<クラシック・輸入盤新譜情報 08−12
 
コメントはメーカー案内書より抜粋です

★ダイレクト・トランスファー CD-R 2008年11月新譜 5点発売★
発売予定:2008年11月下旬 価格:各1枚 \1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-1164
ラヴェル:ボレロ
シャルル・ミュンシュ指揮
パリ音楽院管弦楽団
英 DECCA K1637/8
(1946年10月10日ロンドン、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール録音)指揮者のシャルル・ミュンシュ(1891-1968)はストラスブール生まれ。生家は音楽一家でアルバート・シュヴァイツァー(1875-1965)の甥でもあった。生地の音楽院でオルガンを学んだ後、パリに出てリュシアン・カペー(1873-1928)についてヴァイオリンを学び、後にベルリンでカール・フレッシュ(1873-1944)に師事した。1926年からライプツィヒの音楽院の教授に就任、1925年から32年にはゲヴァントハウス管弦楽団のソロ第一ヴァイオリン奏者もつとめ、ブルーノ・ワルター(1876-1962)やヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)の指揮のもとで演奏し、指揮法も身につけた。その後パリに戻り1935年から38年にはパリ・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者としてパリ・デビュー、1936年にはエコル・ノルマルのヴァイオリン科教授に任命された。1937年にはベルリンの国際現代音楽協会に招かれ、1938年から45年にパリ音楽院管弦楽団指揮者に迎えられた。1939年には同音楽院の指揮科の教授に任命され、同年セントルイス交響楽団を指揮してアメリカ・デビューした。1949年にニューヨーク・フィルとさらにボストン交響楽団と全米ツアーをし、クーセヴィツキー(1874-1951)を継いでボストン交響楽団の正指揮者になり1962年までつとめた。この録音は1946年パリ音楽院管弦楽団との英国公演中の録音で、英デッカ社への初録音。英デッカのFFRR録音が本格的に胎動しはじめた頃の素晴らしい録音で音楽院の名手たちのこぼれるばかりの名演がみごとにとらえられている。

78CDR-1165
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58
クララ・ハスキル(ピアノ)
カルロ・ゼッキ指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
英 DECCA AK1944/7
(1947年7月7日ロンドン、キングズウェイ・ホール録音)
ピアニストのクララ・ハスキル(1895-1960)はルーマニアのブカレスト生まれ。1901年、6歳でブカレスト音楽院に入った。ルーマニア女王エリザベスの奨学金を得て1902ウィーンでリヒャルト・ロベルトの下でピアノを学んだ。同じころウィーンには神童ジョージ・セル(1897-1970)が居た。ハスキルはピアノと一緒にヴァイオリンも学んだ。1905年にパリの赴きフォーレに出会った。1907年のパリ音楽院に入り、最初にコルトー(1877-1962)のクラスで学び、その後ラザール・レヴィ(1882-1964)に師事した。1909年のジャック・ティボーが主宰した "若い音楽家のためのコンクール" のヴァイオリン部門で一等賞を得た。一方音楽院ではピアノ部門ではアリーヌ・ファン・バレツェン(1897-1981)とユーラ・ギュレ(1895-1981)に次いで二等賞にとどまった。だが1910年には一等賞を得た。1912年にブゾーニ(1886-1924)やパデレフスキ(1860-1941)に出会い影響をうけた。1934年に初レコード(仏ポリドール)を吹き込んだ。指揮者のカルロ・ゼッキ(1903-1984)はローマ生まれのイタリアの指揮者。最初はピアニストだったが後に指揮者に転向した。この録音はハスキルの英デッカへの初録音。同時期にシューマン: 森の情景も同レーベルに録音している。FFRR録音。

78CDR-1166
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調作品61
アンリ・メルケル(ヴァイオリン)
ピエロ・コッポラ指揮パドゥルー管弦楽団
仏 DISQUE "GARAMOPHONE" L1000/2
(1935年4月12日 & 6月25日パリ録音)
ヴァイオリンのアンリ・メルケル(1897-1969)は1914年にパリ音楽院ヴァイオリン科の一等賞を得た。パリ・オペラの管弦楽団、コンセール・ラムルー管弦楽団のつとめた後、1929年からパリ音楽院管弦楽団のコンサート・マスターになり、その後ソリストとして活躍、一方オペラ座管弦楽団のソロ・ヴァイオリンもつとめた。指揮者のピエロ・コッポラ(1887-1977)はミラノ生まれ。フランスのDISQUE GRAMOPHONE 社の協奏曲に多く登場した。この録音はメルケルの協奏曲デビューだったラロ:スペイン交響曲につづくもの。メルケルはこのシリーズでベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲(78CDR-1020)、ラロ: スペイン交響曲(78CDR-1107)が出ている。

78CDR-1167
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番ハ短調作品15
シャイエ=リシェ四重奏団
セレニー=シャイエ・リシェ(ピアノ)
マリー・テレーズ・イボ(ヴァイオリン)
マリー・テレーズ・シャイエ(ヴィオラ)
ジャクリーヌ・アイオーム(チェロ)
仏 COLUMBIA LFX647/40
(1941年10月23日 & 1942年4月24日パリ録音)
セレニー・シャイエ=リシェ(1884-1973)はフランスのリール生まれのピアニスト。14歳(1898年)でパリ音楽院の一等賞を得た。1908年にヴァイオリニストのマルセル・シャイエと結婚。マルセル・シャイエはパリ音楽院のジュール・ブーシュリ(1872-1962)教授や名奏者ジャック・ティボー(1880-1953)と盟友だったが、1936年に惜しくも世を去った。セレニー・シャイエ=リシェは1926年ヴァイオリンのジョルジュ・エネスコ(1881-1955)に出会い、1932年から1952年の間にベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲やJ.S.バッハのヴァイオリン・ソナタ全曲の演奏会を開いた。シャイエ=リシェはまた女性メンバーのピアノ五重奏団を組織して話題を呼んだ。この録音はそのメンバーによるもので第2次大戦下のパリで録音された。マルグリット・ロンとジャック・ティボーによるフォーレ: ピアノ四重奏曲第2番(78CDR-1152)と対をなす名録音である。

78CDR-1168
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調作品10
カペー弦楽四重奏団
リュシアン・カペー(第1ヴァイオリン)
モーリス・エウィット(第2ヴァイオリン)
アンリ・ブノワ(ヴィオラ)
カミユ・ドゥロベール(チェロ)
日本COLUMBIA J7992/5(仏 COLUMBIA D15085/8と同一録音)
(1928年6月パリ録音)
史上最高の弦楽四重奏団だったカペー弦楽四重奏団のリーダー、リュシアン・カペー(1873-1928)は医師の誤診による腹膜炎で1928年12月18日に急逝した。享年55歳。カペーはパリ音楽院でJ.-P. モーラン(1822-1894)に師事し1893年に一等賞を得て、その年に弦楽四重奏団を組織した。録音時のメンバーは1918年からのもの。1920年頃から毎年ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の連続演奏会をパリで開催していた。カペーは1928年4月にフランス・コロンビアに録音を始めた。そしてその年の10月までの6ヶ月間に弦楽四重奏曲11曲とピアノ五重奏曲1曲の録音をした。SP盤10インチが7枚、12インチが44枚である。まるでカペーが自らの死を予期したようなハイペースの録音だった。80年前の録音ながら、この稀有四重奏団の音色がダイレクト・トランスファーで見事にとらえられている。

<Deutsche Grammophon>
4778001(CD+DVD) \3700
メンデルスゾーン:
1)ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
2)ピアノ・トリオ ニ短調 作品49
3)ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調(1838)
DVD(CDと同内容の曲目を映像で収録)+ドキュメンタリー
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団/指揮:クルト・マズア(1)
アンドレ・プレヴィン(p)(2,3)/リン・ハレル(vc)(2)
録音:2008年3月 ライプツィヒ ゲヴァントハウス(1)
2008年9月 ウィーン、ムジークフェライン(2,3)
堂々たるヴァイオリン界の女王、ムターのメンデルスゾーンといえば、カラヤン
&BPOと録音した17歳の時の録音がいまだにロングセラーとして愛聴されていま
すが、それから25年以上を経て、メンデルスゾーン生誕200年を記念する2009年
に向けて、再録音!メンデルスゾーンの故郷ライプツィヒでゲヴァントハウス
管弦楽団との録音です。指揮者はライプツィヒ音楽院で学び、ライプツィヒ・
ゲヴァントハウス管弦楽団の音楽監督を1972年から1996年まで務めたクルト・
マズア。彼はユダヤ系であるために冷遇されていたメンデルスゾーンの復興に
早くから取り組むなど、メンデルスゾーン演奏の第一人者として知られていま
す。DVDに入っているドキュメンタリーはムターのインタビュー他、メンデルス
ゾーン縁の地、ライプツィヒを巡る興味深い内容。

4777470 \1850
ブラームス:
1)ヴァイオリン協奏曲
2)ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
ワディム・レーピン(Vn)/トルルス・モンク(Vc)(2)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー
録音:2008年8月 ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
現代最高のヴァイオリニストのひとり、レーピンがDGに移籍して第2弾のリリー
スがこのブラームス。移籍第1弾はムーティ指揮ウィーン・フィルとのベートー
ヴェン、そして第2弾がブラームスとヴァイオリン作品の王道を録音し始めまし
た。最高のパートナーを得るまでは録音を控えていた、と自ら語るレーピン。
今作品ではシャイー&ゲヴァントハウスという共演者を得て、ヴァイオリン・
レパートリーの金字塔が鮮やかに蘇りました。

4777465 \1850
ドヴォルザーク&R.シュトラウス:チェロ作品集
1)R.シュトラウス:ロマンス ヘ長調
2)R.シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 作品6
3)R.シュトラウス:《明日》 作品27の4
4)ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品 作品75から第4曲
5)ドヴォルザーク:ロンド ト短調 作品94
6)ドヴォルザーク:ソナチネ ト長調 作品100
ミッシャ・マイスキー(Vn)、パーヴェル・ギリロフ(P)
DGに数々の名録音を残しているマイスキーが今回はシュトラウスとドヴォルザー
クのロマンティックな作品を新録音。シュトラウスを代表する歌曲《明日》や
ドヴォルザークのヴァイオリン作品なども交え、歌うチェロの醍醐味を思う存
分聴かせてくれます。マイスキーは今年10月還暦を迎え、またドイツ・グラモ
フォンとの録音は25周年になります!



<DECCA>
4781075 \1850
リヴァ・オブ・ドリームズ-ベスト・オブ・ヘイリー 
1)ポカレカレ・アナ
2)リヴァー・オブ・ドリームズ
3)誰も本当の愛を知らない(with ボチェッリ)
4)シェナンドー
5)ウォーター・イズ・ワイド
6)ソング・バード
7)ボース・サイド・ナウ
8)アヴェ・マリア(カッチーニ)
9)ベネディクトゥス(K.ジェンキンス)
10)アメイジング・グレイス
11)ダニー・ボーイ
12)サマー・レイン(ブルボンTVCM出演曲)
13)ネバー・セイ・グッバイ(原曲:パヴァーヌ)
14)私のお父さん(プッチーニ:《ジャンニ・スキッキ》)  
15)メイ・アイ・ビー/フェローシップ・オブ・ザ・リング
(-映画《ロード・オブ・ザ・リング》)
16)アヴェ・マリア(バッハ/グノー)
17)ナウ・イズ・ジ・アワー
ヘイリー・ウェステッラ
アンドレア・ボチェッリ(3にデュエットで参加)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、他
TVドラマ《白い巨塔》のBGMで使われた〈アメイジング・グレイス〉で大ブレ
イクした永遠のピュア・ヴォイス、ヘイリー2枚目のベスト盤。ヘイリーは今
年6月には日本のポピュラー・ソングを英語でカヴァーしたアルバムをリリー
スして話題を呼び、12月には来日コンサートも控えています。ボチェッリと
のデュエット曲〈誰も本当の愛を知らない〉、TVCMで使われた〈ベネディク
トゥス〉〈サマー・レイン〉など聴き心地の良い曲をヘイリーの澄み切った
歌声でお届けするこのアルバム。クリスマス・ギフトにもぴったりの一枚です。

4781362 \1850
ラッセル・ワトソン
ピープル・ゲット・レイディ
1)ミー・アンド・ミセス・ジョーンズ
2)イフ・ユー・ドント・ノウ・ミー・バイ・ナウ
3)パパ・ワズ・ア・ローリング・ストーン
4)ピープル・ゲット・レイディ
5)ジョージア
6)バックスタッバーズ
7)ニューヨーク・ステート・オブ・マインド
8)ソウル・マン
9)イン・ザ・ミッドナイト・アワー
10)トライ・ア・リトル・テンダーネス
11)ヘヴン・ヘルプ・アス・オール
12)ルイジアナ
13)アイ・キャント・ストップ・ラヴィング・ユー
14)ハウス・オブ・ザ・ライジング・サン
ラッセル・ワトソンが新たな境地に踏み入れた新録音はソウルのヒット・ナ
ンバーを集めたセクシーなアルバム。エイミー・ワインハウスのバックもつ
とめたバンド等との共演で今までとは一味もふた味も違うスムース・タッチ
のサウンドをLAの由緒あるキャピトル・スタジオで作り上げました。このア
ルバムに収められた曲でのラッセルの驚くべき幅広い表現力を聴けば、何故
彼が「UKの最も才能ある歌手の一人」と賞賛されるのか、納得できるでしょう。



<UCJ>
4766459 \1850
ショパン:スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39
同 夜想曲第20番嬰ハ短調(遺作)
リスト:バラード第2番ロ短調S.171
同:愛の夢(3つのノクターン)S.541
同:バラード第1番変ニ長調S.170
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ドビュッシー:喜びの島/
同:前奏曲第1集- 沈める寺
同-ミンストレル
マーティン:アイルランド歌謡による2つの変奏曲
カプースチン:モティ―ヴ・フォースOp.45
ソフィー・ケイシェル(ピアノ)
録音:2008年1月14日―17日 聖ボネ劇場,ブルゴーニュ
ソフィー・ケイシェルは、二コラ・べネデッティとの共演などで、近年注目を集
めている期待の若手ピアニスト。
BBCコンペティションで昨年優勝し、将来を嘱望されるアーティストです。
デビュー・アルバムとなる当盤には、彼女のキャリアに長らく重要な役割を果た
してきたショパンやリストなど、お気に入りの名曲が詰まっています。ソフィー
の両親は音楽家でこそないものの、音楽を愛好する人々。ソフィーは4歳の時に
ヴァイオリンをはじめ、5歳でピアノも習い始めるやいなや、ピアノに魅了され
音楽家への道を歩き始めました。
録音会場の聖ボネ劇場は、2年前に建てられたにもかかわらず、19世紀にショパ
ンやリストが演奏していたサロンのような音響と雰囲気を醸し出しているのも要
注目です。

4766972 \1850
アヴェ・マリア-セイクリッド・アリアズ
1. 日暮れて四方は暗く
2.ピエ・イエス
3.主は私の羊飼い
4.ダウン・イン・ザ・リヴァー・トゥ・プレイ
5.君に祝福を
6.ハレルヤ
7.天使の糧
8.楽園にて
9.きよしこの夜
10.アヴェ・マリア
11.ミサ・クリオージャからキリエ
12.アニュス・デイ(バーバー、アダージョから)
キャサリン・ジェンキンス(メッゾ・ソプラノ)
ジャンルの垣根を越えて幅広い活動を繰り広げるキャサリンの歌の原点は、教会
での聖歌隊で歌う事でした。そんな彼女の敬虔な思いが込められたクリスマス・
アルバムの登場です。伝統的な聖歌からロイド・ウェッバーの《ピエ・イエス》
レナード・コーエンの《ハレルヤ》なども交えたバラエティ豊かな選曲で、これ
からの季節に最適な一枚です。

1779242 \2180
「フォーエヴァー」
フー・ウォンツ・トゥ・リヴ・フォーエヴァー
《椿姫》-乾杯の歌
イフ・ユー・アー・ノット・ザ・ワン
《フェドーラ》から愛さずにはいられぬこの思い
ハッピポッラ
アランフエス
大いなる世界
《トスカ》-星は光ぬ
《トゥーランドット》-誰も寝てはならぬ
天使の糧
ハーツ・オブ・イングランド
ジョナサン・アンセル
ジョナサン・アンセルは小学校教師の両親の元、1982年にイギリスに生まれた
テノール。ヴォーカル・グループG4で活躍していた彼の少年時代を知る方も人
もいらっしゃるかもしれません。パヴァロッティ・ファンだった母のもと幼少
の頃からパヴァロッティの録音を聴いて育ち、8歳からは地元の少年合唱団に
参加、16歳で変声期を迎え退団するまでに数々の舞台で絶賛されました。そし
てブリン・ターフェルやアンネ・ゾフィー・フォン・オッター等、名歌手を輩
出しているロンドンの名門、ギルドホール音楽演劇学校に入学します。在学中
に同級生たちとポップ・オペラ・ボーイ・バンド「G4]を結成。(名前の由来は
Guildhall Schoolの4人の意)。G4のデビュー・アルバムは発売後1週間で
245,000枚を売り上げるというヒットを記録します。G4としてリリースした3枚
のアルバム累計は150万枚を突破。ソロの歌手としては、2007年にUCJと契約を
結び、2008年2月に初のソロ・アルバム"Tenor at the Movies"をリリース。今
回の”Forever"がUCJからの2枚目のアルバムとなります。QUEENのナンバー、
Who Wants to Live Forever?で始まり、ボチェッリが歌って大ヒットとなった
「大いなる世界」や時代を超えて歌い継がれてきた「天使の糧(パニス・アン
ジェリクス)」などと共にオペラの名アリア《トゥーランドット》-〈誰も寝て
はならぬ〉や《椿姫》-〈乾杯の歌〉などをちりばめて、ジョナサンの魅力が
存分に楽しめる贅沢な選曲です。 


<DECCA>
●Australian Eloquence
オーストラリア・エロクァンス・シリーズのリリース第3弾は、オーストラリア
の11月新譜であらたにシリーズに加わる5タイトルをご案内します。今回の5タイ
トルはスイスの名指揮者、アンセルメの初期録音を集めています。お待たせして
おりますカタログの30タイトルにつきましては現地在庫切れのものの再プレスの
後、11月末以降に日本到着の予定です。今しばらくお待ちいただけますよう、
お願いいたします。

4428321 2枚組 \1350
ラヴェル:管弦楽曲集
1)スペイン狂詩曲
2)道化師の朝の歌
3)亡き王女のためのパヴァーヌ
4)高雅にして感傷的なワルツ
5)マ・メール・ロワ
6)ダフニスとクロエ(全曲)
7)クープランの墓
スイス・ロマンド管弦楽団/指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1951年10月-1953年6月 MONO
有名なステレオ録音で無く、モノラル時代のアンセルメ初期録音を2枚にまとめ
た貴重なリリース。

4800070 \780
ラヴェル:ツィガーヌ&ピアノ協奏曲
1)ツィガーヌ
2)左手のためのピアノ協奏曲
3)ピアノ協奏曲 ト長調
ルッジェーロ・リッチ(Vn)(1)/ジャクリーヌ・ブランカール(P)(2,3)
スイス・ロマンド管弦楽団/指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1956年(1 STEREO)、1953年(2、3  MONO)
スイスの女流ピアニスト、ブランカールのピアノ協奏曲2作がインターナショナ
ル・リリースされるのはこれが初めて!

4800124 2枚組 \1350
ラヴェル
1)歌劇《子供と魔法》(全曲)
2)歌劇《スペインの時》(全曲)
3)歌曲集《シェエラザード》
4)2つのヘブライの歌
5)ステファン・マラルメの3つの詩
6)ボレロ
7)ラ・ヴァルス
シュザンヌ・ダンコ(S)、他
スイス・ロマンド管弦楽団(1-5)/パリ音楽院管弦楽団(6,7)
指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1953年(2,7 MONO)、1954年(1,3-6 STEREO)
アンセルメの録音の中でも特に評価の高かった歌劇2作品が、久しぶりにカタロ
グに戻ってきました。しかもさらにレアで再発売が待望されていたシュザンウ・
ダンコによる声楽録音とのカップリングで。ボレロとラ・ヴァルスはパリ音楽
院管弦楽団との録音で、ステレオ録音によるこのボレロ録音は世界初発売。

4800027 2枚組 \1350
J.S.バッハ:管弦楽組曲&カンタータ
1)管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067
2)管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068
3)カンタータ第130番《主なる神よ、われらはみな汝をほめん》 BWV130
4)カンタータ第67番《イエス・キリストを覚えよ》 BWV67
5)カンタータ第31番《天は笑い、地は歓呼す》 BWV31-シンフォニア
6)カンタータ第12番《泣き、欺き、憂い、おののき》 BWV12-シンフォニア
7)カンタータ第105番《主よ、裁きたもうことなかれ》 BWV105
8)カンタータ第45番《人よ、汝によきことを告げられたり》 BWV45
9)カンタータ第101番
《主よ、まことの神よ、われらから取り去りたまえ》 BWV101(抜粋)
エリー・アーメリング(S)(3,4,9)/アグネス・ギーベル(S)(7,8)
スイス・ロマンド放送合唱団、他
スイス・ロマンド管弦楽団/指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1961年(1,2,5,6)、1966年(7,8)、1968年(3,4,9)
アンセルメによる珍しいバッハ録音。

4800833 \780
バロック協奏曲集
1)ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲 RV497
2)ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲 RV481(マリピエロ編)
3)マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ハ短調
4)ヘンデル:オルガン協奏曲 作品4の1&2
アンリ・エラール(fg)(1、2)/ロジェ・レヴァン(ob)(3)
ジャンヌ・ドゥ・メッシュー(org)(4)
スイス・ロマンド管弦楽団/指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1968年(1-3)、1952年(4 MONO)
スイス・ロマンド管のファゴット奏者とオーボエ奏者をソリストに迎えた管楽協
奏曲録音にフランスの才気あふれるオルガン奏者、ジャンヌ・ドゥ・メッシュー
による貴重な録音をカップリング。オルガン協奏曲のカデンツァはメッシュー自
身によるもの。

<RCA RED SEAL>
88697420722 30枚組 \4380 ※価格改定 \4090
※限定初回生産
★第1回ご注文締切り 11月24日。それ以降のご注文は商品確保が出来ない場合も
ございますので、ご了承下さい。

メンデルスゾーン・マスターワークス
メンデスゾーン生誕200年記念
RCA, ARTE NOVA, Vivarte, SONY音源による、30枚BOX。
お買い得価格のメンデルスゾーン作品選集
『DHM 50CD BOX』『プッチーニ・オペラ全集』『バロック・マスターワーク
ス』に続く、メンデルスゾーン生誕200年を記念したお買い得BOXの発売です。
全集ではありませんが、ピリオド楽器演奏から、モダン楽器による名演奏、
若手アーティストから往年の巨匠の演奏など、幅広い年代の演奏によって、
メンデルスゾーンの主要曲収録。様々な時代や演奏者によってのメンデルス
ゾーンの音楽の解釈をお楽しみいただくこともできます。約170ページ(予定)
の英語とドイツ語による解説付き。
BOXの大きさは、13cm x 13cm x 13cm 重さ 約1kg(予定)

Disc1 『弦楽のための交響曲第1-6, 10番』
Disc2 『弦楽のための交響曲第7-8, 12番』(8番は管弦楽版)
Disc3 『弦楽のための交響曲第9, 11, 13番』
ロイ・グッドマン(指揮) ハノーヴァー・バンド (ピリオド楽器使用)
【録音】 1992-1993年 ロンドン、ロスリン・ヒル教会 (デジタル録音)
Disc4 『交響曲第1番&3番』
Disc5 『交響曲第2番「讃歌」』*
Disc6 『交響曲第4番「イタリア」&第5番「宗教改革」』
クルト・マズア(指揮) ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ツェレスティーナ・カーサピエトラ(Sp*) アデーレ・シュトルテ(Sp*)
ペーター・シュライヤー(T*)
ライプツィヒ放送合唱団* 【録音】 1972-1973年 ライプツィヒ平和教会 
Disc7
『歌劇「カマチョの結婚」序曲』 『「夏の夜の夢」序曲』 
『序曲「静かな海と楽しい航海」』『序曲「ルイ・ブラス」』 
『劇音楽「アタリー」序曲』 『序曲「フィンガルの洞窟」』 
『トランペット序曲』
クラウス・ペーター・フロール(指揮) バンベルク交響楽団
【録音】 1987-1988年 バンベルク  (デジタル録音)
Disc8
『ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64』
アイザック・スターン(Vn)
ユージン・オーマンディ(指揮) フィラデルフィア管弦楽団
【録音】 1958年3月  フィラデルフィア
『ヴァイオリン協奏曲 ニ短調』
竹澤恭子(Vn) クラウス・ペーター・フロール(指揮) バンベルク交響楽団
【録音】 1994年 1月バンベルク (デジタル録音)
Disc 9 
『2台のピアノのための協奏曲 ホ長調』
『2台のピアノのための協奏曲 変イ長調』
アーサー・ゴールド(p) ロバート・フィッツデーレ(p)
ユージン・オーマンディ(指揮) フィラデルフィア管弦楽団
【録音】 1963年1月  フィラデルフィア
Disc 10
『ピアノ協奏曲第1番 ト短調 Op.25』 
『ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 Op.40』
マライ・ペライア(p)  ネヴィル・マリナー(指揮) 
セント・マーティン・アカデミー管弦楽団(アカデミー室内管弦楽団)
【録音】 1974年8月 ロンドン、CBSスタジオ
『華麗なるカプリッチョ ロ短調 Op.22』
『華麗なるロンド 変ホ長調 Op.29』
アンドレイ・ピザレフ(p) 
ザミュエル・フリードマン(指揮) ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】 1996年10月 モスクワ放送スタジオ (デジタル録音)
Disc 11
『劇音楽「夏の夜の夢」(全曲)』
Arlene Saunders(Sp) Helen Vanni(Ms) Inga Swenson(語り)
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮) ボストン交響楽団
【録音】 1962-1963年  ボストン
Disc 12-13
『オラトリオ「聖パウロ」(全曲)』
ヘレン・クォン(Sp) エルツビータ・アルダム(A)
ハンス=ペーター・ブロホヴィッツ(T) ペーター・リカ(Bs)
ヨシャルド・ダウス(指揮)  
南西ドイツ放送交響楽団 ヨーロッパ合唱アカデミー
【録音】 1997年2月 ミュンヘン・フィルハーモニーでのライブ 
(デジタル録音)
Disc 14-15
『オラトリオ「エリヤ」(全曲)』
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br)  ナタリー・シュトゥッツマン(A)
ジェームズ・テイラー(T)  シビラ・ルーベンス(Sp)
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮) 
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団&合唱団
【録音】 2003年10月31日&11月1日  
ライプツィヒ、ゲヴァンントハウス大ホールでのライヴ (デジタル録音)
Disc 16
『カンタータ「最初のワルプルギスの夜」Op.60(全曲)』
デオン・ファン・デル・ヴァルト(T)  ヤドヴィガ・ラッペ(A)
アントン・シャーリンガー(Br)  マティアス・ヘレ(B)
クラウス・ペーター・フロール(指揮) バンベルク交響楽団
【録音】 1997年 1月バンベルク (デジタル録音)
『「12のメンデルスゾーンの歌曲集」:
ジークフリート・マトゥス(管弦楽編曲)』
デオン・ファン・デル・ヴァルト(T)
クラウス・ペーター・フロール(指揮) バンベルク交響楽団
【録音】 1997年 1月バンベルク (デジタル録音)
Disc 17
『詩篇第42番「鹿が谷の水を慕いあえぐように」Op.42』
アンドレアス・ハントケ(指揮) ミュンヘン・オラトリオ合唱団
【録音】 1996年3月 ミュンヘン (デジタル録音)
『6つの歌曲 Op.59』
クラウス・バンツァー(指揮)  ハルヴェステフーデ室内合唱団
【録音】 1996年 ハンブルク (デジタル録音)
『わが祈りを聞きたまえ』
リチャード・マーロウ(指揮) ケンブリッジ・トリニティー・カレッジ合唱団
【録音】
1993年 3月 ケンブリッジ (デジタル録音)
Disc 18
『弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20』
ロス・ポープル(指揮&Vc) 
ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団アンサンブル
【録音】 1996年5月 ロンドン (デジタル録音)
『クラリネット・ソナタ 変ホ長調』
チャールズ・ナイディック(Cl)
ロバート・レヴィン(フォルテ・ピアノ)(ピリオド楽器使用)
【録音】 1993年5月 オランダ (デジタル録音)
『歌の翼に Op.34-2』
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) エマニュエル・ベイ(p)
【録音】 1949年4月 ニューヨーク (モノラル録音)
『ヴェネツィアの舟歌第1 Op.19-6』(J・ブリーム編曲)
『弦楽四重奏曲第12番より「カンツォネッタ」』(J・ブリーム編曲)
ジュリアン・ブリーム(g)【録音】 1970年5月 ウィルトシア
Disc 19
『弦楽五重奏曲第1番 イ長調 Op.18』
『弦楽五重奏曲第2番 変ロ長調 Op.87』
ラルキブデッリ (ピリオド楽器使用)
ヴェラ・ベス(Vn) ルシー・ファン・ダール(Vn) ユルゲン・クスマウル(Va)
フース・ジューケンドゥルップ(va) アンナー・ビルスマ(Vc)
【録音】 1999年2月 オランダ  (デジタル録音)
Disc 20
『弦楽四重奏曲第1番 変ホ長調 Op.12』
『弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調 Op.80』 
『弦楽四重奏曲 変ホ長調(1823)』
Disc 21
『弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.13』
『弦楽四重奏曲第5番 変ホ長調 Op.44-3』
Disc 22
『弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.44-1』
『弦楽四重奏曲第4番 ホ短調 Op.44-2』
『弦楽四重奏のための4つの小品Op.81』
ヘンシェル・クァルテット
【録音】
Disc20:2001年12月
Disc21:2003年11月、
Disc22:2004年3月バイエルン放送スタジオ(デジタル録音)
Disc 23
『ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.49』
『ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調 Op.66』
アイザック・スターン(Vn) ユージン・イストミン(p)
レナード・ローズ(Vc)
【録音】 1966年&1979年 ニューヨーク
Disc 24
『協奏的変奏曲 ニ長調 Op.17』
『チェロ・ソナタ 第1番 変ロ長調 Op.45』
『アルバム・ブラッド ロ短調』 『無言歌 ニ長調 Op.109』
『チェロ・ソナタ 第2番 ニ長調 Op.45』
スティーヴン・イッサーリス(Vc) メルヴィン・タン(フォルテ・ピアノ)
【録音】 1994年1月 
ロンドン、ブラック・ヒース・コンサートホール(デジタル録音)
Disc 25
『ピアノ・ソナタ 第1番 ホ長調 Op.6』 『前奏曲とフーガ Op.35-1』
『厳格な変奏曲 ニ短調 Op.54』 『ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14』
マライ・ペライア(p) 【録音】 1981-1982年  ニューヨーク
『ピアノ・ソナタ 第3番 変ロ長調 Op.106』
マティアス・キルシュネライト(p)
【録音】 2000年4月 ケルン (デジタル録音)
Disc 26
『幻想曲 嬰ヘ短調「スコットランド風ソナタ」Op.28』
マティアス・キルシュネライト(p)
【録音】 2000年4月 ケルン (デジタル録音)
『無言歌 第1番 ホ長調 Op.19-1』 『無言歌 第2番 イ短調 Op.19-2』
『無言歌 第38番 イ短調 Op.85-2』 『無言歌 第41番 イ長調 Op.85-5』
『無言歌 第9番 ホ長調 Op.30-3』
グレン・グールド(p)  【録音】 1970年7月 トロント
『無言歌 第45番 ハ長調 Op.102-3「タランテラ」』
『無言歌 第18番 変イ長調 Op.38-6「デュエット」』
『無言歌 第34番 ハ長調 Op.67-4「紡ぎ歌」』
『カプリッチョ イ短調 Op.33-1』
アリシア・デ・ラローチャ(p)
【録音】 1995年12月 ニューヨーク  (デジタル録音)
『無言歌 第25番 ト長調 Op.62-1「5月のそよ風」』
ルドルフ・ゼルキン(p)   【録音】 1962年12月 ニューヨーク 
『無言歌 第40番 二長調 Op.85-4「エレジー」』  
『無言歌 第30番 イ長調 Op.62-6「春の歌」』
『無言歌 第35番 ロ短調 Op.67-5「羊飼いの訴え」』
ウラディーミル・ホロヴィッツ(p)
【録音】 1946年10月 (モノラル録音)
『アンダンテと変奏曲 変ロ長調 Op.83a(4手のための)』 
『華麗なアレグロ イ長調 Op.92(4手のための)』
タール&グロートホイゼン(ピアノ・デュオ) 
【録音】 1991年4月 (デジタル録音)
Disc 27
『オルガン・ソナタ 第1番 Op.65-1』 『トリオ ヘ長調(1844)』
『オスティナート ハ短調(1823)』 『オルガン・ソナタ 第2番 Op.65-2』
『プレリュード ハ短調(1841)』 『オルガン・ソナタ 第3番 Op.65-3』
『フーガ ニ長調(1843)』 『ポストリュード ニ長調(1831)』
Disc 28 『オルガン・ソナタ 第4番 Op.65-4』
『主題と変奏 ニ長調(1844)』
『オルガン・ソナタ 第5番 Op.65-5』
『コラール前奏曲「全能の神のみわざは大いなるかな」』
『アレグロ、コラールとフーガ ニ短調(1844)』 
『オルガン・ソナタ 第6番 Op.65-6』
Disc 29
『アレグロ 変ロ長調(1844)』 『フーガ/トリオ ニ短調(1820)』
『フーガ/トリオ ト短調(1820)』 
『フーガ/トリオ ニ短調(1820)』 
『行進曲風アンダンテ 変ロ長調(1845)』
『アンダンテ・コン・モルト ト短調(1833)』 
『前奏曲 二短調(1820)』 『幻想曲 ト短調(1823)』
『フーガ イ長調(1828)』 『アンダンテ ニ長調(1823)』
『フーガ ホ短調(1839)』
『フーガ ヘ短調(1839)』 
『アレグロ・モデラート・マエストーソ ハ長調』
『3つの前奏曲とフーガ Op.37』
ヨハネス・ブライヒャー(サン・ピエール=オ=リアン・ド・ビュル教会、
歴史的モーザー・オルガン)
【録音】 1999年7月  (デジタル録音)
Disc 30
『6つの二重唱 Op.63-1-6』
- アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms) バーバラ・ボニー(Sp)
マルコム・マルティノー(p)
【録音】 2004年8月 ベルリン・ドイツ放送スタジオ (デジタル録音)
『「日曜の朝」 Op77-1』 『舟旅』 『夕べの歌』 
『「ルイ・ブラス」からの歌 Op.77-3』
パウル・アルミン・エーデルマン(Br), ペーター・エーデルマン(Br)
フィリップ・モル(p)
【録音】 2000年11月 ベルリン、イエス・キリスト教会 (デジタル録音)
『「恋する女の手紙」 Op.86-3』 『「夜ごとの夢に」 Op.86-4』
『「春の歌」 Op.47-3』 『「葦の歌」 Op.71-4』 
『「ヴェネツィアのゴンドラの歌」 Op.57-5』 『「月」 Op.86-5』
『「ズライカ」 Op.34-4』
『「最初のすみれ」 Op.19a-2』 『「新しい愛」 Op.19a-4』
『「ゆりかごのそばで」 Op.47-6』
ジュディス・ラスキン(Sp) ジョージ・シック(p) 
【録音】 1965年  ニューヨーク
『「旅の歌」 Op.34-6』 『「朝の挨拶」 Op.47-2』
『「歌の翼に」 Op.34-2』 『「挨拶」 Op.19a-5』
クリストフ・プレガルディエン(T) アンドレアス・シュタイアー
(フォルテ・ピアノ)
【録音】 1993年 ハム・マキシミリアンザール、ドイツ
 (デジタル録音)



<RCAレッド・シールXRCD24>
※今回はSHM-CDではありません
XRCD24 RCAレッド・シール・アルティメイト・リマスタリング・エディション

JMXR24051 \3465
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」
R=コルサコフ:歌劇「金鶏」組曲 【初CD化】
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)ボストン交響楽団
ラインスドルフとボストン響が築き上げた20世紀オーケストラ芸術の清華
――独自の編曲版による「火の鳥」と色彩感豊かな「金鶏」の名カップリング。
[収録曲]
イーゴル・ストラヴィンスキー(1882-1971)
1.バレエ組曲「火の鳥」
(1)イントロダクション-カスチェイの魔法のかかった庭
(2)火の鳥の登場
(3)火の鳥の踊り
(4)火の鳥の嘆願
(5)黄金の果実とたわむれる王女たち
(6)王女たちのロンド
(7)カスチェイら一党の凶暴な踊り
(8)子守歌
(9)フィナーレ
ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844-1908)
2.歌劇「金鶏」組曲
(1)I. 宮殿のドドン王
(2)II. 戦場のドドン王
(3)III. ドドン王とシェマハの女王の踊り
(4)IV. 行進曲(婚礼の祝宴とドドン王の哀れな末路と死)
ボストン交響楽団 指揮:エーリヒ・ライスドルフ
[録音]1964年4月23日&24日、
ボストン、シンフォニー・ホール
[オリジナル・プロデューサー]リチャード・モア
[オリジナル・レコーディング・エンジニア]
アンソニー・サルヴァトーレ
[オリジナル・マスター]3チャンネル
[リマスタリング・エンジニア]杉本一家(JVC)
[初出]LSC-2725(1965年1月発売)
[日本盤初出]SHP-2725(1965年4月発売)
ウィーン生まれの巨匠、エーリヒ・ラインスドルフ(1912-1993)は、1962年に
ミュンシュの後任としてボストン交響楽団の音楽監督に就任、1969年まで7シ
ーズンにわたってその地位にあり、精密精緻を極めた指揮で、私情を排したス
トレートな音楽作りを行ない、前任者と際立った対照をなした。戦前のザルツ
ブルク音楽祭でトスカニーニのアシスタントをつとめたことからもその音楽性
が窺い知れようが、レパートリー面でも、ミュンシュがあまり取り上げなかっ
たハイドンやモーツァルトなどの古典派、ブルックナー、マーラーやプロコ
フィエフの作品を積極的に演奏して、オーケストラの機能をより多彩に拡大し
ている。録音面では、ボストン在任中、モーツァルト、ハイドン、ベートー
ヴェン、ブラームス、シューマン、ブルックナー、マーラー、プロコフィエ
フの交響曲、ワーグナー、コダーイ、ストラヴィンスキーの管弦楽曲、ルービ
ンシュタイン、ブラウニングらとの協奏曲、モーツァルト、ブラームス、ヴェ
ルディのレクイエムにいたる、大量の録音をRCAに残している。
ラインスドルフのボストン響録音は、LPではRCAが開発したばかりのダイナグ
ルーヴ・システムでカッティングされていたため、ひずみ感を少なくするため
ダイナミック・レンジが平均化されてしまう傾向があり、その真価が十分に認
識されなかった。しかし、リビング・ステレオ期の経験を経て完成の域に達し
ていたRCAの3チャンネルの収録技術は、ラインスドルフの指揮が生み出す多彩
な木管の色彩感や、規律の取れたボウイングによるしなやかに引き締まった弦
楽パートの響きなどを余すところなく捉え、音響効果抜群のボストン・シン
フォニー・ホールに響くオーケストラの細部の明晰さとマスの迫力の絶妙なバ
ランスを再現することが出来ていたのである。それゆえオリジナル・マスター
から直接リマスタリングされるようになったCD時代になってようやくその真価
が認められるようになった。
当アルバムは、1964年に録音され翌年1月に発売されたLPを完全復刻したもの
で、ロシアの2人の作曲家が「鳥」をモチーフに作曲した2曲のオーケストラ組
曲を収録。このオリジナルLPの形では初めてのCD化となる。ストラヴィンスキ
ーの組曲「火の鳥」は、ストラヴィンスキーが編んで出版した3つの組曲のい
ずれとも異なった独自の形をとっており、編纂者のクレジットはないが、基本
的には、1911年版の組曲をベースとしながらも、最後の「子守歌」と「フィナ
ーレ」を1910年のバレエ全曲版から補っているというものである(初演指揮者
モントゥーが実演で取り上げていた「組曲」とほぼ同じ形)。組曲「金鶏」は、
R=コルサコフが書いた最後の歌劇から編まれたもので、「4つの音楽的絵画」
という副題が付せられている。どちらもラインスドルフの音楽性には最適の作
品であり、期待通りの名演盤に仕上がっている。
解説:満津岡信育

JMXR24052 \3465
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
フリッツ・ライナー(指揮)RCAビクター交響楽団
作曲者の自作自演を凌駕することが出来たのはホロヴィッツだけ―
―ライナーと共演した1951年録音の超名盤、ついにXRCD24で復刻。
[収録曲]
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943)
ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
RCAビクター交響楽団 指揮:フリッツ・ライナー
[録音]1951年5月8日&10日、
ニューヨーク、カーネギー・ホール
[オリジナル・プロデューサー]ジョン・ファイファー
[オリジナル・レコーディング・エンジニア]ルイス・レイトン
[オリジナル・マスター]モノラル
[リマスタリング・エンジニア]杉本一家(JVC)
[初出]LM-1178(1951年12月発売)
ホロヴィッツがレパートリーにしていた数少ない協奏曲のうち、チャイコフス
キーと並んで最も頻繁に演奏したのがラフマニノフの3番であった。名ピアニ
スト、ヨーゼフ・ホフマンに献呈されたにも関わらず、ホフマンやそのほかの
巨匠たちはこの協奏曲に手をつけようとせず、結局作曲者自身とホロヴィッツ
の演奏(および録音)によって、この作品は広く知られるようになったのである。
ホロヴィッツは、1927年にカール・ムック指揮でハンブルクで初めて演奏して
から、クーセヴィツキー、ストック、ライナー、ダムロッシュ、モントゥー、
メンゲルベルク、フルトヴェングラーら当代の巨匠指揮者と共演し、1930年に
はロンドンでこの曲の初録音を成し遂げた(アルバート・コーツ指揮ロンドン
響と英HMVに録音)。その後、ライナーとの共演となった当1951年盤、そして
1978年のアメリカ・デビュー50周年記念演奏会におけるオーマンディ/ニュー
ヨーク・フィルとの共演盤という3種類の正規録音を残しているほか、ライヴ
録も数種類残されていることから、ホロヴィッツの作品へのこだわりが伺える。
この演奏が録音された1951年は、ムソルグスキー「展覧会の絵」、ショパン
「幻想ポロネーズ」「スケルツォ第1番」、スーザ「星条旗よ永遠なれ」など
の名演盤を生み出した年であり、いわば心技体とも最も充実し、1953年に一時
演奏活動から引退してしまう前の最後の輝きを記録している。このラフマニノ
フの3番も、荒々しいほどのエネルギーに満ち溢れ、音色は色彩感やデリケー
トなニュアンスに富んでおり、それをフリッツ・ライナー指揮するオーケスト
ラが引き締まった響きで十全にバックアップしているのも大きな聴き所である。
1994年に「ホロヴィッツ・コレクション」の一環としてCD化されて以来、ひさ
びさのリマスタリングで、RCA秘蔵の真正オリジナル・モノラル・アナログ・
マスターテープからの復刻によって、黄金期のホロヴィッツの名演盤が鮮やか
によみがえっている。
解説:川田朔也、Q.イートン

<EMI CLASSICS>
CDS-2426962 2枚組 \1980
リベラ/エターナル(ベスト・オブ・リベラ)
CD1
1.あなたがいるから(映画「誰も守ってくれない」主題歌)(新曲)
2.サンクトゥス(パッヘルベルのカノンによる)(プライズマン)-ソロ:デイ(AV)
3.Mother of God(タヴナー)(新曲)
4.サルヴァ・メ(プライズマン)-ソロ:カリー(AV)
5.ラヴ&マーシー(ウィルソン/マテス/プライズマン)-
ソロ:カリー、マディーン(ND)
6.サンクテ(プライズマン/トラッド)-ソロ:コナリー(ND)
7.秘密(プライズマン/シルヴェストの「秘密」による)-ソロ:マディーン(ND)
8.いつもあなたのそばにいるから(プライズマン/未詳)(F)
9.オールウェイズ・ウィズ・ユー(プライズマン/クロウリー)-ソロ:カリー(AV)
10.リベラ(プライズマン)-ソロ:ホーンキャッスル、サンダーズ=ワイルド(V)
11.アヴェ・マリア(カッチーニ/トラッド)-ソロ:カリー(ND)
12.Gaudete(トラッド-プライズマン編)-ソロ:コナリー(新曲)
13.アリア-G線上のアリア(バッハ/プライズマン)-
ソロ:カリー、デイ、マディーン
コナリー(ND)
14.生まれてくる日(プライズマン)-ソロ:クロウリー(F)
15.ウィ・アー・ザ・ロスト(プライズマン)-ソロ:ホーンキャッスル、カリー(AV)
16.Sempiterna(ゲラティによるリミックス)(プライズマン/Conditor Alme
による)-ソロ:サンダーズ=ワイルド、カリー(初CD収録)
CD2
1.オリノコ・フロウ(エンヤ/ライアン)(ND)
2.彼方の光(村松/プライズマン)-ソロ:ホーンキャッスル(AV)
3.グロリア-オルガン交響曲(サン=サーンス/プライズマン/トラッド)(ND)
4.ヴォーカ・メ(プライズマン)-ソロ:プラット、ロブソン、チャドニー(AV)
5.シング・フォー・エヴァー(プライズマン)-ソロ:ホーンキャッスル(V)
6.レスト・イン・ピース(スケラーン)-ソロ:カリー(ND)
7.自由(ティリー&プライズマン)(F)
8.輝ける明日(プライズマン/トラッド)-ソロ:カリー(ND)
9.アヴェ・マリア(プライズマン)-ソロ:オドンネル(AV)
10.プレイヤー(ヘンゼルとグレーテルより)(フンパーディンク/プライズマン)
-ソロ:ホーンキャッスル、ペイン(V)
11.How can I keep from singing?(トラッド/プライズマン)(新曲)
12.ビー・スティル・マイ・ソウル
(シベリウス/フォン・シュレーゲル/プライズマン)
(プライズマン編)(AV)
13.ステイ・ウィズ・ミー(プライズマン)-ソロ:プラット(F)
14.レコルダーレ(プライズマン)-ソロ:オドンネル、サンダーズ=ワイルド(AV)
15.ゴーイング・ホーム(交響曲第9番「新世界より」のラルゴによる)
(ドヴォルザーク/プライズマン)-ソロ:ホーンキャッスル、カリー(AV)
16.ヘヴン(プライズマン/トラッド)-ソロ:マディーン、コナリー(ND)(初CD収録)  
以上 リベラ    
日本にも強烈なファンを持つ少年合唱グループ、リベラの4枚のアルバムからの
ベスト2CD 映画「誰も守ってくれない」主題歌など新曲4曲に初CD化2曲も収録、
充実の全32曲、お手ごろ価格でのご案内です。
ブリリアント・ボックス 6Pブックレット
*国内盤は14曲(「あなたがいるから」他の別選曲)+映像1曲入りのCD-EXTRA
仕様の1CD予定です。

CDC-2361452 \1980
DANS LA COUR DES GRANDS
[TRACKLISTING]
1:Je Chante
2:Ma Liberte
3:Le Poinconneur Des Lilas
4:Chanson Pour L'Auvergnat
5:La Boheme
6:Syracuse
7:Heureux
8:Toulouse
9:La Belle Vie
10:Il Voyage En Solitaire
11:Les Loups Sont Entres Dans Paris
12:L'Orange
13:L'aigle Noir
14:L'Hymne A L'amour
15:Tu Manques A Nos Coeurs
LES PETITS CHANTEURS DE SAINT-MARC サン・マルク少年少女合唱団
2004年フランス動員記録1位を樹立(870万人動員)した大ヒット映画「コーラス」。
サントラも200万枚を超えるセールスを打ち出した。映画にはサン・マルク少年
少女合唱団のソリストであるジャン=バティスト・モニエが主演し天使のような
歌声を披露。一躍時の人になった彼等は、フランスは元よりアジア、ヨーロッ
パ、アメリカですでに500回ものコンサートを行っていて、来年は日本での公演
を予定しています。
シャルル・トレネ, シャルル・アズナヴール, アンリ・サルヴァドール, エディ
ット・ピアフ等伝説のフレンチ・アーティスト達による偉大なる曲をセレクト
-LES PETITS CHANTEURS DE SAINT-MARC-
1986年ミュージック・ディレクター/コンダクターであるNICOLAS PORTEにより結
成された合唱団。10歳-15歳までの約80名で構成されていて全員がリヨンにある
サン・マルク・カレッジにて音楽の知識、ヴォーカル・テクニックなどを徹底し
て学んでいる。フルヴィエールのノートルダーム大聖堂の専属コーラスの為、
定期的に礼拝でパフォーマンスしている。レパートリーは宗教音楽からポピュラ
ー/フォーク・ミュージックに至るまで多岐に渡る。

<NAXOS> 各1枚 \1000
8.570759
ドビュッシー:管弦楽作品集 第1集
1.牧神の午後への前奏曲/2-4.海(海の夜明けから真昼まで/波の戯れ /風と海
との対話)/5.バレエ音楽「遊戯」/6 -11.子どもの領分(A.カプレによるオー
ケストラ版)〈グラドゥス・アド・パルナッスム博士/象の子守歌/人形のセレ
ナード/雪は踊る/小さな羊飼い/ゴリウォッグのケークウォーク
準・メルクル:指揮
リヨン管弦楽団
2007年の来日公演でも大成功を収めた準・メルクルとリヨン管弦楽団によるド
ビュッシー(1862-1918)の管弦楽全集の第1集です。昨年の発売時とはカップリ
ングを変更しての再登場となります。自らも作曲家として知られるカプレによ
る編曲の「子どもの領分」でのめくるめく響きの豊かさを味わい、演奏機会の
あまり多くない隠れた名曲「遊戯」での興味深さに胸を震わせ、「海」での柔
らかい響きに心を奪われる・・・そんな満足行くひとときをたっぷり味わって
ください。

8.570993
ドビュッシー:管弦楽作品集 第2集
1.「ペレアスとメリザンド」交響曲(M.コンスタントによる編曲版)
2.ベルガマスク組曲より「月の光」(A.カプレによる管弦楽版 )
3-5.夜想曲〈雲/祭/シレーヌ〉
6.英雄の子守歌
7-9.12の練習曲より「3つの練習曲」(M.ジャレルによる管弦楽版)〈第9番「反
復する音符のための」/第10番「対比的な響きのための」/第12番「和音のため
の」〉
準・メルクル:指揮
リヨン管弦楽団
ライプツィヒ MDR放送合唱団・・・ 5のみ
準・メルクルによるドビュッシーの第2集です。こちらは「夜想曲」以外は全て
他の人による編曲版が収録されています。オペラやピアノ曲での特徴ある響き
をどのように管弦楽へと置き換えているのか、興味の尽きないところです。以
前リリースされていた「夜想曲」にはシレーヌが収録されていなかったので、
ここでようやく全貌が明らかになりました。合唱を伴う幽玄で茫洋とした響き
のなかから沸き起こる明確な旋律線に思わずはっとさせられます。

8.559382
アンダーソン:管弦楽作品集 第5集
1-11.ミュージカル「ゴルディロックス」抜粋
12-17.キャロル組曲(木管合奏版)/
18.ゴルディロックスより「待っているご婦人」ワルツ
19.ゴルディロックスより「どうぞ、私の心を奪ってちょうだい」
(インストゥルメンタル)
キル・クリスウェル(ソプラノ)//ウィリアム・ダズリー(バリトン)
BBCコンサート・オーケストラ/レナード・スラットキン(指揮)
「ゴルディロックス」とは元来、民話に出てくる少女の名前です。日本では
「3匹の熊」という題名で知られていますが、そのエピソードが転じて “ちょ
うどよい ”という塩梅をあらわす言葉として使われているようです。ここで
はミュージカル女優が大金持ちと映画監督のどちらを選ぶかという話。ありが
ちな話といえばそれまでですが、付けられた音楽はまさに夢のように美しく楽
しいもの。木管合奏による「キャロル組曲」は、クリスマスだけでなく、1年
中聴いていたいほど。やっぱりお金より愛でしょう?

8.572113
「ブタが飛べた」20世紀の児童合唱集
H.スケンプトン:ブタが飛べた
ブリテン:コーパス・クリスティ・キャロル
タヴナー :われらの父よ
ヴォーン=ウィリアムズ:フィデルのための挽歌
P.M.ディヴィス:はしけの番人
ブリテン:5月
コルプ:花の歌
ブリス:ハタオリドリは悲嘆を満足させる
ラター:大地の美のために
ベネット:昆虫の世界
モウ:キャリコのパイ他
ニュー・ロンドン児童合唱団/ロナルド・コルプ(指揮)
アレクサンダー・ウェリス(p)
児童合唱。その穢れのない澄んだ声は何世紀にも渡って教会音楽の中で好んで使
われてきました。しかしここに収録された作品は、子どもたちの可能性を更に伸
ばしつつ、新しいジャンルへ挑戦する喜びを感じさせてくれるものばかりです。
14人の作曲家たちによる楽しくて魅力的な作品を歌うのはニュー・ロンドン児童
合唱団。驚くほど見事なハーモニーと子どもらしいユニークな表現に驚くほかあ
りません。

8.570499
L.モーツァルト:
シンフォニアト長調(Eisen G8)/ベルヒテス・ガーデンの音楽「おもちゃの交
響曲」/シンフォニアニ長調(Eisen D15)/シンフォニアイ長調(Eisen A1)/シ
ンフォニアト長調「新ランバッハ交響曲」
トロント室内管弦楽団/ケヴィン・マロン(指揮)
50年ほど前は、ハイドンの作品として親しまれていた「おもちゃの交響曲」です
が本当はモーツァルトの父であるレオポルドが作曲した「カッサシオント長調」
の中の第 3・4・7楽章がこの曲の正体です(1951年にバイエルン州立図書館で全
曲が発見されました)。この演奏は小編成のオーケストラにオカリナやバード・
ホイッスル、ハーディ=ガーディを加えた手作り感たっぷりのもの。何だか聴い
ているだけで口元が緩んでくるような気がします。

8.559359
コープランド(1900-1990):舞踏交響曲
1-3.交響曲第1番/4-6.交響曲第2番「短い交響曲」/ 7-9.舞踏交響曲
演奏:ボーンマス交響楽団/マリン・オールソップ(指揮)
アメリカ近代作曲家の中でも、とりわけ有名なコープランド。彼は従来のアメ
リカ音楽にインディアン、黒人、移民たちの様々な音楽的要素を投げ込み、熟
成させました。ここに収録された音楽には、どれも熱き高ぶりがみなぎってい
ます。

8.572130
ハイドン(1732-1809):交響曲集第34集
1-4.交響曲第62番ニ長調 Hob.I:62
5-7.交響曲変ロ長調 Hob.I:107(シンフォニア A)
8-11.交響曲変ロ長調 Hob.I:108(シンフォニア B)
12-16.序曲「変わらぬまこと」 Hob.Ia:15
17-19.序曲「薬剤師」 Hob.Ia:10
演奏:トロント室内管弦楽団/ケヴィン・マロン(指揮)
ハイドン交響曲集ここに完結!

8.570720
カラーエフ(1918-1982):
1-4.交響曲第3番(1964)/5.交響詩「レイリとメジヌン」(1947)
6-13.交響的エッチング「ドン・キホーテ」
演奏:ロシア・フィルハーモニー管弦楽団/ドミトリ・ヤブロンスキ(指揮)

8.570356
スタンフォード(1852-1924):
1-4.交響曲第1番変ロ長調
5-7.クラリネット協奏曲 Op.80
演奏:ロバート・プレーン(クラリネット)
ボーンマス交響楽団/デヴィッド・ロイド=ジョーンズ

8.570568
チャイコフスキー(1840-1893):
1-4.マンフレッド交響曲
5.交響的バラード「ヴォエヴォーダ」(ミツキェーヴィチのバラードによる)
演奏:ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)

8.570509
ペンデレツキ(1933-):チェロと管弦楽のための作品集
1-6.3つのチェロと管弦楽のための合奏協奏曲第1番(2000)
7-9.チェロと管弦楽のためのラルゴ (2003)
10-11.チェロと管弦楽のためのソナタ(1964)
演奏:イワン・モニゲッティ(チェロ)・・・1-6,10-11
アルト・ノラス(チェロ)・・・1-9
ラファウ・クヴィアトコウスキ(チェロ)・・・1-6
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団/アントニ・ヴィト(指揮)
ペンデレツキは、その時代ごとに作風を変えてきた人で、ここで聴ける3つの
作品も、その時の気分が敏感に反映されています(現代に近い方がロマンティ
ックだったりします )。モニゲッティとノラス、 2人の名手と、ヴィトの競演
が聴きどころです。

8.570295
カルウォヴィチ:交響詩集第2集
1. 寄せては返す波 Op.9/2.悲しい物語(永遠への前奏曲)Op.13
3-5.永遠の歌 Op.10
演奏:ニュージーランド交響楽団/アントニ・ヴィト(指揮)
☆雪崩に巻き込まれ亡くなった悲劇の作曲家、カルウォヴィチの作品集第1集
(8.570452)に続く第2集です。
ヴァグナー、R・シュトラウスなどの濃厚な音が好きだったら必ずはまります。

8.570871-72 2枚組
グリーグ(1843-1907):ペール・ギュント全曲版
ペール・ギュント/南の修道院にて Op.20/ベルグリョート Op.42
演奏:ペール・ギュント・・・ハンス・ヤコブ・サンド
オーゼ・・・アン・マリト・ヤコブセン
ソルヴェイグ・・・イサ・カタリナ・ゲリッケ 他
マルメ交響楽団/ビヤルテ・エンゲセト(指揮)
あの有名な「朝」で始まるのは、ペール・ギュント組曲でして、この全曲盤は
「朝」に行き着くまでに様々な物語を経なくてはいけません。山あり谷あり、
とにかく楽しい物語を始めから楽しんでください。

8.570979
オネゲル(1892-1955):映画音楽集
1-5.リゲイン(二番芽)第1組曲/6-10.罪と罰組曲
11-12.ヒマラヤの悪魔(2つの交響的楽章 )/13.観念
MARCO POLO 8.223466,8.223467より移行盤
演奏:ジャック・チャムケーテン(オンドマルトノ)・・・6-12
スロヴァキア放送交響楽団&合唱団(11-12のみ)
アドリアーノ(指揮)

8.557528
シェーンベルク(1874-1951):
1.ワルシャワの生き残り Op.46/2.「創世紀」組曲への前奏曲 Op.44
3.千年を三たび Op.50a/4.詩編 130番「深き淵より」 Op.50b
5.ナポレオンへの頌歌 Op.41/6.ヴァイオリン協奏曲 Op.36
演奏:サイモン・ジョリー・コラーレ/フィルハーモニア管弦楽団
ロバート・クラフト(指揮)他

8.572097
ヒル(1869-1960):弦楽四重奏曲集第2集
1-4.弦楽四重奏曲第4番ハ短調/ 5-8.弦楽四重奏曲第6番ト長調「子どもたち」
9-12.弦楽四重奏曲第8番イ長調
演奏:ドミニオン弦楽四重奏団

8.570496
ティペット(1905-1998):弦楽四重奏曲集第1集
1-3.弦楽四重奏曲第1番イ長調/ 4-7.弦楽四重奏曲第2番嬰ヘ長調
8-11.弦楽四重奏曲第4番
演奏:ティペット弦楽四重奏団

8.570986
ドルネル(1680?-1757?):リコーダー、フルート、通奏低音のための室内楽曲集
1-4.四重奏のためのソナタ/5-9.ソナタ第4番ニ長調 Op.2「ラ・フォルクレ」
10-16.クラヴサン組曲より第5組曲ハ長調
17-22.ソナタ第2番ニ長調 Op.3「成功」
23-28.第3組曲ホ短調 Op.2/29-32.ソナタ第7番ニ短調「 3を越えて」Op.3
33-36.ソナタ第3番ロ短調 Op.3
演奏:パッサカリア

8.570178
M・ハイドン&シュターミッツ:ディヴェルティメント&オーボエ四重奏曲
1-3.M・ハイドン(1737-1806):ディヴェルティメントハ長調 P.115
4-6.シュターミッツ(1745-1801):オーボエ四重奏曲ニ長調 Op.8-1
7-9.シュターミッツ:オーボエ四重奏曲へ長調 Op.8-3
10-12.シュターミッツ:オーボエ四重奏曲変ホ長調 Op.8-4
演奏:アレッサンドロ・バッキーニ(コーラングレ ,オーボエ)
ヌォーボ弦楽四重奏団
ルカ・ステヴァナート(コントラバス)

8.570786
レーガー(1873-1916):弦楽三重奏&ピアノ四重奏曲全集第2集
1-4.ピアノ四重奏曲イ短調 Op.133/5-7.弦楽三重奏曲ニ短調 Op.141b
演奏:アペルト・ピアノ四重奏団

8.570472-73 2枚組
ダングルベール(1629-1691):ハープシコードのための組曲
1-13.組曲第1番ト長調/組曲第2番ト短調/組曲第3番ニ短調/
組曲第4番ニ長調
演奏:エリザベス・ファー(ハープシコード)・・・第2番&第3番,
(リュート=ハープシコード )・・・第1番&第4番
ダングルベールは 17世紀に活躍したオルガニスト。ルイ 14世にも仕えた人で、
フランスにおけるクラヴサン奏法の確立者としても知られています。このアル
バムは彼の代表作を収めたものです。前作のバッハが発売されるや否や、大評
判となったリュート=ハープシコードの音色再び。今回は曲によってはハープシ
コードでも演奏されているので、一層その音色の特質が際立ちます。

8.570787
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ作品集
四季 Op.37b/ピアノ・ソナタ嬰ハ短調 Op.80
演奏:イリヤ・ラシュコフスキ(ピアノ)
“四季”の録音はすでに 8.550223でリリースされていますが、ほぼ20年近く
経て新しい“四季”の登場となりました。1曲ごとに込められた感情の揺れが、
あまりにも見事で、ついつい聴き惚れることまちがいありません。

8.570399
ボッテシーニ(1821-1889):ルチアによる幻想曲
1.「ランメルモールのルチア」による幻想曲
2.エレジー第2番ホ短調「ロマンツァ・ドラマティカ」
3.序奏とボレロ/4.ロマンス「愛しの唇」/5.カプリッチョ・ブラヴーラ
6.二調のエレジー/7.「ベアトリーチェ・テンダ」による幻想曲
8.グランド・アレグロ「メンデルスゾーン風協奏曲」
演奏:トーマス・マーティン(コントラバス)
アンソニー・ホルステッド(ピアノ)

8.570503
ヴィラ=ロボス(1887-1959):ピアノ作品集第7集
1.アマゾナス(ピアノ版)
2-6.ギターのための 5つの前奏曲(ピアノ版・・・J.V.ブランダーオ編)
7.ブラジル風バッハ第2番よ
り「藪の思い出(踊り)」/8.ワルツ・スケルツォ/9.地獄の踊り
10.あぶなくないフェジョアータ(豆と肉の料理)/11-14.おとぎ話
15-19.真心の歌/20.婚礼の随行/21.ワルツ・レント(断章)
演奏:ソニア・ルビンスキ(ピアノ)

8.570468
スカルラッティ :鍵盤音楽全集第11集
演奏:ゴットリープ・ヴァリッシュ(ピアノ)

8.669019
メノッティ:歌劇「アマールと夜の訪問者」
アマール・・・イケ・ハウカースミス(B-Sop)
母・・・クルステン・ガンログソン(Ms)
カスパール王・・・ディーン・アンソニー(T)
メルヒオール王・・・トッド・トーマス(Br)
バルタザール王・・・ケヴィン・ショート(B-Br)
王の従者・・・バート・レファン(バリトン)
ナッシュヴィル交響楽団/アラスティア・ウィリス(指揮)
NBC放送からの委嘱により作曲されたこのオペラは、 1951年のクリスマス・イブ
に初めてテレビ放送され大好評を博しました。以来世界中で500回を超える上演
回数を記録、クリスマスの奇跡劇として絶大なる人気を誇っている小さな作品で
す。イエスの生誕を祝福するために旅をしている3人の博士が出会った、愛と感
謝に満ちた小さな奇跡。平易なメロディとわかりやすいストーリーは時代を超え
て聴き手の心に暖かい光を灯していくことでしょう。

8.660209-10 2枚組
リュリ(1632-1687):歌劇「アルミードの悲劇」
演奏:アルミード・・・シュテファニー・ハウトツェエール(メゾ・ソプラノ )
ルノー・・・ロバート・ゲッチェル (テノール)
イドラオ・・・フランソワ・ループ(バス)
アルテミドール・・・ウィリアム・シャープ(バリトン)
フェニース・・・アン・モノイオス(ソプラノ)
シドニー・・・ミリアム・ドブロウ(ソプラノ)
デンマークの騎士・・・トニー・ブッテ(テノール)
アロント・・・ダレン・ペリー(バリトン)
英雄的な女羊飼い・・・アトリア・マクローチ(ソプラノ)
ナイアード・・・タラ・マクレディ(ソプラノ)
オペラ・ラファイエッテ/リャン・ブラウン(指揮)

8.559273
アイヴズ(1874-1954):歌曲集第5集
パラケルスス/ピーク/完璧な日/絵画/予感/虹(そうかもしれない)/宗教
/記憶/レクイエム/解決/ロック・オブ・エイジズ/ロザムンデ(第1版)/
ロザムンデ(第2版)/スコットランドの子守唄/海の挽歌 他
演奏:ジャンナ・バティ(ソプラノ)/パトリック・カルフィッチ(バリトン)
/ロバート・ガードナー(バリトン)/ダグラス・ディクソン(ピアノ)他

8.559394
コリリアーノ(1938-):ディラン・トーマスの詩による三部作
演奏:トーマス・アレン(バリトン)/ティ・ジャクソン(ボーイ・ソプラノ )
/ジョン・テシェール(テノール )/ナシュヴィル交響楽団&合唱団/
レナード・スラットキン(指揮)

8.557078
シューマン(1810-1856):歌曲集「女の愛と生涯」他
歌曲集「女の愛と生涯」Op.42/7つの歌 Op.104/メアリー・シチュアート女
王の詩 Op.135/6つの歌 Op.107
演奏:シビラ・ルーベンス(ソプラノ)/ウタ・ヒールシャー(ピアノ)

8.111350
グレート・ピアニスト・シリーズ
エミール・ギレリス初期録音集第1集(1935-1951)
1-2.ラモー:ハープシコード組曲ホ短調/3.レイエ(ゴドフスキー編):ジーグ
4-6.モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.547/7.シューマン:トッカ
ータハ長調 Op.7/8.シューマン:幻想小曲集より「夢のもつれ」/9.シューマ
ン(タウジヒ編):密輸入者/10.メンデルスゾーン:スケルツォ Op.16-2/11.メ
ンデルスゾーン:無言歌より「デュエット」 Op.38-6/12.スメタナ:チェコ舞曲
第2番「ポルカ」イ短調/13.スメタナ:チェコ舞曲第3番「ポルカ」ヘ長調/
14.ドビュッシー:ベルガマスク組曲より「月の光」/15.ドビュッシー(ボル
ヴィック編):夜想曲より「祭り」/16-18.ラヴェル:クープランの墓
演奏:エミール・ギレリス(ピアノ)

