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<クラシック・輸入盤新譜情報 06−09>
 
コメントはメーカー案内書より抜粋です
 
<Deutsche Grammophon>
1703139 \1850
4765722 同内容のアナログ盤(初回限定) \3350(予定)
ポップス界の大御所が由緒あるクラシック・レーベルからデビュー!
スティング
「ソング・フロム・ザ・ラビリンス」
ダウランド:リュート伴奏歌曲集
1.ダウランド:ウォルシンガム
2.ダウランド:あのひとは言い訳できるのか
3.「公正なる閣下…」 ロバート・セシル卿への手紙
(1595年11月10日 ニュルンベルク)
4.ダウランド:流れよ、わが涙(ラクリメ)
5.ジョンソン:あなたは見たのか
6.ジョンソン:輝く百合を
7.「…かつてジョンソン氏が亡くなられた折…」
ロバート・セシル卿への手紙(続き)
8.ダウランド:いと高貴で偉大なるデンマーク王クリスチャン4世のガリアード
9.ダウランド:一番低い木にも梢はある
10.「…私の望むように…」 ロバート・セシル卿への手紙(続き)
11.ダウランド:ご婦人用の見事な細工物
12.「…そこから私はヘッセン方伯のところへ行きました…」
ロバート・セシル卿への手紙(続き)
13.ダウランド:ファンタジア
他全16曲+朗読7通
スティング(Vo、リュート)
エディン・カラマーゾフ(リュート)
「ダウランドの歌は20年以上私の心から離れたことがありませんでした」とダ
ウランドへの秘めた想いを明かすスティング。ポップス界の大御所である彼が
クラシックの伝統レーベル、ドイツ・グラモフォンと契約、長年あたためてき
たダウランドのリュート伴奏歌曲の録音がついに実現しました!ジョン・ダウ
ランドは17世紀イギリスで活躍した国王付属のリュート奏者。作曲も手がけ、
人間の愛や悲しみを歌ったリュート伴奏歌曲は80曲以上が残されています。記
念すべき今回のアルバムではダウランドと同時代の作曲家ジョンソンの作品も
含め11の歌曲と5つのリュート作品を収録、加えてダウランドによる7通の手紙
をスティングが朗読しており、全収録時間は50分以上に渡っています。リュー
ト作品では自らリュート演奏も披露。自分のバックバンドでギターを務めるあ
のドミニク・ミラーから、数年前にリュートを贈られ、密かに練習を積んでき
た成果も披露しています。「私にとってそれらは17世紀のポピュラー・ソング
であり、自分にも関係があることなのです。それらは美しいメロディーと幻想
的な歌詞、そして素晴らしい音楽を持っています。私は常にダウランドの音楽
を尊敬してきました」と語るスティング。ダウランドをイギリス音楽史上最初
のシンガー・ソング・ライターと捉え、この作曲家を深く敬愛しています。ス
ティングはこのアルバムを録音するにあたり、歌唱法は特に変えず普段通りの
歌い方で歌いました。ふだんはクラシックの歌唱法で歌われるこれらの作品達
ですが、スティングの飾らない自然な歌い方は逆に新鮮で、彼の物憂げな歌と
郷愁感漂う曲調が見事にマッチ。クラシックのアルバムというよりは上質の
ヴォーカル・アルバムといった雰囲気に仕上がっています。それぞれの楽曲解
説もスティングが執筆、28ページに渡るカラー・ブックレットも読み応え十分
です。そしてなんとアナログ盤も同時リリース。全世界が注目するこのアルバ
ム、スティング・ファンのみならずクラシック・ファンにもぜひとも聴いてい
ただきたい、素晴らしい内容です!


4775797 \1850
モーツァルト:レクィエム K.626
シヴィラ・ルーベンス(Sp)、リオバ・ブラウン(Ms)、
スティーヴ・ダヴィスリム(T)、ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs)、
バイエルン放送合唱団
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クリスチャン・ティーレマン
録音:2006年2月ミュンヘンにおけるライヴ
ミュンヘン・フィル音楽監督就任以来、当地はもちろん世界中から評価を飛
躍的に高めているティーレマン。彼が今年2月ガスタイク・ホールでの演奏
会で採り上げたモーツァルトのレクイエムがライヴ盤として登場します。
ミュンヘン・フィルとは音楽監督就任記念演奏会でのブルックナーの交響曲
第5番(477 5377)の名演が記憶に新しいところ。独襖系クラシック音楽の正
統的後継者としての地位を確固なものとしつつあります。
当日のコンサートも「感動的な演奏!」「こんなに美しい演奏は聴いたこと
がない」など各誌で絶賛されました。ティーレマンの指揮は自信に満ちあふ
れ、4人のソリストや合唱団、オーケストラも一体となってその棒に応えて
います。ティーレマンにとってはこれが初のモーツァルト録音で、世界中が
待ちこがれていたもの。これが最良のかたちで提示されたのは多くのクラシ
ック・ファンにとってこの上ない喜びでもあり、アニヴァーサリ・イヤーに
リリースされた数々のモーツァルト・アルバムの中でも、長く記憶に残るア
ルバムになることは間違いありません。もちろん、このレクィエムをどう評
価するかは自由ですが、ますます多様化する今後のモーツァルト解釈におい
て、ひとつの道標、スタンダードとなり得る演奏といえます。

4776196 \1850
ショスタコーヴィチ:
ヴァイオリン・ソナタ 作品134 
(ヴァイオリン、打楽器と弦楽合奏ヴァージョン)
ヴィオラ・ソナタ 作品147 (ヴィオラと弦楽合奏ヴァージョン)
ギドン・クレーメル(Vn、指揮)
ユーリ・バシュメット(Va)
クレメラータ・バルティカ
録音:2005年10月、モスクワ音楽院大ホール(Vnソナタ)、
サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー大ホール(Vaソナタ)、ライヴ
モーツァルトと並び盛り上がりを見せるショスタコーヴィチ・アニヴァーサ
リー・イヤー。数々のリリースの中でも突出した注目度を得るであろう新録
音の登場です。演奏技量のみならず、活動の先進性でも最も注目を集めてい
る弦楽器奏者、クレーメルとバシュメット。このふたりの祖国(ラトヴィア
もクレーメルが生まれたころはソ連邦)の偉大な作曲家へのトリビュート・
アルバムです。どちらもオーケストラ伴奏版の録音です。ヴァイオリン・ソ
ナタに関しては、通常ピアノ版の録音もあり、この編曲版が完成する以前に
もオーケストラ版をコンサートで取り上げてもいたクレーメル。よほどのこ
だわりがあるのでしょう。今回は、演奏にも参加しているアンドレイ・プ
シュカレフ(とM.ジンマン)が2005年に完成させた新たなアレンジ版を使用
しており、もちろん世界初録音となります。
ふたりのソリストだけでなく、クレメラータ・バルティカのアンサンブルも
非常に完成されたもので、どこをとっても興味深いリリースです。

4776228 \1850
ベートーヴェン:
交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」
交響曲 第7番 イ長調 作品92
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ
指揮:グスターヴォ・ドゥダメル
録音:2006年2月 カラカス,ベネズエラ
グスターヴォ・ドゥダメルは中南米ベネズエラ出身の25歳。彼が世界的に注
目されるきっかけとなったのは2004年グスタフ・マーラー国際指揮者コンク
ールでの優勝です。アバドは彼のことを「大変優秀な指揮者。若い世代では
ハーディングとドゥダメルが素晴らしい」と絶賛。ラトルも「偶然出会った
最も才能ある指揮者」と語り、この録音を聴いたバレンボイムは「最近聴い
た中ではもっともエキサイティングな演奏」と賞賛しています。ベネズエラ
からこうした才能が出てくることは意外に思われるかもしれませんが、この
国は音楽教育に非常に熱心で、子供を麻薬や犯罪から遠ざけるための有効な
手段という側面も併せ持ち、国をあげての取り組みとして良質な環境が整っ
ています。そうした環境の中、天賦の才能を開花させたのがこのドゥダメル。
6歳の時、アメリカ帰りのおばが彼に「運命」のスコアを与えて以来、彼は
事あるごとにそのスコアを読み、家ではCDに合わせて指揮の練習を行ってい
たとか。14歳(!)で早くもヴェネズェラの室内管弦楽団の音楽監督に就任、
指揮の勉強を本格的にはじめたのはその翌年というのもさらに驚きです。最
近では欧米各地のメジャー・オーケストラの指揮をはじめ、新演出のドン・
ジョヴァンニでスカラ座デビューも決定済み。2007年のシーズンからはエー
テボリ交響楽団の首席指揮者に就任する予定です。
ドゥダメルと共にデビューを果たすシモン・ボリバル・ユース・オーケスト
ラは、前述の音楽教育システムの頂点に位置するユース・オケ。ベネズエラ
の若い優秀な音楽家達で構成されています。日本とも関係が深く、1997年に
楽器購入費として日本から数千万円が援助されています。最近行われたヨー
ロッパ・ツアーではアバドが指揮を務めるなど、その演奏レベルは本場ヨー
ロッパの聴衆をも唸らせるほど。
演奏はハーディングとは逆に正攻法の解釈で、冒頭の重厚さと終結部の激し
い高揚感は、ティーレマンのデビュー時の衝撃に勝るとも劣らないものがあ
ります。昨年9月にDGと専属契約を締結。ベートヴェンの5番7番といえば、
いわずとしれたクライバー、ティーレマンのDGデビュー曲目であり、こんな
ところからもDGの自信のほどが伺い知れます。もちろんDGの強力なバック
アップやプロモーション体制が約束された証でもあり、「巨匠不在」が嘆か
れる21世紀の楽壇において、新たなスーパースターとなる日もそう遠くはな
いかも知れません。

4776147 2枚組 \3700
モンテヴェルディ:「聖母マリアの夕べの祈り」 全曲
ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ
指揮:ポール・マクリーシュ
ルネサンス&バロック音楽のスペシャリスト、マクリーシュがついにモンテ
ヴェルディの大作「聖母マリアの夕べの祈り」を録音!この作品はバロック
音楽の傑作であるだけでなく、宗教音楽としてもひじょうに重要な作品で、
今までにも数々の名録音が誕生しています。マクリーシュは手兵ガブリエリ
・コンソート&プレイヤーズと共に周到にリハーサルを行い、この録音のた
めに特別なヴァイオリンを2本新調するという気合の入りよう。このコンビ
は2002年に発売されたバッハの「マタイ受難曲」での1パート一人に切りつ
めた合唱が衝撃的でしたが(しかも2枚組!474 2002)、今回のモンテヴェル
ディでは気心知れた実力派歌手達を起用し、人間の声と器楽アンサンブルに
よる究極の美をこの作品から導き出しています。コンサートでは批評家から
の賞賛を集め、「マクリーシュの演奏のエネルギーとイマジネーションは
21世紀のロンドンに17世紀のイタリアを蘇らせた」(Gurdian紙)と評されま
した。ヴェスプレにまたひとつ新たな名盤が誕生したと言っても過言では
ないでしょう。

4775886 \1850
ブリン・ターフェル(Br)
TUTTO! MOZART(オール・モーツァルト!)
1.アリア「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」(フィガロの結婚)
2.演奏会用アリア「私はあなたを後に残す、いとしき人よ、さらば」
K.Anh.245(621a)
3.三重唱「風は穏やかに」(コジ・ファン・トゥッテ)
4.演奏会用アリア「男たちはいつもつまみ食いをしたがる」 K.433(416c)
5.演奏会用レチタティーヴォ「このようにあなたはさては裏切ったのか」
とアリア「残忍な苦い後悔」 K.432(421a)
6.二重唱「このハートをあなたに贈りましょう」(コジ・ファン・トゥッテ)
7.演奏会用アリア「御手に口づけすれば」 K.541
8.二重唱「手を取り合って」(ドン・ジョヴァンニ)
9.アリア「娘か女か、パパゲーノはどちらがほしい」(魔笛)
10.レチタティーヴォとアリア「裁判は勝った!?こららが指をくわえて」
(フィガロの結婚)
11.二重唱「さあ、愛する女よ、一緒に行こう」 K.625(592a)
12.アリア「わしは鳥刺し男でござる」(魔笛)
13.二重唱「ひどいやつらだ、どうしてそう私をじらしたのだ」
(フィガロの結婚)
14.カンツォネッタ「窓辺においで」(ドン・ジョヴァンニ)
15.アリア「ディッキー、ダッギー」(バスティアンとバスティエンヌ)
16.アリア「パ、パ、パ、パパゲーノ」(魔笛)
17.アリア「奥様、これが恋のカタログです」(ドン・ジョヴァンニ)
18.二重唱「恋を知る男たちは」(魔笛)
19.アリア「目をちょっと開け」(フィガロの結婚)
ブリン・ターフェル(Bs-Br)、
マイアー・パーソン(Sp)、クリスティーネ・ライス(Ms)、
スコットランド室内管弦楽団
指揮:サー・チャールズ・マッケラス
録音:2006年4月
モーツァルト・アニヴァーサリー・アルバムが多数リリースされる中、なぜ
かなかったバス・バリトンのアリア集がターフェルの録音でついに登場です。
今年41歳。世界的なバス・バリトン、というよりヨーロッパにおいては音楽
界にとどまらないスーパースターに成長したブリン・ターフェル。モーツァ
ルトのオペラはデビュー間もない頃からフィガロ役やドン・ジョヴァンニ役
をこなし、それらはすっかりはまり役になっています。今回のアルバムでは
オペラ・アリアの他に、珍しいコンサート・アリアやオペラでの二重唱・三
重唱を収録。パーソン、ライスとの三重唱(3)とフィガロのアリア(10)は既
に今月リリースされたモーツァルト・アリア集(ネトレプコなど参加)に収録
済みですが、他の収録曲はこのアルバムのために新しく録音されたものです。
伴奏を務めるのは、モーツァルト演奏には定評のあるマッケラス指揮スコッ
トランド室内管。モーツァルト・アニヴァーサリー・アルバムに、またひと
つはずせないアルバムが加わります!

4776230 \1850
「見つめよ、わが魂よ」-宗教アリア集
1.「大いなる主、強き王」
2.「主よ、あなたの同情、あなたの憐れみが」
(バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248より)
3.「見つめよ、わが魂よ」
4.「私の尊い救い主よ、どうか尋ねさせてください」
(バッハ:ヨハネ受難曲 BWV245より)
5.「わが心を清めたまえ」
(バッハ:マタイ受難曲 BVW244より)
6.「聞きなさい、私があなたがたに奥義を告げましょう」
7.「ラッパが鳴ると」
(ヘンデル:オラトリオ「メサイア」 HWV56より)
8.「私の牡羊座から、今」
9.「農夫は今、喜び勇んで」
10.「これを見るがよい、惑わされた人間よ」
(ハイドン:オラトリオ「四季」 Hob.XXI:3より)
11.「また神は言われた。天の下の水は一つ所に集まり」
12.「泡立つ波をとどろかせて」
(ハイドン:オラトリオ「天地創造」Hob.XXVIII:4より)
13.「アブラハム、イサクおよびイスラエル人の神なる主よ」
14.「おお、主よ、足れり、わが命をとりたまえ」
(メンデルスゾーン:オラトリオ「エリヤ」 作品70より)
15.「Gott,sei mir gnadig」
(メンデルスゾーン:オラトリオ「聖パウロ」 作品36より)
16.「ゆれてやさし馬車よ」
17.「深い河」 (黒人霊歌より)
トーマス・クヴァストホフ(Br)
シビラ・ルーベンス(Sp)
ドレスデン国立歌劇場合唱団(合唱指揮:マティアス・ブラウアー)
シュターツカペレ・ドレスデン
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
録音:2006年5月、ドレスデン
リート歌手として確固たる地位を築き、特にドイツ・リートではまちがいな
く現代第一人者であるトーマス・クヴァストホフ。今年5月に録音された最
新盤はオラトリオや受難曲からのアリア集です。宗教曲はクヴァストホフに
とって最も重要なジャンルであるとともに、常に彼の心の拠り所でもありま
す。かつてクヴァストホフが録音したバッハのカンタータ集は高い評価を得
てグラミー賞を受賞。その成功に続くように、このアルバムが制作されたこ
とは自然の流れと言えます。クヴァストホフの暖かく表情豊かなバリトン・
ヴォイスはそれぞれの作品に見事にマッチしており、聴く者に深い感動を与
えてくれます。最後に2曲の黒人霊歌がオーケストラ伴奏で収録されている
ことも、このアルバムをさらに魅力的なものにしています。伴奏はヴァイグ
レ指揮シュターツカペレ・ドレスデン。その美しいサウンドも印象的です。

4776233 \1850
マイ・マジック・フルート
1.モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299(297c)
2.モーツァルト(タルクマン編):
ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467より第2楽章
3.モーツァルト(タルクマン編):
ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331(300i)より 主題と変奏
4.モーツァルト(スピンドラー編):歌劇「ツァイーデ」 K.334より
「安らかにお休み、私のいとしい命よ」
5.モーツァルト(オヴァートン編):マジック・フルート
6.モーツァルト(オヴァートン編):
ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331(300i)より「トルコ風ロンド」
ジェイムズ・ゴールウェイ&ジニー・ゴールウェイ(Fl)
カトリーン・フィンチ(Hp)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2006年1月
ゴールウェイのモーツァルト・アルバムが登場。フルートの大御所もモー
ツァルト・イヤーには欠かせません。目玉は11年振りとなるフルートとハー
プのための協奏曲新録音。ゴールウェイはこの作品をベルリン・フィル首席
時代以来5回も録音しており、そのうち4回はロブレス(Hp)とのコンビによる
もの。今回の録音ではチャールズ皇太子専属ハーピストのカトリーン・フィ
ンチをソリストに迎え、シンフォニア・ヴァルソヴィアを吹き振りして演奏
しています。さらに、カップリングにはピアノ協奏曲やピアノ・ソナタをフ
ルートとハープにアレンジしたものや、ゴールウェイ夫妻のソロによる協奏
曲風のモーツァルトを収録。特にアルバム・タイトルとなっている「マジッ
ク・フルート」は、さながらおもちゃ箱といった作品で、モーツァルトの耳
なじんだ名旋律が次々現れるフルート・ファンのみならずすべての音楽ファ
ンが十分楽しめる作品です。ジニー夫人との息もぴったりで、美しい音色と
67歳とは思えない確実なテクニックは圧巻!さすがフルートの大御所、モー
ツァルトならまかせておけと言わんばかりの存在感です。

4776165 \1850
ゴリジョフ:歌劇 「アイナダマール」(涙の泉) 全曲
ドーン・アップショウ(Sp)、ケリー・オコーナー(Ms)、
ジェシカ・リヴェラ(Sp)、イェス・モントーヤ(Vo)、
ゴンザロ・グラウ(フラメンコ・カホン、コンガ他)、
ジェレミー・フラワー(ラップトップ、サウンド・デザイン、プロセッシング)、
グスターヴォ・サンタオラッラ(サウンド・デザイン)、
アダム・デル・モンテ(フラメンコ・ギター)、
ウィリアム・カネンガイザー&アンドリュー・ヨーク(Gt)
アトランタ交響楽団合唱団女声コーラス(合唱指揮:ノーマン・マッケンジー)
指揮:ロバート・スパノ
録音:2005年11月アトランタ
アルゼンチン出身の現代作曲家オズワルド・ゴリジョフ。昨年3月にリリース
された「AYRE」はグラミー賞にノミネートされるなど、現代作曲家のなかで
もっとも注目を浴びている一人です。DGからリリースされる第2弾のアルバ
ムはゴリジョフ初のオペラ「アイナダマール」(全一幕)。脚本はスペインの
詩人であり、フラメンコ復興の立て役者としてスペインでは絶大な人気を誇
るフェデリコ・ガルシア・ロルカ。スペイン内戦中にアイナダマール(涙の
泉)と呼ばれる場所でファシストの兵士に銃殺された悲劇を題材にしていま
す。この作品は2003年にボストン響の委嘱により作曲され同年タングルウッ
ドで初演され、2005年には改訂版がサンタ・フェで初演されました。スペイ
ンのフラメンコ音楽独特の歌唱をはじめ、フラメンコ特有の打楽器カホンを
随所に採り入れ、さらにはサンプリングなども多用しクロスオーバー的なサ
ウンドを作り出しています。第2部の最後、銃撃音が入る場面の衝撃は圧倒
的です。主役のロルカにはメゾ・ソプラノのオコーナー、そして相手役には
ゴリジョフお気に入りのアップショウを起用。彼女達の情熱的な歌唱もたい
へん魅力的です。ロサンゼルス・ギター・カルテットからカネンガイザーと
ヨークが参加していることも注目です!
「ゴリジョフはポピュラー音楽を利用したのではなく、それを解き放った
のだ(中略)この作品の下ではエネルギーが地下水脈の如く流れている」
(ニューヨーク・タイムズ紙、2005年8月)

4776198(SACD-Hybrid) \2580
ムソルグスキー:はげ山の一夜 (原典版)
バルトーク:バレエ組曲 「中国の不思議な役人」
ストラヴィンスキー:バレエ音楽 「春の祭典」 (1947年版)
ロスアンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:エサ=ペッカ・サロネン
録音:2006年1月ウォルト・ディズニー・ホールでのライヴ
1984年のアメリカ・デビュー以来、ロス・フィルと共に歩んできたサロネン。
1991年からは首席指揮者と音楽監督を兼任、今年は就任15周年を迎えます。
サロネンの録音は主にソニー・クラシカルからリリースされており、DGから
はサロネン作品のアルバムが出ていましたが、ようやくこのコンビの録音が
DGからもリリースされることになりました。今回のアルバムは今年1月、ホ
ームグラウンドであるロスのウォルト・ディズニー・ホールで行われたライ
ヴを収録したもの。2003年に落成したこのホールは、音響の素晴らしさで高
い評価を得ています、今回のライヴでは「春の祭典」「中国の不思議な役人」
「はげ山の一夜」といった大編成の作品が選ばれ、その音響を最大限活かし
た演奏が繰り広げられています。このサウンドをお届けするため、DGは久し
ぶりにSACDフォーマットを選択。輸入盤はSACDハイブリッド仕様のみの発売
です。このコンビの最近の演奏は、ヒンデミットのアルバムがレコ芸誌で特
選に選出されるなど人気実力共に右肩上がり。今回の演奏への期待も高まり
ます。
国内盤は通常CDのみでの発売が予定されています。

4776272 \1850
コジェナー(Ms)&ラトル(指揮)
モーツァルト:アリア集 (通常盤)
先月デジパック限定仕様をご案内したゴジェナー&ラトルのアリア集の通常
盤です。

●DG ORIGINAL MASTERS TWOFERS
4776269 2枚組 \1850
ハイフェッツ幻のアメリカ・デッカ録音!
「it ain't necessarily so そんなことはどうでもいいさ」
コンサート・アンコール集
CD1
1.ガードナー:藤の茂みから 作品5-1
2.ベンジャミン(プリムローズ編):ジャマイカン・ルンバ
3.ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しい夕暮れ
4.ラヴェル(キャサリン編):ハバネラ形式の小品
5.ホワイト:船着き場の踊り 作品27-2
6.ロッシーニ(カステルヌーヴォー=テデスコ編):フィガロ
7.フォスター(ハイフェッツ編):金髪のジェニー
8.ハーバート:ワルツ風に
9.ドヴォルザーク(ハイフェッツ編):ユモレスク 変ト長調 作品101-7
10.アイルランド民謡(クロウサー編):グウィードア・ブレイ
11.フォスター(ハイフェッツ編):故郷の人々
12.黒人霊歌(ハイフェッツ編):深い河
13.ゴドフスキ(ハイフェッツ編):ウィーン風
14.アーヴィン・バーリン:ホワイト・クリスマス
ガーシュウィン(ハイフェッツ編):「ポーギーとベス」より
15.サマー・タイム
16.女は気まぐれ
17.うちの人は逝ってしまった
18.そんなことはどうでもいいさ
19.ブルースのテンポで
20.ベスよ、お前はおれのもの
21.ガーシュウィン(ハイフェッツ編):3つのプレリュード
CD2
1.ダイアー:フロリダ・ナイト・ソング
2.ドビュッシー(ハイフェッツ編):ゴリウォーグのケークウォーク
3.ドビュッシー(ローレンス編):月の光
4.バレ(ハイフェッツ編):たき火のそばで
5.アギーレ(ハイフェッツ編):印象 作品49
6.ショスタコーヴィチ(ツィガノフ&マガニーニ編):
前奏曲 作品34より 第10番、第15番
7.グラッセ:波の戯れ
8.プロコフィエフ(ハイフェッツ編):
「3つのオレンジへの恋」より 「行進曲」
9.プロコフィエフ(ハイフェッツ編):
「ロメオとジュリエット」より 「仮面」
10.ベネット:ヘクサポーダ
11.ワイル(フランケル編):「3文オペラ」より 「モデラート・アッサイ」
12.チャイコフスキー:メロディー 作品42-3
13.ショパン(ハイフェッツ編):夜想曲 変ホ調 作品55-2
14.グルック(クライスラー編):
「オルフェオとエウリディーチェ」より 「メロディー」
15.シューマン(ハイフェッツ編):「予言の鳥」 作品82-7
16.R.コルサコフ(クライスラー編):「金鶏」より 「太陽への賛歌」
17.クライン(ハイフェッツ編):舞曲 第4番
18.ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲 第7番 イ長調
19.サン=サーンス(ハイフェッツ編):白鳥
20.バーリー:丘
21.バーリー:常動曲
22.ゴダール:子守歌
23.ロール:我が思いを託して
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)、
ケイ・ミルトン(Pf)(CD1-1?13)、エマニュエル・ベイ(Pf)
サルバドール・カメラータ指揮ヒズ・オーケストラ(CD1-14)
ビング・クロスビー(Vo)(CD2-22&23)
ヴィクター・ヤング指揮管弦楽団(CD2-22&23)
録音;1944年&1946年
RCAに膨大な録音を残したハイフェッツ。彼は1917年にアメリカに移住し、
その後亡くなるまでアメリカで活動を続けましたが、1944年から1946年にか
けてのごく短い期間だけアメリカ・デッカと専属契約を結び、いくつか録音
を残していました。それらは1994年に出た65枚組のハイフェッツBOXに収録
されていましたが、それも廃盤になって久しく、長らくカタログから消えて
いました。アメリカ・デッカの音源は現在DGが所有しており、今回それらを
ハノーヴァーで新たにリマスタリング。驚くほど鮮明なサウンドで60年前の
名演達が蘇りました。曲目を見ておわかりの通り、クラシックからジャズま
で実に幅広いレパートリーで、自らの手でアレンジも数多く手がけ、ヴァイ
オリンのレパートリー拡大に大きく貢献してきたことがわかります。さらに、
完璧なテクニックと豊かな音楽性も見事で、とても60年前の演奏とは思えな
い素晴らしさです。「世紀のヴァイオリニスト」と呼ばれ続けたハイフェッ
ツは来年没後20年。ブックレットには初出となる写真やオリジナル・ジャケ
ットなども収録しており、彼の功績を振り返るためにも、このアルバムは
欠かせないものとなりそうです。


●DG PORTRAIT OF THE ARTIST
4776292 2枚組 \1850
初出音源あり!
プラシド・ドミンゴ「トゥルーリー・ドミンゴ」
CD1
1.風の中の羽根のように(ヴェルディ:「リゴレット」より)
2.彼女と離れて・・・燃える心を(ヴェルディ:「椿姫」より)
3.見よ、薪の恐ろしい火を(ヴェルディ:「トロヴァトーレ」より)
4.暗い夜のとばりが下り(ヴェルディ:「オテロ」より)
5.私を恐れることはない(ヴェルディ:「オテロ」より)
6.見たこともないすばらしい美人(プッチーニ:「マノン・レスコー」より)
7.誰も寝てはならぬ(プッチーニ:「トゥーランドット」より)
8.お前が投げたこの花は(ビゼー:「カルメン」より)
9.Von Jugend auf in dem Kampgefild(ウェーバー:「オベロン」より)
10.心の熱意で(ワーグナー:「タンホイザー」より)
11.はるかな国に(ワーグナー:「ローエングリン」より)
12.朝はバラ色に輝き
(ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より)
13.役立つのはただ一つの武器(ワーグナー:「パルジファル」より)
14.天使(ワーグナー:「ヴェーセンドンクの歌」より)
CD2
1.私はあなた方の中に(ヴェルディ:「オベルト」より)
2.芝生に光る露のごとく(ヴェルディ:「エルナーニ」より)
3.穏やかなる夜には(ヴェルディ:「ルイザ・ミラー」より)
4.夜よ!ここを支配している無窮の夜よ
(ヴェルディ:「二人のフォスカリ」より)
5.おれは囚われの身(ヴェルディ:「海賊」より)
6.おお苦しみよ!(ヴェルディ:「アッティラ」より)
7.唇から喜びの歌が夜のしじまの中に(ヴェルディ:「ファルスタッフ」より)
8.フランク:天使の糧
9.シューベルト:千人の天使の合唱
10.ヘンデル:オンブラ・マイ・フ
11.トスティ:祈り
12.Hasta cuando?-Ya etamo solo(ペネーリャ:「山猫」より)
13.Seno, q'e me farte er valo(ペネーリャ:「山猫」より)
14.レオンカヴァッロ:マッティナータ
15.ララ:グラナダ
16.レハール:君こそ我が心(「微笑みの国」より)
17.コビアン:ノスタルヒアス
18.ガルデル:想いの届く日
19.クルティス:忘れな草(新録音初出音源!)
プラシド・ドミンゴ(T)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(CD1-1)
カルロス・クライバー指揮バイエルン国立歌劇場管弦楽団(CD1-2)
ロザリンド・プロウライト(Sp)、ワルター・グリーノ(T)、
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
サンタ・チェチーリア国立アカデミー合唱団&管弦楽団(CD1-3)
チェリル・ステューダー(Sp)(CD1-4)、
チョン・ミュンフン指揮パリ・バスティーユ歌劇場管弦楽団(CD1-4&5)
ジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団(CD1-6&10)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(CD1-7)
クラウディオ・アバド指揮ロンドン交響楽団(CD1-8)
ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団(CD1-9)
ゲオルク・ショルティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(CD1-11)
オイゲン・ヨッフム指揮ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団&管弦楽団(CD1-12)
ジェイムズ・レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団(CD1-13)
マルチェロ・ヴィオッティ指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団(CD1-14)
ワレリー・ゲルギエフ指揮キーロフ歌劇場管弦楽団(CD2-1,5,6,7)
キーロフ歌劇場合唱団(CD2-1,5)
ロジェ・ワーグナー合唱団、
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮ロサンゼルス・フィルハーモニック(CD2-2)
ロリン・マゼール指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団(CD2-3)
チョン・ミュンフン指揮
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団(CD2-4)
ジェイムズ・コートニー(Bs)(CD2-5)
エリック・カトラー(T)(CD2-6)
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団(CD2-8,9,10,11)
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ合唱団(CD2-9)
カルロス・アルバレス(Br)、ヴェロニカ・ヴィラロエル(Sp)(CD2-12)
ミゲル・ロア指揮マドリッド交響楽団(CD2-13)
マルセル・ピータース指揮ロンドン交響楽団(CD2-14,15)
カール・ハインツ・ロゲス指揮ロンドン交響楽団(CD2-16)
ロベルト・パンセラ指揮ロベルト・パンセラ管弦楽団(CD2-17)
「忘れな草」新録音収録!
DGを代表するアーティストの名演を2枚組にまとめたポートレート・オブ・
ジ・アーティスト・シリーズ。今回はプラシド・ドミンゴの登場です。ドミ
ンゴが得意とするイタリア・オペラやワーグナーのオペラ・アリア、そして
スペインのポピュラー音楽からタンゴまで、ドミンゴの多彩な表現力と素晴
らしい音楽性を存分に堪能できるベスト盤になっています。さらに、ドミン
ゴ・ファンのために名曲「忘れな草」の新録音まで収録!この曲は既に何度
か録音しているドミンゴですが、このアルバムのために新たに録音。ファン
にとっては涙もののアルバムと言っても過言ではないでしょう。

4776282 2枚組 \3700
バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248 全曲
レーゲンスブルク大聖堂少年歌隊(合唱指揮:ゲオルク・ラツィンガー)
コレギウム聖エメラム
指揮:ハンス・マルティン・シュナイト
録音:1977年7月
ドイツ南西部にあるレーゲンスブルク。その大聖堂の少年聖歌隊は千年の歴
史を誇る由緒ある合唱団で、1978年までローマ教皇を務めたパウロ6世から
「世界で最も素晴らしい合唱団のひとつ」と絶賛されるなど、その美しい歌
声は現在でも各地で高い評価を得ています。このクリスマス・オラトリオは、
宗教曲の大家シュナイトが1977年に録音したもので、ソロを含む歌唱部分全
てにこの少年聖歌隊を起用、その美声を最大限に生かした演奏はまさに「究
極の美」と言えましょう。伴奏するコレギウム聖エメラムは当時の名手達が
名を連ね、バロック・トランペットの名手エドワルド・タールの輝かしい演
奏が実に印象的です。1979年のLP発売以来CD化されたことはなく、今回が初
CD化となることは驚きであると同時にたいへん喜ばしいことでもあります。

4776299 \1350
少年合唱による天使の歌声!
クリスマス・コンサート-ドイツのクリスマス・ソング集
1.いざ歌え、いざ祝え
2.Ubers Gebirg Maria geht
3.主よ、汝は祝福し給えり
4.今日救い主が生まれた
5.やさしきイェスよ
6.バラの花がほころんだ
7.なんとうれしい
8.聖なる夜
9.羊飼いたちのほめたたえし人
10.高き空から
11.Wie schon singt uns der Engel Schar
12.天よ、お静かに
13.Es bluhen die Maien
14.言葉は肉となって
15.Freu dich Erd' und Sternenzelt
16.O schlafe, schlafe, gottlichter Knabe
17.山の上には風が吹き
18.神の御子イェスは今宵しも
19.きよし、この夜
レーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊
指揮:ゲオルク・ラツィンガー
こちらはレーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊によるクリスマス・アルバム。
ドイツ・オーストリアのクリスマス・キャロルを少年達が高らかに歌い上げ
ているこのアルバム、今回ミッド・プライスになって再発売です。指揮を務
めるラツィンガーはこの由緒ある聖歌隊を長年率いている名指揮者で、ロー
マ教皇ベネディクト16世のお兄さんでもあります。子供の頃は兄弟揃って聖
歌隊に入っていたそうですが、ローマ法王になった弟はけっこう嫌がってい
たようです。

4776443 4枚組 \3600
リゲティ追悼盤-DGコンプリート・レコーディング
Clear or Cloudy
CD 1
1.無伴奏チェロのためのソナタ (1948/53)  
マット・ハイモヴィッツ(Vc)
2.木管五重奏のための6つのバガテル (1953)  
ジャック・ズーン(Fl) ダグラス・ボイド(Ob) 
リチャード・ホスフォード(Cl) マシュー・ウィルキー(Fg) 
ジェイムズ・ソマーヴィル(Hr)
3.弦楽四重奏曲 第1番「夜の変容」(1953-54) ハーゲン四重奏団
4.木管五重奏のための10の小品 (1968) ウィーン・ブレザーゾリステン
5.弦楽四重奏曲 第2番 (1968) ラサール四重奏団
CD 2
1.大オーケストラのためのアトモスフェール (1961)  
クラウディオ・アバド/VPO(ライヴ)
2.オルガンのためのヴォルーミナ (1961-62; rev. 1966)   
ゲルト・ザッヒャー(Org)
3.16声のための永遠の光 (1966)
ヘルムート・フランツ/ハンブンルク・北ドイツ放送合唱団
4.オルガンのための習作 第1番 「ハーモニー」 (1967)  
ゲルト・ザッヒャー(Org)
5.管弦楽のためのロンターノ (1967)
クラウディオ・アバド/VPO(ライヴ)
6.弦楽のためのラミフィケイションズ (1968-69) 
ピエール・ブーレーズ/アンサンブル・アンテルコンタンポラン
7.管弦楽のためのメロディー (1971) 
デイヴィッド・アサートン/ロンドン・シンフォニエッタ
CD 3
1.アヴァンチュール (1962-63) 2.新アヴァンチュール (1962-65)  
ジェイヌ・マニング(S)、マリー・トーマス(Ms)、
ウィリアム・ピアソン(B)
3.チェロ協奏曲 (1966) ジャン=ギエン・ケラス(Vc)
4.室内協奏曲 (1969-70)
ブーレーズ/アンサンブル・アンテルコンタンポラン
5.ミステリー・オブ・ザ・マカーブル (1987)  
ハーカン・ハーデンベルガー(Tp) ローランド・ペンティネン(Pf)
Ex Decca / DG 471 608-2, tr. 12
6.フルートとオーボエのための二重協奏曲 (1972) 
ジャック・ズーン(Fl), ダグラス・ボイド(Ob) 
クラウディオ・アバド/ヨーロッパ室内管弦楽団(ライヴ)
CD 4
1 南シナ海の巨大な海ガメのファンファーレ
2.モニュメント-自画像-モーヴメント (1976)
アルフォンス&アロイス・コンタルスキー
5 ピアノのための習作 第2番「開放弦」 (1985) 
6.ピアノのための習作 第4番 「ファンファーレ」 (1985) 
ジャンルカ・カシオーリ(Pf)
7.ピアノ協奏曲 (1985-88) ピエール=ロラン・エマール(Pf)
8.ヴァイオリン協奏曲 (1989-93) ザシュコ・ガヴリーロフ(Vn)
ブーレーズ/アンサンブル・アンテルコンタンポラン
今年6月に83歳の生涯を閉じたジェルジ・リゲティ。20世紀後半のもっとも
重要な作曲家の一人であった彼の功績を讃え、DGが録音してきたリゲティ作
品を4枚組に集約。ほとんどがトップ・プライスのみの発売でしたので、ファ
ンにとってもうれしいリリースとなります。アーティストもこうして並べて
みるに、錚々たるメンバー。DG録音のみならずDECCA音源からも一部収録。

4776459 \1850
「The Banquet」OST
1. Only for Love # 05:19
2. Waiting # 02:03
3. In the Bamboo Forest# 04:08
4. Longing In Silence (woman) 02:13
5. Behind the Mask 01:42
6. Sword Dance # 01:48
7. Punished Soul 01:37
8. Lost Days # 02:08
9. Desire 01:10
10. Exile to Snowy West # 02:15
11. Longing In Silence (man) # 04:17
12. A Duel of Minds 01:33
13. Bridge of Sacrifice 03:18
14. Horsemen in Black 02:28
15. After Tonight # 02:23
16. Lady in Red 02:03
17. Revenge 01:40
18. Play within a Play 04:10
19. The Banquet # 03:35
音楽:タン・ドゥン
#=ラン・ラン(Pf)
最近大ヒットを連発し、その芸術性も世界的に高く評価されている中国映画。
2007年初頭にも、注目作が公開となります。フェン・シャオガン監督チャン
・ツィイー主演の「The Banquet」(邦題未定)。音楽はタン・ドゥンが担
当。なんといってもサントラが大ヒットとなりグラミー賞も獲得した「グリ
ーン・デスティニー」が思い出されますが、その後もチャン・イーモウの大
ヒット作「ヒーロー」なども手がけ、中国映画のヒットの陰にはこの人の音
楽が絶対不可欠ともいえるものとなっています。しかも、「グリーン・デス
ティニー」ではヨーヨー・マのチェロがフィーチャーされていましたが、今
回はラン・ランが参加している点も前回ヒットと酷似しており、期待は高ま
るばかり。ラン・ランは次月、自身のチャイナ・アルバムのリリースも予定
しており、映画の大ヒットと併せ、ラン・ランのピアニストとしての大ブレ
イクも可能性大!


734135(DVD-Video) \3350
モーツァルト:レクィエム ニ短調 K.626
※ボーナス映像付き(バーンスタインが語る)
マリー・マクローリン(Sp)、マリア・ユーイング(Ms)、
ジェリー・ハドリー(T)、コルネリウス・ハウプトマン(Bs)
バイエルン放送交響楽団&合唱団
指揮:レナード・バーンスタイン
1988年7月 アンマー湖畔ディーセンのマリア被昇天修道院教会でのライヴ
CDではentreeシリーズでロングセラーを続けているバーンスタインのモツレ
ク。その映像がついにDVDで登場です!このライヴは1988年、バーンスタイ
ン夫人で女優のフェリチア・モンテアレグレ没後10年を記念し、ミュンヘン
郊外アンマー湖畔のディーセンという街にあるマリア被昇天修道院教会で行
われた演奏会で、晩年を迎えたバーンスタインの深い精神性と強い思い入れ
が伝わってくる素晴らしい演奏です。ハンフリー・バートンが監督を務めた
映像は、白を基調とした修道院教会の美しさと相俟って、この名演をより感
動的なものにしています。1739年に建立されたこの教会は、美しさが際だっ
ており、内装の豪華さもこの映像ではよく捉えられています。全体的に遅め
のテンポで進み、最近はやりのピリオド・アプローチとはまったく逆の解釈
ですが、マクローリンやユーイングをはじめとしたソリスト陣と合唱&オー
ケストラが文字通り一体となった演奏は聴衆に深い感動を与え、それを体感
できるDVDがリリースされることはこの上ない喜びと言えましょう。初DVD化
を記念して、バーンスタインがこの演奏について語ったボーナス映像も収録
されています。
PCM STEREO / DTS5.1
収録時間:65分

734202(DVD-Video) \3350
フリッツ・ヴンダーリヒ 「生涯と伝説」
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
今年の9月17日はヴンダーリヒ40回目の命日。没後40年ということで今年はヴ
ンダーリヒ関連のアルバムが続々リリースされており、7月にはプライヴェー
ト録音集が発売されたいへん話題になっています。そして、今回ご案内する
DVDは彼の生涯と伝説的な名唱をつづったドキュメンタリー映像で、ドイツと
フランスでは9月にTV放映されます。この映像は今までに出たことのないイ
ンタビューや歌唱シーンの他、ヴンダーリヒ家に保管されていたプライヴェ
ート映像も収録。普段着のヴンダーリヒを見ることができる貴重な映像の
数々はファン垂涎のものばかり。さらに、ディースカウやルートヴィヒなど
総勢15名へ2年間かけて行ったインタビューの映像、そしてボーナス映像と
して「魔笛」「エフゲニー・オネーギン」の演奏シーンも49分に渡って収録
されています。今もなお、人気の衰えないヴンダーリヒ。このDVDはヴンダ
ーリヒ・ファン、オペラ・ファンにとって、かけがえのないものになること
は間違いないでしょう。
収録時間:本編58分+ボーナス映像49分
PCM STEREO

734111(DVD-Video) \3350
R.シュトラウス:楽劇 「エレクトラ」 全曲
ビルギット・ニルソン(Sp)、レオニー・リザネク(Sp)、他
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
1980年ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場管で収録
レヴァイン&METによる1980年収録の「エレクトラ」がDVDで登場。ニルソン
といえば、ワーグナー歌手としての印象が強いですが、エレクトラ役もこれ
までに何度もこなしてきたはまり役。このライヴでは、62歳を迎えたニルソ
ンが、リザネクと共に大迫力のドラマを展開しています。ちなみに1980年は
ニルソンがウィーン国立歌劇場来日公演でエレクトラ役を歌った年。すでに
全盛期は過ぎていたとはいえ、ここでの歌唱にはまだまだ余裕さえ感じられ
ます。
収録時間:本編107分+51分
PCM STEREO / DOLBY DIGITAL 5.1 / DTS 5.1



<Decca>
4757667 \1850
ベスト・オブ・アンドレアス・ショル
1.ヘンデル:「オンブラ・マイ・フ」(歌劇「セルセ」より)
2.グルック:
「われエウリディーチェを失えり」(歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」
より)
3.ヴィヴァルディ:「われら追放の身なるエヴァの子は」(「サルヴェレジーナ」
より)
4.ヘンデル:「あなたはどこへ」(歌劇「ロデリンダ」より)
5.ペルゴレージ:スターバト・マーテル
6.ヴィヴァルディ:「主は愛する者に眠りを与えられるであろう」
(詩編第126番「主が家を建てられるのでなければ」より)
7.ガスパリーニ:「リディア、眠気が何だか知っているかい」
(歌劇「目をお覚まし、私のリディア」より)
8.ヘンデル:「いとしい妻よ」(歌劇「リナルド」より)
9.民謡:「風よ、南から吹け」
10.民謡:「サリー・ガーデン」
11.民謡:「アリラン」
12.プーク:
「なんて美しい月の光」(映画「ヴェニスの商人」サウンド・トラックより)
13.ダウランド:「暗闇に私は住みたい」
14.カッチーニ:「わが麗しのアマリッリ」
15.ガスパリーニ:
「未だ見出さない、残酷な美を愛でる慈悲」(歌劇「さあ、最後に私は戻る」
より)
16.ポルポラ:「血が血管を経巡り」(歌劇「カミッラの勝利」より)
17.ヘンデル:
「そよ風よ、ああ、どうか」(歌劇「エジプトのジューリオ・チェーザレ」より)
18.ヘンデル:
「武器の閃光に」(歌劇「エジプトのジューリオ・チェーザレ」より)
アンドレアス・ショル(C-T)
「実に魅惑的な美しい響き!」(Gramophon誌)
1999年DECCAに移籍し、カウンター・テナーの第一人者としての地位を確固たる
ものにしたアンドレアス・ショル。移籍後も数々のアルバムでその美しい歌声
を披露してくれたショルが、DECCA初のベスト盤をリリースします。最も得意と
するヘンデルのオペラ・アリアはもちろん、彼が世に広めたといってもよいガ
スパリーニのオペラ・アリアや映画「ヴェニスの商人」で歌ったオリジナル曲
など、ショルの美声を存分に堪能できるベスト盤です。


●CLASSIC OPERA
今回は20世紀を代表するソプラノで今年11月に80歳を迎えるジョーン・サザー
ランドの名唱を集めた5タイトルです。来月には80周年記念盤も登場予定。

4757902 3枚組 \3900
ベッリーニ:歌劇 「ノルマ」 全曲
ジョーン・サザーランド(Sp)、マリリン・ホーン(Ms)、
ジョン・アレクサンダー(T)、他
ロンドン交響楽団&合唱団/指揮:リチャード・ボニング
1964年録音
サザーランド38歳時の「ノルマ」は彼女を語る上で忘れてはならない録音。
久々のバラ売り復活です。

4757906 2枚組 \2600
チレア:歌劇 「アドリアーナ・ルクヴルール」 全曲
ジョーン・サザーランド(Sp)、カルロ・ベルゴンツィ(T)、
レオ・ヌッチ(Br)、クレオパトラ・チウルカ(Ms)、他
ウェールズ国立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:リチャード・ボニング
1988年録音
サザーランド引退4年前の録音ながら、歌の巧さは格別。若きブリン・ターフェ
ルもちょい役で出演しています。

4757910 3枚組 \3900
ドニゼッティ:歌劇 「アンナ・ボレーナ」 全曲
ジョーン・サザーランド(Sp)、スザンヌ・メンツァー(Ms)、
サミュエル・レイミー(Bs)、ジェリー・ハドリー(T)、他
ウェールズ国立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:リチャード・ボニング
1985年録音
リリース当時、大変話題を呼んだ名盤。同曲のディスクが少ないだけに、強力
な歌手陣を擁したボニング盤は貴重。

4757914 3枚組 \3900
マスネ:歌劇 「エスクラルモンド」 全曲
ジョーン・サザーランド(Sp)、ユゲット・トゥランジョー(Ms)、
ジャコモ・アラガル(T)、他
ジョン・オールディス合唱団
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:リチャード・ボニング
TRIOシリーズ(475 5012)と同一音源。

4757918 3枚組 \3900
ロッシーニ:歌劇 「セミラーミデ」 全曲
ジョーン・サザーランド(Sp)、マリリン・ホーン(Ms)、
ヨゼフ・ルーレウ(Br)、他
アンブロジアン・オペラ合唱団
ロンドン交響楽団
指揮:リチャード・ボニング
1966年録音
1962年、夫ボニングと共に「セミラーミデ」の復活蘇演を成功させたサザーラ
ンド。この録音ののち、マリリン・ホーンとの共演でこの作品はオペラの定番
レパートリーとして定着することになりました。

4757922 2枚組 \2600
ヴェルディ:歌劇 「椿姫」 全曲
ジョーン・サザーランド(Sp)、カルロ・ベルゴンツィ(T)、
ロバート・メリル(Br)、他
フィレンツェ五月音楽祭合唱団&管弦楽団
指揮:ジョン・プリッチャード
1962年録音
サザーランドの「椿姫」1回目のDECCA録音(2回目はパヴァロッティとの共演)。
ベルゴンツィ、メリルの見事な歌唱にも注目です。

4757930(6枚組+DVD)\5400
シャルル・デュトワの芸術-DVD付き
(内容未詳)
モントリオール交響楽団
指揮:シャルル・デュトワ
モントリオール響との名演やNHK交響楽団の前音楽監督として日本でも人気の高
いデュトワ。今年70歳になる彼の名演を集めたボックスがDECCAから登場です。
内容は未定ですが、ボーナスDVD(プロコフィエフの映像)が付く予定です。詳
細が判り次第後連絡いたします。

4757942 3枚組 \2700
ブラームス:交響曲 全集
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー
録音:1980年代後半から1990年代初頭
国内盤では2003年にバラ売りで復活していたシャイーのブラームス。コンセル
トヘボウ管の美しい音色が印象的で、意外な名演として密かに人気です。輸入
盤では3枚組BOXとして再発売です。

714089(DVD-Video) 2枚組 \6450
ヘンデル:歌劇 「ジュリオ・チェーザレ」 全曲
ジェフリー・ゴール(C-T)、スーザン・ラーソン(S)、
メリー・ウェストブルック=ゲーハ(A)
シュターツカペレ・ドレスデン
指揮:クレイグ・スミス
1990年ブリュッセル・モネ劇場で収録 ※イタリア語歌唱
ダ・ポンテ三部作に続くピーター・セラーズ演出映像リリース!
奇才ピーター・セラーズ演出によるオペラは、既にモーツァルトのダ・ポンテ
三部作がDECCAからリリースされ、あまりの反響の多さに驚いたことが記憶に
新しいところですが、今度は1990年にモネ劇場で行われた「ジュリオ・チェー
ザレ」がDVD化されます。この公演は全曲ノーカットで行われたため、全部で
4時間近くかかっており、今回のDVD化でも2枚に渡って収録されています。英
語字幕はセラーズ自身が作成、この作品に対する彼の個人的見解が反映されて
います。時代背景を現代の中東に置き換え、テロリストの爆弾で破壊された国
際ホテルを舞台に展開する演出はとても興味深いもの。アメリカ人カウンター
・テナーのゴールをはじめとした歌唱陣も充実。この作品の本質に迫った演出
として、今後も語り継がれるであろう重要な映像であると言えます。
PCM STEREO / DTS 5.1
収録時間:237分

743146(DVD-Video) \3350
ドニゼッティ:歌劇 「連隊の娘」 全曲
フアン・ディエゴ・フローレス(T)、パトリツィア・チョーフィ(Sp)、
フランチェスカ・フランチ(Ms)、ニコラ・ウリヴィエリ(Bs)
ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場合唱団&管弦楽団
指揮:リッカルド・フリッツァ
2005年2月、ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場で収録 ※フランス語歌唱
フローレス出演の「連隊の娘」がついにDVDで登場です!先頃行われたボロー
ニャ歌劇場来日公演でも「連隊の娘」に出演、第1幕の聴かせどころ「友よ、
きょうは何と楽しい日」で9回のハイCを見事に歌いきり、鳴りやまない拍手
に応えオペラの劇中としては異例中の異例のアンコールに応えたフローレス。
その時の興奮覚めやらぬ今日この頃というオペラ・ファンも多いと思います。
今回リリースされるのは、ボローニャ歌劇場のプロダクションと同じサージ
演出によるもので、ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場で2005年に行わ
れた公演を収録したもの。ボローニャではボンファデッリが歌ったマリー役は、
これまた美人ソプラノとして人気実力共にうなぎ登りのチョーフィが歌ってい
ます。フローレスはこの公演でも9回のハイCを難なくクリア。彼の場合、無理
に当てるのではなく音楽の自然な流れの中で当てるところが魅力的です。
「連隊の娘」では、かつてパヴァロッティが「キング・オブ・ハイC」の称号
を欲しいままにしていましたが、今やその称号はフローレスのためにあると
言ってもよいでしょう。その証拠に、来シーズンのスカラ座やコヴェント・
ガーデンでは、フローレス主演の「連隊の娘」が予定されています。今回の
DVDにはボーナス映像として公演の舞台裏を撮影したメイキングと、フローレ
スのプロモーション映像も収録。オペラ・ファン必見のDVDです!



<Universal US>
Steinway Legends
8月新譜としてご案内したUSユニバーサルの新シリーズ「スタインウェイ・レ
ジェンズ」の第2弾。クラシック界の2大ブランドがコラボレーションしたコン
ピですが、内容の濃さでも注目されています。今回も超一流アーティスト5人
が選ばれ、初CD化音源も含まれた豪華なラインナップ。余談ですが、ミケラン
ジェリのスカルラッティはアメリカでは初出とのことで、あちらでは目玉アイ
テムとなっているようです。
ギレリスに関しましては、10月にインターナショナルDGからもフィーチャー作
品が3タイトル発売予定です。

B000721602 2枚組 \2080
Steinway Legends アルゲリッチ
Disc.1
J.S.バッハ:トッカータ ハ短調 BWV911
シューマン:ピアノ・ソナタ 第2番 ト短調 作品22
ブラームス:2つのラプソディー ロ短調&ト短調 作品79
リスト:ハンガリー狂詩曲 第6番
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
Disc.2
ショパン:アンダンテ・スピアナートと大ポロネーズ 作品22
ショパン:前奏曲 嬰ハ短調 作品45
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 作品60
ショパン:スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39
ショパン:前奏曲 変イ長調
ラヴェル:水の戯れ
ラヴェル:夜のガスパール
プロコフィエフ:トッカータ 作品11
ラフマニノフ:交響的舞曲 第1番 作品45
マルタ・アルゲリッチ(Pf)

B000743302 2枚組 \2080
Steinway Legends ブレンデル
Disc.1
J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ BWV903
ハイドン:ピアノ・ソナタ 第50番 HV XVI:50
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K396
シューベルト:3つのピアノ小品(即興曲) 第2番 D946
リスト:暗い雲、夜想曲「夢のなかに」、
ヴェネツィアのリヒャルト=ワーグナー、ダンテを読んで
Disc.2
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 「熱情」
ベートーヴェン:エリーゼのために イ短調 WoO59
シューマン:幻想小品集 作品12
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K330
アルフレッド・ブレンデル(Pf)

B000721702 2枚組 \2080
Steinway Legends ギレリス
Disc.1
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第18番 変ホハ長調 作品31-3
シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D940 (with エレーナ・ギレリス)
メトネル:ピアノ・ソナタ 第3番 ト短調 作品22 初CD化
ブラームス:2つのバラード 作品10
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397
Disc.2
ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58
グリーグ:叙情小品集より9曲
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第3番 変ロ長調 K281
エミール・ギレリス(Pf)

B000743402 2枚組 \2080
Steinway Legends ケンプ
Disc.1
J.S.バッハ:3つのコラール (ケンプ編)
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K475
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第12番 変イ長調 作品26
シューベルト:3つのピアノ小品(即興曲) D946
ショパン:夜想曲 ロ長調 作品9-3
ショパン:即興曲 第3番 変ト長調 作品51
Disc.2
シューマン:子供の情景 作品15
ブラームス:スケルツォ 作品4
ブラームス:ピアノのための小品 作品119
リスト:2つの伝説
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 「悲愴」初CD化(1936年録音)
ヴィルヘルム・ケンプ(Pf)

B000743502 2枚組 \2080
Steinway Legends ミケランジェリ
Disc.1
D.スカルラッティ:ソナタ ハ短調 K11、ト短調 K158、イ長調 K322
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第7番 変ホ長調 作品7
ブラームス:バラード 作品10-1 「エドワード」
ドビュッシー:映像 第1集 第1曲「水に映る影」
ドビュッシー:映像 第2集 第2曲「そして月は荒れた寺院に落ちる」
ドビュッシー:映像 第2集 第3曲「金色の魚」
ドビュッシー:子供の領分
Disc.2
ショパン:バラード 第1番 ト短調 作品23
ショパン:スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
ショパン:マズルカ 第24番 ハ長調 作品33-4
ショパン:前奏曲 嬰ハ短調 作品45
シューマン:ウィーンの謝肉祭 作品26
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第4番 イ短調 D537
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(Pf)

●同じく、USユニバーサルの人気シリーズPerspectivesにキング・オブ・チェ
リスト、シュタルケルが登場です。長らく入手不可だったトラックも多数収録。
クレーメル、バウマンに続く単なる「アーティスト・ベスト」ではない一枚
です。
B000748202 2枚組 \2080
Perspectives - ヤーノシュ・シュタルケル
Disc.1
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011
ロカテッリ:チェロ・ソナタ ニ長調 (withステファン・スウェディッシュ)
ショパン:華麗なるポロネーズ 作品3 (withジョルジ・セベク)
ブラームス:
チェロ・ソナタ 第2番 ヘ長調 作品99 (withジョルジ・セベク)
Disc.2
メンデルスゾーン:協奏的変奏曲 作品17 (withジョルジ・セベク)
ブルッフ:コル・ニドライ 作品47
サン=サーンス:チェロ協奏曲 イ長調 作品33
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 作品33
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調 (withジョルジ・セベク)
ヴェイネル:ハンガリーの婚礼の踊り 作品21b (withジョルジ・セベク)
マルティヌー:ロッシーニの主題による変奏曲 (withジョルジ・セベク)
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
ロンドン交響楽団/指揮:アンタル・ドラティ


B000734002 \1850
The Movie Album
1.スパルタカス  愛のテーマ (ビル・エヴァンス編)
2.ピアノ・レッスン  The Heart asks Pleasure First (ナイマン)
3.プライドと偏見 Dawn (マリアネッリ)
4.戦場のピアニスト バラード 第1番 ト長調 作品23 (ショパン)
5.ザ・ロイヤル・テンバウムス ジムノペディ 第1番 (サティ)
6.ある日どこかで パガニーニの主題による狂詩曲[第17変奏](ラフマニノフ)
7.チョコレート グノシエンヌ 第1番 (サティ)
8.ライト・スタッフ 月の光 (ドビュッシー)
9.逢引き ピアノ協奏曲 第2番 アダージョ (ラフマニノフ)
10.プリティ・リーグ In a Sentimental Mood (エリントン)
11.危険な月光 ワルソー・コンチェルト (アディンセル)
12.ファンタジア2000 ラプソディー・イン・ブルー (ガーシュウィン)
ジャン=イヴ・ティボーデ(Pf)
クリーヴランド管弦楽団/指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ (6,9)
BBC交響楽団/指揮:ヒュー・ウルフ (12)
「プライドと偏見」で大ヒットを記録したティボーデのムービー・アルバム。
ジャズ・アルバムやフレミングとの共演など、クラシックには収まりきらない
多彩さを見せているティボーデ。昨年、「プライドと偏見」のサントラ
(B000562002)に参加し、映画ファンにもその名を知らしめました。そんな中、
好タインミングでのムーヴィー・アルバムの登場です。もちろん「プライド-」
といった最新作からちょっとノスタルジックな名画まで。ナイマンやエリント
ンの作品まで網羅し、BGMアルバムとしてもおすすめです。


<Universal UK (Decca)>
イギリスの偉大なる作曲家、サー・マルコム・アーノルドは今年10月21日に85
歳の誕生日を迎えます。これを記念して、英デッカより3巻にのぼるアーノルド
・エディションが発売となります。なんと、記念すべきアーノルド作品初録音
(しかもアーノルド自身、首席Tp奏者として参加)のベイヌムとの「酔っ払い
ベッケス」も収録!その他、本人とのコラボレーションで生まれたコニファー
への膨大で貴重な録音の数々が集大成されたBOXです。
英国音楽ファン、吹奏楽ファン必携!

