<クラシック・輸入盤新譜情報 08−09
 
コメントはメーカー案内書より抜粋です

★ダイレクト・トランスファー CD-R 2008年8月新譜 10点発売★
発売予定:2008年7月下旬 価格:各1枚 \1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

一般店の店頭では入手出来ないのかというお問い合わせを頂いておりましたが、本年より一部のご協力をいただけるお店での店頭販売を開始いたしましたので、こちらもご利用下さい

※先月ご案内いたしましたサンプラー(送料込\300)も出来上がりましたので
ご注文をお待ちしております。

●7月現在での店頭取り扱い店
富士レコード社 古書センター店
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町2-3 古書センター9階
TEL.03-3264-8546 FAX.03-3264-8256

イディア・クラシック
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町3-11 よりたてビル 1F
TEL.03-5275-7806 FAX.03-5275-7807

コンセール 夕陽ケ丘
557-0012
大阪府大阪市西成区聖天下2-11-18
TEL&FAX. 06-6656-2768

プレミアムジーク
〒231-0023
神奈川県横浜市中区山下町90-1 ラコスタ横浜山下公園1F
TEL 045-633-6305 FAX 045-633-6306
78CDR-1142
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻(その1)
「前奏曲とフーガ」第1番-第12番 BWV846-BWV857
エトヴィン・フィッシャー (ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE 2079/85
(1933年4月25日,4月28日,9月12日,9月13日 アビー・ロード第3スタジオ録音)
ピアノのエトヴィン・フィッシャー(1886-1960)はスイスのバーゼル生まれ、ベルリンでリストの最後の弟子だったマルティン・クラウゼに師事した。1933年から1936年の4年をかけて録音されたこの「平均律クラヴィーア曲集」は "バッハ協会盤" として7枚組アルバム全5巻として予約販売されたもの。これはその第1巻にあたり、「前奏曲とフーガ」第1番-第12番が収録されている。HMV盤特有の大きな雑音があるが、耳を澄ますと聞こえてくるピアノの暖かい演奏は復刻盤では味わえないものがある。

78CDR-1143
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻(その2)
「前奏曲とフーガ」第13番-第24番 BWV858-BWV869
エトヴィン・フィッシャー(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE 2092/98
(1933年4月26日,4月28日,1934年5月23日,5月24日,8月27日
アビー・ロード第3スタジオ録音)
ピアノのエトヴィン・フィッシャー(1886-1960)はスイスのバーゼル生まれ、ベルリンでリストの最後の弟子だったマルティン・クラウゼに師事した。1933年から1936年の4年をかけて録音されたこの「平均律クラヴィーア曲集」は "バッハ協会盤" として7枚組アルバム全5巻として予約販売されたもの。これはその第2巻にあたる。「前奏曲とフーガ」第13番-第24番が収録されている。
               
78CDR-1144
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻(その1)
「前奏曲とフーガ」第25番-第34番 BWV870-BWV889
エトヴィン・フィッシャー(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE 2532/38
(1935年2月13日,6月3日,6月4日,6月5日,6月7日,
アビー・ロード第3スタジオ録音)
ピアノのエトヴィン・フィッシャー(1886-1960)はスイスのバーゼル生まれ、ベルリンでリストの最後の弟子だったマルティン・クラウゼに師事した。1933年から1936年の4年をかけて録音されたこの「平均律クラヴィーア曲集」は "バッハ協会盤" として7枚組アルバム全5巻として予約販売されたもの。これはその第3巻にあたる。「前奏曲とフーガ」第25番-第34番が収録されている。
               
78CDR-1145
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻(その2)
「前奏曲とフーガ」第35番-第43番 BWV880-BWV888
エトヴィン・フィッシャー(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE 2944/50
(1936年6月3日,6月4日,6月5日,アビー・ロード第3スタジオ録音)
ピアノのエトヴィン・フィッシャー(1886-1960)はスイスのバーゼル生まれ、ベルリンでリストの最後の弟子だったマルティン・クラウゼに師事した。1933年から1936年の4年をかけて録音されたこの「平均律クラヴィーア曲集」は "バッハ協会盤" として7枚組アルバム全5巻として予約販売されたもの。これはその第4巻にあたる。「前奏曲とフーガ」第35番-第43番が収録されている。
          
78CDR-1146
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻(その3)
「前奏曲とフーガ」第44番-第48番 BWV889-BWV893
J.S.バッハ:イギリス組曲第2番イ短調 BWV807
エトヴィン・フィッシャー(ピアノ)(平均律)
ワンダ・ランドフスカ(ハープシコード)(イギリス組曲)
英 HIS MASTER'S VOICE 8276/81
(1936年6月4日,6月5日,6月6日, アビー・ロード第3スタジオ、
1936年9月23日 パリ, アルベール・スタジオ録音)
ピアノのエトヴィン・フィッシャー(1886-1960)はスイスのバーゼル生まれ、ベルリンでリストの最後の弟子だったマルティン・クラウゼに師事した。1933年から1936年の4年をかけて録音されたこの「平均律クラヴィーア曲集」は "バッハ協会盤" としてアルバム全5巻として予約販売されたもの。これはその最終巻にあたり「前奏曲とフーガ」第35番-第43番が収録されている。付録のイギリス組曲第2番がワンダ・ランドフスカ(1879-1959)のハープシコードで収録されている。ランドフスカはSP時代に「ゴルトベルク変奏曲」他のバッハの作品を録音し、後年LP時代になって「平均律」も録音した。

●SPレコードの本来の楽しみは小品でした。大演奏家が約4分の演奏時間に、持てる技量と音楽のすべてを注ぎ込んだ録音を、昔の人はこうして楽しんだのです。ここでは吹き込まれたままのSPレコードの芸術を味わうことができます。今やオリジナル盤をほとんど目にすることがない名演奏・好音質盤を5枚選び、これまで同様のダイレクト・トランスファーでお届けする特別新譜です。SPレコードってこんな音がしていたのか、と驚かれる方もたくさん居られると思います。

78CDR-1147
(1)サラサーテ:アンダルシアのロマンス 作品22-1
(2)ザルジツキ:マズルカ ト長調作品26
ブロニスワフ・フーベルマン(ヴァイオリン)
ジークフリート・シュルツェ(ピアノ)
伊 ODEON N6667
(1929年6月10日=1, 6月11日=2, ロンドン録音)
この「アンダルシアのロマンス」は電気録音初期のものながらフーベルマンの小品レコードの代表盤であった。ヴァイオリンを自在に操り聴き手を自らの世界に引き込んでいく魔術的な演奏である。ブロニスワフ・フーベルマン(1882-1947)はポーランド出身のヴァイオリニスト。1892年10歳の時に時の大ヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907)の指揮でベルリン・デビュー。3年後の1895年13歳の時に名ソプラノ、アデリナ・パッティ(1843-1919)に招かれウィーンでの「パッティ告別演奏会」で演奏した。ダイレクト・トランファーシリーズにはフーベルマンのラロ:スペイン交響曲(78CDR-1040)やチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲(78CDR-1077)、モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番(78CDR-1021)、ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(78CDR-1128)、ベートーヴェン:「クロイツェル・ソナタ」(78CDR-1006)が出ている。

78CDR-1148
クライスラー:
(1)グラーヴェ ハ長調(W.F.バッハのスタイルによる)
スーク:
(2)ウン・ポコ・トリステ/「4つの小品」作品17より第3曲
ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
ブルーノ・ザイトラー=ヴィンクラー(ピアノ)
独 ELECTROLA DB4577
(1938年ベルリン録音)
ジネット・ヌヴー19歳の初録音盤。ジネット・ヌヴー(1919-1949)はジョルジュ・エネスコ(1881-1955)にヴァイオリンの手ほどきを受けた後、11歳でパリ音楽院のジュール・ブーシュリ(1878-1955)のクラスに入り、 8ヵ月後に一等賞を得た。この8カ月という短期間はヌヴーの受賞の50年前にヴィエニャフスキ(1835-1880)が打ち立てた記録と同じだった。その後ベルリンでカール・フレッシュ(1873-1944)のもとで研鑽を積んだ。1935年ワルシャワで開かれたヴィエニャフスキ・ヴァイオリン・コンクールに16歳で参加し、180人の競争者に勝
ち抜き優勝した。その時の第2位はソ連から参加した27歳のダヴィド・オイストラフ(1908-1974)だった。ヌヴーは1949年アメリカに向かう航空機事故で30歳の生涯を終えた。ダイレクト・トランスファーシリーズにはヌヴーのシベリウス:ヴァイオリン協奏曲(78CDR-1017)、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(78CDR-1003)、スーク:4つの小品(78CDR-1063)、リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ(78CDR-1076)が出ている。

78CDR-1149
(1)ラヴェル:ハバネラ形式の小品
(2)フォーレ:ドリー第1番「子守歌」作品56
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
タッソ・ヤノプーロ(ピアノ)
仏 VSM DA4999
(1944年5月28日パリ、プルーズ・スタジオ録音)
ティボーの小品SPの中で最も入手が難しい稀少盤。第2次世界大戦下のパリでの録音。ジャック・ティボー(1880-1953)は20世紀前半に活躍したフランスの大ヴァイオリニスト。ボルドー出身で1893年からパリ音楽院でマルタン・マルシック(1848-1924)に師事し1896年、16歳で一等賞を得た。生活のためにカフェのコンセール・ルージュで弾いていたところを指揮者のエドゥアール・コロンヌ(1838-1910)に見いだされ楽員として採用された。ある日コンサートマスターの代役を務めてソロを弾いたところ大喝采を浴びその後ソリストになった。1905年にピアノのアルフレッド・コルトー(1877-1974)、チェロのパブロ・カザルス(1876-1973)とトリオを結成し1930年頃まで活動をした。ティボーは1923年と1936年に来日、1953年の3度目の来日のとき、乗っていたエールフランス機がアルプスの支峰スメ山に激突し死亡した。享年72歳。このシリーズではティボーの多くの演奏が聴ける。

78CDR-1150
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン作品20
イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
アイヴァー・ニュートン(ピアノ)
英 DECCA K1842
(1947年6月14日ロンドン, ウェスト・ハムステッド, デッカ・スタジオ録音)
現在も第一線で活躍するイダ・ヘンデルの21歳の録音。彼女は15歳で同じ"ツィゴイネルワイゼン"(英 DECCA K940,ピアノ= アデーラ・コトフスカ 1940年8月9日録音)を弾いてレコードデビューした。イダ・ヘンデル(1924.12.15-)はポーランド生まれのヴァイオリニスト。1935年ワルシャワ音楽院を金メダルと同時にフーベルマン賞を得た。同年開かれたヴィエニャフスキ国際コンクールでジネット・ヌヴー(15歳)、ダヴィド・オイストラフ(27歳)に次いで第3位に入賞した、その時10歳だった。その後カール・フレッシュ(1873-1944)に師事した。ヘンデル一家は1939年ポーランドを離れロンドンに移住し、1940年に市民権を得た。1940年に英 DECCAと契約して初録音を行った。第2次世界大戦中であったが、50枚近い録音を行い DECCA社の看板アーティストだった。その後EMIに移籍し、一時レコード録音から遠ざかった時期があったが、ステレオ時代にEMIに復帰した。現在も積極的に演奏活動をしている。

78CDR-1151
ベートーヴェン:ロマンス ヘ長調作品50
ジョコンダ・デ・ヴィトー(ヴァイオリン)
注:今回からデ・ヴィトーと表記します。
アルベルト・エレーデ指揮フィルハーモニア管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB6727
(1948年5月8日ロンドン, アビー・ロード, EMI第1スタジオ録音)
歌心にあふれたヴァイオリンの女神、デ・ヴィトー最高の名演。ジョコンダ・デ・ヴィトー(1907-1994)はイタリアのヴァイオリニスト。マルティナ・フランカに生まれ、ペザロ音楽院でレミー・プリンチーペ(1889-1977)に師事1923年16歳でチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を弾いてローマにデビューした。1932年ウィーン国際ヴァイオリン・コンクールで一等賞を得た。1934年から1945年のローマ音楽院教授、1945年から1958年サンタ・チェチーリア音楽アカデミー教授を務めた。1945年第 1回エディンバラ音楽祭に招かれ、これが縁でEMIの専属となり、SPレコード末期からLPレコード、初期のステレオLPに名演を残した。1962年に引退、1994年ローマで死去した。享年87歳。このシリーズではJ.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番(78CDR-1019)、J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番(78CDR-1052)、モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番(78CDR-1113)が出ている。

<Deutsche Grammophon>
4777463 \1850
ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV.234《不安》
ヴァイオリン協奏曲ホ短調RV.273
トリオ・ソナタ第12番 ニ短調RV.63《ラ・フォリア》
ヴァイオリン協奏曲第5番変ホ長調RV.253《海の嵐》
《救われたアンドロメダ》-アリア《しばしば太陽が》
協奏曲第11番ニ短調RV.565
ダニエル・ホープ(Vn) アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)
ヨーロッパ室内管弦楽団他
録音:2008年5月 ロンドン
移籍第1弾のメンデルゾーンの協奏曲が好評だった名手ダニエル・ホープ。移
籍第2弾は、彼が現在最も力を入れている、ヴィヴァルディのヴァイオリン協
奏曲集です。豪華ゲストには、「テレージエンシュタット・プロジェクト」
のパートナーでもあるアンネ・ソフィー・フォン・オッターが登場。名門ヨ
ーロッパ室内管弦楽団の好サポートも光る注目の1枚です。

4777484 \1850
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
ニューヨーク・フィルハーモニック
指揮:ロリン・マゼール
世界のコンサート・ホールの感動をお茶の間に。巨匠マゼール&ニューヨー
ク・フィルハの円熟の至芸が好評な「DGコンサーツ・シリーズ」第3弾は、こ
のコンビが満を持して挑む大曲、ブルックナーの交響曲第8番です。ライブな
らではの熱気を高音質でお楽しみください。マゼールとこの名門オーケスト
ラが、現在アメリカで最良の関係にあることを示した1枚と言えるでしょう。


734497(DVD-Video) \3350
ベートーヴェン作品集I
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第8番ヘ長調Op.93
交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》
ギネス・ジョーンズ(S) ハンナ・シュヴァルツ(Ms) 
ルネ・コロ(T) クルト・モル(B)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:レナード・バーンスタイン
録音:1978年11月 ムジークフェラインザール、ウィーン(第1&8番) 
1979年9月 ウィーン国立歌劇場(第9番) ライヴ

734498(DVD-Video) \3350
ベートーヴェン作品集II
交響曲第2番二短調Op.36
交響曲第6番ヘ長調Op.68《田園》
交響曲第7番イ長調Op.92
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:レナード・バーンスタイン
録音:1977-79年 ウィーン ライヴ

734499(DVD-Video) \3350
ベートーヴェン作品集III
交響曲第3番変ホ長調Op.55《英雄》
交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第5番ハ短調Op.67《運命》
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:レナード・バーンスタイン
録音:1977-79年 ウィーン ライヴ

734501(DVD-Video) \3350
ベートーヴェン作品集IV
ミサ・ソレムニス ニ短調Op.123
合唱幻想曲ハ短調Op.80
バレエ《プロメテウスの創造物》Op.43
アムステルダム・コンセルトへボウ管弦楽団(Op.123)
ヒルヴェルスム合唱団(Op.123)オメロ・フランセシュ
(ピアノ、Op.80)ウィーン少年合唱団(Op.80)
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 
指揮:レナード・バーンスタイン

734502(DVD-Video) \3350
ベートーヴェン作品集V
《エグモント》Op.84序曲
《コリオラン》Op.62序曲
《レオノーレ》序曲第3番Op.72a
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調Op.131(弦楽合奏版)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:レナード・バーンスタイン

734500(DVD-Video) 7枚組 \16700
ベートーヴェン作品集BOX
上記タイトルI-Vのセットに
「ピアノ協奏曲集/ツィマーマン」
(73-4269 2枚組 2007.09発売)を加えた豪華DVD7枚組。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:レナード・バーンスタイン
1977-79年 ウィーン ライヴ 他



<Decca>
4780647 \1850
リヒャルト・シュトラウス:
4つの最後の歌AV.150
歌劇《ナクソス島のアリアドネ》Op.60
-テセウス=アリアドネという名前は
-すべてが清らかな国がある
歌劇《エジプトのヘレナ》Op.75
-第2の花嫁の夜!魔法の夜
したわしき幻Op.48-1/誘惑Op.33-1
冬の聖化Op.48-4/献呈Op.10-1
ルネ・フレミング(S)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:クリスティアン・ティーレマン
録音:2008年4月 ミュンヘン
ルネ・フレミングとクリスティアン・ティーレマン、現代最高のR.シュトラ
ウス演奏家として知られる2人の待望の新録音。今回の収録曲は、フレミング
にとって10年ぶりとなる回目の録音。10年の時を経て、今やフレミングの代
名詞となったこれらの名曲を、同じくR.シュトラウス解釈の権威、ティーレ
マンが指揮する絶妙な伴奏に乗せてたっぷりお楽しみください。

4780254 2枚組 \3180
プッチーニ:歌劇《ボエーム》全4幕 
ミレッラ・フレーニ(S:ミミ)
ルチアーノ・パヴァロッティ(T:ロドルフォ )
エリザベス・ハーウッド(S:ムゼッタ)
ローランド・パネライ(Br:マルチェルロ )
ニコライ・ギャウロフ(B:コルリーネ )
ジャンニ・マッフェオ(B:ショナール)他
シェーネベルク少年合唱団 ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1972年10月 ステレオ録音
プッチーニ、そしてカラヤンオペラ録音の中で、最も評価が高いのが、この
1972年録音の《ボエーム》です。フレーニやパヴァロッティなど最高のプッ
チーニ歌手を起用して数々の賞にも輝きました。
プッチーニイヤーの今年、初出から35年を経てデラックス版の登場です。初
のハイビット・リマスタリングに加え、ボーナスCDには、フレーニとパヴァ
ロッティのインタビューも収録。

4780146 2枚組 \2650
ニールセン:歌劇《仮面舞踏会》FS.39
オーゲ・ヘウグラン(B:イェロニムス)
スサネ・レースマーク(A:マグデローネ)
ゲアト=ヘニング・イェンセン(T:レアンダー)他
デンマーク国立放送合唱団 
デンマーク国立放送交響楽団 
指揮:ウルフ・シルマー
録音:1996年6月 デジタル録音
ニールセンといえば、日本では《不滅》などの交響曲作曲家として有名です
が、母国デンマークではオペラも親しまれており、中でも《仮面舞踏会》は
人気が高い作品です。
1996年録音の当盤は、ニールセンのスペシャリストとして知られるシルマー
が、北欧勢を中心に充実した歌手陣を揃えて、憂愁に満ちた理想的な録音を
実現。1999年のグラモフォン・アワードにも輝いた名盤です。

4780149 2枚組 \2650
ロッシーニ:歌劇《エジプトのモーゼ》
ルッジェーロ・ライモンディ(B:モーゼ)
ジークムント・ニムスゲルン(B:ファラオン) 
ジューン・アンダーソン(Ms:エルシア)他
アンブロシアン合唱団 フィルハーモニア管弦楽団 
指揮:クラウディオ・シモーネ
録音:1981年8月 ステレオ録音
『出エジプト記』題材にしたこのオペラは、演奏される機会は滅多にありま
せんが、若き日のロッシーニの野心あふれる意欲作です。歌声だけでなく演
技力にも定評があるヴェテラン歌手、ライモンディの好演も光る1枚。そし
て、指揮者としての名声に加え、音楽学者として多くのバロック6ルネサンス
音楽の復活にも寄与してきた名匠シモーネが、ここでも明晰で正統派の名演
をお届けします。

4780152 2枚組 \2650
ウェーバー:歌劇《魔弾の射手》J.277全3幕
ジークフリート・ローレンツ(Br:オットカール)
トーマス・トマシュケ(B:クーノ)
カリタ・マッティラ(S:アガーテ)
エヴァ・リンド(S:エンヒェン)
エッケハルト・ヴラシーハ(B:カスパール)
フランシスコ・アライサ(T:マックス)
クルト・モル(B:隠者)他
ライプツィヒ放送合唱団 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団 
指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1990年 デジタル録音
あまりにも名録音が多いウェーバーの《魔弾の射手》の中で、ひときわ洗練
された音色と近代的な解釈が定評の高い、C.ディヴィス&ドレスデン国立歌
劇場管による当盤。歌手陣にも、マッティラ、モルなど豪華キャストがずら
り。「東西ドイツ統一」という社会的な大変動期に、同オケの名誉指揮者と
オペラ指揮者を兼任して手腕をふるったC.ディヴィスを象徴する1枚と言える
でしょう。

4780143 2枚組 \2650
フンパーディンク:歌劇《ヘンゼルとグレーテル》全3幕
ブリギッテ・ファスベンダー(Ms:ヘンデル)
ルチア・ポップ(S:グレーテル)
ワルター・ベリー(Br:ペーター)
ユリア・ハマリ(Ms:ゲルトルート)
アニー・シュレム(Ms:魔女)
ノーマ・バロウズ(S:眠りの精)
エディタ・グルベローヴァ(S:暁の精)
ウィーン少年合唱団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
録音:1978年 ウィーン ステレオ録音
ワーグナーの影響の下、ドイツ民謡のエッセンスを散りばめた傑作ロマン派
オペラの全曲盤です。ファスベンダー、ポップ、グルベローヴァなど、豪華
女性歌手の競演も大きな聴きどころ。このオペラが得意だったショルティは、
当盤を録音した3年後にオペラ映画も発表。どちらもショルティの精妙で華麗
な棒さばきが光る、聴きごたえ、観ごたえのある楽しい仕あがりです。

4780024 \1350
ジェミニアーニ:6つの合奏協奏曲Op.7
第1番ニ長調/第2番ト短調
第3番ホ短調/第4番ニ短調
第5番変ロ長調/第6番ホ短調
ヤーブ・シュレーダー(Vn) キャサリン・マッキントッシュ(Vn)
トレヴァー・ジョーンズ(Va) アントニー・ブリース(Vn)
エンシェント室内管弦楽団 
指揮&ハープシコード:クリストファー・ホグウッド
録音:1976年10月 ロンドン ステレオ録音
「古楽奏法の祖」の貴重な作品集
ジェミニアーニはイタリア・バロックの最後を飾るヴァイオリニスト&作曲
家。「古楽奏法の祖」である彼の合奏協奏曲集は、師コレッリの《ラ・フォ
リア》を含むヴァイオリン・ソナタの編曲版で、バロック時代の弦楽器奏法
が随所に散りばめられた名曲です。名手たちの手で、素晴らしい香気を湛え
て甦った貴重な作品集をどうぞ!指揮者ホグウッドがハープシコードを弾い
ているのも要注目です。

4780027 \1350
パーセル:3声のソナタ集
第1番ト短調Z.790/第2番変ロ長調Z.791
第3番ニ短調Z.792/第4番ヘ長調Z.793
第5番イ短調Z.794/第6番ハ長調Z.795
第7番ホ短調Z.796/第8番ト長調Z.797
第9番ハ短調Z.798/第10番イ長調Z.799
第11番ヘ短調Z.800/第12番ニ長調Z.801
クリストファー・ホグウッド(Org)、パヴロ・ベズノシウク(Vn) 
ラッヘル・ポッジャー(Vn) クリストフ・コワン(Vc)
録音:1994年2月、8月 エマニュエル・カレッジ (ケンブリッジ大学)
17世紀のイギリスで活躍したパーセルが、2つのヴァイオリン、チェロ、オル
ガン(またはハープシコード)のために書いた3声のソナタ集。当盤は、パーセ
ルの没後300周年(1995年)に発表されて好評を博しました。古楽界の第一人
者、ホグウッドの控えめで誠実なオルガンの妙技が絶品。それを2つのヴァイ
オリンとチェロの名手たちが見事に支えた名盤です。

4780025 \1350
ハイドン:
チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb:1
チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb:2
クリストフ・コワン(Vc)
エンシェント室内管弦楽団 
指揮:クリストファー・ホグウッド
録音:1982年 デジタル録音
ソロを弾くコワンは、ウィーン・コンツェント・ムジクスやエンシェント室
内管弦楽団などで客演ソリストを務める古楽チェロの第一人者。また、1985
年創設のモザイク・カルテットのチェリストを務めるかたわら、パリ国立高
等音楽院などで教育者としても活躍中。当盤はハイドンの時代のチェロを使
用することで、2つの協奏曲から真の魅力を引きだすことに成功した名演奏
です。

4780026 \1350
マショー:
2 polyphonic lais
Le Lay de la Fonteinne/Un Lay de consolation
ロンドン中世アンサンブル 
ピーター・デイヴィス&ティモシー・デイヴィス(ディレクター) 
ロジャーズ・カヴィー=クランプ(T) ポール・エリオット(T) 
アンドリュー・キング(T)他
録音:1982年1月 ステレオ録音
14世紀フランス最大の詩人&作曲家だったギヨーム・ド・マショー。当盤で
は、彼の140曲あまりに及ぶ作品の大部分を占める世俗歌曲の中から、選りす
ぐった2曲をお届けします。14-15世紀の世俗音楽を専門に取りあげるグルー
プとして、1974年に結成されたロンドン中世アンサンブルは、当時のイギリ
スにおける古楽復興の潮流に乗った信頼のおける演奏を聴かせてくれます。

<BMG>
※ご案内が遅れておりましたが、お早めのご注文をお願いいたします。

●RCAレッド・シールXRCD発売10周年アニヴァーサリー
SHM-CDエディション 限定生産で発売!
XRCD マスタリング・エンジニア 杉本一家セレクションによる全20タイトル。
高音質CDとして評価の高いXRCDと、CD素材として脚光を浴びる SHM-CDとが融合!
史上最高・究極の高音質CDがここに誕生!!

第1回発売 2008年8月29日発売予定

JMCXR0001S \3800
ベルリオーズ:幻想交響曲[1962年録音]
シャルル・ミュンシュ(指揮)/ボストン交響楽団
[録音]1962年4月9日、ボストン、シンフォニー・ホール
[マスター]オリジナル3チャンネル・マスター使用
[オリジナル・プロデューサー]リチャード・モア
[オリジナル・レコーディング・エンジニア]ルイス・レイトン
[リマスタリング・エンジニア]瀧口博達
[LP初出] LSC-2608[August 1962]
[国内LP初出] SHP-2164[December 1962]
杉本一家による選定コメント:
ミュンシュがボストン響とRCAに録音した「幻想」は2種類ありますが、これは
後の方の録音です。どちらがいい演奏か、というのはLP時代から議論がありま
すが、録音に関していえば、ステレオ録音試運転期の奇跡的な名録音である
1954年盤、ロバート・レイトンに代表されるRCAのエンジニアが試行錯誤を重
ねてたどりついた3チャンネル録音の完成形である1962年盤、いずれも聴き応
え十分と思っています。SHM-CD化によって、低域の輪郭がはっきりとし、各パ
ートの分離がさらによくなりました。全曲にわたって活躍する金管の華やかさ
・伸びやかさ、弦の高域のシルキーな質感や歪感のない美しさなど、オリジナ
ル録音の長所がより明解になりました。第4楽章、第5楽章のドラマティックな
部分はもちろんですが、第3楽章や第1楽章序奏部の静かな部分での雰囲気感が
聴きものです。

JMCXR0002S \3800
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」
シャルル・ミュンシュ(指揮)/ボストン交響楽団
ベルイ・ザムコヒアン(オルガン)
バーナード・ジゲラ、 レオ・リトウィン(ピアノ)
シャルル・ミュンシュ(指揮)
ボストン交響楽団
[録音]1959年4月5日&6日、ボストン、シンフォニー・ホール
[マスター]オリジナル3チャンネル・マスター使用
[オリジナル・プロデューサー]リチャード・モア
[オリジナル・レコーディング・エンジニア]ルイス・レイトン
[リマスタリング・エンジニア]瀧口博達
[LP初出] LSC-2262[March 1960]
[国内LP初出] SHP-2117[June 1962]
杉本一家による選定コメント:
これは、XRCDの新譜が出るたびに売り上げが伸びるロングセラーです。1959年
時点で、パイプ・オルガンや2台のピアノを含む大編成のオーケストラを録音
する場所としては、ボストン・シンフォニー・ホールは理想的な空間だったと
思います。録音に際しては平土間の客席を取り払い、そこにオーケストラを座
らせたようですが、過度になり過ぎない美しい残響感が見事です。SHM-CD化に
よって、オルガンの重低音(特にトラック[4]で顕著ですが、[2]冒頭の静か
なパッセージでの存在感も素晴らしい)の輪郭や分離が明快になりました。
[3]の中間部で活躍する2台のピアノの粒立ちも美しいし、[4]のクライマッ
クスで響き渡る金管も歪感が少なく、よりストレートに聴こえるようになりま
した。

JMCXR0006S \3800
ベートーヴェン:交響曲第7番&「フィデリオ」序曲
フリッツ・ライナー(指揮)/シカゴ交響楽団
[録音]1955年10月24日(1)、12月12日(2)、シカゴ、オーケストラ・ホール
[マスター]オリジナル2チャンネル・マスター使用
[オリジナル・プロデューサー]リチャード・モア
[オリジナル・レコーディング・エンジニア]ルイス・レイトン
[リマスタリング・エンジニア]瀧口博達
[LP初出] LSC-1991[September 1956]
剛直でしかも繊細。細部まで緻密に配慮された巨匠ならではのベートー
ヴェン。ライナー=シカゴ響初期の充実を音として刻み込んだ名録音。
杉本一家による選定コメント:
シカゴのオーケストラ・ホールは、ボストン・シンフォニー・ホールよりも録
音に向いていたようで、このホールで収録された1950年代・1960年代のライナ
ー=シカゴ響の録音はいずれも高いクオリティに仕上がっており、オーケスト
ラのトゥッティの響きと各パートのバランスの明晰さが両立した名録音が多い
です。この1955年の録音の2曲は、ステレオで収録されたライナー初のベートー
ヴェン作品となったものですが、SHM-CD化によってホールの残響感が増し、低
域を支えるコントラバス・パートの輪郭がさらにはっきりしました。交響曲
第7番第1楽章コーダ部分の低域のオスティナートが、左チャンネルのコントラ
バスと右チャンネルのチェロとスピーカーの両方から強力に聴こえてくる録音
は、このライナー盤以外にはあまりないと思います。

■RCAレッド・シールXRCD発売10周年アニヴァーサリーSHM-CDエディション
9月以降の発売予定タイトル(毎月2.3タイトル発売予定)
*2008年8月時点での情報です。発売 変更・中止の可能性もございます。
ご了承下さい。
●バルトーク:管弦楽のための協奏曲
フリッツ・ライナー(指揮)/シカゴ交響楽団
●バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
フリッツ・ライナー(指揮)/シカゴ交響楽団
●ドヴォルザーク:交響曲 第9番「新世界より」
フリッツ・ライナー(指揮)/シカゴ交響楽団
●リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
フリッツ・ライナー(指揮)/シカゴ交響楽団
●ムソルグスキー.ラヴェル編:組曲「展覧会の絵」
フリッツ・ライナー(指揮)/シカゴ交響楽団
●ベートーヴェン:交響曲 第3番「英雄」
シャルル・ミュンシュ(指揮)/ボストン交響楽団
●チャイコフスキー:
「ロメオとジュリエット」&R.シュトラウス:「ティル-」
シャルル・ミュンシュ(指揮)/ボストン交響楽団
●チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番
ヴァン・クライバーン(ピアノ) キリル・コンドラシン(指揮)
●チャイコフスキー:序曲「1812年」 リスト:メフィスト・ワルツ他
フリッツ・ライナー(指揮)/シカゴ交響楽団
●ラプソディーズ
レオポルト・ストコフスキー(指揮)/RCAビクター交響楽団
●ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
ピエール・モントゥー(指揮)/ロンドン交響楽団
●ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 リスト:ピアノ協奏曲 第1番
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
●美しき青きドナウ.ウィンナ・ワルツ名演集
フリッツ・ライナー(指揮)/シカゴ交響楽団
●ベートーヴェン:交響曲 第5番、 シューベルト:交響曲 第8番「未完成」
シャルル・ミュンシュ(指揮)/ボストン交響楽団
●メンデルスゾーン:交響曲 第4番「イタリア」&第5番「宗教改革」
シャルル・ミュンシュ(指揮)/ボストン交響楽団
●ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」
ジャン=フランソワ・パイヤール(指揮) パイヤール室内管絃楽団
●トッカータとフーガニ短調.J.S.バッハ:オルガン名曲集
ジグモント・サットマリー(オルガン)




<RCA RED SEAL>
88697321632 \1780
ジェームズ・ゴールウェイ & Tiempo Libre《O’Reilly Street》
クロード・ボーリング:
「フルートとジャズ・ピアノのための組曲」「Espiegle」
ホルヘ・ゴメス:
「General O'Reilly」「Tica-Tica」「Soncito」「Contradanza」
J.S.バッハ(ホルヘ・ゴメス編曲:「バディネリ(管弦楽組曲第2番より)」
James Galway(Fl & Alt-Fl)
Jorge Gomez(p)
Leandro Gonzalez(Percussion)
Tebelio Fonte(Bass Guitar)
Hilario Bell(Drums) 
【録音】 2008年5月 トロント、CBCスタジオ
フルート界の巨匠、ジェームズ・ゴールウェイがRCAに戻っての新録音!
今回は、キューバン・クラシック・ジャズ風に挑戦!
ウェルカム・バック、ゴールウェイ!それも、”チョイ悪オヤジ”風のイケ
てる風貌で、今までも取り組んでいたラテン・コンセプトの発展型!?とも
いえるサウンドを引っさげて!
もちろん、今回もその素敵な世界最高のフルートを聴かせてくれてます。
ゴールウェイの中では、クロスオーヴァーというとフランスの偉大な作曲家/
アレンジャーのクロード・ボーリン(グ)=Claude Bollingのイメージらしいの
ですが、今回のバンド・コンセプトは、以前にラティーナ・アルバムを作った
ときのものをさらに推し進めて、コンパクトにしたバンド・サウンドをめざし
たのでした。YouTubeで見ることが出来るPVのイメージでは、
http://www.youtube.com/watch?v=cJ7vBIe1K_0
ボーリングというよりも、ラテン・ジャズ系のサウンド。例えば、クレア・
フィッシャーとか、デイヴ・ヴァレンタイン、ヒューバート・ロウズみたいな
カンジでしょうか? PVの中でも、「シンコペーションしたアフロ・キュー
バン・リズム-云々」みたいなことを言っているのがその証拠。実際にキュー
バに行き、キューバの文化に触れ合ったゴールウェイのリズムは、ゴールウェ
イの故郷のアイルランド音楽との共通性も発見。ゴールウェイのフルートも毎
度のごとくお上品なのですが、もともとのクロード・ボーリングの楽譜よりオ
クターブあげて演奏したり、大きくリズムを崩したり、昔のように朗々とゴー
ジャスに歌い上げる、いわゆる極上のイージーリスニングな音色から、クロス
オーヴァーを意識してか、ハスキーでザラッとした肌触りの音色(乱暴に例え
れば、やはりH.ロウズ系でしょうか?)で吹きまくり。すっかり円熟-! 
やっとやりたかったラテンまでをも完熟の域に達してしまったのだ。「老いて
なお盛ん」なオヤジには、これだけで終わらずもっと×2チャレンジして欲し
いものです。
さて、今回ゴールウェイと競演しているマイアミを拠点としているキューバ
ン・バンド「Tiempo Libre」は、ボビー・カルカセース・グループなどで演
奏してきたピアニスト、ホルヘ・ゴメスを中心として2001年に結成され、
2005年&2007年度グラミー賞、トロピカル・ラテン部門でノミネートされた
バンドで、現在アメリカで最も注目されているティンバレス・バンドの筆頭
株でもあります。ラテン音楽マニアからも、非常に評価の高いグループで、
ゴールウェイも彼らのリズムの波に乗り込まれ、なんてなんやかんやいって
も、夏の終わりを堪能できる極上のラテン・サウンドには変わりナシ。オス
スメです。

88697312792 \1680
カンタービレ-ソル・ガベッタ・プレイズ・オペラ・アリア&ソングス
グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」より「私は夢に生きたい」
オッフェンバック:
喜歌劇「ペリコール」より「ああ、何というお食事(ほろ酔いの唄)」、
手紙の歌「いとしい人よ」
ビゼー:
歌劇「カルメン」より「何を恐れることがありましょう」
「セビリャの城壁の近くに」
ドリーブ:「カディスの娘たち」
トーマ:歌劇「ミニョン」より「君よ知るや南の国」
チャイコフスキー:
歌劇「エフゲニ・オネーギン」より「青春は遠く過ぎ去り」、
「6つの歌曲Op.6」より「ただあこがれだけを知る人だけが」Op.6-6
カントルーブ:「オーヴェルニュの歌」、
アーン:「クローリスへ」、
フォーレ:「パヴァーヌOp.50」
フランシス・ロペス:
コメディー・ミュージカル映画「皇帝のヴィオレッタ」より「すみれの花束に
こめた愛」
ロッシーニ(マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ編):
歌劇「セビリャの理髪師」より「私は町のなんでも屋」*
ソル・ガベッタ(チェロ)  
シャルル・オリヴィエリ=ムンロ(指揮) 
プラハ・フィルハーモニー管弦楽団
ミハエラ・ウルズリーサ(ピアノ *14のみ)
21世紀を担う若き女流チェリストの新星、ソル・ガベッタのサード・アルバム
は、チェロが奏でるフランス&ロシアのオペラ・アリア&ソングスのカンタービ
レな歌の世界!
このディスクはソル・ガベッタのサード・アルバムとなるもので、フランスと
ロシアのオペラ・アリアや歌曲をソルのチェロがオーケストラをバックに歌手
のように歌います。ソルの演奏は、数々のコンサートを制覇してきたキャリア
を裏付けるかのように、高い演奏技術に支えられた、叙情性と歌心あふれる情
熱的かつ知的な表現が聴くものを魅了するもので、名器グァダニーニの素晴ら
しい音色もその演奏に艶と陰影を映し、新鋭らしいフレッシュな感性が飛び切
り魅力的な演奏が身上ですが、このアルバムのような「カンタービレ」なレパ
ートリーで最良の成果をもたらします。ソルの出自に繋がるフランスとロシア
のオペラ・アリアや歌曲を、両言語を母国語としている彼女がチェロで歌う、
ユニークかつ説得力あふれるアルバムとなりました。最も人の声に近い音色を
奏でるチェロを縦横無尽に操り、名アリアを次々と聴かせる彼女の歌心を心行
くまで堪能してください。もちろん男声、女声の区別はありません。狂おしい
女心も、切ない男心も全て思うがまま。まさにため息ものの「歌の饗宴」です。
マニアの方には、ボーナストラックに収められた「フィガロのアリア」をオス
スメします。カステルヌォーヴォ・テデスコによる一風変わった編曲は、大変
ユーモラスで凝ったもの。これは一度聴いたら、必ずや耳に残ること間違いあ
りません。
【録音】 2008年5月7-9日: プラハ、Domovinaスタジオ

88697342612 \1680
ショスタコーヴィチ:
チェロ協奏曲第2番ト長調Op.126
チェロ・ソナタ ニ短調Op.40*
ソル・ガベッタ(チェロ)
マルク・アルブレヒト(指揮) 
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ミハエラ・ウルズリーサ(ピアノ*)
21世紀を担う若き女流チェリストの新星、ソル・ガベッタの十八番(おはこ)の
ショスタコーヴィチ!
数々のコンクールやゲルギエフ指揮ウィーン・フィルとの共演で弾いてきた彼
女が最も得意とするショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第2番とチェロ・ソナタ
のカップリング。第2チェロ協奏曲は第1協奏曲と同様にロストロポーヴィチの
ために心臓発作の直前に作曲された。チェロのソロで始まり陰影の深いアイロ
ニーに満ちた世界を繰り広げる。ショスタコーヴィチ60歳の誕生日に記念演奏
会で初演された。チェロ・ソナタはショスタコーヴィチ唯一のチェロ・ソナタ
であり、初期と中期を結ぶ、悲劇とパロディと抒情が渾然一体となった名曲で、
プロコフィエフ、ミヤコフスキーのソナタとともにロシア・チェロ曲の代表的
な作品のひとつである。ソル・ガベッタの演奏は、数々コンクールやオーケス
トラとの共演で何度も演奏し自家薬籠中のレパートリーだけあって、ロストロ
ポーヴィチ(2種)をはじめとして数ある名盤に伍する、彼女の「今」が聴ける
密度の濃い名演で、素晴らしい音響で知られるミュンヘン・ガスタイクでのラ
イヴ・レコーディング(協奏曲のみ)で収めた必聴のアルバム。力強さと繊細さ
を兼ね備えた彼女だからこそできた、この究極の演奏を聴けば、今の彼女がな
ぜ高く評価されているのかが理解できるだろう。緩徐楽章から始まるチェロ協
奏曲第2番。この冒頭での彼女は驚くばかりの緊張感で聴き手をこの深遠なる
世界へと導く。不安に満ちたメロディでも、彼女が奏すると、悲しいまでに美
しく響くのだ。打楽器を駆使し、ユニークな響きと楽想を備えた第2楽章、第3
楽章では、彼女の妙技が炸裂。いかなるショスタコ好きでも大満足間違いなし。
【録音】 2008年1月11日-13日、ミュンヘン、ガイスタイク・フィルハーモニ
ーでのライヴ[協奏曲]、
2008年5月29日-31日、チューリヒ、ラディオシュトゥデイオ1[ソナタ]

88697290312 \1680
The Voice of Bach-ダニエル・テーラー、バッハを歌う
『カンタータ第4番よりシンフォニア』、 
『マタイ受難曲よりアリア「神よ、哀れみたまえ」』、
『カンタータ第78番よりデュエット「われは急ぐ」』、 
『モテットBWV118b「おおイエス・キリスト、わが命の光」』、
『カンタータ第12番よりシンフォニア』、
『ヨハネ受難曲よりアリア「成し遂げられた」』、
『カンタータ第23番よりデュエット「まことの神でありダビデの子である」』、
『コラール「汝の御座の前に、われ進み出で」BWV.668」』、
『クリスマス・オラトリオよりアリア『抱け、私の心.よ、この聖なる奇蹟を」』
『カンタータ第21番よりシンフォニア』、
『クリスマス・オラトリオよりアリア「備えよシオン、 優しい心で」』
ダニエル・テイラー (C-T&指揮)
シアター・オブ・アーリー・ミュージック・オーケストラ&合唱団
世界中の古楽コンサートだけでなく、歌劇場でも絶賛をあびるカウンターテナ
ー歌手、ダニエル・テイラー。自然な声と、知的な歌い方は、ヘレヴェッヘや
ガーディナーも絶賛!
1969年にカナダ生まれの、現在最も実力と人気を持つカウンター・テナーのひ
とり。モントリオール、マルギ大学と大学院で哲学と音楽を学ぶ。マイケル・
チャンスに認められイギリスに留学し、1997年のグラインドボーン音楽祭でヘ
ンデルの歌劇「テオドーラ」(ピーター・セラーズ演出)でセンセーショナルな
デビューを飾った。またジョナサン・ミラーのヘンデルの歌劇「ロデリンダ」
の録音にも出演。主にヘンデルやモンテヴェルディのオペラに出演し、絶賛を
浴びている。オペラだけでなく現代音楽まで広いレパートリーを持ち、バーン
スタインや坂本龍一の「Life」(ダライラマ、カレーラスと共演)などが特筆に
価する。最近では、バッハのカンタータに多く出演し、ガーディナーやヘレヴェ
ッヘのバッハのカンタータ・シリーズにも多く出演・録音に参加している。
鈴木雅明のカンタータ受難曲シリーズのコンサートや録音(第25巻)にも出演し
ており、彼の出演しているアルバムはすでに80枚以上にもあがる。
【録音】 2007年8月  モントリオール、マギル大学マルチメディア・ルーム

88697358992(SACD-Hybrid) \1780
ピアノ編曲版による、チャイコフスキー/「眠れる森の美女」
ミハイル・プレトニョフ編曲による、「眠れる森の美女」コンサート用組曲
テオドール・キルヒナー編曲による、「眠れる森の美女」からの小品
(世界初録音)
レフ・ヴィノクール編曲による、「眠れる森の美女」よりフィナーレ
レフ・ヴィノクール(p)
2006年にMDGレーベルからチャイコフスキーのアルバムをリリースし話題になっ
ていましたが、この人と言えばやはりARTE NOVAのJ・シュトラウス
(74321770722)とプロコフィエフのアルバム(74321636362)が印象的というもの
でしょう。どちらもバリバリの編曲物で、こういう音楽が好きなファンにとっ
てはまさに神のような存在。とりわけプロコフィエフの方は、「ロメオとジュ
リエット」の音楽が流行した際、「ピアノで演奏した」ということで一層話題
になったものでした。さて、今回のアルバムでも編曲物王ヴィノクールのセン
スは冴え冴えとしています。曲は彼が最も得意とするチャイコフスキー。「眠
りの森の美女」2パターンという意欲的なプログラムです。なかでもプレトニョ
フによる編曲は、ある意味伝説的とも言える作品で、これをメインに持ってき
た今回のアルバムにかけるヴィノクールの意気込みと言ったらもう言葉には尽
くせません。彼自身のトランスプリクションによるフィナーレも収録。一度は
聴いておいて損はない、この晩夏オススメの1枚です。
【録音】 2008年6月3-7日 デュッセルドルフ・トーンハレ

88697341022 \1250
プッチーニ:歌劇「修道女アンジェリカ」(全曲)
カーティア・リッチャレッリ
フィオレンツァ・コッソット
マリア・グラツィア・アッレグーリ
アンナ・ディ・スターシオ  
ロザンナ・リッピ  
マルゲリータ・ベネッティ 
松本美和子
ブルーノ・バルトレッティ(指揮) 
ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団
1970年代から1980年代にかけてイタリア屈指の名ソプラノとして一世を風靡し、
今なお現役のソプラノ歌手として活躍を続けるカーティア・リッチャレッリ。
録音面では、カラヤン、アバドやデイヴィスとのドイツ・グラモフォンやフィ
リップス・レーベルへのオペラ全曲盤で知られていますが、そのキャリアのご
く初期にイタリアRCAに、ヴェルディ・アリア集、ドミンゴとの二重唱集などい
くつかの注目すべき録音を残しています。このプッチーニ「修道女アンジェリ
カ」もその1枚で、今回が世界初CD化となります(リッチャレッリがイタリア
RCAに残したオペラ全曲盤は、このほかにカプチッリらと共演したヴェルディ
「シモン・ボッカネグラ」があります)。1969年にマントヴァでミミを歌って
デビューし、1971年のイタリア国営放送から「ヴェルディの声」賞を受賞し、
欧米の歌劇場に出演しはじめた時期の録音で、持ち前のシルキーな美声に加え、
その若々しい表現力が大きな魅力。公爵夫人役に絶頂期のフィロレンツァ・
コッソット、指揮に練達のブルーノ・バルトレッティを得た当盤は、ガルデッ
リ指揮のデッカ盤と並ぶアナログ期の名盤の一つです。ローマ歌劇場デビュー
直後の松本美和子が端役で出演しています。なお、先頃発売したRCA+ソニー・
クラシカル音源の「プッチーニ:オペラ全集」には、1976年録音のマゼール盤
が採用されているのでダブりません。
※冊子による解説及び歌詞は付いておりません。エンハスド機能により、パソ
コンにて閲覧可能です。(日本語によるものはございません)
【録音】 1973年 ローマ、イタリアRCAスタジオ
[オリジナル・レコーディング・エンジニア] フランコ・フィネッティ
[リマスタリング・エンジニア] フィリップ・ネーデル(B sharp)
[初出LP]伊RCA  MLDS-20261
[初出国内盤LP]日本ビクター SRA-2914 (1973年3月発売)




<DHM(ドイツ・ハルモニア・ムンディ)>
88697362132 \1780
暗闇に私は住みたい-ダウランド作品集
「はかない希望のファンシー」「昔の涙」「溢れよ、わが涙」「エセックス伯
爵のガリアード」「静かな夜から」「新・昔の涙」「時間は静止して」「愛す
る者の涙」「晴れても曇っても」「艦長ディゴリー・パイパーのガリアード」
「悲しみよ、とどまれ」「いつもダウランド、いつも悲しく」「来たれ、深
き眠り」「真実の涙」「暗闇に住まわせておくれ」
ヒレ・パール(gamb) リー・サンタナ(リュート) 
ドロテー・ミールズ(Sp)
現在最高のガンバ奏者、ヒレ・パールを中心としたアンサンブルによる素晴ら
しいダウランドの作品集です。リュートを奏するのはリー・サンタナ。彼女た
ちによる演奏はすでにマラン・マレやテレマンなどでもおなじみ。息のあった
やりとりは、聞き手を幽玄な世界へと導いてくれます。今回、魅力的な歌を聞
かせるのは1971年生まれのソプラノ、ドロテー・ミールズ。バッハのカンター
タやヘンデルのオラトリオなどのアルバムも既にリリースされており、彼女の
名前は古楽好きには広く知れ渡っているはずです。くせのない柔らかい声、ビ
ブラートをかけずとも伝わる豊かな感情表現。簡素な中に盛り込まれたダウラ
ンドの強烈なメッセージを、さりげなく、しかし的確に伝えてくれるのです。
ヒレ・パールの姉妹たちも、ヴィオール・アンサンブルとして参加。このアル
バムを盛り上げています。
【録音】2007年11月ゼンクヴァルデン、聖ゲオルク教会

88697026202 \1680
LA HACHA -メキシコのファンダンゴ
ロス・オトロス (ヒレ・パール(gamb&ギター)
リー・サンタナ(リュート&ギター) 
スティーヴ・プレーヤー(リュート&ギター&パーカッション)&フレンズ
『メキシコに「ウァバンゴ」という舞曲が残っています。これはスペインの舞
曲「ファンダンゴ」がメキシコに伝えられて、ベラクルス地方を中心に広がり、
変化していったものです。しかし19世紀メキシコでは、カトリック教会によっ
てこれらの音楽は不道徳で無作法な音楽と非難され、更に演奏をしたものは刑
罰と罰金が課せられました。しかしながらベラクルスの一部では隠れながらそ
の音楽の伝統は、当時のまま残されていることが判りました。これはもともと
のバロック・スペイン音楽を研究にとって、非常に貴重な情報源です。私たち
Los Otrosの3人は、メキシコの伝統音楽演奏者6人と一緒に演奏することによっ
て、ルーツを見つけ出し、2つの音楽を関係を見付け出し、当時の「ファンダン
ゴ」の本質を発見することができました。単なる静かに始まり盛り上がって終
わるというものではく、「文化の傲慢と永遠の無関心」「啓発の暗黒を通して、
私たちに誘導する喜び、自由、希望」といった深い意味があったのです。』

88697367912 \1680
ヘンデル:「王宮の花火の音楽 HWV351」   
「二重合奏体のための協奏曲第1-3番 HWV.332-334」
アルフレード・ベルナルディーニ(指揮) アンサンブル・ゼフィロ
「王宮の花火の音楽」は、ヘンデルは弦楽器付オーケストラでの作曲を要望し
たが、ジョージ2世は壮大な音楽を作曲すべきと主張し、管楽器と打楽器のみの
大編成での改編を要望した。ヘンデルは、オーボエ24、ファゴット12、コント
ラ・ファゴット1、トランペット9、ホルン9、ティンパニ3での編成指定で作曲
した(自筆譜からは弦楽器パートが削除された)。この曲のリハーサルにはロン
ドン中から人々が集まり、3時間以上にわたって交通麻痺が起きた。初演は100
人以上の演奏者によって行われたが、途中花火で火災が発生したため、聴衆は
音楽どころではなかったらしい。その後ヘンデルは、彼が本来望んだ弦楽器付
の小編成オーケストラ版に戻し、孤児院、病院、彼の関係を持っていた団体の
ために多くの野外コンサート(病院や修道院の中庭など)を行った。またこうし
たコンサートでは、オラトリオやカンタータ、歌劇のアリアや合唱などから編
曲された「二重合奏体のための協奏曲」も演奏されたようで、カップリングと
して収録されました。また、実際ヘンデルが野外で演奏するために想定して作
曲したと編成によって、野外で録音を行ったものです。
ヘンデルのオペラの修行は、イタリアでした。ヘンデルの音楽の元にあるのは、
イタリア様式にあります。また、歌劇のカストラート歌手を探すために何回も
イタリアへ渡って連れて来ています。つまりイタリア奏法とは切っても切れな
い関係となります。ヘンデルのオペラには、驚異的なテンポとコロラトゥーラ
が必要です。これらを管楽器(特にオーボエとホルン)パートに置き換えた「二
重合奏体のための協奏曲」は、もちろん驚異的なテクニックが必要で、古楽器
では以前ピノックとガーディナーが一部を録音してましたが、このイタリア・
スーパー管楽器軍団の自由な発想、強弱をはげしく付けたスパークリング感覚
的な演奏は、楽しさ100%です。
【録音】 2006年8月 Chiostro del Collegio dei Gesuiti, Catania

88697367922 \1680
ファッシュ父子の協奏曲集
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ:
「クラリーノ・トランペット、2つのオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音
のための序曲 ニ長調」
「オーボエ協奏曲 ト短調」
「ファゴットと2つのオーボエのための協奏曲 ハ短調」
「トランペット、2つのオーボエ、ファゴットのための協奏曲 ニ長調」
カール・フリードリヒ・クリスティアン・ファッシュ:
「クラリーノ・トランペット、ヴァイオリン、オーボエ・ダ・モーレと通奏低
音のための協奏曲 ホ長調」
アルフレード・ベルナルディーニ(指揮) 
アンサンブル・ゼフィロ
鬼才ベルナルディーニが率いる18世紀管楽の専門集団ゼフィロの独壇場! 後期
バロックの壮麗な作風から古典派への架け橋となるマンハイム楽派の先駆者で
あるファッシュ父子の管楽のための協奏曲集! ファッシュは、特に器楽作曲
家として当時から有名で、彼らの曲はバッハにも愛されたという。ここに収録
された作品は、後期バロックの壮麗なスタイルを示す傑作で、様々な管楽器ソ
ロがそれぞれの音色の美しさを示しつつ、調和のとれた世界を生み出していま
す。バロック・トランペットを吹くガブリエーレ・カッソーネの、遊び心と勢
いは絶品です。
【録音】 2005年4月ロデンゴ=サイアーノ、サン・サルヴァトーレ教会
【アンサンブル・ゼフィロ】…ギリシア神話に登場するゼルフィスは優しい西
風の神(イタリア語でゼフィロ)。1989年、ヨーロッパ屈指のオーボエ奏者のア
ルフレード・ベルナルディーニとパオロ・グラッツィ、ファゴット奏者のアル
ベルト・グラッツィがピリオド楽器オーケストラの卓越したプレイヤーに声を
かけて設立されました。18世紀音楽の、特に管楽器のレパーリーを中心とした
アンサンブルとして活躍を続けています。創立以来、ゼフィロはヨーロッパの
主要な音楽祭をはじめ各国で演奏を続け、聴衆からもマスコミからも高評を得
ており、またゼレンカのソナタ全曲、モーツァルトの管楽作品全集、ヴィヴァ
ルディの管の協奏曲集(いずれもアストレ・レーベル)のレコーディングでグラ
ン・プリ・デュ・ディスク(ディアパゾン)など数々の国際的な賞を受賞し、ピ
リオド管楽アンサンブルの世界のトップと評価されています。2005年1月に初
来日し、モーツァルトの13管楽器のためのセレナード「グラン・パルティータ」
の驚異的な演奏で熱狂的な賞賛を得ました。




<OEHMS CLASSICS>
※OEHMS CLASSICS レーベルは、現地価格や為替レートの関係などで、これま
でのミッドプライス価格帯からフルプライス価格に変更となります。旧譜も
すべて価格変更となりますので、ご了承下さい。

OC708 \1680
シューマン:交響曲第2番&第3番「ライン」
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮) 
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・
ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
このディスクはベートーヴェンの交響曲全集を完結後、スクロヴァチェフスキ
自身の以前からの要望で取り上げたプロジェクトで、シューマンの交響曲全集
の第2弾、読売日本交響楽団とのコンサートで取り上げる第2番、と第3番「ライ
ン」。84歳とは思えないエネルギッシュで若々しい生命力と熱い表現意欲溢れ
る名演が感動を呼び覚ます!
前作の交響曲第1番「春」と第4番()のディスクはレコード芸術特選盤。宇野功
芳氏評「4番の濃密なひびきと激しい気迫も聴きものだが、ぼくは1番もしびれ
た。音質の良さを加味すれば、往年のフルトヴェングラーやクレンペラーの名
演を凌ぐだろう。第1楽章冒頭の有機的・内容的な立派さもさることながら、
主部のテンポは今までの誰よりも速く、リズムはきびきびと弾み、まことに
若々しい。春のエネルギーや生気が飛び出してくる。凄い演奏だと思う」
(Monthly Orchestra, 2008 April「いいたい“芳”題」より)
【演奏時間】 
第2番;12:13 6:58 10:55 8:18
第3番; 9:24 6:34 5:23 6:13 5:14
【録音】:2007年11月19日-23日、ザールブリュッケン、ザールラント放送大
ホール

OC712 \1680
ミュージック・アット・ナイト
-スクロヴァチェフスキ・コンダクツ・スクロヴァチェフスキ
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ作曲:
『ミュージック・アット・ナイト(1949/1977年改訂版)』 
『シンフォニー(2003)』
『フルートとオーケストラのためのファンタジー(2007)』
 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮) 
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー
管弦楽団
スクロヴァチェフスキは4歳でピアノの練習を始めたが、7歳の時に早くも最初
の作品「序曲」をモーツァルトと同じ2管編成・古典派スタイルで作曲。ピアニ
ストを目指していたが、第2次世界大戦中のドイツ爆撃で手を負傷し、1947年
からパリで名教師ナディア・ブーランジェに師事し始めてから本格的に作曲を
行うようになる。その後指揮活動の傍ら、作曲も意欲的に行い、協奏的作品も
含むオーケストラ曲15曲、室内楽曲4曲を作曲している。その中でも「管弦楽の
ための協奏曲」はNHK交響楽団、読売日本交響楽団に客演した際に自ら指揮し、
聴衆に大きな感銘を残している。
このディスクは、そのスクロヴァチェフスキの作品ばかりを自作自演したもの
で、昨年読売日本交響楽団と日本初演した初期の傑作「ミュージック・アット
・ナイト」(1977年改訂版)をはじめとした管弦楽曲を中心とした作品集。スク
ロヴァチェフスキが卓越した指揮者であるばかりでなく、素晴らしい作曲家で
あることを認識させられる1枚。
【録音】 2005年10月29-30日(Music at night)、
2008年6月14日(Fantasie for flute and orchestra)  
以上、ザールブリュッケン・コングレスホール
2006年1月14-14日(Symphonie)   
ザールブリュッケン、ザールラント放送大ホール

OC632(SACD-Hybrid) \1780
ムソルグスキー:「展覧会の絵」(H・アルブレヒト:オルガン編曲版)
ラフマニノフ:交響詩「死の島」(アレックス・ラングマン:オルガン編曲版)
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカからの
3つの舞曲」(H・アルブレヒト:オルガン編曲版)
ハンスイェルク・アルブレヒト(編曲&org)
毎回大好評の、ハンスイェルク・アルブレヒトのオルガン編曲版SACD第3弾!
「ワーグナー:指輪(OC612)」「バッハ:ゴルトベルク(OC625)」の独自な編曲で
楽しませてくれたハンスイェルク・アルブレヒト。今回は「展覧会の絵」に挑
戦です。すでにこの曲のオルガン版は、様々なオルガニストによって演奏録音
されてきていますが、SACDで初めての盤でしょうか。今回のカップリングでは、
アレックス・ラングマンによるオルガン編曲版の「死の島」が追加されていま
す。この教会にある大小の2つのロマンティック様式に改修されたオルガンは、
最近更に電子的な改造が施され、同時に2台を鳴らすことができるようになっ
たという画期的なもの。ここで聴ける3つの作品も、「えっ?こんなのあり?」
と耳を疑うこと間違いなし。メインの「展覧会の絵」はもちろんのこと、「ペ
トルーシュカ」に至っては、まるで別の作品?オルガンだけに、原曲の持つリ
ズミカルさは若干不足気味ではありますが、ここまで重厚な音の響きに彩られ
てしまえば、もう何もいうことはないでしょう。もう一つの「死の島」での不
気味な音の連続も、ぞくぞくするような快感をもたらしてくれることでしょう。
【録音】 2008年4月21-27日、 キール、聖ニコライ教会、ドイツ

OC825 \1780
ドイツのクリスマス-ジンガー・プーア
[01] In dulci jubilo  [02] Christnacht  [03] Adventsruf  
[04] Maria durch ein’ Dornwald ging
[05] Es ist ein Ros entsprungen  [06] Kommet, ihr Hirten
 [07] Der Heiland ist geboren
[08] Schlaf wohl, du Himmelsknabe du  [09] Es wird scho glei dumpa  
[10] Ein Kindlein in der Wiegen
[11] Schlaf, mein Kindlein  [12] Vom Himmel hoch, ihr Englein kommt  
[13] Still, still, still  [14] O Jesulein zart  
[15] Ich lag in tiefer Todesnacht  [16] Lieb Nachtigall, wach auf   
[17] Drei Schiffe sah ich segeln  
[18] Wisst ihr noch, wie es geschehen?  
[19] Stille Nacht, heilige Nacht
[20] Es wird scho glei dumpa (Dreigesang)
ピュアな声で私たちの心を清らかにさせてくれる、ドイツのスーパー声楽グル
ープ「ジンガー・プーア」の最新アルバム。 今回は、ドイツ人の奥底に埋も
れている、賛美歌や民謡のクリスマスの音楽をよみがえさせてくれます。この
アルバムには、日本人にとってなじみ深い曲はほとんどありません。しいて言
うなら第19曲「きよしこの夜」くらい。(かなり現代風な味付けがされていま
す)それなのに、全編に渡って感じられるクリスマスらしい、くつろいだ雰囲
気がすばらしいのです。彼らが本当に楽しんで、また自分たちのルーツとして、
これらの歌を歌っているのが伝わってくるのです。静かな曲は静かに、そして
楽しい曲は活発に。どんな時でも歌をくちずさむ…そんな彼らの心からのメッ
セージをお楽しみください。
【録音】 
2008年1月19-23日 フォラルルベルク、聖ゲロルト教会、オーストリア




<RCA RED SEAL>
88697316192 10枚組 \5400
ルービンシュタイン・オリジナル・ジャケット・コレクション
(ショパン・ソロ・レコーディングズ)
Disc 1 & 2: 「夜想曲集」
(Op.9-1-3, Op.15-1-3, Op.27-1-2, Op.32-1-2, Op.37-1-2, Op.48-1-2,
Op.55-1-2, Op.62-1-2, Op.72-1) 
【録音】1965年8月30-9月2日、1967年2月21日
Disc 3 & 4: 「マズスカ集」
(Op.6-1-4, Op.7-1-5, Op.17-1-4, Op,24-1-4, Op.30-1-4, Op.33-1-4,
Op.41-1-4, Op.50-1-3, Op.56-1-3, Op.59-1-3, Op.63-1-3, Op.67-1-4,
Op.68-1-4, 第51番「エミール・ガイヤール」, 第51番「ノートル・タン」) 
【録音】1965年12月27-30日、1966年1月3日
Disc 5: 「バラード集」(Op.23, 38, 47, 52)
【録音】 1959年4月28-29日
「スケルツォ集」(Op,20, 31, 39, 54) 【録音】 1959年3月25-26日
Disc 6: 「ポロネーズ集」(Op.26-1-2, Op40-1-2, Op.44, Op.53, Op.61)
【録音】 1964年3月4-6&12日
Disc 7: 「ピアノ・ソナタ第2番Op.35」
【録音】 1961年1月9-11日
「ピアノ・ソナタ第3番Op.58」 
【録音】 1959年5月1日&1961年1月5日
「幻想曲 Op.49」 
【録音】 1962年11月27日
Disc 8: 「ワルツ集」
(Op.18, Op.34-1-3, Op.42, Op.64-1-3, Op.69-1-2, Op.70-1-3, 第14番)
【録音】 1963年1月25日
Disc 9: 「即興曲集」(Op29,36,51,66)
【録音】 1964年3月23-25日
「舟歌 Op.60」 「3つの新しいエチュードOp.Posth 第1-3番」「ボレロ Op.19」
「子守歌 Op.57」
【録音】 1962年11月26-28日
「タランテラ Op.43」 
【録音】 1965年9月2日
「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22」
【録音】 1964年3月23日
Disc 10: 「24の前奏曲 Op.28」
【録音】 1946年6月10, 11, 20日(モノラル録音)
「ピアノ・ソナタ 第2番Op.35」
【録音】 1946年3月11, 18, 29日(モノラル録音)
「子守歌 Op.57」
【録音】 1946年6月20日(モノラル録音)
「舟歌 Op.60」 
【録音】 1946年8月28日(モノラル録音)
現在も大好評の永遠の名盤「ルービンシュタイン:ショパン・コレクション
(GD60822)」 の中から、ソロ演奏作品の10枚分が、オリジナル・ジャケット・
コレクションとして限定発売されます。BOXの仕様等は、「ハイフェッツ・オ
リジナル・ジャケット・コレクション(88697217422)」と同様となります。な
お、【Disc 5】 のみSACDで再発された【82876613962】のDSDリマスターテー
プを使用。他のDisc は、1999年に発売された【ルービンシュタイン大全集】
のためのリマスターテープ(オリジナル・マスター・テープからUV22スーパー
・コーディング・CELLOシステムによる20ビット・リマスタリング)を元にして、
24bit/96k による比較的軽めなリマスター処理を行っています。
初回生産限定盤となります。
それぞれのディスクのジャケットは、LP発売当時のジャケット・デザインをそ
のまま使用されているため、トラック表示が異なる場合がございます。なお実
際のCDに収録されているトラック曲は、別冊のブックレットに記載されますの
で、そちらをご確認下さい。またブックレットの最終ページには、以下のよう
に記載されております。「Original LP sleeve designs have been adapted
to present the CDs in this Original Jacket Collection. In many
instances, the CDs include tracks that have been added to the original
content of the LPs. The type on the covers has been altered to reflect
the expanded repertoire, while the reverse sides of the sleeves retain
the notes original to the LP. In some cases, the spelling of
transliterations may change.」
今回のBOXに収録されておりません「ショパン:ピアノ協奏曲」につきましては、
DSDリマスターによるハイブリッドSACD盤【82876679022】がございますので、
こちらもご利用下さい。
「ルービンシュタインのショパン:練習曲集」についての問い合わせを頻繁に
いただいておりますが、ルービンシュタインは、練習曲集の録音をしておりま
せん。コンサートでは数曲の演奏を行っていましたが、後にRCAのプロデュー
サーの故ジャック・ファイファー氏は、「練習曲全曲は、ルービンシュタイン
自身が納得のいく表現演奏は不可能ということで、録音を断念した。」と語っ
ていました。

88697316232 10枚組 \5400
ホロヴィッツ・・オリジナル・ジャケット・コレクション
(RCAレコーディング編)
Disc 1: ホロヴィッツ&トスカニーニのブラームス:ピアノ協奏曲
ブラームス:「ピアノ協奏曲第2番Op.83」
トスカニーニ(指揮) NBC交響楽団  
【録音】 1940年5月9日 カーネギー・ホール
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番op.23
トスカニーニ(指揮) NBC交響楽団  
【録音】 1941年5月6&14日 カーネギー・ホール
Disc 2: ホロヴィッツ・アンコール
ホロヴィッツ:「ビゼーのカルメンの主題による変奏曲」 
【録音】 1947年12月22日
サン=サーンス(リスト編):「死の舞踏」 
【録音】 1942年9月10日
モーツァルト:「トルコ行進曲」  
【録音】 1946年10月25日
メンデルスゾーン(リスト編):「結婚行進曲と変奏曲」 
【録音】 1946年11月22日
メンデルスゾーン:無言歌「エレジー」Op.85-4
【録音】 1946年10月29日
メンデルスゾーン:無言歌「春の歌」Op.62-6
【録音】 1946年10月29日
メンデルスゾーン:無言歌「羊飼いの訴えOp.67-5」
【録音】 1946年10月29日
ドビュッシー:「人形へのセレナード(子供の領分より)」 
【録音】 1947年5月16日
モシュコフスキ:「練習曲 Op.72-11 & 6」
【録音】 1950年10月10日
モシュコフスキ:「火花 Op.36-6」
【録音】 1951年4月23日 カーネギー・ホール
ショパン:「英雄ポロネーズ Op.53」
【録音】 1945年10月6日
シューマン:「トロイメライ」
【録音】 1950年5月10&17日
メンデルスゾーン:「スケルツォ・ア・カプリッチョ」 
【録音】 1980年5月
リスト:「ラコッツィ行進曲」  
【録音】 1950年5月17日
リスト:「忘れられたワルツ第1番」 
【録音】 1951年4月28日
ラフマニノフ:「前奏曲ト短調 Op.23-5」
【録音】 1981年11月1日 メトロポリタン歌劇場
スーザ(ホロヴィッツ編):「星条旗よ永遠なれ」 
【録音】 1951年4月23日 カーネギー・ホール
Disc 3: ホロヴィッツ・オン・ツアー(プレイズ・ショパン Vol,1)
ショパン:「ポロネーズ第7番Op.61」「バラード第1番Op.23」「舟歌Op.60」
【録音】 1982年5月22日 ロイヤル・フェスティバル・ホール
「練習曲第19番Op.25-7」「練習曲第5番Op.10-5」
【録音】 1979-1982年
「バラード第4番Op.52」「ワルツ第9番Op.69-1」 
【録音】 1981年11月1日 メトロポリタン歌劇場
「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp.22」 
【録音】 1945年10月6日 ニューヨーク
Disc 4: ホロヴィッツ・プレイズ・ショパン(プレイズ・ショパン Vol,2)
ショパン:「ピアノ・ソナタ 第2番Op.35
【録音】 1950年5月13日
「夜想曲第2番Op.9-2」
【録音】 1957年5月14日
「夜想曲第15番Op.55-1」 
【録音】 1951年4月28日
「即興曲第1番Op.29」 
【録音】 1951年10月11日
「練習曲第3番Op.10-3」 
【録音】 1951年4月29日
「練習曲第4番Op.10-4」 
【録音】 1952年1月5日
「バラード第1番Op.23」
【録音】 1947年5月19日
「マズルカ第21番Op.30-4」
【録音】 1949年12月28日 ニューヨーク・タウンホール
「スケルツォ第1番Op.20」
【録音】 1951年4月29日
Disc 5: ホロヴィッツ・プレイズ・クレメンティ
クレメンティ:「ソナタ ハ長調 Op.33-3」
【録音】 1979-1980年
「ソナタ ト短調Op.34-2」「ソナタ ヘ短調Op14-3」
「ソナタ 嬰ヘ短調Op.26-2」「ソナタ 変ロ長調Op.47-2よりロンド」
【録音】 1950&1954年 
Disc 6: ホロヴィッツ・プレイズ・プロコフィエフ
プロコフィエフ:「ピアノ・ソナタ第7番Op.83」 
【録音】 1945年6月22日&10月6日
バーバー:「ピアノ・ソナタ Op.26」 
【録音】 1950年5月15日
カバレフスキ:「ピアノ・ソナタ第3番Op.46」
【録音】 1947年12月22日
プロコフィエフ:「トッカータOp.11」
【録音】 1947年11月21日 ニューヨーク・タウンホール
フォーレ:「夜想曲第13番Op.119」 
【録音】 1976年
プーランク:「プレスト 変ロ長調」
【録音】 1947年5月16日
Disc 7: ホロヴィッツ・プレイズ・シューマン
シューマン:「ピアノ・ソナタ第3番 Op.14」 
【録音】 1976年5月
「フモレスケ Op.20」
【録音】 1979年4月
「3つの幻想的小曲 Op.111」 
【録音】 1980年5月
「夜想曲第3&4番 Op.23-3&4」  
【録音】 1980年5月
Disc 8: ホロヴィッツ・プレイズ・スクリャービン
スクリャービン:「ピアノ・ソナタ第5番 Op.53」 
【録音】 1976年2月
「前奏曲集より Op.11-1,10, 9, 3, 16, 13, 14,
Op.15-2, Op.16-1, Op13-6, Op.16-4, Op.27-1, Op.51-2, Op.48-3,
Op.67-1, Op.59-2」
【録音】 1956年5月 ニューヨーク
「ピアノ・ソナタ第3番 Op.23」 
【録音】 1956年5月 ニューヨーク
「練習曲集より Op.8-7, Op.42-5, 」  
【録音】 1953年2月25日 カーネギー・ホール
「練習曲集より Op.8-12」  
【録音】 1982年5月22日 ロイヤル・フェスティバルホール
Disc 9: ホロヴィッツ・ゴールデン・ジュビリー・コンサート
ラフマニノフ:「ピアノ協奏曲第3番」
ユージン・オーマンディ(指揮) ニューヨーク・フィル 
【録音】 1978年1月8日 カーネギー・ホール
ラフマニノフ:「ピアノ・ソナタ第2番Op.36」
【録音】 1980年4月13日&5月2・4・11日 ボストン、シンフォニー・ホール
およびニューヨーク・エイヴリー・フィッシャー・ホール 
Disc 10: ホロヴィッツ・イン・リサイタル
シューマン:「子供の情景Op.15」(全曲) 
【録音】 1950年5月10&17日
リスト:「忘れられたワルツ第1番」 
【録音】 1930年2月25日
リスト:「ハンガリー狂詩曲第6番」 
【録音】 1947年5月16&19日
ドビュッシー:「人形へのセレナード(子供の領分より)」 
【録音】 1953年2月25日カーネギー・ホール
フォーレ:「即興曲第5番Op.102」 
【録音】 1977年9月9日 
メンデルスゾーン:「無言歌第25番Op.62-1」
【録音】 1946年10月29日
シューマン:「ピアノ・ソナタ第3番より第3楽章」
【録音】 1951年5月5日 カーネギー・ホール
ブラームス:「ワルツ第15番Op.39-15」
【録音】 1950年10月10日
ショパン:「舟歌 Op.60」
【録音】 1957年2月23日
リスト:「パガニーニによる大練習曲第2番 
【録音】 1930年3月4日
ショパン:「夜想曲第5番Op.15-2」 
【録音】 1947年5月19日
ショパン:「マズルカ第17番Op.24-4」 
【録音】 1951年3月5日 カーネギー・ホール
ショパン:「マズルカ第21番Op.30-4」
【録音】 1928年3月26日
ショパン:「スケルツォ第3番 Op.39」 
【録音】 1957年1月15日
RCA輸入盤では、一部の録音以外初期CD盤以降ほとんど再発売されていません
でしたが、待望の「オリジナル・ジャケット・コレクション」として発売され
ます。BOXの仕様等は、「ハイフェッツ・オリジナル・ジャケット・コレクショ
ン(88697217422)」と同様となります。全て24bit/96k による比較的軽めなリ
マスター処理を行っています。初回生産限定盤となります。
それぞれのディスクのジャケットは、収録曲の主なタイトルのLP発売当時の
ジャケット・デザインをそのまま使用されているため、実際のCD収録曲および
トラック表示が異なる場合がございます。なお、実際のCDに収録されているト
ラック曲は、別冊のブックレットに記載されますので、そちらをご確認下さい。

CDS-2174432 2枚組 \3000
バッハ:フルート・ソナタ集
CD1
ソナタ ホ短調BWV1034*
ソナタ ホ長調BWV1035*
ソナタ ロ短調BWV1030
ソナタ イ長調BWV1032
CD2
ソナタ ハ長調BWV1033*
ソナタ 変ホ長調BWV1031
ソナタ ト短調BWV1020
トリオ・ソナタ ト長調BWV1039+*
エマニュエル・パユ(フルート)
トレヴァー・ピノック(ハープシコード)
*ジョナサン・マンソン(チェロ・コンティヌオ)
+シルヴィア・カレッドゥ(フルート)
パユの最新録音、フルートのための傑作,バッハのソナタ集を遂に発表!
現代最高の、人気フルーティストとしてその動向が注目されるパユのヴィヴァ
ルディ、ニールセン、新作委嘱作に続く最新録音。フルートの傑作として多く
のファンが待ったバッハ作品を遂に発売。ピノックとのコンビも大いに話題で
す。ブリリアント 12Pブックレット

CDC-5002352 \1980
カール・ジェンキンズ:QUIRK
Quirk
ニール・パーシー(パーカッション)、ジョン・アリー(キーボード)、
ガレス・デイヴィース(フルート)
Over the Stone
カトリン・フィンチ(ハープ)
ラ・フォリオ
ニール・パーシー(パーカッション)
Sarikiz
マラート・ビセンガリエフ(ヴァイオリン)
以上 ロンドン交響楽団
カール・ジェンキンズ(作曲、指揮)
ジェンキンズの協奏曲的作品4曲、それぞれカザフ、インド、ラテン・アメリ
カの文化への接近が試みられた意欲作Quirkは2005年の100年記念にちなむロン
ドンSOからの委嘱作。全体で20分程の3つのコンチェルタンテでロンドンSOの
主席たちがソリストをつとめた録音。
ラ・フォリオ(葉)はジェンキンズのバロック音楽とパーカッションへの関心が
結合され、イヴリン・グレニーが初演。コレッリの作品をマリンバと弦楽合奏
のための15分の作品にアレンジしたもの。Over the Stone(2002)はチャールズ
皇太子の委嘱により王室付きハーピストのカトリン・フィンチのために作曲さ
れた2つのハープのための協奏曲で本録音ではフィンチが2つのハープのパート
を演奏しています。Sarikiz(2008)はカザフの慈善家、サパル・イスカコフの
委嘱により彼の先祖の作曲家の想い出のためにビセンガリエフが演奏するヴァ
イオリン協奏曲。
ジュエル 12Pブックレット