8.111296
グレート・ピアニスト・シリーズ/ルービンシュタイン
ショパン(1810-1849):ピアノ協奏曲第1番&第2番
演奏:アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
ロス・アンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団
アルフレード・ウォーレンスタイン(指揮)
NBC交響楽団/ウィリアム・スタインバーグ(指揮)




<DACAPO>
6.220548 \1780
クロノス・プレイズ・ホルムグレーン
※日本語帯付き
ペレ・グズモンセン=ホルムグレーン(1932-):
1.弦楽四重奏と管弦楽のための合奏協奏曲(1990/2006)
2-3.バリトンと弦楽四重奏のための「ムーヴィング・スティル」(2004)
4.弦楽四重奏と海のための「ラスト・グラウンド」(2006)
クロノス・クァルテット …1-4/デンマーク国立放送交響楽団
トマス・ダウスゴー…1/ポール・ヒリヤー(バリトン)
ゲルト・スェーレンセン(音響効果) …2-3/ウェイン・シーゲル(音響効果)
1932年生まれの作曲家ホルムグレーンは、極めて異色な作風とアクティヴな
表現によって全世界に広く知られています。このアルバムでは、なんとクロノ
ス・クァルテットをフィーチャー。その上、ポール・ヒリヤーまでもが参加す
るという豪華すぎる布陣。最後の曲では、なんと「海」までも投入。音響的に
も一度は聴いておきたい極珍盤・・・いや超名盤です

8.226054 \1780
ニルス・ペテル・イェンセン(1802-1846):フルート・ソナタ集
フルートとピアノのためのソナタ Op.6/フルートのための3つの幻想曲と狂詩
曲 Op.14より/フルートとピアノのためのソナタ Op.18(1828)
演奏:ルーネ・モスト(フルート)/フローデ・ステンゴー(ピアノ)

8.226537 \1780
完全なる地面からの落下
1.クリステンセン:完全なる地面からの落下(2004-06)/2.ロージング=ショウ:
ボルヘスの 2つのソネット(2005/03)/3.オルセン:幻影/4.イェルゲンセン:
月光に照らされて/5.フロウインベルイ:前奏-航海-ヨツンヘイム
演奏:アンサンブル・アルテナンス
ヘレーネ・ジェリス(メゾ・ソプラノ)・・・2
小林真理(メゾ・ソプラノ)・・・4




<CPO>
777363-2 22枚組 \14500
J.S.バッハ(1685-1750):オルガン作品全集
Vol.1から Vol.21までの22枚をBOXにし、168ページ(ドイツ語、英語)のブック
レットをつけた愛蔵盤。

777314-2 2枚組 \2450
アルベルト・ディートリッヒ(1829-1908):交響曲とヴァイオリン協奏曲
1.交響曲ニ短調 Op.20/2.ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.30
演奏:エリザベス・クフェラス(ヴァイオリン)
マリー・ルイーズ・ノイネッカー(ホルン)
オルデンブルク州立管弦楽団/アレクサンダー・ランプ(指揮)

777334-2 \2450
アンドレス・エリアッソン(1947-):
ヴァイオリンとピアノと弦楽オーケストラのための二重協奏曲
演奏:ウルフ・ヴァーリン(ヴァイオリン)/ロランド・ペンティネン(ピアノ)
スウェーデン放送交響楽団/ヨハネス・グスタフソン(指揮)

777413-2 2枚組 \3400
カール・ニルセン(1865-1931):ピアノ作品全集
5つの小品集 Op.3/交響的組曲 Op.8/6つのユモレスク・バガテル Op.11/
新世紀のための祝祭前奏曲/夢について「静かな夜」/シャコンヌ Op.32/
主題と変奏 Op.40/組曲 Op.45/3つの小品集 Op.59/若い人と老人のための
ピアノ音楽 Op.53/ピアノ小品(1931)
演奏:クリスティーナ・ビェルケ(ピアノ)

777362-2 \2450
ハンブルクの聖なる音楽集 1600-1800年
ゼッレ:イエス・キリスト我らの救い主、我らから神の怒りを取り去りたまえ/
シャイデマン:悲しみよ、とどまれ/ショップ:われ汝に呼ばわる、主イエス・
キリストよ/ダウランド:我は神から離れまじ 他
演奏:ヴェロニカ・ヴィンター(ソプラノ)
ステファニー・プティローレン(ソプラノ)
ハンブルク・ラツムジク/
ジモーネ・エッケルト(指揮)

777408-2 \2450
アレッサンドロ・メラーニ(1639-1703):祝祭劇「エウロパ」と宗教作品集
1.祝祭劇「エウロパ」/2.レクイエム/3.詩編 111「幸いな人」/
4.マニフィカト
演奏:ヴェロニカ・ヴィンター(ソプラノ)/コーネリア・ザムエリス(アルト)
/カイ・ヴェッセル(バス)/ダス・クライネ・ムジーク/
ヘルマン・マックス(指揮)

777320-2 \2450
ヨーゼフ・マルクス(1882-1964):交響的作品集
1.春の音楽/2.牧歌/3.収穫祭(世界初録音)
演奏:ウィーン放送交響楽団/ヨハネス・ヴィルトナー(指揮)

※各タイトルの詳細情報は、ナクソス・カタログ・サイト
(http://www2.naxos.jp/)の「ニューリリース」内に順次アップされます。

<WARNER>
●スヴェトラーノフ ソビエト国立管弦楽団 エディション
WARNER 2564 698134 \1650
グラズノフ:交響曲第1番、交響詩「クレムリン」

WARNER 2564 697203 \1650
グラズノフ:交響曲第2番

WARNER 2564 643792 3枚組 \3780
ブラームス:交響曲全集

WARNER 2564 698135 \1650
チャイコフスキー:白鳥の湖、くるみ割り人形より

WARNER 2564 694243 5枚組 \4950
チャイコフスキー:交響曲全集

WARNER 2564 694429 \1650
タネーエフ:詩篇の朗読

WARNER 2564 694428 2枚組 \2580
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番、第5番、第7番

WARNER 2564 694427 2枚組 \2580
ストラヴィンスキー:火の鳥、ペトルーシュカ、かるた遊び




<EINSATZ RECORDS>
EZCD 019
モーツァルト:
セレナード第10番K.361「グラン・パルティータ」、
第12番K.388「ナハトムジーク」
J.P.ランパル指揮、フランス管楽アンサンブル
フランス管楽五重奏団のメンバー(ランパル、ピエルロ、ランスロ、クルシェ、
オンニュ)を中心としたフランス管楽アンサンブルは、まさにフランスを代表す
るトップ奏者たちで組織されており、その自在なテクニックと完璧なアンサン
ブルは、ハルモニームジークの愉しさを存分に満喫させてくれる。ここではラ
ンパルが指揮を受け持っており、彼の感性が演奏全体に色濃く出た、等身大の
モーツァルトを堪能できる。
原盤:仏DISCOPHILES FRANCAIS DF181-182からの復刻。録音:1950年初頭
国内盤仕様…日本語帯付、裏面の曲目トラックリストも日本語併記 簡単な解
説も封入しております




<SONY>
●SONY BMG The Original Jacket Collection series
CB 88697 27988 10枚組 \7150
レナード・バーンスタイン(Cond)
オリジナル・ジャケット・コレクション
キャンディード序曲、ウエストサイド・ストーリーから「シンフォニック・ダ
ンス」、映画音楽「波止場」からの交響組曲、バレエ音楽「ファンシー・フ
リー」
交響曲第1番「エレミア」
ジェニー・トゥーレル(MSop)
交響曲第2番「不安の時代」
フィリップ・アントルモン(pf)
ニューヨーク・フィルハーモニック
私は音楽が大嫌い、ラ・ボンヌ・キュイジーヌ
ジェニー・トゥーレル(MSop)
レナード・バーンスタイン(指揮、ピアノ)
交響曲第2番「不安の時代」オリジナル版
ルーカス・フォス(pf)ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
プラトンの「饗宴」によるセレナード
アイザック・スターン(Vln)シンフォニー・オブ・ジ・エア
交響曲第3番「カディッシュ」
フェリシア・モンテアレグレ(語り)
ジェニー・トゥーレル(MSop)ニューヨーク・フィルハーモニック
チチェスター詩篇
ジョン・ボガート(Alt)ニューヨーク・フィルハーモニック
プレリュード、フーガとリフ
ベニー・グッドマン(Cla)コロンビア・ジャズ・コンボ
オン・ザ・タウンより3つのダンス・エピソード
ニューヨーク・フィルハーモニック
プラトンの「饗宴」によるセレナード
ジノ・フランチェスカッティ(Vln)ニューヨーク・フィルハーモニック
バレエ音楽「ファンシー・フリー」
コロンビア交響楽団
バレエ音楽「ディバック」
デイヴィッド・ジョンソン(Br)ジョン・オステンドルフ(Bs)
ニューヨーク・シティ・バレエ管弦楽団
歌劇「タヒチ島の騒動」
アントニア・バトラー(Sop)ナンシー・ウィリアムス(MSop)
マイケル・クラーク(Ten)マーク・ブラウン(Br)
コロンビア・ウィンド・アンサンブル
バレエ音楽「ファクシミリ」
ニューヨーク・フィルハーモニック
ミュージカル「オン・ザ・タウン」
オリジナル・ブロードウェイ・キャスト
ミサ曲
アラン・タイタス(Br)ノーマン・スクリブナー合唱団、他

CB 88697 27987 10枚組 \7150
ユージン・オーマンディ(Cond)
オリジナル・ジャケット・コレクション
レスピーギ:ローマ三部作
ムソルグスキー:展覧会の絵
R.コルサコフ:シェエラザード
ラフマニノフ:交響曲第2番、ヴォカリーズ
チャイコフスキー:交響曲第5番、弦楽セレナードOp.48
バルトーク:管弦楽のための協奏曲、組曲「中国の不思議な役人」、2つの映像
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲Op.64
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
アイザック・スターン(Vln)
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番
チェロ協奏曲第1番
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
J.S.バッハ:トッカータとフーガ BWV.565、カンタータ156番より、
メヌエットBWV.Anhung114、ミュゼットBWV.Anhung126、
御身が共にいるならばBWV.508、マーチ BWV.Anhung122、
われらが神は堅き砦、主よ人の望みの喜びよ、小フーガBWV.578、
パッサカリアとフーガBWV.582、
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV1006よりプレリュード
G線上のアリア、甘き死よ来たれ、目覚めよと呼ぶ声あり、トッカータ、
アダージョとフーガBWV.564
J.C.バッハ:シンフォニアOp.18-1、3
W.F.バッハ:シンフォニアF.65
C.P.E.バッハ:管弦楽のための協奏曲ニ長調
ボロディン:夜想曲
マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナより「間奏曲」
ロンドン・デリーの歌
バーバー:弦楽のためのアダージョ
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
シベリウス:悲しいワルツ
グリーグ:抒情組曲より「ノットゥルノ」、2つの悲しい旋律より「過ぎし春」
マスネ:エレジー
マクドウェル:野ばらへOp.51-1
V.ウィリアムズ:グリーンスリーヴスによる幻想曲、タリスの主題による幻想曲
フィラデルフィア管弦楽団



<Brilliant Classics>
BRL 8997 \540
カセッラ:
スカルラッティアーナOp.44、
ヴァイオリン ピアノとチェロと管弦楽のための三重協奏曲Op.56
パオロ・レスターニ(pf)
ステファノ・ファグナレッリ(Vln)レリヤ・ルキッチ(Vc)
マルツィオ・コンティ指揮、トリノ・レッジョ劇場管弦楽団

BRL 93766 2枚組 \1080
フレスコバルディ:カンツォーナ集第1巻
ロベルト・ロレッジャン指揮、アンサンブル・コンセルト・ムジコ

BRL 93773 2枚組 \1080
シャブリエ:管弦楽曲集
楽しい行進曲、狂詩曲「スペイン」、田園組曲、
いやいやながらの王様より「スラヴの踊り」「ポーランドの祭」、
田園前奏曲、気まぐれなブーレ、華やかなメヌエット、
クヴァンドリーヌより「序曲」「グヴァンドリーヌの伝説」、
音楽に、ホルンと管弦楽のためのラルゲット、ハバネラ、
3つのロマンティックなワルツ、シュラミの女 
バーバラ・ヘンドリックス(Sop) セザンヌ・メンツァー(MSop)、他
ミシェル・プラッソン指揮、トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団

BRL 93870 5枚組 \2550
ヴェネツィアの晩課-ヴェネツィア楽派の音楽を集めて
復活祭のミサ集/ガブリエリ:ヴェネツィアのサンロッコのための音楽/
リガッティ、モンテヴェルディ、フィネッティ、ラッスス、
他の作曲家による作品集
ポール・マクリーシュ指揮
ガブリエル・コンソート&プレイヤーズ

BRL 93856 2枚組 \1080
ハイドン:スコットランド歌曲集第6集
ロルナ・アンダーソン(Sop)ジェミー・マクドガル(Ten)
アイゼンシュタット・ハイドン・トリオ

BRL 93857 2枚組 \1080
ハイドン:ピアノと室内楽による作品集
コンチェルティーノHob.XIV-14、Hob.XVIII-F2、Hob.XIV-11、Hob.XIV-13、
ディヴェルティメントHob.XIV-7、Hob.XIV-3、四重奏曲Hob.XIV-1、
ディヴェルティメントHob.XIV-C2、Hob.XIV-4、Hob.XIV-8、Hob.XIV-9、
ヴァイオリンとピアノのためのソナタHob.XV-32
アイゼンシュタット・ハイドン・トリオ

BRL 93878 \540
アウグスト・キューネル(1645-ca.1700):
ヴィオラ・ダ・ガンバ ソナタとパルティータ
フレーク・ボルストラップ(ヴィオラダガンバ)スピリット・オブ・ガンボ

BRL 93786 10枚組 \4580
リスト:ピアノ名演奏集
ヴァリアスアーティスツ
isc. 1
アール・ワイルド(pf)
マイアベーアの「悪魔のロベール」回想、
2つの演奏会用練習曲より「小人の踊り」、
メフィスト・ポルカ、メフィスト・ワルツ第1番、
モーツァルトの「ドン・ジョバンニ」の回想、
グノーの「ファウスト」からのワルツ
Disc. 2
ラザール・ベルマン(pf)
巡礼の年第1年「スイス」より「ウィリアム・テルの礼拝堂」
「ワレンシュタット湖畔で」「オーベルマンの谷」「望郷」「ジュネーヴの鐘」
スビャトスラフ・リヒテル(pf)
ソナタ ロ短調
Disc. 3
ジョルジュ・シフラ(pf)
パラフレーズとトランスクリプション
ワーグナーのタンホイザーより、ヴェルディのリゴレットより、
メンデルスゾーンの結婚行進曲と妖精の踊り、
オベールのポルティチのおし娘より、華麗なるタランテラ、
半音階的大ギャロップ、忘れられたワルツ第1番、2つの演奏会用練習曲、
エステ荘の噴水、即興的ワルツ、ハンガリー狂詩曲第19番
Disc. 4
ヴラジーミル・オフチンニコフ(pf)
超絶技巧練習曲集
Disc. 5、6 
アルトゥール・ピサロ(pf)
ハンガリー狂詩曲全集
Disc. 7
クララ・ヴュルツ(pf)
2つの演奏会用練習曲、愛の夢第3番、
メフィスト・ワルツ第1番、エステ荘の噴水
エミール・ギレリス(pf)
ソナタ ロ短調
Disc.8、9 
アルフレッド・ブレンデル(pf)
ドニゼッティのランメルモールのルチアより六重奏曲、
ヴェルディのトロヴァトーレよりミゼレーレ、
ベッリーニのノルマより幻想曲、
ウェーバーのオベロンより序曲、
ベルリオーズのベンヴェヌート・チェッリーニより2つの動機「祝福と誓い」
ワーグナーのタンホイザーより「巡礼の合唱」、
パガニーニによる大練習曲、
ペトラルカの3つのソネット、
ヴェネツィアとナポリより「タランテラ」、
詩的で宗教的な調べより「祈り」「孤独な中の神の祝福」「死者の追憶」
「葬送」「愛の讃歌」
Disc. 10
ラザール・ベルマン(pf)
ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」、
メフィスト・ワルツ第1番、
超絶技巧練習曲集より「前奏曲」「風景」「鬼火」「幻影」「熱情」
「夕べの調べ」「雪かき」
※一部収録曲の順番が入れ替われる場合があります。ご了承ください。


●Brilliant Classics THE GREAT COMPOSERS series
このシリーズは作曲家ひとりに対し、CD2枚とDVD1枚が1セットになっているお
得盤。CDはその作曲家の代表的な作品を収録。DVDにはドキュメンタリー風に編
集されその作曲家の生涯をたどります。生活の場となった土地の風景や貴重な
文献の紹介、抽象的な現代舞踊があったりと盛りだくさん。もちろんBMGとして
流れている作品の演奏の様子も収録しています。実に完成度の高い映像として
楽しむことができます。DVDは平均50分以上収録・NTSC・5.1Surround・言語:英語
となります(日本語字幕等はありません)。

BRL 92409(2CD-DVD) \1350
ドヴォルザーク
CD:交響曲第9番「新世界より」、弦楽の為のセレナードOp.22、スラヴ舞曲Op.46、
チェロ協奏曲Op.104
DVD:弦楽四重奏曲第10番
パーヴォ・ヤルヴィ指揮、ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団
ザラ・ネルソヴァ(Vc)ズスキンド指揮、セントルイス交響楽団、他

BRL 92411(2CD-DVD) \1350
モーツァルト
CD:フィガロの結婚序曲、ピアノ協奏曲第21番より、トルコ行進曲、
クラリネット協奏曲より、レクイエムより、アヴェ・ヴェルム・コルプス、
アイネ・クライネ・ナハトムジーク、フルート協奏曲より、
コシファン・トゥッテ序曲、フルートとハープの為の協奏曲、
ピアノ協奏曲K.459より、グランパルティータK.361より、
セレナータ・ノットルナK.320、ポストホルン・セレナーデK.239、他
DVD:弦楽四重奏曲第15番K.421
ジギスヴァルト・クイケン指揮、ラ・プティト・バンド、デレク・ハン、
クララ・ヴュルツ(pf)、他

BRL 92413(2CD-DVD) \1350
ベートーヴェン
CD:交響曲第5番、月光ソナタより、スプリングソナタより、エグモント序曲、
エリーゼのために、ロマンスOp.50、ピアノ協奏曲第5番より、
ヴァイオリン協奏曲より、悲愴ソナタより、コリオラン序曲、
交響曲第6番より、他
DVD:弦楽四重奏曲第10番
ブロムシュッテット指揮、シュターツカペレ・ドレスデン、
エミー・ヴェルヘイ(Vln)、杉谷昭子(pf)、
ミーシャ・ゴールドシュタイン(pf)、他

BRL 92415(2CD-DVD) \1350
ショパン
CD:子守歌Op.57、英雄ポロネーズ、ノクターンOp.9-2、2つのワルツOp.64、
バラード第3番、幻想即興曲、別れの曲、スケルツォ第2番、雨だれ、
革命のエチュード、舟歌、ピアノ協奏曲第1番、第2番、他
DVD:チェロソナタOp.65、幻想即興曲
アーウィン・ベアー、フォルケ・ナウタ、パオロ・ジャコメッティ(pf)、他
エフゲニー・キーシン(pf)
キタエンコ指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団

BRL 92417(2CD-DVD) \1350
J.S.バッハ
CD:ブランデンブルグ協奏曲第4番、主よ人の望みの喜びよ、
トッカータとフーガBWV.565、管弦楽組曲第3番、イタリア協奏曲、
ヴァイオリン協奏曲BWV.1042、シチリアーノBWV.1032、
オーボエダモーレ協奏曲BWV.1055、マタイ受難曲より、イギリス組曲より、
カンタータより、他
DVD:多くの作品を収録
コンソート・オブ・ロンドン、ハンス・ファーイウス(Org)、
ピーター=ヤン・ベルダー(Cemb)、エミー・ヴァルヘイ(Vln)、他

BRL 92419(2CD-DVD) \1350
メンデルスゾーン
CD:交響曲第4番「イタリア」、ヴァイオリン協奏曲Op.64、ピアノ協奏曲第1番、
ピアノ三重奏曲第1番、八重奏曲、テ・デウム
DVD:弦楽四重奏曲第2番
フランス・ブリュッヘン指揮、放送室内管弦楽団、
エミー・ヴァルヘイ(Vln)アルパド・ヨー指揮、ブダペスト交響楽団、
アマティ室内アンサンブル、他

BRL 92421(2CD-DVD) \1350
ヘンデル
CD:王宮の花火の音楽、水上の音楽、ハープ協奏曲、トランペット協奏曲、
ハレルヤ・コーラス、合奏協奏曲Op.6より、オーボエ協奏曲、
オーボエ協奏曲、オルガン協奏曲Op.7-1
DVD:フルートソナタより、エイシスとガラテアより、トリオ・ソナタより、他
ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団、
アンドレ・ベルナルド(Trp)ボーダン・ワルチャル指揮、
スロヴァキア室内管弦楽団、他

BRL 92423(2CD-DVD) \1350
シューマン
CD:ピアノ協奏曲Op.54、子供の情景、幻想曲Op.17、交響曲第1番「春」、
アラベスクOp.18、詩人の恋
DVD:弦楽四重奏曲第1番より、第3番より
クララ・ヴュルツ(pf)ベーク指揮、南西ドイツフィルハーモニー、
ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団、
ペーター・シュライアー(Ten)、他

BRL 92427(2CD-DVD) \1350
ヴィヴァルディ
CD:四季、フルート協奏曲Op.10-3、2つのトランペット協奏曲ハ長調、
様々な楽器による協奏曲RV.562a、RV.576、RV.566、RV.538、RV.569
DVD:オーボエ協奏曲RV.447、協奏曲RV.565
ボーダン・ワルチャル指揮、スロヴァキア室内管弦楽団
アンサンブル・モード・アンティクォ

BRL 92429(2CD-DVD) \1350
プッチーニ
CD:ラ・ボエーム
DVD:オーボエ協奏曲RV.447、協奏曲RV.565
ミリアム・ガウチ(Sop)ジャコモ・アラガル(Ten)
ビンセンテ・サルディネロ(Br)マルセル・ロスカ(Bs)
アレクサンダー・ラハバリ指揮、ベルギーBRTNフィル

BRL 92431(2CD-DVD) \1350
シューベルト
CD:交響曲第5番、第8番、歌曲より、即興曲Op.142-2、3、五重奏曲「ます」、
弦楽四重奏曲第12番D.703、ピアノ三重奏曲D.898より
DVD:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」、第13番「ロザムンデ」より抜粋
ロイ・グッドマン指揮、ハノーヴァーバンド、クララ・ヴュルツ(pf)、
ブランディス四重奏団、イスラエルピアノ三重奏団、他

BRL 92499(DVD-Video) \680
ドビュッシー
ブレット・モルザン、ナタリー・カミュ(Vln)ルク・ボーシュマン(Vla)
デビット・エリス(Vc)
DVD:弦楽四重奏曲 (このタイトルのみDVD1枚仕様です)

BRL 92502(2CD-DVD) \1350
チャイコフスキー
CD:ピアノ協奏曲第1番、ヴァイオリン協奏曲、ドゥムカ、3大バレエ組曲、
瞑想曲Op.42-1、メロディOp.42-3
DVD:弦楽の為のセレナーデOp.48
デレク・ハン(pf)パウル・フリーマン指揮、
サンクトペテルブルクフィルハーモニー管弦楽団、スピヴァコフ(Vln)、
ヴァレンベルク(pf)、他

BRL 6884(2CD-DVD) \1350
ラヴェル
CD:ボレロ、ラ・ヴァルス、スペイン狂詩曲、道化師の朝の歌、
古風なメヌエット、ピアノ協奏曲ト長調、ソナチネ、夜のガスパール
DVD:弦楽四重奏曲
エリアフ・インバル指揮、フランス国立管弦楽団、
エレーヌ・グリモー(pf)ヘスス・ロペス=コボス指揮、
ロイヤルフィル、ポール・クロスリー(pf)、他


★ハイドン:エディション第1巻
2009年はハイドン・イヤー。ブリリアントレーベルが誇る作曲家別作品集。

BRL 93782 150枚組 \19900
ハイドン:エディション第1巻
Disc. 1-Disc. 33
交響曲全集
協奏交響曲変ロ長調、交響曲「A」変ロ長調、交響曲「B」変ロ長調
アダム・フィッシャー指揮、オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団
Disc. 34
ピアノ協奏曲集Hob.XVIII:11、4、3
ヨランダ・ヴィオランテ(pf)
フェデリコ・グリエルモ指揮、ラルテ・デラルコ
Disc. 35
ヴァイオリン協奏曲集Hob.XIIa:1、4、3
フェデリコ・グリエルモ(Vln、指揮)、ラルテ・デラルコ
Disc. 36、Disc. 37
オルガン協奏曲集Hob.XVIII:1、2、5、7、8、10
音楽時計のための作品Hob.XVX:7-11、16-24
ヴァイオリンとオルガンの為の協奏曲Hob.XVIII:6
アントン・ホルツアプフェル(Org)
フロリアン・ヴィーニンゲル指揮、ドルチェ・リゾナンツァ、他
Disc. 38
トランペット協奏曲Hob.VIIe:1
アラン・ストリンガー(Trp)
ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団
ホルン協奏曲集Hob.VIId:3、4
ヘルマン・バウマン(Hrn)
イオナ・ブラウン指揮、アカデミー室内管弦楽団
Disc. 39
チェロ協奏曲集Hob.VIIb:1、2
クリスティーヌ・ワレフスカ(Vc)
エド・デ・ワールト指揮、イギリス室内管弦楽団
Disc. 40
リラ協奏曲集Hob.VIIh:1-5
フーゴ・ルフ(リラ)
ズザンネ・ラウテンバッハー・アンサンブル
Disc. 41-Disc. 45
ミサ曲第7番「戦時のミサ」Hob.XXII:9
ハンス・ギレスベルガー指揮、ウィーン室内管弦楽団、他
ミサ曲第4番「聖ニコライ・ミサ」Hob.XXII:6
ミサ曲第6番「マリアツェル・ミサ」Hob.XXII:8
ミサ曲第3番「聖チェチリア・ミサ」Hob.XXII:5
ミサ曲第2番「祝福された聖処女マリアへの讃美のミサHob.XXII:4
サルヴェ・レジナHob.XXIII:2
ミサ曲第1番「ミサ・ブレヴィス」Hob.XXII:1
サルヴェ・レジナHob.XXIII:4b
スターバト・マーテルHob.XX:BIS
フリーダー・ベルニウス指揮、
ハイルブロン・ビュルテンベルク室内管弦楽団、他
Disc. 46-Disc. 49
オラトリオ「四季」、「天地創造」
ヴォルフガング・ゲネンヴァイン指揮、
ルートヴィヒスブルク城芸術祝祭管弦楽団、他
Disc. 50-Disc. 54
歌劇「真の貞節」、「火事」、「報いられた誠意」
フランク・ファン・コーテン指揮、エステルハージ管弦楽団、他
Disc. 55-Disc. 56
歌劇「裏切られた誠意」
フリギャス・シャーンドル指揮、フランツ・リスト室内管弦楽団、他
Disc. 57-Disc. 59
オラトリオ「トビアの帰還」
フェレンツ・セケレシュ指揮、ハンガリー国立管弦楽団
Disc. 60
オラトリオ「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」
ニコル・マット指揮、マンハイム・プファルツ選帝侯室内管弦楽団、
ヨーロッパ室内合唱団、他
Disc. 61-Disc. 78
スコットランド歌曲全集
ロルナ・アンターソン(Sop)ジェミー・マクドガル(Ten)
アイゼンシュタット・ハイドン・トリオ
Disc. 79-Disc. 81
歌曲全集
エリー・アメリンク(Sop)、イェルク・デームス(pf)
Disc. 82-Disc. 101
弦楽四重奏曲集より
作品9、33、42、77、103、51、71、74、20、1、2-1、2-2、2-4、2-6、17、64、
50-1、50-2、50-3、55、76-1、76-2、76-3
ブッフベルガー四重奏団
Disc. 102-Disc. 111
ピアノ三重奏曲全集
ファン・スヴィーテン・トリオ
Disc. 112-Disc. 128
バリトン三重奏曲全集
ミヒャエル・ブルスィヒ(Br)エステルハージ・アンサンブル
Disc. 129-Disc. 130
ディヴェルティメントHob.X:1-6、10、12
ミヒャエル・ブルスィヒ(Br)エステルハージ・アンサンブル
Disc. 131
その他のバリトン三重奏曲(全集に含まれていないもの)
ミヒャエル・ブルスィヒ(Br)エステルハージ・アンサンブル、
ウィーン・ピッコロ・コンチェルト、他
Disc.132
リュートと弦楽のための作品全集
Hob.III:3、6、8、IV:F2
ヤコブ・リンドベルイ(Lute)
ドロットニングホルム・バロック・アンサンブル
Disc. 133-Disc. 134
ピアノ三重奏のための協奏曲とディヴェルティメント
HobXIV:12、7、XVIII:F2、XIV:3、1、C2、4、11、8、13、9、XV:32
アイゼンシュタット・ハイドン・トリオ
Disc. 135
ヴァイオリンソナタOp.23
デュオ・オンガレーゼ
Disc. 136-Disc. 145
ピアノソナタ全集
バルト・ファン・オールト、スタンレー・ホッホランド、小島芳子、
福田理子(pf)
Disc. 146-Disc. 150
ピアノ小品全集 12の変奏曲Hob.XVII:3、アンダンテと変奏曲Hob.XVII:6、
20の変奏曲Hob.XVII:2、4つの変奏曲Hob.XVII:Anhang、
5つの変奏曲Hob.XVII:7、6つの変奏曲Hob.XVII:5、
12のメヌエットHob.IX:8、Hob.IX:3、Hob.IX:11、行進曲Hob.VIII:2、
王立音楽家協会のための行進曲Hob.VIII:3bis、12のドイツ舞曲Hob.IX:12、
コントルダンスHob XXXIc/17b、幻想曲Hob.XVII:4、アダージョHob.XVII:9、
カプリッチョ「8人のへぼ仕立屋」Hob.XVII:1、ピアノソナタHob.XVII:D1、
ピアノソナタHob.XVII/a:1、メヌエットとアリアHob.IX:20、
音楽時計の音楽集、十字架上のキリストの最後の7つの言葉(ピアノ版)
バルト・ファン・オールト(pf)
※一部収録曲順番が入れ替われる場合があります。ご了承ください。



<WARNER Classics>
●スヴェトラーノフ エディションのご案内
先日新譜のご案内をお送りしたスヴェトラーノフ・エディションの旧譜分の
再取り扱いをいたします。

5101 12238 3枚組 \3780
Vol. 1 ラフマニノフ:交響曲全集、管弦楽曲集

5101 12494 \1650
Vol. 2 メトネル:ピアノ曲集

5101 12388 \1650
Vol. 3 スヴェトラーノフ:交響曲第1番、他

5101 12383 \1650
Vol. 4 カリンニコフ:交響曲第2番、インテルメッツォ

5101 12385 \1650
Vol. 6 レスピーギ:ローマ三部作

5101 12448 \1650
Vol. 7 チャイコフスキー:マンフレッド交響曲

5101 12234 \1650
Vol. 8 ラフマニノフ:交響曲第1番、他

5101 12235 \1650
Vol. 9 ラフマニノフ:交響曲第2番、他

5101 12236 \1650
Vol. 10 ラフマニノフ:交響曲第3番、他

5101 14505 \1650
Vol. 11 ラフマニノフ:交響的舞曲、交響詩「ロスティスラフ公」

5101 14508 3枚組 \3780
Vol. 12 スクリャービン:交響曲全集

5101 15591 2枚組 \2580
Vol. 13 グラズノフ:バレエ音楽「ライモンダ」

5101 14511 \1650
Vol. 14 ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵

5101 14509 \1650
Vol. 15 アルヴェーン:交響曲第4番/ドビュッシー:海

5101 14507 \1650
Vol. 16 ストラヴィンスキー:春の祭典、ペトルーシュカ

5101 14518 \1650
Vol. 17 メトネル:ヴァイオリンソナタ第2番、ピアノ五重奏曲

5101 14501 \1650
Vol. 18 スクリャービン:交響曲第1番、他

5101 14503 \1650
Vol. 19 スクリャービン:交響曲第2番、第4番

5101 14504 \1650
Vol. 20 スクリャービン:交響曲第3番、第5番

2564 643782 3枚組 \3780
Vol. 21 アレンスキー:交響曲全集、組曲第1番-第4番、他

2564 643842 2枚組 \2580
Vol. 22 ブルックナー:交響曲第8番

2564 643862 2枚組 \2580
Vol. 23 チャイコフスキー:管弦楽曲集

2564 698903 \1650
Vol. 26 ストラヴィンスキー:妖精の口づけ、詩篇交響曲

2564 698993 \1650
Vol. 27 タネーエフ:交響曲第4番、デルフォのアポロンの神殿

2564 698970 \1650
Vol. 28 グリーグ:ペール・ギュント組曲、管弦楽曲集

2564 698995 3枚組 \3780
Vol. 29 グリンカ:序曲集、管弦楽曲集

2564 698994 5枚組 \4960
Vol. 30 R.コルサコフ:シェエラザード、交響曲全集、他



●Tower Records Original CLASSICAL TREASURES(EMI)VOL.1
QIAG 50001 2枚組 \2000
中世ルネサンスの楽器
デイヴィッド・マンロウ指揮、ロンドン古楽コンソート

QIAG 50003 \1000
ビクトリア:聖週間のためのレスポンソリウム
ハリー・クリストファーズ指揮、ザ・シックスティーン

QIAG 50004 \1000
R.シュトラウス:アルプス交響曲、死と変容
アンドレ・プレヴィン指揮、
フィラデルフィア管弦楽団、ウィーン・フィルハモニー

QIAG 50005 \1000
ベルリオーズ(リスト編):幻想交響曲 作品14a
フランソワ・デュシャーブル(pf)
リスト:メフィスト・ワルツ第1番、コンソレーション第3番、鬼火、
ラ・カンパネラ、愛の夢第3番

QIAG 50006 \1000
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
ガーシュウィン:ラプソディーイン・ブルー 
ダニエル・ワイエンベルク(pf)
ジョルジュ・プレートル指揮、パリ国立管弦楽団




<Berlin Classics>
BC 1649 \2380
カルーソ - パヴァロッティへのトリビュート
レオンカヴァルロ:道化師より
ジョルダーノ:アンドレア・シェニエより
ヴェルディ:
アイーダより、マクベスより、ルイザ・ミラーより、運命の力より
プッチーニ:
ラ・ボエームより、マノン・レスコーより、トゥーランドットより、
トスカより、他
ミケーレ・ティツィアーノ(Ten)

<VENEZIA>
CDVE04352 4枚組 \2700
スヴェトラーノフ指揮グラズノフ:管弦楽作品集 Vol.2
グラズノフ:
CD.1
(1)ギリシャの主題による序曲第1番 op.3 
(2)ギリシャの主題による序曲第2番 op.6 
(3)セレナード第1番 op.7 
(4)セレナード第2番 op.11 
(5)2つの小曲op.14から「牧歌」、「東洋の夢」 
(6)マズルカ ト長調 op.18 
CD.2
(7)幻想曲「森」 op.19 
(8)東洋風狂詩曲 op.29 
(9)序曲「謝肉祭」 op.45
(10)祝典の行列op.50 
CD.3
(11)「暗闇から光明へ」 op.53  
(12)ロシアの主題による行進曲 op.76 
(13)バレエの情景 op.81 1990年
(14)劇的序曲 op.84 1990年
(15)2つの前奏曲 op.85-1,2 
CD.4
(16)交響曲プロローグ「ゴーゴリの思い出」 op.87 
(17)フィンランド幻想曲 op.88 
(18)劇音楽「サロメ」から2曲 op.90-1,2 
(19)荘厳な行列 op.91 
(20)カレリアの伝説 op.99 
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
(6)のop.18:1961年録音と(17)のop.88:1962年録音は 
ソビエトRTV大交響楽団
それ以外は全て 1990年録音 ソビエト国立交響楽団



<HMT-HANNOVER>
HMT 517 \2250
(1)シマノフスキ:弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 op.37
(2)グバイドゥーリナ:バヤン・ソナタ「キリストの再臨を待ち望む」
(3)ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲 ト短調 op.57
Elsbeth Moser (バヤン:アコーディオン)
ヴラジーミル・クライネフ Vladimir Krainev (ピアノ)
シマノフスキ弦楽四重奏団 Szymanowski Quartet
2007年4、7月録音
アンドレイ・ビエロフ(ヴァイオリン)
1981年ウクライナで生まれ15歳からハノーバー音楽大学で指導を受け、ロン
ティボー国際コンクール、ハノーバー国際コンクールを含む5つの国債コンク
ールに上位入賞しているアンドレイ・ビエロフ(Andrej Bielow:ヴァイオリン)
率いるシマフスキ弦楽四重奏団による意欲的なプログラムです。



<ANDROMEDA>
ANDRCD9044 2枚組 \1750
マーラー:
(1)交響曲第4番 ト長調
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
1950年8月24日 ザルツブルク音楽祭
(2)交響曲第5番 嬰ハ単調 から アダージェツト
1938年1月15日 ウィーン
(3)交響曲第9番 ニ長調
1938年1月16日 ウィーン
以上、演奏は全て ブルーノ・ワルター指揮ウィーン・フィル
ワルター指揮のマーラーの作品の中で名演奏との定評ある3曲を収録。
録音年代は古いですが、音質は良好です。




<TACET>
TACET 138 \2380
ホロヴィッツ ピアノ・ロールに録音された1926年の演奏
(1)ラフマニノフ:前奏曲op.23-5
(2)ビゼー(ホロヴィッツ編):カルメン幻想曲
(3)リスト:愛の夢
(4)ラフマニノフ:前奏曲op.32-5、op.32-12
(5)バッハ(ブゾーニ編):トッカータ、アダージォとフーガ
(6)ショパン:マズルカop.30-4、op.63-2、op.63-3
(7)バッハ(ブゾーニ編):前奏曲とフーガ ニ長調
(8)リスト(ブゾーニ編):フィガロ幻想曲
(9)ショパン:練習曲op.10-8、op.10-5   他
ウラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ)
1926年 ピアノ・ロールへの録音を2008年に再生録音

TACET 167 2枚組 \4700
ハイドン:
(1)弦楽四重奏曲第1番「狩」 変ロ長調 op.1-1
(2)弦楽四重奏曲第2番 変ホ長調 op.1-2
(3)弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 op.1-3
(4)弦楽四重奏曲第4番 ト長調 op.1-4
(5)弦楽四重奏曲第5番 変ホ長調 op.1-5
(6)弦楽四重奏曲第6番 ハ長調 op.1-6
アウリン弦楽四重奏団 Auryn Quartet
2008年録音
1982年、ケルンで20歳代前半の現メンバーにより結成されました。
古典から現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、明確で緊張感ある演奏が特
徴的です。CPOレーベル 他から シューベルト、ヴォルフ、バルトークの
弦楽四重奏曲全集が発売されています。




<MYTO HISTRICAL>
MYTO 183 2枚組 \1750
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル ライヴ・イン・ローマ 1951
(1)ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
(2)ドビュッシー:夜想曲から雲と祭り
(3)R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」 op.20
(3)ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル
1951年5月1日 ローマでのライヴ録音
オリジナル・アセテート・テープからのリマスターリング。
ボーナス・トラックとして、フルトヴェングラーの指揮で1936年2月に行われ
たワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第3幕からの抜粋を収録。

MYTO 184 2枚組 \1750
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル ライヴ・イン・トリノ 1954
(1)ヴェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
(2)ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 op.90
(3)R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
(4)ワーグナー:
楽劇「トリスタンとイゾルデ」から第1幕への前奏曲と「愛の死」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル
1954年5月14日 トリノでのライヴ録音
オリジナル・アセテート・テープからのリマスターリング
ボーナス・トラックとして、フルトヴェングラーの指揮で1936年2月に行われ
たワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第1&2幕からの抜粋を収録。




<CARUS>
83.246 \2380
パエル:「ミサ・ピエナ」 ニ短調
フェルディナンド・パエル(Ferdinando Paer 1771-1839)
シビラ・ルーベンス(Sibylla Rubens: ソプラノ)
アンケ・フォンドゥング(Anke Vondung: アルト)
イェルク・シュナイダー(Jorg Schneider: テノール)
ゲオルグ・ツェッペンフェルト(Georg Zeppenfeil: バス)
ローデリッヒ・クレイエ Roderich Kreile 指揮
ドレスデン・シュターツカペレ、ドレスデン聖十字架合唱団
2008年3月ドレスデンでのライヴ録音

83.412 \2380(SACD-Hybrid)
CPE バッハ:マニフィカト 他
カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ (1714-1788)
(1)カンタータ「天は御神の栄光を語り」 (2)マニフィカト
モニカ・マウフ(Monika Mauch: ソプラノ)
マティアス・レックスロート(Matthias Rexroth: アルト)
ハンス・イエリク・マンメル(Hans Jorg Mammel: テノール)
ゴットホルト・シュヴァルツ(Gotthold Schwarz: バス)
フリッツ・ネフ Fritz Naf 指揮
バゼール・マドリガリステン、アルファ・フェスタンテ
2008年1月録音 

83.417 \2380
世界初録音!
ラインハルト・カイザー、クリストフ・グラウブナー:合唱曲
(1)ラインハルト・カイザー(Reinhard Keiser: 1674-1739)
クリスマス・オラトリオ「Dialogs von der Geburt Christi」
(2)クリストフ・グラウブナー(Christoph Graupner: 1683-1760)
マニフィカト ハ長調
ユルゲン・オックス Jurgen Ochs 指揮ラスタッター・ホフカペレ
2008年6月バーデン・バーデンでの録音

83.418 \2380
世界初録音!
Maciej Malecki 「Stille Nacht」
Maciei Malecki 1940年ポーランド生まれの作曲家による
クリスマスを主題とした合唱曲小品集。
ジャン・ウカシェフスキ指揮
ポルスカ・フィルハルモニカ・カメラータ、合唱団
2007年2月録音

83.420(SACD-Hybrid) \2380
世界初録音!
ヘンデル:牧歌劇「エイシスとガラテア」(編曲版)
1828/29年のメンデルスゾーンによる編曲版
ユリア・クライター(Julia Kleiter: ソプラノ)
クリストフ・プレガルディエン(Christoph Pregardien: テノール)
Michael Slattery (テノール)
ヴォルフ・マテイァス・フリードリヒ(Wolf Matthias Friedrich: バス)
ニコラス・マッギガン Nicholas McGegan 指揮
ゲッティンゲン祝祭管弦楽団、NDR合唱団
2008年5月ゲッティンゲンでの録音



<TACET>
TACET S 164(SACD-Hybrid) \2380
(1)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 ハ短調 op.67
(2)ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 ヘ長調 op.68
ヴォイチェフ・ライスキ指揮
ポーランド室内フィル
2007年ポーランドでの録音
真空管使用の機器のみで録音されたTACETレーベルが得意とする高音質盤です。




<ACOUSENCE>
ACOCD21008 2枚組(1枚分価格) \2380
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」 イ短調
ジョナサン・ダーリントン指揮
デュースブルグ・フィル
2008年6月ライヴ録音
ACOCD20808 ジョリベ:ピアノ協奏曲でご好評頂いておりますイギリス生まれで
現在デュースブルグ・フィルを中心にヨーロッパの主要歌劇場などでも活躍し
レパートリーを広げつつ着実に実績を積むダーリントン指揮の色彩感に溢れた
巨大なマーラーです。




<VENEZIA>
CDVE04350 2枚組 \1650
ショスタコーヴィチ:
CD.1
(1)バレエ組曲第1番
(2)バレエ組曲第2番
(3)バレエ組曲第3番
(4)バレエ組曲「ボルト」 op.27a
CD.2
(5)バレエ音楽「黄金時代」 op.22a
(6)映画音楽「ゾーヤ」 op.64a
(7)映画音楽「ピロゴーフ」 op.76a
マキシム・ショスタコーヴィチ指揮
ボリショイ劇場管弦楽団、合唱団
1966年録音
色彩感に溢た強烈な演奏として定評あるマキシムによる父の作品名演奏集。

CDVE04351 \1350
ドミトリー・カバレフスキー(1904-87):
(1)ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 op.48
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)ソビエト国立交響楽団 1949年
(2)チェロ協奏曲第1番 ト短調 op.49
ダニール・シャフラン(チェロ)ソビエトRTV大交響楽団 1952年
(3)ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 op.50
エミール・ギレリス(ピアノ)ソビエトRTV大交響楽団 1954年
(4)ピアノ協奏曲第4番「プラハ」 op.99
ユーリ・ポポフ(ピアノ)
ドミトリー・キタエンコ指揮モスクワ・フィル 1981年
文献によるとピアノ協奏曲第4番はポポフのピアノで指揮はカバレフスキーで
あるとの表記が多く見られます。
今回、MELODIYAのLP C10 18261の表記キタエンコ指揮を録音年代(1981年)か
ら推測するに正しいものと考え上記の表記にてご案内申し上げます。




<CARUS>
CARUS 83.216(SACD-Hybrid) \2380
メンデルスゾーン:
(1)マニフィカト ニ長調
(2)コラール・カンタータ「イエス、わが喜び」
(3)「汝はペテロなり」 op.111
(4)「われらみな唯一なる神を信ず」
(5)グロリア
アンドレア・L・ブラウン(Andrea L. Brown:ソプラノ)
モニカ・グローブ(Monica Groop:アルト)
ヴェルナー・ギューラ(Werner Gura:テノール)
ミヒャエル・フォレ(Michael Volle:バス)
フリーダー・ベルニウス指揮ドイツ室内フィル・ブレーメン
シュトゥツトガルト室内合唱団
2008年6月2-7日

CARUS 83.250(SACD-Hybrid) \2380
ルイ・ヴィエルヌ(Louis Vierne 1870-1937):
幻想的小品集(24曲、4組曲、各6曲)から
(1)組曲第1番 op.51
(2)組曲第3番 op.54
カイ・ヨハンセン(オルガン) ドレスデン聖母教会のオルガンを使用
2008年5月21-23日




<ARCHIPEL>
ARPCD0450 \1050
モーツァルト:
(1)ミサ ハ長調「クレド・ミサ」 KV.257
Annelore Cahnbley-Maedel(ソプラノ)、Gertrud Schretter(アルト)
ジョージ・マラン (George Maran:テノール)
ヴァルター・ラニンガー (Walter Raninger:バス)
ベルンハルト・パウムガルトナー指揮ザルツブルグ・モーツァルテウム
カメラータ・アカデミカ、モーツァルテウム室内合唱団 1954年ザルツブルグ
(2)ミサ・ブレヴィス 変ロ長調 KV.275
Franz Tiller(ボーイ・ソプラノ)、Werner Krenn(ボーイ・アルト)
エーリッヒ・マイクト (Erich Majkut:テノール)、ヴァルター・ベリー(バス)
ルドルフ・モラルト指揮ウィーン交響楽団、合唱団 1954年ウィーン
(3)フリーメイソン小カンタータ「我らが喜びを高らかに告げ」 KV.623
(4)カンタータ「汝、宇宙の魂に」 KV.429
ルドルフ・クリスト(テノール)、ヴァルター・ベリー(バス)
ベルンハルト・パウムガルトナー指揮
ウィーン交響楽団、合唱団 1955年ウィーン
※良い音質です。

ARPCD0452 \1050
ベルリオーズ:
(1)イタリアのハロルド
ベルリン・フィル 1956年ベルリン
ベートーヴェン:
(2)ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
(3)歌劇「フィデリオ」序曲、(3)「献堂式」序曲、(4)序曲「コリオラン」
ラムルー管弦楽団 1957年パリ
※とても良い音質です。

ARPCD0453 \1050
モーツァルト:
(1)モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 KV.622
(3)ヴェーバー:クラリネット協奏曲第1番 ヘ短調 op.73
ハインリヒ・ゴイザー (Heinrich Geuser:クラリネット)
ベルリン放送交響楽団 1957年9月ベルリン
(3)モーツァルト:フルートとハープの為の協奏曲 ハ長調 KV.299
ハンス・シュミッツ (Hans Schmitz:フルート)
フリッツ・ヘルミス (Fritz Helmis:ハープ)
RIAS交響楽団 1952年ベルリン
フェレンツ・フリッチャイ指揮
※良い音質です。

ARPCD0454 \1050
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15
フランツ・コンヴィチュニー指揮ドレスデン・シュターツカペレ
1957年ドレスデン
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 KV.466
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィル
ウィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
1956年1月21日ライヴ
※良い音質です。

ARPCD0455 \1050
(1)ムソルグスキー:「展覧会の絵」
RAIローマ交響楽団 1957年12月4日 ローマでのライヴ
(2)ラヴェル:「クープランの墓」
RAIナポリ交響楽団 1957年12月17日 ナポリでのライヴ
セルジゥ・チェリビダッケ指揮
「展覧会の絵」に左右のバランスの悪さが聞き取れます。
ご注意ください。音質は良いです。

ARPCD0381 \1050
(1)チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 op.64
ボストン交響楽団 1958年1月8日
(2)リムスキー=コルサコフ:歌劇「金鶏」から序曲と婚礼の行列
フランス国立交響楽団 1958年5月8日
(3)「サトコ」 op.5
サン=フランシスコ交響楽団 1945年3月3日
ピエール・モントゥー指揮
良い音質です。

ARPCD0386 \1050
シューマン
(1)謝肉祭 op.9
1957年4月 パリ
(2)幻想小曲集 op.12 
1963年12月16,23日、1957年1月4日 パリ
(3)ウィーンの謝肉祭 op.26 
1958年6月6日、12月2日 パリ
ジョルジュ・シフラ(ピアノ)
良い音質です。



<ANDROMEDA>
ANDRCD5111 2枚組 \1750
ベッリーニ:歌劇「カプレーティ家とモンテッキ家」
ジュリエッタ・シミオナート(ロメオ)、ローレル・ハーリー(ジュリエッタ)
リチャード・キャシリー(テバルド)、エツィオ・フラジェッロ(カペッリオ)
アーノルド・ギャムソン指揮アメリカン・オペラ協会管弦楽団、合唱団
1958年10月14日 ニューヨークでのライヴ
以前、MERODRAMレーベルから発売あり。
録音年代の古さを感じさせる音ですが、良好です。

ANDRCD5140 2枚組 \1750
クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)コロムビアへの録音集
(1)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
1957年5月15/19日 パリ
(2)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 op.13
1957年5月15/19日 パリ
ピエール・バルビゼ(ピアノ)
(3)ラロ:スペイン交響曲 ニ短調 op.21
ワルター・ジュスキント指揮フィルハーモニア管弦楽団
1958年7月26日 ロンドン
(4)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
コンスタンティン・シルヴェストリ指揮フィルハーモニア管弦楽団
1957年6月 ロンドン
(5)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 op.26
ワルター・ジュスキント指揮フィルハーモニア管弦楽団
1958年7月25日 ロンドン
聴きやすく、とても良い音質です。

ANDRCD9045 2枚組 \1750
(1)ヴェルディ:レクイエム・ミサ
グレ・ブラウェンステイン(ソプラノ)
アリオラ・ドミンゲス(メゾ・ソプラノ)
ジュゼッペ・ザンピエーリ(テノール)
ニコラ・ザッカリア(バス)
ゲオルグ・ショルティ指揮ケルン放送交響楽団、合唱団 
1958年11月17日 ケルン
(2)ヴェルディ:テ・デウム
グイード・カンテッリ指揮ニューヨーク・フィル
ウエストミンスター合唱団 1956年4月1日 ニューヨーク
良い音質です。



<WALHALL>
WLCD0246 2枚組 \1750
ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」

WLCD0247 3枚組 \2780ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」

WLCD0248 4枚組 \3380
ワーグナー:楽劇「ジークフリート」

WLCD0249 4枚組 \3380
ワーグナー:楽劇「神々のたそがれ」
ハンス・ホッター(ヴァオータン)
エリク・セデーン(ドンナー)
シャンドール・コーンヤ(フロー)
フリッツ・ウール(ローゲ)
フランス・アンデルソン(アルベリヒ)
ゲルハルト・シュトルツェ(ミーメ)
テオ・アダム(ファゾルト)
ヨゼフ・グラインドル(ファフナー、フンディング、ハーゲン)
リタ・ゴール(フリッカ)、
マリア・フォン・イロシュヴァイ(エルダ)
エリーザベト・グリュンマー(フライア、グートルーネ)
ジョン・ヴィッカーズ(ジークムント)
レオニー・リザネク(ジークリンデ)
アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリート)
ドロテア・ジーベルト(森の小鳥)
オットー・ヴィーナー(グンター)
ジーン・マデイラ(ワルトウラテ)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1958年ライヴ録音
良い音質です。 以前、ARKADIAレーベルから発売あり。

WLCD0256 4枚組 \3380
ワーグナー:楽劇「パルジファル」
ハンス・バイラー(パルジファル)、ヴェヒター(アンフォンタス)
ヨゼフ・グラインドル(ティトゥレル)、ジェローム・ハインズ(グルネマンツ)
トニ・ブランケンハイム(クリングゾル)、レジーヌ・クレスパン(クントリー)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1958年ライヴ録音
良い音質です。 以前、MERODRAMレーベルから発売あり。

<ミッテンヴァルト・レーベル>
MTWD99037 \3000
ウジェーヌ・イザイ(1858-1931):
(1)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(全6曲)、(2)エチュード(世界初録音)
レイ・イワズミ(岩住 励)(ヴァイオリン)
録音:2008年5月31日、6月1日、笠懸野文化ホール、群馬
清純さ、正確さ、技巧、そして何より、芸術的な表現で溢れているこの録音は
今まで出版されている「全集」の中でも最も優れたものの一つです。
レイ・イワズミはその包括的な分析と知識を基に解釈をされ、諸般の譜面の間
違い等も明らかにしています。
祖父が「オブセッション(取り付いた妄想)」と名付けたソナタ第2番ではイワズ
ミ氏は取り付くバッハとディエス・イレのモチーフを見事ソット・ヴォーチェ
で表しています。この誤解されがちな点は多くのイザイ愛好者も支持するでしょ
う。そして、ソナタ4番は私にとっても思い出深い曲です。1937年のイザイ・コ
ンクール(現エリザベート国際コンクール)で優勝したダヴィッド・オイストラフ
は、課題曲であったこの曲が、いかに素晴らしく、そして楽器に合っているかを
証明しました。それまでは献呈されていた巨匠の方々にも必ずしもそうは認めら
れてはいませんでした!当時15歳だった私は24人の参加者全員がこのソナタを弾
いたのを忘れられません。そしてこのCDを聴いた時、その思い出が蘇りました。
六つの無伴奏ソナタはそれ以来、世界中の音楽院や音楽高校で必須作品の一つと
して認められ、今ではバッハの無伴奏ソナタと同じで重大さで認識されています。
ヴァイオリン芸術の極致を見事に聴かせてくれるレイ・イワズミの解釈は素晴ら
しい金字塔を飾る宝石になるでしょう。
ジャック・イザイ(作曲家の孫)-ライナー・ノートより

レイ・イワズミ(岩住励)
アメリカ、ヨーロッパと日本を中心に、ソロや室内楽のコンサートで活躍する一
方、イザイのソロ・ソナタについての独自の研究は多くの注文を集めている。
NYのジュリアード学院でドロシー・ディレイとカン・ヒョー、ブリュッセル王立
音楽院でイーゴリ・オイストラフに師事。ジュリアードでは博士課程とブリュッ
セル王立音楽院ではベルギーの修士課程を両校において首席で卒業




<WEITBLICK>
SSS0095-2 \1980
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
ジョルジュ・プレートル指揮
ウィーン交響楽団、ウィーン楽友協会合唱団
キム・ベグリー(T)、ロベルト・ホル(Br)、
クラシミラ・ストヤノヴァ(S)、キャサリン・ゲルドナー(Ms)
録音:2006年5月30日ムジークフェラインザール・ウィーン、
デジタル・ライヴ録音
※今年はウィーンフィル、ニューイヤーコンサート出演を皮切りに、WEITBLICK
からはマーラー第5、第6の凄演が登場し、音楽ファンを狂喜させました。一躍
注目を集める存在となった最後の巨匠プレートル。最新盤は、何と第9の登場
です。お相手はもちろんウィーン交響楽団!2006年ウィーン芸術週間のハイラ
イトとも言える名演です。巨匠も盛り上がって怒鳴る、唸る、足踏みするわで、
大変なノリの良さです。第1楽章、第2楽章の恐ろしい緊張感、第3楽章におけ
るしみじみとした、そして美しい音色が嬉しく、第4楽章は一撃突進の大迫力。
巨匠プレートルの情熱のバトンが閃き、演奏会初日故の高揚が止まりません。
まさに感性の芸術家プレートルの真骨頂です。来年早々には、何と「ブル8」
が予定されております。
英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。

SSS0099-2 \1980
ベートーヴェン:
交響曲第3番「英雄」
「プロメテウスの創造物」序曲
ホルスト・シュタイン指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団
録音:2000年4月24日ベルリン・コンツェルトハウス(シャウシュピールハウス)、
デジタル・ライヴ録音
惜しくも没した巨匠ホルスト・シュタイン。WEITBLICKではこの演奏をかなり
前から出版すべく準備しておりました。巨匠は1999年以降に活動停止というの
は誤りで、いくつかのコンサートに出演しております。2000年の10月には故郷
のヴッパータルの交響楽団に客演しブルックナーの第5を聞かせ、超絶的な遅
いテンポによる怪演で聴衆を沸かせました。N響との最後の来日公演もそうで
したが、今までの理性が勝った演奏から脱皮して、凄みすら感じさせる深み
のある名演は病を得てからの特徴です。この「英雄」は60分に及ぶ巨大な演奏
で、かつてのスタイリッシュで冷静な演奏とは対極にあるスケール極大の名演
です。第1楽章、第2楽章も20分近く、心情告白的なヒューマンな味わいにも事
欠きません。ベルリン・ドイツ響の運動神経も抜群で嬉しいばかりです。英
語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。




<BMC>
BMCCD144 \1980
「コダーイ:合唱作品集」
(1)聖グレゴリオの日/ラディスラウス王の男/聖霊降臨祭/
(2)フランツ・リスト頌/シャンドル・シクのテ・デウム/イエスと商人
/老人たち/トランシルヴァニアの哀歌/マトラの風景
アダム・フィッシャー指揮、
(1)MR(ハンガリー放送)児童合唱団、
(2)MR(ハンガリー放送)合唱団
録音:2008年
管弦楽作品集(BMCCD141「ハーリ・ヤーノシュ」組曲、他)に続くアダム・
フィッシャーのコダーイ作品集第2弾。
コダーイは多岐に渡る作品を書いているが、合唱曲は同時代の作曲家のなか
では群を抜いて多く、コダーイ・システムの創始者であり優れた教育者であ
ったため児童合唱のための作品も多い。このディスクは大人の合唱と児童合
唱のための曲をバランスよく選曲。

BMCCD143 \1980
「コダーイ:ピアノ作品集」
9つの小品Op.3/ドビュッシーの主題による瞑想曲/
小ワルツ/7つの小品Op.11/マロシュセーク舞曲
アドリエンネ・クラウス(Pf)
録音:2008年
民謡を素材にしたピアノ小品Op.3、Op.11はバルトークのミクロコスモスに
似た作風だが、バルトークにはないユーモアと優しさに溢れている。「ド
ビュッシーの主題による瞑想」はドビュッシーと見紛うほどの作品、オーケ
ストラ編曲で有名なマロシュセーク舞曲はヴィルトゥオーゾ的な華麗な作品。

BMCCD139 \1980
クルターク:「ヤテコク(ゲーム)」セレクション2
ガボール・チャローグ(P、全曲)、
アンドラーシュ・ケメネス(Pf)
マルタ・クルターク(ピアニーノ)
ジェルジ・クルターク、(ピアニーノ)
録音:2003-05年
既に出ているクルターク:「ヤテコク」(BMCCD123)に続く第2集。「ヤテコ
ク」はバルトークの「ミクロコスモス」ばりの大量の小品集。作曲家のスケ
ッチ・ブックともアイデアの実験室とも言えるシリーズで、短い曲で15秒、
長くて3分。「ストラヴィンスキーへのオマージュ」や「メシアンへの眼差
し」など作曲家に捧げられた曲も多い。前回のアルバムで収録したものとの
重複はない。このシリーズは、まだまだ続きそう。

BMCCD135 \1980
ラースロー・メリス(1953-):組曲「ブラック&ホワイト」
(前奏曲、アルマンド、クーラント、ワルツ、タンゴ、サラバンド、
チャールストン、チャルダッシュ、スティック・ダンス、アリア、ルール、
ブルース、ロックン・ロール、ガヴォット、ジグ)
ゾルタン・レンジェル(Pf)
録音:2007年
ラースロー・メリスはブダペスト出身でハンガリー有数の現代音楽アンサン
ブルであるグループ180のメンバーとして永らく活動(このアンサンブルはル
イ・アンドリーセン、テリー・ライリー、スティーヴ・ライヒなどミニマル
系の音楽を好んで演奏していた)、同グループのために多数の作品を書き下
ろしている。「ブラック&ホワイト」とはもちろんピアノの鍵盤のこと。曲
はバッハの鍵盤曲集をポップス風に換骨奪胎したような味わいがあり、ある
時はサティもしくはショスタコーヴィチの諧謔趣味に通じる、ぴりっとスパ
イスの効いた粋な小品が多い。

BMCCD140 \1980
「デレクタメントゥム-コルプス・クリスティの祭典」
グレゴリオ聖歌とデュファイ作品集
デュファイ:
サンクトゥス、アヴェ・ヴェルム・コルプス、パンジェ・リングァ・
グローリオシ、ラウダ・シオン
スコラ・フンガリカ
ヤンカ・センドレイ&ラースロー・ドブサイ(指揮)
録音:2007年
全21トラック中3曲がデュファイの作品。風のように去来する古拙なグレゴ
リオ聖歌の間に時々差し挟まれるデュファイの典雅なポリフォニーとの対比
がなんとも言えず美しい。




<CEDILLE>
CDR90000 105 \1980
アーロン・ジェイ・カーニス(1960-)/管弦楽曲集
新しく引かれた空(2005)/
熱すぎるトッカータ(1996)※世界初録音/波の交響曲(1989)
カルロス・カルマー指揮
グラント・パーク管弦楽団
録音:2006-2007年
ピューリツァー賞作曲家カーニスの近年の管弦楽曲。オーケストラの機能を
存分に生かしたよく鳴るダイナミックな音楽。《熱すぎるトッカータ》はホ
ルスト《惑星》の「水星」と「木星」を足して二で割ったテイスト。ハリウ
ッドのSF映画かサスペンス映画のサントラのような親しみやすい音楽。激し
いアレグロ、たっぷりと歌うチェロと山あり谷あり、聴かせ所に事欠かない。
大作《波の交響曲》はミニマル的要素も取り込んだエンターテイメント・シ
ンフォニー。

CDR90000 108 \1980
エリオット・カーター(1908-):ピアノ作品全集
90+(1994)/再会(2000)/夜の幻想(1980)/
2つの「転換」(1999)/マトリビュート(2007)/
ピアノ・ソナタ(1945-46)/ピアノに関する2つの思考(2005-06)
ウルスラ・オッペンス(Pf)
録音:2008年
今年100歳にして未だ現役作曲家のエリオット・カーター:ピアノ曲集成。
カーターは室内楽と管弦楽曲を数多く作曲しているがピアノ曲は決して多く
ない。最新作は昨年2007年のもので、その衰えぬ創作力には驚くべきものが
ある。

CDR90000 107 \1980
クリスマス・ア・カペラ/世界のクリスマス・ソング
(1)オニエジ:アムオロ・アイ・オツ・ンワ
(2)ロジャーズ:なんて甘い音楽
(3)ムーア編:神の御子が誕生した
(4)デイリー編:ヒューロン・キャロル
(5)ナイルス:私はさまようのか
(6)パウルス:素晴らしい宝石/ほか全18曲
シカゴ・ア・カペラ
録音:2008年
アメリカの作曲家による新作クリスマス・ソング集。20世紀末から21世紀に
かけて作曲された作品ばかりだが、現代音楽的な要素は全くない、癒し系の
心地よい音楽である。シカゴ・ア・カペラは混声のアカペラ・ヴォーカル・
グループで以前、当レーベルに録音した「シェークスピアをテキストとした
合唱曲集」(CDR90000 085)が好評を博した。




<MULTISONIC>
31 0690 \1850
「グレーテスト・ロマンティック」
(1)ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
(2)チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲
(3)チャイコフスキー:憂鬱なセレナード
(1)(3)ヴァーツラフ・フデチェク(Vn)
(1)(2)アルズベタ・ヴルチコヴァ(Vc)
ウラディミール・.ヴァーレク指揮
プラハ放送交響楽団
録音:2007年
ロマンティックなヴァイオリン、チェロ作品を中心としたアルバム。ヴァイ
オリンのフデチェクはかつてスプラフォンに多くの録音を残している。ヴル
チコヴァは1975年生まれの若手で日本でも公演を行ったことがある。深い潤
いのある音色が魅力。ノイマン以後のチェコの巨匠ヴァーレクは久々の登場。
手堅い指揮に定評がある。




<CLARTON>
CQ0080 \1980
「ホルンを伴う古典派室内楽作品集」
モーツァルト:ホルン五重奏曲 変ホ長調KV.407
J.ヴァーツラフ・シュティヒ=プント:ホルン四重奏曲Op.17
J.ハイドン:
ディヴェルティメント「夕べの音楽」変ホ長調(2つのホルン、弦楽四重奏
のための)
エポカ・クラシカ(ピリオド楽器使用):
【J.フォウシェク&P.イラシェク(Hrn)、ブランカ・ムラチコヴァ(Vn)、
バルバラ・ムラチコヴァ(Vn&Va)、J.フィアラ(Va)、ペトル・ヘイニ(Vc)】
ホルンを中心とした室内楽作品集。J.ヴァーツラフ・シュティッヒ=プント
は近代ホルン奏法を確立しベートーヴェンのホルン・ソナタを初演したホル
ンの名手で自らもホルンのための作品を残している。その他の作品も全てプ
ントが初演を担当した作品である。

CQ0081 \1980
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲集(朗読付き)
弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」、第2番「内緒の手紙」
ヤナーチェク四重奏団
朗読:J.モラコヴァ、A.ストレイチェク
ヤナーチェクの2つの弦楽四重奏曲はともにある女性との不倫愛と関わりがあ
る。第2番「内緒の手紙」は文字通り、作曲者が愛人カミラとの道ならぬ愛
を描いた作品で、このCDはヤナーチェクとカミラの手紙を男女の俳優が朗読
しながら弦楽四重奏の演奏が進むという、ややラジオ・ドラマ風仕立てに構
成されたもの。俳優の朗読に感情が入っていて興奮させられる。