4765337 5枚組 \5250
アーノルド・エディション Vol.1 -交響曲
弦楽のための交響曲 作品13
交響曲 第1番 作品22  (rec.1997/10/13-15)
交響曲 第2番 作品40 (rec.1994/9/14-15)
交響曲 第3番 作品63 (rec.1994/5/29-31)
交響曲 第4番 作品71 (rec.1996/6/17-18)
交響曲 第5番 作品74 (rec.1995/9/14-15)
交響曲 第6番 作品95 (rec.1993/4/19-20)
交響曲 第7番 作品113 (rec.1990/7/7-9)
交響曲 第8番 作品121 (rec.1990/7/7-9)
金管楽器のための交響曲 (rec.1979/1)*
交響曲 第9番 作品128 (rec.1996/6/17-18)
デレク・ジェイムス(Tb) [7] 
BBCコンサート管弦楽団 [Strings]
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 [1,2,5,6,7,8]
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団 [3,4]
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル [Brass]
ボーンマス交響楽団 [9]
指揮ヴァーノン・ハンドリー
コニファー・レコーズ音源  Decca音源*

4765343 4枚組 \4200
アーノルド・エディション Vol.2 -協奏曲
2本のヴァイオリンのための協奏曲 作品77
ケネス・シリト、リン・フレッチャー(Vn)
ロンドン・ムジチ/指揮:マーク・ステフェンソン  (rec.1988/12/27-30)
ヴィオラと室内管弦楽のための協奏曲 作品108
リヴカ・ゴラーニ(Va)
ロンドン・ムジチ/指揮:マーク・ステフェンソン  (rec.1991/12/10-13)
オーボエと弦楽のための協奏曲 作品28a
ニコラス・ダニエル(Ob)
ボーンマス交響楽団/指揮:ヴァーノン・ハドリー  (rec.1996/7/17-18)
フルートと弦楽のための協奏曲 作品45 (rec.1988/12/27-30)
フルート協奏曲 第2番 作品111  (rec.1993/6/28-30)
カレン・ジョーンズ(Fl)
ロンドン・ムジチ/指揮:マーク・ステフェンソン
リコーダー協奏曲 **
ミカラ・ペトリ(recorder)
イギリス室内管弦楽団/指揮:オッコ・カム (rec.1992/6/12-13)
クラリネットと弦楽のための協奏曲 作品20 (rec.1988/12/27-30)
クラリネット協奏曲 第2番 作品115 (rec.1993/6/28/30)
マイケル・コリンズ(Cl)
ロンドン・ムジチ/指揮:マーク・ステフェンソン
ホルン協奏曲 第1番 作品11 (rec.1993/6/28-30)
ホルン協奏曲 第2番 作品58 (rec.1988/12/27-30)
リチャード・ワトキンス(Hr)
ロンドン・ムジチ/指揮:マーク・ステフェンソン
2台ピアノのための協奏曲 作品32
デイヴィッド・ネトレ、リチャード・マークハム(Pf)
ロンドン・ムジチ/指揮:マーク・ステフェンソン
2台ピアノ(3手)のための協奏曲 作品104
デイヴィッド・ネトレ、リチャード・マークハム(Pf)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴァーノン・ハドリー (rec.1994/5/29-31)
ジョン・フィールドの主題によるファンタジー (ピアノと管弦楽のための)
ジョン・リル(Pf)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴァーノン・ハドリー (rec.1993/4/19-20)
ハーモニカ協奏曲 作品46
トミー・レイリー(harmonica)
ロンドン・シンフォニエッタ/指揮:デイヴィッド・アサートン
ギター協奏曲 作品67
エドゥアルド・フェルナンデス(Gt)
イギリス室内管弦楽団/指揮:バリー・ワーズワース
28人の演奏家のための協奏曲 作品105 *
ロンドン・ムジチ/指揮:マーク・ステフェンソン (rec.1991/12/10-13)
フィルハーモニック・コンチェルト 作品120 *
BBCコンサート管弦楽団/指揮:ヴァーノン・ハドリー (rec.1997/10/13-15)
コニファー・レコーズ音源  Decca音源* BMG音源**

4765348 4枚組 \4200
アーノルド・エディション Vol.3 -管弦楽曲、吹奏楽曲、ピアノ曲
タモ・シャンター序曲 作品51
デレク・ジェイムス(Tb)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴァーノン・ハドリー (rec.1993/4/19-20)
喜劇序曲「酔っ払いベッカス」 作品5
水上の音楽 作品82b
記念日序曲 作品99
序曲「ピータールー」 作品97
管弦楽のためのファンファーレ 作品112
BBCコンサート管弦楽団/指揮:ヴァーノン・ハドリー (rec.1997/10/13-15)
イギリス舞曲 第1集 作品27*
イギリス舞曲 第2集 作品33*
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・エイドリアン・ボールト (rec.1954/11/1-2)
バレエ「スウィーニー・トッド」からの管弦楽のための協奏的組曲 作品68a
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴァーノン・ハドリー (rec.1993/4/19-20)
動物の謝肉祭 作品72
大大序曲 作品57
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴァーノン・ハドリー (rec.1994/5/29-31)
喜劇序曲「酔っ払いベッカス」 作品5*
マルコム・アーノルド(首席Tp)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム (rec.1947/12/16)
(記念すべきアーノルド作品初録音)
吹奏楽のための音楽
金管五重奏曲 作品73* 
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル
イギリス舞曲 第1集 作品27
イギリス舞曲 第2集 作品33
4つのスコットランド舞曲 作品59
吹奏楽のためのファンタジー 作品114
吹奏楽のための小組曲 第1番 作品80
吹奏楽のための小組曲 第2番 作品93
4つのコーンウォル舞曲
パドストウの救命ボート
グライムソープ・コリアリー・バンド
指揮:エルガー・ハワース (rec.1993/4/15-16)
ピアノ独奏曲全集**
アレグロ ホ短調、3つのピアノ小品、セレナーデ ト長調、白昼夢、
2つのピアノ小品、ピアノ・ソナタ、3つのピアノ小品、プレリュード、
ウクライナ民謡による変奏曲 作品9、子供の組曲 作品16、
2つのバガテル 作品18、8つの子供の組曲 作品36、3つの幻想曲 作品129
ベンジャミン・フリス(Pf)
コニファー・レコーズ音源  Decca音源* KOCH音源**


<DG (Germany)>
4765681 \1850
オーボエとオーケストラによるヘンデル New Seasons
1 シバの女王の入場
2 ラルゴ
3 歌劇「クレタのアリアンナ」-アレグロ (Ob-d)
4 オルガン協奏曲第14番よりグレイヴ
5 歌劇「アルチーナ」-ラルゲット (Ob-d)
6 歌劇「アルチーナ」-アレグロ (Ob-d)
7 私を泣かせてください 
8 カンタータ「日はまた昇る」-アキスのアリア (EnHr)
9 オルガン協奏曲作品4-2-アダージョとスタッカート(EnHr)
10 オラトリオ「アレクサンダーの饗宴」-ラルゴ (EnHr)
11 歌劇「ジュリオ・チェーザレ」-アレグロ・マ・ノン・トロッポ (EnHr)
12 田舎の踊り (EnHr+Ob)
13 オラトリオ「セメレ」-ラルゴ 
14 オルガン協奏曲作品4-3-アダージョ 
15 オラトリオ「セメレ」-アレグロ
16 オラトリオ「ソロモン」-ラルゴ
17 カンタータ「炎の中で」-アレグロ
18 オンブラ・マイ・フ (Ob-d)
19 オルガン協奏曲作品7-4-アダージョ
20 オルガン協奏曲作品7-4-アレグロ
21 5つのソナタ-アダージョ
22 カンタータ「愛の妄想」-メヌエット
23 オーボエ、ファゴットとチェンバロのための変奏曲
アルブレヒト・マイヤー(Ob、オーボエ・ダモーレ、イングリッシュ・ホルン)
モニカ・ラジンスカ (Cemb)
マシュー・ガウチ=アンセリン(Fl)
ヤコブ・ハウファ(Vn)
シンフォニア・ヴァルソヴィア

<EMI CLASSICS>
CDC-3705232 \1980
リベラ/ANGEL VOICES
彼方の光(TVドラマ「氷壁」タイアップ曲)
サンクトゥス(-「パッヘルベルのカノン」より)
アヴェ・マリア
ゴーイング・ホーム(ラジオ・エディット)
(-「ドヴォルザーク:新世界−ラルゴ」より)*
ビー・スティル・マイ・ソウル
サルヴァ・メ
誓い-「ジュピター」より
ヴォーカ・メ
オールウェイズ・ウィズ・ユー
ウィー・アー・ザ・ロスト
生まれてくる日
レコルダーレ
アバイド・ウィズ・ミー
サイレント・ナイト*
ゴーイング・ホーム*
海外発売のベスト盤、新曲も2曲加えた充実のニュー・アルバム
「彼方の光」のヒットでさらに大きな人気を勝ち得たリベラの世界発売第3弾と
なるベスト・アルバム、年末に向けての癒しの少年コーラスの決定盤です。

CZS-3656122 6枚組 \2780
ベスト・カラス100
CD1−ベッリーニ・オペラ集
「夢遊病の女」より5曲 w/ヴォットー指揮、コッソット他(モノラル録音)
「清教徒」より6曲 w/セラフィン指揮、ステファノ他(モノラル録音)
「ノルマ」より5曲 w/セラフィン指揮、ルードヴィヒ、コレッリ 他
「海賊」より2曲 w/レッシーニョ指揮
CD2−ドニゼッティ、ロッシーニ・オペラ集
「ランメルムーアのルチア」より3曲 w/セラフィン指揮、ステファノ他
(モノラル録音)
「イタリアのトルコ人」より4曲 w/ガヴァッツェーニ指揮 (モノラル録音)
「セビリアの理髪師」より2曲 w/ガリエラ指揮、ゴッビ
「セミラーミデ」、「ウィリアム・テル」、「チェネレントラ」、
「愛の妙薬」
「連隊の娘」、「アンナ・ボレーナ」、「ルクレツィア・ボルジア」よりw
/レッシーニョ指揮
CD3−ヴェルディ・オペラ集
「シチリアの夕べの祈り」 w/セラフィン指揮(モノラル録音)
「リゴレット」より2曲 w/セラフィン指揮、ゴッビ他(モノラル録音)
「椿姫」 w/ギオーネ指揮(1958年ライヴ、モノラル録音) 
「アイーダ」より3曲 w/セラフィン指揮、タッカー他(モノラル録音)
「イル・トロヴァトーレ」より2曲 w/カラヤン指揮(モノラル録音)
「仮面舞踏会」より2曲 w/ヴォットー指揮、ステファノ(モノラル録音)
「十字軍のロンバルディア人」、「アロルド」、「ドン・カルロ」、
「オテロ」より
W/レッシーニョ指揮
CD4−プッチーニ・オペラ集
「マノン・レスコー」より2曲 w/セラフィン指揮(モノラル録音)
「ボエーム」より4曲 w/ヴォットー指揮、ステファノ他(モノラル録音)
「トスカ」より3曲 w/サバータ指揮、ステファノ他(モノラル録音)
「蝶々夫人」より4曲 w/カラヤン指揮、ゲッダ他(モノラル録音)
「修道女アンジェリカ」、「ジャンニ・スキッキ」より、
「トゥーランドット」より3曲
以上w/セラフィン指揮(モノラル録音)
CD5−フランス・オペラのヒロイン
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」、「アルチェステ」より 
w/プレートル指揮
ビゼー:「カルメン」より4曲 w/プレートル指揮、ゲッダ、バルビエ他
グノー:「ロメオとジュリエット」、トマ:「ミニォン」より 
w/プレートル指揮
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」、マスネ:「ウェルテル」、
グノー:「ファウスト」より
W/プレートル指揮
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」より2曲 w/プレートル指揮
マスネ:「マノン」より2曲 w/プレートル指揮
シャルパンティエ:「ルイーズ」より w/プレートル指揮
CD6−ドラマティック・ヒロイン
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」、
チレア:「アドリアナ・ルクヴルール」より2曲
以上w/セラフィン指揮(モノラル録音)
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 
w/セラフィン指揮(モノラル録音)
レオンカヴァッロ:「道化師」より セラフィン指揮(モノラル録音)
ボーイト:「メフィストフェレ」、カタラーニ:「ワリー」より 
w/セラフィン指揮(モノ録音)
ケルビーニ:「メデア」、スポンティーニ:「巫女」より2曲 
w/セラフィン指揮(モノ録音)
グルック:「トーリードのイフィゲニー」より w/プレートル指揮
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」より2曲 w/レッシーニョ指揮
マスネ:「ル・シッド」より w/プレートル指揮
ポンキエッリ:「ラ・ジョコンダ」より w/ヴォットー指揮
以上 マリア・カラス(ソプラノ)
マリア・カラスのソロとデュエットによるオペラの名曲100曲

CDC-3416822 \1980
ホライズン(HORIZONS)
シベリウス:練習曲Op.76-2
スクリャービン:即興曲1 Op.14
メンデルスゾーン:無言歌Op.67-2
シュトラウス/ギーゼキング編:セレナード
モンポウ:湖
J. S. バッハ/ブゾーニ編:主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ
リスト:愛の夢
ショスタコーヴィチ:ポルカ
アルベニス:タンゴOp.165-2
モンポウ:歌と踊り第1番
リスト/ショパン編:わが友達
アンティール:トッカータ第2番
シャルル・トレネ:街角
ハルヴォルセン/アンスネス編:ヴェスレモイの歌
グリーグ:フモレスクOp.6-3
スメタナ:海辺にて
スコット:蓮の国
イベール:小さなロバ
ドビュッシー:月の光
グリーグ:民謡
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ) 2005年9月、06年6月録音
トップ・ピアニスト、アンスネスのヴァラエティに富んだ小品名曲アルバム
様々な作曲家の多彩なキャラクターからなる22曲、アンスネス自身がリサイタ
ルのアンコールとして取り上げてきた曲で、彼のキャリアのキーとなりまた名
ピアニストへのトリビュートとなる作品、さらに愛着の土地にちなんだ曲が選
曲されています。20Pブックレット

CDC-3644352 \1980
ハルナシェ(シマノフスキ歌曲集)
おとぎ話の王女の歌Op.31(3曲)#
ハルナシェOp.55(11曲)*
ハーフィズの愛の歌 第2集Op.26(8曲)$
#アイウォナ・ソボトカ(ソプラノ)
*ティモシー・ロビンソン(テナー)、バーミンガム市交響楽団合唱団
$カタリナ・カルネウス(メゾ・ソプラノ)
バーミンガム市交響楽団
サイモン・ラトル指揮
シマノフスキ作品に情熱を燃やすラトルの新録音、久々の登場
「おとぎ話・・・」はアラビア、ペルシャの香りのするデリケートなメロディ
「ハルナシェ」はテナー、合唱と管弦楽のためのバレエーパントマイムのため
のユニークな作品。「ハーフィズ・・・」は14世紀のペルシャの詩人ハーフィ
ズの詩に付けられた音楽で色彩的で繊細な作品。いずれもシマノフスキの音楽
を広く紹介する意欲的な録音です。28Pブックレット

CDC-3669482
ブラームス:ドイツ・レクイエム(ピアノ2台の伴奏による)
スーザン・グリットン(ソプラノ)、ハンノ・ミュラー=ブラフマン(バリトン)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
エフゲニア・ルビノヴァ&ホセ・ガリャルド(ピアノ)
スティーヴン・クローベリー指揮
ブラームス自身によるピアノ2台の伴奏版、偉大な作品がより身近なものに

X-3753382(1CD+1DVD) \2550
X-3570502 通常盤CD \1980
NIGEL KENNEDY/BLUE NOTE SESSIONS
(LUXURY EDITION)
CD:
1.Midnight Blue(Kenny Burrell)
2.Sudel (Duke Pearson)
3.Maybe in your Dreams (Nigel Kennedy)
4.Sunshine Alley (Butch Cornell)
5.Nearly (Ron Carter)
6.Expansions (Lonnie Liston-Smith)
7.Stranger in a Stranger Land (Nigel Kennedy)
8.Song For My Father (Horace Silver)
9.After the Rain (Duke Peason)
10.I Almost Lost My Mind (Ivory-Joe Hunter)
Bonus Track
11.Song for World Forgiveness (Jack DeJohnette)
DVD:17分の映像
Recorded at Avatar Studios, New York
Nigel Kennedy - Violin
Ron Carter - Bass/ Jack DeJohnette - Drums
Kenny Werner - Piano/ Joe Lovano - Tenor Saxophone
JD Allen - Tenor Saxophone/ Lucky Peterson - Hammond B3 Organ
Daniel Sandownick - Percussion/ Raul Midon - Vocals and Guitar
Produced by Jay Newland
世界で一番売れているクラシック・アーティストby ギネスブック
BLUE NOTEレーベル・デビュー 20Pブックレット

CDC-3532552 \1980
トランペットによるクラシカル・メロディーズ
モーツァルト:トルコ行進曲(ミローン編)
ピアソラ:リベルタンゴ(ミローン編)
O.リンドバーグ:Gammal fabodspsalm(ミローン編)
B.J.アーバン:ベッリーニのノルマによる変奏曲(ミローン編)
パガニーニ:カプリース第24番(バルサム/ミローン編)
ファリァ:7つのスペイン民謡(ベリオ編)
ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34-14(バルサム編)
モーツァルト:
復讐の心は地獄のように(夜の女王のアリア)-「魔笛」(バルサム編)
バッハ:アンダンテ(ヴァイオリン協奏曲イ短調BWV1041)(バルサム編)
ドビュッシー:シランクス(バルサム編)
トマジ:夜想曲-トランペット協奏曲
ピアソラ:Escualo(鮫)(ミローン編)
アリソン・バルサム(トランペット)
イエテボリ交響楽団、エドワード・ガードナー指揮
天才美人トランペッターによる名曲のトランスクリプション
驚異的なテクニックときらめきに満ちた表現力で本国イギリスを中心に人気
となり、05年にはNHK交響楽団のサマー・コンサートに出演して各地で評判
となったバルサム。録音でも世界的に大評判を得た前作バッハのトランスク
リプション集(CDC-5580472)に続く名曲集です。

CDC-3703772 \1980
ELECTRIK
収録予定曲
アンヴィル・コーラス,カルメン第3幕への前奏曲,
山の魔王の宮殿にて;
ビイドロ(展覧会の絵),ラングーンを越えて(ハンス・ジマー),
イン・パラディスム(フォーレ:レクイエム),
エイジアン・ガール(トンツィ),
ザ・ウェイ・オールド・フレンズ・ドゥ(アバ),
プレリュード ハ短調(バッハ)他
マキシム(ピアノ)
日本の女性ファンのハートをつかむマキシムの最新アルバムです。録音はま
だ届いておりませんが豪快さと迫力満点の演奏が期待できます。

CDC-3695352 \1980
PERFUME: The Story of a Murderer(オリジナル・サウンドトラック)
Music composed by Tom Tykwer, Reinhold Heil, Johnny Klimek
1 Prologue - The Highest Point
2 Streets of Paris
3 The Girl with the Plums
4 Grenouille's childhood
5 Distilling Roses
6 The 13th essence
7 Lost Love
8 Moorish Scents
9 Meeting Laura
10 The Method works
11 Grasse in panic
12 Richis' escape
13 Laura's murder
14 Awaiting Execution
15 The Perfume
16 The crowd embrace
17 Perfume distilled
18 Epilogue - Leaving Grasse
ラトヴィア国立合唱団、ライス(ソプラノ)、ミトラノ(ソプラノ)他
ベルリン・フィル、サイモン・ラトル指揮
ラトル、ベルリン・フィルの豪華なサウンドで実現したサウンドトラック

DVBW-3659089 \2850
ライヴ・アット・カルカソンヌ
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ハ長調RV507*
ヴィヴァルディ:「四季」
ジミ・ヘンドリックス:パープル・ヘイズ 他
ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)
*ヤクブ・ハウファ(ヴァイオリン)
ポーランド室内管弦楽団
05年夏、フランス、カルカソンヌのカテデラルでのライブDVD
04年のコンサート・デビュー以来フランスで圧倒的な超人気のナイジェルが
その勢いのまま昨夏ポーランドCOとのコラボレーションで繰り広げたヴィ
ヴァルディ・コンサート。観客とのレスポンスで盛り上がるライヴ模様が捉
えられています。

DV2BW-3677439(DVD-Video) \4500
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」
マーラー:交響曲第1番「巨人」*
ヴァラディ、イーグリン、バロック、シュミット、ラッペ、リーゲル、
シュルテ、ゾーティン
ロンドン・フィルハーモニー合唱団、ロンドン交響楽団合唱団、
イートン・カレッジ少年合唱団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
*シカゴ交響楽団
クラウス・テンシュテット指揮
20世紀を代表する指揮者テンシュテットの真骨頂、マーラー交響曲。91年以
来VHS,LDで発売された映像の初DVD化。巨匠の得意としたマーラー演奏の貴
重な記録です。

DVAW-3686099(DVD-Video) \2850
IN THE FIDDLER'S HOUSE
収録曲:クレツマー・ミュージック
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ブレイヴ・オールド・ワールド
\ザ・クレツマティクス
ザ・クレツマー・コンセルヴァトリー・バンド
パールマンがユダヤ音楽を紹介する音楽の旅
パールマンが東欧系ユダヤ音楽クレツマーの魅了を探り、ニュー・ヨークと
ポーランド、クラコフのユダヤ・フェスティヴァルで様々なクレツマー音楽
のグループとコラボレーションした演奏を収めたDVD。収録時間55分

CZS-3650082 3枚組 \1980
ヴィシネフスカヤ/生誕80年記念:歌曲、アリア集
CD1
ムソルグスキー:歌曲集「日の光もなく」(6曲),星よ、おまえはどこに, 
ゴパーク,安らかに眠れ、農夫の息子,かわいいサヴィシナ,みなしご;
エリョームシカの子守歌 
ムソルグスキー/ショスタコーヴィチ編:歌曲集「死の歌と踊り」(4曲)* 
リムスキー=コルサコフ:
海の王子の子守歌*〜歌劇「サトコ」,マルファのシェーナ
とアリア*,リュバーシャのアリア*-以上歌劇「皇帝の花嫁」
チャコフスキー:レルの歌-「雪娘」
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(ピアノ)
*ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ロストロポーヴィチ指揮
CD2
リムスキー=コルサコフ:
静かな夜に夢見たことOp.40-3,ばらのとりこになった
ナイチンゲールOp.2-2,静けさはこがねの畑をおおいOp.39-2,たなびく雲は
薄くなりOp.42-3,ひばりの歌声は響きOp.43-1,高嶺に吹く風もなくOp.43-2
八行詩OP.45-3,ニンフOp.56-1
チャイコフスキー:
私は野辺の草ではなかったのかOp.47-7,信じるな、わが友よ
Op.6-1,恐ろしいひとときOp.28-6,眠れ、悲しむ友よOp.47-4,この月夜に
Op.73-3,子守歌Op.16-1,なぜOp.6-5,騒がしい舞踏会のなかでOp.38-3
もし私が知っていたらOp.47-1,それは早春のことだったOp.38-2,再び、前の
ように、ただひとりOp.73-6
ロストロポーヴィチ(ピアノ)
CD3
プロコフィエフ:ロシア民謡Op.104より6曲
ロストロポーヴィチ(ピアノ)
ショスタコーヴィチ:ブロークの詩による7つの歌Op.127
ロストロポーヴィチ(チェロ)、ウルフ・ヘルシャー(ヴァイオリン)、
ヴァッソ・デヴェッツィ(ピアノ)
ショスタコーヴィチ:風刺(5曲)Op.109
ロストロポーヴィチ(ピアノ)
以上ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)
偉大なロシアのソプラノによる故国ロシア、声楽作品の集大成
本年10月生誕80年を祝うヴィシネフスカヤが70年代に夫君ロストロポーヴィ
チと記録した名録音(5LP)をCD3枚にまとめた記念アルバム。
マルチ・ケース、20Pブックレット(歌詞テキストは収録しておりません)


<EMI UK>
●BRITISH COMPOSERS
CDZ-3705632 \1000
アーノルド:管楽器のための協奏曲集
フルート協奏曲第1番、第2番(リチャード・アドニー/フルート)
ホルン協奏曲第2番(アラン・シヴィル/ホルン)
クラリネット協奏曲第1番(ジャネット・ヒルトン/クラリネット)
オーボエ協奏曲(ゴードン・ハント/オーボエ)
トランペット協奏曲(ジョン・ウォレス/トランペット)
ボーンマス・シンフォニエッタ、
デル・マー指揮、R.トーマス指揮
マルコム・アーノルドの生誕85年記念の発売、フルートとホルンはそれぞれ
アド二ーとシヴィルのための作品

CDZ-3705642 \1000
ブリス・コンダクツ・ブリス
A Song of Welcome(未発売録音)*
ゴーバルズの奇跡−組曲
弦楽のための音楽
ようこそ女王
Ceremonial Prelude
*ジョーン・サザーランド(ソプラノ)、
BBC合唱団、フィルハーモニア管弦楽団
アーサー・ブリス指揮

CDZ-3705652 \1000
ディーリアス:管弦楽曲集
パリ−大都会の歌
「フロリダ」組曲
ブリッグの定期市
ボーンマス交響楽団、リチャード・ヒコックス指揮

CZS-3705662 2枚組 \2000
ディーリアス:作品集
ヴァイオリン・ソナタ第1-3番
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
エリック・フェンビー(ピアノ)
以下ディーリアス/フェンビー編
弦楽オーケストラのためのソナタ
5つの小品
2つの小品(ラ・クリンダ、歌と踊り)
舞曲
エレナ・デュラン(フルート)、ボーンマス・シンフォニエッタ
エリック・フェンビー指揮
作曲者を密接に支えたフェンビーの生誕100年での発売


●GEMINIシリーズ(リパッケージ分)
CZS-3652242 2枚組 \1450
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第7番-第10番 他
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)

CZS-3652292 2枚組 \1450
ブラームス:管弦楽曲集
大学祝典序曲、セレナード第1番、ラプソディ(W/ベイカー)、悲劇的序曲
セレナード第2番、ハイドン変奏曲
ロンドン・フィル他 
エードリアン・ボールト指揮

CZS-3652352 2枚組 \1450
ドビュッシー:管弦楽曲集第1集
海、3つの夜想曲、牧神の午後への前奏曲、遊戯、管弦楽のための映像
交響組曲「春」、スコットランド行進曲、英雄の子守歌、リア王
フランス国立放送管弦楽団、
ジャン・マルティノン指揮

CZS-3652402 2枚組 \1450
ドビュッシー:管弦楽曲集第2集
組曲「子供の領分」(キャプレ編)、小組曲(ビュッセル編)、神聖な踊りと
世俗の踊り、おもちゃ箱(キャプレ編)、ピアノと管弦楽の幻想曲 他
フランス国立放送管弦楽団、
ジャン・マルティノン指揮

CZS-3652852 2枚組 \1450
マーラー:交響曲第6番
R.シュトラウス:英雄の生涯
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ジョン・バルビローリ指揮

CZS-3652952 2枚組 \1450
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1&2番
二重奏曲D574 他
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)、
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
フレデリク・ロデオン(チェロ)

CZS-3653212 2枚組 \1450
シューベルト:ピアノ二重奏曲第1集
6つの大行進曲とトリオ、3つの軍隊行進曲、葬送大行進曲他
クリストフ・エッシェンバッハ、
ユストゥス・フランツ(ピアノ)

CZS-3653262 2枚組 \1450
シューベルト:ピアノ二重奏曲第2集
4つのレントラーD814、幻想曲D940、グランド・ドゥオD812 他
クリストフ・エッシェンバッハ、
ユストゥス・フランツ(ピアノ)

CZS-3653322 2枚組 \1450
スクリャービン:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第1−10番、練習曲Op2-1、前奏曲Op48、2つの小品Op57
アルバムの綴りOp58、2つの詩曲Op63、2つの前奏曲Op67、 他
ジョン・オグドン(ピアノ)

CZS-3714572 2枚組 \1450
バッハ:パルティータ集(6曲)
マリア・ティーポ(ピアノ)

CZS-3714622 2枚組 \1450
ベートーヴェン:
交響曲第3番「英雄」、第6番「田園」、第8番、「プロメテウスの創造物」序曲
「コリオラン」序曲、「エグモント」序曲、「フィデリオ」序曲
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
クラウス・テンシュテット指揮

CZS-3714672 2枚組 \1450
ベルリオーズ:幻想交響曲
ローマの謝肉祭、海賊、イタリアのハロルド、
「ベンヴェヌート・チェッリーニ」第1幕への前奏曲、ウェイヴァリー
トゥールーズ・カピトール管弦楽団、
ミシェル・プラッソン指揮

CZS-3714722
ショパン:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1番、第2番、ポーランドの歌による幻想曲、クラコヴィアク
ドイツ民謡による変奏曲、 他
オールソン(ピアノ)、ボルドーニ(ピアノ)、ラヴァル(ピアノ)

CZS-3714772 2枚組 \1450
ハイドン:交響曲第82-87番
イギリス室内管弦楽団
ダニエル・バレンボイム指揮

CZS-3714822 2枚組 \1450
ハイドン:オラトリオ「四季」
ヤノヴィッツ、ホルヴェーグ、ベリー、ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮

CZS-3714872 2枚組 \1450
ルーセル:管弦楽曲集
バッコスとアリアドネ、交響曲第2番、蜘蛛の饗宴、交響曲第3番、
シンフォニエッタ
交響曲第4番
フランス国立O、プレートル指揮、パリ音楽院O、クリュイタンス指揮 他

CZS-3714922 2枚組 \1450
シェーンベルク:管弦楽曲集
浄められた夜、ペレアスとメリザンド、室内交響曲第1番、
ピアノ四重奏曲(シェーンベルク編)
バレンボイム指揮、バルビローリ指揮、ラトル指揮

CZS-3714972 2枚組 \1450
シューマン:交響曲全集 
フィルハーモニアO、ニュー・フィルハーモニアO
リッカルド・ムーティ指揮

CZS-3715022 2枚組 \1450
R.シュトラウス:英雄の生涯
メタモルフォーゼ、ドン・キホーテ、組曲「町人貴族」
トルトゥリエ(チェロ)、
ロイヤル・フィルO、ニュー・フィルハーモニアO
トーマス・ビーチャム指揮

CZS-3758792 2枚組 \1450
ガーシュウィン、ポーター、カーン
ガーシュウィン:「ガール・クレイジー」序曲、
ポーター:「エニシンゴ・ゴーズ」序曲
「カン・カン」序曲、「キス・ミー・ケイト」序曲、
ナイト・アンド・デイ 他
ニュー・プリンセス・シアターO.他 
ジョン・マッグリン指揮


●CHRISTMAS BUDGET BOX
CZS-3680222 10枚組 \4780
カラス/ライヴ・リサイタル集(限定版)
CD1−ライブ・イン・ローマ1952&サン・レモ1954
CD2−ライヴ・イン・ミラノ1956&アテネ1957
CD3−イン・リハーサル・ダラス1957
CD4−ライヴ・イン・ロンドン1958&1959
CD5−ライブ・イン・ハンブルク1959
CD6−ライヴ・イン・シュトゥットガルト1959
CD7−ライヴ・イン・アムステルダム1959
CD8−ライヴ・イン・ロンドン1961&1962
CD9−ライヴ・イン・パリ1963&1976
CD10−エドワード・ダウンズとの対話
マリア・カラス(ソプラノ) 
クラッシュメル・ボックス 24Pブックレット
ライヴ・ステージで発揮されたカラス芸術の集大成

CZS-3680332 13枚組 \6080
カラス/スタジオ・リサイタル集(限定版)
CD1−プッチーニ・アリア集
CD2−リリック・アンド・コロラトゥーラ・アリア集
CD3−カラス・アット・ラ・スカラ
CD4−ヴェルディ・アリア第1集
CD5ー狂乱の場
CD6−パリのカラス第1集
CD7ーパリのカラス第2集
CD8−ヴェルディ・アリア第2集
CD9−モーツァルト、ベートーヴェン、ウェーバー・アリア集
CD10−ロッシーニ&ドニゼッティ・アリア集
CD11−ヴェルディ・アリア第3集
CD12−EMIレアリティーズ1953−1961
1953年テスト(2曲)、「マクベス」からのモノ・ヴァージョン、
トニーニ指揮のセッション(6曲)
CD13−EMIレアリティーズ1962−1969
1962年トニーニ指揮のセッション(3曲)
1964年プレートル指揮のセッション(「アイーダ」よりw/コレッリ)
1964/5年レッシーニョ指揮のセッション(2曲)
1969年レッシーニョ指揮のセッション(3曲)
マリア・カラス(ソプラノ) 
クラッシュメル・ボックス 24Pブックレット
高い完成度でその存在感を示すリサイタル・アルバム、レアリティーズも注目

CZS-3679182 5枚組 \2980
バルビローリ/エルガー:管弦楽作品集(限定版)
交響曲第1番Op55; 序奏とアレグロOp47
交響曲第2番Op63; エレジーOp58; 溜め息Op70
ファルスタッフOp68; コケインOp40; フロワサールOp19
エニグマ変奏曲Op36; 威風堂々第1-5番Op39
セレナードOp20; 海の絵Op37; チェロ協奏曲Op85
ベイカー(メゾ・ソプラノ)、デュ・プレ(チェロ)
シンフォニア・オフ・ロンドン、ハレO,ニュー・フィルハーモニアO他
ジョン・バルビローリ指揮 
クラッシュメル・ボックス 24Pブックレット
エルガー生誕150年記念発売

CZS-3679312 6枚組 \3450
ボールト/エルガー:合唱作品集(限定版)
ミュージック・メイカーズOp69; ジェロンティアスの夢Op38
(6CD)使徒たちOp49; 神の国Op51; 戴冠式頌歌Op44
ボールトによる録音についての語り
ロンドン・フィル合唱団、管弦楽団、ニュー・フィルハーモニアO 他
エードリアン・ボールト指揮
クラッシュメル・ボックス 24Pブックレット
エルガー生誕150年記念発売

CZS-3678932 6枚組 \3450
ビーチャム/ハイドン名演集(限定版)
交響曲第93-104番
四季
モリソン、ヤング、ラングドン、ロイヤル合唱協会
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
トーマス・ビーチャム指揮  
クラッシュメル・ボックス 20Pブックレット
今なお愛されるビーチャムのハイドン演奏、「ロンドン」交響曲集と四季

CZS-3679062 5枚組 \2980
チッコリーニ/リスト:ピアノ作品集(限定版)
巡礼の年報(全曲); 詩的で宗教的な調べ; 愛の夢(3曲); 
コンソラシオン
伝説(2曲); 2つのバラード; オペラのパラフレーズ集(7曲)
アルド・チッコリーニ(ピアノ)  
クラッシュメル・ボックス 20Pブックレット
世界的に評価を受けるチッコリーニのリスト名演集




<VIRGIN CLASSICS>
VC-3326262 \1980
インヴェンションズ
(ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲集第2集)
バッハ(ノイマン編):20のドゥオより7曲
インヴェンション第2番BWV779,アリア(フランス組曲第2番より)
前奏曲二長調(平均律クラヴィア曲集第1部第5曲)
メヌエット(フランス組曲第2番より)
ガヴォット(イギリス組曲第3番より)
ジーグ(イギリス組曲第2番より)
インヴェンション第13番BWV784
アイスラー:ドゥオOp.7-1(2曲)
ベッファ:マスクI & II
バルトーク(クロイター編):ハンガリー民謡のメロディ(7曲)
クライン:ドゥオ(2曲)
マルティヌー:ドゥオ第2番(3曲)
クライスラー:ウィーン小行進曲*
ルノー・カプソン(ヴァイオリン)
ゴーティエ・カプソン(チェロ)
*オード・カプソン(ピアノ)
気鋭のカプソン兄弟によるドゥオ第2弾
1作目に続きヴィルトゥオージティが要求されるレアな楽曲ばかり。ベッファ
の作品はカプソン兄弟のための書き下ろし作品。最後のクライスラーには彼
らの妹、オードも参加しています。



<EMI FRANCE>
●COMPOSER'S BOX シリーズ
CZS-3675632 5枚組 \2700
ドビュッシー:ピアノ作品全集
アルド・チッコリーニ(ピアノ)
(CZS−5738132と同内容)

CZS-3675392 5枚組 \2700
サティ:ピアノ作品全集(第1回録音)
アルド・チッコリーニ(ピアノ)
(CZS−5745342と同内容)

CZS-3675302 5枚組 \2700
ベートーヴェン:交響曲第1番-第9番
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
アンドレ・クリュイタンス指揮
(CZS−4834122と同内容)

CZS-3675572 5枚組 \2700
ショパン:ワルツ、ポロネーズ、即興曲、練習曲
ジョルジュ・シフラ(ピアノ)
(CZS−5850122と同内容)

CZS-3675512 5枚組 \2700
リスト:ピアノ作品集
ジョルジュ・シフラ(ピアノ)
(CZS−5745122と同内容)

CZS-3676802 5枚組 \2700
バッハ:マタイ受難曲、ヨハネ受難曲
ヴォルフガング・ゲンネンヴァイン指揮

CZS-3676202 8枚組 \4200
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
エリック・ハイドシェック(ピアノ)
(CZS−4834272と同内容)

CZS-3676352 5枚組 \2700
チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」、
「眠りの森の美女」、「くるみ割り人形」(全曲)
フィルハーモニア管弦楽団
ジョン・ランチベリー指揮

CZS-3676292 5枚組 \2700
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
アレクサンダー・ロンクィッヒ(ピアノ)
(CZS−5755822と同内容)

CZS-3676082 5枚組 \2700
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン、指揮)
バース祝祭管弦楽団 他
(CZS−5850302と同内容)

CZS-3676542 5枚組 \2700
シューベルト:交響曲全集
メニューイン祝祭管弦楽団
ユーディ・メニューイン指揮

CZS-3676422 5枚組 \2700
バッハ:ゴルトベルク変奏曲、パルティータ全曲
マリア・ティーポ(ピアノ)
(CZS−5858782と同内容)

CZS-3675902 5枚組 \2700
バッハ:ブランデンブルグ協奏曲集、
管弦楽組曲集、ピアノ協奏曲集
ネヴィル・マリナー指揮 他

CZS-3676682 5枚組 \2700
バッハ:ミサ曲ロ短調、クリスマス・オラトリオ
復活祭オラトリオ
多数の演奏者

CZS-3675782 5枚組 \2700
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ) 他

CZS-3676742 5枚組 \2700
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
チェロ・ソナタ全集
クリスティアン・フェラ(ヴァイオリン)、ピエール・バルビゼ(ピアノ)
ポール・トルトゥリエ(チェロ)、エリック・ハイドシェック(ピアノ)
(CZS−5738072と同内容)

CZS-3573292 5枚組 \2700
ショパン:ポロネーズ集、マズルカ集
多数の演奏者

CZS-3675842 5枚組 \2700
シュトラウス・ファミリー:ワルツ、ポルカ、
ヴィリー・ボスコフスキー指揮 他
(CZS−5745282と同内容)

CZS-3676022 5枚組 \2700
メンデルスゾーン:室内楽作品集
トルトゥリエ、キョン=ファ・チョン、プレヴィン、マイヤー 他
(CZS−5852942と同内容)

CZS-3677332 5枚組 \2700
モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ、フィガロの結婚
ハンス・ロスバウト指揮 他

CZS-3675962 5枚組 \2700
モーツァルト:ミサ曲、レクイエム
多数の演奏者

CZS-3676142 5枚組 \2700
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1-4番
前奏曲集Op.23,33
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ) 他
(CZS−5861342と同内容)

CZS-3573732 5枚組 \2700
ラヴェル:管弦楽作品、協奏曲、歌曲集
多数の演奏者

CZS-3676612 5枚組 \2700
サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集
ヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲
チッコリーニ、ヘルシャー、トルトゥリエ 他
(CZS−5861282と同内容)

CZS-3684912 5枚組 \2700
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲、チェロ協奏曲
ヴァイオリン協奏曲、交響曲第5、10、11番
多数の演奏者

CZS-3573512 5枚組 \2700
シューベルト:室内楽作品集
多数の演奏者

CZS-3676482 5枚組 \2700
ヴェルディ:オペラ・ハイライト集
(アイーダ、椿姫リゴレット、イル・トロヴァトーレ 他)
ズビン・メータ指揮 他

CZS-3675692 8枚組 \4200
モーツァルト:ピアノ協奏曲集(21曲)
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ) 他

CZS-3675242 5枚組 \2700
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ) 他

CZS-3675452 5枚組 \2700
シューベルト:ピアノ・ソナタ集(11曲)
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)
(CMS−5654832と同内容)


<EMI GERMANY>
CDS-3699102 2枚組 \3000
エッダ・モーザー/モーツァルトを歌う(対談集付き)
CD 1
「復讐の心は地獄のようにわが胸に燃え」-「魔笛」
「若者よ、恐れるな…私の運命は苦しみに満ちて」-「魔笛」
「どんな拷問が私を待ちうけていようと」-「後宮からの誘拐」
「ひどい人ですって?…もう言わないで」-「ドン・ジョヴァンニ」
(以上ヘーガー指揮)
Tutte nel cor vi sento-「イドメネオ」
「憧れのお方」-「イドメネオ」
「ああ、心が乱れる!ああ、怒りがこみ上げる」-「イドメネオ」
(以上シュミット=イッセルシュテット指揮)
「さあヴィテリア、今こそ好機だ…もはや花も」-「皇帝ティートの慈悲」
(以上シュナイダー指揮)
「テッサリアの人々よ…私は求めない、永遠の神々よ」K.316
「しかし星星よ、お前たちに何をしたのか…岸辺に近く待ち望む」K.368
(以上ヘーガー指揮)
アニュス・デイ-ミサ曲ハ長調K.317
ラウダーテ・ドミヌム-証聖者の荘厳な晩課K.339(以上ヨッフム指揮)
CD 2 
ヴェンホフとの対談(モーツァルトの音楽について、カラヤンについて他)
以上エッダ・モーザー(ソプラノ)
「夜の女王」で一世を風靡したモーザーのモーツァルト・アルバム


<EMI CLASSICS>
CDC-3704232 \3750
ポール・マッカートニー:ECCE COR MEUM
(エッケ・コル・メウム)(Luxury Limited Edition)
ケイト・ロイヤル(ソプラノ)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ少年合唱団
オクスフォード・マグダレン・カレッジ少年合唱団
ロンドン・ヴォイセズ
アカデミー室内管弦楽団
ギャヴィン・グリーナウェイ指揮
コーム・キャリー(オルガン)
ポールのクラシカル・アルバム第4作、足掛け8年をかけた壮大なオラトリオ。
ソロ歌手、合唱、オーケストラの組み合わせ作品には初期ビートルズの体験
によるポールの生き方が反映されているという。ポールらしいキャッチーで
ポップなメロディーが盛り沢山。4部分の声楽作品の中間に置かれた間奏曲は
先妻リンダの死を悼む哀切なメロディーが泣かせます。
ハード・バック・ブックレット、メタリック仕様、エンボス加工、豊富な写真、
充実したライナー、テキストを含むブックレット(輸入盤のみの扱い予定)

CDC-3704242 \1980
ポール・マッカートニー:ECCE COR MEUM
(エッケ・コル・メウム)(Standard Version)
ケイト・ロイヤル(ソプラノ) 他
こちらはスタンダード盤のご案内です。ライナー、テキスト含む24Pブックレ
ット




<VIRGIN CLASSICS>
VMD-3687512 2枚組 \2950
ウー・ドゥ・クーソン/エジプトのモーツァルトVol.1&2
CD 1
1.IKHTITAF FI ASSARAYA [DIE ENTFUHRUNG AUS DEM SERAIL] 6.39
2.DOUBLE QUARTET IN F, K.496 5.32
3.LAMMA BADA YATATHENNA [SYMPHONY No.40] 4.48
4.MAHDIYAT [LULLABIES] 2.10
5.CONCERTO FOR OUD & PIANO No.23 7.21
6.HAMILU LHAWA TAHIBOU [PAPAGENO’S ARIA No.20] 3.25
7.YAMAN HAWA [THAMOS, KING OF EGYPT] 4.49
8.MAWWALL 5.04
9.DOUBLE QUARTET IN E FLAT, K.374 7.23
10.OUAZAT AL KAHIRA [L’OCA DEL CAIRO] 3.01
11.EGYPTIAN SYMPHONY No.25 6.42
12.DHIKR/REQUIEM/GOLGOTHA 11.02
13.AL RIYAH [CONCERTO FOR KAVAL AND CLARINET] 7’56
CD 2
1.AL BEDAYA 1’56
2.MOZART IN EGYPT [FROM COSI FAN TUTTE] 6’49
3.AL SAHM AL TAEH [FROM SOAVE SIA IL VENTO] 4’56
4.ALATUL [CONCERTO FOR KAVAL & FLUTE] 6’22
5.AL SAHARA [FROM FANTASY IN D] 6’18
6.AL MAGHFERA [FROM QUI TOLLIS] 7’43
7.NINNA NAM 1’20
8.AL RAQS [MINUET] 3’13
9.YA SHADY SYMPHONY [FINAL SYMPHONY NO. 40] 5’37
10.ALEXANDRIA QUINTET K.581 3’49
11.THE QUEEN OF THE 1,001 NIGHTS 3’33
12.EGYPTIAN MARCH 3’26
13.LAYLA MISRIYA [EINE KLEINE NACHTMUSIK] 5’27
14.THE QUARREL IN THE SERAGLIO 7’25
15.NUBIAN PRAYER [MAWAL] 1’54
全世界で50万枚のヒット作を1パッケージにまとめました。ボーナス・トラック
付き

<OEHMS CLASSICS>
OC523 \1450
ベートーヴェン:
交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ (指揮)
ザールブリュッケン放送交響楽団
演奏時間: 5番:6:59 9:32 4:55 10:53、 6番:11:47 14:02 5:23 4:02 9:58
録音:5番:2005年10月17-19日、 6番:2005年10月31日-11月3日
ザールブリュッケン、ザールラント放送大ホール
スクロヴァチェフスキは 50年余りの指揮者生活のなかで、ベートーヴェンの録
音はライヴを除くと当時の手兵ミネソタ交響楽団との序曲全曲と劇音楽
(Vox1978-79年)と、G.バッカウアーとロンドン交響楽団とのピアノ協奏曲
第5番「皇帝」(Mercury-Philips1962 年)があったのみで、交響曲をスタジオ
録音するのは何と初めて!卓越したオーケストラ・ビルダーとしての手腕を発
揮し、ザールブリュッケン放送響をドイツ随一のオーケストラに育て上げたス
クロヴァチェフスキにとっても記念すべき会心の録音シリーズの第4弾。



<ARTE NOVA>
82876825872 \650
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1&2番
イェフィム・ブロンフマン(p)
デイヴィッド・ジンマン(指揮)
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、
ベートーヴェン録音シリーズの第2フェーズで、第3-5番で新感覚演奏を聴
かせてくれたイェフィム・ブロンフマンによるピアノ協奏曲全曲録音の完
結編。
ブロンフマンは、ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管とは2002年のアメリ
カ・ツアーで共演しており,ブロンフマンにとっても満を持したレコーディ
ングといえる。彼は毎年のようにメジャー・オーケストラのソリストやリ
サイタルで来日をし,日本での評価も鰻上り。交響曲と同様にニュアンス
豊かな要素を加えて引き締まった清新溌剌な演奏をサポートで繰り広げ,
ブロンフマンの類まれなヴィルトゥオジティと豊かな音楽性により,現代の
息吹を感じさせる名演に仕上がっている。必聴の名盤の誕生!ヘンレ版使用。
【録音:2005年10月6-7日、チューリヒ・トーンハレ】
※以前受注させていただきましたが、大幅に延期となりましたため、再受注
とさせていただきました。以前注文分は、全てキャンセルとなっております。
このオーダーにて再発注をお願い致します。



<RCA RED SEAL>
82876871562(SACD-Hybrid) \1450
マーラー:交響曲第1 番ニ長調「巨人」
(マーラー協会版決定稿) 「花の章」付
デイヴィッド・ジンマン(指揮)
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、
1995年、デイヴィッド・ジンマンが首席指揮者に就任以来、この10年間チュ
ーリヒ・トーンハレ管弦楽団(TOZ)の躍進ぶりは止まるところがない。ヨ
ーロッパの名門らしい芳醇で深い音色をたたえつつ、響きの透明感を獲得す
るだけでなく、作品の時代によって、使用楽器を選び、編成・オーケストラ
配置などを自在に変えることで、各時代の音楽を鮮やかに現在に蘇らせるそ
の独特の手法は、「21世紀のオーケストラのあり方の理想的な姿の一つ」と
して世界的に大きな評価を得ている。全世界で空前のベストセラーとなった
ベートーヴェンの交響曲全集や序曲集、協奏曲、そしてシューマンの交響曲
全集、R.シュトラウスの管弦楽曲集という充実した成果を経て、ジンマン/
TOZ が世に問うのは、オーケストレーションの粋を極めたマーラーの交響曲
全曲録音である。その第1弾として、交響曲第1番「巨人」が登場する。
2006年6月の来日公演における「巨人」の実演でも証明された通り、巨大な3
管編成を基本としたマーラーのオーケストレーションを精緻に再現し、爛熟
した後期ロマン派・世紀末の申し子マーラーが極限まで拡大させた古典形式
の作品構造を聴く者にはっきりと認識させるという点において、ジンマン/
TOZのマーラー解釈は、感情の波に呑まれこみがちなバーンスタインやテン
シュテット、あるいは細部拡大的なインバル、シノーポリなど、これまでの
さまざまなマーラー演奏とは異なる次元に立つ、まさに21世紀のマーラー像
といえる。第2ヴァイオリンに独自の役割を与えることの多かったマーラーの
オーケストレーションを考慮して、ヴァイオリンを舞台上の左右に振り分け
るほか(舞台左から第1ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、第2ヴァイオリン、
コントラバスという配置)、例えば第1番では第4楽章に登場する2組目のティ
ンパニを1組目と対照させてそれぞれを舞台の後方両端に配置しステレオ効果
を出し、コーダのホルンは楽譜の指定通り起立させ、第2番では、第5楽章の
金管別働隊(バンダ)を別に配置するのみならず、第4楽章「原光」でもや
はり楽譜通り、金管・木管をオーケストラの反対側に置いて空間性を強調、
また、ハープも左右の舞台端に分けて配置して立体感を出すという具合。
第3番に至っては、第5楽章の鐘を特注してしまうほどの入れこみようなど、
とにかくこだわりが半端ではない!
ジンマンはオランダ室内管やロッテルダム・フィルの指揮者をつとめていた
ため20年間にわたってオランダに在住し、生前のマーラーが指揮した名門コ
ンセルトヘボウ管にも頻繁に客演、ハイティンクらによるマーラー・チクル
スのリハーサルや演奏会に必ず立ち合い、同管のアーカイヴに保管されてい
るスコアにあるマーラーの書きこみや修正をじっくりと研究してきた。これ
までポストを歴任したロッテルダム・フィル、ボルティモア響とはマーラー
全曲演奏会を敢行、TOZでは首席指揮者就任演奏会で第3番を演奏して以来、
これまでに7曲のマーラー交響曲を取り上げているジンマンにとって、まさ
に機は熟したのである。TOZも、第2次大戦後首席指揮者となったフォルクマ
ール・アンドレーエがマーラー演奏に積極的に取り組み、セル、クレンペラ
ー、ショルティなど名だたる名指揮者のもとでマーラーの交響曲の演奏を積
み重ねてきている。いわばジンマンとTOZ 双方のマーラー演奏に関する年輪
の深まりがちょうど一致した時期にこのチクルスが開始されたことになる。
「マーラーの交響曲は、それぞれが大河小説の一つの章のようなもの」と語
るジンマンだけに、演奏・録音順も番号順に行われる。2005/06年シーズンに
は第1番「巨人」、第2番「復活」、第3番(以上3曲録音済み)、2006/07年シ
ーズンには第4番(2006年10月)、第5番(2007年4月)、第6番「悲劇的」
(2007年5月)が予定されている。ジンマンが休暇を取る2007/08 年のシー
ズンのあと、2008/09年シーズンで第7番「夜の歌」、第8番「千人の交響曲」
2009/10年シーズンで第9番、第10番(クック版の予定)、「大地の歌」が演
奏・録音されて、ジンマンにとって75歳の時に完結することになっている
(ちなみにこの年まで首席指揮者としての契約を延長している)。少年時代、
ワルター/ウィーン・フィルによる交響曲第5番の「アダージェット」SP盤で
マーラーに目覚め、ミトロプーロス/ニューヨーク・フィルの第6番、ホーレ
ンシュタイン/ロンドン響の第3番、クレンペラー/フィルハーモニアの第2番
をナマで体験し、自らも繰り返し指揮して「最近ようやくマーラーの音楽を
理解できるようになった」と語るジンマン畢生の演奏といえる充実した出来
になること間違いなし。
今回のマーラー・シリーズも、ベートーヴェンの交響曲全集以来(より正確
にはその直前の英デッカへのオネゲル・アルバム以来)、一貫して録音を担
当するクリス・ヘイゼル&サイモン・イーデンの名コンビが音響効果抜群の
トーンハレに鳴り響く名門オーケストラのサウンドを見事に再現。「ホール、オーケストラ、スタッフ、レコード会
社とすべてに理想的な状況の中で、長年温めつづけた私のファンタジーが飛
翔するのです」と自身を持って語るジンマン。このマーラー交響曲全集は、
【ハイブリッドSACD 仕様】による発売となり、この見事な録音を高音質だ
けでなく、サラウンドにて再生していただき、こだわりの楽器配置などによ
る素晴らしい音楽空間をお楽しみいただけます。トーンハレの巷に溢れるマ
ーラーとは一線を画す、決定的なシリーズの登場である。



<LIVING STEREO>
82876826242(SACD-Hybrid) 2枚組 \3100 価格変更 \2400
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」(全曲)
ビルギット・ニルソン(トゥーランドット)、
ユッシ・ビョルリング(カラフ)
レナータ・テバルディ(リュー)、ジョルジオ・トッツィ(ティムール)、
マリオ・セレーニ(ピン)、ピエロ・デ・パルマ(パン)、
トマゾ・フラスカーティ(ポン)、
アレッシオ・デ・パオリス(アルトゥム)、レオナルド・モンレアーレ(役人)
エーリッヒ・ラインスドルフ(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団
ワーグナー歌手として知られるニルソンのもう一つの顔、それがこの氷の姫
君“トゥーランドット”。数多くの録音もあるが、なかでもこのRCA盤と65
年のEMI盤が名演として知られている。この演奏は、何と言ってもキャスト
がすごい。若きテバルディのリュー、気品あふれるビョルリンク、アメリカ
生まれのバス歌手トッツィとバランスの良い取り合わせ。これらの個性あふ
れる歌い手をきっちり纏め上げ、オケからは引き締った響きを引き出すライ
ンスドルフの手腕にも脱帽。通常盤でも音がくっきり際立っていたが、SACD
では更に素晴らしくよみがえるであろう。
【録音:1959年7月3-11日:ローマ歌劇場】

82876826232(SACD-Hybrid) 2枚組 \3100 価格変更 \2400
ヴェルディ:歌劇「椿姫」(全曲)
アンナ・モッフォ(ヴィオレッタ)、
リチャード・タッカー(アルフレード)、 ロバート・メリル(ジョルジュ)
フェルナンド・プレヴィターリ(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団
今年の3月、惜しまれつつも亡くなったアンナ・モッフォ。その彼女の名唱
を心行くまで楽しむアルバムのひとつ。彼女は何を歌っても、決して下品に
なることがない。どんな場面でも凛として崩れることなく、透明感あふれる
歌を聴かせる。粋なタッカーとの第1幕での絡みはまるで夢のよう。しかし
第2幕、父ジェルモンが登場すると場面は一転、現実に引き戻されるのはジェ
ルモン役のメリルのリアリティたっぷりな歌のためだろうか。理不尽な申し
出に涙するヴィオレッタ。すっかりドラマに引き込まれてしまうだろう。
プレヴィターリの振る「蕩けそうな三拍子」にも心奪われる。
【録音:1960年6月16-25日、ローマ歌劇場】

82876826212(SACD-Hybrid) 2枚組 \3100 価格変更 \2400
プッチーニ/歌劇「ボエーム」(全曲)
アンナ・モッフォ(ミミ)、
リチャード・タッカー(ロドルフォ)、
マリー・コスタ(ムゼッタ)、ロバート・メリル(マルチェッロ)、
ジョルジオ・トッツィ(コッリーネ)、
エーリッヒ・ラインスドルフ(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団
彼女は1956年、ヴォットー指揮ミラノスカラ座とのEMI録音でムゼッタを演
じているが(ミミはカラス)それから5年、すっかり大歌手へと成長、ここ
でも初々しさと妖艶さを併せ持つ素晴らしいミミを披露している。ロドル
フォはリチャード・タッカー。当時48歳の円熟の歌声がすばらしい。ロバー
ト・メリルも熱演。ラインスドルフの指揮は、滴り落ちるような色気よりも
節度に重きを置いたもの。モッフォの上品な歌を引き立てるのに最適なサポ
ート。
【録音:1961年6月15-30日:ローマ歌劇場】

82876826222(SACD-Hybrid) 2枚組 \3100 価格変更 \2400
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」(全曲)
レオンタイン・プライス(蝶々さん)、
リチャード・タッカー(ピンカートン)、
ロザリンド・エリアス(スズキ)、フィリップ・マエロ(シャープレス)、
ピエロ・デ・パルマ(ゴロー)
エーリッヒ・ラインスドルフ(指揮)
RCA イタリア・オペラ管弦楽団&合唱団
アメリカで今なお20世紀最大の歌姫と讃えられるプライス。ラインスドルフ
の「蝶々夫人」と言えば、57年にモッフォとの名録音があったが、62年のこ
の当時はプライスの方が人気が出、その全盛期の歌唱。とにかく個性あふれ
る歌唱で声も強い。随所に散りばめられた美しいメロディーを、丹念に撚り
併せたラインスドルフの音楽も傾聴に値する。劇場に凛と響いて聴衆の魂を
震わせたという声のプレゼンスを、今回のDSDリマスターとSACD化により、
スピーカーの奥に感じ取ることができるであろう。
【録音:1962 年7 月10-20 日:ローマ、RCA イタリア・オペラ・スタジオ】



<RCA RED SEAL Complete Collections>
82876678882 4枚組 \3000
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
ピンカス・ズカーマン(vn),
マルク・ナイクルグ(p)
ここで聴かせてくれるべートーヴェンは、そんな彼の労作である。十分に弾
きこんでいるにもかかわらず、そこにのめり込んでしまわない。非常にバラ
ンスのとれた秀演である。ナイクルグも絶妙なサポートで、隠れた名盤とし
てあげられるユーザーも多い録音。
【録音:1990-1991年、ニューヨーク、マンハッタン・センター】

<NAXOS> 各1枚 \850
8.555848
ブラームス(1833-1897):<4手のピアノのためのピアノ作品全集第16集>
シューマン(ブラームス編、連弾版):ピアノ四重奏曲 
ヨアヒム(ブラームス編、連弾版)ハムレット序曲 
シューベルト(ブラームス編、連弾版):1
7のドイツ舞曲集D.366より/4つのレントラーD.814
演奏/ジルケ=トーラ・マティース&クリスティアン・ケーン(ピアノ)
他レーベルにはない膨大かつ貴重な資料となりつつあるこのシリーズですが、
今回は恩師シューマンの作品や、ブラームスの生涯に欠かせない友であるヨ
アヒムの作品、シューベルトのピアノ曲を二重奏に編曲したものを収録。曲
の珍しさにも注目したい一枚です。

8.557404
ライネッケ(1824-1910):
ハープ協奏曲/フルート協奏曲(独奏パート編曲:パトリック・ガロワ)
/バラード
演奏/
[ハープ協奏曲]
ファブリス・ピアース(ハープ)、
パトリック・ガロワ(指揮)スウェーデン室内管弦楽団 
[フルート協奏曲、バラード]
パトリック・ガロワ(フルート)、
ファブリス・ピアーズ(指揮)スウェーデン室内管弦楽団
正統派のドイツ・ロマン派作曲家でもあるライネッケは、フルート・ソナタ
「水の精」がもっとも有名ですが、ドイツ音楽がお好きな方なら必ずこの3曲
は気に入っていただけるはず。ピアースとガロワがソロと指揮を分け合うと
いう、ユニークな演奏も注目です。

8.557574-75 2枚組
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「ソロモン」
歌・演奏/エウァ・ウォラク(メゾ・ソプラノ)、
エリーザベト・ショル(ソプラノ)、ニコラ・ウィミス(ソプラノ)、
クヌート・ショッホ(テノール)、マティアス・フィーヴェク(バス)、
ヨアヒム・カルロス・マルティニ(指揮)
フランクフルト・バロック管弦楽団(オリジナル楽器使用)、
ユンゲ・カントライ
英語リブレットはwebsiteでご覧いただけます。
すでにナクソスではいくつかのオペラやオラトリオを録音し、その手堅い演
奏に評価が高まっているマルティニ指揮のグループ。旧約聖書のエピソード
が題材であるこのオラトリオは晩年の傑作として有名ですが、この落ち着い
た演奏からは威厳が満ちあふれています。

8.557657
ハイドン(1732-1809):<交響曲全集第31集>
交響曲第18番/交響曲第19番/交響曲第20番/交響曲第21番
演奏/ケヴィン・マロン(指揮)トロント室内管弦楽団
カナダのトロントを拠点とするこのオーケストラは、ナクソスへの録音で名
を挙げましたが、バロック音楽の名残がある時代の作品集は十八番とも言え
るレパートリー。初期古典派の4曲を収録したこの1枚は、若きハイドンのエ
ッセンスを凝縮した作品集です。

8.557765
ヴィラ=ロボス(1887-1959):<室内楽曲集>
ジェット・ホイッスル(フルートとチェロのための)/器楽五重奏曲(フル
ート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとハープのための)/黒鳥の歌
(ヴァイオリンとハープのための)/二重奏(ヴァイオリンとヴィオラのた
めの)/5つの歌(マックギー&ニコルスによるフルートとハープ用編曲)
演奏/モビウス
さまざまな楽器(音色)の組み合わせにより、民族音楽的な性格や古典的な
作風など、多彩な顔を見せてくれる室内楽作品集。民俗音楽をモティーフに
したメロディやリズムをベースに、多調風の不思議な響きを醸し出している
作品もあり、「ブラジル風バッハ」やギター曲などとの共通点も多数です。

8.557813
キラル(1932- ):
ボクロジカ(神の母)/ピアノ協奏曲/灰色の霧(バリトンと管弦楽のため
の)/交響詩「コスチェレツ山1909年」
演奏・歌/アントニ・ヴィト(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団・合唱団、
ヘンリク・ヴォイナロフスキ(合唱指揮)、
ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ)、ヴィエスワフ・オフマン(バリトン)
ポーランド語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
8.554788と並ぶ、ポーランドの作曲家キラルによる作品集。幻想的・瞑想的
な美しさを持つピアノ協奏曲は1997年の作品。その他、1970年代の3曲は当
時の政治情勢を反映した作品であり、小太鼓の軍隊行進的なリズムが印象深
い「神の母」は平和への賛美歌です。

8.557821-22 2枚組
バルトーク(1881-1945):ミクロコスモス(全曲:第1巻-第6巻)
演奏・歌/イェネ・ヤンドー(ピアノ)、
タマラ・タカーチュ(メゾ・ソプラノ)、
バラーシュ・ショコライ(ピアノ)
子供の教育用音楽として有名ですが、独特のリズム感を持つ民族主義的な小
品集でもあり、ヤンドーの素朴な演奏には、その特徴が浮かび上がっていま
す。いくつかの曲では声楽付き、もしくは2台ピアノでの演奏をしているの
も特徴であり、民謡の香りを醸し出しています。

8.557846
リスト(1811-1886):<交響詩集第3集>
交響詩「祭典の響き」/同「山上にて聞きしこと」/同「フン族の戦争」
演奏/ミヒャエル・ハラース(指揮)ニュージーランド交響楽団
「山上にて聞きしこと」のモティーフとなったヴィクトル・ユゴーの詩「秋
の木の葉」(仏語詩、英語対訳)はwebsiteでご覧いただけます。
第1集(8.550487)、第2集(8.553355)に続く交響詩集3枚目。「山の交響
曲」と称される約30分の「山上にて聞きしこと」をはじめ、壮大なポロネー
ズ風の「祭典の響き」ほか、“オーケストラの使い手”としてのリストを再
評価したくなる作品集だと言えるでしょう。

8.557856
リスト(1811-1886):
<ピアノ作品全集第23集:ベートーヴェンの交響曲の編曲>
交響曲第7番/同第8番
演奏/コンスタンティン・シチェルバコフ(ピアノ)
両曲ともに“リズムの饗宴”と言えるこの一枚は、ピアノ演奏で大変な困難
が予想されますが、シチェルバコフの手にかかれば問題なし。原曲スコアの
中枢とも言えるリズムの構造が明快に聞こえ、ベートーヴェン・ファンにと
っては曲をあらためて知るチャンスでしょう。

8.557894
ヴェルディ(1813-1901):
歌劇「ドン・カルロ」(1886年モデナ版/1867年パリ版)(ハイライト)
※スウェーデン王立歌劇場のフリードリク・マイアー=エルテル、ステファ
ン・ユーハンソン、指揮者アルベルト・オルド=ガリードによる再構成ヴァ
ージョン
歌・演奏/ヤーコ・リュハネン(バス、バス=バリトン)、
ラーシュ・クレーヴェマン(テンール)、
ペーテル・マッティ(バリトン)、ベンクト・ルンドグレン(バス)、
ヒレヴィ・マッティンベルト(ソプラノ)、
イングリッド・トビアソン(メゾ・ソプラノ)、
イーヴァ・ソーレンソン(ソプラノ)、クラス・ヘドルンド(テノール)、
マルッティ・ヴァッレーン(バス)、ヒルダ・ライドランド(ソプラノ)、
アルベルト・オルド=ガリード(指揮)
スウェーデン王立歌劇場管弦楽団・合唱団
※伊語リブレット(全曲盤仕様)はwebsiteでご覧いただけます。
全曲盤(8.660096-98)からの名曲抜粋盤。若々しく叙情的とさえ言えるクレ
ーヴェマンのドン・カルロが印象的であり、威厳と深みのある歌のリュハネ
ン他も見事。グランド・オペラとしてのドラマティックな雰囲気は十分です。

8.557932-33 2枚組
L.フックス(1902-1995):<無伴奏ヴィオラ作品全集>
16の幻想的練習曲/無伴奏ヴィオラのための田園ソナタ/15の性格的な習作
/12の奇想曲
演奏/ジャンヌ・マロー(ヴィオラ)
高名なヴァイオリニストだったヨゼフ・フックスの妹であり、マルボロ、ア
スペン、コロラドなど有名音楽祭で教鞭をとったヴァイオリニスト/ヴィオ
リストが、練習曲も兼ねて作曲した作品集。プロアマを問わずヴィオラ演奏
家は必聴。作曲者の孫である奏者が演奏しています。

8.557984
<期待の新進演奏家リサイタル・シリーズ − シモーネ・ランスマ(ヴァイ
オリン)>
エルガー(1857-1934):
ヴァイオリン・ソナタ/ロマンス/ビザリエーリ/パストゥレル/気まぐれ
な女/ヴィルレー/3つの性格的小品-第1番:マズルカ/牧歌/2つの小品
第1番:朝の歌 /同 第2番:夕べの歌/愛の挨拶/捧げもの
演奏/シモーネ・ランスマ(ヴァイオリン……2004年ベンジャミン・ブリテ
ン国際ヴァイオリン・コンクール優勝)、三浦友理枝(ピアノ)
有名な「愛の挨拶」ほかエルガーのメロディアスな曲を集めた、オランダ出
身のヴァイオリニストによるリサイタル盤。爽やかな演奏が印象的ですが、
日本でも注目の若手ピアニスト三浦友理枝(ロンドン留学中)の伴奏もポイ
ントです。

8.559436
ダヴィッドソン(1929- ):
天使の歌声/……そしてダヴィデは主の前で踊った/バロック組曲(抜粋)
※ヘブライ語・英語による歌唱、英語対訳付き
演奏・歌/
[天使の歌声]
ニコラス・ウィルクス(指揮)
フィンチリー子供音楽隊 [……そしてダヴィデは主の前で踊った]
ブラッド・ラブマン(指揮)
ザ・バッファロー・ヴォーカル・アンサンブル、
エミー・ゴールドステイン(ソプラノ)、
ダグラス・ウェブスター(バリトン)、
レイモン・リッカー(テナー・サクソフォン、フルート)、
クリス・ヴァタラーロ(ヴィブラフォン)、
ヒューバート“テックス”アーノルド(ピアノ)、
ジェフ・キャンベル(ベース)、リック・トンプソン(ドラムス) 
[バロック組曲]
ニコラス・ウィルクス(指揮)フィンチリー子供音楽隊室内合唱団、
ユダヤ伝統継承青少年合唱団 
カントール(教会の音楽監督)として長いキャリアを持ち、宗教音楽の分野
で多くの作品が親しまれているダヴィッドソン。ユダヤの民謡などをモティ
ーフにした児童合唱曲、ヘブライの歌とライト・ジャズの融合作品など、驚
くほど親しみやすい作風であり、日本での人気上昇も期待できます。

8.570191
<期待の新進演奏家リサイタル・シリーズ −ミハリス・コンタサキス(ギ
ター)>
ポンセ:ギター・ソナタ第3番 
クレルキ:春への前奏曲「タルレガを讃えて」(世界初録音) 
マルタン:4つの小品 
クジェネーク:組曲 
タルレガ:
「椿姫」の主題による幻想曲/マリエタ!(マズルカ)
マリア(ガヴォット) 
ハチャトゥリアン:ギターのための前奏曲
演奏/ミハリス・コンタサキス(ギター……2005年国際フランシスコ・タル
レガ・ギター・コンクール優勝) 
由緒あるコンクールで優勝した、ギリシャの若手によるリサイタル盤。手堅
い演奏で音楽を切々と語り、さまざまなタイプの曲をじっくりと語り尽くす
ような一枚です。クレルキはデュッセルドルフでのコンタサキスの師であり、
エリオット・フィスク門下のギタリストでもあります。



<NAXOS OPERA>
8.660189-90 \2000
ロッシーニ(1792-1868):歌劇「トルヴァルドとドルリスカ」
歌・演奏/ヒュー・リース=エヴァンズ(テノール)、
パオラ・チーニャ(ソプラノ)、マウロ・ウツェーリ(バリトン)、
ミケーレ・ビアンキーニ(バス)、
ジョヴァンニ・ベッラヴィア(バス・バリトン)、
アンナ・リータ=ジェンマベッラ(メゾ・ソプラノ)、
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮、ハープシコード)
ブルノ・チェコ室内ソロイスツ、アルス・ブルネンシス室内合唱団
※伊語リブレットはwebsiteでご覧いただけます。
「イギリスの女王エリザベス」と「セビリャの理髪師」にはさまれ、まさに
筆が立っている時期に書かれたオペラ。ベートーヴェンの「フィデリオ」に
も似た救出劇を軸に、悲劇的な側面も持つ作品であり、知名度や上演頻度は
低いものの音楽は雄弁です。2003年にドイツで開催された「ヴィルトバート
のロッシーニ音楽祭」でのライヴ録音です。

***ナクソス・オペラ - 10月リリース予定***
シェーンベルク:歌劇「モーゼとアロン」 8.660158-59
ヴォルフガング・シェーネ(バス)/クリス・メルリット(テノール)
/ベルンハルト・シュナイダー(テノール)、他
シュトゥットガルト歌劇場合唱団/シュトゥットガルト州立管弦楽団
ポーランド放送合唱団(クラコフ)/ローラント・クルッティヒ指揮