CZS-2174482 2枚組 \1980
CLASSICAL 2009
CD1
2.ナイジェル・ケネディ/ヴィヴァルディ:春-第1楽章
3.プラシド・ドミンゴ/ブロドスキー:ビー・マイ・ラヴ
4.マイリーン・クラース/モリコーネ:悲しみのアリス
5.ブリン・ターフェル/ベートーヴェン:喜びの歌-交響曲第9番「合唱付き」
6.マリア・カラス/プッチーニ:ある晴れた日に-「蝶々夫人」
7.ガブリエラ・モンテーロ/バッハ:
イタリア協奏曲-第3楽章(インプロヴィゼーション)
8.ルチアーノ・パヴァロッティ/マスカーニ:
ベッペも恋をしたのか-「友人フリッツ」
9.ケイト・ロイヤル/オルフ:In trutina-「カルミナ・ブラーナ」
10.リベラ/サン=サーンス-プライズマン編:
グローリア(「オルガン」交響曲より)
11.ナタリー・クライン/エルガー:朝の歌
12.イングリッド・フリッター/ショパン:ワルツ嬰ハ短調Op.64-2
13.キリ・テ・カナワ/ポール・マッカートニー:
The world you're coming into-「リヴァプール・オラトリオ」
14.カール・ジェンキンズ/ジェンキンズ:
Virgo biginum-「スターバト・マーテル」
15.キングズ・シンガーズ/トラッド:スカボロー・フェア
16.ネルソン・ゲルナー/ジョン・ロード:
Boom of the Tingling Syrings-第2楽章
17.アルフィ・ボー、ナターシャ・マーシュ/ヴェルディ:乾杯の歌-「椿姫」
18.ナタリー・デセイ/おお花よ、お前に会えるとは思わなかった-「夢遊病の女」
19.ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団/パーセル:Thou knowest, Lord
-「メアリー女王の葬送音楽」
20.サイモン・ラトル/ムソルグスキー:キエフの大門-「展覧会の絵」
CD2
1.ナターシャ・マーシュ/モーツァルト:復しゅうの心は地獄のように
2.プラシド・ドミンゴ/プッチーニ:星は光りぬ-「トスカ」
3.アリソン・バルサム/フンメル:
トランペット協奏曲変ホ長調-第3楽章:ロンド
4.ロランド・ビリャソン/グノー:
愛の神か・・・昇れ太陽よ-「ロメオとジュリエット」
5.サラ・ブライトマン、フェルナンド・リマ/リールス:情熱
6.フィリップ・ジャルスキー/ヘンデル:
Qui ti sfido, o mostro infame!-「クレタのアリアンナ」
7.スーフェイ・ヤン/トラッド:愛のロマンス
8.ロベルト・アラーニャ、アンジェラ・ゲオルギュー/バーンスタイン:
トゥナイト-「ウェスト・サイド・ストーリー」
9.ナイジェル・ケネディ/ショパン:夜想曲Op.9-2(デブスキ編)
10.マイケル・ボール/ジュリアン・ロイド・ウエッバー:Unexpected Song
11.アルフィ・ボー/ハワード・グッドール:
アニュス・デイ-「エターナル・ライト:レクイエム」
12.サラ・チャン/ブラームス:ハンガリア舞曲第1番ト短調
13.デイヴィッド・ダニエルズ/バッハ:羊は安らかに草をはみ
14.レイフ・オヴェ・アンスネス/ドビュッシー:月の光り
15.シロス修道院僧/グレゴリアン・チャント:Veni creator spiritus
16.ヘルベルト・フォン・カラヤン/J.シュトラウスII:美しく青きドナウ(抜粋)
17.ポール・ロブソン/カーン:オール・マン・リヴァー-「ショウ・ボート」
18.ジャクリーヌ・デュ・プレ/サン=サーンス:白鳥-「動物の謝肉祭」
19.アンドレス・セゴビア/アルベニス:スペイン組曲-第3曲:セビーリャ
20.ホセ・カレラス/プッチーニ:誰も寝てはならぬ-「トゥーランドット」
昨年に続いてスーパースターからレジェンドの大アーティストまでをそろえた
クラシック名曲40曲、約2時間半を収録した豪華なコンピレーション
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット
*(国内盤はトラックリストを変更して発売予定)


●GEMINI 各2枚組 ※価格決定 \1250
CZS-2176172 2枚組
バッハ:ブランデンブルグ協奏曲他
CD1
ブランデンブルグ協奏曲第1番ヘ長調BWV1046
ブランデンブルグ協奏曲第2番ヘ長調BWV1047
ブランデンブルグ協奏曲第3番ト長調BWV1048
ブランデンブルグ協奏曲第4番ト長調BWV1049
CD2
ブランデンブルグ協奏曲第5番ニ長調BWV1050
ブランデンブルグ協奏曲第6番変ロ長調BWV1051
協奏曲(2つのヴァイオリンと弦楽合奏のための)ニ短調BWV1043
w/クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)
ヴァイオリン協奏曲ホ長調BWV1042
以上 ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン、指揮)
バース・フェスティヴァル管弦楽団 
バッハ演奏の権威的存在としても活躍したメニューインの決定盤 1958-1959年
録音

CZS-2176252 2枚組
バッハ:クリスマス・オラトリオBWV248
エリー・アメリング(ソプラノ)
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
ロバート・ティアー(テナー)
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
アカデミー室内管弦楽団、フィリップ・レッジャー指揮
バッハ演奏に定評高いソリスト達とキングズ・カレッジの顔合わせ 
1976年録音

CZS-2176352 2枚組
ベートーヴェン:
CD1
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
CD2
交響曲第2番ニ長調Op.36
交響曲第8番ヘ長調Op.93
以上 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮

CZS-2176302 2枚組
ベートーヴェン:フィデリオ
レオノーラ/アンジェラ・デノケ(ソプラノ)
フロレスタン/ジョン・ヴィラーズ(テナー)
ドン・ピッツァロ/アラン・ヘルド(バリトン)
ロッコ/ラスロ・ポルガル(バス)
マルツェリーネ/ユリアネ・バンゼ(ソプラノ)
ヤキーノ/ライナー・トロスト(テナー) 他
アルノルト・シェーンベルク合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、サイモン・ラトル指揮
ラトルは2001年にグラインドボーンで新プロダクションを指揮、その後2003年
4月にベルリンでのライヴを収録したのが本アルバムです。

CZS-2176402 2枚組
ベルリオーズ:
CD1&CD2-1
劇的交響曲「ロメオとジュリエット」Op.17
ジェシー・ノーマン(ソプラノ)
ジョン・アラー(テナー)
サイモン・エステス(バス)
ウェストミンスター合唱団
フィラデルフィア管弦楽団、リッカルド・ムーティ指揮
CD2-2
夏の夜Op.7
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、ジョン・バルビローリ指揮

CZS-2176502 2枚組
コルンゴルト:交響曲嬰ヘ長調他
CD1
交響曲嬰ヘ長調Op.40
フィラデルフィア管弦楽団、フランツ・ウェルザー=メスト指揮
ヴァイオリン協奏曲Op.35
ウルフ・ヘルシャー(ヴァイオリン)
シュトゥットガルト・ラジオ交響楽団、ヴィリー・マッテス指揮
CD2
組曲「空騒ぎ」Op.11
主題と変奏Op.42
以上 シュトゥットガルト・ラジオSO、マッテス指揮
ピアノ三重奏曲ニ長調Op.1
グレン・ディクテロフ(ヴァイオリン)
アラン・ステパンスキー(チェロ)
イスラエル・マーガリット(ピアノ)
歌劇「死の都」Op.12より
私に残された幸せは(マリエッタの歌)
キリ・テ・カナワ(ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団、ユリウス・ルーデル指揮
私のあこがれは
トマス・ハンプソン(バリトン)
ミュンヘン放送管弦楽団、ファビオ・ルイジ指揮

CZS-2176452 2枚組
ヘンデル:メサイア
キャスリン・バトル(ソプラノ)
フローレンス・クイヴァー(メゾ・ソプラノ)
ジョン・アラー(テナー)
サムエル・ラメイ(バス)
トロント・メンデルスゾーン合唱団
トロント交響楽団、アンドルー・デイヴィス指揮

CZS-2176552 2枚組
パレストリーナ:ミサ曲集
CD1
ミサ「アヴェ・マリア」(6声)
ミサ「今日キリストは生まれたもう」(8声)
モテット「ラッパを響かせよ」(5声)
CD2
モテット「アヴェ・マリア」
モテット「Tui sunt caeli」
モテット「神をたたえよ」
モテット「おお大いなる奇跡」
以上 フィリップ・レッジャー指揮
ミサ「教皇マルチェルスのミサ」(6声)
ミサ・ブレヴィス

CZS-2176692 2枚組
ペンデレツキ:
CD1
交響曲第2番「クリスマス交響曲」 
テ・デウム w/クラコフ・ポーランド・ラジオ合唱団
以上 ポーランド・ラジオ国立交響楽団、クシシトフ・ペンデレツキ指揮
CD2
ラクリモサ
ヤドヴィガ・ガドゥランカ(ソプラノ)、ポーランド・ラジオCho
ペンデレツキ指揮
マニフィカト w/ポーランド・ラジオCho、クラコフ・フィルハーモニア合唱団
カノン
以上 ポーランド・ラジオ国立SO、ペンデレツキ指揮

CZS-2176742 2枚組
シベリウス:
クレルヴォ交響曲Op.7
w/ライリ・コスティア(ソプラノ)、ウスコ・ヴィータネン(バス・バリトン)
ヘルシンキ大学男声合唱団
交響詩「フィンランディア」Op.26
交響詩「大洋の女神」Op.73
交響詩「タピオラ」Op.112
組曲「歴史的情景」第1番Op.25
「カレリア」組曲Op.11より
第1曲:間奏曲
第3曲:行進曲風に
2つのセレナード(ヴァイオリンと管弦楽のための)Op.69a,b
w/イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
以上 ボーンマス交響楽団、パーヴォ・ベルグルンド指揮



●GREAT RECORDINGS OF THE CENTURY
EMIクラシックスの中核カタログ・シリーズの新発売10点をご案内します。
最新リマスター音源使用、歌詞テキスト付です。本シリーズはUS盤のご案内で
す。なお、本シリーズ、エンジェル盤は現在USでのみ製造されており、本シリ
ーズの旧譜アイテムに関しても順次US盤の出荷に差し替わっておりますので
ご了解下さい。

★8月25日までのご注文特価:1枚当たり\1280(セット物はx枚数)

CDM-2129692 \1450
エンリコ・カルーソ1902-04
フランケッティ:「ジェルマニア」-学生諸君、聞きたまえ
ヴェルディ:「リゴレット」-あれかこれか
「アイーダ」-清きアイーダ
マスネ:「マノン」-消え去れ、優しい面影よ
ドニゼッティ:「愛の妙薬」-人知れぬ涙
ボーイト:「メフィストーフェレ」-世の果てに近づいた
フランケッティ:「ジェルマニア」-Ah, vieni qui…
ボーイト:「メフィストーフェレ」-野から牧場から
プッチーニ:「トスカ」-星は光りぬ
マスカーニ:「イリス」-窓を開けよ
ジョルダーノ:「フェドーラ」-愛さずにはいられないこの思い
以上1902年4月11日、ミラノ、グランド・ホテルにて録音
ポンキエッリ:「ジョコンダ」-空と海
レオンカヴァッロ:「道化師」-衣装をつけろ
マスカーニ:
「カヴァレリア・ルスティカーナ」-シチリアーナ:おお、ローラよ
デンツァ:Non t'amo piu
トスティ:わたしの歌  以上1902年11月30日、ミラノ録音
チレア:「アドリアナ・ルクヴルール」-No, piu nobile*
ツァルド:Luna fedel  以上1902年12月、ミラノ録音
トリマルキ:Un bacio ancora  1903年4月、ミラノ録音
ビゼー:「真珠とり」-耳に残るは君の歌声
レオンカヴァッロ:マッティナータ+  以上1904年4月、ミラノ録音
マイアベーア:「ユグノー教徒」-Qui sotto il ciel
ピニ=コルシ:Tu non mi vuoi piu bene  1903年10月、ミラノ録音
エンリコ・カルーソ(テナー)
サルヴァトーレ:コットーネ、*フランチェスコ・チレア、
+ルッジェロ・レオンカヴァッロ(ピアノ)
1902年4月ミラノのグランド・ホテルで収録された伝説的録音を中心にに伝説の
名テナー、カルーソの録音をSP音源より新たにリマスター。作曲者自らが伴奏
した2曲も貴重な記録です。Diapason d'Or受賞

CMS-2129702 3枚組 \4350
バッハ:ブランデンブルグ協奏曲、管弦楽組曲
CD1
ブランデンブルグ協奏曲第1番ヘ長調BWV1046
アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)、イヴリン・ロスウェル(オーボエ)
オーブリー・ブレイン、フランシス・ブラッドリー(ホルン)
ブランデンブルグ協奏曲第2番ヘ長調BWV1047
ジョージ・イスクデイル(トランペット)、マルセル・モイーズ(フルート)
ロスウェル(オーボエ)、ブッシュ(ヴァイオリン)
ブランデンブルグ協奏曲第3番ト長調BWV1048
ブランデンブルグ協奏曲第4番ト長調BWV1049
ブッシュ(ヴァイオリン)、モイーズ、 ルイ・モイーズ(フルート)
CD2
ブランデンブルグ協奏曲第5番ニ長調BWV1050
ブッシュ(ヴァイオリン)、モイーズ(フルート)、ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
ブランデンブルグ協奏曲第6番変ロ長調BWV1051
管弦楽組曲第1番ハ長調BWV1066
CD3
管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067
モイーズ(フルート)
管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068
管弦楽組曲第4番ニ長調BWV1069
ポール・ドレイパー(バスーン)
以上 ブッシュ室内プレイヤーズ、 アドルフ・ブッシュ指揮
1935年(ブランデンブルグ協奏曲)と1936年(組曲)の録音。35年バーゼルとロン
ドンで行われたコンサートがセンセーションを巻き起こしこの録音が企画され
ました。名手揃いの本録音は今日でも他者を凌ぐとの評価が高い名録音。トス
カニーニがリハーサル、公演に立会うのを楽しみ、録音を高く賞賛したといわ
れ、一方でワインガルトナーは彼らの公演を聞いた後自らのロンドン公演では
ブランデンブルグ協奏曲をはずしたとされるエピソードも残されています。
Penguin Guide推薦

CMS-2129662 2枚組 \2900
ショパン:
CD1
ポロネーズ第1番ー第7番
アンダンテ・スピアナートと大ポロネーズ変ホ長調Op.22
CD2
3つのポロネーズOp.71
幻想曲ヘ短調Op.49*
タランテラ変イ長調Op.43*
舟歌嬰ヘ長調Op.60*
3つの新しい練習曲*
ロンド ハ長調(2つのピアノのための)+ w/ピエール・バルビゼ(ピアノ)
サンソン・フランソワ(ピアノ)
1968年12月ー1969年1月、*1966年3月、+1966年12月、パリ、サル・ワグラム録音
コルトーの衣鉢をついだフランソワが残したポロネーズ集のステレオ録音。
1958年収録のモノラル盤と共通したコンセプトの演奏で、ポローネーズの名手
といわれるルービンシュタイン、アシュケナーゼとは一味違ったドラマティッ
クな演奏です。
Diapason d'Or受賞

CMS-2129592 2枚組 \2900
モンテヴェルディ:
CD1,CD2-1
聖母マリアの夕べの祈り(1610) (1983年8月、1984年3月録音)
CD2-2
倫理的・宗教的な森(抜粋) (1982年12月録音)
エマ・カークビー(ソプラノ)、ロジャーズ・コーヴィ=クランプ(テナー)
ナイジェル・ロジャース(テナー)、デイヴィッド・トマス(バス)
タヴァナー・コンソート、合唱団、プレイヤーズ
アンドルー・パロット指揮
新録音が登場する度に、基準として比較対照されるパロット指揮の草分け的名
録音
Caecilia Prijs(ベルギー)受賞

CDM-2129622 \1450
メシアン:
世の終わりのための四重奏曲
1968年10月録音
エーリッヒ・グルーエンバーグ(ヴァイオリン)、
ジェルヴァーズ・ドゥ・ペイエ
(クラリネット)、ウィリアム・プリース(チェロ)、
ミシェル・ベロフ(ピアノ)
クロノクロミー 1964年9月録音
BBC交響楽団、アンタル・ドラティ指揮
この作品のクラリネット演奏の理想形として絶賛されたドゥ・ペイエを中心と
した名録音

CMS-2129632 2枚組 \2900
CD1-1
R.シュトラウス:メタモルフォーゼン
CD1-2&CD2
マーラー:交響曲第6番イ短調
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ジョン・バルビローリ指揮  1967年8月録音
巨匠バルビローリがマーラーの交響曲を積極的に取り上げるのは1950年代半ば
以降で1作品に数ヶ月、時には数年をかけて取り組み英国を代表するマーラー音
楽推進者となりました。61年以降バルビローリはベルリン・フィルに定期的に
客演指揮を行い64年には「9番」の名演を残しています。この「6番」は3年後そ
して突然の死の3年前にNPOを指揮して録音され、この組み合わせで2枚組LPとし
て発売されました。録音には1963年版のマーラー協会版のスコアが使用されて
いますが、バルビローリは(マーラーが最終的にしたように)アンダンテ楽章に
続いてスケルツォ楽章を第3楽章として配置し録音しています。
Diapason d'Or賞

CMS-2129552 3枚組 \4350
モーツァルト:フィガロの結婚
歌劇「フィガロの結婚」K492
フィガロ/セスト・ブルスカンティーニ
スザンナ/グラツィエラ・シュッティ
バルトロ/イアン・ウォレス
マルチェリーナ/モニカ・シンクレア
ケルビーノ/リゼ・スティーヴンス
アルマビーバ伯爵/フランコ・カラブレーゼ
ドン・バジリオ/ウジェ・クエノー
伯爵夫人/セーナ・ユリナッチ
アントニオ/グウィン・グリフィス
バルバリーナ/ジャネット・シンクレア
ドン・クルツィオ/ダニエル・マッコシャン
グラインドボーン・フェスティヴァル合唱団(指揮:ピーター・ゲルホーン)
交響曲第38番ニ長調K504「プラハ」
交響曲第39番変ホ長調K543
以上 グラインドボーン・フェスティヴァル管弦楽団
ヴィットリオ・グイ指揮
1956年のモーツァルト200年に合わせて55年7月に収録。芸術監督、カール・エ
バートの1950年のプロダクションに基づき初めてステレオ録音されたグライン
ドボーン録音。エバートの協力により実際のステージの再現を録音で実現しよ
うとしてステージ・オリジナルの効果音も収録された。グイは戦後のグライン
ドボーンで最も活躍したイタリア・オペラのオーソリティとして知られスコア
の細部や歌手たちの能力まで知り尽くしていたといわれています。
録音では第4幕のマルチェリーナのアリアがカットされています。また各幕の途
中でディスクの切り替えが起きないように収録しています。その結果生じた余
白には1953年に収録された2曲の交響曲が収録されています。(実際のステージ
でこの順番で演奏されてはおりません。)

CDM-2129532 \1450
モーツァルト:レクイエム ニ短調K626
シーラ・アームストロング(ソプラノ)、
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
ニコライ・ゲッダ(テナー)、
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ジョン・オールディス合唱団、イギリス室内管弦楽団 1971年7月録音
ブルックナー:テ・デウム
アン・パシュリー(ソプラノ)、ビルギット・フィンニラ(コントラルト)
ロバート・ティアー(テナー)、ドン・ガラード(バス)
ニュー・フィルハーモニア合唱団(指揮:ウィルヘルム・ピッツ)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1969年1月録音
以上 ダニエル・バレンボイム指揮
28歳で「モツレク」に取り組んだバレンボイムは、当時既にモーツァルトの作
品を数多く録音しており、ECOを指揮して後期の交響曲集を完成し、ピアノ協奏
曲全集録音企画を継続中の時期でした。大オーケストラによるモーツァルト(カ
ラヤン、ベームも然り)が主流の当時、室内楽スケールを基本に取り組むバレン
ボイムの姿勢はユニークでした。ブルックナーの「テ・デウム」は70年代にシ
カゴ響との交響曲録音に取り組む先駆けとなったブルックナー作品の初録音です。

CMS-2129462 2枚組 \2900
プッチーニ:蝶々夫人
蝶々さん/マリア・カラス
スズキ/ルチア・ダニエリ
ピンカートン/ニコライ・ゲッダ
ケイト・ピンカートン/ルイザ・ヴィッラ
シャープレス/マリオ・ボッリエッロ
ゴロー/レナート・エルコラーニ
ヤマドリ/マリオ・カルリン
ボンゾ/プリニオ・クラバッシ
神官/エンリコ・カンピ
ミラノ・スカラ座合唱団(指揮:ノルベルト・モーラ)、管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
カラスとカラヤンの顔合わせによる1955年のスカラ座録音。カラスはこの録音
時までにステージで「蝶々夫人」を歌ったことは無く、この録音によってこの
役柄を音楽的に、そしてドラマとして完全に理解することになったとされてい
ますが、この録音はカラスがすでにステージでの実演を積み重ねていたかのよ
うな充実した演奏を聴かせてくれるまさにヴィンテージもの。
モノラル録音。 Diapason d'Or賞

CMS-2129492 3枚組 \4350
プッチーニ:三部作
CD1
「外套」
ミケーレ/ティト・ゴッビ
ルイージ/ジアチント・プランデッリ
ティンカ/ピエロ・デ・パルマ
タルパ/プリニオ・クラバッシ
ジョルジェッタ/マーガレット・マス
フルーゴラ/ミリアム・ピラッツィーニ
歌い手/レナート・エルコラーニ
二人の恋人/ピエロ・デ・パルマ、シルヴィア・ベルトーナ
ローマ歌劇場管弦楽団、合唱団(指揮:ジュゼッペ・コンカ)
ヴィンツェンツォ・ベッレッツァ指揮 1955年10月録音
CD2
「修道女アンジェリカ」
修道女アンジェリカ/ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス
公爵夫人/フェドーラ・バルビエリ
修道院長/ミーナ・ドーラ
修女長/コリンナ・ヴォッツァ
修練長/ミーナ・ドーラ
修道女ジェノフィエッファ/リディア・マリンピエトリ
修道女オスミーナ/サンタ・キッサーリ
看護修道女/リディア・マリンピエトリ
二人の献金集め修道女/リディア・マリンピエトリ、サンタ・キッサリ
二人の奉仕尼僧/シルヴィア・ベルトーナ、マリア・フデール
修練女/サンタ・キッサリ
ローマ歌劇場管弦楽団、合唱団(指揮:ジュゼッペ・コンカ)
トゥッリオ・セラフィン指揮 1957年6月録音
CD3
「ジャンニ・スキッキ」
ジャンニ・スキッキ/ティト・ゴッビ
ラウレッタ/ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス
ツィータ/アンナ・マリア・カナリ
リヌッチォ/カルロ・デル・モンテ
ジェラルド/アデリア・ツァゴナーラ
ネッラ/リディア・マリンピエトリ
ジェラルディーノ/クラウディオ・コルノルディ
ベットー/ストゥルノ・メレッティ
シモーネ/パオロ・モンタルソロ
マルコ/フェルナンド・ヴァレンティーニ
La Ciesca/ジュリアナ・ライモンディ
Maestro Spinelloccio/アルフレード・マリオッティ
Amantio de Nicolao/アルフレード・マリオッティ
ピネッリーノ/ヴィルジリオ・ストーコ
グッチオ/パオロ・カローリ
ローマ歌劇場管弦楽団
ガブリエレ・サンティーニ指揮 1958年7月録音
1919年ローマで初演された「三部作」はプッチーニが一緒に上演された際のコ
ントラストを意図して構成されています。本録音はローマ歌劇場で3年間に渡り、
3人の指揮者によって指揮されて収録され、最後の「ジャンニ・スキッキ」は
ステレオ収録されました。1950年代後半の絶頂期にあったゴッビとデ・ロス・
アンヘレスが中心に主役をつとめています。



<VIRGIN CLASSICS>
VCD-5190392 3枚組 \3960
ブリテン:歌劇「ビリー・バッド」全曲
ビリー・バッド/ネイサン・ガン(バリトン)
ヴィア艦長/イアン・ボストリッジ(テナー)
クラッガート/ギドン・サクス(バス)
レッドバーン/ニール・デイヴィース(バリトン)
フリント/ジョナサン・レマル(バリトン)
ラトクリフ大尉/マシュー・ローズ(バス)
赤ひげ/アラスデア・エリオット(テナー)
ドナルド/ダニエル・ティート(バリトン)
ダンスカー/マシュー・ベスト(バス)
ナヴィス/アンドルー・ケネディ(テナー)
スクイーク/アンドルー・トータイズ(テナー)
一等航海士/アダム・グリーン(バリトン)
甲板長/マーク・ストーン(バリトン)
二等航海士;砲手/ダレン・ジェフリー(バリトン)
メイントップ/アンドルー・ステイプルズ(テナー)
ナヴァスの友人;アーサー・ジョーンズ/ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
ロンドン交響楽団合唱団男声団員
ロンドン交響楽団
ダニエル・ハーディング指揮
「ボストリッジの声は常にスムースで華麗、最高潮」(イブニング・スタンダ
ード)と評された07年12月7日と9日のバービカン・ホールでの公演がライヴ収
録され発売されます。2002年に発売された「ねじの回転」(VCD-5455212)以来
のブリテンの傑作オペラでのハーディングとボストリッジの組み合わせです。
ネルソン提督時代(18世紀後半)の戦艦内での暴虐性を描く「ビリー・バッド」
はブリテンの最高傑作とされ本公演は決定稿2幕版で上演、ボストリッジ、US
出身のガン、イスラエル出身のサクスの主役陣と主席客演指揮者としてロンド
ンSOを指揮したハーディングが絶賛されています。
スリップケース、マルチパック、124Pブックレット、
歌詞テキスト(英/伊)付き

VC-5190452 \1980
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調Op.10
フォーレ:弦楽四重奏曲ホ短調Op.121
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
エベーヌ四重奏団
(ピエール・コロンべ、ガブリエル・ル・マガドゥール-ヴァイオリン、
マテュー・エルゾグ-ヴィオラ、ラファエル・メルラン-チェロ)
エベーヌ四重奏団はクラシック音楽界で最も注目され現代的なクァルテットの
精神を体現する新世代の四重奏団です。高価な黒檀からその名前を付け1999年
に結成。こだわりのない幅広い音楽性で知られ、新しい発見や即興的な志向を
持ち、洗練されダイナミックな音楽性と冒険的で創造的なアプローチで古典作
品、現代作品そしてジャズまでも取り組む姿勢で国際的な評価を得ています。
今後はピアニスト、山本亜希子との共演によるブラームスの室内楽作品の発売
が予定されています。新しい室内楽の世界を荷うエベーヌ四重奏団にご注目く
ださい。20Pブックレット




<EMI CLASSICS>
●DVD / LIVE FROM THE MET
EMIクラシックスとニュー・ヨークのメトロポリタン・オペラとの提携により
メトの2007-08シーズンのオペラ6演目をDVDで一気に発売いたします。ライブ
ビューイングで日本でも話題となっているハイディフィニション(HD)映像を
DVDでお楽しみいただけます。ご期待ください。

DVBW-2063089(DVD-Video) \2850
フンパーディンク:ヘンゼルとグレーテル(英語版)
グレーテル/クリスティーネ・シェーファー
ヘンゼル/アリス・クート
ゲルトルーデ/ロサリンド・プロウライト
ペーター/アラン・ヘルド
眠りの精/サッシャ・クーク
露の精/リセット・オロペサ
魔法使い/フィリップ・ラングリッジ
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、ウラディーミル・ユロフスキ指揮
演出:リチャード・ジョーンズ(新演出)
歌唱:英語 画面比率:16:9 字幕:英/独/仏/スペイン/伊 12Pブックレット
ボーナス映像:メアリー・ジョー・ヒースによるシェーファーとクートへのイ
ンタヴュー他
グリム童話でお馴染みのストーリーに洗練されたスコアで展開されるオペラ。
クートとシェーファーが魅力的なヘンゼルとグレーテルを演じ、メゾの役とし
て書かれた魔法使いはしばしばテナーが担当、この制作でもラングリッジが演
じました。ユロフスキの繊細な指揮がフンパーディンクのスコアを魅力的に再
現しました。

DVBW-2063049(DVD-Video) 2枚組 \4500
ヴェルディ:マクベス
マクベス/ラード・アタネッリ
バンクォー/ジョン・レイリー
マクベス夫人/アンドレア・グルーバー
マクベス夫人の侍女/エリザベス・ブランク=ビッグス
マクベスの召使/リチャード・ホブソン
ダンカン、スコットランドの王/レイモンド・リノールト
マルコム、ダンカンの息子/ラッセル・トマス
マクダフ、ファイフの領主/ロベルト・アロニカ
フリーアンス、バンクォーの息子/アダム・ハウザー・ピネロ
殺人者/キース・ミラー
伝令官/ジョセフ・トゥーリ
医師/ジェイムズ・コートニー
亡霊たち:
戦士/デイヴィド・クロウフォード
血まみれの子供/アシュリー・エマーソン
王冠をいただいた子供/アン=キャロリン・バード
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、ジェイムズ・レヴァイン指揮
演出:エイドリアン・ノーブル(新演出)
歌唱:イタリア語 画面比率:16:9 字幕:伊/英/独/仏/スペイン
12Pブックレット
2008年1月収録
ボーナス映像:バックステージでのゲルプ(メト総裁)とレヴァイン
グレギーナ、ルチッチ、ノーブルへのインタヴュー
初演出となる英国出身のノーブルを起用したメト20年ぶりのマクベス。

DVBW-2151299(DVD-Video) 2枚組 \4500
タン・ドゥン:始皇帝(The First Emperor)
陰陽師、土占い官/ウー・シンクォ
シャーマン/ミシェル・ドゥヤング
秦皇帝/プラシド・ドミンゴ
主席大臣/ハイジン・フー
将軍ワン/ハオ・ジアン・ティアン
皇女ユエヤン、皇帝の娘/サラ・コバーン
ユエヤンの母/スザンヌ・メンツァー
ガオ・ジアンリ、楽師/ポール・グローヴズ
護衛/ダンレル・ウィリアムズ
第一の踊り手/ドウ・ドウ・フアン
筝の奏者/キ・ヤオ
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、タン・ドゥン指揮
制作:ツァン・イーモウ
衣装デザイン:ワダエミ
歌唱:英語 画面比率:16:9 字幕:英/独/仏/スペイン/伊 
12Pブックレット
1990年代中盤にメトが委嘱したスペクタクルな新制作は、2006-07年のメトの
オペラ・シーズン中最も高い関心を集めたイベントでした。オペラが描くのは
秦皇帝の彼の新国家のための国歌への探求と、反抗的ではあるが才能ある若い
作曲家にその国歌の作曲を強制する不吉な決裁。悲劇は作曲家と皇帝の不具の
娘との駆け落ち、3人の主役の死で終わります。秦皇帝役のドミンゴは、古典
的でオペラ舞台に馴染むこのストーリーでスター・アンサンブルを見事にリー
ド。「始皇帝」は古代中国歌唱のパワーとイタリア・オペラの長い音楽ライン
を結合。この音楽文化の並置はタン・ドゥンの、東西だけでなく古代と現代が
共に息づく音楽スタイルを明示しています。映画監督、ツァン・イーモウの作
曲段階からのタン・ドゥンとのコラボレーション、ワダエミの1年半に600着に
も及ぶデザイン制作も特筆すべき作品です。

DVBW-2174179(DVD-Video) \2850
プッチーニ:ラ・ボエーム
マルチェッロ/ルドヴィツ・テツィエー
ロドルフォ/ラモン・バルガス
コッリーヌ/オレン・グラドゥス
ショナール/クィン・ケルシー
ブノワ/パウル・プリシュカ
ミミ/アンジェラ・ゲオルギュー
パルピニョル/メレディス・デアー
アルチンドロ/パウル・プリシュカ
ムゼッタ/アインホア・アルテータ
税関の下士官/ロバート・メイハー
税関の将校/リチャード・ピアソン
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、ニコラ・ルイソッティ指揮
制作;装置:フランコ・ゼッフィレッリ
歌唱:イタリア語 画面比率:16:9 字幕:伊/英/独/仏/スペイン 
12Pブックレット
ボーナス映像:ルネ・フレミングによるゲオルギューとバルガスのインタヴュ
ー メトのゼッフィレッリ 他
プッチーニの名作の軸となる2組のカップルに現代最高ののプッチーニ歌手と
言われるゲオルギューにバルガス、テツィエーとアルテータが配された豪華
キャスト。メトは12年ぶりにゲオルギューをミミにむかえて「ラ・ボエーム」
をリヴァイヴァルさせました。ゼッフィレッリの「ラ・ボエーム」は27年前
に初演されたプロダクションで最も高い人気と素晴らしいものとしてメトの
歴史に残る名作で、この収録された公演は347度目の上演に当たるとのこと
です。

DVBW-2174209(DVD-Video) \2850
プッチーニ:マノン・レスコー
エドモンド、学生/ショーン・パニッカー
デ・グリュー/マルチェッロ・ジョルダーニ
レスコー/ドウェイン・クロフト
宿屋の亭主/パウル・プリシュカ
ジェロント、金持ちのパリ人/デイル・トラヴィス
マノン・レスコー/カリタ・マッテラ
音楽家/タマラ・マムフォード
マドリガルの歌い手たち/リセッテ・オロペサ、ジェニファー・ブラック、
サーシャ・クーク、エレン・ラビナー
舞踏教師/バーナード・フィッチ
軍曹/ジェイムズ・コートニー
点灯夫/トニー・スティーヴンソン
船長/リチャード・バーンスタイン
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、ジェイムズ・レヴァイン指揮
歌唱:イタリア語 画面比率:16:9 字幕:伊/英/独/仏/スペイン 
12Pブックレット
ボーナス映像:
ルネ・フレミングによるマッテラとジョルダーニのインタヴュー
ルネ・フレミングによるナンシーとポールのノヴァグラード夫妻(動物の調教
担当)へのインタヴュー、メトのテクニカル・ディレクター、ジョー・クラー
クへのインタヴュー
マノン・レスコーを歌うため声質の円熟を待ち40歳間じかの1999年からステー
ジで歌ったというマッテラの登場によりレイヴァインが1981年以来18年ぶりに
メトでリヴァイヴァルした記念すべき上演の映像です。

DVBW-2174209(DVD-Video) ※番号変更2174149 2枚組 \4500
ブリテン:ピーター・グライムズ
ホブスン/ディーン・ピータースン
スウォロウ/ジョン・デル・カルロ
ピーター・グライムズ/アンソニー・ディーン・グリフィー
ミセズ・セドリー/フェリシティ・パーマー
エレン・オーフォード/パトリシア・ラセット
おばちゃん/ジル・グローヴ
ボブ・ボウルズ/グレグ・フェダリー
ボルストロード船長/アンソニー・マイケルズ=ムーア
ホレス・アダムズ師/バーナード・フィッチ
二人のニース/リア・パートリッジ、エリン・モーリー
ネッド・キーン/テディ・タフ・ローズ
少年/ローガン・ウィリアムズ・エリクソン
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、ドナルド・ラニクルズ指揮
制作:ジョン・ドイル(新制作)
歌唱:英語 画面比率:16:9 字幕:英/独/仏/スペイン/伊 
12Pブックレット
ディーン・グリフィーとラセットをメイン・キャストに据えたドイル(2006年
「スウィーニー・トッド」でトニー賞の’ベスト・ディレクション・オブ・ア
・ミュージカル’)の新制作。初演より63年が経過し20世紀を代表する傑作オ
ペラとして、また英国の作曲家の作品で国際的なレパートリーとして定着して
いる唯一のオペラとして高い評価を得ている「ピーター・グライムズ」がドイ
ルの新制作でメトに登場し注目された公演の映像です。


CMS-2161022 2枚組 \1980
カラス/プッチーニ:歌に生き-ラヴ・ソング集
CD1
「マノン・レスコー」
1.やわらかなレースの中で(第2幕)/マノン
2.おお、私は一番綺麗でしょう(第2幕)/マノン、デ・グリュー
3.ひとり寂しく捨てられて(第4幕)/マノン
マノン・レスコー/マリア・カラス
デ・グリュー/ジュゼッペ・ディ・ステファノ
ミラノ・スカラ座管弦楽団、トゥッリオ・セラフィン指揮
「ラ・ボエーム」
4.私の名はミミ(第1幕)/ミミ
5.おい!ロドルフォ-おお、愛らしい乙女(第1幕)/ショナール、コッリーネ
マルチェッロ、ロドルフォ、ミミ
6.あなたの愛の呼ぶ声を(第3幕)/ミミ
7.それじゃ、本当におしまいなんだね?(第3幕)/
ロドルフォ、ミミ、マルチェッロ、ムゼッタ
8.みんな行ってしまったの(第4幕)/
ミミ、ロドルフォ、ショナール、ムゼッタ、
マルチェッロ、コッリーネ
ミミ/マリア・カラス
ムゼッタ/アンナ・モッフォ
ロドルフォ/ジュゼッペ・ディ・ステファノ
マルチェッロ/ロランド・パネライ
ショナール/マヌエル・スパタフォラ
コッリーネ/ニコラ・ザッカリア
ミラノ・スカラ座管弦楽団、アントニーノ・ヴォットー指揮
「トスカ」
9.マリオ!-ここだよ(第1幕)/トスカ、カヴァラドッシ
10.マリオ!マリオ!(第1幕)/トスカ、スカルピア
11.歌に生き、愛に生き(第2幕)/トスカ
12.さあ、時刻はせまっています(第3幕)/トスカ、カヴァラドッシ
フローリア・トスカ/マリア・カラス
マリオ・カヴァラドッシ/ジュゼッペ・ディ・ステファノ
スカルピア男爵/ティト・ゴッビ
教会堂番人/メルキオーレ・ルイゼ
ミラノ・スカラ座管弦楽団、ヴィクトル・デ・サーバタ指揮
「修道女アンジェリカ」
13.母もなく/マリア・カラス
フィルハーモニア管弦楽団、トゥッリオ・セラフィン指揮
CD2
「蝶々夫人」
1.さあ、あとひとあしよ(第1幕)/合唱、蝶々さん、シャープレス
2.夕闇が訪れてきた(第1幕)/ピンカートン、蝶々さん、スズキ
3.ある晴れた日に(第2幕)/蝶々さん
4.ご覧下さい(第2幕)/蝶々さん、シャープレス
5.軍艦です-あの桜の小枝をゆさぶって!(第2幕)/スズキ、蝶々さん
6.名誉を守ることが出来なければ(第2幕)/蝶々さん、ピンカートン
蝶々夫人/マリア・カラス
スズキ/ルチア・ダニエリ
B.F.ピンカートン大尉/ニコライ・ゲッダ
シャープレス/マリオ・ボッリエッリ
「ジャンニ・スキッキ」
7.私のお父さん
ラウレッタ/マリア・カラス
フィルハーモニア管弦楽団、トゥッリオ・セラフィン指揮
「トゥーランドット」
8.王子様、お聞き下さい(第1幕)/リュー
9.この宮殿の中で(第2幕)/トゥーランドット、カラフ
10.異国の人よ(第2幕)/トゥーランドット、カラフ、合唱、リュー、皇帝
11.氷のような姫君の心も(第3幕)/リュー
12.私の最初の涙(第3幕)/トゥーランドット、カラフ、合唱
トゥーランドット姫/マリア・カラス
カラフ王子/エウジェニオ・フェルナンディ
リュー(10)/エリザベート・シュヴァルツコップ
リュー(8&11)/マリア・カラス
皇帝アルトウム/ジュゼッペ・ネッシ
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
(8&11)フィルハーモニア管弦楽団
以上 トゥッリオ・セラフィン指揮
プッチーニ生誕150年記念企画
カラスによるプッチーニの名アリア、デュエットなど’愛’の歌のハイライト
を凝縮した2CD
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット すべてモノラル録音

CMS-2172792 2枚組 \1980
リラックス
CD1
モーツァルト:
クラリネット協奏曲-第2楽章/ザビーネ・マイヤー(バセット・クラリネット)
ヴィヴァルディ:
四季-協奏曲第4番「冬」-第2楽章/メニューイン(ヴァイオリン)
カール・ジェンキンズ:アニュス・デイ/カール・ジェンキンズ指揮 他
アルビノーニ/ジャゾット編:アダージョ(抜粋)/マリナー指揮
ヴォーン・ウィリアムズ:
揚げひばり(開始部)/ヒュー・ビーン(ヴァイオリン)他
モーツァルト:
フルートとハープのための協奏曲-第2楽章(抜粋)/ゴールウェイ
(フルート)、ヘルミス(ハープ)、
ベルリン・フィル、カラヤン指揮 他 全18曲
CD2
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番-第2楽章(抜粋)/ハフ(ピアノ)他
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」-第5楽章(嵐の後の羊飼いの賛歌)/
フィラデルフィア管弦楽団、ムーティ指揮
パッヘルベル:カノン/アカデミー室内O、マリナー指揮
アッレグリ:ミゼレーレ/キングズ・カレッジ合唱団、クローベリー指揮
ショパン:ピアノ協奏曲第1番-第2楽章(開始部)/アルゲリッチ(ピアノ)他
モリコーネ:
ガブリエルのオーボエ-映画「ミッション」/モリコーネ指揮 他全18曲
心を安らげるクラシックのメロディーをまとめた2CD
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット
 
CMS-2167842 2枚組 \1980
クラシカル・ビートルズ
CD1
1.イエスタデイ(チルコット編)/キングズ・シンガーズ
2.シーズ・リーヴィング・ホーム(レオ・ブラウアー編)/
バルエコ&タネンバウム(ギター)
3.ア・ハード・デイズ・ナイト(A.P.ジャックマン編)/キングズ・シンガーズ
4.ペニー・レイン/バロック室内管弦楽団、リチャード・エドリンガー指揮
5.愛こそはすべて/ウィーン少年合唱団 他
6.ヘイ・ジュード(武満 編)/マヌエル・バルエコ(ギター)
7.オブ-ラ-ディ、オブ-ラ-ダ(アイヴズ編)/キングズ・シンガーズ
8.レット・イット・ビー(カシフ&バーチャル編)/
レスリー・ギャレット(ソプラノ)他
9.ガール(アイヴズ編)/キングズ・シンガーズ
10.涙の乗車券(ブラウアー編)/マヌエル・バルエコ(ギター)他
11.ヒア・カムズ・ザ・サン(ジェイムズ・マクミラン編)/
キンドレッド・スピリッツ
12.ペイパーバック・ライター/
バロック室内管弦楽団、リチャード・エドリンガー指揮
13.ハニー・パイ(ポール・ハート編)/キングズ・シンガーズ
14.マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー(ロン・グッドウィン編)/
ロスタル&シェーファー(ピアノ・ドゥオ)
15.レディ・マドンナ(C.カニング編)/スウィングル・シンガーズ
16.ミッシェル(武満 編)/スー・フェイ=ヤン(ギター)
17.デイ・トリッパー(J.ラスボーン編)/スウィングル・シンガーズ
18.フール・オン・ザ・ヒル(ラッター編)/
ロスタル&シェーファー(ピアノ・ドゥオ)
19.ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ
(ランズウィック編)/キングズ・シンガーズ
ビートルズ・クラッカー組曲(ウィルキンソン編)
20.フロム・ミー・トゥ・ユー
21.キャント・バイ・ミー・ラブ
22.シー・ラブズ・ユー
23.ヘルプ!
24.イッツ・フォー・ユー
25.涙の乗車券
26.オール・マイ・ラヴィング
CD2
1.フォー・ノー・ワン/ブラックバード(ジョージ・マーティン編)/
ギャレット(ソプラノ)
2.エイト・デイズ・ア・ウィーク/バロック室内管弦楽団、エドリンガー指揮
3.アンド・アイ・ラブ・ハー(チルコット編)/キングズ・シンガーズ
4.ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンド
(ベイレス、バルエコ編)/マヌエル・バルエコ(ギター)
5.エリナー・リグビー(ハート編)/キングズ・シンガーズ
6.ア・ハード・デイズ・ナイト(ラッター編)/
ロスタル&シェーファー(ピアノ・ドゥオ)
7.キャント・バイ・ミー・ラヴ(アッブズ編)/キングズ・シンガーズ
8.ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア(ブラウアー編)/
マヌエル・バルエコ(ギター)
9.フール・オン・ザ・ヒル/スウィングル・シンガーズ
10.イエロー・サブマリン/バロック室内管弦楽団、エドリンガー指揮
11.抱きしめたい(アイヴズ編)/キングズ・シンガーズ
12.ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード(ジェレミー・ラボック編)/
マヌエル・バルエコ(ギター)
13.ヘルプ!(A.J.ジャックマン編)/キングズ・シンガーズ
14.恋を抱きしめよう/バロック室内管弦楽団、リチャード・エドリンガー指揮
15.悲しみはぶっとばせ(ラボック編)/マヌエル・バルエコ(ギター)
16.バック・イン・ザ・U.S.S.R.(アッブズ編)/キングズ・シンガーズ
ザ・ビートルズ・コンチェルト(ラッター編)
17.第1楽章(シー・ラヴズ・ユー-エリナー・リグビー-イエスタデイ-
オール・マイ・ラヴィング-ヘイ・ジュード)
18.第2楽章(ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア-サムシング)
19.第3楽章
(キャント・バイ・ミー・ラブ-ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード)
/以上ロスタル&シェーファー(ピアノ・ドゥオ)、ロイヤル・リヴァプール・ 
フィルハーモニー管弦楽団、ロン・グッドウィン指揮
ビートルズのクラシカル・アレンジ2枚組、ビートルズ・コンチェルトは久々
の復活!
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット

CZS-5221312 6枚組 \1980
100ベスト・コンチェルト
CD1グレート・ピアノ・コンチェルト(I)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番-第1楽章(抜粋)/プレトニョフ(ピアノ)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番-第1楽章(抜粋)/ポミエ(ピアノ) 
他全13曲
CD2グレート・モーツァルト・コンチェルト
モーツァルト:クラリネット協奏曲-第2楽章/メイエ(クラリネット)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジェノム」-第1楽章(抜粋)/
プレトニョフ(ピアノ)
他全13曲
CD3ヴィヴァルディからバッハまで
(ピリオド楽器によるグレート・コンチェルト)
ヴィヴァルディ:「春」-第1楽章/ウゲット(ヴァイオリン)他
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番-第1楽章/
ウォルフィッシュ(ヴァイオリンと指揮)
他全23曲
CD4グレート・ヴァイオリン・コンチェルト
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲-第3楽章/
D.シトコヴェツキー(ヴァイオリン)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲第2番-第1楽章(抜粋)/
カプソン(ヴァイオリン) 他全18曲
CD5さまざまな楽器のためのグレート・コンチェルト
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲-第2楽章(抜粋)/イスビン(ギター)他
プーランク:田園の奏楽-第2楽章/コール(ハープシコード)他 全17曲
CD6グレート・ピアノ・コンチェルト(II)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番-第1楽章(抜粋)/ツァハリアス(ピアノ)他
ハイドン:ピアノ協奏曲ヘ長調-第2楽章/プレトニョフ(ピアノ&指揮)他 
全15曲 
協奏曲の名曲がまとめて聴ける6枚組
マルチパック 8Pブックレット

CZS-2366772 6枚組 \1980
100ベスト・プッチーニ
CD1
「ラ・ボエーム」より14曲
フレー二、ゲッダ、他 シッパース指揮(1962年、1963年録音)
CD2-1
「トスカ」より7曲
カラス、ベルゴンツィ、ゴッビ 他 プレートル指揮(1964年、1965年録音)
CD2-2-CD3-1
「蝶々夫人」より12曲
デ・ロス・アンヘレス、ビョルリンク 他 サンティーニ指揮(1959年録音)
CD3-2
「マノン・レスコー」より12曲
カバリェ、ドミンゴ 他 バルトレッティ指揮(1971年録音)
CD4-1
「西部の娘」より7曲
ニルソン、 他 フォン・マタチッチ指揮(1958年録音)
「つばめ」より9曲
ゲオルギュー、アラーニャ 他 パッパーノ指揮(1996年録音)
CD4-2-CD5-1
「イル・トロバトーレ」より4曲
グレギーナ、ゲオルギュー、アラーニャ 他 パッパーノ指揮(1997年録音)
CD5-2
「修道女アンジェリカ」より/テ・カナワ、チョン・ミュン=フン指揮
(1989年録音)
「ジャンニ・スキッキ」より3曲
ヴァン・ダム、ゲオルギュー、チョーフィ 他 パッパーノ指揮(1997年録音)
「トゥーランドット」より13曲
ニルソン、コレッリ 他 モリナーリ・プラデッリ指揮(1965年録音)
CD6
交響的前奏曲/ロンドンSO、パッパーノ指揮(2000年録音)
「妖精ヴィッリ」より5曲/アラーニャ、パッパーノ指揮(1996年録音)
グローリア・ミサ/ロンドンSO合唱団、パッパーノ指揮(2000年録音)
プッチーニ作品のエッセンスがぎっしり詰まった6枚組
マルチパック 8Pブックレット

CMS-2176202 2枚組 \1980
誰も寝てはならぬ-プッチーニ2008
CD1
「ラ・ボエーム」より
1.冷たい手を/アラーニャ(テナー)
2.私の名はミミ/スコット(ソプラノ)、クラウス(テナー)
3.愛らしい乙女よ/ゲッダ(テナー)、フレー二(ソプラノ)、セレーニ(バリトン)
4.私が町を歩くとき/ディミトローヴァ(ソプラノ)
5.あなたの愛の呼ぶ声に/カバリェ(ソプラノ)
6.楽しい朝のめざめも、さようなら/ヴァドゥーヴァ(ソプラノ)、
アン・スウェンソン
(ソプラノ)、アラーニャ(テナー)、ハンプソン(バリトン)
7.もう帰らないミミ/クラウス(テナー)、ミルンズ(バリトン)
8.みんな行ってしまったの/フレー二(ソプラノ)、アダーニ(ソプラノ)、
ゲッダ
(テナー)、マッツォーリ(バス)、セレーニ(バリトン)、バジオラJr(バリトン)
9.「つばめ」-ドレッタのすばらしい夢/カバリェ(ソプラノ)
「蝶々夫人」より
10.夕暮れは迫り/デ・ロス・アンへレス(ソプラノ)、ビョルリンク(テナー)
11.ある晴れた日に/フレー二(ソプラノ)
12.軍艦です!・・・桜の小枝をゆさぶって/スコット(ソプラノ)、
ディ・スタジオ(メゾ・ソプラノ)
13.ハミング・コーラス/コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団、管弦楽団
14.かわいい坊や/スコット(ソプラノ)、ベルゴンツィ(テナー)
CD2
「マノン・レスコー」より
1.なんとすばらしい美人/ヴィラゾン(テナー)
2.柔らかなレースの中で/フレー二(ソプラノ)
3.あなた、いとしい方?/カバリェ(ソプラノ)、ドミンゴ(テナー)
4.ひとり寂しくすてられて/ステッラ(ソプラノ)
「トスカ」より
5.妙なる調和/ドミンゴ(テナー)
6.マリオ!マリオ!マリオ!/ゲオルギュー(ソプラノ)、アラーニャ(テナー)
7.歌に生き/カラス(ソプラノ)(ステレオ録音)
8.星は光りぬ/コレッリ(テナー)
9.おお、優しい手よ/カラス(ソプラノ)、ベルゴンツィ(テナー)(ステレオ録音)
「三部作」
10.「修道女アンジェリカ」-母もなしに/テ・カナワ(ソプラノ)
11.「ジャンニ・スキッキ」-フィレンツェは花咲く木のように/
アラーニャ(テナー)
12.「ジャンニ・スキッキ」-私のお父さん/ゲオルギュー(ソプラノ)
13.「西部の娘」-やがて来る自由の日/カンポーラ(テナー)
「トゥーランドット」より
14.おきき下さい、王子様/ギャレット(ソプラノ)
15.この宮殿の中で/ニルソン(ソプラノ)、コレッリ(テナー)
16.氷のような姫君の心も/フレー二(ソプラノ)
17、誰も寝てはならぬ/カレラス(テナー)
プッチーニ生誕150年記念企画
プッチーニの名曲を豪華歌手の名唱で楽しむゴージャスな2枚組
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット


<EMI FRANCE>
CZS-2132512 40枚組 \12750(予定)
シフラ/完全スタジオ録音1956-1986(限定盤)
CD1
シフラ:インプロヴィゼーションとトランスクリプション
1.剣の舞(ハチャトゥリアン「ガイーヌ」)
2.熊ん蜂の飛行(リムスキー=コルサコフ「サルタン皇帝の物語」)
3.踊り(ロッシーニ)*
4.ウィリアム・テルの主題によるインプロヴィゼーション(ロッシーニ)**
5.悲しきワルツ(von Vecsey)
6.トリッチ=トラッチ・ポルカ(J.シュトラウス)
7.ヨハン・シュトラウスの思い出
8.美しく青きドナウ(J.シュトラウス)
9.ハンガリア舞曲第5番(ブラームス)
10.ルーマニア幻想曲
1956年11月録音、*1959年7月録音、**1957年10月録音
CD2
リスト:トランスクリプションとパラフレーズ
1.エウゲニ・オネーギンのポロネーズ(チャイコフスキー)S.429
(1956年12月録音)
2.リゴレット(ヴェルディ)S.434(1959年7月録音)
3.ブラヴーラのタランテラ(オーベール)S.386(1958年1月録音)
4.ファウストのワルツ(グノー)S.407(1958年1月録音)
5.結婚行進曲と妖精の踊り(メンデルスゾーン)S.410(1959年1月録音)
6.タンホイザー(ワーグナー)S.442(1959年7月録音)
7.夜うぐいす(アラビエフ)S.250(1958年6月録音)
8.ラ・カンパネラS.140(1959年7月録音)
CD3
リスト:
1.-10.ハンガリア狂詩曲S.244第1番ー第10番
1957年6月、10月、11月録音、 1956年8月ブダペスト録音(第6番)
CD4
リスト:
1.-5.ハンガリア狂詩曲S.244第11番ー第15番(1957年、1958年録音)
(1956年8月録音 第13番)
6.スペイン狂詩曲S.254(1956年8月録音)
7.エステ荘の噴水S.163(1957年2月、3月録音)
8.忘れられたワルツ 嬰ヘ長調S.215(1957年2月、3月録音)
9.即興的ワルツS.213(1957年5月録音)
10.愛の夢第3番S.541(1957年2月、3月録音)
11.半音階的大ギャロップS.219(1957年5月録音)
CD5
リスト:
1、-12.超絶技巧練習曲集S.139(全12曲)
13.メフィスト・ワルツ第1番S.126*
14.小人の踊りS.145-第2番*
1957年11月、12月、1958年2月、5月、6月録音、 *1957年2月、3月録音
CD6
リスト:
1.愛の夢第3番S.541
2.忘れられたワルツ 嬰ヘ長調S.215
3.即興的ワルツS.213
4.狩りS.140-第5番
5.&6.2つの演奏会用練習曲S.145
7.ラ・カンパネラS.140-第3番
8.バラード第2番S.171
9.ポロネーズ第1番S.223
10.ソナタ ロ短調S.178
1977年2月、5月、1978年3月録音、(4)1973年2月録音、(5)1970年10月録音
(6、7)1969年9月録音、(10)1968年1月録音
CD7
リスト:
1.-11.ハンガリア狂詩曲S.244第1番ー第11番
1972年1月ー1975年7月録音
CD8
リスト:
1.-6.ハンガリア狂詩曲S.244第12番ー第19番
7.小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ-2つの伝説S.175
8.葬送曲-詩的で宗教的な調べS.173
1972年1月-1975年7月録音、(7)1977年2月、3月録音、(8)1970年10月録音
CD9
リスト:
巡礼の年
1.-9.第1年「スイス」S.160(全9曲)
10.-15.第2年「イタリア」S.161-第1番ー第6番
1975年9月、12月録音
CD10
1.第2年「イタリア」S.161-第7番
2.-4.第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」S.162(全3曲)
5.-11.第3年S.163(全7曲)
1976年1月録音、(1)1968年1月録音
CD11
リスト:
1.メフィスト・ワルツ第1番S.126
2.エステ荘の噴水-「巡礼の年第3年」
3.即興的ワルツS.213
4.ワルツ・カプリス第6番S.427
5.水の上を歩くパオラの聖フランチェスコS.175-第2番
6.雪かきS.139-第12番
7.回想S.139-第9番
8.ガウデアームス・イギトゥールS.240
1985年5月、1986年2月録音
CD12
リスト:
1.ポロネーズ第2番S.223
2.ペトラルカのソネット123番S.161
3.&4.バッハの名による幻想曲とフーガS.529
5.ため息S.144
6.タランテラS.162
7.軽やかさS.144
8.水の上を歩くパオラの聖フランチェスコS.175
1963年1月録音(フィリップス原盤)
CD13
ショパン:
1.-14.14のワルツ集
15.夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2
16.子守唄変ニ長調Op.57
17.スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
1962年録音、(15-17)1963年1月録音(フィリップス原盤)
CD14
ショパン:
1.-19.19のワルツ集
20.即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36
21.幻想即興曲嬰ハ短調Op.66
22.練習曲変イ長調Op.25-1
23.即興曲第1番変イ長調Op.29
1977年2月、5月、1978年11月録音、(20-22)1974年2月、6月、10月録音
(23)1974年7月録音
CD15
ショパン:
1.ポロネーズ変イ長調Op.53「英雄」
2.ポロネーズイ長調Op.40-1「軍隊」
3.ポロネーズ ハ短調Op.40-2
4.ポロネーズ 嬰ヘ短調Op.44
5.幻想ポロネーズ 変イ長調Op.61
6.ボレロ 変イ長調Op.19
7.タランテラ 変イ長調Op.43
8.舟歌 嬰ヘ長調Op.60
2つのポーランドの歌
9.乙女の願い
10.Mes joies
11.ポロネーズ イ長調Op.40-1「軍隊」
(1-5)1973年4月、5月、7月、11月、(6-10)1974年6月、10月、11月、
1975年1月、2月、(11)1969年9月
CD16
ショパン:
1.即興曲第1番 変イ長調Op.29
2.即興曲第2番 嬰ヘ長調Op.36
3.即興曲第3番 変ト長調Op.51
4.幻想即興曲 嬰ハ短調Op.66
5.-8.ソナタ第2番 変ロ短調Op.35
9.-12.ソナタ第3番 ロ短調Op.58
(1-4)1974年6月、11月、1975年1月、3月、
(5-12)1977年2月、5月、1978年11月録音
CD17
ショパン:
1.-3.ピアノ協奏曲第1番 ホ短調Op.11/フランス放送国立O、ロゼンタール指揮
4.アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調Op.22
5.ポロネーズ第1番 嬰ハ短調Op.26-1
6.ポロネーズ第2番 変ホ短調Op.26-2
(1-4)1963年4月録音、(5)1963年1月録音
CD18
ショパン:
1.-3.ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11/モンテ・カルロ歌劇場国立O、
ジェルジ・シフラJr指揮
4.練習曲変イ長調Op.25-1
5.練習曲ホ長調Op.10-3
6.練習曲変イ長調Op.10-10
7.練習曲ヘ短調Op.25-2
8.ワルツ嬰ハ短調Op.64-2
9.即興曲第1番変イ長調Op.29
10.幻想曲ヘ短調Op.49
11.バラード第4番ヘ短調Op.52
(1-3)1976年6月録音、(4-6)1973年3月、1074年6月、10月録音、(7,10)
1969年9月録音、(8)1974年2月録音、(9)1068年2月録音、
(11)1968年3月、4月録音
CD19
ショパン:
1.-12.練習曲集Op.10(全12曲)
13.-24.練習曲集Op.25(全12曲)
1962年4月、5月録音 (フィリップス原盤)
CD20
ショパン:
1、ポロネーズ イ長調Op.40-1「軍隊」
2.ポロネーズ ハ短調op.40-2
3.ポロネーズ嬰ヘ短調Op.44
4.ポロネーズ変イ長調Op.53「英雄」
5.バラード第4番ヘ短調Op.52
6.即興曲第3番変ト長調Op.51
7.-10.ソナタ第2番変ト短調Op.35
1963年1月録音 (ユニヴァーサル原盤)
CD21
1.-3.モーツァルト:ソナタ イ短調K.310
ベートーヴェン:
4.&5.ソナタ第22番ヘ長調Op.54
6.「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による変奏曲ハ長調WoO78
7.ヴラニツキーのバレエ「森の乙女」のロシア舞曲による12の変奏曲イ長調
WoO71
8.32の変奏曲ハ短調WoO80
9.ポロネーズ ハ長調Op.89
10.ロンド・ア・カプリッチョ ト長調Op.129
(1-3)1956年12月、1957年1月録音、(4-6)1957年6月、1958年1月録音、
(7)1958年2月、6月録音、(8)1957年12月録音、(9)1956年2月録音
(10)1958年2月録音
CD22
ベートーヴェン:
1.-3.ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」
4.-6.ソナタ第10番ト長調Op.14
7.-10.ソナタ第12番変イ長調Op.26
11.-13.ソナタ第13番変ホ長調Op.27-1
(1-3)1968年4月録音、(4-6、11-13)1968年4月ー6月録音、
(7-10)1965年1月録音
CD23
ベートーヴェン:
1.-3.ソナタ第21番ハ長調Op.53「ヴァルトシュタイン」
4.-6.ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
1965年1月録音
CD24
シューマン:
1.-20.謝肉祭Op.9
21.-28.幻想小曲集Op.12
29.-33.ウィーンの謝肉祭の道化Op.26
(1-20)1957年4月録音、(21-28)1956年12月、1957年1月録音、
(29-33)1958年6月、12月録音
CD25
シューマン:
1.トッカータ ハ長調Op.7
2.-17.交響的練習曲Op.13
18.ノヴェレッテ第8番嬰ヘ短調Op.21
19.-38.謝肉祭Op.9
(1-17)1960年12月録音、(18-38)1968年2月、3月録音
CD26
1.リュリ:ロンドー形式によるガヴォット
2.クレブス:ブーレー変ホ長調
スカルラッティ:
3.ソナタ ハ長調Kk159
4.ソナタ イ長調Kk113
5.C.-P.E.バッハ:アンダンティーノ ロ短調
6.ダカン:カッコウ
7.クープラン:ティクートクーショック、またはオリーヴしぼり機
8.ラモー:タンブーラン
9.ベートーヴェン:エリーゼのために
10.シューベルト(タウジッヒ編):軍隊行進曲ニ長調D.733
11.フンメル:ロンド 変ホ長調Op.11
メンデルスゾーン
12.スケルツォ ホ短調Op.16
13.紡ぎ歌Op.67-4
14.春の歌
ショパン:
15.夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2
16.ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1
17.練習曲ホ長調Op.10-3
18.前奏曲変ロ短調Op.28-16
19.ブラームス:ワルツ変イ長調Op.39-15
20.シューマン:トロイメライ
21.グリーグ:蝶々Op.43-1
22.ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
23.ファリァ:火祭りの踊り
24.ラフマニノフ:前奏曲ト短調
25.バラキレフ:イスラメイ
1956年ー1961年録音
CD27
1.ラモー:リゴードン
2.リュリ:ロンド形式によるガヴォット
D.スカルラッティ:
3.ソナタニ長調KK96
4.ソナタ ハ長調Kk159
5.クープラン:収穫をする人々
6.フンメル:ロンド・ファヴォリ
7.モーツァルト:トルコ行進曲
8.シューベルト:即興曲変イ長調D.899-4
9.メンデルスゾーン(ラフマニノフ編):スケルツォ
10.ビゼー(ラフマニノフ編):メヌエット(アルルの女)
11.メンデルスゾーン:アンダンテとロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14*
12.-13.ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲*
14.メンデルスゾーン:アンダンテとロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14
15.ドホナニー:カプリッチョOp.28
1968年ー1973年録音、*1968年東京録音
CD28
バッハ(ブゾーニ編):
1、-2.前奏曲とフーガ ニ長調BWV532
3.コラール「目覚めよ、と呼ぶ声あり」BWV645
4.コラール「汝のうちに喜びあり」BWV615
5.コラール「栄光の日は来たりぬ」BWV629
6.-8.フランク:前奏曲、コラールとフーガ ロ短調
9.バラキレフ:イスラメイ
ドビュッシー:
10.レントよりおそく
11.月の光り
ラヴェル:
12.水の戯れ
13.-15.ソナチネ
16.トッカータ
(1-5)1968年東京録音、(6-8)1964年5月録音、(9、16)1970年10月録音、
(11)1958年6月録音、(10、12)1973年7月録音、(13-15)1968年12月録音
CD29
1.クープラン:フランス人気質、またはドミノ
ラモー:
2.鳥のさえずり
3.タンブラン
クープラン:
4.神秘的なバリケード
5.うなぎ
6.髪の油(バンドリン)
7.ティクートクーショック、またはオリーヴしぼり機
ラモー:
8.エジプトの女
9.雌鳥
クープラン:
10.蝶々
11.収穫をする人々
12.リュリ:ロンド形式のガヴォット
13.ダカン:つばめ
14.ラモー:リゴードン
15.クープラン:小さな風車
16.ダカン:カッコウ
17.&18.バッハ(ブゾーニ編):前奏曲とフーガ ニ長調BWV532
1981年録音
CD30
ショパン:
1、-2.2つの夜想曲Op.9
3.スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
4.-8.5つの夜想曲Op.10-3-5,10.12
9.序奏と華麗なる変奏曲Op.12
リスト:
10.ポロネーズ第2番
11.超絶技巧練習曲第10番ヘ短調
12.サン=サーンス:ワルツ形式の練習曲編ニ長調Op.52-6
1981年11月録音
CD31
シューベルト:
1.即興曲変イ長調D.899
2.即興曲ヘ短調D.935
ブラームス:
3.-17.ハンガリア舞曲集(シフラ編)
(1、2)1981年11月録音、(3-17)1982年1月、5月、1983年2月、9月録音
CD32
リスト:
1.-4.ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124
5.-10.ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125
11.ハンガリア幻想曲ヘ長調S.123
12.死の舞踏S.126
パリ管弦楽団、ジョルジ・シフラJr指揮
1969年録音、(11、12)1968年録音
CD33
リスト:
1.-4.ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124
5.-10.ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125
11.ハンガリア幻想曲ヘ長調S.123
12.死の舞踏S.126
フィルハーモニア管弦楽団、アンドレ・ヴァンデルノート指揮
(1-4)1961年1月録音、(5-10)1958年7月録音、(11、12)1964年2月録音
CD34
リスト:
1.-4.ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124
5.ハンガリア幻想曲ヘ長調S.123
6.-8.チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
フランス放送国立管弦楽団、ピエール・デルヴォー指揮
1957年録音
CD35
1.-3.チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番/フィルハーモニアO、
ヴァンデルノート指揮 1958年9月録音
4.-6.ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/ニュー・フィルハーモニアO、
シフラJr指揮 1970年10月録音
CD36
1.フランク:交響的変奏曲 1961年1月録音
2.-4.グリーグ:ピアノ協奏曲Op.16 1958年7月録音
以上 フィルハーモニアO、ヴァンデルノート指揮
5.ウェーバー:コンチェルトシュテュックOp.79
6.ショパン:クラコヴィアクOp.14
以上 モンテ・カルロ歌劇場国立O、シフラJr.指揮 1978年5月録音
CD37
1.-3.ショパン:ピアノ協奏曲第1番/パリO.
4.-6.メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番/モンテ・カルト歌劇場国立O.
7.フランク:交響的変奏曲/ブダペスト交響楽団
以上 シフラJr指揮 (1-3)1968年6月録音、(4-6)1978年5月録音、
(7)1969年9月録音
CD38
1.-3.グリーグ:ピアノ協奏曲
4.-7.ブラームス(シェーンベルク編):四重奏曲Op.25
以上 ブダペスト交響楽団、シフラJr指揮 1969年9月録音
CD39
1.-3.ドビュッシー:海
4.ルーセル:「バッカスとアリアーヌ」第2組曲
5.ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲
以上 モンテ・カルロ歌劇場国立O、シフラJr.指揮 1976年、1977年録音
CD40
1.リスト:即興的ワルツS.213
2.シューマン:夕べに
シフラ:
3.剣の舞-第1版
4.剣の舞-第2版
5.熊ん蜂の飛行
6.リスト:超絶技巧練習曲第10番
7.シフラ:ヨハン・シュトラウスの思い出 以上 1956年12月録音
8.バッハ(ブゾーニ編):トッカータとフーガ ニ短調BWV565 1965年8月録音
9.-10.ドビュッシー:ピアノのために 1974年7月録音
以上 ジョルジュ・シフラ(ピアノ)
伝説的超絶技巧で知られたシフラの没後15年のアニヴァーサリー企画
EMIとフィリップス・レーベルに残されたシフラのスタジオ録音の全てを完全
収録。1956年パリに着いた時に発売された25センチLPから彼の死のわずか前の
1986年5月センリスの聖フランブール・チャペルでの最終セッションまでが収
録された40CD
クラムシェル・ボックス 48Pブックレット

●CZS-2174112 14枚組 \10500(予定)
スヴャトスラフ・リヒテル(限定盤)
CD1
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.2-1
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3 (以上1976年録音)
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」 (1961年録音)
アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調WoO.57 (1977年録音)
CD2
シューベルト:
ピアノ・ソナタイ長調D.664
幻想曲ハ長調D.760「さすらい人」(バドゥラ-スコダ編)(以上1963年録音)
シューマン:幻想曲ハ長調Op.17 (1961年録音)
CD3
シューマン:
蝶々Op.2
ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22
ウィーンの謝肉祭の道化Op.26 (以上1962年録音)
CD4
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24「春」
w/オレグ・カガン(ヴァイオリン) (1976年録音)
シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調D.667「ます」 w/ボロディン四重奏団、
ゲオルグ・ヘルトナーゲル(コントラバス) (1980年録音)
CD5
モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調K.306
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調K.378
アンダンテとアレグレット ハ長調K.404/385d
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調K.372「未完成」 
以上 w/カガン(ヴァイオリン) (1974年録音)
CD6
ヘンデル:
キーボード組曲第2番ヘ長調
キーボード組曲第3番ニ短調
キーボード組曲第5番ホ長調
キーボード組曲第8番ヘ短調 (以上1979年録音)
CD7
キーボード組曲第9番ト短調
キーボード組曲第12番ホ短調
キーボード組曲第14番ト長調
キーボード組曲第16番ト短調 (以上1979年録音)
CD8
ブラームス:マゲローネのロマンスOp.33(全15曲)
w/ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) (1970年録音)
CD9
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482 (1979年録音)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37 (1977年録音)
w/フィルハーモニア管弦楽団、リッカルド・ムーティ指揮
CD10
ベートーヴェン:
三重協奏曲ハ長調Op.56 w/ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、
ベルリン・フィルハーモニーO.
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 (1969年録音)
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調Op.23 
w/カガン(ヴァイオリン) (1976年録音)
CD11
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83 
w/パリO、ロリン・マゼール指揮
(1969年録音)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調K.379 w/カガン(ヴァイオリン)
(1974年録音)
CD12
ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調Op.33 
w/ミュンヘン・バイエルン州立O,
カルロス・クライバー指揮 (1976年録音)
バルトーク:ピアノ協奏曲第2番Sz.83 
w/パリO、マゼール指揮 (1969年録音)
CD13
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54 以上w/モンテ・カルロ歌劇場国立O、
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮 1974年録音
CD14
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番ト長調Op.55 
w/ロンドンSO,マゼール指揮
(1970年録音)
ベルク:室内協奏曲 
w/カガン(ヴァイオリン)、モスクワ音楽院器楽アンサンブル
ユーリ・ニコライエフスキー指揮 (1977年録音)
20世紀の代表的ピアニスト、リヒテルの中心的作品をまとめたボックス。
クラムシェル 各CD紙ケース付き 32Pブックレット