<スリーシェルズ・レーベル>
3SCD-0006 \2800
【團伊玖磨 吹奏楽作品集 Vol.2】
★世界初CD化
(1)オリンピック序曲(1964)★
(2)行進曲「伸び行く佐賀」(1974)★
(3)行進曲「京都府の歌」(1984)★
(4)キスカ・マーチ(1965)★
(5)行進曲「マツダ」(1984)★
(6)組曲「わが街に」から「前奏曲」(1994)★
(7)行進曲「ビア・フェスティバル」(1962)★
(8)行進曲「希望」(1987)
(9)March“TANABATA”(2000)
(10)行進曲「海の若者」(1978)★
(11)福岡国体行進曲(1990)★
(12)「ブルレスケ風交響曲」から「行列」(1976)★
【演奏】
指揮:福田滋/リベラ・ウィンド・シンフォニー
【録音】
2004年10月、12月、2006年4月、2007年4月
満を持して、團伊玖磨吹奏楽作品集の第2弾をリリースいたします。
1964年の東京オリンピック開会式のために作曲された「オリンピック序曲」
をはじめ、1954年の第1回3人の会で初演された「ブルレスケ風交響曲」から
「行列」などの埋もれてしまっていた大作が、約半世紀に甦ります。
一方で、祇園小唄が顔を出す行進曲「京都府の歌」や、たなばたさまが引用
されているMarch“TANABATA”、黒田節が挿入されている福岡国体行進曲など、
シンフォニックな作品から軽妙でユーモラスな作品まで自在に操る團伊玖磨
の吹奏楽ワールドをご堪能ください。




<GENUIN>
GEN88122 \1980
ブゾーニ:ピアノ協奏曲Op.39
ピエトロ・マッサ(Pf)、
シュテファン・マルツェフ指揮
ノイブランデンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、
エルンスト・ゼンフ合唱団、
ノイブランデンブルク・フィル合唱団
録音:2008年1月17日、ノイブランデンブルク・コンサート・チャーチ(ライヴ)、
イタリアの新鋭ピエトロ・マッサ(1973年生まれ)のGENUINレーベルへの第2弾。
前作はラフマニノフのピアノ協奏曲第3番(GEN88112)でしたが、今回は前作以
上の難曲ブゾーニのピアノ協奏曲です。今でこそアムランを始めオールソンや
オグドン、ポストニコワなどの録音がありますが、以前は技術的にも演奏困難
と言われ、演奏時間も80分前後、何故か終楽章では男声合唱でアラーの神を讃
えるという強烈な大作です。しかしながら決して近寄りがたい作品ではなく勇
壮で美しい場面にも事欠きません。こんな難曲をマッサはなんとライヴで録音。
冴え渡る技巧と圧倒的なパワー、エキサイトな演奏で一気に聴かせます。

GEN88130 \1980
「ジークフリート・カルク=エラート(エーレルト):宗教合唱曲集」
高きみ空より/キリストの埋葬/
主イエス・キリストよ、われら汝に感謝す/
サンクトゥス/ベネディクトゥス/
レクイエム・エテルナム/
交響的カンツォーネ第3番/神よ、汝らに近寄らん
グレゴル・マイアー指揮
ゲヴァントハウス合唱団、
ライプツィヒ・ヴォーカル・コンソート、
シュテファン・エンゲルス(Org)、他
録音:2008年3月ライプツィヒ
カルク=エラート(エーレルト)はオルガン曲がよく知られていますが、彼の宗
教合唱曲がこれだけまとめて収められたCDはこれが初めてではないでしょう
か。この19世紀末のドイツの作曲家はワーグナー、スクリャービン、ドビュッ
シー、12音技法発案以前のシェーンベルクの影響を受け、独自のロマン的作風
を確立しました。ブルックナーの音楽に内在する女性的な要素をさらに発展さ
せたような甘美な音楽です。オルガンは様々なレジストレーションを駆使し多
彩な音色を出しているのでさながらオーケストラ伴奏のようです。

GEN87097 \1980
C.P.E.バッハ:
(1)プロイセン・ソナタ集Wq.48(全曲)
(2)ピアノ協奏曲 イ短調Wq.26
アナ=マリヤ・マルコヴィナ(Pf)
(2)フェデリコ・ロンゴ指揮
ベルリン・ブランデンブルグ室内フィルハーモニー
録音:(1)2008年2月、(2)2007年10月(ライヴ)
当レーベルでフーゴー・ヴォルフのピアノ作品集を出すなど独自の活動を展開
しているマルコヴィナの最新録音。C.P.E.バッハの作品はこれまでにヴュルテ
ンベルク・ソナタ集(GEN86058)を出している。冷たく済みきった音色が大変魅
力。ピアノ協奏曲も素晴らしい。

GEN88126 \1980
「チェロ・プロジェクト-チェロ・タンゴ」
恐怖/エル・チョクロ/想いの届く日/ア・フエゴ・レント/天使の死/リ
ベルタンゴ/ジェラシー/孤独/フーガと神秘/ル・グラン・タンゴ/忘却
エッカルト・ルンゲ(チェロ)
ジャック・アモン(ピアノ)
新シリーズ「チェロ・プロジェクト」第1弾。今後「チェロ・ジャズ」「チェ
ロ・シネマ」が発売予定。このアルバムはピアソラの作品を中心にタンゴの
古典的名曲「エル・チョクロ」やコンチネンタル・タンゴの名曲ヤコブ・ガ
ーデの「ジェラシー」なども収録。

GEN88129 \1980
「無伴奏フルート作品集」
(1)J.S.バッハ:無伴奏フルート・ソナタBWV.1013
(2)ハインツ・ホリガー(1939-):
三重奏「ローラン・カヴァンのために」(2005)
(3)ホリガー:(?)CRI(T)(2006)
(4)C.P.E.バッハ:無伴奏フルート・ソナタWq.132
(5)ホリガー:(T)AIR(E)(1980/83)
(6)ホリガー:眠りの雲
(7)ホリガー:ソナタ(イン)ソリト(アリア)(1995/96)
(8)ホリガー:小さなアリア(2000)
フェリックス・レングリ(フルート、トラヴェルソ、(2)アルトfl)
(2)アン=ローレ・パンティヨン(fl)、アン・パリソー(fl)
(6)マティアス・ヴュルシュ(りん=仏具の一種)
録音:2008年3月ライプツィヒ
著名な現代作曲家にしてオーボエ奏者ホリガーの作品とバッハ親子の作品を並
べて聴いているとホリガー作品の中にある伝統、バッハ作品の中にある前衛に
自ずと気づかされる。(3)はピッコロ、フルート、アルト・フルートのための
三重奏で三者の関係が面白く音響的にも美しい佳品。レングリはスイス生まれ
でペーター=ルーカス・グラーフ、ニコレらに師事、古典から現代曲まで幅広
いレパートリーを持つ。

GEN88139 5枚組 \5940
「フリューベック・デ・ブルゴス75歳記念BOX」
(1)R.シュトラウス:アルプス交響曲
(2)「言葉のないワーグナー」
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」「トリスタンとイゾルデ」
「神々の黄昏」より
(3)「アンコール!」
ドコルザーク、ブラームス、ビゼー、モーツァルト、シュトラウス、他全12曲
(4)ブルックナー:交響曲第3番ニ短調(1989版)
(5)ブラームス:交響曲第1番、第3番
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮
ドレスデン・フィル
録音:2005-2007年
今年の来日公演も好評だった巨匠フリューベック・デ・ブルゴス(1933年生ま
れ)の生誕75年記念BOX。ドレスデン・フィル・エディションで出ていたもの
(GEN86074、87081、87086、87095、87100)のセット化。




<BRIDGE>
BCD9266 \1980
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集第8集
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.2-1
ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57 「熱情」
ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
ギャリック・オールソン(ピアノ)
録音:1992年6月8、9、10日
ギャリック・オールソンのベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8集。ただしこれ
は1992年の録音。1970年のショパン国際ピアノコンクールの覇者、オールソン
は、ベートーヴェン弾きとして高名なクラウディオ・アラウの弟子。集中力が
高く、構成感が明確な上、米国人ピアニストらしいメリハリの豊かさもあり、
硬派のベートーヴェンを聞かせてくれる。

BCD9267 \1980
ポール・チハラ(1938-):
(1)陽射しは無いかい(ピアノ三重奏曲)
(2)ピアノ五重奏曲
(3)ミニドカ
(4)パフューム川の午後
(1)ワイス・カプラン・ニューマン三重奏団
(2)パスカル・ロジェ(Pf)、イザイ弦楽四重奏団
(3)アラン・R.ケイ(cl)、リチャード・オニール(Va)、
バーバラ・アレン(Hrp)、ダニエル・ドラックマン(Perc)
(4)ポール・マン指揮オーデンセ交響楽団
録音:2007年
アメリカの日系作曲家ポール・チハラはシリアスな現代音楽から映画音楽
(「デス・レース2000年」や「がんばれベアーズ」など)まで作曲する多作家
として知られている。シリアスな作品は無調を基本とし、時に旋法、調性な
どを折衷的に用いる。Cl、Va、Hp、打楽器のための「ミニドカ」は楽章に盆
踊り、俳句といった表題が付けられ、背景に篳篥が聴こえたりエスニックな
テイストが楽しい。管弦楽曲「パフューム川の午後」は前半の穏やかな部分
から激しい後半部分への劇的な変化に興奮する。ピアノ五重奏はDECCAでお
馴染みのパスカル・ロジェ&イザイ四重奏団による演奏。

BCD9273 \1980
ジャスティン・デロ・ジョイオ:
一幕の室内オペラ「ブルー・マウンテン」
ケネス・ジーン指揮
ノルウェー・ウィンド・アンサンブル
ニョル・スパルボ(B,エドワルド・グリーグ)
マリアンネ・アンデルセン(MS,ニナ・グリーグ)
トルベン・グルエ(Br,ロッシング博士)
ニルス・ハーラル・ソーダル(T,パーシー・グレインジャー)
録音:2007年10月
ジャスティン・デロ・ジョイオ(1955-)は高名な作曲家ノーマン・デロ・ジョ
イオ(1913-2008)の息子。ギャリック・オールソンやチョン・ミュンフンなど
に演奏され、注目を浴びている。この作品は、作曲家グリーグと若きパーシ
ー・グレインジャーとの出会いの史実を基にしたオペラ。グリーグのピアノ
協奏曲共演にまつわる、グリーグとグレインジャーの確執をグリーグの妻ニ
ーナを交えて描かれた人間模様。ジョイオの音楽は緊張に満ちた無調様式。
ピアノ協奏曲も劇中引用される。

BCD9230 \1980
デヴィッド・ズベイ(1964-):
金管アンサンブル作品集
アンティフォナル・ファンファーレ第2番(2006)/
金管五重奏曲第1番(1988)/
アクロスティック変奏曲(1998)/ソルスI(1990)/
聖ヴィトゥスの踊り(2003)
マンハッタン・ブラス:
【ウェイン・デュ・メイン(Trp)、ルー・ソロフ(Trp)、アン・エルスワース
(Hr)、マイケル・セルツァー(Trb)、デイヴィッド・テイラー(バスTrb)】
録音:2006年
ズベイは1964年オレゴン生まれで作曲をルーカス・フォスらに師事した。こ
の作品集ではソロから3重奏、6重奏までの作品が収録、メタリックで歯切れ
の良い壮快な音楽。

BCD9269 \1980
フレッド・ラダール(1943-):作品集Vol.2
(1)クロス・カレンツ(1987)/
(2)ワルツ集(1981)/
(3)デュオ(2005)/
(4)静かな音楽(1994)
(1)(4)ポール・マン指揮オーデンセ交響楽団
(2)(3)ロルフ・シュルテ(Vn)、
(2)スコット・ニクレンツ(Va)、フレッド・シェリー(Vc)、
ドナルド・パルマ(Cb)
(3)ジェイムズ・ウィン(Pf)
録音:(1)(4)2007年6月、(2)1989年(CRIレーベルで出ていたもの)、
(3)2007年9月
ラダールは、1943年アメリカ合衆国ウィスコンシン州出身の作曲家。1960年
代から現在に至るまで、多様な作品を作曲、賞賛を得ている。1991年からコ
ロンビア大学教授。

BCD9272 \1980
「フェイヴァリット・トラック集Vol.1」
ジュリオ・レゴンディ:練習曲第10番、第6番、夢Op.19
ソル:ロシアの思い出
パガニーニ:ソナタ・コンチェルタータ
ジュリアーニ:
練習曲Op.100-13、メヌエットOp.73-9、大序曲Op.61、
カヴァティーナによる変奏曲Op.101
デイヴィッド・スタロビン(G)
録音:1979-1994年、ADD、DDD(新リマスター)
スタロビンはBRIDGEのオーナーにしてギターの名手。20世紀のアメリカの作
曲家とも親交が深く、カーター、クラム、ルーカス・フォスなどから作品を
献呈されている。このCDでは19世紀の穏やかな作風の曲が選ばれている。




<NEOS>
NEOS 30803 \2500
(NEOSクラシック・シリーズ)
ブラームス:ドイツ・レクイエム
(2台のピアノとティンパニによる伴奏版、ハインリヒ・ポース編〔1979〕)
ルペルト・フーバー指揮
WDRケルン放送合唱団
ジモーネ・ノルト(Sop)、
カイ・シュティーファーマン(Br)
イアン・ペース&マーク・ヌープ(Pf)
ペーター・シュトラッケ(Timp)
録音:2007年
ドイツ・レクイエムのピアノ版は作曲家自身の編曲が存在するが、それは4手
連弾版であり、しかも声楽パートはなかった(ピアノが声楽パートを弾いてい
る、いわばインストゥメンタル・ヴァージョンである)。このCDはブラームス
に造詣の深い作曲家ポースがピアノ伴奏版で声楽が入れるよう、再構成した
版による録音。同じ4手でも連弾ではなく2台ピアノであることと、低音を補
充するためにティンパニが加えられているので音の厚みも十分。

NEOS 10811 \2500
ゲラルド・エッケルト(1960-):
(1)ネリー・ザックスによる習作(2004/2008)/
(2)内部から-造粒(2003)/(3)ネンVII(2007)/
(4)垂直空間-秋の雲(2002)/
(5)空間の響きII(1991/2000)/(6)フィールド3(2005)/
(6)時間の定義の雲のように(1996/97)/
(7)繊維 第1部(2006)
アンサンブル・レフレクションK
(ソプラノ、フルート、ハープ、アコーディオン、打楽器、ヴァイオリン、
ヴィオラ、チェロ、コントラバス)
録音:2008年
エッケルトはワルター・ツィマーマン、J.ディオン、N.A.フーバー、ファー
ニホー、ハーヴェイらに作曲を師事した。極端な音高の跳躍、ディナーミク
の激しいコントラスト、すばやく動き回る痙攣的なパッセージなど、ヨーロ
ッパ前衛の中心的な様式を継承する一方、《ネンVII》では生楽器にテープ音
響が加わり、山水画にも似た静かな空間が拡がる。フルートは尺八のむら息
を模した音を奏でるし、彼の音楽はどうも禅のドイツ的解釈といえそうだ。
楽音とノイズの境目を無効化し、あらゆる音色を素材とするところはラッヘ
ンマンに近い。オリジナリティのある作曲家である。

NEOS 40805 \2500
(NEOSジャズ・シリーズ)
レ・エミュドロワード(Les Emeudro?des)
レ・エミュドロワード
レ・エミュドロワードはベース(エレクトリック・ベース含む)、ピアノ、
シンセ、打楽器、サクソフォン、クラリネット5人組の実験的バンドでノイズ
系のフリー・ミュージックをやっている。シンセの♪ぴよぴよ、くちゅくちゅ、
ちゅぱちゅぱ♪といった音響の中に烈しいドラム・ビートが入ったり、そう
かと思えばクラリネットがノスタルジックなブルースを奏でる、といったもの。

NEOS 40806 \2500
(NEOSジャズ・シリーズ)
ラジオ番組のための音楽
「このアメリカの生活(ディス・アメリカン・ライフ)」
スコット・フィールズ・アンサンブル:
【スコット・フィールズ(エレキG)、セバスチャン・グラムス(コントラバス)、
ジョアン・ロボ(Perc)、スコット・ローラー(Vc)】
スコット・フィールドはシカゴ出身。フリー・ジャズ系の音楽だが叙情的な側
面もある。



<CFM>
CFM 38 \1980
「バロック協奏曲集-ブルク城から」
ヴァレンティーニ(1680頃-1735):ソナタ第6番ハ長調/
コレッリ:ソナタ ホ長調Op.5-4/
ヴァレンティーニ:ソナタ第9番イ短調/
ディエゴ・オルティス:
「ヴィオール音楽のためのクラウズラの変奏及びその他のジャンルの技法」
よりレセルカーダ(5曲)(1553)/
ヴァレンティーニ:ソナタ第10番ハ長調/
パオロ・ベネデット・ベリンツィアーニ:ソナタ ハ短調Op.3-8/
マルチェッロ:協奏曲ニ短調/
ヴァレンティーニ:ソナタ第1番ヘ長調
ズザンネ・エールハルト(バロックfl、バロックcl)、
マティアス・アイセンベルク(Org)
ズザンネ・エールハルトはクラリネットとバロック・フルートを学び、現在
はベルリンとケルンを中心に活動している。フルートとオルガンは音色的に
似た部分が多く、相性がよい。作品も普段あまり聴く機会のないものなので
一聴の価値あり。

CFM 39 \1980
「ピアランゴ-ミサ・クリオージャ」
ラミレス:ミサ・クリオージャ(チャランゴとピアノ版)
他、民謡、クチ・レギサモン、ウニャ・ラモス、カルロス・カラバハル、
マウロ・ヌニェス・カセレス、ウィリアム・センテーリャス、
ミゲル・シモン、シビルス&セオリのチャランゴの作品集
ピアランゴ:
【ホセ・エルナン・シビルス(チャランゴ)、
パトリシオ・セオリ(ピアノ)】
チャランゴとは南米のフォルクローレで使用される弦楽器で、マンドリンの
ような楽器です。アルマジロの甲羅で作られたものもある民族色豊かな楽器
です。このCDではカレーラスが歌って一躍有名になったラミレスの「ミサ・
クリオージャ」をチャランゴとピアノだけで弾いたものをメインにフォルク
ローレの大物ミュージシャンの作品や民謡を演奏しています。




<NEWPORT>
NPD 85678 \1980
「マーシュフィールド・トルネード」
ジョン・ウィリアム・“ブラインド”・ブーン(1864-1927):
ピアノ作品集
ジョン・デイヴィス(Pf)
(エンハンスドCD)
ブラインド・ブーン(1864-1927)は逃亡奴隷の家に生まれ、生後6ヶ月で視力
を失うもラグ・タイムのピアニスト・作曲家として大成した伝説的人物。こ
のCDはエンハンスドCDになっていて、ジョン・デイヴィスの解説の映像を見
ることができる。



<ORF>
CD483 \2080
「シュトラウス、シューベルト、ブラームスとのお散歩」
-ウィンナ・ホルンズ&アート・ブラス・オヴ・ウィーン
●ウィンナ・ホルンズ(全10トラック)/
原光(マーラー)、美しさをあなたが愛するなら(マーラー)、
ヴィネタ(ブラームス)、夜(シューベルト)、狩猟の歌(メンデルスゾーン)、
静かな湖(ミッテルグラトネッガー)、森の夜(ブラームス)、
王様のファンファーレ(フランツ・シュミット)、
第4交響曲よりスケルツォ(ブルックナー)、祈り(民謡)
●アート・オヴ・ブラス(全8トラック)/
ハンガリー万歳(J.シュトラウス)、最初のワルツ(シューベルト)、
雷鳴と電光(J.シュトラウス)、スンネの秋(ハインリヒ・ブルックナー)、
悪魔の踊り(ヘルメスベルガー)、ゴイセラー・ヨーデル、
スティリアの3声のヨーデル(民謡)、山賊のギャロップ(J.シュトラウス)
●ウィンナ・ホルンズ:
W.トンベック、J.ライフ、T.ビーバー、A.ハイツィンガー、
W.ライトバウアー、F.オバーミュラー、F.ピックル、T.イェプシュトル、
R.シュテッフェルマイアー、H.ペンツィンガー、M.オブマン、G.クルマー、
C.ペハム、T.フィッシャー(以上ウィンナHr)、
エルヴィン・ファルク(ティンパニ)
●アート・オヴ・ブラス・ウィーン:
ハインリヒ・ブルックナー(Trp)
ペーター・フリーヒャー(Trp)
トーマス・ビーバー(ウィンナHorn)
エーリヒ・コイェダー(Trb)
ジョナサン・サス(Tuba)
録音:2006年
シューマンからタイタニックまで盛り込んで大ヒットした前作に続く待望の新
作です。今回は名門金管アンサンブル、アート・オヴ・ブラス・ウィーンとの
共同アルバム(共演は無し,T.ビーバーは両方のメンバー)ですが、ウィンナ・
ホルンズのトラックもたっぷり収録されており、第1作以来のブランクを十分
満たしてくれます。マーラーの「原光」、ブルックナーの第4交響曲のホルン
版スケルツォなど、涙ちょちょぎれものの名品です。

CD378 \2080
「ウィンナ・ホルン-ウィンナ・ホルンのみのアンサンブル」
カーマン:ロビン・フッド/
コープランド:市民のためのファンファーレ/
ホーナー:タイタニック/
ウィリアムズ:オリンピック・ファンファーレ/
フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」-夕べの祈り/
シューマン:コンツェルトシュテュック/
メンデルスゾーン:夜想曲/
マーラー:私はこの世に忘れられ
ウィンナ・ホルンズ
【トーマス・イェプストル、ラファエル・シュテッフェルマイアー、
ヨゼフ・ライフ、トーマス・ビーバー、フランツ・ピックル、
フランツ・オバーミュラー(以上ヤマハ製ウィンナHr)
ヴォルフガンク・トンベック、アルベルト・ハイツィンガー、
ゲルハルト・クルマー、ヘルベルト・ペンツィンガー、
トーマス・フィッシャー(以上ユングヴィルト製ウィンナHr)】
(録音:2003年)

CD186 \2080
「シュトラウス&CO」
(シュトラウス・ファミリーを中心とした選曲)
アート・オヴ・ブラス・ウィーン(金管五重奏)
リーダー:ハンス・ガンシュ(Trp)

CD219 \2080
「マイルス、モンク&モア」
(セロニアス・モンク、マイルス・デイヴィス他ジャズの名曲)
アート・オヴ・ブラス・ウィーン(金管五重奏)
リーダー:ハンス・ガンシュ(Trp)

CD3043 \2080
「メタモルフォーゼン」
(1)ロベルト・シュティーグラー(1959-,ウィーン):
ヴァイオリン協奏曲《アレグロ・ヴィーヴォのための祝典音楽》
(2)トリブ・シャヒディ(1946-,タジキスタン):
ヴァイオリンとサントゥールと管弦楽のための合奏協奏曲
(3)エマヌエル・シュルツ(1975):
プジャ・トリニティ(シュリ・ガネシャ/シュリ・シャクティ/シュリ・シヴァ)
(4)カン・アクセル・アキン(1977,トルコ):
「アラー=求道者」-ネイ、ヴァイオリンと管弦楽と打楽器のための
ビヤン・ハーデム=ミサーグ(指揮、(1)(2)Vn)
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ
(2)エスマイル・ヴァセギ(サントゥール)
(4)マルガレータ・ヒレルド(Sop)、スオミク・ダッタ(サロド)、
シャンタヌ・ラインホルト(タブラ)、エマヌエル・シュルツ(タンプーラ,Hrp)、
ウィーン室内合唱団
(5)クジ・エルギューナー(ネイ:トルコの長笛の一種)、
マルタ・ハーデム=ミサーグ(Vn)
録音:2004-2006年
全てアカデミア・アレグロ・ヴィーヴォのために書かれた作品。シュティーグ
ラーは生粋のウィーン生まれの作曲家、ヴァイオリニストでモーツァルトを
ポップにしたような明朗快活な音楽。シャヒディはタジキスタン出身でモスク
ワのチャイコフスキー音楽院でハチャトリアンに師事したせいか、中央アジア
の民族色全開の妖艶な音楽。サントゥールはツィンバロム、ダルシマーに似た
イランの楽器。シュルツはヨーロッパとインドの音楽を融合しようとしていて、
音楽で東西の十字路を表そうとしている。トルコ、イスタンブール出身でウィ
ーンでウルバンナーに作曲を学んだアキンの作品はトルコの民族音楽をベース
にしたエキゾチックな作品。アンサンブル・アレグロ・ヴィオーヴォは元ウィ
ーン・トーンキュンストラー管弦楽団のコンサートマスターでヴァイオリニス
ト、指揮者のビヤン・ハーデム=ミサーグが1979年にウィーンの弦楽奏者たち
を募って結成した弦楽アンサンブル。

CD3044 \2080
シューベルト:水の上の精霊の歌D.714
シューベルト(マーラー編):死と乙女D.810
ビヤン・ハーデム=ミサーグ指揮
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ、ウィーン室内合唱団
録音:2005年
同アンサンブルはこれまでに当ORFにドヴォルザーク、チャイコフスキーの弦
楽セレナーデ(CD297)、スーク、ヤナーチェク:牧歌(CD298)、ヴィヴァルディ:
四季(CD322)などを前身のトーンキュンストラー室内管弦楽団時代からかなり
収録しており、いずれも好評を得ている。同アンサンブルは小編成ながらたっ
ぷりとした音量感がドラマティックな音楽を作っている。




<BIDDULPH>
80228-2 \1980
「シゲティ・プレイズ・ソナタ」
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96
(2)シューベルト:
ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲 イ長調 D.574 Op.162
(3)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108
ヨゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
(1)(3)ミエチスラフ・ホルショフスキ(ピアノ)
(2)マイラ・ヘス(ピアノ)
録音:(1)1951年4月18、19日、1952年1月29日、(2)1952年6月、
(3)1956年2月3日、
偉大なヴァイオリニスト、ヨゼフ・シゲティは、米国に移り住んでから、
米COLUMBIAに大量の優れた録音を残しているが、その復刻は進んでいない。
Biddulphは今回、名盤の誉れ高いホルショフスキと共演のベートーヴェンと
ブラームス、そしてヘスと共演のシューベルトをCD化した。ことにブラーム
スの3番ソナタは、華美を排して作品の内面への掘り込みを求めるシゲティの
音楽性を遺憾なく発揮した演奏だ。滋味溢れるシューベルトも素晴らしい。




<ARTS>
47738-8(SACD-Hybrid) 2枚組 \4160
J.S.バッハ:
フランス組曲(全曲)BWV.812-817
組曲第1番 ニ短調BWV.812、組曲第2番 ハ短調BWV.813、
組曲第3番 ロ短調BWV.814、組曲第4番 変ホ長調BWV.815、
組曲第5番 ト長調BWV.816、組曲第6番 ホ長調BWV.817
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
幻想曲とフーガ イ短調 BWV.904
フランチェスコ・チェーラ(チェンバロ)
録音:2008年6月8-10日,ローマ、
バッハのチェンバロ協奏曲集(47729-8)が好評だった、フランチェスコ・チェ
ーラが、フランス組曲を録音。チェーラはボローニャ出身。イタリアでオルガ
ンとチェンバロを学んだ後、オランダでグスタフ・レオンハルトにも学んでい
る。16、17世紀の音楽を得意とするチェーラだけに、フランス組曲でも古雅
な美しさを佇んでいる。1691年ヴァンサン・ティボー作のクラヴサンを、2006
年にロベルト・リーヴィが複製した楽器を使用。

47739-8(SACD-Hybrid) \2080
ヘンデル:
(1)聖セシリアの日の頌歌 HWV76
(2)オルガン協奏曲 HWV295
(3)戴冠式アンセム「祭司ザドク」 HWV.258
ディエゴ・ファソリス(指揮)イ・バロッキスティ
(1)ジュリア・グッディング(ソプラノ)、
ジェレミー・オヴェンドン(テノール)、スイス放送合唱団
(2)フランチェスコ・チェーラ(オルガン)
(3)スイス放送合唱団
録音:(1)2005年3月10-13日、(2)2008年4月28日、(3)2005年6月1日、
DSD、61:35
精力的に活躍するファソリスとイ・バロッキスティだが、ヘンデルの録音は
2000年録音の「メサイア」以来久々。彼らの特徴である、明るい色彩感に富
み、柔らかさがありつつ、構成感にも優れた演奏は、ヘンデルの魅力を存分に
引き出している。ことにスイス放送合唱団の温かみのある美しさは格別だ。

47669-8(SACD-Hybrid) \2080
ニコラ・シェドヴィユ(1705‐1782):
「春、あるいは愉快な四季」-
ハーディ・ガーディ、ヴァイオリン、リコーダーのための協奏曲集
(ヴィヴァルディの協奏曲集Op.8(四季を含む)より6曲の編曲)(1739年)
マティアス・ロイブナー(ハーディ・ガーディ)、
エンリコ・カサッツァ(バロックVn)、
キアラ・デ・ツィラー(Bfl)、
レ・エクレール・ド・ミュジック
録音:2001年9月、パドヴァ、54:15
通常盤47669-2のSACDハイブリッド化再発売。通常盤は廃盤となります。
18世紀フランスの作曲家シェドヴィユが編曲したハーディ・ガーディとヴァイ
オリン、リコーダー用のヴィヴァルディ:四季です。



<NORTHERN FLOWERS>
NF/PMA9962 \1980
セルゲイ・イヴァノヴィチ・タネーエフ
(1856-1915):
(1)ピアノ四重奏曲Op.20(1906)
(2)ヴァイオリン・ソナタ(1911)
(1)エリソ・ヴィルサラーゼ(Pf)
ウラディミール・オヴチャレク(Vn)、
ウラディミール・ストピチェフ(Va)、
ヨシフ・レヴィンソン(Vc)
(2)ウラディミール・オヴチャレク(Vn)
タマラ・フィドラー(Pf)
録音:(1)1987年(2)1980年
チャイコフスキーの愛弟子タネーエフの室内楽はブラームスと見紛うばかりの
憂いに溢れた重厚な音楽で、実際「ロシアのブラームス」と呼ばれることもあ
ったらしいが、本人はブラームスのことを嫌っていたそうである。おそらく近
親憎悪にも似た特殊な愛情の形だったのだろう。師匠チャイコフスキーよりは
るかにドイツ的だが、弟子のラフマニノフを思わせる歌謡性もある(ラフマニ
ノフがタネーエフの影響を受けたと言った方が正しいだろう)。演奏は当レー
ベル、タネーエフ室内楽シリーズのアーティスト、タネーエフ四重奏団のヴァ
イオリン奏者オヴチャレクによるもので、(1)では名手ヴィルサラーゼも参加
しています。

NF/PMA9963 \1980
ボリス・イヴァノヴィッチ・ティシチェンコ(1939-):
(1)ピアノ協奏曲(1962)
(2)ハープ協奏曲(1977)
(1)ボリス・ティシチェンコ(Pf)
イゴール・ブラズコフ指揮
レニングラード・フィル
(2)イリーナ・ドンスカヤ(Hrp)
エドワルド・セロフ指揮
レニングラード室内管弦楽団
録音:(1)1966年(2)1979年
ショスタコーヴィチの愛弟子ティシチェンコの珍しい協奏曲集。作曲者がソロ
を務める2楽章からなるピアノ協奏曲は録音状態が良くないものの貴重なもの。
2楽章の中間部が緩徐的なため、事実上、急緩急の3楽章形式ともとれる。無調
ではないが調性のあいまいな音楽で諧謔的、ねじれた新古典主義的要素が師匠
ショスタコーヴィチを思わせる。それから15年後に書かれたハープ協奏曲は5楽
章からなる、さらに個性的な音楽でクラリネットの素朴な童謡風のメロディが
独奏ハープに受け継がれ、やがてマーラー風のカタストロフへと向かうという、
5歳年上の同僚シュニトケを思わせる独創的な傑作。

NF/PMA 9964/65 2枚組 \3960
ボリス・チャイコフスキー(1925-1996):
弦楽四重奏曲全集
【第1番(1954)、第2番(1961)、第3番(1967)、
第4番(1972)、第5番(1974)、第6番(1976)】
イリヤ・イオフ(Vn)
エレナ・ラスコヴァ(Vn)
リディア・コヴァレンコ(Va)
アレクセイ・マサルスキー(Vc)
録音:2008年4月
今年4月に行われた最新録音。ボリス・チャイコフスキーの、ほぼ20年に渡っ
て書かれた弦楽四重奏で創作の変遷をたどる。第1番ではまだ叙情的小品とい
った趣きだったものが、7年後に書かれた第2番ではバルトークを思わせる激し
い不協和音の音楽となり、第4番で他で類を見ない独自の様式を確立、以後、
ショスタコーヴィチからシュニトケにつながる多様式音楽を築いた。第6番で
は再びロマン的要素が復活している。




<TELOS>
TLS126 \2080
ダーフィト・フィリップ・ヘフティ(1975-):
(1)テネット(2003)
(2)音の影(2006)
(3)月の影(2006)
(4)おお、星よII(2004)
(5)鏡(1998)
(1)シルヴィア・ノッパー(ソプラノ)
ダーフィト・フィリップ・ヘフティ指揮チューリヒ室内アンサンブル
(2)(5)オリヴァー・シュニーダー(Pf)
(3)ラヘル・クンツ(Vn)、
ジャクリーヌ・オット(マリンバ)
(4)ラーシュ・ムレクシュ(Sax)
(5)シュテファン・テンツ(Vn)
録音:2006年4月、10月
スイス生まれの作曲家ヘフティのTELOSレーベルへの2枚目のアルバム。ヘフ
ティはヴォルフガング・リームの弟子で2005年のサントリー音楽財団サマー
フェスティヴァルでも演奏された注目の若手です。師匠譲りの無調で厳しい作
風です。先ごろBMGからメジャー・デビューした注目のピアニスト、オリヴァ
ー・シュニーダーが前作に引き続き参加しています。




<ELECT>
EDC 796 \1850
(1)バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ホ長調 BWV.1016
(2)バッハ:ヴァイオリ・ソナタ第4番 ハ短調 BWV1017
(3)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 Op.30-3
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
(1)マリアーナ・カブデボ(ピアノ)
(2)(3)アルバート・ガットマン(ピアノ)
録音:(1)1966年10月(モノラル)、(2)1968年5月(ステレオ)、ADD、59'45
ルーマニアの偉大なヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコ(1921-2003)は、長
いキャリアを誇り、また1970年代以降は日本でもマニアから絶賛され来日も
あったにもかかわらず、残された録音は限られたものだった。ここでは1960年
代のバッハとベートーヴェンを収録。壮年期の彼女の魅力がたっぷり味わえる。
ことにバッハのソナタ第4番における憂いと優美さの絶妙なバランスは絶品だ。
1966年録音はモノラル。1968年録音はステレオ。

EDC 797 \1850
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV.1041
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219 「トルコ風」
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
コンスタンティン・ボベスコ(指揮)
ブカレスト放送管弦楽団
録音:1963年12月
モノラル、ADD、44'44
ボベスコのルーマニア国内での録音の中でも有名だったもの。確信に満ちたボ
ーイングから生まれる気高さは曰く言い難い魅力を持っている。バッハの厳粛
さ、モーツァルトの優美さと、それぞれにボベスコの魅力が溢れている。録音
はモノラル。

EDC 798 \1850
(1)サン=サーンス:
ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調Op.61,
序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
(2)ストラヴィンスキー:イタリア組曲
(3)ホアキン・ニン(1879-1949):四つの回想
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
(1)イラリオン・イオネスコ=ガラティ(指揮)ブカレスト放送交響楽団
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
(2)マリアーナ・カブデボ(ピアノ)
録音:(1)1979年12月ステレオ、(2)1966年10月モノラル、ADD、64'25
ことにピアノ伴奏のストラヴィンスキーとニンが素晴らしい。擬古典的なスト
ランヴィンスキーの音楽(「プルチネッラ」からの編曲)に含まれる、イタリア
・バロックの感覚と近代音楽の精神がこれほど幸福に融合した例もないだろう。
サン=サーンスにおいても、彼女は常に媚びを排し、深みを求めている。高貴
な貴婦人の佇まいのような厳しさすら漂う音楽は抗し難い魅力を放っている。
ホアキン・ニン(1879-1949)は、キューバ生まれで、モーリッツ・モシュコフ
スキに学んだピアニスト。フランスで活躍した。1966年録音はモノラル。サン
=サーンスの協奏曲はステレオ。序奏とロンド・カプリチオーソはほんの僅か
に広がるステレオ。

EDC 801 \1850
「フェリチア・ドンチェアヌ(1931-):室内歌曲集」
イエナキタ・ヴァカレスクと歌う(4曲)/
聖マリアへの祈り/
ポンティ・エウグジニ・クレプシドラ(7曲)/
私たちの父/
音楽の授業/
世界の賛美歌
アンネ・=マリー・コンダクセ(ソプラノ)
マリア・アマリエル=オテレアヌ(Vc)
ルチアン・ガブリエル・ダニラ(Vn,打楽器)
ヴァレリア・ミロン(Ob)
イオアナ・ロンチェア=ニコレスク(Hrp)
エウジェン・ボグダン・ポパ(Vc)
ディアナ・スパヌ=ダニラ(Pf,打楽器)
オアナ・スパヌ・ヴィセネスク(Vn)
レリア・セルバネスク(Pf)
エミル・ヴィセネスク(Cl,打楽器)、
フェリチア・ドンチェアヌは1931年、ブカレスト生まれの作曲家。彼女は古代
の音楽に関心があり、ここでもいずれもそうした特性が出た曲ばかりである。
アンネ・=マリー・コンダクセはルーマニア出身のソプラノで、オクラホマ州
立大学の教授でもある。

EDC 812 \1850
「リリアナ・パグ オペレッタを歌う」
カールマン:「マリツィア伯爵夫人」,「シルヴィア」
スッペ:「美しいガラテア」
レハール:「パガニーニ」,「ジュディッタ」
J.シュトラウス:「ヴェネツィアの一夜」
バーンスタイン:「ウェストサイド物語」
等からのアリア,重唱
リリアナ・パグ(ソプラノ)
コルネル・ポペスク(指揮)管弦楽団
ほか
ルーマニアで大人気のソプラノ、リリアナ・パグが歌った様々なオペレッタ、
ミュージカルの録音。親しみやすい可憐さのある声が魅力である。歌詞は、原
語で歌っているものと、ルーマニア語で歌っているものがある。

EDC 835 \1850
ショパン:
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11
ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21
スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
ダン・アタナシウ(ピアノ)
ニコラエ・ボボク(指揮)
ティミショアラ・バナト・フィルハーモニー管弦楽団
ショパン・マニアなら注目すべき録音である。ダン・アタナシウはルーマニア
のピアニスト。1977年のロン=ティボー国際コンクールのピアノ部門で第5位
を獲得、以来30年以上活躍しているベテランである。日本ではほとんど知られ
ていないピアニストだろうが、技巧も音楽性もたいへん優れており、少し乾い
た響きのピアノを颯爽と弾いてダンディズム溢れるショパンを奏でている。ボ
ボクの指揮も熱演で応えている。オーケストラはルーマニア最西部バナト地方
の県都ティミショアラのオーケストラ。




<若林工房レーベル(日本)>
WAKA-4129-30 2枚組 \3600
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集-2
[disc-1]
ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 作品2の3
ピアノ・ソナタ 第19番 ト短調 作品49の1
アレグレット ハ短調 WoO53
ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 《悲愴》
[disc-2]
ピアノ・ソナタ 第5番 ハ短調 作品10の1
ピアノ・ソナタ 第20番 ト長調 作品49の2
ピアノ・ソナタ 第9番 ホ長調 作品14の1
ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53 《ワルトシュタイン》
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
録音:2007年11月&2008年4月、6月、7月
新川文化ホール(富山県魚津市)
ロシア出身の若き俊英イリーナ・メジューエワによるベートーヴェン:ピアノ・
ソナタ全曲録音の第2弾。2008年3月にリリースされたシリーズ第1弾は「レコー
ド芸術」誌で特選盤に輝くなど、各方面で高い評価を獲得、続編に大きな期待
が寄せられていました。待望の第2弾は《悲愴》と《ワルトシュタイン》をメイ
ンに据えたプログラム、初期と中期のソナタ7曲を収録しています。前作同様、
鮮やかなテクニック、力強さと繊細さを兼ね備えた多彩な音色と響きを駆使、
独自の感性に貫かれた見事な演奏を展開。シンプルな佇まいの中に作品の核心
を伝えてくれるのはこの演奏家ならではの魅力ですが、今回も奇をてらうこと
のない正攻法で豊かな情感に溢れる壮大なベートーヴェン世界を表現していま
す。とくに《ワルトシュタイン》は、楽聖の胸のうちに吹きあれていた爆発的
な内的革命が示されて圧巻。




<ALBANY>
TROY1042(SACD-Hybrid) \1980
モートン・グールド(1913-1966):カウボーイ・ラプソディ(1943)
ロイ・ハリス(1898-1979):交響曲第11番(1967)
セシル・エッフィンガー(1914-90):小交響曲第1番Op.31(1945)
ダグラス・ムーア(1893-1969):交響曲第2番(1945)
イアン・ホブソン指揮
シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2008年
アメリカを代表するシンフォニスト、ロイ・ハリスの交響曲を軸としたアルバ
ム。グールドの「カウボーイ・ラプソディ」はコープランドの「ロデオ」と同じ
雰囲気を持つ10分ほどの快活な曲。ロイ・ハリスの交響曲はコープランド、オ
ネゲルなどのエコーを感じさせつつ硬質の抒情のなかに20世紀半ばのアメリカ
の楽観主義を感じさせる。アーロン・ジェイ・カーニスの系譜に連なる音楽と
言えよう。エッフィンガーもハリスと同じくナディア・ブーランジェの弟子で、
プロコフィエフの影響を感じさせるエネルギッシュな音楽。ムーアもブーラン
ジェの弟子で基本的に新古典主義的な作風。

TROY1061 \1980
「グレート・アメリカン・オーケストラ・ワークスVol.1」
ジョージ・ウォーカー:管弦楽作品集
「アドレス」/序曲「愚の賞賛のなかで」/
シンフォニア第1番/シンフォニア第3番/フープラ(喜びの接触)
イアン・ホブソン指揮
シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2007-2008年
ジョージ・ウォーカー(1922b)は黒人として始めてピューリッツァー賞を獲得し
た作曲家。黒人はジャズほかポップス方面に行く音楽家が多い中、ウォーカー
はクラシック系の音楽の作曲にこだわってきた。激しいリズムとエネルギッシュ
な展開、調性、無調を駆使したダイナミックな音楽は映画音楽の巨匠ジェリー
・ゴールドスミスを思わせる。

TROY1010 \1980
「デヴィッド・マスランカ(1943):独奏と吹奏楽のための作品集」
(1)砂漠の道(2005)-クラリネットと吹奏楽のための4つの歌
(砂漠の道/独白-知らないこと/家に帰る/闇のなかの清らかな声のための祈り)
(2)ダヴィデの書(2006)-独奏パーカッショニストと吹奏楽のための(今日は苦痛
にもってこいの日だ/我らはひとりの神を信じる/汝の魂と汝の夢は瞬間に../
忘れがたい傷/それで充分だ)
スティーヴン・K.スティール指揮
イリノイ州立大学ウィンド・シンフォニー
(1)デヴィッド・グレシャム(Cl)
(2)デヴィッド・コリアー(Perc)
録音:(1)2005年11月、
(2)2006年11月
吹奏楽の世界では絶大な人気があるデヴィッド・マスランカの最近の大作を2曲。
どちらも聖書に関わりのある作品で、作曲者によれば「砂漠の道」は内的探求の
時間の旅であり、クラリネットと吹奏楽のためのロマンティックな無言歌である
こと、交響的表現というよりむしろ作曲者の愛するシューベルト、シューマン、
ブラームスの歌曲と親密な関係があるという。「ダヴィデの書」はバッハの4声
のコラールをモティーフとして、マルチ・パーカッション・ソロと吹奏楽が穏
やかな対話を繰り広げる。

TROY1048 \1980
アンドリュー・インブリー&キム・ヒヒョン独奏・二重奏作品集
(1)インブリー:わが子へ(2006)
(2)キム:クリスタル・ドロップ(2003/06)
(3)インブリー:伽耶琴のための旋律(2006)
(4)キム:ある物語(2006)
(5)インブリー:2人の友のための二重奏(2002)
(6)キム:綱引きして2年(2007)
(7)インブリー:ムカシ、ムカシ(1997)
(1)(2)(7)高橋アキ(Pf)
(2)(7)レエ・イマムラ(Pf)
(3)(4)アエリ・ジ(伽耶琴)
(5)(6)ジョン・サケット(Cl)
(5)(6)ジャン=ミシェル・フォントノー(Vc)
キム・ヒヒョン単独の作品集(TROY1002)にひき続き高橋アキが日系のピアニスト、
レエ・イマムラとの連弾で登場。インブリーはナディア・ブーランジェ、ロジャ
ー・セッションズに師事、キムはインブリーの弟子で、パリではジェラール・
グリゼイに師事している。ともにセリー、点描主義的な作風で二人が韓国の琴:
伽耶琴(カヤグム)のために書いた作品は注目。日本の高橋アキが参加しているの
も話題のひとつ。

TROY1049 \1980
「独白」-ハープシコードとオルガンのための新しい日本と中国の音楽
朝岡真木子(1956-):ハープシコードのための4つの小品
長尾愛作(1938-):ハープシコードのための「古代都市」
平林朝子(1960-):ハープシコードのためのソナタ第1番
ペイルン・ベッキー・チャン(1966-,台湾系):オルガン・ソナタ
チャン・カ・ニン(1949-,香港系):
オルガン独奏のためのリフレクションとプロムナード
ワン・アンミン(1929-,中国系):オルガンのためのファンタジー
武満徹(1930-96):ハープシコードのための「夢見る雨」
田中カレン(1961-):ハープシコードのための「草の庭」
有馬礼子(1933-):「雅(みやび)」-オルガンのためのバラード
カルヴァート・ジョンソン(Cemb,Org)
録音:2007年
日本と中華系アメリカ人作曲家のチェンバロ、オルガン曲を集めた珍しい作品
集。カルヴァート・ジョンソンは現在アグネス・スコット・カレッジでチェン
バロ、オルガン、宗教音楽、音楽史の教師として教鞭をとっている。演奏家と
してはアメリカのみならずヨーロッパ、日本でも幅広く演奏活動を行っている。

TROY1040 \1980
「ラトヴィアのクリスマス・カンタータ」
ヴィルニス・サラクス(1939-):クリスマス・イヴに
ウギス・プラウリンス(1957-):新世界におけるラトヴィアの至点
ブルノ・スクルテ(1905-1976):クリスマス・タイム
パウルス・ダンビス(1936-):ようこそクリスマス!
ユリス・カルルソンス(1948-):クリスマス・カンタータ
リハルズ・ドゥブラ(1964-):我らの主の誕生
アンドレイス・ヤンソンス指揮
ニューヨーク・ラトヴィア・コンサート合唱団、
新リガ室内管弦楽団、バルシス・ユース合唱団、ソリスト
録音:2008年リガ
ラトヴィア出身の作曲家による新作クリスマス・カンタータ集という珍しい企
画。新作といっても現代音楽的ではなく、どれもヒーリング系や映画音楽のよ
うな聴きやすい音楽。子供の合唱が清らか。クリスマス・パーティでかけると
よいでしょう。

TROY1041 \1980
オン・コース/ローリー・アルトマン作品集
弦楽四重奏のための「ニュージャージーの南」(1997)
八重奏のための「ストラヴィンスキーへのオマージュ」(2006)
ソプラノ、フルートとピアノのための「苦味の通り」(1995)
2台ピアノのための主題と変奏、フィナーレ(1985)
バリトンとピアノのための3つの南極の歌(2006)
八重奏のための「オン・コース」(2006)
弦楽四重奏とピアノのための「カム・ダンス・ウィズ・ミー」(2005)
独唱のための「ステーツ・オブ・ウェイティング」(1989)
K.エリソン(Cl)、T.ブックリュー(アルトsax,バスcl)、J.デイ(G)、
R.バウアー(Pf)、V.ゲレフ(Vn)、Z.ブロック(Vn)、C.バーハン(Va)、
E.トンプソン(Vc)、R.オクス(指)、パトリス・マイケルズ(S)、ほか
録音:2007年
ローリー・アルトマンはセロニアス・モンク、ジョン・コルトレーンらのモダ
ン・ジャズの影響を受けたジャズ・ピアニスト。それらとクラシック系現代音
楽を融合しようとしている。弦楽四重奏のための「ニュージャージーの南」は
クロノス・カルテットが好みそうな小品。彼は「ストラヴィンスキーへのオマ
ージュ」を作曲していることからもわかる通り、ジャズや様々な音楽の要素を
取り入れたストラヴィンスキーこそアルトマンが敬愛し、模範とする作曲家で
あることは想像に難くない。

TROY1043 \1980
「ダーク・ラヴ・イン・ワンダーランド」
ホセ・ルイス・グレコ(1953-):作品集
(1)「ダーク・ラヴ」-ヴァイオリンとピアノのための6つのエッセンス(2000)
(2)「ニラ」-チェロ・ソナタ(1998)
(3)「南の安らぎ」-ヴィオラ・ソナタ(2003)
(4)ワンダーランド-弦楽三重奏(2001)
ファトゥム弦楽三重奏団:
【ユリア・イグリノヴァ(Vn)、アントン・ガッケル(Vc)、
ジュリア・マルコヴァ(Va)】
イロナ・ティムチェンコ(Pf)
録音:2008年スペイン
グレコはニューヨーク生まれで1994年以来マドリッドに住んでいる。スペイン
の国立バレエ団のために作曲することもある彼の音楽はダンサブルで激しく、
時に無調、クラスターも使用されるが基本は調性で書かれ聴きやすい。弦楽三
重奏のための「ワンダーランド」は様々なアイデアあふれる、文字通りワンダ
ーランドに迷い込んだような佳品。

TROY1046 \1980
「絵とお話」-レイモンド・ウォイチク(1957-):作品集
(1)スケッチ・ブック(2006)/
(2)消えた島(2002)
(3)セドレー卿の仮面、あるいは明らかにされた愛の酒盛り(1982)/
(4)クローザー・トゥ・ホーム(1999)
(5)海の歌(1981/1997)
レイモンド・ウォイチク指揮
(1)-(3)モラヴィア・フィル団員、(4)ジェショフ・フィル、
(5)モラヴィア・フィル、
(1)アーサー・ウィルソン(語り)ほか
(3)ダグラス・ウートン(T)
(5)リュドミラ・ホドゥリコヴァ(アコーディオン)
当レーベルでは2枚目となるウォイチク作品集(1枚目はTROY898)。童話を朗読つ
き音楽劇に仕立てている。ラヴェルの「子供と魔法」を聴くようなメルヘンチッ
クな音楽。

TROY1047 \1980
おばけ(BUGABOO)
-クレイグ・ウォルシュ(1971)作品集
ズーク(1997)/ラインズ(2000)/ネシャニック・ウェインズ(2007)/
ズーム(1995)/おばけ(2002)/1098.5における0-33(1994)
ニューヨーク・ニュー・ミュージック・アンサンブル:【J.コッパルト(Cl)、
N.バルム(Trp)、L.クzン(Vn)、C.フィンケル(Vc)、S.ゴスリング(Pf)、
D.ドラックマン(Perc)、ジェイムズ・ベーカー指揮ほか】
録音:2007年
彼の音楽は激しくエネルギッシュな音楽で反復性もあるが決してミニマルではな
い。すばやい音の運び、点描主義、静寂のなかにも緊張した音空間を作るなど、
ヨーロッパの前衛に似たスタイルを持つ。全てアコースティック楽器のための
作品だが、ウォルシュは電子音楽の研鑽も積んでいるため、音色に対するアイ
デアにひらめきがある。またアメリカの作曲家にありがちなポップスとの安易
なクロスオーバーはない。近年のアメリカの作曲家の中では久々の硬派現代音
楽作曲家の登場である。

TROY1050 \1980
「漂流と影」-新世紀のためのアメリカの歌
トム・シプロ:漂流と影
デヴィッド・エドルマン:
どれだけあなたを愛しているか,私たちはお互いを完全に理解している
デーロン・ヘイゲン:さあ行こう
マーティン・ヘネシー:「反芻」から3つの歌
リチャード・ハンドリー:準備して私を見よ,地と大気のなかの糸
リー・ホイビー:私はそこにいる
エレム・エリー(Br)
J.J.ペンナ(Pf)
録音:2007年
エレム・エリーはアメリカ各地のオペラ・ハウス(シンシナティ、ハワイ、ニュ
ーヨーク・リリック・オペラなど)で活躍、スタンダードなレパートリー以外に
アメリカの新作オペラにも数多く携わっている。CDは当Albanyの他にNAXOSなど
複数レーベルよりリリースされている。

TROY1051 \1980
「絶滅の危機に瀕して」-ピアノ作品集
ジョセフ・フェニモア:5つの川(2007-08)
ピーター・リーバーソン:海に洋の東西はない(1997)
ヒラリー・タン:「崖」から光(2005)
ジョン・ケネディ:Naturali Periclitati(絶滅した自然)(2007)
スティーヴ・ハイツェグ:カナダ鶴(1998)
マーサンナ・ヴァービット(Pf)
ヴァービットは20世紀の作曲家の作品の演奏に力を入れており、彼女の最初のレ
コーディングはシリル・スコット作品集であった。その後、シマノフスキ、アン
タイルの作品を積極的に取り上げた。とりわけ19世紀後半から20世紀初めにかけ
てのアメリカの作曲家に力を入れており、当レーベルにはこれまでに2枚録音し
ている(TROY072:シリル・スコット&ジョージ・アンタイル作品集、TROY146:飛
行機ソナタ-ジョージ・アンタイル:ピアノ作品集)。

TROY1052 \1980
「天使の死」-20世紀のピアノ四重奏曲
トゥリーナ:ピアノ四重奏曲Op.67/
タンスマン:スイート・ディヴェルティスマン(喜遊的組曲)
スリナッチ(1915-97):ピアノ四重奏曲
ピアソラ:死の天使(ブラガト編)
アメス・ピアノ四重奏団
録音:2007年
タンスマンの喜遊的組曲はよき時代のパリの香り漂う小品集、スリナッチの作品
は新古典主義のなかにスペイン情緒溢れる佳品、そしてピアソラ作品はこのアル
バムのなかではアンコール的な位置づけだが、あらためて聴くと、ファリャ、
トゥリーナらと比肩するシリアスな作曲家であったことがわかる。

TROY1053 \1980
「新しき夜明け」-カーソン・クーマン(1982-)の歌曲集とピアノ作品
(1)ダイヤモンドへの黄金(全4曲)/(2)新しき夜明け/(3)コラール前奏曲/
(4)ベル・モザイク/(5)7つの俳句/(6)子供のための組曲「オークデール・
スケッチブック」/(7)アリア:まだ明るい光/(8)レイン・シャワー/(9)カー
レンベルク(10)長引く孤独を呼び出す(全8曲)/(11)ウィンター・ソナチネ/
(12)山のトッカータ
ジェフリー・グロスマン(Pf)
(1)(5)(10)アマンダ・フォーサイス(Sop)
録音:2008年
クーマンは1982年生まれで作曲をバーナード・ランズ、ジュディス・ウィアーに
学んだ。しかし彼の作風は穏健で、時にグリーグ、プロコフィエフと素朴な抒情
を感じさせる。

TROY1054 \1980
BUZZED(ぶんぶん鳴らせ)
-現代のチューバ作品集
(1)クリステル・ダニエルソン(1942-1989):
チューバと4つのホルンのための小協奏的組曲
(2)ジェームズ・グラント(1954):3つの怒り
(3)ジェームズ・メドール(1974):相互関係
(4)ジェームズ・グラント(1954):スタッフ
(5)ヤン・サンドストローム(1954):宝くじの歌
(6)ジェームズ・メドール:6つのパック
(7)涙色のローズの詩(クリスティアン・リンドベルイ編)
(8)ザ・ヒューマン・ファクター(打ち合わせ風景)
ティモシー・バズビー(チューバ)
(1)オグニベネ(Hr)、ベルンハルトセン(Hr)、ヨエルセン(Hr)、
フリドフィンセン(Hr)
(3)(7)ジェシカ・バズビー(Trb)
(5)ジュディ・ソーバーグソン(Pf)
(7)J.E.キャルタンスドッティル(Vn)、トルファドッティ(Vn)、
バルドゥルソン(Va)、B.ビョルグビンスドッティル(Cb)、T.ヨハンソン(Cb)
録音:2008年
ティモシー・バズビーはテキサス出身でアカプルコ・フィルの首席チューバ奏
者を勤めた後、シカゴ響とも共演、その後シンガポール響の首席となり、ベルリ
ン・フィルと共演する機会も得、現在、世界各地で活躍している。BIS、NAXOS、
SONYなどたくさんのレーベルの録音に参加している。このアルバムは洒落た小
品ばかりを集めたもので、彼の妙技を知るのにうってつけである。チューバ&
ユーフォニウム・ファン(世間にはそういう方々もいるでしょう)、吹奏楽ファ
ンにお薦め。

TROY1055 \1980
「マンハッタン・ストーリー」
-フェイ=エレン・シルバーマン作品集
(1)トランスレーション(2004)/(2)対話(1976)/(3)続けられた対話(1976)/
(4)慣らされてゆく怒り(2003)/(5)守られた眠り(2006)/(6)サラ・ティース
デイルの詩による愛の歌(1997)/(7)レフト・ビハインド(2006)
(1)B.アイヒャー(Vn)、K.J.ドクター(Vc)、(2)(3)(7)A.エルスワース(Hrn)、
(2)(3)A.ボーヴ(Tuba)、(3)L.アルブレヒト(Trb)、(4)(6)M.バルト(Fl)、
(5)D.ジョリー(Hrn)、M.リプシー(マリンバ)、J.C.ゴフィ=フィン(Sop)、
J.ウィリアムソン(M.Sop)、録音:2007年
シルバーマンはニューヨーク出身、作曲をハーヴァード大ほかで学んだ。ホル
ンとチューバのデュオ、マリンバとホルンのデュオ、ホルン、トロンボーンと
チューバのトリオなど、その組み合わせからもわかるように彼女の音楽はユニ
ークである。

TROY1056 \1980
「私の兄は戦場にいたか?」-戦争歌曲集
(1)W.ステッフェ:リパブリック賛歌(1862)
(2)S.フォスター:父アブラハムよ、われらは30万人余でやってきた(1862)
(3)C.アイヴズ:3つの戦争の歌(1917/1919)
(4)G.シェアー/リー・ムジカー編:第二次世界大戦からの声(2000)
(5)T.レーラー:とても長いよ、母さん(1965)
(6)M.フランダース&D.シュワン:ダチョウ
(7)T.レーラー:ワイルド・ウェストに僕はなりたかった(1953)
(8)S.ハーニック:メリー・リトル・ミニュエット(1958)
(9)エリック・ボーグル/D.ゴンパー編:
そしてバンドはワルツィング・マチルダを演奏した(1976)
(10)ボブ・ディラン/ D.ゴンパー編:戦争の親玉(1963)
(11)トム・パクストン/ D.ゴンパー編:ジミー・ニューマン(1969)
(12)S.フォスター:私の兄は戦場にいたか?(1862)
(13)D.ゴンパー:ミセス・ビクスビーの息子(2004)
スティーヴン・スウォンソン(Br)、
デヴィッド・ゴムパー(Pf)、
(3)(18)ニコール・エスポジート(Fl,Piccolo)
録音:2007年
アメリカの戦争に因んだ歌を集めた。CMソングでお馴染みの「リパブリック賛
歌」を立派なバリトンで聴ける。スウォンソンはバロックから現代まで幅広いレ
パートリーを持ち、、スイス、ドイツ、オーストリアの歌劇場で活躍している。
このディスクはスウォンソン自身が企画したもので、フォスターからポピュラ
ー音楽まで、19世紀から21世紀の戦争の歌を集めることで反戦の意志を示そう
としている。

<TELARC>
CD 80708 \2080
SACD 60708(SACD-Hybrid) \3350
ヴィンテージ・シネマ
スタイナー:《キングコング》-主題歌&オープニング/
コルンゴルト:
《ロビン・フッドの冒険》-ロビン・フッドと愉快な仲間たち
ローザ:《白い恐怖》組曲/コープランド:《赤い子馬》より抜粋
ワックスマン:《サンセット大通り》組曲
ノース:《欲望という名の電車》組曲/ワックスマン:《陽のあたる場所》組曲
/バーンスタイン:《波止場》より抜粋/ハーマン:《北北西に進路をとれ》
序曲/ローザ:《エル・シド》序曲/バーンスタイン:《アラバマ物語》-主題歌
ワックスマン:《隊長ブーリバ》-コサックたちの騎乗
シンシナティ・ポップス 
指揮:エリック・カンゼル
録音:2008年2月4日 ミュージックホール,シンシナティ 
カンゼル&シンシナティ・ポップスの新録音は、ハリウッド映画の黄金期(1933
-62年)の名画を彩った名曲12曲を収録。《キングコング》《ロビン・フッドの
冒険》《波止場》《アラバマ物語》など名画中の名画で音楽を担当したのは、
コルンゴルト、コープランド、ワックスマン、バーンスタインといった、今で
は考えられない豪華作曲家陣でした。ハリウッド全盛期の映画音楽の重要性を
あらためて思い知る1枚と言えるでしょう。

CD 80694 \2080
AIR-フルート、ハープと弦楽のための音楽
ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
武満徹:そして、それが風であることを知った
ドビュッシー:シランクス/武満徹:海へII
同:エア/ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
ヨランダ・コンドナシス(ハープ)ジョシュア・スミス(フルート)
シンシア・フェルプス(ヴィオラ) オーバリン21 
指揮:ブリジット=ミカエレ・レイシュル
録音:2008年12月12-14日 ワーナー・コンサートホール,オハイオ 
ドビュッシーと武満徹を優美に結ぶ架け橋のような1枚。東洋文化から強い影
響を受けたドビュッシーの印象派音楽は、風に乗って、海を越えて、日本の武
満徹の許に戻ってきたのかもしれません。クリーヴランド管の首席フルート奏
者として活躍中のJ.スミス、ニューヨーク・フィルで首席ヴィオラ奏者C.フェ
ルプス、巨匠メータにハープの才能を見出されたY.コンドナシスたちが、現代
最高のドビュッシーと武満を聴かせてくれます。




<fine NF>
MF 25201 \2800
ヴィヴァルディスム VIVALDISM
ヴィヴァルディ:
(1) シンフォニア第15番 ハ長調 RV111a
(2)弦楽のための協奏曲 ト短調 RV153
(3)弦楽のための協奏曲 イ長調 RV158
(4)協奏曲集《調和の霊感》 作品3 第2番 ト短調 RV578
(5)弦楽のための協奏曲 ハ短調 RV120
(6)弦楽のための協奏曲 ト短調 RV152
ラ・ストラヴァガンツァ東京
録音:2007年11月13日&14日、2008年2月28日(RV158, RV152)
三鷹市芸術文化センター 「風のホール」
N&Fの新レーベル、molto fine(モルト・フィーネ)の第5弾は、<ラ・ストラ
ヴァガンツァ東京>のデビュー作品、「ヴィヴァルディズム(VIVALDISM)」で
す。ヴィヴァルディ演奏は近年大きな変貌と遂げており、ヨーロッパを中心
に斬新ともいえる多彩な響き、多彩な表現法でその個性を競い合うようになっ
てきました。アンサンブル名の<ラ・ストラヴァガンツァ東京>は、ヴィヴァ
ルディのヴァイオリン協奏曲集「ラ・ストラヴァガンツァ」からとったもので、
「奇妙な」とか「風変わりな」という意味をもつイタリア語です。
<ラ・ストラヴァガンツァ東京>は自らを<ヴィヴァルディびと>とも称し、
ヴィヴァルディの生きた17- 18世紀を遡ること1000年も昔の、万葉集の時代に
生きた<万葉びと>の感性を「自由・愛・花鳥風月」を共通のキーワードとし
て、演奏に反映しようと試みています。
ヴィヴァルディには、膨大な数のシンフォニア(弦楽のための協奏曲)、合奏協
奏曲があり、「四季」は余りにも有名ですが、演奏されることが稀な傑作が数
多ありますが、こうした作品にも積極的に光を当てようとしており、このアル
バムにも多数収録しています。
ヴィヴァルディ、バッハなどのバロック期からモーツァルト、ベートーヴェン
にいたる時代の弦楽器奏法の解明はここ数年で飛躍的に進み、弦楽器と弦楽ア
ンサンブルの表現の幅は飛躍的に拡大しました。 バロックの語源はポルト
ガル語の「いびつな真珠」から来ているといわれていますが、<ラ・ストラ
ヴァガンツァ東京>は古楽器奏法も参考にしつつ、世界新しい潮流も見据え
て独自の響きを追求、自由に生き生きと湧き上がる、多彩な響きを探求して
いきます。
<ラ・ストラヴァガンツァ東京>
ヴァイオリン:松野弘明 篠原智子 菅谷史 佐橘まどか 城代さやか
ヴィオラ:篠崎友美 大島 亮
チェロ:植木昭雄 木越 洋 コントラバス: 黒木岩寿
リュート:佐藤亜紀子 チェンバロ:大木和音



<Accord>
480 1324 8枚組 \7200
ジャン=ピエール・ランパルの芸術
Concertos and recitals(1961-1965)
J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067
ペルゴレージ:フルート協奏曲第1番&第2番
シュトットガルト室内管弦楽団 指揮:カール・ミュンヒンガー
テレマン:トリオ・ソナタ ホ短調TWV.42e2/
同:フルート、 ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲イ長調 TWV53-A2
(ターフェルムジーク「第1集」)
ピエール・ピエルロ(オーボエ)ポール・オンニュ(バソン)
ローランス・ブレ(チェンバロ)
ロベール・ジャンドゥル(ヴァイオリン)ジャック・ネイルス(チェロ)
コレギウム・ムジクム・ド・パリ 指揮:ローラン・ドゥアット
CD 2
ハイドン:フルートとオーボエのための協奏曲第1-5番Hob.VIIh.1-5
ピエール・ピエルロ(オーボエ)コレギウム・ムジクム・ド・パリ 
指揮:ローラン・ドゥアット
CD3
ラモー:コンセールによるクラヴサン曲集
ロベール・ヴェイロン・ラクロワ(チェンバロ)ジャック・ネイルス(チェロ)
シュターミッツ:2つの四重奏曲(extr. Op.4& 8)
ジルベール・クルシエ(hrn)フランス三重奏団
CD 4
クヴァンツ、ハッセ、グラウン、ルグラン、ノード、ルイエ:
6つのフルート協奏曲
ムジカ・アンティカ 指揮:ジャック・ルーセル
CD 5
ブラヴェ:フルートと弦楽のための6つの組曲
オーケストラ 指揮:アルマン・ビルバウム
ドヴィエンヌ:フルート協奏曲第2番
ムジカ・アンティカ 指揮:ジャック・ルーセル
モーツァルト:ソナタ集(K.301、K.376、K.481)
井上二葉(ピアノ)
CD 6
リサイタル/ジャン=ピエール・ランパル&アニー・ダルコ
リムスキー=コルサコフ/J.S.バッハ/ベートーヴェン/ラヴェル/
ドビュッシー/フォーレ/エネスコ/パガニーニ/グルック/マレ/
アルビノーニ:アダージョ/アンゲルス:アダージョ/ラモー:コンセール組曲
/グレトリ:協奏曲
オーケストラ 指揮:アルマン・ビルバウム
CD 7
リサイタル/ジャン=ピエール・ランパル&小林道夫
アルビノーニ/J.S.バッハ/クープラン/ヴィヴァルディ/ドップラー/
宮城道雄/ジュナン/フランクール:協奏曲ト長調/グレトリ:舞踏組曲/
スウェーリンク:合唱(変奏曲)
オーケストラ 指揮:アルマン・ビルバウム
CD 8
リサイタル/ジャン=ピエール・ランパル&フランソワ・ボネ
ジュナン/ドビュッシー/ラヴェル/フォーレ/オネゲル/バルトーク/
ビゼー/ショパン/吉田美奈子/ファーカス/ハーン/ボルン/
テレマン:四重奏曲ニ短調TWV.43:d1(ターフェルムジーク「第2集」)
アラン・マリオン(フルート)ポール・オンニュ(バソン)
ローランス・ブレ(チェンバロ)ジャック・ネイルス(チェロ)
チェロのロストロポーヴィチや、ソプラノのカラスと同じように、フルートの世
界に様々な革新をもたらした不世出の天才ジャン=ピエール・ランパル。
各8枚組、全3巻リリースの第1巻にあたる本作には、1961-65年に録音された様々
なジャンルの音楽で、しかも今回が初CD化となる音源を揃えました。長らくCD化
が待たれていた貴重な音源に耳を傾けながら、ランパルの偉業や思い出を回顧で
きる、ファン垂涎のアルバムです。

4801413 \2550
サン=サーンス:
ピアノ協奏曲第4番ハ短調Op.44
ピアノ協奏曲第5番ヘ長調Op.103《エジプト風》
アルド・チッコリーニ(ピアノ) 
モンペリエ国立管弦楽団 
指揮:ローレンス・フォスター、フリードマン・レイヤー
録音:2006年7月&2008年4月 モンペリエ
83歳を迎えた今なお、現代最高のピアニストとして精力的に活動を行い、後進の
指導にも熱心な巨匠アルド・チッコリーニ。最近も当レーベルとの録音プロジェ
クトが始まり、第1弾のピッツェッティ(ピアノ協奏曲)が好評を博した彼ですが、
今回はフランスのピアノ協奏曲の中で最も重要なレパートリーに数えられる、
サン=サーンスの第4番と第5番をお届けします。巨匠の風格に満ちた至高の名演
を、心ゆくまでお楽しみください。

4801045 7枚組 \6300
メシアンBOX(1956-1963)
CD1
1)アーメンの幻影/2)カンテヨージャーヤー/3)異国の鳥たち
CD2
みどり児イエスに注ぐ20のまなざし
CD 3
1)みどり児イエスに注ぐ20のまなざし/2)鳥のカタログ:第1巻
CD 4
鳥のカタログ:第2-5巻
CD 5
鳥のカタログ:第6-8巻
CD 6
1)世の終わりのための四重奏曲/2)7つの俳諧
CD7
トゥーランガリラ交響曲
イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)
オリヴィエ・メシアン (第2ピアノ CD1:1-2) (ピアノ:CD6:1)
ジャン・パスキエ(ヴァイオリン:CD6:1)、
アンドレ・ヴァスイエ(クラリネット:CD6:1)
エティエンヌ・パスキエ(チェロ:CD6:1)
ジャンヌ・ロリオ(オンド・マルトノ:CD7) 
ストラスブール・パーカッション・グループ 
指揮:ピエール・ブーレーズ(CD6:2)
ドメーヌ・ミュジカル 指揮:ルドルフ・アルバート(CD1:3)
RTF国立管弦楽団 指揮:モーリス・ルルー(CD:7)
録音:1956-1963年
メシアンの生前、彼の音楽はどのように演奏されていたのか?そんな問いに答え
てくれる究極の7枚組が完成しました。《異国の鳥たち》や《7つの俳諧》の世界
初録音、メシアンもピアノで参加した《世の終わりの四重奏曲》など、豪華ライ
ンナップの数々。そして何より、メシアン作品の初演に数多く関わり、世に広め
る大きな役割を果たした彼の妻で、ピアニストのイヴォンヌ・ロリオが、ここ
でも八面六臂の活躍を繰り広げています。

<Urtext>
JBCC 165 \2180
対話-2本のギターのための日本とメキシコの音楽 ――
武満徹:広島という名の少年
バスケス:テンポラリー・スペース
下山一二三:対話第2番
武満徹:フォリオス
内藤明美:冬の旅
バスケス:メタモフォーゼス
エンリケ:詩集
武満徹:広島という名の少年
フアン・カルロス・ラグーナ(ギター)、佐藤紀雄(ギター)
メキシコ国内での抜きん出た実績はもちろんのこと、東京国際ギター・コンクー
ルでの優勝経験も持つメキシコを代表するトップ・ギタリスト、フアン・カルロ
ス・ラグーナ。世界規模で活躍中のラグーナが、親交のあるアンサンブル・ノマ
ドの音楽監督兼ギタリスト、佐藤紀雄とコンビを組んでのデュオ・アルバムは、
メキシコと日本のギタリストによる音楽の"対話"である。
武満徹の「広島という名の少年」がアルバムの最初と最後に、「フォリオス」が
中間の4曲目に演奏されアルバムの柱となり、20世紀メキシコの作曲家バスケス
やエンリケ、日本人作曲家の下山一二三や内藤明美の音楽がここに加わることに
よって、"メキシコ"と"日本"のギター音楽を繋ぐ作品集が形成されている。
来日公演やレコーディングによって、ここ日本でも注目度が高まっているメキシ
コのギタリスト、フアン・カルロス・ラグーナ。ギター・ファン要チェックです。

JBCC 158 \2180
ソプラノ、クラリネットとピアノのための作品集 ――
シューベルト:岩上の羊飼いD.965,Op.129
クロウス:雅歌
ゴリホフ:聖体、色のない月
シュポア:6つのドイツ歌曲Op.103
サラザール:3つのメキシコの歌
ジェシカ・リヴェラ(ソプラノ)、
エレアノール・ワインガルトナー(クラリネット)、
マーク・カーヴァー(ピアノ)
アメリカの作曲家ジョン・アダムズのオペラ「フラワリング・ツリー(花咲く
木)」でソリストとしてラトル&ベルリン・フィルとの共演を果たし、2007年の
グラミー賞に輝いたスパーノ&アトランタ響によるゴリホフの歌劇「アイダマ
ナール」では、ヌリア役を演じるなどその卓越した歌唱力と表現力が脚光を浴
びているソプラノ歌手ジェシカ・リヴェラ。
ここでジェシカ・リヴェラが歌うのは、シューベルトの名作「岩上の羊飼い」
に代表される"ソプラノ、クラリネット、ピアノ"の編成を持つ歌曲集。シュー
ベルト、シュポアから、ゴリホフの作品などをリヴェラが説得力のある歌声で
情緒豊かに歌い上げる。またメキシコ国立響の首席クラリネット奏者ワインガ
ルトナーとのコンビが醸しだすバランス、ハーモニーも絶妙。
なおジェシカ・リヴェラは、来る12月6日に行われる東京交響楽団の定期演奏会
(ジョン・アダムズ「フラワリング・ツリー」/日本初演)へ出演が予定されて
おり、その歌声への期待は高まるばかり。




<Hyperion>
CDJ 33111 \2180
R・シューマン:歌曲集第11巻 ――
《6つの歌》Op.89より 夕空に嵐が吹きすさびOp.89-1、ゆく春に寄せてOp.89-2、
秋の歌Op.89-3、森との別れOp.89-4、野外へOp.89-5/あきらめOp.83-1/
世捨て人Op.83-3/私の老いた馬Op.127-4/3つの歌Op.95/ミンネの歌Op.101
/ある画家の詩集からの6つの詩Op.36/プロヴァンスの歌Op.139-4/
バラーデOp.139-7/手袋
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バリトン)、
グレアム・ジョンソン(ピアノ)、キャスリン・ブロデリック(ソプラノ)、
ジェラルディン・マグリーヴィ(ソプラノ)、
ステラ・ドゥフェクシス(メゾ・ソプラノ)、
エイドリアン・トンプソン(テノール)、
シュテファン・ローゲス(バリトン)
クリスティーネ・シェーファーが歌う第1集(CDJ 33101)からスタートしたハイ
ペリオンの"シューマン歌曲集"もこの第11集で遂に完結!
最終巻第11集の主役は、ブーレーズ&ベルリン・シュターツカペレのコンビに
よるマーラー交響曲第8番《千人の交響曲》ではバリトン(法悦の神父)を歌い、
2007年に行われたバレンボイム&ベルリン国立歌劇場の来日公演でも大反響を
呼ぶなど、いま最も熱いバリトン歌手として熱い視線を浴びるハンノ・ミュラー
=ブラッハマン。
ミュラー=ブラッハマンはベルリン国立歌劇場のオペラ歌手としてだけでなく、
ドイツ・リートの名手としても高く評価されているだけに、名匠グレアム・ジョ
ンソンのサポートを得て歌われるシューマンに聴き手はいつの間にか魅せられて
しまうことだろう。
また、共演者陣もキャスーリン・フェリアー賞を受賞したソプラノ歌手キャスリ
ン・ブロデリックなど一流揃い。充実のシリーズ完結盤に乞うご期待!