<NAXOS HISTORICAL> 各1枚 \850
8.111094
<ロッテ・レーマンの歌曲録音集第2集 1937-1940>
シューマン:
12の詩Op.35 -第12番「古いリュート」/4つの二重唱曲Op.78-第2番「彼と
彼女」/同- 第3番「君を思う」/「恋の曙」よりの12の詩Op.37-第12番
「太陽の輝くように」/4つの二重唱曲Op.34-第3番「窓の下で」/同-第4番
「家族の絵」 
ブラームス:
5つのリートOp.47-第1番 「便り」/5つのリートOp.107-第3番「おとめは語
る」/49のドイツ民謡集(ブラームス編曲)-第4集第25番「私の彼女はばら
色の唇をしている」 
シェーベリ:トゥーネナ(音楽)(英語歌詞) 
カルコット:あなたの眼差しだけで乾杯を(英語歌詞) 
ヴォルフ:
メーリケ詩集-第2番「子供と蜜蜂」/同-第23番「古い絵に(古画に題す)」
/同-第24番「朝早く」/同-第28番「祈り」/同-第33番「ペレグリーナそ
の1」/ハイゼによるイタリア歌曲集第1部-第1番「小さいものでも」/同-
第8番「さあ仲直りしよう」/同-第17番「恋人の死を見たいなら」/ゲーテ
詩集-第28番「めぐりくる春」/アイヒェンドルフ詩集-第12番「郷愁」 
シューベルト:
冬の旅Op.89-第5番「菩提樹」/同-第8番「かえりみて」/同-第13番「郵便
馬車」/同-第15番「からす」/同-第17番「村で」/同-第18番「嵐の朝」
/同-第19番「まぼろし」/同-第20番「道しるべ」/同-第21番「宿屋」/
同-第22番「勇気」/同-第23番「幻の太陽」 
(録音:1937年-1940年) 
※解説に歌詞は付いておりません 注釈以外は全て独語歌詞です
歌・演奏/ロッテ・レーマン(ソプラノ)、エルネ・バログ(ピアノ)、
パウル・ウラノフスキー、ラウリッツ・メルヒオール(テノール)、
ブルーノ・レイボウルド(指揮)管弦楽団、他
マーク・オバート=ソーン復刻。ウィーン国立歌劇場での仕事を一段落させ、
各国での活動が活発になった時期の記録であり、得意としたドイツ歌曲をじ
っくりと楽しめる一枚。1994年にRomophoneから復刻リリースされた音源であ
り、同じ復刻者がさらに美しい音を求めて再復刻しています。

8.111048
<ザ・コンポーザーズ・コンダクト>
ホルスト(1874-1934):
組曲「惑星」/2つの無言歌-第2番「行進の歌」 
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
交響曲第4番(録音:1926年、1937年、ロンドン)
演奏/
[ホルスト]
グスタフ・ホルスト(指揮) ロンドン交響楽団 
[ヴォーン・ウィリアムズ]
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(指揮) BBC交響楽団 
マーク・オバート=ソーン復刻。どちらもすでに複数のレーベルから発売さ
れている音源ですが、この復刻は非常に聴きやすい音質であり、作曲者の解
釈を垣間見ることができるでしょう。なお「惑星」は2種類ある自作自演の
うち最初の録音です。

8.110773
<イタリア歌謡集第2集>
コットラウ:ナポリよ、さらば 
トスティ:四月/魅惑/君なんかもう愛していない 
アローナ:聖ジュストの鐘 
ファルヴォ:君に告げよ 
E.デ・クルティス:君を求めて/孤独 
サデーロ:赤ちゃんおやすみ 
カプア:口づけを許したまえ 
ブッツィ=ペッチア:ロリータ 
G.ダンツィ:愛の憂鬱 
ロトーリ:私の花嫁は私の旗 
P.M.コスタ:ナプリタナータ 
タリアフェリ:起こさないで/気弱な漁師 
ドナウディ:おお、いとしき愛の巣 
ペンニーノ:なぜ 
ガンバルデルラ:ソレントのセレナータ 
マスカーニ:海のストルネッロ 
ナルデッラ:兵士たち 
デ・クレッシェンゾ:まことのタランテラ 
イタリア民謡(メイ-ニューバッハ編曲):ティリトンバ 
デンツァ:来たれ (録音:1926年-1953年)
歌/マリオ・デル・モナコ、ベニアミーノ・ジーリ、ティート・スキーパ、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ、アレッサンドロ・ヴァレンテ、
アルマンド・トカチャン、アウレリアーノ・ペルティレ、
ヨーゼフ・シュミット、エンリコ・ディ・マッツェイ、他
ウォード・マーストン復刻。イタリアの心ともいうべきナポリ民謡をはじめ、
一流のオペラ歌手たちによるカンツォーネの魅力をたっぷりと味わっていた
だける一枚。各歌手の全盛期を記録したトラックも多く、オペラだけでは味
わえない彼らの真髄が伝わってきます。

8.111049-50 2枚組
ヴェルディ(1813-1901):レクィエム
(録音:1954年6月18日-22日、25日-27日 ミラノ)
ヴィクトル・デ・サバタ指揮によるヴェルディ、ヴォルフ=フェラーリ、
ロッシーニのイタリア・オペラからの管弦楽抜粋集
[ヴェルディ:歌劇「アイーダ」-第1幕への前奏曲(録音:1939年4月12日)
**/歌劇「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」-第1幕への前奏曲+/同-第3幕:
前奏曲+(録音:1948年3月1日)/歌劇「シチリア島の夕べの祈り」-第1幕
への序曲+ (録音:1947年2月7日) ヴォルフ=フェラーリ:歌劇「4人の
田舎者」-第2幕:間奏曲+/歌劇「スザンナの秘密」-序曲+  ロッシーニ:
歌劇「ウィリアム・テル」-序曲+(録音:1948年2月27日) レスピーギ:
交響詩「ローマの噴水」+(録音:1947年1月23日-24日)
演奏・歌/
[レクイエム]
ヴィクトル・デ・サバタ(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団
(ヴィットーレ・ヴェネツィアーニ合唱指揮)、
エリーザベト・シュヴァルツコップフ(ソプラノ)、
オラリア・ドミンゲス(メゾ・ソプラノ)、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)、
チェーザレ・シェピ(バス) 
[管弦楽抜粋集]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団**、ローマ・サンタ・チェチーリア音
楽院管弦楽団+
マーク・オバート=ソーン復刻。イタリア・オペラの巨匠として知られるサ
バータがColumbiaへ録音した「レクイエム」を、発売当時のLPより復刻。
シュヴァルツコップフほかの絶唱も捨てがたい魅力ですが、今回はサバータ
指揮のオーケストラ作品も収録。再評価をうながす2枚組だと言えるでしょう。

8.111052
<コルトーのSP録音集第3集-ショパン:練習曲(全曲) 他>
12の練習曲Op.10(録音:1933年7月4日-5日、ロンドン)
12の練習曲Op.25(録音:1934年6月18日、21日、ロンドン)
3つの新しい練習曲(録音:1949年11月4日、ロンドン)
舟歌(録音:1933年7月5日、ロンドン)
演奏/アルフレッド・コルトー(ピアノ)
マーク・オバート=ソーン復刻。有名なHMVへの録音であり、何度もいろい
ろなレーベルからリリースされている歴史的な名演。音の粒立ちやタッチが
明快にわかるこの復刻は、最良の状態を保っていたSPレコードをソースに制
作。すでにお持ちの方も、ぜひ音を聴き比べてみてください。

8.111121
<ウーマン・アット・ザ・ピアノ第2集:歴史的演奏のアンソロジー(1926-
1950)>
シューマン:幻想小曲集-第2番「飛躍 」(アニア・ドルフマン) 
リスト:
パガニーニ大練習曲-第6曲「主題と変奏」(マリー=エメ・ヴァロット)
ガッレタ:サルダーナ(ブランシュ・セルヴァ) 
ウェーバー:
ピアノ・ソナタ第1番-ロンド「無窮動」(ジネット・ドワイヤン) 
ドホナーニ:4つの狂詩曲-第3番(ヨハネ・アマリー・シュトックマー)
レクオーナ:
スペイン組曲「アンダルシア」-第6番「マラゲーニャ」(オルガ・サマロフ)
イベール:
物語-第2番「白い小さなろば」(フランス・マルゲリーテ・エレゴー)
グーセンス:
カレイドスコープ-第3番「ハーディ=ガーディ・マン」(クローデッテ・ソ
レル) 
ラフマニノフ:
サロン小品集-第3番「バルカロール」(マドリーヌ・ド・ヴァルマレーテ)
スクリャービン:12の練習曲-第10番(ミュリエル・カー)
ヴォグリッチ:スタッカート奇想曲(ヨランダ・メロ)
F.クープラン:
クラヴサン曲集第3巻第18組曲-第6番「ティック・トック・ショック、また
はオリーヴしぼり機(K.ロング編曲)」(キャスリーン・ロング) 
フンメル:ロンド・ファヴォリ(リュブカ・コレッサ) 
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻-第12番(エルシー・ホール)
ヴェルディ-リスト:「リゴレット」パラフレーズ (ライエ・ダ・コスタ)
ワーグナー-リスト:
歌劇「さまよえるオランダ人」の紡ぎ歌 (ガリーナ・ヴェルシェンスカヤ)
ショパン:幻想即興曲(アイリーン・シャラー)
ヴィラ=ロボス:ショーロス第5番「ブラジルの魂」(エレン・バロン)
バルトーク:ルーマニア民族舞曲(リリ・クラウス)
M.グールド:ブギ・ウギ・エチュード(リア・エッフェンバック) 
(録音:1926年-1950年)
演奏/各曲の後に( )表記
女性ピアニストたちの演奏を集めたシリーズの2枚目ですが、単に企画優先
のコンピレーションではありません。特に残された音源がCD1枚に達しない
ようなピアニストの発掘が、大きな意味を持っています。20世紀前半のピア
ニストを網羅する意味でも、ピアノ音楽ファンは必聴でしょう。
※第1集(8.111120)は日本ではリリースされていませんが、お取り寄せは
可能です

8.111232-34 3枚組
モーツァルト:
歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」
(録音:1954年7月13日-16日、19日-21日、11月6日、ロンドン)
ボーナス・トラック「エリーザベト・シュヴァルツコップフによるモーツァ
ルト・オペラ・アリア集」:歌劇「イドメネオ」-そよ吹く風/歌劇「フィガ
ロの結婚」-自分で自分がどうなっているかわからない/同-愛の神よ、慰め
を/同-恋とはどんなものかしら/同-楽しい思い出はどこへ/同-ようやく
時がきた…愛しい人、早く/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」-ぶってよ、ぶっ
てよ、愛しいマゼット/同-もし、あんたがいい子にしていたら/同-ひどい
ですって…そんなことはおっしゃらないで下さい、愛しい人よ(録音:1952
年、ロンドン)
歌・演奏/
[コジ・ファン・トゥッテ]
エリーザベト・シュヴァルツコップフ(ソプラノ)、
ナン・メリマン(メゾ・ソプラノ)、リ−ザ・オットー(ソプラノ)、
レオポルド・シモノー(テノール)、ローランド・パネライ(バリトン)、
セスト・ブルスカンティーニ(バリトン)、
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団&合唱団、他 
[ボーナス・トラック]
エリーザベト・シュヴァルツコップフ(ソプラノ)、
ジョン・プリッチャード(指揮)フィルハーモニア管弦楽団 
マーク・オバート=ソーン復刻。ウォルター・レッグ・プロデュースによる
有名な録音を、状態のいいLPから復刻。初々しい4人の若者たち、巧者のド
ン・アルフォンソ、意味ありげなデスピーナと、それぞれの歌手が明確な
キャラクターづくりをしている名演であり、カラヤンの颯爽とした指揮ぶ
りも見事。グラインドボーン音楽祭の音楽監督も務めたプリッチャード指
揮によるアリア集は、シュヴァルツコップフの魅力全開です。



<DACAPO>
8.226036 \1980
A.コペル(1947- ):<サクソフォーンとオーケストラのための作品集>
サクソフォーン協奏曲第1番/同協奏曲第2番(アルト・サクソフォーンのた
めの)/白鳥の歌(アルト・サクソフォーン、ハープと弦楽器のための)
演奏/ベンジャミン・コペル(サクソフォーン)、
ニコラエ・モルドヴェアヌ(指揮)オーデンセ交響楽団
ジャズやロックのテイストも交えながら新しい音楽の方向性を追求してきた、
デンマークの作曲家による協奏曲集。息子であるベンジャミンをソロに据え
た録音集であり、ジャズが高く評価されているデンマークの最先端音楽とし
て、もっと知られていい作曲家です。



<CPO>
777066-2 \1450
マルクス(1882−1964):<弦楽四重奏曲全集>
古風な四重奏曲/古典様式の四重奏曲/半音階的四重奏曲
演奏/トーマス・クリスティアン・アンサンブル 
後期ロマン派の流れをダイレクトに受け継ぎ、20世紀オーストリアの作曲家
でもっとも叙情的とさえ言われる作風で、ファンを増やしているマルクス。
室内楽曲はそうした作風を共有しつつ、題名の通り古典的な構成の作品で幅
広い魅力をアピールしてくれます。

777158-2(SACD-Hybrid) \2550
グラウン(c.1703−1759):
ソリスト、合唱と管弦楽のためのテ・デウム
合唱と通奏低音のための3つのモテット
演奏・歌/フリッツ・ネフ(指揮)
ラルパ・フェスタンテ、バーゼル・マドリガリステン、
モニカ・マウフ(ソプラノ)、
エリーザベト・フォン・マグヌス(メゾ・ソプラノ)、
ベルンハルト・ゲルトナー(テノール)、
クラウス・メルテンス(バス)
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)、2ch 
ステレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収
録)  
18世紀中盤にデンマーク王のオペラ作曲家・指揮者として活躍したグラウン。
王室の華麗な雰囲気にふさわしい「テ・デウム」は、作曲家の実力をうかが
える作品。「3つのモテット」はJ.S.バッハの作風を彷彿とさせる作品です。

777161-2 \1450
オッフェンバック(1819-1880):<ピアノ作品集第2集>
ワルツ「夕刊」/学生ポルカ/ レントラー「雪玉」/ヴァルス「黄金の流
れ」/ギャロップ「馬車の御者」/ヴァルス組曲「ジャクリーヌ」/貧者の
ポルカ/大ヴァルス「ナヴァラの女王の物語」/ポルカ「ロンドンの思い出」
/ヘルミニェン・ワルツ/ポルカ=マズルカ「マドレーヌ」/祭のポルカ・
ダンス/美しいアメリカ人たち/バーレスク・ポルカ/ヴァルス「谷間の城
にて1845年8月9日作曲」/地獄のギャロップ(オッフェンバック=ソッリー
ニ)
演奏/マルコ・ソッリーニ(ピアノ) 
シリーズ第2弾は、1850年から1876年に作曲された作品集。シュトラウス一
家のパリ風といった雰囲気で楽しさは満点ですが、この時代のパリもまた舞
踏会などが人気を集めていたことがわかります。ピアノの新しいレパートリ
ーとしても注目されるべきでしょう。

777175-2 \1980
エルトマン(1896−1958):
交響曲第4番/管弦楽のための小セレナード「モノグラム」/小管弦楽団の
ためのセレナード
演奏/イスラエル・イーノン(指揮)
フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団 
交響曲第3番の録音(777068-2)が好評で迎えられ、20世紀音楽の中でもも
っとも叙情的な作品という評価まで与えられたエルトマン。交響曲ファンは
もちろん、北欧およびロシア音楽ファンに注目していただきたい作曲家であ
り、これからのリリースも楽しみなシリーズです。

777185-2 \1450
ヴェックマン(ca.1616-1674):<ハープシコードのための作品集>
トッカータと前奏曲 ニ調/トッカータ ホ調/同イ調 /12トゥオーノのトッ
カータ ハ調/カンツォン集/パルティータ集/おお、祝福されし光
演奏/ヤン・カシュチケ(リュート&リュート・ハープシコード) 
シュッツやヤコブ・プレトリウスらに師事し、北ドイツのオルガンおよび鍵
盤楽器文化を豊かにしたと言われるヴェックマン。その流れにはブクステフ
ーデやJ.S.バッハがあり、ドイツ・バロックのルーツ的な作曲家だと言える
でしょう。この作品集で、正統派の素晴らしさを知ってください。

999919-2 2枚組 \3960
<ウィーン1700年 ― オーストリアからのバロック音楽>
作者不詳:おお、愛しきオーグスティーン 
ケルル:バッターリア 
フックス:
テ=デウム/スターバト・マーテル/聖母マリアの連祷/マニフィカート/
アンティフォナ・サルヴェ・レジーナ(グレゴリアン聖歌)/アヴェ・マリ
ア(グレゴリアン聖歌)  
ビーバー:農民の教会行列/バッターリア 
シュメルツァー:あなたに挨拶する/ポーランドのバグパイプ
演奏/ ローレンツ・ドゥフトシュミット(指揮)
アルモニコ・トリブート・アウストリア 
イタリアやドイツに押され気味な、17世紀ウィーンにおける音楽シーンです
が、最近人気が出てきているビーバーやフックスをはじめ、多くの魅力的な
作曲家がいます。バロック音楽ファンは必聴ですが、ハイドンやモーツァル
トへと続くルーツ的な存在としても重要です。


<NAXOS DVD>
2.110515 \1750
<「音楽の旅」シリーズ − ノルウェー >
グリーグ:
組曲「十字軍の戦士シーグル」Op.56 - 第3番 凱旋行進曲/人びとの生活の
情景 − ピアノのためのユモレスク Op.19 - 通りゆく婚礼の行列/組曲
「十字軍の戦士シーグル」Op.56 - 第2番 間奏曲「ボルグヒルの夢」/抒情
小品集 第5集 Op.54 - 第3番 小人の行進曲/組曲「ホルベアの時代より」
Op.40 - アリア/抒情小品集 第9集 Op.68 - 第5番 ゆりかごの歌/同 -
第4番 山の夕べ/ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16 - アレグロ/「ペール・ギュ
ント」第1組曲 Op.46 - 第2番 オーゼの死/シンディング: 6つの小品 Op.32
- 第3番 春のささやき/ハルヴォルセン: ノルウェー舞曲集 - 第1番/同
- 第2番
NTSC方式/画像構成比:4:3/音声方式:ドルビー・デジタル、DTS5.1サラ
ウンド/55分10秒/片面一層ディスク(DVD5)

2.110519 \1750
<「音楽の旅」シリーズ − スコットランド >
メンデルスゾーン: 序曲「フィンガルの洞窟」
(別名「ヘブリディーズ諸島」)Op.26/交響曲 第3番 イ短調「スコットラ
ンド」 Op.56 - ヴィヴァーチェ・ノン・トロッポ/序曲「海の静けさと幸あ
る航海」Op.27
ダウランド: ガイヤルド
エルガー:
セレナード ホ短調 Op.20 - ラルゲット/創作主題による変奏曲「エニグ
マ」Op.36 - 第4変奏 (W.M.B.)/同 - 第11変奏 (G.R.S.)
ヘンデル:
オラトリオ「メサイア」 - 見よ、くらきは地をおおい/合奏協奏曲 ハ長調
「アレクサンダーの饗宴 − 音楽の力」HWV.318 - アレグロ
バード: 5声のミサ曲 - キリエ
ドニゼッティ:
歌劇「ランメルモールのルチア」 - 香炉はくゆり(狂乱の場)
ベルリオーズ: 序曲「リア王」Op.4]
NTSC方式/画像構成比:4:3/音声方式:ドルビー・デジタル、DTS5.1サラ
ウンド/57分54秒/片面一層ディスク(DVD5)
見事にマッチした曲と映像からノルウェー、スコットランドの世界が目前に
広がります。演奏は全てナクソスの既発売音源によるものです



<DACAPO DVD>
2.110403-05 3枚組 \8100
C.ニルセン(1865-1931):<交響曲全集>
交響曲第1番/同第2番「4つの気質」/同第3番「ひろがり」
同第4番「不滅」/同第5番/同第6番「素朴な交響曲」
(収録:2000年11月2日、4日、デンマーク放送コンサート・ホール)
ボーナス・ ドキュメンタリー「光と影 - カール・ニルセンの生涯と音楽」
演奏/ミカエル・シェーンヴァント(指揮)
デンマーク国立放送交響楽団
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:ドルビー・デジタル2.0, ドルビー・
デジタル5.1, DTS5.1(交響曲集)、ドルビー・デジタル2.0(ボーナス・ド
キュメンタリー)、 227分 (交響曲集)、59分 (ボーナス・ドキュメンタ
リー)、英・仏・独・デンマーク語字幕付き(ドキュメンタリーのみ)、
片面一層ディスク(DVD5)&片面二層ディスク(DVD9)
すでにCDがリリースされている交響曲全6曲ですが、これは別録音によるコン
サートのライヴ映像。ニールセンの交響曲、スペシャリストであるシェーン
ヴァントの指揮、デンマーク国立放送交響楽団の演奏と、すべてが珍しく北
欧音楽ファンは必聴。ボーナス・ディスクであるドキュメンタリーも、貴重
な映像が満載です。



<ARTHAUS MUSIK DVD>
*** 10月リリース予定***
ヴェルディ:歌劇「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」  
101247 
エヴァ・メイ/トマス・ハンプソン/フランツ・ヴェルザー=メスト指揮
チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団/ユルゲン・フリム演出 

*** 「ホセ・カレーラス・コレクション」 リリース予定***
カレーラス・ウィーン・カムバック・リサイタル<101401> 8月新譜
カレーラス・イン・ヴェローナ<101403> 9月新譜
ミサ・クリオージャ<101405> 10月新譜
ボリショイ・オペラ・ガラ<101409> 10月新譜
カレーラス・アット・ザルツブルク<101411> 11月新譜
カレーラス&カバリエ<101413> 11月新譜

101403 \2780
<ホセ・カレーラス・イン・ヴェローナ>
ロッシーニ:
歌劇「セビリャの理髪師」-私は町のなんでも屋/同-かげ口はそよ風のように 
ポンキエルリ:歌劇「ジョコンダ」-自殺! 
プッチーニ:
歌劇「マノン・レスコー」-なんと素晴らしい美人/同-ひとり寂しく捨てら
れ/歌劇「ラ・ボエーム」-私の名はミミ 
チレア:
歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」-心身ともにくたくたで/歌劇「アル
ルの女」-ありふれた話 
ヴェルディ:
歌劇「ドン・カルロ」-彼女は私を愛したことがない/歌劇「アイーダ」-
勝ちて帰れ/歌劇「アッティラ」-ローマの前で私の魂が/歌劇「運命の力」
-神よ、平和を与えたまえ/歌劇「オテロ」-無慈悲な神の命ずるままに/
歌劇「椿姫」-プロヴァンスの海と陸/歌劇「シモン・ボッカネグラ」-心に
炎が燃え上がる 
マスカーニ:
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」-ママも知るとおり 
マスネ:歌劇「ル・シッド」-泣け、泣け、わが目 
ゲレーロ:歌劇「エル・セビリャーノのお客」-剣に寄せる歌 
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」-人知れぬ涙 
ベルリーニ:歌劇「ノルマ」-清らかな女神よ 
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」-はるかな国に 
ドビュッシー:
歌劇「放蕩息子」-アザエル、アザエル、どうしてお前は私から離れていっ
たの? 
ララ:グラナダ(収録:1988年8月8日、ヴェローナ円形劇場)
歌・演奏/ホセ・カレーラス(テノール)、
プラシド・ドミンゴ(テノール)、レオ・ヌッチ(テノール)、
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)、
エレーナ・オブラスツォワ(アルト)、
ペーテル・ドヴォルスキー(テノール)、
ゲーナ・ディミトローヴァ(ソプラノ)、ルネ・コロ(テノール)、
エヴァ・マルトン(ソプラノ)、ルッジェーロ・ライモンディ(バス)、
ヴィンチェンツォ・ラ・スコラ(テノール)、
サミュエル・レイミー(バリトン)、イレアナ・コトルバス(ソプラノ)、
ホセ・コラード(指揮)、カルロ・フランチ(指揮)
マドリード・ホセ・コラード管弦楽団、他
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ、116分、独・仏・英・
西語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
カレーラス・カムバック直後のライヴ。(以前にフィリップスからリリース
されていたLDと同一映像)カレーラス自身はララの「グラナダ」しか歌って
おらず(しかしながら感動的!)、彼の復帰を祝って駆けつけたスター歌手
たちの競演。まるでオペラの紅白歌合戦といった雰囲気で盛り上がっていま
す。「ホセ・カレーラス・コレクション」シリーズの一枚です。
※なお収録曲および演奏者が若干変更になることもございます。ご了承くだ
さい。

101419(DVD2枚組+CD2枚組) \4980
J.S.バッハ(1685-1750):
6つの無伴奏チェロ組曲/スペシャル・フィーチャー :チェロ組曲全曲録音
を収めたディジパック仕様の2枚組CD付き(収録:ドイツ、キームガウ、聖
セルヴァティウス教会)
演奏/ウェン=シン・ヤン(チェロ)
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:PCMステレオ,ドルビー・デジタル
5.1, DTS 5.1、175分、英・仏・西語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
ヤン自身による曲のレクチャーも併せて、ロマネスク式教会の輝かしい音響
でJ.S.バッハの名作演奏をつぶさに観察できる映像であり、マゼールも大絶
賛する中堅チェリストの名を知らしめる完璧なセット。チェロ組曲の作曲と
同時期のチェロでの演奏もまた興味深いもの。ウェン=シン・ヤンはダヴィ
ド・ゲリンガスに師事し、バイエルン放送交響楽団の首席奏者も務めた名手。
スーパーワールドオーケストラのメンバーとしても活動しています。



<OPUS ARTE DVD>
OA0957D(DVD-Video) 2枚組 \4980
プロコフィエフ(1891-1953):
歌劇「3つのオレンジへの恋」(仏語歌詞)
エクストラ・フィーチャー:キャスト・ギャラリー、オペラ概要、主要な出
演者と制作チームのメンバーによるインタビューを含む作品紹介 
(ライヴ収録:2005年、オランダ、アムステルダム音楽劇場) 
※日本語解説書付き
歌・演奏/アラン・ヴェルヌ、マルティアル・デフォンテイン、
ナターシャ・ペトリンスキー、フランソワ・ル・ルー、セルゲイ・コモフ、
マルセル・ブーネ、サー・ウィラード・ホワイト、
アンナ・シャファジンスカヤ、シルヴィア・ケヴォルキアン、
マガリ・デ・プレーレ、サンドリーヌ・ピオー、
ステファヌ・ドゥネーヴ(指揮)
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、
ネーデルラント・オペラ合唱団(マルティン・ライト:合唱指揮)、
ローラン・ペリー(演出・衣装)、シャンタル・トーマス(装置)、
ローラ・スコッツィ(振付)
NTSC方式、画像構成比16:9Anamorphic、音声方式:DTSサラウンド、LPCMス
テレオ、 144分(本編:115分/エクストラ・フィーチャー:29分)、英・仏
・独・西・伊・蘭語字幕付き、片面一層ディスク(DVD5)&片面二層ディス
ク(DVD9)
カラフルでコメディ・タッチの舞台セットや衣裳が印象的な、オランダでの
上演ライヴ。名作とされながら日本ではなかなか上演機会がないため、映像
で観られるのはうれしい限り。ル・ルーやピオーほかの歌手陣も(演技も含
めて)見事であり、DVDとしてはスタンダードな存在となりそうな商品です。



<EUROARTS DVD>
2072068(DVD-Video) \2700
ハイドン(1732-1809):
チェロ協奏曲第1番/同第2番/チェンバロ(またはフォルテピアノ)協奏曲
(収録:[チェロ協奏曲]1975年11月17日-19日 ロンドン、ヘンリー・ウッ
ド・ホール、[チェンバロ(またはフォルテピアノ)協奏曲 ]1982年11月
23日-27日、バイロイト、辺境伯オペラハウス)
演奏/
[チェロ協奏曲]
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ, 指揮)
アカデミー室内管弦楽団 
[チェンバロ(またはフォルテピアノ)協奏曲 ]
オメロ・フランセシュ(ピアノ)、
ネヴィル・マリナー(指揮)アカデミー室内管弦楽団
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ、 ドルビー・デジタル
5.1、DTS5.1、73分([チェロ協奏曲]52分、[チェンバロ(またはフォル
テピアノ)協奏曲 ]21分)、片面二層ディスク(DVD9)
世界中で称賛されるロストロポーヴィチの突出した技術と情熱的な演奏を観
て、聴いて、十分味わえるプログラムです。70年代に映画出演で一躍有名に
なったフランセシュとマリナー指揮によるピアノ協奏曲もじっくり味わって
ください。(ユニテル原盤の映像)



<JUXTAPOSITION DVD>
DVD9DS16(DVD-Video) \1900
日本語字幕付き
クルターク(b.1926)、エトヴェシュ(b.1944):
フィルム「クルターク:マッチ棒男」
(妻であるマルタやベルリン・フィルを指揮するアバドとの演奏・リハーサ
ル風景、マスタークラスの様子、ピアニストのコチシュや作曲家のリゲティ
他のインタビューなどを収録)/
フィルム「エトヴェシュ:第7の扉」
(ブーレーズやシュトックハウゼンのインタビュー、エトヴェシュ自身に
る歌劇「三人姉妹」のリハーサル風景などを収録。)
エクストラ・フィーチャー[フィルム「練習」(子供の遊戯/ステーレ(墓
碑)/弦楽四重奏曲第2番「セルヴァンスキー追悼の短いオフィチウム」-
第1-4楽章/サイン/「ヤーテーコク(遊戯)」-ドメニコ・スカルラッティ
への賛辞を取り上げ、クルタークの音楽や作品について解明していくドキュ
メンタリー)] 
演奏/ユディット・ケーレ(監督)「マッチ棒男」
[ジェルジー・クルターク(ピアノ)、マルタ・クルターク(ピアノ)、
アドリアン・チェンゲリ、クラウディオ・アバド指揮、ベルリン・フィルハ
ーモニー管弦楽団、他]、第7の扉[ペーテル・エトヴェシュ(ピアノ)、
ケント・ナガノ&ペーテル・エトヴェシュ指揮、リヨン国立歌劇場管弦楽団、
ハンス・ツェンダー指揮、バーデン・バーデン南西放送交響楽団、他]、
練習[オルランド・カルテット、ミクローシュ・ペレーニ(チェロ)、マル
タ・クルターク(ピアノ)]
※ブックレットの翻訳(仏、独、西、ハンガリー、日本語)PDFファイル付き
NTSC方式、画像構成比:[フィルム1]16:9、[フィルム2]4:3、
音声方式:ドルビー・デジタル・ステレオ、137分(本編:113分/エクスト
ラ・フィーチャー:24分)、英・仏・独・西・ハンガリー・日本語字幕付き、
片面二層ディスク(DVD9)
独特な作風で幅広いジャンルの作品を発表してきた、2人の作曲家をフィー
チャー。周囲の音楽家や家族たちの証言で人間を追い、演奏シーンで作品を
追うという構成により、より深く作曲家の真髄に迫ります。2人のファンで
ある方はもちろん、作品は知っているが作曲家についてはあまり知識がない
という方にも、大いに参考になる内容でしょう。



<IDEALE AUDIENCE DVD>
DVD9DM20(DVD-Video) \2880
日本語字幕付き
フィルム「グレン・グールド(1932-1982):
ヒアアフター(時の向こう側へ)」(ブリューノ・モンサンジョンによる。
未公開映像を含み、グールド自身が語っているかのような、彼の生涯と作品
を振り返るフィルム。J.S.バッハ、ベートーヴェン、ブラームス、シューベ
ルト、ショパン、ウェーバー、プロコフィエフ、ヒンデミット他の音楽抜粋
を含む)(音楽抜粋:1946-1991年録音)
演奏/グレン・グールド(ピアノ)、
ポール・シャーマン(指揮)CBC交響楽団、
ラッセル・オバーリン(カウンターテノール)、
サー・アーネスト・マクミラン(指揮)トロント交響楽団、
ブリューノ・モンサンジョン、ジル・アパップ(ヴァイオリン)、
ジャン=マルク・アパップ、マルク・コッペイ、
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、
ブリューノ・モンサンジョン(監督) 
ブックレットの翻訳(独・西・日本語)PDFファイル付き
NTSC方式、画像構成比:16:9、音声方式:ドルビー・デジタル・ステレオ、
ドルビー・デジタル5.0、106分、英・仏・独・西・日本語字幕付き、
片面二層ディスク(DVD9)
新しい映像作品がリリースされるたびに話題となるグールド。ブリューノ・
モンサンジョンが撮影・構成したこのフィルムは、世界各地でグールドに
“啓示を受けた人々”が登場し、初出の映像も交えて、グールド自身のナレ
ーションや演奏映像などによって彼の本質が解き明かされていくという内容
になっています。もちろん演奏シーンも必見で、今年の「東京の夏」音楽祭
で来日したジル・アパップなど、多彩な顔ぶれがゲストとして登場していま
す。



<NAXOS JAZZ LEGEND>
8.120811 \850
デューク・エリントン:第11集「タイムズ・ア-ウェイスティン」オリジナル
・レコーディングス1945-1946
[A Gathering In A Clearing / Beale Street Blues / Drawing Room Blues
/ I'm Just A Lucky So And So / Just Squeeze Me (But Please Don't
Tease Me) / Memphis Blues / My Honey's Lovin' Arms / Pretty Woman /
Rockabye River / Royal Garden Blues / St. Louis Blues / Suddenly It
Jumped / Swamp Fire / The Perfume Suite / Time's A-Wastin' (Things
Ain't What They Used To Be) / Tonk / Transblucency (A Blue Fog That
You Can Almost See Through)]
エリントン自身やエリントン楽団の、戦後の動向を知ることができる録音集
であり、ビリー・ストレイホーンをはじめとする盟友たちも登場。エリント
ンの音楽も新しい時代へと変化していく過渡期であり、ステレオ録音時まで
続く円熟期の、スタート地点といえるかもしれません。



<LPO>
LPO-0013 \1750
M.アーノルド(b.1921):
喜劇序曲「ベッカス・ザ・ダンディプラット」Op.5
管弦楽組曲「第六の幸福をもたらす宿」
21回目の誕生日のためのフローリッシュ*
交響曲第6番
フィルハーモニー協奏曲
(アーノルド記念コンサート:2004年ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァ
ル・ホール)  
*世界初録音
演奏/ヴァーノン・ハンドリー指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
LPOの演奏家出身アーノルドの楽曲を、グラモフォン・アウォーズの常連で
LPOにも長く貢献してきたハンドリーが、作曲者の映画芸術家、おどけたユ
ーモア作家、深遠な交響曲作者としての一面をほのめかす指揮は正にお見事!

LPO-0014 \1750
ブルックナー(1824-1896):
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」WAB.104(ハース版)
(BBC放送用ライヴ録音:1989年12月14日ロンドン、ロイヤル・フェスティ
ヴァル・ホール)  
演奏・歌/クラウス・テンシュテット指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
1989年当時ロンドン・フィルの前首席指揮者であったテンシュテットがロイ
ヤル・フェスティヴァル・ホールで同オケを指揮し、BBCが放送のために録音
した、茫洋としていてうねる様な大海を思わせる、ブルックナー作交響曲
第4番の感動的な名演です。ブルックナーの書いた力の漲った大交響曲にお
いて、テンシュテットは記念碑的かつ深甚な至高の解釈を聴かせます。
後期ロマン派の傑作作品に相応しい、白熱した情熱的な演奏です。

<TESTAMENT>
SBT21403 2枚組 \2800
Disc1
シューマン:マンフレッド序曲 作品115
モーツァルト:交響曲 第38番 ニ長調 K.504 「プラハ」
Disc2
ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カール・シューリヒト
録音:1964年10月8日、フィルハーモニー・ザール、ベルリン (ステレオ)
巨匠シューリヒトが晩年にBPOを振った、ファンには堪らないライヴ録音がス
テレオで登場です!しかも、当夜のコンサート全容をCD2枚に収めており、演
奏の素晴らしさもさることながら、その熱気をリアルに体験させてくれます。
TESTAMENTからリリースされて記憶に新しいクレンペラー&BPOと同様の感動
(演奏の方向性は全く異なりますが!)を伝えるものといえば分かりやすい
でしょうか。
1880年、ドイツ(現在はポーランド)のオルガン職人一家に生まれたシュー
リヒト。しかし、彼は父親の顔を知りません。シューリヒトが生まれるわずか
3週間前に、部下が溺れているのを助けるため亡くなってしまったからです。
オラトリオ歌手であった母のもと音楽教育を受けたシューリヒトですが、なか
なか早熟であったようです。11歳にして作曲を学び、15歳のときには2つのオ
ペラ(しかも台本も)を完成させたそうです。二十歳を過ぎるころには、正式
に合唱指導の職を得、作曲で得た賞によりフンパーティンクやレーガとともに
学ぶ機会を得ます。ディーリアスとの深い関係性が知られるシューリヒトです
が、若い時分は現代音楽(といっても1900年初頭ですからブルックナーやシュ
トラウスもこれに含まれます)に傾倒していました。古典派ロマン派への音楽
に情熱をもやすようになるのは、実はかなり晩年になってからだったと本人も
語っています。
ベルリン・フィル・デビューは1933年。大変良好な関係を保ってはいましたが、
共演回数は多くありません。1964年のこのコンサートは3夜にわたって行われ、
そのうち一回はシューマンの代わりに、ボリス・ブラッヒャーの作品が演奏さ
れました。2年と数ヶ月後には亡くなってしまうわけですが、前述のとおりロ
マン派音楽への愛情とリスペクトに満ち溢れていた時期にこのプログラム、
それも世界最高の機能性を有したオーケストラとの共演となれば、シューリヒ
トにとって人生最高の瞬間だったかも知れません。
こうした環境下、シューリヒトは天真爛漫といえるほど彼の理想の具現化にこ
だわります。シューリヒトにしては異例ともいえる緩急、強弱を大胆につけた
陰影に富んだ描写が異常なまでの緊張感を生み出しているのが聴き手にダイレ
クトに伝わります。人によっては、BPOのアンサンブルに荒っぽさを感じるか
も知れません。もちろん客演という事情で十分なリハーサルを積めなかったこ
ともあるでしょうが、シューリヒトの要求が非常に多く高度であり、そのうえ、
いざ本番になるとリハーサルに無い意表を衝いた指示が頻出したことから、天
下のBPOですら対応し切れなかったのではないかと想像されます。しかし、無
謀ともいえるシューリヒトの音楽構築が逆に言い知れぬ緊張感をよび、このよ
うな一期一会ともいうべきスリリングな名演が実現した要因ともなったのです。
そしてこの名演は語り継がれてきました。海賊盤でも多く流通してきました
が、遂に正規盤、しかもステレオ・マスターでの登場です。シューリヒト・
ファンならずとも、広く待ち望まれていたリリースであることに間違いあり
ません。新たなTESTAMENTの大快挙!

SBT1400 \1850
フランク:前奏曲、コラールとフーガ ロ短調
同:前奏曲、アリアとフーガ ホ長調
フォーレ:9つの前奏曲 作品103 *ステレオ
ジェルメーヌ・ティッサン=ヴァランタン(Pf)
モノラル(フォーレ以外)

SBT1401 \1850
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488
ドビュッシー:白と黒で、英雄の子守歌、マズルカ
フォーレ:3つの無言歌 作品17、マズルカ 作品32
ジェルメーヌ・ティッサン=ヴァランタン(Pf)
カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク
指揮:ベルンハルト・パウムガルトナー
ジャンヌ・マンション=タイース(Pf)
モノラル
2002年、TESTAMENTからのリリース・スケジュールに彼女の名前を見たとき、
正直、名前の読み方すら覚束ず(注文書ではティッセンとご紹介していまし
た)、ライナーノーツにあった「伝説のフォーレ弾き」というのを少々疑心
暗鬼でご案内したような状況でした。しかし、伝説は彼女の祖国から遠く離
れた日本でも忘れられてはいなかったのです。
今回もフォーレ作品を含みつつ、モーツァルト・イヤーということでパウム
ガルトナーとのモーツァルトやドビュッシーの連弾作、フランク作品など彼
女の魅力が存分に発揮され、前3作と同様、長く愛されるであろうアルバムの
登場です。

SBT1402 \1850
マルゲリータ・グランディ/ヴェルディ・オペラ・アリア集
ヴェルディ:歌劇「マクベス」より
(第1幕-第2場、第2幕-第1&3場、第3幕-最終場)
フランチェスコ・ヴァランティノ(Br)
スコットランド管弦楽団/指揮:ベルトルト・ゴルトシュミット
ヴェルディ:歌劇「マクベス」より (第4幕-最終場)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:サー・トーマス・ビーチャム
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:アルベルト・エレーデ
ヴェルディ・歌劇「トロヴァトーレ」より
ロンドン交響楽団/指揮:ワルター・ゲール
マルゲリータ・グランディ(S)
モノラル
「オペラ・ハウスで聴いた最も偉大な声は誰のものか?」というダイレクト
な質問に「マルゲリータ・グランディ」と答える人がヨーロッパには少なく
ありません。グローヴ音楽辞典にも「比類ない声の持ち主」と記述されてい
るほど。オペラを純粋に「声」で楽しむ伝統のあるヨーロッパでは、この一
枚は大ヒットとなり得るリリースとして注目されているとのこと。21世紀に
なってもいまだ人々を魅了し続ける「凄声」を是非とも体感してみてくださ
い。




<Telarc>
CD80679 \1350
ブリーズ-リラクシング・ミュージック・フロム・ザ・ムーヴィーズ
1.「スター・ウォーズ・エピソード4」より 「ルークとレイア」
2.「トスカーナの休日」より プッチーニ:ハミング・コーラス(蝶々夫人)
3.「ピアノ・レッスン」より ビッグ・マイ・シークレット
4.「オー」より ヴェルディ:アヴェ・マリア(オテロ)
5.「みじかくも美しく燃え」より モーツァルト:アンダンテ
(ピアノ協奏曲 第21番)
6.「フォレスト・ガンプ」より メイン・テーマ
7.「眺めのいい部屋」より プッチーニ:私のお父さん(ジャンニ・スキッキ)
8.「マイ・ライフ・オン・アイス」より シューベルト:アンダンテ
(弦楽四重奏 第13番)
9.「ゴースト」より アンチェインド・メロディ
10.「普通の人々」より パッヘルベルのカノン
11.「ママが泣いた日」より モーツァルト:アダージョ(グラン・パルティータ)
12.「ア・リヴァー・ランズ・スルー」より メイン・テーマ
13.「スパルタクス」より 愛のテーマ
14.「ある日どこかで」より ラフマニノフ:アンダンテ・カンタービレ
(パガニーニの主題による変奏曲)
15.「マディソン郡の橋」より 愛のテーマ「ドゥー・アイズ」
エリック・カンゼル指揮シンシナティ・ポップス
クリーヴランド弦楽四重奏団
レナード・スラトキン指揮セント・ルイス交響楽団
サー・チャールズ・マッケラス指揮セント・ルークス管弦楽団
映画で使われたクラシックや映画音楽から、リラクシングに最適な作品を集め
たコンピレーション。TELARCレーベルのブリーズ・シリーズの最新盤です。

TELARCブリーズ・シリーズ
リラクシング・ハープ    CD80678 \1350
リラクシング・ピアノ    CD80652 \1350
リラクシング・ストリングス CD80635 \1350
リラクシング・ギター    CD80512 \1350

●NEW MID LINE
※カタログNO.の変更はありません。

CD80171 \1350
ラヴェル:管弦楽曲集
1.道化師の朝の歌
2.スペイン狂詩曲
3.高雅で感傷的なワルツ
4.ラ・ヴァルス
5.ボレロ
シンシナティ交響楽団
指揮:ヘスス=ロペス・コボス

CD80213 \1350
タッチ・オブ・ロマンス
1.サンス:スペイン組曲
2.バリオス:郷愁のショーロ
3.バリオス:森に夢見る
4.ロメロ:アンダルーサ組曲
5.アルベニス:伝説
6.バリオス:ザンバの調べ
アンヘル・ロメロ(Gt)

CD80220 \1350
クラス・ブラス
1.R.コルサコフ:貴族たちの行列
2.ボロディン:だったん人の踊り
3.コープランド:ロデオ
4.スメタナ:道化師の踊り
5.グリーグ:アニトラの踊り
6.プロコフィエフ:朝の踊り
7.コープランド:シンプル・ギフト
8.プロコフィエフ:キージェ中尉
9.チャイコフスキー:アラビアの踊り
10.チャイコフスキー:ナポリの踊り
11.ヴェルディ:凱旋行進曲
12.フォーレ:パヴァーヌ
13.ビゼー:闘牛士の歌
14.ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 第8番
15.ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番
16.ヒナステラ:エスタンシア
17.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
18.ムソルグスキー:キエフの大きな門
エンパイア・ブラス

CD80456 \1350
天空の光
1.ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお、信徒らのいと輝かしき群れよ
2.作者不詳:新しき星の光が輝き
3.ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお、流血の惨事よ
4.作者不詳:人間をあわれみたもう神は
5.ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお、神の光にて輝きたもう御身
6.作者不詳:ばらのごとき花が
7.ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお、いと若々しき枝よ
8.ロバート・キア:モテトゥス「円環より」
9.ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:今や教会の母なる内が喜ばんことを
10.同:おお、永遠の神よ
11.めでたし、海の星(13世紀のラス・ウエルガス写本より)
12.ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお、いと気高き若々しさ
タペストリー(女声4人のコーラス・グループ)

CD80497 \1350
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集
アトランタ交響楽団
指揮:ヨエル・レヴィ




<Delos>
DE3346 \2080
チェリー・ローズ(Org) イン・コンサート
1.グリニ:アヴェ・マリア・ステラ
2.A.スカルラッティ:トッカータ 第11番
3.リスト:交響詩「オルフェウス」(ギロー編)
4.メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ ホ短調(ベスト編)
5.キング:ヨハネ黙示録(オルガンとエレクトロニック・テープのための)
6.ハンプトン:5つの舞曲
7.ワルター:「Salve, Festa Dies Hail Thee, Festival Day」による瞑想
8.コレット:Thunder Piece
チェリー・ローズ(Org)
ロサンゼルス聖マリア大聖堂でのライヴ録音
17歳でフィラデルフィア管弦楽団と共演してデビュー、その後アメリカ人とし
て初めてミュンヘン国際オルガン・コンクールに優勝し、今やアメリカを代表
するオルガニストとなったチェリー・ローズのCDデビュー盤。2002年に建立さ
れたロサンゼルスの聖マリア大聖堂で行われたライヴでは、古典的な作品から、
彼女に献呈された現代曲(ヨハネ黙示録)まで幅広いレパートリーを披露し、彼
女の素晴らしい才能が如何なく発揮されています。

DE3363 \2080
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲集
第1番 イ短調 作品77、第2番 嬰ハ短調 作品129
ディミトリー・コーガン(Vn)
チャイコフスキー交響楽団
指揮:マキシム・ショスタコーヴィチ
アニヴァーサリー・イヤーにふさわしい大注目盤!ショスタコーヴィチの息子
が指揮し、コーガンの孫がヴァイオリンを奏でるベリー・スペシャルな協奏曲!
ショスタコーヴィチの作品に関しては独特のこだわりを見せ、特に歌曲集には
惜しみない賛辞が寄せられているDELOSレーベルからまたまた注目盤が登場で
す。2曲のヴァイオリン協奏曲でソリストを務めるのは、名ヴァイオリニスト、
レオニード・コーガンの孫にあたるディミトリー・コーガン。言うまでもなく
レオニードはショスタコーヴィチ自身と何度も共演した間柄で、ディミトリー
も祖父からその血統を見事に受け継ぎ、ショスタコーヴィチ作品のよき解釈者
として知られています。そして、伴奏指揮を務めるのは作曲家の息子マキシム
・ショスタコーヴィチ。彼も今やショスタコーヴィチ作品にとっては欠くこと
のできない重要な指揮者で、今までのショスタコーヴィチ録音でも高い評価を
得ています。そんな二人を起用したこのアルバムは、アニヴァーサリー・イヤ
ーの今年、まちがいなく最重要なアルバムの一つと言っても過言ではないで
しょう。

DE3364 \2080
アルベニス:組曲「イベリア」(ギター四重奏版)
世界初録音!
ブラジリアン・ギター・カルテット
ブラジルの「ドリーム・チーム」によるアルベニス!
アルベニスの「イベリア」は4巻に分かれた全12曲のピアノ作品。スペイン・
アンダルシア地方の風景や風俗を描いたアルベニスの代表作として知られてい
ます。ピアノ版のみならずアルボース編曲によるオーケストラ版なども馴染み
深いですが、ピアノ曲でありながらギター風なフレーズも随所にあらわれ、ギ
ターで弾いてもまったく違和感のない作品です。ブラジリアン・ギター・カル
テットはこの作品をギター四重奏版にアレンジ、DELOSレーベルに世界初録音
しました。ブラジリアン・ギター・カルテットは1999年に海外進出し、以来世
界的に活躍しているカルテットで、地元ブラジルでは「ドリーム・チーム」と
呼ばれています。既にDELOSからも3枚のアルバムがリリースされています。

DE3367 \2080
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 
(フルートとピアノのための編曲版)
第25番 ト長調 K301、第24番 ハ長調 K296、
第32番 ヘ長調 K376、第35番 ト長調 K379
ラファエレ・トレヴィザーニ(Fl)
パオラ・ジラルディ(Pf)
究極のヴィルトゥオーゾならではのモーツァルト:Vnソナタの編曲版!
モーツァルト・イヤーということで、続々発売となったモーツァルトのヴァイ
オリン・ソナタ集。ムターもハーンも大ヒットとなり、様々な演奏スタイルを
聞き比べるのにも絶好の機会となりましたが、ここにフルート版の登場です。
前作でもヴァイオリンの難曲ツィゴイネルワイゼンを披露するなど、その超絶
技巧には定評のあるトレヴィザーニですので、編曲版という珍しさだけでなく、
これらのマスター・ピースの新たな魅力を再提示してくれそうです。




<Accord>
●フェスティヴァル・シリーズ
フランスの往年の名演奏家の録音を中心に復刻CD化したコア・ファン垂涎のラ
インナップ、バジェットプライス、一挙50タイトル!

4768996 \1050
J.S.バッハ:管弦楽組曲
トゥールーズ室内管弦楽団/指揮:ルイ・オーリアコンブ

4769685 \1050
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 第1集
ドゥヴィ・エルリー(Vn)

4769686 \1050
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 第2集
ドゥヴィ・エルリー(Vn)

4768964 \1050
ベートーヴェン&メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
フランコ・グッリ(Vn)
フェニーチェ劇場管弦楽団/指揮:エットーレ・グラチス
コンセール・ラムルー管弦楽団/指揮:ルドルフ・アルベルト

4768965 \1050
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
第8番「悲愴」、第14番「月光」、第21番「ワルトシュタイン」、
第23番「熱情」
カール・エンゲル(Pf)、アルド・チッコリーニ(Pf)

4768963 \1050
ベルリオーズ:幻想交響曲
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
セント・ソリ管弦楽団/指揮:ルイ・フレスティエ
パリ国立歌劇場管弦楽団/指揮:マニュエル・ロザンタール

4768995 \1050
ブラームス:交響曲 第2番
同:ヴァイオリン協奏曲
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:ルドルフ・アルベルト
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団/指揮:ギュンター・ヴァント
※ヴァイオリニスト未詳

4769941 \1050
ブラームス:ハンガリー舞曲 (21曲)
北ドイツ放送交響楽団/指揮:ハンス・シュミット=イッセルシュテット

4768994 \1050
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番&第2番
"ルネ・ジャノリ(Pf)
南西ドイツ放送交響楽団/指揮:ジョルジュ・セバスティアン

4769011 \1050
ショパン:ワルツ集(14曲)、マズルカ集(9曲)
パウル・フォン・シルハウスキー(Pf)

4769147 \1050
ドヴォルザーク:交響曲 第9番 「新世界より」
同:弦楽セレナード
ルクセンブルク放送交響楽団/指揮:ローラン・ドゥアット
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:ルドルフ・アルベルト

4768962 \1050
ヘンデル:組曲「水上の音楽」、組曲「王宮の花火の音楽」
テレマン:組曲「水の音楽」
ロンドン室内管弦楽団/指揮:アンソニー・ベルナルド
コレギウム・ムジクム・ド・パリ/指揮:ローラン・ドゥアット

4768991 \1050
ハイドン:交響曲 第94番 「驚愕」、第101番 「時計」、第100番 「軍隊
指揮:カール・リステンパルト
※オケ未詳

4769146 \1050
リスト:ハンガリー狂詩曲、葬送曲、コンソレーション
フランス・クリダ(PF)

4769145 \1050
メンデルスゾーン:交響曲 第3番 「スコットランド」
同:交響曲 第4番 「イタリア」
フェニーチェ劇場管弦楽団/指揮:エットーレ・グラチス

4769144 \1050
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ピアノ版)
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
ベルナール・リンガイセン(PF)
ルクセンブルク放送交響楽団/指揮:ルイ・ド・フロマン

4768961 \1050
モーツァルト:フルート協奏曲、フルートとハープのための協奏曲
マクサンス・ラリュー(Fl)、スザンナ・ミルドニアン(Hp)
プラハ室内管弦楽団/指揮:リベール・フラヴァチェク
ケルン室内管弦楽団/指揮:ヘルムート・ミュラー=ブルール

4769009 \1050
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第22番&第23番
ジャン=クロード・ペネティエ(Pf)
ザール室内管弦楽団/指揮:カール・リステンパルト

4769010 \1050
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番、第9番 「ジュノーム」
パウル・フォン・シルハウスキー(Pf)
セント・ソリ管弦楽団/指揮:ルドルフ・アルベルト

4768960 \1050
モーツァルト:ミサ曲 ハ長調 「戴冠式ミサ」
モテット 「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ!」(エクスルターテ・ユビラーテ)
証聖者の荘厳な晩課
テレサ・シュティッヒ=ランダル(S)、ビアンカ・マリア・カゾーニ(Ms)、
ピエトロ・ボッターツォ(T)、ゲオルグ・リタジー(Bs)
ザール室内管弦楽団/指揮:カール・リステンパルト

4769003 \1050
ラモー:六重奏のための6つのコンセール
ブリテン:シンプル・シンフォニー*
トゥールーズ室内管弦楽団/指揮:ルイ・オーリアコンブ
ザール室内管弦楽団/指揮:カール・リステンパルト*

4768990 \1050
ラヴェル:
ボレロ、ラ・ヴァルス、亡き王女のためのパヴァーヌ、ピアノ協奏曲*
パリ国立歌劇場管弦楽団/指揮:マニュエル・ロザンタール
南西ドイツ放送交響楽団/指揮:ピエール・デルヴォー*
ピエール・サンカン(Pf)*

4768989 \1050
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」、熊蜂の飛行、
序曲「ロシアの復活祭」
パリ国立歌劇場管弦楽団/指揮:マニュエル・ロザンタール
北ドイツ放送交響楽団/指揮:ハンス・シュミット=イッセルシュテット

4769149 \1050
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ソル、サンスの小品
トゥリビオ・サントス(g)

4768988 \1050
サティ:ジムノペディ、グノシェンヌ、パラード
ジャン=ジョエル・バルビエ(Pf)

4768959 \1050
シューベルト:交響曲 第8番 「未完成」*
交響曲 第9番 「ザ・グレイト」
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団/指揮:ギュンター・ヴァント*
セント・ソリ管弦楽団/アタウルフォ・アルヘンタ

4769001 \1050
シューベルト:ピアノ五重奏曲 「ます」、他
ジャン・ユボー(Pf)、ルネ・ベネデッティ(Vn)、ピエール・ラドゥイエ、
アンドレ・ナヴァラ(Vc)、ガストン・ロジェロー、
フランツ・ヨーゼフ・メイエ、
クルト・ヘルツブルック、ヴィルヘルム・ヘッカー

4769002 \1050
シューベルト:即興曲集 作品90&142、さすらい人幻想曲
パウル・フォン・シルハウスキー(Pf)
カール・エンゲル(Pf)

4768958 \1050
シューマン:ピアノ協奏曲
交響曲 第1番 「春」*、序曲「マンフレッド」*
カール・エンゲル(Pf)
セント・ソリ管弦楽団/指揮:ダニエル・シャブルン
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:ルドルフ・アルベルト*

4769683 \1050
J.シュトラウス:ワルツ&ポルカ集
南西ドイツ放送交響楽団/指揮:ジョルジュ・セバスティアン

4768957 \1050
ストラヴィンスキー:春の祭典、ペトルーシュカ*
セント・ソリ管弦楽団/指揮:ルドルフ・アルベルト
イヴォンヌ・ロリオ*

4768955 \1050
チャイコフスキー:交響曲 第4番*
ボロディン:中央アジアの草原にて
ムソルグスキー:はげ山の一夜
コンセール・ラムルー管弦楽団/指揮:ルドルフ・アルベルト*
パリ国立歌劇場管弦楽団/指揮:マニュエル・ロザンタール

4769143 \1050
チャイコフスキー:交響曲 第5番、弦楽セレナード*
セント・ソリ管弦楽団/指揮:ルドルフ・アルベルト
ルクセンブルク放送交響楽団/指揮:ローラン・ドゥアット*

4768956 \1050
チャイコフスキー:交響曲 第6番 「悲愴」、イタリア奇想曲*
バイエルン放送交響楽団/指揮:ルドルフ・アルベルト
パリ国立歌劇場管弦楽団/指揮:マニュエル・ロザンタール*

4768985 \1050
ヴィヴァルディ:「四季」、合奏協奏曲集
トゥールーズ室内管弦楽団/指揮:ルイ・オーリアコンブ

4768984 \1050
ワーグナー:序曲&前奏曲集 Vol.1
(ワルキューレの騎行、神々のたそがれ、ローエングリン、ジークフリート牧歌)
南西ドイツ放送交響楽団、パリ音楽院管弦楽団
指揮:ジョルジュ・セバスティアン

4768983 \1050
ワーグナー:序曲&前奏曲集 Vol.2
(パルジファル、タンホイザー、トリスタンとイゾルデ、さまよえるオランダ人)
南西ドイツ放送交響楽団/指揮:ジョルジュ・セバスティアン
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:ルドルフ・アルベルト

4768982 \1050
ウェーバー:序曲集
パリ国立歌劇場管弦楽団/指揮:ヘルマン・シェルヘン

4769684 \1050
不滅の名曲集
(エリーゼのために、トルコ行進曲、ボッケリーニのメヌエット、他)
コレギウム・ムジクム・ド・パリ/指揮:ローラン・ドゥアット

4769023 \1050
グレゴリオ聖歌集
ソレム修道院合唱団

4768993 \1050
パリ、ノートルダム大聖堂のオルガン
(J.S.バッハ、モーツァルト、フランク、ヴィドール、ヴィエルヌ、メシアン
の作品)
ピエール・コシュロー(Org)

4768992 \1050
バレエ音楽作品集
(コッペリア、シルヴィア、レ・シルフィード)
コンセール・ラムルー管弦楽団/イエス・エトシェヴェリー

4769286 \1050
オペレッタ・フェスティヴァル
(「メキシコの歌手」、「パリの生活」、「メリー・ウィドウ」、
「3つのワルツ」)
レジーネ・クレスパン(S)、モーリス・シェヴァリエ、スージー・デレール、
ダリオ・モレノ、ジャック・マルタン、他

4768986 \1050
究極のデュオ-プレスティ&ラゴヤ
(アルビノーニ、D.スカルラッティ、ヴィヴァルディ)
イダ・プレスティ(g)、アレクサンドル・ラゴヤ(g)

4769688 \1050
オペラ・アリア集
(「トスカ」、「ファウスト」、「ウェルテル」、「マノン」、「ドン・キホ
ーテ」、「オテロ」)
ガブリエル・バキエ(Br)、レジーネ・クレスパン(S)、アラン・ヴァンゾ(T)、
ロベール・マッサール(Bs)

4769681 \1050
サンチュベールのミサ-宮廷でのキツネ狩りの音楽
ソローニュ・ホルン・アンサンブル

4769148 \1050
バロック・トランペット
(アルビノーニ、テレマン、J.S.バッハ)
モーリス・アンドレ(Tp)
コレギウム・ムジクム・ド・パリ/指揮:ローラン・ドゥアット

4769004 \1050
バロック名曲集
(アルビノーニ、パッヘルベル、J.S.バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディ)
コレギウム・ムジクム・ド・パリ/指揮:ローラン・ドゥアット
トゥールーズ室内管弦楽団/指揮:ルイ・オーリアコンブ

4769682 \1050
不滅のギター名曲集
(J.S.バッハ、ヴィヴァルディ、パッヘルベル、ヘンデル、ソレール、ファ
リャ)
ミヒャエル・ディントリッヒ(g)

4768987 \1050
王の晩餐のためのシンフォニー
(リュリ、ドラランド、シャルパンティエ、ムレ)
モーリス・アンドレ(Tp)
コレギウム・ムジクム・ド・パリ/指揮:ローラン・ドゥアット




<fine NF>
NF63101 \4500
ユーシア・クァルテット-<シャコンヌ>と<枯葉>
1 パーセル:シャコンヌ ト長調 (ブリテン校訂版)
2 ブリテン:弦楽四重奏曲 第2番 ハ長調 作品36 シャコンヌつき
3 武満 徹:ア・ウェイ・アローン
4 コズマ:枯葉 (武満徹編曲)
ユーシア・クァルテット
高木和弘(1st Vn) ヤンネ舘野(2nd Vn) 小倉幸子(Va) 
アドリアン・ズィトゥン(Vc)
録音: 2004年7月19-21日 びわ湖小ホール、
2003年7月11-12日 京都府民ホール アルティ
録音プロデューサー: 西脇義訓 バランス・エンジニア:福井末憲
Pressed by Sonopress, Germany
長岡京室内アンサンブルから生まれたSQ界の新星!没後30周年のブリテンと没
後10周年の武満をフィーチャーした衝撃のデビュー盤!
青木十良で話題沸騰中のfine NFレーベルから待望のSACDハイブリッドの新作
が登場します。
ユーシア(EUSIA)とは、4人の出身地であるヨーロッパ(EUROPE)とアジア
(ASIA)、そして出会いの場であるアメリカ(U.S.A)からの合成語。1999年、ルー
ズベルト大学シカゴ芸術音楽院の教授に着任した森悠子(ご存知長岡京CEの音
楽監督)の元に運命的に集った若者4人の記念すべきデビュー盤です。4人とも
長岡京CEのコア・メンバーですが、ここに新しい個性として飛翔することとな
りました。
シカゴ芸術音楽院で森悠子のもと弦楽四重奏団としても鍛えられたユーシア・
クァルテット。2001年5月米国インディアナ州サウスベンドで行われた<全米
フィショフ室内楽コンペティション>でゴールド・メダリストとなります。そ
の折演奏したのがブリテンの弦楽四重奏曲第2番で、難曲として知られるこの
作品で“誠実で精巧、独創性豊かな雰囲気が見事に保たれた演奏""と絶賛され
ました。彼らには、固定された弦楽四重奏団としてデビューする道も開けたの
ですが、まだ若く無限の可能性を持ったひとりひとりがそれを望まず、それぞ
れが世界中のオーケストラのコンマス及びメンバーとして活躍しています。そ
のため、デビュー盤には少々時間がかかったのですが、2006年、レパートリー
にフィーチャーされているブリテンと武満それぞれのアニヴァーサリー・イヤ
ーに待望のリリースとなります。
今年没後10周年を迎えた武満徹は、ブリテンと共に20世紀を代表する作曲家と
して、今や世界中から認められていますが、その武満徹の「ア・ウェイ・アロ
ーン」と共に、武満徹が自ら編曲した「枯葉」を後半に収録しているのが、こ
のディスクのもうひとつの魅力といえます。作曲家武満徹の原点は、戦時下に
SPで聴いたシャンソンでした。秋をこよなく愛した武満徹の「枯葉」の、限り
ない美しさと悲しさを、ユーシア・クァルテットの演奏は漂わせています。
若々しくありつつも、独特の「哀愁」までも表現するユーシア・クァルテット。
これをお届けするには、もちろん卓越した録音技術とのコラボレーションあっ
てこそ。最近、多くのメディアに取り上げられ、今や本人達がカリスマ性を帯
びつつある西脇&福井コンビならではの最高位録音クオリティーが本領を発揮
しています。




<ECM New Series>
4765278 2枚組 \3960
エレニ・カラインドルー:Elegy of the Uprooting (絶滅への哀歌)
カメラータ管弦楽団
ヘレニック放送合唱団
指揮:アレクサンドロス・マイラット
録音:2005年3月27日、アテネ (ライヴ)
”いまだ感動の震えがとまらない!”ギリシャの長い歴史と魂を揺さぶったカ
ラインドルーの新伝説、アテネでのライヴ・コンサート待望のリリース!
アンゲロプロス作品など、映画や演劇のための音楽を多く手がけその名を知ら
しめてきた、ギリシャの女流作曲家エレニ・カラインドルー。今回は、ECMへの
初ライヴ・セットとして、昨年3月に行われたコンサートのライヴ録音がリリー
スとなります。彼女の故郷、アテネで3日間にわたって行われたこのコンサート
はギリシャ国内はもちろん、ヨーロッパ中で話題となり、もちろんチケットは
ソールド・アウト。コンサート後の評も非常に高く、まさに待望のリリースと
なります。
「全滅、出国、流浪そして帰郷」カラインドルーはこのテーマを今までもその
音楽の中で語り続けてきました。一流アーティストたち(ECMのマンフレッド・
アイヒャーもアーティスティック&ミュージカル・ディレクターとして参加)
により演じられたこの一大叙事詩でもまたこのテーマが繰り返されます。過去
のECM作品に現れたモチーフが次々に再現され、まさに彼女の音楽人生すべてを
かけて訴えられてきたメッセージが浮き彫りになり、彼女とは違う歴史と伝統
の中に生きる我々をも共感、そして感動の震えに誘います。
カラインドルーのベスト盤といわけではないのですが、彼女の音楽のエッセン
スが詰まったライヴともいえます。ブックレットにはディスコグラフィーも掲
載され、カラインドルーの音楽史を俯瞰するにも最適なアルバムです。

