番変ホ長調K.481 / 第42番イ長調K.526 / 第43番ヘ長調K.547
以上すべてクリストフ・リースケ(P)[1977年スイス・ヴィンタートゥール、
シュタットハウスにおけるライヴ]
「私にとっての特別な先生は、生涯を通じて私にインスピレーションを与え続
けてくれています。」―アンネ=ゾフィー・ムター
1921年カイロ生まれのアイダ・シュトゥッキは、スイスのヴァイオリニスト。
アイダの名は、美声の持ち主でイタリア・オペラをこよなく愛した、シチリア
出身の母によって授けられたもの。まず、ドイツの指揮者、ヴァイオリン奏者
エルンスト・ウォルタースに師事。さらにカール・フレッシュに、また、バル
トークと親交のあったシュテフィ・ガイヤーにも師事しています。ソリストと
しての活動のほか、室内楽ではクララ・ハスキルとも共演、ピナ・ポッツィと
はデュオを組んでいますが、なにより、シュトゥッキの名をわたしたちに強く
印象づけることになったのが、教え子アンネ=ゾフィー・ムターの存在。
このたびのCD化の道を開いたDOREMIレーベル主催ジェイコブ・ハーノイ氏宛て
のムターによる署名入りの手紙にはこうあります。
「アイダ・シュトゥッキのアーティストとしての評価は、避けては通れないも
のであると同時に、遅れてもいます。彼女の芸術的手腕は時間を超越してイン
スピレーションを与えてくれるものです。彼女の解釈は魅惑的な音色と、作曲
家の願望に深い洞察に結びついた彼女個人の本能をも含んでいます。私は、こ
の偉大なるヴァイオリニストを心から賞賛します。これらの録音はすべての弦
楽器奏者と音楽愛好家にとって必携です。」
シュトゥッキを語るとき、この言葉以上にたしかなものはないでしょう。ピリ
オド原盤(第1、第2、第7番)とライヴ音源とで協奏曲が全曲揃うほか、ソナタ
も16曲とモーツァルトばかりまとめてCD化されるのはなんとも喜ばしいこと。
ムターがここまで云うほどのヴァイオリニストとは。ぜひ、この機会に確かめ
られてはいかがでしょうか。



<BIS>
BIS SA 1736(SACD-Hybrid) \2500
ヘンデル:グレート・コーラス
(1)〈エジプトのイスラエル人〉より「民は聞きて」
(2)〈アレクサンダーの饗宴〉より「空に轟き」
(3)〈陽気の人、ふさぎの人、温和の人〉より「ならば陽気な鐘を鳴らせ」
(4)〈サムソン〉より「ヤコブの神エホバよ」「輝かしいセラフィムよ」
(5)〈ベルシャザル〉より「おお王よ、思い出せ」
(6)〈アタリア〉より「御神の力を」
(7)〈ヘラクルス〉より「嫉妬、地獄の悪病」
(8)〈ヨシュア〉より「見よ、勇者は帰りぬ」
(9)〈ユダス・マカベウス〉より「敵は倒れる」
(10)〈ソロモン〉より「ナイチンゲールの合唱」
(11)〈テオドラ〉より「彼はすてきな若者を見た」
(12)〈メサイア〉より「ハレルヤ」
(13)〈ジョージ2世のための戴冠式アンセム〉より「司祭ザドク」
デーヴィッド・ヒル(指)バッハ・コアイアー、イングリッシュ・コンソート、
キャロリン・サンプソン(Sop)、ロビン・ブレイズ(A)
様々な分野で傑作を残したヘンデルですが、やはり合唱作品に格別な魅力があ
ると申せましょう。ここでは〈メサイア〉のハレルヤ・コーラスをはじめ、彼
の合唱を満喫できます。また、〈ユダス・マカベウス〉の楽曲として知られる
「見よ、勇者は帰りぬ」のオリジナルである〈ヨシュア〉などが聴けるのも貴
重。独唱部にはBCJでもおなじみのサンプソンとブレイズが参加しているのも
豪華の極みです。

BIS SA 1704(SACD-Hybrid) \2500
メンデルスゾーン:交響曲第2番変ロ長調 Op.52「讃歌」
ジュディス・ハワース(Sop) ジェニファー・ラーモア(Ms) 
クリストフ・プレガルディエン(Ten) 
コール・ヴェスト、デンマーク国立合唱団、
アンドルー・リットン(指)
ベルゲン・フィル、同合唱団
(2008年4月ライヴ)
メンデルスゾーンの交響曲第2番は、他の4作と異なり3人の独唱と合唱を含み、
作曲者自身「交響カンタータ」と称しています。印刷発明400周年の祝典のた
めに作曲され、歌詞は旧約聖書のドイツ語訳によっています。2008年4月23日
と24日にノルウェーのベルゲンで行われたコンサートのライヴで、ラーモア、
プレガルディエンといった古楽界のスターが参加、絶妙な効果をあげています。

BIS SA 1759(SACD-Hybrid) \2500
フルートと中国民族合奏団の競演
(1)鐘耀光:旋回舞曲/フルート協奏曲
(2)伝承曲(周成龍編):帝女花
(3)馬水龍(陳シュアンホ編)竹笛協奏曲(ピッコロ版)
(4)黄翊  (彭修之編):花好月円(ピッコロ版)
(5)トウ雨賢(瞿春泉編):望春風
シャロン・ベザリー(Fl) 
鐘耀光(指)
台北中国楽団、劉宏祐(古筝) 蔡郁芬(揚筝) 葉淑禎(中阮)
今や世界屈指のフルート奏者となったシャロン・ベザリーが驚きの企画に挑戦
しました。中国伝統の竹笛に基づく作品を現代フルートで演奏、さらにバック
は中国民族楽器のオーケストラ。東洋の伝統と西洋の楽器の不思議なコラボが
オシャレ。親しみやすい曲ばかりで、BGMとしてもスグレモノです。

BIS 1686 \2380
カレヴィ・アホ:
(1)質問状-メゾソプラノと室内管弦楽のための組曲(2006)
(2)ヴィオラ協奏曲(2006)
(3)交響曲第14番「儀式」(2007)
モニカ・グロープ(Ms) アンナ=クレーッタ・グリバイツェヴィチ(Va) 
ヘルマン・レフバーガー(ダブラッカ、ジェンベ、銅鑼)
 ヨーン・ストルゴーズ(指)
ラップランド室内管弦楽団
BISが力を注ぐ現代フィンランドの大作曲家カレヴィ・アホ(1949)の最新作集。
交響曲第14番は室内管弦楽ながら、アフリカやアラブ起源の打楽器を用い、不
可思議な音響を作り上げています。北極圏ラップランドのオーケストラも興味
津々です。

BIS 1694 \2380
フレドリク・パーシウス:男声合唱曲集
希望の日/学生歌/北の若者/フィロメラ/ヨナス・ペロンに/C.M.ベルマン
の3つの歌(パーシウス編)/不安/フィンランド主題による幻想曲/春の想い/
私は今一度/山から響く晩鐘/美しき水車小屋の娘/憂鬱に/子守歌/フィン
ランドの歌/フィンランド賛歌/わが祖国(フィンランド国歌)ほか
ヘンリク・ヴィクストレム(指)
アカデミスカ・ソングフェレニンゲン、シャロン・ベザリー(Fl) 
4z and Audio四重唱団
今年はフィンランド国歌(エストニア国歌も)の作曲者フレドリク・パーシウス
の生誕200年にあたります。もともとドイツ人ながら60年近くフィンランドに
住んだパーシウスは、「フィンランド音楽の父」と称されています。彼の作品
の録音は、あまり多いとはいえませんでしたが、ここでまとまった合唱曲集が
歓迎の登場となります。歌詞もスウェーデン語、フィンランド語、ドイツ語、
フランス語と多様。パーシウス自身が1838年に創立した合唱団アカデミスカ・
ソングフェレニンゲンが充実の響きで酔わせてくれます。

BIS 1818 2枚組(1枚価格) \2380
ハイドン:序曲全集
アチデ/薬剤師/漁師の娘たち/裏切られた誠実/神々の忠告/フィレモンと
バウキス/トビアの帰還/突然の出会い/大火事/月の世界/真の貞節/無人
島/報われた誠/騎士オルランド/アルミーダ/十字架上のキリスト最後の
7つの言葉/オルフェオとエウリディーチェ/天地創造/四季より「秋」の
序曲(オリジナル版)/同「冬」への序曲(オリジナル版)
マンフレート・フス(指)
ハイドン・シンフォニエッタ・ウィーン
かつてKoch Schwannからリリースされていた音源がハイドン記念年に2枚組1枚
価格で再登場。彼は多くの歌劇を残しましたが、今日親しまれているものはほ
とんどありません。ここではそれらの序曲を集めた好企画。ハイドンならでは
の快活で明るい音楽に魅せられます。またこの多くが、後に交響曲へ転用され
ているのを実感するのも興味深い楽しさです。




<Praga Digitals>
PRDDSD 250250(SACD-Hybrid) \2780
マルティヌー:
(1)ピアノ四重奏曲H.287
(2)ピアノ五重奏曲第1番H.229
(3)同第2番 H.298
イヴァン・クラーンスキー(Pf) コチアンSQ
録音:(1)2008年3月19-20日 (2)2008年10月12、17日 (3)2007年3月31日
プラハ、マルティヌー・コンサートホール
多作家で知られるマルティヌーはピアノ五重奏曲も2篇残しています。いずれも
四楽章構成の大規模な本格的作品で、聴き応え満点。初期の第1番は当時流行し
ていたジャズの影響の濃いモダンな作品。第2次世界大戦中の第2番とピアノ四
重奏曲はチェコの民族色香る軽快な作品ですが、どこか不安な雰囲気に満ちて
います。チェコきっての名手クラーンスキーとコチアンSQが見事なアンサンブ
ルを聴かせてくれます。



<KII>
KDC 22 \1650
(1)モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲 K.620
(2)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 作品15
(3)シベリウス:即興曲 作品5の5
舘野泉(ピアノ)
渡邉暁雄指揮日本フィルハーモニー交響楽団
[録音:1980年5月24日/東京文化会館(ライヴ)]
今日左手のピアニストとして活躍する舘野泉が1980年の若き日、デビュー20周
年を記念して行なったコンサート幻のライヴ。大反響のラフマニノフに次いで
の第2弾は大曲ブラームスのピアノ協奏曲第1番。
オーケストラが渡邉暁雄指揮日本フィルというのも非常な魅力。渡邉氏のブラ
ームスのピアノ協奏曲第1番はここでしか聴くことができませんが、緊張感にあ
ふれた大きな音楽作りがさすが巨匠。また「魔笛」序曲も氏ならではの人間的
温かみに満ちた滋演。
舘野の演奏も雄大かつ緊張感あふれ、難技巧の要求されるこの協奏曲を余裕で
征服しています。表現もナイーヴで清潔感に満ちています。渡邉暁雄のサポー
トともども、二大巨匠によるこれほどの充実の名演が埋もれてきたのは驚きの
限り。
もともとレコード発売を前提としていたため、録音も本格的。会場にいるかの
ようなリアルなサウンドを再現しています。
加えて、アンコールとして弾かれたシベリウスの小品も絶品。若き舘野の至芸
を味わえます。

<HUNGAROTON>
HCD 32563 \2080
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):
(1)インテルメッツィ「ペリッカとヴァッローネ」
(2)同「レオンツィオとエウリッラ」
[イタリア語歌唱]
ベルナデット・ヴィーデマン(Ms ペリッカ、エウリッラ)
ラースロー・イェクル(Bs ヴァッローネ、レオンツィオ)
サヴァリア・バロック・オーケストラ(同時代楽器使用)
アーグネシュ・ヴァーライアイ(Cem)
パール・ネーメト(指)
録音:2008年4月14-16日、5月7-8日フンガロトン・スタジオ
舞台用のインテルメッツィは、オペラ・セリアの幕間に、あるいは幕中の舞台
転換の間じゅうに演奏された、2名または3名を伴う形の、1幕乃至3幕の室内オ
ペラのこと。その目的はオペラ・セリアの悲劇的な筋書きにコメディの要素を
加えたり、舞台上で繰り広げられる出来事の劇的な連鎖に、短い“間奏”をた
だ挿入したりするためのものでした。ありふれたキャラクターに、日常的なシ
チュエーションの親しみやすさから、しばしばオペラ・セリア本編以上の人気
を集めたといいます。
のちのオペラ・ブッファを準備する意味で重要な役割を担うインテルメッツィ。
このジャンルを発展させた代表的な巨匠には、群を抜いた数のオペラとカンタ
ータの創作で知られたアレッサンドロ・スカルラッティもいました。使用人ふ
たりの発展してゆく恋愛模様を描いた「ペリッカとヴァッローネ」と、恋人た
ちの口げんかがコミカルな「レオンツィオとエウリッラ」。世界初録音となる
2曲は、順にドランマ・ペル・ムジカ(音楽のための劇)「スペインのスキピオ」
「マルクス・アティリウス・レグルス」のインテルメッツィとして書かれたも
ので、各ナンバー長くても4分半、短いものは15秒というレチタティーヴォの
間にアリアと二重唱が挟まれる形で進み、最後は二重唱で閉じられます。古楽
ファンにはおなじみのネーメトらによる演奏は新鮮な息吹を感じさせ、その魅
力をいまに伝えるすぐれた内容。

HCD 32618 \2080
ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630):金管楽器のための室内楽
(1)金管のための音楽 組曲 / カンツォーナ / 組曲 / イントラーダ(3曲)/
カンツォーナ
(2)組曲
(3)バンケット・ムジカーレ(音楽の饗宴)より4声の舞曲集
(4)小組曲
(5)ブラス・アンサンブルのためのコラール集
ガーボル・コムロッシ(Tp)
エヴァルト金管五重奏団
レヴェンテ・バコー、タマーシュ・タルコー(Tp)
アンドラーシュ・コヴァルチク(Hrn)、ペーテル・マジャル(Tb)
アッティラ・ペレステジ(Tub)
録音:2008年9月10-14日フンガロトン・スタジオ
17世紀の音楽ライター、プリンツによると、J.S.バッハ以前にドイツで活躍し
たもっとも重要な作曲家であるシュッツ、シャインとシャイト。3人はほぼ同時
期(1585-1587年)に生まれ、地理的に近い場所で活躍し、互いに面識もあり、
なかでもシュッツとシャインは親友ともいえる間柄であったと伝えられていま
す。シュッツがおもに教会音楽の作曲家とすれば、シャインのほうは大雑把に
言って、等しく宗教作品と世俗作品とに分けられるという特徴があります。そ
の大部分を占めるのが声楽曲であり、器楽のみの作品はごくわずかしかなく、
内容的には初期の世俗声楽曲(ウェヌスの花環、シオンのシンバル)に添えられ
たもの、または独立した付随的な小品集(結婚式のための音楽)として、あるい
は「音楽の饗宴」の一部として出版されたものです。このアルバムは、変奏組
曲史上の最高傑作のひとつとされる「音楽の饗宴」ほか、すべて4楽章からな
る「組曲」など器楽作品のエッセンスを収めたもので、世界初録音を含む貴重
な内容。演奏は1996年にブダペストのフェレンツ・リスト音楽院のかつての学
生たちで結成されたアンサンブル。やわらかい音色が美しく溶け合い、あたか
もコーラスをほうふつとさせます。

HCD 32583 \2080
「祝福されしベアトリクス、1508-2008
/ティンクトリスとストーケムの作品集」
ティンクトリス:
「祝福されしベアトリクス」、ミサ曲「ロム・アルメ」、「おお、処女よ、
我らを憐れみたまえ」、「主はその腕で力をふるい」、「エレミアの哀歌」、
「崇高なる玉座の処女」
ストーケム:「めでたし海の星」、「祝福されし聖母のグロリア」
作曲者不詳:ミサ曲「ロム・アルメ」より第6曲「サンクトゥス」(冒頭)
ヴォーチェス・エクァレス(声楽アンサンブル)、ゾルターン・ミセイ(Org)
録音:2008年1月ブダペスト歴史博物館、城砦博物館、ゴシック礼拝堂
1458年に即位したハンガリー王マーチャーシュ1世は、ハンガリー王国最大の版
図を獲得。文化振興を奨励し、首都ブダをルネサンス文化の一大中心地として、
中世ハンガリー文化の最盛期を築きました。ストーケムはこの王に仕えた楽長
でした。1508年に死去した、その后ベアトリクスは、ナポリ王フェルディナン
ド1世の娘で、ティンクトリスの愛弟子。同時代の様々な資料に、素晴らしい
ハープ奏者として記録され、中世ハンガリーの文化に並々ならぬ貢献をしまし
た。ハンガリーの視点から、ヨーロッパ盛期ルネサンスの音楽を見つめ直し演
奏することを、活動目的の1つとしているヴォーチェス・エクァレスが、王と
王妃の記念年(即位550周年、没後500周年)である2008年に、互いに親交の深か
った、ティンクトリスとストーケムという、ハンガリーと深い関わりを持ち、
かつ、ヨーロッパ音楽史の中で重要な位置を占める作曲家の作品を録音したこ
とは、非常に意義深く、その真摯な演奏は、録音の決して多くない2人の作曲
家の作品の真価を伝えてくれます。




<REFERENCE RECORDINGS>
RR 117 \1880
パーシー・グレインジャー:
モールバラ公爵のファンファーレ、リンカシャーの花束、陽気な王様、
こどものマーチ*、コロニアル・ソング、モック・モリス、ガム・サッカーズ
・マーチ、岸辺のモリー、スプーン・リバー、アフター・ワード*、
「ワムフレイの若者たち」行進曲、デリー地方のアイルランド民謡、
羊飼いの呼び声
ダラス・ウィンド・シンフォニー 
ジェリー・ジャンキン(指)
アーツ・ディストリクト・コーラス*
録音:2008年8月23-24日マイヤーソン・シンフォニーセンター(ダラス) (HDCD)
ダラス・ウィンド・シンフォニーは、アメリカでも数少ないプロ吹奏楽団。
1985年に創設された比較的新しい団体ではありますが、アメリカの吹奏楽界を
牽引する存在です。REFERENCE RECORDINGSレーベルからも数タイトル発売され、
その実力は実証済み。このアルバムはパーシー・グレインジャーの作品集。
グレインジャーは1882年オーストラリアのメルボルンに生まれ、ドイツで音楽
を学び、その後イギリスで主に活動し、第一次大戦後アメリカに移住し成功を
収めた作曲家、ピアニスト。演奏、録音されることが少ない珍しい合唱つきの
「アフター・ワード」や不朽の名作「リンカーンシャーの花束」、「コロニア
ル・ソング」など美しいメロディーと印象的な和音で、どの作品もカッコイイ
名曲ばかり。吹奏楽ファン必聴の1枚です。

RR 118 \1880
ラモー:コンセールによるクラヴサン曲集
第1番ハ短調、第2番ト長調、第3番イ長調、第4番変ロ長調、第5番ニ短調
バロック・ヌヴー【チャールズ・シャーマン(cemb)、アンソニー・マーティン
(Vn)、シュテファン・シュルツ(バロックFl)、ジョセフ・リー
(viora da gamba)】
録音:2008年6月12-14日 スカイウォーカー・サウンド・スタジオ(HDCD)
18世紀フランスにおける室内楽作品の傑作ラモーのコンセールによるクラヴサ
ン曲集。古楽器を使用したアンサンブル、バロック・ヌヴーはフィルハーモニ
ア・バロック管弦楽団のメンバーやアメリカ古楽界のスペシャリストたちで構
成されています。切れ味の良い演奏で巧みに音色を操るチャールズ・シャーマ
ン。アンソニー・マーティンの流れを作る音楽性、シュテファン・シュルツ、
ジョセフ・リーのふくよかな音が親密さと音楽の広がりをより一層感じさせま
す。さらに、あの有名な世界最高峰の音響効果を提供しているスタジオ、スカ
イウォーカ・サウンドで録音。音質良好。