CDA 67715 \2180
デュファイとサヴォイ宮殿 ――
デュファイ:
ミサ曲《ス・ラ・ファス・エ・パル(私の顔が青ざめているのは)》
/モテット《おお、いとも憐れみ深い》/シャンソン(バラード)《この顔が青
ざめているのは》/モテット《度量ある人々の称賛を》
アンドルー・カークマン(指揮)、
バンショワ・コンソート
デュファイの「聖ヤコブのための音楽」(CDH 55272)が1999年の英グラモフォン
賞でバロック声楽部門賞に選出されるなど、デュファイの音楽のスペシャリスト
として他の追随を許さないアンドルー・カークマン&バンショワ・コンソート。
「聖アンソニー・アボットのためのミサ」(CDA 67474)以来となる久しぶりの新
録音は、デュファイのミサ曲の代表作に位置づけられている「ス・ラ・ファス・
エ・パル」。
自作の世俗曲であるシャンソン「私の顔が青ざめているのは」を定旋律として
ミサ曲に組み込んだデュファイの名作が、男声クワイア・グループの高貴にし
て荘厳なハーモニーで歌われる。同曲の新たな決定盤誕生の予感!

CDA 67693 \2180
ベートーヴェン:弦楽五重奏曲変ホ長調Op.4/同ハ長調Op.29
ナッシュ・アンサンブル〔マリアンネ・トールセン(ヴァイオリン)、マリン・
ブロマン(ヴァイオリン)、ローレンス・パワー(ヴィオラ)、フィリップ・デュ
ークス(ヴィオラ)、ポール・ワトキンス(チェロ)〕
時代や国を問わない無尽蔵のレパートリー、作品の特徴に合わせて自由自在に
編成を組むことが出来る柔軟なスタイルを持ち、英タイムズ誌からは「イギリ
ス最高の室内楽団」と称賛されたイギリスのヴィルトゥオーソ集団ナッシュ・
アンサンブル。
記憶に新しいオニックスからのブラームス(ONYX 4029)に続き、ハイペリオンか
らの新譜のプログラムに選んできたのはベートーヴェンの弦楽五重奏曲2作品。
今作でも、ヴァイオリンのマリアンネ・トールセン、若きヴィオラの天才ロー
レンス・パワー、チェロ&指揮者として活躍中のポール・ワトキンスなど注目
のアーティストたちがアンサンブルに参加。弦楽三重奏や四重奏の陰に隠れが
ちなベートーヴェンの弦楽五重奏曲の真価をナッシュ・アンサンブルがその演
奏で証明してくれる。

CDA 67684 \2180
シマノフスキ:弦楽四重奏曲第1番ハ長調Op.37
ルジツキ:弦楽四重奏曲ニ短調Op.49
シマノフスキ:弦楽四重奏曲第2番Op.56
ロイヤル弦楽四重奏団
2004年のBBCニュー・ジェネレーション・アーティストへの選出、2007年のイギ
リスのロイヤル・フィルハーモニック協会の室内楽部門賞にノミネート、そして
祖国の音楽文化への貢献が認められポーランド文化省から特別賞を授与されるな
ど、急速に注目を集めているポーランドの弦楽四重奏、ロイヤル弦楽四重奏団の
ハイペリオン・デビュー・アルバム!
ポーランドの大家シマノフスキと、同世代の作曲家ルドミル・ルジツキの弦楽四
重奏曲集が、ロイヤル弦楽四重奏団の世界進出の新たな一歩となることは間違い
なさそうだ!

CDD 22068 2枚組(1枚価格) \2180
マニャール:
交響曲第1番ハ短調Op.4/同第2番ホ長調p.6/同第3番変ロ長調Op.11/
同第4番嬰ハ短調Op.21
ジャン=イヴ・オッソンス(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
19世紀後半から20世紀初頭にかけてのフランス屈指の手腕を持ちながらも、シ
ベリウスやニールセン、グラズノフと同い年であるがゆえ、そして作家であり
フランスの有力紙フィガロの編集主幹だった父の名声に隠れてしまったアルベ
リク・マニャール。
ダンディに献呈された「交響曲第1番」などマニャールの代表作でもある4つの
交響曲は、マーラーやブルックナーを連想させるフランスの隠れた傑作として
支持を受けている。CDA 67030&CDA 67040からの移行再発売。




<Helios>
CDH 55298 \1280
楽園の声 ――
エンシーナ:Mi libertad en sosiego
作曲者不詳:A la villa voy、Passe el agoa、Harto de tanta porfia
ナルバエス: Fantasia del tercer tono
ペニャローサ:Por las sierras de Madrid、Ne reminiscaris, Domine
作曲者不詳:Dindirin
ナルバエス:Fantasia Segundo tono
作曲者不詳:Ave, Virgo, gratia plena
テシェラナ:Yo creo que n'os dio Dios
ミラン:Fantasia 10
ペニャローサ:Precor te, Domine Jesu Christe
セーニ:Tiento
エンシーナ:Los sospiros no sosiegan
ナルバエス:Paseavase el rey moro
エンリケ:Mi querer tanto vos quiere
ミラン:Fantasia 18
作曲者不詳:Dentro en el vergel morire、Entra Mayo y sale Abril
ミラン:Fantasia 12
ナルバエス:La bella malmaridada
ペニャローサ:Sancta Maria
クリストファー・ペイジ(指揮)、
ゴシック・ヴォイセズ、アンドルー・ローレンス=キング(ハープ)、
クリストファー・ウィルソン(ビウエラ)
クリストファー・ペイジ時代のゴシック・ヴォイセズの復刻シリーズ。前作14世
紀フランス(CDH 55295)に続くのは15世紀-16世紀スペインの歌曲とモテット集。
オリジナル盤のリリース時には、英BBCミュージック・マガジンの"ベスト・オ
ヴ・サ・イヤー"、英グラモフォンの"エディターズ・チョイス"などに選出され
るなどペイジ&ゴシック・ヴォイセズの代表盤の1枚としても名高い。
1993年4月16日-18日、ボックスグローヴ・プライオリーでの録音。
CDA 66653からの移行再発売。

CDH 55303 \1280
パーセル:歌曲集 ――
ものを聞く知恵を与え給いし主に向かいて歌う/私がどんなに彼女を愛してい
るかを証明するには?/主よ、かくて幾年を経たもうや/わが苦しみのすべて
が君の憐れみを呼び起こすにはあらず/しばらくは音楽の調べで/こよなく美
しい島/聞いていないのかい、私のフィリス/嘆き-おお、泣かせて下さい/
《ジェイムズII世の誕生日のためのオード》より/ああ、恋することは何とす
ばらしい/劇音楽《張り合う姉妹、恋の暴虐》より/運命の時は足早にやって
来る/もし音楽が恋の糧なら/魅惑の一夜/アストレアとの別れ/ここにて
神々はよしとされる/今や太陽の光も薄れしからには
ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)、
ロバート・キング(指揮)、キングズ・コンソート
イギリスのカウンターテナーの第1人者、ジェイムズ・ボウマンとロバート・キ
ング&キングズ・コンソートのコンビによるパーセルがJ・S・バッハに続いて
ヘリオス(Helios)から復刻登場。
1988年4月9日-10日、ラッドリー・カレッジでの録音。
CDA 66288からの移行再発売。



<APR>
APR 6007 2枚組 \2180
ヨーク・ボーウェン-78回転SPレコード録音全集 ――
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58*(1925年)
J・S・バッハ:パルティータ第2番ハ短調BWV.826より カプリッチョ(1923年頃)
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調Op.27-1より アンダンテ(1923年頃)、
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調Op.78(1927年)
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化Op.26より アレグロ(1926年)
リスト:巡礼の年第1年《スイス》より 牧歌(1925年)
モシュレス:練習曲Op.70-5(1925年)
コックラン:小川(1925年)
ブラームス:カプリッチョ ロ短調Op.76-2(1925年)
メンデルスゾーン:スケルツォ ホ短調Op.16-2(1915年1月発売の音源)
シュット:かわいい練習曲ニ長調Op.16-1(1915年1月発売の音源)
ショパン:
バラード第3番変イ長調Op.47(1925年)、
スケルツォ第2番変ロ短調Op.31(1926年)、
ワルツ第2番変イ長調Op.34-1《華麗なる円舞曲》(1926年)、
ポロネーズ第1番嬰ハ短調Op.26-1(1926年)、
練習曲第17番ホ短調Op.25-5(1927年)、24の前奏曲Op.28より(1927年)
ラフマニノフ:前奏曲ト短調Op.23-5(1926年)、道化師嬰ヘ短調Op.3-4(1925年)
ドビュッシー:雨の庭(1925年)、アラベスク第2番ト長調(1926年)
ガーディナー:5つの小品より ロンドン橋、ガヴォット(1926年)
ボーウェン:
組曲第2番Op.30より 終曲(1925年)、The Way to Polden Op.76(1925年)、
アラベスクOp.20-1(1925年)、アンデルセン童話からの断章Op.58(1926年)
ヨーク・ボーウェン(ピアノ)、
スタンリー・チャップル(指揮)*、エオリアン・オーケストラ*
続々と登場する新たなレコーディングにより再評価が進む"イギリスのラフマニ
ノフ"ことヨーク・ボーウェン。1910年代から1920年代にかけてレコーディング
が行われ、78回転SPレコードでリリースされていたボーウェンのピアノ演奏の
復刻盤。
自作自演やラフマニノフ、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番でのボーウェン
作のカデンツァなど、"ピアニスト"ヨーク・ボーウェンの魅力を知れる貴重な
リリースである。〔曲目の後ろの( )内が録音年代〕




<Clarinet Classics>
CC 0059 \2180
エクスプレッションズ ――
ダニエル・ビンビ:エル・カソ
ヴァスコ・フクセル:ソナチナ・リリコ
クリストファー・ボール:インヴォケイションズ・オヴ・パン
ゲイリー・ショッカー:ベター・デイ
クリストファー・ボール:ミュージック・フォー・ユース
アントニー・ウェイクフィールド:狩り
クリストファー・ボール:民謡からのアレンジ
トム・ジャクソン:無伴奏クラリネットのためのソナタ
ダニエル・ビンビ:月
ウェールズ民謡(トーマス&クレイヴン編):スオ・ガン
レスリー・クレイヴン(クラリネット)、レイチェル・アットウェル(ピアノ)、
キャスリン・トーマス(ハープ)、ジョナサン・バージェス(フルート)、
トム・ジャクソン(クラリネット)
ウェールズ国立歌劇場管弦楽団の首席クラリネット奏者レスリー・クレイヴンの
ソロ・アルバム。
フランス海軍軍楽隊のE♭管クラリネット奏者として現役で活躍中のダニエル・
ビンビらによるクラリネットのための新しい作品は、難解な現代曲ではなく伝
統的な作曲手法に作曲者独自のテイストを加えた作品に仕上げられている。コ
ンクールやコンサートのレパートリーに浮上してくる日も近いかも!?




<LIR Classics>
LIR 016 \1780
ショパン:
幻想即興曲嬰ハ短調Op.66、夜想曲第10番変イ長調Op.32-2、
ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2
シューマン:アラベスクOp.18
ブラームス:間奏曲変ロ短調Op.117-2
ラフマニノフ:練習曲《音の絵》Op.33より 第2曲ハ長調
フォーレ:夜想曲変ニ長調Op.63-6
ファリャ:三角帽子より
バーバー:遠足Op.20-3
シャブリエ:村の踊り
スクリャービン:練習曲嬰ハ短調Op.2-1
ベンジャミン:スケルツィーノ
ガーシュウィン(グレインジャー編):私の彼氏
ドビュッシー:雨の庭
スウェイツ:ドリーミー・ワルツ
ペネロペ・スウェイツ(ピアノ)
シャンドスのグレインジャー作品集シリーズのピアニストとしても活躍してきた
イギリスの女流ピアニスト、ペネロペ・スウェイツのリサイタル・プログラム。
ショパンやラフマニノフ、バーバー、シャブリエ、そして自作などプログラム
の色彩感は非常に豊か。女流奏者ならではの繊細な表現と確かなテクニックの
同居が情感豊かな演奏を生み出している。




<Avie>
AV 2164 \2180
ドビュッシー:版画/映像第2集/前奏曲集第2巻
ラッセル・シャーマン(ピアノ)

AV 2174(DVD-Video) \3380
リスト:超絶技巧練習曲集S.139
クレイグ・スミスによるインタビュー
ハエ=スン・パイクとクリストファー・テイラーへのレッスン風景
クリストファー・ライドンによるインタビュー
ラッセル・シャーマン(ピアノ)
超人マルク=アンドレ・アムランの師匠としてもその名を知られる1930年3月
24日ニューヨーク生まれの幻のピアニスト、ラッセル・シャーマン(1930-)。
ユダヤ系ポーランド人(アメリカに帰化)のピアニスト、シュトイアマンから
ピアノを学んだシャーマンは、15歳でニューヨーク・タウン・ホールにデビュ
ー。その後、シカゴ響、ボストン響、ロサンゼルス・フィル、ニューヨーク
・フィルなどのメジャー・オーケストラと共演を重ねたシャーマンは、指導
者としてもハーバード大学、ニューイングランド音楽院、名門ジュリアード
音楽院で後進の育成に尽力した知る人ぞ知るピアニストなのである。
そのピアノの魅力を知る演奏家や門下生から絶大な支持を得ながらも、コン
サートやレコーディング自体が少なかったということもあり、演奏に接する
機会が限られていたシャーマンのピアノ。
そんな中、イギリスのアヴィー(Avie)から2005年7月に75歳のシャーマンが録
音に臨んだドビュッシー、そして2004年6月23日にニューヨークのアンヘル・
オレンサンス・センターで収録されたリストのライヴ映像が突如として登場!
1つ1つの音を大切に弾く真摯な姿勢と、独特の音楽創りで人々を惹きつけて
やまないラッセル・シャーマンの至芸を眼と耳の両方で知ることが出来るピ
アノ・ファン注目のリリースである!




<Signum Classics>
SIGCD 137 \2180
ショスタコーヴィチ:
チェロ協奏曲第2番ト短調Op.126
ブリテン:チェロ交響曲Op.68
ジェイミー・ウォルトン(チェロ)、
アレクサンダー・ブリガー(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
前作、エルガー&ミャスコフスキーのチェロ協奏曲集(SIGCD 116)がイギリス
で大きな話題となり、エルガー協会からも称賛の声が贈られたイギリス期待
の若手チェリスト、ジェイミー・ウォルトンのシグナム・クラシックス第2弾
はショスタコーヴィチ&ブリテン!
特にショスタコーヴィチの冒頭では、深刻で呻くようなチェロの響きが戦慄
を覚えるほどの緊迫感を醸しだすなど、そのずば抜けた表現力からは末恐ろ
しい才能を垣間見ることが出来る。
愛器グァルネリ1712年製のチェロと共に歩むジェイミー・ウォルトンに対し
ては、シグナム・クラシックスが全面的なサポートを行うなど、その一挙手
一投足に熱い視線が注がれている。今後のさらなる飛躍に期待したい!




<Deux-Elles>
DXL 1132 \2180
コットングラスの歌-ヒラリー・タン(1947-):室内楽作品集 ――
モーレス城の壁/コットングラスの歌/かがり火の石/アマーギンの歌より
/オーボエとヴィオラのための《二重奏曲》/ナッシング・フォーガットン
マシュー・ジョーンズ&アンサンブル
1982年から1995年まで国際女性作曲家協会の要職を担ったウェールズの女流
作曲家、ヒラリー・タンの室内楽作品集。
オーボエ、ヴィオラ、チェロが活躍する「モーレス城の壁」やフルート、
ヴィオラ、ハープの劇的な表現が印象的な「アマーギンの歌より」などは、
新たな室内楽のレパートリーとして注目を集めそうだ。




<Musiques Suisses>
MGBCD 6262 \2300
ヴァルター・クルヴォワジエ(1875-1931):歌曲とピアノ作品集 ――
エマニュエル・ガイベルの詩による3つの歌曲/エマニュエル・ガイベルの
詩による7つの歌曲/ピアノのための自作主題による変奏曲とフーガOp.21/
アイヒェンドルフの詩による6つの歌曲Op.27/古いドイツの詩による歌曲
ジャニーヌ・ヒルツェル(ソプラノ)、ロビン・アダムス(バリトン)、
エドワード・ラシュトン(ピアノ)
ヴァルター・クルヴォワジエは、ドイツ国境に近いスイスの街リーエンで生
まれ、ミュンヘンでルートヴィヒ・テュイレに作曲を学び、スイスとドイツ
で活躍したスイスの作曲家。
「自作主題による変奏曲とフーガ」など、後期ロマン派の香りを漂わせる作
品が秀逸。

MGB CTS M-113 \2300
マティアス・シュタイナウアー(1959-):
石ころ傷/ラ・ディメンショーレ・デッロ・ストラッポOp.18/Sott'acqua
/...WOAMM..../Rumori cardiaci/Klangfaden Einzeln/管弦楽のための
《夜》Op.14/Es kommt mich
ユルイェン・ヘンペル(指揮)、
アンサンブル・コントルシャン、
フリッツ・フォーゲリン(指揮)、バーゼル交響楽団、他
日本でも室内楽作品が取り上げられているスイスの現代音楽作曲家マティア
ス・シュタイナウアーの作品集。演奏者陣には、ウィスペルウェイのショス
タコーヴィチ(チェロ協奏曲第2番)でシンフォニア・クラコヴィアを指揮した
ユルイェン・ヘンペルの名前も。




<Glossa>
GCD 921108 2枚組 \3450
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
/ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219《トルコ風》
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364*
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216*
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211*
トーマス・ツェートマイヤー(ヴァイオリン&指揮)、
ルース・キリウス(ヴィオラ)、
フランス・ブリュッヘン(指揮)*、18世紀オーケストラ
ブラジルのクリチバ、オランダのユトレヒトとロッテルダムでのライヴを収録し
たモーツァルトは、ヴァイオリン協奏曲第1番、第4番&第5番をツェートマイヤ
ーが弾き振り、協奏交響曲とヴァイオリン協奏曲第3番&第2番ではブリュッヘン
が指揮を担当。
ブリュッヘンとツェートマイヤーのコンビは、フィリップス時代にもベートー
ヴェンのヴァイオリン協奏曲という名演を生み出した実績があるだけに、モー
ツァルトでのさらなる進化に対する期待度の高さは計り知れない。
また協奏交響曲では"ツェートマイヤー・クヮルテット"のメンバーであり、リ
ーダーのツェートマイヤーはもちろんのこと、ブリュッヘンからも厚い信頼を
寄せられ18世紀オーケストラのワールド・ツアーにも招かれている女流ヴィオ
ラ奏者ルース・キリウスがソリストを務めるなど、選び抜かれたキャストに申
し分無し!
コンサートでの演奏はもちろんのこと、録音のリリースに関しても絶対に妥協
しないブリュッヘンが太鼓判を押したツェートマイヤーとのモーツァルト・プ
ログラム。話題必至です!
※録音(全てライヴ録音)=K.207:2002年7月、クリチバ(ブラジル)/K.218&
K.219:2000年9月、ユトレヒト(オランダ)/K.211&K.216:2005年10月、ユトレ
ヒト(オランダ)/K.364:2005年10月、ユトレヒト(オランダ)




<Caprice>
CAP 21808 \2300
メイド・イン・スウェーデン ――
ヴィドクヴィス:青と黄の旗の下に
セーデルマン:スウェーデンの祝祭音楽
アルヴェーン:バレエ音楽《放蕩息子》より 悪魔の踊り、終曲
クルーセル:アダージョとポロネーズ
ステーンハンマル:間奏曲、さすらい人、ランプのアラジン王子、星
ルンデン=ヴェルデン:スピード・デーティング
ファーンロフ:ドッキング・ザ・ボート
アドルフォソン:ミス・フレンセン
タウベ:夏の夜
ウッコネン:サム・グッド・ソングス・オヴ2007
ラーション:《偽りの神》より 序曲
グルンドストレム:行進曲《セーデショルド将軍》
クリスチャン・リンドベルイ(トロンボーン&指揮)、
ウッレ・ペーション(バリトン)、スウェーデン・ウィンド・アンサンブル
圧倒的な超絶技巧と分厚いサウンドで"トロンボーン"をソロ楽器として定着させ
たスウェーデン生まれの世界的奏者クリスチャン・リンドベルイ。近年指揮活動
も活発に展開しているリンドベルイが首席指揮者を務める由緒あるスウェーデン
の吹奏楽団、スウェーデン・ウィンド・アンサンブルならではの北欧作品集!
プログラムには、アルヴェーン、クルーセル、ステーンハンマル、ラーション
などスウェーデンの人気作曲家たちの名前がズラリ。しかもクルーセルの「ア
ダージョとポロネーズ」ではリンドベルイのトロンボーン・ソロ、ステーンハ
ンマルなどではスウェーデンの名バリトン歌手ペーションの歌声も堪能できる
など聴きどころ満載!
1906年に結成され100年以上という歴史を持つ由緒あるスウェーデンの名門吹奏
楽団スウェーデン・ウィンド・アンサンブルのレベルの高さには脱帽。吹奏楽
ファン必聴です!2008年1月18日-20日の録音。




<ABC Classics>
ABC 476 6440(CD+Bonus DVD-PAL) \2180
シドニー・オペラハウス・オープニング・コンサート1973 ――
ワーグナー:
楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より 第1幕への前奏曲/歌劇
《タンホイザー》より おごそかなこの広間よ/楽劇《トリスタンとイゾルデ》
より 前奏曲と愛の死/楽劇《神々のたそがれ》より ジークフリートのライン
への旅、ジークフリートの葬送行進曲、ブリュンヒルデの自己犠牲
ビルギット・ニルソン(ソプラノ)、
チャールズ・マッケラス(指揮)、シドニー交響楽団
オーストラリア屈指の観光スポットとして絶大な知名度を誇る通称"オペラハウ
ス"。このシドニー・オペラハウスの完成を祝い1973年9月29日にコンサート・ホ
ールで開催されたオープニング・コンサートのライヴ録音が地元オーストラリア
の"ABC Classics"から登場!
40代後半の巨匠マッケラスが母国オーストラリアの名門シドニー響を率い、ソリ
ストにはスウェーデンが生んだ20世紀最高峰のワーグナー・ソプラノ、ビルギッ
ト・ニルソンを迎えた豪華布陣によるライヴ録音。
シドニー・オペラハウスの幕開けに相応しいマッケラス&シドニー響の熱演とニ
ルソンの絶唱の記録である。またボーナスDVD(PAL方式)に収録されているコンサ
ートの模様(47分/モノクロ)もファン要チェック。1973年9月29日、シドニー・
オペラハウスでのライヴ録音。

ABC 472 040-2 \2250
グレツキ:交響曲第3番《悲歌のシンフォニー》
イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ)、湯浅卓雄(指揮)、アデレード交響楽団
オーストラリア出身の世界的ソプラノ歌手イヴォンヌ・ケニー、南オーストラリ
ア州の州都アデレードを本拠地とする豪屈指のオーケストラの1つアデレード響、
そしてオセアニアのオーケストラと良好な関係を築いている日本人指揮者、湯浅
卓雄によるグレツキの「悲歌のシンフォニー」という注目の組み合わせとプログ
ラム。15世紀ポーランドのラメントを歌詞とする第1楽章、収容所の独房の壁に
書かれていた18歳の少女の祈りの言葉が歌われる第2楽章、そして第3楽章では
ポーランドのオポーレ地方の民謡を歌詞としており、イヴォンヌ・ケニーの歌
声が深い慟哭と平和への祈りを哀しく、そして美しく歌い上げる ――。
2000年9月4日-6日の録音。

ABC 476 2879 2枚組 \3380
パーセル:歌劇《妖精の女王》
サラ・マクリヴァー(ソプラノ)、サリー=アン・ラッセル(メゾ・ソプラノ)、
ジェイミー・アレン(テノール)、ポール・マクマホン(テノール)、
スティーヴン・ベネット(バス)、
アントニー・ウォーカー(指揮)、アンティポディーズ管弦楽団、
カンティレイション
"ABC Classics"の古楽&バロック分野のメイン・アーティストであり、コアな
古楽ファンからの支持も高いアントニー・ウォーカー&オーストラリアのピリ
オド・オーケストラ、アンティポディーズ管弦楽団。
オーストラリアのピンチガット・オペラのキャストを迎えてのパーセルの「妖
精の女王」は、2003年12月にピンチガット・オペラで上演された新プロダクショ
ンのスタジオ録音となる。
アントニー・ウォーカーは、ウェールズ国立歌劇場の指揮者、ワシントン・コ
ンサート・オペラの芸術監督兼首席指揮者、ピンチガット・オペラの芸術監督
などを歴任し、2001年にはアンティポディーズ管弦楽団とプロの混声合唱団カン
ティレイションを創設するなど、その活躍は目覚しい。日本での評価&知名度の
上昇と、今後のリリースが楽しみなコンビである。
2003年12月10日-12日の録音。

ABC 476 192-1 \2250
スカルソープ:
アース・クライ/マングローブ/海と空の歌/カカドゥ/ウビルーより
ウィリアム・バートン(ディジェリドゥー)、
マイケル・クリスティ(指揮)、クイーンズランド管弦楽団
現代のオーストラリアを代表する大作曲家ピーター・スカルソープ(1929-)の
「アース・クライ」や「カカドゥ」などを収録した管弦楽作品集は、スカルソー
プ自身が"名誉作曲家"を務めるクイーンズランド管の演奏によるもの。
このクリスティ&クイーンズランド管の演奏によるスカルソープの作品集では、
オーストラリアの先住民族アボリジニの民族楽器ディジェリドゥーが大活躍!
オーケストラの動きと連動しながらも、独特な音色とフレーズを奏で続けるディ
ジェリドゥーに思わず聴き入ってしまう。オーストラリアの民族音楽の権威ウィ
リアム・バートンのディジェリドゥーとオーケストラのコンビという異色の組み
合わせによる摩訶不思議な世界が展開される。

ABC 476 7179 2枚組 \3380
ヴァイン:交響曲全集 ――
交響曲第1番《ミクロシンフォニー》/同第2番/同第3番/セレブラーレ・セ
レブリーム*/交響曲第4.2番*/同第5番《パーカッション》*/
同第6番《合唱》*
スチュアート・チャレンダー(指揮)、エド・デ・ワールト(指揮)*、
シドニー交響楽団、シドニー・フィルハーモニア・モテット合唱団
シナジー
クラシック、映画音楽、テレビ音楽や舞台作品の作曲家として幅広い活動範囲
を持つ西オーストラリア州の州都パース生まれの作曲家カール・ヴァイン(1954-)
の交響曲全集。
ヴァインはアトランタ五輪の閉会式でのシドニー五輪紹介の音楽担当や、オース
トラリア国家のアレンジを手懸けるなど、現代オーストラリアを代表する作曲家
の1人として名を馳せている。
第1番冒頭のブラス・セクションや、第5番での打楽器の大活躍などは、特に映画
音楽ファン、吹奏楽ファンならば一聴の価値アリ!オーストラリアの広大な大地
を連想されるスケールを持った交響曲集である。1990年-1998年の録音。

ABC 426 481-2 \2250
スカルソープ:
アース・クライ/イルカンダIV/スモール・タウン/カカドゥ/マングローブ
スチュアート・チャレンダー(指揮)、シドニー交響楽団
もう1枚のスカルソープの管弦楽作品集は、夭折の指揮者スチュアート・チャレ
ンダー&シドニー響のコンビ。
マッケラスの後任として1987年にシドニー響の首席指揮者に抜擢されながらも、
1991年にエイズで命を落としてしまったスチュアート・チャレンダーが遺した
祖国オーストラリアの作曲家スカルソープの貴重な録音。
ディジェリドゥーの演奏付きのクリスティ&クイーンズランド管の録音との聴
き比べもオススメ!1989年2月、7月&9月の録音。

ABC 472 826-2 \2250
モーツァルト:アリアと管弦楽作品集 ――
歌劇《フィガロの結婚》K.492より 伯爵様が踊るなら、もう飛ぶまいぞこの蝶々、
溜め息をついている間に/メヌエット ハ長調K.409/歌劇《ドン・ジョヴァン
ニ》K.527より 奥様,これが恋のカタログ、酒がまわったら、おいで窓辺に,可
愛い娘/6つのドイツ舞曲K.571/歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》K.588より
そんなに澄ましていないで、ご婦人がたよ,大勢の男に、彼の苦しみを見て下さ
い/アダージョとフーガ ハ短調K.546/歌劇《魔笛》K.620より 私は鳥刺し、
恋人か女房か、パパゲーナ!
テディ・タフ・ローズ(バス・バリトン)、
オーラ・ルードゥナー(指揮)、タスマニア交響楽団
イギリスのギルドホール音楽院で研鑽を積み、1990年代前半から母国ニュージー
ランドを舞台にキャリアを重ねてきたバス・バリトン歌手テディ・タフ・ローズ。
2008年3月にはブリテンの歌劇「ピーター・グライムズ」で遂にMETデビューを飾
るなど、バロック音楽から世界初演となる新作オペラまでをこなす柔軟性と豊か
で力強い歌声に世界中のオペラハウスから熱い視線を注がれている。
このモーツァルトのオペラ・アリア集は2002年6月11日-14日&10月14日の録音。

ABC 476 6502 \2250
クーネ:チボリ舞曲/シェーカー舞曲/パーム・コート組曲/To His Servant
Bach, God Grants a Final Glimpse:the Morning Star
リチャード・マイルズ(指揮)、タスマニア交響楽団
"ABC Classics" がご当地の作曲家を取り上げる「オーストラリアの作曲家シり
ーズ」からのタイトルは、1996年のエド・デ・ワールト&シドニー響の来日公演
でも演奏された「パワーハウス(発電所)」が人気の高いオーストラリアの作曲家
グレーム・クーネの管弦楽作品集。
チボリ舞曲の4曲目などはアンコール・ピースとして取り上げられても面白そう。
2004年-2005年の録音。





<Daphne>
DAPHNE 1032 \2300
ポール・ウォルトマン・プレイズ・コルンゴルト ――
コルンゴルト:
ヴァイオリンソナタ ト長調Op.6/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
ポール・ウォルトマン(ヴァイオリン)、ベンクト・フォーシュベリ(ピアノ)、
ダーヴィド・ビョークマン(指揮)、スウェーデン放送交響楽団
スウェーデン放送響のヴァイオリニストであり、ソリストとしてはヘルシンボリ
響、ロイヤル・ストックホルム・フィル、スウェーデン放送響などのオーケスト
ラと共演を重ねているスウェーデンのヴァイオリン奏者である。
神童と称されたコルンゴルト15歳の作品「ヴァイオリンソナタ」、アメリカへ
渡りハリウッドの巨匠として活躍していた1945年に作曲された「ヴァイオリン協
奏曲」の初期と後期の2作品を収録。1709年製のストラディヴァリウスを弾きこ
なすウォルトマンの演奏が、"神童"と"巨匠"というコルンゴルトの2つの姿を巧
みに表現している。





<The Gothenburg Combo>
ComboCD 002 \2300
2本のギターのためのロマン派作品 ――
アルベニス:セヴィーリャ、コルドバ
ファリャ:スペイン舞曲第1番
ブラームス:間奏曲Op.118-2
カルッリ:セレナーデOp.96-3
ドビュッシー:月の光、ゴリウォーグのケークウォーク、アラベスク第1番
作曲者不詳:2つのスウェーデン民謡
J・S・バッハ:3つのカノン
イェテボリ・コンボ
イェテボリ・コンボは、2004年にフランスのモンテリマールで開催された第13回
国際ギター・デュオ・コンクールで優勝と聴衆賞のダブル受賞を果たし、スティ
ーヴ・ライヒへのトリビュート・アルバムがスウェーデンのアルバム・チャート
でトップ10に食い込むなど、脚光を浴びている注目のギター・デュオ。
アルベニスやファリャのスペイン音楽で聴かせる熱いラテンの鼓動や、ブラーム
スの間奏曲での抒情的なメロディー・・・スウェーデンのギター・デュオが爽や
かに感動を運びます。




<Jecklin>
JS 266/7-2 2枚組 \4600
J・S・バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ集BWV.1001-1006(全曲)
ハンスハインツ・シュニーベルガー(ヴァイオリン)
1926年にベルンで生まれ、1958年から61年にかけてハンブルク北ドイツ放送交響
楽団のリーダーとして活躍したスイスの名匠ハンシュインツ・シュニーベルガ
ー。マルタンのヴァイオリン協奏曲やバルトークのヴァイオリン協奏曲の初演を
行ったことで知られるシュニーベルガーだが、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソ
ナタ&パルティータでの冴え渡る技巧と味わい深い音色もこれまた素晴らしい。
中でも少し早めのテンポで始まるシャコンヌでは、幾多の名演の誕生に携わって
きたシュニーベルガーならではの解釈が音となり響き渡る。1987年の録音。

JS 269-2 \2300
モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調K.563
アレッサンドロ・ローラ(1757-1841):トリオ・コンチェルタンテ第3番ニ長調
ノヴザァーク・トリオ
20世紀-21世紀スイスの作曲家や演奏家を紹介する「スイスの風景(Szene
Schweiz)」シリーズ。「ノヴザァーク・トリオ」は、音楽監督デイヴィッド・
ジンマンの下で躍進するチューリッヒ・トーンハレ管のコンサート・マスター、
プリモシュ・ノヴザァークと同じく首席ヴィオラ奏者ミシェル・ルイリー、チュ
ーリッヒ音楽大学教授のチェロ奏者スザンヌ・バスラーによる弦楽三重奏団。
現在もトーンハレ管を支える弦楽器奏者たちの高度なアンサンブルによって生ま
れたモーツァルト&ローラは、ノヴザァーク・トリオが持つ肩書きに相応しい
秀演である。1989年の録音。

:JS 263-2 \2300
スペインと南米のギター作品集 ――
バリオス:
《大聖堂》より、マドリガル・ガヴォッタ、ワルツOp.8-3、神様のお慈悲に免
じてお恵みを、マヒーヘ
ムニョス=モリェーダ:ディフェレンシャス
ロドリーゴ:ソナタ・ジョコーサ
デボラ・マリオッティ(ギター)
パラグアイのアグスティン・バリオス、スペインのホセ・ムニョス=モリェー
ダ、そしてギターの大家ロドリーゴの作品を集めたギター・アルバム。デボラ・
マリオッティは、父ルイジ・マリオッティからギターを学んだチューリッヒ出身
の女流ギタリスト。スイス、トロント、メキシコなどのコンクールを次々と勝
ち取り、ロンドン響、東京シティ・フィル、メキシコ州立管などとの共演経験を
持つ実力派アーティストである。

JS 276-2 \2300
ヴェールリ(1892-1944):世俗レクイエムOp.25
ルート・アムスラー(ソプラノ)、ドロテー・ラバッシュ(アルト)、
ベルンハルト・ウンツィケル(テノール)、ラインハルト・ストレベル(バス)、
ディルク・ギロート(指揮)、アールガウ室内管弦楽団、
アーラウ合唱団&少年合唱団
1914年に弦楽四重奏曲第1番で"モーツァルト賞"を獲得したスイスのアーラウ出
身の作曲家ヴェルナー・ヴェールリ。1929年に作曲された「世俗レクイエム」
は、4人のソリスト、オーケストラ、合唱、児童合唱を要する3部構成の大作で
ある。1992年1月12日のライヴ録音。

JS 283-2 \2300
スイスの弦楽四重奏曲 ――
モーザー:傾向性
ストレイフ:Wandelnde Gange
フォーゲリン:弦楽四重奏曲第4番
ウェッツスタイン:ヤヌス
ベルン弦楽四重奏団、オイラー弦楽四重奏団、ルガノ弦楽四重奏団、
カルミナ弦楽四重奏団
1970年代から1980年代にかけて作曲されたスイスの弦楽四重奏曲4作品を収録。
演奏者陣にはカルミナ弦楽四重奏団の名前も!1991年の録音。

JS 270/1-2 2枚組 \4600
1986年のチューリッヒの歌曲集 ――
シェック:Das Ziel
ボエシュ:ヘルマン・ヘッセの詩による歌曲
ウェッツスタイン:カタリーナ・サレンバッハの詩による3つの歌曲
シェック:メーリケの詩による2つの歌曲
ヨルディ:22の歌曲/他
キャサリン・グラーフ(ソプラノ)、クルト・ヴィドマー(バリトン)、
エリザベート・ゲーリ(アルト)、スザンネ・オット(アルト)、他
1986年とは、スイスの大作曲家オトマール・シェック(1886-1957)の生誕100年に
あたる年。そのシェックや20世紀スイスの作曲家たちよる多くの歌曲が収められ
ている。1988年、1942年、1946年、1953年の録音。

J 4403-2 \2300
テレマン:
パルティータ第2番ト長調/同第5番ホ短調/同第6番変ホ長調/同第3番ハ短調
/同第1番変ロ長調/同第4番ト短調/ソナタ ハ長調/同へ短調
マーティン・チュルヒャー(リコーダー)、ヘンリッテ・バルベ(チェンバロ)
リコーダー奏者マーティン・チュルヒャーの技巧が冴えるテレマンの室内楽作品
集。録音も良好。1970年の録音。




<Guild>
GMCD 7320 \2180
ブルン:交響曲第5番変ホ長調/同第10番変ロ長調
アドリアーノ(指揮)、モスクワ交響楽団
スウェーデンのレーベル "Sterling" からレアな管弦楽作品の録音を発表してい
るスイス人指揮者アドリアーノとモスクワ交響楽団のコンビによるフリッツ・
ブルンの交響曲集。
"Guild"からは2枚目(通算3枚目、Sterling/CDS 1059-2に第3番を収録)となる交
響曲集には、50代のブルンが書いた2つの交響曲を収録。20世紀スイスで活躍し
"スイスのシベリウス"とも呼ばれたフリッツ・ブルンの卓越した作曲技法が新た
な録音によってさらに広まることだろう。

GMCD 7324 \2180
フランク:
3つのコラール(1890)/3つの小品より カンタービレ、英雄的楽曲/6つの小品
より パストラール、終曲
コリン・ウォルシュ(オルガン)
デュプレやヴィエルネ、ロパルツなどのオルガン作品集(GMCD 7278)、ウィドー
ルのオルガン交響曲集(GMCD 7305)などの録音を行ってきたイギリスのオルガニ
スト、コリン・ウォルシュのフランク・アルバム。
セント・ジョージ教会やソールズベリー教会などのオルガン奏者を歴任してき
たコリン・ウォルシュが今回のフランクで弾いているのは、リンカーン大聖堂
のオルガン。厳かで、どこか優しい響きが印象に残る。




<Guild Light Music>
GLCD 5148 \1650
軽音楽の黄金時代-偉大なるライト・オーケストラへのサリュート ――
ガーシュウィン(ファーノン編):ラヴ・ウォークド・イン
カーン(ドグラス編):ファイン・ロマンス
ガーシュウィン:エンブレイサブル・ユー、ストライク・アップ・ザ・バンド
カーン:キャント・ヘルプ・シンギング
ガーシュウィン(ジョーンズ編):ライザ
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー、ジョージ・ガーシュウィン組曲
/他
パーシー・フェイス&ヒズ・オーケストラ、
カイ・モルテンセン(指揮)、
デンマーク放送エンターテイメント・オーケストラ、
リチャード・ジョーンズ&ピッツバーク・ストリングス、
フィリップ・グリーン&ヒズ・オーケストラ、他
ピーター・レイノルズが主宰する「レイノルズ・マスタリング」によって入念に
リマスタリングが施されたライト・ミュージック(軽音楽)音源の宝庫、「ギルド
・ライト・ミュージック・シリーズ」。
人気の高まりを感じさせるシリーズの第48集では、ジョージ・ガーシュウィンと
ジェローム・カーンの2人のアーティストをフューチャー。

GLCD 5149 \1650
軽音楽の黄金時代-ショー・ゴーズ・オン ――
スレイニー:ショー・ゴーズ・オン/ブラウン:ブロードウェイ・メロディ/パー
マー:フィルム・オープンス/ビーヴァー:ニュース・シアター/ロジャース:ス
タータイム/スティーヴンス:テレビジョン・プレイハウス/ラビノヴィツ:バッ
ク・ステージ/ダンカン:プレミエ/バーリン:ショウほど素敵な商売はない/他
フランク・チャックスフィールド&ヒズ・オーケストラ、
フレデリック・カーゾン&ニュー・コンサート・オーケストラ、
R.P.オドンネル(指揮)、ロイヤル・エア・フォース・オーケストラ、
ロバート・ファーノン(指揮)、デンマーク放送管弦楽団、他
シリーズ第49集にも「ショウほど素敵な商売はない」などのヒット・ナンバーが
満載!




<Sterling>
CDA 1665-2 \2300
ユングヴェ・ショルド(1899-1992):
チェロとピアノのための《詩曲》/チェロ・ソナタOp.27
ホルンとピアノのための組曲Op.71
ヨン・エーデ(チェロ)、カール=アクセル・ドミニク(ピアノ)、
イプ・ランツキー=オットー(ホルン)、
ヴィルヘルム・ランツキー=オットー(ピアノ)
ストックホルムにあるスウェーデン音楽情報センターのアーカイヴでライブラリ
アンという重責を担った20世紀スウェーデンの作曲家ユングヴェ・ショルドの室
内楽作品集。
ヘンルシンボリ響の首席チェリストを務めていたヨン・エーデ、ストックホルム
王立歌劇場管やストックホルム・フィルで活躍したコペンハーゲン生まれのホル
ニスト、イプ・ランツキー=オットーが、民族的古典主義と呼ばれたショルドの
音楽をじっくりと聴かせてくれる。1999年11月&1975年6月(ホルン組曲)の録音。




<LVE>
LVE-6 \2300
北欧の民謡集 ――
スウェーデン民謡-アルヴェーン編:私たちの牧場で、牧場の歌、喜びの花、
エリクソン編:東の国へ私は行こう、アルヴェーン編:泥棒と呼んでやる、そし
て娘は踊りの輪に加わった/デンマーク民謡-イェアシル編:愛のばら、モルテ
ンセン編:Skuffet kaelighed、土曜の夕べのことだった/ノルウェー民謡-ペデ
ルセン編:ヴァルソイフィヨルドの結婚行進曲、トヴェイト(エリクソン編):夏
の夜、ペデルセン編:日は西に沈む/アイスランド民謡-トロッドセン編:Undir
blaum solarsali、アウスゲイルソン編:ねんねん坊や、ヘルガソン編:Eg ao
ollum/フィンランド民謡-トゥルネン編:カレリアの丘にて、カスキ編:Tuuli
se tuuli、パルムグレン編:ネッケン/スウェーデン民謡-トゥルベリ編:うる
わしき水晶、オルソン編:判事の踊り、リンドベリ編:おだやかな美しい夕べ
の時、エリクソン編:すべて天空のもとに、ヴィカンデル編:すべての山と谷を
めぐり
インゲマル・モンソン(指揮)、ルンド・ヴォーカルアンサンブル
スウェーデンの大学都市ルンドを本拠地としている混声合唱団ルンド・ヴォー
カルアンサンブルの6枚目の録音は、北欧各国の民謡の合唱編曲集。欧州各国の
コンクールを制覇してきたスウェーデンの合唱団のハーモニーで、美しき民謡の
調べに身を委ねることができる。合唱のレパートリー選曲にも重宝するアレンジ
集である。




<Agnas>
AM 016 \2300
ウプサラ大聖堂の尖塔からの音楽 ――
エリクソン:ファンファーレ
ボイス:交響曲第5番より
作曲者負傷:フランス・ルネッサンス舞曲集
ヒンデミット:朝の音楽
リンコラ:詩篇
リンドベルイ:ヴィサ
パルムクイスト:ダブリンデュエット
J・S・バッハ:イエスよ汝はわがものBWV.470、フーガ変ホ長調BWV.552
パッヘルベル:カノン
ベールマン:ゴシック組曲
リンネ金管五重奏団、アンドルー・カニング(オルガン)
北欧諸国で最大級の規模とされるウプサラ大聖堂の都市ウプサラを本拠地として
活動する金管五重奏、"リンネ金管五重奏団"。大バッハやペッヘルベル、ヒンデ
ミットの定番作品からそしてエリクソン、グスタフソンなどの北欧作品までを収
録するなどプログラムは、バラエティ豊か。




<nosag records>
nosag CD127 \2300
グンナー・ブクト(1927-):室内楽作品集 ――
6つの季節の歌/七重奏曲《A mon gre》/ピアニストのための4つの小品/弦楽
四重奏曲第3番/デュオのための三章
アンニカ・スコグルンド(ソプラノ)、 ルーヴェ・デルヴィンイェル(ピアノ)、
アグエリ弦楽四重奏団、デュオ・ジュラン、
スウェーデン放送交響楽団のメンバーたち
ストックホルム王立音楽院の教授、スウェーデン作曲家協会の会長などの要職を
歴任したスウェーデンの大ベテラン作曲家グンナー・ブクトの様々なスタイルの
室内楽作品集。
1965年から2004年までの約40年間の間に作曲された5作品を収録。

nosag CD153 \2300
主の霊は全地を満たす-グレゴリオ聖歌集
ペッテション:汝はペテロなり/レフベリ:サルヴェ・レジナ
スコラ・ションダール
スコラ・ションダールは、スウェーデンのションダールにあるストラ・ションダ
ール教会で2002年秋に結成された男声8重唱によるグレゴリオ聖歌のスペシャリ
スト集団。8声の歌声が1つとなったハーモニーは神々しさを覚えるほど。




<Aurora>
ACD 5051 2枚組 \4600
アルネ・ノルドハイム(1931-):1960年代の電子音楽 ――
コラージュI-IV/間奏曲/ハムレット/ファウスト/アマリリス/他
様々なアーティスト
ノルウェー現代音楽界の大御所アルネ・ノルドハイムの1960年代-1970年代にか
けてノルウェー放送協会(NRK)に録音された音源(DISC-2)と2007年に収録された
コラージュ(DISC-1)のセット。ノルウェーのエレクトリック・サウンドで痺れ
たいコンテンポラリー・ファンは是非。




<Sofa>
SOFA 526 \2300
古木選集 ――
verrsnitt av fuge/Poem uten tyngdekraft/Tekno/Tsumabiki/Ti morke
innfallslodd/Trommeltoner/Salme pa vandring/Tekno/Tverrsnitt av
fuge/Poem uten tyngdekraft/Tekno/Tsumabiki/Ti morke innfallslodd
/Ultradypt felt/Tverrsnitt av fuge
秋山徹次(アコースティック&エレクトリック・ギター)、
マーティン・タクスト(チューバ)、アイヴィン・レニング(トランペット)、
エスペン・ライナーセン(テナー・サクソフォン&フルート)
世界有数のインプロ界のビックアーティストとして高い人気を集めている日本人
アーティスト、秋山徹次がアコースティックとエレクトリックのギターを自在に
操り創り出す異空間。



<Ponto>
PO-1058 3枚組 \3650
ヘンデル:歌劇《タメルラーノ》
モーリーン・レハーン(アルト)、アレグザンダー・ヤング(テノール)、
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、ノーマ・バロウズ(ソプラノ)、
アントニー・ルイス(指揮)、イギリス室内管弦楽団
1972年11月、ロンドンでの録音。ボーナス・トラックとして、ジャネット・ベイ
カーが歌うベルリオーズの「夏の歌」Op.7を収録(コリン・デイヴィス&ボスト
ン響/1972年11月24日の録音)。





<Gala>
GL 100.670 4枚組 \5120
ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指輪》-歴史的録音集Vol.3 ――
楽劇《ワルキューレ》より/楽劇《ジークフリート》より/楽劇《神々の黄昏》
より
ジョン・バルビローリ(指揮)、トーマス・ビーチャム(指揮)、
レオ・ブレッヒ(指揮)、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)、
ロベルト・ヘーゲル(指揮)、
ベルリン州立歌劇場管弦楽団、ロンドン交響楽団&合唱団、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団&合唱団、他
ワーグナーの「ニーベルングの指輪」の歴史的録音をリリースするシリーズの
第3集。1920年代から1930年代にかけての演奏を収録。

GL 100.671 4枚組 \5120
ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指輪》-歴史的録音集Vol.4 ――
楽劇《ラインの黄金》より/楽劇《ワルキューレ》より/楽劇《ジークフリー
ト》より/楽劇《神々の黄昏》より
カール・ベーム(指揮)、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)、
ユージン・オーマンディ(指揮)、ゲオルク・ショルティ(指揮)、
バイロイト祝祭管弦楽団、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、
ウィーン・フィルハーモニック管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団、他
「ニーベルングの指輪」の歴史的録音シリーズ第4集は、フルトヴェングラーの
音源がメイン。1935年から1958年にかけての演奏を収録。

GL 100.800 2枚組 \2560
グリンカ:歌劇《イワン・スサーニン》(イタリア語歌唱)
ボリス・クリストフ(バス)、ヴィルジニア・ゼアーニ(ソプラノ)、
ジュゼッペ・カンポーラ(テノール)、
アンナ・マリア・ロータ(メゾ・ソプラノ)、
アルフレード・シモネット(指揮)、ミラノ・イタリア放送交響楽団&合唱団
イタリア語で歌われるグリンカの「イワン・スサーニン」は、1954年12月5日、
ミラノでの録音。ボーナス・トラックにはシカゴ・リリック・オペラでのボロ
ディンの「イーゴリ公」(1962年10月12日)を収録。




<Etcetera>
KTC 1030 \2300
ダウランド:リュート・ソング集 ――
甘き恋よもういちど/さあ、おいで/わが恋人の涙/パイパーのパヴァン/恋
人よ、しばし止まれ/嘆きの泉よ、もう泣かないで/暗闇にぼくは住みたい/
羊飼いが木陰で/思いが叶わぬ時は/デンマーク王のガリアード/行け、水晶
の涙/ダフネはあまり貞節ではなかった/ウィンター夫人のジャンプ/ホワイ
ト夫人に事なし/ヴォー夫人のジグ/靴屋の女房/真実の愛よ、教えてほしい
/ご婦人向きの小間物はいかが
アンドルー・ダルトン(カウンター・テナー)、今村泰典(リュート)
オランダのエトセトラ(Etcetera)からリリースされている日本を代表するリュー
ト奏者の1人、今村泰典の録音3タイトルが再プレスされました!日本人奏者の
名演に再度ご注目下さい。

KTC 1202 \2300
ボノンチーニ:
トリオ・ソナタ第2番ト短調/カンタータ《Misero pastorello》/二重唱
《Si fugga si sprezzi》/トリオ・ソナタ第9番ト短調/カンタータ《オリン
ピアの嘆き》/二重唱《Luci Barbare》
今村泰典(テオルボ&ディレクター)、フォンス・ムジケ

KTC 2501 2枚組 \3300
J・S・バッハ:リュートのための作品集 ――
リュート組曲ホ長調BWV.1006a/組曲ハ短調BWV.997/前奏曲ハ短調BWV.999/
フーガ ト短調BWV.1000/前奏曲、フーガとアレグロ変ホ長調BWV.998/組曲
ホ短調BWV.996/組曲ト短調BWV.995
今村泰典(バロック・リュート)



<Glossa>
GCD 920914 3枚組 \3450
モンテヴェルディ:倫理的、宗教的な森 ――
聖ガブリエーレ・アルカンジェロの祈り/聖ジュゼッペの祈り/
ミサ・ソレムニス
クラウディオ・カヴィーナ(指揮)、ラ・ヴェネクシアーナ
「マドリガーレ集第1巻&第9巻」(GCD 920921)のリリースにより、モンテ
ヴェルディのマドリガーレ集全巻の録音完結という大いなる金字塔を打ち立
てた鬼才クラウディオ・カヴィーナ率いるイタリアのヴォーカル・アンサン
ブル"ラ・ヴェネクシアーナ"。
作曲者不詳のルネサンス喜劇の題名をアンサンブルの名前に冠し、イタリア
のマドリガーレの演奏で世界最高と謳われるほどの地位を確立した"ラ・ヴェ
ネクシアーナ"が、"世俗歌曲"であるマドリガーレの完結に続いて発表する最
新作は、モンテヴェルディの監修の下で1640年に出版された"宗教曲"集「倫
理的、宗教的な森」。
カヴィーナ&ラ・ヴェネクシアーナは、2007年の来日時にこの「倫理的、宗
教的な森」を取り上げ大絶賛を博しており、ラ・ヴェネクシアーナのモンテ
ヴェルディに"世俗歌曲"(マドリガーレ集)、"舞台作品"(オルフェオ)に
続く"宗教曲"が遂に加わる。
2005年3月、クエンカ・サン・ミゲル大聖堂(スペイン)でのライヴ録音。



<Melodiya>
MELCD 1001512 \1900
カラヤン・イン・モスクワVol.1 ――
ベートーヴェン:
序曲《コリオラン》Op.62/交響曲第5番ハ短調Op.67《運命》
交響曲第6番ヘ長調Op.68《田園》
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
ベルリン・フィルハーモニック管弦楽団
新生メロディアのリリース第1弾最大の目玉となるのが、このカラヤンのモス
クワ・ライヴ2タイトル!
1969年のヨーロッパ・ツアーで帝王カラヤンとベルリン・フィルが訪れたモ
スクワでの伝説のライヴ録音が、本家本元であるメロディアから遂に復刻登
場!特にショスタコーヴィチの「交響曲第10番」は、カラヤンの統率により
緊張感みなぎるベルリン・フィルが凄まじいまでのパワーと推進力を見せる
など鮮烈な凄演として絶大な評価を得ている。
また、このモスクワ・ライヴのショスタコーヴィチには、当日会場に訪れて
いたショスタコーヴィチが終演後、壇上でカラヤンと並び立ったという有名
なエピソードも残されている。
ベルリン・フィルのメンバーたちの高度な演奏技術、アンサンブル能力が余
すことなく発揮されたバッハの「ブランデンブルク協奏曲第1番」、光と影の
コントラストを巧みに描いた表現力とスピード感、そして凄まじいエネルギ
ーを感じさせる「オール・ベートーヴェン・プログラム」も、ショスタコー
ヴィチに勝るとも劣らない必聴の名演。
カラヤンとベルリン・フィルのモスクワでの軌跡の記録は、アニヴァーサリ
ー・イヤーの締め括りに相応しい大注目のリリースとなるだろう!