4763150 \2080
オネゲル:ヴァイオリンとチェロのためのソナチネ 第4番 ホ短調
マルティヌー:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 第1番 H.157
J.S.バッハ:「フーガの技法」より
ピントシャー:習作 第1番 「Treatise on the Veil」
J.S,バッハ:「フーガの技法」より
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
フランク・ペーター・ツィマーマン(Vn)
ハインリヒ・シフ(Vc)
録音:2004年&2005年
ツィマーマンとシフ。このふたりの特に室内楽の分野での共演はすでに20年以上
にものぼり、さまざまな音楽イヴェントにおいて常に重要な地位をしめてきまし
た。そのふたりの長年の願い、「純粋なデュオ・アルバムを作ること」が遂に
ECMで実現しました。念願であっただけに、レパートリーも精選されており、大
バッハからドイツの若手作曲家(1971年生まれ)のピントシャーに至るまでの
作品が組み込まれ、時代と独仏を行き来するような構成になっています。
彼らの功績はいまさらあげる必要もないほどですが、このふたりには意外な共通
点があります。それはふたりとも1711年製のストラディヴァリウスを使用してい
ること。ツィマーマンが使用しているのは、以前クライスラーが所有していた楽
器です。元々、倍音構成などが酷似しているとされるヴァイオリンとチェロ。
(ヴィオラはかなり異質)それが製作年まで同じ楽器でのデュオ作品集となると、
響きの溶け合うさま、逆にそれぞれの楽器にのったそれぞれの個性、こんなとこ
ろも大いに聴きどころとなります。
それにしても、ふたりのシフがECMに集うことになるとは、またちょっとややこ
しくなりますね・・・。因みに、アンドラーシュのほうは次月ベートーヴェン
第3弾のリリースが予定されています。

4763108 \2080
シルヴェストロフ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ「Post Scriptum」
同:クラリネット・ソロ(とピアノ)のためのミステリオーソ*
ペルト:クラリネットとピアノのためのシュピーゲル・イム・シュピーゲル*
ウストヴォルスカヤ:クラリネット、ヴァイオリンとピアノのためのトリオ
同:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
アレクセイ・リュビーモフ(Pf)
アレクサンダー・トロスティナンスキ(Vn)
キリル・リバコフ(Cl)
録音:2005年5月30日&6月1日、ノイマルク
*=世界初録音
紡ぎだされる「ポスト・ソヴィエト」の音楽。世界初録音2作を含む、リュビー
モフ渾身の一枚。
ソヴィエト連邦という国家が音楽史に及ぼした影響は計り知れません。それは
もちろん、保護する、奨励するといったプラス面というよりは、アーティスト
達の反骨心、それどころか音楽を用いた国家との闘争として史上に刻まれてい
ます。そしてソ連邦の崩壊。国家は崩壊しても、芸術が廃れることはなく、旧
ソ連出身の作曲家、演奏家の活躍には目を見張るものがあります。
ここにとりあげられた作曲家はそれぞれエストニア(ペルト)、ウクライナ
(シルヴェストロフ)、ロシア(ウストヴォルスカヤ)の出身。個々としても
ECMは長く彼らの音楽をフィーチャーし続けてきました。そしてここにリュビ
ーモフ(モスクワ出身)、トロスティンナンスキ(シベリア)、リバコフ(モ
スクワ)という才能が集い、「ポスト・ソヴィエト」の音楽を高らかに標榜す
るアルバムの完成となりました。

4763156 \2080
トーマス・ラルヒャー:IXXU
Ixxu 弦楽四重奏曲 (1998-2004)
私の病気は私が必要とする薬 
ソプラノ、ヴァイオリン、チェロとピアノのための(2002)
Mumien チェロとピアノのための(2001/02)
Cold Farmer 弦楽四重奏曲 (1990)
ロザムンデ弦楽四重奏団
アンドレア・ローレン・ブラウン(Sp)
クリストフ・ポッペン(Vn)
トーマス・デメンガ(Vc)
トーマス・ラルヒャー(Pf)
1963年オーストリア生まれのトーマス・ラルヒャーは、近年、多岐にわたる音
楽活動で注目を浴びています。もちろん作曲家として、ピアニストとして、そ
して音楽祭などのオーガナイザーとしても辣腕を振るい、おおよそ音楽と関連
する全てのことは自身でプロデュースできる逸材といえます。作曲や演奏によ
って音楽を生み出すこと自体大仕事ではありますが、現代においては、それら
をどう聴衆に届けるかも同じくらい重要なファクターです。そうした彼の活動
に賛同する一流演奏家は多く、このアルバムへの参加アーティストも錚々たる
メンバーです。
二曲の弦楽四重奏曲を柱として製作されたこのアルバム。ラルヒャー本人、そ
こに集ったアーティストだけでなく、聴いている我々が音楽史を構築する作業
に参加していることを強く感じさせてくれる一枚です。

4371892 2枚組 \3960
ショスタコーヴィチ:24のプレリュード
キース・ジャレット(Pf)
ショスタコーヴィチ・イヤーを記念して、金字塔、キース・ジャレットによる
プレリュードがスペシャル・パッケージで再発売されます。品番、価格等に変
更はありません。





<Accord>
4769939 \2080
グレゴリオ聖歌と現代作曲家のコラボレーション!
6人の作曲家による「マグダラの聖マリアへの晩祷」
1.デウス・イン・アジュトーリウム(グレゴリオ聖歌)
2.マリア・スタバト・アド・モヌメントゥム(グレゴリオ聖歌)
3.我が主は言われた(ティエリー・エスケシュ作)
4.コンヴェルサ・マリア(グレゴリオ聖歌)
5.わたしは心を尽くして主に感謝する(ピエール=アドリアン・シャルピィ作)
6.ノリ・メ・タンジェーレ(グレゴリオ聖歌)
7.いかに幸いなことか、主を畏れる人(ニコラ・バクリ作)
8.オ・クァンタ・ヴィス・アモリス(グレゴリオ聖歌)
9.主の僕らよ、主を賛美せよ(ギヨーム・コヌソン作)
10.エクスキレバト・マリア(グレゴリオ聖歌)
11.すべての国よ、主を賛美せよ(レジス・カンポ作)
12.コンフィテボル・ティビ、ドミネ・レックス(グレゴリオ聖歌)
13.フラヴィト・アウステル(グレゴリオ聖歌)
14.ディフサ・エスト・グラティア(グレゴリオ聖歌)
15.イン・ディエブス・イリス(グレゴリオ聖歌)
16.わたしの魂は主を崇める(フィリッペ・フェネロン作)
17.キリエ・エレイソン?パーテル・ノステル?オライソン(グレゴリオ聖歌)
18.ベネディカムス・ドミノ(グレゴリオ聖歌)
アルシス・ブルゴーニュ合唱団/指揮:ピエール・カオ
プラハ・グレゴリオ聖歌隊/指揮:ダヴィッド・エベン
2005年12月、フランス南部ヴェズレーのアスカン教会で録音
フランス南部ブルゴーニュ地方に位置するヴェズレー。ここは巡礼地サンチャ
ゴに向かうリモージュの4つの道の起点のひとつで、処刑されたのちに復活した
イエス・キリストと接したとされる、マグダラのマリアの聖遺骨が安置されて
いるサント・マドレーヌ聖堂があることでも知られています。このマグダラの
マリアへの晩梼は長らく様々な方法で行われてきましたが、この晩梼のために
フランスを代表する6人の現代作曲家が作品を提供し、今回その録音が実現しま
した。晩梼の儀式はグレゴリオ聖歌の中に6人の新作を交えながら進みますが、
いにしえの祈りと現代の祈りが見事にコラボレーションした作品は独特の雰囲
気を醸し出しています。地元ブルゴーニュの合唱団からのソリストを交えたプ
ラハ・グレゴリオ聖歌隊の歌唱も幻想的。暑い夏に聴くと、まるで一服の清涼
剤のような清々しさです。

●Montpellier Euterp Collection
4428171 \2080
ブリテン:チェロ交響曲 作品68
同:バレエ組曲 「パゴダの王子」 作品57
シリル・トリコワール(Vc)
モンペリエ国立管弦楽団
指揮:ステュアート・ベッドフォード
2002年1月(パゴダ)、1998年12月(チェロ交響曲)、モンペリエ・オペラ劇場での
録音
指揮のベッドフォードはブリテンのスペシャリストとして知られる指揮者で、生
前のブリテンと一緒に仕事をし、オペラ「ベニスに死す」の初演と初録音を行
った人物です。作品を知り尽くしているだけあって、その演奏はとても説得力
があります。バレエ組曲「パゴダの王子」は、ドナルド・ミッチェルとメルヴィ
ン・クックによるアレンジ版を使用した演奏です。

4769836 \2080
マクダウェル:ピアノ協奏曲 第2番 ニ短調 作品23
同:ピアノ・ソナタ 第1番 「悲劇的」 作品45
レオニード・クズミン(Pf)
モンペリエ国立管弦楽団
指揮:クリスティアン・アルミンク
2001年10月(協奏曲、ライヴ)、2004年2月(ソナタ)、モンペリエ・オペラ劇場で
の録音
1860年アメリカ生まれの作曲家マクダウェルは、フランスでドビュッシーと共
に学び、のちにリストやラフに師事した作曲家。新日フィル音楽監督アルミン
クが、モンペリエで振ったピアノ協奏曲のライヴ録音がシリーズからリリース
されます。マクダウェルは自分と同じ名前のグリーグを敬愛しており、2曲のピ
アノ協奏曲はグリーグの影響が色濃く反映されています。クズミンは持ち前の
パワフルなタッチと均整の取れた演奏で、この知られざる名作を弾きこなして
います。スタジオ収録されたソナタ第1番は、マクダウェルの才能が如何なく発
揮された秀作。ここでもクズミンの正確無比な演奏が光ります。

4428168 \2080
エルサン:チェロ協奏曲 第2番 (1998)
同:バレエ組曲 「ヒースクリフ」 (2005)*
シリル・トリコワール(Vc)
モンペリエ国立管弦楽団
指揮:ユライ・ヴァルツハ
指揮:ダニエル・カウカ*
2004年1月(協奏曲・ライヴ)、2006年2月(ヒースクリフ)、
モンペリエ・オペラ劇場での録音
保守的な作風で知られるフランスの現代作曲家フィリップ・エルサンの作品集。
チェロ協奏曲第2番は単一楽章ながら40分近くを要する大作。ブリテンのアルバ
ムでもソリストを務めているトリコワールのソロによるライヴ録音です。指揮
のヴァルツハはスロヴァキア出身の25歳。作曲も手がけている注目株です。
「ヒースクリフ」はパリ・オペラ座の委嘱で2002年に初演されたエルサンのバ
レエ曲「Wuthering Heights」から編まれた組曲です。

4769827 \2080
カルウォヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 イ長調 作品8
同:交響詩 「スタニスラフとアンナ・オフィシエンチム」 作品12
ドロータ・アンデルジェフスカ(Vn)
モンペリエ国立管弦楽団
指揮:フリードマン・レイヤー
2005年5月(協奏曲、ライヴ)、2005年10月(交響詩)、
モンペリエ・オペラ劇場での録音
1876年に産まれたポーランド出身の作曲家ミェチスワフ・カルウォヴィチ。近
年CHANDOSレーベルで彼の作品が続々と採り上げられ、オーケストラ・ファンの
間では静かなブームを呼んでいます。この2曲も既にCDが出ていますが、世紀末
のロマンティシズムを色濃く反映した作品です。「スタニスラフとアンナ・オ
フィシエンチム」は彼の最後の作品かつ最大の交響詩で、兄弟の近親相姦をテ
ーマにした絵画にインスピレーションを得て作曲されました。山をこよなく愛
したカルウォヴィチは、この作品を完成させた直後の登山で雪崩に遭い、わず
か32歳で帰らぬ人となります。事故死がなければ間違いなくマーラーと並ぶ20
世紀初頭の作曲家となったであろうカルウォヴィチ。このアルバムではヴァイ
オリンのアンデルジェフスカが美しい音色でロマンティックな協奏曲を弾いて
おり、当日のコンサート評も「まるでピュア・ダイアモンドのようだ」と絶賛
されました。ちなみに彼女の弟は、ピアニストのアンデルジェフスキです。

4428198 \2080
リスト:協奏曲とピアノ小品集
1.ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調
2.死の舞踏
3.イゾルデの愛の死
4.エルザの大聖堂への入場
5.ハンガリー狂詩曲 第12番
6.ハンガリー狂詩曲 第2番
ジョヴァンニ・ベルッチ(Pf)
モンペリエ国立管弦楽団
指揮:フリードマン・レイヤー
2005年1月(協奏曲&死の舞踏はライヴ)、モンペリエ・オペラ劇場での録音
独学でピアノをはじめ、15歳でベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を暗譜で
弾いたという伝説の持ち主ジョヴァンニ・ベルッチによるリスト作品集。ベル
ッチはその後あのラザール・ベルマンに師事。ベルマンの天才的なテクニック
を徹底的に叩き込まれ、師匠ゆずりのリスト弾きになりました。このアルバム
では協奏曲と「死の舞踏」が2005年モンペリエ音楽祭のライヴ録音として収録
されており、さらにカップリングとしてリストによるワーグナー・オペラの編
曲作品やハンガリー狂詩曲がスタジオ収録されています。ベルッチの超絶技巧
がどの作品でも炸裂しており、聴き応え十分のアルバムです。

<BRILLIANAT>
BRL-93095 2枚組 \990
テレマン:音楽による礼拝よりカンタータ集
イル・コンチェルティーノ・ケルン
イングリット・シュミットヒューゼン(ソプラノ)
クラウス・メルテンス(バリトン)

BRL-93031 3枚組 \1480
スカルラッティ:鍵盤音楽作品全集第8集 K.318-371
ピーター・ヤン=ベルダー

BRL-93081 6枚組 \2880
ロシア室内楽集
アムステルダム室内楽協会
アレンスキー:ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.32
アレンスキー:弦楽四重奏曲(vn,va,2vc)イ短調 Op.35
タネーエフ:ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.35
タネーエフ:弦楽五重奏曲 ト長調 Op.14
カトワール:弦楽五重奏曲 Op.16
カトワール:ピアノ四重奏曲 Op.31
カトワール:ヴァイオリン・ソナタ「詩曲」Op.20
カトワール:弦楽四重奏曲 Op.23
ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 Op.67
様々なアーティスト

BRL-93092 2枚組 \990
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 op.10-1
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 op.53「ワルトシュタイン」
録音:1977-78年、ニューヨーク、ヴァンガード・スタジオ[ステレオ]
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 op.110
録音:1970年12月16日、ニューヨーク[ライヴ]
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 op.31-2「テンペスト」
ピアノ小品 変ロ長調 WoO.60
ピアノ小品 ロ短調 Wo0.61
バガテル イ短調 Wo0.59「エリーゼのために」
6つのバガテル op.126
録音:1981年、アメリカ芸術文学協会[ステレオ]
ハリス・ゴールドスミス(ピアノ)

BRL-93100 2枚組 \990
レンブラントの時代の音楽
ムジカ・アンフィオン
ピーター=ヤン・ベルダー(指揮)

<BRIDGE>
BCD9196 2枚組 \1980
「アルトゥール・バルザム 協奏曲録音集」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第8番 ハ長調 K.246
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.61(ヴァイオリン協奏曲からの編曲)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415
フンメル:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.85
C.P.E.バッハ:ピアノ協奏曲 ニ短調 H.427 Wq23
アルトゥール・バルザム(P)
ウォルター・ゲール(指揮)ヴィンタートゥール交響楽団
クレメンス・ダヒンデン(指揮)ヴィンタートゥール交響楽団
ヘンリー・スヴォボダ(指揮)コンサート・ホール交響楽団
オットー・アッカーマン(指揮)ヴィンタートゥール交響楽団
ヴィクトル・デザルツェンス(指揮)ヴィンタートゥール交響楽団
録音:1950年代前半モノラル、
アルトゥール・バルザム(1906−1994)というと、ブダペスト四重奏団との
共演者としても知られるように一級の腕前の伴奏ピアニストとしての、ある
いは室内楽のピアニストとしてのイメージがあるだろうが、もちろんソリス
トとしても極めて優れたピアニストだった。このCDに収録されているのは、
いずれも米国のコンサート・ホール・ソサエティに録音したもの。いずれも
1950年代前半のモノーラル録音である。モーツァルトの2曲を除くと、珍し
い作品が並んでいるのは企画のためだろうが、フンメルの作品はバルザム自
身お気に入りだったそうだ。いずれの曲も、ソリストとしてのバルザムの高
い音楽性を実感するに最高の見本となるだろう。

BCD9197 \1980
シューベルト:即興曲集 D.935、
ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
イノン・バーナタン(ピアノ)
録音:2005年9月14−16日、
イノン・バーナタンは1979年、テルアヴィヴ生まれのイスラエルのピアニス
ト。1997年に英国に留学、数年後には様々なコンクールで入賞を果たしてい
る。技術的な確かさに加え、詩的で深みを感じさせる音色と表現に秀でてお
り、20代後半のピアニストの中でも極めて注目されている人物である。シュ
ーベルト晩年のソナタは、カーネギーホールで演奏し絶賛を博し、それを受
けて録音が実現した。

BCD9198 \1980
「ギャリック・オールソン・エディション第2集」
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 Op.7
ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調 Op.78
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
ギャリック・オールソン(ピアノ)
録音:2006年1月23−25
ギャリック・オールソンによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ集が始動し
た。オールソンといえば、1970年のショパン国際ピアノコンクールの覇者
(この時の第2位が内田光子だった)として知られている。オールソンのピ
アノの特徴である、明晰で鋭敏なタッチと、頭脳的とすら言えるコントロー
ルから生み出される音楽は、このベートーヴェンでも最大限生かさている。
ことに28番のソナタでの曖昧さの欠片もない演奏は聞きものである。

BCD 9201 \1980
「ギャリック・オールソン・エディション第3集」
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 Op.2-2
ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 Op.81a「告別」
ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
ギャリック・オールソン(ピアノ)
オールソンのピアノ・ソナタ集の第2集。オールソンはは、一方で繊細な静
かな美を持ちつつ、快活で力強い部分では気持ちよくピアノを鳴らしている。
「告別」の冒頭は、その対比の鮮やかさが素晴らしい。また最後のソナタで
ある第32番の、20分という長大な第2楽章を、オールソンは様々な表情で見
事に纏め上げている。




<GENUIN>
GEN 86055 2枚組 \2700
シューベルト:
楽興の時D.780,Op.94、アレグレット ハ短調D.915、
4つの即興曲D.899,Op.90、
4つの即興曲D.935, Op.142
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
録音:2005年5月12日,8月21−23日,10月7日
バドゥラ=スコダは若い頃からシューベルトを非常に得意としており、楽譜
の校訂も手がけるなど、一家言を持った人だけに、いずれの曲でも、余計な
力は抜けていながら、自信に満ちて説得力ある演奏となっている。ディジ
パック仕様の2枚組。およそ1枚半分の特別価格です。

GEN 85053 \1980
ジローラモ・サリエーリ(1794−?):
ロッシーニによる主題と変奏、ベッリーニによる主題と変奏、
パチーニによる主題と変奏、導入・主題と変奏、
ロッシーニ:導入、主題と変奏
ジュゼッペ・ポルゴ(Cl)
ゼバスティアン・テヴィンケル(指揮)
プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団
レニャーノ生まれのジローラモ・サリエーリ(1794−?)のクラリネット作
品を収録。彼はモーツァルトのライバルとして有名なアントーニオ・サリ
エーリの甥(兄の息子)で、オーストリアから北イタリアでクラリネット奏
者とした活躍しました。いずれの曲もロッシーニやドニゼッティと同時代ら
しい明るさが魅力です。ジュゼッペ・ボルゴは1979年、南イタリアの爪先に
当たるレッジョ・カラブリア出身のクラリネット奏者。

GEN 85054 (1CD+ボーナスCD) \1980
C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ集
第1番 イ短調 Wq.49-1,H.30
第2番 変イ長調 Wq.49-2,H.31
第3番 ホ短調 Wq.49-3,H.33
第4番 変ロ長調 Wq.49-4,H.32
第5番 変ホ長調 Wq.49-5,H.34
第6番 ロ短調 Wq.49-6,H.36
クラヴィーア協奏曲 ニ短調 Wq.23,H.427
アナ=マリヤ・マルコヴィナ(ピアノ)
フェデリーコ・ルンゴ(指揮)
ザクセン室内フィルハーモニー
録音:2005年10月28−31日、
ヴュルテンベルク・ソナタ集は、1742から1743年にかけて作曲された作品集
で、C.P.E.バッハの鍵盤作品の中でも重要な位置を占めるもの。C.P.E.バッ
ハといえば、モーツァルトやベートーヴェンへの強い影響が指摘されるもの、
ヴュルテンベルク・ソナタ集にもそうした要素が顕著に感じられます。アナ
=マリヤ・マルコヴィナはクロアチア出身で、ケルン在住のピアニスト。ボ
ーナスとして協奏曲 ニ短調がCD1枚に収録されています。ピアノ独奏であり
ながら、オーケストラにチェンバロを加えているという面白い試みをしてい
ます。

GEN 86058 \1980
シューマン:蝶々 Op.2、クライスレリアーナ Op.16、幻想小品集 Op.111
アナ=マリヤ・マルコヴィナ(ピアノ)
録音:2005年11月2−5日、DDD
クロアチア出身で、ケルン在住のピアニスト、アナ=マリヤ・マルコヴィナ
のシューマン。マルコヴィナは、パウル・バドゥラ=スコダの弟子だけあっ
て、シューマンのロマン色を過度に際立てることなく、あくまで正攻法に質
実剛健の音楽を作り上げている。

GEN 86063 \1980
レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調、5つの小品、6つの小品
イローナ・テン=ベルク(Vn)
ミヒャエル・シェーファー(Pf)
録音:2005年11月2−5日
レスピーギの器楽作品にも脚光が当たってきたとは言うものの、ヴァイオリ
ン作品だけのCDは珍しい。ヴァイオリン・ソナタは1916年から1917年にかけ
ての作品。同時期の「ローマの泉」とは異なり、内省的な美しさに満ちた音
楽で、ことに第2楽章の面々たる情緒は素晴らしい。二つの小品集はいずれ
もまだレスピーギが20代の頃の佳曲である。イローナ・テン=ベルクは、バ
イエルン放送交響楽団のコンサート・ミストレスを務めた名手。




<COL LEGNO>
WWE20612(SACD-Hybrid) \1980
「ドナウエッシンゲン音楽祭2005 Vol.1」
ベアト・フラー(b.1954):ファマ/評判(2004/05)
大アンサンブル、8人の声と遊びのためのシアター・ピース
ベアト・フラー(音楽監督) クラングフ
ォルム・ウィーン、ノイエ・ヴォーカル・
ゾリステン・シュトゥットガルト(声楽アン
サンブル)、イザベレ・メンケ(語り)、エ
ヴァ・フラー(コントラバスFl)、他
録音:2005年10月
KAIROS 12562KAIと同一音源
フラーはスイス生まれでウィーンでハーベンシュトック=ラマティに作曲を、
オトマール・スイトナーに指揮を学んだ。この作品は2005年10月にドナウ
エッシンゲン音楽祭で初演された大アンサンブルと声楽のための8つのシー
ンからなる大作。フラー独自の鮮やかな音色の変化が楽しめる。なお先日
案内したKAIROS 12562KAIと全く同一音源です。

WWE20613(SACD-Hybrid) \1980
「ドナウエッシンゲン音楽祭2005 Vol.2」
ベルンハルト・ラング(b.1957):
DW17(陰II)-エレクトリック・ヴィオラ、エレクトリック・チェロとサラウ
ンド・オーケストラのための(2004)
シルヴァイン・カンブルラン指揮
バーデン=バーデン・フライブルク南
西ドイツ放送響
ディミトリオス・ポリソイディス(E-Va)
ミヒャエル・モーザー(E-Vc)
録音:2005年10月
ラングは当初、哲学を学んだ後、幾つかのジャズ・バンドでアレンジャーと
ピアニストとして活動し、やがてゲオルグ・フリードリッヒ・ハースのもと
でマイクロ・トーナルの作曲法について学んだ。2002年にはダルムシュタッ
ト夏期現代音楽講習会に招かれ、講義を行っている。いわゆるヨーロッパの
正統的(?)前衛とは一線を画しており、ジャズの経験がそうさせるのか、
アヴァンギャルド・ポップの傾向が強い。このDWシリーズは本レーベルから
3(2000)、8(2003)、15(2003)が出ている(全てWWE20090)。DW17は電気加工さ
れたヴィオラとチェロと管弦楽のための作品でほとんどノイズ系ロックであ
る。

WWE20246 \1980
「ドナウエッシンゲン音楽祭2005 Vol.3」
マルコ・ストロッパ(b.1959):オッシア(2005)
サルヴァトーレ・シャリーノ(b.1947):電話の考古学(2005)
ラルス・ペター・ハーゲン(b.1975):ノルウェイのアーカイヴ(2005)
クラウス・オスパルト(b.1956):チャピーナ・ヴァリエーション(2001)
アンネッテ・ビク(Vn)、
アンドレアス・リンデンバウム(Vc)、
マティルデ・ホールシアンゴー(Pf)
エミリオ・ポマリコ指揮クラングフォルム・ウィーン
ペーター・エトヴェシュ指揮ヒルヴェルスム放送室内フィル
ペーター・ヒルシュ指揮
バーデン=バーデン・フライブルク南西ドイツ放送響
録音:2005年10月
イタリア作曲界の中心的存在シャリーノのほか、若手中堅世代の作曲家の作
品を収録。ハーゲンの「ノルウェイのアーカイヴ」(Norske akiver)は室内
管弦楽とエレクトロニクスのための作品が注目。

WWE20093 \1980
(ムジカ・ヴィヴァ・ミュンヘンVol.13)
ヴォルフガング・リーム(b.1952):
侮辱の輪郭(1974)-大管弦楽のための
補欠の輪郭(1974/75)-管弦楽のための
無題IV(2002/03)-オルガンと管弦楽のための
レイフ・セーゲルスタム指揮
シアン・エドワーズ指揮
ローター・ツァグロセク指揮
バイエルン放送交響楽団
録音:1978年,2004年
リーム作品のリリースが続くCOL LEGNOから今度は管弦楽作品集が発売にる。
リームの20歳前半の作品から近作まで。いずれもパワフルな大作。20歳代の
2作品はマーラー、ベルクの先にある表現主義の究極を極めた激しい表出力
を持った代表作。2002年の作「無題IV」はオルガンを伴った、これまたドラ
マティックな作品だが静けさの表現のなかに独自の抒情性と円熟を聴くこと
ができる。

WWE60001 \1980
ベートーヴェン:交響曲第1番、第5番
グスタフ・クーン指揮
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
録音:2005年11月11-15日(ライヴ録音)
現代音楽専門レーベルと思われがちなCOL LEGNOですが、たまには普通のク
ラシックも出ております。しかしそれでも超名曲のベートーヴェンの交響曲
全集となると驚きを隠せません。今回はオーケストラとの共同制作でこのプ
ロジェクトが発足いたしました。ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽
団の音楽監督グスタフ・クーン(1945-)は、小編成のオーケストラを使い
ながらも流行の驚かすようなきつい表現は避け、近頃珍しくなりつつある奇
を衒わない正攻法な演奏になっています。演奏後の盛大な拍手が演奏の充実
度を物語っております。





<ANIMA>
フランスの新しいレーベルANIMAを取り扱うことになりました。ピアニスト、
ベルトラン・ジローがプロデュースするレーベルでフランスの才能豊かな若
手演奏家を紹介するレーベルです。

ANM050400001 \1980
フランツ・リスト:ペトラルカのソネット第47番、第104番、第123
番、バラード第2番、灰色の雲、悲しみのゴンドラ、夜、超絶
技巧練習曲第11番「夕べの調べ」、
イゾルデの死(ワーグナー作曲/リスト編曲)
ベルトラン・ジロー(Pf)
録音:2003年
ベルトラン・ジローはアンドラーシュ・シフ、ブルーノ・カニーノらに師事、
その後数々の音楽祭に出演、近年はジャン・フランセ国際音楽コンクールの
芸術監督を勤めるなど後進の才能の発掘にも尽力している。

ANM050600001 \1980
コダーイ:チェロ・ソナタOp.4、9つのエピグラム
ヤナーチェク:物語、プロコフィエフ:チェロ・ソナタ
アニエス・ヴェスターマン(Vc)
ベルトラン・ジロー(Pf)
録音:2003年
フランスの女流チェリスト、ヴェスターマンはエヴィアン国際音楽コンクー
ル入賞後、室内楽奏者、ソリストとして活動。また常に新しい領域に意欲的
な彼女は美術など他ジャンルとのコンサートも積極的に行っている。このCD
ではコダーイの無伴奏ではないソナタ(アルカイックな美しい佳品)と9つの
エピグラム、ヤナーチェクなど隠れた名品を取り上げている。フランスの音
楽家らしい色彩豊かで繊細な音が特長。

ANM051000001 \1980
「ロマンツァ/イタリアのこだま」
モーツァルト:静かに笑わせて、
ベートーヴェン:出発、シューベルト:羊飼い、
ベッリーニ:月はとりとめなくしゃべる、
トスティ:最後の歌、理想、 ほか全20曲
グエン・ズイ・ツォン(Nguyen Duy-Thong)(カウンター・テナー)
ベルトラン・ジロー(Pf)
録音:2004年
グエン・ズイ・ツォンはトゥルーズ生まれ。パリで音楽と古典文学を学んだ。
パーセル、ヘンデル、グルックの歌劇に出演、リサイタルも数多く行ってい
る。また現代音楽にも意欲的で、ベリオ、ベルナール・マーシュの作品を取
り上げている。映画俳優としても活躍。

ANM051100001 \1980
「マティルド・カレ/ショパン・リサイタル」
ショパン:スケルツォ第1番、マズルカ作品17-2、3、4、マズルカ作品24-4、
1、2、幻想曲作品49
夜想曲作品62-1、2、幻想ポロネーズ
マティルド・カレ(Mathilde Carre)(Pf)
録音:2005年
マティルド・カレはブザンソン生まれ、ジャン・マルク=ルイサダの指導を
受けている。1998年にはソフィア国際音楽コンクールでグランプリを受賞し
ている。無駄のない音が持ち味でスリムでスタイリッシュなショパンが聴け
る。

<CARUS>
83.353 \1850
ヨハン・ミヒャエル・ハイドン:レクイエム 変ロ長調 MH838
ヨハン・ミヒャエル・ハイドン:レクイエム 変ロ長調 MH.838
モーツァルト:モテット「神はわれらの避難所」KV.20
モーツァルト:四季斎日のオフェルトリウム「主よ憐れみたまえ」KV.222
モーツァルト:モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」KV.618
ゲオルグ・グリュン指揮ザールブリュッケン室内合唱団
マンハイム室内フィルハーモニー 2006年3月録音
ヨーゼフ・ハイドンの弟であるミヒャエル・ハイドンのレクイエム。
モーツァルトが自作のレクイエムに影響を受けたと言われる有名な「ハ短調
のレクイエム」とは違います。お気をつけください。ミヒャエル・ハイドン
の最後の作品で未完であった本作品「変ロ長調のレクイエム」に補作を取り
入れての完成版。学術的にも貴重なアルバムです。
親交のあったモーツァルトの作品が合わせて収められています。





<TACET>
TACET 150 \2180
リスト:ピアノ作品集
リスト:パガニーニの主題による超絶技巧練習曲集
リスト:3つの演奏会用練習曲
リスト:2つの演奏会用練習曲
エリカ・ホーセ(ピアノ) 2006年録音
現代曲を得意とし、チェンバロの名手としても知られる
エリカ・ホーセによるリストの練習曲を中心としたアルバム。





<ANDROMEDA>
ANDRCD5036 4枚組 \2080
ジーリ 全盛期のオペラ・名アリア大全集(1918-1930年録音)
ボイト:メフィストフィーレ、
マスカーニ:カヴァッレリア・ルスティカーナ
プッチーニ:トスカ、ラ・ボエーム、トスカ、ビゼー:真珠とり、
ポンキエッリ:ジョコンダ、グノー:ファウスト、
ドニゼッティ:ランメルモールのルチア
ジョルダーノ:フェドーラ、カタラーニ:ローレライ、フロートー:マルタ
ヴェルディ:仮面舞踏会  他 全76曲を収録
ベニャミーノ・ジーリ(テノール)
※音質は良いです。

ANDRCD5041 2枚組 \1150
ワルター&ウィーン・フィル ウィーンでのマーラー作品演奏会
マーラー:交響曲第4番 
ヒルデ・ギューデン(Sop) 1955年11月6日 ライヴ
マーラー:大地の歌 
キャスリーン・フェリアー(A)、ユリウス・パツァーク(T)
1952年5月18日 ライヴ
ボーナス・トラックとして
モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」
1955年11月6日 ライヴ
ブルーノ・ワルター指揮ウィーン・フィル
※音質は非常に良いです。

ANDRCD5065 2枚組 \1150
モーツァルト:ホルン協奏曲第1−4番
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団 1953年
モーツァルト:ホルン協奏曲第3番
ハンス・ロスバウド指揮SWF管弦楽団 1953年11月6日 ライヴ
リヒャルト・シュトラウス:ホルン協奏曲第2番
ヒンデミット:4本のホルンの為のソナタ
デニス・ブレイン・アンサンブル 1956年1月5日 ライヴ
ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17 1944年
シューマン:ホルンの為のアダージォとアレグロ 1952年 他
デニス・ブレイン(ホルン)
※音質は非常に良いです。

ANDRCD5069 2枚組 \1150
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」
ピアノ・ソナタ第25番
ピアノ・ソナタ第26番「告別」
ピアノ・ソナタ第32番
アンコールとして、シューベルト、シューマン、ブラームスの小品4曲
1954年3月30日 カーネギー・ホールでのライヴ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
グイード・カンテッリ指揮ニューヨーク・フィル 1956年3月 ライヴ
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
※音質は良いです。

★下記のアイテムには日本では販売に耐えられない制作上のミスと思われる
音とびが聴かれました。リリース情報は既に世界的に流れておりますが、当
店ではこのアイテムを当面扱いません事、ご了承ください。

ANDRCD5052 2枚組
テバルディ&セラフィン指揮 ヴェルディ:歌劇「椿姫」
レナータ・テバルディ(ヴィオレッタ) 他
トゥリオ・セラフィン指揮
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団 1956年




<ARCHIPEL>
ARPCD0008 2枚組 \1800
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」ドイツ語
エリーザベト・シュヴァルツコップ(マルガレーテ)
フランス・フローレンス(ファウスト)、
ハンス・ホッター(メフィストフェレス)
アロイス・ペルネルシュトルファー(ブランデル)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ルツェルン祝祭管弦楽団&合唱団
1950年8月26日 再度リマスターリングを行った上での再発売です。
※音質は、向上しました。しかし万人にお勧めできる音質ではありません。

ARPCD0224 \950
フランク:オルガン・コラール第1、2、3番 1951、52年アルザスでの録音
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ Op.6 1951年アルザスでの録音
アルベルト・シュヴァイツァー(オルガン)
※音質は非常に良いです。

ARPCD0346 \950
チェザーレ・シェピ(Bs) 1956年ザルツブルク・リサイタル
モーツァルト:アリア「このうるわしき御手と瞳のために」K.612
ロッシーニ:
歌劇「セビーリャの理髪師」からアリア「陰口はそよ風のように」
シューマン:歌曲「詩人の恋」から「私は恨むまい」
シューマン:歌曲「ミルテの花」から「君は花のごとく」
ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」から「ああ汝パレルモ」
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」から「古い外套よ、聞いてくれ」
ラヴェル:歌曲「ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ」
他 ボイト、ベッリーニ、ゴメスの作品から全16曲
チェザーレ・シェピ(バス)レオ・タウブマン(ピアノ)
※音質は非常に良いです。




<LIVING STAGE>
LS1062 3枚組 \3780
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
ヘルタ・ヴィルヘルト(ジークリンデ)、
ヨゼフ・トラクセル(ジークムント)
リアーネ・ジーネク(ブリュンヒルデ)、
ヴィルヘルム・シルプ(ヴォータン)
アレクサンダー・クランハルス指揮ウルグアイ放送交響楽団
1959年8月25日 MONTEVIDEOでのライヴ モノラル録音
※音質はとても良いです。




<WALHALL>
WLCD0147 2枚組 \1800
リヒャルト・シュトラウス:歌劇「ダフネ」
マリア・ライニング(ダフネ)、アントン・デルモータ(ルイキッポス)
カール・フリードリヒ(アポロ)、ヘルベルト・アルゼン(ペナイオス)
カール・ベーム指揮
ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場合唱団 1944年
※音質は良いです。Preiser社から発売あり。

WLCD0179 2枚組 \1800
ビゼー:歌劇「真珠とり」 ドイツ語 初出!
リタ・シュトライヒ(レイラ)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(ズルガ)
アルトゥール・ローター指揮RIAS交響楽団、室内合唱団 1950年
放送用音源。
※音質はとても良いです。

WLCD0180 2枚組 \1800
ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」 ドイツ語 初出!
エレノワ・シュナイダー(ルサルカ)、
ヴァルデマール・クメント(王子)
ゲルダ・シャイラー(公爵夫人)、
ヴァルター・ベリー(水の精のおじいさん)
フェリックス・プロハスカ指揮大ウィーン放送管弦楽団
※音質は良いです。
水の精であるルサルカは姿を人間に変え、王子と結婚するがやがて捨てら
れ、沼に帰る。良心の呵責に悩む王子はルサルカに会いに行き、やがて水
に引き込まれ亡くなる。

WLCD0181 2枚組 \1800
モーツァルト:歌劇「魔笛」 英語
リュシーヌ・アマーラ(パミーナ)、ブライアン・サリバン(タミーノ)
ロバータ・ピーターズ(夜の女王)、ジェローム・ハインズ(ザラストロ)
ブルーノ・ワルター指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
1956年3月3日 ライヴ
指揮者ブルーノ・ワルターによる芸術の頂点を示す時期のライヴ。
※音質はとても良いです。




<OPERA RARA>
ORC31 2枚組 \3560
ドニゼッティ:歌劇「大洪水」
マジェラ・カラフ、マニュエラ・クステル、コリン・リー、
ミルコ・パラッツィ
ジュリアーノ・カレッラ指揮
ロンドン・フィル、ジェフリー・ミッチェル合唱団
旧約聖書における「ノアの洪水」を題材に1830年に初演された歌劇。ノアを
中心とした劇的な宗教劇。とても珍しいこの歌劇をオペラ・ララが選ぶ優れ
た歌手達によってアルバム化されました。いつもの通り140ページに及び素
晴らしい内容のブックレット付。

ORR237 \1780
フェルディナンド・パエル:歌劇「ソフォニスバ」
ジェニファー・ラーモア、レベッカ・エヴァンズ、コリン・リー
マルコ・ギダリーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団
ジェフリー・ミッチェル合唱団 
Ferdinando Paer (1771-1839イタリア)作曲1805年ボローニャで初演された
とても4幕の珍しいオペラです。

ORR238 \1780
ジョヴァンニ・パチーニ:REDISCOVERED
パッチーニによるオペラ作品から名曲、名アリアを集めたオムニバス
アニーク・マシス、ジェニファー・ラーモア、マジェラ・カラフ
ウィリアム・マッテウッツィ、イヴォンヌ・ケニー、ブルース・フォード
デイヴィッド・パリー、アントネッロ・アッレマンディ指揮
フィルハーモニア管弦楽団、ロンドン・フィル、アカデミー室内管弦楽団
ジェフリー・ミッチェル合唱団




<VENEZIA>
CDVE04255 \1350
ショスタコーヴィチ:「森の歌」「我らの祖国に太陽は輝く」
ショスタコーヴィチ:オラトリオ「森の歌」Op.81
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(バス)
アレクセイ・マースレンニコフ(テノール)
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮ソビエト国立交響楽団
モスクワ国立合唱学校少年合唱団、モスクワ放送合唱団 
1978年ライヴ・ステレオ
ショスタコーヴィチ:カンタータ「我らの祖国に太陽は輝く」
キリル・コンドラシン指揮モスクワ・フィル
モスクワ国立合唱学校少年合唱団、ソビエト国立合唱団 1965年ステレオ
※コンドラシン指揮はCDVE03217に収録されていた音源と同一と思われます。
現在CDVE03217は廃盤と成っています。ご注意ください。

CDVE04256 \1350
ショスタコーヴィチ:交響曲「死者の歌」、室内交響曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第14番「死者の歌」ト短調Op.135
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)
マルク・レシェーチン(バス)
ルドルフ・バルシャイ指揮モスクワ室内管弦楽団 1969年10月6日ステレオ
※世界初演(同年9月レニングラード)に続くモスクワ初演時のライヴ
ショスタコーヴィチ:室内交響曲 ハ短調Op.110a
(弦楽四重奏曲第8番、ルドルフ・バルシャイによる編曲版)
エドゥアルド・グラチ指揮"Moscovia"室内管弦楽団 
2000年ライヴ・ステレオ

<Hyperion>
CDA 67585 \2080
F・シューベルト:
弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810《死と乙女》
同第13番イ短調D.804,Op.29《ロザムンデ》
タカーチ弦楽四重奏団
1975年にハンガリーのリスト音楽院に在学していた学生たちによって結成され
たタカーチ弦楽四重奏団。数度のメンバー交代を経ながらも、長年にわたって
世界最高の弦楽四重奏団の一つとしての地位を確立。ハンガリーより騎士十字
勲章を授けられるなど、その実力と名声は周知の通り。この世界に名高い名門
弦楽四重奏団がこの度1988年から17年間に渡って専属契約を結んでいたデッカ
を離れ、活動とレパートリーの自由を求めてハイペリオンへと移籍!
否応でも期待の高まる移籍後のリリース第1弾は、シューベルトの後期四重奏
曲集が登場。2005年8月からはヴィオラがロジャー・タッピングからサンフラ
ンシスコ響の首席奏者ジェラルディン・ウォルサーへと交代になっており、新
生タカーチ弦楽四重奏団のサウンドを堪能できることも見逃せない重要ポイン
トである!ちなみに「死と乙女」は今年6月の来日公演でも演奏され喝采を浴
びた作品。今後は年1枚のペースでブラームス、ヤナーチェクやシューマンの
作品のリリースが予定されるなど、ハイペリオンのカタログに宝石のような眩
いばかりの輝きを加えることは間違いない。タカーチ弦楽四重奏団の動向に要
注目!

CDA 67525 \2080
SACDA 67525(SACD-Hybrid) \2850
C・アイヴズ:交響曲全集Vol.1 ――
交響曲第2番/同第3番《キャンプの集い》
(ジョン・J・ベッカー編曲)ブース将軍天国へ行く
ドニー・レイ・アルバート(バリトン)、
アンドルー・リットン(指揮)、ダラス交響楽団&合唱団

CDA 67540 \2080
SACDA 67540(SACD-Hybrid) \2850
C・アイヴズ:交響曲全集Vol.2 ――
交響曲第1番/同第4番/宵闇のセントラル・パーク
アンドルー・リットン(指揮)、ダラス交響楽団
現代音楽の実験に取り組み前衛的な作品を多数遺したアイヴズではあるが、さ
まざまなアメリカの民謡や民族音楽、カントリーバンドの旋律を採り入れロマ
ン的な旋律に満ちた作品も書いたという事実へは残念ながら目が向けられない
ことが多い。しかし、そんな「アイヴズ=前衛的で難解」という印象や先入観
を一掃してくれる見事なアルバムをハイペリオンが世に向けて送り出す!
ブラームスやドヴォルザーク、チャイコフスキーなど19世紀後半の作曲家たち
の作品を思わせる「交響曲第1番&第2番」。マーラーからも注目され室内交響
曲的な特色を持つ「交響曲第3番」。そしてストコフスキによって取り上げら
れた「交響曲第4番」をリットン&ダラス響が熱演!ちなみに同一の指揮者&
オーケストラによる交響曲全集の存在は僅かなだけに、一貫した演奏でアイヴ
ズの作風の移り変わりを聴くことの出来る貴重なリリースと言える。
中でも「交響曲第2番」でリットン&ダラス響が繰り広げる白熱のライヴは圧
倒的演奏であり、最後に待ち受ける圧巻のサウンドに度肝を抜かれること必至

CDA 67522 \2080
ウェストミンスター大聖堂のクリスマスの祈り ――
J・スヴェーリンク:Gaude et laetare
T・タリス:5声のマニフィカト
T・ビクトリア:うるわしき救い主の御母よ
H・シュッツ:この日キリスト生まれしぬ
J・ラングレ:フェテ
他 交唱や詩篇など全36トラック
マシュー・マーティン(オルガン)、
マーティン・ベイカー(指揮)、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
ハイペリオンのクリスマス・アルバム第1弾は、ロンドンのウェストミンスタ
ー大聖堂でクリスマスに歌われる音楽を集めたタイトル。ウェストミンスター
大聖堂聖歌隊の荘厳なる歌声が響き渡る美しきクリスマス・アルバムである。

CDA 67576 \2080
セント・ジョーンズのクリスマス ――
O・ゴールドシュミット:A Tender Shoot
H・ハウエルズ:A Spotless Rose
E・ネイラー:Vox dicentis:Clama
J・ビンガム:The Clouded Heaven
J・ラッター:There is a Flower
G・ホルスト:This have I done for my true love
F・ポット:Lullay me liking
P・ワーロック:Bethlehem Down
M・ラウリッドソン:大いなる神秘
他 全22曲
デイヴィッド・ヒル(指揮)、
ケンブリッジ・セント・ジョーンズ・カレッジ合唱団
続く第2弾は、メンデルスゾーンの宗教作品集(CDA 67558)でも美しい歌声
を聴かせてくれたヒル&ケンブリッジ・セント・ジョーンズ・カレッジ合唱
団によるイギリスの作曲家を中心としたクリスマス・アルバム。

CDS 44191/7 7枚組 \7500
ロバート・シンプソン(1921−1997):交響曲全集 ――
交響曲第1番-交響曲第11番/ニールセンの主題による変奏曲
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、
ボーンマス交響楽団、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニック管弦楽団、
マシュー・テイラー(指揮)、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
ハイペリオンの創設者である故テッド・ペリー氏が使命感を持ってその作品の
紹介を行ってきたイギリスの作曲家、ロバート・シンプソンの交響曲全集が
セットとして登場!ちなみに2004年完結となった全集で指揮者を務めたハン
ドリーは「シンプソン協会」の会長、テイラーは副会長としてシンプソンの
作品の普及に尽力している。イギリス音楽ファン必携!

CDS 44261/4 4枚組 \6750
イギリスのライト・ミュージック・クラシックス・シリーズ ――
E・コーツ:Calling All Workers
G・トーイ:ホーンテッド・ボールルーム
C・ウィリアムス:悪魔のギャロップ
A・ケテルビー:Bells Across The Meadows
E・バカロッシ:バッタの踊り
R・ファーノン:ウェストミンスター・ワルツ
E・エルガー:カリッシマ
R・ビンジ:ミス・メラニー
S・コールリッジ=テイラー:演奏会用小組曲
他 全77曲
ロナルド・コープ(指揮)、ニュー・ロンドン管弦楽団
45人の作曲家による77曲に及ぶ珠玉の軽音楽を、4枚のディスク(演奏時間5時
間10分)に収めたこれまたイギリス音楽ファンには嬉しいセット。




<Helios>
CDH 55244 \1280
ベンジャミン・ブリテン(1913−1976):
5つのカンティクル
パーセル・リアリゼイションズ
アントニー・ラルフ・ジョンソン(テノール)、
ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)、
マイケル・チャンス(カウンター・テノール)、
アラン・オピー(バリトン)、
シオネッド・ウィリアムス(ハープ)、
マイケル・トンプソン(ホルン)
実力派演奏者陣がブリテンの声楽作品を深く掘り下げた好演を展開。
(CDA 66498からの移行再発売)

CDH 55246 \1280
ハロルド・フレイザー・シムソン(1872−1944):山の乙女
ジャニス・ケリー(ソプラノ)、
クリストファー・マルトマン(バリトン)、
リチャード・スアート(バリトン)、
サリー・バージェス(メゾ・ソプラノ)、他、
ロナルド・コープ(指揮)、
ニュー・ロンドン管弦楽団、ニュー・ロンドン・ライト・オペラ合唱団
20世紀初頭にヒットしたイギリスのミュージカル・コメディがここに再び!
(CDA 67190からの移行再発売)

CDH 55263 \1280
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770−1827):
ミサ曲ハ長調Op.86/ああ、不実なる人よOp.65/あなたの幸福な日々にWoO.93
不信心な者よ、おののけOp.116
ジャニス・ワトソン(ソプラノ)、ジャン・リグビー(メゾ・ソプラノ)、
ジョン・マーク・エインズレー(テノール)、グウィン・ハウエル(バス)、
マシュー・ベスト(指揮)、コリドン・シンガーズ&オーケストラ
マシュー・ベスト&コリドン・シンガーズのコンビによる金字塔とも言うべき
ベートーヴェンが復活!(CDA 66830からの移行再発売)

CDH 55270 \1280
フレデリック・ショパン(1810−1849):
17のポーランドの歌Op.74、魅惑、ドゥムカ
ポーリーヌ・ヴィアルド(1821−1910):
愛の嘆き、Faible Coeur、子守歌、祭、舞曲
ウルシュラ・クリュゲル(メゾ・ソプラノ)、
チャールズ・スペンサー(ピアノ)
19世紀を生きた天才作曲家とポーランドの天才女流歌手の作品が共演する!
(CDA 67125からの移行再発売)





<Glossa>
GCDSA 922203(SACD-Hybrid) \2580
S・ラフマニノフ:聖ヨハネ・クリソストモスの典礼Op.31
カスパース・プトニンシュ(指揮)、フランダース放送合唱団
グロッサ(Glossa)が力を注ぐフランダース放送合唱団のアルバム第2弾では、
ラフマニノフの美しき無伴奏合唱作品を届けてくれる。「聖ヨハネ・クリソス
トモスの典礼」は、ラフマニノフにとって最初のアメリカ演奏旅行から帰国し
た直後の1910年(37歳)に作曲が行われた4声のための無伴奏合唱作品。不朽
の名作「晩祷」や合唱交響曲「鐘」の数年前に作曲されたこの作品は、作曲
当時から現在までロシアを中心とした教会で歌い継がれている。今回フラン
ダース放送合唱団を率いるカスパース・プトニンシュは、旧ソ連やバルト三
国の合唱音楽のスペシャリストとしてその名を知られるラトヴィアの指揮者
である。実力派合唱団が集うベネルクス三国の雄による厳粛で透明感に満ち
たラフマニノフの秘曲は合唱関係者必聴!





<Channel Classics>
CCSSA 23906(SACD-Hybrid) \2850
W・A・モーツァルト:
オーボエ四重奏曲ヘ長調K.370(368b)
ヴァイオリン・ソナタ第33番ヘ長調K.377(I・プレイエル編曲)
弦楽四重奏曲第15番ニ短調K.421(F・J・ロシナック編曲)
バート・シュニーマン(オーボエ)、パオロ・ジャコメッティ(ピアノ)、
ロンバウツ・クヮルテット
オーストラリアのメルボルンに生まれた当代きってのバロック・オーボエの名
手、バート・シュニーマンのモーツァルト・アルバム。オリジナルのオーボエ
四重奏曲に加えて、オーボエのために編曲が行われた作品のカップリングも意
欲的で興味深いラインナップ。ジャコメッティ、ロンバウツ・クヮルテットを
共演に迎えるなど充実の布陣で聴かせるピリオド楽器ファン・注目のモーツァ
ルト・アルバムである!シュニーマンはソリストとして活躍中のオーボエ奏者。
これまでにゲルギエフ、デ・ワールト、コープマン、ブリュッヘンといった
大物指揮者と共演を行っており、現在はハーグ王立音楽院で教鞭を執っている。

CCSSA 24206(SACD-Hybrid) \2850
マスターズ・オヴ・ザ・リュート
ジョン・ダウランド(1563−1626):
前奏曲、失われし望みのファンシー、ラクリメによるパヴァン、
ラクリメによるガリアルド、我が主人ウィロビー卿のご帰館、
エセックス伯爵ロバート閣下のガリアード、グリーンスリーヴス
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(c.1580−1651):
トッカータ・アルペジアータ、カプスベルガー
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566−1638):
トッカータ第10番、チャコーナ
ロベール・ ト゛・ヴィゼー(c.1655−c.1732):
前奏曲、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグ、
ハーレクインのシャコンヌ
ハインリヒ・イグナツ・フォン・ビーバー(1644−1704):
パッサカリア(カール・フィッシャー編曲)
マシュー・ワーズワース(リュート&テオルボ)
ロンドンの王立音楽院でナイジェル・ノースにリュートを学んだ盲目の天才奏
者、マシュー・ワーズワースがチャンネル・クラシックスに初登場。現在はソ
リスト、室内楽奏者としてイギリスを中心としたヨーロッパ、北米の主要な音
楽祭などで活躍中のワーズワース。イギリスのバロック・アンサンブル「リコ
ルド」の創設メンバーであり、昨年には「Rising Star for 2005」にノミネー
トされるなど日増しにその活動への期待が高まっている注目のアーティストで
ある。今回のリリース第1弾は、ダウランド、カプスベルガー、ピッチニーニ
などリュートの歴史に名を残す重要な音楽家たちの作品集。ルネサンス時代の
美しいハーモニーを奏でるリュートの調べが、聴き手の心を揺さぶることだろ
う。




<Linn>
CKD 282(SACD-Hybrid) \2580
F・リスト:
ピアノ・ソナタ ロ短調/パガニーニによる大練習曲
ゲオルゲ=エマヌエル・ラザリディス(ピアノ)
ゲオルゲ=エマヌエル・ラザリディスは、2006-2007シーズンの“ECHO Rising
Star”に選ばれたギリシャの新人ピアニスト。“Rising Star”ツアーとして
2006年10月から2007年5月にかけてカーネギー・ホール、コンセルトへボウ、
ケルン・フィルハーモニー、ウィーン・コンツェルトハウスなどへの出演が
決定しており、新進気鋭の演奏家として期待が高まっている。

CKD 286(SACD-Hybrid) \2580
ジョン・ビヴァン・ベイカー(1926−1994):
二重奏曲/ケイトの歌/ピアノのための組曲/エクローグ/求愛歌
ヘブリディーズ・アンサンブル、コンソート・オヴ・ヴォイシズ
ナイジェル・オズボーン、サリー・ベアミッシュ、スチュアート・マクレー、
ゴードン・マクファーソンなど約40人の作曲家たちの作品の初演を手がけてい
る室内アンサンブル、ヘブリディーズ・アンサンブル。ジョン・ビヴァン・ベ
イカーはイギリスの王立音楽院でヴォーン・ウィリアムズとゴードン・ジェイ
コブに作曲を学び、ウェストミンスター寺院のアシスタント・オルガン奏者、
合唱指導を務めていた音楽家である。

AKP 284(SACD-Hybrid) \1580
リン・レコーズ・スーパー・オーディオ・サラウンド・コレクションVol.2
バラングリル(イアン・ショウ/AKD 276)
エニー・プレイス・アイ・ハング・マイ・ハット・イズ・ホーム
(リチャード・ロドニー・ベネット&クレア・マーティン/AKD 260)
マイナー・スウィング(マーティン・テイラー/AKD 237)
ザット・オールド・ブラック・マジック(サラ・ムール/AKD 239)
アイ・エンジョイ・ビーイング・ア・ガール(ガール・トーク/AKD 279)
フー・ドゥー・ユー・ラヴ(バーブ・ジュンガー/AKD 283)
ザ・ミーニング・オヴ・ザ・ブルース(クレア・マーティン/AKD 246)
リトル・オーク(ハフトール・メットボー・グループ/AKD 277)
B・ブリテン:フランク・ブリッジの主題による変奏曲より アリア・イタリア
ーナ(スコティッシュ・アンサンブル/CKD 226)
A・ドヴォルザーク:チェコ組曲より ポルカ
(スコティッシュ室内管弦楽団/CKD 241)
W・A・モーツァルト:フルート協奏曲より Rondo:Allegro
(スコティッシュ室内管弦楽団/CKD 273)
F・ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調Op.66
(アルトゥール・ピツァーロ/CKD 248)
G・F・ヘンデル:私の眼に(エマ・ベル/CKD 252)
T・アースキン:序曲ハ長調Op.1-2より Allegro
(コンチェルト・カレドニア/CKD 240)
F・ジェミニアーニ:ソナタOp.5-4より Allegro
(アリソン・マクギヴレイ/CKD 251)
F・コルベッタ:ジーグ(ウィリアム・カーター/CKD 185)
R・バーンズ:Lassie Wi'the Lintwhite Locks(イアン・ブルース/AKD 269)
リン・レコーズの様々なアーティストたち
クラシック、ジャズ、ワールドと多岐に渡るレパートリーに加えて、クオリ
ティの高いサウンドで高い評価を獲得しているリン・レコーズ(Linn)の最新
サンプラー盤が登場。リン・レコーズのオールスターである様々な収録アー
ティストたちの演奏がこの1枚で味わえるお買い得盤!





<Musique En Wallonie(Cypres)>
CYP 3602 \2180
ジャン・アブシル(1893−1974):
ピアノ協奏曲Op.30/アンダンテ/5楽章形式のセレナーデOp.44
交響曲第2番Op.25
アンドレ・デュモティエ(ピアノ)、
フェルナンド・キネ(指揮)、
ダニエル・ステルネフェルド(指揮)、
ルネ・デフォセツ(指揮)、
ベルギー国立交響楽団
ジャン・アブシルは、近年「ルーマニアーナ」、「ブルガリア舞曲」などの吹
奏楽作品で日本でも名前を知られるようになった20世紀ベルギーの作曲家。ア
ブシルはブリュッセル音楽院で教鞭を執るなど教育者としても活躍していた経
歴を持つ。収録されているアブシルの作品における大きな特徴は、新古典主義
の作風が色濃く現れている部分であろう。1950年-1961年にかけての録音だが
音質は良好。

CYP 3601 \2180
アドルフ・ビアラン(1871−1916):交響的作品集 ――
交響詩《Trenmor》/交響曲ニ短調
チェロと管弦楽のための《2つのソネット》
ルク・デウェツ(チェロ)、
ピエール・バルトロメー(指揮)、
リエージュ・フィルハーモニック管弦楽団
同じ時代を生きたベルギーを代表する作曲家であるギョーム・ルクーらとと
もに同国の音楽の発展に尽力したアドルフ・ビアラン。活動の範囲が国内中
心だったためにその作品はあまり知られていないが、卓越した管弦楽法を用
いてロマン的な表現を追及した作品の数々は、脚光を浴びるべき魅力的な音
楽と言える。リエージュ・フィルの好演も光る!1995年の録音。

CYP 3604 \2180
フェルナン・キネ(1898−1971):室内楽作品集 ――
野外学校/東洋風の5つの歌曲/3つのクラリネットのための組曲/シャレード
/ヴィオラ・ソナタ/Moralites Legendaires
ジャン=ルイ・プティ(指揮)、
ジャン=ルイ・プティ室内管弦楽団、シモン四重奏団
プロ・アルテ弦楽四重奏団を結成し、指揮者としてリエージュ・フィルの創設
に携わるなどベルギーの音楽史史上に残る演奏家であったフェルナン・キネの
室内楽作品集。キネの作品は録音が少ないため、収録されている音源は「作曲
家フェルナン・キネ」を知るうえで非常に貴重な録音である。1995年の録音。

CYP 5680 \2180
ジョルジュ・アントワーヌ(1892−1918):歌曲集 ――
暗く果てしない眠り/秋の歌/Ce Mois de Mai/ロンデル/屋根の上の大空は
/月の光/恋する二人の死/眠れぬ夜/Berceuse pour apres/サーディの薔薇
/ノエル/ワロン/他 全20曲
パトリック・デルクール(バリトン)、ルク・デヴォス(ピアノ)、
サラ・クイケン(ヴィオラ)
将来を期待されながらも26歳という若さでこの世を去ったリエージュの作曲家
アントワーヌ。リエージュ王立音楽院の図書館に保存されている全25曲の歌曲
の中から20曲を収録している。1996年の録音。

CYP 3603 \2180
ジャン・ノーテ-歴史的録音集(録音:1902-1918) ――
D・F・E・オーベール:歌劇《ポルティチの唖娘》より
W・A・モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より
G・ロッシーニ:歌劇《ウィリアム・テル》より
G・ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》より
G・ヴェルディ:
歌劇《イル・トロヴァトゥーレ》より、歌劇《椿姫》より、
歌劇《リゴレット》より/他 全24曲
ジャン・ノーテ(バリトン)、様々なアーティスト




<Attacca>
Babel 9371-72 2枚組 \4360
ジョージ・クラム(1929−):ピアノのための作品全集 ――
ピアノのための5つの小品/アンプリファイド・ピアノのための《マクロコス
モス》第1集、第2集、第4集「天界の力学」/1979年のクリスマスのための小
組曲/小人の変奏曲/行列聖歌
ロベルト・ナスフェルト(ピアノ)、ヤコブ・ボガート(ピアノ)、
マリアン・ボルト(ピアノ)
20世紀アメリカが生んだ新ロマン主義の大作曲家であり、神秘主義や悪魔主義
の作風も見せたジョージ・クラムのピアノ作品集。中でも「マクロコスモス」
第1集は、12曲の小品それぞれに黄道12宮の星座の名前が振り分けられたクラ
ムの代表作である。楽譜も十字架、円、螺旋などの形をとなっており、通常の
五線譜からは想像出来ないスケールと精度を兼ね備えているのも大きな特徴。
コンテンポラリーの重要作を収めた「Attacca」レーベルの特色を全面に打ち
出したアルバムと言える!1986年&1991年の録音。

Babel 8948-5 \2180
トリスタン・ケウリス(1946−):弦楽四重奏曲第2番
D・ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲第8番ハ短調Op.110、同第13番変ロ短調Op.138
ラファエル四重奏団
オランダの弦楽四重奏団であるラファエル四重奏団が同国の作曲家ケウリスに
よる委嘱作品とショスタコーヴィチの作品を深く掘り下げ、鬼気迫る演奏聴か
せてくれる。1983年&1988年の録音。

Babel 9481 \2180
2台のピアノ、8手のための作品集 ――
ロベルト・ナスフェルト(1955−):2台ピアノのための3つの小品
テオ・ルーヴェンディ(1930−):Voor Jan Piet en Klaas
トン・ブルイネル(1934−1998):雨
M・ラヴェル:さし絵
フランソワ=ベルナール・マシェ(1935−):Styx、Lethe
グラハム・フィトキン(1963−):Untitled 11、Sciosophy
オランダ・ピアノ四重奏団
オランダの現代作品からロマン派の名作など幅広い作品をレパートリーとする
オランダ・ピアノ四重奏団。40本の指と176の鍵盤が次々と繰り出す演奏が凄
味を放っている。1994年の録音。

Babel 9374 \2180
ハンス・コックス(1930−):室内楽作品集 ――
Through A Glass Darkly/ヴァイオリン・ソナタ第4番/チェロ・ソナタ/
2台ピアノのためのソナタ/弦楽四重奏曲
エーヴァ・コスキネン(ヴァイオリン)、
ミレル・イアンコヴィチ(チェロ)、
ジョン=エドワード・ケリー(サクソフォーン)、
ボブ・フェルステーフ(ピアノ)、
ユトレヒト弦楽四重奏団
オランダの現代作曲家であるハンス・コックスの作品を、ルーマニアのチェロ
奏者イアンコヴィチやご当地オランダのユトレヒト弦楽四重奏団が演奏。
1992年&1993年の録音。





<Hyperion>
CDA 67518 \2080
SACDA 67518(SACD-Hybrid) \2850
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770−1827):
ピアノ・ソナタ集Vol.1 ――
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3/同第4番変ホ長調Op.7
同第23番ヘ短調Op.57《熱情》
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)
当代最高のバッハ弾きとして世界中にその名を轟かすなど、名ピアニストとし
ての地位を確固たるものとしているアンジェラ・ヒューイット。
ヒューイットの代名詞でもあるバッハだけでなく、既にリリースされている
ショパンやラヴェル、シャブリエ、クープラン、メシアンなど幅広いレパート
リーを誇るのと同時に、深く掘り下げられた解釈と聴き手の心に響き渡る表現
力に支えられた演奏が常に大きな感動を呼んでいることは周知の通り。
現在を時めく鍵盤の女神ヒューイットが贈る最新作は、遂に着手した渾身のベ
ートーヴェン!
しかも収録曲の「ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57《熱情》」は、来る10月
に予定されている来日公演の演奏予定曲目と言うのだから注目せずにはいられ
ない!これまでのアルバム以上に大きな注目を浴びること必至!




<Chandos>
CHAN 10392 6枚組 \5400
P・I・チャイコフスキー:
交響曲全集/マンフレッド交響曲Op.58/イタリア奇想曲Op.45
マリス・ヤンソンス(指揮)、オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
帝王ヤンソンスがシャンドスに残した記念碑的名演!初回プレスのみの限定盤!
ロイヤル・コンセルトへボウ管、バイエルン放送響のシェフとして破竹の快進
撃を見せる帝王マリス・ヤンソンス。飛ぶ鳥を落とす勢いのヤンソンスが1984
年から1986年にかけてシャンドスへ行った初のチャイコフスキー・チクルスが
完全初回プレス限定セットとして装いも新たに再登場!初回リリース時からの
大幅なプライス・ダウンに加えて、7枚組みから6枚組へ再編集。そしてシンプ
ルでハイ・クォリティのパッケージへの新調と24bitリマスターも嬉しいポイ
ント。オスロ・フィルを一流オーケストラに育て上げたヤンソンスがシャンド
スに残した記念碑的名演奏。この機会をお見逃し無く!

