<クラシック・輸入盤新譜情報 08−07
 
コメントはメーカー案内書より抜粋です

★ダイレクト・トランスファー CD-R 2008年6月新譜 5点発売★
発売予定:2008年6月下旬 価格:各1枚 \1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。
一般店の店頭では入手出来ないのかというお問い合わせを頂いておりましたが、
本年より一部のご協力をいただけるお店での店頭販売を開始いたしましたので、
こちらもご利用下さい

※先月ご案内いたしましたサンプラー(送料込\300)も出来上がりましたので
ご注文をお待ちしております。

●4月現在での店頭取り扱い店
富士レコード社 古書センター店
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町2-3 古書センター9階
TEL.03-3264-8546 FAX.03-3264-8256

イディア・クラシック
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町3-11 よりたてビル 1F
TEL.03-5275-7806 FAX.03-5275-7807

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78CDR-1132
ラロ:スペイン交響曲作品21
ナタン・ミルスタイン(ヴァイオリン)
ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団
米 COLUMBIA 12067/69-D(Set MM-564)
(1944年11月19日&1945年3月15日フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュ
ージック録音)
ナタン・ミルスタイン(1903-92)はロシアのオデッサ生まれ。11歳でペテルブルク音楽院に入学、名ヴァイオリン教師レオポルド・アウアー(1845-1930)に就いた。後にピアニストのホロヴィッツと知り合い一緒に演奏旅行。1929年にはストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団のコンサートでアメリカにデビュー、1942年にアメリカ市民権を得た。この「スペイン交響曲」は大戦末期の録音。溌剌として生気に満ちた演奏は後年のものと違った味を持つ。本シリーズではJ.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番(78CDR-1078)に続くミルスタインの2枚目のダイレクト・トランスファー。

78CDR-1133
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調作品13「悲愴」
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
独 POLYDOR 67682/3
(1940年録音)
ヴィルヘルム・ケンプ(1895-1991)は機械式録音(ラッパ吹込)時代からレコードで活躍したドイツの偉大なピアニスト。モノラル&ステレオのLP時代の録音はよく知られているが、この「悲愴」は第2次世界大戦中の録音で、日本ではSP時代に発売されなった。第3楽章はこのピアニストの持ち味がよく出た美しい演奏。本シリーズではケンプの戦中録音のベートーヴェン: ピアノ協奏曲第3番(78CDR-1112)とピアノ協奏曲第4番(78CDR-1120)が出ている。

78CDR-1134
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調作品45
グンナール・クヌドゥセン(ヴァイオリン)
ロベルト・リーフリング(ピアノ)
ノルウェー HIS MASTER'S VOICE DB11900/902
(1947年頃録音)
作曲家エドゥアルト・グリーグ(1843-1907)と同郷のじノルウェーの演奏家による録音。ヴァイオリンのグンナール・クヌドゥセンは1907年生まれ。ノルウェー録音のLPが十数枚あるが、SP録音はおそらくこの「ソナタ」だけと思われる。ピアニストのロベルト・リーフリング(1911-1988)はオスロ生まれで、ドイツでエトヴィン・フィッシャー(1866-1960)に師事した。20世紀ノルウェーを代表するピアニストでバッハの「平均律クラヴィア曲集」を生涯2回録音した。この「ソナタ」の演奏は作曲家と同じ言語を感じさせる。第2楽章の玲瓏な響きは他の演奏家では聞けない美しいもの。戦後のSP録音。

78CDR-1135
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調作品13
ドゥニーズ・ソリアーノ(ヴァイオリン)
マグダ・タリアフェロ(ピアノ)
仏 PATHE PAT3/5
(1935年録音)
1936年第1回フランス・ディスク大賞受賞ディスク。ソリアーノとタリアフェロの名前を世界のクラシック愛好家に知らしめた。ヴァイオリンのドゥニーズ・ソリアーノ(1916-2006)は1932年16歳でパリ音楽院の一等賞を得た。マグダ・タリアフェロ(1893-1986)はブラジル生まれのピアニスト。サンパウロ音楽院を経て1906年にパリ音楽院に13歳で入り9 カ月後に一等賞を得た。本シリーズでは二人の演奏によるモーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 K.454 (78CDR-1027)、タリアフェロのピアノによるモーツァルト:ピアノ協奏曲第26番K.537「戴冠式」(78CDR-1097)、ソリアーノのヴァイオリンによるモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 K.216(78CDR-1031)、モーツァルト: ヴァイオリン協奏曲第7番 K.271a(78CDR-1108)、モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調K.378(78CDR-1047)が出ている。いずれも稀少SP盤からのダイレクト・トランスファー。

78CDR-1136
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ルツェルン祝祭管弦楽団
蘭 HIS MASTER'S VOICE DB6574/9
(1947年8月29日録音)
大指揮者ヴィルヘルム・フルトウェングラー(1886-1954)は1945年のドイツ敗戦後に戦時中ナチスへの協力を疑われ、1947年4月まで演奏活動が禁止された。この録音は1947年8月にフルトヴェングラーが音楽祭に再登場した記念の録音。ソリストのユーディ・メニューイン(1916-99)はフルトヴェングラーのナチス協力疑惑を晴らす証言で、大指揮者の弁護にあたったことでも知られている。SPレコード最後期の録音。

<Deutsche Grammophon>
4777452 \1850
メシアン:
8つの前奏曲、「鳥のカタログ」から もりひばり(第5集より)、
ヨーロッパうぐいす(第3集より)、
4つのリズムのエチュードから 火の島I、II
ピエール=ロラン・エマール(Pf)
12歳の時から、イヴォンヌ・ロリオ(メシアンの奥様)に師事し、1973年オリ
ヴィエ・メシアン国際コンクールで優勝したことによって演奏家としてのキャ
リアをスタートさせたピエール=ロラン・エマール。現在も、メシアン作品を
継続的にコンサートで取り上げている数少ないピアニストとして、この作曲家
の新たな信奉者を得ることに貢献しています。エマール自身も自他共に認める
熱烈なメシアン音楽の支持者であり、レパートリーの中核のひとつとしていま
す。今回のアルバムに収録された曲は、エマール自身によってメシアンの広範
囲にわたるピアノ曲の魅力が伝わるよう、作曲時期や曲構成にもこだわりぬい
て選曲されています。2008年には、世界各地においてメシアンの作品を中心に
コンサートを行い、7月には日本での公演も予定されています。
メシアンに限らず、現代音楽の卓越した表現者として知られるエマール。メシ
アン以外の大御所達との親交も深く、特にブーレーズ、カーター、リゲティと
の関係には特別なものがあります。このリリースに続き、次月には、ブーレー
ズとのバルトーク(2台ピアノの協奏曲)のリリースも予定され、来日とあわさ
りこのピアニストのさらなる飛躍が予想されます!

4776408 \1850
ルネ・パーペ/GODS、KINGS、DEMONS
1.グノー:「ファウスト」-第2幕“金の子牛の歌”
2.グノー:同-第4幕“セレナーデ「眠ったふりをしないで」”
3.ボーイト:
「メフィストーフェレ」-第2幕バラッタ“これが世界か、空で丸く”
(メフィストーフェレ)
4.ベルリオーズ:
「ファウストの劫罰」-第2部“ここにバラありて”(メフィストフェレス)
5.ヴェルディ:
「ドン・カルロ」-第4幕“彼女は決して私を愛していなかった”
(フィリッポII世)
6.オッフェンバック:
「ホフマン物語」-第4幕(ジュリエッタ)シャンソン“きらめけ、ダイアモンド”
(ダペルトゥット)
7.ワーグナー:「ラインの黄金」-“夕べの空は闇に消えて ”(ヴォータン)
8.「トリスタンとイゾルデ」-第2幕“本当に守ったのか?そう思うのか?”
(マルケ王)
9.A.ルービンシュタイン:
「悪魔」-第2幕ロマンス“Na vozdu?nom Okeane”(悪魔)
10.A.ルービンシュタイン:同-第2幕ロマンス“Ne Pla?, ditya”(悪魔)
11.ドヴォルザーク:
「ルサルカ」-第2幕”Beda! Beda!‐Cely svet neda ti”(ヴォドニク)、
ムソルグスキー:
「ボリス・ゴドノフ」-第4幕“ボリスの死“(ボリス、合唱、フョードル)、
ボーナス・トラック:
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」-第3部“メフィストフェレスのセレナー
デと鬼火たちの合唱”(メフィストフェレス、合唱)
ルネ・パーペ(Bs)
ドレスデン歌劇場合唱団(合唱指揮:ウルリッヒ・ペッツホールト)
シュターツカペレ・ドレスデン
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
「ルネ・パーペは、一億人に一人の声を持ち、そのカリスマ性と知性によって
聴衆を感動させる稀有の演奏家である。」(Opera News)
ここのところ移籍ラッシュともいえるDGGですが「歌のDECCA」に負けず劣らず、
大物歌手の獲得にも積極的です。今回は、現代最高と誉れ高いバス歌手、ルネ
・パーペ。ただ、アバドの「魔笛」(477 5789)でのザラストロなどオペラ録音
で強力な存在感を示していたため、DGデビュー!といわれても意外な感じすら
覚えるかも知れません。
それでも正真正銘DGデビュー盤の本作は、“GODS、KINGS、DEMONS”と題された
非常に魅力的なアルバムです。彼の輝かしいキャリアを彩ったオペラの役柄の
中から、神と王様、そして悪魔といった個性的な役柄のキャラクターを選び出
して、選曲されています。例えば、「ラインの黄金」のヴォータン、「トリス
タンとイゾレデ」のマルケ王、「ドン・カルロ」のフィリッポ王、「ファウス
ト」のメフィストフェレス、「メフィストフェーレ」のタイトル・ロールなど、
いずれも彼が世界中のオペラ・ハウスで絶賛された極め付きの歌唱が収録され
ています。歌唱のすばらしさに加え、見事な演じわけにも舌を巻く、究極のバ
ス・アルバムに仕上がっています。

4775870 8枚組 \7200
マルタ・アルゲリッチ/コレクションI(ピアノ・ソロ編)
CD1 
1.ショパン:スケルツォ第3番嬰ハ短調 作品39、
2.ブラームス:2つの狂詩曲 作品79、
3.プロコフィエフ:トッカータ 作品11、
4.ラヴェル:水の戯れ、
5.ショパン:子守歌 嬰ヘ短調 作品60、
6.ハンガリー狂詩曲第6番 変ニ長調
CD2
1.ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 作品58、
2.ポロネーズ第7番 変イ長調 作品61「幻想ポロネーズ」、
3.ポロネーズ第6番 変イ長調 作品53「英雄」、
4.3つのマズルカ 作品59
CD3 
1.リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調、
2.シューマン:ピアノ・ソナタ ト短調 作品22
CD4 
1.ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 作品35、
2.同:アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ 変ホ長調 作品22、
3.同:スケルツォ第2番 変ロ短調 作品31
CD5
1.ラヴェル:夜のガスパール、
2.同:ソナチネ、同:優雅で感傷的なワルツ
CD6 
1.ショパン:24の前奏曲 作品28、
2.同:前奏曲 嬰ハ短調 作品45、
3.同:前奏曲 変イ長調 遺作
CD7 
1.J.S.バッハ:トッカータ ハ短調 BWV911、
2.同:パルティータ第2番 ハ短調 BWV.826、
3.同:イギリス組曲 第2番 イ短調 BWV.807
CD8 
1.シューマン:子供の情景 作品15、
2.同:クライスレリアーナ 作品16
マルタ・アルゲリッチ(Pf)
録音:1960年-1983年
カリスマ・ピアニストのマルタ・アリゲリッチが、DGに録音したアルバムを集
大成する好企画の第1弾。(協奏曲と室内楽の2タイトルが2009年に加わる予定
です。)今回は、1960年のデビュー盤から、1983年に至るソロ演奏を年代順に
すべて収録しています。これらのアルバムはいずれもベストセラーを記録した
名盤ばかりですが、アルゲリッチ・ファンにとってなによりうれしいのは、発
売時のLPジャケットがそのまま使用されている点。ライナーノートはジェド・
リストナーによって新たに書かれ、1955年にグルダと一緒に写っているものな
ど、貴重な写真が含まれたブックレットにも注目です。また、今回新たにリマ
スターされたことで音質も大幅に改善されているとのこと。まさにファン必携
のアイテムです!

4777479 3枚組(1枚価格) \1850
ORIGINAL MASTERS TWOFERS
ダヴィッド・オイストラフ/協奏曲集とアンコール集
CD1 
1.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64、
2.ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26
(Vn独奏:イーゴリ・オイストラフ)、
3.グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品82
CD2 
1.プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番、
2.ショーソン:詩曲 作品25、
3.ラヴェル:ツィガーヌ、
4.グラズノフ:マズルカ・オベレック、
5.カバレフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 作品48
ボーナスCD
1.イザイ:悲劇的な詩 作品12*、
2.ヴィエニャフスキー=クライスラー編:
エチュード・カプリース第5番 作品18*、
3.サラサーテ:スペイン舞曲、
4.クライスラー:ギターナ、
5.ヴィエニャフスキー:レゲンデ 作品17、
6.ヴュータン:ロマンス 作品7より第2番&第3番*、
7.パガニーニ:
ロッシーニの「モーゼ」の主題による序奏と変奏曲
(Pf伴奏:ウラディミール・ヤンポリスキー)
*=初CD化!
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
イーゴリ・オイストラフ(Vn)(CD1-2)
ソビエト国立交響楽団/指揮:キリル・コンドラシン(CD1-1、3)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
/指揮:ダヴィッド・オイストラフ(CD1‐2)
ソビエト国立放送交響楽団
/指揮:キリル・コンドラシン(CD2-1-3)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
/指揮:ガブリエル・ユーディン(CD2-4)
ソビエト国立交響楽団
/指揮:ドミトリー・カバレフスキー(CD2-5)
ウラディミール・ヤンポリスキー(Pf)(ボーナスCD)
録音:1948年-1961年
ダヴィッド・オイストラフは、祖国ロシアでは「ヴァイオリンの帝王“キング
・ダヴィッド”」として愛さ続ける、20世紀最高のヴァイオリニストです。
チェリストのピエール・フルニエは、「オイストラフは唯一無二の存在だ。」
とその音楽性と人間性を高く評価していました。2008年9月に生誕100年を迎え
るにあたって、オイストラフが1948年-1961年にわたってDGに残した録音から
厳選した3枚組アイテムの登場です。そのうちの1枚はボーナス・ディスク扱い
で、初CD化3曲を含むヤンポリスキーとの共演による小品が収録されています。
この貴重なボーナス・ディスクのため、2for1が基本のオリジナル・マスター
ズTWOFERSが、なんと脅威の3for1になってしまいます!生誕100周年ならでは
の超スペシャル価格です。
ブルッフの協奏曲では、息子イーゴリがソロを務めており、指揮者と名高かっ
たオイストラフとの白熱した父子共演も聴きもの。すべて新マスタリングとこ
れまたうれしいリリースです!

734431(DVD-Video) 2枚組 \6450
マスネ:歌劇「マノン」
アンナ・ネトレプコ(S)、ローランド・ビリャソン(T)、
アルフレッド・ダザ(Br)、クリストフ・フィッシェッサー(Br)、
レミー・コラツァ(T)、アルットゥ・カターヤ(Br)、
ハナン・アラッター(S)、ガル・ジェームズ(S)、
シルヴィア・デ・ラ・ムエラ(Ms)、マティアス・ヴィーヴェグ(Br)
ベルリン国立歌劇場合唱団(合唱指揮:エーベルハルト・フリードリヒ)
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
指揮:ダニエル・バレンボイム
演出:ヴィンセント・パターソン
2007年5月 ベルリン国立歌劇場におけるライヴ収録
大成功を収めた2005年ザルツブルク音楽祭の「椿姫」に続いて、ネトレプコ&
ビリャソンの最強コンビが贈るフランス・オペラの最高傑作「マノン」の登場
です。コケティッシュと官能的な魅力を併せ持ち、享楽的で移り気なマノンを
演じるにあたって、現在ネトレプコこそが最高の歌手なのではないでしょうか?
「まるで彼女のために作られた役のようだ」(Suddueutsche Zeitung)と絶賛さ
れています。そして表情豊かでしなやかなテノールを聴かせて魅了するビリャ
ソンの騎士デ・グリュー。初めてオペラを演出したパターソンは、マドンナや
マイケル・ジャクソン、ポール・マッカートニー、そしてブロードウェイなど
のミュージカルの演出でも知られており、今回の「マノン」でも、数奇な運命
に操られる恋人たちを軸にハリウッド調の華麗な舞台に仕上げて話題となりま
した。若々しい情熱と壊れやすく繊細なマスネの美しいメロディーをバレンボ
イムは色彩感豊かに表現しています。ベルリンにおけるライヴ映像で、ボーナ
ス映像として「マノン」のメイキングが24分収録されています。

734427(DVD-Video) \3350
THE PROMISE OF MUSIC(音楽の約束)
ドキュメンタリー&コンサート
1) ドキュメンタリー “The Promise of Music""(90 min.)
2) コンサート
ベートーヴェン:交響曲 第3番 「英雄」
ホセ・パブロ・モンカージョ・ガルシア:ウアパンゴ
-アンコール
ヒナステラ:マランボ
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ
指揮: グスターボ・ドゥダメル
音楽が人生を変える!──若きカリスマ指揮者ドゥダメルは、絶対的な確信を
もってそう語ります。このドキュメンタリー作品は、クラシック音楽界に旋風
を巻き起こしているドゥダメル&SBYOVが、ボンで行われる“ベートーヴェン
音楽祭”に向けて奮闘する若き音楽家たちの日々を克明に追った感動作です。
このオーケストラに参加している子どもたちの多くは貧しく、様々な問題を抱
えています。しかし音楽を通して子ども達はみんなで希望を分かち合い、そこ
から特別なパワーが生まれてくるようです。そしてクライマックスとなるボン
でのコンサートで一気に爆発します。当日は、ベートーヴェンの「エロイカ」
やバーンスタインの「ウエスト・サイド・ストーリ」から“シンフォニック・
ダンス”(このDVDには未収録)そして故郷南米の作品が演奏されて、大絶賛を
浴びました。この作品の監督は、元声楽家でもあったエンリケ・サンチェス・
ランチで、サー・サイモン・ラトルと子どもたちの共演で話題を呼んだ「ベル
リン・フィルと子どもたち(Rhythm Is It!)」の作品で音楽ファンにも大きく
注目された監督です。

734425(DVD-Video) \3350
華麗なるボリショイ・バレエの名演集
ベスト・オブ・ボリショイ・バレエ
アサフィエフ:「バフチサライの泉」-タルタラスの踊り(振付:R.ツァカロフ)
チャイコフスキー:「白鳥の湖」-スペイン舞曲(振付:A.ゴルスキー)
ラフマニノフ:「春の水」(振付:A.メセレル)
グリンカ:「イワン・スサーニン」-ポロネーズとクラコヴィエンヌ
グノー:「ファウスト」-ワルプルギスの夜(振付:L.ラブロフスキー)
サン・サーンス:瀕死の白鳥(振付:M.フォーキン)
アダム:「ジゼル」(短縮版)
(キャスト)ガリーナ・ウラノワ、ライサ・ストルチコワ、
ニコライ・フェデーチェフ、ボリショイ・バレエ団メンバー
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団、ボーンマス交響楽団
指揮:ユーリ・ファイエル,ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
監督:パウル・ツィンナー
1956年、ロンドン、コヴェントガーデン王立歌劇場にて収録
ボリショイ・バレエは、ロシア最高峰のバレエ団の一つであり、わが国でも人
気の高いバレエ団です。チャイコフスキーの名作、「白鳥の湖」を初演したこ
とでも有名ですが、多くの優れた舞踊家や振付師を輩出したことでも知られて
います。1956年にイギリスのコヴェントガーデン王立歌劇場において収録され
たこの映像は、歴史と伝統を誇るこのバレエ団の代表作とウラノワやストルチ
コワなどの往年のダンサーの演技を観ることが出来る貴重なものといえます。


<Decca>
478313 \1850
アルブレヒト・マイヤー/イン・ヴェニス
ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲 ハ長調 (rv447)
マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調
ロッティ:オーボエ・ダ・モーレ協奏曲 イ長調
プラッティ:オーボエ協奏曲 ト短調
アルビノーニ:オーボエ協奏曲 ニ短調
アルブレヒト・マイヤー(Ob)
“マイヤーは、すばやい息継ぎと魅惑的なフレージング、そしてクリーミーな
甘い音色によって、我々を驚嘆させ惑わせる。”(The Daily Telegraph)
若くして世界最高峰であるベルリン・フィルの首席となったアルブレヒト・マ
イヤーは、ソリストや室内楽奏者としても活躍し、オーボエ・ダモーレやコー
ルアングレなどの演奏も比肩するものがない、完全無欠のオーボエ奏者として
知られています。今回、Deccaからのデビューにあたり、マイヤーは1700年代
のヴェニスで数十年の間に生まれたオーボエ音楽の名曲にフォーカスをあて、
ヨーロッパ各地で活躍するピリオド楽器奏者から自ら人選して組織したアンサ
ンブルと共演しています。1700年当時は、まだオーボエのために書かれた協奏
曲はほとんどなく、他の楽器のために書かれていたものを編曲して演奏される
ことが多かったのですが、やがて、ヴィヴァルディやマルチェッロ、アルビノ
ーニといった作曲家がオーボエのために協奏曲を書くようになって、このジャ
ンルに傑作が誕生するようになりました。今回は、これらの有名曲に加えて、
ロッティやプラッティといった初めて紹介される佳曲も含まれており、新たな
スタンダートとなる予感に溢れています。
マイヤーが呼び集めたバックを務めるアンサンブルには、特に名称がありませ
んが、構成メンバーは7人のみ。各々のメンバーは、イル・ジャルディーノ・
アルモニコ、コンチェルト・ケルン、エスペリオンXXI、ル・コンセール・デ
・ナシオンに在籍しており、伴奏部分だけでも価値大の途方もなく贅沢なアン
サンブルです。演奏にあたっては、昨今古楽作品では定石の各パート1人編成
となっており、ソロとの対話に、よりインティメートな雰囲気を作り上げるこ
とに成功しています。

478320 2枚組(1枚価格) \1850
愛の喜び/ジャネット・ベイカー
CD1:
1.マルティーニ:愛の喜び、
2.カッチーニ:アマリッリ、
3.ロッティ:美しい唇よ、お前は言ったのだ、
4.ピッチーニ:夜よ、神秘の女神よ、
5.パイジェッロ:もはや私は、心に感じることはない、
6.チェスティ:私の憧れの人のまわりに、
7.サッリ:かわいい子羊は駆け出す、
8.ペルゴレージ:あらゆる残酷な苦悩、
9.ジョルダーニ:カロ・ミオ・ベン、
10.ヘンデル:「ロデリンダ」-“いとしい人よ、お前はどこにいる?”、
11.ヘンデル:「アタランタ」-“いとしい森よ”、
12.ヘンデル:「セルセ」-“オンブラ・マイ・フ(なつかしい木陰)”、
13.ヘンデル:「アリオダンテ」-“暗く不吉な夜が過ぎると”、
14.ヘンデル:「ヘラクレス」-“私はどこへ逃げたらよいのやら”、
15.パーセル:「ディドーとエーアネス」-ディドーの嘆き”
CD2:
1.J.S.バッハ:
カンタータ第170番「喜ばしい安息、好ましい魂の歓喜」BWV170-アリア、
2.ハイドン:シェーナとアリア“ベレニーチェよ、何をしているのだ」、
3.シューベルト:セレナード作品135 D.920、
4.モーツァルト:「皇帝ティトゥスの慈悲」-“私を喜ばせたいのなら”、
5モーツァルト:「皇帝ティトゥスの慈悲」-“もはや花の冠を編むことは”、
6.グルック:「アルチェステ」-“地獄の神々よ”、
7.グルック:
「オルフェオとエウリディーチェ」-“エウリディーチェを失って”、
8.グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」-“なんと澄み切った空”、
9ベルリオーズ:
「ベアトリスとベネディクト」-“いいえ!私は何を望んでいるだろう”、
10:ブリテン:カンタータ「フェードラ」 作品93
デイム・ジャネット・ベイカー(Ms)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
指揮:ネヴィル・マリナー(CD1:1-9、CD2:2)
セント・アントニー合唱団/イギリス室内管弦楽団
指揮:サー・アンソニー・ルイス(CD1:15)
イギリス室内管弦楽団
指揮:レイモンド・レッパード(CD1:10-14、CD2:2、3、6-8)
指揮:スチュワート・ベッドフォード(CD2:10-12)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
指揮:サー・コリン・ディヴィス(CD2:4,5)
ロンドン交響楽団/指揮:サー・コリン・ディヴィス(CD2:9)
録音:1961年-1977年
クラウディオ・アバド、ジュリアン・ブリームと75周年記念盤をご紹介したき
ましたが、今度はジャネット・ベイカーです。
2008年8月21日に生誕75周年を迎えるデイム・ジャネット・ベイカーは、これま
でデッカやフィリップスに多くのレコーディングを行なってきましたが、その
中から選りすぐりのトラックを集めたアニヴァーサリー・アルバムの登場です。
彼女の広範囲なレパートリーを反映して、イタリア古典歌曲に始まり、バロッ
ク・オペラや古典派とロマン派の声楽作品、そしてブリテン晩年の作品であり、
ベイカーのために書かれたカンタータ「フェードラ」など、たっぷり150分に
も亘って収録されています。(ベイカーといえば、マーラー歌手としても名高
いのですが、さすがに収録しきれなかったようです・・・)価格も2for1とうれ
しいところ。

<OEHMS CLASSICS>
OC630(SACD-Hybrid) \1350
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 & 第6番「田園」
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
ウィーン放送交響楽団
世界が注目する、ド・ビリーと手兵ウィーン放送交響楽団とのベートーヴェン/
交響曲チクルス第2弾。2007年2月に初来日し第1弾CDと同じ交響曲第3番「英雄」
を演奏、期待に違わぬ素晴らしい演奏を披露し高い評価を得た。モーツァルト:
ダ・ポンテ3大オペラに始まり、出身地フランスの近代音楽、オーケストラの本
拠地ウィーンのシューベルト、声楽つき大作ベルリオーズ:レクイエム、フラン
スの名ピアニスト、ロジェとのラヴェル&ガーシュウィン、そして今年7月に初来
日するパリ・オペラ座の公演曲デュカス「アリアーヌと青ひげ」やポラスキとの
ワーグナー「トリスタン」など、立て続けに注目すべき録音を行ってきたが、真
価を問うレパートリー、ベートーヴェンのこの第2弾で、さらに大きな注目と評
価を得ること必定。ウィーンの伝統を踏まえながら、引き締まったアンサンブル、
磨き上げたディテールと音の透明性が見事な出来映えで、ウィーンの音楽シーン
に新風を吹き込んでいるド・ビリーのフレッシュで感動に満ちた名演に仕上がっ
ている。

OC628(SACD-Hybrid) 2枚組 \2100
J.S.バッハ:「ゴルトベルク変奏曲」BWV.988
イルマ・イサカーゼ(p)
彼女の演奏は、アリアの冒頭から心が込められている。装飾音の付け方には少々
驚く人もいるかも知れないが、この独特な味付けに慣れていくとどんどん彼女の
世界にはまっていくだろう。微妙に揺らす右手のメロディと左手のメロディが交
錯したところに現れる不思議な響き。これは一体バッハに内包されるべき音なの
だろうか?と戸惑ううちに、あっさりと終結部に至る。アリアだけでここまで心
が揺り動かされる演奏はそうそうあるものではない。それに続く変奏の見事なこ
と。聴き手は30の異なる世界へと案内されるであろう。例えば第3変奏での雄弁な
左手の動きや、第4変奏での巨大な建築物がそそり立つような堂々とした音。曲
が一つ進むたびに新たな扉が開いていくのである。
現地の音楽評では「グールドの再来」と言われている。しかし音楽の作り方は、
グールドとは全く違うのだが、もしバッハ演奏家の最大の讃辞がその言葉である
のなら、間違いなく彼女のための惹句となり得るだろう。
【録音】2004年8月19-21日、 DSDレコーディング
カリフォルニア、メディア・ハイペリウム・スタジオ 

OC716 \1250
ヨハネス・フィッシャー、パーカッション・ソロ・リサイタル
クセナキス:「ルボン」、 
ホセ・マニュエル・ロペス・ロペス:「Calculo secreto」、 
マティアス・ピンチャー:「nemeton」、 
ヴィンコ・グロボカール:「Toucher」
ジェイコブ・ドラックマン:「Reflections on the nature of water」、 
ヨハネス・フィッシャー(パーカッション)
一言でパーカッションと言っても、これほどまでに多彩な表現があるとは全く想
像も出来なかった!クセナキスにおける野性的なリズムの応酬もさることながら、
指揮者としてもおなじみのピンチャーの静寂から立ち上る不可思議な音も魅力的。
(よく現代美術展でBGMとして使われているような音とでも言えるかも)
マリンバの超絶技巧が炸裂したドラックマンの「Reflections on the nature of
water」での涼しげな音(これは夏の夕涼みにぴったり)。 ロペス・ロペスによる
「Calculo secreto」のヴィブラフォンの幻想的な音色は、水族館を彷徨うが如く
の味わいと言えるだろう。聴いてすっきりするも良し、何気なく部屋に流すも良
し。こういうアルバムは難しいことを考える必要は全くなし。とにかく音の流れ
に身を任せるのが一番!
【ヨハネス・フィッシャー】 
1981年生まれの打楽器奏者、9歳よりドラムとピアノを学び始め、フライブルク
音楽大学で学んだ。2003と2004年には、ピエール・ブーレーズに認められ、ル
ツェルン祝祭アカデミーに特別招聘。その後バーゼルやルツェルンで、バーゼル
交響楽団主席ティンパニ奏者、宮崎泰二郎に学んだ。昨年、ミュンヘンADRコン
クールで優勝している。 
【録音:2007年12月11-13日:ミュンヘン、バイエルン放送第2スタジオ】

OC107 4枚組 \2550
限定盤
ヨハネス・トニオ・クロイッシュ/ギター・リサイタルBOX
Johannes Tonio Kreusch (ヨハネス トニオ クロイッシュ)はドイツのクラシック
ギタリスト。ジュリアード音楽院ではシャロン・イズビンのマスタークラスも受
講し、1996年カーネギーホールにデビュー。中南米の楽曲を主にレパートリーと
している。その音楽性はクラシックに限定されたものではなく、アドリブに於け
るジャズへの方向性も見受けられます。今年ギター・ソロ活動20周年記念として、
この限定BOXの発売となりました。なお元盤の「OC227」 &「OC256」は、廃盤と
なっております。
【収録原盤】
[OC304]
ヨハネス・トニオ・クロイッシュ&マーカス・シュトックハウゼン:
「PANTA RHEI」
[OC241] 
ヴィラ=ロボス:「ギターのためのエチュード」、 
ヒナステラ:「ギター・ソナタOp47」
[OC256] 
パラグアイ、スペイン、キューバの作曲家によるギター作品集
アグスティン・バリオス・マンゴレ :「UNA LIMOSNA POR EL AMOR DE DIOS」
「VALS No.3」「LAS ABEJAS」「大聖堂」、 タレルガ:「CAPRICHO ARABE」
「マリア」、 アルベニス:「ASTURIAS」、
ロドリーゴ:「INVOCACION Y DANZA」、
レオ・ブローウェル:「DANZA CARACTERISTICA」「ELOGIO DE LA DANZA」
「PAISAJE CUBANO CON CAMPAGNAS」「DANZA DEL ALTIPLANO」、
ヨハネス・トニオ・クロイッシュ:「Inspiracion」
[OC227]
ポートレイト・オブ・キューバ(テュリオ・ペラモ作品集)
テュリオ・ペラモ:「大地の歌」「雨の日の午後」「3つのキューバのイメージ」
「9月の歌」



<RCA RED SEAL>
88697301102 2枚組 \1780
ザ・エッセンシャル・エフゲニー・キーシン(ベスト)
Disc1
J.S.バッハ(ブゾーニ編): 「トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564」、
ショパン:
「幻想曲へ短調Op.49」「夜想曲第7番嬰ハ短調Op.27-1」
「夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2」「マズルカ第20番変ニ長調Op.30-3」
「マズルカ第13番イ短調Op.17-4」「マズルカ第23番ニ長調Op.33-2」
「マズルカ第17番変ロ短調Op.24-4」「舟歌嬰へ長調Op.60」
「ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」」
Disc2 
J.S.バッハ(ブゾーニ編):「シャコンヌ」、 
ブラームス:「間奏曲イ短調Op.76-6」「奇想曲ロ短調Op.76-2」、 
ラフマニノフ:「練習曲集「音の絵」(絵画的練習曲集)Op.39より第1,2,5番」、
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカからの3楽章」、 
グリンカ(バラキレフ編曲):「ひばり」
21世紀を担うコンサート・ピアニストの若き巨匠としての位置をゆるぎないもの
にしているエフゲニー・キーシンが、RCA Red Seal へ録音してきた19枚のアルバ
ムから厳選した初のベスト盤をリリース!バッハ=ブゾーニからショパン、ラフマ
ニノフ、ストラヴィンスキーまで、キーシンのピアノ芸術のエッセンスがここに!
現在も積極的な活動を行うキーシン。2009年4月には3年ぶりの来日公演が予定さ
れているが、先ずはこのベストで彼の芸術性の極みを確認しておきたい。  



<ARTE NOVA>
88697319892 \550
ブルックナー:交響曲第6番イ長調WAB106[原典版]
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
リンツ・ブルックナー管弦楽団
交響曲第6番は、1879年9月から1881年9月に作曲。力強く構築的な第5番、親しみ
やすい人気曲の第7番に挟まれているためか、また演奏時間が60分に満たないゆえ
か、演奏機会は比較的少ないが、全編にわたって自然への憧れの感情が横溢し、
美しいメロディとハーモニーが絶品ゆえに隠れファンも多い。ブルックナー円熟
の筆致は、無駄なく引き締まった造形の中で深みを加え輝きを増しており、傑作
の名に恥じない。ブルックナーの交響曲の特徴の一つとなっている全休止がない
のもこの作品の個性的な風貌のひとつ。
【録音】 2008年2月7日、リンツ、ブルックナーハウス大ホールでのライヴ・
レコーディング

88697319902 \550
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調WAB107[原典版]
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
リンツ・ブルックナー管弦楽団
交響曲第7番は、ブルックナーの交響曲の中でも最も人気のある作品で、しかも
ブルックナーの生前にその作曲家としての名声を確立させた記念碑的な作品であ
る。交響曲第6番の完成後すぐ、1881年9月末から第1楽章の作曲が開始された。
第2楽章のクライマックス部分を書いていた時期、1883年2月13日に最も尊敬して
いたリヒャルト・ワーグナーが死去し、その悲しみの中で同楽章コーダが書き上
げられ、第184小節以下をワーグナーのための「葬送音楽」と呼んだ。全曲の完
成は1883年9月。1884年12月、ニキシュ指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
弦楽団による初演は大成功を収め、ブルックナーに交響曲作曲家としての本格的
な名声をもたらした。
【録音】 2007年5月24日、リンツ、ブルックナーハウス大ホールでのライヴ・
レコーディング

88697319912 \550
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調WAB109[原典版]
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
リンツ・ブルックナー管弦楽団
交響曲第9番は、生前のブルックナーが完成させることのできなかった未完の大作
である。1884年夏、交響曲第8番を完成させた後、この作品の作曲に取り掛かり、
ベートーヴェンの交響曲第9番と同じ「ニ短調」という調性を選んだ。しかし交
響曲第1番と交響曲第8番の改訂作業に終われ、この交響曲の作曲に集中すること
ができず、1892年12月の交響曲第8番初演後、ようやく作曲に打ち込むことがで
きるようになったが、同時に彼の病状は悪化し続ける。1894年11月、第3楽章を
完成させ、1896年10月11日の死の直前まで第4楽章の作曲に携わったが、ついに
全曲を完成させることはできなかった。
近年の研究で、ブルックナーが4楽章構成の交響曲として完成させるつもりであっ
たことが確実となり、残された草稿からの復元の試みや演奏も行なわれている。
その意味で、第3楽章までで「完結」としていた従来の見解は作曲者の意思に反
することになるが、それでも完成した3つの楽章の内容の深さ、宇宙の広がりを
も思わせる構成の大きさは圧倒的であり、第3楽章アダージョの終結で静謐な高
みに上り詰めて終わる演奏にも大きな意味がある。
【録音】 録音日不詳;後送 、リンツ、ブルックナーハウス大ホールでのライ
ヴ・レコーディング


<BMG>
★没後50年記念リリースXRCD24 RCAトスカニーニ・オリジナル・エディション
JMM24XR07 \3465
メンデルスゾーン: 交響曲第4番「イタリア」 &第5番「宗教改革」
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC交響楽団
[録音]1954年2月28日のライヴ・レコーディングおよび同年2月26日&27日のリハ
ーサル(4番)、
1953年12月13日のライヴ・レコーディング(5番)、
ニューヨーク、カーネギー・ホール[モノラル]
[リマスタリング・エンジニア]杉本一家(JVCマスタリング・センター)
[マスターテープ・トランスファー]アンドレアス・マイヤー(ニューヨーク・ソニ
ー・スタジオ)
[LP初出] LM-1851[February 1955]
[国内LP初出] LS-2035[September 1956]
オリジナル・マスター使用により、尋常ならざる臨場感と鮮明度を得てよみがえる
「イタリア」「宗教改革」。これぞトスカニーニ畢生の名盤。
当アルバムのメンデルスゾーンの交響曲2曲は、いずれも1953/1954年シーズンにト
スカニーニが演奏会で取り上げた際のライヴ・レコーディング。このシーズンは、
トスカニーニにとって現役最後となったシーズンであり、1954年4月4日のオール・
ワーグナー・プログラムによる有名な演奏会をもって指揮活動から引退した。この
シーズンは、RCAによる純粋なレコーディング・セッションは行なわれなかったが、
毎週ラジオで生中継されていたNBC交響楽団との演奏会は、放送用と並行してRCAの
スタッフによって録音されていた。引退後、トスカニーニは息子のワルターと共に
残された放送録音からレコード化できる演奏を試聴・選定する作業を行なったが、
このメンデルスゾーンの2曲もその過程で選ばれたもので、引退の翌年にLPで初めて
発売された。それ以来半世紀以上にわたってカタログからは消えることがなく、現
在でもトスカニーニの代表的な名盤のひとつとして高く評価されている。
交響曲第4番「イタリア」では、87歳という年齢を感じさせない厳格なオーケストラ
・コントロールと熱いカンタービレがききもの。特に終楽章で、楽譜にはないティ
ンパニを追加してタランテラのリズムを強調している点は、音楽の本質を表現する
ためには敢えて楽譜の改変も辞さないというトスカニーニのポリシーを端的に表し
たものである。トスカニーニはこの交響曲をNBC時代に4回取り上げており、その最
後となったのが当盤所収の演奏。1955年の発売に際しては、トスカニーニのリクエ
ストで、2月28日の演奏会当日のライヴ・テイクに加えて、前日と前々日のリハーサ
ル録音からのテイクも使用されて編集されている。これは、ライヴ演奏では特にリ
ズムの扱いに自由さを許していたが、繰り返し聴かれるレコードとしては相応しく
ないとトスカニーニが判断し、より厳格で折り目正しいリハーサル時の演奏に差し
替えたためである。当然今回のリマスタリングにあたってもそのマスターが使用さ
れている。
交響曲第5番「宗教改革」は、トスカニーニがNBC時代に4回取り上げた中で最後の演
奏となった12月13日のライヴがそのままレコード化された。トスカニーニによる解
釈で改めて注目されるべきは、第1楽章の異例なまでの激しい高揚感と、第4楽章で
採用されている通常よりもゆっくりしたテンポであろう。それによって第4楽章コー
ダにおけるコラールが荘厳に再現されており、これこそまさにトスカニーニ渾身の
表現といえるだろう。なお12月13日の演奏会では、ムソルグスキー「ホヴァンシチ
ナ」前奏曲、フランク「アイオリスの人々」、ウェーバー「舞踏への勧誘」という
多彩なプログラムが組まれ、この交響曲はその最後を飾った。
今回の復刻に当たっては、これまでのXRCD24の原則通り、最もオリジナルなアナログ
・マスターテープにさかのぼり、細心の注意を払ってマスタリングを敢行。1950年
代のライヴ録音としては驚異的なクオリティで収録されたトスカニーニ=NBC交響楽
団の輝かしく豊潤なサウンドが、前代未聞の明晰さと色彩感を伴って瑞々しくよみが
えっている。
●『1992年に『大全集』の一環としてリマスタリングされたときは、その時点までの
LPや1984年の初CD化(日本のみで発売)で使用されていたRCA保管のマスターテープで
はなく、ニューヨーク公立図書館のロジャース・アンド・ハマースタイン・アーカイ
ヴに収められている「トスカニーニ・レガシー」コレクション保管の音源がマスター
として使用されました。これはトスカニーニ家が所有していた膨大な録音資産に含ま
れていたNBC放送の録音テープのことです。今回のXRCD24化にあたってはRCA保管のオ
リジナル・モノラル・マスターを使用しています。「レガシー」音源と比べて、どち
らがよりオリジナルに近いかという判断は難しいですが、音自体の密度の濃さ、鮮明
さ、そして力強さの点で、やはりRCAマスターの方に分があると感じました。RCAマス
ターでは、「イタリア」の第4楽章の最後の和音が、おそらくその後に続く拍手をカッ
トするための残響処理のせいでしょうか、わずかに音質が異なるのですが、今回はオ
リジナルのままとしあえて音質調整は施しておりません。RCAによるセッション録音
と比べると、聴衆のいる演奏会での録音ということで、響きがややドライになっては
いますが、それでも1950年代のライヴとしては驚異的なクオリティで収録され、それ
が鮮度を保ったまま保存されています。トスカニーニとNBC交響楽団の熱のこもった、
輝かしく豊潤なサウンドが生々しく刻み込まれたこの2曲は、まさにXRCD24すべき音
源であると感じ、あえて今回のラインナップに加えた次第です。これまでのCDでは
決して聴くことのできなかった明晰さと色彩感とが瑞々しくよみがえり、この2曲の
名演の永久保存にふさわしいリマスタリングが出来たと自負しています。』
杉本一家[XRCD24プロデューサー、マスタリング・エンジニア]
(ライナーノーツより)

JMM24XR08 \3465
ベートーヴェン:交響曲第7番&第1番
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC交響楽団
[録音]1951年11月9日のセッションおよび11月10日のライヴ・レコーディング(7番)
1951年12月21日(1番)、ニューヨーク、カーネギー・ホール[モノラル]
[オリジナル・プロデューサー]リチャード・モア
[オリジナル・レコーディング・エンジニア]ルイス・レイトン
[リマスタリング・エンジニア]杉本一家(JVCマスタリング・センター)
[マスターテープ・トランスファー]
アンドレアス・マイヤー(ニューヨーク・ソニー・スタジオ)
[LP初出] LM-1756[September 1953]、
LM-6009[October 1952, coupled with Symphony No.9]
[国内LP初出] LS-2016[December 1954]、
LS-2012-13[July 1954, coupled with Symphony No.9]
当アルバムのベートーヴェンの交響曲2曲は、いずれも1951年に収録された。この年
の7月、長年連れ添った妻のカルラが死去し、悲嘆に暮れたトスカニーニは、それを
打ち消すかのように演奏に没頭し、1951/52年シーズンでは、12回の放送演奏会に加
えて20回もの録音セッションをこなしている。その結果、皮肉なことに、トスカニー
ニの最晩年で最も実りの多かったシーズンとなった。
トスカニーニによるベートーヴェンの交響曲第7番は、ニューヨーク・フィルとの
1936年のSP録音が歴史的名盤として名高いが、このNBC交響楽団との1951年11月の演
奏は、作品全体の強固な一貫性と構築性、細部の明快さ、オーケストラ書法の透
の高さなどの点で、トスカニーニがその最晩年に到達した円熟の境地を物語ってい
る(トータルの演奏時間も34:25から32:56へと、1分30秒ほど短くなっている)。
NBC時代に4回取り上げたうちの最後の演奏で、発売に際しては、トスカニーニのリク
エストによって演奏会前日のRCAへの録音セッションのテイクと組み合わされて編集
された(第1楽章序奏部を除いては、ほとんど演奏会ライヴのテイクが用いられるこ
とになった)。
交響曲第1番は、上述の通り忙しい演奏活動の合間を縫って組まれたRCAによる録音
セッションで収録されたもので、もともと交響曲第9番と組み合わされてLP2枚組で
発売された。同じ月(1951年12月)には、ブラームスの交響曲第4番、すでにXRCDシリ
ーズでも発売されているエルガー「エニグマ変奏曲」やレスピーギ「ローマの噴水」
が立て続けに収録されていることからもわかるように、この時期トスカニーニは演
奏の面で一つのピークにあった。録音セッションの翌日には、イタリア健康組合の
ための慈善演奏会(NBCによる放送はされなかった)でも取り上げられている。曲全体
に息づく躍動感は、「トスカニーニの晩年はリズムが硬直化した」という通説への
反証となるものである。
今回の復刻に当たっては、これまでのXRCD24の原則通り、最もオリジナルなアナロ
グ・マスターテープにさかのぼり、細心の注意を払ってマスタリングを敢行。1950
年代のモノラル録音としては驚異的なクオリティで収録されたトスカニーニ=NBC交
響楽団の輝かしく豊潤なサウンドが、前代未聞の明晰さと色彩感を伴って瑞々しく
よみがえっている。特にセッション収録された第1番は、トスカニーニの1951年以降
のRCA録音に共通する、指揮者の頭上約5メートルの位置につるされたコンデンサー
・マイク1本によるワンポイント収録で、細部のパートまで明晰に収録しながらも
直接音を主体にしたバランスによる名録音でもある。

<EMI CLASSICS>
CDC-2162240 \1980
ベルリオーズ:幻想交響曲
*カンタータ「クレオパトラの死」
*スーザン・グレアム(ソプラノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル指揮
「展覧会の絵」、マーラー/第9番に続く最新発売盤は「新たな最上級」と評さ
れた光彩陸離の「幻想」新録音。フィルアップはローマ賞の応募作カンタータ
です。

CZS-2147122 17枚組 \8100
ダヴィッド・オイストラフ/コンプリートEMIレコーディングス
CD1
ベートーヴェン:
三重協奏曲ハ長調Op.56
w/オボーリン(ピアノ)、クヌシェヴィツキー(チェロ)、フィルハーモニアO
サージェント指揮 1958年録音
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97「大公」
w/オボーリン(ピアノ)、クヌシェヴィツキー(チェロ) 1958年録音
CD2
ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調Op.56
w/リヒテル(ピアノ)、ロストロポーヴィチ(チェロ)、
ベルリン・フィルハーモニーO
カラヤン指揮 1969年録音
ブラームス:二重協奏曲イ短調Op.102
w/ロストロポーヴィチ(チェロ)、クリーヴランドO、セル指揮 1969年録音
CD3(新リマスター)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
w/ストックホルム・フェスティヴァルO、エールリンク指揮 1954年録音
CD4(新リマスター)
ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
w/フランス放送国立O、クリュイタンス指揮 1958年録音
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
w/オボーリン(ピアノ) 1953年録音
CD5(新リマスター)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第32番変ロ長調K.454
w/ヤンポルスキー(ピアノ) 1956年録音
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調Op.12-3
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
以上 w/ヤンポルスキー(ピアノ) 1955年録音
CD6
ブラームス:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
w/フランス放送国立O、クレンペラー指揮 1960年録音
二重協奏曲イ短調Op.102
w/フルニエ(チェロ)
フィルハーモニアO、ガリエラ指揮 1956年録音
CD7
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
w/ベルリン・フィルハーモニーO、オイストラフ指揮 1971年録音
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
w/クリーヴランドO、セル指揮 1969年録音
CD8
プロコフィエフ:
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.19
w/ロンドン交響楽団、フォン・マタチッチ指揮 1954年録音
ヴァイオリン協奏曲第2番Op.63
w/フィルハーモニアO.ガリエラ指揮 1958年録音
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調Op.94
w/ヤンポルスキー(ピアノ) 1955年録音
CD9
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211
以上 w/ベルリン・フィルハーモニーO、オイストラフ指揮 1971年録音
協奏交響曲変ホ長調K.364
w/イゴール・オイストラフ(ヴィオラ)、
ベルリン・フィルハーモニーO、オイストラフ指揮 1972年録音
CD10
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調「トルコ風」K.219
以上 w/ベルリン・フィルハーモニーO、オイストラフ指揮 1970年録音
アダージョ ホ長調K.261
ロンド 変ロ長調K.269
ロンド ハ長調K.373
以上 w/ベルリン・フィルハーモニーO、オイストラフ指揮 1971年録音
CD11
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
w/フィルハーモニアO、オイストラフ指揮 1958年録音
2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調K.190
w/イゴール・オイストラフ(ヴァイオリン)、
ベルリン・フィルハーモニーO、オイストラフ指揮 1972年録音
CD12(新リマスター)
ラロ:スペイン交響曲Op.23
w/フィルハーモニアO、マルティノン指揮 1954年録音
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
w/ロンドン交響楽団、フォン・マタチッチ指揮 1954年録音
CD13
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.99
w/ニュー・フィルハーモニアO、マキシム・ショスタコーヴィチ指揮 1972年録音
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調(1940)
w/フィルハーモニアO、ハチャトゥリアン指揮 1954年録音
CD14(新リマスター)
タニェエフ:協奏的組曲Op.28
w/フィルハーモニアO、マルコ指揮 1956年録音
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
w/ヤンポルスキー(ピアノ) 1954年録音
CD15(新リマスター)
シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調Op.9
w/ヤンポルスキー(ピアノ) 1954年録音
スーク:「愛の歌」-6つの小品Op.7-1
コダーイ:3つのハンガリア民謡
ヴィエニャフスキ:伝説曲Op.17
ザルジツキ:マズルカ ト長調Op.26
ドビュッシー/プーランク編:「月の光」-ベルガマスク組曲
ファリャ:「ホタ」-スペイン民謡組曲
チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォOp.34
イザイ:恍惚Op.21
以上 w/ヤンポルスキー(ピアノ) 1956年録音
CD16(新リマスター)
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898
w/オボーリン(ピアノ)、クヌシェヴィツキー(チェロ) 1958年録音
カレン・ハチャトゥリアン:ヴァイオリン・ソナタOp.1
w/ヤンポルスキー(ピアノ) 1955年録音
タルティーニ/クライスラー編:ヴァイオリン・ソナタ ト長調「悪魔のトリル」
w/ヤンポルスキー(ピアノ) 1956年録音
CD17(新リマスター)
シューベルト:八重奏曲ヘ長調D.803
w/ボンダレンコ(ヴァイオリン)、テリアン(ヴィオラ)、
クヌシェヴィツキー(チェロ)
ソローキン(クラリネット),ゲルトヴィチ(コントラバス)、
シュティデル(バスーン)
シャピロ(ホルン) 1955年録音
以上 
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
1908年ウクライナ、オデッサに生まれオイストラフはソ連を代表するヴァイオ
リニストとして君臨しました。第2次大戦終了後西側での活動が本格的に始まる
と20世紀を代表する巨匠としての評価を確立しました。EMIにはメジャー・レー
ベルとして最も多くの録音を残し、クリュイタンス、クレンペラー、セルとの
協奏曲録音、ヴァイオリン曲室内楽と幅広く彼の得意のレパートリーが含まれ
たいずれも名演のほまれ高い演奏をまとめた17CDのご案内です。
各CD紙ケース入り、36Pブックレット

CZS-2150372 4枚組 \3600(予定)
ラトル/バルトーク(限定盤)
CD1
バレエ「中国の不思議な役人」Op.19(Sz73) 1993年録音
管弦楽のための協奏曲Sz116 1992年録音
以上 w/バーミンガム市交響楽団
CD2
ピアノ協奏曲第1番Sz.83
*ピアノ協奏曲第2番Sz.95
ピアノ協奏曲第3番Sz.119
以上 w/ドノホー(ピアノ)、バーミンガム市交響楽団
1992年録音 *1990年録音
CD3
ヴァイオリン協奏曲第2番Sz.112
*ラプソディ第1番(ヴァイオリンと管弦楽のための)Sz.87
*ラプソディ第2番(ヴァイオリンと管弦楽のための)Sz.89
w/キョンファ・チョン(ヴァイオリン)、バーミンガム市交響楽団
1990年録音 *1992年録音
CD4
2台のピアノ、打楽器と管弦楽のための協奏曲Sz.115
2台のピアノ、打楽器のためのソナタSz.110
w/カティア&マリエル・ラベック(ピアノ)、グアルド&ドルー(打楽器)
バーミンガム市交響楽団 1985年録音
涙の湖-「青ひげ公の城」
w/フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)、ホワイト(バリトン)
弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽-第2楽章冒頭
以上 w/バーミンガム市交響楽団 1995年録音
以上 サイモン・ラトル指揮
ラトルのリズム感覚が十全に発揮された会心のバルトーク
クラッシュメル・ボックス、各CD紙ケース入り、24Pブックレット

CZS-2150142 7枚組 \4750(予定)
ラトル/アメリカン・ミュージック(限定盤)
CD1
アダムズ:
和声楽
The Chairman Dances(管弦楽のためのフォックストロット)
2つのファンファーレ-Tromba Lontana
Short Ride in a Fast Machine
以上 w/バーミンガム市交響楽団 1993年録音
アイヴズ:戦没将兵記念日(終結部)-「祭日」
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(開始部)
カーター:A Celebration of some 100 X 150 notes
-Three Occasions for Orchestra
バーンスタイン:マンボ-ウェスト・サイド・ストーリーからの交響的舞曲
以上 w/バーミンガム市交響楽団 1995年録音
CD2
バーンスタイン:
ワンダフル・タウン
w/バーミンガム・コンテンポラリー・ミュージック・グループ他 1998年録音
プレリュード、フーガとリフ
w/ロンドン・シンフォニエッタ 1986&1987年録音
CD3
デューク・エリントン・アルバム
w/バーミンガム市交響楽団 他 1999年録音
CD4-6
ガーシュウィン:ポーギーとベス(全曲)
w/ロンドン・フィルハーモニーO 他 1988年録音
以上 サイモン・ラトル指揮
CD7
ガーシュウィン-グローフェ編:ラプソディ・イン・ブルー
w/ドノホー(ピアノ)、ロンドン・シンフォニエッタ 1986年、1987年録音
ガーシュウィン・ソング・ブック
w/ドノホー(ピアノ) 他 1990年録音
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調
w/ドノホー(ピアノ)、バーミンガム市交響楽団 1990年録音
クリーマー/レイトン:After you've gone
カーン/エルドマン/マイヤーズ/ショーベル:Nobody's Sweetheart
ハリス/ヤング:Sweet Sue
w/ロンドン・シンフォニエッタ 他 1986年、1987年録音
本領発揮、ラトルのセンスが光るアメリカ音楽
クラッシュメル・ボックス、各CD紙ケース入り、44Pブックレット


●EMI TRIPLES★価格変更 再案内
CZS-2153002 3枚組 \1880
クレンペラー/ハイドン:交響曲集
CD1
交響曲第88番ト長調
w/ニュー・フィルハーモニアO 1964年録音 
交響曲第98番変ロ長調
交響曲第101番ニ長調「時計」
w/フィルハーモニアO 1960年録音
CD2
交響曲第95番ハ短調 1970年録音
交響曲第100番ト長調
交響曲第102番変ロ長調 以上1965年録音
以上 w/ニュー・フィルハーモニアO
CD3
交響曲第92番ト長調「オックスフォード」 1971年録音
交響曲第104番ニ長調「ロンドン」 1964年録音
以上 w/ニュー・フィルハーモニアO
以上 オットー・クレンペラー指揮

CZS-2153052 3枚組 \1880
ザビーネ・マイヤー/モーツァルト:セレナード集
CD1
セレナード第10番変ロ長調K.361「グラン・パルティータ」(13管楽器のための)
セレナード第11番変ホ長調K.375 1996年録音
ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル
CD2
セレナード第12番ハ短調K.388
ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル 1996年録音
クラリネット五重奏曲イ長調K.581
ザビーネ・マイヤー(クラリネット)
(ホルン五重奏曲変ホ長調K.407
ブルーノ・シュナイダー(ホルン)
以上 ウィーン六重奏団員 1988年録音
CD3
後宮からの逃走-Harmoniemusik
ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル 1990年録音

CZS-2153102 3枚組 \1880
フォンク/シューマン:交響曲集&協奏曲集
CD1
交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」 1993年録音
(交響曲第3番変ホ長調Op.97「ライン」 1992年録音
CD2
交響曲第2番ハ長調Op.61 1991年録音
交響曲第4番ニ短調Op.120 1992年録音
CD3
「マンフレッド」Op.115-序曲 1992年録音
ピアノ協奏曲イ短調Op.54
w/ツァハリアス(ピアノ) 1991年録音
チェロ協奏曲イ短調Op.129
w/モルク(チェロ) 1994年録音
以上 ケルン放送交響楽団、ハンス・フォンク指揮

CZS-2153142 3枚組 \1880
コヴァセヴィチ/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
CD1
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」 1997年録音
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」 1999年録音
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28「田園」 1998年録音
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110 1992年録音
CD2
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」 1992年録音
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」 1999年録音
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111 2003年録音
CD3
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」 1994年録音
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a「告別」 2002年録音
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラフィーア」 2001年録音
以上 スティーヴン・コヴァセヴィチ(ピアノ)

CZS-2153182 3枚組 \1880
ルトスワフスキ/自作交響曲、協奏曲集
CD1
交響的変奏曲(1938)
交響曲第1番(1947)
葬送音楽(1958)
交響曲第2番(1966-68)
以上 1976年、1977年録音
CD2
管弦楽のための協奏曲(1954)
ヴェネツィアの遊び(1961)
オーケストラの書(1968)
ミ・パルティ(1976)
以上 1976年、1977年録音
CD3
前奏曲とフーガ(13の独奏弦楽器のための)(1972)
アンリ・ミショーの3つの詩(1963)
w/クラコフ放送合唱団
織りこまれた言葉(1965)
w/デヴォス(テナー)
ポストリュード第1番(1958)
以上 1976年、1977年録音
以上 ポーランド放送国立交響楽団 ヴィトルド・ルトスワフスキ指揮


●THE OPERA SERIES(限定盤)
CZS-2088332 2枚組 \1980
エネスコ:オイディプス王
ヴァン・ダム(バリトン)、バキエ(バス)、ゲッダ(テナー)、ヴァノー(バリトン)
ハウプトマン(バリトン)、ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)、他
モンテ・カルロ・フィルハーモニーO、フォスター指揮
クラッシュメル・ボックス、各CD紙ケース入り、20Pブックレット

CZS-2088302 3枚組 \2950
モーツァルト:コジ・ファン・トゥッテ
5ヴァネス(ソプラノ)、ジーグラー(メゾ・ソプラノ)、アラー(テナー)
デュエシング(バリトン)、ワトソン(ソプラノ)、デズデーリ(バス)
ロンドン・フィルハーモニーO、ハイティンク指揮
クラッシュメル・ボックス、各CD紙ケース入り、32Pブックレット

CZS-2088242 2枚組 \1980
R.シュトラウス:ナクソス島のアリアドネ
ヤノヴィッツ(ソプラノ)、ゲスティ(ソプラノ)、キング(テナー)、
アダム(バス)、シュライヤー(テナー)、プライ(バリトン)
ドレスデン・シュターツカペレO、ケンペ指揮
クラッシュメル・ボックス、各CD紙ケース入り、20Pブックレット

CZS-2088212 2枚組 \1980
ウェーバー:魔弾の射手
オットー(ソプラノ)、グリュンマー(ソプラノ)、コーン(バス)、
ショック(テナー)
ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団、ベルリン・フィルハーモニーO
カイルベルト指揮
クラッシュメル・ボックス、各CD紙ケース入り、24Pブックレット

CZS-2088272 2枚組 \1980
プッチーニ:トスカ(限定盤)
スコット(ソプラノ)、ドミンゴ(テナー)、ブルゾン(バリトン)、チーク(バス)
カペッキ(バリトン)、アンブロジアン・オペラ合唱団 他
フィルハーモニアO、レヴァイン指揮
クラッシュメル・ボックス、各CD紙ケース入り、20Pブックレット



<VIRGIN CLASSICS>
VBD-5190342 2枚組 \1980
ウー・ドゥ・クーソン/バベル
(インターナショナル・ヴァージョン)
ブリリアント・ボックス 16Pブックレット(フランス語、ドイツ語)
VBD-2290892 2枚組 \1980
ウー・ドゥ・クーソン/バベル
(ディジパック・ヴァージョン)
ディジパック 16Pブックレット(フランス語)
西洋とワールド、そして時代を超えての音楽の融合でベスト・セラーを記録す
るクーソン、レーベルを超えての集大成
「モーツァルト・イン・エジプト」プロジェクトが世界で50万枚以上のセール
スを記録しているクーソンの「モーツァルト・イン・エジプト」「オ・ストラ
ヴァガンツァ(ヴィヴァルディとケルト音楽の出会い)」「ソングズ・オブ・イ
ノセンス(世界の子供民謡)」「ラックス・オブスクラ(中世のチャントと21世
紀の出会い)、さらにヴァージン・クラシックス移籍前の「Lambarena(アフリ
カ伝統音楽とバッハの出会い)」からのベスト・チョイス。
CD1
1. Al sahm al taeh(Mozart arr. H. de Courson)
2. Sankanda+Lasset und den nicht zerteilen
(J.S. Bach arr. H. de Courson)
3. Toma que toma(T. Gubitsch/H. de Courson)
4. Il Sonno(Vivaldi arr. H. de Courson)
5. Stella Splendens(Trad. Arr. H. de Courson)
6. Ya Shady symphony(Mozart arr. H. de Courson)
7. Romero Santo(El Lebrijano arr. H. de Courson)
8. Kuteva(H. de Courson)
9. Concerto pour pid et piano No23(Mozart & trad.
Arr Teg/H. de Courson/N. Dalil)
10. Herr, Unser Herrscher(J.S. Bach arr. H. de Courson)
11. El vuelo(T. Gubitsch/H. de Courson)
12. Ikhtitaf fi Assaraya(Mozart & trad. Arr Teg/H. de Courson/N. Dalil)
13. O' Stravaganza(Vivaldi arr. H. de Courson/Y. Le Berre)
14. Loyaute(Guillaume de Machaut arr. H. de Courson)
15. Alatul concerto pour Kaval et Flute(Mozart arr. H. de Courson)
CD2
1. La reine des mille et une nuits(Mozart arr. H. de Courson)
2. Il duello(Vivaldi arr. H. de Courson)
3. Qui n'aroit autre deport(Guillaume de Machaut arr. H. de Courson)
4. Barisokhanda(T. Gubitsch/H. de Courson)
5. Bombe/Ruht Wohl Ihr Heiligen Gebeine(J.S. Bach arr. P. Akendenque)
6. Muort' Oramai(Landini arr. H. de Courson)
7. Al Riah(Mozart arr. H. de Courson)
8. Tana shaot Lein(T. Gubitsch/H. de Courson)
9. Alle(H. de Courson/D. White)
10. Yaman Hawa/Thamos roi d' Egypte(Mozart & trad.
Arr Teg/H. de Courson/N.Dalil)
11. La Bigoudine(T. Gubitsch/H. de Courson)
12. Ceol cuaine(H. de Courson/Y. Le Berre)
13. Dhikr/Requiem/Golgotha
(Mozart & trad. Arr Teg/H. de Courson/N. Dalil)



<EMI CLASSICS>
CZS-2070942(2CD+1DVD) \2950
パールマン・プレイズ・クレツマー
東欧ユダヤの音楽、「クレツマー」の最高傑作録音2CDをパッケージ
CDにはクレツマー音楽の名曲、Jewish Wedding Medley, Hasidic Dance
Klezmer Suiteを収録。DVDには「パールマンのクレツマー初レッスン」「クレ
ツマーとマゼルトフ」「ポーランドのクレツマー・フェスティヴァル」「パー
ルマンのライヴ・イン・ニュー・ヨーク」などの映像がおさめられています。
ディジパック 16Pブックレット
Compact Disc 1
In the Fiddler’s House
1 Reb Itznik’s Nign Brave Old World
2 Simkhes Toyre Time The Klezmatics
3 Flatbush Waltz The Andy Statman Klezmer Orchestra
4 Wedding Medley The Klezmer Conservatory Band
5 Dybbuk Shers The Klezmatics
6 Basarabye Brave Old World
7 Firn Di Mekhutonim Aheym The Klezmer Conservatory Band
8 Tati Un Mama Tants The Andy Statman Klezmer Orchestra
9 Fisherlid The Klezmatics
10 Der Alter Bulgar The Andy Statman Klezmer Orchestra
11 Ale Brider The Klezmer Conservatory Band
12 Honga The Klezmatics
13 Doyna & Skotshna Brave Old World
14 Der Heyser Bulgar The Klezmer Conservatory Band
15 Di Gayster The Klezmatics
Recorded at The Hit Factory, New York, 6-9.VIII.1995
Producer: Steven Paul Executive producer: Michael Alpert
Balance engineer: Chris Tergesen
(P)1995 The copyright in this sound recording is ownded by
EMI Records Ltd. c 2008 EMI Records Ltd.
Compact Disc 2
Live in the Fiddler's House
Brave Old World
1 Bukovina 212 Trad./Alpert/Bern
2 Lekho Neraneno Trad./Brave Old World
3 Doina Naftule Trad./Bjorling
4 A Hora mit Branfn Trad./Bjorling
The Klezmatics
5 Healthy Baby Girl Hora Suigals
6 Golem Tants London
7 Honga Encore Trad./London
8 Nign Sklamberg
9 Bulgars/The Kiss Trad./Klematics/London
The Andy Statman Klezmer Orchestra
10 Meton Nign/In the Sukke
11 Sholom Aleykhem
12 Khaiterma
13 Andy’s Ride
Klezmer Conservatory Band
14 A Heymischer Bulgar/Wedding Dance Ellstein/Trad./London
15 Kale Bazetsn(Seating the Bride)/Khusidl
(Hasidic Dance)Tarras/Trad.
16 Fun Tashlikh
17 A Yingele fun Poyln(A Young Man from Poland)/
Di Mame iz Gegangen in Mark Arayn(Mother Went to Market)
Finale
18 Processional Trad./Arr. by Netzky and ‘Klezcorps’
Klezmer Suite Trad./Arr. by Netzky and ‘Klezcorps’
Ale Brider(We Are All Brothers)Trad./Arr. by Netzky and ‘Klezcorps’
(P)1996 The copyright in this sound recording is owned by
EMI Records Ltd. c 2008 EMI Records Ltd.
Bonus DVD ‘In the Fiddler’s House’
Perlman’s first Klezmer lesson
Dinner in New York
Klezmer and Mazeltov
The many styles of Klezmer
Perlman in Krakow
The Polish Klezmer Festival
Perlman rehearses with The Klezmatics
Perlman live in New York

CZS-2155862 7枚組 \6950
ポール・ロブソン/コンプリートEMIセッションズ 1928-1939(限定盤)
「オールマン・リヴァー」で知られる黒人歌手、ロブソンが英国滞在時代に
EMIに収録した幅広いレパートリーの集大成です。
ロブソンは1898年USニュージャージー州に生まれ、弁護士となったものの黒人
であることで差別を受けました。1928年4月ロンドンの「ショー・ボート」公
演出演をきっかけにイギリスに拠点を移し本格的に歌手としての活動、録音を
始めました。本アルバムにまとめられた録音は彼が再度生国USに拠点を移すま
での間にEMIへ残された、幅広いレパートリーの全貌を示す集大成的な記録で、
20世紀を代表する偉大な録音アーティスト、ポール・ロブソンへのトリビュー
ト的ボックスです。オリジナル78回転からの新リマスターによる初の完全CD化。
1931年9月17日アビー・ロード・スタジオ初録音'Rockin' chair'、ウォルター
・レッグがプロデュースした1938年、1939年のセッション、彼の代表曲「オー
ルマン・リヴァー」の3回(1928年、30年、36年)の録音を含む約170曲を収録し
た7CD。
CD1 The 1928-1929 Sessions: Ol' Man River 他23曲
CD2 The 1930-1931 Sessions: Hail de crown 他20曲
CD3 The 1932-1933 Sessions: Nearer my God to Thee 他24曲
CD4 The 1933-1936 Sessions: Fat li'l della wid his mammy's eyes 他25曲
CD5 The 1936-1937 Sessions: Honey(Dat's all)他全26曲
CD6 The 1937-1938 Sessions: Dere's a man goin' round' takin' names
他全26曲
CD7 The 1939 Sessions: Down de lovers' lane 他全26曲
クラッシュメルボックス 各CD紙ケース入り 44Pブックレット

CZS-2080772 3枚組 \2950
アンドレス・セゴビア(限定盤)
CD1
J.S.バッハ-セゴビア編:
ガヴォット-無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番BWV1006
クーラント-チェロ組曲第3番BWV1009(以上1927年録音)
前奏曲-チェロ組曲第1番BWV1007
前奏曲ハ短調BWV999
アレマンド-リュート組曲BWV996
フーガ-無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番BWV1001(以上1928年録音)
ポンセ:組曲イ短調(4曲)(1930年録音)
ソル:主題と変奏Op.9(1927年録音)
ヴィゼ:
サラバンド
ブーレエ
メヌエット(以上1939年録音)
フローベルガー:ジーグ(1939年録音)
トローバ:アレグレット-ソナティナ イ長調(1927年録音)
メンデルスゾーン-セゴビア編:
カンツォネッタ-弦楽四重奏曲第1番(1936年録音)
マラツ:スペインのセレナード(1930年録音)
タルレガ:
アルハンブラの想い出(1927年録音)
練習曲イ長調(1935年録音)
カステルヌオーヴォ=テデスコ:
ヴィヴォ・エ・エネルジコ-ソナタ「ボッケリーニ讃」(1936年録音)
CD2
アルベニス:スペイン組曲第1番Op.47より
グラナダ
セビーリャ(以上1939年録音)
ファンダンギーリョ-カスティーリャ組曲
前奏曲
夜想曲(以上1928年録音)
トゥリーナ:ファンダンギーリョ(1927年録音)
グラナドス:スペイン舞曲Op.37より
第10番ト長調
第5番ホ短調(以上1939年録音)
ポンセ:
ギター・ソナタ第3番(1930年録音)
マズルカ
小さなワルツ(セゴビア編)(以上1935年録音)
スペインのフォリア(1930年録音)
CD3
J.S.バッハ-セゴビア編:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番BWV1002より
ブーレエ
ドゥーブル(以上1949年録音)
ソル:アンダンティーノ-ディヴェルティメントスOp.2(1949年録音)
トローバ:カスティーリャ組曲より
ファンダンギーリョ
アラーダ(以上1949年録音)
トゥリーナ:ファンダンギーリョ(1949年録音)
クレスポ:ノルテーニャ(1949年録音)
ビラ=ロボス:12の練習曲より
第1番ホ短調
第7番嬰ハ短調(以上1949年録音)
南のソナティナ(1949年録音)
セゴビア:光のない練習曲(1949年録音)
カステルヌオーヴォ=テデスコ:
タランテッラ(1949年録音)
ギター協奏曲第1番ニ長調Op.99(1949年録音)
'神様’セゴビアの円熟機を捉えた待望の3枚組
クラッシュメルボックス 各CD紙ケース入り 16Pブックレット


●ENCOREシリーズ
CDE-2082872 \900
バッハ:マニフィカートBWV243
ヴィヴァルディ-マリピエロ編:グローリア ニ長調RV589
ヘンドリックス(ソプラノ)、
アカデミー室内合唱団、管弦楽団、ネヴィル・マリナー指揮

CDE-2082862 \900
バーバー:ヴァイオリン協奏曲 他
バーンスタイン:セレナード
バーバー:ヴァイオリン協奏曲Op.14
フォス:3つのアメリカン・ピース
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ボストン交響楽団、小澤征爾指揮

CDE-2082852 \900
ブラームス:4つの厳粛な歌Op.121
シューベルト:
さすらい人の月に寄せる歌D870
ドナウ川の上でD553
船乗りD536
さすらい人D489
フォーレ:幻想の水平線Op.118(4曲)
フィンズィ:大地と大気と雨(抜粋)
トラッド-ヴィニョール編:ロウランド(シー・シャンティ)
アイアランド:Sea Fever
キール:貿易風
ヘッド:The Esturary
ジョナサン・レマル(バス)、ロジャー・ヴィニョール(ピアノ)

CDE-2082832 \900
フランク:ソナタ イ長調
サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調Op.75
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
サラ・チャン(ヴァイオリン)、ラース・フォークト(ピアノ)

CDE-2082822 \900
ヤナーチェク:
弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
弦楽四重奏曲第2番「親愛なる手紙」
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲イ長調Op.81より ドゥムカ 
w/レオンスカヤ(ピアノ)
アルバン・ベルク四重奏団

CDE-2082802 \900
パレストリーナ:
モテット「マリアは天に昇らせたもう」
ミサ「マリアは天に昇らせたもう」
アヴェ・マリア
モテット「Beata es Virgo Maria」
モテット「Hodie」
モテット「Regina Coeli」
Magnificat Septimi Toni
ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団、ティモシー・ブラウン指揮

CDE-2082792 \900 ※番号変更CDE-2082782
プロコフィエフ:
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.19
ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調Op.63
ソナタ(2つのヴァイオリンのための)Op.56
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)、
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)
BBC交響楽団、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮

CDE-2082782 \900 ※番号変更CDE-2082792
プロコフィエフ:
交響的協奏曲ホ短調Op.125
チェロ・ソナタ ハ長調Op.119
ハンナ・チャン(チェロ)
ロンドン交響楽団、アントニオ・パッパーノ(指揮&ピアノ)

CDE-2082772 \900
R.シュトラウス:アルプス交響曲Op.64
グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団
フランツ・ウェルザー=メスト指揮

CDE-2082752 \900
キングズ・カレッジの夕べの祈り(ライヴ)
1.Chapel Bell and Entrance of the Congregation
2.Howells:3 Psalm Preludes(set 1),Op.32 - Psalm 34 v6
3.Ley:A Prayer of King Henry VI
4.Book of Common Prayer - Sentence
5.Book of Common Prayer - Bidding Prayer
6.Book of Common Prayer - General Confession and Absolution
7.Book of Common Prayer - The Lord's Prayer
8.Radcliffe:Versicles and Responses(1)
9.Woodward:Psalm 89 - My song shall be always of the loving kindness
of the Lord
10.First Lesson - Deuteronomy 34 vv 1 - 12
11.Howells:Gloucester Service - Magnificat
12.Second Lesson - St. Luke 24 vv 13 - 35
13.Howells:Gloucester Service - Nunc Dimittis
14.Book of Common Prayer - Creed
15.Radcliffe:Versicles and Responses(2)
16.Book of Common Prayer - Collect fo the Day:Sixth Sunday after
Trinity
17.Book of Common Prayer - Second Collect
18.Book of Common Prayer - Third Collect
19.Parry:Songs of Farewell - Lord, let me know mine end
20.Prayers - Reading from Benjamin Whychote, mid-17th-century
Provost of King's College
21.Prayers - Prayer of Whychote
22.Prayers - Prayer of King Henry VI, Founder of King's College
23.Book of Common Prayer - Grace
24.Goss:Praise my soul, the King of heaven
25.Naylor: Final Responses
26.Elgar:Organ Sonata No.1 in G, Op.28 - Allegro maestoso
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団、スティーヴン・クローベリー指揮


●CLASSICS FOR PLEASURE
CDZ-2282782 \1000
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第20番ニ短調K466
ピアノ・ソナタ第16番ハ長調K545
ピアノ協奏曲第24番ハ短調K491
ダニエル・バレンボイム(ピアノ、指揮)
イギリス室内管弦楽団

CDZ-2282822 \1000
シューベルト:
弦楽五重奏曲ハ長調D956
チリンギリアン四重奏団、ジェニファー・ウォード・クラーク(チェロ)
ますD550
水の上で歌うD774
死と乙女D531
音楽に寄すD547
シルヴィアにD891
野ばらD257
*糸を紡ぐグレートヒェンD118
*エレンの歌 3(アヴェ・マリア)D839
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、パーソンズ(ピアノ)、
*ムーア(ピアノ)

CDZ-2282812 \1000
ロッシーニ:序曲集
「アルジェのイタリア女」序曲
「セビリアの理髪師」序曲
「ブルスキーノ氏」序曲
「絹のはしご」序曲
「シンデレラ」序曲
「泥棒かささぎ」序曲
「セミラーミデ」序曲
「ウィリアム・テル」序曲
フィルハーモニア管弦楽団、カルロ・マリア・ジュリーニ指揮

CDZ-2282832 \1000
ショスタコーヴィチ
交響曲第1番へ短調Op.10
フィルハーモニア管弦楽団、エフレム・クルツ指揮
交響曲第5番ニ短調Op.47
シカゴ交響楽団、アンドレ・プレヴィン指揮

CDZ-2282842 \1000
ヴィヴァルディ:グローリア ニ長調RV589(マリピエロ編)
ヘンドリックス(ソプラノ)、マレイ(メゾ・ソプラノ)、
アカデミー室内管弦楽団
ネヴィル・マリナー指揮
バッハ:
マニフィカート ニ長調BWV243
ヘンドリックス(ソプラノ)、マレイ(メゾ・ソプラノ)、
リグビー(コントラルト)
アカデミー室内管弦楽団、ネヴィル・マリナー指揮
「主よ、ひとの望みの喜びよ」-カンタータ第147番より
アメリング(ソプラノ)、ベイカー(メゾ・ソプラノ)、パートリッジ(テナー)
アカデミー室内管弦楽団、デイヴィッド・ウィルコックス指揮
シオンは守り人の歌うを聴けり(カンタータ第140番)
南ドイツ・マドリガル合唱団、コンソルティウム・クラシクム、
ヴォルフガング・ゲネンヴァイン指揮
「羊は安らかに草をはみ」-カンタータ第208番より
ヘンドリックス(ソプラノ)他
「汝わがそばにあらば」(BWV508)-
「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」より
ベイカー(メゾ・ソプラノ)、アカデミー室内管弦楽団、マリナー指揮
アヴェ・マリア
ベイカー(メゾ・ソプラノ)、レッジャー(オルガン)

CDZ-2282792 \1000
ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)、
フィルハーモニアO、ペシェク指揮
ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
セシル・ウーセ(ピアノ)、
フィルハーモニアO、ヘルビッヒ指揮

CDZ-2282752 \1000
バーバー:アダージョ
プレヴィン指揮
ヴァイオリン協奏曲
エルマー・オリヴィエラ(ヴァイオリン)
チェロ協奏曲
ラルフ・カーシュバウム(チェロ)
アニュス・デイ
デイヴィッド・ヒル指揮   以上詳細未詳

CDZ-2282762 \1000
コープランド:市民のためのファンファーレ
メキシコ市フィルハーモニー管弦楽団、エンリケ・バティス指揮
協奏曲(クラリネットと弦楽合奏のための)
デイヴィッド・シフリン(クラリネット)、
ニュー・ヨーク室内SO、シュウォーツ指揮
ロデオ
アパラチアの春
以上 セント・ルイス交響楽団、レナード・スラトキン指揮

CDZ-2282852 \1000
ブリティッシュ・ライト・クラシック
コーツ:「浮かれ人」序曲
プロ・アルテ管弦楽団、ギルバート・ヴィンター指揮
コーツ:「ロンドン」組曲
ロイヤル・リヴァプール管弦楽団、チャールズ・グローヴズ指揮
ビンゲ:エリザベス朝のセレナード
スタジオ・トゥー交響楽団、レジナルド・キルビー指揮
ビンゲ:水車
ライト・ミュージック・ソサイエティ管弦楽団、ヴィヴィアン・ダン指揮
ケテルビー:ペルシャの市場にて
フィルハーモニアO、アンブロジアン・シンガーズ、
ジョン・ランチベリー指揮
コーツ:スリーピー・ラグーンのほとりで
ロンドン交響楽団、チャールズ・マッケラス指揮
コーツ:「コーリング・オール・ワーカーズ」行進曲
バーミンガム市交響楽団、レジナルド・キルビー指揮
グレインジャー:
カントリー・ガーデンズ(アルトク編)
ロンドンデリー・エアー
ライト・ミュージック・ソサイエティ管弦楽団、ヴィヴィアン・ダン指揮
ダンカン:小組曲
ライト・ミュージック・ソサイエティ管弦楽団、ヴィヴィアン・ダン指揮
ケテルビー:修道院の庭で
フィルハーモニアO、アンブロジアン・シンガーズ、
ジョン・ランチベリー指揮
ギブス-ウィルバー編:夕暮れ
ライト・ミュージック・ソサイエティ管弦楽団、ヴィヴィアン・ダン指揮
グレインジャー:
Mock Morris RMTB 1
シェパーズ・ハイ
以上ライト・ミュージック・ソサイエティ管弦楽団、ヴィヴィアン・ダン指揮
ケテルビー:牧場を渡る鐘
フィルハーモニアO、ジョン・ランチベリー指揮
コーツ:オクスフォード-「続ロンドン」組曲
ロイヤル・リヴァプール管弦楽団、チャールズ・グローヴズ指揮
ウィリアムズ:悪魔のギャロップ
チャールズ・ウィリアムズ管弦楽団
ウッド:Barwick Green
シドニー・トーチ指揮
マーティン:Marching Strings
レイ・マーティン指揮
ビンゲ:Sailing By
ジョン・スコット管弦楽団
ファーノン:Portraito of a Flirt
クイーンズ・ホール・ライト管弦楽団、シドニー・トーチ指揮

CDZ-2282802 \1000
ロシア管弦楽曲集
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」Op.35
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、湯浅卓雄指揮
リムスキー=コルサコフ:熊ん蜂の飛行
アカデミー室内管弦楽団、ネヴィル・マリナー指揮
ボロディン:だったん人の踊り
ロイヤル・フィルハーモニーO、ビーチャム合唱協会、
トマス・ビーチャム指揮
ハチャトゥリアン:ワルツ-「仮面舞踏会」
フィルハーモニア管弦楽団、エフレム・クルツ指揮
ハチャトゥリアン:
スパルタカスとフィリギアのアダージョ-「スパルタカス」
剣の舞-「ガヤネー」
以上 ロンドン交響楽団、アラム・ハチャトゥリアン指揮




<EMI CLASSICS>
CDC-5081362 \1980
ジャック・ウォール/ヴィデオ・ゲイムズ・ライヴVol.1
Kingdam Hearts
Warcraft Suite
Myst Medley
Medal of Honor(Live)
Civilization IV Medley
Tetris Piano Opus No.1
God of War Montage(Live)
Advent Rising Suite
Tron Montage
Halo Suite
Castlevania Rock(Live)
Co-producers/creators: Jack Wall/Tommy Tallarico
スロヴァキア国立管弦楽団、 ジャック・ウォール指揮
クラウチ・エンド・フェスティヴァル合唱団
Martin Leung(ピアノ)
今年も北米(サン・ディエゴ、インディアナポリス、サン・ノゼ、ブルックヴィル、
バーミンガム、カンザス・シティ、シカゴ、ヴァンクーヴァー)、台湾、ドイツ、ブ
ラジル、ポルトガル、フランス、UK、中国、シンガポールでのライブが予定されて
いる「ヴィデオ・ゲイムズ・ライヴ」を、ヴィデオ・ゲイムズ・ミュージックのコ
ンポーザー、クリエイターのジャック・ウォールとトミー・トラリコがプロデュー
ス、アビー・ロード・スタジオでの収録を中心に再現しました。サウンドトラック
としても高いクオリティを実現して幅広くアピールを期待できます。
2007にご案内しましたが収録内容を変えてあらためてご案内いたします。

CMS-2278012 2枚組 \1980
ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・グレゴリアン・チャント(2CD)
CD1
1 Rorate coeli desuper(Introit)
2 Alleluia, Domine in virtute tua
3 Respice, Domine(Gradual)
4 Jucundare, filia Sion(Antiphon and Psalm)
5 Alleluia. Oportebat
6 Super flumina Babylonis(Offertory)
7 Qui manducat(Communion)
8 Puer natus est nobis(Introit)
9 Viderunt omnes(Gradual)
10 Tui sunt caeli(Offertory)
11 Viderunt omnes(Communion)
12 Verbum caro factum est(Responsory)
13 Hodie Christus natus est(Antiphon)
14 Hodie nobis caelorum Rex(Responsory)
15 Hodie nobis de caelo(Responsory)
16 in principio(Responsory)
17 A solus ortus cardine(Hymn)
18 Gloria in excelsis Deo(Antiphon)
19 Pueri Hebraeorum(Antiphon)
20 Gloria, laus et honor(Hymn)
21 Ingrediente Domino(Responsory)
22 Christus factus est(Gradual)
23 Pater, si non potest hic(Communion)
24 De ore leonis(Responsory)
25 Zelus domus tuae(Antiphon)
26 Tristis est anima(Responsory)
27 Judas mercator(Responsory)
28 Una hora(Responsory)
29 Postquam surrexit(Antiphon)
30 Dominus Jesus(Antiphon)
31 Ubi caritas(Hymn)
32 Hoc corpus(Communion)
CD2
1 Kyrie XI, A(Mode I)
2 Salve, festa Fies(Hymn: Mode IV)
3 Puer natus in Bethlehem(Rhythm: MODE I)
4 Alleluia, Dies santificatus(Mode II)
5 Christe redemptor(Hymn: Mode I)
6 Christus natus(Invitatory: Mode IV)
7 Verbum caro factum est(Responsory: Mode VIII)
8 Hosanna filio David(Antiphon: Mode VII)
9 Pueri hebraeorum portantes Antiphon(Mode I)
10 Improperium(Offertory: Mode VIII)
11 Traditor autem - Benedictus(Antiphon: Mode I - Song)
12 Puer natus est nobis(Introit: Mode VII)
13 Genuit puerpera regem(Antiphon and Psalm 99: Mode II)
14 Ave mundi spes Maria(Sequence: Modes VII and VIII)
15 Oculi omnium(Gradual: Mode VII)
16 Veni creator spiritus(Hymn: Mode VIII)
17 Alleluia, beatus vir qui suffert(Mode I)
18 Os iusti(Gradual: Mode I)
19 Spiritus domini(Introit: Mode VIII)
20 Kyrie fons bonitatis(Trope: Mode III)
21 Laetatus sum(Gradual: Mode VII)
22 A solis ortus cardine(Hymn: Mode III)
23 Christus factus est pro nobis(Gradual: Mode V)
24 Mandatum novum do vobis(Antiphon and Psalm 132: Mode III)
25 Media vita in morte sumus(Responsory: Mode IV)
サント・ドミンゴ・デ・シロスのベネディクト派修道院僧たち
フランシスコ・ララ指揮
イスマエル・フェルナンデス・デ・ラ・クエスタ指揮(CD2 12-25)
8P面(折り)ブックレット、ブリリアント・ケース

CDM-2278002 \1450
ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・グレゴリアン・チャント(1CD)
曲目は上記2CDヴァージョンのCD2と共通内容です。
6P面(折り)ブックレット、ジュエル・ケース
グレゴリアン・チャントのヒット15周年企画!!
世界で500万枚の超ビッグ・セールスを記録した「グレゴリアン・チャント」から
15周年をむかえる2008年、記念企画として発売する2CDと1CD。永遠の祈りと癒しの
音楽は根強いニーズに応えます。

<NAXOS> 各1枚 \1000 ※ご予約締切日 6月8日
8.557077
シューマン:ケルナー歌曲集
ケルナーの詩による12の歌 Op.35
(1.あらしの夜の楽しみ/2.愛と喜びよ、消え去れ/3.旅の歌/4.新緑/5.森へのあ
こがれ/6.亡き友の杯に/7.さすらい/8.ひそやかな愛/9.問い/10.ひそやかな涙
/11.だれがお前をそんなに悩ますのだ/12.古いリュート)
5つのリートと歌 Op.127
(13.歌手の慰め/14.あなたの顔は/15.私の恋は輝く/16.私の老いた馬/17.狂人
の最後の歌)/
4つの歌 Op.142
(18.歌による慰め/19.君の頬を寄せて/20.おとめの憂い/21.私の馬車はゆっく
りと)
ケルナーの詩による若き日の歌(22.秋に/23.つかのまの目覚め/24.アンナにI/
25.歌の目覚め/26.アンナに II)
演奏:ハンス・イェルク・マンメル(テノール)/ウタ・ヒールシャー(ピアノ)
まるで民謡のような素朴な味わいを持つケルナーの詩に魅せられたシューマン
(1810-1856)は若い頃から円熟期に至るまで折に触れて彼の詩に曲を書きました。
そのどれもが深い感情に彩られ陰影に満ちた表現力豊かなものとして知られて
います。今回、このアルバムを歌うのはハンス・イエルク・マンメル。日本で
の来日公演の際も、その柔らかい羽毛のような美声で聴衆の心を鷲掴みにした
彼ですが、ここでもシューマンの歌の世界を見事に描き出しています。

8.557882
ヴァレーズ:管弦楽作品集 第2集
1.アメリカ(1921 年 オリジナル版)/2.エクアトリアル/3.ノクターナル/
4.バージェスのダンス/5.チューニング・アップ /6.ハイパープリズム/
7.暗く深い眠り/8.比重21.5/9.アイオニゼーション
演奏:エリザベス・ワッツ(ソプラノ)…3.7
マリア・グロコウスカ(フルート)…8
トーマス・ブロック(オンド・マルトノ)…2
カメラータ・シレシア男性合唱団…2.3
ポーランド国立放送交響楽団…1-6.9
クリストファー・リンドン=ギー(指揮)(7のみピアノ)
フランスに生まれ、アメリカで活躍したヴァレーズ(1883-1965)は自らの作品に
当時最先端の前衛的な手法を取り込み、独特な音空間を作りだすことに成功し
ました。残された作品はあまり多くないのですが、そのどれもが多くの打楽器
や電子楽器を用いるなど、極限まで究められた音と思想に彩られた謎めくもの
ばかり。ここでは大作「アメリカ」を始めとした9 つの作品が楽しめます。

8.557889
フォーレ:チェロ・ソナタ集 第1番&第2番 他
1.エレジー Op.24/2.蝶々 Op.77/3-5.チェロとピアノのためのソナタ
第1番 Op.109/6.子守歌 Op.16/7.ロマンス Op.69 /8.シチリアーナ Op.78
/9-11.チェロとピアノのためのソナタ 第2 番 Op.117/12.夢のあとに Op.7-1
/13.セレナーデ Op.98
演奏:マリア・クリーゲル(チェロ)/ニーナ・ティクマン(ピアノ)
フォーレ(1845-1924)晩年特有の「あまりにも達観した」作風のためか他の作品
に比べて少々人気の落ちる感のある2曲のチェロ・ソナタ。確かにヴァイオリン
・ソナタや「夢のあとに」などに比べると口ずさめるメロディは少ないかもし
れませんが、じっくり腰を据えて聴くならば、深く心に染入る入る音楽だとい
うことがおわかりいただけると思います。有名な「シチリアーナ」はこちらが
原曲。後にペレアスとメリザンドに転用されました。

8.557960-62 3枚組
ヘンデル(1685-1759):音楽劇「ヘラクレス」
演奏:デイアネイラ…ニコラ・ウェミス(メゾ・ソプラノ)
イオレ…ゲルリンデ・ゼーマン(ソプラノ)
リカス…フランツ・フィツトゥム(カウンターテナー)
ヒュロス…クヌト・ショッホ(テノール)
ヘラクレス…ペーター・コーイ(バス)
ユンゲ・カントライ/フランクフルト・バロック管弦楽団
ヨアヒム・カルロス・マルティーニ(指揮)
古代ギリシア三大悲劇詩人のソフォクレスの「トリキアの女」を基にしたヘン
デルの「ヘラクレス」。まさに「午後の奥様劇場」とでもいうべき、女の愛と
妬みが渦巻くストーリーを華麗なる音楽で彩った娯楽大作です。愛する夫ヘラ
クレスが裏切ったのではないか・・・と妄想に捉われる妻デイアネイラ、そし
てそれを冷ややかに見つめる若い王女イオレ。イオレに思いを寄せるデイアネ
イラの息子ヒュロス。登場人物の心情を巧みに描写する合唱。と聴きどころ盛
りだくさん。

8.557983
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:天空の響き
1.おお、聖なる軍隊よ/2.おお、継承者よ/3.おお、汝ら倣いしものよ/
4.おお、魅力的な選択よ /5.おお、最高の勝利を得し者/6.おお、血みどろ
の惨事よ/7.おお、永遠の力よ/8.おお、光輝く宝玉よ
演奏:ジェレミー・サマリー(指揮)/オックスフォード・カメラータ
当時の上流階級の10番目の子として生まれたビンゲンのヒルデガルト(1098-
1179)は8歳の時に女子修道会に入り、当時としては驚異的な80歳という長寿を
全うしました。作曲家、聖職者として、また自らの幻視体験を書と絵にした預
言者としても知られます。彼女の作品は初期のドイツ・ネウマ譜で伝えられて
おり、全て単旋律で書かれていますが、メロディには得も言われぬ魅力があり、
聴けば聴くほどに敬虔な感情に見舞われることでしょう。

8.570355 2枚組
スタンフォード:交響曲集 第3集
1-4.交響曲第6番 変ホ長調"偉大な芸術家ジョージ・フレデリック・ワッツの
ライフワークに敬意を表して"
5-8.交響曲第3番 へ短調「アイルランド風に」
演奏:デヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)/ボーンマス交響楽団
7曲もあるにもかかわらず「20世紀になった今では時代遅れの音楽だ」とされ忘
れ去られてしまったスタンフォード(1852-1924)の交響曲。しかし第3番だけは
その素朴で物悲しいメロディと雰囲気が愛されたのかずっと演奏され続け、彼
の代表作の一つとしても認知されています。しかし第6番は作曲されてからの
80年の間にたった2回ほど公式に演奏されたのみ。
何ともったいないことでしょう!美しいメロディとハーモニーに彩られた作品、
これはブーム到来の予感です。

8.570366-67
マイール:オラトリオ「エンゲディの洞穴のダヴィデ」
演奏:ダヴィデ…メリット・オスターマン(メゾ・ソプラノ)
サウル…コルネリア・ホラク(ソプラノ)
ミコール…市原愛(ソプラノ)
ヨナタス…ジビラ・ドッフェ(ソプラノ)
アブネル…クラウディア・シュナイダー(ソプラノ)
フランツ・ハウク(指揮&ハープシコード)
シモン・マイール合唱団&アンサンブル
このところ再評価の高まる、バイエルン生まれのイタリアで活躍した作曲家マ
イール(1763-1845)ですが、今回はオラトリオを
お届けいたします。1795年ベニスの慈善団体のために書かれた4連作の最後の
曲で、聖書のエピソードの一つダヴィデとサウルの対立を扱ったものです。ソ
ロも合唱も全て女声というのも興味深いところでしょう。この演奏には日本の
才能溢れる期待の若手ソプラノ市原愛さんも参加、熱唱を聴かせます。

8.570368
D.スカルラッティ:ピアノ・ソナタ全集 第9集
1.ソナタ ニ短調 K.52/L.267/P.41
2.ソナタ ニ短調 K.77/L.158/P.10
3.ソナタ ト長調 K.79/L.80/P.204
4.ソナタ ト短調 K.111/L.130/P.99
5.ソナタ ハ短調 K.139/L.6/P.126
6.ソナタ ハ長調 K.170/L.303/P.164
7.ソナタ ニ短調 K.176/L.163/P.163
8.ソナタ ニ長調 K.277/L.183/P.275
9.ソナタ イ長調 K.344/L.295/P.221
10.ソナタ ハ長調 K.340/L.105/P.420
11.ソナタ ニ長調 K.388/L.414/P.370
12.ソナタ ハ長調 K.398/L.218/P.493
13.ソナタ イ長調 K.456/L.491/P.377
演奏:フランチェスコ・ニコローシ(ピアノ)
ナポリ楽派の歌劇作曲家、卓越したチェンバロ奏者、そしてオルガニストであ
ったドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)。555曲あるチェンバロソナタは、
彼が音楽指導を行っていたポルトガル王女マリア=バルバラ(後のスペイン王妃)
の練習用として書かれたもので、ほとんどが単一楽章で構成された短いもので
すが、そこに盛り込まれた技巧は多種多様で当時としてはとても実験的なもの
でした。現在のピアニストにとっても重要なアンコールピースであることは間
違いありません。

8.570397
ボッテジーニ:大協奏曲 嬰ヘ短調 他
1.協奏的大ニ重奏曲 /2.弦楽のためのアンダンテ・ソステヌート
3.クラリネットとコントラバスのための二重奏曲 /4-6.大協奏曲 嬰へ短調
ASV 原盤による移行盤
2-6…オリジナル版初録音
演奏:トーマス・マーティン(コントラバス)…1.3.4-6
ホセ=ルイス・ガルシア(ヴァイオリン)…1 のみ
/エマ・ジョンソン(クラリネット)…3 のみ
アンドリュー・リットン(指揮)/イギリス室内管弦楽団
オーケストラにとって、なくてはならない存在だけど決して主役になることは
ないコントラバス。この楽器に煌く光を当てたのが史上最高のコントラバス演
奏家であったボッテジーニ(1821-1889)です。彼は楽器の可能性を追求し、極限
まで音色の美しさを引き出すことに成功しました。ここに収録された大協奏曲
嬰へ短調はその中でもとりわけ見事なもので、イタリア的な明るいメロディな
がらも、調性も冒険的で複雑な構成を持った意欲作です。

8.570420
パロモ:声楽付きの作品集
ソプラノとクラリネット、管弦楽のための「心の歌」
(1.水鳥/2.ティエントスの夜明け/3.アンティルのセレナーデ/4.光への旅/5.
白い宮殿)
ソプラノとギター、管弦楽のための「シンフォニア・グラナダ」
(6.夢を作る風景/7.アルハンブラに至る/8.大地と海/9.サクロモンテの踊り/
10.雪で描いた空)
演奏:マリア・バーヨ(ソプラノ)…1-10
ホセ・ルイス・エステレス(クラリネット)…1-5
ビセンテ・コベス(ギター)…6-10
ルイス・ガルシア・モンテーロ(朗読)…6-10
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)/グラナダ市立管弦楽団
心に沁み入るギター曲と歌曲集が話題となった第1集(8.557135)に続くスペイ
ンの作曲家パロモ(1938-)の作品集です。今作は管弦楽を伴う歌曲集で、名歌手
バーヨのしみじみとした歌声が一抹の哀愁と清々しさを運びます。アラビア、
ヘブライ音楽のメリスマを起源とする独特の歌唱とフラメンコの要素を含む真
のアンダルシアの音楽がここにあります。

8.570428
シマク:
1.弦楽四重奏曲第3番「天上の声」
2.ヴァイオリン・ソロのための「2 対のひそやかな声」
3.ヴァイオリン・ソロのための「独り言 I」
4.チェロ・ソロのための「独り言 II」
5.ヴィオラ・ソロのための「独り言 III」
6.弦楽四重奏曲第2番「ラディウス」
演奏:クロイツァー弦楽四重奏団
<メンバー> ペーター・シッパード・スケーヴド(第1ヴァイオリン)…1.2.3.6
ミハイロ・トランダフィロフスキ(第2ヴァイオリン)…1.6
モーガン・ゴフ(ヴィオラ)…1.5.6
ニール・ヘイド(チェロ)…1.4.6
20 代にアルバニアのティラナに赴き、研究生活と音楽活動を行った作曲家シマ
ク(1958-)。彼自身、「その時に触れたその土地の民謡と古謡の数々はその後の
創作活動に多大なる影響を与えた」と語るほどです。とは言え、そのメロディ
を作品中に引用することはなく、特質のみを音楽のイディオムに組み込んだそ
う。その心意気、耳を澄まして聴きとってください。

8.570455
レーガー:オルガン作品集 第8集
1.コラール幻想曲「われらが神はかたき砦」Op.27
2.12 の小品 Op.80 より第7番 スケルツォ 嬰へ短調
3-8.30 の小コラール前奏曲 Op.135a より第11-16番
9.12 の小品 Op.80 より第8番 ロマンス イ短調
10-16.30 の小コラール前奏曲 Op.135a より第17-23番
17.ロマンス イ短調
18-24.30 の小コラール前奏曲 Op.135a より第24-30番
25-26.前奏曲とフーガ 嬰へ短調
27.序奏とパッサカリア ニ短調
演奏:マルティン・ヴェルツェル(オルガン)
曲だけ聴いていると敬虔な人物を彷彿させるレーガー(1873-1916)ですが、実は
かなり荒っぽい性格で、大食い、大酒飲み、喧嘩好きだったとされています。
カトリックの教会でプロテスタントのコラールを演奏したりと、なかなかやん
ちゃな事ばかりしていて顰蹙を買うのも好きだったという彼、作品も至極複雑
怪奇。しかし一度はまれば抜けだせない音楽です。

8.570466
リスト:ピアノ曲全集 第28集
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」(リストによる2台ピアノ編曲版)
演奏:レオン・マッコーリー(第1 ピアノ)/アシュリー・ウェイス(第2ピアノ)
オーケストラの演奏を今のように気軽に聴くことのできなかった当時は、さま
ざまな作品がピアノ独奏や4手ピアノのために編曲されたものです。とは言え、
このベートーヴェンの大作は合唱が入ることもあり、そうそう編曲の俎上に載
せられるものではありませんでした。リスト(1811-1886)はピアノ独奏版とこの
2台ピアノ版でこの曲を再構築しましたが、まあとにかく音が多い!終楽章など
まさに音の激流です。そのせいでもないでしょうが、ある1か所で1小節省いて
あるのはリストの遊び心なのでしょうか?

