<クラシック・輸入盤新譜情報 06
− 01>
 
コメントはメーカー案内書より抜粋で す
 
<Deutsche Grammophon>
4776021  \1750(限定デジパック仕様・特別価格)
※通常盤・プラケース仕様は3月発売で\1850予定
ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15
クリスティアン・ツィマーマン(Pf)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サイモン・ラトル
録音:2003年9月&2004年12月、ベルリン(スコリング・ステージ)
お待たせしました!ツィマーマン20年ぶりの再録音となるブラームス/ピアノ
協奏曲第1番、輸入盤リリース間近!ラフマニノフのピアノ協奏曲第1&2番のセ
ンセーショナルなリリースに続く、ファン待望のツィマーマンの最新録音。
サイモン・ラトル指揮のベルリン・フィルハーモニーという超豪華な共演によ
る、ブラームスのピアノ協奏曲第1番の輸入盤がようやくリリースされること
になりました。バーンスタインと録音した同曲からちょうど20年を経て、久々
の再録音となりますが、今回はラトルによって徹底的に磨きぬかれた完璧無比
のベルリン・フィルが、ツィマーマンの完璧に設計されたピアノ表現に見事に
調和して凄まじくエネルギッシュ且つ比類のない繊細なパフォーマンスを展開
しています。

4775796  \1850(限定デジパック仕様)
モーツァルト:
ピアノ三重奏曲 第6番 ハ長調 K.548
ピアノ三重奏曲 第5番 ホ長調 K.542
ピアノ三重奏曲 第4番 変ロ長調 K.502
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
アンドレ・プレヴィン(Pf)
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)
録音:2005年5月、バーデン=バーデン(フェストシュピールハウス)、
ライヴ・レコーディング
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集で快進撃を続ける女王ムターによる、
ピアノ三重奏曲集のリリース!夫君プレヴィンのピアノを迎えて、近年一段と
磨きがかかったムター一流の妖艶なヴァイオリンが冴え渡るファンには堪らな
いアルバムとなるでしょう。バーデン=バーデンでのライヴ収録なので、前出
のヴァイオリン協奏曲における驚異的な完成度で聴かせたパフォーマンスとは
違った、ライヴならではの勢いと、生命力を備えたモーツァルトが聴けること
請け合いです。協奏曲の時ご案内しましたが、今回もまた、トーンマイスター
にギュンター・ヘルマンスを迎えるというこだわりも健在。
ダニエル・ミュラー=ショットは、プレヴィン・ムター夫妻と度々共演してい
る1976年ミュンヘン生まれの若手チェリスト。これまでEMI、TUDOR、ORFEOか
ら数枚アルバム・リリースしていますが、DGにはこれが初登場となります。
ムターお気に入りのチェリストであるだけに、どのようなアンサンブルを聴
かせてくれるのか楽しみなところです。

4775885  \1850
モーツァルト:
ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 K.478
ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 K.493
フォーレ・クァルテット
エリカ・ゲルトゼッツァー(Vn)、サシャ・フレームブリング(Va)
コンスタンティン・ハイドリッヒ(Vc)、ディルク・モンメルツ(Pf)
録音:2005年6&7月、ベルリン(テルデクス・スタジオ)
「フォーレ・クァルテットを聴いた誰もが、再び聴いてみたいと思うだろう」
-マルタ・アルゲリッチ
少々異例?ピアノ四重奏の編成で固定されたアンサンブル、フォーレ・クァル
テットのDGデビュー盤!フォーレ・クヮルテットは、ドイツの若手気鋭アンサ
ンブル(メンバー全員が1974-75年生まれ、ドイツ出身)。1995年にカールス
ルーエで結成後、間もなく国内外のコンクールに入賞(全ドイツ音楽院コンク
ールで1位、他)、現在ロンドン、パリ、ベルリン、アムステルダム、ブリュッ
セル、ジュネーヴ、ハンブルク、フランクフルト、ミラノ、ブエノスアイレス、
リオ・デ・ジャネイロ等など、世界中で幅広く活躍しています。非常に稀では
ありますが、ピアノ四重奏の編成で固定されたアンサンブルであるだけに、そ
の息の合ったリズム、アーティキュレーションには目を見張るものがあり、ピ
アノと弦楽がこれほどまでに一体化して聴こえたケースは前例が無いと言って
も過言ではありません。ピアノ四重奏曲の代表作品ともいえるモーツァルトの
2曲を、彼らは全く新しいアプローチと新鮮なサウンドで見事に聴かせてくれ
ます。

4775743  \1850
マイスキー/ヴォカリーズ-ロシアン・ロマンス
グリンカ:
ひばり、あなたと共にいる楽しさ、理由なく私を誘うな、私はすばらしい一
瞬を忘れない
チャイコフスキー:
子守歌 作品16-1、ただ憧れを知るもののみが 作品6-6、狂おしい夜作品 60-6、
夜 作品 60-9、それは早春のことだった 作品38-2
ダルゴムイシスキー:私は悲しい
ムソルグスキー:涙
ルビンシュテイン:夜
リムスキー=コルサコフ:
流れたなびく雲が切れ切れになって 作品42-3、ニンフ 作品56-1、薔薇に魅せ
られた夜うぐいすは 作品2-2
アレンスキー:Ne zazhigaj ognja! 作品38-3
キュイ:焼かれた手紙
グラズノフ:願い作品60-2
ラフマニノフ:
乙女よ、私のために歌わないで作品4-4、ここはすばらしい場所 作品21-7、
ヴォカリーズ 作品34-14
グリリョーフ:I skuchno i grustno
作者不詳:Ja vstretil vas
ミッシャ・マイスキー(Vc)、パーヴェル・ギリロフ(Pf)
録音:2005年1月、エルマウ   
マイスキーのチェロによる、“ソングズ・ウィズアウト・ワーズ”シリーズの
1枚。ロシア歌曲の美しさを十二分に歌わせて、ロマンティックな情感をたっ
ぷりと聴かせてくれます。国内盤は10月にリリース済み。輸入盤でお待ちの
お客様に是非ともご拡売ください。

4775559  \1850
「タンゴ・ミュージック・アルバム」
JAVIER CASALLA Solo Tango Violin
ハビエル・カサーリャ
(ヴァイオリン・コルネータ(ストロー・ヴァイオリン)、ギター)
クリストーバル・レペット(ヴォーカル)
ダニエル・メリンゴ(ヴォーカル)
DG初ソロ・アルバムとなる、タンゴ・ヴァイオリニストの第一人者 ハビエル
・カサーリャによるアルゼンチン・タンゴ集。サントラ盤としてヒットした
「モーターサイクル・ダイアリー」(477 5019)は彼のフィーチャー作でした。
彼のレパートリーは、ロックからジャズ、クラシックと広く、とりわけ16歳か
ら弾いていたというタンゴは彼の音楽スタイルの原点として大事な要素になっ
ています。カサーリャがタンゴ作品を弾くために再発掘した弦楽器、ストロー
・ヴァイオリン(1899年にオーストリア人のK.シュトロッホが考案し、その
息子C.ストローがロンドンで製作したとされる楽器)にご注目ください(写
真参照)。このディスクでは、ストロー・ヴァイオリンにインスパイアした
作品も堪能できます。ヤマハのサイレント・ヴァイオリンのうような形をし
た本体の横からラッパ(ホーン)が突き出した何とも不思議な形をしていま
すが、このラッパは拡声器の役目を果たしているのだそうで、その本体の姿
形といい実際にどんな音がするのか興味が尽きません。ジプシー・ヴァイオ
リンのロビー・ラカトシュに続く、ドイツ・グラモフォンが果敢にプッシュ
するタンゴ・ヴァイオリニスト、カサッラにご注目ください!
ストロー・ヴァイオリン
1900年頃、イギリスのC.ストローが発明したヴァイオリン。蓄音機とヴァイ
オリンが合体したような構造で駒の下にサウンドボックスの振動板のような
ものがあり、駒からの弦の振動をそれを通じてホーン(ラッパ部分)に伝え
て拡声する仕組み。ホーンの角度は自在に変えられる。

4775954  2枚組  \1850
The Very Best of Adagio
究極のアダージョ・カラヤン・ベスト 2枚組(140分超)
Disc.1
アルビノーニのアダージョ、パッヘルベルのカノン、グリーグ:ソルヴェイ
グの歌、モーツァルト:ロマンス(アイネ・クライネ・ナハトムジーク)、マ
スネ:タイースの瞑想曲、ヴィヴァルディ:「四季」-“冬”より、マスカー
ニ:間奏曲(歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より)、J.S.バッハ:
G線上のアリア。シベリウス:トゥオネラの白鳥、ショパン:ノクターン
(「レ・シルフィード」より)、マーラー:アダージェット(交響曲第5番
第4楽章)
Disc.2
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ、グルック:精霊の踊り、オッフェ
ンバック:舟歌(歌劇「ホフマン物語」より)、グリーグ:オーゼの死
(「ペール・ギュント」組曲第1番より)、モーツァルト:アダージョとフ
ーガK.546、ビゼー:間奏曲(「カルメン」第2幕)、ヘンデル:アリア(合
奏協奏曲作品6-12)、ドヴォルザーク:ラルゴ(交響曲第9番「新世界より」
第2楽章)、チャイコフスキー:愛のテーマ(「ロメオとジュリエット」よ
り)、ベートーヴェン:アレグレット(交響曲第7番第2楽章)、ビゼー:ア
ダージェット(「アルルの女」第1組曲より)、ワーグナー:イゾルデの愛
の死(「楽劇「トリスタンとイゾルデ」より)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
ベスクラ、どこクラ大盛況の今、“アダージョ・カラヤン”、再び!
約10年前に世界的に大ヒットした“アダージョ・カラヤン”を再編成して、
そのエッセンスを2枚に目一杯詰め込んだ究極のヒーリング・コンピレーショ
ン・アルバムがリリース!

4775763  2枚組  \2550
DG Recomposed by Matthias Arfmann
シェエラザード、惑星-火星、新世界、モルダウ、未完成、展覧会の絵、アル
ビノーニのアダージョ、フィンガルの洞窟、白鳥の湖
(リコンポーズドとオリジナルの2枚組)
(オリジナル版) カラヤン&ベルリン・フィル

4775579  \1850
DG Recomposed by Matthias Arfmann
上記CDのリコンポーズド盤のみ

4775764  \1350
DG Recomposed - The Original Recordings
上記CDのオリジナル盤のみ
DGGの新たな野心!極上のクラシック音楽をリミックスして、新たな音世界を
展開!近年、特にPOP業界においては様々なリミックス物が注目を浴びてきま
した。もちろん、クラシックを元ネタにした作品も無くはなかったのですが
(かなり昔になりますが、「エレクトリック・サティ」なんてのもありました
ね。)、大御所DGGが遂にこの分野に進出。黄色のバラに黄色のインクという
ジャケットがなかなか象徴的です。ドイツでは超有名人のヒップホップ・アー
ティスト、マティアス・アーフマンによる作品。その名もリコンポーズド。
このリミックス盤と元ネタ集として最強のカラヤン&ベルリン・フィルのオ
リジナルとが組みになったものが1枚目。次の2枚は、それぞれが1枚ずつ入
手できるというものです。

●CLASSICAL BYTES“クラシカル・バイツ”
シリーズ名の通り、このCDは、クラシック初心者のための便利なナビゲーショ
ン・ツールとしてリリースされるもので、超有名作曲家10人を切り口に、作曲
家をイラストにしたかわいい(っていうかちょっとシュール?)ジャケットで
アイ・キャッチしてライト・ユーザーを引き込もうという新企画です。内容は、
DGの一流アーティスト音源を使用しているだけに「極上」の折り紙つき!さら
に価格も廉価盤につき、クラシック初心者コーナーでの店頭展開に打ってつけ
のディスクです!

4775708  \900
CLASSICAL BYTES モーツァルト編
(ホルン協奏曲第4番-第3楽章、アイネ・クライネ・ナハトムジーク-第1楽章、
トルコ行進曲、クラリネット協奏曲-第2楽章、交響曲第40番-第4楽章、ピアノ
協奏曲第21番-第2楽章、レクィエム-涙の日、他)
オルフェウス室内管、レヴァイン&ウィーンフィル、ベーム&ベルリン・フィル、
プレトニョフ&ロシア国立管、コリンズ(Cl)、アンダ(Pf)&ザルツブルク・モー
ツァルテウム・アカデミア・カメラータ、他

4775709  \900
CLASSICAL BYTES J.S.バッハ編
(トッカータとフーガニ短調 BVW.565、アヴェ・マリア(グノー編)、主よ,
人の望みの喜びよ、イギリス組曲第2番より、ブランデンブルク協奏曲第3番
より、G線上のアリア、他)
プレストン(Org)、リヒター&ミュンヘン・バッハ管,合唱団、ミンツ(Vn)、
アルゲリッチ(Pf)、カラヤン&ベルリン・フィル、他

4775710  \900
CLASSICAL BYTES ベートーヴェン編
(交響曲第5番「運命」-第1楽章、ピアノ・ソナタ第14番「月光」-第1楽章、
ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」-第1楽章、エリーゼのために、交響曲第6番
「田園」-第5楽章、他)
C.クライバー&ウィーン・フィル、ケンプ(Pf)、クレーメル(Vn)、
アルゲリッチ(Pf)、ミンツ(Vn)、ウゴルスキ(Pf)、
ベーム&ウィーン・フィル、他

4775711  \900
CLASSICAL BYTES ガーシュウィン編
(ラプソディー・イン・ブルー、キューバ序曲、パリのアメリカ人、キャット
フィッシュ・ロウ、アイ・ガット・リズム、他)
レヴァイン&シカゴ響、小澤征爾&サンフランシスコ響、プレヴィン(Pf)、
フィンク(Cb)、他

4775712  \900
CLASSICAL BYTES ショパン編
(英雄ポロネーズ、軍隊ポロネーズ、雨だれ、ピアノ・ソナタ第2番-葬送行
進曲、幻想即興曲、他)
ベルマン(Pf)、エッシェンバッハ(Pf)、ヴァーシャリ(Pf)、アルゲリッチ(Pf)   

4775713  \900
CLASSICAL BYTES チャイコフスキー編
(ピアノ協奏曲第1番-第1楽章、「眠りの森の美女」-ワルツ、「くるみ割り
人形」-4曲、交響曲第6番「悲愴」-第3楽章、スラヴ行進曲、他)
アルゲリッチ(Pf)、デュトワ&ロイヤル・フィル、小澤征爾&ボストン響、
プレトニョフ&ロシア国立管、N.ヤルヴィ&エーテボリ響、他

4775714  \900
CLASSICAL BYTES ヘンデル編
(「水上の音楽」-3曲、「王宮の花火の音楽」-2曲、歌劇「セルセ」-ラルゴ、
「メサイア」-ハレルヤ・コーラスなど4曲、他)
クーベリック&ベルリン・フィル、オルフェウス室内管、リヒター&ロンドン・
フィル,ジョン・オールディス合唱団、他

4775715  \900
CLASSICAL BYTES J.シュトラウス編
(歌劇「こうもり」序曲、ウィーン気質、美しく青きドナウ、南国のバラ、
アンネン・ポルカ、皇帝円舞曲、ラデツキー行進曲、他)
カラヤン&ベルリン・フィル、ベーム&ウィーン・フィル、フリッチャイ&ベル
リン放送響、他

4775716  \900
CLASSICAL BYTES ヴェルディ編
(歌劇「ナブッコ」-行け,我が思いよ,黄金の翼に乗って、歌劇「椿姫」-
第1幕前半、歌劇「リゴレット」より、「イル・トロヴァトーレ」より、歌劇
「アイーダ」-凱旋行進曲など4曲、他)
シノーポリ&ベルリン・ドイツ・オペラ管,合唱団、C.クライバー&バイエルン
国立歌劇場管,合唱団、クーベリック&ミラノ・スカラ座管,合唱団、他

4775717  \900
CLASSICAL BYTES ヴィヴァルディ編
(「四季」-“春”より3曲,“夏”よりアレグロ,“秋”よりアレグロ,“冬”
より3曲、2つのトランペットのための協奏曲、グローリア RV.589-2曲、他)
クレーメル(Vn)、アバド&ロンドン響、アンドレ(Tp)、ピノック&イングリッ
シュ・コンサート、他


                       
734149(DVD-Video) 2枚組  \6500
カール・リヒター-バッハ映像シリーズ
J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244
ヘレン・ドナート(S)、ユリア・ハマリ(A)、ペーター・シュライヤー(T)、
ワルター・ベリー(Bs)、ホルスト・ラウベンタール(T)、
エルンスト・ゲロルト・シュラム(Bs)、ジークムント・ニムスゲルン(Bs-Br)
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団
指揮:カール・リヒター
録音:1971年5月、バイエルン・スタジオ、ミュンヘン
バッハの権威、巨匠リヒターによるマタイ受難曲の初DVD映像。バッハの「マ
タイ」を聴こうとして真っ先に思い当たるのがリヒター盤であり、比類の無
い厳しさを伴ったリヒターの「マタイ」は未だにその鮮烈さを保ち続けていま
す。CDでは、極めつけの名盤として有名な1958年盤と、この21年後に再録音し
た1979年盤がありますが、このDVDは両録音のほぼ中間に位置するもので、威
厳に満ちた旧盤からヒューマンなアプローチで振幅の大きい表現豊かな新盤
への変遷を垣間見ることができる、ファンには絶対に欠かせない極めて貴重
な映像です。
※PCM STEREO / DTS 5.1(201分)

734112(DVD-Video)  \3350
カール・リヒター-バッハ映像シリーズ
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245
ヘレン・ドナート(S)、ユリア・ハマリ(A)、ペーター・シュライヤー(T)、
ホルスト・ラウベンタール(T)、エルンスト・ゲロルト・シュラム(Bs)、
ジークムント・ニムスゲルン(Bs-Br)、キート・エンゲン(Bs)
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団
指揮:カール・リヒター
録音:1970年9月、クロスター教会、Diessen am Ammersee
バッハの録音を数多く手掛けてきた、巨匠リヒターによるヨハネ受難曲の初
DVD映像。CDでは決定盤としての地位を確立していますが、このユニテル制作
の映像記録は、音だけでも余りある感動を感動を与え続けてきただけに、眼
光鋭いリヒターの指揮姿を併せ観る視覚的効果が加わった際の醍醐味は計り
知れないものがあるでしょう。
※PCM STEREO / DTS 5.1(128分)

734148(DVD-Video)  \3350
カール・リヒター-バッハ映像シリーズ
J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV.232
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S)、ヘルタ・テッパー(A)、
ホルスト・ラウベンタール(T)、ヘルマン・プライ(Br)
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団
指揮:カール・リヒター
録音:1969年9月、クロスター教会、Diessen am Ammersee
巨匠リヒターが渾身の力を込めて振りきった、尋常ならざる精神力を湛えた
魂をゆさぶるようなロ短調ミサ!
CDでは、決定盤として誉れの高い1961年盤の他に、1969年5月の来日公演(東
京文化会館)を収録した有名なライヴ録音がありますが、このクロスター教
会で収録されたDVDはその来日公演から4ヵ月後に収録された映像であり、過
去の録音に親しんできたファンにとっては必見必聴の貴重映像のリリースと
なります。
※PCM STEREO / DTS 5.1(130分)

734147(DVD-Video)  \3350
カール・リヒター-バッハ映像シリーズ
J.S.バッハ:ブランデングルク協奏曲 全曲 BWV.1046-51
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団
指揮:カール・リヒター
録音:1970年4月、シュロス・シュライスハイム、ミュンヘン
「ブランデンブルク協奏曲」の代名詞的名盤、リヒター&ミュンヘン・バッハ
管の初DVDリリース。先の3タイトルと同時期に収録された、リヒターの最も
脂の乗った時期の貴重映像です。
※PCM STEREO / DTS 5.1(101分)

734150(DVD-Video)  \3350
カール・リヒター-バッハ映像シリーズ
The Legacy of Karl Richter
“カール・リヒターの遺産”(ドキュメンタリー映像集)
《収録内容》
J.S.バッハ:
ヨハネ受難曲より(1分31秒)、同:カンタータ第70番「目を覚まして祈れ!
祈りて目を覚ましおれ!(Wachet,betet,seid bereit)」-プローベ(48秒)
、同:ミサ曲 ロ短調-プローベ(2分43秒)/カール・リヒター&ミュンヘン・
バッハ管弦楽団、合唱団
J.S.バッハ:
カンタータ第140番「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」より
(1分26秒)/カール・リヒター&ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団
J.S.バッハ:
トッカータ ト短調より(3分43秒)、同:ゴルトベルク変奏曲より(1分36秒)
/カール・リヒター(Cemb)
レオニード・コーガン(Vn)とカール・リヒターのプローベ(1分23秒)
J.S.バッハ:
ブランデンブルク協奏曲第5番より(5分30秒)/パウル・マイゼン(Fl)、
オットー・ビュヒナー(Vn)、カール・リヒター&ミュンヘン・バッハ管弦楽団
ヘンデル:
「王宮の花火の音楽」より(3分37秒)/カール・リヒター&ミュンヘン・バッ
ハ管弦楽団
ブルックナー:
交響曲第4番「ロマンティック」より(1分28秒)/カール・リヒター&ウィー
ン交響楽団
J.S.バッハ:
パルティータ「おお汝正しくして善なる神よ(O Gott, du frommer Gott)」
BWV.767(4分26秒)、レーガー:パッサカリア ヘ短調(21秒)、J.S.バッ
ハ:パッサカリア(とフーガ)ハ短調(4分27秒)/カール・リヒター(Org)
J.S.バッハ:
ヨハネ受難曲より(2分09秒)/ペーター・シュライヤー(T)、ジークムント
・ニムスゲルン(Bs)、カール・リヒター&ミュンヘン・バッハ管弦楽団、
合唱団
J.S.バッハ:
ヨハネ受難曲より、プローベ(1分13秒)/ピーター・ピアース(T)、キート
・エンゲン(Bs)、カール・リヒター&ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団
カール・リヒターの言葉(59秒)
J.S.バッハ:
マタイ受難曲より(2分50秒)/カール・リヒター&ミュンヘン・バッハ管弦
楽団、合唱団
Bachfest 1+2 Plakate, Konzertkasse...(15秒)
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ホ短調より(1分24秒)/カール・リヒター(Org)
Bachfest 1+2 
オーレル・ニコレ(Fl)とカールリヒター(Cemb)のデュオより(27秒)
Bachfest 1+2 
オーレル・ニコレの言葉(45秒)
Bachfest 1+2 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの言葉(27秒)
Bachfest 1+2 
J.S.バッハ:カンタータ第82番「われは満ち足れり」より(24秒)
/カール・リヒター&ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団
Reisebilder Bach-Chor Flugzeug, Proben, Autofahrt, Konzert(1分06秒)
ブラームス:
祭典と記念の格言 作品109(3分55秒)、何ゆえに,光が悩み苦しむ人に与え
られたのか 作品74-1(1分50秒)、/カール・リヒター&ミュンヘン・バッハ
合唱団
シューマン:
交響曲第4番より(1分13秒)/カール・リヒター&ミュンヘン・フィルハーモ
ニー管弦楽団
J.S.バッハ:
カンタータ第140番「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」より
(1分50秒)/カール・リヒター&ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団
グルック:
歌劇「タウリスのイフィゲニア」より、プローベ(25秒)/カール・リヒタ
ー&バイエルン国立歌劇場管弦楽団
ドヴォルザーク:
スターバト・マーテルより(2分08秒)/マッティ・サルミネン(Bs)、カール
・リヒター&ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
J.S.バッハ:
ミサ曲 ロ短調-“Gratias agimus tibi”(3分40秒)/カール・リヒター&
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団
指揮:カール・リヒター etc.
※ディレクター;トビアス・リヒター
録音:1986年(ライプツィヒ、チューリヒ&ミュンヘン)
伝説のバッハ・コンダクター、カール・リヒターの遺産!
カール・リヒター(Karl Richter, 1926年10月15日 - 1981年2月15日)の生誕
60周年を記念して、彼の息子トビアス・リヒター(当時、ブレーメン
Dreisparten劇場総裁総監督)の手によって1986年に制作されたドキュメント
・フィルム映像。このフィルムは、クラウス・リンデマンと音楽学者のクラウ
ス・ペーター・リヒターの協力により完成されました。
このDVDには、ユニテルのTVプロダクション映像の一部を含んでおり(ヨハネ
受難曲、マタイ受難曲、ロ短調ミサ曲、オルガンとチェンバロによるコンサー
ト・シーン、ブランデンブルク協奏曲、ヘンデルの王宮の花火の音楽etc.)、
プローベとインタビューも収録しています。他にも、ウィーン交響楽団との
ブルックナーの交響曲第4番やレオニード・コーガンとのプローベ風景といっ
た大変珍しい貴重なアーカイヴ映像を多数含む、まさにリヒター・ファン垂
涎のDVDといえるでしょう。
※PCM STEREO / DTS 5.1(76分)

734233(DVD-Video)  \3350
“アマデウス”
モーツァルト DVD コレクション
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」-序曲(ウィーン・フィル 指揮:フルトヴェング
ラー)、オペラ・アリア4曲(フルラネット(Bs)、ターフェル(Br-Bs)、フレ
ミング(S)他、指揮:レヴァイン)
歌劇「後宮からの逃走」-オペラ・アリア3曲(アライサ(T)、グルベロー
ヴァ(S)、タルヴェラ(Bs)、指揮:ベーム)
歌劇「フィガロの結婚」-オペラ・アリア4曲(ユーイング(S)、F=ディースカ
ウ(Br)、フレーニ(S)他、指揮:ベーム、ガーディナー)
歌劇「魔笛」-オペラ・アリア4曲(ブレンデル(T)、アライサ(T)、グルベロ
ーヴァ(S)、モル(Bs)、指揮:サヴァリッシュ、レヴァイン)
歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」-オペラ・アリア2曲(トロースト(T)、グル
ベローヴァ(S)、指揮:ガーディナー、アーノンクール)
歌劇「ポントの王ミトリダーテ」-オペラ・アリア1曲(ケニー(S)、指揮:
アーノンクール)
歌劇「イドメネオ」-オペラ・アリア1曲(パヴァロッティ(T)、指揮:レヴァ
イン)
レクィエム-入祭唱 Introitus(マクローリン(S)他、バイエルン放送響、
指揮:バーンスタイン)
※ボーナス
モーツァルト関連コンサート・スケジュール、ユニテル・リリース・スケジュ
ール、
DGモーツァルト・リリース・スケジュール
モーツァルト生誕250周年を記念して、歌劇からオペラ・アリアを中心にダイ
ジェストした“アマデウス”DVDがリリースされます。1曲目に、フルトヴェン
グラーが指揮した有名な映像「ドン・ジョヴァンニ」序曲を配して、最後に
バーンスタイン指揮のレクィエムから1曲目の「入祭唱」で終わるという粋な
プログラムになっています。
※PCM STEREO / DTS 5.1(90分)


<DECCA>
●Original Masters Series
4757209  9枚組  \8100
ジャン・マルティノン、コンプリート・デッカ・レコーディングス 1951-60
Disc.1
アダン:バレエ「ジゼル」
(パリ音楽院管弦楽団)
J.シュトラウス(デゾルミエール編):美しく青きドナウ
(ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団)
Disc.2
エロルド:歌劇「ザンパ」序曲
ボアエルデュー:歌劇「バグダッドの太守」序曲、同「白衣の婦人」序曲
アダン:歌劇「われ、もし王者なりせば」序曲
オッフェンバック:
喜歌劇「街灯の下での結婚」序曲、同「美しきエレーヌ」序曲、
同「青ひげ」序曲、同「ジェロルスタイン大公費妃」序曲、
同「天国と地獄」序曲
(ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団)
Disc.3
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 作品46 第1-8番、作品72 第7番
(パリ音楽院管弦楽団)
ワインベルガー:歌劇「バッグパイプ吹きのシュヴァンダ」-ポルカとフーガ
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲&バレエ音楽
リスト:死の舞踏
(ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団)
Disc.4
ラロ:バレエ「ナムナ」組曲 第1&2番
(ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団)
マイアベーア(ランベール編):
バレエ「スケートを楽しむ者たち」(Les Patineurs)
マスネ:歌劇「ル・シッド」-バレエ音楽
(イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団)
Disc.5
プロコフィエフ:
交響曲第5番 変ロ長調 作品100、同第7番 嬰ハ短調 作品131
(パリ音楽院管弦楽団)
Disc.6
プロコフィエフ:ロシア序曲 作品72
(パリ音楽院管弦楽団)
R=コルサコフ:スペイン奇想曲、
ショスタコーヴィチ:バレエ「黄金時代」組曲 作品22、
同:交響曲第1番 へ短調 作品10
(ロンドン交響楽団)
Disc.7
イベール:ディヴェルティメント、サン=サーンス:死の舞踏 作品40、
ビゼー:小組曲(「子供の遊び」より)、
サン=サーンス:交響詩「オンファールの糸車」 作品31、
ベルリオーズ:
序曲「ローマの謝肉祭」、序曲「海賊」、歌劇「ベンヴェヌート・チェルリ
ーニ」序曲 、同「ベアトリスとベネディクト」序曲
(パリ音楽院管弦楽団)
Disc.8
ボロディン:交響曲第2番、
R=コルサコフ:歌劇「皇帝サルタンの物語」-行進曲
(ロンドン交響楽団)
ベルリオーズ:ハンガリー行進曲(ラコッツィ行進曲)
(パリ音楽院管弦楽団)
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74 「悲愴」
(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)
Disc.9
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 作品22
(モーラ・リンパニー(Pf)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団)
フォーレ:ピアノと管弦楽のためのバラード 作品19
フランセ:ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ
(キャスリーン・ロング(Pf)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団)
メンデルスゾーン:
華麗なカプリッチョ ロ短調 作品22、華麗なロンド 変ホ長調 作品29
(ピーター・ケイティン(Pf)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団)
指揮:ジャン・マルティノン V/A   
録音:1951-60年
フランスが生んだ名指揮者ジャン・マルティノン(1910年リヨン-1976年パリ)
のデッカ録音集成9枚組BOXセットがリリースされます。マルティノンが1951年
から1960年にかけてデッカに録音した全てを収録しており、初CD化となる音源
も含んでいるファン待望のディスク。シカゴ響時代や晩年のパリを中心に活動
した時代とは一味違った、若々しく颯爽としたマルティノンの棒さばきを堪能
できる逸品です。

4757198  8枚組  \7200
ヴィルヘルム・バックハウス
デッカ・ベートーヴェン・ソナタ・レコーディングス
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲(全32曲)
※2回目の録音
ヴィルヘルム・バックハウス(Pf)
録音:1952年(29番)、1958-69年
巨匠バックハウス(1884-1969)がデッカに録音した、2回目のステレオ録音に
よるベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(29番のみ1952年のモノラル録音を
流用)。今もなお、同全集の代表的名盤として色褪せることのない、重厚で
堂々たる風格を保った名盤です。

4757221  8枚組  \7200
ジュリアス・カッチェン
デッカ・レコーディングス1949-68
Disc.1
ベートーヴェン:ディアベッリの主題による33の変奏曲 ハ長調 作品120*
同:ポロネーズ ハ長調 作品89*、
同:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 作品111*
Disc.2
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D760 「さすらい人」*
シューマン:トッカータ ハ長調 作品7*、同:謝肉祭 作品9*、
同:交響的練習曲 作品13*
Disc.3
ショパン:バラード第3番 変イ長調 作品47、同:幻想曲 ヘ短調 作品49、
同:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 作品35 「葬送」*、
同:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 作品58*、
同:即興曲第4番 嬰ハ短調 作品66 「幻想即興曲」*、
同:ポロネーズ第6番 変イ長調 作品53「英雄」*
Disc.4
メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ ホ短調 作品35-1*、
同(リスト編):歌の翼に(Auf Flugeln des Gesanges*) 作品34-2、
同:スケルツォ ホ短調 作品16-2、
同:ロンド・カプリチオーソ ホ長調 作品14*、
フランク:前奏曲,コラールとフーガ、
ブラームス:
ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 作品100*(with ルッジェーロ・リッチ)
同:
ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 作品108*(with ルッジェーロ・リッチ)
Disc.5
ブラームス:ピアノ・ソナタ第5番 ヘ短調 作品5、
同:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 作品24*
同:パガニーニの主題による変奏曲 作品35*
Disc.6
ラヴェル:
左手のためのピアノ協奏曲 ト長調
(with ロンドン交響楽団 指揮:ベンジャミン・ブリテン)
バルトーク:ミクロコスモス-8曲*、
同:
ピアノ協奏曲第3番*
(with スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:エルネスト・アンセルメ)
Disc.7
ガーシュウィン:
ラプソディ・イン・ブルー
(with ロンドン交響楽団 指揮:イシュトヴァーン・ケルテス)、
ロレム:ピアノ・ソナタ第2番
ブリテン:
左手のピアノと管弦楽のための主題と変奏 作品21
(with ロンドン交響楽団 指揮:ベンジャミン・ブリテン)、
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ヘ長調 作品26
(with ロンドン交響楽団 指揮:イシュトヴァーン・ケルテス)
Disc.8
ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18*
(with 新交響楽団 指揮:アナトール・フィストラーリ)、
同:パガニーニの主題による変奏曲 作品43*
(with ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・エードリアン・
ボールト)
ドホナーニ:童謡の主題による変奏曲 作品25*
(with ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・エードリアン・
ボールト)
*=インターナショナル初CD化
ジュリアス・カッチェン(Pf)  V/A
録音:1949-68年
ジュリアス・カッチェン(1926-69)のデッカ録音1942-69年集成。カッチェ
ンは、アメリカのニュージャージー州に生まれ、11歳でオーマンディ指揮の
フィラデルフィア管とモーツァルトのピアノ協奏曲第20番でデビューした神
童ピアニスト。ヨーロッパを中心に国際的に広くコンサート活動を行いまし
たが、肺ガンを患い42歳の若さで他界しました。早逝を惜しまれたピアニス
ト、ジュリアス・カッチェンのあり余る才能をデッカに刻んだ珠玉のBOXセッ
トです。インターナショナル初CD化を多数含みます。

4757269  5枚組  \4500
マリオ・デル・モナコ
デッカ・リサイタル1952-69
Disc.1
ヴェルディ-
「ルイザ・ミラー」「マクベス」「椿姫」「運命の力」「リゴレット」
プッチーニ-
「西部の娘」「マノン・レスコー」「トゥーランドット」「トスカ」「外套」
レオンカヴァルロ-「道化師」
ポンキエルリ-「ラ・ジョコンダ」
アレヴィ-「ユダヤの女」
カタラーニ-「ローレライ」
ジョルダーノ-「アンドレア・シェニエ」
ベルリーニ-「ノルマ」よりアリア、以上21曲
Disc.2
ガスタルドン:禁じられた音楽、
レオンカヴァルロ:マッティナータ、
コントラウ:さらばナポリよ、
カルディッロ:カタリ・カタリ、他
ヴェルディ-「仮面舞踏会」「エルナーニ」
ジョルダーノ-「フェドーラ」
プッチーニ-「蝶々夫人」
マスネ-「ル・シッド」
ビゼー-「カルメン」
マイアベーア-「アフリカの女」
カタラーニ-「ワリー」
ドニゼッティ-「ランメルモールのルチア」
ワーグナー-
「ローエングリン」より“遙かなる遠い国に(In fernem Land)”初出!、他
Disc.3
チョッフィ:五月の夜(Na sera 'e maggio)、
ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ、
デ・クルティス:泣かないお前(Tu ca nun chiagne)、
ララ:グラナダ、
ロンバーグ:セレナータ(学生王子)、
ガスタルドン:禁じられた音楽、
バーンスタイン:トゥナイト、
カルディッロ:カタリ・カタリ、
ブロドツキー:ビー・マイ・ラヴ、
モドゥーニョ:チャオ・チャオ・バンビーナ(Ciao ciao bambinao)初出!
レハール-「ジプシーの恋」(The white doveo)初出!、他
Disc.4
レオンカヴァルロ-「ラ・ボエーム」
チレア-「アルルの女」
マスカーニ-「イザボー」
ザンドナイ-「フランチェスカ・ダ・リミニ」
プッチーニ-「ジャンニ・スキッキ」
ワーグナー-「ワルキューレ」「ローエングリン」
ヴェルディ-
「ロンバルディア人」「仮面舞踏会」「アロルド」「二人のフォスカリ」
「マクベス」「ルイザ・ミラー」「アルツィラ」「群盗」「椿姫」、他
Disc.5
ストラデッラ:憐れみたまえ、主よ(Pieta signore)、
ペロージ:テ・デウム-ベネディクトゥス、
ベートーヴェン:アリエッタ“この小暗き墓に”、
ロッシーニ:ミサ・ソレムニス-クルチフィクス、
ビゼー:アニュス・デイ、
ヘンデル:オンブラ・マイ・フ、
ヴェルディ:レクィエム-インジェミスコ、
フランク:パニス・アンジェリクス(天使の糧)、
ファルヴォ:彼女(君)に告げてよ(Dicitencello vuje)、
タリアフェッリ:プジレコの漁師(Piscatore ‘e pusilleco)、
レンディーネ:お前のところへ帰りたい(Vurria)、
デ・クルティス:秋、帰れソレントへ、他
マリオ・デル・モナコ(T)
ルチッラ・チプリアーノ(S)、ブライアン・ランネット(Org)
聖チェチーリア音楽院管弦楽団/ロンドン新交響楽団/マントヴァーニ&ヒズ
・オーケストラ/モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
指揮:アルベルト・エレーデ、フランコ・ギオーネ、
ニコラ・レッシーニョ etc.
録音:1952-69年                           
1950年代から60年代にかけて世界中のオペラ・ファンをその輝かしい声で魅了
した不世出のテノール、マリオ・デル・モナコのデッカ録音BOXセット。デル
・モナコがデッカに遺した膨大な録音の中から、初出となる3曲(モドゥーニョ
「チャオ・チャオ・バンビーナ」他)を含むファン垂涎のセレクションで構成
されています。