<ORFEO>
ORFEOR 725085 5枚組 \6750
モノラル 正規初出
「セルジウ・チェリビダッケ&ケルン放送交響楽団 / ライヴ録音集1957-1958」
[CD 1]
(1)シューベルト:劇音楽「ロザムンデ」(「魔法の竪琴」D.644)序曲
(2)ラヴェル:バレエ「マ・メール・ロワ」
(3)ブラッハー:パガニーニの主題による変奏曲Op.26
[CD 2]
(1)チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
(2)ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
[CD 3]
(1)ストラヴィンスキー:バレエ「火の鳥」組曲(1919年版)
(2)ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
[CD 4]
(1)メンデルスゾーン:序曲「真夏の夜の夢」Op.21
(2)シューベルト:交響曲第2番変ロ長調D 125
(3)R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」Op.20
(4)ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」第2組曲
[CD 5]
ブラームス:ドイツ・レクィエム Op.45
[CD 1-4]セルジウ・チェリビダッケ(指)ケルン放送交響楽団
[CD 1][CD 2(1)]録音:1957年10月21日ケルン、フンクハウス第1ホール
[CD 2(2)][CD 3]録音:1958年9月29日エッセン、市立ザールバウ
[CD 4]録音:1958年10月5日ケルン、フンクハウス第1ホール
[CD 5]アグネス・ギーベル(S)ハンス・ホッター(Br)ハンス・バッヘム(Org)
ケルン放送合唱団
録音:1957年10月28日エッセン、市立ザールバウ
以上全てWDR収録(リマスタリング:シュテファン・シュミット、
トンマイスター:ハンス=ゲオルク・デーン)
徹底したリハーサルと極端なレコーディング嫌いで知られ、生前は「幻の巨匠」
などと騒がれたチェリビダッケ(1912-1996)。このセットでは1950年代後半にケ
ルン放送響と行った4つの演奏会の模様を収めています。
晩年のミュンヘン・フィルとの演奏に顕著なように、チェリビダッケといえば
非常に遅いテンポを基調として独特の様式美を構築したことが強烈なイメージ
として記憶されています。ここでは緻密なアンサンブルと繊細な表現はすでに
認められながらも、どちらかといえば異形ともいえる後年のスタイルに比べて、
より自然で推進力あるアプローチが受け容れやすいものとなっているのが特徴
といえるでしょう。
たいへん得意としたラヴェルや「ドン・ファン」に、当時人気を博したブラッ
ハーなど未発表の音源も興味が尽きない内容ですが、圧倒的存在感をみせつけ
るホッターの歌唱で有名な「ドイツ・レクィエム」、「悲愴」とシューベルト
の第2番。これらは過去にも別のレーベルから出ていましたが、このたびはWDR
提供の正規音源使用で鮮烈なる音質で、しかも演奏会ごとにまとめて聴けるの
はファンにはありがたいところです。




<RADIO SERVIS>
CR 0438 \1850
ステレオ
マーラー:交響曲「大地の歌」
ヴァーツラフ・ノイマン(指)チェコフィルハーモニー管弦楽団
ヴィェラ・ソウクポヴァー(コントラアルト)ヴィレーム・プジビル(テノール)
録音:1971年5月20日 スメタナ・ホール(プラハの春 ライヴ)
現在のチェコ・フィルのマーラーを確立したヴァーツラフ・ノイマン。このア
ルバムは1971年プラハの春でのライヴ録音。スプラフォンに残したマーラーの
交響曲全集(SU 3880)には収録されていなかった「大地の歌」、待ち望んでいた
ファンも多いハズ。歌手とオーケストラがこの上なく美しく融合され、またラ
イヴ特有の高揚感も味わうことができます。指揮者と歌い手の間に共通の音楽
が流れていて、実に説得力のある演奏。冒頭のテノールが鮮烈に響き聴き手を
一気に引き込み、第6楽章「告別」ではソウクポヴァーの絶唱をサポートする
ノイマンの大熱演で締めくくります。絶頂期にのぼりつめていくチェコ・フィ
ルの圧倒的な音色美に魅了される1枚。




<GLOR>
ドイツの新しいレーベル≪GLOR CLASSICS≫の取り扱いを開始します。
合唱指揮者にして作曲家、ヨスハルト・ダウス率いるグロール・クラシックス
・レーベル。ダウス指揮の合唱作品のほか、カンブルランやドミンゴ指揮によ
る管弦楽作品、声楽作品が続々リリース予定です。

GC 08061(CD+ボーナスDVD) \2280
(1)ラヴェル:ボレロ
(2)同:高雅で感傷的なワルツ
(3)同:ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ
(4)ムソルグスキー=ラヴェル編:組曲「展覧会の絵」
オラフ・ベーア(Br)
シルヴァン・カンブルラン(指)
SWR南西ドイツ放送交響楽団
録音:(1)(3)2002年1月4-5日(4)2003年12月31日バーデン・バーデン、祝祭劇場
(2)2001年9月8-9日フライブルク、コンツェルトハウス / ルツェルン、
文化会議センター(SWR製作)
ムソルグスキー作「展覧会の絵」のアレンジを代表例に、ラヴェルがオーケス
トレーションで天才的センスをみせたことはあまりにも有名。そのラヴェル編
曲の「展覧会の絵」ほか、ボレロなどを取り上げたこのアルバムこそは、まさ
に「色彩の魔術師」カンブルランのために用意された最高のプログラムといえ
るでしょう。
じっくりと聴かせてゆく「ボレロ」につづいて、幻想的なムード漂う「ワルツ」
名バリトンのベーアを迎えた歌曲と進むなか、圧巻はやはり「展覧会の絵」。
トランペットのファンファーレ冒頭からどこまでも華麗。最弱音からトゥッ
ティまで終始ゆたかな響きで満たされて、もはやキエフの大門たるやもの凄い
ことになってます。優秀録音。

GC 08151(CD+ボーナスDVD) \2280
モーツァルト:
(1)交響曲第33番変ロ長調KV.319
(2)交響曲第35番ニ長調KV.358「ハフナー」
(3)交響曲第38番ニ長調KV.504「プラハ」
シルヴァン・カンブルラン(指)
SWR南西ドイツ放送交響楽団
録音:(1)2006年6月17日バート・エムス、クアテアーター 
(2)2002年6月20-21日フライブルク、コンツェルトハウス 
(3)2005年11月12日バーデン・バーデン、祝祭劇場
これまで映像作品を中心にオペラに限られていたカンブルランのモーツァルト
に、ようやくシンフォニーが登場します。じゅうぶんに魅力的であったオペラ
における美しさと絶妙なテンポ感から交響曲のすばらしさもある程度予想され
たことですが、これは期待以上。しかも手兵南西ドイツ放送響との顔合わせと
なればなおさらです。ピリオド・アプローチなどの新機軸を用いずとも、まだ
まだこのように楽しく新鮮に聴かせることが可能であるというお手本のような
モーツァルト演奏。録音もすぐれています。

GC 08041(CD+ボーナスDVD) \2280
ハイドン:
(1)ミサ曲第9番ニ短調「ネルソン・ミサ」Hob.XXII-11
(2)交響曲第103番変ホ長調Hob.I-103「太鼓連打」
エヴァ・リント(S) インゲボルク・ダンツ(A) ジェイムズ・テイラー(T) 
ラインハルト・ハーゲン(Bs)
オイローパコールアカデミー、ヨスハルト・ダウス(合唱指揮)
ミヒャエル・ギーレン(指)
SWR南西ドイツ放送交響楽団
録音:(1)1999年9月8-11日(2)2004年3月4日フライブルク、コンツェルトハウス
近現代レパートリーを得意とするギーレンが、古典派の大家ハイドンを取り上
げた興味深いアルバム。ともに晩年に書かれ、器楽と声楽それぞれのジャンル
の傑作「太鼓連打」と「ネルソン・ミサ」。前半のミサは、しなやかで力強く
自在な動きをみせる、ダウス率いるコーラスの出来栄えがとにかくみごと。リ
ントのしっとりとした美声、伸びやかな歌声のテイラーなどソリストのアンサ
ンブルも充実しています。同様にヴァイオリン両翼配置のオケが生み出す明晰
なサウンドが印象深い交響曲は、愉悦と格調の高さで現代楽器によるハイドン
の良さを再認識させるもの。ギーレンのハイドン、要チェックです。

GC 08034(2SACD Hybrid+ボーナスDVD)) \2700
ベルリオーズ:レクィエムOp.5
ポール・グローヴス(T)
オイローパコールアカデミー
ヨスハルト・ダウス(合唱指揮)
シルヴァン・カンブルラン(指)
SWR南西ドイツ放送交響楽団
録音:2004年3月31日フライブルク、コンツェルトハウス /
2004年4月2日フランクフルト、アルテ・オーパー(SWR製作)

GC 08131 2枚組(2CD+ボーナスDVD) \3150
ベルリオーズ:聖三部作「キリストの幼時」H.130(Op.25)
ヤン・ブロン(T) ジェーン・ヘンシェル(A) フィリップ・ルイヨン(Bs)
ガーボル・ブレツ(Bs-Br) エリク・マルタン=ボネ(Bs)
オイローパコールアカデミー
ヨスハルト・ダウス(合唱指揮)
シルヴァン・カンブルラン(指)
ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2007年12月6日ルクセンブルク、フィルハーモニー
劇的交響曲「ロメオとジュリエット」や序曲集、オーケストラ伴奏つきの歌曲
集といったアルバム、さらに「トロイアの人々」や「ファウストの劫罰」の映
像作品をつぎつぎと発表するスペシャリスト、カンブルランが手掛ける期待の
ベルリオーズ。破格の編成が衝撃的で、大迫力の音響が鳴り渡る宗教曲ばなれ
した「レクィエム」と、簡潔で古風なスタイルで書かれ平穏と静けさが支配す
る異色作「キリストの幼時」という、対照的な2作品を取り上げていることも
注目されます。
これまでのリリースでも分かるとおり、カンブルランの紡ぐときに鮮烈、とき
に精妙な色彩感覚は、同じく異常ということでは引けを取らないベルリオーズ
と通じるところがあるのでしょう。さらに、ここでは両作品ともコーラスの表
現力が圧倒的で、動と静とまったく性格の異なる内容を歌い分けています。な
お、2002年小澤&サイトウ・キネン・フェスティヴァルの「第九」ガラで一躍
その名を知られることになったグローヴスに、デイヴィス&LSOの最新盤でも
同名役を務め抜群の存在感を示したブロンと、ソリストに実力派を並べている
のもポイントといえるでしょう。

GC 08011(CD+ボーナスDVD) \2280
GC 08012(DVD-Video+ボーナスDVD) \2700
ヴェルディ:レクィエム
クリスティーナ・ガラルド=ドマス(S)
フレドリカ・ブリレンボーグ(Ms)
マルコ・ベルティ(T)
イルダール・アブドラザコフ(Bs)
オイローパコールアカデミー
ヨスハルト・ダウス(合唱指揮)
プラシド・ドミンゴ(指)
アメリカ・ユース・オーケストラ
録音:2006年8月6日ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー(ライヴ)
音楽が国境を越えた!28カ国200人の若者たちが、かれらにとってのカリスマと
いうべき大テノール、ドミンゴのもとに集い、作り上げた感動のライヴです。
2000年にニュー・イングランド音楽院によって結成されたユース・オケの強み
はなによりやる気にあふれていること。かれらを強力にサポートするコーラス
を束ねるダウスはもちろん、指揮するドミンゴもまた、みずからじっさいに何
度も歌って知り尽くした内容だけに曲の勘所を心得ています。ここに聴く一体
感は得難いもので、こんなにも熱いヴェルディのレクィエムはほかに聴いたこ
とありません。
2007年2月にご案内したGLOR 162202(未入荷)と同内容です。GLOR 162202で承っ
たオーダーは全てキャンセルさせて頂きます。GLOR 162202は廃盤とさせて頂
きます。

GC 08141(CD+ボーナスDVD) \2280
ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」全曲
オイローパコールアカデミー、ヨスハルト・ダウス(合唱指揮)
ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
ブラムウェル・トヴェイ(指)
録音:2006年3月16-17日ルクセンブルク、フィルハーモニー(ライヴ)
1953年イギリス生まれのトヴェイ率いる手兵ルクセンブルク・フィルによる
「ダフニスとクロエ」ライヴ。ピアニスト、作曲家としても知られるトヴェイ
は、カナダのウィニペグ響(1989-2001)やバンクーバー響(2000-2010まで継続)、
そしてルクセンブルク・フィルの音楽監督(2002-2006)在任期間中に、オペラ、
声楽、英国もの、現代レパートリーを取り上げて評価を高めました。ダウス率
いるオイローパコールアカデミーとの共演となった本作は、ルクセンブルク・
フィルとの集大成といえる出来栄えとなっています。

GC 08171 2枚組(2CD+ボーナスDVD) \3150
シューマン:楽園とペリop.50
シルヴァン・カンブルラン(指)
SWR南西ドイツ放送交響楽団、オイローパコールアカデミー
ソルヴェーグ・クリンゲルボーン(S) ドロテー・ヤンセン(S) 
ダグマル・ペツコヴァー(Ms)
クリストフ・ホンベルガー(T) アンドレアス・カライシアク(Br) 
ラッセル・ブラウン(Br)
録音:2002年5月15日
罪をおかして楽園を追放されたペリが、様々な試練を乗り越えて再び楽園へと
迎え入れられる、という内容のオラトリオ。シューマンが33歳のときに作曲、
自らの指揮で初演。この初演が大変好評となり、作曲家としてのキャリアの大
きなステップとなった作品です。カンブルランは、シューマンが描いた美しい
音物語を、気品ある色彩でやわらかに描いています。

GC 08021(CD+ボーナスDVD) \2280
モーツァルト:レクイエムKV 626
ヨスハルト・ダウス(指)
オイローパコールアカデミー、メンデルスゾーンシンフォニア
クラウディア・バラインスキー(S) クラウディア・リュッゲベルク(A)
トーマス・デヴァルト(T) カールステン・メーヴェス(Bs)
録音:2007年4月4日
4ダウスによるモーツァルトのレクイエム。ラクリモサでは、重くなることなく
大きめに拍をとっているのが印象的。合唱の見事なコントロールが光ります。

GC 08071(CD+ボーナスDVD) \2280
C.P.E.バッハ:ルカ受難曲
ヨスハルト・ダウス(指)
オイローパコールアカデミー
メンデルスゾーンシンフォニア
ダニエル・グローガー(CT) クラウディア・バラインスキー(S) 
トーマス・デヴァルト(T)
ヴォルフガング・ノイヴェルラ(Br) カールステン・メーヴェス(Bs) 
ステファニー・ダッシュ(S)
エグル・シキンスカイト(A) ジュリオ・フェルナンデス(T)
録音:2007年4月、2008年3月
父であるJ.S.バッハの死の翌年に書かれた、C.P.E.バッハの受難曲。J.S.バッ
ハの受難曲が、冒頭の合唱曲は長大なものなのに対し、C.P.E.バッハのルカ受
難曲は、4声体のコラールで穏やかに幕を開けます。さらに、福音史家をカウン
ターテナーが務めるのも違うところ。劇的な場面のひとつである「十字架につ
けろ」の場面も、淡々と物語が進んでいきます。バロック時代の後、前期古典
派時代は、多声部がからみあう対位法を駆使した作風から、旋律と伴奏、和声
が明確な作風へと変わっていったといわれますが、このルカ受難曲は、まさに
時代の変遷が明確に感じられる作品となっています。グルックの「オルフェオ
とエウリディーチェ」などに似ている、と思う瞬間も多々あります。どうして
もJ.S.バッハの受難曲と比較してしまいますが、なかなかにシンプルな優しさ
に満ちた受難曲となっています。

GC 08091(CD+ボーナスDVD) \2280
(1)プーランク:スターバト・マーテル
(2)ブラームス:5つの歌op.104
クラウディア・バラインスキー(S)
ヨスハルト・ダウス(指)
オイローパコールアカデミー、北西ドイツフィルハーモニー
録音:2007年11月6日
4荘厳な雰囲気をもちつつも、和声が豊かで時に官能的なプーランクのスター
バト・マーテル。ダウスの見事な声と器楽のコントロールで、色彩豊かなプー
ランクの世界が広がります。ブラームスでは一転、シンプルな響きで聴かせま
す。

GC 08181(CD+ボーナスDVD) \2280
ドビュッシー:聖セバスティアンの殉教(歌唱/フランス語、語り/ドイツ語)
ハイディ・グラント・マーフィー(S) ダグマル・ペツコヴァー(S) 
ナタリー・シュトゥッツマン(A)
デールト・リッセヴスキ(語り)
シルヴァン・カンブルラン(指)コレギウム・ヴォカーレ
バーデン=バーデン・フライブルクSWR南西ドイツ放送交響楽団
録音:2005年1月19-20日
ドシュッシー晩年の神秘劇音楽。イタリアの詩人ダヌンツィオのテキストに作
曲されたもので、ローマ軍の親衛隊長だったセバスティアンの殉教を描いたも
の。東洋・和風の響きが多用されるプレリュードから始まる、繊細な和声の管
弦楽はカンブルランの本領発揮。各楽器の音色を立てつつ、全体を見事に融け
合わせています。それに乗る歌唱も皆この神秘劇の世界に浸りきっています。

GC 08081(CD+ボーナスDVD) \2280
デュサパン:グラヌム・シナピス
I.ストラヴィンスキー:合唱とふたつのブラス・クヮルテットのためのミサ
ダッラピッコラ:プリジョーニアの歌
シルヴァン・カンブルラン(指)
オイローパコールアカデミー、マンハイマー・シュラークヴェルク
録音:2006年10月22-26日
カンブルランの棒が冴え渡る、見通しのよい20世紀合唱作品集。

GC 08161(CD+ボーナスDVD) \2280
ヨーロッパのクリスマス
-ポーランド、スペイン、リトアニア、ドイツのクリスマス無伴奏合唱作品集
ヨスハルト・ダウス(指)
オイローパコールアカデミー
録音:2006年12月
ダウスが率いるオイローパコールアカデミーの魅力を満喫できる、無伴奏合唱
作品集。クリスマスの優しい雰囲気に包まれます。

GC 08051(CD+ボーナスDVD) \2280
ヨーロッパの歌
ドイツ、オーストリア、イタリア、ルーマニア、ポーランド、スウェーデン、
フィンランド、イギリス、
アイルランド、ベルギー、ルクセンブルク、ギリシャ他の民謡、新しい歌 
(全28曲)
ヨスハルト・ダウス(指)
オイローパコールアカデミー、ハインツ・クレッシュマー・アンサンブル
録音:2008年5月
ヨーロッパ各国に伝わる、古い歌や新しい歌をまとめたもの。

★すべての商品には以下の内容のボーナスDVDが付いています。
NTSC / 16 : 9  ステレオ  ボーナスDVD
[収録内容]
・ドキュメンタリー「ヨスハルト・ダウスとオイローパコールアカデミー」
(15’55)
・メイキング・オブ・ヨーロッパ・カンタータ(6’18)
・「ベルリオーズ:キリストの幼時」メイキング(8’12)
・トレイラー「ヴェルディ:レクィエム / プラシド・ドミンゴ(指)」(5’15)
・2008年GLORクラシックス・カタログ
ドキュメンタリーでは、ダウスのインタビューを交えながら、リハーサル&実
演風景や音楽学校での授業風景などを収録しています。



<IDIS>
IDIS 6565 2枚組 \3250
Mono
ヴェルディ:「アイーダ」
ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(T ラダメス)
アントニエッタ・ステッラ(S アイーダ)
ジュリエッタ・シミオナート(Ms アムネリス)
ジャンジャコモ・グエルフィ(Br アモナズロ)
ニコラ・ザッカリア(Bs ランフィス)
シルヴィオ・マイオニカ(Bs エジプト王)
ジュゼッペ・ザンピエーリ(T 伝令)
ほか
アントニーノ・ヴォットー(指)ミラノ・スカラ座管弦楽団,合唱団
録音:1956年12月7日,ミラノ(ライヴ)
幻の公演が復活です!スカラ座の1956/57年シーズンの開幕公演、ヴェルディ
「アイーダ」のライヴ録音です。これは1950年代のスカラ座としても飛び切り
の超豪華キャストで、ディ・ステーファノ、ステッラ、シミオナート、グエル
フィ、ザッカリア、マイオニカ、ザンピエーリと、名歌手の名がズラリと並ん
でいます。ことにディ・ステーファノのラダメスの録音は意外なことにこれが
唯一なので貴重。初CD化ではありませんが、入手が難しくなっていただけに、
IDISからのCD化は嬉しい知らせです!