MELCD 1001513 \1900
カラヤン・イン・モスクワVol.2 ――
J・S・バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV.1046
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調Op.93
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
ベルリン・フィルハーモニック管弦楽団
録音:1969年5月28日(Vol.1)、1969年5月29日(Vol.2)、
モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音。

MELCD 1001445 \1900
ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
ナジェジダ・クラスナヤ(ソプラノ)、
セルゲイ・ヤコヴェンコ(バリトン)、
ワシーリー・ドリンスキー(オルガン)、
ドミトリー・キタエンコ(指揮)、
モスクワ・フィルハーモニック管弦楽団、
ユルロフ記念国立アカデミー合唱団
このブラームスの「ドイツ・レクイエム」は、モスクワ・フィルの首席指揮
者に就任した翌年、当時36歳という若き日のキタエンコの指揮とモスクワ・
フィルによる1977年の録音。
近年のコンサートやレコーディングでは熟練の業を披露しているマエストロ、
ドミトリー・キタエンコのモスクワ・フィル就任直後というキャリア初期の
録音、しかもプログラムがロシア作品ではなくブラームスというところに興
味をそそられる。1977年6月17日、モスクワ音楽院大ホールでの録音。

MELCD 1001444 3枚組 \5700
プロコフィエフ:歌劇《戦争と平和》
ユーリ・マスロフ(バリトン)、ガリーナ・カリーニナ(ソプラノ)、
アルトゥール・エイゼン(バス)、エウゲニー・ライコフ(テノール)、
タマーラ・ソニヤフスカイア(ソプラノ)、
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(バス)、
アレクサンドル・ヴォロシロフ(バリトン)、
マルク・エルムレル(指揮)、ボリショイ歌劇場管弦楽団&合唱団
惜しくも2002年4月にこの世を去ったロシアの名匠マルク・エルムレル。長
きにわたってボリショイ劇場の指揮者という大任を務めたエルムレルが、バ
スのヴェデルニコフ、ソプラノのカリーニナなどの名歌手を迎えて録音に臨
んだプロコフィエフの大作「戦争と平和」の全曲録音。
録音年月日不詳(1982年頃?)。

MELCD 1001434 \1900
ドヴォルザーク:
交響曲第9番ホ短調Op.95《新世界より》
ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53*
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)、
ニコライ・アノーソフ(指揮)、キリル・コンドラシン(指揮)*、
ソヴィエト国立交響楽団
ロジェストヴェンスキーの父親であり、20世紀前半のロシア(ソ連)の巨匠
ニコライ・アノーソフがソヴィエト国立響を振った「新世界」と、ソリスト
はオイストラフ、指揮者はコンドラシンという強力布陣による「ヴァイオリ
ン協奏曲」をカップリングした濃厚なドヴォルザーク。アノーソフの至芸を
堪能できる「新世界」のステレオ録音は貴重な音源。
録音:1967年(新世界)、1949年(ヴァイオリン協奏曲)。

MELCD 1001433 \1900
ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
グノー:バレエ音楽《ワルプルギスの夜》(歌劇《ファウスト》より)*
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、
モスクワ放送交響楽団、ボリショイ劇場管弦楽団*
幾多の名演を生み出してきた名匠ロジェストヴェンスキーの十八番、ベルリ
オーズの「幻想交響曲」は当時の手兵モスクワ放送交響楽団を率いての豪快
な演奏。ベルリオーズの「幻想交響曲」と "ワルプルギス" という共通のキ
ーワードで結ばれたグノーのバレエ音楽「ワルプルギスの夜」は、モスクワ
放送響のシェフに就任する前の古巣ボリショイ劇場管とのコンビによる録音
である。録音:1967年(ベルリオーズ)、1970年(グノー)。

MELCD 1001404 ※番号変更 MELCD 100129 \1900
レオニード・コーガン-スペインとイタリアの音楽 ――
ロカテッリ(イザイ編):ヴァイオリン・ソナタヘ短調Op.6-7《墓前にて》
ナルディーニ:アダージョ
ズガンバーティ:ナポリのセレナードOp.24-4
パガニーニ:ヴァイオリンとギターのためのソナチネ イ長調、同ロ短調
アルベニス(ハイフェッツ編):港にて、セビーリャ
ファリャ(コハンスキー編):スペイン民謡組曲
グラナドス(クライスラー編):スペイン舞曲ホ短調Op.37-5
サラサーテ:アンダルシアのロマンスOp.22-1、サパテアードOp.23-1
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、アンドレイ・ムイトニク(ピアノ)、
ナウム・ヴァルテル(ピアノ)
アレクサンドル・イワノフ=クラムスコイ(ギター)
オイストラフと並び20世紀のロシア(ソ連)を代表するヴァイオリンの2大巨
頭の1人と称されるレオニード・コーガン。コーガンの20代後半から40代後
半にかけて録音が行われたスペインとイタリアの作品集には、ピアノ伴奏
やギターとのデュオなど様々な作品が凝縮されている。
1951年-1971年の録音。

MELCD 1001401 \1900
ムソルグスキー:歌曲集 ――
かわいいサーヴィシナ/ドン川のほとりに花咲く/イェリョームシュカの
子守歌/メフィストフェレスの歌/歌曲集《死の歌と踊り》/歌曲集《日の
光もなく》
エウゲニー・ネステレンコ(バス)、ウラディミール クライネフ(ピアノ)
レニングラード歌劇場やボリショイ劇場を活躍の舞台としてきたロシアの名
バス歌手、エウゲニー・ネステレンコ(1938-)のムソルグスキー歌曲集。ラ
ザレフ&ボリショイ劇場管の「ボリス・ゴドゥノフ」での絶唱に代表される
ようにネステレンコのムソルグスキーは一級品。太く凄味のある歌声がズシ
リと響く。1979年&1974年の録音。

MELCD 1001398 2枚組 \3800
リムスキー=コルサコフ:歌劇《金鶏》
エウゲニー・ネステレンコ(バス)、
ヴャチェスラフ・ヴォイナロフスキ(テノール)、
ウラディミール・スヴィストフ(バリトン)、
アレクセイ・モチャーロフ(バス)ライサ・コトワ(アルト)、
ボリス・タルコフ(テノール)、エレーナ・ウスチノワ(ソプラノ)、
オルガ・シャラエワ(ソプラノ)、
ドミトリー・キタエンコ(指揮)、
モスクワ・フィルハーモニック管弦楽団、モスクワ放送合唱団
キタエンコ&モスクワ・フィルによるリムスキー=コルサコフ最後のオペ
ラ、「金鶏」の全曲録音がCDで復刻!ダドン王役のエウゲニー・ネステレン
コ、シェマハの女王役のエレーナ・ウスチノワの歌声は圧巻。また「金鶏」
の全曲盤は数少ないだけに本場キタエンコ盤の復活はロシア・オペラ・ファ
ン要チェック。録音年月日不詳(ADD/1987年頃?)。

MELCD 1000618 \1900
シチェドリン:カルメン組曲*
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35+
エフゲニー・キーシン(ピアノ)+、
ウラディミール・カフェルニコフ(トランペット)、
ウラディーミル・スピヴァコフ(指揮)、
モスクワ・ヴィルトゥオージ、アルメニア国立室内アンサンブル+
ロジェストヴェンスキー盤と同等の高評価を獲得してきたスピヴァコフ&モ
スクワ・ヴォルトゥオージのコンビによるシチェドリンのカルメン組曲。
カップリングには、15歳のキーシンがソリストとして縦横無尽の活躍を展開
するショスタコーヴィチを収録。トランペットのカフェルニコフが放つロ
シアン・サウンドも強烈。
録音:1984年(スタジオ)*、1986年モスクワ音楽院大ホールでのライヴ+。




<Timpani>
1C 1152 \2300
フローラン・シュミット(1870-1958):
ピアノ五重奏曲
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための《偶然》Op.96
クリスチャン・イヴァルディ(ピアノ)、スタニスラス弦楽四重奏団
吹奏楽の超難曲にして名曲「ディオニソスの祭」の作曲者であり、先にリリ
ースされた「アントニーとクレオパトラ」と「幻影」を収録した管弦楽作品
集(1C 1133)のヒットが記憶に新しいフランスの作曲家フローラン・シュミッ
ト。絶好調ティンパニがシュミットの没後50年という節目の年を記念してリ
リースするのは、約55分という長大な演奏時間を要する「ピアノ五重奏曲」!
全3楽章の中でも特に第2楽章(Lento)の、めまぐるしく移り変わる表情、ピア
ノと弦楽四重奏が織り成すメランコリックな旋律は、大編成作品の壮大で絢
爛な作風とは一味違ったフローラン・シュミットの魅力を確実に感じさせて
くれる逸品である。
この作品集の主役と言っても過言ではないピアニストは、パリ・エコールノ
ルマルの教授、教育顧問を務めるフランス屈指の室内楽のスペシャリスト、
クリスチャン・イヴァルディ。
ロパルツの弦楽四重奏曲集を成功へと導いたスタニスラス弦楽四重奏団との
アンサンブルにより、フローラン・シュミットの知られざる一面が聴こえて
くる。



<Onyx>
ONYX 4035 \2180
ベートーヴェン:ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調Op.120
J・S・バッハ:パルティータ第4番ニ長調BWV.828
スティーヴン・コヴァセヴィッチ(ピアノ)
90年代から2000年代初頭にかけてEMIに録音されたベートーヴェンのピアノ・
ソナタ全集に代表されるように、世界有数のベートーヴェン弾きとしての名
声を確立してきたコヴァセヴィッチ。
ベートーヴェンの作品の中でも「ディアベッリ変奏曲」は、センセーショナ
ルを巻き起こした1961年のイギリス・デビュー時のプログラムであり、1968
年にはフィリップスに1度目の録音を行うなど、コヴァセヴィッチの節目で
大きな役割を果たしてきた特別な意味を持つ作品なのである。
また「ディアベッリ変奏曲」とのカップリングには、コヴァセヴィッチの録
音としては珍しい大バッハの作品の中から「パルティータ第4番」を収録。
コヴァセヴィッチは「パルティータ第4番」をリサイタルのレパートリーと
して積極的に取り上げており、来日公演でもたびたび演奏が行われている。
2008年7月、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)での録音。

ONYX 4034 \2180
チャイコフスキー:ロマンス集 ――
騒がしい舞踏会でOp.38-3/ただ憧れを知る人だけがOp.6-6/私は彼女と一
度も話さなかったOp.25-5/私の守り神、私の天使、私の友/子守歌Op.16-1
/和解Op.25-1/陽は沈みOp.73-4/恐ろしい瞬間Op.28-6/星は穏やかに光
りOp.60-12/私がそのことを知っていたらOp.47-1/すでに窓々の灯は消え
てOp.63-5/語るな、おおわが友Op.6-2/祝福あれ、森よOp.47-5/ジプシー
の歌Op.60-7/信じるな、わが友よOp.6-1/それは早春のことだったOp.38-2
/かっこうOp.54-8/支配するのは昼かOp.47-6/再び、もとのように、孤独
でOp.73-6
クリスティアーネ・ストーティン(メゾ・ソプラノ)、
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
2005/06の"ECHO Rising Stars"に選出され、巨匠ベルナルド・ハイティンク
からは絶大な信頼を寄せられるなど、新世代のメゾ・ソプラノ歌手として評
価急上昇中のクリスティアーネ・ストーティン(ストテイン)。
デビュー・タイトルとなったシューベルト、ベルク&ヴォルフの歌曲集
(ONYX 4009)、自身の代名詞でもある十八番マーラーの歌曲集(ONYX 4014)
に続くリリース第3弾は、チャイコフスキー(1840-1893)の人生を20曲の歌曲
でたどるという美しいコレクション。
1950年末に作曲されたと伝わる初期の秀作「私の守り神、私の天使、私の友」
と最晩年(1893年)の歌曲「再び、もとのように、孤独でOp.73-6」では、時代
の流れによるチャイコフスキーの作風の変遷を確実に読み取ることができる
だろう。
またストーティンはこのレコーディングのためにロシア語を徹底的に学び直
すなど、その熱意と意気込みは相当なもの。オランダ期待のメゾ・ソプラノ
がチャイコフスキーの"歌曲の作曲家"としての功績をへと導く。




<Chandos>
ANNI 0030 30枚組 \7750
アニヴァーサリー・ボックス"マイルストーンズ"
現在も現役のプロデューサーとして活躍を続けるブライアン・カズンズによって
1979年に創立された世界最大のインディペンデント・レーベル"シャンドス
(Chandos)"。
来る2009年で創立30周年という大きな節目の年を迎えるシャンドスから、設立か
ら現在までレーベルを支えてきたアーティストたちによる名盤30タイトルを収め
たアニヴァーサリー・ボックス"マイルストーンズ"が登場!
レーベルが歩んできた30年間のハイライトとも言うべきこの"マイルストーンズ"
には、エルガー、ヴォーン=ウィリアムズ、ウォルトン、バックス、スタンフォ
ードなどのイギリス音楽から、チャイコフスキー、プロコフィエフ、ショスタコ
ーヴィチといったシャンドスの特色の1つでもあるロシア作品の名演、そして爆
発的なヒットを記録しているレスピーギの「シバの女王ベルキス」やキングズ・
シンガーズのデビュー盤など、一言では語りつくせない魅力あふれる個性豊かな
録音が満載!
また30枚のディスクに加えて、ファン待望の2009年版最新カタログが封入されて
いるところも見逃せない。シャンドスの録音をこれだけのスケールとプライスで
1度に堪能できるのは、この"マイルストーンズ"のみ!普通のボックス・セット
は一味も二味も違う大注目の"マイルストーンズ"にご期待下さい!
※この"マイルストーンズ"は、完全予約限定生産につき追加の入荷はございませ
ん。

●収録タイトル
キングズ・シンガーズ-オリジナル・デビュー・レコーディング ――
サンシャイン ギルバート、シモンス:南京豆売り/トラディショナル・ソング
(ラングフォード編):シェナンドー河/トラディショナル・ソング(ラングフォ
ード編):熟したサクランボ/ガーシュウィン(ヘイワード編):サマー・タイム
/プラード、ルナ・デ・ラ・フエンテ、ラッセル:タイム・ワズ/トラディショ
ナル・ソング(サイモン&ガーファンクル編):スカボロー・フェアチャイコフス
キー(ラングフォード編):ただ憧れを知る人だけが/トラディショナル・ソング
(ラングフォード編):リンステッド市場/トラディショナル・ソング(ラングフォ
ード編):樫とトリネコ/バカラック、デイヴィッド:素晴らしき恋人たち/トラ
ディショナル・ソング(ラングフォード編):朝霧にそよぐ風/ティオムキン、
ウェブスター:遥かなるアラモ/グッドウィン:ホワット・カインド・オブ・シ
ングス
キングス・シンガーズ 、ゴードン・ラングフォード・トリオ
録音:1970年、オリンピック・スタジオ(ロンドン)

フンメル:ピアノ協奏曲集 ――
ピアノ協奏曲第2番イ短調Op.85/ピアノ協奏曲第3番ロ短調Op.89
スティーヴン・ハフ(ピアノ)、ブライデン・トムソン(指揮)、
イギリス室内管弦楽団
録音:1986年9月22日-23日、オール・セインツ教会(ロンドン)

コレリ大尉のマンドリン-ルイ・ド・ベニエールの小説からの音楽 ――
ヴィヴァルディ:協奏曲ハ長調RV.425/フンメル:マンドリン協奏曲ト長調より
/ジュリアーニ:大ソナタOp.85/ペルシキーニ:ポルチャ・バリアータ/カラ
ーチェ:愛はゆりかごOp.133/パルンボ:小ボレロ/サグレラス:はちどり/ヴィ
ラ=ロボス:ショーロ第1番、前奏曲第1番/ラウロ:4つのベネズエラ風ワルツ/
バリオス:悲しみのショーロ、蜂/リョベート:聖母の御子、アメリアの遺言、
先生/作曲者不詳:私の悲しみ/ロメロ:アンダルシア組曲より ソレアレス/
トゥリーナ:タレルガ讃Op.69より ソレアレス
クレイグ・オグデン(ギター)、アリソン・スティーヴンス(マンドリン)
録音:1999年7月15日-17日、
ジャックリーヌ・デュ・プレ音楽館(オックスフォード)

ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲 ――
ピアノ三重奏曲第1番ト短調《悲しみの三重奏曲》Op.posth
ピアノ三重奏曲第2番ニ短調《悲しみの三重奏曲》Op.9
ボロディン・トリオ〔ロスティスラフ・ドゥビンスキー(ヴァイオリン)、
ユーリ・トゥロフスキー(チェロ)、リューバ・エドリナ(ピアノ)〕
録音:1983年6月1日、セント・ジョージ教会(ロンドン)

ヴォーン=ウィリアムズ:
ロンドン交響曲(交響曲第2番)-1913年原典版(世界初録音)
バターワース:青柳の堤
リチャード・ヒコックス(指揮)、ロンドン交響楽団
録音:2000年12月18日-19日、オール・セインツ教会(ロンドン)

ホルスト:組曲《惑星》Op.32
アレグザンダー・ギブソン(指揮)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
録音:1979年7月2日-3日、ヘンリー・ウッド・ホール(グラスゴー)

プロコフィエフ:
交響曲第6番変ホ短調Op.111/組曲《ワルツ集》Op.110より 宮殿にて、新年の
舞踏会、幸福
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
録音:1984年8月25日-26日、グラスゴー・シティ・ホール(グラスゴー)

チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
マリス・ヤンソンス(指揮)、オスロ・フィルハーモニック
録音:1984年1月26日-27日、オスロ・コンサート・ホール(オスロ)

レスピーギ:
バレエ組曲《シバの女王ベルキス》/《変容》(12のモードゥス)管弦楽のため
の主題と変容
ジェフリー・サイモン(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
録音:1985年1月21日-22日、オール・セインツ教会(ロンドン)

バックス:交響曲第4番/交響詩《ティタンジェル城》
ブライデン・トムソン(指揮)、アルスター管弦楽団
録音:1983年4月10日-11日、アルスター・ホール(ベルファスト)

ハーティ:喜劇的序曲/アイルランド交響曲
ブライデン・トムソン(指揮)、アルスター管弦楽団
録音:1980年10月、アルスター・ホール(ベルファスト)

エルガー:愛の挨拶-ヴァイオリン名曲集 ――
愛の挨拶Op.12/愛の言葉Op.13/月の光-序曲《南国にて》より/ため息Op.70
/夜の歌Op.15-1/朝の歌Op.15-2/6つの易しい小品Op.22/ヴァイオリン・ソ
ナタ ホ短調Op.82
ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)、ピーター・ペティンガー(ピアノ)
録音:1984年1月6日-7日、セント・ジョージ教会(ロンドン)

フンメル:ミサ曲集Vol.1 ――
ミサ曲ニ長調Op.111/オッフェルトリウム-恵み深き乙女/
ミサ曲変ロ長調Op.77
スーザン・グリットン(ソプラノ)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、コレギウム・ムジクム90
録音:2001年10月1日-3日、ブラック・ヒース・ホール(ロンドン)

ザ・コンプリート・チャンピオンズ ――
ヒートン:コンテストのための音楽/ロイド:ロイヤル・パークス/
ヴィンター:サリュート・トゥ・ユース/マッケイブ:クラウドキャッチャー
・フェルズ
ピーター・パークス(指揮)、ブラック・ダイク・ミルズ・バンド
録音:1986年1月21日-22日、
デュースベリー・タウン・ホール(ウェスト・ヨークシャー)

ショスタコーヴィチ:
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.99
ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調Op.129
リディア・モルドコヴィチ(ヴァイオリン)、
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
録音:1989年10月16日-17日、グラスゴー・シティ・ホール(グラスゴー)

R・シュトラウス:歌劇《ばらの騎士》(ハイライト/英語歌唱)
イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ)、ジョン・トムリンソン(バリトン)、
デヴィッド・パリー(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、ジェフリー・ミッチェル合唱団、
ピーター・ケイ少年少女合唱団
録音:1998年12月14日-16日&18日、ブラックヒース・ホール(ロンドン)

モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ-ヴァンハル:交響曲集 ――
交響曲ト短調/交響曲ニ長調/交響曲ハ短調
マティアス・バーメルト(指揮)、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
録音:1997年3月4日-5日、ブラックヒース・ホール(ロンドン)

グレインジャー:管弦楽作品集 ――
モールバラ公爵のファンファーレ/コロニアル・ソング/イングリッシュ・
ダンス/シェパーズ・ヘイ(羊飼いの歌)/三人の仲間がいた/フィッシャーの
水夫宿/われら夢見し者たち/収穫の讃歌/楽しい鐘の音/ウォーキング・
チューン/組曲《早わかり》/森の茂み
リチャード・ヒコックス(指揮)、BBCフィルハーモニック
録音:1996年6月27日-29日、マンチェスター新放送センター(マンチェスター)

スタンフォード:歌曲集《海の歌》/艦隊のバラード/歌曲集《艦隊の歌》
ジェラルド・フィンリー(バリトン)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団&合唱団
録音:2005年7月6日-8日、ブラングウィン・ホール(スウォンジー)

リリ・ブーランジェ:
詩篇第24番《地とそこに満ちるもの》/音楽的対話劇《ファウストとエレーヌ》
/悲しき夕べに/春の朝に/詩篇第130番《深き淵より》
リン・ドーソン(ソプラノ)、アン・マレー(メゾ・ソプラノ)、
ボナヴェンテュラ・ボットーネ(テノール)、ニール・マッケンジー(テノール)、
ジェイソン・ハワード(バス)、
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指揮)、
BBCフィルハーモニック、バーミンガム市交響合唱団
録音:2000年5月、
マンチェスター新放送センター&ブリッジ・ウォーター・ホール
(マンチェスター)

ヘンデル:シャンドス・アンセムVol.1 ――
アンセム1-主に向って喜ばしき声をあげよ(詩篇100)/アンセム2-われに主に依
り頼む(詩篇9、11、12、13)/アンセム3-われを憐れみたまえ(詩篇51)
リン・ドーソン(ソプラノ)、イアン・パートリッジ(テノール)、
マイケル・ジョージ(バス)、
ハリー・クリストファーズ(指揮)、ザ・シックスティーン(合唱団&管弦楽団)
録音:1987年11月30日-12月2日、セント・ジュード教会(ロンドン)

グレチャニノフ:受難週Op.58
キャロライン・マーカム(メゾ・ソプラノ)、
ポール・ダヴィッドソン(テノール)、ブライアン・テイラー(バリトン)、
チャールズ・ブルフィー(指揮)、
フェニックス・バッハ・クワイヤー、カンザス・シティ・コーラル
録音:2004年3月26日-27日、ブレスト・サクラメント教会(カンザス・シティ)

ウォルトン:映画音楽集Vol.3 ――
ヘンリー5世-シェイクスピアのシナリオ(クリストファー・パーマー編)
《フィッツウィリアムのヴァージナルブック》より
《オーヴェルニュの歌》より
ネヴィル・マリナー(指揮)、
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ管弦楽団&
合唱団、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、
クリストファー・プラマー(ナレーション)
録音:1990年5月14日-15日、セント・ジュード教会(ロンドン)

ヴォーン=ウィリアムズ:南極のスコット-映画音楽集Vol.1 ――
《南極のスコット》-完全版による世界初録音(スティーヴン・ホッガー編)/
《沿岸警備隊》組曲/《人々の土地》(スティーヴン・ホッガー編)
メリン・ガンバ(ソプラノ)、ジョナサン・スコット(オルガン)、
ラモン・ガンバ(指揮)、
BBCフィルハーモニック、シェフィールド・フィルハーモニック合唱団
録音:2002年3月12日&21日、マンチェスター新放送センター・スタジオ7
(マンチェスター)

ヤナーチェク:グラゴル・ミサ(原典版)
コダーイ:ハンガリー詩篇Op.13
ティナ・キーベア(ソプラノ)、ランディ・ステーネ(アルト)、
ペーター・スヴェンソン(テノール)、ウルリク・コルド(バス)、
チャールズ・マッケラス(指揮)、
デンマーク国立放送交響楽団&合唱団、コペンハーゲン少年合唱団
録音:1994年1月21日-22日&24日、デンマーク放送コンサート・ホール
(コペンハーゲン)

ショパン:27の練習曲 ――
12の練習曲Op.10/12の練習曲Op.25/3つの新しい練習曲
ルイ・ロルティ(ピアノ)
録音:1986年4月9日-10日&7月13日、モールティング・スネイプ(サフォーク)

ディーリアス:
バリトン、合唱と管弦楽のための《海流》/二重合唱と管弦楽のための《告別
の歌》/メゾ・ソプラノ、バリトン、合唱と管弦楽のための《日没の歌》
ブリン・ターフェル(バリトン)、サリー・バージェス(メゾ・ソプラノ)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
ボーンマス交響楽団、ウェインフリート・シンガーズ、サザーン・ヴォイセズ、
ボーンマス交響合唱団のメンバーたち
録音:1992年2月27日-28日、ウェセックス・ホール(イギリス)

ショスタコーヴィチ:
ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35
室内交響曲Op.110a(弦楽四重奏第8番より、バルシャイの編曲)
ドミトリー・ショスタコーヴィチ・ジュニア(ピアノ)、
マクシム・ショスタコーヴィチ(指揮)、
ユーリ・トゥロフスキー(指揮)、イ・ムジチ・モントリオール
録音:1984年8月、サン・ピエール・アポートル教会(モントリオール)

パーセル:歌劇《ディドとエネアス》
エマ・カークビー(ソプラノ)、ジュディス・ネルソン(ソプラノ)、
デイヴィッド・トーマス(テノール)、
アンドルー・パロット(指揮)、タヴァナー・コンソート&プレイヤーズ
録音:1981年1月3日-5日、ロスリン・ヒル教会(ロンドン)

アルビノーニ:オーボエ協奏曲集 ――
オーボエ協奏曲変ロ長調Op.7-3/オーボエ協奏曲ヘ長調Op.7-9
オーボエ協奏曲ハ長調Op.9-5/オーボエ協奏曲ト短調Op.9-8
オーボエ協奏曲ハ長調Op.7-12/オーボエ協奏曲変ロ長調Op.9-11
オーボエ協奏曲ニ短調Op.9-2/オーボエ協奏曲ニ長調Op.7-6
アントニー・ロブソン(オーボエ)、
サイモン・スタンデイジ(指揮)、コレギウム・ムジクム90
録音:1995年1月16日-18日、セント・ジュード教会(ロンドン)



<Hyperion>
CDA 67706 \2180
ショパン:
子守歌変ニ長調Op.57/ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35《葬送》/
2つの夜想曲Op.27/舟歌嬰ヘ長調Op.60/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
超絶技巧やレア・レアレパートリーがクローズアップされがちなため、一見意外
とも思える"アムラン"と"ショパン"の組み合わせ。アムランは、これまでにロマ
ン派ではシューマンやリスト、ブラームス、古典派ではハイドンの録音を行い、
いずれも世界規模での大成功を収めた実績を持つだけに、運命的とも言える"ピ
アノの超人"と"ピアノの詩人"の出会いに自然と期待が高まってしまう。
無類の輝きと完璧な技巧を聴かせてくれるアムランのショパンは、圧倒的な技術
という揺るぎない基盤があるからこそ。"ピアノの超人"と"ピアノの詩人"の劇的
な出会いが、ショパンの演奏史に新たな1ページを刻む。
2008年3月、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)での録音。




<Danacord>
DACOCD 677 \2300
イン・リサイタル ――
リスト:葬送S.173-7、スペイン狂詩曲S.254、超絶技巧練習曲第10番ヘ短調
ショパン:3つのワルツOp.34、バラード第4番ヘ短調Op.52
スクリャービン:
マズルカ ホ短調Op.25-3、2つのマズルカOp.40、2つの詩曲Op.32、
5つの前奏曲Op.15、詩曲《炎に向かいて》Op.72
オレグ・マルシェフ(ピアノ)
アゼルバイジャン共和国の首都バクーで生まれ、現在はイタリアを拠点とし
ているヴィルトゥオーソ・ピアニスト、オレグ・マルシェフ。
パブスト、リムスキー=コルサコフ、スクリャービンのピアノ協奏曲を収録
した「3つのロシアのピアノ協奏曲」(DACOCD 660)での凄演が記憶に新しいマ
ルシェフの最新録音は、ニュージーランド・ツアーの直後にデンマークのセナ
ボーで収録されたリサイタル・プログラム!
圧巻の技巧で作品の魅力を完全に引き出しているリスト、鍵盤の上で躍動す
る音符が目に見えるかのようなショパン、ロシア作品がマルシェフの十八番
であるということを改めて実感させてくれるスクリャービンはどれも見事。
数あるオファーを断り、最良のパートナー"ダナコード(Danacord)"と共に自
身の道を歩み続けるオレグ・マルシェフが至福の一時を届けてくれる。

DACOCD 671 \2300
フレデリク・マインダース-ソング・トランスクリプションズ ――
シューベルト:
野ばらD.257、セレナードD.957-4、春にD.882、君こそわが憩いD.776、
笑いと涙D.777
シューマン:
ハイランドの子守歌Op.25-14、民謡Op.51-2、美しき異郷Op.39-6、
愛する妹たち私に手を貸してOp.42-5、私の指に光る指環Op.42-4、
蓮の花Op.25-7
ブラームス:
夢遊病の人Op.96-3、眠りの精、夜うぐいすにOp.46-4、
私の彼女はばら色の唇をしている、サッフォー風の頌歌Op.94-4、
僕の恋は新緑だOp.63-5、谷間に、ぼくらはそぞろ歩いたOp.96-2、
便りOp.47-1、メロディのようにOp.105-1
マーラー:
私は緑の野を楽しく歩いた、ラインの伝説、私はこの世に忘れられ、
シュトラスブルクの砦で、死せる鼓手
フレデリク・マインダース(ピアノ)
ピアニスト兼アレンジャーとしてこのアルバムを創り上げたフレデリク・マイ
ンダースは、ニキタ・マガロフの門下生であり、1972年にオスロで開催された
スクリャービン国際コンクールを制覇した1946年生まれのオランダ人ピアニス
ト。ユニークなアレンジで知る人ぞ知る存在のマインダースは、膨大な数の
オリジナル作品や編曲作品を生み出しており、今回の録音のために設定した
テーマは"歌曲"。
シューベルト、シューマン、ブラームス、マーラーという世紀の大作曲家た
ちの歌曲をピアノ編曲で聴くと、慣れ親しんだメロディがどこか新鮮に響い
てくる。巧みなアレンジと表情豊かなピアノが歌う歌曲は味わい深く美しい。

DACOCD 678 \2300
クリスマス・キャロルとブラスの響き ――
メンデルスゾーン(ウィルコックス&ステッドマン=アレン編):天にはさかえ
プレトリウス(クリステンセン編):一輪のばらが咲いた
ニールセン:(ヘルムート&ニールセン編):話さねばならない驚き
伝承曲:(ウィルコックス&グレアム編):まぶねの中で
作曲者不詳:(アンレーセン編):妙なる響きを雲の中に
シュルツ:(カレンバク編):
イエスさま、あなたの小さな子どもたちがやってきます
ロング(カレンバク&クリステンセン編):鐘たちよ、今鳴っている
コルネリウス(アトキンス編):三人の王
作曲者不詳(18世紀/オールヴァル&ノアゴー編):この世はうるわし
ガントレット(ウィルコックス編):ダヴィデ王の都市に
伝承曲(オーモット編):古いクリスマス賛美歌
ラングフォード:クリスマス幻想曲
ハドリー(アンガス編):乙女の歌を歌おう
伝承曲(ラッター編):クリスマスの十二日
ラウプ(リス編):見わたすかぎり雪
ベアグレン:(クリステンセン編):主の年よ、ようこそ
ハーダー(ハンセン編):クリスマスツリーは飾りをつけ
伝承曲(ウォレル編):クリスマスおめでとう
ジョルダーノ・ベリンカンピ(指揮)、
セーアン・キンク・ハンセン(指揮)、
デンマーク皇太子ブラス・アンサンブル、デンマーク国立歌劇場合唱団
北欧デンマークの金管アンサンブル、デンマーク皇太子ブラス・アンサンブ
ルと24人の一流の歌い手たちが集ったデンマーク国立歌劇場合唱団のコラボ
レーションによるデンマーク発の高貴なるクリスマス・アルバム!
デンマーク皇太子ブラス・アンサンブルは、デンマーク国立響の首席トロン
ボーン奏者でもある北欧の名手イェスパー・ユール・セーアンセンが首席指
揮者を務める14人の金管奏者と2人の打楽器奏者によるプロの金管アンサン
ブル。
デンマークのブラス・アンサンブルが奏でる輝かしくも優しさを感じさせる
サウンドと、デンマーク国立歌劇場合唱団の荘厳なハーモニーが絶妙にブレ
ンド。クリスマス・アルバムとしてはもちろんのこと、金管アンサンブル作
品集、合唱作品集としてもバッチリと楽しめる。

DACOCD 670 \2300
ヒンデミット:歌曲集《マリアの生涯》Op.27(1948年版)
エリサベト・マイヤー=トプセー(ソプラノ)、ペーア・サロ(ピアノ)
エリサベト・マイヤー=トプセーは、名ソプラノ歌手ビルギット・ニルソン
の下で学び、ドイツの歌劇場を拠点としてR・シュトラウスやワーグナーの
オペラでヒロイン役を演じてきたデンマークのリリック・ドラマティック・
ソプラノ。
ティーレマンやメータ、テイト、デ・ブルゴス、ロペス=コボスといった名
匠たちと共演を重ねてきたマイヤー=トプセーの歌声が、文字通り"聖母マリ
ア"の生涯を描いたヒンデミットの長大な歌曲を劇的に表現している。

DACOCD 663 \2300
J・S・バッハ:オルガン作品集第14集 ――
トリオ・ソナタ第3番ニ短調BWV.527
コラール《いざ来たれ、異教徒の救い主よ》BWV.660
コラール《高き空よりわれは来れり》BWV.700
コラール《甘き喜びのうちに》BWV.608
コラール《汝らキリスト者よ、こぞりて神を讃えよ》BWV.609
《マニフィカト》によるフーガBWV.733
コラール《おお罪なき神の小羊》BWV.656
コラール《われらが救い主、イエス・キリスト》BWV.665
コラール《われらが救い主、イエス・キリスト》BWV.666
コラール《来たれ、神にして創造主なる御霊よ》BWV.667
前奏曲とフーガ ハ長調BWV.531
コラール《ああいかに空しく、いかにはかなきこと》BWV.644
コラール《主よ、われ汝に望みを抱けり》BWV.640
コラール《ああ、われらと共に留まりたまえ》BWV.649
ハンス・ヘルムート・ティルマンス(オルガン)
ヨーロッパで「ヴァルヒャ以来の完成度」など非常に高い評価を得ているハ
ンス・ヘルムート・ティルマンスのJ・S・バッハ・シリーズも第14集に到達。
オルガンのためのコラールをメインに据えた第14集では、いずれもドイツの
ウッパーダール・リア・マグダレーナ大修道院、オルペ聖霊教会、リュー
ベック大聖堂の歴史的オルガンを演奏。ヨーロッパ各地の歴史的オルガン
が奏でる音色もこのシリーズの大きな魅力である。

DACOCD 569-570 2枚組 \4600
ヘアマン・D・コペル-作曲家、ピアニスト第5集 ――
コペル:
ピアノ協奏曲第1番Op.13、同第4番Op.63、映画《パーウ》組曲、
パレ・マーチ、ピアノ協奏曲第2番Op.30より 第3楽章
トマス・コペル:束の間の幻影
アナス・コペル:ピアノ、弦楽と打楽器のための協奏曲
バーンハー・クリステンセン:12の音
ノアゴー:ナイン・フレンズ
ヘアマン・D・コペル(ピアノ)、
アクセル・ヴェレユス(指揮)、
デンマーク放送交響楽団、アマデウス室内管弦楽団、他
20世紀のデンマークで作曲家、ピアニスト、そして教育者として活躍したポ
ーランド系デンマーク人音楽家ヘアマン・D・コペルの作品、演奏の記録を復
刻リリースしていくシリーズ第5集。
ニールセンを崇拝していたことでも知られるヘアマン・コペルの自作自演に
よるピアノ協奏曲や、息子のトマスとアナスの作品を収録しており、この録
音自体が音楽一家コペル家の歴史とも言える。1963年-1994年の録音。




<Danica>
DCD 8231/2 2枚組 \3500
チェロ・テスタメント-チェロ・フェイヴァリッツVol.6&Vol.7 ――
J・S・バッハ:アリオーソ(カンタータ第60番)
ペルゴレージ:ニーナ
パラディス:シチリアーノ
ブレヴァール:ロンド
マルティーニ:アンダンティーノ
ヴェラチーニ:ラルゴ
メンデルスゾーン:無言歌ニ長調
ポッパー:ガヴォット第2番Op.23、マズルカOp.11-3
グラナドス:間奏曲
トロバ:ファンダンギィーリョ
サン=サーンス:白鳥
ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
サン=サーンス:アレグロ・アパッショナートOp.43
マスネ:エレジー
フォーレ:エレジー
ファン・ゲンス:スケルツォOp.12-2
シベリウス:ロマンスOp.78-2
ハイセ:幻想的小品第1番&第2番
エンリケ:子守歌
J・S・バッハ:アリオーソ(ピアノ協奏曲へ短調より)
ベートーヴェン:ソナチナ
ドヴォルザーク:ユーモレスクOp.101-7
チャイコフスキー:感傷的なワルツOp.51-6
キュイ:オリエンタル
グラズノフ:スペイン風セレナーデOp.20-2
ドホナーニ:ハンガリー牧歌
ショスタコーヴィチ:ロマンス
ポッパー:ハンガリー狂詩曲op.68
ブルッフ:コル・ニドライOp.47
ポッパー:東洋的セレナーデOp.18
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
シューベルト:楽興の時D.780-3
ルビンシテイン:メロディー
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
ボアセン:ロマンスOp.4
ガーデ:嫉妬
アナス・グレン(チェロ)、ヨーアン・ハル・ニルセン(ピアノ
デンマーク放送交響楽団、デンマーク王立歌劇場管弦楽団といったデンマー
クの名門オーケストラのチェロ奏者を歴任し、現在はソロと室内楽の分野で
活動を続けるデンマークのチェロ奏者アナス・グレンが奏でるチェロの名作
40曲。
ESTA(ヨーロッパ弦楽器指導者協会)のデンマーク支部長を務め、スズキ・メ
ソードにも携わるなど教育者として後進の育成にも大きな情熱を注いでいる。
この"チェロ・テスタメント"には、スズキ・メソードのチェロ教則本で取り
上げられている小品も収録されており、デンマークの名手の演奏による新た
な参考音源として活用することもできる。1982年-2007年の録音。

DCD 8230 \2300
チャイコフスキー:
3つのケルビム讃歌、Blazhenni Yazhe Izbral、Da Ispravitsya
ランゲ=ミュラー:聖母マリアのための3つの歌Op.65、3つの詩篇Op.21
エベ・モンク(指揮)、コペンハーゲン王立礼拝堂聖歌隊
19世紀のロシアとデンマークの宗教合唱曲、チャイコフスキーとランゲ=ミュ
ラーの合唱作品集。
コペンハーゲン王立礼拝堂聖歌隊は、1924年に設立され80年以上の歴史を持
つデンマークの合唱団。これまでにブリテン、アンセルメ、クーベリック、
シノーポリ、マッケラス、アシュケナージといった世界的アーティストたち
との共演も数多く、その歌声に対する評価は非常に高い。




<Melodiya>
MELCD 1001514 2枚組 \3760
カラヤン・イン・モスクワVol.3 ――
モーツァルト:ディヴェルティメント第17番ニ長調K.334
R・シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》Op.40
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
ベルリン・フィルハーモニック管弦楽団
5月28日のオール・ベートーヴェン・プログラム、5月29日のJ・S・バッハ&ショ
スタコーヴィチに続く3日目のプログラムとしてモスクワ音楽院大ホールを舞台
として取り上げられたのは、カラヤンの演奏史を語る上で欠かすことの出来ない
重要作品であるモーツァルトの「ディヴェルティメント第17番」とR・シュトラ
ウスの「英雄の生涯」。
壇上でショスタコーヴィチと並び立つなど、大絶賛を博した前日(5/29)の熱気が
覚めやらぬ中で行われた3日目のモスクワ公演でも、西側の代表として東側の中
心でもあるソヴィエトの首都モスクワに手兵を連れて乗り込んだ帝王カラヤンの
プライドを賭けた迫真の演奏が繰り広げられている。
※1969年5月30日、モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音。

MELCD 1001471 2枚組 \3760
スヴェトラーノフ生誕80周年記念盤 ――
チャイコフスキー:
演奏会用序曲ハ短調/ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23*
幻想曲《フランチェスカ・ダ・リミニ》Op.32
ピアノ協奏曲第3番変ホ長調Op.75+
ピアノ協奏曲第3番変ホ長調Op.75のリハーサル+
エレーナ・ギレリス(ピアノ)*、エミール・ギレリス(ピアノ)+、
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団
豪快で爆発的なパワーとロシアの大地を思わせる雄大なスケール、魂に直接訴え
かけてくる感動的なアダージョ・・・その超個性的なスタイルがブームとなり、
現在も熱狂的な支持を集め続けている20世紀ロシアの巨匠エフゲニー・スヴェト
ラーノフ(1928-2002)。
「ロシアン・アンソロジー」などスヴェトラーノフの録音を数多くリリースして
きたメロディアが御大の生誕80周年記念として送り出すのは、ギレリス父娘をソ
リストに迎えた1968年2月20日のオール・チャイコフスキー・プログラム!
スヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響の豪快なサウンドが轟く「演奏会用序曲」
と「ロメオとジュリエット」、ギレリスの愛娘エレーナ・ギレリスが挑む「ピア
ノ協奏曲第1番」、父エミール・ギレリスがソリストを務める「ピアノ協奏曲第3
番」に加えて、「ピアノ協奏曲第3番」のリハーサルの模様も収録されるなど、
超重量級プログラムにスヴェトラ・ファンならずとも圧倒されること間違いな
し!1968年2月20日のライヴ録音。

MELCD 1001518 \1880
メニューイン・イン・モスクワ ――
J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番より アダージョ
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調Op.108
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、
ヘプツィバ・メニューイン(ピアノ)、
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団
モスクワ音楽院大ホールで開催された巨匠メニューインのコンサートのライヴ録
音には、無伴奏のJ・S・バッハ、妹ヘプツィバとのデュオによるブラームス、そ
してスヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響との共演によるベートーヴェンの3作
品を収録。メニューインは、バッハ、ベートーヴェン、ブラームスの"3大B"にバ
ルトークを加えた4人の"B"を重要視していたことでも知られており、この"メニュ
ーイン・イン・モスクワ"は、好調時のメニューインが演奏する"3大B"の貴重な
記録でもある。
ちなみにメニューインは、1927年に11歳でカーネギー・ホール・デビューや節目
節目でベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を取り上げており、このモスクワ・
ライヴでのメニューインとスヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響との"対話"も
見逃せない!
1962年、モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音。

MELCD 1001448 2枚組 \3760
J・S・バッハ:ブランデンブルク協奏曲全集 ――
ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV.1046/第2番ヘ長調BWV.1047/
第3番ト長調BWV.1048/第4番ト長調BWV.1049/第5番ニ長調BWV.1050/
第6番変ロ長調BWV.1051
イーゴリ・オイストラフ(指揮&ヴァイオリン)、
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団ソロイスツ・アンサンブル
〔スタニスラフ・コーネフ(ヴァイオリン)、ウラディミール・ナバトフ(ヴァイ
オリン)、アナトーリ・リュビモフ(ヴァイオリン)、ワレリー・ボレツキ(ヴァイ
オリン)、アリベルト・ホフマン(フルート)、アーノルド・イルシャイ(ファゴッ
ト)、エフゲニー・フォーミン(トランペット)、アンドレイ・クズネツォフ(ホル
ン)、ユーリ・ステパノフ(ホルン)、ヴァレンチン・ジューク(ヴァイオリン)、
アルカージー・フーテル(ヴァイオリン)、レザール・ドヴォスキン(ヴィオラ)、
ヴィクトル・シトコヴェツキ(ヴィオラ)、アナトーリ・ミハイロフ(ヴィオラ)、
ボリス・アルテミエフ(コントラバス)、ナターリャ・ツェルツァロワ(チェンバ
ロ)、ステパン・マトロソフ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、アレクサンドル・ゴット
ヘルト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、アレクサンドル・コワレフ(チェロ)〕
ダヴィド・オイストラフの息子にしてヴァイオリンの名手、イーゴリ・オイスト
ラフが指揮者&ソリストを務めるモスクワ・フィルの猛者たちのアンサンブルに
よるブランデンブルグ協奏曲全曲録音!
メンバーはイーゴリ・オイストラフを筆頭に、ヴァイオリンのヴァレンチン・
ジューク、ホルンのアンドレイ・クズネツォフ、トランペットのエフゲニー・
フォーミンなど強者揃い。ロシアの実力者たちによるバッハの演奏と解釈が非常
に楽しみ。1982年の録音。ディジパック仕様。

MELCD 1001516 3枚組 \5640
ビゼー:歌劇《カルメン》
エレーナ・オブラスツォワ(メゾ・ソプラノ)、
ウラディミール・アトラントフ(テノール)、ユーリ・マズロク(バリトン)、
マルガリータ・ミグラウ(ソプラノ)、レフ・ヴェルニゴラ(バス)、
アレクサンドル・ヴォロシロ(バリトン)、リュドミラ・コヴァレワ(ソプラノ)、
ナデージダ・コシーシナ(ソプラノ)、ヴィラリー・ナルトフ(バリトン)、
アンドレイ・ソコロフ(テノール)、
ユーリ・シモノフ(指揮)、ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
カルメン役には日本でもお馴染みのボリショイ・オペラの女王オブラスツォワ、
ドン・ホセはウラディミール・アトラントフ、エスカミーリョはユーリ・マズロ
クなど、ユーリ・シモノフ時代の名門ボリショイ劇場の豪華キャストによる「カ
ルメン」全曲。1970年代のボリショイの「カルメン」はオペラ・ファン要チェッ
ク。1977年の録音。ディジパック仕様。

MELCD 1000239 \1880
ダヴィド・オイストラフ生誕100周年記念 ――
チャイコフスキー:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35、憂鬱なセレナード変ロ短調Op.26
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、
キリル・コンドラシン(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団
2008年が生誕100周年となる"ヴァイオリンの帝王"ダヴィド・オイストラフ(1908
-1974)。メロディアが生誕100周年のアニヴァーサリー・アルバムとして選んで
きたプログラムは、オイストラフを語るうえで決して外せないチャイコフスキー
とグラズノフの協奏曲で、共演は両作品ともコンドラシン&ソヴィエト国立響。
1957年、1945年(憂鬱なセレナード)、1948年(グラズノフ)の録音。
ディジパック仕様。

MELCD 1001472 \1880
アレクサンドル・ロクシーン(1920-1987):
ソプラノと管弦楽のための《マルガリータの歌》/コントラルトと室内オーケス
トラのための詩曲《交響曲第7番》/交響曲第10番
リュドミラ・ソコレンコ(ソプラノ)、ニーナ・グリゴリエワ(コントラルト)、
ルドルフ・バルシャイ(指揮)、
モスクワ室内管弦楽団、モスクワ・ユース合唱団
ミャスコフスキーから作曲を学び、多くの音楽家たちからその才能を称賛されな
がらも、反体制の姿勢を崩さなかったために不遇な扱いを受け続けた天才作曲家
アレクサンドル・ロクシーン。
近年では徐々にではあるものの再評価が進められており、旧国営レーベルである
メロディアから新たにリリースされる録音は、ロクシーンの友人でもあったバル
シャイによる「マルガリータの歌」と2つの「交響曲」。旧ソ連時代は聴くこと
の出来なかったロクシーンのさらなる再評価にも期待したい。ディジパック仕様。

MELCD 1001447 \1880
古きロシアの晩祷 ――
ヴラディシェフスカヤ:17世紀の未出版の聖歌
グリンカ:ケルビム讃歌
タネーエフ:ケルビム讃歌
バラキレフ:ヴァラーム聖歌
ガルッピ:肉においてあなたは眠りに落ちる
リムスキー=コルサコフ:Given the Lord's Supper on Ascension
リャードフ:The Cup of Salvation I Receive
サフノフスキー:ケルビム讃歌第1番Op.1-1
V・カリンニコフ:ケルビム讃歌
ゴロワノフ:舞い降りるときOp.37-9、慈悲の扉Op.39-4
シュヴェドフ:それは我なり、神を称えよ
レフ・コントロヴィチ(テノール)、ミハイル・ニキフォロフ(バス)、
アレクサンドル・ユデンコフ(テンール)、聖セウギエフ三位一体教会の鐘、
ボリス・テフリン(指揮)、
モスクワ音楽院室内合唱団、モスクワ音楽院学生合唱団
古くは17世紀から20世紀までの "ケルビム讃歌" を中心としたロシアの宗教合唱
作品集。グリンカやタネーエフ、バラキレフといった19世紀ロシアの大作曲家か
ら、「交響曲第1番」で知られるカリンニコフの弟ヴィクトル・カリンニコフや
指揮者ゴロワーノフの合唱作品などユニークなレパートリーが並んでいる。
1988年(ヴラディシェフスカヤ)の録音&2008年4月6日、モスクワ音楽院大ホール
でのライヴ録音。ディジパック仕様。

MELCD 1001006 \1880
ハチャトゥリアン:
ピアノ協奏曲変二長調/交響曲第3番《シンフォニー・ポエム》ハ長調
ヤコフ・フリエール(ピアノ)、
キリル・コンドラシン(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
フル・オーケストラ、オルガンと15本のトランペットという異色の巨大編成を要
するハチャトゥリアンの大作「交響曲第3番」と、イグムノフの門下生で自身も
名教師として多くのピアニストを輩出したフリエールがピアノを弾く「ピアノ協
奏曲」をカップリング。
特に15本のトランペットがフルパワーで放つロシアン・サウンドは圧巻という他
ない。1963年(ピアノ協奏曲)&1969年(交響曲第3番)の録音。ディジパック仕様。

MELCD 1000942 \1880
ボロディン:弦楽四重奏曲第1番イ長調/同第2番ニ長調
ボロディン・クワルテット〔ロスティスラフ・ドゥビンスキー(ヴァイオリン)、
ヤロスラフ・アレクサンドロフ(ヴァイオリン)、ドミトリー・シェバーリン
(ヴィオラ)、ワレンティン・ベルリンスキー(チェロ)〕
亡命前のドゥビンスキーが第1ヴァイオリンを務めていた時代のボロディン・
クヮルテットによるボロディンの弦楽四重奏曲集。ちなみに結成からチェロ奏者
として活躍してきたチェロのベルリンスキーは2007年に引退しアンサンブルを離
れている。録音年月日不詳(1954年-1974年頃?)。ディジパック仕様。

MELCD 1000655 \1880
レオニード・コーガン&アレクサンドル・イワノフ=クラムスコイ ――
グラニャーニ:
ギターとヴァイオリンのための二重奏曲イ長調、ヴァイオリンとギターのための
ソナタ ヘ長調
パガニーニ:
ヴァイオリンとギターのためのソナタ第1番イ長調Op.2-1、同第10番イ短調Op.3-4
ジュリアーニ:ヴァイオリン、チェロとギターのための三重奏曲イ長調
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、
アレクサンドル・イワノフ=クラムスコイ(ギター)、
フョードル・ルザノフ(チェロ)
20世紀ロシア(ソ連)の偉大なるヴァイオリニスト、レオニード・コーガンが、
ギタリストのアレクサンドル・イワノフ=クラムスコイとのコンビで1950年から
1951年にかけて収録を行ったヴァイオリンとギターによるデュオ・アルバム。
1950年12月4日、1950年12月1日、1951年8月23日、1951年8月23日、
1951年6月19日、モスクワでの録音。

MELCD 1000764 3枚組 \5640
ムソルグスキー:歌劇《ボリス・ゴドゥノフ》
イワン・ペトロフ(バス)、ウラディミール・イワノフスキー(テノール)、
イリーナ・アルヒーポワ(メゾ・ソプラノ)、マルク・レシェチン(バス)、
アントン・グリゴリエフ(テノール)、タマーラ・ソロキーナ(ソプラノ)、
ヴェロニカ・ボリセンコ(ソプラノ)、
アレクサンドル・メリク=パシャエフ(指揮)、ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
ゴロワーノフの後任として1953年にボリショイ劇場の首席指揮者に就任したメリ
ク=パシャエフが手兵を率いてのムソルグスキー。ここではリムスキー=コルサ
コフとイッポリート・イワーノフによって補筆完成されたヴァージョンを用いて
いる。1962年、モスクワでの録音。

MELCD 6000988 \1880
四季-チャイコフスキー・イン・ジャズ ――
12月/炉ばたにて/舟歌/秋の歌/雪割草/花のワルツ/トロイカ
セルゲイ・ジーリン・トリオ〔セルゲイ・ジーリン(ピアノ)、ドミトリー・コ
シンスキー(ベース)、ボデク・ヤンケ(ドラムス)〕
ロシアのジャズ・シーンを牽引するピアニスト、セルゲイ・ジーリンが率いる
ジャズ・ピアノ・トリオ"セルゲイ・ジーリン・トリオ"の手によってジャズへ
と変貌を遂げたチャイコフスキー!セルゲイ・イーリンの卓越した技巧と無尽
蔵のアイディアによって、ジャズ・ヴァージョンのチャイコフスキーが次々と
繰り出される。

<Medici Arts>
~EUROARTS
20 72398(DVD-Video) \3700
字幕:英独仏西
ヘンツェ:「青年貴族」
オットー・グラーフ(サー・エドガー 黙役)
ロレン・ドリスコル(T 青年貴族バレット)
エディト・マティス(S ルイーゼ)
ドナルド・グローブ(T ヴィルヘルム)
バリー・マクダニエル(Br サー・エドガーの秘書)
ヘルムート・クレプス(T フォン・ムッカー教授)
リザ・オットー(S オーベルユスツラト・ハーゼントレッファー夫人)ほか
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指)
ベルリン・ドイツオペラ管弦楽団,合唱団,
シェーネベルガー少年合唱団
演出:グスタフ・ルドルフ・ゼルナー
収録:1968年,ベルリン
1965年にベルリン・ドイツオペラで初演され、大きな話題となったヘンツェの
喜劇「青年貴族(あるいは古めかしく「若き貴族」とも呼ばれることも)、その
オリジナルキャストによる1968年の映像がDVDになりました!DGに録音はあっ
たものの、喜劇なので映像の方がずっと楽しめるのはいうまでもありません。
生の上演はまず滅多に見られないオペラだけに、映像でぜひどうぞ!




<CALLIOPE>
CAL 9379 \2180
シューベルト:美しい水車小屋の娘(全曲)
ナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト)
インゲル・セデルグレン(ピアノ)
録音:2008年2月
コントラルトの女王、ナタリー・シュトゥッツマンによるシューベルトの三大
歌曲がここについに完結しました。低く安定した歌唱は見事。ひとつひとつの
言葉が情景となって浮かび上がってくるようです。時にこの声の持ち主の性別
や、歌い手という存在そのものを忘れてしまうような演奏で、歌詞の内容のも
つ普遍的な感情やメッセージがくっきりと浮き彫りにされています。セデルグ
レンのピアノのサポートも見事。濃密で熱いタッチが印象に残ります。

CAL 5339 \1550
シューベルト:冬の旅D911
ナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト)、
インゲル・セデルグレン(ピアノ)
録音:2003年9月

CAL 5359 \1550
シューベルト:白鳥の歌D957
ナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト)、
インゲル・セデルグレン(ピアノ)
録音:2005年6月

CAL 9409 \2180
シューマン:(1)トッカータ (2)ダヴィッド同盟舞曲 (3)ユモレスク
オリヴィエ・シャウズ(ピアノ)
録音:2008年7月
デュカスなどの録音でひそかにファンを獲得しつつあるピアニスト、オリヴィ
エ・シャウズ。最新盤はシューマンの作品集。熱を帯びながらもどこか夢の中
にいるような、独特なシューマンの世界が展開されています。

CAL 9405 \2180
グリーグ:ピアノ作品集
-叙情小品(13曲)/謝肉祭より(人々の生活の情景より第3曲)/
ピアノ・ソナタop.7
エレナ・フィロノヴァ(ピアノ)
ロマン派と印象派が融合したような、グリーグの叙情的な作品を、親密な雰囲
気で奏でた1枚。




<Phil Artis>
PAV 0608 \2580
エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948):「スザンナの秘密」
フリードリヒ・ハイダー(指)
オヴィエド・フィルハーモニア
妻の秘密は「タバコの臭い」。夫は妻がタバコを吸う男性と浮気しているので
はと気をもみますが、最終的に実は妻自身がタバコを吸っていた、というお話。
ソプラノの女王グルベローヴァのよきパートナーであるハイダーが、見事に
この愛らしいストーリーのオペラを我々に提示してくれています。

PAV 0604 \2580
ブラームス:セレナード第1番 ニ長調 op.11
ワーグナー:ジークフリート牧歌
ブリードリヒ・ハイダー(指)
マントヴァ室内管弦楽団
マントヴァ室内管弦楽団は、1981年に設立された伝統あるアンサンブル。様々
なソリストとの共演を重ねているほか、様々な放送局で演奏の模様が放映され
るなど、中堅ながら人気のあるアンサンブルです。ジークフリート牧歌でも、
親密な雰囲気が魅力です。




<CASCAVELLE>
=エルネスト・アンセルメ・コレクション=
来年2009年に歿後40周年を迎えるスイスの巨匠エルネスト・アンセルメ(1883
-1969)。これを記念して、スイスのCASCAVLLEよりRSR(スイス・ロマンド放送)
蔵出しの正規音源によるライヴが4タイトル同時リリースとなります。ゼルキ
ン独奏の「皇帝」以下、巨匠得意のダンディ「山人」にマニャールの第3番、
さらにはデュティユーの第1番に大作、戦争レクィエムと注目のプログラムが
目白押し。しかも、お求めやすいミドルプライスというのもうれしいところ
です。すべてディジパック仕様。

VEL 3126 \1480
モノラル
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
(2)交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
ルドルフ・ゼルキン(P)
エルネスト・アンセルメ(指)
スイス・ロマンド管弦楽団
録音:1966年4月27日ジュネーヴ(ライヴ) ラジオ・スイス・ロマンド収録
アンセルメが振るたいへん貴重なベートーヴェン・ライヴ。まず、ベートー
ヴェン弾きゼルキン独奏による「皇帝」が最高の聴きもの。神々しいまでの
輝きを放ちこのうえない魅力です。「皇帝」がアンセルメとしては全曲では
これが唯一となるのに対して、交響曲は英デッカにステレオ・セッションで
1958年から1963年にかけて全集を完成させています。その全集から8年を経た
ライヴによる「運命」は、造型美と重厚なひびきでドイツの名匠たちに比肩
し得るもの。熱い演奏です。

VEL 3128 \1480
モノラル
(1)マニャール:交響曲第3番変ロ短調Op.11
(2)ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲Op.25
(2)ロベール・カサドシュ(P)
エルネスト・アンセルメ(指)
スイス・ロマンド管弦楽団
録音:(1)1968年9月25日(2)1955年10月5日ジュネーヴ(ライヴ) 
ラジオ・スイス・ロマンド収録
この一枚はスタジオ盤(1968年9月デッカ)でも知られるマニャールと、おそら
く初出となるダンディというカップリングで、ともにアンセルメ得意のフラン
スものとなっています。ダンディにおけるソリスト、名手カサドシュにはミュ
ンシュ(1950年代)、オーマンディ(1958年)との別録音があるように、こちらも
得意のレパートリー。息の長いフレーズで聴かせる第1楽章から、この作品の
持つなんともいえない鄙びた雰囲気をよく伝えています。

VEL 3127 \1480
モノラル
(1)デュティユー:交響曲第1番
(2)マルチヌー:交響曲第4番
エルネスト・アンセルメ(指)
スイス・ロマンド管弦楽団
録音:(1)1956年3月22日(2)1967年3月15日ジュネーヴ(ライヴ) 
ラジオ・スイス・ロマンド収録
巨匠アンセルメは同時代の音楽の紹介に熱心なことでも知られます。デュティ
ユーの第1交響曲が作曲されたのは1951年のこと。いまではデュティユーの代
表作に数えられる作品ですが、こうしてライヴでいち早く取り上げていること
にアンセルメの確かな目が光ります。デュティユーも1960年にジュネーヴでの
第1交響曲の演奏に対してアンセルメに謝辞を寄せています。
カップリングはアンセルメと親交のあったマルチヌー作の第4交響曲。久しぶ
りのカタログ復活となります。
※マルチヌーの収録年について、ブックレットには1976年とありますが1967年
の誤記とおもわれます。

VEL 3125 2枚組 \1900
モノラル
(1)ブリテン:イリュミナシオンOp.18
(2)同:戦争レクィエムOp.66
(3)ベルク:7つの初期の歌
(1)シュザンヌ・ダンコ(S) (3)クロエ・オーウェン(S)
(2)ヘザー・ハーパー(S) (2)ピーター・ピアーズ(T) 
(2)トマス・ヘムズリー(Br)
スイス・ロマンド放送合唱団、プロ・アルテ合唱団、
コレージュ・ヴィラモン少年合唱団
アンドレ・シャルレ(合唱指揮)
エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンド管弦楽団
録音:(1)1953年12月17日(2)1967年4月26日
(3)1959年11月5日ジュネーヴ(ライヴ) ラジオ・スイス・ロマンド収録
アンセルメによる戦争レクィエムのライヴは、1962年5月30日作曲者指揮の世
界初演からわずかに5年ほど。冷戦構造下におけるドキュメントとしてもはか
り知れない意味を持つ内容といえるでしょう。なかでも、注目はハーパー、
ピアーズとソリストに初演者のうち、ふたりを起用している点。これは説得
力絶大。
ほかにこちらも正規初出のベルクと、ダンコが圧倒的存在感を誇るイリュミ
ナシオンを収録。




<現代ギター>
GGCV 1004 \2940
ヴァリエ4-ポンセ作品集 松尾俊介
ポンセ:
スケルツィーノ・メヒカーノ
前奏曲ホ長調
3つのメキシコ民謡
組曲イ短調
主題・変奏と終曲
ソナチネ
エストレリータ
松尾俊介(Gt)
優れた新人アーティストを紹介する、福田進一プロデュースのレーベル“ヴァ
リエ”。
そのレーベル第1弾として鮮烈なデビューを飾った松尾俊介が、再びヴァリエ
・レーベルに登場! 今回は松尾自身が愛してやまない、メキシコの作曲家マ
ヌエル・ポンセの作品の数々を収録。〈南のソナチネ〉として有名な作品を、
原典版にさかのぼって詳細に分析したうえで録音した〈ソナチネ〉(原典の表
記による)など、彼ならではのこだわりを込めた録音です。





<RCO Live>
RCO 08005 14枚組 \16000
ステレオ
「ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団アンソロジー第5集1980-1990」
[CD 1]
ウェーベルン:管弦楽のための5つの小品Op.10
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)
録音:1979年6月9日
ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)
録音:1979年6月9日
ニールセン:交響曲第5番Op.50
キリル・コンドラシン(指)
録音:1980年11月20日
[CD 2]
ダラピッコラ:離別
ドロシー・ドロウ(S)
ルーカス・ヴィス(指)
録音:1979年1月7日
ブルックナー:交響曲第6番イ長調
オイゲン・ヨッフム(指)
録音:1980年11月2日
[CD 3]
ヒンデミット:クラリネット協奏曲
ジョージ・ピーターソン(Cl)
キリル・コンドラシン(指)
録音:1979年11月17日
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調
キリル・コンドラシン(指)
録音:1980年8月18日
[CD 4]
シューマン:交響曲第1番変ロ長調「春」
ベルナルド・ハイティンク(指)
録音:1981年5月1日
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
ベルナルド・ハイティンク(指)
録音:1982年12月16日
コダーイ:ガランタ舞曲
エド・デ・ワールト(指)
録音:1982年11月14日
ペーテル・スハット(1935-2003):
テーマ-独奏オーボエ、ギター、オルガンと木管のための(1970)
ヴェルナー・ヘルバース(Ob)
エド・デ・ワールト(指)
録音:1981年3月21日
[CD 5]
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」序曲
クルト・ザンデルリング(指)
録音:1983年4月22日
カール・アマデウス・ハルトマン:葬送協奏曲(1939)
テオ・オロフ(Vn)*RCOコンマス
クルト・ザンデルリング(指)
録音:1983年4月22日
ディーペンブロック:リディアの夜(1913)
ハンス・フォンク(指)
録音:1984年3月1日
シベリウス:交響曲第6番ニ短調Op.104
コリン・デイヴィス(指)
録音:1983年1月20日
[CD 6]
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19
マルタ・アルゲリッチ(P)
ネーメ・ヤルヴィ(指)
録音:1983年11月3日
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
アンタル・ドラティ(指)
録音:1983年5月14日
[CD 7]
シュレーカー:あるドラマへの前奏曲
フリードリヒ・チェルハ(指)
録音:1984年1月8日
ルドルフ・エッシャー:
「シンフォニア-モーリス・ラヴェル追悼」よりラルゴ
ルーカス・ヴィス(指)
録音:1982年6月18日
ヴァレーズ:ハイパープリズム
ハンス・フォンク(指)
録音:1983年10月16日
スクリャービン:法悦の詩Op.54
アンタル・ドラティ(指)
録音:1984年3月15日
ルドルフ・エッシャー:ランボーの宇宙
ローデ・ドヴォ(T)
ルーカス・ヴィス(指)
録音:1982年6月18日
[CD 8]
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調KV.491
アルフレート・ブレンデル(P)
ベルナルド・ハイティンク(指)
録音:1985年12月8日
ストラヴィンスキー:詩篇交響曲
コリン・デイヴィス(指)
録音:1983年10月30日
ルーセル:交響曲第3番ト短調Op.42
ハンス・フォンク(指)
録音:1984年3月1日
[CD 9]
シューベルト:交響曲第5番変ロ長調D.485
レナード・バーンスタイン(指)
録音:1987年6月24日
ベートーヴェン:ミサ曲ハ長調Op.86
アリソン・ハーガン(S)
キャロライン・ワトキンソン(A)
キース・ルイス(T)
ウート・オステルカンプ(Bs)
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団合唱団
アーサー・オールダム(合唱指揮)
コリン・デイヴィス(指)
録音:1986年1月23日
[CD 10]
ベルク:「ヴォツェック」からの3つの断章
ドゥニャ・ヴェイゾヴィチ(S)
ゲルト・アルブレヒト(指)
録音:1987年11月14日
マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」
レナード・バーンスタイン(指)
録音:1987年10月9日
[CD 11]
ドビュッシー:管弦楽のための「映像」
アンタル・ドラティ(指)
録音:1987年4月5日
シェーンベルク:交響詩「ペレアスとメリザンド」Op.5
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指)
録音:1988年4月24日
[CD 12]
ウェーベルン:夏風のなかで
リッカルド・シャイー(指)
録音:1989年10月12日
モーツァルト:ホルン協奏曲第4番変ホ長調KV.495
ヤーコプ・スラフテル(Hrn)*RCO首席
ニコラウス・アーノンクール(指)
録音:1988年10月16日
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
ニコラウス・アーノンクール(指)
録音:1988年10月16日
[CD 13]
ロッシーニ:「コリントの包囲」序曲
リッカルド・シャイー(指)
録音:1986年10月19日
ストラヴィンスキー:交響詩「うぐいすの歌」
リッカルド・シャイー(指)
録音:1989年4月23日
マルチヌー:交響曲第6番「交響的幻想曲」
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)
録音:1986年1月5日
R.シュトラウス:交響的幻想曲「影のない女」
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
録音:1989年11月2日
[CD 14]
R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
イヴァン・フィッシャー(指)
録音:1988年2月12日
ラヴェル:歌劇「子供と魔法」
ジャンヌ・ピランド(Ms)
バルバラ・キルダフ(S)
アンネマリー・ロッド(S)
キム・ヨン・ヒ(S)
キャロライン・ワトキンソン(Ms)
ヨーケ・デ・フィン(Ms)
ニコ・ファン・デル・メール(T)
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Br)
リューヴェ・フィセル(Bs)
オランダ室内合唱団
聖バーヴォ教会少年合唱団
シャルル・デュトワ(指)
録音:1989年12月9日
トリスタン・ケウリス(1946-1996):
カテーナ-31の管、打楽器のためのリフレインと変奏曲(1988)
エド・デ・ワールト(指)
録音:1989年1月12日
第3弾以降、RCO Liveより毎年一作ずつのリリースが恒例となった名門RCOの
アンソロジーボックス。シリーズ第5集は音質もきわめて優秀な1980年代。前
作に引き続き今回もクラムシェル仕様ボックス入りの14枚組、極上のライヴ
音源をぎっしり収めています。
このたびの特色として、あらためて驚かされるのが客演陣の顔触れの豪華な
こと!心身ともに充実していた時期のジュリーニによるブラームスの第4番
(CD 1)、ピリオド・アプローチが清清しい名誉客演指揮者アーノンクールの
「エロイカ」(CD 12)、エキスパートとして知られるデイヴィスのシベリウス
(CD )のほか、コンチェルトでは、アルゲリッチ独奏ヤルヴィ指揮のベートー
ヴェンの第2協奏曲(CD 6)や、ブレンデル独奏ハイティンク指揮のモーツァル
ト第24番(CD 8)と興味の尽きないプログラムばかり。
このほかにも、TAHRAからリリースされながら廃盤となっていたヨッフムのブ
ル6(CD 2)、また、既出DGG盤と同一音源とおもわれますがバーンスタインによ
るシューベルト(CD 9)とマーラー(CD 10)などが聴けるのも思いがけない喜び
といったところではないでしょうか。そして、ケウリスによるRCO100周年記念
の委嘱作(CD 14)が含まれているのも当シリーズならではの趣向といえるで
しょう。
まさに壮観。ことし2008年創立120周年の伝統を誇るRCOだからこそ実現しう
る、この上ない充実の内容となっています。