●Classic Recitals
4757165  \1350
ピラール・ローレンガー
プリマドンナ・イン・ウィーン
(デジパック仕様)
[1] モーツァルト:
歌劇「フィガロの結婚」-
E Susanna non vien! … Dove sono i bei momenti (Contessa)
[2] ベートーヴェン:
歌劇「フィデリオ」-O war’ ich schon mit dir vereint (Marzelline)
[3] ウェーバー:
歌劇「魔弾の射手」-
Wie nahte mir der Schlummer … Leise, leise, fromme Weise (Agathe)
[4] ワーグナー:歌劇「タンホイザー」-Dich, teure Halle (Elisabeth)
[5] コルンゴルト:歌劇「死の都」-Gluck, das mir verblieb (Marietta)
[6] R.シュトラウス:
歌劇「アラベラ」-
Er ist der Richtige nicht fur mich … Aber der Richtige, wenn’s
einen gibt fur mich (Arabella)*
[7] J.シュトラウス:喜歌劇「ジプシー男爵」-O, habet Acht (Saffi)
[8] ツェラー:
喜歌劇「小鳥売り」-Schenkt man sich Rosen in Tirol (Countess)
[9] レハール:
喜歌劇「エヴァ」-War’ es auch nichts als ein Augenblick (Eva)
[10] レハール:喜歌劇「ジプシーの恋」-Hor’ich Zymbalklange
[11] カールマン:
喜歌劇「チャールダーシュ公爵夫人」-O jag’ dem Gluck nicht nach
(Sylva Varescu)
※スペインの名花ピラール・ローレンガーの数少ない
オフィシャル・レコーディング・アルバム。
ピラール・ローレンガー(S)
アーリーン・オジェー(S)*
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
指揮:ワルター・ウェラー
録音:1971年12月、ゾフィエンザール(ウィーン)

4757166  \1350
レナータ・テバルディ-
オペラ・アリア集
(デジパック仕様)
[1] ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」-Tu che le vanita (Elisabetta)
[2] ヴェルディ:
歌劇「仮面舞踏会」-
Ecco l’orrido campo … Ma dall’arido stelo divulsa (Amelia)
[3] Morro, ma prima in grazia
[4] ヴェルディ:
歌劇「ジョヴァンナ・ダルコ」-
Oh ben s’addice questo torbido cielo … Sempre all’alba ed alla sera
(Giovanna)
[5] プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」-In questa reggia (Turandot)
[6] ポンキエルリ:歌劇「ラ・ジョコンダ」-Suicidio! (Gioconda)
[7] プッチーニ:歌劇「つばめ」-Sogno di Doretta (Magda)
[8] マスカーニ:
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」-Voi lo sapete (Santuzza)
[9] チレア:歌劇「アルルの女」-Esser madre e un inferno (Rosa)
レナータ・テバルディ(S)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
指揮:オリヴィエロ・デ・ファブリティース
録音:1964年9月、キングスウェイ・ホール(ロンドン)

4757167  \1350
フェリシア・ウェザース
ヴェルディ&プッチーニ・アリア集
(デジパック仕様)
[1] ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」-Tu che le vanita (Elisabetta)
[2] Non pianger, mia compagna
[3] ヴェルディ:
歌劇「オテロ」-
Mia madre aveva una povera ancella … “Piangea cantando nell’erma
landa…” … Ave Maria, piena di grazia (Desdemona)
[4] プッチーニ:
歌劇「マノン・レスコー」-In quelle trine morbide (Manon)
[5] Sola, perduta, abbandonata
[6] プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」-Tu che di gel sei cinta (Liu)
[7] プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」-Un bel di, vedremo (Cio-cio-san)
[8] プッチーニ:
歌劇「修道女アンジェリカ」-Senza mamma, o bimbo, tu sei morto
(Angelica)
[9] プッチーニ:
歌劇「ジャンニ・スキッキ」-O mio babbino caro (Lauretta)
フェリシア・ウェザース(S)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
指揮:アルジェオ・クアドリ
録音:1966年11月、ゾフィエンザール(ウィーン)

4757168  \1350
スチュアート・バロウズ
モーツァルト・アリア集
(デジパック仕様)
モーツァルト-オペラ・アリア集
[1] 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」-Il mio tesoro intanto (Don Ottavio)
[2] Dalla sua pace
[3] 歌劇「後宮からの逃走」-Hier soll ich dich denn sehen* (Belmonte)
[4] Wenn der Freude Tranen fliesen*
[5] Konstanze! Konstanze! Dich wiederzusehen! … O wie angstlich
[6] Ich baue ganz auf deine Starke*
[7] 歌劇「「魔笛」-Dies Bildnis ist bezaubernd schon (Tamino)
[8] Wie stark ist nicht dein Zauberton
[9] 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」-
Un’aura amorosa del nostro tesoro* (Ferrando)
[10] Ah! Lo veggio, quell’anima bella
[11] In qual fiero contrasto … Tradito, schernito dal perfido cor *
[12] 歌劇「イドメネオ」-Fuor del mar ho un mar in seno* (Idomeneo)
スチュアート・バロウズ(T)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ロンドン交響楽団*
指揮:サー・ジョン・プリッチャード
録音:1975年、ロンドン

4757169  \1350
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
ハイドン&モーツァルト・アリア集
(デジパック仕様)
[1] ハイドン:Un cor si tenero (Corrodino) Il disertore
[2] ハイドン:
Spann’ deine langen Ohren La vera costanza ? List und Liebe
[3] ハイドン:歌劇「アチデとガラテア」-Tergi i vezzosi rai (Nettuno)
[4] ハイドン:Dice benissimo (Lumaca) La scuola de’ gelosi
[5] モーツァルト:Manner suchen stehts zu naschen, K433
[6] モーツァルト:Ich mochte wohl der Kaiser sein, K539
[7] モーツァルト:歌劇「偽の女庭師」-Nach der welschen Art (Nardo)
[8] モーツァルト:Mentre ti lascio, K513
[9] モーツァルト:Cosi dunque tradisci … Aspri rimorsi atroci, K432
[10] モーツァルト:Un bacio di mano, K541
[11] モーツァルト:
歌劇「フィガロの結婚」-
Hai gia vinta la causa … Vedro mentr’io sospiro
 (rev.1789, ed.Raeburn)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ウィーン・ハイドン管弦楽団
指揮:ラインハルト・ペータース
録音:1969年10月、ゾフィエンザール(ウィーン)

4757170  \1350
フェルナンド・コレナ-オペラ・アリア集
(デジパック仕様)
[1] ロッシーニ:
歌劇「ラ・チェネレントラ」-Miei rampolli femminini (Don Magnifico)
[2] ロッシーニ:
歌劇「アルジェのイタリア女」-Ho un gran peso sulla testa (Taddeo)
[3] チマローザ:歌劇「秘密の結婚」-Udite, tutti, udite (Geronimo)
[4] ロッシーニ:
歌劇「ラ・チェネレントラ」-Sia qualunque delle figlie (Don Magnifico)
[5] マスネ:
歌劇「グリセリディス」-Jusqu’ici, sans dangers (Marquis de Saluces)
[6] トマ:歌劇「カイド」-Je comprends que la belle aime le militaire
[7] サン=サーンス:Le pas d’armes du roi Jean
[8] グノー:
歌劇「フィレモンとボーシス」-Au bruit des lourds marteaux (Vulcan)
[9] オッフェンバック:
喜歌劇「ジェロルスタイン大公妃」-
A cheval sur la discipline ...Pif paf pouf! (General Boum)
フェルナンド・コレナ(Bs)
フィレンツェ5月祭管弦楽団
指揮:ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ
スイス・ロマンド管弦楽団*
指揮:ジェイムズ・ウォーカー*
録音:1956年9月、テアトロ・アッラ・ペルゴラ(フィレンツェ)
1956年10月、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)*

4757483  2枚組  \1850
Lovers' Adagios
“ラヴァーズ・アダージオ”
ヒーリング・コンピレーション・アルバム
Disc.1
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番-第2楽章、アランフェス協奏曲より、
チャイコフスキー:「ロメオとジュリエット」より、リスト:愛の夢第3番、
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番-第2楽章、
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」-間奏曲、
R=コルサコフ:「シェエラザード」より、他
Disc.2
マーラー:交響曲第5番-第4楽章アダージェット、
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」第2幕前奏曲、
ショパン:雨だれ、J.S.バッハ:チェロ・ソナタ第3番-アダージョ、
モーツァルト:クラリネット協奏曲-第2楽章、
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲、
マスネ:タイースの冥想曲、
サン=サーンス:交響曲第3番-第2楽章、エニグマ変奏曲より、
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」-第2楽章、他
アシュケナージ(Pf)、ボレット(Pf)、シュタルケル(Vc)、ブライマー(Cl)、他
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、モントリオール交響楽団、
ウィーン・フィル、クリーヴランド管弦楽団、他
指揮:ハイティンク、デュトワ、カラヤン、コンドラシン、シャイー、
レヴァイン、ショルティ、他

4757104  2枚組  \1850
Mozart: Horn Music
モーツァルト:ホルン・ミュージック
Disc.1
ホルン協奏曲第1-4番(K.412、K.417、K.447、K.495)
歌劇「イドメネオ」-Se il padre perdei
フラグメント 変ホ長調 K370b
ロンド 変ホ長調 K371
フラグメント ニ長調 K514
フラグメント ホ長調 K.Anh.98a
Disc.2
協奏交響曲 変ホ長調 K.297b
ホルン五重奏曲変ホ長調K.407
12の二重奏曲ハ長調(12 Duos)K.487
ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調K.452
※カデンツァ by バリー・タックウェル
バリー・タックウェル(Hr)
デレク・ウィッケンス(Ob)、ロバート・ヒル(Cl)
マーティン・ガット(Fg)、シーラ・アームストロング(S)
ケネス・シリト(Vn)、ケネス・エセックス(Va)
イアン・ジュウェル(Va)、ケネス・ハーヴィー(Vc)
ジョン・オグドン(Pf)
イギリス室内管弦楽団
録音:1983年6&7月

9888461  \1850
OST:Jarhead
「ジャーヘッド」 オリジナル・サウンドトラック
トーマス・ニューマン作曲
1. WELCOME TO THE SUCK
2. RAINING OIL
3. BATTERY RUN
4. MIRAGE BEDOUIN
5. DON'T WORRY BE HAPPY - performed by BOBBY MCFERRIN
6. NO STANDARD SOLUTION
7. 8 MEN 5 CAMELS
8. FULL CHEMICAL GEAR
9. UNSICK MOST RICKY-TICK
10. MORNING GLORY
11. BANG A GONG - performed by T REX
12. DESERT STORM
13. DESERT SUNRISE
14. ZOOMIES
15. HORSE
16. PINK MIST
17. JARHEAD FOR LIFE
18. O.P.P. - performed by NAUGHTY BY NATURE
19. DICKSKINNER
20. PERMISSION TO FIRE
21. DEAD ANYWAY
22. SCUDS
23. LISTEN UP
24. FIGHT THE POWER - performed by PUBLIC ENEMY
25. SOLDIER'S THINGST - performed by TOM WAITS
Artists
Bobby McFerrin, T Rex, Naughty By Nature,
Public Enemy, Tom Waits
ジャーヘッド Jarhead、アメリカ海兵隊員の告白
狙撃兵として湾岸戦争に出兵した青年の手記を元に湾岸戦争の実態を描いた
社会派ドラマ。
ジャーヘッドとは、頭を丸めた海兵隊に使われる言葉らしい。
湾岸戦争の「砂漠の嵐」作戦に従軍したアンソニー・スオフォードが執筆、
2003年にアメリカで出版されてベストセラーとなった「ジャーヘッド;アメ
リカ海兵隊員の告白」(アスペクト刊)を、デビュー作の「アメリカン・ビュ
ーティー」でいきなり5部門のアカデミー賞を獲得したイギリス人監督サム・
メンデスによって映像化!
スタッフ
監督・製作:サム・メンデス
キャスト
ジェイク・ギレンホール、ルーカス・ブラック、ジェイミー・フォックス

4765224  \1850
OST: King Kong
「キング・コング」 オリジナル・サウンドトラック
ジェイムズ・ニュートン・ハワード作曲
1) KING KONG
2) A FATEFUL MEETING
3) DEFEAT IS ALWAYS MOMENTARY
4) IT’S IN THE SUBTEXT
5) TWO GRAND
6) THE VENTURE DEPARTS
7) LAST BLANK SPACE ON THE MAP
8) IT’S DESERTED
9) SOMETHING MONSTROUS…NEITHER BEAST NOR MAN
10) HEAD TOWARDS THE ANIMALS
11) BEAUTIFUL
12) TOOTH AND CLAW
13) THAT’S ALL THERE IS…
14) CAPTURED
15) CENTRAL PARK
16) THE EMPIRE STATE BUILDING
17-21) BEAUTY KILLED THE BEAST
12月17日、日劇1&日劇3ほか全国超拡大ロードショー!
全てはこの映画のために――『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャ
クソン監督が贈るスペクタクル・アドベンチャー!
時は1930年代、野心的で無謀な映画監督(ジャック・ブラック)は、史上最大
の冒険映画を世に送り出すため、最も危険な公開に出る決意をする。疑うこと
を知らない誠実な脚本家のジャック・ドリスコル(エイドリアン・ブロディ)
と、ひとりの女優アン・ダロウ(ナオミ・ワッツ)と従えて…。
荒れ狂う波、照りつける太陽―やがて運命は彼らを幻の孤島「髑髏島」(スカ
ル アイランド)へと導いていく。
スタッフ
監督:ピーター・ジャクソン
脚本:フラン・ウォルシュ、フィリップ・ボウエン、ピーター・ジャクソン
音楽:ハワード・ショア
編集:ジェイミー・セルカーク
プロダクション・デザイナー:グラント・メジャー
撮影監督:アンドリュー・レスニー
製作:ジャン・ブレンキン、キャロリン・カニングハム、フラン・ウォルシュ、
ピーター・ジャクソン
キャスト
ナオミ・ワッツ、ジャック・ブラック、トーマス・クレッチマン、
コリン・ハンクス、アンディ・サーキス、ジェイミー・ベル、
エイドリアン・ブロディ


<Deutsche Grammophon>
4776090  2枚組(CD+ボーナス・エンハンストCD)  \2800
エレーヌ・グリモー“Reflexions”
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
クララ・シューマン:3つの詩(リュッケルトの詩による)作品12-
風雨の中を彼はやって来た*、なぜ他の人にたずねるのか*
海辺にて(Am Strande)*
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 作品38**
2つのラプソディ 作品79(第1番 ロ短調、第2番 ト短調)
Bonus CD enhanced
シューマン:3つのロマンス 作品94***
エレーヌ・グリモー(Pf)
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)*、トルルス・モルク(Vc)**
アルブレヒト・マイヤー(Ob)***
シュターツカペレ・ドレスデン 指揮:エサ=ペッカ・サロネン
録音:2005年4月、聖ルカ教会(ドレスデン) 
2005年9月、スコリング・ステージ(ベルリン)
11月にフレンチ・ヴァージョンでリリースされ、好調な売れ行きをみせている
グリモーの「Reflexions」。なんと、インターナショナル・リリースでは、ボ
ーナスCD付の限定盤が発売となることとなりました!しかも、その内容が、
ソロ・アルバムでも注目を浴びたアルブレヒト・マイヤーとのコラボレーショ
ンでのシューマン:ロマンスを収録ときては、再度盛り上がりを見せること間
違いなし!まだ、詳細がわかっていないのですが、エンハンストCDということ
で、映像も収録されているようで、こちらも楽しみです。

734142(DVD-Video)  \3350
New Year's Concert 2006
<予定収録曲>
CD1(PartI)
J.シュトラウスII:ねらいをつけろ!(射撃者同盟行進曲) 作品478
同:ワルツ≪春の声≫作品410
同:外交官のポルカ 作品448
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ≪ことずて≫作品240
J.シュトラウスII:ポルカ≪女性への賛美≫作品315
同:ワルツ≪芸術家の生涯≫作品316
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ≪憂いもなく≫作品271
CD2(PartII)
J.シュトラウスII:ジブシー男爵の入場行進曲
W.A.モーツァルト:≪フィガロの結婚≫序曲
ヨーゼフ・ランナー:ワルツ≪モーツァルト党≫作品196
J.シュトラウスII:ガロップ≪愛のメッセージ≫
同:新ピチカート・ポルカ 作品449
同:芸術家のカドリール 作品201
同:スペイン行進曲 作品433
同:ワルツ≪お前同志≫作品367 (≪こうもり≫のテーマより)
同:ポルカ≪クラップフェンの森にて≫作品336
同:狂乱のポルカ 作品260
エドゥアルド・シュトラウス:電話ポルカ 作品165
J.シュトラウスII:入り江のワルツ 作品411
同:ポルカ≪ハンガリー万歳≫作品332
アンコール
J.シュトラウスII:山賊ガロップ 作品378
新年の挨拶
J.シュトラウスII:ワルツ≪美しく青きドナウ≫作品314
J.シュトラウスI:ラデツキー行進曲 作品228
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:マリス・ヤンソンス
録音:2006年1月1日、ムジークフェラインザール、ウィーン
先月、CD(477 5566)のご案内をした2006ニューイヤー・コンサート。映像の
ご案内とともに、曲目詳細もお届けできることになりました。(あくまで予
定)初めてニューイヤーの晴れ舞台に登るマリス・ヤンソンスですが、その2
006年が記念すべきモーツァルト生誕250周年ということもあり、なんと≪フィ
ガロの結婚≫が登場。しかも、それに続くのがランナーの≪モーツァルト党≫
という心憎い演出が施されています。(ここまではCDも共通です!)
そして、映像として注目なのは、ウィーン国立歌劇場バレエ団のパフォーマン
ス。もちろん、このバレエ自体は毎年恒例なのですが、このバレエ団に世界的
振付師ジョン・ノイマイアーが今年から参加しているのがポイント。こんなと
ころが楽しめるのは映像ならではです。

734146(DVD-Video)  \3350
リスト:巡礼の年 第1&2年
アルフレッド・ブレンデル(Pf)
収録:1986年3月、ミドル・テンプル教会大ホール (ロンドン)
12月新譜注文書でご案内した、フィリップスのシューベルトDVD(70 1139)に
続くリスト映像。86年、リストの没後100年を記念して行われた演奏会をハン
フリー・バートンのプロデュース&ディレクションで収録したもの。ユニテル
の協力のもとBBCが製作したもので、ブレンデル自身によるイントロダクショ
ン(英語)も収録されています。
DVD Format: DVD-9
Picture Format: 4:3 / NTSC / Colour
Region code: 0 (worldwide)
Sound Format: PCM STEREO / DTS 5.1
Subtitles: G/F/S/CH
Total Playing Time: 118 min.


●DG ミッド・プライス・キャンペーン
4776109  \1350
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲 第1番 ト短調 作品25
ラン・ラン(P)
シカゴ交響楽団
指揮:ダニエル・バレンボイム
録音:2003年2月、シカゴ
ゲルギエフとのコラボレーションなどを経て、人気ピアニストの仲間入りを果
たしたラン・ランのDGデビュー盤。2年半前の発売ですが、なんだかなつかし
いですね。バレンボイムのサポートなど、話題に欠かないアルバムでしたが、
ここ数年の飛躍の後には、また新鮮ななにかを感じ取れるハズ。

4776110     \1350
sempre libera 花から花へ-オペラ名場面集
ヴェルディ:「椿姫」-ああ、そはかの人か…花から花へ
ベッリーニ:「夢遊病の女」-ああ、彼が他の女性を
 …おお花よ、こんなに早くおまえに会えるとは
…ああ、この思いを乱さないで
ベッリーニ:「清教徒」-狂乱の場「あなたの優しい声が」
ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」
-狂乱の場「優しいささやき…苦い涙が」
ヴェルディ:「オテロ」-この静けさは
…泣きぬれて野にひとり…アヴェ・マリア
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」-私のお父様
アンナ・ネトレブコ(S)
マーラー室内管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:2004年2月、3月、レッジョ・エミーリア
先日、究極の「椿姫」をリリースし、世界的な大ブレイクを果たしているネト
レプコ。この「Sempre Libera」も2004年のヒット作となりました。非常にタ
イムリーなミッド化!

4776166  \1350
ターフェル・シングス・フェイヴァリッツ
ビゼー:「カルメン」-諸君の乾杯を喜んで受けよう(闘牛士の歌)
アメリカ民謡:シェナンドー
アメリカ民謡:白い小麦
ビゼー:「真珠とり」-二重唱「そう、お前だ」
グッドール:主はわが羊飼い
アイルランド民謡:ダニー・ボーイ
ペギー・リー/ソニー・バーク:「わんわん物語」-美しい今宵
ドヴォルザーク:家路
イギリス民謡:スウィング・ロウ
ビショップ:ホーム・スウィート・ホーム
シューベルト:アヴェ・マリア
ホーナー:「タイタニック」-マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン
コープランド:河で
チャイコフスキー:ただ憧れを知るもののみが
アンドロッツォ:イフ・アイ・キャン・ヘルプ・サムバディ
ブラームス:子守歌
ウィル・ヘンリー・モンク:アバイド・ウィズ・ミー
ホーギー・カーマイケル:レイジーボーンズ
ブリン・ターフェル(Bs-Br)
アンドレア・ボチェッリ(T)、シセル(Vo)
ロンドン交響楽団、ロンドン・ヴォイセス
指揮:バリー・ワーズワース
録音:2003年3月、ロンドン
上のふたりに比べると、リリース当時からスーパー・スターだった感があるタ
ーフェル。ボチェッリ、シセルが参加したこのアルバムがなんといっても一番
のヒット作でした。オリジナルは2003年10月発売。


4776130  3枚組  \3000
「ザ・グルダ・モーツァルト・テープス」
ピアノ・ソナタ
第1番 ハ長調 K.279、第2番 ヘ長調 K.280、第3番 変ロ長調 K.281、
第4番 変ホ長調 K.282、第5番 ト長調 K.283、第9番 ニ長調 K.311、
第10番 ハ長調 K.330、第12番 ヘ長調 K.332、第13番 変ロ長調 K.333、
第15番 ハ長調 K.545、幻想曲 ハ短調 K.475
フリードリヒ・グルダ(Pf)
本格稼動しだしたモーツァルト・イヤー・プロジェクト。お誕生日発売を目
指して、またひとつあらたなアイテムが届きました。まだ、曲目は確定して
いないとのこと。
  
<EMI CLASSICS>
CDC-3460532  \2080
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.99
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.19
(サラ・チャン(ヴァイオリン)
サイモン・ラトル指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(ライヴ録音)
巨匠達のチャレンジの歴史が刻まれた名曲にサラ・チャンが見事な成果を聴
かせるラトル、ベルリン・フィルとの周到な準備を経てこの名演が収録され
ました。現代のトップ・ヴァイオリニストとして世界的にその演奏が注目さ
れるサラの新録音です。

CDC-3444552  \2080
モーツァルト:
弦楽四重奏曲第20番ニ長調K.499「ホフマイスター」
弦楽四重奏曲第19番ハ長調K.465「不協和音」
ベルチャ四重奏団
記念の年に注目のベルチャQが放つモーツァルトの新録音
2005年、ベルチャQの新録音はモーツァルトの代表作2曲。05年の来日公演は
各紙誌で絶賛されアルテミスQとならんで今最も世界的注目をあびる彼らの新
録音に是非ご注目下さい。

●GREAT RECORDINGS OF THE CENTURY
CDM-3457652  \1450
ブラームス:二重協奏曲*; 悲劇的序曲(56年ステレオ)
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(54年モノ)
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)、*ピエール・フルニエ(チェロ)
フィルハーモニア管弦楽団、アルチェオ・ガリエラ指揮
ロンドン交響楽団、ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮

CMS-3457822  3枚組  \4350
ドビュッシー:歌劇「ペレアスとメリザンド」全曲
ジャック・ジャンセン、イレーヌ・ヨアヒム、
アンリ=ベルトラン・エチュヴェリー
ジエルメーヌ・セルネイ、ポール・キャバネル、
リーラ・ベン・セディーラ
(イヴォンヌ・グーヴェルネ合唱団、交響楽団
ロジェ・デゾルミエール指揮 (41年モノ)
ドビュッシー:歌曲集
マギー・テイト&アルフレッド・コルトー(36年モノ)
メアリー・ガーデン&クロード・ドビュッシー (04年 モノ)

CDM-3457932  \1450
エルガー:ヴァイオリン協奏曲*
序奏とアレグロ
*ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ヴァーノン・ハンドリー指揮
(83年/*84年 ステレオ)

CMS-3458022  2枚組  \2250
マーラー:交響曲第2番「復活」
アーリーン・オージェ、ジャネット・ベイカー
バーミンガム市合唱団&交響楽団
サイモン・ラトル指揮 (86年 ステレオ)

CDM-3458092  \1450
ミヨー:世界の創造
バレエ「世界の創造」Op.81
(バレエ「屋根の上の牛」Op.58a
(フランス国立管弦楽団、
レナード・バーンスタイン指揮(76年 ステレオ)
ブラジルの郷愁Op.67(全12曲)
コンサート・アーツ管弦楽団、ダリウス・ミヨー指揮(56年 ステレオ)

CMS-3458152  2枚組  \2250
モーツァルト:交響曲集
交響曲第29番、35番「ハフナー」、38番「プラハ」、39番
40番&41番「ジュピター」
フィルハーモニア管弦楽団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー指揮(56年、60年、62年&65年 ステレオ)

CDM-3458202  \1450
ギレリス/サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番
*ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガOp.87-5&24
エミール・ギレリス(ピアノ)
パリ音楽院管弦楽団、
アンドレ・クリュイタンス指揮 (54年、*55年 モノ)

CDM-3458242  \1450
ラヴェル:
歌曲集「シェラザード」、*5つのギリシャ民謡、*5つのヘブライの歌、
*民謡集
(ドビュッシー:*ビリティスの歌、*艶なる宴、*家のない子のクリスマス、
リアのアリア(「放蕩息子」より)
デュパルク:旅への誘い、フィディレ
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
*ゴンサロ・ソリアーノ(ピアノ) (66年 ステレオ)
パリ音楽院管弦楽団、ジョルジュ・プレートル指揮 (62年 ステレオ)

CDM-3458312  \1450
R.シュトラウス:
交響詩「ドン・ファン」、
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
ワルツ(「ばらの騎士」)、メタモルフォーゼン
シュターツカペッレ・ドレスデン、
ルドルフ・ケンペ指揮(70年、73年録音 ステレオ)

CDM-3458352  \1450
ワルター:ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
第1幕、第2幕−第3&5場
ロッテ・レーマン、ローリッツ・メルヒオール、エマニュエル・リスト
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
ブルーノ・ワルター指揮 (35年 モノ)


●BRITISH COMPOSERS
CDZ-3522862  \1000
ブリテン:歌曲集
イリュミナシオンOp.18、セレナードOp.31*
ヒザー・ハーパー、*ロバート・ティアー
ノーザン・シンフォニア管弦楽団、ネヴィル・マリナー指揮
夜想曲Op.60
ロバート・ティアー、イギリス室内管弦楽団、ジェフリー・テイト指揮

CDZ-3522892  \1000
パヌフニク・コンダクツ・パヌフニク
神聖な交響曲、素朴な交響曲
モンテ・カルロ歌劇場管弦楽団
協奏交響曲
オーレル・ニコレ(フルート)、オシアン・エリス(ハープ)
メニューイン・フェスティヴァル管弦楽団

CZS-3522742  2枚組 \1980
ブリテン:バレエ「パゴダの王子」Op.57
ロンドン・シンフォニエッタ、オリヴァー・ナッセン指揮
交響組曲「グローリアーナ」Op.53a
ボーンマス交響楽団、ウリ・シーガル指揮

CZS-3522792  2枚組 \1980
アイアランド:ピアノ協奏曲変ホ長調
コリン・ホースリー(ピアノ)
(ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ベイシル・キャメロン指揮
四月*、アーモンドの木々、コロンバイン、聖なる少年、デコレイションズ、
サルニア、3つの踊り
ダニエル・アドニ(ピアノ)
ロンドンの小品、翳った谷、3つのパステル画、あのころは、海の詩、
前奏曲集、the towing path、夏の夜、緑の道
デズモンド・ライト(ピアノ)、 
*ジョン・アイアランド(ピアノ−50年録音)


<VIRGIN CLASSICS>
VBD-3381582  2枚組 \1450
ヴェリー・ベスト・オブ・バッハ
トッカータとフーガ ニ短調/ヤコブ
コラール「主よ、人の望みの喜びよ」-カンタータ第147番/パロット指揮
管弦楽組曲第3番−序曲、エア/レッジャー指揮
2つのヴァイオリンのための協奏曲/リーズ、マードック他全40曲

VBD-3381632  2枚組 \1450
ヴェリー・ベスト・オブ・ベートーヴェン
交響曲第5番「運命」−第1楽章/ノリントン指揮
エリーゼのために/デュシャーブル(ピアノ)
交響曲第3番「英雄」−葬送行進曲(抜粋)/サラステ指揮
「月光」ソナター第1楽章/デュシャーブル(ピアノ) 他全23曲

VBD-3381712  2枚組 \1450
ヴェリー・ベスト・オブ・ショパン
幻想即興曲/デュシャーブル
夜想曲嬰ハ短調/デュシャーブル
ワルツ嬰ハ短調Op.64-2/デュシャーブル
舟歌/プレトニョフ
夜想曲嬰ヘ長調Op.15-2/プレトニョフ
スケルツォ第2番/プレトニョフ 他 全28曲

VBD-3381822  2枚組 \1450
ヴェリー・ベスト・オブ・モーツァルト
交響曲第40番ー第1楽章/メニューイン指揮
ピアノ協奏曲第21番-第2楽章/ポミエ(ピアノ)
「ドン・ジョヴァンニ」序曲/ノリントン指揮
ヴァイオリン協奏曲第5番-ロンド/テツラフ(ヴァイオリン) 他 全31曲

VBD-3381912  2枚組 \1450
ヴェリー・ベスト・オブ・シューベルト
交響曲第8番「未完成」/ノリントン指揮
セレナーデD.957-4/ベーア
水の上にて歌える/オージェ
ピアノ三重奏曲第2番ー第2楽章/キャッスル・トリオ
「冬の旅」−おやすみ/アレン
即興曲変ホ長調/オーキス 他全22曲

VBD-3381962  2枚組 \1450
ヴェリー・ベスト・オブ・ヴィヴァルディ
0協奏曲第1番「春」/グリーン
ギター協奏曲ニ長調/イスビン
4つのヴァイオリンのための協奏曲
/グリーン、バラネスク、チェイス、ローレンス
サルヴェ・レジーナ/レーヌ
協奏曲第2番「夏」/バリー
協奏曲第3番「秋」/ユゲット 他全47曲





<EMI CLASSICS>
CDC-3393392  \2080
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」Op.40
組曲「町人貴族」Op.60
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル指揮
ベルリン・フィルから新しい響きを引き出したラトルの快演ライヴ
大絶賛を博した05年9月のライヴ。発売された国内盤は各紙誌で絶賛され、
11月の来日公演もベルリン・フィルとの新しい世界を生み出した演奏で強い
印象を残しました。「町人貴族」はスタジオ収録。

CDC-3393822  \2080
シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944「ザ・グレイト」
サイモン・ラトル指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
05年6月のライヴを収録。「天国的な長大さ」とシューマンが評した大作での
ラトルの音楽作りがファンの期待をかきたてる新録音です。

CDC-3434242  \2080
モーツァルト:
セレナード 変ロ長調 K.361「グラン・パルティータ」
セレナード 変ホ長調 K.375*
ベルリン・フィルハーモニー管楽アンサンブル
マイヤー、ヴォレンヴェーバー(オーボエ)、
フクス、ゼイファルト(クラリネット)
プライス、フェルテ(バセット・ホルン)、
シュヴァイゲルト、トローク(バスーン)
バーボラク、マクウィリアム、デ・レファル・イェツィールスキ、
ウィリス(ホルン)
サクサラ(ベース)
*マイヤー、ヴォレンヴェーバー(オーボエ)、
フクス、プライス(クラリネット)
シュヴァイゲルト、トローク(バスーン)、
デ・レファル・イェツィールスキ(ホルン)
ベルリンの名手達が繰り広げる華麗なアンサンブル主席奏者たちのヴィルトゥ
オーゾ・アンサンブルの新録音、05年4月、ベルリン、ダーレムのイエス・キ
リスト教会で収録。生誕250年の年、モーツァルトへのトリビュートとして見
逃せないアイテムです。

CDS-3360802  2枚組 \2080
モーツァルト:
CD1
ソナタ第10番ハ長調K.330;ソナタ第11番イ長調K.331
ソナタ第12番ヘ長調K.332
CD2
幻想曲ハ短調K.475;幻想曲ニ短調K.397;ロンド ニ長調K.485
ロンド イ短調K.511;デュポール変奏曲;アダージョ ロ短調
ラース・フォークト(ピアノ)
評価高まるフォークトの澄み切ったモーツァルトのピアノ名曲集
ピアノ・ソロ作品のベスト選曲によるフォークトの新録音。テツラフとの共
演やモーツァルトの協奏曲の演奏で2月上旬来日予定。

CDC-3438312  \2080
ショパン:葬送、前奏曲集
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36「葬送」
夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2
夜想曲第13番ハ短調Op.48-1
前奏曲集Op.28(全24曲)
ミハイル・ルディ(ピアノ)
その実力を遺憾なく発揮したルディの新録音


●ENCOREシリーズ  各1枚 \900
CDE-3414102
バッハ:モテット集
主に向かいて新しき歌をうたわん BWV225
聖霊はわれらが弱きを助けたもう BWV226
イエス、わが喜び BWV227; 恐るるなかれ、われ汝とともにあり BWV228
来たれ、イエスよ、来たれ BWV229
主をたたえよ、すべての異教徒よ BWV230
エリク・エリクソン室内合唱団、
ドロットニングホルム・バロック・アンサンブル
エリク・エリクソン指揮

CDE-3414162
ベートーヴェン:
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」; 序曲「レオノーレ」第3番
フィラデルフィア管弦楽団、
リッカルド・ムーティ指揮
 
CDE-3452872
コープランド:エミリー・ディキンソンの12の詩、静かな都会
バーバー:弦楽のためのアダージョ、4つの歌、ノックスヴィル-1915年の夏
ヘンドリックス(ソプラノ)、
ロンドン交響楽団、ティルソン=トーマス指揮

CDE-3414282
ハイドン:交響曲集
第96番ニ長調「奇蹟」; 第98番変ロ長調; 第93番ニ長調
イギリス室内管弦楽団、ジェフリー・テイト指揮

CDE-3414342
レハール:「メリー・ウィドウ」(ハイライツ)
ローテンベルガー、ゲッダ、ケート、バイエルン放送合唱団
グラウンケ交響楽団、ヴィリー・ボスコフスキー指揮

CDE-3414372
デミトローヴァ/オペラ・アリア集
プッチーニ:「トゥーランドット」より;「修道女アンジェリカ」より; 
「蝶々夫人」より;「ヴィリー」より;「ラ・ボエーム」より;
「トスカ」より;「マノン・レスコー」より
ヴェルディ:
「アイーダ」より;「ロンバルディア人」より;「アッティラ」より
「マクベス」より 全18曲
ゲーナ・ディミトローヴァ(ソプラノ)
フィルハーモニアO、グァダーニョ指揮、
ミュンヘン放送O、ガルデッリ指揮

CDE-3414412
シベリウス:交響曲第2番; 交響詩「伝説」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮

CDE-3414442
サティ:
パラード; ルラーシュ; 馬の装具で; ジムノペディ第1番、第3番;
グノシェンヌ第3番; 風変わりな美女; ピカデリー;
「真夏の夜の夢」のための5つのしかめ面 
トゥールーズ・カピトール管弦楽団、ミシェル・プラッソン指揮

CDE-3414462
ツェムリンスキー:交響曲第1&2番
ケルン・ギュルツェニッヒ・フィルハーモニー管弦楽団、
ジェイムズ・コンロン指揮

CDE-3414482
「アメリカ」
明日に架ける橋、サウンド・オブ・サイレンス、ヴィンセント、
ウィチタ・ラインマン
他 全10曲
キングス・シンガーズ


<VIRGIN CLASSICS>
VC-3326282  \2080
ブラームス:ピアノ作品集
パガニーニの主題による変奏曲Op.35
4つのバラードOp.10
2つのラプソディOp.79
ニコラス・アンジェリク(ピアノ)
俊英ピアニストが挑むブラームスの傑作
古典派、ロマン派作品の偉大なピアニストとしてメディアと聴衆の双方から評
価を受ける70年US生まれのアンジェリク。ヴァージン・クラシックスはゴー
ティエ兄弟とともに彼をピアニストに据えたブラームスの室内楽、リサイタル
全集録音企画を進行中です。既発売の「ピアノ三重奏曲集」(VC-5456532)、
「ヴァイオリン・ソナタ集」(VC-5457312)は高い評価を受けています。この
アルバムはアンジェリクの初のリサイタル録音。アンジェリクのディスコフラ
フィの核となるアイテムです。ご期待下さい。

VBD-3413252  2枚組  \1450
十字軍の時代の音楽
不詳:Danse royale/ビンクリー;アベラール:O quanta qualia/ビンクリー;
ベルナール・ドゥ・ヴァンタドルン:Ab joi et ab joven m'apais Condesa
de Dia/ サヴァル; カルデナル/Razos es qu'ieu m'esbaudei/ビンクリー;
不詳:Saltarello/マシーニ; Non perch'l' speri, donna/ピゲ; 古い手
書き譜:Nesciens mater gregorian chant/ヒリアー; 不詳:Indescort/レ
ーヌ;マショー:Hareu ! Hareu ! Le feu-Helas ! Ou sera pris confors/
マンロウ 他 全34曲
十字軍の時代背景から生まれた激しく、美しく表情豊かな作品集
トーマス・ビンクリー、デイヴィッド・マンロウ、ヨルディ・サヴァル、
ミシェル・ピゲ、ドミニク・ヴェラール、マーティン・ベストなど古楽のトッ
プ・アーティスト達による演奏が凝縮された2CDです。

DV2BW-3392029(DVD-Video)  \4500
ブリテン:歌劇「真夏の夜の夢」全曲
音楽監督:ハリー・ビケット
舞台監督:ロバート・カーソン
オベロン/デイヴィッド・ダニエルズ
タイタニア/オフェリア・サラ
ライサンダー/ゴードン・ギーツ
ハーミア/ディアンヌ・ミーク
ディミトリアス/ウィリアム・デイズリー
ヘレナ/ブリギット・ハーン
ボトム/ピーター・ローズ
フルート/クリストファー・ギレット
パック/エミル・ワーク
リセウ大劇場交響楽団
名監督カーソンが制作した大評判のプロダクションをライヴ収録
ロバート・カーソンによるこのプロダクションはエクサン・プロヴァンス・
フェスで初演され大成功し、リヨン、ENO、リセウなどを含むヨーロッパの
ジャーなオペラハウスで再演されています。この映像は05年4月リセウ劇
場でのライヴ収録。主役オベロンを演じたダニエルズも「NYタイムズ」、「オ
ペラ・ニューズ」など各紙誌で大絶賛されています。