●CZS-2173082 7枚組 \6950(予定)
ビクトリア・デ・ロス・アンへレス(限定盤)
CD1 初期の録音 (モノラル録音)
ヴェルディ:
エルナーニよ、一緒に逃げて(「エルナーニ」第1幕)
泣きぬれて野のはてにひとり(柳の歌)・・・
アヴェ・マリア(「オテロ」第4幕)
ロッシーニ:不安と涙のうちに生まれ・・・
悲しみよ去りかけ(「シンデレラ」第2幕)
マスカーニ:ママも知るとおり(「カヴァッレリア・ルスティカーナ」)
カタラーニ:遠くへ行かないで(「ラ・ワリー」第1幕)
モーツァルト:愛の神よ照覧あれ(「フィガロの結婚」第2幕)
ワーグナー:
おごそかな広間よ(「タンホイザー」第2幕)
寂しい日々に祈った(「ローエングリン」第1幕)
以上w/ローマ歌劇場O、モレッリ指揮 (1954年録音)
ファリァ:
Vivan los que rien!(「はかなき人生」第1幕)
Alli esta! Riyendo(「はかなき人生」第2幕) 以上w/フィルハーモニアO、
ロビンソン指揮 (1948年録音)
トゥリーナ:
希望の聖母への祈りの形式によるサエタ
カンシオン形式の詩-カンターレス 
以上w/フィルハーモニアO、ジュスキント指揮
(1949年録音)
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番
アリア
踊り 以上w/フランス放送国立O、ヴィラ=ロボス指揮 (1956年録音)
CD2 名イタリア・オペラ集
プッチーニ:「ラ・ボエーム」
私の名はミミ(第1幕)
愛らしい乙女よ(第1幕)w/ビョルリンク(テナー)、メリル(バリトン)
さようなら、あなたの愛の呼ぶ声に(第3幕) 以上w/RCAヴィクターO、
ビーチャム指揮 (1956年モノラル録音)
ヴェルディ:夕やみに星と海はほほえみ(「シモン・ボッカネグラ」第1幕)
w/ローマ歌劇場O、サンティーニ指揮 (1957年モノラル録音)
レオンカヴァッロ:大空を晴れやかに(「道化師」) w/RCAヴィクターO、
チェッリーニ指揮 (1953年モノラル録音)
プッチーニ:
母もなしに(「修道女アンジェリカ」) w/ローマ歌劇場O、セラフィン指揮
(1957年モノラル録音)
私のお父さん(「ジャンニ・スキッキ」) w/ローマ歌劇場O、サンティーニ指揮
(1958年録音)
ロッシーニ:今の歌声は(「セビリャの理髪師」第1幕) w/ロイヤル・フィルO、
グイ指揮 (1962年録音)
ヴェルディ:「椿姫」
乾杯の歌(第1幕)
ああ、そはかの人か・・・花から花へ(第1幕)
さようなら、過ぎ去った日よ(第3幕) 以上w/ローマ歌劇場Cho、O、
セラフィン指揮 (1959年録音)
プッチーニ:「蝶々夫人」
美しい大空(第1幕)
Bimba dagli occhi(第1幕)
ある晴れた日に(第2幕)
名誉を守ることが出来なければ(第2幕) 以上w/ローマ歌劇場Cho,O,
サンティーニ指揮 (1959年録音)
CD3 名フランス・オペラ集
マスネ:「マノン」
さようなら、私たちの小さなテーブルよ(第2幕)
私が女王のように町を行くと・・・彼らの声が甘い恋に誘うとき(第3幕)
以上w/オペラ・コミーク国立劇場Cho,O、モントゥー指揮(1955年モノラル録音)
グノー:「ファウスト」
トゥーレの王・・・宝石の歌(第3幕)
もう遅いわ、さようなら!・・・おお、愛の夜よ、輝く空よ(第3幕)
Ah! c'est la voix du bien-aime!..Anges pur(第5幕)
以上w/ゲッダ(テナー)、クリストフ(バス)、オペラ座O,クリュイタンス指揮
(1958年録音)
マスネ:「ウェルテル」
ウェルテルよ、誰がいえましょうか(第3幕)
おさえられた涙は胸にあふれ(第3幕) 以上w/パリO、プレートル指揮 
(1968年、1969年録音)
オッフェンバック:Elle a fui, la tourterelle(「ホフマン物語」第4幕)
w/パリ音楽院O、クリュイタンス指揮 (1964年、1965年録音)
ビゼー:「カルメン」
恋は野の鳥(ハバネラ)(第1幕)
セビリャの城壁の近くに(セギディーリャ)(第1幕)
鈴を鳴らして(ジプシーの歌)(第2幕)
Voyons, que j'essaie a mon tour(第3幕)
あなたね!・・・おれだ!(第4幕) 以上w/ゲッダ(テナー)他、
フランス放送国立O、ビーチャム指揮 (1958年、1959年録音)
CD4 ポピュラー・ソング、サルスエラ・アリア集
メンデルスゾーン:歌の翼に
グリーグ:君を愛す
ブラームス:子守唄
ドヴォルザーク:わが母の教え給いし歌
マルティーニ:愛の喜び
アーン:恋するおとめ
ドリーブ:カディスの娘
トラディショナル(スタンフォード編):アイルランドの子守歌
サデロ:シチリアの子守歌
イラディエル:ラ・パロマ
オヴァーレ:青い鳥
ルーナ:スペインからやってきた娘
チャピー:カルセレラス 
以上w/シンフォニア・オブ・ロンドン、フリューベック・
デ・ブルゴス指揮 (1964年録音)
ヒメネス:La tempranica
サパテアード
Cancion de la tempranica
チャピー:
Cancion de Pastora(La patria chica)
Cancion de la gitana(La chavala)
Chueca/Valverde: La gran via
Tango de la menegilda
Chotis del eliseo madrilene
セラーノ:
Romanza de Gloria(Los de Aragon)
Cancion de la gitana(La alegira del batallon)
Escena lirica(Los claveles)
Lleo:Cuouplets babilonicos(La corte del Faraon)
カバリェーロ:Romanza de Pilar(Gigantes y cabezudos)
バルビエリ:Cancion de Paloma(El barberillo de Lavapies)
以上w/スペイン国立O、フリューベック・デ・ブルゴス指揮 (1967年録音)
CD5 オーヴェルニュの歌
オーヴェルニュの歌(カントルーブ編)(24曲) w/コンセール・ラムルーO、
ジャキア指揮 (1974年、1969年録音)
CD6 芸術歌曲とリート集
ラヴェル:魔法の笛(シェエラザード)
デュパルク:旅への誘い 以上w/パリ音楽院O、プレートル指揮 (1962年録音)
ドビュッシー:華やかな宴第1集(3曲)
アーン:
ぶどう狩りの3日間
リラの木のナイティンゲール
フォーレ:
哀愁Op.6-2
河のほとりでOp.8-1
イスファハーンのばらOp.39-4
いつもOp.21-2 以上w/ソリアーノ(ピアノ) (1966年録音)
A.スカルラッティ:すみれ
ヘンデル:ああ、私にユバルの竪琴があれば(オラトリオ「ヨシュア」)
シューベルト:
死と乙女D531
どこへ?(「美しき水車屋の娘」D795第2曲)
音楽に寄せてD547
ブラームス:
あなたの青い瞳Op.59-8
甲斐なきセレナードOp.84-4 以上w/ムーア(ピアノ) (1960年録音)
パーセル:
そぞろ歩かん
わが安らいは永遠に失われ(以上モーファト編)
ハイドン:眠れ、お前の小さな寝間に
J.C.バッハ:きみは悔やむや、おお美しきイレーネ
ベートーヴェン:
おお、愛らしいベニヒワに姿を変えてWoO154-9
別れの際にかの人はWoO154-12
ダーモット、いとしの君を思い切れとぞ人はいうWoO152-18
ドヴォルザーク:
むなしき望み
りんご
チャイコフスキー:スコットランドのバラードOp.46-2 
以上w/フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、
ムーア(ピアノ)他 (1960年録音)
ブラームス:サッポー風の頌歌
モーツァルト:La Partenza K436 w/シュヴァルツコップ(ソプラノ)、
フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
(以上 1968年ライヴ録音)
CD7 スペインの歌
ファリャ:
「三角帽子」序奏 
w/フィルハーモニアCho、O、フリューベック・デ・ブルゴス指揮
(1963年、1964年録音)
「恋は魔術師」より
愛の悩みの歌
きつね火の歌
愛の戯れの踊り
終曲「暁の鐘」 以上w/フィルハーモニアO、ジュリー二指揮 (1961年、
1964年録音)
7つのスペイン民謡 w/ソリアーノ(ピアノ) (1961年、1962年録音)
モンサルバーチェ:
黒人の歌(5曲) 
w/パリ音楽院O、フリューベック・デ・ブルゴス指揮 (1962年録音)
セファルディーの歌曲集(バーリュス編)(10曲) w/ジェラール(フルート)、
ギリア(ギター) (1969年録音)
スペイン民謡歌曲集(ロルカ編)(6曲) w/サネッティ(ピアノ) (1970年録音)
トルドラ:見習い水夫の歌 w/ソリアーノ(ピアノ) (1961年、1962年録音)
グラナドス:「昔風のスペインの歌曲集」より
第2曲.町をぶらつく
第7曲.トラ・ラ・ラとギターのつまびき
グリーディ:ホタ 以上w/ムーア(ピアノ) (1960年録音)
グラナドス:マハと夜うぐいす(「ゴイェスカス」) w/フィルハーモニアO、
フリューベック・デ・ブルゴス指揮 (1969年録音)
バルベルデ:クラベリートス
ニン:グラナディーナ(「スペイン民謡集」第7曲) 以上w/ムーア(ピアノ)
バレラ/カリェラ(デ・ロス・アンヘレス編):さらば、グラナダ 
w/デ・ロス・アンへレス(ギター) (以上1960年録音)
グラナドス編:「愛の歌」(トラディショナル)より
松林に行った娘たち
わが佳き人 以上w/ラローチャ(ピアノ) (1971年録音)
以上 ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
天使の歌声と呼ばれたデ・ロス・アンヘレスの多くの録音からえりすぐった
名唱集。
スペイン出身で20世紀後半で最も世界中から愛されたソプラノの幅広いオペラ、
ドイツ、フランス、スペイン歌曲までをカヴァー。彼女のレパートリーに沿っ
て分けられた7枚組。
クラムシェル 各CD紙ケース入り 32Pブックレット

●CZS-2173122 6枚組 \5950(予定)
ヤッシャ・ハイフェッツ(限定盤)
CD1
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47 
w/ロンドン・フィルO、ビーチャム指揮(1935年録音)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35 w/ロンドン・フィルO、
バルビローリ指揮 (1937年録音)
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82 
w/ロンドン・フィルO、バルビローリ指揮(1934年録音)
CD2
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218 
w/ロイヤル・フィルO、
ビーチャム指揮 (1947年録音)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64 
w/ロイヤル・フィルO、
ビーチャム指揮 (1949年録音)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番ニ長調K.219 
w/ロンドン・フィルO、
バルビローリ指揮 (1934年録音)
CD3
ヴィエニアフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調Op.22
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ短調Op.31 
以上w/ロンドン・フィルO、
バルビローリ指揮 (1935年録音)
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番イ短調Op.37 w/ロンドン交響O、
サージェント指揮 (1947年録音)
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調Op.28 (1935年録音)
サン=サーンス:ハバネラOp.83 (1937年録音) 以上w/ロンドン・フィルO、
バルビローリ指揮
CD4
バッハ:
ソナタ第1番ト短調BWV1001
パルティータ第2番ニ短調BWV1004
ソナタ第3番ハ長調BWV1005 (以上1935年録音)
パルティータ第3番ホ長調BWV1006 (1925年録音)
バッハ(ハイフェッツ編):イギリス組曲第3番ト短調BWV808より
第4曲:サラバンド
第5曲:ガヴォットI-ガヴォットII 
以上w/シャンドール(ピアノ) (1934年録音)
CD5
クレランボー(ダンドロー編):ラルゴ ハ短調 w/シャンドール(ピアノ) 
(1934年録音)
バッツィーニ:妖精の踊りOp.25 w/ベイ(ピアノ) (1937年録音)
R.シュトラウス(ハイフェッツ編):
さびしい泉のほとり(「情緒のある風景」Op.9)
w/シャンドール(ピアノ) (1934年録音)
ヴィエニアフスキ:ポロネーズ第1番ニ長調Op.4 
w/ベイ(ピアノ) (1937年録音)
グラズノフ:瞑想曲ニ長調Op.32 
ヴィエニアフスキ:スケルツォ・タランテラ ト短調Op.16 
ドビュッシー(ハイフェッツ編):「放蕩息子」-前奏曲
アルベニス(ハイフェッツ編):「スペイン組曲」Op.47-第3曲「セビーリャ」
エルガー:気まぐれな女Op.17
モシュコフスキ(サラサーテ編):ギターOp.45-2 
以上w/シャンドール(ピアノ)
(1934年録音)
ファリャ(クライスラー編):「はかなき人生」-スペイン舞曲第1番 
w/ベイ(ピアノ)(1935年録音)
ドホナーニ(クライスラー編):
ハンガリー牧歌Op.32a-6-ジプシー・アンダンテ
コルンゴルト:空騒ぎOp.11-3-「ドッグベリーとヴァージ」
ミヨー(C.レヴィ編):「ブラジルの郷愁」Op.67-第9曲「スマレー」
カステルヌオーヴォ=テデスコ(ハイフェッツ編):
「なつかしいウィーン」Op.30
第1曲「ワルツ」 以上w/シャンドール(ピアノ) (1934年録音)
プーランク:「3つの無窮動」より
第1曲:アセス・モデレ
第3曲:アレルト 以上w/ベイ(ピアノ) (1937年録音)
バッハ:イギリス組曲第3番ト短調BWV808-ガヴォット1&2 
w/シャンドール(ピアノ)(1934年録音)
シマノフスキ(コハンスキ編):「ロジェ王」-ロクサンナの歌 (1935年録音)
ディニーク(ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート 
w/ベイ(ピアノ) (1937年録音)
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20-1
w/ロンドンSO,バルビローリ指揮(1937年録音)
CD6
ヴィヴァルディ(ブッシュ編):ソナタ イ長調Op.2-2,RV31 
w/シャンドール(ピアノ)(1934年録音)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
w/モイセイヴィッチ(ピアノ) (1951年録音)
パガニーニ:「24のカプリースOp.1」より
第13曲:変ロ長調(アレグロ)(クライスラー編)
第20曲:ニ長調(アレグレット)(クライスラー編)
第24曲:イ短調(主題と変奏曲)(アウアー編) 以上w/シャンドール(ピアノ)
(1934年録音)
フランク:ソナタ イ長調 w/ルービンシュタイン(ピアノ) (1937年録音)
以上 ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
名匠ハイフェッツの1925-1949年初期録音の6枚組
リトアニア生まれのユダヤ系アメリカ人ヴァイオリニスト、ハイフェッツが
1930年代に英国HMVに集中的に残した録音を中心に編集。6歳でメンコンを弾
きこなしたという伝説的名人芸をとらえたアンソロジーです。
クラムシェル 紙ケース 32Pブックレット

●CZS-2173042 7枚組 \6950(予定)
アルフレッド・コルトー(限定盤)
CD1
ショパン:
前奏曲集,Op.28(全24曲) (1933年、1934年録音)
前奏曲嬰ハ短調Op.45
子守歌変ニ長調Op.57 (以上1949年録音)
即興曲第1番変イ長調Op.29
即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36
即興曲第3番変ト長調Op.51
幻想即興曲嬰ハ短調Op.66
舟歌嬰ヘ長調Op.60 (以上1933年録音)
CD2
ベートーヴェン:三重奏曲変ロ長調Op.97「大公」 
w/ティボー(ヴァイオリン)、
カザルス(チェロ) (1928年録音)
シューベルト:三重奏曲第1番変ロ長調D.898 w/ティボー(ヴァイオリン)、
カザルス(チェロ) (1926年録音)
ベートーヴェン:「魔笛」の主題による7つの変奏曲変ホ長調 
w/カザルス(チェロ)(1927年録音)
CD3
ドビュッシー:
子供の領分 (1947年録音)
前奏曲集第1巻 (1937年、1931年、1947年、1949年録音)
ラヴェル:
ソナチネ (1931年録音)
水の戯れ (1923年録音)
CD4
フランク:ソナタ イ長調
ドビュッシー:
ヴァイオリン・ソナタ
前奏曲集第1巻-第12曲「ミンストレル」(ハルトマン編) 以上w/ティボー
(ヴァイオリン) (1929年録音)
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調Op.13 
w/ティボー(ヴァイオリン)(1923年録音)
CD5
ハイドン:三重奏曲ト長調Op.73-2 
w/ティボー(ヴァイオリン)、カザルス(チェロ)
(1927年録音)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
w/ティボー(ヴァイオリン) (1929年録音)
ブラームス:二重協奏曲イ短調Op.102 
w/ティボー(ヴァイオリン)、カザルス(チェロ)
バルセロナ・オルケスタ・パウル・カザルス(コルトー指揮) (1929年録音)
CD6
メンデルスゾーン:三重奏曲第1番ニ短調Op.49 
w/ティボー(ヴァイオリン)、カザルス(チェロ) (1927年録音)
シューマン:三重奏曲ニ短調Op.63 
w/ティボー(ヴァイオリン)、カザルス(チェロ)(1928年録音)
ベートーヴェン:カカドゥ変奏曲ト長調Op.121a w/ティボー(ヴァイオリン)、
カザルス(チェロ) (1926年録音)
CD7
リスト:
ソナタ ロ短調 (1929年録音)
ハンガリア狂詩曲第2番嬰ハ短調 (1926年録音)
ハンガリア狂詩曲第11番イ短調 (1930年録音)
ヴェルディの「リゴレット」によるパラフレーズ (1927年録音)
「伝説」第2曲「水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」 (1937年録音)
「3つの演奏会用練習曲」第2曲「軽やかさ」 (1930年録音)
以上 アルフレッド・コルトー(ピアノ)
ピアノ・ファンにとっての宝石箱、巨匠コルトーのアンソロジー7枚組
1877年スイスのニオンで生まれ1962年ローザンヌで亡くなったフランス系スイ
ス人のコルトー。20世紀で最も高名な音楽家でありロマン派のピアノ作品、と
りわけショパンとシューマンの詩的な解釈で知られました。教育者としてもハ
スキル、リパッティ、ぺルルミュテールなどを育てました。ティボー、カザル
スとのトリオ録音も含め、彼の中心的なレパートリーがまとめられました。
クラムシェル 各CD紙ケース入り 32Pブックレット

●CZS-2173132 5枚組 \4950(予定)
ユッシ・ビョルリンク(限定盤)
CD1 オペラ、オラトリオ・アリアと歌曲 1936-1941
ヴェルディ:
清きアイーダ(「アイーダ」第1幕)(イタリア語)
風の中の羽根のように(女心の歌)(「リゴレット」第3幕)(イタリア語)
プッチーニ:
冷たい手を(「ラ・ボエーム」第1幕)(イタリア語)
妙なる調和(「トスカ」第1幕)(イタリア語) (以上1936年録音)
星は光りぬ(「トスカ」第3幕)(イタリア語)
やがて来る自由の日(「西部の娘」第3幕)(イタリア語)
ポンキエッリ:空と海(「ジョコンダ」第3幕)(イタリア語)
マイアベーア:おお、パラダイス(「アフリカの女」第4幕)(イタリア語)
トスティ:理想(イタリア語)
ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ(イタリア語)
フリムル:一輪のばら(「放浪の王者」第1幕)(英語)
ゲール:フォー・ユー・アローン(英語) (以上1937年録音)
マスネ:目を閉じれば(夢の歌)(「マノン」第2幕)(フランス語)
ビゼー:おまえが投げたこの花は(花の歌)(「カルメン」第2幕)(フランス語)
(以上1938年録音)
グノー:この清らかな住まい(「ファウスト」第3幕)(フランス語)
フロトウ:夢のように(「マルタ」第3幕)(イタリア語) (以上1939年録音)
ロッシーニ:Cujus animam(スターバト・マーテル)(ラテン語)
ヴェルディ:
ああ、あなたこそ私の恋人(「トロヴァトーレ」第3幕)(イタリア語)
見よ、恐ろしい炎を(「トロヴァトーレ」第3幕)(イタリア語) 
(以上1938年録音)
ああ、あなたこそ私の恋人(「トロヴァトーレ」第3幕)(イタリア語)
見よ、恐ろしい炎を(「トロヴァトーレ」第3幕)(イタリア語) 
(以上1939年録音)
あれかこれか(バラータ)(「リゴレット」第1幕)(イタリア語) (1941年録音)
CD2 オペラ・アリアと歌曲 1941-1950
プッチーニ:愛らしい乙女よ(二重唱)(「ラ・ボエーム」第1幕)(イタリア語)
w/シンベルイ(ソプラノ)
ヴェルディ:
E il sol dell' anima(「リゴレット」第二幕)(イタリア語) (以上1941年録音)
あれかこれか(バラータ)(「リゴレット」第1幕)(イタリア語) 
Di' tu se fedele(「仮面舞踏会」第1幕)(イタリア語)
プッチーニ:誰も寝てはならぬ(「トゥーランドット」第3幕)(イタリア語)
ジョルダーノ:
5月の晴れた日のように(「アンドレア・シェニエ」第4幕)(イタリア語)
愛さずにはいられぬこの思い(「フェドーラ」第2幕)(イタリア語)
マスカーニ:お母さん、あの酒は強いね(「カヴァレリア・ルスティカーナ」)
(イタリア語)
レオンカヴァッロ:
衣装をつけろ(「道化師」第1幕)(イタリア語)
マッティナータ(イタリア語) (以上1944年録音)
ドニゼッティ:人知れぬ涙(「愛の妙薬」第3幕)(イタリア語)
ビゼー:耳に残るは君の歌声(「真珠採り」第1幕)(フランス語)
グノー:ああ太陽よ昇れ(「ロメオとジュリエット」第2幕)(フランス語)
マスネ:消え去れ、優しい面影よ(「マノン」第3幕)(フランス語) 
(以上1945年録音)
チレア:ありふれた話(フェデリコの嘆き)(「アルルの女」第2幕)(イタリア語)
(1947年録音)
マスカーニ:おお、ローラ(「カヴァレリア・ルスティカーナ」)(イタリア語)
プッチーニ:
なんとすばらしい美人(「マノン・レスコー」第1幕(イタリア語) 
(以上1948年録音)
妙なる調和(「トスカ」第1幕)(イタリア語)
星は光りぬ(「トスカ」第3幕)(イタリア語) (以上1950年録音)
プッチーニ:愛らしい乙女よ(二重唱)(「ラ・ボエーム」第1幕)(イタリア語)
w/A-L.ビョルリンク(ソプラノ)
グノー:かわいい天使(「ロメオとジュリエット」第1幕)(フランス語)
w/A-L.ビョルリンク(ソプラノ)
ゴダール:子守歌(「ジョスラン」第2幕)(英語)
トスティ:暁は光から闇をへだて(イタリア語) (以上1949年録音)
以上 グレヴィリウス指揮
CD3 オペラ、オペレッタ・アリアとスウェーデン語の歌 1929-1941
ゲール:For dig allen(フォー・ユー・アローン)
レオンカヴァッロ:マッティナータ (以上1929年録音)
グノー:Hoj dig, du klara sol(ああ太陽よ昇れ)
(「ロメオとジュリエット」第2幕)
ヴェルディ:O, I kvinnor(あれか、これか)(「リゴレット」第1幕) 
(以上1930年録音)
ラパラ:Fylld av vemod sanker sig natten
ボロディン:Dagen gick langsamt till ro(ウラディミールのカヴァティーナ)
(「イゴール公」第2幕)
プッチーニ:
Det skona star att finna(妙なる調和)(「トスカ」第1幕)
Jag minns stjarnorna lyste(星は光りぬ)(「トスカ」第3幕)
ヴェルディ:
Ack, som ett fjun sa latt(女心の歌)(「リゴレット」第3幕) 
(以上1933年録音)
Skyhogt mot himlen(見よ、恐ろしい炎を)(「トロヴァトーレ」第3幕)
(1934年録音)
レオンカヴァッロ:Spela komedi!...Pudra ditt anlet(衣装をつけろ)
(「道化師」第1幕)
(1933年録音)
マスカーニ:おお、ローラ(「カヴァレリア・ルスティカーナ」)(1934年録音)
プッチーニ:Lat henne tro(やがて来る自由の日)(「西部の娘」第3幕)
アッテルベリ:I mannwe ovefr lag och ratt(「ファナル」第3幕) 
(以上1935年録音)
リムスキー=コルサコフ:I doderns hav(インドの歌)(「サドコ」第4場)
(1936年録音)
オッフェンバック:
Uti en skof pa berget Ida(イダの山には3人の女神がおわし)
(「美しきエレーヌ」第1幕)
J.シュトラウスII:
Vem oss har vigt?(われわれに頼る人は)(「ジプシー男爵」第2幕)
ミレッカー:Skall jag tala…Antag det fall(「乞食学生」第2幕) 
w/シンベルイ
(ソプラノ)
ミレッカー:
Nu ar jag pank och fagelfri(金もなく追放の身)(「乞食学生」第3幕) 
(以上1938年録音)
PETERSON-BERGER:Nar jag for mig sjalv I morka skogen gar
(暗い森をひとりで歩く時)
PETERSON-BERGER:Bland skogens hoga furustammar(森の高い松の木の中で)
(以上1930年録音)
スウェーデン民謡(ランデル編):Ack Varmeland, do skona
SJOBERG:Tonerna(音楽)
SCHARADER:Sommarnatt(夏の夜) (以上1936年録音)
STENHAMMAR:Sverige(スウェーデン)
ALTHEN:Land, du valsignade (以上1937年録音)
ERIC WIDE:Namner du Sverige (1938年録音)
以上 グレヴィリウス指揮
CD4 リートと歌曲 1939-1959
ベートーヴェン:アデライーデ(ドイツ語)
R.シュトラウス:
朝!(ドイツ語)
ツェツィーリエ(ドイツ語) (以上1939年録音)
NORDQVIST:
Bon I ofredstid(不安の時の祈り)(スウェーデン語)
Bisp Thomas frihetssang(自由は最も素晴らしきもの)(スウェーデン語)
(以上1944年録音)
以上 ワルディミル指揮
ラフマニノフ:
夜の静けさの中で(英語)
ライラック(英語) w/以上グレヴィリウス指揮 (1947年録音)
フォスター:金髪のジェニー(英語)
ダルデロー:子守歌(英語) w/以上グレヴィリウス指揮 (1948年録音)
スピークス:シルヴィア(英語)
キャンベル=ティプトン:魂の花(英語)
ビーチ:Ah, Love, But a Day(英語)
SJOBERG:I bless Ev'ry Hour(英語) 
w/以上ニュートン(ピアノ) (1952年録音)
NORDQVIST:Till havs(海にむかって)(スウェーデン語)
SALEN:
Sangen till havet(海への歌)(スウェーデン語)
Visa kring slanblom och manskara(スウェーデン語)
PETERSON-BERGER:Jungfrun under lind(菩提樹の下の乙女)(スウェーデン語)
w/以上ボックステット指揮 1953年録音
SODERMAN:
Kung Hemer och Aslog(スウェーデン語)
Trollsjon(魔法の湖)(スウェーデン語)
アルヴェーン:Sa tag mit hjerte(デンマーク語)
シベリウス:Demanten pa marssnon(スウェーデン語)
アダン:Julsang(クリスマスのカンティーク)(スウェーデン語)
w/以上グレヴィリウス指揮 (1959年録音)
CD5 3つのオペラ 1953-1959
レオンカヴァッロ:「道化師」より
カニオ/ユッシ・ビョルリンク
ネッダ/ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス
トニオ/レナード・ウォレン
ベッペ/ポール・フランク
シルヴィオ/ロバート・メリル
ロバート・ショウ合唱団、RCA・ヴィクター管弦楽団
レナート・チェッリーニ指揮 (1953年録音)
プッチーニ:「ラ・ボエーム」より
ロドルフォ/ユッシ・ビョルリンク
ミミ/ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス
ムゼッタ/ルチーネ・アマーラ
マルチェッロ/ロバート・メリル
ショナール/ジョン・リアードン
コッリーネ/ジョルジュ・トッツィ
RCA・ヴィクターO、トマス・ビーチャム指揮 (1956年録音)
プッチーニ:「蝶々夫人」
蝶々夫人/ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス
B.F.ピンカートン/ユッシ・ビョルリンク
スズキ/ミリアム・ピラッツィーニ
シャープレス/マリオ・セレーニ
ゴロー/ピエロ・ディ・パルマ
ローマ歌劇場O、Cho,ガブリエレ・サンティーニ指揮 (1959年録音)
以上 ユッシ・ビョルリンク(テナー)
愛されしビョルリンクの主要な録音を網羅した5枚組
スウェーデン出身のオペラ・スター、ビョルリンク(1911-1960)はリリック・
テナーを本領としながらドラマティックな役柄までカヴァーしてイタリア、
フランス・オペラ作品ほとんど全てをレパートリーとしていました。1930年
代から50年代まで多くの録音をスウェーデンEMI及びEMIクラシックスに残し、
30年代のSPはベスト・セラーのヴォーカル録音でした。 
クラムシェル 各CD紙ケース入り 32Pブックレット

CZSW-2175262 37枚組 \20000
ブリテン:ザ・コレクターズ・エディション(限定盤)
CD1
シンフォニア・ダ・レクイエムOp.20
4つの海の間奏曲とパッサカリア-「ピーター・グライムズ」Op.33
青少年のための管弦楽入門Op.34
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニア管弦楽団
リボール・ペシェク指揮 1989年1月録音
CD2
カナダの謝肉祭Op.19
ウェズリー・ウォーレン(トランペット)
バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮 1982年4月録音
ディヴァージョン(ピアノ-左手と管弦楽のための)
ピーター・ドノホー(ピアノ)
バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮 1990年7月録音
スコットランドのバラッドOp.26
ドノホー(ピアノ)、フィリップ・ホウク(ピアノ)
バーミンガム市SO、ラトル指揮 1982年4月録音
アメリカ序曲Op.27
祝典序曲Op.38
バーミンガム市SO、ラトル指揮 1984年5月録音
Building of the House Op.79
バーミンガム市SO合唱団(合唱指揮:サイモン・ハルゼイ)
バーミンガム市SO、ラトル指揮 1990年7月録音
CD3
ピアノ協奏曲Op.13
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
バーミンガム市SO、パーヴォ・ヤルヴィ指揮 1997年10月録音
ヴァイオリン協奏曲Op.15
イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
ボーンマス交響楽団、パーヴォ・ベルグルンド指揮 1977年6月録音
若きアポロOp.16
ドノホー(ピアノ)、フェリックス・コック、ジェレミー・バラッド
(以上ヴァイオリン)
ピーター・コール(ヴィオラ)、マイケル・カズノウスキ(チェロ)
バーミンガム市SO、ラトル指揮 1982年4月録音
CD4
シンプル・シンフォニーOp.4 1990年1月録音
フランク・ブリッジの主題による変奏曲Op.10 1988年2月録音
前奏曲とフーガOp.29
ラクリメOp.48a* 以上1991年11月録音
*ラース・アンダース・トンター(ヴィオラ)
ノルウェー室内管弦楽団、アイオナ・ブラウン指揮
CD5
交響組曲-「グロリアーナ」Op.53a
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニアO、
湯浅卓雄指揮 1994年11月録音
チェロ交響曲Op.68
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア、
リチャード・ヒコックス指揮 1987年3月録音
Men of Goodwill(管弦楽のためのクリスマス・キャロル変奏曲)
ミネソタ管弦楽団、ネヴィル・マリナー指揮 1983年5月録音
CD6
シンフォニエッタOp.1
ブリテン・シンフォニア、ダニエル・ハーディング指揮 1997年8月録音
ロシアの葬送
バーミンガム市SO、ラトル指揮 1994年12月録音
イギリス民謡組曲「過ぎ去りし時」Op.90
ピーター・ウォルデン(コール・アングレ)、バーミンガム市SO
ラトル指揮 1984年5月録音
マチネ・ミュジカルOp.24
ソワレ・ミュジカルOp.9
イギリス室内管弦楽団、アレクサンダー・ギブソン指揮 1982年3月録音
ロッシーニ組曲(ソワレ・ミュジカルのオリジナル版)
ペイズリー・アビー合唱少年団員、スコットランド室内管弦楽団
スチュアート・ベドフォード指揮 1988年5月録音
CD7&8
パゴダの王子Op.57
ロンドン・シンフォニエッタ、オリヴァー・ナッセン指揮 1989年5月録音
CD9
狂詩曲(弦楽四重奏のための)
クァルテッティーノ
エレジー(ソロ・ヴィオラのための)/ガーフィールド・ジャクソン(ヴィオラ)
弦楽四重奏曲ニ長調
幻想曲ヘ短調(弦楽五重奏のための)w/ニコラス・ロギー(ヴィオラ)
CD10
幻想曲(オーボエと弦楽三重奏のための)Op.2
3つのディヴェルティメント(弦楽四重奏のための)
アラ・マルチア(弦楽四重奏のための)
弦楽四重奏曲第1番ニ長調Op.25
CD11
弦楽四重奏曲第2番ハ長調Op.36
弦楽四重奏曲第3番
以上 エンデリオン弦楽四重奏団 1986年1月、3月、5月録音
CD12
チェロ組曲第1番ト長調Op.72
チェロ組曲第2番ニ長調Op.80
チェロ組曲第3番Op.87
トゥルルス・モルク(チェロ) 1998年10月、2000年6月録音
CD13
休日の日記Op.5
3つの性格的な小品
夜の小品(ノットゥルノ)
「ロマンティックなソナチネ」より
モデラート
夜想曲
12の変奏曲
5つのワルツ
以上 スティーヴン・ハフ(ピアノ)
2つの子守歌(2つのピアノのための)
悲歌的マズルカOp.23-2
序奏とブルレスク風ロンドOp.23-1
以上 ハフ(ピアノ)、ロナン・オハラ(ピアノ)
以上 1990年6月録音
CD14
組曲(ヴァイオリンとピアノのための)Op.6
アレクサンダー・バランチク(ヴァイオリン)、ジョン・アデイ(ピアノ)
1994年12月録音
チェロ・ソナタ ハ長調Op.65
モレイ・ウェルシュ(チェロ)、ジョン・レナハン(ピアノ) 1994年12月録音
オヴィディウスによる6つの変容(ソロ・オーボエのための)Op.49
ロイ・カーター(オーボエ) 1995年1月録音
ノクターナル(ジョン・ダウランドによる)
ジュリアン・ブリーム(ギター) 1992年録音
CD15&CD16-1
戦争レクイエムOp.66
エリザベート・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)、ロバート・ティアー(テナー)
トマス・アレン(バリトン)、マーク・ブラッチリー(チェンバー・オルガン)
オクスフォード・クライスト・チャーチ・カセドラルの少年たち
バーミンガム市SO合唱団(合唱指揮:サイモン・ハルゼイ)
バーミンガム市SO、ラトル指揮 1983年2月、3月録音
CD16-2
春の交響曲Op.44
シーラ・アームストロング(ソプラノ)、ジャネット・ベイカー(コントラルト)
ティアー(テナー)、聖クレメント・デインズ・スクール少年合唱団
ロンドン交響楽団合唱団、管弦楽団、
アンドレ・プレヴィン指揮 1978年6月録音
CD17
聖チェチリア賛歌Op.27 1971年7月録音
キャロルの祭典Op.28
ミサ・ブレヴィスOp.63 以上 1972年7月録音
祝祭テ・デウムOp.32+
キリストによりて喜べOp.30+
テ・デウム ハ長調+
神をたたえよ+ 以上 1974年3月録音
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団、
デイヴィッド・ウィルコックス指揮、
+フィリップ・レッジャー指揮
CD18
聖母賛歌
ウィンチェスター・カセドラル合唱団、
デイヴィッド・ヒル指揮 1996年1月録音
聖ニコラスOp.42
ティアー(テナー)、ブルース・ラッセル(トレブル)、ケンブリッジ少女合唱団
ケンブリッジ・キングズ・カレッジCho、アカデミー室内管弦楽団、
ウィルコックス指揮 1970年7月録音
聖ペテロ賛歌Op.56a
マーク・エムニー(トレブル)、ピーター・ロウエ(トレブル)、
ワンズワース・スクール合唱団、ラッセル・バージェス指揮 1968年録音
聖コランバ賛歌
ワンズワース・スクール合唱団、ラッセル・バージェス指揮 1968年12月録音
神聖と世俗Op.91
ヴァサリ・シンガーズ、ジェレミー・バックハウス指揮 1992年1月録音
CD19
小さな煙突掃除人Op.45
ブラック・ボブ/ロバート・ロイド(バス)
トム; クレム/ティアー(テナー)
アルフレッド; サム/サム・モンク(トレブル)
ミス・バゴット/ヒザー・ベッグ(コントラルト)
ジュリエット・ブルック/キャサリン・ベンソン(ソプラノ)
ゲイ・ブルック/ケイト・フォーダム(ソプラノ)
ソフィー・ブルック/キャサリン・ウィアリング(ソプラノ)
ローワン/メアリー・ウェルズ(ソプラノ)
ジョニー・クローム/デイヴィッド・グリック(トレブル)
ヒュー・クローム/コリン・ヒューンズ(トレブル)
ティナ・クローム/キャサリン・ウィリス(ソプラノ)
フィンチリー児童音楽グループ、ケンブリッジ・キングズ・カレッジCho
メディチ弦楽四重奏団、レッジャー指揮 1977年12月録音
みどり児はお生まれになったOp.3
ロンドン・シンフォニエッタ合唱団、聖パウロ・カセドラル合唱団
テリー・エドワーズ指揮
羊飼いのキャロル
サラ・レナード(ソプラノ)、スーザン・ビックリー(メゾ・ソプラノ)
ピーター・ホール(テナー)、ゴードン・ジョーンズ(バリトン)
ロンドン・シンフォニエッタCho、エドワーズ指揮
以上 1987年10月、1988年4月録音
CD20
ノアの洪水Op.59(1989年チェスター&ソールズベリー・フェスティヴァルの
プロダクション)
神の声/リチャード・パスコ
ノア/ドナルド・マックスウェル
ノア夫人/リンダ・オーミストン
サム/アレクサンダー・ギャリファント
ハム/ティモシー・ラム
ジャフェット/ニコラス・ベリー
サム夫人/キャトリナ・ジョンソン
ハム夫人/ポーリー・ヒュウェットソン
ジャフェット夫人/ジョアンナ・ブラウン
動物たちと鳥たち/ソールズベリーとチェスターの学校メンバー
クール弦楽四重奏団、ソールズベリーとチェスターの学校管弦楽団
リチャード・ヒコックス指揮 1989年9月録音
AMDG
ロンドン・シンフォニエッタCho、
エドワーズ指揮 1987年10月、1988年4月録音
小姓マスグレイヴとバーナード卿夫人のバラッド
バッコリアン・シンガーズ・オブ・ロンドン 1976年7月録音
CD21
The Company of Heaven
ピーター・バークワース(ナレーター)、シーラ・アレン(ナレーター)
キャスリン・ポープ(ソプラノ)、ダン・ドレッセン(テナー)
ロンドン・フィルハーモニー合唱団、イギリス室内O、
フィリップ・ブラネル指揮
1989年6月録音
英雄のバラッドOp.14
ティアー(テナー)、バーミンガム市SO合唱団、管弦楽団、ラトル指揮
Praise We Great Men(コリン・マシューズ編)
アリソン・ハーガン(ソプラノ)、メアリー・キング(コントラルト)、
ティアー(テナー)
ウィラード・ホワイト(バス)、バーミンガム市SO合唱団、管弦楽団、
ラトル指揮
以上 1990年7月録音
CD22
イリュミナシオンOp.18
ハーパー(ソプラノ)、ノーザン・シンフォニア管弦楽団、マリナー指揮
1970年6月録音
セレナード(テナー、ホルンと弦楽合奏のための)Op.31
Now sleeps the crimson petal
ニール・マッキー(テナー)、バリー・タックウェル(ホルン)
スコットランド室内O、ベドフォード指揮 1988年5月録音
夜想曲Op.60
ティアー(テナー)、イギリス室内O、ジェフリー・テイト指揮 1987年11月録音
CD23
4つのフランス語の歌
ジル・ゴメス(ソプラノ)、バーミンガム市SO、ラトル指揮 1982年4月録音
狩りをするわれらの祖先Op.8
民謡編曲(4曲)
ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)、ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団
リチャード・アームストロング指揮 1982年6月録音
パイドラOp.93
フランス民謡編曲(5曲)
フェリシティ・パーマー(メゾ・ソプラノ)、エンディミオン・アンサンブル
ジョン・ウィットフィールド指揮 1986年10月録音
CD24
ミケランジェロの7つのソネットOp.22
ピーター・ピアーズ(テナー)、
ベンジャミン・ブリテン(ピアノ) 1942年11月録音
ジョン・ダンの神聖なソネットOp.35
ピアーズ(テナー)、ブリテン(ピアノ) 1947年8月、12月録音
この島国でOp.11
ティアー(テナー)、レッジャー(ピアノ) 1973年2月録音
冬の言葉Op.52
ティアー(テナー)、レッジャー(ピアノ) 1973年1月録音
CD25
カンティクル第1番「愛した者はわがもの」Op.40
カンティクル第2番「アブラハムとイサク」Op.51
カンティクル第3番「なお雨は降る」Op.55
カンティクル第4番「東方三博士の旅」Op.86
カンティクル第5番「聖ナーシサスの死」Op.89
民謡編曲(7曲)
イアン・ボストリッジ(テナー)、デイヴィッド・ダニエルズ(カウンターテナー)
クリストファー・モルトマン(バリトン)、ティモシー・ブラウン(ホルン)
アリーン・ブルワー(ハープ)、ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
CD26
トマス・ハーディの詩による2つの歌
用心せよ!-3つの初期の歌
Not even summer yet
オーデンの詩による2つの歌
牛たち
ウィリアム・スーターの3つの押韻詩
以上 ニール・マッキー(テナー)、ロジャー・ヴィニョール(ピアノ) 
1986年5月、7月録音
ティト・フォー・タト(3曲)
ジョナサン・レマル(バス・バリトン)、マルコム・マルティヌー(ピアノ)
2005年5月録音
2つのバラッド
フェリシティ・ロット(ソプラノ)、アン・マレイ(メゾ・ソプラノ)
グレアム・ジョンソン(ピアノ) 1991年6月録音
民謡編曲(7曲)
ティアー(テナー)、レッジャー(ピアノ)
ある朝はやく
答えのなんと優しいことか
春が過ぎてゆく
夏の最後のバラ(庭の千草)
愛しきわが祖国のハープ!
しんとした夜にはよく
以上 サラ・ブライトマン(ソプラノ)、ジョフリー・パーソンズ(ピアノ)
1986年8月、11月録音
CD27
ヘンリー・パーセルのリアライゼーション
女王の挽歌
ピアーズ(テナー)、ブリテン(ピアノ) 1947年8月録音
Sound the Trumpet
I attempt from love's sickness to fly
Lost is my quiet for ever
Fairest Isle
What can we poor females do?
ロット(ソプラノ)、マレイ(メゾ・ソプラノ)、グレアム・ジョンソン(ピアノ)
以上 1991年6月録音
I'll sail upon the Dog-star
The Knotting Song
Man is for the woman made
マッキー(テナー)、ヴィニョールズ(ピアノ) 1986年5月、7月録音
歌曲組曲(高声と管弦楽のための)(6曲)
マッキー(テナー)、スコットランド室内O、ベドフォード指揮 1988年5月録音
シューベルトとシューマンのオーケストレーション
シューベルト:ます
シューマン:春の夜
マッキー(テナー)、スコットランド室内O、ベドフォード指揮 1988年5月録音
CD28&29
ポール・バニヤンOp.17
ナレーター/ポップ・ワグナー
ポール・バニヤンの声/ジェイムズ・ロウレス(ナレーション)
ジョニー・インクスリンガー/ダン・ドレッセン(テナー)
タイニー/エリザベス・カモー・ネルソン(ソプラノ)
ホット・ビスケット・スリム/クリフトン・ウェア(テナー)
サム・シャーキー/ヴァーン・サットン(テナー)
ベン・ベニー/マール・フリスタッド(バス)
ヘル・へルソン/ジェイムズ・ボーン(バリトン)
アンディ・アンダーソン/フィル・ヨルゲンソン(テナー)
ピート・ピーターソン/ティム・ダール(テナー)
ジェン・ジェンソン/トマス・シャッファー(バス)
クロス・クロスホールソン/ローレンス・ウェラー(バス)
ジョン・シアーズ/ジェイムズ・マッキール(バリトン)
ウェスタン・ユニオン・ボーイ/ジェイムズ・ウェストブロック(テナー)
フィドー/マリア・ジェッタ(ハイ・ソプラノ)
モペット/スー・ハーバー(メゾ・ソプラノ)
ポペット/ジャニス・ハーディ(メゾ・ソプラノ)
ヘル・へルソンの4人の仲間/リチャード・アリソン、ベンジャミン・アレン、
スタンフォード・フェリックス、ジェイ・ラモス(以上バリトン)
プリモス・ミュージック・シリーズ・ソロイスツ、合唱団、管弦楽団 他
フィリップ・ブラネル指揮 1987年5月録音
CD30&31
ピーター・グライムズOp.33
ピーター・グライムズ/アンソニー・ロルフ・ジョンソン
エレン・オーフォード/フェリシティ・ロット
ボルストロード船長/トマス・アレン
アーンティ/パトリシア・ペイン
第1のニース/マリア・ボヴィーノ
第2のニース/ジリアン・ウェブスター
ボブ・ボウルズ/スチュアート・ケイル
スワロウ/スタッフォード・ディーン
ミセス・セドリー/サラ・ウォーカー
ホレイス・アダムズ師/ニール・ジェンキンズ
ネッド・キーン/サイモン・キーンリィサイド
ホブソン/デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン
コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団、管弦楽団
ベルナルド・ハイティンク指揮 1992年6月録音
CD32&33
ねじの回転Op.54
プロローグ; ピーター・クイント/イアン・ボストリッジ
女性家庭教師/ジョーン・ロジャーズ
マイルズ/ジュリアン・リーング
フローラ/キャロライン・ワイズ
ミセズ・グロウズ/ジェイン・ヘンシェル
ミス・ジェッセル/ヴィヴィアン・ティアニー
マーラー室内管弦楽団
ダニエル・ハーディング指揮 2002年1月録音
CD34&35
真夏の夜の夢Op.64
オベロン/ジェイムズ・バウマン
ティターニア/リリアン・ワトソン
パック/デクスター・フレッチャー
ライサンダー/ジョン・グレアム=ホール
ディミトリウス/ヘンリー・ハーフォード
ヘルミア/デラ・ジョーンズ
ヘレナ/ジル・ゴメス
テセウス/ノーマン・ベイリー
ヒッポリタ/ペネロプ・ウォーカー
田舎者たち
バトム/ドナルド・マックスウェル
クィンス/ロジャー・ブライソン
フルート/エイドリアン・トンプソン
スナッグ/アンドルー・ギャラハー
スナウト/ロバート・ホーン
スターヴリング/リチャード・スアート
妖精たち
クモの巣/サイモン・ハート
エンドウの花/グレゴリー・ピアール
カラシの種/アンドルー・ミード
こけ/ニコラス・ワトソン
トリニティ少年合唱団、シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア
リチャード・ヒコックス指揮 1990年11月録音
CD36
ルクレティアの陵辱Op.37(改訂版による簡略録音)(ブリテン監修)
男性コーラス/ピーター・ピアーズ(テナー)
女性コーラス/ジョーン・クロス(ソプラノ)
コラチヌス/ノーマン・ラムスデン(バス)
ユニウス/デニス・ダウリング(バリトン)
タルキニウス/フレデリック・シャープ(バリトン)
ルクレティア/ナンシー・エヴァンス(コントラルト)
ビアンカ/フローラ・ネルソン(メゾ・ソプラノ)
ルチア/マーガレット・リッチー(ソプラノ)
イギリス・オペラ・グループ室内管弦楽団
レジナルド・グッドール指揮、ピアノ 1947年7月、10月録音
CD37
「ピーター・グライムズ」からのシーン
ピーター・グライムズ/ピーター・ピアーズ(テナー)
エレン・オーフォード/ジョーン・クロス(ソプラノ)
ホレイス・アダムズ師/トム・カルバート(テナー)
BBCシアター合唱団、コヴェント・ガーデン王立歌劇場O
レジナルド・グッドール指揮 1948年7月録音
民謡編曲(5曲)
ピアーズ(テナー)、ブリテン(ピアノ) 1947年8月、1950年9月、11月録音
英国を代表し、世界的にも評価された20世紀を代表する作曲家、ブリテンの幅
広いジャンルに渡る活動を物語る作品群の名作を網羅した37枚組。
ブリテン自身がピアノ伴奏を受け持ったピアーズとの歌曲録音、ブリテンの監
修した録音やブリテン・エステート協力による録音を多数収録。
ラトル、ハーディングなど世界的スターの録音、さらにサラ・ブライトマンの
初期録音の英国民謡の編曲作品などEMIの原盤を結集した決定盤的アンソロジ
ーです。
クラムシェル・ボックス 各CD紙ケース入り 52Pブックレット

CZSW-2175002 16枚組 \11500(予定)
コレクターズ・エディション/20世紀の傑作たち(限定盤)
CD1
1901年
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
アントニオ・パッパーノ指揮 2005年6月録音
1905年
ドビュッシー:海
フィルハーモニア管弦楽団、
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 1962年4月録音
1907年
ディーリアス:ブリッグの定期市(イギリス狂詩曲)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、トマス・ビーチャム指揮 
1956年10月、1957年4月録音
CD2
1908-09年
マーラー:大地の歌-告別
クリスタ・ルードヴィッヒ(メゾ・ソプラノ)
フィルハーモニアO、オットー・クレンペラー指揮 1964年2月録音
1909年
シェーンベルク:管弦楽のための5つの小品Op.16(オリジナル版)
バーミンガム市交響楽団、
サイモン・ラトル指揮 1987年12月、1988年4月録音
1909-10年
ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品Op.6(改訂版)
バーミンガム市SO、ラトル指揮 1988年4月録音
1911-12年
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番変ニ長調Op.10
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
モントリオール交響楽団、シャルル・デュトワ指揮 1997年10月録音
CD3
1913年
ストラヴィンスキー:春の祭典(1913/1947改訂版)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、チャールズ・マッケラス指揮 
1987年8月、9月録音
1914年
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
サラ・チャン(ヴァイオリン)
ロンドン・フィルハーモニーO、
ベルナルド・ハイティンク指揮 1994年12月録音
1915年
シベリウス:交響曲第5番変ホ長調Op.82
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、パーヴォ・ベルグルンド指揮
1986年12月録音
CD4
1916年
ファリャ:スペインの庭の夜
ゴンサロ・ソリアーノ(ピアノ)
パリ音楽院管弦楽団、
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮 1963年1月録音
1918年
ホルスト:惑星Op.32
ロンドン・フィルハーモニーO、ジョフリー・ミッチェル合唱団
エイドリアン・ボールト指揮 1978年5月、6月、7月録音
CD5
1918-19年
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ロンドン交響楽団、ジョン・バルビローリ指揮 1965年8月録音
1921-22年
ニールセン:交響曲第5番Op.50(FS97)
デンマーク・ラジオ交響楽団、
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮 1973年12月録音
1923年
オネゲル:交響的運動第1番-パシフィック231
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、
マリス・ヤンソンス指揮 1993年11月、12月録音
CD6
1923年
ミヨー:世界の創造Op.81a
フランス国立管弦楽団、レナード・バーンスタイン指揮 1976年11月録音
1923-24年
レスピーギ:ローマの松
ロンドンSO、ランベルト・ガルデッリ指揮 1976年4月録音
1924年
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
(オーケストレーション:グローフェ)
ロンドンSO、アンドレ・プレヴィン指揮 1971年6月録音
1926年
ヤナーチェク:シンフォニエッタ(管弦楽のための)
プロ・アルテ管弦楽団、チャールズ・マッケラス指揮 1959年7月録音
CD7
1928年
ラヴェル:ボレロ
ベルリン・フィルハーモニーO、
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 1977年1月録音
1933-34年
ヒンデミット:交響曲-画家マチス
フィラデルフィア管弦楽団、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮 
1994年4月、5月録音
1935年
ベルク:ヴァイオリン協奏曲
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
シュトゥットガルト・ラジオ交響楽団、ジャンルイジ・ジェルメッティ指揮 
1990年9月録音
CD8
1937年
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調Op.47
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ヤンソンス指揮 1997年1月録音
1938年
プーランク:オルガン、ティンパニ、弦楽合奏のための協奏曲ト短調
ジリアン・ウェイアー(オルガン)
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア、
リチャード・ヒコックス指揮 1988年2月録音
CD9
1937年
オルフ:カルミナ・ブラーナ
ルチア・ポップ(ソプラノ)、ゲルハルト・ウンガー(テナー)
ライモント・ヴォランスキー(バリトン)、ジョン・ノーブル
ワンズワース・スクール少年合唱団、
ニュー・フィルハーモニア合唱団、管弦楽団
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮 1965年6月録音
1938年
バーバー:弦楽のためのアダージョOp.11
ロンドンSO、マイケル・ティルソン・トーマス指揮 1994年5月録音
CD10
1939年
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
アンヘル・ロメロ(ギター)
ロンドンSO、プレヴィン指揮 1977年3月録音
1940年
ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエムOp.20
バーミンガム市SO、ラトル指揮 1984年5月録音
1942年
コープランド:市民のためのファンファーレ
メキシコ市フィルハーモニア管弦楽団、
エンリケ・バティス指揮 1985年3月録音
1944年
ハチャトゥリアン:仮面舞踏会
フィルハーモニアO,エフレム・クルツ指揮 1961年4月録音
1945年
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番Sz119
アルゲリッチ(ピアノ)
モントリオールSO、デュトワ指揮 1997年10月録音
CD11
1950年
シュトラウス:4つの最後の歌
ニーナ・シュテンメ(ソプラノ)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、パッパーノ指揮 2006年9月録音
1953年
ティペット:二重弦楽合奏のための協奏曲
モスクワ室内管弦楽団、バース・フェスティヴァル管弦楽団
ルドルフ・バルシャイ指揮 1962年7月録音
1954年
ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲
ポーランド・ラジオ国立交響楽団、
ヴィトルド・ルトスワフスキ指揮 1976年5月録音
CD12
1956年
ウォルトン:チェロ協奏曲
リン・ハレル(チェロ)
バーミンガム市SO、ラトル指揮 1991年12月録音
1958年
ブーレーズ:水の太陽
ジョセフィン・ネンディック(ソプラノ)、バリー・マクダニエル(バリトン)
ルイス・デヴォス(テナー)、BBC合唱団、交響楽団、
ピエール・ブーレーズ指揮
1964年3月録音
1960年
ペンデレツキ:広島の犠牲者に捧げる哀歌
ポーランド・ラジオ国立交響楽団、
クシシトフ・ペンデレツキ指揮 1975年2月録音
1961年
バーンスタイン:「ウェスト・サイド・ストーリー」からの交響的舞曲
バーミンガム市SO、パーヴォ・ヤルヴィ指揮 1997年6月録音
CD13
1964年
メシアン:われら死者の復活を待ち望む
パリ管弦楽団、セルジュ・ボド指揮 1968年3月録音
1965年
バートウィッスル:悲劇
メロス・アンサンブル、ローレンス・フォスター指揮 1967年4月録音
1970年
デュティユー:チェロ協奏曲
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
パリO、ボド指揮 1974年11月録音
CD14
1976年
ゴレツキ:交響曲第3番「嘆きの歌の交響曲」
ゾフィア・キラノヴィツ(ソプラノ)
クラコフ交響楽団、ヤツェク・カスプチェク指揮 1993年9月録音
1979年
ヘンツェ:舟歌
バーミンガム市SO、ラトル指揮 1992年5月録音
CD15
1978年
ペルト:鏡の中の鏡
タスミン・リトル(ヴァイオリン)、
オリヴァー・ナッセン(ピアノ) 1993年9月録音
1982年
武満:Water-ways 
ロンドン・シンフォニエッタ、ナッセン指揮 1990年2月ー3月録音
1985年
アダムズ:The Chairman Dances-Foxtrot for Orchestra
バーミンガム市SO,ラトル指揮 1993年7月録音
1988年
タヴァナー:奇跡のヴェール
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
ロンドンSO、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮 1991年5月録音
CD16
1991年
ランドフスキ:アダージョ・カンタービレ(弦楽合奏のための)
パリ管弦楽団アンサンブル、マルセル・ランドフスキ指揮 
1996年1月、5月、6月録音
1992-93年
ターネジ:Drowned Out for large orchestra
バーミンガム市SO,ラトル指揮 1994年3月録音
1994年
シュニトケ:ミニュエット
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)、ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)、
ロストロポーヴィチ(チェロ) 1995年2月録音
1995年
モウ:Dances Scenes
フィルハーモニアO、ハーディング指揮 1995年10月録音
1997年
アデス:アサイラ
バーミンガム市SO、ラトル指揮 1998年8月録音
20世紀に生まれた現代作品から各作曲家の代表的作品を年代順に配列した作品集
さまざまなテクノロジーの変化につれてロシア・ロマン派、フランス印象派、
イギリス田園主義、無調、新古典派、ポスト・モダンなど様々な音楽が生み出
された20世紀を地域的にもジャンル的にも網羅する新鮮なコンセプトのアンソ
ロジー。クラムシェル・ボックス 各CD紙ケース入り 40Pブックレット


CZSW-2174662 14枚組 \12500(予定)
オリヴィエ・メシアン1908-1992/生誕100周年
トリビュート・ボックス(限定盤)
CD1
トゥランガリーラ交響曲
ジャンヌ・ロリオ(オンド・マルトゥノ)、ミシェル・ベロフ(ピアノ)
ロンドン交響楽団、アンドレ・プレヴィン指揮 1977年7月録音
CD2
忘れられた捧げ物
パリ管弦楽団、セルジュ・ボド指揮 1968年3月録音
クロノクロミー
BBC交響楽団、アンタル・ドラティ指揮 1964年9月、10月録音
CD3
かなたの閃光
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、サイモン・ラトル指揮 2004年6月録音
CD4
世の終わりのための四重奏曲
イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)、クリストファー・ポッペン(ヴァイオリン)
マヌエル・フィッシャー=ディースカウ(チェロ)、ヴォルフガング・マイヤー
(クラリネット) 
主題と変奏
クリストファー・ポッペン(ヴァイオリン)、イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)
以上 1990年11月録音
黒つぐみ
エマニュエル・パユ(フルート) 1997年2月録音
CD5-1
前奏曲集
CD5-2&CD6
幼な子イエスにそそぐ20の眼差し
以上 ミシェル・ベロフ(ピアノ) 
1978年3月、5月(前奏曲集)、1969年9月、10月(眼差し)録音
CD7
アーメンの幻想
アレクサンダー・ラビノヴィチ、マルタ・アルゲリッチ(以上ピアノ) 
1989年12月録音
4つのリズムの練習曲
ベロフ(ピアノ) 1978年3月、5月録音
カンテヨジャーヤー
ジョン・オグドン(ピアノ) 1972年7月録音
CD8
天上の宴
二枚折り絵
永遠の教会の出現
キリストの昇天
CD9
主の降臨
以上 オリヴィエ・メシアン(オルガン) 1956年6月録音(新リマスター)
主の降臨-第9曲神はわれらのうちに
聖体秘跡の書-第16曲Priere apres la Communion
以上 ナジ・ハキム(オルガン) 1997年3月録音
CD10
栄光の御体
CD11
精霊降臨祭のミサ
オルガンの書
以上 メシアン(オルガン) 1956年6月(CD10)、7月(CD11)録音(新リマスター)
CD12
数の死
アン・マレイ(ソプラノ)、フィリップ・ラングリッジ(テナー)
アンドルー・ワトキンソン(ヴァイオリン)、ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
1990年2月録音
3つの歌
ミのための詩
天と地の歌
CD13
ハラウィ
以上 ミシェル・コマン(ソプラノ)、マリー=マドレーヌ・プティ(ピアノ)
1977年12月録音
CD14
神の降臨のための3つの小典礼
5つのルシャン
おお聖餐
以上 ロルフ・ヒンド(ピアノ)、シンシア・ミラー(オンド・マルトゥノ)
ロンドン・シンフォニエッタ、合唱団、テリー・エドワーズ指揮 
1908年12月10日アヴィニョン生まれのメシアンのアンソロジー。
深いカソリシズムへの傾倒と鳥への愛情から個性的な響きを生み出したメシア
ン作品。オルガン作品には自演録音を新リマスターして収録。
クラムシェル 各CD紙ケース入り32Pブックレット


<VIRGIN CLASSICS>
VC-5190442(ジュエルボックス) \1980
VC-2369292(デジパック盤) \1980
アイム、デセイ、チョーフィ他/ラメント
デジパック、44Pブックレット(歌詞テキスト付き)
カヴァッリ:D'Hipparco, e di Climene(エジストの嘆き)(「エジスト」)/
ロランド・ヴィラゾン(テナー)
モンテヴェルディ:
太陽神がまだ世界に昼を(ニンフの嘆き)(「戦と愛のマドリガル曲集(第8巻)」)
/ナタリー・デセイ(ソプラノ)、サイモン・ウォール(テナー)、
トピ・レーティプー(テナー)、クリストファー・パーヴェス(バリトン)
ストロッツィ:L'Eraclito amoroso(「カンタータ、アリエッタと二重唱」)/
フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー)
モンテヴェルディ:われを死なせたまえ(「アリアンナの嘆き」)/
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
ランディ:Superbe colli/パーヴェス
モンテヴェルディ:さらば、ローマよ(「ポッペアの戴冠」)/
ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ)
カヴァッリ:Acate, Ilioneo(エネアの嘆き)(「ディドーネ」)/レーティプー
カリッシミ:
Ferma, lascia ch'io parli(マリア・スチュアルダの嘆き)/チョーフィ
チェスティ:Dure noie(アタマンテの嘆き)(「L'Argia」)/
ローレン・ナウリ(バス・バリトン)
カヴァッリ:
Alle ruine del mio regno(エクバとカッサンドラの嘆き)(「ディドーネ」)
マリー=ニコル・レミュー(アルト)、チョーフィ
モンテヴェルディ:
わが生命なる女よ、君死にて(オルフェオの嘆き)(「オルフェーオ」)
ヴィラゾン
ル・コンセール・ダストレエ、 エマニュエル・アイム指揮
「ラメント」にテーマを絞ったアイムの最新作。
モンテヴェルディの「タンクレディとクロリンダの戦い」(VC-3633502)に続く
新作はモンテヴェルディ「アリアンナの嘆き」でよく知られる17世紀に隆盛を
誇った音楽「ラメント」を集めた実験的ともいえるプログラム。ヴィラゾン、
デセイ、ジャルスキー、ジャンス、ディドナート、チョーフィなど豪華な旬の
歌手たちと作り上げた意欲作です。

VCD-5193102 2枚組(1枚価格) \1980
アンゲリッシュ、R.&G.カプソン/ブラームス:
ピアノ四重奏曲第1-3番
CD1
ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25
ピアノ四重奏曲第3番ハ短調Op.60
CD2
ピアノ四重奏曲第2番イ長調Op.26
ルノー・カプソン(ヴァイオリン)
ジェラール・コーセ(ヴィオラ)
ゴーティエ・カプソン(チェロ)
ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)
カプソン兄弟を中心に進行中のブラームスの作品集シリーズの最新作
アンゲリッシュを加えたピアノ三重奏曲に続き07年12月コーセもルガノに集結
して録音したアルバム。彼らはこのプログラムで08年10月フランス、マドリー
ド、UK、イタリアでのツアーを予定しています。
ブリリアント・ボックス、12Pブックレット

VC-3802682 \1980
ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲ハ短調Op.18-4
弦楽四重奏曲ホ短調Op.59-2「ラズモフスキー」
アルテミス四重奏団
(ナターリャ・プリシェペンコ、グレゴール・ジーグル-ヴァイオリン、
フリーデマン・ヴァイグル-ヴィオラ、エッカルト・ルンゲ-チェロ)
メンバー変更後の新録音。ベートーヴェン・チクルスの第2作
ヴァイオリンとヴィオラに新メンバーを加えて活動を続けるアルテミス四重奏
団。旧メンバーによりヴァージン・レーベルのデビュー作となった「ラズモフ
スキー第1番&セリオーソ」(VC-5457382)(CHOCオブ・ジ・イヤーとディアパソ
ン賞受賞)に続くベートーヴェンの四重奏曲全集の第2作です。
ジュエル・ボックス 16Pブックレット




<EMI CLASSICS>
CDC-2372502 \1980
リーピン・ジャン(張 立平)/ARIAS(名オペラ・アリア集)
歌に生き、恋に生き(プッチーニ「トスカ」)
(ある晴れた日に(プッチーニ「蝶々夫人」)
恋はばら色の翼に乗って(ヴェルディ「トロヴァトーレ」)
清らかな女神よ(ベッリーニ「ノルマ」)
狂乱の場(ドニゼッティ「ランメルモールのルチア」)
ああ、そはかの人か・・・花から花へ(ヴェルディ「椿姫」)
ありがとう、愛する友よ(ヴェルディ「シチリア島の夕べの祈り」)
ドレッタのすばらしい夢(プッチーニ「つばめ」)
あの人はまだ帰ってこない・・・私の頭から暗い考えを(ヴェルディ「海賊」)
Polacca(ベッリーニ「清教徒」) 曲順未定
リーピン・ジャン(ソプラノ)
プラハ・フィルハーモニー管弦楽団、
ジョルダーノ・ベリンカンピ指揮
中国出身、コヴェント・ガーデン他で活躍する注目のソプラノ、ソロ・リサイ
タル第1作。2008年5月プラハで収録の最新録音。
コヴェント・ガーデン、パリ・オペラ、バルセロナ・リセウ劇場、メトロポリ
タン・オペラ、ベルリン・ドイツ・オペラ、ヴァレンシア・パラウ・デ・アル
テと契約し欧米で活躍中のソプラノ、ジャンの新録音。リュー(トゥーランド
ット)、蝶々さん、ルチア、ミミ、ミカエラ(カルメン)、ジルダ(リゴレット)
などの役柄で大絶賛を浴びています。旬のソプラノにご注目ください。
ジュエル・ケース 32Pブックレット

●RECOMMENDS

★8月25日までのご注文特価:1枚もの \1280

EMIクラシックス、Virginクラシックスのロング・セラーをミッド・プライス
でご案内。統一ジャケット、ジュエル・ケース、
(2CDはブリリアント・ケース)、8Pブックレット仕様

VM-2285392 \1450
シマノフスキ:
ピアノ・ソナタ第3番
メトープ(3曲)
仮面劇(3曲)
(Virgin原盤)
ピョートル・アンデルジェフスキ(ピアノ)

CDM-2285272 \1450
ハイドン:
ピアノ協奏曲第3、4、11番
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ、指揮)
ノルウェー室内管弦楽団

CDM-2285312 \1450
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1&3番
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
モントリオール交響楽団、シャルル・デュトワ指揮

CMS-2285182 2枚組 \1980
ブリテン:
弦楽四重奏曲第1-3番
3つのディヴェルティメント
ベルチャ四重奏団

CDM-2285372 \1450
シューマン:
クライスレリアーナOp.16
幻想曲ハ長調Op.17
アラベスク ハ長調Op.18
ジョナサン・ビス(ピアノ)

CMS-2285072 2枚組 \1980
バッハ:ミサ曲ロ短調
ヘレン・ドナート(ソプラノ)、ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)、
クラエス・ハーコン・アーンスジェ(テナー)、ローラント・ヘルマン(バリトン)、
ロバート・ホル(バス)、
バイエルン放送合唱団、交響楽団、
オイゲン・ヨッフム指揮

CDM-2285152 \1450
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラフィーア」
11のバガテルOp.119
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.26「告別」
スティーヴン・コヴァセヴィチ(ピアノ)

CDM-2285292 \1450
マーラー:交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」
クリスティン・ブリュワー(ソプラノ)、ソイレ・イソコスキ(ソプラノ)、
ユリアネ・バンゼ(ソプラノ)、ビルギット・レンメルト(メゾ・ソプラノ)、
ジェイン・ヘンシェル(メゾ・ソプラノ)、ジョン・ヴィラーズ(テナー)、
デイヴィド・ウィルソン=ジョンソン(バリトン)、
ジョン・レリア(バス・バリトン)
トロント児童合唱団、ロンドン交響合唱団、
バーミンガム市交響ユース合唱団
バーミンガム市交響合唱団、管弦楽団
サイモン・ラトル指揮

CDM-2285332 \1450
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル指揮

CDM-2285252 \1450
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲
ウォルトン:ヴィオラ協奏曲
マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン&ヴィオラ)
ロンドン交響楽団、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ指揮

<WARNER>
2564.698255 \1800
リスト:ピアノ・ソナタ、愛の夢-3つの夜想曲
シューベルト/リスト編曲:さすらい人、セレナード(白鳥の歌より)
ワーグナー/リスト編曲:
エルザの大聖堂への行列(ローエングリンより)、夕星の歌(タンホイザーより)
ワハン・マルディロシアン(ピアノ)
作曲も行う才人ピアニスト、マルディロシアン初のソロ・アルバム。
輸入盤のみの扱いの「アルメニア」でピアノと作曲を担当、手堅い技巧を披露
しました。初のソロ・アルバムはテクニシャン・ピアニスト、マルディロシ
アンに相応しいオール・リスト・プログラムです。

2564.696208 6枚組 \6600
ヘンデル・エディション 第3集
快活の人、沈思の人、温和の人(ジェネンズ翻案によるミルトンの詩より)
歌劇「タメリアーノ」
バレエ音楽-アルチーナ、忠実な羊飼い、テルプシコーレ
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、
モンテヴェルディ合唱団
ヘンデル・エディション第3弾は、ガーディナーと主兵 EBSによる録音集。

2564.696206 10枚組 \11000
ハイドン・エディション 第3集 -ピアノ・ソナタ
ピアノ・ソナタ全 62曲
ソナタハ長調 Hob.XVI.15、ソナタ変ホ長調 Hob.XVI.16、
ソナタヘ短調 Hob.VII.612の変奏曲 Hob.VII.3、 6の変奏曲 Hob.VII.5、
20の変奏曲 Hob.VII.2、 5の変奏曲 Hob.VII.7
ルドルフ・ブフビンダー(ピアノ)
ハイドン・エディション第 3弾はピアノ・ソナタの集大成。

2564.696734 5枚組 \6750
シャロン・カム/録音集
CD 1
Schubert: Der Hirt auf dem Felsen .
Schumann: Phantasiestucke . Romanzen .
Debussy: Premiere Rapsodie . Poulenc: Clarinet Sonata .
Francaix: Tema convariazioni
Barbara Bonney . Soprano,Geoffrey Parsons .
Piano,Itamar Golan -Piano
CD 2
Mozart & Krommer: Clarinet Concertos
Wurttembergisches Kammerorchester Heilbronn,Jorg Faerber
CD 3
Weber: Clarinet Concertos 1 & 2 . Grand Duo concertant
Gewandhausorchester,Kurt Masur
Itamar Golan -Piano
CD 4
Copland: Clarinet Concerto . Bernstein: Prelude, Fugue & Riffs
Gould: Derivations . Shaw: Clarinet Concerto .
Gershwin: Song arrangements
London Symphony Orchestra,Gregor Buhl
CD 5
Penderecki: Clarinet Concerto(World premiere recording)
Sinfonietta No.2 . 3 Miniatures . Praludium .
Lutoslawski: Dance Preludes
Czech Philharmonic Orchestra,Krysztof Penderecki
Itamar Golan . PianoCD1
数々の賞に輝くイスラエルの女流クラリネティッスト、シャロン・カムの録
音集大成。

2564.695740 2枚組 \2200
ハイドン・エクスペリエンス
エルガー、ヘンデル、プッチーニ、シベリウス、ヴォーン -ウィリアムズに
続く Experienceシリーズ第6弾

2564.696177 2枚組 \2200
シューベルト:オラトリオ「ラザロ」、ミサ曲第2番
セイラ・アームストオング、ルース・ウェルティング、
アンソニー・ロルフ・ジョンソン他
テオドール・グシュルバウア指揮 
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、フランス放送合唱団
シューベルトの宗教曲集、「ラザロ」は貴重な録音。

2564.696152 2枚組 \2200
レスピーギ :
ローマの松、ローマの噴水、ローマの祭り ボッティチェッリの3枚の絵、
組曲「鳥」、リュートのための古風な舞曲とアリア
ヒュー・ウルフ指揮 
セントポール室内管弦楽団カルロ・リッツィ指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
レスピーギの「ローマ三部作」を含むオーケストラ作品集。

2564.696157 2枚組 \2200
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全6曲
オレグ・カガン(Vn)
カガンの貴重なバッハ:無伴奏。

2564.696159 2枚組 \2200
ショパン:
26の前奏曲、3つの即興曲、4つのバラード
幻想即興曲、英雄ポロネーズ、幻想ポロネーズ 他
フランソワ=ルネ・デュシャブール(ピアノ)
デュシャブールによるショパン・ピアノアルバム

2564.696165 2枚組 \2200
バルダッサーレ・ガルッピ
オラトリオ「アダムの墜落」、4声の協奏曲、4つのチェンバロ協奏曲
クラウディオ・シモーネ指揮 イ・ソリスティ・ヴェネティ
「ガルッピ:アダムの墜落」の貴重な録音。

<SONY>
8869734145-2 \1900
(1)ジャン=フィリップ・ラモー:
新クラヴサン組曲(第4組曲)より「ガヴォットと6つの変奏」
(2)ドビュッシー:アラベスク第1番
(3)ドビュッシー:ベルガマスク組曲より「月の光」
(4)ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
(5)ラヴェル:夜のガスパール(水の精/絞首台/スカルボ)
(6)フランク:
大オルガンのための6つの小品より「前奏曲、フーガと変奏曲」作品18
録音:2008年5月 ベルリン
ニコライ・トカレフ
ロシア生まれの若きヴィルトゥオーゾ、ニコライ・トカレフのソニー・クラシ
カルからの3作目にあたる新作は、ラモーからフランクを経てドビュッシー、
ラヴェルに至る、18世紀から20世紀にかけてのフランス音楽をとりあげたアル
バムです。トカレフの持ち味であるダイナミックなテクニック、カラフルな色
彩感が、ここではきわめて抑制された美しさに変換され、フランスのピアニズ
ムの変遷を美しく聞かせてくれています。

<NAXOS>
NYCC-27251-27254 4枚組 \3050
シベリウス:交響曲集[国内盤仕様]
DISC1:交響曲第1番/第3番
DISC2:交響詩「タピオラ」/交響曲第2番
DISC3:交響曲第4番/5番
DISC4:交響曲第6番/第7番/フィンランディア
(録音:1996-2000年、レイキャヴィーク)
ペトリ・サカリ
アイスランド交響楽団
活火山と氷河、この2つの相反する地形に覆われた島アイスランド。人口わずか
30万人のこの島が有するアイスランド交響楽団は、その演奏もまた驚くほど熱
くてクールです。指揮はフィンランドの俊英ペトリ・サカリ。丁寧に細部を磨
きあげながらも決してリリシズムを失わない音楽作りが高く評価されています。
この全集には、交響曲第1番から第7番、サカリが愛してやまない「タピオラ」、
そして音詩「フィンランディア」も収録。シベリウスの魅力がぎっしり詰まっ
ています。
特製書き下ろしオリジナルブックレットを同梱。
不織布包装でCD4枚を収めた国内盤仕様オビ付きのボックスに、津田忠亮氏によ
る解説書を同梱。アイスランドの歴史や文化、音楽について詳しく言及した
「氷島のバイブル」です。また、このスペシャルボックスのために津田氏が書
き下ろしたシベリウスの作品別解説つき。




<NAXOS> 各1枚 \1000
8.559270
アイヴズ:歌曲集 第2集
1.12月/2.ディスクロージャー/3.東部沿岸地方/4.夢/5.老いし母よ
/6.君は花のように/7.エレジー/8.年の終わりに/9. 夕べに/10.証拠/
11.暗き瞳/12.はるか遠き私の天国のような家/13.森の中より/
14.故国よさらば/15.信頼/16.野の寂しさ/17.旗の歌/18.前方の光/
19.友情/20.春の歌/21.ブース大将の天国入り/22.神の祝福を維持したまえ
/23.優美/24.グランチェスター/25.最も偉大なる人/26.挨拶
演奏:ジャンナ・バティ(メゾ・ソプラノ)/リエーレ・ベルマン(ソプラノ)
/マイケル・カヴァリエリ(バリトン)/エリック・テアード(ピアノ)・・・他
1922年にアイヴズ(1874-1954)が37年間に渡って書きためた114曲の歌曲を出版
した際、もちろん彼はその曲を演奏したいと考えていたに違いありません。彼
は多くのジャンルに渡ってたくさんの曲を作りましたが、その創造的中心には
いつも歌があったのです。このシリーズは彼が書いた全ての歌(ほとんど200
曲)を包括する偉業です。辛辣な歌からユーモラスな歌まで何でもありの世界
です。

8.559342
バーガー:奇跡と泥
1.エリ・エリ/2-5.沈むか泳ぐか/6.奇跡と泥/7-12.エイモスより/
13-19.倍
演奏:リヴィア・ソーン(ヴァイオリン)…2-5.7-12/
セント・ローレンス弦楽四重奏団…1.6.13-19.
ジョナサン・バーガー(1954-)の音楽は深く精神的で、一度聴いたら忘れられ
ないほどのインパクトを持っています。弦楽四重奏曲及び、ソロ・ヴァイオリ
ンのためのこれらの作品は全てが他の音楽に関係し、それはフォークソングで
あったり、ヘブライのメロディであったりと興味深いものばかりです。「奇跡
と泥」とは実はコーヒーのこと。ヨーロッパのインスタントコーヒーが奇跡と
呼ばれ、アラビアのコーヒーが「泥」です。すなわちコーヒーを2つの文化に
なぞらえ音楽で表現したのです。

8.559354
4つのアメリカの弦楽四重奏曲
1-3.エヴァンス(1953-):弦楽四重奏曲 第1番/4-7.グラス(1937-):弦楽四重
奏曲 第2番「カンパニー」/8-11.アンタイル(1900-1959):弦楽四重奏曲 第3番
/12.ヘルマン(1911-1975):弦楽四重奏のための「エコー」
演奏:ファイン・アーツ弦楽四重奏団
ラルフ・エヴァンス(ヴァイオリン)/エフィム・ボイコ(ヴァイオリン)/
ユーリ・ガンデルスマン(ヴィオラ)/ウォルフガンク・ラウファー(チェロ)
このアルバムには、4人の作曲家による全くスタイルの違う弦楽四重奏曲が収
録されています。1995 年に作曲されたエヴァンスの作品はメロディーと対位
法を重視した新古典派的な曲。グラスの作品はミニマル風でクール、「自称ア
メリカ音楽のバッドボーイ」アンタイルの作品は全くの民謡調、そしてハーマ
ンの作品は25 年間に及ぶ沈黙の後書かれたもので、全曲を通じて控え目な主
題の反復が聴き取れます。

8.570067
シューベルト・ドイツ語歌曲全集 第27集
シューベルト:ロマン派の詩人による歌曲集 第4集
1.アムフィアラオス D166/2.合戦のさなかの祈り D171/3.巡礼 D778a/
4.夕映え Op.173 No.6 D627/5.老年の歌 Op.60 No.1 D778/6.彼女の墓 D736
/7.墓掘人の郷愁 D842/8.森で D708/9.船乗り D694/10.あふれる愛 D854
/11.生き物たちの調べ Op.111 No.2 D395/12.マリアの像 D623/13.3 人の
歌手 D329/14.母のための挽歌 D616
演奏:フロリアン・ベーシュ(バリトン)/ブルクハルト・ケーリンク(ピアノ)
今回のシューベルト(1797-1828)歌曲集は、4人の作風の違う詩人たち(ケルナ
ー、リュッケルト、シュレーゲル兄弟)の詩に付けた曲を中心に選曲していま
す。政治的な側面を強調するケルナー、東洋的なものへと興味を移していった
リュッケルト、哲学的、審美的で理論派の詩を書くシュレーゲル兄弟・・・。
これらはシューベルトが新しいリートを創造するための大きな刺激となりまし
た。ウィーンで活躍するベーシュの深く艶やかな声でお楽しみください。

8.570241
アンティル:組曲「コロボリー」
1.「アウトバック」序曲
2-8.組曲「コロボリー」(歓迎式典/夕星のための踊り/雨の踊り/風の精霊/
日が昇る/朝の星/トーテムの行列と閉会式)
演奏:ジェイムス・ジャッド(指揮)/ニュージーランド交響楽団
オーストラリアの作曲家、ジョン・アンティル(1904-1986)の最も知られた作品
が、このバレエ音楽「コロボリー」です。この曲は、アボリジニの原住民たち
の儀式であるコロボリーの音楽が元になっています。オーストラリアの音楽の
起源ともみなされ、大いなる自然崇拝でもあるこれらの極彩色の音楽は、あの
ストラヴィンスキーの「春の祭典」をも思わせるほど豊かな描写に満ちていま
す。

8.570431-33 3枚組
ヘンデル:セメレ
3幕のオラトリオ
演奏:セメレ…エリーザベト・ショル(ソプラノ)/イリス,キューピッド…
ユリア・シュミット(ソプラノ)/アサマス…ラルフ・ポプケン(カウンターテ
ナー)/イノー…ブリッタ・シュヴァルツ(アルト)/ジュノー…アネッテ・マ
ルケルト(アルト)/ジュピター,アポロ…クヌト・ショッホ(テノール)/カ
ドモス,ソムノス,主司祭…クラウス・メルテンス(バス)/ジョアキム・カル
ロス・マルティーニ(指揮)/ユンゲ・カントライ/フランクフルト・バロッ
ク・オーケストラ
人間の姿に身をやつしたジュピター、彼を愛し子を身ごもるセメレ、そして嫉
妬するジュピターの妻ジュノー。ジュノーにそそのかされたセメレがジュピタ
ーに真の姿を問うた時、彼女はジュピターの雷光に当たって焼け死んでしまう
のです。このよ
くある話(?)にヘンデル(1685-1759)は本当に神々しい音楽を付けました。見
事なコロラトゥーラ・アリアと強力な合唱。まさに壮麗です。

8.570470-71 2枚組
J・S・バッハ:リュート=ハープシコードのための音楽集
CD1 1-7.組曲 ト短調 BWV995(BWV1011 からの編曲)/8-13.組曲 ホ短調 BWV996
/14-18.組曲 ハ短調 BWV997/19-21. 前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調
BWV998/22.前奏曲 ハ短調 BWV999/23.フーガ ト短調 BWV1000(BWV1001/ii
からの編曲)/CD2 1-8.組曲 ホ長調 BWV1006a(BWV1006 からの編曲)/9-12.
ソナタ ニ短調 BWV964(BWV1003 からの編曲)/ 13-29.変奏を伴うサラバンド
演奏:エリザベス・ファー(リュート=ハープシコード)
このリュート=ハープシコード(ラウテンクラヴィーア)は、ハープシコードに
リュートの弦(ガット弦)を張った楽器と言われています。バッハ(1685-1750)
が愛奏し、2 台所有していたと文献には残っていますが、楽器が現存しない以
上詳しいことはわかっておりません。この録音はその文献に基づいてキース・
ヒルが復元した楽器を用いています。ふくよかな響きに耳を奪われます。

8.570482
ハイドン:協奏曲集
1-3.ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 Hob.XVIId:3/4-6.ハープシコード協奏曲
ニ長調 Hob.XVIII:2/7-9.ヴァイオリンとフォルテピアノのためのニ重協奏曲
ヘ長調 Hob.XVIII:6/10-12.トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.XVIIe:1
演奏:ドミトリ・ババノフ(ホルン)/ハラルド・ヘーレン(ハープシコード/
フォルテピアノ)/アリアドネ・ダスカラキス(ヴァイオリン)/ユルゲン・
シュースター(トランペット)
ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指揮)/ケルン室内管弦楽団
ハイドン(1732-1809)の協奏曲の中でもとりわけ有名なトランペット協奏曲、
高度な技巧を要求するホルン協奏曲、オルガンでも演奏されるハープシコード
協奏曲、そしてハイドンの唯一現存する二重協奏曲と、このアルバムもハイド
ン好きにはたまらない内容となっています。もちろん演奏は抜群の出来。各々
の奏者たちを重鎮ミュラー=ブリュールがきりっと締めています。

8.570502
ソル:ギター音楽集
1-12.12の練習曲 Op.6/13-14.幻想曲 第2番 Op.7/15-20.6 つのディヴェル
ティメント Op.8/21.モーツァルトの「魔笛」の主題による序奏と変奏曲 Op.9
演奏:ゴラン・クリヴォカピチ(ギター)
スペイン生まれのギタリスト&作曲家フェルナンド・ソル(1778-1839)は、ギタ
ーの歴史を彩る偉大な人物の一人です。彼の作品はギター演奏技術の向上を図
るために書かれたものが多く、耳を傾けると、どの曲もさまざまな技巧をこら
し巧妙に作られていることが良くわかるでしょう。有名な「魔笛の主題による
変奏曲」はその最たるものです。精鋭クロヴォカピチの演奏でお楽しみくだ
さい。

8.570539
イギリスのクラリネット
1.ゲルマン(1862-1936):ロマンス/2-3.バックス(1883-1953):ソナタ/
4-7.ロクスバーグ(1937-):4 つのワーズワースのミニチュア/8-12.フィンジ
(1901-1956):5 つのバガテル/13-16.ハールストン(1876-1906):4 つの性格的
小品/17.ペターソン(1947-):独白 Op.79/18.W・ロイド・ウェッバー
(1914-1982):フレンシャム ポンドにて/19.W・ロイド・ウェッバー
(1914-1982):アリアと変奏/20.ブリス:田園曲
演奏:ジョン・ブラッドベリ(クラリネット)/
ジェイムス・クライアー(ピアノ)
クラリネットの音色には、輝き、情熱、哀愁、それらが全て含まれています。
それ故、全ての管楽器の中でも愛好され多くの作品が書かれています。とりわ
けイギリスではその傾向が顕著で、たくさんの作曲家たちがこの楽器のために
名作を書いているのです。このアルバムはフィンジやバックスはもちろんのこ
と、知られざる作曲家たちの佳品がたっぷり詰まった極上の1 枚です。

8.570570
ハンガリーのチェロとピアノのための作品集
1-2.バルトーク(1881-1945):第1のラプソディ/3.リスト(1811-1886):ノンネ
ンヴェルトの僧房/4.ポッパー(1843-1913):マズルカ Op.11 No.3/5.コダー
イ(1882-1967):アダージョ/6.ドホナーニ(1877-1960):ハンガリー牧歌
Op.32d/7.ポッパー(1843-1913):セレナーデ Op.54 No.2/8-11.ドホナーニ
(1877-1960):チェロ・ソナタ 変ロ短調 Op.8/12.ローザ(1907-1995): 無伴奏
チェロのためのトッカータ・カプリチオーザ Op.36
演奏:マーク・コソワー(チェロ)/ジェー=ウォン・オー(ピアノ)
ヒナステラ(8.570569)でも素晴らしい演奏を聴かせてくれたコソワーとオーに
よるハンガリーのチェロ名曲集です。民謡をアレンジしたバルトークのラプソ
ディや、大規模なドホナーニのソナタ、リストの「ノンネンヴェルトの僧房」、
そしてサロン風のポッパーの作品など興味深い作品が並びます。中でも、ロー
ジャの無伴奏作品は名人芸を駆使した驚異的な音楽です。

8.570704
アルウィン:管弦楽作品集
1.マスクのための序曲/2-4.合奏協奏曲 第1番 変ロ長調/5.田園幻想曲…世
界初録音/6-10.5つの前奏曲/11.悲劇的インターリュード/12.秋の伝説/
13-19.「スコットランド舞曲」より組曲(インディアンの女王/イタリアの罠/
ソーントン大佐のストラスペイ/パースシャーの狩り/湖の収益/カールトン・
ハウス/アン・カーネギー嬢のホーンパイプ)
演奏:フィリップス・デュークス(ヴィオラ)…5/レイチェル・パンクハース
ト(コールアングレ)…12/
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
我が国で多く読まれている「イギリス音楽の手引き書」からも、三省堂の音楽
辞書からもなぜか名前が抜け落ちているアルウィン。(1905-1985)しかし最近
は彼の作品もどんどん認知されてきたように思えます。ここに収録された作品
は比較的小規模ですがムードはたっぷり。コールアングレの響きが妙に切ない
「秋の伝説」、一瞬喜ばしげな表情を見せる「マスク」序曲など淡い色彩感が
心地よい曲ばかりです。

8.570736
リスト:ピアノ曲全集 第29集
リスト自身の編曲による2台ピアノのための交響詩編曲集
1.交響詩「前奏曲」S637/R359/2.交響詩「オルフェウス」S638/R360/
3.交響詩「マゼッパ」S640/R362/4.交響詩「理想」S646/R368
演奏:金沢 多美(ピアノ)/ユヴァル・アドモニー(ピアノ)
リスト(1811-1886)が創始した、音で物語を描くという「交響詩」は同時代の
評論家や聴衆に論争を巻き起こしたものの、彼以降の作曲家たちには多大なる
影響を与えたことはご存知の通りです。その彼の13曲ある交響詩はその12曲が
彼自身の手により2台ピアノ版へと編曲されています。管弦楽とはまた違った
響きを楽しめるのが、このシリーズの素晴らしいところです。

8.570765
フレイタス・ブランコ:管弦楽作品集 第1集
1-3.交響曲 第1番/4.幻想的なスケルツォ…世界初録音/5-7.アレンテージョ
風の組曲 第1番
演奏:アルヴァロ・カッスート(指揮)/アイルランド国立交響楽団
20世紀前半のポルトガルにおいて、最も重要な作曲家がこのブランコ
(1890-1955)です。NAXOS は彼の管弦楽作品を4巻のシリーズでリリースする予
定で、こちらが第1弾となります。交響曲第1番はフランク、ブラームス、その
他フランスの作曲家たちの影響を受けつつも、独自の作風をしっかり打ち出し
た荘大な作品です。「アレンテージョ風の組曲」はブランコが夏に過ごしたリ
スボンの南の地域の豊富な民族音楽に由来した楽しい曲集です。

8.570826
ドルネル:6つの組曲
1-6.組曲 ホ短調/7-13.組曲 イ長調/14-18.組曲 ニ長調/19-24.組曲
イ短調/25-29.組曲 ト長調/30-35.組曲 ホ短調
演奏:ムジカ・バロッカ/リセテ・ダ・シルバ(ヴォイスフルート)/マリア・
マルティネス(ヴォイスフルート)/マウリチオ・ブラリア(テオルボ)/ニコラ
ス・ストリングフェロー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/ファン・エステベス(ハー
プシコード)
フランスの作曲家ドルネル(1680-1765)は、パリのいくつかの教会のオルガニ
ストを務め、またクラヴサン奏者としても活躍したのですが、その生涯につい
てはあまり詳しく知られていません。しかしここに収録されたロココ様式の組
曲は、どれもがしっとり潤いに満ちた音色と麗しいメロディに満たされたもの。
作曲者の技量が透けてみえるような曲ばかりです。

8.570878
マリピエーロ:交響曲集 第1集
1.シンフォニア「海」/2-5.交響曲 第3番「鐘による」/
6-9.交響曲 第4番「イン・メモリアル」
MARCO POLO 8.223602 より移行盤
演奏:アントニオ・デ・アルメイダ(指揮)/モスクワ交響楽団
MARCO POLO レーベルにて好評を博していたマリピエーロ(1883-1973)の交響曲
集がついにNAXOS レーベルに移行しました。このアルバムは曲への興味もさる
ことながら、アルメイダとモスクワ交響楽団の端正な演奏にもファンの多い1枚
です。レスピーギに比べると「もっと人気があってもいいかな」と思えるマリ
ピエーロ。この機会にぜひコレクションに加えてみませんか?