8.570467
英国歌曲集シリーズ 第18集
アイアランド:歌曲集
1.素晴らしきもの/2-4.トーマス・ハーディの詩による3 つの歌(夏の配色/彼
女の歌/お天気)/5.海熱/6.サン・マリーの鈴/7. 放浪者/8.サンタ・キアー
ラ/9.あいびき(噴水のある庭で)/10.音楽の間に/11-13.マリーゴールド(青
年期の春-賛辞/半影/気まぐれ)/14.私は12 匹の雄牛を持っている/15-17.私
たちは森に(私たちは森に/少年時代に/春は待つことなしに(ピアノ・ソロ)
/18-22.トーマス・ハーディの5 つの詩(私に合図を/賢明な瞬間に/それはあな
たとともに耐えたこと/瞬間の悲劇/あなたを忘れることはないと思う)/23.代
価/24.私の命が終わる時、親しい人よ/25.サリー・ガーデン/26.すべて、そ
して緩く/27.もしも売ることのできる夢があれば
演奏:ロデリック・ウィリアムス(バリトン)
イアン・バーンサイド(ピアノ)
イギリスの品の良さを一身に集めたかのような美しい作品を残したアイアラン
ド(1879-1962)。とりわけ管弦楽作品が良く知られていますが、彼の残した91曲
の歌曲も、ほどよく抑制された表現の中に苦しく甘い切なさを感じさせる美し
いものに満ちています。アンコールピースとして知られる「海熱」や素朴な
「彼女の歌」など味わい深い歌ばかり。ウィリアムスの端正な歌声もはまって
います。

8.570483
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲集
1-3.ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Hob.VIIa:1
4-6.ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Hob.VIIa:3
7-9.ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Hob.VIIa:4
演奏:アウグスティン・ハーデリッヒ(ヴァイオリン)
ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指揮)/ケルン室内管弦楽団
ハイドン(1732-1809)の作品の中でも、トランペットやピアノ、チェロに比べて
あまり人気のないのがこのヴァイオリン協奏曲でしょう。エステルハージ宮廷
楽団の奏者トマジーニのために書かれた作品で、なかなか凝った節回しがあち
らこちらにあり、爽快さと心地良さが駆け巡る楽しい曲ばかりです。この演奏
は、重鎮ミュラー=ブリュールと1984 年生まれの若手ヴァイオリニスト、ハー
デリッヒの競演で弾むヴァイオリンをしっかり包み込む管弦楽の響きは極上で
す。

8.570488
メンデルスゾーン:弦楽五重奏曲 第1番&第2番
1-4.弦楽五重奏曲第2番 変ロ長調 Op.87
5-8.弦楽五重奏曲第1番 イ長調 Op.18
9.メヌエット(弦楽五重奏曲第1番の初稿版第3楽章)
演奏:ファイン・アーツ弦楽四重奏団
<メンバー> ラルフ・エヴァンス(第1ヴァイオリン)/エフィム・ボイコ(第2
ヴァイオリン)/ユーリ・ガンデルスマン(ヴィオラ)/ヴォルフガンク・ラウ
ファー(チェロ)/ダニロ・ロッシ(ヴィオラ)
早熟の天才、メンデルスゾーン(1809-1847)はわずか17歳で、あの有名な「真
夏の夜の夢」の序曲や、この弦楽五重奏の第1番を書き上げました。そしてそ
の19年後(これは彼の死の2年前です)には第2番が作曲されました。どちらの曲
も驚くほど豊富なメロディに満ちています。当初1番にはアンダンテがなかった
のですが、彼の師であるリーツの死を悼み急遽第2楽章を作曲、本来の第2楽章
を第3楽章にずらし、本来の第3楽章メヌエットが削除されました。当盤にはそ
のメヌエットもしっかり収録されています。

8.570525
■ ハイドンとアビンドン卿
歌曲と室内楽作品集
1-5.教会と市街地/6-8.ハイドン:フルート三重奏曲第4番 ト長調/9.ハイド
ン:この世で何も得ようとは思わない/10.ハイドン:彼女は決して恋について語
らない/11-14.アビンドン卿:カントリー・ダンス/15-17.アビンドン卿:鳥と
みつばち/18.ハイドン:イギリス・トリオ 第2番 ト長調/「アビンドン卿に
よる主題と変奏」/19-22.アビンドン卿:恋わずらいの心/23-25.アビンドン
卿:カントリー・ダンスとメヌエット/26-28.ハイドン:イギリス・トリオ
第1番 ハ長調/29.ハイドン:精神の歌/30. ハイドン:氷柱が壁にかかるとき
演奏:デレク・マカロック/カフェ・モーツァルト(ウィンザー)
名競走馬ポテイトーズの馬主としても知られる第4代アビンドン伯爵、ウィロー
ビー・バーティはハイドンの友人として、またアマチュア作曲家としていくつ
かの作品を残しています。ここで聴けるそれらの作品はダウランドの面影も感
じさせる素朴で愛らしいもの。マカロック率いるアンサンブル「カフェ・モー
ツァルト」のいかにも楽しげな演奏でお楽しみください。

8.570530
W.F.バッハ:鍵盤作品集 第2集
1.シンフォニア ハ短調 Fk15
2.フーガ 第1番 ハ長調 Fk31/1
3.フーガ 第2番 ハ短調 Fk31/2
4.ファンタジア ホ短調 Fk21
5.フーガ 第3番 ニ長調 Fk31/3
6.フーガ 第4番 ニ短調 Fk31/4
7.ファンタジア ニ短調 Fk19
8.フーガ 第5番 変ホ長調 Fk31/5
9.フーガ 第6番 ホ短調 Fk31/6
10.ファンタジア ハ短調 Fk nv2
11.フーガ 第7番 変ロ長調 Fk31/7/
12.フーガ 第8番 ニ短調 Fk31/8
13.ファンタジア イ短調 Fk23
14.ファンタジア ニ短調 Fk18
演奏:ユリア・ブラウン(ハープシコード)
W.F.バッハ(1710-1784)の鍵盤曲集第2集です。すぐれたオルガン奏者でもあっ
た彼は、従来の形式に新しさを組み込んだ独自の音楽を作り上げました。ここ
に収録されたファンタジアはどれも宝石のような美しさを湛え、フーガは驚く
べき自由さに満ちています。100年ほど時代を先取りしたかのような当時とし
ては「新しすぎた音楽」と言えるでしょう。

8.570561
ウッド:マルコ受難曲
1.讃歌「歌え、私の舌よ」/2.第1のゴスペル/3.讃歌「聖なる言葉」/
4.第2のゴスペル/5.讃歌「おお、我らが汝の王位の前にひれ伏す時」/
6.第3のゴスペル/7.讃歌「ああ、私は汝を愛する」/8.第4のゴスペル/
9.讃歌「十字架に忠実に」 /10.第5のゴスペル/
11.讃歌「汝の枝、栄光の木よ」
ベアストウ(1874-1946):
12.「舌もて語らしめよ」によるヴォランタリー トッカータ-前奏曲
演奏:エヴァンゲリスト…サイモン・ウォール(テノール)
キリスト…ジェームス・バーチャル(バリトン)
高僧、ユダ、ピラト…エドワード・グリント(バス)
ソプラノ・ソロ…ルス・ジェンキンス
ジョナサン・ヴォーン(オルガン)
ケンブリッジ・イエス・カレッジ合唱団
ダニエル・ハイド(指揮)
近代英国音楽界の草分け的存在である、チャールズ・ウッド(1866-1926)はとり
わけ教会音楽の分野で素晴らしい作品を残しました。マニフィカト、30を超え
る讃歌、テ・デウムなど多くの名作がありますが,この「マルコ受難曲」は1920
年完成の作品で、ルター派のコラールなどの有名な讃美歌が散りばめられた荘
大な曲です。英語で書かれた受難曲の代表作としても知られています。

8.570590-91 2枚組
ロッシーニ:ピアノ作品全集 第1集
CD1
老いのいたずら 第7巻
草葺き小屋のアルバム(全曲)
1.第1番「間隔の訓練 」/2.第2番「前奏曲とフーガ」/3.第3番「中国風小ポ
ルカ」/4.第4番「ブドワールの小ワルツ」/5.第5番「無害の前奏曲」/6.第6
番「小ワルツ」/7.第7番「深き眠り」/8.第7番続き「びっくりして目を覚ま
す」
CD2
老いのいたずら 第7巻続き
1.第8番「中国の聖歌」/2.第9番「悪夢」/3.第10番「不安定なワルツ」/
4.第11番「フローレンスの考え」/5.第12番「行進曲」
老いのいたずら 第9集
6.第1番「キャンディードのメロディ」/7.第3番「愛しきサヴォア」/8.第2番
「小さな歌」/9.第5番「タランテラ風の即興曲」
演奏:アレッサンドロ・マランゴーニ(ピアノ)
37歳で最後(!)のオペラ「ウィリアム・テル」を発表後、44歳で引退表明、後
は悠々自適の人生を送った幸せな作曲家ロッシーニ(1792-1868)。そんな彼が引
退後に折にふれ書き綴ったピアノ曲や歌曲、室内楽の数々がこの「老いのいた
ずら」です。ほどよく肩の力の抜けたオシャレで楽しい小品ばかり。特に第7巻
の録音はほとんどありません。貴重です。

8.570708
シェイクスピア劇場のための音楽
1.きけきけ、ひばり/2.水仙の花が顔をのぞかせだすと/3.まだらのひなぎく
/4.富/5.もはや灼熱の太陽も怖れるな /6.吹きだまりの雪と同じぐらい白
い芝生/7.ケンプのジグ/8.カリノ/9.それは恋する若者とその彼女/10.私
が出会った時/11.私がどうすればよいのかあなたの恋人は知ってるの?/12.
かわいいコマドリ/13.明日はバレンタイン・デー/14.そして彼はもう来ない
の?/15.若い頃に恋愛をした/16.タールトンの復活/17.おーい、陽気なコ
マドリよ/18.貧しいひとは、溜息をついて(柳の歌)/19.私の愛しき人/20.
来たれ死よ/21.“グリーンスリーブス”によるディヴィジョン/22.さらば親
愛なる人よ/23. パキントンのポンド/24.言わずにいておくれ/25.おお、甘
きオリヴァーよ/26.ちょっとだけ恋/27.シルヴィアは誰?/28. 調子が悪い
/29.お嬢さん、溜息をつかないで/30.私と一緒に暮らしにおいで/31.不平
を言う時の悲しみ/32.おお死よ、私を眠りに/33.心の安らぎ/34.まだらの
蛇よ/35.雄鶏とひなたち/36.水底深く父は眠る/37.ハンスドン夫人のパフ
/38.蜂が密を吸うところ
演奏:レベッカ・ヒッキー(ソプラノ)
ジェラルド・プレイス(テノール)
ドロシー・リネル(リュート)
ルネサンス時代の劇場にとって、音楽はとても重要な役割を演じました。何し
ろ現代のように大がかりなセットも、豪華な照明もありません。人々が劇を見
て笑うのも、悲しむのも、またごちそうを食べる時にも常に雰囲気を高めるた
めには音楽が必要だったのです。ここに収録されたのはシェイクスピア劇のた
めに書かれた様々な音楽です。ダウランド、バードや名も知れぬ作曲家たちの
書いた作品は咲き誇るバラのように色とりどりです。

8.570709
クーラウ:ピアノソナタとソナチネ集
1-2.ソナタ イ長調 Op.59 No.1/4.ソナタ ヘ長調 Op.59 No.2/
5-6.ソナタ ハ長調 Op.59 No.3/7-9.ソナチネ ハ長調 Op.20 No.1/
10-12.ソナチネ ト長調 Op.20 No.2/13-15.ソナチネ ヘ長調 Op.20 No.3
演奏:イェネ・ヤンドー(ピアノ)
ピアノを学ぶ人にはおなじみ、フリードリヒ・クーラウ(1786-1832)はドイツに
生まれ、小さい頃井戸に落ちて失明するというハンディを負いつつもコペンハ
ーゲンで作曲家、ピアニスト、教師として活躍しました。初期のベートーヴェ
ンを思わせる素晴らしいピアノ協奏曲も書きましたが、何といっても愛らしい
ソナチネが知られています。ハ長調のソナチネ第1楽章から聴いてみてくださ
い!

8.570735
オーボエ・ダモーレ協奏曲集
1-4.テレマン(1681-1767):協奏曲 ト長調 TWV G3
5-7.J.S.バッハ(1685-1750)協奏曲 イ長調 BWV 1055
8-10.J.S.バッハ(1685-1750)協奏曲 ニ長調 BWV 1053
11-14.テレマン(1681-1767):協奏曲 イ長調 TWV A2
演奏:トーマス・ステイシー(オーボエ・ダモーレ)
ケヴィン・マロン(指揮)
トロント室内管弦楽団
ニューヨーク・フィルハーモニーのイングリッシュ・ホルン奏者として名高い
トーマス・ステイシーは、その卓越した表現力が高く評価され、数々の録音で
も名演を聴かせています。このアルバムでは楽器をオーボエ・ダモーレに持ち
替え、芳醇で独特な音色を心行くまで楽しませてくれます。テレマンやバッハ
での目も眩むばかりのパッセージや空に溶け込むように伸びて行く音。このユ
ニークで郷愁を誘う楽器の魅力をご堪能ください。

8.570746
サイグン:ピアノ作品集
1-3.アナトリアから/4-15.アクサク・リズムによる12の前奏曲
16-22.インジの本/23-32.アクサク・リズムによる10のスケッチ
33-35.ソナチネ Op.15
演奏:ゼイネプ・ユチェバシャラン(ピアノ)
20世紀のトルコで最も有名なサイグン(1907-1991)は、自国の民俗音楽の収集、
及び西洋音楽との融合。これらに力を尽くした作曲家として知られています。
ここに収録されたピアノ曲は、どれもが特有の「足をひきずるようなリズム」
を持ち、トルコの舞曲形式が使われています。「インジの本」での単純さ、そ
して散りばめられた魅力的な部分に心惹かれる人も多いでしょう。

8.111118
グレート・ピアニスト・シリーズ/モイセイヴィチ
ショパン録音集 第2集 1938-1952年
1-24.24 の前奏曲 Op.28
25.バラード 第1番 ト短調 Op.23
26.バラード 第2番 ヘ長調 Op.38
27.バラード 第3番 変イ長調 Op.47
28.バラード 第4番 へ短調 Op.52
29.幻想即興曲 Op.66
録音:1948年12月29-30日,1949年9月20日…1-24/1938年9月23日,1939年3
月17日…25,27/1947年8月22日… 26,28/1952年1月11日…29 ロンドン ア
ビーロード・第3スタジオ
ウォード・マーストン復刻
奏:ベンノ・モイセイヴィチ
モイセイヴィチのショパン録音集第2集はOp.28の前奏曲とバラードです。この
偉大なるピアニストは、ショパンの作品の中でも最も多彩な作品群である前奏
曲を極めて有機的に結び付け、感情と音楽性を理想的に表出しています。遅い
曲ではたっぷりと歌い、早い曲、特に16番や24番などの激しさを持ち合わせる
曲では見事なまでのコントロールを見せつけます。しかし何度も録音されたバ
ラードは彼にとって満足の行くものではなかったのでしょうか・・・?

8.111136
グレート・コンダクター・シリーズ/フルトヴェングラー
初期録音集 第1集
1-2.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第3番 BWV1048 より第1,2楽章
3.バッハ:管弦楽組曲 第3番より第2楽章「エアー」
4.モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」K.492 より序曲
5.モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」K.384 より序曲
6-9.モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525
10-12.シューベルト:
ロザムンデの付随音楽(「魔法の竪琴」序曲/間奏曲 第3番/バレエ音楽 第2番)
録音:1930年…1,2/1929年6月13日…3/1933年11月…4.5/1936年12月28日,
1937年 月…6-9/1930年…10.11/1929年6月13日,1930年…12 ルリン ベルリン
高等音楽院ホール
マーク・オーバート=ソーン復刻
演奏:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
フルトヴェングラーのバッハは「濃厚でじっくり聴かせる」ことで高く評価さ
れています。最近の潮流である「きびきびしたテンポ、軽いバッハ」とは全く
違う音楽自体を雄弁に語らせた精神性溢れる演奏。曲を高みに引き上げること
ではあのカール・リヒターさえも凌駕していると言えるでしょう。そして劇的
なモーツァルトと、まるでメロディを愛撫するかのように優しいシューベルト。
フルトヴェングラーの神髄を味わうために最適の1枚です。

8.111142-44 3枚組
グレート・シンガーズ/ポンセル アメリカ録音集 1939-1954年
CD1
1.トスティ:あなたが望むなら/2.フォンテネイ:とっても好き/3.R=コルサ
コフ:ナイチンゲールとばら/4.チャールズ:私が歌う時/5.チャールズ:私
が歌う時(別ヴァージョン)/6.シューベルト:アヴェ・マリア/7.アレンスキ
ー:夢の翼に/8.シューベルト:アヴェ・マリア/9.マルティーニ:愛の喜び/
10.作曲者不祥:若い娘(ヴェックリン編)/11.ドビュッシー:美しき夕暮れ/
12. ドリーブ:こんにちは、シュゾン!/13.ドビュッシー:ビリティスの3つの
歌より「髪」/14.伝承曲:カルメン・カルメラ/15. グラナドス:マハの流し目
/16.アルバレス:別れ/17.パイジェッロ:水車屋の娘より「うつろな心」/18.
作者不祥:星は近くに/19.トスティ:かわいい口もと/20.トスティ:理想/21.
トスティ:マレキアーレ/22.サデーロ:子守歌/23.ファルヴォ:彼女に告げて
/24.トスティ:私でも
CD2
1.リュリ:アマディスより「深い森」/2.ペルシーコ:ロザモンデ/3.サン=サ
ーンス:ギターとマンドリン/4.ショーソン:愛と海の詩より「リラの花咲く頃」
/5.ブラームス:永遠の愛について/6.トゥルンク:王子が私に見せる夢/7.
シューベルト:魔王/8. ベートーヴェン:この暗き墓場に/9.ヴォルフ=フェラ
ーリ:その歌が聞こえる時、私はあなたに会える/10.ドナウディ:ああ、私の愛
する人よ/11.トスティ:4 月/12.サデーロ:アムーリ・アムーリ/13.サデーロ
:麦打ち歌/14.伝承歌:ただあなたの瞳のために飲む/15.ファーレイ:夜の風
/16.デル・リエゴ:ホーミング/17-31.ルディ・マーサーによるインタビュー
CD3
1.モーツァルト:フィガロの結婚より「恋とはどんなものかしら」/2.チアン
ピ:ニーナは三日も床に伏し/3.シューベルト:楽に寄す/4.シューベルト:死と
乙女/5.ワーグナー:ヴェーゼンドンクの5つの歌より「夢」/6.R・シュトラウ
ス:明日に/7.チャイコフスキー:ただ憧れを知るものだけが/8.デュパルク:旅
への誘い/9.パラディレ:プシュケ/10.ショパン(リトヴィンヌ編):永遠の悲し
み/11.ファリャ:7 つのスペイン民謡より「アストゥリアス地方の歌」/12.
ファリャ:7 つのスペイン民謡より「子守歌」/13.ムンロ:私の愛しいシリア/
14.ロックハート・マニング:ルクセンブルクの庭に/15.ビゼー:アニュスデイ
/16.ルッツィ:アヴェ・マリア/17.ミラルド:アヴェ・マリア/18.サンドヴァ
ル:アヴェ・マリア/19.トスティ:アヴェ・マリア /20.デンツァ:もし…/
21.ブッツィ・ペッキア:コロンベッタ
演奏:CD1
1-8.ロマーノ・ロマーニ(ピアノ)/9-20,24.イゴール・チチャゴフ(ピアノ)
/21-23.ローザ・ポンセル(ピアノ)
CD2
1-11,13-16.イゴール・チチャゴフ(ピアノ)/12.ローザ・ポンセル(ピアノ)
CD3
1-14,19-21.イゴール・チチャゴフ(ピアノ)/15-18.イゴール・チチャゴフ
(オルガン)
20世紀前半の名歌手の中でもとりわけ大きな位置を占めるローザ・ポンセルの
集大成とも言える3 枚組です。何しろ、かのマリア・カラスもポンセルについ
ては「私たち全ての中で最も偉大な歌手」と誉め称えるほどの天才で、レパー
トリーの広さにも驚愕するほかありません。歌の好きな人、歌手を目指す人の
みならず全ての愛好家にとってバイブルと言えるでしょう。

8.111251
グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ/ジョセフ・フックス
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 第1集
1-3.ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ長調 Op.12-1
4-6.ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.12-2
7-9.ヴァイオリン・ソナタ 第3番 変ホ長調 Op.12-3
10-12.ヴァイオリン・ソナタ 第4番 イ短調 Op.23
演奏:ジョセフ・フックス(ヴァイオリン)/アルトゥール・バルサム(ピアノ)
ナタン・ミルシテインに「アメリカで訓練された最も偉大なヴァイオリニスト」
と評されたジョセフ・フックス。93歳までカーネギー・ホールで演奏するなど
実に長い経歴を持ち、アメリカの主要オーケストラ全てと共演、ヒンデミット
やヴォーン=ウィリアムなど多数の曲の初演、録音を行うなど本当に多大なる
業績を残した人です。このベートーヴェンは長年のパートナーであった名ピア
ニスト、バルサムとの共演で、あのハロルド・C・ショーンバーグも大絶賛した
名演です。

8.111286
グレート・ピアニスト・シリーズ/シュナーベル
J・S・バッハ:作品集
1-3.イタリア協奏曲 BWV 971
4-5.半音階幻想曲とフーガ ニ短調 BWV 903
6-7.前奏曲とフーガ ニ長調 BWV 850(平均律ピアノ曲集第1巻より)
8-10.トッカータ ハ短調 BWV 911
11-13.トッカータ ニ長調 BWV 912
14-16.2 台のピアノのための協奏曲 第2番 BWV 1061
録音: 1938年9月11日…1-3/1948年6月15-16日…4-5/1950年6月13日…6-7/
1937年11月24日…8-13/1936年10月28日…14-16 ロンドン
マーク・オーバート=ソーン復刻
演奏:アルトゥール・シュナーベル(ピアノ)
カール・ウルリッヒ・シュナーベル(ピアノ)…14-16 のみ
エイドリアン・ボールト(指揮)ロンドン交響楽団…14-16 のみ
このアルバムはシュナーベルのJ.S.バッハの商業録音を全て含んだものです。
シュナーベルのレパートリーはあまり広くなく、どちらかというと、シューベ
ルトやベートーヴェン、モーツァルトなどを得意としていた彼にとっては、バ
ッハはあまり親密な作曲家とは言えなかったようで、ハ短調のトッカータでも
特異な解釈を繰り広げています。とは言え、死の前年に録音された「前奏曲と
フーガニ長調」の穏やかな美しさは一聴に値するものです。

8.111287
グレート・シンガー・シリーズ/シュヴァルツコップ
シューベルト:歌曲集
1.楽に寄す D547/2.春に D882/3.憂い D772/4.ガニュメート D544/5.草原
の歌 D917/6.糸を紡ぐグレートヒェン D118/7.恋人のそばに D162/8.若い
尼僧 D828/9.シルヴィアに D891/10.水の上で歌う D774/11.はなだいこん
D752/ 12.ミューズの息子 D764/13.万霊節の日のための連祷/14.美しき水
車小屋の娘より第7曲「焦燥」/15.ベートーヴェン:ああ、不実な者よ/16.ベ
ートーヴェン:フィデリオより「悪者よ、どこへ急ぐ?」
録音:1952年10月4-7日 EMI アビーロード・スタジオ・・・1-12/1954年1月9
-10日 EMI アビーロード・スタジオ・・・13,14 /1954年9月20日 ワットフォ
ード・タウン・ホール・・・15,16
マーク・オーバート=ソーン復刻
演奏:エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
エドウィン・フィッシャー(ピアノ)・・・1-12
ジェラルド・ムーア(ピアノ)・・・13,14
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)/フィルハーモニア管・・・15,16
R・シュトラウスやモーツァルトでの高貴な夫人役を歌わせると右に出るものの
ない名ソプラノ、シュヴァルツコップは、オペラ歌手としての経歴と並行して、
自らの声の特質を思慮深くみつめ、深い表現力を持ったリート歌手としても活
躍してきました。舞台引退後もリートを歌い続けた彼女ですが、ここに収録さ
れたのは1950年代の録音集です。若々しく軽い魅力的な声で歌われたシューベ
ルトとベートーヴェンです。

8.111288
グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ/ハイフェッツ
ヴァイオリン協奏曲集
J・S・バッハ
1-3.ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041
4-6.ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042
7-9.2台のヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043(ハイフェッツによる
ヴァイオリン多重録音)
モーツァルト
10-12.ヴァイオリン協奏曲 第5番「トルコ風」 K219
録音:1953年12月6日 ハリウッド・・・1-6/1946年10月14-19日 ハリウッド
・・・7-9/1951年5月29-30日 EMI アビーロード第1スタジオ・・・10-12
マーク・オーバート=ソーン復刻
演奏:ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
アルフレード・ウォーレンシュタイン(指揮)
ロス・アンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団・・・1-6
フランツ・ワックスマン(指揮)/RCA ヴィクター室内管弦楽団・・・7-9
マルコム・サージェント(指揮)/ロンドン交響楽団・・・10-12
20世紀の偉大なマエストロ、ハイフェッツの高い技術を駆使した演奏は、しば
しば「冷た過ぎる」とされたものですが、バッハとモーツァルトに関しては、
その解釈が逆に「ロマンティック過ぎ」と評され、当時の聴衆の間でも少々物
議をかもしたと言われたほどでした。ここに収録されたバッハの二重協奏曲は
彼自身が2 台のパートを多重録音したもので、彼の音楽的嗜好がよくわかる逸
品とされています。

8.111291-92 2枚組
プッチーニ:蝶々夫人
録音 1954 年6 月26-31 日、8 月2-6,8-9,11,23 日 ローマ・オペラ劇場
マーク・オーバート=ソーン復刻
演奏:蝶々夫人…ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
ピンカートン…ジュセッペ・ディ・ステファーノ(テノール)
スズキ…アンナ・マリア・カナリ(メゾ・ソプラノ)
シャープレス…ティト・ゴッビ(バリトン)
ゴロー…レナート・エルコラーニ(テノール)
ケイト・ピンカートン…マリア・フーダー(メゾ・ソプラノ)
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)
ローマ歌劇場合唱団&管弦楽団
有名な作品なのに、あまり録音の多くないプッチーニの名作「蝶々夫人」。こ
ちらは1954年録音のデ・ロス・アンヘレスによる歴史的名演です。繊細さと煌
く美しさで迫るアンヘレスの蝶々さん、躍動的でスリリングなディ・ステファ
ノのピンカートン、驚くほど深い表現力がすばらしいゴッピのシャープレス。
彼らをきっちりまとめたガバッツェーニのタクトにも脱帽です。

8.111313
グレート・ギタリスト・シリーズ/セゴビア
アンドレス・セゴビア第7集:1950年代アメリカ録音集 第5集
カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
1.悪魔的奇想曲
2.セゴビアの名前による歌 Op.170 No.5
3-6.ギター五重奏曲
カサド(1897-1986):
7.キジアナのサルダーナ
タンスマン(1897-1966):
8-12.カヴァティーナ
ロドリーゴ(1901-1999):
13.遥かなるサラバンド
クレスポ(1900-1971):
14.ノルテーニャ
ラウロ(1917-1986):
15.ベネズエラの踊り
ハウ(1900-1967):
16.アルバ/17.ポストリュード
演奏:アンドレス・セゴビア(ギター)/キジアーノ弦楽四重奏団…3-6 のみ
偉大なるセゴビアはギターのレパートリーを確立すべく、1920年代から積極的
に過去の大作曲家の作品をギター曲に編曲し、また、同時代の作曲家たちに新
作を書くように依頼し続けました。このアルバムにはそんな彼の努力の結果で
あろう様々な国籍の作曲家たち(イタリア、ポーランド、アルゼンチンなどな
ど)の作品を収録しています。ギター曲の変遷を辿る1枚としても貴重なもの
です。

8.111317
ピッツィーニ・コンダクト・ピッツィーニ
カルロ・アルベルト・ピッツィーニ 自作自演集
1-3.アル・ピエモンテ/4.管弦楽のための古いスタイルによるスケルツォ
5-8.ドロミテスの詩
9.弦楽のためのサラバンド「コレッリへのオマージュ」
10.ポストイナの洞穴
11.郷土-祝祭日の印象
録音:1956年9月22日…1-3.9.10/1955 年6月16日…4.5-8.11
演奏:カルロ・アルベルト・ピッツィーニ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
イタリアの作曲家、カルロ・アルベルト・ピッツィーニ(1905-1981)の作品集
です。1905年にローマで生まれ、若い頃はレスピーギとともに学び,ボローニャ
のコンセルヴァトワールを卒業した後は様々な分野で活躍、イタリアのテレビ、
ラジオ界では絶大なる地位を得たのです。残した作品も多く、劇場、テレビ、
映画用音楽、聖歌隊、室内楽などほとんど全ての分野に渡ります。特に交響詩
「アル・ピエモンテ」はこの地方の歴史、雄大な自然を表現した名作です。



<TOCCATA>
TOCC0009 \2450
ミルフォード(1903-59):ピアノ曲と歌曲集
1-3.私のレディの喜び/4-5.4 つの厳格な歌 第2、4 番/6.ゆりかごの歌
7.夜明け/8-13.正方形の評判/14-16.歌とピアノのための4つの歌 第1、2、
4 番/17-18.4 の季節的な歌 第2、4番/19-21.前奏曲、エアと終曲/22-30.
白鳥の歌/31.ジェニファーのチリンチリン
32.日、そして瞬間 第4番「墓碑銘」
演奏:フィルリダ・バニスター(コントラルト)
ラファエル・テッローニ(ピアノ)
フィンジやヴォーン=ウィリアムスとも友人であったミルフォードですが、そ
の音楽は全くもってユニークです。牧歌的、温和、控え目な美しさはイギリス
音楽に共通するものですが、彼はそこに更に暗い抒情性を加えました。楽しげ
なダンス音楽ですら、一抹の哀愁を帯びています。これがまた素敵です。

TOCC0018 \2450
バラキレフ(1837-1910):ロシア民謡曲集
1.ロシア民謡による大幻想曲 Op.4/2-61.ロシアの人々の30 の歌(原曲とバラ
キレフ編曲を交互に収録)
演奏:ヨゼフ・バノヴェツ(ピアノ)/ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
コンスタンチン・クリメツ(指揮)・・・1
オルガ・カルギナ(ソプラノ)
スヴェトラーナ・ニコラーエワ(メゾ・ソプラノ)
ヨゼフ・バノヴェツ&アルトン・チュン・ミン・チャン(ピアノ4 手連弾)
・・・2-61
ロシア音楽の祖、バラキレフは自国の民謡から多大なる創造力を得た人です。
このアルバムに収録されている「大幻想曲」はまさに彼の最初の作品で、17歳
の時に書かれたものです。そして30の民謡は「30の歌」はロシア民謡を元にし
たもので、バラキレフによる編曲と元ネタを交互に演奏するという、ロシア好
きにはたまらない逸品です。

TOCC0031 \2450
アルカン(1813-88):オルガン作品集 第2集
1.オルガンのための/2-7.足鍵盤のための12 の練習曲より第7-12 番/
8.11 の宗教的な小品とヘンデルのメサイアによるトランスクリプション
演奏:ケヴィン・ボウヤー(オルガン)
最近のヴィルトゥオーゾ・ピアノブームのおかげで、アルカンの作品もずいぶ
ん有名になってきました。しかしまだ彼のオルガン作品を耳にする機会はあま
り多くありません。このシリーズの第1巻(TOCC0030)も話題になりましたが、
この第2巻も驚くべきレパートリーが収録されています。聴き手を感動の渦に
巻き込みます。

TOCC0069 \2450
リース(1924-):ピアノ作品集 1947-2005年
1.トッカータ/2-7.6 つの装飾的な練習曲/8-10.3つの前奏曲/11.ソナタ・
ブレーヴ/12-14.オデッセイ
演奏:ミリアン・コンティ(ピアノ)
1924 年生まれのベンジャミン・リースは現代アメリカ作曲家の重鎮の一人。
このCDに収録された作品は彼の60年間における作曲活動の集大成です。一貫し
た作風、ユーモアと現実、気分を引き立てる音の躍動的な動き、など新古典派
の影響も感じられます。

TOCC0077 \2450
ラミー(1939-):ピアノ作品集 第2集 1966-2007年
1-8.ディヴェルシオン/9-19.墓碑銘 第1巻/20.レニングラード・ラグ
21.冬のノクターン/22.トッカータ 第1番/ 23.F.D.R.のためのオード
24.トッカータ 第2番/25-26.ピアノ・ソナタ 第4番/27.プリミティーヴォ
演奏:ミリアン・コンティ(ピアノ)
アメリカの作曲家、フィリップ・ラミーの音楽にはプロコフィエフ、及びバル
トークの影響が少なからず感じられます。極めて機械的なトッカータ、暗く劇
的なピアノ・ソナタ第4番、そしてホロヴィッツのためにかかれたレニングラ
ード・ラグなど十二音に背を向けた作品も含まれています。最新作「プリミティ
ーヴォ」の騒がしさも面白いところです。

<ECM NEW SERIES>
4766394 \2180
カンチェーリ:リトル・インバー
アマオ・オミ(混声合唱とサクソフォン四重奏のための。2005年作曲)
リトル・インバー(小さなアンサンブル、歌手と児童&男声合唱のための。
2003年作曲)
クラース・シュトク指揮、
オランダ室内合唱団、ラシェル・サクソフォン四重奏団(アマオ・オミ)
ニカ・メマニシュヴィリ指揮&キーボード、
マムカ・ガガニージェ(ヴォーカル)、ザザ・ミミノシュヴィリ(ギター)、
マトリクス・アンサンブル、
ルスタヴィ合唱団、児童合唱団(リトル・インバー)
録音:2006年5月(アマオ・オミ)、2003年8月(リトル・インバー)
甘美なメロディーが厳しく世界に現実を突きつける。世界を救う「美」を具現
化したアルバム。
1935年にグルジアに生まれたギヤ・カンチェーリは、アルヴォ・ペルトと共に
ECMの二枚看板といえる作曲家であり、ECMでの録音が広く国際的な認知を得る
きっかけとなりました。二人とも静謐さを大事に(これはECMのレーベル・ポリ
シーとも言えます)、「聴きやすく」しかし非常に真摯なテーマに基づき作曲
しています。このアルバムは、カンチェーリECMの10作目にあたりますが、こ
れまでのどの作品にもまして「聴きやすさ」「美しさ」が際立っています。
深刻なテーマではありますが(それゆえに本当の)ニューエイジ・ミュージック
として受け入れられそうな予感がします。
2003年に作曲された「リトル・インバー」は、イギリスの古都ソールズベリー
郊外の小さな村の名前から採られています。(特定の地域・地名にちなんだ作品
をカンチェーリが書くのは初めてのことです。)この地域は人影まばらな荒野
であったことからイギリス政府は軍事演習場として利用してきました。第二次
世界大戦中、1944年6月のノルマンディ上陸作戦に先立って、英政府と米軍は、
上陸後の市街戦を想定した演習のため、160名の村人全員を退去させます。戦
後、住民は帰還を望みましたが、冷戦や北アイルランド紛争の勃発によりイン
バー村は軍事拠点として使われ続け、今は年に一度だけ、14世紀に創られたセ
ント・ジャイルズ教会の特別な典礼の日にのみ帰還が許されています。カン
チェーリはインバー村を2001年に訪れ、そこに現代における抗争や紛争の不条
理が集約されていると感じます。アートエンジェル財団の委嘱で作曲された
「リトル・インバー」は、インバー村で行われた「三日間の音楽祭」で初演さ
れ、ここに録音されました。日本語では「小さなインバーの村」とでも訳すの
でしょうか?インバー村にまつわる作者不明の古詩をフォークともトラッドと
もつかぬ男性歌手が素朴で寂しげ、そして途切れがちに歌い、時折、極小編成
の少年合唱が無邪気に、しかし未来の希望を予感させるように加わります。終
始静謐で透明なサウンドと、感傷的でありながらも甘美でノスタルジックなメ
ロディに満ちた35分余りの作品です。
この雰囲気は、2曲目「アマオ・オミ」にも引き継がれます。「リトル・イン
バー」の2年後に作曲された26分ほどの作品「アマオ・オミ」は、グルジア語
で「無意味な戦い」を意味し、国家権力による戦争行為にまつわる様々な悲劇
を告発するという点で「リトル・インバー」と対を成すものです。しかし、以
前のカンチェーリ作品には見られた、怒りと悲嘆を激しく爆発させるような瞬
間がこれら二作品には見られず、代わりに恐怖によって掻き立てられた混乱と
魅力な悲しみを思わせる瞬間が稀に織り込まれています。
カンチェーリ自身、近年の世界情勢に影響されて自身の作風が「より寂寞とし
たものになりつつある。でも、その中にあってアイロニーに希望を託してい
る」と語っています。そして「リトル・インバー」の作曲動機を次のように
語っています。「美が世界を救うという言葉があるが、では誰が美を救うの
か。あなたがピアノに向かって音楽を書きとめる時、あなたは美を救おうと
しているのだ。」

4766397 \2180
音楽の饗宴-Music Banquet
ロバート・ダウランド編纂によるルネサンス歌曲名曲集(1610年出版)
作者不詳:アモールは弓を持たずに
ダウランド:私をそんなに嫌うなら
カッチーニ:それでは死ななければならないのか?
カッチー:わが麗しのアマリッリ
ゲドロン:もし言葉と沈黙が
ヘイルズ:おお、目よ泣くのをやめなさい
作者不詳:君の目には愛の何かがある
テシエ(ダウランド編曲):木陰の多い森の中で
ダウランド:リッチ夫人のガリヤード*
作者不詳:行きなさい、私の羊の群よ
作者不詳:おお、ダイアナの星たちよりも美しく
ホルボーン:沈む私の心は
バチェラー:ガリヤード*
バチェラー:私の信念を申し述べても
ゲドロン:いつまでも私の命を苦しめるこの思い
作者不詳:おお愛しい生命よ、いつのことだろう?
ダウランド:ロバート・シドニー卿のガリヤード*
マーティン:考えを変えなさい
ダウランド:トーマス・モンソン卿のパヴァンとガリヤード*
ゲドロン:幸せによって奴隷のみに落とされた者は
ダウランド:暗闇に私は住みたい
作者不詳:昨夜私は夢に見た
ダウランド:華やかな宮廷を遠く離れて
*はリュート・ソロ
モニカ・マウフ(ソプラノ)
ナイジェル・ノース(ルネサンス・リュート)
録音:2005年5月
まさに「沈黙の次に美しい音」。ある意味、ECMのサウンド・ポリシーとルネ
サンス・リュートのコラボレーション。
ECMのサウンド・ポリシーと、史上最もデリケートな楽器といえるリュート。
相性抜群と感じた人も多いようで、エスペリオンXXIのロルフ・リスレヴァン
ド(NUOVE MUSICHE/476 3049)やトラジコメディアのスティーヴン・スタッブ
ズ(テアトロ・リリコ/476 3101)なども好評ロングセラー中です。そして今回
はナイジェル・ノースが登場。前二者が自作を含む、少しクロス・オーヴァー
・タッチの内容だったのに対し、今回はルネサンスの王道リュート歌曲。アル
バム全部が400年以上前に書かれた音楽です。
「音楽の饗宴」は、ジョン・ダウランドの息子、ロバート・ダウランドが編纂
して1610年に出版したもの。父のジョンをはじめ、地元イギリスはもとより、
16世紀ヨーロッパで大ヒットしたイタリア(カッチーニ)やフランス(ゲドロン)
の音楽も収めており、ヨーロッパのルネサンス音楽名曲集ともいえる内容です。
ソプラノとリュート、この究極的にシンプルな編成からは、近代オペラの大音
響は生まれませんが、パーソナルでインティメイトな雰囲気、そしてメランコ
リックで気品を湛えた音楽の美しさはまさに心の洗濯に持って来いです。
共演は「モリムール」(461 8952)でヒリヤードEns.の一員としてECMデビュー
したモニカ・マウフ。イタリア人の明るさとも、フランス人の柔らかさとも違
う、ドイツらしい陰影とマジメさを感じさせる歌唱は、このレパートリーには
ぴったりです。最近では古楽でもノン・ヴィブラートにこだわらない歌手が増
えつつあるようですが、マウフはかなり徹底したノン・ヴィブラート派で、声
質こそ異なりますがエマ・カークビーが出て来た時のようなフレッシュさを感
じます。
ECMの録音を長年手がけるシュトゥットガルトのサウンド・プロダクション、
トリトヌスは、ソニークラシカルの古楽シリーズ・ヴィヴァルテの録音も一手
に手がけていました。ECMサウンドと古楽の相性の良さにも、長い歴史があり
ます。




<ACCORD>
480874 2枚組 \4160
ティエリ・エスケシュ:超絶のオルガン即興ライヴ集
CD1)
「天の女王」によるパラフレーズ、コラール変奏曲、2つのノエル、
2つのエヴォカシオン(霧、暴風雨)、「おお敬虔なる神よ」によるパッサカリ
アと二重フーガ、「めでたし、天の后」による前奏曲と交響的な舞曲
CD2)
パッサカリア、アンダンテとスケルツォ、俗謡による主題と変奏、
クープランのテーマによる間奏曲、ペルシャの聖ヨハネのテキスト即興的な詩、
ロイック・マリエの主題による自由な即興、デュリュフレの「我らの父」の
主題による瞑想曲、二つの主題によるラプソディ、間奏曲
ティエリー・エスケシュ(Org)
録音:2000年から2006年
もう、天才と呼ぶしかありません。音楽的才能というのはこういうものか!と
目を覚まさせてくれるアルバム。
ティエリー・エスケシュ。1965年生まれのフランスのオルガニストにして作曲
家、そして何よりも即興演奏家です。日本では、オルガニストがスターとなる
などちょっと考えられませんが、フランスでは有名ピアニストやヴァイオリニ
スト同様(それ以上に!)尊敬と注目を集めています。パリ音楽院で8部門もの
プルミエ・プリを取って卒業。27歳で同音楽院教授に、32歳でデュリュフレの
後任としてサン・テティエンヌ・デュ・モン教会のオルガニストに迎えられま
した。最初の作品はフロランス・ブリュメンタール財団の賞を受けましたが、
その時の審査員エリオット・カーター、モーリス・オアナ、アンリ・デュティ
ユーが揃って絶賛した逸材。その後もオルガン作品だけでなく、協奏曲を含む
管弦楽作品、宗教的な声楽作品、大規模なオラトリオなどを矢継ぎ早に発表し、
ヨーロッパ各地で演奏されています。
しかしエスケシュの本領は何といってもオルガンを使った即興演奏。グレゴリ
オ聖歌やコラール、バロック音楽から現代音楽、そしてワールドミュージック
からポップソングまで、その一節から始まる即興演奏のもの凄さは尋常ではな
く、2005年に行われた来日公演も熱狂の渦に包まれたとか。
このCDは2000年から2006年の間にエスケシュが各地で行った即興演奏のライヴ
録音から自ら選んだ「ベスト・セレクション」。豪腕とも言えるパラフレーズ
の能力に加え、リズムと色彩の多彩さ、構築力の確かさ、そして持ち合わせて
いる語法の多用さには驚くばかり。(しかもこれは正真正銘のライヴ盤である
ことをお忘れなく!)オルガン作品という見方でなく、バッハやモーツァルト
が持っていたであろう「真の音楽的才能」というものを体感してみる、という
スタンスで聴いて頂きたいアルバムです。

480845(2CD+DVD) \4780
ドニゼッティ:歌劇「アルバ公爵」
(マッテオ・サルヴィ補筆完成の4幕版。初録音)
インヴァ・ムラ(S:アメリア)
アルトゥーロ・チャコン=クルス(T:マルチェッロ)
フランク・フェッラーリ(Br:アルバ公爵)
フランチェスコ・エッレーロ・ダルテーニャ(Bs:サンドヴァル)
マウロ・コルナ(Bs:ダニエーレ)
ニコラ・トドロヴィッチ(T:カルロス)
カーリス・ルテンタルス(T:居酒屋の主人)
エンリケ・マッツォーラ指揮
国立モンペリエ管弦楽団(ラングドック=ルーション)、
ラトヴィア放送合唱団
録音:2007年7月16日(ライヴ)
16世紀半ば、スペイン支配下のフランドル地方。独立運動の旗手エグモント伯
が、スペインが派遣した総督アルバ公爵の軍勢に殺害されます。エグモント伯
の娘アメリアは父の敵を討つ機会を待つうちに、独立運動の同志マルチェッロ
に恋心を抱きますが、後にマルチェッロはアルバ公爵の行方不明になっていた
息子であることが判明。捕らえられたマルチェッロは父を認めて屈服、アメリ
アは裏切られたと感じ、失望します。アルバ公爵がスペインへ帰還する日、見
送りを装って花束を手に近づいたアメリアが隠し持った剣で切りつけると、マ
ルチェッロがとっさに父の盾となって倒れ、父を守ることとアメリアの復讐と
が同時に成就したことを喜びつつ息絶える・・・という悲劇です。
ドニゼッティは当初、フランス語によるグランド・オペラに仕立てるつもりで
したが、1839年に2幕まで完成させた時点で劇場側と紛糾、未完のままになっ
てしまいました。44年後、イタリア語に訳された台本と共に、弟子のマッテオ
・サルヴィがスケッチや断片をかき集め、足りない部分は自ら作曲して全4幕
のオペラとして完成させ、1882年に初演にこぎつけました。初演は好評だった
ようですが、音楽としては時代遅れの感があり、レパートリーに定着すること
なく忘れられてしまいました。1952年に復活上演されましたが、その後の上演
も大半は3幕に短縮したヴァージョンでした。このCDは4幕の完全な形で2007年
に上演された、モンペリエでのライヴを収録したもの。テノールのアリア「清
く美しい天使よ」だけが突出して有名です(カルーソーからパヴァロッティ、
ビリャソンに至る歴代のテノール歌手が好んで録音しています)が、この録音
によって始めて作品の全貌を知ることができるようになりました。
付録として指揮者や主な出演者等へのインタビューを27分ほどにまとめた
DVD付き。NTSCでリージョン・フリーですが、インタビューはフランス語で字
幕はありません(英語とイタリア語の部分にはフランス語の字幕が付きます)。

480886 \2080
リュリ:諸芸術のバレ
ユーゴ・レーヌ指揮、ラ・サンフォニー・ドゥ・マレ
録音:2008年2月
ユーゴ・レーヌ指揮、ラ・サンフォニー・ドゥ・マレのリュリ・シリーズも
ついに第10巻となりました。当巻は、バロック時代の諸芸術とその象徴にし
て守護者である女神を擬人化し、イメージを膨らませたもの。芸術とは言って
もartですから、手作業、技芸といった意味が強く、序曲に続いて音楽化され
ている7人の女神は、農耕/航海/金細工/絵画/狩猟/医療(外科)/戦争の7人で
す。このような職業と女神の対応関係はギリシャ=ローマ神話に起源を持つ
もの。みな女神ですが、バロック時代の当時の職業としては男の仕事とされ
ているものが多いのが興味深いところです(男の職業だからこそ、それをつか
さどる神は女性だったのかも)。リュリがミシェル・ランベールと共作した音
楽はオーケストラのスケールを生かしたダイナミックなもので、特に戦争の
女神などはさぞかし壮麗な群舞であったろうと往時がしのばれます。レーヌ
は、独自に鳥の声や海辺の雰囲気などの効果音をオーケストラに演奏させ、
音だけのCDでもより豊かなイメージを喚起させてくれます。




<PHILIPS France>
480987 \2280
ナポリへの旅-ナポリ民謡によるオルガン・インプロヴィゼーション
1.ナポリ民謡「あなたに口づけを」 2.ナポリ民謡「サンタ・ルチア」 
3.クラルテとテネブレ「カラヴァッジョ」 4.ナポリ民謡「光さす窓辺」 
5.ナポリ民謡「ガリオーネ」 6.ジェズアルドのオマージュ(オルガン即興)
録音:2008年1月4日、ナポリ

480988 \2280
シューマン:
バッハの名による6つのフーガ 作品60
6つのカノン風小品 作品56 (ペダル-ピアノのための練習曲)
4つのスケッチ 作品58 (ペダル-ピアノのための4小品)
ブラームス:
前奏曲とフーガ イ短調
前奏曲とフーガ ト短調
録音:2007年12月28&29日、2008年1月1日(元日!)、ナポリ

480989 \2280
リスト:
プロメテウス
バッハの名による幻想曲とフーガ
オルフェウス
コラール「アド・ノス、アド・サアルテレム・ウンダム」による幻想曲とフ
ーガ
録音:2007年12月30日、2008年1月2日、ナポリ
ジャン・ギュー(Org)
ナポリ、マジェッラのサン・ピエトロ音楽院のオルガンを使用
パリで最も美しい外装を持つといわれ観光名所でもあるサン・トゥスタッシュ
教会。この教会のオルガンは7,000本ものパイプを持つことで知られています。
この荘厳なオルガンを自身のオルガンとしているジャン・ギューは、各地の名
オルガンを紹介することにも積極的で、様々な国の様々なオルガンでコンサー
トや録音を実施しています。
今回、彼が選んだのは、ナポリ・マジェッラにあるサン・ピエトロ音楽院のオ
ルガン。地震により崩壊したこのオルガンを再建する際、ギューが協力した楽
器です。1983年に完成した比較的新しいオルガンですが、ご存知、オルガンと
いう楽器は設置されたからといってすぐに最良の音が出るというものでなく、
ギューいわく「最低でも25年は必要。」というように、長い年月と弛まぬ保全
作業によって熟成されて行く楽器です。そしてちょうど25年を経た2008年(録
音開始はちょっとフライング気味の2007年暮れですが)、このオルガンの音色
がやっとギューを納得させ、今回の録音となりました。




<TESTAMENT>
SBT2 1423 2枚組 \3700
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」(全曲)
オットー・クレンペラー指揮
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団&BBC合唱団
オランダ人・・・テオ・アダム(バス=バリトン)
ゼンタ・・・アニヤ・シリヤ(ソプラノ)
ダーランド・・・マルッティ・タルヴェラ(バス)
エリク・・・ジェイムズ・キング(テノール)
舵取り・・・ケネス・マクドナルド(テノール)
マリー・・・アンネリーズ・ブルマイスター(メゾ=ソプラノ)
録音:1968年3月19日
ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録音(ステレオ)
「ラスト・コンサート」に続き、超弩級、ファン感涙のリリース!EMI盤直後
のコンサート形式「オランダ人」ライヴ初登場。しかも、ステレオでのリリー
ス!
ここまで重要リリースが続くと「そろそろネタ切れ?」を心配なさるファンの
方もいらっしゃるとは思いますが、前回ご案内の「ラスト・コンサート」
(SBT2 1425)に続き、これまた正真正銘超弩級のリリースです。同年1ヶ月前の
EMI盤はすでに名盤として誉れ高いですが、その演奏よりもさらにすばらしいと
されながらも、これまで数種の海賊盤、それもモノラル録音でしか聴けなかっ
たライブ版が、正規盤として初登場!しかも、状態のよいステレオでのリリー
スとなれば、その重要度はご納得頂けると思います。
若いころは相当数「リング」も振っていたクレンペラーですが、ワーグナーの
舞台作品の中では中期の「オランダ人」「タンホイザー」「ローエングリン」
のほうを気に入っていたようです。「オランダ人」を初めて指揮したのは
1910年、プラハのドイツ歌劇場でのことでしたが、当時一般的だった1幕版で
した。後にベルリンのクロル歌劇場に移ったクレンペラーは、リヒャルト・
シュトラウスから1843年版のスコアを見るように薦められ、以後はこの版を用
いて指揮しています。1843年版の一番特徴的な箇所は、序曲の最後に救済のモ
チーフが現れず、悲劇的なトーンのまま物語に突入するところでしょうか。
1929年のクロル歌劇場での上演は、抽象的で前衛的な演出と相まってナチスの
厳しい批判にさらされ、クレンペラー自身を「さまよえる」生活へと導く伏線
になってしまったのは皮肉だったともいえます。
時はめぐって1967年。クレンペラーでワーグナーのオペラを録音できるチャン
スは残り少ないと感じていたEMIのチーフ・プロデューサー、ピーター・アン
ドリー(ウォルター・レッグの後任)は「オランダ人」を提案し、乗り気になっ
たクレンペラーはバイロイト音楽祭へ歌手の視察に行きます。そこで「タンホ
イザー」のエリーザベトを歌っていたアニヤ・シリヤに一目惚れし、アンドリ
ーに次のように書き送りました。「彼女は音楽的にも演劇的にも飛び抜けてい
る。間違いなく天才だ。彼女が「オランダ人」の録音とコンサートに参加出来
るよう、ありとあらゆる手を尽くさねばならない。他の歌手にゼンタを歌わせ
るなんて、黒を白だと言い張るようなものだ!」かくしてシリヤは歴史的名盤
の録音に参加しましたが、録音中のクレンペラーを振り返って「真剣モードの
ときは私が女であることさえ忘れてしまったように厳しかった」と語っていま
す。オランダ人とゼンタのデュエットはなんと6回も録り直されたのだそう。
しかしその理由は「マエストロは何度も、どこかを踏んずけたりぶつかったり
して大きな騒音をたてるんですもの!」
実は、クレンペラーとスタッフ一同が強く望みながらEMIの録音では実現しなっ
たことが一つありました。それはエリク役のテノール歌手で、皆がジェイムズ
・キングを望み、キングも同意しながら、彼について優先権を持つデッカが、
コンサートへの出演は認めつつも録音への参加を拒否したのです。このため
EMI盤ではエルンスト・コツーブが歌っています。コツーブも決して悪い歌手
ではありませんが、やはりキングには王者の風格があります。シリヤも「キン
グの存在によってコンサートが一層強烈な体験になった」と語っています。
(他に、舵取りがゲルハルト・ウンガーからケネス・マクドナルドに替わって
います。)
リハーサル中大変厳しかったクレンペラーですが、音楽以外の場面では終始
ご機嫌で、シリヤやスタッフを笑わせていました。それは、このコンサート
において、クレンペラーの巨体を舞台袖から指揮台まで支え歩く役をシリヤが
仰せつかっていたからかも知れません。「彼はとても重くて、指揮台に辿り着
くのに5分もかかったのよ!」
そしてまた、リハーサルを見学に来たジョージ・セルとのエピソードも残って
います。クレンペラーはセルに“ヤング・マン”と呼びかけ(セルはクレンペ
ラーの11歳年下)、シリヤを「俺の婚約者だ。」と紹介するなど愛想よく対応
しています。しかし、普段は絶対あり得ないのに、リハーサル全編を立ったま
ま指揮するなど、クレンペラーがいかにこの年下の指揮者を意識していたかも
同時に伺い知れます。
クレンペラーの「オランダ人」にはサヴァリッシュの速く軽い「オランダ人」
とはまったく違った世界があります。当時、バイロイトに蔓延していた度を越
してドイツ的な音楽作りを刷新したいと考えていたヴィーラント・ワーグナー
は、サヴァリッシュのスタイルを熱狂的に指示していました。(前述クロル歌
劇場での前衛的なワーグナー演出がヴィーラントの新バイロイト様式に影響を
与えたともいわれています。)サヴァリッシュに比べると、クレンペラーのワー
グナーは対極といえるものです。(だからといって、ヴィーラントがクレンペ
ラーを嫌っていた訳ではなく、ヴィーラントお気に入りのワーグナー録音はク
レンペラーのものでした。)
シリヤは語ります。「ええ、クレンペラーのやり方は、私のそれまでのやり方
とは全く違いました。でも、私は今でも感じるのです。クレンペラーの音楽作
りがわたしは一番好きだったと。彼の音楽には、何か‘実質’がありました。」
シリヤが舞台上で感じたこの感覚を同じく感じることができる。このリリース
が秘めた重要性には計り知れないものがあります。

SBT 1424 \1850
グルック:歌劇「オーリードのイフィジェニー」序曲
ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調
ニューヨーク・フィルハーモニック
指揮:ブルーノ・ワルター
録音:1954年12月23日&24日、カーネギーホールでのライヴ録音(モノラル)
ワルター、もうひとつ「ブル7」!スピードと力に満ちたライヴ、フィルアップも大
注目の初出音源!
クレンペラーの大注目リリースが続きますが、これに加えて今度はワルターの初出音
源です。脅威のリリース・ラッシュに、ヒストリカル・ファン以外の方も大歓迎なの
ではないでしょうか?
ブルーノ・ワルターが初めてブルックナーを指揮した記録は1914年の第4番に遡りま
すが、納得の行かなかったワルターはブルックナーを封印、重病と休養を経て復帰し
た後の1927年から確信を持って取り組むようになりました。コロムビア交響楽団を
指揮したブルックナーの第4、第7、第9のステレオ録音は高い評価を得て長らく愛聴
されています。ここに登場する1954年の第7ライヴは、コロムビア盤とは趣を異にす
るダイナミックで力強い演奏で、ファンにとってワルターのブルックナー演奏の変
遷をたどれると共に、ヨーロッパ時代のワルターのブルックナー演奏すらをも想像さ
せるきっかけとなるものです。
1953年12月27日、ワルターはニューヨーク・フィルを指揮してブルックナーの交響
曲第9番を演奏し、これは放送と同時に米コロムビア・レコードによってライヴ録音
されました。翌54年の12月23日と24日には同じ顔ぶれで第7番が演奏され、両日とも
コロムビアがライヴ録音しましたが、放送はされませんでした。ワルター自身は53年
の第9番に非常に満足し、コロムビアはどちらもレコード発売する計画だったようで
すが、なぜか録音はお蔵入りしてしまいます(LPレコードがステレオ時代に突入した
ためにステレオでの再録音が計画されたという説があります)。第9番はコロムビア
のマスターは散逸したものの、ラジオ放送のテープが残っていたためCDに復刻され
ていますが、放送されなかった第7番は幻の演奏となり、エアチェックテープによる
海賊盤さえ存在しなかったのです。このため、ワルター指揮のブルックナー:交響
曲第7番はコロムビア盤しかない、というのが定説になっていました。テスタメント
はソニーBMGの倉庫から上述のコンサート2日分のライヴ録音のテープを発見。ここ
に日の目を見ることになったのです。
各楽章の演奏時間は、コロムビア盤の20:52/19:28/10:24/13:53に対して当盤は17:35
/16:59/8:58/12:16と、全体的に速いテンポと鋭敏なリズムで演奏され、より力強い
イメージのパフォーマンスといえます。
併録のグルックも貴重。ワルターはグルックのオペラを好んで採り上げて上演して
いましたが、録音に残されたグルック作品は一つもありません。この録音のワルタ
ーのディスコグラフィへの追加は、そこだけとっても大ニュースといえるものです。
発見されたテープには「1954年12月23日」と書いてあり、片方には「A」、もう一方
には「B」と書き込んであるほかは何のデータの記載もなかったそうですが、二日間
のコンサートが丸々収録されていました。序曲とブルックナーの間には、バッハの
ヴァイオリン協奏曲(チェンバロ協奏曲第5番の編曲)とバルトークの「二つの肖像」
第1番アンダンテが演奏されました。どちらもソリストはヨーゼフ・シゲティという
ファン垂涎のものではありますが、演奏上の破綻が見られるため、この偉大な演奏
家の遺産には相応しくないと考え、テスタメントはCD化を見送りました。(そうはい
っても、破綻した演奏こそ聴いてみたい!というのがファン心理。みんなで陳情し
てリリースを待ちたいところです・・・)

SBT 1414 \1850
リチア・アルバネーゼ/アリア名唱集
プッチーニ:歌に生き、愛に生き(トスカ)/私のお父さん(ジャンニ・スキッキ)
カタラーニ:さようなら、ふるさとの家よ(ラ・ワリー)
チレア:私は創造主である神のつつましきしもべ(アドリアーナ・ルクヴルール)
レオンカヴァルロ:鳥の歌/ネッダとシルヴィオの二重唱(道化師)
ヴェルディ:アヴェ・マリア(オテロ)
モーツァルト:
ぶってよ、マゼット(ドン・ジョヴァンニ)/とうとうその時が・・・恋人よ、早く
ここへ(フィガロの結婚)
マスネ:さようなら、私の小さなテーブルよ(マノン)
ギュスターヴ・シャルパンティエ:その日から(ルイーズ)
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番
チャイコウフスキー:タチアナの手紙の場面(エフゲニ・オネーギン)
リチア・アルバネーゼ(Sp)
ロバート・メリル(Br、シルヴィオ)
RCAビクター管弦楽団
指揮:フリーダー・ヴァイスマン(プッチーニ、カタラーニ、鳥の歌、ヴェルディ)、
ディック・マルツェッロ(チレア、ぶってよマゼット)、
ジャン・モレル(ネッダとシルヴィオの二重唱、恋人よ早くここへ、マスネ)、
ヴィクトル・トゥルッコ(シャルパンティエ)
8人のチェリスト(ヴィラ=ロボス)、
シンフォニー・オーケストラ(チャイコフスキー)
指揮:レオポルト・ストコフスキー
録音:1945年-1951年(モノラル)
"アメリカで愛されたイタリアの花、アルバネーゼのアリア集
リチア・アルバネーゼ(1913年イタリア生まれ)は、典型的なリリコ・スピントの力
強い声を持ちながら「非常に聡明で、力任せで歌うことを決してしなかった」と評
されたソプラノ歌手。1934年にミラノで「蝶々夫人」の急な代役で非公式デビュー、
翌年末にはスカラ座の「ジャンニ・スキッキ」でラウレッタを歌い、いち早く人気
を獲得しました。デビューが衝撃的だったせいか、「蝶々夫人」のタイトルロール
は300回以上も演じたそうです。
蝶々夫人に加え、ミミ、ヴィオレッタでも高い評価を得たアルバネーゼでしたが、
テバルディとカラスが覇を競っていた時代のイタリアでは、どんなに優れたソプラ
ノ歌手でも影が薄くなってしまうもの。アルバネーゼが最も活躍し広く愛されたの
はアメリカでした。1940年に「蝶々夫人」でメトロポリタン歌劇場にデビュー。以
後、26シーズンで「蝶々夫人」72回を含む16作品、427回の上演に参加しました。ま
た、サンフランシスコ歌劇場でも1941年から20シーズンの間に120公演に参加し、
1972年夏の同歌劇場50周年を祝う特別ガラ・コンサートにも登場しました。
1946年には、「ラ・ボエーム」を初演したトスカニーニ自身による初演50周年記念
録音に招かれて参加。同じトスカニーニ指揮、同年12月に行われた「椿姫」では、
ラジオ生放送にもかかわらず見事なヴィオレッタを歌い、これを聴いたカラスがア
ルバネーゼに「どうしたらあのように歌えるのか?」と聞いてきたほどでした。(こ
の質問にアルバネーゼは「トスカニーニが望んだ通りにやっただけ」と答えたそう
です。しかもトスカニーニは「シャンペンみたいなものさ。君ならできる。」と言っ
ただけだったとか。)
「優れた歌手は他人も自分もコピーをしない。毎回何かしら違う、新鮮な演奏を生
み出すもの」という信条を持つアルバネーゼは、40年間にわたって高い水準の歌唱
を続けた後、61歳で引退。リチア・アルバネーゼ・プッチーニ財団を創設して若手
歌手のサポートを行っています。歌手としての実績と引退後の活動に対して、アメ
リカ合衆国政府は1995年にクリントン大統領(当時)からナショナル・メダルを贈呈。
2000年には個人を対象とする顕彰では最高位であるハンデル・メダリオンをニュー
ヨーク市から授与されています。
"アルバネーゼのキャリアは早熟でかつ長命に恵まれたものでしたが、もちろん声自
体は年齢によって変化しました。ここに収められたのは彼女の長い歌手人生の初期
に属する録音で、その輝かしい声自体の魅力に加え、レパートリーとその対応力の
広さには舌を巻かされます。このアルバムの出現によって、多くの人のアルバネー
ゼ評が一気に高まるのではないでしょうか。

SBT 1415 \1850
アイリーン・ファーレル/ワーグナーを歌う
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集(全5曲)
「ジークフリート」第3幕より最終場面
アイリーン・ファーレル(Sp)
レオポルト・ストコフスキー(指揮)&ヒズ・シンフォニー・オーケストラ[歌曲集]
セット・スヴァンホルム(T:ジークフリート)
ロチェスター・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:エーリヒ・ラインスドルフ[ジークフリート]
録音:1947年12月30日(ヴェーゼンドンク歌曲集)、
1949年4月9日(ジークフリート)(いずれもモノラル)
オペラハウスでは歌わなかったワーグナー歌手、ファーレルの遺産。ワグネリアン
にこそ御一聴頂きたい隠れたワーグナー名盤です。
アイリーン・ファーレル(1920-2002)は、アメリカで活躍したドラマティック・ソプ
ラノ。ヴォードヴィル・シンガーの両親の下に生まれ、1942年に行ったデビュー・
コンサートがCBSラジオで放送されて注目を集め、戦後の1947年から翌年にかけて行
ったアメリカ・ツアーでクラシックの歌手としての評価を決定的にしました。トスカ
ニーニも1952年のベートーヴェン第9の録音に招き、この演奏がトスカニーニ自身
「生涯でもっとも満足のゆく第9の録音」と認めるものとなりました。
ファーレルは劇場での舞台上演よりもコンサートやラジオ放送への出演を好んだと
いわれます。ワーグナー歌手に相応しい力強い声を持っていたにもかかわらず、また
バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルをはじめ、コンサートでしばしばワーグナ
ーを歌っていたにもかかわらず、ファーレルがワーグナー作品の舞台上演に出演した
記録は一つもありません。ファーレル自身は、オペラハウスでワーグナー・ソプラノ
を歌うことが歌手生命を縮める可能性があることを知っていたようです。
若き日のファーレルにいち早くワーグナー歌手としての素質を見出したのがストコ
フスキーで、ラジオ放送でファーレルの声を耳にした彼は、「ヴェーゼンドンク歌
曲集を録音するなら彼女しかない!」と閃き、曲を知らなかったファーレルに対し
て4ヶ月にも及ぶレッスンを行いました。この録音は発売されるや評判となり、この
曲の定番としての評価を獲得しました。ファーレルは後に「ヴェーゼンドンク歌曲
集」をバーンスタインとステレオで再録音し、これが1962年にグラミー賞を獲得し
たため、モノラルのストコフスキー盤は埋もれていましたが、ここにようやく復活
します。
ラインスドルフ指揮で録音された「ジークフリート」の最後の場面は、ファーレル
演じるブリュンヒルデと当代きってのヘルデンテナーの1人セット・スヴァンホルム
との愛の二重唱を中心としており、これを聴くにつけ、ファーレルがワーグナーで
メトの舞台に立たなかったことがあらためて惜しまれてなりません。

SBT2 1420 2枚組 \3700
アンナ・モッフォ/マノンの肖像、愛の二重唱
マスネ:「マノン」抜粋
プッチーニ:「マノン・レスコー」抜粋
ヴェルディ:「椿姫」より パリを離れて
プッチーニ:「蝶々夫人」より 可愛い赤ちゃん、泣くんじゃないよ
ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」より 裏切られた父の墓前で
プッチーニ:「ラ・ボエーム」より ああ、なんと愛らしい乙女
アンナ・モッフォ(ソプラノ)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(デ・グリュー:マスネ)、
フラヴィアーノ・ラボー(デグリュー:プッチーニ)、
ロバート・カーンズ(ラスコー:マスネ&プッチーニ)他
RCAイタリア・オペラ管弦楽団&合唱団/
指揮:ルネ・レイボヴィッツ[マノンの肖像]
リチャード・タッカー(アルフレード)、
ローマ歌劇場管弦楽団/指揮:フェルナンド・プレヴィターリ[椿姫]
チェーザレ・ヴァレッティ(ピンカートン)、ロザリンナ・エリアス(スズキ)
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団/指揮:エーリヒ・ラインスドルフ[蝶々夫人]
カルロ・ベルゴンツィ(エドガルド)
RCAイタリア・オペラ管弦楽団/
指揮:ジョルジュ・プレートル[ランメルモールのルチア]
リチャード・タッカー(ロドルフォ)、ロバート・メリル(マルチェッロ)
ローマ歌劇場管弦楽団/指揮:エーリヒ・ラインスドルフ[ラ・ボエーム]"
録音:1957年-65年(ステレオ)
史上屈指の美人ソプラノ、モッフォの名盤復活。
ネトレプコやボンファデッリなど、今の時代も歌と容姿を兼ね備えたソプラノ歌手
が人気ですが、アンナ・モッフォ(1932-2006。生年には1930説と1935説もあり)はそ
の中で飛びぬけた存在。カーティス音楽院で学び、フルブライト奨学金でイタリア
に留学。1955年にスポレート歌劇場で「ドン・パスクヮーレ」のナンネッタを歌っ
てデビューするとセンセーショナルな人気を巻き起こし、1957年にはカラヤン指揮
ウィーン国立歌劇場の「ファルスタッフ」録音に、ナンネッタで参加。同年にシカ
ゴ・リリック・オペラで母国にも凱旋しています。
モッフォはアメリカ人ですが、両親がイタリア人だったためイタリア語をネイティヴ
同然に話し、才気煥発でもあったことから、イタリアのテレビ局で10年余りにわたっ
て司会者として人気を博し、「イタリアの10大美女」に選ばれたこともあったほど。
その声は、ジョン・スティーンが『ザ・グランド・トラディション(偉大なる伝統)』
という著書で「リリコ或いはリリコ・ドラマティコでありながら、驚くべきことに
ソプラノの最高音域をまったく自然に響かせることのできる、きわめて稀なもの」
と評しています。しかし、歌い過ぎたためか、30代後半で高音に衰えが見え始め、
40代後半で引退同然となりました。
このCDはかつて「マノンの肖像」と題して発売された2枚組LP「マノンの肖像」を
メインに、日本でもビクターから「愛の二重唱」と題して発売されたアルバムにも
収められていたデュエットのトラックを収録しました。共演歌手の豪華さは、当時
のモッフォの人気を忍ばせます。モッフォの声が衰え始める前の録音で、大西洋を
またいでイタリアとアメリカ両国の国民的ヒロインであった最盛期の声を伝えてく
れます。



<MD+G>
64215082 \2080
MD+G アルヒーフ/ゲルハルト・タシュナーIV
1.シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
2.ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲
3.サラサーテ:カルメン幻想曲 作品25
ゲルハルト・タシュナー(Vn)
ケルン放送交響楽団 指揮:ヘルベルト・ザンドベルク (1)
北ドイツ放送交響楽団 指揮:ハンス・シュミット=イッセルシュテット(2)
バンベルク交響楽団 指揮:フリッツ・レーマン (3)
録音:1956年11月6日(1)、1955年5月8日&9日(2)、1953年8月21日(3) モノラル
MDGのタシュナー復刻第4弾。シベリウスは蔵出しマスターからの初復刻。
MDGが少しずつですが着実に進めているゲルハルト・タシュナーのCD復刻、第4弾で
す。タシュナーは1941年に19歳の若さでゴールドベルクの後任としてベルリン・フィ
ルのコンサートマスターに招かれ、1945年までフルトヴェングラーと共に第2次大戦
下の辛く厳しい時代を生き延びました。非ナチ化裁判の対象にならなかったため、
戦後すぐにソリストとして、またギーゼキング&ヘルシャーと組んだピアノ・トリ
オで活動を再開。1976年に55歳でベルリンで亡くなりました。ソリストとしての活
動期間が短く、また録音が少ないため「知る人ぞ知るヴァイオリニスト」に甘んじ
ていましたが、こうした復刻CDによって再評価が進んでいます。
タシュナーは1944年にフィンランドをツアーし、その際にシベリウスとの交友が芽
生え、ヴァイオリン協奏曲の解釈についても突っ込んだ意見交換をしたそうです。
タシュナーはシベリウスに対して第3楽章のテンポを遅めにとって演奏することを提
案したそうですが、この演奏ではシベリウスの指示よりも微妙に速いテンポで弾い
ているのが興味深いところです。
当CDはケルンの西部ドイツ放送所蔵のマスターテープをMDGが発掘して復刻したもの
で、先にCD化されたARCHIPEL盤と比べると、中低音の情報量と全体的な質感等で勝っ
ています。戦後のドイツでは、特にステレオ時代になると、演奏家と契約した所定
の放送回数を終了したモノラル録音のテープを、スペース確保のために廃棄処分す
るのが通例だったそうで、シベリウスのマスターが発見されたことは「奇跡的だ」
とMDGも喜んでいます。
戦後のベルリンを占領したソ連は、1940年に初演されたハチャトゥリアンのヴァイ
オリン協奏曲を「文化使節」に見立て、西側での初演者を探していました。白羽の
矢が立ったのがタシュナーで、西側初演は1947年9月24日にアルトゥール・ローター
指揮ベルリン放送交響楽団との共演で行われました。当ディスクに収められたのは
その8年後のライヴです。
カルメン幻想曲はバンベルクの教会での録音。「精神性」で評価されがちなタシュ
ナーのテクニックの凄さを存分に伝えてくれます。

64415052 \2080
ヴィエルヌ:室内楽曲集
ピアノ五重奏曲 ハ短調 作品42(1918年作曲)
弦楽四重奏曲 二短調 作品12(1894年作曲)
シュピーゲル弦楽四重奏団、レヴェンテ・ケンデ(Pf)
録音:2007年12月 マリエンミュンスター修道院
不遇のオルガニスト&作曲家ヴィエルヌが戦争の悲劇を告発した渾身の力作。
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937)は、フランクとヴィドールに師事し、6曲に及ぶオル
ガン交響曲で知られていますが、管弦楽曲から室内楽、ピアノ曲、歌曲に至る幅広
いジャンルで作品を残しています。ヴィエルヌは生まれつき盲目(後に手術により弱
視に回復)で病気がち、成長してから後も、家庭の不和、兄弟との相次ぐ死別、楽壇
では冷遇されノートルダム大聖堂でのオルガン演奏中に急死する・・・という不遇
なj人生でした。しかしその作品は、声高に不運を恨み不条理を告発するようなもの
ではなく、濃い陰影のうちに深い内省へと誘う傾向が目立ちます。
24歳の誕生日の後に作曲された弦楽四重奏曲は、ヴィエルヌ自身、作曲技法の確認
として習作のように書いたと言っています。古典的なソナタ形式の第一楽章の後、
弱音器付きの短い間奏曲、終わりの方に出てくるナポリ六度が印象的な穏やかな緩
徐楽章、無窮動風の終楽章といった構成。ニ短調ですが、作曲者自身の声が感じら
れるような瞬間はなく、古典的で明朗な作風に聞こえます。そのためか、初演は大
好評を博したようです。
その24年後に作曲されたピアノ五重奏曲では事情は全く異なります。ヴィエルヌに
は二人の息子がいましたが、1人には1913年に先立たれ、もう1人の息子も第一次世
界大戦に従軍して17歳の若さで戦死しました。翌年2月にヴィエルヌは友人に宛てた
手紙でこう書いています。「私の子供の運命と彼を思う私の気持ちに満たされたピ
アノ五重奏曲を作曲しています。私の悲しみは余りにも深く、私は激しく怒りに満
ちたエネルギーを注いでこの作品を完成させます。それは訴える力と畏敬の念に満
ちたものとなり、父親たちの心の中に入り込み、地中深くどこまでも伸びてゆく根
のように、亡き子に対する愛情に触れることでしょう。」
実際には、ヴィエルヌらしく、あからさまな怒りというよりは悲嘆に満ちた追想を
思わせる作品ですが、このCDに聴く最後の2分余りこそが、おそらくはヴィエルヌの
書いた最も個人的で激しい音楽ではないでしょうか。
聴く者の襟を正させ、言葉を慎ませるような音楽。ベルギーで活躍するピアニスト
と弦楽四重奏団による重厚な演奏、MDGらしい重厚なサウンドです。

60315062 \2080
カルク=エーレルト:無伴奏サクソフォンのための25のカプリースとソナタ
無伴奏サクソフォンのための25のカプリース
無伴奏アルト・サクソフォンのための無調のソナタ
クリスティアン・ペータース(Sax)
録音:2007年11月&2008年1月 マリエンミュンスター修道院
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933)は、生涯も作品も多くが謎に包ま
れています。父親は書籍商兼ジャーナリストで、ジークフリートはその12番目の子と
して生まれましたが、家は貧しく、兄弟のうち4人は1歳にならずして世を去りまし
た。ジークフリートが生まれ時に父親は54歳で、その12年後に亡くなりました。
ジークフリートは作曲家兼オルガニストとして少しずつ知名度を上げ、特に彼のオ
ルガン曲はアメリカ、イギリス、フランスで人気を博しました。第一次大戦中の1915
年夏に志願して従軍。冬には軍楽隊に配属替えになり、ここでドレスデン・シュタ
ーツカペレの楽団員数人に出会い、刺激を受けたジークフリートは室内楽作品を相
次いで作曲しました。ここに収められた作品は、そうした「室内楽の時代」の最後
にあたる1929年の作品。しかし、一体誰のために書いたのか、生前に演奏されたの
かどうかもわかっていません。当CDの演奏者クリスティアン・ペータース(1964年生
まれ)は自筆のライナーで作曲家自身が演奏するために書いたのではないかと言って
います。
「カプリース」は、曲に応じてソプラノ、アルト、テナー、バリトンという4種類の
サックスを使い分け、サックスのあらゆる音域と技法に習熟するために書かれてい
ます。「テクニックと表現法の新境地を開くための高度な練習を主な目的として」
という作曲家自身の巻頭言があるため、練習用の作品と誤解されて来ましたが、ペ
ータースは多彩で豊かな音楽表現の可能性を見出して録音に取り組みました。
25曲それぞれには、バロック風のプレリュードやクーラントにシャコンヌ、より古
い時代のフリギア旋法やミクソリディア旋法、当時の新しい音楽であるラグやクバ
ーナ(キューバ風)、タンゲット(小さなタンゴ)、またコンメディア・デラルテを思
わせるアルレッキーノ、タランテラとシチリアーノといったタイトルが付いていま
す。カプリースと対になったソナタは「無調で」と書かれていますが、「調を壊し
た」という攻撃的・前衛的な趣はなく、「調性をはみ出してしまった」という感じ。
新しい流れであったモダニズムと自分自身のロマンティックなメンタリティとの相
克に苦慮した作曲家ならではの真摯で聴きごたえある作品です。

94615146(SACD-Hybrid) \2950
トゥルヌミール:オルガン作品集(即興演奏集)
5つの即興(テ・デウム、即興風の小さなラプソディ、めでだし海の星、
即興的なカンティレーヌ、過ぎ越しの生贄を讃えて)
自由な様式による10の小品
交響的な小品 作品16*
アダージョ 作品19の1*
*=世界初録音
アンドレアス・ジーリング(ベルリン大聖堂の座ザウアー・オルガン)
トビアス・ブロマン指揮、ベルリン大聖堂聖歌隊スコラ(グレゴリオ聖歌)
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939)はヴィドールとフランクに師事し、1898年か
ら1939年に亡くなるまで、パリのサント・クロティルド教会のオルガニストを務め
ました。オルガン曲はもとより、室内楽、歌曲、更には大管弦楽のための交響曲が
8曲も残されています。フランクに影響を受けたトゥルヌミールの初期作品はいかに
もロマンティックなものですが、後には神秘主義への傾斜を強めます。トゥルヌミ
ールにとって音楽とは神の栄光をたたえ、教会の活動に奉仕すべきものとなり、そ
れ以外の音楽は堕落に他ならず、彼の考えに与しない世の中の作曲家たちは敵であ
ると公言し、攻撃したようです。1939年秋の諸聖人の日に行き先を告げずに外出し
たトゥルヌミールは、その三日後に海辺で遺体となって発見されました。
トゥルヌミール自身は優れた即興演奏家であり、彼の後期作品には、グレゴリオ聖
歌をモチーフにしつつ、従来の和声や展開の規則を超越した即興的な高揚によって
神への讃美を高らかに奏で、聴く者を(おそらくそれ以上に弾く者を)恍惚と法悦の
境地に導こうとするものが多く見られます。このためトゥルヌミールを19世紀ロマ
ン主義から20世紀音楽への、フランクからメシアンへの過渡期的な存在と見なされ
てきましたが、今日ではその独自性が認められつつあります。
このCDの核心である「5つの即興」は、1930年から31年にかけてトゥルヌミールが行
なった即興演奏のレコード録音をデュリュフレが採譜し、1958年に出版したもので
す。「テ・デウム」「めでたし海の星」「過ぎ越しの生贄を讃えて」では、グレゴ
リオ聖歌の定旋律を聖歌隊が歌った後で「即興」を演奏しています。これによって
定旋律の目もくらむような変容がより強く印象づけられることでしょう。他の小品
は、初期のフランク的でロマンティックな作風ですが、それでもトゥルヌミールら
しい響きが時折顔を出します。
録音が行なわれたベルリン大聖堂(ドーム)は観光名所として名高い場所。1905年に
建設された最高部114mの天蓋は第二次世界大戦末期の爆撃で焼け落ち、現在の姿に
再建されたのは実に1993年のことでしたが、裏手の運河側の壁には今も弾痕が残っ
ています。大聖堂の建設に合わせて1905年にヴィルヘルム・ザウアーが作ったオル
ガンは4段の手鍵盤を持つ壮大なもので、ドイツで最大のオルガンです。演奏者のジ
ーリングは2005年からベルリン大聖堂のオルガニストを務めており、広壮な空間ゆ
えの非常に長い残響にうまく対処しながら、トゥルヌミールの色彩と躍動感を伝え
ています。
MD+Gの2+2+2は、左右の広がり、前後方向の広がり(奥行き)に加えて高さ方向の広が
りも捉えようとするアプローチ。この録音の異様なほどの空間の広さはステレオ再
生でも感じられますが、その真価はできればSACDマルチ・チャンネルで味わって頂
きたいところ。そんな訳でか、通常2ヴァージョンでの発売のところ、今回はSACD
ハイブリッドのみの発売です。

3123442 \2080
ロイプケ:
ピアノ・ソナタ 変ロ短調
オルガン・ソナタ ハ短調 「詩篇第94番」
再発売
クラウディウス・タンスキ(Pf)
マーティン・ザンダー(アルテンベルグ大聖堂のクライス・オルガン)
録音:1988年4月、ブラウンシュヴァイク・シュタートハレ、アルテンベルク大聖堂
夭折したリストの愛弟子、その真価を明かした名盤復活。
ユリウス・ロイプケ(1834-1858)の没後150周年を記念した再発売。オリジナルは
1988年にNDRが制作したロイプケのドキュメンタリー番組のために録音されたもの。
当時はほとんど知る人の無かったロイプケの代表作2曲を収め、「真価を明かした」
「リファレンスとなる演奏」と世界中で賞賛されました。もちろん、その価値は今
も変わりません。
ロイプケはオルガン製作家の父を持ち、早くから才能を発揮。名指揮者ハンス・フォ
ン・ビューローの推薦でリストに弟子入りしましたが、24歳の若さで急逝しました。
リストがロイプケに父に宛てて哀惜の念に満ちた手紙を送ったことが知られていま
す。ここに収められた2曲は、死の前年である1857年に作曲されたもの。ロイプケ
23歳の年の作です。いずれもリストの影響が顕著で、特にピアノ・ソナタはリスト
のピアノ・ソナタ ロ短調を即座に連想させます。オルガン・ソナタは詩篇第94番に
基づいたものですが、ヴィルトゥオーゾ風のパッセージの激しさは類を見ません。
後者は、オルガン・コンクールの課題曲の定番ですが、この録音によって、プロの
コンサート・オルガニストが堂々と取り組むべきものであることが明らかになった
のでした。
ゴールドカラー・ディスク仕様。




<Arion>
ARN 68785 \2180
CODEX CAIONI(カイオーニ写本)
作曲者不詳: Lepus Intra Sata Quiescit N°233-78-336
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):Kovacs Nota Schmidt Curranta, N°146
ジャコモ・カリッシミ(1605-1674):Audite Sancti, N°308
作曲者不詳:
Otodik Tancs Hatodon, Apor Lazar Tancza, Paikos Tancs, N°255-266-251
作曲者不詳: Judea et Jerusalem, N°183
ヨハンネス・カイオーニ: O Anima mea Suspira, N°311
作曲者不詳: Misericordias, Duo Vioneli, N°352
作曲者不詳: Salve Regina, N°64
作曲者不詳: Czardas, Tradition de Mezosegi
作曲者不詳: Iratus Sum, N°317
ガスパロ・カサティ:Dialogus, N°290
作曲者不詳: Czardas, Tradition de Satu Mare - Szattiari
ヨハンネス・カイオーニ: O Quales Flores, N°313
作曲者不詳: Sarabanda Gesneri, N°343
作曲者不詳: Sarabanda 2 Violinis, N°346
作曲者不詳: Lupul Vaidane Eneke, N°264
作曲者不詳:
Ricercare del secondo tuono, Luzzasco Luzzaschi in ""Il Transilvano""
作曲者不詳: Pargamasca, Codex Vietoris / M. Ucellini
シリル・ゲルステンハーバー(S)、アドリアーナ・エプスタイン(Ms)、
セバスティエン・オブレヒト(T)、イアン・ディミエール(Br)
XVIII-21 ル・バロック・ノマドゥ
指揮:ジャン・クリストフ・フリッシュ
2006年、中世にアジアを旅した作曲家ヴァッレの作品を集めた‘Pellegrino’
(ARN68716)でArionデビューした、フリッシュ&XVIII-21による第2弾。今回も、学
究的な意味でも非常に価値あるこだわりのリリースです。
カイオーニ写本とは、ルーマニア(トランシルヴァニア)のバロック期の音楽家、ヨ
ハンネス・カイオーニ[Johannes Caioni; Ioan Caianu; Kajoni Janos]が所有して
いた中世音楽の古い手稿のことです。そもそもカイオーニは、音楽家というよりも、
神学者として宗教音楽を研究したり、オルガンの製造に携わったり、楽譜の出版や
印刷までも手がけた人です。1687年、死を迎えた時には、ラザレアのフランシスコ
派修道院の院長でした。日本での知名度はいまひとつですが、キリスト教国では音
楽家ということと別に、大変良く知られた人物です。
それでも、カイオーニの存在によって、初めてヨーロッパがトランシルヴァニアの
音楽に注目することとなり、その後各地の作曲家に多大な影響を与えたことも事実。
この人の出現は、西欧音楽のひとつの大きな分岐点とだったといっても過言であり
ません。
因みに、ジャケットのうさぎの絵は、修道士でもあったカイオーニのフィールド・
ワークに基づいた功績を讃え「野うさぎのような芸術家」と評されていたことに起
因していると思われます。
今回、このアルバムは、フリッシュが写本の中から特に「ルーマニアの結婚式」を
イメージさせる作品を選び編纂されています。
このリリースに併せフリッシュ&XVIII-21は「カイオーニ写本」でヨーロッパ・ツ
アーを行います。この写本の故郷、ルーマニアをはじめ、ヨーロッパ各地で行われ
るコンサートは、さながらカイオーニの功績を辿る旅のようです。

●French Esprit Collection
次々に興味深いアルバムの復刻がリリースになる注目シリーズ。今回もとびきりの
2タイトルのご紹介です。

ARN 63758 \2180
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ:
(通奏低音無しの)2本のフルートのための作品集
5つの組曲 ト長調 Pb 382 作品27
ソナタ 第5番 ロ短調 Pb 263 作品8
第二ソナタ ニ長調 Pb 367 作品25
第五ソナタ ホ短調 Pb 398 作品29
組曲 第2番 ト長調 Pb 314 作品17
ソナタ 第2番 ホ短調 Pb 260 作品8
第三ソナタ ト長調 Pb 489 作品47
ステファン・ペロー&ベンジャミン・ガスポン(Fl)
ボワモルティエはラモーと並び立つフランス・バロック全盛期の作曲家。驚くべき
多作家で、その点を揶揄する評論家もあったとのことですが、「お陰で儲けさせて
頂いております。」と切り替えしたとのエピソードまで残っています。その言葉は
嘘ではなく、当時としては珍しくパトロン無しに作曲活動を行い、作品の出版だけ
で生計が成り立っていた完全フリーランスの作曲家でもありました。
この録音は、オリジナルはピエール・ヴェラニー(PV700023)のもので、録音当時は
全編世界初録音(なんせ超多作家だったので、未だに世界唯一の録音である作品も相
当数あると思われます。)、発売年には多数の賞を総なめにした名盤です。

ARN 63755 \2180
ドビュッシー:ピアノ作品集 Vol.4
バレエ音楽「カンマ」
練習曲(初稿版) 「アルペジオのための」
カンタータ「放蕩息子」からプレリュード
ボヘミア舞曲
スケッチブックから
ハイドンへのオマージュ
練習曲「六度のための」「八本の指のための」
前奏曲集 第1巻
伊藤隆之(Pf)
数あるドビュッシー:ピアノ曲集の中でも非常にレアな選曲!伊藤隆之こだわりの
ドビュッシー曲集第4巻。
復刻が待望視されていた伊藤隆之のドビュッシー:ピアノ作品集第4巻。少々ややこ
しいですが、第1巻と第2巻はいまだピエール・ヴェラニーの現役盤(PV797113と
PV730112)で、第3巻はすでにArion名義、同じ「フレンチ・エスプリ・コレクション」
(ARN63613)として発売されています。
この第4巻は、ピアノ譜のみが残されたバレエ音楽「カンマ」(オケ版はケクランに
よる)やローマ対象受賞作「放蕩息子」のピアノ・ヴァージョンといった、通常のド
ビュッシー・ピアノ曲集には入らない舞台作品が収められたアルバムで、新録発売
当初は世界初録音として注目を浴びたものです。そんなことからかArionはこのアル
バムに「作曲家とピアニストの共犯」などという(まことにフランス的な)キャッチ
コピーをつけたりしていました。また、‘アルペジオのための練習曲’はジルメー
ヌ・ムニエ女史によって改訂された初稿版が収められています。




<TELARC>
CD 80264 \1350
ブルックナー:交響曲 第9番 イ長調
シンシナティ交響楽団
指揮:ヘスス・ロペス=コボス

CD 80319 \1350
ハリウッド・グレイテスト・ヒッツ II
ノース:ファンファーレ 「2001年宇宙の旅」
ローザ:プレリュード 「ベン・ハー」
バーンスタイン:プレリュード  「十戒」
ティオムキン:ジー・アイ・ラブ  「友情ある説得」
ハドソン:ムーングロウとテーマ 「ピクニック」
ヤング:「80日間世界一周」のテーマ
ケイパー:「戦艦バウンティ」のテーマ
ノース:「スパルタカス」のテーマ
テオドラキス:「その男ゾルバ」のテーマ
レグラン:アイ・ウィル・ウェイト・フォー・ユー 「シェルブールの雨傘」
レヴィン:「哀愁の花びら」のテーマ
バリー:「真夜中のカウボーイ」のテーマ
ロータ:「ゴッドファーザー」のテーマ
チャップリン:スマイル  「モダン・タイムズ」
バリー:「ダンス・ウィズ・ウルブス」のテーマ
エンヤ:ブック・オブ・デイズ  「遥かなる大地へ」
ハワード:「わが街」のテーマ
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル

CD 80350 \1350
ピーター・シックリー編
プロコフィエフ:ピーターと狼
サン=サーンス:動物の謝肉祭
アトランタ交響楽団
指揮:ヨエル・レヴィ
ご存知、ピーター・シックリー(PDQバッハをでっちあげた人!)編曲・監修による
「ピーターと狼」と「動物の謝肉祭」。どんなドタバタ劇が繰り広げられるのか、
タイトルを見ただけでわくわくしてしまう珍名盤です。

CD 80452 \1350
クリストファー・ラウズ:
交響曲第2番
フルート協奏曲
パエトン
キャロル・ヴィンセンス(Fl)
ヒューストン交響楽団
指揮:クリストフ・エッシェンバッハ


●Beautiful Wedding
ジューン・ブライドにはちょっと間に合わない感じですが、テラークから素敵なウェ
ディング用コンピ4種が登場です。それぞれの場面に併せて選曲されており、ピアノ
・ソロ作品なども管弦楽アレンジ版が採用されていたりして、音量の突然の変化など
をさけつつ、華やかな雰囲気を作りだしてくれそう。一枚だけ、JAZZヴァージョンが
含まれております。

CD 80716 \1350
Beautiful Wedding - Prelude
サティ:ジムノペディ第1番
ドビュッシー:月の光
ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴスのファンタジア
レスピーギ:古風なるアリアと舞曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番-第2楽章
パッヘルベル:カノン、他
カンゼル/シンシナティ・ポップス・オーケストラ、スラットキン/セント・ルイス
交響楽団、ロペス=コボス/ローザンヌ室内管弦楽団、マッケラス/プラハ室内管弦
楽団、他

CD 80717 \1350
Beautiful Wedding - Ceremony
ヘンデル:サバの女王の入場
シャルパンティエ:テ・デウム
J.S.バッハ:羊は安らかに草を食み、主よ、人の望みの喜びよ
シューベルト:アヴェ・マリア
ヴィヴァルディ:四季-秋(第3楽章)
メンデルスゾーン:結婚行進曲
ヘンデル:王宮の花火より、他
エンパイア・ブラス、ロルフ・スメドヴィグ&マイケル・マレイ、パールマン/ボ
ストン・バロック、フェネル/クリーヴランド交響楽団、他

CD 80718 \1350
Beautiful Wedding - Classical Music for the Wedding Dinner
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第4番-第1楽章
ヘンデル:シシリアーナ
モーツァルト:交響曲第12番-第1楽章
ドビュッシー:月の光
クライスラー:愛の喜び
レスピーギ:シシリアーナ
ヴィヴァルディ:四季-春(第1楽章)、他
パールマン/ボストン・バロック、デイヴィッド・ラッセル、アンサンブル・ガブリ
エリ、小澤/ボストン交響楽団、他

CD 83687 \1350
Beautiful Wedding - Jazz for the Wedding Dinner




<軽井沢ファーストレディー>
CCCY 103 \3000
「智恵子 その愛と生涯」
1.レモン哀歌
2.あどけない話
3.樹下の二人-第一章
4.樹下の二人-第二章
5.亡き人に
6.梅酒
(高村光太郎 詩/陶山高志 作曲・編曲)
千田知都子(Sp)
「レモン哀歌」「樹下の二人」など文学史上に残る高村光太郎の名作六編が新
たなメロディーにのって甦ります。全編バックはオーケストラ・サウンドで彩
り豊かな日本詩の世界を再現しています。
このリリースに併せ、9月20日にはサントリーホール・ブレーローズにて「千田
知都子ソプラノ・リサイタル」も開催予定。及び、アーティスト本人が現在、
ラジオ日本で「千田知都子のまた会えますか」(土曜17:25-40)のパーソナリ
ティーを務めており、ここでもリリースの告知が行われます。日時は未定です
が、前回も大変好評だった日本橋三越でのイヴェントも予定されています。
好評だったにも関わらず長らく品切れていた、旧譜2タイトルもこのリリースに
併せて入荷予定です。
【千田知都子 既発CD】
こころのうた CCCY 101
また会えますか CCCY 102




<TELARC>
●NEW MID LINE ※カタログNO.の変更はありません。
CD 80175 \1350
史上最大の作戦-ミリタリー・スペクタキュラー
ロジャース: ビクトリー・アット・シー(世界海戦記)
コバート: 愛のテーマ
スタイナー: カサブランカ組曲
アルフォード: ボギー大佐行進曲
アディンセル: ワルソー・コンチェルト
ロジャース:チャーチル大戦回想録組曲
グッドウィン:空軍大戦略
コーハン:オーバー・ゼア
アンカ:史上最大の作戦
ゴールドスミス:将軍のマーチ
クロフォード: 空軍
オッフェンバック:海兵隊
ボスカーク: 沿岸警備隊
グラバー: 陸軍
ジマーマン:海軍
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル

CD 80334 \1350
ロッシーニ:序曲集
1. ウィリアム・テル 2.どろぼうかささぎ 3. アルジェのイタリア女 
4.セミラーミデ 5.絹のはしご 6.タンクレディ  7.セビリャの理髪師
アトランタ交響楽団
指揮:ヨエル・レヴィ

CD 80419 \1350
レハール:喜歌劇「ほほえみの国」(全曲)
イギリス室内管弦楽団
指揮:リチャード・ボニング

CD 80502 \1350
シューベルト:
交響曲 第9番 ハ長調 D944 「グレイト」
交響曲 第8番 ロ短調 D759 「未完成」
スコットランド室内管弦楽団
指揮:サー・チャールズ・マッケラス

CD 80177 \1350
ザ・ビッグバンド・ヒット・パレード
イン・ザ・ムード、A列車で行こう、ビギン・ザ・ビギン、
センチメンタル・ジャーニー、ワン・オクロック・ジャンプ、
キャラヴァン、レッツ・ダンス、恋のとりこに、
ウッドチョッパーズ・ボール、シング・シング・シング、センチになって、
ウェル・ギッティット、アーティストリー・イン・リズム、
ムーンライト・セレナーデ、セント・ジェイムズ病院、聖者が街にやってくる
レイ・ブラウン(Bass)、デイヴ、ブルーベック(Pf)、
エド・ショーネシー(Drums)、他
シンシナティ・ポップス・ビッグバンド・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル

CD 80312 \1350
ラフマニノフ:
交響曲 第2番 ホ短調 作品27
ヴォカリーズ 作品34の14
シルヴィア・マクネアー(Sp)
ボルティモア交響楽団
指揮:デイヴィッド・ジンマン

CD 80346 \1350
ブラームス:
弦楽四重奏曲 第1番 ハ短調 作品51の1
弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 作品51の2
クリーヴランド弦楽四重奏団
名曲ながら実は録音数があまり多くないブラームスの弦四。室内楽ファン必携
のクリーヴランドQがミッド・プライスで。

CD80553 \1350
ガブリエリの“響”宴
第12旋法によるカンツォーナ(G.ガブリエリ)/第7旋法のカンツォーナ 第2番
(G.ガブリエリ)/カンツォーナ第7番(G.ガブリエリ)/カンツォーナ第9番
(G.ガブリエリ)/グローリア(作者不詳)/イギリスのパヴァーヌとガイヤルド
(ジェルヴェーズ)/戦いのガイヤルド(シャイト)/イン・ノミネ第12番(タイ)
/イェルサレムをたたえよ(ディアス)/汝らわが友なり(パレストリーナ)/
カンツォーナ第16番(G.ガブリエリ)/第1コンチェルト:バッタリア(戦い)
(バンキエーリ)/われ信じたり(第3旋法)(カヴァッチオ)/おお楽しいこだま
(ウッスス)/カンツォーナとソナタからソナタ第13番(G.ガブリエリ)/
カンツォーナ 第11番(G.ガブリエリ)/あがない主よ来りたまえ(タリス)/
われ汝を遣わして孤児とはせず(バード)/12声のカンツォーナ(G.ガブリエリ)
/12声のカンツォーナエコー(G.ガブリエリ)
エンパイア・ブラス&ゲスト
スター・プレイヤーの饗宴!神々しく響き渡るブラス・サウンドの醍醐味。ブ
ラス・アンサンブルのベーシックなレパートリーとして愛されるジョヴァンニ
・ガブリエリの作品を中心に、同時代に活躍した作曲家の作品を収録した決定
盤です。2002年発売が早くもミッド・プライス化!