IDIS 6567 2枚組 \3250
Mono / Stereo
ヴェルディ:レクイエム
+ボーナス
ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」序曲,「セミラーミデ」序曲
オッフェンバック:「ホフマン物語」-舟歌
ポンキエッリ:「ジョコンダ」-時の踊り
グレ・ブラウエンスタイン(S) オラリア・ドミンゲス(Ms)
ジュゼッペ・ザンピエーリ(T) ニコラ・ザッカリア(Bs)
ゲオルク・ショルティ(指)ケルンWDR管弦楽団,合唱団
録音:1958年11月17日
[ボーナス]ゲオルク・ショルティ(指)コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
録音:1958年
ゲオルク・ショルティはヴェルディのレクイエムを1967年(DECCA、ウィーン・
フィル)と1977年(BMG、シカゴ交響楽団)と2回録音しており、この若き日の録音
を加えると、ちょうどほぼ10年毎の演奏が辿れることになります。1958年とい
えばDECCAの「ラインの黄金」の年、野心的プロジェクトに取り組んだ46歳の
ショルティのギラギラが感じられる演奏です。




<PREISER>
PRCD 89716 \2080
ルドルフ・ボッケルマン 第2集
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」抜粋
+ボーナス
「さまよえるオランダ人」-期限が来た
ルドルフ・ボッケルマン(Br ザックス)
ティアナ・レムニツ(S エファ)
ルート・ベルグルンド(Ms マグダレーネ)
エイヴィンド・ラホルム(T ヴァルター・フォン・シュトルツィング)
オイゲン・フックス(Br ベックメッサー)
ヨーゼフ・フォン・マノヴァルダ(Bs ポーグナー)
コートナー:ゲオルク・ハン(バリトン)
ダヴィト:エーリヒ・ツィマーマン(テノール)
エヴァ:(ソプラノ)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,ウィーン国立歌劇場合唱団,ほか
録音:1938年9月5日、ニュルンベルク
[ボーナス]ヴィルヘルム・シュヒター(指)NDR交響楽団
録音:1946,47年頃
ボッケルマンの語り
ルドルフ・ボッケルマン(1892-1958)は、1930年代のドイツを代表するワーグ
ナー・バリトンで、ヴォータンやザックスで高い評価を得ました。この録音は、
フルトヴェングラー・マニアには有名な、1938年にニュルンベルクで上演され
た「マイスタージンガー」の抜粋。この公演は単なるオペラ上演ではなく、同
月に開催されるナチス党大会の景気付けの意味がありました。ナチス・ドイツ
は同年3月にオーストリアを併合しており、この党大会では、ナチスが神聖ロー
マ帝国を継承すると世界に宣言しようと、ウィーンから宝物を取り寄せるなど
様々な演出をしています。フルトヴェングラーとウィーン国立歌劇場を招いて
ワーグナーのオペラを上演するのもその一つで、世界中にラジオ放送されまし
た。この公演をウィーン国立歌劇場の音響担当職員だったヘルマン・マイが私
的に録音、それがここに収録されている音源です。マイの興味がウィーンには
縁の薄いボッケルマンにあったため、ボッケルマンの場面ばかりが収録されて
います。音質はかなり厳しいものの、演奏はもちろん、歴史資料としても貴重
なものです。以前CDになったことはありますが、既に入手難となっているので、
PREISERでの発売はありがたいことでしょう。
ボーナスに、戦後の録音のオランダ人と、ボッケルマン自身の語りを収録。




<haenssler>=SWR MUSIC=
94 208 2枚組 \2080
モノラル
SWR放送録音集Vol.1
[CD 1]
(1)ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
(2)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
[CD 2]
(1)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
(2)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
ゲザ・アンダ(P)
[CD 1(1)・CD 2(1)]エルネスト・ブール(指)SWR南西ドイツ放送交響楽団
[CD 1(2)・CD 2(2)]ハンス・ロスバウト(指)SWR南西ドイツ放送交響楽団
録音:[CD 1](1)1952年3月18日(2)1953年5月3日
[CD 2](1)1963年3月12日(2)1958年4月8日
以上すべてバーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ(SWR収録)
ヴィルトゥオーゾとして知られるアンダはここに収められた協奏曲をすべて別
演奏でも残していますが、ここでは現代音楽の明晰なアプローチで評価の高か
ったロスバウト、ブールの両巨匠との顔合わせというところがポイント。過度
なロマン性を排しているのが演奏に共通する特徴で、とくにロスバウトとのラ
フマニノフとブラームスはユニークな仕上がりとなっています。SWR収録の音
源による復刻で音質もたいへんクリア。auditeのアンダ・エディションととも
に、ファンにはうれしい内容といえるでしょう。

93 208 \2250
ステレオ
「ブラームスと同時代の作曲家による作品集Vol.3」
(1)ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909):チェロ・ソナタOp.52(1880)
(2)ブラームス(1833-1897)/ ノルベルト・ソルター編:6つの歌曲
野に独りいてOp.86-2 / 歌の調べのように何かがよぎりOp.105-1 /
サッフォー風の頌歌Op.94-4 / 子守歌Op.49-4 / 愛の誠Op.3-1 /
愛の歌Op.71-5
(3)テーオドル・キルヒナー(1823-1903):8つの小品Op.79
ヨハネス・モーザー(Vc)、パウル・リヴィニウス(P)
録音:2008年1月14-17日SWRシュトゥットガルト、室内楽スタジオ
ドイツの俊英チェリスト、モーザーが「ブラームスと同時代のソナタ」を弾く
こだわり企画の最終巻。マルトゥッチは19世紀後半のイタリアでオペラに背を
向け器楽の復興に尽力した作曲家。最重要とされる室内楽の代表作チェロ・ソ
ナタは、シューマンの影響が濃い内容ですが、スケルツォ中間部ではザンポー
ニャ(イタリアの羊飼いたちが用いていたバグパイプ風の楽器)を想起させるパッ
セージもあらわれて、このあたりイタリア出身というお国柄を感じさせます。
いっぽう、シューマンが誠実で優しい音楽家と評したキルヒナー。すでに8歳
でオルガニストとして認められ、およそ1,000曲に及ぶピアノ独奏曲が有名。
ブラームスより10歳上ながら、1865年にブラームス本人に出会ってから、その
熱烈な支持者となっています。
モーザーはじっくり考えてプログラムを組んだというだけあって、途中に挿ま
れる、チェロとピアノ用に編曲を施したブラームスの歌曲も選曲のセンスが光
ります。



<Praga Digitals>
PRDDSD 350053(SACD-Hybrid) \2780
ステレオ
(1)シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」
(2)チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 Op.36
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)レニングラード・フィル
[1959年4月24日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ(ステレオ)]
ムラヴィンスキー未知音源のリリース、それも驚愕のステレオ録音です。1959
年4月24日モスクワ音楽院大ホールで行ったレニングラード・フィルのコンサー
ト。同じコンサートのモノラル・ライヴが、かつてRussian Discから出ていま
したが、今回の発売元のPraga digitalsによれば、当時駐露フランス大使館の
職員が会場で密かに収録した別音源とのこと。
日本ムラヴィンスキー協会天羽健三氏著のムラヴィンスキー・ディスコグラフィ
によると、ムラヴィンスキーは1959年4月下旬から5月にかけてモスクワにいた
ものの、4月24日にはコンサートを行った形跡がなく、日時が正しいのならばリ
ハーサルの可能性が高いとのこと。また5月に同地で行った同じプログラムのコ
ンサートは、レニングラード・フィルではなくソヴィエト国立交響楽団を指揮
しており、当盤と同様の表示をしているRussian Disc盤に疑問を投げかけてい
ます。
弊社はこの事実をPraga digitalsに伝え、事実確認を求めましたが、表示通り
で間違いないという返事を受け取りました。
演奏はムラヴィンスキーならではの大きな音楽作り、推進力に満ちていて唸ら
されます。




<HUNGAROTON>
HCD 32529/30 2枚組 \4160
「バルトーク:ピアノ独奏曲全集Vol.6」
ミクロコスモスBB 105, Sz.107(1926 / 1932-39・153の段階的練習曲集)
ゾルターン・コチシュ(P)
マールタ・ルキン(Ms)、カーロイ・モチャーリ(P)
録音:(第1巻&第3巻)1997年7月7日、(第2巻&第4巻)1997年7月8日、
(第5巻+声楽とピアノのための作品、2台ピアノのための作品)1997年10月6日、
(第6巻)1997年10月7日以上ハンブルク、フリードリヒ・エーベルト・ハレ
「ミクロコスモス」は、バルトークの創作意欲がもっとも旺盛であった中期、
1926年(45歳)から1939年(58歳)までの都合14年間にわたって書かれた、全6巻
153曲からなるピアノ作品。この段階的な練習曲集は次男ペーテルがピアノを学
習し始めたのをきっかけに書き始められ、巻末の“ペーテルに”の表記が自筆
譜から外れる第3巻あたりから難度の高い曲が現れ、第6巻では演奏会用小品と
しても通用する曲にまで発展してゆくという傾向がみられます。また、練習曲
らしくシンコペーション、半音階、三連符、和声練習など音楽の構造に関わる
ものから、テクニカルなもの、性格的な小品、民俗調なものまでとじつに多様
な内容となっていることも特徴といえるでしょう。
コチシュの名を不動にした録音(Philips[デッカ])に、2008年最新リマスタリン
グ(エンジニア、ヤーノシュ・ジェーリ)を施して、さらなる音質の向上がはか
られています。

HCD 32469/70 2枚組 \4160
ショパン:マズルカ集(49曲・作品番号つき)
[CD 1]Op.6 / Op.7 / Op.17 / Op.24 / Op.30 / Op.33
[CD 2]Op.41 / Op.50 / Op.56 / Op.59 / Op.63 / Op.67 / Op.68
アレックス・シラシ(プレイエル・同時代ピアノ使用)
録音:2008年ハンガリー、ディオーシュド、フェニックス・スタジオ
ワルツ集(HCD.32468)につづく、プレイエルの同時代ピアノを使用したショパン
・シリーズ第2弾。当時のサロンのムードを引き立てる独特のやわらかい音色は、
現代のコンサートで一般的なスタインウェイなどとはかなりちがった印象を与
えて新鮮です。使用楽器は同時代プレイエル(Fabric No. 38 E 694, without
opus, cca. 1886-90)。

HCD 32610 \2080
(1)(2)(9)(10)ステレオ
(3)-(8)モノラル
「軽やかさ-イシュトヴァーン・アンタル、リストのピアノ曲を弾く」
リスト:
(1)3つの演奏会用練習曲-第2番ヘ短調「軽やかさ」S.144/2
(2)パガニーニによる超絶技巧練習曲集S.140-第5番ホ長調「狩り」
(3)4つの忘れられたワルツ-第2番S.215/2
(4)同-第3番S.215/3
(5)ハンガリー狂詩曲第4番変ホ長調S.244/4
(6)同 第6番変ニ長調S.244/6
(7)同 第7番ニ短調S.244/7
(8)同 第10番ホ長調「前奏曲」S.244/10
(9)リスト=ブゾーニ:
モーツァルトの「フィガロの結婚」と「ドン・ジョヴァンニ」の動機による
幻想曲S.697
イシュトヴァーン・アンタル(P)
録音:(1)(2)(9)(10)1968年(3)(4)1958年(5)-(8)1961年フンガロトン・スタジオ
2009年に生誕100年と歿後30年を同時に迎えるイシュトヴァーン・アンタル
(1909-1979)は、ハンガリーのピアニスト。ブダペストに生まれた彼は、当時と
しては例外的に16歳でウィーン音楽アカデミーへの入学を許され、さらにベル
リンで矢代秋雄、フジコ・へミングを教えたレオニード・クロイツァーに師事
しています。1936年にブダペストに戻ってから本格的な演奏活動を開始。カド
シャ、ヴェレシュといった作曲家から初演を任され、戦後1946年にはバルトー
クの傑作「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」の歴史的というべきハンガリ
ー初演も手掛けています。そのアンタルのピアノを語る上でもっとも重要な作
曲家とされるのがベートーヴェンとリスト。このアルバムでは栄誉あるリスト
賞に輝いた腕前を確かめることができます。

HCD 32487 \2080
ステレオ
モノラル((1)のみ)
レジェー・シュガール(1919-1988):
(1)弦楽オーケストラのためのパルティータ(1967)
(2)メタモルフォジ(1966)
(3)組曲(1954)
ハンガリー放送交響楽団
(1)(2)ジェルジ・レヘル、(3)エルヴィン・ルカーチ(指)
録音:(1)1968年4月18日(2)1969年10月4日(3)1974年12月27日
ハンガリー放送スタジオ(ハンガリー放送収録)
コダーイに師事し、コッシュート賞にも輝きハンガリー現代音楽史に重要なポ
ジションを占めるレジェー・シュガール(1919-1988)のオーケストラ曲を集めた
もの。序奏-アリア-ドラマティコ-ネニア(嘆きの歌)-パッサカリアの全5楽章で
構成されるパルティータ。同じく5つの楽章からなる組曲は、シュガールによる
管弦楽のための最初期の作品のひとつで、バルトークの影響がいたるところに
みられるのが特徴。テンポによって7つの部分に分かれるメタモルフォジは、
管弦楽のための大規模な変奏曲。バルトークへのオマージュとして「管弦楽の
ための協奏曲」にインスパイアされて書かれたものです。



<Matthias Hoefs>
GBP 1055003 \2380
(1)J・バストン:トランペット協奏曲 ニ長調
(2)テレマン:ターフェルムジーク1733 第2番 ニ短調-アレグロ
(3)ヘンデル:「メサイヤ」-「汝の頭を上げよ」
(4)ベートーヴェン:「月光」ソナタ-第1楽章
(5)J・シュトラウスII世:トリッチ・トラッチ・ポルカ
(6)メンデルスゾーン:詩篇-汝らのために天使に命じた
(7)リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
(8)M・モーレス:アディオス・パンパ・ミーア
(9)J・R・モートン:ブラック・ボトム・ストンプ
(10)Z・アブレウ:ティコ・ティコ
(11)C・ポーター:イッツ・オーライト・ウィズ・ミー
(12)E・クレスポ:わが心のホルンたち
(13)ダヴェンポート&クーリー:フィーバー
(14)P・B・ルイス:キエン・セラ
(15)メンデルスゾーン:森からの別れ
ジャーマン・ブラス
マティアス・ヘフス、ウーヴェ・ケラー、ヴェルナー・ヘックマン、
クリストフ・ベルヴィント(Tp)エンリケ・クレスポ、
アレクサンダー・エルプリッヒ・クロフォード(Trb)
ヴォルフガング・ガーク、クラウス・ヴァレンドルフ、
フィリップ・レーマー(Hrn)
シュテファン・アンブロジウス(Tb)ヘルベルト・ヴァヒター(Perc)

GBP 1055004 \2380
(1)グリーンスリーヴス
(2)ファーナビー:古いスパニョレッタ、トイ、新サ-ホー
(3)バード:ジグ
(4)ジョンソン:妖精のマスク
(5)ブル:ジグ-ブル博士自身
(6)ホルボーン:やれやれ、休日だ
(7)バストン:トランペット協奏曲第2番ニ長調
(8)ターナー:ミラの歌と美しさについて
(9)ヘンデル:シルヴィアに、トランペット・ソナタト長調Op.1-5
(10)ウッドコック:トランペット協奏曲第3番ニ長調
(11)ボイス:トランペット・ヴォランタリー第1番ニ長調
(12)スタンリー:トランペット・ヴォランタリー ニ長調Op.6-5、アダージョ、
(13)スタブレー:トランペット・ヴォランタリー ハ長調
作曲者不詳:「パリの見識」「朝の会合」「恋する心配性のニンフ」他全25曲
マティアス・ヘフス(Tp)マティアス・イェンス(Org)
ブラスの魅力たっぷりの2枚。
「ジャーマン・ブラス in Concert」はアンサンブルの楽しさあふれる1枚。
「English Concert」はトランペットとパイプオルガンによる渋いながらも美
しさあふれる1枚。ラッパ好きにはたまらない2枚です。




<PROFIL>
PH 09004(SACD-Hybrid) 3枚組 \5400
ワーグナー:「ローエングリン」
ヨハン・ボータ(T ローエングリン)
アドリアンヌ・ピエチョンカ(S エリーザベト)
ペトラ・ラング(Ms オルトルート)
ファルク・シュトゥルックマン(Br フリードリヒ・フォン・テルラムント)
クワンチュル・ユン(ハインリヒ王)
アイケ・ヴィルム・シュルテ(Br 伝令)
セミヨン・ビシュコフ(指)
ケルンWDR交響楽団,ケルンWDR放送合唱団,NDR合唱団,プラハ室内合唱団
録音:2008年5月30日-6月14日,ケルン
最近、充実のワーグナーが聞けないとお嘆きのワグネリアン諸氏に、PROFILか
ら朗報が舞い込んで来ました!ビシュコフと手兵ケルンWDR交響楽団による「ロ
ーエングリン」です。2008年5月28日に演奏会形式で上演した後、エリーザベ
トとハインリヒ王を交代し、2週間かけて録音したもの。最大の特徴は、たい
へんに豪華なキャスト!現時点で最高レベルを揃えています。タイトルロール
にはボータ、そしてエリーザベトにはピエチョンカを投入。重要なオルトルー
トにはラング、そしてテルラムントにシュトゥルックマンと、バイロイト音楽
祭じゃ絶対にできない豪華さ。もちろん、ビシュコフの指揮も充実。当代最高
の布陣を揃えた「ローエングリン」、逃がす手はありません!