<EMI&VIRGIN CLASSICS>
EMI CLASSICSがEXTENDED AUDIO DISCの名称で初発売するニュー・タイプの
オーディオ・ディスクは、日本のレコード協会がDVD MUSICとしているソフト
と基本的に同一のオーディオ・デイスクです。
静止画と音声を収録したディスクで、DVDビデオ対応のプレーヤーで再生いた
だくオーディオ・ディスクです。EMI CLASSICSでは今回の4アイテムに加え
06年7月にもさらに6点(詳細未定)のアイテムの発売を予定しております。

EADW-3314759  \2390
マーラー:交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」
ブルーアー、イソコスキ、バンゼ、レンメルト、ヘンシェル、ヴィラーズ、
ウィルソン=ジョンソン、リライア
バーミンガム市交響楽団&合唱団 他
サイモン・ラトル指揮
マーラー交響曲全曲録音の最後を飾る大曲の名録音
5.1 DTS サラウンド・サウンド
ラトルのインタヴューと録音セッション動画(フランス語、ドイツ語字幕)
ドイツ語、ラテン語歌詞 静止画(英、フランス語、ドイツ語字幕)
ROM部分に歌詞

EADW-3440119  \2390
ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第1番嬰へ短調Op.1
ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、アントニオ・パッパーノ指揮
絶賛をうけたアンスネスの最新録音
5.1 DTS サラウンド・サウンド
アンスネス、パッパーノのインタヴューと録音セッション動画

EAD2W-3440159  2枚組 \2980
ベスト・クラシックス100
曲目は6CDの「ベスト・クラシックス100」(CZS-5858422)と同様です。
大ベスト・セラー中の「ベス・クラ100」がディスク2枚で登場
ドルビー・ディジタル・ステレオ・サウンド
オン・オフ可能な背景静止画面付き曲目、アーティスト表示

EADW-3314749  \2390
ノクチュルヌ-Music for Dreaming
フォーレ:パヴァーヌ/トルトゥリエ指揮、
リスト:愛の夢第3番/パイク、
ベートーヴェン:「月光」第2楽章/プレトニョフ、
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番ー第2楽章/プレトニョフ 
ショパン:夜想曲嬰ハ短調/プレトニョフ他 全39曲
ノクチュルヌ・シリーズのエッセンスを凝縮した1枚、約3時間収録
ステレオ・サウンド
オン・オフ可能な夜のイメージ背景静止画面付き曲目、アーティスト表示


<VIRGIN CLASSICS>
VC-3446962  \2080
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第17番ト長調 K453
ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K466 
ピョートル・アンデルジェフスキ(ピアノ&指揮)
スコットランド室内管弦楽団
9月の来日、シマノフスキ・アルバムで日本のファンにもその存在感を強烈に
アピールしたアンデルジェフスキ。モーツァルト・イヤーに2作目となる協奏
曲の新録音を世に問います。06年シーズンは数多くのモーツァルト:ピアノ
協奏曲を世界の各地で演奏予定、記念日の1月27日には本録音の顔合わせ
で17番がスコットランドで演奏されます。

VM-3517932  \1450
モーツァルト・フォー・マイ・ベイビー
そり滑り; 子守唄K350; デイヴェルティメントK334-メヌエット; 
魔笛-パ、パ、パ、パ、パパゲーナ; ピアノ協奏曲20番-第2楽章; 
レ・プティ・リアン; クラリネット五重奏曲-アダージョ; 
アイネ・クライネ・ナハトムジーク-ロマンツェ; 
交響曲第25番-第1楽章; フィガロの結婚-恋とはどんなものかしら 
他全16曲
ベルガンツァ、チッコリーニ、マリナー、ノリントン、ポミエ、ポルタル、
テイト他
赤ちゃんに聞かせたいモーツァルト
ミュージック・セラピーをベースに編成されたモーツァルト作品名曲集。か
わいい赤ちゃんのジャケット・カヴァーが予定されています。

VCW-3447332(CD+DVD)  \2700
VC-3447012(CDのみ)  \2080
ヴィラゾン/リサイタル-花の歌、妙なる調和(ラグジュアリー版)
プッチーニ:妙なる調和-歌劇「トスカ}
プッチーニ:見たこともない素晴らしい美人-歌劇「マノン・レスコー」
オッフェンバック:クラインザックのバラード:アイゼナッハのお屋敷に、 
他-歌劇「ホフマン物語」
ヴェルディ:永久に君を失えば-歌劇「仮面舞踏会」
ヴェルディ:我が誓いを聞きたまえ-歌劇「エルナーニ」
フロトウ:うるわしい君の姿はまぶたを去らない-歌劇「マルタ」
フロトウ:歌劇「アレッサンドロ・ストラデッラ」より
チャイコフスキー:レンスキーのアリア-歌劇「エフゲニー・オネーギン」
R.シュトラウス:厳しさを胸に装い-歌劇「ばらの騎士」
ドニゼッティ:何というやさしさ-歌劇「ドン・パスクワーレ」
ドニゼッティ:優しい魂よ-歌劇「ファヴォリータ」
ビゼー:花の歌-歌劇「カルメン」
ビゼー:耳に残る君の歌声-歌劇「真珠とり」
チレア:母の優しく微笑む面影を-歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」 
マスカーニ:
お母さん、あの酒は強いね-歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」*
ジョルダーノ:愛さずにはいられぬこの思い-歌劇「フェドーラ」
ロランド・ヴィラゾン(テナー)
バイエルン放送合唱団、ミュンヘン放送交響楽団
ミシェル・プラッソン指揮
*テレサ・ブランク、**フローリアン・ラコーニ
ディジパック、40Pブックレット
DVDのコンテンツ:
コンサート、録音スタジオでのヴィラゾンの映像、インタヴュー
マノン・レスコー、カルメン、フェドーラ、エフゲニー・オネーギン、
ばらの騎士の各アリア・フル収録(予定)、約40分
世紀のテナー、絶好調のヴィラゾンの最新アリア集
デビュー以来世界のメジャーなオペラ・ハウスで絶賛、日本で9月のリサイ
タルでも観客を熱狂のるつぼのたたきこんだヴィラゾン、間違いなく新世紀
を代表するテナーの地位を確実にしています。3作目のリサイタル・アリア
集。フランス、イタリア、ロシアと彼の多彩なレパートリーを満載した待望
のアルバムです。今回DVD付きのラグジュアリー版とCDのみの2ヴァージョン
をご案内します。
  
<DHM>
82876757352  2枚組  \3000
モーツァルト:初期交響曲集 Vol.2
交響曲ニ長調 K. 97 (73m)[第47 番]
交響曲ニ長調 K. 111 & K. 120/111a[「アルバのアスカニオ」序曲と第1曲]
交響曲ト長調 K. 124[第15 番]
交響曲ニ長調 K. 141
[第50 番:「シピオーネの夢」序曲K. 126 & K. 161/163]
交響曲ハ長調 K. 162[第22 番],
交響曲変ホ長調 K. 184 (161a)[第26 番]
交響曲ト長調 K. 199 (161b)[第27 番],
交響曲ト短調 K. 183 [第25 番]
交響曲ニ長調 [「にせの女庭師」序曲K. 196 & K. 127 (207a)]
メヌエットとトリオ K.409 (383f)
[※各曲間に、アーノンクール一家によるモーツァルト父子の手紙朗読が挿入
されます。]
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
ニコラウス・アーノンクール、マキシミリアン・アーノンクール、
ラーヤ・アーノンクール(語り)
アーノンクールのBMG クラシックス移籍に伴い、2004年にはドイツ・ハルモニ
ア・ムンディ・レーベルから「モーツァルト: 初期交響曲集【82876587062】」
を発売。今回はモーツァルト・イヤーのオープニングを飾るバースデイ・リリ
ースということで、その続編にあたるVOL.2 をリリース。VOL.1 同様、若書き
の作品だからといって手を抜くことのないアーノンクールの鮮烈なアプローチ
はここでも健在である。
モーツァルト親子の間で交わされた手紙をアーノンクール一家が読み聞かせる
朗読トラック付き。前回と同様、ちょうどこれらの交響曲が作曲されていたこ
ろに父のレオポルトとの間で交わされた手紙を、アーノンクールと彼の孫とが
読みついだ朗読も曲と曲の間に収録。演奏にも演劇的所作を求めるアーノンク
ールのオーストリアなまりの入った語りは、レオポルトやヴォルフガングが
しゃべっていたドイツ語の再現ともいえるユニークなものでもあります。
(国内盤には、朗読内容の翻訳を付す予定)
[録音]1999年12月、2000年1 月、ウィーン、カジノ・ツェーゲルニッツ

★発売済みの商品値下げのご案内
82876587062  2枚組+ボーナスCD  新価格 \3000
モーツァルト:初期交響曲集 Vol.1
1.交響曲 変ホ長調 K.16(旧ブライトコプフ版番号:第1番)(1764-65)
2.交響曲 ニ長調 K.19(第4番)(1765)
3.交響曲 ヘ長調 K.19a (1765)
4.交響曲 変ロ長調 K.22(第5番)(1765)
5.交響曲 ヘ長調 K.42a(第43番) (1767)
6.交響曲 ヘ長調 K.43(第6番)(1767)
7.交響曲 ニ長調 K.45(第7番)(1768)
8.交響曲 ト長調 K.45a (1768)
9.交響曲 変ロ長調 K.45b (1768)
10.交響曲 ニ長調 K.48(第8番)(1768)
11.交響曲 ハ長調 K.73(第9番)(1772)
ニコラウス・アーノンクール
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス


<ARTE NOVA>
82876769942  \650
ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op61
ロマンス第1 番ト長調Op.40& 第2 番ヘ長調Op.50
クリスティアン・テツラフ(Vn)
デイヴィッド・ジンマン(指揮)
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
ベートーヴェン、R.シュトラウス、シューマンの交響曲・管弦楽曲のシリーズ
録音でリスナーの強力な支持と高い評価を得ている名匠デイヴィッド・ジンマ
ンとチューリヒ・トーンハレ管弦楽団がベートーヴェンの交響曲全曲録音から
3年の歳月を経て、序曲全集で満を持して始めたベートーヴェン録音シリーズ
の第2フェーズ第4弾となる今作は、ヴァイオリンの名手として近年、日本でも
高い評価を得ているクリスティアン・テツラフをフィーチャーしたヴァイオリ
ンとオーケストラの協奏的作品集!テツラフはミヒャエル・ギーレン指揮南
西ドイツ放響と同曲をベートーヴェンの自筆草稿によるオリジナル譜(カデ
ンツァなども特異)で録音していたが(録音年不祥、クワドロマニア)、今
回ロマンスを含め、満を持した再録音となるディスク!
現代を代表する名ヴァイオリニストの一人で、虚飾を排し、繊細な感性と考え
抜かれた知的なアプローチで作品の核心を掴むテツラフ。早くから「21世紀
を担う大器」と謳われ優れた現代感覚と大きな風格を備えた演奏で、今や世
界の音楽シーンの最前線に欠かすことのできない存在であり、同世代で最も
刺激的なヴァイオリニストともいわれる彼は、バッハの無伴奏ソナタ&パル
ティータの比類なき演奏を含むリサイタルはもちろん、現代のトップ・アー
ティストたちとの協奏曲や室内楽でも、常に完成度の高い音楽を聴かせて絶賛
を集めている。その彼がこのジンマンのベートーヴェン・チクルスのヴァイ
オリン協奏曲のソリストに選ばれた意義は大きい!
クリスティアン・テツラフ(1966 年ハンブルク生)はリューベック音楽大学
でハイベルクに、シンシナティでレヴィンに学ぶ。1988年チェリビダッケ指
揮ミュンヘン・フィルとのベルリン音楽祭デビューとクリーヴランド管弦楽団
とのアメリカ・デビューで大成功を収め、以後、世界各地でのリサイタル、ベ
ルリン・フィル、ウィーン・フィル、ニューヨーク・フィルをはじめ世界中の
一流オーケストラや指揮者との協奏曲や、室内楽などでも活躍。CD も『バッ
ハの無伴奏』(Virgin)や『ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集』(EMI)など、
いずれも高く評価されており、その活発な演奏活動は常に注目を集めている。
[録音] 2006年 月、 チューリヒ・トーンハレ


<RCA RED SEAL EU>
82876777162  \1980
ミューズの子-シューベルト歌曲集
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br)
ゲロルト・フーバー(ピアノ) 
あなたと2人きりでいるとD.866-2
(ザイドルの詩による「4曲のリフレイン歌」D.866,Op.95)【ザイドル詩】
夕べの情景D.650【ザイドル詩】
天の花火D.651【ザイドル詩】
彼女がここにいたとはD.775, Op.59-2【リュッケルト詩】
はるかな人への憧れD.770, Op.71【フォン・ライトナー詩】
窓辺にてD.878,Op.105-3【ザイドル詩】
ブルックにてD.853,Op.93-2【シュルツェ詩】
漁師の恋の幸福D.933【フォン・ライトナー詩】
冬の夕べD.938【フォン・ライトナー詩】
弔いの鐘D.871,Op.80-2【ザイドル詩】
アリンデD.904【ロホリッツ詩】
漁師の歌(通称:漁師のくらし)D.881,Op.96-4【フォン・シュレヒタ詩】
夕映えのなかでD.799【ラッペ詩】
ミューズの子D.764,Op.92-1【ゲーテ詩】
君こそは憩いD.776,Op.59-3【リュッケルト詩】
老人の歌D.778, Op.60-1【リュッケルト詩】
逢う瀬と別れD.767,Op.56-1【ゲーテ詩】
世界が注目するドイツのバリトン歌手クリスティアン・ゲルハーヘル(1968年
生まれ)の、2003年度レコード・アカデミー賞を受賞した「冬の旅」を含む
シューベルト3大歌曲集、ロマン派歌曲集の最高傑作「詩人の恋」を経て、待
望のニュー・リリースとなるアルバムは様々な詩によるシューベルトの歌曲
集!ドイツ・リートの優れたディスクを立て続けに発売し日本での評価と人気
も揺ぎないものとしたゲルハーヘルですが、日本でのリーダーアーベント(ド
イツ・リート・リサイタル)のツアーがまた実現していない渇望を満たすディ
スクの登場です。今までのCDで素晴らしいサポートで高い評価を得たフーバー
のピアノと一体となって繊細かつ優美な世界を創り出し、シューベルトの歌の
世界を見事に表出。ドイツ・リート以外でもオーケストラとの共演(ラトル
指揮ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサートでの「カルミナ・ブラー
ナ」やブロムシュテット指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管との「エリ
ア」など)で絶賛を博するゲルハーヘルの評価をさらに引き上げるレコーディ
ングです。
2008 年来日予定。
[録音] :2005年9月18日−21日、
ミュンヘン、ホッホシューレ・フュア・ムジーク・ウント・テアター大ホール


<OEHMS CLASSICS>
OC907  \1400
シューベルト: 歌曲集「冬の旅」(全曲)
トーマス・E・バウアー(Br)
ジークフリート・マウザー(p)
シベリア鉄道に乗り、本当の「冬」を感じ取った、感動的な歌唱。
ナクソス等にも録音の多い、近年リート歌手として人気を博している、トーマ
ス・E・バウアーによる、新解釈による「冬の旅」。 シューベルトはもちろ
んシベリアには行った事はないが、シベリアの土地はヨーロッパより更に感傷
的であった。それを体験するにはシベリアを旅することであった。実際にシベ
リア特急に乗り込み、シベリアを旅し、その土地の風土と人にふれあったこと
は、彼にとって新鮮なものだった。更に民族的な要素を汲み取ったバウアーは、
それをこの「冬の旅」の解釈に取り入れたのだ。そして最終駅であるイルクー
ツクにて、ライヴ録音が行われた。ここに収録された演奏は、バイエルン放送
で「シューベルト・イン・シベリア」と題されたドキュメンタリー番組として
放映されたもののサウンド・トラックですが、その感動的な歌は、ミュンヘン
で非常に話題となったものです。
(2004年9月14日 イルクーツク国立ギャラリーでのライヴ録音)

OC556  \1400
ヨハン・ヨーゼフ・フックス :ウィーン王宮のための室内楽作品集
ルネ・クレマンシック(指揮、cemb,org)
クレマンシック・コンソート
ヒロ・クロサキ(Vn),
イシュトヴァン・ケルテス(Vn),ウルスラ・コルチャック(Va),
クラウディオ・ロンコ(Vc), ヘルヴィッヒ・ノイゲバウアー(ヴィオローネ)
「4声のための序曲(器楽のための協奏曲第3&6番)」「3声のためのカンツォ
ン」「パルティータ・トリオ」「3声のためのパルティータ」「3声のための
シンフォニア(トルコ風)」 大ベストセラー「フックス/レクィエム
(ArteNova 74321277772)」に続く、クレマンシックのフックス2枚目の録音
です。フックスはオーストリアの代表的で重要なバロック作曲家でありまし
たが、その録音は意外と少ないものです。オーストリア(ウィーン)在住のク
レマンシックにとって、フックス研究は彼のひとつのライフワークでもあり
ます。そのほとんど出版されていなかった器楽室内楽作品を研究し、演奏を
試みました。これらの作品は、フランス様式で作曲されていますが、イタリ
ア的要素が多く、独特な雰囲気をもっています。王宮を熱狂に陥れたという
「トルコ風」と呼ばれる「3声のためのシンフォニア」は、話どおり、まさに
ここでのはちきれんばかりに楽しい演奏によって再現されています。 既に10
年以上ものクレマンシック・コンソートのコンサート・マスターを務めるヒ
ロ・クロサキの技巧的かつ優雅で暖かいバロック・ヴァイオリンが、クレマ
ンシックの研究成果を完璧に汲み取り、素晴らしい演奏が繰り広げられます。
(2004年5月26-28日、ウィーンW*A*R-スタジオでの録音)

OC557  \1400
Huj-バルトークのハンガリー民族音楽
コレクションへのイマジネーション
ヴォルフガング・ネッツァー(ギター&アレンジ)、
オードリー・ルーナ(ヴォーカル)、
ガブリエレ・ミラバッシ(クラリネット)、
サーシャ・ゴトワシュコフ(パーカッション)
ドイツ・オーストリア音楽の強い影響から出発したバルトークだったが、東
ヨーロッパの民族音楽の収集家でもあり、アフリカのアルジェリアまで足を
伸ばすなど、学問分野としての民族音楽学の祖の一人です。ハンガリーやそ
の周辺の民謡をはじめとした民族音楽を科学的に分析し、その語法を自分の
ものにしていった側面と、同時期の音楽の影響を受けた側面の二律背反的な
バランスの中で作品を生み出す、という独自の道を歩みました。ただし、彼
の楽曲はソナタ形式の活用など、いわゆる西洋の音楽技法の発展系の上で成
立しており、音楽史的には新古典主義の大きな流れの一人と位置付けて言わ
れている。 逆に、バルトークの民族音楽の収集は世界一重要な音楽民族学的
な概要の1つです。しかし、バルトークは決してバルカン半島音楽の魅惑的世
界との芸術的遭遇を基礎として、この収集を使用する唯一の作曲家ではあり
ませんでした。これらの農民的旋律とリズム、比較にならないほどメロディッ
クな流れ、および五音音階のハーモニーの吟味は、現在この素材に関する彼
自身の音楽の解釈するために、作曲家兼ギター奏者であるヴォルフガング・
ネッツァーを奮い立たせました。ソプラノのオードリー・ルーナ、クラリネ
ットのガブリエレ・ミラバッシ、および打楽器奏者サーシャ・ゴトワシュコ
フによって、完全に異なった音楽の影響から発して、ネッツァーは完全にオ
リジナルの音に伴う独自のアルバムを作成しました。 その独特なアレンジは、
バルトークの作品とは全く違いますが、世紀末のような怪しいジャズ風です
が、なんとも不思議な気持ちにさせてくれます。
(2004年秋、W・ネッツァー・スタジオ、ミュンヘン・アマデウス・スタジ
オでの録音)

OC608(SACD-Hybrid)  \1900
ハインリヒ・カミンスキ:合唱作品集
ゲルト・グクルヘール(指揮)
ミュンヘン・オルフェウス合唱団
「Der 130, Psalm」「Alle Menschen mussen sterben」「Die Messe deutsch」
「Die Erde - Zarathustra: Yasna 29」「Triptychon」「Der Mensch」
「Sechs Chorale」「Amen」「Geistliche Chore」
近代合唱作品に大きな影響を与えた最も重要な作曲家、ハインリヒ・カミン
スキの合唱作品集です。1886年に生まれたカミンスキは、ハイデルベルクにて
化学を学んだが、1909年に音楽の世界に転向し、1914年にピアノ教師として働
きはじめました。世界第一次大戦中彼は聖歌隊の指揮者をし、ベルリン、プロ
イセン大学の教授を務め、同僚にプフィッツナー、そして教え子にカール・
オルフがおり、お互いに刺激合いました。彼は政府より「半ユダヤ教徒」とさ
れ、スイス、フランスを逃げ回ったが、1946年に亡くなりました。彼の作曲
法は、バッハとレーガーの厳格な対位法に従いながら、複雑な構造と自由
なハーモニーによっています。彼の最高の作品とされる「Die Messe deutsch」
は、調声と言語は絶えず展開し、絶望のドイツ政局に対するメッセージが宣言
されています。 ハイブリッドSACDでの発売です。
(2005年7月15-18日、ミュンヘン・聖ウルスラ教会での録音)
  
<WARNER>
2564.62300  \1900
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ソナタ第7番Op.10-3、ソナタ第14番Op27-2「月光」、
ソナタ第22番Op.54、ソナタ第23番Op.57「熱情」
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)
鬼才ルガンスキー、初めての古典作品。
ショパン、ラフマニノフのロマン派以降の作品を手がけてきたルガンスキーが
初めてベートーヴェンに挑みます。「月光」「熱情」といったピアノ作品とし
ても頂点に立つ曲とともに“不出来”と揶揄される22番も収録。ルガンスキー
ならではの組み合わせです。

2564.62514  \1900
ショスタコーヴィチ:
ピアノ・トリオ第1番Op.8(1923)、2番Op.67(1943)、
ブロークの詩による7つの歌Op.127(1967)
ボザール・トリオ、ジョアン・ロジャース(Sop)
1955年7月13日にタングルウッド音楽祭でデビューし、今年で結成50年を迎えて
しかもかくしゃくたる演奏活動を続けるボザール・トリオのワーナークラシッ
クへの第2弾録音。ショスタコーヴィチの初期、中期を飾るピアノ・トリオと
晩年期のピアノ、ヴァイオリンとチェロを伴奏にもつ歌曲集を収録。この歌曲
集はヴィシネフスカヤ、ロストロポーヴィチ、リヒテル、オイストラフによっ
て初演されました。ヴァイオリンのダニエル・ホープはモーツァルトのソナタ
他2タイトルをワーナーで発売。今後バッハ:ヴァイオリン協奏曲、ショスタ
コーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲等を予定、またチェロのメネセスもシューマ
ン:チェロ協奏曲等を予定している。

2564.62196  \1900
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 第2巻
弦楽四重奏曲第3番ニ長調Op.18-No.3、第15番イ短調 Op.132
エンデリオン四重奏団
最新の研究成果に基づく「Jonathan Del Mar(ジョナサン・デル・マール)」
版による初の全集録音。第1巻(第11番「セイオーソ」、第2番、第16番、
楽章(アレグレット)ロ短調)は好評発売中。

2564.62791  \1900
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
モーツァルト:協奏交響曲 K.297b
エルガー:ニムロデ(エニグマ変奏曲より)、バレンボイムのスピーチ
ダニエル・バレンボイム
ウェスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラ
バレンボイムが彼のオーケストラをイスラエルのラマラにつれてきたとき、バ
レンボイムの人道主義は紛争を超越した。バレンボイムが異なる習慣、宗教の
民族から若い音楽家を集め、自ら手塩にかけて育てたウェスト・イースタン・
ディヴァン・オーケストラによるイスラエルのラマラにおけるコンサート
(2005年8月)をライヴ収録。文字通り音楽には国境はないことを証明し、音
楽によって民族問題を克服しようとするバレンボイムの人道主義的活動の一環
としてのコンサートが民族紛争の象徴であるラマラ市のパレスチナ人居住区で
行われ、高らかにベートーヴェンの運命等が演奏された。
   
2564.62792(DVD-Video) \4000
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、
モーツァルト:協奏交響曲 K.297b
エルガー:ニムロデ(エニグマ変奏曲より)
バレンボイム、サイード他のスピーチ
もう1枚のDVDにはドキュメンタリー「初めに知識ありき」(93分)を収録
バレンボイムとサイードの対談、オーケストラ・リハーサルとコンサートの
抜粋(ジュネーヴ)等々
ダニエル・バレンボイム
ウェスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラ   
2枚のDVDにバレンボイムと彼のオーケストラとの交流、発展がコンサートも交
えて余すところなく描かれている。既発売の「レッスン・イン・ハーモニー」
に続くバレンボイム/ウェスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラの
第2弾。今回はCDとDVD2枚組に分かれての発売。バレンボイムの指導によって
民族、宗教、言語の違う若い音楽家が音楽という共通項で結ばれてオーケスト
ラとともに成長していく過程がより克明にわかる内容になっている。
DVD1枚にザ・ラマラ・コンサート(112分)を収録
<オーディオ:リニアPCM、ドルビー・デジタル5.1サラウンド、DTS 5.1サラ
ウンド>
<英語、仏語、独語、スペイン語、アラビア語(ドキュメンタリーのみ)>

2564.62560  \1900
「地中海のクリスマス」
ボストン・カメラータ(ディレクター:ジョエル・コーエン)
中世から19世紀に至る時代の地中海周辺で歌われたクリスマス・ソングをス
ペイン、ポルトガル、イタリア、プロヴァンス、ヘブライ、アラビアの各語
で収録。結成50年を迎えたボストン・カメラータはリュート奏者のジョエル・
コーエンのもと中世からルネサンス、バロックの音楽を専門に研究・演奏する
アンサンブルで、今までにワーナーより「アメリカのクリスマス」「サンタ・
マリアのカンティガ」等約10タイトルを発売している。このCDでは共通の
祝祭であるクリスマスというテーマのもと、伝統も宗教的背景も違うミュー
ジシャンのアラビア音楽アンサンブルの“シャーク(Sharq)”が参加している。

2564.62513  \1900
「20世紀のクラリネットとヴィオラとピアノの三重奏曲集」
ジャン・フランセ:クラリネット、ヴィオラとピアノのためのトリオ(1990)
フランシス・プーランク:クラリネット・ソナタ(1962)
ジェルジー・クルターク:ロベルト・シューマンへのオマージュ(1990)、
ジョルジュ・エネスコ:演奏会用小品(1906)
ジークフリート・マトゥーズ:ヴァサーシュピーレ(2001世界初録音)
トリオ・アポロン
クラリネットとヴィオラとピアノによる“トリオ・アポロン”、メジャー・
デビュー・アルバム。トリオ・アポロンは1990年にベルリン国立管弦楽団の
首席クラリネット奏者のマティアス・グランデルと首席ヴィオラ奏者のフェ
リックス・シュヴァルツとピアニストのヴォルフガング・キーンルによって
結成された。すでに評価の確定している20世紀を代表する作曲家の作品に加
え、トリオ・アポロンのために書かれたマトゥーズのヴァサーシュピーレも
収録。

2564.62595  \1900
フンメル:ピアノ・トリオ全集 Vol.1 
ピアノ・トリオ第2番、5番、6番
ヴォーチェス・インティメ

2564.62596  \1900
フンメル:ピアノ・トリオ全集 Vol.2 
ピアノ・トリオ第1番、3番、4番、7番
ヴォーチェス・インティメ
これは珍しい!フンメルのピアノ三重奏曲全集が登場。フンメルはハンガリ
ーのブラティスラヴァで1778年に生まれ、8歳でモーツアルトに師事し、9歳
でモーツァルトの指揮のもとデビューし、その後ヨーロッパ各地を演奏旅行
し、ロンドンではロンドンでクレメンティ、1793年よりウィーンでサリエリ
やハイドンから学んだ。またベートーヴェン等とも親交をむすんだ。最後は
ワイマールに住み、ゲーテとシラーとともに町の名士となった。
Voces Intimaeは1998年に結成され、イタリア主要都市でのコンサートを経て
ロンドンで大成功を収め、ブリュッセル、バルセロナ、ウィーン等ヨーロッ
パ各地で演奏を行っている。彼等の主要なレパートリーはゲーテに触発され
た作曲家に集中しているが、20世紀までに作曲されたイタリアとフランスの
ピアノ・トリオもそうである。
       
2564.62409  \1900
エルネ・ドホナーニ(1877-1960):
組曲Op.19(1908-09)、ハンガリー牧歌Op.32b(1924)、
アメリカン・ラプソディーOp.47(1953)
ドモンコシュ・ヘーヤ指揮 ダニュービア交響楽団
ドホナーニの壮年期から晩年までの主要な管弦楽作品を収録。エルネ・ドホ
ナーニはハンガリー出身でピアニストとして活躍する傍らベルリン高等音楽
学校、リスト音楽院で教鞭をとり1949年にアメリカに移住後、フロリダ州立
大学のピアノと作曲の教授に就任。その時代にアメリカン・ラプソディーを
作曲した。
指揮者のドモンコシュ・ヘーヤはバルトーク音楽院に在学中に友人と1993年
にダニュービア交響楽団を設立し、現在は同楽団の芸術監督を務めている。
以降東欧を中心に活動してるが2001年には東京シティー・フィルに客演した。
 
<NAXOS>  各1枚 \850
8.554561
<ロマンティックなハープの世界>
グランジャニー(1891-1975):ハイドンの主題による幻想曲 
トゥルニエ(1879-1951):森の泉のほとりにて 
ロータ(1911-1979):サラバンドとトッカータ 
ピエルネ(1863-1937):即興的奇想曲 フ
ァリャ(1876-1946):歌劇「はかない人生」-スペイン舞曲第1番 
フォーレ(1845-1924):塔の中の姫君/即興曲 
マーフィー(1964- ):
ハープ協奏曲「そして夜には星を描いた」-III:火花(カデンツァ) 
プロコフィエフ(1891-1953):10の小品-第7番「前奏曲」 
サルゼード(1885-1961):バラード
演奏/ジュディ・ローマン(ハープ)
グランジャニー、トゥルニエ、サルゼードなどハープの作曲家による美しい
作品や、フォーレやピエルネなどのハープ・オリジナル曲ほかを集めた名曲
集。「華麗なるハープの世界」(8.554347)の続編でもあり、ハープ音楽
ファンは必聴の一枚です。

8.557168
シマノフスキ(1882-1937):<ピアノ音楽全集第4集>
9つの前奏曲/ピアノの変奏曲/20のマズルカ-第17曲-第20曲/2つのマズル
カ/ロマンティックなワルツ/ピアノ・ソナタ第3番
演奏/マーティン・ラスコー(ピアノ)
ポーランド後期ロマン主義の中軸となったシマノフスキのピアノ曲は、ショ
パンの影響から神秘主義までの足跡を幅広く表出しているもの。作品番号1
の「9つの前奏曲」は、ショパンの作品に聞こえるほどで、この作曲家の
ファンを増やすでしょう。

8.557460-62(3枚組)
ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ブラジル風バッハ(全曲)[第1番(チェロのオーケストラのための)/
第2番(室内オーケストラのための)/第3番(ピアノとオーケストラのた
めの)/第4番(1941年オーケストラ編曲)/第5番(声楽と8つのチェロ
のための)(ポルトガル語歌詞・英語対訳付き)/第6番(フルートとファ
ゴットのための)/第7番(オーケストラのための)/第8番(オーケスト
ラのための)/第9番(弦楽のための)]
演奏・歌/ケネス・シャーマーホーン(指揮)、
アンドリュー・モグレリア(指揮……第1番のみ)ナッシュヴィル交響楽団、
ロザーナ・ラモサ(ソプラノ)、ホセ・フェガーリ(ピアノ)、
アンソニー・ラマルキーナ(チェロ)、エリック・グラットン(フルート)、
シンシア・エスティール(ファゴット)
2005年に惜しくも亡くなり、英グラモフォン誌が1ページの追悼広告を掲載し
たほど評価されていた“知る人ぞ知る実力派指揮者”。20年以上もナッシュ
ヴィル響の指揮者として愛された彼はバーンスタインのアシスタントとして
頭角を現し、アメリカでは高く評価されていました。オーケストラの首席奏
者などと共に録音したこのCDは、いわば彼の追悼盤。録音が叶わなかった第
1番のみ、モグレリアが指揮しています。

8.557605
バラカウスカス(1937- ):交響曲第4番/交響曲第5番
演奏/ヨザス・ドマルカス(指揮)リトアニア国立交響楽団、
ロムアルダス・スタシュクス(オーボエ)、
イーゴリ・クラマレフ(トランペット)
「スタシス・ロゾライティスの想い出に捧ぐレクィエム」(8.557604)で注
目されたリトアニアを代表する作曲家であり、聖歌風の息の長い旋律を連ね
ていく作風を持つバラカウスカス。第4番は1998年の作品で抒情的な雰囲気
にあふれ、2001年作曲の第5番はジャズのビッグバンドを思わせる強烈なリ
ズムが展開されます。

8.557611
ティペット(1905-1998):
ピアノ・ソナタ第1番/ピアノ・ソナタ第2番/ピアノ・ソナタ第3番
演奏/ピーター・ドノホー(ピアノ)   
音楽的にブリテンの後継者だったティペットですが、初期のソナタ第1番は
4楽章形式の新古典主義的な作風。第2番は12分ほどでコラージュ的な手法
も取り入れている作品。第3番は無調風を装いながら随所で瞑想的な響きを
聴かせる作品です。 録音・編集:24bit

8.557628
アリアーガ(1806-1826):<弦楽四重奏曲集>
弦楽四重奏曲第1番/同第2番/同第3番
演奏/カメラータ・ボッケリーニ
スペインのモーツァルトと呼ばれ、19年という短い生涯に残された作品には根
強いファンがいるアリアーガ。憂いのある響きで始まる弦楽四重奏曲第1番
ほか、その才能を証明する3曲です。2006年のモーツァルト・イヤーに再注目
されるでしょう。

8.557638
リース(1784-1838):<ピアノ協奏曲集第1集>
ピアノ協奏曲Op.151「ライン川への挨拶」/ピアノ協奏曲Op.123 
※ともに世界初録音
演奏/クリストファー・ヒンターフーバー(ピアノ)、
ウーヴェ・グロット(指揮)ニュージーランド交響楽団
ベートーヴェンの弟子であり、彼の協奏曲を幼少のリストが完璧に演奏して
注目されたというエピソードもあるリース。世界初録音となる2つの協奏曲
はベートーヴェンの正当な後継者であることを示す作品であり、特に作品123
は「ベートーヴェンの協奏曲第6番」と言いたくなるほど完成度の高い作品
です。

8.557654-55(2枚組)
ジャケ・ド・ラ・ゲール(c.1664/65-1729):クラヴサン組曲第1番-第6番
演奏/エリザベス・ファー(クラヴサン)
ルイ14世の宮廷を舞台に、クラヴサン奏者および作曲家として活躍。当時の
女性作曲家としては珍しく多くの作品を送りだしました。可憐さを持つこの
組曲集は彼女を知る大きなチャンスであり、フランス・バロック特有の舞曲
組曲として、もっと知られてもいいでしょう。

8.557694
フンメル(1778-1837):<室内楽曲集>
ピアノ四重奏曲Op.posth./ピアノ三重奏曲Op.35/チェロ・ソナタ/ピアノ
三重奏曲Op.22
演奏/スーザン・アレグザンダー=マックス(フォルテ・ピアノ)、
ミカエラ・コンベルティ(ヴァイオリン)、
サイモン・スタンデイジ(ヴァイオリン)、
ジェーン・ロジャース(ヴィオラ)、パル・バンダ(チェロ)
当時ヨーロッパ随一のピアニストでもあり、古典とロマンティックの間の魅
惑的な時代を占めたフンメルの音楽。晩年の25年間、その詩的なメロディー
によりウィーン子たちに愛され続けました。スタンデイジほか、フロリレジ
ウムやアレグリSQのメンバーなどが古楽器によるハツラツとした演奏を聴か
せます。

8.557778
ヴェルディ(1813-1901):<歌曲集>
アヴェ・マリア/6つのロマンス-孤独な部屋で/同-暗い夜を恐れて/同-エ
リザよ、疲れた詩人は死んでゆく/同-つぼに近寄るな(墓に近寄らないで欲
しい)/ストルネッロ「お前は私を愛さないという」/6つのロマンスのア
ルバム-日没/同-星に/同-神秘/同-石だたみの道(小さな煙突掃除屋)/
同-乾杯(自筆譜:第1稿)/同-乾杯(出版譜:第2稿)/哀れな男/誘惑
/思い出にひかれて/バラード「亡命者」
※歌詞は<http://www.naxos.com/libretti/verdisongs.htm>にアクセスし
てPDFファイルをダウンロード。
歌・演奏/デニス・オニール(テノール)、
イングリッド・サージェナー(ピアノ)
オペラ、レクィエム、弦楽四重奏曲まではよく知る人も多いでしょうが、意
外に知られていないのがヴェルディの歌曲。その大部分を収録したこのディ
スクは、ヴェルディ・ファンなら必聴もの。オペラ・アリア集のようにも聞
こえます。オニールは、英ウェールズ生まれのリリック・テノールです。

8.557798
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
未知の世界(合唱と管弦楽のための歌曲)/柳の木(バリトンと管弦楽のた
めのカンタータ)(世界初録音)/旋風からの声(合唱と管弦楽のためのモ
テット)/「富める人とラザロ」の5つのヴァリアント(弦楽とハープのた
めの)/光の息子たち(合唱と管弦楽のためのカンタータ)  
*英語歌詞付き
演奏・歌/デーヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー合唱団
(合唱指揮:イアン・トレイシー)、
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
世界初録音となるカンタータ「柳の木」は1903年の作品ですが、すでにこの
作曲者の個性が出ている秀作。「光の子供」は1951年に初演された曲で、英
リリタ・レーベルにしか録音がありません(未CD化)。

8.557836
フンメル(1778-1837):<幻想曲集>
幻想曲Op.123(世界初録音)/幻想曲Op.18/幻想曲風ロンドOp.19/6つの
バガテルより「瞑想曲」/幻想曲「パガニーニの思い出」/「もう飛ぶまい
ぞ、この蝶々」による幻想曲
演奏/乾まどか(ピアノ)
ナクソスではシュミードルやバルトロメイなどウィーン・フィルの名手たち
と共演し、広く名前を知られるようになった乾まどか。フンメルの作品には、
ウィーンの音楽スタイルを修得した彼女だからこそ表現できるものがありま
す。ウィーン音楽の継承者たる証を、「幻想曲」というジャンルで味わって
ください。