CHAN 10361 \2080
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906−1975):映画音楽集-3
《ハムレット》組曲Op.116
《若き親衛隊》組曲Op.75より 第2楽章、第4楽章、第5楽章
《忘れがたき1919年》Op.89より The Assault on Krasanaya Gorkaya
《5日5夜》組曲Op.111
マーティン・ロスコー(ピアノ)、
ワシーリー・シナイスキー(指揮)、BBCフィルハーモニック
ノセダやポリャンスキー父娘の演奏などによるショスタコーヴィチのアニヴァ
ーサリー・アルバムのリリースを行ってきたシャンドス。そのシャンドスの人
気シリーズである「シャンドス映画音楽集」の新譜は、Vol.1&Vol.2ともに充
実の演奏と音源の珍しさによって同シリーズの中でも特に高い人気を誇ってい
るショスタコーヴィチの映画音楽集の最新作であり、完結盤となるVol.3が登
場!ジダーノフ批判にさらされたことにより作曲されたスターリンを称賛する
プロパガンダである「忘れがたき1919年」、アレクサンドル・ファデエフの小
説を題材とした「若き親衛隊」などショスタコ・ファン必聴の作品がズラリと
ラインナップ。BBCフィルを率いて指揮を振るのは前2作同様、ムーシンの門下
生で現在ロシアの楽壇を牽引する名匠ワシーリー・シナイスキー。

CHAN 10379 \2080
モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ-ヨハン・クリスティアン・カンナビヒ
(1731−1798):交響曲集
交響曲ト長調/同イ長調/同第22番ハ長調/同第57番変ホ長調/同ニ長調
マティアス・バーメルト(指揮)、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
モーツァルトの生誕250周年として空前の賑わいを見せている今年2006年。各レ
ーベルからモーツァルトの作品の新譜が続々とリリースされているが、シャン
ドスはモーツァルトと同じ世代に活躍した作曲家にスポットを当てるという独
自のアプローチを展開。既発売18タイトルが大好評を博している「モーツァル
トと同世代の作曲家シリーズ」の最新作は、マンハイム楽派最大の作曲家と称
されたカンナビヒの交響曲集。当時最大の名声を誇っていたマンハイム宮廷楽
団唯一の指揮者兼指導者として活躍し、モーツァルトに「これまで出会った最
高の指導者」と言わしめたエピソードを持つ。カンナビヒの作品は優美な器楽
法が特徴とされており、特に数々の交響曲は19世紀の管弦楽に大きな影響を及
ぼしたとされている。収録曲中3曲は世界初録音。

CHAN 10380 \2080
アーサー・ブリス(1891−1975):ヴァイオリン協奏曲/色彩交響曲
リディア・モルドコヴィチ(ヴァイオリン)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
イギリス音楽ファンにとってその名を欠かすことの出来ない重要作曲家である
サー・アーサー・ブリス。代表作であるバレエ組曲《チェック・メイト》や色
彩交響曲は吹奏楽編曲版の演奏が行われるなど、広く知られる作品である。
シャンドスでブリスの「色彩交響曲」といえば、ハンドリー&アルスター管に
よる初期の名盤が存在しているが、シャンドスの顔でありイギリス音楽のスペ
シャリストであるヒコックスによる再録音が登場。カップリングはこれまた
シャンドス初期から活躍を続けるモルドコヴィチを迎えてのヴァイオリン協奏
曲。ユニークなカップリングによるブリスの最新録音は、シャンドス・ファン、
イギリス音楽ファン必聴盤!

CHAN 0728 \2080
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639−1682):
カンタータ《Amanti ola ola!》/Chi resiste al dio bendato
エステヴァン・ヴェラルディ(指揮)、
アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート
17世紀イタリアを代表する大作曲家として歴史にその名を残すアレッサンドロ
・ストラデッラ。器楽曲、声楽曲など当時の音楽に大きな影響を与えたストラ
デッラだったが、枢機卿の怒りを買いローマを追放され、刺客による暗殺の危
機に遭遇するなど激動の人生を送ったことでも有名である。これまでにも他レ
ーベルへ高水準の演奏を残してきたヴェラルディ率いるピリオド・オーケスト
ラであるアレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート。グループ名に冠してい
る今回のストラデッラの作品集がシャンドスへのデビュー盤となる。

●Chandos Opera In English
CHAN 3134 2枚組 \3360
F・プーランク:歌劇《カルメル派修道女たちの対話》(英語歌詞版)
カトリン・ウィン=デイヴィス(ソプラノ)、
ポール・ダニエル(指揮)、
イングリッシュ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団、他
Chandosとピーター・ムーア財団の共同制作による英語版オペラ・シリーズの
最新作。英語歌詞版は世界初録音となる。





<Signum Classics>
SIGCD 083 \2180
ウィル・トッド(1970−):
青のミサOp.28(ジャズ・ミサ)/Christus est stella/キリストの幼児/
アヴェ・ヴェルム・コルプス/None other Lamb/薔薇/Lead me Lord/
Lighting the way/Every Stone Shall Cry
ウィル・トッド(ピアノ)、ベサニー・ハリデイ(ソプラノ)、
ジェレミー・バックハウス(指揮)、ヴァサーリ・シンガーズ
急速に頭角を現してきたイギリス期待の新鋭作曲家であるウィル・トッドの合
唱作品集。収録作品のメインである「青のミサ」は副題にジャズ・ミサとある
通り、従来の「ミサ曲」というジャンルにジャズの手法を取り入れた全く新し
く画期的なスタイルの注目作品である!作曲家自身のピアノ伴奏と融合するよ
うに歌声を響かせるヴァサーリ・シンガーズは、底力を感じさせる驚異的な演
奏を聴かせてくれる。その他の収録作品はクラシックのスタイルで作曲された
宗教作品であり、「青のミサ」との対比が活きる神秘的な音楽である。

SIGCD 086 \2180
テレマン-ヴィルトゥオーソ・ゴッドファーザー ――
G・P・テレマン:
協奏曲TWV43:C2、ソナタTWV43:G12、Funfzehnte und Sechzehnte Lection des
Getreuen Music-Meisters 1728 TWV40:1、ソナタTWV43:G10
ゲオルク・フィリップ・クレス(1719−1779):
トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・モーレと通奏低音のための三重奏曲、
トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための三重奏曲
C・P・E・バッハ:アリオーソ、幻想曲
シャリヴァリ・アグレアブル
18世紀ドイツ音楽の大家テレマンの作品を中心に、そのテレマンが名付け親と
なったG・P・クレスとC・P・E・バッハの作品をカップリング。演奏はシグナム
・クラシックスへ多数の録音を行っているアンサンブル名にフランス語で“楽
しい騒ぎ”という意味を持っているバロック・アンサンブル“シャリヴァリ・
アグレアブル”。ピリオド楽器で奏でられる演奏は相変わらすの美しさを持っ
ている。




<Brana Records>
BR 0028 \1780
ポーランド・ファンタジー ――
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860−1941):
ピアノ協奏曲イ短調Op.17、幻想的ポロネーズOp.19
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933−):
ハープシコードのためのパルティータ
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ&チェンバロ)、
ヘルムート・フロシャウアー(指揮)、ウィーン交響楽団、
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)、ポーランド放送交響楽団、
ロベルト・ワーグナー(指揮)、インスブルック交響楽団
ブラジルとヨーロッパを主な活躍の場とした幻の女流ピアニストとして知られ
るフェリシア・ブルメンタールが遺した録音のリリースを行う「Brana Records
(ブラーナ・レコーズ)」の最新作。注目の内容は、ポーランドの大作曲家で
あり同国の首相でもあったパデレフスキと、現代ポーランドに君臨する名匠ペ
ンデレツキの作品をカップリングしたファンには見逃せないポーランド作品集!
中でも特に収録曲の目玉なのは、1972年にペンデレツキ&ポーランド放送響の
コンビをバックに、ポーランド放送スタジオで録音が行われたペンデレツキの
「ハープシコードのためのパルティータ」。エレキ・ギターなどが加えられる
など独特の編成を見せるこの作品は、アメリカのイーストマン音楽院の創立50
周年を記念して委嘱、作曲された作品であると同時にブルメンタールに献呈さ
れた作品なのである。音質も非常に良好であり、ブルメンタールの祖国の音楽
に対する姿勢を存分に堪能することの出来るタイトルに仕上がっている。

BR 0023 \1780
L・V・ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73《皇帝》
ロマンス・カンタービレ ホ短調H.13
A・ルビンシテイン:ピアノと管弦楽のための《コンツェルトシュトゥック 》
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、
ロベルト・ワーグナー(指揮)、ウィーン交響楽団、
アルベルト・ゼッダ(指揮)、プラハ交響楽団、
ヘルムート・フロシャウアー(指揮)、ウィーン交響楽団
王道中の王道であるベートーヴェンの「皇帝」と断片のみが残されている「ロ
マンス・カンタービレ」、ロシアの抒情溢れるルビンシテインの「コンツェル
トシュトゥック」をカップリングした聴き応え十分の1枚。「皇帝」は1967年、
「ロマンス・カンタービレ」は1963年、「コンツェルトシュトゥック」は
1969年の録音。

BR 0017 \1780
ブルメンタール・コレクションVol.1 ――
F・ショパン:
ワルツ第1番変ホ長調Op.18《華麗なる大円舞曲》/3つの華麗なるワルツOp.34
(第2番-第4番)/同第5番変イ長調《大円舞曲》Op.42/3つのワルツOp.64
(第6番-第8番)/2つのワルツOp.69(第9番-第10番)/3つのワルツOp.70
(第11番-第13番)/ワルツ第14番ホ短調/同第15番ホ長調/同第16番変イ長調
同第17番変ホ長調
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)
ショパンの作品を収録した「ブルメンタール・コレクション」の第1巻。ワルツ
の舞曲としての特徴を尊重しながらも繰り出される変幻自在のテンポ感や間合
いは見事の一言。1959年ニューヨークでの録音。

BR 0012 \1780
S・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
J・N・フンメル:ロシア民謡の主題によるロンド・ブリランテ
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、
ミヒャエル・ギーレン(指揮)、ウィーン楽友教会管弦楽団、
ヘルムート・フロシャウアー(指揮)、プラハ室内管弦楽団
ブルメンタールとギーレンのラフマニノフ!名作と様々なレア・レパートリー
を幅広く取り上げたブルメンタールが、感情に溢れ劇的なラフマニノフと、滅
多に聴く機会は無いが非常に魅力的なフンメルの作品を熱演!ラフマニノフは
1957年、フンメルは1970年の録音。

BR 0004 \1780
ベートーヴェン・ミステリー ――
L・V・ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61(作曲者自身による編曲版)
ロンド変ロ長調WoO.6
ピアノ協奏曲第6番ニ長調(未完)より Allegro
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、
ジーリ・ワルドハンス(指揮)、ブルノ・フィルハーモニック管弦楽団、
アルベルト・ゼッダ(指揮)、プラハ交響楽団
ベートーヴェン自身がピアノ版へ編曲を行ったヴァイオリン協奏曲に加えて、
ベートーヴェンの作品とされながらも真の作曲者がハッキリとしていない2作品
を収録したまさにアルバム・タイトルである「ベートーヴェン・ミステリー」
の名に相応しい好企画盤。1967年の録音。

BR 0003 \1780
カンティガス ――
ワルデマール・エンリケ(1905−1995):
Uirapuru、Manha-Nungara、Tamba Taja、Rolinha、Cobra Grande、
Entrentanto Eu Canto、Morena、Hei de Morrer、Coco Penerue、
Trem do Alagoas、Maracatu、Cancao Nomade、Abaluaie
H・ヴィラ=ロボス:
Cancao Do Poeta Seculo XVIII、Nesta Rua、Viola Quebrada
ジャイメ・オヴァレ(1894−1955):Azulao
ロレンツォ・フェルナンデス(1897−1948):Dentro da Noite
アルベルト・ネポムセノ(1864−1920):Cantigas
ハヴィエル・モンサルヴァジュ(1912−):Cradle Song
コンスエロ・ベラスケス(1924−):ベサメ・ムーチョ
アネット・セリーヌ(ソプラノ)、クリストファー・グールド(ピアノ)
「Brana Records」では珍しいブルメンタール以外のアーティストによるアル
バム。ブラジルのソプラノ奏者アネット・セリーヌは、パルマ・レッジョ劇場
でのモーツァルトのアリア・コンサートでヨーロッパ・デビューを果たした実
力者。20世紀ブラジル歌曲のスペシャリストとしても高名である。





<CCn'C>
CCn'C 02532 \2080
J・ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉(弦楽四重奏版)
タチアナ・グリンデンコ(指揮)、アンサンブル《OPUS POSTH》
「アブソリュート・アンサンブル」と並び「CCn'C」レーベルの中核を担ってい
る「アンサンブル《OPUS POSTH》」がハイドンに取り組んだ意欲作!弦楽四重
奏版のこの作品を「アンサンブル《OPUS POSTH》」はヴァイオリン4本、ヴィ
オラ2本、チェロ2本、コントラ・バス1本という弦楽合奏の編成で演奏を行っ
ている。様々なジャンルの演奏を行うことによって磨きぬかれた弦楽器群は抜
群の音色でハイドンを奏でている。

CCn'C 00492 \2080
ジョン・アダムズ(1947−):室内交響曲
A・シェーンベルク:室内交響曲第1番Op.9
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)、アブソリュート・アンサンブル
アダムズとシェーンベルクという20世紀の大家2人の作品が揃い踏みとなった
強力盤タイトル。2つの室内交響曲でのパフォーマンスは、ヤルヴィ一族次男
であり風雲児クリスチャン・ヤルヴィの指導者としての強力な統率力とアブソ
リュート・アンサンブルの機動性の高さを証明する凄演!

CCn'C 00282 \2080
ハンブルク・コンサート ――
ダニー・セイデンベルク編曲:
J・S・バッハの主題による変奏曲《バッハたちの昼食》
テロニウス・モンク:ルビー・マイ・ディアー
パット・メテニー:ジャコ
A・ヴィヴァルディ(ダニー・セイデンベルク編曲):「冬」による変奏曲
ジャンゴ・ラインハルト:Minor Blues
デイヴィット・バラクリシュナン:
組曲《スパイダー・ドリームス》より、スカイライフ
マーク・サマー:アンセナダ
オリヴァー・ネルソン:ストールン・モーメンツ
ボビー・シャンドラー:Who Do You Think You Are ?
タートル・アイランド・ストリング・クヮルテット
1985年に結成されたアメリカの弦楽四重奏団であるタートル・アイランド・ス
トリング・クヮルテットは、従来の演奏スタイルに囚われない活動を展開中。
クラシック、ジャズ、ブルーグラス、ブルースやロック、ヨーロッパの民謡な
どを幅広く取り入れて聴衆を楽しませているエンターテイナーである。





<AR Re-Se>
AR 2006-0 \2180
ギョーム・ルクー(1870−1894):ヴァイオリン・ソナタ ト長調
アルベリク・マニャール(1865−1914):ヴァイオリン・ソナタOp.13
イリナ・ムレサヌ(ヴァイオリン)、ダナ・シオカルリ(ピアノ)
レコード芸術8月号の海外盤試聴記で紹介されて以来、問い合わせが続いている
ルクー&マニャールのソナタ・アルバム。現在はソリストや室内楽奏者として
世界的に活躍しているルーマニア出身の女流奏者たちによる演奏は、
「AR Re-Se」の代表盤としてだけでなく収録2作品の決定盤と言うに相応しい
渾身のパフォーマンスである。




<APR>
APR 5610 \1780
ベンノ・モイセイヴィッチ・プレイズ・ベートーヴェンVol.2
L・V・ベートーヴェン:
アンダンテ ヘ長調WoO.57(録音:1950年)
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47《クロイツェル》(録音:1949年)
ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37(録音:1950年)
ベンノ・モイセイヴィッチ(ピアノ)、
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、
マルコム・サージェント(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
初リリース時には1949年に録音が行われた「クロイツェル」が収録されたディ
スクということで大きな話題を呼んだディスク。巨匠同士による技の競演「ク
ロイツェル」はもちろんのこと、アンダンテ、ピアノ協奏曲もその名に違わぬ
素晴らしい演奏。モイセイヴィッチ&ハイフェッツ・ファンは再注目!

APR 5651 \1780
ソロモン・コンサート・レコーディングスVol.1
L・V・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
P・I・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲変ロ短調Op.23
ソロモン(ピアノ)、
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)、
コンセルトへボウ管弦楽団、
ハンス・シュヴァイガー(指揮)、
カンザス・シテイ・フィルハーモニック管弦楽団
2曲とも1952年に行われたソロモンのコンサートを収録したライヴ録音。ベイヌ
ム&コンセルトへボウとの共演さることながら、カンザス・シティ・フィルと
の録音も非常に興味深い。

APR 5593 \1780
ラヴェル・ピアノ作品集 Vol.1
M・ラヴェル:水の戯れ/前奏曲/ハイドンの名によるメヌエット/ソナチネ
/鏡/亡き王女のためのパヴァーヌ/夜のガスパール
ヴァレリー・トライオン(ピアノ)
Rイギリスのベテラン女流奏者トライオンのラヴェル・アルバム。第1巻では
「鏡」や「夜のガスパール」、「ソナチネ」など1999年から2000年にかけてレ
コーディングが行われた大作を収録。

APR 5533 \1780
ザ・ピアノG&Ts Vol.3(録音:1900年-1907年) ――
C・シャミナード:
エール・ド・バレ、壷の踊り、クーラント、森の精、クレオールの踊り、
へつらう女、ピエレット
C・サン=サーンス:
即興のカデンツァ、かわいいワルツ、のんきなワルツ、ピアノ協奏曲第2番より
アスカニオより/他 全23曲
セシル・シャミナード(ピアノ)、
カミーユ・サン=サーンス(ピアノ)、
メイリアーヌ・ エグロン(メゾ・ソプラノ)、
ガブリエル・ウィローム(ヴァイオリン)

CDAPR 7017 2枚組 \3560
アウアー・レガシーVol.3 ――
ナルディーニ:アレグロ、アンダンテ・カンタービレ
サン=サーンス:白鳥
ヴュータン:ファンタジア・アパッショナータ
ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ第1番
アルベニス:タンゴ、ホタ・アラゴネーサ
ドビュッシー:メヌエット
ブラームス:ワルツ
ベートーヴェン:クロイツェル・ソナタ/他 全33曲
アレクサンドル・ペチュニコフ(ヴァイオリン)、
ハイ・ハリソン(ヴァイオリン)、
ミシェル・ピアストロ(ヴァイオリン)、
サミュエル・ドゥシュキン(ヴァイオリン)、
ダヴィド・ホッシュスタイン(ヴァイオリン)、
マイロン・ポリアキン(ヴァイオリン)、
マックス・ローゼン(ヴァイオリン)、
ミッシャ・ヴァイスボルト(ヴァイオリン)




<2L>
2L 34SACD(SACD-Hybrid) \2850
R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調Op.18
G・エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ イ短調Op.25
コールビョルン・ホルテ(ヴァイオリン)、
トゥール・エスペン・アスポース(ピアノ)
ヨーロッパ室内管弦楽団の主席第2ヴァイオリン奏者として第1線で活躍を続け
る傍ら、2006年8月からはノルウェーのオーケストラであるトロムソ交響楽団
の芸術監督に就任するコールビョルン・ホルテの熱演が光るヴァイオリン・ソ
ナタ集。ノルウェーのトップ・ピアニストであるアスポースのサポートも絶妙
である。




<Euridice>
EUCD 33 2枚組 \4360
フリチョフ・アネルセン(1876−1937):
ソプラノとピアノのための《Samtliege》(全36曲)
アーセ・ヘレン・クリスタッド(ソプラノ)、
セルゲイ・オサドチュク(ピアノ)、セシリエ・コック(チェロ)
母国ノルウェーのオスロで作曲、オルガンを学んだ後、1901年からライプツィ
ヒに留学するためにドイツに渡り、ドイツのオルガン音楽から多大な影響を受
けたとされる作曲家フリチョフ・アネルセンの歌曲集。





<Kampen Janitsjar>
KJO-CD4 \2180
Livets glade gutter-デイヴィス&ハラルド:Sing As We Go
F・シングナス:Her Kommer livets glade gutter
伝承曲:カナディアン・ディキシー
ラ・ロッカ:タイガー・ラグ
カーマイケル:わが心のジョージア/他 全25曲
ノルウェーのコンサート・バンド「Kampen Janitsjarorkester」の1962年から
2006年までの録音を集めた同団体のベスト・アルバム。





<Sofa>
SOFA 519 \2180
The Sea Looks Green When The Sky Is Grey
ニコス・ヴェリオティス(チェロ)、アニタ・カースボル(ヴォイス)、
ミカエル・フランシス・ダッチ(ダブル・ベース)
The Sea Looks Green When The Sky Is Grey
Veliotis(vc)、Kaasboll(vo)、Duch(cb)




<Norcd>
NORCD 0557 \2180
dikt(全22曲)
カール・セグレム(音楽)、ジョン・フォッセ(朗読)





<Anglo Records>
AR 019-3 \2180
シンプリー・モア・スパーク ――
P・スパーク:
ソフト・ショー・シャッフル/田園の賛歌/メキシカン・ホリデー/レプトン
・ファンタジー/ロッキン・トランペッツ/イギリスの海の歌による組曲
他 全21曲
様々なアーティスト




<De Haske>
DHR 12-008-3 \2180
W・バード:オックスフォード伯爵の行進曲
J・ヴァンデルロースト:木管のためのアダージョ
J・デ・ハーン:シンガポール狂詩曲
P・スパーク:ヴァレリウス変奏曲
S・ブラ:ゴスペル・クリスマス/他 全13曲
ピート・グローネフェルト(指揮)、ファンファーレオルケストCWO

DHR 02-039-3 \2180
黄金時代 ――
P・リーデマン:デコルム
F-A・ボイエルデュー:《バグダットの太守》序曲
J・ヴァンデルロースト:コンコルディア
K・ショーネンベーク:黄金時代
A・ピアソラ:オブリビオン
K・ホーベン:パラディン
J・デ・ハーン:ミュージカル・ヴィレッジ/他 全12曲
アルノルト・スパン(指揮)、
オランダ陸軍軍楽隊《ヨハン・ウィレム・フリソ》
The Golden Age/Span(con)、The Royal Netherlands Army Band

DHR 10-019-3 \2180
ヤコブ・デ・ハーン:吹奏楽作品集
ノルディック・ファンファーレと賛歌/アマーランド/ダコタ/パシフィック
・ドリームス/パサデナ/ヴァージニア/The Saint and the City/Bridge
between Nations/ユートピア
様々なアーティスト




<Mitropa Music>
M-DISC 206-026-3 \2180
モンブラン ――
B・モーレン:イントラーダ
T・ドス:
オーストリア序曲、ムジカ・エロイカ、モンクとミルス、グリーン・ヒルズ・
ファンタジー、トラフィック、スピリット・オブ・ユース
O・シュワルツ・モンブラン
F・チェザリーニ:ブルガリア舞曲Op.35
ヴァルター・ラツェク(指揮)、ドイツ陸軍コンサートバンド




<Avie>
821936-0012-2(SACD-Hybrid) \3380
グスタフ・マーラー(1860−1911):交響曲第5番嬰ハ短調
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)、
サンフランシスコ交響楽団
既にリリースされている「交響曲第6番《悲劇的》」と「交響曲第3番」が2度
のグラミー賞に輝くなど、その驚異的なパフォーマンスと超優秀録音が世界
中から称賛を浴びているマイケル・ティルソン・トーマスとサンフランシス
コ交響楽団によるマーラー・チクルス。
葬送行進曲の開始を告げる第1楽章冒頭のトランペット・ソロ。表題の如くま
さに嵐のように荒く激しい表現を見せる第2楽章。約19分を要するスケルツォ
の第3楽章を経て響き渡る究極美とも言うべき第4楽章アダージェット。そし
てティルソン・トーマスとサンフランシスコ交響楽団の緊張感と感情が開放
され圧倒的なフィナーレを迎える第5楽章。
更に進化を遂げたティルソン・トーマスのマーラーに対する解釈と見事なま
でにそれに答えるサンフランシスコ交響楽団。作品の持つ魅力を最大限に引
き出した名演奏。乞うご期待!
2005年9月28日-10月2日、サンフランシスコ・デイヴィス・シンフォニー・
ホールでのライヴ録音。(ハイブリッドSACD盤のみのリリースとなります。)




<Hyperion>
CDA 67535 \2080
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第41集 ――
フレデリック・カルクブレンナー(1785−1849):
ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.61/同第4番変イ長調Op.127(世界初録音)
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)、タスマニア交響楽団
ドイツ系フランスのピアニストであり作曲家でもあったフレデリック・カル
クブレンナーは、ハイドンの指導を受け、1810年末から10年間に渡って活躍
したイギリスではプレイエルから絶賛を受けるなど一流ピアニストとしての
名声を獲得。
続く1825年から1930年代までの約10年間はパリで人気、実力とも絶頂を極め、
様々な勲章を贈られるなどヨーロッパ最高のピアニストとして絶大な評価を
受けることとなる。その後ショパンやリスト、タールベルクといった新世代
の名手たちの台頭によってカルクブレンナーの活躍は徐々に陰りを見せ始め
るものの、その演奏と作品は19世紀ロマン派音楽に多大な足跡を残した。ち
なみにショパンのピアノ協奏曲第1番はカルクブレンナーに捧げられている。
シューベルトの歌曲全集、レスリー・ハワードのリスト全集と並び立つハイ
ペリオンの大人気シリーズであるロマンティック・ピアノ・コンチェルト・
シリーズ(RPCシリーズ)。演奏は前作に引き続きはハワード・シェリー&
タスマニア交響楽団という実績十分の強力コンビである!

CDA 67530 \2080
C・ドビュッシー:前奏曲全集
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
1971年スコットランドに生まれ、91年にクララ・ハスキル国際コンクールで
優勝を果たし一躍世界にその名を轟かせたスティーヴン・オズボーン。
アムラン、ヒューイット、ハフやシェリー、ハワード、デミジェンコなど世
界に名高い超一流ピアニストを擁するピアノ王国ハイペリオンがレーベルを
挙げて強力にプッシュしている逸材でもある。
これまでにオズボーンはリストを除くとカプースチン、アルカン、メシアン
といった比較的珍しいレパートリーのリリースを行ってきたが今回は王道ド
ビュッシーに着手!
ハイペリオンお墨付きの卓越した実力と音楽性を併せ持ったオズボーンが奏
でるドビュッシーの前奏曲全集は、彼の名を更に知らしめるリリースとなる
だろう。ちなみに演奏時間約78分で1枚のCDに収録されている点も嬉しいポイ
ント。

CDA 67570 \2080
G・ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス(原典版)
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)、ヒラリー・サマーズ(アルト)、
アンドリュー・トルティス(テノール)、
アンドリュー・フォスター=ウィリアムス(バス)、
ロバート・キング(指揮)、
キングズ・コンソート合唱団、
ゲイリー・クーパー(ピアノ)、マシュー・ホール(ピアノ)、
マーク・ウィリアムス(ハーモニウム)
モンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」(CDA 67531)、ジョナサン
・コーエンを迎えたヴィヴァルディの「チェロ協奏曲集」(CDA 67553)な
ど、世に送り出す意欲的なリリースが次々と反響を呼んでいるロバート・キ
ング&キングズ・コンソート。
ロッシーニが晩年となる1863年に作曲を行った「小ミサ・ソレムニス」は、
4声の独唱と合唱、2台のピアノとハーモニウムの伴奏という編成で書かれた
傑作である。ちなみに1864年に初演が行われた「小ミサ・ソレムニス」は
1867年に管弦楽伴奏への改訂が行われるが、今回収録されているのは1863年
に作曲された原典版である。
演奏者はロバート・キング率いるキングズ・コンソート合唱団に加えて、絶
妙の関係を築いているソプラノのキャロリン・サンプソン、チャンネル・ク
ラシックスで活躍中のピアニストであるゲイリー・クーパーなど錚々たる陣
容。

CDA 67586 \2080
ウェストミンスター寺院における聖エドワード証聖王のための祝祭 ――
朝の祈り
グレゴリオ聖歌:Laudes Regiae
W・スミス:祈り
W・クラッチ:詩篇132番
C・スタンフォード:テ・デウム、ベネデイクトゥス
W・スミス&R・ストーン:The Responses
H・パーセル:アンセム《おお神よ、あなたはわが神》
聖餐式〜J・ハーヴェイ:ミサ・ブレヴィス
A・ブルックナー:グラドゥアーレ《正しい者の口は知恵を語る》
W・モーリー:詩篇99番
H・パーセル:マニフィカト、ヌンク・ディミッティス
P・ムーア:キングとロビン
J・デゥメッシュー:テ・デウムOp.11
ロバート・クウィニー(オルガン)、
ジェームズ・オドンネル(指揮)、ウェストミンスター寺院聖歌隊
ウェストミンスター寺院聖歌隊とハイペリオンのコラボレーション・アルバ
ム第3弾。アルバムのタイトルにもなっている“聖エドワード証聖王”とは
キリスト教への深い信仰心を持ち、ウェストミンスター寺院を再建した人物
として歴史に名を残した11世紀初期のイギリスの王である。

CDS 44251/3 3枚組 \5940
ゴシック・ヴォイセズ・グラモフォン・アウォード・ウィナーズ・
コレクション ――
H・フォン・ビンゲン:
セクエンスと賛歌(1983年グラモフォン・アウォード受賞作)
ヴィーナスとマルスの礼拝(1988年グラモフォン・アウォード受賞作)
フランチェスカに捧げる歌(1989年グラモフォン・アウォード受賞作)
エマ・カークビー(ソプラノ)、
アンドリュー・ローレンス=キング(ハープ)、
クリストファー・ペイジ(指揮)、ゴシック・ヴォイセズ
初期のハイペリオンを支え、数々の名盤を世に送り出してきたイギリスの
ヴォーカル・グループ、ゴシック・ヴォイセズ。今回リリースとなるボック
スには1983年、1988年、そして1989年にグラモフォン・アウォードに輝いた
屈指の名演奏を収録。中でも世界最古の女流奏者として評されているヒルデ
ガルト・フォン・ビンゲンの存在を世界に知らしめた演奏は、その功績と共
に現在でも高い評価を受け続けている。

CDD 22059 2枚組 \2080
マルセル・デュプレ(1886−1971):
3つの前奏曲とフーガ/エスキス ハ長調Op.41-1/エスキス第1番ホ短調
Op.41-2/エスキス第2番変ロ短調Op.41-3/受難の交響曲Op.23/クリスマス
のための変奏曲Op.20/他 全19曲
ジョン・スコット(オルガン)
メシアンの師でもある20世紀フランスの作曲家デュプレのオルガン作品集。
ジョン・スコットが演奏するのはセント・ポール大聖堂のオルガンである。
CDA 66205&CDA 67047の移行再発売。



<Helios>
CDH 55226 \1200
ウジェーヌ・イザイ(1858−1931):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集Op.27-無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番
ト短調/同第2番イ短調/同第3番ニ短調《バラード》/同第4番ホ短調/同
第5番ト長調/同第6番ホ長調/悲しみの詩Op.12/子供の夢Op.14
フィリップ・グラファン(ヴァイオリン)、
パスカル・ドゥヴァイヨン(ピアノ)
ベルギーの天才奏者の作品にフランス屈指のヴィルトゥオーソが挑んだ凄演
CDA 66940からの移行再発売。

CDH 55264 \1200
ルドヴィコのハープ ――
アロンソ・ムダーラ(c.1510−1580):
幻想曲、スパニョレッタのディヴィジョン
ルス・デ・ミラン(c.1500−c.1561):
幻想曲、スペイン風パヴァーヌのディヴィジョン
ディエゴ・オルティス(c.1510−c.1570):
幻想曲、パラデータスのディヴィジョン、Tutte le vecchie
ジョヴァンニ・デ・マッケ(?1548/50−1614):
ストラヴァガンツァ第1番、ガリアルド第1番、トッカータ
オラツィオ・ミーキ(1594/5−1641):
ス・ドゥロ・トロンコ、I Diletti Di Mundo、クエル・シニョール
ジローラモ・フレスコバルディ(1583−1643):
トッカータ・デシマ、アリア《ラ・フレスコバルダ》、
トッカータ第5番バラッタのアリア、チャコーナ、トッカータ第9番
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567−1643):われは黒し
アンドリュー・ローレンス=キング(バロック・ハープ)
フレスコバルディ自身と先人たちの作品を集めたルネサンスの小品集。
CDA 66518からの移行再発売。





<COE Records>
CDCOE 809 \1150
R・シュトラウス:
組曲《町人貴族》Op.60/クープランのクラヴサン曲による《舞踏組曲》
AV.107
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)、
ヨーロッパ室内管弦楽団
ウィーンの巨匠ラインスドルフと欧州屈指の室内楽団であるヨーロッパ室内
管の強力コンビによるシュトラウス・アルバムは、「町人貴族」に加えてク
ープランのクラヴサン曲を題材とした「舞踏組曲」が要注目!

CDCOE 813 \1150
W・A・モーツァルト:
フルート協奏曲第1番ト長調K.313/ファゴット協奏曲変ロ長調K.191/フル
ートとハープのための協奏曲ハ長調K.299
ティエリー・フィッシャー(フルート&指揮)、
マシュー・ウィルキー(ファゴット)、
シャルロット・スプレンケルス(ハープ)、
シャンドール・ヴェーグ(指揮)、ヨーロッパ室内管弦楽団
巨匠シャンドール・ヴェーグがヨーロッパ室内管弦楽団を振ったモーツァル
ト・アルバムが登場。巨匠と名手たちの演奏によって響き渡るモーツァルト
の美演。

CDCOE 810 \1150
作品集〜W・A・モーツァルト
A・ヴィヴァルディ/J・シュトラウスII世/B・マルチェッロ/H・ヴォルフ
アレグザンダー・シュイナイダー(指揮)、ヨーロッパ室内管弦楽団
幾多の名演を残してきたシュナイダーとヨーロッパ室内管によるクイーン・
エリザベス・ホールでのライヴ録音。

CDCOE 811 \1150
W・A・モーツァルト:クラリネット協奏曲イ短調K.622
A・コープランド:クラリネット協奏曲
R・シュトラウス:二重小協奏曲AV.147
リチャード・ホスフォード(バセット・クラリネット&クラリネット)、
マシュー・ウィルキー(ファゴット)、
アレグザンダー・シュイナイダー(指揮)、
ティエリー・フィッシャー(指揮)、ヨーロッパ室内管弦楽団
ヨーロッパ室内管を支え続けたクラリネットの名手、リチャード・ホスフォ
ードの独壇場!バセット・クラリネットのベスト・パフォーマンスと評され
たタイトル。

CDCOE 812 \1150
木管楽器のための作品集
A・ドヴォルザーク/J・フンメル/L・ヤナーチェク/F・クロンマー/
M・シェイベル
ヨーロッパ室内管弦楽団の木管奏者たち
ヨーロッパ室内管が世界に誇る木管セクションが大活躍!

CDCOE 814 \1150
W・A・モーツァルト:
オーボエ協奏曲ハ長調K.314/協奏交響曲変ホ長調K.297b/クラリネット
協奏曲イ長調K.622
ダグラス・ボイド(オーボエ)、
リチャード・ホスフォード(バセット・クラリネット)、
アレグザンダー・シュイナイダー(指揮)、
パーヴォ・ベルグルント(指揮)、ヨーロッパ室内管弦楽団
ダグラス・ボイドとリチャード・ホスフォードによるコンチェルト、そして
協奏交響曲という木管楽器の醍醐味を味わえるカップリング。

CDCOS 242 2枚組 \2300
W・A・モーツァルト:
セレナード第10番変ロ長調K.361《グラン・パルティータ》/
ロンド変ホ長調K.371/セレナード第11番変ホ長調K.375/同第12番ハ短調
K.388/協奏交響曲変ホ長調K.297b
アレグザンダー・シュイナイダー(指揮)、ヨーロッパ室内管弦楽団
アレグザンダー・シュナイダーがヨーロッパ室内管と録音を行ったモーツァ
ルトの名演集。




<Centaur>
CRC 2765 \1880
サウンド・ヴェッセルス ――
リチャード・ワーニック(1934−):チェロとピアノのための二重奏曲
ロバート・ヘルプス(1928−):チェロとピアノのための二重奏曲
エリオット・カーター(1908−):チェロ・ソナタ
アウグスタ・リード・トーマス(1964−):チェロとピアノのための歌
スコット・クラックスダール(チェロ)、
ノレーン・カシディ=ポレラ(ピアノ)
カーターを中心に現在も活躍中のアメリカの作曲家たちによるチェロとピア
ノのためのデュエットを集めたアルバム。

CRC 2753 \1880
ピアノによる水彩画 ――
J・S・バッハ(ブゾーニ編曲):
コラール《われらは汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ》
R・シューマン:子供の情景Op.15
C・ドビュッシー:3つの前奏曲
M・ムソルグスキー:展覧会の絵
ジェニファー・ハイギ(ピアノ)
ジェニファー・ハイギは名門ジュリアード音楽院に学び、現在はルイジアナ
州立大学で教授としてピアノの指導を行っているアメリカの女流演奏家であ
る。

CRC 2770 \1880
J・ブラームス:ピアノ・ソナタ ハ長調Op.1
F・ショパン:
前奏曲変イ長調、前奏曲嬰ハ短調Op.45、即興曲変ト長調Op.51、
華麗なる円舞曲
S・プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番イ長調Op.82
アンドルー・デ・グラド(ピアノ)
ジョシュア・ベルとのコンビでその名を知られながら、演奏旅行中に37歳の
若さでこの世を去ったデ・グラドが遺したライヴ録音集の第2弾。1996年&
1997年の録音。

CRC 2772 \1880
ジェフリー・チャペル:
アメリカン・ソナタ/ピアノ三重奏曲/オン・ザ・ウィング/無言のポップ
・ソング/ジャズ・ソナタ/メランコリー・ムーン/バナナ・ジャム
ジェフリー・チャペル(ピアノ)
クラシックとジャズのピアニストとして活躍し、作曲や後進の指導にも積極
的に取り組んでいるアメリカのアーティストであるジェフリー・チャペルに
よる自作自演集。ジャズ・ソナタを筆頭にジャジーな雰囲気に満ちた魅力的
な作品が並んでいる。

CRC 2784 \1880
A・ヴィヴァルディ:
協奏曲ニ長調RV.94、同ニ長調《ごしきひわ》RV.90、同協奏曲ハ長調、
同ヘ長調《海の嵐》RV.98、同ト短調RV.107
G・P・テレマン:協奏曲イ短調
J・B・ボワモルティエ:協奏曲ホ短調Op.37a
フィオリトゥーラ
1995年に結成され、2002年よりセンター(Centaur)にレコーディングを行
っている古楽器アンサンブル「フィオリトゥーラ」による作品集。2004年に
はドイツ4都市へのツアーを行うなど意欲的な活動を展開中。

CRC 2785 \1880
ラッセル・リーペ:クラリネット作品集 ――
スリー・スタディズ・オン・フライト/クルツァンド・ラ・フロンテラ/
ラクリモーサ
アミィ・パークス・シモンズ(クラリネット)、
ラッセル・リーペ(ピアノ&電子楽器)
イーストマン音楽院で作曲を学び、かの有名なイーストマン・ウィンド・ア
ンサンブルで2年間ピアニストを務めた経験を持つラッセル・リーペ。作曲
家としてはハワード・ハンソン賞を受賞するなど高い評価を獲得している。

CRC 2793 \1880
朝のトランペット ――
フレデリック・スペック(1955−):朝のトランペット
スタンリー・フリードマン(1951−):トランペット・ソナタ
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928−):賛歌
マーク・サターホワイト(1954−):Sorrow is almost violet
ヴァーツラフ・ネリベル(1919−1996):メタモルフォージス
ジョン・ガードナー(1917−):
モンテヴェルディの主題によるソナタ・ダ・キエザ
マイケル・タンネル(トランペット)、
J・デイヴィット・ワグナー(オルガン)、
メーメ・タンネル(ピアノ)、リース・ランド(トランペット)
Thマイケル・タンネルは、現在アメリカのルイビル大学教授の任にあり、ル
イビル・バッハ・ソサイエティやルイビル管弦楽団で活躍していたトランペ
ット奏者。フィンランドの大作曲家ラウタヴァーラや、吹奏楽でお馴染みの
ネリベルなど多彩なプログラミングで楽しませてくれる。

CRC 2795 \1880
G・フォーレ:
愛の夢Op.5-2、河のほとりでOp.8-1、ネルOp.18-1、5月Op.1-2、秋Op.18-3、
ゆりかごOp.23-1、マンドリンOp.58-1
H・デュパルク:悲しみの歌、悲歌、テスタメント、他 全21曲
デイヴィット・リプリー(バス・バリトン)、
アーレネ・キース(ピアノ)
オラトリオから室内オペラ、コンテンポラリーまでを幅広く演奏するアメリ
カのバス・バリトン奏者デイヴィット・リプリーが歌うフォーレとデュパル
クの歌曲の数々。

CRC 2799 \1880
D・ショスタコーヴィチ:ロシアとキルギスの民謡による序曲Op.115
C・ドビュッシー:3つの管弦楽的素描《海》
A・ピアソラ:タンガーソ
S・バーバー:管弦楽のためのエッセイ第2番
ジャクソン・リョン(指揮)、
ボフスラフ・マルティヌー・フィルハーモニック管弦楽団
オハイオ州を拠点に活動中の指揮者、ジャクソン・リョンがチェコの都市ズ
リーンを本拠地とするボスフラフ・マルティヌー・フィルを率いて2005年に
行った録音。

CRC 2806 \1880
J・ハイドン:
ピアノ・ソナタ第35番ハ長調Hob.XVI-35/同第36番嬰ハ短調Hob.XVI-36/
同第34番ホ短調Hob.XVI-34/同第30番イ長調Hob.XVI-30/同第37番ニ長調
Hob.XVI-37/同第32番ロ短調Hob.XVI-32/アダージョ ト長調Hob.XV-22/II
バイロン・シェンクマン(ピアノ)、カティ・ウルフ(ヴァイオリン)
バイロン・シェンクマンはニュー・イングランド音楽院、インディアナ大学
で教鞭をとっている鍵盤楽器奏者。




<Thorofon>
CTH 2533/6 4枚組 \6540
(価格改定再案内)
ピアノ三重奏曲集 ――
F・シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898
R・シューマン:
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.63、同第2番ヘ長調Op.80、
同第3番ト短調Op.110、幻想小曲集Op.88
J・ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8、同第2番ハ長調Op.87
F・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49
F・リスト:オーベルマンの谷
C・シューマン:ピアノ三重奏曲ト短調Op.17
ハイペリオン・トリオ
当タイトルは以前にご案内を差し上げているタイトルとなりますが、価格の
改定とともに再度ご案内をさせていただきます。
ハイペリオン・トリオは1999年の結成以来ドイツの各都市を主な活動の場と
してコンサート活動を続ける若手演奏家たちによるピアノ三重奏団である。
収録作品は音楽史上に輝く名作ばかりだが、アンサンブルの実力を発揮した
フレッシュな演奏を聴かせてくれる。

<harmonia mundi>
HMX 2908219 \1680
2007年の音楽手帳「DIARY-2007」
【1月】ブリテン:ニュー・イヤー・キャロル/アノニマス4
【2月】シューマン:「ウィーンの謝肉祭の道化」よりフィナーレ
/シュテファン・ヴラダー(Pf)
【3月】ドヴォルザーク:組曲「春」より/ベルナルダ・フィンク(Ms)
【4月】ヴォルフ:メーリケ詩集より「4月の黄色い蝶」
/ヴェルナー・ギュラ(Br)
【5月】デュ・モン:「五月の初めの日に」
/アンサンブル・クレマン・ジャヌカン
【6月】パーセル:聖チェチリア/ヘレヴェッヘ&コレギウム・ヴォカーレ
【7月】ロドリーゴ:アランフェス協奏曲より第2楽章/マルコ・ソシアス(G)
【8月】ハイドン:「四季」より第19曲目合唱/ヤーコプス
【9月】ハイドン:「四季」より収穫のとき/ヤーコプス
【10月】ドビュッシー:前奏曲集第2集より「枯葉」/アラン・プラネス(Pf)
【11月】インガルス:収穫祭
/シアター・オブ・ヴォイシズ&ポール・ヒリアー
【12月】コレッリ:合奏協奏曲第8番(クリスマス協奏曲)
/アンサンブル415
大好評をいただきました「2006年モーツァルトの手帳」につづき、今年もハル
モニア・ムンディが豪華な手帳をプロデュースします。見開き1ページで一週間、
その週に属する音楽史上重要な日が、写真・イラストつきで紹介されています。
バッハの命日からプロコフィエフの命日、メトロノームの誕生やジョン・ケー
ジの「4分33秒」が生まれた日、さらには不朽の名作映画「ウエスト・サイド物
語」が生まれた日、そしてもちろんハルモニア・ムンディ・アーティスト達の
誕生日まで、実に多種多彩な事項がちりばめられています。貴重な写真も満載
されており、ながめているだけでも楽しくなります。各月ごとをイメージした
選曲も、廃盤になってしまっている音源も含まれているというのもうれしいと
ころ。見ても聴いてもたのしいだけでなく、もちろん実際にも使えるこのきれ
いな手帳、レーベル在庫なくなり次第終了となりますのでお見逃しなく!




<BBC LEGENDS>
BBCL 4195 \2080
ステレオ
ウェーバー:「オベロン」序曲
シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944「ザ・グレイト」
ブラームス:悲劇的序曲Op.81
クラウス・テンシュテット(指)ロンドン・フィルハーモニックO.
録音:1984年10月7日、
1983年4月7日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
「ここまで演奏がすごいと、曲がどうでもよくなるとすらいえるかもしれな
い。」と音楽評論家許光俊氏も言い切る、テンシュテット&ロンドン・フィル
によるライヴ演奏。
「グレイト」は巨匠に惚れ込んでいる手兵とのライヴだけあって、ベルリン・
フィルとのスタジオ盤(83年)を大きく上回り、異常に濃厚。前プロの「オベ
ロン」も、オケの運動性を極限まで追い込んで激しく爆発しています。
そして、交響曲第3番(BBCL.4167)と同日の「悲劇的序曲」は現状では唯一の
もの。シリアスな内容は指揮者の指向する音楽とはまり過ぎで、重暗い響きに
完全に打ちのめされます。

BBCL 4193 \2080
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調Op.47
サー・ジョン・バルビローリ(指)ハレO.
録音:1966年12月1日マンチェスター、自由貿易ホール
1963年2月22日BBCスタジオ
これはすごい!ブルックナー7番(BBCL.4186)につづいて、またしてもバルビ
ローリ・ファンを騒がす完全初出のタイトル「革命」が登場します。バルビロ
ーリのショスタコーヴィチとはまったく意外ですが、大興奮のフィナーレに、
存分に本領が発揮されたラルゴの美と聴きどころばかりで、メモリアル・イヤ
ーにピッタリの内容といえるでしょう。
いっぽう、ついに全集を完成することがなかったベートーヴェン。手兵ハレ管
とのラスト・コンサートで取り上げた第7交響曲、そして生前最後のリハーサル
となった「英雄」とゆかりの深さを踏まえると、47年のスタジオ盤まで遡る
「運命」も価値ある内容。ともにバルビローリ・ソサエティ提供の音源。

BBCL 4194 \2080
ヒンデミット:金管と弦楽のための協奏音楽
ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調Op.70
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)
ニュー・フィルハーモニアO.、ロンドン・フィルハーモニックO.
録音:1969年11月30日、1975年5月14日
ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
巨匠ジュリーニを偲ぶアルバムがBBCからリリース。ドヴォルザークは、翌年の
ロンドン・フィル盤(76年)や、後のグッとテンポを落としたコンセルトへボ
ウ盤(93年)がともに有名ですが、ここではやはりライヴという条件が大きな
ポイント。フィルハーモニア管との8番(63年 / BBCL.4159)もそうでしたが、
音楽の自然な流れを損なわない熱くストレートな表現に、この時期ならではの
魅力があふれています。
さらに、ジュリーニとしてはたいへん珍しいヒンデミットが聴けるのも見逃せ
ないところで、機能的美と響きの面白さをたっぷり味わえます。

BBCL 4197 \2080
ソヴィエト連邦国歌
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
同:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op.102
ダヴィド・オイストラフ(Vn)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
キリル・コンドラシン(指)モスクワ・フィルハーモニックO.
録音:1965年10月ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
1965年10月9日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール
濃く太く大きな音の魅力で共通するふたり、オイストラフとロストロポーヴィ
チ。彼らの真価を一度に目の当たりにできるブラームスの二重協奏曲はまさに
格好のプログラム。1965年ロンドンでのロシア音楽祭における最大の呼びもの
のひとつでした。同一の内容はすでにDVD映像作品としてリリースされています
が、‘この空気はけっしてスタジオでは作り得ない’と云われるように、改め
て聴きなおしてみても壮絶としか表現しようのない世紀のライヴです。英国国
立図書館所蔵の正規音源で状態もバッチリ。
一方、61年ライヴのサージェント盤(BBCL.4102)も素晴らしかったヴァイオリ
ン協奏曲。さすがにオイストラフは盤石の構えで言うことなし、コンドラシン
の引き締まった棒がこれをサポートしています。

BBCL 4198 \2080
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VII.b-1
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc・Vc & 指)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
ロンドンSO.
録音:1965年7月1日、1965年7月ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
1965年にロンドンで行なわれたロシア音楽祭。ロストロのほかコンドラシン、
オイストラフ、リヒテル、ロジェストヴェンスキー、スヴェトラーノフなどゾ
ヴィエトを代表する演奏家が一同に会し、とてつもないパワーを見せつけまし
た。哀感のむせぶ作風に野太い音色が映えるエルガーは、同じロジェヴェンと
の64年ライヴ、またナタン・ラクリンとの58年録音(いずれもオケはモスクワ
・フィル)が知られますが、意外にも正規リリースは初めてとなります。エル
ガーと同様にハイドンとサン=サーンスも、40歳手前でバリバリのテクニック
を誇っていた頃のもの。「プラハの春」番外編とでもいうべきか、ピリピリと
した緊張感が漂う中でのライヴのせいか、たいへんエネルギッシュです。

BBCL 4196 \2080
シューマン:蝶々Op.2
同:序奏とアレグロ・アパッショナート ト長調Op.92
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
ベンジャミン・ブリテン(指)イギリス室内O.
録音:1963年1月27日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
1965年6月16日ブライスバラ・チャーチ(オールドバラ音楽祭)
1964年6月20日教区教会(オールドバラ音楽祭)
ピアノの巨人リヒテル、BBC LEGENDS通算10枚目のアルバム。これまでにリリー
スされたすべてが、圧倒的に強靭な打鍵と透徹したピアニズムの生の姿を伝え
るものとしてロングセラーを続けています。
初出レパートリーの作品92、別名コンツェルト・シュトゥックは、ピアノ連弾
など音楽祭を通じての朋友ブリテンとの息のあったやりとりが聴ける貴重な記
録です。リサイタルで非常にしばしば取り上げていた「蝶々」も、これまで当
ライヴのほかにはスタジオ盤(EMI / 62年10月)しか正規録音のなかったもの。
シューベルト最後のソナタは、リヒテル屈指のプログラムとしてつとに有名で、
72年11月のスタジオ録音を筆頭に数種の異演盤があります。ちなみに当日は、
同じシューベルトで6番のソナタ、ブリテンとのデュオで変奏曲、さらにはロ
ストロとのブラームスの第1番も演奏されていました。

BBCL 4199 \2080
シューマン:謝肉祭Op.9
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
同:ピアノ・ソナタ第16番ト長調Op.31-1
アニー・フィッシャー(P)
録音:1963年5月19日、1987年11月11日ロンドン、BBCスタジオ
モーツァルトやシューベルトと並び、フィッシャーにとって生涯を通じてレパ
ートリーの中心であり続けたベートーヴェン。彼女はリサイタルを活動の中心
に据えていたこともあり、ついにスタジオ録音で全集を完成することがありま
せんでした。ライヴによる全集(77-78年 / HUNGAROTON)からさらに10年近く
の時を経たロンドンでのライヴは、出てくる音楽の豊かさ、深みにどなたも圧
倒されることでしょう。また、子供の情景ほかを収めたアルバム(BBCL.4141)
以来のシューマン。間のとりかた、息づかいとどれをとっても絶品です。





<IDIS>
IDIS 6497 2枚組 \3300
“ラザール・ベルマン 1976年ミラノ・ライヴ
ラフマニノフ:楽興の時 Op.16,前奏曲 ト短調 Op.23-5
リスト:超絶技巧練習曲(12曲),ペトラルカのソネット第104番,夕立
ラザール・ベルマン(P)
録音:1976年4月29日,ミラノ
昨年フィレンツェで亡くなったロシアのピアニスト、ラザール・ベルマン。彼
が1970年代後半になって西側に知られるようになって、一大センセーションを
巻き起こしたことはもはや伝説的です。このCDはまさにその時期、1976年4月
29日にミラノで行われたライブ。彼の代名詞と言うべき、リストの超絶技巧練
習曲をライヴでバリバリ披露したのですから、聴衆もたまげたことでしょう。
コンサートの全貌を2CDに完全収録しています。

IDIS 6499 \1650
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 Op.64
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 K.467
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
ワルター・ギーゼキング(P)
グイド・カンテッリ(指)ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1954年3月14日(メンデルスゾーン),1955年2月6日(モーツァルト)
いずれもニューヨークでのライヴ。カンテッリとハイフェッツ、ギーゼキング
という豪華な組み合わせに興味津々。

IDIS 6495 2枚組 \3300
練習曲集,夜想曲集,マズルカ集,バラード第1番,バラード第3番,
スケルツォ第1番,スケルツォ第4番,即興曲 Op.29,ポロネーズ幻想曲 Op.61,
ポロネーズ Op.53,アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ
ホロヴィッツ(P)
録音:1932-1951年
ホロヴィッツの30、40歳台の録音を集めたもの。




<DYNAMIC>
DYNDVD 33501(DVD-Video) 2枚組 \4180
オールリージョン
字幕 伊英独仏西
ハイ・ディフィニション収録
ロッシーニ:「ビアンカとファッリエーロ」
ダニエラ・バルチェッローナ(Ms ファッリエーロ)
マリア・バーヨ(S ビアンカ)
フランチェスコ・メーリ(T コンタレーノ)
カルロ・レポーレ(Bs カペッリオ)ほか
レナート・パルンボ(指)ガリシア交響楽団
演出:ジャン=ルイ・マルティノーティ
収録:2005年8月
2005年8月、ペーザロのロッシーニ音楽祭での上演の収録。ロッシーニの「ビア
ンカとファッリエーロ」は、1819年暮にスカラ座で初演されたオペラ。ファッ
リエーロ役がメッゾの至難の役で、なかなか上演ができないことから、幻の傑
作と言われています。そのファッリエーロ役にダニエラ・バルチェッローナ、
ビアンカ役にスペインの名ソプラノ、マリア・バーヨ、イタリア期待のテノー
ル、フランチェスコ・メーリ、イタリアの実力派バス、カルロ・レポーレと、
優れたキャストが配されています。指揮はベルリン・ドイッチェオパーの音楽
監督、レナート・パルンボ。なんとハイ・ディフィニション収録。現行DVDでは
通常仕様にダウンされているものの、おおもとの画質の良さはしっかり伝わっ
てきます。

DYNDVD 33504(DVD-Video) \3780
オールリージョン
字幕 伊英独仏西
ベッリーニ:
「カプレーティとモンテッキ」(1830年ミラノ版)
パトリツィア・チョーフィ(S ジュリエッタ)
クララ・ポリート(S ロメオ)
ダニロ・フォルマッジャ(T テバルド)
フェデリーコ・サッキ(Br カペッリオ)
ニコラ・アモーディオ(Bs ロレンツォ)
ルチアーノ・アコチェッラ(指)イタリア国際管弦楽団
演出:デニス・クリーフ
収録:2005年8月
南イタリア、マルティーナ・フランカのイトリアの谷音楽祭での、2005年公演
のライヴの映像です。ベッリーニの「カプレーティとモンテッキ」は、なにせ
話が「ロメオとジュリエット」と同じ素材ですので、舞台で見るほうがずっと
醍醐味があるというものです。なんといっても今や世界で活躍するプリマのパ
トリツィア・チョーフィのジュリエッタがみもの聞きもの。ロメオ役のクララ
・ポリートは期待の若手。デニス・クリーフの演出は適度にモダナイズされた
舞台が美しいもの。なおこの上演では、クリティカルエディションを用いてお
り、さらに初演直後にミラノ・スカラ座で再演された時の改訂版を採用、数箇
所に相違があるのもマニアには興味津々でしょう。

DYNDVD 33499(DVD-Video) \3780
オールリージョン
字幕 英仏独伊西
R.シュトラウス:「ダフネ」
ジューン・アンダーソン(S ダフネ)
ロベルト・サッカ(T ロイキッポス)
スコット・マック・アリスター(T アポロ),ほか
シュテファン・アントン・レック(指)
フェニーチェ歌劇場管弦楽団,合唱団
収録:2005 年6月
CD(CDS 499)で発売されていたもの。レックの爽快な指揮と、アンダーソン
の見事なダフネ、そしてぴたりとはまったサッカのロイキッポスと、ドイツの
歌劇場にも負けない出来栄えは既に話題になったところ。演出は、先日のボロ
ーニャ歌劇場来日公演でロマン色豊かな「トロヴァトーレ」を作ったスコット
ランドの俊英ポール・カラン。2007年 2月には待望の日本初演もある「ダフ
ネ」、予習はこれで決まり!

DYNDVD 33515(DVD-Video) \3780
オールリージョン
字幕 伊英独仏
“フランコ・コレッリ 1971年東京コンサート”
ヴェルディ:「リゴレット」,
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
マイヤベーア:「アフリカの女」
プッチーニ:「ボエーム」,「西部の娘」
マスネ:「ル・シッド」
からのアリア
エドアルド・ディ・カプア:オ・ソーレ・ミオ
カルディッロ:つれない心
デ・クルティス:泣かないお前
トスティ:かわいい口元
フランコ・コレッリ(T)
アルベルト・ヴェントゥーラ(指)NHK交響楽団
収録:1971年11月8日
偉大なテノール、フランコ・コレッリは、三度来日しています。待望の初来日
となったのが、1971年10月から11月にかけてのコンサート・ツアー。東京で4回、
大阪で1回のリサイタルは、熱狂的に歓迎されました。この様子をNHKが収録、
全盛期のコレッリの素晴らしさをバッチリ収録しています。オーケストラ伴奏
の公演本体ももちろんですが、コレッリ名物、ピアノを引っ張り出してのアン
コールがまた圧巻。コレッリの絶唱に会場はヒートアップ。ブラーヴォが飛び
交い、思わず涙ぐむ女性ファンの姿も映し出されていて、貴重な記録です。
NHKからライセンスを得ての正規発売。画質は年代からすると今一つですが、
鑑賞に支障はない程度のカラーです。
なお、日付けが8月11日、会場がNHKホールとなっていますが、11月8日、厚生
年金会館の誤りです。ご了承ください。




<UNITED ARCHIVES>
UAR 005 \1650
シューベルト:交響曲第9番「グレイト」ハ長調
ワーグナー:ジークフリート牧歌
ブルーノ・ワルター(指)ニューヨーク・フィル
1946年4月22日、1953年1月5日
リマスタリング:Art&Sons社(パリ) プロデューサー:Eric Guillemaud
赤いジャケットと脅威的ともいえる音質で、日本のみならず世界中で広くファ
ンを獲得しつつあるUNITED ARCHIVESレーベル、第4弾はワルター&ニューヨー
ク・フィルの1946年「グレイト」です。「オーケストラを完全に手中に収めた」
(宇野功芳)頃の演奏で、弦楽器のフレーズごとの細かなデュナーミクなど、
細部に至るまで緻密に練られたワルターの解釈に、オケは100%完璧と思われ
る精確さで応えています。こわいくらいに完璧な演奏です。それにしてもこの
音質はすごい、まったくといってよいほどノイズがありませんが、演奏自体の
力はまったく損なわれていません。ジークフリート牧歌も、ワルターの録音の
中では比較的地味な部類に入りますが、曲のもつあたたかみは何度聴いても味
わいのあるものです。ブックレットに、フルトヴェングラーやトスカニーニと
一緒の写真も入っており、なかなか興味深いものがあります。





<TAHRA>
TAH 430 3枚組 \6240
クララ・ハスキル/リサイタル
[CD1]
J.S.バッハ:トッカータとフーガ ホ短調 BWV 914
シューマン:色とりどりの小品
ハイドン:ソナタ ニ長調 Hob. XVI-37
シューベルト:ソナタ ロ長調 D960
[CD2]
バッハ=ブゾーニ編:コラール前奏曲「いざ来たれ、異邦人の救い主よ」
J.S.バッハ:トッカータ ホ短調 BWV 914
D.スカルラッティ:ソナタ ハ長調、変ホ長調、ロ長調
ベートーヴェン:ソナタ第32番ハ短調op.111
シューマン:色とりどりの小品(抜粋)、アベッグ変奏曲、森の情景(抜粋)
ドビュッシー:練習曲「対比的な響きのための」「半音階のための」
ラヴェル:ソナチネ
[CD3]
モーツァルト:ソナタ ハ長調 K.330
ベートーヴェン:ソナタ第18番op.31-3 変ホ長調
シューベルト:ソナタD960 ロ長調(第1楽章欠落)
[CD1]1952年2月14日ヒルヴェルサム・カジノ
[CD2]1953年4月11日ルードヴィクスブルク城 公開録音
[CD3]1957年4月11日エディンバラ、フリーメーソン・ホール
ハスキルの貴重な録音集です。やや古い音源ではありますが、ハスキルのスカ
ルラッティやベートーヴェンというのはどうしてこうも心に響くのかとあらた
めて驚かされます。ドビュッシーの練習曲も実に見事。ハスキルの繊細にして
すべてを表現しつくすタッチの妙技を堪能できます。同じ曲目も組みこまれた
プログラミングですが、それぞれの演奏でベストを尽す、ハスキルの真摯な態
度もうかがわれる貴重なライヴ集となっています。




<haenssler>
=SWR MUSIC=
93 186 \2250
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)シュトゥットガルト放送SO.
録音:1996年9月20日ライヴ
昨年2005年6月14日にジュリーニが世を去ってから一年あまりを過ぎた今、
またひとつ巨匠を偲ぶにまたとないアルバムがリリース。シュトゥットガル
ト放送響とのブルックナー9番は、リハーサル付きの映像作品の音源(96年
9月19日)とは異なり翌20日のライヴ。マニアの間では知られながらも非売
品の自主制作盤という形でしかこれまで入手が困難であったたいへん貴重な
ものです。
後年につれて顕著なように、旋律を耽美的に極限まで遅いテンポで歌い尽し
てゆくのを特徴とするジュリーニのブルックナー。ウィーン・フィルとの最
後の3曲(第9番は88年)をはじめ、やはりフィルハーモニア管とのライヴに
よる第7(82年 / BBCL.4123)、第8(83年 / BBCL.4159)といずれにおいて
も途方もなく巨大で充実の内容が聴き手を魅了してやみません。引退の前年、
シュトゥットガルト放送響との当ライヴもまた然り。なるほど彼岸を連想さ
せるかのようなアダージョの美しさはたとえようもなく、いつ聴いてもほん
とうに素晴らしいかぎり。
このアルバムがジュリーニを愛する方にとってかけがえのない一枚となりま
すように。




<harmonia mundi FRANCE>
HMC 901920 \2250
マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」
サラ・コノリー(Ms)
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)シャンゼリゼO.
ヘレヴェッへのマーラーといえば、あの斬新なシェーンベルク=リーン編曲
の室内オケ版による「大地の歌」(HMA.1951477)が録音されたのが93年。い
ままたここにヘレヴェッへが手兵シャンゼリゼ管とともに衝撃的なマーラー
演奏をおくり出してきました。オリジナル楽器オケを伴った初めての「角笛」
歌曲集の登場です。
曲名に由来する同名の詩集は、詩人アルニムとブレンターノとがまとめあげ
たドイツの民謡詩集。およそ1887年から1901年にかけての15年以上に渡り、
マーラーはこれにはまり好んで音楽をつけています。聴けばすぐに分かるよ
うに、第2番から第4番までの交響曲群と内容的に密接にリンクするこの一連
の歌曲は、マーラーの音楽宇宙の精髄を成す重要な作品です。
ここでヘレヴェッへがロマン派の作品、たとえばシューマンやブルックナー
の交響曲を手がける時にみせる異常なほど苛烈なアプローチを思い起こして
みてください。オリジナル楽器の繰り出す清新な響きの持ち味も相俟って、
この歌曲をトータルに彩る軍楽調の箇所のなんとも刺激的なこと!その一方
でバッハにも相通じるハーモニーの美しさは、まぎれもなくヘレヴェッへの
もの。「美しいラッパが鳴り響くところ」など、どこからともなく怪しく退
廃的な色香が匂い立ち、こ惑的な表情が濃密に折り重なってゆきます。さら
に当代随一、合唱音楽のスペシャリストとして、もはや“人の声”だけが織
り成す美を究めているからでしょうか。最も旬のヘンシェル、バッハのカン
タータ・シリーズでもおなじみのコノリーとソリスト各々の魅力を存分に引
き出すあたりほとんど天才的。
ヘレヴェッへが作り上げた画期的な「角笛」歌曲集。このアルバムからはい
よいよますます交響曲シリーズへの想像と期待とが大きく膨らむに違いあり
ません。




<ORFEO>
ORFEOR 329062 2枚組 \2000
ブラームス:
悲劇的序曲 Op.81
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83
交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クリフォード・カーゾン(P)
録音:1955年7月26日
クナッパーツブッシュ・ファンの皆様、お待たせいたしました!「クナッパ
ーツブッシュ大全集」で正規盤世界初出となった、1955年ザルツブルク音楽
祭でのブラームスのピアノ協奏曲第2番が、同日コンサートの全曲目と共に
本家ORFEOから発売です。存在は知られていたものの、なかなかCD化されず、
幻かと囁かれていた録音、しかし蓋を開けてみればビックリ!カーゾンがス
タジオ録音からとても想像も出来ないほど過熱気味、それをクナッパーツブ
ッシュがしっかり受け止めるという白熱した演奏!もちろん「悲劇的序曲」
と第3交響曲は圧倒的!半世紀前のザルツブルクの興奮の演奏会をご家庭で
再現しましょう!!ザルツブルクに奇跡的に保管されていた、赤白赤
(Rot-Weiss-Rot)放送のオリジナル・マスターを使用!