<naive>
DE 001 \2280
フィリップ・エルサン:
(1)ヴァイオリン協奏曲
(2)さすらい人-管弦楽と室内楽と女声のための
(3)ストリーム-ピアノとオーケストラのための
(1)オーギュスタン・デュメイ(Vn)、
ジョナサン・ダーリントン(指)、フランス国立管弦楽団
(2)ラジオ・フランス合唱団〔ミシェル・トランシャン(合唱指揮)〕
ジョナサン・ダーリントン(指)フランス国立管弦楽団
(3)アリス・アデール(Pf)、
トーマス・ダウスゴー(指)
ラジオ・ダノワーズ交響楽団、
録音:(1)2004年1月(2)2004年2月(3)2004年1月
現代フランスを代表する作曲家、エルサンの作品集。透明な音世界が魅力のヴァ
イオリン協奏曲では、デュメイがソリストをつとめます。

DE 002 \2280
フランソワ=ベルナール・マシュ(1935-):
(1)時の河口(l’estuaire du temps)
(2)熾(braises)
(3)アンドロメダ
(1)ミカエル・レヴィナス(サンプリング)、
エルガー・ホワーズ(指)
ラジオ・フランス管弦楽団
(2)エリザベス・チョイナッカ(チェンバロ)、
パスカル・ローフェ(指)
ラジオ・フランス管弦楽団
(3)ジャン=フランソワ・エッセール、ジャン・ケルナー、
ジェラール・フレミ(Pf)
ジルベール・アミ(指)新ラジオ・フランス管弦楽団
録音:(1)1993年9月(2)1999年4月(3)1980年6月
1曲目の「時の河口」は、絶え間ない水が流れるような音の中に、かすかにフル
ートやヴァイオリンなどの高速パッセージが聞こえる作品。時折すべての流れ
を中断するような声のような音が入るなど、時空がゆがめられたような感じです。

DE 003 \2280
パスカル・ザバロ:作品集
(1)フラッシュ-1.東京2.カイロ3.パリ4.ヴァルソヴィア
5.ニューヨーク-オーケストラのための
(2)磔刑に関する三つのスタディ-オーケストラのための
(3)メタル・ミュージック-銅のアンサンブルとパーカッションのための
(4)ファイバーグラス・ミュージック-2つの弦楽四重奏団のための
(1)(2)(3)芸術監督フィリップ・ペリシエ
(4)クリムト弦楽四重奏団ほか
録音:(1)2003年9月(2)2004年2月(3)2000年12月(4)2004年12月
ザバロは、ヴィルトゥオーゾ・マリンバ奏者にして即興演奏家。ソロからオーケ
ストラ作品まで、幅広いジャンルの作品を書いています。マリンバ奏者という
こともあって、リズムが独特。このディスクに収められた作品も、リズムが印
象的。最後のファイバーグラス・ミュージックは、ナイマンを思わせるミニマ
ル風音楽。

DE 004 \2280
ギョーム・コネッソン:
(1)Athanor-ソプラノ、バリトン、混声合唱とオーケストラのための 
(2)超新星
(1)ヴィルジーヌ・ペシュ(S)、ナイジェル・スミス(Br)、
ラジオ・フランス合唱団、
ジョナサン・ダーリントン(指)フランス国立管弦楽団
(2)ムハイ・タン(指)フランス国立管弦楽団
録音:(1)2004年2月(2)2002年
莫大なエネルギーが凝縮された「炉」は古代ギリシアの詩を基にしています。

DE 005 \2280
フィリップ・エルサン:
(1)廃墟のある風景(2)見知らぬ国で(3)南の歌
(4)ミサ・ブレヴィス(12声のための)
ダニエル・ザレイ、ジョエル・スピロン、フレデリック・シャンジュネ、
シルヴァン・ダンゴワーズ、
ポール・マリノフスキ、クリスティアン・プレヴォ、デルフィヌ・ボーデ
どこか東洋的なかおりのする(1)、モダンな和声ながら透明な美しさを保った
ミサ曲((4))など、新しい時代を感じる1枚です。




<Polymnie>
POL590430 \2250
モーツァルト:管楽八重奏曲ト短調 KV183(交響曲第25番 編曲)
シューベルト:管楽八重奏曲変ロ長調 D485(交響曲第5番 編曲)
サティ:風変わりな美女
チック・コリア:「チルドレンズ・ソング」より
ネポムク管楽八重奏団
クリストフ・パトリックス、ドミニク・ボワサン(Ob)クサヴィエ・ブトン、
クリスチャン・モネ(Cl)
ダヴィッド・アノワ、ニコラ・ゲニャール(Hrn)フィリップ・レカール、
サンドリーヌ・シャルエ(Fg)
ニコラ・シャロン(Kb)

POL 490347 \2250
モーツァルト:
オーボエ五重奏曲 ト短調 KV516
オーボエ四重奏曲 へ長調KV370
フルート四重奏曲 ニ長調KV285,ハ長調KV171
デヴィッド・ワルター(Ob),ミシェル・モラゲス(Fl)
ジュヌヴィエーヴ・ローランソー、リシャール・シュムクレール(Vn)
リーズ・ベルトー(Va)
ディアナ・リゲティ(Vc)

POL 160328 \2250
ベートーヴェン:
連作歌曲「はるかなる恋人に寄す」Op.98
遠い国からの歌WoO.137
のみの歌Op.75
マルモットOp.52
なんと時は永くWoO.116
ロマンスWoO.128
いらだつ恋人- アリエッタ・ブッファOp.82
いらだつ恋人- アリエッタ・アッサイ・セリオーサOp.82
友情の幸せOp.88
この暗き墓場にWoO.133
ゲレルトの詩による6つの歌Op.48
25のアイルランドの歌WoO.152,153,154より
みんな楽しく輪になって
アイルランド男の胸は高鳴る
古老が教えてくれてから
やさしい乙女よ、そなたが残した口づけは
マリオ・アカール(Br) クロード・コレ(Pf) 
フランク・デラ・ヴァッレ(Vn) フレデリック・ドヴィーユ(Vc)




<Maguelone>
MAG 111175 \2250
エネスコ:クレマン・マロ(1496-1544)の7つの歌曲
 「アンヌへの心づけ」、「私を苦しませる」、「恋人に手紙を書かない怠惰
なお嬢さん方へ」、「薔薇のエトレンヌ」、 「白い贈り物」、「言葉を変え
よう」、「愛の歌を歌いすぎだ」、「つらい思いにうちひしがれて」
ラヴェル:クレマン・マロの二つのエピグラム
「雪を投げつけたアンヌ」、「スピネットを弾くアンヌ」
レイナルド・アーン:
シャルル・ドルレアン(ルイ12世の父)(1394-1465)の詩による
「どうぞあなたの意のままに」、「館に囚われたとき」
ドビュッシー:フランスの3つの歌
シャルル・ドルレアンの詩による「季節は上着を脱ぎ去り」、
「喜びの死により」
トリスタン・ルミレットの詩による「洞窟」
フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード 「恋人に捧ぐ」、
「母の願いにより聖母に祈る」、「パリ女のバラード」
ジャック・ルゲルネイ(1906-1997):ロンサールの詩による
「ああ、なんと素敵なもてなし」、「恋人に」「エピパリノディ(付随改詠詩)」
プーランク:ロンサールの詩による
「帰属関係」、「墓」、「バレエ」、「私にはもはや骨しかない」、「彼の小
姓に」
ディディエ・アンリ(Br)アンヌ・ル・ボゼック(Pf)
フランス歌曲といえばボードレール、ヴェルレーヌ、ヴィクトル・ユゴーの詩
につけたものというイメージがありますが。ここでは古いフランスの詩にアー
ン(初めて古い伝統的なフランス詩に音楽をつけた)、ドビュッシー、ラヴェル、
プーランクらの歌曲が収められています。





<INTEGRAL>
INTEG 221164 \2350
日本語解説付
ムソルグスキー:展覧会の絵
ショパン:
幻想曲 ヘ短調 Op.49、子守唄Op.57、4つのマズルカOp.33、
英雄ポロネーズOp.53
マリラン・フラスコーヌ(Pf)
「ディアパゾン」の評より:
これらの名曲にはラスコーヌの色彩豊かなピアニズムによって独自の魅力が与
えられている。繊細な彼女のピアニズムは多くのピアニストが力まかせで押し
付けがましくなりやすいところでも、実に美しく音楽を表現している。

INTEG 221227 \2350
ティエリー・エスケシュ(1965-):3つのつかの間の幻影(1994)
ラーション(1908-1986):4つのテンポ(1968)
タファネル(1844-1908):木管のための五重奏曲
ヒルボルイ(1954-):木管五重奏のための6つの小品(2007/2008)
イベール:3つの小品(1930)
ストックホルム王立木管五重奏団
ピーター・フリートホルム(Fl)フレデリク・セーングレン(Ob)
スタッファン・モルテンセン(Cl)ハンス・ラーション(Hrn)
フレデリク・エクダール(Fg)
“Le Monde de le Musique”より:
ストックホルムの王立歌劇場のソリストによって結成されたアンサンブルによ
る主に北欧の近現代曲。素晴らしいテクニックでこれらの曲をいかにも容易に、
そして自然に自分たちのものにしていて聴くものをひきつける。

INTEG 221154 \2350
J.S.バッハ:パルティータ第5番、2番、6番
ブルーノ・プロコーピオ(Cemb)
米Fanfare,仏Diapason,Repertoire誌で絶賛されたCD,ついに日本登場!




<AMBROISIE>
AM 181(2CD+1 bonus DVD) \4750
[CD1]
(1)J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001
(2)ブリス・パウゼ(b.1965):コントラパルティータ-クーラント
(3)J.S.バッハ:無伴奏パルティータ第1番 変ロ長調 BWV 1002
(4)J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003
[CD2]
(1)ブリス・パウゼ:コントラパルティータ-プレリュード
(2)J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004
(3)J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV 1005
(4)ブリス・パウゼ:コントラパルティータ-ルール
[ボーナスDVD]~J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 ニ短調
デイヴィッド・グリマル(Vn)
録音:2008年9、12月
「バッハとは私たち孤独なヴァイオリニストと似ている、彼は一人で苦しみ、
彼は一人で泣き叫ぶ・・・孤独なヴァイオリニストそのものだ・・・孤独なの
だ・・・」ブックレットの中でグリマルは、バッハの無伴奏ソナタとパルティ
ータ全曲をレッスンで一度に弾いたあと、師であるヒルシュホーンのこの言葉
を忘れたことはない、と述べています。音符の一つ一つが突き刺さってくるよ
うな厳しさに満ちたグリマルのヴァイオリンの音色。無伴奏の演奏は、一人、
バッハが全身全霊をこめて書き込んだ音符とともに祈るもの。音楽に対して敬
虔なグリマルの演奏に、驚嘆させられるバッハです。合間に挟まれている作品
の作曲家パウゼは、フランスを中心に活躍する作曲家。前衛的な作風ですが、
バッハのおそろしく深い世界への、心の準備のような作品です。




<ELOQUENTIA>
EL 0814 \2380
ドビュッシー:映像
前奏曲集第2集(全12曲)、「燃える炭に照らされた夕べ」(遺作・1917)、
映像第1集(全3曲)、映像第2集(全3曲)
デニス・パスカル(Pf)
録音:2007年12月
デニス・パスカルは、ジャック・ルビエ、レオン・フライシャーらと同時期に
パリ国立高等音楽院で学んだピアニスト。シュタルケルの伴奏者としても活躍
し、リスト、そして後期ロマン派、印象派を得意としています。「燃える炭に
照らされた夕べ」は2001年に発見されたドビュッシーの遺作。前奏曲集のいく
つかの作品に類似した雰囲気をもちつつ、深く落ち着いた色彩が魅力です。




<AMBRONAY>-アンブロネー音楽祭シリーズ-
AMY 015 \2500
ペーター・フィリップス(1561-1628):モテット&マドリガーレ集
カペッラ・メディテラーニア、レオナルド・ガルシア・アラルコン(指)
マリアーナ・フローレス、マリア・ヒノホサ・モンテネグロ、
ファビアン・ショフリン、
ホアン・サンチョ、マシュー・ベイカー
録音:2007年10月
ペーター・フィリップスは、彼が生きていた当時、ヨーロッパ中で最もよく知
られた作曲家でした。彼の作品はまだまだ知られていませんが、莫大なエネル
ギー、力強い表出に満ちた作風で、発掘が待たれるところです。瑞々しい音で、
生き生きとしたアンサンブルが見事にとらえられています。

AMY 013 \2500
「バロックの太陽」
ルイージ・ロッシ:「太陽の預言」「3声のセレナータ」ほか
マルコ・マラッツォーリ:「太陽の預言」
レ・パラダン
ジェローム・コレア(指)
録音:2007年9月
バロック時代のローマでとりわけカンタータ作曲家として活躍した、ロッシと
マラッツォーリの作品集。「太陽の預言」は、太陽が、死や悲しみと対話する
物語。光り輝く太陽、影、様々な表情が魅力です。ロッシやマラッツォーリの
貴重な音源。




<DYNAMIC>
CDS 622 8枚組 \5800
パガニーニ:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集
ヴァイオリン協奏曲第1番 変ホ長調 MS21
ヴァイオリン協奏曲第2番 ロ短調 「鐘」 MS48
ヴァイオリン協奏曲第3番 ホ長調 MS50
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ短調 MS60
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ短調 MS78
大協奏曲 ホ短調 MS75
アダージョ MS49
春のソナタ イ長調 MS73
感傷的な堂々たるソナタ MS51
ヨゼフ・ヴァイグルの主題による変奏付きソナタ ホ長調 MS47
ロッシーニ「チェネレントラ」の主題による序奏と変奏曲 MS22
魔女たちの踊り MS19
ワルシャワ・ソナタ ホ長調 MS57
マリア・ルイーザ・ソナタ MS79
ポラッカと変奏曲 イ長調 MS18
田舎のバレエ MS74
ヴェネツィアの謝肉祭 MS59
常動ソナタ MS66
ロッシーニ「モーゼ」の主題による幻想曲 MS23
ナポレオン・ソナタ 変ホ長調 MS5
ロッシーニ「タンクレディ」のアリア「この胸の高鳴りに」による序奏と
変奏曲 MS77
タランテラ イ短調 MS76
ニコロ・パガニーニからヘンリー氏に MS65
ヴィオラと管弦楽のためのソナタ MS70
ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 MS21
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ短調 MS60
マッシモ・クアルタ(Vn,指)ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団
他のソリスト:サルヴァトーレ・アッカルド、フランコ・メッゼーナ、
ルイージ・アルベルト・ビアンキ、イェフディ・メニューイン、
ルッジェーロ・リッチ
DYNAMICがまたもどえらいセットを出してきました!パガニーニのヴァイオリン
と管弦楽のための作品全集です。同社が進めてきた、マッシモ・クアルタによ
るヴァイオリン協奏曲全集を軸に、自社音源と、さらにEMI、DGからライセンス
音源も使用しての堂々たる8CDセットを完成。

DYNDVD 33592(DVD-Video) 2枚組 \4180
字幕:仏伊英独西
ラロ:「イスの王様」
エリック・マルティン=ボネ(Bs イスの王様)
ジュゼッピーナ・ピウンティ(MS マルガレード)
ギレーヌ・ジラール(S ローゼン)
セバスチャン・ゲーズ(T ミリオ)
ウェルナー・ファン・メヘレン(Br カルナック)
ほか
パトリック・ダヴァン(指)ワロン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
演出:ジャン=ルイ・ピション
収録:2008年4月1-3日,リエージュ
ラロの名作オペラ「イスの王様」の映像が初登場です!「イスの王様」は、ス
ペイン交響曲で有名なエドゥワール・ラロ(1823-1892)が生前に上演できた唯一
のオペラ。フランス語圏では比較的人気のあるオペラで、かのクリュイタンス
が初の全曲録音を果たしています。しかし近年は上演も少なく、1988年以来新
録音がありませんでした。ですので、なおのこと貴重な映像です。イスという
のは、フランス西部の海に面していたという伝説の都市の名前。物語はかなり
ドラマティック。マルガレードとローゼンの姉妹は共に勇者ミリオを愛してい
る。しかし結ばれたのはローゼン。嫉妬に駆られたマルガレードは、敵の王子
カルナックに唆され、海から町を守る水門の鍵をカルナックに渡してしまう。
水門が開けられ水に飲まれた町を目の当たりにして後悔したマルガレードは、
罪を告白して身を投げる。すると、海は穏やかになる、というもの。ロマン色
豊かな名作を、ワロン王立歌劇場が総力を挙げて上演しています。マルガレー
ド役のジュゼッピーナ・ピウンティは、イタリア,アスコリ・ピチェーノ出身
のメッゾソプラノ。2008年12月に来日してリサイタルを行って好評を博してい
ます。

CDS 596 \1950
A.スカルラッティ:「ジュディッタ」
ソフィー・ランディ(S ジュディッタ)
ラファエル・ピション(CT ヌルセ)
カール・ガザロシアン(T オロフェルネ)
ジルベール・ベッツィーナ(指)ニース・バロック・アンサンブル
録音:2008年3月6,7,9日,ニース
父スカルラッティのオラトリオ「ジュディッタ」には、既にいくつか録音があ
りますが、これはそれらとは異なるものです。一般的なものは、枢機卿ピエト
ロ・オットボーニの台本による、5人のソリストを要するものでしたが、ここ
に録音されているものは、アントーニオ・オットボーニ(ピエトロの父)の台本
で、ソリストは3人のみ。話そのものは変わらず、ベトリアの美しい婦人ユディ
トが、アッシリアの軍司令官ホロフェルネスを酔いつぶして首を切り落とした
というもの。若く優れた古楽系歌手が起用されているのも注目です。ソフィー
・ランディは、2006年にマコンでのコンクールに入賞して一気に注目を浴びた
若いソプラノ。ラファエル・ピションは、1984年生まれの若手カウンターテナ
ー。既にコープマンやデュメストルなどとバロック声楽もので競演しています。
カール・ガザロシアンは、マルセイユ生まれのテノール。ここ5年ほど、マル
ゴワール、ミンコウスキ、ヤーコプスらがバロックオペラの公演で起用して注
目度が上がっています。



<CAvi-music>
4260085 531257 \2450
マーラー:大地の歌(オリジナル・ピアノ版)
第1楽章:大地の哀愁に寄せる酒の歌
第2楽章:秋に寂しき者
第3楽章:陶器の亭
第4楽章:岸辺にて
第5楽章:春に飲む人
第6楽章:告別
ベルンハルト・ベルヒトルド(T)
ヘルミーネ・ハーゼルベック(Ms)
マークス・フォルツェルナー(P)
録音:2008年7&9月 グランドホテル文化センター トープラッハ(イタリア)
マーラーは大地の歌のオケ版とピアノ版を残しています。ピアノ版はオケ版の
編曲ではなく、ほぼ同時に作曲を進められ、詩や各楽章の表題に異なる箇所が
あり、独立した作品として構想されています。ピアノ版はマーラーの死後に演
奏、出版され、1989年に日本でサヴァリッシュのピアノ演奏により初演。オケ
版との比較によりマーラーの作曲意図を感じ取ることができ、そのことによっ
てオケ版の改訂も出版されているほど、ピアノ版の功績は大きいものです。歌
曲の性格が強くなるピアノ版ですが、すでにカツァリスなどの録音からも分か
るようにオケと指揮者の役割を担わなくてはならないピアノ・パートが重要で
あります。ピアニストでもあり文化史から哲学を専門にするジャーナリストで
もあるマークス・フォルツェルナーの分析的演奏、マーラーの構想の推移や意
図を反映できる音楽性と技術を充分に備えています。歌手は両者ともオースト
リア出身のテノール、ベルヒトルドとメゾ・ソプラノ、ハーゼルベック。マー
ラーの生きた時代のオーストリアの作品を度々演奏している2人の説得力のある
歌唱にも注目です。マーラーの素晴らしいメロディー・ラインと情感を美しく
歌い上げています。この演奏は、マーラーが「大地の歌」を作曲した小屋が残
っている南チロルのトープラッハで2008年に行われたグスタフ・マーラー音楽
祭での演奏です。

4260085 531370 \2450
D.スカルラッティ:ソナタ ト短調 K.31、ソナタ ト長調 K.124
ハイドン:アンダンテと変奏曲 ト短調 Hob.XVII:6
ショパン:ノクターン 第9番 ロ長調 Op.32-1、
ノクターン 第10番 変イ長調 Op.32-2、舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
アレクサンダー・ミュレンバッハ:ナイト・ミュージック
デュディーユ:ピアノ・ソナタ
キャシー・クリエ(P)
録音:2007年10月
才能あふれる美形ピアニスト、キャシー・クリエは1985年ルクセンブルク生ま
れ。5歳から音楽学校でピアノを学び、1999年からはケルン音楽大学で名教師
パーヴェル・ギリロフのもと研鑽を積む。その後ヨーロッパを中心に活動し、
ロバート・レヴィンから声をかけられルール・ピアノ・フェスティヴァルに出
演、またルクセンブルク室内管弦楽団、ルクセンブルグ・フィルハーモニー管
弦楽団のソリストとして演奏し高い評価を得ています。




<SUPRAPHON>
=アルヒーフ=
SU 3969 \1480
(2)ステレオ
(1)モノラル
(1)モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調KV.581
(2)ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115
ヴラディミール・ルジーハ(Cl)
スメタナ四重奏団
イジー・ノヴァーク、ルボミール・コステツキー(Vn)
(1)ヤロスラフ・リベンスキー、(2)ミラン・シュカンパ(Va)
アントニーン・コホウト(Vc)
録音:(1)1952年7月12日(2)1964年11月28-29日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ
いまから20年前の1989年に惜しまれつつ、その歴史に幕を下ろしたスメタナ四
重奏団。ようやくSUPRAPHONよりCD化されるモーツァルトとブラームスのクラリ
ネット五重奏曲は、いずれも名手ルジーハをソリストに迎えて、その味わいの
深さから長年愛され続けてきたものです。
ターリヒ、クーベリック、アンチェル時代のほぼ四半世紀にわたり、チェコ・
フィルのトップの座に君臨したルジーハ(1904-1978)。ぽかぽかと満ち足りた気
分のモーツァルトと、憂愁のブラームスの両方に、ほんのりと温かくのびやか
な音色がじつによく映えます。なお、それぞれのレコーディングの時期に隔た
りがあるため、メンバーに異動がみられるのも興味深いところ。シュカンパの
参加で以後はメンバー固定となるブラームスに対して、モーツァルトでは、
1945年のアンサンブル結成当初には第2ヴァイオリンを担当していたリベンス
キーがヴィオラを担当しています。2009年の最新リマスタリングで音質良好。