<VENEZIA>
CDVE04320 \1350
ドミトリー・ショスタコーヴィチ:
(1)オラトリオ「森の歌」 op.81 
ヴィタリ・キリチェフスキー(テノール)、イワン・ペトロフ(バス)
ロシア・アカデミー合唱団、モスクワ国立合唱学校少年合唱団
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 ソビエト国立交響楽団 1949年
(2)オラトリオ「森の歌」 op.81
ウラジーミル・イワノフスキー(テノール)、イワン・ペトロフ(バス)
ロシア・アカデミー合唱団、モスクワ国立合唱学校少年合唱団
ユーリー・ウラノフ指揮 モスクワ・フィル 1970年
(1)は音楽的に素晴らしいとの定評ある名演ですが音質は悪いです。

CDVE04321 6枚組 \4500
シューベルト:作品集
CD.1 
(1)アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
ダニール・シャフラン(チェロ) 
フェリックス・ゴットリーブ(ピアノ) 1978年
(2)ピアノ五重奏曲「ます」 イ長調 op.114 D.667
マリア・ユーディナ(ピアノ) ベートーヴェン弦楽四重奏団 
CD.2 
(3)交響曲第8番「未完成」 D.759
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 レニングラード・フィル 1978年4月
(4)リストによるピアノ編曲小品集
「魔王」「まぼろし」「辻音楽師」「若き尼」「アヴェ・マリア」
「いずこへ」
ラザール・ベルマン(ピアノ) 1965年
CD.3
(5)ピアノ・ソナタ第6番 ホ短調 D.566 1978月5月、
(6)第9番 ロ長調 D.575 1965年10月
CD.4
(7)ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D.845 1957年3月、
(8)第17番 二長調 D.850 1956年8月
CD.5
(9)即興曲集 D.935 op.142から第2番 1952年
(10)ピアノ・ソナタ第18番「幻想」 ト長調 D.894 1978年5月
CD.6
(11)楽興の時 D.780 op.94から第1,3,6番 1952年
(12)ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960 1961年11月
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

CDVE04325 6枚組 \4500
バッハ:
(1)平均律クラヴィア曲集(全曲)
CD.1 平均律ピアノ第1集第1番から15番
CD.2 平均律ピアノ第1集第16番から24番、平均律ピアノ第2集第1番から6番
CD.3 平均律ピアノ第2集第7番から20番
CD.4 平均律ピアノ第2集第21から24番
サムイル・フェインベルグ(Samuil Feinberg:ピアノ) 1958-61年
(2)無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ(全曲)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001、
パルティータ第1番 ロ短調 BWV.1002
CD.5
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003、
パルティータ第2番 二短調 BWV.1004
CD.6
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005、
パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006
ヴィクトル・ピカイゼン(Victor Pikaizen:ヴァイオリン) 1971年
(1)は既に廃盤のCDVE44002のリニューアルと成ります。




<VENEZIA>
CDVE04322 6枚組 \4500
グラズノフ:交響曲全集
CD.1
(1)バレエの情景 op.52
ソビエトRTV大交響楽団 1962年
(2)交響曲第1番「スラヴ」 ホ長調 op.5
CD.2
(3)交響曲第2番 嬰ヘ短調 op.16
CD.3
(4)交響曲第3番 ニ長調 op.33
CD.4
(5)交響曲第4番 変ホ長調 op.48
(6)交響曲第5番 変ロ長調 op.55
CD.5
(7)交響曲第6番 ハ短調 op.58
(8)交響曲第7番「田園」 ヘ長調 op.77
CD.6
(9)交響曲第8番 変ホ長調 op.83
ソビエト文化省交響楽団 1984年
以上 指揮は全て ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
一部マスターに起因する、左右音バランスの悪さや傷が聴かれます。
お気をつけください。

CDVE04319 3枚組 \2000
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ(抜粋)他 自作自演
CD.1
(1)子供のノート(7つのピアノの小品) op.69 1946年
(2)24の前奏曲とフーガ第1番から第8番、第12番 1951/52年
CD.2
第13、14、16、20、22、23、24番 1951/52年
CD.3
(3)2台のピアノの為の小協奏曲 op.94
マキシム・ショスタコーヴィチ(ピアノ) 1956年
(4)ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 op.35
サミュエル・サモスード指揮モスクワ・フィル 1957年
(5)ピアノ協奏曲第2番 へ長調 op.102
アレクサンドル・ガウク指揮ソビエトRTV大交響楽団 1958年
以上 ピアノは全て ドミトリー・ショスタコーヴィチ
※(1)(2)の音質は良くありません。また、音の揺れや傷が聴かれます。
貴重な音源です。コレクターズ・アイテム。

CDVE04326 3枚組 \2000
プロコフィエフ:交響曲集
CD.1
交響曲第1番「古典交響曲」 ニ長調 op.25 モスクワ・フィル 1987年
交響曲第2番 二短調 op.40 モスクワ・フィル 1989年
CD.2
交響曲第3番 ハ短調 op.44 モスクワ・フィル 1985年
交響曲第4番 ハ長調 op.47 モスクワ・フィル 1985年
CD.3
交響曲第5番 変ロ長調 op.100 ソビエトRTV大交響楽団 1986年
ドミトリー・キタエンコ指揮

CDVE04328 6枚組 \4500
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集
CD.1
(1)ピアノ五重奏曲 op.57
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(ピアノ) 1950年
(2)弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 op.49 (3)弦楽四重奏曲第2番 イ長調 op.68
CD.2
(4)弦楽四重奏曲第3番 ヘ長調 op.73 (5)弦楽四重奏曲第4番 ニ長調 op.83
CD.3
(6)弦楽四重奏曲第5番 変ロ長調 op.92 (7)弦楽四重奏曲第6番 ト長調 op.101
(8)弦楽四重奏曲第7番 嬰へ短調 op.108
CD.4
(9)弦楽四重奏曲第8番 ハ短調 op.110 (10)弦楽四重奏曲第9番 変ホ長調 op.117
(11)弦楽四重奏曲第10番 変イ長調 op.118
CD.5
(12)弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 op.122
(13)弦楽四重奏曲第12番 変ニ長調 op.133
(14)弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 op.138
CD.6
(15)弦楽四重奏曲第14番 嬰ヘ長調 op.142
(16)弦楽四重奏曲第15番 変ホ短調 op.144
以上 ベートーヴェン弦楽四重奏団 弦楽四重奏:1956-1975年スタジオ
弦楽四重奏第5番を除いてマスターテープからの復刻。
第5番の音質は悪いです。板おこしかと思われます。お気をつけください。




<CARUS>
83.416 \2380
ハンス・シュハンデル(Hans Schanderl 独1960-):合唱作品集
(1)Gebet (2)Es Sass ein schneeweiss Vogelein
(3)Stimmen von lnnen (4)Bazar (5)Mambo Kaluje
(6)Kiris Bara Bari (7)Wunderbar (8)Ave Regina Coelorum
(9)Rosa das Rosas (10)Schwesterlein, wann gehen wir nach Haus
(11)Lux Aeterna(永遠の光) (12)Te Deum
ポーランド室内合唱団 Michael Wurm(オルガン)
Jan Lukaszewski指揮 2007年5,6月録音
1982から6年間ハノーヴァーの音楽大学で学びますが、その間インド、トルコの各音
楽大学で学び、そこで触れた民族的な音楽がその作風に大きく表れています。
1992年から作曲を発表し始め、ドイツを中心に各賞を受賞。
作品の幅は広く、オペラやオラトリオ、大オーケストラ、室内楽、合唱曲等、数多く
の作品が発表されています。
楽譜はRies&Erler Berlin、Edition Peters、Carus社から発売されています。
本アルバムに収められた各楽曲は現代曲的な作風と構成ではありますが、それぞれ
は決して難解ではありません。どことなくエキゾチックに聴こえる、和声の積み重
ねやリズム。大きくな呼吸と共に表現される光と闇の世界は色彩感に溢れ聴いている
者をあきさせない魅力ある作品の数々です。

83.421 \2380
ヘンデル:詩篇と賛歌集 Psalms and Anthems
ヘンデル(Georg Friedrich Handel 1685-1759)
(1)「主が家を建てられるのでなければ」 HWV.238
"Nish Dominus"
(2)「主の僕たちよ、主をほめたたえよ」 HWV.237
"Laudate pueri"
(3)「私はあなたをあがめ」 HWV.250
"I will magnify thee"
(4)「おお、こぞりて主をほめたたえよ」 HWV.254
"O praise the Lord with one consent"
カペラ・プリンシパレ(Capella Principale)、アンサンブル"Gli Scarlattisti
ヨッヘン M.アルノルト(Jochen M. Arnold)指揮 2008年2月録音
(4)の楽譜発売に伴うCDの発売です。紙ジャケット仕様です。



<MYTO Histrical>
MYTO 165 2枚組 \1750
ディ・ステファノ(テノール) 初出を含むイタリア放送録音全集 1951-56
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Giuseppe Di Stefano:テノール)による全33曲
(1)1954年11月29日アルベルト・パオレッティ指揮RAIローマ交響楽団
プッチーニ:
「ジャンニ・スキッキ」、「ボエーム」、「蝶々夫人」、「トゥーランドット」
「西部の娘」、「マノン・レスコー」、「外套」から
(2)1952年12月8日オリヴェーロ・デ・ファブリティース指揮RAIトリノ交響楽団
ドニゼッティ:「ラ・ファヴォリータ」、フロトー:「マルタ」
ポンキエルリ:「ジョコンダ」、プッチーニ:「トゥランドット」から
(3)1953年11月9日オリヴェーロ・デ・ファブリティース指揮RAIトリノ交響楽団
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」、マスカーニ:「イリス」
ヴェルディ:「運命の力」、ベルリーニ:「清教徒」から
(4)1956年11月26日ニーノ・サンツォーニョ指揮RAIミラノ交響楽団、合唱団
ヴェルディ:「仮面舞踏会」、ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
ピエトリ:「マリステッラ」、プッチーニ:「トゥーランドット」から
録音年代の違いから音質に多少のバラツキがありますが全体的に聴きやすい音質
す。古い年代の音源に多少の傷が聴かれます。お気をつけください。

MYTO 168 \1050
ディ・ステファノ、メードル、ヴィントガッセン:ウィーン・デビュー1953年ライヴ
(1)ヴォルフガング・ヴィントガッセン(Wolfgang Windgassen:テノール)
「心の熱意で」 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」から
「はるかな国に」 ワーグナー:歌劇「ローエングリーン」から
(2)マルタ・メードル(Martha Modl:ソプラノ)
愛の死「優しくかすかな彼の微笑み」 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」
(3)ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Giuseppe Di Stefano:テノール)
「空と海」 ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」
「冷たい手を」 プッチーニ:歌劇「ボエーム」
(4)カルラ・マルティニス(Carla Martinis:ソプラノ)
「世の空しさを知る神」 ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」
「ある晴れた日に」 プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」
以上 ヴィルヘルム・シュヒター指揮ウィーン交響楽団 1953年6月8日ライヴ
良い音質です。


MYTO 8 2枚組 \1750
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」
ユッシ・ビョルリンク(リッカルド)、アレクサンデル・スヴェト(レナート)
ジンカ・ミラノフ(アメーリア)、ブルーナ・カスターニャ(ウルリカ)
エットレ・パニッツァ指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1940年12月14日 ライヴ録音
以前MYTOレーベル(981H008)で発売されていたもののリニューアルです。
音は良くありません。曲冒頭に曲の紹介等のナレーションがとても長く(5分程:チャ
プター1)収録されています。お気をつけください。

MYTO 141 2枚組 \1750
ヴェルディ:歌劇「オテロ」
マリオ・デル・モナコ(オテロ)、
ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(デスデモーナ)
レナード・ウォーレン(イアーゴ)、ロザリンド・エリアス(エミーリア)
ファウスト・クレヴァ指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1958年3月8日ライヴ
以前、旧MYTOレーベルで発売あり。早いテンポで圧倒的な演奏。
音質良好です。

MYTO 148 2枚組 \1750
サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」
リーゼ・スティーヴンス(デリラ)、マリオ・デル・モナコ(サムソン)
ジョルジョ・トッツィ(ヘブライの長老)
ファウスト・クレヴァ指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1958年4月12日ライヴ
以前、CLSレーベルから発売あり。
エア・チェック音源かと思われます。冒頭にナレーションあり。良い音質です。

MYTO 151 \1050
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」 第1幕のみ
フランコ・コレッリ(ポリオーネ)、ジュリオ・ネーリ(オヴェローソ)
マリア・カラス(ノルマ)、ミリアム・ピラッツィーニ(アダルジーザ)
ガブリエーレ・サンティーニ指揮ローマ歌劇場管弦楽団、合唱団
1958年1月2日ライヴ
音質は古めかしく万人にお勧めするものではありません。
コレクターズ・アイテムです。




<ANDROMEDA>
ANDRCD5120 2枚組 \1750
D.オイストラフ(ヴァイオリン)有名なヴァイオリン協奏曲集
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
アレクサンドル・ガウク指揮ソビエト国立交響楽団 1950年
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
キリル・コンドラシン指揮ソビエト国立交響楽団 1949年
(3)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
キリル・コンドラシン指揮ソビエトRTV大交響楽団 1949年
(4)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
サミュエル・サモスード指揮ボリショイ歌劇場管弦楽団 1949年
以上 ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
全体的に良い音質ですが、録音年代の古さ故、マスターに起因する音の揺れ、ノイ
ズ 等が含まれております。お気をつけください。
本アルバムのオーケストラ表記 等は、製作にあたってロシアから提供された通り
の記載と成っております。つきましては録音された時代背景を反映する”混乱した”
英語表記と成っております事、ご容赦願います。

ANDRCD5133 \1050
1947年 マリオ・ランツァ(テノール)、フランシス・イーンド(ソプラノ)
ユージン・オーマンディ指揮 ハリウッドボウル・ライヴ・コンサート 
1947年8月27日に開かれたコンサートのライヴ録音12曲
(1)バッハ:パッサカリアとフーガ
(2)「人知れぬ涙」 ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」から
(3)「ある日青空を眺めて」 ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」から
(4)「星は光ぬ」 プッチーニ:歌劇「トスカ」から
(5)メンデルスゾーン:交響曲第4番から一部
(6)「アレルヤ」 モーツァルト:モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」から
(7)「響け!」 R.シュトラウス:5つの歌 OP.48から第3曲
(8)「愛らしいおとめよ」 プッチーニ:歌劇「ボエーム」から
(9)J.シュトラウス:「美しき青きドナウ」 他
マリオ・ランツァ(Mario Lanza:テノール)
フランシス・イーンド(Francis Yeend:ソプラノ)
ユージン・オーマンディ指揮ロス・アンジェルス・フィル
音質は悪いですが貴重な録音。マリオ・ランツァ(1921-59:38歳で亡くなったアメリ
カの歌手です。コンサートや映画への出演等で人気を得る)ファンへのコレクターズ
・アイテムです。

ANDRCD9038 2枚組 \1750
ベルリオーズ(Hector Berlioz: 1803-69):
(1)「レクイエム」 op.5
ニコライ・ゲッタ(テノール) ハンブルグ&ケルン放送合唱団
ドミトリー・ミトロプーロス指揮ケルン放送交響楽団 1956年8月26日
(2)幻想交響曲 op.14
ドミトリー・ミトロプーロス指揮ニューヨーク・フィル 1957年4月14日ライヴ録音
共にとても良い音質です。




<WALHALL>
WLCD0234 4枚組 \3380
コンヴィチュニー指揮 「マイスタージンガー」 1955年
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
ルース・ケプリンガー(エヴァ)、エーリッヒ・ヴィッテ(ワルター)
ヨゼフ・ヘルマン(ハンス・ザックス)、テオ・アダム(ポーグナー)
ハインリヒ・プフランツル(ベックメッサー)
フランツ・コンヴィチュニー指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団、合唱団
1955年9月4日 ライヴ録音
全体的に音は良くとても聴きやすいのですが、マスターに起因する音の欠落(第一幕
への前奏曲冒頭 等)やノイズが所々聴かれます。ご注意ください。

WLCD0235 3枚組 \2780
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」
ゲルトレーデ・グローブ=プランドル(イゾルデ)、
ルドルフ・ルスティヒ(トリスタン)
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(ブランゲーネ)、
クルト・ベーメ(マルケ王)
ユリウス・パツァーク(牧童)、トニ・ブランケインハイム(クルヴェナール)
アンドレ・クリュイタンス指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団 
1957年2月12日 ライヴ
音質はとても良いです。注目に値する初出音源かと存じます。

WLCD0236 3枚組 \2780
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 (ドイツ語)
ヴァルター・ヘーファーマイヤー(アルマヴィーラ伯爵)
ベンノ・クシェ(フィガロ)、クララ・エバース(スザンナ)
セーナ・ユリナッチ(ケルビーノ)、アンネリース・クッパー(伯爵夫人)
オイゲン・ヨッフム指揮バイエルン放送交響楽団、合唱団 1950年5月
音質はとても良いです。
早めのテンポと躍動感あるリズムが印象的な、熱演です。

WLCD0237 3枚組 \2780
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」 
ジョージ・ロンドン(ドン・ジョバンニ)、フェルナンド・コレナ(レポレロ)
マーガレット・ハーショー(ドンナ・アンナ)、ロレンツォ・アルヴァリ(マゼット)
エリナー・スティーバー(ドンナ・エルヴィーラ)
マックス・ルドルフ指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団 1954年3月13日
音質は多少古臭さを感じます。また、マスターに起因するノイズが多少聴かれます
が全体的に音がくっきりと聴こえ臨場感が伝わってきます。

<Brilliant Classics>
BRL 9001 10枚組 \4580
ヒストリカル・ロシアン・アーカイブ
エフゲニー・スヴェトラーノフ(Cond)名演奏集
Disc. 1
ボロディン:交響曲第1番、第3番
ソビエト国立交響楽団
グラズノフ:演奏会用ワルツ第1番、第2番
ボリショイ劇場交響楽団
Disc. 2
グラズノフ:
祝典序曲Op.73、祭典の行列Op.50、フィンランド幻想曲Op.88、
ロシアの主題による行進曲Op.76、勝利の行進曲Op.40、マズルカOp.18
ダルゴムイシスキー:ルサルカ序曲
グランド・シンフォニーオーケストラ
抒情的な詩Op.12
ソビエト国立交響楽団
Disc. 3
バラキレフ:交響曲第1番
ソビエト国立交響楽団
R.コルサコフ:「雪娘」組曲、「パン・ヴォイェヴォーダ」組曲
ボリショイ劇場交響楽団
Disc. 4
ラフマニノフ:交響曲第2番
ボリショイ劇場交響楽団
リャプノフ:ポロネーズOp.16
リャードフ:ポロネーズOp.49
アントン・ルビンシュタイン:ワルツ・カプリース
ソビエト国立交響楽団
Disc. 5
グリンカ:祖国愛の歌
ボリショイ劇場交響楽団
グリンカ:ホルムスキー公、「イワン・スサーニン」組曲
ナープラヴニーク:ポロネーズ
チャイコフスキー:
歌劇「チェレヴィチキ」よりポロネーズ、くるみ割り人形より「花のワルツ」、
エフゲニー・オネギンよりポロネーズ
アレンスキー:ワルツ、ポロネーズ
ソビエト国立交響楽団
Disc. 6
ミャスコフスキー:交響曲第22番
ソビエト国立交響楽団
ミャスコフスキー:交響曲第25番
グランド・シンフォニーオーケストラ
Disc. 7
パルサダニアン:交響曲第2番
グランド・シンフォニーオーケストラ
パフムートワ:管弦楽のための協奏曲
ソビエト国立交響楽団
MAZAEV(1848-1928):The Krasnodonians
ボリショイ劇場交響楽団
Disc. 8
R.ボイコ:交響曲第2番、第3番、
交響的組曲「Peter’s Chimes」Op.36
ソビエト国立交響楽団
ザイモフ:序曲
グランド・シンフォニーオーケストラ
Disc. 9
スヴェトラーノフ:シベリア幻想曲
ソビエト国立放送交響楽団
プレリュード集
ソビエト国立交響楽団
Festive Poem Op.9
グランド・シンフォニーオーケストラ
交響詩「ダウガワ」
ソビエト国立交響楽団
Disc. 10
スヴェトラーノフ:交響曲第1番、スペインの絵
MURAVLEV:Azov Mountain Op.10
グランド・シンフォニーオーケストラ

BRL 93704 2枚組 \1080
テレマン:序曲全集 第3巻
TWV 55:D17、TWV 55:A2、TWV 55:a2、TWV 55:e8、TWV 55:F16、
TWV 55:g2、TWV 55:G7、TWV 55:D13
パトリック・ペイエ指揮、
コレギウム・インストゥルメンターレ・ブリュージェンス
BRL 93716 2枚組
フランク:室内楽曲集
ピアノ五重奏曲、弦楽五重奏曲
ムーザ・ルバツキーテ(pf)
ヴィリニュス弦楽四重奏団

BRL 93720 2枚組 \1080
トランペット・イン・ウィーン ウィーンで活躍した作曲家による作品集
フックス/クァーファース/アルブレヒツベルガー/ゲオルク・フォン・ロイター
/シュメルツァーらのトランペット協奏曲
オットー・ザウター(Trp)
ニコル・マット指揮、カペラ・イストロポリターナ

BRL 93725 \540
カリッシミ:イェフタ、ヨナの物語、ソロモンの裁き
ポール・マクリーシュ指揮、ガブリエリ・コンソート

BRL 93757 \540
テレマン:ファンタジー集
12のファンタジー(TWV 40:2-13)
J.S.バッハ:パルティータBWV.1013
エリック・ボスグラーフ(リコーダー)

BRL 93758 2枚組 \1080
ソレール:チェンバロソナタ全集 第1巻
ピーター=ヤン・ベルダー(Cemb)

BRL 93759 \540
クロンマー:管楽器のための八重奏曲集
管楽八重奏のパルティータOp.57、Op.79、Op.67、Op.6
ロッテルダム・フィルハーモニー管楽合奏団

BRL 93760 2枚組 \1080
ハイドン:弦楽四重奏曲全集 第7巻
弦楽四重奏曲Op.17
ブッフベルガー四重奏団



<WARNER Box>
WARNER 2564 696067 8枚組 \4950
アルバン・ベルク四重奏団-テルデック録音集
ハイドン弦楽四重奏曲第74番「騎士」、第77番「皇帝」
モーツァルト:ハイドン四重奏曲、第20番、プロイセン王四重奏曲
シューベルト:弦楽四重奏曲D.804、D.173
ブラームス:弦楽四重奏曲第1番-第3番
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲Op.106
ベルク:弦楽四重奏曲Op.3、抒情組曲
ウェーベルン:
弦楽四重奏のための5つの楽章Op.5、6つのバガテルOp.9、弦楽四重奏曲Op.28
ウルバンナー:弦楽四重奏曲第3番

WARNER 2564 695686 6枚組 \4180
ヘンデル・エディション第3集
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」全曲、「サムソン」全曲
レイモンド・レッパード指揮、イギリス室内管弦楽団

WARNER 2564 696122 5枚組 \3500
ハイドン・エディション第3集
ハイドン:交響曲第93番-第104番、他
ニコラウス・アーノンクール指揮、ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団

WARNER 2564 695917 9枚組 \5550
マルセル・ランドウスキ-エラート録音全集
ピアノ協奏曲第2番、オンド・マルトノと弦楽と打楽器のための協奏曲、
交響曲第1番-第4番、歌劇「狂気」、暁のミサ曲、
トランペットとオルガンのための4つの小品、他
ヴァリアスアーティスツ




<MEMBRAN>
●Membran Das Schoenste aus der welt der oper series (ドイツ語歌唱)
ご予約締切日:6月26日 ※締切日までのご注文分のみの入荷となります。
詳細はhttp://www.membran.net/ から番号検索でご確認をお願いいたします。

MEMBRAN 231829 2枚組 \1780
オペラの世界から-オペラアリア名曲集 1
ヴァリアスアーティスツ
オッフェンバック:オフマン物語/マスネ:マノン/トマ:ミニョン/ドリー
ブ:ラクメ/アレヴィ:ユダヤの女/マイアベーア:ユグノー教徒/サンサー
ンス:サムソンとデリラ/マスネ:ウェルテルより

MEMBRAN 231830 2枚組 \1780
オペラの世界から-オペラアリア名曲集 2
ヴァリアスアーティスツ
レオンカヴァルロ:道化師/ジョルダーノ:アンドレア・シェニエ/マスカー
ニ:カヴァレリア・ルスティカーナ/ジョルダーノ:フェドーラ/ポンキエル
リ:ジョコンダより

MEMBRAN 231831 2枚組 \1780
オペラの世界から-オペラアリア名曲集 3
ヴァリアスアーティスツ
プッチーニ:ボエーム、ジャンニ・スキッキ、西部の娘、蝶々夫人、トスカ、
マノン・レスコー、外套より

MEMBRAN 231832 2枚組 \1780
オペラの世界から-オペラアリア名曲集 4
ヴァリアスアーティスツ
プッチーニ:トゥーランドット/ヴェルディ:ファルスタッフ/
ドニゼッティ:ドン・パスクアーレ、愛の妙薬より

MEMBRAN 231833 2枚組 \1780
オペラの世界から-オペラアリア名曲集 5
ヴァリアスアーティスツ
ヴェルディ:ナブッコ、エルナーニ、マクベス、ルイザ・ミラー、
リゴレットより

MEMBRAN 231834 2枚組 \1780
オペラの世界から-オペラアリア名曲集 6
ヴァリアスアーティスツ
ヴェルディ:仮面舞踏会、運命の力、ドン・カルロより

MEMBRAN 231835 2枚組 \1780
オペラの世界から-オペラアリア名曲集 7
ヴァリアスアーティスツ
ヴェルディ:仮面舞踏会、運命の力、ドン・カルロ

MEMBRAN 231836 2枚組 \1780
オペラの世界から-オペラアリア名曲集 8
ヴァリアスアーティスツ
ヴェルディ:アイーダ、オテロより

MEMBRAN 231837 2枚組 \1780
オペラの世界から-オペラアリア名曲集 9
ヴァリアスアーティスツ
モーツァルト:ドン・ジョバンニ、コシ・ファン・トゥッテ、フィガロの結婚
グルック:オルフェオとエウリディーチェ、アウリスのイフィゲーニエ、
ベッリーニ:ノルマ
ヘンデル:ジュリアス・シーザー
チマローザ:秘密の結婚
ロッシーニ:セビリアの理髪師より

MEMBRAN 231838 2枚組 \1780
オペラの世界から-オペラアリア名曲集 10
ヴァリアスアーティスツ
チャイコフスキー:エフゲニー・オネーギン、スペードの女王
ドヴォルザーク:ルサルカ
スメタナ:売られた花嫁
ドヴォルザーク:ジャコバン党員
ムソルグスキー:ボリス・ゴドゥノフ
R.コルサコフ:サトコ
ボロディン:イーゴリ公
グリンカ:ルスランとリュドミラより

MEMBRAN 231839(1CD) \1780
オペラの世界から-オペラの中の合唱名曲集
ヴァリアスアーティスツ
グノー:ファウスト
ヴェルディ:ナブッコ、トロヴァトーレ、リゴレット、ドン・パスクァーレ、
オテロ、マクベス、アイーダ/ビゼー:カルメン
マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ
レオンカヴァッロ:道化師
プッチーニ:トゥーランドットより




<Berlin Classics>
BC 18459 4枚組 \1980
4 ELEMENTS-4つの要素
4-CD
Disc.1 - 『炎』 
ヴィヴァルディ:四季より「夏」から/ハイドン:交響曲第59番より/ベルリオー
ズ:幻想交響曲より/ビゼー:カルメンより/ドビュッシー:花火/ムソルグスキ
ー:禿山の一夜より/ブラームス:ハンガリー舞曲第6番/ストラヴィンスキー:
火の鳥より:ワーグナー:ワルキューレより
Disc.2 - 『水』 
スメタナ:モルダウ/チャイコフスキー:白鳥の湖より/ヘンデル:水上の音楽/
ショパン:雨だれ/ラヴェル:鏡/シベリウス:トゥオネラの白鳥/ブラームス:
雨の歌/ベートーヴェン:静かな海と楽しい航海
Disc.3 - 『空気』 
ベートーヴェン:交響曲第6番より/R.コルサコフ:熊蜂の飛行/モーツァルト:
交響曲第41番より/ベートーヴェン:ピアノソナタ「テンペスト」より/マーラー:
交響曲第2番より/ドビュッシー:月の光/リスト:愛の夢/シューマン:トロイ
メライ/マーラー:交響曲第5番より
Disc.4 - 『地球』
ベートーヴェン:交響曲第6番より/ビゼー:アルルの女より/ドビュッシー:牧神
の午後への前奏曲/ラヴェル:スペイン狂詩曲より/マーラー:交響曲第1番より/
ボロディン:中央アジアの草原にて/スメタナ:ボヘミアの森と草原から/シュト
ラウス:南国のバラ
4つの要素 この世の中で最も重要で、不可欠な4つの要素『炎、水、空気、そして
地球』
炎- 力強さ、ダイナミック/水- 流れ、活気づけること/空気- 動き、つながり/
地球- すべての原点
この4枚組はこの4つの要素をそれぞれひとつずつのテーマとし、クラシック音楽と
組み合わせています。クラシック音楽を宇宙全体と一緒に見出そうとした企画盤。
魅力的なカバーデザインと素晴らしい演奏はこのユニークな箱に収められ4つの要素
の力へと導きます。

●Berlin Classics Klassische Harmonie !
優しいクラシック音楽は、日常生活でもたらす多くのストレスを消し去りリラックス
した世界へ誘います。
全部で560分以上の収録となる、穏やかで瞑想的な感覚・瞬間を与えるシリーズ。日
常生活とクラシック音楽の調和を考えた作品集です。

BC 18454 4枚組 \1980
鳥の声 -Vogelstimmen der klassischen Musik
ヴァリアスアーティスツ
ハイドン、シベリウス、ストラヴィンスキー、メンデルスゾーンらの作品

BC 18455 4枚組 \1980
東洋の音 -Orientalische Klange der klassischen Musik
ヴァリアスアーティスツ
モーツァルト、シュトラウス、ヴェルディ、ヘンデルらの作品

BC 18456 4枚組 \1980
素敵な音 -Marchenhafte Klange der klassischen Musik
ヴァリアスアーティスツ
メンデルスゾーン、フンパーティング、チャイコフスキー、モーツァルトらの作品

BC 18457 4枚組 \1980
瞑想・クラシック音楽
ヴァリアスアーティスツ
ハイドン:交響曲第7番より/プーランク:エレジー/ショパン:ノクターン/
ビゼー:アルルの女より/ドビュッシー:月の光/ラヴェル:スペイン狂詩曲/
グリーグ:ホルベアの時代から/リスト:愛の歌/マーラー:交響曲第5番より、他

BC 18458 4枚組 \1980
楽園・クラシック音楽
ヴァリアスアーティスツ
J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番より/モーツァルト:クラリネット協奏曲より/ヘン
デル:メサイアより/ベートーヴェン:交響曲第9番より/シューマン:トロイメラ
イ/スメタナ:モルダウ/バッハ(グノー編)アヴェ・マリア/メンデルスゾーン:
無言歌より/ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、他




<Harmony>
HCC 2041 2枚組 \4000
国内盤仕様
アルベニス:イベリア全曲
福間 洸太朗(pf)
NAXOSレーベルでの大ブレークも記憶に新しい大型日本人ピアニスト




<EINSATZ RECORDS>
EZCD 014 \2300
リスト:ピアノソナタ ロ短調
葬送曲、ペトラルカのソネット第104番、第123番、即興的ワルツ
ジギ・ワイセンベルク(アレクシス・ワイセンベルク)(pf)
ブルガリア生まれの鬼才ワイセンベルクは、1947年に華々しくデビューを飾る
ものの、自らの音楽を鍛えなおすべく1956年より約10年間の隠遁生活に入る。
そして1966年に奇跡的な復活を遂げ、その才能を認めたカラヤンとの度重なる
共演や幾多のレコーディングを行い、目覚しい活躍を展開する。このディスク
に収められた「リスト作品集」は隠遁前の貴重な録音で、復帰後に再録音する
ステレオ盤とは明らかに異なる、若きワイセンベルクの熱きピアニズムを体感
できる。
原盤:LUMEN LD-3-404からの復刻。録音:1950年代
国内盤仕様…日本語帯付、裏面の曲目トラックリストも日本語併記 簡単な
解説も封入しております




<RETROSPECTIVE>
RET 93194 2枚組 \2580
ハイドン:交響曲第94番、第96番、第97番
ブルックナー:交響曲第7番
エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
1953年伝説のハイドンとブルックナー。初出音源

RET 93651 2枚組 \2580
ミッシャ・エルマン(Vln)、ザラ・ネルソヴァ(Vc)名演奏集
エイドリアン・ボールト指揮、ロンドンフィルハーモニー管弦楽団
【エルマン】
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番(録音:1956年3月モノラル)
【ネルソヴァ】
ラロ:チェロ協奏曲
サン・サーンス:チェロ協奏曲第1番(録音:1953年11月モノラル)
いずれも初出音源




<EVEREST RECORDS>
アメリカを代表する人気レーベル・エベレスト。しばらく入手できなかった
のですが、国内代理店が復刻シリーズとして輸入販売することになりました。
第1回発売は15タイトル。今後定期的にまとめて発売予定です。
オリジナルジャケットを使用しています。

EVERCD 001 \950
モーツァルト:セレナード第11番 K.375、第12番 K.388
ニューウェル・ジェンキンス指揮、エベレスト管楽四重奏団、他

EVERCD 002 \950
コープランド:ビリー・ザ・キッド、交響曲第3番
アーロン・コープランド指揮、ロンドン交響楽団

EVERCD 003 \950
チャイコフスキー:
フランチェスカ・ダ・リミニ、幻想的序曲「ハムレット」
レオポルト・ストコフスキー指揮、ニューヨーク・スタジアム管弦楽団

EVERCD 004 \950
ラヴェル:
ボレロ、ダフニスとクロエ第2組曲、ラ・ヴァルス、スペイン狂詩曲
ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団

EVERCD 005 \950
プロコフィエフ:バレエ組曲「道化師」作品21a
ワルター・ズスキント指揮、ロンドン交響楽団

EVERCD 006 \950
ブラームス:交響曲第4番
ウィリアム・スタインバーグ指揮、ピッツパーク交響楽団

EVERCD 007 \950
ストラヴィンスキー:春の祭典、ペトルーシュカ
ユージン・グーセンス指揮、ロンドン交響楽団

EVERCD 008 \950
チャベス:交響曲第1番、第2番、第4番
カルロス・チャベス指揮、ニューヨーク・スタジアム管弦楽団

EVERCD 009 \950
V.ウィリアムス:バレエ音楽「ヨブ」
エイドリアン・ボールト指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

EVERCD 010 \950
シューマン:ピアノ協奏曲
フランク:交響的変奏曲
ピーター・ケイティン(pf)
ユージン・グーセンス指揮、ロンドン交響楽団

EVERCD 011 \950
マーラー:交響曲第5番
ルドルフ・シュヴァルツ指揮、ロンドン交響楽団

EVERCD 012 \950
ヴィラ=ロボス:ウイラプルー、モディーニャ、カイピラの小さな列車
ヒナステラ:バレエ音楽「パンナビ」「エスタンシア」
ユージン・グーセンス指揮、ロンドン交響楽団

EVERCD 013 \950
ヒンデミット:交響曲変ホ調
エイドリアン・ボールト指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

EVERCD 014 \950
サティ:組み合わされた3つの小品、ソクラテス、馬の装具で
マニュエル・ロザンタール指揮、フランス国立放送管弦楽団

EVERCD 015 \950
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番
エイドリアン・ボールト指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団




<Berlin Classics>
BC 18443 3枚組 \3380
ペーター・アンダース生誕100周年記念盤
歌曲とアリア
ペーター・アンダース(Ten)ミハエル・ラウハイセン(pf)、他
シューベルト、シューマン、ブラームス、ヴォルフ、Rシュトラウスらの歌曲より、
歌劇「後宮からの逃走」「魔笛」「ウィンザーの陽気な女房たち」「ホフマン物語」
「ボエーム」よりアリア
世紀の大歌手 ピーター・アンダース生誕100周年記念盤です。1954年に事故で他界。
まさに歌手として絶頂の時期の演奏を中心に集めています。叙情的な歌声は今もま
だ伝説となって親しまれています。古い録音のため、細かい配慮をもって最新の技
術によりリマスターされ発売となりました。気になる雑音の消去も最大限の努力で、
彼の声を忠実に復活することができました。この3枚組セットは声楽をこよなく愛す
る方に絶大な評価を得ることができると思います。

●Berlin Classics BASICS on 2 CDs(2CD 12title)
おしゃれなジャケットで見栄えもよい本格的ベスト盤。ベルリンクラシックスの豊
富で優秀な音源を使用した2枚組です。

BC 14928 2枚組 \1280
J.S.バッハ:フーガの技法、オルガン協奏曲
ヨハネス・エルンスト・ケーラー(Org)

BC 14929 2枚組 \1280
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ
カール・ズスケ(Vln)

BC 14930 2枚組 \1280
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番-第4番
ペーター・レーゼル(pf)
クラウス・ペーター・フロール指揮、ベルリン交響楽団

BC 14931 2枚組 \1280
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタより
カール・ズスケ(Vln)ワルター・オルベルツ(pf)

BC 14932 2枚組 \1280
マーラー:交響曲第3番
ハインツ・レーグナー指揮、ベルリン放送交響楽団

BC 14933 2枚組 \1280
モーツァルト:協奏交響曲、フルート協奏曲より
ハルトムート・ヘンヒェン指揮、CPEバッハ室内管弦楽団

BC 14934 2枚組 \1280
モーツァルト:オペラアリア集
ペーター・シュライアー、ヘルマン・プライ

BC 14935 2枚組 \1280
ムソルグスキー:展覧会の絵 (ピアノ版、管弦楽版)
ピーター・レーゼル(pf)
イーゴリ・マルケヴィチ指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽

BC 14936 2枚組 \1280
フランスの作曲家による交響曲集
ビゼー、サン・サーンス、フランクの作品
スイトナー、ヘルビッヒ、フロール、他

BC 14937 2枚組 \1280
オペレッタ名曲集
シュトラウス、レハール、スッペらの作品より
ヴァリアスアーティスツ




<DISC CLASSICA>
DCJA 21007 \2100
国内盤仕様
祈り -グルダのアリア
グルダ:アリア
シューベルト-リスト:アヴェ・マリア
パラディス:シシリエンヌ
ショパン:幻想即興曲
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
アルベニス(ゴドフスキー編):タンゴ
シューマン:トロイメライ
グルダ:アリア(別テイク)
竹村 浄子(pf)
グルダの名作の中から、一つだけ挙げよと言われた時、ファンすべてが声をそろえ
るのは「アリア」ということになろう。この優しさとロマンに満ちた調べは、20世
紀にモーツァルトが生まれていたならばこういう音楽を書いたのではないかと思い
たくなる絶品であり、何よりも自然で、心地よい夢に誘う音楽の恵みである。まさ
にグルダの代表作としての名声に輝いている。いや、輝いているという以上に音楽
を愛する人すべてに愛され続けているのである。グルダのファンであることを任じ
てはばからない竹村さんは、この代表作をあふれるばかりの愛情とピアニスティッ
クな美しさをちりばめながら再現、グルダへのオマージュとしておられる。天国に
いるグルダも彼の作品がこんなに美しく再現されたことに驚き、満面に笑みをたた
えて聴き入っているのではないかと思われてならない。もちろん他に演奏された6つ
の作品も限りなく詩的で、無垢な美しさを秘めた演奏で再現されており、「祈り」
のテーマにふさわしい。竹村浄子さんのこだわりにより、これまで誰もなしえなか
った愛情の結晶といえるアルバムが作り出されたことを心から喜びたい。 
―諸石幸生-ライナーノートより
竹村浄子 公式サイト http://www.yy.ale.co.jp/johko-t/
《アリア》は「人生の歩み(道のり)」を示しているかのごとく、進んでいきます。
「人生楽しいことばかりじゃない、苦しい時だってたくさんある。でも、やっぱり
人生って素晴らしい。そして、音楽って最高だよね。」―音楽のジャンルを超越し、
人生を愛してやまなかったグルダからのメッセージに思えてなりません。《アリア》
は私にとってかけがえのない宝物です。この作品に出会えたことに、そして何より
もこの作品を残してくれたグルダに、心から感謝しています。
竹村浄子(たけむらじょうこ)



<OPUS ARTE>
OABD7008D \5480
ロッシーニ:歌劇《ラ・チェネレントラ(シンデレラ)》
アンジェリーナ(チェネレントラ):ルクサンドラ・ドノーセ
ドン・ラミーロ:マキシム・ミロノフ
ダンディーニ:シモーネ・アルベルギーニ
ドン・マニーフィコ:ルチアーノ・ディ・パスクワーレ
クロリンダ:ラクエラ・シーラン
ティスベ:ルチア・チリッロ
アリドーロ:ネイサン・バーグ
指揮:ウラディーミル・ユロフスキ
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/グラインドボーン音楽祭合唱団
演出:サー・ピーター・ホール
装置:ヒルデガルド・ベヒトラー 
衣裳:モーリッツ・ユンゲ
照明:ピーター・マンフォード
2005年6月2,4日 グラインドボーン歌劇場(イギリス)におけるライヴ収録
字幕 本編:英・仏・独・西・伊
[日本語解説書付]
高画質&高音質で話題を集めるオーパス・アルテのブルーレイディスク・シリーズ。
《魔笛》 《こうもり》に続くオペラ映像第3弾は、グラインドボーン音楽祭史上最
高の一夜と称されたロッシーニの《ラ・チェネレントラ》です。ミロノフ、ドノー
セなど、次代のオペラ界を牽引するであろう逸材を揃えたキャスト、そして、重鎮
ホールの鋭い人間描写をたたえた演出と、ユロフスキの才気溢れるタクトが手を結
んだ理想的な舞台です。
※2008年5月に当社より発売の国内盤DVD《ラ・チェネレントラ》(TDBA-5018-9)と
同一映像。こちらは直輸入盤につき日本語字幕はついておりません。
※本ディスクはブルーレイ専用プレイヤー以外では再生できません。

OA 0995D(DVD-Video) \4580
チャイコフスキー:「眠れる森の美女」(プロローグ付・全3幕)
(原振付:マリウス・プティパ)
オーロラ姫: アリーナ・コジョカル
フロリムント王子: フェデリコ・ボネッリ
カラボス(悪の妖精): ジェネシア・ロサート
リラの精: マリアネラ・ヌニェス
フロレスタン国王: クリストファー・サウンダース
王妃: エリザベス・マクゴリアン
カタラビュット: アラステア・マリオット
青い鳥: 佐々木 陽平
フロリナ王女: サラ・ラム
ほか 英国ロイヤル・バレエ団
振付:F.アシュトン、A.ダウエル、C.ウィールドン
演奏:ワレリー・オブシャニコフ指揮 
ゴヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
美術:ピーター・ファーマー (オリバー・メッセルの原典による)
照明:マーク・ジョナサン
収録:2006年12月、 コヴェント・ガーデン王立歌劇場
【特典映像】  ○映像によるストーリー解説   ○キャスト・ギャラリー
字幕 英語
チャイコフスキー3大バレエの1つであり、誰もが愛してやまないプティパの大作「眠
れる森の美女」。バレエ団設立75周年を記念して、46年のセルゲイエフ/ド・ヴァロ
ワ/メッセルの版をM.メイソン&C.ニュートンが再演出した2006年公演を収録した
映像がDVDで発売される。オーロラ姫にはロイヤルの可憐な花アリーナ・コジョカル、
王子には正統派で安定した実力を持つフェデリコ・ボネッリ。コジョカルは優雅なロ
ーズ・アダージョ、安定したステップや大胆なフィッシュ・ダイブなどテクニックも
充実。ほかに、リラの精には幸運の女神のようなヌニェスが好演、日本人ダンサーの
佐々木陽平が青い鳥で見事な跳躍を披露している。
7月の来日公演メンバーが揃った、楽しみな映像である。



<小学館>
SHM 10001 20枚組 \44100 ※国内盤仕様
林 光の音楽 全1巻
体裁:特製ケース(高さ262mm×奥行き198mm×幅113mm)
書籍B5判変形(246×189、400頁)CD20枚

●Disc.1
管弦楽曲第1集
交響曲ト調
外山雄三指揮、「音楽の劇場」交響楽団
オーケストラのための変奏曲
N.エッシュバッヒャー指揮、NHK交響楽団
湿地帯
岩城宏之指揮、NHK交響楽団
室内協奏曲「北方・南方」
イシハラ・リリック・アンサンブル
●Disc.2
管弦楽曲第2集
第2交響曲「さまざまな歌」
高橋悠治(pf)尾高忠明指揮、大阪フィル
シンフォニック・スケッチ「江差」
外山宏之指揮、NHK交響楽団
シンフォニック・スケッチ「京の大仏」
山本直純指揮、NHK交響楽団
第3交響曲「八月の正午に太陽は・・・」
緑川まり(Sop)外山雄三指揮、新日本フィル
THRENUS「哀歌」
岩城宏之指揮、アンサンブル金沢
●Disc.3
管弦楽曲第3集
ギター協奏曲「北の帆船(ほぶね)」
鈴木大介(Guitar)寺嶋陸也指揮、ポートストリングス横浜
ヴィオラ協奏曲「悲歌」
今井信子(Vla)林光指揮、水戸室内管弦楽団
木琴協奏曲「夏の雲走る」
通崎睦美(木琴)下野竜也指揮、京都市交響楽団
●Disc.4
器楽曲第1集
メヌエット、ファンタジア、ロンド ト短調、行進曲、ラプソディー 、
コントラスツ、ピアノソナタ(第1番) 、フルートソナタ
林光(pf)荒川洋(Flu)野平一郎(pf)井上頼豊(Vc)黒沼ユリ子(Vln)
田村拓男、吉川雅夫(Marb)志村泉(pf)林リリ子(Flu)
●Disc.5
器楽曲第2集
緯2、徳利小、ブランキ、第2ピアノソナタ「木々について」、花鳥図譜、
ワルシャヴィアンカ変奏曲
林光(Cond)吉村七重、斎藤和志(Flu)庄司知史(Obe)菊地知也(Vc)
吉田秀(Cb)志村泉(pf)、他
●Disc.6
器楽曲第3集
第3ピアノソナタ「新しい天使」、「裸の島」の主題によるパラフレーズ、
蜜蜂は海峡を渡る、弦楽四重奏曲「レゲンデ」、ピアノ三重奏曲「からさ」、
LAMENT(悲の曲)、裸の島-フルート・ソロのための
志村泉(pf)藤原真理(Vc)御喜美江(アコーディオン)ムーサ弦楽四重奏団、
クァルテット・エクセルシオ、荒川洋(Flu)
●Disc.7
器楽曲第4集
室内協奏曲「それがわかったら」、チェロソナタ「十月の歌」、
インテルメディオ-弦楽四重奏のための、
道がないところにも道がある-マリンバとピアノのために、星の道、
二羽の鳥 とびながら話している、ラッキー・ドラゴン・クインテット、
メメント-F.G.ロルカを追想して
御喜美江(アコーディオン)岩佐和弘(Flu)大澤昌生(Fgt)山田百子(Vln)
溝入敬三(Cb)藤原真理(Vc)志村泉(pf)クァルテット・エクセルシオ、
菅原淳(Marb)森浩司(pf)荒川知子(リコーダー)荒川洋(Flu)林光(pf)
寺嶋陸也(pf)日本フィル弦楽四重奏団、鈴木大介(Guitar)
●Disc.8
合唱曲第1集
黒い歌、鼠たちの伝説
岩城宏之指揮、東京混声合唱団、山田一雄指揮、日本合唱協会、他
●Disc.9
合唱曲第2集
カンタータ「脱出」、グラナダのみどりの小枝
林光指揮、東京労音合唱団、新星日本交響楽団、他
●Disc.10
合唱曲第3集
若かった 、この世は暗い、帆は風に鳴り、原爆小景(完結版)、
うつくしいのはげつようびのこども・マザーグース歌曲集、太陽とこども、
雨よ降れ、とこしへの川
片山みゆき指揮、Tokyo Cantat 2007、林光指揮、東京混声合唱団、他
●Disc.11
歌曲・ソング第1集
骨片の歌、赤電車、苦行・・・1974
谷篤(Br)山田百子(Vln)寺嶋陸也(pf)竹田恵子(Sop)松下武史(Ten)
志村泉(pf)、他
●Disc.12
歌曲・ソング第2集
高原(海だべがど)(宮澤賢治)
岩手軽便鉄道の一月(宮澤賢治)
あまのがわ(宮澤賢治)
グランド電柱(宮澤賢治)
歩行について(宮澤賢治)
序詞(「注文の多い料理店」序)(宮澤賢治)
続・歩行について(宮澤賢治)
死んだ一人(中野重治)
挿木をする(中野重治)
十月(中野重治)
歌うな(中野重治)
わかれ(中野重治)
水辺を去る(中野重治)
マリー・アブラハムのバラード(長谷川四郎)
ぐるぐるまわりの歌(長谷川四郎)
港々の陽気な娘(長谷川四郎)
流れる水と岩の歌(林光)
〈ナチ〉ニモマケズ(林光)
旗はうたう(太陽の旗)(林光)
月の船の歌(林光)
わらび(林光)
こどものたたかい(林光)
林の光(谷川俊太郎)
●Disc.13
歌曲・ソング第3集
真田隊マーチ(福田善之)
舟唄(佐藤信)
花のうた(佐藤信)
恋はやさし 野辺の花よ(佐藤信)
いってしまったあんた(斎藤憐)
壁のうた(斎藤憐)
国際大歌劇・終曲(佐藤信)
うつぶせの(山元清多)
ちょいと兄さん(加藤直)
三十五億年のサーカス(佐藤信)
あばよ上海(佐藤信)
魚のいない水族館(佐藤信)
クレーンマンの歌(山元清多)
銀河の底でうたわれた愛の歌(広渡常敏)
サザンクロスの彼方できこえた父が息子にあたえる歌(広渡常敏)
花かざれ(佐藤信)
やさしかったひとに(野長瀬正夫)
うた(佐藤信)
ああ、結婚!(加藤直)
十二月(つき)の歌(マルシャーク/湯浅芳子訳)
宮仕えの歌(広渡常敏)
森は生きている(広渡常敏)
指輪の呪文の歌(マルシャーク/湯浅芳子訳)
一瞬の「いま」を(林光)
たたかいの中に(高橋正夫)
告別(エドウィン・カストロ/林光訳)
石ころの歌(ソル・チャン・ス)
吾子に免許皆伝(岩田宏)
歩くうた(谷川俊太郎)
雨の音楽(J.S.コッターJr/木島始訳)
新しい歌(ロルカ/長谷川四郎訳)
みちでバッタリ(岡真史)
わたしがたねを 立川市立幸小校歌(谷川俊太郎)
きょうがきた 竹の塚北小学校校歌(谷川俊太郎)
すみわたる空よきけ 宇喜田小学校校歌(木島始)
●Disc.14
オペラ第1集
オペラ 変身 (前半)
●Disc.15
オペラ第2集
オペラ 変身 (後半)
●Disc.16
オペラ第3集
オペラ 吾輩は猫である(前半)
●Disc.17
オペラ第4集
オペラ 吾輩は猫である(後半)
●Disc.18
ラジオ・テレビ
優しさごっこ、国盗り物語、花神、山河燃ゆ
●Disc.19
映画音楽第1集
第五福竜丸 【新藤兼人】
裸の島 【新藤兼人】
名もなく貧しく美しく 【松山善三】
秋津温泉 【吉田喜重】
人間 【新藤兼人】
真田風雲録 【加藤泰】
鬼婆 【新藤兼人】
白昼の通り魔 【大島渚】
アンデスの花嫁 【羽仁進】
強虫女と弱虫男 【新藤兼人】
白昼堂々 【野村芳太郎】
でっかいでっかい野郎 【野村芳太郎】
●Disc.20
映画音楽第2集
少年 【大島渚】
やくざ絶唱 【増村保造】
裸の十九歳 【新藤兼人】
恋の夏 【恩地日出夫】
讃歌 【新藤兼人】
心 【新藤兼人】
竹山ひとり旅 【新藤兼人】
聖職の碑 【森谷司郎】
絞殺 【新藤兼人】
北斎漫画 【新藤兼人】
東綺譚 【新藤兼人】
午後の遺言状 【新藤兼人】
生きたい 【新藤兼人】
三文役者 【新藤兼人】
ふくろう 【新藤兼人】
"石内尋常高等小学校
花は散れども 【新藤兼人】

<BIDDULPH>
80220 2枚組 \3960
シューベルト:
(1)弦楽五重奏曲 ハ長調 Op.163 D.804
ブラームス:
(2)弦楽四重奏曲 第1番ハ短調 Op.51-1
(3)弦楽四重奏曲 第2番イ短調 Op.51-2
(4)弦楽四重奏曲 第3番イ短調 Op.67
ブダペスト弦楽四重奏団、
(1)ベナー・ハイフェッツ(2ndVc)
録音:(1)1941年、(2)1950年、(3)1954年、(4)1954年
復刻エンジニア:デイヴィド・ハーマン
好評をいただいておりますブダペスト弦楽四重奏団の復刻シリーズ。今回はブ
ラームスの弦楽四重奏曲全集で、60年代のステレオ録音に隠れがちな50年代の
モノラル録音です。
シューベルトの弦楽五重奏曲は録音から70年近く経っていますが良好な録音で、
曲の良さがしっかり伝わってきます。

80224 \1980
「フラチェスカッティ・プレイズ・フェイヴァリット・ピース」
(1)ヴィターリ:シャコンヌ
(2)クライスラー:前奏曲とアレグロ/グラーヴェ/メヌエット/アレグレット
(3)マスネ:「タイス」より瞑想曲
(4)シャブリエ:楽しい行進曲
(5)プーランク:プレスト
(6)ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
(7)ヴァレ:かがり火のそばで(前奏曲第15番)
(8)アイルランド民謡:ロンドンデリーの歌
(9)パガニーニ:「ヴェニスの謝肉祭」変奏曲
(10)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
(11)ラヴェル:ツィガーヌ
ジノ・フランチェスカッティ(Vn)
(1)-(9)、(11)アルテュール・バルサム(P)
(10)ユージン・オーマンディ(指揮)
(10)フィラデルフィア管弦楽団
録音:(1)-(8)1951年、(9)1954年、(10)1950年、(12)1947年
復刻エンジニア:デイヴィド・ハーマン
フランチェスカッティは20世紀後半、フランスの代表的なヴァイオリニストと
して活躍しました。今回は彼の得意な曲ばかりなので、確かな技術、澄んだ音
色をより強く感じることができると思います。多くの作曲家の作品が収録され
ており、最近ではあまり演奏されたり録音されたりしない作品も数多い。




<K&K>
KUK 02 \2080
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2、
ピアノ・ソナタ第23番へ短調Op.57「熱情」
リリヤ・ジルベルシテイン(Pf)
録音:2007年10月バート・ホンブルク、宮殿コンサート・シリーズ、ライヴ
最近はアルゲリッチとの共演者としても知られるジルベルシテインの久々の新
譜で、初のベートーヴェン。ジルベルシテインは1987年のブゾーニ・コンクー
ルで優勝したあと国際的に活躍するようになり、ドイツ・グラモフォンへの録
音で有名になりました。近年では「展覧会の絵」(ヘンスラー)が好評でした。
このベートーヴェンの録音も明晰なタッチで、第2番での繊細な表現、「熱情」
での力感溢れるダイナミックな表現と見事にテクニックを使い分けた素晴らし
い演奏です。特に「熱情」の最後は凄まじいパワーとスピードに圧倒させられ
ます。

KUK 05 \2080
シューベルト:
4つの即興曲Op.90 D.899、
さすらい人幻想曲Op.15
フランツ・フォーラバー(Pf)
録音:2007年6月バート・ホンブルク、宮殿コンサート・シリーズ、ライヴ
フォーラバーは1962年オーストリアのグラーツ生まれのピアニスト。シューマ
ンを得意としており、ピアノ作品全集(THOROFON)の録音は高い評価を得、オー
ストリア放送パスティッチョ賞を受賞しています。7歳のころから教会でオル
ガンを弾き、13歳からグラーツ音楽院で学び、19歳で日本でもコンサート・デ
ビューしました。この録音もライヴとは思えない完成度の高い演奏です。

KUK 41 \2080
「オルガン・グロリオーサI」
J.S.バッハ:幻想曲とフーガ「大フーガ」BWV.542
ムファット:パッサカリア ト短調(オルガン音楽の練習より)
C.P.E.バッハ:オルガン・ソナタWq70-4
クリスティアン・ハインリヒ・リンク:オルガンの為のフルート・ソナタOp.55
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第4番 変ロ長調Op.66-5
ウルリケ・ノルトホフ(Org)
録音:2006年6月バート・ホンブルク、宮殿コンサート・シリーズ、ライヴ
国際的に活躍するドイツの女流オルガニスト、ノルトホフによる2006年のライ
ヴ。バート・ホンブルクの宮殿教会にある歴史的なオルガンを使用。1787年に
スイスの名オルガン製作者ヨハン・コンラート・ビュルギ(1721-1792)によって
制作された大オルガンです。バッハからメンデルスゾーンまでを大オルガンな
らではの様々な音色や迫力ある大音量を駆使した明快な演奏です。

KUK 56 \2080
「オーボエ、ファゴット、ピアノによる演奏会」
フランセ:三重奏曲(1994)
サン=サーンス:ファゴット・ソナタ ト長調Op.168(1921)
ラヴェル:ラ・ヴァルス(ピアノ独奏)
エドワード・ロングスタッフ(1965-):アイゲウス(1996)
プーランク:三重奏曲(1926)
アブラムスキー三重奏団:
【ミリヤム・ブッダイ(Ob)、レベカー・アブラムスキー(Fg)、ロン・アブラム
スキー(Pf)】
録音:2006年7月マウルブロン修道院ライヴ
オーボエ、ファゴット、ピアノによるなかなか洒落たコンサートです。ロング
スタッフ以外はフランスの作曲家の作品で固められています。フランセやサン
=サーンスの作品は最晩年のものですが、枯れた味わいなどどこ吹く風、軽妙洒
脱な音楽です。ロングスタッフの作品はギリシャ神話のアイゲウス王を題材に
したオーボエとピアノの作品で、この中では唯一現代的な作品です。




<PIERRE VERANY>
PV708011 \2250
「コーア・セレブレ-祝福の宗教曲アンソロジー」
(1)ヴィヴァルディ:グローリア
(2)J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びよ、マニフィカト
(3)カール・オルフ:《カルミナ・ブラーナ》より
(4)モーツァルト:《ハ長調ミサ》より「グローリア」
(5)ヘンデル:《メサイア》より「ハレルヤ」「アーメン」
(6)モーツァルト:アヴェ・ヴェルム
(7)フォーレ:《レクイエム》より「楽園にて」「アニュス・デイ」
(8)ヴェルディ:《レクイエム》より「怒りの日」
ポール・クエンツ指揮
ポール・クエンツ管弦楽団&合唱団、
パトリック・マルコ指揮
メイトリス・ド・パリ((6)のみ)
録音:1989-1998年
PIERRE VERANYの既出音源からの編集もの。誰もがどこかで必ず聴いたことがあ
る有名な宗教曲の一番よく知られたナンバーばかりを集めたアンソロジー。

PV708021 \2250
ミシェル・コレット(1707-1795):
「パルナッソスの喜び」第2巻、第3巻
ジャン=パトリス・ブロス(Cemb)
録音:2006年
フランス・バロックのチェンバロ作品を継続的に録音しているブロスの最新盤。
ミシェル・コレットはノルマンディ生まれのフランスの作曲家で宗教曲、協奏
曲、バレエ音楽など多くの作品を残した。クラヴサンのための曲も多数作曲、
この「パルナッソスの喜び」は彼の代表作で親しみやすい歌謡性をもった曲集
である。

PV708031/2 2枚組 \4500
ヴィヴァルディ:「嵐の中のドリラ」-3幕からなる英雄的田園劇
マリア=クリスティーナ・キール(S)、
ジョン・エルウィス(T)、
フィリップ・カントール(Br)、
ジャン・ニルエ(カウンター・テナー)、
コンスエロ・カロリ(MS)、
ロール・フロレンティン(S)、
ジルベール・ベッツィーナ指揮
ニース・バロック・アンサンブル
録音:1993年
PV794092の再発売。この歌劇、序曲が終わり、本編が始まると有名な《四季》
の春が流れてびっくりさせられるが、やがてそれに歌詞がついてくるから二度
びっくり。その後もどこかで聴いたような旋律がたびたび出てくるので初めて
聴いたのにそんな気がしない。さすがはヴィヴァルディ、流麗な旋律が泉のご
とく惜しげもなくほとばしる。




<NEOS>
NEOS10707 \2500
「クセナキス:鍵盤楽器のための音楽」-
コンピュータ制御によるピアノおよびハープシコードのための作品集
(1)ヘルマ-ピアノのための(1961)
(2)ミスツ(霧)-ピアノのための(1981)
(3)コアイ-ハープシコードのための(1976)
(4)エヴリアリ-ピアノのための(1973)
(5)ナーマ-ハープシコードのための(1984)
ダニエル・グロスマン
(MIDIプログラミング)
制作:2005-2008年
鍵盤楽器のための作品に限ったことではないが、クセナキスの音楽は時に人間
の限界を超えよと言わんばかりの超絶技巧と集中力を演奏者に要求する。こう
して人の手によって再現された音楽は、神がかりともいえるほどの異様な気迫
とエネルギーを生み出す。しかし、ではそれらの演奏が完璧に楽譜を再現して
いるのかと言えば、必ずしもそうとは言えない。これは人の手では複雑すぎて
再現しきれない楽譜の細かい指定までも全てコンピュータ制御で忠実に再現し
た初めての試み。これからのクセナキス演奏の新基準となるだろう。

NEOS10715(SACD-Hybrid) \2650
「ロベルト・HP・プラッツ(1951-):ピアノ作品集」
ピアノ曲第1番《道》(1981)
ピアノ曲第2番(1984)*
ピアノ曲第3番(1988)
ピアノ曲第4番《-の上》(1997/98)
ピアノ曲第5番《帆の下》(2007)
ロルフ・ハインド(Pf)
*SWR実験スタジオ(テープ)
録音:2007年
フォルトナー、シュトックハウゼンに師事したプラッツは指揮者、現代音楽の
名教師として度々来日している。彼の音楽はセリー音楽の延長線上にあり激し
く点描的。ピアノ曲第2番ではテープ音響も入る。プラッツは今日の前衛音楽
の正統的(?)継承者と言えよう。

NEOS10717/18 2枚組 \5000
「ヴォルフガング・リーム:ピアノ作品集」
CD1)1970年代の作品
ピアノ曲第1番、第2番、第4番、第5番《トンボー》、第6番《バガテル》、
レントラー
CD2)1980年代以降-最新作まで
ピアノ曲第7番、《ブラームスの愛のワルツ》、《調査の後》、《二ヶ国語》、
《別のシート》、《二つの小さい振動》、《無言》
マルクス・ベルハイム(Pf)
録音:2007-2008年
500曲を越える多作家として知られるリームの多様な作風を作曲年代順に俯瞰
する最適なアルバム。10代後半のピアノ曲第1番から最新作《無言》まで収録。
ピアノのベルハイムはリームの他、クルターク、リゲティ、ライヒなど様々な
現代音楽を演奏しているスペシャリスト。


NEOS10801/02(SACD-Hybrid) 2枚組 \5300
ルイジ・ノーノ(1924-90):
(1)「冷たい怪物に気をつけろ」(1983)
-M.カッチアーニのテキストによる2つのフルート、
クラリネット、チューバ、ヴィオラ、チェロ、コントラバスとライヴ・エレク
トロニクスのための
(2)「死の間近な時 ポーランド日記第2番」
-4人の女声、バス・フルート、チェロとライヴ・エレクトロニクスのための
(1)ノア・フレンケル(A)、
ズザンネ・オットー(A)、
ロベルト・ファブリチアーニ(Fl)、
エルネスト・モリナーリ(Cl)、
クラウス・ブルガー(Tuba)、
スーザン・ナイト(Va)、
クリスティーネ・トイス(Vc)、
ウルリヒ・シュナイダー(Cb)
(2)ハイケ・ハイルマン(S)、
ペトラ・ホフマン(S)、
アレクサンドラ・ルブチャンスキー(S)、
ズサンネ・オットー(A)、
ロベルト・ファブリチアーニ(Fl)、
クリスティーネ・トイス(Vc)
(1)(2)アンドレ・リシャール(指揮)
SWR実験スタジオ(ライヴ・エレクトロニクス)
録音:2007年1月SWRハンス・ロスバウト・スタジオ,バーデンバーデン
いずれも1980年代に作曲されたアンサンブルとライヴ・エレクトロニクスのた
めの作品でノーノの代表作。SACDによりライヴ・エレクトロニクスの音質が飛
躍的に向上、作品の意図をより明確に、よりリアルに伝える出来となっている。
クラリネットのエルネスト・モリナーリ、フルートのロベルト・ファブリチア
ーニらノーノと縁の深かった名手たちによる演奏。

●新シリーズNEOSクラシックス・スタート
硬派な現代音楽や、実験音楽的要素の強いジャズ・シリーズなど個性的なリリ
ースを続けているNEOSレーベル。この度、新シリーズとして「NEOSクラシック
ス」シリーズをスタートしました。クラシックといえども流石にNEOSレーベル
だけあってタダモノではありません。初回リリースは、バッハのゴールドベル
ク変奏曲の弦楽三重奏版、初演時の編成によるベートーヴェンの「英雄」、
シューマンのピアノ・ソナタ第3番の原曲「管弦楽なしの協奏曲」のオリジナ
ル版、と大変に凝った内容です。今後にご期待ください。

NEOS30801(SACD-Hybrid) \2650
「スイス・チェンバー・ソロイスツ・エディション1」
J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲(弦楽三重奏版)
-1977年ベーレンライター・新バッハ全集に基づくシトコヴェツキー編曲
スイス・チェンバー・ソロイスツ:
【ハンナ・ヴァインマイスター(Vn), ユルグ・デーラー(Va),
T.グロッセンバッヒャー(Vc)】
録音:2007年
スイス・チェンバー・ソロイスツは1999年に結成され、バロックから現代曲ま
で幅広い作品をレパートリーとしている。現代曲ではホリガー、キーブルツ、
クルターク、リゲティなどを得意としており、そうした経験を踏まえて演奏さ
れるゴールドベルク変奏曲は切れ味の鋭い都会的で洗練された仕上がりとなっ
ている。

NEOS30802 \2500
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調《英雄》
-1804年の初演の際と同じ28人編成による
ダニエル・グロスマン指揮
アンサンブル28(ピリオド楽器使用)
録音:2003年
アンサンブル28はEU6ヶ国の音楽家によって構成され、ヒストリカル楽器を使用
する団体である。音楽監督は「クセナキス:鍵盤楽器のための作品集」でMIDI
プログラミングを担当したダニエル・グロスマンが勤めている。この「英雄」
は1804年の初演時と同じわずか28人で演奏されており、ヴァイオリンはファー
スト、セカンドそれぞれ4人で弦楽器が合計14人でオーケストラ全体の半分と
いう小編成。無駄のないスリムで引き締まった演奏が特徴。

NEOS30805 \2500
シューマン:
(1)管弦楽なしの協奏曲(ピアノ・ソナタ第3番Op.14)
-ロンドン・英国図書館所蔵の自筆譜によるオリジナル版
(2)幻想小曲集Op.12
フロリアン・ヘンシェル(Pf)
録音:2001年
シューマンのピアノ・ソナタ第3番は当初、作曲者によって「管弦楽なしの協
奏曲」と命名され、その名で出版されるように指示されたが、名前が適当でな
いとの理由から後に現在のピアノ・ソナタ第3番と改名された。そして、改めら
れたのは題名だけではなく、内容も全5楽章から3楽章に減らされた(後の改訂
で1つの楽章が復活)。このCDは最初の版の全5楽章による演奏で当初の題名を
採用した。ヘンシェルは1970年ベルリン生まれの若手でソリストとしてだけで
はなく、リート伴奏者としても共演者から絶大な信頼を得ている。




<VAI>
VAIDVD 4466(DVD-Video) \4050
「エミール・ギレリス、モスクワ・ライヴ第1集」
ブラームス:
パガニーニの主題による変奏曲 イ短調Op.35-第1巻、幻想曲集Op.116(7曲)
シューマン:4つのピアノ小品集 Op.32、交響的練習曲 Op.13
メンデルスゾーン:
無言歌 変イ長調 Op.38-6「デュエット」、練習曲 イ短調 Op.104b-3
エミール・ギレリス(ピアノ)
収録:1983年,モスクワ,チャイコフスキー・ホール、 モノラル、字幕なし
エミール・ギレリス(1916-1985)が、1983年1月9日にモスクワのチャイコフスキ
ー・ホールで行ったリサイタルのライヴ映像。晩年のギレリスは、持ち前の強靭な
音楽に枯れた味わいを加え、そのブレンドがたいへん素晴らしい。音源としてはLP、
CDで様々に出ており、一部は映像にもなっていたが、まとまってDVDになるのは始め
てである。

VAIDVD 4467(DVD-Video) \4050
「エミール・ギレリス、モスクワ・ライヴ第2集」
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595(2種類の演奏)
二台のピアノのための協奏曲 変ホ長調 K.365
エミール・ギレリス(ピアノ)
ヴャチェスラフ・オフチンニコフ(指揮)ソビエト国立交響楽団
エレナ・ギレリス(ピアノ K.365)
収録:1979年チャイコフスキー・ホール(K.595)、
1983年モスクワ音学院大ホール(K.365,K.595)
モノラル、字幕なし
エミール・ギレリスが協奏曲を弾いた演奏会を収録した映像。モスクワ音学院大ホ
ールでの演奏会は、1983年11月24日のもの。ピアノ協奏曲第27番は、1979年と1983
年の2種を収録。しかもいずれも伴奏の指揮者、オーケストラまで同じである。当然
基本的に同じ傾向の演奏だが、ギレリス晩年の4年の変化ははっきり感じ取ることが
できる。二台のピアノのための協奏曲は娘のエレナとの共演。

VAIDVD4445(DVD-Video) \4050
プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」
エカテリーナ・マクシーモワ(ジュリエット)、
ウラジーミル・ワシーリエフ(ロメオ)、
ジリ・パンコ(マーキュシオ)、
ウラディーミル・レワショフ(ティボルト)、ほか
アリギス・ジュライティス(指揮
ボリショイ劇場管弦楽団
振付:レオニード・ラブロフスキー
収録:1974年ボリショイ劇場 モスクワ、
カラー、モノラル、字幕なし、152m
1974年のボリショイ劇場での公演のライヴ収録。プロコフィエフの名作バレエを、
マクシーモワとワシーリエフの共演で見ることができる。ラブロフスキーの「ロメ
オ」は古い映画版もあるが、生の舞台の方が見応えがある。たっぷり2時間半の全曲
収録。

VAIDVD 4457(DVD-Video) \3380
「カーチャとヴォロディア」-ポートレイト・イン・ダンス
(エカテリーナ・マクシーモワとヴラディーミル・ワシーリエフのドキュメンタリー)
出演:エカテリーナ・マクシーモワ、ヴラディーミル・ワシーリエフ、
監督:ドミニク・ドルーシュ
1990年制作、カラー、58m、モノラル、字幕なし
1990年製作のドキュメンタリー映像。ボリショイ・バレエのスターだった、エカテ
リーナ・マクシーモワとヴラディーミル・ワシーリエフの実像に、貴重な映像を駆
使して迫っている。ことにレッスン風景は、バレエ学習者には役立つだろう。
ボーナス映像として、二人が共演した1974年のプロコフィエフ「ロメオとジュリエ
ット」からの場面を収録。

<Avie>
AV 2130 \2180
エマニュエル教会でのロレイン・ハント・リーバーソン ――
J・S・バッハ:カンタータ第30番《喜べ、救われし群よ》BWV.30より
ヘンデル:オラトリオ《ヘラクレス》HWV.60より
J・S・バッハ:カンタータ第33番《ただ汝にのみ、主イエス・キリストよ》BWV.33より
ロレイン・ハント・リーバーソン(メゾ・ソプラノ)、
クレイグ・スミス(指揮)、ジョン・ハービソン(指揮)、
オーケストラ・オヴ・エマニュエル・ミュージック
イギリス、アメリカを中心に大ブレイクを果たしこれからという矢先、病に倒れ2006年7月
にこの世を去ったメゾ・ソプラノ歌手ロレイン・ハント・リーバーソン。
生前のロレイン・ハントが世界的歌手へと飛躍するきっかけとなった場所であるボストンの
エマニュエル教会。ロレイン・ハントにとって重要な場所であるこのエマニュエル教会で
1992年から1999年にかけて行われたコンサートのライヴ録音が今回アヴィー(Avie)からリリ
ースの運びに。
収録されているのは、ロレイン・ハントの名を一躍世界へと広めることになったバッハとヘ
ンデル。クレイグ・スミス、ジョン・ハービソンといったパートナーたちのサポートを得た
ロレイン・ハントの歌声が神の声のように降り注ぐ・・・。

AV 2136(SACD-Hybrid) \2700
ブラームス:後期ピアノ作品集 ――
3つの間奏曲Op.117/幻想曲集Op.116/6つのピアノ小品Op.118/4つのピアノ小品Op.119
マルクス・グロー(ピアノ)
初の本格的なソロ・アルバムとなった前作リストのピアノ作品集(AV 2097)で1995年エリザ
ーベト王妃国際音楽コンクール・ピアノ部門の覇者としての実力を余すことなく発揮してく
れたドイツのヴィルトゥオーソ・ピアニスト、マルクス・グロー。
師であるコンラート・リヒター、ハンス・ライグラフから教えを受けたグローのピアノはド
イツ語圏を中心としたヨーロッパだけでなくアメリカでも絶賛を博している。若くしてドイ
ツの名門ハノファー音楽大学の教授に招聘されたマルクス・グロー。技術のみならず音楽性
を試されるブラームスの後期ピアノ作品の演奏に注目したい。

AV 2154 \2180
北イタリア17世紀-18世紀のヴァイオリン協奏曲集Vol.3 ――
ヴィヴァルディ:協奏曲ヘ長調RV.569
ロカテッリ:教会協奏曲ハ短調Op.4-11、協奏曲ヘ長調Op.4-12
サンマルティーニ:協奏曲変ホ長調
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調
ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調RV.562
エイドリアン・チャンドラー(ヴァイオリン&ディレクター)、ラ・セレニッシマ
「17世紀から18世紀」、「北イタリア」として年代と地域を限定したチャンドラー&ラ・セ
レニッシマによるヴァイオリン協奏曲集の完結編。第3集ではヴィヴァルディ、ロカテッリ、
サンマルティーニ、タルティーニなど当時のイタリアを代表する4人の作曲家の作品を収録
している。
ちなみにチャンドラーは、1690年から1740年の北イタリアにおけるヴァイオリン協奏曲の発
展を研究するためにサウサンプトン大学から特別研究員の地位を与えられるなど、その取り
組みに対する評価は高い。




<Hyperion>
CDA 67664 \2180
フランク:弦楽四重奏曲ニ長調/フォーレ:弦楽四重奏曲ホ短調Op.121
ダンテ弦楽四重奏団
この録音がハイペリオン・デビューとなるダンテ弦楽四重奏団は、ヴァイオリンのクリシア
・オソストヴィッツ、ジル・フランシス、ヴィオラのジュディス・バスブリッジ、チェロの
バーナード・グレゴール=スミスの4人で構成される1995年創設の弦楽四重奏団。
2007年にはロイヤル・フィルハーモニック協会賞の室内楽部門賞に輝くなど、その活躍は目
覚しい。フォーレ、フランクの室内楽作品はハイペリオンの専売特許とも言えるだけに、カ
タログに加わる新たな録音に期待したい。

CDA 67725 \2180
ロマンティック・レジデュース ――
アレック・ロス(1948-):
カリフォルニアより、ロマンティック・レジデュース(ロマン派の残存)
ブリテン:民謡編曲集より
ハワード・スケンプトン(1947-):ジェニーのための3つ歌
フォーレ:コンクール用小品
ラヴェル:5つのギリシャ民謡
アンドレ・カプレ(1878-1925):2つのソネット
サン=サーンス:見えざる笛
マルセル・トゥルニエ(1879-1951):庭師の手紙
ジェイムス・ギルクリスト(テノール)、アリソン・ニコルス(ハープ)、
ジェイミー・マーティン(フルート)
同じイギリスのリン(Linn)レーベルからフィンジ(CKD 253)、ヴォーン=ウィリアムズ
(CKD 296)の作品集をリリースしてきたイギリスのテノール歌手、ジェイムス・ギルクリスト
のハイペリオン第1弾となるテノールとハープのための歌曲集。ハイペリオンでの1枚目の録
音にギルクリストが取り上げたのは、イギリス、フランス、そしてアメリカの歌曲。アルバ
ム・タイトルにもなっている「ロマンティック・レジデュース」は、現代インドの詩人ヴィ
クラム・セトの詩を題材としたイギリス生まれの作曲家アレック・ロスの歌曲集である。
キングズ・コンソート、バッハ・コレギウム・ジャパン、イギリスの名門オーケストラとの
共演で株を上げたギルクリストの歌声がハープの調べに乗って美しく、抒情的に響く。アイ
ヴズのコンコード・ソナタ(CDA 67469)でアムランと共演したフルートのジェイミー・マー
ティンの参加も新たなレパートリーの発掘に繋がるだろう。



<Helios>
CDH 55309 \1280
リャードフ:ピアノ作品集 ――
ポーランド民謡の主題による変奏曲Op.51/マリオネットOp.29/3つの小品Op.11/
2つの小品Op.24/3つの小品Op.57/小さなワルツ ト長調Op.26/3つの前奏曲Op.36/
音楽の玉手箱Op.32/舟歌嬰へ長調Op.44/4つの小品Op.64/
グリンカの主題による変奏曲Op.35
スティーヴン・クームズ(ピアノ)
音楽の玉手箱からあふれる魔法のようなロシアの旋律。リャードフのピアノ作品の代表作、
「音楽の玉手箱」含んだスティーヴン・クームズの名盤がヘリオス(Helios)から復活!
全作品の約3分の2を占めているリャードフのピアノ作品は、民謡、ロシアの先人グリンカの
主題、ショパンの影響が見られる傑作が揃っている。「Hyperion dyad」シリーズから復刻
されたボルトキエヴィチのピアノ作品集(CDD 22054)に続く待望の復刻となる。
CDA 66986からの移行再発売。

CDH 55302 \1280
トーマス・リンリー:オラトリオ《モーゼの歌》/神を立ち上がらせよ
ジュリア・グッディング(ソプラノ)、ソフィー・デイヌマン(ソプラノ)、
アンドルー・キング(テノール)、アンドルー・デイル・フォーブス(バス)、
ピーター・ホルマン(指揮)、
パーリー・オヴ・インストゥルメンツ、ホルスト・シンガーズ
モーツァルトと同じ1756年に生まれ、1778年に22歳という若さで没した夭折の天才作曲家トーマス・リンリー・ジュニア。死の前年となる1777年に完成された「モーゼの歌」は、ヘンデルの音楽を連想させるリンリーの代表作。
ちなみにこの「モーゼの歌」は、英グラモフォン誌からハイペリオンの「イギリスのオルフェウス・シリーズ」の最高傑作と評されるなどリリース時から高い評価を得てきている。
CDA 67038からの移行再発売。

CDH 55313 \1280
ゲレーロ:
ミサ曲《聖なるけがれなき純潔》/わざわいなるかな、主よ/われを連れ行きたまえ、
乙女マリアよ/第7旋法によるマニフィカト/王の御旗は進む/おお 幸いなる光よ/
教会のみ母よ、たたえたまえ
ジェイムズ・オドンネル(指揮)、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
ビクトリア、モラレスと並び立つスペイン・ルネサンスの大作曲家フランシスコ・ゲレーロ
の宗教作品集。
ミサ曲、2つのモテット、マニフィカト、3つの賛歌からは、当時のスペインを代表するとい
う名声に相応しい優れた手法を知ることが出来る。数々の名唱を生み出してきたウェストミ
ンスター大聖堂聖歌隊による演奏というところも嬉しい。
CDA 66910からの移行再発売。



<Signum Classics>
SIGCD 122 \2180
海外のブリテン ――
ブリテン:
ミケランジェロの7つのソネットOp.22/詩人のこだまOp.76/民謡編曲第2集《フランスの歌》
/真夜中に/ヘルダーリンの6つの断章Op.61
スーザン・グリットン(ソプラノ)、マーク・パドモア(テノール)、
イアン・バーンサイド(ピアノ)
ブリテンの声楽作品の中から、英語ではなく「ドイツ語」、「ラテン語」、「イタリア語」、
「ロシア語」の歌詞と、英語とは違う海外の響きを持った“歌”にスポットをあてた、ブリ
テンの歌曲集。
ブリテンの生涯で最大のパートナーでもあったピーター・ピアーズのために書かれた最初の
作品「ミケランジェロの7つのソネット」もアルバムの冒頭に収録されている。
このブリテンの歌い手は、飛ぶ鳥を落とす勢いで全世界を駆け巡るスーザン・グリットンと
マーク・パドモアの強力コンビ。確実に現代の名歌手に数えられる両者の歌声によるブリテ
ンには楽しみが募るばかり。