8.572039
レンディーネ:
1-3.交響曲 第1番/4-6.交響曲 第2番「アンドラ」
世界初録音
演奏:マウリツィオ・コンティ(指揮)
オルケストラ・ナショナル・クラシカ・ダンドラ(ONCA)
声楽作品集「受難と復活」(8.557733)が、その斬新な作風で一部のファンの間
に衝撃を与えたイタリアの作曲家レンディーネ(1954-)。今作では管弦楽作品
でその真価を問います。交響曲第1番は、まるで映画音楽のように色彩的で迫
力ある音楽が展開する作品。もちろんメロディも調性もしっかり有しています。
第2番は、フランスとスペインに挟まれた小国アンドラ政府からの委嘱作。こ
の国の自然、文化、伝統を音で表現した意欲作です。

8.572098-99 2枚組
ベスト・オブ・ロンドン
CD1 1.サリヴァン:「近衛騎士隊」序曲/2.コーツ:ロンドン組曲 第1番
「コヴェントガーデン」/3.コーツ:ロンドン組曲 第3番「ナイツブリッジ」
/4-6.ウッド:ロンドン・カメオより/7.コーツ:ロンドン・キャリング/8.
トーチ:ロンドン・トランスポート組曲/9.レイン:ロンドン組曲/11-12.コー
ツ:ロンドン・アゲイン組曲より/13.ウッド:行進曲/14.ダンクワース:ワイ
ドスプレッド・ワールド/CD2 1.エルガー:「コケイン」序曲 Op.40/2.アイ
アランド:ロンドン・ピースより/3.ウォルトン: 戴冠式行進曲「王冠」/4.
ホルスト:セント・ポール組曲より終曲/5-7.ヘンデル:「司祭ザドク」より
/8.ヴォーン=ウィリアムス:交響曲 第2番より第1楽章/9.ホルスト:ブルッ
ク・グリーン組曲より第2曲「エアー」/10.パリー:詩篇122番「私は歓喜し
た」/11.カッティング:グリーンスリーブスによるディヴィジョン/12.ハイ
ドン:交響曲 第104番「ロンドン」より第4楽章
演奏/詳細は割愛させていただきます。


8.558206-07 2枚組
DISCOVER CHAMBER MUSIC
180 ページのブックレット付き
室内楽の歴史を辿る2枚組。詳細なブックレット(英語のみ)をじっくり読むも
よし、BGMとして音楽をひたすら聴くもよし。持っているだけで得した気分に
なれる2枚組です。

8.558208-09
DISCOVER THE SYMPHONY
160 ページのブックレット付き
交響曲の歴史を辿る2枚組。


<NAXOS HISTORICAL> 各1枚 \1000
8.111003
グレート・コンダクター・シリーズ/フルトヴェングラー 初期録音集 第2集
1.ベートーヴェン:「エグモント」序曲
2-5.ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67
6.ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
7.ロッシーニ:「絹のはしご」序曲
8.ロッシーニ:「セビリアの理髪師」序曲
録音:1933年 ベルリン高等音楽院…1/1926年10月16日,30日 ベルリン…2-5
/1926年10月16日 ベルリン…6/1930年 ベルリン高等音楽院…7/1935年5月
ベルリン高等音楽院…8 マーク・オーバート=ソーン復刻
演奏:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ここに収録された「運命」と「魔弾の射手」序曲はフルトヴェングラーの初の
公式録音として知られる記念碑的な音源です。当時40歳の彼の演奏はまさに燃
え上がるような激しさを感じさせます。この録音で本来欠落している部分(ト
ラック4 3'34 から3'47 まで)は1937年盤から取り出して、うまく貼り合わせ
てあります。ここはまさに職人芸の世界です。

8.111289
グレート・ピアニストシリーズ/ルービンシュタイン
ラフマニノフ:
1-3.ピアノ協奏曲第2 番 ハ短調 Op.18
4-28.パガニーニの主題によるラプソディ
29.前奏曲 嬰ハ短調 Op.3 No.2
録音:1946年5月27日 カーネギー・ホール…1-3/
1947年9月16-19日 ロンドン,EMI アビーロード・第1スタジオ…4-28
/1950年12月11日 ハリウッド,RCA スタジオ…29
演奏: アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ) /
ウラディミール・ゴルシュマン(指揮)/NBC 交響楽団…1-3./ヴァルター・
ジュスキント(指揮)/フィルハーモニア管弦楽団…4-28.
豪快なラフマニノフ(1873-1943)。とりわけ第2番は後に録音されたライナーと
の共演よりもバリバリと弾きこなしていることで知られています。たっぷりと
歌う「パガニーニ・ラプソディ」もルービンシュタイン独特のパッションに溢
れた演奏です。

8.111290
グレート・コンダクター・シリーズ
セルゲイ・クーセヴィツキー/プロコフィエフ・シベリウス
1-6.プロコフィエフ:ピーターとおおかみ Op.67
7-10.シベリウス:交響曲 第2 番 ニ長調 Op.43
11.グリーグ:2つの悲しい旋律より「春」
録音:1950年8月11日 タングルウッド劇場コンサートホール…1-6/
1950年11月29日 ボストン・コンサート・ホール… 7-11
マーク・オーバート=ソーン復刻
演奏:エレノア・ルーズベルト(ナレーター)…1-6/ボストン交響楽団/
セルゲイ・クーセヴィッツキー(指揮)
子どものための愉快な音楽、「ピーターとおおかみ」は1936年に書かれました
が、この曲の最初の英語版ナレーションの録音を行ったのもクーセヴィツキー
です(1939年R・ヘールによる)。この演奏が長きに渡って多くの人に愛されたに
も関わらず、こちらの1950年のエレノア・ルーズベルト(32代アメリカ合衆国
大統領夫人)によるナレーションのものはLP盤は存在するものの、CDとしては
復刻されておりません。シベリウス、グリーグも初CD 化です。

8.111294
グレート・ピアニスト・シリーズ/シュナーベル
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 他
1-3.ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595/4.ロンド イ短調 K.511/
5-7.2 台のピアノのための協奏曲 変ホ長調 K.365
録音:1934年5月2日 ロンドン EMI アビーロード・第1スタジオ…1-3/
1946年6月4日 ロンドン EMI アビーロード・第3 スタジオ…4/1936年
ロンドン EMI アビーロード・第1スタジオ…5-7
マーク・オーバート=ソーン復刻
演奏:アルトゥール・シュナーベル(ピアノ)/ジョン・バルビローリ(指揮)
/ロンドン交響楽団…1-3/エイドリアン・ボールト(指揮)/
ロンドン交響楽団…5-7
ベートーヴェンの解釈者として知られるシュナーベルですが、モーツァルトに
関しても素晴らしい演奏を残しています。決して感情に溺れることなく知的で
考え抜かれたテンポ設定や、極めて造形的な緩徐楽章など、20世紀のモーツァ
ルト演奏の模範たるものです。2台ピアノのための協奏曲では彼の息子、カー
ル・ウルリッヒが共演しています。

8.111299
グレート・ピアニスト・シリーズ/グールド
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第30-32番
1-3.ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op.109/
4-7.ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 Op.110/
8-9.ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 Op.111
録音:1956年6月28-29日…1-3/1956年6月26-27日…4-7/
1956年6月21-25日…8-9
ニューヨーク コロムビア30番街スタジオ マーク・オーバート=ソーン復刻
演奏:グレン・グールド(ピアノ)
1932 年カナダ生まれのグレン・グールドに関して、今更語ることはなにもな
いでしょう。彼の弾くバッハはクラシックファンのみならず、ジャンルを越え
て、全ての音楽ファンに未来永劫愛され続けていくに違いありません。このベ
ートーヴェンの最後の3つのソナタも人類の文化遺産の一つとして認定いたし
ましょう。

8.111314
グレート・ギタリスト・シリーズ/セゴビア
アンドレス・セゴビア第8集:1950年代アメリカ録音集 第6集
1.シューマン:ロマンツァ(若き日の歌のアルバムより)/2-3.フランク:28の
小品より/4.ブラームス:ワルツ Op.39 より第8番 変ロ長調/5.グリーグ:抒
情小品集 Op.47 より第3番「メロディ」/6.スクリャビン:前奏曲 Op.16 より
第4番 ロ短調/7.リョベート:エル・メストレ/8.ファリャ:クロード・ドビュ
ッシーの墓碑銘のための賛歌/9.ペドレル:ギタレオ/10.マネーン:幻想的ソ
ナタ/11.ヴィラ=ロボス:12 の練習曲より第7番 ホ短調/12.ヴィラ=ロボ
ス:前奏曲より第1番 ホ短調/13.ヴィラ=ロボス:前奏曲より第3番 イ短調/
14.ヴィラ=ロボス:12の練習曲より第8番 嬰ハ短調/15.ヴィラ=ロボス:12
の練習曲より第1番 ホ短調/16-18.モレノ=トローバ:ソナチネ/19.モレノ
=トローバ:マドロニョース/20.モレノ=トローバ:ノクトゥルノ/21.モレノ
=トローバ:セレナータ・ブルレスカ
演奏:アンドレス・セゴビア(ギター)
言うまでもなく、20世紀最大のギター音楽の巨匠であるセゴビア。今作はロ
マン派の作品、そして彼が愛奏していた南アメリカとスペインの音楽集です。
フランクやシューマンの愛らしいピアノ曲も、セゴビアが演奏すると見事な
ギターの作品として生まれ変わります。



<DACAPO>
6.220570(SACD-Hybrid) \1980
モーツァルト:フルート四重奏曲集(リコーダー版)
1-3.フルート四重奏曲 ニ長調 K285/4-5.フルート四重奏曲 ト長調 K285a
/6-7.フルート四重奏曲 ハ長調 K285b/8-10.フルート四重奏曲 イ長調 K298
演奏:ミカラ・ペトリ(リコーダー)/キャロリン・ヴィドマン(ヴァイオリン)
/ウラ・ウリジョナ(ヴィオラ)/マルタ・サドラバ(チェロ)
超有名曲、モーツァルト(1756-1791)のフルート四重奏曲のフルート・パート
をあのミカラ・ペトリがリコーダーで熱演しました。これがまた味わい深いん
です。輝かしくも素朴な音色、完璧な技巧。あのリコーダーでここまでできる
のか、と思わず感心してしまいます。共演しているのは様々な団体で活躍する
美女たち3人。目にも耳にも麗しい極上の1枚です。



<CPO>
777178-2(SACD-Hybrid) \2950
シュポア(1784-1859):交響曲集 第2集
1.交響曲第2番 ニ短調 Op.49/2.交響曲第8番 ト長調 Op.137/
3.演奏会用序曲 「重大な様式に」Op.126
演奏:ハワード・グリフィス(指揮)/NDR 放送フィルハーモニー
第1集が好評のグリフィスによるシュポアの交響曲第2集です。第2番の交響曲
は当時のロンドン・フィルハーモニー協会(LPOとは別団体)から依頼を受けた
シュポアが気合を入れて書いた作品で、初演の成功により、彼はイングランド
で「最も成功した作曲家」と称賛されました。それから25年近くを経て書かれ
た第8番は、一層練られた作風で聴きごたえもたっぷりです。

777200-2 \1700
ソレール(1729-1783):10のピアノ・ソナタ集
演奏:マリー・ルイーズ・ヒンリヒス(ピアノ)
D.スカルラッティに師事したとされるスペインの作曲家ソレール。彼は150曲
もの鍵盤楽器のためのソナタを作曲しました。それらは、師(?)の影響を受け
つつも、よりスペイン的な豊かな楽想を持ち、現代でもチェンバロ奏者の重要
なレパートリーとして大切にされています。このアルバムは、名手ヒンリヒス
が10曲のソナタをピアノで演奏しています。また新たな魅力が感じられるステ
キな1枚です。

777284-2 \1700
グリーグ(1843-1907):チェロとピアノの作品集
ソナタ Op.36/インテルメッツォ/歌曲より編曲(何がいえよう Op.2-4/みな
しご Op.4-1/詩作法 Op.18-5/アレグレットOp.45/君を愛すOp.5-3/小川のほと
りOp.67-8/夕暮れOp.9-3/あなたは地に眠るOp.59-6)
演奏:ラモン・ヤーフェ(チェロ)/アンドレアス・フレーリヒ(ピアノ)
ドイツ圏で活躍する巨漢チェリスト、ヤーフェのグリーグです。他のレーベル
で多くのリリースがありますが、そのどれもがダイナミックな音色と繊細な感
情に彩られた素晴らしいもの。このグリーグもその例にもれず、しみじみとし
た情緒を高らかに歌いあげています。歌曲からの編曲が、これまた泣けてしま
います。

777304-2 \2450
ヴィヴァルディ(1687-1741):リコーダー協奏曲全集
1.リコーダー協奏曲 RV441/2.リコーダー協奏曲 RV442/3.リコーダー協奏曲
RV443/4.リコーダー協奏曲 RV444/5.リコーダー協奏曲 RV445/6.リコーダ
ー協奏曲 RV108/7.リコーダー協奏曲 RV86
演奏:カペラ・アカデミカ/ミヒャエル・シュナイダー(リコーダー&指揮)
ヴィヴァルディのリコーダー協奏曲は、この楽器の持つ可能性の極限を追求し、
身震いするほどに革新的で、かつ超絶技巧をも要求されます。(のちにヴィヴァ
ルディはヴァイオリンのために編曲しています。)この演奏は古楽界では知ら
ぬ者のない団体、カメラータ・ケルンの主催者でありリコーダーの名手である
ミヒャエル・シュナイダーによるもの。全てにおいて申し分ありません。とに
かく安心して、このスリリングな曲を楽しむことができるのです。

777308-2 \2450
レントヘン(1855-1932):交響曲第10番「ワルツ交響曲」 他
1.交響曲第10 番「ワルツ交響曲」/2.シンフォニエッタ・フモリスカ/3.
3つの前奏曲とフーガ/4.組曲「古きオランダ」
演奏:ダヴィッド・ポルセライン(指揮)/
ラインラント=プファルツ国立フィルハーモニー管弦楽団
最近、注目が高まるオランダの作曲家レントヘンの作品集です。今作は、20曲
ある交響曲の第10番目の「ワルツ交響曲」をメインとした収録曲です。木琴な
どの打楽器を効果的に使用した快活な作品です。古い民謡を主題とする組曲や、
古典的な形式に基づいた「前奏曲とフーガ」など、未知の名曲に親しむ喜びが
ふつふつと湧いてくるような嬉しい1 枚です。

777356-2 \2450
ブラームスの作品に基づく編曲集
1.ブラームス=シェーンベルク:ピアノ四重奏曲 Op.25 ト短調(管弦楽版)
/2.ブラームス=ベリオ:クラリネット・ソナタ Op.120-1(管弦楽版)
演奏:カール・ハインツ・シュテッフェンス(クラリネット)
ダニエル・ライスキン(指揮)/ライン州立フィルハーモニー管弦楽団
後世の作曲家たちの編曲したブラームスの作品を2曲。シェーンベルクによる
「ピアノ四重奏曲」の管弦楽版はしばしば耳にする機会もあるのですが、ベリ
オによる「クラリネット・ソナタ」はあまり演奏されることもありません。
ぎっちりと濃縮された語法によるブラームスの室内作品が、大きな枠へと放射
される際に発せられるエネルギーの凄まじさを感じていただけると思います。

<TELARC>
CD 80715 \2080
安らぎを届ける俊英の第2章
「ディナースタイン/ベルリン・コンサート」
J.S.バッハ:
フランス組曲第5番ト長調BWV.816
フィリップ・ラザー:
バッハのコラールによる12の変奏曲(世界初録音)
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
J.S.バッハ:
ゴルトベルク変奏曲より第13変奏
シモーネ・ディナースタイン(Pf)
録音:2007年11月22日 ライブ
テラーク・デビュー盤となった《ゴルトベルク変奏曲》において、ガラス細工
のように繊細な響きを聴かせてくれたディナースタイン。2005年のカーネーギ
ーホール・デビューの成功から始まった彼女の第2章は、さらなる研鑽と成功が
刻印された2007年のベルリン・コンサートのライヴ録音です。学校、医療福祉
施設、刑務所などでもコンサートを行い、多くの人々の心に安らぎを届けてい
る彼女の魅力をたっぷりお楽しみください。

●NEW MID LINE
※カタログNO.の変更はありません。

CD 80128 \1350
モーツァルト:「レクイエム」
アトランタ交響楽団・合唱団
指揮:ロバート・ショウ

CD 80237 \1350
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第5巻
ピアノソナタ第5番
ピアノソナタ第6番
ピアノソナタ第7番
ピアノソナタ第12番
ジョン・オコーナー(Pf)

CD 80231 \1350
「ファンタジック・ジャーニー」
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル

CD 80396 \1350
レスピーギ:
交響詩《ローマの松》
交響詩《ローマの泉》
第12旋法によるモタモルフォーゼ
シンシナティ交響楽団 指揮:ヘスス・ロペス・コボス
1999年5月

CD 80206 \1350
ドヴォルザーク:
交響曲第8番ト長調 op.88、他
ロスアンジェルス ・ フィルハーモニー 管弦楽 団
指揮:アンドレ・プレヴィン
1989年4月

CD 80342 \1350
「ザ・グレイト・ファンタジー・アドヴェンチャー」
"シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル

CD 80578 \1350
ベルリオーズ:
幻想交響曲 Op.14
交響曲「ロメオとジュリエット」-愛の場面
シンシナティ交響楽団 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
2000年10月

CD 80443 \1350
動物の謝肉祭-クラシカル・ZOO
ロッシーニ:歌劇《どろぼうかささぎ》-序曲
レスピーギ:組曲《鳥》
シベリウス:トゥオネラの白鳥
サン=サーンス:組曲《動物の謝肉祭》
アトランタ交響楽団 指揮:ヨエル・レヴィ
1983年5月-1993年5月

CD 80162 \1350
「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」
フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms)
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル

CD 80224 \1350
ビゼー:
交響曲第1番
「カルメン」組曲第2番
「アルルの女」組曲第2盤
シンシナティ交響楽団
指揮:ヘスス・ロペス・コボス

CD 80340 \1350
シューベルト:男声合唱曲集
チェンバー・シンガース
指揮:ロバート・ショウ

CD 80467 \1350
「アクロス・ユア・ドリーム」
-フレデリカ・フォン・シュターデ・シングス・ブルーベック
フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms)




<KLEOS>
KL 5149 \2080
パヴァロッティ国際の覇者が10周年に贈る珠玉のアリア集
「ヴェルディ・アンド・ヴェリスモ」
ヴェルディ:
歌劇《ドン・カルロ》-世の虚しさを知る神よ
歌劇《海賊》-あの人はまだ帰ってこない
ボイト:歌劇《メフィストフェレ》-いつかの夜
他全14曲
ファビアナ・ブラーヴォ(S)
サンクトペテルブルク放送管弦楽団
指揮:チャールズ・ ローズクランス
録音:2006年9月 サンクトペテルブルク
ルチアーノ・パヴァロッティ国際声楽コンクールの覇者として、1996年に華々
しいデビューを飾ったファビアナ・ブラーヴォの待望のアリア集。メトロポリ
タン、ニューヨークなど、アメリカの名だたるオペラハウスで活躍中の彼女が、
デビュー10周年に満を持して発表した珠玉のアルバムです。ヴェルディ、プッ
チーニ、ボイトなどの聴きなれた名作を、彼女は持ち前の輝かしい歌声で、み
ずみずしい感動を呼び起こしてくれます。




<Arbiter>
ARB 156 \1980
「シャルル・トゥルヌミール/コンプリート・レコーディング」
フランク:
オルガン奏者/パストラール/カンタービレ
コラール第3番イ短調
トゥルヌミール:
神秘のオルガン/アンダンティーノ
パラフレーズ・カリヨン/5つの即興(テ・デウム、
即興風の小さなラプソディ、めでだし海の星、即興的な
カンティレーヌ、過ぎ越しの生贄を讃えて)
シャルル・トゥルヌミール(Org)
録音:1930-31年 モノラル録音
師のフランクから多大な影響を受けたトゥルヌミールは、オルガニスト&作曲
家として、色彩と躍動感にあふれた音楽を数多く残しました。ここに収められ
ているのは、フランクが生前に弾いていたオルガンを使った唯一の録音で、録
音史的にも貴重な1枚と言えます。フランクや自身のオルガン作品の他、5つの
即興演奏が収録されているのも魅力で、優れた即興演奏家でもあった彼の超越
的な即興技法が鮮明に刻印されています。

ARB 157 \1980
天才ソフロニツキーが最晩年に残した貴重な記録
「Scriabin chez Scriabin」
ピアノ・ソナタ第8番Op.66/2つの舞曲Op.73
5つの前奏曲Op.74/3つの小品Op.52
詩曲《焔に向って》 Op.72/4つの小品Op.51
24の前奏曲Op.11-5曲/3つの小品Op.45
2つの詩曲Op.32/3つの小品Op.52
2つのマズルカOp.40他
"ヴラディミール・ソフロニツキー (ピアノ)
録音:1960年 スクリャービン博物館 モノラル録音ライヴ
旧ソ連のカリスマ的ピアニストとして君臨した天才ソフロニツキー(1901-1961)。
スクリャービンの娘エレーナと結婚した彼は、スクリャービン演奏様式の正当
な継承者として、多くの名演を残しました。ここにお届けするのは、ギレリス
やリヒテルが神と崇めて心酔した彼が亡くなる1年前のライヴ録音です。スク
リャービン博物館で、作曲者のピアノを使って録音された最晩年の繊細多感な
解釈と、圧倒的な演奏をお聴きください。




<MD+G>
30315132 \2080
90315136(SACD-Hybrid) \3350
ヴァスクス:
ピアノ三重奏曲『エピソードと終わりなき歌』
ピアノ四重奏曲
アヴリル・レヴィタン(Va) トリオ・パルナッスス
録音:2007年11月
過去の埋もれた名作に光をあてて、私たちをいつも驚かせてくれるトリオ・
パルナッスス。ヴァイオリンのユーは中国出身、ピアノのチョウは台湾生ま
れのカナダ育ち、ドイツ出身のグロースはシュトゥットガルト州立歌劇場の
チェリストと顔ぶれも多彩なピアノ・トリオです。そんな彼らが今回挑むの
は、ラトヴィアの作曲家ヴァスクス(1946-)。北欧風の緊張感に満ちた作風
が特長の、現代を代表する作曲家のひとりです。

34115112 \2080
クリスマスのためのオルガン作品集
ブクステフーデ:トッカータBuxWV.155
同:コラール《いざ来ませ、異邦人の救い主よ》BuxWV.211
同:コラール《甘き喜びのうちに》BuxWV.197
同:コラール《キリストのともがらよ、こぞりて神を讃えまつれ》
BuxWV. 202他
J.S.バッハ:来たれ、異教徒の救い主よBWV.599
同:コラール《神のひとり子なる主キリスト》BWV.698
同:イエス・キリストよ、賛美を受けたまえBWV.604 他
ジークベルト・ランペ(Org)
録音2007年5月
オルガンを演奏するランペは、コープマンらに学んだドイツ出身の鍵盤楽器
奏者。ここ20年ほどは、自ら創設した古楽アンサンブルの指揮者としても活
躍中です。現在進行中の「モーツァルト鍵盤作品全集」も好評な彼ですが、
「クリスマスのためのオルガン作品集」と銘打った当盤には、ブクステフー
デとJ.S.バッハの楽しい作品が多数収められています。いつどこで聴いても
楽しめるランペの演奏を、今年のクリスマスのお伴にぜひ。

61315102 \2080
ジョン・ケージ:トロンボーン&ピアノ
2人の奏者ための音楽(1985)
変奏曲 I(1958),/TWO5(1991)
マイク・スヴォボダ(Tb) シュテフェン・シュライエルマッヒャー(Pf)
録音:2007年6月
現代音楽の最前線で、しかも演奏と創作の両面で活躍しているトロンボーン
奏者のスヴォボダ。常に巧みな選曲と編曲で、トロンボーンの新しい可能性
を次々と広げてきました。そんな彼が今回挑むのは、20世紀を代表する前衛
作曲家のジョン・ケージが、トロンボーンとピアノのために書いた作品集。
伴奏には、「ケージ/ピアノ作品全集」でも知られる大御所シュライエルマッ
ヒャーを迎え、現代最高のケージ解釈を聴かせてくれます。

33712102 \2080
93712106(SACD-Hybrid) \3350
ショスタコーヴィチ:交響曲全集Vol.10
交響曲第3番変ホ長調Op.20《メーデー》
交響曲第15番Op.141
ボン・ベートーヴェン管弦楽団 
ブルノ・チェコ・フィルハーモニック合唱団 
指揮:ローマン・コフマン
録音:<15番>2005年1月、<3番>2005年12月
好評裡のうちに着々と進行している、コフマン&ボン・ベートーヴェン管の
「ショスタコーヴィチ交響曲全集」。今回の第10弾には、合唱を伴う第3番
&第15番が収められました。第3番《メーデー》は、1939年に書かれた単一
楽章の作品。労働歌などの旋律を引用した祝祭的で親しみやすい曲想が特長
です。そして彼の最後の交響曲になった第15番。1971年完成の本作には、哲
学風で研ぎ澄まされた独特の透明感が漂っています。

3094522 2枚組 \4160
ミューテル:協奏曲&室内楽作品集
ムジカ・アルタ・リパ
録音:1988年5月、1992年12月
1994年に発表されて好評だった当盤の再プレス。結成から四半世紀、ドイツ
の老舗古楽アンサンブルのムジカ・アルタ・リパによるミューテルの協奏曲
&室内楽作品集です。MDGレーベルに15年以上に渡って録音を続け、バッハや
テレマンの作品集の評価も高い彼ら。ミューテルはC.P.E.バッハの友人で、
J.S.バッハの最後の弟子でもあった人ですが、当盤でも聴かれるように、穏
やかで無駄なく引き締まった作風が特長です。




<TELARC>
CD 80697 2枚組(1枚価格) \2080
プッチーニ:歌劇《ボエーム》全4幕
ノラ・アンセルム(S:ミミ) (S:ムゼッタ) 
マーカス・ハドック(T:ロドルフォ) 
ファビオ・マリア・カピタヌッチ(Br:マルチェルロ) 
クリストファー・シャルデンブランド(Br:ショナール) 
デニス・セドフ(B:コルリーネ)他
アトランタ交響楽団&合唱団 指揮:ロバート・スパーノ
収録:2007年 アトランタ
今年で7年目のシーズンを迎えたスパーノ&アトランタ響の名コンビ。レパー
トリーの拡大も著しい彼らが、2007-08年シーズンの幕開けを飾るレコーディ
ングに選んだのは、プッチーニの名作オペラ《ボエーム》でした。今回スパ
ノがこだわったのは、この若さに満ちあふれたオペラにふさわしい歌手たち
のキャスティングと高音質。主要な歌手にはすべて若手を起用した、ライヴ
を超える臨場感たっぷりの演奏をお楽しみください。

CD 80695 \2080
「イントロデューシング・シャノン・リー」
スケルツォ・タランテラOp.16
中国の太鼓Op.3
レチタティーヴォとスケルツォOp.6
美しき夕暮れ/愛の挨拶Op.12
12の練習曲-第3番ロ短調Op.8-10
F.A.E.ソナタ-スケルツォ/シャコンヌ
貝がら/夜想曲第20番嬰ハ短調Op. Posth
熊蜂の飛行/シューベルトの魔王による大奇想曲
妖精の踊りOp.25
シャノン・リー(Vn) パメラ・ミア・ポール(Pf)
ライヴ デジタル録音 新録音
カナダ出身の若手女流ヴァイオリニスト、シャノン・リーのテラーク・デビュ
ーとなるライヴ録音。ヴィエニャフスキ、クライスラー、バッツィーニなど
19-20世紀初頭の作曲家たちによる珠玉の小品(13曲)を収めた豪華ラインナッ
プです。今年でまだ15歳というリーですが、当盤にはそんな彼女の瑞々しい
感性と確かな技術によって描かれた名演の数々が収められています。あと伴
奏のパメラ・ミア・ポールの妙技にも要注目です。

CD 80712 \2080
「サロネン、スタッキー&ルトスワフスキ:ピアノ作品集」
スタッキー: 4つのアルバム・リーヴズ
ルトスワフスキ: ピアノ・ソナタ
サロネン:Yta II /同: 3つの前奏曲
サロネン:二分法
スタッキー:デイヴィッドのための3つの小変奏曲
グロリア・チェン(Pf)
デジタル録音 新録音
近現代ピアノ作品のスペシャリストとして活躍し、各地の音楽祭やセッショ
ンにもひっぱりだこのグロリア・チェン。当盤ではなんと、スタッキー、サ
ロネン、ルトスワフスキのピアノ作品を並べて弾くという野心的な試みに挑
戦しています。「実際に聴こえる音がちがったとしても、私たち3人は似た
ようなセオリーを共有している」と語るスタッキー本人の言葉を実際に体感
できる、注目のワールドプレミエ・アルバムの登場です。

<WEITBLICK>
SSS0084-2 2枚組(1枚価格) \1980
スメタナ:連作交響詩「我が祖国」全曲
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
ウィーン放送交響楽団(オーストリア放送響)
録音:1982年1月14日ウィーン・ムジークフェラインザール、ライヴ
※WEITBLICKより
このリリースには非常な困難を擁しました。オーケストラが名称もウィーン放
送響と変更になった上に、ド・ビリー体制であることを前面に出したい(!)と
いう意向があり過去の録音のリリースに否定的であったことです。しかしこれ
だけの演奏を埋もれたままにしておくことは偲びなく、マタチッチ財団ととも
に説得し、最終的に応じてくれました。一言で言って最重量級の演奏であり、
標題音楽であることを全面に出した情感豊かな演奏です。試みに演奏時間を記
します。[17’20”][13’30”][10’47”][13’22”][14’26”][14’55”]
※宇野功芳氏のライナーノートより
第一曲「高い城」(Vysehrad)の冒頭、ハープが弾く“高い城”の動機の雄弁な
こと!これだけで聴き手の心はわしづかみにされる。曲が進むにつれ、マタチッ
チが創り出すひびきの重量感、ものものしさ、スケールの大きさに圧倒される。
ヴァイオリンはむせるように歌うが、つねに深い苦味を湛えているのである。
第二曲「モルダウ」(Vltava)。なんとなく不器用な出がいかにもマタチッチら
しく、まさに人間が演奏している音楽だ(今は機械が演奏しているようなものが
多いので)。なつかしいモルダウ川の主題があくまでゆったりとしたテンポで悠
然と流れてゆく。もちろんスケールは相変わらず大きい。朗々たる狩のホルン、
そして農民たちの踊りのなんという遅いテンポ!このテンポでは踊れない。あ
くまでコンサート用の演奏なのだ。月の光からテーマ再現にかけてもスロー・
テンポは微動だにしない。急流は力まず、高い城のテーマが登場するともう一
段テンポを落とす巨匠の芸。
第四曲「ボヘミアの森と草原より」(Z ceskych luhu a haju)も他の指揮者の
CDに比べると深いひびきや堂々たる佇いがまるで違う。それに何という巨大さ
であろう。マタチッチの人間の大きさ、芸術家としての巨きさが終始ものを言っ
ている。そのためか、終了後に拍手が出てしまう。それとも、ここで休憩を取っ
たのだろうか。ぼくにはそうは思えない。全六曲は連続演奏すべきだし、拍手
のおずおずとした出方が感動を示さずにはいられない聴衆の気持ちのように感
じられるのである。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。





<ORF>
CD3034 3枚組 \6240
「メルク修道院国際バロック週間2005-2007ライヴ」
CD1)2005年
(1)バンキエリ:《木曜の祭り前の夕食》
(2)M.A.シャルパンティエ:ヴィオールのための4声のコンセール
(3)テレマン:シンフォニア ニ長調TWV44:1
(4)マスキッティ:協奏曲イ長調Op.7/4
(5)ドメニコ・ガロ:ラ・フォリア
CD2)2006年
(6)カプスベルガー:愛に涙しながら、太陽の黄金
(7)モンテヴェルディ:あの高慢なまなざし
(8)カプスベルガー:白いバラ、警告、すでに笑わせる
(9)ミスリヴェチェク:《オリンピアーデ》序曲
(10)テレマン:序曲変ホ長調
(11)ラッソ:6声のミサ「トゥ・レ・ルグレ」
CD3)2007年
(12)モンテヴェルディ:《オルフェオ》(抜粋)
(13)J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲ニ短調BWV.1052
(14)モーリー:今は五月、フレヒャ:爆弾
(15)ヘンデル:シンフォニア変ロ長調HWV.339
(16)ブクステフーデ:ソナタ ト長調 a3,Buxwv.271
(1)ロバート・ホリングワース(指揮、Cemb)、イ・ファジオリーニ
(2)-(5)ラインハルト・ゲーベル(指揮、Vn)ムジカ・アンティクワ・ケルン
(6)-(8)ヴィヴァンテ
(9)(10)ミッシ・ガイグ(指揮、Vn)オルフェオ・バロック・オーケストラ
(11)パウル・ヴァン・ネーヴェル指揮ウエルガスEns
(12)クラウディオ・カヴィーナ指揮
ラ・ヴェネクシアーナ、ミルコ・グァダニーニ(T)、エマヌエラ・ガッリ(S)、
アンナマリア・カルチョラーリ(S)、桜田亮(T)、ほか
(13)セリーネ・フリッシュ(Cemb)、カフェ・ツィメルマンほか
(14)キングズ・シンガーズ
(15)(16)リクレアツィオン・ダルカディア
メルクはウィーンの西方にある都市で、ここに11世紀に創設されたベネディク
ト派修道院とその周辺で毎年バロック週間が開催されます。最新となるこのディ
スクではゲーベル&ムジカ・アンティクワ・ケルン、ネーヴェル&ウエルガスEns、
キングズ・シンガーズら錚々たるメンバーが出演。更に桜田亮や全員が日本人
のアンサンブル「リクレアツィオン・ダルカディア」も登場!古楽ファンには
見逃せないセットです。

CD3023 2枚組 \4160
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV.1001-1006
トマス・フェオドロフ(Vn)
録音:2006年9月
フェドロフはウィーン音楽大学で学び、その後アーノンクールが監督するコン
ツェントゥス・ムジクス・ウィーンのソリスト兼リーダーを務め、またソリス
トとして数多くのオーケストラと共演、ウィーン・モデルンにも出演して現代
音楽にも意欲的に取り組むなど幅広いレパートリーをもつ新世代のヴァイオリ
ニストとして活躍している。一糸乱れぬ音程と鮮やかな弓さばきが、この曲に
新風を吹き入れる。

CD3024(SACD-Hybrid) \2080
「ヨハネス・オケゲム第1集」
ヨハネス・オケゲム:
ミサ・ロム・アルメ(ミサ曲「武装した人」)
ミサ・プロラツィオーヌム(種々の比率のミサ)
ザ・サウンド・アンド・フュアリ(音と熱狂):
【K.ヤウナルクスネ(S)、クラウス・ヴェンク(T)、ジョン・ポッター(T)、
トーマス・E.バウアー(Br)、リヒャルト・ヴィストライヒ(B)】、
録音:2006年9月ライヴ
初期ポリフォニーの大作曲家オケゲムの代表作2曲を収録。「ザ・サウンド・ア
ンド・フュアリ」はバリトンのバウアーによって2000年に創立された新しいア
ンサンブルですが、その高いクオリティでメキメキ評価を上げています。中心と
なるバウアーとポッター、ヴィストライヒはソリストとしても活躍しています。

CD3025(SACD-Hybrid) \2080
ギョーム・フォーゲ(1442-1471):
召使いのミサ(Missa le serviteur)
ミサ《私は海にいる》(Missa Je suis en la mer)
ザ・サウンド・アンド・フュアリ(音と熱狂):
【ダフィート・エルラー(カウンターテナー)、クラウス・ヴェンク(T)、
ジョン・ポッター(T)、コリン・メイソン(B)】
録音:2007年9月ライヴ
「ザ・サウンド・アンド・フュアリ」のオケゲム作品集に続く第二弾。ギョー
ム・フォーゲはルネサンス期のフランスの作曲家で、その生涯についてはあま
りわかっていない。彼の主要な作品は5つのミサ曲で、このディスクにはそのう
ちの2曲が収められている。召使いのミサはデュファイの世俗曲をベースにして
作曲されている。

CD3035(SACD-Hybrid) 2枚組 \4160
ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):《ホアス》
-2幕からなる神聖劇(台本/アポストロ・ゼノ)
※世界初録音
クリストフ・ハンメル指揮
ノイエ・ホフカペレ・ミュンヘン
マリア・エルラヒャー(S)、マルクス・フォルスター(Alt)、
ウルリケ・ホフバウアー(S)、ドミニク・ヴェルナー(B)、
ダニエル・ヨハンセン(T)、マルティン・ブルンス(Br)
録音:2007年、メルク修道院国際バロック週間、ライヴ
後期バロック時代イタリアの重要な作曲家、ベネデット・マルチェッロの聖書
に基づく珍しいオラトリオ。

CD3038 \2080
「世界の大きさ」あるいは「古くて新しい歌」
-中世・ルネサンス歌曲集
ラッソ、ゼンフル、イサーク、ノイシドラー、ホフアイメル、シャイン、
オトマイヤー、ハスラー、ブルック、レヒナーほか
マティアス・ルフト(カウンターテナー)
スヴェン・シュヴァンベルガー(ルネサンス・フルート・トラヴェルソ)
ジュリアン・ベール(リュート、チタローネ)
録音:2006年4月
中世ルネサンス歌曲の集めたアルバム。ルフトはヤーコプス、アンドレア・マ
ルコン、ヘンゲルブロック等一流の古楽演奏家とも共演している。

CD3039 \2080
「2008年フィデリオ・コンクール受賞者発表会」
(1)クリスティアン・ローバ(1952b):ハード
(2)リゲティ:ムジカ・リチェルカータより(フッソング編)
(3)ペンデレツキ(1933b):《スラヴァのために》
(4)ゲオルグ・ヒュー(1858-1948):幻想曲(ピアノ伴奏版)
(5)チャイコフスキー:ドンファンのセレナーデ
(6)サン=サーンス:ハバネラ
(7)ヴァッハウアー(1982b):美しい神は誰かを震えあがらせた
(8)シュトックハウゼン(1928-2007):誘拐-《光》の《月曜日》より
(1)ペトラ・ホルヴァート(T-sax)
(2)ユーミン・シュ=エルトゥル(アコーディオン)
(3)ジ・イン・チョイ(Vc)
(4)マグダレーナ・ボグナー(Fl)
S.P.カルナー(Pf)
(5)I.ラヴィタン(Br)、ボニハーディ(Pf)
(6)A.モーゴレ(Vn)、C.ミヤモト(Pf)
(7)トリオ・ノーヴァリス
(8)N.シュヴァンク(S-sax)
フィデリオ・コンクール(Fidelio-Wettbeweb)’08はウィーン音楽院で毎年行わ
れる音楽祭で選抜された学生が出演する。クラシックあり現代音楽ありと多彩
なプログラム。




<VAI>
VAI DVD4454(DVD-Video) \3650
「モスクワのヴァン・クライバーンVol.3」
(1)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番Op.18
(2)ピアノ協奏曲第3番Op.30
(以下アンコール)
(3)ラフマニノフ:前奏曲変ホ長調Op.23
(4)シューマン/リスト:献身
(5)ソロビョフ=セドイ(クライバーン編):モスクワの夜
ヴァン・クライバーン(Pf)
キリル・コンドラシン指揮
モスクワ・フィルハーモニー
収録:(1)1972年、(2)-(4)1958年
ともにモスクワ音楽院大ホールにおけるライヴ
リージョンオール、NTSC、モノクロ、4:3、モノラル、字幕なし、95m
好評の第3弾の登場です。ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番は1958年、冷戦の
さなか、チャイコフスキー国際コンクールでの伝説的な優勝の直後のものでコ
ンドラシンの燃え盛るような指揮のもと、火花を散らすような競演が見もので
す。第2番はそれから14年後の1972年のもので、同じコンドラシンのもと、こち
らも完全燃焼の決定的映像です。

VAI DVD4458(DVD-Video) \3380
「グンドゥラ・ヤノヴィッツ・イン・コンサート」
ヘンデル:《ジュリアス・シーザー》-序曲、「嵐で難破した小船は」
モーツァルト:
《ドン・ジョヴァンニ》-「酷いですって?そんな事はおっしゃらないで」
ウェーバー:《魔弾の射手》-「夜の眠りのなか、静かに、静かに」
ヴェルディ:《シチリア島の夕べの祈り》序曲
ヴェルディ:《アッティラ》-「神聖で限りのない祖国愛です」
プッチーニ:《トスカ》-「歌に行き、恋に行き」
ワーグナー:《タンホイザー》-「厳かなこの広間よ」
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
ベリスラフ・クロブチャール指揮グラーツ・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1970年グラーツ、ライヴ(ORFによる収録)
リージョンオール、NTSC、モノクロ、4:3、モノラル、54m
稀代のソプラノ、グンドゥラ・ヤノヴィッツの全盛時の1970年に収録されたリ
サイタル。ウィーンを中心に活躍していたヤノヴィッツは当時オペラ公演や録
音にひっぱりだこの大人気、ドイツものには欠かせないソプラノで、モーツァ
ルトやワーグナー、R.シュトラウスなどを得意としておりました。この映像で
は比較的珍しいヴェルディやプッチーニを歌っている点も注目です。





<コンフォート・レーベル(日本)>
CMHA-0002 \3000
平和への切なる願いを美しきピュアヴォイスにのせて…
「Wish」
1. When You Wish Upon A Star星に願いを
2. Over The Rainbow虹の彼方へ
3. O Danny Boyダニーボーイ
4. Going Home Melody家路
5. Amazing Graceアメージンググレース
6. Wish You Happyしあわせになれるように
7. Little Truthリトルトゥルース
8. Over There哀しみをこえて
9. Beautiful World美しき世界へ
HALKA(ヴォーカル)
まさに天使の歌声…HALKAが奏でる美しき未来へ贈るメッセージソング。
平和への切なる願いを、その洗練された天性のピュアヴォイスが綴ります。
時代や国境を越えた普遍のサウンドとしてつくりあげられたMARTHの楽曲と、世
界中の人々が口ずさむ名曲を原語(English)にて清らかに歌い上げた、全世界へ
贈るワールドベストソング全9曲を収録したファーストアルバムです。




<東武レコーディングズ>
TBRCD0001-2 2枚組 \4200
(1)グラズノフ:交響曲第8番
(2)チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
(3)リャードフ:8つのロシア民謡より「愁いの歌」
朝比奈隆指揮 新星日本交響楽団
録音:
(1)1992年1月18日サントリーホールライヴ、
(2)1992年1月26日東京芸術劇場ライヴ
原盤:東京フィルハーモニー交響楽団、
プロデューサー&エンジニア:山崎達朗
この度、弊社は東武レコーディングズ(Tobu Recordings)レーベルを立ち上げ
ました。内外の名演をご紹介すべくこれからも果敢に挑戦して参ります。
第1弾は、生誕100年を迎える巨匠朝比奈隆と新星日本交響楽団の最後の共演と
なったコンサート・ライヴです。グラズノフは、コンサート自体も非常な名演
として絶賛を博しました。かつて新星日響自主制作盤として発売され、市場
に出回ったものの、その数は少なく、すぐに廃盤となったこともあり、正に
幻の名盤としてファンは血眼になって探しているものです。演奏は朝比奈な
らではのスケール雄大なもので、品格ある響きには感動を禁じ得ません。当日
のメインプログラムは、十八番の「悲愴」でした。こちらは26日の演奏が採用
されております。極限まで遅いテンポで、綿密に描写されるチャイコフスキー
の悲劇的なメロディには最初から最後まで身を委ねるしかありません。その
凄絶な演奏ゆえに第3楽章が終わると拍手が起きています。つくづくこんな
大曲を2曲も熱演する朝比奈の情熱とパワーには驚かされます。90年代後半か
ら没年までの枯れた味わいとは異なる「プレ晩年期」とも言える92年の名演
は、壮年期の魅力に満ちております。嬉しいことにアンコールとして愛奏し
たリャードフの「愁いの歌」が含まれており、ロマンチスト朝比奈の面目躍
如の美演です。いずれも新星日響の熱演には特筆すべきものがあり、技術的
にも申し分なく艶やかな音色や迫力ある轟音など素晴らしい出来と申せま
しょう。





<Edition HST>
HST-036 \2500
ヴァンハル(1739-1813):弦楽四重奏曲集op.4 (1779)
第2番ハ長調Weinmann Va: C6
第3番変ロ長調Weinmann Va: B10
第5番イ長調Weinmann Va: A3
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
【福本牧(Vn)、加藤世理有(Vn)、
中村紀代子(Va)、小原圭太郎(VC)】
録音:2006年6月ライヴ録音
1771年イタリア留学後30才代になって、本格的の弦楽四重奏曲の作曲を開始
したヴァンハル。この曲集op.4は、1779年独フンメル社より出版された。 
ヴァンハルの九番目の出版された弦楽四重奏集となる、一つの曲集が6曲セッ
トであるから、49-54番となる。(当時の作品番号op.は出版社が勝手に付けた
整理番号であり、強いて言えばフンメル社のヴァンハル作品第四番を意味す
る。)ヴァンハル自身100曲の弦楽四重奏曲を作曲したと伝記作家へ伝えてい
る事から、op.4は中期の傑作集と位置づけられる。




<NMC>
NMC D134 \1980
ジョー・カットラー(1968b):作品集
(1)バートルブース/(2)アーカイエ/
(3)Sal’s Sax(塩のサックス)/
(4)夢の賞賛のなかで/
(5)チェロと弦楽のための音楽/
(6)クラヴィノーバ・ミュージック
(1)A.スパーリング(Cl),(2)D.モーガン(Vn)
(1)(2)(5)R.マイケル(Vc),(1)(2)(6)M.デュレア(Pf)
(3)オルケスト・デ・エレプリース
(4)S.レオナルド(Sop)、S.グートマン(Pf)
(5)C.ヘイズルウッド指揮BBCコンサート・オーケストラ
録音:1996-2007年
カットラーは1968年ロンドン生まれの作曲家で室内アンサンブル、オルケスト
・デ・エレプリースのメンバーとしても活動、日本のピアニスト向井山朋子
と共演したこともある。作風はストラヴィンスキーとクラスター技法にジャ
ズ、パンク・ロックの要素を加えたような変化に富んだ音楽で、同じイギリ
スの作曲家マーク=アンソニー・タネジの流れに属するといえよう。

NMC D136 \1980
ARCHIVE SERIES
「ザ・エオリアン・カンパニー」
-ピアノラ(自動ピアノ)のためのオリジナル作品と編曲作品
J.S.バッハ:前奏曲とフーガBWV541/グレインジャー:2つのイギリス民謡/
ストラヴィンスキー:ピアノラのためのエチュード/
グーセンス:リズミック・ダンス/ハウエルズ:ファンタジー・ミニュエット/
カゼルラ:ピアノラのための3つの即興曲/カウエン:序曲、蝶々の玉/
パリー:カエル/バックス:スケルツォ/ギル:奇想曲/
ラヴェル:フロンティスパイス/スタンホープ:3つの民謡/
ウォーカー:ハリファックス
レックス・ローソン(ピアノラ)
録音;2007年
ピアノラとは19世紀末にアメリカのエオリアン社で開発された自動演奏ピア
ノの登録商標で、ロール・ピアノと同じものと考えてよいが、現在ではピア
ノラといえば自動演奏ピアノといえるほど、この名前が定着している。この
CDはピアノラのために作曲されたオリジナル曲と編曲物が集められ、グレイ
ンジャーの名作《岸辺のモリー》からラヴェルの知られざる小品まで多彩な
作品が聴ける。特にラヴェルの小品は彼としては珍しい無調的な様式で一聴
に値する。

NMC D141 \1980
ジョナサン・ハーヴェイ(1939):管弦楽曲集
(1)静かな滞在/(2)身体曼荼羅(Body Mandala)/
(3)タイム・ピーセス(時の小品)/(4)ジャスミンの白/
(5)純粋な土地にむかって…
(1)アヌ・コムシ(Sop)
(4)ステファン・ソリオム(Vn)
(1)-(5)イラン・ヴォルコフ指揮BBCスコティッシュ響,
録音:2007年
いまや現代イギリス作曲界の重鎮ハーヴェイの主要な管弦楽曲を収録。ハー
ヴェイは初期にはシェーンベルク、ベルク、メシアンの影響を受けていたが、
やがてシュトックハウゼンの影響を受け、ブーレーズの招きでIRCAMで電子音
響を研究を行ったことが今の作風を大きく決定づけた。それはスペクトル楽
派にも繋がる音響音楽で、《静かな滞在》では倍音に基づく調性的音響によ
る潮の満ちひきのような変化が美しく、《身体曼荼羅》はチベット仏教の読
経にインスピレーションを得た重低音が鳴り響くダイナミックな作品。

NMC D146 \1980
エドワード・ラッシュトン(1972b):
歌劇《店》(The Shops)
パトリック・ベイリー指揮ジ・オペラ・グループ
録音:2007年、BBC第3放送との共同制作
1972年生まれのラッシュトンは舞台作品を中心に作品を発表しており、2007
年には権威ある英国作曲賞を受賞している。無調による正統的現代オペラ。

NMC D148 \1450
ANCORA SERIES
「シークレット・シアター」-ハリソン・バートウィッスル作品集
(1)カルメン・アルカディア・メカニカ・ペルペトゥム/
(2)シルバリー・エア/(3)シークレット・シアター
エルガー・ハワース指揮
ロンドン・シンフォニエッタ
録音:1987年
Etceteraレーベルで出ていたもの
イギリス現代作曲界の大御所、バードウィッスルの代表的な管弦楽曲を収録。
カルメン・アルカディア-は短いなかに多様な変化が詰め込まれた点描的な音
楽でパウル・クレーの絵にインスパイアされたという。シークレット・シア
ターはブーレーズ/アンサンブル・アンテル・コンタンポランの演奏でも出て
いたバードウィッスルの代表作。

NMC D149 \1450
ANCORA SERIES
「ディヴェルティメント」-コリン・マシューズ:室内楽作品集
(1)2重弦楽四重奏のためのディヴェルティメント/
(2)オーボエ四重奏曲第1番/(3)トリプティーク/
(4)木管五重奏のための5つのコンチェルティーノ/
(5)弦楽四重奏曲第2番
(1)オリヴァー・ナッセン指揮
(1)(2)ディヴェルティメンティ・アンサンブル
(2)メリンダ・マックスウェル(Ob)
(3)シューベルト・アンサンブル
(4)ハフナー・ウィンド・アンサンブル
(5)ブランディス四重奏団
録音:1985年
ホルストの「惑星」の補作として「冥王星」を作曲したり、デリック・クッ
クと共にマーラーの交響曲第10番の全曲版を完成させたことで知られる作曲
家コリン・マシューズの作品集。彼の作風は表現主義ありウェーベルンばり
の点描主義あり、また擬古典的ありと、かなり多様な様式と技術を持った作
曲家であることがわかる。





<LONDON SINFONIETTA>
SINFCD 1-2008 \1700
The jerwood SeriesII
(1)ウィリアム・アトウッド(1972b):タワーの上で
(2)ジョアンナ・ベイリー(1973b):5つの有名なアダージョ
リチャード・コーストン(1971b):(3)スリープ、(4)フェニックス
ニコラス・コク指揮
ロンドン・シンフォニエッタ
(3)セバスティアン・ベル(Fl)
録音:2005/2007年
いずれも30歳代半ばのイギリスの作曲家たちの作品。アトウッドはマイケル
・フィニシーの弟子でリゲティに似た音群的作曲法を行う。ジョアンナ・ベ
イリーの「5つの有名なアダージョ」はバッハの管弦楽組曲BWV1067、ブラン
デンブルク協奏曲第1番、第6番、オーボエ協奏曲BWV1056、BWV1055からそれ
ぞれの緩徐楽章を素材として使っているが、ほとんど原型をとどめないほど
デフォルメされている。コーストンはエヴリン・グレニーにも作品を提供し
ている作曲家で、しなやかなメロディ・ライン、ガリガリとした低音、クラ
イマックスへの期待感など、つぼを押さえた書法が聴き手を飽きさせない。




<KAIROS>
12742KAI \2250
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):
《彼方の閃光》(1992)
インゴ・メッツマッヒャー指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2008年1月20日
ウィーン楽友協会大ホールにおけるライヴ。
ニューヨーク・フィル創立150年記念に委嘱されたメシアン最後の管弦楽曲。
メシアンは曲の初演を待たずに世を去りました。チョン・ミュン・フン、ラ
トル、カンブルラン盤と既に何種類ものCDが出ていることからもオーケスト
ラの人気レパートリーになっていることがわかりますが、ここではウィーン
・フィルが演奏していることが何よりうれしい驚き。
メシアン独特の神秘的な和音はウィーン・フィルのしなやかな音色にピッタ
リでメシアンがドビュッシーよりもワーグナー、ブルックナーの末裔であっ
たことがあらためてわかります。ぜひ試聴機にいれてみて下さい。

12802KAI 3枚組 \6750
サルヴァトーレ・シャリーノ(1947b):
管弦楽作品集
CD1)
(1)チェロと管弦楽ための変奏曲(1974)
(2)ヴァイオリンと管弦楽ための《アレゴリーの夜》(1985)
(3)フルートと管弦楽のための《断章とアダージョ》(1991)
CD2)
(4)管弦楽と語り手のための《ボロミーニの死》(1988)
(5)管弦楽のための《論理を越えた炎》(1997)
CD3)
(6)ピアノと管弦楽のための《暗い叙述》(1999)
(7)管弦楽のための《音と沈黙》(2004)
(8)管弦楽のための《音の影》(2005)
ティート・チェッケリーニ指揮
RAI国立交響楽団
(1)フランチェスコ・ディロン(Vc)
(2)マルコ・ロリアーノ(Vn)
(3)マリオ・カローリ(Fl)
(4)モニ・オヴァディア(語り手)
(6)ダニエレ・ポリーニ(Pf)
録音:2006年
ラッヘンマンにも勝るとも劣らないほど特殊奏法、特異な音色が大好き、常
に静寂のなかに広がる神秘の響きを作曲するイタリアの現代作曲家シャリー
ノの主要な管弦楽曲を3枚組のBOX CDで一度にリリース。(8)の「音の影(シャ
ドウ・オヴ・サウンド)」は2005年サントリーホール国際作曲委嘱シリーズの
委嘱作で、このCDの指揮者チェッケリーニと東京フィルで初演されました。
2011年には武満徹作曲賞の審査員として来日が予定され、まさに今が旬のシャ
リーノ。これだけまとまってCDが発売されるのはおそらく初めてでしょう。




<NEOS>
NEOS10821 \2500
「第43回ダルムシュタット現代音楽祭2006」
(1)ロビン・ホフマン(1970b):魅惑(2006)
-7人のパフォーマーのための
(2)ディーター・マック(1954b):室内音楽第4番(2004)
-17人の奏者のための
(3)マルク・アンドレ(1964b):…ALS…(2001)
-バス・クラリネット、チェロとピアノのための
(4)クラウス・フーバー(1924b):
「-彼の馬から抜け出た魂と進み続ける絹のような足-」
(マフムード・ダーウィッシュの詩による断章)-チェロ、バリトン、アルト、
アコーディオンと打楽器のための室内協奏曲(2004)
(1)H.ペーターマン、A.ナジー、K.ケレマンス、K.ラナン、P.クロスランド、
L.カルミヒャエル、T.ヨハネス
(2)A.ルツ(Sop)、B.ルブマン指揮
アンサンブル・モデルン
(3)インターナショナル・アンサンブル・モデルン・アカデミー、
R.C.クレゴ(Cl)、W.ツァマスティル(Vc)、U.ヴィゲット(Pf)
(4)R.d.サラム(Vc)、M.エンゲル(Br)
K.リクス(Alt)、T.アンツェロッティ(アコーディオン)、中村功(打楽器)、
L.ヴィス指揮
録音:2006年ライヴ
近年、日本の若手作曲家が最もよく訪れ、学んでいるダルムシュタット夏期現
代音楽講習会における2006年の演奏会ライヴからセレクト。戦後、現代音楽の
中心的役割を担ったこの講習会もいまや数ある音楽トレンドのひとつとして、
ひとつのジャンルと化した感がある。常に指導的立場にあるクラウス・フーバ
ーと次の世代に属する若手作曲家の作品が取り上げられている。ホフマンの
《魅惑》はヤスリをこするような、シューシュー、シャカシャカした摩擦音だ
けで構成されたへんてこな曲。フーバー作品ではヨーロッパで活躍する日本の
打楽器奏者、中村功が参加。




<TELOS>
TLS075 \2180
ステファン・リトウィン・プログラムVol.4/「鐘」
(1)ドビュッシー:沈める寺
(2)ミヒャエル・ギーレン:鐘のリサイクル-7つのピアノ小品
(3)ラヴェル:鐘の谷間
(4)ステファン・リトウィン:
鐘-エドガー・アラン・ポーにもとづくメロドラマと死の舞踏(語りとピアノの
ための)
(5)リスト:鐘(カリヨン)
ステファン・リトウィン(Pf)
録音:2007年
久々の発売となりリトウィン・プログラム・シリーズ第4集。鐘に因んだ近現代
のピアノ作品を収録。著名な指揮者ミヒャエル・ギーレンの《鐘のリサイクル》
は鐘の音を模したピアノの低音が終始響くなか、高音が時折きらめく。リト
ウィンは1960年メキシコ・シティ生まれのピアニストで現代作品のスペシャリ
ストとしてドホナーニ、ギーレン、準メルクルらと共演している。ここでは語
りが入ったシアトリカルな自作を披露している。

TLS108 3枚組 \6540
ヴォルフガング・リーム:
ピアノ作品集1966-2000全曲
CD1)
ピアノ曲第1番(1970)/
3つのピアノ小品(1966-67)/、
4つのピアノ小品《エレジー》/
対談(1999)/ピアノ曲第2番(1971)
CD2)
5つのピアノ小品(1969)/
ピアノ曲第4番(1974)/
追加の習作(1992-94)/、
ピアノ曲第5番《トンボー》(1975)
CD3)
6つの前奏曲(1967)/レントラー(1979)/
もう1枚の紙の上で(2000)/
ブラームスの愛のワルツ(1985)/
ピアノ曲第6番《バガテル》(1977/78)/
ピアノ曲第7番(1980)
ウド・ファルクナー(Pf)
録音:2004年(スタジオ録音)
500曲を越える多作家として知られるリームの多様な作風をピアノ曲で俯瞰する
アルバム。最近もNEOSレーベルよりリームの2枚組のピアノ作品集がリリース
されたが、こちらは3枚組の完全全集版。フォルクナーはワイセンベルクにピア
ノを、シュトックハウゼンのもとで現代音楽の演奏法を学んだ。




<TUDOR>
TUDOR 7151(SACD-Hybrid) \2180
マーラー:交響曲第4番ト長調
ジョナサン・ノット(指揮)
バンベルク交響楽団
モイカ・エルドマン(ソプラノ)
録音:2006年12月18-22日,ヨーゼフ・カイルベルト・ザール,バンベルク 
ジョナサン・ノット&バンベルク交響楽団のマーラー第3作である。この演奏
は、前作の第1番「巨人」同様にかなりゆっくりとしたテンポが採用されてい
るせいもあるが、往年の名指揮者ブルーノ・ワルターの名演を想起させる、
叙情と空想に満ちたこれまた名演である。ノットはワルターに心酔している
のではないだろうか。
この演奏は、ヴァイオリンを左右両翼に配し、低弦を左側に振るという古典
配置によっており、その音響の見通しの良さは無類である。第3楽章の止まる
寸前まで遅く設定されたテンポなど、ワルターにそっくりである。冒頭の鈴
なども優秀すぎる録音のせいか、あまりにも柔らか過ぎるとも言えるが、そ
の精妙さは、特筆ものである。第4楽章は、ハンブルク生まれの名花モイカ・
エルドマンのソプラノを得て、メルヘンティックな趣で透徹しており、これ
ぞリリシズムと言った満足を得られる。
この不況下に、5日間を掛けて、スタジオセッションを組んで録音されており、
仕上がりの良さには、正直頭が下がる。あまりにもミスのない美しい演奏ゆ
えに、芸術に本来求められる切羽詰った緊張感や空気を一変させるような奇
跡的瞬間には欠ける。ただし、レコードとコンサートは別物と判断するファ
ンは多かろうし、何よりも丁寧な仕事振りに好感を覚えるファンは多いと思
われる。安心して聴ける名演と言えよう。

●TUDORレーベル再プレスのご案内
TUDOR 771 \1550
タックウェルの名盤が復活!
ブラームス:ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40
シャルル・ケクラン(1867-1950):4つの小品
ドン・バンクス(1923-):ホルン三重奏曲(1962)
バリー・タックウェル(Hr)
ブレントン・ラングバイン(Vn)
モーリーン・ジョーンズ(Pf)
録音:1987年4月
名ホルン奏者バリー・タックウェルの名盤が待望の再プレス。ホルン奏者に
とって最も重要なレパートリーの一つブラームスのトリオに、フランス近代
の佳品ケクランの小品集、今回演奏している3人のために作られたバンクスの
トリオとバラエティにとんだ内容です。ちなみにバンクスと演奏している3人
は全員オーストラリア出身です。




<ミッテンヴァルト・レーベル>
MTWD99035 \3000
「日本のギター作品 第1集」
(1)原田 甫(1930-1993):ソナタ第1楽章/
(2)田中 修一(1966-):バラード、タンブラン・ネプタ/
(3)眞鍋 理一郎(1924-):ファンタジア/
(4)三木 稔(1930-):芽生え/
(5)有間 礼子:「花鳥風月」より「大和路」「花野」/
(6)堀井 友徳(1973-):ギターのためのモノローグ/
(7)伊福部 昭(1914-2006):古代旋法による踏歌
哘崎考宏(ギター)
使用楽器:(1)-(6)ホセ・オリベ(1979)、(7)ラウテ(伊福部 昭氏 愛蔵品)
録音:2007年10月1日、11月29日、
かなっくホール,横浜市神奈川区民文化センター
2枚の伊福部昭ギター・アルバムが好評を得ている哘崎考宏(さそざきこうひろ)
の新録音。伊福部とその門下の作曲家達の作品を集めたという意欲作です。
(3)は哘崎が初演、(6)は哘崎が委嘱した作品です。また(7)では伊福部の遺品
のラウテ(リュートのようなボディを持ち番外絃を除く絃の数や指板がほぼギ
ターという楽器)を弾いています。
哘崎 考宏(ギター)
新堀ギターアンサンブルの一員として、またソリストとして国内外の数多くの
ステージで演奏。新堀寛己氏、松本俊夫氏、坂本巧氏の師事。1999年から伊福
部昭氏に師事。




<GENUIN>
GEN88123 2枚組(1枚価格) \1980
ブラームス:
3つの間奏曲Op.117/ピアノの小品Op.118/ピアノの小品Op.119/
2つのラプソディOp.79
ヨルク・クローネンベルク(Pf)
録音:2008年1―2月
クローネンベルクは1973年ドイツ生まれ。ルチアーノ・ベリオに作曲を師事し、
作曲家としても活動している。レパートリーはバッハからK.A.ハルトマン、ス
トラヴィンスキーと幅広い。そうした経歴から、このCDはさぞ斬新な解釈のブ
ラームスが聴けるのかと思いきや、意外にも大変落ち着いた無駄のない、大人
の音楽である。大器の予感がする期待のピアニスト。

GEN88127 2枚組 \3960
「ブラームス:クラリネットのための作品全集」
クラリネット五重奏曲 ロ短調Op.115
クラリネット三重奏曲 イ短調Op.114
クラリネット・ソナタ ヘ短調Op.120-No.1
クラリネット・ソナタ 変ホ長調Op.120-No.2
フランソワ・ベンダ(Cl)、
ベンダ音楽一座:
【ロラ・ベンダ(Vn)、ナンシー・ベンダ(Vn)、モニカ・ベンダ(Va)、
クリスティアン・ベンダ(Vc)、セバスティアン・ベンダ(Pf)】
録音:1988年(CD1)/1990年(CD2)
総代であるピアニストのセバスティアン・ベンダはチェコの名門音楽家ベンダ
・ファミリーの血をひき、生前はオネゲル、カゼルラ、マルタンらとも交流が
あった。彼の家族も皆優れた音楽家となった。クラリネットのフランソワはブ
ラジル生まれ、1988年にソロ・デビュー。このCDは、その頃の若々しい録音で
ある。

GEN88131 \1980
「ドメニコ・スカルラッティ:16のソナタ集」
K.1、2、3、208、209、212、213、214、146、532、533、462、463、28、29、30
松岡友子(チェンバロ)
録音:2008年5月,ヌシャテル、スイス
松岡友子は千葉県出身でチェンバロを曽根麻矢子、副嶋恭子の両氏に師事。そ
の後、イタリアに留学。チェンバロをE.ファディーニ氏に、オルガンをE.ベッ
ロッティ氏に師事、数々の賞を受賞、コンサートに出演。2007年8月、第44回
ブルージュ国際古楽コンクール・チェンバロ部門で第3位入賞。現在、イタリア
を拠点にソリスト、通奏低音奏者として活躍。ミラノ在住。今後の活躍が大い
に期待されている。
※アントレ誌9月号に松岡友子のインタビューが掲載されました。




<AULOS>
AUL66155 \2180
「ノルディック・ミュージック」
カール・ブッシュ(1862-1943):エレジー
マックス・ブルッフ(1838-1920):スウェーデン民謡によるセレナード
ダグ・イヴァル・ヴィレン(1905-1986):セレナード
カール・ニールセン(1865-1931):パラフレーズ
ラルク=エリック・ラーション(1908-1986):小さなセレナード
セバスティアン・テヴィンケル指揮
プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団
録音:2003-2006年
19世紀末から20世紀半ばまで活躍した北欧の作曲家たちとブルッフの北欧を題
材にした弦楽オーケストラのための作品集。いずれも北国抒情満点の美しい音
の細密画。

AUL66156 2枚組 \4360
タピオ・トゥオメラ(1958b):歌劇《母と娘たち》
-カレヴァラをモティーフとしたレミンカイネンの物語
ヨン・ストルゴー指揮
フィンランド国立歌劇場管弦楽団、他ソリスト
録音:2002年
タピオ・トゥオメラは1958年フィンランド生まれの作曲家で指揮者としても国
際的に活動している。作曲家としてはシベリウスの伝統を受け継ぎ、フィンラ
ンドの自然、歴史、神話に基づいた作品を多数発表、その功績により、フィン
ランドのカレヴァラ協会賞を受賞している。詩人パーヴォ・ハーヴィッコとの
共同作業によるカレヴァラをモティーフにしたフィンランド現代オペラの傑作。

AUL66158 \2180
「ニクラス・エッピンガー/無伴奏チェロ作品集」
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ,無伴奏チェロのための奇想曲
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
ミクロス・ローザ:トッカータ・カプリチオーサ
ニクラス・エッピンガー(Vc)
録音:2006年
近現代ハンガリーの作曲家による無伴奏チェロ作品集。ローザは映画「ベン・
ハー」の音楽で知られるが、もともとはハンガリー出身。エッピンガーはゲリ
ンガス、ジークフリート・パルムらに師事、現在ミュンヘン・フィルの首席チェ
リストを務める。伸びやかな音がヨーヨー・マを思わせる期待の若手である。