8.557892
ベートーヴェン(1770-1827):歌劇「フィデリオ」(ハイライト)
[序曲/もしあなたといっしょになって/なんと不思議な気持ち/やはり金
がなければ幸せになれぬ/行進曲/ああ、なんという好機/極悪人よ、どこ
へ急ぐ/おお、なんという喜び、自由な空気の中で/神よ、ここはなんと暗
いのだ/やつは死ぬのだ!/ああ、言いようもないうれしさ/この日に祝福
あれ/王様のおぼしめしによって/優しい妻を得たものは](英語あらすじ
付き)
※歌詞(全曲盤用)は<http://www.naxos.com/libretti/fidelio.htm>にア
クセスしてご覧いただけます。
歌・演奏/ヴォルフガング・グラスホフ(バス)、
アラン・タイタス(バリトン)、イェスタ・ウィンベリ(テノール)、
インゲ・ニールセン(ソプラノ)、クルト・モル(バス)、
ヘルヴィヒ・ペコラロ(テノール)、
ミヒャエル・ハラース(指揮)
ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア、
ハンガリー放送合唱団(合唱指揮:カールマーン・シュトラウス)、他
全曲盤(8.660070-71)からの抜粋。交響曲全集が好評のコンビに、北欧やド
イツ、アメリカなど多彩な歌手陣が加わったスタンダード的な演奏。名歌手
クルト・モルの番人ロッコが光ります。

8.559207
ホヴァネス(1911-2000):
交響曲第4番/交響曲第20番「聖なる山への3つの旅」/交響曲第53番「星
の燭光」/荒地への帰還と復興/聖グレゴリウスの祈り
演奏/キース・ブライオン(指揮)
英国王立スコットランド音楽院ウィンド・オーケストラ、
ジョン・ウォレス(トランペット) 
管楽オーケストラのために書かれた作品集で、交響曲第4番はイーストマン
・ウインド・アンサンブルの演奏でも有名。打楽器などで星の煌めきを描く
交響曲第53番、名手ジョン・ウォレスを迎えた「聖グレゴリウスの祈り」な
ど、ホヴァネス入門として、また吹奏楽ファンにもおすすめです。

8.559242
グールド(1913-1996):
ジキルとハイド変奏曲/フォール・リヴァーの伝説(バレエ全曲)
演奏/ケネス・シャーマーホーン(指揮)
ナッシュヴィル交響楽団、ジェームス・F・ニール(語り) 
2004年12月に録音された、シャーマーホーン最後の録音のひとつ。名指揮者
ミトロプーロスの委嘱で作曲された「ジキルとハイド変奏曲」は、有名な物
語が原作。グールドの代表作に挙げられる「フォール・リヴァーの伝説」は
有名な殺人事件を題材にしたモダン・バレエで、ナレーション入りの全曲盤
です。

8.559244
ボルコム(1938- ):<2台のピアノのための作品集>
想い出/2台のピアノ、ハルモニウムとハープシコードのためのフレスコ画
(ピアノ2台用編曲)/単一楽章による2台のピアノのためのソナタ/間奏曲
/ヘビのキス(ラグタイム)/エデンの門を通って(ケークウォーク)
演奏/エリザベス・バーグマン(ピアノ)、マルセル・バーグマン(ピアノ) 
無調からジャズまでと、幅広い作風でユニークな存在となっているボルコム。
ゴットシャルクやブラジリアン・タンゴでおなじみのナザレスなどを讃えた
「思い出」、ラグタイムなどで聖書の「創世記」を描いた組曲「エデンの園」
からの2曲ほか、楽しい作品集です。

8.559245
バーンスタイン(1918-1990):
セレナード/ファクシミリ(管弦楽のための舞踊的エッセイ)/管弦楽のた
めのディヴェルティメント
演奏/マリン・オールソップ(指揮)ボーンマス交響楽団、
フィリップ・クィント(ヴァイオリン)、
ティモシー・ウォルデン(チェロ) 
恩師バーンスタインの作品を、慈しむように振るオールソップのシリーズ最
新盤。実質的なヴァイオリン協奏曲である「セレナード」、ニューヨークの
混沌を想起させる「ファクシミリ」、ボストン響のために書かれた楽しい
「ディヴェルティメント」。3曲とも自作自演をはじめ、いくつかの録音で
おなじみの作品です。クィントはジュリアード出身の若手奏者。
録音・編集:24bit



<NAXOS HISTORICAL> 各1枚 \850
8.110313
<ワンダ・ランドフスカ(ハープシコード)>
J.S.バッハ(1685-1750):
イタリア協奏曲(録音:1935年7月9日、1936年9月25日-26日、パリ)/半
音階的幻想曲とフーガ(録音:1935年7月10日・16日、パリ)/ゴルトベル
ク変奏曲(アリアと30の変奏曲)(録音:1933年11月9日・13日-15日、パリ)
演奏/ワンダ・ランドフスカ(ハープシコード) 
マーク・オバート=ソーン復刻。モダン・チェンバロによるバッハ演奏であ
り、バロック復興のルーツ的な存在である録音集。名作3曲の演奏は現代の
奏者と比較して強固であるものの、今となっては新鮮に聞こえるでしょう。
HMV録音の復刻です。

8.111022
<エルガー・コンダクツ・エルガー>
エルガー(1857-1934):
序曲「コケイン」―首都ロンドンにて(録音:1933年4月11日、ロンドン)
/創作主題による変奏曲「エニグマ」(録音:1926年4月28日、8月30日、
ロンドン)/行進曲「威風堂々」-第1番/同-第2番(録音:1926年4月
27日、ロンドン)/同-第3番/同-第4番(録音:1927年7月15日、ロンド
ン)/同-第5番(録音:1930年9月18日、ロンドン)/ボーナス・トラック
:偶発的ステレオによる「コケイン序曲」のサイド3(録音:1933年4月11日、
ロンドン)
演奏/エドワード・エルガー(指揮)
ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団、ロンドン交響楽団、BBC交響楽団 
マーク・オバート=ソーン復刻。英HMVに録音した自作自演はEMIがCD化して
いますが、このCDはSP盤からの復刻。珍しいのは「accidental stereo」と称
して、2枚のレコードを同時再生し擬似的にステレオ音場を作り出すという
実験的な試みで再現した「コケイン」(曲の後半のみ)でしょう。


<MARCO POLO>
8.225327  \1480
コムツァークI世(1823-1893)&コムツァークII世(1850-1905):
<ワルツ、マーチ、ポルカ集第2集>
コムツァークII世:ワルツ「金色の髪の乙女たち」/カラッファ行進曲/ワ
ルツ「ワルシャワの乙女たち」/行進曲「皇帝」/ポルカ・フランセーズ
「水車」/小さなワルツ/邪魔者のポルカ/ポルカ・マズルカ「秘密に」/
ポルカ・フランセーズ「メイフラワー」/ワルツ「あなたを想って」 
コムツァークI世:ワルツ「ブルタヴァ川のうねり」/行進曲「戦闘学の教師、
"フォン・クーン"」/ポルカ「リベーチェから来たラビ」
演奏/クリスティアン・ポラック(指揮)スロヴァキア放送交響楽団 
ヨハン・シュトラウス全集にはじまるウィーン音楽の膨大なプロジェクトを
展開してきた、マルコポーロの新シリーズ第2弾。ボヘミアの名家であるコ
ムツァーク3代を紹介するシリーズは、すでにコムツァークII世の作品集
(8.225175)がリリース済み。今回は父親の作品も加えた楽しい内容です。


<CPO>
777014-2  \1450
リース(1784-1838):<弦楽四重奏曲集第1集>
弦楽四重奏曲WoO.37/弦楽四重奏曲WoO.10
演奏/シュパンツィヒ四重奏団(ピリオド楽器使用)
今月はナクソスでもピアノ協奏曲がリリースされるリースの室内楽作品は、
ベートーヴェンに師事していた時代の曲(WoO.10)、晩年の曲(WoO.37)の
カップリング。ベートーヴェンやシューベルトの弦楽四重奏曲がお好きな方
には、ぜひおすすめしたい作品です。

777045-2  \1450
テレマン(1681-1767):
歌、演奏と通奏低音のための練習曲集(シュトッペ、ケーニッツ、リッチェ、
フィランデール・フォン・デル・リンデ、ブロックス、フォン・ハゲドルン、
ヴァイゼ、ゴットシェート(ゴッチェート)などによる47の歌曲集)
歌・演奏/クラウス・メルテンス(バリトン)、
ルートガー・レミー(ハープシコード)
1733年にハンブルクの出版社が企画した音楽ジャーナルであり、「忠実な音
楽の師」と同様、多くの市民たちにテレマンの音楽を広めた作品集。cpoの
リスナーにはおなじみ、メルテンス&レミーのコンビによる録音です。

777096-2  3枚組  \4350
ヴィヴァルディ(1678-1741):
歌劇「ティト・マンリオ(ティトゥス・マンリウス)」
歌・演奏/セルジョ・フォレスティ、エリーザベト・ショル、
ニッキー・ケネディ、ローサ・ドミンゲス、ルチーア・シャンニマニコ、
ティエリ・グレゴワール、ダヴィデ・リヴァーモア、ブルーノ・タッディア、
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指揮)モード・アンティクオ
世界初録音。ここ数年で大きくクローズアップされてきたヴィヴァルディの
オペラですが、1720年に初演されたこの作品は、バルトリら数人の歌手がア
リア集で取りあげているのみです。モード・アンティクオはイタリアの古楽
器アンサンブルです。

777099-2(SACD-Hybrid)  \2550
ワインガルトナー(1863-1942):<交響作品集第3集>
交響詩「天国」/交響曲第2番
演奏/マルコ・レトーニャ(指揮)バーゼル交響楽団 
<Vol.1 : 999981-2/ Vol.2 : 777098-2>
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)、2chステレ
オ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録) 
ディスクの種類:ハイブリッドディスク(SACDプレーヤー及びCDプレーヤー
でお聴きいただけます)
名指揮者を作曲家として再評価するシリーズ、その第3弾。ワインガルトナ
ーの英雄交響曲と呼びたい「交響曲第2番」をメインに、ドイツ後期ロマン
派の真っ只中にある作風で、フルトヴェングラーにも負けない曲を作り上げ
ています。

777152-2  \1980
ヴェッツ(1875-1935):レクィエム
演奏・歌/ゲオルク・アレクサンドル・アルブレヒト(指揮)
ワイマール・チューリンゲン室内管弦楽団、
エルフルト・ドームベルク合唱団、ワイマール・フィルハーモニー合唱団、
マリエッタ・ツンブエルト(ソプラノ)、マリオ・ホフ(バリトン)
ブルックナーの信奉者であったヴェッツの壮大な「レクィエム」は、オラトリ
オ的な要素もある大作。G.A.アルブレヒトはフルトヴェングラーの交響曲全
集など、いくつかの録音もある指揮者です。

777160-2  5枚組  \4950
ペッテション=ペリエル(1857-1942):
<交響曲、管弦楽曲、ヴァイオリン協奏曲全曲集>
[CD1(999561-2)]交響曲第1番「旗」/組曲「過ぎし夏」 
[CD2(999564-2)]交響曲第2番「南国への旅」/ロマンス/オリエンタ
ル舞曲/カンタータ「スヴェーガルドラー」前奏曲 
[CD3(999632-2)]交響曲第3番「ラップランド」/「エアリナ」組曲/
歌劇「最後の審判の日の予言者」よりコラールとフーガ 
[CD4(999669-2)]交響曲第4番「ホルミア」/管弦楽組曲「眠りの森の
美女」/組曲「フレースエーの花々」第1番 
[CD5(999984-2)]交響曲第5番「孤独」/ヴァイオリン協奏曲
演奏/ミハイル・ユロフスキ(指揮)ザールブルッケン放送交響楽団、
ノールショッピング交響楽団、ウルフ・ヴァーリン(ヴァイオリン)
2005年8月新譜で完結したばかりのシリーズが、交響曲全集としてボックス
化再発売。スウェーデンの音楽史を語るには欠かせない存在であり、北欧の
空気を伝える伸びやかな旋律が特徴です。シベリウスやグリーグのファンに
は、無条件でおすすめしたい作品群です。



<FIRST EDITION>
FECD0010  \2080
ピストン(1894-1976):
セレナータ#(録音:1956年12月16日)
交響曲第5番(録音:1965年2月24日)
交響曲第7番(録音:1974年11月12日)
交響曲第8番(録音:1975年5月15日) 
※全曲世界初録音
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)、
ホルヘ(ジョージ)・メスター(指揮)
ルイヴィル管弦楽団 #印はルイヴィル管弦楽団委嘱作品
委嘱作品である「セレナータ」は、3楽章形式のシンフォニエッタ風。その
他の3曲はそれぞれ、ジュリアード音楽院、フィラデルフィア管弦楽団、ボ
ストン交響楽団からの委嘱作です。なお、一部はモノラル録音です。

FECD0016  \2080
ヴィラ=ロボス(1887-1959):
浸食 − アマゾン川の水源*#(録音:1952年1月13日)/序曲「熱帯林の夜
明け」*#(録音:1954年2月)/アフリカの踊り*(録音:1969年5月7日)
/ブラジル風バッハ第4番(録音:1977年5月10日) 
*印は世界初録音 #印はルイヴィル管弦楽団委嘱作品
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)、
ホルヘ(ジョージ)・メスター(指揮)ルイヴィル管弦楽団
委嘱作品の2曲は、それぞれ初演後に録音(モノラル録音)。「ブラジル風
バッハ第4番」は、ソニーの著名なプロデューサーだったアンドリュー・カ
ズディンによる制作です。

FECD0018  \2080
マルティヌー(1890-1959):
交響曲第5番*(録音:1966年2月18日)/間奏曲*#(録音:1953年3月26日)
/オーボエと管弦楽のための協奏曲(録音:1980年1月15日)/3つの版画*#
(録音:1959年4月28日) 
*印は世界初録音 #印はルイヴィル管弦楽団委嘱作品
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)ルイヴィル管弦楽団、
マリオン・ギブソン(オーボエ) 
戦後すぐに作曲され、チェコ・フィルに献呈された交響曲第5番をはじめ、
ルイヴィル管が委嘱した2曲ほかを収録。ジャズの影響も受けた作風は、ル
イヴィル管の得意とする作風です。

FECD0036  \2080
マリピエロ(1882-1973):
毎日の幻想曲#(録音:1954年12月)/ピアノ協奏曲第3番#(録音:1960年
1月)/歌と踊りの夜想曲(録音:1966年5月10日) 
※全曲世界初録音 #印はルイヴィル管弦楽団委嘱作品
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)ルイヴィル管弦楽団、
ベンジャミン・オーウェン(ピアノ)
「毎日の幻想曲」は初演直後に録音されたもので、「ピアノ協奏曲第3番」
は初演から11年後の録音。3曲とも現在他の録音が少ない作品です。なお、
一部はモノラル録音です。

FECD1904  \2080
<ブリティッシュ・モダン第1集>ブ
リス(1891-1975):ディスコース#(録音:1957年11月) 
ラッブラ(1901-1986):
ヴァイオリンと管弦楽のための即興曲#(録音:1955年10月) 
アーノルド(1921- ):
2つのヴァイオリンのための協奏曲(録音:1973年2月5日) 
アッディソン(1920-1998):
トランペット、弦楽とパーカッションのための協奏曲(録音:1969年5月9日)
※全曲世界初録音 #印はルイヴィル管弦楽団委嘱作品   
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)、
ホルヘ(ジョージ)・メスター指揮、ルイヴィル管弦楽団、
レオン・ラピア(ヴァイオリン)、シドニー・ハース(ヴァイオリン)、
ピーター・マクヒュー(ヴァイオリン)、ポール・クリング(ヴァイオリン)
イギリスのさまざまな作風による作品集であり、委嘱作のブリス作品は初演
と同時期の録音。ラッブラ作品ではライナー時代のシカゴ響でコンマスを務
めたシドニー・ハースが、ソロを演奏しています。なお、一部はモノラル録
音です。

FECD1906  \2080
<フレンチ・モダン第1集>
オネゲル(1892-1955):
アグラヴェーヌとセリゼットのための前奏曲(録音:1969年2月11日)/古
風な組曲*#(録音:1961年) 
イベール:
(1890-1962)レディング牢獄のバラード(録音:1973年12月12日)/バッカ
ナール*(録音:1970年)/ルイヴィル協奏曲*#(録音:1954年3月)] 
*印は世界初録音 #印はルイヴィル管弦楽団委嘱作品
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)、
ホルヘ(ジョージ)・メスター(指揮)ルイヴィル管弦楽団
オネゲル作品は現在、他のレーベル・カタログでもあまり見かけない貴重な
リリース。イベール作品は当オーケストラの名前を冠した「ルイヴィル協奏
曲」ほか、現代的なパフォーマンスを得意とするオケの特徴がストレートに
出ている演奏集です。なお、一部はモノラル録音です。



<WIGMORE HALL LIVE CD>
ロンドンの室内楽/リサイタル向けホールとして世界中から愛されているウィ
グモア・ホールが自主制作レーベル「Wigmore Hall Live」を立ち上げました。
コンサート・ホールでの興奮を何度でも味わっていただけるように、ライヴ・
レコーディングでお届けします。第1弾の4タイトルを1、2、3月でリリ
ースしていきます。

WHLive0001  \1750
ベートーヴェン(1770-1827):クラリネット三重奏曲 
メンデルスゾーン(1809-1847):八重奏曲
(ライヴ録音:2005年3月19日、ロンドン、ウィグモア・ホール)
演奏/ナッシュ・アンサンブル 
イギリス最高のアンサンブルと讃えられ、多くの若手プレイヤーにとっては
登竜門的な存在でもあるナッシュ・アンサンブル。フレキシブルな演奏は室
内楽の喜びを十二分に伝えてくれるものであり、ウィグモア・ホールのスタ
ー的な存在としても高く評価されています。名曲2曲が、その素晴らしさを
証明してくれるでしょう。

WHLive0004  \1750
<堕落した女たちと貞淑な妻たち − 歌曲集>
ワイル:乳母の歌/兵士の妻はなにをもらった
ハイドン:母の遅すぎた到着 
モーツァルト:老婆 
シューマン:ミルテの花-私を彼の胸によりかからせて(花嫁の歌II) 
ブラームス:おとめの歌 
ヴォルフ:ハイゼによるイタリア歌曲集第2部-ペンナに私の恋人がいる 
リヒャルト・シュトラウス:6つの歌Op.67から第一部 オフィーリアの歌 
アイルランド民謡(ヒューズ編曲):私の帰るところ 
ウォルトン:領主市長の仕事台-ワッピング・オールド・ステアズ 
ブリス:街から戻って 
民謡(ブリテン編曲):
かわいいポリー・オリヴァー/おお悲しい(流れは広く)(アンコール) 
ルーセル:賢い妻の返事 
フォーレ:やさしき歌-光背を負うた聖女 
デュパルク:戦のある国へ 
カワード:紡ぎ歌/アリスは再びそこに/小さなマリーナのバー 
プーランク:モンテ・カルロの女 
アーン:不実はなんと悪しきこと 
オスカー・シュトラウス:女性も情事をしてみては 
グランド:私のような女性 
ホイベルガー:歌劇「オペラ舞踏会」-別室へ行きましょう(アンコール)
(ライヴ録音:2005年6月6日、ロンドン、ウィグモア・ホール)
歌・演奏/フェリシティ・ロット(ソプラノ)、
グレアム・ジョンソン(ピアノ) 
キリ・テ・カナワらと共に、デイムの称号を持つイギリスの歌手ロット。多
くのレーベルに録音を行う彼女のリサイタルでは多彩な作品が歌われ、名物
化しています。このリサイタルは、ロットのファンならもちろん満足してい
ただけますが、ロットを初めて聴く方にも最良の選曲でしょう。



<ARTHAUS MUSIK DVD>
102045  \2880
<「リーヴィング・ホーム」20世紀の管弦楽曲(サー・サイモン・ラトルの
ガイドによる音楽旅行)第7集 ―
モティーフ - そして今 - (抜粋=ベリオ:ラボリントゥス 第2  ヘンツェ
:交響曲第8番 クルターク:シュテファンの墓 バートウィッスル:儀式
の断片 ターネイジ:ドラウンド・アウト ナッセン:花火と華麗な吹奏 
グバイドゥーリナ:ツァイトゲシュタルテン)/スペシャル・フィーチャー
 [作曲家たちの経歴 / オーディオ・トラック(ターネイジ: ドラウンド・
アウト ― EMI音源提供: ラトル指揮・バーミンガム市響による演奏。画面:
ピクチャー・ギャラリー)
演奏/サー・サイモン・ラトル(指揮)バーミンガム市交響楽団
NTSC方式/画像構成比4:3/音声方式:PCMステレオ/50分(+オーディオ
・トラック22分)/言語:英・独/仏・伊・西・日本語字幕付き/片面一層
ディスク(DVD5) 
シリーズ第7弾は、これまで6巻で網羅してきた20世紀音楽から派生した、
21世紀へとつながっていくスタイルの作品集。ラトル自身がコンサートで取
りあげた曲も多く、ドキュメンタリーの完結編にふさわしい作品ばかりです。


<EUROARTS DVD>
2054528  \3450
ビゼー(1838-1875):
歌劇「カルメン」(仏語歌詞)(ライヴ収録:2005年7月16日、ザンクト・
マルガレーテン・オペラ音楽祭)
歌・演奏/ナディア・クラスティーヴァ、アレクサンドルス・アントネンコ、
セバスティアン・ホレチェク、アーサ・エルムグレン、
エルンスト・メルツェンドルファー(指揮)
ブルノ国立劇場管弦楽団&合唱団、
バレンシア・スペイン・バレエ、ジャンフランコ・デ・ボシオ(演出)、
マリエタ・ロメロ振付、他
NTSC方式/画像構成比16:9Anamorphic/音声方式:PCMステレオ、ドルビー
・デジタル5.1、DTS5.1/160分/英・独・仏語字幕付き/片面二層ディスク
(DVD9)
オーストリアの野外オペラとして有名な、ザンクト・マルガレーテン音楽祭
で上演された舞台であり、いかにもラテンの血がたぎるようなステージ。オ
ーソドックスな演出ながら開放的な雰囲気が、この演目にピッタリです。
歌手陣はさほど有名ではないものの、それだけにオペラ・ファンには思わぬ
出会いがあるかもしれません。

2054548  \3450
チマローザ(1749-1801):
歌劇「秘密の結婚」(伊語歌詞)(ライヴ収録:1986年6月3日-8日、ドイ
ツ、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場[シュヴェツィンゲン音楽祭])
歌・演奏/カルロス・フェラー、バーバラ・ダニエルズ、
デーヴィッド・キューブラー、ジョージン・レシック、
マルタ・シルマイ、クラウディオ・ニコライ、ヴェルナー・シンデマン、
ヒラリー・グリフィス(指揮)ドロットニングホルム宮廷劇場管弦楽団、ミ
ヒャエル・ハンペ(演出)
NTSC方式/画像構成比4:3fullscreen/音声方式:PCMステレオ、ドルビー
・デジタル5.1、DTS5.1/153分/伊・英・独・仏語字幕付き/片面二層ディ
スク(DVD9)
18世紀の舞台がそのまま現代に蘇ったかのようなオペラ上演でおなじみの、
ドロットニングホルム宮廷劇場。レオポルト2世のもとで作曲し、1792年に
ウィーンで初演されたチマローザの代表作はもっと評価されていいでしょう。
伝統ある劇場での上演により、モーツァルトやロッシーニのファンにも見て
いただきたいディスクです。

2054608  \2700
<モーツァルト:大ミサ曲/ウヴェ・ショルツによるバレエ>
[音楽=グレゴリオ聖歌:カンタベリーの聖トマスの祝祭のためのミサ-主の
もとにすべての者を喜ばせ給え/同-われは唯一の天主を信ず モーツァルト
:ミサ曲「大ミサ曲」/アダージョとフーガ/モテット「アヴェ・ヴェルム
・コルプス」 ヤン:場所と時代-第2番「時間と時代」/同-間奏曲「多く
の国を通過して」 クルターク:ヤーテーコク(遊戯)とバッハのトランス
クリプションより ツェラン:烙印/絲の太陽たち/詩篇 ペルト:クレド]
(ライヴ収録:2005年6月28日、ドイツ、ライプツィヒ歌劇場)
バレエ・演奏/ライプツィヒ・バレエ、
バラーシュ・コチャール(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、
ライプツィヒ歌劇場合唱団(合唱指揮:シュテファン・ビルツ)、
ユーニー・ユー(ソプラノ)、マリー=クロード・シャピュイ(ソプラノ)、
ヴェルナー・ギューラ(テノール)、フリーデマン・レーリヒ(バス)、
ウヴェ・ショルツ演出、振付、装置、衣装
NTSC方式/画像構成比16:9 Anamorphic/音声方式:PCMステレオ、ドルビー
・デジタル5.1、DTS5.1/130分/英・仏語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
バッハ、ハイドンなども含め多くのクラシック音楽作品をベースにバレエ化
し、ライプツィヒ・バレエにひとつの黄金時代をもたらした振付師、ウヴェ
・ショルツ。2004年11月に亡くなった彼の偉業を讃えて上演されたステージ
は、モーツァルトの大作「大ミサ曲」を軸に、さまざまな作品を挟みこむよ
うな形で構成された作品です。


<NAXOS  JAZZ LEGEND>
8.120802  \850
アーティ・ショウ:第2集
「クラリネット協奏曲」オリジナル・レコーディングス1937-1940
[Sweet Adeline / Afraid To Dream / Chant / The Blues / Shoot The
Likker To Me, John Boy / Indian Love Call / Any Old Time / Non-Stop
Flight / Softly, As In A Morning Sunrise / Rosalie / Pastel Blue /
Traffic Jam / Frenesi / Gloomy Sunday / Summit Ridge Drive / Star
Dust / Dr Livingstone, I Presume? / Concerto For Clarinet]
<Vol.1: 8.120615>
デヴィッド・レニック復刻。ベニー・グッドマンと並ぶジャズ・クラリネッ
トのスターであり、ストラヴィンスキーなどクラシックの作曲家にも影響を
与えたショウの、Brunswick、Bluebird、RCA Victorという3レーベルにわ
たる名演集。若きビリー・ホリデイの歌うトラックも聴きものです。

8.120821  \850
ジャンゴ・ラインハルト:第9集
「ウィズ・ヴォーカルズ」オリジナル・レコーディングス1933-1941
[Le meme coup / Le jour ou je te vis (The Day You Came Along) / Je
sais que vous etes jolie! / I Saw Stars / Deux cigarettes dans l'ombre
 (Two Cigarettes In The Dark) / The Continental / Un baiser / La
derniere bergere / Vieni, vieni / Tout le jour, toute la nuit (Night
And Day) / Darling, je vous aime beaucoup / Lily Belle May June /
Sweet Sue, Just Sue / Un amour comme le notre / Cette chanson est
pour vous (Life Is A Song) / Rendezvous sous la pluie / I'se A-Muggin'
/ Undecided / Don't Worry 'Bout Me / Le Cigale et la Fourmi]
デヴィッド・レニック復刻。膨大なジャンゴのレコーディングの中で、ヴォー
カルを加えたトラックを選び、名シンガーたちとの共演を楽しめる一枚に。
ジャン&ジェルメーヌ・サブロン、ヒルデガード、ジェリー・メンゴ、シャル
ル・トレネ、ベリル・デイヴィスといった面々が、「同じ仕打ち」「あなた
に会ったその日」「美しい方と知って」など全20曲を歌います。もちろん
ジャンゴ、グラッペリなどおなじみのバンド・メンバーも好演。



<NAXOS  NOSTALGIA>
8.120828  \850
「ス・ワンダフル」ジョージ・ガーシュウィンの歌曲集 
オリジナル・レコーディングス1920-1949
[George White's Scandals of 1922: I'll Build A Stairway To Paradise
 / Sinbad: Swanee / Lady, Be Good:Fascinating Rhythm /
Oh, Kay!:Someone To Watch Over Me / Oh,Kay! Medley: Fidgety Feet -
Maybe - Clap Yo' Hands - Do, Do, Do / Funny Face:'S Wonderful /
Strike Up the Band:The Man I Love / Show Girl:Liza / Strike Up The
Band:Strike Up The Band / Girl Crazy: I Got Rhythm / Embraceable
You / Bidin' My Time / Pardon My English:My Cousin In Milwaukee /
Let' Em Eat Cake:Mine / Porgy and Bess:It Ain't Necessarily So /
Summertime / A Damsel In Distress:Nice Work If You Can Get It /
Goldwyn Follies:Love Walked In / Shall We Dance; The Barkleys of
Broadway:They Can't Take That Away From Me / Rhapsody In Blue]
デヴィッド・レニック復刻。数多くのミュージシャンたちが取りあげてきた、
ガーシュウィン・ナンバー。このCDは、ビング・クロスビー、アル・ジョル
スン、ジュディ・ガーランド、フレッド・アステア、ビリー・ホリデイ、
エセル・マーマン、テディ・ウィルソン、ガートルード・ローレンス、
ポール・ホワイトマン楽団、他の大スターたちによる競演であり、さながら
「ガーシュウィンの紅白歌合戦」です。「魅惑のリズム」「私の彼氏」「ア
イ・ガット・リズム」「サマー・タイム」など、珠玉の名曲・名唱ばかり!
 
<TESTAMENT>
SBT1367     2枚組  \1850
R.シュトラウス:歌劇「アラベラ」全曲
リーザ・デラ・カーザ(S)、ヘルマン・ウーデ(Br)、
エルフリーデ・トレチェル(S)、マックス・プレープストル(Bs)、
イラ・マラニウク(Ms)、ロレンツ・フェーエンベルガー(T)、
フランツ・クラルヴァイン(T)、カール・ホッペ(Br)、
ケーテ・ネントヴィヒ(S)、ルート・ミヒャエリス(A)、
アルブレヒト・ペーター(Bs)、他
バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:ルドルフ・ケンペ
録音:1953年9月21日、コヴェント・ガーデン(ライヴ、モノラル)
ドレスデン生まれのルドルフ・ケンペがR.シュトラウスの真髄を表出した、
ロンドンでの「アラベラ」ライヴ録音。
1953年はバイエルン国立歌劇場にとって大変重要な年です。第二次大戦中の
爆撃によって劇場は破壊され、再開は63年を待たねばなりません。しかしな
がら、荒廃したこの都市において、その復興のためには文化的フラグシップ
が必要と認識したのは、なによりアメリカ占領軍でした。ミュンヘンでのオ
ペラ再開はなんと45年11月、ベッツェルスベルガーによる「フィデリオ」で
した。正式な音楽監督はクナッパーツブッシュであったわけですが、46年よ
りショルティに引き継がれ、52-53年のシーズン、このポストにあったのはル
ドルフ・ケンペでした。同時期に「カプリッチョ」の初演時にR.シュトラウ
スその人と共演した演出家ルドルフ・ハルトマンがバイエルン歌劇場に加わ
っています。ハルトマンより年若かったケンペもすでにR.シュトラウス演奏
の第一人者としての地位を築いており、この最強コンビによる「アラベラ」
は52年10月にミュンヘンで初演されます。
戦後、キャストなど一部がダブリンなどに招かれたことはありましたが、首
都ロンドンでドイツ・オペラ・チームが公演を行ったのは、この53年の9月が
最初になります。爆撃を受けたのはミュンヘンだけではなく、ロンドンもま
たドイツ軍によって徹底的に破壊されていたわけですから、この公演は文化
的な側面だけではなく政治的にも大変な折衝を経ています。資金面では、ブ
リティッシュ・カウンシルとドイツ外務省が協力しました。こうした状況下
で、ハルトマンとケンペが選んだのは、「アラベラ」「ダナエの愛」そして
「カプリッチョ」。ダナエとカプリッチョに関してはこれがイギリス初演と
なり、アラベラもこれ以前にはたった4回しか演奏されたことがありませんで
した。
この引越し公演は、さらに、西ドイツ政府が「ドイチュラント・ウーバー・
アレス」をドイツ国歌として正式に再採用し、ヨーロッパ中で物議をかもし
ていた時期に重なります。この公演の際にも、最初にこの国歌を演奏するこ
とが決められており、しかもミリタリー・バンド用の高らかにラッパが鳴り
響くアレンジの楽譜しかなかったのだとか。ハルトマンは「できるだけ如才
なくやってくれ」とケンペに頼みますが、実際の音楽は、抑圧され悲しみに
満ちたうめき声のように、ホールの外まで響き渡ります。後の記者会見で、
このドイツ国歌の演奏はバイエルン側ではなく、コヴェントガーデンの要求
であったことが明らかになりましたが、なんにせよ、この「アラベラ」はそ
うした歴史の大きなうねりの中、演奏されたものなのです。
しかしながら、この演奏内容のすばらしさをイギリス国民が無視することは
ありませんでした。評はどれも肯定的で、「デイリー・エクスプレス」は一
面で、この演奏会を取り上げました。アラベラの終演後、ドイツ大使館はサ
ヴォイ・ホテルでバイエルン歌劇場のメンバーをねぎらいました。その時の
ハルトマンへむけての大使の言葉が、すべてを物語っています。
「あなたがたが開いたドアがどれほど重要だったか、もしかしたらあなた自
身は気付いていないかも知れない。英国政府の要人がこれほど多く、ドイツ
的行事に集まったことはなかった。バイエルン国立歌劇場はこの公演の大成
功を大いに誇りに思って頂きたい。」


●TESTAMENT  DVD トスカニーニ ザ・テレビジョン・コンサーツ 1948-52
今年8月に第一弾DVDを発売したテスタメント。最初のものは、アマデウスの
室内楽物と少々渋かったのですが、今回は、トスカニーニ!!これは、EMIが
国内盤として限定BOX発売していたものと同内容ですが、テスタメントはそれ
ぞれバラでのリリースとなります。しかも、ポール・ベイリー会心のリマス
ターで音質の向上は感涙ものです。レア写真入りのライナーもうれしい5タ
イトル。

SBDVD1003  \3750
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」 第3幕への前奏曲
同:歌劇「タンホイザー」 序曲とバッカナール
同:楽劇「ジークフリート」 森のささやき
同:楽劇「神々の黄昏」 夜明けとジークフリートのラインへの旅
同:楽劇「ヴァルキューレ」 ヴァルキューレの騎行
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 作品25 「合唱つき」*
アン・マックナイト(S)、ジェーン・ホブソン(A)、
アーウィン・ディロン(T)、
ノーマン・スコット(Bs)
カレッジエイト合唱団のメンバー
NBC交響楽団/指揮:アルトゥーロ・トスカニーニ
録音:1948年3月20日&4月3日*、NBCスタジオ8-H (NY)

SBDVD1004  \3750
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102
同:.ワルツ集「愛の歌」 作品52
同:ハンガリー舞曲 第1番 ト短調
モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K.550*
ドヴォルザーク:交響的変奏曲 作品78*
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲*
ミッシャ・ミシャコフ(Vn)、フランク・ミラー(Vc)、
アルトゥール・バルサム(Pf)&ヨーゼフ・カーン(Pf)、
合唱団(W.プレストン指揮)、
NBC交響楽団/指揮:アルトゥーロ・トスカニーニ
録音:1948年11月13日&12月4日*、NBCスタジオ8-H (NY)

SBDVD1005  \3750
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」全曲 (演奏会形式)   
ヘルヴァ・ネッリ(S)、エヴァ・グスタヴソン(Ms)、
リチャード・タッカー(T)、
ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(Br)、ノーマン・スコット(Bs)、
デニス・ハーバー(Bs)、
ヴィルジニオ・アッサンドリ(T)、テレサ・シュティッヒ=ランダル(S)、他
ロバート・ショウ合唱団(ロバート・ショウ指揮)
NBC交響楽団/指揮:アルトゥーロ・トスカニーニ
録音:1949年3月26日&4月2日、NBCスタジオ8-H (NY)

SBDVD1006  \3750
ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」 第1幕への前奏曲*
同:楽劇「ジークフリート」 森のささやき*
同:楽劇「トリスタンとイゾルデ」 前奏曲と愛の死*
同:楽劇「神々の黄昏」 ジークフリートの死と葬送行進曲*
同:楽劇「ヴァルキューレ」 ヴァルキューレの騎行*
NBC交響楽団/指揮:アルトゥーロ・トスカニーニ
録音:1951年11月3日&12月29日*、カーネギー・ホール(NY)

SBDVD1007  \3750
フランク:交響詩「贖罪」
シベリウス:交響詩「伝説(エン・サガ)」
ドビュッシー:夜想曲-雲、祭り
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲
ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」*
レスピーギ:交響詩「ローマの松」*
NBC交響楽団/指揮:アルトゥーロ・トスカニーニ
録音:1952年3月15日&22日*、カーネギー・ホール(NY)





<MD+G>
34112582  \2080
ジョン・ブル:オルガン&鍵盤楽器作品集
前奏曲、ウォルシンガム(変奏曲)、私の宝物、パヴァーヌ、ガイアルド、
イン-ノミネ、ブランズウィック侯爵のアルマン、聖トーマス=ウェイク、
ブル博士の嘆き、ドレミファソラ、ジグ-ブル博士自身、
ブランズウィック侯爵夫人のトイ、ファンタジア、
ゴッド・セイヴ・ザ・キング、ひとりのみどり子がわれらのために生まれた
もうた、他
ジーグベルト・ランペ
(ハープシコード、ヴァージナル、クラヴィコード、オルガン)
オルガン:聖アンドレアス教会のゾエスト-オステンネン c.1425/1586
英国に生まれ、後にアントワープに移り住み、スヴェーリンクなどとも交流
があった初期バロック音楽界の巨人、ジョン・ブル。エリザベス朝の作品集
「フィッツウィリアム-ヴァージナル曲集」「ベンジャミン=コーシン・ヴァ
ージナル曲集」などには、ブルの作品が多く含まれえおり、それらの中から
選ばれた作品集。

61813532  \2080
ロッシーニ:ピアノ作品集「老いのいたずら」 Vol.5
無害の前奏曲、バロック風前奏曲、だったんボレロ、他
シュテファン・イルマー(Pf)
1997年から開始されたロッシーニ「老いのいたずら」録音。(なんと一巻目
が廃盤になってしまいました!)4巻が昨年7月に発売になって一年半ぶり
の5巻目のリリースです。今回は「老いのいたずら」から特に前奏曲をピッ
クアップした作品集。モーツァルトと並ぶ大天才(と、わたしは信じている)
の晩年の作で、きらめくような傑作揃いですが、なんせ13巻までありますの
で、このペースで録音していくと全集として完結するのは、いつになること
やら。それでも各回が非常に楽しみな、人気シリーズです。
Vol.2 618 9182   Vol.3 618 11082   Vol.4 618 11082

34213542  \2080
ツェムリンスキー:ピアノ三重奏曲 作品3
マーラー:ピアノ四重奏曲の断片 イ短調
シェーンベルク:浄夜 作品4 
(E.シュトイエルマン編曲によるピアノ三重奏版)
ウィーン・ピアノ三重奏団
ヨハネス・フリーダー(Va, マーラー)
1900年前後のウィーン楽壇を語るにはずせない、ツェムリンスキー、マーラ
ー、シェーンベルクという3人の室内楽作品集。なにか退廃的な雰囲気とと
もに、究極の美しさを持った作品群です。特に、ピアノ三重奏版の浄夜は聴
き物!