SIGCD 124 \2180
戦時中の歌 ――
アレック・ロス(1948-):
戦時中の歌/月の歌(ギター独奏)/月の踊り(ギター独奏)/中国庭園
マーク・パドモア(テノール)、フィリップ・オノレ(ヴァイオリン)、
アリソン・ニコルス(ハープ)、モーガン・シマンスキー(ギター)
目下絶好調のイギリスのテノール歌手マーク・パドモアが、ヴァイオリン、ハープ、ギター
をバックにして歌うアレック・ロスの歌曲集。
現在イギリスで急速に注目を集めているアレック・ロスは、ドイツとアイルランドをルーツ
とするイギリス出身の作曲家。ガムランなど東洋の音楽にも精通するロスは、インドの詩人
ヴィクラム・セトとのコラボレーションにより斬新な歌曲を次々と発表している。
杜甫の唐詩を題材にしたセトの歌詞を用いた「戦時中の歌」、バンクーバーの中国庭園で得
たインスピレーションを基にした「中国庭園」などの新しい歌曲をパドモアが世に送り出す。

SIGCD 126 \2180
メシアン:室内楽作品集 ――
幻想曲/世の終わりのための四重奏曲/クロウタドリ/ピアノと弦楽四重奏のための小品
/初見視奏曲(世界初録音)
マシュー・シェルホーン(ピアノ)、フィルハーモニア管弦楽団のソリストたち
今年2008年はカラヤンだけでなく、20世紀フランスの巨星オリヴィエ・メシアンの生誕100
年という節目の年であるということも忘れてはいけない。イギリスのシグナム・クラシック
スがリリースするメシアンの生誕100年記念盤は、世界初録音となる作品を含む室内楽作品
集。メシアンの未亡人イヴォンヌ・ロリオ=メシアンお墨付きのピアニスト、マシュー・
シェルホーンと、イギリスの名門フィルハーモニア管のソリストという陣容も非常に強力。
第2次世界大戦前にエコール・ノルマルで教鞭を執っていたメシアンが作曲した2分弱の作品
「初見視奏曲」は、このシグナム盤の演奏が世界初録音となる。

SIGCD 128 \2180
ソングス・オヴ・イノセンス ――
ニルス(ブリテン編):アイ・ワンダー・アズ・アイ・ワンダー
黒人霊歌:イン・ザ・モーニン
ブリテン:ディアフェニア、ふくろう、魔女たちの歌、室内音楽V、虹、牛たち
伝承曲(ブリテン編):小さなウィリアム卿
バークリー:揺りかごの歌
ワーロック:The bayly berith the bell away
ボイス(ポストン編):教えて、愛しいシェファード
プラント編:スロー・トレイン
伝承曲(ブリテン編):羊を追って
ヘンデル(ヤコブセン編):静かな賛美
ウッド:あなたはシルヴィア?
伝承曲(プラント編):Caleno Custure Me
ヴォーン=ウィリアムズ:Dirge For Fidele
クィルター:夏の夕暮れ
アイヴズ:遅い行進曲
ディブディン(ブリテン編):トム・ボーリング
ジェフリーズ:マシュー、マーク、ルークとジョン
ウィリアムソン:マイ・ベッド・イズ・ボート
バーバー:この輝ける夜に
ウィリアムソン:スイート・アンド・ロウ
アンドルー・スウェイト(トレブル)、ジェムズ・ボウマン(カウンターテナー)、
アンドルー・プラント(ピアノ)
チェルトナム・カレッジ、テュークスベリー修道院学校合唱団のコリスターとして絶大な人
気を誇るイギリスの天才トレブル(ボーイ・ソプラノ)、アンドルー・スウェイトのソロ・ア
ルバム。
1994年生まれのアンドルー・スウェイトは、2005年にテュークスベリー修道院学校合唱団の
共演で「ライト・オヴ・ザ・ワールド」(SIGCD 068)の録音をリリースしており、今回の第2
作目ではイギリスとアメリカのトレブルのためのレパーリーを取り上げている。

SIGCD 123 2枚組 \3500
J・S・バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻BWV.870-893
ジル・クロスランド(ピアノ)
ウィーンではバドゥラ=スコダにピアノを学び、ムジークフェラインのブラームスザール
(小ホール)でリサイタルを開催しウィーン・デビューを果たしたイギリスの女流ピアニスト、
ジル・クロスランド。
クロスランドはロンドンのウィグモア・ホールやサウス・バンクでの定期公演に加えてバッ
ハを中心としたレコーディングにも取り組んでおり、この「平均律クラヴィーア曲集第2巻」
はシグナム・クラシックスからのリリース第2弾となる。




<Deux-Elles>
DXL 1129 \2180
王室礼拝堂の4人の紳士たち ――
タリス:世の救い主よ、おお,聖なる宴よ、Derelinquit impius
タイ:茂みのなかに、イン・ノミネ
バード:それは泣きに泣き、5声のイン・ノミネ第3番
タイ:I lift my heart to Thee、6声のイン・ノミネ、キリストは復活し
タリス:When shall my sorrowful sighing slake、イン・ノミネ第2番
トムキンズ:Oyez! Has any found a lad?
バード:6声のファンタジア第1番、この快く楽しい5月
トムキンズ:6声のパヴァン、6声のガリアルド
タリス:聞き入れたまえ、われは願う
タイ:イン・ノミネ
トムキンズ:Turn unto the Lord、イン・ノミネ第1番、Who is me
バード:諸々の異邦人よ、主をほめまつれ
クレア・ウィルキンソン(メゾ・ソプラノ)、ローズ・コンソート・オヴ・ヴィオールズ
高音質のサウンドと質の高い演奏で古楽ファンを中心に高い支持を得ているイギリスのレー
ベル、ドゥーゼル(Deux-Elles)の最新盤。
16世紀のイギリス音楽の発展に大きな足跡を遺したトマス・タリス、クリストファー・タイ、
ウィリアム・バード、トマス・トムキンズ、すなわち「王室礼拝堂の4人の紳士たち」が作曲
したヴィオール合奏の音色に浸れる作品集である。時折登場するクレア・ウィルキンソンの
歌声も見事なアクセントとしてヴィオール合奏に華を添えている。




<Gala>
GL 100.638 3枚組 \3840
マスネ:歌劇《マノン》
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)、チェーザレ・ヴァレッティ(テノール)、
ピエール・モントゥー(指揮)、メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団、他
1954年12月18日、ニューヨークでの録音。

GL 100.663 4枚組 \5120
ワーグナー:舞台神聖祝典劇《パルジファル》
セット・スヴァンホルム(テノール)、オットー・エーデルマン(バス・バリトン)、
フリッツ・シュティードリー(指揮)、メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団、他
1956年3月24日、ニューヨークでの録音。

<Chandos Opera In English>
CHAN 3148 4枚組 \5250
ワーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》(全曲/英語版)
マーガレット・カーフィー(ソプラノ)、アン・ロブソン(メゾ・ソプラノ)、
アルバート・レメディオス(テノール)、グレゴリー・デンプシー(テノール)、
ノーマン・ベイリー(バス・バリトン)、ノエル・マンジン(バス)、
デレク・ハモンド・ストラウド(バス)、スタッフォード・ディーン(バス)、
レジナルド・グッドオール(指揮)、
サドラーズ・ウェルズ・オペラ管弦楽団&合唱団
幻のワーグナー指揮者レジナルド・グッドオールの名前を全世界に広める転機となった公演
であり、ワグネリアンやグッドオール支持者の間で語り継がれてきた「ニュルンベルクのマ
イスタージンガー」(1968年)のライヴ録音がいよいよシャンドスから登場!
不遇の時代を過ごしていたグッドオールの実力に着目したサドラーズ・ウェルズ・オペラ(現
イングリッシュ・ナショナル・オペラ)が「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(英題で
は“マスターシンガーズ”)の公演のためにグッドオールを指揮者として招聘。
この「マイスタージンガー」が大成功を収めたことによってグッドオールのワーグナー指揮
者としての名声は一挙に高まり、後に実現する楽劇「ニーベルングの指輪」英語版全曲上演
へと繋がることになるのである。
今回ピーター・ムーア財団の協力を得てシャンドスからリリースされるのは、1968年2月10日
の公演をBBCが収録したもののお蔵入りとなっていた放送音源。ギルド・ヒストリカルの復刻
でお馴染みの名エンジニア、ピーター・レイノルズがリマスターに携わっており、音質面の
改善にも期待が懸かる。その存在が噂されながらも陽の目を見ることのなかったグッドオー
ルの「マイスタージンガー」。既にネット上などで話題を呼んでおり、リリースへの期待度
は非常に高い。
1968年2月10日、サドラーズ・ウェルズ劇場での録音。




<Natives>
CDNAT 09 2枚組 \4900
ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ全集 ――
CD-1:チェロ・ソナタ イ短調RV.44、イ長調、変ロ長調RV.47、ト短調RV.42、
変ホ長調RV.39
CD-2:ホ短調RV.40/イ短調RV.43/変ロ長調RV.45/ヘ長調RV.41/変ロ長調RV.46
フィリップ・フロン(チェロ・アッリングレーゼ)、ラクリメ・コンソート
ブリュッセル王立音楽院では重鎮ヴィーラント・クイケンの下で研鑽を積み、クイケン後の
世代を担う逸材として師からも大きな期待を寄せられているフィリップ・フロンのマラン・
マレの作品集に続く二作目は、ヴィヴァルディのチェロ・ソナタ集。
このヴィヴァルディのチェロ・ソナタ集、明らかに通常のチェロとは音色が異なるのは研究
に研究を重ねて再現にたどり着いた「チェロ・アッリングレーゼ」を用いているためなので
ある。
ここでの研究の結論として再現された楽器は、CD-1で聴くことの出来る5本のガット弦と7本
の金属製の共鳴弦を張った楽器、CD-2で聴くことの出来る5本のガット弦と12本の金属製の
共鳴弦を張った楽器の2種類。
ヴィヴァルディのチェロ協奏曲に指定がありながら、現在も謎のベールに包まれ様々な説が
存在する「チェロ・アッリングレーゼ」。1つの研究成果から生まれた音色に耳を傾けてみ
ていただきたい。




<Chandos>
CHAN 10479 \2180
ヨーゼフ・マルクス(1882-1964):ピアノ作品集 ――
ピアノのための《6つの小品》/秋の伝説/謝肉祭/カンツォーネ/天使の草原
トンヤ・レモー(ピアノ)
後期ロマン主義と印象主義の特徴を併せ持ったオーストリアの作曲家ヨーゼフ・マルクス。
作曲家、評論家、教育者としてオーストリア音楽の発展に寄与するだけでなく、トルコのア
ンカラ音楽院の創設にも大きな役割を果たしたことが知られている。
マルクスのピアノ作品は録音が少なく「6つの小品」以外の4作品は未出版となっているだけ
に、今回のリリースはマルクスのピアノ作品を知るという意味でも貴重なものとなるだろう。
このマルクスのピアノ作品集でシャンドス・デビューとなるオーストラリアの女流ピアニス
ト、トンヤ・レモーは、デンマーク、スウェーデンのコンクールで優秀な成績を収めるなど、
将来が嘱望されている期待のアーティスト。シャンドスでは珍しいアーティスト写真が全面
に打ち出されたジャケット・デザインからもその大きな期待が窺える。

CHAN 10480 \2180
メシアン:室内楽作品集 ――
主題と変奏/忘れられた捧げ物/世の終わりのための四重奏曲
ロバート・プレーン(クラリネット)、グールド・ピアノ・トリオ
イギリスのインディペンデント紙から「熟達した音楽家たち」と称賛された気鋭のアンサン
ブル、グールド・ピアノ・トリオ。
グールド・ピアノ・トリオは既にオランダ・チャールズ・ヘンネン国際コンクールやメルボ
ルン国際室内楽コンクールなどで優勝を果たしており、その勢いは本物。共演を重ねるホル
ンのデイヴィッド・パイアットといった一流アーティストたちからも厚い信頼を寄せられて
いる。
グールド・ピアノ・トリオが取り上げるのは、今年2008年が生誕200年という節目の年となっ
たメシアンの室内楽作品集。クラリネットのロバート・プレーンを迎えての「世の終わりの
ための四重奏曲」や、作曲者自身の編曲による「忘れられた捧げ物」のピアノ版などユニー
クなプログラムを聴かせてくれる。

CHAN 241-41 2枚組(1枚価格) \2180
アレクサンドル・イワーシキン・プレイズ・プロコフィエフ ――
チェロ協奏曲ホ短調Op.58/チェロ小協奏曲ト短調Op.132(ブローク補完版)/
交響協奏曲ホ短調(チェロ協奏曲第2番)Op.125/チェロ・ソナタ ハ長調Op.119/
無伴奏チェロ・ソナタ嬰ハ短調Op.134(ブローク補完版)
アレクサンドル・イワーシキン(チェロ)、タチアナ・ラザレワ(ピアノ)、
ワレーリー・ポリャンスキー(指揮)、ロシア国立交響楽団
シュニトケがチェロ作品を書いた3人のチェリストの1人(他の2人はロストロポーヴィチ、グ
ートマン)でもあり、ロシア作品のスペシャリストとしてシャンドスに多くの録音を行って
きたイワーシキン。
ブロークのアレンジ、シュニトケのカデンツァによる「チェロ小協奏曲」や「チェロ協奏曲」
の完全版など、イワーシキンのプロコフィエフ録音を1つに凝縮した新装盤。好評を博した
前作シュニトケ(CHAN 241-39)に続きロシア音楽ファン要チェック。

CHAN 10468X 4枚組 \6540
ジョン・フィールド(1782-1837):ピアノ協奏曲全集 ――
ピアノ協奏曲第1番変ホ長調/第2番変イ長調/第5番ハ長調《嵐の中の火事》/
第3番変ホ長調/第6番ハ長調/第4番変ホ長調/第7番ハ短調/
ディヴェルティスメント第1番ホ長調/ロンドー変イ長調/夜想曲第16番ヘ長調/
五重奏曲変イ長調/ディヴェルティスメント第2番イ長調
ミシェアル・オローク(ピアノ)、
マティアス・バーメルト(指揮)、
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
「夜想曲(ノクターン)」を初めて書いた作曲家として、ショパンをはじめとしたロマン派の
大作曲家たちに大きな影響を与えたとされるダブリン出身の作曲家ジョン・フィールド。
シャンドスはオロークの演奏でフィールドのピアノ作品をほぼ網羅しており、このピアノ協
奏曲集もフィールドの作品を世に広める貴重な記録として長らく親しまれてきたもの。





<Lyrita>(Lyritaはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
SRCD.299 \2180
アーネスト・ジョン・モーラン(1894-1950):
チェロ協奏曲/チェロ・ソナタ イ短調/チェロとピアノのための前奏曲
ピアーズ・コートモア(チェロ)、エリック・パーキン(ピアノ)、
エイドリアン・ボールト(指揮)、ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
2006年の復活以来、順調に復刻が進む元祖イギリス音楽の宝庫“リリタ(Lyrita)”。
LP時代からのファンの間にはその存在が知られ復刻CD化が待たれていたボールトの指揮、
コートモアのチェロによるモーランのチェロ作品集が遂に復刻!
ソロとして録音に参加しているチェロ奏者のピアーズ・コートモアは、何を隠そうモーラン
夫人。モーランにとってコートモアとの出会い、結婚が「チェロ協奏曲」や「チェロ・ソナ
タ」といった傑作の誕生に繋がる大きなきっかけとなったのである。
「チェロ協奏曲」でコートモアをサポートするのは、リリタの顔でもある巨匠ボールトとロ
ンドン・フィルの名コンビ。「チェロ・ソナタ」や「前奏曲」でのコートモアを引き立てる
パーキンの丁寧な演奏も素晴らしい。ジャケットに写っている男女はもちろんモーランとコ
ートモア。モーラン夫妻の共同作業とも言えるこの録音の復活を喜びたい。
1969年1月-2月の録音。

SRCD.335 \2180
ホルンとオーケストラのための作品集 ――
アルン・ホディノット(1929-2008):ホルン協奏曲Op.65
ハンフリー・サール(1915-1982):暁の歌Op.28*
ドン・バンクス(1923-1980):ホルン協奏曲*
ニコラス・モー(1935-):弦楽オーケストラと2本のホルンのためのソナタ**
バリー・タックウェル(ホルン)、
アンドルー・デイヴィス(指揮)、ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、
ノーマン・デル・マー(指揮)*/**、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団*、
アラン・シヴィル(ホルン)**、イアン・ハーパー(ホルン)**、イギリス室内管弦楽団**
リリタからはロンドン響の現首席奏者パイアットのホルン協奏曲集(SRCD.316)がリリースさ
れ注目を集めているが、今回新たに復刻となるのは、元ロンドン響の首席奏者でありホルン
界の大御所バリー・タックウェルのイギリス作品集というインパクト特大のプログラム!
このタックウェルのホルンによる作品集は、ブリティッシュ・カウンシルによって収録が行
われ、DeccaやArgoからLPでリリースされた音源が1つになってリリタから復刻されるという
もの。タックウェル全盛期の演奏を記録したこの復刻盤はホルン関係者必携である。ニコラ
ス・モーの作品でのシヴィル&ハーパーのコンビもお見事。1970年頃の録音。

SRCD.265 \2180
エリザベス・ラティエンス(1906-1983):
バリトン、ソプラノと管弦楽のための《クィンカンクス》Op.44、
テノールと室内楽のための《And Suddenly It's Evening》Op.66*
デイヴッド・ベドフォード(1937-):アルビオンの月光のための音楽**
ジョセフィーヌ・ネンディック(ソプラノ)、ジョン・シャーリー=クァーク(バリトン)、
ノーマン・デル・マー(指揮)、BBC交響楽団、
ハーバート・ハント(テノール)*、BBC交響楽団のメンバーたち*/**、
ジェーン・マニング(ソプラノ)**、ジョン・カールー(指揮)**
十二音技法で真っ先に思い浮かぶのはシェーンベルクだが、イギリスにおける十二音技法の
開拓者となったのがエリザベス・ラティエンス。対するデイヴッド・ベドフォードはイギリ
スの実験音楽の草分け的存在として、英国の前衛音楽の発展に力を注いでいる。
イギリスの伝統的なクラシック音楽だけでなく、コンテンポラリー音楽もカバーするという
守備範囲の広さもリリタの魅力。ちなみにジョン・カールーはサイモン・ラトルの師匠であ
る。1969年&1970年にArgoからLPでリリースされた音源の復刻盤。

SRCD.313 \2180
ゴードン・クロス(1937-):歌劇《煉獄》
ピーター・ボーデンハム(テノール)、グランヴィル・ハーグリーヴス(バリトン)、
マイケル・ランケスター(指揮)、
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・ミュージック・オヴ・オーケストラ&合唱団
オックスフォード大学ではエゴン・ヴェレスの下で作曲を学んだ現代イギリスの作曲家ゴー
ドン・クロス。
1幕のオペラ「煉獄」は、ゴードン・クロスが29歳でイギリスのチェルトナム国際音楽祭の
ために作曲した野心作。鬼気迫る雰囲気を醸しだすジャケットのデザインと音楽がしっかり
とリンクしているところも面白い。1974年の録音。




<Nimbus>(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 2500-4 5枚組 \4850
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲&弦楽のための協奏曲とシンフォニア集Vol.1 ――
ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV.208/ハ長調RV.186/イ短調RV.356/ホ長調《恋人》RV.271
/ハ長調RV.171/ニ長調RV.230/ト長調RV.310/変ホ長調RV.254/ハ短調《疑い》RV.199
/ニ短調RV.249/ニ長調RV.232/ホ長調RV.265/弦楽のための協奏曲ハ長調RV.114/
ホ短調RV.134/ホ短調RV.133/ニ長調RV.121/ヘ長調RV.136/ニ短調RV.127/ハ短調RV.119
/変ロ長調RV.164/ト長調RV.150/イ長調RV.159/イ長調RV.160/
ヴァイオリン協奏曲変ホ長調RV.260/ニ短調RV.237/
協奏曲ニ長調《聖母被昇天のために》RV.582/ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV.213/
ニ長調RV.228/イ長調RV.340/ト短調RV.328/ニ長調《ピゼンデル氏のために》RV.205
/ト短調RV.319/ハ長調RV.172/変ロ長調RV.370/ト長調RV.302
シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン&指揮)、イスラエル室内管弦楽団
ニンバス(Nimbus)からミュージック・マスターズ(Music Masters)の復刻シリーズがスター
ト!1990年代に一世を風靡しながらも突如として市場から姿を消したミュージック・マスタ
ーズ。ニンバスから復刻が始まるミュージック・マスターズの豊富で質の高い音源の数々に
要注目!
復刻の第1弾であり最初のタイトルは、シュロモ・ミンツのヴィヴァルディ!生後まもなく
ロシアからイスラエルに移住したミンツにとって第2の故郷とも言えるイスラエルを代表す
る室内オーケストラ、イスラエル室内管弦楽団を引き連れてのヴィヴァルディではミンツが
ヴァイオリン・ソロに指揮者にと大車輪の如き活躍を展開。収録曲は5CDsで全35曲!ミンツ
の至芸を存分に堪能出来る充実のヴィヴァルディである。フランスのメッツ・アーセナルで
の録音。

NI 2507 \1780
J・S・バッハ:ゴルトベルク変奏曲ト長調BWV.988
ウラディーミル・フェルツマン(ピアノ)
長い沈黙の後に突如としてメキシコのウアテクスト(Urtext)からショパンの夜想曲集
(JBCC 048/049)を発表してファンの度肝を抜いた1952年モスクワ生まれの天才ピアニスト、
ウラディーミル・フェルツマン。フェルツマンはミュージック・マスターズ時代にバッハ、
ベートーヴェンの録音を行っているが現在は何れも入手困難状態。それだけに今回の復刻は、
不思議な魅力を持つフェルツマンの“バッハ”の全容を知る又と無いチャンスとなるだろう。
平均律やフーガの技法、協奏曲の復刻も楽しみ。1991年10月26日、モスクワ音楽院大ホール
での録音。

NI 2505 \1780
パガニーニ(フィスク編):24のカプリースOp.1
エリオット・フィスク(ギター)
このギター版「パガニーニ:24のカプリース」は、アンドレス・セゴビアの愛弟子であり現
代を代表するギタリスト、エリオット・フィスクがその超絶テクニックを徹底的に楽しませ
てくれるギター関係者必聴の大名盤。
エリオット・フィスク自身の手によってアレンジされた「24のカプリース」は、この作品を
知り尽くしている名ヴァイオリン奏者ルッジェーロ・リッチからも大絶賛のコメントが寄せ
られたほど。

NI 2506 \1780
コープランド:アパラチアの春/弦楽のための九重奏曲/弦楽四重奏のための2つの小品
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)、セント・ルーク室内アンサンブル
アメリカのセント・ルーク室内管弦楽団を母体とするセント・ルーク室内アンサンブルのコ
ープランド・アルバム。メイン・プログラムの「アパラチアの春」では、大編成オーケスト
ラ版ではなくオリジナルの13楽器版が用いられており、小編成ならではのシンプルでストレ
ートな響きが心地よい。
タクトを振るうのがリンツ・ブルックナー管とのコンビで話題を集めているアメリカ人指揮
者、デニス・ラッセル・デイヴィスというところもポイント。1989年10月&11月の録音。

NI 2511 \1780
デューク・エリントン:4つのシンフォニック・ワークス ――
《ブラック、ブラウン、アンド・ベイジー》組曲/三人の王/ピアノとオーケストラのた
めの《ニュー・ワールド・ア・カミング》/ジャズ・バンドとオーケストラのための《ハー
レム》
モーリス・ペレス(指揮)、アメリカン・コンポーザーズ・オーケストラ
アメリカが生んだ20世紀最高のジャズ・ミュージシャン、デューク・エリントンのスタンダ
ード・ナンバーをオーケストラ・アレンジで楽しめるクロスオーヴァーなアルバム。
アメリカン・コンポーザーズ・オーケストラは、これまでに500人近くの作曲家の作品を取り
上げ、100曲を超える世界初演を行ってきたアメリカ音楽の伝道師。フランク・ウェスやジ
ミー・ヒースといったゲストも豪華!

NI 2508-10 3枚組 \3780
モーツァルト:弦楽四重奏曲全集Vol.1 ――
弦楽四重奏曲第16番変ホ長調K.428/第22番変ロ長調K.589《プロシャ王第2番》/
第4番ハ長調K.157/第15番ニ短調K.421/第14番ト長調K.387/第11番変ホ長調K.171/
第20番ニ長調K.499《ホフマイスター》/第6番変ロ長調K.159/
第21番ニ長調K.575《プロシャ王第1番》
アメリカ弦楽四重奏団
アメリカ弦楽四重奏団は、2005-2006シーズンで結成30周年を迎えた北米有数の弦楽四重奏
団。メンバー全員がストラディヴァリウスの楽器を使用しており、そのハーモニーを作品へ
最大限に反映させたモーツァルトはミュージック・マスターズに残した録音の代表作。今回
のリリースが世界的にも高い評価を獲得し続けてきたモーツァルト全集の復刻第1弾となる。

NI 5818/20 3枚組 \4350
カルロス・グアスタビーノ(1912-2000):ピアノ作品全集 ――
ガト/バイレシート/すばらしい故郷/ソナチネ/ピアノ・ソナタ嬰ハ短調/3つのソナチネ
/エスティロ/ラ・シエスタ-3つの前奏曲/パンペアーノ/リンコンの午後/少女たち/
クージョのロマンス/10の前奏曲/10のアルゼンチン・カンティレーナ/3つの新しいロマ
ンス/私の小さな村/私の友だち/10の民謡
マーティン・ジョーンズ
知られざる秘曲から名曲集までを広くカバーしアムラン並み膨大なレパートリーを持つニン
バスの看板ピアニスト、マーティン・ジョーンズ。
最近では、コルンゴルトやモンポウ、ストラヴィンスキー、アール・ワイルドのアレンジに
よるガーシュウィンなどをリリースしてきたマーティン・ジョーンズが新たに着目したのは、
南米アルゼンチンの20世紀を代表する作曲家カルロス・グアスタビーノのピアノ作品。アル
ゼンチン北部の都市サンタ・フェで生まれ没したグアスタビーノの才能が特に発揮されてい
るのは、未出版を含むと500曲を超える歌曲や、ピアノ作品だろう。遠く離れた南米アルゼ
ンチンの風景や風の香り、人々の様子が見える、そんな抒情を感じさせてくれる美しい作品
が並ぶ。2005年12月&2006年4月の録音。

NI 5821 \2080
エゴン・ヴェレス(1885-1974):弦楽四重奏曲集 ――
弦楽四重奏曲第3番Op.25/第4番Op.28/第6番Op.64
ウィーン・アルティス弦楽四重奏団
ウェーベルンやチェムリンスキーなどの「新ウィーン楽派」、そこに関わるヴァイグルや
ミュラー=ヘルマンなど近代オーストリアの作品を積極的に取り上げているウィーン・アル
ティス弦楽四重奏団。
ニンバスからの5枚目となる録音は、「新ウィーン楽派」に属するユダヤ系の作曲家エゴン
・ヴェレスの弦楽四重奏曲集。シェーンベルクに師事しながらも十二音技法に傾倒しなかっ
たヴェレスの作風は幅広い。2005年12月11日-13日の録音。

NI 5822/3 2枚組 \3180
スカルラッティ:鍵盤楽器のためのソナタ全集からのハイライト ――
ソナタ イ長調K.24/ニ短調K.141/ト長調K.124/ロ短調K.27/ニ長調K.511/ハ長調K.513
/ハ長調K.515/ニ短調K.516/ニ短調K.517/ト長調K.523/ホ長調K.380/ロ短調K.87/
ト長調K.125/ト長調K.432/イ長調K.429/ニ長調K.430/変ロ長調K.441/嬰ヘ短調K.447
/ト長調K.314/変ホ長調K.370/ニ長調K.122/変ホ長調K.123/ハ短調K.126/ホ長調K.134
/ハ長調K.251/ニ長調K.137/ト長調K.455/ハ長調K.460/ハ長調K.461/ニ長調K.145/
ト長調K.146/ハ短調K.56/ニ短調K.9/ニ長調K.33/変ロ長調K.202/ニ短調K.434/
ト長調K.260/ホ長調K.206/ニ長調K.415/ヘ長調K.205/ニ長調K.333/ヘ短調K.239/
ト長調K.520/ニ長調K.490/ニ長調K.491/ニ長調K.492/変ロ長調K.57
リチャード・レスター(チェンバロ&フォルテピアノ)
2000年から2005年にかけて録音が行われ、全7巻総枚数37枚という規模で完結となったリチャ
ード・レスターのスカルラッティ全集から48曲のソナタを抜粋したハイライト版。有名どこ
ろをピックアップしたいリスナーにオススメ。

NI 5577 \2080
シューベルト:八重奏曲ヘ長調D.803
ベルリン・フィルハーモニー八重奏団
1928年12月1日に結成されベルリン・フィルのメンバーによるアンサンブルの中で最も長い
歴史を持つベルリン・フィルハーモニー八重奏団。往年の名手ゲルト・ザイフェルトがホル
ンに名を連ねているこのシューベルトは、1998年1月にアンサンブルの結成70周年を記念し
てベルリンのテルデック・スタジオで収録された名盤である。
ちなみにシューベルトの「八重奏曲」は、1928年にアンサンブル結成のきっかけになった重
要な作品でもある。ベルリン・フィルの中核をになっていた奏者たちのアンサンブル能力は
やはり別次元。1998年1月の録音。

NI 5576 \2080
モーツァルト-ヨハン・ヴェントによるフルートと弦楽三重奏のためのオペラ編曲集 ――
モーツァルト(ヴェント編):
歌劇《後宮からの逃走》より/歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より/歌劇《魔笛》より
ウィーン・フォルクスオーパー・モーツァルト・アンサンブル
当時の神聖ローマ皇帝ヨーゼフII世が設立した宮廷合奏団のオーボエ奏者、ヨハン・ヴェン
トが室内楽用にアレンジを施したモーツァルトのオペラ集の第1巻。
アンサンブルのリーダーでもあるフルートのハンスゲオルク・シュマイザーは、ヴォルフガ
ング・シュルツの門下生で現在はウィーン・フォルクスオーパーの首席奏者として活躍する
ウィーンの名手。フルートが牽引する小編成のオペラが爽やかに響く。1997年9月の録音。

NI 5578 \2080
ウルジー枢機卿のための音楽 ――
リチャード・ピゴット(b.c.1485-1549):ミサ曲《来たれ、聖霊よ》
ジョン・マンソン(?-d.1548):おお、栄光の王
スティーヴン・ダーリントン(指揮)、
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊
ウルジー枢機卿によって創設され枢機卿の失脚後ヘンリーVIII世によって再度設立された
“クライスト・チャーチ”の聖歌隊が、ウルジー枢機卿の権力が頂点を極めていた時代に書
かれた2つの宗教作品を歌う。1994年3月の録音。

NI 5580/1 2枚組 \3180
オルガンのためのコンテンポラリー作品集 ――
タヴナー:マンデリオン(世界初録音)
ファニホウ:7つの星(世界初録音)
メラーズ:Opus Alchymicum
グラハム:オルガンのための3つの小品(世界初録音)
イリフ:オルガンのためのトリオ(世界初録音)
ゴワーズ:トッカータとフーガ
リド:最後の七つの言葉
ペルト:断続する平行
バレル:Arched Forms with Bells(世界初録音)
ケヴィン・ボウヤー(オルガン)
ニンバスから全17巻に及ぶJ・S・バッハのオルガン作品集を発表したイギリスのオルガン奏
者ケヴィン・ボウヤーの世界初録音となった音源を数多く含む「コンテンポラリー作品集」。
ペルトの「断続する平行」など重要作も収録。1998年6月の録音。

NI 5584 \2080
ニコラエ・ブレタン(1887-1968):宗教声楽作品集 ――
レイクエム/アヴェ・マリア/主の祈り/小さなクリスマスの歌/神は来られた/エピタフ
/他
ルドヴィク・コンヤ(バリトン)、フィリス・ブリン=ジュルソン(ソプラノ)、
ロナルド・スタルフォード(オルガン)、ドナルド・S・サザーランド(オルガン)、
フェルディナンド・ワイス(ピアノ)、マルティン・ベルコフスキー(ピアノ)
ニンバスが積極的にレコーディングを行っているニコラエ・ブレタンは、ハンガリーで生ま
れルーマニアで没した20世紀の作曲家。ブレタンの歌曲には欠かせないバリトンのコンヤ、
ピアノのベルコフスキーも参加。1973年-1976年の録音。



<Amon Ra>(Amon Raはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
CD-SAR 6 \2180
キーボード・コレクション ――
ファーナビー:おもちゃ/クロフト:アルマンド ト長調/J・S・バッハ:前奏曲ヘ長調/
アーン:ソナタ第7番イ長調より/スタンリー:ヴォランタリー第1番ハ長調より/
ハイドン:音楽時計より/モーツァルト:アダージョ/ベートーヴェン:
バガテル ハ長調op.119-2/J・C・バッハ:ソナタOp.5-5より/ドゥセック:
ソナタ変ロ長調Op.23より/シューベルト:ドイツ舞曲/クレメンティ:
ソナタ ニ長調Op.16/フィールド:夜想曲ホ短調/ショパン:ワルツ変イ長調Op.42
/メンデルスゾーン:ヴェネツィアの舟歌/モーツァルト:トルコ行進曲
リチャード・バーネット(ピアノ、チェンバロ、他)
イギリスのケントにある「フィンチコックス古楽器博物館コレクション」に所蔵されている
ヴァージナル、クラヴィコード、室内オルガン、スクエア・ピアノ、ヨハン・フリック製の
グランド・ピアノなど歴史的価値の高い楽器を使い分けた鍵盤作品集。特にピアノに仕掛け
られた小型のベルや太鼓が大活躍する「トルコ行進曲」はユーモアいっぱい!
1982年1月&2月の録音。

CD-SAR 2 \2180
ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ第2番/伝説/ヴァイオリン・ソナタ第3番
デイヴィッド・ストーン(ヴァイオリン)、アラン・シラー(ピアノ)
デイヴィッド・ストーンは、ブリストルの音楽一家に生まれ、イギリス青少年管弦楽団やエ
ジンバラ音楽祭で活躍したヴァイオリン奏者。いち早く18世紀の奏法を演奏に取り入れただ
けでなく、ジョセフ・ギッブスのヴァイオリン・ソナタの出版者としても知られている。





<Quartz>(Quartzはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
QTZ 2061 \2180
グリーグ:ピアノ作品集 ――
ホルベルグ組曲/詩的音画集Op.3/抒情小曲集より
カーチャ・アペキシェワ(ピアノ)
情感豊かなグリーグを奏でているカーチャ・アペキシェワは、グネーシン音楽院、エルサレ
ム・ルービンアカデミー、ロンドンの王立音楽院で研鑽を積んだモスクワ生まれの女流ピア
ニスト。
ソリストとしては、エルサレム響、ロンドン・フィル、モスクワ・フィルなどと共演を行い、
1996年のリーズ国際ピアノ・コンクールでは6位入賞を果たすなど確実なキャリアアップを
遂げている。2007年8月の録音。





<Prima Voce>(Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 7951 \1780
イーゴル・ゴリン(1904-1982)-録音集Vol.2(録音:1939年-1955年) ――
ロッシーニ:歌劇《セヴィリアの理髪師》より さあ、町のなんでも屋のお通りだ
ヴェルディ:
歌劇《椿姫》より プロヴァンスの海と陸、歌劇《仮面舞踏会》より お前こそ心を汚すもの
ワーグナー:歌劇《タンホイザー》より おお汝優しい夕星よ
ムソルグスキー:歌曲集《子供部屋》、他
イーゴル・ゴリン(バリトン)、様々なアーティスト
78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリーズ「プリマ・
ヴォーチェ」は往年の名歌手たちの歌声を堪能できる貴重な録音。
イーゴル・ゴリン(1904-1942)は、ウクライナに生まれたのち、1939年にアメリカへと移住
したバリトン奏者。「プリマ・ヴォーチェ」からの復刻リリースの第2集。

NI 7950 \1780
アレクサンドル・キプニス(1891-1978):録音集(録音:1945年-1946年) ――
ダルゴムイシスキー:歌劇《ルサルカ》より Miller's Aria
チャイコフスキー:歌劇《エフゲニー・オネーギン》より グレーミン王子のアリア
リムスキー=コルサコフ:歌劇《サトコ》より ヴァイキングの歌/
ムソルグスキー:歌劇《ボリス・ゴドノフ》より 序奏、戴冠式の場、他
アレクサンドル・キプニス(バス)、ニコライ・ベレゾフスキー(指揮)、他
アレクサンドル・キプニスは、アメリカのチェンバロ奏者イーゴリ・キプニス(1930-2002)の
父であり、メトロポリタン歌劇場で名演を生んだウクライナ生まれのバス奏者。オペラ・ア
リアと歌曲集(NI 7885/6)に続くリリース。

NI 7949 \1780
ローランド・パネライ(1924-):コロンビア録音集(録音:1953-1954年) ――
モーツァルト:
歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》より そんなに澄ましていないで、ご婦人がたよ大勢の男に
ロッシーニ:歌劇《セヴィリアの理髪師》より さあ、町のなんでも屋のお通りだ
ヴェルディ:歌劇《トロヴァトーレ》より 君がほほえみ、他
ローランド・パネライ(バリトン)、
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団、他
ローランド・パネライは、カラスやディ・ステファノとの「ラ・ボエーム」でもその美声を
響かせているイタリアのバリトン歌手。このプリマ・ヴォーチェ盤はコロンビアのLP枚から
復刻されたもの。

NI 7948 \1780
ジンカ・ミラノフ(1906-1989):イン・リサイタル(録音:1943年&1955年) ――
ジョルダーニ:カロ・ミオ・ベン
シューマン:君に捧ぐ、月の夜/
ブラームス:日曜日の朝、子守歌
R・シュトラウス:献身、したしき幻影、万霊節
ルーヨ・ゴラニン編曲:ユーゴスラヴィア(クロアチア)の歌、他
ジンカ・ミラノフ(ソプラノ)、ボジダル・クンツ(ピアノ)、他
METのプリマドンナでもあったクロアチア生まれのソプラノ歌手ジンカ・ミラノフのリサイタ
ル・アルバム。超定番の「カロ・ミオ・ベン」から祖国クロアチアの歌曲のアレンジまで多
彩なプログラムを歌っている。




<Hyperion>
CDA 67626 \2180
レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938):
シュトラウス・トランスクリプションズ ――
J・シュトラウスII世=ゴドフスキー:芸術家の生涯による交響的変容
ゴドフスキー:
24の性格的小品《仮面舞踏会》より 第2番「パステル」、第14番「フランス」、
第22番「ウィーン風」、第24番「ポートレート」
J・シュトラウスII世=ゴドフスキー:こうもりの主題による交響的変容
ゴドフスキー:
30の雰囲気と光景《トリアコンタメロン》より 第4番「ランデヴー」、
第11番「懐かしきウィーン」、第13番「テルプシコーリアン・ヴィンドボナ」、
第21番「サロン」、第25番、「思い出」
J・シュトラウスII世=ゴドフスキー:「酒・女・歌」による交響的変容
オスカー・シュトラウス=ゴドフスキー:最後のワルツ
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
「ピアノ・ソナタ&パッサカリア」(CDA 67300)、「ショパンのエチュードに基づく
練習曲集」(CDA 67411)に続くアムランのゴドフスキー第3弾は、“ワルツ王”ヨハ
ン・シュトラウスII世の音楽に“ピアノの魔王”ゴドフスキーが超絶アレンジを施
した「交響的変容」三部作がメイン・プログラム。複数の旋律の同時進行によって
次々と姿を見せるシュトラウスのメロディーや、ゴドフスキーの特徴でもある綿密
で複雑な対位法、そして凄まじいまでの超絶的な技巧が求められるゴドフスキー・
アレンジの傑作3作品は、数々の超難曲を制覇してきたアムランに相応しいレパート
リーと言えるだろう!
三部作の間に挟むように置かれたゴドフスキーのオリジナル作品「仮面舞踏会」と
「トリアコンタメロン」から選りすぐられた「懐かしきウィーン」などの珠玉の小
品たちも聴き逃せない。
アルバムの最後の収録されているオスカー・シュトラウスの「最後のワルツ」も様々
なエピソードを持つユニークな逸品。1920年の初演後にゴドフスキーがアレンジを
施し、1925年にはゴドフスキーの演奏でピアノ・ロールに録音が行われたものの出
版はされなかった「最後のワルツ」。1970年代前半にアムランの父ジル・アムラン
(息子以上の秘曲マニア!)がゴドフスキーのピアノ・ロール録音から採譜を行い編
集を手懸けたことによって、1975年に出版が実現したという作品なのである。
文字通りアムランの“手”によって繰り広げられるゴドフスキーの「シュトラウス
・トランスクリプションズ」。その鬼神の如き超絶技巧にただただ脱帽。




<Chandos>
CHAN 10478 \2180
エドワード・グレッグソン(1945-):協奏曲集 ――
トランペット協奏曲/ピアノ協奏曲《献呈》/サクソフォン協奏曲(全曲世界初録音)
須川展也(サクソフォン)、
オーレ・エドヴァルド・アントンセン(トランペット)、
ネルソン・ゲルナー(ピアノ)、
クラーク・ランデル(指揮)、BBCフィルハーモニック
日本では「剣と王冠」、「フェスティーヴォ」、「王は受け継がれ行く」などの吹奏
楽作品や「チューバ協奏曲」の作曲家として抜群の知名度と人気を誇るイギリスの作
曲家エドワード・グレッグソン。
1996年からはマンチェスターの名門音楽大学、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ
・ミュージックの学長を務めるなど(今シーズンで退任)、作曲と教育の両面において
英国楽壇にもたらした貢献度は計り知れないものがある。
今回新たにシャンドスからリリースとなるグレッグソンの協奏曲は、とにかくソリス
トが凄い!吉松隆や本多俊之の作品を収録した「サクソフォン協奏曲集」を発表した
ばかりの日本が世界に誇るサクソフォン奏者、須川展也がソリストとしてシャンドス
に再び登場!
「トランペット協奏曲」では世界最高峰の誉れ高いノルウェー生まれのトランペッタ
ー、オーレ・エドヴァルド・アントンセンが、「ピアノ協奏曲」には1990年ジュネー
ヴ国際コンクールの覇者であるアルゼンチンの奇才ネルソン・ゲルナーが起用される
など、木管、金管、ピアノの世界的実力者が集った豪華絢爛のキャストが実現してい
る。
須川展也の委嘱によって2006年に作曲された「サクソフォン協奏曲」は、ジャズやロ
ックの手法が取り入れられるなど、壮大なスケールを持ったグレッグソンの意欲作。
2006年5月10日には須川展也の独奏、ランデル&BBCフィルとの共演で世界初演が行わ
れ、同9月には日本初演も行われており今回の録音はファン待望のリリースとなる。
アントンセンが挑む「トランペット協奏曲」は、PJBEなどで活躍した英国トランペッ
ト界の大御所ジェームス・ワトソンのために1983年に書かれた作品。重要な役割を担
うティンパニ、緩序楽章で現れるDSCHのモチーフ、パワフルなクライマックスなど聴
き応え十分の大作である。
またイギリスのコンポーザー・ピアニスト、ジョン・マッケイブの委嘱により20世紀
の作曲家たちへのオマージュとして作曲された「ピアノ協奏曲」は、ピアノ独奏と管
楽器という編成で書かれており、ストラヴィンスキーの「ピアノと管楽器のための協
奏曲」(1924)を彷彿させる。




<PentaTone>
PTC 5186 302(SACD-Hybrid) \2850
ドヴォルザーク:交響曲第6番ニ長調Op.60/交響詩《水の精》Op.107
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、
オランダ・フィルハーモニック管弦楽団
「第8番」&「第9番」といったドヴォルザークの2大メジャー以外を発表して
行くここからがクライツベルクの腕の見せどころ。確実に巨匠への道を歩むク
ライツベルクのタクト捌きに要注目!

PTC 5186 177(SACD-Hybrid) \2850
シベリウス:交響曲第5番変ホ長調Op.82/同第7番ハ長調Op.105/
交響詩《エン・サガ》Op.9
コリン・デイヴィス(指揮)、ボストン交響楽団
高音質の復刻盤として活発なリリースを続けるクァドラフォニック(RQR/4チャ
ンネル録音)シリーズの最新作。1970年代のシベリウス録音の名演として親し
まれ続けてきたコリン・デイヴィス&ボストン響のシベリウスがSACDハイブ
リッド盤で復活!
交響曲は1975年1月、エン・サガは1980年3月の録音。会場は共にボストン・
シンフォニー・ホール。




<Etcetera>
KTC 1313 \2250
ハイドン:バリトン三重奏曲集 ――
バリトン三重奏曲イ長調Hob.XI-71/同イ短調Hob.XI-87/同ニ長調Hob.XI-97
/同ニ長調Hob.XI-27/同ニ長調Hob.XI-106
オランダ・バリトン・トリオ
バリトンはバリトンでも声楽の「バリトン」ではなく金管楽器の「バリトン」
でもない、ヴィオラ・ダ・ガンバに通じる部分と独特の形状を持った古楽器の
「バリトン」が主役という古楽ファン要チェックのタイトルが登場。
エステルハージ侯のために三重奏曲だけでも120曲を超える「バリトン」のた
めの作品を作曲するなど、この楽器を語る上で欠かすことが出来ない人物。
それがここで取り上げられているハイドンなのである。
19世紀以降は衰退をたどり現在では演奏される機会は決して多くないだけに、
古楽器の「バリトン」の音色を堪能できる新たな録音は歓迎されることだろ
う。オランダ・バリトン・トリオは、バリトンを担当するフレーク・ボルスト
ラップを中心としてヴィオラのエレーナ・ファン・トンヘレン、チェロのヤン
・インシンゲルの3人の弦楽器奏者で結成されたアンサンブル。
ちなみにこの録音では、オランダ・ハイドン財団の創立10周年を記念したコン
サートのためにハールレムの楽器製作会社エドゥアルト・ファン・トンヘレン
によって製作された「バリトン」を使用している。

KTC 1362 \2250
東方からの香り ――
グリンカ:夜想曲《別れ》ヘ短調
ドゥセック:3つのソナチネより
クラムフォルツ:ソナタ
カルドン:「ああ、ママに言うわ」による変奏曲
フィールド:夜想曲変ホ長調
シュポア:メユールの「わたしはまだ青春」による変奏曲
クラムフォルツ:アダージョ
ヴァルラモフ:メロディ
カルドン:ソナタ ヘ短調
グリンカ:夜想曲変ホ長調
長澤真澄(ハープ)
オランダのマーストリヒト音楽院への留学と成功、グロッサ(Glossa)の録音で
お馴染みの世界的奏者マラ・ガラッシへの師事を経て、現在はオランダを中心
に活動を展開している日本を代表する女流ハーピスト長澤真澄。
オランダのエトセトラ(Etcetera)からリリースされている長澤真澄のシングル
アクション・ハープのシリーズ“Soirees du Gout”の5作目となる今作のテー
マは、「東ヨーロッパ」。18世紀後半から19世紀にかけてロシアで活躍したグ
リンカやシュポアといった知名度の高い作曲家から、クラムフォルツ、ヴァル
ラモフなど珍しい作曲家の作品を長澤真澄が操るシングルアクション・ハープ
の演奏で知ることが出来る。
この「東方の香り」で演奏されているハープは、1820年頃にロンドンで製作さ
れたエラールのシングルアクション・ハープ。長澤真澄が奏でるハープの音色
と、東方の音楽のブレンドが心地よい風を届けてくれる。

KTC 1343 \2250
預言者エレミアの哀歌 ――
アレクサンダー・アグリコラ(1446-1506):エレミアの哀歌
クリストバル・デ・モラレス(1500?-1553?):わが魂は疲れたり
ヤコブ・アルカデルト(1505?-1567?):エレミアの哀歌
オルランド・デ・ラッスス(1532?-1594):エレミアの哀歌
エギディウス・クヮルテット、バス・ラムセラール(バス・バリトン)、
グレゴリアーナ
ルネサンス時代の「エレミアの哀歌」をテーマとしたエギディウス・クヮルテ
ットの歌う宗教声楽作品集。フランドル楽派のアグリコラ、アルカデルト、
ラッススの「エレミアの哀歌」、そしてスペインのモラレスが書いた「哀歌」
など洗練された美しきポリフォニーが男声のハーモニーによって厳かに響く。
エギディウス・クヮルテットは1995年にトン・コープマン率いるアムステル
ダム・バロック合唱団のメンバー4人によって結成されたオランダの男声ヴォ
ーカル・アンサンブル。これまでにクレキヨンやシューベルトの録音を発表
しており、とても4人とは思えない豊かなハーモニーと広いレパートリーは注
目を集めている。

KTC 1324 \2250
ヴィヴァルディ:ファゴットのための協奏曲とカンタータ ――
ファゴット協奏曲イ短調RV.497/協奏曲ニ長調RV.92/ファゴット協奏曲ニ短
調RV.481/カンタータ《このような見知らぬ小道へ》RV.677/ファゴット協奏
曲ホ短調RV.484/協奏曲ト短調《夜》RV.104
フランス・ロバート・ベルクホウト(バロック・ファゴット)、
クリント・ファン・デル・リンデ(アルト)、
ピーター・ダークセン(ディレクター&チェンバロ)、
ラ・スアーヴェ・メロディア
「ファゴットのための協奏曲」だけでなく、編成にファゴットを必要とする
「協奏曲」、通奏低音としてファゴットが加わる「カンタータ」など、とこ
とん「ファゴット」という楽器にこだわったヴィヴァルディの作品集。フラ
ンス・ロバート・ベルクホウトは、オランダのバロック・ファゴット奏者。
ベルクホウトは、これまでにオランダ室内管、コンセルトヘボウ管、アムス
テルダム・バッハ・ソロイスツ、コンバッティメント・コンソート・アムス
テルダムなどで活躍。またレオンハルト・コンソートやラ・プティット・バ
ンド、18世紀オーケストラにも招聘されている百戦錬磨のベテラン奏者である。

KTC 4025 \2250
フレミッシュ・コネクションVIII-
フロール・アルパールツ(1876-1954):管弦楽作品集 ――
奇想曲/交響詩《パリートゥル》/ヴァイオリンと管弦楽のための《ロマン
ス》/夏の牧歌/組曲《ジェームズ・アンソール》
グイード・デ・ネーヴェ(ヴァイオリン)、
ミシェル・タバシュニク(指揮)、フランダース放送管弦楽団
「フレミッシュ・コネクション」の第8集で取り上げられたのは、ベルギー国
民楽派のペーテル・ブノワの弟子であり、ブノワ財団の芸術監督やベルギー
・ロイヤル・アカデミーのメンバーにも名を連ねたフロール・アルパールツ。
アルパールツの代表作である「パリートゥル」など、その存在と作品はもっ
と広く知られるべき価値がある。また指揮者はブーレーズの弟子であり、話
題に事欠かないミシェル・タバシュニクというところもコアなファンの興味
を惹くところだろう。

KTC 1326 \2250
ヨハン・ワーヘナール(1862-1941):管弦楽作品集 ――
幻想曲《夏の生活》Op.21/シンフォニエッタOp.32/序曲《哲学者的な王子
たち》/交響詩《Elverhoi》Op.48/《フェドーラ》Op.41より/オーボエと
管弦楽のための《ラルゲット》Op.40
ジャニー・ゾマー(ソプラノ)、イングリット・ニッセン(オーボエ)、
エリ・クラス(指揮)、オランダ放送交響楽団
ロマン派時代のオランダの音楽家ヨハン・ワーヘナール。ドイツではヘルツォ
ーゲンベルクから直接作曲の指導を受けたワーヘナールの作品からは、ブラー
ムスやベルリオーズ、R・シュトラウス、チャイコフスキーのスタイルや管弦
楽法からの影響が感じられる。
ワーヘナールは、1919年に就任したハーグ王立音楽院の院長として教育活動
にも尽力するなどオランダの音楽史にその名を刻んでいる。




<NBE Live>
NBECD 020(CD+DVD-PAL) \4580
オランダ管楽アンサンブル-夜 ――
ピート・シーガー:花はどこへ行った
伝承曲:Gedonder in de glazen!
コール・ポーター:I get a kick out of you
ウィル・グレゴリー:Interference
マールテン・スプルイト:Tango seduccion
ファリャ:ナナ
コダーイ::戦争とナポレオンの敗北
ハンス・ヨアヒム・バッハ:ヨハンナ、口笛は吹ける?
アントニオ・マセード:カンタ・カンタ・アミーゴ・カンタ
ジョン・アダムズ:ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン
ブルックナー:ロクス・イステ
デイヴィッド・ドラム:ナイトメア#9
他 全21曲
オランダ管楽アンサンブル
オランダの名門アンサンブル、オランダ管楽アンサンブルが2008年1月1日にア
ムステルダムのコンセルトヘボウで開催した仰天のニューイヤー・コンサート
の模様を収録したライヴ録音。
現在のオランダ管楽アンサンブルも、オーボエのバート・シュニーマンやトラ
ンペットのアンドレ・フーヴェルマン(ロッテルダム・フィル首席)、トロンボ
ーンのブラント・アッテマ(オランダ放送フィル)、アレクサンダー・ヴァービ
ーク(ロッテルダム・フィル首席)などこれまで以上にツワモノ揃い。
クラシックあり、ジャズあり、民族音楽あり、ポップスあり、とジャンルの枠
は完全に撤去。PAを駆使した演出、熱唱するヴォーカル、炸裂するブラス&パ
ーカッション、熱狂する観衆(ブックにはホールに枕が飛び交う写真も)・・・
こんなニューイヤー・コンサートを元旦に生中継で見てみたいかも!?
(コンサートの模様を収録したDVD-VideoはPAL方式です。PAL方式対応のプレー
ヤー以外では再生が出来ません。ご注意下さい。)





<Solo Musica>
SM 120 \2300
イン・クローチェ ――
ニーステッド:合唱とチェロのための《スターバト・マーテル》
ベルトルド・フンメル(1925-2002):無伴奏チェロのための《別れ》
ペルト:合唱のための《ヌンク・ディミッティス》
グバイドゥーリナ:前奏曲第5番
バーバー:アニュス・デイ
カンチェリ:無伴奏チェロのための《涙のあとに》
タヴナー:合唱とチェロのための《聖なるもの》
ユリウス・ベルガー(チェロ)、
マリス・シルマイス(指揮)、青年合唱団《Kamer...》
1枚のアルバムの中で“合唱”と“チェロ”を融合させたのが、この「イン・
クローチェ」。バーバーの「弦楽のアダージョ」を原曲とする「アニュス・デ
イ」やペルトの「ヌンク・ディミッティス」での神々しいまでの歌声。ベルト
ルド・フンメルやグバイドゥーリナ、カンチェリの無伴奏作品でチェロが描く
混沌。混声合唱とチェロという異色の組み合わせが深い精神世界を創造してい
る。マリス・シルマイスによって1990年に創設されたラトヴィアの混声合唱団、
「Kamer...」が奏でるあまりにも美しいハーモニーは間違いなく一級品。
1566年に製作されたアマティのチェロを弾き合唱との融合に臨むドイツのアウ
グスブルク出身の世界的チェリスト、ユリウス・ベルガー入魂の演奏も圧巻で
ある。

SM 115 \2300
ローマ・アモール-ハンガリーの伝統音楽
カランドス・アンサンブル
スイス、ドイツ、フランス、そしてハンガリーで聴衆を熱狂の渦に巻き込み大
成功を収めてきたバンド、カランドス・アンサンブル。
ヴァイオリン、ツィンバロン、ヴィオラ、クラリネット、コントラバスという
編成のカランドス・アンサンブルの演奏は、猛スピードの曲もメロディアスな
曲もどれも見事。
アルバムの冒頭に収録されている「ソリよ急げ(ハンガリー舞曲第4番)」で爆
走するツィンバロンとヴァイオリンの凄まじすぎる演奏に唖然茫然。これは
凄い!

SM 114 \2300
イン・メモリアム-ハラルド・ゲンツマー(1909-2007):室内楽作品集
チェロ・ソナタ第2番/ピアノ・ソナタ ハ長調
ピアノと打楽器のための協奏曲
ユリウス・ベルガー(チェロ)、マルガリータ・ヘーエンリーダー(ピアノ)、
ペーター・ザードロ(打楽器)
100歳を目前にして昨年惜しくもこの世を去った20世紀ドイツの長老作曲家ハ
ラルド・ゲンツマー。ソロ・ムジカがリリースするゲンツマーの追悼盤は、
チェロとピアノ、打楽器のために書かれた3作品を収録。
チェロにはユリウス・ベルガー、ピアノには1981年ブゾーニ国際ピアノ・コ
ンクール第1位のマルガリータ・ヘーエンリーダー、そして打楽器にはチェリ
ビダッケ時代から1997年の退団までミュンヘン・フィルの首席ティンパニ奏
者を務めた名手ペーター・ザードロといった豪華な面々が集っており、ゲン
ツマーという人物の影響の大きさが窺い知れる。




<Campanella Musica>
C 130168 \2300
ロスト&ファウンド-オーボエのための協奏的作品集 ――
アウグスト・クルークハルト(1847-1902):オーボエのための小協奏曲Op.18
ヨーゼフ・ライヒャ(1746-1795):オーボエ協奏曲変ロ長調
ヨハン・ヴェンツェル・カリウォダ(1801-1866):ディヴェルティスマンOp.58
ヨーゼフ・ライヒャ:オーボエ協奏曲ニ長調
イグナーツ・ラハナー(1807-1895):オーボエのための小協奏曲
ハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエ&指揮)、
スイス・イタリア語放送管弦楽団
18世紀から19世紀にかけての知られざる作曲家たちが遺したオーボエのための
傑作を、シェレンベルガー自らの演奏と指揮で現代に蘇らせた「オーボエのた
めの協奏的作品集」。
カリウォダはホルンの作品で知られてはいるものの、クルークハルトやJ・ラ
イヒャ(アントン・ライヒャの叔父)、ラハナーの作品を聴く機会は非常に限ら
れているだけに、シェレンベルガーの録音は大きな意味を持つことだろう。
シェレンベルガーの録音はもちろん、録音やパッケージデザインもハイレベル。

C 130151 \2300
ロマン派の変遷 ――
クルークハルト:5つの幻想小曲集《あしの歌》
ニールセン:カント・セリオーソ、ロマンスとユモレスク
ヘルツォーゲンベルク:3つの伝説Op.62
ライネッケ:
夜想曲Op.112、オーボエ、ホルンとピアノのための三重奏曲イ短調Op.188
ハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエ)、
ジェラール・コセ(ヴィオラ)、ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)、
ヴァディム・グラドコフ(ピアノ)
ニールセン、ライネッケという管楽器奏者にはお馴染みの作曲家、クルーク
ハルトや近年再評価が進むヘルツォーゲンベルクなどバラエティに富んだロ
マン派の室内楽作品を収録。
オーボエのシェレンベルガーはもちろんのこと、その長いキャリアで積み重
ねられたコネクションを最大限に活用した豪華アーティスト陣も見逃せない。
フランスの名手ジェラール・コセ、既に伝説的奏者としてホルン関係者の間
で崇められているヴラトコヴィチの参加はシェレンベルガーだからこそと言
えるだろう。

C 130144 \2300
ソロ ――
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタOp.8
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
クルターク:5つの小品、ピリンスキ・ヤーノシュ-
ジェラール・ド・ネルヴァル
コダーイ:チェロ・ソナタOp.4
ミクロス・ローザ:無伴奏チェロのための《トッカータ・カプリチョーザ》
ルートヴィヒ・クヴァント(チェロ)、マルクス・ベッカー(ピアノ)
ベルリン・フィルに第1ソロ奏者として在籍中のチェリスト、ルートヴィヒ・
クヴァントのソロ・アルバム。フルトヴェングラー時代のソロ奏者アルトゥ
ール・トレスターからチェロを学んだクヴァントは1991年にベルリン・フィ
ルに入団。
1993年にソロ奏者に昇格し、1996年にはアバド指揮のベルリン・フィルをバ
ックにショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第2番を演奏するなど現在のベルリ
ン・フィルの低弦セクションを支える重要な役割を担っている。コダーイを
中心としたソロ・アルバムの説得力は抜群。レーガーの鬼、マルクス・ベッ
カーのサポートも心強い。




<Piano 21>
P 21016-A \2250
シューマン:
蝶々Op.2/花の曲Op.19/アラベスクOp.18/子供の情景Op.15/
幻想曲ハ長調Op.17
シプリアン・カツァリス(ピアノ)
テルデック時代に収録したスタジオ録音以来となったカツァリスのシューマン
が新装再登場!
スタジオ録音だった旧盤に対して、こちらは全てライヴ音源。1977年、89年、
98年、2003年と録音年代は様々だが、カツァリスの本領が発揮されるライヴで
の圧倒的なパフォーマンスをストレートに楽しめる。
※品番、バーコードが変更となっております。




<Globe>
GLO 5227 \2250
ディヴィジョンとファンタジア ――
ゲオルク・トレット:トレットのグラウンド
ジョン・カプラリオ(c.1570/80-1626):ファンタジア組曲二短調
ヒュー・アシュトン(c.1485-1558):ホーンパイプ
ウィリアム・ロウズ(1602-1645):ファンタジア組曲ト短調
作曲者不詳:ダフネ
ジョン・カプラリオ:ファンタジア組曲第1番ト短調
作曲者不詳:Uppon la mi re
ジョン・カプラリオ:ファンタジア組曲第2番ト短調
クリストファー・シンプソン(c.1605-1669):
グラウンドのディヴィジョン 二短調
ウィリアム・ロウズ:ファンタジア組曲ニ長調
デイヴィッド・メル(1604-1662):ジョン・カム・キス
サスキア・コーレン(リコーダー&ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ライナー・ジッパーリング(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
パトリック・アイルトン(チェンバロ&オルガン)
「ディヴィジョン」と「ファンタジア」という様式を用いて作曲され、ヘンリ
ー8世が即位した1509年からチャールズ1世が処刑された1649年までの間に世に
発表された作品を収録。
後に変奏曲へ発展したと言われ、一定の音形の通奏低音(グラウンド)の上で
即興的な旋律を奏でる「ディヴィジョン」と特定の様式にとらわれない自由
な音楽を指す「ファンタジア」という2つの形式は、当時のイギリスで流行し
た音楽のハイライトでもある。
サスキア・コーレンは、スヴェーリンク音楽院でケース・ブッケとワルター
・ファン・ハウヴェにリコーダーを師事し、ブリスク・リコーダー四重奏団
の主宰も務める現代を代表するリコーダー奏者の1人。グローブ(Globe)から
リリースされている作品集はいずれも高い評価を獲得している。

GLO 6061 2枚組 \3760
シューベルト:ピアノ作品集Vol.3 ――
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960/同第6番ホ短調D.566/ピアノ・ソナタ
第21番変ロ長調D.960の草稿より
トゥルーデリーズ・レオンハルト(フォルテピアノ)
オランダの女流ベテラン奏者トゥルーデリーズ・レオンハルトはグスタフ・レ
オンハルトの妹であり、フォルテピアノ奏者として幾多ものコンサートやレ
コーディングに取り組んできたベテラン奏者。
トゥルーデリーズ・レオンハルトは、1815年-1820年頃にウィーンのベニグヌ
ス・ザイドナーによって製作されたフォルテピアノを使用。また全曲とは別
に「第21番」の草稿を弾いたトラックを加えるなど、作曲当時に限りなく近
い作品本来の姿を追求している。




<Phaedra>
DDD 92055 \2250
In Flanders' Fields Vol.55 ――
ジョゼフ・ライラント(1870-1965):
ピアノ五重奏曲イ短調/弦楽四重奏のためのアダージョ嬰へ短調Op.13/
弦楽四重奏曲第2番ヘ短調/アンダンテと変奏
ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(ピアノ)、
シュピーゲル弦楽四重奏団、ヨースト・ワーヘルマン(コントラバス)
ベルギー、フランドル地方の作曲家による作品を世界中に向けて紹介する
“In Flanders' Fields”の第55集。ベルギーのフランドル地方における後期
ロマン派の知られざる作曲家、ジョゼフ・ライラントの室内楽作品集は全曲が
世界初録音。
師であるエドガル・ティネルから受け継いだ作曲技法によって生み出された
ライラントの室内楽作品は、どれも抒情に満ち溢れ豊かな響きを持っている。
中でも「ピアノ五重奏曲」は優美な香りが漂うベルギーのロマンと呼ぶに相応
しい作品である。

DDD 92053 \2250
In Flanders' Fields Vol.53 ――
ダークネス-ヘンリク・グレツキ(1933-):
木管五重奏、トランペット、トロンボーン、弦楽四重奏、チャイムとピアノ
のための《小レクイエム》
アンドレ・ラポルト(1931-):
ルート、バス・クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、打楽器とピアノの
ための《リタニー・コン・エピフィオ》
ステファーヌ・ヴァンデ・ギンステ(1971-):
木管五重奏、トランペット、トロンボーン、弦楽四重奏、打楽器、ピアノと
2人のナレーターのための《ダークネス》
エマーノン・アンサンブル
“作曲家”ではなくフランドルの“演奏家”にスポットをあてた
“In Flanders' Fields”の第53集。管・弦・打楽器を中心とするエマーノン
・アンサンブルは、フランドルの作曲家たちの新作初演を数多く手懸けるベル
ギーの室内楽団。個々の高い演奏技術と自在に編成を組み替えることのできる
柔軟性を持っており、作曲家たちからは厚い信頼を受けている。グレツキの
「小レクイエム」で聴かれるアンサンブル能力の高さも一級品。




<Pavane>
ADW 7522 \2250
2台ピアノによるフランス作品集 ――
ドビュッシー:白と黒で
ラヴェル:スペイン狂詩曲、ラ・ヴァルス
フォーレ:組曲《ドリー》
ミヨー:スカラムーシュ
ピエール=アラン・ヴォロンダ(ピアノ)、
ジャン=クロード・ヴァンデン・エイデン(ピアノ)
ベルギーで開催されている「エリザベート王妃国際音楽コンクール」の1983年
ピアノ部門で見事に優勝を果たしたフランスのピアニスト、ピエール=アラン
・ヴォロンダと現在はブリュッセル王立音楽院教授という要職に就いているベ
ルギーの重鎮ジャン=クロード・ヴァンデン・エイデンのデュオによるフレン
チ・アルバム。
2台ピアノ用の作品としても定着している名曲5作品でのヴォロンダとヴァンデ
ン・エイデンの絶妙な連携が“ピアノ・デュオ”の楽しさを存分に表現してい
る。特に宝石のようにきらびやかな色彩感を放つ「ラ・ヴァルス」は絶品。
1989年の録音。

ADW 7352 \2250
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集 ――
チェロ協奏曲ホ短調F.14/同ト長調第12番RV.413/弦楽と通奏低音のための
協奏曲ニ長調/チェロ協奏曲第15番RV.417/弦楽と通奏低音のための協奏曲
イ長調/2つのチェロのための協奏曲ヘ長調RV.411
アレクサンドル・ドゥブリュ(チェロ)、
ジルベール・ブーシェ(指揮)、アルペジオ室内管弦楽団
4歳からチェロを弾き始めマイスキーとドロビンスキーの下で研鑽を積んだチェ
リスト、アレクサンドル・ドゥブリュが1995年に収録したデビュー・アルバム。
ベルギー女王から名前を授けられた新生「トリオ・カルロ・ファン・ネステ」
のメンバーの一員であり、2005年にはブエノスアイレスで開催された「アルゲ
リッチ音楽祭」に参加するなど躍進を遂げたチェリストの溌剌としたヴィヴァ
ルディである。

ADW 7349 \2250
ファゴットのためのフランス作品集 ――
ピエルネ:ソロ・ドゥ・コンセール
サン=サーンス:ソナタOp.168
ギャロン:レシとアレグロ
デュティーユ:サラバンドとコルテージュ
アラール:パガニーニの主題による変奏曲
ガバイエ:フルートとファゴットのためのソナチネ
ジョリヴェ:
フルートとファゴット、ハープのための《クリスマス・パストラール》
田中雅仁(ファゴット)、児嶋一江(ピアノ)、東條茂子(フルート)、
井上えりか(ハープ) 
オランダのハーグ・レジデンティ管、南西ドイツ放送響、ベルギー王立モネ
歌劇場管、新日本フィルの首席奏者を歴任し、日本を代表するファゴット奏
者として世界中にその名を知られながらも2002年に客演先のカナダで急逝し
てしまった田中雅仁が遺したフランス作品集。
高度な技術と表現力が必要とされる近代フランスの作品で、ストレスを感じ
させないハイトーンや深いロウトーンを自在にコントロールする様は見事と
いうほかない。
1995年&1996年の録音。

ADW 7341 \2250
ユベール・レオナール(1819-1890):
ヴァイオリン協奏曲第4番Op.26(コンツェルトシュトゥック)
ギョーム・ルクー(1870-1894):交響的練習曲第2番、半音階的幻想曲
シャルル・ジョンゲン(ヴァイオリン)、
ジェラール・カルティニー(指揮)、ポール・シュトラウス(指揮)、
リエージュ交響楽団
19世紀ベルギーを代表する名ヴァイオリニスト、ユベール・レオナールと作
曲家ギョーム・ルクーの作品を収録したヴァイオリンのための協奏的作品集。
ベルギーのロマンティズムに満ちた3つの作品でソリストを務めるのは1937年
リエージュ生まれのヴァイオリニスト、シャルル・ジョンゲン。
またこの録音で収録を担当しているのは、フランスの伝説的録音技師として
知られるアンドレ・シャルラン。演奏と録音両面の充実がベルギー音楽ファ
ンの渇望を癒してくれる。
1972年の録音。

ADW 7340 \2250
アンリ・ヴュータン(1820-1881):
ヴィオラとピアノのための《悲歌》Op.30/ヴィオラ・ソナタOp.36/
ヴィオラとピアノのための《未完成ソナタ》Op.14/
ファンタジア・アパッショナータOp.35
テレーズ=マリー・ジリサン(ヴィオラ)、
ジャン=クロード・ヴァンデン・エイデン(ピアノ)、
シャルル・ジョンゲン(ヴァイオリン)、
ジェラール・カルティニー(指揮)、リエージュ交響楽団
フランス=ベルギー派の代表的人物の1人に数えられる19世紀ベルギーの音楽
家アンリ・ヴュータン。ヴァイオリニストとしても非常に高い名声を誇ってい
たヴュータンの作品、特に弦楽のための作品には自らの演奏家としての経験が
還元された傑作が多い。
「ファンタジア・アパッショナータ」の録音は、レオナール&ルクー
(ADW 7341)と同じくアンドレ・シャルランによるもの。
1985年6月の録音(Op.35のみ1972年6月)。

ADW 7348 \2250
シューマン:幻想曲Op.17/ダヴィット同盟舞曲集Op.6
ヘルベール・ドゥ・プレシス(ピアノ)
フランスとイギリス双方の文化を背景に持ったヘルベール・ドゥ・プレシスは、
ジョルジュ・シフラ、ルイス・ケントナーの薫陶を受け、国際シフラ財団から
のサポートも得たピアニスト。1981年のウィグモア・ホール・デビューから順
調にキャリアを積んでおり、ここでは決して勢いに流されずにじっくりと弾き
込んだ丁寧なシューマンを展開。1995年の録音。





<BNL>
BNL 112884 \2250
ムソルグスキー(フィリップ・レーン編曲):聖ニコラス・ミサ
スタニスワフ・モニューシェコ(1819-1872):オストロブラムスカの連祷
ジャック・ヴォイチェホフスキ(指揮)、
ブロセリアンド交響楽団、パリ仏独合唱団、ワルシャワ大学合唱団、他
ムソルグスキーの「聖ニコラス・ミサ」とは、「ヨシュア」や「セレナヘリ
ブの陥落」などの音楽にフィリップ・レーンが典礼文の歌詞を加えて1つの
作品として完成させた宗教作品。
19世紀ポーランドの作曲家、モニューシェコの「オストロブラムスカの連祷」
も珍しい作品。ちなみにムソルグスキーの「聖ニコラス・ミサ」は Oxford
University Press より、モニューシェコの「オストロブラムスカの連祷」は
Editions LEDUC から出版されている。

BNL 112887 \2250
デュリュフレ:
前奏曲、アダージョと《来たれ創り主なる聖霊》によるコラール変奏曲
デュプレ:行列と連祷
ジャン=ジャック・グリュネンヴァルト:ユビラーテ・デオ
メシアン:聖餐式
ジャン・アラン:3つの舞曲
ヴァンサン・ヴァルニエ(オルガン)
ジャン・スーリス・ヴォーカル・アンサンブル
フランスのオルガン奏者ヴァンサン・ヴァルニエは、ミシェル・シャピュイ、
オリヴィエ・ラトリー、マリー=クレール・アランからオルガンを学び、
1996年よりパリの聖エティエンヌ・デュ・モン教会のオルガニストを務めて
いる。ヴァルニエ自身がオルガニストであり、録音の舞台でもある聖エティ
エンヌ・デュ・モン教会は、生前のデュリュフレがオルガニストを務めてい
たことでも知られている。

BNL 112886A/B 2枚組 \4500
J・S・バッハ:
クラヴィーア練習曲集第3巻(前奏曲とフーガ変ホ長調BWV.552/21のコラール
前奏曲BWV.669-689/4つのデュエットBWV.802-805/シュープラー・コラール
集BWV.645-650/カノン風変奏曲《高き天よりわれは来たれり》BWV.769
ベルナール・コードゥリー(オルガン)
ベルナール・コードゥリーは、フランスのモンベリアール国立音楽院でオル
ガン奏法の指導に携わり、BNLレーベルからは大バッハのオルガン作品集「フ
ランスのバッハ」を発表しているフランスのオルガニスト。バッハの生前に
出版され、「ドイツ・オルガン・ミサ」とも呼ばれる壮大なスケールを持つ
「クラヴィーア練習曲集第3巻」は、ドイツ・バイエルン州のイッツグルンド、
ラーム地区の教会にあるヒストリカル・オルガンによる録音。





<Syrius>
SYR 141413 \2250
J・S・バッハ:オルガン作品集Vol.4 ――
幻想曲ト長調BWV.572/コラール《いと高きところにいます神にのみ栄光あれ》
BWV.711/小フーガ ト短調BWV.578/コラール《いと高きところにいます神に
のみ栄光あれ》BWV.717/フーガ ハ短調BWV.575/コラール《おお主なる神、
われを憐れみたまえ》BWV.721/フーガ ロ短調BWV.579/コラール《わが心か
らの望み》BWV.727/フーガ ハ短調BWV.574/コラール《いざ来たれ、異教徒
の救い主よ》BWV.699/コラール《イエス・キリスト、汝はたたえられよ》
BWV.697/コラール《主キリスト、神の独り子》BWV.698/コラール《高き空
よりわれは来れり》BWV.701/コラール《神の御子は来たれり》BWV.703/コ
ラール《全能の神に讃美あれ》BWV.704/コラール《われらキリストを讃えま
つらん》BWV.696/アラブレーヴェ ニ長調BWV.589/カンツォーナ ニ短調
BWV.588/コラール《われらが神はかたき砦》BWV.720/パッサカリア ハ短調
BWV.582
ヘルガ・シャウエルテ(オルガン)
良質のオルガン作品集を数多くリリースしてきたシリウス(Syrius)の女流オル
ガン奏者シャウエルテの演奏によるバッハ作品集第4弾。
この第4集では、1732年に名工ゴットフリート・ジルバーマンによって製作さ
れフライブルクのサンクト・ペーター寺院に設置されている歴史的オルガン
が使用されている。

SYR 141417 2枚組 \4500
ヴィエルヌ:自由な形式による24の小品
ジョルジュ・ベソネ(オルガン)
「自由な形式による24の小品」は、ノートルダム大聖堂のオルガン奏者とい
う大役を務め、「ウェストミンスターの鐘」や6曲の「オルガン交響曲」が特
に知られる18世紀後期-19世紀前半のフランスのオルガニスト、ルイ・ヴィエ
ルヌの手腕を証明する大作。
歴史的建造物でもあるペリグー大聖堂のグランド・オルガンを弾くジョルジュ
・ベソネは、フランスのレーベルを中心に多くの録音を行ってきたベテラン
奏者。歴史的観点を重視した録音会場の設定などフランスのレーベルらしい
拘りが見受けられる。




<Hortus>
HORT 533 \2250
自然に帰す ――
コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための《二重奏曲》Op.7
バルトーク:ヴァイオリンとチェロのための《ハンガリー民謡》
シュールホフ:ヴァイオリンとチェロのための《二重奏曲》
アナ=マリア・ベル=デヴェセル:エスキス
アナ=マリア・ベル=デヴェセル(ヴァイオリン)、
ドレル・フォドレアヌ(チェロ)
バルトーク、コダーイ、シュールホフといった20世紀東ヨーロッパの楽壇を代
表する3人の作曲家たちのヴァイオリンとチェロのための二重奏曲集。
共にルーマニアのトランシルヴァニア地方出身のデュオ、若き女流ヴァイオリ
ン奏者ベル=デヴェセルとベテラン・チェロ奏者フォドレアヌが民族色豊かな
作品で抜群のコンビネーションを披露!





<Musique En Wallonie>
MEW 0739-040 2枚組 \4500
ルシェンヌ・デルヴォー-アリア、歌曲とオラトリオ ――
ビゼー:歌劇《カルメン》より(録音:1953年)
サン=サーンス:歌劇《サムソンとダリラ》より(録音:1951年)
ラロ:歌劇《イスの王様》より(録音:1966年)
ドニゼッティ:歌劇《ファヴォリータ》より(録音:1966年)
ヴェルディ:
歌劇《アイーダ》より(録音:1954年)、歌劇《ドン・カルロ》より
C・P・バッハ:マニフィカト《イスラエルを助け給え》(録音:1964年)
ミヨー:地上の平和Op.404より(録音:1962年)
プロコフィエフ:
カンタータ《アレクサンドル・ネフスキー》より(録音:1965年)
ベルリオーズ:
歌曲集《夏の歌》(録音:1965年)、《ファウストの劫罰》より
ルシェンヌ・デルヴォー(メゾ・ソプラノ)、様々なアーティスト
1916年にリエージュで生まれ、2005年に故郷のリエージュでその生涯を閉じた
ベルギーのメゾ・ソプラノ歌手ルシェンヌ・デルヴォー。デビューを飾った
ベルギーのゲント歌劇場を中心として遠くはアフリカで活躍したデルヴォー
の録音は少なく、1950年代から60年代の演奏(放送音源)をまとめたこのタイ
トルは絶頂期の歌声を知ることの出来る貴重な記録である。




<Cybele>
Cybele 960.303 \2250
DEGEM-CD6 ――
ミヒャエル・フォン・ビール:ブック・フォー・スリー
ロルフ・ゲルハール:ベッケンシュトゥック
ジークフリート・ケプフ:ベースマシーン
ヨハネス・フリッチュ:夜明り
ハラルド・ムエンツ:ライティング(全曲世界初録音)
ミヒャエル・フォン・ビール(ピアノ)、アンサンブル・ナトリウム、他
DEGEM-CD5/Variou6
「DEGEM」シリーズは、ドイツ電子音楽作曲家協会(DEGEM)に所属する作曲家
たちの作品集。現代ドイツの作曲家ミヒャエル・フォン・ビールは、モート
ン・フェルドマン、シュトックハウゼンの弟子でもある大物。
全曲世界初録音。

Cybele 960.305 2枚組 \4500
ヨハネス・フリッチュ:
ヴィオラ・ダモーレとシンセサイザーのための《ヴィオレクトラ》
(世界初録音)
ヨハネス・フリッチュ(ヴィオラ・ダモーレ&シンセサイザー)、
デイヴィッド・ジョンソン(シンセサイザー)
「Feedback Stugio」シリーズ。「Feedback Studio Koln」の設立に携わった
ドイツのアーティスト、ヨハネス・フリッチュがヴィオラ・ダモーレとシン
セサイザーという仰天の組み合わせを実現。世界初録音。




<Timpani>
1C 1124
ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):
歌劇《ソフィー・アルヌー》(世界初録音)/バレエ・ド・クール
ソフィー・マラン=ドゥゴール(ソプラノ)、
ジャン=セバスチャン・ブ(バリトン)、ドリス・ランプレヒト(メゾ・ソプラノ)、
ニコラ・シャルヴァン(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
ピエルネが音楽活動の後期となる1926年に完成させた「ソフィー・アルヌー」は、
ラモーやグノーの歌い手として18世紀後半のフランスで人気を博した実在のプリマ
・ドンナ、ソフィー・アルヌーを題材とした1幕のオペラである。
盟友ガブリエル・ニゴンの台本によるこの「ソフィー・アルヌー」では、ピエルネ
の卓越したオーケストレーションはもちろんのこと、声楽面にも熟達した作曲技法
が発揮されている。
またカップリングの「バレエ・ド・クール(宮廷のバレエ)」は、キャリアの中期と
なる1901年から1904年にかけて書かれた6曲で構成された作品である。
この「ソフィー・アルヌー」では、「サン=サーンス:交響曲第2番」(1C 1116)で
タクトを執ったマエストロ、ニコラ・シャルヴァンとクセナキスの作品集でお馴染
みの高性能オーケストラ、ルクセンブルク・フィルがコンビを結成。
またソフィー役のソフィー・マラン=ドゥゴールを筆頭にソリストにも第一線で活
躍するアーティストが起用されるなど、初となる「ソフィー・アルヌー」の録音に
華を添えている。




<Channel Classics>
CCSSA 25308(SACD-Hybrid) \2850
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番ト短調Op.126
ブリテン:無伴奏チェロ組曲第3番Op.87
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)、
ユルイェン・ヘンペル(指揮)、シンフォニエッタ・クラコヴィア
ドヴォルザーク以来となる最新盤のプログラムとしてウィスペルウェイが取り上げ
たのは、2007年4月にこの世を去った“スラヴァ”ロストロポーヴィチよって初演が
行われたショスタコーヴィチの「チェロ協奏曲第2番」とブリテンの「無伴奏チェロ
組曲第3番」の2作品。
2作品ともショスタコーヴィチ、ブリテンの晩年に書かれた大曲であり、演奏者には
尋常ならぬ技巧と音楽性が求められる20世紀のチェロ作品を代表する難曲中の難曲
である。
それぞれがロストロポーヴィチのために作品を書くなど親交を温め、お互いの演奏
や作品に影響を与え合ったショスタコーヴィチとブリテン。
同じ時代を生きたショスタコーヴィチとブリテンは祖国こそは違えどもお互いに作
品を通じてメッセージを送りあい、ブリテンの「無伴奏チェロ組曲第3番」には
DSCHのイニシャルが音符として動機に組み込まれるなど、2人の親交の深さは音楽
でも表現されている。
ショスタコーヴィチの「チェロ協奏曲第2番」でウィスペルウェイと共演するオーケ
ストラは、初のコンビ形成となるポーランドの雄シンフォニエッタ・クラコヴィア。
若さと才気にあふれる東欧のオーケストラのパフォーマンス、ウィスペルウェイと
のコンビネーションにも要注目。
ウィスペルウェイ、ショスタコーヴィチ、ブリテン、ロストロポーヴィチという4人
の音楽家を1つに繋ぐ“ウィスペルウェイのショスタコーヴィチ&ブリテン”。
2つの作品に秘められた深い本質に、「奇跡の弓」と讃えられるボーイングと「奇跡
のチェロ」と称されるグァダニーニを持つウィスペルウェイが鋭く迫る。

CCSSA 27208(SACD-Hybrid) \2850
バッハとテレマン ――
テレマン:ターフェルムジーク(食卓の音楽)第1集より 協奏曲イ長調
J・S・バッハ:
カンタータ第209番《悲しみのいかなるかを知らず》BWV.209、
三重協奏曲イ短調BWV.1044
ルーシー・クロウ(ソプラノ)、アシュリー・ソロモン(フルート)、
ロドルフォ・リヒター(ヴァイオリン)、フロリレジウム
ヨハネッテ・ゾマーを迎えての「バッハのカンタータ集(CCSSA 23807)」や「ボリビ
アのバロック」シリーズ(CCSSA 22105&24806)などに代表される質の高い録音を次々
と発表してきたイギリスの世界的ピリオド・アンサンブル“フロリレジウム”が最
新作で取り上げたのは、ライプツィヒで交差した2つの偉大なる才能J・S・バッハと
テレマン。
大バッハの「カンタータ第209番」にソリストとして迎えられたのは、イギリスの新
星ルーシー・クロウ。王立音楽院のオペラ・コースで声楽を学んだルーシー・クロウ
は、2002年の「ロイヤル・オーバーシーズ・リーグ・コンクール」でゴールド・メ
ダルを獲得。
2005年の「キャスリーン・フェリアー賞」では2位に輝き、ウィグモア・ヤング・ア
ーティストに選出されるなど、いま勢いに乗っているイギリスの若きソプラノ奏者
である。
テレマンの「協奏曲イ長調」では、フロリレジウムの創設者の1人であり芸術監督と
して同団体を支え続けるバロック・フルートのアシュリー・ソロモンと、2006年か
らヴァイオリン奏者としてフロリレジウムを牽引するロドルフォ・リヒターの強力
コンビによる共演が実現。
「フロリレジウム」の演奏が、当時のライプツィヒを舞台として躍動したバッハと
テレマンの音楽の関係を紐解く ――。

CCSSA 27408(SACD-Hybrid) \2850
ゲオルク・ムファット(1653-1704):
合奏協奏曲集(1701)より 協奏曲第1番ニ短調/同第2番イ長調/同第3番ロ長調/
同第4番ト短調/同第5番ニ長調/同第6番イ短調/同第7番ホ長調
オランダ・バロック協会、マシュー・ホールズ(チェンバロ)
優れた才能を持った若きバロック奏者たちによって結成されたオランダのバロック・
アンサンブル、“オランダ・バロック協会”がチャンネル・クラシックスからデビュ
ー!
専任の指揮者を敢えて置かないというスタイル、革新的なプログラミングがオランダ
を中心としたヨーロッパ全土で話題を呼んでおり、オランダのバロック界の新時代到
来を象徴する存在としてその活動に熱い視線が注がれている。
オランダ・バロック協会は新たな視点と発想で1つのプロジェクトごとに著名な演奏
家を招聘しており、このデビュー・アルバムで共演を果たしたのはキングズ・コン
ソートの現ディレクターであるマシュー・ホールズ。
マシュー・ホールズとオランダの若き才能による斬新なムファットが新たな道を示
してくれるに違いない。

CCSSA SEL 5108(SACD-Hybrid) \2180
スーパー・アーティスツ・オン・スーパー・オーディオ5 ――
ベートーヴェン:交響曲第7番より(CCSSA 25207)
スカルラッティ:ソナタ ハ長調K.420(CCSSA 23407)
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲二短調より(CCSSA 25807)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調K.9より(CCSSA 24608)
ブラームス:チェロ・ソナタ ヘ短調Op.120-1より(CCSSA 24707)
J・S・バッハ:ミサ曲ロ短調より(CCSSA 25707)
バッサーニ:キリエ(CCSSA 24806)
R・シュトラウス:バレエ音楽《ヨゼフ伝説》より(CCSSA 24507)/他
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)、レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)、
デヤン・ラツィック(ピアノ)、
イヴァン・フィッシャー(指揮)、ブダペスト祝祭管弦楽団、
ヨス・ファン・フェルトホーフェン(指揮)、オランダ・バッハ協会、
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ)、他 
チャンネル・クラシックスのアーティストたち
録音、演奏とも世界中から高い評価を受けているチャンネル・クラシックスのSACD
サンプラー第5弾。2007年から今年にかけてリリースされた作品からの音源が中心と
なっており、チャンネル・クラシックスの“現在”を堪能できる美味しい1枚。




<Cala>
CACD 0548 \2180
ビゼー:
交響曲ハ長調、
《アルルの女》第1組曲(編曲:ビゼー)、
《アルルの女》第2組曲(編曲:ギロー)
ドビュッシー:組曲《子供の領分》(オーケストラ編曲:カプレ)
レオポルド・ストコフスキ(指揮)、ヒズ・シンフォニー・オーケストラ
ストコフスキ協会の協力を得てカーラ(Cala)がリリースを進めるストコフスキ
音源の復刻シリーズから1949年&1952年録音のビゼー&ドビュッシーが登場!
分厚いサウンドが迫りくる「ファランドール」や、オーケストラが抜群の巧さ
で聴かせてくれる「子供の領分」など、今回も聴きどころには尽きない。
このビゼーとドビュッシーのフレンチ・プログラムは、「RCA Victor」からLP
でリリースされていた音源の復刻であり、リマスターによる音質の改善は嬉し
い。またブックレットにはLP時代のジャケット、1949年10月9日にニューヨー
ク・タイムズ紙に掲載されたストコフスキとニューヨーク・フィル主要メンバ
ーの紹介記事(コリリアーノやヴァッキアーノの名前も!)などが掲載されてお
り、こちらも見逃せないポイント!
録音データ:
交響曲ハ長調-1952年5月6日&21日
「アルルの女」第1組曲-1952年2月29日
「アルルの女」第2組曲-1952年3月5日
「子供の領分」-1949年3月2日&30日




<Linn>
CKD 291(SACD-Hybrid) \2580
快楽の園 ――
ディエゴ・オルティス(c.1510-1570):低音旋律によるレセルカーダ第2番
ヤコブ・ファン・エイク(1589/90-1657):
人は夜何をする、最も美しい娘ダフネが、道化師
ダリオ・カステッロ(fl.c.1620-1630):ソナタ第2番
ジョン・ダウランド(1563-1626):悲しみよ、とどまれ
ヨハン・ショップ(1590-1664):涙のパヴァーヌ
ダウランド:もう泣くな、悲しみの泉よ
ジョヴァンニ・バッサーノ(c.1558-1617):ある日スザンナは
オルティス:定旋律によるレセルカーダ第2番
ジョヴァンニ・バティスタ・フォンターナ(-c.1630):ソナタ第6番
ビアージョ・マリーニ(1594-1663):パッサカリア
フォンターナ:ソナタ第2番
ファン・エイク:アマリリ麗し
オルティス:「甘き想い出」によるレセルカーダ第1番
バッサーノ:フレ&ガイヤール
パメラ・トービー(リコーダー)、
アンドルー・ローレンス=キング(ハープ&プサルテリー)
パラディアン・アンサンブルの中核であり、ソリストとしても世に名高いスコ
ットランドが生んだ世界的リコーダー奏者パメラ・トービーのバロック協奏曲
集(CKD 217)、ヘンデルのソナタ集(CKD 223)に続くソロ・アルバム第3弾が登
場!ルネサンス時代から初期バロック時代にかけての作品を集めた今回の「快
楽の園」では、超絶技巧を要する凄まじい速さのパッセージを持った作品と、
陰影を感じさせるメロディアスな作品の対比が印象的。
中でもファン・エイクの作品でトービーが魅せる圧巻のテクニック、ダウラン
ドの作品でローレンス=キングが奏でる哀しみと美しさを持った音色はこの作
品集のハイライトと言えるだろう。
自らが主宰するアンサンブルやサヴァールのエスペリオンXXで培ったローレン
ス=キングのハープの音色が絶妙の存在感を放っており、トービーのリコーダ
ーを際立たせているところも見事と言う他ない。
トービーとローレンス=キングによるこのアルバムは、様々な特色を持ったル
ネサンスと初期バロックの逸品が1つにまとまった音楽の花束である。




<Hyperion>
CDA 67651/2 2枚組 \4360
ヨーク・ボーウェン(1884-1961):ヴィオラとピアノのための作品全集 ――
ヴィオラ・ソナタ第1番ハ短調Op.18/ロマンス 変ニ長調/4つのヴィオラのた
めの幻想曲
ベートーヴェン(ボーウェン&パワー編):
アダージョ・ソステヌート/幻想曲へ長調Op.54/ヴィオラ・ソナタ第2番
ヘ長調Op.22/ロマンス イ長調/演奏会用アレグロ/G線上のメロディOp.47
/C線上のメロディOp.51-2/狂詩曲ト短調
ローレンス・パワー(ヴィオラ)、
サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)
ハイペリオンからのレコーディング、ソリストやナッシュ・アンサンブル、レ
オポルド弦楽三重奏団のメンバーとしての活動が実を結び、新時代のヴィオラ
奏者として急速に注目を集めているローレンス・パワーの最新盤はボーウェン
のヴィオラ作品全集!
「イギリスのラフマニノフ」と呼ばれ再評価が進む作曲家ヨーク・ボーウェン
が書いたヴィオラ作品のほとんどは、ロンドンの王立音楽院で出会った名匠ラ
イオネル・ターティスのために作曲されたもの。
ヴィオラを独奏楽器として確立させたターティスの才能に出会わなければ、ボ
ーウェンのヴィオラ作品は存在しなかったかもしれないというほどボーウェン
はターティスから大きな影響を受けたという。
既にボーウェンのヴィオラ協奏曲(CDA 67546)を録音しているローレンス・パ
ワーが、一時代を築いたヴィオラの名匠のために書かれた作品に挑むというめ
ぐり合わせもどこか運命的な部分があるのかもしれない。
新時代の旗手ローレンス・パワーが受け継ぐボーウェンのヴィオラ作品集に期
待したい。

CDA 67670 \2180
グリーグ:歌曲集 ――
5つの歌曲Op.25/6つの歌曲Op.48/連作《山の乙女》Op.67/心のメロディOp.5
/王女EG.133
カタリナ・カルネウス(メゾ・ソプラノ)、
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
その素晴らしいクォリティが世界的評価を得ているハイペリオンの歌曲シリー
ズ。今回ここに新たに加わるのはシベリウス以来となる北欧の作曲家“グリー
グ”!特に歌曲やピアノ小品に際立った才能を示したグリーグの才能は周知の
通り。“詩”と“旋律”の融合という奇跡を幾度となく実現させたグリーグの
歌曲作家としての1面に改めて接することのできる意義深い歌曲集である。
またグリーグの最高傑作との呼び声も高く、数ある女声のための歌曲集の中で
も屈指の作品と言われる「連作《山の乙女》」ももちろん収録。シベリウスの
歌曲集(CDA 67318)から続いての登場となるスウェーデンのメゾ・ソプラノ、カ
タリナ・カルネウスがハイペリオンのグリーグ歌曲集を歌う。

CDA 67713 \2180
サン=サーンス:オルガン作品集 ――
前奏曲とフーガ第3番変ホ長調Op.99-3/幻想曲第2番変ニ長調Op.101/前奏曲と
フーガ第1番ロ長調Op.99-1/糸杉と月桂樹Op.156/幻想曲第3番ハ長調Op.157/
宗教的行進曲ヘ長調Op.107/前奏曲とフーガ第2番ホ長調Op.99-2/祝婚曲ヘ長
調Op.9/幻想曲変ホ長調
アンドルー=ジョン・スミス(オルガン)
交響曲第3番「オルガン付き」の絶大な知名度に比べて、純粋な「オルガン作
品」についてはあまり知られていないサン=サーンス。
そこで、選ばれし者しかその地位に就けなかったマドレーヌ寺院のオルガニス
トを務めるほどの実力を持っていたサン=サーンスのオルガン作品をハイペリ
オンがレコーディング!
ハイペリオン・デビューとなるアンドルー=ジョン・スミスは、シャルトル・
グランプリやセントオールバンズ国際オルガン・フェスティヴァルでの入賞実
績を持つ王立音楽院のオルガニスト。パリのマドレーヌ寺院のオルガンを舞台
としたサン=サーンスの世界が広がる。



<Helios>
CDH 55258 \1280
トランペットのサウンド ――
ウィリアム・コルベット(d.1748):組曲ニ長調
パーセル:
歌劇《インドの女王》より シンフォニー ハ長調、《ヨークシャーの祝祭の歌》
より シンフォニー ニ長調、歌劇《アーサー王》より シンフォニー ハ長調
ゴットフリート・フィンガー(d.1730):ソナタ ハ長調
ウィリアム・クロフト(1678-1727):序曲ニ長調
フィンガー:ソナタ ハ長調
ジョン・エクルズ(1668-1733):組曲
ジョン・バレット(d.1719):ソナタ ニ長調
フィンガー:ソナタ ハ長調
ジャック・ペジブル(d.1721):ソナタ ニ長調
マーク・ベネット(トランペット)、マイケル・レアード(トランペット)、
ピーター・ホルマン(指揮)、パーリー・オブ・インストゥルメンツ
主にファンファーレなどに用いられていた“トランペット”が楽器の構造の進
化とともに音楽の歴史においても進化を遂げた17世紀中期。そのサウンドを巧
みに取り入れたパーセルやクラフトなど、トランペットのための、もしくは主
役としての役割を持った17世紀-18世紀の作品を収録。
バロック・トランペットの達人マーク・ベネットと、PJBEのメンバーとして活
躍したマイケル・レアードのコンビネーションが聴きどころ。
CDA 66817からの移行再発売。

CDH 55294 \1280
ランカスター王家とヴァロワ王家 ――
マショー:Donnez, signeurs
作曲者不詳:
Puis qu'autrement ne puis avoir、Soit tart, tempre, main ou soir
ソラージェ:Tres gentil cuer
ピカード:Credo
マショー:Quand je ne voy
作曲者不詳:Le ior
作曲者不詳:Avrai je ja de ma dame confort?
マショー:Riches d'amour、Pas de tor en thies pais
スタージョン:Salve mater Domini/Salve templum gracie
作曲者不詳:Sanctus
フォンテイン:Regali ex progenie
セサリ:Mon seul voloir / Certes m'amour
コルディエ:Ce jour de l'an
セサリ:Se vous scaviez, ma tres douce maistresse
作曲者不詳:Je vueil vivre au plaisir d'amours
クリストファー・ペイジ(指揮)、ゴシック・ヴォイセズ
イングランド王国のランカスター王家とフランス王国のヴァロワ王家が、王位
継承権や領土問題を巡り会戦となった百年戦争。
百年戦争と同時期にあたる1350年頃から1420年にかけての期間に英仏の両国で
生まれた音楽に着目したゴシック・ヴォイセズの演奏による中世の作品集。
CDA 66588からの移行再発売。




<MSM>
MSM 0007 \1980
コリアン・ソングス ――
シン・グイボク:ヴィサージュ
キム・ヒョグン:純白の白い雪
キム・ヨンジュン:桔梗、詩人の死
キム・ドンジン:私は家に帰りたい、新しいアリラン
チョ・ドナム:舟歌
伝承曲:パクヨンの滝
リ・スイン:我が故郷への頌歌、我が心の川
ハ・デウン:忘れられない
ナ・ウンユン:詩篇23番
キム・ヨンジュン:青い山脈より
ウーキュン・キム(テノール)、ヒジン・リー(ピアノ)
ウーキュン・キムは、漢陽大学で声楽を学び、留学先のミュンヘン音楽大学で
はヘルムート・ドイチュ教授のマスタークラスに参加して研鑽を積んだ韓国の
若き逸材。ウィーンのベルヴェデーレ・コンクール、バルセロナのフランシス
コ・ヴィニャス・コンクール、ロサンゼルスのプラシド・ドミンゴ・オペラリ
ア国際コンクールを制覇するなど、既にその実績は十分。
今回MSMからリリースされるウーキュン・キムにとって初のソロ・アルバムと
なるこの「コリアン・ソング」は、文字通りウーキュン・キムの祖国である韓
国の歌曲集。どこか親しみを覚えるシンプルな韓国歌曲でのウーキュン・キム
の凛々しく優しい歌声は、次代のスターとしての可能性を十二分に感じさせて
くれる。




<Tactus>
TC 672247 \2180
ヴィヴァルディ-鍵盤楽器のための稀少作品集 ――
ヴィヴァルディ:
協奏曲ヘ長調RV.584、協奏曲ニ短調RV.541より 第2楽章、
協奏曲ヘ長調RV.775(アンメット補完)、協奏曲ハ長調RV.774(アンメット補完)
J・S・バッハ:協奏曲第8番ロ短調BWV.979
ヴィヴァルディ:シンフォニア イ長調RV.Anh.85
J・G・ヴァルター:協奏曲ロ短調
ヴィヴァルディ:
協奏曲ハ短調RV.766、協奏曲ト長調Op.3-3,RV.310、
協奏曲ハ長調RV.Anh.76より 第2楽章(タルボット補完)、
ラルゴとアンダンテRV.746、協奏曲ヘ長調RV.767
ファブリツィオ・アンメット(ヴァイオリン&ディレクター)、
スポレート・オルフェオ・アンサンブル
未完に終わった楽曲を含むヴィヴァルディ“自身”による作品と、ヴィヴァル
ディの作品を題材として“後に”生まれた作品の2つをテーマとした世界初録音
を含む稀少作品集。
未完成の作品である「RV.775」、「RV.774」、「RV.Anh.76」の補筆完成版や、
トレッリのヴァイオリン協奏曲が原曲という説が有力なバッハの「協奏曲第8
番ロ短調BWV.979」では、敢えてヴィヴァルディの「RV.Anh.10」が原曲という
説を取り入れるなどプログラム構成も非常に興味深い。
この力作を演奏するスポレート・オルフェオ・アンサンブルは、ペルージャ出
身のバロック・ヴァイオリン奏者ファブリツィオ・アンメットがディレクター
として率いるピリオド・アンサンブル。1988年の結成以来、歴史に埋もれた作
品や曰く付きの作品などを積極的に取り上げてるなど、その取り組みへの注目
度はかなり高い。

TC 552201 \2180
オラツィオ・ヴェッキ(1550-1605):
モテット集/カンツィオーネ・サクレ集/御復活のミサ
ダニエレ・ボノンチーニ(ディレクター)、モデナ大聖堂カペラ・ムジカーレ
モデナに生まれモデナに没したイタリアの後期ルネサンス時代を代表する作曲
家オラツィオ・ヴェッキの声楽のための宗教作品集。ヴェッキの宗教作品には
卓越した和声、対位法の手法が見られ、ヴェッキの代名詞でもある劇音楽にも
通ずる表現力も備えている。
このヴェッキの宗教作品集のレコーディングの舞台となったのは、初期ロマネ
スク様式の傑作でユネスコの世界遺産にも登録されている「モデナ大聖堂」。
2001年からディレクターの任にあるダニエレ・ボノンチーニの指揮によってモ
デナ大聖堂付きのヴォーカル・アンサンブル「カペラ・ムジカーレ」がモデナ
に縁の深いヴェッキの宗教作品を崇高に歌い上げている。

TC 700702 \2180
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):チェンバロの慰め ――
ソナタ第1番ヘ長調/同第2番イ長調/同第3番ハ短調/同第4番ニ長調/
同第5番変ロ長調/同第6番ホ長調
アンナリサ・マルテッラ(チェンバロ)
ヴェネツィアが生んだイタリア・バロックにおけるオペラ・ブッファの重要作
曲家、バルダッサーレ・ガルッピの珍しいチェンバロ・ソナタ集。6つのソナ
タが収められた1782年に出版された曲集「チェンバロの慰め」は、1782年に
ヴェネツィアを訪れたロシア大公夫妻に捧げられている。
オペラ・ブッファの大家として有名なガルッピだがロシア時代に得た名鍵盤奏
者としての評価が物語る通り、その優れた作曲技法は鍵盤作品にも確実に発揮
されている。ちなみに「チェンバロの慰め」の全曲収録盤は珍しいだけに貴重
な録音となるだろう。

TC 670001 \2180
アダージョとカンタービレ-イタリアのアダージョ ――
アルビノーニ:アダージョ
マルチェロ:アダージョ
ヴィヴァルディ:ラルゴとカンタービレ
セバスティアーニ:輝ける君が窓は早や暗し
ドニゼッティ:ラルゲット、ソロ
レスピーギ:アリア
ラヴァネッロ:前奏曲-子守歌
ランザート:夕方の祈り
ミュール・ラルゴ
スカットリン:ピッコラ組曲
ロータ:哀歌
ジャルダ:哀歌
モリコーネ:ガブリエルのオーボエ
サルヴァドーリ:キルケの踊り
ジュリアーノ・ジュリアーニ(オーボエ)、
コンスタンス・フレイ(ヴァイオリン)、
エマヌエラ・デグリ・エスポスティ(ハープ)、
アンドレア・マンシナンティ(オルガン)、
アンジェラ・トロイロ(ヴォーカル)
アルビノーニ、マルチェロからロータ、モリコーネまで、古今のイタリア人作
曲家たちによる珠玉の“アダージョ”集。作品ごとにオーボエとヴァイオリン
が交代で主役を務めたり、オルガン伴奏によるデュオを組んだりと編成を変え
ながら優美で物悲しい名旋律を届けてくれるイタリアのアダージョ集である。
オーボエ、オーボエ・ダモーレ、イングリッシュ・ホルンを持ち替えて瑞々し
い音色を奏でているジュリアーノ・ジュリアーニは、ボローニャ歌劇場室内管
弦楽団の奏者やボローニャ音楽院のオーボエ科教授を務めるイタリアのオーボ
エ界の重鎮。バックミュージックやヒーリング・ミュージックとしても効果的!