<RCD>
RCD16036 \1850
“ロシアン・ピアノ・スクール・シリーズ”
「ロシアの偉大なピアニストたちによるシューマン:歴史的名演集」
(1)クライスレリアーナOp.16
(2)パピヨンOp..2
(3)幻想小品集Op.12
(1)ゲンリヒ・ネイガウス(1951年録音)
(2)ウラディミール・ソフロニツキー
(1952年録音)
(3)マリア・ユーディナ(1952年録音)
久々の発売となる「ロシアン・ピアノ・スクール・シリーズ」ですが、ユーディ
ナ以外は当レーベルの既出盤からのコンピレーションものです。ロシアの伝説
的3大ピアニストによるシューマン。ネイガウスの驚異のテンポ設定など聴き所
満載。

<Brilliant Classics>
BRL 9020 2枚組 \1080
ラヴェル:ピアノ曲全集
ミケランジェロ・カルボナーラ(pf)

BRL 93763 \540
ソレール:2つのオルガンのための協奏曲
マウリツィオ・クロチ、ピーター・ファン・ダイク(Org)

BRL 93764 \540
ロッシーニ:6つの四重奏ソナタ集(管楽四重奏版)
ロッテルダム・フィルハーモニック管楽器奏者、他

BRL 93765 \540
J.S.バッハ:コールドベルク変奏曲(オルガン版)
エレーナ・バルシャイ(Org)

BRL 93770 5枚組 \2550
ハイドン:ピアノ曲集
12の変奏曲Hob.XVII-3、アンダンテと変奏曲Hob.XVII-6、
20の変奏曲イ長調Hob.XVII-2、4つの変奏曲Hob.XVII:Anhang、
5つの変奏曲Hob.XVII-7、6つの変奏曲Hob.XVII-5、
12のメヌエットHob.IX-8、Hob.IX-3、Hob.IX-11、行進曲Hob.VIII-2、
王立音楽家協会のための行進曲Hob.VIII-3bis、12のドイツ舞曲Hob.IX-12、
コントルダンスHob XXXIc/17b、幻想曲Hob.XVII-4、アダージョHob.XVII-9、
カプリッチョ「8人のへぼ仕立屋」Hob.XVII-1、
ピアノソナタ ニ長調Hob.XVII-D1、ピアノソナタ ヘ長調Hob.XVII/a:1、
メヌエットとアリアHob.IX-20、音楽時計の音楽集、
十字架上のキリストの最後の7つの言葉(ピアノ版)
バルト・ファン・オールト(pf)

BRL 93776 \540
ジョン・ガリアード:
「パンとシリンクス」
「アセンスのタイモン」よりキューピットとバッカス
イェド・ヴェンツ指揮、ムジカ・アド・レーヌム

BRL 93809 2枚組 \1080
ヴェラチーニ:ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタOp.1
エンリコ・カサッツァ(Vln)ラ・マニフィカ・コムニタ、他

BRL 93820 2枚組 \1080
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲集 第6集
弦楽五重奏曲Op.25
ラ・マニフィカ・コムニタ




<SCRIBENDUM>
SC 041 5枚組 \2450
ベートーヴェン:交響曲全集
ルネ・レイボヴィッツ
ロイヤル・フィル
特別価格で限定再プレス決定。お早めにご注文下さい。





<DUX Recording Producers>
DUX 0359 \2080
クラロモンターナの音楽 第25集
ヴァヴジニェツ・ノイマン:ヴェスプレ、他
パヴェル・オスコウスキ指揮、カペラ・レオポリス

DUX 0637 \2080
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第6番
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
ウロンスキ弦楽四重奏団

DUX 0622 \2080
M.Chyrznski(1971-)、尹伊桑(1917-95) 、D.Jarzynski(1984-)、
P.パターソン:クラリネット作品集
奏 D.Jarzynski(Cla)A.Czaicka(pf)

DUX 0635 2枚組 \3380
若い作曲家による『トリビュート ショパン』
ポーランドでは「Young composers in tribute to Chopin」というプログラム
のもと、若い作曲家を国が支援していく組織があるそうです。ここに取り上げ
られた13人の若い作曲家は優秀な指導者、音楽学校で学ぶと同時に、国の文化
的な団体がポーランド全体で整えられた環境の中、作曲活動をしていくそうで
す。この2枚組にはそういった若手作曲家の第1作を中心に集めたディスクです。

DUX 0653 \2080
KURPIE SONGS
ビァウィストク・ポドラシェ歌劇場合唱団、他
収録曲 グレツキ、シマノフスキ、Morytoの作品より



<Berlin Classics>
BC 18461 2枚組 \2380
ヴァイオリン協奏曲名演奏集 -生誕100周年記念盤
ダヴィット・オイストラフ(Vln)
J.S.バッハ:2台のヴァイオリンの為の協奏曲BWV.1043、
ヴィヴァルディ:合奏協奏曲Op.3-8 
コンヴィチュニー指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番K.219 
コンヴィチュニー指揮、シュターツカペレ・ドレスデン
ルクレール:ソナタ ニ長調、
コダーイ:3つのハンガリー舞曲 
ナウム・ ワルター(pf)
エドガー・メイヤー: ヴァイオリン協奏曲、
エルンスト・ヘルマン・マイヤー(1905-1988):ヴァイオリン協奏曲【CD初出】
スイトナー指揮、シュターツカペレ・ベルリン
オイストラフ生誕100周年記念盤
偉大なヴァイオリニスト・オイストラフは20
世紀のヴァイオリンの世界において忘れることはできない演奏家の一人です。
伝説とも言える音色、カリスマ性、独特の演奏スタイル、豊かな音楽性は今も
多くのファンを魅了しています。また収録されているE.H.メイヤーの協奏曲は
今回初出音源として注目です。またすべてデジタル・リマスターを施し記念盤
の価値を高めました。オイストラフのファンだけでなく、クラシック音楽を愛
するすべての人にお薦めです。

●Berlin Classics  Classics of the repertoire in one edition
BC 18444 5枚組 \3980
ベートーヴェン:交響曲全集
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮、
シュターツカペレ・ドレスデン

BC 18445 8枚組 \5280
モーツァルト:協奏曲集
ピアノ協奏曲第20番-第27番、ヴァイオリン協奏曲全曲、
フルート協奏曲第1番K.313、フルートと管弦楽のためのアンダンテK.315、
フルートとハープの為の協奏曲K.299、クラリネット協奏曲K.622、
ファゴット協奏曲K.191、オーボエ協奏曲K.314
アンネローゼ・ シュミット(pf)
カトリーン・ショルツ(Vln)、他
マズア、スイトナー、ブロムシュテット指揮、
シュターツカペレ・ドレスデン、他

BC 18446 10枚組 \6600
テレマン:作品集
ターフェルムジーク抜粋、組曲より、トリオソナタ、
ヴィオラダ・ガンバソナタ、歌曲より、ピンピノーネ、カンタータ集、
音楽による礼拝、道徳的カンタータ 、他
シュライアー(Ten)ローレンツ(Br)、他

BC 18447 9枚組 \4850
ベートーヴェン:ピアノソナタ全集
ディーター・ツェヒリン(pf)

BC 18448 8枚組 \5280
シューベルト:ピアノソナタ集、即興曲D.935、楽興の時D.780
ディーター・ツェヒリン(pf)

BC 18449 6枚組 \5800
ハンス・アイスラー:作品集
ピアノ曲集、室内楽曲集、管弦楽曲集
エルバー、オルベルツ、シュテッキクト(pf)、
ウルブリッヒ四重奏団、他

BC 18450 5枚組 \3980
NOVA-旧東ドイツの作曲家による作品集
アイスラー:5つの交響的小品、室内交響曲
デッサウ:ベルトルト・ブレヒトの思い出に、海の嵐
ルドルフ・ヴァーグナー=レゲニー(1903?1969):3つの管弦楽曲
マックス・ブティング(1888-1976):交響曲第9番
ヨハン・ツィレンシェク(1913-1998):交響曲第4番
フリッツ・ガイスラー(1921-1984):交響曲第2番
ジークフリート・マトゥス(1934-):交響曲第2番
フリードリヒ・ゴールドマン(1934-):交響曲第1番
ゲオルク・カッツァー(1935-):管弦楽のための協奏曲第1番
マンフレッド・シューベルト(1935-):交響曲第1番
マンフレッド・ワイス(1935-):交響曲第3番、他
ケーゲル、マズア、ノイマン指揮、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、他

BC 18451 8枚組 \5280
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 名演奏集
メンデルスゾーン:交響曲第3番、ヴァイオリン協奏曲ホ短調
ブルックナー:交響曲第6番
ムソルグスキー:禿山の一夜、展覧会の絵
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番、ピアノソナタ第26番「告別」、交響曲第9番
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集
ブラームス:ハンガリー舞曲集
スメタナ:わが祖国
ガーシュウィン:
ラプソディ・インブルー、ポーギーとベス、キューバ序曲、
パリのアメリカ人、他
オイストラフ(Vln)ツェヒリン(pf)、
コンヴィチュニー、ザンデルリンク、ノイマン、マズア指揮、他

BC 18452 8枚組 \5280
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団 名演奏集
ドヴォルザーク:交響曲第7番
ブラームス:セレナーデ第2番
ハチャトリアン:ピアノ協奏曲
ローゼンフェルド:ヴァイオリン協奏曲第1番
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、第21番
ハイドン:交響曲第93番-第95番
ベルリオーズ:幻想交響曲
マーラー:交響曲第1番
グリンカ:ルスランとリュドミラ序曲
R.コルサコフ:スペイン奇想曲
ムソルグスキー:禿山の一夜
チャイコフスキー:ロミオとジュリエット序曲
ボロディン:だったん人の踊り
リスト:ピアノ協奏曲第1番、第2番、死の舞踏、他
シュミット、フレイレ(pf)ボンガルツ、マズア、ヘルビッヒ、ケーゲル、
プラッソン指揮、他

BC 18453 8枚組 \5280
シュターツカペレ・ドレスデン 名演奏集
モーツァルト:
「フィガロの結婚」(ドイツ語ハイライト版)、
「後宮からの逃走」よりアリア集、「魔笛」、「ドンジョバンニ」より
ベートーヴェン:交響曲第5番、第6番
シューベルト:交響曲第9番
ウェーバー:オイリアンテ序曲、クラリネット協奏曲第1番、第2番
ワーグナー:
さまよえるオランダ人、タンホイザー、リエンツィ、ローエングリンより序曲、
前奏曲
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、交響曲第5番
R.シュトラウス:こうもり、アラベラよりアリア集、他
ローテンベルガー、デラ・カーザ、ギューデン(Sop)シュライアー(Ten)
プライ(Br)スイトナー、ブロムシュテット、ザンデルリンク、若杉弘指揮、他



<WARNER Box>
WARNER 2564 694713 10枚組 \5550
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集、弦楽五重奏曲
エンデリオン弦楽四重奏団

WARNER 2564 696116 6枚組 \4180
ヘンデル・エディション第6集
ヘンデル:オラトリオ「ベルシャザール」「イェフタ」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、他

WARNER 2564 695639 6枚組 \4180
ハイドン・エディション第6集
ハイドン:オラトリオ「天地創造」「四季」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ウィーン交響楽団、Aシェーンベルク合唱団

WARNER 2564 695620 4枚組 \2850
グルック:歌劇「オーリードのイフィジェニー」「メッカの巡礼」
バレエ「ドン・ファン
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮、リヨン国立歌劇場管弦楽団

WARNER 2564 697646 2枚組 \2450
ベルリオーズ:オラトリオ「キリストの幼時」
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮、
リヨン国立歌劇場管弦楽団




<EINSATZ RECORDS>
EZCD 018 \2300
ハイドン:弦楽四重奏曲第82番 Op.77-2
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番K.458「狩」
ドロルツ四重奏団
ドイツ屈指のカルテットであるドロルツ四重奏団は、主にカラヤン時代を支え
たベルリン・フィルの主要メンバーから成っており、この録音におけるチェリ
ストのリーバウ以外の3人は同オケの初来日公演にも同行、その後もカラヤン
と共に数回来日を果たしている。ドイツのカルテット特有の重厚さ、そして耽
美的といえる深みを感じさせるこの演奏は、ドイツ古典派音楽の理想的な音楽
造りとなっており、多くのマエストロたちを支えた彼らならではの世界を繰り
広げている。
原盤:独COLUMBIA 33WSX503からの復刻。録音:1950年初頭
国内盤仕様…日本語帯付、裏面の曲目トラックリストも日本語併記 簡単な解
説も封入しております




<OPUS ARTE>
OABD7006D(Blu-ray Disc) \5480
ヴェルディ作曲:歌劇《イル・トロヴァトーレ》(Blu-ray Disc)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場2002
マンリーコ:ホセ・クーラ
ルーナ伯爵:ディミトリ・フヴォロストフスキー
レオノーラ:ヴェロニカ・ヴィッラロエル
アズチェーナ:イヴォンヌ・ネフ
フェランド:トマス・トマッソン
イネス:グウェネス=アン・ジェファーズ
ルイス:エドガラス・モントヴィダス
ジプシーの老人:トーマス・バーナード
使者:ダグラス・テルファー
指揮:カルロ・リッツィ
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
演出:イライジャ・モシンスキー
装置:ダンテ・フェレッティ 衣裳:アン・ティルビー
2002年5月3日コヴェント・ガーデン王立歌劇場(ロンドン)におけるライヴ収録
全プログラム173分(本編136分)
字幕本編:英・仏・独・西
[日本語解説書付]
2008年8月に当社より発売の国内盤DVD《イル・トロヴァトーレ》(TDBA-5028-9)
と同一映像。こちらは直輸入盤につき日本語字幕はついておりません。
※本ディスクはブルーレイ専用プレイヤー以外では再生できません。

OABD7007D(Blu-ray Disc) \5480
プッチーニ作曲:歌劇《ラ・ボエーム》
マドリッド王立劇場2006
ミミ:インヴァ・ムーラ
ムゼッタ:ラウラ・ジョルダーノ
ロドルフォ:アキレス・マチャード
マルチェッロ:ファビオ・マリア・カピタヌッチ
ショナール:ダビド・メネンデス
コッリーネ:フェリペ・ボウ
パルピニョール:ゴンサロ・フェルナンデス・デ・テラン
ベノア:フアン・トマス・マルティネス
アルチンドーロ:アルフレード・マリオッティ
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
マドリッド王立劇場管弦楽団・合唱団(マドリッド交響楽団・合唱団)
演出:ジャンカルロ・デル・モナコ
装置&衣裳:マイケル・スコット
照明:ヴォルフガング・フォン・ツォウベク
2006年3月20、23、25日 マドリッド王立劇場(スペイン)におけるライヴ収録
全プログラム148分(本編116分)
字幕本編:英・仏・独・西・伊
[日本語解説書付]
2008年6月に当社より発売の国内盤DVD《ラ・ボエーム》(TDBA-5020)と同一映
像。こちらは直輸入盤につき日本語字幕はついておりません。
※本ディスクはブルーレイ専用プレイヤー以外では再生できません。

<MYTO>
MDCD0011 2枚組 \3050
初出
ヴェルディ:歌劇「群盗」
ボナルト・ジャイオッティ(マッシミリアーノ)、
ガストーネ・リマリッリ(カルロ)
マリオ・ペトリ(フランチェスコ)、
リタ・オルランディ=マラスピーナ(アマーリア)
フランコ・マンニーノ指揮
RAIトリノ交響楽団、合唱団 1971年6月11日 ライヴ
音質はとても良いです。

MDCD0012 2枚組 \3050
初出
ヴェルディ:歌劇「レニャーノの戦い」
リタ・オルランディ=マラスピーナ(リーダ)、
マリオ・リナウド(フェデリーコ)
マリオ・セレーニ(ロランド)、ジャンフランコ・チェッケーレ(アッリーゴ)
ジュゼッペ・モレーシ(マルコヴァルド)
マウリツィオ・リナルディ指揮 
RAIミラノ交響楽団、合唱団 1973年11月14日
リタ・オルランディ=マラスピーナ(ソプラノ)の特集です。




<MYTO HISTRICAL>
作曲家・作品名・演奏家
MYTO 143 4枚組 \3380
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
ヒルデ・シェッパン(エーヴァ)、
ルートヴィヒ・ズートハウス(ワルター)
パウル・シェフラー(ハンス・ザックス)、
フリデリック・ダルバーグ(ポーグナー)
エーリッヒ・クンツ(ベックメサー)
ヘルマン・アーベントロート指揮 
バイロイト祝祭劇場管弦楽団、合唱団
1943年8月16日ライヴ録音
以前、PREISEレーベルから発売あり。
音質は1943年代とは思えぬほど、とても良いです。

MYTO 172 2枚組 \1750
マルシュナー:歌劇「ハンス・ハイリング」(ドイツ語)
エルナ・シュリーター(地霊の女王)、
ルドルフ・ゴンサール(ハンス・ハイリング)
ハンナ・クラウス(アンナ)
ヴィンフリート・ツィリヒ指揮
ヘッセン州立放送交響楽団、合唱団 1951年12月
音質はとても良いです。放送用スタジオ録音。




<WALHALL>
WLCD0238 2枚組 \1750
初出
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」
エルンスト・コツーブ(フロレスタン)、モード・クーニッツ(レオノーレ)
(ドン・ピツァロ)、ゴットローブ・フリック(ロッコ)、
エリカ・ケート(マルツェリーネ)
オットー・マッツェラート指揮
フランクフルト交響楽団 1957年11月
音質はとても良いです。放送用スタジオ録音。

WLCD0239 2枚組 \1750
初出
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」(ドイツ語)
テオドール・ホラント(ウィリアム・テル)、ゲルト・ルッツェ(アルノルト)
Annelies Schubert-Heuhaus(マティルデ)、Helmuth Kaphan(メルクタール)
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィッヒ放送 1953年7月ライプツィッヒ
音質はとても良いです。放送用スタジオ録音。

WLCD0241 3枚組 \2780
初出
プフィッツナー:歌劇「パレストリーナ」
マックス・ローレンツ(パレストリーナ)、
ヘルムート・メルヒャルト(ベルナルド)
エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(イギーノ)、
ジーン・マデイラ(シッラ)
ゴットローブ・フィリック(法王ピオ4世)、
フェルディナント・フランツ(ジョバンニ)
ルドルフ・ケンペ指揮
ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場合唱団
1955年8月1日 ザルツブルク・ライヴ
全体的に耳障りな雑音や電子的なノイズが聴かれます。しかし、声やオーケス
トラの音はバランス良くクリアに聴こえ臨場感を感じさせます。
ケンペの初出録音として話題性あるアルバムと存じますが、一般的にお勧めで
きる音質ではございません。




<ANDROMEDA>
ANDRCD5130 \1050
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(ハンガリー語:抜粋)
ジョルジ・ロゾンツィ(ドン・ジョバンニ)、
ユーリア・オシュヴァート(ドンナ・アンナ)
エンドレ・レスラー(ドン・オッタヴィオ)
オットー・クレンペラー指揮
ハンガリー国立歌劇場管弦楽団、合唱団 
1948年ライヴ録音
HUNGAROTONレーベルから発売あり。
アセテート盤からの復刻で音質は貧弱です。コレクターズ・アイテムです。

ANDRCD5131 2枚組 \1750
グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ) 名演奏集
(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 op.104
シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団 1958年
(2)サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 イ短調 op.33
フリッツ・ライナー指揮RCAビクター交響楽団 1952年
(3)チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出」 イ短調 
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ) 1957年
(4)小品集:サン=サーンス:「白鳥」 他6曲 
ラルフ・ベーコウィツ(ピアノ) 1950年代
以上、チェロは全て グレゴール・ピアティゴルスキー
音質は、良いです。
甘くまろやかな美しい音、ロマンテックで懐の深い演奏をするドイツで生まれ
アメリカで活躍したピアティゴルスキー(1903-1976)の名演奏集。
Gregor Piatigorsky Cello plays Dvorak, Saint Saens, Tchikovsky,

ANDRCD5132 3枚組 \2150
ゲオルグ・クーレンカンプ(ヴァイオリン)協奏曲集1935-41 ベルリン
CD.1
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮ベルリン・フィル 1936年
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮ベルリン・フィル 1935年
CD.2
(3)シューマン:ヴァイオリン協奏曲 二短調 
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮ベルリン・フィル 1937年
(4)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 op.26
ヨゼフ・カイルベルト指揮ベルリン・フィル 1941年
CD.3
(5)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
アルトゥール・ローター指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団 1939年
(6)ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 op.53
オイゲン・ヨッフム指揮ベルリン・フィル 1937年
※第2次世界大戦前のドイツを代表する名ヴァイオリニストであった
クーレンカンプ(1898-1948)によるテレフンケンへの録音を含む名演奏集。
いずれも年代的に古い録音のものばかりですが、聴きやすい音質に仕上がって
います。

ANDRCD5136 2枚組 \1750
ベートーヴェン:
CD.1
(1)(2)ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 op.101 (2種の録音)
1949年11月21日ザールブリュッケン / 1937年ロンドン(コロムビアへの録音)
(3)ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィア」 変ロ長調 op.106
1949年11月22日ザールブリュッケン
CD.2
(4)ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 op.109
1939年ベルリン(コロムビアへの録音)
(5)ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 op.110
1949年11月23日ザールブリュッケン
(6)(7)ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111 (2種の録音)
1949年11月23日ザールブリュッケン / 1947年4月フランクフルト
ワルター・ギーゼキング(ピアノ)
いずれも年代的に古い録音のものばかりですが、聴きやすい音質に仕上がって
います。興味深い選曲です。

ANDRCD9041 2枚組 \1750 
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」
マリアーノ・スタービレ(アルマヴィーヴァ伯爵)、
エツィオ・ピンツァ(フィガロ)
エステル・レティ(スザンナ)、
アウリッキ・ラウタラーヴァ(伯爵夫人)
ブルーノ・ワルター指揮
ウィーン・フィル、国立歌劇場合唱団 1937年ライヴ
EKLIPSEレーベルから発売あり。
エネルギッシュなワルターの指揮が印象的な名盤の復刻です。
セッコはピアノ伴奏です。
尚、音質は決して良いとは言えず一般的にお勧めできるものではありません。

ANDRCD9042 2枚組 \1750
初出
バッハ:ロ短調ミサ 1956年11月30日ライヴ
アントニア・ファーベルク(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)
ゲルト・ルッツェ(テノール)、フランツ・ケルヒ(バス)
カール・リヒター指揮
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団 
1956年11月30日 ミュンヘンでのライヴ
音質はとても良いです。残念ながらマスターに起因する傷としてCD.2のトラッ
ク14後半に欠落及び音の揺れが聴かれます。ご了承ください。

ANDRCD9043 \1050
初出
バッハ:
(1)カンタータ第23番「汝まことの神にしてダヴィデの子」 BWV.23
ロッテ・シェードレ(ソプラノ)、ベアトリス・クレブス(アルト)
カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団 
1957年2月10日 ミュンヘンでのライヴ
(2)カンタータ第70番「目覚めよ、祈れ、祈れ、目覚めよ」 BWV.70
(3)カンタータ第56番「われ喜びて十字架をになわん」 BWV.56
ロッテ・シェードレ(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)
ヘルムート・クレッチュマー(テノール)、キート・エンゲン(バス)
カール・リヒター指揮
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団 
1957年10月19日 ミュンヘンでのライヴ
音質は良いです。




<ARCHIPEL>
ARPCD0388 \1050
初出を含む!チェリビダッケ指揮 チャイコフスキー:作品集
(1)チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 ロ短調 op.74
WDR交響楽団 1957年10月21日ライヴ
(2)幻想序曲「ロメオとジュリエット」(初出かと思われます)
RAIトリノ交響楽団 1956年5月12日ライヴ
チェリビダッケ指揮
「悲愴」は年代の古さを感じさせる音。
「ロメオとジュリエット」はとても、良い音質で美しい演奏です。

ARPCD0404 \1050
初出!
ショルティ指揮 バルトーク:作品集
(1)バレエ音楽「中国の不思議な役人」
ヘッセン州立放送交響楽団 1956年5月11日 フランクフルト
(2)管弦楽の為の協奏曲
ケルン放送交響楽団 1955年8月9日 ケルン
以上、指揮はゲオルグ・ショルティ
音質はとても良いです。




<MYTO HISTARICAL>
MYTO 145 2枚組 \1750
ヴェルディ:歌劇「椿姫」
マリア・カラス(ヴィオレッタ)、チェーザレ・ヴァレッティ(アルフレード)
マリオ・ザナージ(ジョルジュ)
ニコラ・レッシーニョ指揮CG王立歌劇場管弦楽団、合唱団 1958年6月ライヴ
以前、ARKADIAレーベルから発売あり。
カラスの素晴らしい歌唱に定評ある名演。音質も良いです。

MYTO 163 2枚組 \1750
作曲者生誕80周年ライヴ
R.シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」
マリア・ライニング(アリアドネ)、アルダ・ノーニ(ツェルビネッタ)
イルムガルト・ゼーフリート(作曲家)、マックス・ローレンツ(ノバッカス)
パウル・シェフラー(音楽教師)
カール・ベーム指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団 1944年6月ライヴ
以前、PREISERレーベルから発売あり。
全体的な音質の古さは否めませんが、ベームの力のこもった指揮のもと
ドラマテックな熱演が魅力的なアルバムです。

MYTO 167 \1050
ピエトリ:オペレッタ「マリステッラ」
リーナ・ジーリ(メリステッラ)、ジャンナ・ガッリ
リナ・コルシ、アゴスティーノ・ラッザーリ(ジョヴァンニ)
アルトゥーロ・バジーレ指揮RAIトリノ交響楽団、合唱団 1956年7月
Giuseppe Pietri(1886-1946イタリア)の残した18曲のオペレッタの中で唯一有
名な作品。特にテノールのアリア「私はある庭を知っている」が良く知られて
います。
音質は古めかしいく、万人にお勧めするものではありませんが貴重なこの作品
を鑑賞するに堪えられる音質です。

MYTO 173 2枚組 \1750
初出!
R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」
インゲ・ボルク(エレクトラ)、ヒルデ・ツァデク(クリソテミス)
エリーザベト・ヘンゲン(クリテムネストラ)、ハーバート・ハンド(エギスト)
トミスラフ・ネラリッチ(オレスト)
フェルナンド・プレヴィターリ指揮
RAIローマ交響楽団、合唱団 1957年10月
良い音質です。
エレクトラを得意としたインゲ・ボルクの熱演です。




<CARUS>
83.221 \2380
「ア・カペラ」 (シュトゥットガルト室内合唱団40周年記念)
(1)メンデルスゾーン:
詩編第2「いかなれば諸々の民の立ち騒ぎ」 op.78-1
詩編第43「神よ、われを審き」 op.78-2
「葬送の歌」 op.116 他 計7曲
(カタログ番号83.105,83.203,83.206からの抜粋)
(2)ゴットフリート・アウグスト・ホミリウス
(Gottfried August Homilius 1714-85):
Da es nun Abend war 他 計3曲
(カタログ番号83.210からの抜粋)
(3)ブラームス:
「アヴェ・マリア」、「なにゆえに、光が悩み苦しむ人に与えられたのか」
(カタログ番号82.201からの抜粋)
(4)ラインベルガー:
「サンクトゥス」(ミサ op.109から)、「夕べの歌」 
(カタログ番号83.113からの抜粋)
以上 計14曲
シュトゥットガルト室内合唱団
フリーダー・ベルニウス指揮
1968年に創設され指揮者フリーダー・ベルニウスと共にその歴史を歩み、現在
も素晴らしい演奏を聞かせてくれるシュトゥツトガルト室内合唱団の過去の
アルバムからのオムニバス。40周年記念特別アルバムです。




<VENEZIA>
CDVE04314 2枚組 \1650
ロシアのアーティスト達による バルトーク:作品集
バルトーク:
CD.1
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮モスクワ放送管弦楽団 1962年
(2)ヴァイオリン協奏曲第2番
イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮ソビエト国立交響楽団 1961年
CD.2
(3)バレエ組曲「中国の不思議な役人」
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮ソビエト国立交響楽団 1990年
ライヴ録音
(4)弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル 1965年2月28日
ライヴ録音

CDVE04316 \1350
ブラームス:
(1)ヴァイオリンとチェロの為の二重協奏曲 イ短調 op.102
ボリス・グートニコフ(ヴァイオリン)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
ボリス・ハイキン指揮ソビエト国立交響楽団 1963年ライヴ録音
(2)ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.83
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮
レニングラード・フィル 1951年5月ライヴ録音

CDVE04317 2枚組 \1650
シューマン:
CD.1
(1)アベッグ変奏曲 op.1 1955年6月ライヴ録音
(2)幻想小曲集 op.12 から 1970年5月ライヴ録音
1「夕べに」、2「飛翔」、3「なぜ」、5「夜に」、7「夢のもつれ」、
8「歌の終わり」
(3)交響的練習曲 op.13 1972年1月ライブ録音
CD.2
(4)ユモレスク 変ロ長調 op.20 1955年6月ライヴ録音
(5)ノヴェレッテ op.21 から 1960年9月ライヴ録音
1: ヘ長調、2: ニ長調、8: 嬰へ短調
(6)ウィーンの謝肉祭の道化芝居 op.26 1976年10月ライヴ録音
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

<Signum Classics>
SIGCD 135 \2180
ショスタコーヴィチ:祝典序曲Op.96/交響曲第5番ニ短調Op.47《革命》
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団
首席指揮者ドホナーニのブラームス(SIGCD 132)、首席客演指揮者マッケラ
スのシューベルト(SIGCD 133)という演奏、話題性とも抜群の2タイトルで
華々しいスタートを切ったシグナム・クラシックスのフィルハーモニア管弦
楽団シリーズ。
ドホナーニ&マッケラスの話題が覚めやらぬうちに早くも登場するシリーズ
第3弾は、桂冠指揮者ウラディーミル・アシュケナージの"革命"!
現代屈指のピアニストとしての名声は言うに及ばず、ロイヤル・フィル、ベ
ルリン・ドイツ響、チェコ・フィルの首席指揮者や音楽監督を歴任したアシュ
ケナージは2004年にNHK交響楽団の音楽監督に就任。2007年のN響音楽監督退
任後はシドニー響の首席指揮者に転身するなど、アシュケナージの"指揮者"と
しての活躍はますます活発となり円熟の域に達している。
イギリスの名門フィルハーモニア管では桂冠指揮者としてドホナーニやマッ
ケラスと並び重責を担うアシュケナージ。今回シグナム・クラシックスから
リリースとなる音源は2001年にサントリー・ホールで収録されたショスタコ
ーヴィチの祝典序曲&革命!
鬼気迫る壮絶な"革命"がショスタコーヴィチを十八番とするアシュケナージ
のタクトとフィルハーモニア管によって繰り広げられる。
2001年7月27日、サントリー・ホールでのライヴ録音。




<Sterling>
CDS 1076-2 \2300
ヘルメル・アレクサンデション(1886-1927):序曲ハ短調/交響曲第2番ト短調
パウル・マギ(指揮)、ウプサラ室内管弦楽団
"スウェーデンのチャイコフスキー"と称されながらも、その作品や存在自体が
忘れ去られてきたスウェーデンの知られざる後期ロマン派の作曲家ヘルメル・
アレクサンデション。
41年という決して長くはない生涯を送ったアレクサンデションだったが、自作
のオリンピック・マーチが1912年ストックホルム五輪の公式マーチに採用され
るなど作曲家として、またスウェーデンの有名なローダ・クヴァーン(Roda
Kvarn)劇場のシネマ・オーケストラの演奏者としてスウェーデンの音楽史に確
かな足跡を残している。
第3楽章のピチカートがまさにチャイコフスキーの交響曲第4番を彷彿とさせる
「交響曲第2番」、トランペットが奏でる印象的なメロディーや、グレインジャ
ーやドヴォルザークの作品を連想させる「序曲ハ短調」の2作品はいずれも世
界初録音。知られざるスウェーデンの後期ロマン派の知られざる音楽が現代に
復活する。2006年1月10日-12日、ウプサラ大学でのライヴ録音。




<Chandos>
CHSA 5065(SACD-Hybrid) \2850
タンスマン:交響曲集Vol.3 ――
交響曲第2番イ短調(世界初録音)/管弦楽のための4つの断章/
協奏交響曲(交響曲第3番/世界初録音)
オレグ・カエターニ(指揮)、
メルボルン交響楽団
快進撃を続けるオレグ・カエターニ&メルボルン交響楽団によるタンスマンの
交響曲集第3巻が登場!
ストラヴィンスキーからの影響だけでなく、どことなくショパンやメンデルス
ゾーン、リムスキー=コルサコフの雰囲気や色彩をも感じさせる音楽の万華鏡
のような「交響曲第2番」。
続いてベルギーのエリザベート王妃のために作曲されたタンスマン3番目の交響
曲「協奏交響曲(交響曲第3番)」は、「ピアノ四重奏とオーケストラ」というユ
ニークな編成を持った作品であり、両曲とも壮年期のタンスマンが情熱を注い
だ知られざる傑作である。
2つの交響曲に挟まれる形でカップリングされた「管弦楽のための4つの断章」
はキャリアの後期となる1967年から68年にかけて作曲が行われており、初期の
交響曲との作風の対比も非常に興味深い。
さらに熟成されたカエターニとメルボルン響のコンビネーションによって陽の
目を見るタンスマンの音楽。話題必至!

CHAN 10499 \2180
エイドリアン・ジョンストン(1961-):
映画《ブライヅヘッドふたたび》-オリジナル・スコアによるサウンドトラック
テリー・デイヴィス(指揮)、BBCフィルハーモニック
数々の名盤を生み出してきた人気シリーズ「シャンドス映画音楽集」の最新作
となる「ブライヅヘッドふたたび」は、以外にもシリーズ初となるオリジナル
・スコアによるサウンドトラック。
アメリカでは7月25日に封が切られ、イギリスを含むヨーロッパでは9月から順
次公開となる映画「ブライヅヘッドふたたび」は、イーヴリン・ウォーの古典
小説を題材とした物語であり、アカデミー賞女優エマ・トンプソンの出演が話
題を呼んでいる。
この「ブライヅヘッドふたたび」の音楽を担当し名作揃いの「シャンドス映画
音楽集」に抜擢された作曲家エイドリアン・ジョンストンは、英国アカデミー
賞(BAFTA)やエミー賞の受賞歴を持つイギリス期待の映画音楽作家である。映
画音楽ファン&サントラ・ファン要注目。

CHSA 5066(SACD-Hybrid) \2850
汚れなき薔薇-聖母マリアへの賛歌 ――
スティーヴン・ポールズ(1949-):スプレンディド・ジュエル
ブリテン:聖母讃歌
マクドウォール:3つのラテンのモテット
ハウエルズ:汚れなき薔薇
ハビエル・ブストー(1949-):聖母マリアのための2つの小品
ヒーリー・ウィラン(1880-1968):3つの典礼用モテット
ジーン・ベルモント・フォード(1939-):エレクタ
チャールズ・ブルフィー(指揮)、フェニックス・コーラル
シェイクスピア・イン・ソング(CHSA 5031)でのハーモニーとプログラミング
が高く評価され、アリゾナ州唯一のプロ合唱団として活動を続けるチャールズ
・ブルフィー率いるフェニックス・コーラル(旧フェニックス・バッハ・クワ
イヤー)。
フェニックス・コーラルは、グレチャニノフの「受難週」(CHSA 5044)が第50
回グラミー賞でクラシック部門の最優秀録音賞を獲得するなど輝かしい実績を
誇っている。
フェニックス・バッハ・クワイヤー改め「フェニックス・コーラル」としての
リリース第1弾は、聖母マリアを讃える合唱作品集。20世紀アメリカとイギリ
ス、バスク地方出身の作曲家ブストーなど収録作品は非常に多彩。ブリテンの
「聖母賛歌」やハウエルズの名作「汚れなき薔薇」など重要レパートリーの収
録も嬉しいところ。

●Opera In English
CHAN 3156 \1780
ビゼー:歌劇《真珠採り》(ハイライト/英語歌唱)
レベッカ・エヴァンス(ソプラノ)、バリー・バンクス(テノール)、
サイモン・キーンリサイド(バリトン)、アラステア・マイルズ(バス)、
ブラッド・コーエン(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、ジェフリー・ミッチェル合唱団
グッドオールの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(CHAN 3148)、マッケ
ラスの「コシ・ファン・トゥッテ」(CHAN 3152)など大型リリースが続いた英語
オペラ・シリーズ「Opera In English」。
このビゼーの「真珠採り」でも、ソプラノのレベッカ・エヴァンスやテノール
のバリー・バンクスなど一流のソリストが顔を揃えている。





<Zappel Music>
ZM 0011 \2300
ベース・インスティンクト-イルージョニスタ ――
ペーター・ヘルベルト:フィナーレ、オイディプス組曲、
ミ/スクリ・スヴェリソン:サマー・スター・ウォーター
ペーター・ヘルベルト:ヴェルローレン/
ゲルハルト・ムートシュピール:カブール
バルバラ・ブルックミュラー:イリュージョニスタ
ペーター・ヘルベルト:K4
ベース・インスティンクト〔ゲルハルト・ムートシュピール(コントラバス)、
ジナ・シュヴァルツ(コントラバス)、ヘルベルト・マイヤー(コントラバス)、
ペーター・ヘルベルト(コントラバス)、ティモシー・デュニン(コントラバス)、
エルンスト・ヴァイセンシュタイナー(コントラバス)〕
「ベース・インスティンクト」とは、ウィーン・フィルの首席奏者マイヤー、
ウィーン響の首席奏者ヴァイセンシュタイナー、ウィーン・フォルクスオーパ
ー管の首席奏者ムートシュピール、グラーツ響とウィーン・フィルのメンバー
として活躍したデュニン、2007年にオーストリアの権威あるハンス・コラー賞
を受賞した期待の女流奏者シュヴァルツ、作曲、演奏など様々ジャンルをハイ
レベルでこなすオーストリア屈指のマルチプレーヤー、ヘルベルトといった6
人のコントラバス奏者が名を連ねる驚異のコントラバス・アンサンブル。
2007年6月に行ったニューヨーク公演で大成功を収めた「ベース・インスティ
ンクト」は、アメリカの"Allaboutjazz.com"で2007年にニューヨークで演奏さ
れたベスト・パフォーマンス100に選出されるなど、欧米に"低音"旋風を巻き
起こしている。メンバーのペーター・ヘルベルトが書いたクロスオーヴァー作
品を中心としたこの「イルージョニスタ」には、普段は縁の下の力持ちという
印象の強い"低音"が持つ新たな可能性と魅力がギッシリ!"低音"の凄さ、面白
さを伝えてくれる画期的なアルバムである。
2007年1月29日-31日&6月1日-2日、ウィーンでの録音。





<Signum Classics>
SIGCD 125 \2180
ザ・ディヴィジョン・リコーダー ――
第1部-リーディングのグラウンド、セント・ポールの塔、ファロネルのグラウ
ンド、王様のサイモンじいさん、トレッツのグラウンド、グリーンスリーヴス、
ジョニーのビーヴァー帽、グラウンド上のディヴィジョン、エックルス氏のグ
ラウンド、フィンガー氏のグラウンド、バニスター氏のグラウンド
第2部-フィンガー氏のグラウンド、ソロモン・エックルス氏のグラウンド、
グラウンド上のディヴィジョン、ソロモン・エックルス氏のグラウンド、グラ
ウンド上のディヴィジョン、イタリアのグラウンド
エマ・マーフィー(リコーダー)、
デイヴィッド・ミラー(テオルボ&バロック・ギター)、
ウィリアム・ライオンズ(ダルシアン&リコーダー)、
リチャード・キャンベル(ガンバ&バロック・ギター)、
スティーヴン・デヴァイン(チェンバロ)、
エミリア・ベンジャミン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
「ザ・ディヴィジョン・リコーダー」とは、17世紀から18世紀にかけて流行し
たリコーダーの愛奏家たちのためにロンドンの出版社から1706年に出版された
トレブル(アルト)・リコーダーのための作品集。ヴィオラ・ダ・ガンバやギタ
ーが奏でるグラウンドの上で、ガブリエリ・コンソートやキングズ・コンソー
ト、エクス・カシードラなどで活躍するイギリスの女流奏者エマ・マーフィー
のリコーダーが次々と変奏を繰り広げ華麗に舞う。

SIGCD 129 \2180
エクスプレシア-アルメニア音楽の変容 ――
コミタス・ヴァルダペット(1869-1935):Krunk、Kujn Ara Yev Gna-Gna
サヤト・ノヴァ(1712-1795):Khani Vur Jan Im、Inch Khonim Hekimn
シリン(1827-1857):ダンス
アルチュニアン(ババジャニアン編):アルメニア狂詩曲
カレン・アナニヤン(1976-):フォーク・リフレクションズ
ハチャトゥリアン:アダージョ、バラの少女達の踊り、子守歌、剣の舞
カデンス・アンサンブル
カデンス・アンサンブルは、リーズ、ヴァン・クライバーン、ダブリンなどの
国際コンクールでの入賞実績を持つピアニスト、アルメン・ババハニアンの呼
びかけで2004年に結成されたピアノ、ギター、ヴァイオリン、コントラバス、
アコーディオン&バンドネオンによる五重奏団。ヴァルダペットやアルチュニ
アン、ハチャトゥリアンなどアルメニアの音楽史に名を残す偉大な音楽家たち
の民族色豊かな作品を、ジャンルの垣根を取り払ったカデンス・アンサンブル
が情熱的な演奏で楽しませてくれる!

SIGCD 130 \2180
ラングレー:テ・デウム
グリニー:Recit de tierce en taille
ハキム:前奏曲《Sakskobing》(世界初録音)
フランク:コラール イ短調
ボエルマン:ノートルダムへの祈り
ハキム:グレナルモンド組曲
ナジ・ハキム(オルガン)
1985年から1993年にかけてパリのサクレクール寺院のオルガニストを務めたレ
バノンの首都ベイルートで生まれのオルガニスト、ナジ・ハキム。2007年にス
コットランドのグレナルモンド・カレッジのチャペルに新しく設置されたハリ
ソン&ハリソン社製の26ストップのグランド・オルガンをハキムが弾いたライ
ヴ録音。ハキム自作の2作品は世界初録音。





<Dal Segno>
DSPRCD 022 \2180
偉大なるピアニストVol.6-オイゲン・ダルベール ――
シューベルト:即興曲変ト長調Op.90-3(1905年)
ショパン:バラード ヘ長調Op.3-2(1913年)、夜想曲第3番ロ長調Op.9-3(1905年)
バッハ:パッサカリア ハ短調(1913年)
ダルベール:アリア(1931年)
ドビュッシー:ラヴィーヌ将軍(1931年)
ベートーヴェン:
バガテル 変ロ長調Op.126-4(1927年)、
ピアノ・ソナタ第27番より 第1楽章&第2楽章(1927年)
サン・サーンス:ワルツ形式による練習曲Op.52-6(1913年)
リスト:即興ワルツ イ長調(1913年)、ポロネーズ第2番ホ長調(1925年)
オイゲン・ダルベール(ピアノ・ロールによる演奏)
オーストラリアの音楽学者デニス・コンドンが収集した20世紀初頭の作曲家や
偉大なピアニストのピアノ・ロールを再生&デジタル録音で収録し、リリース
するダル・セーニョ(Dal Segno)。
「偉大なるピアニスト」シリーズからスコットランドで生まれドイツに帰化し
たダルベールの演奏が登場。自らの作品「アリア」や、師であるリストの作品
が聴ける。

DSPRCD 021 \2180
偉大なるピアニストVol.5-ヨゼフ・ホフマン ――
リスト:タランテラ(1920年)、ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調(1919年)
ショパン:
ワルツ変イ長調Op.42(1921年)、同嬰ハ短調Op.64-2(1919年)、
ポロネーズ変イ長調(1912年)
シューマン:飛翔Op.12-2(1923年)
シュテルンベルク 演奏会用練習曲Op.103-3(1922年)
ホフマン:万華鏡Op.40-4(1925年)
メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14(1919年)
ベートーヴェン:
トルコ行進曲(1920年)、ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3(1919年)
ヨゼフ・ホフマン(ピアノ・ロールによる演奏)
「偉大なるピアニスト」シリーズの第5巻は、20世紀前半の名手でありながらレ
コーディングに積極的ではなかったため演奏に触れる機会が限られていたヨゼ
フ・ホフマン。その名声に違わぬ驚異的な演奏が鮮明な録音で蘇る。

DSPRCD 034 \2180
シューマン-オリジナル・ピアノ・ロール・レコーディングス ――
献呈Op.25-1(バックハウス/1923年)/夕べにOp.12-1(フリードマン/1923年)
/ 飛翔Op.12-2(ホフマン/1919年)/なぜにOp.12-3(フリードマン/ノヴェ
レッテOp.99-9(ガブリロヴィチ/1919年)/春の夜Op.39-12(チェルカスキー
/1917年)/交響的練習曲Op.13(レヴィーン/1925年)/予言の鳥Op.82-7(パデ
レフスキ/1922年)/トッカータOp.7(レヴィーン/1926年)/トロイメライ
Op.15-7(ゴドフスキー/1906年)
様々なアーティスト(作品名の後ろの( )内が演奏者)
デニス・コンドンが収集した18000にも及ぶピアノ・ロールの中から、バックハ
ウス、チェルカスキー、レヴィーン、ゴドフスキーといった巨匠たちの演奏に
よるシューマンをカップリング。




<VMS>
VMS 641 \1880
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番K.595/交響曲第41番K.551《ジュピター》
アンドレアス・フレーリッヒ(ピアノ)、
オティス・クレバー(指揮)、ドイツ・ニーダーランド室内フィルハーモニー
M1998年にオランダ交響楽団のソロ・ファゴット奏者としてプロのキャリアを
スタートさせ、ウラディミール・ポンキンに指揮法を師事し指揮者へと転身し
た1970年生まれのマエストロ・クレバーが2004年から音楽監督として率いる
ニーダーランド室内フィルとのモーツァルト。モーツァルトの最後の交響曲と
協奏曲のカップリングは、2007年5月オスナブリュックでのライヴ録音。ソリ
ストのフレーリッヒもシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン音楽祭などで活躍
する実力者である。

VMS 606 \1880
北欧のオルガン作品集Vol.1 ――
フェルディナンド・ゼルベル(1689-1765):前奏曲ホ短調、同ニ短調
シベリウス:イントラーダ ホ長調、葬送音楽
ダーヴィド・ヴィカンデル(1884-1955):パッサカリア
アルマス・マーサロ(1865-1960):牧歌風夜想曲
タネリ・クーシスト(1905-1988):牧歌Op.18-2
ヤルモ・パルヴィアイネン(1928-):パルティータ
マウリ・ヴィータラ(1948-):トッカータ
ハンス・ヘルムート・ティルマンス(オルガン)
デンマークのレーベル、ダナコード(Danacord)からリリースされているJ・S・
バッハのオルガン作品集がヴァルヒャ以来の完成度とも評されたオルガニスト、
ハンス・ヘルムート・ティルマンス。
この第1集ではフィンランドのシベリウスやパルヴィアイネンを中心として他
のローロッパ諸国の作品とは一味違った作風のオルガン作品が並ぶ。





<Jecklin>
J 4404-2 \1880
モーツァルト:カッサシオン第1番ト長調K.63/同第2番変ロ長調K.99
パウル・ザッハー(指揮)、
コレギウム・ムジクム・チューリッヒ
ストラヴィンスキーやバルトーク、ブーレーズらに作品の委嘱を行い20世紀音
楽の発展に大きく寄与したスイスの巨匠パウル・ザッハー。
その功績の大きさ故に近現代音楽の印象が強いザッハーがコレギウム・ムジク
ム・チューリッヒとのコンビでレコーディングを行ったモーツァルトのカッサ
シオン集は1969年の録音(ADD)。

J 4405-2 \1880
モーツァルト:4手のためのピアノ作品集 ――
4手のためのソナタ変ロ長調K.358/同ニ長調K.381/同ヘ長調K.497/4手のた
めのアンダンテと5つの変奏曲ト長調K.501/4手のためのソナタ ハ長調K.521
イザベル&イェルク・フォン・フィンチュガー(ピアノ)
J・S・バッハのフーガの技法を題材とした長大な「半音階的幻想曲」を含むブ
ゾーニの2台ピアノのための作品集(JD 579-2)をイェックリンからリリースし
ているフィンチュガー・デュオによるモーツァルト。柔らかタッチによる優し
い音色が印象的。1969年の録音(ADD)。

JS 303-2 \2300
フンメル:フルート、チェロとピアノのための三重奏曲Op.78
リース:フルート、チェロとピアノのための三重奏曲変ホ長調Op.63
クーラウ:無伴奏フルートのための3つの奇想曲Op.10
ドゥセック:フルート、チェロとピアノのためのソナタ ヘ長調Op.35
ブリジット・クロンイェーガー(フルート)、ヨハネス・デゲン(チェロ)、
アンドレ・デスポンズ(ピアノ)
フルートが美しく活躍するベートーヴェンと同世代の作曲家たちによる室内楽
作品集。ブリジット・クロンイェーガーは、チューリッヒ音楽院で名匠アンド
レ・ジョネに師事したスイスの女流フルート奏者。1980年から90年までアマ
ティ弦楽四重奏団に所属していたチェリストのヨハネス・デゲン、室内楽奏者
として高い評価を得ているアンドレ・デスポンズとのトリオで、古典派からロ
マン派にかけての室内楽作品をじっくりと聴かせてくれる。1994年6月の録音。

JS 289-2 \2300
テトラクラヴィア ――
ダニエル・グラウス(1957-):トッカータ
シュトックハウゼン:蠍座、魚座
ホルヘ・ペピ(1962-)
アルフレート・ジンマーリン(1955-):ピアノのための小品第2番
ジャン=ジャック・ダンキ(1948-):テトラプテロン第0番-第4番
ジャン=ジャック・ダンキ(ピアノ)、パウル・クレマン(ピアノ)、
シュテファン・レイモンド(ピアノ)、ピエール・スブレト(チェレスタ)
20世紀-21世紀スイスの作曲家や演奏家を紹介する「スイスの風景(Szene
Schweiz)」シリーズ。シュトックハウゼンの「十二宮」からのハイライトやア
ルゼンチン生まれの作曲家ホルヘ・ペピなどによる20世紀の鍵盤作品をスイス
のアーティストたちが演奏する。

JS 287-2 \2300
エルマノ・マッジーニ(1931-1991):オルガンのための三部作
エーリッヒ・フォレンヴィーダー(オルガン)
「スイスの風景」シリーズでお馴染みのスイス人作曲家エルマノ・マッジーニ。
故郷であるスイスのイントラーニャで設立されたエルマノ・マッジーニの協力
でリリースが進められてきたマッジーニの作品集。約56分の演奏時間を持つ
「オルガンのための三部作」は神秘的な雰囲気と精神性を感じさせる作品。
1984年の録音。




<Bluebell>
ABCD 109 2枚組 \4600
ビゼー:歌劇《カルメン》(スウェーデン語歌唱)
カースティン・マイヤー(メゾソプラノ)、
エリーサベト・セーデルストレム(ソプラノ)、
シーグルト・ビョルリンク(バリトン)、
アーネ・ヘンドリクセン(テノール)、
シクステン・エールリンク(指揮)、
スウェーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団、他
名メゾ・ソプラノ歌手カースティン・マイヤー(1928-)の80歳を記念してスウェ
ーデン放送やスウェーデン王立歌劇場などの協力により製作されたスウェーデ
ン語歌唱による「カルメン」。
もちろんカルメンはカースティン・マイヤー、ドン・ホセにはアーネ・ヘンド
リクセン、エスカミーリョにはシーグルト・ビョルリンク、指揮はシクステン
・エールリンクなどキャストも豪華。名歌手の節目を祝うに相応しいリリース
である。1954年11月12日-13日の録音(スタジオ録音)。

ABCD 110 \2300
エミール・シェーグレン(1853-1918):作品集第5集 ――
6つの幻想的小品《散歩道で》Op.15/4つの小品Op.41/今と昔の思いOp.23/
ピアノソナタ第2番イ長調Op.44より 第2楽章*
イングリッド・リンドグレン(ピアノ)、
エミール・シェーグレン(ピアノ・ロールによる演奏)*
19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍し、特にピアノ作品や声楽作品に優れ
た作品を遺したスウェーデンの作曲家エミール・シェーグレン。
ブルーベル(Blubell)からリリースされている作品集の第5巻は、1995年から
2001年までストックホルムの王立歌劇場でピアニストを務めた女流奏者イング
リッド・リンドグレンの演奏に加えて、1905年にピアノロールへ収録された
シェーングレン自身による貴重な演奏が聴ける。





<Phono Suecia>
PSCD 174 \2300
ブリッタ・ビューストレム(1977-):
管弦楽のための《説得》/打楽器と管弦楽のための《木のぼり男爵》/
管弦楽のための《告別変奏曲》/弦楽オーケストラのための《緋色の研究》
/管弦楽のための《夕べ》/オペラ《もし手荷物をなくしたら》より アリア
竹原美歌(打楽器)、アイネタ・アイケンホルス(ソプラノ)、
ハンヌ・コイヴラ(指揮)、ヴェステロース・シンフォニエッタ
ストックホルムの王立音楽大学出身の若手女流作曲家、ブリッタ・ビュースト
レムの管弦楽作品集。ビューストレムは特に管弦楽作品が高く評価されており、
ここに収録された作品には持ち味である緻密な作曲法が存分に発揮されている。
「木のぼり男爵」には現在ヨーロッパを活躍の拠点としている日本人打楽器奏
者、竹原美歌がソリストとして招かれている。





<Musica Rediviva>
MRSACD-017(SACD-Hybrid) \2850
J・S・バッハ:フーガの技法BWV.1080
ベンクト・トリブカイト (オルガン)
スウェーデンのレウヴスタ・ブリュークの教会に設置されていた18世紀前半に
おけるスウェーデン最高のオルガン製作者ヨハン・ニクラス・カーマンのオル
ガンを1997年に大規模修復。スウェーデンのオルガニスト、トリブカイトがオ
リジナルに近い形、響きに復元されたヒストリカル・オルガンを通じて神秘的
な大バッハの音楽を伝えてくれる。





<Opera D'oro>
OPD 7046 3枚組 \2850
R・シュトラウス:楽劇《ばらの騎士》
クレア・ワトソン(ソプラノ)、ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)、
カール・リッダーブッシュ(バス)、
カルロス・クライバー(指揮)、バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、他
カルロス・クライバーの「ばらの騎士」がスリップケース&ブックレット付き
の「Grand Tier」シリーズで復活!1973年7月13日、バイエルン国立歌劇場で
のライヴ録音。

OPD 7037 2枚組 \1900
チレア:歌劇《アドリアーナ・ルクヴルール》
マグダ・オリヴェーロ(ソプラノ)、フランコ・コレッリ(テノール)、
ジュリエッタ・シミオナート(メゾ・ソプラノ)、
エットレ・バスティアニーニ(バリトン)、
マリオ・ロッシ(指揮)、ナポリ・サン・カルロ劇場管弦楽団&合唱団、他
「Grand Tier」シリーズ、スリップケース&72ページのブックレット付き。
1959年11月28日、ナポリでのライヴ録音。

OPD 7044 2枚組 \1900
ドニゼッティ:歌劇《愛の妙薬》
レナータ・スコット(ソプラノ)、カルロ・ベルゴンツィ(テノール)、
ジュゼッペ・タッデイ(バリトン)、カルロ・カーヴァ(バス)、
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)、
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団、他
「Grand Tier」シリーズ、スリップケース&64ページのブックレット付き。
1967年、フィレンツェでのライヴ録音。

OPD 7045 2枚組 \1900
ヴェルディ:歌劇《トロヴァトーレ》
カルロ・ベルゴンツィ(テノール)、ガブリエラ・トゥッチ(ソプラノ)、
ピエロ・カップチッリ(バリトン)、
ジュリエッタ・シミオナート(メゾ・ソプラノ)、
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)、
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団、他
「Grand Tier」シリーズ、スリップケース&56ページのブックレット付き。
1964年、モスクワでのライヴ録音。

OPD 7047 3枚組 \2850
ドビュッシー:歌劇《ペレアスとメリザンド》
ジャネット・ピロー(ソプラノ)、ガブリエル・バキエ(バリトン)、
ニコラ・ザッカリア(バリトン)、
ロリン・マゼール(指揮)、ローマ・イタリア放送交響楽団&合唱団、他
「Grand Tier」シリーズ、スリップケース&72ページのブックレット付き。
1969年2月20日、ローマでのライヴ録音。

OPD 7048 2枚組 \1900
ヴェルディ:歌劇《仮面舞踏会》
ホセ・カレーラス(テノール)、モンセラート・カバリエ(ソプラノ)、
レナート・ブルゾン(バリトン)、マルゲリータ・ググリエルミ(ソプラノ)、
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)、
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団、他
「Grand Tier」シリーズ、スリップケース&64ページのブックレット付き。
1975年2月18日、ミラノでのライヴ録音。

OPD 7050 2枚組 \1900
プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》
マグダ・オリヴェロ(ソプラノ)、プラシド・ドミンゴ(テノール)、
ジュリオ・フィオラバンティ(バリトン)、
ネルロ・サンティ(指揮)、アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団&合唱団、他
「Grand Tier」シリーズ、スリップケース&64ページのブックレット付き。
1970年7月30日、ヴェローナでのライヴ録音。

OPD 7053 2枚組 \1900
ロッシーニ:歌劇《湖上の美人》
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)、フランコ・ボニゾルリ(テノール)、
ユリア・ハマリ(アルト)、
ピエロ・べルージ(指揮)、トリノ・イタリア放送管弦楽団&合唱団、他
「Grand Tier」シリーズ、スリップケース&40ページのブックレット付き。
1970年5月19日、トリノでのライヴ録音。

OPD 7054 2枚組 \1900
ジョルダーノ:歌劇《フェドーラ》
レナータ・テバルディ(ソプラノ)、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)、
マリオ・セレーニ(テノール)、ソフィア・ミッツェッティ(ソプラノ)、
アルトゥーロ・バジーレ(指揮)、
ナポリ・サン・カルロ劇場管弦楽団&合唱団、他
「Grand Tier」シリーズ、スリップケース&56ページのブックレット付き。
1961年、ナポリでのライヴ録音。

OPD 7055 2枚組 \1900
ドニゼッティ:歌劇《ジェンマ・ディ・ヴェルジ》
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)、レナート・ブルゾン(バリトン)、
マリオ・リナウド(バス)、
アルマンド・ガット(指揮)、ナポリ・サン・カルロ劇場管弦楽団&合唱団、他
「Grand Tier」シリーズ、スリップケース&48ページのブックレット付き。
1975年12月12日、ナポリでのライヴ録音。

OPD 1478 2枚組 \1900
ジョルダーノ:歌劇《おふざけの夕食》
ジャンジャコモ・グエルフィ(バリトン)、アメデオ・ザンボン(テノール)、
松本美和子(ソプラノ)、
ニーノ・ボナヴォロンタ(指揮)、ミラノ・イタリア放送管弦楽団&合唱団、他
「おふざけの夕食」はジョルダーノが1924年に完成させた4幕のオペラ。
2006年に紫綬褒章を受勲した日本人ソプラノ、松本美和子も出演。
1972年12月5日、ミラノでのライヴ録音。

OPD 1477 2枚組 \1900
グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》
アラン・ヴァンツォ(テノール)、アンドレ・エスポージト(ソプラノ)、
アントニオ・デ・アルメイダ(指揮)、ニース歌劇場管弦楽団&合唱団、他
言わずと知れたグノーの名作「ロメオとジュリエット」。1976年、フランスの
ニースでのライヴ録音。

OPD 1004 \850
オペラ・ドーロ・グレイテスト・ヒッツ-オペラ・オブセッションVol.4 ――
プッチーニ:歌劇《ボエーム》より 冷たい手を
(ルチアーノ・パヴァロッティ/1969年)
サン=サーンス:歌劇《サムソンとダリラ》より あなたの声にわが心は開く
(オラリア・ドミンゲス/1964年)
ヴェルディ:歌劇《ドン・カルロ》より ここにおいでか!なつかしい王子
(フランコ・コレッリ&エーベルハルト・ヴェヒター/1970年)
ドヴォルザーク:歌劇《ルサルカ》より 月の歌
(テレサ・ストラータス/1976年)
ヴェルディ:歌劇《エルナーニ》より 芝生に光る露のごとく
(プラシド・ドミンゴ/1969年)
ジョルダーノ:歌劇《フェドーラ》より 愛さずにはいられないこの思い
(ジュゼッペ・ディ・ステファノ/1961年)/他 全19曲
様々なアーティスト(作品名の後ろの( )内が演奏者)
オペラ・ドーロの豊富な音源の中から20世紀の名歌手たちのアリアを抜粋した
コンピレーション・アルバムの第4弾。




<Channel Classics>
CCSSA 26308(SACD-Hybrid) \2850
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18/楽興の時Op.16
デヤン・ラツィック(ピアノ)、
キリル・ペトレンコ(指揮)、ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
一見まったく共通点が無いと思われるスカルラッティとバルトークの作品を独
自のプログラミングで組み合わせることによって新たな共通点や関連性を打ち
出すなど、斬新かつ独創的なアイディアによる“リエゾンスVol.1”
(CCSSA 23407)が激賞されたデヤン・ラツィック。
これまでにリリースされた協奏曲録音はベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番
(CCSSA 19703)のみであり、ソロ・レコーディングを主体としてきたラツィッ
クが今回のラフマニノフからいよいよ本格的にピアノ協奏曲の録音に進出。
王道中の王道であり名曲中の名曲であるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、
幼少の頃から神童と呼ばれその才能に大きな期待が注がれてきたラツィックの
新たな挑戦の幕開けとしてこの上ない選曲と言えるだろう!
このラフマニノフでラツィックとコンビを形成するのは、シベリア、オムスク
州生まれの俊英キリル・ペトレンコとイギリスの名門ロンドン・フィル。
キリル・ペトレンコは1999年に就任したマイニンゲン州立劇場音楽監督での手
腕が認められ2002年秋にはベルリン・コーミッシェオーパー音楽監督に転身。
2006年には満を持してベルリン・フィルに登壇するなど、次代の巨匠候補とし
て注目を浴びるマエストロである。
クロアチアが生んだ稀代の天才ピアニスト、破竹の勢いを見せるロシアの若き
マエストロ、そしてイギリスの名門オーケストラが一体となることによって生
まれた新時代のラフマニノフ。ラツィックのさらなる飛躍と快進撃がスタート
する!




<Hyperion>
CDA 67625 \2180
ブリテン:ピアノと管弦楽のための作品全集 ――
ピアノ協奏曲ニ長調Op.13(1945年版)
ピアノ協奏曲ニ長調Op.13(原典版)より 第3楽章「レチタティーヴォとアリア」
/若きアポロOp.16/左手のピアノと管弦楽のための《ディヴァージョンズ》
Op.21
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)、
イラン・ヴォルコフ(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
カプースチン、アルカン、リスト、ドビュッシー、メシアン、そしてティペッ
トなど、圧倒的なレパートリーを駆使した録音を発表してきたスコットランド
の風雲児スティーヴン・オズボーン。
去る2007年のプロムスでは、イラン・ヴォルコフ&BBCスコティッシュ響とのコ
ンビと共にブリテンのピアノ協奏曲を携えて出演。
このプロムスの公演でオズボーンは驚異的なパフォーマンスで聴衆を熱狂の渦
に巻き込み、「ブリテンのピアノ協奏曲」の存在と魅力を改めて示すことに成
功したのである。
プロムスの直後となる2007年9月に行われたレコーディングでは、「ピアノ協
奏曲」はもちろんのこと、「若きアポロ」、「ディヴァージョンズ」といった
ブリテンのピアノと管弦楽のための作品を収録。
左手のために書かれた「ディヴァージョンズ」(主題、10の変奏と終曲)はこれ
までにほとんど録音が行われなかっただけに、名手オズボーンの演奏による新
録音はイギリス音楽ファン要チェック。
また、1945年の改定の際に破棄されてしまったピアノ協奏曲(原典版/1938年)
の第3楽章も併せて収録するなど、文字通りオズボーンの手によってブリテン
の「ピアノと管弦楽のための作品全集」が完成!
ブリテンの「ピアノと管弦楽のための作品」の持つ魅力を世界中に伝えるとい
う重要な役割を持った録音の登場である。

CDA 67674 \2180
マルティヌー:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集Vol.4 ――
ヴァイオリン協奏曲第1番H.226/同第2番H.293
ボフスラフ・マトウシェク(ヴァイオリン)、
クリストファー・ホグウッド(指揮)、チェコ・フィルハーモニック管弦楽団
世界初録音となる作品や祖国チェコ以外では演奏機会に恵まれていない傑作な
ど豊富なレパートリーを取り上げてきたマルティヌーの「ヴァイオリンと管弦
楽のための作品全集」が完結!そして最終巻となるこの第4集ではシリーズのト
リを飾るに相応しい大本命、ヴァイオリン協奏曲の第1番と第2番を収録!
ポーランド生まれのアメリカ人ヴァイオリニスト、サミュエル・ダシュキンの
ために作曲されたマルティヌーのヴァイオリン協奏曲第1番。作品自体は1933
年に完成したものの第2次世界大戦の動乱に巻き込まれスコアを紛失。作曲者
の死後1968年にスコアが発見され、完成から40年後の1973年にようやく初演が
行われている。委嘱者サミュエル・ダシュキンの演奏を想定して書かれた協奏
曲第1番は、まばゆいばかりのエネルギーと技巧的な作風を持つ。
続く第2番は、ウクライナ出身のヴァイオリニスト、ミッシャ・エルマンのた
めに作曲が行われれ1943年に初演が行われた作品。民族的なカラーを持ち技巧
的な第1番とは対照的に、穏やかで美しいフレーズが印象に残り、どことなく
ロマン派の音楽を彷彿とさせるマルティヌーの秀作である。
もちろん第4集の演奏も、これまでの第1集から第3集で見事な演奏を聴かせて
くれたマトウシェクとホグウッド&チェコ・フィルのコンビ。ミルシテインの
門弟であり1970年代には読売日本交響楽団のコンサートマスターとしても活躍
したマトウシェクが、2つのヴァイオリン協奏曲でシリーズを劇的に締め括る。

CDA 67717 2枚組(1枚分価格) \2180
クレメンティ:ピアノ・ソナタ全集Vol.2 ――
ソナタ変ロ長調Op.9-1/同ハ長調Op.9-2/同変ホ長調Op.9-3/同イ長調Op.10-1
/同ニ長調Op.10-2/同変ロ長調Op.10-3/同変ホ長調Op.11-1/
トッカータ変ロ長調Op.11-2/ソナタ変ロ長調Op.12-1/同変ホ長調Op.12-2/
同へ長調Op.12-3/同変ホ長調Op.12-4
ハワード・シェリー(ピアノ)
前作第1集(CDA 67632)が自身の通算100枚目のアルバムとなったハワード・シェ
リーのピアノによる「クレメンティのピアノ・ソナタ全集」第2巻はOp.9から
Op.12までを収録。
シェリーの新しいプロジェクトである「クレメンティのピアノ・ソナタ全集」
は3年間の月日をかけて全6巻での完結が予定されており、年代順に沿って収録
&リリースが進められている。
幾分か明るく軽やかな作品が主となっていた第1集と比べ、第2集はシリアスで
重みを持った作品が1つの特徴。中でも「Op.12」のソナタは、傑作と言われる
「Op.13」へと続く優れた手法が発揮された隠れた傑作である。
ピアニスト、指揮者としてますます勢いを増しているハワード・シェリーが推
し進めるクレメンティの今後が非常に楽しみ。

CDA 67621 \2180
ニコラ・ポルポラ(1686-1768):ソプラノのためのカンタータ集 ――
Or si m'avveggio, oh Amore/Credimi pur che t'amo/Gia la notte
s'avvicina/Or che d'orrido Verno
エレーナ・チェッチィ・フェディ(ソプラノ)、
カルロ・イパータ(指揮)、アウセル・ムジチ
ハイペリオンからリリースされているボッケリーニのフルート五重奏曲
(CDA 67646)、リダルティのヴァイオリン協奏曲集(CDA 67685)の2タイトルが
古楽&バロック・ファンの間で話題を呼んでいるイタリアの古楽演奏団体アウ
セル・ムジチ。ハイペリオン移籍第3弾となる新譜は、ボッケリーニ、リダル
ティと同じ18世紀イタリアの作曲家ニコラ・ポルポラのカンタータ集!
18世紀イタリアにおけるオペラ、声楽の大家、声楽の教師として国際的な名声
を得ていたポルポラ。イギリスの「貴族オペラ」から招聘を受けて渡ったロン
ドンでのヘンデルとの覇権争いや、若きハイドンを育てた教育者としての優れ
た手腕は、ポルポラの有名なエピソードである。
名声楽教師として教育に携わり声楽を追求し続けたことにより生まれた美しい
旋律や華麗な装飾を持つポルポラのカンタータを歌うのは、イタリアのソプラ
ノ歌手エレーナ・チェッチィ・フェディ。アカデミア・モンティス・レガリス
との共演に代表されるように、特にバロックの分野で華々しい活躍ぶりを見せ
る今注目のソプラノである。

CDA 67639 \2180
パヴェウ・ウカシェフスキ(1968-):合唱作品集 ――
幸いなり、聖パウロ/幸いなり、聖アントニウス/幸いなり、聖マルティヌス/
四旬節の2つのモテット/アヴェ・マリア/交唱聖歌集/詩篇102番/ヌンク・ディ
ミティス
スティーヴン・レイトン(指揮)、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団
ヘンデルの「デッティンゲン・テ・デウム」(CDA 67678)でベールを脱いだ新
音楽監督スティーヴン・レイトンが率いる新体制のケンブリッジ・トリニティ
・カレッジ合唱団。ヘンデルに続いてハイペリオンからリリースとなるのは、
合唱界を中心として急激に注目を集めているポーランドの作曲家パヴェウ・ウ
カシェフスキの合唱作品集。
ウカシェフスキは1994年のショパン音楽アカデミー・コンクール優勝を皮切り
にポーランド内外で実績を重ねており、1996年からはワルシャワのショパン音
楽アカデミーで作曲の指導を行っている。
スティーヴン・レイトンは逸早く美しく精神的なウカシェフスキの作品に取り
組み、2007年には「ヌンク・ディミティス」を提供されるなど作曲者から厚い
信頼を受けているだけに、ポーランドの新しい宗教合唱作品の解釈と演奏に
期待が懸かる。

CDA 67676 \2180
シューマン:詩人の恋とハイネの詩による歌曲 ――
悲劇Op.64-3/2人の擲弾兵Op.49-1/尼僧Op.49-3/憎しみ合う兄弟Op.49-2/
哀れなペーターOp.53-3/ベルサツァールOp.57/蓮の花Op.25-7/孤独な涙は何
を望むOp.25-21/君は花のごとくOp.25-24/君の頬を寄せたまえOp.142-2/私の
愛は輝くOp.127-3/君の顔Op.127-2/ぼくの馬車はゆるやかにOp.142-4/歌曲集
《詩人の恋》Op.48
世界中から引く手あまたのカナダ人バリトン歌手、ジェラルド・フィンリーと
名手ジュリアス・ドレイクのコンビによる4枚目のリリースはこれまでのアイ
ヴズ、バーバーから一転、シューマンの「詩人の恋」。
フィンリーのシューマン歌曲集は収録作品が非常にユニーク。名曲「詩人の
恋」とカップリングされているのは同じく「ハイネの詩」による歌曲であり、
「詩人の恋」に含まれるはずだった4つの歌曲(Op.142-2、127-3、127-2、
142-4)を「詩人の恋」の直前に配置しているというプログラミングからもフィ
ンリーの強いこだわりが窺える。
ハイペリオンの顔とも言える「歌曲シリーズ」にまた1つ光り輝くアルバムが
加わった!