64313552  \2080
R.シュトラウス:室内楽曲集
ピアノ四重奏曲 ハ短調 作品13
祝祭行進曲(1884) Vn, Va, Vc and Pf
セレナード(1881) Vn, Va, Vc and Pf
小さな愛の歌(1893) Vn, Vc and Pf
アラブの踊り(1893) Vn, Va, Vc and Pf
モーツァルト・ピアノ四重奏団
R.シュトラウスの大変珍しい室内楽作品集。後に20世紀の巨人となるR.シュ
トラウスですが、これらの作品は、10代のころのものまで含んでおり、この
作曲家の生のままの才能を知るにも恰好の1枚です。

34513562  \2080
ドヴォルザーク:室内楽曲集(木管楽器への編曲版)
スラブ舞曲集 (作品46-2, 作品46-8, 作品72-2, 作品72-7)
弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調 「アメリカ」
バガテル 作品47
マーロット五重奏団
シュテファニー・ヴィンケル(Fl)、クリスティアン・ヴェッツェル(Ob)
ウルフ=グイド・シェーファー(Cl)、ヴォルカー・グレヴェル(Hr)、
ヴォルカー・テッスマン(Fg)
大注目!木管五重奏による「アメリカ」登場。各人の妙技も鮮やか!
最も人気のある四重奏曲といってもいい、ドヴォルザークの「アメリカ」。
この作品を木管五重奏曲(やはり重音の関係で1本多くないと間に合わない
んでしょうかね?)に編曲した盤の登場です。おなじみの作品ですが、3楽
章の冒頭などが木管楽器で演奏されるところを想像するだけで、なんだかワ
クワクしてしまいます。
バガテルは元々ヴァイオリン2本、チェロ、ピアノのための作品。

93712046(SACD-Hybrid)  \2950
ショスタコーヴィチ:交響曲 第8番 ハ短調 作品65
ボン・ベートーヴェン管弦楽団/指揮:ローマン・コフマン   
コフマン、ショスタコーヴィチ全集第4弾。8月にリリースとなったCDのSACD
ハイブリッド・ヴァージョンです。最初はCDとDVDオーディオでのリリースで
したが、このCDとSACD併売のかたちに落ち着くようです。
Vol.1  第10番  337 12012(CD)   937 12015(DVD-A+CD)
Vol.2  第5&9番   337 12022(CD)  937 12025(DVD-A+CD)
Vol.3 第7番  337 12032(CD)   937 12036(SACD)
Vol.4 第8番  337 12046(CD)
 
<ORFEJ/HRTレーベル(クロアチア)>
幻のクロアチアン・レーベルORFEJ(オルフェイです。オルフェオではありま
せん)です。連絡が取りづらく、交渉はなかなか進みませんでしたが、この
度全貌が明らかになりました。マタチッチの初出ライヴに加え、名匠ホルヴァ
ートの名演やヤニグロが設立したザグレブ・ソロイスツ、クロアチア勢のショ
スタコーヴィチ:交響曲第4番など、ファン垂涎のアイテムばかりです。特に
マタチッチは今後のリリースにも期待できます。

ORFEJ278  \1980
「クロアチアの作曲家特集」
アントゥン・ドブロニッツ(1878−1955):交響的肖像「謝肉祭」
ジョシプ・ストルチェル・スラヴェンスキ(1896−1955):
交響的組曲「バルカノフォニア」
クレシミル・フリベッツ(1908−1996):バレエ組曲「ヴァイヴレーション」
イーゴリ・クルジェリツ(1938−):合唱序曲
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
ザグレブ・フィル
1979年1月26日ライヴ
1983年3月26日ライヴ
1980年2月8日ライヴ
全ステレオ録音
作曲家としての自負も強かった巨匠マタチッチが同僚、先輩、後輩とも言え
る自国の作曲家作品を指揮した好企画。どれも、民族楽器風の響が散見され
る作品で、巨匠の傑作「対決の交響曲」もやはりこれら作品の系譜に連なる
ものと申せましょう。

ORFEJ286  \1980
「マタチッチ・ワーグナー・アーベント 1977年11月11日ライヴ」
ワーグナー:「
リエンツィ」序曲、「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死、
「神々の黄昏」ジークフリートのラインへの旅、葬送音楽、
ブリュンヒルデの自己犠牲
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
ザグレブ・フィル
歌唱:ロベルタ・クニー(S)
全ステレオ録音
「リエンツィ」序曲は初出レパートリー、「トリスタン」も歌唱付は今まで
HYPNOS盤しかありませんでした。「ブリュンヒルデの自己犠牲」も歌唱付は
恐らく初出。いずれもワーグナーの権威マタチッチらしい豪快で、神秘的。
驚異的なスケールを誇る名演です。

ORFEJ329(3CD)  \5940
ムソルグスキー :歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」全曲
1975年2月27日、ザグレブ・ヴァトロスラフ。
リシンスキ・コンサート・ホール
演奏会形式上演のステレオ・ライヴ録音。
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
ザグレブ・フィル、
ボリス・ゴドゥノフ:ウラディミル・キニャエフ(Bs)、
皇子フョードル:ドゥヴラフカ・ズヴォビッチ(Ms)、
シュイスキー公爵:フランホ・パウリク(T)、
ピーメン、ワルラーム:トミスラフ・ネラリチ(Bs)、
ディミトリー:アレクセイ・プロンチェフ(T)、
マリーナ:ブレダ・カレフ(Ms)、
ランゴーニ:ウラディミル・ルズジャク(Br)、
白痴:ジョシプ・シュテイ(T)他
マタチッチ待望のオペラ全曲録音「ボリス・ゴドゥノフ」。
我が国では、1965年のスラヴ・オペラの指揮者としてNHK交響楽団に初客演
し、この「ボリス」を上演。聴衆、オケともにその偉大さを見せ付けた超名
演として語り草です。 宇野功芳先生が絶賛したEURODISCの「ボリス」は抜粋
でしかもドイツ語歌唱でした。こちらの演奏会形式(原典版)による演奏は、
レニングラード歌劇場のスター、キニャエフを主演に迎えてクロアチアの主
力歌手を揃えた非の打ち所のない名演で、マタチッチが「私にとって、ボリ
スを超えるオペラも音楽ドラマも存在しない」と言い切った傑作。フランク
フルト、ウィーン、ローマ、トリノ、東京、大阪で繰り返し上演したマタチッ
チにとって結論とも言える壮絶な名演です。ブルックナー演奏に通じる、巨
大なスケールと豊かな呼吸は、圧巻です。

ORFEJ210  \1980
フェリックス・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調op. 49
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:ピアノ三重奏曲ニ短調op. 11
オルランド三重奏団【ヴラディミール・クルパン(P)、トンコ・ニニチ(Vn)、
アンドレイ・ペトラチュ(Vc)】
オルランド三重奏団は、1985年、クロアチアのドゥブローヴニク夏期音楽祭
のために結成され、最良の演奏者に与えられる賞の名を団体名としました。
ボリス・パパンドプロ、イゴール・クリエリツ、ジェリコ・ブルカノヴィツ
などのクロアチアの作曲家の作品をしばしば演奏しています。フェリックス
の作品では哀愁に満ちたしっとりとした情感が強く出ていますが、ファニー
の作品は大変力のこもった演奏です。

ORFEJ234  \1980
ヴィヴァルディ:
四季(ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」op. 8からno. 1-4)
ラウラ・ヴァディヨン(Vn)、
ザクレブ・ソロイスツ
ザグレブ・ソロイスツのメンバーであるヴァディヨンは、ザグレブ音楽アカ
デミーで学び、その後ニーマン、シュヴァルツベルク、フェドトフ、グルムリーコヴァーなどに学びました。1995年から合奏団「ヴォックス・アンティク
ヮ」と「グレンツイーバーシュライテンデス三重・四重奏団」でバロック・ヴァイオリンを演奏しています。ザグレ
ブ・ソロイスツは1953年、チェロ奏者で指揮者のアントニオ・ヤニグロの指導の下にザグレブ放送の中に創設
されました。1968年からは指揮者を置かず、コンサートマスターをリーダーとして演奏しています。この作品の
元となった田園風景を思い起こさせる、素朴な味わいのある演奏です。
 
ORFEJ270  2枚組  \3960
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
ニクシャ・バレザ指揮
ザグレブ国立歌劇場管・合唱団、
リリアナ・モルナール=タライチ(S)、ジョルジョ・ランベルティ(T)、
ビセルカ・ツヴェイチ(Ms)、他 1971年12月ライヴ録音
ユーゴスラヴィアを代表する演奏家たちが出演したライヴ録音です。ユーゴ
スラヴィア生まれのモルナール=タライチは、スカラ座、メトロポリタン歌
劇場、コヴェント・ガーデンなど世界各地で活躍しました。「ヴェルディの
歌劇にとっての最後の偉大な声」「世界最高のアイーダ」などと賞賛され、
マリア・カラスも「すばらしい声」と評しました。ランベルティはイタリア
のアドリアで生まれ、古典からヴェルディやヴェリズモ・オペラまで広いレ
パートリーを持っています。バレザは1965年から1974年までクロアチア国立
歌劇場の音楽監督を務め、チューリヒとグラーツの歌劇場の主席指揮者を経
て、クロアチア放送交響楽団の主席指揮者を務めています。

ORFEJ303  \1980
リムスキー=コルサコフ:歌劇「皇帝サルタンの物語」からの組曲
ブルノ・ビエリンスキ(1909-1992):交響曲第9番「島の交響曲」
チャイコフスキー:幻想的序曲「ロメオとジュリエット」
ヴラディミル・クラニチェヴィチ指揮
クロアチア放送響
ビエリンスキは民族的指向を持つ作曲家に属してはいませんが、クロアチア
のリズム、何度も訪れたブラジルで聴いたラテン・アメリカの舞曲、バロッ
ク音楽の活動的なリズムや対位法の影響を受け、古典的秩序を保ちながら特
徴のある旋律とリズムを示しています。交響曲第9番は、ビエリンスキの夏
の住居であるシルバ島で作曲されました。リムスキー=コルサコフとチャイ
コフスキーの名曲がカップリングされています。 クラニチェヴィチはザグレ
ブ音楽アカデミーを卒業し、1983年から1988年ザグレブ放送交響楽団、1994年
から2002年クロアチア国立歌劇場の音楽監督を務めました。クロアチアの作
品を主に演奏し、多数の現代曲を初演しています。

ORFEJ304  \1980
マーラー:交響曲第10番嬰へ長調からアダージョ
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ロルフ・リーバーマン(1910-1999):
ジャズ・バンドと交響管弦楽のための協奏曲
スラヴコ・ズラティチ(1910-1993):
管弦楽とテープのための「パジンの鐘」(我は生者を呼びVivos voco)
ミラン・ホルヴァート指揮
クロアチア放送響
ミラン・ホルヴァートのマーラー、R.シュトラウス、ラヴェルに現代音楽を
カップリングした注目のアルバム。スイスの作曲家リーバーマンの「ジャズ
・バンドと交響管弦楽のための協奏曲」は、1954年にドナウエッシンゲンの
国際音楽祭の委嘱によって作曲されました。ジャズ・バンドを独奏楽器群、
管弦楽を伴奏とするバロック時代の合奏協奏曲の様式で書かれ、作曲者は、
ブルース、ブギウギ、マンボなどの「現代の舞曲によって芸術音楽を豊かに
する試み」と述べています。ズラティチはクロアチアの作曲家・指揮者です。「パジンの鐘」には
民俗的要素に対する執着のようなものがあるように思われます。この作品は
1975年にザグレブ放送の委嘱で作曲され、ホルヴァートの指揮で初演されま
した。パジンはイストリア半島にある町で、“Vivos voco”はシラーの詩
「鐘の歌」の冒頭に掲げられた句で、スイスのシャフハウゼン大伽藍の鐘に
刻まれた銘です。

ORFEJ305  \1980
ハイドン:
ヴァイオリン、チェロ、ファゴットと管弦楽のための協奏交響曲変ロ長調
op. 84
マルティヌー:リディツェへの追悼
ヤナーチェク(ヴァーツラフ・ターリヒ編):
歌劇「利口な女狐の物語」組曲
ドゥブラヴコ・デトーニ(1937-):形態と表面
ブラゴイェ・ベルサ(1873-1934):歌劇「炎」op. 57から「機械の音楽」
ヨセフ・ダニエル指揮
クロアチア放送響
ブランコ・トロイナル(Vn)、
アニカ・プリモラツ(Vc)、
ゲオルグ・ドラウシュニク(Ob)、
ズヴォニミル・スタニスラヴ(Fg)、
「リディツェへの追悼」は1943年、世界大戦を記憶するための作品を募って
いたアメリカ作曲家協会の委嘱で書かれました。リディツェはプラハ近郊の
村で、ナチスの高官ハイドリヒが暗殺された報復として、ヒットラーの命令
で1942年6月、2000人以上の村民が殺されました。「利口な女狐の物語」から
の組曲は、チェコの指揮者ターリヒが、歌劇の主に第1幕、部分的に第2幕
の素材を用いて書きました。クロアチアの作曲家デトーニは、「形態と表面」
を、ワルシャワでルトスワフスキの下で働いていた1966年から1967年に作曲
し、この作品は1969年第6回パリ・ビエンナーレでグランプリを受賞しまし
た。クロアチアの作曲家ベルサの音楽は、「炎」のように表現主義の頂点に
近づくこともあり、この作品は当時の舞台音楽のワーグナー的ヴェリズモを
反映しています。

ORFEJ314  \1980
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調op. 43
ニクシャ・バレザ指揮
クロアチア放送響 2000年4月録音
今や大規模交響曲の人気曲となってきているショスタコーヴィチの4番をクロ
アチア勢が熱演。クロアチア放送響の指揮者バレザはシェルヘンやカラヤン
等に学び、2001年からはケムニッツのロベルト・シューマン・フィルの首席
も勤めております。特に現代音楽に関心を持ち、多くの作品を初演していま
す。この演奏も早めのテンポをとりながらも鬼気迫るダイナミックな演奏に
なっております。

ORFEJ334  2枚組  \3960
「ナダ・プッタール=ゴールド(メゾ・ソプラノ、1923-)」
アリア集(「オルフェオとエウリディーチェ」、「イワン・スサーニン」、
「トロヴァトーレ」、「カヴァレリア・ルスティカーナ」、「ウェルテル」、
「カルメン」、「サムソンとデリア」他)/
歌曲、宗教曲(J.S.バッハ:マニフィカトからアリア/ブラームス:もうおま
えのところには行かない/ウォルフ:アイフェンドルフ詩集から「語らぬ愛」
/レスピーギ:日没/ムソルグスキー:死の歌と踊り他)
ナダ・プッタール=ゴールド(Ms)、
ダヴォリン・ハウプトフェルド(指揮)、
ムラデン・バシチ(指揮)、
アントン・ナヌト(指揮)、
ズヴィエズダナ・バシチ(P)、ザグレブ四重奏団、ランコ・フィリャク(P)他
録音:1953-76年
プッタール=ゴールドは1923年ユーゴスラヴィアのヴァラージュデンで生ま
れました。彼女の声の美しい音色と広い音域、才能と技術が認められ、1949年
クロアチア歌劇場と永久契約を結んでワーニャ役でデビューし、1950年には
ベルギーのヴェルヴィエ声楽コンクールで優勝しました。1956年まで同歌劇
場、1961年までベルリン・ドイツ歌劇場、1964年までフランクフルト州立歌
劇場に所属しました。1969年から1979年までザグレブ歌劇場で歌った後引退、
ザグレブの音楽アカデミー教授となりました。ここに収録された多彩な曲目
から、その優れた声と能力を窺うことができます。





<OTAKEN RECORDS>
TKC-303  \2180
(通常のCDです。CD-Rではありません。)
フォーレ:「レクイエム」
ドビュッシー:「海」
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」より3曲
(ハンガリー行進曲、妖精の踊り、鬼火のメヌエット)
序曲「ローマの謝肉祭」序曲
デジレ・エミール・アンゲルブレシュト指揮フランス国立放送管弦楽団
フランソワーズ・オジュア (ソプラノ)、ベルナール・ドゥミニ(バリトン)
ジャンヌ・ブドリー・ゴダール (オルガン)、フランス国立放送合唱団
アンドレ・クリュイタンス指揮パリ・オペラ座管弦楽団
録音:1955年1月-2月、1954年1月11日、1950年代初頭
原盤:仏デュクレテ・トムソン、仏コロムビア10インチ盤
この、世にも美しいフォーレのレクイエムの演奏が刻まれている当CDの音源
となったレコードは、音盤ファン垂涎の的、仏デュクレテ・トムソンレーベル、
オリジナル盤で、例のバイロイトの第9と同じくN氏の提供によるものです。
フォーレのレクイエムと言えば古くはクリュイタンス盤が、少し下ってはコル
ボ盤が有名ですが、それらより以前にほぼ決定的とも言える名演奏が残されて
いたことは驚きでもあり、その発見は音盤ファンとしてこの上もない喜びでも
あります。よく調べるとアンゲルブレシュトの本録音や他曲のライブ盤はこれ
までにもCD化がなされてきておりますが、今回のオリジナル盤の復刻にはフ
ランス音楽を鑑賞するにあたって抗しがたい魅力となるフランスの香りと気品
が感じられます。まるでこのCDがフォーレの生きた時代の雰囲気と文化の匂
いの玉手箱であるかのような感があります。一人でも多くの方に当CDを開け
ていただき古き良きフランスを体験していただければ幸いです。尚、盤の状態
はこれまでのオタケンCD同様極上でキズ皆無は勿論のことプチプチノイズも
ほとんど目立ちません。又、デジタルリマスタリングもこれまで同様なしでオ
リジナルの演奏と録音の魅力を安心してご堪能いただけます。併録はオリジナ
ル盤B面収録のドビュッシーの海でこちらもレクイエムに勝るとも劣らぬ名演
です。今回さらに余白部に、これ又フランスの香気ただよう仏コロムビア初期
10インチ盤よりクリュイタンスによるベルリオーズの名小品も収めさせていた
だきましたので併せお楽しみくださいませ。
(オタケンレコード太田憲志)




<ジェイズミュージック・レーベル(日本)>
JMCC30100-1  2枚組 \3500
バッハ=ブゾーニ:コラール前奏曲「イエスよ、私は主の名を呼ぶ」、
バッハ=ブゾーニ:コラール前奏曲「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」
バッハ=ブゾーニ:シャコンヌ
メンデルスゾーン=リスト:歌の翼に
シューベルト=リスト:糸を紡ぐグレートヒェン
シューベルト=リスト:ます
シューマン:蝶々
シューマン:謝肉祭
シューマン:ロマンス 第2番
西川秀人(P)
録音:2005年7月29日倉吉未来中心ホール ライブ録音
現在、東京芸術大学ピアノ科における名伯楽として数々の優秀なピアニストを
輩出する西川秀人の初CD。イタリアン・ピアニズムの伝統と精神を今に伝え
る希有な芸術家として、その歌心溢れた演奏が冴えわたる。これだけの難曲を
一晩に弾きこなしたこともさることながら、その表現力の幅の広さは特筆に値
する。器楽曲において、歌心が見直されている今だからこそ、彼の音楽性の高
さは明るい煌めきを放つにちがいない。
西川秀人(ピアノ)
5才よりピアノを始め、故長岡敏夫氏、伊達純氏に師事。1976年東京芸術大学
卒業。同大学院修士課程修了。77年イタリア留学。国立ローマ・サンタ・チェ
チーリア音楽院でヴィンツェンツォ・ヴィターレ、レンツォ・シルヴェストリ
の両氏に師事。同音楽院卒業。第7回セニガリア国際ピアノ・コンクールで第
1位入賞。その後イタリア各地でリサイタルを開催。79年秋帰国。帰国後もリ
サイタルをはじめNHK-FMの録音、オーケストラとの協演など多方面で演奏活動
を行っている。現在、東京芸術大学、愛知県立芸術大学各講師。
ジェイズミュージック
ジェイズミュージックは大手レコード会社で活躍した昼田純一氏が主宰するレ
ーベルです。2003年独立。現在、クラシックからロックまで幅広いプロ
デュース、及びクラシックを中心とした録音やCD制作を展開中です。今後順
次クラシックのアルバムを発売していく予定です。





<BRIDGE>
BCD9179  \1980
「アメリカ議会図書館シリーズ 第22巻」
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 Op.105
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調Op.12-2
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第24番 ハ長調K.296より第3楽章
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
ゲイリー・グラフマン(ピアノ)
1971年12月3日,1970年12月11日(モーツァルト)
ADD、STREO、56:13
BRIDGEのアメリカ議会図書館シリーズからヘンリク・シェリングのリサイタ
ルのリリース。シェリングのヴァイオリンは、豊かな芳香の音色で伸びやか
に歌うものだが、決して演奏家の恣意に陥ることなく、熱気をはらんで作品
に深く食い入っていく強さもある。ここで聞けるブラームス、シューマン、
ベートーヴェンと、彼のレパートリーの核をなす作曲家のグイッと迫り来る
演奏には、誰もが魅了されてしまうだろう。スタジオの中のシェリングしか
知らない人には驚くべきシェリングが聞ける。
 
BCD9177  \1980
エリオット・カーター(1908b)の音楽 Vol.6
ヴァイオリン協奏曲(1990)
4つのラウダ-ヴァイオリン独奏のための
「ホリデイ」序曲(1944/1961改訂)
ロルフ・シュルテ(Vn)
ジャスティン・ブラウン指揮
ドナルド・パルマ指揮
オーゼンセ交響楽団
録音:1992/2003-2005年
アメリカの長老カーターの作品第6集。かの国では最もヨーロッパに近いと
思われている作曲家。ヴァイオリン協奏曲は表現主義的な作品。「ホリデイ」
序曲は若い頃(と言っても36才)の作品だがコープランドの「ロデオ」と聴き
間違えるほどの明朗快活、アメリカ健康優良児の音楽でぶったまげる。いつ
現在の作風に変節したのだろう。ヴァイオリンのロルフ・シュルテが熱演し
ている。

BCD9184  \1980
エリオット・カーター(1908b)の音楽 Vol.7
ダイアログス(2003)
ボストン・コンチェルト(2002)
チェロ協奏曲(2001)
ASKOコンチェルト(2000)
オリヴァー・ナッセン指揮
ロンドン・シンフォニエッタ
ニコラス・ホッジス(P)
BBC交響楽団
フレッド・シェリー(Vc)
ASKOアンサンブル
エリオット・カーターの音楽第7集はBBCとの共同制作です。現代作曲家兼
指揮者として揺ぎ無い評価を得ているオリヴァー・ナッセンが全曲指揮をし
ております。全曲なんと作曲家90才を越えてからの2000年以降に作曲された
作品です。1曲目はイギリスのピアニスト、ニコラス・ホッジス(KAIROSレ
ーベルでお馴染み)のためにBBCが委嘱した作品、ボストン・コンチェルト
はボストン響の委嘱作です。チェロ協奏曲はシカゴ響の委嘱作品で、ヨーヨ
ー・マとバレンボイム指揮シカゴ響によって初演されました。今回は現代ア
ンサブル「タッシ」のメンバーとして名を馳せたフレッド・シェリーです。
ASKOコンチェルトももちろんASKOアンサンブルのために書かれました。

BCD9168  2枚組  \3960
「歌曲集の発達」
クロイツァー:さまよいの歌曲集、
コルネリウス:花嫁の歌曲集
タールベルク:6つのドイツ歌曲、
イェンセン:スペインの歌の本による7つの歌、
ウェーバー:恋人を失った時の気持ち(4曲)、
クラ:オマル・ハイヤームのルバイヤート、
シマノフスキ:色とりどりの歌Op.22、
キュイ:4つのソネット Op.48、
オネゲル:「小さな人魚」による3つの歌、
ラングストレム:「海の夏」(10曲)、
マリピエロ:「形見」(3曲)、パラディール:「風に舞う葉」(6曲)
ジョージン・レジック(ソプラノ)
ウォーレン・ジョーンズ(ピアノ)
録音:2003年5-7月、
様々な作曲家の歌曲集を集めている。CD1は、概ね1860までのドイツの歌曲集
を5つ集めている。ウェーバーを除けば、コンラディン・クロイツァー(1780-
1849),シジスムント・タールベルク(1812-1871),ペーター・コルネリウス
(1824-1874),アドルフ・イェンセン(1837-1879)と、作曲家としていずれも
知名度は高くない人ばかりであるが、この時代のドイツ・ロマン派の音楽が
心地よい。CD2は、19世紀末から20世紀初頭にかけての各国の歌曲集である。
セザール・キュイ(1835-1918),エミール・パラディール(1844-1926),ジャ
ン・クラ(1879-1932),カロル・シマノフスキー(1882-1937),ジャン・フ
ランチェスコ・マリピエロ(1882-1973),テューレ・ラングストレム(1884-
1947),アルチュール・オネゲル(1892-1955)と興味深い名前が並ぶ。
ジョージン・レジックはペンシルヴァにア出身のソプラノ。1980年代にヨー
ロッパで活躍し、エストマンが指揮するモーツァルトの「コジ・ファン・トゥ
ッテ」の録音でデスピーナに起用されるなど、人気を博して広く活躍した。

BCD9171  \1980
チャコナ/金属鏡的音楽-Vn,Vc,Pfのための(1971)
「マリオ・ダヴィドフスキー(1934b)の音楽Vol.3」
シンクロニズム第5番-5人の打楽器奏者と電子音のための(1969)
デュオ・カプリチオーソ-Vn,Pfのための(2003)
シンクロニズム第6番-Pfと電子音のための(1970)
四重奏曲/金属鏡的音楽-Fl,Vn,Va,Vcのための(1987)
シンクロニズム第9番-Vnと電子音のための(1988)
スーザン・パルマ・ニーデル(Fl)
クルティス・マコーバー(Vn)
モーリーン・ガラージャー(Va)
エリック・バートレット(Vc)
アレック・カリス(Pf)
マンハッタン音楽院打楽器アンサンブル
録音:2004年
ダヴィドフスキは作曲をアーロン・コープランドに師事後、ニューヨークの
コロンビア・プリンストン電子音楽センターで電子音楽を学んだ。ここでエ
ドガー・ヴァレーズに会い影響を受ける。打楽器や金属的な音響への好みは
ヴァレーズ譲りのものだろう。アメリカでは少数派に属する硬派の前衛音楽。
生楽器とともに鳴らされるピー・ポポ!・ピュッ!という電子音はどこかな
つかしく微笑ましい。

BCD9172  \1980
ホルヘ・リデルマン(1957b、Jorge Liderman):
ソング・オブ・ソングス
(ソプラノ、テノール、女声合唱と室内管弦楽のためのカンタータ)
デヴィッド・ミルンズ指揮
サンフランシスコ・コンテンポラリー・ミュージック・プレイヤース、
カリフォルニア大学バークレー校室内合唱団、
エリッサ・ジョンストン(Sop)、キャスリーン・ウェブスター(Sop)、
サラ・コルバム(Ms)、アメリア・タイレスト(C.Alt)、
チャールズ・ブランディ(Ten)、
録音:2005年
ソング・オブ・ソングスは旧約聖書を題材にとりテキストとした、ある若い
女性とその愛人との性を描いた室内オペラとも言えるカンタータ。ミニマル
的な反復技法を基礎に置いている。題材のせいだろうか、スティーヴ・ライ
ヒの「詩篇」「砂漠の音楽」やレナード・バーンスタインの宗教的な作品(交
響曲第1番「エレミア」など)を彷彿とさせる響きやストラヴィンスキー、メ
シアンにも似た響きを持っている。リデルマンはブエノスアイレスに生まれ、
イスラエルで音楽教育を受けた。その後シカゴ、カリフォルニアで研鑚を積
み、現在アメリカの主要なオーケストラから委嘱を受け活躍している。

BCD9176  \1980
“エレイン・ボナッツィの芸術”
モンテヴェルディ:
音楽の諧謔から(私はこれまで武装し続けたが,あなたはかつて全て私のも
のだった,面影よ、呪われよ),「オルフェオ」-伝令の場面
ブリテン:子守歌のお守り Op.41,
ブラームス:2つの歌曲 Op.91
ラヴェル:マダガスカル島民の歌
エレイン・ボナッツィ(メッゾソプラノ)
エレン・マック(ピアノ)
カレン・タットル(ヴィオラ)
ティモシー・デイ(フルート)
スティーヴン・ケイツ(チェロ)
録音:1985年、DDD、52:42
エレイン・ボナッツィはニューヨーク出身。1960年代からニューヨーク・シ
ティ・オペラ、サンタフェ・オペラ、ワシントン・オペラなど、米国の主要歌
劇場で活躍。ヒンデミットやストラヴィンスキーの指揮でも歌っている大ベ
テラン。このCDは1985年の全盛期のもの。

BCD9182  \1980
「エイミー・ビーチ:歌曲集」
黄昏 Op.2/1、夜の女王 Op.2/3、夏の風 Op.14/1、甘い心よ、もうため
息をつかないで Op.14/3、黄金の門 Op.19/3、ヴィラネル Op.20、おか
しくないかしら? Op.26/4、私の心の中に Op.29/1、アニータ Op.41/1、
春の年 Op.44/1、ああ恋よ、いつの日か Op.44/2、来て、ああ来て!
Op.48/1、おはようございます Op.48/2、遠くに行かないで Op.56/2、シ
ェナ・ヴァン Op.56/4、赤ん坊 Op.69/1、おお、甘い満足 Op.71/2、西の
国の風 Op77/2、黄昏に Op.85、唇は私のもの Op.113、暗い庭 Op.131、
私は勇気を持とう Op.143
パトリック・メイソン(バリトン)
ジョアン・ポーク(ピアノ)
2004年11月30日−12月2日
エイミー・ビーチ(1867-1944)は、女性作曲家という区分を抜きにして、既に
人気作曲家としてCDの数多くある。しかし歌曲集はまだそう数も多くなく、
それも作品番号で40番までの作品となると多くない。このCDでは、作品2か
ら作品143までの歌曲を偏りなく収録している。パトリック・メイソンはア
メリカ国内を中心に活動しているバリトン。BRIDGEには既にシューベルトの
「冬の旅」(BCD 9053)とフランス歌曲集(BCD 9058)のCDがある。

BCD9183  \1980
「スティーヴン・マッケイ(1956b)/インテリア・デザイン」
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1996)
インテリア・デザイン-Vn soloのための(2003)
ハンブル河-Fl,Vn,Va,Vcのための(1997)
クルティス・マコーバー(Vn)、
アレック・カリス(Pf)、
スーザン・パルマ・ニーデル(Fl)、
モーリン・ガラージャー(Va)、
グレゴリー・ヘセルリンク(Vc)、録音:2005年
マッケイはアメリカ人の両親のもと、ドイツ・ハンブルクで生まれた。その
後カリフォルニアに戻り十代のころはロック・バンドの活動に熱中したとい
うが、その経験は明らかに彼の音楽に反映しており現代音楽にロック、ジャズ
の激しいリズムのイディオムを取り入れ活き活きとした音を作り出している。





<GENUIN(ドイツ)レーベル>
GEN 85049  \1980
スコット:ピアノ作品集
ソナタ全集、スフィンクスOp.63*
虹鱒*、バラード、ヴィクトリア風ワルツ
ミシェル・シェーファー(ピアノ)
2003年4月28、29日
2005年3月8日*
イギリスのオクストンに生まれ、ドイツで学び、ピアニストとして活躍。印
象派の音楽に傾倒。 また、東洋哲学や神智学にも興味を示し、詩作もしまし
た。あらゆる分野の作品を残しましたが、ピアノ曲を中心とした描写音楽、
東洋的題材の小品が知られています。 簡明な旋律の中に印象派を感じさせる、
不思議な独特の世界を持つ名イギリス音楽です。

GEN 85512  \1980
フランク:ヴァイオリン・ソナタ
ラヴェル:ピアノ三重奏曲*
アンジェラ・シャルロット・ビーバー(P)
ミヒャエル・ディンバー(Vn)
アルフォ・ラング(Vc)
2004年6月25-27日、5月10-12日*
数あるヴァイオリン・ソナタの中でも注目される美しいフランクのヴァイオ
リン・ソナタ。 これは同郷のヴァイオリニスト、ユジューヌ・イザイの結婚
記念日のお祝いとして献呈されました。 軽やかなピアノに乗せられて、輪郭
のはっきりしたディンバーの演奏はパリの香り豊か。 5歳で父よりヴァイオ
リンの手ほどきを受けた彼は後にミュンヘン、フライブルク音楽大学で学び
クルト・グントナー、ニコラス・チュマチェンコ、ハンスハインツ・シュネ
ーベルガーに師事。

GEN 85513  \1980
ドヴォルザーク:弦楽のためのセレナーデOp.22
メンデルスゾーン:弦楽の為の交響曲第11番*
ドイツ弦楽フィルハーモニー
ミヒャエル・ザンデルリンク指揮
2004年10月9-10日、9月30日
2003年10月2日*
チェコ国民楽派最大の作曲家ドヴォルザークは1875年5月、たった12日間で主
題の明確さと迫力に溢れた弦楽のためのセレナーデを完成させました。
まるでチェコの雄大な草原が浮かんでくるような爽やかな主題に始まり、弦
楽器それぞれの会話が賑やかに聞こえ、物語を読むように音楽が流れます。
この弦楽オーケストラの歴史は30年前、1973年に第10回世界の若い音楽家の
為の音楽祭に集まったことから始まりました。現在の指揮者、M.ザンデルリ
ンクによって見出された若き才能たちは情熱的で透き通った弦の美しさを聞
かせてくれます。

GEN 85516  \1980
【オペラ・アリア集/inラインスベルク音楽祭】
アダン:ロンジュモーの郵便屋-友よ、話を聞いてくれ
ロッシーニ:セビリャの理髪師-陰口はそよ風のように
マスネ:エロディアード-はかない幻
プッチーニ:ラ・ボエーム-私の名前はミミ
ヴェルテ゛ィ:リヴレット-悪魔め鬼め
プッチーニ:蝶々夫人-ある晴れた日に
ベルリーニ:ノルマ-清らかな女神よ 他
マルコ・ヤントシュ(T)
フリードマン・レーリク(Bs)
小森輝彦(Br)
アグニスカ・ピアス(Sp) 他
2005年5月
ドイツの若いオペラ歌手の登竜門として知られる、ラインスベルク音楽祭記
念CDです。 これはラインスベルク音楽祭に出演した歌手の中から各声部が
選ばれ、得意のアリアをレコーディングしたものです。
ここで注目する小森輝彦は、現在はドイツ、テューリンゲン州のゲラ市に在
住、アルテンブルク・ゲラ市立劇場の専属バリトン歌手として活躍していま
す。この劇場では2001年6月のリゴレットで華々しいデビューを飾り、新聞
各紙でも絶賛されました。 日本での演奏活動も同時に行っており、オペラだ
けではなくドイツリートや宗教曲のレパートリーも多く、今後の活躍も更に
期待されます。

GEN 85517  \1980
【ロマンティック・フルート】
マックス・マイヤー=オルバースレーベン:幻想ソナタOp.17
ユリウス・リーツ:ピアノとフールトの為のソナタOp.42
J.フランシス・バーネット:グランド・ソナタOp.41
ハンス・ウド・ハインツマン(Fl)
エリザヴェッタ・ブルーミナ(P)
2003年8月18-20日
中期ロマン派以降のフールト作品は数が少ない上、あまり知られることがな
く、このアルバムは貴重な作品を取り上げているといえるでしょう。
作曲者マイアヤー=オルバースレーベンは、自身の姓と同名の 地オルバース
レーベン (ワイマール近郊 )に生まれ、ヴュルツブルクに没したドイツのピ
アニスト、作曲者。あまり知られていませんが、ヴュルツブルクの王立音楽
学校の校長を務めたり、同地の有名な合唱団体 「リーダーターフェル」 の
指揮者として活躍しました。 「ファンタジー・ソナタ」 は、後期ロマン派
風の作品で、スケールの大きさを感じさせます。
 
GMP 04509  \1980
スメタナ:ピアノ三重奏曲 Op.15
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 Op.67
ローマ・ピアノ・トリオ
2004年5月3-6日
スメタナは幼い娘を失った深い悲しみの中、1855年にピアノ三重奏曲を作曲
しており、ロマンティックな旋律がありながら、その悲痛な叫びが心の奥深
くに残り、聞き流すなどとても出来ない名曲です。
ショスタコーヴィチは、ロシアの名ピアニスト兼20世紀最大の作曲家の一人
として多くの作品を残していますが、その中でもこの三重奏曲は大親友の死
を悼んで書かれたものであり、深い悲しみを奏でているチェロの旋律が耳に
残ります。

GMP 04511  \1980
【ウィーンに縁のある作曲家たち】-歌曲集
ブラームス:ジプシーの歌Op.103
マーラー:子供の魔法の角笛より
ベルク:4つのリートOp.2
R.シュトラウス:4つのリートOp.27
J.パピーラ(Alt)
ミヒャエル・バルク(P)
2004年8月14-17日
J.パピーラはドレスデンで音楽を学びシュワルツコップ、シュライアーなど
のマスタークラスに参加。リートそしてオペラにおいて最高のディプロマを
受賞している名歌手です。また、コンサート、オペラ歌手としてドレスデン
・フィルなどとも競演しており幅広い活躍をされています。
ブラームスにおいても重さを感じさせること無く、芯のある声で叙情的に歌
い上げているのが印象的です。
  
<BRILLIANT>
BRL-92884  2枚組  \990
モーツァルト:バイオリン協奏曲全集
ジュリアーノ・カルミニョーラ
カルロ・ド・マルティーニ:指揮
イル・クァルテットーネ

BRL-92885  3枚組  \1480
ニールセン:交響曲全集
ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団
テオドール・クチャル(指揮)

BRL-928783  3枚組  \1480
ブラームス:交響曲全集(3CD) 
交響曲第1番ハ短調 op.68
ハイドンの主題による変奏曲 op.56a
悲劇的序曲 op.81
交響曲第2番ニ長調 op.73
交響曲第3番ヘ長調 op.90
交響曲第4番ホ短調 op.98
運命の歌 op.54
大学祝典序曲 op.80
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
アンブロジアン・シンガーズ

BRL-7565  2枚組  \990
レスピーギ:
交響詩『ローマの松』
交響詩『ローマの噴水』
交響詩『ローマの祭り』
リッカルド・ムーティ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団
リュートのための古風な舞曲とアリア 全3曲
ロスアンジェルス室内管弦楽団
ネヴィル・マリナー(指揮)
 
BRL-92792  4枚組  \1980
フォーレ:歌曲集
エリー・アメリング(S)
ジェラール・スゼー(Br)
ダルトン・ボールドウィン(p)
録音:1970-74年[ステレオ]

BRL-92791  3枚組  \1480
アルビノーニ:オーボエ協奏曲全集
シュテファン・シッリ(オーボエ)
シュトゥットガルト室内管弦楽団
ニコル・マット(指揮)

BRL92772  3枚組  \1480
スカルラッティ:ソナタ全集 第7集
ピーター・ヤン・ベルダー
  
<Hyperion>
CDA 67515  \2080
SACDA 67515(SACD-Hybrid) \2850
エマニュエル・シャブリエ(1841−1894):ピアノ作品集 ―― 
即興曲/田園風のロンド/絵画的な10の小品/朝の歌/踊るように/奇想曲
/アルバムの綴り/ハバネラ/気まぐれなブーレ
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)
クープランの鍵盤作品集を完結させたヒューイットが次に取り上げてきたのは
シャブリエのピアノ作品集。シャブリエは代表作である狂詩曲《スペイン》が
あまりにも有名なためにスペインの作曲家と思われがちだが、ラヴェルやド
ビュッシーへの橋渡し的な役割を果たしたフランス人作曲家である。
53年の生涯を送ったシャブリエは39歳まではフランス内務省で公務員として働
いていたサラリーマンであり、脱サラ後にデビューしたプロの作曲家としては
14年間と短い期間の活躍であったという経歴を持っている。短い作曲家生活の
中で様々なジャンルの作曲を行ったシャブリエだが、最も力が発揮されている
のはピアノ作品であると言われている。
今回の作品集ではシャブリエのピアノ作品の代表作である「絵画的な10の小品」
などを収録。ラヴェルなどフランス音楽の演奏にも定評ある鍵盤の女神ヒュー
イットが繰り広げるシャブリエの演奏からは魅惑の世界が広がっていくことだ
ろう!
しかもノーマルCD、SACD Hybridの同時リリースということはハイペリオンが
並々ならぬ力を注いだリリースであり、輝きを放つ素晴らしい演奏が展開され
ているという証拠である。

CDA 67607/8  2枚組  \4160
J・S・バッハ:鍵盤楽器のための協奏曲集 ――
協奏曲第1番ニ短調BWV1052-協奏曲第7番ト短調BWV1058(全7曲)
ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV1050/三重協奏曲イ短調BWV1044
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)、
リチャード・トネッティ(指揮)、オーストラリア室内管弦楽団
ヒューイット初の協奏曲、室内楽曲録音として日本でも大きな絶賛を受けた
J・S・バッハの協奏曲集。その第1巻(CDA 67307)と第2巻(CDA 67308)を
1つにまとめたセットがスリム・ケース仕様で登場!
グラモフォンではエディターズ・チョイス&CDオブ・ザ・マンス、サンデー
・タイムズではクラシカル・CD・オブ・ザ・ウィークに選出されるなど、世
界中で高い評価を獲得してきたヒューイットによるバッハの協奏曲集。鍵盤
の女神と名門室内楽団による至高のバッハを存分にお楽しみいただきたい!
(セット化はノーマルCDのみとなります。SACD Hybrid盤のセットはございま
せん。)

CDA 67560  \2080
W・A・モーツァルト:ソプラノのためのアリア集 ――
喜ばしき天の女王K.108/ヴェスペレ《証聖者の盛儀晩課》ハ長調K.339より
主をほめたためよ/主の保護のもとにK.198/グラドゥアーレ《神の母、聖
なるマリア》ヘ長調K.273/モテット《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ》K.165
/戴冠式ミサ曲ハ長調K.317より 神の子羊/《主日のための晩課》ハ長調
K.321より 主をほめたたえよ/喜ばしき天の女王K.127
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)、
ロバート・キング(指揮)、キングズ・コンソート&合唱団
ハイペリオンがモーツァルト・イヤーを記念する最初のアルバムは、ヨーロ
ッパを中心として世界中で大活躍中のソプラノ奏者キャロリン・サンプソン
が歌う極上のモーツァルト声楽作品集!
キャロリン・サンプソンとロバート・キング&キングズ・コンソートのコン
ビは、ミヒャエル・ハイドンのレクイエム&ミサ(CDA 67510)の録音でも
そのパフォーマンスが絶賛されるなど、見事なコンビネーションを聴かせて
くれているだけに今回も期待が高まる。収録曲はアルバムのタイトルにもなっ
ている「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」をはじめ、キャロリン・サンプソンの
歌声を余すことなく堪能することの出来る充実のラインナップ。モーツァル
ト・イヤーの幕開けに相応しいハイペリオンならではのモーツァルト・アル
バムの登場である!