=チェコ・オペラ・トレジャーズ=
SU 3981 2枚組 \2960
モノラル
ヤナーチェク:オペラ「利口な牝狐の物語」(全曲)
ハナ・ベーモヴァー(S 牝狐)
リブシェ・ドマニーンスカー(S 狐)
ルドルフ・アスムス(Bs 森番)ほか
ヴァーツラフ・ノイマン(指)プラハ国立劇場管弦楽団&合唱団
録音:1957年11月4-15日&12月12日プラハ、ルドルフィヌム
ノイマンの「牝狐」には、ステレオ録音(1979、80年・品番10.3471)もあります
がこれは記念すべき最初の録音で、初CD化。表題役のベーモヴァーに、本来、
牝狐役で名高いドマニーンスカー、このオペラの森番役でキャリアの足がかり
を築いたアスムスと、こちらのキャストも充実しています。

SU 3980 2枚組 \2960
モノラル
スメタナ:オペラ「売られた花嫁」(全曲)
ミランダ・ムシロヴァー(S マジェンカ) イヴォ・ジーデク(T イェニーク)
カレル・カラシュ(Bs ケツァール) 
オルドジフ・コヴァージ(T ヴァシェク)ほか
ヤロスラフ・フォーゲル(指)プラハ国立劇場管弦楽団&合唱団
録音:1952年3月24、28 & 29日プラハ、ルドルフィヌム / プラハ、
ドモヴィナ・スタジオ
これで現状SUPRAPHONのカタログに3種を数えることになるチェコの国民的オペ
ラ「売られた花嫁」。フォーゲル盤は、ハラバラ盤やコシュラー盤のかげで復
活が望まれていたものです。当時25歳、イェニークを当たり役とするジーデク
をはじめ、キャストも魅力的。




<BONGIOVANNI>
GB 5157 \2180
カリッシミ:オラトリオ集
「ヴァニタス・ヴァニタトゥム(空の空)」
「ヨブの物語」
「ソロモンの裁き」
フェデリーコ・バルダッツィ(指)アンサンブル・サン・フェリーチェ
録音:2005年9月,フィレンツェ
初期のオラトリオの発展に大きな貢献を果たしたジャコモ・カリッシミ(1605-
1674)の、代表的3作品を収録。「ヴァニタス・ヴァニタトゥム」と「ヨブの物
語」には、フレスコバルディなど同時代の音楽も取り入れて演奏しています。
指揮のフェデリーコ・バルダッツィは、アンドレ・ナヴァラに学んだチェリス
トで、今日ではイタリアの代表的バロック・チェロ奏者として知られています。

GB 2558 \2180
ロッシーニ:アリアと歌曲集
「セミラーミデ」
「アルジェのイタリア女」
「タンクレーディ」
「オテッロ」
からのアリア
スペインのカンツォネッタ
アヴェ・マリア
さらば人生
北京への愛
踊り
シルヴィア・ベルトラーミ(Ms)サブリナ・アヴァンターリオ(P)
録音:2008年6月13日,ボローニャ(ライヴ)
シルヴィア・ベルトラーミは、ここ数年でイタリア各地のコンクールに入賞、
売り出し中のメッゾソプラノ。これがデビュー・アルバム。オール・ロッシー
ニという意欲的な内容です。

GB 5156 \2180
ボッシ:聖マルコによるキリストの受難
ペロージ:
プレルーディオ
インテルルーディオ
ポストルーディオ
オルガンのための6つのトリオ-第1番,第3番,第6番
オルガンのための20のトリオ-第4番,第5番,第6番,第7番,第17番,第20番
13の瞑想-第1番から第7番
アルトゥーロ・サッケッティ(Org)
マルコ・エンリーコ・ボッシ(1861-1925)の作品は、ロレンツォ・ペロージ
(1872-1956)の同名の声楽作品をオルガン用にリダクションしたもの。40分超
の堂々たる作品です。加えて、ペロージのオルガン作品を19曲収録。




<ENZO Recordings>
MOCP 10003 \2940
ベートーヴェン:フォルテピアノのためのソナタ-Plaudite Amici III
第4番変ホ長調Op.7、第8番ハ短調Op.13「悲愴」、
第19番ト短調Op.49-1、第20番ト長調Op.49-2
大井浩明[使用楽器: ヨハン・アンドレアス・シュタイン・モデル A=421Hz,
Werckmeister III]
録音:2008年京都、東京におけるライヴ収録
ジャケット・アートワーク:Sosen Mori 森狙仙(1747-1821)/大英博物館蔵
ベートーヴェン存命時のフォルテピアノはアクション機構や音域、ペダル機能
の効果が革新的に変革されていく時代だったといわれます。それにあわせ、9台
もの楽器を取り替えてソナタ及び交響曲を制覇するという、奇才大井浩明の前
代未聞のプロジェクト最新作。
ここで用いられているシュタイン・モデルのフォルテピアノは、音域たった5オ
クターヴ、ダンパー膝ペダルのみの、1790 年代当時の標準的なモデル。もちろ
んモダン・ピアノのような鉄製フレームなど存在しません。「悲愴」では、そ
のたった5オクターヴをフルに活用する様が実感できることでしょう。耳馴染ん
だ曲に潜むベートーヴェンの過激なまでの暴れっぷりを顕著に示す例がここに
示されています。一人の演奏者が弾きわけることにより既発売のMOCP 10004
(第9.10&11番)、MOCP 10005(第12.13&14番)で用いられたヴァルター・モデ
ル(1800年頃の標準モデル)と比較してさえ、音色、性能ともに相当な違いがあ
ることもよくわかるはずです。

EZCD 10004 \2450
バッハ:フーガの技法BWV.1080(全21曲)
大井浩明[使用楽器:ヨリス・ポトフリーヘ製作によるザクセン様式5オクター
ヴ専有弦モデル、2008年/調律:キルンベルガー第2法、405Hz]
録音:2008年9月 聖セルヴァティウス修道院(ベルギー・グリムベルゲン)
あらゆる楽器の中でバッハが最も愛奏し、息子達にも手取り足取り教えたのが、
クラヴィコードです。音色はチェンバロに似通っていますが、チェンバロでは
出来ない、声楽的な強弱・ニュアンス付けが可能です。オーセンティックなモ
デルに忠実であればあるほど、その音色はますますプラチナのような輝きを帯
びる一方、コントロールは至難となり、また、音量が極めて繊細であるため、
もともとクラヴィコードを想定して書いた作品群は、コンサートではもっぱら
チェンバロで演奏されてきました。レオンハルト、シュパーニ、シフ、クレマ
ンシックらが絶賛する製作家、ヨリス・ポトフリーヘの最新作(2008)の豊かな
響きは、我々をバッハ家の居間へと誘います。それは、宮廷や教会から帰宅し、
カツラを脱いでくつろいでいる、等身大のバッハの姿です。
なお、ジャケット画像はスコットランドの法医人類学者キャロライン・ウィル
キンソンがバッハの骨とCG模型を使い復元した"バッハの素顔"。昨年ニュース
でも話題になったデジタル画像です。独アイゼナハにあるバッハ博物館の許諾
を得て特別に使用しています。




<HUNGAROTON>
HSACD 32523(SACD-Hybrid) \2300
「バルトーク:合唱作品集Vol.2 /
27の合唱曲(1935-36, BB 111a, Sz 103)-児童合唱および女声合唱のための」
(1)第1巻(春 / わたしを置いてゆかないで / 家畜のためのまじない歌)
(2)第2巻(祖国の人々への手紙 / 遊び歌 / 嫁探し / 鷹よ、大きな鷹よ)
(3)第3巻(行かないで / わたしは指輪を持っている / この世でわたしは独り
ぼっち / パン焼き)
(4)第4巻(軽騎兵の唄 / 怠け者の唄 / 放浪 / 娘をからかう歌)
(5)第5巻(若者をからかう歌 / 聖ミカエルの祝日の賀詞 / 求婚)
(6)第6巻(哀歌 / 鳥の歌 / 足踏み踊り)
(7)第7巻(悲しみ / あなたに会わなかったならば / 小鳥は飛び去って)
(8)第8巻(枕踊りの歌 / カノン / ご無事でさようなら)
(1)-(4)カンテムス児童合唱団 (5)-(8)プロムジカ少女合唱団
デーネシュ・サボー(指)
録音:2008年6月27日-7月1日ニーレジハーザ、ゾルターン・コダーイ小学校、
コダーイ・コンサート・ホール
「27の合唱曲」は、バルトークが1934年にようやく音楽院の教職を離れ、これ
までに蒐集した民謡の整理・出版の準備に着手することが叶うようになった過
程で作曲されたもの。2つのヴァイオリンのための44の二重奏曲(1931年)ととも
に、バルトークが独自の音楽語法を確立するなかで、重要な位置を占める作品
といわれています。
1920年代中頃よりずっと、お互いによき理解者であったコダーイからの強い奨
めで、誰でも簡単に学習できて歌えるハンガリー語の合唱レパートリーについ
て書くことを考えていたバルトークですが、ここでテキストにプロの詩作でな
く、ハンガリーの民話や民俗伝承の詞が選ばれていることもポイントです。コ
ダーイ小学校の在校生で構成されたカンテムスと、その卒業生たちによるプロ
ムジカは、合唱大国ハンガリーのアンサンブルらしくきわめて高水準。SACDハ
イブリッド盤仕様、2008年の最新録音。



<morox music>
KDC 5063 \2500
「 La meraviglia parlante 」
(1)ダリオ・カステッロ(c.1590-1644):ソナタ第10番
(2)ジョバンニ・パオロ・チーマ:2声のソナタ
(3)セルマ:カンツォン第1番(バスとソプラノのための)
(4)チーマ:3声のソナタ
(5)フレスコバルディ:パッサカリアによる100のパルティータ
(6)マンチーニ(1672-1737):ソナタ第4番 イ短調
(7)ランツェッティ:ソナタ第7番 ト長調
(8)ヴィヴァルディ:協奏曲ヘ長調 RV 100
テアトルム・アフェクトゥム
〔アンドレアス・ベーレン(Rec)、松永綾子(バロックVn)、
懸田貴嗣(バロックVc)、渡邊孝(チェンバロ)〕
録音:2007年7、8月
テアトルム・アフェクトゥムは、ヨーロッパを中心に活躍する若手日本人アー
ティスト達と、リコーダーのベーレンらによって結成されました。17-18世紀の
イタリア・ドイツの音楽をレパートリーの中心に据える、フレッシュでしなや
かな感性と、確かなテクニックのアンサンブル。このディスクでも心地よい疾
走感と、雷の閃光のような刺激的なパッセージに満ちたカステッロの作品から、
典雅なランツェッティ、実にきらきらと流麗なヴィヴァルディなど、さまざま
な魅力を放ちます。




<MEDICI ARTS>-IDEALEAUDIENCE
30 78538(DVD-Video) \2180
言語:独、伊、露
字幕:英、仏、独
ブラームス:甲斐なきセレナード Op84 No4、サッフォー風頌歌 Op94 No4
マーラー:ラインの伝説
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)
ジェラール・ムーア(P)
放映:1962年7月11日(BBC)
シューマン:はすの花 Op25 No7
R.シュトラウス:悪天候 Op69 No5
リタ・シュトライヒ(S)
ジャニーヌ・レイス(P)
放映:1965年3月7日(INA)
メンデスゾーン:歌の翼に Op34 No4
ブラームス:子守歌 Op49 No4
シューベルト:幸福 D433
リタ・シュトライヒ(S)
クリスティアン・イヴァルディ(P)
放映:1972年12月26日(INA)
ヴォルフ:つつましい恋
モーツァルト:春への憧れ K596
シューベルト:笑いと涙 D777、夜と夢 D.827、鳥 D691
ブラームス:秘め事 Op71 No3
甲斐なきセレナード Op84 No4
リタ・シュトライヒ(S)
マルシア・ル・マルカドゥール(P)
放映:1964年4月16日(INA)
ベートーヴェン:ああ、不実なる人よ Op65
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S)
フランス国立放送管弦楽団 アラン・ロンバール(指)
収録:1965年5月20日(INA)
ヴェルナー・エック:4つの歌
イルムガルト・ゼーフリート(S)
フランス国立放送管弦楽団 マニュエル・ロザンタール(指)
放映:1967年7月1日(INA)
チャイコフスキー:なぜ Op6 No5、セレナーデ Op63 No6
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(P)
放映:1970年(INA)
ワーグナー:
ヴェーゼンドンクの5つの歌 より 「悩み」「夢」、
トリスタンとイゾルデより「イゾルデの愛の死」
グレ・ブラウエンスタイン(S)
フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団  シャルル・ブリュック(指)
放映:1969年4月15日(INA)
20世紀後半の最も偉大な女性歌手たちの全盛期の歌声を集めたいいとこ取り
DVD。ドイツの名メゾ・ソプラノ、クリスタ・ルートヴィヒの魅力的な絶頂期を
うかがうことができます。技巧で聴かせるのではなく、薫り高くのびやかな歌
声で魅了する不世出のコロラトゥーラ、リタ・シュトライヒ。傑出した美声の
グンドゥラ・ヤノヴィッツ。イルムガルト・ゼーフリートの楚々とした美しさ、
ロシアの国民的オペラ歌手ガリーナ・ヴィシネフスカヤは夫ロストロポーヴィ
チと共演。そしてオランダの名ソプラノ、グレ・ブラウエンスタインと見応え
聴き応えのある1枚です。

30 85228(DVD-Video) \2180
(1)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op. 19
(2)エルガー:ヴァイオリン協奏曲 Op.61
イツァーク・パールマン(Vn)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指) BBC交響楽団
録音:(1)1980年10月22日(2)1981年8月9日
天才パールマンの絶頂期といえる1980年の演奏で、BBC響創立50周年記念のシー
ズンで演奏されたプロコフィエフと、その翌年ロイヤル・アルバート・ホール
で行われたエルガーのヴァイオリン協奏曲。プロコフィエフのヴァイオリン協
奏曲では、指揮棒の魔術師ロジェストヴェンスキーの本領が発揮され、パール
マンの勢いのある演奏、巧みな表現力で聴衆を一気に惹きつけています。エル
ガーのヴァイオリン協奏曲はエルガー節満載の作品。甘美な旋律と高度なテク
ニックが随所に登場し、パールマンの魅力が溢れ出ています。

<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72316(SACD-Hybrid) 2枚組 \3450
J・S・バッハ(1685-1750):ミサ ロ短調 BWV232
ゲルリンデ・ゼーマン、エリーザベト・ヘルマンス(ソプラノ)
パトリツィア・ハルト(ソプラノ/アルト)
ペトラ・ノスカイオヴァー(アルト)
ベルンハルト・フンツィカー、クリストフ・ゲンツ、(テノール)
マルクス・ニーダーマイヤー、ヤン・ファン・デル・クラッベン(バス)
ラ・プティト・バンド
シギスヴァルト・クイケン(指揮)
モンテヴェルディの「聖母マリアの晩課(聖母マリアの夕べの祈り)」に続く、
シギスヴァルト・クイケンによる声楽大作。声楽1パート1人、最少編成の器楽、
チェロでなくヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ、コントラバスでなくヴィオロ
ーネを用いるという徹底したこだわりに期待が高まります。コンサートマスタ
ーを務めた衝撃のレオンハルト盤から約四半世紀、シギスヴァルトが達した一
つの結論を世に問う録音といえるのではないでしょうか。

CC 72287 \2180
J・S・バッハ(1685-1750):市参事会員選挙カンタータ集
第119番「エルサレムよ、主をたたえよ」BWV119
第120番「神よ、人は御身をひそかにたたえる」BWV120
第69番「わが魂よ、主をほめたたえよ」BWV69
独唱者
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
トン・コープマン(指揮)
「J・S・バッハ:カンタータ全集」からの編集盤。

CC 72290 \2180
8J・S・バッハ(1685-1750):聖霊降臨祭カンタータ集
第172番「鳴り響け、汝らの歌声」BWV172(*)
第68番「かくのごとく神は世を愛したまえり」BWV68(+)
第174番「われ心より至高なるものを愛す」BWV174
第175番「彼は羊らの名を呼びたもう」BWV175
バルバラ・シュリック(ソプラノ(*))
デボラ・ヨーク(ソプラノ(+))
カイ・ヴェッセル(男性アルト(*))
ボグナ・バルトシュ(アルト(#))
クリストフ・プレガルディエン(テノール(*/#))
クラウス・メルテンス(バス)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
トン・コープマン(指揮)
「J・S・バッハ:カンタータ全集」からの編集盤。

CC 72296 \2180
J・S・バッハ(1685-1750):新年カンタータ集
第171番「神よ、御身の名のごとく、御身の栄光もあり」BWV171(*)
第41番「イエスよ、今ぞたたえられん」BWV41(+)
第28番「ありがたや、今ぞ年は終りゆく」BWV28
第16番「主なる神よ、われら汝をたたえん」BWV16(**)
サンドリーヌ・ピオ(ソプラノ(*))
シビッラ・ルーベンス(ソプラノ(+))
デボラ・ヨーク(ソプラノ(#))
ボグナ・バルトシュ(アルト(*/#/**))
アンネッテ・マルケルト(アルト(+))
クリストフ・プレガルディエン(テノール(*/+))
イェルク・デュルミュラー(テノール(#))
ポール・アグニュー(テノール(**))
クラウス・メルテンス(バス)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
トン・コープマン(指揮)
「J・S・バッハ:カンタータ全集」からの編集盤。

CC 72307 \2180
1900年前後のヴァイオリン・ソナタ
R・シュトラウス(1864-1949):ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.18(1887)
ニーノ・ロータ(1911-1979):ヴァイオリン・ソナタ(1936/1937)
レスピーギ(1879-1936):ヴァイオリン・ソナタ ロ短調(1916/1917)
イザベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)
ロナルド・ブラウティハム(ピアノ)
録音:2008年3月25-27日、モル(ベルギー)、ギャラクシー・スタジオ
オランダの名手、イザベル・ファン・クーレン(1966年生まれ)とロナルド・ブ
ラウティハム(1954年生まれ)による新録音です。

CC 72314 \2180
J・S・バッハ(1685-1750):
オルガンのためのトリオ・ソナタ BWV525-530
(リコーダーとオルガン、チェンバロのための版)
レイネ=マリー・フェルハーヘン(リコーダー)
ティニ・マト(オルガン、チェンバロ)
録音:2008年5月、アムステルダム、フランス改革派教会
オルガンのためのトリオ・ソナタが元は室内楽作品であったと推測、リコーダ
ーと鍵盤楽器の組み合わせに置き換える試み。プロデューサーはトン・コープ
マン。

CC 72331 2枚組 \4360 ※価格変更 \3250
フランスのサクソフォン
オーレリア・サクソフォン・クァルテット25周年記念アルバム
ドビュッシー(1862-1918):弦楽四重奏曲ト短調 Op.10(1894)
ラヴェル(1875-1937):弦楽四重奏曲ヘ長調(1903)
アルベール・ルーセル(1869-1937):弦楽四重奏曲ニ長調 Op.45(1932)
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):アンダンテとスケルツォ
アルフレッド・デザンクロ(1912-1971):サクソフォンのための四重奏曲
ジャン・フランセ(1912-1997):サクソフォンのための小四重奏曲
ジャン・リヴィエ(1896-1987):グラーヴェとプレスト
フロラン・シュミット(1870-1958):サクソフォンのための四重奏曲 Op.102
ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):民謡風ロンドによる序奏と変奏曲
オーレリア・サクソフォン・クァルテット
ヨハン・ファン・デル・リンデン(ソプラノサクソフォン)
アンドレ・アレンズ(アルトサクソフォン)
アルノ・ボルンカンプ(テナーサクソフォン)
ウィレム・ファン・メルウィク(バリトンンサクソフォン)
録音:1990年5月、10月、ハールレム(オランダ)
Etceteraから発売された2枚のCDのレーベル移行組み合わせ再発売。