TC 652801 \2180
ジョヴァンニ・マリア・カジーニ(1652-1719):
オルガンのための《12の思い》
フランチェスコ・タシーニ(オルガン)
ジョヴァンニ・マリア・カジーニは17世紀後半から18世紀初期にかけてのイタ
リアで随一のオルガニストと称され、ヴェラチーニなどを育てたイタリア・バ
ロックの音楽家である。フィレンツェ大聖堂のオルガニスト、礼拝堂付き司祭
などの要職を担ったカジーニの作品は、アレッサンドロ・スカルラッティから
も絶賛されたほど。
この「12の思い」の録音で使用されたオルガンは、1719年にアントニオ・フェ
リーチェ・パルリシーニによって製作され、2004年にリッカルド・ロレンツィ
ーニの手で修復された歴史的価値も高い貴重な楽器。奇しくもこのオルガンが
製作された年にカジーニはこの世を去っている。

TC 650702 \2180
ドメニコ・ガブリエリ(1659-1690):
オラトリオ《ボルゴーニャの聖シジスモンド》
エレーナ・ビスクオラ(アルト)、ラウラ・アントナス(ソプラノ)、
パトリツィア・ヴァッカーリ(ソプラノ)、ファビオ・フルナーリ(テノール)、
アンドレア・ファヴァリ(バス)、アンサンブル・レ・ナシオン
ドメニコ・ガブリエリは、1680年に他界した師フランチェスキーニの後任とし
て聖ペトロニオ大聖堂のチェロ奏者に就任するなど当時を代表するチェロの名
手、または声楽作品の作曲家として名声を得た17世紀イタリアの音楽家。
ガブリエリの宗教作品の代表作ながらも、なかなかお目にかかれない「ボルゴ
ーニャの聖シジスモンド」では、劇的な場面を強調する際にガブリエリが重用
した「伴奏付きアリア」が作品を形成する重要な要素として効果を発揮してい
る。

TC 970201 \2180
ティツィアーノ・ベデッティ(1976-):ピアノ作品集 ――
練習曲(2004)/変奏曲(2002)
ティツィアーノ・ベデッティ(ピアノ)
イタリアのロヴィーゴ出身の若手アーティスト、ティツィアーノ・ベデッティ
の自作自演集。マリピエロの弟子ブルーノ・コルトラに作曲を師事したベデッ
ティは、90年代からイタリアの作曲コンクールを次々と制覇するなど特に国内
で高い評価を得ている。
イタリアの「RAI Trade」から出版されている「練習曲」と「変奏曲」は、ク
ラシック、ジャズ、ポップスのスタイルを融合させたスタイルのピアノ作品。




<Ponto>
PO-1057 4枚組 \4750
プッチーニ:歌劇《トスカ》(録音:1965年7月11日/ブエノス・アイレス)
プッチーニ:歌劇《トスカ》(ロシア語歌唱/録音:1971年3月31日、モスクワ)
レジーヌ・クレスパン(ソプラノ)、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)、
ブルーノ・バルトレッティ(指揮)、
ブエノス・アイレス・コロン劇場管弦楽団&合唱団、
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)、
ヴィルギリウス・ノレイカ(テノール)、
マルク・エルムレル(指揮)、(ボリショイ歌劇場)管弦楽団&合唱団、他
ブエノス・アイレスとモスクワでの2種類の「トスカ」を収録。またレジーヌ・
クレスパンらが出演している「トスカ」の1962年ブエノス・アイレス公演の抜
粋、ガリーナ・ヴィシネフスカヤ出演のチャイコフスキー「スペードの女王」
(1967年)の抜粋がボーナス・トラックとして収められている。





<Gala>
GL 100.628 3枚組 \3840
メノッティ:
歌劇《領事》(録音:1950年4月11日、ニューヨーク)
歌劇《霊媒》(録音:1948年)
歌劇《霊媒》(イタリア語歌唱/録音:1957年4月14日、ミラノ)
歌劇《電話》(録音:1947年、ニューヨーク)
パトリシア・ニューウェイ(ソプラノ)、
レーマン・エンゲル(指揮)、
ジャンナ・ペデルツィーニ(メゾ・ソプラノ)、
ニコラ・レッシーニョ(指揮)、ミラノ・イタリア放送交響楽団&合唱団、
マリリン・コトロー(ソプラノ)、
エマヌエル・バラバン(指揮)、他
イタリアで生まれたアメリカのオペラ作曲家、ジャン・カルロ・メノッティの
3つのオペラ、計4種類の演奏を収録したメノッティづくしのセット。

GL 100.635 3枚組 \3840
ヤナーチェク:
歌劇《死者の家から》(録音:1954年7月14日、アムステルダム)
歌劇《消えた男の日記》(録音:1954年7月14日、アムステルダム)
歌劇《死者の家から》(録音:1953年5月14日、パリ)
シエマン・ヨングスマ(バリトン)、
アレクサンダー・クランハルス(指揮)、
ネザーランド・オペラ管弦楽団&合唱団、
フェリックス・デ・ノーベル(ピアノ)、
コーラ・ カンネ=メイエル(メゾ・ソプラノ)、
オランダ室内合唱団、
ベルナール・ドゥミニー(バリトン)、
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指揮)、
フランス国立放送管弦楽団&合唱団、他
「死者の家から」は、1954年「オランダ音楽祭」での公演と、1853年のホーレ
ンシュタイン&フランス国立放送管による2種類の演奏が収録されている。

GL 100.640 3枚組 \3840
ワーグナー:歌劇《ローエングリン》(録音:1953年4月11日、ニューヨーク)
ブライアン・サリヴァン(テノール)、
エレアノール・スティーバー(ソプラノ)、
フリッツ・シュティードリー(指揮)、
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団、他
フリッツ・ブッシュ&METのコンビによる1947年1月25日(ニューヨーク)の演奏
(抜粋)をボーナストラックに収録。

GL 100.661 4枚組 \5120
J・S・バッハ:
マタイ受難曲BWV.244(録音:1951年2月23日、ミュンヘン)
ミサ曲ロ短調BWV.232(録音:1955年6月9日、ミュンヘン)*
ハンス・ブラウン(バス・バリトン)、ピーター・ピアーズ(テノール)、
エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)*
ゲルトルーデ・ピッチンガー(アルト)*、
オイゲン・ヨッフム(指揮)、バイエルン放送交響楽団&合唱団、他
巨匠ヨッフムとバイエルン放送響によるボリューム満点のバッハ。「マタイ」、
「ロ短調」の両演奏とも貴重な録音。

GL 100.801 2枚組 \2560
プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》(録音:1952年、ローマ)
ジャコモ・ラウリ=ヴォルピ(テノール)、
フランセス・シメンティ(ソプラノ)、マファルダ・ミケルッツィ(ソプラノ)、
アルベルト・パオレッティ(指揮)、
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団、他
ボーナス・トラックとして1957年(ローマ)と1973年(マドリード)で演奏された
ジャコモ・ラウリ=ヴォルピの歌うアリア&歌曲が収録されている。

GL 100.809 2枚組 \2560
モーツァルト:
歌劇《後宮からの逃走》(録音:1954年7月1日、レヴァークーゼン)
ヨーン・ファン=ケステレン(テノール)、マリリン・タイラー(ソプラノ)、
カール・シーベナー(テノール)、
オットー・アッカーマン(指揮)、
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団&合唱団、他
1956年10月3日に上演されたヴィットリオ・グイの指揮によるNHK交響楽団の
《モーツァルト「フィガロの結婚」》(抜粋)がボーナス・トラックとして加わ
っているところがポイント。

<LSO Live>
LSO 0665(SACD-Hybrid) \2180
マーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
ワレリー・ゲルギエフ(指)ロンドン交響楽団
録音:2008年3月7日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:ニール・ハッチンソン&ジョナサン・ストークス
有無を言わせぬ強引なアプローチで話題騒然のゲルギエフ&LSOによるマーラ
ー・シリーズの第3弾は、前日に行なわれた第5番につづいて連夜の公演となっ
た第7番「夜の歌」。マーラーの交響曲のなかでもなぞめいた曲と云われる
第7番は、じつはそのぶん個性ゆたかな録音の数々で知られる作品でもありま
す。筆頭に挙がるクレンペラーの冷徹演奏のほか、それぞれ方向性の異なる
2種のライヴがあるテンシュテットが英国発というのも奇遇ですが、偉大な先
人に肩を並べるほどゲルギエフ&LSOのライヴもまた十分個性の際立つ内容と
いってさしつかえないものです。全曲を通じての特徴は、第6番(LSO.0661)の
ケースと同様にかなり速めのテンポを採用していること。不気味な暗さで開
始され、主部に入り追い詰められた気配を強めてゆく第1楽章。‘地獄の踊り’
(インディペンデント紙)と評されたスケルツォは‘当夜における全曲の白眉’
(ミュージカル・クリティシズム・ドットコム)。これを挟むふたつの夜曲は、
快活なテンポで軍楽の要素が強調された第2楽章、やはりかねて思い描くより
も速く、ますます苦々しいパロディの印象を与える第4楽章のどちらも徹底し
て感傷を排した趣きとなっています。ついに神経症的アプローチのきわめつ
けは操状態で一気に駆け抜けてゆくフィナーレ。
「これ(ゲルギエフによるフィナーレのアプローチ)がまったくマーラーが意図
するものであったかどうかは、わたしにははっきりと分かりません。けれど
も、終りまで疲れを知らない輝きに満ちたLSOの木管に力を与えられ、(フィ
ナーレは)過激という以外の何ものでもなかった。」(インディペンデント紙)
なかには戸惑いをおぼえ拒絶する向きもあるいっぽうで、いったいなにをし
でかすのか、先の読めないハラハラドキドキする感覚に中毒症状を起こすファ
ンが続出という事態を迎えている、ゲルギエフ&LSOのマーラー・プロジェク
ト。いよいよ7月9日と10日には、シリーズ最後の録音にふさわしく名刹セン
ト・ポール大聖堂での千人の交響曲ライヴを控えていますが、まだまだこの
コンビの行方に目が離せそうにありません。




<medici arts>
=EURO ARTS=
この度EUROARTS, ideale audienceはmediciグループ傘下となりましたため、
レーベル名をmedici artsに統一致します。

20 56338(DVD-Video) \2900
字幕:独英仏西
マーラー:交響曲第3番ニ短調
アンナ・ラーション(Ms)
アルノルト・シェーンベルク合唱団、テルツ少年合唱団
クラウディオ・アバド(指)ルツェルン祝祭管弦楽団
収録:2007年8月19日
ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター、
コンサート・ホール(ライヴ)
2003年8月のオケ結成以来、毎年一作のペースで進められているアバド&ルツェ
ルン祝祭管によるマーラー・シリーズの第5作。
スーパー・ヴィルトゥオーゾ・オケの実力を強く印象付ける第1楽章の勇壮な
ホルンの開始、第2部に入り、第2、第3楽章では顔ぶれを眺めるだけでも楽し
いトップ・プレイヤーたちの名技が光ります。つづく第4楽章の独唱はベルリ
ン・フィル盤のときと同じく美声のラーション。少年合唱のきびきびとした
表情がじつにすがすがしい第5楽章、そして深々とした美に満ち溢れたフィナ
ーレ。アバドのマーラー第3番といえば、ウィーン・フィル(1980年セッショ
ン)、ベルリン・フィル(1999年ライヴ)とのすぐれた録音が知られていますが、
このたびのライヴは画面からも伝わるとおり、病から奇跡の復活を果たした
アバドの集大成といえる内容です。

20 56818(DVD-Video) \3750
字幕:独英仏
音声:独
レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」全曲
ペトラ=マリア・シュニッツァー(S)
ボー・スコウフス(Br)
リディア・トイシャー(S)
ギュンター・エメリヒ(Bs)
ドレスデン国立歌劇場合唱団
シュターツカペレ・ドレスデン
マンフレート・ホーネック(指)
演出:ジェローム・サヴァリー
撮影:ドン・ケント
収録:2007年12月21日
ドレスデン、ゼンパーオーパーにおけるライヴ
親しみ易いメロディから世界中で愛され続けているレハールの代表作「メリ
ー・ウィドウ」。ドレスデン国立歌劇場における2007年12月の最新ライヴ映
像がmedici artsより登場します。ドレスデンのプロダクションというだけで
も胸が高まりますが、サヴァリーの贅を尽くした舞台といい、すみずみまで
行き届いた作りに大満足の内容となっています。主役ふたりにウィーン生ま
れのシュニッツァーに、ウィーンのフォルクスオーパーでキャリアをスター
トさせたスコウフス。2006年9月からドレスデンのメンバーで、ドイツ生まれ
のリリック・ソプラノ、トイシャーとキャストも選りすぐり。指揮はオース
トリア出身で、「レハールのオペレッタの数々はとくに自分に近しいもの」
と語るマンフレート・ホーネック。ドラマティックな音楽性で人気を集める
かれのアプローチはきわめて明快で、どなたも楽しめること請け合いです。




<Triolila>
279 923 \2080
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23
(2)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op.30
ギュルスィン・オナイ(Pf)
(1)ビストリク・レジューハ(指)スロヴァーク・フィル(1997年11月7日Live)
(2)エミール・タバコフ(指)ビルケントS.O(2005年4月3日Live)
オナイはイスタンブール生まれのトルコの女性ピアニスト。16歳でパリ音楽院
を首席で卒業。ロン=ティボー国際コンクール、ブゾーニ国際ピアノコンクー
ルを含む数々の国際コンクールで受賞。トルコ本国より国家芸術家の称号を
獲得し、イスタンブールのボアジチ大学からは名誉博士号を授与される。
ロシアのピアノ協奏曲を代表する2大名曲のカップリングはうれしいかぎり。
特に難曲のラフマニノフはレコ芸でもおなじみのドイツ圏の批評家、ペーター
・コッセ氏にも激賞されております。「劇的な第3楽章がこれほど情熱的で、
それでいてよく歌って演奏されるのを聴くのは非常に希なことだ」
ラフマニノフ3番のコレクターには見逃せない名盤の登場です。




<Medici arts>
idealeaudience=
30 73428(DVD-Video) \2900
字幕:英独仏西葡日
ブックレット:英
マルタ・アルゲリッチの音楽夜話-Martha Argerich Evening Talks
監督:ジョルジュ・ガショ
以前NHK BS2で放映され話題となっていた映像「マルタ・アルゲリッチの音楽
夜話」が遂にDVD化!名ピアニスト、マルタ・アルゲリッチのこれまで知るこ
とのなかった生い立ち、人生観、音楽観、演奏観など、まさに彼女の演奏のよ
うに情熱的に奔放に語っています。アルゲリッチが11歳から13歳まで教えを
受けた尊敬するフリードリッヒ・グルダへの思い、過去の貴重な演奏風景と
数々の名言が飛び出すインタビュー映像が織り交ぜられた興味深い映像です。
少女時代「1回でもミスしたら、あなたは死ぬのよ」と言い聞かせ舞台に向っ
たことや、コンサートをキャンセルするために指を負傷したりと大物ぶりを
のぞかせるエピソード、プロコフィエフ、ショパン、リスト、シューマン、
バッハなどそれぞれの作曲家に対する考えや共感など、彼女の音楽家として
の生きざまを描いています。2002年にはイタリア賞を受賞(テレビ・パフォー
ミング・アーツ部門)、 その他数々の賞に輝いた話題の作品。

30 78058(DVD-Video) \2900
ヴェルビエ・フェスティヴァル2007(ハイライト)
(1)ルトスワフスキ:パガニーニの主題による変奏曲 
(2)シューマン:『詩人の恋』-第10、11、12曲
(3)シューベルト:ピアノ小品 D.946-3 
(4)シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調 op.44
(5)ドビュッシー:子供の領分 
(6)バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番嬰ハ短調 Sz75
(1)マルタ・アルゲリッチ(P)ガブリエラ・モンテーロ(P)
(2)トーマス・クヴァストホフ(B)エレーヌ・グリモー(P)
(3)ラルス・フォークト(P)
(4)エレーヌ・グリモー(P) ルノー・カプソン(Vn) 庄司紗矢香(Vn)
ラース・アンダース・トムテル(Va) ミッシャ・マイスキー(Vc)
(5)ネルソン・フレイレ(P)
(6)ルノー・カプソン(Vn)マルタ・アルゲリッチ(P)
ヨーロッパ有数のスキーリゾートとして知られるヴェルビエで毎年夏に開催
される「ヴェルビエ音楽祭Verbier Festival & Academy」。1993年に始まっ
たこのイベントは、アルプスの山々に囲まれたその雰囲気や、若手の育成に
力を注いだコンセプトなどに賛同したトップアーティストたちが集まる世界
中から注目される音楽祭。このDVDは昨年2007年の模様をハイライトで収録し
たもの。 マルタ・アルゲリッチ、ミッシャ・マイスキー、エレーヌ・グリ
モー、庄司紗矢香など世界に名をはせる演奏家たちの夢の饗宴をアルプスの
美しい山里の雰囲気とともに楽しむことが出来ます。




<ORFEO>
ORFEO 659081 \2450
ショスタコーヴィチ:
チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 作品107
チェロ協奏曲第2番 ト短調 作品126
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)
ヤコフ・クライツベルク(指) バイエルン放送交響楽団
録音:2005年9月1-3、5日 ヘルクレスザール
日本でも多くの聴衆を魅了し、ムター、プレヴィンなど世界中の一流演奏家から高く評価
されているチェリスト、ダニエル・ミュラー=ショットの待望新譜は難曲ショスタコーヴィ
チの協奏曲。このショスタコーヴィチのチェロ協奏曲は、ロストロポーヴィチが2曲とも初
演を行っています。いかにもショスタコーヴィチらしい滑稽味にあふれる音楽、演奏者に
超絶技巧を要求され、一流のチェリストが名演を残しているこの難曲に、名器1727年マッ
テオ・ゴッフリラーを携えてミュラー=ショットが果敢に挑戦。共演経験のあるヤコフ・
クライツベルクとの切れの良い演奏、真摯な姿勢、いとも簡単に弾きこなす技巧、音色の
多彩さ、力強い演奏を聴かせてくれます。

ORFEO 739081 \2450
フランス・ヴァイオリン・ソナタ集
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.13
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ(遺作)、ツィガーヌ
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)
ストラディヴァリウス「ムンツ」(1736 年製/日本音楽財団貸与) ロベルト・クーレック(P)
録音:2007年5月7-10日 バイエルン音楽スタジオ
世界中から共演のオファーがくる注目の女流ヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタイ
ンバッハー。
現在彼女が熱心に取り組んでいるプーランク、フォーレ、ラヴェルのフランス・ヴァイオリ
ン・ソナタ集。多彩な音楽性を聴かせたラテン・アルバム(ORFEO686061)に引き続き、新た
な一面を見せてくれます。プーランクならではの洒脱さと、どこか憂いのある絶品のソナタ。
夭折の女流ヴァイオリニスト、ヌヴーのために作曲されプーランクのピアノ演奏により初演
されています。フォーレの代表作として名高いヴァイオリン・ソナタ第1番。淡い光と幸福
感に満ち溢れた作品。アラベラの艶やかで明るい音色が作品と合っています。ラヴェルの
最後の室内作品である傑作ヴァイオリン・ソナタ。流麗で優雅な第1楽章。ジャズの技法の
影響が見られる第2楽章「ブルース」。演奏者の技巧が試される第3楽章「無窮動」。冴えわ
たる技巧に洒落っ気たっぷりに演奏するアラベラに脱帽です。また超絶技巧と奏者の名人芸
を存分に披露できるツィガーヌで華やかにアルバムを締めくくっています。




<RCO Live>
RCO 08004(SACD-Hybrid) \2280
ベルク:
(1)管弦楽のための3つの小品
(2)「ルル」組曲(5つの交響的小品)
アナート・エフラティ(S)
ダニエレ・ガッティ(指)ロイヤル・コンセルトヘボウO.
録音:(1)2006年9月27, 28, 29 & 30日(2)2005年10月19, 20 & 23日
アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)
2008年は楽団創立120周年のアニヴァーサリー、また9月にはレーベルがスタートして5周年
の区切りを迎えるにあたり、RCO Liveはあらたな拡がりをみせようとしています。いざ、
RCO Liveに新風を送り込むのはもっぱら実演での評判が鰻登りのガッティ。注目のプログラ
ムは近年好んで取り上げているベルクの作品集。
当日はベートーヴェンの「運命」、ヒンデミットの「器楽合奏のための学習用作品」からの
5曲とともに演奏された「ルル」組曲。そしてガッティがRCOのほかシュターツカペレ・ドレ
スデンやウィーン・フィルとのライヴでも大成功を収めた3つの小品。‘歌うように振る、
というよりじっさいに歌いながら振る’と云われるガッティは、ここでまさしくイタリアの
伊達男の面目躍如。同じイタリア勢の指揮者ではアバドがはやくからベルクを得意としてい
たことを思い起こさせますが、情熱たぎるガッティの指揮ぶりもまた思いのほかベルクへの
適性をうかがわせます。加えてちょうどアバドにウィーン・フィルの音色が不可欠であった
ように、ガッティが手にしたのは黄金に譬えられるRCOのひびき。音色そのものになんとも
いえない魅力を備えたRCOを得て描かれる、ベルクの官能世界はまさに絶品。ルル組曲のソ
プラノは、すでにオリジナル版の全曲録音で表題役を歌い、これを当たり役としているイス
ラエル出身のエフラティ(1966年生まれ)。
いま、ノリにのっているガッティとRCOの相性の良さは、このアルバムを聴けば一目瞭然。
首席指揮者ヤンソンス、桂冠指揮者ハイティンクのほかに、RCO Liveにまたひとりとてもた
のしみな顔触れが加わりました。





<WAON RECORDS>
WAONCD 6020 \2080
ターロック・オキャロラン作品全集(第2巻) 「妖精の女王」
守安功(アイリッシュ・フルート、ホイッスル)、守安雅子(アイリッシュ・ハープ)
ターロック・オキャロラン作品全曲録音プロジェクトの第2弾。守安功&雅子の奏でる愛ら
しくも生き生きとした音が、オキャロランの生きた時代のアイルランドの土の香りまでも
見事に伝えてくれます。
アイルランドを代表するもっとも重要な作曲家で、盲目のハープ奏者でもあったオキャロラ
ン(1670-1738)。アイルランドやケルトの音楽を愛する人たちの間では、とてもよく知られ
た作曲家ですが、実際に演奏されるのは二百数十曲のうちの、ごく一部の曲に過ぎません。
この全作品録音プロジェクトによって、オキャロランの音楽世界の全貌が明らかにされ、
オキャロランの作った知られざる名曲の数々が明かされてゆくこととなります。




<SUPRAPHON>
SU 3961 \1780
フェルステル:
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番ハ短調Op.88(1910-1911)
(2)ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調Op.104(1925-1926)
イヴァン・ジェナティ(Vn)
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)BBC交響楽団
録音:(1)2007年12月8日ロンドン、バービカン・ホール(ライヴ) 
(2)2007年12月4 & 5日ロンドン、BBCメイダ・ヴェイル・スタジオ
チェコのヨゼフ・ボフスラフ・フェルステル(1859-1951)は、スメタナやドヴォルザーク、
フィビヒが確立した国民楽派の音楽を、ヤナーチェク、ノヴァークらとともに両大戦間期を
通じてアヴァンギャルドへと発展させた作曲家。チェコの名ソプラノ、ベルタ・ラウテレロ
ヴァーと結婚したことも関係してか、おもに声楽曲に数多くの業績を残しています。また、
作曲のほか詩作や評論、さらに画家としても幅広い創作活動を展開したことでも知られて
います。
チェコの名手ヤン・クーベリックに触発されて書かれ、1910年にこの曲を献呈された彼の
独奏によってシカゴで初演されたヴァイオリン協奏曲第1番。これはタイムズ紙が“とびき
りすばらしかった”と称えた、英国初演の記念すべきライヴ。いっぽう、第2番はどちらか
といえば技巧の華やかさに欠けるきらいはあるものの、ゆったりと流れる前半2楽章には美
しさがあふれています。時期的に両曲とも、チェコ音楽の伝統が色濃く反映されて親しみ易
いもの。巨匠ビエロフラーヴェクと手兵BBC響という強力なバックアップのもと、現代の名
手ジェナティは、じっくりとフェルステルの魅力に迫ります。

SU 3952 \1780
「マルチヌー:ヴィオラを伴う室内楽」
(1)ヴァイオリンとヴィオラのための3つのマドリガル(デュオ第1番)H 313
(2)ヴァイオリンとヴィオラのためのデュオ第2番H 331
(3)ヴィオラとピアノのためのソナタ第1番H 355
(4)クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ハープとピアノのための室内音楽
第1番H 376
アレクサンデル・ベサ(Va) ボフスラフ・マトウシェク(Vn) ペトラ・ベサ(P)
ルドミラ・ペテルコヴァー(Cl) ヤン・ターリヒ(Vn) イルジー・バールタ(Vc)
ヤナ・ボウシュコヴァー(Hrp) カレル・コシャーレク(P)
一時期、チェコ・フィルの第2ヴァイオリン奏者を務めていたこともあるマルチヌーは創作
の初期からヴァイオリンに関心を示していたのとはちがい、ヴィオラ曲は晩年になってよう
やく手掛けています。じっさいこのアルバムに収録されているすべての曲は1947年から1959
年にかけて作曲されています。ノスタルジックな民謡調の動機に込められた、過ぎ去りし青
春の日々や望郷の念。ヴィオラの甘く抒情的で、しかもさびしくほの暗い音色は、マルチヌ
ーにとって晩年の感情や苦しみを表現するための楽器にふさわしかったのでしょう。カメラ
ータ・ベルンのメンバーのほかソリストとしても活躍するベサのほか、チェコのトッププレ
イヤーたちが共演している点にも注目です。

SU 3950 4枚組 \5950
「マルチヌー:ヴァイオリンとピアノのための作品全集」
[CD 1]70'20"
エレジー(H 3, 1909)/ コンチェルト(H 13, 1910)/ ソナタ ハ長調(H 120, 1919)
[CD 2]50'57”
ソナタ ニ短調(H 152, 1926)/ 即興曲(H 166, 1927)/ ソナタ第1番(H 182, 1929)/
5つの小品(H 184, 1929)
[CD 3]48'49"
アリエッタ(H 188 A, 1930)/ ソナタ第2番(H 208, 1931)/
7つのアラベスク[リズミカルなエチュード](H 201 A, 1931)/
ソナチネ ト長調(H 262, 1937)/ インテルメッツォ[4つの小品](H 261, 1937)
[CD 4]62'00"
リズミカルなエチュード(H 202, 1931)/ 5つのマドリガル・スタンツァ(H 297, 1943)/
ソナタ第3番(H 303, 1944)/ チェコ狂詩曲(H 307, 1945)
ボフスラフ・マトウシェク(Vn)
ペトル・アダメツ(P)
名門チェコ・フィルの第2ヴァイオリン奏者を務めるほどの腕前だったマルチヌー。ヴァイ
オリンへの愛着が詰まったデュオ作品のすべてが、まとめて聴ける当アルバムの価値はたい
へん貴重。しばらく廃盤でしたが、フルプライス旧型番SU.3410、SU.3412が、セットになっ
てミドル移行再発となります。



<Profil>
PH 08036(SACD-Hybrid) 2枚組 \4250
ヴェルディ:レクイエム
ヴィオレッタ・ウルマーナ(S)
オリガ・ボロディナ(A)
ラモン・ヴァルガス(T)
フェルッチョ・フルラネット(Bs)
NDRハンブルク放送合唱団
トリノ・テアトロ・レッジョ合唱団
WDRケルン放送合唱団
セミヨン・ビシュコフ(指)WDRケルン放送交響楽団
録音:2007年11月12-16日ケルン、フィルハーモニー(ライヴ)
まもなく2008年7月にパリ国立オペラを率いて来日公演予定の鬼才ビシュコフ。Profilのシ
リーズ最新アルバムはヴェルレク、首席指揮者就任10周年を迎えた手兵ケルン放送響との
充実ぶりをうかがわせる注目の録音です。ソリストにベテランのスター歌手を揃えている
ほか、キャッチな「怒りの日」では増強されたコーラスの破壊力もすさまじいもの。わざ
わざセッションを組んでのプロジェクトでもあり、まさにSACDの効果は絶大。録音も優秀
です。




<RCO Live>
RCO 08003(SACD-Hybrid) \2280
「ホライゾン1-プレミア2007」
(1)モーリッツ・エッゲルト(b.1965):
ナンバー・ナインVI: a bigger splash(2006-07)
(2)コリン・マシューズ(b.1946):ターニング・ポイント(2006)
(3)テオ・ファーベイ(b.1959):トロンボーンと管弦楽のためのリート(2007)
(4)デトレフ・グラナート(b.1960):
劇場的動物譜 Theatrum Bestiarum(2004-2005 / 2006改訂)
ヨルゲン・ファン・ライエン(Tb)
マルクス・シュテンツ(指)ロイヤル・コンセルトへボウO.
録音:(1)2007年6月21 & 22日(2)2007年1月18日(3)(4)2007年9月18 & 19日
アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
1888年の創設以来、ことしで120年の伝統を誇るRCOは同時代の作品に理解あること
で知られています。マーラーやシュトラウスのオランダ初演については数知れず、
古くはセーケイ独奏でバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番(1939年)世界初演を果
たしているほか、当オケはみずから作品を委嘱、その世界初演を通じて音楽界をリ
ードしてきました。近いところでは2005年12月にヤンソンスの指揮でヘンツェの
「夢みるセバスチャン」(RCO.06001)が世界初演され、また、1987年には楽団創立
100周年記念の委嘱作であるベリオのフォルマツィオーニがシャイーによって初演
されています。
こうした背景もあり、ここにRCO Liveよりわたしたちと同時代の音楽に光を当てる
あらたなシリーズがスタートします。その名も「ホライゾン」(地平線)。その第1弾
では、2007年にRCOのおこなった世界初演もしくはオランダ初演のライヴが集められ
ています。「冥王星」で一躍その名を馳せたコリン・マシューズに、プロムス2005
で初演されたBBC委嘱作のグラナートがオランダ初演。ハイデルベルク生まれのエッ
ゲルトによる連作と、RCOの委嘱で首席奏者ライエンを念頭に書かれたファーベイの
トロンボーン協奏曲が世界初演時のドキュメントになります。
RCOによる世界初演ということで「オランダ音楽祭」の呼び物のひとつであったエッ
ゲルトのナンバー・ナインVI。副題は、プールサイドの風景を好んで描いたイギリ
スの現代画家デイヴィッド・ホックニーが、1967年初夏のカリフォルニアで制作し
た同名の絵画にもとづいています。プールから跳ね上がる‘とても大きな水しぶき’
が見る者に強烈なインパクトを与えるこの作品、モダン・アート・シーンでたいへ
ん有名な内容ですが、当曲はエッゲルトによると‘絵画では飛び込む瞬間が永遠に
停止し続けますが、この永続性を時間芸術である音楽で表現するために、ミニマル
風、パターン・ミュージックの手法を採用した’というもの。こちらは初稿のアル
ト・サックスとジャズ・ベースを除いたオケのみによる第2稿による演奏。
そして、なんといってもアルバム一番の目玉はファーベイの新作。すでにRCOによる
トロンボーン協奏曲委嘱の試みは2001年のトマジ、2004年のべリオに次いで3度目と
なりますが、緩-急-緩-急とテンポの異なる4つのブロックから構成される全曲を、
‘黄金のブラス’の筆頭、RCO首席ライエンの音色と離れ技で一息に聴かせます。
この作品のほか、すべてのナンバーで指揮を手がけるのは、ヘンツェに見出され、
その実演や録音活動で知られる現代作品のスペシャリスト、シュテンツ。かれのも
とRCOによって美しく磨き抜かれたサウンドの魅力で、一見取っ付き難そうな現代
作品といえどもわたしたちを抵抗なく誘います。なお、ライエンがリーダーを務
めるロイヤル・コンセルトへボウ・ブラスの来日公演が、11月のRCO本体に先駆け
てこの7月に予定されています。



<IDIS>
IDIS 6549 3枚組 \4950
ワーグナー:「ワルキューレ」
ハンス・ホッター(Bs ヴォータン)
ビルギット・ニルソン(S ブリュンヒルデ)
ルートヴィヒ・ズートハウス(T ジークムント)
レオニー・リザネク(S ジークリンデ)
ゴットロープ・フリック(Bs フンディング)
ジーン・マデイラ(Ms フリッカ)
ロッテ・リザネク(S ヘルムヴィーゲ)
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms ワルトラウテ)
ロゼッテ・アンダイ(Ms ロスヴァイセ)
ヒルデ・レッセル=マイダン(A シュヴェルトラウテ)ほか
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)ミラノ・スカラ座管弦楽団
録音:1958年4月29日
IDISから凄い音源が登場です!カラヤンが1958年にスカラ座で上演した「ワルキュ
ーレ」です。カラヤンは1948年からスカラ座のドイツオペラ部門の監督に就任、さ
らに1956年からウィーン国立歌劇場の芸術監督に就任したことで、二つの大歌劇場
の名歌手を相互交換、その結果、スカラ座で充実したワーグナーが可能になったの
でした。これはその時期の「ワルキューレ」。ホッター、ニルソン、ズートハウス、
リザネク、フリック、マデイラ、さらにルートヴィヒと、超豪華キャスト!一部分
はCDになっていたことはありますが、全曲は今回初めての発売。当時のカラヤンの
帝王ぶりを思い知らされる強烈な演奏をお楽しみください。




<Melba>
MR 301095(SACD-Hybrid) 4枚組 \7200
ワーグナー:「ジークフリート」
ゲイリー・ライドアウト(T ジークフリート)
リサ・ガスティーン(S ブリュンヒルデ)
リチャード・グリーガー(T ミーメ)
ジョン・ブレッヒャー(Br ヴォータン)
ジョン・ウェグナー(Bs アルベリヒ)
デイヴィッド・ヒバード(Bs ファーフナー)
リアン・キーガン(Ms エルダ)
シュ=チェーン・ユ(S 森の小鳥)
アッシャー・フィッシュ(指)アデレード交響楽団
録音:2004年11-12月

MR 301099(SACD-Hybrid) 4枚組 \7200
ワーグナー:「神々の黄昏」
ティモシー・マサード(T ジークフリート)
リサ・ガスティーン(S ブリュンヒルデ)
ドゥッチョ・ダル・モンテ(Bs ハーゲン)
ジョナサン・サマーズ(Br グンター)
ジョアンナ・コール(S グートルーネ)
ジョン・ウェグナー(Bs アルベリヒ)
エリザベス・キャンベル(Ms ワルトラウテ)
リアン・キーガン(Ms 第1のノルン)
ゲイ・マクファーレン(S 第2のノルン)
ケイト・ラドナー(S 第3のノルン)
ナタリー・ジョーンズ(S ヴォークリンデ)
ドナ=マリー・ダンロップ(S ヴェルグンデ)
ザン・マッケンドリー=ライト(Ms フロースヒルデ)
アッシャー・フィッシュ(指)アデレード交響楽団,
南オーストラリア州立歌劇場合唱団
録音:2004年11-12月
アデレードの南オーストラリア州立歌劇場での「ニーベルングの指環」、完結です!
今回は後半の大作2作、「ジークフリート」と「神々の黄昏」です。この「指環」で
一貫してブリュンヒルデを歌っているのがリサ・ガスティーン。オーストラリアの
ブリスベン出身で、今や欧州ではブリュンヒルデ、イゾルデに引っ張りだこ。ここ
でも大きな存在感を示しています。「ジークフリート」のタイトルロール、ゲイリ
ー・ライドアウトはカナダのテノール。若々しい爽やかな声の持ち主で、「フィデ
リオ」のフローレスタンなどを得意としました。2007年9月に55歳で亡くなってしま
ったため、貴重な録音となりました。ティモシー・マサードは米国のテノール。米
国では既にドラマティック・テノールとして知られており、ヨーロッパにも活動を
広げているところです。その他、リチャード・グリーガー、ジョン・ブレッヒェラ
ー、エリザベス・キャンベルなど、「ラインの黄金」、「ワルキューレ」で既に実
力を発揮していた歌手がここにも参加。イスラエル出身のアッシャー・フィッシュ
はアデレード交響楽団を見事に操り、立派な音楽を聞かせてくれます。



<haenssler>
98 522 \2080
ハイドン:交響曲集
(1)第60番ハ長調Hob.I-60「うかつ者」
(2)第61番ニ長調Hob.I-61
(3)序曲ニ長調Hob.Ia-7
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO.
録音:2008年3月11-15日ハイデルベルク、プファッフェングルント、
ゲゼルシャフトハウス
徹底して過激なアプローチで作品像に迫るファイのハイドン・シリーズ第10集。こ
のたびは1770年代中盤、疾風怒涛期とパリ・セットのあいだに位置する2曲を取り上
げています。同名の喜劇の付随音楽からの序曲やフィナーレの主題が共通し、不協
和音を取り入れてユーモラスな味わいを醸す「うかつ者」をはじめ、いままでには
なかった親しみ易さがこの時期の特徴ともなっています。「うかつ者」における2本
のトランペット、第61番ではフルートと、管楽器の編成のちがいも効果的。さらに
またティンパニがことのほか強烈。これまでにファイのハイドンに触れたことのあ
る方ならお分かりのように、鮮度の高さと躍動感がなによりの魅力といえるでしょう。




<Profil>
KDC 5051 \2450
日本語帯、解説書つき
(1)ウィリアム・オルウィン(1905-1985):オーボエ・ソナタ
(2)ヨハン・ウェンツェル・カリヴォダ(1801-1866):サロンの小品Op.228
(3)アンリ・デュティユー(1916-):オーボエ・ソナタ
(4)ニーノ・ロータ(1911-1979):悲歌
(5)アントニオ・パスクリ(1842-1924):
ヴェルディの歌劇「シチリア島の夕べの祈り」の主題による大協奏曲
渡辺克也(Ob) デヴィッド・ジョンソン(Pf)
耳を疑うほどの超絶技巧と、オーボエの限界を超えた美音で聴衆を魅了してやまな
い、今最も注目と期待の集まる実力派、渡辺克也のオーボエ名曲集。
「このような名人が活躍をはじめたのだから、世の作曲家達は彼のオーボエのため
に、新作を書いていただきたいと思う。モーツァルトはミュンヘン宮廷楽団の名手
フリードリヒ・ラムのために《オーボエ四重奏曲》を書き、ザルツブルクの奏者フェ
ルナンデスのために《オーボエ協奏曲》を作曲したと言われている。名手の存在が
名曲を生む原動力である。渡辺克也が彼のために書かれた新作をコンサート会場で
披露し、やがてそれがCDとなって世に広まる日が来て欲しいと、私はいま、ひたす
ら願っているのである。」(中野 雄)




<GRAND SLAM>
GS 2029 \2250
レスピーギ:
(1)交響詩「ローマの松」
(2)交響詩「ローマの噴水」
(3)交響詩「ローマの祭り」
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC交響楽団
録音:(1)1953年3月17日(2)1951年11月17日
(3)1949年12月12日ニューヨーク、カーネギー・ホール
使用ソース:RCA(U.S.A.)(1)(2)LM 1768,(3)LM 1973
制作:平林 直哉
* おことわり:LPからの復刻ですので、LP特有のノイズが混入します。
■制作者より
トスカニーニの最高傑作と言われているレスピーギの「ローマ3部作」は、これまでにもRCA
所蔵のオリジナル・マスターからリマスタリングされたCDが何種類か登場しています。しか
し、初期LPの音はCDとはひと味もふた味も違った鮮烈さを持っていますが、今回はその音を
忠実に再現しました。言い換えれば、「トスカニーニ自身が聴いてOKを出した音」と言うべ
きものです。この3部作は45回転盤が初出のレコードのようですが、その45回転は枚数が多く
面の切れ目が多いために復刻には不向きです。そのため、当CDでは最初期のLPを素材として
使用しています。また、「ローマの祭」は先に出た25センチのLP(LM-55)ではなく後に発売さ
れ、音質も良くて切れ目のない30センチLP(LM-1973)を使用し、万全を期しています。
(平林 直哉)
■解説書の内容
トスカニーニの知られざる逸話や、珍しい写真を複数掲載します。




<audite>
AU 95586 \2280
R.シュトラウス:
(1)交響詩「英雄の生涯」Op.40
(2)交響詩「死と変容」Op.24
(1)フリッツ・ゲルラッハ(Vn)
カール・べーム(指)RIAS交響楽団
録音:(1)1951年4月23-24日(2)1950年3月25日
ベルリン・ダーレム、イエス・キリスト教会(スタジオ)
ベルリンRIAS収録、ドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源より復刻。巨匠ベーム
にとって、R.シュトラウスはフリッツ・ブッシュの後任としてドレスデン国立歌劇場総監督
時代(1934-1942)に親交を結んで以来、つねにキャリアとともにあった作曲家。モーツァルト
とならんで巨匠の代名詞ともいうべき演目だけに録音も多く、「死と変容」がRCO(1955年頃)、
シュターツカペレ・ドレスデン(1972年ライヴ)につづいて3種目、また、「英雄の生涯」は
シュターツカペレ・ドレスデン(1957年)、バイエルン放送響(1973年ライヴ)、ウィーン・
フィル(1976年)に続いて4種目となります。なかでも、RIAS響との録音はいずれもこれまで
でもっとも時期が古く、フリッチャイのもとで鍛え抜かれたアンサンブルに加えて、シュト
ラウスの歿後まもなく、連合軍による演奏活動禁止が明けてすぐという時期も影響してのこ
とでしょうか、マッシヴなアプローチと全曲にみなぎる覇気も聴きどころといえるでしょう。
モノラルながらたいへん鮮明な音質です。




<世界文化社>
SBKI 2(2DVD+解説BOOK) \4800
DVD決定盤 オペラ名作鑑賞シリーズ2 ヴェルディ:椿姫
[Disc 1]パルマ王立歌劇場「椿姫」 (131分) 
[Disc 2]グラインドボーン音楽祭「椿姫」 (135分)
[解説書]オペラの知識を深めるの鑑賞マニュアル。(64ページ) 
[Disc 1]
ヴィオレッタ:ダリーナ・タコーヴァ、
アルフレード:ジュゼッペ・サッバティーニ
ジェルモン:ヴィットーリオ・ヴィテッリ
カルロ・リッツィ(指)
ヴェルディ没後100周年記念管弦楽団&合唱団
2001年パルマ王立歌劇場
演出:ジュゼッペ・ベルトルッチ
[Disc 2]
ヴィオレッタ:マリー・マクローリン、アルフレード:ワルター・マクニール
ジェルモン:ブレント・エリス
ベルナルト・ハイティンク(指)
ロンドンフィルハーモニー管弦楽団、グラインドボーン合唱団
1988年 グラインドボーン音楽祭
演出:ピーター・ホール
[解説書]永竹由幸 監修・著
1853年スコアで演奏されたDISC1のパルマ盤はオペラ愛好家必見。ヴェルディ没後100年記念
公演のライブ映像ですが、1853年ヴェネツィア初演版で演じられています。ヴェルディの初
演版スコアでの上演はかなり珍しいもの。ポスト三大テノールのサッバティーニがアルフレ
ード役。実は彼がオペラで一番多く演じているのが「椿姫」のアルフレードですが、DVD化
されるのはこれが初とのこと(解説ブックに彼のインタビューも!)。ヴィオレッタ役はタコ
ーヴァ。イタリア本国でも絶賛のライブ映像を世界初のDVDとして本シリーズに収めました。
DISC2は英国の夏のオペラ祭で有名なグラインドボーン音楽祭の映像です。観客を入れずに
特別劇場収録したもので、普通では観客から見えないディテールまで目で追えます。一瞬、
映画仕立て?と思うほどですが、正真正銘のライブ盤!指揮はハイティンク。
これもまた実に魅力的な舞台で、伝統的で華麗な「椿姫」の世界を堪能できるDVDです。こ
のふたつのDVDを観くらべることで、ヴェルディの代表作「椿姫」の真髄に触れることがで
きます。




<harmonia mundi>
HMC 902012 \2450
ドビュッシー:
(1)チェロ・ソナタ第1番 ニ短調
(2)レントよりも遅く
プーランク:
(3)チェロ・ソナタ
(4)バガテル ニ短調(原曲:Vn&Pf)   
(5)セレナード-「陽気な歌」より第8曲(原曲:歌とピアノ)
(6)フランス組曲(全7曲/Vc&Pf版)
ドビュッシー:
(7)スケルツォ
(8)インテルメッツォ
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ) アレクサンドル・タロー(ピアノ)
2007年のバッハ:無伴奏チェロ組曲の衝撃的名演奏のリリースの記憶も生々しいケラス。そ
して、2007年秋に来日し、強烈な個性と集中した演奏で事実上の日本デビューを果たしたタ
ロー。2人の共演による夢のリリースは、フランスの室内楽です。異様に研ぎ澄まされたタ
ローのピアノの音色に、ケラスの颯爽としたチェロがからまる様は、まさにフランスのエス
プリそのもの。「レントより遅く」でのたゆたうような雰囲気に酔い、プーランクの「フラ
ンス組曲」の終曲カリヨンでの音色の鮮やかさに圧倒されます。今もっとも注目の二人によ
る、堂々の1枚です。




<HOMA DREAM>
HR 1154 \2730
平野 勇-詩的ワルツ集
グラナドス:詩的ワルツ集[平野勇編],ゴヤの美女
メンデルスゾーン:カンツォネッタ[平野勇編]
ソル:魔笛の主題による変奏曲op.9
バッハ:フーガBWV1000[平野勇編]
ヘンデル:サラバンド[平野勇編]
バリオス:郷愁のショーロ
タレガ:アランブラの想い出
ポンセ:3 つのメキシコ民謡
ポンセ:エストレリータ
平野 勇(Gt)
ゲームソフト ハドソン「ロードランナー」の作曲者で北海道を代表するギタリスト、平野
勇の第2弾。「今回のアルバムでは「歌」を感じさせる作品を積極的に取り上げました。ギタ
ーで効果的に表現することができる「美しい旋律」をもつ作品ばかりです。一度聴き終えて
もまた聴きたくなる、そんな一枚となるよう一音一音を大切に演奏しました。ギターが奏で
る「歌」をどうぞお楽しみください」。(演奏者の言葉より)

KCCW 4002 \2500
エキゾティック
ドゥミヤック:中世風小組曲
リムスキー=コルサコフ:インドの歌
レバイ:野ばらの主題による変奏曲
パラディス:シシリエンヌ
シャミナード:スペイン風セレナーデ
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
コレッリ:ソナタ第7番 ニ短調
硲 美穂子(Vn)竹内永和(Gt)
中世から近代まで、ヴァイオリンとギターによる異国情緒溢れる音楽の旅。オーストリアの
作曲家レバイ(1880-1953)によるシューベルトの有名な「野ばら」の主題によるチャーミン
グな変奏曲が収録されているのが貴重。

MMM 1001 \2520
イマージュ
ボザ:子守歌とセレナード、3つの小品、映像op.38
ドビュッシー:シランクス(Flソロ)
ラヴェル:ハバネラ形式による小品
プーランク:サラバンドop.179(Gソロ)
フランセ:ソナタ
サティ:3つのジムノペディ
マーティン・フォーゲル(Gt)アン・エルキェー(Fl)
スウェーデン直輸入盤 ブックレット英語、スウェーデン語、日本語
スウェーデンの若手ギタリスト、フルーティストによるフランス音楽。

<naive>
OP 30436 \2280
フランチシェク・イグナーツ・アントニン・トゥーマ(1704-1774):
(1)4声のソナタ イ短調 (2)パルティータ(4声)イ短調 
(3)シンフォニア(4声)変ロ長調
(4)シンフォニア(3声)変ロ長調 (5)パルティータ(3声)ハ短調 
(6)ソナタ(4声)ホ短調 (7)ソナタ(3声)イ短調
リナルド・アレッサンドリーニ(チェンバロ&指)、
コンチェルト・イタリアーノ
「刺激的な古楽演奏」を語る上ではずせないのがアレッサンドリーニ、待望の新譜で
す。トゥーマは、チェコに生まれ、その後ウィーンに移り、キンスキー伯の庇護を受
け、フックスの下で学ぶ傍ら教会音楽家として活動、そして宮廷や貴族に仕える副楽
長を務めた人物です。シンコペーション、ため息のような旋律、長・短調の突然の交
替といった、ギャラント様式を思わせる作風で、さらに二重フーガがあちこちで用い
られるなど、卓越した作曲技法の持ち主でした。といえば、アレッサンドリーニほど
彼の作品を演奏するのに適した人物はいないでしょう。アレッサンドリーニの心地よ
く刻むチェンバロの和音は、うつろう気分を濃厚に反映させたもの。さらに、声部の
絡み合い、コントラストのつけ方など、決していやらしくはありませんが、実に見事。
嬉しい驚きに満ちた1枚となっております。




<Soli Deo Gloria>
SDG 144 2枚組 \3950
J.S.バッハ:カンタータ集vol.25
[CD1]復活節後第5日曜日のためのカンタータ
カンタータ第86番「まことに、まことに汝らに告ぐ」BWV 86
カンタータ第87番「今までは汝らなにをもわが名によりて求めしことなし」BWV 87
カンタータ第97番「わがなす すべての業に」BWV 97
[CD2]昇天節後(復活節後)第6日曜日のためのカンタータ
カンタータ第44番「人々汝らを除名すべし」BWV 44
カンタータ第150番「主よ、われ汝をあおぎ望む」BWV 150
カンタータ第183番「彼らみな汝を待ち望む」BWV 183
ジョン・エリオット・ガーディナー、
モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
[CD1]キャサリン・フーグ(S)、ロビン・タイソン(A)、
スティーヴ・ダヴィスリム(T)、ステファン・ローゲス(B)
[CD2]ジョアンヌ・ルン(S)、ダニエル・テイラー(A)、
ポール・アグニュー(T)、パナヨティス・イコノムー(B)
録音:[CD1]2000年5月[CD2]2000年6月
ガーディナーのバッハ、最新盤は復活節後のカンタータ集。小編成ながらも慰めの気
分に満ちた美しい第87番、初期に書かれた150番など、興味深い作品が並びます。




<クリエイティヴ・コア>=DENONレーベル=
CCSA 004 \2450
ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ -プッチーニに捧ぐ-
「妖精ヴィッリ」より 1.ここがあの家 2.夜の宴
「エドガール」より 3.享楽の宴、ガラスのような目をしたキメラ
「マノン・レスコー」より 4.栗毛、金髪の美人の中で 5.見たこともない美人 
6.ああ!彼女に触れるな! 7.第3幕への間奏曲
「ラ・ボエーム」より 8.冷たい手
「トスカ」より 9.妙なる調和 10.星は光りぬ
「蝶々夫人」より 11.愛か気まぐれか 12.愛の家よ さようなら
「西部の娘」より 13.やがて来る自由の日
「外套」より 14.お前の言うとおりだ
「ジャンニ・スキッキ」より 15.あなた方は間違っている!― 
フィレンツェは花咲く樹のように
「トゥーランドット」より 16.泣くな、リュー! 17. 誰も寝てはならぬ
ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ(T)マルコ・ボエーミ(指)東京都交響楽団
録音:2007年4月 森のホール21(松戸市)
解説:和文、英文解説&イタリア語リブレット、英語・日本語対訳付き
太陽の声を持つテノール、ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラが贈る珠玉のプッチーニ・
テノール・アリア集。世界中のオペラファンを捉えて離さないラ・スコーラの耀く歌声
が、熟練の指揮者ボエーミ&東京都交響楽団の呼応と相俟って、プッチーニの滋味溢れ
る名旋律を豊かに歌い上げます。シチリア島パレルモ出身のラ・スコーラ。「太陽のよ
うな声」とも称される輝かしい声が人気の秘密で、パヴァロッティの後継者として熱狂
的な支持を獲得しています。今年はプッチーニ生誕150年でもあり、その明るい歌声で
私たちは魅了してくれることでしょう。
ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ Vincenzo La Scola
1958年イタリアのパレルモ生まれ。79年にプッチーニゆかりの地トッレ・デル・ラーゴ
で大テノールのパヴァロッティに出会い、彼の紹介で名教師アッリーゴ・ポーラに師事
する。82年パルマで《十字軍のロンバルディア人》(ヴェルディ)に出演、オペラ・デ
ビューを飾る。85年ブリュッセルのモネ劇場で《愛の妙薬》に主演してから急速に活
躍の場を広げ、ミラノ・スカラ座にも《愛の妙薬》で初登場(88)、ローマやボローニャ、
ラヴェンナ、ナポリなどイタリア国内のみならず、ウィーン国立歌劇場やロンドン・
コヴェントガーデン、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場など国外の大劇場から頻
繁に招かれる存在となる。録音では最初期の《ベアトリーチェ・ディ・テンダ》(ゼッ
ダ指揮)からムーティ指揮の《リゴレット》《ノルマ》《メフィストーフェレ》、映像
ではアッバード指揮の《シモン・ボッカネグラ》やサンティ指揮の《二人のフォスカ
リ》などそれぞれ高く評価され、来日回数も多い。近年は《トスカ》や《ラ・ボエー
ム》などプッチーニのオペラへの出演が多く、06年には、日本のサントリーホールで
念願のカラフ(《トゥーランドット》)に初挑戦、好評を博している。
(ライナーノーツより)




<Cascavelle>
VEL 3117 \1700
R.シュトラウス:歌曲集
夜 Op.10-3
わが子に Op.37-3
ひそやかな誘いOp.27-3
春のひしめき Op.26-1
君を愛す Op.37-2
憩え、わが魂よ Op.27-1
とき放たれた心 Op.39-4
ああ、あなたが私のものなら Op.26-2
なにも Op.10-2
ひどい天気 Op.69-5
万霊節Op.10-8
明日 Op.27-4
献身 Op.10-1
ツェツィーリエ Op.27-2
ソフィー・コッシュ(Ms)
フィリップ・アントルモン(P)
録音:2006年10月,パリ
フランスのメッゾソプラノ、ソフィー・コッシュの歌うR.シュトラウスの歌曲集です。
コッシュはパリで学び、フランス国内で活動した後、1998年にロンドンでの「セビリ
アの理髪師」のロジーナを歌って大成功、ザルツブルク音楽祭など国際的に活躍する
ようになりました。またドイツ・リートでも高い評価を得ており、ことにR.シュトラ
ウスには定評があります。このCDでは、伴奏を大ピアニスト、フィリップ・アントル
モンが担当、若手とベテランの見事な融合を楽しむことが出来ます。





<Coviello Classics>
COV 50802 \2350
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
バルトーク:弦楽四重奏曲第4番
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「内緒の手紙」
ベネヴィッツ・カルテット
【イジー・メネチェック(Vn) シュチェパン・イェジェック(Vn) 
イジー・ピカンス(Va)シュチェパン・ドレジャール(Vc)】
録音:2007年7月23-26日(バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ)
ベネヴィッツ・カルテットはチェコの実力派若手弦楽四重奏団。1998年にプラハ音楽院
にて結成。2004年チェコ・フィルハーモニーのチェコ室内楽協会賞受賞団体でもあり、
2004年ARDミュンヘン国際コンクールでは本選に進出、セオドア・ログラー財団奨学金
とベーレンライター原典版賞を獲得。また、日本では2005年に開催された第5回大阪国
際室内楽コンクールでグランプリ受賞しています。団体名にもなっているベネヴィッツ
はドヴォルザークと同時代の、重要なヴァイオリニスト。プラハ音楽院の初代校長で、
多くの優秀な弟子を輩出したチェコの室内楽伝統を築いた人物。

COV 50803 \2350
ドイツ・ロマンティック民謡集-ノットゥルノ(全25曲)
ベルリン・フィルのホルン奏者たち(シュテファン・ドゥ・ルヴァル・イェジエルスキ、
ファーガス・マックウィリアム、クラウス・ヴァレンドルフ、サラ・ウィリス)
ヴォカールツァイト
世界最高峰オーケストラのホルン・セクションから集められたベルリン・フィルの一
流のホルン奏者たちによるアンサンブルとルベルト・ロルツィングの生誕200年の年
2001年に結成された男性ヴォーカルグループ、ヴォカールツァイトによるドイツ・ロ
マンティック民謡集。完璧なテクニック、豊かな音色を駆使した表現力には脱帽です。

COV 60716 \2350
クリスチャン・ヨースト(1963-):管弦楽作品集
コクーン交響曲-内なる旅の5つの駅
【地位(Zustand)、逃亡(Flucht)、自由の国(FreiRaume)、R.E.M(急速眼球運動)、
衝撃(Erschutterung)】/アストラーリス/ワン・スモール・ステップ…/ジ・エンド・
オブ・ザ・ゲーム
ガブリエル・フェルツ(指)
シュトゥットガルト・フィル
録音:2007年5月21-25日(シュトゥットガルト)
ドイツ人作曲家クリスチャン・ヨーストによる管弦楽作品集。クリスチャン・ヨースト
はラトルなどの大物指揮者からの委嘱作品なども多く、現在注目の作曲家の一人です。
ワイマール・シュターツカペレからの委嘱作品「コクーン交響曲」は、5つの楽章から
なり第3楽章[自由の国(FreiRaume)]を軸に左右対称に配置されています。このコクー
ン交響曲の副題「内なる旅の5つの駅」は室内管弦楽と合唱による作品「ANGST」
(COV 60609)のテーマとしても使用し、この想像上の探検は、ある種自身の内面に関す
る旅であると語っています。

COV 60717 \2350
コルネリウス・シュヴェア:作品集
ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための作品(a nous deux)
ソロ・パーカッションのための作品(innen et au_en)
ソロ・アコーディオンのための作品(aus den kamalattanischen liedern)
木管三重奏曲(Wie bei Bogen und Leier)
テオドロ・アンゼロッティ(アコーディオン) アンサンブル・ルシェルシュ
ローター・ツァグロゼク(指)ベルリン放送交響楽団
録音:1995-1997年
1953年生まれのドイツ人作曲家コルネリウス・シュヴェア。フライブルク音楽大学で
作曲、音楽学、ギターを学ぶ。演奏は超絶技巧アコーディオン奏者テオドロ・アンゼ
ロッティと1985年に設立された現代音楽演奏のパイオニア的存在の団体アンサンブル
・ルシェルシュ。



<HUNGAROTON>
HCD 32567 \2080
ミヒャエル・ハイドン:
(1)四旬節用ミサMH 553, KI/19,(1794)
(2)四旬節のためのミサMH 551, KI/20,(1794)
(3)四旬節ミサMH 552, KI/3,(1794)
(4)枝の主日のためのグラドゥアーレMH 695, KIIa/27,(1798)
(5)聖十字架ミサMH 56, KI/16,(1762)
パーセル合唱団
ジェルジ・ヴァシェギ(指)オルフェオ・オーケストラのメンバー(ピリオド楽器使用)
レヴェンテ・ジェンジェッシ(Org) チッラ・ヴァーリ(Vc) 
ジェルジ・ヤンジョー(Cb)
録音:2007年11月2-6日フンガロトン・スタジオ
その生涯にラテン語とドイツ語で35のミサと3つのレクイエムを遺したミヒャエル・ハ
イドン。ほかならぬ彼の最期の仕事となったのも未完のレクイエムでした。E.T.A.ホフ
マンは未完のレクイエムに宛てて「かれは宗教音楽の作曲家として時代と国を越えて
最高の芸術家に位置づけられることは、現在では音楽を解するものであれば誰しも疑い
ようがない。」と述べています。
ミヒャエル・ハイドンが当時のナジヴァーラド(現ルーマニアのオラデア)の司教座で
キャリアをスタートさせた経緯から、ハンガリーゆかりの作曲家と位置づけフンガロ
トンが録音に力を入れるこのシリーズ。最新作では宗教音楽、なかでも四旬節(受難節)
にまつわる作品を収めています。ここで注目される特徴がパレストリーナ様式として
知られる対位法書法。そして聞こえてくる音楽の約やかな美しさ。教会での典礼に相
応しいようにという配慮から、グレゴリオ聖歌の旋律を定旋律に用いたり、またトラ
ンペットやホルン、打楽器などの鳴り物はあえて避けています。なお合唱の編成はソ
プラノ6、アルト(カウンターテナー)4、テノール4、バス4。ラテン語歌唱。

HCD 32562 \2080
ウジェーヌ・ワルキエ(1793-1866):
(1)協奏的大四重奏曲嬰ヘ短調Op.46
(2)三重奏曲ニ長調Op.35
(3)大四重奏曲ヘ長調Op.70
テトラヴェルシ・フルート・カルテット
[エヴェリン・バログ、カタリン・ナジ、ユディト・パチョライ、
ゲルゲイ・イッゼーシュ]
(2)ジョルト・カッロー(Vn)
ディッタ・ローマン(Vc)
録音:2007年10月1-3 & 7日フンガロトン・スタジオ
ワルキエはベルギーに生まれ、19世紀前半に活躍したフランスのフルート奏者。時代が
求めたフルート教師であり、ベーム式以前の古いフレンチ・システム(指で穴を押さえ
る)のフルートの擁護者でもあり、そしてまた作曲家としても成功を収めていますが、
必然的にフルートつきの作品、なかでも室内楽曲にその本領が発揮されています。
R.S.ロックストロは『フルート論』のなかで「その音楽は比類なく孤高なる様式に拠
り、想像力に富み新鮮。衝動変化の多様な感情表現に充ち…さらに、デュオ、トリオ、
カルテットはフランス芸術の最高のものである」 と絶賛していることからも、そのす
ばらしさがいくぶん想像できるでしょう。アルバム一曲目、さっそうとした軍隊行進
曲調で第1楽章が開始される作品70は、つづくスケルツォに、悲痛かつ美しいアダージョ
を経て、フィナーレはロンドで閉じられます。なかでも演奏時間が30分を越える協奏
的大四重奏はじつに個性的で、熱いパッションがほとばしり、聴きごたえ満点。これ
らは長らく楽譜も未出版であったため、わずかにフルート関係者のあいだで知られる
のみのまぼろしの作品でしたが、楽譜の再出版を契機に世界初録音となりました。ま
さにフルート・ファン大注目のアルバム。

HCD 32492 \2080
(1)モシェレス:大ソナタ変ホ長調Op.47
(2)ウェーバー:8つの小品Op.60
アドリエンネ・スース&イヴォ・ハーグ(ピアノ・デュオ)
録音:2007年9月21-23日フンガロトン・スタジオ
ドゥシークのアルバム(HCD.32276)でみごとなテクニックを披露したピアノ・デュオに
よる新作はこのたびもヴィルトゥオーゾとして活躍したふたり、モシェレスとウェー
バー。ともに世界初録音です。モシェレスの作は、ほかのいくつかの作品と同じく、
ベートーヴェンのパトロンかつ弟子として有名なルドルフ大公に献呈されたもの。大
規模な4楽章形式による内容は、技巧的なピアノの扱いに加え、はなやかで魅惑的な調
べで惹きつけます。
1818-19年にかけてウェーバーが円熟期に達してからの8つの小品。家庭で楽しむため
に書かれたものながら、名曲「舞踏への勧誘」ばりに華麗な音色のセンスが冴え渡り、
3つ残した連弾曲のうち技術的にも表現の幅がいっそうの拡がりをみせています。第4
曲でのハンガリー風のリズムと味わいもスパイスが効いています。




<Ondine>
ODE 1123(SACD-Hybrid) \2300
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第3番、ヴァイオリン協奏曲(ピアノ版) ニ長調 作品61a
オッリ・ムストネン(P、指) タピオラ・シンフォニエッタ
録音:2007年10月(第3番)、11月 タピオラホール(エスポー、フィンランド)
制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ
オッリ・ムストネンとタピオラ・シンフォニエッタによるベートーヴェンのピ
アノ協奏曲シリーズ。第1番と第2番を組み合わせた第1作(ODE 1099)は、ムス
トネンの特異なフレージングといきなりのダイナミックスのコントラストが
強い印象を与えました。彼の演奏については、「これではベートーヴェンでは
なくムストネンだ」という意見がある一方、「インスピレーションにみちた」
という見方もありました。さすが、バッハとショスタコーヴィチの前奏曲と
フーガをひとつのアルバム(ODE 1033)(第2集)に録音し、それぞれの音楽を新
たな視点から見ることを試みたピアニストです。第2作は、第3番とベートー
ヴェン自身がピアノと管弦楽のために編曲したヴァイオリン協奏曲。ヴァイオ
リン協奏曲(ピアノ版)作品61aは、ムストネンとしては2度目の録音となります
が、弾き振りとしては初。この作品はムストネンが定期的にコンサートで取り
上げる、お気に入りの曲です。このピアノ版はオーケストレーションの変更は
一切なくソロ・パートのみ編曲されています。しかしヴァイオリン協奏曲で書
き残していなかったカデンツァ部分は、ピアノ協奏曲版では書き記されていま
す。このカデンツァはクレーメルをはじめ多くのヴァイオリニストにとって参
考となる革新的なカデンツァであったといえるでしょう。鬼才ムストネンなら
ではの刺激的でアグレッシヴな演奏を聴かせてくれます。

ODE 1061 \2080
子どもの歌の宝箱
ユッカ・ヤルヴォラ:ワニのヘルベルッティ
ゲオルグ・マルムステーン:言うことをきかないティピ
P・J・ハンニカイネン:リスの巣
伝承歌(テッポ・アリ=マッティラ 編):粗末な小屋の歌
ヘイッキ・クレメッティ:森の歌の集い
伝承歌(テッポ・アリ=マッティラ 編):ヒュッティス=フーベルト
カイ・シュデニウス:マグダレーナ
ゲオルグ・マルムステーン:野ウサギの雪すべり
イルッカ・クーシスト:ウィークデイ
ペッテル・オホルス:ねんねんころり
ゲオルグ・マルムステーン:子どもに教える交通ルールの歌
伝承歌(ヨルマ・ハルコネン 編):森の小屋の窓
ゲオルグ・マルムステーン:わるい小熊
伝承歌(テーム・ホンカネン 編):象の行進
伝承歌(テッポ・アリ=マッティラ 編)風は誰のために歌うのか?
ペトリ・ヴィルタネン:わたしの友だち
マリ・パロ(S) カイ・ヒュッティネン(B) 
オスカリ・ペンナネン(ボーイソプラノ)
ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団 
レイフ・セーゲルスタム(指)
録音:2005年2月18日-19日 フィンランディアホール(ヘルシンキ)
今とむかし。子どもたちに歌って聞かせる歌と子どもたちの歌う歌が集められ
ました。マリ・パロはシベリウス・アカデミー出身のソプラノ歌手。リートリ
サイタルとオペラで活躍し、ポップスのステージにも立っています。カイ・
ヒュッティネンは20枚を超すアルバムを録音。テレビとミュージカルにも出演
し、人々に親しまれています。ボーイソプラノのオスカリ・ペンナネン(1992-)
も参加。セーゲルスタム指揮ヘルシンキ・フィルハーモニックの共演でソロ、
デュオ、トリオの歌を聴かせます。ティヴォリ公園のロンビのポルカを連想さ
せるマルムステーンの「野ウサギの雪すべり」など、オーケストラ演奏だけの
トラックも数曲あります。フィンランド・ローカルリリースのためブックレッ
トの歌詞と解説はフィンランド語だけ掲載されています。

ODE 1137 \2080
CD+フォトアルバム
アウロラ・ボレアーリスAurora Borealis-北極光の不思議
(1)ラウタヴァーラ :
鳥と管弦楽のための協奏曲「カントゥス・アルクティクス(極北の歌)」作品6
(2)シベリウス:
劇付随音楽「テンペスト」 組曲第1番 作品109-2よりテンペスト
(3)メリカント:
管弦楽のための4つの作品よりレント・カンタービレ、アリエッタ
(4)トゥオマス・カンテリネン:映画「待ちぶせ」よりアダージョ
(5)エルネスト・パングー:消された松明
(6)アウリス・サッリネン:
組曲「鉄の時代」よりトゥオネラのレンミンカイネン
(7)ペール・ヘンリク・ノルドグレン:
ペリマンニの肖像 作品26より考える人、ペリマンニの十八番の調べ
(8)ラウタヴァーラ:交響曲第7番光の天使よりコメ・ウン・ソーニョ
(1)(2)(8)ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団 
レイフ・セーゲルスタム(指)
(3)タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団 トゥオマス・オッリラ(指)
(4)カレリア・フィルハーモニック管弦楽団 オレク・ソルダトフ(指)
(5)フィンランド放送交響楽団 サカリ・オラモ(指)
(6)ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団 オッコ・カム(指)
(7)オストロボスニア室内管弦楽団 ユハ・カンガス(指)
解説:日本語訳付 写真:ヨウニ・ユッシラ
フォトブックスタイルのコンピレーション・シリーズ。最新のアルバムは、
フィンランドの空にゆらめく光の芸術オーロラがテーマです。オーロラをイメ
ージさせる音楽を集めた「アウロラ・ボレアーリス(Aurora Borealis)」
(ODE 937)がベース。ラウタヴァーラの鳥と管弦楽のための協奏曲「カントゥ
ス・アルクティクス」だけ、ヘルシンキ・フィルハーモニックとセーゲルスタ
ムによる録音に差し替えられています。オーロラ研究家ヨウニ・ユッシラが
撮影した写真10数枚とユッシラ自身の執筆した解説が英語、ドイツ語、フィン
ランド語、日本語で収録されています。オシャレなグリーティングカードとし
て、大切な友人への贈り物などに最適。




<dB Productions>
DBCD 116/119 4枚組 \5950
ヴァードステーナ・アカデミー、オペラの夏40年
ヴィルジーリオ・マッツォッキ/マルコ・マラッツォッリ/アントニオ・マリア
・アッバティーニ/ライフ・ティボ/エーバハード・アイサー/フランチェスコ
・プロヴェンツァーレ/ドメニコ・チマローザ/アレッサンドロ・ストラデッラ
/オラヴ・アントン・トメセン/ジュゼッペ・トリカリコ/レオナルド・レオ/オ
ラッチョ・ヴェッキ/オラヴ・アントン・トメセン/マルコ・マラッツォッリ/
カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ/エジディオ・ロムアル
ド・ドゥーニ/ G・P・テレマン/アレッサンドロ・メラーニ/ジュゼッペ・マリ
ア・オルランディーニ/イーアン・マックイーン/イーヴァル・ハルストレム/
カロウリーナ・エイリークスドウッティル/カルロ・パッラヴィチーノ /ライ
ンハルト・カイザー/ ユーナス・フォシェル/ヤコポ・メラーニ/ヘンリー・
パーセル/ヨハン・フリートリヒ・ライヒャルト/フェルディナンド・パエール
/スタファン・モッセンマルク/テューレ・ラングストレム/クヌート・ホーカ
ンソン/ガエターノ・ドニゼッティ/ゲオルク・ベンダ/カール・ウナンデル=
シャリン/ニコロ・ヨンメッリ /レイネ・ヨンソン/ ヨーゼフ・ハイドン /パ
ウラ・アーヴ・マルムボリ・ヴァルド/B・トミー・アンデション/ピーター・
ファン・マルデレ/マルコ・マラッツォッリ/ ジョアッキーノ・ロッシーニ/ス
タファン・ルンデーン=ヴェルデン
ヘレーナ・ドーセ(S) マレーナ・エルンマン(Ms) 
ヒッレヴィ・マッティンペルト(S)
ミカエル・サミュエルソン(B) トマス・スンネゴード(T) 
マリアンネ・ヘッガンデル(S)
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(Ms) 
カール・ユーハン・ファルクマン(B)
ブリット・マリー・アルーン(S) ステファン・ダールベリ(T) 
トゥールビョーン・リリエクヴィスト(T)
ニーナ・ステンメ(S) レーナ・ヌーディン(S) ダーヴィド・アーレル(B) 
ウッレ・ペーション(B)
スサンネ・リュデーン(S) ウッレ・ショルド(Bs)
ステファン・パルクマン(T、指) 器楽アンサンブル オーケストラ
アルノルド・オストマン(指) クラース・ペーション(指) 
アンデシュ・ヴィークルン(指)
アンデシュ・オールヴァル(指) トマス・シュバク(指) 
B・トミー=アンデショ(指)
ペッテル・スンドクヴィスト(指) ミカエル・バルトシュ(指) 他
[アーカイヴ・リサーチ、デジタル・トランスファー 
カール=グンナル・オーレーン]
解説:スウェーデン語、英語 歌詞訳:スウェーデン語、イタリア語、
フランス語(対訳なし)
スウェーデンで2番目に大きなヴェテルン湖。その湖畔にある音楽都市ヴァード
ステーナで開催されている「ヴァードステーナ・アカデミー、オペラの夏40年」
に収録されたのは、1967年から2006年にかけて上演された作品のライヴ録音。
バロック期のめずらしい作品。現代の作曲家がバロック期のオペラに倣った新
作。アカデミーの意欲的な活動と、世界の舞台に立つようになった歌手たちの
若い日の姿を振り返るころができます。音楽学者カール=グンナル・オーレー
ンがアカデミーのアーカイヴを調査。さまざまな音源(一部カセット録音)のデ
ジタル・トランスファーも行いました。CapriceのLPとCD(愚者の王)、Naxos
のCD(マグヌス公爵と人魚)、Phono Suecia のDVD(王国は汝のもの)としてリリ
ースされた音源に未発表の録音が加わったCD4枚のアルバム。199ページのブッ
クレットには、作品と上演に関するオーレーンによる詳細な解説と歌詞が掲載
されています。



<harmonia mundi France>
HMU 807504(SACD-Hybrid) \2500
ラフマニノフ:晩祷 Op.37
ポール・ヒリアー(指)
エストニア・フィル室内合唱団
かつてHMU907384、HMU807384(SACD-Hybrid)で出ていましたが、廃盤となったた
め新装丁で再発売となりました。ラフマニノフといえば華麗なピアノ曲や甘美
なオーケストラ音楽のイメージがありますが、アカペラ合唱のみ50分以上とい
う世界でも感動的な傑作を残しています。もともとラフマニノフのメロディは
聖歌を引用によるものもあり、本物の聖歌を作っても何の違和感もありません。
非常な難曲であるこの作品を、ヒリアーとエストニア・フィル室内合唱団が見
事に再現。透明で深々とした美声にすっかり酔わされる、至福の50分です。




<JMO>
JMOCD 006/7 2枚組 \2450
マーラー:
(1)交響詩「葬礼」
(2)交響曲第1番「巨人」
井上喜惟(指)
ジャパン・グスタフ・マーラー・オーケストラ
交響詩「葬礼」は「復活」の1楽章の第1稿といえる曲でマーラー自身が交響曲
第2番の作曲前に、この曲に「葬礼」と名付けてショット社に売り込みをはかり
ました。「復活」1楽章と比べても細部が多く異なっていて、実に楽しめる曲で
す。作曲完成年は1888年で「巨人」と同時に作曲していたと思われ、大変素晴
らしいカップリングとなっています。鬼才井上喜惟の面目躍如と申せましょう。




<PROFIL>
PH 05010 \2180
アストル・ピアソラ作品集
ブエノスアイレスの夏/ノヴィタンゴ/あるヒッピーの頌歌/ブエノスアイレス
のマリア - 受胎告知のミロンガ/コラール/我らの時代/キチョ/エスクアロ(鮫)
/オブリヴィオン(忘却)/リベルタンゴ/ミケランジェロ70/フィナーレ(ブレヒ
トとブレルの間で) (バンドネオンと弦楽のための編曲)
フォルトゥナ四重奏団、
ベルート・アーベル(バンドネオン)

PH 06063 \2180
シューベルト:歌曲集「美しき水車小屋の娘」(プロローグ&エピローグつき)
ミヒャエル・ショッパー(Br)
ヴォルフガング・ブルンナー(ハンマークラヴィア)
録音:2000年4月オーストリア、ミルシュタット・ホテル・ポスト
歌曲集の前後に、朗読によるプロローグとエピローグつき。





<ACCENT>
ACC 24178 \2300
夜咲きサボテンの歌-Reina De La Noche-song
Vidalita Del Vuelo/ Kara Llantaj/ La Tristecuta/ Alfonsina Y El Mar/
Dalia Morena/ La Aduendada/ Balada Para Martin Fierro/ Certidumbre/
Farewell/ Hop/ As Rosas Nao Falam/ Milonga Del Agua Herida/ Milonga/
Falta Envido/ Reina De La Noche
リリアーナ・ロドリゲス(Vo) ラファエッリャ・スミッツ(G) 
ホルヘ カルドーソ(G)




<INTEGRAL>
INTEG 221153 \2350
ガブリエル・ピエルネ:
ミュージック・ホールの印象Op.47、
ヴァイオリンとピアノのためのソナタOp.36、
バスク風幻想曲Op.49、ワルツ形式の夜想曲、
ヴァイオリンとピアノのためのスペインの踊り子、
幻想的即興
ガエターヌ・プルヴォスト(Vn) ローラン・カバッソ(P)




<Alba>
ABCD 235 \2300
ウーノ・クラミ:
ヴァイオリン協奏曲 作品32、弦楽オーケストラのための組曲、
愉快なセレナード、人形芝居の場面、序曲、中国の商人、
バレエ「眠りの森の美女」、勇ましい将軍
ペッカ・カウッピネン(Vn) 
ドミートリー・スロボデニューク(指)
キュミ・シンフォニエッタ
録音:2005年12月9日-13日 クーサーホール(クーサンコスキ、フィンランド)
ウーノ・クラミ(1900-1961)の代表作のひとつ、ヴァイオリン協奏曲をメインと
する作品集。この協奏曲は1943年に作曲、ストックホルムで初演されました。
翌年、スコアが紛失したため、クラミが記憶を頼りに再び作曲にとりかかり、
1954年に新版が完成したという経緯があります。その後、スウェーデン放送局
のライブラリーで初稿が発見されたものの、新たなアイデアを入れた新版が決
定稿となりました。オルガンのための「詩編11番」に基づく楽章をもつ「弦楽
オーケストラのための組曲」、曲名どおりの「愉快なセレナード」、ラヴェル
の「マ・メール・ロワ」を思わせる小組曲「人形芝居の場面」。クラミの管弦
楽作品の代表的なアルバムになりそうです。ソロを弾くペッカ・カウッピネン
はヘルシンキ・フィルハーモニックのコンサートマスター。ソロを担当したア
ルバムには、タピオ・トゥオメラ指揮エッセン・フォルクヴァング室内管弦楽
団と共演したシベリウスの組曲とユモレスクの録音があります。キュミ・シン
フォニエッタはフィンランドを代表する室内オーケストラのひとつ。指揮者の
ドミートリー・スロボデニュークはロシア生まれ。シベリウス・アカデミーで
セーゲルスタム、パヌラ、アルミラに指揮法を学び、スカンディナヴィア諸国
とイギリスを中心に活躍しています。

ABCD 249 \2300
ショパン:練習曲集 作品10、作品25、3つの新しい練習曲
アンネ・カウッピ(P)
録音:2006年-2007年 セッロ・ホール(エスポー、フィンランド)
アンネ・カウッピ(1962-)は、シベリウス・アカデミーを卒業後、ジュリアー
ド音楽院でアニア・ドーフマンとアデーレ・マーカスの下で postgraduate
diploma を取得。フィンランドを中心に演奏活動を行っています。

ABCD 250(SACD-Hybrid) \2300
大聖堂の窓-
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):オルガン作品集
交響的カンツォーネ第2番ハ短調 作品85-2、
グレゴリア聖歌による6つの小品「大聖堂の窓」 作品106、
メンデルスゾーンの「厳格な変奏曲 ニ短調 作品54」の主題による15の変奏曲
*世界初録音、
交響的コラール<いざ憩え、すべての地よ> 作品87-3(声、ヴァイオリン独奏
とオルガンのための)
マルック・マキネン(Org: タンペレ大聖堂のアルバニス・ユルヴァ・オルガン
(1907年))
アヌ・ホスティッカ(S) ペトリ・タピオ・マットソン(Vn)
録音:2004年6月7日-10日 タンペレ大聖堂(タンペレ、フィンランド)
ジークフリート・カルク=エーレルトは、20世紀初頭に活躍したドイツ、オー
ベルンドルフ・アム・ネッカーの生まれの作曲家。ライプツィヒ音楽院でオル
ガンとピアノのほか、ザロモン・ヤーダスゾーンとカール・ライネッケに作曲
を学びました。グリーグと親交があり、初期の作品にその影響がみられるとさ
れます。作曲家としての評価の定まっていないカルク=エーレルトと彼の作品
について演奏者のマルック・マキネンがブックレットに丁寧なノーツを寄せて
います(英語、フィンランド語)。タンペレ大聖堂のアルバニス・ユルヴァ・オ
ルガンはオーケストラを模倣したとされるロマンティックな響きに特色があり、
レーガーやカルク=エーレルトの音楽に似合っていそうです。




<EURO ARTS>
20 72218(DVD-Video) \2900
字幕:伊英仏独西
モーツァルト:
アリア「誰が知っているでしょう、私のいとしい人の苦しみを」、
アリア「大いなる魂と高貴な心は」、
モテット「エクスルターテ・ユビラーテ(喜び踊り、歓喜せよ)」、
交響曲第23番、第34番
チマローザ:歌劇「宮廷楽士長」
トン・コープマン(指)ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
リューバ・オルゴナソヴァ(S)マウリツィオ・ムラーロ(B)
2002年2月2日モーツァルトテウム大ホール(ザルツブルク、ライヴ)
古楽界の重鎮、トン・コープマンが登場した2002年のザルツブルグ・モーツァ
ルト週間の模様。抜群の相性を誇るコープマンとモーツァルト、そして同時代
の作曲家チマローザの「宮廷楽士長」を収録。トン・コープマンの最先端の解
釈と深い楽曲研究の上で繰り広げられる自在な演奏は、聴衆を常に期待と興奮
に導きます。

20 72288(DVD-Video) \2900
字幕:伊英仏独西
コレッリ:合奏協奏曲集 op.6より
第1番ニ長調/第2番ヘ長調/第3番ハ短調/第8番ト短調「クリスマス協奏曲」
/第10番ハ長調/第11番変ロ長調/第12番ヘ長調
トランペットと弦楽のための4声のソナタ
ヴァイオリン・ソナタ第12番ニ短調「ラ・フォリア」
クラウディオ・シモーネ(指)
イ・ソリスティ・ヴェネティ(ヴェネツィア合奏団)
マルコ・フォルナチアーリ(Vn)、佐々木一樹(Vn)、
ベッティーナ・ムッスメリ(Vn)
ジャナントニオ・ヴィエロ(Vc)、ギイ・トゥーヴロン(Tp)、
エルネスト・メッリーニ(Cemb)
1986年10月5日ローマ、サン・マルコ大聖堂における収録
イタリアが世界に誇るイ・ソリスティ・ヴェネティ(ヴェネツィア合奏団)の創
設者、クラウディオ・シモーネによる1986年にローマのサン・マルコ大聖堂で
の録音。何度も録音し彼らの得意とするコレッリの合奏協奏曲を含むDVD。煌め
く伸びやかなイ・ソリスティ・ヴェネティの演奏とクラウディオ・シモーネの
快活で推進力に満ちた音楽、美しいことこの上ないローマのサン・マルコ大聖
堂の映像が演奏を引き立てます。




<BIS>
BIS SA 1695(SACD-Hybrid) \2500
ヘンデル:ソロ・カンタータ集
(1)静かな穏やかな夜 HWV142
(2)恋する魂は HWV173
(3)高い望みをかけられた子 HWV113
(4)死に瀕するアグリッピーナ HWV110
(5)4声の協奏曲ニ長調
エマ・カークビー(Sop)、ロンドン・バロック
ヘンデルが20代の初め、イタリアに滞在していた時期の所産。すべてイタリア語に
より、当時のイタリア大物作曲家たちの影響が感じられます。いずれもヘンデルな
らではの甘く美しいメロディに富み、たいへん魅力的。カークビーの演技力で、極
上の劇音楽を聴いているような満足にひたれます。

BIS SA 1595(SACD-Hybrid) \2500
スコットランドの歌とロンドンのソナタ
ジョン・スタンリー:リコーダーと通奏低音のためのソロ第4番ロ短調Op.4の4
ヘンデル:リコーダーソナタ ロ短調HWV376、ソナタ ホ短調HWV375-ミヌエット
ジェミニアーニ:チェロソナタ ハ長調 Op.5の3
ルーマン:リコーダーソナタ第10番
スコットランドの調べ-「流れは広く」
ほか全8曲
パルナッスス・アヴェニュー
【ダン・ラウリン(Rec)、デーヴィド・テイラー(アーチリュート、テオルボ、バロ
ックギター)、ハンネケ・ヴァン・プロースジー(Cem, Rec)、ターニャ・トムキンズ
(Vc)】
ウィリアム・スケーン(Vc)
1700年代初頭のロンドンには、今日と同じく音楽家が集まり、ドイツ人ヘンデルを
はじめイタリア人ジェミニアーニやスウェーデン人ルーマンなど、諸国の有能な作
曲家たちが、互いに創作を刺激し合いました。さらに、当時イギリスと合体したス
コットランド文化が流行し、ことに伝統音楽のリズムや色彩に作曲家たちは魅せら
れました。ここにはスコットランド民謡編曲が、そこから霊感を受けてヘンデルや
スタンリーの作品と聴き比べられます。北欧の虚無僧ラウリンのリコーダーが冴え
まくります。

BIS 1696 \2380
ブレット・ディーン:作曲家・演奏家
(1)ヴィオラ協奏曲(2005)
(2)十二人の怒れる男たち(1996)
(3)親密な決定-無伴奏ヴィオラのための(1996)
(4)コマロフの墜落(2006)
ブレット・ディーン(Va)(1)、シドニー響チェロアンサンブル(2)、
ヒュー・ウォルフ(語り)(4)、
シモーネ・ヤング(指)シドニーSO
オーストラリア出身の作曲家ブレット・ディーン(1961-)作品集。彼はヴィオラの名
手としても知られ、ベルリン・フィルの団員を14年も務めました。自身で独奏を演
じるヴィオラ協奏曲、12人の陪審員を12本のチェロが演じる「十二人の怒れる男た
ち」、ラトルの委嘱で作曲された1967年のソユーズ1号事故をテーマとした「コマロ
フの墜落」など、タイトルだけで興味をそそられる作品ばかり。注目の女性指揮者
シモーネ・ヤングが指揮を担っているのも注目です。

BIS 1912/4 6枚組 \7140
シベリウス完全全集:その5 劇音楽
クリスチャン2世Op.27(オリジナル完全版と演奏会用組曲の2種)/クオレマ Op.44
(完全版)/悲しきワルツ Op.44の1/鶴のいる風景 Op.44の2/カンツォネッタ
Op.62a/ロマンティックなワルツ Op.62b/ペレアスとメリザンド Op.46(オリジナ
ル完全版と演奏会用組曲の2種)/ベルシャザール王の饗宴 Op.51(オリジナル完全
版と演奏会用組曲の2種)/白鳥姫 Op.54(オリジナル完全版と演奏会用組曲の2種)
/白鳥姫-第9曲の予備的スケッチ/十二夜 Op.60-来たれ、死よ/鳥の言葉-結婚
行進曲 JS62/スカラムーシュ Op.71/誰も彼も Op.83/テンペスト Op.109(オリ
ジナル完全版と演奏会用組曲の2種)/テンペスト-カノン(1927)と前奏曲
オスモ・ヴァンスカ、ヤーッコ・クーシスト(指)ラハティSO、
ネーメ・ヤルヴィ、ヨルマ・パヌラ(指)エーテボリSO、ラハティ室内合唱団、
ラハティ歌劇場合唱団、キルシ・ティーホネン(Sop)、
リリ・パーシキヴィ、アンナ=リサ・ヤコブソン(Ms)、
ヨルマ・ヒュンニネン、ライモ・ラウッカ、サウリ・ティーリカイネン、
ヘイッキ・ケイノネン(Br)
ほか
大好評のシベリウス完全全集、待望の第5弾が登場します。今回は劇付随のための管
弦楽曲を集めたもの。全曲版と演奏会用組曲が存在する作品はその両者を、異版の
あるものはそのすべてを含んでいます。さらに「白鳥姫」第9曲の予備的スケッチ、
「テンペスト」のカノンはこのアルバムのための新録音、ヴァンスカ&ラハティの
「悲しきワルツ」「鶴のいる風景」の未発売音源という貴重なものもここだけで聴
けます。



<INTEGRAL>
INTEG 221118 \2350
ジョルジュ・オンスロウ:チェロ・ソナタ第2、3番
ジャン=ルイ・デュポール:夜想曲
ジャン=マリー・トロトゥロー(Vc)

POL 580103 \2250
シャルル・デュパール:組曲第11、
J.J. ヴァルター:セレナータ
J.S.ルクレール:ソナタ第7番
E.マンジャン:シンフォニー・コンチェルト第1組曲、
C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ 第2番
ゴルダン・ニコリッチ(Vn) デビッド・ワルター(Ob)
ピエール・セシェ(Fl)ジャン=マリー・トロトゥロー(Vc))他

POL 580216 \2250
セルジュ・ランセン:ハバネラ、
グラナドス:インテルメッツォ、
ディミトレスク:ダンス・タラネーズ、
グリエール:インテルメッツォ、
ボッテシーニ:「夢遊病の女」の主題による幻想曲、
ベイント:ファンタジー・コンチェルタンテ、
クーセヴィツキー:小さなワルツ、
モンターク:エクストリーム、
P.ミシェル:タンゴ・フォー・アンドレ
ダニエル・マリイエ(コントラバス) 
オーヴェルニュ室内管弦楽団

POL 610434 \2250
ハルトマン:葬送協奏曲、交響曲第4番 
ヘンツェ:I Sentimenti Di C.P.E. Bach
アリ・ヴァン・ベーク(指)
オーヴェルニュ室内管弦楽団

POL 620245 \2250
バーディングス:交響曲第9番
アリ・ヴァン・ベーク(指) 
オーヴェルニュ室内管弦楽団

POL 170633 \2250
メンデルスゾーン:無言歌集(オーボエとピアノ編曲による)
Op.38-13、18、Op.30-7、10、12、Op.53-19、23、Op.19-1、2、4、
Op.62-25、26、29、30、Op.102-43、47、Op.67-31、32、34
デビッド・ワルター(Ob) クレール・デゼール(P)




<BelAir>
BAC 025(DVD-Video) \4950
字幕:仏英独西
ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」
クリスティアンネ・ストテイン(Ms イザベッラ)
マルコ・ヴィンコ(Bs ムスタファ)
マキシム・ミロノフ(T リンドーロ)
ジョルジョ・カオドゥーロ(Bs タッデーオ)
エリザヴェータ・マルティロシャン(S エルヴィーラ)
ルーベン・ドローレ(Bs アリ)

リッカルド・フリッツァ(指)
マーラー室内管弦楽団,
アーノルド・シェーンベルク合唱団
演出:トニ・セルヴィッロ
装置:ダニエラ・ダル・チン
衣装:オルテンシア・デ・フランチェスコ
収録:2006年7月
BelAirから、エクサン・プロヴァンス音楽祭の素敵な映像が登場。ロッシーニの傑作
オペラブッファ「アルジェのイタリア女」です。オランダ実力派メッゾ、クリスティ
アンネ・ストテインのイザベッラ、若手ロッシーニ・バッソの一番手、マルコ・ヴィ
ンコのムスタファ、ロシア生まれのロッシーニ・テノール、マキシム・ミロノフのリ
ンドーロと、旬の歌手が集められています。リッカルド・フリッツァの颯爽とした
音楽も聞きもの。しかもマーラー室内管弦楽団とアーノルド・シェーンベルク合唱団
が大変に優秀で、ことに合唱の精度の高さには驚くばかり。セルヴィッロの演出は
比較的伝統的。舞台中央に木造の建物を据えて活用しています。
なお、ヴィンコとミロノフはこの直後にペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティ
ヴァルで同じ「アルジェのイタリア女」に出演、これもDVDで発売されており
(DYNAMIC DYNDVD33526)、比較するのも面白いでしょう。




<DYNAMIC>
CDS 576 2枚組 \3760
ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」
マリエッラ・デヴィーア(S ルチア)
ジュゼッペ・サッバティーニ(T エドガルド)
ウラディーミル・ストヤノフ(Br エンリーコ)
カルロ・コロンバーラ(Bs ライモンド)
ブラゴイ・ナコスキ(T アルトゥーロ)
ダミアーナ・ピンティ(Ms アリーザ)
エンリコ・コッスッタ(T ノルマンノ)
ジェラール・コルステン(指)カリアリ歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:2004年6月4-6日,カリアリ
偉大なプリマドンナ、マリエッラ・デヴィーアの歌う「ルチア」のライヴ録音が登
場!2004年6月というと、日本で「ルチア」に出演したおよそ二ヶ月前にあたります。
しかもエドガルドにジュゼッペ・サッバティーニと、さらに豪華!ライモンドにも
カルロ・コロンバーラと、隅々まで大変充実したキャストです。ジェラール・コル
ステン率いるカリアリ歌劇場も充実した演奏。

DYNDVD 33581(DVD-Video) 2枚組 \4180
字幕:伊英独仏
ボーイト:「メフィストーフェレ」
フェルッチョ・フルラネット(Bs メフィストーフェレ)
ジュゼッペ・フィリアノーティ(T ファウスト)
ディミトラ・テオドッシュウ(S マルゲリータ/エレナ)
ソーニャ・ザラメッラ(Ms マルタ)
ミンモ・ゲッギ(T ワグネル/ネレオ)

ステーファノ・ランザーニ(指)
パレルモ・マッシモ劇場管弦楽団,合唱団,バレエ団
演出:ジャンカルロ・デル・モナコ
装置:カルロ・チェントラヴィーニャ
衣装:マリア・フィリッピ
収録:2008年1月,パレルモ
鬼才ボーイトの「メフィストーフェレ」に新たな映像が登場!ヴェルディの「オテッ
ロ」、「ファルスタッフ」の台本作家として高名なアッリーゴ・ボーイトは、若い頃
は革新的思想の作曲家として活動、その最大の成果がこの「メフィストーフェレ」で
した。タイトルロールは、バスの難役として知られています。このシチリア島パレル
モでの上演では、大ベテランのフルラネットがメフィストーフェレ役で圧倒的な存在
感。加えてフィリアノーティ、テオドッシュウと、非常に豪華なキャストです。ジャ
ンカルロ・デル・モナコの演出は、伝統的な要素とモダンな舞台作りを思いっきりよ
く混ぜ込んだもの。色彩の美しさは流石です。録音ですら珍しく、映像ではかなり
久々の新ものです。日本ではまだプロによる上演がなされていない「メフィストー
フェレ」だけに、このDVDでたっぷりお楽しみください!