ORFEOR 655061 \2000
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1949年8月30日
これはLP時代から一体どれくらいの種類の盤が発売されたやら、という有名
な録音。クナッパーツブッシュが指揮したブルックナーの第7交響曲はライヴ
で2種類しか録音が残されておらず、その一つがこれ。61歳のクナーの張りの
ある音楽と、ウィーン・フィルの瑞々しい音色が曲想にぴたりとマッチして
います。オーストリア放送協会が保管していた、当時の赤白赤
(Rot-Weiss-Rot)放送のコピーを使用、1949年のライヴとしては極上といっ
てよい明瞭な音です。




<Radio Servis>
CR 0323 \1850
ハイドン:ピアノ・ソナタ第60番ハ長調
ショパン:バラード第4番変イ長調、ポロネーズ第5番嬰ヘ短調
スクリャービン:練習曲
ラヴェル:夜のガスパール
ギャリック・オールソン(P) 録音:1973年5月
1970年ショパン・コンクールの覇者、ギャリック・オールソンはニューヨー
ク出身のピアニスト。このアルバムは、オールソンの絶頂期を収めた貴重な
録音です。冴え渡るテクニック、ダイナミックでスケールの大きい演奏は、
他を寄せつけない圧倒的な魅力を放っています。また、音の陰影や響きにも
陶酔。時にはショパンのバラードのように、バランスのとれた明快で流麗な
演奏ぶりをみせ、時にはスクリャービンやラヴェルのように鮮やかなテクニ
ックと大胆な音量変化で私たちを狂喜させます。

CR 0220 \1850
現代チェコ作曲家・室内楽曲集
カレル・フーサ:弦楽四重奏曲Op.2
イルジー・ゲムロット:弦楽四重奏曲
ズデニェク・ルカーシュ:弦楽四重奏第5番 他
アポロン弦楽四重奏団

CR 0322 \1850
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調
ラヴェル:弦楽四重奏曲へ長調
エポック弦楽四重奏団

CR 0190 \1850
ヤン・ザフ(1699-1773):テ・デウム、厳レクイエム ハ短調
ヤン・アントニーン・コジェルフ(1738-1814):
ミサ・クルタ・エ・ソレンネ(小荘厳ミサ)ニ長調
パヴェル・キューン(指) プラハ交響Co.&Cho.
ルドミラ・ヴェルネロヴァー(S)ナジェジダ・ペトレンコ(S)
イヴォナ・シグヴァーロヴァー(A)ヴラディミール・ドレジャル(T)
ロマン・ヤナール(Br)イジー・カレンドフスキー(B)
ヨセフ・クシュカ(Vn)

CR 0027 2枚組 \1850
チェコ三大ミサ曲集
リエフマン:ミサ ニ短調、
ドヴォルジャーク:ミサ ニ長調、
スーク:ミサ ロ長調
ヨセフ・ヘルツル(指) チェコ放送管弦楽団&合唱団

CR 0210 \1550
珠玉のフランス・オルガン音楽
レオン・ボエルマン(1862-1897):ゴシック組曲 Op.25
セザール・フランク(1822-1890):
前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18/パストラール Op.19
マルセル・デュプレ(1886-1971):3つの前奏曲とフーガ Op.7
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):主の降誕 から 神はわれらのうちに
アレシュ・バールタ(Org)
録音:1999-2000年、オロモウツ(モラヴィア地方)、ミハル教会

CR 0087 \1550
ブラームス;弦楽四重奏Op.51ハ短調、ピアノ五重奏第1番Op.34ヘ短調
田中美千子(P)
アポロン弦楽四重奏団[マルティン・ヴァーレク(Vn) ラデック・クシジャノ
フスキー(Vn) ウラディミール・クロウパ(Va) パヴェル・ヴェルネル(Vc)]

CR 0127 \1550
フェルステル:ヴァイオリン・ソナタ、バラード、幻想曲、幻想ソナタ
イヴァン・ジェナティー(Vn)ヨセフ・ハーラ(P)

CR 0017 \1550
チェコ・オルガン音楽の300年、第1集
チェルノホルスキー、ブリクシ、ヴァニハル、スメタナ、
ドヴォルザーク ほか
ヨセフ・ポペルカ(Org)

CR 0170 \1550
ウラディミール・ブカッチ、ヴァイオリン&ヴィオラ・リサイタル
前奏曲とアレグロ、タイスの瞑想曲、月の光(Vn)
熊ん蜂の飛行、亡き王女のパヴァーヌ(Va) ほか
ウラディミール・ブカッチ(Vn&Va)
ヤロミール・クレパーチ(P)

CR 0186 \1550
ヤン・ヤクプ・リバ(1765-1815):チェコのクリスマス・ミサ
ヤン・キューン(指) プラハ放送響 チェコCho.
マリア・タウベロヴァー(S)ヴィェラ・クリロヴァー(A)
ルドルフ・ヴォナーセク(T)ヤロスラフ・フロマートカ(B)
ヤン・ベドジフ・クライス(Org)

CR 0106 \1550
チェコ歌曲集
スメタナ、ドヴォルジャーク、ノヴァーク、フェルステル ほか
ベノ・ブラフト(T)  マルタ・クラーソヴァー(A)




<BONGIOVANNI>
GB 2410 2枚組 \3960
ドニゼッティ:「カテリーナ・コルナーロ」
マルゲリータ・リナルディ(S カテリーナ・コルナーロ),
オッターヴィオ・ガラヴェンタ(T ジェラルド),
リチーニョ・モンテフスコ(Br ルジニャーノ),
ジャンニ・ソッチ(Bs モチェニーゴ),他
エリオ・ボンコンパーニ(指)RAIトリノ交響楽団,合唱団
録音:1974年8月30日
「カテリーナ・コルナーロ」は、ドニゼッティの生前に初演された最後のオ
ペラ。実在のキプロスの女王として数奇な運命を辿ったカテリーナ・コルナ
ーロをモデルにした物語で、ドニゼッティが円熟した筆で見事なプリマドン
ナオペラに仕立てています。この録音は1974年のRAIトリノの放送録音。ヒ
ロインを歌うマルゲリータ・リナルディは1933年生まれのイタリアのソプラ
ノ。1970年代を中心に活躍した人ですが、録音が極端に少なく、このヒロイ
ンの録音は貴重な記録です。

GB 2412 2枚組 \3960
レーオ:「デチェバーロ」
アドリアン・ジョルジュ・ポペスク(CT デチェバーロ) 
ユリア・スルドゥ(S ジューリア) 
アンジェロ・マンゾッティ(CT フラーヴィオ) 
ソリン・ドゥミトラスク(Bs ドミツィアーノ)他
ロレンツォ・トッツィ(指)ローマバロッカ・アンサンブル
録音:2005年8月2、3日
18世紀前半のナポリ派の重要な作曲家、レオナルド・レーオ(1694-1744)の
オペラが復活、世界初録音です。デチェバーロとは、1世紀のダキア(現在の
ルーマニアやモルドヴァあたり)の王デケバルスのこと。87-106年までダキ
アを支配していましたが、101年以降ローマから侵攻され、ついに106年、ロ
ーマのトラヤヌス帝に敗れ、デケバルスは自害しました。オペラは史実に基
づきながらも、ローマ皇帝ティートの娘ジューリアとデチェバーロが恋仲で、
そこに皇帝ドミツィアーノ(=ドミティアヌス)、ローマ執政官フラーヴィ
オ(=フラヴィウス・クレメンス)といった人が絡んできます。ローマから
東へ50km程の山の中、ダンテの神曲にも登場する古い都市、タリアコッツォ
での上演の録音。

GB 5631 \1980
ドメニコ・プッチーニ:
テ・デウム
フランス皇帝かつイタリア王ナポレオン陛下を讃える
「クイント・ファビオ」序曲
バルバラ・ヴィニュデッリ(S) バルバラ・ディ・カストーリ(A) 
ダーノ・ラッファンティ(T) ニコラ・ムニャーニ(Bs)
ヘルベルト・ハント(指)ジーリオ歌劇場交響楽団,ルッカ室内管弦楽団
録音:2001年4月20日
プッチーニといっても、お馴染みジャコモ・プッチーニではありません。そ
の祖父にあたる、ドメニコ・プッチーニ(1771?1815)の作品です。プッチー
ニ家はルッカで教会音楽に携わっていましたが、ドメニコはオペラに関心を
持ち、ナポリでパイジェッロに学んでいます。たしかに音楽の印象はパイ
ジェッロ風。1800年に書かれた「テ・デウム」を聞くと、ドメニコが非常に
優れた作曲家であったことはすぐわかるでしょう。ドメニコはちょうどナポ
レオン時代を生きた人で、ナポレオンの聖名祝日のためのカンタータである
「フランス皇帝、イタリア王ナポレオン陛下を讃える」などという機会音楽も書いています。この曲はピアノ伴奏によるソプラノ独唱曲。

GB 1194 \1980
チェーザレ・シエピ 1956年ザルツブルク音楽祭ライヴ
リュリ:「アマディス」,「アルセスト」
ボーイト:「メフィストーフェレ」
ヴェルディ:「シチリアの晩鐘」,「シモン・ボッカネグラ」
ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」,「セビリアの理髪師」
ゴメス:「サルヴァトール・ローザ」
からのアリア
シューマン:君は花のように Op.25-24,私は恨まない Op.48-7
ブラームス:
おお、ぼくが帰り道を知っていたら Op.63-8,甲斐なきセレナード Op.84-4
モーツァルト:アリア「この美しい手と瞳のために」 K.612
ラヴェル:ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ
+ボーナス
ベッリーニ:「ノルマ」から(1956年)
グノー:「ファウスト」から(1950年)
ヴェルディ:「ドン・カルロ」から(1950年)
チェーザレ・シエピ(Bs),レオ・タウプマン(P)
録音:1956年7月27日
天下の名バス歌手、チェーザレ・シエピの伝説的ライヴが復活。1956年7月
27日、モーツァルテウム大ホールで行われたリサイタルです。イタリアオペ
ラのアリアから、フランスもの、さらには珍しくドイツ・リートまで含めた
このリサイタルは、全盛期のシエピの魅力を余すところなく伝えるものとし
て、シエピの全録音の中でもとりわけ優れたものと語り継がれてきたもので
す。ことに「セビリアの理髪師」のバジーリオの“陰口の歌”は、滑稽な歌
のはずがなんだか悪魔の嘲笑いに聞こえるほど強烈!半世紀を経っても、驚
異の美声バスに唖然とすること間違いなしです。

HOC 046 2枚組 \2280
マスネ:「ウェルテル」
チェーザレ・ヴァレッティ(T ウェルテル),
ネル・ランキン(Ms シャルロット),
アーサー・コセンツァ(Br アルベール),
ジョセフィーヌ・グィード(S ソフィー)
レナート・チェッリーニ(指)ニューオリンズ歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1956年
ニューオリンズでのライヴ。ニューオリンズはもともとフランス移民の街と
して発展したので、フランスオペラが盛んでした。ここでは美声テノールの
ヴァレッティを中心に、スカラ座やメトでも活躍した米国のメッゾ、ランキ
ンらを配した優れたキャストです。ちなみにコセンツァはその後27年もニュ
ーオリンズ歌劇場の総監督を務めた人。




<ambroisie>
AMB 9992 2CD+1DVD-Video \4350
デュアルディスク仕様
ヴィヴァルディ:チェロと通奏低音のためのソナタ集(全9曲)
(CD1)
チェロ・ソナタ第3番イ短調 、チェロ・ソナタ第5番ホ短調 、
チェロ・ソナタ第9番ト短調 、チェロ・ソナタ第2番ヘ長調、
チェロ・ソナタ第7番イ短調
(CD2)
チェロ・ソナタ第6番変ロ長調 、チェロ・ソナタ第4番変ロ長調、
チェロ・ソナタ第1番変ロ長調 、チェロ・ソナタ第8番変ホ長調
(DVD-PAL)
「ヴィヴァルディについて(11分)」
「オフェリー・ガイヤール自身について(28分)」
(言語:フランス語、英語字幕付 )
オフェリー・ガイヤール(チェロ:1737年製ゴフリラー使用)
プルチネッラ[エマニュエル・ジャック(チェロ) トーマス・ボイセン(テ
オルボ& バロック・ギター) モード・グラットン(ハープシコード&オ
ルガン) ディヴィット・シンクレア(コントラバス) トール・ハーラル
・ ヨンセン(バッテンテ・ギター) ジョバンナ・ペシ(ハープ)]
録音:2005年11月
ヴィヴァルディが生前出版された最後の作品である6つのチェロ・ソナタに、
筆写譜の形で残されている3曲を加えた、全9曲を収録したアルバム。2枚目
はデュアルディスク仕様となっていて、ガイヤールの語りと演奏を映像で楽
しめます。哀愁を帯びた香気な作品をガイヤールは深みと艶のある音色で奏
しています。また、テオルボ/バロック・ギターやハープシコード/オルガン
など楽器を弾き分けた通奏低音は新鮮な響きを感じ取ることが出来ます。
ガイヤールが使用している銘器ゴフリラーはヴィヴァルディと同じくヴェネ
チア生まれ。ヴィヴァルディの作品をゴフリラーで演奏することは必然のよ
うにも感じ、この銘器を弾きこなしているガイヤールにも驚嘆せざるおえま
せん。DVDでは、ガイヤールがトルトゥリエ、ロストロポーヴィッチ、デュ
・プレについて語る場面や、生徒にチェロを教える場面などチェロの演奏を
交えた興味深い内容となっています。

AMB 102 \2300
フランク:ヴァイオリン・ソナタ
イザイ:ヴァイオリン・ソナタOp.27
ラファエル・デハーン(1943-):ヴァイオリン・ソナタ(2003)
ヨシフ・イワノフ(Vn) ダニエル・ブルーメンタール(P)
録音:2006年1月
ヨシフ・イワノフは、2005年エリザベート王妃国際音楽コンクール第2位に
輝いたベルギー期待の若手ヴァイオリニスト。(ちなみに1位は日本でも知
名度を上げつつあるセルゲイ・ハチャトリアン/V.4959)コンクールでも圧
倒的実力を見せつけ聴衆を熱狂させたイワノフ。このアルバムでは、循環
形式が用いられている名作、フランクのヴァイオリン・ソナタを演奏。目
のくらむようなテクニック、純粋で豊かな音色を讃えた演奏は、10代とは
思えない音楽的センスを感じます。





<harmonia mundi FRANCE>
HMA 1951050 \1080
「スペインのフォリア」
生命の泉/天使的早発性痴呆の/ソファミレドによる/途方もなき/微小な
る栄光の/ガラスの/フォリアに寄せる祈り/名声は飛んで行く/レモン風
・南欧風/肝要なる・根元的の/正調インド風/逆流的/貴族的倹約の/繊
細なる/深き淵より/壁の外に/通俗的なる/人々に知られざる/そこはか
となくやわらかき/北欧的にして荒涼たる/平凡にして 金色なる/いとも
高貴なる/退嬰的かつ退廃的なる/牧人らの/数学的:怒りの日/黄昏の/
無名の/わが霊魂は悲し/武装せる強き騎馬兵の/大胆の:運勢は助く/包
皮なき/協会風の/劇場風かつ偽善的の/田園の/いまひとつの完全にイン
ド風な/12.天界的忍耐の/偽装的逃亡および凱旋の車
グレゴリオ・パニアグワ(指)アトリウム・ムジケー
録音:1980年6月
「古代ギリシャの音楽」(HMA1951015)と並ぶパニアグワの大傑作がmusique
d'abordに登場。フォリアというのはスペインの古い舞曲の形式ですが、こ
の言葉には「熱狂」とかさらには「バカ」という意味もあります。鬼才パニ
アグワは、出だしこそ神妙にフォリアを奏でるものの、おバカな想像力をど
んどん誇大妄想的に広げ、意味不明なまでに徹底的に暴れています。その
シュールで刺激に満ちた世界は、冗談音楽を遥かに突き抜けた独自の芸術。
録音から四半世紀が経ったというのに、いまだ初めて聞いた人がとてつもな
い衝撃を受けてしまうという迷盤中の名盤です。

HMA 1951057 \1080
ハイドン:
8つのジプシー舞曲 Hob.IX:28
5つのコントルダンス、クワドリル、メヌエット Hob.IX:29 & 24
踊りのメヌエット集 Hob.IX:4
2つのフルートと二つのホルンのためのノットゥルノ集 Hob.II:D5
6つのドイツ舞曲 Hob.IX:12
ミヒャエル・ディットリヒ(指)
ウイーン・アンサンブル・ベッラ・ムジカ
録音:1980年8月
よほどのハイドン・マニアでもなかなか耳にする機会のない珍しい舞曲作品
ばかり。これがどれもこれも実に楽しい音楽。なかでも「ジプシー舞曲」は、
黙って聞いたらハイドン作とは思えない強烈にジプシー風の音楽。もともと
チェンバロ曲だったものをミヒャエル・ディットリヒが編曲、ツィンバロン
を用いてローカル色を強調しています。その他レントラー、ミヌエット、ド
イツ舞曲など、いずれの音楽も、素朴でありながら、さすがハイドンならで
はの質感があります。録音も優秀、かつて長岡鉄男氏が「とにかく実にいい
音がする」と絶賛して下さいました。

HMA 1951097 \1080
シュッツ:
主によって汝の喜びをなせ SWV.311
おおイエス、優しきその御名 SWV.308
悪しき者のはかりごとに歩まず SWV.290
神よ、速やかに私を救ってください SWV.282
我が魂よ、なにゆえに悲しむのか SWV.353
主よ、われらの主よ SWV.343
ルビーのように SWV.357
優しく、親しく、慈しみ深い主イエス・キリストよ SWV.285
あなたは何をしたのか SWV.307
主イエスよ SWV.313
神の子らよ、主に帰せよ SWV.283
主の聖徒よ、主をほめ歌い SWV.288
私は、主よ、心からあなたを愛します SWV.348
ルネ・ヤーコプス(指,カウンターテナー)コンチェルト・ヴォカーレ
セバスティアン・ヘニッヒ(ボーイソプラノ)
ウィリアム・クリスティ(オルガン)
録音:1982年4,5月
ルネ・ヤーコプスは、今でこそバロックの大指揮者ですが、もともとは名カ
ウンターテナー。その代表的録音の一つがこれ、シュッツの代表作「クライ
ネ・ガイストリッヒェ・コンツェルト集」を中心にした選曲。ルネ・ヤーコ
プスの柔らかいカウンターテナーと、ウィリアム・ヘニッヒの清楚なボーイ
ソプラノの絡みあいは非常に美しく、発売当時の目の覚めるような驚きは今
でも褪せていません。

HMA 1951110 \1080
パスカル・ド・レストカール:「この世のむなしさ」についての8行連詩意
流れる水は速いが
世の人よ、知るなら語れ
氷は光って美しい
その美女は誰
その怪物はいったい何だ
私は見ました一人の子供が
心をこの世の深みに沈める
世の運行と停止については如何に
太陽の息子である昼が
世よ、何故逃げる
止まれ、待て、おお世人よ
たちどころに天界の目という目が
わが魂よ いまいづこ 偉大なる言説は
物読んで、考える
いったいこの世でいまさら何ができよう
罪と死
死は滅ぼされたが,この世は生きている
そして「この世」と「死」が装束を交換し
狂気じみた虚しいことです
クレマン・ジャヌカン・アンサンブル
録音:1982年11月,パリ
パスカル・ド・レストカール(1539/40-1584)は16世紀後半のフランスの作
曲家。「この世のむなしさについての8行連詩」は、1852年に発表した無伴
奏声楽曲集。哲学的な思索を歌った詩につけた音楽は、しかし無伴奏ならで
はの美しいもの。ここでは19曲を演奏。カウンターテナーのドミニク・ヴィ
スを中心としたこの上ない出来栄えの演奏です。

HMA 1951189 \1080
ジャダン:ピアノ・ソナタ集
ソナタ 嬰ヘ短調 Op.4-2、ソナタ 変ロ長調 Op.4-1、
ソナタ 嬰ハ短調 Op.4-3、ソナタ ヘ長調 Op.6-3
ジャン=クロード・ペヌティエ(フォルテピアノ)
録音:1985年3月
ヤサント・ジャダン(1769?1800)は、ヴェルサイユ宮殿のヴァイオリニスト
の子に生まれ、革命期を駆け抜けたフランスのピアニスト、作曲家。兄も作
曲家のルイ=エマニュエル・ジャダン(1768?1853)。85歳まで生きた兄と
対照的に、弟ジャダンはわずか31歳で亡くなり、残された作品もほんのわず
か。作品4のピアノ・ソナタ集は1795年に出版されたもの。この嬰へ短調と
嬰ハ短調の二つのソナタはいずれも傑作で、一方で同時代(モーツァルトや
初期のベートーヴェン)の短調の音楽との類似点が感じられつつ、他方でロ
マン派へ向かう若き情熱も強く伝わってきます。ジャン=クロード・ペヌ
ティエが1830年のショット・ピアノを用いて、若くして散った天才の魂をし
っかりと握り締めるような演奏を聞かせてくれます。

HMA 1951252 \1080
シャンティイ写本-14世紀フランスのバラードとロンドー
マルセル・ペレス(指)アンサンブル・オルガヌム
録音:1986年9月
シャンティイ写本とは、パリ郊外のシャンティイ城に保管されていた書物の
こと。この城はフランスの大貴族たちが所有した由緒あるもので、王家との
関わりも深いものです。さてシャンティイ写本には、70のバラード、17のロ
ンドーなど、14世紀後半に成立した当時の貴重な音楽を今に伝えています。
このCDには12曲を収録。ルネサンス以前の音楽のスペシャリスト、マルセル
・ペレスが理想的な再現をしています。

HMA 1951274 \1080
リュリ:プティ・モテ集
すべての民よ、手を打ち鳴らせ
天の元后
おお、知恵よ
種の僕らよ
サルヴェ・レジナ
神よ、私の叫びを聞き
キリストの御魂よ
めでたし天の最高の贈り物
我が主に賜わった主の御言葉
おお、いと甘き主よ
主よ、王を救いたまえ
ウィリアム・クリスティ(指)レザール・フロリサン
録音:1987年8月
ジャン=バティスト・リュリは、多数の豪華なオペラや、気宇の大きいグラ
ン・モテを残している一方、ここに収録されたような数分程度のプティ・モ
テにも優れた作品があります。フランス・バロック復興の大立役者、ウィリ
アム・クリスティと手兵レザール・フロリサンによる演奏は、20年経っても
これを凌駕したものがないと言ってほど完璧な出来栄えです。歌手にカウン
ターテナーのジェラール・レーヌ、テノールのジャン=ポール・フシェクー
ルといった人の名も見えます。

HMA 1951294 \1080
ショーベルト:四重奏曲と三重奏曲、ソナタ
ピアノ、2つのヴァイオリン、チェロのための四重奏曲 ヘ短調 Op.7-2
ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重奏曲 変ロ長調 Op.16-1
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ニ短調 Op.14-4
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ イ長調 Op.14-5
ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重奏曲 ヘ長調 Op.16-4
ピアノ、2つのヴァイオリン、チェロのための四重奏曲 変ホ長調 Op.14-1
ルチアーノ・スグリッツィ(フォルテピアノ) 
キアラ・バンキーニ(ヴァイオリン) 
ヴェロニク・メジャン(ヴァイオリン) 
フィリップ・ボスバッハ(チェロ)
録音:1988年10月
モーツァルトが多大な影響を受けた作曲家の一人として、ヨハン・ショーベ
ルト(1740頃-1767)は必ず登場する名前です。ドイツに生まれ、1760年に
パリに移住、パリの人気音楽家となりました。ショーベルト旋風真っ只中の
頃パリを訪問したモーツァルト少年が、ショーベルトから多大な影響を受け、
ショーベルトの作品を自作に取り込んだことは良く知られています。誤って
毒キノコを食べて早世してしまったのが大変に残念なことです。彼の作品の
多くは、鍵盤楽器を主体に、ヴァイオリンなど他の楽器を伴なった作品。こ
こではスグリッツィが1820年頃のフォルテピアノを使用、さらに名手バンキ
ーニらのサポートで、万全の演奏になっています。

HMA 1951296 \1080
ド・ラ・リュー:
ミサ「武装した人」
レクイエム
ドミニク・ヴィス(指)アンサンブル・クレマン・ジャヌカン
録音:1988年11月
ベルギーの作曲家、ピエール・ド・ラ・リュー(1460年頃-1518)の音楽は、
宗教曲らしい敬虔な空気と共に、高度な作曲技法による目の覚めるような効
果と、豊かな感情表現とが盛り込まれた傑作。「武装した人」という不思議
な名前のミサ曲は、当時流行していた作者不詳の世俗音楽を元にしたためで
す。ドミニク・ヴィス率いるアンサンブル・クレマン・ジャヌカンによる、
精密かつ自由な高水準の演奏です。

HMA 1951348 \1080
メシアン:世の終わりのための四重奏曲
アンサンブル・ワルター・ブイケンス
〔マリエタ・コロセク(ヴァイオリン),ワルター・ブイケンス(クラリ
ネット),ロエル・ディールティエンス(チェロ),ロベール・グロスロ
(ピアノ)〕
録音:1990年6月
オリヴィエ・メシアンが捕虜となって収容所にいた時に作曲された「世の終
わりのための四重奏曲」には、数々の名盤がひしめき合っていますが、この
演奏も秀逸。クラリネットの名手、ワルター・ブイケンスを中心にしたベル
ギー勢による演奏。チェロに若きディールティエンスが参加しています。

HMA 1951353 \1080
《トゥルネのミサ》
マルセル・ペレス(指)アンサンブル・オルガヌム
録音:1990年9月
トゥルネのミサは、作者は不詳ながら、現存する最古のポリフォニーの通作
ミサ曲です。14世紀前半に成立したと考えられており、作曲者は複数に渡る
と思われるものの、一続きのミサ曲としてしっかり作られています。作品の
完成度は極めて高く、単なる考古学的価値だけに留まらない、感動的な音楽
です。このマルセル・ペレスとアンサンブル・オルガヌムの演奏は、発売当
時から決定的名盤の誉れ高いもの。新たな時代へ向かう豊かな感興をしっか
りと打ち出しています。

HMA 1951417 \1080
カプレ:
幻想的な物語,祈り,ディヴェルティメント,2つのソネット七重奏曲
アンサンブル・ミュジク・オブリク
シャロン・コスト(ソプラノ) サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
シルヴィ・ドギ(メッゾソプラノ) ローランス・カベル(ハープ)
録音:1992年2月
ラヴェルより3歳下のフランス印象派の作曲家、アンドレ・カプレ(1878-
1925)は、今日ではドビュッシーとの親交や、その作品のいくつかを編曲し
たことで知られているくらいです。しかし彼は1901年にラヴェルを退けロー
マ大賞を受賞した逸材で、ドビュッシーからさらに神秘主義的風合いを高め
た素晴らしい作品を多く残しています。このCDはなぜか録音に不遇だったカ
プレの音楽を大いに知らしめたものとして話題になったもの。なかでもサン
ドリーヌ・ピオーの歌声にハープが絡む「2つのソネット」は極めて美しい
作品で、印象派の音楽がお好きな方なら必聴の名曲です。

HMA 1951420 \1080
ワイル:歌入りバレエ「7つの大罪」(台本:ブレヒト)
歌曲集「セーヌ哀歌」 「ユーカリ(タンゴ・ハバネラ)」 「ナナの歌」
「あとどのくらい?」 「雨が降る」 「灯かりのともったベルリンの歌」
ブリギッテ・ファスベンダー(メッゾソプラノ) 
カール=ハインツ・ブラント(テノール) 
ハンス・ジェール(テノール) 小松英典(バリトン) 
イワン・ウルバス(バス)
コルト・ガーベン(指,ピアノ)
NDRハノーヴァー放送フィルハーモニー管弦楽団
録音:1992年1月,1993年2月
「7つの大罪」は、ナチスに追われフランスに亡命したクルト・ワイルとベル
トルト・ブレヒトが、1933年にパリのシャンゼリゼ劇場で発表した歌入りバ
レエです。アメリカ南部出身の姉妹(一人の女の分身)が、家族の家を建て
るため、男を手玉に取って世を渡り歩く姿を描いたもの。資本主義社会の矛
盾を皮肉タップリに描いた秀作です。クラシック系の歌手以外にも好んで歌
われる作品ですが、ここではドイツの偉大なメッゾソプラノ、ブリギッテ・
ファスベンダーが手ごたえのある歌を繰り広げています。コルト・ガーベン
は1943年、バート・ホンブルク生まれのピアニスト、指揮者。ちなみに彼は
凄腕のCDプロデューサーとしても知られていて、レヴァイン&メトの「ニー
ベルングの指輪」も彼のプロデュース。

HMA 1951471 \1080
ブージニャック:テ・デウムとモテット
ウィリアム・クリスティ(指)レザール・フロリサン
録音:1993年4月
ギヨーム・ブージニャック(1590頃?1640頃)は、17世紀前半のフランス教
会音楽における卓越した作曲家の一人です。ブージニャックは地元の教会で
合唱を歌い、そこで才能を見出され、本格的な音楽教育を受けたと考えられ
ています。その後、グルノーブル、ローデス、ツールなどで合唱指導者を務
め、名声を高めていったようです。彼の作風は実に大胆。ことにイタリア的
なリトルネッロ形式を宗教曲において効果的に用いており、このCDでも「神
をほめたたえよ」など、ソロと合唱の交錯は、一瞬ゴスペルかと思うほどで
す。また対話形式を用いて、ほとんど議論しているかのような音楽も驚きで
す。フランス・バロック復興の大立役者、ウィリアム・クリスティが手兵レ
ザール・フロリサンと完璧な演奏を聞かせてくれます。

HMA 1951477 \1080
マーラー(シェーンベルク/リーン編):大地の歌(室内管弦楽編成)
ビルギット・レンメルト(アルト) 
ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(テノール)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)アンサンブル・ムジーク・オブリク
録音:1993年4月
グスタフ・マーラーの傑作「大地の歌」を、アーノルト・シェーンベルクが
1920年に室内楽編成に編曲したものです。これは依頼主の財政問題で未完に
終わってしまいましたが、後にライナー・リーンが補完、1983年に出版され
ました。編成は、管楽器がフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、
ホルン、弦楽器がヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、鍵盤
楽器がピアノとハルモニウム、そして打楽器。シェーンベルクの編曲は見事
なもので、あまりに巨大すぎるオーケストラによるマーラーの原曲よりも、
歌曲としての性格がくっきりと浮かび上がっています。バッハのスペシャリ
スト、ヘレヴェッヘのマーラーということで驚かされたこのCD、しかしただ
ごとではない熱の入りっぷりの感じられる名演です。

HMA 1951539 \1080
パッヘルベル:カノン-室内楽作品集
5声のパルティータ ト長調
音楽の楽しみ-パルティータ第1番ヘ長調
音楽の楽しみ-パルティータ第2番ハ短調
4声のパルティータ ト長調
音楽の楽しみ-パルティータ第3番変ロ長調
音楽の楽しみ-パルティータ第4番ホ短調
4声のパルティータ嬰へ短調
音楽の楽しみ-パルティータ第5番ハ短調
音楽の楽しみ-パルティータ第6番変ロ長調
カノンとジーグ
ロンドン・バロック
録音:1994年10月
「パッヘルベルのカノン」といえば、誰もが一度は聞いたことのある有名曲。
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706)はニュルンベルク生まれで、生前はオル
ガニストとして高名だった人物です。一方作曲も活発で、その作品はいずれ
も非常に親しみやすく耳に心地よいものばかり。このCDには、1695年の「音
楽の楽しみ」を中心に収録、最後にちゃんと「パッヘルベルのカノン」の原
曲のカノンとジーグも収録されています。ロンドン・バロックの優しく温か
み溢れる演奏は、パッヘルベルの心地よさにまさにうってつけです。
背の欧文表記がPachebelと誤った綴りになっておりますが、ご了承ください。

HMA 1951609 \1080
ストラヴィンスキー:
組曲「プルチネッラ」(1949年版)
管弦楽のための組曲第1番
管弦楽のための組曲第2番
協奏曲「ダンバートン・オークス」
ジョゼプ・ポンス(指)リウレ劇場室内管弦楽団
録音:1996年6月
このCDに収録されたのはいずれもストラヴィンスキーの第一次世界大戦から
第二次世界大戦までの間、ストラヴィンスキーが新古典主義を打ち出してい
た頃の作品。「プルチネッラ」は、ペルゴレージなどイタリアのバロック音
楽を素材に用いた軽妙な音楽。管弦楽のための組曲第1番はナポリターナ、
エスパニョーラ、バラライカと地方色を取り入れ、第2番ではマーチ、ワル
ツ、ポルカ、ギャロップと身近な娯楽音楽を用いています。「ダンバートン
・オークス」は、バロックの合奏協奏曲を強く意識したもの。いずれも楽し
い作品です。ジョゼプ・ポンスが明るい開放感で爽やかな演奏を繰り広げて
います。

HMA 1951712 \1080
バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ集
ソナタ ト長調 BWV.1027
ソナタ ニ長調 BWV.1028
ソナタ ト短調 BWV.1029
ソナタ ト長調 BWV.1019(原曲:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ)
ファン・マヌエル・クインターナ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 
セリーヌ・フリッシュ(チェンバロ)
録音:2000年2月
バッハのヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタは、ヴィオラ・
ダ・ガンバとチェンバロという二つの対照的な個性の楽器が様々な役割を担
い合うことで、多様な音楽表現を見せています。このCDでは、クインターナ
の堅実なヴィオラ・ダ・ガンバと、セリーヌ・フリッシュの闊達なチェンバ
ロが好対照です。

HMA 1955248 \1080
マレ:ヴィオール組曲集
ヴィオール曲集第3巻-組曲 ニ長調
ヴィオール曲集第5巻-組曲 イ短調
ヴィオール曲集第4巻-組曲 「迷宮」
ヴィオール曲集第2巻-組曲 ホ短調
ファン・マヌエル・クインターナ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ドロレス・コストヤス(Lute) アッティリオ・クレモネージ(Cenb)
録音:1997年11月
マラン・マレのヴィオール曲集は全5巻、総数500曲以上もあるといわれます。
その中かから、このCDでは、4つの組曲、計27曲を収録。サラバンド、アル
マンド、ジーグ、ガヴォットなどの宮廷舞曲が、時に典雅に、時にしっとり
と、時に陽気に奏でられています。

HMA 1957028 \1080
ああ、甘き苦悩!-スペインのバロック声楽曲
マルタ・アルマハーノ(ソプラノ) 
ファン・カルロス・リベラ(アルチラウド,バロック・ギター) 
マイク・フェントロス(バロック・ギター)
ベントゥーラ・リコ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 
ペドロ・エステバン(打楽器)
録音:2001年2月
17世紀スペインのバロック音楽は、イタリアの音楽とはまた異なった魅力が
あります。このCDには、ホセ・マルティネス・デ・アルセ(1660頃-1721)、
ファン・イダルゴ(1614-1685)、ファン・デル・ヴァード(1625頃-1691)
といった人々の世俗歌曲を11曲収録。なんといっても、スペインの古楽歌手
のスター、マルタ・アルマハーノの美声に聞き惚れてしまいます。スペイン
北部のアラゴン州のサラゴサ生まれ。バルセロナで学んだ後、立ち遅れてい
たスペインのバロック声楽曲の復興の旗手として活躍しています。透明であ
りながら、親しみやすさのある声は、こうした雅な愛の歌曲にぴったりです。

HMA 1957029 \1080
「ロッシーニとスペイン」
カルニセ:幻想曲変ホ長調
ロメロ:演奏会用独奏曲第1番
ロッシーニ:序奏、主題と変奏曲
ロメロ:練習曲第10番
ミュラー:ロッシーニのアリア「今の歌声は」による幻想曲
カヴァッリーニ:フィオーリ・ロッシニアーニ
ロッシーニ:幻想曲 変ホ長調
ロメロ:ドニゼッティの「ルクレツィア・ボルジア」の主題による幻想曲
ホアン・エンリク・ルナ(クラリネット) 
ナイジェル・クレイトン(ピアノ)
録音:2001年6月27,28日
18世紀に開発、改良されたクラリネットは、19世紀になって人気楽器として
の地位を固めています。当然この時期には、クラリネットの名曲が多々生ま
れています。このCDには、ロッシーニの音楽を元にしたスペインの作曲家に
よるクラリネット作品が中心になっています。いずれも名人芸が誇示された
楽しい作品ばかり。原曲を知っている人も、知らない人も楽しめる内容とな
っています。さらにロッシーニのオリジナル曲も2曲収録。ホアン・エンリ
ク・ルナはスペインを代表するクラリネット奏者。単なるお見事な技に留ま
らない、知的で明晰な音楽で聞かせます。




<Alba>
ABCD 225(SACD-Hybrid) \2080
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
3つの前奏曲とフーガ作品99、幻想曲変ホ長調、幻想曲変ニ長調作品101、
幻想曲ハ長調作品157、3つの前奏曲とフーガ作品109
ヤン・レヘトラ(Org)(マンッタ教会のJ・L・ファン・デン・フーヴェル・
オルガンを使用)
録音:2005年8月31日マンッタ教会(フィンランド)
交響曲ニ短調のセザール・フランク、オルガン交響曲に名作を残したヴィド
ール。ふたりの“交響作家”と同時代にオルガニストとして活躍しながら、
作曲家サン=サーンスは、幻想曲、前奏曲とフーガといった比較的小さな作
品を得意にしていました。ヤン・レヘトラ(1972-)の弾くJ・L・ファン・デ
ン・フーヴェル・オルガンは、低域を受け持つペダルの数が4。小規模の楽
器から生まれる音色と響きがサン=サーンスの上品な音楽に似合います。

ABCD 204 \2080
ユルキ・リンヤマ(1962-):ヴェスペレ-晩祷(2003)
(バリトン、混声合唱と室内アンサンブルのための)
ユハ・コティライネン(Br)
エーリク=オーロフ・セーデルストレム(指)
フィンランド放送室内合唱団
ツァグロス(弦楽アンサンブル) アキ・ヴィルタネン(打楽器)
エレ・リエヴォネン(ハープシコード)
録音:2003年11月8日エスポー旧教会(ライヴ)
伝統を意識してはいるが伝統主義者ではない。ユルキ・リンヤマ(1962-)は、
特定のスタイルにこだわることなく、みずからの道を求めて歩む作曲家です。
音楽は人間性の表現。つねに彼は偉大なもの、高貴なものをめざします。
「マリアの賛歌(マニフィカト)」を中心に置き、主に感謝し、主を賛美する
4つの詩編(111番、112番、113番、117番)、「主の祈り」。〈ヴェスペレ(晩
祷)〉は、グレゴリオ聖歌も素材に、静かな祈りと祝いの気分にみちた大作
です。エスポー旧教会で行われた初演をライヴ録音。フィンランド放送との
共同制作によるアルバムです。

ABCD 221 \2080
トマス・ビューストレム(1772?1839):
3つのヴァイオリンソナタ作品1(c.1797)
ソナタ第1番変ロ長調、ソナタ第2番ト短調、ソナタ第3番変ホ長調
シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(Vn)
トゥイヤ・ハッキラ(フォルテピアノ)
録音:2005年1月31日?2月2日 クーサンコスキ・ホール
トマス・ビューストレム(1772-1839)はロシア皇帝とスウェーデン国王に士
官として仕えながら、作曲と演奏をたしなんだアマチュア音楽家です。フィ
ンランドの音楽が古典からロマンティシズムに変わる時代に名を残しました。
「オブリガート・ヴァイオリンとクラヴサンまたはピアノのための3つのソ
ナタ」として出版された3曲は彼の代表作。バッタリアのメンバー、シルッ
カ=リーサ・カーキネン・ピルクのヴァイオリン。トゥイヤ・ハッキラ
(1959-)のフォルテピアノはチャーミングで美しい演奏で聴かせてくれます。




<BBC LEGENDS>
BBCL 4186 \2080
モノラル
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」序曲
サー・ジョン・バルビローリ(指)ハレO.
録音:1967年4月26日、1966年12月1日マンチェスター、自由貿易ホール
1969年4月30日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
美しい緩除楽章で知られるブルックナーのシンフォニーは、粘っこいカンタ
ービレの表現が持ち味のバルビローリにとってはまさにうってつけの内容。
これまでにBBC LEGENDSからは第3番(64年 / BBCL.4161)、第8番(70年 /
BBCL.4067)、第9番(66年 / BBCL.4034)がリリースされています。この
たび新たに加わる第7番はカタログ的には完全初出レパートリーという見逃
せないポイントつき。演奏そのものも言うことなしで、なによりブルックナ
ーが書いた有数の音楽である前半2楽章などバルビローリの独壇場。さらに
また初出のプロメテウスとともに、エグモントも49年のHMV録音以来2種目と
いうベートーヴェンが聴けるのもこのアルバムの魅力です。すべてバルビロ
ーリ・ソサエティ提供による音源。

BBCL 4189 \2080
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調Op.65
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)ロンドンSO.
録音:1979年10月30日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
これはBBC LEGENDSスタート時、ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル
のライヴ(60年 / BBCL.4002)以来の超弩級の衝撃!奇しくも同じショスタ
コーヴィチの第8番は、これまでに交響曲を数多く取り上げてきた怪物指揮者
スヴェトラーノフにとって、もはや幻とさえいわれたプログラム。前作「レ
ニングラード」から2年後の1943年に書かれ、戦争を真正面からみつめた大
作だけに、ぜひともスヴェトラーノフの演奏でというのはファンの悲願でし
た。否応なしに期待が高まりますがこのときの演奏内容を示すエピソードと
して、実際スヴェトラーノフは、このロンドン響との壮絶を極めたライヴの
圧倒的な成功によって、同じ年に同オケの首席客演指揮者のポストを約束さ
れたといわれるほど。英国国立図書館所蔵の正規音源によるステレオ。

BBCL 4187 \2080
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
サー・コリン・デイヴィス(指)BBC SO.イギリス室内O.
録音:1968年12月4日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
1962年7月13日ギルドホール(シティ・オブ・ロンドン・フェスティヴァル)
ふたつの協奏曲とも、それぞれほかに3種の録音を残したルービンシュタイ
ンですが、いずれもライヴとしてはこのたびが初めて。ライナー盤(54年)
の印象が強烈なブラームスは、ステレオという条件の良さあって稀にみる醍
醐味満点の演奏です。昔ながらのヴィルトゥオーゾ・スタイルによるブラー
ムスでなくては満足できない方にぜひ。加えて、ルービンシュタイン初共演
となったイギリス室内管とのモーツァルト。清清しい美に溢れていて、若き
日のデイヴィスの指揮にも注目です。
ブラームスがBBCアーカイヴ、モーツァルトが英国国立図書館所蔵の音源に
よるもの。

BBCL 4188 \2080
ハイドン:交響曲第104番ニ長調「ロンドン」
ブリテン:「ピーター・グライムズ」より4つの海の間奏曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番
ルドルフ・ケンペ(指)BBC SO.
録音:1975年10月8日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
1975年10月12日クロイドン、フェアフィールド・ホール
1965年5月29日ロンドン、BBCスタジオ
ケンペが亡くなる前年、1975年に音楽監督に就任したBBC響とのライヴをまと
めたもので、注目は完全初出レパートリーのブリテンとショスタコーヴィチ。
シンフォニア・ダ・レクイエムの実演などを通じて深く傾倒していたブリテ
ンも見事な内容ですが、なかでも珍しいのがショスタコーヴィチ。メモリア
ル・イヤーに合わせてのリリースということもあり、ファンならずとも大い
に興味を引かれるところです。これのみモノラルながらBBCアーカイヴの正
規音源で状態も良好です。
56年のスタジオ盤以来となるハイドンは、既出の「大地の歌」(BBCL.4129)
と同日の録音。なおハイドンとショスタコーヴィチがBBCアーカイヴ音源で、
ブリテンはコレクターの提供によるもの。

BBCL 4191 2枚組 \3200
ロッシーニ:「セミラーミデ」序曲
マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」
ニールセン:交響曲第5番
[ボーナス・トラック]ホーレンシュタイン、ニールセンについて語る(聞
き手:デリック・クック)
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)
BBC SO.ボーンマスSO.ニュー・フィルハーモニアO.
録音:1957年11月6日、1971年2月26日、1971年2月ロンドン、BBCスタジオ
1969年1月10日ボーンマス、ウィンター・ガーデンズ
ロンドン響との第3番や第9番(66年 / BBCL.4075)の録音が名高いホーレン
シュタインのマーラー。マーラーの弟子ワルターの影響も色濃いといわれる
そのスタイルで、しばしば英国客演の折にいくつもの印象深い演奏を残して
います。ここでのボーンマス響との第6番もそのひとつ。英国国立図書館蔵
出しの完全初出音源は、廃盤となったスウェーデン放送響との録音を除くと
現状唯一のものとなるだけにたいへん貴重です。
過去にBBC Radio Classicsで出ていたニールセンは、このたびリマスタリン
グでさらに音質を改善。インタヴューでは、指揮者のニールセンとの出会い
から作品観、演奏に臨む上での下準備についてが短いながらも語られていま
す。なお、ホーレンシュタインとしては初出レパートリーとなるセミラーミ
デ。こちらも英国国立図書館の音源保管庫に眠っていたものがようやく日の
目をみることになりました。

BBCL 4192 \2080
モーツァルト:ホルン協奏曲第3番変ホ長調K.447
ブリテン:テノール、ホルンと弦楽のためのセレナード
シューマン:アダージョとアレグロ
モーツァルト:ディヴェルティメント第14番より第1 & 4楽章
ミヨー:ルネ王の暖炉より第6曲ヴァラブルでの狩猟
フリッカー:木管五重奏曲
デニス・ブレイン(Hrn)
サー・マルコム・サージェント(指)BBC SO.
ピーター・ピアーズ(T)ジョン・ホリングズワース(指)BBC SO.
ベンジャミン・ブリテン(P)
デニス・ブレイン管楽アンサンブル
録音:1953年7月30日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール
1956年6月21日オールドバラ・教区教会(オールドバラ音楽祭)
1956年6月19日ロンドン、BBCスタジオ
1957年8月24日エジンバラ音楽祭、フリーメイソンズ・ホール
永遠の天才ブレインがBBC LEGENDSに帰ってきました!ホルン協奏曲とセレ
ナードは、BBCのアーカイヴから新たに発見された16インチの保管ディスク
を初CD化したもの。まさにこれは絶頂期の記録で、モーツァルトにブリテン
と、ブレインを語る上で外せない演目であるのも幸いです。さらに名手ブリ
テンとの傑作アダージョとアレグロとはまた夢のよう!そのほか、ブレイン
のために書かれ初演も行ったフリッカーの作品やミヨーの断片にいたる、
有名無名大小のさまざまなプログラムはどれをとってもかけがえのない宝物。

BBCL 4190 \2080
グリーグ:歌曲集
春 / 若者 / ルンダルネにて / 目指すところ / 初めての出会い / 希望 /
白鳥 / エロス / モンテ・ピンチョから / 御身を愛す
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
同:イゾルデの愛の死
[ボーナス・トラック]ジョン・カルショウ、フラグスタート没後10年を
追悼して語る
キルステン・フラグスタート(S)
サー・マルコム・サージェント(指)BBC SO.
録音:1957年9月7日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール
1953年10月14日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
1972年8月ロンドン、BBCスタジオ
ワグネリアンでフラグスタートの名前を知らないひとはいないでしょう。
1913年のデビュー以来このノルウェイが生んだ大ソプラノ(1895-1962)は、
不世出のワーグナー歌いとして、バイロイト、メトと世界の舞台で戦前戦後
を通じて活躍しました。
ここでも十八番のワーグナー作品でみせる存在感は、オペラの舞台から退く
年のものとはいえさすがというほかありません。この放送用録音はいずれも
英国国立図書館の蔵出し音源で完全初出。そして、その彼女がロンドンでの
ラスト・コンサートに選んだのは、自身のルーツであり絶品といわれたグリ
ーグの歌曲。優しく深い息遣いが印象的です。こちらはかつてSimaxより出
ていたものと同じですが、新たにリマスタリングを施しての復活となります。
さらにボーナスとして、デッカ、BBCの名プロデューサー、カルショウがフ
ラグスタートを偲んで語った5分に及ぶテイクもたいへん興味深い内容です。



<FARAO classics>
S 108070(SACD-Hybrid) 2枚組 \4050
ヴェルディ:「トラヴィアータ」
アニャ・ハルテロス(S ヴィオレッタ)
ピョートル・ベチャーラ(T アルフレード・ジェルモン)
パオロ・ガヴァネッリ(Br ジョルジョ・ジェルモン)
ヘレナ・ユングヴィルト(Ms アンニーナ)
ケヴィン・コナーズ(T ガストン)
ほか
ズービン・メータ(指)
バイエルン国立管弦楽団,バイエルン国立歌劇場合唱団
録音:2006年3月
FARAOから久々にバイエルン国立歌劇場のライヴでオペラの新譜!しかもヴェ
ルディの名作「トラヴィアータ」です!ヴィオレッタを歌うのは、いまやバ
イエルン国立歌劇場の若きプリマドンナとしてバロックからヴァーグナーま
で幅広い活躍をする、アニャ・ハルテロス。日本でも昨年、新国立劇場の
「マイスタージンガー」でエファ役に出演、大喝采を博したのでご記憶の方
も多いでしょう。アルフレードを歌うのはピョートル・ベチャーラ、ポーラ
ンド出身で、甘い美声で今猛烈に人気急上昇のテノールです。ジェルモンは
ベテランのイタリア人バリトン、パオロ・ガヴァネッリ。そして脇はいつも
通りバイエルンの常連たちがしっかり固め、メータ指揮のバイエルンのオー
ケストラがサポート。大ベテラン勢ぞろいの「トラヴィアータ」も良いです
が、こうした劇場の未来を支える若い歌手が活躍するライヴもまた面白いも
の。観客が温かい拍手を送って支えているのもまた良しです。

<LSO live>
LSO 0598(SACD-Hybrid) 6枚組 \9450
ベートーヴェン:
交響曲全集,三重協奏曲,レオノーレ第2番
フォークト(P) ニコリッチ(Vc) ヒュー(Vc)
ハイティンク(指)ロンドン交響楽団
録音:2005,6年
SACDによるベートーヴェン交響曲全集も発売点数が充実して来ましたが、疑似
マルチチャンネルではない最新の全曲録音がついに完成。マルチチャンネルで
再生した際にどうやら最高の状態で鑑賞出来るようであります。旧デッカの録
音陣によるすばらしい収録力。思えばハイティンクも77歳になり、味わいと深
みが濃厚にでてまいりました。小細工のない表現が今やかえって新鮮でござい
ます。




<Altus>
ALT 135 \2450
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
バルトーク:舞踊組曲
ローター・ツァグロゼク(指)シュトゥットガルト州立管
録音:2004年10月3,4日 シュトゥットガルトリーダーハレ
レコード芸術8月号でインタビューが掲載された、今や数少ないドイツの名指
揮者ツァグロゼク。レコーディングレパートリーが近・現代作品が多かった
せいか、今回のベートーヴェンは大変興味深いものとなっております。爽快
感抜群。とても新鮮な楽しみがございます。鈴木淳史氏も近著「萌えるクラ
シック」(洋泉社新書)の中で激賞しておられます。





<haenssler>
93 129 2枚組 \4500
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
レチタティーヴォとアリア「どうしてあなたが忘れられるでしょう?...心配
しなくともよいのです、愛する人よ」 K.505
ホルン協奏曲第3番 変ホ長調 K.447
ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449
ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
アリア「お願い、私の苦しみの理由を聞かないで」 K.420
アリア「もし、恋人の運命の」 K.209
ホルン協奏曲第2番 変ホ長調 K.417
フリードリヒ・グルダ(P) アルテュール・グリュミオー(Vn)
シュザンヌ・ダンコ(S) マリア・ベルクマン(P)
デニス・ブレイン(Hr) ヘンリク・シェリング(Vn) ピーター・ピアーズ(T)
ハンス・ロスバウト(指) エルネスト・ブール(指)
パウル・ザッハー(指)
バーデンバーデン南西ドイツ交響楽団
1962年1月15日 1959年3月2日 1953年11月13日 1953年5月6日 
1962年1月16日 1960年4月13日 1959年11月19日
haensslerがすごいCDを出してきました!1950年代を中心に、バーデンバーデ
ンで放送用に収録されたモーツァルトの録音です。協奏曲が中心となってい
て、そのソリストが豪華!ピアノはグルダ、ヴァイオリンはグリュミオーに
シェリング、ホルンはブレイン!さらにダンコとピアーズの名歌手も揃えて、
ちょっとビックリの内容。しかも音質が当時としてはどれも非常に良いのに
二度ビックリ。また、モーツァルトには定評あるロスバウトのすっきり見通
しの良い伴奏も上々。これだけの充実した演奏がドンとまとまって聞けるCD
2枚組、お得です!





<harmonia mundi>
HMU 907214 \2250
「ロンドンの喧騒」
ギボンズ:
「ロンドンの喧騒」1&2、4声のファンタジア、「我が窓より行け」
コッボールド:「新しい流行」
ウィールクス:「ロンドンの喧騒」
ディアリング:6声部のファンタジア第1番、「都市の喧騒」、「田舎の喧騒」
マイケル・イースト:
牧歌的唱句(麗しき月である5月に、コリドンはその時彼女にキスをした、い
としのミューズ、ああ悲しいことに、私にとっての平和と喜び)
レイヴンズクロフト:「3羽のカラス」
ポール・ヒリアー(指)シアター・オブ・ボイシズ、フレットワーク
録音:2005年6月30日-7月4日、サフォーク州オーフォード、
旧牧師館オーフォード教会
主に17世紀前半に活躍したイギリスの作曲家たちによる、ロンドンの街の物売
りの声や商人の歌などを組み入れた、いわゆる「ロンドンの喧騒」と分類され
る曲を集めた録音。伴奏と合奏曲を受け持つフレットワークの腕の冴えはいつ
もながら素晴らしく、シアター・オブ・ボイシズの面々の歌声は、17世紀のロ
ンドンを髣髴とさせてくれます。
このタイトルの曲は、ギボンズとウィールクスのものが良く知られていますが、
「グリーンスリーヴス」などの民謡旋律を用いた一種のクォドリベットである
コッボールドの「新しい流行」も、この曲種の中では有名。また、ディアリン
グの「田舎の喧騒」は、「ロンドンの喧騒」と同じ手法で、野ウサギやキジを
狩るときの歌、物売りの声、収穫の歌や方言などを組み入れ、田園風景を生き
生きと伝えており、興味深いものです。





<Ambronay>
AMY 006 \2300
ジョアン・ロドリーゲス・エステーヴェス:
ミゼレーレ、エレミアの哀歌、スターバト・マーテル、8声のためのミサ曲、
8声のための「大勢の群集が集まり」
グラハム・オライリー(指)
アンサンブル・ユーロペアン・ウィリアム・バード
録音:2005年9月24日フランス、ローヌ=アルプ地方アン県、
アンブロネ修道院(ライヴ)
エステーヴェスは、バッハより15歳若く1年違いで亡くなった、同時代のポル
トガルの作曲家。偶然にも、バッハと同い年のドメニコ・スカルラッティが移
動する後を追うように、1719年、修行のためローマへ行き(スカルラッティは
ポルトガルへ)、1929年にポルトガルに戻りました(スカルラッティはスペイ
ンへ)。彼の作風は、リスボンをローマ以上にカトリック的にしたいという、
修行の助成金を出してくれた国王ジョアン5世の希望と、彼の好みから、スティ
ーレ・アンティコ様式を採りながら、同時にバロック的な華やかさも併せ持つ
ものです。
このディスクに収録されたミゼレーレは、1732年に作曲された12声のための作
品で、エステーヴェスの最高傑作であると評価されているもの。併録のエレミ
アの哀歌、スターバト・マーテル、ミサ曲、「大勢の群集が集まり」ともに、
素晴らしい宗教曲で、バッハの作品と並べても遜色が無いものばかりです。こ
の録音で、オライリー率いるアンサンブル・ユーロペアン・ウィリアム・バー
ドはエステーヴェスの美点を十全に引き出すことに成功しています。





<RICERCAR>
RIC 247 \1850
「カルミナ・ブラーナ写本-賭事師たちのミサ曲」
ロカマドゥールのエスタンピー、「馬鹿様達の御成り」、入祭唱「皆、嘆け」、
オラツィオ「お前の欺瞞、お前の貪欲」、キリエ・クム・ジュビロ、
グロリア・クム・ジュビロ、色事師のエスタンピー、
使徒書簡朗読「破産する行為についての朗読」、
昇階唱「思いを込めてサイコロを転がせ」、
アレルヤ唱「アレルヤ、人生とは何と不思議なものか」、
セクエンツィアへの舞曲、
セクエンツィア「新しい生贄のため、サイコロは5と6を犠牲にする」、
福音書朗読へのコンドゥクトゥス「年初たるこの時に」、
福音書朗読「お前の欺瞞、お前の貪欲」、
クレド、オッフェルトリウム(奉献唱)「屈辱を受けた財布をお救い下さい」、
「喜ばしきストラ」、サンクトゥス、子供たちのサンクトゥス、
オラツィオ「サイコロ様、あなた様の怒りをお撒き散らし下さい」、
主の祈り、「そして、父たる全能なる神の呪いが汝に降り注がれよ」、
アニュス・デイ、
聖体拝領唱「讃美して立ち上がった全ての人がサイコロ様のため衣服を手に
取った」、「憎しみを生む」、「喜びに満ちたこの日」、
「そして主の呪いが汝に降り注がれよ」、ベネディカムス・ドミノ
ミレナリウム(ジョングルールたち)、
ナミュール室内合唱団(ゴリアルドゥスたち)、
プサラント(司教座聖堂参事会員たち)、
フォルバッハ音楽学校児童合唱団(子供たちの合唱)
録音:2005年9月ベルギー、リエージュ州、ボラン、サン・タポリネール教会
カルミナ・ブラーナの写本そのものに旋律が記されている数少ない曲の1つ
「賭事師たちのミサ曲」は、録音も少なく、クレマンシックがハルモニア・
ムンディで録音したものが知られる程度です。この録音では、そのカルミナ
・ブラーナのミサ曲に、その精神を同じくする同時代の組み合わせ可能な曲
を加え、また、一部、カルミナ・ブラーナにある旋律を使ったミレナリウム
による作曲も加え、ミサとしての形を整えています。彼らによる熱演は、こ
の曲の本質を良く伝え、中世の世俗の暮らしに思いを至らせてくれます。

RIC 238 \1850(旧譜)
「カルミナ・ブラーナ写本」
「凍てつく時は去って」、「正義と不正が」、「いざ たたえよう カタリ
ナの」、「空は変えても心は変えず」、「このようにわが身の不幸を」、
「やさしい大地」、「真の中の真よ」、「甘い春の季節に」、「クロノスの
囲いから春が」、「破滅の徴し」、エスタンピー、「フォイボスの輝ける踊
り」、「ギデオンの踊り」
ミレナリウム




<K617>
K617 181 \2080
グラン・モテ集
アンドレ・エルネスト・モデスト・グレトリ(1734-1829):
モテット「コンフィテボール」(主よ、私はあなたに感謝します)
フランソワ=ジョゼフ・ゴセック(1734-1829):
モテット「ここはおそろしき場所なり」(Terribilis est locus iste)
フランソワ・ジルースト(1738-1799):
モテット「わが魂よ、主に祝福を与えよ」(Benedic anima mea )
ジャン=クロード・マルゴワール(指)
レザグレマン ナミュール室内合唱団
録音:2005年12月3日 ヴェルサイユ宮殿
グレトリ、ゴセック、ジルーストは18世紀後半に活躍し、フランス・バロッ
ク後期を花開かせた作曲家たち。彼らはパリとヴェルサイユに古典派に通ず
る新しい音楽様式をもたらしました。グレトリは、ベルギー生まれのフラン
スの作曲家。マリー・アントワネットのお気に入りの音楽家でもあったグレ
トリは、18世紀後半のフランスのオペラ・コミックの代表的な作曲家で先駆
者的な役割を果たしました。グレトリのコンフィテボールは各声部がより音
響的に配置され、ソロ・パートは叙情性やテクニックが効果的に聴こえてき
ます。
マルゴワールは演奏活動50周年を迎え2006年はモーツァルト:レクイエム
K.626-リオ・デ・ジャネイロ版(K617 180)やアイネ・クライネ・ナハトム
ジーク(K617 182)など精力的にリリースを続けています。

K617 188 \2080
サミュエル・カプリコルヌス(1628-1665):
「ルソン・ド・テネブレ(イエスの死と苦悩による2つの歌)」 
「音楽劇(抜粋)」
ターニャ・アスペルマイアー(S)  バルバラ・オステルターク(MS)
ジャン=フランソワ・ロンバール(CT)  ブノワ・アレ(T) 
ブノワ・アルヌール(B)
ブノワ・アレ(指)ラ・シャペル・レナーヌ
録音:2006年1月19-23日
サミュエル・カプリコルヌスは、長く忘れ去られた存在とでしたが、このア
ルバムでカプリコルヌスの最も重要な側面を発見することが出来ます。カプ
リコルヌスはシュトゥットガルト宮廷楽長を務め声楽作品を多く残し、同時
代の作品の中では高く評価されていました。カプリコルヌスの最も独創的な
作品、「イエスの死と苦悩による2つの歌」はドイツにおけるフランス・バロ
ック音楽の「ルソン・ド・テネブレ」のような形式の作品。「音楽劇」はカ
プリコルヌスの死の直前に作曲され死と向き合った悲痛な作品となっていま
す。演奏はブノワ・アレによって結成された、若手演奏家の団体、ラ・シャ
ペル・レナーヌ。





<HUNGAROTON>
HCD 32389 \2080
「フバイ:ヴァイオリンとピアノのための作品集Vol.9」
ハンガリー幻想曲Op.1/夜想曲第1番Op.42/アテア-5章からなる音楽小説Op.47
/オペラ「村の与太者」よりヴァイオリン独奏Op.50a/夜想曲第2番Op.73/バラ
ード「月光」Op.86-1/エルフの踊りOp.86-2/2つの小品Op.87-1&2(つかの間
の太陽/夜想曲第3番)/ロマンツェとギターレOp.108(輝かしい太陽/淡い月
の光)/ヴュータン(フバイ編):哀歌/演奏会用奇想曲Op.86-3
フェレンツ・セチェーディ(Vn)
イシュトヴァーン・カッシャイ(P)
録音:2005年4月21?25日、2003年4月26日、2001年4月25-28日
フンガロトン・スタジオ
フンガロトンきっての人気シリーズ、フバイのヴァイオリン曲集もついに
9作目。今回は3つの夜想曲をはじめ、さしずめ‘陽光と月光’とでも題すべ
き内容の作品が集められています。愛を語り、セレナードの背景を演出する
夜の闇は、19世紀のサロンでとくに好まれたテーマ。フバイのヴァイオリン
音楽は時に甘く、時に情熱的な調べで迫ります。世界初録音。

HCD 32401 \2080
グリエール:弦楽四重奏曲集
第1番イ長調Op.2 第2番ト短調Op.20
プルズシュ四重奏団
ヤーノシュ・ピルツ、エステル・レシュターク・べデー(Vn)
イシュトヴァーン・ラインチャーク(Va) 
コウサイ・H.マフディ・カッドゥリ(Vc)
録音:2005年7月29日-8月5日フンガロトン・スタジオ
アレンスキーとタネーエフの弟子にしてプロコフィエフやパステルナークの
師であったレインゴリト・グリエール(1875-1956)。彼の作品は美しいメロ
ディが特徴で、ここに収められた2つの初期弦楽四重奏曲もロシア民謡のよ
うなメロディが全篇にあふれています。また、彼の音楽はロシアの自然を描
写したような絵画性も魅力です。

HCD 32302 \2080
フリードリヒ・エルンスト・フェスカ(1789-1826):弦楽四重奏曲集Op.1
第1番変ホ長調 / 第2番嬰へ短調 / 第3番変ロ長調
オーセンティック四重奏団(オリジナル楽器使用)
録音:2005年10月1-4日ブダペスト、フンガロトン・スタジオ
‘味わい豊かなスタイルと細心にして綿密な作曲技法’とウェーバーが大絶
賛した、フェスカの弦楽四重奏が初登場。ハイドンやモーツァルトの流れを
汲みながら、ロマン的な香りも漂わせた四重奏。当時絶大な人気を誇ってい
たとの記録は確かで、このドイツの作曲家兼ヴァイオリニストによる最高傑
作とされています。ピリオド楽器のアンサンブルが魅力を余すところなく引
き出しており、ウェーバーの指摘がよく分かる素晴らしい演奏。





<BIS>
BIS 1485 \2250
シベリウス:
イン・メモリアム(葬送行進曲)Op.59(1909年版と10年版2種)
2つの荘重な旋律 Op.77-チェロと管弦楽のための
弦楽のためのプレスト(1894)
トゥオネラのレミンカイネン Op.22の2
(1896年版、コリン・デイヴィス版に基づく2004年の復元)
ユモレスク Op.87の1-ヴァイオリンと管弦楽のための(初版)
3つの小品 Op.96(叙情的なワルツ、昔々、騎士のワルツ)
マルコ・イーロネン(Vc)、ヤーッコ・クーシスト(Vn)
オスモ・ヴァンスカ(指)ラハティSO
BISならではのこだわりを見せるシベリウスのオーケストラ曲集。「イン・
メモリアム」は初版と現行版の2種が、「2つの荘重な旋律」はヴァイオリ
ン曲だったものをシベリウス自身がチェロ用に書き直した版、「トゥオネラ
のレミンカイネン」は初版を復元したもの、さらにヴァイオリンと管弦楽の
ための「ユモレスク」の第1曲も初版による演奏と、興味深いものばかりで
す。ヴァンスカの説得力あふれる演奏も光ります。