CDA 67694 \2180
モラレス:マニフィカト、モテットと哀歌 ――
哀歌~Coph.Vocavi、Zai.Candidiores、Nun.Vigilavit/モテット~Gaude et
Laetare Ferrariensis Civitas、Sancta Maria, succurre miseris、
幸いなるかな女王、天の女王、スペム・イン・アリウム、
すべての者は幸いなり/マニフィカト~第1旋法によるマニフィカト
(全曲版世界初録音)
スティーヴン・ライス(指揮)、ブラバント・アンサンブル
これまでクレキヨン、マンシクール、ゴンベールの作品集をリリースしたきた
ブラバント・アンサンブルのハイペリオン第4弾は、スペインのレーベル「グ
ロッサ(Glossa)」から歴史に埋もれたままとなっていた作品などが続々と発表
されている16世紀スペインの作曲家モラレス。
国際的な名声を得た最初のスペイン人作曲家とも言えるモラレスは、同時代の
人々から「音楽におけるスペインの光」と称されるなどビクトリアが登場する
以前のスペイン音楽を発展させた人物である。音楽学者としても高名なライス
が率いるブラバント・アンサンブルの解釈も聴きどころ。
第1旋法によるマニフィカトの全曲録音は当盤が世界初録音となる。




<Helios>
CDH 55240 \1280
コレッリ:ラ・フォリアとソナタ ――
教会ソナタ ト長調Op.1-9/ヴァイオリン・ソナタ ハ長調Op.5-3/室内ソナタ
イ長調Op.4-3/ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ニ長調Op.5-11/室内ソナタ
第12番ト長調《シャコンヌ》Op.2-12/ヴァイオリン・ソナタ 二短調《ラ・
フォリア》Op.5-12/室内ソナタ ホ短調Op.2-4/教会ソナタ イ長調Op.3-12
パーセル・クヮルテット
「ラ・フォリア」シリーズに大本命コレッリが登場!ヴィヴァルディ、C・P・
E・バッハ、A・スカルラッティ、ジェミニアーニ、マレといった大作曲家た
ちの「ラ・フォリア」を録音してきたパーセル・クヮルテット。
ラ・フォリアのみならず、室内ソナタ「シャコンヌ」や教会ソナタなどコレッ
リの"ソナタ″の魅力が凝縮されている。
CDA 66226からの移行再発売。

CDH 55295 \1280
愛を学ぶ~14世紀フランスの歌曲とモテット ――
マショー:私に喜びの苦痛を与えているのは、やさしく美しく
ピカード:グローリア/ソラージュ:バラード
他、作曲者不詳の作品を収録
クリストファー・ペイジ(指揮)、ゴシック・ヴォイセズ
中世フランスの音楽家たちが生み出した「愛の歌」の数々――。マショーやソ
ラージュ、ピカードなど14世紀フランスを舞台として活躍した音楽家たちや、
名も知れぬ作者たちが生んだ「歌曲」と「モテット」を収録。
クリストファー・ペイジ&ゴシック・ヴォイセズの黄金コンビによる演奏は、
英グラモフォン誌や米ファンファーレ誌から絶賛を博した実績がある。
CDA 66619からの移行再発売。

CDH 55314 \1280
モーツァルト:教会ソナタ集 ――
教会ソナタ ハ長調K.329/ト長調K.274/変ロ長調K.68/ヘ長調K.224/
変ロ長調K.212/ニ長調K.245/ハ長調K.263/ヘ長調K.145/イ長調K.225/
ハ長調K.336/変ホ長調K.67/ト長調K.241/ハ長調K.328/ニ長調K.144/
ヘ長調K.244/ニ長調K.69/ハ長調K.278
ロバート・キング(指揮)、キングズ・コンソート
モーツァルトの知られざる名曲「教会ソナタ」が生命力豊かな響きを放つ。
ザルツブルク時代のモーツァルトが1766年(10歳!)から1780年にかけてミサの
合間に演奏される音楽として作曲を行った17曲の教会ソナタ集。
「教会ソナタ」は17曲全てが1楽章形式で書かれ、生命力豊かな曲想を持った
神童モーツァルトの知られざる傑作である。
CDA 66377からの移行再発売。




<APR>
APR 5661 \1880
20世紀中期のロシア・ピアニズム~アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル ――
チャイコフスキー:子供のアルバムOp.39(録音:1952年頃/モスクワ)
グリーグ:
抒情小曲集第7集Op.62(録音:1953年頃/モスクワ)、
同第8集Op.65より 青春の日々からOp.65-1、農民の歌Op.65-2、
バラード風にOp.65-5、トロルドハウゲンの婚礼の日Op.65-6
(録音:1953年頃/モスクワ)、抒情小曲集第9集Op.68(録音:1954年頃/モスクワ)
アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(ピアノ)
貴重な歴史的録音の復刻や、トライオンなど現在も活躍しているピアニストの
録音でファンから絶大な支持を得ているAPRが掲げる最重要シリーズ『20世紀
中期のロシア・ピアニズム 』のシリーズ第3弾!
第1シリーズ「ネイガウス(ノイハウス)とその弟子たち」、第2シリーズ「イグ
ムノフとその弟子たち」に続く第3弾は、「ゴリデンヴェイゼル(ゴールデンワ
イザー)とその弟子たち」。
ラフマニノフやスクリャービン、メトネルの同世代で1875年生まれのゴリデン
ヴェイゼルは、1961年に他界するまでの55年という長期間にわたって母校モス
クワ音楽院で教鞭を執り、1922年から24年と1939年から42年にかけて院長を2
度務めている。
200人以上のピアニストを育てたゴリデンヴェイゼルは、フェインベルク、タ
マルキーナ、ニコラーエワ、ギンズブルク、ベルマン、バシュキロフ、ヴェ
ンゲーロフなど歴史に名を残す名手たちを輩出するなど、ネイガウス、イグ
ムノフと並び立つロシアン・スクールの重鎮である。
ゴリデンヴェイゼルの録音はキャリアの後期に放送用録音などが多く行われ
たが、商業録音は決して多くないだけに今回の復刻は歓迎されることだろう。

APR 5666 \1880
20世紀中期のロシア・ピアニズム~タチアナ・ニコラーエワ ――
チャイコフスキー:
ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44(録音:1951年頃/モスクワ)/
協奏的幻想曲ト長調Op.56(録音:1950年頃/モスクワ)*
タチアナ・ニコラーエワ(ピアノ)、
ニコライ・アノソフ(指揮)、キリル・コンドラシン(指揮)*、
ソヴィエト国立交響楽団
死の前年となる1992年にハイペリオンへ録音されたJ・S・バッハの「フーガ
の技法」など数々の名演を遺したロシアが生んだ伝説の女流ピアニスト、タ
チアナ・ニコラーエワも巨匠ゴリデンヴェイゼルの門下生の1人。
1950年に開催されたライプツィヒ・バッハ・コンクールでのニコラーエワの
演奏を聴いたショスタコーヴィチが「24の前奏曲とフーガ」の作曲を行い、
ニコラーエワに献呈したという逸話は有名。
APRから復刻される録音は「協奏的幻想曲」が世界初録音、「ピアノ協奏曲
第2番」は原典版世界初録音であり、前述のライプツィヒ・バッハ・コンクー
ル前後のニコラーエワのパフォーマンスを聞ける貴重な音源である。

APR 5667 \1880
20世紀中期のロシア・ピアニズム~グリゴリー・ギンズブルク ――
ベートーヴェン(ルビンシテイン編):
劇音楽《アテネの廃墟》より トルコ行進曲(録音:1930年頃/モスクワ)
リスト:ハンガリー狂詩曲第10番ホ長調《前奏曲》S.244-10(録音:1940年頃、
モスクワ)、同第11番イ短調S.244-11(録音:1942年頃/モスクワ)、
ジュネーヴの時計台S.160-9(録音:1942年頃/モスクワ)、
パガニーニによる超絶技巧大練習曲第3番嬰ト短調《ラ・カンパネッラ》
S.140-3(録音:1951年/モスクワ)、同第4番ホ長調《アルペッジョ》S.140-4、
同第5番ホ長調《狩り》(録音:1951年/モスクワ)、ゴンドラの漕ぎ手、
タランテラ(録音:1948年/モスクワ)、
ヴェルディの歌劇《リゴレット》による演奏会用パラフレーズS.434
(録音:1951年/モスクワ)
リスト(ブゾーニ編):
モーツァルトの歌劇《フィガロの結婚》からの2つの主題による幻想曲
(録音:1948年頃/モスクワ)
ロッシーニ(ギンズブルク編):
歌劇《セビリャの理髪師》より 私は町のなんでも屋(録音:1951年/モスクワ)
バラキレフ:東洋的幻想曲《イスラメイ》(録音:1942年頃/モスクワ)
グリゴリー・ギンズブルク(ピアノ)
ゴリデンヴェイゼルの高弟で20世紀を代表するピアニストの1人に数えられる
ギンズブルクの初期録音集が「20世紀中期のロシア・ピアニズム」から登場!
19世紀ロマン派の作品を得意とし、当時のロシアのピアニストの中でも指折り
の技巧派としてその名を轟かせたギンズブルク。このCDの演奏は1930年から
1951年にかけて録音が行われ、78回転SPレコードとして発売されていた珍しい
音源の数々が収められている。
得意としていたリスト、自らのアレンジを施した重要レパートリー、ロッシー
ニの「私は町のなんでも屋」、そしてアルバムの最後を締め括るバラキレフの
イスラメイなどファン要注目。




<Nimbus>(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 5824/6 3枚組 \4360
ブリテン:歌劇《アルバート・ヘリング》
ピーター・ピアーズ(テノール)、ジョアン・クロス(ソプラノ)、
グラディス・パー(ソプラノ)、マーガレット・リッチー(ソプラノ)、
オタカール・クラウス(バリトン)、ロイ・アシュトン(テノール)、
ノーマン・ラムスデン(バス)、デニス・ダウリング(バリトン)、
ナンシー・エヴァンス(メゾ・ソプラノ)、
キャサリン・ローソン(メゾ・ソプラノ)、アン・シャープ(ソプラノ)、
アラン・トンプソン(トレブル)、
ベンジャミン・ブリテン(指揮)、
イギリス・オペラ・グループ室内管弦楽団
ギ・ド・モーパッサンの短編小説「ユッソン夫人のバラの樹」を題材として
1947年に作曲されたブリテンの室内喜歌劇「アルバート・ヘリング」のデン
マーク・ライヴ!
1947年6月20日の初演から約2年後となる1949年9月15日に行われたデンマーク
・コペンハーゲン王立歌劇場での公演を収録したテープが発見され、1964年
のスタジオ録音以前に収録された貴重な録音のリリースが実現となったので
ある。
ブリテンのオペラ、声楽作品には欠かせないテノールのピーター・ピアーズを
筆頭に、11人のオリジナル・キャストが引き続き参加しているというところも
ポイント。また英文ブックレット解説とは別に52ページの歌詞ブックレット
(英語)が封入されており、ニンバスの意気込みの高さが窺える。

NI 2513/4 2枚組 \2700
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ&ヴィオラ・ソナタ集 ――
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78《雨の歌》/第2番イ長調Op.100/
第3番ニ短調Op.108/ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1
/第2番変ホ長調Op.120-2
オスカー・シュムスキー(ヴァイオリン&ヴィオラ)、
レオニード・ハンブロ(ピアノ)
フェルツマンの「ゴルトベルク変奏曲」(NI 2507)やミンツの「ヴィヴァル
ディ」(NI 2500/4)などが早速反響を呼んでいるミュージック・マスターズ音
源の復刻シリーズからオスカー・シュムスキーが登場!オイストラフからは
「世界で最も偉大なヴァイオリニストの1人」と讃えられ、ストコフスキ、
クライスラーからも称賛されたシュムスキーだったがその生涯に遺した録音
の数は決して多くないだけに、円熟の境地に達した幻の巨匠がヴァイオリンと
ヴィオラを持ち替えて録音に望んだブラームスの復活は意義深いものがある。

NI 2512 \1780
ホヴァネス:
交響曲第2番Op.132《神秘の山》、
ピアノと管弦楽のための《ローソドゾク》Op.48
ルー・ハリソン:交響曲第2番《悲歌》
キース・ジャレット(ピアノ)、
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)、
アメリカン・コンポーザーズ・オーケストラ
これまでに500人近くの作曲家の作品を取り上げ100曲を超える世界初演を行っ
てきたアメリカ音楽の伝道者、アメリカン・コンポーザーズ・オーケストラと
リンツ・ブルックナー管とのコンビでスポットライトを浴びているデニス・
ラッセル・デイヴィスのコンビによるホヴァネス&ハリソン。
やはりこのアルバムの目玉はキース・ジャレットがソロを務めるホヴァネスの
「ローソドゾク」!最近は手堅いレパートリーが目立つデニス・ラッセル・デ
イヴィスだが、実は世界初演を数多く手懸けるなど近現代作品の演奏にも長け
ており、ホヴァネス&ハリソンでのタクト捌きも流石。




<Linn>
CKD 292(SACD-Hybrid) \2580
悪魔のトリル ――
タルティーニ:
ソナタ ト短調Op.1-4《悪魔のトリル》、
同ト短調Op.1-10《捨てられしディドーネ》、同ホ短調Op.1-5、
同イ長調Op.1-13《パストラーレ》、グラーヴェ 二短調
ヴェラチーニ:ソナタ イ長調Op.1-7
パラディアンズ〔ロドルフォ・リヒター(ヴァイオリン)、
ザンヌ・ハインリヒ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
シラス・スタンデイジ(チェンバロ)、
ウィリアム・カーター(アーチリュート&バロック・ギター)〕
レイチェル・ポッジャー、パメラ・トービー、ジョアンナ・レヴァイン、ウィ
リアム・カーターの4人が集まり1991年にアンサンブルが結成され、瞬く間に
世界の檜舞台に駆け上ったパラディアン・アンサンブル。これまでに幾多の
名演を創り上げてきたパラディアン・アンサンブルは、2007年にパメラ・トー
ビーが新たな可能性を追求するためにアンサンブルを離れたことを1つの転機
として、アンサンブル名を“パラディアンズ”にリニューアル。
そして今回早速リリースとなる新体制でのレコーディング第1弾では、イタリ
ア・バロックの巨匠タルティーニの「悪魔のトリル」という新たな門出に相応
しいプログラムを披露!
演奏の鍵を握るヴァイオリンを担当するロドルフォ・リヒターは、モニカ・ハ
ジェットの門下生でありあのポッジャーの後任としてパラディアン・アンサン
ブルに迎えられた実力者なだけに期待も高まる。「悪魔のトリル」に挑むパラ
ディアンズに要注目!





<Metronome>
METCD 1083 \2300
グレース・ダヴィッドソン~ポートレート ――
ビンゲン:めでたし、気高き方
レオ:幸いなるかな女王
マンチーニ:Quanto dolce e quell'ardore
J・S・バッハ:復活祭オラトリオより
ダウランド:彼の金髪も時が銀色に変えてしまった
パーセル:メアリー女王の誕生日のためのオード《来たれ、汝ら芸術の子》より
コジェルフ:Sola digna tu fuisti
モーツァルト:モテット《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ》K.165
グレース・ダヴィッドソン(ソプラノ)、ペネロペ・ラプソン(ディレクター)、
フィオーリ・ムジカーリ
スペインのグロッサ(Glossa)からリリースされている録音が高評価を集めてい
るマイケル・ヌーン&アンサンブル・プラス・ウルトラの中心メンバーであり、
シックスティーン、テネブレ、モンテヴェルディ合唱団、ポリフォニー、イン
グリッシュ・コンソート、エクス・カシドラといった世界に名立たる演奏団体
でメンバー、ソリストとして目覚しい活躍を見せるイギリスの古楽&バロック
・シーンに現れた美しき新星グレース・ダヴィッドソン。
メトロノーム・レーベルから登場する初のソロ・アルバムは、2003年の初共演
から今日まで素晴らしい関係を築いてきたフィオーリ・ムジカーリとのコンビ
によるアリアと宗教歌曲集。
ビンゲンからモーツァルトまでの700年を音楽で表現するというコンセプトを
持ったグレース・ダヴィッドソンのポートレートにはレオやコジェルフの珍し
い作品が取り入れられるなど、豊富なレパートリーと抜群の選曲センスが今後
のさらなる飛躍を予感させる。
包みこむような優しさと神々しさをも感じさせるグレース・ダヴィッドソンの
透明感のある澄んだ歌声が、古楽&バロック・シーンに新たな風を吹き込むこ
と必至!

METCD 1072 \2300
ロベール・ド・ヴィゼー(c.1660-b.1732):テオルボのための小品集 ――
テオルボのための小品集二短調/同ト長調/リュリの作品のテオルボ編曲/
テオルボのための小品集イ短調/嘆き~ヴィゼー嬢へのトンボー
フレッド・ヤコブス(フレンチ・テオルボ)
オランダの名門スヴェーリンク音楽院が輩出した世界有数のテオルボ奏者、
フレッド・ヤコブスのソロ・アルバムとなるロベール・ド・ヴィゼーの作品
集!
ヤコブスはオランダ・バッハ協会、ガブリエリ・コンソートなどのメンバー
として、またソリストとしての活躍も目覚しく、バロックのスペシャリスト
として定評のあるオランダのソプラノ歌手ヨハネッテ・ゾマーとの共演によ
る「レスプリ・ガラ」(CCSSA 24307)の演奏は記憶に新しい。
太陽王ルイ14世のギターの師でもあったロベール・ド・ヴィゼーの音楽はフ
ランス・バロックにおけるテオルボ、ギター作品の象徴とも称されており、
同時代の作品を得意とするヤコブスにとってこの上ないプログラム。ルイ14
世も聴いたであろうヴィゼーの音楽が持つ心地よい響きが安らぎを与えてく
れる。

METCD 1076 \2300
ピアース・ヘラウェル(1956-):犬と狼 ――
狩猟ラッパ/ウィーバー・オヴ・グラス/砂漠の漂流物/ビルディング・オヴ・
カーブ/犬と狼
マーク・オキーフ(トランペット)、ヨナス・ビルント(トロンボーン) 、
ピエール=アンドレ・ヴァラド(指揮)、
BBCスコティッシュ交響楽団、ヴァンブラ弦楽四重奏団、
シューベルト・アンサンブル
これまでに2枚の作品集(METCD 1029、1059)をリリースするなどメトロノーム
・レーベルが作品の紹介に大きな力を注いでいるピアース・ヘラウェルは、
イギリスをはじめとした欧米各国の放送局からの委嘱による作曲や、ヒリア
ード・アンサンブル、ストックホルム・チェンバー・ブラスなどに作品を提供
しているイギリスの作曲家。
冒頭の「狩猟ラッパ」では、BBCスコティッシュ響首席トランペット奏者オキ
ーフと北欧の名門オーケストラの首席奏者を歴任してきたビルントのスーパ
ープレイが炸裂!




<Chandos Classics>
CHAN 10481X \1780
プロコフィエフ:
交響組曲《キージェ中尉》Op.60/交響的絵画《夢》Op.6/アンダンテOp.50bis
/交響的スケッチ《秋》Op.8/バレエ音楽《石の花》Op.118からの組曲
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」~オーケストラル・アドベンチャー
(CHSA 5060)の録音で名コンビ復活を強く印象付けたネーメ・ヤルヴィ&スコ
ティッシュ・ナショナル管。ヤルヴィ一族の長とスコットランドの名門オーケ
ストラのコンビによって、1980年代後半から1990年代初頭にかけて録音&リリ
ースが行われたプロコフィエフの管弦楽作品が6タイトル一挙に「Classicsシ
リーズ」から新装発売!しかも24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる音質
向上とプライスダウンでさらに魅力アップ!
「キージェ中尉」、「石の花」といった代表的作品から初期の作品となる
「夢」、「秋」がバランスよく収められており、プロコフィエフのオーケスト
レーションの変化を父ヤルヴィのタクトで味わえる。
1985年12月10日&1989年8月21日~22日の録音。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 10482X \1780
プロコフィエフ:
スキタイ組曲Op.20/バレエ音楽《鋼鉄の歩み》Op.41aからの組曲/
カンタータ《アレクサンドル・ネフスキー》Op.78
リンダ・フィニー(アルト)、
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団&合唱団
「スキタイ組曲」の第2曲「チュジボーグと悪魔の踊り」での凄まじい勢いに
よる荒々しく凶暴なサウンドや、壮大なスケールで描かれる「アレクサンドル
・ネフスキー」は、まさしくネーメ・ヤルヴィの真骨頂。モソロフ、バラダの
作品と語られることの多い珍曲「鋼鉄の歩み」組曲も収録。
1988年9月28日~29日&1987年8月21日~23日の録音。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 10483X \1780
プロコフィエフ:
バレエ音楽《道化師》Op.21aからの組曲/歌劇《3つのオレンジへの恋》
Op.33aからの組曲/組曲《ワルツ集》Op.110
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
特に「行進曲」が有名な組曲「3つのオレンジへの恋」や、ディアギレフのロ
シア・バレエ団のために書かれた「道化師」からの組曲をカップリング。
「戦争と平和」、「シンデレラ」、「レールモントフ」からのワルツが集めら
れた組曲「ワルツ集」Op.110は、プロコフィエフのワルツのダイジェストと
も呼ばれる作品である。
1985年8月18日&1984年8月25日~26日&1988年9月28日&29日の録音。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 10484X \1780
プロコフィエフ:
組曲《ピーターと狼》Op.67/バレエ音楽《シンデレラ》Op.87からの組曲/
2つのプーシキン・ワルツOp.120/劇音楽《エフゲニー・オネーギン》Op.71より
/劇音楽《ボリス・ゴドゥノフ》Op.70bisより
リーナ・プロコフィエフ(語り)、
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
幅広く親しまれているプロコフィエフの「ピーターと狼」。このヤルヴィ盤で
ナレーションを務めているのは、プロコフィエフ夫人のリーナ・プロコフィエ
フ。亡き夫が遺した作品の語りを妻であるリーナ(録音後の1989年に他界)が担
当した貴重な記録と言えるだろう。「ロメオとジュリエット」に次ぐプロコ
フィエフ・バレエの傑作「シンデレラ」からの組曲や、プーシキンに関連する
作品集でもヤルヴィ節を堪能できる。
1985年19日~20日&1986年8月の録音。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 10485X \1780
プロコフィエフ:
交響組曲《セミョーン・カトコ》Op.81bis/歌劇《賭博者》からの4つ肖像と
終曲Op.49
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
カターエフの小説を題材としたストーリーの歌劇「セミョーン・カトコ」は
1940年6月にミハイル・ジューコフの指揮で初演が行われた作品であり、ここ
に収録されている「組曲版」は1943年に初演されている。ヤルヴィのプロコ
フィエフの音楽に対する造詣の深さはもちろんのこと、スコティッシュ・ナ
ショナル管のハイ・パフォーマンスも特筆もの。
1989年8月12日~13日の録音。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 10486X \1780
プロコフィエフ:
バレエ音楽《放蕩息子》Op.46/アンダンテOp.29bis/交響的な歌Op.57/
ディヴェルティメントOp.43
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
「ピアノ・ソナタ第4番ハ短調Op.29」をオーケストラ用に編曲した「アンダン
テOp.29bis」や冒頭のトロンボーンがズシリと響く「ディヴェルティメント」
などの珍しい作品や、ディアギレフからの委嘱により聖書の「放蕩息子」を
題材として作曲されたバレエ音楽「放蕩息子」を収録。
1988年9月27日~30日の録音。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。




<Cala>
CACD 1017 2枚組(1枚分価格) \2180
木管楽器のためのフランス音楽集第1巻 ――
ドビュッシー:
コール・アングレのための狂詩曲、シランクス、狂詩曲第1番、
フルート,ヴィオラとハープのためのソナタ、小さな黒ん坊、
クラリネットとピアノのための小品、サクソフォンのための狂詩曲
サン=サーンス:
オデレットOp.162、クラリネット・ソナタOp.167、アルバムのページOp.81、
ファゴット・ソナタ ト長調Op.168、デンマークとロシアの旋律による奇想曲
Op.79、オーボエ・ソナタOp.166、ロマンス変ニ長調、タランテラOp.6
ウィリアム・ベネット(フルート)、ニコラス・ダニエル(オーボエ)、
ジェイムズ・キャンベル(クラリネット)、レイチェル・ゴフ(ファゴット)、
クリフォード・ベンソン(ピアノ)、ジュリアス・ドレイク(ピアノ)、
ジョン・ヨーク(ピアノ)、デイヴィッド・キャンベル(クラリネット)、
サイモン・ハラーム(サクソフォン)、エヴァン・ジョーンズ(ハープ)、
ロビン・ケナード(ファゴット)、ロバート・マスケル(ホルン)、
ロジャー・タッピング(ヴィオラ)、リチャード・ワトキンス(ホルン)
管楽器大国イギリスの一流奏者たちによる演奏でリリースから現在まで重宝
されてきたフランス音楽作品集がジャケット・デザインをリニューアルして
新装再発売!
第1巻はドビュッシー&サン=サーンス。両作曲家の作品はプロからアマチュア
まで演奏機会も非常に多いだけに、木管関係者必携&要チェック!
1994年1月12日~20日の録音。

CACD 1018 2枚組(1枚分価格) \2180
木管楽器のためのフランス音楽集第2巻 ――
ラヴェル:序奏とアレグロ、ハバネラ形式による小品
プーランク:
オーボエ・ソナタ、劇音楽《城への招待》、ヴィラネル、2本のクラリネット
のためのソナタ、ピアノ,オーボエとファゴットのための三重奏曲、ピアノと
管楽のための六重奏曲、クラリネットとファゴットのためのソナタ、ニグロ
狂詩曲、クラリネット・ソナタ、無窮動、フルート・ソナタ
ウィリアム・ベネット(フルート)、ニコラス・ダニエル(オーボエ)、
ジェイムズ・キャンベル(クラリネット)、レイチェル・ゴフ(ファゴット)、
クリフォード・ベンソン(ピアノ)、ジュリアス・ドレイク(ピアノ)、
ジョン・ヨーク(ピアノ)、アレグリ弦楽四重奏団、
デイヴィッド・キャンベル(クラリネット)、
ピーター・カーター(ヴァイオリン)、エヴァン・ジョーンズ(ハープ)、
ピーター・シドホム(バリトン)、リチャード・ワトキンス(ホルン)、
クリス・ウェスト(コントラバス)
同じく新装再発売となるフランス音楽作品集の第2巻は、ドビュッシー&サン=
サーンスと同等、もしくはそれ以上に木管奏者にとって重要な作曲家である
ラヴェル&プーランク。ソロ作品からアンサンブル作品までが幅広く網羅され
ており参考音源としても大活躍必至。1994年1月12日~20日の録音。




<Lyrita>(Lyritaはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
SRCD.301 \2180
エルガー:
交響的習作《ファルスタッフ》Op.68/エニグマ変奏曲Op.36/
行進曲《威風堂々》第5番ハ長調Op.39-5
アンドルー・デイヴィス(指揮)、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
後にBBC交響楽団を率いてイギリス音楽のレコーディングに取り組むことにな
るアンドルー・デイヴィスが、デビューから数年後の1974年にウォルサムスト
ウ・アセンブリー・ホールを舞台としてニュー・フィルハーモニア管とのコン
ビで収録を行ったエルガーの作品集。
咆哮するブラス・セクション、豪快に鳴り響くパーカッション、色彩豊かな
弦楽セクションが3作品全てで大活躍。若かりし頃のアンドルー・デイヴィス
が既に備えていたイギリス音楽のスペシャリストの資質を決定付ける快演で
ある。録音も非常に優秀。1974年1月4日~5日の録音。

REAM.1103 \2180
モーラン&ジェイコブ:ピアノ作品集 ――
モーラン:アイルランドの愛の歌、主題と変奏、5月の朝に、夏の谷、
3つのピアノ小品/ジェイコブ:ピアの・ソナタ
イリス・ラヴリッジ(ピアノ)
シャンドスやリリタからリリースされた録音などによって改めてその作品と存
在に注目が集まっているモーラン。アーノルドの師でもあり、日本では吹奏楽
作品の作曲家として知られるジェイコブのピアノ作品をカップリング。20世紀
イギリスの重要な音楽家である両者のピアノ作品はなかなか耳にする機会に恵
まれていないが、優れた作曲技法が発揮された見事なもの。
ノーフォーク州の民謡がふんだんに取り入れられノスタルジックな雰囲気を持
つモーランの小品や、高度な技巧を求められる華やかなパッセージと憂鬱なア
ダージョのコントラストが特徴的なジェイコブのピアノ・ソナタは、もっと取
り上げられて世に広まるべき作品と言っても過言ではないだろう。
1958年&1959年の録音(モノラル録音)。

REAM.3112 3枚組 \4360
アイアランド:ピアノ作品集 ――
ロンドンの小品/グリーンウェイズ/ソナチナ/独り言/誕生日の朝に/エキノッ
クス/サルニア/2つの小品/バラード/2つの小品/ピアノ・ソナタ/引き船路/
影落ちた谷/狂詩曲/愛好/デコレーションズ/2つの小品/あの頃に/4つの前奏曲
/アーモンドの木/夏の夕べ/前奏曲変ホ長調/コロンビーヌ/メリー・アンドル
ー/3つのパステル/スプリング・ウィル・ノット・ウェイト/海の牧歌
アラン・ローランズ(ピアノ)
歌曲集(SRCD.2261)、室内楽作品集(SRCD.2271)、ピアノ作品集(SRCD.2277)な
ど、アイアランドの作品の醍醐味である小編成作品の録音を続々と復刻させ
てきたリリタ。ピアノ作品集は既にエリック・パーキンの録音がリリースさ
れているが、今回新たに1959年から1963年にかけて録音が行われたアラン・
ローランズによる演奏が復刻!
自身が28歳の時に78歳を迎えていたアイアランドと出会い作品についての教
えを受けたローランズの録音は、作曲家直伝の解釈による貴重な記録なので
ある。モノラル録音の素朴な響きがどこかアイアランドの音楽を際立たせて
いる。1959年~1963年の録音(モノラル録音)。

SRCD.307 \2180
モー:シンフォニア*
アディソン:金管五重奏のためのディヴェルティメントOp.9
ガードナー:金管五重奏のための主題と変奏Op.7
ドッジソン:金管五重奏のためのソナタ
ノーマン・デル・マー(指揮)*、イギリス室内管弦楽団*、
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル〔フィリップ・ジョーンズ
(トランペット)、エルガー・ハワース(トランペット)、アイファー・ジェイ
ムズ(ホルン)、ジョン・アイヴソン(トロンボーン)、ジョン・フレッチャー
(チューバ)〕
20世紀のイギリスで活躍したモー、アディソン、ガードナー、ドッジソンの
作品集では伝説の金管アンサンブル、フィリップ・ジョーンズ・アンサンブ
ル(PJBE)が登場!
映画音楽の作曲家として高名なアディソンの「ディヴェルティメント」など、
知られざる20世紀イギリスの金管作品をPJBEの演奏で楽しめるのもリリタな
らでは。演奏時間も10分前後となっており、新たなレパートリーの開拓にも
最適。ニコラス・モーの最初の管弦楽作品となった「シンフォニア」のみが
デル・マー&イギリス室内管の演奏。1970年&1974年の録音。

SRCD.264 \2180
アレクサンダー・ゲール(1932-):
小交響曲Op.15/弦楽四重奏曲第2番Op.23/ピアノ三重奏曲Op.20
ノーマン・デル・マー(指揮)、
ロンドン交響楽団、アレグリ弦楽四重奏団、オリオン・トリオ
1932年にベルリンで生まれ、シェーンベルクの弟子ワルター・ゲールを父に持
つ現代イギリスの作曲家アレクサンダー・ゲール。マンチェスターのRNCMで出
会ったバートウィッスル、マックスウェル・デイヴィス、オグドンらと共に
「ニュー・マンチェスター・ミュージック・グループ」を結成。
1955年からはパリでメシアン、ロリオの下で作曲を学ぶなど、12音技法や独自
の和声法を駆使した作品を生み出している。ちなみに「ピアノ三重奏曲」は
メニューインからの依頼を受けて1966年に作曲され、同年のバース音楽祭で
初演が行われている。1964年の録音。

SRCD.306 \2180
ハリソン・バートウィッスル(1934-):
フィールズ・オヴ・ソロウ/アンサンブルのためのヴァーシズ/ネニア~オル
フェウスの死
ジェーン・マニング(ソプラノ)、
デイヴィッド・アサートン(指揮)、
ロンドン・シンフォニエッタ、
アラン・ハッカー(ディレクター)、マトリックス
同世代のアレクサンダー・ゲールらとともにイギリスの現代音楽を牽引する
存在、ハリソン・バートウィッスルの作品集。
5つの木管楽器、5つの金管楽器、3つの打楽器の特殊奏法やサウンドの波が
次々と押し寄せる「ヴァーシズ」は演奏時間約30分という大作。ロンドン・
シンフォニエッタの研ぎ澄まされた集中力がバートウィッスルの音世界を見
事に表現している。1973年の録音。





<Prima Voce>(Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 7952/3 2枚組 \2580
ヒルデ・ギューデン(1917-1988)~録音集(録音:1951年~1957年) ――
モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より ぶってよ,ぶってよ,いとしい
マゼット、恋人よ,さあこの薬で、歌劇《魔笛》より 愛の喜びは露と消え、
歌劇《フィガロの結婚》より さあひざをついて、恋人よ早くここへ、歌劇
《イドメネオ》より もしも父を失うなら、歌劇《羊飼いの王様》より あの
人を愛そういつまでも、モテット《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ》K.165/ヴェ
ルディ:歌劇《椿姫》より ああ,そはかの人か…花から花へ、歌劇《リゴレッ
ト》より 慕わしき人の名は、祭りの日にはいつも、歌劇《ファルスタッフ》
より 軽やかな風に乗って、歌劇《ラ・ボエーム》より/プッチーニ:歌劇
《トゥーランドット》より お聴き下さい,王子様、氷のような姫君の心も
/R・シュトラウス:歌劇《ばらの騎士》より 第3幕のフィナーレ、13の歌曲
/他、カワード、ノヴェロの歌曲を収録。
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)、
ヨーゼフ・クリップス(指揮)、カール・ベーム(指揮)、
エーリヒ・クライバー(指揮)、クレメンス・クラウス(指揮)、
アルベルト・エレーデ(指揮)、ウィーン・フィルハーモニック管弦楽団、
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)、他
78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリー
ズ「プリマ・ヴォーチェ」は往年の名歌手たちの歌声を堪能できる貴重な録
音。
フルトヴェングラーとウィーン・フィルによるベートーヴェンの第9(1952年
2月3日)でソプラノ独唱を務めた1917年9月15日ウィーン生まれのソプラノ歌
手ヒルデ・ギューデンの録音集。ギューデンの大きな存在感を物語るように
共演者陣も非常に豪華。

NI 7877 \1700
アントニーナ・ネジダーノヴァ(1873-1950)~オペラ・アリア&歌曲集
(録音:1906年~1939年) ――
グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》より
ワーグナー:歌劇《ローエングリン》より
ロッシーニ:歌劇《セヴィリアの理髪師》より
グリーグ:ソルヴェイグの歌
アリャビエフ:夜鳴きうぐいす
トスティ:ラ・セレナータ
アレンスキー:小さい魚の歌
グラズノフ:ニーナの歌/他
アントニーナ・ネジダーノヴァ(ソプラノ)、様々なアーティスト
ラフマニノフからあの「ヴォカリーズ」を献呈された19世紀後半から20世紀前
半にかけてのロシアにおける伝説的ソプラノ歌手、アントニーナ・ネジダー
ノヴァが1900年代に入ってから行った録音集。

NI 7876 \1700
モスクワの偉大なる歌手たち(録音:1901年~1913年) ――
ルビンシテイン:歌劇《ネロ》より(ニコライ・シェヴェリョフ)/チャイコフ
スキー:歌劇《スペードの女王》より(ニコライ・フィグネル)/リムスキー=コ
ルサコフ:歌劇《雪娘》より(アントニーナ・ネジダーノヴァ、ボリス・スロ
フトソフ)/グリンカ:歌劇《ルスランとリュドミラ》より(ウラディミール・
カストルスキー)/ムソルグスキー:歌劇《ボリス・ゴドノフ》より(フョード
ル・シャリアピン)/マスネ:歌劇《マノン》より(レオニード・ソビノフ)/他
様々なアーティスト
19世紀後半から20世紀前半にかけてモスクワのボリショイ歌劇場を中心に活躍
した歴史的名歌手たちの貴重な歌声を収録。1世紀以上も前の録音とは思えな
い質は、ニンバスのテクノロジーの成せる業だろう。

NI 7875 \1700
エツィオ・ピンツァ(1892-1957)~アリア集(録音:1923年~1930年)
ヴェルディ:歌劇《トロヴァトーレ》より
ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》より
アレヴィ:歌劇《ユダヤの女》より
ベルリーニ:歌劇《清教徒》より
グノー:歌劇《ファウスト》より
ヴェルディ: 歌劇《シチリア島の夕べの祈り》
プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》
ヴェルディ:歌劇《ドン・カルロ》
モーツァルト:歌劇《魔笛》より/他
エツィオ・ピンツァ(バス)、様々なアーティスト
イタリアのローマで生まれ、アメリカのメトロポロタン歌劇場で華々しい活躍
を見せたバス歌手エツィオ・ピンツァ。ここではMETデビュー(1926年)の前後
に収録された歌声が集められている。




<Signum Classics>
SIGCD 132 2枚組(1枚価格) \2180
ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73/第4番ホ短調Op.98
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団
フィルハーモニア管弦楽団とシグナム・クラシックスが結んだ新たなパートナ
ーシップにより、フィルハーモニア管弦楽団が保有する秘蔵音源をリリースす
る超特大スケールのシリーズがスタート!
シリーズの門出となる記念すべきリリース第1弾は、現首席指揮者クリストフ
・フォン・ドホナーニのタクトによるブラームスの2番&4番という期待度満点
の重量級プラグラム!
1994年にフィルハーモニア管の首席客演指揮者として迎えられたドホナーニは
1997年に首席指揮者に就任。
マゼールの後任として2002年まで音楽監督を務めたアメリカの5大メジャーの
1つクリーヴランド管での実績は言うに及ばず、海を渡ったイギリスのメジャ
ー・オーケストラの1つであるフィルハーモニア管の歴史にも首席指揮者とし
て大きな足跡を刻んでいる。
ドホナーニは来る9月に首席指揮者のポストをエサ=ペッカ・サロネンに譲り
桂冠指揮者に就任することが決定しているため、今回リリースされるブラーム
スは11年間にわたって務めた『フィルハーモニア管弦楽団首席指揮者』として
の有終の美を飾るものとなる。
ちなみにドホナーニはクリーヴランド管時代にブラームスの交響曲全集を収録
しているが録音の数は決して多くないだけに、フィルハーモニア管とのコンビ
による音源のリリースはファン必携の逸品となることは間違いない。
2007年6月28日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(第2番)&2007年2月4日、
クィーン・エリザベス・ホール(第4番)でのライヴ録音。

SIGCD 133 \2180
シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944《ザ・グレイト》
チャールズ・マッケラス(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団
シリーズ第1弾として「ドホナーニの指揮によるブラームス(SIGCD 132)」と同
時にリリースとなるもう1つのタイトルは、フィルハーモニア管の首席客演指
揮者として数々の名演を生み出してきた巨匠チャールズ・マッケラスのシュー
ベルト!
1925年生まれのマッケラス。最近ではリン(Linn)から「モーツァルト:後期交
響曲集」(CKD 308)、ハイペリオン(Hyperion)からは「ベートーヴェン:交響
曲全集」(CDS 44301/5)を発表し大絶賛を博すなど、円熟の極みとも言えるそ
の芸術性は80歳を超えてもなお進化を続けている。
マッケラスとフィルハーモニア管の良好な関係から生まれる超一級のサウンド
は、ハイペリオンからリリースされている「ベートーヴェンの交響曲全集」の
中の「交響曲第9番《合唱付き》」で実証済。
2006年6月10日、クィーン・エリザベス・ホールでのライヴ録音。




<Glossa>
GCDSA 921616(SACD-Hybrid) \2850
ヘンデル:
《水上の音楽》組曲第1番ヘ長調HWV.348
《水上の音楽》組曲第2番ニ長調HWV.349
《水上の音楽》組曲第3番ト長調HWV.350
《王宮の花火の音楽》HWV.351
ボーナストラック-Joyeux anniversaire(お誕生日おめでとう)
エルヴェ・ニケ(指揮)、コンセール・スピリチュエル
ニケが構想に要した歳月は5年!そして演奏に参加したピリオド奏者はなんと
100人!(しかもオーボエ奏者は24人!)
初演当時の楽器を復刻させるために特注を行い、『オリジナル楽器と当時の
音律を用いた再現』による演奏で全世界に衝撃を与えたエルヴェ・ニケ&コ
ンセール・スピリチュエルのヘンデル。
2003年のリリース時には日本でも爆発的な反響を巻き起こしており、音楽史
に新たなページを加えた歴史的名盤として現在まで絶賛を博し続けている。
2002年9月にフランスで最高の響きを持つと称されるメッツ・アーセナルで、
コンセール・スピリチュエル結成15周年を記念して行われたライヴであるヘ
ンデルの「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」。
このSACDハイブリッド・ヴァージョンでは、オリジナルのサラウンド録音に
よってニケ&コンセール・スピリチュエルが実現させた『オリジナル楽器と
当時の音律を用いた再現』の真の姿に限りなく近付くことができるのである!
また、ニケ&コンセール・スピリチュエルが演奏する「Joyeux anniversaire
(お誕生日おめでとう)」がSACDハイブリッド盤のみのボーナストラックとし
て収録されており、結成15周年記念のライヴ録音に相応しい粋な計らいも嬉
しいところ。
2002年9月、メッツ・アーセナル(フランス)でのライヴ。




<Guild Historical>
GHCD 2345/46 2枚組 \2700
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー-レコーディングス1933-1950 ――
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》
(録音:1942年3月、ベルリン/ライヴ)*
《レオノーレ》序曲第3番のリハーサル
(録音:1948年11月12日、ストックホルム)+
《レオノーレ》序曲第3番
(録音:1950年7月13日、アムステルダム/ライヴ)++
《エグモント》序曲
(録音:1933年、ベルリン)
序曲《コリオラン》Op.62
(録音:1943年6月30日、ベルリン/ライヴ)
ヘンデル:合奏協奏曲第10番二短調Op.6-10
(録音:1950年4月23日、ブエノスアイレス/ライヴ)**
シューベルト:ロザムンデの付随音楽
(録音:1950年5月5日、ブエノスアイレス/ライヴ)**
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
ティラ・ブリーム(ソプラノ)*、エリーザベト・ヘンゲン(アルト)*、
ペーター・アンデルス(テノール)*、ルドルフ・ヴァツケ(バス)*、
ブルーノ・キッテル合唱団*、ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団+、
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団++、コロン劇場管弦楽団**
歴史的録音の素晴らしい復刻を送り出してきた「ギルド・ヒストリカル」から
なんと"フルトヴェングラー"、"トスカーニーニ"、"ブッシュ"の『第九』3タイ
トルが一挙に登場!
20世紀を代表する3人の巨匠たちの『第九』に共通しているのは、ベートーヴェ
ンの「交響曲第9番」と「レオノーレ序曲第3番」のカップリング。「ギルド・
ヒストリカル」を支える名エンジニア、ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マ
スタリング)のリマスターが実現させる音質向上も見逃せない。
「ギルド・ヒストリカル」初登場となるフルトヴェングラーの音源はベルリン
・フィルを振った1942年3月の『第九』。戦時中のライヴ録音となる1942年3月
の『第九』は、数あるフルトヴェングラーの『第九』の中でも1951年のバイロ
イトなどと並ぶ最高峰の演奏に数えられる名盤として名高いもの。
またディスクIIにはコロン劇場管弦楽団を指揮するため渡ったブエノスアイレ
スでの1950年ライヴ、ストックホルムでの「レオノーレ序曲第3番」のリハーサ
ルなどが新たなリマスターで収められるなど、カップリングの充実にも余念が
ない。フルトヴェングラー・ファン要注目です!
※リマスター:ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)。

GHCD 2344 \1350
アルトゥーロ・トスカニーニ-レコーディングス1936-1941 ――
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》
(録音:1941年7月24日、ブエノスアイレス・コロン劇場/ライヴ)
《レオノーレ》序曲第3番ハ長調Op.72a
(録音:1936年4月26日、ニューヨーク/ライヴ)*
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、
コロン劇場管弦楽団&合唱団、
ユディト・ヘドヴィヒ(ソプラノ)、リディヤ・キンダーマン(アルト)、
ルネ・メゾン(テノール)、アレクサンダー・キプニス(バス)、
ニューヨーク・フィル ハーモニック*
これまでもトスカニーニの録音を積極的にリリースしてきたギルド・ヒストリ
カルが今回の復刻に選んだ『第九』は手兵NBC響との演奏ではなく、トスカニー
ニの『第九』の中で最も熱く激しい演奏と言われているコロン劇場管弦楽団&
合唱団との1941年ブエノスアイレス・ライヴ!
凄まじいテンションで突き進むコロン劇場でのトスカニーニの『第九』は数え
るほどしかCD化されていないだけに、定評あるピーター・レイノルズのリマス
ターが施されたギルド・ヒストリカル盤の登場は話題必至!
※リマスター:ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)。

GHCD 2343 \1350
フリッツ・ブッシュ-レコーディングス1949-1950 ――
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》(録音:1950年9月7日)
《レオノーレ》序曲第3番ハ長調Op.72a(録音:1949年10月24日)
フリッツ・ブッシュ(指揮)、
デンマーク放送交響楽団&合唱団、
シェシュティン・リンドベリ=トルリンド(ソプラノ)、
エリセ・イェーナ(メゾ・ソプラノ)、エリク・ショーベリ(テノール)、
ホルガー ビルディン(バス)
"フルトヴェングラー"、"トスカニーニ"の『第九』と並び立つドイツの名匠フ
リッツ・ブッシュの『第九』は、「ハイドン&モーツァルトの作品集」
(GHCD 2339)と同じくデンマーク放送響とのコンビによる演奏。
デンマーク放送響はナチスから逃れるために祖国ドイツを離れたブッシュが
1937年からこの世を去る1951年まで首席指揮者を務めたオーケストラであり、
『第九』はブッシュの死の約1年前に収録された最晩年の演奏となる。またブッ
シュの遺した録音は少なく、このベートーヴェンの音源も非常に貴重。
ジャケットのインパクトもかなり凄い!
※リマスター:ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)。

<ORFEO>
ORFEOR 774083 3枚組 \6000
モノラル
[CD1]
モーツァルト:
(1)交響曲第29番
(2)ピアノ協奏曲第25番
(3)交響曲第40番
[CD2]
(4)ドビュッシー:海
(5)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
[CD3]
(6)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(2)レオン・フライシャー(P)、[CD1]1957年8月3日ライヴ録音
(5)ナタン・ミルシテイン(Vn)、[CD2.3]1957年8月9日ライヴ録音
ジョージ・セル(指)ベルリン・フィル
音質が大変良好で驚きました。8月9日のライヴは初出!8月3日分は他レーベル
より出ていましたが比べものになりません。初出のエロイカや40番のマッシブ
な迫力はセルならではでベルリンフィルがそれに輪をかけた熱演で聴き手を大
いに魅了します。恐ろしく充実の1セットと申せましょう。

ORFEOR 710081 \2080
モノラル
(1)R.シュトラウス:ブルレスケ
(2)ベートーヴェン:交響曲第7番
(1)フリードリヒ・グルダ(P)
カール・ベーム(指)ウィーン・フィル
1957年8月25日ライヴ録音
これも大変良い音質にびっくり。1957年のORFオリジナルテープの保存状態も良
いのでしょうが、セルのセットも同様のフーバー氏のマスタリングが成功して
います。ちょっとモノラル離れのレンジ感でホッホライナーと思われる大迫力
のティンパニーや7番コーダの金管の爆発的強奏など見事に、爽快に捉えられて
います。グルダのピアノも美しく、聴き惚れました。幸福な一枚。

ORFEOR 711081 \2080
モノラル
(1)ブラームス:ヴァイオリンソナタ第3番
(2)J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第1番
(3)ベン=ハイム:ソナタ ヘ調
(4)サンサーンス:序奏とロンドカプリチョーソ
(5)ラヴェル:ツィガーヌ
(6)ショパン(フランチェスカッティ編曲):マズルカOp.68/4
(7)サラサーテ:サパテアード
ジノ・フランチェスカッティ(Vn)
エウジェニオ・バニョーリ(P)
輝かしいフランチェスカッティのヴァイオリンが堪能出来る1枚で、御当地で大
変有名な演奏会の完全CD化。バニョーリは作曲家カゼッラの弟子の知性派ピア
ニスト。こちらも音質良好!

ORFEOR 775081 \2080
デジタル
(1)J.S.バッハ:イギリス組曲第3番
(2)ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番「熱情」
(3)シューマン:交響的練習曲Op.13
(4)シューマン:交響的練習曲より除かれた5つの変奏曲
(5)J.S.バッハ:パルティータBWV825よりジーグ
ルドルフ・ブッフビンダー(P)
実に誠実で味わいとテクニックもあり、押しも押されぬ巨匠となったブッフビ
ンダー教授の最新録音ともいえる逸品の1枚。録音もえらく優秀。近年の教授の
充実ぶりを認識せしめた名ライヴで、しみじみ聴き惚れました。まさに誠実は
力なり!と申せましょう。





<ambroisie>
=naive
AM 151 \2500
デジタル
パンクラス・ロワイエ(1705-1755):クラヴサン曲集第1巻(1746)
クリストフ・ルセ(チェンバロ)
使用楽器:ジャン・クロード・グジョン、J.ヨアヒムスヴァネン(1784年製)
録音:2007年パリ
ルセの名を高らしめたロワイエの待望の新録音。実に美しい響きで収録されて
おり、いつまでも聴きたくなります。なお収録にあたってのモニタースピーカ
ーは今までの録音で多く使われたB&Wでなく、ソナスファベールで音を決めまし
た。また、ロワイエはF.クープランと並ぶフランスチェンバロ音楽の巨匠でペ
ルゴレージの「スターバトマーテル」をフランスに広めた実力者。つかみのあ
る音楽が大変うけておりましたのでどれを聴いても名曲!ロワイエのうれしい
一枚。





<Zig-Zag Territoires>
ZZT 080803 \2480
ヴィヴァルディ:
協奏曲集『四季』 op.8-1-4
ヴァイオリン協奏曲 RV.578a
ヴァイオリン協奏曲 RV.372
ヴァイオリン協奏曲 RV.390
グリ・インコグニティ
アマンディーヌ・ベイエ(バロック・ヴァイオリン、指揮)
録音:2008年1月14-18日レ・グリース・アルマンド(パリ)
フランスの女流バロック・ヴァイオリニスト、アマンディーヌ・ベイエが遂に
「四季」を録音。ヴィヴァルディの代名詞でもある有名人気曲「四季」は、そ
れぞれの楽章にソネットが付いており、鳥、犬の声、雷鳴、などの具体的描写
を取り込み、多くの聴き手の心を掴む楽曲です。それだけに数多くの名演奏、
名録音を残しているこの作品を、ベイエはどうアプローチしているのか興味を
そそられます。 
個性を強調するだけの過激な解釈だけではなく、計算された意外性と多様性を
見事に表現。随所にちりばめられたベイエ流のエッセンスが心地よい刺激とな
っています。この名曲にスマートに切れ込む明晰さとテクニックを兼ね備えた
好演がまた一つ生まれました。




<naive>
V 5149 \2180
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第5番ニ長調 K.175
(2)同第6番変ロ長調 K.238
(3)同第8番ハ長調 K.246「リュッツォウ」
デーヴィッド・グレイルザンマー(Pfと指揮)、
スエダマ・アンサンブル
naiveレーベルから一風変ったデビュー・アルバムをリリースし、今年行なった
来日公演で強い印象を与えたイスラエルの若手個性派グレイルザンマー。かつ
てヴァンガード・レーベルから発売されていた彼の弾き振りによるモーツァル
トの初期協奏曲集がnaiveから再リリースされます。カデンツァも自作というの
も聴きもの。スエダマ・アンサンブルはジュリアード音楽院とニューイングラ
ンド音楽院より選りすぐられた先鋭で構成された名人集団。Suedamaとは
Amadeusを逆から読んだもので、グレイルザンマーらしいオタク性たっぷり。
しかし音楽はごく正統派で、曖昧なところの全くない清潔な名演です。




<haenssler>
98 526 \2180
ハイドン:交響曲集
(1)第57番ニ長調Hob.I-57
(2)第59番イ長調Hob.I-59「火事」
(3)第65番イ長調Hob.I-65
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルク交響楽団
録音:(1)2008年3月15、16日ハイデルベルク、プファッフェングルント、
ゲゼルシャフトハウス(2)2008年1月16、17日バート・ドュルクハイム、
ナトゥールホルン・アカデミー
いまだかつてない過激ぶりが評判のハイドン・シリーズ第11集は、有名な「火
事」ほか疾風怒涛期の2曲を中心に、いわばファイの持ち味が際立つ内容となっ
ています。
両端楽章の燃え盛るような性格がニックネームの由来と言われる「火事」。強
弱の交替や唐突な全休符などが強烈なプレストに、一目散に突っ切るフィナー
レ。対照的にたとえば第2楽章は憂愁を帯びた短調で開始され、どこまでも繊細。
途中、意表を突く音を割ったホルンの扱いも効果的です。
冒頭の3つの打撃和音が特徴的な第65番も中間2楽章、ヴァイオリンの紡ぐやわ
らかな主題とオーボエとホルンからなるファンファーレ動機が交替するアンダ
ンテと、リズムがへんてこな聴感を与えるメヌエットとが躍動的な性格の両端
楽章とのあいだに絶妙なコントラストを生んでいます。
ほかに前作(98.522)と共通して、疾風怒涛期とパリ・セットのあいだに成立し
た第57番を収録。聴衆へのサービス精神満点のつくりが伝わってくる楽しい作
品です。

98 240 \2180
エネスコ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 Vol.2
(1)ヴァイオリンソナタ第1番ニ長調 Op.2
(2)同第3番イ短調 Op.25「ルーマニア民俗風に」
(3)バラード(1895)
(4)協奏的即興曲(1903)
(5)アンダンテ・マリンコニーコ(1951)
(6)タランテラ(1895)
(7)ホラ・ウニレイ(1917)
レムス・アゾイテイ(Vn) エドゥアルド・スタン(Pf)
自身が大ヴァイオリニストだったエネスコは、この楽器のために効果的で美し
い作品を残していますが、好んで演奏されるものは少なく、網羅的に収めたCD
もあまりありません。当シリーズはエネスコと同郷のルーマニア人アゾイテイ
とスタンによる全集という大歓迎企画。ジュリアードでドロシー・デレイに学
んだアゾイテイは1699年製ストラディヴァリウスの美音とルーマニアの民俗的
要素の巧みな表現で、これさえ持っていれば十分な質の全集を創りあげています。

98 528 \2180
「ミカラ・ペトリのクリスマス」
(1)A.P.Berggren : Welcome To Lord's New Year
(2)J.S.Bach / Ch. Gounod : Ave Maria
(3)M.Praetorius : Lo, How A Rose E'er Blooming
(4)C.F.Weyse : Christmas Has Brought A Blessed Message
(5)E.Hornemann : Such A Busy Thronging All Around
(6)M.Reger : Mary's Cradle Song
(7)Vorreformatorische Weise:Let The Clouds Sweetly Resound
(8)J.S.Bach : Jesu, Joy Of A Man's Desiring
(9)E.Harder : Ready Stands The Christmas Tree
(10)J.S.Bach : Sleepers, Wake
(11)Deutsche Melodie : Fairest Lord Jesus
(12)A.Vivaldi : Largo(From "The Four Seasons-Winter")
(13)F.Gruber : Silent Night
(14)F.Schubert : Ave Maria
(15)C.Nielsen : Strange It Is To Speak Of
(16)G.H.Haendel : Pastorale(From "The Messiah")
(17)C.Balle : The Bells Ring Out For Christmas Tide
(18)A.P.Berggren : Be Welcome Again, God's Angels Small
(19)J.S.Bach : Beside Thy Cradle Here I Stand
(20)H.Rung : Ring Out, Ye Bells
ミカラ・ペトリ(Bfl)
DRデンマーク・ラジオ・シンフォニエッタ
かねて才色兼備のリコーダー奏者ペトリがすてきなクリスマス・アルバムをつ
くりました。過去に合唱を伴うクリスマス・アルバムを出していますが、これ
は完全なる新作。J.S.バッハ(グノー編)やシューベルトの「アヴェ・マリア」
にグルーバーの「きよしこの夜」などなど、どれも欠かせないナンバーばかり
を全部で20曲。小鳥のさえずりのようにかわいらしい息吹でほんわりとした気
持ちにさせてくれます。大切な方への贈りものにも喜ばれるでしょう。

98 523 \2180
「王のための音楽-バロック期のフランスのリュート音楽」
(1)ジャック・ガロ(?-1690):組曲嬰ヘ短調
(2)ロベール・ド・ヴィゼ(1660-1732):組曲ト長調
(3)シャルル・ムトン(1617-1699頃):組曲イ短調
(4)フランソワ・クープラン(1668-1733):
「森の妖精」(クラヴサン曲集第1巻、第1組曲より)
(5)エヌモン・ゴティエ(“老ゴティエ”):組曲ニ短調
ヨアヒム・ヘルト(2004年ロンドン、クラウス・T・ヤコブセン製作11弦バロッ
ク・リュート & 1984年ロンドン、クラウス・T・ヤコブセン製作テオルボ)
録音:2008年2月25-27日ファーレンドルフ、救世主教会
バロック時代、特にルイ14世期のフランスは、リュート音楽においてもヨーロ
ッパの中心を占めていました。演奏技術や調弦の面において著しい発達を遂げ
たこの時期、演奏は「表情豊かな」ものに発展して行ったと言われています。
また、クラヴサン作曲家に影響を与えた側面もあったので、この録音ではF.ク
ープランの曲を取り上げています。
ヨアヒム・ヘルトは1963年生まれ。バーゼル・スコラカントルムでドンボワや
ホプキンソン・スミスに師事し、広く活躍する中堅の演奏者。彼の深く味わい
深い音は、これら「表情豊かな」作品に非常にマッチしています。




<MEDICI ARTS>
~EUROARTS
20 72248(DVD-Video) \2900
字幕:英・仏・西
「ズービン・メータ&ロサンジェルス・フィルハーモニック」
(1)モーツァルト:ファゴット協奏曲変ロ長調KV.191
(2)バルトーク:管弦楽のための協奏曲
(3)ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」Op.92
(4)同:交響曲第8番ト長調Op.88
(5)同:スラヴ舞曲ト短調Op.46-8
ズービン・メータ(指)ロサンジェルス・フィルハーモニック
収録:1977年1月10-13日ロサンジェルス、
ドロシー・チャンドラー・パヴィリオン、ミュージック・センター(ライヴ)
[映像制作:ユニテル・クラシカ]
当時、異例の若さでロサンジェルス・フィルの音楽監督(1962-1978)に抜擢され
たズービン・メータ。Deccaと専属契約したかれはダイナミックな指揮ぶりで手
兵とともに、ストラヴィンスキーやホルストなどいまも誉れ高いアルバムをつ
ぎつぎと発表し、一躍その名を世界に轟かせることになります。このライヴ映
像集では、スタジオ盤でも知られるバルトーク、ドヴォ8を筆頭に、その白熱ぶ
り、切れ味とも最高のパフォーマンスをみせてくれます。この頃のメータの音
楽運びは迷いのない思い切りのよさがなによりの魅力で、痛快でさえあります。
ロス・フィルとともにスターダムに駆け上がり、その黄金時代を築いたメータ
がもっとも輝いていた時期のかけがえのない記録といえるでしょう。



<風樂>
MOOM 7001 \2800
バルトーク:
スロヴァキア舞曲 1925年
ルーマニア民俗舞曲 Sz56 1915年
Andante 1916年  
組曲 Op.14 Sz62 1916年
≪3つのピアノ曲≫Op.21 Sz6 DD53より 第1番、第2番 1898年 ★
スケルツォ(またはファンタジー)ロ長調 Op.18 DD50 1897年   
≪3つのピアノ曲≫Op.13 DD45より 第1番 1897年 ★
アレグロ・バルバロSz49 1911年
ソナチネSz55 1915年
小品 1905-07?年 ★
豚飼いの踊り Sz42 1908-1909年
舞踊組曲 Sz77 1925年
三輪 郁(Pf)
国内でミクロコスモスを除いて、ここ数年新譜が出ることのなかった、バルト
ークのピアノ作品集。世界初録音(曲目一覧★印参照)が、特に注目される。
バルトークと言えば、「ルーマニア民俗舞曲」など馴染みの作品もあるものの、
現代的な響きが先入観としてあって、必ずしも親しまれてはいない。しかし、
今回収録されたバルトーク16歳-17歳の時に作曲した「初期作品」は、驚くほど
ロマンチックで美しく、バルトクークに詳しい人もさぞ驚くことであろう。ま
た、「豚飼いの踊り」は子供のために書かれた小曲で、コミカルなリズムが楽
しい。
こうした選曲のもと、子供から大人まで、バルトークに詳しい人から聴いたこ
とのない人まで、広く多くの人たちに聴いて欲しいとの目的で、このアルバム
は制作された。
ピアニスト・三輪郁はウィーン古典派の旗手として大変に評価の高い評価を得
ている。特にウィーン時代のモーツァルト作品に焦点を当てた「4254日の奇蹟
-ウィーンのモーツァルト」を、2003年から2006年モーツァルト・イヤーまで
に5回公演を行ない、ウィーン仕込みの音楽性と独自のプログラミングが高い
評価を得た。また室内楽の分野では、ウィーン・フィルの首席奏者をメンバー
とする「ウィーン・ゾリステン・トリオ」、ライナー・ホーネック(ウィーン
・フィル/コンサートマスター)、フォルクハルト・シュトイデ(ウィーン・
フィル/コンサートマスター)、ラデク・バボラク(バンベルク響首席ホルン奏
者)等の日本公演のピアニストも務める。
2006年にテレビ放映されたドラマ「のだめカンタービレ」(フジテレビ)ほか、
「のだめ」関連のピアノの音楽監修に携わっている。
これまで、豊嶋泰嗣(ヴァイオリン)、山本浩一郎(トロンボーン)、広田智之
(オーボエ)らの名奏者とのCD録音をおこなっているものの、三輪郁単独での
CDの発売はなかった。
今後、「三輪郁レーベル」として、三輪の得意とするモーツアルト、シューベ
ルトなどの曲目を継続して録音する予定である。




<SALZBURGER FESTSPIELDOKUMENTE>
SF 018 2枚組 \1980
モノラル
ヴェルディ:レクイエム
ヒルデ・ツァデク(S) マルガレーテ・クローゼ(A)
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T) ボリス・クリストフ(Bs)
ウィーン楽友協会合唱団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1949年8月14日ザルツブルク、音楽祭ライヴ
[ロート・ヴァイス・ロート放送グループによる収録 / ORFアーカイヴからの
正規復刻]
毎夏恒例のザルツブルク音楽祭ドキュメント・エディションに、ことしは生誕
100周年を迎えたカラヤンが登場します。なんと、内容は1949年のザルツブルク
音楽祭におけるヴェルディのレクイエム。そう、まったく同一の演奏が先だっ
てauditeより復刻されたばかり。違いはあちらがベルリンRIASの収録、ドイチュ
ラントラジオ・クルトゥーアのオリジナル・マスターよりの復刻(AU.23415)で
あったのに対して、こちらはロート・ヴァイス・ロート放送グループ収録、
ORFアーカイヴのオリジナル・マスターからの復刻となっています。もちろん、
ともに正規の発売であり、ファンなら両方ともおさえておきたいところでしょ
う。なお、本アルバムはスリップ・ケース仕様となっており、1992年から2008
年7月1日現在までの、これまでのSFタイトルほか、ORFEO、DGG、EMIなどレー
ベルを越えたザルツブルク音楽祭関連のDVD&CDリリース・リスト(全48ページ)
が付属します。





<RCO Live>
RCO 08006(SACD-Hybrid) \2280
R.シュトラウス:
(1)交響詩「ドン・ファン」Op.20
(2)アルプス交響曲Op.64
マリス・ヤンソンス(指)ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
録音:(1)2007年10月18&21日、2008年1月16&17日
(2)2007年9月19, 20, 21 & 23日
アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
記念すべき2004年9月4日首席指揮者就任記念コンサートの「英雄の生涯」
(RCO.04005 / DVDはRCO.04103)以来となる、ヤンソンス&RCOによるシュトラウ
ス第2弾。組み合わせは、大管弦楽のための最後の大曲「アルプス交響曲」と
交響詩第1作目の「ドン・ファン」。これまでRCOとはレパートリーの再録を重
ねてきたヤンソンスですが、ともに初録音となります。
シュトラウスもまた、長い伝統を誇るRCOとはたいへんゆかりの深い作曲家。
1897年から翌98年にかけて作曲された「英雄の生涯」がRCO第2代首席指揮者メ
ンゲルベルクと当楽団に捧げられたことも少なからず関係してのことでしょう
か。1915年10月の作曲者指揮による世界初演の翌年には、早くもメンゲルベル
クの指揮で当RCOによるオランダ初演が行なわれた「アルプス交響曲」。さらに
この成功を受けて、一週間後には作曲者の指揮でもRCO再演が果たされています。
こうした歴史的背景にも拘わらず、ここに至るまで録音といえばわずかにハイ
ティンクによるただ一度きり(1985年)。作品の内容から考えて、天性の語り口
のうまさで鳴らすヤンソンスによる新録となれば、これは期待しないわけには
ゆきません。
眼下に拡がる壮大なる音のパノラマ。日の出を迎えてのまばゆいばかりの輝き
や、刻一刻と姿を変えゆく山の姿を、陰影ゆたかに、かつ破格のスケールで描
いてゆきます。ヤンソンス自身は「アルプス交響曲」をウィーン・フィルとの
実演などでも幾度となく取り上げてはいますが、こと録音に関して、ほかなら
ぬRCOを起用したことは演奏の伝統を踏まえての納得の選択といえるでしょう。
そして「ドン・ファン」。こちらもたくみなドラマづくりでライセンス・トゥ
ー・スリルの異名をとるヤンソンスの独壇場。匂い立つような弦に、甘美なオ
ーボエ・ソロ。ホルンによって力強く歌われるテーマ。その魅力を挙げてゆけ
ばきりがありませんが、どんな場面においても磨き抜かれたRCOのひびきは雄
弁このうえなく、たっぷりと酔わせてくれます。
先ごろ一時は体調不良が伝えられたヤンソンスですが、その懸念を吹き飛ばす
ように手兵RCOとともに絶好調にあることを示すシュトラウス。このアルバム
を聴くと、いよいよ今秋11月の来日が待ち遠しくてなりません。




<Altus>
ALT 154 \2250
モノラル
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1944年12月16-20日(19日)ウィーン楽友協会大ホール(ウラニアのエロイカ)
演奏のすごさ、音の良さで有名の43年の運命がさらに良く!
3楽章から4楽章の壮絶なクレシェンドが空前絶後の迫力で復刻!

ALT 155 \2250
モノラル
ベートーヴェン:(1)交響曲第5番「運命」(2)コリオラン序曲
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1943年6月27-30日(19日)ベルリン、フィルハーモニーザール
レーザーレコードプレイヤーはエルプ社の特許商品でレコード針を使わずレー
ザー方式でレコードを読み取る画期的なもの。針では拾い上げられなかった情
報も再生可能となっています。国会図書館など業務用で知られておりますが、
扱いや再生が大変難しいことでも有名で、当盤復刻者の中山実氏はその第1人
者。狂おしいほどの情熱で再生しております。
★制作者より
「今回の2点の復刻に共通しているのはダイナミックレンジの広さです。1940年
代の録音にもかかわらずフルトヴェングラーの極限のピアニッシモが体感でき
るうえ、運命の3楽章から終楽章への壮絶なクレシェンドも恐らく今回の復刻
で初めての体験できるのではないでしょうか。御期待下さい。」 中山実





<AUDITE>
AU 95597 \2280
シューベルト:「冬の旅」
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
クラウス・ビリング(P)
録音:1948年1月19日ベルリン、クライストザール
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウは、生涯に渡って「冬の旅」を歌
い、録音が残されました。ライヴも含めるとなんと十種類以上。その最初を飾
るのが、この録音。1948年1月の録音と言われていますので、当時フィッシャ
ー=ディースカウは22歳。戦前のドイツリートの伝統を受け継ぎつつ、自分の
スタイルを模索しながら、既に後年の偉大さがあちこちから発せられている演
奏です。海賊盤では極めて有名な録音でしたが、AUDITEによってついに正規盤
が登場。蔵出し音源で、1948年とは思えない優れた録音で、若き日のF-Dの
「冬の歌」が楽しめます!

AU 95601 \2280
ベートーヴェン:
五月の歌 Op. 52-4
モルモット Op. 52-7
君を愛す WoO.123
この暗い墓のうちに WoO.133
追憶 WoO 136
新しき愛、新しき人生 Op.75-2
ゲーテのファウストから Op.75-3
寂しさの喜び Op.83-1
あこがれ Op.83-2
希望に寄せて Op.94
ブラームス:
帰郷 Op.7-6
あるソネット Op.14-4
夜更けて私は起き上がり Op.32-1
便り Op.47-1
たそがれ Op.49-5
私は夢を見た Op.57-3
さようなら、さようなら Op.59-6
あなたの青い瞳は Op.59-8
夏の夕べ Op.85-1
月の光 Op.85-2
セレナード Op.106-1
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ヘルタ・クルースト(P)
録音:1951,52年ベルリン、RIASフンクハウス、第7スタジオ
大好評のAUDITEのフィッシャ=ディースカウ・シリーズ、ベートーヴェンとブ
ラームスの歌曲集が登場!1951,52年に、ベルリンRIAS放送ニ録音したもので、
両作曲家の人気歌曲が選ばれています。今回は復刻にあたり、ほとんどの録音
でオリジナルのマスターテープを使用、優良な音質で楽しめることが出来ます。



<ORFEO>
=ORFEO D'OR=
ORFEOR 773084 4枚組 \8000
モノラル
「カラヤン / 1957年ザルツブルク音楽祭オーケストラ・コンサート」
[CD 1]
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
[CD 2]
モーツァルト:
交響曲第35番ニ長調KV.385「ハフナー」
ピアノ協奏曲第21番ハ長調KV.467
交響曲第41番ハ長調KV.551「ジュピター」
[CD 3]
ブラームス:ドイツ・レクイエム
[CD 4] 
テーオドル・ベルガー:シンフォニア・パラボリカ[*初演]
アイネム:ピアノ協奏曲Op.20
オネゲル:交響曲第3番「典礼風」
[CD 1]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1957年7月28日祝祭劇場(ライヴ) [ORFによる収録]
[CD 2]ゲザ・アンダ(P) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1957年7月29日モーツァルテウム(ライヴ) [ORFによる収録]
[CD 3]リーザ・デラ・カーザ(S) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ウィーン楽友協会合唱団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1957年8月22日フェルゼンライトシューレ(ライヴ)[ORFによる収録]
[CD 4]ゲルティ・ヘルツォーク(P) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1957年8月13日モーツァルテウム(ライヴ)[ORFによる収録]
以上、すべてヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
毎夏にオルフェオが放つ、ファン期待のザルツブルク音楽祭シリーズ。ことし
カラヤン生誕100周年アニヴァーサリーに打ち出す大物は、1957年のコンサート
・ライヴ集成。
1957年は、前年のザルツブルク音楽祭芸術総監督就任から、本格的にカラヤン
が改革に乗り出した最初のシーズンで、手兵ベルリン・フィルが初めて音楽祭
に登場したのもこの年。期間中に行なわれた4つのコンサートを網羅した当セッ
トでは、このうちCD2のモーツァルト、CD3のブラームスが過去にそれぞれDGG
とEMIより復刻されているものの、ほかはすべて初出という大注目の内容となっ
ています。
祝祭劇場におけるウィーン・フィルとのブルックナーの第8番は、いつにもまし
て自信と覇気に満ちたアプローチが大きな魅力。次第に高揚してゆくアダージョ
も切に訴えかけるものがあります。カラヤンとウィーン・フィルは同年4月17日
にムジークフェラインザールでも同じ第8番を取り上げていますが(ANDANTE廃
盤)、ふたつの演奏時間はほぼ同じ(80分半)。後年の録音(1979年や1988年)と
の比較では全体で3分ほど早いという結果が出ています。
さらに興味深いのが、ベルリン・フィルを率いての8月13日モーツァルテウムに
おけるライヴ。得意のオネゲルがまず、これがカラヤン?ベルリン・フィル?
と耳を疑うほど冒頭から思いのほか過激。当時のカラヤンの凄さを伝える最高
のサンプルといえます。そして、ともにカラヤン唯一の録音である珍品、作曲
家ブラッハー夫人ヘルツォーク独奏のアイネムとベルガー世界初演が、音で聴
けるのもファンにはまた無上の喜び。
ベルリン・フィル芸術監督、ウィーン国立歌劇場総監督、さらにはザルツブル
ク音楽祭芸術総監督とつぎつぎにポストを掌中に収めてゆく、この時期のカラ
ヤン。これこそはまさに「帝王」時代の幕開けを告げる栄光のドキュメントで
あり、同時にリリースされる7月27日の「フィデリオ」(ORFEOR.771082)、
8月10日の「ファルスタッフ」(ORFEOR.772082)とともに、アニヴァーサリー・
イヤーを飾る最高の一組といえるでしょう。




<HUNGAROTON>
HCD 32480 \2080
ゲオルク・リックル(1769-1843):
(1)ミサ・ソレムニス ハ長調(“愛好者のミサ曲”)
(2)オッフェルトリウム“わが愛する、慈悲深き神よ”
(3)ミサ・ソレムニス ニ短調
(1)マーリア・ザードリ(S) (2)エステル・ヴィエルドゥル(S) 
(3)ジタ・ヴァーラディ(S)
(1)カタリン・ハルマイ(Ms) (3)ルーチア・メジェシ=シュヴァルツ(A)
(1)(3)ゾルターン・メジェシ(T) (1)(3)クリスティアーン・チェル(Bs)
(1)サボルチュ・サモシ(Org) (2)(3)ジョルト・セフチク(Vn)
(3)オルショイア・モード(Vc)
パーセル合唱団
ジェルジ・ヴァシェギ(指)
エルデーディ室内管弦楽団(リーダー:ジョルト・セフチク)
録音:2007年10月15-20日フンガロトン・スタジオ
オーストリアのコルノイブルクに生まれたリックルは、1785年あたりにウィー
ンへ出てアルブレヒツベルガーとハイドンに師事し、まず、数多くのジングシュ
ピールによって成功を収めます。けれども、1805年に当時ウィーンの強い影響
下にあったフュンフキルヘン(現ハンガリーのぺーチュ)大聖堂の聖歌隊長に任
命されて以後は、死ぬまで同地に留まりミサ曲やレクイエムなどの教会音楽を
多数書き上げました。リックルは例を見ないほど多作家であったことが分かっ
ていますが、結果として、現在135の作品がぺーチュ大聖堂の音楽書庫で発見さ
れています。
当初モーツァルトの作品とされていたハ長調ミサは、オルガンと木管の扱いに
リックルの卓抜なる書法が開花していて、なかでも第5曲、独唱4人を擁するベ
ネディクトゥスが美のきわみ。そして、現存する29のオッフェルトリウムのう
ち、非典礼のテキストに作曲されたものは3曲あり、そのひとつがこの“わが
愛する、慈悲深き神よ”。オペラ風の曲調が過日の劇音楽作家リックルとは決
して無縁でないことをうかがわせる内容です。1823年に作曲された荘厳ミサは、
1820年代に教会音楽の作曲家としてピークを迎えたリックルの最も記念碑的な
作品。管弦楽は木管とホルンとが2管編成をとり異例に大規模。さらに特徴的
な作風として、ハーモニーの多様性と自然なのに大胆な転調という単調になら
ない工夫が施されています。この曲の質の高さはそのまま当時のぺーチュ大聖
堂で繰り広げられていた音楽活動の高いレベルを反映しているといって間違い
ないでしょう。これは教会音楽に特別な関心を抱いていたリックルの本領がう
かがえる貴重なアルバム。リックルでは先の美しいカルテット(HCD.32220)と
同様にこのたびもすべてが世界初録音です。ラテン語による歌唱。

HCD 32580 \2080
「ヴェルフル:3つの弦楽四重奏曲集Op.4」
(1)ハ長調Op.4-1 (2)ヘ長調Op.4-2 (3)ハ短調Op.4-3
オーセンティック四重奏団(ピリオド楽器使用)
ジョルト・カッロー、バラージ・ボザイ(Vn) ガーボル・ラーツ(Va) 
チッラ・ヴァーリ(Vc)
録音:2008年1月11-13日フンガロトン・スタジオ
ベートーヴェンとほぼ同時代のヴィルトゥオーゾ・ピアニストで、長身のイケ
メンだったことから、当時はベートーヴェンよりも人気を集めたというヨーゼ
フ・ヴェルフル(1773-1812)。作曲家としてレオポルト・モーツァルトとミヒャ
エル・ハイドンに学び、ウェーバーを先取りしたようなロマン的で技巧的なピ
アノ曲を数多く残しています。
こういうわけで、もっぱらピアノ・マニアのあいだで名高いヴェルフルですが、
このたび登場するのは世界初録音の四重奏。まず第1番が1796年11月に、つづ
いて第2、第3番が翌1797年7月に出版されています。成立年代からみてちょう
どHUNGAROTONよりリリースされたモーツァルト作品の編曲(HCD.32408、32343、
32352)と同様の傾向がみられます。つまり、簡潔で明解な構造にメロディアス
で美しい反復進行による3曲は、いずれもアマチュアによる私的な演奏を念頭
に置いて、聴き手と奏者といずれにも歓びを与えるように作られています。
もちろん、技巧的なパッセージと楽器間の対話にもじゅうぶん配慮がなされ、
ヨーロッパ各地で再版を重ねたというのも頷けます。使用楽譜は1796-97年ウィ
ーン、コジェルフ手稿譜(聖シュテファン王博物館セケシュ・フェーエルヴァ
ル収蔵)。

HCD 32561 \2080
カール・フィリップ・シュターミッツ(1745-1801):クラリネット四重奏曲
(1)イ長調Op.14-6 (2)ニ長調Op.14-3 (3)変ホ長調Op.19-1 
(4)変ロ長調Op.19-2 (5)変ホ長調Op.19-3
ラヨシュ・ロズマーン(Cl;L.ロッシ F 537)
オーセンティック四重奏団のメンバー(ピリオド楽器使用)
ジョルト・カッロー(Vn) ガーボル・ラーツ(Va) チッラ・ヴァーリ(Vc)
録音:2007年10月フンガロトン・スタジオ
ボヘミアからドイツに出て、いわゆるマンハイム楽派の中心メンバーとして18
世紀後半のヨーロッパを席巻したシュターミッツ一族。マンハイム楽派随一の
多作家と云われるカール・フィリップ・シュターミッツは、父ヨハンに引き続
きマンハイム楽派第2世代を代表する作曲家として活躍しました。かれの作品
では50曲もしくはそれ以上の交響曲に、少なくとも60の協奏曲、そして当時の
はやりだった、8曲のサンフォニ・コンセルタントのほか、ぼうだいな数に及
ぶ室内楽が残されたことがわかっています。
ここでは当時最新の楽器だったクラリネットを主役に据えた四重奏を収録。
快活なロンドが特徴的な作品14の3も素敵ですが、“協奏的四重奏”とよばれ
る作品19になると、より規模も大掛かりでソリスティックな見せ場もふんだん
です。現代作品に至る幅広い活動を展開する注目の若手ロズマーンのテクニッ
クはもちろん、当時を思わせるオリジナル楽器による演奏がまた魅力いっぱい。
世界初録音。

HCD 32566 \2080
「クリストフ・シャフラート(1709-1763):
ハープシコードのための6つのソナタ集Op.2」
(1)ソナタ第1番ヘ長調 (2)ソナタ第2番ホ短調 (3)ソナタ第3番ト長調
(4)ソナタ第4番ハ短調 (5)ソナタ第5番変ロ長調 (6)ソナタ第6番ト短調
ボルバーラ・ドボジ(Cem:キルンベルガー III 415 Hz)
録音:2007年11月17-18日、2008年4月8日フンガロトン・スタジオ
クリストフ・シャフラートは18世紀に活躍したドイツのチェンバロ奏者、作曲
家、教師。フリードリヒ大王に仕え、1740年に王の即位にともないベルリン宮
廷楽団のチェンバロ奏者に任命されています。作曲家としてのジャンルは器楽
曲に集中しており、とりわけ重要なのが鍵盤作品。このアルバムでは1749年に
ニュルンベルクで出版された作品2の6曲を収録しています。シャフラートの書
法はシンプルで、ほとんど(このアルバムでは第6番をのぞくすべて)が急-緩-急
の3楽章形式により、分散和音と音階的なパッセージの効果的な使用に特徴が
みられます。また様式上は、旋律の美しさ、短いフレーズ、単純なテクスチュ
ア、緩やかな和声リズムと三連符の多用など、いわゆるギャラント・スタイル
の特徴をみせています。しかも第6番第2楽章のフーガ楽章に明らかなように、
すぐれた対位法書法をも垣間見せます。
演奏は名手ズザナ・ルージイチコヴァに師事したドボジ。使用楽器は1733年パ
リ、フランソワ・エティエンヌ・ブランシェにもとづく、1987年レムヒンゲン、
エッケハルト・メルツドルフ工房による製作のチェンバロ。

HCD 32592 \2080
「妖精の踊り-珠玉のチェロ作品集」
(1)R=コルサコフ:熊蜂の飛行
(2)チャイコフスキー:気まぐれな小品 ロ短調Op.62
(3)ダヴィドフ:泉のほとりでOp.20-2
(4)サン=サーンス:白鳥
(5)バルトーク:ラプソディ第1番
(6)コダーイ:叙情的なロマンス
(7)ポッパー:妖精の踊りOp.39
(8)ドヴォルザーク:森の静けさOp.68-5
(9)カサド:愛の言葉
(10)シューマン:アダージョとアレグロOp.70
(11)ポッパー:紡ぎ歌Op.55-1
イルディコー・サボー(Vc) アーゴタ・レーナールト(P)
録音:2008年3月18日、4月1-2日フンガロトン・スタジオ
1993年生まれ、ハンガリー期待の若手サボーによる、きわめつけのチェロ名曲
集。彼女はフェレンツ・リスト音楽院で名門バルトーク四重奏団の創立メンバ
ーのひとりラースロー・メゼーに師事しており、メゼーの師事したカザルス、
ピアティゴルスキーの孫弟子にあたります。