CDS 571 3枚組 \5640
サッロ:「スキロス島のアキレウス」
ガブリエッラ・マルテッラッチ(A アキッレ)
マルチェッロ・ナルディス(T リコメーデ)
マッシミリアーノ・アリッツィ(男声S テアジェーネ)
マリア・ラウラ・マルトラーナ(S デイダミーア)
フランシスコ・ルーベン・ブリト(T ウリッセ)
エウフェミア・トゥファーノ(Ms ネアルコ)ほか
フェデリーコ・マリア・サルデッリ(指)
イタリア国際管弦楽団,ブラティスラヴァ室内合唱団
録音:2007年7月
ドメニコ・サッロ(1679-1744)は、18世紀前半にナポリを中心として活躍した、当時
の重要な作曲家。「スキロス島のアキレウス」は、1737年11月4日、新たに建造され
たナポリのサンカルロ劇場の柿落としとして上演され、大きな成功を収めました。
台本はメタスタージオ。アキッレ(アキレウス)は、トロイア戦争で命を落とすとい
う予言から、スキロス島の王リコメーデ(リュコメデス)の元で娘の格好で暮らして
いるうち、王女デイダミーアと恋に落ちてしまいます。しかし彼を戦いに駆り出す
ため、ウリッセ(オデュッセウス)が島にやって来て…、という話。柿落とし作品と
いうことで、当時ナポリを支配していたスペインのブルボン王朝を讃える豪華な作
品に仕立てられています。南イタリア、マルティーナ・フランカでのイトリアの谷
音楽祭でのライヴ。モード・アンティクオの指揮者として知られるサルデッリが、
若く優秀な歌手たちを率いて充実の演奏を繰り広げています。




<BONGIOVANNI>
GB 2429 \2180
ゴメス:「コロンブス」
ロッサーナ・ポテンツァ(S スペイン女王イザベラ)
グスターヴォ・ポルタ(T 国王フェルナンド)
アレクサンドル・アガーケ(Br コロンボ)ほか
シルヴィオ・バルバート(指)
カターニャ・マッシモ・ベッリーニ劇場管弦楽団、合唱団
録音:2006年5月19、21日、カターニャ
アントニオ・カルロス・ゴメス(1836-1896)は、ブラジル生まれでイタリアに留学、
イタリアオペラで大きな成功を収めた作曲家。今日でも代表作である「グワラニー
族」や「サルヴァトール・ローサ」は時折上演があります。「コロンブス」は、
1892年のコロンブス(クリストフォロ・コロンボが正しい名)の新大陸到達四百年を
記念して作曲されたカンタータ。カンタータといっても、3部構成で物語りもあるの
で、長さの短いオペラといった作品。晩年のゴメスの力作です。音楽にはヴェルディ
の「オテッロ」からの影響が顕著。ルーマニア生まれでリゴレットを得意とするベ
テランのバリトン、アレクサンドル・アガーケが気迫の入ったのコロンブスを聞か
せるほか、アルゼンチン生まれのテノールで、2006年に藤原歌劇団による「蝶々夫
人」で好評だったグスターヴォ・ポルタの国王フェルナンドももったいないくらい
の配役。ヴェルディ好きなら間違いなく楽しめる作品です。

GB 5651 \2180
ペロージ:
組曲第5番「トルトーナ」
組曲第7番「トリノ」
アルトゥーロ・サッケッティ(指)
ミラノ・ヌオーヴァ・カメリスティカ交響楽団
録音:2002年11月11日(「トルトーナ」),2003年10月25日(トリノ)
BONGIOVANNIの進めるロレンツォ・ペロージ(1872-1956)のシリーズの新刊。今回は
オーケストラのための組曲を2曲収録。どちらも3楽章形式で、イタリア都市にちな
んだ題名がつけられています。トルトーナは、ちょうどミラノとジェノヴァの真ん
中辺りに位置するピエモンテ州の町。素朴で親しみやすい音楽です。「ジェノヴァ」
は45分もかかる堂々とした大作。第2楽章のしみじみとした味わいにペロージの特色
が現れています。両曲とも、20世紀に入ってからの作品とは思えない作風で、メン
デルスゾーン辺りの時代を想定するとちょうどいいと思います。

GB 1206 \2180
アニタ・チェルケッティ アリア集
スポンティーニ:「ホーエンシュタウフェン家のアニェーゼ」
ベッリーニ:「ノルマ」
ヴェルディ:
「エルナーニ」,「シチリア島の晩鐘」,「仮面舞踏会」,「ドン・カルロ」,
「アイーダ」
カタラーニ:「ワリー」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
からのアリア、場面
アニタ・チェルケッティ(S)
ヴェルナー・シュレーターの映画「愛の破片」で一躍有名になった、イタリアの幻
のソプラノ、アニタ・チェルケッティのライヴ録音集。チェルケッティは1931年生
まれ。1951年にデビュー。1958年、ローマ歌劇場でマリア・カラスが「ノルマ」を
第1幕だけでキャンセルした後、次の公演から代役としてノルマ役を歌って大成功、
一躍スターにのし上がりました。しかし様々な事情で歌手業に嫌気がさし、1961年、
わずか30歳で引退。以来「愛の破片」まで30年以上公にも全く姿を現すことがあり
ませんでした。このCDには、ヴェルディを中心に様々な曲が収録、チェルケッティ
のスケールの大きな歌を聞くことが出来ます。

GB 5153 \2180
ベナッティ:鍵盤作品集
アレグロ
シンフォニア
オルガンのためのポラッカ
オルガンのための牧歌
ソナタ集(9曲,オルガン)
オルガンのためのソナタ集(6曲)
チェンバロのためのソナタ
カルロ・ベナッティ(Org, Cemb)
録音:2006年10月
ヴィンチェンツォ・ベナッティ(1767-1797)は、マントヴァに生まれた鍵盤奏者。教
会の楽長を務めていたそうですが、余り詳しいことは伝えられていません。音楽は
いかにも18世紀後半のイタリアの様式です。マントヴァの聖マリア・アッスンタ教
区教会に据えられている、アンドレア・モンテサンティとルイージ・モンテサンティ
製作のオルガンを使用。カルロ・ベネッティもマントヴァ生まれの鍵盤奏者。

<STRADIVARIUS>
STR 33798 \2180
ヴィヴァルディ(1678-1741):モテット集
エルサレムよ、ほめたたえよ RV609
しもべらよ、ほめたたえよ RV602
サルヴェ・レジナ RV618
キリエ RV587
スサンネ・リデーン、ジェンマ・ベルタニョッリ(ソプラノ)
マッシミリアーノ・マウテ・フォン・デーゲルフェルト(男性アルト)
クラウディオ・アストロニオ(指揮)
ハルモニチェス・ムンディ[ボーツェン・バロック管弦楽団&合唱団]
北イタリアの都市ボルツァーノを本拠に1996年より活動してきたピリオド楽器オーケスト
ラ、ハルモニチェス・ムンディは2006年、ボーツェン・バロック管弦楽団に改称しました。
ボーツェンはボルツァーノのドイツ語名です。

STR 33815 \2180
ミゲル・リョベート(1878-1938):ユモレスク 2つのギターのための編曲作品集
アルベニス:カスティーリャ/エボカシオン/椰子の木陰/入り江のざわめき
グラナドス:スペイン舞曲集 より 第6番,第11番
アギーレ:足跡
ロペス=チャヴァリ:モーロの城の伝説
ヴィラ=ロボス:テレジーニャ・ジ・ジェズース(シランダス より)
トレス:子守歌
デ・ロガティス:チャカレーラ
ダカン:かっこう
モーツァルト:メヌエット
ベートーヴェン:メヌエット
ブラームス:ハンガリー舞曲集 より 第5番
メンデルスゾーン:無言歌集 より 第20番,第25番
チャイコフスキー:ユモレスク Op.10 No.2
ステファノ・グロンドーナ、ラウラ・モンディエッロ
1925年6月9日、ブエノスアイレスのサロン・アルヘンティーナにおいてミゲル・リョベート
と彼の教え子である天才少女マリア・ルイサ・アニード(1907-1996)による最初のギター・
デュオ・コンサートが開かれました。そのコンサートこそ、室内楽としてのギター・デュオ
の輝かしい歴史が開かれた瞬間でした。当アルバムはリョベート=アニード・デュオの公式
レパートリーを収録したもので、旧譜「賛歌」(STR 33660)に収録されたファリャ原曲の作
品と合わせてその全集となります。

STR 33816 \2180
パーカッション・マスターピース
スティーヴ・ライヒ(1936-):ドラミング(1971)
カルロス・チャベス(1978):タンブーコ[Tambuco](1964)
カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007):ツィクルス(1959)
ジョン・ケージ(1912-1992):サード・コンストラクション(1941)
エドガー・ヴァレーズ(1883-1965):イオニザシオン(1931)
レナート・リヴォルタ(指揮)
イ・ペルクッシオニスティ・デラ・スカラ

●SONART Uto Ughi
※輸入数量限定盤
イタリア美音派ヴァイオリニスト、ウート・ウーギのシリーズをご紹介いたします。

FPAP 005/006 2枚組 \3050
【特別価格】
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 BWV1001(*)
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 BWV1002(*)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 BWV1003(+)
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004(#)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 BWV1005(#)
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第4番 BWV1006(+)
ウート・ウーギ(ヴァイオリン)
録音:1991年、9月9-13日(*)、6月14-17日(+)、4月7-9日(#)、
イタリア、シエナ、キジアーナ音楽アカデミー、スカルラッティ・ベッカフーミ・ホール
使用楽器:Guarnieri del Geg&ugrave;, 1744

FPAP 007 \2180
モーツァルト(1756-1791):
ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調 K.207
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調 K.211
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
ウート・ウーギ(ヴァイオリン、指揮)
サンタ・チェチーリア室内管弦楽団
録音:1985年9月、ローマ、聖サビーナ・バジリカ教会
使用楽器:Stradivarius, 1701 "Kreutzer"

FPAP 008 \2180
モーツァルト(1756-1791):
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218(*)
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219(*)
ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 K.262(+)
ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調 K.373(+)
ウート・ウーギ(ヴァイオリン、指揮)
サンタ・チェチーリア室内管弦楽団
録音:1985年9月(*)、1986年1月(+)、ローマ、聖サビーナ・バジリカ教会
使用楽器:Stradivarius, 1701 "Kreutzer"

FPAP 009 \2180
ヴィヴァルディ(1678-1741):「四季」Op.8 Nos.1-4(*)
ヴィオッティ(1755-1824):ヴァイオリン協奏曲第22番イ短調(+)
ウート・ウーギ(ヴァイオリン、指揮)
イ・ヴィルトゥオージ・ディ・サンタ・チェチーリア(*)
サンタ・チェチーリア室内管弦楽団(+)
録音:1988年3月(*)、1984年2月27日-3月1日、ローマ、ヴィア・デイ・グレチ・ホール(*)
使用楽器:Stradivarius, 1701 "Kreutzer"

FPAP 010 \2180
パガニーニ(1782-1840):
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.6(*)
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調(+)
ウート・ウーギ(ヴァイオリン、指揮)
サンタ・チェチーリア室内管弦楽団
録音:1986年4月(*)、1987年10月(+)、ローマ、聖サビーナ・バジリカ教会

<CLASSICAL RECORDS>
CD 101 \1780
オリガ・コトリャローワ
ラヴェル(1875-1937):夜のガスパール
エマニュエル・デュルレ(1893-1977):菊/高地/嘲りの笑みをたたえた偶像
ラフマニノフ(1873-1943);10の前奏曲 Op.23
オリガ・コトリャローワ(ピアノ)
ベルギー、アントワープに生まれのピアニスト・教育者・作曲家エマニュエル
・デュルレの作品が目を引くアルバム。デュルレは「ピアノの詩人」「絵画的
空想を持つ作曲家」と呼ばれました。収録の表題付きの3曲も描写的な作品で
す。オリガ・コトリャローワはモスクワ生まれ。数々の受賞歴には、2005年
ベルギーで行われた「エマニュエル・デュルレ国際ピアノ・コンクール」
第1位も含まれています。

CD 102 \1780
チャイコフスキー(1840-1893):
ドゥムカ(ロシアの村の情景)
「四季」(12の性格的小品)Op.37bis
ピアノ・ソナタ嬰ハ短調(1865)
ポリーナ・フェドトーワ(ピアノ)
ポリーナ・フェドトーワはエフゲニー・マリーニン、ワレーリー・カステリス
キーらに師事したピアニストで、指揮者ヴィクトル・フェドートフの娘。

CD 103 \1780
シマノフスキ(1882-1937):ピアノ作品集
メトープ(3つの詩)Op.29
仮面 Op.34
12の練習曲 Op.33
ソナタ第3番 Op.36
オリガ・ソバーキナ(ピアノ)
オリガ・ソバーキナはモスクワ音楽院でヴィクトル・メルジャーノフに師事
したロシアのピアニスト。ポーランドとの関係が深く、シマノフスキの専門
家として認められています。

CD 104 \1780
ロシアのピアノ協奏曲集
グラズノフ(1856-1936):ピアノ協奏曲第2番ロ短調 Op.100(*)
スクリャービン(1872-1915):ピアノ協奏曲嬰ヘ短調 Op.20(+)
チャイコフスキー(1840-1893):
ピアノと管弦楽のための協奏的幻想曲ト長調 Op.56(#)
カテリーナ・ザイツェワ(ピアノ(*))
ニキータ・フィテンコ(ピアノ(+))
アレクサンドル・トゥトゥノフ(ピアノ(#))
マーラン・カールソン(指揮)
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団




<MELODIYA>
MELCD 1001347 \1780
ベートーヴェン弦楽四重奏団・プレイズ・ベートーヴェン Vol.1
ベートーヴェン(1770-1827):
弦楽四重奏曲第1番イ長調 Op.18 No.1(*)
弦楽四重奏曲第2番ハ短調 Op.18 No.2(+)
弦楽四重奏曲第3番変ロ長調 Op.18 No.3(#)
ベートーヴェン弦楽四重奏団
ドミートリー・ツィガーノフ(第1ヴァイオリン) 
ニコライ・ザバフニコフ(第2ヴァイオリン)
フョードル・ドルジーニン(ヴィオラ) セルゲイ・シリンスキー(チェロ)
録音:1970年12月22日(*)/1970年6月16日(+)/1971年8月3日(#)




<OLYMPIA>
MKM 206 \1780
アレクサンドル・ロクシーン(1920-1987):
交響曲第9番(*)
交響曲第5番(+)
2つのヴァイオリン、2つのヴィオラとチェロのための五重奏曲(#)
前奏曲、主題と変奏曲(**)
Y・グリゴリエフ(バリトン(*))
ルドルフ・バルシャイ(指揮(*))
モスクワ室内管弦楽団(*)
V・ポチャプスキー(バス(+))
V・カターエフ(指揮(+))
「北の冠」ソロイスツ・アンサンブル(+)
「北の冠」ソロイスツ・アンサンブルのソリストたち(#)
E・クシュネロワ(ピアノ(**))
ロクシーンはソヴィエト連邦(現ロシア)の西シベリア地方の町ビースクに生
まれ、ミャスコフスキーに師事した作曲家。社会主義体制への妥協を拒んだ
ため迫害され、当局からの拒絶と検閲に晒され続け、亡くなった時には完全
に忘れ去られた存在となっていました。死後、親友だったルドルフ・バルシャ
イの尽力により彼の音楽は西欧に紹介されるようになり、再評価が進んでい
ます。

MKM 207 \1780
オペレッタの女王、スヴェトラーナ・ワルグゾワ
スッペ、オッフェンバック、ヨハン・シュトラウス II、レハール、
ニコ・ドスタル、フリムル、カールマーン、カバレフスキー、
フレデリック・ロウのオペレッタ、ミュージカルから
スヴェトラーナ・ワルグゾワ(ソプラノ)
モスクワ・オペレッタ劇場の歌手たち
E・アブサリモフ、V・ゴレーリク、アレクサンドル・ミハーロフ、
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
モスクワ・オペレッタ劇場管弦楽団&合唱団

MKM 208 2枚組 \3560
チャイコフスキー(1840-1893):
バレエ「白鳥の湖」Op.20
ウラディーミル・ポンキン(指揮)
モスクワ新フィルハーモニー管弦楽団

MKM 209 \1780
クリスマス ロシアのクリスマス典礼ハイライト
(全27曲)
リュドミラ・アルシャフスカヤ(指揮)
カントゥス教会音楽アンサンブル




<PETERSBURG RECORDING STUDIO>
PRS 0091/12 2枚組 \3560
BC: なしアダン(1803-1856):バレエ「ジゼル」
ヴィクトル・フェドートフ(指揮)
マリインスキー劇場管弦楽団
録音:1985年

PRS 0109 \1780
チャイコフスキー(1840-1893):
オペラ「エフゲニー・オネーギン」から ポロネーズ(*),
グリョーミンのアリア(**/+)
劇付随音楽「雪娘」から レルの第2の歌(++/#)
オペラ「マゼッパ」から マゼッパのアリオーソ(##/#)
オペラ「イオランタ」から ロベルトのアリオーソ(##/#)
カンタータ「モスクワ」から 戦士のアリオーソ(++/#)
バレエ「眠れる森の美女」から パノラマ(+)
バレエ「白鳥の湖」から 白鳥のひなたちの踊り(*)
グラズノフ(1856-1936):
組曲「ショピニアーナ」(レ・シルフィールド)Op.46(+)
ニコライ・オホチニコフ(バス(**))
ニーナ・ロマノワ(メゾソプラノ(++))
ウラディーミル・キニャーエフ(バリトン(##))
ヴィクトル・フェドートフ(指揮)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団(*)
マリインスキー劇場管弦楽団(+)
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団(#)
録音:1974-1987年、1999年



<VISTA VERA>
VVCD 00156 \1780
ブラームス(1833-1897):
4つのバラード Op.10
2つの狂詩曲 Op.79
7つの幻想曲 Op.116
ワレーリー・アファナシェフ(ピアノ)
録音:1994年

VVCD 00157 \1780
ロシアの偉大な指揮者たち Vol.8 コンスタンチン・イワーノフ
チャイコフスキー(1840-1893):
交響曲第5番ホ短調 Op.64(*)
大序曲「1812年」変ホ長調 Op.49
コンスタンチン・イワーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1956年(*)/1960年(+)

VVCD 00158 \1780
ショパン(1810-1849):
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11(ピアノと弦楽四重奏のための編曲版)
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21(ピアノと弦楽四重奏のための編曲版)
ナウム・シュタルクマン(ピアノ)
グリンカ国立弦楽四重奏団
アレクセイ・シニョフ(コントラバス)
録音:2004年




<ARCO DIVA>
UP 0102-2 \2450
エレジアコ(悲歌風) ピアノ三重奏曲集
ラフマニノフ(1873-1943):悲歌風三重奏曲ト短調
ドヴォルジャーク(1841-1904):ピアノ三重奏曲変ロ長調 Op.21
スク(1874-1935):ピアノ三重奏曲ハ短調 Op.2
スク:悲歌 Op.23(ゼイエルの「ヴィシェフラト」による)[ボーナス・トラック]
チェコ三重奏団
ミラン・ランゲル(ピアノ) ダナ・ヴラホヴァー(ヴァイオリン)
ミロスラフ・ペトラーシュ(チェロ)
録音:2007年5、12月、プラハ、ドモヴィナ・スタジオ

UP 0103-2 \2450
ピアノ三重奏のための作品集
マルチヌー(1890-1959):牧歌 H.275
シュニトケ(1934-1998):ピアノ三重奏曲
ショスタコーヴィチ(1906-1975):ピアノ三重奏曲第1番 Op.8
プエッラ三重奏団
テレジエ・フィアロヴァー(ピアノ) エヴァ・カロヴァー(ヴァイオリン)
マルケータ・ヴルプコヴァー(チェロ)
録音:2007年8月10-11日、チェコ、ブルノ、
慈悲の同胞団修道院、ヨセフ・ドブロフスキー・ホール
プエッラ三重奏団は2003年にブルノ音楽院で結成された女性トリオ。

UP 0104-2 \2450
フルート、弦楽とハープのためのフランス音楽
ジャン・フランセ(1912-1997):
フルート、弦楽三重奏とハープのための五重奏曲第2番(*)
シャルル・ボルデ(1863-1909):バスク組曲 Op.6(+)(#)
ヴァンサン・ダンディ(1851-1931):
フルートのオブリガート、ヴァイオリン、ヴィオラ、
チェロとハープのためのパルティータ形式の組曲(+)
ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):愛する国への旅
(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとハープのための)(+)
アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):
リノスの歌(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとハープのための)(+)
カルロ・ジャンス(フルート)
カテジナ・エングリホヴァー(ハープ)
マルチヌー弦楽四重奏団
ルボミール・ハヴラーク(ヴァイオリン(+)) 
イレナ・ヘライノヴァー(ヴァイオリン(*))
ヤン・イーシャ(ヴィオラ) イトカ・ヴラシャーンコヴァー(チェロ)
録音:2007年5、9月、プラハ、ドモヴィナ・スタジオ
シャルル・ボルデはフランクに作曲を学びましたが、主として教育者・音楽学者
として活躍した人物。世界初録音である(#)の第1曲「前奏曲」(ドリア旋法で書か
れています)の冒頭の旋律はローリング・ストーンズの名曲「She's a rainbow」
のメロディーにそっくりですが、ミック・ジャガーとキース・リチャーズがこの
曲をパクった可能性はないでしょう。

UP 0105-2 \2450
スメタナ(1824-1884):ピアノ三重奏曲ト短調 Op.15
ドヴォルジャーク(1841-1904):
ピアノ三重奏曲第4番ホ短調「ドゥムキ」Op.90 B.166
ADトリオ・プラハ
イジー・フルニーク(ヴァイオリン) ミロシュ・ヤホダ(チェロ)
マルチン・カシーク(チェロ)
録音:2007年10月26-28日、プラハ、リヒテンシュタイン宮(マルチヌー・ホール)
ADトリオ・プラハの「AD」はアントニーン・ドヴォルジャークのイニシャル。




<CZECH RADIOSERVIS>
CR 0399-2 \1850
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ、ヴァイオリン、
チェロと管弦楽のための協奏曲(三重協奏曲)ハ長調 Op.56(*)
ブラームス(1833-1897):
ヴァイオリン協奏曲 二長調 Op.77(+)
伊藤ルミ(ピアノ(*))
フランチシェク・ノヴォトニー(ヴァイオリン)
ミハル・カニュカ(チェロ(*))
イジー・ビエロフラーヴェク(指揮)
プラハ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2003年1月3-4日(*)、2002年11月7-8日(+)、
プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルジャーク・ホール

CR 0402-2 \1850
イヴォ・ジーデク オペラ・リサイタル
スメタナ(1824-1884):
「二人の寡婦」、「売られた花嫁」、「悪魔の壁」、「接吻」、「ダリボル」、
「秘密」、
フィビフ(1850-1900):「テンペスト」、「アルコナの陥落」、
チャイコフスキー(1840-1893):「エフゲニー・オネーギン」、
ベートーヴェン(1770-1827):「フィデリオ」、
ウェーバー(1786-1826):「魔弾の射手」、
ヤナーチェク(1854-1928):「死者の家から」、「イェヌーファ」、
モーツァルト(1756-1791):「ドン・ジョヴァンニ」、
ヴェルディ(1813-1902):「椿姫」、
ビゼー(1838-1875):「カルメン」からのアリア
イヴォ・ジーデク(テノール)
アロイス・クリーマ、ヤロスラフ・ヴォゲル、ルドルフ・ヴァシャータ、
フランチシェク・ディク、ヴァーツラフ・イラーチェク、ヤン・フス・ティヒー、
イジー・ピンカス、ボフミル・グレゴル、ヨセフ・クヒンカ(指揮)
プラハ放送交響楽団
プラハ国民劇場管弦楽団
プラハ・スメタナ劇場管弦楽団
録音:1952-1984年、プラハ、チェコ放送スタジオ
チェコのテノール、イヴォ・ジーデク(1926-2003)の放送録音から構成されたア
ルバムです。歌唱はすべてチェコ語。

CR 0403-2 \1850
モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン・ソナタ第21番ホ短調 K.304
サン=サーンス(1835-1921):ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調 Op.75
グリーグ(1843-1907):ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45
フランチシェク・ノヴォトニー(ヴァイオリン)
伊藤ルミ(ピアノ)
録音:2006年9月25-28日、プラハ、チェコ放送スタジオ No.1
ブックレットに日本語解説を記載。
伊藤ルミ・・・幼い頃から故・東貞一のもとでピアノの手ほどきを受ける。18歳
で演奏会デビューした後は、ソロ・リサイタルのほか、故・朝比奈隆の指揮する
大阪フィルハーモニック・オーケストラとの共演など、精力的に演奏活動を行っ
てきた。1988年から92年にかけては、ヤナーチェク弦楽四重奏団にソリストとし
て参加し、日本のみならず欧州でも高い評価を得た。1993年にはボフミル・スメ
イカル、ヨハネス・デーゲンと共に「パールトリオ」を結成し、日本とヨーロッ
パで演奏を行った。
「パールトリオ」はチェコ・フィルハーモニックの室内楽シリーズ演奏会に招聘
されたほか、チェコ国内の様々な都市で開催された「ジャパン・フェスティバル」
からも招きを受けた。2002年、伊藤ルミはエヴァルド・ダネル、リュドヴィート
・カンタと共に「ラ・ミューズトリオ」を結成し、現在に到るまで、日本国内で
定期的にその演奏を披露している。
1989年以降はフランチシェク・ノヴォトニー、ミハル・カニュカ、パヴェル・フ
ーラといった傑出した演奏家たちを日本に招き、東京、大阪、神戸を初めとする
様々な都市でデュオ・コンサートを開いている。
これまでに数多くのデュオ、トリオの録音が、Victor Entertainment, Praga 
Digitals, King Record その他から発売され、そのうち数枚はフランスの音楽誌
「ル・モンド」から四ツ星の評価を得、またチェコラジオ局芸術部門から五ツ星
にノミネートされたCDもある。
日本国内では、1991年の神戸市文化奨励賞に続き、1995年の兵庫県芸術文化奨励
賞、2002年のロドニー賞(神戸市民賞)と、様々な賞を受けている。またリッツ・
ミュージックの主宰者でもある。(ブックレットより)

CR 0408-2 \1850
プラハ、聖ヤクプ教会でのオルガン・ライヴ
ニコラ・ド・グリニー(1672-1703):パンジェ・リングァ(*)
クロード・バルバートル(1727-1799):
陽気な羊飼いたちはどこへ?(ノエル変奏曲第4番)(*)
J・S・バッハ(1685-1750):
目覚めよ、と呼ぶ声あり(シュープラー・コラール第1番)BWV645(*)
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
アルベール・アルカン(1890-1971):
スケルツォ ホ短調 Op.423(*)/「カンテムス・ドミノ」によるトッカータ
Op.323(*)
フランク(1822-1890):英雄的小品(3つの小品 から)(+)
ペトル・エベン(1929-2007):
パトモスの風景(オルガンと打楽器のための;1984)(+/#)
マリー=クレール・アラン(オルガン(*))
イレナ・フシプコヴァー(オルガン(+))
マルチン・オプルシャール(打楽器(#))
録音:2007年8月2日、9月20日、プラハ、聖ヤクプ 教会、ライヴ

CR 0412-2 \1850
ドヴォルジャーク(1841-1904):交響詩集
「水の精」Op.107 B.195(*)/「真昼の魔女」Op.108 B.196(+)
「金の紡ぎ車」Op.109 B.197(*)/「野鳩」Op.110 B.198(+)
ヴラディミール・ヴァーレク(指揮(*))
スタニスラフ・ボグニア(指揮(+))
プラハ放送交響楽団
録音:2006年11月(*)、2002年2月(+)、プラハ、チェコ放送スタジオ No.1

CR 0385-2 \1850
【旧譜・再入荷】
2つの世紀のピアノ五重奏曲
シューマン(1810-1856):ピアノ五重奏曲変ホ長調 Op.44(1842)
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1959):ピアノ五重奏曲第2番 H.298(1944)
Michiko Otaki(ピアノ)
グラッフェ弦楽四重奏団
録音:2007年7月24-26日、チェコ放送ブルノ支局スタジオ1

CR 0386-2 \1850
【旧譜・再入荷】
未知なるヴィオラ
ダリウス・ミヨー(1892-1974):ヴィオラ・ソナタ Op.240(1944)
パウル・ヒンデミット(1895-1963):ヴィオラ・ソナタ Op.11 No.4(1919)
アレクサンドル・グスタフ・アドルフォヴィチ・ヴィンクレル(1865-1935):
ヴィオラ・ソナタ Op.10(1902)
パヴェル・ツィプリス(ヴィオラ)
ダニエル・ヴィエスネル(ピアノ)
録音:2006-200年7月、プラハ、チェコ放送スタジオ

CR 0393-2 \1850
【旧譜・再入荷】
イン・アルモニア ヴァイオリンとピアノのための音楽
フォーレ(1845-1924):夢のあとに
エルガー(1857-1934):気まぐれ女/愛のあいさつ
マスネ(1842-1912):タイスの瞑想曲
アントン・ルビンシテイン(1829-1894):ロマンス
ラフマニノフ(1873-1943):ヴォカリーズ
パガニーニ(1782-1840):ロッシーニの主題による変奏曲
ワレーリー・アルズマノフ(1936-):3つのノスタルジック・ワルツ
ラヴェル(1875-1937):ツィガーヌ/ハバネラ形式の小品
R・シュトラウス(1864-1949)/ヴァーシャ・プシホダ(1900-1960)編曲:
「ばらの騎士」からのワルツ
エーリヒ・ヴィルフガング・コルンゴルト(1897-1957):空騒ぎ
フランチシェク・ノヴォトニー(ヴァイオリン)
セルゲイ・ミルシテイン(ピアノ)
録音:2005年9月18-19日、2007年5月24-25日、チェコ放送ブルノ支局スタジオ1




<MAXIMUM HANNIG>
HG 0045-2 \2180
ヤン・クルサーク(1934-):神話と神秘
朝の小ミサ(自動合唱と室内管弦楽のための)(1957)(*)
J・S・バッハのコラールによる管弦楽のための6つの前奏曲(1985)(+)
バレエ組曲「ヘロとレアンドロス」(1988)(#)
トマーシュ・ハヌス(指揮(*))
キューン児童合唱団(*)
プラハ交響楽団室内管弦楽団(*)
ヤン・マリア・ドブロディンスキー(指揮(+))
フィルム交響楽団(+)
ウラディーミル・ヴァーレク(指揮(#))
ドヴォルジャーク室内管弦楽団(#)
録音:チェコ放送(ラジオ)(*/+)、(P)2007(*)、1986(+)
ライセンサー:チェコTV(#)、(P)1988(#)

HG 0046-2 \2180
文官の物語
ストラヴィンキー(1882-1971):
組曲「兵士の物語」(*)
管楽のための協奏曲(+)
管楽八重奏曲(#)
ミヨー(1892-1974):交響曲第5番(10の管楽器のための)(#)
ヤン・クルサーク(1934-):ファゴット協奏曲(**)
イヴァン・シュトラウス(ヴァイオリン(*))
リボル・ペシェク(指揮(*/+/#))
室内ハーモニー(*/+/#)
イジー・セイドル(ファゴット(**))
エドゥアルト・フィシャー(指揮(**))
ドヴォルジャーク室内管弦楽団(**)
録音:1983年8月30日-9月1日、プラハ、チェコ放送スタジオ1(**)
ライセンサー:Supraphon(*/+/#)(P)1968(*)、1965(+)、1963(#)

HG 0047-2 \2180
箴言
ヒンデミット(1895-1963):ピアノ、金管とハープのための協奏音楽 Op.49(*)
ヤン・クルサーク(1934-):箴言(低声と管楽のための;1959)(+)
ベルク(1885-1935):ピアノ、ヴァイオリンと13の管楽器のための室内協奏曲(#)
ヤン・クルサーク:無題(男声合唱のための組曲;1965)(**)
ヤン・クルサーク:レドワ(バスクラリネットとチェンバロのための;1965)(++)
ヤン・パネンカ(ピアノ(*))
ベドジフ・ドブロディンスキー、カレル・パトラス(ハープ(*))
レンカ・ザフトヴァー(アルト(+))
イヴァン・シュトラウス(ヴァイオリン(#))
ズデニェク・コジナ(ピアノ(#))
リボル・ペシェク(指揮(*/#))
ラディスラフ・シモン(リーダー(+))
室内ハーモニー(*/+/#)
ヤン・カサル(指揮(**))
プラハ教員合唱団(**)
ドゥエ・ボエミ・ディ・プラハ
ヨセフ・ホラーク(バスクラリネット)
エンマ・コヴァールノヴァー(チェンバロ)
ライセンサー:Supraphon (P)1963(*)、1986(+)、1967(#)、1969(**)、1973(++)




<OLIVERIUS>
OL 0009-2 \2180
バッハとそのルーツ ブクステフーデとJ・S・バッハ
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):前奏曲とフーガ嬰へ短調
J・S・バッハ(1685-1750):ヴァイオリン・ソナタ イ長調 BWV1015(*)
ディートリヒ・ブクステフーデ:シャコンヌ ホ短調
J・S・バッハ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 BWV1021(*)
ディートリヒ・ブクステフーデ:パッサカリア ニ短調
J・S・バッハ:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 BWV1023(*)
ディートリヒ・ブクステフーデ:前奏曲とフーガ ト短調
アレシュ・バルタ(オルガン)
ヴァーツラフ・ナーヴラト(ヴァイオリン(*))
録音:2005年6月23-24日、プラハ、イルハーリフの聖ミハウ教会
青年時代のバッハに圧倒的影響を与えたブクステフーデのオルガン作品と、ヴァ
イオリンとオルガンで演奏されるバッハのヴァイオリン・ソナタを交互に配置し
たアルバム。
ヴァーツラフ・ナーヴラトはチェコの古楽演奏において先導的役割を果たした一
人。もちろんここでもバロックヴァイオリンを弾いています。




<ROSA>
RD 1584 \2180
Plesejte noc pominula 
15-17世紀の賛歌集に収められたチェコ同胞団の歌(全27曲)
チャンチーク・ファミリー七重唱団
プロフォンド三重唱団
マルチン・ブコフスキー(朗読)
録音:2007年4月27-28日、ノヴェー・パツェ、チェコ同胞団ホール
外装およびブックレット表記がチェコ語のみのため詳細不明です。

RD 1161 \2180
【未案内旧譜】
アダム・ヴァーツラフ・ミフナ(1600-1676):
ミサ第3番(聖母マリアの誓願のミサ)
晩課(聖母マリアの祝日の第2の晩課)
聖母マリアのリタニア
エドゥアルト・トマシュティーク(指揮)
ソチエタス・インコニトールム
イヴェッタ・フェンドリホヴァー、ヤナ・ホホラター、
カテジナ・マハーチコヴァー(ソプラノ)
ダニエラ・トマシュチコヴァー(アルト)
アレシュ・プロハースカ、エドゥアルト・トマシュティーク(テノール)
ミロスラフ・フロマートカ(バス)
ゲスト:
ヤナ・ヒチロヴァー、エレン・マホヴァー(ヴァイオリン)
マルチン・ヤクビーチェク(ポジティヴ・オルガン、ヴァージナル)
ヤン・クレイチャ(テオルボ) オンドジェイ・ミハル(チェロ)
ミハル・レイフ(ヴィオローネ)
ダヴィト・エベン(指揮)
スコラ・グレゴリアーナ・プラジェンシス
録音:2003年10月2-5日、チェコ、ブルノ、プレモントレ修道院(現軍隊病院)
ミフナはチェコの初期バロック音楽における最も重要な作曲家。トマシュティー
ク率いるソチエタス・インコニトールムはチェコのバロック音楽の演奏にかけて
は当代随一の評価を得ている団体です。

RD 1639 \2180
【旧譜・再入荷】
ヤコプ・ハンドル・ガルス(1550-1591):
MUSICA NOSTER AMOR[われらの愛する音楽が]
ヤコブ・ハンドル[ヤコブス・ガルス](1550-1591):
Musica noster amor / Si vox est, canta / Gaudia principium
Currite parvus lepulus / Ergo mihi uxorem qualem ducam ?
Permultos liceat cuculus
ヤコプ・ハスラー(1569-1622):トッカータ ヘ短調(*)
ヤコプ・ハンドル:
Barbara, Celarent / Dulces exuviae / Tempore felici
ヤコプ・ハスラー:カンツォン ト短調(*)
ヤコプ・ハンドル:
Heroes, pugnate / Odi et amo / Anseris est giga
不詳:「Tabulatura Jana z Lublina」から(*)
Chorea Italica - Chorea Simonis - Chorea 5 - Chorea 6 - Chorea 7
ヤコプ・ハンドル:
Turpe referre pedem / Si vitare velis / Quam gallina suum parit ovum
ハンス・レオ・ハスラー(1564-1612):カンツォン ヘ長調(*)
ヤコプ・ハンドル:
Qui leviter credit / Dulcis amica, veni / Plus laudatori
不詳:「Tabulatura Jana z Lublina」から(*)
Jeszcze Marczynye - Rocal Fuza - Chorea 13
ヤコプ・ハンドル:
Qui cantum corvi / Gallus amat Venerem / O mors / Linguo coax ranis
Musica Musarum germania / Enego campana(ボーナス・トラック)
エドゥアルト・トマシュチーク(指揮)
ソチエタス・インコニトールム
イヴェッタ・フェンドリホヴァー、カテジナ・シュヤノヴァー(ソプラノ)
ダニエラ・トマシュチコヴァー(アルト)
エドゥアルト・トマシュチーク(テノール) マルチン・シュヤン(バス)
ゲスト:ヤン・ミクシェク(テノール) ルカーシュ・クレイチ(ドラム)
バルバラ・マリア・ヴィッリ(リュート・スピネット(*))
録音:2007年7月2-4、9日、ブルノ、旧プレモントレ修道院(現陸軍病院)参事会
の間
ハンドル(ラテン名ガルス)はスロヴェニアに生まれオーストリアとボヘミアで活
躍した作曲家。




<STUDIO MATOUS>
MK 0058-2 \2180
ゴシック期ボヘミアのクリスマス
[受胎告知]
Mittitur archangelus / Poslal Buh Anjela
[降臨節]
Kyrie Virginitatis amator / Pangat odas pariter
Ave coronata - Alma parens - Ave coronata / Salve lux fidelium
Stirps regalis - Gloriose Domine a 2 / Stirps regalis a 3
Pulcherima rosa a 1 / Pulcherima rosa a 4
Prelustri elucencia(Petrus Wilhelmi de Grudencz)
Precista panno Marya / Sicut cedrus exaltata sum
Ave virgo, castitatis / Zdravas ciesarovno
[降誕祭]
Ave maris stella / Cedit meror eminus a 4 / Cedit meror eminus a 3
Congaudemus pariter - En lux inmensa / Radujme se vespolek
Gaude Dei genitrix - Gaude virgo mater - Gaude virgo Maria
Angelis cantantibus / Insignis infantule
Dies est laetitiae - Prisel nam den vesely a 1 / Dies est laetitiae a 3
Magnum miraculum / Radujme se vsickni - Radujme se, veselme se
Unde gaudent angeli - Eya Dei ierarchia - Nostra iocunda
Anjele radost jmeli - Eja, panna porodila - Mudrost mudrosti
Solis praevia / Fulgent nunc natalitia
[ボヘミアのクリスマス・キャロル]
Jezis nas spasitel / En virgo parit filium
Stala se jest vec divna / Dietky mlade i stare
Velice preuteseny den - Mladi, stari - Mudrost mudrosti
De promemus laudes / Zvestujem vam radost / More festi querimus
[新年]
In hoc anni circulo a 2 / In hoc anni circulo a 3
[顕現日]
Tria sunt munera - Videntes stallam - Reges tharsis
Zdavna prorokove - Pan Jezis narozeny - Tri kralove
ルカーシュ・マトウシェク(指揮)
アルス・カメラーリス
ズサナ・マトウシュコヴァー、オルドジシュカ・ムシロヴァー(メゾソプラノ)
ハヌシュ・バルトニュ(ポジティヴ・オルガン、小型チェンバロ、中世ダルマー)
ミラン・ランゲル(ポジティヴ・オルガン)
ルカーシュ・マトウシェク(リコーダー、ゲムスホルン、ダブルパイプ、
クルムホルン、コルナムーザ、ショーム、ゴシックハープ、ミカノン、シンバル)
イジー・リフテル(フィドル、レベック、シトラ)
ゲスト:
ミラダ・チェハロヴァー(ソプラノ)
ヤン・ミクシェク、ルボミール・モラヴェツ、リハルト・スポルカ
(カウンターテナー、テノール)
ミハエル・ポスピーシル(バリトン)
録音:2007年9-10月、プラハ、ドモヴィナ、アルコ・ディーヴァ・スタジオ
1992年10月、プラハ、チェコ同胞団福音教会
すべて作曲者不詳の作品。ゴシック期のボヘミア(チェコ)の音楽をまとめて収録
したアルバムとして稀少価値があります。

MK 0806-2 \2180
チェコとバロック期のヨーロッパ
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644-1704):
トランペット、オーボエとオルガンのためのソナタ第10番ト短調
ジャン・バティスト・ルイエ(1653-1728):
オーボエとオルガンのためのソナタ ハ長調
ボフミール・フィンゲル(1656-1723):
トランペット、オーボエとオルガンのためのソナタ ニ長調
不詳:すべての旋法のためのトランジトゥス
(ボヘミア、バコフのオルガン曲集(1747以前)から)
不詳:フーガ ハ長調(ボヘミア、プルゼニュ地方のオルガン曲集 から)
ジョヴァンニ・ブオナヴェントゥーラ・ヴィヴィアーニ(1638-1692頃):
トランペットとオルガンのためのソナタ第1番
不詳:フーガ ト短調/フーガ ハ長調
(シレジア、オパヴァ近郊、スラフコフのオルガン曲集 から)
ウィリアム・コーベット(1675頃-1748):
トランペット、オーボエとオルガンのためのソナタ ハ長調 Op.1 No.12
不詳:前奏曲ニ長調/「幸福な日(Dies est laetitiae)」の主題によるフーガ
(モラヴィア、イェムニツェのオルガン曲集(18世紀)から)
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1680頃-1762):
オーボエとオルガンのためのソナタ ホ短調
ボフミール・フィンゲル:
トランペット、オーボエとオルガンのためのソナタ ハ長調
バロック・ミュージック・トリオ
パヴェル・フロマートカ(トランペット) 
ドゥシャン・フォルティーン(オーボエ)
トマーシュ・トホン(オルガン)
録音:2007年7月、チェコ、フルチーン、聖ヤン・クシチテル教区教会
モダーン楽器使用。




<STYLTON>
RS 5154-2 \2180
ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
マルチヌー(1890-1959):チェコ狂詩曲(ヴァイオリンとピアノのための)
プロコフィエフ(1891-1953):ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80
ロマン・ムジク(ヴァイオリン)
レナタ・ビアラソヴァー(ピアノ)
録音:2004-2005年、チェコ、オストオラヴァ、ヤナーチェク音楽院コンサート
ホール




<TONUS>
TN 0054-2 \2180
【未案内旧譜】
ハイドン(1732-1809):弦楽四重奏曲ニ長調 Op.76 No.5 Hob.III:79
モーツァルト(1756-1791):クラリネット五重奏曲イ長調 K.581(*)
イジー・シュレーグル(クラリネット(*))
ヤナーチェク弦楽四重奏団
ミロシュ・ヴァチェク(第1ヴァイオリン)
ヴィーチェスラフ・ザヴァディリーク(第2ヴァイオリン)
ラディスラフ・キセラーク(ヴィオラ) ブジェチスラフ・ヴィビーラル(チェロ)
録音:チェコ、ブルノ、プレモントレ修道院 (P)(C)1998

TN 0101-2 \2180
【未案内旧譜】
カルロヴィ=ヴァリのコロナーダの音楽
フチーク:フローレンス行進曲
レハール:オペレッタ「パガニーニ」から 女たちにキスをするのが好きだった(+)
ヨハン・シュトラウス II&ヨゼフ・シュトラウス:ピツィカート・ポルカ
レハール:オペレッタ「パガニーニ」から アンナ=エリーザのアリア(*)
クモフ:オートバイに乗って
ヨハン・シュトラウス II:
オペレッタ「ジプシー男爵」から こうのとりの二重唱(*/+)
ネドバル:悲しきワルツ
レハール:
オペレッタ「メリー・ウィドー」から 唇は黙っていても(二重唱)(*/+)
オッフェンバック:
オペレッタ「地獄のオルフェウス(天国と地獄)」から カンカン
フチーク:剣士の入場(行進曲)
ヨハン・シュトラウス II:
オペレッタ「ジプシー男爵」から バリンカイのクプレ(+)
雷鳴と電光(ポルカ=シュネル)
オペレッタ「こうもり」から 侯爵殿、あなたのようなお方は(*)
E・シュトラウス:蒸気を立てろ(ポルカ=シュネル)
レハール:
オペレッタ「パガニーニ」から 私ほどお前を愛した者はいない(*/+)
金と銀(ワルツ)/オペレッタ「微笑みの国」から 君はわが心のすべて(+)
ヨハン・シュトラウス II:浮気心(ポルカ=シュネル)
ガブリエラ・コッペロヴァー(ソプラノ(*))
ロベルト・シホ(テノール(+))
ミロシュ・フォルマーチェク(指揮)
カルロヴィ・ヴァリ交響楽団
録音:2003年10月、チェコ、カルロヴィ・ヴァリ、ホテル・テルマル
チェコ西端に近いヨーロッパ有数の温泉保養地カルロヴィ=ヴァリには、コロナー
ダと呼ばれる豪華な温泉療養施設が建てられており、そこでは保養地にふさわし
い軽快な音楽が演奏されてきました。




<ZDENEK HNAT>
HN 01 \2180
シューマン(1810-1856):クライスレリアーナ Op.16(*)
ヤン・クルサーク(1934-):ロンド(+)
ブラームス(1833-1897):8つのピアノ小品 Op.76(+)
ズデニェク・フナート(ピアノ)
録音:2005年12月5-6日(*)、2006年4月10、24日(+)、プラハ、聖ローレンス教会
ズデニェク・フナート(1935-)はプラハ音楽アカデミーでイヴァン・モラヴェツ
の師でもあるイロナ・シュチェパーノヴァー=クルゾヴァー(1899-1975)に、モス
クワ音楽院でゲンリフ・ネイガウス(1888-1964)に師事したチェコのピアニスト。
主としてチェコ音楽および室内楽の解釈が高く評価され、またプラハ音楽院、ヤ
ナーチェク音楽アカデミーで教職に就き、後者では長らくピアノ科長を務めまし
た。2006年に引退。その記念に2枚のCDが制作されました。
本体および外装に規格番号表記はございません。あらかじめご了承ください。

HN 02 \2180
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
ズデニェク・フナート(ピアノ)
録音:1978年6月17-18日、プラハ、ドヴォルジャーク・ホール
ライセンサー:Supraphon
フナートがスプラフォンに録音した彼の代表的名盤が復刻されました。




<ARSIS CLASSICS>
AS 64004-C \2300
J・S・バッハ(1685-1750)/
レオポルド・ストコフスキー(1882-1977):管弦楽編曲作品集
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
コラール「目覚めよ、と呼ぶ声あり」(カンタータ BWV140 より)
コラール「来たれ、甘き死よ」BWV478
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
アリア(管弦楽組曲第3番 BWV1068 より)
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004 より)
前奏曲(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV1006 より)
アリオーソ「片足は墓穴にありてわれは立つ」(カンタータ BWV156 より)
コラール「われらの神は堅き砦」(カンタータ BWV80 より)
ジャック・グランベール(指揮)
パリ=ソルボンヌ管弦楽団
録音:2000年3月6-7日、パリ、ソルボンヌ大講堂、ライヴ
パリ=ソルボンヌ管弦楽団は1975年、指揮者ジャック・グランベールによりパリ第四
大学(パリ=ソルボンヌ)の音楽科・音楽学科の卒業生を中心に創設されたオーケスト
ラ。本体の規格番号表記は「AS-00-A-64004-C」となっております。

AS 64005-C \2300
地獄と天国にまつわる詩と音楽
[第1部:地獄]
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(1616-1667):
ブランシュロシュ氏の死に寄せるトンボー
L・ヴーテル:L'entrerrement du Bon Dieu
ヘンデル(1685-1759):ソナタ ロ短調 から フリオーソ
ボードレール:Les litanies de Satan
(ヘンリー・パーセル(1659頃-1695):
「ディドとエネアス」から ディドの嘆き「私が土の下に横たわるとき」)
ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ(1705頃-1755):めまい
P・ヴェルレーヌ:Quinze longs jours encore...
J・S・バッハ(1685-1750):
フルート・ソナタ BWV1034 から アダージョ・マ・ノン・タント
ダンテ:L'Enfer(extraits)trad. Lognon
(ミシェル・クーステルマンス:希望なき秘密の世界)
アントワーヌ・フォルクレ(1671-1745):ジュピター
レオン=ポール・ファルグ:Erytheme du Diable
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):ラ・フォリーア(第1部)
J・ブレル:La Diable
ルイ・ド・ケ・デルヴロワ(1670/80?-1760頃):
組曲ト長調 Op.3 No.6 から ラ・クリスティーヌ
[第2部:天国]
アルカンジェロ・コレッリ:ラ・フォリーア(第2部)
M・ジェヴェール:La Marelle
アルカンジェロ・コレッリ:ラ・フォリーア(第3部)
ノルジュ:La chanson des rues
フランソワ・クープラン(1668-1733):恋するナイチンゲール
マリー・ノエル:L'oeuvre du sixi&eacute;me jour
ルイ・ド・ケ・デルヴロワ:組曲ト長調 Op.3 No.6 から ラ・テュブフ
J・S・バッハ:フルート・ソナタ BWV1033 から アンダンテ-アレグロ
Ch・ヴァン・レルベルジュ:La chanson d'Eve(extraits)
(J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 から 前奏曲,メヌエット II)
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):
トリオ・ソナタ Op.37 No.2 から アダージョ
P・クローデル:La Vierge &agrave; midi
J・S・バッハ:管弦楽組曲第3番 BWV1068 から アリア
ラ・チェトラ・ドルフェオ
ミュゲット・コッジ(朗読、コメディエンヌ)
ミシェル・クーステルマンス(リコーダー、ヴォイスフルート)
エルヴェ・ドゥシー(チェロ)
ジャック・ヴィレミンス(チェンバロ)
録音:2001年3月、ジョシュレット教会
欧文表記は詩や台本の朗読、括弧内はそのBGMです。
本体の規格番号表記は「AS-00-A-64005-C」となっております。

AS 64008-C \2300
管楽器とピアノのための室内楽
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ、オーボエ、クラリネット、ファゴットとホルンのための五重奏曲 Op.16
アラン・クランス(1957-):
Oase(フルート、ファゴットとピアノのための;1998)
Le Muy(ファゴットのための;2001)
海への間奏曲(オーボエ、ファゴットとピアノための;1994)
ベートーヴェン:管楽八重奏曲変ホ長調 Op.103
イ・ソリスティ・デル・ヴェント
ヨリス・ヴァン・デン・ハーウェ、コルネール・アルステーンス(オーボエ)
ルラント・ヘンドリクス、フラート・ウェーヘルベルグ(クラリネット)
フランシス・ポレ(ファゴット、ディレクター) 
ヘールト・フィリップス(ファゴット)
リク・フェルクライセ、ヤン・ファン・ドゥッフェル(ホルン)
トビアス・クノーブロッホ(コントラファゴット)
ジャン=クロード・ヴァンデン・エインデン(ピアノ)
録音:ベルギー、アントワープ、デ・シンゲル、ブラウエ・ザール (P)2002
本体の規格番号表記は「AS-00-A-64008-C」となっております。

AS 64013-C \2300
言葉を模して
マルコ・アントニオ・カヴァッツォーニ(1490頃-1559以後):
婦人よ、私の心はあたなのもの(*)
ピーター・フィリップス(1560/1561?-1628):アマリッリ(*)
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
トッカータ集第1巻 から バレット III,クラントとパッサカリア(*)
トッカータ集第2巻 から トッカータ第7番(+)
ジャン=フランソワ・ダンドリュー(1682-1738):クラヴサン曲集第2巻 から(+)
前奏曲,アルマンド,クラント,サラバンド,ロンド形式のジグ,
ロンド形式のシャコンヌ
ヨハン・カスパール・フェルディナント・フィッシャー(1670頃?-1746):
「音楽のパルナス山」から(#)前奏曲,アルマンド,シャコンヌ,ガヴォット,ジグ
ミシェル・コレット(1709-1795):クラヴサン曲集第1巻 第2組曲 から(**)
小言好き,おどけた女,幸福な思い
フランソワ・クープラン(1668-1733):クラヴサン曲集第1巻 第2組曲 から(**)
幸福な思い
ハイドン(1732-1809):
鍵盤楽器のためのソナタ第14番(旧第16番)ニ長調 Hob.XVI:14(++)
マリー=アンヌ・ダシー(チェンバロ(+/#/**/++)、ヴァージナル(*))
録音:2003年1月、ベルギー、ルー=ミロワール
使用楽器:ジャン=リュク・ヴォルフ=ダシー製(ベルギー、Happeau-Lathuy)
イタリアン・ヴァージナル(モデル:Bertolotti, 1585)(*)
17世紀フレンチ(モデル:P.Denis, 1674、Vaudry, 1681)(+)
17世紀フレミッシュ(モデル:Ruckers)(#)
18世紀フレンチ(モデル:F.Blanchet, 1736)(**)
18世紀フレンチ(モデル:P.Taskin, 1769)(++)
マリー=アンヌ・ダシーはブリュッセルとモンスの王立音楽院で学んだベルギーの
チェンバロ奏者。楽器・楽曲ごとに調律を変えて演奏しています。
本体の規格番号表記は「AS-00-A-64013-C」となっております。

AS 64007-N \2300
セシル・ブロシェ:
ヴァイオリン@ニューヨーク
(エレクトリックヴァイオリンとニューヨークの音のための)
YOUR OWN LIFE, First picture
MAIN LIBRARY 1, NY public library on 5th Ave.& 42d St.
FREE ALTERNANCE, Here and there
CRYING VIOLINAND DRUMS-ON-THE-STREET, Broadway
I LISTEN 1, Edith on Bleeker St.
THE SILENCE OF SOUND, White painting
OBSESSION
INTERLUDE 1: Advertising
BLACK TALK ON BROADWAY, Broadway's preachers
TRIBUTE TO JONATHAN, New Yorks's subway
YES/NO, a Sunday morning in Harlem
TUNE OFF THE CITY
INTERLUDE 2, Weather Report
MAIN LIBRARY 2, NY public library
I LISTEN 2, Edith and Lindsay: Miles apart
AFTERNOON IN TIMES SQUARE
BACK TO THE END, The corner and the half
セシル・ブロシェ(エレクイトリックヴァイオリン)
録音:2002年、ブリュッセル
「ARSIS Nowadays」シリ-ズ。ニューヨークの街中で収録したテープとエレクトリッ
クヴァイオリンのコラボレーション。
本体の規格番号表記は「AS-00-A-64007-N」となっております。




<Northwest Classics>
NWC 501217(SACD-Hybrid) 2枚組 \3050
ウィレム・イェッツ(1950-):イエロー・ダークネス
クラリネット協奏曲「イエロー・ダークネス」(2005)(*)
Seanchai - an afterimage(管弦楽のための;2004)(+)
Meme(2つのヴィオラとアンサンブルのための;2004)(#)
Ombre Cinesi(管弦楽のための;2005)(**)
バンドネオンと弦楽合奏のための協奏曲(2001)(++)
Throb(管弦楽のための;1995/2003改訂)(##)
Falsa/Ficta(チェロと管弦楽のための;1999)(***)
ラルス・ワウタース・ファン・デン・アウデンワイヤー(クラリネット(*))
ヤン・ハーヘ(オルガン(##))
フランセス=マリー・ウイッティ(チェロ(***))
マルク・スーストロ(指揮(*/**/##))
ロイ・グッドマン(指揮(***))
ブラバンド・フィルハーモニー管弦楽団(*/**/##/***)
ペール・アルネ・グルールヴィーゲン(バンドネオン(++))
ベルンハルト・クレー(指揮(+))
ユリエン・ヘンペル(指揮(++))
アルンヘム・フィルハーモニー管弦楽団(+/++)
スサンネ・ファン・エルス、今井信子(ヴィオラ(#))
ラインベルト・デ・レーウ(指揮(#))
シェーンベルク・アンサンブル(#)
録音:2005年4月9日(*)、2006年9月8日(**)、2005年2月26日(##)、
オランダ、アイントホーフェン、フリッツ・フィリップス音楽センター(*/**/##)
2004年6月11日(+)、2003年11月9日(++)、
オランダ、アルンヘム、ムジス・サクルム(+/++)
2006年4月30日、アムステルダム、ムジークヘボウ aan't IJ(#)
2005年1月21日、
オランダ、ネイメーヘン、コンセルトヘボウ・デ・フェレーニヒング(***)
オランダの作曲家イェッツの、当レーベルからは2枚目となる作品集
(前作:NWC 202090)。

NWC 109206(SACD-Hybrid) \2300
新世紀のための3つの協奏曲
ヘールト・ヴァン・クーレン(1943-):ホルン協奏曲(2001)(*)
テオ・ルヴェンディー(1930-):クラリネット協奏曲(2002)(+)
ウィレム・イェッツ(1950-):フリューゲルホルン協奏曲「闇の底へ」(2002)(#)
ヤコブ・スラフター(ホルン(*))
デイヴィッド・ロバートソン(指揮(*))
ジョージ・ピーターソン(クラリネット(+))
インゴ・メッツマッハー(指揮(+))
ペーター・マセウス(フリューゲルホルン(#))
マルクス・シュテンツ(指揮(#))
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:アムステルダム、コウセルトヘボウ
オランダの作曲家たちによる、管楽器のための21世紀の新作協奏曲集。ソリストや教
師としても高名なコンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者たちによる独奏の妙技と、精
緻なアンサンブル、多彩な音響を楽しむことができます。どの作品も聴きずらさはあ
りません。

NWC 128390(SACD-Hybrid) \2300
ハンス・リュッケルス 音楽の遺産
【アンドレアス・リュッケルス I、1644年製チェンバロ/
1974年、ユベール・ベダール復元】
ピーター・フィリップス(1660/61-1628):パヴァーヌとガリアルダ(1580)
不詳(16世紀起源の伝承曲):ラ・ガンバ
不詳(カンプハイセンの手写本から):ダフネ(1650頃))
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594)/
アンドレア・ガブリエーリ(1510頃-1586)鍵盤編曲:
シュザンヌによるカンツォン
パブロ・ブルーナ(1611-1679):聖母のリタニアによるティエント
【ヨアネス・ダニエル・ドゥルケン、1747年製チェンバロ】
ジャック・デュフリ(1715-1789):
ラ・フェリクス(1747年出版)/ラ・ド・ヴァトル(1747年出版)
アントワーヌ・フォルクレ(1671/72-1745)/
ジャン=バティスト・フォルクレ(1699-1782):ラ・シルヴァ/ラ・マレッラ
アルマン=ルイ・クープラン(1727-1789):悲しむ人(1751出版)
バッハ:幻想曲とフーガ BWV.904
【ヨアネス・クシェ、1650年製ヴァージナル】
アントニオ・ヴァレンテ(1565-1580頃活動):ナポリのガリアルダ(1576年出版)
不詳(アレンドンクの鍵盤楽曲集(1650頃)から):ベルガマスコ
ジョン・ブル(1562/63-1628):一人の御子が生まれたもう
不詳(ディンプナ・イサベッラ・レインデルスの鍵盤楽曲集(1689頃) から):
スペインのフォリアと7つの変奏
マーティン・ピアソン(1571/72-1651):落葉
ジョス・ファン・インマゼール(チェンバロ、ヴァージナル)
録音:2001年?、アントウェルペン、フレースハイス博物館
ベルギー、アントウェルペン(アントワープ)のフレースハイス(肉屋のギルドハウス)
博物館に所蔵されているオリジナルの銘器を、巨匠インマゼールが演奏した興味深い
録音。このアルバムは、フランドルのチェンバロ、ヴァージナル製作者リュッケルス
一族において最初にアントウェルペンの正式な市民および芸術家ギルドのメンバーと
なった、ハンス・リュッケルス(1540/50頃-1598頃)に捧げられています。アンドレア
ス・リュッケルス1世(1579-1651/53)はハンスの次男、ヨアネス・クシェ(1612頃-1655)
はハンスの娘の息子。ヨアネス・ダニエル・ドゥルケン(?-1769以降)はフランドルの
チェンバロ製作者ドゥルケンの一族に生まれ、ブリュッセルで活躍、フランドル最後
の優れたチェンバロ製作者と見なされています。インマゼールの繊細な演奏がすばら
しい録音でとらえられており、そのすばらしさはCDでもじゅうぶん楽しむことができ
ます。

NWC 202090(SACD-Hybrid) \2300
ウィレム・イェッツ(1959-):ベラ・フィグーラ
Onde(木管五重奏のための;1998)(*)
Bella Figura(無伴奏チェロのための;2000)(+)
TIM/BA(ピアノと打楽器のための;1999/2000)(#)
Chiasmos(ピアノ、ヴァイリンとチェロのための;2000)(**)
エウテルペ木管五重奏団(*)
ジョン・アディソン(チェロ(+))
エディ・ヤニング(ピアノ(#))
アルノルト・マリニッセン、ペーター・プロンメル、リヒャルト・ヤンセン(打楽器(#))
オシリス・トリオ(**)
録音:2002年?、レンスワウデ、改革教会(*/+)/スタジオ5 MCO(#)
デフェンター、Baptist Remonstrant教会(**)
オランダの現代作曲家イェッツの室内楽作品集。むだなく引き締まり研ぎ澄まされた
作風が特徴ですが、ここではなによりその録音のリアルさを体験するべきかもしれま
せん。

NWC 204089(SACD-Hybrid) \1150
【在庫限定特価】
※代理店の在庫限りの特価です。先着で入手できない場合もございます。
オルガヌム・ドミニクム オランダ-ドイツの遺産
ヤン・ウィレム・ブランズ=ブイス(1868-1933):祖国 Op.36(1912)
マックス・レーガー(1873-1916):ソナタ第2番ニ短調 Op.60(1901)
ヘラルト・ブンク(1888-1958):伝説 Op.29(1908)
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):フーガ変イ短調(第2版)WoO 8(1864)
サムエル・デ・ランヘ・Jr(1840-1911):ソナタ第5番ハ短調 Op.50(1887)
レオ・ファン・ドゥセラール(オルガン)
録音:2002年4月、ベルリン大聖堂
使用楽器:1905年、ヴィルヘルム・ザウアー製
オランダに生まれ主にドイツで活躍した3人のコンポーザー=オルガニストと、彼らと
関係が深くオランダでもたびたびオルガンを演奏したといういブラームス、レーガー
の作品で構成された、オルガン音楽におけるオランダとドイツの関係をテーマとした
アルバムです。ベルリン芸術大学で教えているオランダ人オルガニスト、ドゥセラー
ルらしい企画といえます。

NWC 205275(SACD-Hybrid) \2300
ブエノスアイレス マリンバ・クァルテットによるピアソラ
アストル・ピアソラ(1921-1992):
エル・デスバンデ(*)/ブエノスアイレス午前零時
タンゴ第2番(タンゴ組曲 から)(*)/フーガと神秘(*)
レイヒアのゲーム/ヴィブラフォニッシモ(G・バートン編曲)
孤独(*)/不安(5つのタンゴ・センセーション から)(*)
天使のミロンガ/天使の死/天使の復活
カレフォア(マリンバ・クァルテット)
ヤン・ルル・ハメルスマ、バウェ・デ・ヨング、アリアン・ロース、
ロヒャー・ファン・デル・トウェール(マリンバ)
ペール・アルネ・グルールヴィーゲン(バンドネオン(*))
録音:2002年5-8月、レンスワウデ、改革教会
オランダのマリンバ・クァルテットによるピアソラ作品集。4台揃えれば迫力もじゅう
ぶんですが、どこかハイソで大人びた雰囲気のピアソラになるのが不思議。ゲストの
グルールヴィーゲンはノルウェー出身のアコーディオン奏者。BGMやヒーリングにも
ぴったりな、カクテルの似合う夜向きのアルバムです。

NWC 206241(SACD-Hybrid) \2300
ハイドン(1732-1809):ハープ協奏曲集
ハープ協奏曲ヘ長調(原曲;チェンバロ協奏曲 Hob.XVIII:3、1771)
ハープ協奏曲ト長調(原曲;チェンバロ協奏曲 Hob.XVIII:4、1781)
ハープとヴァイオリンのための協奏曲ヘ長調
(原曲;チェンバロとヴァイオリンのための二重協奏曲
Hob.XVIII:6、1766)(*)
ゴドリーヴ・シュラマ(ハープ)
エリザベス・ペリー(ヴァイオリン(*))
アントニー・ホルステッド(指揮)
オランダ放送室内管弦楽団
録音:2002年6月、ヒルフェルスム、オランダ放送スタジオ3
トン・コープマンのアイデアによりハイドンのチェンバロ協奏曲の独奏パートをハー
プ用に編曲した新ヴァージョンによる演奏で、もちろん初録音。古典派的味わいの深
いエレガントな音楽に仕上がっています。

NWC 211193(SACD-Hybrid) \2300
オーステンレイク&オーステンレイク
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):オーボエのための作品集
様々な楽器のための練習曲集(1739)から ソナタ ホ短調
6つのカノン風ソナタ Op.5(1738)から 第3番ニ長調 TWV40:119
無伴奏フルートのための12の幻想曲 から 第3番ロ短調
「忠実な音楽の師」(1728)から ソナタ イ短調
ソナタ第1番ト長調 TWV40:118(6つのカノン風ソナタ Op.5 から;1738)
無伴奏フルートのための12の幻想曲 から 第2番イ短調
様々な楽器のための練習曲集(1740)から ソナタ変ホ長調
パウリーネ・オーステンレイク(オーボエ)
リヒテ・ファン・デル・メール(チェロ)
マイク・フェントロス(テオルボ)
シーベ・ヘンストラ(チェンバロ)
録音:2002年11月、2005年4月、オランダ、レンスワウデ、改革教会
パウリーネ・オーステンレイク(1967-)はズウォレ国立音楽院とアムステルダム・ス
ウェーリンク音楽院で学んだオランダのオーボエ、オーボエ・ダモーレ、イングリッ
シュホルン奏者で、現在ハーグ・レジデンティー管弦楽団の首席オーボエ奏者を務め
ています。古楽にも造詣が深く、当盤でもモダーン楽器を使用しながら、ピリオド楽
器の名手たちとともに、まったく違和感無く自由闊達なテレマンを聴かせてくれます。
一部の曲では2つのオーボエ・パートが多重録音されており、アルバム・タイトルはそ
のことを反映しているようです。

NWC 303136(SACD-Hybrid) \2300
モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.1
ソナタ変ホ長調 K.302(293b)(第26番)(*/+)
フランスの歌「ああ、私は恋人をなくした」の主題による
6つの変奏曲ト短調 K.374b(360)(*/+)
ソナタ ハ長調 K.296(第24番)(*/#)
ソナタ ホ短調 K.304(300c)(第28番)(*/#)
フランスの歌「羊飼いセリメーヌ」の主題による
12の変奏曲ト長調 K.374a(359)(*/#)
ファブリツィオ・チプリアーニ(ヴァイオリン(*))
セルジョ・チョメーイ(フォルテピアノ(+/#))
録音:オランダ、デフェンター、Baptist Remonstrant教会
使用楽器:
1997年、ジェノヴァにてアルベルト・ジョルダーノ複製
(モデル:パガニーニが所有したグァルネリ・デル・イェズ)(*)
1785年頃、製作者不詳、ウィーン・ドイツ・タイプ(+)
1815年、サルヴァトーレ・ラグラッサ製(#)
ファビオ・ビオンディ率いるエウローパ・ガランテの初期の第2ソロ・ヴァイオリニス
トを務め、独立後はDYNAMICレーベル等で活躍しているチプリアーニと、エウローパ・
ガランテの現鍵盤楽器奏者であるチョメーイによる全集第1作。かつてCANTUSレーベル
によって企画されVol.1のみ発売されましたが、レーベルを移り仕切り直しての再出発
ということになります。K.302とK.304はCANTUS盤にも収録されていましたが、もちろ
ん録音は今回新たに行われたものです。

NWC 306168(SACD-Hybrid) \2300
サラバンド
バッハ、ヴィヴァルディ、メールラとピアソラにインスパイアされて
プレルディオ
[J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007-前奏曲]
チャコーナ[タルクィニオ・メールラ(1595-1665):アリア・ディ・チャコーナ]
コラール[アストル・ピアソラ(1912-1992):コラール]
アントニオズ・E=ムーズ
[アントニオ・ヴィヴァルディ:ソナタ第5番ホ短調 RV40]
セッション・イン・E♭
[J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV1010]
ラ・ナンナ(子守歌)[メールラ:子守歌によるカンツォネッタ・スピリトゥアーレ]
タンゴバロック
ペール・アルネ・グルールヴィーゲン(バンドネオン)
トルムード・ダーレン(バロック・チェロ)
録音:2003年6月、2004年10月、パリ、聖エフレム教会
1980年代のあるとき、ペール・アルネ・グルールヴィーゲンとトルムード・ダーレン
はオスロのノルウェー国立音楽アカデミーの廊下で出会いましたが、以来、アコーディ
オンとチェロという楽器の違いもあって疎遠となっていました。しかし十年後、二人
は、タンゴと古楽の中心都市パリのはずれのカフェで偶然再会し、隣人どうしである
ことを知りました。そして間もなく「一緒にワインを飲む以上のことをやろうじゃな
いか」ということになり、バンドネオンとバロック・チェロという異色のデュオ、タ
ンゴバロックが誕生しました。
当アルバムには、二人が原曲[カッコ内に表示]にインスパイアされ即興的に展開し
た音楽が収められています。

NWC 411087(SACD-Hybrid) \2300
ハープ協奏曲集
アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):ハープ協奏曲 Op.25(*)
シャビエ・モンサルバーチェ(1912-2002):コンチェルト・カプリッチョ(*)
[ボーナス・トラック]
アントニオ・ソレール(1729-1783):
ソナタ;第48番ハ短調/第19番ハ短調/第84番ニ長調
ゴドリーヴ・シュラマ(ハープ)
ジェラール・コルステン(指揮)
オランダ放送室内管弦楽団
録音:2004年11月、ヒルフェルスム、オランダ放送スタジオ3
アルゼンチンのヒナステラ、カタルーニャ(スペイン)のモンサルバーチェという20世
紀を代表するラテン系作曲家のハープ協奏曲をカプリング。おまけのソレールもカタ
ルーニャ生まれの作曲家です。

NWC 412152(SACD-Hybrid) \2300
マレイン・シモンス(1982-):シークレット・ノーツ
ヴァイオリン協奏曲第2番「シークレット・ノーツ」Op.19(*)
A T&iacute; Te Toca(2台のピアノと管弦楽のための)Op.23(+)
交響曲第1番 Op.26(#)
マレイン・シモンス(ヴァイオリン(*))
ジェイムズ・マクミラン(指揮(*))
オランダ放送室内管弦楽団(*)
アンナ&イネス・ヴァラホフスキ(ピアノ(+))
マルクス・R・ボッシュ(指揮(+))
アーヘン交響楽団(+)
マルティン・ジークハルト(指揮(#))
アルンヘム・フィルハーモニー管弦楽団(#)
録音:2005年2月、オランダ、ユトレヒト、フレーデンブルフ音楽センター(*)
2004年12月、ドイツ、アーヘン、エウログレス(+)
2005年4月、オランダ、ネイメーヘン、デ・フェレーニヒング(#)
4歳で作曲を始め10歳で最初の弦楽四重奏曲を完成させた天才にして、ヴィルトゥオー
ゾ・ヴァイオリニストとしても知られるオランダのマレイン・シモンス。その二つの
才能を共同させた(*)は指揮者エサ・ペッカ・サロネンの委嘱により作曲され、2002年
にシモンスのソロ、サロネン指揮ロサンゼルス・フィルハーモニック・ミュー・ミュ
ージック・グループにより初演されました。(+)(#)は初演を収録したもの。(+)のタイ
トルはスペイン語で「今度は君が弾く番だよ」という意味だそうです。

NWC 611094(SACD-Hybrid) \2300
サウンドスケイプ
ザゴーテンバーグコンボ、2つのギターのための音楽を弾く
ザゴーテンバーグコンボ:エヴリシングズ・オールライト・フォーエヴァー(2006)
ペーテル・ハンセン:12=ストリング・ヌーン
(デュアン・オールマン・イン・メモリアム;2004)
アンドレアス・エクレーフ:フライデー(2005)
スティーヴ・ライヒ/デイヴィッド・タネンバウム編曲:
ナゴヤ・ギターズ(1994/1996,1998)(*)
スティーヴ・ライヒ:フェイズ(1967)
フレデリク・ベリストレーム:ザ・コンボ・ソング(2002)
ザゴーテンバーグコンボ
ダヴィド・ハンソン、トーマス・ハンシー(ギター)
録音:2006年11月、スウェーデン、ユーラ教会
2000年に結成されたスウェーデンのザゴーテンバーグコンボ(「イェーテボリのコンビ」
の意)は、インターネットで公開されている動画(例(*))が日本のギター・ファンの間で
も話題となるなど、今世界で最も注目を集めているギター・デュオのひとつです。

NWC 117196 \2180
友への別れ
シューベルト(1797-1828):
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960(1828)
3つのピアノ小品(即興曲)D.946(1828)
ジョス・ファン・インマゼール(フォルテピアノ)
使用楽器:1835年トレンドリン製
シューベルトが死の数か月前に書き上げたピアノ作品を、巨匠インマゼールの演奏で。
パソコンで関連資料を見ることができるCDプラス仕様。

NWC 121278 \2180
アルス・オルガヌム・エウロペア スヴェーリンクと同時代人たち
ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンク(1562頃-1621)、
ジョヴァンニ・ド・マック、ピーター・フィリップス、
ヨハン・カスパル・ケルル、アレッサンドロ・ポリェッティ、
アントニ・ファン・ノールト、マティアス・ヴェックマン、
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー、ハインリヒ・シャイデマン、
作曲者不詳の作品
レオ・ファン・ドゥセラール(オルガン)
使用楽器:レイデン、ピーテル教会、1643年ハヘルベール製

NWC 168935 \2180
イミターティオ・ヴィオリスティカ
ヴァイオリンに触発されたバロック・オルガン作品集
ニコラス・ブルーンス(16765-1697):前奏曲 ホ短調
ゲオルク・ベーム(1661-1733):天にましますわれらの父よ
J・S・バッハ:
前奏曲とフーガ ニ短調 BWV539
トリオ ト長調(BWV1017&BWV1019より編曲)
トリオ ト長調(BWV1027&BWV1019より編曲)
ヴィヴァルディ/ギー・ボヴェ編曲:協奏曲 変ロ短調 Op.3 No.10 RV580
J・S・バッハ:
汝イエスよ、今天より降り来たもうや BWV650
(シュープラー・コラール集から)
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
レオ・ファン・ドゥセラール(オルガン)
使用楽器:1733年レーンスのヒンス製
パソコンで関連資料を見ることができるCDプラス仕様。




<TEKNON>
TK 11-250 \1980
【数量限定特価】
18世紀フランスの音楽
マラン・マレ(1656-1728):パリの聖ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘(*)
シャルル・デュパル(?-1740頃):組曲ヘ長調(+)
フランソワ・クープラン(1668-1733):
趣味の融合、あるいは新コンセール集 から 愛人の肖像(*)
ジャック・オトテール(1680頃-1761):組曲ホ短調(+)
マラン・マレ:マレ風ソナタ(+)
マレイケ・ミーセン(リコーダー)
アンナー・ビルスマ(ピッコロ・チェロ)(*)
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)(+)
ボブ・ファン・アスペレン(チェンバロ)
録音:1989年9月、オランダ、ベネブルク、オランダ改革教会(リマスタリング:2001年)
どういうわけでこのようなレコーディングが残されていたのかは不明ですが、ビルスマ
とウィスペルウェイという異色の師弟が、ヴィオラ・ダ・ガンバで演奏されることの多
いパートを、それぞれピッコロ・チェロとチェロで弾いているのが注目どころです。
主役のミーセンはアムステルダムのスヴェーリンク音楽院を1977年に栄誉賞付きで卒業、
翌年から1993年まで同音楽院で教えるとともに、バーゼル・スコラ・カントールムの客
員教授も務めたリコーダーの名手。映画『めぐり逢う朝』で有名になったマレの「パリ
の聖ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘」のリコーダー版がユニークです。

TK 11-251 \1980
【数量限定特価】
17世紀オランダとイタリアの音楽
ヤコブ・ファン・エイク(1590頃-1657):Praeludium ofte Voorspel(1649)
作曲者不詳(ネーデルラント、1580頃):Bruyns Medelyn
(アルマンドとリプライズ;スサンネ・ファン・ソルトの手写本から)
ヤコブ・ファン・エイク:Fantasia en Echo(1649)
ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンク(1562-1621):
大公のバレット(フィレンツェのアリア)
ヤコブ・ファン・エイク:Doen Daphne d'over schoone Maeght(1649)
コルネリウス・ティマンスゾーン・パドブルエ:パヴァーヌとガイヤルド(1641)
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
「ラ・ボンヴィスタ」によるカンツォーナ第1番(1628)
ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチョ:カンツォーナ(1620)
バルトロメオ・セルマ・イ・サラベルデ(1570頃-1638頃):
カンツォーナ第3番(1638)
不詳(イタリア;1600頃):
フィレンツェのアリア(ラヴェンナの手写本/Classense 545から)
チプリアーノ・デ・ローレ(1516-1565)/
ジョヴァンニ・バッティスタ・スパーディ・ダ・ファエンツァ:別れの時(1624)
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(?-1630):ソナタ第2番(1641)
ジローラモ・フレスコバルディ:
バッサ・フィアメンガ(アルマンド「Bruyns Medelyn」)によるカプリッチョ(1624)
ジョヴァンニ・マルティーノ・チェザーレ(1590頃-1667):ラ・フォッカリーナ(1621)
ダリオ・カステッロ:ソナタ第2番(1629)
ジョヴァンニ・マルティーノ・チェザーレ:ラ・ジョルジーナ(1621)
マレイケ・ミーセン(リコーダー)
グレン・ウィルソン(チェンバロ、オルガン)
録音:2000年5月、オランダ、フェーネンダール、シトゥディオ・ファン・スフッペン
旋律楽器をソロとした楽曲の生まれた17世紀イタリアと、その影響をただちに受けた
オランダの音楽を収めたアルバム。
ミーセンはアムステルダム音楽院で学び、同音楽院で教えるとともにバーゼル・スコラ
・カントールムの客員教授も務めたリコーダーの名手で、テクノン・レーベルのオーナ
ーでもあります。ウィルソンはジュリアード音楽学校とアムステルダム音楽院で学び、
オランダ室内管弦楽団員、ユトレヒト音楽院教師を務め、現在はヴュルツブルク音楽
大学鍵盤楽器科教授の任にあるチェンバロ&オルガン奏者で、テクデック・レーベル
にもソロ録音を行っています。

TK 12-252 2枚組 \2080
【数量限定特価】ヨハン・ゴットフリート・ミューテル(1728-1788):
「3つのソナタ、2つのアリオーソと12の変奏曲」(ニュルンベルク、1756)から
ソナタ第1番ヘ長調/ソナタ第2番ト長調/ソナタ第3番ハ長調
アリオーソ第1番ト長調/アリオーソ第2番ハ短調
12の変奏曲
ベンノ・ファン・デルフト(クラヴィコード)
使用楽器:1763年、ハンブルクにてJ・A・ハース製
(エジンバラのラッセル・コレクション所蔵)
ミューテルはドイツの作曲家・オルガニスト。1753年にリガ(当時ロシア帝国領、現
ラトヴィア)に移住し、宮廷と教会に職を得て活躍、生涯独身のまま当地に没しまし
た。自己の内面を音楽で表現しようと試みた彼は当時は特異な存在であり、そのた
め「シュトルム・ウント・ドラング(疾風怒濤時代)初期を代表する最も片意地な作曲
家と呼ばれていますが、鍵盤ソナタの中間楽章における大げさなまでの表現の追求
は、彼が手本としたC・P・E・バッハのそれをはるかにしのいでいるといわれていま
す。オランダの名奏者ベンノ・ファン・デルフトが、作曲当時に製作されたオリジ
ナルのクラヴィコードを弾いた注目すべき演奏です。

【数量限定特価】は代理店の在庫限りの特価です。先着で入手できない場合もござい
ますので、ご了承下さい。




<DUX>
DUX 0504 \2080
ショパン(1810-1849):4つのスケルツォとその他のピアノ独奏作品集
前奏曲嬰ハ短調 Op.45/スケルツォ ロ短調 Op.20/同変ロ短調 Op.31
同嬰ハ短調 Op.39/同ホ長調 Op.54/マズルカ ト長調 Op.67 No.1
同ト短調 Op.67 No.2/同ハ長調 Op.67 No.3/同イ短調 Op.67 No.4
ポロネーズ嬰ハ短調 Op.44/同変イ長調 Op.53
夜想曲ロ長調 Op.62 No.1
ケヴィン・ケナー(ピアノ)
録音:1997年5月、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール

DUX 0527 \2080
ポーランド歌曲集
スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):
この国を知っているか/二つの薄明/クラクフの若者/楽士/紡ぎ女
フリデリク・ショパン(1810-1849):
悲しみの川 Op.74 No.3/酒宴 Op.74 No.4/彼女の好きな場所Op.75 No.5
闘士 Op.74 No.10/指輪 Op.74 No.14
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):
一番星が輝くところから Op.1 No.2
穏やかで明るい黄金の日々を私は忘れない Op.1 No.5
私の心は痛む Op.1 No.6/もっと私に話して Op.3 No.1
恋歌から Op.3 No.2/私のために泣かないで Op.3 No.7
広い海を Op.3 No.9
カロル・シマノフスキ(1882-1937):
ときどき、長らく半ば夢見心地でいるときに
世界ははるか彼方に去り Op.2 No.1
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):
私は苦しみ、耐えてきた Op.18 No.5/私の目から涙が流れた Op.18 No.1
笛吹きの歌 Op.18 No.2
パヴェウ・スカウバ(テノール)
ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ)
録音:2005年9月、ポーランド、ビドゴシュチ、
ポモジェ・フィルハーモニー・コンサートホール

DUX 0536 \2080
ピオトル・クリメク(1973-):
7つの言葉(2004)
聖霊降臨節カンタータ(2001)
ハンナ・ドウラ・ストゥルルドウッティル(ソプラノ)
スワヴォミル・スクルシェヴィチ(クラリネット)
トマシュ・スチェンスニ(チェロ)
ボフダン・ボグシェフスキ(指揮)
アカデミア室内管弦楽団
シュチェチン大学KEA合唱団
録音:2005年5月、ポーランド、シュチェチン主教管区神学校礼拝堂
ピオトル・クリメクはポーランドのシュチェチンに生まれ、オランダのハーグ王立
音楽院とポーランドのポズナン音楽アカデミーで学んだ作曲家。

DUX 0549 \2080
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
チェロ協奏曲第1番変ホ長調 Op.107
チェロ協奏曲第2番ト長調 Op.126
ラファウ・クフャトコフスキ(チェロ)
ヴォイチェフ・ライスキ(指揮)
ポーランド放送管弦楽団
録音:1999、2000年、ワルシャワ、
ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ
ラファウ・クフャトコフスキは1973年ワルシャワに生まれ、合衆国ボルチモアとワ
ルシャワ音楽アカデミーで学んだチェリスト。

DUX 0562 \2080
無伴奏ヴァイオリンのためのモダーン音楽
イザイ(1858-1931):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27 No.4
セルジオ・アゼヴェード(1968-):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番
プロコフィエフ(1891-1953):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.115
クライスラー(1875-1962):レチタティーヴォとスケルツォ=カプリス Op.6
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):婚約(*)
カルロス・ダマス(ヴァイオリン)
録音:2005年12月、2006年6月
カルロス・ダマスはポルトガルのコインブラに生まれ、パリでイヴリー・ギトリス
らに師事したヴァイオリニスト。アゼヴェードとロペス=グラサはポルトガルの作曲
家で、(*)は世界初録音です。