TR 75529(SACD-Hybrid) \2300
アルベニス(1860-1909):
「イベリア」第1集;喚起(前奏曲),港(カディス),セビリャの聖体祭
「イベリア」第2集;ロンデニャ,アルメリア,トゥリアナ
ヨラム・イシュ=フルヴィッツ(ピアノ)
録音:2007年3月21-22日、2008年10月28日、モル(ベルギー)、
ギャラクシー・スタジオ
ヨラム・イシュ=フルヴィッツは1968年アムステルダムに生まれ、ジュリアード
音楽院でジェルジ・シャーンドルに師事したオランダのピアニスト。




<STRADIVARIUS>
STR 33772 \2180
ルチア・ロンケッティ(1963-):
難破と見物人(管弦楽のための習作;1997/1999改訂)(*)
ピノキオ、パラレル・ストーリー
(男声四重唱のためのドラマトゥルギー;2005)(+)
アティスの眠り
(ヴィオラとライヴ・エレクトロニクスのための習作;2003-2004)(#)
ベルリン放送交響楽団(*)
ローラント・クルッティヒ(指揮(*))
シュトゥットガルト新ヴォーカルゾリステン(+)
ダニエル・グローガー(カウンターテナー) マルティン・ナギー(テノール)
ギリェルモ・アンソレナ(バリトン) アンドレアス・フィッシャー(バス)
バルバラ・マウアー(ヴィオラ(#))
ラインホルト・ブライク(ライヴ・エレクトロニクス(#))

STR 33825 \2180
J・S・バッハ イタリア趣味-協奏曲、復元、仮説
ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調
(チェンバロ協奏曲第8番ニ短調[断章]BWV1059、
カンタータ第35番 BWV35、同第12番 BWV12 より復元)
4声の協奏曲ト長調(イタリア協奏曲 BWV971 より復元)
オルガン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調
(チェンバロ協奏曲第2番ホ長調 BWV1053、
カンタータ第49番 BWV49、同第169番 BWV169 より復元)
ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ト短調 BWV1056a
(チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調 BWV1056 より復元)
オーボエ、ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ハ短調 BWV1060a
(2台のチェンバロのための協奏曲第1番ハ短調 BWV1060 より復元)
ジョルジョ・サッソ(ヴァイオリン、指揮)
インシエメ・ストルメンターレ・ディ・ローマ
アンドレア・ミロン(オーボエ)
ガブリエーレ・ポリーティ、パオロ・ペッローネ(ヴァイオリン)
テレーザ・チェッカート(ヴィオラ) ディエゴ・ロンカッリ(チェロ)
ルカ・コーラ(コントラバス)
サルヴァトーレ・カルキオーロ、マルコ・シルヴィ(チェンバロ、オルガン)

STR 33829 \2180
レスピーギ(1879-1936):森の神々 室内歌曲集
森の神々(5曲;1917)/ストルネッロを歌う女(1906)
トスカーナの4つのリスペット(1915)/きわめて美しい女(1897)
ロザベッラ万歳
(バルダッサーレ・ガルッピの作品のリアライゼーション;1912)
古い愛の歌(4曲;1912)/最後の陶酔(1896)
5つの古風な歌(1906)/スケルツォ(1906)
ジェンマ・ベルタニョッリ(ソプラノ)
アルド・オルヴィエート(ピアノ)



<ARS PRODUKTION>
ARS 38035(SACD-Hybrid) \2700
ベートーヴェン(1770-1827):
チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5 No.1
チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5 No.2
チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
フリードリヒ・クラインハプル(チェロ)
アンドレアス・ヴォイケ(ピアノ)
録音:2008年10月、ヘルムート=リスト=ハレ

ARS 38040(SACD-Hybrid) \2700
クロンマー、フンメル:ファゴットと弦楽のための室内楽作品集
フランツ・クロンマー[フランチシェク・クラマーシュ](1759-1831):
ファゴット、2つのヴィオラとチェロのための四重奏曲変ロ長調 Op.46 No.1(*)
ファゴット、2つのヴィオラとチェロのための四重奏曲変ホ長調 Op.46 No.2(*)
ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):
2つのヴィオラとチェロのための三重奏曲ト長調
アイランド
ジェーン・ガワー(ファゴット(*))
アントワネット・ローマン、ガリーナ・ジンチェンコ(ヴィオラ)
ジェニファー・モルシェス(チェロ)
録音:2006年4月
ピリオド楽器使用。

ARS 38046(SACD-Hybrid) \2700
メンデルスソーン(1809-1847):オルガン作品全集 Vol.1
前奏曲ハ短調(1841)/アンダンテ・マエストーソ ハ長調(1845)
主題(アンダンテ)と変奏曲ニ長調(1844)/ソナタ へ短調 Op.65 No.1
ソナタ ハ短調 Op.65 No.2/同イ長調 Op.65 No.3/同ニ短調 Op.65 No.6
厳格な変奏曲ニ短調 Op.54(マルティン・シュメーディング編曲)
マルティン・シュメーディング(オルガン)
録音:2008年10月24-26日、エッセン・フィルハーモニー(ドイツ)、
アルフリート・クルップ・ザール
使用楽器:Kuhn製

ARS 38047(SACD-Hybrid) \2700
メンデルスソーン(1809-1847):オルガン作品全集 Vol.2
3つの前奏曲とフーガ Op.37;ハ短調,ト長調,ニ短調
アンダンテ(トリオ)ヘ長調(1844)
フゲッタ(アレグロ・モデラート)イ長調(1827/1842)
アレグロ変ロ長調(1844)/フーガ(レント)へ短調(1839)
ソナタ ニ長調 Op.65 No.5/アレグロ ニ短調(1844)
フーガ ホ短調(1839)/ソナタ変ロ長調 Op.65 No.4
マルティン・シュメーディング(オルガン)
録音:2008年11月9-10日、ボッケネム(ドイツ)、聖パンクラティウス教会
使用楽器:エンゲルハルト製

ARS 38475 \2180
ヴォルフとウィーンの青年派様式
アルバン・ベルク(1885-1935):青年時代の歌曲
吟遊詩人(1902)/束の間(1904)/憧れ(1902)
まどろみの夜(1903)/人類の境界(1902)
アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):
遠くへのあいさつ(1900)/警告 Op.3 No.3(1899)
深いしとねに埋もれた清らかな憩い Op.15 No.12(1908)
渚にて(1909)/失われた大軍 Op.12 No.2(1907)
フランツ・シュレーカー(1878-1934):
くもの糸 Op.2 No.1(1901)/敗北(1897)
放火魔(1915)/幽霊 Op.7 No.(1900)
オペラ「遠い昔」(1901-1910)から 白熱の王冠
(アルバン・ベルク編曲、ピアノ伴奏版;1907)
フーゴー・ヴォルフ(1860-1903):メーリケ歌曲集(1888)から
恋する者の歌/春に/こうのとりの使い/ある婚礼に臨んで/戒めに/別れ
ドミニク・ヴェルナー(バスバリトン)
ジーモン・ブーハー(ピアノ)
録音:2006年7月8-11日

ARS 38709 \1980
歌唱の伝説 Vol.9 エリカ・ケート オペラ・アリア集
モーツァルト(1756-1791):
「フィガロの結婚」から
自分で自分がわからない(ケルビーノのアリア)(*)
恋とはどんなものかしら(ケルビーノのカンツォーネ)(*)
「後宮からの逃走」から
何という悲しみが私の心を覆い…悲しみは私の運命
(コンスタンツェのレチタティーヴォとアリア)(*)
ああ、私は愛し、幸せでした(コンスタンツェのアリア)(*)
ありとあらゆる拷問が私を待ちうけていようとも(コンスタンツェのアリア)(*)
「魔笛」から
震えないで、私のかわいい息子よ(夜の女王のアリア)(*)
復讐の炎は地獄のようにわが心に燃え(夜の女王のアリア)(*)
ロッシーニ(1792-1868):
「セビーリャの理髪師」から
今の歌声は心に響く(ロジーナのカヴァティーナ)(+)
それじゃ私だわ、ほんとうかしら?(ロジーナとフィガロの二重唱)(**/+)
ああ、思いがけないこの喜び
(ロジーナ、アルマヴィーヴァとフィガロの三重唱)(**/++/+)
ヴェルディ(1813-1901):
「リゴレット」から 慕わしい人の名は(ジルダのアリア)(#)
プッチーニ(1858-1924):「ボエーム」から
ムゼッタの登場、ワルツとフィナーレ(第2幕)(+)
さようなら、甘い目覚めよ
(ミミ、ロドルフォ、ムゼッタとマルチェッロの四重唱)(+)
エリカ・ケート(ソプラノ)
ヘルマン・プライ(バリトン(**))
リヒャルト・ホルム(テノール(++))
エルナ・ベルガー(ソプラノ(##))
ルドルフ・ショック(テノール(##))
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン(##))
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
大オペラ管弦楽団(+)
ヴィルヘルム・シュヒター(指揮(*/+))
ベルリン国立歌劇場管弦楽団&男声合唱団(#)
アルトゥール・グリューバー(指揮(#))
録音:1953-1956年

ARS 38807 \2180
子供の情景 ワッペンギターの音楽
ヨハン・カスパル・メルツ(1806-1856):童話
伝承曲/ペーター・コルベル(1956-)編曲:子供たちの歌 から
Chapaqueada(ボリヴィア),El farol(アルゼンチン),Xiao bai cai(中国)
Ndi Ndi(ジンバブエ),Tancowala ryba z rakiem(ポーランド),
Mejicano soy senores(メキシコ),Los Pollos(ベネズエラ),
Bonka pom(カメルーン),Bajushki Baju(ロシア),Qing Wa(モンゴル)
Kozarocko kolo(ボスニア),Tengo una muneca(スペイン)
マテオ・カルカッシ(1792-1853):変奏曲 Op.7
フェルナンド・ソル(1778-1839):別れ Op.21
シューマン(1810-1856):子供の情景 Op.15
伝承曲/ペーター・コルベル編曲:子供たちの歌 から
Jack and Jill(英国)/Kengele Inalia(タンザニア),
Cai, cai balao(ブラジル),Kookaburra(オーストラリア),
Ghotschi(アフガニスタン),チューリップ(日本),Belabimba(イタリア),
Sizilian Tarantella(イタリア),Cantemos(ベネズエラ),
Burung kakak tua(マレーシア),Lejos me voy de aqui(エクアドル)
ペーター・コルベル(ワッペンギター)
録音:2008年10月6-10日
ワッペンギターは19世紀から20世紀初めにかけてヨーロッパで流行した紋章型
の胴を持つギター。ここでは19世紀に製作された10弦の楽器が使用されていま
す。

<SVATLANOV FOUNDATION>
SVET 10-145 5枚組 \6150
ボロディン、ムソルグスキー、リャードフ:管弦楽作品集
ボロディン(1833-1887):
交響曲第1番変ホ長調/交響曲第2番ロ短調
中央アジアの草原にて(音画)/交響曲第3番イ短調(未完)
小組曲(グラズノフ編曲)
オペラ「イーゴリ公」から 序曲,ポロヴェツ人の踊り(#),ポロヴェツ人の行進
ムソルグスキー(1839-1881):
組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編曲)
歌曲集「死の歌と踊り」(ショスタコーヴィチ編曲)(*)
オペラ「ホヴァンシチナ」から 追放されるゴリツィン公の出発
「カルスの奪回」から 荘厳行進曲(公と僧侶たちの行進)
交響詩「はげ山の一夜」(リムスキー=コルサコフ編曲)
オペラ「ホヴァンシチナ」から
モスクワ川の夜明け(ショスタコーヴィチ編曲)
モスクワ川の夜明け(リムスキー=コルサコフ編曲)
ペルシャの娘たちの踊り
オペラ「ソロチンツィの定期市」から 序奏,陽気な若者たちのゴパーク
オペラ「ボリス・ゴドゥノフ」から 序奏とポロネーズ
スケルツォ変ロ長調/間奏曲ロ短調
歌曲集「日の光もなく」(スヴェトラーノフ編曲)(+)
センナヘリブの陥落(**)/イースス・ナーヴィン(**)
リャードフ(1855-1914):
黙示録より(交響的絵画)Op.66/古き時代より Op.21b
ポロネーズ「プーシキンの記念に」ハ長調 Op.49
ポロネーズ ニ長調 Op.55/バーバ・ヤーガ(ロシア民謡への音画)Op.56
魔法にかけられた湖(おとぎ話の絵)Op.62/キキモラ(民話)Op.62
8つのロシア民謡(管弦楽のための)Op.58/音楽玉手箱 Op.32
イリーナ・アルヒーポワ?(メゾソプラノ(*))
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ?(ソプラノ(+))
モスクワ放送合唱団?(#)
モスクワ室内合唱団&ノヴォシビルスク室内合唱団?(**)
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1963-1983年
独唱者、合唱団については記載がなく、推測での記載です。




<VISTA VERA>
VVCD 00181-2 2枚組 \3560
ロシアの指揮者たち Vol.14 レフ・シテインベルク
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):オペラ「皇帝の花嫁」
M・ミハイロフ(バス:ワシーリー・ソバーキン)
N・シピレル(ソプラノ:マルファ)
P・メドヴェージェフ(バリトン:グリゴリー・グリャズノイ)
N・リュビーモフ(バス:グリゴリー・スクラートフ)
A・オルフョーノフ(テノール:イワン・リュイコフ)
M・マクサコワ(メゾソプラノ:リュバーシャ)
V・ヤクシェンコ(エリセイ・ボメリー)
P・パノワ(ソプラノ:ドムナ・サブロワ)
V・ガガーリナ(メゾソプラノ:ドゥニャーシャ)
M・レヴィナ(メゾソプラノ:ペトローヴナ)
B・ゼレゼンスキー(テノール:若者) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
レフ・シテインベルク(指揮)
録音:1939年

VVCD 00182 \1780
ウラディーミル・ソフロニツキー Vol.14
モーツァルト(1756-1791):幻想曲ハ短調 K.475
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27/同第32番ハ短調 Op.111
リスト(1811-1886):葬送曲/忘れられたワルツ第1番嬰ヘ長調/小人の踊り
スクリャービン(1872-1915):炎に向かって(詩曲)Op.72
ウラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
録音:1952年2月3日、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、
リサイタル、ライヴ

VVCD 00183 \1780
ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲集「四季」Op.8 Nos.1-4(*)
ハイドン(1732-1809):交響曲第45番嬰ヘ短調「告別」(+)
セルゲイ・スタドレル(ヴァイオリン(*))
リトアニア国立フィルハーモニー室内管弦楽団
サウリュス・ソンデツキス(指揮)
録音:1974年9月13日(*)/1984年6月26日(+)




<BeArTon>
CDB 043(SACD-Hybrid) \2580
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):
ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.8(1902)(*)
交響詩「永遠の歌」Op.10(1904-1906)
アガタ・シムチェフスカ(ヴァイオリン(*))
イェジ・マクシミウク(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2008年9、10月、ワルシャワ、
ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ
カルウォヴィチはベルリンで学び、28歳でワルシャワ音楽協会会長に就任、ポ
ーランド音楽界の近代化に尽力しましたが、スキー遠征中に雪崩に遭い32歳の
若さで亡くなりました。「永遠の歌」は「果てしなき憧れの歌」「愛と死の歌」
「永遠の生の歌(宇宙の歌、万有の歌)」の三部から成る、ワーグナーの後期を
思わせる力作。ポーランドのヴァイオリニストなら必ず取り上げる名曲「ヴァ
イオリン協奏曲」のソリストを務めるのは、2006年の第13回ヴィエニャフスキ
国際ヴァイオリン・コンクール優勝者であるポーランドの若き才媛アガタ・シ
ムチェフスカ。

CDB 044(SACD-Hybrid) \2580
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):弦楽合奏のための協奏曲(1948)
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):
チェロ(またはヴィオラ)と室内管弦楽のための協奏曲(*)
ギヤ・カンチェリ(1935-):
ボストン・ワルツ(ピアノと弦楽合奏のための;1997)(+)
アンジェイ・バウエル(チェロ(*))
ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ(+))
AUKSO(ティヒ市室内管弦楽団)
マレク・モシ(指揮)
録音:2008年9、10月、カトヴィツェ(ポーランド)、
音楽アカデミー・コンサートホール
ポーランド、ティヒ市の室内管弦楽団AUKSOの創設10周年記念盤。

CDB 045 \2180
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ヘ長調 Op.10 No.1(*)
フランチシェク・レッセル(1780頃-1838):
ピアノ、クラリネットとホルンのための大三重奏曲(+)
ルドミワ・パヴウォフスカ(ピアノ)
トマシュ・クルル(ヴァイオリン(*))
ブロニスワフ・クシステク(クラリネット(+))
マチェイ・バラノフスキ(ホルン(+))
ショパンの師として知られるエルスネルとウィーンでハイドンに師事したレッ
セル。二人のポーランドの作曲家を取り上げたアルバムです。

<DELTA CLASSICS>
DCCA-0058 \2415
ブルックナー:交響曲第8番(ハース版)
フルトヴェングラー/ベルリン・フィル
(15,Mar,1949/ティタニア・パラスト ライヴ rec)
フルトヴェングラーを精力的に発売している弊社でも、フルトヴェングラーの
ブルックナーは発売タイトルが極端に少ないです。何故か?やはりフルトヴェ
ングラーと言えば、ベートーヴェン、ブラームス、シューベルト、ワーグナー
といった作曲家に定評があり、聴く側もそれらに大きな期待をし事実定番と呼
べる物が数多くあります。しかし、ブルックナーに関しては別で、何故かフル
トヴェングラーのブルックナーは良くない!という固定観念の様な物がついて
しまっている感じがあります。フルトヴェングラーが存命中は、ブルックナー
の版もハース版が最新版であり、使用楽譜も原典版(初版)かハース版という
ハンディもありその上、日本ではまだブルックナーは良く聴かれる作曲家とは
言い難い時代背景もあったのでしょう。そこで昔の批評で一刀両断されこの評
価が今に至っても続いている気がします。勿論、全てが良いとは言いませんが、
少なくともこの八番は名演の類に入れてもなんら差し支えない見事な演奏です。
ここでもフルトヴェングラーが作り出すスケールの大きな演奏と、ライブなら
ではの緊張感、細部まで読みつくされた構成力、そして力強く覇気のあるベル
リン・フィルの演奏、どこをとっても素晴らしい演奏です。

<MEMORIES>
MR2105/2107 3枚組 \3380
モノラル
チェリビダッケ指揮ミラノ・イタリア放送交響楽団
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番、交響曲第2番、交響曲第3番、
交響曲第4番
(1959年3月、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院大ホールライヴ)
当ブラームス・ツィクルスは、チェリビダッケがミラノ・イタリア放送(RAI)
交響楽団と一気に演奏した際のライヴ録音です。後年から晩年にかけての雲上
人となったかのような静的アプローチとは正反対のアグレッシヴな演奏で、実
に聴き応えがあります。フェンシングの選手のようだと評された若き日の演奏
から脱皮し、フルトヴェングラー流の柔軟自在なテンポ変化も過度に表出する
ことなく、見事な正統派ブラームスと申せましょう。当演奏は、チェリビダッ
ケが幻の存在であった頃に、国内盤としても紹介されたことのある演奏で、レ
コード芸術誌でも推薦されました。音質の良さも評価され、人気のあるブラー
ムス全集ということもあり、普遍的な価値を獲得しました。現在は統合されま
したが、当時RAIは、ミラノ、トリノ、ローマなど各地に放送オケを所有し、
その何れとも密接な関係を築いて演奏能力の向上につとめたのが他ならぬチェ
リビダッケでした。

<SONY BMG>
●オペラ 2CDシリーズ 各2枚組 \1850
88697446172
バーバー:歌劇「ヴァネッサ」
スティーバー、エリアス、ゲッダ他 ミトロプーロス/メトロポリタン

88697446182
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」
スコット、トロヤノス、ジャコミーニ他 レヴァイン/ナショナル・フィル

88697446192
ベルク:歌劇「ヴォツェック」
ベリー、シュトラウス、ウール他 ブーレーズ/パリ・オペラ座

88697446202
ビゼー:歌劇「カルメン」
モッフォ、コレッリ、カプッチッリ他 マゼール/ベルリン・ドイツ・オペラ

88697446212
チレア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」
スコット、ドミンゴ、オブラスツォワ他 レヴァイン/フィルハーモニア