HCD 32528 \2080
「バルトーク:ピアノ曲全集Vol.5」
(1)ハンガリー農民歌による8つの即興曲Op.20 BB 83, Sz 74
(2)舞踏組曲BB 86b, Sz 77
(3)ピアノ・ソナタBB 88, Sz 80
(4)戸外にてBB 89, Sz 81
(5)9つのピアノ小品BB 90, Sz 82
(6)小組曲BB 113, Sz 105
ゾルターン・コチシュ(P)
録音:(1)1980年2月10-11日ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
(2)1999年8月21日(3)1996年6月16日(4)(6)1996年6月17日(5)1996年6月18日
以上ハンブルク、フリードリヒ・エーベルト・ハレ
Philips(デッカ)のライセンスによる組み替え再発売。バルトークの持ち味で
ある、民謡素材をふんだんに扱った民俗的旋律と打楽器を思わせるリズムを理
想的にまとめあげたコチシュの代表的録音。音質も優秀です。

HCD 32589 \2080
AAD(1)(4)
DDD(2)(3)(5)(6)
「J.S.バッハ:オルガン曲集」
(1)前奏曲とフーガ ロ短調BWV.544
(2)同 ニ長調BWV.532
(3)同 ハ短調BWV.546
(4)同 ト長調BWV.541
(5)トリオ・ソナタ 第1番変ホ長調BWV.525
(6)パルティータ ハ短調BWV.767
ガーボル・レホトカ(Org)
[ケチュケメート、コダーイ・ミュージック・センターのイェームリッヒ・オ
ルガン
((1)(4)ヴァーツ・ミュージック・スクールのイェームリッヒ・オルガン)]
録音:(2)(3)(5)(6)1985年ケチュケメート(1)(4)1978年ヴァーツ
現代ハンガリーを代表する作曲家でもあるガーボル・レホトカ(1938年ヴァーツ
生まれ)が弾くバッハのオルガン作品集。



<FARAO>
B 108036 \2180
ブラームス:チェロソナタ第2番へ長調Op.99
ベートーヴェン:チェロソナタ第3番イ長調Op.69, 第5番ニ長調Op.102-2
フランツ・アマン(Vc) ヴォルフガング・サヴァリッシュ(Pf)
ブラームス(1986年)ベートーヴェン(1976年)
1923年8月23日生まれのサヴァリッシュ。2年前に引退し、ミュンヘンのレーベ
ルFarao、Orfeoからは体調不良が伝えられています。85歳の誕生日を前に50代、
60代の円熟しきったこのピアノを聴き、巨匠の健康の回復を祈りましょう。
録音はバイエルン放送。チェリストのアマンはバイエルン国立歌劇場で永く
チェロのソリストを務め、サヴァリッシュの指揮でワーグナー、シュトラウス、
ヴェルディ、モーツァルトを演奏してきたベテランで息もぴったり。

B 108032 \2180
ジョリヴェ:フルート協奏曲(1949)、リノスの歌(1944)
ピエール=フィリップ・ボーザン(1933-2005):フルート協奏曲(1960)
ルーセル:セレナーデ(1925)
イベール:ソロ・フルートのための小品(1936)
サラ・ルヴィオン(Fl)
アリエル・ツッカーマン(指)
リヴラドワ・フェスティヴァル・アンサンブル
フランクフルト歌劇場の首席フルーティスト、サラ・ルヴィオン(フランス人)
によるフランス近現代のフルートの魅力がたっぷり味わえる1枚。特にボーザ
ンの曲が聴きもの。ボーザンは名ピアニストというだけでなく偉大なオルガ
ニスト、作曲家でもありサウンド・エンジニアとしてO.R.T.Fで働いていたと
きにジャン・ピエール・ランパルに出会いこの曲を作曲し献呈した。これが唯
一のCD録音。




<Simax>
PSC 1831 \2280
ノルウェーの偉大な演奏家たち 1945年-2000年 第2集-
エヴァ・クナルダール(1927-2006)
グリーグ:
ノルウェー民謡による変奏曲形式のバラード ト短調 作品24、
抒情小曲集 第3集より「春に寄す」作品43-6
ショパン:
即興曲第1番 変イ長調 作品29、夜想曲第5番 嬰ヘ長調 作品15-2、
マズルカ第15番 ハ長調 作品24-2
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K33、ソナタ ト長調 K13
ハルフダン・シェルルフ:春の歌 作品28-5
クリスチャン・シンディング:春のさざめき 作品32-3
ラフマニノフ:パガニーニの主題によるラプソディ 作品43*
エヴァ・クナルダール(P) 
オスロ・フィルハーモニック管弦楽団* マリス・ヤンソンス(指)*
録音:1973年4月17日(グリーグ、シェルルフ、シンディング)、1966年9月1日
モノラル(ショパン)、1973年9月12日(スカルラッティ)、1982年2月19日ライヴ
(ラフマニノフ)
ノルウェー放送 (NRK) アーカイヴ音源
マスタリング:アウドゥン・ストリーペ、エーリク・ガルド・アムンセン
第2次世界大戦後、大きく発展を遂げたノルウェー音楽。1945年から2000年を一
区切り。その時代の記録を全10作のアルバムで紹介するシリーズ。第2集は、
2006年享年79歳でこの世を去った国際的に名前の知られるエヴァ・クナルダー
ルです。
ノルウェー、スカンディナヴィア、フランスで名前を知られるようになったク
ナルダールは1947年、北欧移民の多いミネソタに渡り、ミネアポリスを拠点に
活動を始めます。1952年からミネアポリス交響楽団(現、ミネソタ管弦楽団) の
ピアニスト。ソロイスト、室内楽奏者として活躍。アメリカの北西部を代表す
るピアニストのひとりにみなされるようになります。1965年、指揮者カシュテ
ン・アンデシェンの勧めにより帰国。ピアニストとして活動しながら、1984年
から1994年まで、ノルウェー音楽アカデミーの教授を務めました。
主なレパートリーはブラームス、ベートーヴェン、モーツァルト。このアルバ
ムの音源は、いずれも NRK のアーカイヴ。「パガニーニ・ラプソディ」で共演
するのはマリス・ヤンソンス指揮オスロ・フィルハーモニック管弦楽団。

PSC 1263(SACD-Hybrid) \2680
ジョージ・クラム(1929-):マクロコスモス第1巻&第2巻
エレン・ウゲルヴィーク(P)
録音:2007年5月18日-21日 ソフィエンベルグ教会 (オスロ)
[制作:トニー・ハリソン、録音:ジェフ・マイルズ]
アンプリファイドピアノのための黄道十二宮にちなむ12の幻想小品の副題をも
つジョージ・クラム「マクロコスモス」2巻。ピアノの弦を直接指ではじく、た
たく。ピアノの内部奏法が使われる作品です。楽譜も十字架、円、螺旋などの
形をとなっており、通常の五線譜からは想像出来ないスケールと精度を兼ね備
えているのも大きな特徴。24曲それぞれに題名とともに、黄道十二宮の距星の
名と、その星座に生まれた友人、知人、家族のイニシャルがつけられています。
エレン・ウゲルヴィークはノルウェー生まれ。ベルゲンのグリーグ・アカデミ
ーでアイナル・ロッティンゲン、アムステルダムでホーコン・アウストボー、
ライプツィヒでシュテフェン・シュライアマッハーに学びました。ノルウェー
のロルフ・ヴァリーン、アスビョルン・ショートフン、クヌート・ヴォーゲ、
オランダのルイ・アンドリーセン、日本の藤倉大、高野真理、そしてクラム。
各国の作曲家と共同作業を行ってきました。音楽センスと技術をもったピアニ
スト。北欧の感じられるピアノの音。





<2L>
2L 53SACD(SACD-Hybrid) \2280
ハイドン:弦楽四重奏曲 第79番 ニ長調 Hob.III/79 Op.76-5
ライフ・スールベリ(1914-):弦楽四重奏曲 ロ短調 (1945)
グリーグ:弦楽四重奏曲 ト短調 作品27
エンゲゴール四重奏団【アルヴィド・エンゲゴール(Vn) アトレ・スポンベ
ルグ(Vn) ジュリエット・ジョプリング(Va)ヤン=エーリク・グスタフソン
(Vc)】
録音:2007年10月 ヤール教会 (オスロ、ノルウェー)
[制作:モッテン・リンドベルグ、録音:ハンス・ペーテル・ロランジュ、モッ
テン・リンドベルグ]
ノルウェー、ロフォーテンのある白夜の日、ふたりの音楽家を軸に新しい弦楽
四重奏団の結成が決まりました。ザルツブルクのカメラータ・アカデミカのコ
ンサートマスター、オルランド四重奏団リーダーを務めたアルヴィド・エンゲ
ゴール。ニュー・ヘルシンキ弦楽四重奏団で演奏したヤン=エーリク・グスタ
フソン 。ノルウェー放送管弦楽団コンサートマスターのアトレ・スポンベルグ
とイギリスからジュリエット・ジョプリング が参加することになり、2006年、
エンゲゴール四重奏団が発足。ベルゲン国際フェスティヴァルとオスロ室内楽
フェスティヴァルをはじめとする国内の音楽祭に参加しています。
「ラルゴ」の名で知られているハイドンの弦楽四重奏曲、グリーグ唯一の弦楽
四重奏曲、そして94年に冬季オリンピックが行われたリレハンメル在住の作曲
家兼オルガニスト、ライフ・スールベリを収録。スールベリのロ短調の四重奏
曲は、作曲者と親交のあったヒンダル四重奏団の委嘱により1945年に作曲され
ました。同世代のモダニスト作曲家の音楽から遠く離れた調的語法で書かれた、
伝統的、古典的ソナタ形式の作品。録音に先立ってエンゲゴール四重奏団は、
この曲をスールベリの自宅で演奏。解釈上の細かい指示を受け、作曲者からの
お墨付きを得ています。




<Aurora>
ACD 5033 \2280
七変化の才人ヘルゲ・スンネ作品集
ヘルゲ・スンネ(1965-):
(1)Riddles and Ache (なぞと苦痛) *
(2)Charade (シャレード) (シンフォニエッタのための) **
(3)Festina lente II (フェスティナ・レンテ II)
(3人の打楽器奏者、2台のピアノと弦楽のための)
(4)Rotations (回転) (1996) (シンフォニエッタのための) **
(5)Danza (1989) (クラリネット四重奏のための) **
(6)Caglia (1997 rev.1999) (管弦楽のための) **
(7)Paroushonon (2001) (サクソフォーンと打楽器のための) **
(8)The 1002nd Tale (1002番目の物語) (1992)
(サクソフォーン四重奏のための)
(9)Festina lente I (フェスティナ・レンテ I)
(3人の打楽器奏者、2台のピアノと弦楽のための)
(1)ヘルゲ・スンネ(P) シェル・サイム(指)ノルウェー放送管弦楽団
(2)ロルフ・グプタ(指)アンサンブル・エルンスト 
(3)インガル・ベルグビ(指)BIT20 アンサンブル 
(4)ロルフ・グプタ(指)ノルウェー放送管弦楽団 
(5)クヴァリネット【テリエ・ビョルン・レシュタード(Cl) キム・スティー
ゲン・フレリ(Cl)
アン・ソフィ・ハルヴォシェン(Cl) イェットルード・ペーデシェン(Cl)】
(6)ロルフ・グプタ(指)ノルウェー放送管弦楽団 
(7)デュオ・サラス
【ハイディ・クリスチャン・ホルム=ストーメル(Sax) オイヴィン・ウルフ
・ストーメル(打楽器)】
(8)サクソフォン・コンセントゥス
(9)インガル・ベルグビ (指)BIT20 アンサンブル
録音:1990年11月30日 NRKスタジオ (ライヴ) *、2004年5月3日-7日
NRKスタジオ **]
[制作:アーリル・エリクスタード、録音:インゲル・クヴァルスヴィーク、テ
リエ・ヘッレム]
オーケストラやアンサンブルのための作曲と編曲。映画のための音楽も手がけ
るビッグバンドジャズの曲を書き、指揮をし、トロンボーンを演奏し、果ては
レコードのプロデューサー、ミュージシャンでもあるヘルゲ・スンネは多方面
にわたり活動をつづけています。オスロの国立音楽アカデミーを卒業した後、
クラスメート7人と一緒に録音した「フェスティナ・レンテ(ゆっくり急げ)」
を含む作品集。プログラムノーツを書いた作曲家のビョルン・クルーセはスン
ネの曲を<ダイナミックで生気にみちた>音楽と表現しました。




<haenssler>
98 516 \70800
Apple iPod Classic 80 GB(黒)
デジタル・バッハ・エディション+iPod classic 80ギガバイト
オリジナルアクセサリー(ヘッドフォン、USBケーブル、説明書)付属
バックアップ用DVD3枚(J.S.バッハの全音楽収録)
80ギガのiPodに大バッハの音楽、ジャケット、カンタータ、受難曲等の歌詞を
既に詰め込んであり手軽に次から次へと大バッハの音楽に触れることができま
す。CDはLPに比べて格段に扱いが手軽で便利になったとはいえ、何百、何千と
いうコレクションの中から1枚聴きたい曲を探し出して、プレーヤーのトレイ
にのせるのが面倒と感じる音楽ファンにはうってつけでしょう。
自作の編曲の多いバッハのオリジナルと編曲を聴き比べたり、172枚の大全集
を持っていてもなかなか聴いてみようという気持ちが起こらない曲も気軽に聴
けて改めて、バッハの偉大さに目を開かれる愛好家が多いと確信いたします。
CDの大全集は172枚組みで大きさ約33cmx30cmx56cm, 重さ約40kg。
今回のiPodは 10cmx6cm x 10cm, 140g。
※この商品は、80GBのiPod本体に、CDx172枚分の音源が収録されたものとなり
ます。




<ORFEO>
ORFEOR 753084 4枚組 \8000
STEREO
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
テオ・アダム(Br ザックス) ギネス・ジョーンズ(S エファ)
トーマス・ヘムズリー(Bs ベックメッサー) 
ワルデマール・クメント(T ワルター・フォン・シュトルツィング)
ジャニス・マーティン(Ms マグダレーネ) 
ヘルミン・エッサー(T ダーヴィット)
カール・リッダーブッシュ(Bs ポーグナー) 
ゲルト・ニーンシュテット(Bs コートナー)
クルト・モル(Bs 夜番)

カール・ベーム(指)
バイロイト祝祭管弦楽団,合唱団
録音:1968年7月25日,バイロイト音楽祭
ついに幻の上演が登場!この公演は「マイスタージンガー」生誕100年を記念
したもので、ベームが指揮に当たり、大変な話題となったものでした。とこ
ろが、ドレスリハーサルの後になってザックス役のワルター・ベリーが降板、
急遽ダブルで予定されていたテオ・アダムが全日ザックスを歌い、大喝采を
受けました。あくまで噂ですが、この時の「マイスタージンガー」は某社が
録音を予定していたものの、この主役の交代によって不可能になってしまい、
ベームは「マイスタージンガー」全曲の録音を残さず終いになってしまった
そうです。ベームらしい硬質の響きのワーグナーは「マイスタージンガー」
でも素晴らしいものです。モーツァルトやバッハの名テノールとして知られ
るワルデマール・クメントが意外に素晴らしいワルター。世代交代時期のよ
うで、エファにはギネス・ジョーンズ、夜番にはクルト・モルといった、後
のバイロイトの大歌手が登場しています。ちなみにツォルン役にギュンター
・トレプトウが出演しています。音質の劣悪な海賊盤は出ていましたが、こ
れは見事なステレオ。祝祭劇場の響きを自然に捉えた音は、雑音を嫌ってマ
イクを近づけすげた音より好ましいでしょう。40年前のバイロイトの興奮を、
ぜひ!

ORFEOR 771082 2枚組 \4160
MONO
ベートーヴェン:「フィデリオ」
クリステル・ゴルツ(S レオノーレ) 
ジュゼッペ・ザンピエーリ(T フローレスタン)
オットー・エーデルマン(Bs ロッコ) 
セーナ・ユリナッチ(S マルツェリーネ)
パウル・シェフラー(Br ドン・ピツァロ) 
ワルデマール・クメント(T ヤキーノ)
ニコラ・ザッカリア(Br ドン・フェルナンド) 
エーリヒ・マイクート(T 囚人1)
ヴァルター・ベリー(Bs 囚人2)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
ウィーン国立歌劇場合唱団
録音:1957年7月27日,ザルツブルク,フェルゼンライトシューレ
1956年、カラヤンはザルツブルク音楽祭の音楽監督に就任、1957年の音楽祭は
カラヤン色が急速に広まったものでした。この「フィデリオ」はその年の開幕
公演のライヴ。1950年代のカラヤンの特徴である颯爽としてダイナミックな演
奏が存分に生かされた演奏です。サロメやエレクトラ役で知られるクリステル
・ゴルツのレオノーレ、当時のカラヤンのお気に入りテノールとして活躍した、
ジュゼッペ・ザンピエーリのフローレスタン、さらにオットー・エーデルマン
のロッコ、セーナ・ユリナッチのマルツェリーネ、パウル・シェフラーのドン
・ピツァロは当時のウィーンのベスト・キャスト。帝王カラヤンの全盛期を偲
ぶに最適なライヴでしょう。音質もモノラルながら、1957年としては上々の部
類ではないでしょうか。

ORFEOR 772082 2枚組 \4160
MONO
ヴェルディ:「ファルスタッフ」
ティト・ゴッビ(Br ファルスタッフ) ローランド・パネライ(Br フォード)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S フォード夫人) 
アンナ・モッフォ(S ナンネッタ)
アンナ・マリア・カナリ(Ms ページ夫人)
ジュリエッタ・シミオナート(Ms クィックリー夫人)
ルイジ・アルヴァ(T フェントン)他
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
ウィーン国立歌劇場合唱団
録音:1957年8月10日,ザルツブルク,祝祭劇場
これまた1957年のザルツブルク音楽祭で大きな話題になった公演。カラヤンは
トスカニーニが指揮した「ファルスタッフ」に痛く感激し、ことのほか思い入
れのあるオペラだったそうです。そしてザルツブルク音楽祭で取り上げたのが
この上演でした。前年にEMIへ録音したキャストとは、ゴッビ、シュヴァルツ
コップ、パネライ、モッフォ、アルヴァなどが共通しており、アンサンブルは
見事に出来上がっています。後年に取り上げた時に比べ、若々しく張りのある
音楽が《ファルスタッフ》の生命力を生かしているように思われます。これま
た、帝王カラヤンの全盛期を実力を見せつける名演です。

ORFEOR 776082 2枚組(1枚価格) \2080
シューベルト:
ズライカ1 D.720
ズライカ2 D717
話せと命じないで下さい D.726
ただあこがれを知る者だけが D.310
このままの姿でいさせて下さい D.727
君よ知るや南の国 D.321
ブラームス:
アルトのための2つの歌 Op.91
ジプシーの歌 Op.103(8曲)
ムソルグスキー:歌曲集(6曲)
チャイコフスキー:
なぜ? Op.28-3
彼はとても私を愛していた Op.28-4
セレナード Op.63-6
灼熱の灰のあるごとく Op.25-2
狂おしい夜 Op.60-6
昼の光が満ちようと Op.47-6
アンコール
シュトラウス:夜 Op.10-3
ブラームス:僕の恋は新緑だ Op.63-5
シューベルト:至福 D.433
マリヤーナ・リポヴシェク(Ms)
エリザーベト・レオンスカヤ(P)
録音:1987年8月5日
スロヴェニアのリュブリャナに生まれたマリヤーナ・リポヴシェクは、
1980,90年代にドイツ語圏で活躍したメッゾソプラノ。ワーグナーのメッゾ役
や、シュトラウスの「影のない女」の乳母役として知られました。一方で歌曲
も得意としており、ここではドイツ・リートからシューベルトとブラームスを、
ロシア歌曲からムソルグスキーとチャイコフスキーを取り上げています。どち
らも全盛期の歌手の充実感の感じられるもの。伴奏がレオンスカヤというのも
驚きです。

ORFEO 740081 \2450
クラッシミラ・ストヤノヴァ アリア集
ヴェルディ:
「レニャーノの戦い」,「ルイーザ・ミラー」,「シモン・ボッカネグラ」
プッチーニ:「レ・ヴィッリ」
ゴメス:「フォスカ」,「グァラニー族」
マイヤベーア:「ユグノー」
アレヴィ:「ユダヤの女」
オッフェンバック:「ホフマン物語」
マスネ:「エロディアート」
からのアリア
クラッシミラ・ストヤノヴァ(S)
フリードリヒ・ハイダー(指)ミュンヘン放送管弦楽団
録音:2007年6月20-24日,9月25日
2006年3月、東京のオペラの森公演、ヴェルディ《オテロ》で一番評判だった
のは、デズデーモナ役のソプラノ、クラッシミラ・ストヤノヴァでした。ブル
ガリア出身で、1998年からウィーン国立歌劇場と契約を結び、活躍しています。
ドラマティックな役を得意としつつ、声には独特の透明な美しさがあるのが特
徴。このアリア集では、ヴェルディ、プッチーニですらマイナーなオペラから
アリアを採用、さらにゴメス、マイヤベーア、アレヴィなど、マニアックな選
曲に、彼女の意欲が表れています。




<BIS>
BIS SA 1816(SACD-Hybrid) \2500
ベートーヴェン:
(1)交響曲第2番ニ長調 Op.36
(2)同第7番イ長調Op.92
オスモ・ヴァンスカ(指)
ミネソタ管弦楽団
ヴァンスカとミネソタ管によるベートーヴェンの交響曲シリーズ最後の2曲が
登場し、ついに完成となりました。今回は陽性な2番と7番ですが、一聴して感
心させられるのはリズムの良さで、ヴァンスカならではのボルテージの高い推
進とあいまって、驚くほど生気にあふれたベートーヴェンとなっています。

BIS 1386 \2380
クリストファー・ラウス:
(1)イスカリオテ (1989)
(2)クラリネット協奏曲 (2001)
(3)交響曲第1番 (1986)
マルティン・フレスト(Cl)(2)、
アラン・ギルバート(指)
ロイヤル・ストックホルム・フィル
現在最も精力的なアメリカの作曲家のひとりクリストファー・ラウス (1949-)。
大きな管弦楽曲が創作の中心で、アナログ的な作風が特徴。交響曲第1番はも
ちろん現代の作品ながら19世紀風要素たっぷりで、主要主題がブルックナーの
7番のアダージョに由来していたり、ワーグナーチューバ4本使用など時代錯誤
ぶりがオシャレ。スウェーデンの名手フレストのクラリネットと、日本でもお
なじみのアラン・ギルバートの好演が光ります。

BIS 1632 \2380
ヴァーレン:管弦楽作品集 Vol.2
(1)ネニア(嘆きの歌)Op.18の1 (2)希望に Op.18の2 (3)祝婚歌 Op.1
(4)交響曲第2番 Op.40 (5)交響曲第3番 Op.41
クリスチャン・エッゲン(指)スタヴァンゲルSO
近代ノルウェーの作曲家ファッテイン・ヴァーレン (1887-1952)は重要な存在
ながら、あまり録音に恵まれておらず、このBISのシリーズは北欧音楽ファン
を狂喜させています。好評の第1集(BIS.1522)に次ぐ今回には2篇の交響曲をは
じめ力作揃い。新ウィーン楽派の影響を受けながらも、北欧独特の透明感と優
しさに満ちた作風が独特です。

BIS 1731/33 15枚組 \7140
ハイドン:ピアノ曲全集
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
オランダの実力派ロナルド・ブラウティハムのハイドン・ピアノ曲全集がBOX
セットとなり超廉価発売いたします。何と15枚組3枚価格という驚異的お買い
得品です。ソナタはもとより、変奏曲や舞曲多数、さらに連弾曲から「十字架
上のキリスト最後の7つの言葉」のピアノ版まで収めるという徹底ぶり。さら
にさらにオリジナル楽器使用というのも魅力で、これさえ持っていればハイド
ンのピアノ曲は万全です。

BIS SA 1724(SACD) \2500
ダウランド:リュート曲全集
ヤコブ・リンドベルイ(リュート)
1995年にリリース以来、高い評価を受け続けてきたリンドベルイのダウランド
全集、全92曲、演奏時間4時間に及ぶ浩瀚なアルバムが、何とSACD1枚に収まっ
てしまいました。もちろん価格はSACD1枚分、信じ難いお買い得品です。
*このディスクは、SACD専用機でのみ再生可能です。通常のCDプレイヤーでは
再生できませんので、ご注意下さい。




<SUPRAPHON>
SU 3949 \1780
(1)チャイコフスキー:
ピアノ三重奏曲イ短調Op.50「ある偉大な芸術家の思い出のために」
(2)ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第2番ト短調Op.26
スメタナ・トリオ
イトカ・チェホヴァー(P)
ヤナ・ヴォナーシュコヴァー=ノヴァーコヴァー(Vn)
ヤン・パーレニーチェク(Vc)
録音:2008年4月24-30日、5月1-2日プラハ、ボヘミア・ミュージック・スタジオ
スメタナ・トリオによるドヴォルザーク完結篇。
第3番&「ドゥムキー」(SU.3872)、第1番ほか(SU.3927)ときて、このたびよう
やく4曲が揃いました。けれどもスゴイのはむしろカップリングのほう。ドヴォ
ルザークと同じくスラヴ系の血を引くチャイコフスキーだからということもあ
るのでしょう。濃厚で哀切な音楽で知られる傑作に、熱い共感を寄せています。

=アルヒーフ=
SU 3955 \1480
ステレオ(2)(3)
モノラル(1) 
(1)モーツァルト:オーボエ協奏曲ハ長調KV.314a
(2)マルチヌー:オーボエ協奏曲H 353
(3)R.シュトラウス:オーボエ協奏曲(1945)
フランティシェク・ハンターク(Ob)
(1)ミラン・ムンツリンゲル(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(2)マルティン・トゥルノフスキー(指)(3)ヤロスラフ・フォーゲル(指)
ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1956年12月10-12日プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール
(2)(3)1962年6月22-25日ブルノ、ベセドニー・ドゥーム
1910年に生まれたフランティシェク・ハンタークはチェコを代表するオーボエ
奏者。1932年未だプラハ音楽院在学中に、ヴァーツラフ・ターリヒに見出され
てチェコ・フィルの第1オーボエ奏者に就任。同時にまた、チェコ九重奏団、
チェコ・フィル木管五重奏団、アルス・レディヴィヴァのメンバーとしても活
躍しました。さらにブルノ・フィルの首席奏者(1956-70)も務めています。
これは世界的にも有名なハンタークが残したオーボエ協奏曲の名作を集めたも
の。なかでも1955年に書かれたマルチヌーの曲は、権威筋に支配的だった不評
にもかかわらず、ハンタークが1960年にチェコスロヴァキア初演をおこなった
作品。もともとはチェコ・フィルのオーボエ奏者でイルジー・タンチブデクに
よって委嘱され、1950年にオーストラリアに移住したかれの手によりシドニー
で世界初演がなされ、以後ヨーロッパで数多く演奏されています。技巧的で速
いパッセージと幅広い音域を要求する難曲ですが、ここでもハンタークの驚異
的な腕前が確かめられます。




<MEDICI ARTS>
~EUROARTS
20 56948(DVD-Video) \2900
KDB 1(Blu-ray Disc) \3780※2008年12月までの特別価格 それ以降は\4850
「NYフィル・イン・平壌」
北朝鮮国歌「愛国歌」
アメリカ国歌
ワーグナー:「ローエングリン」第3幕前奏曲
ドヴォルザーク:交響曲9番「新世界より」
ガーシュウィン:「パリのアメリカ人」
ビゼー:組曲「アルルの女」第2番
バーンスタイン:「キャンディード」序曲
朝鮮民謡:アリラン(アンコール)
[ボーナス] ピョンヤンのアメリカ人
ロリン・マゼール(指)
ニューヨーク・フィルハーモニック
収録:2008年2月26日東平壌大劇場(平壌)
字幕:英、独、仏、西、日本語
2008年2月26日に平壌市内にある東平壌大劇場で行われたニューヨーク・フィル
&ロリン・マゼールによる平壌公演を収録した映像がリリースされます。しか
も、MEDICI ARTS初ブルーレイ&DVDディスクでの2タイトル同時発売。音楽はと
きとして政治の世界で大きな関わりを持つことがありますが、今回はこのNY
フィル平壌公演は久々に話題となりました。このコンサートのスポンサーは日
本人女性。ヴェネツィア在住の大富豪チェスキーナ・永江洋子氏だったという
ことも大きな注目を集めました。残念ながら金正日総書記は姿を見せませんで
したが、この公演が歴史的にも大きな意味を持つ公演だったことは言うまでも
ないでしょう。また、NYのメンバーの平壌滞在中の映像がふんだんに収録され
たボーナストラックも付いています(日本語字幕付き)。




<RELIEF>
CR 991081 \2300
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番「バービイ・ヤール」
ウラジーミル・フェドセーエフ(指)
チャイコフスキー記念モスクワ放送交響楽団
モスクワ室内合唱団 セルゲイ・ アレクサーシキン(B)
録音:2006年10月14日(ライヴ)
RELIEFレーベルで着実にリリースを続けているフェドセーエフのショスタコ
ーヴィチ交響曲チクルスの第5弾は、ショスタコーヴィチ最大の問題作交響曲
第13番「バービイ・ヤール」です。ユダヤ人虐殺問題を扱ったエフトゥシェン
コの詩にもとづいて、バス独唱と合唱を含む5楽章の交響曲を1962年に作曲。
独唱にはロシアの名バス、セルゲイ・アレクサーシキンをむかえ、壮絶な音
圧と爆発寸前のフェドセーエフの狂演を体感できる。

CR 991094 2枚組 \4600
イラリオン・アルフェエフ(1966-):マタイ受難曲
ウラジーミル・フェドセーエフ(指)
チャイコフスキー記念モスクワ放送交響楽団
国立トレチャコフ合唱団
ヴィクトル・シロフスキー(福音使者B) オルガ・シャラエヴ(S)
イリーナ ロミシェフスカヤ(Ms) アンドレイ・ネムザー(T) 
アレクセイ・チホミーロフ(Bs)
録音:2007年3月27日 (ライヴ)
イラリオン・アルフェエフはモスクワ総主教庁のもとにあるウィーン及びオ
ーストリアの主教。聖職者でもあり神学者、歴史学者また教父学、教会史な
どいくつかの著書もある高官。宗教弾圧を行っていたソビエト政権崩壊後、
聖歌作曲も活発化しイラリオン・アルフェエフなどの聖歌作曲家が現れてき
ました。イラリオン・アルフェエフは、モスクワ音楽学校などで10年間作曲
を勉強。多くの宗教曲を作曲。そのほとんどはロシア正教会の基本原則通り
無伴奏声楽曲です。このマタイ受難曲は、オーケストラと合唱と独唱者とい
う構成で書かれ、ロシア正教会の通例通りロシア語で歌われます。キリスト
の受難を題材にレチタティーヴォ、フーガ、コラールそしてアリアによって
構成された作品。

CR 1919 2枚組 \3780
ウンベルト・ ジョルダーノ: 歌劇「アンドレア・シェニエ」(ドイツ語)
*ボーナス・トラック:「アンドレア・シェニエ」(30分間の抜粋)
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T)テオ・バイレ(B) エリーザベト・ヘンゲン(Ms)
ヒルデ・ツァーデク(S)
ルドルフ・モラルト(指) ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団
1955年2月26日 ウィーン国立歌劇場
*ボーナス・トラック:1942年6月25日 ドイツ帝国放送局




<INTEGRAL>
INTEG 221335 \2350
エネスコ:ヴィオラとピアノのための演奏会用小品
フランセ:ラプソディ
ミヨー:
4つの顔【カリフォルニア娘/ウィスコンシン娘/ブリュッセル娘/パリ娘】
ミヨー:ヴィオラ・ソナタ第1番
ミヨー:ヴィオラ・ソナタ第2番
ピエール・レネール(Va) 
使用楽器:1865年ジャン=バティスト・ヴュイヨーム製
セドリック・ティベルギアン(P)
録音:2006年3月
3ヴィオラ音楽の発展に大きく貢献したモーリス・ヴューに捧げられたアルバ
ム。彼はヴィオラのソロ楽器としての地位を確立させ、優秀なヴィオラ奏者を
育て、レパートリーを増やした功労者の一人といって良いでしょう。エネスコ
はモーリス・ヴューと同世代、多くのヴィオラ作品を残したミヨー、フランセ
とヴィオラの魅力を堪能できる1枚です。
パリ国立オペラ座管弦楽団のスーパー・ソリスト、ヴィオラの貴公子ピエール
・レネールと1998年ロン・ティボー国際コンクール優勝し数々の有名オーケス
トラと共演、ハルモニア・ムンディ・フランスの録音も高い評価を得ている、
こちらもピアノの貴公子セドリック・ティベルギアンのフランス音楽界注目の
二人による演奏。




<SKARBO>
DSK 1072 \2300
J.S.バッハ:
ソナタ第1番BWV1001ト短調、
第2番BWV10003イ短調、
第3番BWV1005ハ長調
ジャン・ジョフロワ(マリンバ)
録音:2006年12月30日、2007年7月6日
バッハ演奏を得意とするマリンバ奏者ジャン・ジョフロワ。その実力は無伴
奏組曲(DSK 1015)で実証済み。現フランス国立リヨン高等音楽院の教授。数々
の音楽祭などに出演。もちろんバッハ演奏以外にも現代作曲家の新作演奏に
も意欲的に取り組んでいます。




<COVIELLO>
COV 50805 \2350
ゲサ・フリード(1905-1989):弦楽四重奏曲集
第1番Op.2、第2番Op.21「フーガ」、第3番Op.30「ファンタジア・トロピカ」、
第4番Op.50a
アマリリス弦楽四重奏団
録音:2007年10月
ゲサ・フリードはハンガリー生まれのオランダの作曲家。1912年から24年まで
リスト音楽院でピアノをバルトークに、作曲をコダーイに学ぶ。彼の音楽はハ
ンガリー民俗音楽の伝統的な様式に影響を受けています。今回アマリリスQ.が
ゲサ・フリードの世界初録音の4つの弦楽四重奏曲を録音。
アルバムのタイトルにもなっている第3番「ファンタジア・トロピカ」は熱帯
日を表現し、各楽章の副題にも第1楽章la Sera(夕方)、第2楽章la Notte(夜)、
第3楽章il Giorno(昼)、第4楽章la Sera(夕方)と付いており第2&第3楽章はイ
ンドネシアの民俗音楽を引用しています。
アマリリスQ.はバーゼル音楽院でラサールQ.のワルター・レヴィンとアルバン
ベルクQ.に師事。忘れられた作曲家の再発見と現代作曲家の演奏に力を入れて
活動し、数々の音楽フェスティヴァルに出演しているドイツ/スイスの若手弦
楽四重奏団です。




<col legno>
WWE 20902 \2250
(1)前奏曲 21世紀-ショパン 前奏曲 ホ短調 Op.28-4
(2)ドン・ジョヴァンニのセレナーデ
(3)モーツァルトと21世紀のクレッツマー-クラリネット五重奏曲
(4)無限大-ブラームス 第4交響曲 第1楽章
(5)J.S.バッハ:カンタータ第106番「神の時は最上の時なり」
他全13曲
音響解放戦線{ジーン・ノイズパンク・プリスカー(Gt,rap,Pf) 
デイヴ・前科者チェロ・ゴテイ(Vc,rap) 鈴木・禅母・ミチオ(Cl) 
チャンダ・ルール(Vo) 
ダーヴィッド・まっぽ・ローゼンブラット(Perc) ペーター・クリサ(Vn) 
エドムンド・レミラス(sitar)他}
ショパンとバッハはのりのりで興味深く聴けます。ブラームスは有名なあの出
だしのメロディに英語の歌詞をのっけてラップでそのまんま歌ってしまう。笑
えるかも。モーツァルトはロックから一番遠いところにいるようです。

WWE 60012 \2250
アントニオ・ソレール(1729-1783):
(1)ファンダンゴ (2)ソナタ第90番嬰ヘ長調 (3)88番変ニ長調 
(4)21番嬰ハ短調 (5)84番ニ長調(6)117番 (7)6番ヘ長調 (8)15番ニ短調 
(9)18番ハ短調 (10)48番ハ短調 (11)24番ニ短調 (12)27番ホ短調
リベロ・ムレッドゥ(1975-):(13)ソレール・デリリウム(ソレール譫妄症)
ダヴィデ・カバッシ(Pf)
ピアノによるドメニコ・スカルラッティが好きという人なら絶対に楽しめる
1枚。美しく磨き抜かれた音と抜群のテクニック。現代のピアノを聴く喜び、
ここに極まれり!
アントニオ・フランシスコ・ハビエル・ホセ・ソレール・ラモスはカタルー
ニャの作曲家、オルガニスト。マドリードでD・スカルラッティに学び、スカ
ルラッティに匹敵する鍵盤曲を多数作曲しました。スカルラッティがチェン
バロのために作曲したのに対し、ソレールは常にピアノを念頭においていた
ようです。多彩なシンコペーション、オスティナートを多用したボレロやホ
タなどのイベリア的舞曲のリズムがソレールの魅力で、特に450小節、11分に
及ぶ第1曲目の「ファンダンゴ」はラヴェルの「ボレロ」のように徐々に興奮
の頂点に盛り上がっていく傑作です。
ダヴィデ・カバッシは1976年、ミラノ生まれ。レオン・フライシャー、ロザ
リン・トゥレックらに師事し、最近はグスタフ・クーンとcol legnoに積極的
に録音を開始しています。




<GRAND SLAM>
=フルトヴェングラー・シリーズ第20弾=
GS 2030 \2250
モノラル
(1)ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第2番 
(2)同:「フィデリオ」序曲
(3)ウェーバー:「魔弾の射手」序曲 
(4)同:「オイリアンテ」序曲
(5)シューベルト:劇音楽「ロザムンデ」序曲
(6)シューマン:劇音楽「マンフレッド」序曲
(7)スメタナ:交響詩「モルダウ」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
(1)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
(2)-(7)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1954年4月4、5日、ベルリン高等音楽院
(2)1953年10月13-17日、(3)1954年3月5、6日、(4)1954年3月6日、
(5)1951年1月17日、
(6)(7)1951年1月24日、以上、ウィーン、ムジークフェラインザール
使用音源:(1)英HMV ALP 1324、(2)英HMV ALP 1130、(3)(4)英EMI XLP 30090、
(5)英EMI XLP 30097、(6)(7)英HMV BLP 1009
制作:平林 直哉
おことわり:LPからの復刻ですので、LP特有のノイズが混入します。
「平林 直哉様
私の夫が指揮したCDを18枚送っていただき、喜びで一杯です。本当にありがと
うございました。これらは非常に素晴らしく、私は何時間も聴き入りました。
聴き終えて私は筆をとりました。フルトヴェングラーの愛好家にこのCDのこと
を話せば、彼らは我が家に聴きに来るでしょう。あなたのお仕事は立派であり、
私はあなたがフルトヴェングラーのことを理解なさっていると感じます。私は
本当にこれらのCDを気に入りました。もう一度感謝の言葉を捧げます。
敬具
エリザベート・フルトヴェングラー
2008年7月4日、クララン」
(※原文は英文)
■制作者より
今回はテープ録音期の中でも、演奏、録音ともに優れた序曲、管弦楽曲を1枚
にまとめました。たとえば、「レオノーレ」序曲第2番はすでに市販されてい
るCDの中にはマスター・テープの劣化によりゴースト(テープの転写により、
あとの音がかすかに聴こえる現象)が生じています。特にこの「レオノーレ」
第2番は序奏部にフルトヴェングラー独特の長い間があり、そのような箇所で
のゴーストはかなり気になります。さすがに録音されて日が浅いうちにカッ
ティングされた初期LPにはこのような瑕疵はなく、それから復刻したCDですと
演奏を心ゆくまで堪能出来ます。その他の曲目も、初期LP独特の目の覚める
ような新鮮な音質で蘇ります。なお、HMV(EMI)のシリーズは従来通りイギリ
スの初出盤を音源として使用しています。(平林 直哉)
■解説書の内容
制作者による、たいへん興味深い詳細な制作手記を掲載します。また、珍しい
プログラム、写真も併せて掲載します。毎回、音だけではなく、充実した解説
がこのシリーズの特色でもあります。




<harmona mundi>
HMI 987074 2枚組 \3780
ブラームス:弦楽四重奏曲集
[CD1]
(1)弦楽四重奏曲第1番op.51 ハ短調
(2)弦楽四重奏曲第2番op.52イ短調
[CD2]
(1)弦楽四重奏曲第3番op.67変ロ長調
(2)ピアノ五重奏曲op.34ヘ短調
カザルス弦楽四重奏団
クラウディオ・マルティネス・メーナー(ピアノ)
録音:2007年
ブラームスの弦楽四重奏曲というと、つい構えてしまいがちですが、カザルス
弦楽四重奏団の演奏は、柔らかな情熱に彩られた稀有な演奏。メンバー一人一
人の音色があたたかく、気品に満ちているのがよくわかります。決して硬くな
ることなく、薫り豊かな演奏を展開していて、とても好感がもてます。カザル
ス弦楽四重奏団は1997年に創立されました。2007年11月に来日しており、メン
バーは若手ですが、すでに巨匠の風格と余裕を感じさせる演奏で聴衆を魅了し
ました。ピアノのメーナーは、レオン・フライシャーにも師事した名手。絶妙
のバランスでアンサンブルをまとめています。

HMU 907428 \2450
パーセル(1659-1695):鍵盤のための作品集
(1)組曲第1番 ト長調Z.660―シャコンヌ ト短調Z.680
(2)組曲第2番 ト短調Z.661―グラウンドZ.T681
(3)組曲第3番 ト長調Z.662―新しいグラウンド Z.T682
(4)組曲第4番 イ短調Z.663―全音域のグラウンドZ.645
(5)組曲第5番 ハ長調Z.666―グラウンドZ.D221
(6)組曲第6番 ニ長調Z.667―ラウンド・0 Z.T684
(7)組曲第7番 ニ短調Z.668―グランドZ.D222
(8)組曲第8番 ヘ長調Z.669
リチャード・エガー(チェンバロ)
録音:2007年10月
2008年6月に来日し、その強烈でパンチの効いたチェンバロ演奏で聴衆をあっ
と言わせたリチャード・エガーの最新盤は、パーセル作品集。密度の濃い和声、
入り組んだ旋律やテクスチュア、いうなれば「骨太」の音楽は、まさにエガー
にぴったり。さらに、笑っていたかと思うと怒っている、怒っていたかと思う
と3秒後にはすましている、といったようなイギリス的ユーモアの要素もつま
っており、これまたサービス精神旺盛、ひょうきん者のエガーにこれまたぴっ
たり。あまりに早くに亡くなった天才作曲家の作品が放つ、麻薬的ともいえる
魅力に酔わされる1枚となっています。




<K 617>
K617 280 \2080
W.A.モーツァルト:レクイエムK 626(リオ・デ・ジャネイロ版)
ジャン=クロード・マルゴワール(指)
ラ・グランド・エキュリ・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ
(王室大厩舎・王宮付楽団)
ヒャルディス・ティボール(S) ジェンマ・コマ=アラベール(Ms)
シモン・エドワーズ(T) アラン・ビューエ(B)
録音:2005年11月 ライヴ
ジャン・クロード・マルゴワール指揮&王室厩舎・王室付属楽団による、モー
ツァルト『レクイエム』は、1986年のジュスマイヤー版による録音があります。
このK617から発売される版は, リオ・デ・ジャネイロの大聖堂の書庫で発見さ
れたもの。ジギスムント・フォン・ノイコムにより1819年にリオ・デ・ジャネ
イロで作曲され,「リベラ・メ」が最後に補筆されています。「ルクス・エテ
ルナ」のあとに続く「リベラ・メ」は劇的な曲で感動!!マルゴワールは、この
「リベラ・メ」を際立たせるために通常のレクイエムの部分を抑えて演奏して
いたかのように、生き生きと鮮やかに仕上げ極上の音楽を奏でています。リオ
の原稿から考察されるモーツァルト:レクイエムの新解釈への鍵がここに明らか
になります。
興味深いのが、同封されている正方形のカードに書かれているインターネット
サイトにアクセスし、このCDをお求めになった日時と場所などを入力すると、
モーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークの演奏風景(マルゴワール)
や、レクチャー風景などの画像が見られるサイト情報が送られてくるというも
の。耳でも目でも、様々に楽しめるお楽しみディスクです。
以前リリースされていたK617 180の上からスリーブケースで包装されており、
ディスクとケースの間にカードが封入されています。

K617 209 \2250
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548?-1611):
晩課(未出版ローマ手稿譜より)
ラ・コロンビーナ
録音:2008年2月
1975年、ローマのヴィットーリオ・エマヌエーレ2世国立図書館で、知られざ
る130の手稿譜が発見されました。これらはいまだに作品目録に正式に加えら
れていませんが、これらがビクトリアの作品であることは、今や様々な研究に
よる明らかだとされています。それぞれの聖歌はおそらくある一つの祝祭日に
歌われたと考えられますが、ここでは一連の晩課の礼拝音楽として提示されて
います。どれも美しい作品ばかりで、天才の知られざる名曲が今またここに一
つ新たに世に知らされることとなります。

K617 199 \2250
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):
(1)イエス・キリストの復活の物語SWV50
(2)ムジカーリッシェ・エクセークヴィエンSWV 279, 280, 281
ブノワ・アレ(指)ラ・シャペル・レナーヌ
アスペルマイヤー、アレ(S) ケンマーレン(Ms) ゲッチェル&エーラース(A)
アレ、フォン・シュターデ、モルヴェ(T) 
ブノワ・アルノー&ドミニク・ヴェルナー(B)
録音:2007年7月
イタリアから持ち込まれた新しい様式と、ルター主義のために極めて輝かしく
豪華な音世界が特徴のシュッツの2大楽曲。10人の優れた歌い手、6つのヴィオ
ール、厚い通奏低音セクションのメンバーが、巨匠の描いた豪華な音世界を色
鮮やかに見事に描いています。

K617 200 \2250
アンジェロ・ポリツィアーノ:オルフェオ物語(1480)
フランシス・ビッギ(指)
オルフェオとその友人/マキシム・バティステッラ(オルフェオ、セイレーン)他
メルクリウスとその音楽家/ジュリー・マツィッレ(フルート)、
クリストフ・バルサ(リュート)
ポリツィアーノは、ルネサンス時代に活躍した人文主義者で、とりわけ詩人と
して歴史に名を残している人物です。ここに録音された音楽劇は、彼の詩によ
る物語に曲をつけたもの。古来、詩というものは、実際に声を出して読みあげ
られるもので、それを聴くために人が集まりました。そこでは詩人(あるいは
読み手)は聴き手の眼前に、詩のもつ世界を色鮮やかに映し出すことが要求さ
れ、読み手は美しい声と詩にあった抑揚、さらに演劇的要素も交えて詩を朗読
していました。朗読ではなく、音楽という媒体を用いて、偉大なる詩を聴き手
に伝えようとしたのがこの1枚。構想から実際に音楽として完成するまで実に
2年という時間がかかったということですが、オルフェオの物語が生き生きと
再現されています。



<WAON RECORDS>
WAONCD 090 \2080
うつろな瞳
(1)作者不詳:グリーンスリーブス変奏曲
(2)パーセル:ソナタト短調
(3)ジョン・ダニエル:うつろな瞳
(4)ジョン・ダウランド:流れよ、わが涙
(5)ヨハン・ショップ:涙のパヴァーヌ
(6)エクルズ:スコットランド民謡によるグラウンド
(7)マシュー・ロック:組曲第4番ホ短調
(8)トレット:トレット氏によるグラウンド
(9)ジョン・ブル:メランコリー・パヴァーヌとガリアルド
(10)アンヌ・ダニカン・フィリドール:ニ短調
(11)作者不詳:イタリアのグラウンド
ラファエラ・ダンクザークミュラー(リコーダー)
西谷尚己(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、大塚直哉(チェンバロ/ヴァージナル)
バロック時代に大流行した歌曲、ダウランドの「流れよ、わが涙」。この作品
は実に多くの作曲家たちによって引用・パロディされました。ここにおさめら
れているダニエルの「うつろな瞳」も実に丁寧な仕事ぶりが印象的な、パロ
ディ作品。印象的な4度の下降音型が、ホロリと落ちる涙を連想させます。演
奏者の3人は、同時期にアムステルダム、デン・ハーグなどオランダの音楽院
でソリスト・ディプロマを取得したアーティストによるアンサンブル。素晴ら
しい音響のアートコートギャラリーでの収録で、あたたかみのあるアンサンブ
ルの空気感、それぞれの楽器の魅力が遺憾なくとらえられています。





<Calliope>
CAL 9376 \2180
ターロック・オキャロラン:作品集-ラ・フォリアほか(全14曲)
ガーリック・ブレッド
今もなおそのあたたかみのある世界で私たちを魅了するオキャロランの作品集。





<BBC LEGENDS>
BBCL 4239 \2180
ステレオ
(1)ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
(2)ワーグナー:「神々のたそがれ」よりジークフリートのラインへの旅
(3)同:「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死
サー・ゲオルグ・ショルティ(指)
(3)ビルギット・ニルソン(S)
(1)ロンドン交響楽団(2)コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
録音:
(1)1968年1月30日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ) 
(2)(3)1963年9月6日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
すべてBBCアーカイヴ音源からの復刻。昨年早くも歿後10年を迎えた巨匠ショ
ルティの初出ライヴ。同じmediciグループ傘下となったEUROARTSからはCSOと
のライヴ映像がリリースされますが、こちらはBBC LEGENDSということで英国
のオケとの顔合わせ。まず、LSOとの「エロイカ」は、既出のチャイコフスキ
ー第1協奏曲(チェルカスキー独奏・BBCL.4160)と同日のライヴで、ウィーン・
フィル(1958年)、CSOとの2種(1973年、1989年)につづいて、ショルティでは4
種目。当時55歳のマエストロのもと、すばらしい反応をみせるLSO。優美で力
強く、いつもの彫琢をきわめたつくりに、ライヴのいっそう大きなスケール
感を加えています。カップリングは、1961年から1971年まで音楽監督を務め
た手兵ロイヤル・オペラ管を率いて登場したプロムスでのワーグナー。愛の
死におけるイゾルデは、ウィーン・フィルとの全曲盤(1960年)でも同名役を
歌ったニルソン。リング全曲やシュトラウスの楽劇など、実演ならびに録音
でショルティとの共演機会の多かった女王が、オケを凌ぐ圧倒的存在感を聴
かせています。リマスタリング担当はポール・ベイリー。

BBCL 4240 \2180
モノラル
(1)R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」Op.35
(2)ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調Hob.VIIb-2
(1)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc) ハリー・ダンクス(Va) 
ヒュー・マグワイア(Vn)
サー・マルコム・サージェント(指)BBC交響楽団
(2)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc & 指)ロンドン交響楽団
録音:(1)1964年8月25日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ) 
(2)1965年7月1日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
いずれも英国図書館サウンド・アーカイヴよりの復刻。1960年代、ロストロが
脂の乗り切っていた頃のライヴが楽しめる一枚。「ドン・キホーテ」は有名な
カラヤン盤(1975年)より11年前のプロムス・ライヴ。名匠サージェントの堅実
な音楽運びのもと、巨大なチェロに迫る、BBC首席ダンクスとLSOのリーダー
だったマグワイアのソロも聴きもの。ハイドンは同日の第1番ハ長調(BBCL.4198)
と合わせてこのたび2曲が揃います。

BBCL 4242 \2180
ステレオ
(1)ショスタコーヴィチ:交響曲第12番ニ短調Op.112「1917年」
(2)同:交響曲第6番ロ短調Op.54
(3)J.シュトラウス2世:ポルカ 「まあ、つべこべ言わずに」
(4)J.シュトラウス2世 / ショスタコーヴィチ編:ポルカ「観光列車」
(5)ユーマンス / ショスタコーヴィチ編:2人でお茶を(タヒチ・トロットOp.16)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
(1)フィルハーモニア管弦楽団(2)-(4)BBC交響楽団
録音:(1)1962年9月4日エジンバラ、アッシャー・ホール(西側初演ライヴ)
(2)1980年12月10日
(3)(4)(5)1981年8月14日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
BBCアーカイヴ音源の復刻。第12番をのぞいてすべて初出。交響曲第12番は、
同年同月同所における第4番(BBCL.4220)とともに、作曲者本人立会いのもとで
おこなわれた西側初演のドキュメント。長らく廃盤が続いていたところへ、
久々の復活となります。ロジェヴェン2種目の第6番はソ連文化省響との録音
(1983年)も激烈でしたが、目まぐるしく疾走するフィナーレがあざやかに決
まります。でも、そんなことよりスゴイのは、この曲の世紀の名演と通の間
で云われて久しい「タヒチ・トロット」がついに音で聞けること。シュトラ
ウス作アレンジの珍品ポルカともども、天才ロジェヴェンの手腕がもっとも
花開いた例といえるでしょう。

BBCL 4241 \2180
ステレオ(2)
モノラル(1)
ベートーヴェン:
(1)ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」
(2)ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
ルドルフ・ゼルキン(P)
録音:(1)1968年5月13日(2)1971年6月16日
ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
「ワルトシュタイン」&「テレーゼ」(1973年・BBCL.4177)や、ディアベッリ変
奏曲(1969年・BBCL.4211)でも、あらためてベートーヴェン弾きとしての存在
感をみせつけたルドルフ・ゼルキン。「ハンマークラヴィーア」はスタジオ盤
(1969&1970年)に次いでこれで2種目、第31番もスタジオ録音2種(1960年、
1971年)、1987年のライヴにつづいて4種目となりますが、テクニックの絶頂期
におこなわれたライヴというのがいずれもポイント。輝かしい音色はいっそう
まばゆく、これはなによりファンにはうれしい内容といえるでしょう。

BBCL 4243 \2180
ステレオ(1)
モノラル(2)
(1)マーラー:「大地の歌」
(2)ブラームス:アルト・ラプソディOp.53
(1)ジャネット・ベイカー(Ms) ジョン・ミッチンソン(T)
レイモンド・レパード(指)BBCノーザン交響楽団
(2)ジャネット・ベイカー(Ms) 
サー・エイドリアン・ボールト(指)BBC交響楽団&BBC男声合唱
録音:(1)1977年2月22日マンチェスター、自由貿易ホール(ライヴ) 
(2)1968年11月6日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
「大地の歌」がBBCアーカイヴ音源の復刻。英国の誇りベイカーの歌う「大地
の歌」といえば、BBC LEGENDSにはすでにケンペ盤(1975年・BBCL.4129)があり
ますが、わずか2年ほどの差といえベイカー絶頂期の記録といえるのがこのレ
パード盤。このたびポール・ベイリーのリマスタリングで音質改善がはかられ、
カタログ復活となります。テノールはホーレンシュタイン盤(1972年・BBCL.
4042)でも歌っていたミッチンソン。カップリングはおなじボールトの指揮で
スタジオ録音(LPO・1970年)を残すアルト・ラプソディ。こちらはライヴとい
うことで、いずれにしてもファンにはかけがえのないものとなるでしょう。




<Calliope>
CAL 9375 \2180
チャイコフスキー:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調、なつかしい土地の思い出op.42、
憂鬱なセレナードop.26、ワルツ・スケルツォop.34
レジス・パスキエ(Vn)
サンクトペテルブルク管弦楽団のソリスト
エマニュエル・ルドゥック=バローム(指)
バルティック・チェンバー・オーケストラ
フランスが世界に誇るヴァイオリンの至宝、パスキエによる待望のチャイコフ
スキー協奏曲。第2楽章の蛇行する旋律は、はらりはらりと舞い落ちる雪、あ
るいはすすり泣く美しい女性のまつげに静かに降る雪を思わせる、軽さと甘さ、
センチメンタルの絶品のバランス。ワルツ・スケルツォも往年の巨匠の芸を思
わせる軽やかな芸が魅力です。

CAL 3720 \1550
特価カタログCD
J.S.バッハ:
(1)シンフォニア ニ長調BWV29 (2)協奏曲ニ短調BWV59a
(3)同ニ長調BWV1053a  (4)同ニ短調BWV1052a
アンドレ・イゾワール(オルガン)
マルティン・ゲスター(指)
ル・パールマン・ドゥ・ミュジク
フランスのオルガン界の至宝、イゾワールによるバッハの名曲の数々がカタロ
グ付でお買い得になって再登場。

CAL 9389 \2180
サン=サーンス:
(1)弦楽四重奏曲第1番op.112
(2)弦楽四重奏曲第2番op.153
ヨアヒム弦楽四重奏団
エレガントな旋律線、色彩感豊かなハーモニー、そして美しい和声進行・・・
ロマン派の真骨頂ともいえる弦楽四重奏曲をまとめて!

CAL 9401 \2180
フランスの美しき合唱曲
ラッスス、グノー、サン=サーンス、プーランク、ラヴェル、
ドビュッシー、フォーレらの作品
フランソワ・ポルガー(指)
ル・プティ・シャントゥール・ドゥ・サン=クロワ・ドゥ・ヌイイ
心洗われる少年合唱によるフランスの珠玉の合唱曲集。

CAL 9386 \2180
シューマン:リーダークライスop.39、女の愛と生涯op.42ほか
オードレー・ミシェル(S)
テオドール・パラスキヴェスコ(Pf)




<Bel Air>
BAC 209(DVD-Video) \4950
パリ・オペラ座バレエ「ル・パルク」
◆1幕◆1.庭師、2.異性間の観察、3.アプローチ・ゲーム、4.出会い
◆2幕◆5.庭師、6.柔らかな色香、7.欲望、8.征服、9.抵抗
◆3幕◆10.夢/庭師、11.嘆き、12.熱情、13.失神、14.開放、エピローグ
/庭師
【振付・演出】アンジュラン・プレルジョカージュ
【出演】イザベル・ゲラン、ローラン・イレール 他
【音楽】W.A.モーツァルト、サウンド・コンポジション、
ゴラン・ヴォイヴォダ
【収録】1999年  パリ・オペラ座 ・バスティーユ
使用音楽:モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調K.546、
6つのドイツ舞曲K.571、ピアノ協奏曲変ホ長調K.449 からアンダンティーノ、
ディヴェルティメント 第11番ニ長調K.251 からアンダンティーノ、
交響曲第36番ハ長調「リンツ」K.425 からアダージョ他
2008年5月に来日公演があり話題になったパリ・オペラ座バレエ団の「ル・パ
ルク」のDVDです(収録は1999年、現地でのもの)。キャストは日本公演のもの
とは異なりますが、ローラン・イレール(1965-)が特筆すべき美しさと完成度。
内容は、基本的には男女の恋物語。モーツァルトの時代を髣髴とさせる衣装に
身を包んで奥ゆかしくデュエットをする男女など、ほれぼれする美しさです。
途中にはさまれる水中メガネを装着した庭師という設定の男性陣による群舞
は対象的に、映画「マトリックス」のような感じで楽しめます。舞台はシン
プルなセットで近代的。それにしてもモーツァルトの音楽の力は偉大で、バレ
エの音楽としてもこれだけ美しさを発揮するものか、と驚かされます。バレ
エ好きの方のみならず、音楽好きの方にも自信をもってお勧めできる1枚です。




<Opus蔵>
OPK 2077 \2250
(1)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(2)ショーソン:
ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のためのコンセール作品21
(1)ジャック ティボー(Vn) アルフレッド コルトー(P)
(2)ジャック ティボー(Vn) アルフレッド コルトー(P) 
イスナール、ヴルフマン(Vn) ブランパン(Va) アイゼンベルグ(Vc)
録音:(1)1929年(2)1931年
(ソナタ)第2楽章、躍動するコルトーのピアノにズシリとした手応えを聴き、
やがて優美な3連音の伴奏に乗ってうたうティボーの可憐なメロディ(第2主題
の後半)を確かめた後、全曲の核心たる第3楽章になると、一瞬、別録音かと思
うほど音質がリアルさを増す。・・
おりしも今年(2008年)はティボー(1880.9.27-1953.9.1)が、来日のため搭乗し
た航空機の事故で死亡してから55年という記念の年にあたる。と同時に、この
2曲、フランクが1886年、ショーソンが1891年に作曲して共に献呈したベルギ
ーの巨匠ウジェーヌ・イザイ(1858-1931)にとっても生誕150年ということで、
1枚のCDにカップリングされるにふさわしい2作品でもある。 (小林利之)

OPK 2078 \2250
(1)モーツァルト:ディヴェルティメント第17番ニ長調K334
(2)ベートーヴェン:七重奏曲作品20
(1)レナー四重奏団/ オーブリー・ブレイン、デニス・ブレイン(Hr)
(2)レナー四重奏団/ オーブリー・ブレイン(Hr) 
チャールズ・ドレイパー(Cl)
アーネスト・ヒンチクリフ(Bsn) クロード・ホブデイ(Db)
録音:(1)1939年 (2)1930年
レナー四重奏団のベートーヴェンはリズムの冴え、非の打ちどころのないアン
サンブル、音色の暖かさという点で出色の出来を示している。今回はじめて
復刻された七重奏曲は、クロード・ホブデイ、チャールズ・ドレイパー、オー
ブリー・ブレイン、アーネスト・ヒンチクリフが加わって1930年3月4日に録音
された。一般にはBBC交響楽団の主席奏者たちによるHMVのライバル盤よりも人
気があった。
一方1939年2月16日に収録されたレナー最後の録音にあたるニ長調のディヴェ
ルティメントは、演奏のスマートさのみならず、ブレイン親子が共演した数少
ない録音という点でも注目に値する。これはデニス・ブレインがはじめて独奏
を担当した録音である。原典通りチェロなしで、代わりにホブデイのコントラ
バスが加わっていたら音楽学的により満足すべき録音になっていただろうが、
既にこれほど楽しい演奏なのだから文句など口にすべきではないのかもしれな
い。(Tully Potter)

OPK 2079 \2250
(1)ホルスト:組曲「惑星」
(2)エルガー:エニグマ変奏曲  
(1)サー・エイドリアン・ボールト(指)BBC交響楽団 女性合唱
(2)サー・ジョン・バルビローリ(指)ハレ管弦楽団
録音:(1)1945年(2)1947年
(エニグマを)聴いてみて驚かされたのは、進行に遅滞がなく、風が吹きすぎる
ように終ることである。リズムには活力と推進力があるが、その表情はあくま
ですっきりと明快で、大仰な悲劇性などはない。古典的な格調を重視しつつ、
しかしよどみなく流れる。つまりはセンスがいい。ボールトの《惑星》とバル
ビローリの《エニグマ》、それぞれの初録音におけるこうした爽やかなテンポ
感は、その後一九六〇年代から二十世紀の終りまで、忘れられていたものだっ
た。(山崎浩太郎)

OPK 2080 \2250
ドヴォルザーク:
(1)交響曲第7番ニ短調作品70
(2)スラヴ舞曲第1集作品46 より、第1、2、4、5、6、7、8番
ターリヒ(指)チェコ・フィル
録音:1935年
さて、ターリヒは第七番に関しては再録音の機会がなかったようだから、この
ロンドン録音は貴重な記録である。後年のチェコ録音では粘着質で生気のない
演奏をきかせることもあったターリヒだが、ここでは師のニキシュ譲りとおぼ
しき、颯爽として力感豊かな音楽を味あわせてくれる。スラヴ舞曲の軽快でキ
レのいいリズム感は、二十世紀前半のオーケストラならではのものだ。
(山崎浩太郎)





<DYNAMIC>
KDC 5057 \2450
日本語解説,帯付
“愛の喜び -中嶋彰子 歌曲集”
マルティーニ:愛の喜び
スカルラッティ:菫
スカルラッティ:心に感じる
モーツァルト:静けさはほほえみながら K152
ベッリーニ:追憶
オーベール:歓喜
カニョーニ:愛の思い
メルカダンテ:棄てられた女
リッチ:嘆き
トーマ:一人!
ヴェルディ:ストルネッロ
メルカダンテ:孤児の祈り
メルカダンテ:蝶
トスティ:四月
トスティ:苦しみ
トスティ:理想の女
トスティ:別れの歌
トスティ:さようなら
中嶋彰子(S)
ニルス・ムース(P)
録音:2007年,ジェノヴァ
世界のアキコ、待望の新録音が登場です。ウィーンを中心に世界で活躍する中
嶋彰子が、18世紀から19世紀にかけての様々な歌曲を歌っています。表題にも
使われている名曲、マルティーニの「愛の喜び」、スカルラッティの古典歌曲、
モーツァルトの可愛らしいカンツォネッタ、ベッリーニ、ヴェルディらイタリ
アオペラの作曲家の歌曲、そしてトスティの名作歌曲、などなど、実に多彩な
内容。しかも、これが世界初録音となるオーベール、カニョーニ、メルカダン
テ、リッチ、トーマらの歌曲と、中嶋のこだわりが隅々まで行き渡ったアルバ
ムです。近年の中嶋は一段と表現の幅が広がり、しっとりとした歌、軽快な歌、
ドラマティックな歌、いずれにおいても申し分のない円熟を感じさせてくれま
す。ニルス・ムースの完璧なバックアップも加わり、中嶋の魅力が結集した
1枚になっています。




<harmonia mund>
HMC 901976 \2450
ブルックナー:ミサ曲第3番ヘ短調
インゲラ・ボーリン(S)
インゲボルク・ダンツ(A)
ハンス=イェルク・マンメル(T)
アルフレート・ライター(Br)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
RIAS室内合唱団
シャンゼリゼ管弦楽団
ホ短調ミサにモテット集、交響曲第4番と第7番につづいておくる、ヘレヴェッ
ヘのブルックナー。最新作はことし3月にベルリンのフィルハーモニーでも、
テノール(このときはスティーヴ・ダヴィスリム)をのぞいて同じ顔ぶれで演奏
され、高い評価を得たミサ曲第3番。
とりわけ交響曲が不動の人気を誇るブルックナーにあって、総じて声楽作品は
交響曲に通じる動機や音型が随所に散りばめられていることもあり、ブルック
ナー好きのあいだではその魅力が語られてきました。じっさい、このジャンル
の最高峰とも云われる第3番も、たとえば、まさに天国的という形容がぴった
りのベネディクトゥス動機が第2交響曲第2楽章のコーダや第4楽章に引用され
るなど、聴きどころの宝庫。思えばチェリビダッケが傾倒して、息の長いフレ
ージングによる特異で巨大な演奏を聴かせていたのもこの作品でした。
ヘレヴェッヘの新録の特徴は、どこか素朴なひびき味わいが内容に好ましい
ピリオド楽器による手兵シャンゼリゼ管と、なにより、もっとも重要な役割
を担うコーラスにRIAS室内合唱団を起用したことでしょう。ふわりとやわらか
く包み込むようなサンクトゥス。グローリア、そして最大の山場クレドにおけ
る、強じんでありながらもあたたかみのあるハーモニー。さすがは合唱指揮者
としてまず名を成したヘレヴェッヘと、現代最高水準のアンサンブルとの顔合
わせ。いま、あらためて名作の魅力に目を開かせてくれる演奏の登場です。

<REGIS>
RRC 1289 \880
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
ホルヘ・フェデリコ・オソリオ(ピアノ)
ルイス・エレーラ・デ・ラ・フエンテ(指揮)
メキシコシティ・フィルハーモニー管弦楽団
原盤:ASV, EMI

RRC 1298 \880
アルベニス(1860-1909):
組曲「イベリア」(アルボース編曲;管弦楽版)(*)
ナバーラ(アルボース編曲;管弦楽版)(*)
ピアノ協奏曲第1番イ長調(幻想的協奏曲)Op.78(+)
民謡組曲「カタルーニャ」(#)
アルド・チッコリーニ(ピアノ(+))
エンリケ・バティス(指揮)
ロンドン交響楽団(*)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(+)
メキシコシティ・フィルハーモニー管弦楽団(#)
原盤:ASV(*), IMG(+/#)





<LIGIA DIGITAL>
Lidi 0302184-08 \2300
シューマン(1810-1856):
ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105
3つのロマンス Op.94
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121
ステファニー=マリー・ドガン(ヴァイオリン)
オリヴィエ・ペイルブリュヌ(ピアノ)
録音:2006年12月、フランス、ジュリニャク、
ドメーヌ・ミュジカル・ド・ペティニャク
使用楽器:1756年、ナポリ、ジェンナロ・ガリアーノ製、
ロマンティック仕様(ヴァイオリン)
1883年、スタインウェイ&サンズ製(ピアノ)

Lidi 0104190-08 19枚組 \9180
J・S・バッハ:オルガンのための作品集
オリヴィエ・ヴェルネ(オルガン)
マリー=クレール・アラン、ブリュノ・モラン、フレデリック・リヴォアル、
セドリック・メックレル(オルガン)
ギー・トゥーヴロン(トランペット)
コレギウム・バロック
廃盤となっていた「オルガン作品全集」に「2、3、4台のオルガンのための協
奏曲」、「編曲作品集」等を加え、19枚でフルプライス4枚分という廉価で発
売されました。

<ARCO DIVA>
UP 0100-2 \2450
ボドロヴァー、マーハ、ルカーシュ:協奏曲集
シルヴィエ・ボドロヴァー(1954-):
花の協奏曲[Concerto dei fioli](ヴァイオリンと弦楽のための)(*)
オトマル・マーハ(1922-2006):
無垢なる処女(チェコ民謡によるヴァイオリンと弦楽合奏のための変奏曲)(+)
ズデニェク・ルカーシュ(1928-2007):
合奏協奏曲 Op.36
誕生の日(ヴァイオリンと弦楽のための)Op.348(#)
シルヴィエ・ボドロヴァー:
ベルン協奏曲「銀雲」(ヴァイオリン、ヴィオラと弦楽のための)(**)
[ボーナス・トラック]
ルボシュ・フィシェル(1935-1999):アモローソ(++)
ヤクプ・セドラーチェク(ヴァイオリン(*))
ヤクプ・ユネク(ヴァイオリン(+))
パヴラ・フランツー(ヴァイオリン(#))
ヴィチェスラフ・オフマン(ヴァイオリン(**))
イトカ・ホスプロヴァー(ヴィオラ(**))
マレク・シュティレツ(指揮(++以外))
クアトロ・オーケストラ(++以外)
ヨセフ・スク(ヴァイオリン(++))
ヨセフ・ハーラ(ピアノ(++))
録音:2007年11月、2008年3月、プラハ、ドモヴィナ・スタジオ(++以外)
/原盤:Lotos(++)




<BOHEMIA MUSIC>
BM 0048-2 \2300
20世紀のクラリネット
オリヴィエ・メシアン:世の終わりのための四重奏曲(*)
ヤン・リフリク:フルートとクラリネットのための家庭音楽(+)
カレル・レイマル:2つの四分音クラリネットのための3つの二重奏曲(#)
ミラン・コストフリス(クラリネット)
J・コズデルコヴァー(ピアノ(*))
A・ノヴァーク(ヴァイオリン(*))
J・シュトロス(チェロ(*))
A・コストフリゾヴァー(フルート(+))
J・クラトフヴィル(クラリネット(#))
録音:1992年以前?
プラハのスメタナ劇場管弦楽団首席奏者(1945-1980)、プラハ音楽院教授
(1945-1982)等を務めたチェコのクラリネット奏者ミラン・コストフリス
(1911-1998)の没後10年記念盤。

BM 0074 \2300
プラハ・チェロ・ファミリー スイス・リサイタル 2006
モーツァルト(1756-1791):四重奏曲ト長調
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):トッカータ
J・S・バッハ(1685-1750):アリア
ドヴォルジャーク(1841-1904):マズレク ホ短調 Op.49
ヤン・イジー・ベンダ(1686-1757):グラーヴェ
チャイコフスキー:奇想的小品 Op.62
オタカル・シェフチーク(1852-1934):Holka modrooka Op.10(*)
ダヴィト・ポッパー(1843-1913):ハンガリー狂詩曲
マリア・テレジア・フォン・パラディス(1759-1824):シシリエンヌ(*)
プラハ・チェロ・ファミリー
ハナ・コチー、ヴラダン・コチー、ルツィエ・コチー、
トマーシュ・コチー(チェロ)
カテジナ・エングリホヴァー(ハープ(*))
プラハ音楽院教授を務め録音も多いヴラダンと妻ハナ、息子トマーシュ(1985-)
と娘ルツィエ(1991-)のコチー一家によるチェロ四重奏団。




<CZEVH RADIOSERVIS>
CR 0401-2 \1980
インドジフ・インドラーク オペラ・リサイタル
モーツァルト(1756-1791):
「コシ・ファン・トゥッテ」第2幕から グリエルモのアリア(*)(S)
「魔笛」第2幕から パパゲーノのアリアと場面(++)(S)
ルドミラ・エルベノヴァー、ヤロスラヴァ・イェストシャーホヴァー、
ヴィエラ・チャールコヴァー(ソプラノ)
ワーグナー(1813-1883):「タンホイザー」から ヴォルフラムのアリア(+)
グノー(1818-1893):「ファウスト」第2幕から ヴァランタンのアリア(+)
プロコフィエフ(1891-1953):
「戦争と平和」から アンドレイ・ボルコンスキーの死の場面(#)
スメタナ(1824-1884):
「ダリボル」第3幕から ヴラディスラフのアリア(+)
「リブシェ」第2幕から プシェミスルのアリア(**)
「接吻」第2幕から トメシュとルカーシュの二重唱(+)(S)
イヴォ・ジーデク(テノール)
「悪魔の壁」第1幕から ヴォク・ヴィートコヴィツのアリア(##)
ドヴォルジャーク(1841-1904):「いたずら百姓」第1幕から 王子のアリア(+)
オタカル・オストルチル(1879-1935):
「The Bud」から クチナのアリア(++)(S)
ヤナーチェク(1854-1928):
「利口な女狐の物語」第3幕から 森番の終幕の歌(++)(S)
カタリナ・コルバショヴァー(ソプラノ)
インドジフ・インドラーク(バリトン)
ピエール・コロンボ(指揮(*))
ムジチ・ディ・プラハ(*)
フランチシェク・ディク(指揮(+))
ヴァーツラフ・イラーチェク(指揮(#))
アロイス・クリーマ(指揮(**))
プラハ放送交響楽団(+/#/**)
ヨセフ・ハロウプカ(指揮(++))
ルドルフ・ヴァシャータ(指揮(##))
プラハ国民劇場管弦楽団(++/##)
録音:1960-1982年、チェコ放送スタジオ、ステレオ(S)、モノラル(S以外)




<MPAC CLASSICS>
MP 0002-2 \2300
ベートーヴェン(1770-1827):
チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102 No.1
チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102 No.2
ミハル・カニュカ(チェロ)
ヤロミール・クレパーチ(ピアノ)
録音:1992年3、5月、プラハ、ドモヴィナ・スタジオ




<TRITO>
TD 0048 \2450
リカルド・ビニェス 歴史的録音集
D・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ 二長調 K.29 L.461
〔1929年6月17日/Columbia D13102(WL1742)〕
グルック(1714-1787)/ブラームス編曲:
「オーリードのイフィジェニー」Wq.40 から ガヴォット
〔1929年6月17日/Columbia D13102(WL1741)〕
マヌエル・ブランカフォルト(1897-1987):「遊園地」から
メリーゴーランドのオルガン,軽業師のポルカ
〔1929年11月4日/Columbia LFX73(WLX 1146)〕
アルベニス(1860-1909):12の性格的小品 から 朱色の塔
〔1929年11月4日/Columbia D14245(WLX 1147)〕
トゥリーナ(1882-1949):スペインの物語 第1集 Op.20 から
ミラマール、バレンシア 〔1929年11月13日/Columbia LF12(WL1889)〕
ムルシアの庭園で 〔1929年11月13日/Columbia LF12(WL1888)〕
ドビュッシー(1862-1918):
版画 から グラナダの夕べ 〔1929年11月7日/Columbia D15245(WLX1150)〕
映像 第2集 から 金色の魚 〔1930年6月/Columbia LF41(WL2203-3)〕
ボロディン(1833-1887):小組曲 から スケルツォ変イ長調
〔1930年4月23日/Columbia LF41(WL2204-1)〕
アルベニス:スペインの歌 から
オリエンタル 〔1930年6月6日/Columbia LF42(WL2330-1)〕
セギディーリャ 〔1930年6月6日/Columbia LF42(WL2331-1)〕
アルベニス:スペイン組曲第1番 から グラナダ(セレナード)
〔1930年6月7日/Columbia LX73(WLX1416-1)〕
ファリャ(1876-1946):「恋は魔術師」から
静かに、神秘的に-幽霊,恐怖の踊り,魔方陣(漁夫のロマンセ)
〔1930年6月/Columbia LFX72(WLX1166-3)〕
真夜中に-占い,火祭りの踊り
〔1930年6月/Columbia LFX72(WLX1167-3)〕
アルベニス:2つのスペイン舞曲 から タンゴ イ短調
〔1936年7月22日/Grammophone DA4884(OLA1208-1)〕
アルベニス:スペインのセレナード(スペイン組曲第1番 から カディス)
〔1936年7月22日/Grammophone DA4884(OLA1209-1)〕
ペドロ・ウンベルト・アリェンデ(1885-1959):
チリ民謡の特徴による2つのトナーダ
〔1936年7月22日/Grammophone DA4910(OLA1210-1)〕
カルロス・ロペス・ブチャルド(1881-1948):Bailecito
〔1936年7月22日/Grammophone DA4910(OLA1211-1)〕
カイェタノ・トロイアーニ(1873-1942):アルゼンチンのリズム から ミロンガ
〔1936年7月22日/Grammophone DA4910(OLA1211-1)〕
[ボーナス・トラック]
リカルド・ビニェス、ドビュッシーについて語る
〔1938年3月18日、パリ、ラジオ放送のための録音〕
リカルド・ビニェス(ピアノ)
録音:〔年月日/原盤〕
パリで活躍しドビュッシー、ラヴェルらの作品の初演も手がけたスペイン、
カタルーニャ生まれのピアニスト、リカルド・ビニェス(1875-1943)の1929年
から1936年までの全録音を盤起こし復刻。