DUX 0567 \2080
バーンスタイン|ピアソラ
レナード・バーンスタイン(1918-1990):
「ウェストサイド・ストーリー」から シンフォニック・ダンス
ロジェ・マットン(1929-2004):ブラジル舞曲
アストル・ピアソラ(1921-1992)/ホセ・ブラガート編曲:
ブエノスアイレス・バレエ組曲
ホセ・ブラガート(1915-):グアラニーアとパラグアイのガローパ
パブロ・シーグレル(1944-):ミロンゲータ
アストル・ピアソラ:リベルタンゴ
ドッピオ・エスプレッソ
ミハウ・ドレフノフスキ、ダニエル・エイビン(ピアノ)
録音:2006年10月、ワルシャワ、
ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ
「エスプレッソコーヒーのダブル」という意味の面白い名前を持つポーランドのピ
アノ・デュオによる南北アメリカの音楽。

DUX 0575 \2080
カロル・シマノフスキ(1882-1937):
ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.35
ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.61
アリョーナ・バーエワ(ヴァイオリン)
ボグスワフ・ダヴィドフ(指揮)
オポレ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2007年3月、ポーランド、オポレ・フィルハーモニー・ホール
アリョーナ・バーエワ(1985年生まれ)は第12回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・
コンクール(2001年)、第2回パガニーニ・モスクワ国際ヴァイオリン・コンクール
(2004年)、第3回仙台国際音楽コンクール(2007年)等での優勝歴を持つロシアのヴァ
イオリニスト。

DUX 0584 \2080
リヘン教会堂の大オルガン
アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):オルガン・ソナタ ニ短調
セザール・フランク(1822-1890):カンタービレ
アンリ・ミュレ(1878-1967):汝はペテロなり、黄泉の門はこれに勝たざるべし
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):
ウェストミンスターのカリヨン/子守歌
オルガン協奏曲第1番ニ短調 Op.14 から フィナーレ
セザール・フランク:幻想曲イ長調
シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937):
オルガン交響曲第5番ヘ短調 Op.42 No.1 から トッカータ
カロル・ゴウェンビオフスキ(オルガン)
録音:2007年5月、ポーランド、リヘン、ポーランドの女王なる悲しみの聖母マリア
教会堂
ポーランド最大の規模(三万人収容可能)を誇るリヘンの教会堂(バジリカ)内に建造
されたヨーロッパで3番目に大きいオルガンによる、豪華絢爛な19世紀フランスのオ
ルガン音楽。

DUX 0585 \2080
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):歌曲全集
アダム・アスニクの詩による4つの歌 Op.7(1882-1885)
谷間の百合(アダム・アスニク詩;1882)
アダム・ミツキェヴィチの詩による6つの歌 Op.18(1893)
森の中で(テオフィル・ゴーティエ詩;1896)
カテュール・マンデスの詩による12の歌 Op.22(1903)
アンナ・ラジェイェフスカ(メゾソプラノ)
マリウシュ・ルトコフスキ(ピアノ)
録音:2007年3月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

DUX 0586 \2080
世紀室内楽の古典
ストラヴィンスキー(1882-1971):
「兵士の物語」からの組曲
(ヴァイオリン、クラリネットとピアノのための版;1919)(*)
クラリネット独奏のための3つの小品(+)
ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):
ヴァイオリンとピアノのためのパルティータ(#)
バルトーク(1881-1945):
コントラスト(ヴァイオリン、クラリネットとピアノのための)(**)
ピオトル・タルホリク(ヴァイオリン(*/#/**))
アレクサンデル・テサルチク(クラリネット(*/+/**))
モニカ・ヴィリンスカ=タルホリク(ピアノ(*/#/**))
録音:2007年1月5-6日(*)、24日(+)、2006年7月2日(#)、10月17-18日(**)、
ポーランド、カトヴィツェ、グジェゴシュ・フィテルベルク・コンサートホール

DUX 0592 \2080
ヴォイチェフ・キラル(1932-):
マニフィカト(独唱、合唱と管弦楽のための;2006)(*)
ヴィクトリア(混声合唱と管弦楽のための;1983)
イザベッラ・クウォシンスカ(ソプラノ(*))
トマシュ・クシシカ(テノール(*))
ピオトル・ノヴァツキ(バス(*))
ミロスワフ・ヤツェク・ブワシュチク(指揮)
シロンスク・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
録音:2007年6、8月、ポーランド、シロンスク・フィルハーモニー・コンサートホ
ール

DUX 0593 \2080
シャボルツス・エシュテニー:庭園の門 2台のピアノのための作品集
6つの練習曲(1979)
3つの新しい練習曲(2003)
庭園の門(1999)
トッカータ(2006)
イヴォナ・ミロニウク、シャボルツス・エシュテニー(ピアノ)
録音:2007年6月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

DUX 0601 \2080
ヨハン・シュトラウス II(1825-1899):
オペレッタ「こうもり」(ポーランド語版、抜粋)
イヴォナ・ホッサ(ソプラノ:ロザリンデ)
パヴェウ・スカウバ(テノール:アイゼンシュタイン)
ヤロスワフ・ブレンク(バリトン:フランク)
アンナ・ルバンスカ(メゾソプラノ:オルロフスキー公爵)
マルタ・ボベルスカ(ソプラノ:アデーレ)
アダム・ズドゥニコフスキ(テノール:アルフレート)
ヴォイチェフ・ギェルラフ(バリトン:ファルケ)
アンナ・カラシンスカ(ソプラノ:イーダ)
イェジ・マクシミウク(指揮)
ポーランド放送管弦楽団
ワルシャワ国立フィルハーモニー合唱団
録音:2005年8月9、11-12日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS2

DUX 0604 \2080
フェリクス・ノヴォヴィエイスキ(1877-1946):
ポーランド、ヴァルミヤ地方の25の民謡集 Op.28 No.1(全25曲)
エヴァ・アルヒモヴィチ=ヴイチク(ソプラノ)
ルツィナ・ジョウニェレク(ピアノ)
録音:2007年2月、ポーランド、オルシュティン、
F・ノヴォヴィエイスキ・フィルハーモニー・コンサートホール

DUX 0605 \2080
モダーン・チェンバロのために
ハンナ・クレンティ(1961-):E for E(1991)
ズビグニェフ・バルギェルスキ(1937-):
燃え上がる水晶(チェンバロとテープのための;2002)
マルタ・プタシンスカ(1943-):Toulacou[エボシドリ](1974)
ヴォイチェフ・ヴィドワク(1971-):半音階的幻想曲(2003)
マルツェル・フィルジンスキ(1971-):リフレクション第2番(2005)
アレクサンドラ・グリカ(1977-):ノンストッピング(2000)
ジグムント・クラウゼ(1938-):発端(1982)
ヴオジミェシュ・コトンスキ(1925-):
北極光(チェンバロとテープのための;1998)
ゴシカ・イスプホルディング(チェンバロ)
録音:2006年10月、ポーランド、クラクフ/2007年4月、ワルシャワ
使用楽器:2001年、パリ、ラインハルト・フォン・ナーゲル製
(モデル:1730年、パリ、フランソワ・ブランシェ製)
1963年、ノイペルト製、バッハ・タイプ
モダーン・チェンバロは古楽器の複製ではなく20世紀に入ってから作られた大型で
音量の大きいチェンバロを指しますが、ここではバロック・タイプの複製も使われ
ています。

DUX 0610/0611 2枚組 \3200
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006
ミハイル・ワイマン(ヴァイオリン)
録音:2006年3、4月、ドイツ、カールスルーエ、ゴッテザウエ城
ミハイル・ワイマンは1953年ウクライナのオデッサに生まれ、ダヴィド・オイスト
ラフに師事したヴァイオリニスト。夫人はピアニストのディーナ・ヨッフェで、と
もにイスラエルに移住して活躍しています。ウクライナのキエフ生まれのヴァイオ
リニスト、ミハイル・ワイマン(1926-1977)とは同姓同名ですが別人です。

DUX 0614 \2080
カロル・シマノフスキ(1882-1937):ヴァイオリンとピアノのための作品集 Vol.2
オペラ「ロジェ王」から ロクサーナの歌/クルピエ地方の歌
おとぎ話の王女様の歌/前奏曲ロ短調 Op.1 No.1
パガニーニの3つの奇想曲;第20番,第21番,第24番
バレエ=パントマイム「ハルナシェ」から 舞曲/夜明け/野生の踊り
ピオトル・プワヴネル(ヴァイオリン)
ヴォイチェフ・シフィタワ(ピアノ)
録音:2007年5、11月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

DUX 0615 \2080
カロル・シマノフスキ(1882-1937):ピアノ作品集
メトープ Op.29/12の練習曲 Op.33
ソナタ第3番 Op.36/ポーランド舞曲集(1926)
ヨアンナ・ドマンスカ(ピアノ)
録音:2007年11、12月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

DUX 0617 \2080
ワルシャワ大学合唱団
ジュゼッペ・オッターヴィオ・ピトーニ(1657-1743):Cantate Domino
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525-1594):
Exultate Deo(1584)/Tu es Petrus(1572)
ミコワイ・ジェレンスキ(1550-1615):In Monte Oliveti(1611)
トマス・タリス(1505-1585):If ye love me(1558頃)
ヴィクトル・カリンニコフ(1806-1901):Chieruwimskaya nr 2(1886)
アレクシェイ・ルヴォフ(1798-1870):Wieczieri twojeja tajnyja
ラフマニノフ(1873-1943):Bogorodice dzjewo radujsja(1915)
ユゼフ・シフィデル(1930-):Cantus glorious(1980)
ヴィク・ネース(1936-):De profundis clamavi(1964)
ウルマス・シサスク(1960-):Heliseh v&auml;ljadel(1994)
フェリーチェ・ジャルディーニ(1716-1796):Viva tutte le vezzose
チャイコフスキー(1840-1893):Biez pary biez wriemienui(1891)
カロル・シマノフスキ(1882-1937):Wyrzundzaj sie dziwce moje(1929)
スタニスワフ・ヴィエホヴィツ(1893-1963):
Nie chce cie Kasiuniu(1923)/Na polu wisnia(1922)/Pado dysc(1953)
ユリー・ファリク(1936-):Nieznakomka(1974)
ヘンリー・マンシーニ(1924-1984):Moon River(1961)
J・S・バッハ(1685-1750):Lobet den Herrn alle Heiden BWV230(1720頃)(*)
イリナ・ボグダノヴィチ(指揮)
ワルシャワ大学合唱団
録音:2007年3月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1(*以外)
2005年5月21日、ポーランド、レグニツァ歌唱祭、ライヴ(*)

DUX 0618 \2080
ショパン(1810-1849):ピアノ作品集
練習曲ハ短調 Op.10 No.12/バラード ト短調 Op.23
幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66/夜想曲ホ短調 Op.72 No.1
前奏曲ホ短調 Op.28 No.4/同ロ短調 Op.28 No.6
同変ニ長調 Op.28 No.15/同ニ短調 Op.28 No.24
ワルツ嬰ハ短調 Op.64 No.2/同変ニ長調 Op.64 No.1
マズルカ変ロ長調 Op.7 No.1/同ハ長調 Op.24 No.2
同ホ短調 Op.41 No.2/同イ短調 Op.68 No.2
ポロネーズ イ長調 Op.40 No.1/同変イ長調 Op.53
子守歌変ニ長調 Op.57
ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
録音:ポーランド、ビドゴシュチ、ポモジェ・フィルハーモニー・スタジオ

DUX 0619/0620 2枚組 \3200
2ショパン(1810-1849):夜想曲全集
Op.9/Op.12/Op.27/Op.32/Op.37/Op.48/Op.55/Op.62/Op.posth.
エヴァ・ブコイェムスカ(ピアノ)
録音:1995年、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

DUX 0621 \2080
カロル・シマノフスキ(1882-1937):歌曲集
ヤン・カスプロヴィチの詩による3つの断章 Op.5/白鳥 Op.7
ディミトル・ダヴィドフの詩による3つの歌 Op.32
タゴールの詩による5つの歌 Op.41
ジェイムズ・ジョイスの詩による7つの歌 Op.54
アンナ・ラジェイェフスカ(メゾソプラノ)
マリウシュ・ルトコフスキ(ピアノ)
録音:2007年10月ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

DUX 0624 \2080
この古時計 バスのためのスラヴ・オペラ・アリア集
スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):
オペラ「ハルカ」(1857) 第1幕 から ストルニクのアリア
ムソルグスキー(1839-1881):
「ボリス・ゴドゥノフ」(1869/1872) 第4幕 から ピーメンのアリア
「ボリス・ゴドゥノフ」第2幕 から ボリスのモノローグ
タデウシュ・シェリゴフスキ(1896-1963):
「学生たちの反乱」(1951) 第2幕 から ジグムント・アウグスト王のアリア
ボロディン(1883-1887):
「イーゴリ公」(1887) 第2幕 から コンチャックのアリア
「イーゴリ公」第1幕 から ガリツキー公のアリア
ヴワディスワフ:ジェレンスキ(1837-1921):
オペラ「コンラート・ヴァレンロート」(188) 第1幕 から ハルバンのアリア
ドヴォルジャーク(1841-1904):
「ルサルカ」(1901) 第2幕 から ヴォドニクのアリア
モニュシュコ:オペラ「伯爵夫人」(1859) 第2幕 から 旗手のアリア
チャイコフスキー(1840-1893):
「エフゲニー・オネーギン」(1787) 第3幕 から グリョーミンのアリア
「イオランタ」(1891) から ルネ王のアリア
モニュシュコ:オペラ「幽霊屋敷」(1862) 第3幕 から スコウバのアリア
ロムアルト・テサロヴィチ(バス)
チェスワフ・グラボフスキ(指揮)
ジェロナ・グラ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2007年11月、ポーランド、ジェロナ・グラ・フィルハーモニー・コンサート
ホール

DUX 0625 \2080
ジグムント・ストヨフスキ(1870-1946):
管弦楽のための組曲変ホ長調 Op.9
カンタータ「春」Op.7(混声合唱と管弦楽のための)(+)
カンタータ「ポーランドのための祈り」Op.40
(ソプラノ、バリトン、混声合唱、管弦楽とオルガンのための)(*/+)
マルタ・ヴルブレフスカヤ(ソプラノ(*))
マチェイ・ボグミウ・ネルコフスキ(バリトン(*))
ラファウ・スリマ(オルガン(*))
マルチン・ナウェンチ=ニェショウォフスキ(指揮)
ビャウィストク・ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニー管弦楽団
ビャウィストク・ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニー合唱団(+)
録音:2007年12月、ポーランド、ビャウィストク、
ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニー・コンサートホール

DUX 0626 \2080
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ三重奏曲ハ短調 Op.1 No.3
ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ三重奏曲ト短調「悲しみの三重奏曲」
ブラームス(1833-1897):ピアノ三重奏曲ハ短調 Op.101
トリオ・クラコヴィア
クシシュトフ・シミェタワ(ヴァイオリン)
ユリアン・トリチンスキ(チェロ)
イェジ・トシク=ヴァルシャヴャク(ピアノ)
録音:2008年1月、ポーランド、クラクフ音楽アカデミー・コンサートホール「フロ
リアンカ」

DUX 0629 \2080
ボロディン(1833-1887):ピアノ五重奏曲ハ短調(1862)
マーラー(1860-1911):ピアノ四重奏曲イ短調(1876)
ショスタコーヴィチ(1906-1975):ピアノ五重奏曲ト短調 Op.57(1940)
ヨランタ・ミュンフ(ピアノ)
カメラータ五重奏団
ヴウォジミェシュ・プロミンスキ(第1ヴァイオリン)
アンジェイ・コルディキェヴィチ(第2ヴァイオリン)
ピオトル・レイヘルト(ヴィオラ) ロマン・ホフマン(チェロ)
録音:2007年10月、ポーランド、ビャウィストク、
ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニー・コンサートホール

DUX 0534 \2080
スタニスワフ・モリト(1947-):チェロ協奏曲(*)
ショスタコーヴィチ(1906-1975):ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.99(+)
トマシュ・ストラフル(チェロ(*))
ロマン・ラソツキ(ヴァイオリン(+))
ミロスワフ・ヤツェク・ブワシュチク(指揮)
シロンスク室内管弦楽団(*?)
シロンスク・フィルハーモニー管弦楽団(+?)

DUX 0546 \2080
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):
「エルサレムの七つの門」
(独唱、語り手、3つの混声合唱団と管弦楽のための)
アナスタツィア・リペルト、イザベラ・マトゥワ、
マルタ・オルガ・ムラルチク、アンナ・ストラルチク(ソプラノ)
マリア・リナルト(アルト)
パヴェウ・フンダメント(テノール)
レシェク・ソラルスキ(バス)
イェジ・トレラ(語り手)
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)
クラクフ音楽アカデミー交響楽団&合唱団

DUX 0577 \2080
フアン・クリソストモ・デ・アリアーガ(1806-1826):
弦楽四重奏曲第1番ニ短調
弦楽四重奏曲第2番イ長調
弦楽四重奏曲第3番変ホ長調
プリマ・ヴィスタ弦楽四重奏団

DUX 0594 \2080
クシシュトフ・メイエル(1943-):
チェロ協奏曲第2番 Op.85(1994-1995)(*)
ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.87(1996)(+)
クラリネット協奏曲 Op.96(2001-2002)(#)
ボリス・ペルガメンシコフ(チェロ(*))
マグダレナ・レズレル(ヴァイオリン(+))
エドゥアルト・ブルンネル(クラリネット(#))
ガブリエル・フムーラ(指揮)
ポーランド国立放送交響楽団

DUX 0597 \2080
ショパン(1810-1849):室内楽作品集
ピアノ三重奏曲ト短調 Op.8(*)
チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
チェロとピアノのための協奏的大二重奏曲ホ長調
チェロとピアノのための序奏と華麗なポロネーズ ハ長調 Op.3
平澤真希(ピアノ)
コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(ヴァイオリン(*))
アンジェイ・ヴルーベル(チェロ)

DUX 0603 \2080
フェリクス・ノヴォヴィエイスキ(1877-1946):
無伴奏混声合唱のための「海の歌」Op.42(全17曲)
ベネディクト・ブウォンスキ(指揮)
ヴァルミア=マズリ大学合唱団

DUX 0627
リターニング・サウンド 打楽器のための音楽
アンナ・イグナトヴィチ(1968-):パッサカリア
ロルフ・ヴァリン(1957-):より糸
ミウォシュ・ベンビノフ(1978-):
リターニング・サウンド・フォー・マグダ&ミウォシュ
ヤコプ・テル・フェルトハイス(1951-):ゴールドラッシュ
マルチン・ブワジェヴィチ(1953-):Sahaj Manush
HOB-BEATS・パーカッション・デュオ
マグダレーナ・コルディラシンスカ、ミウォシュ・ペンカラ(打楽器)



<CORELIA>
●旧譜ご案内
CC 881313 \2300
ギャルド・レピュブリケーヌ騎馬軍楽隊
Criniere au vent(Lordey)/
Marche des Mousquetaires Noirs(Lully; Prodhomme)
Carnot(Caille)/ La Sentinelle(Causy)/ Renee(Ponsen)
Rabat(Moreau)/ Trot no.1 / Le Cavalier(Ponsen)
Marche des Mousquetaires Gris(Lully; Prodhomme)
Fanfare de l'Etendard des Guides(Ponsen)/ Salut aux etendards
Marie-France(Lordey)/ Lutece polka(Gossez)/ Bolivar(Gadenne)
Bournazel(Moreau)/ Marche des trompettes d'Aida(Verdi; Gossez)
Le Voltigeur(Ponsen)/ Victoire(Prodhomme)
マルク・モロー(指揮)
ギャルド・レピュブリケーヌ騎兵軍楽隊

CC 886530 \2300
騎兵ラッパ曲集
[Ordonnance des trompettes pour toutes les troupes a cheval
adoptee l'an treize(Buhl)]:
La generale / Le boutte-selle / Le boutte-charge / A cheval
L'assemblee / La marche(premiere version)/ La charge
Le ralliement / La retraite
Appel pour faire cesser les feux(premiere version)
Le reveil / Le repas des chevaux / Le pansage des chevaux
L'abreuvoir / Les distributions / L'instruction / Les corvees
La soupe / Le ban / La fermeture du ban / A l'ordre
A l'ordre pour les fourriers / Pour la reunion des trompettes
Rassemblement des gardes / Appel des hommes consignes
Appel apres la retraite / Pour eteindre les feux
[Sonneries de trompettes en usage dans la Cavalerie depuis 1825
mise a jour au 10 juin 1922]:
A l'etendard / La marche / Rappel pour honneurs
Ouverture du ban / Fermeture du ban / La generale
La generale(anciennement)/ Le reveil / La visite medicale
L'appel / L'appel des consignes / Au piquet / Aux officiers
Aux adjudants / Aux marechaux-des-logis chefs
Aux marechaux-des-logis fourriers
Aux marechaux-des-logis de service / Aux brigadiers de service
Aux trompettes / Le rassemblement de la garde / Le rassemblement
A l'ordre / L'instruction / Les corvees / La soupe
La distribution des lettres / Le demi-appel / L'extinction des feux
Le repas des chevaux / Le pansage / Le boute-selle
Mettre les manteaux / A cheval / A cheval(anciennement)
Garde a vous / En avant / Sabre a la main / Remettez le sabre
A droite / A gauche / Demi-tour / En colonne de lignes par trois
En bataille / En ligne par trois / Dans chaque escadron
Dans chaque regiment / Au pas / Au trot / Au galop
En fourrageurs / Le ralliement / La charge / Halte / Pied a terre
Execution / Commencez le feu / Cessez le feu / Marche de retraite
Aux morts / Marches funebres 1 et 2
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍装鞍ラッパ隊

CC 888630 \2300
[CC 88630]
ファンファール・トリコロール
Ouverture tricolore(Souplet)/ Chars et blindes(Souplet)
Vincennes(Prodhomme)/ Genest(Souplet)
Manege(Souplet)/ Madinina(Souplet)
Honneurs au General Leclerc(Caille)
Chant de la 2eme D.B.(Clowez)/ La Boeuf(Souplet)
Retour d’escorte(Gossez)/ La Robert(Baque)Guinard(Souplet)
Hirondelle polka(Ponsen)/ Sambanova(Souplet)
Cavalerie en fete(Caille)/ La Loizillon(Souplet)
Echos du chateau(Souplet)/ Escadron carmin(Villiere)
Rythmobil(Souplet)/ Dagobert(Caille)
Legende orientale(Souplet)/ Jean-Philippe Roux(Souplet)
Valmy(Souplet)/ Le Marnais(Ponsen)
Tilt !(Souplet)/ Trumpet Latino(A.Souplet)
アンドレ・スプレ(指揮)
フランス陸軍ランブイエ第501戦車連隊騎兵軍楽隊

CC 892714 \2300
ファンファールと光
Trompettes triomphales(Souplet)/ Sur l’Esplanade(Gossez)
La Reine du Muguet(Souplet)/ Le Cocardier(Gossez)
LES B 2(Souplet)/ Ballet equestre(Souplet)
La de Fontaines(Baque)/ Ricochets(Souplet)
Retour du Golfe(Souplet)/ La Desirade(Souplet)
Arme Blindee Cavalerie(Souplet)/ La Aumonier(Baque)
Perles des Aures(Souplet)Michel Strogoff(Millot)
En piste!(Souplet)/ Tomunion(Souplet)
Daguet Cavalerie(Souplet)/ Trumpet’s cha-cha-cha(Souplet)
Cavalerie 90(Bergeot)/ Fort Salman(Souplet)
Le Moulin de Laffaux(Ponsen)/ Desert Storm(Souplet)
Los Latinos(Souplet)
ジャック・バッケ(指揮)
フランス陸軍第501戦車連隊騎兵軍楽隊

CC 893727 \2300
今日の騎兵 機甲騎兵隊
Special Express(Souplet)/ Chars de bataille(Souplet)
Black-Out(Souplet)/ La Louviere(Souplet)
Les Lanciers du Sultan(Gossez)/ Via Brasilia(Souplet)
Le Trompette-Major(Fiquet)/ Blindes en Sarre(Souplet)
Cavalerie d’aujourd’hui(Souplet)/ Hussards et Dragons(Caille)
Dernieres cuirasses(Souplet)/ Cumieres-polka(Fiquet)
Le reveil en fanfare(Souplet)/ L'extinction des feux(Souplet)
Dynamic(Souplet)/ Cavalerie Legere Blindee(Souplet)
Souvenir de Rambouillet(Courtade)/ France-Cavalerie(Souplet)
La valse des tourelles(Souplet)Crescendo(Devogel)
Pleins Feux(Souplet)/ Perle fine(Fiquet)/ Le Cavalier(Ponsen)
Tropical Trumpet(Souplet)
アンドレ・スプレ(指揮)
フランス陸軍ランブイエ第501戦車連隊騎兵軍楽隊

CC 894752 \2300
スパッヒ(旧北アフリカ植民地現地民騎兵)
Ouverture tricolore(Souplet)/ Les Saphis(Souplet)
Daguet Cavalerie(Souplet)/ Arme blinde Cavalerie(Souplet)
Vivandiere Polka(Gossez)/ Manege(Souplet)
Sander(Ponsen)/ France Cavalerie(Souplet)
Chant des Africains(tradition)/ La Beaulieu(Charignon)
Cavalerie en Far(Souplet)/ Hirondelle Polka(Ponsen)
Cavaliers Blancs(Souplet)/ Retour du Golfe(Souplet)
Echo du chateau(Souplet)/ Carnot(Caille)
Trompette en tete(Souplet)/ Route Napoleon(Souplet)
Claudine et Jean-Claude(Caille)/ Madinina(Souplet)
Dynamic(Souplet)/ Trumpet Latino(Souplet)
ドミニク・シャリニョン(指揮)
フランス陸軍第1スパッヒ連隊軍楽隊

CC 894756 \2300
フランス騎兵
Cavalerie Francaise(Munier)/ Defile de la "Belle Epoque"(Conrad)
Michel Strogoff(Marius Millot)
Le Marechal-des-Logis Trompette(Conrad)
Fanfare du Colonel(Gossez)
Marche du 26eme regiment de Dragons(Gossez)
Salut aux vainqueurs !(Fiquet)
Salut aux allies(Prodhomme)/ Victoire(Prodhomme)
Les honneurs du 2eme regiment de Hussards(Conrad)
L'aigrette(Hannot)/ Gavotte des lances(Gossez)
La charge(Gossez)/ Carrousel des lances(Gossez)
Salut des lances(Desmet)
Marche des trompettes d'Aida(Verdi; arr. Gossez)
Gendarmerie-Parade(Conrad)/ Bodada(Robert)
A Cheval !(transc. Conrad)/ A la houzarde !(Conrad)
Bivouac de Cavalerie(Conrad)/ Souvenir de Cavalerie(Conrad)
Les deux rossignols(Adnot)/ Le Trompette-major(Fiquet)
Theme et variations(Renault)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍装鞍ラッパ隊

CC 895764 \2300
過去の騎兵
Cavalerie d'autrefois(Conrad)
Defile du 2eme regiment de guides(Conrad)
Marche du colonel(Ponsen)/ La d'Harcourt(Conrad)
Escadron d'honneur(Gossez)/ Fiers cadets(Gossez)
El boujadi(Conrad)/ Les celestins(Prodhomme)/ Dupleix(Prodhomme)
Les honneurs du 2eme regiment de Hussards(Conrad)
Joyeux tambour(Devo)/ La nonchalante(Devo)
Les ailes de moulin(Gadenne)/ Looping(Devo)
"Chamborant-Houzards"(Desmet)/ Marche de revue no.1(Devo)
Nouvelle vague(Devo)/ Good bye, cavalerie(Conrad)/ Jumping(Leon)
Crazy horse(Conrad)/ Elvina(Faccioli)/ Old brass rag(Faccioli)
Louisiane-cavalerie(Hannot)/ Senorita(Schrive)/ Serenada(Moisseron)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍装鞍ラッパ隊

CC 895777 \2300
騎兵に栄光あれ
Hommage a David Buhl(Conrad)/ Gloire a la Cavalerie(Gossez)
Le Boute-selle(Prodhomme)/ Suovadis(Conrad)/ Le cavalier(Ponsen)
Defile au trot no.1(Prodhomme)/ Galop d'honneur no.1(Conrad)
La Barrois(Conrad)/ Aurore et Aurelie(Conrad)
Salut aux etendards(Buhl)/ Gloire aux aigles(Gossez)
A cheval(Prodhomme)/ Le cent-garde(Conrad)/ Le cuirassier(Ponsen)
Defile au trot no.2(Prodhomme)/ Galop d'honneur no.2(Conrad)
La Duquenoy(Conrad)/ La fete des brimbelles(Conrad)
Fanfare de la Reine Marguerite II(Conrad)/ Gendarmes d'elite(Gossez)
Fanfare des hussards de la Garde Royale(Conrad)
Les eclaireurs de Fabrefonds(Conrad)
Band of the royal tank regiments(Conrad)/ Dortmund(Faccioli)
Revue militaire(Faccioli)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍装鞍ラッパ隊

CC 896794 \2300
騎兵の人々
Les honneurs au general commandant l'E.A.A.B.C.(trans.et arr. Caille)
La Boucher(Conrad)/ A nos chevaux...(Conrad)
A nos femmes...(Conrad)/ Ceux de la Cavalerie(Conrad)
Debout les basses(Lordey)/ Le palefroi(Touzalin)
Saperlipopette(Conrad)/ Cavalerie en fete(Caille)
La Peress(Nicolle, arr. Conrad)/ L'eleve trompette(Conrad)
Fiere allure(Conrad)/ Noble conquete(Bergeot)
Le Timbalier(Lordey)/ Le destrier(Touzalin)
Le Moulin du roy(Luypaerts)
[CARROUSEL EQUESTRE]:
Les lanciers de la Garde imperiale(Gossez)
Les echos de la Loue(Gossez)/ Caprice comtois(Gossez)
L'appel des gardes(Conrad)/ Le fils du trompette-major(Tasca)
Avenir et traditions(Souplet)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊中央軍楽隊

CC 896798 \2300
エペルノン奇想曲 騎兵の時代の狩猟ラッパ
[Fanfares de circonstances]
Le reveil / Le point du jour / La sortie du chenil
Le depart pour la chasse / Le nouveau depart / La marche de venerie
L'arrivee au rendez-vous, ou La Fontainebleau, ou La Darboulin
La caleche des dames / Le depart du rendez-vous / Quetes, requetes
Le lance / Le laisse-courre royal / Un bien-aller
Appel fanfare des maitres d'equipage / Reponse a l'appel fanfare des
maitres
Appel au valet de chien / Appel aux hardes / La vue / Le hourvari de la
vue
Le change / Les animaux en compagnie / Le vol-ce-l'est / Le debuche
Un bien-aller / La plaine / Le passage du chemin de fer / Appel force
Le passer-l'eau en barque / Le changement de foret / Le rembuche
Le relance a vue(suivi d'un bien-aller)/ Le bat-l'eau
La sortie de l'eau(suivie d'un bien-aller)/ L'hallali sur pied
L'hallali par terre, ou La mort / Le terre du renard / Le forhu / La
curee
Les honneurs / La retraite prise / La retraite de grace, ou Le bien
chasse
Le retour de la chasse, ou La Rambouillet
La rentree au chateau, ou Retour des princes / L'adieu des maitres
L'adieu des piqueux / Le bonsoir / Le bonsoir breton / La rentree au
chenil
La retraite manquee / La Saint-Hubert
[Fanfares d'equipages(Conrad)]
Fanfare du Chevalier Cyr Darnoc de Saint-Mande / Caprice sparnonien
Les trompes de chasse de la Garde / La chapelle Saint-Hubert
Le plateau de la Diane / Le chateau d'Epernon / Les echos de la Drouette
Les echos de la Gueville / L'etang de Saint-Hilarion / Le bois du hameau
Le hameau de Droue / Les trompes de chasse de l'Ecole de Cavalerie
La Felix Conrad / Les echos d'Epineuil / La mascotte(Rollin)
La Saint-Hubert
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊中央軍楽隊

CC 896799 \2300
ソーミュール奇想曲 騎兵の時代の狩猟ラッパ
[Fanfares d'animaux]
Cerf 1ere tete, ou Daguet / Cerf 2eme tete, ou La discrete
Cerf 3eme tete, ou La dauphine / Cerf 4eme tete, ou La fanfare du roi
Cerf 4eme tete, ou La Bourbon / Le dix-cors, jeunement
Le dix-cors, ou La royale / Tete bizarde / La biche / Le chevreuil
Le chevreuil de Bourgogne / Le daim / Le daim blanc / Le sanglier
Le grand sanglier / La laie / Le loup / Le louvart / Le renard / Le
blaireau
Le lievre / Le lapin. Fanfares des directions *: Vers l'est / Vers le
nord
Vers l'ouest / Vers le sud. Fanfares d'Equipages(Conrad): More majorum
Caprice saumurois / Le carrousel de Saumur / La chapelle Saint-Georges
Le Chardonnet / Le chateau de Saumur / Les echos de la Loire
Les echos du Thouet / L'Ecole de Cavalerie de Saumur
L'hippodrome du Breil / L'hippodrome de Verrie / La Krawiecki / La Mozat
La Plantiveau / La priere du Pere Afchain / La Saint-Georges
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊中央軍楽隊

CC 897802 \2300
ソーミュール
Entree des Sauteurs(Caille)/ La Sabretache(Caille)
Messieurs les ecuyers du manege(Caille)/ La tunique noire(Caille)
Fakir III(Caille)/ Polka du Chardonnet(Caille)/ Escarboucle(Caille)
Danube bleu(Caille)/ Les honnneurs a l'ecuyer en chef,
le Lt-Colonel Francois Sourdeau de Beauregard(Conrad)
Le cocardier(Gossez)/ Kaboul d'or(Conrad)/ Saumur(Goute)
La croix-ferry(Conrad)/ Oviedo(Schrive)/ Ballet equestre(Souplet)
Les honneurs a l'ecuyer en chef, le Colonel Christian Carde(Conrad)
L'ecuyer(Gossez)/ Quavalcadour(Conrad)/ Perle d'Anjou(Pingenot)
Quitus(Conrad)/ Paolo(Schrive)/ En piste !(Souplet)
Marche de la Cavalerie de la Garde(Prodhomme/Conrad)
Vers la Concorde(Gossez)/ Au pas(transc. Moreau)
La de Jabrun(Conrad)
Les volants de la 1ere division de cavalerie(anonyme)
Vincennes(Prodhomme)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊中央軍楽隊

CC 897806 \2300
王の軍楽
Sonnerie roylae(Conrad)
Fanfares Royales: Sonneries anciennes(Gossez):
Le cavalquet / L'entree / La chamade / A l'estendart
Prelude pour bruit de guerre / A cheval / La marche / Le boute-selle
La charge / Le boute-charge / Le ralliement / La retraite
"Carrouzel de la Maison du Roy": suite pour fanfare de cavalerie et
orgue:
Appel-echo no.1(Gossez)/ Appel-echo no.2(Gossez)
Les gardes du corps(Conrad)/ Appel-echo no.3(Gossez)
Les chevau-legers de la Garde(Conrad)/ Appel-echo no.4(Gossez)
Les gendarmes de la Garde(Conrad)/ Appel-echo no.5(Gossez)
Les mousquetaires de la Garde(Conrad)/ Appel-echo no.6(Gossez)
Les grenadiers a cheval de la Garde(Conrad)
Marche triomphale(Lully, arr. Conrad)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍装鞍ラッパ隊
ジャック・マリシャル(オルガン)

CC 897808 \2300
騎兵の時代
Bodada(Robert)/ La Pelletie(Conrad)/ Scarpelli(Conrad)
Fantasias(Gossez)/ Ecole de Cavalerie(Conrad)
Le cuirassier(Ponsen)/ Charro(Conrad)/ L'angevine(Prodhomme)
"Lampion" poney(Robert)/ La de la Touche(Conrad)
Defile du 3eme Rgt de chasseurs a cheval(Conrad)
Hommage au 3eme chasseurs d'Afrique(Gossez)
Marche du 507eme regiment de chars de combat(Bergeot)
Le voltigeur(Ponsen)/ Fintilla(Conrad)/ Le fanion(Prodhomme)
A l'etendard(tradition)/ Defile de l'etendard(Chaumont)
Le porte-etendard(Conrad)
Sonnerie triomphale no.3: sonnerie triomphale reservee a Monsieur
le President de la Republique(Moreau)
Marche du president(Nicolle)/ Arme Blindee Cavalerie(Souplet)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊中央軍楽隊

CC 897810 \2300
ソーミュールの陸軍幼年学校生徒
Airs Militaires Anciens(transc. et arr. Prodhomme);
Le guet / Le cavalquet / Marche des gardes du roy / Ralliement
Marche des mousquetaires gris / Marche des mousquetaires noirs
Marche des dragons du roy / Marche des dragons de la reine
Marche consulaire / Refrain de l'Empire / Marche d'Austerlitz
La victoire est a nous !
Airs Militaires Anciens(transc. et arr. Ponsen);
Pas de charge de la marine imperiale / Fanfare de l'etendard des guides
La sabretache / Salut aux etendards
Cavalerie de la Garde(Gossez)/ Vers l'Etoile(Gossez)/ Au galop
(Gossez)
Avant-postes de Cavalerie legere(Conrad)/ Les cadets de Saumur
(Conrad)
Saumur(Muteau).
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊中央軍楽隊

CC 898814 \2300
凱旋の軍楽
Fanfare triomphale(Boutry)/ Marche des lanciers(Ponsen)
Fanfan la tulipe(arr. Moreau)/ Houzard-trompette(Conrad)
Belzebuth(B.Conrad)/ En avant, Au trot, Au galop, En fourrageurs
La prise de la smalah(Ponsen)/ Le ralliement
Banniere au vent(Moreau)/ Le trompette en bois(Scotto/arr. Moreau)
Le trompette de la mort(Conrad)/ Elle est a moi(Conrad)
En avant, Au trot, Au galop, La charge
Charge des chasseurs d'Afrique a Floing(Gossez)/ Le ralliement
Bournazel(Moreau)/ Les adieux de Fontainebleau(transc. Moreau)
Rose des sables(H.Moreau)/ Evelyne sur les bords de l'Inn(H.Moreau)
Refrain des lanciers(transc. H.Moreau)/ Division de Cavalerie
(H.Moreau)
La java des reservistes(H.Moreau)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊中央軍楽隊

CC 898818 \2300
名誉の護衛
A Jeanne d'Arc(transc. Touzalin)/ Domremy(Ponsen)
Chamoerops-marsch(Gourdin)/ Orleans(Gossez)/ Drolinette(Gourdin)
Reims(Gossez)/ Hymette(Gourdin)/ Chinon(Gossez)
Provocante-schottish(Gourdin)/ Vaucouleurs(Gossez)
Salmigavie(Gourdin)/ Compiegne(Ponsen)/ Le reveil en fanfare
Cavalerie cherifienne(Gossez)/ Escorte d'honneur no.1(Gossez)
La soupe / Escadron d'honneur(Gossez)/ Escorte d'honneur no.2(Gossez)
La retraite de Cavalerie / Michel Strogoff(Millot)
Escorte d'honneur no.3(Gossez)/ L'extinction des feux
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊中央軍楽隊

CC 898820 \2300
王の銃騎兵
Sonnerie des carabiniers(Muteau)/ Royal-Carabiniers(B.Conrad)
Les carabiniers de Monsieur(Moreau)/ Defile au trot no.5(Prodhomme)
Les hussards de Lauzun(Gossez)/ Defile au trot no.6(Prodhomme)
Les cosaques de la Meuse(Prodhomme)/ La Reine-Dragons(Gossez)
La Chabrillant(Lange / arr.Moreau)/ Quartier de la venerie(B.Conrad)
Souvenir de chasse(arr. Moreau)/ Defile au trot no.7(Prodhomme)
Marche du regiment colonel-general de Cavalerie(Gossez)
Defile au trot no.8 Prodhomme)/ Devant Verdun(Prodhomme)
Sous bois(Prodhomme)/ Marche d'ordonnance no.1(Dupont)
Divertissement equestre(Gossez)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊中央軍楽隊

CC 898822 \2300
コンデ竜騎兵
La Beaussant(Conrad)/ Conde-Dragons(Conrad)
Defile du 2eme regiment de dragons(Conrad)
Defile au trot no.9(Prodhomme)/ Honneur aux souverains(Gossez)
Defile au trot no.10(Prodhomme)/ Criniere au vent(Lordey)
Fontevrault(Touzalin)/ Fanfare no.1(Neukomm/arr.Breard)
Fanfare no.2(Neukomm/arr.Breard)
Fanfare no.3(Neukomm/arr.Breard)
Defile au trot no.11(Prodhomme)/ Medaille-parade(Gossez)
Defile au trot no.12(Prodhomme)/ Marie-France(Lordey)
Simonette(Lordey)/ Marche d'ordonnance no.2(Dupont)
Descente aux enfers(Degerine)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊中央軍楽隊

CC 898823 \2300
第1モロッコ・スパッヒ連隊
Cavalerie d'Afrique(Souplet)/ Hussards et Dragons(Caille)
Croire et Oser(Souplet)/ La Mone(Millet)/ AIda(Verdi, arr.Gossez)
Les Lanciers du Sultan(Gossez)/ Les Chasseurs d'Afrique(Souplet)
Victoire(Prodhomme)/ Trot no.1(Gossez)/ Trot no.2(Gossez)
Avenir et Traditions(Souplet)/ Aures Cavalerie(Souplet)
Cumieres-Polka(Fiquet)/ Sonnez Trompettes(Souplet)
Les Mousquetaires(chant du 2eme RSA)
La Petite Piste(chant traditionnel)/ Special Expres(Souplet)
Legende Orientale(Souplet)/ Trumpet's Cha-Cha-Cha(Souplet)
Sambanova(Souplet)/ Los Latinos(Souplet)
ドミニク・シャリニョン(指揮)
フランス陸軍ヴァランス第1スパッヒ連隊軍楽隊

CC 898824 \2300
シャンボランの驃騎兵
Refrain du 2eme regiment de hussards / La de Premare(Conrad)
La Boy(Conrad)/ Les houzards de Chamborant(Conrad)
Chamborant(Conrad)/ Les freres bruns(Conrad)
Noblesse oblige, Chamborant autant !(Conrad)
Refrain de l'escadron de commandement et des services(Conrad)
Oncques ne faillis(Conrad)/ La Chamborant(Constant)
Refrain du 1er escadron(Conrad)
Escadron Le Texel "1795"(Conrad)/ Fanfan(Gossez)
Refrain du 2eme escadron(Conrad)
Escadron Sidi-Brahim "1845"(Conrad)
Fantasias(Gossez)/ Refrain du 3eme escadron(Conrad)
Escadron Arriere-Cour "1918"(Conrad)/ Le cocardier(Gossez)
Refrain du 4eme escadron(Conrad)
Escadron Stockem "1914"(Conrad)/ Fiston(Gossez)
Refrain du 11eme escadron(Conrad)
Escadron Montereau "1814"(Conrad)/ Sous le dolman(Gossez)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス第2驃騎兵連隊軍楽隊

CC 898828 \2300
老兵の夢
Appel-echo no.1(Gossez)/ Entree de la 1ere D.B. a Mulhouse(Gossez)
Appel-echo no.2(Gossez)/ Lutece-FONTpolka(Gossez)
Appel-echo no.3(Gossez)/ La cantiniere au bivouac(Gossez)
Appel-echo no.4(Gossez)/ Guillerette(Ponsen)
Appel-echo no.5(Albert Gossez)
Entree de la 2eme D.B. a Strasbourg(Gossez)/ Appel-echo no.6(Gossez)
Perles bisontines(Gossez)/ Appel-echo no.7(Gossez)
Reve de briscard(Gossez)/ Appel-echo no.8(Gossez)
Hirondelle-polka(Ponsen)/ Appel-echo no.9(Gossez)
Entree de la 5eme D.B. a Colmar(Gossez)/ Appel-echo no.10(Gossez)
Vivandiere-polka(Gossez)/ Appel-echo no.11(Gossez)
Valse des poussins(Gossez)/ Appel-echo no.12(Gossez)
Polka des chaises(Raoul Ponsen)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊中央軍楽隊

CC 898829 \2300
護衛の帰還
La marche(tradition)/ A l'etendard no.1(tradition)
Defile au pas no.1(tradition)/ La Schuller(Conrad)
Je boute avant(Conrad)/ Defile au trot no.1(tradition)
L'officier de Cavalerie(Conrad)/ La saumuroise(Conrad)
Defile au galop neme 1(tradition)/ Lieutenant Helie de Roffignac
(Gossez)
Retour d'escorte(Gossez)/ Guillaume Tell(Rossini/arr. Conrad)
La de Barry(Conrad)/ Defile au pas no.2(tradition)
La Segretain(Conrad)/ La revue de Longchamp(Conrad)
Defile au trot no.2(tradition)
Souvenirs du 5eme regiment de chasseurs a cheval(Conrad)
Valse d'Anjou(Bergeot)/ Defile au galop no.2(tradition)
Honneurs du 3eme lanciers au Colonel Comte d'Aspremont-Linden(Gossez)
Les spahis de Lecoq(Gossez)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊中央軍楽隊

CC 898832 \2300
伝説の騎兵
Fanfare de la Reine Elizabeth(Brun)/ La Lafontaine(Bourgard)
Cavalerie legendaire(Conrad)/ Commodore(Conrad)
Spahi un jour...(Conrad)/ Crazy-horse(Conrad)
Scots and Frenchs(Gossez)/ Tommies and Sammies(Prodhomme)
Honneurs au General de brigade Philippe Peress(arr. Conrad)
La Sechet(Conrad)/ Dovaiso des Noes(Conrad)/ Joli-coeur(Conrad)
...Hussard toujours !(Conrad)/ U.S. Cavalry(Conrad)
Vieille alliance(Gossez)/ Union-marche(Prodhomme)
Hommage au Pere Charles de Foucauld(Conrad)
Perles de Medous(Gossez)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊中央軍楽隊

CC 898833 \2300
LA ZOUSFANA
La Rahla(E.Conrad)/ L'etendard des compagnies sahariennes(B.Conrad)
Le spahi saharien(E.Conrad)/ L'escadron(E.Conrad)
El boujadi(E.Conrad)/ Le mehariste(E.Conrad)/ Aicha(A.Gossez)
En avant trompettes(F.Lordey)
Hommage au Lieutenant Jean-Claude Sancan(E.Conrad)
La Zousfana(B.Conrad)/ Colomb-Bechar(E.Conrad)
L'ouragan(transc.E.Conrad)/ El chibani(E.Conrad)
Le saharien(E.Conrad)/ Sous le burnous(A.Gossez)
L'escadron blanc(F.Lordey)
Hommage au General de division Henry Laperrine d'Hautpoul(E.Conrad)
Dans l'oasis(A.Gossez)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊中央軍楽隊

CC 899837 \2300
歓喜の軍楽
Cumieres-polka(A.Fiquet)/ Suovadis(B.Conrad)
A la Houzarde !(E.Conrad)/ Defile du 5eme regiment de Dragons
(E.Conrad)
Le joyeux Bourguignon(F.Lordey)/ Fanfare en liesse(A.Gossez)
Perle fine(A.Fiquet)/ Intrepide(B.Conrad)/ Kelia(E.Conrad)
Defile du 29eme regiment de Dragons(E.Conrad)
Retour de Nantes(F.Lordey)/ Josy(A.Gossez)
Le trompette-major(A.Fiquet)/ Glaive royal(A.Gossez)
Echos du Nord(A.Fiquet)/ Sur l'esplanade(A.Gossez)
Gracieuse(A.Fiquet)/ Modern Cavalry(A.Gossez)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊中央軍楽隊

CC 899838 \2300
連隊の軍楽
Fanfares regimentaires(A.Gossez):
Marche du 2eme cuirassiers / Marche du 3eme regiment de cuirassiers
Salut au 4eme regiment de cuirassiers / Souvenir du 12eme cuirassiers
Salut au 4eme dragons / Marche du 10eme regiment de dragons
Marche du 13eme dragons / Hommage au 16eme dragons
Marche du 26eme regiment de dragons / Marche du 1er hussards
Gloire au 8eme chasseurs a cheval / Honneur au 11eme chasseurs a cheval
Marche du 18eme chasseurs a cheval / Salut au 2eme chasseurs d'Afrique
Hommage au 3eme chasseurs d'Afrique
Honneur au 5eme chasseurs d'Afrique / Gloire au 9eme chasseurs
d'Afrique
Marche du 12eme chasseurs d'Afrique / Honneur au 2eme spahis algeriens
Marche du 3eme spahis algeriens / Marche du 1er spahis marocains
Hommage au 4eme regiment d'artillerie
Gloire au 28eme regiment d'artillerie
Marche du 35eme regiment d'artillerie parachutiste
Honneur au 107eme d'artillerie lourde
Salut au 188eme d'artillerie lourde / Les regiments d'artillerie
d'Afrique
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊中央軍楽隊

CC 801850 \2300
ラッパを吹き鳴らせ
Aux Pyrenees / L'avant-garde / Bonne allure / Le camp de Chalons
Le cavalier francais / Chamarande / Le cuirassier / L'eclair / Elisabeth
En route / Fleur de printemps / Gloire aux soldats / Le hussard
Qui vive ? / La sentinelle / Simplette / Sonnez trompettes
Souvenir de l'hippodrome.(compositions de JB. Causy)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊中央軍楽隊

CC 801856 \2300
解放
Honneurs au General Leclerc(R. Caille)/ La Legentilhomme(A. Gossez)
La de Larminat(A. Gossez)/ La K?nig(A. Gossez)
La Brosset(A. Gossez)/ La Garbay(A. Gossez)/ Bir-Hakeim(F. Lordey)
L'etoile de la paix(F. Lordey)/ Liberation(F. Lordey)
Sonnerie triomphale no.2, sonnerie officielle du "Burnous"(M. Moreau)
Le spahi marocain(G. Gadenne)/ Cavalerie cherifienne(A. Gossez)
Les lanciers du Sultan(A. Gossez)
La Mignavillers ou Le 11eme cuirassiers en Haute-Saone(A. Gossez)
Sa majeste le Sultan du Maroc(transc. H. Moreau)
Le garde cherifien(H. Moreau)/ Spahis au trot(H. Moreau)
L'Espagnole a Rabat(H. Moreau)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊中央軍楽隊

CC 806904 \2300
ヨーロッパの騎兵
Honneurs au Capitaine Cyr Darnoc de Saint-Mande(E. Conrad)
L'etendard evade(E. Conrad)/ Le Fanfaron(JB. Causy; transc H. Moreau)
Chasseurs d’Afrique(transc. H. Moreau)/ Defile de Cavalerie(E.
Conrad)
Sabre au clair !(E. Conrad)/ Cavalerie Europeenne(E. Conrad)
Le cavalier europeen(E. Conrad)/ Europe-Cavalerie(E. Conrad)
Cavaliers d’Europe(E. Conrad)
Par Saint-Georges, vive la Cavalerie(E. Conrad)/ La de Robien(E.
Conrad)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍機甲騎兵部隊行進軍楽隊

CC 806914 \2300
フランス陸軍装鞍ラッパ隊
La sentinelle(JB. Causy)/ Victoire(L. Prodhomme)
La de Dinechin(E. Conrad)/ Les hussards rouges "1793"(E. Conrad)
"Vivat hussar"(E.Conrad)/ Le boute-selle(tradition)
Le Marnais(R. Ponsen)/ Royal-Carabiniers(B. Conrad)
La Zousfana(B. Conrad)/ Joli-coeur(E. Conrad)/ L’escadron(E.
Conrad)
Le Provinois(E. Conrad)/ U.S. Cavalry(E. Conrad)/ Job(E. Conrad)
Commodore(E. Conrad)/ Les cadets de la Cavalerie blindee(E. Conrad)
Guillaume Tell(G. Rossini; arr. Eric Conrad)
Fanfare de l'escorte royale(E. Conrad)/ L’ouragan(transc. E. Conrad)
Marche de la Cavalerie de la Garde(L. Prodhomme; transc. E. Conrad)
Fluctuat nec mergiture(E. Conrad)
Les trompettes du "boute-selle"(E. Conrad)
La chenille(R. Jeannot; arr. E. Conrad)
エリック・コンラッド(指揮)
フランス陸軍装鞍ラッパ隊

<ARS HARMONICA>
AH 136 \2180
魅惑の森
伝承曲/ジュゼプ・アントニ・シック編曲:
失われたオアシス/アイルランドから遥か遠く(*)/舞踏への勧誘
ペルティエ、デュシェヌ、シャボ/ジュゼプ・アントニ・シック編曲:
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(*)
伝承曲/ジュゼプ・アントニ・シック編曲:スコットランドの歌
ジュゼプ・アントニ・シク:魅惑の森
森の精シルバン・デ・テーリャ,美しきメリラの嘆き,魅惑された者たち
伝承曲/ジュゼプ・アントニ・シック編曲:星の下に(*)/ケルトの夜
マリア・エウジェニア・ボシュ(ソプラノ)
ジュゼプ・アントニ・シック(指揮)
アンサンブル XXI
録音:2004年4月16日、スペイン、ウエスカ県モンソン、サンフランシスコ・ホール
アンサンブル XXIはギター奏者11人を含む総勢26人。

AH 137 \2180
リッカルド・マッサーリ・スピリティーニ(1966-):
夢と鎚-自動ピアノのための反英雄的冒険(全14曲)
自動ピアノ

AH 138 \2180
ジュゼプ・エンリケス ギター・リサイタル
イサーク・アルベニス(1860-1909):アストゥリアス/グラナダ
ジュゼプ・エンリケス(1951-):不穏[Inquietus]
アントニオ・ラウロ(1917-1986):ベネズエラの4つのワルツ
マーシャル・クラッチャー(1962-):エジプト
ユーハン・ヘルミク・ルーマン(1694-1758):アッサージョ第3番
ジュゼプ・エンリケス(ギター)

AH 139 \2180
チェロとエレクトロニクスのための音楽
カルロス・ルプリアン(1965-):鼓動[Latido](1995-1996)
アンドレス・レウィン=リクテル(1937-):セクエンシア X[Secuencia X](1991)
ロドリーゴ・シガル(1971-):忍耐[Tolerance](2000)
フリアン・サムエル(1971-):ジャコメッティ以後(2000)
アグスティン・シャルレス(1960-):凸面 II[Convex II](1990)
ジュアン・サンマルティ(1959-):抜け道[Passad&iacute;s](2001)(*)
リト・イグレシアス(チェロ)
チェロ合奏団(*)
アンナ・カルネ、アルベルト・フェレス、アンナ・ギレン、ダミア・リエラ、
サラ・スビエラ

AH 140 \2180
モーツァルト(1756-1791):
幻想曲ハ短調 K.396/同ニ短調 K.397/同ハ短調 K.475
シューベルト(1797-1828):
幻想曲ハ短調 D.993/「さすらい人」幻想曲 D.760
ダニエル・ブランク(ピアノ)
録音:2004年6月、マドリード、フアン・マルク財団
ダニエル・ブランクは1974年バルセロナに生まれ、マリア・カナルス、マリア・ティポ、
ブリジット・アンジェレールらに師事したピアニスト。当レーベルからシューマンのピア
ノ作品集(AH 118)でCDデビューしました。

AH 141 \2180
ジュゼプ・マリア・メストレス・クアドレニ(1929-):ピアノ作品全集 Vol.1
Promptuari dels dirs(1996)
さいころの回転に[A tomb de dau」(1998)
アップルパイ[Cop de poma」(1961)
ガリレオをたたえる3つの歌(1965)
ジャン・ピエール・デュピュイ(ピアノ)
録音:2004年11月、スペイン、マヨルカ島、ブヘル、ソン・ビエリ、ACA財団

AH 142 \2180
ヒネス・デ・ボルーダ(1545頃-1604):教会音楽集
Qui habitat in adiutprio(詩篇90、第2旋法)/Jesu corona(讃歌)
Laudate Dominum(詩篇116、第7旋法)/Sanctorum meritis(讃歌)
Lauda Jerusalem(詩篇147、第8旋法)/Iste confessor(讃歌)
Missa de Feria; Kyrie, Sanctus, Agnus Dei
Lauda Jerusalem(詩篇147、第3旋法)/ Exultet caelum laudibus(讃歌)
Laudate pueri Dominum(詩篇112、第8旋法)/Deus tuorum militum(讃歌)
Laudate Dominum(詩篇116、第3旋法)
ペレ・ロス(指揮)
カピーリャ・アンティグア・デ・チンチーリャ
エステーリャ・エステベス、マリア・アンヘレス・コルテス(ソプラノ)
フアン・フランシスコ・サンス(カウンターテナー)
ホセ・フェレーロ(テノール) カルロス・ロペス・ガラルサ(バリトン)
マリア・アンヘレス・チャコーン、ペドロ・ヘスス・ゴメス(ビウエラ)
ホセ・ラモン・サエス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アルフォンソ・サエス、グレゴリオ・ガルシーア(ポジティヴ・オルガン)
録音:2004年10月、スペイン、
アルバセテ県チンチーリャ・デ・モンテ・アラゴン、聖フリアン教会
ヒネス・デ・ホルーダはドレド大聖堂楽長を務めたスペインの作曲家。カピーリャ・アン
ティグア・デ・チンチーリャは2002年に創設されたアンサンブル。

AH 145 \2180
女声合唱のための20世紀の音楽
パウル・ヒンデミット:
子供のための合唱曲集(1930)から 模範少年の歌,三文小説を読む
ジュゼプ・ビラ・イ・カザーニャス編曲:
2つのカタルーニャ民謡;ヤマウズラの羽,桜
シャビエ・サンズ:子守歌
ピレネー民謡/シャビエ・プチ・オルティス編曲:ピレネー人
リカルド・ラモンテ・デ・グリグノン:遠景;夜明け,些細な記念,白い雲
シャビエ・パストラーナ:アヴェ・マリア
マリオナ・ビラ:サルヴェ・レジナ
アストル・ピアソラ/リリアナ・カンヒアーノ、アルベルト・グラウ編曲:天使の死
アルベルト・グラウ:君のように[Como t&uacute;]
ベンジャミン・ブリテン:ウィールデン・トリオ
エイノユハニ・ラウタヴァーラ:カレワラ序章[The First Runo]
ミクローシュ・コチャール:谷の歌/猫
ミレイア・バレーラ(指揮)
コル・アウラ[パラウ音楽学校女声合唱団]

AH 147 \2180
SAX 3+1 サクソフォン・クァルテットのための音楽
ジャン・フランセ(1912-1997):サクソフォンのための小四重奏曲(1935)
ロベール・プラネル(1908-1994):ブルレスク(1939)
イサーク・アルベニス(1860-1907):
スペイン組曲 Op.47(1886)より グラナダ,カディス
旅の思い出 Op.71(1886-1887)より 入り江のざわめき
レニー・ニーハウス(1929-):
パストラミ・オン・ライ/ゴスペル・トゥルース/ロコ・モーティヴ
フランク・コーデル(1918-1980):ジェスチャー(1972)
ジャン・マティティア(1952-):チャイニーズ・ラグ(1988)
アンドレイス・ヤンソンス(1938-):ラトヴィア古舞踊組曲(1976)
ペドロ・イトゥラルデ(1929-):ギリシャ組曲[Suite Hel&eacute;nica]
[マルチメディア・オーディオ/ビデオ・ファイル]
ゴルカ・エルモサ(1976-):ゲルニカ、26/04/1937(1994)(*)
SAX 3+1
ルベン・ドミンゴ、ジュアキン・スビラス、J・ミケル・シモン、
ジュアン・マルティ(サクソフォン)
ゴルカ・エルモーサ(アコーディオン(*))
録音:2003年6月8-9日、スペイン、タラゴナ県ヴェンドレイ、パウ・カザルス・ホール
ブックレット代わりのマルチメディア・トラック付きCDプラス仕様。

AH 148 \2180
e-moon ピアノとライヴ・エレクトロニクスのための音楽
ジュゼプ・マリア・グイシュ(1967-):反射面[Reflecting Surface](2004)
ニノ・ディアス(1963-):Selene(2004)
ジョルディ・ルシニョール(1956-):黄道[Ecl&iacute;ptic](2004)
ミゲル・ガルベス=タロンチェ(1974-):月の場面[Mondszene](2004)
ジェラルド・ロペス(1968-):月の顔[De Facies Luna](2004)
ラモン・ウメート(1968-):海と月[Mar i Lluna](2004)
シルビア・ビダル(ピアノ)
ラモン・フメート(ライヴ・エレクトロニクス)
録音:2004年11月4-11日、スペイン、ビラ・セカ、ジュゼプ・カレーラス・ホール

AH 149 \2180
CLAMAVI ルネサンス・モテット、讃歌、レスポンソリウム集
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):Sancta ei Inmaculata(モテット、4声)
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):
Dic nobis Maria(Fabordon Glosado、オルガン独奏)
フランシスコ・ゲレーロ:Gabriel Archangelus(モテット、4声)
トマス・ルイス・デ・ビクトリア:Verbum caro(モテット、3声)
ジョスカン・デプレ(1450/1455頃-1521):
In flagelis(モテット、4声)/In pace(モテット、3声)
アドリアン・ヴィラールト(1490頃-1562):リチェルカーレ ニ調
フィリップ・ロジエ(1561頃-1596):Clamavi(モテット、4声)
クリストバル・デ・モラーレス(1500頃-1553):
O magnum mysterium(モテット、4声)
フランシスコ・ペラーサ(1564-1598):
Medio registro alto 第1旋法(オルガン独奏)
クリストバル・デ・モラーレス:Puer natus est(モテット、3声)
ディエゴ・オルティス(1510頃-1570):Te lucis ante terminum(讃歌、4声)
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525-1594):
Jesu! Rex admirabilis(モテット、3声)
アンドレア・ガブリエーリ(1533頃-1586):リチェルカーレ(オルガン独奏)
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ:
Missa Veni Sponsa Christi から Pleni sunt coeli
アントニオ・デ・カベソン:Magnificat gregoriano con 7 versos 第4旋法
トマス・ルイス・デ・ビクトリア:
聖週間聖務曲集 から 4つのレスポンソリウム(4声)
Una Hora,Anicus meus,Tenebrae factae sunt,O vos omnes
カピーリャ・アンティグア・デ・チンチーリャ
マリア・アンヘレス・コルテス(ソプラノ) ホセ・ラミレス(ソプラニスタ)
ルイサ・マエッソ(メゾソプラノ) フアン・フランシスコ・サンス(カウンターテナー)
ホセ・フェレーロ(テノール) アルフォンソ・サンス(ソプラノ・リコーダー)
フランソワ・ブタン(アルト・リコーダー) ホセ・ラモン・サエス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アルフォンソ・サエス(ポジティヴ・オルガン)
録音:2005年10月、スペイン、アルバセテ県リエトル、使徒サンティアゴ教区教会
ヒネス・デ・ホルーダはドレド大聖堂楽長を務めたスペインの作曲家。カピーリャ・アン
ティグア・デ・チンチーリャは2002年に創設されたアンサンブル。

AH 150 \2180
ガブリエル・ブレンチック(1942-):
バス・コンサート(バスサクソフォンのための;1992)(*)
クオドリベット IV(アコーディオンと
フィクスト・エレクトロアコースティック・パートのための;1969-1970)(+)
Des &ecirc;tre(ヴィオラとコンピューターのための;1986)(#)
…ざわめきが頭を乱すことなく(バスリコーダーと
フィクスト・エレクトロアコースティック・パートのための;1994)(**)
アダージョ=スケルツォ(エレクトロアコースティックのための;1990)(++)
空(ヴィオラとシンセサイザーのための;1980-1981)(##)
ダニエル・キーンツィ(バスサクソフォン(*))
イニャキ・アルベルディ(アコーディオン(+))
ガブリエル・ブレンチック
(ヴィオラ(#/##)、エレクトロアコースティック制作(+/**/++))
ジュアン・イスキエルド(バスリコーダー(**))
録音:2004年(+)
ガブリエル・ブレンチックはチリに生まれ(姓は東欧系、読み方は自身のホームページに拠
る)、1974年スペインに移住、バルセロナを中心に活躍する作曲家。

AH 151 \2180
ジョルディ・ルシニョール(1956-):Lapsus 室内音楽
See you later !(2つのギターのための;2003)(*)
ただ一つの夢[S&oacute;lo sue&ntilde;o](テナーリコーダーのための;1998)(+)
黄道[Ecl&iacute;ptic](ピアノとライヴ・エレクトロニクスのための;2004)(#)
日記[Diario](フルート/G管フルート、イングリッシュホルン/オーボエ、
クラリネット/バスクラリネットのための;2003)(**)
君だった?[Eras t&uacute; ?](ギターのための;2000)(++)
空想庭園[Jard&iacute; imaginat](フルート・クァルテットのための;1999)(##)
ダンス・ハーモニー[Danses Harmonies]
(アルトリコーダーとギターのための;1993)(***)
影も形もない[De l'invisible immaterial](メゾソプラノのための;2001)(+++)
Lapsus(ソプラノリコーダー、
テナーリコーダーとエレクトロニクスのための;2002)(+)
ルジェ・ラベントス(ギター(*/***))
マルコス・サンチェス(ギター(*))
ジョアン・イスキエルド(リコーダー(+/***))
シルビア・ビダル(ピアノ(#))
ラモン・ウメート(ライヴ・エレクトロニクス(#))
トリオ・アゴラ(**)
ナンジャライ・ナシル(ギター(++))
フ=モン・フルート・クァルテット(##)
アンジェルス・ブスケス(メゾソプラノ(+++))

AH 152 \2180
ジュゼプ・マリア・メストレス・クアドレニ(1929-):ピアノ作品全集 Vol.2
低い山[Muntanuy&iacute;](1995)
山の小道[Viarany](1999)/ベヒトルト組曲(1994)
暗い底のソナード集[Sonades sobre fons negre](1982)
野外のソナード集[Sonades al descobert](2002)
ジャン・ピエール・デュピュイ(ピアノ)
録音:2005年7-9月、スペイン、マヨルカ島、ブヘル、ソン・ビエリ、ACA財団

AH 153 \2180
ジュゼプ・マリア・メストレス・クアドレニ(1929-):ピアノ作品全集 Vol.3
輪の印[Signe d'anells](2005)
白のソナード集[Sonades en blanc](2001)
手提げかばんの組曲[Suite del mart&iacute;](2001)
腰掛けの組曲[Suite del tamboret](2001)
ジャン・ピエール・デュピュイ(ピアノ)
録音:2005年7-9月、スペイン、マヨルカ島、ブヘル、ソン・ビエリ、ACA財団

AH 154 \2180
ユーラシア・ギター・デュオ
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):
オペラ「はかない人生」から スペイン舞曲第1番
バレエ「三角帽子」から 代官の踊り,粉屋の踊り
ミラン・テサル(1938-):組曲「回転木馬」/ユージェニーのための歌
フェルディナンド・カルッリ(1770-1841):二重奏曲ト長調
エンリケ・グラナドス(1867-1916):スペイン舞曲集 より
ロンデーリャ・アラゴネーサ,オリエンタル,ファンダンゴ
デルフィン・コロメ(1946-):凧
ユーラシア・ギター・デュオ
ジュゼプ・エンリケス、ハン・グエン(ギター)
録音:スペイン、バルセロナ県モントルネス、スタジオ a x b
バルセロナ生まれのジュゼプ・エンリケス(1951-)とベトナム、ハノイ生まれのハン・グエ
ン(1977-)により2003年に結成されたデュオ。

AH 155 \2180
シューベルト(1797-1828):
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
即興曲 Op.90 Nos.3,2/同 Op.posth.142 Nos.3,4
ジュアン・アミルス(ピアノ)
録音:2005年1月27日、スペイン、カペリャーデス、音楽新聞ホール
ジュアン・アミルスは1933年スペイン、カタルーニャのリポイに生まれ、フランク・マー
シャル、アリシア・デ・ラローチャ他に師事したピアニスト。

AH 156 \2180
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):
モテット集第1巻(1556)(リコーダー・アンサンブルによる演奏)
Gustate et videte / Mirabile mysterium / Deliciae Phoebi
Peccavi, quid faciam tibi / Stet quicunque volet potens
Domine non est exaltatum cor meum / Heu mihi, Domine
Si ambulavero / Ad te, Domine, levavi animam meam
Te spectant, Reginalde, poli / Domine scit cogitationes hominium
Fremuit spiritus Jesu(a 6)/ Si qua tibi obtulerint(a 6)
Creator omnium, Deus(a 6)/ Da pacem, Domine(a 6)
ジュアン・イスキエルド(指揮)
スフォルツィンダ
ダビド・アイジョン、アンドレウ・ブルナート、ジュアン・エスコーダ、
アンナ・ジメーネス、
ジュアキン・エルナンデス、ジュアン・イスキエルド、アンナ・マルグレス、
サラ・パレス
録音:2005年4、5月、スペイン、メディオナ城
2000年に創設されたスフォルツィンダは、ほぼ声楽作品のみをリコーダーで演奏するという
ユニークなアンサンブル。歌は入っていませんがブックレットには原詩と英訳が記載されて
います。

AH 159 \2180
カタルーニャ合唱作品賞 2
フランセスク・シャビエ・コスタ(1958-)編曲:マレータ[Mareta]
シャビエ・プチ(1973-)編曲:カニグー山[Muntanyes de Canig&oacute;]
シャビエ・サンズ(1962-)編曲:通夜の夜[Nit de vetlla]
ジュアキン・オムス(1906-2003)編曲:
王の娘[La filla de rei]/歌の力[Poder del canto]
ジュゼプ・ビラ(1966-):窓の歌[Can&ccedil;&oacute; de finestra] (*)
エリゼンダ・カラスコ(指揮)
バルセロナ・ボシャルバ合唱団
シャビエ・パジェース:第二の道[Cami de segons]
シャビエ・サンズ:
終わりのない詩[Poema sense acabar]/通夜、夜祭[Vetlla, Revetlla]
J・リュイス・グズマン(1954-):太陽、バラと子供[El sol, la rosa y el ni&ntilde;o]
ジュゼプ・プレナフェータ(1936-):ここから遥か遠く[Moly lluny d'aqui]
ベルナート・ビバンコス(1973-):エスシッラ[Escil・la] (+)
シャビエ・プチ(指揮)
リェイダ・エンリク・グラナドス・ホール室内合唱団
シャビエ・パジェース(1971-):冬[Invierno]
マヌエル・オルトラ(1922-)編曲:恋する船乗り[Amor mariner]
パウ[パブロ]・カザルス(1876-1973)編曲:鳥の歌[El cant dels ocells]
クリストフェル・タルタブイ(1888-1964):三月 I[Mar&ccedil;] (#)
モンセラート・リオス(指揮)
タラゴナ・ルビラ・イ・ビルジリ大学合唱団
ダニエル・アントゥリ(1975-):夢と露[El somni i la rosada]
フランセスク・シャビエ・コスタ編曲:マリオラ山脈[Serra de Mariola]
マヌエル・ブランカフォルト(1897-1987):神に向いて歓呼せよ[Jubilate Deo]
オスカー・エスプラ(1886-1976):戦いの歌[Can&ccedil;o de batre]
フランセスク・ビラ(1926-):聖ジョルディ様[Senyor Sant Jordi]
サルバド・ドゥナトゥ(1943-)/
ジュゼプ・ビアデル(1918-)編曲:沖へ[Mar endins]
ワルデマール・アーレーン(1842-1982):夏の歌[Cant d'estiu] (**)
シャビエ・セルベーラ、ダビド・エルナンデス(指揮)
ビラフランカ・ポリフォニー・グループ
録音:2005年11月19-20、26-27日、スペイン、
バルセロナ、望徳の聖母[Madre de D&eacute;u de l'Esperan&ccedil;a]礼拝堂(*)
リェイダ、ラ・カシャ・ホール(+)
タラゴナ、キャンパス・センター演劇ホール(#)
ビラフランカ、聖フランセスク教会(++)

AH 160 \2180
甘口のマデイラ ギター音楽
バーデン・パウエル:ブラジルの肖像
サビーカス:アラブ・ダンス
ジョアン・ペルナンブーコ:鐘の響き
エイトール・ヴィラ=ロボス:ショーロ第1番
ワルター・ハインツェ:穏やかな船乗り
フランシスコ・ターレガ:涙
ホセ・フェリシアーノ:ペガン[Pegao]
リカルド・ガルシア・トマース:地中海風
フェデリコ・モレーノ・トローバ:トリーハ
ダン・フォーゲルバーグ:ロンガー
フランシスコ・ターレガ:アルハンブラの思い出
アントニオ・ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調
アンヘル・ビリョルド:エル・エスキナーソ(セレナード)
リカルド・ガルシア・トマース:甘口のマデイラ
リカルド・ガルシーア・トマース(ギター)

AH 162 \2180
フランセスク・タベルナ=ベック(1932-):独奏作品集
隠れた道[Camins somorts](ピアノのための)(*)
地平線と3つの詩節[Horitz&oacute; i tres estrofes」(フルートのための)(+)
クロッキー[Croquis](ギターのための)(#)
4つの独白[Quatre Soliloquis](ヴァイオリンのための)(**)
鳥の歌[El cant dels ocells](民謡編曲;ピアノのための)(++)
不在[Absencies](チェロのための)(##)
ミケル・ファレ(ピアノ(*))
ピーター・バッカス(フルート(+))
ダビド・サンズ(ギター(#))
ブライ・ソレール(ヴァイオリン(**))
ジュアン・パドローザ(ピアノ(++))
スザナ・ステファノヴィチ(チェロ(##))

AH 163 \2180
テューバとエレクトロニクスのための作品集
クラウディオ・フェラーリ(1962-):Claro(2004)
エンリケ・マリーン:位相の推移[Transiciones de fase](2004)
エレアサル・ガルソーン(1948-):作用と反作用[Acciones y reacciones](2004)
エドソン・ザンプローニャ(1963-):風の吹く山での樹木の成長
[El crecimiento del &aacute;rbol sobre la monta&ntilde;a con viento](2003)
ロドリーゴ・シガル(1971-):血の流れ[Blood Stream](2003)
アンドレス・レウィン=リクテル(1937-):
セクエンシア XIV[Secuencia XIV](2003)
ルイジ・ノーノ(1924-1990):後-前-奏曲第1番(ドナウのための)
[Post-Prae-Ludium No.1(per Donau)](1987)
ヘスス・ハラ(テューバ)
ヘスス・ハラはテューバ奏者であると同時にガブリエル・ブレンチックにエレクトロニクス
音楽を学んだ作曲家でもあります。

AH 164 \2180
アントニ・カイマーリ(1943-):鳥かご
鳥かご[G&agrave;bies](ピアノとエレクトロニクスのための;1984)
不動汚染の旅[Viatge imm&ograve;bil-contaminaci&oacute;]
(ピアノとエレクトロニクスのための;1983)
アントニ・カイマーリ(ピアノ)

AH 165 \2180
メルセ・カプデビーラ(1946-):Zas 垂直の音楽
… チリーダに[...a Chilida](エレクトロアコースティックと
リアルタイム変調されるバリトンサクソフォンのための;1997)(*)
呼吸する… どのように?[Respirar... com ?](トロンボーンのための;2006)(+)
シュシュミル[Xuxumil](エレクトロアコースティックと
リアルタイム変調される打楽器のための;1998)(#)
象牙の杖[Vares d'ivori](室内アンサンブルのための;1990)(**)
俳句[Haik&uacute;s](歌とピアノのための;2005)(++)
詩篇[Salmos](エレクトロアコースティックとピアノのための;2000)(##)
Deshill-Holes-Eamus
(エレクトロアコースティック、チェンバロとアルトのための;1982)(***)
ジュゼプ・M・アパリシオ(バリトンサクソフォン(*))
ジョルディ・ジメーネス(トロンボーン(+))
ピラール・スビラ(打楽器(#))
グルポ・シルクロ(**)
アンジェルス・ミロ(ソプラノ(++))
M・テレーバ・リバス(ピアノ(++))
ジャン・ピエール・デュピュイ(ピアノ(##))
モンセ・モラル(チェンバロ(***))
モンセラート・マルトレイ(アルト(***))
メルセ・カプデビーラはバルセロナ生まれの女性作曲家。タイトルの「Zas」は「バン!」
「ぱっ!」「ぷっつり」等、突然何かが発せられたり消えたりする様を表す擬音・擬態語。

AH 166 2枚組 \4360
カタルーニャ自主作曲家集団 75周年記念
ロバート・ジェラード(1896-1970):ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲
リカルド・ラモンテ・デ・グリグノン(1899-1962):ピアノ・ソナティナ
マヌエル・ブランカフォルト(1897-1987):
メリーゴーランドのオルガン[L'orgue dels cavallets](ピアノのための)
チャップリンへのオマージュ(ピアノのための)
バルタザ・サンペル(1888-1966):
農民の祭り[Ritual de pagesia」(ピアノのための)
フェデリク[フェデリコ]・モンポウ(1893-1987):
標高[Altitud](ヴァイオリンとピアノのための)
アグスティ・グラウ(1896-1970):
美しい夢[Bell son](ヴァイオリンとピアノのための)
エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):
露のソネット[Soneti de la rosada](ヴァイオリンとピアノのための)
フェデリク・モンポウ:不確かな歌[Can&ccedil;oneta incerta](歌とピアノのための)
ジュアン・ジベルト=カミンス(1890-1966):感慨[L'enyor](歌とピアノのための)
マヌエル・ブランカフォルト:王たち[Els reis](歌とピアノのための)
エドゥアルド・トルドラ:山へ[A muntanya](歌とピアノのための)
リカルド・ラモンテ・デ・グリグノン:カヤムの四つの農場(歌とピアノのための)
バルタザ・サンペル:酒場の歌(歌とピアノのための)
ロバート・ジェラード:
俳諧(歌、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットとピアノのための)
マルク・オリウ(ヴァイオリン)
ダニエル・オリウ(チェロ)
ミケル・ビリャルバ(ピアノ)
マルタ・ポロ(歌)
カルメ・アルファート(フルート) リディア・ミラーリェス(オーボエ)
エミリア・レカセンス(クラリネット) ジョルディ・ソラネーリャス(ファゴット)
録音:2006年7月、スペイン、カペリャーデス、音楽新聞ホール
8名の作曲家による「Compositors Independents de
Catalunya」(略称:C.I.C.、適切な邦訳がわかりません)の創設(1931年)から75周年を迎え
た2006年に制作されたアルバム。

AH 169 \2180
エクトル・パラ(1976-):襲われた夜明け 室内音楽
錆びた天[Ciel rouill&eacute;]
(ピッコロ、バリトンサクソフォン、ヴィブラフォンとピアノのための;2005)(*)
Time Fields III(フルートのための;2004)(+)
ピアノのための即興曲(2005)(#)
フルートとピアノのためのアンダンテ・ソスペーソ(2003)(**)
ピアノのための3つの小品「迫る光」[Lichtzwang](1999)(++)
線条の断章(サクソフォン・クァルテットのための;2004)(##)
足跡(2台のピアノと2組の打楽器のための;2005)(***)
襲われた夜明け(チェロとエレクトロニクスのための;2004-2005)(+++)
アンサンブル・プロシマ・センタウリ(*)
ラウラ・カプシ(フルート(+))
エクトル・パラ(ピアノ(#))
デュオ・ナタラーヤ(**)
インマ・サンタクレウ(++)
ユートピア・アンサンブル(##)
アケル四重奏団(***)
アマンディーヌ・ルフェーヴル(チェロ(+++))
録音:2006年、スイス、ショー=ド=フォン音楽院ファレ・ホール(*)
スペイン、マヨルカ島、ブヘル、ソン・ビエリ、ACA財団(+/#/**/++/##)
2005年、フランス、パリ、ロマンヴィユ祝祭ホール(***)
2005年3月、CNSMD de Li&oacute;、Sonvs(+++)

AH 170 \2180
ダビド・パドロース(1942-):序・破・急
コーヴァ[Khova](管弦楽のための;1974)(*)
戦い[Batalla](ピアノ、チェンバロと弦楽のための;1977)(+)
序・破・急[Jo-ja-kyu](管弦楽のための;1983)(#)
ラマに従う時[El temps segons Rama](管弦楽のための;1999)(**)
合流[Conflu&egrave;ncies](サンタ・マリア・デル・マルのための音楽、
金管八重奏、打楽器とエレクトロニクスのための;1985)(++)
マルク・アンドレ(指揮(*))
スイス・イタリア放送管弦楽団(*)
Ch・デルツ(ピアノ(+)) G・クニューゼル(チェンバロ(+))
ミシェル・タバシュニク(指揮(+))
ルツェルン祝祭弦楽合奏団(+)
ミシェル・ドゥクー(指揮(#))
バルセロナ市立交響楽団(#)
ジェイムズ・デプリースト(指揮(**))
バルセロナ交響楽団(**)
アキテーヌ金管アンサンブル(++)

AH 171 \2180
ジュゼプ・マリア・メストレス・クアドレニ(1929-):
偶然性の霊感(1973-1978)
ヴァイオリン協奏曲(*)
ギター協奏曲(+)
メカノグラフ協奏曲(#)
ピアノ協奏曲(**)
打楽器協奏曲(++)
合奏協奏曲(##)
イヴォナ・ブジンスカ(ヴァイオリン(*))
エンリケ・M・ロプ(ギター(+))
アルベルト・メストレス(メカノグラフ(#))
ジャン・ピエール・デュピュイ(ピアノ(**))
ラファ・マヤンス(打楽器(++))
バルセロナ交響楽団ソロイスツ(##)
ジュゼプ・ビセント(指揮)
バルセロナ交響楽団
録音:2006年10月4-14日、バルセロナ、パウ・カザルス・ホール&フォノセンター
(#)メカノグラフはタイプライターを指すようですが、聴いてみてもよくわからないのでそ
のままにしています。

AH 172 \2180
ジュゼプ・マリア・メストレス・クアドレニ(1929-):ピアノ作品全集 Vol.4
ピアノ・ソナタ(1957)
良き朝のソナード集[Sonades de bon mat&iacute;](2004)
オムスのための即興曲[Impromptu per a Homs](2004)
長い夜[La llarga nit](2005)
バラライア[Balalaia](1998)
ジャン・ピエール・デュピュイ(ピアノ)
録音:2007年1月3-4日、、スペイン、マヨルカ島、ブヘル、ソン・ビエリ、ACA財団

AH 174 \2180
バルセロナ市設楽団の音楽
「鷲」の伴奏音楽、民俗舞曲と幕間劇の音楽(17-19世紀)
不詳/ガルドリク・サンターナ編曲:
シケス・デ・バリュスの舞曲(古)/鷲の踊り/宿屋の主人の踊り
鷲の踊り/船乗りの娘/マントゥアーナと歌(鷲の踊り)
イングランド舞曲(新)-イングランド舞曲(旧)/歌(舞曲)
痩せた人々の踊り/荘厳なる聖体拝領のメロディーとトッカータ
ドラゴン/臨終の聖体拝領のためのヴァース/巨人たちの踊り
ジローナの臨終の聖体拝領/ゼロシア/鷲の踊り
騎士の踊り-モーロ人とキリスト教徒/Contrap&agrave;s cerd&agrave;
ガルドリク・サンターナ(指揮)
ミニストレルス・デ・ラ・シウタート
ガルドリク・サンターナ(バグパイプ、ソプラノショーム、テナードゥルツィアン)
フェラン・ミケル(カラミーリョ、長太鼓、タンボリル、タンブリン、太鼓)
アドリア・グランディア(ソプラノショーム)
ラウレア・ビセード、パウ・バリュス(ナチュラルホルン)
シャビエ・バネガス(サックバット)
ポル・センテーリェス(テナードゥルツィアン、バスドゥルツィアン)
オリオル・メストレス(タンボール、他の打楽器)
ダニエル・ビラルービアス(ルネサンス・ヴィオラ)
録音:2005年6月20-21日、スペイン、ソルソナ、モンポル、聖ミケル教会
ミンストレルス・デ・シウタートは1998年にカタルーニャのトラッド音楽演奏グループから
メンバーを集めて創設された、古楽と民俗音楽の中間的性格を持つ団体。2007年に解散した
ようです。

AH 175 \2180
グロリア・ビリャヌエーバ:暦(全52曲)
ジョルディ・コディーナ(ギター)
録音:2006年11月24-25日、ラ・トレ・デ・コザー・スタジオ
12の月に4曲または5曲を配した歳時記的曲集。



<LA MA DE GUIDO>
LMG 2082 \2180
ブラジリアーナ フルートとギターのためのブラジル音楽
セルジオ・アサド(1952-):青いすみれ
シャヴィエル・コル(1960-):サラ(ボサノヴァ)
ラダメス・ニャタリ(1906-1988):2つの肖像画
ピシンギーニャ,シキーニャ・ゴンザーガ
ジョアン・ペルナンブーコ(1883-1947):鐘の響き
マルコス・オリーヴァ(1964-):
夢見る女(ワルツ)/ブラジレイロ(ショーロ・カンサオン)
ジョアン・アルベルト・アマルゴース(1950-):カタルーニャ風ショリーニョ
セルジオ・アサド:魔方陣
パウリッロ・バホーゾ(1894-1968):ブラジルの子守歌[Para ninhar]
セルジオ・アサド:ジョビニアーナ第2番
ジョアン・ペルナンブーコ:インテロガンド
マルロス・ノブリ(1939-):デザフィオ XXXIII
エイトール・ヴィラ=ロボス(1887-1959):モディーニャ
モンセラ・ガスコーン(フルート)
シャビエ・コイ(ギター)

LMG 2083 \2180
ジュアン・ルセイ(1730-1809):サルヴェ(二重唱のための)
フランシスコ・ハビエル・ガルシーア・ファヘール(1730-1809):
十字架上のキリストの七つの言葉
メルシオ・ジュンカ(1757-1824):幸いなる御母
キム・ヨンヒ(ソプラノ)
モンセラート・ピ(アルト)
ジュアン・パミエス(指揮)
カタルーニャ室内管弦楽団
スタニスラフ・ステパネク、イングリッド・バリオヌエーボ(ヴァイオリン)
フェラン・サロ(ヴィオラ) ジョルト・トッツェル(チェロ)
ラファエル・エステーベ(コントラバス)
ビビアナ・サリージ(ポジティヴ・オルガン、チェンバロ)
録音:2007年9月22、29日、スペイン、バルダローナ音楽院ホール
ルセイはタラゴナ大聖堂、マヨルカの王立アルムダイナ礼拝堂の楽長を務めた後、トレド
大聖堂で活躍した作曲家。ガルシーア・ファヘールはサラゴサ大聖堂楽長を務めた作曲家。
ジュンカはタラゴナ大聖堂楽長を務めた作曲家。

LMG 2084 \2180
フェリウ・ガスイ(1959-):目
モーロの城ムセル(ギターと打楽器のための;2004)
ギターのための8つのコンチェルタント練習曲(2005-2007)
マヌエル・デ・ファリャの2つの主題による幻想曲(フラメンコ歌唱、
メゾソプラノ、ギター・クァルテット、ティナハとカスタネットのための;2006)
子守歌(メゾソプラノとギター・クァルテットのための;1998)
グローサス(ヴァイオリンとギターのための;1984)
タベル山(ドラムス、打楽器とギター八重奏のための;2005)
フェリウ・ガスイ(ギター)
ビキ・ロメロ(フラメンコ歌唱)
マリサ・マルティンス(メゾソプラノ)
ルジェ・ブラビア(ドラムス、打楽器)
ジネット・ドキュイペル(ヴァイオリン)
バルセロナ生まれのギタリスト・作曲家ガスイの自作自演アルバム第2作(前作:LMG 2057)。
重奏曲は多重録音によります。




<GLISSANDO>
●数量限定特価セール ※代理店の在庫が無くなり次第終了します
779 028-2 \1050
オレグ・マイセンベルク
ライヴ・アット・ウィーン・コンツェルトハウス Vol.1
ベートーヴェン(*):ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2 No.2
シューベルト(#):即興曲第1番 D.899 No.1/第3番変ト長調 D.899 No.3
モーツァルト(+):アダージョ ロ短調 K.540
幻想曲 ハ短調 K.475/アダージョ 変ロ長調 K.40
オレグ・マイセンベルク(ピアノ)
録音:1994年10月(*)、11月(+)、1995年1月(#)、
ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール、ライヴ

779 029-2 \1050
オレグ・マイセンベルク
ライヴ・アット・ウィーン・コンツェルトハウス Vol.2
ショパン(*):
幻想曲ヘ短調 Op.49/夜想曲ヘ長調 Op.15 No.1
夜想曲嬰ヘ長調 Op.15 No.2/マズルカ ヘ短調 Op.63 No.2
マズルカ イ短調 Op.67 No.4/マズルカ 嬰ハ短調 Op.63 No.3
リスト(+):
バッハの「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」による変奏曲 S.180
シューベルトの3つの歌曲
さすらい人 S.558 No.11/海岸で S.560 No.4/万霊節の日に S.562 No.1
ペトラルカのソネット 第104番 S.161 No.5
オレグ・マイセンベルク(ピアノ)
録音:1995年1月(*)、1994年11月(+)、
ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール、ライヴ

779 030-2 \1050
オレグ・マイセンベルク
ライヴ・アット・ウィーン・コンツェルトハウス Vol.3
ドビュッシー:版画/影像 第2巻/前奏曲集第1巻
オレグ・マイセンベルク(ピアノ)
録音:1994年10月、ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール、ライヴ

779 031-2 \1050
オレグ・マイセンベルク
ライヴ・アット・ウィーン・コンツェルトハウス Vol.4
ドビュッシー:ベルガマスク組曲(*)
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(+)/鏡(+)
オレグ・マイセンベルク(ピアノ)
録音:1994年10月(*)、1995年2月(+)、
ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール、ライヴ

779 032-2 \1050
オレグ・マイセンベルク
ライヴ・アット・ウィーン・コンツェルトハウス Vol.5
チャイコフスキー(*):「四季」
ラフマニノフ(+):楽興の時 Op.16-第5曲
スクリャービン(+):
5つの前奏曲 Op.16/2つの詩曲 Op.32/3つの小品 Op.45
チャイコフスキー(*):瞑想 ニ長調 Op.72 No.5
オレグ・マイセンベルク(ピアノ)
録音:1994年11月(*)、1995年4月(+)、
ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール、ライヴ


●通常価格商品
779 000-2 \2080
ラプソディ・イン・ブルー
ゼバスティアン・クナウアー・プレイズ・ジョージ・ガーシュウィン
ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):
3つの前奏曲
[ジョージ・ガーシュウィン・ソングブック]
ファシネイティング・リズム/ス・ワンダフル/ノバディ・バット・ユー
ザ・マン・アイ・ラヴ/マイ・ワン・アンド・オンリー
ザット・サータン・フィーリング/ドゥ=ドゥ=ドゥ
クラップ・ヨー・ハンズ/ストライク・アップ・ザ・バンド!
フー・ケアズ?/サムバディー・ラヴス・ミー
アイル・ビルド・ア・ステアウェイ・トゥ・パラダイス
オー・レディー・ビー・グッド!/スウィート・アンド・ロー=ダウン
ドゥー・イット・アゲイン!/スワニー/ライザ/アイ・ガット・リズム
プロムナード/スリー=クォーター・ブルース/メアリー・アンドリュー
2つのキーによる即興曲/メロディー第17番/4度のノヴェレッテ
ルバート/ラプソディ・イン・ブルー(ピアノ・ソロ版)
ゼバスティアン・クナウアー(ピアノ)
録音:1998年8月、ハンブルク=ハルブルク、フリードリヒ=エーベルト・ハレ
1971年に生まれ、師であるフィリップ・アントルモンに強い影響を受けたというドイツの
ピアニスト、クナウアーのデビューCD。アントルモンも彼の弾くガーシュウィンを高く評
価し、ブックレットに紹介文を寄せています。

779 001-2 \2080
ムジカ・ヴァティカーナ
ヴァチカン所蔵の手写本に収められた音楽(1503-1534)
作曲者不詳:平和の王(アンティフォン)
ジョスカン・デプレ(1458?-1521):ほむべきかな、天の女王
アンドレアス・デ・シルバ(1475頃-1530):主のすべての美しさは
ジャン・ムトン(1459ー1522):力は御身のものなり
エルゼアル・ジュネ(カルパントラス;1470頃-1548):
エレミヤの哀歌(主の聖餐に)
コンスタンツォ・フェスタ(1490頃-1545):あなたには傷も罪も汚れもない
アドリアン・ヴィラールト(1490頃-1562):生誕は成し遂げられた
ジョスカン・デプレ:癒しの処女は
コンスタンツォ・フェスタ:
天なるわれらの父よ-アヴェ・マリア/慈悲深き星の創り主よ
アレクサンダー・ブラッチリー(指揮) ポメリウム
録音:1998年6月、レーゲンスブルク近郊、プリュフェニング城内、
ベネディクト派修道院礼拝堂
アルヒーフやドリアンへのレコーディングで人気の高いポメリウムによる、「教皇のローマ
の芸術と文化」シリーズ第1作。バチカン博物館等との共同制作。

779 003-2 \2080
グッド・メディシン 現代の弦楽四重奏曲
テリー・ライリー(1935-):グッド・メディシン(1986-1987)
スティーヴン・マッキー(1956-):
グレート・クロッシング、グレート・ディヴァイド(1996)
コンロン・ナンカロー(1912-1997):弦楽四重奏曲(1945)
マイケル・ナイマン(1948-):イン・レ・ドン・ジョヴァンニ(1991)
アンドルー・ポピー(1954-):ラスト・ライト(1998)
アントン・ヴェーベルン(1883-1945):5つの小品 Op.5(1909)
マイケル・ドアティ(1954-):ポール・ロブソン・トールド・ミー(1994)
アルヴォ・ペルト(1935-):スンマ(1983)
グレアム・フィトキン(1963-):サーヴァント(1992)
スミス・クァルテット
イアン・ハンフリーズ、チャールズ・ムター(ヴァイオリン)
ニック・ペンドルバリー(ヴィオラ) フィリップ・シェパード(チェロ)
録音:1999年10月、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
ジャンルを超えたレパートリーで人気の高いスミス・クァルテット。20世紀初頭からヴェー
ベルン、中盤からナンカローを選び、ほかはすべて1980-90年代の作品で埋めつくすという
意欲的かつ興味深いプログラミングで、演奏もかなり積極的です。