<Profil>
=エディション・シュターツカペレ・ドレスデン=
PH 07043 \2180
モノラル
(1)ヒンデミット:歌曲集「若い乙女」Op.23-2
(2)トッホ:歌曲集「中国の笛」Op.29
(3)[ボーナス・トラック]:ランゲのインタビュー
(4)[同]:トレッチェルのインタビュー
(1)ルート・ランゲ(A) 
ヨゼフ・カイルベルト(指)ドレスデン国立歌劇場室内管弦楽団
(2)エルフリーデ・トレッチェル(S) アルノ・ビル(Fl)
ハンス・レーヴライン(指)ドレスデン国立歌劇場室内管弦楽団
録音:(1)1948年9月15日(2)1949年2月22日以上ドレスデン、衛生博物館・シ
ュタインザール
(3)1963年3月22日(ゼンダー・ドレスデン収録)(4)1957年(RIAS収録)
ヒトラーの第三帝国時代に退廃音楽家の烙印を押され、作品が演奏禁止処分
を受けたヒンデミットとトッホ。このふたりが書いた歌曲を収めたアルバム
は、戦後ほかならぬドイツ、ドレスデンでのライヴというところに意味があ
り、それぞれゲオルク・トラークル、マーラーの「大地の歌」で知られるハ
ンス・ベトゲの詩によるもの。ともにドレスデン国立歌劇場のメンバーだっ
たトレッチェル(1934-1944)とランゲ(1945-1975)が歌っています。トッホは
世界初演ライヴ。




<Bel Air>
BAC 434(Blu-Ray Disc) \5680
ワーグナー:「ワルキューレ」
ロバート・ギャンビル(T ジークムント) 
エヴァ=マリア・ウェストブロック(S ジークリンデ) 
ミハイル・ペトレンコ(Bs フンディング) 
ウィラード・ホワイト(Br ヴォータン)
 エファ・ヨハンソン(S ブリュンヒルデ) 
リリ・パーシキヴィ(Ms フリッカ)ほか
サイモン・ラトル(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
演出:ステファヌ・ブロンシュウェグ
演出・映像だけでなく音も好評だった通常盤。ブルーレイではなお一層の美
しい映像と音質がおたのしみいただけることうけあいです。




<harmonia mundi>
HMD 9809013(Blu-Ray Disc) \5680
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」(ウィーン稿)
ヨハネス・ヴァイサー(Br ドン・ジョヴァンニ) 
マルコス・フィンク(Bs レポレッロB) 
アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカ(S ドンナ・エルヴィーラ) 
マリン・ビストレム(S ドンナ・アンナ) 
ウェルナー・ギューラ(T ドン・オッターヴィオ) 
スンハエ・イム(S ゼルリーナ) ニコライ・ボルチェフ(Br マゼット) 
アレッサンドロ・グエルツォーニ(Bs 騎士長)
ルネ・ヤーコプス(指) 
フライブルク・バロック・オーケストラ、RIAS室内合唱団
演出:ヴァンサン・ブサール,衣装:クリスティアン・ラクロワ,
装置:ヴァンサン・ルメール,録音:2006年10月6日,バーデンバーデン
ラクロワの衣装の美しさもブルーレイだとひときわ鮮烈。美しい音質ととも
に、思う存分ドン・ジョヴァンニの物語をおたのしみいただける内容となっ
ています。



<BONGIOVANNI>
GB 2435 2枚組 \4360
ポンキエッリ:「放蕩息子」
マウリツィオ・ザンケッティ(Br アメノフィ)
レナート・ズイン(T アザエーレ)
マリア・クリンカー(S イェフテレ)
カテリーナ・ノヴァーク(Ms ネフテ)
アレッサンドロ・アレーナ(Bs ルーベン)
シルヴァーノ・フロンタリーニ(指)
ウクライナ・ドネツク・フィルハーモニー管弦楽団
クレモナ・ポンキエッリ= ヴェルトヴァ合唱団
録音:2006年9月,2008年3月,クレモナ
近年復活が著しいポンキエッリのオペラに、また世界初録音が登場。「放蕩
息子」は、1880年12月26日に、スカラ座のシーズンオープニングを飾って初
演されたオペラです。初演は成功したものの、その後はほとんど上演がない
まま埋もれてしまっていました。アンジェロ・ザナルディーニによる台本は、
ルカによる福音書の有名な放蕩息子の物語を自由にアレンジしたもの。イス
ラエルの部族の長ルーベンの息子アザエーレが、波乱万丈の旅の後、故郷に
帰るという物語。ヴェルディの「アイーダ」(1871年)と「オテッロ」(1887年)
のちょうど真ん中の時期のオペラだけに、当時のイタリアオペラの状況を知
るには打ってつけの作品です。

GB 1209 \2180
プッチーニ:「トスカ」-星は光りぬ
ジュゼッペ・ボルジョーリ(1905年)
エンリコ・カルーゾ(1909年)
ジョヴァンニ・マルティネッリ(1914年)
イポリート・ラザーロ(1916年)
ベニアミーノ・ジーリ(1921年)
アルフレッド・ピッカヴァー(1923年)
フェルディナンド・チニセッリ(1927年)
ジャコモ・ラウリ・ヴォルピ(1928年)
アントーニオ・コルティス(1929年)
ミゲル・フレータ(1929年)
ジョヴァンニ・ゼナテッロ(1929年)
ガッリアーノ・マジーニ(1929年)
アウレリアーノ・ペルティレ(1932年)
ジョゼ・ルッショーニ(1936年)
ユッシ・ビョルリング(1937年)
ジュゼッペ・ルーゴ(1939年)
ジョヴァンニ・マリピエーロ(1939年)
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(1942年)
ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(1948年)
マリオ・フィリッペスキ(1950年)
マリオ・デル・モナコ(1954年)
フェルッチョ・タリアヴィーニ(1955年)
フランコ・コレッリ(1957年)
ジャンニ・ポッジ(1961年)
ダニエレ・バリオーニ(1961年)
フラヴィアーノ・ラボー(1969年)
BONGIOVANNIの名物企画、一つのアリアを多くの歌手で聞き比べるCD、今回は
プッチーニ「トスカ」から、カヴァラドッシのアリア“星は光りぬ”。1905年
のジュゼッペ・ボルジョーリの録音から、1969年のフラヴィアーノ・ラボーま
で、SP録音やライヴ録音の音源を用いて26種類を集めています。




<Medici Arts>
=EUROARTS=
20 57378(DVD-Video) 4枚組 \4250
ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第1番ハ長調作品21
交響曲第2番ニ長調作品36
交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
交響曲第4番変ロ長調作品60
交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」
交響曲第7番イ長調作品92
交響曲第8番ヘ長調作品93
交響曲第9番ニ短調作品125「合唱」
クラウディオ・アバド(指)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:2001年2月、ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院、
2000年5月1日、ベルリン、フィルハーモニーザール(第9番)
字幕:英、仏、独、西(第9番)

=IDEALEAUDIENCE=
30 78398(DVD-Video) 5枚組 \8450
DISC1:ドキュメンタリー
 ピエール・ブーレーズ:ECLAT(エクラ)/Sur Incises(シュル・アンシーズ)
 ECLAT(エクラ)-ピエール・ブーレーズの創作
 監督:フランク・シェーファー
 Sur Incises(シュル・アンシーズ)-ピエール・ブーレーズのレッスン
 監督:アンディ・ソマー
 制作:1994.2000&2006年
 言語:英、仏、独、西、蘭、日
DISC2:ドキュメンタリー
 エリオット・カーター:時間の迷宮
 監督:フランク・シェファー
 ダニエル・バレンボイム、チャールズ・ローゼン、ピエール・ブーレーズ
のインタビューを含む
 ドキュメンタリー。
 制作:2000、2004&2006年
 言語:英、仏、独、西、蘭、日
DISC3:ドキュメンタリー
 フィリップ・グラス:ルッキング・グラス
 DVDエクストラ:アナザー・ルック
 監督:エリック・ダルモン
 脚本:エリック・ダルモン、フランク・マレ
 言語:英、仏、独、西、日
DISC4:ドキュメンタリー
 オリヴィエ・メシアン:水晶の典礼
 監督:オリヴィエ・ミル
 言語:英、仏、独
DISC5:ドキュメンタリー
 アルヴォ・ペルト:フーガのための24の前奏曲
 DVDエクストラ:短編フィルム「セシリア」「君の名」「水を求める鹿のよ
うに」
 監督:ドリアン・シュパン
 制作:1999&2000年
 言語:英、仏、独、西、露、エストニア、フィンランド、日
*言語は字幕、またはDVD-ROMでのブックレット閲覧




<naive>
OP 30470(27CD+1DVD) \33000
ヴィヴァルディ・エディション・スペシャル・ボックス
「狂人を装ったオルランド」OP 30392(3CD)
アントーニオ・アベーテ(Bs;オルランド) 
ジェンマ・ベルタニョッリ(S;エルジッラ)他
アレッサンドロ・デ・マルキ(指)
アカデミア・モンティス・レガリス,トリノ歌劇場合唱団
「勝利のユディータ」R 644  OP 30314(3CD)
マグダレーナ・コジェナー(S;ユディータ) 
マリア・ホセ・トゥルール(Ms;オロフェルネス)
アレッサンドロ・デ・マルキ(指)
アカデミア・モンティス・レガリス, 
聖チェチーリア国立アカデミア室内合唱団
「ティート・マンリオ」 OP 30413(3CD)
ニコラ・ウリヴィエーリ(Br;ティート・マンリオ)、
カリーナ・ゴーヴァン(S;マンリオ)他 
オッターヴィオ・ダントーネ(指)
アカデミア・ビザンチーナ
「試練の中の真実」R 739  OP 30365(3CD)
ナタリー・シュトゥッツマン(C-A;ダミラ) 
サラ・ミンガルド(A;メリンド)
ジャン=クリストフ・スピノージ(指)
アンサンブル・マテウス
「怒れるオルランド」 OP 30393(3CD)
マリー=ニコール・ルミュー(Ms;オルランド) 
ジェニファー・ラーモア(Ms;アルチーナ)、
ヴェロニカ・カンヘミ(S;アンジェリカ)
フィリップ・ジャルスキ(CT;ルッジェーロ)他 
ジャン=クリストフ・スピノージ(指)
アンサンブル・マテウス、レゼレモン合唱団
「アテナイデ」 RV 702  OP 30438(3CD)
サンドリーヌ・ピオー(S;アテナイデ)、
ポール・アグニュー(T;レオンティーノ)、
ギルメット・ロランス(Ms;プルケリア)他 
フェデリーコ・マリア・サルデッリ(指)
モード・アンティコ
「ファルナーチェ」RV 711-G ★ALIA VOXの音源(AV 9822)
フリオ・ザナッシ(ファルナーチェ) 
アドリアーナ・フェルナンデス(ベレニーチェ) 
サラ・ミンガルド(タミリ)他 
ジョルディ・サヴァール(指)
「オリンピアーデ」R 725(アレッサンドリーニ新校訂版)OP 30316(3CD)
サラ・ミンガルド(C-A;クレタ王子リチダ) 
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S;メガークレー)他
リナルド・アレッサンドリーニ(指)
コンチェルト・イタリアーノ
「グリゼルダ」OP 30419(3CD)
カタリーナ・カマロア(Ms) アンケ・ヘールマン(S) 
ロバート・リー(T) フリオ・ザナッシ(Br)他 
アレッサンドロ・デ・マルキ(指)
アカデミア・モンティス・レガリス
ナイーブが誇る人気シリーズ、ヴィヴァルディ・エディション。その中から
オペラをピックアップし、未発売の「ファルナーチェ」(サヴァール指揮)と
ともにLPサイズの豪華な箱に収めたもの。クリスマスシーズンにぴったりの
商品といえます。装丁も豪華、縦横は31センチ、厚さは6センチ、重さは約
4.0kgです。豪華ブックレットには、自筆譜の写真が掲載されていたり、ヴェ
ネチアの町の写真が載っていたり、もちろん興味深い内容の文章も豊富。原
語のみですがすべてのオペラのリブレットも含まれます。



<Praga Digitals>
PRD 350046 \1780
ドヴォルザーク:
(1)弦楽四重奏曲第10番変ホ長調Op.51, B 92
(2)弦楽四重奏曲第11番ハ長調Op.61, B 121
プラジャーク四重奏団
既出PRD.250102(第10番)、PRDDSD.250198(第11番)よりの組み替え再発。

PRD 350048 \1780
ドヴォルザーク:
(1)弦楽四重奏曲第14番変イ長調Op.105, B 193
(2)弦楽四重奏曲第13番ト長調Op.106, B 192
プラジャーク四重奏団
既出PRD.250102(第13番)、PRD.250136(第14番)よりの組み替え再発。お国も
のドヴォルザークを看板に掲げる、チェコのプラジャークによる模範的演奏。
ちょっとした節まわしにも、共感がたっぷりと込められています。

PRD 350052 \1780
ボロディン:
(1)弦楽四重奏曲第2番ニ長調
(2)弦楽四重奏曲第1番イ長調
(1)プラジャーク四重奏団
(2)コチアン四重奏団
PRDDSD.250222(第1番)とPRD.250139(第2番)よりの組み換え再発。チェコのふ
たつのアンサンブルによるボロディンのカルテット。甘美なメロディで有名
な「夜想曲」つきの第2番を演奏するのは、現代のチェコを代表するアンサン
ブル、プラジャーク四重奏団。

PRD 350051 \1780
(1)フランク:弦楽四重奏曲ニ長調
(2)ラロ:弦楽四重奏曲Op.45
コチアン四重奏団
現行PRD250141と同内容。フランクはヴァイオリン・ソナタ、ピアノ五重奏と
並ぶ最晩年の傑作。

PRD 350050 \1780
バルトーク:
(1)ヴァイオリン・ソナタ第1番Sz.75
(2)ヴァイオリン・ソナタ第2番Sz.76
ペテル・チャバ(Vn)
ジャン=フランソワ・エッセール(P)
バルトークと同郷のハンガリーのチャバが弾くソナタ集。既出PRD.250135
(廃盤)の再発。



<Bel Air>
BAC 037(DVD-Video) \4950
BAC 437(Blu-ray Disc) \5680
チャイコフスキー・ガラ
「白鳥の湖」より-グラン・パ・ド・ドゥ、プロローグ、情景、道化師のヴァ
リアシオン、ワルツ、スペインの踊り、タランテラ、チャールダーシュ、マ
ズルカ、黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ、ポロネーズ
(振付:ウラディミール・ブルマイスター、背景・衣装:ロベルタ・グイーディ
・ディ・バーニョ)
オデット/オディール:ポリーナ・セミオノヴァ,ジークフリート:ロベルト
・ボッレ,道化師:マウリツィオ・リチートラ,ロスバルト:ジャンニ・ギスレ
ーニ,レジーナ:フラーヴィア・ヴァッローネ
『眠りの森の美女』より-ローズ・アダージョ、青い鳥のパ・ド・ドゥ
(振付:マリウス・プティパ、衣装:フランカ・スクアルチアピーノ)
オーロラ:マルタ・ロマーニャ/4人の王子:アレッサンドロ・グリッロ、ミッ
ク・ツェーニ、マッテオ・ブオンジョルノ、ブリアン・ヒューイソン/
青い鳥:アントニーノ・ステラ/フロリナ王女:ダニエラ・カヴァッレーリ
『くるみ割り人形』より-グラン・パ・ド・ドゥ
(振付:パトリス・バルト、衣装:ルイーザ・スピナテッリ)
クララ:ナージャ・サイダコヴァ
王子:ロナルド・サブコヴィチ
※31分のボーナス・トラック「エトワール・エ・プティ・パ」(リハーサル
風景、舞台裏収録)
デイヴィッド・コールマン(指揮)
ミラノ・スカラ座バレエ団&管弦楽団
収録:2007年
有名なファッションブランドのポスターのモデルもつとめるなど、絶大な人
気を誇るロベルト・ボッレが出演の超強力バレエDVD。チャイコフスキーの三
大バレエのハイライトが、豪華メンバーによって踊られます。冒頭では、ク
リスマスのミラノなど町の様子の映像も美しく、気分もいよいよ盛り上がっ
たところにバレエが始まります。ロベルト・ボッレの美しさ、衣装の美しさ
もすべて印象的。カーテンコールは舞台上での晩餐会、という趣向。ボッレ
のタキシード姿にもほれぼれしてしまいます。




<ANIMA RECORDS>
KDC 5060 \1450
日本語帯解説付
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
第6番ヘ長調 Op.10-2
第14番嬰ハ短調 「月光」 Op.27-2
第13番変ホ長調 「葬送」 Op.27-1
第17番ニ短調 「テンペスト」 Op.31-2
金子陽子(フォルテピアノ:1800年アントン・ワルター・モデル/クリストファ
ー・クラーク2004年製作)
録音2008年2月25-28日La Ferme de Villefavard(仏リムザン地方)
エンジニア:タッド・ガーフィンクル(MA recordings)
「ベートーヴェンをフォルテピアノで弾く?それとも現代ピアノで弾く?」
イギリス近代劇作家ジョージ・バーナード・ショウの言葉は一体なにを意味す
るのか…。この問いかけに金子陽子が真正面から取り組んだアルバム。1800年
頃に製造されたアントン・ワルターの楽器を元にクリストファー・クラーク
氏が2004年に完成したフォルテピアノを用いている。ウィーン式アクション
を備えたこの楽器は、現代ピアノとは異なる、奥深い繊細な表現、革新的な
音色で、ベートーヴェンの音楽を忠実に完全に実現しています。この録音を
聴けばジョージ・バーナード・ショウの言葉が意味することを理解できるで
しょう。録音エンジニアは「ワンポイント録音」の名手タッド・ガーフィン
クル氏。人口160人ほどのフランスの小さな村にある小規模で高音質なホール
で録音され、艶やかで温かみのある音色が素晴らしい録音です。




<ELOQUENTIA>
EL 0813 \2380
(1)ポワン・バクPoint Bak-J.S.Bach:
平均律クラヴィーア曲集に基づく(ジェラール・ルコント)
(2)ドビュッシーの仮面に基づく(ジェラール・ルコント)
(3)ノクテュルヌ(ドビュッシー/ルコント編曲)
パーカッションズ・クラヴィーア・ドゥ・リヨン
1曲目の「ポワン・バク」は、1997年、バッハをテーマとした音楽のために書
かれました。平均律クラヴィーア曲集のいくつか曲を基にして書かれていま
す。弱冠アレンジが加えられている部分もありますが、マリンバやヴィヴラ
フォンのアンサンブルにより、ほぼ原曲とおりに演奏されています。ミニマ
ルミュージックかと思ってしまうような雰囲気ですが、しかし、しっかりと
「バッハ」です。他に収録されているドビュッシーの作品も、ドビュッシー
らしい独特の美しい響きの世界がヴィヴラフォンにより倍増されています。
夢の中でドビュッシーの曲がエンドレスで鳴り響いているような感じの、響
きのおもしろい作品です。




<ATMA>
ACD2 2470 \1850
トゥルヌミール:オルガン作品集vol.1
過越の祭りの犠牲者に基づくコラール即興
レント(未刊)
想念組曲op.74
音楽の小さな花束op.66
アンティエンヌ・ドゥ・マニフィカトのための後奏曲
オルガン・ミスティーク第22番
ヴァンサン・ブシェール(オルガン)
オルガン:サン=アグネス=ジャルディエン教会のCasavantオルガン
(ラシーヌ)
20世紀の作曲家、シャルル・トゥルヌミールのオルガン作品集。ブシェール
は、オルガニストとして活躍するかたわら、経済アナリストとしても手腕を
発揮している異色の経歴の持ち主。トゥルヌミールのオルガン作品全曲を録
音していくという意欲的なプロジェクトということで、今後がたのしみです。




<CALLIOPE>
CAL 9406 \2180
Metissages-混血
現代作曲家たちによる女声合唱曲集-
M.オアナ:カリヨン
リンコラ:儀礼的舞曲ほか(全16曲)
カリオペ・女声合唱団
レジーヌ・テオドレスコ(指)
現代の合唱声楽作品を集めた1枚。世界の文化の影響が様々に感じられる、お
もしろい響きの作品がつづきます。




<Medici Arts>
~EUROARTS
20 56918(DVD-Video) 2枚組 \4800
20 56914(Blu-ray Disc) \4380
字幕:独英仏日
R.シュトラウス:「バラの騎士」
アンネ・シュヴァンネヴィルムス(S元帥夫人)
アンケ・フォンドゥング(Ms オクタヴィアン)
クルト・リドル(Bs オックス男爵)
ハンス=ヨアヒム・ケテルセン(Br ファーニナル)
森 麻季(S ゾフィー)
ザビーネ・ブロム(S マリアンネ)
オリヴァー・リンゲルハーン(T ヴァルツァッキ)
エリーザベト・ヴィルケ(Ms アンニーナ)
ロベルト・サッカ(T イタリア人歌手)
ほか
ファビオ・ルイージ(指)ドレスデン国立歌劇場管弦楽団,
ドレスデン国立歌劇場合唱団
演出:ウヴェ=エリック・ラウフェンベルク
舞台美術:クリストフ・シュビガー
衣裳:ジェシカ・カルゲ
収録:2007年11月23日、25日,NHKホール
2007年11月に久々の来日を果たした、ドレスデン国立歌劇場、その「バラの
騎士」をNHKがハイディフィニション収録、Medici ArtsからDVDとBDで発売で
す!初演劇場であるドレスデン国立歌劇場は、「バラの騎士」を頻繁に上演
し、録音もあるものの、映像はこれが始めて。新音楽監督ファビオ・ルイー
ジの下、伝統の力をまざと見せ付けてくれます。歌手は、代役で出演しなが
らも非常に高い評価を勝ち得たシュヴァンネヴィルムスの元帥夫人や、ベテ
ランの貫禄のリドル、若々しさが映えたフォンドゥングなど、かなり優れた
面々。さらにイタリア人歌手にサッカが参加しているなんて、ドレスデン国
立歌劇場だからこその贅沢です。ラウフェンベルクの演出は、第1幕は初演時
の舞台装置を模倣した極めて伝統的な舞台、しかし現代の観光客と思しき家
族がちょこっと入って来る。第2幕は近代の高級マンションに舞台が移るなど、
結構捻りが効いた興味深いものです。最新技術の収録による鮮明映像でお楽
しみください!




<Coviello CLASSICS>
COV 30814(SACD-Hybrid) \2350
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(1874年第1稿)
マルクス・ボッシュ(指)
アーヘン交響楽団
録音:2007年アーヘン、聖ニコラウス教会(ライヴ)
ボッシュと手兵アーヘン交響楽団によるブルックナー・シリーズ第6弾は「ロ
マンティック」。使用楽譜にオリジナルの第1稿を選択しているところも注目
です。従来親しまれている第2稿との比較では第3楽章が顕著なように、斬新
にすぎて初演では不成功に終わった第1稿ですが、インバルやノリントン、ケ
ント・ナガノ、ヤングらが近年こぞって採用しているように徐々に触れる機会
も増えて、あらたな流れとなりつつあるようです。
古都アーヘンの大伽藍、聖ニコラウス教会の包み込まれるような豊かな音響
はまさにブルックナー、そしてSACDでの再生にも適しています。全集完成へ
の期待度がいよいよ高まるところです。

COV 30901(SACD-Hybrid) \2350
ワーグナー:
(1)「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕への前奏曲*
(2)ヴェーゼンドンク歌曲集*
(3)「ジークフリート」より、森のささやき*
(4)ゲーテの「ファウスト」への7つの作品より、糸を紡ぐグレートヒェン*
(5)メアリー・スチュアートの別れ*
(6)ジークフリート牧歌
* アンドレアス・N.タルクマンの室内オーケストラ編曲版
マリア・リッカルダ・ヴェセリング(Ms)
マルクス・ボッシュ(指)
グラウビュンデン・カンマーフィルハーモニー
手兵アーヘン響とのブルックナー・シリーズが注目されるボッシュのワーグナ
ー・アルバム。ここでボッシュは1999年以降自らが首席指揮者兼芸術監督を
務める室内オケ(1989年創設)を率いています。スイス南東部に位置するグラ
ウビュンデンは「アルプスの少女ハイジ」の舞台となったところ。土地柄を反
映したかのようなのびやかで明るい音色が魅力で、これはメインのジークフ
リート牧歌にピッタリ。また、ジークフリート牧歌をのぞいて、すべて当代
屈指の名編曲者タルクマン(1956年生まれ)の手による室内オーケストラ版に
よるのも興味深い趣向で、ワーグナーの官能世界があらたな切り口でいっそ
う浮き彫りになる仕組みとなっています。




<Ondine>
ODE 1124 \2080
マグヌス・リンドベリ(1958-):管弦楽のための作品集
彫刻-Sculpture(2005)、
カンパーナ・イン・アリア-
Campana in aria(1998)(ホルンと管弦楽のための)、
管弦楽のための協奏曲(2003)
エサ・タパニ(Hrn) サカリ・オラモ(指)フィンランド放送交響楽団
録音:2007年8月31日(Sculpture)、2008年1月31日-2月1日(Campana)、
4月14日-16日 文化の家(ヘルシンキ)
サカリ・オラモ、フィンランド放送響の演奏によるリンドベリ。マグヌス・
リンドベリは、カレヴィ・アホ、サーリアホ、ラウタヴァーラとともに現在、
もっとも国際的に知名度の高いフィンランドの作曲家のひとり。東京オペラ
シティ文化財団の同時代音楽フェスティバル、コンポージアム2004では「武
満徹作曲賞」の審査員に迎えられ、リンドベリの作品をユッカ=ペッカ・サ
ラステが指揮するコンサートも行われました。さまざまなスタイルを融合し
た<クラフト>は代表作のひとつ。フィンランド・モダニズムの記念碑とも
みなされています。リンドベリの近作は、エネルギー、色彩、そして素材を
スリリングに凝縮する方法に目立った特徴があると言われます。音のパレッ
トに地味な色彩を探り、弦楽セクションからヴァイオリンを外した<彫刻>。
ヴィルトゥオーゾ的な作品<カンパーナ・イン・アリア>は、ホルン奏者で
もある指揮者エサ=ペッカ・サロネン40歳の誕生日プレゼントとして作曲さ
れました。シャコンヌの形式をとり、独立して展開する2つの和声進行がフィ
ナーレで一体になる<管弦楽のための協奏曲>。BBC交響楽団の委嘱により作
曲。サラステに献呈され、チェロ協奏曲、クラリネット協奏曲とともに "コ
ンポージアム" のコンサートで日本初演されました。

ODE 1135 \2080
人生の歌-フィンランドの歌の本
メリカント/カレヴィ・オッリ編:
そっと奏でてくれ わが悲しみの調べ、海で
メリカント/セッポ・ホヴィ編:ヴァッリンコルヴァの歌
シベリウス/ユッシ・ヤラス編:泳げ、青い鴨 JS180
シベリウス/(キム・ボリ編:川面に漂う木 作品17-7
シベリウス:愚者の歌う蜘蛛の歌 作品27-4
マデトヤ/カレヴィ・オッリ編:闇の草 作品9-1
マデトヤ/ヨーゼフ・ラウテンバッハー編:
時には夕べに涙することも 作品25-2
ユリヨ・キルピネン/ニルス=エーリク・フォウグステット編:
夏の夜 作品23-3
ユリヨ・キルピネン:古い教会 作品54-1
ユリヨ・キルピネン/カレヴィ・オッリ編:海辺にて(その1) 作品23-1
マルッティ・トゥルネン/カレヴィ・オッリ編:日曜日
ヴィルホ・ルオラヤン=ミッコラ/カレヴィ・オッリ編:結婚の踊り
トイヴォ・クーラ/アーレ・メリカント編:炎を見つめて 作品2-2
トイヴォ・クーラ/レオ・フンテク編:教会墓地の夏の夜 作品6-1
トイヴォ・クーラ/マルッティ・シミラ編:夜 作品22-3
南ポホヤンマー民謡/カレヴィ・オッリ編:
こんな少年にとって、風が白樺の幹の先をたゆませ、村中を歩きまわろう
マッティ・サルミネン(Bs) 
ヨン・ストゥールゴールズ(指)ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
録音:2008年2月 フィンランディア・ホール(ヘルシンキ)(一部ライヴ)
バイロイト音楽祭創立100周年、パトリス・シェローとピエール・ブーレーズ
の<ニーベルングの指輪>に出演して注目されたフィンランドのバス歌手、
マッティ・サルミネン(1945-)。現在はスイスのチューリヒに住みながら定期
的にベルリンをはじめとするドイツのオペラハウスやニューヨークのメトロ
ポリタンオペラの舞台に立ち、主にワーグナー、モーツァルト、ムソルグス
キーの役を歌っています。フィンランドの作曲家たちの歌曲集。その多くが
自然と愛の歌です。「ずっと炎を見つめていた かきまぜると残り火が輝く 
夢見るのは、愛する人 燃え殻のような黒い瞳 その姿が去来する 幸せだっ
た日々」。さまざまな想いをこめサルミネンは、祖国の歌を歌っています。
フィンランド国立オペラも指揮したことのあるヨン・ストゥールゴールズ
(1963-)はシベリウス・アカデミーでヨルマ・パヌラとエリ・クラスに学んだ
指揮者。2008年秋からヘルシンキ・フィルハーモニックの首席指揮者に就任
しました。カレヴィ・オッリらの手がけたオーケストレーションが新しい色
彩を付け加えながらも、けっして過度にならないのはセンスでしょう。メリ
カントの<海で>をはじめとする数曲では、管弦楽編曲が劇的な効果がもた
らしました。

ODE 1117 \2080
フィンランド賛美歌集 第2集
私には富も名声もいらない(31番)、神の恩寵にあるイエス(225番)、
一日と一瞬だけ(338番)、
イエスよ、祈りをお聞きください(373番)、今、この世は栄え(571番) 
他(全20曲)
ソイレ・イソコスキ(S) マリタ・ヴィータサロ(P)
録音:2002年5月、2004年6月、2005年10月 
YLE(フィンランド放送)スタジオ M2(ヘルシンキ)
ソイレ・イソコスキがマリタ・ヴィータサロの共演で歌う『フィンランド賛
美歌集』。2005年リリースの第1集(ODE1070)につづく第2集。トペリウスの歌
詞にシベリウスが作曲したクリスマスの歌『私には富も名声もいらない』(賛
美歌31番)から始まります。




<Aurora>
ACD 5051 2枚組 \4560
アルネ・ヌールハイム(1931-):1960年代のエレクトロニック音楽
Collage I Collage II(Multiple parallell layers) Collage III 
Collage IV
放送劇オリジナルトラック
間奏曲/星の王子さま/帰郷/ここに住みたい/われら死者が目覚めると/ハムレ
ット/ファウスト/極限に向けて/沼地の住人/真昼に分かつ/われらアルファブ
ラトルにて/無感覚な人びと/アマリリス/紙の鳥
アルネ・ヌールハイム(エレクトロニクス)
録音:1960年-1970年 ノルウェー放送
オスロ王宮の一角にある「グロッテン」。詩人ヘンリク・ヴェルゲラン、作曲
家クリスチャン・シンディングも住んだ家。この家に住む権利を授かることは、
ノルウェーの文化人にとって最高に名誉なこととされます。現在の住人はアル
ネ・ヌールハイム(1931-)。現代ノルウェーを代表する作曲家、そしてエレク
トロニクスを応用した音楽のノルウェーにおける先駆者でもあります。2枚組
のアルバム。ヌールハイムがノルウェー放送(NRK)のために作った劇音楽によ
るコラージュをCD1に、放送劇のオリジナル音楽をCD2に収めた構成。"実験"
というイメージを脱した電子音楽の姿が見えてきます。




<Alba>
ABCD 256 \2300
ティモ=ユハニ・キュロネン(1955-):弦楽作品集
交響曲第1番 作品8、アコーディオン協奏曲第1番 作品60、
交響詩《リヒテンタール(光の谷)》 作品43 、
合奏協奏曲 作品65
アレクサンドル・チェルヌシェンコ(指)
サンクトペテルブルク国立アカデミック・カペッラ交響楽団
マッティ・ランタネン(アコーディオン)
録音:2007年3月28日-4月5日 グリンカホール(サンクトペテルブルク)]
ティモ=ユハニ・キュロネンはフィンランド生まれ。スウェーデンでアコー
ディオン演奏を学び、1976年、奨学金を得てロシアに留学。グネーシン音楽
学校でアコーディオンと管弦楽指揮法と教師のディプロマを取得した後、チャ
イコフスキー音楽院に進んで作曲を学びました。作曲家仲間のカレヴィ・ア
ホは、キュロネンの音楽がショスタコーヴィチとプロコフィエフが確立した
ロシアの伝統に大きく根ざしていることを指摘しています。モスクワで過ご
した学生時代の想いをまとめた交響曲第1番。ラテンアメリカ音楽への関心を
反映した《アコーディオン協奏曲第1番》。ドイツ、バーデン・バーデンの
シュヴァルツヴァルト(黒い森)の谷、リヒテンタールにあるブラームス・ハ
ウスでインスピレーションを授かった交響詩《リヒテンタール》。ヴァイオ
リン、フルート、マリンバのソロと管弦楽のための《合奏協奏曲》。"ロシア
の香りをもったフィンランド人作曲家" キュロネンの代表的管弦楽作品を集
めた "ポートレート" アルバムは、2007年4月6日にグリンカホールで開かれ
たコンサートのリハーサル期間中に録音が行われました。




<IDIS>
IDIS 6556 \1650
(1)ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92
(2)ガーシュイン:パリのアメリカ人
レナード・バーンスタイン(指)
(1)ボストン交響楽団,(2)RCAヴィクター交響楽団
録音:(1)1957年,ボストン,(2)1947年12月6日,ニューヨーク
ベートーヴェンの第7交響曲はボストンでのライヴ。他社からCDが出ていたこ
とあり。パリのアメリカ人は、RCAへの録音。バーンスタインの比較的初期の
録音の一つ。

IDIS 6557 \1650
ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
レオニード・コーガン(Vn)
ルドルフ・ケンペ(指)RAIトリノ交響楽団(ベートーヴェン)
ワシリー・ネボルシン(指)モスクワ放送交響楽団
録音:1958年1月17日,トリノ(ベートーヴェン),
1950年10月31日,モスクワ(チャイコフスキー)
ソ連の大ヴァイオリニスト、レオニード・コーガンが弾くベートーヴェンと
チャイコフスキーの協奏曲。ベートーヴェンは、トリノでの録音で、指揮が
ルドルフ・ケンペという面白い組み合わせの演奏。チャイコフスキーはLP時
代から有名な録音。

IDIS 6559 \1650
ショパン:
12の練習曲 Op.10
12の練習曲 Op.25
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」
ヴィルヘルム・バックハウス(P)
録音:1928年(練習曲),1950年(ソナタ)
ドイツの偉大なピアニスト、ヴィルヘルム・バックハウスは、晩年のベートー
ヴェンなどの味わい深い録音で知られていますが、若い頃はむしろ技巧派とし
て鳴らした人。ショパンも得意としていて、ここに収録されているHMV録音の
練習曲集は、SP時代の名盤として名高いものでした。全24曲でのCDは久々。ピ
アノ・ソナタ第2番はDECCA録音。

IDIS 6558 \1650
ドニゼッティ:「アンナ・ボレーナ」
ベッリーニ:「ノルマ」
ヴェルディ:「仮面舞踏会」,「トラヴィアータ」
ケルビーニ:「メデア」
スポンティーニ:「ヴェスターレ」からの場面
マリア・カラス(S)
録音:1954-1958年
マリア・カラス全盛期のライヴ録音を集めたもの。「トラヴィアータ」が1958
年のコヴェントガーデン歌劇場、「メデア」が1958年のダラス、それ以外はス
カラ座でのライヴです。いずれも全曲録音として有名なもので、そこからカラ
スの聞き所をピックアップしています。




<HOMA DREAM>
HR 1164 \2500
1.ショパン:子犬のワルツop.64-1
2.シューマン:トロイメライop.15-7
3.ブラームス:インテルメッツォop.118-2
4.ドビュッシー:夢
5.ラヴェル:メヌエット-ソナチネより
6.プーランク:エディット・ピアフへのオマージュ
7.シベリウス:樅の木op.75-5
8.ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲より第18変奏
9.プロコフィエフ:少女ジュリエット
10.プロコフィエフ:舞踏会へ急ぐシンデレラ
11.モンポウ:歌と踊り第6番
12.ヒナステラ:粋な娘の踊り
13.グラナドス:嘆き、またはマハと夜うぐいす
下森佳津美(Pf)




<NOVALIS>
NOV150 191 \2080
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調K.467
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調Op.37
グンハルト・マッテス(指)レンベルク・インターナショナルSO
スィー・シャン・ウォン(Pf)
DECCAからショパンやドビュッシー等、3枚のCDを発売しているアジア系ピアニ
スト、ウォンの古典派ピアノ協奏曲の傑作選。

NOV150 192 \2080
ハイドン:
チェロ協奏曲 ニ長調 HOB.VIIB:2,
チェロ協奏曲 ハ長調 HOB VIIB:1
エーリッヒ・ヘーバルト(指)カメラータ・ベルン
パトリック・デメンガ(Vc)
ニ長調のカデンツァはジャンドロンとジュヴァール、ハ長調はデメンガ自身に
よる。




<auadite>
=ドイチュラントラジオ・クルトゥーア=
AU 95585 \2280
ブラームス:
(1)ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
(2)交響曲第2番ニ長調Op.73
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)
フェレンツ・フリッチャイ(指)RIAS交響楽団
録音:(1)1951年10月8日(2)1953年10月13日
以上すべてベルリン-ダーレム、イエス・キリスト教会(スタジオ)
エディション・フェレンツ・フリッチャイ第10集はオール・ブラームス・プロ
グラム。ベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規
音源からの復刻で、すべて完全初出の内容となります。
まず、注目されるのがデ・ヴィート(1907-1994)独奏の協奏曲。彼女のきわめ
つけのレパートリーとされる所以は、カンティレーナにおけるあたたかくも輝
かしい音色を聴くと明かで、これに雄渾なフリッチャイのバックが華を添えま
す。デ・ヴィートでは、ケンペン(1941年)やフルトヴェングラー(1952年)との
ライヴ盤や、シュヴァルツとのスタジオ盤(1953年)以来4種目、いずれにして
も録音嫌いで知られた彼女による貴重なブラームスの登場はファンならずとも
快哉を叫びたくなるところでしょう。
さらに、現状記録ではフリッチャイが唯一全曲の録音を残しているブラームス
の第2交響曲。フリッチャイのブラームスはめずらしく、そもそもヴァイオリ
ン協奏曲も全曲としてはこのたびが初めて。ピシッとアンサンブルが揃った
フィナーレも驚異的ですが、大きな構えで流れるように全曲を聴かせます。
価値ある内容に加えてシリーズ自慢の音作りもこれまで通り、当アルバムの登
場は広く歓迎されるものとなりましょう。




<Praga Digitals>
PRDDSD 250228(SACD-Hybrid) \2780
(1)バルトーク:弦楽四重奏曲第3番Sz.85
(2)同:弦楽四重奏曲第4番Sz.91
(3)レオー・ヴェイネル:
パストラル、幻想曲とフーガ(弦楽四重奏曲第3番ト長調)Op.26
パルカニ四重奏団
パルカニ四重奏団によるバルトーク全集シリーズ完結篇。1927年から28年にか
けて相次いで生み出された第3番と第4番は、2年半にわたる創作の休止期を経
てここに新境地を開いた点で、全6曲中でも真の傑作とされるもの。すなわち、
もっとも無調的、半音階的、不協和的であるこの2曲は、バルトークの作風の
基調である、ハンガリー固有の民謡旋律に拠りながらも、当初の直截的な表現
は影をひそめ、はるかに多彩かつ高度に扱われています。また、様式上は2楽
章による第3番に対して、第4番は全5楽章をシンメトリカルに配置しているの
も注目すべき特徴。名門オルランド改め、パルカニ四重奏団のバルトークは、
第5番&第6番(PRDDSD.250225)、第1番&第2番(PRDDSD.250235)も高い評価を
得ましたが、ここでも作品の持つ野性的なリズムの面白さと躍動感を明らかに
しています。
なお、カップリングには、バルトーク第4番から10年後の1938年、バルトーク
幼少期の友人でもあり、ショルティやドラティそしてクルタークの師であった
ヴェイネル作最後の四重奏を収録しています。

PRDDSD 350049(SACD-Hybrid) \2780
(1)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番ハ短調Op.18-4
(2)同:弦楽四重奏曲第11番ヘ短調Op.95「セリオーソ」
(3)シューベルト:弦楽四重奏曲第8番変ロ長調D.112
パルカニ四重奏団
録音:(1)(3)1999年12月12-15日オランダ、ユトレヒト、マリア・ミノーレ教会
(2)2001年9月23-24日オランダ、デーフェンテル、再洗礼派教会
ドビュッシー&ラヴェルやバルトークの全集など、リリースするアルバムが熱
心なファンのあいだで大きな話題を集めるパルカニ四重奏団。最新アルバムは
ベートーヴェンとシューベルト。シューベルトが楽聖ベートーヴェンを崇拝し
ていたことはよく知られていますが、ここではそれぞれベートーヴェンの第4
番(1800年)と第11番(1816年)、シューベルトの第4番(1814年)というように、
19世紀前半、弦楽四重奏というジャンルが隆盛を迎えた時期に書かれた3曲を
取り上げています。
陰影ゆたかな音色とともに、ずば抜けて高い合奏精度を誇るパルカニ四重奏団
の演奏は、たとえばベートーヴェンの第4番ですでにあたかも後期の作品かと
見紛う風格を漂わせており、たしかに目が離せないものといえるでしょう。



<Profil>
PH 07032(3CD+1DVD) \5950
[DVD] リージョン・オールNTSC
[収録曲目一覧]
特記無いものは、フリッツ・ブッシュ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲
スメタナ:「売られた花嫁」序曲
J.シュトラウス:「こうもり」序曲
スッペ:「美しいガラテア」序曲
ウェーバー(ベルリオーズ編):舞踏への勧誘
メンデルスゾーン:「夏の夜の夢」-スケルツォ
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」-精霊の踊り
モーツァルト:「魔笛」-僧侶の行進
ビゼー:「カルメン」第3幕への前奏曲
ワーグナー:「マイスタージンガー」第3幕への前奏曲
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」序曲
モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543-メヌエット
R.シュトラウス:組曲「町人貴族」-メヌエット ト長調,メヌエット イ長調
録音:1923年
プッチーニ:
「トゥーランドット」から(舞台転換の音楽,ピン、ポン、パンの三重唱,
この宮殿の中には)
アンネ・ローゼレ(S トゥーランドット)
パウル・シェフラー(Br ピン)
ハインリヒ・テスマー(T パン)
オットー・ジグムント(T ポン)
ヴェルディ:「運命の力」から(序曲,戦いの音楽,タランテッラ)
ワーグナー:「タンホイザー」序曲
録音:1932年

R.シュトラウス:
「エジプトのヘレナ」から(ヘレナの目覚め,夜毎に,ダ=ウドの死,
第二の花嫁の歌,魔法の夜)
ローゼ・パウリー(S ヘレナ)
大スタジオ管弦楽団(シュターツカペレ・ベルリンのメンバー)
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73
録音:1931年2月25日,ベルリン
ワーグナー:「タンホイザー」序曲
収録:1932年秋
短編ドキュメンタリー
「私は指揮台を去った」
「電気的トゥーランドット」
「ブラームス・オン・エア」
「シュターツカペレ・ベルリン」
「終わった!-1933年3月7日」
「残念ながらただ客演のみ」
「フリッツ・ブッシュ、ドレスデンへの帰還 エーベルハルト・シュタイン
ドルフの回想」
「お帰りなさい! ジュゼッペ・シノーポリの演説」
これは素晴らしいセットです!ドイツの偉大な指揮者フリッツ・ブッシュ
(1890-1951)の貴重な録音、映像を収録しています。1923年のアコースティッ
ク録音、1932年の電気録音、ベルリンでの「エジプトのヘレナ」の抜粋、さら
に1931年にシュターツカペレ・ドレスデンとベルリン楽旅に行った際のブラー
ムスの第2交響曲のライヴ録音。そしてDVDには、貴重な「タンホイザー」序曲
の映像に、数々のドキュメンタリー映像と、非情に盛りだくさん。幻の巨匠
ブッシュの芸術をたっぷり味わえます。
フリッツ・ブッシュ 略歴
1890年3月13日、ドイツ、ジーゲン生まれ。ケルンでフランツ・シュタインバ
ッハに学ぶ。1912-1918年、アーヘン歌劇場の音楽監督。1918-1922年、シュ
トゥットガルト歌劇場の音楽総監督。1922-1933年、ドレスデン国立歌劇場の
音楽総監督。ドレスデン時代はこの歌劇場の黄金時代として知られており、
シュトラウスの「インテルメッツォ」と「エジプトのヘレナ」をここで初演
している。しかしナチスが才能あるブッシュを取り込もうとしたことを嫌い、
ブッシュは英国に亡命、設立したばかりのグラインドボーン音楽祭の音楽監
督に就任、世界的な音楽祭に育て上げる。またメトロポリタン歌劇場、ブエ
ノスアイレスのコロン歌劇場、ストックホルム王立フィルハーモニー管弦楽
団、デンマーク王立交響楽団などで活動。戦後、本格的にドイツに復帰した
矢先の1951年9月14日、ロンドンで亡くなる。



<LSO Live>
LSO 0666(SACD-Hybrid) 2枚組 \3450
マーラー:
(1)交響曲第2番ハ短調「復活」
(2)交響曲第10番嬰へ短調よりアダージョ
エレーナ・モシュク(S) ズラータ・ブルィチェワ(Ms)
ロンドン交響合唱団
ワレリー・ゲルギエフ(指)ロンドン交響楽団
録音:(1)2008年4月20、21日
(2)2008年6月5日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:ニール・ハッチンソン&ジョナサン・ストークス
「予測できないことこそが特徴」(フィナンシャルタイムズ紙)と云われるゲル
ギエフ&ロンドン響によるマーラー・シリーズの第5弾は、2008年4月に行われ
た第2番「復活」。
シリーズでこれまで聴かせてきたように、速めのテンポを基調とするストレ
ートで剛直なゲルギエフのアプローチは、長大な作品を一掴みに聴かせよう
とするもので、こうした曲想にふさわしいと思われます。なお、ソリストに
いずれも当シリーズでは初めて、実演や録音でもおなじみの手兵マリインス
キー劇場のチームより迎えているのも注目されるところです。
カップリングは、2008年6月に行われた第10番のアダージョ。当日前半のプロ
グラムとして第9番全曲と同日に演奏されたもので、ここでも速めのテンポが
特徴となっています。LSOの弦楽セクションは「非の打ち所がなかった」(クラ
シカルソース・ドットコム)と伝えられており、こちらも大いに期待が持てる
内容といえそうです。




<世界文化社>
SBKI 6(2DVD+解説BOOK) \4800
DVD決定盤 オペラ名作鑑賞シリーズ6 「セビリャの理髪師」
[Disc 1]
ロッシーニ:セビリャの理髪師 (154分)
1816年作曲、同年2月20日 ローマ アルジェンティーナ劇場 初演 
[Disc 2]
パイジェッロ:セビリャの理髪師 (125分)
1782年作曲、同年9月26日 ペテルブルク エルミタージュ帝国劇場 初演
[解説書]オペラの知識を深めるの鑑賞マニュアル。(64ページ) 
[Disc 1]フィガロ:デヴィッド・マリス、ロジーナ:ジェニファー・ラーモア
アルマヴィーヴァ伯爵:リチャード・クロフト
アルベルト・ゼッダ(指)ネーデルランド歌劇場管弦楽団、合唱団
演出:ダリオ・フォー
収録:1992年 ネーデルランド歌劇場
[Disc 2]フィガロ:セスト・ブルスカンティーニ、
ロジーナ:エーレナ・ジーリオ
アルマヴィーヴァ伯爵:アルヴィニオ・ミシアーノ
レナート・ファザーノ(指)
ヴィルトオージ・ディ・ローマ合奏団
演出:サンドロ・セクイ
収録:1970年 ローマ室内歌劇場
[解説書]永竹由幸 監修・著
モーツァルトの「フィガロの結婚」の前のお話。ボーマルシェの原作は非常
にオペラ向きな戯曲だったため18世紀後半には7,8人の作曲家によりオペラ
化されていたようですが、中でももっとも成功したのがパイジェッロのオペ
ラでした。しかしロッシーニの傑作が生まれて以来、パイジェッロの作品は
永らく忘れられていましたが、最近そのよさが見直され復活上演が増えてき
ました。ロッシーニの作品は過去の自分の曲からよいものを徹底的に利用し
さらに新しい名曲を加えたロッシーニのオペラブッファの集大成的名曲です。
二つの作品を見比べると王侯貴族のオペラと市民社会のオペラの違いがよく
わかります。オペラファン、必見の2枚組みと申せましょう。




<Medici Arts>
20 57218(DVD-Video) \3700
字幕:伊英独
ヴェルディ:「トラヴィアータ」
クリスティアーネ・カイザー(S ヴィオレッタ)
ジャン=フランソワ・ボラス(T アルフレード・ジェルモン)
ゲオルク・ティヒ(Br ジョルジョ・ジェルモン)
マグダレーナ・アンナ・ホフマン(S フローラ)
ステファニー・コピニツ(Ms アンニーナ)
ミヒャエル・クルツ(T ガストン)ほか
エルンスト・メルツェンドルファー(指)
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団,
スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団
演出:ロベルト・ヘルツル
収録:2008年7月11日,ザンクト・マルガレーテン,ローマ時代の石切り場
オーストリアの東端、ブルゲンラント州のザンクト・マルガレーテンでは、
ローマ時代の石切り場の跡を利用して、切り立った岩場の崖をバックに舞台を
設営、毎年夏に野外オペラ祭が催されています。この音楽祭は評判を呼び、
現在では大変に人気のあるものとなっています。2008年の夏の出し物から、
「トラヴィアータ」がDVDになりました。写真をご覧になればお分かりの通り、
通常の劇場では不可能な巨大なセットを背景にした舞台は見応え満点。まさ
に映像向けのプロダクションです。ヴィオレッタを歌うクリスティアーネ・
カイザーは、ウィーン生まれの若いソプラノ。現在ウィーン・フォルクスオ
パーで活躍している期待の星です。ジャン=フランソワ・ボラスはここ数年
で著しく注目されているモナコのテノール。柔らかくリリカルな声はアルフ
レードにピッタリ。そしてウィーンの重鎮バリトン、ゲオルク・ティヒがジェ
ルモンで存在感を示しています。夏の夜のオペラをご家庭でお楽しみくだ
さい!




<ALIA VOX>
AVSA 9862(SACD-Hybrid) \2750
タルクィーニオ・メールラ(ca.1595-1665):Arie e capricci a voce sola
1 信じる愚か者(そんなふうに思うなんて)
2 Chi vuol ch'io m'inamori -(conzonetta spirituale)
3 チャコーナのアリア「恋のリラにのせて」
4 第2旋法によるトッカータ(harpe)
5 Un bambin che va alla scola
6小鳥たちが木靴を履いたとき
7 カンツォネッタを聴いてごらん
8 カプリッチョ(clavecin)
9 Menti lingua bugiarda
10 さあ眠りなさい(子守歌による宗教的カンツォネッタ)
モンセラート・フィゲーラス
トン・コープマン(Cem)、ロルフ・リスレヴァン(lute)、
アンドルー・ローレンス=キング(リュート)、
ジョルディ・サヴァール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
録音:1993年3月
リマスタリング:2008年6月
アストレ音源で廃盤になっていたものを高音質・高品質のSACDハイブリッドに
リマスタリングして再リリースするこのシリーズの最新盤。バロック初期を代
表するイタリアの作曲家メールラの名曲の数々、フィゲーラスの声と高音質で
聴くと実に新鮮味が増し、心ゆくまで楽しめる内容となっています。




<naive>
E 8921 \2280
フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543):作品集
ファンタジア(51)
ファンタジア(30)
サルタレッロ・イル・ペスカトーレ
ファンタジア(39)
ファンタジア(41)
バッロ・ドマ・ラ・ドンナ
クアンド・イオ・ペンソ・アル・マルティール
ファンタジア(64)
ファンタジア(40)
パヴァーヌ
ファンタジア(33)ミ-ファ-ミ
ホプキンソン・スミス(リュート)
リュート界孤高の巨匠、ホプキンソン・スミス最新盤はフランチェスコ・ダ
・ミラノの作品集。フランチェスコは「神の」と称されることもあるくらい
に生前名手として活躍した人物で、あたたかな雰囲気を持ちつつ随所に効果
的に響く音型もちりばめられている魅力的な作品を残しています。ニューヨ
ーク生まれ、ハーヴァード大学卒業の、知性と情のバランスが絶妙なスミス
による演奏は、丹念に築き上げられた、あたたかみのあるニュアンスが魅力
となっています。親密な雰囲気を心ゆくまで味わうことのできる1枚です。




<WAON RECORDS>
WAONCD 110 \2080
バロックな対話
(1)作者不詳:ああ 別れが苦しみの理由となり
(2)ダニエル・パーセル(c.1664-1717):最愛の人よ 最も美しい人よ
(3)ヘンリー・パーセル(1659-1695):トランペットを吹き鳴らせ
(4)同:薔薇よりも甘く
(5)同:つかの間の音楽
(6)マシュー・ロック(c.1621/3-1677):アルマンド ト短調
(7)パーセル:恋の病から飛び立とうとしても
(8)トーマス・オーガスティン・アーン(1710-1778):
チェンバロソナタ第3番 ト長調
(9)ヘンリー・ロウズ(1596-1662):キスの対話
(10)ヘンデル:いくつもの矢が私の心を射す
(11)ジェミニアーニ:チェロソナタ 変ロ長調
(12)パーセル:ニューグラウンド-ここに神々が示される
(13)ジョン・ブロウ:ああ天よ! 私は何を聴いているのでしょう?
(14)パーセル:運命の時が
(15)パーセル:私の平穏は永遠に失われ
ラ・スフェラ・ムジカーレ
広瀬奈緒(ソプラノ)、マジッド・エル・ブシュラ(カウンターテナー)、
マリア・ザッカリアドゥ(バロックチェロ)、林美枝(チェンバロ)
ラ・スフェラ・ムジカーレは、2003年Royal College of Music古楽コンクール
第1位をはじめ、2005年古楽コンクール<山梨>アンサンブル部門トップ、
2006年ブルージュ国際古楽コンクールHonorable Mention受賞など、その音楽
性は折り紙付きのアンサンブル。全員でのアンサンブルはもちろん、メンバ
ーそれぞれのソロ、アカペラデュオなど、このアンサンブルの魅力を余さず
納めたアルバムです。




<ALIA VOX>
AV 9858 \2280
Mireu el nostre mar-フェラン・サヴァール
伝統的カタルーニャ音楽をうたう
フェラン・サヴァール(声、ギター、ピアノ)
マリオ・マス(ギター)ほか
ジョルディ・サヴァールの子息フェラン・サヴァールによるソロ・アルバム。
南アフリカの詩人達による作品や、カタルーニャの伝統的なメロディーを、
聴きやすいサウンドに仕立てたもの。父親のジョルディが歴史的な視点から
アプローチしている対象を、若者ならではのセンスでアレンジ、カタルーニャ
の伝統音楽に新しい風を吹き込む一枚です。




<BIS>
BIS 1513/4 2枚組 \4760
J.S.バッハ:平均律クラヴィア曲集第2巻BWV870-893
鈴木雅明(チェンバロ)
鈴木雅明は1996年に平均律クラヴィア曲集第1巻をリリースし、非常に高い評
価を受けましたが、なかなか第2巻に取り組まず、ファンをやきもきさせてい
ました。しかしこの度、10年以上の時を経て録音を実現させました。バッハ
のカンタータ連続演奏・録音をはじめ、主な大作の大半を手掛けた経験が反
映され、作品の理解の深さと円熟味が他の追随を許さぬ出来となっています。
とは言え、演奏はいたって過激で、驚くほど刺激的な時間を与えてくれます。

BIS 1520 \2380
ヴィラ=ロボス:ショーロス全集 Vol.3
(1)ショーロへの序章(1929)-ギターとorch
(2)ショーロ追補2曲(1928)-VnとVc
(3)ショーロ第2番(1924)-FlとCl
(4)同第3番「きつつき」(1925)-男声Choと管楽
(5)同第10番「愛情の破れ」(1925)-混声Choとorch
(6)同第12番(1929)-orch
ジョン・ネシリング(指)
サンパウロSO、同合唱団、ファビオ・ザノン(Guit)、
クラウディオ・クルス(Vn)、ヨハネス・グラムシュ(Vc)、
エリザベート・プルンク(Fl)
ヴィラ=ロボスの「ショーロ」は番号付のもので14曲ありますが、楽器編成が
バラバラなため、すぐれた演奏でまとめて聴く機会がなかなかありませんでし
た。ゆえにこのBISのシリーズはファンにとって、またとない朗報と申せま
しょう。いずれも地元ブラジルの若手名手の快演というのも魅力ですが、
ショーロのための追補と序章までも含めている徹底ぶりが嬉しい限り。ヴィ
ラ=ロボス・ファン必携の一枚です。

BIS 1642 \2380
ファッテイン・ヴァーレン:管弦楽曲全集 Vol.3
(1)海辺の墓地 Op.20
(2)静寂の島 Op.21
(3)孤独に寄す Op.35
(4)交響曲第4番 Op.43
(5)ピアノ協奏曲 Op.44
クリスチャン・エッゲン(指)
スタヴァンゲルSO、アイナル・ヘンニング・スメビ(Pf)
ノルウェー近代の重要作曲家ファッテイン・ヴァーレン(1887-1952)の管弦楽
曲全集の最終巻。あまり録音に恵まれなかった巨匠の全貌が明らかになりまし
た。聴きものは彼最後の作品でもある交響曲第4番。ブラームスの同番交響曲
を思わすシャコンヌで曲を閉じているのも謎めいています。またモーツァルト
の協奏曲学習のために書かれた非ヴィルトゥオーゾ風ピアノ協奏曲も独特です。

BIS SA 1652(SACD-Hybrid) \2500
超絶のヴァイオリン曲集
(1)カステルヌオーヴォ=テデスコ:フィガロ
(2)メトネル(ハイフェッツ編):おとぎ話
(3)フランチェスカッティ:ポルカ
(4)シューマン:トロイメライ
(5)クラスラー:ジプシー女
(6)リース:気まぐれ女
(7)ハルフテル(シェリング編):ハバネラ
(8)ヴィエニャフスキ:ファウスト幻想曲
(9)ガードナー:前奏曲
(10)ニーノ・ロータ:即興曲ニ短調
(11)ジョン・ウィリアムズ:屋根の上のヴァイオリン弾きより
(12)ブロッホ:ニーグン
(13)ラヴェル:ツィガーヌ
ワジム・グルズマン(Vn)、アンジェラ・ヨッフェ(Pf)
SACDハイブリッド盤。レーラ・アウエルバッハ作品の演奏で注目されたグルズ
マンの小品集。いずれもヴィルトゥーゾ的なものを集めていますが、冴えた
技巧と蜂蜜のように甘い音色が魅力です。映画「屋根の上のヴァイオリン弾
き」のテーマでは、彼の父ミハイル・グルズマンの凝った編曲が聴きものです。

BIS SA 1723(SACD-Hybrid) \2500
クルーセル:
(1)クラリネット協奏曲第1番変ホ長調 Op.1
(2)同第2番ヘ短調 Op.5
(3)同第3番変ロ長調 Op.11
マルティン・フレスト(Cl)、
オッコ・カム(指)エーテボリSO
フィンランド出身で、自身クラリネットの名手として名を馳せたベルンハルト
・ヘンリク・クルーセル(1775-1838)の協奏曲3篇に、スウェーデンの名手フレ
ストが挑みました。クルーセルの協奏曲は技巧的にはたいへん難しく、北欧的
色彩のほとんど感じられない端正な古典派風作風。フレストもごまかしや曖昧
さの全くない正攻法の演奏を繰り広げています。




<Anthonello Mode>
AMOE 10009 \2450
MARIE NISHIYAMA BACH EDITION 3
J.S.バッハ(1685-1750):
2声のインヴェンションBWV772a - 786
3声のシンフォニアBWV787 - 801
2声のインヴェンション 第1番ハ長調 BWV.772
西山まりえ(チェンバロ)
録音:2008年7月1-3日 岩舟町コスモスホール 24Bit/96KHz Recording
解説:西山まりえ
ジャケット・アートワーク:さそうあきら(漫画家)
「レコード芸術」「CDジャーナル」などのソフト専門誌で準特選・特選・注
目盤となるなど絶賛され、オーディオ専門各誌のソフト紹介欄でも大きく取
り上げられるなど、好評を博する西山まりえバッハエディション第3弾。
バッハ自身も「インヴェンション」曲集の序文に書き記した「カンタービレ
の重要性」を、見事なまでに具現化する西山まりえの真骨頂が聴き取れる会
心作。
2声のインヴェンションの有名な第1番ハ長調(ドレミファレミド-♪)は現存す
る2つのヴァージョンを両方とも収録。それぞれ冒頭と最後に置かれた2つの
ヴァージョンは、ゴルトベルク変奏曲におけるアリアのように、全曲を貫く
モチーフのように響くのも、このCDならではのポイント。この曲集が「定ま
った目的に向かう果てしない音楽の渦」であることを(あくまで結果的に)象
徴的に示すことになった。
今回もジャケットアートワークは人気漫画家さそうあきら氏の書き下ろし。
AnthonelloModeは「コドモのコドモ」「おくりびと」「神童」など、映画化
された話題作の作者さそう氏が一貫してアートワークを手がける。





<オーパス蔵>
OPK 7041/2 2枚組 \4500
チャイコフスキー:
くるみ割り人形 組曲(第1番)、くるみ割り人形 組曲(第2番)
[フィストラーリ編集]、
眠りの森の美女(全曲) 
アナトール フィストラーリ(指)パリ音楽院管弦楽団
録音:(くるみ割り人形)1951年 (眠りの森の美女)1952年
原盤: Decca 初期LP (LXT, LL)
フィストラーリとロンドン交響楽団によるOPK7024「白鳥の湖」(全曲)につい
て、Gramophone誌のRob Cowan氏の評は「おそらくDECCA自身が手掛けるより
良い音であろう」というもので、気に入られた証拠に「フィストラーリの
「眠りの森の美女」も復刻して欲しい」と要望されました。何といっても
フィストラーリのしなやかさ、まさにバレエ音楽のエキスパートと言えるも
ので、舞台なしで全曲を聴かせてしまうその演奏が理想の音質で蘇りました。
また今回のオーケストラはパリ音楽院管弦楽団で「白鳥の湖」のロンドン交
響楽団とは違う洒落っ気があります。特にオーボエ等木管の響きが魅力です。
フィストラーリは「くるみ割り人形」の全曲は残しておりませんが、LP両面
を使って組曲を2つ録音しています。第2番は何とフィストラーリが編集した
もので貴重な録音です。何とか両曲がCD2枚に収まりました。
「白鳥の湖」(OPK7024/5)と合わせてフィストラーリが振るチャイコフスキー
の3大バレエが揃います。この機会にどうぞ。
-オーパス蔵代表工学博士 相原了(東京大学教授)

OPK 2081 \2250
1.バッハ/ヘス編:主よ、人の望みの喜びよ(Col CA20314-6)
2.D.スカルラッティ:ソナタ変ホ長調 K.380(L.23)(Col CA20504)
3.D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調『田園』 K.9(L.413)(Col CA20313)
4.ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調, Op.58(Col CAX9838-43)
5.ショパン:夜想曲変ニ長調 Op.27-2(Col CA20315-16)
6.ショパン:ワルツ第2番変イ長調 作品34-1(Col CAX10027)
7.ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60(Col CAX10237-38)
8.リスト:ペトラルカのソネット104番(Col CA20498-99)
9.ブラームス:ワルツ集(4手のための)作品39より(2LA1559-60)
10.ラヴェル:道化師の朝の歌(Col CAX20740-41)
ディヌ リパッティ(P)
(9のみ)ナディア・ブーランジェ(P)
録音: 9(1937年パリ)1-6,8(1947年ロンドン)7,10(1948年ロンドン)
原盤:SP
レコード芸術「世界遺産録音」に選ばれたリパッティの録音のうちSP録音に
関し、原点に帰りSPレコードから復刻を行いました。「世界遺産」にふさわ
しい音でとの気持ちです。リパッティの最高の録音と言われながら、CDでは
本当にそうかと理解しにくかった「道化師の朝の歌」の高音の輝きと低音の
力強い打鍵などはノイズ処理によってまず最初に消えるところであり、ここ
では最小限処理としました。多分今まで耳にしなかった輝きを感じられると
思います。他の曲もヒスはありますがリパッティの打鍵の確かさは残せたと
思います。リパッティと言えば「主よ、人の望みの喜びよ」ですが、2枚購入
したものが一般に知られる1950年の録音と1947年の録音の2種です。録音の
明快さの差がありますが、演奏時間は1秒の差がある程度で違うものとはすぐ
には気が付きませんでした。マトリクス番号が違うので気づいたのですが、
APRのCrimpによれば、リパッティのホームグラウンド、スイスとフランスで
のみ発売されたそうです。実際にはイギリス、イタリアでも発売されたよう
で、使用レコードも他のレコード(LB)とは番号の違う(LC)ものの英国盤でし
た。EMIのCDと比べて違いをお楽しみください。
-オーパス蔵代表工学博士 相原了(東京大学教授)




<POLYMNIE>
POL 510136 \2250
ショーソン(1855-1899):
Vn,Pf,弦楽四重奏のためのコンセール ニ長調Op.21
いくつかの舞曲 Op.26
詩曲 Op.25
ジェラール・プーレ(Vn) デニ・パスカル(Pf) ベネム四重奏団
20世紀が始まる少し前に世を去った19世紀末人、ショーソン!フランクの弟
子で後期ロマン派形式の上にフランスのエスプリと甘美で官能的な叙情性を
たたえた作風はフランス音楽ファンにはたまらないものがあります。ショー
ソンの代表作である「詩曲」と「コンセール」をフランス・ヴァイオリン界
の至宝、ジェラール・プーレがエスプリ豊かに歌い上げております。ちなみ
にプーレの父親、ガストンはドビュッシーのヴァイオリン・ソナタをドビュ
ッシー自身のピアノで初演したお方です。

POL 210441 \2250
コープランド:ヴァイオリン・ソナタ
アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ第4番
エイミー・ビーチ:ヴァイオリン・ソナタ Op.34
ノエル・リー:対話、ヴァイオリン独奏のためのオブリーク
ジェラール・プーレ(Vn) ノエル・リー(Pf)
ノエル・リーも実は中国、南京生まれではありますがインディアナ州に育っ
たアメリカ人のピアニスト、作曲家なのでした。現在はパリ在住。プーレの
音楽性がフランス音楽だけのものではないということを知らしめる興味深い
CDと申せましょう。ビーチの作品は世界初録音。




<PARATY>
PARATY 307112 \2080
日本語解説付
J.S.バッハ:
ヴィオラ・ダ・ガンバ ソナタ ニ長調 BWV1028,
ト長調 BWV1027,ト短調 BWV1029
イタリア協奏曲 BWV971、無伴奏チェロ組曲第5番BWV1011-前奏曲
ソナタ変ホ長調BWV1031-シチリアーナ
エマヌエッレ・ギグ(Va da Gamba)ブルーノ・プロコピオ(Cemb)
プロコピオは1976年ブラジル生まれのチェンバリスト。フランスでクリスト
フ・ルセ、ピエール・アンタイらに師事し、今最も注目されるチェンバリス
トといわれる。