CDA 67498  \2080
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト第6集 ――
 イェネー・フバイ(1858−1937):
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調《劇的協奏曲》Op.21/ヴァイオリンと管弦
楽のための組曲Op.5/ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調Op.90
ハガイ・シャハム(ヴァイオリン)、
マーティン・ブラビンズ(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
ピアノ、チェロと並び好評を博しているハイペリオンの人気シリーズ「ロマン
ティック・ヴァイオリン・コンチェルト」も今回が第6集。グラファン、マー
ウッド、そしてリトルといった世界的アーティストがソリストをつとめるこの
シリーズ。今回の第6集では第3集に引き続きイスラエル出身の名手ハガイ・
シャハムが登場。
イェネー・フバイはブダペスト音楽院の教授としてシゲティらを輩出したハ
ンガリーの演奏家であり作曲家である。ちなみにハガイ・シャハムはこれま
でに「チャールダーシュの情景」(CDA 67441/2)や「ロマンティック・ヴァ
イオリン・コンチェルト第3集(フバイの協奏曲第3番&第4番)」(CDA 67367)
でフバイの作品の録音を行っている。フバイの協奏曲の完結盤となる今回も
ブラビンズ&BBCスコティッシュ管のサポートを受けて絶妙の演奏を披露して
くれることだろう。

CDA 67543  \2080
エリック・ウィテカー(1970−):クラウドバースト-合唱作品集 ――
神よ、私はこの素晴らしい日に感謝します/I hide myself/スリープ/i
will wade out/行け、美しいバラよ/ダヴィデが聞いたとき/Hope,faith,
life,love/クラウドバースト/With a Lily in Your Hand/This Marriage
/Water night(水の夜)/少年と少女/Her sacred spirit soars/ルクス
・アルムクェ
ロバート・ミレット(打楽器)、スティーヴン・ベターリッジ(ピアノ)、
スティーヴン・レイトン(指揮)、ポリフォニー
エリック・ウィテカーは「ラスベガスを食い尽くすゴジラ」、「ゴースト・
トレイン」といった斬新な吹奏楽作品などで日本での知名度も非常に高い現
在35才のアメリカ人作曲家。吹奏楽の作曲家としてだけでなく、「クラウド
バースト」や「Water Night(水の夜)」を筆頭に合唱作品の作曲家として
もその地位は急上昇中であり、ウィテカーの作品は全世界で35万部以上のセ
ールスを記録しているという!
この若きアメリカ人作曲家の作品を歌うのはハイペリオンが誇る最強コンビ、
レイトン&ポリフォニー。ペルトの合唱作品集「トリオディオン」では2003
年度のハイペリオン・ワールド・セールスのトップを記録するなど、リリー
スされたタイトルはいずれも世界中で高い評価を受けている。ポリフォニー
の演奏がウィテカーの合唱音楽のファースト・チョイスとなるのは間違いな
い。合唱ファン必聴!

CDD 22056  2枚組  特価 \2080
オルランドゥス・ラッスス(1532−1594):ダヴィデの懺悔の詩篇(全曲)
ヘンリーズ・エイト
フランドル楽派最後の巨匠が残した7曲からなる詩篇集。CDA 67271/2からの
移行再発売。



<Helios>
CDH 55222  \1200
アレクサンドル・グラズノフ(1865−1936):ピアノ独奏曲全集第2巻 ――
3つの練習曲Op.31/2つの小品Op.22/3つの小品Op.49/夜想曲変ニ長調op.37
/メヌエット/やさしいソナタ/Two Prelude-improvisations/主題と変奏
Op.72
スティーヴン・クームズ(ピアノ)
ロシア5人組の流れを引き継ぐ名作曲家のピアノ作品を網羅した貴重なシリー
ズ第2弾!CDA 66844からの移行再発売。

CDH 55245  \1200
シドニー・ジョーンズ(1861−1946):オペレッタ《芸者》
ロナルド・コープ(指揮)、
ニュー・ロンドン・ライト・オペラ管弦楽団&合唱団
イギリスの作曲家が描いた日本の芸者の世界――。
CDA 67006からの移行再発売。





<Danacord>
DACOCD 644  \2180
F・ショパン:チェロ・ソナタ ト短調Op.65
E・グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調Op.36
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン (チェロ) 
ニナ・カフタラージェ (ピアノ)
デンマークを代表するチェリストのひとり、エアリング・ブレンダール・ベ
ンクトソンとモスクワで音楽教育を受けたニナ・カフタラージェによるデュ
オ・アルバム。ベンクトソンのチェロによる広く深みのある響きでチェロ・
ソナタの名曲2作品を愉しませてくれる。

DACOCD 647-648  2枚組  \4360
エルセ・ポースケのポートレート ――
ペーター・アーノル・ハイセ(1830−1879)美しい女ベアトリス、歌曲集《グ
ズルーンの嘆き》/P・E・ランゲ=ミュラー(1850−1926):隣人の最初の歌
Op.13-1、裳裾の先にOp.48-5、睡蓮Op.4-2、夕暮れ深くOp.20-1、美しい鳥が
歌った、空はほのかなあかね色に染まりOp.19-1、歌曲集《シュラムのおとめ
とソロモン》第1集Op.1/C・ドビュッシー:ビリティスの3つの歌/J・ブラ
ームス:おお帰り道さえわかればOp.63-8、風神の竪琴に寄せてOp.19-5、セ
レナードOp.106-1、5月の夜Op.43-2、甲斐のないセレナードOp.84-4/A・ベ
ルク:4つの歌曲Op.2/M・レーガー:2つの宗教的歌曲Op.105、不安に襲われ
た時には/J・S・バッハ:カンタータ第94番《われ何ぞ思いわずらわん》
BWV94より 欺かれた世よ/他
エルセ・ポースケ(メゾ・ソプラノ)、
フリートリヒ・ギュルトラー(ピアノ)、アナス・リーバー(オルガン)、
バッハ・コレギウム・シュトゥットガルト、
ペーター=ルーカス・グラーフ(フルート)、他
歌曲、オラトリオの歌い手としてデンマーク、ドイツなどで活躍中のエルセ
・ポースケの1967年から1983年にかけて収録されたライヴ、スタジオ録音を
セット化したポートレート・アルバム。





<SR Records>
SRCD 2016  \2180
J・ブラームス:クラリネット五重奏曲ハ短調Op.115
インゴルフ・ダール(1912−):クラリネットのための5つのデュエット
ステファン・リンドグレン(1960−):デュオ
クリスティアン・メッレル(クラリネット)、
ユーハン・ウッレーン(ピアノ)、
ニュー・ステーンハンマル・クヮルテット
スウェーデン放送によって録音・制作が行われている“SR Records”の新譜
はクラリネット奏者クリスティアン・メッレルのアルバム!2001年にスウェ
ーデン放送の“アーティスト・イン・レジデンス”に選出されたメッレルは、
ニールセンとコープランドの協奏曲をスウェーデン放送響の伴奏で演奏する
など将来性豊かな1972年生まれの俊英である。





<Palette>
PALCD-982  \2180
W・A・モーツァルト:
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調K.423
ファゴットとチェロのためのソナタ変ロ長調K.292
オーボエ四重奏曲ヘ長調K.370
セシリア・シリアクス(ヴァイオリン)、
ヨハンナ・ペーション(ヴィオラ)、
イェンス=クリストフ・レムケ(ファゴット)、
クセニア・ヤンコヴィチ(チェロ)、
イェスパー・ハリソン(オーボエ)、他
スウェーデンの演奏家たちによる上質な室内楽作品の演奏を聴かせてくれて
いる“Palette”。今回もヴァイオリンにはセシリア・シリアクス、ヴィオラ
にはヨハンナ・ペーションなどスウェーデンを代表する奏者たちを惜しげも
なく起用している。




<Intim Musik>
IMCD 097  \2180
S・ラフマニノフ:ピアノのための24の前奏曲 ――
前奏曲嬰ハ短調Op.3-2/10の前奏曲Op.23/13の前奏曲Op.32
藤田めぐみ(ピアノ)
IMCD 085でチャイコフスキーのピアノ三重奏曲を聴かせてくれた姉妹による
ピアノトリオ、“フジタ・ピアノトリオ”でピアノをつとめる藤田めぐみの
ソロ・アルバム。ブックレットは日本語解説付き仕様となっている。

IMCD 096  2枚組  \4360
エルランド・フォン・コック(1910−):
独奏楽器のための18のモノローグ ――
モノローグ第1番(フルートのための)/モノローグ第2番(オーボエのための)
/モノローグ第3番(クラリネットのための)/モノローグ第4番(サクソフォー
ンのための)/モノローグ第5番(バスーンのための)/モノローグ第6番 (ホル
ンのための)/モノローグ第7番(トランペットのための)/モノローグ第8番
(トロンボーンのための)/モノローグ第9番(テューバのための)/モノロー
グ第10番(ギターのための)/モノローグ第11番(打楽器のための)/モノロー
グ第12番 《春》(ハープのための)/モノローグ第13番(ピアノのための)/
モノローグ第14番(声のための)/モノローグ第15番(ヴァイオリンのための)
/モノローグ第16番(ヴィオラのための)/モノローグ第17番(チェロのため
の)/モノローグ第18番(ダブルベースのための)
ホーヴァル・リューセブー(フルート)、ペーア・ヨーラン(ホルン)、
ラーシュ=ヨーラン・ディムレ(トロンボーン)、
ミカエル・レーサレ(ギター)、松尾正代(ハープ)、他
スウェーデンの作曲家、コックが無伴奏の様々な独奏楽器のために作曲を行
った18のモノローグ全曲を収録した初のアルバム。各モノローグは旋律的な
楽章とテンポの速い楽章の2つの部分から構成されている。マルメ在住のミカ
エル・レーサレ以外は、全員ヨーテボリ在住の音楽家が演奏を行っている。





<Sjelvar Records>
SJERCD 19  \2180
ゴットランド島での発見-Codex Kellungensis ――
フィリップ・ダリチウス(1562−1631):主において喜び踊れ
ヨハン・バール(c.1610−1670):
Befiehle dem Herren、第8旋法によるマニフィカト、おお輝かしき光三位一体、
So ziehet hin
メルヒオール・ヴルピウス(c.1570−1615):主において喜び踊れ
グレゴル・アイヒンガー(1564−1628):二人の熾天使が呼び交し合った
ニコラウス・ザンギウス(c.1570−1618):Congratulamini nunc omnes
ヒエロニムス・プレトリウス(1560−1629):ヴィデンス・ドミヌス
ハンス・レオ・ハスラー(1562−1616):恋人は私に戦いを挑む
ヤコブス・ガルス(1550−1591):O quam metuendus
ヨハン・ヴァルター(1496−1570):愛しいヨゼフ、私のヨゼフ
ドミニク・フィノット(1510−c.1556):lam non dicam
オルランド・ディ・ラッソ:神よわれらを憐みたまえ
ミカエル・ディエルクス(オルガン)、
ダニエル・シュティーガル(トロンボーン)、
ペーター・ポントヴィク(指揮)、アンサンブル・ヴィッランシコ
これまでにもルネサンス音楽のコレクション「Cancionero de Upsala」やラ
テン・アメリカのバロック音楽などの発掘、録音を行っているポントヴィク
&アンサンブル・ヴィッランシコが「Codex Kellungensis」のレパートリー
を録音したタイトル。デンマーク出身のペーター・ポントヴィクはスウェー
デン作曲家協会会員でもある。アンサンブル・ヴィッランシコは北欧の国々
の演奏家が集まり、ポントヴィクによって1955年に結成された合唱と古楽器
によるアンサンブル。





<Lunds Vokalensemble>
LVE-5  \2180
四月と沈黙 ――
カーリン・レーンクヴィスト(1957−):大地の上を歩くとき
ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871−1927):3つの合唱曲
ユーハン・マグヌス・シェーベリ(1953−):Vad du ar skon min alskade
ヨスタ・ニーストレム(1890−1966):Huru skon och huru ljuv
シュテファン・クラヴェルダール(1975−):偉大なる贈り物
ウルリカ・エマニュエルソン(1965−):Rosten ur morkret sjunger
グンナル・ド・フルメリ(1908−1987):Herren ar min herde
3つの民謡〔アルヴェーン編曲:喜びの花
トゥルベリ編曲:美しき水晶
リンドベリ編曲:美しく、おだやかな夕べの時〕
ダーヴィド・ヴィカンデル(1887−1955):スズランの王、早春の夕べ
アンデシュ・ニューべリ(1954−/編曲):このすばらしい夏の季節に
ヴァルデマール・オレーン(1894−1982):夏の賛美歌
スヴェン=ダヴィッド・サンドストレム(1942−):四月と沈黙
インゲマル・モンソン(指揮)、ルンド・ヴォーカルアンサンブル
1990年にホーカン・オルソンによって創設されて以来、数々のコンクールで
の受賞経験を持つスウェーデンの合唱団ルンド・ヴォーカルアンサンブルの
自主制作最新盤。ステーンハンマル、ニーストレム、サンドストレムなど現
代スウェーデンを代表する作曲家の作品ばかりを集めた注目盤!





<Daphne>
DAPHNE 1021  \2180
ダーグ・ヴィレーン(1905−1986):弦楽四重奏曲集 ――
弦楽四重奏曲第2番Op.9/同3番Op.18/同第4番Op.28/同第5番Op.41
リュセル四重奏団
ヴィレーン生誕100年を記念してリュセル四重奏団によって録音が行われたア
ニヴァーサリー・アルバム。スウェーデン弦楽四重奏曲の代表作と言われる
第2番を含む4曲を収録した北欧音楽ファンは要チェックのタイトルである。





<Phono Suecia>
PSCD 154  \2180
クリステル・リンドヴァル(1950−):室内楽作品集 ――
ある一定の比/アースボウ/1ミリの光/Wenn sie so, dann ich so und
Pferd fliegt/白夜
ステファン・オステルシェー(アルト・ギター)、
マグヌス・アンデション(エレキ・ギター)、
アンサンブルSON、アンサンブル・アルス・ノヴァ、他
現代スウェーデンの作曲家リンドヴァルがギター・ソロをフューチャーして作
曲を行ったコンテンポラリー・クラシックを中心に収録された室内楽作品集。

PSCD 162  \2180
オーケ・エリクソン(1937−):
ファンファーレ/空と海の支配するところ/雨の森/オムニバスのための戯
れの色彩/夜想曲/金管五重奏のための《ストレート・アウト》/管弦楽の
ための戯れ/エコロジカル・オラトリオ《裏切られた天地創造》
リンネ五重奏団、オムニバス木管アンサンブル、
マッツ・ロンディン(指揮)、
ウプサラ室内管弦楽団、ウプサラ大学室内合唱団、他
スウェーデン、ウプサラ出身の作曲家、ピアニストであるオーケ・エリクソ
ンの作品集。現代音楽的な色合いの濃い作品が多いが冒頭のファンファーレ
はコンサートのオープニングに相応しい荘厳な雰囲気を持った作品。




<2L>
2L 26SACD(SACD-Hybrid) \2850
大いなる神秘-グレクス・ヴォーカリスのクリスマス ――
ミヒャエル・プレトリウス (1571−1621)
ペール・ステーンベルグ (1870-1947)
ファッテイン・ヴァーレン (1887-1952):甘き喜びのうちに
モートン・ラウリッドソン(1943−):おお、大いなる神秘
ハロルド・ドレイク (1888−1976):木枯らしの風、ほえたけり
ノルウェー民謡、トロン・クヴェルノ(1945−)編曲:
この楽しいクリスマスに
バスク地方のクリスマスキャロル、
デイヴィッド・ウィルコックス (1919−) 編曲:幼なき王
トマス・ルイス・デ・ビクトリア (1540−1611) おお、大いなる神秘
ノルマン伝承曲、レジナルド・ジャック (1894−1969) 編曲:まぶねの中で
フランツ・グルーバー (1787―1863)、
エウセビウス・マンディチェフスキ (1857-1929) 編曲:聖しこの夜
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ (c.1525−1594):
おお、大いなる神秘
ノルウェー民謡、ペール・ステーンベルグ編曲:鐘よ、さあ鳴れ
南フランス民謡、グレアム・B・バックランド(1951−)編曲:
み空をはせゆくみ使いたちよ
ロートリンゲンのクリスマスキャロル、A・ラングレー(1927−)編曲:
聖なる御子が生まれた
E・グリーグ:緑色の輝く木よ
F・プーランク:おお、大いなる神秘
M・プレトリウス:一輪のばらが咲いた
ハビエル・ブスト(1949−):おお、大いなる神秘
テリエ・ヴィンゲ(オルガン)、マグヌス・スターヴェラン(テノール)、
カール・ホグセット(指揮)、グレクス・ヴォーカリス
ノルウェーではリリース以来、驚異的なセールスを記録するなど絶大な支持
獲得。日本でも合唱ファンを中心に好評を博してきた2L 26「グレクス・ヴォ
ーカリスのクリスマス」にSACD Hybridヴァージョンが登場!
サラウンドで響き渡るグレクス・ヴォーカリスの歌声はまさに神秘的。クリ
スマス・アルバムというタイトルではあるものの、美しき歌声に満ちた演奏
をシーズンを問わずに堪能することの出来る見事なアルバムである。






<Aurora>
ACD 5035  \2180
ウルティマ・アルディッティ第1集 ――
ラグンヒル・ベルスタード(1956−):トレウマ
ヨン・オイヴィン・ネス(1968−):闇に気をつけろ
スヴェン・リューデル・カールス(1959−):Ein Hauch um nichts
ロルフ・ヴァリン(1957−):Phonotope 1
アルディッティ弦楽四重奏団
ウルティマ音楽祭は、毎年10月にオスロで行われる現代音楽のフェスティヴァ
ル。いずれも、アルディッティ弦楽四重奏団がこのフェスティヴァルで演奏
するために書かれた作品。





<Bergen Digital>
BD 7045CD  \2180
エアー-フルートとオルガンのための作品集 ――
C・グルック:精霊の踊り
G・P・テレマン:組曲イ短調
W・A・モーツァルト:アンダンテ ハ長調K.315
J・S・バッハ:組曲ト短調BWV1020、G線上のアリア、シシリアーノ、アレグロ
A・ヴィヴァルディ:ラルゴ
フランツ・ベンダ(1709−1786):
フルートとオルガンのためのソナタ ヘ長調
C・P・E・バッハ:ハンブルク・ソナタ ト長調
トム・オッタル・アンドレアセン(フルート)、
ロジャー・アンドレアセン(オルガン)
オーレル・ニコレ、アンドレアス・ブラウの下で学び、1994年よりノルウェー
放送管弦楽団の主席フルート奏者をつとめるトム・オッタル・アンドレアセン
の演奏による18世紀の音楽家たちの作品集。透明感に溢れるフルートの音色と
オルガンの重厚な響きが見事なハーモニーを織り成している。





<Arctic Records>
ARCD 2004-005  \2180
アークティク・ギター・トリオ-ヴァリエテ ――
D・スカルラッティ:ソナタK.322、同K.481、同K.159
L・ボッケリーニ:メヌエット、前奏曲とファンダンゴ
ハラール・セーヴェル(1897−1992)ロンド・アモローソ、反乱のバラード
シェル・マークッセン(1952−):ヴァリエテ(世界初録音)
I・アルベニス:アラゴン、グラナダ、朱色の塔
アークティク・ギター・トリオ
ノルウェーのメジャー・ギター・アンサンブルであるアークティク・ギター
・トリオは1991年より活動を開始。北欧、イギリス、ポルトガル、スペイン
そしてアメリカでの音楽祭やコンサートを中心に活躍中。地元ノルウェーの
作品からアルベニスと幅広いプログラミングを聴かせてくれる。





<NGMF>
NGMF 107  2枚組  \4360
ロイヤル・スピリット ――
アルベルト・エドワート・ケリー(1899−1983):アーネム
ペア・フスビー(1949−)セレブレーション
オル・オルセン(1850−1927):小組曲
ケネス・アルフォード(1880−1945):セント・ジョージ軍旗、砲声
ジョン・ブレイクスタッド(1940−):古い鉄道駅
ローナン・ハーディマン(グレアム編曲):ケルトの叫び
ロバート・W.スミス(1958−):スピリット・オブ・オルフェウス
他 全16曲
シェル・マッティンセン(指揮)、ノルウェー近衛兵バンド
定期的にリリースを行っているノルウェー近衛兵バンドの2004年の録音集。
「ケルトの叫び」など日本でも人気の高い作品を収録している。




<Albedo>
ALBCD 023  \2180
ホーコン・テリン(1976−):序奏-メヌエット
ヤコブ・ドラックマン:バレンタイン
ヤニス・クセナキス:カリスマ、テラプス
テリン&ザック:間奏曲-ソナタ
テリン&ザック&トルブンド:ハートブレイク・モーテル
ベント・セーアンセン:無情な巨人の丘
ホーコン・テリン(コントラバス)、インガー・ザック(打楽器)、
ロルフ=エリク・ニーストレム(サクソフォーン)、
イダ・クリスティーネ・ハンセン(ヴァイオリン&声)、
ガンヒルド・レーンヘール・ノルダール(ヴィオラ&声)、
カレン・フレスヴィク(チェロ&声)
ホーコン・テリンはコントラバスを打楽器として演奏する方法を研究してき
たノルウェーの音楽家。「前奏曲-メヌエット」ではのどかな旋律の後ろから
ガチャガチャとした物音が聞こえてくるなど、現代音楽レーベルとして定評
のあるAlbedoらしいアルバムである。





<Toner&Ord>
TONORD 1  \2180
インスパイア ――
ペール・ヨルト・アルベルトセン(1919−):民謡ソナタOp.1
ファーティン・ヴァーレン(1887−1952):3つの小品
J・S・バッハ:前奏曲とフーガ
J・ブラームス:6つの小品
リスベート・スクーゲン(ピアノ)
1987年に起きた右手が使えなくなるというアクシデントを乗り越え、2001年
に復帰したノルウェーの女流ピアニスト、スクーゲンのソロ・アルバム。





<VNP>
VNP 2004-0065  \2180
J・S・バッハ:
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009/同第4番変ホ長調BWV1010
同第5番ハ短調BWV1011
セバスティアン・ドルフラー(チェロ)
オーストリアに本部を置く国際児童支援組織SOS-Kinderdorf International
(国際組織SOS子どもの村)がスポンサーとして制作を行ったCD。





<Euridice>
EUCD 28  \2180
マーク・アダリー(1960−):パーティ・ミュージック
ジョナサン・ハーヴェイ(1939−):テンドリル
ヘンリク・ヘルステニウス(1963−):アウトサイドより 歌曲集
ミン=アンサンブル
ノルウェーのピアノ、弦楽器、木管楽器、打楽器奏者たちで構成されるプロ
の室内楽団“ミン=アンサンブル”による20世紀の音楽集。

EUCD 29  \2180
オイスタイン・ソンメルフェルト(1919−1994):歌曲集 ――
Tre muntre Viser Op.3/2つの歌曲Op.2/3つの抒情歌曲集Op.6より/歌曲集
Op.8より/To Hamsun-sanger Op.26より/Tre Naturstemninger Op.16/Tre
lyriske bilder Op.33aより/Hilding i speil Op.48/Mot en verden av
lys Op.34a/Arnebergsanger Op.36/ウィリアム・ブレイク詩集Op.53より
/キャスリン・レイン詩集Op.55より
スヴァイン・ビョルコイ(テノール)、
アイヴァー・アントン・ワーガード(ピアノ)
ナディア・ブーランジェの下で学び、ノルウェーの伝統音楽を基盤とした作
品を多数残したソンメルフェルトの歌曲集。

EUCD 30  \2180
リサ・ディラン(1969−):ヴォーカル・インプロヴィゼイションズ ――
Komprisasjon、Eggs、Orangeなど全12曲
リサ・ディラン(ヴォーカル)
ノルウェー王立音楽院でジャズを学び、即興のヴォーカリスト、作曲家とし
て活躍しているリサ・ディラン。収録されている12曲はリサ・ディランの声
による超絶技巧を駆使した即興の作品。






<Ponto>
PO-1040  4枚組  \4200
R・ワーグナー:歌劇《リエンツィ》(録音:1976年6月27日)
ジョン・ミッチンソン(テノール)、
エドワード・ダウンズ(指揮)、BBCノーザン交響楽団、他

PO-1041  2枚組  \2300
F・プーランク:
歌劇《カルメル派修道女との対話》(ドイツ語版/録音:1961年11月8日)
エミー・ローゼ(ソプラノ)、
ベリスラフ・クロブチャール(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団、他




<Gala>
GL 100.622  3枚組  \3450
G・マイアベーア:歌劇《悪魔のロベール》(録音:1985年7月)
アラン・ヴァンゾ(テノール)、
トーマス・フルトン(指揮)、国立歌劇場管弦楽団&合唱団、他

GL 100.761  2枚組  \2300
G・ヴェルディ:歌劇《ドン・カルロ》(録音:1953年3月6日)
ニコラ・ロッシ=レメーニ(バス)、
フランコ・カプアーナ(指揮)、
カルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団&合唱団、他

GL 100.762  2枚組  \2300
A・ドヴォルザーク:歌劇《ルサルカ》(ドイツ語版/録音:1975年2月22日)
ヒルデガルト・ベーレンス(ソプラノ)、
ペーター・シュナイダー(指揮)、
デュッセルドルフ交響楽団、ライン・ドイツ・オペラ合唱団、他

GL 100.764  2枚組  \2300
G・ビゼー:歌劇《真珠採り》(ロシア語版/1950年代の録音)
セルゲイ・レメシェフ(テノール)、
O・ブロン(指揮)、モスクワ放送交響楽団&合唱団、他





<Golden Stars>
GSS 5403  3枚組  \2080
アンドレス・セゴビア-マスター・オブ・クラシカル・ギター ――
アルベニス:セヴィーリャ
ハイドン:メヌエット
クープラン:パッサカリア
ポンセ:6つのプレリュード/他 全32曲
アンドレス・セゴビア(ギター)

GSS 5401  3枚組  \2080
オペラ・スターズ・イン・コンサート-
ヴェルディ:椿姫より、ドン・カルロより、リゴレットより
プッチーニ:トスカより/ビゼー:カルメンより/など 全30曲
アルフレード・クラウス、レナータ・スコット、ラモン・ヴァルガス、
など 様々なアーティスト


※以前にご案内致しました下記のタイトルの録音データは不詳ですが、
新録音ではありませんのでご了承願います。

Halle
CDHLD 7511(2CDs)
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番、第10番
スクロヴァチェフスキ(指揮)、ハレ管弦楽団





<Linn>
CKD 241(SACD-Hybrid)  \2550
A・ドヴォルザーク:
ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53/チェコ組曲Op.39/弦楽のためのノットゥ
ルノ ロ長調Op.40/ワルツ第1番イ長調(弦楽合奏編曲版)
ジョゼフ・スヴェンセン(指揮&ヴァイオリン)、
スコットランド室内管弦楽団
メンデルスゾーン、シベリウス、ブラームス、プロコフィエフなど既にリリー
スされているタイトルでも抜群のコンビネーションを披露してくれているス
ヴェンセン&スコットランド室内管の最新作!
スヴェンセンは2005年2月に東京都交響楽団への客演のために来日するなど指
揮活動も活発に行っている。前作となるプロコフィエフの作品集でも見事な
弾き振りを披露してくれたスヴェンセン。ボヘミアの香りが溢れる今回のド
ヴォルザークでも当然(?)引き振りでヴァイオリン協奏曲を演奏!
グァダニーニのヴァイオリンで奏でるドヴォルザークは名ヴァイオリニスト
の評価を証明する見事な演奏。世界的に定評あるLinnの優秀録音は今回も効
果抜群!スヴェンセン&スコットランド室内管の演奏を更に引き立たせてく
れている。





<Avie>
AV 2065  3枚組  \4160
G・F・ヘンデル:
合奏協奏曲集Op.3(全6曲)/アレグロ(Op.3-6の第2楽章としてWalsh's
editionから出版された作品)/合奏協奏曲集Op.6(全12曲)
クリストファー・ホグウッド(指揮)、
ヘンデル&ハイドン・ソサイエティー
名匠ホグウッドとヘンデル&ハイドン・ソサイエティーのコンビによるヘン
デルの合奏協奏曲集がAvieから登場に!指揮者、チェンバロ奏者として世界
的な名声を得ているホグウッドだがヘンデルについての評伝を出版するなど
音楽学者としての一面も備えている。
現在、桂冠指揮者をつとめているヘンデル&ハイドン・ソサイエティーとの
ヘンデルの演奏は、バロック音楽や古典派音楽のオリジナルの奏法による古
楽器演奏を徹底的に研究してきたホグウッドだからこそ成しえる名演である!
合奏協奏曲Op.3は1988年3月、Op.6-1-6は1991年3月、Op.6-7-12は1992年5月
の録音。

AV 2078  \2080
オール・イズ・ブライト ――
J・P・スヴェーリンンク:今日、キリストがお生まれになった
作曲者不詳(c.1420):There is no rose
D・ブクステフーデ:諸人声あげ
M・プレトリウス:Lo hou a Rose e'er bloomin
P・コルネリウス:スリー・キングス
W・ウォルトン:
What Cheer?、All this time、ヘロデ王と雄鳥、我らこの祝祭を喜び
H・ハウエルズ:汚れなきバラ
エリック・ウィテッカー(1970−):ルクス・アルムクェ
ウィリアム・マティアス(1934−1992):
A Babe Is Born Op.55、Sir Christemas
フランツ・グルーバー(1787−1863):きよしこの夜
ジェニファー・ヒグドン(1962−):大いなる神秘
C・アイヴズ:クリスマス・キャロル
ダニエル・ピンクハム(1923−):スウィート・ミュージック
ネド・ローレム(1923−):When all things were in quiet silence
イギリス民謡:コヴェントリー・キャロル
ヴァージル・トムソン(1896−1989):O My Deir Hert
ウェールズ民謡:ひいらぎ飾ろう
グラント・ルウェリン(指揮)、
ヘンデル&ハイドン・ソサイエティー合唱団
こちらはヘンデル&ハイドン・ソサイエティー合唱団による最新録音盤。ス
ヴェーリンク、プレトリウスからウィテッカーまで新旧様々なキャロルを集
めた魅力的な1枚。ヘンデル・ハイドン・ソサイエティー合唱団の透き通る歌
声によるキャロルはクリスマス・シーズンだけでなくとも楽しめる絶品!
指揮をつとめるグラント・ルウェリンは1960年サウス・ウェールズ出身の期
待の若手指揮者。現在はBBCウェールズ・ナショナル管弦楽団の主席客演指揮
者の任にある。

AV 2074  \2080
ラウラが微笑むとき ――
フィリップ・ロセター(1567/8−1623):
来たれいま一度、甘き恋/And would you see my mistress face/ファンタ
ジア/No grave for woe/Reprove not love/What Then Is Love But
Mourning?/パヴァン/サセックス伯爵夫人のガリアード第3番/ガリアード
/Though far from joy/ラウラが微笑むとき/不親切の中の親切/プレリュ
ード/ロセターのパヴァン/ロセターのガリアード/アルメイン/If she
forsakes me/Shall I come if I swim/Whether Men Do Laugh or Weep/
What Hearts Content
マシュー・ワーズワース(リュート)、
ジェームズ・ギルクリスト(テノール)
盲目のリュート奏者マシュー・ワーズワースとイギリスのテノール、ギルク
リストによるデュオ・アルバム。マシュー・ワーズワースはナイジェル・ノ
ースの下でリュートを学び、精力的にコンサートやレコーディングなどの活
動を行っている要注目の演奏家である。Avieからはカロリン・サンプソンと
のコンビで既に1タイトル(AV 2053)のリリースを行っている。ギルクリス
トの歌声とワーズワースのリュートの調べに乗って甦る16世紀イングランド
の宮廷音楽は絶妙である。

AV 2083(CD+DVD-Video)  \2080
タンゴ&ダンス ――
ヤコブ・ガーデ(1879−1963):ジェラシー
A・ピアソラ:オブリビリオン、リベルタンゴ、チキリン・デ・バチン
ジェラルド・エルナン・マトス・ロドリゲス(1897−1948):
ラ・カンパルシタ
E・グラナドス:スペイン舞曲より Andalza
ミゲル・アンヘル・ヴァルヴェロ(1943−):Tiempos inciertos
カルロス・ガルデル(1890−1935):Tomo y Obligo
I・アルベニス:タンゴOp.165-2
パブロ・ツィーグラー(1944−):Desde Otros Tiempos
A・ヒナステラ:小粋な娘の踊り
ホセ・バルガト(1915−):ブエノス・アイレスのグアシエラ
フィノーラ・ハント:フィーノ・アイリッシュ・タンゴ
フィノーラ・ハント(ヴァイオリン&ディレクター)、
RTEコンサート・オーケストラ
アイルランド室内管弦楽団の音楽監督もつとめているアイルランド出身の女
流ヴァイオリン奏者フィノーラ・ハントによるタンゴ&ダンス・アルバム。
フィノーラ・ハントのインタビューを収めた約9分間の特典DVD-Video(NTSC)
付き!