BIS 1585 \2250
「チューバ・ダンス」
ニクラス・シヴェレーヴ:3つの舞曲(2005)
ヒンデミット:チューバ・ソナタ
ゴードン・ジェイコブ:チューバ組曲(1972)
バーンスタイン:ミッピイ三世のためのワルツ(1948)
アンソニー・プログ:3つの小品(1990)
ピアソラ:天使のミロンガ/アディオス・ノニーノ/ブエノスアイレスの冬
ASAオイスタイン・ボーズヴィーク(Tuba)、ニクラス・シヴェレーヴ(Pf)
珍しいチューバのソリストで、悪魔的なテクニックとリンドベルイ流のエン
ターテナー性を併せ持つノルウェーの怪人ボーズヴィークの第2弾。ヒンデ
ミットのソナタをはじめ、チューバを学ぶ人が必ず通る作品をまとめていま
す。その凄さ、面白さは間違いなく人気者になるパワーを持っています。

BIS SA 1605(SACD-Hybrid) \2380
ヴィヴァルディ:
四季
弦楽のための協奏曲ニ長調 RV124
リコーダー協奏曲ト長調 RV437
リコーダー協奏曲ハ短調 RV441
ダン・ラウリン(Rec)、アルテ・デイ・スォナトーリ
ポーランドのオリジナル楽器オーケストラ、アルテ・デイ・スォナトーリ。
鈴木秀美が首席客演指揮者でもある団体です。フレッシュな感性が独特で、
また新たな「四季」の名盤登場。「北欧の虚無僧」ことダン・ラウリンによ
る協奏曲も快演です。

BIS 1564 \2250
スカルコッタス:ピアノのためのバレエ音楽
バレエ組曲「ギリシャの地と海」(1948)
同「島々の映像」(1943)
同「乙女と死」(1938)
アケロンへの行列
小舞曲「エコー」
ロレンダ・ラモウ(Pf)
ギリシャの大物作曲家ニコス・スカルコッタス(1904-1949)のバレエ音楽は、
まずピアノで書かれ、後にオーケストレーションされました。「島々(海)
の映像」と「乙女と死」はオーケストラ版がすでにBISでリリースされまし
たが、ここではオリジナルのピアノ版で楽しめます。

BIS 1683/4 2枚組 \4500
リゲティ:ピアノ曲全集
練習曲集(全3巻) 
ファラッケの心(1994) 
4つの初期小品(1941) 
行進曲(4手連弾用)(1942) 
ポリフォニー練習曲(4手連弾用)(1943) 
アレグロ(4手連弾用)(1943) 
2つのカプリッチョ(1947) 
インヴェンション(1948) 
ソナチネ(4手連弾用)(1950) 
3つの婚礼舞曲(4手連弾用)(1950) 
ムジカ・リチェルカータ(1951/3) 
半音階的幻想曲 (1956) 
3つのバガテル(1961) 
記念碑・自画像・運動(2台ピアノ用)(1976)
フレドリク・ウレーン(Pf)
去る6月12日に世を去ったリゲティ。20世紀最大の作曲家のひとりで、面白
さゆえに現代音楽としては図抜けた人気を誇る存在でした。彼のピアノ曲
(特にエチュード)は、たとえば両手の速いユニゾンが一音符だけずれる
ようなゾットするほどの難しさに満ちています。それを精神科医にして、
いかなる難しい曲も楽々と弾きこなすフレドリク・ウレーンがかつてBISに
録音したリゲティのピアノ曲全集をセットにしました。当時これを聴いた
作曲者リゲディは、ウレーンのテクニックに驚嘆したとのことです。デュ
オ作品は多重録音、初期のノーマルな作品まで、リゲティのピアノ曲がこ
れですべて網羅できます。




<Haenssler>
98 224 \2080
サマー・ムード
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」序曲 
ケクラン:アレグロ-クラリネット・ソナタ第1番op.85より 
ハイドン:交響曲第104番「ロンドン」第1楽章 
ドビュッシー:喜びの島 
ヴィヴァルディ:夏-協奏曲集「四季」op.8より 
シューマン:メルヘン語りop.132より 
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲K.299よりロンド、アレグロ
バッハ/コダーイ編:前奏曲 ハ短調BWV.999よりカンティレーナ
ブラームス:交響曲第2番op.73 第4楽章
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
ヘルムート・リリンク(指)オレゴン・バッハ・フェスティバル管弦楽団、
ネヴィル・マリナー(指)アカデミー室内管弦楽団、
トーマス・フェイ(指)ハイデルベルク交響楽団、 
エドァルド・スタン(P)、他
あらゆる命が燃え盛る季節=夏にまつわる名曲を集めた企画アルバムです。
アイオナ・ブラウンのヴィヴァルディ、マリナーのブラームスと演奏陣も豪
華で、一部収録の曲を聴いた後にはきっと全曲盤を聴きたくなることでしょ
う。

98 246 \2080
身の毛もよだつ鳥肌クラシック
バッハ:トッカータとフーガ BWV.565 
グリーグ:山の魔王の宮殿にて-「ペール・ギュント」組曲第1番より
リスト:暗い雲
シベリウス:樫の木-「テンペスト」より
ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ 変ホ長調「1905年10月1日、街頭にて」より
シューベルト:アレグロ-弦楽四重奏曲「死と乙女」より
バッハ/ブゾーニ編:シャコンヌ-バイオリン・パルティータBWV.1004より
ヴィヴァルディ:アレグロ・ノン・モルト-協奏曲集「四季」冬より
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調op.13「悲愴」 第1楽章
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調op.98 第4楽章
ペトロネル・マラン、イヴァン・モラヴェッツ、ゲルハルト・オピッツ(P)
ネヴィル・マリナー(指)アカデミー室内管弦楽団、
ヴェルディ弦楽四重奏団 他
夏の暑さを吹き飛ばす“恐怖の音楽”を集めたユニークな一枚。不気味な雰
囲気を湛えた曲のオン・パレードですが、ブラームスのパッサカリアがスリ
ラーミュージックだったとは!演奏、録音とも優れているのでそれぞれの曲
の全曲盤のサンプラーとしても好適です。

98 247 \2080
読書の夕べのためのクラシック
バッハ:アリア-ゴルトベルク変奏曲BWV.988より
プッチーニ:菊の花
シューマン:ロマンスop.94より
ヘンデル:合奏協奏曲集op.6-6
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調K.466 第2楽章
ヤナーチェク:アレグロ-チェロとピアノのための「おとぎ話」より
バッハ:ラルゴ・マ・ノン・トロッポ-2つのヴァイオリンのための協奏曲
ニ短調BWV.1043より
ショパン:ワルツ イ短調op34-2
ブラームス:アレグロ-クラリネット五重奏曲 ロ短調op.115より
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
アイオナ・ブラウン、ネヴィル・マリナー(指)アカデミー室内管弦楽団、
エフゲニー・コロリョフ(P) 他
一日の終わり、とっておきの読書の時間にふさわしい名曲ばかりを集めた企
画アルバムです。美しいメロディの曲揃いなのはもちろんですが、読書の妨
げとならない絶妙の選曲も心憎い1枚です。

98 248 \2080
ディナーのためのクラシック
ディアベリ:アレグロ・モデラート-ソナタ ホ短調より
エルガー:朝の歌
ドヴォルザーク:
アンダンテ-ピアノ3重奏曲第4番 ホ短調「ドゥムキー」より
ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲第1楽章
サン=サーンス:白鳥
レゴンディ:ギターによる夜想曲「夢想」
シューベルト:弦楽四重奏曲 ホ短調D.804「ロザムンデ」第2楽章
バッハ:
シチリアーノ-フルートとチェンバロのためのソナタ 変ホ長調BWV.1031より
ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲第4楽章
ドビュッシー:水に映る影
バッハ:
アレグロ-フルートとチェンバロのためのソナタ 変ホ長調BWV.1031より
ショパン:24の前奏曲第15番「雨だれ」
エルガー:夜の歌
デイル・カヴァナー(Guit)、エドゥアルド・スタン(P)、
ヴェルディ弦楽四重奏団 他
ちょっと贅沢なディナータイムを演出するのにふさわしいクラシックメロ
ディのコレクション。落ち着いた曲想で統一されています。演奏水準も最上
級とあって、大切なおもてなしに欠かせない1枚になることでしょう。

98 249 \2080
ふたりのためのラブ・ラブ クラシック
モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲 
リスト:愛の夢第3番 変イ長調 
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲 第2楽章
ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調op.66
メンデルスゾーン:夜想曲-「真夏の夜の夢」より
シューマン:クラリネット、ヴィオラ、ピアノのためのメルヘン語りop.70
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 第2楽章
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調op.13「悲愴」第2楽章
バッハ:ラルゴ-チェンバロ協奏曲第5番へ短調BWV.1056より
ショパン:夜想曲 変ロ短調op.9-1
パッヘルベル:カノン
スーク:ヴァイオリンとチェロ、ピアノのためのエレジーop.23
ショパン:ワルツ ロ短調op.69-2
クラウス・ペーター=ハーン(指)モスクワ国立放送交響楽団、
ヘルムート・リリンク(指)オレゴン・バッハフェスティバル室内管弦楽団
ネヴィル・マリナー(指)アカデミー室内管弦楽団、
ゲルハルト・オピッツ(P)、他
かけがえのない人とともに過ごす時間をエレガントに演出するために集めら
れた名曲コレクションです。ロマンティックなメロディはひと時を忘れがた
い時間にしてくれることでしょう。チェコの作曲家スークの甘くてロマン
ティックな「エレジー」は要注目の佳曲です。




<LSO Live>
LSO 0090 \1150
LSO 0590(SACD-Hybrid) \1950
ベートーヴェン:
交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
交響曲第1番ハ長調Op.21
ベルナルト・ハイティンク(指)ロンドンSO.
録音:2006年4月24-30日ロンドン、バービカンセンター(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:ニール・ハッチンソン&ジョナサン・ストークス
ジャケット・デザインの握りこぶしが象徴するように、とてつもなくパワフ
ルな「運命」がここに誕生!ハイティンクとロンドン響による新しいベート
ーヴェン・シリーズでは、堅牢で力強い推進力に満ちた音楽がその魅力とな
っていますが、「運命」こそはまさに典型的な一例といえるでしょう。
あらゆるクラシック音楽のフレーズで最も有名なもののひとつ、冒頭の運命
の動機がロンドンでかくも鳴り響いたのはいったいいつ以来のことか!-と
レヴューでも大絶賛されたライヴ。革新的なアイデアの数々が盛り込まれた
真に偉大な作品をどのように聴かせてくれるのでしょうか-
実演の機会に第9とのカップリングだった第1番もそうですが、一面ではピリ
オド・アプローチの成果を取り入れながら“わたしたちの時代のベートー
ヴェン”というコンセプトを明確に打ち出しつつ、格調の高さをしっかりと
守っている普遍的なベートーヴェン演奏。いつまでも何度でも繰り返し聴き
たくなる内容です。



<Profil>
PH 05051 \2180
シューベルト:
弦楽五重奏曲ハ長調D.956,Op.163遺作
弦楽四重奏曲第10番変ホ長調D.87,Op.125-1
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)
フォーグラー四重奏団
1985年ベルリンでの結成以来、不動のメンバーによりつねに第一線で活躍す
るフォーグラー・カルテット。メンデルスゾーン(PH.04091)につづく
Profil第2弾はシューベルト・アルバム。
かの「グレイト」と同じくハ長調で書かれた弦楽五重奏曲は、シューベルト
室内楽の掉尾を飾る名作です。歴代の名盤においてスター・プレイヤーが務
めることが恒例の、要のチェロに抜擢されたのはミュラー=ショット。ムタ
ーやプレヴィンとの共演でもっとも注目を浴びている期待の大型チェリスト
です。ORFEOよりリリースのアルバムでもソリストとしても一級の腕前です
が、20年余りの活動で30代後半ながらカルテットとしてはヴェテランの域に
入った面々と渡り合い、リードさえする存在感はたいしたもの。結果、惚れ
惚れする充実の出来栄えで、シューベルト・ファン、室内楽好きにはこたえ
られない内容となっています。さらに、気心のしれた仲間で楽しむハウスム
ジークを意図したサイズで、次から次へとシューベルトらしい歌があふれ出
す第10番も聴きものです。





<DOREMI>
DDR 71150 \1980
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ラヴェル:夜のガスパール
グロリア・サーリネン(P)
録音:2006年1月
1934年生まれカナダを代表するピアニスト、サーリネンの最新録音。ピアニ
ストの必須レパートリーである2つの作品を入れた自信作です。




<dB Productions>
DBCD 58 \2180
J・S・バッハ/ヘンリク・フレンディン 編曲:
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903 (Va&Cembのための)
組曲 ハ短調 BWV997 (Va&Cembのための)
Vaと弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ホ長調 (BWV169, 49 & 1053 から
再構成)
ヘンリク・フレンディン (Va) ルーヴェ・デルヴィンゲル (Cemb)
ヴェステロース・シンフォニエッタ
スウェーデンを代表するヴィオラ奏者、ヘンリク・フレンディンがバッハを
ヴィオラで演奏。BISレーベルでも活躍するデルヴィンゲルもチェンバロで
好サポート!

DBCD 89 \2180
コンティヌア-中世と現代のリコーダー音楽
ケント・オーロフソン(1962-):
コンティヌアI-V、リコーダーのためのトレッチャ
作者不詳(14世紀のエスタンピー):
In Pro(ソプラノリコーダーとベンディルのための)、
イザベラ(アルトリコーダーとミルダンガムのための)
フランコ・ドナトーニ(1927-2000):巣 II(テナーリコーダーのための)
クリカン・ラーション(1956-):
ファッテインへの手紙(テナーリコーダーのための)
篠原真(1931-):断片
スタファン・モッセンマーク(1961-):木陰の休息
ブロンデル・ド・ネスル(12世紀):
L'amour dont sui espris(アルトリコーダーとクリスタルボウルのための)
シェシュティン・フローディン(リコーダー) 
レイフ・カールソン(ベンディル、ミルダンガム) 
スタファン・モッセンマーク(クリスタルボウル)
フローディンはこのアルバムで、中世と現代の音楽に共通する魅力を探りま
す。エスタンピー (舞曲の一種) 2曲。フランスの吟遊詩人ブロンデル・ド・
ネスルの音楽。友人オーロフソンがフローディンのために書いた、3つの楽器
(ソプラノ、アルト、テナー) を持ち替える〈トレッチャ〉。十二音と無調
から独自の音楽を作り上げたノルウェーの作曲家、ファッテイン・ヴァーレ
ンへのオマージュ。エレクトロ=アクースティックによる〈コンティヌア〉
を間奏曲に、中世と現代の音楽による枝編み細工の完成です。

DBCD 57 \2180
ロマン・マチェイェフスキ(1910-1998):
13のマズルカ(1932)
弦楽三重奏曲《朝の歌 (Matinata)》(1948)
ヴァイオリンソナタ(1938)
ミカル・ヴェソウォフスキ(Pf) 
ペーテル・スピスキ(Vn) トゥルビョーン・ヘランデル(Va)
マリウス・コヴァルスキ(Vc) マンリオ・ジョルダーノ(Pf)
ロマン・マチェイェフスキはベルリン生まれ。シュテルン音楽院でピアノ、
ポーランドに移ってからシコルスキに作曲法を教わりました。パリ、イギリ
ス、スウェーデン、アメリカを転々とし、最後は、夫人の故郷、南スウェー
デンのヨーテボリで生涯を閉じます。多くのジャンルをこなしながら、彼の
音楽は、ほとんど紹介されたことがありません。ショパン、シマノフスキと
同じくポーランドの舞曲マズルカの魂をとらえたとされる、ピアノのための
〈マズルカ〉。《夜の影》、《日の出の歌》、《毎日のラッシュ》。3つの
楽章に副題のついた弦楽三重奏曲。フランスの影響を感じさせるヴァイオリ
ンソナタ。どれも魅力的です。

DBCD 63 \2180
フランスのフルート音楽
フォーレ:幻想曲 ハ長調 Op.79
ジョリヴェ:5つの呪文 (フルートソロのための)
ルーセル:フルートを吹く人たち Op.27 
メシアン:黒つぐみ 
ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
テリエ・ティヴァング (Fl) ウッレ・ショーベリ (Pf) 
トゥルビョーン・ヘランデル (Va)  マリー・オーストレム (Hp)
「ひとかじりの果実よりも甘美な苦痛.....血は津波となり、きゅうくつな
水路を走り抜ける.....白いテーブルクロスにシャンペンと苺、ハーブソー
スのかかった鳩肉のロースト.....おんなの香りが肌に痛い.....荒れる波頭
と愛撫する水の滴り」。テリエ・ティヴァング。

DBCD 69 \2180
アルベニス /グンナル・スピュート 編曲:
サンブラ・グラナディーナ,マリョルカ,タンゴ
グラナドス/グンナル・スピュート 編曲:
スペイン舞曲第5番,ゴヤのマハ,献呈
ロルフ・マッティンソン(1956-):反射
モーリス・カルコフ:日本の夜の歌
ヒルディング・ハルネス:3つの幻想曲
レオ・ブロウウェル:舞踏をたたえる
グンナル・スピュート (Gt)
「スパニッシュ・ギターの声をはじめに知ったことが、クラシカル・ギター
を弾くことにつながった。暗く、まだ知らぬ世界から聞こえてくる、人を深
く理解するために必要な声」。スウェーデンのギタリスト、グンナル・ス
ピュート(1952-) のために書かれた作品と、スピュートの編曲によるアルベ
ニスとグラナドスによる曲集。

DBCD 105 \2180
ヨハン・カスパル・メルツ:
エレジー(遺作)、吟唱詩人の調べ Op.13 - 愛の歌 スケルツォ 無言歌 
タランテラ 遠く去った人に 不安
フランシスコ・タレガ:
アルハンブラの思い出 3つの前奏曲 前奏曲 ホ長調 《涙》 
前奏曲 ニ短調 《哀歌》 前奏曲 ヘ長調 《われ祈らん》 
アラビア奇想曲
アンドレアス・セゴビア:5つの逸話 霧
モッテン・ファルク (Gt)
7モッテン・ファルク (1973-) はスウェーデンのギタリスト。アルベルト・
ポンセ、マヌエル・バルエコ、デイヴィッド・スタロビン、ナイジェル・ノ
ースらに教えを受け、現在、ソロイスト、作曲家として活躍しています。




<SYNNARA>
NSC 147 \2080
ユン・イサン(尹伊桑):
ハープと管弦楽のための序奏(ファンファーレ)と追想(1979)
大管弦楽のための幻想的舞曲「巫楽(ムアク)」(1978)
交響詩曲「光州よ、永遠に」(1981)
キム・ホンジェ(金洪才)(指)東京交響楽団
ユン・イサンが1995年に亡くなってはや11年。生前は韓国ではあまり評価され
なかった人です。それどころか1967年、当時のKCIAに西ベルリンからソウルへ
拉致されスパイ容疑で終身刑を宣告され、ストラヴィンスキーやシュトックハ
ウゼンをはじめとする音楽家たちの署名運動と西独政府の強い働きかけにより、
2年後に釈放され、西独の市民権を得てベルリン音楽大学で教育に力を入れて
きました。細川俊夫をはじめ日本人の教え子も沢山いますが、韓国人の教え子
はほとんどいません。しかしその韓国でも10周忌を記念して韓国を代表するレ
ーベルからCDが発売されました。演奏が東京交響楽団というのも興味深いとこ
ろ。





<naive>
OP 30419 3枚組 \4600
ヴィヴァルディ:「グリゼルダ」
マリー=ニコル・ルミュー(Ms グリゼルダ)
ヴェロニカ・カンヘミ(S コスタンツァ)
シモーネ・ケルメス(S オットーネ)
フィリップ・ジャルスキ(CT ロベルト)
ステーファノ・フェッラーリ(グアルティエーロ)
イェスティン・デイヴィス(CT コッラード)
ジャン=クリストフ・スピノージ(指)アンサンブル・マテウス
録音:2005年12月
ヴィヴァルディ・ファン、バロック・オペラ・マニアの皆さん、お待たせいた
しました!naiveのヴィヴァルディ・エディション第25弾に当たる新譜は、ス
ピノージとアンサンブル・マテウスによる「グリゼルダ」!この作品は、
1735年にヴェネツィアで初演されたオペラ。台本はアポストロ・ゼーノで、先
にHMFから発売された父スカルラッティの同名オペラ(HMC 901805)と話の大
筋は同じ、テッサリアのグァルティエーロ王とその妻グリゼルダの物語。ただ
しヴィヴァルディの用いた台本は、かのゴルドーニが大幅に加筆修正したもの
です。今回の録音は、2005年9月10月にスピノージがパリのシャンゼリゼ劇場、
アンブロネ音楽祭などで上演、大喝采を得た後に収録されたもの。ルミュー、
カンヘミ、ケルメス、ジャルスキといった豪華なメンバーを揃え、万全の出来
栄え、ヴィヴァルディの醍醐味にタップリ浸りましょう!

V 5071 \2080
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番ハ長調 Op.60
クルト・マズア(指)フランス国立管弦楽団
録音:2006年5月18日(ライヴ) シャンゼリゼ劇場(パリ)
2004年の来日公演で、明るい音色とメンバーのラテン系のノリのよさで聴衆を
魅了したマズア率いるフランス国立管弦楽団、期待の新譜はショスタコーヴィ
チの「レニングラード」。行進曲風の曲調はマズアの十八番なのでしょうか、
特に第1楽章などはきわめて健康的に響きます。もともとこの曲はドイツがレ
ニングラードを包囲していたことにたいする抵抗の音楽ということもあって
様々な解釈がありますが、マズアは、渋面を作って曲に立ち向かうというより
もむしろ、曲そのものの持つ旋律やリズム、第1楽章での楽器同士のかけあい
の面白さなどを際立たせています。マズアのスポーツ的ともいえる解釈とオケ
のうまさがあいまって、ショスタコーヴィチの味わいが120パーセント引き出
されたものとなっています。




<WERGO>
WER 6679 \1950
さわって!でもさわっちゃイヤ!?テルミンのための作品集
オルガ・ボキヒーナ(1980-):カント・オスティナート
カスパール・ヨハンネス・ヴァルター(1964-):真空状態そして幻覚
ニコラウス・リヒター・デ・ヴロエ(1955-):テルミン島
ミカエル・ヒルシュ(1958-):叙唱とアリア
ユリアン・クライン(1966-):おのぞみならば
ヴラディミール・ニコラエフ(1953-):白と黒の音楽
モーリッツ・エッゲルト(1965-):
ドラキュラの娘の息子vs(宇宙の彼方からやってきた)おそろしいフランケン
シュタインの戦い
イライダ・ユスポヴァ(1962-):見えざる町キテジ-19
リディア・カヴィナ、バーバラ・ブッフホルツ(テルミン)
ベルリン新音楽室内アンサンブル、テープ
ついにWERGOからテルミンのCDが登場です。オススメは7トラック目。冒頭、ド
ラキュラのホゲゲゲゲという笑い声の模倣のようなものを聴いていると気分は
もうすっかり「怪物くん」の世界。ドラキュラだけでなくオオカミ男など、題
名に出てくる以外の妖怪(?)も豪華総出演といった感の作品です。トラック
6もオススメ。2人の名手による2台のテルミンの激しいかけあいは、丁々発止
でなかなか見事ではありますが、しかしどう聴いても歯医者の治療のあのイヤ
ーな「キュイーン」音にしか聴こえません。トラック8の「見えざる町キテジ」
は、ソヴィエト時代の秘密衛星都市で、核実験なども行われた町を暗示してい
ます。ユスポヴァ自身このキテジなる地に住んだことがあり、地図にもないこ
の町に対して常に感じている忘れがたき郷愁を鎮めるために書いたということ
です。
クラシックの名曲をカバーした演奏CDは数あれど、テルミンのためにかかれた
オリジナル作品を集めたCDはまだそう多くはありません。テルミン奏者の二人
はともにモスクワで本格的にテルミンを学んだ実力派。特にリディア・カヴィ
ナは、レオン・テルミン博士(映画「テルミン」にも実際に登場するテルミ
ンの第一人者)の縁戚(姪)にあたり、血筋、実力ともに現代を代表するテル
ミン奏者です。作曲家陣も、ショット社オススメの新進気鋭の若手ばかり。こ
の機会に是非、テルミンの魅力に120%どっぷり浸かってみてください!

WER 6925 3枚組 \4050
* 完全限定盤
* 特別価格
*スペシャルボックス
G.リゲティ(1923年5月28日トゥルナヴェニ-2006年6月12日ウィーン)
[CD1](旧品番WER 60045)
G.リゲティ:
レクイエム(1963/65)、アバンチュール(1962)、
新アバンチュール(1962/65)
[CD2](旧品番WER 60079)
G.リゲティ:弦楽四重奏曲第1番(1953-54)
[CD3](旧品番 60161)
G.リゲティ:
コンティヌーム-チェンバロのための 
10の小品-木管五重奏のための 
アーティキュレーション-テープのための 
オルガンのための習作 
ヴォルミーナ-オルガンのための
[CD1]
ヴォルフガング・シューベルト、
ミヒャエル・ギーレン(指) 
リリアーナ・ポリ(S) バルブロ・エリクソン(Ms) 
バイエルン放送Cho. ヘッセン放送SO. 
ブルーナ・マデルナ(指) 
ジェルティ・シャルラン(S) マリー・テレーズ・カーン(A) 
ウィリアム・ピアーソン(Br) 
ダルムシュタット国際室内Ens.
[CD2]
アルデッティSQ.
[CD3]
アントワネット・ヴィシェ(Cemb) ジグモント・サットマリー、
カール=エリック・ヴェリン(Org)、
バーデン=バーデン南西ドイツ放送木管五重奏団、ケルン放送電子スタジオ
リゲティ追悼特別ボックスセット、名盤3枚の復活です。CD1のアトモスフェー
ルは、片山杜秀氏曰く、『リゲティの十八番-精緻に織り上げられた響きの真
綿が、僕らの喉を締めつけ、「ギャアー!助けてくれえー!」と思わず叫ばず
にはいられない、<蜘蛛の巣がんじがらめ窒息音楽路線>』。グロテスク、猟
奇的世界を音にするとまさにこんな感じになるのでしょう。CD2の弦楽四重奏
曲は、『マッド・サイエンティストの秘密実験室で、狂った機械がヒッチャカ
メッチャカに這いずりまわる風情の<錯乱したリズムによる発狂音楽路線>』
(片山氏)を味わいたい方にピッタリ!CD3の「コンティヌーム」でリゲティ
のおたく的疾病世界は頂点に達し、もはやこわいものなしです。暑い夏の夜、
クーラーの効いた部屋に一人とじこもって聴いてみてください。忙しい日常に
埋没されてしまいがちな自らの胸の奥に潜む狂気が呼び覚まされ、まったく
新しい自分が発見できること間違いナシです。





<AVI-MUSIC>
4260085 530441 \2250
シューベルト(1797-1828):
ピアノ三重奏 第2番 変ホ長調 D.929 作品100
ラルス・フォークト(P) クリスティアン・テツラフ(Vn)
ターニャ・テルラフ(Vc)
録音:2005年6月7日 ハイムバッハ ライヴ

4260085 530496 2枚組 \3650
ブラームス (1833-1897):
[CD1]ピアノ五重奏 ヘ短調 作品34
[CD2]弦楽六重奏曲 第2番 ト長調 作品36
[CD1]ラルス・フォークト(P) クリスティアン・テツラフ(Vn)
ヴェロニカ・エバール(Vn) ハンナ・ヴァインマイスタ(Va)
ユリアン・ステッケル(Vc)
[CD2]イザベル・ファウスト(Vn) クリスティアン・テツラフ(Vn)
ステファン・フェーラント(Va) ハンナ・ヴァインマイスタ(Va)
グスタフ・リヴィニウス(Vc) ユリアン・ステッケル(Vc)
録音:[CD1]2005年6月12日 [CD2]2005年6月6日 ハイムバッハ ライヴ

4260085 530458 \2250
モーツァルト(1797-1828):
弦楽五重奏曲 第3番 ハ長調 K.515
ホルン五重奏曲 変ホ長調 K.407
フルート四重奏曲 第1番 ニ長調 K.285
オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370
クリスティアン・テツラフ(Vn) プリヤ・ミッチェル(Vn)
ハンナ・ヴァインマイスタ(Va) ステファン・フェーラント(Va)
ユリアン・ステッケル(Vc)
シュテファン・ドール(Hrn) フローリアン・ドンダラー(Vn)
クシストフ・ホジェルスキー(Va) ステファン・フェーラント(Va)
ユリアン・ステッケル(Vc)
キアラ・トネッリ(Fl) エリザベス・クフェラス(Vn)
ステファン・フェーラント(Va) 石坂 団十郎(Vc)
フランソワ・ルルー(Ob) プリヤ・ミッチェル(Vn)
シストフ・ホジェルスキー(Va) ユリアン・ステッケル(Vc)
録音:2005年6月6日、2005年6月7日、2005年6月11日、2005年6月12日 
ハイムバッハ ライヴ

<ENCHIRIADIS>
EN 2013 \2180
トリノの歌集 
セルバンテスの時代のヴィリャンシーコ、カンシオネロとロマンセ
橋を渡って、フアナ/美しい羊飼い娘/ああ、むだになったわが思い
お母さん、私のお母さん/去れ、愛よ/面倒を起こす人/不運な淑女
泣くな、新婦よ/神の炎/ああ、つらい孤独/紫のすみれに/さらば、希望よ
あなたはどこに、わが貴婦人よ/あなたの美しい瞳に手が届かない
思いよ、語れ/夜に飛ぶハイタカ/跳びはねて踊れ/舞曲集
ラウル・マリャビバレーナ(指揮)
ムジカ・フィクタ
ルート・ロシケ(ソプラノ) マルタ・インファンテ(アルト)
ミゲル・ベルナル(テノール) ルイス・ビセンテ(バス)
ラファエル・ボナビータ(ビウエラ、ルネサンス・ギター、バロック・
ギター、テオルボ)
録音:2005年2月、マドリッド県ビリャヌエバ・デル・パルディーリョ、
セバスティアン・セステーロ・ホール
トリノ図書館所蔵の写本に収められた、「ドン・キホーテ」の作者ミゲル・
デ・セルバンテス(1547-1616)の時代のスペイン音楽を集めたアルバム。作
曲者はすべて不詳です。当時のスペイン音楽はトリノの他、ローマ、ポルト
ガルのリスボンやコインブラ、ドイツのミュンヘン、スウェーデンのウプサ
ラ等で作られた写本にも数多く収められています。さながらドン・キホーテ
にように、スペイン音楽も旅をしていたのでしょうか。

EN 2014 \2180
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):
「宗教的カンシオンとビリャネスカ集」(1589)から
われらに与え得るすべてのものを/神の御子は愛により傷つき
入って行こう/導きの星/私はあなたと悲しみをともにしなければ
私は過ちにより落ちぶれ/神聖にして恵まれたるパン
天からの何という恵み!/何を切望するのか?/誤ってはならない
寒くて泣いている子供/今日、ヨゼフよ/聖母を見た羊飼いよ
お前の過ちをわかっているか?/おお、なんというごちそう!
主への愛で/神にあずかる前に/私は何を差し上げるべきか? 主よ
緑萌え花咲く牧場
ラウル・マリャビバレーナ(指揮)
ムジカ・フィクタ
ルート・ロシケ(ソプラノ) マルラ・インファンテ(メゾソプラノ)
アリシア・ベッリ(アルト) ミゲル・ベルナル(テノール)
ルイス・ビセンテ(バス) 西山まりえ(ハープ)
ラファエル・ボナビータ(ビウエラ、ルネサンス・ギター)
録音:2005年7月、マラガ県ベナラウリーア、サント・ドミンゴ・デ・グスマ
ン教会
スペイン・ルネサンスの大作曲家ゲレーロがヴェネツィアで出版したスペイン
語の曲集。カンシオンは16世紀スペインにおける宮廷風歌曲、ビリャネスカは
16世紀に流行したナポリ起源のヴィラネッラ(田舎歌)のスペイン語版。優雅
さと素朴さが入り混じった魅力的な曲集であり、演奏の雰囲気もそのとおりと
なっています。

EN 2015 \2180
サンス、ムルシア:バロック・ギターのための舞曲集
サンティアゴ・デ・ムルシア(1682-1737頃):ラ・コスタのハカラ
ガスパール・サンス(1640-1710):カナリオ
サンティアゴ・デ・ムルシア:ガリシアのフォリーア/騎士/クンベエス
ラファエル・ボナビータ:ハカラ(ガスパール・サンスへのオマージュ)
サンティアゴ・デ・ムルシア:
バイラッド・カラコレス[Baylad Caracoles]/愛/サランベーケ
ガリャルダ/ビリャーノ
ガスパール・サンス:マリサパロ
サンティアゴ・デ・ムルシア:
不可能なこと/タランテラ/ホタ/マリオーナ/フスタンベルグ[Fustamberg]
ラファエル・ボナビータ(バロック・ギター)
録音:2005年9月、マドリッド
使用楽器:1995年、オーストラリア、ピーター・ビフィン製(A=440、ミーン
トーン)
アントネッロのゲスト等で日本でもおなじみのボナビータ。「禁断のバロック
音楽逍遥」と題された彼自身による解説文の日本語訳がブックレットに記載さ
れています。





<ENSAYO>
ENY-CD 9821 \2180
ソネス・イ・ダンソネス
ルイス・ヒアンネオ(1897-1968):2つのアルゼンチン舞曲
レオ・ブローウェル(1939-):ソネス・イ・ダンソネス
[Sones y Danzones](1992)
イサーク・アルベニス(1860-1909):タンゴ
ルイス・ヒタンネオ:第2のトリオ
エンリケ・フェルナンデス・アルボース(1863-1939):ハバネラ(1886)
アストル・ピアソラ(1921-1991):忘却/天使の死
トリオ・アルボース
フアン・カルロス・ガルバーヨ(ピアノ)
ミゲル・ボレーゴ(ヴァイオリン)
ホセ・ミゲル・ゴメス(チェロ)
録音:2003年5月、マドリッド県、ヘタフェ音楽院
スペイン(アルベニス、アルボース)、キューバ(ブローウェル)、
アルゼンチン(ヒタンネオ、ピアソラ)の作曲家の作品集。トリオ・アルボー
スは1996年に結成されたスペインのピアノ三重奏団です。





<LINDORO>
MPC 0715 \2180
サルヴァトーレ・ランツェッティ(1710頃-1780頃):
チェロと通奏低音のためのソナタ集
変ロ長調 Op.5 No.2/ニ長調 Op.5 No.3/イ短調 Op.1 No.5
ハ長調 Op.6 No.2/へ長調 Op.1 No.11/イ短調 Op.1 No.9
エマニュエル・バルサ(チェロ)
アリクス・ヴェルジエ(チェロ;通奏低音)
ベルトラン・キュイェ(チェンバロ)
録音:2004年1月、パリ、サン・ピエール教会
ナポリに生まれ、トリノを本拠にヨーロッパ各地で活躍したチェリスト・作曲
家サルヴァトーレ・ランツェッティは、ボッケリーニの先駆者として、チェロ
を通奏低音から解放しソロ楽器の地位に高めた人物とされています。
そのランツェッティの技巧的なソナタでソロを披露するのは、フランスの名手
エマニュエル・バルサ。モダーン・チェロをモーリス・ジャンドロンに、バロ
ック・チェロをリヒテ・ファン・デル・メールに、ヴィオラ・ダ・ガンバを
ヴィーラント・クイケンに師事した彼は、レザール・フロリサン、ラ・プティ
ット・バンド、リチェルカール・コンソート等のメンバーを務め、バッハ・コ
レギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカとの共演により日本で
もファンを獲得しています。鈴木秀美のソロによるドメニコ・ガブリエッリの
「チェロ作品全集」の録音(TDK)では、通奏低音パートを担当していました。





<LICANUS>
CDM 0512 \2180
ハープの旋律 対立教皇ベネディクト13世(パパ・ルナ)時代の音楽
ジャコブ・ド・サンルシュ[サンレーシュ]:
旋律豊かなハープを(ヴィルレ;シャンティー写本)
ジュアン・シモン・ド・アスプル[アスプロワ]&
ジャック・ド・ノヨン:私は煙に包まれて(バラード;シャンティー写本)
不詳:天気が良くなってきた(ヴィルレ;レイナ写本)
不詳:さようなら(バラード;シャンティー写本)
ヨハネス・デ・ヤヌア:私の優しい恋人は(ヴィルレ;シャンティー写本)
ジャコブ・ド・サンルシュ:ここから逃げよう(バラード;シャンティー写本)
ジャコブ・ド・サンルシュ:この麗しき季節に(ヴィルレ;モデナ写本)
教皇の面前のミサ
不詳:キリエ(アプト写本)
ド・ペリゾ:グローリア(バルセロナ写本)
オルル:クレド(イヴレア写本/アプト写本)
不詳:サンクトゥス「弱きわれらを癒すおかた」
不詳:アニュス・デイ
B・ド・クリュニ:アポリニス・エクリプサトゥル[Apollinis eclipsatur]
(バルセロナ写本;モテット)
不詳:デジェンティス・ヴィータ[Degentis vita]
(バルセロナ写本;モテット)
不詳:純潔なる花に歓喜せよ
(讃歌;バレンシアの聖クララ会の合唱歌集(15世紀編纂)から)
カルレス・マグラネル(指揮)
カペーリャ・デ・ミニストレルス
ピラール・エステバン(ソプラノ)
ホセ・エルナンデス・パストール(カウンターテナー)
ダヴィド・アンティク(笛)
カルレス・マグラネル、ジョルディ・コメーヤス(フィドル)
イグナシ・ジョルダ(オルガン、クラヴィシンバルム)
パウ・バレステル(カリヨン、打楽器)
フアン・マヌエル・ルビオ(ゴシック・ハープ、ハーディ=ガーディ)
バレンシア自治州合唱団
録音:2005年1月14-16日、バレンシア、文化福祉センター、
アルフォンス・エル・マニャーニム・ホール
1377年、教皇グレゴリウス11世がローマに戻り、「アヴィニョン捕囚」は終わ
りを告げましたが、翌年教皇が没するとローマとアヴィニョンにそれぞれ教皇
が立てられ、「教会大分裂」の時代が始りました。アヴィニョンの教皇はロー
マ側から「対立教皇」と呼ばれましたが、ベネディクト13世(在位1394-1423)
はその二代目に当たります。彼はスペイン、アラゴン王国の貴族ルナ家の出身
であったことから「パパ・ルナ」と呼ばれました。
当時のアヴィニョンはカトリック圏の文化の中心地のひとつであり、音楽にお
いてはいわゆる「アルス・スブティリオール」が花開いていました。アルバム
・タイトルとなっている「ハープの旋律」(La Harpe de Melodie;「旋律豊か
なハープを」とも訳されます)は、ハープの形の楽譜に記された、アルス・ス
ブティリオールを代表する作品の一つです。





<VERSO>
VRS 2030 6枚組 \7580
エンリケ・フェルナンデス・アルボス(1863-1939):
●オリジナル作品全集&歴史的録音全集
室内楽作品 〔VRS 2017〕
スペインの様式による3つのオリジナル小品 Op.1*
タンゴ Op.2+
グスタボ・アドルフォ・ベクエルの6つの詩 Op.3#
ボラーニョス侯爵夫人のための4つの歌 Op.4#
コンクール用小品**
ベラス・アルテス三重奏団*
ラファエル・ヒスマトゥリン(ヴァイオリン)
パウル・フリードホフ(チェロ)
ナターリャ・マスレンニコワ(ピアノ)
アナ・マリキアン(ヴァイオリン+)
セルジ・クラジアン(ピアノ+)
エミリオ・サンチェス(テノール#)
ファルナンド・トゥリーナ(ピアノ#)
ラファエル・ラモス(チェロ**)
ミゲル・アンヘル・オルテガ・チャバルダス(ピアノ**)
録音:
2004年4-5月、スペイン、マドリッド県ラス・ロサス、セサンネ・スタジオ
●管弦楽作品 〔VRS 2027 (2CD)〕
ボレロ(*)
ヴァイオリンと管弦楽のための3つの協奏的小品(#/*)
スペイン小組曲(*)
アラビアの夜(+)
不在(+)
組曲「イベリア」からの5つの印象(アルベニス/アルボス編曲)(+)
ナバーラ(アルベニス/アルボス編曲)(+)
アラ・マリキアン(ヴァイオリン(#))
ヘスス・ロペス・コボス(指揮(*))
エンリケ・フェルナンデス・アルボス(指揮(+))
マドリッド交響楽団
録音:1928年 復刻原盤:Columbia Gramophone CompanyのSP盤
●サルスエラ 〔VRS 2019 (2CD)〕
サルスエラ「地球の中心」(1894)(*)
サルスエラ「地球の中心」からの5つの小品(+)
ミラグロス・マルティーン、エミリオ・サンチェス、ルイス・アルバレス、
セリア・アルセード、ハビエル・フランコ、ビクトリア・マルチャンテ、
ミゲル・ロペス・ガリンド(歌)
ホセ・ルイス・テメス(指揮)
マドリッド交響楽団&合唱団
アントニオ・ファウロ(合唱指揮) 以上(*)
フェルナンド・トゥリーナ(ピアノ(+))
録音:2004年7月、マドリッド、王立劇場
●歴史的録音 〔VRS 2029〕
トマス・ブレトン(1850-1923):ドローレス(ホタ)/アルハンブラにて
ルペルト・チャピ(1851-1909):サルスエラ「人騒がせな女」 前奏曲
ヘロニモ・ヒメーネス(1852-1923):
サルスエラ「ルイス・アロンソの結婚」間奏曲
イサーク・アルベニス(1860-1909):
オペラ「ペピータ・ヒメーネス」間奏曲
エンリケ・グラナドス(1887-1916):
オペラ「ゴイェスカス」間奏曲/ロンダーリャ・アラゴネーサ
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):バレエ「三角帽子」組曲第2番
ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):
交響詩「ロシーオの行列」/幻想舞曲集 から 夢想,饗宴[オルヒア]
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):サラバンド、ジグとバディネリ
モーツァルト:カッサシオン ト長調
ジャン・シベリウス(1865-1957):悲しいワルツ
エンリケ・フェルナンデス・アルボス(指揮)
マドリッド交響楽団
録音:1928年 復刻原盤:Columbia Gramophone CompanyのSP盤
アルベニスの「イベリア」の管弦楽編曲者として知られるスペインの作曲家・
指揮者、アルボスのオリジナル全作品と歴史的録音を集大成したボックス・
セット。初出である VRS 2029の単売は未定です。

VRS 2031 \2180
船乗りの旅 中世の歌と舞曲
不詳:われらは死のただ中に生きる(レスポンソリウム;9世紀)
トリスターノの嘆きとロッタ(器楽曲;14世紀、イタリア)
騎士たちは耐える(十字軍の歌;12世紀、フランス)
マルティン・コダス(13世紀):「カンティガス・デ・アミーゴ」から
私の美しい妹よ,ああ神よ、もしも恋人が知っていたら
ギヨーム・ド・ディジョン(12世紀)私は私の心のために歌おう(十字軍の歌)
不詳:第7のエスタンピー・レアル(器楽曲;13世紀、フランス)
マルティン・コダス(13世紀):「カンティガス・デ・アミーゴ」から
ああ、来る波よ,ビーゴの海の波
不詳:最後のエスタンピー・レアル(器楽曲;13世紀、イタリア)
アルフォンソ10世編纂:「聖母マリアのカンティガ集」から
聖母マリアはよく毒を制した(第180番)
不詳:トロット−サルタレッロ(器楽曲;14世紀、イタリア)
来たれ、創造主なる聖霊よ
アルフォンソ10世編纂:「聖母マリアのカンティガ集」から
聖母マリア、昼間の星(第100番)
不詳:第5のエスタンピー・レアル(器楽曲;13世紀、フランス)
マルティン・コダス(13世紀):「カンティガス・デ・アミーゴ」から
私は知らせを受け取った,恋人の愛を知る人は
不詳:ダンス・レアル(器楽曲;13世紀、フランス)
ロクス・ムジクス
エレナ・ゴメス・トリーゴ(歌)
カルロス・スマホ・ガルドン(中世横笛、バグパイプ、指揮)
ラウレアーノ・エステパ・ガルシア=ブラーボ(弓奏ビウエラ)
エドゥアルド・モレーノ・ベガ(打楽器)
共演:ユレナ・ドゥケ・スマホ、ソフィア・アレグレ、
アスンシオン・タラソ・アルカラ、エドゥアルド・アギーレ・デ・カルセル
録音:
2004年9月11-12日、マドリッド高等音楽院マヌエル・デ・ファリャ・ホール

VRS 2032 \2180
トマス・マルコ(1942-):管弦楽作品集
水の協奏曲(ギターと管弦楽のための;1993)(*)
隠されたカルメン(1995)
海の迷宮(チェロと管弦楽のための;2001)(+)
シンフォニエッタ第1番「記憶の不透明な輝き」(1998-1999)
ガブリエル・エストレーリャス(ギター(*))
ディミタル・フルナジェフ(チェロ(+))
グレゴリオ・グティエレス(指揮)
オビエド市立交響楽団
録音:2003年9月、オビエド、プリンチペ・デ・アストゥリアス・ホール

VRS 2033 2枚組 \3300
スペイン、内から外から
エドゥアルド・ラロ(1832-1892):スペイン交響曲 Op.21(*)
ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844-1908):スペイン奇想曲 Op.34(+)
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805)/ルチアーノ・ベリオ(1925-2003)編曲
「マドリッドの帰営ラッパ」の4つの版(#)
ヘスス・グリーディ(1886-1961):10のバスクの旋律(1941)(+)
フリオ・ゴメス(1886-1973):
フアナ・デ・イバルボウロウの6つの抒情詩(**)
エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):海の眺め(詩的喚起)(#)
ラファエル・ロドリゲス・アルベルト(1902-1979):
5つの小品(ピアノと小管弦楽のための;1928)(++)
レティシア・モレーノ(ヴァイオリン(*))
スサナ・コルドン(ソプラノ(**))
クリスティーナ・ルシオ=ビリェガス(ピアノ(++))
ホセ・ルイス・テメス(指揮(*/#))
ジョゼプ・ビセント(指揮(+))
シャビエ・ピュチ(指揮(**))
ホセ・アントニオ・パスクアル(指揮(++))
スペイン国立青年管弦楽団
録音:2004年9月25-26日、アルバセーテ、サーカス・ホール(*/#)
2005年1月17-18日、サラゴサ公会堂&会議場(+)
2005年7月28-30日、ドイツ、ヴァイケルスハイム市立ホール(**)
2002年1月17-18日、マドリッド、ONCEホール(++)

VRS 2034 \2180
クリストバル・ハルフテル(1930-):器楽アンサンブルのための作品集
暴力の犠牲者たちのための悲歌(1970/1971)(*)
何故に?(1974/1975)(+)
G・F・ヘンデルの響きによる幻想曲(1981)(#)
沈黙の歌、フェデリコ・モンポウの思い出に(1988)(**)
フラクタル(1991)(++)
グルーポ・モドゥス・ノーヴス(*)
アントン・ウェーベルン弦楽合奏団(+)
ディエゴ・アロンソ、オレゲル・アイマミ、パウラ・エルナンデス、
ミケル・スンスンデギ(チェロ(#))
スペイン国立青年管弦楽団(#)
グルーポ・マノン(**)
サックス=アンサンブル・サクソフォン・クァルテット(++)
録音:1999年3月、マドリッド、記念劇場(*)
1992年5月(+)、6月(**)、マドリッド、アルコルコン、
キリオス・スタジオ(+/**)
2004年9月、アルバセーテ、サーカス・ホール(#)
2000年8月、マドリッド王立高等音楽院マヌエル・デ・ファリャ・ホール(++)
(*)(+)(++)世界初録音。

VRS 2013 \2180
【未案内旧譜】
フェデリコ・モレノ・トローバ(1891-1892):
かがり火、影と魔女 2つのギターと管弦楽のための作品集
2つのギターと管弦楽のための協奏曲「3つの夜想曲」(1969)
2つのギターと管弦楽のための「7つのマドリッドの門」(1974)
+Que2
フェルナンド・コラス、ハビエル・グランデ(ギター)
ホルヘ・レデスマ・ブラドレイ(指揮)
サラマンカ高等音楽院管弦楽団
録音:2003年3月、サラマンカ高等音楽院講堂




<STRADIVARIUS>
STR 33655 \2080
ベニーニュ・ド・バシイ(1625頃-1690):エール集
千もの辛苦の後に/私たちはしてはならない
この憂鬱な悲しみはどこから来るのか/助けて、助けて
私はできることをする/私が目覚めた瞬間から/私はむだに企てる
あたたは聞いたことがある/悲しみと恐怖に襲われ/褐色の小さな花
世界の喜び/それは虚しい/フィリスが不誠実なので/私は求めない
あなたが理解できないこと/シルヴィーの美しい瞳から
シャルル・ムトン(1617頃-1699頃):
前奏曲/美しいアストレ(シャコンヌ)/前奏曲/前奏曲/サラバンド
アルマンド/傲慢(アルマンド)/移り気(クラント)
ロンド形式のサラバンド/オペラ「イシ」のガヴォット/アルマンド
Le Dialogue des graces Sur Iris(アルマンド)/
La Mallassis(サラバンド)
クロディーヌ・アンセルメ(ソプラノ)
パオロ・ケリーチ(テオルボ)
録音:2005年7月5-7日、ロンバルディア州レッコ県エウピーリオ、
聖ヴィンチェンツォ教会
声楽の専門書「歌唱法詳論」の著者として知られるフランスの声楽教師・作曲
家ベニーニュ・ド・バシイのエール・ド・クール(宮廷風アリア)集。各エー
ルの間にシャルル・ムトンのリュート独奏曲が演奏されています。

STR 33721 \2080
「喜べ、処女の花よ」
アオスタ大聖堂参事会図書館所蔵の手稿譜と印刷譜による17&18世紀の音楽
不詳:マニフィカト
(ソプラノ、アルト、バス、合唱、ヴァイオリンと通奏低音のための)
不詳:喜べ、処女の花よ(合唱と器楽のための讃歌)
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):
死すべき者たちよ、聞こえるか?(ソプラノ、アルトと通奏低音のための)
弱り、傷つき(アルト、ヴァイオリンと通奏低音のための)
フランチェスコ・マリア・ベネデッティ(1683-1746):
辛抱せよ、心よ(ソプラノと通奏低音のための)
主がシオンの捕われ人を帰された時
(詩篇125;ソプラノ、アルト、バス、合唱、ヴァイオリンと通奏低音のための)
ラウラ・アントナス(ソプラノ)
ガブリエッラ・マルテラッチ(アルト)
マルコ・ピレッタ(バス)
テレジオ・コロンボット(指揮)
カペッラ・ムジカーレ・ディ・サン・グラート(合唱)
アンサンブル・ヴォカーレ・ストルメンターレ(器楽)
録音:2005年6月、アオスタ大聖堂

STR 33748 \2080
ショスタコーヴィチ:ピアノ作品全集 Vol.2
ソナタ第1番 Op.12(1926)/ソナタ第2番 Op.61(1942)
3つの小品(1920)/子供の音楽帳 Op.68(1944-1945)
ムルジルカ/グリンカの主題による3つの変奏曲(1957)
ボリス・ペトルシャンスキー(ピアノ)
録音:2006年4月13-20日、モスクワ放送スタジオ

STR 33655 \2080
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ全集 Vol.8
チェンバロのための練習曲集 Part 1
ニ短調 F.517 K.1/ト短調 F.520 K.4/ニ短調 F.521 K.5
イ短調 F.523 K.7/ト短調 F.524 K.8/ニ短調 F.526 K.10
ト短調 F.528 K.12/ホ長調 F.536 K.20/ニ長調 F.537 K.21
ハ短調 F.528 K.22/ニ長調 F.539 K.23/イ長調 F.542 K.26
ホ長調 F.544 K.28/ニ長調 F.545 K.29/ホ短調 F.546 K.30
オッターヴィオ・ダントーネ(チェンバロ)
使用楽器:2002年、アンドレア・ラステッリ製(モデル:1737年、クリスティ
アン・ツェル製)

STR 33739 \2080
ブライアン・ファーニホー(1943-):Fun&eacute;railles
Fun&eacute;railles I[葬儀 I]
(7つの弦楽器とハープのための;1969-1977)(*)
Bone Alphabet[ボーン・アルファベット](打楽器のための;1991)(+)
Unsichtbare Farben[見えない色彩](ヴァイオリンのための;1999)(#)
Fun&eacute;railles II[葬儀 II]
(7つの弦楽器とハープのための;1969-1980)(*)
ルーカス・ヴィス(指揮(*))
アンサンブル・ルシェルシュ(*)
アルディッティ弦楽四重奏団(*)
アーヴィン・アルディッティ(ヴァイオリン(#))
クリスティアン・ディエルシュタイン(打楽器(+))

STR 11014 \1250
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1763):
バレエ「魅惑の森」
協奏曲第1番ニ長調
協奏曲第2番ト長調
イタリア・バロック管弦楽団
寺神戸亮(コンサートマスター)
STR 33630(1994年発売)からの移行値下げ再発売です。

STR 11015 \1250
ひとつの声とシンフォニー モンテヴェルディとその時代
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ:4声のソナタ
クラウディオ・モンテヴェルディ:あの高慢な眼差し
ジェゼッフォ・グアミ:カンツォン「ラッコルタ」
クラウディオ・モンテヴェルディ:おお、私はつまずき倒れてしまう
バルトロメオ・デ・セルマ:スザンナ・パセジャータ
クラウディオ・モンテヴェルディ:アリアンナの嘆き
ジョヴァンニ・バッティスタ・グリッロ:カンツォン第6番
クラウディオ・モンテヴェルディ:私を憎んでいたのなら、なぜ
ジョヴァンニ・ピッキ:トデスカ
クラウディオ・モンテヴェルディ:かつてお前はすべて私のものだった
ビアージョ・マリーニ:4声のパッサカリア
クラウディオ・モンテヴェルディ:苦悩もかほどに甘く
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)
アルベルト・ラージ(指揮)
アカデーミア・ストルメンターレ・イタリアーナ
STR 33562(2001年発売)からの移行値下げ再発売です。


STR 33635 \2080
「不安なる精神に」
マッシモ・ボッテル(1965-):
藻類[Les Algues](管弦楽のための;2001-2003)(*)
アレッサンドロ・ソルビアーティ(1956-):
弦楽合奏のための7つの小品(1999)(+)
マッシモ・ボッテル:
シート・オヴ・サウンズ(サクソフォン四重奏のための;1997)(#)
アレッサンドロ・ソルビアーティ:
おお、真に祝福されし夜[O vere beata nox]
(ソプラノ、語りと弦楽四重奏のための;2002)(**)
エイドリアン・リーパー(指揮(*))
スペイン放送交響楽団(*)
ティート・チェッケリーニ(指揮(+))
デイ・ラーギ室内管弦楽団(+)
アルテ・クァルテット(サクソフォン四重奏)(#)
ラウラ・チェトラーニ(ソプラノ(**))
トリノ弦楽四重奏団(**)

STR 33732 \2080
モーツァルト:
オペラ「フィガロの結婚」序曲
クラリネット協奏曲イ長調 K.622(*)
交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551
パオロ・ベルトラミーニ(クラリネット(*))
アルフレード・バルキ(指揮)
イ・ヴィルトゥオージ・ディ・アクィレイア
録音:1999年11月6日、パルマ、王立劇場、ライヴ
イ・ヴィルトゥオージ・ディ・アクィレイアは1998年7月にデビューしたイ
タリアのモダーン楽器オーケストラ。

STR 33742 \2080
シルヴァーノ・ブソッティ(1926-):ハープ独奏のための作品集
細分[Fragmentation]
迷宮[Labirinto]
新迷宮[Nuovi Labirinti]
ハープ奏者のための細分[Fragmentations pour un joueur de harpes]
ジョヴァンナ・レイターノ(ハープ)
「ハープ奏者のための細分」は、一人の奏者が2つの楽器(通常の調弦と変
則的な調弦)する、現代のハープ・レパートリーにおける主要作品の一つで
す。

STR 33743 \2080
現代イタリアの声楽作品集 Vol.2
エンニオ・モリコーネ(1928-):
散らばった墓碑銘[Epitaffi sparsi](独唱とピアノのための;1992/1993)
から
ブルーノ・マデルナ(1920-1973):
ヴェルレーヌの叙情詩集(ソプラノとピアノのための;1946/1947)から
アーダ・ジェンティレ(1947-):ベティー・ブープの一日
(ピアノと自由な女声のための喜劇的小場面;2005)
カルロ・モッソ(1931-1995):
12のピエモンテの歌(レオーネ・シニガーリャの収集による;1968/1970)
ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):
4つの民謡(独唱とピアノのための;1946/1973)から
サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-):
ヴァニタス[Vanitas](独唱、チェロとピアノのための;1981)(*)
ドゥオ・アルテルノ
ティツィアーナ・スカンデレッティ(ソプラノ)
リッカルド・ピアチェンティーニ(ピアノ)
マドレーヌ・シャピロ(チェロ(*))

STR 33744 \2080
ヘスス・ビリャ=ロホ(1940-):室内楽作品集
君たちと…[Vosotros y...]
(クラリネット、フルート、ファゴット、ホルン、
トロンボーン、打楽器、ヴァイオリン、チェロとコントラバスのための;
1977)
ディヴェルティメント III(サクソフォン二重奏のための;1992)
牧歌[Eglogas](フアン・デル・エンシーナの記念に;
3つのトロンボーン、3つのホルンと3つのトランペットのための;1979)
記念の[Conmemorativa]
(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2000)
モジュールによる音楽[Musica sobre unos modulos]
(2つのフルートとヴィオラのための;1969)
螺旋[Espirales](フルート、クラリネット、ファゴット、ホルン、
トロンボーン、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための;1983)

●廃盤のお知らせ
以下の規格番号商品は廃盤でございます。
STR 10001-10008, 10010, 10012-10017, 10022, 10024, 10034-10036, 10043,
10045, 10054, 10056, 10059, 10063, 10067, 12304, 13591, 13592, 13594,
13595, 13600, 13601, 13604, 13606, 13610, 13613, 13614, 13617, 20008,
33232, 33303, 33305, 33306, 33318, 33320, 33326, 33329, 33337, 33339,
33344, 33345, 33346, 33357, 33359, 33361, 33363, 33370, 33374, 33375,
33378, 33385, 33388, 33391, 33420, 33424, 33434, 33444, 33445, 33458,
33461, 33646, 33467, 33470, 33476, 33482, 33488, 33510, 33515, 33518,
33519, 33532, 33543, 33549, 33562, 33563, 33569, 33577, 33581, 33624,
33638, 35701, 35702, 35703, 35704, 35705




<PROPRIUS>
PRSACD 2036(SACD-Hybrid) \2300
ダンシング・バッハ
J・S・バッハ(1685-1750):
管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV1067(*)
ヴァイオリン・ソナタ ト長調 BWV1021(+)
2声のインヴェンション第6番ヘ長調 BWV779(ヴィオラ&ファゴット版)(#)
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007 から サラバンド,メヌエット
(ファゴット版)(**)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005 から アレグロ・アッサイ
(ヴィオリーノ・グランデ版)(++)
無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008 から サラバンド
(ヴィオリーノ・グランデ版)(++)
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004 から
アルマンド,クラント,サラバンド,ジグ(##)
管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV1066(***)
2声のインヴェンション第13番イ短調 BWV779(ヴィオラ&ファゴット版)(#)
ストックホルム・バロック・オーケストラ
マッツ・クリングフォシュ(フルート(*)、ファゴット(#/**/***)
ケネット・ボーマン、クリストファー・コリン・ノードバーグ
(オーボエ(*/***))
マリア・リンダル(アーティスティック・ディレクター、ヴァイオリン(+/##))
ラーシュ・ヴァルンシュタット(ヴァイオリン(*/***))
ミカエル・マリン(ヴィオリーノ・グランデ(*/++/***)、ヴィオラ(#))
マグダレーナ・モルディング(チェロ(*/+/***))
ヨナス・ドミニク(コントラバス(*/***))
カール・ニーリン(テオルボ(*/+/***)、バロックギター(*/***))
ペーター・レンネベリ(チェンバロ(*/+/***))
タイトルのわりにはまじめな演奏ですが、管弦楽組曲においてはかなりノリの
いいダンサブルなナンバーも楽しめます。また、編成を書き換えた曲も聴きも
の。ヴィオリーノ・グランデについては詳細は不明ですが、おそらく大型で低
音域を出せるヴァイオリン(5弦以上?)で、2つの管弦楽組曲のヴィオラ・パ
ートもこの楽器で演奏されています。
ストックホルム・バロック・オーケストラは1998年に創設されたピリオド楽器
演奏団体です。

PRSACD 7742(SACD-Hybrid) \2300
鳥たちと泉 2つの伝説的オルガン録音
[ストックホルム、マタイ教会のオルガン](*)
ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):前奏曲とフーガ ホ短調
ルイ・クロード・ダカン(1694-1772):ノエル・グラン・ジュとデュオ
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):
われ神より去らじ(コラール前奏曲)
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):ウェストミンスターのカリヨン
ハンス・フリードリヒ・ミヒールセン(1902-1973):
オルガン協奏曲第2番「三人の天使が歌った」から トッカータ
[エステルゴトランド州、ヴォンガ教会のオルガン](+)
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):シャコンヌ ヘ短調
ニコラ・アントワーヌ・ルベグ(1631頃-1702):今日はクリスマス
ヤン・ピーテルスゾーン・スウーリンク(1562-1621):
「それは軍神マルスか」による変奏曲
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
ソプラニーノ・リコーダーと弦楽のための協奏曲ハ長調 から ラルゴ
ディートリヒ・ブクステフーデ:前奏曲とフーガ嬰へ短調
J・S・バッハ(1685-1750):おお、罪なき神の小羊(コラール前奏曲)
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):聖体拝領、鳥たちと泉
ベングト・ベーリ(オルガン)
録音:1974年5月(*)/1974年9月12-15日(+) リマスター:2006年
アナログ名録音盤として知られた2枚のLPの音源をSACD化したアルバムです。




<SWEDISH SOCIETY>
SCD 1135 \2080
私はここよ!君は? アドルフ・フレドリク少女合唱団
オーランド民謡:誰が船を出せるの?
ゴトランドの踊り遊び歌:私たちはステップして
スウェーデン伝承の遊び歌:私たちは湖を渡って行った
南ダーラナ民謡:それでもお元気で
ヘンリー・パーセル:トランペットを吹き鳴らせ/われらさすらわん
フィンランド民謡:あなたの岸辺はなんとさびしいことか/私は谷を歩いた
ドヴォルジャーク:
少女が緑の牧場を歩いて行った/私の大鎌が鋭かったならば
ヤン=オーケ・ヒッレルード編曲:
「ファラララ、屋根に腰掛けた」(スウェーデン伝承押韻詩)
ファラララ、屋根に腰掛けた,グスタフ・ヴァーサ,胃痛,千歳の岩,
十四頭の馬
フランス伝承歌:眠っているのか? 同志ジョン
ゾルターン・コダーイ:ワイネモイネンが楽を奏でる
伝承カノン:われらに平安を与えたまえ
ペッレ・オロフソン:人類の住処
セザール・フランク:天使の糧
J・S・バッハ/グノー/ヤン=オーケ・ヒッレルード編曲:アヴェ・マリア
ドビュッシー:春のあいさつ
ヴェリョ・トルミス:歌の架け橋
カリン・レーンクヴィスト:「私はここよ!君は?」
私はここよ!君は?,生命の踊り,聞け!週評を,巨体ワルツ,
人間はみな,私が…聞いて…なぜだろう?
ジャネット・コーン(ソプラノ)
ブー・ユーハンソン(指揮)
アドルフ・フレドリク少女合唱団
マグヌス・スヴェンソン(ピアノ)
録音:2005年秋、ストックホルム、アブラハムスベリ教会





<ARENA>
AR 05004 \2180
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
ブラームス:8つのピアノ小品 Op.76
トーリ・ストーレ(ピアノ)
録音:2005年3月、ベルム[Baerum]、ヤール教会
トーリ・ストーレ[Tori Stodle]はオスロでローベルト・リーフリングに、
シュトゥットガルトでユルゲン・ウーデに師事し1970年にノルウェー・デビュ
ー、現在は演奏のかたわらトロムソ大学音楽院助教授を務めている女性ピアニ
ストです。



<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72221 3枚組 \4850
J・S・バッハ:カンタータ全集 Vol.21
第100番「神の御業は善きかな」BWV100
第200番「われは彼の名を告げん」BWV200
第177番「われ御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ」BWV177
第195番「正しき者に光を」BWV195
第140番「目覚めよ、と呼ぶ声あり」BWV140
第34番「おお、永遠の光、愛の源」BWV34
第143番「主をほめたたえよ、わが魂よ」BWV143
第158番「平安が汝とともにあれ」BWV158
第197番「神はわれらの確信なり」BWV197
第97番「わがすべての行いに」BWV97
第118番「おお、イエス・キリスト、わが命の光」BWV118
第191番「いと高き所には神に栄光あれ」BWV191
サンドリーヌ・ピオ、ヨハネッテ・ゾマー、カロリーヌ・スタム(ソプラノ)
ボグナ・バルトシュ、アンネッテ・マルケルト(アルト)
ジェイムズ・ギルクリスト、ポール・アグニュー、
クリストフ・プレガルディエン、
イェルク・デュルミュラー(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
チャレンジ・クラシックスからのシリーズ新録音第9作目となります。
1730年から1740年までの間に書かれた作品を中心に収録。名曲として知られ
る第140番をコープマンの指揮で聴くことを待ち望んでいたファンも多いこ
とでしょう。