779 004-2 \2080
ニルセン、ハース、アイスラー、ヒンデミット:木管五重奏曲集
カール・ニルセン(1865-1931):
フルート、オーボエ(イングリッシュホルン)、クラリネット、
ホルンとファゴットのための五重奏曲 Op.43(1922)
パヴェル・ハース(1899-1944):
フルート(ピッコロ)、オーボエ、クラリネット、ホルンと
ファゴットのための五重奏曲 Op.10(1929)
ハンス・アイスラー(1898-1962):
フルート、オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットのための
ディヴェルティメント Op.4(1923)
パウル・ヒンデミット(1895-1963):
フルート(ピッコロ)、オーボエ、クラリネット、ホルンと
ファゴットのための小室内音楽 Op.24 No.2(1922)
マーロット木管五重奏団
コルネリア・ブラントカンプ(フルート、ピッコロ)
クリスティアン・ヴェツェル(オーボエ、イングリッシュホルン)
ウルフ=グイド・シェーファー(クラリネット)
フォルカー・グレーヴェル(ホルン)
セルジョ・アッツォリーニ(ファゴット)
録音:1998年2月、ベルリン=ヴァンゼー、アンドレアス教会
マーロット木管五重奏団は1986年に結成されたドイツのアンサンブル。

779 005-2 \2080
サルベ・レイナ フェリペ4世とベラスケスの時代のスペイン音楽
フアン・ガルシーア・デ・サラサール(1639-1710):サルヴェ・レジナ
作曲者不詳(単旋律聖歌):われらみな主において喜ばん
フアン・イダルゴ(1614-1685):5声のミサ から キリエ/グローリア
ジョアン・セレロールス(1618-1676):行け、変装して(ビリャンシーコ)
アントニオ・マルティン・イ・コル(1706年頃活動):
オルガンのためのヴァース第2番(por delasolre)
作曲者不詳(ジョアン・セレロールス?):男たちがいる(ビリャンシーコ)
カルロス・パティーニョ(1600-1675):来たれ、聖霊よ
フアン・イダルゴ:5声のミサ から クレド
ジョアン・セレロールス:あなたの美しい瞳は太陽(トノ)
フアン・イダルゴ:5声のミサ から サンクトゥス
ジョアン・セレロールス:おお、なんという苦しみ(トノ)
フアン・イダルゴ:5声のミサ から アニュス・デイ
作曲者不詳(単旋律聖歌):マリアは良きところを選びぬ
カルロス・パティーニョ:マリア、神の御母
ジョセプ・カブレ(指揮)
カピーリャ・ペニャフロリダ
録音:1999年7月、スペイン、リオハ県サハサーラ、聖母被昇天教会
画家ディエゴ・ベラスケスが活躍したスペイン国王フェリペ4世の宮廷、その礼拝堂の音楽
家であったイダルゴとパティーニョの作品を中心に、スペイン独特の音楽形式であるビリャ
ンシーコやトノを交えて、当時のミサの音楽を再現する試み。カピーリャ・ペニャフロリダ
は、アルマビーバ・レーベルにも録音があるスペイン・ルネサンス音楽を専門とする声楽ア
ンサンブルです。マドリッドのプラド美術館との共同制作。

779 006-2 \2080
シャイン:ダヴィデの詩篇によるモテット集
ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630):
ハレルヤ、聖所にて神をたたえよ(詩篇150)
われは唖にして、口を開くことなかりき(詩篇39)
見よ、その人が(詩篇128)/主をたたえよ、わが魂よ(詩篇103)
主において喜べ、正しき者たちよ(詩篇33)
いかに長くわれを忘れたもうや、主よ(詩篇13)
主に向かいて新しき歌を歌え(詩篇98)
苦しみの淵にあるとき、主は汝の声を聞く(詩篇20)
主はわが羊飼いなり(詩篇23)/われらに平安を与えたまえ
主はわが愛するものなり(詩篇116)
シオンは言った「主はわれを見捨てたもうた」(イザヤ書49)
テ・デウム
ローランド・ウィルソン(指揮)
ラ・カペラ・ドゥカーレ
ムジカ・フィアタ・ケルン
録音:1999年7月、ベルリン=ダーレム、イエス・キリスト教会
ハインリヒ・シュッツの友人で、ドイツ初期バロックの重要な作曲家シャインの作品。ラ・
カペラ・ドゥカーレのメンバー表には、ラルフ・ポプケン(カウンターテナー)、ヴィルフリ
ート・ヨッヘンス(テノール)、ハリー・ファン・デル・カンプ(バス)の名前もあります。
WDRとの共同制作。

779 007-2 \2080
聖母マリアのオフィツィウム 中世ハンブルクのグレゴリオ聖歌
【聖母マリアのための聖務】
[聖ミカエルの祝日後-降臨節前の晩課のために]
イントナツィオ;神よ、急ぎてわれを救いたまえ
アンティフォン;起きよ北風、来たれ南風
詩篇114;主をほめたたえよ、しもべらよ
アンティフォン;神の御母は囲われし庭
詩篇116;主をほめたたえよ、すべての民よ
アンティフォン;くるみの園に下り行きて
詩篇145;主をほめたたえよ、わが魂よ
アンティフォン;わが魂は萎えぬ
詩篇146;主をほめたたえよ、ほめ歌を歌うはよきことゆえ
アンティフォン;あなたはすべてにおいて美しい、愛する女よ
詩篇147;主をほめたたえよ、エルサレムよ
カピトゥルム;始めより、すべての時の創られし前より
レスポンソリウム;神聖にしてけがれなき乙女
ヒムヌス;アヴェ・マリス・ステラ(めでたし海の星)
アンティフォン:慈愛深き救い主の御母
マニフィカト
キリエ/主の祈り;天なるわれらの父よ
[復活節の晩課のために]
マニフィカトに先立つアンティフォン;レジナ・チェリ(天の女王)
【聖母マリアの受胎】
[晩課のために]
アンティフォン;喜べ、母なる教会よ/これは海の星なり
おおマリア、囲われし庭/われらの嘆願を容れたまえ
われらの声をききたまえ、尊き処女よ
レスポンソリウム;イヴのすべての娘らのうちで
マニフィカトに先立つアンティフォン;めでたし、聖母の美徳
[朝課のために]
インヴィタトリウム&詩篇95;さあ起きよ、主に向かいて喜べ
レスポンソリウム;今朝の陽光が輝き/
いばらの中のばらのごとく/尊きアブラハムの一族より
ゴデハルト・ヨッピヒ(指揮)
ジングフォニカー
録音:1999年8月、バイエルン、ビナビブルク、巡礼教会
ハンブルクに残された写本資料に基づく演奏。グレゴリオ聖歌の専門家として指揮・録音
の多いヨッピヒが、CPO等に録音を行っている男声アンサンブル、ジングフォニカーを指揮
しているのも興味深いところです。

779 008-2 \2080
カルロス・マキシムス カール5世の時代の音楽(1500-1558)
オルランドゥス・ラッスス(1532-1694):英雄の後裔
ニコラ・ゴンベール(1495頃-1560頃):
ミサ「すべての悲しみに」から キリエ/グローリア
ジョスカン・デプレ(1458?-1521):千々の悲しみ
ルイス・デ・ナルバエス(1530-1550頃活動):
千々の悲しみ(ジョスカンによる「皇帝の歌」第4旋法)
オルランドゥス・ラッスス:もしあなたに与えるならば
クリストーバル・デ・モラーレス(1500頃-1553):
ミサ「ロム・アルメ」から クレド/神に向かいて歓呼せよ
トマ・クレキヨン(1490頃-1557):あなたを勝利者と呼べる者
ルイス・ナルバエス:ファンタジア 第8旋法
トマ・クレキヨン:カール、あまりの偉大さに
ニコラ・ゴンベール:千々の悲しみ
クリストーバル・デ・モラーレス:
ミサ「千々の悲しみ(ミル・ルグレ)」から サンクトゥス
ニコラ・ゴンベール:イタリアに住まう者
クリストーバル・デ・モラーレス:
レクイエム から アニュス・デイ/死の嘆きが私を取り巻く
アレクサンダー・ブラッチリー(指揮)
ポメリウム
録音:1999年11月、ニューヨーク、アセンション・ローマン・カトリック教会
1999年12月、オベルトゥンディング、聖カタリナ教区教会
ヨーロッパの広範囲を統治した神聖ローマ皇帝カール5世(スペイン国王カルロス1世)の時代
の音楽。ゴンベールのミサ「すべての悲しみに」はカール1世がローマ教皇から帝冠を授かる
儀式において演奏されたといわれています。

779 009-2 \2080
ヴィラ=ロボス:子供のための音楽
エイトール・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ブラジルの子供たちのカーニヴァル
ピアノのための実践の手引き 第1巻-第5巻
カイオ・パガーノ(ピアノ)
録音:2000年1月、ハンブルク=ハルブルク、フリードリヒ・エーベルト・ハレ

779 010-2 \2080
モーツァルト:
オペラ「コシ・ファン・トゥッテ」のハルモニームジーク
(ウルフ=グイド・シェーファー編曲)
マーロット木管五重奏団
コルネリア・ブラントカンプ(フルート) クリスティアン・ヴェツェル(オーボエ)
ウルフ=グイド・シェーファー(クラリネット) フォルカー・グレーヴェル(ホルン)
セルジョ・アッツォリーニ(ファゴット)
録音:2000年1月、ベルリン、テルデック・スタジオ

779 011-2 \2080
バッハか、バッハでないか
真作か疑問視されている初期チェンバロ作品集
J・S・バッハ:
協奏曲ト長調 BWV592a
(ザクセン=ヴァイマール公ヨハン・エルンスト作曲)
幻想曲とフーガ ニ短調 BWV905/組曲変ロ長調 BWV821
フーガ ト長調 BWV957/フーガ ホ短調 BWV956
フーガ イ短調 BWV959/パルティータ イ長調 BWV832
前奏曲(コルネリウス・ハインリヒ・ドレッツェル[1697-1775]作曲)と
フーガ イ短調 BWV897
サラバンドとパルティータ ハ長調 BWV990
クリスティアン・リーガー(チェンバロ)
録音:2000年1月、ケルン、WDR放送ホール2
バッハの作ではないと確認されたり、疑いの余地のある作品を収録。リーガーは1965年に生
まれ、ジャン=クロード・ツェーンダー、アンドレアス・シュタイアー、イェスパー・クリス
テンセンに師事したドイツの鍵盤楽器奏者で、1994年から1999年までムジカ・アンティクァ
・ケルンに参加、1998年からデトモルト音楽大学で教えています。WDRとの共同制作。

779 012-2 \2080
ムジカ・サクラ・イン・コロニア 16世紀ケルンのポリフォニー音楽
ジャン・ド・カストロ(1540頃-1600頃):
イスラエルの民は歌いぬ(5声、器楽;1588)
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):
ミサ「スザンナはある日」(5声)から キリエ/グローリア
ジャン・ド・カストロ:われはよみがえり、汝とともにあり(5声;1591)
オルランドゥス・ラッスス:ミサ「スザンナはある日」から クレド
ジャン・ド・カストロ:われは大いに苦しめられ辱められ(5声;1588)
オルランドゥス・ラッスス:
ミサ「スザンナはある日」から サンクトゥス/アニュス・デイ
ジャン・ド・カストロ:ミゼレーレ(8声;1588)
フィリップ・デ・モンテ(1521-1603):
ミサ・シネ・ノミネ(4声)から キリエ/グローリア
ジャン・ド・カストロ:おお、聖なる宴(5声;1588)
フィリップ・デ・モンテ:ミサ・シネ・ノミネ から クレド
ジャン・ド・カストロ:われを裁きたまえ、主よ(5声;1581)
フィリップ・デ・モンテ:ミサ・シネ・ノミネ から サンクトゥス/アニュス・デイ
ジャン・ド・カストロ:天の女王(5声;1588)
ローランド・ウィルソン(指揮)
ラ・カペラ・ドゥカーレ
ムジカ・フィアタ・ケルン
録音:2000年1月、ホンラート、福音教会
ジャン・ド・カストロは南フランドル出身で、実際にケルンで活躍した作曲家。ラッススと
モンテのミサは、ケルンの救世主教会(ハルデンラート教会、第二次大戦で崩壊)に残されて
いた聖歌隊譜集に収録されている作品です。

779 013-2 \2080
エール・ド・クール 16-18世紀フランスの歌曲
ピエール・アテニャン(1494頃-1551/2):
花咲く年頃にあるかぎり(クローダン・ド・セルミジ原曲)
エティエンヌ・ムリニエ(1600頃-1669以後):平穏な暗い夜
セバスティアン・ル・カミュ(1610頃-1677):
恋が恋する者の苦しみを終らせようとするとき
フランソワ・リシャール(16世紀終盤-1650):常に流れる小川
エティエンヌ・ムリニエ:ドリスが私に逆らうので
作曲者不詳:美しき人よ、もしもあなたの心が
ガブリエル・バタイユ(1575頃-1630):私の羊飼い娘
エティエンヌ・ムリニエ:友よ、フランスでスペインのワインに酔おう
ガブリエル・バタイユ:とげのある皮肉
ジョルジュ・ブラッサン(1921-1981):ご婦人よ
ミシェル・ランベール(1610-1696):
私の羊飼い娘は可憐で忠実/私の歌で/幸福を享受するために
芝草の上で見つけた/わが目よ、おまえは流せない
おまえの侮辱が私をおおいに不安にさせる
ジャック(?)・デュ・ビュイソン(17世紀):ランベール氏の死に寄せる哀歌
ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687):美をたたえて
ジョゼフ・シャバンソー(1633-1678):もしも望みが良きことなら
フランソワ・クープラン(1668-1733):
わが心の甘美な絆/どうか私に言わないで
西風よ、これらの地では穏やかに
ジャン=ポール・フシェクール(テノール)
オリヴィエ・ボーモン(チェンバロ、オルガン)
エリク・ベロク(リュート、ギター、テオルボ)
シモン・エイリク、ニコラス・マッツォレーニ(ヴァイオリン)
クリスティーヌ・プリュボー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
録音:2000年1月、パリ、メゾン・ド・ラ・ラディオ、スタジオ106
バロックから近代歌曲まで、フランスの声楽に広い適性を示す稀代のオート・コントル(ハ
イ・テナー)、フシェクールによるフランス・ルネサンス・バロック宮廷歌曲集です。

779 014-2 \2080
夜想・夢想・幻想
サティ:ジムノペディ第1番
J・S・バッハ:フランス組曲第5番ト長調 BWV816 から サラバンド
ショパン:夜想曲 Op.48 No.1(第13番)
ブラームス:ワルツ 変イ長調 Op.39 No.15
サティ:ジムノペディ第2番
ベートーヴェン:エリーゼのために イ短調 WoO59
ブラームス:間奏曲イ長調 Op.118 No.2
チャイコフスキー:四季 Op.37b から 舟歌(六月)
メンデルスゾーン:無言歌変ロ長調 Op.67 No.3
ショパン:前奏曲変ニ長調 Op.28 No.15
ドビュッシー:ベルガマスク組曲 から 月の光
シューベルト:即興曲 Op.142 No.2
シューマン:子供の情景 から トロイメライ
サティ:ジムノペディ第3番
ゼバスティアン・クナウアー(ピアノ)
録音:2000年3月、ハンブルク=ハルブルク、フリードリヒ・エーベルト・ハレ
まどろむような雰囲気に満ちたアダージョ系ピアノ名曲集です。

779 016-2 \2080
スペイン王宮のビウエラ音楽
ルイス・デ・ナルバエス(1530-1550頃活動):
「牛の番をしておくれ」による7つのディフェレンシア
ファンタジア 第5旋法
ミゲル・デ・フエンリャーナ(16世紀初め-1568以後):
ファンタジア/花咲く年頃にあるかぎり(クローダン・ド・セルミジ原曲)
ルイス・デ・ナルバエス:ファンタジア 第4旋法
ミゲル・デ・フエンリャーナ:白く優しい白鳥(ジャック・アルカデルト原曲)
ルイス・デ・ナルバエス:
「クラロス伯爵」による22のディフェレンシア(2つのビウエラのための)
ミゲル・デ・フエンリャーナ:
ポプラ並木に行ってきた(2つのビウエラのための)
ルイス・デ・ナルバエス:
バハ・デ・コントラプント(バス・ダンスの旋律による対位法)
ファンタジア 第3旋法/リシャフォールの「メランコリーに身をゆだね」
ファンタジア 第5旋法/ファンタジア 第8旋法
ミゲル・デ・フエンリャーナ:何で洗いましょう(フアン・バスケス原曲)
ルイス・デ・ナルバエス:
ファンタジア 第6旋法
皇帝の歌(千々の悲しみ;ジョスカン・デプレ原曲)
ミサ「フェザン・ルグレ」から
サンクトゥス/オザンナ(ジョスカン・デプレ原曲)
ゴンベールの歌(ニコラ・ゴンベール原曲)
ミサ・デ・ラ・フーガ から
クム・サンクト・スピリトゥ(ジョスカン・デプレ原曲)
ミゲル・デ・フエンリャーナ:
ファボルドン 第8旋法「かんぬきを堅固にし」
(フランシスコ・ゲレーロ原曲)
ドローレス・コストーヤス(ビウエラ)
録音:2000年5月、エッセン=ヴェルデン、聖リツィウス教会
ルネサンス時代のスペインで隆盛した小型のギターのような楽器、ビウエラの雅やかな音
楽。コストーヤスはアルゼンチンのブエノスアイレスに生まれ、バーゼルのスコラ・カン
トールムでホプキンソン・スミスに師事した女性リュート、ギター、ビウエラ奏者です。

779 017-2 \2080
エレジー ヴィオラとピアノのための音楽
グリンカ(1804-1857):ヴィオラ・ソナタ ニ短調
グラズノフ(1865-1936):エレジー ト短調
ディーリアス(1862-1934):
ヴァイオリン・ソナタ第2番 RTVIII/9(ライオネル・ターティス編曲)
ヴュータン(1820-1881):エレジー Op.30
フェリクス・シュヴァルツ(ヴィオラ)
ヴォルフガング・キューンル(ピアノ)
録音:1999年2月、ベルリン、テルデック・スタジオ
ベルリン生まれのシュヴァルツは1987年から1988年までベルリン・シュターツカペレの首席
ヴィオラ奏者を務め、現在はソロと教育の場で活躍しています。

779 018-2 \2080
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集(ギター版)
ユジェーヌ・イザイ(1858-1931)/ビャーネ・クリステンセン編曲:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集 Op.27 から
第4番ホ短調(フリッツ・クライスラーに捧げる)/
第1番ト短調(ヨゼフ・シゲティに捧げる)/
第2番イ短調(ジャック・ティボーに捧げる)/
第5番ト長調(マテュー・クリックブームに捧げる)
ビャーネ・クリステンセン(ギター)
録音:1999年2、3月、シューラースミューレ
1967年デンマーク生まれのギタリスト、クリステンセンが自らの編曲譜を演奏。J・S・バッ
ハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータのギター編曲版とも、イザイの原曲ともか
なり趣を異にする、独特の雰囲気をたたえたギター音楽に仕上がっています。

779 019-2 \2080
J・S・バッハ:
カンタータ第10番「わが魂は主をたたえる」 BWV10
マニフィカト 変ホ長調 BWV243a(初稿版)(*)
スサンネ・リデーン(ソプラノ) ハイドルン・コルデス(ソプラノ)(*)
ドリュー・ミンター(カウンターテナー)
マルクス・ブルッチャー(テノール) ピーター・ハーヴィー(バリトン)
ローラント・ビュヒナー(指揮)
ムジカ・フローレア・プラハ
レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊
録音:2000年6月、レーゲンスブルク、聖エメラム教会

779 020-2 \2080
黄金色の収穫 シェーカー教徒の歌と宗教歌集
石牢/平和のラッパ/幸運の天使たちの声
シオンは立ち上がり/他(全38曲)
ジョエル・コーエン(指揮)
ボストン・カメラータ
ハーヴァード大学合唱団員 ユース・プロムジカのメンバー
メーン州サバスデー・レイクのシェーカー・ファミリー
録音:2000年6、7月、メーン州サバスデー・レイクのシェーカー村
シェーカー教は18世紀終盤、アメリカ合衆国に起った厳格な清教徒の一派で、自給自足の共
同生活から独特の文化を生み出しましたが、 19世紀後半から衰退し、現在はサバスデー・
レイクのシェーカー村一つを残すのみとなっています。シェーカー教徒の生活から生まれた
歌や宗教的内容を持つ歌を集めた、記録としての価値も高いアルバムです。

779 021-2 2枚組 \3050
J・S・バッハ:
平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV846-869
ハンス・ゲオルク・シェーファー(ピアノ)
録音:2000年4月、フランクフルト(マイン)=プロインゲスハイム、フェステブルク福音教会
シェーファーは指揮者、ピアニスト、作曲家として活動するかたわら、アンスバッハ・バッ
ハ音楽祭のインテンダントを務め、さらに1986年にカラヤンに推薦されベルリン・フィルの
インテンダントをカラヤンが逝去するまで務めました。演奏家としてはバッハのスペシャリ
ストであるシェーファーが、現代のコンサート・グランド・ピアノに18世紀の調律法「ナイ
トハルトI」を適用して演奏しています。

779 024-2 2枚組 \2300
J・S・バッハ:
無伴奏チェロ組曲 BWV1007-1012
ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ)
録音:2000年8月、バイエルン、ビナビブルク、巡礼教会
ミュラー=ショットのブレイク前の録音。特別価格となっております。

779 034-2 \2080
ピエトロ・カストルッチ(1679-1752):
合奏協奏曲集 Op.3 から
第4番イ短調/第9番ト短調/第6番ト短調/
第12番ニ長調/第5番ヘ長調/第11番ト短調
アントン・シュテーク(指揮)
ハレ歌劇場ヘンデル祝祭管弦楽団
録音:2000年12月、ハレ近郊、トイチェンタル城館
カストルッチはローマに生まれ、おそらくコレッリに師事し、主としてロンドンで活躍した
ヴァイオリニスト・作曲家。ピリオド楽器使用。MDRとの共同制作。

779 035-2 \2080
ミシェル・ブラヴェ(1700-1768):
フラウト・トラヴェルソと通奏低音のための6つのソナタ Op.2
第1番ト長調(「アンリエット」)/第2番ニ短調「ヴィブレ」/
第3番ホ短調「デルヴィル」/第4番ト短調「ルマーグ」/
第5番ニ長調「ショヴェ」/第6番イ短調「ブジェ」
トリオ・ノーネーム
ペーター・ホルトスラーグ(フラウト・トラヴェルソ)
ライナー・ツィペルリング(ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロ)
シェティル・ハウグサン(チェンバロ)
録音:2001年2月、ハンブルク、NDR、ロルフ・リーバーマン・ザール
ブラヴェは優れたフラウト・トラヴェルソ奏者で、その奏法の確立に貢献しました。NDRラ
ジオ3との共同制作。

779 036-2 \2080
パーチェム(平和) 現代の宗教音楽
ハビエル・ブスト(1949-):アヴェ・マリス・ステラ/サルヴェ・レジナ
グレゴリオ聖歌:ベネディカムス・ドミノ
クヌート・ニューステット(1915-):
ラウダーテ・ドミヌム
3つのモテット;このように主は言われた/
われは汝らに平和を残す/われは御身をたたえん、おお主よ
グレゴリオ聖歌:十字架の木を見よ
クヌート・ニューステット:おお、十字架よ
グレゴリオ聖歌:御身の十字架を
マックス・バウマン(1917-1999):
喜べ、天よ/主よ、われに耳を傾けたまえ/パーテル・ノステル
グレゴリオ聖歌:ユビラーテ・デオ
ハビエル・ブスト:
ラウダーテ・ドミヌム/ユビラーテ・デオ
アヴェ・マリア(無伴奏)/アヴェ・マリア(オルガン付き)
グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリス・ステラ
ハビエル・ブスト:アヴェ・マリス・ステラ
ローラント・ビュヒナー(指揮)
レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊
録音:2001年7、9月、レーゲンスブルク、ヴォルフガングスザール

779 038-2 3枚組 \4160
カメラータ・ザルツブルク 50周年記念アルバム
[CD1]
モーツァルト:
交響曲第35番ニ長調「ハフナー」(*)
アリア「哀れな者よ、夢よ目覚めよ」 K.431(+)
アリア「わが感謝を受けたまえ、優しき保護者よ」 K.383(#)
アリア「御手に口づけすれば」 K.541(**)
ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466(++)
レオポルド・シモノー(テノール)(+)
ヘレン・ドーナト(ソプラノ)(#)
ジョゼ・ヴァン・ダム(バリトン)(**)
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)(++)
ベルンハルト・パウムガルトナー(指揮)
モーツアルトハウス・カメラータ・アカデミカ
録音:1962年8月12日(*)、1956年(+)、1968年(#)、1970年(**)、1961年(++)、
ザルツブルク、モーツァルテウム、大ホール
[CD2]
モーツァルト:交響曲第25番ト短調 K.183(*)
シューベルト:弦楽四重奏断章ハ短調 D.703(+)
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 Op.36(#)
シャーンドル・ヴェーグ(指揮)
カメラータ・アカデミカ
録音:1991年(*)、1993年(+)、ザルツブルク、モーツァルテウム、大ホール(*/+)、
1994年、ウィーン、コンツェルトハウス(#)
[CD3]
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番 Op.76b(*)
モーツァルト:オペラ「ポンテの王ミトリダーテ」 K.87 から Se viver no degg'io(+)
シューマン:交響曲第2番ハ長調 Op.61(#)
ロジャー・ノリントン(指揮)
カメラータ・ザルツブルク
録音:2001年、ザルツブルク、モーツァルテウム、大ホール(*)、
1996年、ザルツブルク、祝祭小劇場(+)、
2000年、ザルツブルク音楽祭オーケストラ練習室「シュットカステン」(#)
1952年に創設され、名称変更を経ながら50年にわたって活動を続けて来た、モーツァルテウ
ムのオーケストラの記念ボックス・セット。
ORFザルツブルクとの共同制作。

779 042-2 \2080
J・S・バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
高橋美由紀(チェンバロ)
録音:2002年9月、ヴィンゼン城礼拝堂
使用楽器:1728年ハンブルクにてクリスティアン・ツェル製をモデルに、
2001年ローゼンガルテンにてマティアス・クラーマー複製
ドイツで屈指のバッハ弾きとして高い評価を得ている高橋美由紀、長年にわたり探求してき
た「ゴルトベルク変奏曲」を世に問う!高橋美由紀は新潟に生まれ、大阪芸術大学、ドイツ
のデトモルト音楽アカデミーで学んだ後チェンバロに専心し、ヴァルデマー・デーリング、
ルドガー・デミー、グスタフ・レオンハルトに師事、1988年のブルージュ国際チェンバロ・
コンクールで2位に入賞しました。その後はドイツを本拠に活動、最近ではソナトーリ・デ
・ラ・ジョイオーザ・マルカとも共演、このコンビでの録音も予定されています。ヨーロッ
パを中心に活躍してきたため日本での知名度は高くないかもしれませんが、当盤での演奏に
は大家の風格すら感じさせるものがあり、これまでにドメ二コ・スカルラッティのソナタの
プライヴェートCDを2点制作していたものの、今回が商業録音としてはデビューにあたると
は信じがたい思いです。高名なチェンバロ製作家である夫君、マティアス・クラーマーに
よる複製楽器を使用しています。

779 043-2 \2080
これは名唱、ポメリウムのジョスカン!
ジョスカン・デプレ(1440頃-1521):
ミサ、モテットとシャンソン集
アヴェ・マリア/フォイボスの輝き
ミサ「フェラーラ公エルコーレ」
悲嘆に満ちて/もし恋人を失ったら/深い哀惜
金欠/絶え間なく苦しみにさらされて/森のニンフ
スターバト・マーテル
アレクサンダー・ブラチリー(指揮)
ポメリウム
録音:2001年8月、アメリカ合衆国メーン州ブランズウィック、
ボードイン・カレッジ・チャペル
精緻なアンサンブルと豊かな表現力で古楽ファンの心をつかんでいるポメリウムによる、す
ばらしいジョスカン・デプレ作品集の登場。ミサ「フェラーラ公エルコーレ」は、献呈先の
貴人の名前を音名に読み替えた音列をモチーフとして作曲した、ジョスカンらしい4声のポ
リフォニー・ミサ曲の傑作で、この演奏はおそらく決定盤となることでしょう。ミサ、モテ
ット、シャンソンという、ジョスカンの三大作曲ジャンルが一枚に収められているのも魅力。
全体に洗練されきった清澄な響きにはヒーリング効果も期待できます。もちろん古楽ファン、
合唱ファンなら必聴。なお「アヴェ・マリア」は、ヒリアード・アンサンブルの名盤で知ら
れる曲とは別のモテットです。

779 047-2 3枚組 \4160
J・S・バッハ:
無伴奏チェロ組曲 BWV1007-1012
ゲルダ・アンガーマン(チェロ)
ゲルダ・アンガーマンは1933年ドイツのハンブルクに生まれ、ハインリヒ・シュヒター(フォ
イアマンの弟子)、エンリコ・マイナルディに師事したヴェテラン女性チェリスト。円熟の
境地に達した彼女は近年、無伴奏作品に集中的に取り組んでおり、当盤がその成果を問う第
一作となる。今後はレーガー、ヒンデミット、コダーイ、ヘンツェらの作品を録音していく
予定とのことです。

779 055-2 \2080
新ローマ法王ベネディクト16世御前 バチカン・コンサート
パレストリーナ:教皇マルチェルスのミサ から キリエ(+/++)
ゲオルク・ラッツィンガー:聖年のミサ から サンクトゥス(+/++)
メンデルスゾーン:まことに彼は御使いたちに命じ(+/++)
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス(*/++)
リスト:オラトリオ「キリスト」から 汝はペテロなり(*/++)
プフィツナー:オペラ「パレストリーナ」から 第1幕前奏曲,第3幕前奏曲(*)
ヴェルディ:聖歌四篇 から テ・デウム(*/#)
ワーグナー:オペラ「タンホイザー」序曲(*)
クリスティアン・ティーレマン(指揮(*))
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ローラント・ビュヒナー(指揮(+))
レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊(++)
アテスティス合唱団(#)
収録:2005年10月20日、バチカン、パウロ6世ホール、ライヴ
ドイツのバイエルン州に生まれ、ミュンヘン教区司教から第265代ローマ法王となったベネ
ディクト16世のために、地元ミュンヘンと近郊のレーゲンスブルクの演奏家たちが御前演奏
を行った際のライヴ録音です。2004年にミュンヘン・フィルの音楽監督に就任したティーレ
マンが手兵を指揮した演奏が注目されます。




<LAMMAS>
LAMM 085D \2300
虹の彼方に
ダン・シャトル:Here I am, Lord
オット・オルソン(1897-1964)/バリー・ローズ編曲:The Kingdom of Heaven
アリス・テグネール(1864-1943)/
バリー・ローズ編曲:Lord, when you came to earth
アンソニー・ピッコロ:Jesus Christ the apple tree
マーク・ブラッチリー(1960-):Give us the wings of faith
ハロルド・アーレン(1905-1986)/
マーティン・ピッカード編曲:Somewhere over the rainbow
ルイス・ジョーダン(1908-1975)/
ジェイムズ・オクスリー編曲:Is you is, or is you ain't my baby ?
フィリップ・ムーア(1943-):All wisdom cometh from the Lord
アラン・リダウト(1934-1996):Prevent us, O Lord
リチャード・シェファード(1949-):O be joyful in the Lord(Jubilate Deo)
ロバート・アシュフィールド(1911-2006):Magnificat in D minor
黒人霊歌/H・T・バーレイ編曲:
Were you there when they crucified my Lord ?
マルコム・アーチャー(1952-):There is no rose of such virtue
アンソニー・ピッコロ:The Key
リチャード・シェファード:Let him who seeks, not cease seeking
フランツ・ビーブル(1906-2001):Ave Maria, gratia plena
グスタフ・ヌールクヴィスト(1886-1949):Saviour, prize of the world
ジョン・ダンクワース(1927-):Light of the world
ポール・マッカートニー(1942-)/ニコラス・ヘア編曲:When I'm sixty-four
バリー・ローズ(指揮)
聖アルバン大聖堂&修道院教会少年&男声聖歌隊
アンドルー・パーネル(オルガン)
録音:1995年5月、英国、聖アルバン修道院

LAMM 087D \2300
聞け、優しき鳩よ
グレイストン・アイヴズ(1948-):Listen sweet dove
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(152/1526-1594):
Dum complerentur
バリー・ローズ(1934-):Psalm 122
ジョン・マンディ(1550/1554頃-1630): Sing joyfully
アンドルー・ミリントン:O praise God in his holiness
トマス・タリス(1505頃-1585):If ye love me
フィリップ・ムーア(1943-):One thing have I desired of the Lord
ハンフリー・クルーカス(1941-):I will lift up mine eyes
セバスティアン・フォーブズ:Gracious spirit
ブルックナー(1824-1896):Locus iste
アンドルー・ミリントン:Christ the fair glory
フランシス・ジャクソン(1917-):Magnificat in D minor / Nunc dimittis
ウィリアム・バード(1534/1543-1623):Sacerdotes Domini
グレイストン・アイヴズ:Gracious Spirit(Hymn)
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):Te Deum(Collegium Regale)
アンドルー・ミリントン(指揮)
ギルドフォード大聖堂聖歌隊
ジェフリー・モーガン(オルガン)

LAMM 093D \2300
ゴールデン・トレブル・ソロ
シューベルト(1797-1828):Ave Maria
マイケル・ヘッド(1900-1976):The little road to Bethlehem
ジェシー・アーヴィン(1836-1887)/
T・C・L・プリチャード編曲:The Lord's my shepherd
フォーレ(1845-1924):Pie Jesu(from the Requiem)
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):The Call
モーツァルト(1756-1791):Agnus Dei(from the Coronation Mass)
J・S・バッハ(1685-1750):Jesu, joy of man's desiring
クレメント・カターリル・ショルフィールド(1839-1904):The day thou gavest
モーツァルト:Ave verum corpus
ウェールズ民謡/マルコム・アーチャー編曲:Sleep my baby
モーツァルト:Laudate Dominum(from the Vespers)
ヒューバート・パリー(1848-1918):Jerusalem
フランク(1822-1890):Panis angelicus
ゲール民謡:Morning has broken
J・S・バッハ/グノー(1818-1893):Ave Maria
メンデルスゾーン(1809-1847):O for the wings of a dove
ヒューバート・パリー:Dear Lord and Father of mankind
合衆国伝承曲/マルコム・アーチャー編曲:Amazing grace
サミュエル・セバスティアン・ウェスリー(1810-1876):Love one another
メアリー・プラムステッド(1905-1980):A grateful heart
デイヴィッド・メレディス(ボーイソプラノ)
マルコム・アーチャー(オルガン)
録音:英国、ブリストル、聖モニカの家礼拝堂

LAMM 094D \2300
教会に通う人と作曲家 ビリャンシーコとその他スペインの教会合唱音楽
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):Sanctissima Maria
アントニオ・ソレール(1729-1783):De'un maestro de capilla
ジュアン・セレロールス(1618-1676):!Ay, que dolor!
マテオ・フレーチャ(1618-1676):La justa
ジュアン・ベルダレート(1632-1691):Cantat mater
クリストバル・ガラーン(1630-1684):O beata virgo / Ave sanctissima Maria
フランシスコ・ゲレーロ:O celestial medicina / O virgen
アントニオ・ソレール:Congregante e festero
アンドルー・ガント(指揮)
ケンブリッジ・セルウィン・カレッジ聖歌隊
セルウィン・カレッジ器楽アンサンブル

LAMM 095D \2300
賛美と威厳
メンデルスゾーン(1809-1847):Above all praise and majesty
マーティン・ハウ:Day by day
ピーター・ハーフォード(1930-):Sanctus & Benedictus / Agnus Dei
エドワード・ベアストー(1874-1946):Let all mortal flesh keep silence
フランク(1822-1890):Panis Angelicus
アーネスト・ウォーカー(1870-1949):
I will lift up mine eyes unto the hills
ハーバート・サムション(1899-1995):Te Deum laudamus in G
クリストファー・ヘッド:Blake's Cradle Song
ジョン・シェパード(1515頃-1558):I give you a new commandment
ペラム・ハンフリー(1647-1674):A Hymne to God the Father
エドワード・ベアストー:Though I speak with the tongues of men
ジョン・アイアランド(1879-1962):Ex ore innocentium
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1924):
バリー・ローズ(1934-):Risen Lord
モーリス・デュリュフ(1902-1986):Ubi caritas et amor
サミュエル・セバスティアン・ウェスリー(1810-1876):
Thou wilt keep him in perfect peace
マルコム・アーチャー(1952-):Magnificat in C major(1996)
J・S・バッハ/ヴァージル・フォックス編曲:
Now thank we all our God(Organ solo)
ジョン・アイアランド:Jubilate Deo in F
バリー・ローズ(指揮)
聖アルバン大聖堂&修道院教会少年&男声聖歌隊
アンドルー・パーネル、ピーター・ダイク(オルガン)
録音:1991年2月、1995年2月、1997年3月、英国、聖アルバン大聖堂、
同修道院教会

LAMM 096D \2300
見よ、キリストなり
マーティン・ピアソン(1572頃-1651):Blow out the trumpet
ジョン・ミルトン(1563-1647):O, had I wings like to a dove
エドマンド・フーパー(1588頃-1621):Alas that I offended
オーランド・ギボンズ(1583-1625):O, clap your hands together
エドマンド・フーパー:The Blessed Lamb
オーランド・ギボンズ:A song of joy
エドマンド・フーパー:
Magnificat - The Short Service / Nunc dimittis - The Short Service
Wellspring of bounty / Magnificat - The Great Service
Nunc Dimittis - The Great Service
オーランド・ギボンズ:When one among the twelve there was
エドマンド・フーパー:
Magnificat - The Verse Service / Nunc Dimittis - The Verse Service
Behold, it is Christ / Now shall the praises of the Lord be sung
アンドルー・ガント(指揮)
ケンブリッジ・セルウィン・カレッジ聖歌隊
ジェレミー・レウェリン、ジェイムズ・ヒルズ、
ジェイムズ・スパークス(オルガン)

LAMM 105D \2300
常に神聖なる音楽 マイケル・ストックウェル(1952-1998)の記念に
ヘンデル(1685-1759):Art thou troubled ?
ヘンリー・パーセル(1659-1695):When I am laid in earth
ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェル(1690-1749):Bist du bei mir
ヒュー・ロバートン:All in the April evening
マルコム・アーチャー(1952-):Love came down at Christmas
アーサー・サリヴァン(1842-1900):Orpheus with his lute
アラン・リダウト(1934-1996):Pleasure it is
ジョン・ジェイコブ・ナイルズ(1892-1980):I wonder as I wander
トマス・キャンピオン(1567-1620):Sing a song of joy
ピーター・ハーフォード(1930-):Litany to the Holy Spirit
ウィリアム・ボイス(1711-1779):Tell me, lovely shepherd
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):Linden Lea
ブリテン(1913-1976):A New Year carol
ヘンデル:How beautiful are the feet
ジョン・アイアランド(1879-1962):Ex ore innocentium
アレグザンダー・ブレント=スミス(1889-1950):
Come, my way, my truth, my life
マルコム・アーチャー:A Hymn to the Virgin
フォーレ(1845-1924):Pie Jesu Domine
マルコム・アーチャー:Hymn to the Holy Spirit
ヴォーン・ウィリアムズ:The Call
ホルスト(1874-1934):In the bleak mid-winter
マルコム・アーチャー編曲:When God was minded to be born
パトリック・アプルフォード(1925-):Lord Jesus Christ(Living Lord)
ロジャー・ドラブル(ボーイソプラノ)
マルコム・アーチャー(ピアノ、オルガン)
録音:1998年4、5月、英国、ウェルズ大聖堂

LAMM 106D \2300
わが栄光を目覚めさせよ
ケネス・レイトン(1929-1988):Awake my Glory(+)
ブリテン(1913-1976):Te Deum in C(*/#)
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):
Like as the hart desireth the waterbrooks(+)
ケネス・レイトン:Magnificat 'Collegium Magdalenae Oxoniense'(+)
マイケル・ティペット(1905-1998):
Five Negro Spirituals from "A Child of Our Time"(*)
Steal Away,Nobody knows,Go down, Moses,By and by,Deep river
ケネス・レイトン:Nunc Dimittis 'Collegium Magdalenae Oxoniense'(+)
ジョン・タヴナー(1944-):Two Hymns to the Mother of God(*)
In you, O woman full of grace,O ye apostles
ブリテン:Rejoice in the Lamb(*/#)
グレッグ・モリス(指揮(*)、オルガン(+))
ジュリアン・トマス(指揮(+)、オルガン(#))
ケンブリッジ・ジーザス・カレッジ聖歌隊
録音:1998年6月、英国、ケンブリッジ・ジーザス・カレッジ礼拝堂

LAMM 107D \2300
去れ、鬱陶しき懸念よ
ジョージ・ダイソン(1883-1964):Magnificat from the Service in C minor
ジャン・フランソワ・ラルエット(1651-1728):O mysterium ineffabile
L・J・ホワイト:A prayer of St Richard of Chichester
ケネス・レイトン(1929-1988):An Easter Sequence
ジョン・アイアランド(1879-1962):Ex ore innocentium
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):The Song of the Tree of Life
ジョージ・ダイソン:Nunc Dimittis from the Service in C minor
ブリテン(1913-1976):
Friday Afternoons / The Salley Gardens / Oliver Cromwell
アンドルー・ラムスデン(指揮)
リッチフィールド大聖堂聖歌隊
ロバート・シャープ(オルガン)
録音:1998年6月15-16日、英国、アーミテイジ、ホークスヤード・プライオリー

LAMM 109D \2300
天使の飛翔
アンドルー・カーター(1939-):
Toccata on "Veni Emmanuel"(organ solo)/ All creatures of our God
Christ be with me / Prelude on "Forest Green(organ solo)
ウィリアム・イェイツ・ハールストーン(1876-1906):Cradle song
アラン・リダウト(1934-1996):Like as the hart
ジョン・ヒルトン(1596-1657):Wilt thou forgive the sin ?
ヨハン・クリストファー・ケルナー(1736-1803):Trio in C
ジェイムズ・ケント(1700-1776):My song shall be of mercy and judgement
ヘンデル(1685-1759):
Where'er you walk / A Voluntary on a Flight of Angels / O had I Jubal's
lyre
J・S・バッハ(1685-1750):Ich folge dir gleichfalls
ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェル(1690-1749):Trio in B flat
テオドール・デュボワ(1837-1914):O vos omnes
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):Les Angelus;Au Matin,A Midi,Au Soir
ジャンヌ・ドゥメシュー(1921-1968):Te Deum
サラ・ストバート(ソプラノ)
チャールズ・マクドナルド(オルガン)
録音:1998年8月11-13日、英国、ランシング・カレッジ礼拝堂

LAMM 110D \2300
春の女子修道院副長
ポール・ジョンスン(1930-):声楽作品集
The Walsingham Centenary Mass(合唱、金管合奏とオルガンのための)(*/**)
Kyrie,Gloria,Gospel acclamation,O Gloriosa Virginum,
Sanctus,Acclamation,Corpus Christi the fountainhead,Agnus Dei
Christmas Carols(合唱のための)(*)
Born that night,Balulalow,Behold a simple tender babe
Exposures(カンターテナーとオルガンのための)(#)
Make this night loveable,Who's who,At last the secret is out
The Prioress in Spring(ソプラノとオルガンのための)(+)
Madam Eglentyne her tango,A waltz for St Valentine,
A hymn to Jesus,Ostinato for the Queen of Heaven,Sumer is icumen in
Holy Week and Easter Carols(合唱とオルガンのための)(*)
Eastertide,The Prince of Peace,The Risen Lord
エイディ・グルメット(ソプラノ(+))
チャールズ・ハンフリーズ(カンターテナー(#))
イアン・ムーア(指揮(*))
ケンブリッジ・ヴォイシズ(*)
ナイジェル・ケリー(オルガン)
プライム・ブラス(**)
録音:1998年9月、英国、ケンブリッジ・インマニュエル・カレッジ礼拝堂

LAMM 118D \2300
ベネディチテ
ウィリアム・ハリス(1883-1973):Benedicite in A
H・スタンリー・テイラー(1902-1973):I sing of a maiden
バーナード・ローズ(1916-1997):Behold, I make all things new
ジョン・ジュベア(1927-):There is no rose John Joubert
ハーバート・サムション(1899-1995):Benedicite in B flat
アントニー・フォスター(1926-):Child of heaven, child of earth
アラン・ギブズ(1932-):From East to West
ジョージ・マルコム(1917-1998):Quem vidistis pastores
ターティアス・ノーブル(1867-1953):
Te Deum in B minor / Jubilate in B minor
ベイジル・スモールマン(1921-):The Birds
ジェフリー・バーゴン(1941-):Laudate Dominum
フランシス・ジャクソン(1917-):Benedicite in G
ウィリアム・ハリス:Holy is the true light
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):Let God arise
ジェイムズ・トマス(1963-):
The Prayer of St Richard / Benedicite in E flat
アラン・サーロー(指揮)
チチェスター大聖堂聖歌隊
マーク・ウォーデル(オルガン)
録音:1999年5月3-5日、英国、チチェスター大聖堂

LAMM 119D \2300
御身の御言葉は灯明なり
デイヴィッド・ハード(1950-):I was glad(+)
デイヴィッド・クーパー(1949-):Come, my way
ウィリアム・ハリス(1883-1973):Behold now, praise the Lord
デイヴィッド・グッディナッフ(1968-):
I will sing with the Spirit / Love Divine
チャールズ・ウッド(1866-1926):Oculi omnium
ダイヴィッド・クーパー(1949-):Psalm 129
ハーバート・ハウエルズ(1893-1983):
Psalm Prelude; De profundis(organ solo)
ウィリアム・マッキー(1901-1984):We wait for Thy loving kindness, O God
ウィリアム・バード(1543-1623):Teach me, O Lord
エイドリアン・バッテン(1590頃-1637頃):O sing joyfully
エドワード・ベアストー(1864-1946):Lord, Thou hast been our refuge
ジョン・シェパード(1515頃-1558):In manus tuas
バリー・ローズ(1934-):O Lord our Governor(*)
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525頃-1594):
Super flumina(*)
デイヴィッド・ハード:Taste and see(*)
ゴードン・ステュワート(1952-):Whither shall I go then
ジョン・バータロット(1931-):Thy Word is a lantern(+)
リチャード・ターナー(指揮)
ブラックバーン大聖堂聖歌隊
ブラックバーン大聖堂ルネサンス・シンガーズ(*)
ゼネカ・ブラス(+)
ティモシー・クック(オルガン)
録音:1999年9月29-30日、10月4、6日、英国、ブラックバーン大聖堂

LAMM 120D \2300
聖者と魂
チャールズ・ウィラーズ・スタンフォード(1852-1924):Te Deum in B flat
単旋律聖歌:Antiphon I
ジョン・アイアランド(1879-1962):Greater Love hath no man
マーク・ブラチリー(1960-):Give us the wings of faith
単旋律聖歌:Antiphon II
ゲライント・ルイス(1958-):The souls of the righteous
フォーレ(1845-1924):In Paradisum(from the Requiem)
単旋律聖歌:Antiphon III
オーランド・ギボンズ(1586-1625):This is the record of John
単旋律聖歌:Antiphon IV
ブルックナー(1824-1896):Ave Maria
単旋律聖歌:Antiphon V
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):O quam gloriosum
エドワード・ベアストー(1874-1946):Blessed City, heavenly Salem
単旋律聖歌:Antiphon VI
ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス(1869-1941):Psalm 23
アーネスト・ブロック(1890-1979):Give us the wings of faith
単旋律聖歌:Antiphon VII
ブリテン(1913-1976):Te Deum in C
サイモン・ジョンソン(指揮)
ノーザンプトン・オール・セインツ教会聖歌隊
ニール・テイラー、ロジャー・パーマー、ロン・ゲイツ(オルガン)
録音:1999年10月18-22日、英国、ウォーバーン、聖メアリー教区教会

LAMM 121D \2300
汝の祝福を数えよ
ダン・シュッテ(1947-):Here I am
メンデルスゾーン(1809-1847):O rest in the Lord
サイモン・リンドリー(1948-):Ave Maria
モーツァルト(1756-1791):Ave verum corpus
レジナルド・モーガン:Count your blessings
メンデルスゾーン:Hear my prayer
マイケル・ヘッド(1900-1976):The little road to Bethlehem
デイヴィッド・エヴァンス(1957-)/
ノーマン・ウォーレン編曲:Be still, for the presence of the Lord
ウェールズ民謡/トニー・ウィグラム編曲:The Ash Grove
サミュエル・セバスティアン・ウェスリー(1810-1876):Lead me Lord
J・S・バッハ(1685-1750)/グノー(1818-1893):Ave Maria
ウォルフォード・デイヴィス(1869-1941):God be in my head
ジョン・ラッター(1945-):All things bright and beautiful
フランク(1822-1890):Panis angelicus
ハーバート・オークリー(1830-1903):Sun of my soul
フンパーディンク(1854-1921):Sleep song(from Hansel and Gretel)
ハワード・ブレイク(1938-):Walking in the air(from The Snowman)
エルガー(1857-1934):Ave verum corpus
フォーレ(1845-1924):Pie Jesu(from the Requiem)
ジェイムズ・レイス・マクベス・ベイン(1840頃-1925):
Brother James' Air(Psalm 23)
メイ・H・ブラーエ(1885-1956):Bless this house
ジョン・ラッター:The Lord bless you and keep you
デイヴィッド・ウィグラム(ボーイソプラノ)
クリストファー・マーリー(オルガン)
トニー・ウィグラム8ピアノ)
録音:1999年12月20-21日、英国、ウォーバーン、聖メアリー教会
1999年12月22日、英国、ハーバーダッシャーズ・エイスクス校セルドン・ホール

LAMM 124D \2300
地には平和
ジョージ・マルコム(1917-1998):
Terribilis est locus iste
Missa ad Praesepe; Kyrie, Sanctus, Benedictus, Agnus Dei
Veritas mea George Malcolm / Missa ad Praesepe; Gloria
Verbum caro factum est
レノックス・バークリー(1903-1989):
Mass for Five Voices; Kyrie, Sanctus, Benedictus, Agnus Dei
Look up, sweet babe / Mass for Five Voices; Gloria
グレイストン・アイヴズ(1948-):
Missa Brevis; Kyrie, Sanctus, Benedictus, Agnus Dei
O for a closer walk with God / Missa Brevis; Gloria
マーク・ブラチリー(1960-):
Short Mass for Sheffield; Kyrie, Sanctus, Benedictus, Agnus
Give us the wings of faith / Short Mass for Sheffield; Gloria
ニール・テイラー(指揮)
シェフィールド大聖堂少女&男声聖歌隊
ピーター・ヘギンボダム(オルガン)
録音:2000年3月20-23日、英国、シェフィールド大聖堂

LAMM 125D \2300
チチェスター詩篇
レナード・バーンスタイン(1918-1990):Chichester Psalms
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1924):A Song of Freedom(+)
ブリテン(1913-1976):Rejoice in the Lamb(*)
アラン・リダウト(1934-1996):Sacred Songs(3rd set)(+)
Creator Spirit,Children of the Heavenly King,My spirit longs for Thee,
How shall I sing that Majesty ?,Lord, though the sun forsake our sight,
Hark, my soul,Creator Spirit
ブリテン:Jubilate Deo in C / Te Deum in C
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):Jubilate Deo
ロバート・カールソン(ボーイソプラノ)他(*)
マルコム・アーチャー(指揮、オルガン(+))
ウェルズ大聖堂少年&男声聖歌隊
ルパート・ゴフ(オルガン(+以外))
録音:2000年7月3-5日、英国、ウェルズ大聖堂
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めご了承ください。

LAMM 129D \2300
慰めと喜び
不詳(「ピエ・カンツィオネス」(1582)から)/イアン・ボール編曲:Gaudete !
T・オリヴァー:Lo, he comes with clouds descending
不詳(15世紀イングランド)/イアン・ボール校訂:Alma redemptoris mater
伝マテオ・フレーチャ老(1481-1553):Riu, riu, chiu
イングランド民謡:O little town of Bethlehem
フランシス・プーランク(1899-1963):O magnum mysterium
イアン・ボール(1967-):Magnificat
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):A spotless rose / Sing Lullaby
ウクライナ民謡/ロイ・マッシー編曲:Long the night
ブラームス(1833-1897):Ave Maria
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):Quem vidistis, pastores ?
メンデルスゾーン(1809-1847):Hark! the herald angels sing
ポール・エドワーズ(1956-):No small wonder
ザムエル・シャイト(1587-1654):In dulci jubilo
フランシス・グリア編曲:Coventry Carol
ハーバート・ハウエルズ:A Christmas Carol
ジョニー・マークス(1909-1985)/
フィリップ・コルズ編曲:Rudolph the red-nosed reindeer
ヒュー・マーティン(1914-)&ラルフ・ブレーン(1914-1995)/
イアン・ボール編曲:Have yourself a merry little Christmas
イングランド民謡/デイヴィッド・ヒル編曲:God rest ye, merry gentlemen
イアン・ボール(指揮)
セント・セシリア・シンガーズ
デイヴィッド・ベドナル(オルガン)
録音:2001年1月9-12日、英国、グロスター大聖堂

LAMM 131D \2300
わが魂は歓喜す マニフィカト&ヌンク・ディミティス集
ヘンリー・スマート(1813-1879):
Magnificat in B flat / Nunc Dimittis in B flat(*)
リチャード・ロイド(1933-):
Magnificat(Hereford Service)/ Nunc Dimittis(Hereford Service)(*)
ジョン・リード(1857-1925):Magnificat in F / Nunc Dimittis in F(*)
シドニー・ワトソン(1903-):
Magnificat in E flat / Nunc Dimittis in E flat(+)
ハーバート・ブルワー(1865-1928):
Magnificat in D / Nunc Dimittis in D(*)
ロバート・アシュフィールド(1911-2006):
Magnificat in D minor / Nunc Dimittis in D minor(+)
ジョン・タヴナー(1944-):
Magnificat Collegium Regale / Nunc Dimittis Collegium Regale(#)
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):
Magnificat Collegium Regale / Nunc Dimittis Collegium Regale(*)
リチャード・タナー(指揮)
ブラックバーン大聖堂聖歌隊(*)
ブラックバーン大聖堂少女聖歌隊(+)
ブラックバーン大聖堂ルネサンス・シンガーズ(#)
グレッグ・モリス(オルガン)
録音:2001年2月9-15日、英国、ブラックバーン大聖堂

LAMM 132D \2300
アヴェ・マリア
サン=サーンス(1835-1921):Ave Maria
マルコム・アーチャー(1952-):
How like an Angel / Magnificat(The Four Cathedrals' Service)
Nunc Dimittis(The Four Cathedrals' Service)
ダニエル・ロス(1942-):Ave Maria
フォーレ(1945-1924):Ave verum Op.65 No.1
ジョナサン・ハーヴィー(1939-):The Tree
フォーレ:Ave Maria Op.93
ヨゼフ・ラインベルガー(1839-1901):Mass in E flat Op.155
マーティン・ダルビー(1942-):My song is in sighing
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):
Third Symphonic Canzona Op.85 No.3(*)
マルコム・アーチャー(指揮)
ウェルズ大聖堂少女聖歌隊
ルパート・ゴフ(オルガン)
レイチェル・ゴフ(ヴァイオリン(*))
録音:2001年2月27日、3月1日、4月27日、英国、ウェルズ大聖堂




<CARPE DIEM>
CARPE 2006 \2180
セニョーレス・アノーニモス
不詳:愛は傷だらけ[Muchos van d'amor heridos]
不詳:愛は傷だらけ(フラメンコ)
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):わが慰めの涙(器楽)/わが慰めの涙
フアン・デル・エンシーナ(1468-1529/1530):愛の神と運命の女神/美しい女
ディエゴ・オルティス(1510頃-1570):甘美な記憶(器楽)
フアン・デル・エンシーナ:悲しきスペイン(器楽)
マテオ・フレーチャ老(1481-1553):ラ・ネグリーナ
バルトロメオ・デ・セルマ・イ・サラベルデ(1580-1640):カンツォーナ
マヌエル・コレーア(1600頃-1653):甘美なる愛の毒
アロンソ・デ・ムダーラ(1510頃-1580):もしも私をお呼びなら
セニョーレス・アノーニモス
サイダ・バリェステロス(歌、舞踊、カスタネット) サラ・イェッギ(歌)
ペトラ・ヘルマン(リコーダー) エリーザベト・カウフホルト(ドゥルツィアン)
ジャネット・ドレ(ヴァイオリン、ヴィオラ) 
マルテ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヴァネッサ・ハイニッシュ(リュート、バロックギター) 
ミヒャエル・ガンバクルタ(打楽器)
録音:2006年、ドイツ、タン市教会 収録時間:約35分
セニョーレス・アノーニモスはルネサンス音楽からフォルクローレ、フラメン
コまでスペイン音楽を幅広く取り上げるグループとして2006年に10名の若い演
奏家によって創設されました。当アルバムはカルペ・ディエム・レーベルの新
オーナー、ヨナス・ニーダーシュタットが録音・編集を行った彼らのプロモー
ション・キットで、縦208mm・横148mmの見開きカバー内にCDが収められており、
ブックレットは添付されておりません。録音は優秀です。外装・本体にレーベ
ル・規格番号表記は無く、管理上「CARPE DIEM, CARPE 2006」としております
ので、ご注意ください。

CARPE 26252 \2180
【未案内旧譜】
主をたたえよ 詩篇とカンティクム
ニコラス・ブルーンス(1665-1697):前奏曲ホ短調
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):神よ、急ぎわれを救いたまえ SWV282(*)
J・S・バッハ(1685-1750):深き淵よりわれ御身に向かい叫ぶ BWV1099
ヨハン・ヴォルフガング・フランク(1644-1710頃):
主よ、御身の怒りでわれを罰したもうな(「音楽による礼拝」(1687)から)(*)
J・S・バッハ:前奏曲、トリオとフーガ ハ長調 BWV545, 529/2
ハインリヒ・シュッツ:われは常に主をふめたたえん SWV306(*)
アレッサンドロ・グランディ(1638-1697):主に向いて歌え(*)
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
今ぞ主をたたえよ、わが魂よ BuxWV212
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):主をたたえよ(*)
ヨハン・アダム・ラインケン(1623-1722):フーガ ト短調
ザムエル・シャイト(1587-1654):マニフィカト第9旋法(*)
J・S・バッハ:いと高き所では神のみに栄光あれ BWV717
J・S・バッハ:安らぎと喜びもてわれは行く BWV616(*)
ハインリヒ・シュッツ:
優しく、親しく、慈悲深き主イエス・キリストよ SWV285(*)
マインデルト・ツヴァルト(アルト(*))
ヤン・エルンスト(オルガン)
録音:1998年、つくば市、バッハの森
使用楽器:1989年、ユルゲン・アーレント製

CARPE 16252 \2180
薄明かりの歌
ジョン・ダウランド(1562/63-1626):
暗闇にわたしは住みたい/来たれ、重い眠り
嘆け、昼は暗闇のなかに去った/つれない人、だからわたしの心を奪って
来たれ、重苦しい夜/もう泣くな、悲しみの泉よ
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
ジョン・ダウランドによる夜の曲 Op.70(ギター独奏)
レノックス・バークリー(1903-1989):
薄明かりの歌 Op.65(高声とギターのための)
コルネリア・ヘルヴィヒ(ソプラノ)
カトリン・ゲルネ(ギター)
録音:1996年10月、1997年2月、ベルリン=ヴァンゼー、アンドレアス教会、
ダイレクト・ディジダル・ステレオ
「夜」、「暗闇」、「薄明かり」をテーマとしたアルバム。

CARPE 16255 \2180
アモローゾ マンチーニ:リコーダー・ソナタ集
フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737):
フルートと通奏低音のための12のソナタ(1724)から
第2番ホ短調/第10番ロ短調/第7番ハ長調
第6番変ロ長調/第1番ニ短調/第4番イ短調
トリオ・マンチーニ
セシル・ルミー(リコーダー)
ディルク・ベルナー(チェンバロ)
野入志津子(アーチリュート)
録音:1996年12月、リヨン、聖ルイ=聖ブリュノ礼拝堂
マンチーニはナポリに生まれナポリに没した作曲家。アレッサンドロ・スカル
ラッティの好敵手とみなされた彼は数多くのオペラ、オラトリオ、カンタータ
を書き、国の内外で名声を得ました。「12のソナタ」はマンチーニの活躍が頂
点をきわめた時期に書かれロンドンデ出版された、大家の風格じゅうぶんの充
実した曲集。現在、リコーダー奏者の重要なレパートリーとされています。ト
リオ・マンチーニはバーゼル・スコラ・カントールムで出会った3人が結成した
トリオ。

CARPE 16256 \2180
オフレンダ リコーダーとパーカッションのための20世紀作品集
マリオ・ラヴィスタ(1943-):
供物[オフレンダ](テノール・リコーダーのための)
アンネッテ・シュルツ(1964-):
夏の鎌(ソプラノ・リコーダー、アルト・リコーダー、
テノール・リコーダー、バス・リコーダーとパーカッションのための)(*)
イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971):
無伴奏クラリネットのための3つの小品 から
第1曲,第3曲(アルト・フルートのための編曲版)
ユップ・ストラッセル(1934-):
接触点(テノール・フルート、マリンバとパーカッションのための)(*)
カリオペ・ツォウパキ(1963-):
Charavgi(ルネサンス・アルト・リコーダーのための)
カティア・ライザー(リコーダー)
タン・クタイ(パーカッション、マリンバ)(*)
録音:1997年10月、1999年3月、ベルリン=アドラースホフ、変容教会
リコーダーというと一般には教育用楽器あるいは古楽器の印象が強いと思われ
るますが、実は近年、リコーダーのために書かれた新作は急増しています。こ
のアルバムではリコーダーの「静」の側面を探求した作品が選ばれており、共
演するパーカッションも神秘的な雰囲気を高めるのに一役買っています。テノ
ール・リコーダーはときに尺八のように響きます。ライザーはダン・ラウリン
他に師事したドイツの女性リコーダー奏者。

CARPE 16257 \2180
王のシャンブル付き楽団終身音楽家
オトテール:フラウト・トラヴェルソと通奏低音のための作品集
ジャック=マルタン・オトテール(1680-1761):
フラウト・トラヴェルソのための曲集第1巻 から 組曲第4番ホ短調
フラウト・トラヴェルソのための曲集第2巻 から 組曲第3番ニ長調
フラウト・トラヴェルソのための曲集第2巻 から 組曲第1番ト短調
フラウト・トラヴェルソのための曲集第1巻 から 組曲第1番ニ長調
レジネーガル
ロドリーゴ・タラーサ(フラウト・トラヴェルソ)
クリスティーネ・ゲファート(チェンバロ)
ペトル・ヴァグネル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
録音:1998年7月、オスナブリュック、聖マリア教会
オトテールはフランスの管楽器製作家・演奏家の一族に生まれ、製作・作曲・
演奏・教育のすべてにおいて最高の才能を発揮しました。彼は国王ルイ14世の
宮廷楽団の管楽器奏者として活躍し、当時の音楽家としては最高の名誉である、
「王のシャンブル付き楽団終身音楽家」の称号を授与されました。オトテール
が書いたフラウト・トラヴェルソのための作品は、現在も続く「フルート王国
フランス」の幕開けを告げるものでした。タラーサはチリに生まれ、ハーグ音
楽院でバルトルト・クイケンに師事したフラウト・トラヴェルソ奏者。

CARPE 16258 \2180
ラ・ゴルフェランマ 2つのコルネットのためのイタリアの音楽 1600-1650
ニコロ・コッラディーニ(1585?-1646):
ラ・ゴルフェランマ[コルネット2、オルガン2]
フランチェスコ・ロニョーニ(17世紀):
2つのコルネットのためのカンツォン第2番(1626)[コルネット2、オルガン2]
来たれ主よ[コルネット、オルガン]
2つのコルネットのためのカンツォン第1番(1626)[コルネット2、オルガン2]
サロモーネ・ロッシ(1570-1642?)
ソナタ「ラ・ヴィエナ」(1623)[コルネット2、チェンバロ]
ソナタ「ラ・ロマネスカ(1626)[コルネット2、チェンバロ]
ソナタ「ラ・ベルガマスカ」(1642)[コルネット、リコーダー、レガール]
ジュゼッペ・スカラーニ(1628-1674?):
2声のソナタ第3番[ミュート・コルネット2、チェンバロ]
チプリアーノ・デ・ローレ(1516-1565)/
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ(16世紀)編曲:
ふたたび別れて[ミュート・コルネット、チェンバロ]
ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチオ(17世紀):
ソプラノ2声のエコーのソナタ[コルネット2、チェンバロ、レガール]
ジュゼッペ・スカラーニ:2声のソナタ第5番[コルネット2、チェンバロ]
ジョヴァンニ・ガブリエリ(1558?-1613):
カンツォン 第1旋法[コルネット2、オルガン2]
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525?-1594)/
ジョヴァンニ・バッサーノ(16-17世紀):あなたは完全に美しい
[コルネット、オルガン]
ジュゼッペ・スカラーニ:2声のソナタ第1番[コルネット2、オルガン]
ダリオ・カステッロ(?-1656/58)
ソプラノ2声のソナタ第2番[リコーダー2、オルガン]
ソプラノ2声のソナタ第1番[コルネット2、オルガン]
ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチオ(17世紀):
立ちつくすマリア(1617)[ミュート・コルネット2、オルガン]
ジョヴァンニ・ガブリエリ:
エコーのカンツォン 第12旋法[コルネット2、オルガン2]
ル・コンセール・ブリゼ
ウィリアム・ドンゴワ(コルネット、リコーダー)
濱田芳道(コルネット、リコーダー)
カーステン・ローフ(オルガン、チェンバロ)
ピエール=アラン・クレルク(オルガン、レガール)
録音:1998年、スイス、ローザンヌ、聖ローラン教会、ノイヒャテル歴史博物館
日本の誇るコルネット&リコーダー奏者、濱田芳道。二重合奏形式の作品を2台
のオルガンを備えた聖ローラン教会で、室内ソナタをリュッケルス製チェンバロ
を所蔵するノイヒャテル博物館でそれぞれ収録。コルネットの名手二人による歌
い交わすようなデュオが魅力。

CARPE 16260 \2180
アルタ・ムジカ チコーニア、デュファイ、ヴォルケンシュタイン:作品集
作曲者不詳(14世紀):Wel were hym that wyst
作曲者不詳(15世紀):Puisque je sui d'Amours loial servant
ギヨーム・デュファイ(1400頃-1474):年の初めのこの日に(*)
作曲者不詳(14世紀):Je voy le tens venir
作曲者不詳(14世紀):Contre le tremps et la sason jolye/He,mari,mari
オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン(1337-1445):
あなたはわたしの美しい心を選んだ(*)
ピエール・ド・モラン(14世紀):Amis tout dous vis
作曲者不詳(15世紀):De tout flors
オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン:楽しく美しき五月に(*)
ギヨーム・デュファイ:四旬節のグローリア
ヨハネス・チコーニア(1370頃-1412):Ben che da vui donna
作曲者不詳(14世紀):ラ・マンフレディーナ/ラ・マンフレディーナのロッタ
ヨハネス・チコーニア:Doctorum principem/Melodia suavissima/Vir mitis
作曲者不詳(14世紀):愛する人よ、わたしはあなたに仕えなければならない(*)
ギヨーム・デュファイ:美しい人よ、楽しげで優雅な人よ/わが幸福、わが愛
ニコラス・グレノン(1385頃-1456):La plus jolie et la plus belle
ヨハネス・チコーニア:一頭のヒョウ
ロバート・モートン(1430頃-1475):
Il sera pour vous conbatu/戦士(ロム・アルメ)
アルタ・ムジカ
ライナー・ベーム(ショーム、リコーダー、ストリング・ドラム)
ダグマー・イェニケ(ボンバルド、リコーダー、ストリング・ドラム)
ハンス=ユルゲン・ブルクガラー(ボンバルド、フィドル)
マリア・ケプケ(ソプラノ)(*)
ペトラ・プリース(フィドル) カロリーネ・シュナイダー(ショーム)
録音:1999年4-6月、ベルリン=ヴァンゼー、アンドレアス教会
14-15世紀の作品(ほとんどが声楽曲)を管楽器を中心にして演奏したアルバム。
アルタ・ムジカは1985年にライナー・ベームによって創設された中世の楽器を
用いる管楽アンサンブルで、レパートリーに応じて歌手、弦・打楽器奏者も参
加しています。ショームはオーボエの前身にあたるダブル・リードの木管楽器
で、ボンバルドはその大型(低音)のもの。カッチリとまとまった演奏と録音は、
やはりドイツのアンサンブル、レーベルならではといえるでしょう。

CARPE 16261 \2180
アリア・アンティガ
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):
歌曲&室内楽作品集
恋する羊飼いの歌(ソプラノとフルートのための;1935)
古い歌[アリア・アンティガ](フルートとギターのための;1960)
カスティーリャ詩集
(ソプラノ、ピッコロ、ツィンクとギターのための;1980)から
サン・フアン・イ・パスクァ/別離と孤独/愛する人の忍耐強さ
前奏曲とリトルネッロ(チェンバロのための;1979)
カナリア諸島のフォリア(ソプラノとギターのための;1958)
2つの小幻想曲(ギターのための;1987);
なんてすてきな小道!/セファルディムのこだま
3つのビリャンシーコ(ソプラノとギターのための;1952);
Pastorcito Santo/アリアと冗談/Coplillas de Belen
即興曲(ハープのための;1959)
夜明けのセレナード(フルートとギターのための:1982)
クリスティーネ・ヴォルフ(ソプラノ)
カトリン・ケルネ(ギター)
レギナ・ヴィルシング(フルート)
ウィリアム・ドンゴワ(ツィンク)
カティア・ライザー(ピッコロ)
ベニ・アラキ(チェンバロ)
ドメニカ・レーツ(ハープ)
録音:1999-2001年、ベルリン=アルダースホフ、変容教会
ロドリーゴの小編成作品をたっぷり楽しめるアルバム。「カスティーリャ詩集」
で用いられるツィンクは、ルネサンスからバロック初期にかけて使用された木
管楽器で、コルネットとも呼ばれたものです。

CARPE 16262 \2180
ガブリエル・フォーレ(1845-1924):
ヴァイオリンとピアノのための作品集
ソナタ第1番 Op.13/ソナタ第2番 Op.108/ロマンス Op.28
アリアドネ・ダスカラキス(ヴァイオリン(*))
ログリット・イシャイ(ピアノ(+))
録音:2000年7月、ベルリン、ジーメンスヴィラ
使用楽器:1856年ジャン=バティスト・ヴィヨーム製(*)/1900年頃エラール製(+)
ボストン生まれのダスカラキスとイスラエル生まれのイシャイが、ピリオド楽器
で聴かせます。

CARPE 16263 2枚組 \3250
アルプスの向こうの音楽 太陽王ルイ14世の宮廷
ロスト写本から
[室内用音楽:ラ・カッタリーナ](*)
タルクィニオ・メールラ(1595-1665):ラ・カッタリーナ
ヨハン・ローゼンミュラー(1619頃-1684):2声のソナタ
作曲者不詳:2声のソナタ
ゲオルク・ムッファト(1653-1704):パッサカリア
ジョヴァンニ・パンドルフィ=メアリ(17世紀):ラ・カステッラ
ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616-1667):組曲第20番
マウリツィオ・カッツァーティ(1620-1677):
ラ・フィアスカ/12の音によるカプリッチョ/パッサカリオ=チャコーナ
[教会用音楽:ラ・カルカニーニャ](+)
ゲオルク・ムッファト:トッカータ第1番
ヨハン・ローゼンミュラー:ソナタ
マウリツィオ・カッツァーティ:ラ・カルカニーニャ
ヨハン・シュトス:ソナタ
ゲオルク・ムッファト:トッカータ第7番
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1623-1680):ソナタ第2番
ヨハン・ローゼンミュラー:ソナタ
ヨハン・カスパル・ケルル(1627-1693):パサカーユ
マウリツィオ・カッツァーティ:チャコーナ
タルクィニオ・メールラ(1595-1665):ラ・カッタリーナ
ル・コンセール・ブリゼ
ウィリアム・ドンゴワ(コルネット、指揮) 
クリスティン・モラン(ヴァイオリン)
カーステン・ローフ(チェンバロ) 西山まりえ(ハープ)
アンネ=カトリーネ・ブヒャー(オルガン)
録音:2001年、ヌシャーテル芸術歴史博物館(*)/2002年、スール、聖マルタン
教会(+)
1653年にドイツのフランツ・ロストによって編纂され、彼の死後フランス国王
ルイ14世の手に渡った写本に収められたドイツ、オーストリア、イタリアの器
楽作品を中心にしたアルバム。ヨーロッパでの活躍が目立つ西山まりえの参加
もポイントです。

CARPE 16264 \2180
「星と海」
リー・サンタナ:ヴィオラ・ダ・ガンバとリュートのための音楽
GREENPEACE MUSIC 2 [The North Sea - Whole Song - Whale Song]
GREENPEACE MUSIC 5
[Energy,kinetic,dynamic - A Prayer for Little Edie - Courtney -
Caliban Recap]
GREENPEACE MUSIC 4
[What the Sea Said - What the Sky Said - Pick-a-Mowen]
GREENPEACE MUSIC 3
[Copperline - On the Banks of the Mississippi - The Star and the Sea -
Fancy-Grade A - Sun Dance]
BILDER BALLET 1 [The Window - Der Flieger - R.C. - Das rote Kissen]
ヒッレ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
リー・サンタナ(リュート)
人気抜群のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ヒッレ・パールと、コンポーザー=リュー
ティストであるリー・サンタナのデュオ・アルバム。サンタナはアメリカ合衆国
フロリダに生まれ、ロックとジャズのギタリストとして活動した後、古楽に惹か
れてリュートを学び、作曲も開始しました。当アルバムの収録曲もすべて彼の
オリジナルです。

CARPE 16265 \2180
オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタインの音楽
クリストフォルス・デ・モンテ(1383頃-1437):Plaude decus mundi[器楽]
オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン(1377-1445):
シリアで騒ぎがあった
フランチェスコ・ランディーニ(1335頃-1397):
春が来た/愛の神よ、この乙女を
オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン:煙で目を悪くする者は
作曲者不詳(14世紀):Je voy mon cuer[器楽]/サルタレッロ[器楽]
オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン:めでたし御母なる女王
ピエール・ド・モラン(14世紀):De ce que fol pense[器楽]
オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン:
来たれ、いとしい人よ!/好意の心で[器楽]/起きて、マレデル!
ピエール・フォンテーヌ(1390頃-1447):
A son plaisir volentiers serviroye[器楽]
マルティヌス・ファブリ(14世紀):
N'ay je cause d'estre lies et joyeux[器楽]
オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン:美しく生気あふれる五月
ニコラス・グレノン(1385頃-1456):もっともかわいく美しい
ザルツブルクの修道士(14世紀):Nachthorn[器楽]
オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン:
Ain gut geporen edelman[器楽]
起きろ、おれたちは眠りたい/わが心の痛みは消え去り
作曲者不詳(15世紀):めでたし御母、おおマリア
アンサンブル・アルタ・ムジカ
マリア・ケプケ(ソプラノ) マルクス・シュック(テノール)
ライナー・ベーム(ショーム、リコーダー、ストリング・ドラム)
ダグマー・イェニケ(ポマー、リコーダー)
ハンス=ユルゲン・ブルクガラー(ポマー、フィドル)
カロリーネ・シュナイダー(ショーム、アルト)
アンナ・シュタイゲンベルガー(ソプラノ) ペトラ・プリース(フィドル)
録音:2001年5、7、9月、ベルリン、アンドレアス教会
最後のミンネゼンガー(ドイツの吟遊詩人)、オスヴァルト・フォン・ヴォルケ
ンシュタインと同時代の音楽で構成されたアルバム。

CARPE 16266 \2180
甘美なる旋律 17世紀イタリアの音楽
ジュゼッペ・スカラーニ(1628頃活動-1674?):ソナタ「ラ・ノヴェッラ」
マウリツィオ・カッツァーティ(1620-1677):
カプリッチョ「イル・ボヴィオ」/ガリアルダ「ラ・マニャーニ」
コッレンテ・フランチェーゼ「ラ・グラッサ」
バルトロメオ・ディ・セルマ(17世紀):カンツォーナ第11番
ジュゼッペ・スカラーニ:ソナタ第16番
マウリツィオ・カッツァーティ:カプリッチョ「イル・ファントゥッツィ」
アンドレア・ファルコニエリ(1585-1656):甘美な旋律/フォリアス
バルトロメオ・ディ・セルマ:ファゴットのためのファンタジア
マウリツィオ・カッツァーティ:
カプリッチョ「イル・コスピ」/アッレマンダ「ラ・ギシラルディ」
ジガ「ラ・マルシーリャ」
バルトロメオ・ディ・セルマ:カンツォーナ第17番
ジュゼッペ・スカラーニ:ソナタ第3番
アンドレア・ファルコニエリ:パサカーユ=チャコーナ
マウリツィオ・カッツァーティ:
カプリッチョ第12番「夜」/陰のバッロ/コンタディーニのバッロ/
パッサカリオ
タルクィニオ・メールラ(1595-1665):チャコーナ
アンサンブル・バディネリ
ラヘル・シュテルガー(リコーダー) ウィリアム・ドンゴワ(コルネット)
クリステャイン・ボイス(ドゥルツィアン)
アレクサンダー・ヴァイマン(チェンバロ、オルガン)
カール=エルンスト・シュレーダー(テオルボ、ギター)
録音:2000年4月、ベルリン、アンドレアス教会
リコーダーとコルネットが旋律を吹き、ヴィオラ・ダ・ガンバやチェロではな
くファゴットの前身楽器ドゥルツィアンが通奏低音を吹く、管楽器を主体とし
た演奏です。




<LAMMAS>
LAMM 133D \2300
踊れ、わが心
ロバート・ウォーカー(1946-):
Dance, my heart / As the apple tree/ Missa brevis
Adam lay ybounden / O Lord, thou hast searched me out
Psalm 2 / Hymn - Thine for ever / Psalm 1
エドワード・エルガー(1857-1934):
Give unto the Lord / Ave verum corpus / Ave Maria
Ecce sacerdos / Intende voci orationis meae
Seek him that maketh the seven stars / Light of the world
ニール・テイラー(指揮)
シェフィールド大聖堂少女&男声聖歌隊ピーター・ヘギンボダム(オルガン)
録音:2001年5月14-17日、英国、シェフィールド大聖堂

LAMM 134D \2300
聖アンドルーの祝日のための晩祷
召集の鐘
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1924):
Opening voluntary; Prelude No.5 in G Op.101 / Introit: Justorum animae
バーナード・ローズ(1916-1997):Welcome and Preces
ジェイムズ・タール(1802-1882):Psalm 149
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード:Psalm 150
First lesson; Zechariah Chapter 8. Verse 20(先唱者による朗読)
エドワード・H・ソーン(1834-1916):
Office hymn; Jesus calls us! o'er the tumult (St.Andrew)
エドマンド・ラッブラ(1901-1986):Magnificat in A flat
Second Lesson; St. John, Chapter 1. Verse 35(助祭による朗読)
エドマンド・ラッブラ:Nunc dimittis in A flat
Apostles' Creed
バーナード・ローズ:Responses
Collects
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):Anthem; The Twelve
Intercessions(先唱者による)
ヘンリー・スマート(1813-1879):
Hymn; Light's abode, celestial Salem (Regent Square)
(デスカント&アーメン:マルコム・アーチャー作曲)
Blessing(助祭による)
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード:
Voluntary; Fantasia and Toccata Op.57
マルコム・アーチャー(指揮)
ウェルズ大聖堂聖歌隊
ルパート・ゴフ(オルガン)
録音:2001年6月11-12日、英国、ウェルズ大聖堂

LAMM 135D \2300
幸運
ヒューバート・パリー(1848-1918):I was glad
モーツァルト(1756-1791):Ave verum
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1924):Magnificat in G
モーツァルト:Gloria
J・S・バッハ(1685-1750):Jesu, joy of man's desiring
ウィリアム・バード(1543-1623):Kyrie
スタンリー・ヴァン(1910-): Hail true body
フィリップ・ウィルビー(1949-):Pilgrim's song
ジョン・ステイナー(1840-1901):I saw the Lord
エドワード・エルガー(1857-1934):Ave verum
サミュエル・セバスティアン・ウェスリー(1810-1876):
Blessed be the God and Father
ウィリアム・バード:O Lord, make thy servant Elizabeth
ウィルフリッド・マザーソール(1898-1992):Psalm 23
フィリップ・ウィルビー:If ye love me
デイヴィッド・ホーン(1970-):Agnus Dei
マルコム・アーチャー(1953-):Pie Jesu
ヒューバート・パリー:Jerusalem
ジェイムズ・トマス(指揮)
聖エドマンズベリー大聖堂聖歌隊
マイケル・ボートリー(オルガン)
録音:2001年7月2-4日、英国、聖エドマンズベリー大聖堂

LAMM 137D \2300
ユビラーテ・アニョ
フランク・マルタン(1890-1974):
Mass for Double Choir[二重合唱のためのミサ]
ピエール・ヴィレット(1926-1998):Salve Regina
ジェラルド・フィンジ(1901-1956):Magnificat
ギュスターヴ・ホルスト(1874-1934):Nunc dimittis
グレイストン・アイヴズ(1948-):Ride on
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):Rejoice in the lamb
マシュー・オドノヴァン(指揮)
オックスフォード大学アーケイディアン・シンガーズ
ジェイムズ・デイヴィー(オルガン)
録音:2001年12月5-7日、英国、オックスフォード、マートン・カレッジ

LAMM 138D \2300
かくも素晴らしき祝祭 ボーイソプラノのための歌曲集
J・S・バッハ(1685-1750):Bist du bei mir
ヘンデル(1685-1759):I know that my redeemer liveth (Messiah)
ヘンリー・パーセル(1659-1695):Evening Hymn
フォーレ(1845-1924):Pie Jesu
ヒューバート・パリー(1848-1918):Long since in Egypt's plenteous land
ポール・エドワーズ(1956-):No small wonder
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):A New Year Carol
ジェフリー・バーゴン(1941-):Nunc dimittis
マックス・レーガー(1873-1916):Zwei geistliches Lieder
Ich sehe dich in tausend Bildern,Meine Seele ist still zu Gott
マシュー・オーウェンズ:O sacrum convivium
フランク・マルタン(1890-1974)/イアン・トレイシー編曲:
The Lord's prayer
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):The Call
フランク(1822-1890):Panis angelicus
合衆国伝承曲/パウエル編曲:Amazing grace
モーリス・デュリュフレ(1902-1986):Pie Jesu
シェーカー教徒伝承曲/マシュー・オーウェンズ編曲:Lord of the dance
ジョナサン・レンデル(ボーイソプラノ)
マシュー・オーウェンズ(指揮、オルガン)
録音:2002年1月21-25日、英国、エディンバラ、聖メアリー監督派教会

LAMM 140D \2300
清き喜びの国
ボブ・チルコット(1955-)編曲:Ev'ry time I feel the Spirit
デオダ・ド・セヴラック(1873-1921):Tantum ergo
ボブ・チルコット編曲:Were you there ?
ジョン・ベル(1949-):Take this moment / A touching place John
アンドルー・カーター(1939-):Magnificat ("The Southwell Service")
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1924):Pater noster
ポール・レディントン・ライト(1951-):O Lord of every constellation
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548頃-1611):Pueri Hebraeorum
グレイストン・アイヴズ(1948-):There is a land of pure delight
トマス・ターティアス・ノーブル(1867-1953):Come, labour on
クリストバル・デ・モラーレス(1500頃-1553):Peccantem me quotidie
ボブ・チルコット編曲:Nobody knows the trouble I've seen
ジョン・ベル:The last journey
ウィリアム・バード(1543-1623):Civitas sancti tui
デイヴ・エヴァンス(1874-1948)/
ロバート・ラムスキル(1950-)編曲:Be still for the presence of the Lord
アンドルー・カーター:Nunc Dimittis ("The Southwell Service")
モーリス・ベヴァン(1921-):
There's a wideness in God's mercy ("Corvedale")
ゴードン・ステュワート(指揮)
RSCM・ミレニアム・ユース合唱団
ティモシー・バイラム=ウィグフィールド(オルガン)
録音:2002年4月5-6日、英国、ケンブリッジ、ジーザス・カレッジ礼拝堂

LAMM 141D \2300
出でよ、出でよ、わが声よ ボーイソプラノのための歌曲集
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1924):Magnificat in G
J・S・バッハ(1685-1750):
Come let us all this day / Come, come, my voice / My heart ever faithful
ジャン・バティスト・フランソワ・ラルエット(1651-1728):
O mysterium ineffabile
ヘンデル(1685-1759):
How beautiful are the feet / I know that my Redeemer liveth
ジョージ・ダイソン(1883-1964):Magnificat in F
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):The Call
ピーター・ハーフォード(1930-):Litany to the Holy Spirit
ジョン・ラッター(1945-):A Gaelic Blessing
ジョン・ダンクワース(1927-):Light of the world
ジョン・アイアランド(1879-1962):Ex ore innocentium
ケネス・レイトン(1929-1988):Lully, lulla, thou little tiny child
ハーバート・ケネディ・アンドルーズ(1904-1965):Magnificat in D
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード:A song of peace
メンデルスゾーン(1809-1847):
Lord, at all times I will bless Thee / Hear my prayer
ニコラス・フレッチャー(ボーイソプラノ)
ポール・ヘイル(指揮)
サウスウェル修道院教会聖歌隊
フィリップ・ラッシュフォース(オルガン)
録音:2002年4月24-26日、英国、サウスウェル修道院教会

LAMM 142D \2300
されば主にもとに来たれ
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):Jubilate Deo (Psalm 100)
黒人霊歌/フィリップ・E・ベイカー(1934-)編曲:
Peace like a river spiritual
ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス(1869-1941):
Psalm 23 / Psalm 121 / Psalm 130
ジョン・バーナード、グレアム・エリオット編曲:Amazing Grace
ウィリアム・バード(1543-1623):Sing joyfully
グレアム・エリオット:So come to Him
黒人霊歌/
チャールズ・ウィンフレッド・ダグラス(1867-1944)編曲:Were you there ?
ウィリアム・マッキー(1901-1984):
We wait for Thy loving kindness, O Lord
黒人霊歌/ハリー・T・バーレイ編曲:Deep River
ウィリアム・ハワード・ドーン(1832-1915):More love to Thee, O Christ
ウィリアム・バード:Teach Me, O Lord
黒人霊歌/カール・ヘイウッド編曲:Let us break bread together
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1924):
The Lord is my shepherd
黒人霊歌/ウィリアム・L・ドーソン(1898-)編曲:Ain'-a that good news !
グレアム・エリオット:I am the good shepherd / Oculi omnium
メンデルスゾーン(1809-1847):He, watching over Israel
グレアム・エリオット:Hear o Israel
エイドリアン・バッテン(1591-1637):O sing joyfully
エドワード・ミラー(1731-1807)/グレアム・エリオット編曲:
When I survey
黒人霊歌/ジョン・バーナード編曲:Deep river
トマス・ターティウス・ノーブル(1867-1953):Come labor on
グレアム・エリオット(指揮)
ワシントンDC・ロッククリーク教区聖ポール教会聖歌隊
ニール・ウェストン(オルガン)
録音:2002年4月30日、5月3-4日、合衆国ワシントンDC、
ロッククリーク教区聖ポール教会

LAMM 144D \2300
MはMusickのM
マルコム・アーチャー(1952-):O clap your hands
エドワード・ベアストウ(1874-1946):The Blessed Virgin's cradle song
ジョン・アイアランド(1879-1962):Greater Love
ジョン・タヴナー(1944-):Song for Athene
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525頃-1594):
Sicut cervus
ジョン・タヴナー:Hymn to the Mother of God
ジョン・ラッター(1945-):A Gaelic blessing
ウィリアム・マサイアス(1934-1992):Let the people praise thee O God
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):Rejoice in the Lamb
ポール・エアーズ(1970-):Advent fantasia
ジェイミー・ハイテル(指揮)
アクロン聖ポール監督派教会聖歌隊
ジェニー・キーンズル(オルガン)
録音:2002年6月10-11、14-16日、合衆国オハイオ州アクロン、聖
ポール監督派教会

LAMM 146D \2300
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):黄金の虚栄 少年合唱のための作品集
黄金の虚栄[The golden vanity]Op.78
キャロルの祭典[A ceremony of carols]Op.28
ミサ・ブレヴィス ニ長調[Missa brevis in D]Op.63
少年十字軍[Children's crusade]Op.82
スティーヴン・ダーリントン(指揮)
オックスフォード・クライストチャーチ大聖堂聖歌隊
クライヴ・ドリスキル=スミス(オルガン)
録音:2002年7月1-2日、2003年5月20-21日、
英国、オックスフォード、クライストチャーチ大聖堂

LAMM 147D \2300
真実なる十字架
ヘンリー・パーセル(1659頃-1695):Hear my prayer
ジョン・サンダーズ(1933-):The reproaches
ジョン・ブロウ(1649-1708):Salvator mundi
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):A Litany
エドワード・ベアストウ(1874-1946):The Lamentation
パブロ・カザルス(1876-1973):O vos omnes
ポルトガル王ジョアン4世(1604-1656):Crux fidelis
アントニオ・ロッティ(1667-1740):Crucifixus
ケネス・レイトン(1929-1988):Drop, drop, slow tears
ヘンデル(1685-1759):Since by man came death (from "Messiah")
デオダ・ド・セヴラック(1873-1921):Tantum Ergo
フランシス・プーランク(1899-1963):Litanies a la Vierge noire
フランス伝承曲/マイケル・ニコラス(1938-)編曲:Love is come again
オランダ伝承曲/チャールズ・ウッド(1866-1926):This joyful Eastertide
ウィリアム・バード(1543-1623):Haec dies
ジョン・スコット(1956-):Easter Anthems
リチャード・シェファード(1949-):Ye Choirs of new Jerusalem
ニール・テイラー(指揮)
シェフィールド大聖堂少女&男声聖歌隊ピーター・ヘギンボダム(オルガン)
録音:2002年7月15-17日、9月19日、英国、シェフィールド大聖堂

LAMM 149D \2300
MORE THAN HYMNS
ジョン・ガードナー(1917-):Fight the good fight
不詳(17世紀フランスのノエル)/
ロジャース・カーヴィ=クランプ(1944-)編曲:
Let all mortal flesh keep silence
デイヴィッド・エヴァンズ(1957-)/
インドラ・ヒューズ(1968-)編曲:Be still, for the presence of the Lord
ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス(1869-1941):
King of glory, king of peace
シドニー・カーター(1915-)/
バリー・ローズ編曲:When I needed a neighbour, were you there ?
ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス:Blessed are the pure in heart
不詳(17世紀フランスのノエル)/
スティーヴン・ジャクソン(1951-)編曲:Let all mortal flesh keep silence
バリー・ローズ(1934-):Christ be with you
Eric Thiman(1900-1975):Brightest and best of the sons of the morning
ヨハン・フライリングハウゼン(1676-1739)/
ギャビン・ウィリアムズ(1942-)編曲:Jesus is the brightest light
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):A Hymn for St.Cecilia
ウィリアム・ホーズリー(1774-1858)/
バリー・ローズ編曲:There is a green hill far away
ヨハン・ヴォルフガング・フランク(1644-1710頃)/
ギャビン・ウィリアムズ編曲:Now is the bitter time
バリー・ローズ:
Morning glory, starlit sky (Love's endeavour, Love's expense)
ウィリアム・ハリス(1883-1973):Come down, o love divine
ジョゼフ・バーンビー(1838-1896):
O perfect love, all human thought transcending
クリストファー・スティール(1938-1991):Thou art the way
ヒューバート・パリー(1848-1918):
Crossing the bar (Sunset and evening star)
アイルランド民謡バリー・ローズ編曲:
Lord of all hopefulness, Lord of all joy
ジョージ・ダイソン(1883-1946):Let all the world in every corner sing
マルコム・アーチャー(指揮)
ウェルズ大聖堂少年&男声聖歌隊
ルパート・ゴフ(オルガン)
録音:2002年10月2-3、10日、英国、ウェルズ大聖堂

<MEMORIES>
MR2063/64 2枚組 \3380
モノラル
ベートーヴェン:
交響曲第8番(56年5月ライヴ)、交響曲第7番(51年4月ライヴ)
交響曲第9番「合唱」(56年5月ライヴ)
オットー・クレンペラー指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管、
グレ・ブロウエンシュティン(S)、アニー・ヘルメス(A)、
エルンスト・ヘフリガー(T)、ハンス・ウィルブリンク(Br)
クレンペラーはコンセルトヘボウ管と非常に密接であり、複数に渡るベートーヴェ
ン・ツィクルスを開催するなど活動も意欲的でした。その割りにこのコンビのディ
スクは少なく、当盤は貴重です。特に第7番は、51年の珍しい演奏が採用されており
ます。「第9」もこの巨匠のベストとも呼ばれる決定的名演。フィルハーモニア管の
音色に個性の弱さを感じるファンは必携のアイテムです。音質も年代を考えれば非
常に良好です。

MR2065/66 2枚組 \\3380
モノラル
チャイコフスキー:
交響曲第4番(29年6月スタジオ)、
交響曲第5番(39年11月ライヴ)、
大序曲一八一二年(40年4月スタジオ)
弦楽セレナード(38年11月スタジオ)
メンゲルベルク指揮
コンセルトヘボウ管
メンゲルベルクの極めつけチャイコフスキー!しかもいずれも希少な演奏が集まり
ました。第4番は意外や唯一の録音で、この頃から既に濃厚な味わいです。第5番は、
珍しいライヴ録音で、雰囲気満点で、ベルリンフィルとのテレフンケン録音と一味
違った名演。そしてロマンティックの極みとも言えるのが、弦楽セレナードでまさ
に涙なしには聴けない、心の嘆きが聴きものです。大袈裟な大序曲一八一二年も副
題通りの凄まじさです。



modoru