<Timpani>
2C 2083  2枚組  \4360
G・フォーレ:
8つの小品Op.84/主題と変奏嬰ハ短調Op.73/夜想曲(全13曲)/9つの前奏
曲Op.103
ジャン=ポール・セヴィラ(ピアノ)
代表作レクイエムや室内楽曲が特に知られているフォーレのピアノ独奏作品
集。中でも初期から後期の全般にわたって作曲が行われた全13曲からなる夜
想曲では、フォーレの作風の変化を知ることが出来る。
ピアノは1959年ジュネーヴ国際音楽コンクールで1位なしの2位を受賞したオ
タワ大学名誉教授ジャン=ポール・セヴィラ。






<Etcetera>
KTC 4013  \2180
フレミッシュ・コネクションV-アルトゥール・デ・グレーフ(1862−1940):
管弦楽作品集 ――
管弦楽のための《ユーモレスク》(第2稿)/ソプラノと管弦楽のための《5
つの愛の歌》/ピアノ協奏曲第2番変ロ長調
アルトゥール・ピツァーロ(ピアノ)、
シャルロット・リーダイク(ソプラノ)、
ヤニック・ネゼット=セガン(指揮)、フランダース放送交響楽団
アルトゥール・デ・グレーフはピアノをリスト、サン=サーンスの下で学び、
作曲家、ピアニストとして19世紀-20世紀ベルギーで活躍した音楽家である。
デ・グレーフの作品はロマン派の要素を色濃く持っており、鮮やかなオーケ
ストレーションに加えて民族色も感じさせてくれる。ピアノ協奏曲第2番で
はLinnで大活躍中のピアニスト、ピツァーロが切れ味の鋭い熱演を聴かせて
くれる!

KTC 1290  \2180
フランク・マルタン(1890−1974):
チェロ協奏曲/オーボエとハープのための《3つの踊り》/チェロと小管弦楽
のための《バラード》/弦楽のための《パッサカリア》(原曲:オルガン)
キリーヌ・フィールセン(チェロ)、ヘンク・スウィンネン(オーボエ)
、カーステン・ショルテン(ハープ)、
ケネス・モンゴメリー(指揮)、オランダ放送室内管弦楽団
20世紀を代表する作曲家フランク・マルタンの室内楽作品集。チェロのキリ
ーヌ・フィールセンは1994年第10回チャイコフスキー国際コンクールでオラ
ンダ人初の入賞を果たした1972年生まれの女流演奏家。ゲルギエフ&マリン
スキー歌劇場管、メータ&ウィーン・フィル、フルネ&都響など大物との共
演も重ねている期待のチェロ奏者である。ちなみにフィールセンはベストセ
ラーとなったChannel Classicsからリリースされているデュリュフレのレク
イエム(CCSSA 22405)の録音にも参加しているなどコンサートだけでなくレ
コーディングも活発に行っている。

KTC 1287  \2180
聖職者と美食家 ――
クレメンス・ノン・パパ(c.1510−c.1556):
Si mors dissolvit、Cancion Francesca、Godt es mijn licht、Luvons beau
jeu
ヤコブス・ファート(1529−1567):コンティヌオ・ラクリマス
トマ・クレキヨン(c.1490−1557?):Dedens tournay/他 全26曲
カピラ・フラメンカ、ヤン・ファン・アウトリーヴェ(リュート)、
ヨリス・ヴェルディン(オルガン)、ラ・カッチャ
クレメンス・ノン・パパは、ルネサンス時代フランドル楽派の作曲家であった
ということ以外、その生い立ちは詳しく知られていない作曲家である。本名
をジャック・クレマンといい、ゴンベールの前任者として神聖ローマ帝国宮
廷楽長をとつめていたとされている。

KTC 1288  \2180
幸せだ! ――
 F・シューベルト:
小さい村D641/祝いの日D763/ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調D385/セレ
ナードD920/あこがれD656/夜の明かりD892/夜の曲D672/月の光D875/さ
すらい人の夜の歌2 D768/墓と月D893/墓掘人の歌D38/交際上手D609/愛
D983a/踊りD826
エギディウス・クヮルテット、
ミヒエル・テン・ハウテ・デ・ランゲ(テノール)、
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)、
イゴール・ロウクハッツェ(ヴァイオリン)、
アーサー・ショーンデルワールト(フォルテ・ピアノ)
エギディウス・クヮルテットは1995年にトン・コープマン率いるアムステル
ダム・バロック合唱団のメンバー4人によって結成されたオランダの男声合
唱グループ。ソプラノが必要となる作品ではチャンネル・クラシックスでお
馴染みの名手ヨハネッテ・ゾマーが加わり、魅力的な歌声を聴かせてくれて
いる。収録前17曲の所々にヴァイオリン協奏曲が配置されており、面白いプ
ログラミングで構成されている。

KTC 4007  \2180
聖母の御子 ――
作曲者不詳(エスタンピー c.1225):Miri it is
ゴティエ・ドゥ・コワンシ(1177/8−1236):Ja Pour Yver
作曲者不詳(12世紀):Natali regis glorie
作曲者不詳(14世紀):母なるマリアよ
作曲者不詳(15世紀):めでたし つぐない主の御母
ギョーム・デュファイ(c.1440−1521):新年の日
ジョスカン・デ・プレ(c.1440−1521):おお、驚くべきみ業
フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497−1521):ファンタジア/他 全18曲
ユルゲン・デ・ブルイン(ディレクター)、ゼフィーロ・トルナ
ゼフィーロ・トルナはリヨン、ハーグ、ブリュッセル、ルーベンで学んだ演
奏家たちによって1996年より活動を始めた声楽と古楽器によるアンサンブル。
クリスマス・シーズンのための古楽作品を収録。

KTC 2508  2枚組 特価 \2180
チャールズ・アイヴズ(1874−1954):歌曲集 ――
 Songs my mother taught me/ゆっくりしたマーチ/夢/思い出/子守歌/
セントラル・パークのロマンス/スラッギング・ア・ヴァンパイア/春の歌
/おりかご/秋/われらの祖先が愛したもの/トムが船出する/ダウン・イ
ースト/静けさ/メイプル・リーヴズ/病気の鷲のように/オン・ザ・カウ
ンター/予言者/夕べ/Immortality/ストックブリッジのフートニック河
/他 全54曲
ロバータ・アレグザンダー(ソプラノ)、タン・クローネ(ピアノ)、
リエン・デ・リード(ピッコロ)
以前、同レーベルから分売(KTC 1020、1068)されていたものをセット化。
ハイティンク、アーノンクール、レヴァイン、メータなど名匠たちとの共演
を行っているアメリカのソプラノ奏者アレグザンダーが歌うアイヴズ。

KTC 2509  2枚組 特価 \2180
ディミトリ・フェルシュトマン・ライヴ録音集 ――
R・シューマン:チェロ協奏曲
P・I・チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
D・ミヨー:チェロ協奏曲第1番
N・ミャスコフスキー:チェロ協奏曲Op.66
S・プロコフィエフ:協奏交響曲Op.125
ディミトリ・フェルシュトマン(チェロ)、
レフ・マルキツ(指揮)、フィリップ・エリス(指揮)
、ハンス・フォンク(指揮)、ジャン・ポール・ペニン(指揮)、
ケント・ナガノ(指揮)、
オランダ放送室内管弦楽団、オランダ放送フィルハーモニック管弦楽団、
オランダ放送交響楽団
ソヴィエト出身のチェロ奏者フェルシュトマンが1986年から2001年の25年の
間に行った録音を集めた協奏曲集。






<Opus Millesime>
GCK 20051  \2180
グレコ・カサドシュ:三銃士(アレクサンドル・デュマ原作の小説に基づく)
デヤン・パヴロフ(指揮)、ブルガリア交響楽団
ロベール・カサドシュの作曲家としての1面を世に送り出すため、カサドシュ
の作品のレコーディング、リリースを行い好評を得ている“Opus Millesime”
の最新盤はレーベル設立者であるグレコ・カサドシュによる「三銃士」が登
場!
「三銃士」はフランスの文豪アレクサンドル・デュマの小説であり、1921年
の最初の映画化以来これまでに数度映画化が行われるなど大作品として知ら
れる名作。グレコ・カサドシュによる「三銃士」は映像が目に浮かぶような
劇的な作品に仕上がっている!





<Globe>
GLO 6059  \1750
ヤコブ・オブレヒト(1457/8−1505):世俗作品集 ――
Tant que nostre argent durra/Waer sij di han/Ic ret my uut
spacieren/Den haghel ende die calde snee/他 全28曲
カメラータ・トラジェクティーナ、ラ・カッチャ、ブリスク
カメラータ・トラジェクティーナは中世オランダ、ベルギーの作品を主なレ
パートリーとしている古楽演奏団体。フランドル楽派の巨匠として名高いオ
ブレヒトだが世俗作品のみを集約したタイトルは貴重である。






<Musique En Wallonie>
MEW 0524  \2180
ジョス・ブトミー(1697−1779):クラヴサン組曲第1番-第6番
イザベル・ソヴール(チェンバロ)
ジョス・ブトミーは南部ネーデルランドで活躍した音楽一家の出身。1729年
にブリュッセルの市民権を獲得後、1744年から77年まで宮廷礼拝堂のオルガ
ン奏者をつとめた。作曲家としては全3巻から成るクラヴサン曲集が最もよく
知られている。





<BNL>
BNL 112933  2枚組  \4360
E・シャブリエ:3つのロマンティックなワルツ
J・ブラームス:ワルツ集Op.39、ハンガリー舞曲集
A・アレンスキー:2台のピアのための組曲Op.15より ワルツ
M・ラヴェル:ラ・ヴァルス
プリスカ・ベノワ(ピアノ)、ジャック・ルヴィエ(ピアノ)
現代フランスピアノ界の名手として世界各地で高く評価されているジャック
・ルヴィエと、そのルヴィエのアシスタント・プロフェッサーとして活躍し
ているフランスの女流奏者プリスカ・ベノワの演奏による2台ピアノのための
作品集!中でもラヴェルの「ラ・ヴァルス」ではフランスの奏者だからこそ
成しえる気品に溢れた演奏を展開している。
このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
(dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオー
ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは違います。ご注意下さい。)





<Lira d'Arco>
LA 010-3  \2180
フランスの詩篇歌集 ――
クロード・ルジューヌ(1527−1600):
詩篇第69番、同第51番、同ああわが神よ,あなたの怒りは、同第88番、同第6番
クロード・グーディメル(1520−1572):詩篇第54番、同第29番
ジャック・モデュイ(1557−1627):詩篇第150番、同第100番
パスカル・ド・レストカール(1539−1584):
詩篇第33番、同第133番、同第80番
デニス・カイニェ(?−1625):詩篇第94番、同第1番
サミュエル・マレシャル(1554−1640):詩篇第47番
ジャン・プランソン(?):詩篇第41番
ウスタッシュ・デュ・コーロワ(1549−1609):詩篇第126番、同第26番
ギローム・シャティロン・ド・ラ・ツール(1550−1610):詩篇第136番
ド・コールベス(?):詩篇第150番
ミヒャエル・ラプレニー(指揮)、サジタリウス
16世紀のフランスで活躍していた作曲家たちによる詩篇歌を集めたアルバム。
ミヒャエル・ラプレニー率いるサジタリウスは声楽とオルガン、通奏低音に
よる1986年に結成されたヴォーカル・アンサンブルで“Lira d'Arco”の看板
アーティストとして活躍中。

LA 012-4  \2180
マクシム(クレマン)・ジャコブ(1906−1977):
ピアノ・ソナタ第11番/同第4番/同第9番
ベルナール・アーバス(ピアノ)
ジャコブはサティを中心としたアルクーユ楽派で活躍したフランスの作曲家。
デュリュフレにオルガンを、ケックランに和声を学びカトリックに改宗後は
グレゴリオ聖歌の研究も行ったとされている。




<Syrius>
SYR 141386  2枚組  \4360
J・シベリウス:ピアノ作品集 ――
Etait-ce un reve?/ロマンス/ピアノのための3つの抒情小品《キュッリッ
キ》/カプリース/夢/3つの即興曲/ソネットOp.94-3/ラ・グーレ・デ・
ループ/ワルツ/小さなセレナード/ポロネーズ/アラベスク/練習曲
Op.76-2/孤独な樅の木/樅の木/あやめOp.85-3/悲しいワルツOp.44/
フィンランディアOp.26-7
ジャン・デュベ(ピアノ)
フランスのピアニスト、ジャン・デュベによるシベリウスのピアノ作品集。
フィンランディアでは情緒豊かな音楽を展開している。
このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
(dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオ
ーディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは違います。ご注意下さい。)

SYR 141391  2枚組  \4360
オーボエとオルガン ――
A・ピアソラ:アヴェ・マリア
アントニン・ライヒャ(1770−1836):風景
M・ラヴェル:ハバネラ形式による小品
アギディウス・フェルディナンド・カール・リックル(1803−1864):
セレナータOp.58
W・A・モーツァルト:アンダンテ
G・ドニゼッティ:コンチェルティーノ
アントニーノ・パスクリ(1842−1924):アメリア
G・ヴェルディ:ああ、あなたこそわが恋人
テオドール・ジークリスト(16世紀):ロマンツァ
ヴィンチェンツォ・アントニオ・ペトラリ(1832−1889):
オルガン・ソナタ ニ長調
マリーノ・ベデッティ(オーボエ)、アンドレア・マシナンティ(オルガン)
イタリアのオーケストラでオーボエ奏者を歴任し、現在はブレッシャのルカ・
マレンツィオ音楽院で教授として活躍中のベデッティと、ロンドン王立音楽院
のオルガニストでもあるマシナンティのデュオ・アルバム。
このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
(dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオー
ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは違います。ご注意下さい。)

SYR 141389  \2180
トーマス・トムキンズ(1572−1656):
イン・ノミネ、ミゼレーレ、ヴォランタリー、オッフェトリー、ア・サッド・
パヴァン、ヴォランタリー、グラウンド
オルランド・ギボンズ(1583−1625):
ファンタジア、プレリュード、パヴァン/他 全18曲
ハドリアン・ジョルダン(オルガン)
スイスのオルガン奏者ジョルダンが「Lanvellec」、「Josselin」の2つのオル
ガンを使い分けてトムキンズ、ギボンズの作品を収録。





<Orphee>
LA 014  \2180
フィリップ・シャモー(1952−):天使たちのミサより キリエ/光の献納
マルク・アンドレア(指揮)、
フィルハーモニア・スデッカ、ケリョナン寺院聖歌隊(con)、
国際グスタフ・マーラー協会のメンバーであり、グラモフォン誌のライター、
エディターでもあるフィリップ・シャモーはパリ出身の作曲家。収録の2曲は
クラシックと現代的なスタイルを融合させた作風の作品である。

LA 015  \2180
フィリップ・シャモー(1952−):チベット交響曲/神秘的交響曲
ピオトル・ボルコウスキ(指揮)、
オルシュチン・フィルハーモニック管弦楽団
こちらはフィリップ・シャモーの交響曲2曲を収録したタイトル。オルシュチ
ン・フィルハーモニック管はポーランドのオーケストラ。





<Arcana>
A 338  \2180
ヨハン・ヨーゼフ・フックス(1660−1741):
コンツェントゥス・ムジコ=インストルメンターリス第1巻(器楽曲集)
ローレンツ・デュフトシュミット(指揮)、
アルモニコ・トリビュート・オーストリア   
オーストリアの作曲家、音楽理論家として活躍したフックスの器楽作品を、オ
ーストリアの古楽演奏団体アルモニコ・トリビュート・オーストリアが演奏し
たタイトルが復刻!A 58からの新装再発売。





<Resonance>
CDRSN 3055  \1080
冬-コレクション・オヴ・シーズナル・クラシッス ――
A・ヴィヴァルディ:《四季》より 冬
S・プロコフィエフ:組曲《冬のかがり火》
B・ブリテン:《キャロルの祭典》より 凍る冬の夜に
C・ドビュッシー:雪のうえの足跡、雪は踊っている
N・リムスキー=コルサコフ:組曲《クリスマス・イヴ》
P・I・チャイコフスキー:こんぺい糖の精の踊り、花のワルツ/
S・プロコフィエフ:トロイカ
ジョン・ガントレット:ダヴィデの村の
ウラディミール・スピヴァコフ(ヴァイオリン)、
モスクワ・ヴィルトゥオージ、エンリケ・バティス(指揮)、
ロイヤル・フィルハーモニック、
ゴードン・ファーガス・トンプソン(ピアノ)、他
一流アーティストたちによる美しき冬景色!スピヴァコフ、バティスなど実力
派が多数名を連ねる。

CDRSN 3053  \1080
フランツ・シューベルト(1797−1828):歌曲集《冬の旅》D911
ロバート・ティアー(テノール)、フィリップ・レッジャー(ピアノ)
歌曲の頂上に君臨する名歌曲集をイギリスの名テノールが歌った名盤が復活!

CDRSN 3054  \1080
クリスマス-過去と現在 ――
マティアス:サー・クリスマス
J・S・バッハ:クリスマス・オラトリオより
エドワーズ:ノー・モア・ワンダー
作曲者不詳:Sweet Was The Song
フランス民謡:雪ふる冬に愛の小羊
ロドリーゴ:パストルシト・サント
ラフマニノフ:アヴェ・マリア
民謡:メリー・クリスマス/他 全22曲
ジェフリー・スキッドモア(指揮)、エクス・カシドラ室内合唱団
イギリスの名門が贈るクリスマス・キャロルのプレゼント!





<Living Era>
CDAJA 5472  \1550
ユッシ・ビョルリンク-誰も寝てはならぬ ――
J・シュトラウスII世:バリンカイとサッフィの二重奏
R・シュトラウス:あした!
レオンカヴァッロ:朝の歌
プッチーニ:誰も寝てはならぬ/他 全25曲
ユッシ・ビョルリンク(テノール)、様々なアーティスト
名テノール、ビョルリンクのアリア集。1930年-1952年の録音。





<Caprice>
CAP 21761  \2180
ヴィンテージ・ヴィレーン ――
ダーグ・ヴィレーン(1905−1986):歴史的録音集-
演奏会序曲第2番Op.16/弦楽オーケストラのための《セレナード》Op.11/ピ
アノのための《皮肉っぽい小品》Op.19/ピアノのためのソナチナop.25/チェ
ロまたはヴァイオリンとピアノのための《小組曲》Op.8a/チェロとピアノの
ための《ソナチナ》第1番Op.1/チェロ協奏曲Op.10/シンフォニエッタOp.7
ダーグ・ヴィレーン(指揮&ピアノ)、
グスタヴ・グロンダール(チェロ)、
スウェーデン放送交響楽団、他
ダーグ・ヴィレーンの生誕100周年記念アルバム。作曲家自身が指揮、ピアノ
をつとめる作品も収録した貴重な録音の数々。1940年〜1953年の録音。

CAP 21721  \2180
スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム(1942−):
混声合唱と独唱のための賛美歌《アヴェ・マリス・ステラ》
ソプラノ、クラリネット、混声合唱、金管五重奏とオルガンのための《自由の
ミサ》/金管五重奏のための《行列の音楽》
混声合唱、金管五重奏とオルガンのための《通常ミサと詩編》
ジャネット・ビューリング(ソプラノ)、
ユーナス・ヴィークルンド(クラリネット)、
リンネ五重奏団、カタリーナ・ヒエケ(オルガン)、
ユーハン・ハンマルストレム(オルガン)、
セシーリア・リューディンゲル=アリーン(指揮)、ウプサラ大学合唱団
スウェーデンの作曲家サンドストレムによる「自由のミサ」は、“自由”をテ
ーマとした1996年シリヤン湖音楽祭で初演された作品。ウプサラ大学合唱団は
2005年で創立175周年を迎えた長い伝統を持つ合唱団。

CAP 21718(SACD-Hybrid)  \2850
ガイダ ――
サルナス・ナカス(1962−):アポリア、Drang Nach Western.
レミギウス・メルケリス(1964−):コンパス
ヴィータウタス・V.ユルグティス(1976−):テロゲノス
ユルギス・ユオザパイディス(1942−):ヤウラ
ミンダウガウス・ピエカイティス(指揮)、
ダニエル・ガゾン(指揮)、ガイダ・アンサンブル、
フランク・オル(指揮)、カンマーアンサンブル
ガイダとはリトアニアで開催される大規模な現代音楽祭。そこで発表された未
出版の作品5曲を収録したディスクであり、リトアニアの現代音楽を知ること
の出来るタイトルである。





<Phono Suecia>
PSCD 134  \2180
間隙-マドレーヌ・イーサクソン(1956−):室内楽作品集 ――
 弦楽四重奏のための《弦の波》/アルトフルート、バスクラリネット、ヴィ
オラ、チェロ、ダブルベース、打楽器のための《あたかも》/9つの打楽器の
ための《内在》/サクソフォーン四重奏のための《聖霊の戯れ》/トロンボ
ーン、リコーダー、チェロのための《間隙》/アルトフルート、バスクラリ
ネット、チェロ、打楽器のための《部屋》
MA、サラ・リンドロフ(フルート)、
ストックホルム・サクソフォーン四重奏団、他
ストックホルム生まれのマドレーヌ・イーサクソンは、王立音楽大学でグンナ
ル・ブクト、スヴェン=ダーヴィド・サンドストレムの下で 作曲を学んだ。
1988年よりはフランスに居を構え、弦楽四重奏のための《弦の波》で注目を浴
びた。





<Musiques Suisses>
MGBCD 6230  \2180
エルネスト・ブロッホ(1880−1959):
チェロと管弦楽のためのヘブライ狂詩曲《シェロモ》/バリトン、混声合唱と
管弦楽のための《聖なる礼拝》(※)
ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)、
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指揮)、
ディエゴ・ファソリス(指揮/※)、
ホセ・ファルディルファ(バリトン/※)、
スイス・イタリア語放送管弦楽団、スイス・ルガノ放送合唱団(※)
スイスに生まれ育ちアメリカでも活躍したユダヤの作曲家ブロッホの二大作品
を収録。ロシアの俊英ヴェデルニコフのタクトとアッカルド弦楽四重奏団でも
活躍の名チェリスト、フィリッピーニによる「シェロモ」は鬼気迫る気迫を感
じさせてくれる熱演!
スイス・イタリア語放送管弦楽団も煌びやかなサウンドでハイレベルの演奏を
聴かせてくれている。

MGBCD 6229  \2180
ヨハン・メルヒオール・グレトレ(1626−1683):聖母マリアの夕べの祈り
レグラ・コンラッド(ソプラノ)、
ミリアム・フューアージンガー(ソプラノ)、
ペーター・ケンネル(アルト)、
ヴァレンティン・J.グロール(テノール)、
シュテファン・ヴォック(バス)、
トーマス・バルディンガー(指揮)、
アンサンブル《イル・デジデリオ》、
コレギウム・ヴォーカル・レンツブルク
グレトレは1651年よりアウクスブルク大聖堂のオルガン奏者、1654年4月から
は楽長に就任し、生涯この地位で活躍したスイスの作曲家、オルガン奏者。

MGBCD 6231  \2180
ロベルト・ヴァルザーの詩によるスイス音楽 ――
ウルス・ペーター・シュナイダー(1939−):
道をはずれてI&II、ロベルト・ヴァルザー三部作第1番
ユルグ・フレイ(1953−):Lachen und Lacheln
エドゥ・ハウベンサク(1954−):Sechs Walserminiaturen
クリストフ・ニードホファー(1967−):4つの歌曲
ダニエル・グラウス(1957−):6つの歌曲
アレクサンドル・ガブリス(1974−):Da ich ein Lnabe war
エリカ・ラダマッハー(ソプラノ)、
ウルス・ペーター・シュナイダー(ピアノ)、他
スイスでドイツ語詩人、作家として活躍したロベルト・ヴァルザーの詩を題材
として作曲された声楽作品を集めた作品集。

MGBCD 6232  2枚組  \4360
オトマール・シェック(1886−1957):歌劇《ペンテジレア》Op.39
イヴォンヌ・ナエフ(アルト)、レナーテ・ベーレ(ソプラノ)、
マリオ・ヴェンツァーゴ(指揮)、バーゼル交響楽団、他
スイス音楽界に大きな足跡を残したシェックがクライストの戯曲「ペンテジレ
ア」を題材に作曲を行ったオペラ。





<Metronome>
METCD 1060  2枚組 \3270
“シークレット・ヘンデル”クラヴィコードのための作品集 ――
G・F・ヘンデル:
組曲第3番ニ短調HWV.428(ゴットリープ・ムファット版)、アリアと変奏ト長
調(調子のよい鍛冶屋)HWV.430/4a、フーガ ハ短調HWV.610、2台の鍵盤楽器
のための組曲ハ短調HWV.446(※)、3つのメヌエット(HWV.545-547)、エア
ヘ長調HWV.464(《水上の音楽》のエアの異稿)、《水上の音楽》より ブーレ
とホーンパイプ へ長調、エア変ロ長調HWV.469/協奏曲ト長調HWV.487、エア
ト長調HWV.467、アンダンテ ト長調HWV.487、アルマンド ロ短調HWV.479、ク
ーラント ロ短調HWV.489、コラール《イエス、わが喜び》による前奏曲ト短
調HWV.480、シャコンヌ ト長調HWV.435
ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649−1725):
アリアと変奏曲変ロ長調
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ツァッフ(c.1663−1712):
サラバンド ロ短調、ジーグ ロ短調
クリストファー・ホグウッド(クラヴィコード)、
デレック・アドラム(クラヴィコード/※)
クリストファー・ホグウッドのMetronomeデビュー・タイトルであり、絶賛を
受け大きな話題を呼んだ前作“シークレット・バッハ”(METCD 1056)に続く
第2弾“シークレット・ヘンデル”がいよいよお目見えに!
前作“シークレット・バッハ”と同じく、ほとんど演奏されない作品や編曲
作品などを取り上げるなど周到な準備や研究を行ったことが窺える意欲作に
仕上がっている。
中でも要注目なのがヘンデルの小品としては最も親しまれている名曲「調子
のよい鍛冶屋」。通常は“ホ長調”のこの作品だが、当ディスクに収録され
ているものはなんと“ト長調”。ボストン・ファイン・アーツ・センター・
ミュージアムのMSコレクションに「アリア・シャコンヌ」というタイトルで
残されていた未出版の異版が発見され今回の録音が実現した。
また“シークレット・ヘンデル”ではヘンデルの作品だけではなく、ヘンデ
ルとクラヴィコードを引き合わせ、オルガンを指導した宮廷楽長クリーガー
やヘンデルの最初の師をつとめたツァッフといったヘンデルに非常に繋がり
の深い音楽家の作品が収録されている点も興味深い。
今回も前作と同じく3種類のクラヴィコード(Hass、Bodechtel、Grabner)
を使い分けての演奏は健在!ホグウッドはヘンデルについての評伝の出版を
行うなど、バロック音楽や古典派音楽の研究でも世界的な権威として名高い
だけに演奏にはますます期待をさせられてしまうところだろう。





<Hyperion>
CDA 67296  \2080
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第39集 ――
フレデリック・ディーリアス(1862−1934):
ピアノ協奏曲ハ短調(1904年原典版)
ジョン・アイルランド(1879−1962):伝説、ピアノ協奏曲変ホ長調
ピアーズ・レーン(ピアノ)、
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)、アルスター管弦楽団
前作第38集ではアムランの演奏によるシャルヴェンカ&ルビンシュテインの
ピアノ協奏曲で大きなインパクトを残してくれたロマンティック・ピアノ・
コンチェルト・シリーズの第39集が早速リリース!
今回の第39集の収録曲はディーリアスとアイルランドのピアノ協奏曲という
イギリス音楽ファンにとって目の離せない“イギリス一色”のプログラミン
グ。特にディーリアスの「ピアノ協奏曲」は現在1楽章形式で演奏されている
1906年版ではなく、3楽章形式として作曲されたオリジナル・ヴァージョンと
なる1904年原典版を収録という要注目の音源!1930年に作曲されたアイルラ
ンドの「ピアノ協奏曲」もクリフォード・カーゾンやアルトゥール・ルービ
ンシュタインらによって演奏が行われたことのある注目作。
これまでにもHyperionでエキサイティングな演奏を披露してくれているピア
ーズ・レーンとロイド=ジョーンズ&アルスター管のパートーナーシップに
よって実現した聴き応え十分の注目盤の登場である!

CDS 44091/6  6枚組  \6240
D・ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集 ――
弦楽四重奏曲第1番-第15番/ピアノ三重奏曲第2番ホ短調Op.67/ピアノ五重
奏曲ト短調Op.57
サンクト・ペテルブルグ弦楽四重奏団、イーゴル・ウルヤシュ(ピアノ)
これまで分売(CDA 67153-CDA 67158)で好評を得ていたサンクト・ペテルブ
ルグ弦楽四重奏団によるショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲集を全集として
ボックス・セット化!
サンクト・ペテルブルグ弦楽四重奏団はレニングラード音楽院でウラディミ
ール・オフチャレクの下で学んだ弦楽器奏者たちによって1985年に結成。ソ
連(ロシア)内外のコンクールで多数の受賞歴を誇り、1995年に行われたア
メリカ・ツアーではスタンディング・オベーションを受けるなど絶賛を博し
た。古くはボロディン・クヮルテットなど様々な名門アンサンブルが取り組
んできたショスタコーヴィチ。ソ連の流れを引き継ぐサンクト・ペテルブル
グ弦楽四重奏団による熱演を堪能できる注目のセットである。
(録音:1999年-2003年 サンクト・ペテルブルグ・レコーディング・スタジオ)

CDA 67549  \2080
喜びの天使たち-愛、憧れと嘆きの音楽 ――
 作曲者不詳(イギリス13世紀):捕虜たちの歌、イギリスの踊り
ジョン・ベディンガム(d c.1459/60):おお美しきバラよ
ベルナルト・デ・ヴェンタドルン(fl c.1147−1470):ひばりが羽ばたき
ジャン・ヴァイヤン(fl c.1360−1390):Par Maintes Foys
ティエンヌ・ド・モー(fl 13世紀):Trop Est Mes Maris Jalos
フランチェスコ・ランディーニ(c.1325−1397):麗しき美しさに
ヨハネス・チコーニア(c.1335−1411):
ペル クゥエッラ ストラーダ、ウナ・パンテラ
ギョーム・デュファイ(c.1400−1474):
気高く美しいお前、ああ死なんばかりの悲しみ、陽の輝きを装われた美しい
処女マリアよ
マッテオ・ダ・ペルージャ(d.1418):Le greignour bien
作曲者不詳(スペイン、c.1300):4つのプランクトゥス
キャサリン・ボット(ソプラノ)、パヴロ・ベズノシウク(フィドル)、
マーク・レヴィ(フィドル)
デュファイなど中世に活躍していた作曲家たちによるソプラノとフィドルを
用いて演奏を行う作品を集めたプロジェクト。今回のレコーディング・プロ
ジェクトはベズノシウクの家での昼食中に始まったという。
キャサリン・ボットは中世、ルネサンス、バロック時代の作品にも精通した
スペシャリストとして活躍中のイギリスのソプラノ奏者。フィドルの演奏を
担当するベズノシウク、レヴィともバロック・ヴィオール&バロック・ヴァ
イオリンの世界的奏者として高い評価を獲得している。

CDA 67198  \2080
ペトゥル・エベン(1929−):オルガン作品集第5集 ――
オルガンと打楽器のための《パトモスの風景》/プレリュード1/グローリ
ア(プレリュード2)/三部作/Campanae gloriosae/トランペットとオル
ガンのための《窓》
ハイゲイア・シアガー(オルガン)、エイリック・ラウデ(打楽器)、
ヤン・フレデリック・クリスティアンセン(トランペット)
現代チェコを代表する作曲家、オルガン奏者の1人であるエベンのオルガン作
品集の第5集。エベンのオルガン作品は彼の作品の代表作であり、その作風は
伝統的な教会音楽の旋律や現代の手法などを取り入れている。
シアガーは現在はオスロにあるグレフセン教会のオルガン奏者をつとめてい
る1955年ノルウェー生まれのオルガン奏者。

CDD 22057  2枚組  \2080
ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ(1695−1764):
独奏ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタOp.8
ロカテッリ・トリオ、レイチェル・イッサーリス(ヴァイオリン)
「18世紀のパガニーニ」と称されたロカッテリのヴァイオリン技法を凝縮した
タイトル。CDA 67021/2からの移行再発売。


<Helios>
CDH 55198  \1200
セシル・シャミナード(1857−1944):ピアノ作品集Vol.2 ――
道化師Op.53/ロマンティックな小品Op.7-1/ブルターニュの歌/ディヴェル
ティスマンOp.105/慰め/パッサカリアOp.130/夜想曲Op.165/スケルツォ
=ヴァルスOp.148/ス・ボワ/交響的練習曲Op.28/悲歌Op.98/ジーグOp.43
/Au Pays Devaste Op.155/牧歌Op.114/とんぼOp.24/優しいワルツOp.119
/トリステスOp.104/即興曲/タランテラ
ピーター・ジェイコブ(ピアノ)
数多くの作品を残したフランスの才女によるピアノ作品の数々。CDA 66706か
らの移行再発売。

CDH 55225  \1200
ベンジャミン・ブリテン(1913−1976):
カンタータ《フェードラ》/ラクリメ−ダウランドの歌曲の投影Op.48a/シ
フォニエッタOp.1/岩に刺さった剣/木管六重奏のためのムーヴメント/夜
の郵便
ジーン・リグビー(メゾ・ソプラノ)、ロジャー・チェイス(ヴィオラ)、
ナイジェル・ホーソン(ナレーター)、
ライオネル・フリエンド&ナッシュ・アンサンブル
多彩なプログラミングで楽しませてくれるブリテンの室内楽の世界。C
DA 66845からの移行再発売。





<Tactus>
TC 672245  \2080
A・ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲集 ――
オーボエ協奏曲ハ長調RV.449/同ニ短調RV.454/同イ短調RV.461/同ハ長調
RV.451/同ト短調RV.460/同ヘ長調RV.455
パオロ・グラツィア(オーボエ)、アンサンブル・レスピーギ
イタリアの名門、ボローニャ歌劇場管弦楽団の主席オーボエ奏者をつとめる
パオロ・グラツィアとアンサンブル・レスピーギによるヴィヴァルディ。グ
ラツィアは1994年に行われた国際オーボエ・コンクール東京で第1位を獲得す
るなどイタリア随一のオーボエ奏者に数えられている。オーボエ特有の艶の
ある音色を自在に駆使した好演奏。

TC 451901  \2080
フランチェスコ・スピナチーノ(1450ca.−dopo1507):
リュートのためのタブラチュア編曲集《全26曲》
マッシモ・マルケーゼ(リュート)
スピナチーノは15世紀イタリアの作曲家であり、優れたリュート奏者でもあっ
たとされている。スピナチーノの作品で出版楽譜として知られているものは
今回のディスクに収録されている「リュートのためのタブラチュア編曲集」
のみとなっている。

TC 602801  \2080
ジャコモ・カリッシミ(1605−1674):モテットと宗教協奏曲集 ――
何と美しく輝かしい、Laxentur cqeli 、さあ来なさい私の愛するものよ 、
わたしたちは改めます、アレルヤ・ユビラート・エクレシア、祝福されし者、
人生は兵役のようなもの、めでたし私たちの愛、わたしの心は燃えている、
主よ御身の神殿に住まんとするは誰か、わたしたちに言ってください、
人々よ告げ知らせよ
ピエトロ・セッカレッリ(ディレクター)、
アンサンブル・イル・カンタール・ノヴォ
今年2005年が生誕400年にあたるジャコモ・カリッシミは17世紀のイタリアで
大きな勢力を持っていた作曲家。また、オラトリオの分野で最初の重要な作
曲家であり、多数のカンタータも有名である。

TC 683802  \2080
べネデット・マルチェッロ(1686−1739):
リコーダーと通奏低音のためのソナタ集Op.2 ――
ソナタ第1番-ソナタ第6番
マルティノ・ノフェリ(リコーダー)、イル・ロッシニョーロ
弁護士、財務官といった一面も併せ持っていたイタリアの作曲家マルチェロの
リコーダー・ソナタ集。第1番から第5番の最後にはチェンバロのための小品
が加えられている。

TC 710001  \2080
G・メネゲッティ(1731−1794):ソナタ ト長調、同ハ短調、同ハ長調
G・ダッラ・ヴェッキア(1806−1848):牧歌、オルガン・ソナタ
P・ヴァルティノーニ(1959−):アリアと変奏/他 全13曲
エンリコ・ザノヴェロ(オルガン)
1963年イタリア、ヴィチェンツァ出身のオルガン奏者エンリコ・ザノヴェロ
が三台のオルガンを使用して行った録音。全曲世界初録音。

TC 771301  \2080
ジョヴァンニ・モランディ(1777−1856):
4手のためのオルガン・ソナタ(世界初録音):シンフォニア・マルツィアー
レ/序奏、主題と変奏と終曲ヘ長調/ソナタ変ロ長調/牧歌ヘ長調/シンフォ
ニア/グラン・ソナタ ヘ長調/序奏、主題と変奏と終曲ヘ長調/軍隊の行進
フェデリカ・イアンネッラ(オルガン)、
ジュリアーナ・マッカローニ(オルガン)
2人の女流オルガン奏者による4手連弾。壮大に鳴り響くオルガンは圧巻!全曲
世界初録音。

TC 862702  \2080
マルコ・エンリコ・ボッシ(1861−1925):
テンポ・ディ・スオナータOp.3/夕べの歌Op.92-1/葬列Op.132-2/
追憶Op.113-4/死者のためのミサ曲Op.83(全曲世界初録音)
アンドレア・マシナンティ(オルガン)、
ピエール・パオロ・スカットリン(ディレクター)、
コロ・ユーリディーチェ・ディ・ボローニャ
マルコ・エンリコ・ボッシはイタリアの音楽一家に生まれ、作曲家、世界的な
オルガン奏者として活躍したが航海中に亡くなるという最期をとげた音楽家で
ある。全曲世界初録音。





<APR>
APR 5512  \1750
ワルター・ギーゼキング-初期協奏曲録音集Vol.2 ――
L・V・ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58(録音:1939年1月3日)、
同第5番変ホ長調Op.73(録音:1934年9月10日、11日)
J・S・バッハ:パルティータ第1番より メヌエットI&II、ジーグ
(録音:1934年9月10日)
ワルター・ギーゼキング(ピアノ)、
カール・ベーム(指揮)、ザクセン国立管弦楽団、
ブルーノ・ワルター(指揮)、ウィーン・フィルハーモニック管弦楽団

APR 5524  \1750
エドウィン・フィッシャー-モーツァルト・ピアノ協奏曲録音集Vol.2
(録音:1933年-1947年) ――
W・A・モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453/同第24番ハ短調K.491
/幻想曲ハ短調K.396/ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331
エドウィン・フィッシャー(ピアノ&指揮)、
エドウィン・フィッシャー室内管弦楽団、
ローレンス・コリングウッド(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
The Mozart Piano Concerto Recordings 1933-47 Vol.2/Fischer(p)

APR 5582  \1750
セルジオ・フィオレンティーノ初期録音集Vol.2-
ザ・ヴィルトゥオージ・リスト(録音:1962年、1966年) ――
 F・リスト:
パガニーニによる超絶技巧大練習曲第2番変ホ長調《オクターヴ》S.141/小
人の踊りS.145/ハンガリー狂詩曲第2番/同第6番/同第7番/同第10番
同第11番/同第13番/半音階的大ギャロップS.219/パガニーニの「鐘」に
よる華麗な大幻想曲S.420
セルジオ・フィオレンティーノ(ピアノ)

APR 5632  \1750
クラウディオ・アラウ・イン・コンサートVol.2 ――
 L・V・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番(録音:1976年)
J・ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番(録音:1978年2月5日)
クラウディオ・アラウ(ピアノ)

APR 7026  2枚組  \3500
レオ・ナーデルマンWQXR録音集Vol.2(録音:1956年-1957年) ――
J・ハイドン:
ピアノ・ソナタ第49番変ホ長調Hob.XVI-49、変奏曲ハ長調Hob.XVII-5、
アンダンテと変奏曲ヘ短調Hob.XVII-6
W・A・モーツァルト:
幻想曲ハ短調K.396、ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330
L・V・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14-2
F・シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960、4つの即興曲D.935
レオ・ナーデルマン(ピアノ)





<Halle>
CDHLD 7511  2枚組 \2080※12月10日までのご注文特価   通常価格 \2380
ドミトリ・ショスタコーヴィチ(1906−1975):
交響曲第5番《革命》ニ短調Op.47/交響曲第10番ホ短調Op.93
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)、ハレ管弦楽団
ハレ管弦楽団自主制作レーベルの最新作は2006年が生誕100年となるショスタ
コーヴィチの交響曲集第2弾。
交響曲第1番と第6番を収録した第1弾(CDHLL 7506)と同じく、タクトを振る
うのは“ミスターS”こと巨匠スクロヴァチェフスキ。学生時代にショスタコ
ーヴィチ本人と出会った経験を持つスクロヴァチェフスキにとってショスタ
コーヴィチの作品は特別なものだという。
ちなみに2006年1月から2月の6週間に渡り、マンチェスターで開催される「ショ
スタコーヴィチ・フェスティヴァル」にスクロヴァチェフスキとマーク・エル
ダーがハレ管弦楽団を引き連れて参加する予定となっている。
ミネアポリス交響楽団時代の『革命』が素晴らしい演奏として高い評価を受け
たスクロヴァチェフスキ。近年再び人気急上昇の“ミスターS”が新たな名演
を聴かせてくれることは間違いないだろう!要注目!