<SKARBO>
DSK 4085 \2300
日本語解説付
ヴェルディ:リゴレットの想い-
「リゴレット」の主題による三重奏曲、仮面舞踏会大幻想曲、
アイーダ幻想曲
ドニゼッティ:
「ランメルムーアのルチア」の主題によるデュエット・コンチェルタント
ボーイト:「メフィストーフェレ」の主題によるカプリース
工藤重典(Fl)ジャン・ルイ・ボーマディエ(Piccolo)アンヌ・グイディ(Pf)
19世紀末のヨーロッパ。オペラは現代のハリウッド映画のように人々の関心
の的でヒットオペラのアリアの編曲ものが大流行でした。ここではイタリア
・ベルカント・オペラの名旋律が工藤とボーマディエの二人の名手によって
きらびやかに演奏されています。フルートファン必聴の名盤の登場でござい
ます。




<Paradizo>
PA 0006[1CD+1DVD(PAL&NTSC)] \2280
マレ:ヴィオールのための作品 ハ短調-LivreIII
サント=コロンブ:コンチェルトXLVIII
マレ:ヴィオールのための作品 ト短調-LivreV
マレ:ヴィオールのための作品 ト調-LivreIII/ V
マレ:2つのヴィオールのためのサラバンド-LivreI
ジョス・チートハム(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジュリアン・レオナール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
スキップ・センペ(チェンバロ)
録音:2008年
スキップ・センペのレーベル「Paradizo」最新盤。センペと共演することの
多い若手ガンバ奏者、チートハムをソリストにしたアルバムです。このレー
ベルは何といってもサウンドが豊か。このアルバムでも、ヴィオラ・ダ・ガ
ンバの音色がしっとりとした質感で美しくとらえられており、CDの冒頭から
背筋がゾクっとしてしまいます。また、センペのチェンバロも、ゴージャス
で肉付きのよい和音でガンバを美しく彩ります。17世紀のヴィルトゥオーゾ
・ガンバ奏者マレの名作と、マレの師匠であったサント=コロンブの作品の
豊かさを心ゆくまでたのしめます。
演奏シーンが収録されたDVDつき(PALとNTSC対応の両面ディスク)。




<SUPRAPHON>
SU 3953 2枚組 \2960
ヤナーチェク:歌劇「死者の家から」(全曲)
ヴァーツラフ・ベドナールシュ(Br) ベノ・ブラフト(T) 
イヴォ・ジーデク(T)
プルジェミスル・コチー(Br) ヘレナ・タッテルムスホヴァー(S) 
ヤロスラフ・ホラーチェク(Bs)他
ボフミル・グレゴル(指)プラハ国立劇場管弦楽団&合唱団
録音:1964年11月19-30日、12月1-4日プラハ、
ドモヴィナ・スタジオ&ルツェルナ・スタジオ
2008年のヤナーチェク歿後80年に合わせ、名匠グレゴルによるヤナーチェク
「死者の家から」の伝説的な録音が初CD化。“ヤナーチェクのオペラのスペ
シャリスト”グレゴルのもと、ブラフト、ジーデクらチェコの誇る顔ぶれが
結集したこの録音、プラハ国立劇場における1964年4月プレミアのプロダク
ションと同一のキャストを起用しておこなわれたもの。実演での経験も活き
ているためか、たいへん聴きごたえのする内容で、アナログ盤は1978年に権
威あるフランスのディスク・リリク大賞を獲得しています。
「死者の家から」は、文豪ドストエフスキーの「死の家の記録」をベースに、
作曲者自ら台本を手掛けたヤナーチェク最後のオペラ。19世紀半ば、シベリ
アの収容所を舞台にしたその物語は、厳しい環境と貧困によってやむなく犯
罪に手を染めてしまった囚人たちをつぶさに描写したもので、人間の苦悩へ
のはかりしれない同情に満ちています。

SU 3965 3枚組 \4440
「ザ・ベスト・オブ・チェコ・クラシックス / ドヴォルザーク:協奏曲集」
[CD 1]
ドヴォルザーク / ブルクハウザー編:(1)チェロ協奏曲イ長調
ドヴォルザーク:(2)ピアノ協奏曲ト短調Op.33
[CD 2]
ドヴォルザーク:
(1)ロマンス ヘ短調Op.11
(2)マズレックOp.49
(3)ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53
[CD 3]
ドヴォルザーク:
(1)森の静けさOp.68-5
(2)ロンド ト短調Op.94
(3)チェロ協奏曲ロ短調Op.104
ヨゼフ・スーク、ヴァーツラフ・フデチェク(Vn)
イヴァン・モラヴェッツ(P)
ミロシュ・サードロ(Vc)
イルジー・ビエロフラーヴェク、ヴァーツラフ・ノイマン(指)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
チェコが世界に誇る一級のソリストで聴くドヴォルザークの協奏曲集。マニ
アもうならす内容です。





<Profil>
PH 08076 2枚組(1枚分価格) \2180
[CD1]
(1)ヨーゼフ・ハイドン:ヴァイオリン協奏曲ト長調
(2)モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調「トルコ風」より第2、第3楽章
(3)ミヒャエル・ハイドン:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調
(4)J. S. バッハ:ヴァイオリン協奏曲イ短調より第1、第3楽章
[CD2]
(5)J. S. バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調
(6)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調より第1楽章
(7)ブラームス:
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調より第2、第3楽章
(8)サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調より第1、第2楽章
(9)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35より第2楽章
[CD1]
(1)ルーカス・ハーゲン(Vn)、カメラータ・ザルツブルク
(2)ダヴィド・オイストラフ(Vn)、
フランツ・コンヴィチュニー(指)シュターツカペレ・ドレスデン
(3)ルーカス・ハーゲン(Vn)、カメラータ・ザルツブルク
(4)ローランド・グロイター(Vn)、
ギュンター・ヴァント(指)北ドイツ放送交響楽団
録音:(1)(3)2005年3月20-23日ザルツブルク、アルテ・ウニヴェルジタート
(2)1952年11月(4)1992年3月15-17日
[CD2]
(5)フォルカー・ハルトゥング(指)、
サンクト・ペテルブルク・シンフォニック室内管弦楽団
(6)ピンカス・ズーカーマン(Vn)、
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)ケルン放送交響楽団
(7)トーマス・ツェートマイアー(Vn)、アントニオ・メネゼス(Vc)、
クルト・ザンデルリング(指)ケルンWDR交響楽団
(8)ルッジェーロ・リッチ(Vn)、
ギュンター・ヴァント(指)ケルン放送交響楽団
(9)ダヴィド・オイストラフ(Vn)、
フランツ・コンヴィチュニー(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:(5)1971年1月15日(6)1967年6月1、2日(7)1985年10月
(8)1970年12月1-5日(9)1953年
ラジオDDRゼンダー・ドレスデン収録(1954年DGGリリース)




<DYNAMIC>
DYNDVD 33607(DVD-Video) \3780
ヘンデル:「リナルド」-私を泣くままにさせてください
A.スカルラッティ:愛しく甘く,愛する美しい人
ロッシーニ:約束,羊飼いの娘
ヴェルディ:
詩人の祈り,あなたの赤ん坊に,徽章,人生は苦悩の海,主よ、憐れみ給え,
ストルネッロ, 「ドン・カルロ」-世の虚しさを知る神よ
リスト:平和を見出せない,天使のようなあの人を見て
レスピーギ:溜め息,庭のなかほどに
プッチーニ:
太陽と愛,「エドガール」-これはあらゆる悲しみのうちで一番大きな悲しみ
マスカーニ:「ザネット」-聞いて、坊や
プッチーニ:「トスカ」-歌に生き恋に生き
マスカーニ:愛しているか愛していないか
プッチーニ:「蝶々夫人」-お前なの?
レナータ・スコット(S) トーマス・フルトン(P)
収録:1984年9月6日,東京簡易保険会館
貴重な映像がDVDになりました!1984年に、大プリマドンナ、レナータ・スコ
ットが五反田の東京簡易保険会館(現ゆうぽうと)で行ったリサイタルです。
当時スコットはちょうど50歳、円熟の極みにありました。ヘンデル、スカル
ラッティから始まり、ヴェルディの歌曲、さらに後半はプッチーニやマスカー
ニのお得意の曲目と、いずれも絶品。熱狂を巻き起こしています。NHKからラ
イセンスを受けての商品化です。

DYNDVD 33579(DVD-Video) 2枚組 \4180
字幕:伊英独仏
ドニゼッティ:「ドン・グレゴーリオ」
パオロ・ボルドーニャ(Br グレゴーリオ)
ジョルジョ・ヴァレーリオ(Br ドン・ジューリオ)
ジョルジョ・トゥルッコ(T エンリーコ)
エリザヴェータ・マルティロシャン(S ジルダ)
リヴィオ・スカルペッリーニ(T ピッペット)
アレッサンドラ・フラテッリ(Ms レオナルダ)
ルーカ・ルドヴィーチ(Br シモーネ)
ステーファノ・モンタナーリ(指)
ベルガモ・ガエターノ・ドニゼッティ音楽祭管弦楽団,合唱団
演出:ロベルト・レッキア
収録:2007年11月2―4日
ドニゼッティの生地、ベルガモでのドニゼッティ音楽祭から、「ドン・グレ
ゴーリオ」の映像が登場!「ドン・グレゴーリオ」は、1824年に初演された
オペラブッファ「当惑した家庭教師」を、1826年にナポリのために改訂した
作品。曲の間をナポリ方言を交えた台詞でしゃべくり倒すコテコテのノリは、
映像で見た方が絶対楽しめるでしょう。物語は、ドン・ジューリオの館。厳
格なドン・ジューリオは、エンリーコとピッペットの兄弟に家庭教師、ドン
・グレゴーリオをつけている。ところがエンリーコは密かにジルダと結婚、
子供までもうけてしまっているから、困ったのはドン・グレゴーリオ。頑固
親父にばれないよう苦労ばかり…といったもの。オリジナルの「当惑した家
庭教師」は、日本でも何度か上演されています。ロベルト・レッキアの演出
は、舞台を1920年代のイタリアに設定、大いに笑わせてくれます。

CDS 591 2枚組 \3780
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集 第15集
協奏曲 変ロ長調D 120
協奏曲 ニ長調D 27
協奏曲 ハ長調D 8
協奏曲 ト長調D 82
協奏曲 ハ長調D 10
協奏曲 ニ長調D 35
協奏曲 イ長調D 100
協奏曲 ホ長調D 52
ジョヴァンニ・グリエルモ(指)ラルテ・デッラルコ
フェデリーコ・グリエルモ(Vn D 120,D 10)
カルロ・ラッザーリ(Vn D 27,D 82,D 100)
ジョヴァンニ・グリエルモ(Vn D 8,D 35,D 52)
録音:2006年5月14―19日
タルティーニのヴァイオリン協奏曲全集も第15集まで進み、完結が間近となっ
てきました。今回はCD2枚に8曲の協奏曲が収録されています。いずれの曲も世
界初録音という充実した内容。ジョヴァンニ・グリエルモ率いるラルテ・デッ
ラルコの演奏は、タルティーニのツボを見事に押さえた高水準のもの。今回も
タルティーニをたっぷり楽しめます!

CDS 584 \1980
ボーニ:チェロと通奏低音のためのソナタ集 Op.1
ソナタ第2番 ハ短調
ソナタ第3番 ニ長調
ソナタ第9番 ト短調
ソナタ第1番 イ長調
ソナタ第11番 ホ短調
ソナタ第10番 ハ長調
ソナタ第12番 ニ短調
ソナタ第13番 ヘ長調
アンドレア・フォッサ(Vc) アンナ・フォンターナ(Cemb)
フランチスコ・ガート(アルチリュート)
アンドレア・デ・カルロ(バスヴィオール)
レナート・クリスクオーロ(Vc)
録音:2006年6月19-21日,ローマ
バロック時代のチェロ作品に興味がある人には逃がせないCDが登場。ピエトロ
・ジュゼッペ・ガエターノ・ボーニ(1686-1741)は、17世紀の末頃ボローニャ
に生まれたチェリスト、作曲家。1711年にローマに移り、ピエトロ・オットボ
ーニ枢機卿の元で活躍しました。オットボーニの館の楽団を率いていたのはか
のアルカンジェロ・コレッリですから、ボーニはコレッリの直系にもあたりま
す。チェロと通奏低音のためのソナタ集は1717年に出版されたもの。
アンドレア・フォッサはローマ出身のピリオド系チェリスト。クリストフ・コ
ワンやアンナー・ビルスマ、ヤープ・テア・リンデンらに学び、精力的に活躍
しています。

CDS 612 \1980
エクレス:劇付随音楽「狂った恋人」からの組曲
ボノンチーニ:カンタータ「不実な惨いニンファ」序曲
エイヴィソン:協奏曲第10番 ヘ長調
ジェミニアーニ:音楽芸術の良い味わいについての論文から(5曲)
ヘンデル:24の英語の歌曲 HWV 228から(2曲)
バルサンティ:序曲 ニ短調 Op.4-2
ファブリツィオ・チプリアーニ(指)
アンサンブル・イル・ファルコーネ
エリザ・フランツェッティ(S)
録音:2008年1月,ジェノヴァ
18世紀の英国とイタリアに関連した音楽から、珍しい作品を取り上げていま
す。エクレスの劇付随音楽「狂った恋人」からの組曲と、ボノンチーニのカン
タータ「不実な惨いニンファ」のための序曲は世界初録音。エウローパ・ガラ
ンテのメンバーとして知られるバロック・ヴァイオリニスト、ファブリツィオ
・チプリアーニの指揮。アンサンブル・イル・ファルコーネのメンバーには、
チェロのマルチェッロ・スカンデッリや、チェンバロのパオラ・チャルデッラ
らがいます。




<HUNGAROTON>
HCD 32593 \2080
プレイエル:3つの弦楽四重奏曲集Op.11
第1番ト長調 / 第2番ハ短調 / ニ長調
ルイジ・トマジーニ四重奏団(ピリオド楽器使用)
録音:2008年4月1-4日ジュレー改革派教会
めったにほかの作曲家のことを誉めたりしないモーツァルトが、1784年4月24
日付父レオポルトに宛てた手紙の中で、プレイエルの作品1、エルデーディ四
重奏曲についてつぎのように触れています。「ぼくは、ヨーゼフ・ハイドンの
弟子プレイエルが作曲して、発表されたばかりのいくつかのカルテットのこと
をどうしてもあなたに伝えなくてはなりません。もし、ご存知ないなら、ぜっ
たい押さえておくべきです。つまり、骨を折ってもさがす価値があることがわ
かるでしょう。このカルテットはとてもよく書かれていて、聴いてたいへん楽
しいものだからです。」まさに作曲家プレイエルについて、これ以上たしかな
言葉はないといえるでしょう。
このアルバムに収められた3曲は、プレイエルがもっとも充実していたストラ
スブール時代に古典派の様式で書かれたもので、すべて世界初録音。旋律、和
声と様式のすべてにおいて、ハイドンやモーツァルトのそれをほうふつとさせ
る内容となっています。ただし、両大家とはちがい、第1番と第3番が急-緩-急
の3楽章形式、短調の第2番はモデラート-モデラートの2楽章というのが興味深
いところ。知られざるカルテットの再発見に情熱を傾けるアンサンブルの演奏
に力があり、たいへん魅力的な仕上がりです。

HCD 32572 \2080
プレイエル:弦と管のための室内楽曲集
(1)五重奏曲変ホ長調Op.10-3 Ben 282(1788)-フルート、オーボエ、
ヴァイオリン、ヴィオラとチェロ
(2)四重奏曲ト長調Ben 391(1797)-オーボエ、ヴァイオリン、
ヴィオラとチェロ
(3)四重奏曲ニ長調Ben 381(1789)-フルート、ヴァイオリン、
ヴィオラとチェロ
(4)四重奏曲ト長調Ben 394(1799)-オーボエ、ヴァイオリン、
ヴィオラとチェロ
オルショイヤ・カチャンデル(Fl) ラヨシュ・レンチェシュ(Ob) 
ヴィルモシュ・サバディ(Vn)
ペーテル・バールショニ(Va) ペーテル・サボー(Vc)
録音:2007年12月11-14日ハンガリー、フンガロトン・スタジオ
当時もっともポピュラーだった室内楽のジャンルは弦楽四重奏、五重奏でした
が、プレイエルは、弦楽にひとりもしくはふたりの管という形で4、5人のメン
バーが混成するグループのための室内楽曲を作曲しています。それらを収めた
のがこちらのアルバムで、いずれも世界初録音。軽快かつ感傷的なムードをた
たえたところが共通し、管のパートは協奏的四重奏風に書かれていて、ヴァイ
オリンとのソリスティックな掛け合いが楽しめます。シュトゥットガルト放送
響首席レンチェシュをはじめ、演奏陣も粒揃い。おすすめです。

HCD 32611 \2080
(1)テレマン:田園風序曲ヘ長調
同:クリスマス・カンタータ集
(2)Hosianna! Dieses soll die Losung sein
(3)O Jesu Christ, dein Kripplein ist
(4)Uns ist ein Kind geboren
(5)クリストフ・ベルンハルト(1628-1692):
クリスマス・コンチェルトFurchtet euch nicht
(2)-(5)マリア・ザードリ(S) (2)(4)ユディト・ネーメト(Ms)
(2)ガーボル・カーライ(T) (2)クラウス・メルテンス(Br)
パール・ネーメト(指) カペラ・サヴァリア(ピリオド楽器使用)
録音:(1)1988年(5)1983年以上フンガロトン収録 
(2)(3)(4)以上1991年クィンターナ収録
バロック音楽の大家テレマンは1000曲をこえる宗教カンタータを書いています。
これらはオペラ作曲家としての豊かな経験を踏まえて、テクストの意味を音楽
にのせるセンスも冴えており、また、ひびきも華美にすぎないところがまた絶
妙。ここに収められた降誕節にちなんだ内容は、かつてクィンターナ・レーベ
ルで出ていたもので、久々のカタログ復活。カップリングにはドレスデンにて
大家シュッツのもとで学んだベルンハルトのクリスマス協奏曲を収録。4つの
アダージョによる器楽ソナタの間に、交互にソプラノのナンバーが挿入される
のが特徴です。すべてドイツ語歌唱。

HCD 32587 \2080
クリスティアン・ガイスト(c.1650-1711):教会コンチェルト集
(1)Alleluia-Surrexit pastor bonus
(2)Beati omnes qui timent Dominum
(3)Pastores dicite quidnam vidistis
(4)Altitudo, quid hic jaces
(5)Dixit Dominus Domino meo
(6)Vater unser, der du bist im Himmel
(7)Schopfe Hoffnung, meine Seele
(8)Es war aber an der Statte-O Traurigkeit
(9)Domine, ne secundum peccata nostra
(10)Die mit Tranen saen
(1)(3)(4)(5)(7)(10)マリア・ザードリ(S) 
(1)(3)(4)(6)(7)(9)(10)アーグネシュ・ピンテール(S)
(5)(7)(8)(9)(10)ペーテル・バラーニ(C-T)
(1)(5)(7)ゾルターン・メジェシ(T) (1)(9)(10)ラースロー・カールマン(T)
(2)(3)(5)(7)(9)(10)クリスティアーン・チェル(Bs)
オルフェオ管弦楽団室内アンサンブル、
ジェルジ・ヴァシェギ(芸術監督、Cem、Org)
(1)-(5)(9)ラテン語歌唱、(6)-(8)(10)ドイツ語歌唱
録音:2008年2月11-16日フンガロトン・スタジオ
コペンハーゲンで没したガイストは、17世紀後半のスカンジナビアで活躍した
ドイツの作曲家、オルガニスト。ストックホルムのスウェーデン宮廷でオルガ
ニストの職を得たガイスト。かの地で残した現存する作品のほとんどがラテン
語の歌詞による宗教コンチェルト集。このアルバムでは、復活祭にちなんだ色
彩的なものから、葬儀のためのしめやかな内容のものまでその真髄をたっぷり
と聴くことができます。名花ザードリら声楽陣と、インマゼール率いるアニマ
・エテルナに参加するラースロー・パウリクのヴァイオリンほかハンガリーの
精鋭アンサンブルがその魅力をいまに伝えます。

=バルトーク・ニュー・シリーズ=
HCD 32527 \2080
「バルトーク:ピアノ曲全集Vol.4」
(1)アレグロ・バルバロBB 63, Sz 49
(2)ルーマニアのクリスマスの歌(コリンダ)BB 67, Sz 57
(3)6つのルーマニア民俗舞曲BB 68, Sz 56
(4)ソナチネBB 69, Sz 55
(5)組曲Op.14 BB 70, Sz 62
(6)15のハンガリー農民歌BB 79, Sz 71
(7)3つのハンガリー民謡BB 80b, Sz 66
(8)3つの練習曲Op.18 BB 81, Sz 72
(9)民謡による3つのロンドBB 92, Sz 84
(10)アンダンテ(組曲Op.14のオリジナル第2楽章)
ゾルターン・コチシュ(P)
録音:(1)1993年8月20日(2)(9)1993年8月17日(3)(4)(7)1991年9月2日
(5)1993年8月18日(8)1993年8月19日
以上ハンブルク、フリードリヒ・エーベルト・ハレ
(6)1980年2月10-11日ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
(10)2007年10月23日フェニックス・スタジオ
1980年から1999年にかけて、バルトーク演奏の第一人者コチシュが行ったピア
ノ独奏曲全集。HungarotonがPhilips(デッカ)のライセンスを得て、組み替え
新装リリースするシリーズの第4集は、2007年最新録音のアンダンテを収めて
いるのが大きなポイント。その8枚組の全集には未収録のこの曲は、当アルバ
ムに収録されている「組曲」第2曲のオリジナル。ほぼ演奏時間は一緒ですが、
現行ではスケルツォとなっています。




<ATMA Classique>
SACD2 2403(SACD-Hybrid) \2180
J.S.バッハ:カンタータ集 Vol.4-降誕節のためのカンタータ
いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV61
新しく生まれた嬰児の BWV122
いと尊きインマヌエル BWV123
天の主よ、汝を迎えまつらん BWV182
モントリオール・バロック エリック・ミルンズ(指)
モニカ・マウフ(S) マシュー・ホワイト(C-T)
チャールズ・ダニエルズ(T)  ハリー・ヴァン・デル・カンプ(B)
ATMAとモントリオール・バロック・フェスティヴァルが進めているバッハ・
カンタータ・シリーズ第4集。この時期にふさわしい降誕節のためのカンター
タを集めたもの。ソリスト陣も毎回豪華で、ヒリアード・アンサンブルの演
奏に度々加わるなど、活躍目覚しいドイツ人ソプラノ歌手モニカ・マウフ。
彼女の声は可憐で美しく透明度抜群です。また北米を中心に活躍してるカウ
ンターテナー、マシュー・ホワイト。さらに柔らかな声質が魅力のイギリス
古楽界の名テノール、チャールズ・ダニエルズ。自身のアンサンブルを設立
するなど多彩な一面を見せるオランダのバス歌手ハリー・ヴァン・デル・カ
ンプ。 優秀録音。

ACD2 2546 \1850
シューベルト/ノルマン・フォーゲット編:冬の旅(室内楽版)
クリストフ・プレガルディエン(T) ジョゼフ・ペトリック(アコーディオン)
ペンタドル(管楽五重奏)
録音:2007年10月(ケベック)
プレガルディエン3度目となる「冬の旅」の録音は室内楽版。この室内楽版は
伴奏形態がユニークで管楽五重奏(Fl、Cl、Ob、Hrn、Fg)とアコーディオンと
いう6人編成。主にアコーディオンが伴奏を引っ張り、原曲のピアノ伴奏に近
いかたちで編曲。途中アンサンブルのメンバーのハミングで伴奏をするなど温
かみのあるほっこりとした味わい深い演奏です。また原作ミュラーの詩の順番
通りに収録されている点も特徴的です。プレガルディエンはオリジナル版の音
楽風景から豊かな色彩を引き出し、表現を極限まで抑えた美しい歌唱に陶然と
酔いしれます。

ACD2 2486 2枚組 \3380
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.1
CD1:第8番「悲愴」Op.13、第12番Op.26、第23番「熱情」Op.57
CD2:第7番Op.10-3、第24番「テレーゼ」Op.78、第32番Op.111
クリスチャン・レオッタ(P)
クリスチャン・レオッタはイタリアのカタニア出身。彼は22歳という若さで
ベートーヴェン・ソナタ全32曲演奏会をモントリオールで行い、その後マド
リード、メキシコシティ、リオ・デ・ジャネイロ、バンクーバー、ヴェネツィ
ア、ケベック各地をまわり、そして彼の故郷イタリアでも大成功を収めました。
これはバレンボイム以来の快挙とされ世界的に注目されているピアニストです。



<harmonia mundi France>
HMC 902004 2枚組 \4850
マティアス・ゲルネ・シューベルト・エディション第2集
CD1
若者と死 D.545
緑の中の歌 D.917
秋の夜 D.404
静かな国へD.403
秋の夕べ D.405
遠くへの渇望 D.770
私の心へ D.860
さすらい人 D.649
ヴィルデマンの丘を越えて D.884
嘆き D.371
春の小川のほとりで D.361
リュートに寄せて D.905
娘の恋の立ち聞き D.698
まなざしの歌 D.297
君はわが憩い D.776
音楽に寄せて D.547
泉に寄せて D.530
岩のそばの歌手 D.482
竪琴との別れ D.406
歌の終わり D.473
CD2
郷愁 D.456
ドナウ河の上で D.553
ウルフルが釣りをする時 D.525
星の夜 D.670
帰り道 D.476
秘密 D.491
ゴンドラの舟人 D.808
夕べの星 D.806
勝利 D.805
夜の曲 D.672
解消 D.807
語らずともよい、黙っているがよい(ミニョンの歌) D.877-2
ただ憧れを知るひとだけが(ミニョンの歌) D.877-4
ミニョンに D.161
竪琴弾きの歌 D.480(孤独に身を委ねる者は,涙を流しながら
パンを食べたことのない者は,家々の門辺に歩み寄り)
流れのほとりで D.160
恋人の近くに D.162
漁師 D.225
湖上にて D.543
悲しみの喜び D.260
出会いと別れ D.767
マティアス・ゲルネ(Br)
ヘルムート・ドイッチュ(P,CD1) エリック・シュナイダー(P,CD2)
お待たせいたしました!大好評をいただいた第1集(HMC 901988)に続き、ゲル
ネのシューベルト歌曲集の第2集です。今回はなんと一気に43曲!ゲルネなら
ではの美声と知性の見事な融合が、シューベルトの歌曲に新たな生命をもた
らしています。伴奏は、ドイッチュとシュナイダーの両ベテランが担当、質
においても量においても圧倒的なアルバムです!




<MEDICI ARTS>
~INDEALEAUDIENCE
30 73178(DVD-Video) \2180
PCM MONO
言語:露、英語
字幕:仏、英語
ダヴィッド・オイストラフ-Artist of the people
1.イントロダクション
2.アーリー・イヤーズ
3.コンクール
4.第二次世界大戦
5.共産党
6.世界的なキャリア
7.メニューインとの友情
8.教師オイストラフ
9.指揮者オイストラフ
10.オイストラフの死
11.クレジット
【収録曲】
ドビュッシー:レントよりも遅く、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲、
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 第1番&第2番、
ラフマニノフ:プレリュード、ショパン:夜想曲 変ホ長調(編曲:サラサーテ)、
チャイコフスキー/クライスラー編:無言歌(ピアノ曲)、
クライスラー:愛の悲しみ、シューマン/アウアー編:ヴィトムンク(献呈)、
パガニーニ:ラ・カンパネラ、
モシュコフスキ/サラサーテ編:ギター(ピアノ曲)、
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲、
ラフマニノフ:ヴォカリーズ、ラロ:スペイン交響曲、
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ、
クライスラー:コレッリとタルティーニの主題による変奏曲、
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第1番、
バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲、
モーツァルト:協奏交響曲、パガニーニ:24の奇想曲、
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第4番 「軍隊」、
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 「クロイツェル」
ダヴィッド・オイストラフ(Vn、指)、ユーディ・メニューイン(Vn、指)、
ギドン・クレーメル(Vn)、ヴァーツラフ・フデチェク(Vn)、
イーゴリ・オイストラフ(Vn)、スヴャトスラフ・リヒテル(P)、
キリル・コンドラシン(指)、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
ブルーノ・モンサンジョン製作
巨匠、ダヴィッド・オイストラフの生涯を、メニューインやロストロボーヴィ
チ、クレーメルなどの証言と貴重な演奏、また息子のイーゴリ・オイストラ
フの回想などを収録したドキュメンタリー映像。20世紀の音楽界で頂点を極
めたオイストラフの輝かしい記録と芸術が刻まれたDVD。

<MEMORIES>
MR2085/89 5枚組 \3380
モノラル
フルトヴェングラー指揮
ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第1番(SWR、1954年3月30日)、
交響曲第3番「英雄」(BPO、1950年6月20日)、
交響曲第2番(VPO、1948年10月3日)、
交響曲第5番「運命」(BPO、1954年5月4日)、
交響曲第4番(VPO、1953年9月4日)、
交響曲第7番(VPO、1954年8月30日)、
交響曲第8番(VPO、1954年8月30日)、
交響曲第6番「田園(BPO、1954年5月23日)
交響曲第9番(VPO、ゼーフリード=S、アンダイ=A、デルモータ=T、
シェーファー=Br、1953年5月30日)
年の瀬が忍び寄る今日この頃。何となくベートーヴェンが聴きたくなります。
ベートーヴェンの神様ともいえる名演奏家が誰あろうフルトヴェングラーで
す。当全集は、戦後、とくに巨匠の晩年の演奏に集中してセット化したもの
で、ますます深刻にデモーニッシュになっていった不世出の大指揮者フルト
ヴェングラー最晩年の最後の輝きが存分に味わえます。シュトウットガルト
との第1番など正に傑作中の傑作と言えます。既出のCDよりも生々しい音で
迫るMEMORIES入魂のリマスタリングです。

MR2090/94 5枚組 \3380
モノラル
クレンペラー指揮
ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第1番(ケルン放送響、1954年10月25日)、
交響曲第3番「英雄」(ベルリン放送響、1958年3月29日)、
交響曲第2番(ベルリン放送響、1958年3月29日)、
交響曲第5番「運命」(LAP、1934年1月1日)、
交響曲第4番(COA、1956年5月9日)、
交響曲第7番(NDR、1955年9月28日)、
交響曲第8番(ケルン放送響、1955年5月28日)、
交響曲第6番「田園」(ベルリン放送響、1954年2月15日)
交響曲第9番(COA、ブロウエンシュタイン=S、ヘルメス=A、
ヘフリガー=T、ウィルブリンク=Br、1956年5月17日)
今までありそうでなかったクレンペラー“ライヴ”のベートーヴェン全集で
す。「運命」は34年の演奏ですが他は病を乗り越えヨーロッパで尊敬を一身
に集めた時期である50年代中盤から後半の名演です。リズム重視でずしりと
手ごたえのあるのはいつものことですが、クレンペラーと雖も人の子。聴衆
を前に存分に熱しています。クレンペラーはフィルハーモニア管とも優れた
ベートーヴェンを遺していますが、ヨーロッパ強豪オケの重厚なサウンドは
クレンペラーのヘビーな解釈にぴったりと申せましょう。既出のCDよりも生々
しい音で迫るMEMORIES入魂のリマスタリングです。

MR2095/96 2枚組 \3380
モノラル
ハイドン:交響曲第101番「時計」
ストラヴィンスキー:組曲「プルチネルラ」(1949年改訂版)
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番
シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲル」
(以上、1956年12月21日ライヴ)
ベートーヴェン:交響曲第1番
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ワーグナー:「マイスタージンガー」第1幕前奏曲
(以上、1956年12月17日ライヴ)
クレンペラー指揮
トリノRAI交響楽団
巨匠クレンペラーが既にフィルハーモニア管と徐々に堅固な関係を確立しつつ
あった頃のライヴ。ヨーロッパの名門オケへの客演は繰り返され、トリノRAI
との貴重な共演がこれらの演奏です。聴き物はずばり「プルチネルラ」とショ
スタコ第9と申せましょう。プルチネルラはスタジオ録音もありますが、ラテ
ンのオーケストラを使った当ライヴの愉悦の魅力は抗し難いものがあります。
いつも通りの重心の座った名演です。そしてショスタコ第9!このCD化は極め
て歓迎されるべきもので、なるほどクレンペラーなら第5番や第8番ではなく、
第9番をやりたがるだろうと納得の諧謔性。やはり遅いテンポを採用し、卓越
したショスタコーヴィッチの作曲技術を白日の下にさらけ出します。

MR2097/98 2枚組 \3380
モノラル
ベートーヴェン:
交響曲第2番(1953年10月17日)
交響曲第3番「英雄」(1953年10月30日)
交響曲第9番
ミュンシュ指揮
ボストン響
アデーレ・アディソン(S)、フローレンス・コプレフ(A)、
ブレイク・スターン(T)、ドナルド・グラム(B)、
タングルウッド音楽祭合唱団、1958年8月10日
ミュンシュの第9がライヴで聴けます。かつて日本フィル客演ライヴが発売後
回収となり、多くのマニアが血眼で捜していることは有名です。こちらはタン
グルウッド音楽祭ライヴで、過密なコンサート・スケジュールの中、練習時間
もなかなか取れない厳しい状況という逆境がミュンシュに加勢し、凄い迫力で
正に一発ライヴの魅力にみちております。「英雄」、「第2」は意外とスタイ
リッシュで、丹精な造型。意図的なトランペットの強奏はヨッフムにも通じる
ドイツ系指揮者の特徴ですし、独特のスピード感はトスカニーニの影響も感じ
られます。音質も年代に比して良好。

<DELTA CLASSICS>
DCCA-0054 \2415
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」
(3,Feb,1952 rec)
ギューデン(S)、アンダイ(A)、パツァーク(T)、ペル(B)
フルトヴェングラー/VPO/ウィーン・ジングアカデミー
フルトヴェングラーが残した「合唱つき」で一番に思い出されるのは、「バイロ
イトの第9」でしょう。それほどインパンクトがあり歴史的背景も重なり今や日
本では「金字塔」ともいえる名演です。その他にもイギリス国王ジョージ6世戴
冠祝典演奏会ライブや戦時中の42年4月のヒトラー生誕前夜祭など大きなイベン
トにフルトヴェングラーは「合唱つき」を取り上げています。今回の「合唱つ
き」は、ウィーン・フィルの第1回演奏会を指揮したオットー・ニコライの業績
を讃え毎年この時期に開かれる演奏会の「オットー・ニコライ記念コンサート」
でのライヴです。フルトヴェングラーが大病を患う前で聴覚もしっかりしている
ときの演奏という他にも、良い点がいくつもあります。それは気心知れたウィー
ン・フィルとの共演、そしてウィーン・フィルの拠点ムージクフェラインでの
演奏、ソリストもオペラなどで度々共演していたメンバーであること、が上げら
れます。それ故に、ウィーン・フィル独特な弦楽器の音色の美しさは、この曲を
より一層高みへと誘う最高の武器です。そしてバイロイトの時の臨時編成オケと
は違うというのも強みでいかにフルトヴェングラーが統率しオケが完璧にそれ
に応えていたのかがわかります。ソロも綺麗に録音されており、バイロイトと
双璧をなす演奏を堪能する事ができます。尚、古いテープをマスターとした為、
音揺れ、レベル変動や4楽章には一箇所マスターに起因する音とびなど御座いま
す。予めご了承下さい。
録音日は一般的に知られている日を明記しております。

<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72248 \2300
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):作品全集 IX
オルガン作品集 Vol.4
前奏曲ハ長調 BuxWV138/来たれ、聖霊よ、主なる神よ BuxWV199
カンツォネッタ ト長調 BuxWV172
こぞって神をたたえよ、キリストの輩よ BuxWV202
われら御身に感謝す、主イエス・キリストよ BuxWV224
前奏曲ト長調 BuxWV147
われは御身に向いて呼ばわる、主イエス・キリストよ BuxWV196
カンツォネッタ ト長調 BuxWV171
天にましますわれらの父よ BuxWV219
マニフィカト第1旋法 BuxWV203
前奏曲ヘ長調 BuxWV144
いざ、わが魂よ、主をたたえよ BuxWV212
わがもとに来たりて語りたまえ、神の御子よ BuxWV201
カンツォネッタ ハ長調 BuxWV167
今ぞわれらに救いは来たれり BuxWV186
イエス・キリスト、われらの救い主 BuxWV198
父なる神はわれらとともに住まわれる BuxWV190
われらより取り去りたまえ、主よ BuxWV207
御身はたたえられよ、イエス・キリストよ BuxWV189
トン・コープマン(オルガン)
録音:2007年10月、ドイツ、バゼドウ村の教会
使用楽器:1683年、ザムエル・ゲルケ、ハインリヒ・ヘルプスト製(1983年復元)

CC 72192 \2300
アグネス・ヤーマ(1911-1993):音楽作品全集
ピアノ・ソナタ(1942)
3つの歌曲(1953)(*)
ヴァイオリンとピアノのための組曲(1952)(+)
Vocatio(メゾソプラノ、クラリネットとピアノのための;1971)(#)
チェロ・ソナタ(1957頃)(**)
ソーシャ・シトロエン:母に捧げる歌[Song for Ma](1997)(++)
マルセル・ウォルムス(ピアノ)
イレーネ・マーセン(ソプラノ(*))
ウルズラ・ショッホ(ヴァイオリン(+))
ヘレナ・ラスケル(アルト/メゾソプラノ(#))
イファール・ベリクス(クラリネット(#))
ダニエル・エッセル(チェロ(**))
ソーシャ・シトロエン(歌(++))
録音:2008年2月13-14日、ベルギー、モル、ギャラクシー・スタジオ
オーストリアに生まれ(父はスロヴェニア人の画家、母はオランダ貴族出身)、
オランダでピアニストとして活躍したアグネス・ヤーマの全音楽作品を収録。
彼女の娘でジャズ・シンガーのソーシャ・シトロエンが解説も執筆しています。

CC 72196 \2300
ジョルジュ・オンスロウ(1784-1853):
ヴァイオリン・ソナタ集 Op.16(1819)
第1番ヘ長調/第2番ハ短調/第3番イ長調
モダーンタイムズ_1800
イリヤ・コロル(ヴァイオリン)
ナターリャ・グリゴリエワ(フォルテピアノ)
録音:2007年10月5-7日、ウィーン、ハイリゲンシュタット、ベートーヴェン
ザール

CC 72295 \2300
マリオン・フォン・ティルツァー:キルワーニ再訪
David & Batsheva / Batsheva's Song / Inner Bells
Tante Lotte / Kisagotami Ouverture / Kirvani Revisited
Touched by an Angel / Color of Pommegranate / Wild Duck
マリオン・フォン・ティルツァー(ピアノ)
リアト・アルカン=ヘイマン(ソプラノ)
ラニ・ヘイマン(クラリネット)
ジュリアン・ショーヴァン、イェルン・ファン・デル・ウェル(ヴァイオリン)
ヨースト・ケイゼル(ヴィオラ)
サンネ・ファン・デル・ホルスト(チェロ)
レンネケ・ファン・スターレン(インディアン・ヴァイオリン)
ヘイコ・デイケル(タブラ)
録音:2007年6月22-23日、ベルギー、モル、ギャラクシー・スタジオ
オーストリア生まれの作曲家マリオン・フォン・ティルツァーに影響を与えた
インドのラーガ「キルワーニ」をタイトルに掲げたアルバム。

CC 72302(SACD-Hybrid) \2450
シューベルト(1797-1828):
歌曲集「白鳥の歌」D.957
ザイデルの詩による歌曲(7曲)
クリストフ・プレガルディエン(テノール)
アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)

CC 72305 \2300
愛のシャンソン
ミシェル・マーニュ(1930-1984):Cent mille Chansons(*)
ルイ・ド・ケクス・デルヴロワ(1675頃-1760):エール
ジャン・フェラ(1930-):故郷の山[La montagne](*)
マラン・マレ(1656-1728):ギター(ヴィオール曲集第3巻 から)
ルイ・グリェルミ(1916-1991):ばら色の人生[La vie en rose](*)
エミール・ステルン:リラの季節[Un jour, un enfant](*)
ルイ・ド・ケクス・デルヴロワ:La Montguichet
ユベール・ジロー(1920-):パリの空の下[Sous le ciel de Paris](*)
マラン・マレ:冗談
ミシェル・ルグラン(1932-):風のささやき[Les Moulins de mon coeur](*)
J・S・バッハ(1685-1750):主よ、人の望みの喜びよ
ジャック・ブレル(1929-1978):行かないで[Ne me quitte pas](*)
アントワーヌ・フォルクレ(1671-1745):
シャコンヌ「ラ・ビュイソン」(組曲第2番ト長調)
ロラン・ヴァンサン:Pour un flirt(*)
ラルフ・ルソー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マタンギ弦楽四重奏団(*)
ヘイン・ファン・デ・ヘイン(コントラバス(*))
録音:2008年2月7-8日、ベルギー、モル、ギャラクシー・スタジオ
ヤープ・テル・リンデンに師事したヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ラルフ・ルソー
がモダーン弦楽器奏者とともにシャンソンの名曲を演奏したユニークなアルバ
ム。バロック作品は彼のソロ演奏です。

CC 72306 \2300
泣いている幼な児 クインク・ヴォーカル・アンサンブルで聴くクリスマス
Gloria in cielo e pace in terra / O Jesu dolce
Nino Dios d'amor herido / Pastores, si nos quereis
Oyd, oyd, una cosa divina / Virgen sancta
A un nino llorando / A Virgin most pure
Ding Dong! merrily on high / It came upon a midnight clear
King Jesus hath a garden / God rest ye merry, gentlemen
Past three a clock / A Venezuelan Christmas Carol
O kerstnacht, schooner dan de dagen
Laat ons met harten reine
O herders, laat uw bokken en schapen
Het komet een schip geladen
O little town of Bethlehem / Away in a manger
Celebrate this Holy One / Follow that star
The Christmas song / Have yourself a merry little Christmas
クインク・ヴォーカル・アンサンブル
マリオン・ストレイク、マリエッテ・ウルデリク(ソプラノ)
エルスベート・ヘリトセン(アルト)
ハリー・ファン・ベルネ(テノール)
ケース・ヤン・デ・コニング(バス)
録音:2008年6月23-25日、オランダ、メインスヘーレンラント、N.H.教会

CC 72310 \2300
ポーランドのピアノ三重奏曲
アルトゥル・マラフスキ(1904-1957):ピアノ三重奏曲嬰ハ短調(1953)
クシシュトフ・メイエル(1943-):ピアノ三重奏曲 Op.50(1980)
アルテンベルク・トリオ・ウィーン
クラウス=クリスティアン・シュスター(ピアノ)
アミラム・ガンツ(ヴァイオリン)
アレクサンダー・ゲーベルト(チェロ)
録音:2005年、ウィーン、ORF放送局、ラジオ文化館大ホール

CC 72311(SACD-Hybrid) 2枚組 \3650
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
聖母マリアの晩課(聖母マリアの夕べの祈り)
ゲルリンデ・ゼーマン、マリー・クイケン、
アレッサンドロ・カルミニャーニ、
ジャン・フランソワ・ロンバール、ファビオ・フルナリ、
フルヴィオ・ベッティーニ、
マルコ・スカヴァッツァ、パオロ・コスタ、
ヴァルテル・テストリン(声楽ソリスト)
シギスヴァルト・クイケン(指揮)
ラ・プティト・バンド

<GRIFFIN>
GCCD 4064 \1480
リッチフィールド・セレブレイション
伝承曲:Come faithful people, come away
クリューガー:Deck thyself my soul with gladness
バード:Exalt thyself, o God
オルコック:Out of the deep
W・T・ハリス:King of glory / Psalm 122 / Come down o love divine
H・K・アンドルーズ:Magnificat in D / Nunc dimittis in D
スタンフォード:Song of peace(6 Bible Songs)
フォーレ:Messe basse
ウォルフォード・デイヴィス:Psalm 121 / Psalm 23
ハウエルズ:Magnificat in G / Nunc Dimittis in G
ベアストー:Blessed city, heavenly Salem
ジョナサン・リーズ=ウィリアムズ(指揮)
リッチフィールド大聖堂聖歌隊
録音:1980年代? 原盤:Alpha

GCCD 4065 \2080
天使だった少年たち 2 英国ボーイソプラノの伝統
マーク・ロブソン
ゲール伝承曲:Morning has broken
デイヴィッド・ピッカリング
シューベルト:ます
アンドルー・ブロー&クリストファー・スミス
パーセル:Shepherd, shepherd, leave decoying
ダニエル・ラドフォード=トマス
メンデルスゾーン:歌の翼に
ジェレミー・ボウヤー
ヘンデル:Angels ever bright & fair(「テオドーラ」から)
ダラ・キャロル
伝承曲:Will ye no come back again ?
ボートン:Faery Song(「Immortal Hour」から)
ブラームス:子守歌
伝承曲:Road to the Isles
マイケル・クリスウェル
アレグザンダー・ホースリー:There is a green hill far away
不詳(14世紀)/ラター:Quem pastores laudavere
アンドルー・ウィックス
H・フレイザー=シンプソン:
Buckingham Palace / Halfway down the stairs / Polite
Lines & Squares / Vespers
民謡:No John, no / Blow away
ダニエル・ノーマン
メンデルスゾーン:I waited for the Lord
ヘンデル:O lovely peace(「ユダス・マカベウス」から)
J・S・バッハ:Bist du bei mir(アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳 から)
デュリュフレ:Pie Jesu(レクィエム から)
ポール・ダットン
アイルランド民謡:The Holy Boy
アダムズ:The Holy City
ブラーエ:Bless this house
クィルター:Hey, ho, the wind & the rain
ロビン・ブレイズ
ヴォーン・ウィリアムズ:The Call(5つの神秘の歌)
モンク:Abide with me(「夕まぐれ」から)
録音:1974-1989年
好評を得た「天使だった少年たち 英国ボーイソプラノの伝統(Once Were A
ngels)」(GCCD 4040)の続編。ロビン・ブレイズのボーイソプラノが、また聴
けます。

GCCD 4066 \1480
グロスターのクリスマス
ジョン・サンダース:Tomorrow shall be my dancing day
フランツ・グルーバー/ブラチリー編曲:Silent night
マイケル・ヘッド:The three mummers
フランス伝承曲(16世紀)/ウッド編曲:Ding dong ! merrily on high
パトリック・ハドリー:I sing of a maiden
ジョン・ゴス:See amid the winter's snow
ピーター・アストン:There is no rose
フランス伝承曲:Whence is that goodly fragrance flowing ?
ジョン・タヴナー:The Lamb
グレアム・ヒスロップ:A carol of praise
H・J・ガントレット/ウィルコックス編曲:Once in royal David's city
イングランド伝承曲/サンダース編曲:Blessed be that maid Mary
ジェラルド・ヘンドリー:As I outrode
ハーバート・ハウエルズ:Sing lullaby
ジョン・サンダス:Carol for Today
ドイツ伝承曲/バッハ編曲:O little one sweet
イングランド伝承曲/サリヴァン、ウィルコックス編曲:
It came upon a midnight clear
ケネス・レイトン:Hymn of the Nativity
ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス:O little town of Bethlehem
ジョン・アイアランド:A New Year Carol
ジョン・サンダース(指揮)
グロスター大聖堂聖歌隊
マーク・リー(オルガン)
録音:1992年




<STRADIVARIUS>
STR 33791 2枚組 \3250
エヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ(1675-1742):
複数の楽器のための協奏曲集 Op.6(全12曲)
アルベルト・ラージ(指揮)
イル・テンピオ・アルモニコ[ヴェローナ・バロック管弦楽団]
ダッラーバコは法学者を父にヴェローナに生まれ、幼い頃トレッリにヴァイ
オリンとチェロを師事し、20代初めはモデナで活動。1701-1704年頃にバイエ
ルンの選帝侯マクシミリアン2世の宮廷楽団員となり、戦争のためネーデルラ
ント、フランスに随行。1715年、侯の凱旋に伴い宮廷楽長となり、1717年に
は顧問官の地位まで出世しました。ダッラーバコは「ポスト・コレッリ」の
作曲家とされ、その作風は非常に洗練されていますが、その経歴を反映して
か、当時のフランス音楽の様式が採り入れられている点が特徴的です。

STR 33795 \2180
J・S・バッハ(1685-1750):リュート曲集(ギターによる)組曲 BWV995
パルティータ BWV1006a
前奏曲 BWV998
オスカル・ギリア(ギター)
現役最高峰のギタリストの一人にして教師としても高名なオスカル・ギリア
(1938年生まれ)によるバッハが登場。

STR 33799 \2180
パスカル・ガロワ #3 ファゴットのための現代作品集
オルガ・ノイヴィルト(1968-):
In Nacht und Eis[夜と氷の中で]
(ファゴット、チェロとリング・モジュレーターのための)(*)
藤倉大(1977-):The voice(ファゴットとチェロのための)(*)
ブルーノ・マントヴァーニ(1974-):
Un mois d'octobre[十月](ファゴットとピアノのための)(+)
オルガ・ノイヴィルト:
Zefiro aleggia....nell'infinito....[西風は羽ばたく…無限の空間に]
(ファゴットと管弦楽のための)(#)
Torsion[ねじれ](ファゴットとCDのための)
パスカル・ガロワ(ファゴット)
ロハン・デ・サラム(チェロ(*))
ディミトリ・ヴァシラキス(ピアノ(+))
ブラッド・ラブマン(指揮(#))
ドイツ交響楽団(#)



<CRD>
CRD 3514 \1780
キャロルの祭典
中世・ルネサンスのキャロル
Hodie Christus Natus est / Wolcum Yole / Ther is no rose of swych vertu
That yonge childe - Lully lullay / Grin greus ye rasses / Balulalow
Les Bouffons / This little babe so few days old / Behold a silly tender
babe
Pleasure it is / Adam lay y bounden
ブリテン:キャロルの祭典
ナンシー・ハデン(指揮)
プサリテ女声合唱団
録音:2006年




<REGIS>
RRC 1301 \880
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
ピアノ・ソナタ第1番 Op.12
ピアノ・ソナタ第2番 Op.61
24の前奏曲とフーガ Op.34
5つの前奏曲
コリン・ストーン(ピアノ)
録音:1985年 原盤:Olympia

RRC 1302 \880
ブラームス(1833-1897):
ピアノ・ソナタ第3番 Op.5
間奏曲 Op.117 No.1/狂詩曲 Op.79 No.1/間奏曲 Op.118 No.2
狂詩曲 Op.79 No.2/間奏曲 Op.118 No.6/狂詩曲 Op.119 No.4
ロナン・オーラ(ピアノ)
録音:1996年 原盤:O'Hora

RRC 1303 \880
バロックの栄光
パッヘルベル:カノンとジーグ
ヘンデル:シバの女王の入場
アルビノーニ/ジャゾット:弦楽とオルガンのためのアダージョ
J・S・バッハ:ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 BWV1030
トランペット・ソナタ(協奏曲)ニ長調
ヴィヴァルディ:2つのチェロのための協奏曲 RV531
アルビノーニ:2つのオーボエのための協奏曲ニ長調 Op.9 No.12
テレマン:オーボエダモーレ協奏曲イ長調
ヴィヴァルディ:2つのトランペットのための協奏曲ハ長調
ロジャー・ハックル(指揮)
エメラルド・アンサンブル
録音:2000年 原盤:Dinmore

RRC 1304 \880
英国の偉大なる大聖堂のオルガン
メンデルスゾーン/ティモシー・ファレル編曲:結婚行進曲(*)
ヘンデル/ティモシー・ファレル編曲:
オルガン協奏曲ヘ長調 から 第1楽章(*)
ヨハン・シュトラウス I/ティモシー・ファレル編曲:ラデツキー行進曲(*)
サリヴァン/クリストファー・ディーンリー編曲:失くした和音(+)
ルメア:月光とバラ(アンダンティーノ)(+)
ヘンデル/クリストファー・ディーンリー編曲:水上の音楽 から エア(+)
ウォルフォード・デイヴィス/クリストファー・ディーンリー編曲:
荘厳な旋律(+)
クラーク/バリー・ローズ編曲:トランペット・ヴォランタリー(#)
ラインベルガー:オルガン・ソナタ第8番 から 第3楽章(#)
ボッシ:スケルツォ ト短調(**)
コッカー:テューバ・チューン(++)
デュボワ:トッカータ(++)
ジゴー:スケルツォ(++)
ミュレ:カリヨン退堂曲(++)
シャルパンティエ:テ・デウム(##)
ワイトロック:民謡(##)/スケルツォ(##)
ヴィエルヌ:オルガン交響曲第1番 から フィナーレ(##)
ティモシー・ファレル(オルガン(*))
クリストファー・ディーンリー(オルガン(+))
バリー・ローズ(オルガン(#))
アラン・ウィックス(オルガン(**))
フランシス・ジャクソン(オルガン(++))
ノエル・ロースソーン(オルガン(##))
録音:1974、1976年、ウェストミンスター修道院(*)、セントポール大聖堂(+)、
ギルドフォード大聖堂(#)、カンタベリー大聖堂(**)、ヨーク大聖堂(++)、
リヴァプール英国国教会大聖堂(##)
原盤:Chalfont、他

RRC 2081 2枚組 \1760
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「メサイア」
リン・ドーソン(ソプラノ)
ヒラリー・サマーズ(メゾソプラノ)
ジョン・マーク・エインズリー(テノール)
アラステア・マイルズ(バス)
スティーヴン・クレバリー(指揮)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊
ブランデンブルク・コンソート
録音:1994年、オランダ、オランダ、ライヴ 原盤:Columns

RRC 9111 \1080
ボリス・チャイコフスキー(1925-1996):
ピアノ五重奏曲
歌曲集「最後の春」(メゾソプラノ、フルート、クラリネットとピアノのための)
ボリス・チャイコフスキー(ピアノ)
プロコフィエフ弦楽四重奏団(*)
ナタリア・ブルナシェワ(メゾソプラノ(+))
セルゲイ・ブブノフ(フルート(+))
アレクサンドル・イワーノフ(クラリネット(+))
録音:1978、1985年 原盤:Melodiya(*)/Boris Tchaikovsky Society(+)





<ARS PRODUKTION>
ARS 38036(SACD-Hybrid) \2700
ブレイディング・バッハ(バッハを編みながら)
J・S・バッハ(1685-1750):
前奏曲ハ長調 BWV846a(平均律クラヴィーア曲集第1巻 から)
アンドレアス・ヴォイケ(1966-):ヒマラヤの日の出[Himalayan Sunrise]
J・S・バッハ:サラバンド嬰ハ短調(イギリス組曲第6番 BWV811 から)
アンドレアス・ヴォイケ:砂漠の歌[Desert's Song]
J・S・バッハ:サラバンド イ短調(イギリス組曲第2番 BWV808 から)
アンドレアス・ヴォイケ:フリウリの春[Primavera Friulana]
J・S・バッハ:サラバンド ニ長調(パルティータ第4番 BWV828 から)
アンドレアス・ヴォイケ:北を向いて[Facing North]
J・S・バッハ:サラバンド ロ短調(フランス組曲第3番 BWV814 から)
アンドレアス・ヴォイケ:アメリー[Amelie]
J・S・バッハ:サラバンド ト短調(イギリス組曲第3番 BWV809 から)
アンドレアス・ヴォイケ:
緑の木々の向こうに夕日が沈んだあとで[After Sunset over Green Trees]
J・S・バッハ:フーガ ハ長調 BWV846b(平均律クラヴィーア曲集第1巻 から)(*)
アンドレアス・ヴォイケ(ピアノ)
録音:2008年4月、ファツィオリ・コンサート・ホール
当レーベルではフリードリヒ・クラインハプル(チェロ)とのデュオで知られるオ
ーストリアのピアニスト、アンドレアス・ヴォイケのオリジナル・アルバム。
ニューエイジ系?

ARS 38472 \2180
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):
初期のフランス語歌曲集(ギター伴奏)
コルテスのセレナード/私の愛する唯一のもの/ゾレード/愛し合う二人の岩
友情/クロディーヌのロマンス/ガラテーのロマンス/
セレスティーヌのロマンス
羊飼いたちの歌/ネモラン/万事休す/イジドール/アンネット/ネモラン II
無用な逃走/それは涙/私の心はため息をつく/泉のほとりで
デュオ・アルカディー
アンネ=リーザ・ナタン(メゾソプラノ) ウルリケ・メルク(ギター)
録音:2008年7月1-4日、ドイツ、ネフィゲス改革派教区、市立教会

ARS 38482 \2180
愛、殺人と陰謀 ロマン主義時代の戦慄のメロドラマ集
シューベルト(1797-1828):別れ-美しきこの世よさらば D.829
シューマン(1810-1856):
美しいヘートヴィヒ Op.106/荒野の少年のバラード Op.122 No.1
カール・ライネッケ(1824-1910):ベルゲンの悪漢 Op.111 No.2
マルティン・レーダー(1851-1895):夜間閲兵式 Op.4 No.1
フィリップ・グレッチャー(1859-1895):歩哨 Op.147
ヴィルヘルム・キーンツル(1857-1941):嫁取りの旅 Op.9
R・シュトラウス(1864-1949):海辺の城
マックス・フォン・シリングス(1868-1933):魔女の歌 Op.15
ヴィルヘルム・キーンツル:死の光[Totenlicht]Op.97 No.2
トーマス・リューベナッカー(朗読)
カトリン・デュリンガー(ピアノ)
録音:2005年4月15日、2006年7月12-13日、ドイツ、カールスルーエ、SWRスタジオ
朗読とピアノによって進行するメロドラマ(メロディー+ドラマ)を集めた珍しい
企画。

ARS 38706 2枚組 \2180
歌唱の伝説 Vol.6
ヨーゼフ・ハイドン(1732-1806):オラトリオ「四季」Hob.XXI:3
エルフリーデ・トレッチェル(ソプラノ)
ヴァルター・ルートヴィヒ(テノール)
ヨーゼフ・グラインドル(バス)
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
ペルリンRIAS交響楽団&室内合唱団
ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂合唱団
録音:1952年

ARS 38703 2枚組 \2180
【旧譜・再案内】
歌唱の伝説 Vol.3 エルナ・ベルガー
ヴォルフ(1860-1903):アイオロスの竪琴に寄せて(*)
シューベルト(1797-1828):糸を紡ぐグレートヒェン(+)/岩の上の羊飼い(*/#)
ブラームス(1833-1897):(+)
僕たちはさまよい歩いた/夢は去り/死、それは冷たい夜/ひばりの歌
傷ついた私の心/まどろみはいよいよ浅く/子守歌
シューマン(1810-1856):月夜(*)/時は春(*)
プフィツナー(1869-1949):
「古い歌」Op.33(ゴットフリート・ケラーの8つの詩)(+)
ロベール・オブシエ(1900-1957):クロプシュトックによる3つのアリア(**)
[1948年、メルボルンにおける「歌曲の夕べ」のリハーサルより](++)
ブラームス:眠りの精
シューベルト:ズライカ
シューマン:くるみの子
ヴォルフ:つれない娘
J・シュトラウス II:春の声(ワルツ)
プッチーニ:オペラ「ボエーム」から 私の名はミミ
フロトウ:オペラ「マルタ」から 夏の名残りのばら
トーマス・フォイクトによるインタービュー(1990年)
エルナ・ベルガー(ソプラノ)
ハインリヒ・ゴイザー(クラリネット(#))
エルンスト・ギュンター・シェルツァー(ピアノ(*))
ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ(+))
エタ・ハーリヒ=シュナイダー(チェンバロ(**))
ハンス・ヴァルター・シュライフ(オーボエ(**))
ヘンリー・ペン(ピアノ(++))
録音:1938-1957年

<MV CREMONA>
MVC 008-023 \2180
【新譜】
ベルナルド・パスクイーニ(1637-1710):オルガン作品集
スパーニャのためのトッカータ/ベルガマスカのパルティータ/奇想的変奏曲
ビッザリーア/フランス風カンツォーナ/
ルッフォ氏の甥のためのパッサカリア
メラーニのためのトッカータ/トッカータとカッコウのスケルツォ/
パッサカリア
モナコのためのトッカータ/スコットランド人のためのトッカータ
パッジョ・トデスコアのための変奏曲/ベルガマスカ
フィオレンティーナのための変奏曲/トッカータ in f. fa ut
ミローネのためのトッカータ/変奏曲
ダヴィデ・ポッツィ(オルガン)
録音:2008年4月10-11日、イタリア、
エミリア=ロマーニャ州レッジョ・エミリア県コニェント、
聖使徒ジャコモ教区教会
使用楽器:1725年、ドメニコ・トラエーリ製
ローマのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂のオルガニストを務めていた
パスクイーニは、フレスコバルディからD・スカルラッティに至る中間期に
おける最も重要な鍵盤楽器作曲家。

MVC 008-024 \2180
【新譜】
ストラディヴァリウスの時代、クレモナの器楽
タルクイニオ・メールラ(1595-1665):
カンツォンまたは協奏的教会・室内ソナタ集第3巻 Op.12 から
第16番「ラ・ダーダ」,第13番「ラ・マントゥア」
バッロ「イル・ポッリチオ」(+/#/**)
不詳(17世紀):アリア「美しきペドリーナ」(#)
カルロ・ピアッツィ(1645-1709):
バレット、クラント、ジーグ、サラバンド集第1巻 Op.2(1681)から
バレット第6番(*),同第2番(*)
ガスパロ・ヴィスコンティ(1683-1731):
ヴァイオリン・ソナタ集 Op.1 から 第2番(**),第7番(*/++)
ヴァイオリンのための前奏曲
アンドレア・ザーニ(1686-1757):
室内ヴァイオリン・ソナタ集 Op.1 から 第1番
ヴァイオリン・ソナタ集「愛の思い」Op.5 から 第8番
カルロ・ズッカーリ(1704-1792):
ヴァイオリン・ソナタ集 Op.1 から 第12番
アンドレア・ロニョーニ(ヴァイオリン)
アンサンブル・ラウラ・ソアーヴェ
マルコ・フレッツァート(チェロ) レオナルド・モリーニ(チェンバロ)
ディエゴ・カンタルーピ(テオルボ)
マルチェッロ・ヴィッラ(ヴァイオリン(*))
クラウディア・コムズ(ヴァイオリン(+))
マルコ・ローザサルヴァ(フルート(+))
ロドニー・プラダ(ヴィオラ・ダ・ガンバ(+))
マリーナ・ボネッティ(ハープ(#))
フランチェスコ・モイ(チェンバロ(**)、スピネッタ(++))
同タイトル盤【MVC 000-002】の新装盤。内容も一部変更されております。
【MVC 000-002】は在庫完売次第廃盤となります。

MVC 007-020 \2180
【旧譜】
J・S・バッハ:オルガン独奏のためのイタリア様式の協奏曲
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
トッカータ集第2巻(1627)から トッカータ第1番
ベルナルド・パスクイーニ(1637-1710):
トッカータとかっこうのスケルツォ(17世紀ロンドンの写本より)
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)/トマス・ビリントン編曲:
合奏協奏曲 Op.6 No.8「クリスマス協奏曲」(オルガン版;1790)
ヘンデル(1685-1759):チェンバロ組曲第2番 HWV427(1790)
ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):
トマゾ・アルビノーニ氏の協奏曲のオルガンへの編曲
(18世紀ベルリンの写本より)
J・S・バッハ(1685-1750):
ヴィヴァルディの Op.3 No.8による協奏曲 BWV593
目覚めよ、と呼ぶ声あり BWV645/フーガ ト短調 BWV578
ああ、われらがもとにとどまれ、主イエス・キリストよ BWV649
フーガ BWV576/トッカータとフーガ BWV565
ダヴィデ・ポッツィ(オルガン)
録音:2007年12月14日イタリア、ミラノ県ブレッソ、聖カルロ教会
※外装には規格番号表記がございません。あらかじめご了承ください。

MVC 007-021 \2180
【旧譜】
ルイジ・ロッシ:聖週間のオラトリオ
ジローラモ・カプスベルガー(1580-1651):
シンフォニア集第1巻(1615、ローマ)から 4声のシンフォニア第14番
ドメニコ・マッツォッキ(1592-1665):
対話とソネット集(1638、ローマ)から 涙に訴えるマグダレーナ(*)
ルイジ・ロッシ(1597-1653):聖週間のオラトリオ(+)
ヌリア・リアル(ソプラノ(*/+))
ジャンルカ・ブラット(バリトン(+))
ディエゴ・カンタルーピ(指揮)
アンサンブル・ラウラ・ソアーヴェ
フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア合唱団(+)
録音:2006年3月19-20日、イタリア、ウディーネ県ロザッツォ修道院
17世紀中盤のローマを代表する声楽作曲家ルイジ・ロッシの「聖週間のオラ
トリオ」は当時のローマにおけるオラトリオの典型を示しています。器楽に
よる序奏に始まり、アリア、アリオーソ、レチタティーヴォ、合唱(補助的
ではなく重要な役割を担う)が物語を進め、終曲としてマドリガーレが置かれ
るという構成で、いわゆる語り手は登場しません。
スペインの歌姫ヌリア・リアルが、(*)でマグダラのマリアを、(+)では聖母
マリアを演じています。



<TANIDOS>
SRD 364 \2300
【新譜】
天使のミロンガ
エルネスト・ナザレ(1863-1934):
ブレジェイロ/エスコバド[叱られて]/マトゥト
セルソ・マチャド(1953-):パソカ
エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):ブラジル風バッハ第5番 から アリア
エフライン・アマドル(1947-):サパテロ
アストル・ピアソラ(1921-1992):
天使のミロンガ/しびれ[カランブレ]/ブエノスアイレスの秋/
ロコへのバラード
レオ・ブローウェル(1939-):ナナ/魅惑の瞳[オホス・ブルホス]
アストル・ピアソラ:天使のタンゴ/ブエノスアイレスの冬/天使の死
[ボーナス・トラック]
カルロス・ガルデル(1890-1935):首の差で[ポル・ウナ・カベサ]
トリオ・アッサイ
ホセ・ラモン・ガルシア(バンドゥリア)
ハイメ・デル・アモ(ラウド・テノル)
ハビエル・ガルシア(ギター)
撥弦楽器四重奏団クァルテト・デ・プレクトロ・アッサイ(PLECTRUMレーベル
PLCD 030)のメンバーから成る三重奏団。バンドゥリアはマンドリンに形の
似たスペイン独特の楽器。ラウドはスペイン語でリュートを指しますが、
ブックレット掲載の写真によればバンドゥリアに近い形をしています。