88697446442
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」
ドミンゴ、コトルバス、エヴァンス他 プリッチャード/
コヴェントガーデン王立歌劇場

88697446602
コルンゴルト:歌劇「死の都」
コロ、ネブレット、プライ他 ラインスドルフ/ミュンヘン放送

88697446612
マスネ:歌劇「エロディアード」
フレミング、ドミンゴ、ザジック他 ゲルギエフ/サンフランシスコ・オペラ

88697446622
プッチーニ:歌劇「西部の娘」
ザンピエーリ、ドミンゴ、ポンス他 マゼール/ミラノ・スカラ座

88697448122
プッチーニ:歌劇「トスカ」
プライス、ドミンゴ、ミルンズ他 メータ/ニュー・フィルハーモニア

88697448132
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」
マルトン、ヘップナー、プライス他 R・アバド/ミュンヘン放送

88697448142
ロッシーニ:歌劇「チェネレントラ」
ヴァレンティーニ=テラーニ、アライサ、ダーラ他 フェッロ/
カペラ・コロニエンシス

88697448162
R.シュトラウス:歌劇「グントラム」
ゴルトベルク、トコディ、ショーヨム=ナジ他 ケラー/ハンガリー国立

88697448192
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」
マズロク、トモワ=シントウ、ゲッダ他 チャカロフ/ソフィア祝祭

88697448202
ヴェルディ:歌劇「オテロ」
ドミンゴ、スコット、ミルンズ他 レヴァイン/ナショナル・フィル

88697448212
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」
ブルゾン、アラーニャ、ロスト他 ムーティ/ミラノ・スカラ座

88697448222
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」
モリス、ヴォイト、ヘップナー他 レヴァイン/メトロポリタン歌劇場

88697451182
サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」
ルートヴィヒ、キング、ヴァイクル他 パターネ/ミュンヘン放送

88697454942
マスネ:歌劇「ル・シッド」
ドミンゴ、バンブリー、プリシュカ他 ケラー/ニューヨーク・オペラ

88697458012
ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」
パネライ、スウィート、タイタス他 C.デイヴィス/バイエルン放送



<独UNIVERSAL>
DECCA 4802020 \850
ハイドン:
交響曲第45番「告別」、第48番「マリア・テレジア」、第49番「受難」
フランス・ブリュッヘン指揮
エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団

DECCA 4802132 \850
バッハ:復活祭オラトリオ BWV.249、昇天祭オラトリオ BWV.11
モニカ・フリンマー(S)
ラルフ・ポプキン(A)
クリストフ・プレガルディエン(T)
デイヴィッド・ウィルソン・ジョンソン(Bass)
グスタフ・レオンハルト指揮
エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団

DGG 4802022 \850
バッハ:3台のチェンバロのための協奏曲第2番 BWV.1064
バッハ:チェンバロ協奏曲第5番 BWV.1056
バッハ:チェンバロ協奏曲第2番 BWV.1053
バッハ:2台のチェンバロのための協奏曲第1番 BWV.1060
テレマン:協奏曲
アルブレヒト・マイヤー(Ob)
ベルリン・バロック・ゾリステン



<URANIA>
URN22.384 3枚組 \4050
グノー:歌劇「ファウスト」
ボリス・クリストフ
ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス
ニコライ・ゲッダ
アンドレ・クリュイタンス指揮
パリ・オペラ座管弦楽団、合唱団 1953年

URN22.385 \1350
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
ルツェルン祝祭管弦楽団  1959年
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団  1956年
クララ・ハスキル(P)
オットー・クレンペラー指揮

URN22.386 \1350
リスト:超絶技巧練習曲集
ワーグナー(リスト編):タンホイザー序曲
ジョルジュ・シフラ(P)
1957年、1959年




<MEMBRAN>
NCA 60201 \2180
ヤコブ=フリードリヒ・クラインクネヒト(1722-1794):ソナタ集 op.1
ソナタ第1番 ハ長調
ソナタ第2番 ホ短調
ソナタ第3番 ニ長調
ソナタ第4番 ト長調
ソナタ第5番 イ短調
ソナタ第6番 ロ短調
イルディコ・ケルテス(Fl-tr)
ニコラス・セロ(VC)
ジェフリー・トマス(Cemb)

DOCUMENTS 232592 \1050
ガーシュウィン:歌劇「ポーギーとベス」
エラ・フィッツジェラルド、ルイ・アームストロング
ラッセル・ガルシア指揮 管弦楽団 1957年

DOCUMENTS 232599 2枚組 \1850
コルンゴルト:歌劇「死の都」より
クロイツァー:歌劇「グラナダの夜営」より
モーツァルト:歌劇「魔笛」より、歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」より
ロルツィング:歌劇「密猟者」より、歌劇「ロシア皇帝と船大工」より
フンパーディンク:歌劇「王様の子供たち」より
マルシュナー:歌劇「ハンス・ハイリング」より

ヘルマン・プライ(Br)

DOCUMENTS 232674 2枚組 \1850
バッハ:ロ短調ミサ BWV.232
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
マルガ・ヘフゲン(A)
ニコライ・ゲッダ(T)
ハインツ・レーフス(Br)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 フィルハーモニア管
1952年、1953年

ARS MUSICI 232181 2枚組 \2080
C.P.E.バッハ:マルコ受難曲
マルティナ・ボヴェット(S)
ドロシー・ラブシュ(A)
ゲルト・テュルク(T)
ピーター・シグリスト(T)
ルネ・コッホ(Bass)
Beat Raaflaub指揮
Ensemble Ad Fontes

ARS MUSICI 232441 \1350
ビーバー:MARIAN VESPERS 1693
キム・アンプス(S)
クリストファー・ロブソン(A)
アントン・ロスナー(T)
アルバート・ハルティンガー(B)
ハワード・アルマン指揮
ザルツブルク・バロック・アンサンブル

DOCUMENTS 232591 \1050
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1957/5/26
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より
フーガ 嬰ヘ短調 BWV.883
フーガ ホ長調 BWV.878 1957年
グレン・グールド(P)
グールド/カラヤンのベートーヴェンが廉価盤で再登場!



<VIRGIN CLASSICS>
VBS-2672872 6枚組 \1980
100ベスト・アダージョ・ヴォイス
こころ休まるアダージョな歌声100曲
(マルチパック 8Pブックレット



<独UNIVERSAL>
DECCA 4801862 6枚組 \3550
ヘンデル:
王宮の花火の音楽
「水上の音楽」組曲第1番-第3番
合奏協奏曲集 op.3
合奏協奏曲集 op.6
アレクサンダーの饗宴
シバの女王の入城
序曲 ニ長調
ハープ協奏曲 op.4-6
オーボエ協奏曲第1番-第3番
オルガン協奏曲集(第1,2,4,9,13番)
ロジャー・ロイド(Ob)
ジョージ・マルコム(Org)
マーサ・ロブレス(Harp)
サー・ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ




<WARNER-APEX>
2564692237 2枚組 \1500
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集、
「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO.46、
「魔笛」の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 ヘ長調
op.66、「ユダ・マカベア」の「見よ勇者はは帰る」の主題に
よる12の変奏曲 ト長調 WoO.45
ヤーノス・シュタルケル(VC)
ルドルフ・ブッフビンダー(P)

2564692093 2枚組 \1500
ブラームス:ピアノ三重奏曲全集、同 イ長調
トリオ・フォントネ

2564692098 2枚組 \1500
ドビュッシー・トランスクリプションズ(2台ピアノ、4手のための)
ドビュッシー:海(キャプレ編)
ドビュッシー:夜想曲より「雲」、「祭」(ラヴェル編)
ドビュッシー:管弦楽のための映像(キャプレ編)
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(ドビュッシー編)
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ(ドビュッシー編)
サン=サーンス:グルックの「アルセスト」の踊りの旋律による
カプリース(ドビュッシー編)
シューマン:6つのカノン風小品(ドビュッシー編)
チャイコフスキー:白鳥の湖(選集)(ドビュッシー編)
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲(ドビュッシー編)
ジャン・フランソワ・ハイザー、ジョルジュ・プルーデルマッハー(P)

2564692299 2枚組 \1500
マーラー:交響曲第9番
クルト・ザンデルリンク指揮
フィルハーモニア管弦楽団

2564692129 2枚組 \1500
シューベルト:2台ピアノのための作品集
幻想曲 ヘ短調 D.940、アレグロ イ短調「人生のあらし」
D.947、6つのポロネーズ D.859、創作主題による8つの
変奏曲 変イ長調 D.813、グランド・デュオ・ソナタ ハ長調
D.812、ロンド イ長調 D.951、3つの軍隊行進曲 D.733、
アンダンティーノ D.823
アンネ・ケフェレック、イモージェン・クーパー(P)



<MEMBRAN>
NUOVA ERA 232585 \950
ドニゼッティ:歌劇「四旬節前の最後の木曜日」
ジェイムズ・ルーミス(Bass)ブルーナ・リツォーリ(S)
ロドルフォ・マラカルネ(T)ネストル・カタラーニ(Bass)
ホアン・オンシーナ(T)他
エトヴィン・レーラー指揮
スイス・イタリア語放送管弦楽団

NUOVA ERA 232586 \950
パイジェッロ:歌劇「偽の星占い」
カルメン・ラヴァーニ(S) アンジェラ・ヴェルチェッリ(M.S)
ジャンカルロ・モンタナーロ(Br)
テオドーロ・ロヴェッタ(Bass)
ブルーノ・リガッチ指揮
スイス・イタリア語放送管弦楽団

NUOVA ERA 232587 \950
トマス・デ・トッレホン・イ・ヴェラスコ(1644-1728):歌劇「ばらの紫色」
ミーケ・ファン・デル・スルイス(S)マーク・タッカー(T)
ペドロ・リエンド(Bass)ルイス・アルベス・ダ・シルバ(C.T)
エリザベト・フォン・マグヌス(M.S)
ルネ・クレマンシック指揮
クレマンシック・コンソート

NUOVA ERA 232588 \950
ドニゼッティ:歌劇「ピア・デ・トロメーイ」(抜粋)
ヨランダ・メネグッツェル(S)フランコ・パグリアッツィ(Br)
ジュゼッペ・バラッティ(T) アドリアーノ・フェラーリオ(T)
フランコ・ヴェントリーリア(Bass)
マリア=グラツィア・フェッラツィーニ(S)
ロソルフォ・マラカルネ(T)
ブルーノ・リガッチ指揮
スイス・イタリア語放送管弦楽団

ARS MUSICI 232590 \1350
ショパン:
夜想曲第1番、第5番、第9番、第10番、第12番、第13番、第14番、第18番、
第21番
ミカル・ビアウク(P)

DOCUMENTS 232596 \850
アレッサンドロ・モレスキ/最後のカストラート
ロッシーニ:小ミサ・ソレムニスより「Crucifixus」
バッハ/グノー:アヴェ・マリア
グレゴリオ聖歌集
トスティ:理想の人
パレストリーナ:つれない私の敵  他
1902年、1904年

ARS MUSICI 232600 \950
シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 op.9
ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ショーソン:詩曲
ルトスワフスキ:スビト(1992)
マスネ:タイスの瞑想曲
Joanna Wronko(Vn)
Frank van de Laar(P) 2008年5月

DOCUMENTS 232668 \850
バッハ:復活祭オラトリオ
フリーデリケ・ザイラー(S)
マーガレット・ベンス(A)
フリッツ・ヴンダーリッヒ(T)
アウグスト・メスターラー(Bass)
マルセル・クーロー指揮
シュトゥットガルト・バッハ管弦楽団、合唱団  1958年




<英国EDEN FILMS>
DVD494NTSC(DVD-Video) \3250
The Guitar Is Their Song
メキシコのParacho de Verduzcoで2006年国際ギター音楽祭が行われました。
そこでは世界的ギタリスト「ジョン・ウイリアムズ」が演奏しており、インタ
ビューも収録されています。ジョン・ウイリアムズ64才の映像です。
演奏:ジョン・ウイリアムズ 他
2006年 メキシコ Paracho de Verduzco
54 分 カラー




<VANGUARD/MUSICAL CONCEPTS/VOX>
ATMCD1585 4枚組 \2300
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヨゼフ・シゲティ(Vn) クラウディオ・アラウ(P)

ATMCD1894 2枚組 \1300
チャイコフスキー:
交響曲第5番
ピアノ協奏曲第1番
幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ジョン・オグドン(P)ピエール・モントゥー指揮 ロンドン響



<MEMBRAN>
DOCUMENTS 232669 2枚組 \2080 ※値下げ新価格 \1350
Friedrich Gulda plays Beethoven, Vol. 1
CD1:
「プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲とフーガ
変ホ長調(エロイカ変奏曲)op.35   1950年録音
ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調「ハンマークラヴィーア」 op.106
1951年録音
CD2:
ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 op.2-1  1954年録音
ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 op.2-2  1954年録音
ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 op.2-3  1954年録音
ピアノ・ソナタ第19番 ト短調 op.49-1  1954年録音
ピアノ・ソナタ第20番 ト長調 op.49-2  1954年録音
フリードリヒ・グルダ(P)

DOCUMENTS 232670 \2080 ※値下げ新価格 \1350
Friedrich Gulda plays Beethoven, Vol. 2
CD1:
ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 op.7  1955年録音
ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調 op.10-1  1955年録音
ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調 op.10-2  1955年録音
CD2:
ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調「悲愴」 op.13  1957年録音
ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 op.14-1  1957年録音
ピアノ・ソナタ第10番 ト長調 op.14-2  1957年録音
フリードリヒ・グルダ(P)




<GALA>
GL100.637 3枚組 \2250
ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」
ジンカ・ミラノフ(ジョコンダ)
ジーン・マデイラ(チエカ)
レナード・ウォーレン(バルナバ)
チェザーレ・シェピ(アルヴィーゼ・バドエロ)
フェードラ・バルビエリ(ラウラ)
クルト・バウム(エンツォ・グリマルド)
ファウスト・クレヴァ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団 1953/1/3
ボーナス・トラック
ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」(抜粋)
ステッラ・ロマン(ジョコンダ)
マーガレット・ハーショウ(チエカ)
ニコラ・モスコーナ(アルヴィーゼ・バドエロ)
ブルーナ・カスターニャ(ラウラ)
フレデリック・ヤーゲル(エンツォ・グリマルド)
エミール・クーパー指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団 1945/3/3
どちらも強力な歌手陣のジョコンダ!



<EUROARTS>
2072518(DVD-Video) \3150
2072514(Blu-ray Disc) \4850
カラヤン・メモリアル・コンサート2008-
イン・ムジークフェラインザール
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調より
第3楽章サラバンド
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 op.74「悲愴」
小澤征爾指揮 ベルリン・フィル
アンネ=ゾフィ・ムター(Vn)
2008/1/28 ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)
特典映像:
ムターへのインタビュー、小澤征爾へのインタビュー