<VOICE OF LYRICS>
VOL GR 011 \2300
【再発売・旧譜】
コントラバスのためのヴィルトゥオーゾ・トランスクリプション集
サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート
シューベルト:音楽に/春/シルヴィアに
ブラームス:愛のまこと/調べのように私を通りぬける
シューマン:3つの幻想的小品集 Op.37
ストラヴィンスキー:ロシアの歌
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ Op.19
クライスラー:シンコペイション
フォーレ:夢のあとに
ブロッホ:ニグーン
ショパン:夜想曲嬰ハ短調
プーランク:愛の小径
ダニエル・マリイエ(コントラバス)
エマニュエル・バルトリ(ピアノ)
録音:2000年11月、フランス、パサヴァン、スピダム・スタジオ
キングレコードから発売されていた『ダニエル・マリイエ/夢のあとに-ロマ
ンティック・コントラバス」(KICC 323)の原盤。




<SLOVART>
SR 0056 \2180
ドヴォルジャーク:
交響曲第9番ホ短調「新世界より」Op.95
スラヴ舞曲集 から
第1番ハ長調 Op.46 No.1/第3番変イ長調 Op.46 No.3
第8番ト短調 Op.46 No.8
第10番ホ短調 Op.72 No.2/第15番ハ長調 Op.72 No.7
林千尋(指揮)
スロヴァキア放送交響楽団
録音:2004年4月、ブラチスラヴァ、スロヴァキア放送スタジオ1
SR-DV 0056(DVD-Audio)と同一音源。
ウィーンを本拠に活躍する日本の指揮者、林千尋(はやしちひろ)はスロヴァ
キアの首都ブラチスラヴァの2つのオーケストラ、スロヴァキア・フィルハー
モニー管弦楽団とスロヴァキア放送交響楽団との関係も深く、2004年11月には
前者と共演したベートーヴェンの交響曲第9番のハイブリッドSACDが東芝EMIか
ら国内発売されました。
林千尋は1952年に生まれ、東京芸術大学を卒業後、ウィーン国立音楽大学でオ
トマール・スイトナーに師事、オーストリア文化教育省賞を授与され、その後
はオーストリア、スロヴァキア、ポーランド、ドイツ等のオーケストラを指揮、
もちろん日本国内でも活躍しています。

SR 0061 \2180
壮麗な城のための壮麗な音楽
ペトル・エベン(1929-):3つの祝賀(*)
「われに注ぎたまえ」[Asperges me]による前奏曲,コラール,
「イテ・ミサ・エスト」[Ite missa est]による後奏曲
フロール・ペーテルス(1903-1986):祝典前奏曲[Entrata Festiva](*)
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):オルガン交響曲第2番ホ短調 から アレグロ
ヘンデル(1685-1759)/ロバート・ホビー(1962-):
オラトリオ「ユダス・マカベウス」から Thine is the Glory(*)
オディール・ピエール(1932-):ナポリの2つのノエルによるカノン変奏曲
ルイ・ヴィエルヌ:凱旋行進曲(*)
アーロン・コープランド(1900-1990)
/ヴァージル・フォックス(1912-1980)編曲:
シンプル・ギフト[Simple Gifts](*)
マーティン・ショー(1875-1958)/デイル・ウッド(1934-2003):
大行列聖歌[Grand Processional](*)
ダヴィド・デル・フィオーレ(オルガン)
イ・フィオーリ・ムジカーリ・ブラス・オヴ・ブラチスラヴァ(*)
録音:2004年10月、スロヴァキア、クレムニツァ、聖カタリーナ教会

SR 0063 \2180
Luminiscence 無伴奏フルートのための音楽
ドビュッシー(1862-1918):シリンクス
ピエール・アンドレ・ボヴェイ(1942-):
その時、薄暗闇から彼は現れた(2001)
マルチン・スモルカ(1959-):アーデルハイト(2003)
マルチン・マレク(1956-):ニワムシクイ(2005)
イヴァン・パリーク(1936-2005):一般公開日のための音楽(1967)
ヤン・ドゥシェク(1985-):スケルツォ・ソナタ
イヴァン・パリーク:ソナタ(1962)
ヴラディミール・ボケス(1946-):
ハイドンのロンドン交響曲の主題による変奏曲 Op.57
ジャチント・シェルシ(1905-1988):PWYLL
エドガール・ヴァレーズ(1883-1965):密度 21.5
ペトラ・オリヴェイラ・バフラター(1975-):Lumuniscencia(2001/2006)
モニカ・ドゥアルテ・シュトレイトヴァー(フルート)
録音:2005年7月9-11日、ポルトガル、アヴェイロ大学スタジオ
モニカ・ドゥアルテ・シュトレイトヴァーはオストラヴァ・ヤナーチェク音楽
院、ブラチスラヴァ音楽アカデミーで学んだチェコのフルート奏者で、現代音
楽に積極的に取り組んでいます。ボヴェイはフランス、スモルカ、マレク、
ドゥシェクはチェコ、パリーク、ボケス、オリヴェイラ・バフラターはスロ
ヴァキアの作曲家。「Luminiscencia / Luminiscence」はおそらく「光」と
「回想」を合わせた造語。

SR 0064 \2180
シューベルト(1797-1828):ピアノ・ソナタ第14番 Op.143 D.784
リスト(1811-1886):ダンテの読後に(ソナタ風幻想曲)
エフゲニー・イルシャイ(1951-):運動の慣性(2002)
ラヴェル(1875-1937):亡き王女のためのパヴァーヌ/ラ・ヴァルス
ズザナ・シュティアスナ=パウレホヴァー(ピアノ)

●旧譜のご案内
SR-0002 \2180
ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・ビーバー(1644-1704):
食卓の音楽 第4部
ペテル・ザイーチェク(指揮)
ムジカ・エテルナ
録音:1992年3月6-7日、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・
モイゼス・ホール
ピリオド楽器使用。
ムジカ・エテルナ(・ブラチスラヴァ)は1973年にスロヴァキアにおける古楽研
究のパイオニアであったヤーン・アルブレヒト教授によって創設されました。
1986年にスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の傘下団体となり、1989年
からはピリオド楽器を採用、音楽監督ペテル・ザイーチェクのもと、スロヴァ
キアを代表するピリオド楽器アンサンブルとして国際的に活躍しています。

SR-0003 \2180
J・S・バッハ:
カンタータ第209番「悲しみを知らぬ者」BWV209
テレマン:
カンタータ「女子修道会」
ペテル・ザイーチェク(指揮)
ムジカ・エテルナ ほか
録音:1993年1月日、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・モイ
ゼス・ホール
ピリオド楽器使用。

SR-0004 \2180
バロック・クリスマス
コレッリ:合奏協奏曲 Op.6 No.8「クリスマス協奏曲」
トレッリ:合奏協奏曲 Op.8 No.6「クリスマス協奏曲」
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」から ピファとアリア
ジュゼッペ・サンマルティーニ:クリスマス協奏曲 Op.5 No.6
ペテル・ザイーチェク(指揮)
ムジカ・エテルナ
録音:1993年11月、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・モイ
ゼス・ホール
ピリオド楽器使用。

SR-0008 \2180
セバスティアーノ・ボディーノ(1700-1760):
ソナタ第1番
ソナタ第2番
ムジカ・エテルナのメンバー
録音:スロヴァキア、トンキ城
ピリオド楽器使用。

SR-0009 \2180
ダルムシュタット宮廷の音楽
クリストフ・グラウプナー(1683-1760):
組曲変ホ長調
(2つのフルート、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェンバロのための)
テレマン(1681-1767):
2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェンバロのための協奏曲 変ロ長調
ヤン・クレインプシンク(指揮)
ムジカ・エテルナ
ピリオド楽器使用。

SR-0010 \2180
モーツァルト:
アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525
ディヴェルティメント ニ長調 K.136
交響曲第40番ト短調 K.550
パヴォル・セレツキー(指揮)
フィルハーモニック・ソロイスツ・ブラチスラヴァ
録音:1996年12月、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・ホール

SR-0011 \2180
ヨハン・ネーポムク・フンメル(1778-1837):
弦楽三重奏曲ト長調
クラリネット四重奏曲(*)
ヨゼフ・ルプターチク(クラリネット(*))
ブラチスラヴァ弦楽三重奏団
録音:1995年6月、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・モイゼ
ス・ホール

SR-0012 \2180
ロマンティック・セレナード集
グリーグ:ホルベア組曲 Op.40
エルガー:弦楽セレナード ホ短調 Op.20
チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48
ブラチスラヴァ室内ソロイスツ

SR-0013 \2180
ゲオルク・ベンダ(1722-1795):
交響曲第1番/交響曲第2番
スケルツォ・ノットゥルノ第2番
ペテル・ザイーチェク(指揮)
ムジカ・エテルナ
録音:1995年4月、6月、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・
モイゼス・ホール
ピリオド楽器使用。

SR-0014 \2180
ヤコブ・ハンドル・ガルス(1550-1591):ミサ「サンクタ・マリア」
クリシュトフ・ハラント(1564-1621):
マリア・クロン/主をいかに信頼しているか/ミサ「悲しき苦しみ」(5声)
ヤン・ロゼーナル(指揮)
カメラータ・ブラチスラヴァ
録音:1995年7月、8月、スヴェティー・ユル、聖ゲオルク教会

SR-0015 \2180
マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):
大序曲 Op.61
ロッシニアーナ第1番 Op.119
ロッシニアーナ第2番 Op.120
ヤーン・ラバント(ギター)

SR-0016 \2180
アマラウ・ヴィエイラ(1952-;ブラジル):
スターバト・マーテル Op.240/死者のためのミサ Op.187
コフートコヴァー、シュレプコフスカー、ショモリャイ、
ベニャチカ、コボフチク(独唱)
マリアン・ヴァフ、ヤン・ロゼフナル(指揮)
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
録音:1995年1月、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサ
ート・ホール
1996年12月、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・モイゼス・
ホール

SR-0017 \2180
アマラウ・ヴィエイラ(1952-;ブラジル):
テ・デウム Op.181/レクイエム・イン・メモリアム Op.203
コフートコヴァー、シュレプコフスカー、
ショモリャイ、コボフチク(独唱)
マリアン・ヴァフ(指揮)
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
録音:1995年、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサート
・ホール

SR-0018 \2180
ヴラディミール・ゴダール(1956-):
リチェルカール(ピアノ四重奏のための;1977)
秋の瞑想(弦楽四重奏のための;1979/1990)
護符(ピアノ三重奏のための夜想曲;1979-1983)
傷つきやすさ(弦楽四重奏のための;1991)
ヴィトルド・ロヴィツキの死に寄せる哀歌(ピアノ四重奏のための;1994)
エンメレイア(弦楽四重奏のための;1994/1995)
アルブレヒト弦楽四重奏団 ほか

SR-0019 \2180
ヤーン・シンバリツキー(1600頃-1657):ラテン語の教会音楽集
Domine ad adjuvandum me festina / Omnes gentes plaudite
Magnificat sexti toni / Angelis suis mandavit de te / Ecce mulier
cananaea
Extollens vocem / O Domine Jesu Christe / Plaudite mortales
Gaudent in coelis animae sanctorum / Congregati sunt inimici nostri
Missa super omnes gentes / Factum est silentium in coelo
ヤン・ロゼフナル(指揮)
カメラータ・ブラチスラヴァ合唱団&プレイヤーズ
ピリオド楽器使用。

SR-0020 \2180
ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲集「四季」 Op.8 No.1-4
イゴル・カルシュコ(ヴァイオリン)
コシツェ室内ソロイスツ

SR-0021 \2180
ラロ(1823-1892):スペイン交響曲 ニ短調 Op.21
グラズノフ(1856-1936):ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82
オクムラ・トモヒロ(ヴァイオリン)
キンボ・イシイ=エト(指揮)
スロヴァキア・フォルハーモニー管弦楽団
1996年12月、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・ホール

SR-0022 \2180
シューベルト:歌曲集
シルヴィアに D.891/悩む男 D.432/私のクラヴィーアに寄せて D.342
至福 D.433/蝶々 D.633/ばら D.745/鳥たち D.691/焦燥 D.795 No.5
郵便馬車 D.795 No.3/孤独な男 D.800/糸を紡ぐグレートヒェン D.119
恋をする者のさまざまな姿 D.558/休みない愛 D.138/秘めごと D.719
遊びに溺れて D.715/ミューズの息子 D.764
フジコ・オオシマ=ガリンスキ(ソプラノ)
インゴマール・ライナー(フォルテピアノ)
ピリオド楽器使用。

SR-0023 \2180
ブラス・バロックの楽しみ
ヴィヴァルディ:2つのトランペットのための協奏曲ハ長調
レオポルト・モーツァルト:
トロンボーン協奏曲ニ長調/トランペット協奏曲ニ長調
フランティシェク・トゥーマ(1704-1774):
2つのトロンボーンのためのソナタ ホ短調
タルティーニ:トランペット協奏曲ニ短調
アルビノーニ:トロンボーン協奏曲変ロ短調
マンフレディーニ:2つのトランペットのための協奏曲ニ長調
ブラチスラヴァ室内ソロイスツ
録音:1997年、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・モイゼス
・ホール

SR-0024 \2180
わが故郷より
スメタナ:わが故郷より(ヴァイオリンとピアノのための)
ドヴォルザーク:ヴァイオリンとピアノのためのソナティナ ト長調 Op.100
スーク:ヴァイオリンとピアノのための4つの小品 Op.17
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
パヴェル・ボカチ(ヴァイオリン)
ダナ・シャシノヴァー=サトゥリョヴァー(ピアノ)
録音:1997年8月、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・モイゼ
ス・ホール

SR-0025 \2180
アマラウ・ヴィエイラ(1952-;ブラジル):
バロック様式によるテ・デウム Op.213
ミサ・コラリス Op.282(合唱、ピアノと2つのホルンのための)
マリオ・コシク(指揮)
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
録音:1997年5月、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサ
ート・ホール

SR-0027 \2180
ヴラディミール・ゴダール(1956-):
ビキート・ギルガメシュ(チェロのための;1998)
エンメレイア(チェロとピアノのための;1994)
バルカトラ(チェロ、弦楽合奏、ハープとチェンバロのための;1993-1995)
ヨゼフ・ルプターク(チェロ) ほか

SR-0028 \2180
アマラウ・ヴィエイラ(1952-;ブラジル):
オルガン作品(全)集
トッカータ Op.208/イントロイトゥス Op.195
組曲「十字架上のキリストの最後の七つの言葉(1991)
プロローグ、フーガとフィナーレ Op.193
アマラウ・ヴィエイラ(ピアノ)
録音:1995年、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサー
ト・ホール

SR-0032 \2180
ペテル・ザガル(1961-):黙示録
ビデオのための音楽(*)
クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲(+)
弦楽のための4つの小品(#)
クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための五重奏曲(+)
ヨハネの黙示録(**)
アントン・ポポヴィチ(指揮(*/#/**))
VENI・アンサンブル(*)
ブラチスラヴァ室内ソロイスツ(#/**)
オペラ・アペルタ・アンサンブル(+)
ヤナ・パスコルトヴァー(ソプラノ(**))
ペトラ・ノスカイオヴァー(メゾソプラノ(**))
カメラータ・ブラチスラヴァ(**)
録音:1998年7月、ブラチスラヴァ、ルター福音教会大聖堂

SR-0033 \2180
ミロ・バーズリク:スペクトラ
ブラチスラヴァ放送エレクトロアコースティック&コンピューター・ミュー
ジック・センター
ペテル・ヤニーク ヤーン・バックストゥベル、ユライ・デュリシュ

SR-0034 \2180
アグスティーン・バリオス(1885-1944):ギター作品集
フリア・フロリダ(バルセロナ)/糸紡ぎ娘の歌/ワルツ Op.8 No.3
ワルツ Op.8 No.4/郷愁のショーロ/パラグアイ舞曲第1番
告白(ロマンス)/君の心と/マシーシャ/ディノーラ/古風なガヴォット
サリータ/Pais de Abanico/神の愛に免じて施しを/情熱的マズルカ
マドリガル(ガヴォット)/クリスマスのビリャンシーコ/大聖堂
ヤーン・ラバント(ギター)
録音:1995年8月

SR-0036 \2180
ヴィヴァルディ:
グローリア RV.589
マニフィカト RV.610
ブラニスラフ・コストカ(指揮)
録音:1998年1月21-23日、ブラチスラヴァ城、コンサート・ホール

SR-0037 \2180
カレル・スタミツ(カール・シュターミッツ;1745-1801):
ヴァイオリン協奏曲 ト長調(ラディスラフ・クプコヴィチ作カデンツァ)(*/**)
協奏交響曲第11番(*/+/++)
チェロ交響曲第1番ト長調(+/**)
パヴェル・ボガチ(ヴァイオリン(*))
ペテル・バラン(チェロ(+))
ヤナーチェク室内管弦楽団(**)
フィルハーモニア・ソロイスツ・ブラチスラヴァ(++)

SR-0038 \2180
カンターテ・ドミノ 合唱曲集
ハスラー、パレストリーナ、ジョスカン・デプレ、ビクトリア、ラッスス、
ガルス、モンテヴェルディ、ザレヴティウス、ヴィアダーナ、ガスパリーニ、
A・スカルラッティ、ブルックナー、シュナイダー=トルナフスキー、ビーブル、
トゥチャプスキー、デュリュフレ、ライター、アグィラルの作品
ドゥシャン・ビル(指揮)
アドレムス(合唱)
録音:ブラチスラヴァ、ルター福音教会大聖堂

SR-0039 \2180
ベル&ブラスのためのファンタジー
ヨス・レリンクス:ベル&ブラスのためのファンタジー(+)
J・S・バッハ/ヴィヴァルディ/
カール・ファン・エイントホーフェン編曲:協奏曲 イ短調(*)
伝承曲/ファン・エイントホーフェン編曲:スウィング・ロー(*)
ムソルグスキー/ヴェルナー・ファライン編曲:ムソルグスキーの展覧会(+)
ガーシュウィン/ファン・エイントホーフェン編曲:霧深い日(+)
ガーシュウィン/エビー・ハウス編曲:べル&ブラスのための4つのヒット曲(+)
伝承曲/リック・ゲスクワイア編曲:ロンドンデリーのエア(ダニー・ボーイ)(+)
バーンスタイン/ファン・エイントホーフェン編曲:
ウェストサイド・ストーリー(*)
ルネ・ヨンカー/フレディ・サンダー編曲:スコーピオン(*)
ショーンバーグ/ヨハン・ファヴォレール編曲:「レ・ミゼラブル」組曲(*)
アンドレ・フェルガウエン: Fanfare voor Kopers en Klokken(+)
カール・ファン・エイントホーフェン(カリヨン(*))
エディー・マリーン(カリヨン(+))
使用楽器:オランダ、モル、聖ピーター&パウル教会の塔のカリヨン(*)
オランダ、メヘリン、聖ロンバウツ教会の塔のカリヨン(+)。

SR-0041 \2180
ファゴット協奏曲集
ペーター・デ・ヴィンター:ファゴット協奏曲 ハ長調
モーツァルト:ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191
ヤン・クシチテル・イジー・ネルダ(1707-1780):ファゴット協奏曲 ハ長調
ヤン・アントニーン・コジェルフ(1747-1818):ファゴット協奏曲 ハ長調
パトリク・デ・リティス(ファゴット)
ミヒャエル・ディトリヒ(指揮)
ブラチスラヴァいつナイ管弦楽団
録音:2000年9月28-30日、ブラチスラヴァ、ルター福音教会大聖堂
ピリオド楽器使用。

SR-0042 \2180
トレンチーン城の音楽
ヴィジリオ・ブラシオ・ファイテッロ(1710-1768):
De Beatissimae virginae Maria (Op.2-モテットI)(*)
F・マリアヌス・ケーニヒスペルガー(1708-1769):交響曲 ト短調 Op.16 No.7
ニコラ・ポルポラ(1686-1768):「瞳」-アリア(*)
ヴァーツラフ・ピフル(1741-1805):三重奏曲 ニ長調 Op.7 No.6
ジャン・アントニーン・コジェルフ(1738-1814):
アヴェ・マリス・ステッラ(アリア)(*)
カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ(1739-1799):
カッサシオン
カミラ・ザイチコヴァー(ソプラノ(*))
ペテル・ザイーチェク(指揮)
ムジカ・エテルナ
録音:2002年2月、ブラチスラヴァ城、コンサート・ホール

SR-0043 \2180
マルティヌー(1890-1959):
ピアノのための3つのチェコ舞曲
クラリネットとピアノのためのソナティナ
ヴァイオリンとピアノのための即興曲
ヴァイオリン、チェロとピアノのための牧歌集
ダヴィド・ダニエル(ヴァイオリン)
ルカーシュ・ノヴォトニー(チェロ)
イゴル・フランティサーク(クラリネット)
エリシュカ・ノヴォトナー(ピアノ)

SR-0045 \2180
ツィンバロンのための現代音楽
ヤーノシュ・ヴァイダ:グレゴリアンソング
ジョルジ・クルターグ:
クラリネットとツィンバロンのための3つの小品とその他の小品(1996)(*)
破片 Op.6c
ヴィトルドに捧げるヒースの芽(ヴィトルド・ルトスワフスキの思い出に)
ゾルターン・イェネイ:削りくず(+)
ユライ・ベネシュ:
俳句/ホワイト・ラビットがピンク色の目で時計とアリスを見て
ミハル・コシュト:印象(+)
エニコ・ジンゼリ(ツィンバロン)
チャバ・クレニャーン(クラリネット(*))
ヒガノ・ナオ(ソプラノ(+))

SR-0046 \2180
クレムニツ、聖カタリーン教会の大オルガン
作曲者不詳:
Almande Poussinghe/スキャラズーラ・マラズーラ/イギリス風バッロ
サルタレッロ/ハンガリー風/サルタレッロ/ミラノ風バッロ
第1ブランル・ド・ゲイ/ブランル2/ブランル5/Almande Poussinghe
ジャン・フランセ(1912-1997):組曲「カルメル派修道女」
ユリウス・ロイプケ(1834-1858):詩篇第94篇
ジョルト・ガルドニ(1946-):モーツァルト・チェンジズ
マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):交響的習作
ダヴィド・ディ・フィオーレ(オルガン)

SR-0047 \2180
ヴォラディミール・ゴダール(1956-):
舟歌(ヴァイオリン独奏、弦楽、ハープとチェンバロのための;1993)(**)
シークエンス(ヴァイオリンとピアノのための;1987)(*)
2つのヴァイオリンのための組曲(1981)(#)
瞑想(ヴァイオリン、弦楽とケトル・ドラムのための;1984/1995)(**)
平易な変奏曲(ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2001)(*/+)
ユライ・チジマロヴィチ(ヴァイオリン)
ズザナ・チジマロヴィチコヴァー(ピアノ(*))
エウゲン・プロハーツ(チェロ(+))
ペテル・ハマル(ヴァイオリン(#))
マルティン・マイクート(指揮(**))
ジリナ・スロヴァキア・シンフォニエッタ(**)
世界初録音。

SR-0048 \2180
グラーツ大聖堂のオルガン
ヨハン・ゴトフリート・ヴァルター(1684-1748):協奏曲 ロ短調
J・S・バッハ:
愛するイエスよ、われらここにあり BWV731
幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
ヤナーチェク:アダージョ
アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):大オルガンのためのソナタ Op.42
スタニスラフ・シュリン(オルガン)

SR-0049 \2180
プラスティシティ(可塑性) 現代のアコーディオン音楽
ガイ・クルセヴェク:バンドネオンズ・ベイジル・アンド・ベイ・リーヴズ
マウリシオ・カーゲル:
Rrrrrrr...3つのオルガン小品/ラーガ/ラグタイム=ワルツ/ロザリー
ハワード・スケンプトン:
スモール・チェンジ/ホーム・アンド・アブロード/サマー・ワルツ
ディープリー・シェイデッド/ケイクス・アンド・エール
ロイス・V・ヴィエルク:ブルース・ジェット・レッド・スプライツ
ルボミール・ブルグル:タイトル
ピーター・ゼイガー:アコーディオンのための2つの小品
ジョン・ソーン:ロード・ランナー
ペア・ノアゴー:夢遊の舞踏会
マレク・ピアチェク:
Piekna mialas twarz... (ale juz nie masz)/サンシャイン
ボリス・レンコ(アコーディオン)
アコーディオンという楽器の可塑性(柔軟性、多様な形への適応性)を追求し
た、プログレッシヴにしてヴィルトゥオジックなアルバム。アコーディオン・
ファン、現代音楽ファン必聴です。

SR-0050 \2180
マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」
ワーグナー:ジークフリート牧歌
林千尋(指揮)
ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団
録音:1989年9月、カトヴィツェ、ヴォスプリト・ホール
林千尋、30代でのマーラー。意外な機能性の高さで知られるオーケストラを巧
みにコントロールした演奏です。

SR-0051 \2180
ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調「田園」Op.68
ドヴォルザーク:序曲「自然の中で」Op.91
林千尋(指揮)
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2002年11月、スロヴァキア・フィルハーモニー・ホール
林千尋は1952年に生まれ、東京芸術大学を卒業後、ウィーン国立音楽大学でオ
トマール・スイトナーに師事、オーストリア文化教育省賞を授与され、その後
はオーストリア、スロヴァキア、ポーランド、ドイツ等のオーケストラを指揮、
もちろん日本国内でも活躍しています。当盤は、これまで現地で、また日本で
数々の共演を重ねてきたスロヴァキア・フィルを振って、「自然」をテーマと
した2作品に取り組んだ最新録音。正攻法の指揮と、ほどよく牧歌風なオーケ
ストラのカラーがあいまって、聴き応えじゅうぶんで味わいも深い演奏が繰り
広げられています。これからが楽しみなコンビです。

SR-0052 \2180
クレムニツァ、聖カトリーン教会の大オルガン Vol.2
チャールズ・アイヴズ(1874-1954):「アメリカ」による変奏曲
セザール・フランク(1822-1890):交響的大作品
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):栄光の御体 から 喜びと明るさ
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1757)/ディ・フィオーレ編曲:
オラトリオ「サムソン」から 輝けるセラフィムたちを
アンリ・ミュレ(1878-1967):ばら窓
ジャン・ラングレ(1907-1991):フレスコバルディの主題によるエピローグ
ダヴィド・ディ・フィオーレ(オルガン)
録音:2003年、スロヴァキア、クレムニツァ、聖カトリーン教会

SR-0053 \2180
フレデリク・ショパン(1810-1849):
ピアノ作品集
バラード第1番ト短調 Op.23/華麗な大ワルツ変イ短調 Op.34 No.1
夜想曲ハ短調 Op.48 No.1/スケルツォ第1番ロ短調 Op.20
前奏曲嬰ハ短調 Op.45/ソナタ第3番ロ短調 Op.58
ルイス・ムニョス(ピアノ)
録音:2000年、ザルツブルク、フローンブルク城

SR-0054 \2180
20世紀スロヴァキアの合唱音楽
イヴァン・フルショフスキー、オト・フェレンチ、
ミクラーシュ・シュナイダー=トルナフスキー、エウゲン・スホニュ、
ペテル・ツォーン、イリヤ・ゼリェンカの作品、ほか
アンドレイ・ラパント(指揮)
ティルナヴィア混声合唱団

SR 0060 \2180
ジュン・ジヨン オペラ・アリア集
モーツァルト:「魔笛」から
おお震えるな、わがいとしい息子よ/復讐の心は地獄のように胸に燃え
モーツァルト:「後宮からの逃走」から どんな拷問が私を待ちうけていようと
ベッリーニ:「清教徒」から あなたの優しい声が
ドニゼッティ:「シャモニーのリンダ」から この心の光
ドニゼッティ:「ドン・パスクァーレ」から 騎士はあの眼差しを
グノー:「ロメオとジュリエット」から 私は夢に生きたい
ヨハン・シュトラウス II:「こうもり」から 侯爵様、あなたのようなお方は
バーンスタイン:「キャンディード」から 着飾ってきらびやかに
ジュン・ジヨン[Ji-Young Jun](ソプラノ)
マッシミリアーノ・ムッラーリ(指揮)
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2005年3月19-23日、ブラチスラヴァ、スロヴァキア放送コンサートホール
韓国生まれのジュン・ジヨンは延世大学を卒業後ミュンヘン音楽演劇大学で声
楽の勉強を終え、ドイツ、スイス、韓国で活躍しています。1999年に「魔笛」
の夜の女王を初めて演じて以来、この役を世界各国で300回以上こなしている
そうです。

SR 0062 \2180
クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲集
ルドルフ大公(1788-1831):三重奏曲
ミハイル・グリンカ(1804-1857):悲愴三重奏曲
ニーノ・ロータ(1911-1979):三重奏曲
ビルバオ・トリオ
ルイス・アルベルト・レケホ(クラリネット)
リチャード・バンドラ(チェロ)
フローラ・ゴメス(ピアノ)
録音:2005年、ジリナ、ファトラ芸術館
ベートーヴェンのパトロンで「大公トリオ」等を献呈されたことで知られるオ
ーストリアのルドルフ大公は作曲家でもありましたが、当アルバムでは「大公
のトリオ」を聴くことができます。映画音楽で知られ近年ではクラシカル作品
の再評価も著しいロータの作品にもご注目を。ビルバオ・トリオはスペイン、
バスク地方の都市ビルバオに本拠を置くアンサンブルです。



<Diskant>
DK 0094-2 \2180
ヴィジョン チェロとアコーディオンのためのスロヴァキア音楽
マレク・ピアチェク(1972-):フェーン現象(2006)
ミラン・ノヴァーク(1927-):タトラの3つの牧歌(2004)
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):
シュテファーンカ(チェロとアコーディオンのためのスロヴァキア風タンゴ;
2005)
ヨゼフ・ガヘール(1934-):
伝説(使徒ユダの書簡による、チェロとアコーディオンのための;2005)
ユライ・ハトリーク(1941-):
ヴィジョン(チェロ、ギターと2つのギター・エントリーのための
メゾンセン;2005)(*)
リュビカ・サラモン=チェコフスカー(1976-):会話で(2006)
ダニエル・マテイ(1963-):
ナイス(チェロ独奏またはチェロ二重奏または任意の数の楽器のための;2006)
マリアーン・レヤヴァ(1976-):夜想曲第6番「乏しい類似」(2006)
エウゲン・プロハーツ(チェロ)
ライムント・カーコニ(アコーディオン)
ヨゼフ・ザプカ(ギター(*))
録音:2006年7-10月、ブラチスラヴァ、フルボカー通りの学校の礼拝堂

DK 0096-2 \2180
モーツァルト(1756-1791):ピアノ作品集
ソナタ ヘ長調 K.533(アレグロとアンダンテ)/ロンド K.494
転調する前奏曲(ヘ長調-ハ長調)K.624(626a)(*)
前奏曲ハ長調 K.284a(395/300g)
前奏曲(幻想曲)とフーガ ハ長調 K.394(383a)/組曲 K.399(385i)
幻想曲ニ短調 K.397(385g)/ロンド ニ長調 K.485/同イ短調 K.511
アダージョ ロ短調 K.540/メヌエット ニ長調 K.355(594a)/
ジーグ ト長調 K.574
ラディスラフ・ファンゾヴィツ(ピアノ)
録音:2006年7-10月、スロヴァキア、ジリナ、ファトラ芸術館
1980年生まれのスロヴァキアのピアニスト、ファンゾヴィツは「大ピアニスト
たちのピアノ作品集」(DK 0085-2)、「ベストセラーズ・オヴ・マスターズ
Vol.4」(DK 0092-2)で好評を博しています。(*)の曲名は商品の表記を直訳し
たものです。

DK 0097-2 \2180
ブラームス(1833-1897):
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
ピアノ、クラリネットとチェロのための三重奏曲 Op.114(*)
ヤーン・スラーヴィク(チェロ)
ダニエラ・ヴァリーンスカ(ピアノ)
ブラニスラフ・ドゥゴヴィチ(クラリネット(*))
録音:2006年8月、スロヴァキア、ジリナ、ファトラ芸術館
ヤーン・スラーヴィクは当レーベルを代表するチェリストで、すでにJ・S・
バッハとベートーヴェンのチェロ作品集(各3枚)を録音しています。

DK 0098-2 \2180
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第7番「ベートーヴェンに捧ぐ」(1992)
弦楽四重奏曲第6番「魔術」
(レナータ・パンドゥロヴァーの詩による、メゾソプラノを伴う;1988)(*)
弦楽四重奏曲第10番(2000)
ムジカ・スロヴァカ[スロヴァキアの音楽](1975)
モイゼス弦楽四重奏団
スタニスラフ・ムハ(第1ヴァイオリン) 
フランチシェク・テレク(第2ヴァイオリン)
アレクサンデル・ラカトシュ(ヴィオラ) ヤーン・スラーヴィク(チェロ)
マルタ・ベニャチコヴァー(メゾソプラノ(*))
録音:2006年9月、ブラチスラヴァ、フルボカー通りの学校の礼拝堂

DK 0099-2 \2180
モーツァルト(1756-1791):
ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K.415
ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503
ヤクプ・チジマロヴィチ(ピアノ)
ユライ・チジマロヴィチ(指揮)
スロヴァーク・シンフォニエッタ・ジリナ
録音:2006年10月、スロヴァキア、ジリナ、ファトラ芸術館
ヤクプ・ツィジマロヴィツはスロヴァキアでは有名な音楽家一族で、ヤクプ
(1985年生まれ)とユライ(1962年生まれ)も親戚関係にあります。ユライ・チジ
マロヴィチはソロ・ヴァイオリニストとして当レーベルに録音したヴィヴァル
ディの「四季」(DK 0102-2)で好評を博しました。

DK 0100-2 \2180
スロヴァキアの歴史的オルガン Vol.3
レオポルト・モーツァルト(1719-1787)&
ヨハン・エルンスト・エーベルリン(1702-1762):
「朝と晩」(自動オルガンのための12の小品)(*)
ジュゼッペ・ゲラルデスキ(1759-1815):ヴェルセット・コンチェルターティ(*)
ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):リチェルカーレ(*)
ヨゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901):
12の性格的小品 Op.156 から 間奏曲,幻視,パストラーレ,パッサカリア(+)
雑集(12のオルガン小品)Op.174 から スケルツォーゾ,2つの歌,フィナーレ(+)
ヤーン・ヴィラディミール・ミハルコ(オルガン)
録音:2006年9月、スロヴァキア、ヤロヴツェ、聖ミクラーシュ・ローマカト
リック教区教会(*)
2006年9月、スロヴァキア、モドラ、聖王シュテファン・ローマカトリック教
区教会(+)
使用楽器:19世紀初め、不詳作者製(*)/1875年、F.Rieger & Soehne製(+)

DK 0104-2 \2180
マテイ・アレンダーリク
エウゲン・スホニュ(1908-1993):小組曲とパッサカリア Op.3
イリャ・ゼリェンカ(1932-2007):トッカータ(J・S・バッハの記念に)
ヤナーチェク(1854-1928):ソナタ「1905年10月1日」
ブラームス(1833-1897):幻想曲集 Op.116
リスト(1811-1886):ダンテの読後に(ソナタ風幻想曲)
マテイ・アレンダーリク(ピアノ)
録音:2007年8月、スロヴァキア、ジリナ、ファトラ芸術館
マテイ・アレンダーリク(1982年生まれ)はスロヴァキアのピアニスト。
2004年の第56回「プラハの春」国際コンクール・ピアノ部門で日本の山本貴志
と3位を分け合いました。

DK 0106-2 \2180
トランペットとオルガンのための作品集
トマーゾ・アルビノーニ(1671-1751):
サン・マルク(聖マルコ)協奏曲イ長調/協奏曲ニ短調/アダージョ
マックス・レーガー(1873-1916):トランペットとオルガンのための3つの小品
アンリ・トマジ(1901-1971):
クスコの聖週間/「サルヴェ・レジナ」によるグレゴリオ聖歌風変奏曲
リュビカ・サラモン=チェコフスカー(1976-):暗闇の中の光
ユライ・バルトシュ(トランペット)
ヤーン・ヴィラディミール・ミハルコ(オルガン)
録音:2007年9月、ブラチスラヴァ
ユライ・バルトシュはクラシックとジャズの両ジャンルで活躍するスロヴァキ
アのトランペット奏者。

DK 0107-2 \2180
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ全集 Vol.3
第5番ハ短調 Op.10 No.1/第4番変ホ長調 Op.7/第20番ト短調 Op.49 No.2
第19番ト短調 Op.49 No.1/第27番ホ短調 Op.90
ダニエラ・ヴァリーンスカ(ピアノ)
録音:2007年7月、スロヴァキア、ジリナ、ファトラ芸術館

DK 0109-2 \2180
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ全集 Vol.4
第12番変イ長調 Op.26/第13番変ホ長調 Op.27 No.1
第14番嬰ハ短調「月光」Op.27 No.2/第30番ホ短調 Op.109
ダニエラ・ヴァリーンスカ(ピアノ)
録音:2007年7月、スロヴァキア、ジリナ、ファトラ芸術館

DK 0111-2 \2180
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ全集 Vol.5
第1番ヘ短調 Op.2 No.1/第15番ニ長調「田園」Op.28
第22番ヘ長調 Op.54/第28番イ長調 Op.101
ダニエラ・ヴァリーンスカ(ピアノ)
録音:スロヴァキア、ジリナ、ファトラ芸術館
ダニエラ・ヴァリーンスカはブラチスラヴァ音楽院、サンクトペテルブク
(レニングラード)音楽院、ブラチスラヴァ音楽演劇アカデミーで学んだスロ
ヴァキアのピアニスト。バロック(彼女はチェンバロも演奏)から現代スロヴァ
キア作曲家の新作に至る幅広いレパートリーを持ち、社会主義チェコスロヴァ
キア時代から西欧や北米に進出、1991年からは母校ブラチスラヴァ音楽演劇
アカデミー教授を務めています。

DK 0110-2 \2180
スロヴァキアの歴史的オルガン Vol.4
ヨハン・クーナウ(1660-1722):聖書ソナタ第3番「ヤコブの婚礼」(*)
ヨゼフ・フェルディナント・ノルベルト・ゼーガー(1716-1782):
8つのトッカータとフーガ から 第5-8番(*)
ベートーヴェン(1770-1828):音楽時計のための3つの小品
ブラームス(1833-1897):11のコラール前奏曲 Op.122 から 第5-8曲
ヨハン・クリスティアン・ハインリヒ・リンク(1770-1846):
前奏曲とフーガ Op.55 No.12
ヤーン・ヴィラディミール・ミハルコ(オルガン)
録音:2007年9月、ブラチスラヴァ、大主教宮、聖ラディスラフ・ローマカトリ
ック礼拝堂(*)
2007年9月、スロヴァキア、グベリ、大天使聖ミハル・ローマカトリック教区
教会(+)
使用楽器:1781年頃、不詳作者製(*)/1844-1853年、ヨゼフ・ロイプ製(+)/





<SLOVAK RADIO (RADIO BRATISLAVA)>
RB 0314-2 \2180
BC: 8585014223147エウゲン・スホニュ(1908-1993):
ヴァイオリンと大管弦楽のための幻想曲とブルレスク Op.7(1933/1948)(*)
交響的幻想曲「BACH」(オルガン、弦楽合奏と打楽器のための;1972)(+)
田舎風シンフォニエッタ(1956)(#)
ボリス・クハルスキー(ヴァイオリン(*))
イムリフ・サボー(オルガン(+))
シュテファン・ローブル(指揮(*))
ローベルト・スタンコフスキー(指揮(+/#))
スロヴァキア放送交響楽団
20世紀のスロヴァキアにおける傑出した作曲家の一人であるスホニュの、管弦
楽のための代表的作品集。後期ロマン派的作風に民族音楽と20世紀的技法を取
り入れた、スロヴァキア民族主義音楽の真髄を鑑賞できます。




<4 EVER MUSIC>
4EVERMUSIC 042 20枚組 \17500
ショパン:作品全集
[CD 1] 特別盤 ポーランド人ピアニストの黄金時代
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941)
ポロネーズ変ホ短調 Op.26 No.2〔1930〕
マズルカ嬰へ短調 Op.59 No.3〔1924〕
アレクサンデル・ミハウォフスキ(1851-1938)
マズルカ イ短調 Op.67 No.4〔1910〕/ワルツ変ニ長調 Op.64 No.1〔1910頃〕
ユゼフ・ホフマン(1876-1957)
夜想曲嬰ヘホ長調 Op.15 No.2〔1935〕/ワルツ変イ長調 Op.42〔1935〕
イグナツィ・フリードマン(1882-1948)
夜想曲変ホ長調 Op.55 No.2〔1936〕/マズルカ嬰ハ短調 Op.41 No.4〔1930〕
練習曲ハ短調 Op.10 No.12〔1931〕/同ハ長調 Op.10 No.7〔1931〕
マウリツィ・ロセンタル[ローゼンタール](1862-1946)
練習曲変ト長調 Op.10 No.5〔1930〕/マズルカ ト長調 Op.67 No.1〔1930〕
ラウル・コチャルスキ(1885-1948)
ワルツ変ホ長調 Op.18〔1939〕
ゾフィア・ラプツェヴィチョヴァ(1870-1947)
ワルツ嬰ハ短調 Op.64 No.2〔1932〕/マズルカ嬰ハ短調 Op.63 No.3〔1932〕
イェジ・ジュラフレフ(1887-1980)
ワルツ変ニ長調(A・ミハウォフスキ編曲)〔1955〕(*)
イェジ・シミドヴィチ(1881-1962)
マズルカ ヘ長調 Op.68 No.3〔1948〕/前奏曲ト長調 Op.28 No.3〔1948〕
アルトゥール・ルビンステイン[ルービンシュタイン](1886-1982)
ポロネーズ嬰へ短調 Op.44〔1936〕/マズルカ ホ長調 Op.6 No.3〔1939〕
ヴィトルト・マウツジンスキ[マルクジンスキー](1914-1977)
練習曲ホ長調 Op.10 No.3〔1949〕(*)/マズルカ ハ長調 Op.24 No.2〔1951〕(*)
録音:〔年〕
1995年の全集CD化にあたって編集された歴史的録音集。(*)はLP、他は78回転
盤からの起こし音源。
[CD 2] ソナタ
ピアノ・ソナタ第1番ハ短調 Op.4
チェロ・ソナタ ト短調 Op.65(*)
マリア・ヴィウコミルスカ(ピアノ)
カジミエシュ・ヴィウコミルスキ(チェロ(*))
録音:1960年、ワルシャワ
[CD 3] ソナタ
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
ヤン・エキエル(ピアノ)
録音:1960年、ワルシャワ
[CD 4] ワルツ
変ホ長調 Op.18「華麗な大ワルツ」/変イ長調 Op.34 No.1「華麗な大ワルツ」
イ短調 Op.34 No.2「華麗な大ワルツ」/へ長調 Op.34 No.3「華麗な大ワルツ」
変イ長調 Op.42「大ワルツ」/変ニ長調 Op.64 No.1「小犬」
嬰ハ短調 Op.64 No.2/変イ長調 Op.64 No.3/変イ長調 Op.69 No.1「告別」
ロ短調 Op.69 No.2/変ト長調 Op.70 No.1/へ短調 Op.70 No.2
変ニ長調 Op.70 No.3/イ短調/変ホ長調/ホ短調 Op.posth.
ホ長調 Op.posth./変イ長調 Op.posth./変ホ長調 Op.posth.
レギナ・スメンジャンカ(ピアノ)
録音:1959、1961年、ワルシャワ
[CD 5] 前奏曲
24の前奏曲 Op.28(*)/前奏曲嬰ハ短調 Op.45(+)
プレスト・コン・レッジェレッツァ変イ長調 Op.posth.(#)
ハリナ・チェルニ=ステファンスカ(ピアノ(*))
ボレスワフ・ヴォイトヴィチ(ピアノ(+))
バルバラ・ヘッセ=ブコフスカ(ピアノ(#))
録音:1959年(*/+)/1961年(#)
[CD 6] 練習曲
12の練習曲 Op.10/12の練習曲 Op.25/3つの新しい練習曲
ボレスワフ・ヴォイトヴィチ(ピアノ)
録音:1959年
[CD 7] 協奏曲
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11(*)
ピアノ協奏曲第2番へ短調 Op.21(+)
ハリナ・チェルニ=ステファンスカ(ピアノ(*))
レギナ・スメンジャンカ(ピアノ(+))
ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
録音:1959年、ワルシャワ
[CD 8] ポロネーズ (1)
ト短調(*)/変ロ長調(*)/変イ長調(*)/嬰ト短調(#)
変ロ短調「別れ」(#)/変ト長調(#)/二短調 Op.71 No.1(+)
変ロ長調 Op.71 No.2(+)/へ短調 Op.71 No.3(#)
ハリナ・チェルニ=ステファンスカ(ピアノ(*/+))
ルドヴィク・ステファンスキ(ピアノ(#))
録音:1959年(+)、1960年(*/#)、ワルシャワ
[CD 9] ポロネーズ (2)
アンダンテ・スピアナートと大ポロネーズ変ホ長調 Op.22(*)
嬰ハ短調 Op.26 No.1/変ホ短調 Op.26 No.2
イ長調 Op.40 No.1/ハ短調 Op.40 No.2/嬰へ短調 Op.44
変イ長調 Op.53/幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61
ハリナ・チェルニ=ステファンスカ(ピアノ)
ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮(*))
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(*)
録音:1959年、ワルシャワ
[CD 10] 夜想曲
変ロ短調 Op.9 No.1(*)/変ホ長調 Op.9 No.2(*)/ロ長調 Op.9 No.3(*)
へ長調 Op.15 No.1(+)/嬰へ長調 Op.15 No.2(+)/ト短調 Op.15 No.3(+)
嬰ハ短調 Op.27 No.1(*)/変ニ長調 Op.27 No.2(*)/ロ長調 Op.32 No.1(*)
変イ長調 Op.32 No.2(*)
ヘンリク・シュトンプカ(ピアノ(*))
ズビグニェフ・ドジェヴィエツキ(ピアノ(+))
録音:1959年、ワルシャワ
[CD 11] 夜想曲
ト短調 Op.37 No.1(*)/ト長調 Op.37 No.2(*)/ハ短調 Op.48 No.1(*)
嬰へ短調 Op.48 No.2(*)/へ短調 Op.55 No.1(*)/変ホ長調 Op.55 No.2(*)
ロ長調 Op.62 No.1(*)/ホ長調 Op.62 No.2(*)/ホ短調 Op.posth.(+)
ハ短調 Op.posth.(#)/嬰ハ短調(+)/子守歌 Op.57(**)
ヤン・エキエル(ピアノ(*/+))
リディア・グリフトウヴナ(ピアノ(#))
レギナ・スメンジャンカ(ピアノ(**))
録音:1959年(*/**)、1960年(+/#)、ワルシャワ
[CD 12] 管弦楽を伴なう作品
「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による変奏曲変ロ長調 Op.2(*)
ポーランドの歌による大幻想曲イ長調 Op.13(*)
クラコヴャク風ロンド ヘ長調 Op.14(*)
アンダンテ・スピアナートと大ポロネーズ変ホ長調 Op.22(+)
ヴワディスワフ・ケンドラ(ピアノ(*))
ハリナ・チェルニ=ステファンスカ(ピアノ(+))
ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
録音:1959年(+)、1960年(*)、ワルシャワ
[CD 13] 室内楽作品
ピアノ三重奏曲ト短調 Op.8(*)
チェロとピアノのための序奏と華麗なポロネーズ(+)
マイアベーアの「悪魔ロベール」の主題による
チェロとピアノのための協奏的大二重奏曲ホ長調(+)
ヴワディスワフ・シュピルマン(ピアノ)
タデウシュ・ヴロンスキ(ヴァイオリン(*))
アレクサンデル・チェハンスキ(チェロ(*))
ハリナ・コヴァルスカ(チェロ(+))
録音:1961年、ワルシャワ
ヴワディスワフ・シュピルマンは映画「戦場のピアニスト」の主人公の実名モ
デルとなったピアニスト。
[CD 14] ロンド
ロンド ハ短調 Op.1(*)/マズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5(*)
ロンド変ホ長調 Op.16(*)/2台のピアノのためのロンド ハ長調 Op.73(*/+)
演奏会用アレグロ イ長調 Op.46(#)
ルドヴィク・ステファンスキ(ピアノ(*))
ハリナ・チェルニ=ステファンスカ(ピアノ(+))
バルバラ・ヘッセ=ブコフスカ(ピアノ(#))
録音:1960年(*)、1961年(+)、ワルシャワ
[CD 15] 様々な作品
ボレロ イ短調 Op.19(*)/タランテラ変イ長調 Op.43(+)
華麗な変奏曲 Op.12(#)/変奏曲ホ長調(#)
変奏曲イ長調「パガニーニの思い出」(*)/ヘクサメロン変奏曲変ホ長調(#)
3つのエコセーズ(++)/カンタービレ変ロ長調(**)
コントルダンス変ト長調(**)/モデラート ホ長調「アルバムの綴り」(**)
葬送行進曲ハ短調(**)/ラルゴ変ホ長調(**)/フーガ イ短調(#)
リディア・グリフトウヴナ(ピアノ(*))
レギナ・スメンジャンカ(ピアノ(+/++))
バルバラ・ヘッセ=ブコフスカ(ピアノ(#))
ハリナ・チェルニ=ステファンスカ(ピアノ(**))
録音:1959年(+)、1960年(*/**/++)、1961年(#)、ワルシャワ
[CD 16] スケルツォ、即興曲
スケルツォ;ロ短調 Op.20/変ロ短調 Op.31/嬰ハ短調 Op.39/ホ長調 Op.54
幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
即興曲;変イ長調 Op.29/嬰へ長調 Op.36/変ト長調 Op.51
リディア・グリフトウヴナ(ピアノ)
録音:1960年、ワルシャワ
[CD 17] マズルカ (1)
嬰へ短調 Op.6 No.1/嬰ハ短調 Op.6 No.2/ホ長調 Op.6 No.3
変ホ短調 Op.6 No.4/ハ長調 Op.6 No.5/変ロ長調 Op.7 No.1
イ短調 Op.7 No.2/へ短調 Op.7 No.3/変イ長調 Op.7 No.4
変ロ長調 Op.17 No.1/ホ短調 Op.17 No.2/変イ長調 Op.17 No.3
イ短調 Op.17 No.4/ト短調 Op.24 No.1/ハ長調 Op.24 No.2
変イ長調 Op.24 No.3/変ロ短調 Op.24 No.4/ハ短調 Op.30 No.1
ロ短調 Op.30 No.2/変ニ長調 Op.30 No.3/嬰ハ短調 Op.30 No.4
嬰ト短調 Op.33 No.1/ハ長調 Op.33 No.2/ニ長調 Op.33 No.3
ロ短調 Op.33 No.4/ホ短調 Op.41 No.1/ロ長調 Op.41 No.2
変イ長調 Op.41 No.3/嬰ハ短調 Op.41 No.4
ヘンリク・シュトンプカ(ピアノ)
録音:1959年、ワルシャワ
[CD 18] マズルカ (2)
ト長調 Op.50 No.1/変イ長調 Op.50 No.2/嬰ハ短調 Op.50 No.3
ロ長調 Op.56 No.1/ハ長調 Op.56 No.1/ハ短調 Op.56 No.3
イ短調 Op.59 No.1/変イ長調 Op.59 No.2/嬰へ短調 Op.59 No.3
ロ長調 Op.63 No.1/へ短調 Op.63 No.2/嬰ハ短調 Op.63 No.3
イ短調 Op.posth./イ短調「現代」/ト長調 Op.67 No.1
ト短調 Op.67 No.2/ハ長調 Op.67 No.3/イ短調 Op.67 No.4
ハ長調 Op.68 No.1/イ短調 Op.68 No.2/へ長調 Op.68 No.3
へ短調 Op.68 No.4/変ロ長調(1826)/ト長調(1826)/ニ長調(1832)
変ロ長調(1832)/ハ長調(1833)/変イ長調(1834)
ヘンリク・シュトンプカ(ピアノ)
録音:1959年、ワルシャワ
[CD 19] バラード
バラード(*);ト短調 Op.23/へ長調 Op.38/変イ長調 Op.47/へ短調 Op.52
幻想曲へ短調(+)/舟歌 嬰へ長調 Op.60(*)
ヤン・エキエル(ピアノ(*))
イェジ・ジュラフレフ(ピアノ(+))
録音:1959年(*)、1960年(+)、ワルシャワ
[CD 20] 歌曲
17のポーランドの歌 Op.74/魅惑/ドゥムカ
ステファニア・ヴォイトヴィチ(ソプラノ)
アンジェイ・バフレダ(テノール)
ワンダ・クリモヴィチ(ピアノ)
録音:1960年、ワルシャワ
ポーランド放送(Polskie Radio)レーベル PRCD 580-599(廃盤)からのレーベル
移行再発売。





<MELODIYA>
MELCD 1000188 \1780
スクリャービン(1872-1915):交響曲第1番ホ長調 Op.26
ラリーサ・ アフデーエワ(メゾソプラノ)
アントン・グリゴリエフ(テノール)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
ロシア共和国合唱団
録音:1963年

MELCD 1001240 \1780
タネーエフ(1856-1915):ピアノ五重奏曲ト短調 Op.30
メンデルスゾーン(1809-1847):ピアノ四重奏曲ロ短調 Op.3(*)
ティグラン・アリハーノフ(ピアノ)
モスクワ弦楽四重奏団
エフゲニア・アリハノワ(第1ヴァイオリン)
ワレンチナ・アリコワ(第2ヴァイオリン(*))
タチアナ・コハノフスカヤ(ヴィオラ)
オリガ・オルガノヴィチ(チェロ)

MELCD 1001292 \1780
レオニード・コーガン イタリアとスペインの音楽を弾く
ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ(1695-1764)/イザイ編曲:
ヴァイオリン・ソナタヘ短調「墓前にて」Op.6 No.7(+)
ピエトロ・ナルディーニ(1722-1793):アダージョ(+)
ジョヴァンニ・ズガンバーティ(1841-1914):
ナポリのセレナード Op.24 No.4(##)
ニコロ・パガニーニ(1782-1840):
ヴァイオリンとギターのためのソナティネ イ長調/同ロ短調
イサーク・アルベニス(1860-1909)/ハイフェッツ編曲:
「イベリア」から 港にて(+)/スペイン組曲 から セビーリャ(#)
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946)/コハンスキ編曲:
スペイン民謡組曲(7つのスペイン民謡 から 6曲)(++)
エンリケ・グラナドス(1867-1916):スペイン舞曲ホ短調 Op.37 No.5(##)
パブロ・サラサーテ(1844-1908):
アンダルシアのロマンス Op.22 No.1(##)/サパテアード Op.23 No.1(**)
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
アンドレイ・ムイトニク(ピアノ(+/#))
ナウム・ヴァリテル(ピアノ(**/++))
アンレクサンドル・イワーノフ=クラムスコイ(ギター(*))
録音:1951年(*)/1952年(+)/1953年(#)/1963年(**)/1964年(++)/
1971年(##)

MELCD 1001360 \1780
フョードル・シャリアピンの芸術 Vol.1 歌曲集 Vol.1
ミハイル・ストローキン(1832-1887):主よ、今こそ御身の僕を(*)
アルテミー・ヴェーデリ(1767-1806):悔悛の扉よ、わがために開け(*)
アレクサンドル・アルハンゲリスキー(1846-1924):われ信ず(*)
アレクサンドル・グレチャニノフ(1864-1956):大連祷(*/+)
グリンカ(1804-1857):疑い(#/**)/真夜中の閲兵(++)
アレクサンドル・ダルゴムイシスキー(1813-1869):年老いた下士官(++)
ムソルグスキー(1839-1881):
蚤の歌(++)/「死の歌と踊り」から トレパーク(++)
ロシア民謡:マシェンカ/さらば、わが喜びよ(#)/甘美な夜(#)
昇れ、赤き太陽よ(*/##)/十二人の盗賊の歌(*)
フョードル・シャリアピン(バス)
合唱伴奏(*) オルガン伴奏(+) ピアノ伴奏(#) チェロ伴奏(**)
管弦楽伴奏(++) バラライカ楽団伴奏(##)
録音:1926、1929-1931、1937年

VVCD 00159 \1780
ロシアの指揮者たち Vol.9 ニコライ・ゴロワーノフ
ムソルグスキー(1839-1881):
禿山の一夜 〔1948〕/オペラ「ソロチンツィの定期市」から ゴパーク〔1950〕
オペラ「ホヴァンシチーナ」から 前奏曲「モスクワ川の夜明け」〔1947〕
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
オペラ「ムラダ」から 公たちの行進 〔1941〕
オペラ「見えざる都市キテジと乙女フェヴローニャの物語」から
ケルジェネツの戦い(*) 〔1949〕
オペラ「金鶏」から 前奏曲と行進曲 〔1950〕
オペラ「サルタン皇帝の物語」からの音画 〔1952〕
第1幕前奏曲「サルタン皇帝の行進」,第2幕前奏曲,
第4幕第2場前奏曲「三つの不思議」
オペラ「サルタン皇帝の物語」から 熊蜂の飛行 〔1952〕
オペラ「サトコ」から 前奏曲「青い海」(*) 〔1952〕
バラキレフ(1836-1910):交響詩「タマーラ」 〔1946〕
グリンカ(1804-1857):
劇付随音楽「ホルムスキー公」から 第2幕間奏曲 〔1937〕
ニコライ・ゴロワーノフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団(*以外)
ボリショイ劇場交響楽団(*)
録音:〔年〕

VVCD 00160 \1780
ロシアの指揮者たち Vol.10 ワシーリー・ネボリシン
ラフマニノフ(1873-1943):詩曲「鐘」Op.35(*)
スクリャービン(1872-1915):交響曲第2番ハ短調 Op.29(+)
N・クリャギナ(ソプラノ(*))
D・ウズーノフ(テノール(*))
A・ボリシャコフ(バリトン(*))
ワシーリー・ネボリシン(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団(*)
ロシア共和国合唱団(*) ボリショイ劇場交響楽団(+)
録音:1954年1月25日(*)、1950年6月27日(+)、モスクワ音楽院大ホール、
ライヴ

VVCD 00161 \1780
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595(*)
シューマン(1810-1856):ピアノ協奏曲イ短調(+)
エミール・ギレリス(ピアノ、指揮(*))
ウラディーミル・ヴェルビツキー(指揮(+))
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1974年12月28日(*)、1976年2月15日(+)、モスクワ音楽院大ホール、
ライヴ

VVCD 00162 \1780
ロシアの指揮者たち Vol.11 アレクサンドル・ガウク
グリンカ(1804-1857):
ホタ・アラゴネーサ(#)/ワルツ幻想曲(*)/カマリンスカヤ(**)
マドリードの夜の思い出(#)
チャイコフスキー(1840-1893)/アレクサンドル・ガウク編曲:「四季」(+)
アレクサンドル・ガウク(指揮)
モスクワ放送交響楽団
録音:1951年(*)/1953-1954年(+)/1955年(#)/1958年(**)

VVCD 00163 \1780
ロシアの指揮者たち Vol.13 サムエル・サモスード
モーツァルト(1756-1791):
交響曲第38番ニ長調「プラハ」K.504(*)
交響曲第40番ト短調 K.550(+)
オペラ「イドメネオ」K.366 から バレエ音楽(*)
サムエル・サモスード(指揮)
モスクワ放送交響楽団
録音:1950年(*)/1950年6月23日(+)

VVCD 00164 \1780
ウラディーミル・ソフロニツキー Vol.13
シューマン(1810-1856):幻想曲ハ長調 Op.17
リスト(1811-1886):
ダンテの読後に(幻想曲風ソナタ;「巡礼の年 第2巻 イタリア」から)
ショパン(1810-1849):
夜想曲嬰ハ短調 Op.27 No.1/同変ニ長調 Op.27 No.2
即興曲変ト長調 Op.51/マズルカ嬰ハ短調 Op.30 No.4
バラード第3番変イ長調 Op.47
ドビュッシー(1862-1918):
枯葉(前奏曲集第2巻 から)/夜想曲変ニ長調 Op.27 No.2
人形のセレナード(「子供の領分」から)
リャードフ(1855-1914):音楽玉手箱
ウラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
録音:1952年1月28日、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、ライヴ

VVCD 00165 \1780
ザーラ・ドルハノワ Vol.2 ロシア歌曲集
チャイコフスキー(1840-1893):
私の心を運んでおくれ(1873)/もう窓の灯は消えていた Op.63 No.5
ご覧、あそこに雲が Op.27 No.2/飾らない言葉 Op.60 No.5
眠れ、悲しむ友よ Op.47 No.4/悩ましくもまた美しく Op.6 No.3
話して、木陰であったことを Op.57 No.1/真夜中(1862)
地上に闇は下りて Op.47 No.3/昼の光が満ちようと Op.47 No.6
私から離れないで Op.27 No.3/ゼムフィーラの歌(1865)
それは早春のことだった Op.38 No.2/セレナード Op.63 No.6
聞かないで Op.57 No.3/最初の出会い Op.63 No.4
ラフマニノフ(1873-1943):
ミューズ Op.34 No.1/朝 Op.4 No.2/ああ、悲しまないで Op.14 No.8
この夏の夜 Op.14 No.5/祈り Op.8 No.6/夢 Op.38 No.5
ライラック Op.21 No.5
スクリャービン(1872-1915):ロマンス
ニコライ・メトネル(1880-1951):
冬の夕べ Op.13 No.1/バラはもうしおれ Op.36 No.3
あの甘美な瞬間を忘れられようか Op.32 No.5
スペインのロマンス Op.36 No.4
ザーラ・ドルハノワ(メゾソプラノ)
B・コゼル、A・ドルハニアン、N・スヴェトラノワ(ピアノ)
録音:1948、1950-1953、1958年

VVCD 00166 \1780
シェーンベルク(1874-1951):ピアノ作品全集
3つのピアノ曲 Op.11/6つの小品 Op.19/5つのピアノ曲 Op.23
組曲 Op.25/ピアノ曲 Op.33a/ピアノ曲 Op.33b/ピアノ協奏曲 Op.42(*)
アレクセイ・リュビーモフ(ピアノ)
ネーメ・ヤルヴィ(指揮(*))
エストニア国立交響楽団(*)
録音:1975年3月6日、ライヴ(*)/1975-1976年(*以外)

VVCD 00167 \1780
スクリャービン(1872-1915):
ピアノ協奏曲嬰ヘ短調 Op.20(*)
交響曲第1番ホ長調 Op.26(+)
ゲンリフ・ネイガウス(ピアノ(*))
リュドミラ・レゴスタエワ(ソプラノ(+))
アナトーリー・オルフィオノフ(テノール(+))
ニコライ・ゴロワーノフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団
録音:1946年

VVCD 00168 \1780
スクリャービン(1872-1915):
夢 ホ短調 Op.24
交響曲第3番ハ短調「神聖な詩」Op.43
交響曲第5番「プロメテウス、火の詩」op.60(*)
アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(ピアノ(*))
ニコライ・ゴロワーノフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団
モスクワ放送合唱団(*)
録音:1946-1947年




<DUX> ※先日ご案内分のものもございますが、再度ご案内いたします。
DUX 0359 \2080
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.42
ドミニク・ヌン:ミサ ニ長調
ヴァヴィジニェツ・ネウマン[ノイマン]:聖証者の晩課/使徒の晩課
カタジーナ・ヴィヴェル(ソプラノ)
アグニェシュカ・モナステルスカ(アルト)
マリウシュ・ゴドレフスキ(バス)
パヴェウ・オスホフスキ(指揮)
ア・カペラ・レオポリス&コンソルティウム・セディヌム

DUX 0622 \2080
クラリネット作品集
マルセル・ヒジンスキ:
クラリネットとピアノのための3つの前奏曲(1990)
Quasi Kwazi I(無伴奏クラリネットのための;1994/1997)
Quasi Kwazi II(無伴奏クラリネットのための;1997)
Quasi Kwazi III(無伴奏クラリネットのための;1998)
イサン・ユン(1917-1995):Riul(クラリネットとピアノのための;1968)
ダヴィト・ヤジンスキ:無伴奏クラリネットのためのパルティータ(2004-2007)
ポール・パターソン(1947-):対話(クラリネットとピアノのための;1974)
ダヴィト・ヤジンスキ(クラリネット)
アンナ・チャイツカ(ピアノ)

DUX 0628 \2080
celovator 無伴奏チェロ
ミコワイ・パウォシュ:即興1「intro drum」/即興2「whistle chase」
パヴェウ・シマンスキ(1954-):A Kaleidoscope for M.C.E.
ミコワイ・パウォシュ:即興3「the A dance」
エリオット・カーター(1908-):Figment
ミコワイ・パウォシュ:即興4「pidzz」
エリオット・カーター:Figment II
ミコワイ・パウォシュ:即興5「shallow breath」
ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):ザッハー変奏曲
アンリ・デュティユー(1916-):ザッハーの名による3つの詩節
ミコワイ・パウォシュ:即興6「moon umbrella」
ジェイムズ・ディロン(1950-):Parjanya Vata
ミコワイ・パウォシュ:即興7「twister song」/即興8「bounce phase」
ヤニス・クセナキス(1922-2001):Kottos
ミコワイ・パウォシュ:即興9「conclusion」
ミコワイ・パウォシュ(チェロ)

DUX 0634 \2080
フォーレ(1845-1924):ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.13
フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ長調
クシシュトフ・ヤコヴィチ(ヴァイオリン)
ヴァルデマール・マリツキ(ピアノ)

DUX 0635/0636 2枚組 \3380
若い作曲家たちによるショパン・トリビュート作品集
スタニスワフ・ブロンボシュチ:Half-sounds
ミハウ・ドブジンスキ:Florence Trio
マルチン・グミエラ:Le impressioni fiorentine
パヴェウ・ヘンドリフ:Multivalentis
クリシュトフ・マジャルカ:Chant G'hai for suona and orchestra
ミハウ・モツ:Chordalians & Chordaliens
ダリウシュ・プジビルスキ:Inexprimable
ヴェロニカ・ラトゥシンスカ:Blue Note
マルチン・スタンチク:Geysir-Grisey
マルチン・トマシュ・ストシェレスキ:Consciousness - Kilda(II)
アグニェシュカ・ストゥルギンスカ:Impressions for string quartet and tape
スワヴォミル・ザムシュコ:Events
ヴォイチェフ・ジェモヴィト・ジフ:Rozedrgranie
さまざまな演奏家

DUX 0637 \2080
メンデルスゾーン(1809-1847):弦楽四重奏曲第6番ヘ短調 Op.80
シューベルト(1897-1828):弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」
ヴロンスキ弦楽四重奏団

DUX 0653 \2080
クルピエ地方の歌
ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-):
クルピエ地方の5つの歌(無伴奏混声合唱のための)
スタニスワフ・モリト(1947-):クルピエ地方の5つの歌
カロル・シマノフスキ(1882-1937):クルピエ地方の6つの歌
ヴィオレッタ・ビェレツカ(指揮)
ビャウィストク・ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニー合唱団
マチェイ・ネルコフスキ(テノール)
マルタ・ヴロブレフスカ(ソプラノ) 他

<DELTA CLASSICS>
DCCA-0051 \2415
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(7,Dec,1952 rec)
ベートーヴェン:大フーガ作品133(*)
(30,Aug,1954 rec)
フルトヴェングラー
ベルリン・フィル/ウィーン・フィル(*)
弊社のフルトヴェングラー復刻はだいぶ数が増えてきましたが、エロイカはウ
ラニア(DCCA-0031)とローマ(DCCA-0039)の2種類しかなく、フルトヴェングラ
ーのエロイカでも録音が多い1952年のものは一つも手がけていませんでした。
今回、エアチェックと思われるテープを聞いたところ、多少のヒスノイズはあ
るものの十分演奏がわかるものに出会えたので復刻となりました。演奏につい
ては既に昔から、著名な先生方をはじめ良いの悪いのと人それぞれれぞれ感じ
方が違ってとれるものです。個人的に聞いた感想では、せわしい感じはなく肺
炎で倒れた後の演奏だけに一音、一音、確かめる様に進めた結果、スケールも
大きなエロイカに仕上がったという感じです。聴き所は第ニ楽章の葬送行進曲
でしょう。葬送なので早すぎると表現が浅く、かといって、遅すぎれば単に重
いだけのさじ加減の難しい部分を極限まで求め、その効果かむせび泣く様な雰
囲気が十分伝わる名演といえるでしょう。フルトヴェングラーで音が良い、
悪いというよりも、どれだけ当時の演奏をCDという媒体で疑似体験しその演奏
を触れられるかという方が重要に思え、このエロイカは十分その価値がある演
奏だと思います。フルトヴェングラーはこの12月7日の翌日8日にもベルリン・
フィルとのエロイカがあり、11月末にもウィーン・フィルと2種類録音があり
ます。これらをいろいろ聞いて、自分の好きな演奏を探すのも面白いかもしれ
ません。
録音日は一般的に知られている日を明記しております。ご了承下さい。

<MEMORIES>
MR2071/74 4枚組 \3380
モノラル
ブラームス:交響曲全集
フルトヴェングラー指揮
ベルリンフィル
第1番(1953年5月18日)、第2番(1952年5月7日)、第3番(1949年12月18日)、
第4番(1949年6月10日)、
ドイツ・レクイエム(ストックホルムフィル、ケルステン・リンドベルイ・
トルリンド(S)、ベルンハルト・ゼネルステット(Br)他)
フルトヴェングラー+ベルリンフィルという黄金コンビのいままでありそう
でなかったブラームス全集。第1番も比較的珍しい演奏でフルトヴェングラー
ならではのテンポ・アップはのけぞる位の激しさです。第2番、第3番ともに
ドラマを音楽に叩き込んだ凄絶な名演。第4番は吉田秀和先生が至高の名演と
絶賛したヴィスバーデン・ライヴで、美しさは絶後のものです。ストックホル
ムのドイツ・レクイエムも荘厳、深刻な味わいが素晴らしいです。いずれも
出演者秘蔵のテープより、入念にリマスタリングされたものです。
しかも4枚組で2枚価格という仰天のサービスプライスです。

MR2075/76 2枚組 \3380
モノラル
マーラー:交響曲第2番「復活」、さすらう若人の歌
シューリヒト指揮
フランス国立放送響、
エディト・ゼリヒ(S)、オイゲニア・ザレスカ
(1958年2月28日ライヴ)
シューリヒトとマーラーというと意外なようにも思えますが、実はかなり意欲
的に紹介していたようです。特に「復活」は得意の曲目で数種のライヴが確認
されております。ここで発売されるフランス国立放送響との「復活」は音質が
いまいち冴えないものが出回っておりましたが、今回の音質は既出盤を上回る
もので、スポーティーなシューリヒトの音楽を存分に味わえます。




<M&A>
M&A 1211 2枚組 \3960
ストラヴィンスキー指揮
ストラヴィンスキー自作自演ヨーロッパ・ライヴ
モノラル
ヴァイオリン協奏曲(ハインツ・スタンスケ:Vn)、妖精の口付け、
四つの練習曲、弦楽合奏のための協奏曲
(以上、南西ドイツ放響、1955年4月22日)、
ペトルーシュカ(南西ドイツ放響、1951年10月14日)、
アゴン(南西ドイツ放響、1957年10月19日)、
プルチネッラ組曲(ルガノ放送響、1954年4月29日)
貴重なストラヴィンスキーのヨーロッパ・ライヴ。指揮は下手の一言で片付け
られてしまうこともありますが、独特のギクシャクした味わいはひょうきんな
諧謔も感じます。

M&A 1212 \1980
ブルックナー:交響曲第9番、
ワーグナー:ジークフリート牧歌(1957年2月10日ライヴ)
モノラル
ワルター指揮
ニューヨークフィル
全世界初出。ワルターのブル9の1957年ライヴです。やはりライヴのワルター
ならではのアクティヴな演奏で、59年のコロンビア響とのスタジオ盤とは様相
が異なります。テンポを頻々と動かし、緩急をつけるやり方は、一昔前なら
「ブルックナーには禁忌」と眉をひそめられたかもしれませんが、多用な演奏
を受容できる現代ではむしろ超個性的な演奏で、ワルターが上品、温厚なだけ
ではないことの証左と申せましょう。音質も決して悪くないです。

M&A 1213 4枚組 \5940
ミトロプーロス指揮
ミトロプーロスの芸術第1集
モノラル
CD1
ベルク:ヴァイオリン協奏曲(NBC、シゲティ:Vn、1945年12月11日)、
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番(NYP、カサドシュス:P、1957年2月23日)
CD2
ヴォーン=ウィリアムズ:タリス幻想曲、
ショーソン:交響曲、
ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲(以上、NYP、1943年8月29日)
CD3
シューマン:交響曲第1番「春」(NYP、1953年11月15日)、
シュトラウス:アルプス交響曲(NYP、1947年11月23日)
CD4(ブゾーニ讃)
モーツァルト=ブゾーニ編:イドメネオ序曲、
ブゾーニ:インディアン幻想曲(エゴン・ペトリ:P)、
ブゾーニ:ファウスト博士より2つのスケッチ、
ブゾーニ:ヴァイオリン協奏曲(シゲティ:Vn)
(以上、NYP、1941年12月28日)、
シゲティ、ブゾーニを回顧する(1965年のインタビュー)
ミトロプーロス・ファン狂喜乱舞のセットが2タイトル同時発売です。そのスト
イックと言われた私生活から、演奏にもそういうイメージを持たれがちですが、
実際は華麗壮麗な音楽作りでニューヨークフィルからグラマラスな音響を引き
出した指揮者なのです。ベルクのヴァイオリン協奏曲を聴けば、その官能性と
耽美は明らかになること請け合いです。偏愛したアルプス交響曲なども大袈裟
さにピッタリはまっております。録音いずれも良好でマスタリングも鮮やかな
手並みです。

M&A 1214 4枚組 \5940
ミトロプーロス指揮
ミトロプーロスの芸術第2集
モノラル
CD1
マーラー:交響曲第6番(NYP、1955年4月10日ライヴ)
CD2
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番
(NBC、ミトロプーロス:ピアノ、ミシャ・ミシャコフ=Vn、カルミネ・コッ
ポラ=Fl)、
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番(NBC、ミトロプーロス=P)、
以上、1945年12月16日、
ラロ:スペイン交響曲(NYP、フランチェスカッティ=Vn、1955年4月3日)
CD3
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番
(NYP、ピエトロ・スカルピーニ:P、1953年4月5日)、
ヴォーン=ウィリアムズ:交響曲第4番(NYP、1953年4月5日)
CD4
シェーンベルク(自編):弦楽四重奏曲第2番=弦楽合奏版
(NBC弦楽合奏団、アストリッド・ヴァルナイ:S、1945年12月13日)、
期待(NYP、ドロシー・ドウ=S、1951年11月18日)
かつてAS DISCがミトロプーロスのライヴをムキに出しいた時期がありました
が、それが欧米ファンの本心なのでしょうか。アメリカでは、凝ったプログラ
ミングに批判があったと言われますが、大規模管弦楽曲が得意で、結構派手な
音楽作りは聴衆を魅了したのではないでしょうか。注目は欧州を熱狂させたと
言われる、ミトロプーロスの弾き振り、プロコフィエフが聴ける!録音いずれ
も良好でマスタリングも鮮やかな手並みです。

M&A 1215 \1980
ゴドフスキー・エディション第6集 バロック名曲編曲集
Sarabande in E maj; Rigaudon in E maj.; Menuet in A min.;
Menuet in G min.; Elegie (deux gigues) in E min.; Tambourin in E min.;
Sarabande in A min; Menuet en Rondeau in E maj; Gavotte in A min-
SCHOBERT Menuet in Eb; LULLY Sarabande & Courante in E min -
DANDRIEU Capriccio (Le Caquet) in E maj - CORELLI Pastorale (Angelus)
in G maj; LOEILLY Gigue in E min - SCARLATTI Allegro in A
カルロ・グランテ(P)
好評のゴドフスキー・エディションの第6集。


<WEST HILL RADIO ARCHIVES>
WHRA 6020 4枚組 \7920
プッチーニ:ラ・ボエーム全曲
(ミミ:ビドウ・サヤオ、ロドルフォ:ユシ・ビョルリンク、ムゼッタ:ミミ
・ベンゼル他)1948年12月25日メト、アントニチェリ指揮
プッチーニ:マノン・レスコー全曲
(マノン:リチア・アルバンセ、ド・グリュー:ユシ・ビョルリンク、レスコ
ー:フランク:グアレラ他)1956年3月31日メト、ミトロプーロス指揮
メトロポリタン・オペラの名演から、復刻をマーストン氏が担当しており、聴
く環境は万全です。



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