SRD 322 \2300
【旧譜】
アコーディオン独奏のためのスペイン音楽
ダビッド・デル・プエルト(1964-):アコーディオンのための幻想曲(2005)
ゴンサロ・デ・オラビデ(1934-2005):Vol(e)(1997)
ヘスス・トレス(1965-):影[Itzal](1994)
ジョゼプ・ソレル(1935-):葬儀用小品集(1997)
ヘスス・ルエダ(1961-):アコーディオンのためのインヴェンション(2005)
セサル・カマレロ(1962-):青い光(1997)
アンヘル・ルイス・カスタニョ(アコーディオン)
1969年スペイン、バスク地方の中心都市サンセバスティアンに生まれ、パリ
音楽院とコペンハーゲン王立音楽院で学んだアンヘル・ルイス・カスタニョ
が、自身への献呈作品を演奏しています。

SRD 331 \2300
【旧譜】
アンコール !! アコーディオンのためのアンコール名曲集
ロッシーニ:フィガロ
マテオ・アルベニス:ソナタ ニ長調
タレガ:アルハンブラの思い出
レクオナ:La Comparsa
アルベニス:マラゲニャ
不詳/セミョーノフ編曲:ルネサンスの4つの小品
F・クープラン:葦
グラナドス:舞曲第2番/同第5番
イベール:白い小さなロバ
ピアソラ:ラ・Misma Pena/Sentido Unico/バンドネオン
アレクサンドル・ホルミノフ:夜想曲
アナトール・ビロシツキー:憂鬱
マックス・ボナイ:Petit Vals pour Rever
ウラディスラフ・ソロタレフ:冬の朝
オーレ・シュミット:The Scape of the Meatball
ジョルジ・リゲティ:ムジカ・リチェルカータ から 第7楽章
ヘスス・ルエダ:Tocata para Unai
パトリック・ビュシュール:インコと泥棒
ウラディスラフ・ソロタレフ:Spiegle
アンヘル・ルイス・カスタニョ(アコーディオン)

SRD 336 \2300
【旧譜】
トナディリャ・コレクション 18世紀からグラナドスまで
ジョセ・スビラック編曲:舞台用トナディリャ集
ブラス・デ・ラセルナ:マハのセギディリャ
アントニオ・ゲレロ:ラ・パロマのトナディリャ
J・パロミノ:悪漢の歌
ルイス・ミソン:恋する女の悲しいセギディリャ
パブロ・エステベ:予想の風刺歌
ベントゥラ・ガルバン:求婚する将校のセギディリャ
ハシント・バリェドル:内気な女の歌
F・フェランディエレ:まじめな音楽を称えるメヌエット
マリアノ・ブストス:暴力主義者に反対する歌
M・プラ:宗教的なセギディリャ
J・カステル:手先の器用なジプシー女の歌
エンリケ・グラナドス(1867-1916):
古い様式によるトナディリャ集(昔風のスペイン歌曲集)から
愛と憎しみ,町をぶらつく,控え目なマホ,内気なマホ,マハの眼差し,
トラ・ラ・ラとギターの爪弾き,ゴヤのマハ,悲しむマハ I(*),同II,同III
慎ましやかな下町娘たち(+)
ジプシーの歌
アンヘレス・ロペス・アルティガ(ソプラノ)
ホセ・マドリッド(ピアノ)
ヘスス・フステル(オーボエ(*))
アナ・ベントゥラ(メゾソプラノ(+))
録音:2005年6月1、3、8、20日、バレンシア、S.G.A.E.本部
スペイン語の「トナディリャ」を直訳すると「小唄」。もともとは時事を題
材としたギター伴奏付き独唱歌曲で、それが舞台演劇の幕間の余興となり、
さらに独立して短い舞台作品となりました。前半の「舞台用トナディーリャ
集」は女性一人によって演じられるトナディリャをピアノ伴奏歌曲に編曲し
たものです。
アンヘレス・ロペス・アルティガは1939年スペインバレンシア県生まれのソ
プラノで、作曲家、ピアニストでもあります。録音時点で66歳、貫禄で聴か
せます。

SRD 339 \2300
【旧譜】
パースペクティヴ チェロとアコーディオン
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡
フォーレ(1845-1924):エレジー
セルジュ・カウフマン(1940-):イディッシュ組曲;歌,聖詩吟唱,祈り
イルッカ・クーシスト(1933-):讃歌集
Caelestis Aulae Nuntius,サルヴェ・レジナ,グローリア
アストル・ピアソラ(1921-1992):アヴェ・マリア/ル・グラン・タンゴ
アルヴォ・ペルト(1935-):フラトレス
ダビッド・アペリャニス(チェロ)
アンヘル・ルイス・カスタニョ(アコーディオン)
録音:2006年5月、セゴビア、スタジオ・キロファノ・ソノロ
ダビッド・アペリャニスはソフィア王妃高等音楽学校でフランス・ヘルメル
ソンとアンヘル・ルイス・キンタナに師事したスペインのチェリスト。現在、
バレンシア高等音楽院チェロ科教授を務め、アラゴン高等音楽院でも教えて
います。

SRD 349 \2300
【旧譜】
ロンド・カプリチョーソ 2つのアコーディオンのための音楽
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):シャコンヌ ホ短調
J・S・バッハ(1685-1750):4つのコラール
今ぞ来たれ、異教徒の救い主よ,主イエスよ、今ぞたたえられよ,
われ御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ,神よ、われを助け成就させたまえ
ラフマニノフ(1673-1943):ヴォカリーズ
ウラディスラフ・ソロタリョフ(1942-1975):ロンド・カプリチョーソ
トゥールビョルン・ルンドクヴィスト(1920-):バラード
パトリック・ビュスーユ(1956-):心からの訴え
シェティル・ヴォースレフ(1939-):アコーディオンのための二重奏曲(*)
アストル・ピアソラ(1921-1992):2つのタンゴ
チキリン・デ・バチン,アヴェ・マリア
デュオ・ダコール
アンヘル・ルイス・カスタニョ、ラケル・ルイス(アコーディオン)
録音:2007年4月、セゴビア、スタジオALCH(*以外)
1993年、サンセバスティアン、スタジオElkar(*)
ラケル・ルイスはスペインのサンセバスティアンに生まれ、同市およびマド
リッドの高等音楽院を卒業後デンマークのコペンハーゲン王立音楽アカデミ
ーでモエンス・エッレゴーに師事した女性アコーディオン奏者。現在、マド
リッド専門音楽院アコーディオン科教授を務めています。

SRD 353 \2300
【旧譜】
ペドロ・アイスプルア(1924-):SOLEDAD SONORA[音響の孤独]
Resonancias[響き]
Clusteriana Didarus
Homehaje musical al silencio[静寂への音楽的オマージュ]
ディエゴ・フェルナンデス・マグダレノ(ピアノ)
ペドロ・アイスプルアはバスク出身、バリャドリド大聖堂楽長兼参事会員、
バリャドリド音楽院教授を務め、スペインでは特に合唱作曲家として知られ
ています。収録作品ではいずれも「静寂の間」が重要な役割を担い、ピアノ
の多様な発音機能が控え目に展開されていきます。
ディエゴ・フェルナンデス・マグダレノは音楽院におけるアイスプルアの同
僚にして理解者・協力者。




<SEDEM>
CD-17 \2300
(DCD 244)
【新譜】
ジュアン・バプティスタ・コメス[フアン・バウティスタ・コメス]
(1582頃-1643):
聖体祭の踊り歌
祭壇での初めの踊り,内庭回廊の休憩祭壇での祈祷(第1-第4),
主祭壇での結び
聖体の秘蹟のビリャンシコ
エンデチャス(貴紳);
ロマンセとリフレイン,トゥルル、トゥルル、ガレギニャ
ロドリゴ・マドリード(指揮)
カペラ・サエタビス
ピラル・モラル、パトリシア・リョレンス、マリソル・ボウリョサ(ソプラノ)
クリスティナ・ファウス、ヨランダ・リエラ(アルト)
アルベルト・グァルディオラ、ヘスス・アルベス(テノール)
アマデオ・リョリス(バリトン) ハビエル・ボイルス(コルネット[ツィンク])
サルバドル・マルティン、ハビエル・マルトス(サックバット)
オビディ・ヒメネス(ファゴット)
フランセスク・バルデカブレス(オルガン、チェンバロ、副指揮)
録音:2006年12月4日、スペイン、カナリア諸島サンタ・クルス・デ・テネリフェ、
アウディトリオ室内ホール
コメスはリェイダ大聖堂楽長、バレンシア司教座礼拝堂、バレンシア大聖堂、
国王フェリペ3世の宮廷礼拝堂副楽長を務めた作曲家で、バレンシアにおいて複
合唱形式を確立し、独自の形式によるビリャンシコを発展させました。
カペラ・サエタビスは、スペインの鍵盤楽器奏者・音楽学者であるロドリゴ・
マドリードによって2000年に創設された古楽演奏団体です。

CD-14 \2300
(DCD 233)
【旧譜】
アルベルト・デ・ラ・リバ(1912-1999):
クリスマス・ラプソディ オルガン作品集
フォンネグラ山(サルダナ)/ムセタ/美しい同伴者(サルダナ)
聖母の子守歌/カンティレナ/主題と変奏曲/パストラル
凍りついた十二月/「御母の御子」によるグロサ/フム、フム、フム
クリスマス・ラプソディ(カタルニャのビリャンシコによる)
ハインリヒ・ヴァルター(オルガン)
録音:2005年9月29日-10月3日、2006年7月7-10日、バルセロナ、聖ジェンマ聖堂
使用楽器:2003年、アシトレス・オルガン工房製
アルベルト・デ・ラ・リバはスペイン、カタルニャのラ・リバに生まれた作曲家
・オルガニスト・指揮者で、神父。オルガン音楽の作風はフランク以来のフラン
ス派の流れを汲んでいます。
ハインリヒ・ヴァルター(1959年生まれ)はフライブルク音楽大学、トゥールーズ
国立音楽院等で学んだドイツのオルガニストで、1989年よりフライブルク音楽大
学教授、2002年よりハイデルベルク・プロテスタント教会音楽大学教授を務めて
います。

CD-16 \2300
(DCD 242)
【旧譜】
1903年の教皇自発教令を背景としたスペインのオルガン音楽
ルイス・ウルテアガ(1882-1960):アレグロ・マエストーソ
マルティン・ロドリゲス・セミナリオ(1871-1961):
3つの間奏曲 から アンヘリカのメロディ,パストラル=スケルツォ
讃歌「来たれ、創造主なる聖霊よ」によるグロサ
ドミンゴ・マス・イ・セラカント(1870-1944):クリスマスのオフェルトリウム
エドゥアルド・トレス・ペレス(1872-1934):
イントロイトゥス/グラドゥアーレ(キリストは復活せり)
オフェルトリウム(天は喜び)/聖体奉挙/コムニオ
ホセ・マリア・ベオビデ(1882-1967):幻想曲
ルイス・ウルテアガ:オルガンまたはハルモニウムのためのミサ第6番
ヘスス・グリディ(1886-1961):バスクの主題による変奏曲
フアン・デ・ラ・ルビア(オルガン)
録音:2006年12月6、29日、スペイン、カナリア諸島グラン・カナリア島、
ガルダル、
サンティアゴ・デ・ロス・カバリェロス教区教会
教皇ピウス10世が1903年11月22日に発した「Motu proprio(教皇自発教令)」は、
教会音楽(聖楽 Musica Sacra)には演劇的効果は不要であり、グレゴリオ聖歌や
パレストリーナのポリフォニー合唱曲のような音楽こそがふさわしいとしまし
た。これは20世紀の教会音楽に大きな影響を与え、スペインでこの時期に世に
出た作曲家たちは「モトゥ・プロプリオ世代」と呼ばれました。
フアン・デ・ラ・ルビアはスペイン、バレンシア地方のバル・デ・ウショに生
まれ、モンセラト・トレント他に師事したオルガニストで、2005年よりカタル
ニャ音楽高等学校教授を務めています。



<MELODIYA>
MELCD 1001031 \1780
北のパルナス山
ドミトリー・ボルトニャンスキー(1751-1825):トリオ・ソナタ ハ長調
J・S・バッハ(1685-1750):カンタータ「心と口と行いと命もて」BWV147 から
道を備えたまえ、イエスよ(*)
ヴィヴァルディ(1678-1741):グローリア RV589 から 主なる神(*)
C・P・E・バッハ(1714-1788):
フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ H.590.5
ドミトリー・ボルトニャンスキー:4つのフランス語歌曲(*)
ヨセフ・ミスリヴェチェク(1737-1781):
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのためのトリオ・ソナタ ト長調
フェルディナンド・アントノリーニ(17??-1824):
3つのフランス語歌曲(*)/汝は戻りぬ、ああ、恐ろし(アンセム)(*)
スヴェトラナ・マルキナ(ソプラノ(*))
アンドレイ・スピリドノフ(指揮)
モスクワ・アンサンブル・バロック・ソロイスツ
録音:2005年

MELCD 1001032 \1780
ジュゼッペ・サルティ(1729-1802):ミゼレーレ
ナターリア・クラウテル(ソプラノ)
ヴィクトリア・スモリニコワ(アルト)
フョードル・リジコフ(テノール)
セルゲイ・アクセーノフ(バリトン)
アンドレイ・スピリドノフ(指揮)
バロック・ソロイスツ
ロシア国立シンフォニー・カペラ室内合唱団
録音:2000年6月27日、ライヴ

MELCD 1001079 \1780
20世紀のチェロ音楽
ベートーヴェン(1770-1827):三重奏曲変ロ長調「俗歌」Op.11(#)
ブラームス(1833-1897)/A・ニキチン編曲:
人の子らに臨むところは獣にも臨むからである(「四つの厳粛な歌」から)(+)
ロッシーニ(1792-1868):涙(*)
カルル・ダヴィドフ(1838-1889):
ワルツ Op.41 No.2(+)/3つのサロン小品 Op.30(+)
リムスキー=コルサコフ(1844-1908)/A・クレイン編曲:
太陽への讃歌(オペラ「金鶏」から)(*)
グラズノフ(1865-1936):
アラビアの旋律 Op.4(*)
スペインのセレナード Op.20 No.2
(チェロと管弦楽のための2つの小品 から)(*)
吟遊詩人の歌 Op.71(*)/無言のロマンス(*)/悲歌 Op.17(*)
スクリャービン(1872-1915):ロマンス(+)
プロコフィエフ(1891-1953):アンティル諸島から来た娘たちの踊り
(バレエ「ロミオとジュリエット」組曲第2番 Op.64bis から)(*)
ユーリ・セミョーノフ(チェロ)
ミハイル・ムンチャン(ピアノ)
セルゲイ・ソロキン(クラリネット(#))
アナトリー・シェルディアコフ(ピアノ(#))
録音:1979年(*)/1980年(+)/1992年(#)

MELCD 1001088 \1780
リスト(1811-1886):
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178/超絶技巧練習曲集 S.139 から 幻影
夜想曲第3番変イ長調
「巡礼の年 第2年 イタリア」S.161 から ペトラルカのソネット第104番
愛の夢 変イ長調 S.541 No.3
「巡礼の年 第1年 スイス」S.160 から オーベルマンの谷
レフ・ウラセンコ(ピアノ)

MELCD 1001345 \1780
フョードル・シャリアピンの芸術 オペラ・アリア集
グリンカ(1804-1857):「イワン・スサーニン」、「ルスランとリュドミラ」、
ダルゴムイシスキー(1813-1869):「ルサルカ」、
ボロディン(1833-1887):「イーゴリ公」、
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):「サトコ」、
ムソルグスキー(1839-1881):「ボリス・ゴドゥノフ」から
フョードル・シャリアピン(バス) 他
録音:1910-1931年

MELCD 1001348 \1780
ベートーヴェン(1770-1827):弦楽四重奏曲集 Vol.2
第2番ト長調 Op.18 No.2(*)/第3番ニ長調 Op.18 No.3(+)
第5番イ長調 Op.18 No.5(+)
ベートーヴェン弦楽四重奏団
録音:1970年12月25日(*)/1971年1月21日(+)

MELCD 1001365 \1780
ラフマニノフ(1873-1943):晩祷 Op.37
クララ・コルカン(メゾソプラノ)
コンスタンチン・オグネヴォイ(テノール)
アレクサンドル・スヴェシニコフ(指揮)
ソヴィエト国立アカデミー合唱団
録音:1965年

MELCD 1001384 \1780
フョードル・シャリアピンの芸術 歌曲集 Vol.2
ロシア民謡:おお、ヴァンカよ/ドゥビヌシカ(#/**)/ヴォルガの舟歌(#)
ステンカ・ラージン(*)/ペテルスカヤ街道を行けば(++)
フロリアン・ゲルマン:黒い瞳(++/##)
エイヴィン・アリネス(1872-1932):最後の旅(*)
レオニード・マラシキン(1842-1902):おお、音楽で表すことさえできたら(*)
フョードル・ケネマン(1873-1937):王は戦争に行った Op.7 No.6(#)
グリゴリー・リーシン(1854-1888):大笑い(*)
ニコライ・マヌイキン=ネフストリエフ(1869-?):
不運なさすらい人の歌 Op.12(++/##)
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):予言者 Op.49 No.2(#)
チャイコフスキー(1840-1893):
ナイチンゲール Op.60 No.4(*)/祝福あれ、森よ Op.47 No.5(#)
アントン・ルビンシテイン(1829-1894):
囚人 Op.48 No.6(*)
トルコ人は私を足で蹴った Op.34 No.9(「ペルシャの歌」から)(#)
シューベルト(1797-1828):影法師(「白鳥の歌」から)(#)
マスネ(1842-1912):悲歌(*/+)
フョードル・シャリアピン(バス)
ピアノ伴奏(*) チェロ伴奏(+) 管弦楽伴奏(#)
男声合唱伴奏(**) 民族楽器伴奏(++) 合唱伴奏(##)
録音:1921-1934年
以前にご案内いたしました、当商品の前篇に当たる MELCD 1001360のタイトル
は、正しくは「フョードル・シャリアピンの芸術 歌曲集 Vol.1/The Art of
Feodor Shaliapin - Songs & Romances Vol.1」でした。申し訳ございません。

MELCD 1001385 \1780
ロシア・ピアノ音楽の二人の天才
ミハイル・グリンカ(1804-1857):
モーツァルトの主題による変奏曲(+)/夜想曲「別れ」(+)
ひばり(バラキレフ編曲)(+)
アレクセイ・スタンチンスキー(1888-1914):
ピアノ・ソナタ変ホ長調(1906)/ピアノのための12のスケッチ Op.1
ピアノのための3つの前奏曲(1907)/リディア旋法による前奏曲(1908)
練習曲ト短調(1907)/ピアノ三重奏曲(1910)(*)
アレクサンドル・マルクス(ピアノ)
グリゴリー・フェイギン(ヴァイオリン(*))
ワレンチン・フェイギン(チェロ(*))
録音:2001年(+)/1988年(*以外)

MELCD 1001404 \1780
レオニード・コーガン 最後の録音
ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108(*)
ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61(+)
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
ニーナ・コーガン(ピアノ(*))
パーヴェル・コーガン(指揮(+))
ソヴィエト国立交響楽団(+)

<オーストラリア ELOQUENCE>
DECCA 4428321 2枚組 \1350
ラヴェル:管弦楽曲集(初期録音集)
CD1:
スペイン狂詩曲、道化師の朝の歌、亡き王女のための
パヴァーヌ、高雅で感傷的なワルツ、マ・メール・ロア
CD2:
ダフニスとクロエ全曲、クープランの墓
エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンド管弦楽団
1951年-1953年

DECCA 4800070 \850
ラヴェル:ツィガーヌ、左手のためのピアノ協奏曲、
ピアノ協奏曲 ト調
ルッジェーロ・リッチ(Vn)
ジャクリーヌ・ブランカール(P)
エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンド管弦楽団
1959年、1953年

DECCA 4800027 2枚組 \1350
バッハ:管弦楽組曲、カンタータ集
CD1:
管弦楽組曲第2番 BWV.1067、第3番 BWV.1068
カンタータ第130番「主なる神よ、われらはみな汝をたたえん」
カンタータ第67番「イエス・キリストを記憶にとどめよ」
CD2:
カンタータ第31番「天は笑い、地は歓呼す」-シンフォニア
カンタータ第12番「泣き、嘆き、憂い、怯え」-シンフォニア
カンタータ第105番「主よ、汝の下僕の審きにかかずらいたもうなかれ」
カンタータ第45番「人よ、汝はさきに告げられたり、善きことの何なるか」
カンタータ第101番「私たちから取り去ってください、主よ、まことの神よ」
から3曲
エリー・アーメリング(S)、アグネス・ギーベル(S)
ヘレン・ワッツ(A)、ヴェルナー・クレン(T)、トム・クラウセ(Br)
アンドレ・ペパン(Fl)、イアン・パートリッジ(T)
エルネスト・アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団
ローザンヌ・プロ・アルテ合唱団
1961年、1966年、1968年

DECCA 4800124 2枚組 \1350
ラヴェル:子供と魔法、スペインの時、歌曲集、他
CD1:
歌劇「子供と魔法」全曲
シュザンヌ・ダンコ(S)、ピエール・モレ(Br)、ルシアン・ロヴァノ(Bs)
スイス・ロマンド管弦楽団、ジュネーヴ・モテット合唱団 1954年
シェエラザード、ヘブライの歌、マラルメの3つの詩
シュザンヌ・ダンコ(S) スイス・ロマンド管弦楽団 1954年
CD2:
歌劇「スペインの時」全曲
シュザンヌ・ダンコ(S)、ポール・デレーヌ(T) 他
スイス・ロマンド管弦楽団 1953年
ボレロ、ラ・ヴァルス
パリ音楽院管弦楽団 1954年、1953年
エルネスト・アンセルメ指揮

DECCA 4800833 \850
バロック協奏曲集
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲 イ短調 RV497
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲 ニ短調 RV481
マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ハ短調
ヘンデル:オルガン協奏曲 ト短調 Op.4-1, HWV289
ヘンデル:オルガン協奏曲 変ロ長調 Op.4-2, HWV290
Henri Helaerts(Fg)
Roger Reversy(Ob)
Jeanne Demessiex(Org)
エルネスト・アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団
1951年、1952年、1968年




<XCP>
●カミーユ・モラーヌ・エディション
XCP5001 \2300
カミーユ・モラーヌ:フォーレ歌曲集
漁師の歌 op.4-1、夢のあとに op.7-1、この世で op.8-3、
ネル op.18-1、秋 op.18-3、ある愛の歌-出会い op.21-1、
永久に op.21-2、別れ op.21-3、ゆりかご op.23-1、
秘密 op.23-3、イスファハンのばら op.39-4、
夜明け op.39-1、贈物 op.46-1、涙 op.51-1、
墓地にて op.51-2、ばら op.51-3、消え去らぬ香り op.76-1、
アルペジオ op.76-2、牢獄 op.83-1、夕暮れ op.83-2、
いちばん楽しい道 op.87-1
演奏:カミーユ・モラーヌ(バリトン)
ピエール・メイヤール=ヴェルジュ(ピアノ)
1959年

XCP5009/10 2枚組 \3550
カミーユ・モラーヌ:Hommage a Camille Maurane
演奏:カミーユ・モラーヌ(バリトン)
ピエール・メイヤール=ヴェルジュ(ピアノ)
内容:
フォーレ:5つのヴェニスの歌 Op.58
フォーレ:やさしき歌 Op.61
フォーレ:閉ざされた庭 Op.106
フォーレ:まぼろし Op.113
グノー・ヴェニス
フォーレ:月の光
フォーレ:ノクターン
プーランク:動物詩集
ラヴェル:博物誌 他
(128分15秒) 1957-1959

XCP5011 \2300
カミーユ・モラーヌ:Poemes en Musique
演奏:カミーユ・モラーヌ(バリトン)
セボック(ピアノ)
内容:
グノー:ヴェニス
モンポウ:アンダルーズ
オッフェンバック:ルナのバラード
ボワエルデュー:シャンソン
ビゼー:田園
マスネ:スペインの夜
グノー:セレナーデ 他全32曲
(73分26秒) 1957-1959



<NUOVA ERA>
232475-308 2枚組 \2080
ベルリーニ:夢遊病の女
演奏:
マリエラ・デヴィーア(アミーナ)
ルカ・カノニーチ(エルヴィーノ)
アレッサンドロ・ヴェルヅッチ(ロドルフォ)
エリザベッタ・バッタリア(リーザ)
ローラ・ムゼッラ(テレーザ)
ジュデッペ・リヴァ(アレッシオ)
ヴィットリオ・ガトッツイ(公証人)
マルチェロ・ヴィオッティ(指揮)
ピアチェンツァ交響楽団
マリオ・モレッリ(指揮)
チッタ・ディ・コモ合唱団
133分

232474-308 2枚組 \2080
ヴェルディ:二人のフォスカーリ
演奏:
レナート・ブルゾン(フォスカリ)
ニコラ・マルティヌッチ(ヤコポ)
ロレンツァ・カネパ(ルクレツィア)
アルマンド・カフォリオ(ヤコポ・ロレダーノ)
ロデンテ・コマッチオ(バルバリーゴ)
マリア・ガブリエッラ・オネスティ(ピサナ)
マウリツィオ・アレーナ(指揮)
トリノ・レジオ劇場管弦楽団、合唱団
110分




<BEL CANTO>
BCSDVD699(DVD-Video) \2500
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」
ミミ:イレアナ・コトルバシュ
ロドルフォ:ルチアーノ・パヴァロッティ
ムゼッタ:ルチア・ポップ
マルチェッロ:ロレンツォ・サッコマーニ
コリーネ:エフゲニー・ネステレンコ
ショナール:ジョルジョ・ジョルジェッティ
パルピニョール:サヴェリオ・ポルツァーノ
アルチンドロ:アルフレード・ジャコモッティ  他
カルロス・クライバー指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
演出:フランコ・ゼッフィレッリ
1979年3月30日、ミラノ・スカラ座(ライヴ) 111分

OLD-0001(DVD-Video) 2枚組 \3950
ヴェルディ:歌劇「オテロ」
BC:789984000168 プラシド・ドミンゴ(オテロ)
ミレルラ・フレーニ(デスデモーナ)
ピエロ・カプッチルリ(ヤーゴ)
ジュリアーノ・チャンネッラ(カッシオ)
ダノ・ラッファンティ(ロデリーゴ)
オラツィオ・モーリ(モンターノ)
ジュデッペ・モレシ(伝令)
ジョネ・ジョーリ(エミーリア)
ルイジ・ローニ(ロドヴィーゴ)
ロマーノ・ガンドルフォ(合唱指揮)
フランコ・ゼッフィレッリ(監督)
ヴァンニオ・ヴァンニ(照明)
143分/NTSC/カラー/イタリア語
カルロス・クライバー指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
1976/12/7 ミラノ・スカラ座(ライヴ)



<GOLDEN MELODRAM>
※永らく生産中止になっていたタイトルが再プレスされました。
GM1.0028 2枚組 \3300
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」
ウーデ、ヴァルナイ、ウェーバー、ヴィントガッセン
クナッパーツブッシュ指揮 バイロイト 1955

GM1.0053 4枚組 \6600
ワーグナー:楽劇「パルジファル」
BC:608974110536 ホッター、アダム、グラインドル、ヴィントガッセン、
ナイトリンガー
クナッパーツブッシュ指揮 バイロイト 1954

GM1.0071 2枚組 \3300
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」
ロンドン、グラインドル、リザネク、ウール、フィッシャー
サヴァリッシュ指揮 バイロイト 1959

GM3.0033 3枚組 \4950
R.シュトラウス:歌劇「影のない女」
BC:608974103323 ビョーナー、キング、ヴァルナイ、コーン、ニルソン、
フィッシャー=ディースカウ
サヴァリッシュ指揮 ミュンヘン 1976

GM3.0047 2枚組 \3300
R.シュトラウス:歌劇「サロメ」
リザネク、ヘッセ、ヴィッカーズ、ラウベンタール、
ステュアート
ケンペ指揮 オランジュ音楽祭 1974




<LEMAN CLASSICS>
LC 44901 \1700
エルンスト・ドホナーニ: 弦楽のためのセレナーデop. 10
マックス・レーガー: 弦楽トリオ第1番
ジャン・フランセ:トリオ(1933)
1995/12/4-6録音
トリオ・リゲティ
イゴール・ケラー(vn)
シルヴィア・シミオネスク(vla)
ダイアナ・リゲティ(vc)
1994年に結成。メニューインよりアドヴァイスを受け世界各地でコンサート
活動し1996年大阪国際室内コンクールにて見事優勝する。

LC44401 \1700
ファリャ: はかなき人生よりスペイン舞曲第1番
カステルヌオーヴォ=テデスコ: 平均律ギター曲集より
1. 前奏曲とフーガ イ短調
2. 前奏曲とフーガ ホ長調
3. 前奏曲とフーガ ロ短調
カステルヌオーヴォ=テデスコ: カノン風ソナチナ
カステルヌオーヴォ=テデスコ: エレジー風フーガ
エンリケ・グラナドス: 歌劇「ゴイェスカス」より間奏曲
エンリケ・グラナドス: ともしびのファンダンゴ
マヌエル・デ・ファリャ: 歌劇「三角帽子」よりファンダンゴ
1994/10/28-30 録音
スザンヌ・メイベス(ギター) ホアキン・フレイレ(ギター)
ホアキン・フレイレはブラジル生まれで13歳の時にスイスに移りフライブルグ
音楽院でギターを学び、特にラテン・アメリカの作品は血筋でしょうか素晴ら
しい演奏を聴かせてくれます。スザンヌ・メイベスはドイツ生まれ。ハーグの
王立音楽院にて学び、世界各地、日本でも来日演奏。コンセルヘボウ、オラン
ダ放送管弦楽団他と共演。スザンヌの為に作曲されたNorbert Moretの作品は
コボス指揮により世界初演された。

LC4125-401 \1700
ドメニコ・スカルラッティ: ソナタ K. 466よりアンダンテ・モデラート
ドメニコ・スカルラッティ: ソナタ K. 193よりアレグロ
ロッシーニ: 歌劇「セビーリャの理髪師」より序曲
ドメニコ・スカルラッティ: ソナタ K. 183よりアレグロ
ドメニコ・スカルラッティ: ソナタ K. 386よりプレスト
ドメニコ・スカルラッティ: ソナタ K. 54 よりアレグロ
ドメニコ・スカルラッティ: ソナタ K. 184よりアレグロ
ドメニコ・スカルラッティ: ソナタ K. 39よりプレスト
エンリケ・グラナドス:スペイン舞曲第11番よりボレロ
エンリケ・グラナドス:スペイン舞曲第7番ヴァレンシアーナ
イサーク・アルベニス: スペイン組曲より幻想曲
イサーク・アルベニス: スペインの歌よりセギディーリャ
ドメニコ・スカルラッティ: ソナタ K. 27 ロ短調
スザンヌ・メイベス(ギター) ホアキン・フレイレ(ギター)
ドメニコ・スカルラッティのチェンバロ・ソナタをギター編曲にて演奏。
スザンヌ・メイベス編曲による序曲「セビーリャの理髪師」など聴きどころ
です。

LC42701 \1700
マヌエル・マリア・ポンセ: ソナタ・クラシカ
マヌエル・マリア・ポンセ: 2つの前奏曲
マヌエル・マリア・ポンセ: 南のソナチネ
マヌエル・マリア・ポンセ:
1990/12 録音
スザンヌ・メイベス(ギター)
メキシコの作曲家ポンセのギター・ソロ作品集。

LC44301 \1700
ロッシーニ: 歌劇「セビーリャの理髪師」より序曲
ジョン・ウールリッチ: 音楽寓話
エドゥアール・ルイ・ベルナール・デステネィ:
オーボエ、クラリネット、ピアノのトリオ
ジョン・リットン・ガーディナー:屋根の上のヴァオリン弾きより
サンライズ・サンセット
ポール・ギルソン: オーボエ、クラリネット、ピアノのトリオ
ジョン・リットン・ガーディナー: エコセイズ
ダニエル・トリオ
ニコラス・ダニエル(オーボエ)
ジョイ・ファラル(クラリネット)
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)

LC44201 \1700
イサーク・アルベニス: カタルーニャ奇想曲
ミゲル・リョベート: カタルーニャ民謡集
ビセンテ・アセンシオ: ギターの為の作品集(初の全曲)
フェデリコ・モンポウ: 歌曲
イサーク・アルベニス: カタルーニャ
スザンヌ・メイベス(ギター)
スペイン・カタルーニャの作曲家達の作品集。

LC42501 \1700
カステルヌオーヴォ=テデスコ: タランテラ
カステルヌオーヴォ=テデスコ: 世紀をわたる変奏曲
カステルヌオーヴォ=テデスコ: ゴヤの24のカプリチョース Op.195から
Nadie se Conoce
カステルヌオーヴォ=テデスコ「プラテーロと私」op.190より
カナリアの死、春、 憂愁
カステルヌオーヴォ=テデスコ: ソナタ op.77
カステルヌオーヴォ=テデスコ: 「プラテーロと私」op.190より
La Arruladora
カステルヌオーヴォ=テデスコ: 悪魔的奇想曲
スザンヌ・メイベス(ギター)
スザンヌ・メイベスのテクニックと透明で明るく哀愁ある演奏です。

LC42601 \1700
マヌエル・ポンセ: スペインのフォリアより変奏曲とフーガ
ヴィラ・ロボス: 5つの前奏曲
アルベルト・ヒナステラ: ソナタ op.47
ホアキン・フレイレ(ギター)(Sato Kazuo1989)

LC44601 \1700
マルロス・ノブレ: 思い出
マルロス・ノブレ: ヴィラ・ロボスへのオマージュ
ヴィラ・ロボス: 12の練習曲
ホアキン・フレイレ(ギター)

LC42801 \1700
ワーグナー: トリスタンよりソロ
テレマン: 幻想曲第2番
トマジ: エヴォケーション
テレマン: 幻想曲第7番
ポール・リード: 風景のアスペクト
テレマン:幻想曲第10番
ホリガー: Studie uber Mehrklange
テレマン: 幻想曲第11番
ルチアノ・ベリオ: セクエンツィア VII
テレマン: 幻想曲第6番
ミカエル・バークレイ: スネーク
ニコラス・ダニエル(オーボエ)
英国人のニコラス・ダニエルはロイヤル・フィル、バーミンガム・フィルとの
共演や、数多くの管弦楽団との共演でヨーロッパ各地を演奏公演。

LC44801 \1700
ジェラルド・フィンジ: 間奏曲(初録音バージョン)
ポール・パターソン: Duologue(初録音)
ヘルベルト・ハウエルズ: オーボエ・ソナタ(初録音)
ニコラス・ダニエル(オーボエ)
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
オーボエとピアノの組み合わせでは世界初録音の作品集。

LC44100 2枚組 \3400
現代作曲家マルロス・ノーブレの管弦楽、合唱、室内楽の作品集。
マルロス・ノブレ(指揮)(piano)
ムジカ・ノヴァ・フィルハーモニア
ムジカ・ノヴァ・アンサンブル
マリア・ルチア・ゴドイ(ソプラノ)
アマリア・バザン(ソプラノ)
ルイギ・カストロ(piano)




<仏STIL>
★価格は高めですが、音質の良さで人気のレーベルです。

1502SAN03 12枚組 \26500
クープラン:クラヴサン作品全集
スコット・ロス(Cemb)
1978年
スカルラッティと並ぶスコット・ロスの偉業!

0305SAN48 \2850
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ジネット・ヌヴー(Vn)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮
北ドイツ放送交響楽団 1948年
言わずと知れた超名盤!

0607SAN88 2枚組 \5700
バッハ:さまざまな手法による18のライプツィヒ・コラール集
ジャン・ボワイエ(Org) 1988年

0607SAN92 \2850
F・クープラン:クラヴサン曲集より抜粋(14曲)
スコット・ロス(Clavecin) 1977年、1978年

0608SAN85 2枚組 \5700
F・クープラン:2つのミサ曲よりなるオルガン小品集
1. 教区にためのミサ
2. 修道院のためのミサ
スコット・ロス (Org)
1985年

1010SAN77 3枚組 \8550
ラモー:歌劇「ザイス」
John Elwes (Zais) Marjanne Kweksilber (Zelidie)
Max van Egmond (Oromases) David Thomas (Cindor) 他
グスタフ・レオンハルト指揮 ラ・プティト・バンド
シギスワルト・クイケン(1st Vn)  1977年

1805SAN73 \2850
バッハ:6つのパルティータより第4番 ニ長調 BWV.828
音楽の捧げ物 BWV.1079より「3声のリチェルカーレ」、
「6声のリチェルカーレ」、前奏曲とフーガとアレグロ BWV.998
スコット・ロス(Clavecin)  1973年
スコット・ロスのデビュー・レコーディングです。

2107SAN75 \2850
ラモー:クラヴサン曲集 第1組曲、第2組曲
スコット・ロス(Clavecin)  1975年

2307SAN75 \2850
ラモー:クラヴサン曲集 第3組曲、第4組曲(第6曲まで)
スコット・ロス(Clavecin)  1975年

2407SAN75 \2850
ラモー:クラヴサン曲集 第4組曲(第7曲)、第5組曲、
王太子妃、「コンセール用クラヴサン曲集」から抜粋された
小品
スコット・ロス(Clavecin)  1975年

2606SAN02 \2850
ドビュッシー:2つのアラベスク、夢想、版画より「パゴダ」、
映像第1集より「ラモーをたたえて」、子供の領分より
「ゴリウォッグのケークウォーク」、前奏曲集第1集より
「音と香りは夕べの大気の中に漂う」、「西風のみたもの」、
「パックの踊り」、12の練習曲より5曲
増永玲未 (P)

2611SAN90 2枚組 \5700
バッハ:6つのヴァイオリン・ソナタ BWV.1014-1019
パトリック・ビスムス(Vn)
マリネット・エクスターマン(Clavecin)




<VIDEOLAND-DVD>
メルビッシュ湖上音楽祭が開催中ですが、これまでに発売になったオペレッタ
が揃いました!

VMD 001(DVD-Video) \4350
VLMD011とVLMD012が入ってこの価格!
これはとってもお買い得!
カールマン:喜歌劇「マリッツァ伯爵夫人」
レハール:喜歌劇「メリー・ウイドウ」
メルビッシュ湖上音楽祭の映像。
ダグマー・シェレンベルガー
ニコライ・シューコフ
マルガリータ・ディ・アラネッロ
マシアス・ハウスマン
(Dolby Digital)

VLMD003(DVD-Video) \3780
ヨハン・シュトラウス:喜歌劇「こうもり」(135分/カラー)
ルドルフ・ビーブル(指揮)
メルビッシュ音楽祭管弦楽団、合唱団
メルビッシュ音楽祭バレエ団
Peter Edelmann
Silvana Dussmann
Ute Gfrerer
Marion Rainer
Paul Armin Edelmann
Artur Stefanowicz

VLMD004(DVD-Video) \3780
Carl Zeller/ Der Vogelhandler
カール・ツェラー/ 喜歌劇「小鳥売り」
Martina Serafin(マルティナ・セラフィン)
Marika Lichter(マリカ・リヒター)
Helmut Berger-Tuna(ヘルムート・ベルガー・ツナ)
Marc Clear(マーク・クリア)
Sebastian Reinthaller(セバスティアン・ラインターラー)
Ute Gfrerer(ウテ・グフレラー)
Rudolf Bibl(指揮)(ルドルフ・ビーブル)
Symphonie Orchester Burgenland
ブルゲンランド交響楽団
Ballet der Seefestspiele Morbisch
メルビッシュ祝祭バレエ
132 分 カラー

VLMD005(DVD-Video) \3780
ヨハン・シュトラウス/ 喜歌劇「ヴェネチアの一夜」
演奏:
マルク・クレアー(大公)
ギデオン・ジンガー(デラックア議員)
エヴェリン・シウルクフーバー(バルバラ)
イングリッド・ハーベルマン(アンニーナ)
クリスチアン・バルムゲルテル(カラメッロ)
ブルゲンラント交響楽団
メルビッシュ祝祭合奏団
メルビッシュ祝祭バレエ、ベルリン・ショーダンサーズ
ルドルフ・ビーブル(指揮)
1999/7 (126分 カラー/ 英語/仏語/伊語/スペイン語)
夏の湖上の音楽祭としてしられるメルビッシュ音楽祭。
NHKでも放送されています。セットはヴェネチアの街。
ドイツ・テノール歌手マルク・クレアーとウィーンで活躍するメンバーとの
息のあったところは、これまでのオペレッタをより一層引き立てています。

VLRMD006(DVD-Video) \3780
J.シュトラウス:オペレッタ「ジプシー男爵」
演奏:Peter EDELMANN/heinz ZEDNIK/Martina SERAFIN
メルビッシュ音楽祭 ★日本語字幕付 130分
ジプシーに身をやつしたザッフィーと亡命を余儀なくされたバリンカイとの
恋愛と宝探し。ジプシーの歌などのメロディが次々と歌われます。

VLMD007(DVD-Video) \3780
レハール:オペレッタ「ほほえみの国」
演奏:Harald Serafin/Ingrid Habermann/三谷結子/田辺とおる
メルビッシュ音楽祭  (120分/ カラー)

VLMD009(DVD-Video) \3780
カールマン:喜歌劇「チャールダーシュ姫」
メルビッシュ湖上音楽祭2002年よりの映像。
演奏:
シルヴァ:ヴェラ・シェーネンベルグ
エドウィン:フェルディナンド・フォン・ボートマー
ボーニ:マルクス・ウェルバ
スタージ:ケルスティン・グロートゥリアン
侯爵:ハラルト・セラフィン
侯爵夫人:ミルヤーナ・イーロシュ
ルドルフ・ビーブル(指揮)
メルビッシュ音楽祭管弦楽団、合唱団
メルビッシュ音楽祭バレエ団
演出:ヘルムート・ローナー

VLMD010(DVD-Video) \3780
レハール:喜歌劇「ジュディッタ」(126分/カラー)
メルビッシュ湖上音楽祭よりの映像。
演奏:ナタリア・ウシャコーヴァ
ピーター・ウーレイ
ジュリア・バウアー
ルドルフ・ビーブル(指揮)
メルビッシュ音楽祭管弦楽団、合唱団
メルビッシュ音楽祭バレエ団

VLMD011(DVD-Video) \3780
カールマン:オペレッタ「マリツァ伯爵夫人」
演奏:Dagmar Schellenberger/Nikolai Schukoff/Harald
Serafin/Mirjana Irosch/Marko Kathol
メルビッシュ音楽祭  (158分/ カラー)

VLMD012(DVD-Video) \3780
レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」(150分/カラー)
メルビッシュ湖上音楽祭2003年よりの映像。
ハンナ役:マルガリータ・デ・アレラーノ
ダニロ役:マシアス・ハウスマン
メルビッシュ祝祭管弦楽団、
ヘルムート・ローナー演出

VLMD013(DVD-Video) \3780
レハール:喜歌劇「ルクセンブルク伯爵」
メルビッシュ湖上音楽祭よりの映像。(146分/カラー)
ルクセンブルク伯爵ルネ:ミカエル・サットナー
アンジェール・ディディエ:ゲザ・ホッペ
ハジール侯爵:ヘラルド・セラフィン
ルドルフ・ビーブル(指揮)
ジョルジオ・マディア(振付)
ベルンハルト・シュナイダー(合唱指揮)
メルビッシュ祝祭管弦楽団、合唱団
メルビッシュ音楽祭バレエ団




<VOX>
VOX 7203 \900
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカより3章
バラキレフ:イスラメイ(東洋風幻想曲)
アルフレート・ブレンデル(P)
1955年

VOX 7208 \900
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
ムソルグスキー:はげ山の一夜
ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」より
モスクワ河の夜明け
追放されるゴリツィン公の出発
ペルシャの女奴隷たちの踊り
ボロディン:中央アジアの草原にて
レナード・スラトキン指揮 セント・ルイス交響楽団
1975年、1977年

VOX 7211 \900
アレンスキー:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 op.54
BC:047163721120 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
アーロン・ロザンド(Vn)
ルイ・ド・フロマン指揮 ルクセンブルク放送管弦楽団
1973年

MC 122 2枚組 \1250
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番-第32番、ロンド第1番、第2番
ピーター・ゼルキン(フォルテピアノ)
第27番-第29番とロンドは初CD化。第30番-第32番も久しぶりの復活です。
後期6曲のグラーフ製のフォルテピアノでは初録音。
ピーター・ゼルキンのベートーヴェンは音楽の本質を捉え、高い精神性で流れ
るような演奏を聴かせてくれます。

MC 131 3枚組 \1700
モーツァルト:ピアノのための変奏曲全集、小品集
幻想曲K397,ロンドK511,アダージョK540,ロンドK485,
小さなジーグK574,メカニカル・オルガンの作品
カプリッチオK395,フーガ,幻想曲、変奏曲集
ワルター・クリーン
ピアノ・ソナタ同様、こちらも絶対に外せない名盤!

MC 141 4枚組 \2700
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集、幻想曲 ハ短調 K.475
ヴラド・ペルルミュテール(P)
録音されてから50年、まったく陽の目を見なかった演奏がようやく発売されま
した。

SVBX526 2枚組 \1780
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲
ズザーネ・ラウテンバッハー(Vn)
ビーバーと並ぶラウテンバッハーの名演です。



<URANIA>
URN22.373 2枚組 \2700
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
ノリーナ・グレコ(レオノーラ)
ブルーナ・カスターニャ(アズチェーナ)
ユッシ・ビョルリンク(マンリーコ)
フランチェスコ・ヴァレンティーノ(ルーナ伯爵)
ニコラ・モスコーナ(フェルランド)
フェルッチョ・カルシオ指揮 
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団 1941年1月11日

URN22.374 2枚組 \2700
ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」より
テバルディ、シルヴェリ/デ・サバタ指揮 スカラ座 1949年
サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」より
スティーヴンス、ハーヴォー/クレヴァ指揮 メト 1958年
ザンドナイ:歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」より
オリヴェロ/レッシーニョ指揮 モンテカルロ 1959年



<VANGUARD>
ATM1189 2枚組 \1300
カントルーブ:オーヴェルニュの歌
演奏:ネタニア・ダブラツ(ソプラノ)
ピェール・デ・ラ・ロシュ指揮

ATMCD1197 2枚組 \1300
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 op.163 D.956
弦楽四重奏曲第12番「四重奏断章」 D.703
五重奏曲「ます」、弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
ピーター・ゼルキン(p)アレキサンダー・シュナイダー(vn)
ミュージカル・アーツ四重奏団 他

ATMCD1198 2枚組 \1300
チャイコフスキー:交響曲第5番
ピエール・モントゥー指揮 ロンドン交響楽団 
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
ヴラディミール・ゴルシュマン指揮 ウィーン国立歌劇場管
チャイコフスキー:弦楽セレナーデ
カール・ピーニ指揮 オーストラリア室内管弦楽団

ATMCD1201 2枚組 \1300
シベリウス:交響曲第1番-第4番
モーリス・アブラヴァネル指揮 ユタ交響楽団

ATMCD1204 2枚組 \1300
モーツァルト:弦楽五重奏曲第2番-第6番、
アダージョとフーガ K.546
グリラー弦楽四重奏団
ウィリアム・プリムローズ(Vla)

ATMCD1212 2枚組 \1300
マーラー:交響曲第2番「復活」
ビヴァリー・シルズ(S) フローレンス・コプレフ(M.S)
マーラー:交響曲第4番
ネタニア・ダヴラツ(S)
モーリス・アブラヴァネル指揮 ユタ交響楽団

ATMCD1270 2枚組 \1300
モーツァルト:ホルン協奏曲全曲
アルバート・リンダー(Hr)
ハンス・スワロフスキー指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
モーツァルト:オーボエ協奏曲
アンドレ・ラルドロ(Ob)
フェリックス・プロハスカ指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 K.364
ヨゼフ・スーク(Vn) トーマス・カクスカ(Vla)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第2番、第3番
ヨゼフ・スーク(Vn、指揮)スーク室内管弦楽団

ATMCD1279 \850
17世紀のオルガン作品集
プレトリウス、エルバッハ、フレスコバルディ、メールラ、
フローベルガー、カスパー・ケルル、アントン・シェラーの作品
グスタフ・レオンハルト(Org)

ATMCD1280 \850
フレスコバルディの芸術
グスタフ・レオンハルト(Org、Harpsichord)

ATMCD1281 \850
バッハ:ゴールドベルク変奏曲
グスタフ・レオンハルト(Harpsichord)

ATMCD1558 \850
マイケル・ハーシュ(1971- ):作品集(自作自演含む)
1.ジョスカン・デ・プレ(ハーシュ編曲):Mille Regretz
2.マイケル・ハーシュ:Milosz Fragments
3.モートン・フェルドマン:Piano Piece(to Philip Guston)
4.ヴォルフガング・リーム:Auf einem anderen Blatt
5.ジョスカン・デ・プレ(ハーシュ編曲):De Profundis Clamavi
6.マイケル・ハーシュ:Sonata No.2 for Unaccompanied Cello
マイケル・ハーシュ(P) ダニエル・ガイスフォード(VC)

ATMCD1614 \850
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
ラヴェル:道化師の朝の歌、スペイン狂詩曲
レオン・フライシャー(P)
セルジウ・コミッショーナ指揮 ボルティモア交響楽団

ATMCD1890 2枚組 \1300
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.396、ロンド イ短調 K.511
モーツァルト:デュポールのメヌエットによる変奏曲 K.573
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第14番
アルフレッド・ブレンデル(P)
アントニオ・ヤニグロ指揮 イ・ソリスティ・ディ・ザグレブ




<仏ユニヴァーサル>
※限定輸入商品 お早めにご注文下さい

4665392 \1300
ブラームス:交響曲第1番、第2番
ラファエル・クーベリック指揮 ウィーン・フィル

4665402 \1300
ブラームス:交響曲第3番、第4番
ラファエル・クーベリック指揮 ウィーン・フィル

4640912 \1300
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」
ヒルデ・ギューデン(S)
アーフェ・ヘイニス(A)
フリッツ・ウール(T)
ハインツ・レーフス(Br)
イーゴリ・マルケヴィッチ指揮
コンセール・ラムルー管弦楽団

4640962 \1300
グリーグ:ペール・ギュント第1組曲、第2組曲
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」より序曲、スケルツォ、
夜想曲、結婚行進曲
メンデルスゾーン:「フィンガルの洞窟」序曲
アンタル・ドラティ指揮
ウィーン交響楽団、ロンドン交響楽団

4640872 \1300
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
ロリン・マゼール指揮
ベルリン放送交響楽団
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
モーリス・ジャンドロン(VC)
ベルナルド・ハイティンク指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

4665462 \1300
リムスキー=コルサコフ:シェエラザード
リムスキー=コルサコフ:組曲「金鶏」
ロリン・マゼール指揮
クリーヴランド管弦楽団

4665182 \1300
MARCHES CELEBRES(行進曲集)
エルガー:行進曲「威風堂々」第1番
アーサー・ブリス指揮 ロンドン交響楽団
グノー:あやつり人形の葬送行進曲
アレクサンダー・ギブソン指揮 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管
マイアベーア:歌劇「預言者」-戴冠式行進曲
リチャード・ボニング指揮 ロンドン交響楽団
ベルリオーズ:ファウストの劫罰-ラコッツィー行進曲
エルネスト・アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団
シューベルト:軍隊行進曲
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 ウィーン・フィル
J.シュトラウス(2世):皇帝フランツ・ヨーゼフ解放祝典行進曲
ウィリー・ボスコフスキー指揮 ウィーン・フィル
チャイコフスキー:スラヴ行進曲
レオポルド・ストコフスキー指揮 ロンドン交響楽団
グリーグ:十字軍の兵士シグール-凱旋行進曲
ウィリー・ボスコフスキー指揮 ナショナル・フィル
メンデルスゾーン:アタリー-僧侶の戦争行進曲
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮 ウィーン・フィル
チャイコフスキー:くるみわり人形-行進曲
エルネスト・アンセルメ指揮 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管
J.シュトラウス(1世):ラデツキー行進曲
ウィリー・ボスコフスキー指揮 ウィーン・フィル




<TONAR>
TONAR 81201 \2300
Sound of The Americas/ Music For Guitar and
1. Bay of pigs(Michael Daugherty)(マイケル・ドアティ)
2. Inca Dances(Gabriela Lena)(ガブリエラ・リーナ)
3. Triptico(Roberto Sierra)(ロベルト・シエラ:現代作曲家)
4. 100 Greatest Dance Hits(Aaron Jay Kernis)(アーロン・カーニス)
String Quartet
演奏:マヌエル・バルエコ(ギター)
ラテン・アメリカ弦楽四重奏団
1975年カーネギー・ホールでデビュー。その後世界各地で演奏、日本が大好
きで来日演奏も何度かあります。
バルエコのラテンの血がここでも色濃くでています。

TONAR 70715 \2300
Manuel Barrueco/ Solo Piazzolla
1.Invierno Porteno(Arr. Assad/ Barrueco)
2.Verano Porteno(Arr. Assad/ Barrueco)
3.Five Pieces
4.Tango-Etudes(Arr.Barrueco)
マヌエル・バルエコ(ギター)




<EDITION RZ>
RZ 1015/16 2枚組 \3650
イヤニス・クセナキス作品集
1.ST/48-1
2.Polytope de Montreal
3.Nomos Gamma
4.Terretektorh
5.Syymos
6.Achorripsis
1.Persepolis
2.Polytope de Cluny
オーケストラのグリッサンドや、クラスターの演奏技法で音空間を作り、ク
セナキスの世界へと引き込まれていきます。音の洪水なのか、次から次へと
果てることもなく金属的な音が続き、様々な音域集団からは物質の粒子、連
続する周波数など、この2CDはクセナキス作品の集大と言えます。

RZ 20003 2枚組 \3650
John McGuire/ Works for Instruments
Ensemble Modern
Julia Rempe(soprano)
Pellegrini Quartett
ジョン・マクグァイアはカリフォルニア生まれ。カリフォルニア大学バーク
レイ校にて学び、1966年ダルムシュタット国際サマーコースに出席、その後
シュトックハウゼンのcomposition studioに参加する。
1971年にはGaudeamus Music Weekにて優勝。
パリ、アムステルダム、ICA(ロンドン)、ザグレヴ、ドイツで活動。
ミニマル音楽とパターニズムに傾倒し、ベス・グリフィスと結婚
後は彼女の声を題材としたテープ音楽に取り組んだ。
いまでは彼の作品は多くの演奏家が好んで演奏しています。




<SONY>
SVD48434(DVD-Video) \1480
※代理店に限定数入荷予定
JUBILEE CONCERT 100 YEARS(1882-1982)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
BPO創立100周年ライヴ 1982年4月30日




<MEMBRAN>
NCA 60176(SACD-Hybrid) \2180
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第5番 変ホ長調 op.44-3
シューマン:弦楽四重奏曲 イ長調 op.41-3
ゲヴァントハウス四重奏団
2006年

NCA 60182(SACD-Hybrid) \2180
ロジャー・ブートゥリ(1932- ):交叉
マルセル・ビッチュ(1921- ):小協奏曲
ウィルソン・オズボーン(1906-1979):ラプソディ
ユージン・ボザ(1905-1991):叙唱、シシリエンヌとロンド
ミヒャエル・シュテキクト(1957- ):大江戸日本橋
ミヒャエル・シュテキクト(1957- ):ずいずいずっころばし
ミヒャエル・シュテキクト(1957- ):ソーラン節
アンリ・デュティユー(1916- ):サラバンドとコルテージュ
マルコム・アーノルド(1921-2006):幻想曲
ミヒャエル・シュテキクト(1957- ):さくら(幻想曲)
オレグ・ミルシニコフ(1925- ):スケルツォ
小山昭雄(Fg) イヴァ・ナヴラトヴァー(P)1997年

NCA 60193(SACD-Hybrid) 2枚組 \2700
CD1:
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 op.163 D.956
ペーター・ブルンス(VC)  2007年
シュポア:弦楽四重奏と管弦楽の協奏曲 
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ゲヴァントハウス管弦楽団  2005年
CD2:
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44
ベルント・グレムザー(P)  2006年
シューベルト:五重奏曲 イ長調「ます」 op.114 D.667
マックス・フォン・パウアー(P)  1928年
ゲヴァントハウス四重奏団


MEMBRAN 231060 10枚組 \1850
Karl Bohm(Walletbox 10 CD)
CD1:
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
ベルリン・フィル 1951年4月9日
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
シュターツカペレ・ドレスデン 1942年10月28日
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
ウィーン・フィル 1943年
モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」序曲
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
シュターツカペレ・ドレスデン 1939年
CD2:
シューベルト:交響曲第5番
シュターツカペレ・ドレスデン 1942年6月12日
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ウィーン・フィル 1940年8月
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
シュターツカペレ・ドレスデン 1938年
ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
シュターツカペレ・ドレスデン 1939年
CD3:
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲  1939年
マックス・シュトラウプ(Vn) シュターツカペレ・ドレスデン
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番  1939年
リュプカ・コレッサ(P) シュターツカペレ・ドレスデン
CD4:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番  1939年
ワルター・ギーゼキング(P) シュターツカペレ・ドレスデン
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 1939年
エドウィン・フィッシャー(P) シュターツカペレ・ドレスデン
CD5:
ブラームス:交響曲第1番 ウィーン・フィル 1944年11月
ブラームス:交響曲第2番-第1,2楽章
CD6:
ブラームス:交響曲第2番-第3,4楽章
ウィーン・フィル 1942年9月
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番  1939年6月
ウィルヘルム・バックハウス(P) シュターツカペレ・ドレスデン
CD7:
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
シュターツカペレ・ドレスデン 1936年
CD8:
ブルックナー:交響曲第7番
シュターツカペレ・ドレスデン 1944年
CD9:
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲  1939年
J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」-間奏曲 1939年
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲 1939年
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲 1939年
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」-第3幕への前奏曲
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」-
第1幕への前奏曲  1939年
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」-シンフォニア  1939年
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」-間奏曲  1938年
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」-
間奏曲  1938年
以上、シュターツカペレ・ドレスデン
CD10:
レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ 1938年
プフィッツナー:交響曲 ハ長調 op.46 1942年11月30日
R.シュトラウス:ドン・ファン  1938年
R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯
1940年  以上、シュターツカペレ・ドレスデン
カール・ベーム指揮




<VIEW DVD>
VIEW 2414(DVD-Video) \2700
LA SCALA:A DOCUMENTARY OF PERFORMANCES
3世紀の歴史をもつ世界最高の歌劇場、スカラでの名演を収めたドキュメンタ
リー。1940年に上演されたノルマをはじめ、本番、リハーサル、初日、など
第二次世界大戦以降のパフォーマンスから選りすぐりの名場面を収録。
本編1時間+ボーナスフィーチャー。
ベッリーニ:「ノルマ」-Casta Diva(マリア・カニーリャ)
ヴェルディ:「リゴレット」-La donna e mobile(マリオ・デル・モナコ)
ロッシーニ:「セヴィリアの理髪師」-Lindoro`s Serenado
(ティト・スキーパ)
チレア:「アルルの女」-Lamento di Federico
(フェルッチョ・タリアヴィーニ)
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」-Viva il vino
(マリオ・デル・モナコ)
ヴェルディ:「運命の力」序曲(アルトゥーロ・トスカニーニ)
他全21トラック

VIEW2419(DVD-Video) \2700
GREAT ARIAS WITH PLACIDO DOMINGO AND FRIENDS
1989年パリのUNESCO本部で開催された国連主催の難民支援コンサート「1989
クラシック・エイド・ガラ・コンサート」の映像。ドミンゴと仲間たちがア
リアの名曲を披露する。
本編1時間+ボーナスフィーチャー。
演奏:プラシド・ドミンゴ、シャーリー・ヴァーレット、ワン・ヤン・ヤン、
サイモン・エステス、バーバラ・ヘンドリックス
ロリン・マゼール指揮 フランス国立管弦楽団
ヴェルディ:「ルイザ・ミラー」-Quand le sere al placido(ドミンゴ)
プッチーニ:「トスカ」-Vissi d`arte(ヴァーレット)
ヴェルディ:「ドン・カルロ}-Tu che le vanita conoscesti
(ワン・ヤン・ヤン  ドミンゴ指揮) 
プッチーニ:「修道女アンジェリカ」-Senza mamma, o bimbo
(ヘンドリックス) 他



<UNIVERSAL>
※ブルーレイディスク対応プレイヤーでのみ再生できます。

Decca 0743302(Blue-ray disc) \3180
チャイコフスキー/バレエ「白鳥の湖」全曲
ゲルギエフ(指揮)
マリンスキー劇場バレエ
ロパート・キナ、コルスンツェーフ(2006)

Decca 0743301(Blue-ray disc) \3180
チャイコフスキー/バレエ「くるみ割り人形」全曲
ゲルギエフ(指揮)
マリンスキー劇場バレエ
ゴールプ、サラファーノフ(2006)

Decca 0743304(Blue-ray disc) \3180
ハチャトゥリアン/ バレエ「スパルタカス」全曲
グリゴローヴィチ(振付)
ボリショイ劇場バレエ
アコスタ、カプツオーワ(2007)

Decca 0743298(Blue-ray disc) \3180
チャイコフスキー/歌劇「エフゲニー・オネーギン」全曲
カーセン:演出
ゲルギエフ(指揮)
メトロポリタン歌劇場
ホロストフスキー
フレミング(2007)

Decca 0743299(Blue-ray disc) \3180
ロッシーニ/ 歌劇「セヴィリアの理髪師」全曲
サギ演出: ジェルメッティ
マドリード・レアル劇場
バーヨ、フロ-レス
2005 ステレオ

Decca 0743300(Blue-ray disc) \3180
ヴェルディ/ 歌劇「アイーダ」全曲
セフイレッリ演出:
シャイー(指揮)
スカラ座
ウルマーナ
アラーニャ
2006 ステレオ

Decca 0734492(Blue-ray disc) \3180
モーツァルト/ 歌劇「フィガロの結婚」全曲
グート演出:
アーノンクール(指揮)
ウィーン・フィル
ダルカンジェロ
ネトレプコ
2006 ステレオ

DGG 0734489(Blue-ray disc) \3180
ベッリーニ/ 歌劇「清教徒」全曲
セキ演出:
サマーズ
メトロポリタン歌劇場
ネトレプコ、カトラー
2007 ステレオ

DGG 0734490(Blue-ray disc) \3180
Opera Gala/ Live From Baden Bades
アンナ・ネトレプコ(S)
エレナ・ガランチャ(S)
ラモン・ヴァルガス(T)
リュドヴィク・テジエ(Br)
SWR南西ドイツ放送交響楽団
指揮:マルコ・アルミリアート
2007年7/8月、バーデン・バーデン祝祭劇場(ライヴ)

DGG 0734491(Blue-ray disc) \3180
The Berlin Concert Live
アンナ・ネトレプコ(S)
プラシド・ドミンゴ(T)
ロランド・ヴィラゾン(T)
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
マルコ・アルミリアート(指揮)
2006年7月7日ベルリン、ヴァルトビューネ



<MUSICAL CONCEPTS>
ALC1031 \900
ラフマニノフ: 交響曲第2番
ラフマニノフ: ヴォカリーズ
ラフマニノフ: スケルツォ
演奏:パーヴェル・コーガン(指揮)(レオニード・コーガンの息子)
モスクワ国立交響楽団
録音: 1990/10

ALC 1038 \900
ドヴォルザーク:
弦楽四重奏のための「糸杉」
歌曲「糸杉」
erzetto in C Major op. 74(2本のVnとVlaのトリオ)
演奏:
The English Quartet(イギリス四重奏団)
Philip Langridge(tenor)(フィリップ・ラングリッジ)
Radoslav Kvapil(piano)(ラドスラフ・クヴァピル)

ALC1039 \900
English Madrigals " Sing We at Pleasure"
from the Oxford Book of English Madrigals
20 madrigals by Wilbye, Tomkins, Weelkes, Farnaby,
Gibbons, Byrd, East, Ward, Bennet, Bateson,
Kirbye, Farmer, Greaves
演奏:
Pro Cantione Antiqua(プロ・カンティオーネ・アンティクァ)
1. John Wilbye: Flora Gave Me Fairest Flowers
2. John Wilbye: Draw On Sweet Night
3. John Wilbye: Adieu, Sweet Amaryllis
4. John Wilbye: Weep, Weep, Mine Eyes
5. John Wilbye: Sweet Honey-Sucking Bees(Part II)Yet, Sweet, Take Heed
6. John Wilbye: Thomas Weelkes: O Care, Thou Wilt Dispatch Me
7. John Wilbye:(part II)Hence Care! Thou Art Too Cruel
8. John Wilbye: Sing We At Pleasure
9. Orlando Gibbons: The Silver Swan
10. Orlando Gibbons: The Silver Swan
11. Orlando Gibbons: What Is Our Life?
12. Giles Farnaby: Construe My Meaning
13. William Byrd: Lullaby, My Sweet Little Baby
14. Thomas Morley: Now Is The Month Of Maying
15. Thomas Morley: Sing We And Chant it
16. Thomas Tomkins: O Yes! Has Any Found A Lad?
17. Thomas Tomkins: Too Much I Once Lamented
18. Thomas Greaves: Come Away, Sweet Love
19. John Farmer: Fair Phyllis I Saw Sitting All Alone
20. George Kirbye: See What A Maze Of Error
21. John Ward: Out From The Vale Of Deep Despair
22. John Bennet: Weep O Mine Eyes
23. Michael East: Quick, Quick Away Dispatch
24. Thomas Bateson: Those Sweet Delightful Lillies

ALC1040 \900
シューベルト/ ピアノソナタ第19番 D958
シューベルト/ ピアノソナタ第15番 D840
シューベルト/ 16のドイツ舞曲と2つのエコセーズ Op.33 D783
演奏:
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)

ALC1041 \900
ミヤスコフスキー/管弦楽作品集 第15集
ミヤスコフスキー: リンクスOp.65(in5movements)
ミヤスコフスキー: スラヴ狂詩曲 Op.71
ミヤスコフスキー: セレナーデNo.1 in Eb major, Op.32/1
ミヤスコフスキー: シンフォニエッタ in A major, Op.10
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ロシア連邦国立交響楽団

ALC 1044 \900
ドヴォルザーク/ ピアノ作品集
ユーモレスク Op. 101(24:51)
アメリカ組曲, Op. 98(17:50)
ドゥムカとフリアント, Op. 12(8:16)
シルエット , Op.8(20:56)
演奏:
ヨロスラフ・クヴァピル(ピアノ)

ALC 1045 2枚組 \1250
ラテン・ギター作品集
1. Myers: Cavatina
2. Barrios: Vals, op.8 No.4
3. Garoto: Naqueles Velhos Tempos
4. Barrios: Maxixe
5. Tarrega: Recuerdos De La Alhambra
6. Albeniz: Granada
7. Albeniz: sevilla
8. Ponce: Prelude in E
9. Villa-Lobos: Choro Tipico No.1
10. Lauro: Vals Venezolano No.3
11. Brouwer: Guajira Criolla
12. Brouwer: Prelude in D
13. Nunez: Tango op.7
14. San Sebastian transer: Jodacil Damasceno: Onazez!-Dolor
15. Barrios: Mazurca Appassionata
16. Malais transeribed Tarrega-Kayath: Seranata Espanola
17. Tarrega: Maria
18. Tarrega: Adelita
19. Granados transcribed Llobet: Danza Espanola No.10
20. Duarte: Idylle Pour Ida
演奏:Marcelo Kayath, guitar

modoru