<MEMBRAN>
MEMBRAN 232098 100枚組 \16800
Meisterkonzerte/the masters of music
CD1:
バッハ:ピアノ協奏曲第1番 BWV.1052
リヒテル(P) ターリッヒ/チェコ・フィル 1956年
バッハ:ピアノ協奏曲第5番 BWV.1056
ハスキル(P)カザルス/プラド音楽祭 1950年
バッハ:2台のピアノのための協奏曲第2番 BWV.1061
ハスキル、アンダ(P)ガリエラ/フィルハーモニア 1956年 
CD2:
バッハ:イタリア協奏曲 BWV.971 R.ゼルキン 1950年
バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 BWV.1043
メニューイン、デ・ヴィート(Vn) バーナード/フィルハーモニア
1953年
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番 BWV.1047
アンドレ(Tp) ティレガント/南西ドイツ室内管 1957年
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 BWV.1050
エドウィン・フィッシャー(P、指揮)/フィルハーモニア 1952年
CD3:
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
メニューイン(Vn) フルトヴェングラー/フィルハーモニア 1953年
バルトーク:2つの肖像
シゲティ(Vn) ランバート/フィルハーモニア 1946年
CD4:
バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
クーベリック/シカゴ響 1951年
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ライナー/シカゴ響 1956年
CD5:
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
カッチェン(P) アンセルメ/スイス・ロマンド 1953年
バルトーク:子供のために第1巻 アンダ(P) 1954年
CD6:
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
タシュナー(Vn) ショルティ/ベルリン・フィル 1952年
CD7:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
グルダ(P、指揮)/ウィーン響 1953年
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番「告別」 グルダ 1950年
CD8:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
ソロモン(P) クリュイタンス/フィルハーモニア 1952年
ベートーヴェン:「フィデリオ」序曲
カイルベルト/バンベルク響 1956年
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
フリッチャイ/ベルリン・フィル 1958年
CD9:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
グールド(P) カラヤン/ベルリン・フィル 1957年
ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
カイルベルト/バンベルク響 1956年
CD10:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
フィッシャー(P) ヨッフム/バイエルン放送 1951年
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
フィッシャー(P)  1952年
CD11:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
バックハウス(P)コンヴィチュニー/ゲヴァントハウス 1960年
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
バックハウス(P) 1950年
CD12:
ベルリオーズ:イタリアのハロルド
プリムローズ(Vla) クーセヴィツキー/ボストン響 1944年
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
デ・サバタ/ロンドン・フィル 1946年
CD13:
バーンスタイン:ファクシミリ
フォスター(P) バーンスタイン/RCAビクター響 1947年
バーンスタイン:交響曲第2番「不安の時代」
フォス(P) バーンスタイン/ニューヨーク・フィル 1950年
CD14:
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ヌヴー(Vn)イッセルシュテット/北ドイツ放送響 1948年
ブラームス:悲劇的序曲
クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル 1957年
CD15:
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
クーレンカンプ(Vn)マイナルディ(VC) 
シューリヒト/スイス・ロマンド 1947年
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
イッセルシュテット/北ドイツ放送響 1962年
CD16:
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ソロモン(P)クーベリック/フィルハーモニア 1952年
CD17:
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
ルービンシュタイン(P) ミュンシュ/ボストン響 1952年
CD18:
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲
アジジアン(Vn) ヴァンスカ/コペンハーゲン・フィル 2002年
ブリテン:フランク・ブリッジの主題による変奏曲
カラヤン/フィルハーモニア 1953年
CD19:
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ヘンデル(Vn)クーベリック/フィルハーモニア 1948年
ブルッフ:スコットランド幻想曲
ハイフェッツ(Vn) スタインバーグ/RCAビクター響 1947年
CD20:
ショーソン:詩曲
フランチェスカッティ(Vn)オーマンディ/フィラデルフィア 1950年
ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲
ハイフェッツ(Vn) サンロマ(P) ミュージカル・アートSQ 1941年
CD21:
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
ルービンシュタイン(P)ワルター/ニューヨーク・フィル 1949年(?)
ショパン:ポロネーズ第7番「幻想ポロネーズ」
ルービンシュタイン(P)1947年
CD22:
ショパン:ピアノ協奏曲第2番
ノヴァエス(P) クレンペラー/ウィーン響 1951年
ショパン:ワルツ第5番、第9番、第1番 リパッティ 1950年
CD23:
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲
ミルシテイン(Vn) ドラティ/ミネアポリス響 1951年
ドヴォルザーク:スケルツォ・カプリチオーソ
ドラティ/ミネアポリス響 1951年
CD24:
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
ロストロポーヴィチ(VC) ターリッヒ/チェコ・フィル 1952年
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 第1集より3曲
ターリッヒ/チェコ・フィル 1950年
CD25:
ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲
マクシアーン(P) ターリッヒ/チェコ・フィル 1951年
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」
エーリッヒ・クライバー/ロンドン・フィル 1948年
ドヴォルザーク:「ルサルカ」よりバレエ音楽
クロンブホルツ/プラハ国立歌劇場 1956年
CD26:
エルガー:ヴァイオリン協奏曲
メニューイン(Vn) エルガー/ロンドン響 1932年
CD27:
フランク:交響変奏曲
アンリオ=シュヴァイツァー(P) ミュンシュ/パリ音楽院 1946年 
フランク:ヴァイオリン・ソナタ
D.オイストラフ(Vn)ヤンポリスキー(P) 1954年
CD28:
フルトヴェングラー:ピアノと管弦楽のための協奏的交響曲
フィッシャー(P) フルトヴェングラー/ベルリン・フィル 1939年
CD29:
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲、ラプソディー・イン・ブルー
ハンソン(P) モートン/ニューヨーク・シヴィック・ユース 1957年
CD30:
ゴルトマルク:ヴァイオリン協奏曲
ミルシテイン(Vn) ワルター/ニューヨーク・フィル 1942年
スメタナ:わが祖国より「モルダウ」、「ボヘミアの森と草原から」
クーベリック/シカゴ響 1952年
CD31:
グリーグ:ピアノ協奏曲
ルービンシュタイン(P) ドラティ/RCAビクター響 1949年
グリーグ:「ペール・ギュント」組曲より4曲
ノルキスト/デンマーク放送 1956年
CD32:
ヘンデル:オルガン協奏曲第8番、第16番
ジョーンズ(Org) シュヒター/フィルハーモニア 1950年
ヘンデル/ビーチャム編曲:The Great Elopment
ビーチャム/ロンドン・フィル 1945年
CD33:
ハイドン:ハープシコード協奏曲 Hob.XVIII-11
ランドフスカ(harpsichord) ビゴー/パリ音楽院 1937年
ハイドン:ピアノ・ソナタ第50番-第52番
フレイジャー(P) 1972年
CD34:
ヒンデミット:ピアノ協奏曲
プッヒェルト(P) チェリビダッケ/ベルリン・フィル 1949年
ヒンデミット:ピアノ、金管とハープのための協奏音楽
アース(P) ヒンデミット/ベルリン・フィル 1957年
CD35:
ヒンデミット:ホルン協奏曲
ブレイン(Hr) ヒンデミット/フィルハーモニア 1956年
ヒンデミット:弦楽、金管のための協奏音楽
ヒンデミット/フィルハーモニア 1956年
ヒンデミット:交響的舞曲
ヒンデミット/ベルリン・フィル 1954年
CD36:
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲
D.オイストラフ(Vn) ハチャトゥリアン/ソヴィエト国立 1955年
ハチャトゥリアン:バレエ組曲「仮面舞踏会」
ストコフスキー/ニューヨーク・フィル 1947年
CD37:
リスト:ピアノ協奏曲第1番
アンダ(P) アッカーマン/フィルハーモニア 1955年
ブラームス:ハンガリア舞曲集(第1番-第3番、第5番-第7番、
第10番)イッセルシュテット/北ドイツ放送響 1952年
リスト:交響詩「前奏曲」
フルトヴェングラー/ウィーン・フィル 1952年
CD38:
リスト:ピアノ協奏曲第2番
アラウ(P) カンテッリ/ニューヨーク・フィル 1953年
リスト:ハンガリー幻想曲
アラウ(P) オーマンディ/フィラデルフィア 1952年
リスト:ハンガリア狂詩曲第9番、第11番
アラウ(P) 1951年
CD39:
マルタン:小協奏交響曲
ヘルツォーク(P)他 フリッチャイ/RIAS響 1950年
ストラヴィンスキー:ディヴェルティメント
フリッチャイ/RIAS響 1957年
CD40:
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
メニューイン(Vn)/RCAビクター弦楽合奏団 1952年
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
メニューイン(Vn) フルトヴェングラー/ベルリン・フィル 1952年
CD41:
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番
R.ゼルキン(P) オーマンディ/フィラデルフィア 1957年
メンデルスゾーン:ピアノと弦楽のための協奏曲 イ短調
キリアコウ(P) ランゲ/ウィーン響 1963年
CD42:
L.モーツァルト:シンフォニア・ダ・カッチャ
バウマン(Hr)他 シュレーダー/コンチェルト・アムステルダム 1973年
L.モーツァルト:シンフォニア・ダ・カメラ
バウマン(Hr)他 シュレーダー(Vn、指揮)/
コンチェルト・アムステルダム 1973年
モーツァルト:セレナード第10番「グラン・パルティータ」
フルトヴェングラー/ウィーン・フィル 1951年
CD43:
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」
ハスキル(P) ザッヒャー/ウィーン響 1953年(?)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番
ハスキル(P) スヴォボダ/ヴェンタートゥール響 1950年
CD44:
モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番
ランドフスカ(P) ロジンスキー/ニューヨーク・フィル 1945年
モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」
ランドフスカ(P) ゲール/管弦楽団 1937年
CD45:
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、第23番
ミケランジェリ(P) ジュリーニ/RAIローマ響 1951年
CD46:
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番
ギーゼキング(P) カラヤン/フィルハーモニア 1953年
モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番
フィッシャー(P) クリップス/フィルハーモニア 1947年
CD47:
モーツァルト:ピアノ協奏曲第10番(2台のピアノのための)
ハスキル、アンダ(P) ガリエラ/フィルハーモニア 1956年
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
R.ゼルキン(P) オーマンディ/フィラデルフィア 1951年
CD48:
モーツァルト:クラリネット協奏曲
グッドマン(Cl) ミュンシュ/ボストン響 1955年
モーツァルト:フルート協奏曲第1番
パスフェーア(Fl) シュトックハウゼン/ベルリン放送響 1985年
CD49:
モーツァルト:ホルン協奏曲第1番、第3番、第4番
ブレイン(Hr) カラヤン/フィルハーモニア 1953年
モーツァルト:ホルン協奏曲第2番
ブレイン(Hr) サスキンド/フィルハーモニア 1946年
CD50:
モーツァルト:音楽の冗談
ブレイン、サンダース(Hr) カンテッリ/フィルハーモニア 1955年
モーツァルト:ディヴェルティメント第14番
デニス・ブレイン・アンサンブル 1957年
モーツァルト:ディヴェルティメント第2番
ブレイン(Hr) ビーチャム/ロイヤル・フィルのソリスト 1947、8年
CD51:
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番
メニューイン(Vn) プリッチャード/フィルハーモニア 1954年
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」
D.オイストラフ(Vn) コンドラシン/ソヴィエト国立 1947年
モーツァルト:ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ K.261
モーツァルト:ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド K.373
ミルシテイン(Vn) ゴルシュマン/RCAビクター響 1950年
CD52:
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番
コーガン(Vn) アッカーマン/フィルハーモニア 1956年
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第7番
D.オイストラフ(Vn) コンドラシン/ソヴィエト国立 1950年
CD53:
ニールセン:ヴァイオリン協奏曲
メニューイン(Vn) ウェルディケ/デンマーク放送 1952年
スヴェンセン:パリの謝肉祭
ノルキスト/オスロ・フィル 1958年
CD54:
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
フランチェスカッティ(Vn) オーマンディ/フィラデルフィア 1950年
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番
メニューイン(Vn) フィストラーリ/フィルハーモニア 1952年
CD55:
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番
ザーク(P) ザンデルリンク/ソヴィエト国立放送 1952年
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
カッチェン(P) アンセルメ/スイス・ロマンド 1953年
CD56:
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番
ラフマニノフ(P) オーマンディ/フィラデルフィア 1939、40年
ラフマニノフ:交響詩「死の島」
ラフマニノフ/フィラデルフィア 1929年
CD57:
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
リヒテル(P) ザンデルリンク/レニングラード・フィル 1955年
ラフマニノフ:前奏曲 op.32-5、op.23-5 アンダ(P) 1956年
CD58:
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
ホロヴィッツ(P) ライナー/RCAビクター響 1951年
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ラフマニノフ/フィラデルフィア 1929年
CD59:
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番
ラフマニノフ(P) オーマンディ/フィラデルフィア 1941年
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
ルービンシュタイン(P) サスキンド/フィルハーモニア 1947年
CD60:
ラヴェル:ピアノ協奏曲
バーンスタイン(P、指揮)/フィルハーモニア 1946年
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
トスカニーニ/NBC響 1950年
CD61:
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
カサドシュ(P) オーマンディ/フィラデルフィア 1947年
ラヴェル:ラ・ヴァルス、ボレロ
スタインバーグ/ピッツバーグ響 1956年
CD62:
レーガー:ピアノ協奏曲 ヘ短調
エルトマン(P) ショルティ/ケルン放送 1951年
レーガー:ロマンティック組曲
イッセルシュテット/北ドイツ放送響 1967
CD63:
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲、ある貴紳のための幻想曲、
スペイン風ソナタ
ボネル(G) カスプシク/ロイヤル・フィル 1994年
CD64:
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第4番
カサドシュ(P) ロジンスキー/ニューヨーク・フィル 1945年
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付」
フロマン/ルクセンブルク放送響 1974年
CD65:
シューマン:ピアノ協奏曲
リパッティ(P) アンセルメ/スイス・ロマンド 1950年
シューマン:序奏とアレグロ・アパッショナート
フレイジャー(P) アンドレーエ/ハンブルク国立歌劇場 1974年
CD66:
シューマン:ヴァイオリン協奏曲
クーレンカンプ(Vn) イッセルシュテット/ベルリン・フィル 1937年
シューマン:クララ・ヴィークの主題による変奏曲
ソフロニツキー(P) 1953年
シューマン:序曲、スケルツォとフィナーレ
アンドレーエ/ミュンヘン・フィル 1974年
CD67:
シューマン:チェロ協奏曲
フルニエ(VC) サージェント/フィルハーモニア 1955年
シューマン:クライスレリアーナ
ソフロニツキー(P) 1952年
CD68:
スクリャービン:ピアノ協奏曲
ソロモン(P) ドブロウェン/フィルハーモニア 1949年
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番、練習曲第11番、
詩曲「炎に向かって」 ソフロニツキー(P) 1958年
CD69:
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
D.ショスタコーヴィチ(P) サモスード/モスクワ国立 1955年
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番
D.ショスタコーヴィチ(P) ガウク/ソヴィエト連邦大放送 1958年
ショスタコーヴィチ:2台のピアノのためのコンチェルティーノ
マキシム、ドミトリ・ショスタコーヴィチ(P) 1956年
CD70:
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
スターン(Vn) ビーチャム/ロイヤル・フィル 1954年
シベリウス:フィンランディア、悲しいワルツ、トゥオネラの白鳥、
ボレロ(祭) ロスバウト/ベルリン・フィル 1953年
CD71:
R.シュトラウス:ホルン協奏曲第1番、第2番
ブレイン(Hr) サヴァリッシュ/フィルハーモニア 1956年
R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」よりワルツ
アンドレ/ベルギー国立放送響 1956年
CD72:
ストラヴィンスキー:弦楽のための協奏曲 
バルビローリ/ハレ管 1948年
ストラヴィンスキー:カルタ遊び
ストラヴィンスキー/ベルリン・フィル 1938年
ストラヴィンスキー:デュオ・コンチェルタンテ
シゲティ(Vn) ストラヴィンスキー(P) 1945年
CD73:
シマノフスキ:ピアノと管弦楽のための協奏交響曲
ルービンシュタイン(P) ウォーレンステイン/ロス・フィル 1952年
ドビュッシー:映像第1集、第2集 ギーゼキング 1953年
CD74:
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ホロヴィッツ(P) トスカニーニ/NBC響 1941年
チャイコフスキー:大序曲「1812年」
ドラティ/ミネアポリス響 1954年
CD75:
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番
チェルカスキー(P) R.クラウス/ベルリン・フィル 1955年
チャイコスキー:イタリア奇想曲 
ドラティ/ミネアポリス響 1954年
CD76:
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
メニューイン(Vn) フリッチャイ/RIAS響 1949年
チャイコフスキー:スラヴ行進曲
メニューイン/ロイヤル・フィル 1994年
チャイコフスキー:弦楽セレナード
ミュンシュ/ボストン響 1957年
CD77:
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番
メニューイン(Vn) サスキンド/フィルハーモニア 1951年
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番
ハイフェッツ(Vn) サージェント/ロンドン響 
CD78:
ヴィヴァルディ:マンドリン協奏曲、2つのマンドリンと2つの
ギターと弦楽のための合奏協奏曲、シンフォニア、2つの
マンドリンと弦楽のための協奏曲、リュート協奏曲、ギター
協奏曲、ヴィオラ・ダモーレ、リュートと弦楽のための協奏曲
越智敬、シルヴィア越智(Mandolin) 佐々木忠(Guitar,lute) 
ベーレント/ドイツ・ツプフ管弦楽団 1975年、1979年
CD79:
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番
ハイフェッツ(Vn) ソロモン/RCAビクター響 1951年 
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番  リパッティ 1947年
CD80:
ヘンデル:オーボエ協奏曲 op.3-10
ハンターク(Ob) ターリッヒ/チェコ・フィル 1950年
ヘンデル:オーボエ協奏曲 op.3-8
パセッティ(Ob) カメラータ・シンフォニカ・デ・ミラノ 1956年
ガブリエリ(ベーレント編):オーボエ協奏曲
フェイト(Ob) ベーレント/ドイツ・ツプフ管弦楽団 1979年
ダッラーバコ(ベーレント編):オーボエ協奏曲
フェイト(Ob) ベーレント/ドイツ・ツプフ管弦楽団 1979年
ヴィヴァルディ(ベーレント編):オーボエ協奏曲
フェイト(Ob) ベーレント/ドイツ・ツプフ管弦楽団 1979年
ヴィヴァルディ:2つのオーボエの協奏曲 ハ長調
フェイト、ヨーナス(Ob) ベーレント/ドイツ・ツプフ管弦楽団 1979年
B.マルチェロ:オーボエ協奏曲 ニ短調
パセッティ(Ob) カメラータ・シンフォニカ・デ・ミラノ 1956年
CD81:
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
テレフセン(Vn) ベルティーニ/スウェーデン放送響 1976年
プロコフィエフ:チェロと管弦楽のための交響的協奏曲
ヴァルガ(VC) フロマン/ルクセンブルク放送響 1973年
CD82:
ブゾーニ:ヴァイオリン協奏曲
ボリエス(Vn) チェリビダッケ/ベルリン・フィル 1949年
フォルトナー:ヴァイオリン協奏曲
タシュナー(Vn) フルトヴェングラー/ベルリン・フィル 1949年
CD83:
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲
ハイフェッツ(Vn) ウォーレンシュタイン/ロス・フィル 1953年
ロージャ:ヴァイオリン協奏曲
ハイフェッツ(Vn) ヘンドル/ダラス響 1956年
CD84:
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
D.オイストラフ(Vn) マタチッチ/ロンドン響 1954年
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
リッチ(Vn) フロマン/ルクセンブルク放送響 1973年
カバレフスキー:ヴァイオリン協奏曲
D.オイストラフ(Vn) カバレフスキー/ソヴィエト連邦響 1952年
CD85:
ボッケリーニ(グリュツマハー編):チェロ協奏曲第9番
ヴィヴァルディ(ダンディ編):チェロ協奏曲 ホ短調
ハイドン:チェロ協奏曲第2番
フルニエ(VC) ミュンヒンガー/シュトゥットガルト室内管 1953年
CD86:
エルガー:チェロ協奏曲
カザルス(VC) ボールト/BBC響 1945年
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
フルニエ(VC) サスキンド/フィルハーモニア 1948年
CD87:
ラロ:スペイン交響曲
D.オイストラフ(Vn) マルティノン/フィルハーモニア 1954年
フォーレ:悲歌、子守歌 フルニエ(VC) ラッシュ(P) 1951年
サン=サーンス:白鳥 フルニエ(VC) ムーア(P) 1946年
CD88:
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番
ルービンシュタイン(P) ミトロプーロス/ミネアポリス響 1952年
ファリャ:スペインの庭の夜
ルービンシュタイン(P) ホルダ/サンフランシスコ響 1957年
CD89:
ハイドン:トランペット協奏曲
L.モーツァルト:トランペット協奏曲
フンメル:トランペット協奏曲
ラインハルト(Tp) アンドレーエ/ミュンヘン・フィル 1976年
テレマン:トランペット協奏曲
ファッシュ:トランペット協奏曲
アルビノーニ:トランペット、弦楽と通奏低音のためのソナタ
パーセル:トランペット、弦楽と通奏低音のためのソナタ
ヘンデル:水上の音楽 ニ長調
ラインハルト(Tp) ヴィンシャーマン/ドイツ・バッハ・ゾリステン 1978年
クラーク:トランペット・ヴォランタリー
ラインハルト(Tp) フリッケ/グランケ響 1983年
CD90:
ダンツィ:ファゴット協奏曲 ヘ長調
ハルトマン(Fg) シュレーダー/コンチェルト・アムステルダム 1972年
ダンツィ:クラリネットとファゴットのための協奏交響曲  変ロ長調
クレッカー(Cl) ハルトマン(Fg) シュレーダー 1972年
リヒター:トランペット協奏曲
コスタ(Tp) リスボン・アンサンブル 1957年
CD91:
ヴィヴァルディ:2つのトランペットの協奏曲
ハウスドエルファー、セヴンスターン(Tp) アッカーマン 1954年
ポコルニー:フルート協奏曲
ヴェスター(Fl) シュレーダー/コンチェルト・アムステルダム 1972年
モーツァルト:セレナード第10番「グラン・パルティータ」
ターリッヒ/チェコ・フィルのソリストたち 1954年
CD92:
フリードリヒ2世:フルート協奏曲第3番
タスト(Fl) ギュルケ/ベルリン室内管 1978年
C.P.E.バッハ:フルート協奏曲 ト長調
タスト(Fl) ハウシルト/シュターツカペレ・ワイマール 1976年
クヴァンツ:フルート協奏曲「ポツダムのために」
グリューネンタール(Fl) シュンク/ベルリン室内管 1974年
CD93:
ホフマイスター:クラリネット協奏曲
シャハト:クラリネット協奏曲
バックオーフェン:2つのクラリネットと管弦楽のための協奏交響曲
クレッカー、ワンデル(Cl) シュレーダー 1972年
CD94:
L.モーツァルト:2つのホルンと弦楽のための協奏曲
ロゼッティ:ホルン協奏曲 ヘ長調
ヴィット:2つのホルンのための協奏曲
ポコルニー:2つのホルンのための協奏曲
バウマン、ケーラー(Hr) シュレーダー 1972年、1973年
CD95:
ベルク:ヴァイオリン協奏曲
シゲティ(Vn) ミトロプーロス/NBC響 1945年
シェーンベルク:ピアノ協奏曲
グールド(P) ボーデ/CBC放送響 1953年
ウェーベルン:ピアノのための変奏曲 グールド(P) 1954年
CD96:
シュポア:ヴァイオリン協奏曲第8番
クリスチャン(Vn) ベルネット/ウィーン響 1975年
フォーゲル:クラリネットとファゴットのための協奏交響曲
クレッカー(Cl) ハルトマン(Fg) シュレーダー 1978年
CD97:
ディーリアス:ピアノ協奏曲
モイセイヴィチ(P) サージェント/BBC響 1955年
エルガー:序奏とアレグロ
ミュンシュ/ボストン響 1957年
ブリテン:「ピーター・グライムズ」-4つの海の間奏曲
ベイヌム/コンセルトヘボウ 1947年
CD98:
クライスラー:ヴィヴァルディの様式による協奏曲
クライスラー(Vn) ヴァヒーズ/RCAビクター響 1945年
クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
ミルシテイン(Vn) 1942年
ベートーヴェン:「魔笛」の主題による7つの変奏曲
ベートーヴェン:「魔笛」の主題による12の変奏曲
カザルス(VC) R.ゼルキン(P) 1953年(?)
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
カラヤン/ウィーン・フィル 1950年
CD99:
ビゼー(ワックスマン):カルメン幻想曲
ハイフェッツ(Vn) ヴァヒーズ/RCAビクター響 1946年
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
フリッチャイ/コンセール・ラムルー管 1952年
ベルリオーズ:歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」序曲
ベルリオーズ:序曲「海賊」
ミュンシュ/パリ音楽院管 1946年、1948年
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」よりハンガリー行進曲
フリッチャイ/ベルリン・フィル 1953年
CD100:
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
ミルシテイン(Vn) スタインバーグ/RCAビクター響 1949年
ボロディン:交響詩「中央アジアの草原にて」
フリッチャイ/RIAS響 1954年
ボロディン:だったん人の踊り
ムソルグスキー:交響詩「はげ山の一夜」
マルケヴィッチ/フランス国立放送 1957年
グリエール:バレエ「赤いけしの花」よりソヴェト水夫の踊り
ハチャトゥリアン:つるぎの舞
ドラゴン/ハリウッド・ボウル管 1957年

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