CC 72222 3枚組 \4850
J・S・バッハ:カンタータ全集 Vol.22
第80番「われらの神は堅き砦」BWV80
ミサ ト長調 BWV236
第30番「喜べ、救われし群れよ」BWV30
ミサ へ長調 BWV233
ミサ イ長調 BWV234
第30番a「楽しきヴィーデラウ」BWV30a
ミサ ト長調 BWV235
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):
「喜べ、すべての民よ」F103
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
(速報につき独唱者は未詳)
当シリーズ最終巻。BWV30aはBWV30から書き換えられた世俗カンタータ。
4つのミサは「ミサ・ブレヴィス」とも呼ばれる、キリエとグローリアの2章
から成る作品で、1723年から1726年に書かれたカンタータを素材に1730年代
後半に書かれました。カンタータ全集と銘打ちながら、ここまで収録してく
れるとは実にありがたいことです。さらに、J・S・バッハの没後に長男のフ
リーデマンが BWV80からの2章を編曲した作品も収録しています。

SACC 72160(SACD-Hybrid) \2300
J・S・バッハ:モテット集
来たれ、イエスよ、来たれ BWV229
イエス、わが喜び BWV227
聖霊はわれらの弱きを助けたもう BWV226
恐れるな、われ汝とともにあり BWV228
主に向かいて新しき歌を歌え BWV225
ラ・プティット・バンド
インゲ・ファン・デ・ケルクホーフェ、マリー・クイケン(ソプラノ)
ペトラ・ノスカイオヴァー、パトリツィア・ハルト(アルト)
シュテファン=アレクサンダー・ランクル、イェンス・ヴェーバー(テノール)
ヤン・ファン・デル・クラッベン、
シュテファン・シュレッケンベルガー(バス)
シギスワルト・クイケン(ヴァイオリン、指揮)
サラ・クイケン(ヴァイオリン) 
トクラ・マサノブ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
マルレーン・ティエルス(ヴィオラ) タカハシ・コウジ(チェロ)
パトリック・ボジロー(オーボエ) ライナー・ヨハンセン(ファゴット)
ナタリア・アルヴェス・シャイン、
アン・ファンランカー(オーボエ・ダ・カッチャ)
トム・デファーレ(ヴィオローネ) 
フランク・アグステリッベ(オルガン)
録音:2003年12月22-23日、ベルギー、シント=トライデン、アカデミー・
ホール
ラ・プティット・バンドによる11年ぶりの再録音。前回はシギスワルト・ク
イケン指揮ラ・プティト・バンド・オーケストラ&合唱団のクレジットによ
るライヴ録音(1992年6月、ACCENTレーベル)でしたが、今回はスタジオ録
音で、シギスワルトの名前を前面に出さずシンプルに「ラ・プティト・バン
ド」としています。今回、モテット第6番とも呼ばれる BWV230が収録されて
いませんが、シギスワルトは自筆の解説中で「この曲の真作性に疑問を感じ
るからだ」と理由を語っています。

CC 72154 \2180
イゴール・ロマ ピアノのためのロマン派作品集
シャルル・ヴァランタン・アルカン(1813-1888):
すべての短調による12の練習曲 Op.39 から イソップの饗宴 ホ短調(No.12)
サルタレッロ Op.23(イゴール・ロマ編曲)
フランツ・リスト(1811-1886):
「巡礼の年 第2年」への追加「ヴェネツィアとナポリ」
超絶技巧練習曲集 から 夕べの調べ(No.11)
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):「ロメオとジュリエット」Op.75
イゴール・ロマ(ピアノ)
録音:2001年6月13-14日、オランダ、ティルブルフ、Het Cenakel
イゴール・ロマ[Igor Roma]はスイスのバーデンに生まれたピアニストで、
1996年のユトレヒト・フランツ・リスト国際コンクール優勝者。

CC 72162 \2180
ジャック・ファン・オールトメルセン 聖バーフォ教会ライヴ
J・S・バッハ:
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532/われら皆唯一の神を信ず BWV740
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ イ長調 Op.65 No.3
マルセル・デュプレ(1886-1971):前奏曲とフーガ へ短調 Op.7 No.2
ジャック・ファン・オールトメルセン(1950-):
5つの小コラール前奏曲 から 罪は許される,詩篇77,詩篇72
モーツァルト/ジャック・ファン・オールトメルセン編曲:
音楽時計のための小品(自動オルガンのための幻想曲)K.608
ジャック・ファン・オールトメルセン(オルガン)
録音:1997年7月1日、オランダ、ハールレム、聖バーフォ教会
使用楽器:1738年、クリスティアーン・ミュラー製

CC 72164 \2180
マタンギ・クァルテット プルミエール
シューベルト:弦楽四重奏曲ハ短調「四重奏断章」
ハイドン:弦楽四重奏曲ニ長調 Op.20 No.4
ドヴォルジャーク:弦楽四重奏曲へ長調 Op.96「アメリカ」
マタンギ弦楽四重奏団
マリア=パウラ・マヨール、ダニエル・トリコ・メナチョ(ヴァイオリン)
カルステン・クレイエル(ヴィオラ) ネンデル・ツィルケル(チェロ)
録音:オランダ、フェーネンダール、ストゥディオ・ファン・スフッペン

FL 72408 \2180
コルセン・プレイズ・コルセン
ヨセフ・シックマン・コルセン(1853-1911):ピアノ小品集
好感(ワルツ)/望み(ワルツ)/アモローサ(ダンス)
第2のマズルカ・ノクターン/ワルツ第7番/ネリー(ポルカ)
瞑想/ワルツ第5番/蝶(ダンス)/眠り(ワルツ)/
アミチータ(セレナード)
マズルカ/ワルツ第11番/夜想曲/おべっか使い(ワルツ)/
デニー(ダンス)
チク=タク(ポルカ)/ワルツ第12番/夢/ベネズエラ人(ワルツ)
エレガントな女(マズルカ)/1893(ワルツ)/1888(ワルツ)
ランダル・コルセン(ピアノ)
録音:
2004年12月4-5日、ベルギー、ゲント、ストゥディオ・ストゥールバウト
ヨセフ・シックマン・コルセンは、カリブ海に浮かぶオランダ領アンティル
諸島キュラソ島に生まれ、同地で作曲家、ピアニスト、オルガニスト、指揮
者、バンドマスター、音楽教師、また新聞編集者として活躍した音楽家。
作風はいずれも親しみやすくサロン的。
ランダル・コルセンは作曲者の曾孫にあたるピアニストです。

FL 72409 \2180
シューベルト:歌曲集「冬の旅」Op.89 D.911
トマス・オリーマンス(バリトン)
ベルト・ファン・デン・ブリンク(ピアノ)
録音:
2006年4月5-7日、オランダ、デフェンテル、Doopsgezinde[メノ派]教会
トマス・オリーマンスは1977年アムステルダムに生まれ、マルグレート・
ホニフ、ローベルト・ホル、エリオ・バッターリャ、ディートリヒ・フィッ
シャー=ディースカウに師事、2002年にデビューした若手バリトン。1958年
生まれのベルト・ファン・デン・ブリンクはジャズ・プレイヤー、アレン
ジャー、プロデューサーとしても活躍するオランダの才人です。




<SOMM>
SOMMCD 049 \2080
モーツァルト:弦楽四重奏曲全集 Vol.2
ミラノ四重奏曲集
第番ニ長調 K.155/第番ト長調 K.156/第番ハ長調 K.157
第番ヘ長調 K.158/第番変ロ長調 K.159/第番変ホ長調 K.160
コウル四重奏団
ロジャー・コウル、フィリップ・ギャラウェイ(ヴァイオリン)
グスタヴ・クラークソン(ヴィオラ) ニコラス・ロバーツ(チェロ)
録音:2005年2月3-4日、バームンガム、聖ポール教会

SOMMCD 053 \2080
メンデルスゾーン:オルガン作品全集 Vol.4
ソナタ第4番変ロ長調 Op.65(*)/アンダンテ・ソステヌート ヘ短調(+)
アンダンテ ニ長調(第2版)(#)/フーガ ニ短調(3.12.1820)(**)
[パッサカリア]ハ短調(10.5.1823)(++)/
フゲッタ ニ長調(6.1834-1.1835)(+)
前奏曲ハ短調(9.7.1841)(++)/幻想曲ト短調(8.1823以降?)(**)
フーガ(断片)(**)/同(ジェニファー・ベイト補筆完成版)(**)
アレグレット ニ短調(2.7.1844)(*)/
コン・モート・マエストーソ イ長調(#)
アンダンテ.コン・モート イ長調(17.8.1844)(#)
フーガ ハ長調(19.12.1844以前)(##)/
コラール ニ長調(19.12.1844以前)(*)
グラーヴェ−アンダンテ・コン・モート ハ短調(21.12.1844)(##)
モデラート ハ長調(2.1.1845)(+)/
アンダンテ ニ長調(断片;23.7.1844以降)(##)
ジェニファー・ベイト(オルガン)
録音:2004年9月27日、ドーセット州ボーンマス、聖ステファン教会(*)
2004年8月7日、
ロンドン、マーガレット・ストリート、オール・セインツ教会(+)
2004年10月8日、ロンドン、アッパー・ノーウッド、聖ジョン教会(#)
2004年9月29日、ドーセット州ウィンボーン、ウィンボーン修道院(**)
2003年11月11日、ロンドン・フリート・ストリート、テンプル教会(++)
2004年10月20日、ロンドン、ベイズウォーター、聖マシュー教会(##)

SOMMCD 055 \2080
ヘンデル・アット・ホーム
ヘンデル(1685-1767):フルート協奏曲ト短調(+)
ヘンデル/ジョン・ウォルシュ編曲/
レイチェル・ブラウン(オーケストレーション(*)):
オペラ「アルチーナ」から
序曲,Verdi prati(*),エア(ミュゼット)(*),Un momento,Tornami(*)
オラトリオ「ソロモン」から
序曲,What tho' I trace(*),Beneth the vine(*),
Will the sun forget to streak(*)
オラトリオ「セメレ」から
Myself I shall adore(*),O Sleep(*),序曲の中のガヴォット,
No, no, I'll take no less
ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ
レイチェル・ブラウン(フルート)
エイドリアン・バターフィールド、オリヴァー・ウェバー(ヴァイオリン)
ペーター・コリヤー(ヴィオラ) カスリーン・シャーマン(チェロ)
ローレンス・カミングス(チェンバロ)
録音:2005年11月16-18日、ロンドン、ウォルサムストー、聖メアリー教会
ヘンデルのオペラやオラトリオは当時おおいに人気を博し、その音楽を抜粋
し室内演奏用に編成を縮小した楽譜の需要も激増しました。ヘンデルの作品
の出版者であったジョン・ウォルシュは、当時のフルート演奏の流行に目を
つけ、フルートのための作品をわずかしか書かなかったヘンデルの、数多く
のアリアをフルート用に編曲し楽譜を出版しました。当アルバムでは、ピリ
オド楽器によるアッホオームな演奏が再現されています。
(+)は作曲者不詳のオーボエ・ソナタとして伝わり、1993年にヘンデル作曲の
「フルートまたはオーボエのためのソナタ」と確認された作品です。

SOMMCD 056 \2080
フランク・ブリッジ(1879-1941):ピアノ作品集 Vol.1
カプリッチョ第1番/3つのスケッチ/カプリッチョ第2番
アワー・グラス/マルセイユのヴィネット/ソナタ
マーク・ベビントン(ピアノ)

SOMMCD 057 \2080
セヴァーンとソンム イギリス歌曲集
アイヴァー・ガーニー(1890-1937):
お前の真夜中の寝床で/最愛の人よ、私が死ぬ時/エドワード、エドワード
海の夢/フランダースにて/セヴァーン河畔の草地/ディニーの丘
ストラットン大尉のお気に入り/赤いバラ/静寂の歌/白い滝
慰められることの愚かしさ/春の望み/散歩の歌/明かりは消え
ブラック・スティッチェル/西の船乗りたち
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):夜の女神
ジョン・サンダース(1933-2003):
ペインズウィック・ビーコンで/コッツウォルド・チョイス
クリスティアン・ウィルソン(1920-):
空っぽのコテージ/不運な若者のためのアンセム
イアン・ヴェナブルズ(1955-):
真夜中の嘆き/キス/曲がって飛ぶ/復活祭の歌
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
スーザン・アラン(ピアノ)
録音:2005年8月11-13日、サフォーク、ポットン・ホール
詩人・作曲家でハウエルズの親友であったガーニーの作品を中心としたアル
バム。タイトルはガーニーの詩集の名前です。

SOMM-BEECHAM 19 \2080
ビーチャム・コレクション
ビーチャム&ロイヤル・フィル アーリー・デイズ
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」序曲 Op.21
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕前奏曲
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54(*)
モウラ・リンパニー(ピアノ(*))
トマス・ビーチャム(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1946年11月10日、サウス・ロンドン、クロイドン、デイヴィス劇場、
ライヴ、モノラル、初出
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と創設者であるビーチャムは、1946年
9月15日のデビュー・コンサートからクリスマス前までになんと28回のコン
サートと8回のレコーディングをこなしましたが、当盤に復刻されたのはそ
のうち15回目の演奏会の録音。ビーチャム十八番プログラムで、リンパニー
との共演もポイントです。
使用原盤の劣化のため、一部音質が不安定になっております。あらかじめご
了承ください。





<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72221 3枚組 \4850
J・S・バッハ:カンタータ全集 Vol.21
第100番「神の御業は善きかな」BWV100
第200番「われは彼の名を告げん」BWV200
第177番「われ御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ」BWV177
第195番「正しき者に光を」BWV195
第140番「目覚めよ、と呼ぶ声あり」BWV140
第34番「おお、永遠の光、愛の源」BWV34
第143番「主をほめたたえよ、わが魂よ」BWV143
第158番「平安が汝とともにあれ」BWV158
第197番「神はわれらの確信なり」BWV197
第97番「わがすべての行いに」BWV97
第118番「おお、イエス・キリスト、わが命の光」BWV118
第191番「いと高き所には神に栄光あれ」BWV191
サンドリーヌ・ピオ、ヨハネッテ・ゾマー、カロリーヌ・スタム(ソプラノ)
ボグナ・バルトシュ、アンネッテ・マルケルト(アルト)
ジェイムズ・ギルクリスト、ポール・アグニュー、
クリストフ・プレガルディエン、
イェルク・デュルミュラー(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
チャレンジ・クラシックスからのシリーズ新録音第9作目となります。
1730年から1740年までの間に書かれた作品を中心に収録。名曲として知られ
る第140番をコープマンの指揮で聴くことを待ち望んでいたファンも多いこ
とでしょう。

CC 72222 3枚組 \4850
J・S・バッハ:カンタータ全集 Vol.22
第80番「われらの神は堅き砦」BWV80
ミサ ト長調 BWV236
第30番「喜べ、救われし群れよ」BWV30
ミサ へ長調 BWV233
ミサ イ長調 BWV234
第30番a「楽しきヴィーデラウ」BWV30a
ミサ ト長調 BWV235
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):
「喜べ、すべての民よ」F103
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
(速報につき独唱者は未詳)
当シリーズ最終巻。BWV30aはBWV30から書き換えられた世俗カンタータ。
4つのミサは「ミサ・ブレヴィス」とも呼ばれる、キリエとグローリアの2章
から成る作品で、1723年から1726年に書かれたカンタータを素材に1730年代
後半に書かれました。カンタータ全集と銘打ちながら、ここまで収録してく
れるとは実にありがたいことです。さらに、J・S・バッハの没後に長男のフ
リーデマンが BWV80からの2章を編曲した作品も収録しています。

SACC 72160(SACD-Hybrid) \2300
J・S・バッハ:モテット集
来たれ、イエスよ、来たれ BWV229
イエス、わが喜び BWV227
聖霊はわれらの弱きを助けたもう BWV226
恐れるな、われ汝とともにあり BWV228
主に向かいて新しき歌を歌え BWV225
ラ・プティット・バンド
インゲ・ファン・デ・ケルクホーフェ、マリー・クイケン(ソプラノ)
ペトラ・ノスカイオヴァー、パトリツィア・ハルト(アルト)
シュテファン=アレクサンダー・ランクル、イェンス・ヴェーバー(テノール)
ヤン・ファン・デル・クラッベン、
シュテファン・シュレッケンベルガー(バス)
シギスワルト・クイケン(ヴァイオリン、指揮)
サラ・クイケン(ヴァイオリン) 
トクラ・マサノブ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
マルレーン・ティエルス(ヴィオラ) タカハシ・コウジ(チェロ)
パトリック・ボジロー(オーボエ) ライナー・ヨハンセン(ファゴット)
ナタリア・アルヴェス・シャイン、
アン・ファンランカー(オーボエ・ダ・カッチャ)
トム・デファーレ(ヴィオローネ) 
フランク・アグステリッベ(オルガン)
録音:2003年12月22-23日、ベルギー、シント=トライデン、アカデミー・
ホール
ラ・プティット・バンドによる11年ぶりの再録音。前回はシギスワルト・ク
イケン指揮ラ・プティト・バンド・オーケストラ&合唱団のクレジットによ
るライヴ録音(1992年6月、ACCENTレーベル)でしたが、今回はスタジオ録
音で、シギスワルトの名前を前面に出さずシンプルに「ラ・プティト・バン
ド」としています。今回、モテット第6番とも呼ばれる BWV230が収録されて
いませんが、シギスワルトは自筆の解説中で「この曲の真作性に疑問を感じ
るからだ」と理由を語っています。

CC 72154 \2180
イゴール・ロマ ピアノのためのロマン派作品集
シャルル・ヴァランタン・アルカン(1813-1888):
すべての短調による12の練習曲 Op.39 から イソップの饗宴 ホ短調(No.12)
サルタレッロ Op.23(イゴール・ロマ編曲)
フランツ・リスト(1811-1886):
「巡礼の年 第2年」への追加「ヴェネツィアとナポリ」
超絶技巧練習曲集 から 夕べの調べ(No.11)
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):「ロメオとジュリエット」Op.75
イゴール・ロマ(ピアノ)
録音:2001年6月13-14日、オランダ、ティルブルフ、Het Cenakel
イゴール・ロマ[Igor Roma]はスイスのバーデンに生まれたピアニストで、
1996年のユトレヒト・フランツ・リスト国際コンクール優勝者。

CC 72162 \2180
ジャック・ファン・オールトメルセン 聖バーフォ教会ライヴ
J・S・バッハ:
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532/われら皆唯一の神を信ず BWV740
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ イ長調 Op.65 No.3
マルセル・デュプレ(1886-1971):前奏曲とフーガ へ短調 Op.7 No.2
ジャック・ファン・オールトメルセン(1950-):
5つの小コラール前奏曲 から 罪は許される,詩篇77,詩篇72
モーツァルト/ジャック・ファン・オールトメルセン編曲:
音楽時計のための小品(自動オルガンのための幻想曲)K.608
ジャック・ファン・オールトメルセン(オルガン)
録音:1997年7月1日、オランダ、ハールレム、聖バーフォ教会
使用楽器:1738年、クリスティアーン・ミュラー製

CC 72164 \2180
マタンギ・クァルテット プルミエール
シューベルト:弦楽四重奏曲ハ短調「四重奏断章」
ハイドン:弦楽四重奏曲ニ長調 Op.20 No.4
ドヴォルジャーク:弦楽四重奏曲へ長調 Op.96「アメリカ」
マタンギ弦楽四重奏団
マリア=パウラ・マヨール、ダニエル・トリコ・メナチョ(ヴァイオリン)
カルステン・クレイエル(ヴィオラ) ネンデル・ツィルケル(チェロ)
録音:オランダ、フェーネンダール、ストゥディオ・ファン・スフッペン

FL 72408 \2180
コルセン・プレイズ・コルセン
ヨセフ・シックマン・コルセン(1853-1911):ピアノ小品集
好感(ワルツ)/望み(ワルツ)/アモローサ(ダンス)
第2のマズルカ・ノクターン/ワルツ第7番/ネリー(ポルカ)
瞑想/ワルツ第5番/蝶(ダンス)/眠り(ワルツ)/
アミチータ(セレナード)
マズルカ/ワルツ第11番/夜想曲/おべっか使い(ワルツ)/
デニー(ダンス)
チク=タク(ポルカ)/ワルツ第12番/夢/ベネズエラ人(ワルツ)
エレガントな女(マズルカ)/1893(ワルツ)/1888(ワルツ)
ランダル・コルセン(ピアノ)
録音:
2004年12月4-5日、ベルギー、ゲント、ストゥディオ・ストゥールバウト
ヨセフ・シックマン・コルセンは、カリブ海に浮かぶオランダ領アンティル
諸島キュラソ島に生まれ、同地で作曲家、ピアニスト、オルガニスト、指揮
者、バンドマスター、音楽教師、また新聞編集者として活躍した音楽家。
作風はいずれも親しみやすくサロン的。
ランダル・コルセンは作曲者の曾孫にあたるピアニストです。

FL 72409 \2180
シューベルト:歌曲集「冬の旅」Op.89 D.911
トマス・オリーマンス(バリトン)
ベルト・ファン・デン・ブリンク(ピアノ)
録音:
2006年4月5-7日、オランダ、デフェンテル、Doopsgezinde[メノ派]教会
トマス・オリーマンスは1977年アムステルダムに生まれ、マルグレート・
ホニフ、ローベルト・ホル、エリオ・バッターリャ、ディートリヒ・フィッ
シャー=ディースカウに師事、2002年にデビューした若手バリトン。1958年
生まれのベルト・ファン・デン・ブリンクはジャズ・プレイヤー、アレン
ジャー、プロデューサーとしても活躍するオランダの才人です。




<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72221 3枚組 \4850
J・S・バッハ:カンタータ全集 Vol.21
第100番「神の御業は善きかな」BWV100
第200番「われは彼の名を告げん」BWV200
第177番「われ御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ」BWV177
第195番「正しき者に光を」BWV195
第140番「目覚めよ、と呼ぶ声あり」BWV140
第34番「おお、永遠の光、愛の源」BWV34
第143番「主をほめたたえよ、わが魂よ」BWV143
第158番「平安が汝とともにあれ」BWV158
第197番「神はわれらの確信なり」BWV197
第97番「わがすべての行いに」BWV97
第118番「おお、イエス・キリスト、わが命の光」BWV118
第191番「いと高き所には神に栄光あれ」BWV191
サンドリーヌ・ピオ、ヨハネッテ・ゾマー、カロリーヌ・スタム(ソプラノ)
ボグナ・バルトシュ、アンネッテ・マルケルト(アルト)
ジェイムズ・ギルクリスト、ポール・アグニュー、
クリストフ・プレガルディエン、
イェルク・デュルミュラー(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
チャレンジ・クラシックスからのシリーズ新録音第9作目となります。
1730年から1740年までの間に書かれた作品を中心に収録。名曲として知られ
る第140番をコープマンの指揮で聴くことを待ち望んでいたファンも多いこ
とでしょう。





<SOMM>
SOMMCD 049 \2080
モーツァルト:弦楽四重奏曲全集 Vol.2
ミラノ四重奏曲集
第番ニ長調 K.155/第番ト長調 K.156/第番ハ長調 K.157
第番ヘ長調 K.158/第番変ロ長調 K.159/第番変ホ長調 K.160
コウル四重奏団
ロジャー・コウル、フィリップ・ギャラウェイ(ヴァイオリン)
グスタヴ・クラークソン(ヴィオラ) ニコラス・ロバーツ(チェロ)
録音:2005年2月3-4日、バームンガム、聖ポール教会

SOMMCD 053 \2080
メンデルスゾーン:オルガン作品全集 Vol.4
ソナタ第4番変ロ長調 Op.65(*)/アンダンテ・ソステヌート ヘ短調(+)
アンダンテ ニ長調(第2版)(#)/フーガ ニ短調(3.12.1820)(**)
[パッサカリア]ハ短調(10.5.1823)(++)/
フゲッタ ニ長調(6.1834-1.1835)(+)
前奏曲ハ短調(9.7.1841)(++)/幻想曲ト短調(8.1823以降?)(**)
フーガ(断片)(**)/同(ジェニファー・ベイト補筆完成版)(**)
アレグレット ニ短調(2.7.1844)(*)/
コン・モート・マエストーソ イ長調(#)
アンダンテ.コン・モート イ長調(17.8.1844)(#)
フーガ ハ長調(19.12.1844以前)(##)/
コラール ニ長調(19.12.1844以前)(*)
グラーヴェ−アンダンテ・コン・モート ハ短調(21.12.1844)(##)
モデラート ハ長調(2.1.1845)(+)/
アンダンテ ニ長調(断片;23.7.1844以降)(##)
ジェニファー・ベイト(オルガン)
録音:2004年9月27日、ドーセット州ボーンマス、聖ステファン教会(*)
2004年8月7日、
ロンドン、マーガレット・ストリート、オール・セインツ教会(+)
2004年10月8日、ロンドン、アッパー・ノーウッド、聖ジョン教会(#)
2004年9月29日、ドーセット州ウィンボーン、ウィンボーン修道院(**)
2003年11月11日、ロンドン・フリート・ストリート、テンプル教会(++)
2004年10月20日、ロンドン、ベイズウォーター、聖マシュー教会(##)

SOMMCD 055 \2080
ヘンデル・アット・ホーム
ヘンデル(1685-1767):フルート協奏曲ト短調(+)
ヘンデル/ジョン・ウォルシュ編曲/
レイチェル・ブラウン(オーケストレーション(*)):
オペラ「アルチーナ」から
序曲,Verdi prati(*),エア(ミュゼット)(*),Un momento,Tornami(*)
オラトリオ「ソロモン」から
序曲,What tho' I trace(*),Beneth the vine(*),
Will the sun forget to streak(*)
オラトリオ「セメレ」から
Myself I shall adore(*),O Sleep(*),序曲の中のガヴォット,
No, no, I'll take no less
ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ
レイチェル・ブラウン(フルート)
エイドリアン・バターフィールド、オリヴァー・ウェバー(ヴァイオリン)
ペーター・コリヤー(ヴィオラ) カスリーン・シャーマン(チェロ)
ローレンス・カミングス(チェンバロ)
録音:2005年11月16-18日、ロンドン、ウォルサムストー、聖メアリー教会
ヘンデルのオペラやオラトリオは当時おおいに人気を博し、その音楽を抜粋
し室内演奏用に編成を縮小した楽譜の需要も激増しました。ヘンデルの作品
の出版者であったジョン・ウォルシュは、当時のフルート演奏の流行に目を
つけ、フルートのための作品をわずかしか書かなかったヘンデルの、数多く
のアリアをフルート用に編曲し楽譜を出版しました。当アルバムでは、ピリ
オド楽器によるアッホオームな演奏が再現されています。
(+)は作曲者不詳のオーボエ・ソナタとして伝わり、1993年にヘンデル作曲の
「フルートまたはオーボエのためのソナタ」と確認された作品です。

SOMMCD 056 \2080
フランク・ブリッジ(1879-1941):ピアノ作品集 Vol.1
カプリッチョ第1番/3つのスケッチ/カプリッチョ第2番
アワー・グラス/マルセイユのヴィネット/ソナタ
マーク・ベビントン(ピアノ)

SOMMCD 057 \2080
セヴァーンとソンム イギリス歌曲集
アイヴァー・ガーニー(1890-1937):
お前の真夜中の寝床で/最愛の人よ、私が死ぬ時/エドワード、エドワード
海の夢/フランダースにて/セヴァーン河畔の草地/ディニーの丘
ストラットン大尉のお気に入り/赤いバラ/静寂の歌/白い滝
慰められることの愚かしさ/春の望み/散歩の歌/明かりは消え
ブラック・スティッチェル/西の船乗りたち
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):夜の女神
ジョン・サンダース(1933-2003):
ペインズウィック・ビーコンで/コッツウォルド・チョイス
クリスティアン・ウィルソン(1920-):
空っぽのコテージ/不運な若者のためのアンセム
イアン・ヴェナブルズ(1955-):
真夜中の嘆き/キス/曲がって飛ぶ/復活祭の歌
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
スーザン・アラン(ピアノ)
録音:2005年8月11-13日、サフォーク、ポットン・ホール
詩人・作曲家でハウエルズの親友であったガーニーの作品を中心としたアル
バム。タイトルはガーニーの詩集の名前です。

SOMM-BEECHAM 19 \2080
ビーチャム・コレクション
ビーチャム&ロイヤル・フィル アーリー・デイズ
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」序曲 Op.21
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕前奏曲
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54(*)
モウラ・リンパニー(ピアノ(*))
トマス・ビーチャム(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1946年11月10日、サウス・ロンドン、クロイドン、デイヴィス劇場、
ライヴ、モノラル、初出
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と創設者であるビーチャムは、1946年
9月15日のデビュー・コンサートからクリスマス前までになんと28回のコン
サートと8回のレコーディングをこなしましたが、当盤に復刻されたのはそ
のうち15回目の演奏会の録音。ビーチャム十八番プログラムで、リンパニー
との共演もポイントです。
使用原盤の劣化のため、一部音質が不安定になっております。あらかじめご
了承ください。





<ORANGE MUSIC=PORT ROYAL>
PR2203 \1980
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30,31,32番
ルイ・フィリップ・ペルティエ(P)1
994年モントリオール

PR2204 \1980
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番
ヴィラ=ロボス:野生の詩
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番
シュルツ・エヴラー:
ヨハン・シュトラウス「美しく青きドナウ」の主題によるアラベスク
マルク・アンドレ・アムラン(ピアノ)
1994年モントリオール

PR2205 \1980
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第10番、ピアノ五重奏曲作品81
クローデルSQ+マリー・ファビ(P)
1995年3月・モントリオール

PR2207 \1980
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第17番(第3楽章のカデンツァはアムランによる)
ゴヌヴィユ:ピアノとオーケストラからの22のメンバーによるADONWE
マルク・アンドレ・アムラン(ピアノ)
+ヴェロニク・ラクロワ指揮モントリオール現代音楽アンサンブル
1996年カナダ放送による録音

PR2211 \1980
ブラームス:三つの間奏曲Op.117
ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲
バッハ:
目覚めよと呼ぶ声あり、主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ、
パルティータ第5番、主よ人の望みの喜びよ
リカルド・ペレス(P)
1999年モントリオール

PR2214 \1980
愛の言葉(ソプラノによるアリア集)
ヴィヴァルディ:ユディタの勝利より
ドナウディ:私の愛する人よ
チレア:「アドリアナ・ルクヴルール」よりアドリアンア・ロマンス
マスネ:「タイス」より
シュトラウス:「こうもり」よりチャールダッシュ
シャルパンティエ:「ルイーズ」より遊戯の果て
プーランク:愛の小道
パウリン:薔薇は何ゆえ
ダウネ:愛の言葉
ガーシュイン:私の愛する人
ユーマンス:歌など要らず
ロッシーニ:舞曲
ルイーズ・マルコット(S)、ジャニーヌ・ラシャンス(P)
2000年1月

PR2215 \1980
ピアソラ、ペレス、ギスモンティ:ピアノ作品集
リカルド・ペレス(P)
2000年

OMCD5534 \1980
アンドレ・ギャニオンピアノ・ソロ作品集
幻想の優しさ、以前から、9月より前、北国への電話、雨が上がれば、
一目逢って、今までのカーテン、ネリガン、そして雪のように、白馬の騎行
ミミ・ブレ(ピアノ)
2004年デジタル録音

OMCD5541 \1980
民族音楽を生かしたヴァイオリン作品集
ポーレ(ロシア民謡より)、
二台のギター(ロシア・ジプシーより)
ゴールデン・イヤリング(映画音楽より)
モナティ・シュメリ(ロシア・ジプシーより)
夢二のテーマ(鈴木清順監督作品より、作曲梅林茂)
黒い瞳(ロシア・ジプシーより)
ルメ・ルメ(ルーマニア民族音楽)
カリンカ(ロシア・ジプシーより)
屋根の上のヴァイオリン弾き(舞台音楽より)
オビリヴィオン(ピアソラ)
アランフェス協奏曲よりアダージョ(ロドリーゴ)
セルゲイ・トロファノフ(Vn)とモンド・ラプソディー・オーケストラ




<ALMAVIVA>
DS 0142 \2180
フアン・グティエレス・デ・パディーリャ(1590-1664):
プエブラ・デ・ロス・アンヘレス大聖堂の音楽
A la jacara jacarilla(4声のハカラ)(*)
Oye nino hermoso(3声のヒタニーリャ)(+)
Ah, siolo flasiquiyo !(6声のネグリーリャ)(*)
Si de amor la viva la fragua
[ガスパール・フェルナンデス(1565/70-1629)作曲]
Pues el cielo se viene a la choza(3&6声)(*)
Lagrimas de un nino(3&6声)(#)
Tambalagumba(6声のネグリーリャ)(#)
Para que se viste flores(4声)(#)
Vengan, no se detengan(4声)(#)
A fe zagala[ガスパール・フェルナンデス作曲]
Las estrellas se rien(6声のフエゴ・デ・カニャス)(+)
Nino rendido sa(4声のネグリーリャ)(+)
Ay! Que chacota(3&6声)(#)
En la noche mas buena(4声のハカラ)(*)
Voces de la capilla(6声)(#)
De carambanos el dia viste(4声のカレンダ)(*)
テレサ・パス(指揮)
アルス・ロンガ・デ・ラ・アバナ
テレサ・パス(ソプラノ) アダリス・サンティエステバン(メゾソプラノ)
ユニエ・ガインサ(アルト) ミチェル・ペレス(テノール)
フェルナンド・ゴンサーレス(バス)
アランド・ロペス(ビウエラ、ルネサンス・ギター、バロック・ギター)ほか 
録音:2005年6月4-8日、アシス、聖フランシスコ修道院小教会堂
メキシコのプエブラ・デ・ロス・アンヘレス(通称プエブラ、現正式名称プエブ
ラ・デ・サラゴサ・エロイカ)は征服者であるスペイン人によって1531年に創設
された都市で、いわゆる「新世界」における文化の中心地となりました。
グティエレス・デ・パディーリャはスペインのマラガに生まれ、ヘレス・デ・
ラ・フロンテーラとカディスの大聖堂楽長を歴任した後プエブラに渡り、大聖
堂楽長ガスパール・フェルナンデス(ポルトガル生まれ)の補佐役兼歌手を務
め、フェルナンデスの死去に伴い楽長に就任、以後34年にわたって務め、この
地に没しました。
ここで演奏されている曲はそれぞれ1653年(*)、1655年(+)、1657年(#)に出版さ
れた3つの「クリスマス歌集」に収録されている、いわゆる「ビリャンシーコ」
です。
アルス・ロンガ・デ・ラ・アバナは1994年にテレサ・パスとアランド・ロペス
によってキューバのハバナに創設された古楽アンサンブルです。


DS 0143 \2180
フランシスコ・ゲレーロ(1527-1598):
「宗教的カンシオンとビリャネスカ集」(1589)から
Hombres victoria, victoria/De donde vienes, Pascual ?
Nino Dios d'amor herido/Claros y hermosos ojos
La Tierra se esta gozando/A un nino llorando/Acaba de matarme
Juicios sobre una estrella/Mi ofensa's grande/Virgen Sancta
O, celestial medicina !/Al resplandor de una estrella
O que mesa y que manjar !/Apuestan zagales dos
Sabes lo que heziste ?/O, Virgen, quando's miro
Zagales sin seso vengo/Quando's miro mi Dios/
Los Reyes siguen la'strella
カルロス・サンドゥーア(指揮)
ラ・トルーリャ・デ・ボセス
マリア・エスパーダ(ソプラノ) 
カルロス・サンドゥーア(カウンターテナー)
カリン・ファルアン、フアン・ディアス・デ・コルクエラ(テノール)
ハビエル・パヘース(バス) ラウル・デル・トロ(オルガン)
マヌエル・ビラス(ハープ) エヤル・ストリート(ファゴット)
録音:2005年6月、セビーリャ、ロレート修道院
ゲレーロはセビーリャに生まれ同地の大聖堂楽長を務め、16世紀スペインにお
けるビクトリアに次ぐ大作曲家とされる。ゲレーロがヴェネツィアで出版した
声楽曲集。世俗歌曲の形式に宗教的な歌詞をあてはめたものであり、世俗曲と
宗教曲の間の厳密な音楽的区分を意識しなかったというゲレーロの作風がよく
表れているといえます。
ラ・トルーリャ・デ・ボセスは、2000年にアントワープで開かれた「IYAP-EM
(The International Young Artists Presentation/ Early Music in
Antwerp;若いアーティストのための国際プレゼンテーション、古楽部門)」
で優勝したスペインの古楽アンサンブルです。





<LICANUS>
CDM 0615 \2180
器楽演奏・重唱もまじえた、
オール・スパニッシュ・キャストによるビクトリアのレクィエム
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):
死者のための聖務日課[Officium defunctorum](1605);
わが魂は萎え[Taedet animam meam]
死者のためのミサ[Missa pro defunctis] (レクィエム;6声)
Introit: Requiem aeternam,Kyrie,Graduale: Requiem aeternam,
Offertorium: Domine Jesu Christe,Sanctus - Benedictus,
Agnus Dei,Communio: Lux aeterna
わがハープは悲しみの調べに変わり[Versa est in luctum](葬送モテット)
われを解き放ちたまえ[Libera me](レスポンソリウム)
カルレス・マグラネル(指揮)
カペーリャ・デ・ミニストレルス
エリーザ・フランゼッティ、ピラール・エステバン(ソプラノ)
アリシア・ベリ(アルト) ジョゼプ・ベネート(テノール)
ペドロ・カストロ(テノール) トマス・マシェ(バス)
ジョルディ・コメーリャス(ヴィオラ) ダヴィド・アンティク(フルート)
パコ・ルビオ(ツィンク[コルネット]) マリア・クリソル(ファゴット)
ジョルディ・ジメーネス、エリース・エルナンディス(サックバット)
イグナシ・ジョルダ(オルガン) パウ・バレステル(打楽器)
バレンシア自治州合唱団
録音:2005年11月29日、バレンシア文化福祉センター、
アルフォンソ寛大王ホール、ライヴ
スペイン・ルネサンス・ポリフォニー音楽の最高傑作であるビクトリアのレク
ィエムは録音にも恵まれており、タリス・スコラーズ(Gimell)、マニフィカ
ト(Linn)、シックスティーン(Coro)の名盤が有名ですが、この新録音はそ
れら英国勢による「透明で精緻なア・カペラ」(シックスティーン盤には控え
めな楽器重複がありましたが)とはまったく趣が異なります。冒頭、教会の鐘
の音に続いて「わが魂は萎え」が管楽器と打楽器によって荘重に奏でられ、や
がて合唱に引き継がれます。「死者のためのミサ」に入ってからも楽器の重複
は続き、所々で重唱と合唱が交代して音楽にコントラストを作り出していきま
す。「われを解き放ちたまえ」は、重唱・合唱・管楽器・打楽器による壮麗な
演奏の後、重唱が静かに「キリエ・エレイソン」と唱えて全曲が閉じられ、し
ばしの沈黙の後で拍手が湧き起こります。
英国勢の演奏にみられる透明さとは異質の、どこかくぐもったような、香の煙
と匂いがたちこめたような音楽であり、スペインの古い聖堂で行われる大規模
な葬儀を思い起こさせます。やはりビクトリアはタリスやバードとは違うのだ
な、とあらためて納得させられました。(金田敏也)

CDM 0614 \2180
御婦人方に捧げる
ジョゼプ・マルセート(1774頃活躍):新コントルダンス集
ラ・デレイタブレ,ラ・マス・リンダ,ラ・ブリリャンテ,
ラ・カステリャーナ,
ラ・アラゴネーサ,ラ・ビスカイナ,ラ・カタラーナ,ラ・バレンシアーナ,
ラ・セビリャーナ,ラス・ヌエセス
ビセンテ・マルティン・イ・ソレール(1754-1806):
御婦人方に捧げる12のイタリア語カンツォネッタ(*)
祈り,恩恵,希望,無邪気,愛と嫉妬,純朴,毅然,
自然,果敢な娘,信頼,羊飼い娘,移り気
オペラ「喜びの島」(1795)から(*)
愛する胸に(アルメリアのアリア),バラは咲き(アルメリアのロマンス),
毅然たる魂(アルメリアのアリア)
ブラス・デ・ラセルナ(1751-1816):独唱トナディーリャ「プラドの陰口」(*)
カルレス・マグラネル(指揮)
カペーリャ・デ・ミニストレルス
ラケル・ロヘンディオ(ソプラノ(*))
バリー・サージェント、シャビエ・カラウ(ヴァイオリン)
カルレス・マグラネル(チェロ) オクタビオ・ラフォウルカーデ(ギター)
イグナシ・ジョルダ(チェンバロ) 
パウ・バレステル(カスタネット、打楽器)
録音:2005年11月21、23-24日、リリア、サングレ教会





<LINDORO>
MPC 0714 \2180
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):鍵盤楽器のためのソナタ集
ヘ短調 K.238/ヘ短調 K.239/変ロ長調 K.351/ト長調 K.144
ト長調 K.124/ニ短調 K.176/ロ短調 K.376/ロ短調 K.377/イ短調 K.3
イ長調 K.211/イ長調 K.212/ハ長調 K.308/ハ長調 K.309/ト短調 K.30
ジャック・オッホ(フォルテピアノ)
使用楽器:1767年、アントゥネス製(USA、サウスダコタ州ヴァーミントン、
アメリカン・シュライン・トゥ・ミュージック博物館所蔵
オランダの名手オッホがフォルテピアノとしてはかなり初期の楽器を弾いてい
ます。




<PNEUMA>
PN 790 \2180
南チロルのミンネザング(中世宮廷恋愛歌)
ナイトハルト(1190頃-1245頃):五月よ、お前の輝きが
フリードリヒ・フォン・ソンネンブルク(13世紀後半):私はきかれる
ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ(1170頃-1230):
今、初めて私は
フリードリヒ・フォン・ソンネンブルク:私は楽しく宮廷歌を歌う
レーゲンボーゲン(1300以前ー1320以後):父なる神はアブラハムに告げた
不詳(14世紀):トロート(器楽)
ルーメラント/フラウエンロープ(1260以前-1318):婦人の名は偉大だ
オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン(1376/1378-1445):
懺悔の火曜日が近づき
フリードリヒ・フォン・ソンネンブルク:恥知らずな口
フーゴー・フォン・モントフォルト(1357-1423):世の婦人よ
ハーヴァルト(13世紀後半):飛ぶ鳥によって私は知る
不詳(14世紀):われらの聖母マリア
ロビン[ルービン](13世紀)誰でも早過ぎることはない
ブルクグラーフ・フォン・リーンツ(13世紀中盤):美しく若い婦人が
ヘルマン・ダーメン(1255頃-1307/1309):
ライマー、ヴァルター、ロビン、ライハルト
ミヒャエル・ポッシュ(指揮)
アンサンブル・ユニコーン
ヘルマン・オスヴァルト(テノール) ヨエル・フレデリクセン(バス)
アグネス・ボル(ソプラノ) ラインヒルト・ヴァルデク(ハープ)
ジェーン・アクトマン(フィドル) 
トーマス・ヴィンマー(フィドル、リュート)
ギリェルモ・ペレス(オルガネット) 
ヴォルフガング・ライトーファー(打楽器)
ミヒャエル・ポッシュ(リコーダー、グロッケンシュピール、ティンパニ)
録音:2004年5月16-18日、ウィーン、王宮礼拝堂




<EMEC>
E-066 \2080
音楽とその時代 Vol.1 クラリネットとピアノのための音楽
ハイメ・ボテーリャ:Bal Acr&uacute; Ascharm&aacute;n(2003)
カルメン・ベルドゥ:飛躍(2004)
ホセ・ミゲル・デ・バリェ:Moatize(2004)
リディア・バレーロ:Variacions per a dues nines(1997)
エドゥアルド・テロル:ソナタ(2003)
ホセ・マリア・ブル:Sis(2002)
ハビエル・サンタクレウ:夜明けの約束(2002)
エドゥアルド・テロル(クラリネット)
シルビア・ゴメス・マエストロ(ピアノ)

E-067 \2080
CUM PROLATIONE
ジョルディ・オルツ(1962-):
カルメン(オーボエ、クラリネット、ファゴット、
ヴァイオリン、チェロ、ピアノと打楽器のための;2003)(*)
ビセント・ベレンゲル(1968-):
Tres Sis(ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2005)(*)
フランシスコ・J・モリーナ(1968-):
In Aernix(フルート、ファゴット、
ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2004)(+)
ロメロ・ラミーレス(1968-):
No Fate(フルート、オーボエ、クラリネット、
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための1999)(#)
ホセ・チャフィーノ(1964-):
Islarekrai(オーボエ、クラリネット、ファゴット、
ヴァイオリン、チェロとピアノとのための;2004)(#)
フランシスコ・M・トレド(1967-):
ガラスの魂(弦楽四重奏のための;2002)
リヴィウ・ダンチェアヌ(指揮)
アルケーウス・アンサンブル
フロリレジウム弦楽四重奏団
録音:2005年6月22日、モルドヴァ、キシニョフ、サラ・ブランクシ(*)
2004年10月23日、ブカレスト、ルーマニア放送スタジオ(+)
2005年9月17日、ミュンヘン音楽演劇大学(#)

E-068 \2080
ベネート・カサブランカス(1956-):
風刺詩集(1990)(*)
弦楽三重奏曲(1992)(+)
序奏、カデンツァとアリア
(クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための1993)(#)
弦楽四重奏曲第2番(1991)(**)
新風刺詩集(1997)(++)
アルバムの綴り(シューベルトの主題による変奏曲;1993)(##)
2つの覚え書き(1796)(##)
格言(1996)(##)
管弦楽のための3つの風刺詩(2001)(***)
E・マルティネス・イスキエルド(指揮(*))
バルセロナ 216(*)
パリ弦楽三重奏団(+)
グルーポ・マノン(#)
アルディッティ四重奏団(**)
E・コロメール(指揮(++))
ロンドン・シンフォニエッタ(++)
ミケル・ビヤルバ(ピアノ(##))
サルバドール・マス(指揮(***))
カタルーニャ・ナショナル交響楽団(***)

E-043 \2080
【未案内旧譜】
ハビエル・サンタクレウ(1965-):夢の音楽
誕生の六重奏曲(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、
ホルンとピアノのための1992)(*)
Abdec(ヴァイオリン、チェロ、打楽器とピアノのための;1997)(*)
Del&iacute;enz(フルート、クラリネット、ファゴット、ホルン、
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノと打楽器のための;1994)(*)
Neor(チェロとピアノのための;1995)(*)
秋の四重奏曲(弦楽四重奏のための;1994)(+)
オニリス、夢の音楽(管弦楽のための;1997)(#)
リヴィウ・ダンチェアヌ(指揮(*))
アルケーウス・アンサンブル(*)
フロリレジウム弦楽四重奏団(+)
エンリケ・ガルシア・アセンシオ(指揮(#))
スペイン放送交響楽団(#)

E-051 \2080
【未案内旧譜】
室内の響き
ホセ・マリア・ブル(1959-):底(2000)(*)
録音:2000年11月15日、ミュンヘン音楽演劇大学
ホアキン・ゴマリス(1971-):Nemej(2001)(*)
録音:2001年12月5日、ミュンヘン音楽演劇大学
ジョルディ・オルツ(1962-):Mer'z(2001)(*)
録音:2001年12月15日、ルーマニア、ブカレスト、
第4回アルケーウス国際音楽祭
エドゥアルド・テロル(1965-):
クラリネット独奏のための組曲(バセットホルン版;1995)(+)
録音:2000年6月26日、ルーマニア、バカウ、
第16回Zilele Musicii Contemporane
ビセント・ベレンゲル(1968-):青(2001)(*)
録音:2002年11月12日、ミュンヘン音楽演劇大学
フランシスコ・J・モリーナ(1968-): Ics&agrave;par(1997)(*)
録音:2001年4月14日、ウクライナ、オデッサ、
第10回Two Days and Two Nights
ホセ・ミゲル・デ・バリェ(1949-):円(1999)(*)
録音:2000年10月22日、ルーマニア、ブカレスト、
第3回アルケーウス国際音楽祭
リヴィウ・ダンチェアヌ(指揮(*))
アルケーウス・アンサンブル(*)
エドゥアルド・テロル(バセットホルン(+))




<EDICIONS ALBERT MORALEDA>
0195-1 \2180
ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):
ムシカ・ベッケリアーナ ベッケルの詩に基づく作品全集
しゃれこうべのキリスト Op.30
宿屋「猫」Op.32
リマ Op.6(*)
リマ Op.26 No.3(*)
3つの詩 Op.81(*)
わが街角の思い出(喜劇的悲劇)Op.14(+)
アントニオ・ソリア(ピアノ)
マリア・ホセ・マルトス(ソプラノ(*))
リャノス・サラス(語り(+))
録音:1995年7月
スペインの代表的ロマン派詩人グスターボ・アドルフォ・ベッケル(1836-1870)
の作品に基いてトゥリーナが書いたピアノ曲と歌曲を収録。当レーベルの「トゥ
リーナ:ピアノ作品全集」(8427702003634;16CD)にディスクをまたいで収め
られた音源と同じですが、こちらには、スペイン語・英語・フランス語・ドイ
ツ語・カタラン語の解説と歌詞原文・英語訳を記載した分厚いブックレットが
付き、スリップケースに収められています。

0165 \2180
ブラームス、ベルク、アイスラー:歌曲集
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
秘密 Op.71 No.3/セレナード Op.106 No.1/日曜日 Op.47 No.3
乙女の歌 Op.107 No.5/子守歌 Op.49 No.4/五月の夜 Op.43 No.2
サラマンダー Op.107 No.2/永遠の愛について Op.43 No.1
わが恋は緑 Op.63 No.5/おお、涼しい森よ Op.72 No.3
おお、帰り道を知っていたなら Op.63 No.8/教会墓地で Op.105 No.4
夜中にはね起きて Op.32 No.1  アルバン・ベルク(1885-1935):
部屋で/愛の頌歌/ナイチンゲール/夏の日々
ハンス・アイスラー(1898-1962):罪/母と父/死
イネス・モラレーダ(ソプラノ)
バルバラ・ヘルツル(ピアノ)
録音:2004年7月17-18日、リェローナ





<COLUMNA>
1CM 0137 \2180
ベルナート・ポマール:(1932-):
マヨルカ舞踊組曲 ヴァイオリンのための作品集
マヨルカ舞踊組曲(*)
山のコペオ,マヨルカ風ボレロ,Ses Xapete
寛容への歌
ハレオ(メノルカ)
青い洞窟(カブレーラ)(*)
Porf&eacute;dia(イビサ島の古謡にインスパイアされて)(*)
イスラエル(サルダ)
アーラ・ヴォロンコワ(ヴァイオリン)
ゲラシム・ヴォロンコフ(指揮)
バルセロナ・リセウ大劇場室内管弦楽団
録音:2005年5月24-26日、バルセロナ、リセウ大劇場、
メストレス・カバネス・ホール

1CM 0141 \2180
エルネスト・ボラース:L'LIBRE D'AMIC
Cantavan los aucells l'alba
(ラモン・リュイの「Llibre d'Amic e Amat」より;無伴奏三重唱のための)
ジョアン・ビニョーリの詩集「Llibre d'amic」より
(1、2、3声とピアノのための;1977)(*)
ロザ・マテウ(ソプラノ)
マリーサ・マルティンス(メゾソプラノ)
エンリク・マルティネス・カスティニャーニ(バリトン)
マック・マクルーア(ピアノ)
録音:2005年7-9月、リェローナ、アルベルト・モラレーダ・スタジオ
ボラースとマクルーアの対話やリハーサル風景等を収録したマルチメディア・
トラック付きです。

1CM 0143 \2180
ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):FOLK SONGS
フォーク・ソングズ(1964)(*/#)
セクエンツァ VI(ヴィオラのための;1967)(+)
Chemins II(セクエンツァ VI による;1968)(#)
Opus Number Zoo(1951/1971)(#)
マルタ・フィオル(ソプラノ(*))
カルロス・セコ(ヴィオラ(+))
フアン・ホセ・オリベス(指揮(#))
アウディトリオ・デ・サラゴサ室内管弦楽団グルーポ・エニグマ(#)
録音:2004年3月22-24日、サラゴサ、
アウディトリオ・パラシオ・デ・コングレス、
サラ・ルイス・ガルベ

1CM 0145 \2180
フェデリコ・モンポウ(1893-1987):歌曲集
砂金/ベッケリアナス(6曲)
ポール・ヴァレリーの詩による5つの歌曲
フアン・ラモン・ヒメーネスの詩による2つの歌曲;牧歌,川に降る雨
雲/唖の子/見よ、何と輝ける光が/最初の一歩/アヴェ・マリア
イサベル・モナール(ソプラノ)
マック・マクルーア(ピアノ)
録音:2005年5月20-21日、リェローナ、アルベルト・モラレーダ・スタジオ
マクルーアによるモンポウ夫人カルメン・ブラーボへのインタビューやリハー
サル風景等を収録したマルチメディア・トラック付きです。

1CM 0149 \2180
旅人 2 世界の女声合唱曲集
[カタルーニャの歌]
カタルーニャ民謡/ジョゼプ・バウセイス編曲:ナイチンゲール
同/シャビエ・ピュチ編曲:カニグーの山々
同/ジョゼプ・プラッツ編曲:アメリアの遺言
シャビエ・サンス:子守歌
カタルーニャ民謡/ジョゼプ・ビラ・イ・カサーニャス編曲:
やまうずらの羽/桜の木
同/パウ[パブロ]・カザルス編曲:鳥の歌
[各地の歌]
ハビエル・ブスト:待望[Zai itxoiten]
アントン・ガルシア・アブリル:3つのアラゴンの水彩画
アリエル・ラミレス/ヴィヴィアン・タブッシュ編曲:アルフォンシーナと海
カール=ベルティル・アグネスティヒ編曲:ドナ・ドナ
[宗教曲]
ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ:
スターバト・マーテル から 悲しみの聖母は,わが心を燃やし
メンデルスゾーン:
来たれ、主よ Op.39 No.1/僕らよ、ほめたたえよ Op.39 No.2
パウ[パブロ]・カザルス:わたしは色黒い
デイヴィッド・ハミルトン:アヴェ・マリア
ミクローシュ・コチャール:サルヴェ・レジナ
リュイス・ビラマジョ(指揮)
オルフェオ・カタラ少女合唱団
ジョゼプ・スリニャク(ピアノ) ほか器楽伴奏者
録音:2004年4月30日-5月2日、ペティート・パラウ
中学・高校あたりの女声合唱団にとっては参考になりそうなレパートリーと思
われます。




<TRITO>
TD 0023 \2180
ベートーヴェン:
交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第2番ニ長調 Op.36
ネヴィル・マリナー(指揮)
カダケース管弦楽団

TD 0024 \2180
エミリオ・アラゴン/アルベルト・ギノバルト編曲:
子供のための音楽物語「鉛の兵隊」(室内アンサンブル版;アンデルセン原作)
アンナ・マリア・バルバニー(語り;カタラン語)
エミリオ・アラゴン(指揮)
カダケース管弦楽団アンサンブル
あの有名な童話を音楽物語とした作品。収録時間30分ですがフルプライスとな
りますのでご注意ください。

TD 0025 \2180
ダビド・デル・プエルト(1964-):ボレアス
交響曲第1番「ボレアス」(2004)(*)
第1幻想曲(1998)(+)
第2幻想曲(2000)(#)
神話(1999)(**)
アダージョ(1997)(++)
サカリ・オラモ(指揮(*))
フィンランド放送交響楽団(*)
パブロ・エラス(指揮(+))
スペイン放送交響楽団(+)
ジョセプ・カバイエ(指揮(#))
パブロ・ゴンサーレス(指揮(**))
スペイン国立青年管弦楽団(#/**)
ペドロ・アルフテル(指揮(++))
ガリシア王立管弦楽団(++)
録音:2005年1月26日、ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア、
アウディトリオ・アルフレード・クラウス・シンフォニー・ホール(*)
2004年4月29日、マドリッド記念劇場(+)
2001年1月21日、アウディトリオ・デ・サラゴサ(#)
1999年10月28日、マドリッド国立音楽堂室内ホール(**)
2005年5月21日、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、
アウディトリオ・デ・ガリシア、アンジェル・ブラジェ・ホール(++)
デル・プエルトはマドリッドに生まれ、フランシスコ・ゲレーロ(もちろん現
代作曲家の方)とルイス・デ・パブロに師事した作曲家。ピエール・ブーレー
ズに作曲を依頼されたこともあるそうです。

TD 0027 \2180
ゲオルク・リーデル/リュイス・カバル編曲:
歌付き物語「長靴下のピッピ」(アストリッド・リンドグレーン原作)
リディア・リヌエーザ(語り;カタラン語)
劇団ラッジガグス(声の出演;カタラン語)
リュイス・カバル(指揮)
ヘカテロス・ビッグ・バンド
児童文学の名作のミュージカル版から抜粋・編曲して歌付き物語とした作品
です。収録時間約29分ですがフルプライスとなりますのでご注意ください。

TD 0028 \2180
スペインの四人の作曲家による歌曲集
エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):カスティーリャの3つの歌
ヘスス・グリーディ(1886-1961):カスティーリャの4つの歌
フェデリコ・モンポウ(1893-1987):夢の戦い(4曲)
ロドルフォ・ハルフテル(1900-1987):陸の船乗り
カルメ・ブスタマンテ(ソプラノ)
ミゲル・サネッティ(ピアノ)

TD 0029 \2180
アルベルト・ギノバルト(1962-):
映画「バレンティナのタンゴ」オリジナル・サウンドトラック(2006)
Valentina / Amor para siemple / Al ritmo de la vita / Tormrnto de amor/
Premoniciones / Mirades / Confidencias / Temores / Vocaci&oacute;n /
Amarga pasi&oacute;n / Soledad nocturna / Desesperaci&oacute;n / 他
オルビド・ランサ(ヴァイオリン)
マルセロ・メルカダンテ(バンドネオン)
シャビエ・フィゲローラ(サクソフォン、クラリネット)
ギイェルモ・プラッツ(コントラバス、ギター)
アルベルト・ギノバルト(ピアノ、キーボード)
ロヘリオ・ロバート監督によるダーク・コメディ映画のサウンドトラック。音
楽的にはもろにタンゴです。




<ONA DIGITAL>
ODCD 213 \2180
ジョアン・マリア・トマス(1896-1966):
ミサ「Ex ore infantium in honorem Sanctae Mariae Matris simplicitatis」
(3声の童声合唱のための)(*)
宮廷のパストルシータ[Pastorcita cortesana](+)
風刺詩集(4曲;1952)(+)
黒鳥(1939)(+)
ファリャへの伝言(1950)(+)
悲しいクリスマス(1936)(+)
悪魔のボレロ(1937)(+)
クラヴサンの旅人(5曲;1952)(#)
オルガン(ペダル任意)またはハーモニウムのための
12の小品「ばら窓」ホ長調(1953)から4曲(**)
ジョアン・コンパニー(指揮(*))
バレアレス諸島大学合唱団(女声)(*)
バルトロメウ・ジャウメ(ピアノ(+))
イグナジ・フリオ(チェンバロ(#))
アルナウ・レイネース(オルガン(**))

ODCD 223 \2180
マヌエル・ガルシア・モランテ(1937-):25のマヨルカ民謡
マリア・ロッセヨ(ソプラノ)
マヌエル・ガルシア・モランテ(ピアノ)

ODCD 225 \2180
バレアレス諸島の民謡による29のピアノ作品
バルナート・ジュリア:根(24曲)
ダビド・レオーン:Tonades Op.18(5曲)
ジョアン・ロチ(ピアノ)

ODCD 229 \2180
あなたが弾けば、私は歌う
ガブリエル・フォーレ/ラファエル・エスタラス作詞/
ミケル・ブルネート編曲:パヴァーヌ(*)
トム・ジョビン&ヴィニシウス・デ・モラエス:モディーニャ
ロジャー・ウィテカー:メキシカン・ウィスラー
アストル・ピアソラ:ロコへのバラード
ミケール・ブルネート:ペセータ[Peceta]
ジャック・ブレル:懐かしき恋人の歌
アリエル・ラミレス:エル・チョクロン[El chocl&oacute;n]
スティーヴン・ソンドハイム:ルージング・マイ・マインド
ミケル・ブルネート:Flautejant
カレン・トビン:Nom&eacute;s un t'estim(+)
伝承曲:Mateixa amorosa
ミケル・ブルネート:愛の死/同:カイマン様[Su Caiman]
アントニオ・カルロス・ジョビン:愛につつまれて[Que tinha de ser]
トメウ・エスタラス(リコーダー)
ジェニア・トビン(ヴォーカル)
バレアレス諸島大学合唱団(*)
ジュベニル・デ・ジョベントゥツ・ムジカルス合唱団(*)
トメウ・ペーニャ(ヴォーカル・コーラス(+))
ミケル・ブルネート(ピアノ、キーボード)他、様々な共演ミュージシャン
ほとんどポピュラーです。ハードカヴァー・ブック仕様。

ODCD 235 \2180
ナルシス・ボネート(1933−):歌曲集
愛の日々(5曲;1949)
カタルーニャの4つの子守歌(1962)
アイデ[Haid&eacute;](3曲;1951)
優しくあれ、わが魂よ(1956)
エウジェニア(1952)
サンクトゥス(1995)
3つの歌曲(1989)
夜想曲第1番−第3番(ピアノ曲;1949)
5つのカタルーニャ民謡(1996)
エレーヌ・ジロディエ(ソプラノ)
ナルシス・ボネート(ピアノ)

ODCD 239 \2180
ハーモニカ・プレイズ・ガーシュウィン
ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):
Our love is here to stay/Embraceable you/Long ago and far away
Ain't necessarily so/But not for me/Who cares
Someone to watch over me/Lady be good/Thou swell/I got rhythm
ジェスス・パラゾーン:Shall we dance(ギター・ソロ)[ボーナス]
ジェズス・パラゾーン(ハーモニカ)
ルベン・アンドレウ・トリオ
ルベン・アンドレウ(ピアノ) アンドレス・エンリケ(ベース)
サルバドル・フォン(ドラムス)
マルコス・コリャード(ギター)
ビセンス・ボラース、マヌエル・マルティネス(サクソフォン)

<WHRA>
WHRA6009 3枚組 \5940
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」全曲
2種類の名演がセット発売
1940年2月10日の演奏
ミミ:ビドゥ・サヤオ、ロドルフォ:アルマンド・トカチャン、
ムゼッタ:アンナマリー・ディッキー、マルチェッロ:ジュゼッペ・デ・ルカ
ショナール:ジョージ・チェハノスフスキー、
コルリーネ:エツィオ・ピンツァ他 
ジェナロ・パピ指揮
1948年1月31日の演奏
ミミ:ビドゥ・サヤオ、ロドルフォ:フェルッチョ・タリアビーニ、
ムゼッタ:ミミ・ベンツェル、マルチェッロ:ジョン・ブラウンリー、
ショナール:ヒュー・ハンプソン、コルリーネ:ニコラ・モスコーナ他 
ジュゼッペ・アントニチェリ指揮
すべて、メトロポリタン歌劇場におけるライヴ
米M&AアドヴァイジングによるWHRAレーベルから奇跡の名演がまたも甦る!ブラ
ジル出身の比類なきソプラノ、ビドゥ・サヤオが生涯得意にした「ラ・ボエー
ム」のミミ。1935年に渡米し、タリアヴィーニとの名コンビでも知られます。
音質良好。




<MUSIC & ARTS>
M&ACD1190 \1980
ヤコブ・アヴシャロモフ:THE TAKING OF T’UNG KUAN
チャイコフスキー:交響曲第5番
以上、ストコフスキー指揮デトロイト交響楽団 
1952年11月20日マソニック・ホールライヴ
スメタナ:交響詩「我が祖国」よりタボール
以上、クーべリック指揮マーキュリー交響楽団(シカゴ交響楽団)
1952年12月6日オーケストラ・ホール・シカゴ スタジオ・セッション
収録内容(全てステレオ録音)
M&Aならではの好企画。ストコフスキーがデトロイト交響楽団初客演(1952年)
にあたって、米国の伝説的なサウンドエンジニア、バート・ホワイト氏
(EVERESTのエンジニアでもあります)を招き行った記念碑的ステレオ・ライヴ
録音。特に18番にして世紀の奇演の呼び声高い、チャイコフスキーの第5交響
曲が全曲残されているのが嬉しい限りです。そして、フィルアップが何とクー
べリックによる「我が祖国」の“タボール”。これはマーキュリーによるスタ
ジオ・セッションにホワイト氏が参加し実験的にステレオ録音していたもので、
表記上の制約でマーキュリー交響楽団となっておりますが紛れもないシカゴ交
響楽団による演奏で迫力満点。最晩年の東京公演を髣髴とさせる大熱演です。
全曲のステレオ録音も存在するのではないでしょうか。肝心の音質ですがなか
なかのもので「トスカニーニ・ファイナル・コンサート」と同程度とのことで
す。マーク・オバートソン復刻。

<DELTA CLASSICS>
DCCA-0026 \2415
ブラームス:交響曲第1番(4楽章のみ)(23,Jan,1945)
ブラームス:交響曲第1番(全曲)(*)(27,Aug,1947)
フルトヴェングラー(指揮)
BPO、ルツェルン祝祭管(*)
フルトヴェングラーは、ブラームスの交響曲の中でもとりわけ第1番を得意
にしていた。発売されている演奏で見ると、第2番は4種類、第3番は3種類、
第4番は6種類。しかし第1番は11種類と圧倒的に多い。しかもそれらは、一
度は発売されたことのある音源である事を考えれば、演奏会で取り上げた回
数はもう少し多くなることであろう。
今回収録したベルリン・フィルとのブラ1は、フルトヴェングラー戦中最後
のBPOとの演奏会である。当日のプログラムはモーツァルトの第40番、「魔
笛」序曲とこのブラ1であったが、第40番の第2楽章を演奏中、空襲の為停電、
演奏は中断というアクシデントが発生した。このアクシデントがありながら
なんとかブラ1は全曲演奏されたが、終楽章のみ録音されたという、いわく
つきとなった。
録音は当時としては水準が高く、現在の環境でも耳障りな程では無いのが幸
いして、その演奏の凄さを充分に堪能できるのは嬉しい限りである。
ルツェルン版は上記BPOよりも2年後の演奏で、基本的解釈や演奏スタイルな
どの変化は全くないですが、祝祭管というオケにハンディがあってもおかし
くない状況を克服し、全曲に渡ってフルヴェン節が全開であり、聞き手を飽
きさせない名演の一つでしょう。

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