<New World>
80558-2  \2080
テリー・ライリー&アルテ・クヮルテット ――
テリー・ライリー(1935−):
サクソフォーン四重奏と語り、ピアノとハープシコードのための《アンクル・
ジャード》/サクソフォーン四重奏とテープのための《暗殺者の幻想》/
Tread on the Trail(12本のサクソフォーンによるヴァージョン)
テリー・ライリー(語り、ピアノ、チェンバロ)、アルテ・クヮルテット
ミニマル・ミュージックの創始者でありアメリカ現代音楽を代表する作曲家
であるテリー・ライリー自らが録音に参加したファン必聴の1枚。
その作品は自身が研究を行っていた北インドやアラビア音楽の旋律を取り入
れたものが多く見受けられる。スイス、ドイツ出身の4人のサクソフォーン奏
者たちによって1993年に結成されたアルテ・クヮルテット。メンバーそれぞ
れが数種類のサクソフォーンを持ち替えながら使いこなし、コンテンポラリ
ーなど新しいスタイルの作品を得意としている。

80632-2  \2080
ゴードン・ムンマ(1935−):
ウィリアム・バロウズのためのメガトン/コンスピレイシー8/サイバーソ
ニック・カンティレヴァーズ/CIRQUALZ
スティーブン・スモーリアーらによる電子音楽による演奏
ノイズ・ミュージックの元祖的存在として知られているゴードン・ムンマの
作品集。最初から最後まで電子音(ノイズ)で展開されていく収録曲はある
意味圧巻。

80638-2(3CDs) \6240
ジュリアス・イーストマンの音楽 ――
 ジュリアス・イーストマン(1940−1990):
Stay on It/If You're So Smart,Why Aren't You Rich?/Prelude to The
Holy Presence of Joan D'arc/Gay Guerrilla/Crazy Nigger/ノースウエ
スタン大学のコンサートでのジュリアス・イーストマンのスピーチ
ジュリアス・イーストマン(指揮、ピアノ)、
フランク・フェルコ(ピアノ)、ジャネット・カッタス(ピアノ)、他
1990年に謎の死を遂げたアフリカ−アメリカ人作曲家イーストマンの主要作品
をほぼ網羅した貴重な録音。

80639-2  \2080
ギレルモ・グレゴリオ(1941−):
コプレーナ1+2/コプレーナ4/コプレーナ3/ホワイト・コプレーナ/コンス
トラクション・ウィズ・コプレーナ/Madi Piece/スイス・コプレーナ/コプ
レーナ5
MADIアンサンブル、他




<Glossa>
GCD 920934  \2180
カルロ・ジェズアルド(1566−1613):マドリガーレ集第4巻(1596)
ラ・ヴェネクシアーナ
鬼才クラウディオ・カヴィーナ率いるラ・ヴェネクシアーナがモンテヴェル
ディのマドリガーレ・シリーズ(モンテヴェルディ・エディション)と同時
進行で進めているジェズアルド・エディション。
“GCD 920907”としてリリース後、廃盤となり入手不可となってしまってい
たジェズアルドのマドリガーレ集第4巻がGlossaのセールス・ポイントの一つ
でもある美しいディジパック仕様となり再び登場!
ジェズアルドは16世紀イタリアでヴェノーサ公、コンツァ伯の地位を授かっ
た貴族であり作曲家として多くの素晴らしい声楽作品を残したことで知られ
ている。
イタリア・ルネサンス&バロック期の声楽曲のスペシャリストとして絶賛を
受けるラ・ヴェネクシアーナのジェズアルド・エディション。モンテヴェル
ディ・エディションとあわせて今後の動向には要注目!





<Signum Classics>
SIGCD 068  \2180
ライト・オブ・ザ・ワールド ――
G・F・ヘンデル:神の光の永遠の泉
ワルター・アルコック:サンクトゥス
ジョフリー・バーゴン:ヌンク・ディミッティヌス
ジョン・ダンクワース:ライト・オブ・ザ・ワールド
F・メンデルスゾーン:主を待ちます
G・F・ヘンデル:正しきことを述べる者の足は美しい
サミュエル・セバスチャン・ウェズリー:父なる神の息吹き
F・シューベルト:アヴェ・マリア
R・シューマン:The Angel's Goodnight
C・ヒューバート&H・パリー:Long Since in Egypt's Plenteous Land
伝承歌(マルコム・アーチャー編曲):Brother James' Air
B・ブリテン:《キャロルの祭典》より 子守唄、この小さな嬰児
J・ラッター:神は見守り祝福なさる
G・フォーレ:慈悲深き主イエスよ
コリン・マウビィ:アヴェ・ヴェルム・コルプス
伝承歌:ロンドンデリーの歌
W・A・モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
モートン・ラウリッドソン:慈しみと愛
ジョン・ラッター:ゲール人の息吹き
伝承歌:アメージング・グレース
アンドリュー・スウェイト(トレブル)、
カールトン・エセリントン(オルガン)、
ベンジャミン・ニコラス(指揮)、テュークスベリー修道院学校合唱団
イギリスで注目を集めているトレブル(ボーイ・ソプラノ)奏者の天才少年
アンドリュー・スウェイトとテュークスベリー修道院学校合唱団が歌う珠玉
のキャロル、合唱作品集!少年たちの美しく透き通る歌声は神秘性を感じさ
せてくれるまさしく天使の声。モーツァルトやシューベルトの有名な作品も
収録されており、合唱ファンだけでなくクラシック初心者にもお薦めしたい
注目盤!





<ASV>
CDDCA 1180  \2080
マックス・ブルッフ(1838−1920):
クラリネット、ヴィオラと管弦楽のための協奏曲Op.88、クラリネット、
ヴィオラと管弦楽のための《8つの小品》Op.83
R・シューマン:
クラリネット、ヴィオラとピアノのための《おとぎ話》Op.132
スティーヴン・カノフ(クラリネット)、ポール・コレッティ(ヴィオラ)、
スタファン・シェーヤ(ピアノ)、
トマソ・プラシディ(指揮)、
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
ソリスト、ジュネーヴ音楽院助教授として活躍中のアメリカ出身のクラリネッ
ト奏者カノフとメニューイン、ヴェーグに学び現在は主にアメリカを活動の場
としているヴィオラ奏者コレッティをフューチャーしたタイトル。





<Gaudeamus>
CDGAU 352  \2080
ピエール・ド・ラ・リュー(c.1460−1518):レクイエム
アントワーヌ・ブリューメル(c.1460−1520):
レクイエム(「怒りの日」を除き世界初録音)
エドワード・ウィッカム(指揮)、クラークス・グループ
ルネサンス中期のフランドル楽派で活躍した大作曲家ド・ラ・リューとほぼ同
時期に生き、活躍したブリューメルの珍しいレクイエムを収録したルネサンス
音楽ファン注目のタイトル!
1992年にデビューしたクラークス・グループはGaudeamusの中心アーティスト
の1つであり、ルネサンス音楽のスペシャリストとして活躍中のヴォーカル・
アンサンブルである。





<Living Era Classics>
AJC 8558  \1080
コンスタント・ランバート(1905−1951):
ピアノ、合唱と管弦楽のための《リオ・グランデ》、バレエ組曲《ホロ・ス
コープ》
W・ウォルトン:ファサード(※)
ジャコモ・マイヤベーア(1791−1864)(ランバート編曲):
スケートをする人々
エマニュエル・シャブリエ(1841−1894)(ランバート編曲):バラビル
F・リスト(ランバート
ジェイコブ編曲):まぼろし
コンスタント・ランバート(指揮)、
ウィリアム・ウォルトン(指揮/※)、
ハレ管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、他
指揮者、バレエ音楽の作曲家として名を馳せたイギリスの名匠ランバートの
歴史的録音集。ファサードでは作曲者ウォルトン自身がタクトを振るってい
る。1929年-1950年の録音。





<Resonance>
CDRSN 3045  \1080
ヘクトル・ベルリオーズ(1803−1969):
幻想交響曲Op.14/序曲《海賊》Op.21/序曲《ローマの謝肉祭》Op.9
エンリケ・バティス(指揮)、ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
バティスの爆演復活その1!ロイヤル・フィルの弦楽器が唸りを上げ、管楽器
が咆哮し豪快に鳴り響くベルリオーズの作品集!

CDRSN 3044  \1080
ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844−1908):
スペイン奇想曲Op.34/サドコOp.5/《5月の夜》序曲/
序曲《ロシアの復活祭》Op.36
エンリケ・バティス(指揮)、
メキシコシティ・フィルハーモニック管弦楽団
バティスの爆演復活その2!音楽監督をつとめていたメキシコシティ・フィル
との熱気溢れるリムスキー・コルサコフ!

CDRSN 3058  \1080
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770−1827):
ディアベリのワルツによる33の変奏曲ハ長調Op.120/
32の変奏曲の主題ハ短調WoO.80
ベンジャミン・フリス(ピアノ)
1989年に行われたアルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール
で1位を獲得したベンジャミン・フリスが聴かせる変奏曲の妙!1990年の録音。

CDRSN 3059  \1080
ヨハン・クリスチャン・バッハ(1735−1782):
2本のヴァイリンとチェロのための協奏交響曲ト長調/2本のクラリネットと
バスーンのための協奏交響曲変ホ長調/ヴァイオリンとチェロのための協奏
交響曲イ長調/2本のヴァイオリン、2本のヴィオラ、2本のオーボエ、2本の
ホルンとチェロのための協奏交響曲変ホ長調
ロス・ポプル(指揮)、ロンドン・フェスティヴァル・オーケストラ、他
大バッハの第11子(末っ子)ヨハン・クリスチャンの傑作を集めた1枚!

CDRSB 202  2枚組  \2160
ザ・ロマンティック・ピアノ ――
F・メンデルスゾーン:4つの歌
R・シューマン:ロマンス嬰ヘ長調、間奏曲、トロイメライ
R・シューマン(リスト編曲):君にささぐOp25-1、春の夜Op.38-2
F・シューベルト(リスト編曲):セレナード、水車職人と小川、どこへ?
E・グラナドス:哀歌 又は 乙女とナイチンゲール
S・ラフマニノフ:楽興の時Op.16
J・ブラームス:
間奏曲変イ長調Op.117-1、間奏曲イ長調Op.118-2、奇想曲嬰へ短調Op.76-1、
間奏曲ロ短調Op.119-1
F・リスト:
ペトラルカのソネット第123番、泉のほとりで、コンソレーション第4番
変ニ長調、ため息
F・ショパン:
マズルカOp.33-1-4、ワルツ嬰ハ短調Op.64-2、バラード ヘ短調Op.52-4
ルーシー・パーハム(ピアノ)
メンデルスゾーン、ショパン、シューマン...心踊るピアノ小品が凝縮された
まさにピアノの玉手箱!





<Raumklang>
RK 2502  \2180
ドン・キホーテ・イン・ハンブルク ――
G・P・テレマン:ドン・キホーテのブルレスカ、La Querelleuse
ヨハン・マッテゾン(1681−1764):
Die geheimen Begebenheiten Henrico IV.Konigs von Castilien und Leon
フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(1681−1732):
シエラ・モレーナのドン・キホーテ
エルビポリス・バロックオーケストラ・ハンブルク
ドン・キホーテにまつわる作品の数々をドイツ・ハンブルクに拠点を置くバ
ロック・オーケストラが奏でたRauklangらしい好企画盤!





<Cavalli>
CCD 274  \2180
デュオ・リコードロニク ――
マウリツィオ・ピサティ:ランニング・デュオ
バリー・トルアクス:西の風
アゴスティーノ・ディ・スシピオ:4つの変奏曲
ペトラ・ウルツ:<>=6
アレックス・アルテアガ:テメノス
エリック・ストークス:エルデイ・アイランド
カール・ハックル:リーコーダーのための音楽
エリザベート・ハーゼルベルガー(リコーダー)、
ペトラ・ウルツ(リコーダー)
様々なリコーダーと電子音楽を融合させた新しいスタイルのリコーダー作品集。





<SR Records>
SRCD 2021  \2180
F・リスト:《ノルマ》の回想S.394
C・V・アルカン:イソップの饗宴
E・シャブリエ:10の絵画的小品より
M・ラヴェル:夜のガスパール
ユーハン・ウッレーン(ピアノ)
2000年にスウェーデン放送の“アーティスト・イン・レジデンス”に選出され
たスウェーデンのヴィルトゥオーソ・ピアニスト、ユーハン・ウッレーンのソ
ロ・アルバム。スウェーデン放送の“アーティスト・イン・レジデンス”はス
ウェーデンの若手音楽家に贈られるもので、リサイタル、レコーディング、
スウェーデン放送響との共演などといった機会が提供される。このディスク
もその趣旨でスウェーデン放送によって録音・制作が行われたもの。ウッレ
ーンの名人芸が存分に発揮された演奏は一聴の価値あり!





<Sterling>
CDA 1652-2  \2180
F・シューベルト:歌曲集《冬の旅》Op.89
ジョン・サックス(バリトン)、ヴィクトル・アスルンド(ピアノ)
スウェーデンの人気レーベルSterlingの新シリーズ“ARTIST”の最新盤はス
ウェーデン期待の若手バリトン歌手が登場!ジョン・サックスはストックホ
ルム王立歌劇場やヨーテボリ歌劇場などスウェーデンの名門歌劇場を中心に
活躍中のバリトン奏者。イケメン系のルックスもさることながら、美しさの
溢れる歌声による「冬の旅」からは十分な貫禄と様々な情景を感じ取ること
が出来る。





<nosag records>
nosag CD103  \2180
ブー・ハンソン (1950−):違っているもの ――
ヴォーカル、混声合唱と弦楽四重奏のための《素材に静止はない》/ギター
のための《イメージ》/混声合唱のための《詩編90番》/弦楽四重奏曲第1番
/ヴォーカルと混声合唱のための《Non radii solis》/混声合唱のための
《今日を生きよ》/混声合唱と独唱のための《木々の間の場所》/ヴォーカ
ルとギターのための《君のなかで眠る》/ヴォーカルと混声合唱のための
《花咲くアーモンドの木のように》/混声合唱、弦楽四重奏、ギターとダブ
ルベースのための《海》/ヴォーカル、混声合唱、弦楽四重奏、ギターとダ
ブルベースのための《暗闇をこわがらないで》/混声合唱、弦楽四重奏、
ギターとダブルベースのための《春》/ヴォーカル、混声合唱、弦楽四重奏
とギターのための《敷居につまずき》
ゲーリー・グレイデン(指揮)、レーナ・ヴィレマーク(ヴォーカル)、
聖ヤーコブ教会室内合唱団、ストックホルム弦楽四重奏団、
ブー・ハンソン(ギター、ピアノ)、ヤン・アーデフェルト(ダブルベース)
ストックホルムの王立音楽アカデミーでギターを学んだ音楽家ブー・ハンソ
ンの作品集。ストックホルムの王立音楽アカデミー卒業後はジャズとフォー
クのミュージシャン、室内楽のギタリストとして活躍。ハンソンの主な作品
のジャンルは合唱作品であり、ギターやダブルベースが加わる斬新なスタイ
ルが特徴である。

nosag CD102  \2180
チェロとオルガンのための作品集 ――
トゥーマス・オーベリ(1952−):スウェーデンの婚礼音楽、幻想曲イ短調
ヘイメル・シェーブルム(1910−2001):聖なる民謡風に
オーレ・ブル(1810−1880):セーテルの娘の日曜日
エルランド・フォン・コック(1910−):民族的行進曲第2番
オスカル・リンドベリ(1887−1955):夏の牧舎の古い賛美歌
民謡(G・ルーセンベリ編曲):フールオーベリの歌
ジローラモ・フレスコバルディ(1583−1643)、(ガスパール・カサド編曲):
トッカータ
ジュール・マスネ(1842−1912):エレジー
オットリーノ・レスピーギ(1879−1936):アダージョと変奏
アルベルト・ヒナステラ(1916−1983):悲しみ
トマソ・アルビノーニ(1671−1750)、(オーケ・オーロフソン 編曲):
アダージョ
F・シューベルト(1797−1828):万霊節の日のための連祷D343
J・S・バッハ:G線上のアリア
R・シューマン:トロイメライ
ヨハン・ペーター・ケルナー(1705−1772):前奏曲ハ長調
S・ラフマニノフ:ヴォカリーズ
オーケ・オーロフソン (チェロ) カーリン・ストリード (オルガン) 
名門スウェーデン放送交響楽団のソロ・チェロ奏者をつとめていたオーロフ
ソンとストックホルム・セグロラ教会のオルガン奏者をつとめるストリード
のデュオ・アルバム。バッハから馴染みの少ない作曲家までを優美な音色で
聴かせてくれる。

nosag CD101  \2180
ステファン・セーヴステーン(1958−):カンタータ《囚人たちに自由を》
レベッカ・ダヴァント(メゾ・ソプラノ)、スプーン・ジャクソン(語り)、
ステファン・セーヴステーン(指揮)、
イェルヴァ・ロステル器楽アンサンブル
カリフォルニアの小さな町で生まれたスプーン・ジャクソンは19才で殺人に
よる終身刑を言い渡される。服役中に詩や小説を書き続けたスプーン。その
スプーンの書いた詩と聖書からの抜粋をセーヴステーンが61分からなる壮大
なカンタータとして仕上げた作品。

nosag CD2098  2枚組  \4360
聖ヤーコブ教会のオルガン ――
J・S・バッハ(マルセル・デュプレ編曲):
シンフォニア ニ長調、最愛のイエスわれらここにありBWV731、われは神より
離れずBWV658、われらみな唯一の神を信ずBWV680、幻想曲とフーガ ト短調
BWV542、パッサカリアとフーガ ハ短調BWV582
カスバート・ハリス(1870−1932):カプリース
ピエトロ・アレッサンドロ・ヨン(1886−1943):ユモレスク
セザール・フランク(1822−1890):コ
ラール第2番ロ短調、英雄的小品ロ短調
ジャック=ニコラ・レンメンス(1823−1881):ファンファーレ
ヒーリー・ウィラン(1882−1968):序奏、パッサカリアとフーガ変ホ短調
レオン・ボエルマン(1862−1897)(ガストン・ショワネル編曲):フ
ランスのロンド
アンデシュ・ボンデマン(1937−):《ラ・フォリア》による即興曲
ミカエル・ヴァルデンビ(1953−):古代の舞曲とアリアOp.28
シャルル=マリー・ヴィドール(1845−1937):
オルガン交響曲第6番ト短調Op.42-2
アンデシュ・ボンデマン(オルガン)、
ミカエル・ヴァルデンビ(オルガン)
ヘルムート・バルヒャの下でオルガンを学び数々のコンクールでの受賞歴を
持つボンデマンと、そのボンデマンにオルガンを師事したヴァルデンビがス
トックホルム・聖ヤーコブ教会のオルガンを使用して行った録音。2人の自作
も収録。





<Gason>
GASON CD723  \2180
スヴェン・ペトリ(1910−2000):
Vers och Visa/En gardsmusikant/Nu ar angen sa gron/Ma jnattsroster
/Ett hjarta/私の遺産の名は憧れ/Tag denna blomma/他 全19曲
レイモンド・ビョルリンク(テノール)、
カーリン・ストリード(オルガン、ピアノ)
ユッシ・ビョルリンクの孫であるレイモンド・ビョルリンクが20世紀スウェー
デンの作曲家ペトリの歌曲を歌ったアルバム。ペトリはマルメ交響楽団など
でヴァイオリン奏者をつとめ、歌曲の作曲などでも評価を得ていたスウェー
デンの音楽家である。





<Bluebell>
ABCD 101  \2180
ラグナル・ウルフンク録音集 ――
 J・オッフェンバック:《ホフマン物語》より
J・マスネ:《マノン》より
G・ビゼー:《カルメン》より
G・プッチーニ:《トスカ》より、《ラ・ボエーム》より/他 全15曲
ラグナル・ウルフンク(テノール)、様々なアーティスト





<Capriccio>
49514(SACD-Hybrid)  5枚組  \6750
モーツァルト生誕250年記念-モーツァルトへのオマージュ ――
SACD-1:
交響曲集-交響曲第35番《ハフナー》、第32番、第41番《ジュピター》
SACD-2:
セレナード&ディヴェルティメント集-ディヴェルティメント ヘ長調K.138、
セレナード第1番ニ長調K.100、ディヴェルティメント第7番ニ長調K.205、
アダージョとフーガ ハ短調K.546
SACD-3:
協奏曲集-ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467、クラリネット協奏曲イ長調K.622
SACD-4:
室内楽作品集-弦楽四重奏曲第17番変ロ長調K.458《狩り》、
フルート、チェロとピアノのためのソナタ ハ長調K.14、
フルート四重奏曲第1番ニ長調K.285、オーボエ四重奏曲ヘ長調K.370
SACD-5:
オペラ・ガラ-歌劇《フィガロの結婚》より、
歌劇《魔笛》より、歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より、
歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》より、歌劇《イドメオネ》より、
歌劇《ポントの王ミトリダーテ》より、歌劇《後宮からの逃走》より、
歌劇《ツァイーデ》より
チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)、
ヘルマン・プライ(バリトン)、
ヨッヘン・コヴァルスキー(カウンター・テナー)、
スミ・ジョー(ソプラノ)、ルート・ツィーザク(ソプラノ)、
アン・マレー(メゾ・ソプラノ)、レナート・ブルゾン(バリトン)、
リンダ・ニコルソン(フォルテピアノ)、
マルコム・フレージャー(フォルテピアノ)、
エッカルト・ハウプト(フルート)、ラヨシュ・レンチェス(オーボエ)、
シャンドール・ヴェーグ(指揮)、
ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ、
ヴェルナー・エルハルト(指揮)、コンチェルト・ケルン、
ペーターゼン・クヮルテット、
ハンス・グラーフ(指揮)、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、
ジョシュア・リフキン(指揮)、カペラ・コロニエンシス
2006年に生誕250年を迎えるモーツァルト。カプリッチョの今回の新譜リリー
スはなんと8点全てがモーツァルトというアニヴァーサリー・イヤーに相応し
い意欲的なラインナップとなっている!
中でも「モーツァルトへのオマージュ」と題されたこの記念BOXはシャンドー
ル・ヴェーグ、ペーターゼン・クヮルテット、ヨッヘン・コヴァルスキーや
バルトリ、プライ、マレーといった豪華演奏者陣たちによる録音をジャンル
ごとに5枚のディスクにまとめたもの。
しかも通常のノーマルCDではなくSACD Hybrid仕様でのリリースとなってお
り、演奏、アーティスト、フォーマットのどれをとっても一級品。偉大なる
作曲家の生誕250周年を記念するためにカプリッチョが総力を結集して贈る
BOXセット。

71067(SACD-Hybrid)  \2580
W・A・モーツァルト:レクイエム
クリスティーナ・ラキ(ソプラノ)、
ドリス・ゾッフェル(メゾ・ソプラノ)、
ロベルト・スウェンセン(テノール)、
トーマス・クァストホフ(バリトン)、
ガリー・ベルティーニ(指揮)、ケルン放送交響楽団&合唱団
2005年3月に77歳という年齢でこの世を去ったイスラエル(モルドヴァ共和
国、旧ソ連生まれ)の巨匠ガリー・ベルティーニ。特にマーラーの解釈と
演奏が代名詞とされ、東京都交響楽団の第4代音楽監督として日本にも大き
な足跡と感動を与えてくれたベルティーニによるモーツァルトの録音3タイ
トル(録音データ不詳)がなんとカプリッチョより登場!
マーラーの演奏があまりにも有名なベルティーニだが古典派から現代音楽
までの幅広いレパートリーは、いずれも世界中から高い評価を受けてきた。
“エディション・ガリー・ベルティーニ”第1弾はモーツァルトの名作中の
名作である「レクイエム」!録音に恵まれているとは言い難いベルティー
ニだが、今回のリリースは1983-91年まで指揮者を務めたケルン放送響との
至芸を堪能することのできる貴重な存在となることは間違いない!

71068(SACD-Hybrid)  \2580
W・A・モーツァルト:ミサ曲ハ短調
アーリン・オジェー(ソプラノ)、ドリス・ゾッフェル(アルト)、
トマス・モーザー(テノール)、
ガリー・ベルティーニ(指揮)、ケルン放送交響楽団&合唱団、他
アーリン・オジェーなど当代屈指の歌手をソリストに迎えたモーツァルトの
ミサ曲。サラウンドで響き渡るミサ曲からは、亡き巨匠の作り上げた美しき
音楽を存分に感じさせてくれる。

71069(SACD-Hybrid)  \2580
W・A・モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第5番K.219/ピアノ協奏曲第25番K.503
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)、
クリスティアン・ツァハリス(ピアノ)、
ガリー・ベルティーニ(指揮)、ケルン放送交響楽団
いずれもモーツァルトを重要なレパートリーとしている2人のヴィルトゥオ
ーソ、ツィンマーマンとツァハリスがベルティーニ&ケルン放送響のサポー
ト受けて繰り広げる魅惑のモーツァルト!

71064(SACD-Hybrid)  \2580
W・A・モーツァルト:教会ソナタ集
マルティン・ハーゼルベック(オルガン)、ウィーン・アカデミー
ブルックナーの交響曲第1番を作曲当時のオリジナル楽器を用いて演奏する
など斬新なアイディアで好評を得たハーゼルベック&ウィーン・アカデミ
ーが続いて取り上げてきたのはモーツァルト!
名奏者ハーゼルベックのオルガンと、小編成の古楽器演奏団体ウィーン・ア
カデミーが荘厳なる教会ソナタを奏でてくれるに違いない。

71065/66(SACD-Hybrid) 2枚組  \5160
W・A・モーツァルト:ピアノ三重奏曲集
ハイドン・トリオ・アイゼンシュタット
ハイドンのピアノ三重奏曲集(Capriccio 49489)で息のあったアンサンブル
を聴かせてくれたハイドン・トリオ・アイゼンシュタットが奏でるモーツァ
ルト。ハイドン・トリオ・アイゼンシュタットは1992年にウィーン音楽大学
のマスタークラスで室内楽を学んでいたメンバーによって結成されたアンサ
ンブル。

67157/58  2枚組  \4160
W・A・モーツァルト:歌劇《魔笛》K.620
ルドルフ・ショック(テノール)、
テレサ・シュティヒ=ランダル(ソプラノ)、
エーリッヒ・クンツ(バリトン)、ヴィルマ・リップ(ソプラノ)、
ヨゼフ・グラインドル(バス)、ハンス・ホッター(バリトン)、
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)、ケルン放送交響楽団
NHK交響楽団の名誉指揮者としても活躍していたこともあり、日本でもお馴染
みの巨匠ヨーゼフ・カイルベルト。カイルベルトが手兵バンベルク交響楽団
とはでなく、ケルン放送交響楽団と行った録音がカプリッチョからリリース
に。当ディスクに収録されている「魔笛」は1954年の録音。
 
67159/60  2枚組  \4160
W・A・モーツァルト:歌劇《皇帝ティートの慈悲》K.621
ニコライ・ゲッダ(テノール)、ヒルデ・ツァデク(ソプラノ)、
イーラ・マラニウク(アルト)、
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)、ケルン放送交響楽団

こちらも同じくカイルベルトの指揮によるモーツァルトの第2弾。ニコライ・
ゲッダなど豪華歌手が顔を揃えている。こちらの「皇帝ティートの慈悲」は
1955年の録音。


<LaserLight>
36337  2枚組  \1880
アンドレ・リュウ-シュトラウス・ガラ&カーニヴァル ――
 J・シュトラウス2世:
トリッチ・トラッチ・ポルカOp.214、春の声Op.410、皇帝円舞曲Op.437、
美しく青きドナウOp.314、ポルカ《狩り》Op.373、朝の新聞Op.279
J・シュトラウス1世:ラデッキ―行進曲Op.228/他 全28曲
アンドレ・リュウ(ヴァイオリン)、
ヨハン・シュトラウス管弦楽団、マーストリヒト・サロンオーケストラ
世界のワルツ王アンドレ・リュウによるワルツ&ポルカ集のセット。自身の
出身地でもあるマーストリヒトを本拠地とするマーストリヒト・サロンオー
ケストラも録音に参加している。





<Timpani>
1C 1095  \2180
ジョセフ・ギイ・ロパルツ(1864−1955):管弦楽のための作品集 ――
組曲《氷島の漁夫》/チェロと管弦楽のための狂詩曲
組曲《コロンヌのオイディプス》
アンリ・デマルケ(チェロ)、
キリル・カラビッツ(指揮)、ブルターニュ管弦楽団
交響曲集第1巻(1C 1093)が各方面で反響を呼び、日本での再評価が著しい
フランスの作曲家ロパルツの管弦楽作品集がTimpaniよりリリース!デマルケ
はルクセンブルク・フィルをバックに“ジャン・クラ”の作品集で見事な演
奏を聴かせてくれている1970年生まれのチェリスト。ウクライナの若きマエ
ストロ、カラビッツが1989年創設という若いオーケストラ、ブルターニュ管
弦楽団を率いている点もTimpaniならではの意欲的な組み合わせ。好評のロ
パルツ・シリーズ。乞うご期待!





<Musiques Suisses>
MGBCD 6234  \2180
スイスの協奏曲集 ――
ヨスト・マイヤー(1939−):ホルン協奏曲
エリック・ガウディバート(1936−):
フルートと室内管弦楽団のための《アルバムの綴り》
ペーター・ミーク(1906−1990):2台のピアノと管弦楽のための協奏曲
フェリックス・レングリ(フルート)、
ブルーノ・シュナイダー(ホルン)、アドリアン・ソース(ピアノ)、
イヴォ・ハーグ(ピアノ)、
ヤン・シュルツ(指揮)、ヌシャテル室内管弦楽団
20世紀スイスの作曲家たちが書き上げた協奏曲の数々を、フルートの世界的
名手レングリを筆頭にバイエルン放送響、スイス・ロマンド管などで活躍し
たホルニストのシュナイダーなどが演奏。

MGBCD 6233  \2180
ヤーノシュ・タマーシュ(1936−1995):室内楽作品集 ――
フルートのための《たそがれの音楽》/Nicht Tag, nicht Nacht....
クラリネット四重奏曲/弦楽四重奏曲
スザンヌ・グサウザー(フルート)、ハンス・イェルク・バティ(ピアノ)、
アドリアン・ツィニーカー(クラリネット)、アリオン弦楽四重奏団、他
ヤーノシュ・タマーシュはハンガリーのブダペストに生まれ、スイスで作曲
家、指揮者、ピアニストとして活躍した音楽家。演奏者にはスイス北東部の
アールガウ交響楽団でソロ・クラリネット奏者をつとめるツィニーカーなど
スイスの名手が集う。





<Opera D'oro>
OPD-1416  2枚組  \1600
G・ドニゼッティ:歌劇《マリア・パディーラ》(録音:1973年)
ジャネット・プライス(ソプラノ)、
ケネス・モンゴメリー(指揮)、
ボーンマス・シンフォニエッタ、オペラ・ララ合唱団、他

OPD-1434  2枚組  \1600
B・スメタナ:歌劇《ダリボル》(ドイツ語版/録音:1969年10月19日)
レニー・リザネック(ソプラノ)、
ヨゼフ・クリップス(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、他

OPD-1435  2枚組  \1600
アッリーゴ・ボイト:歌劇《ネローネ》(録音:1957年11月30日)
ミルト・ピッキ(テノール)、フ
ランコ・カプアーノ(指揮)、サン・カルロ歌劇場管弦楽団&合唱団、他

OPD-1436  2枚組  \1600
G・プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》(録音:1970年7月30日)
マグダ・オリヴェロ(ソプラノ)、プラシド・ドミンゴ(テノール)、
ネッロ・サンティ(指揮)、
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団&合唱団、他

OPD-1437  2枚組  \1600
G・ヴェルディ:歌劇《ファルスタッフ》(録音:1950年10月2日)
ジュゼッペ・タデイ(バリトン)、
マリオ・ロッシ(指揮)、トリノ・イタリア放送管弦楽団&合唱団、他

OPD-1440  2枚組  \1600
G・ヴェルディ:歌劇《アロルド》(録音:1975年11月17日)
ジャンフランコ・チェッケレ(テノール)、
マウリツィオ・リナルディ(指揮)、
ミラノ・イタリア放送管弦楽団&合唱団、他
 
<ALTUS>
=レニングラード・アーカイヴ・シリーズ=
完全初出、全ステレオ録音
★年内発売予定、お早めにご注文下さい★
ALT 114  8枚組  \16200
60ページの解説リハーサル完全訳
「エフゲニー・ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル / リハーサル&
コンサート」第1集(ドイツ音楽篇)
[CD 1]
ブラームス:交響曲第4番ホ短調(リハーサル第1日目)
収録:1973年4月21日
[CD 2]
ブラームス:交響曲第4番ホ短調(リハーサル第2日目、第6日目)
収録:1973年4月22日 / 4月27日
[CD 3]
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調(リハーサル第2日目)
収録:1973年4月22日
[CD 4]
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調(リハーサル第3日目)
収録:1973年4月24日
[CD 5]
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調
(リハーサル第3日目、第4日目&第6日目)
収録:1973年4月24日 / 4月25日 / 4月27日
[CD 6]
ブラームス:交響曲第4番ホ短調(セッション録音)
収録:1973年4月27日
[CD 7]
ブラームス:交響曲第4番ホ短調(コンサート初日)
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調(コンサート初日)
収録:1973年4月28日レニングラード・フィルハーモニー大ホール
[CD 8]
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
(第1・第2楽章:コンサート初日/第3楽章:コンサート2日目)
収録:1980年1月29日 / 1980年1月30日レニングラード・フィルハーモニー
大ホール
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラード・フィルハーモニックO.
このクオリティで残された録音は世界的になくNHKの73年録音も凌ぎます。リハ
ーサルも日本公演のためのリハーサル全て収録。しかも部分的なものでなく一
曲まるごと全て。マエストロの執拗さは驚くべきもので、やりなれたこれらの
曲でもパートごとにやらせてみたりとかく徹底しています。それにえらく雄弁
で貫禄ある言葉の数々。ムラヴィンスキーのステレオセッションは珍しく、し
かもブルックナー第9!が出現。驚きです。次回は待望ロシア音楽編。

ALT 115  \2450
完全初出
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調(コンサート2日目)
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲(セッション録音)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラード・フィルハーモニックO.
録音:1973年4月29日レニングラード・フィルハーモニー大ホール
1973年5月3日
NHKには残されていなかった「ルスランとリュドミラ」も収録。ムラヴィンス
キー絶頂期の芸術が過去最高。最新デジタル並みの音質で聴けるとは驚きです。
全てのパートが見事に克明に聴き取れ、弦の美音にも仰天。ムラヴィンスキー
は音が悪いという定評を覆す驚くべき逸品





<HUNGAROTON>
HDVD 32421(DVD-Video)  \4750
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲BWV. 1007-1012(全曲)
ミクローシュ・ペレーニ(Vc)
収録:1996年ハンガリー放送
これはもう心が騒がない方は絶対にいないはず。ファンには伝説と化した一回
目の全集録音(81年)からおよそ20年。一作ごとに大きな話題を提供している
ペレーニの新作は、なんと、なんと「バッハの無伴奏」!しかもDVDでの登場
です。バッハの無伴奏は、チェリストなら幾度となく挑まずにはいられない決
して辿り着けない永遠の高み。そのためか旧作のCD化はペレーニ自身が決して
首を縦に振らなかったため、一番大事な曲目がディスコグラフィから空白とい
う状態が続いていました。そのような中で、1996年にペレーニが無伴奏全曲を
TV放送用に収録した映像があるという知らせがHUNGAROTONから届いたのが5年
前。以来、粘り強い交渉の末にペレーニを口説き落としてようやくリリースが
実現いたしました。さて、演奏内容について。他ならぬペレーニがリリースに
同意したということだけで、もはや何の説明も要らないでしょう。あとはご自
身の目と耳で心ゆくまで味わっていただくほかありません。

HDVD 32371(DVD-Video)  \4750
NTSC 4:3
バッハ:イギリス組曲BWV.806−811(全6曲)
シフによる楽曲解説映像つき
アンドラーシュ・シフ(P)
録音:2003年2月11日ブダペスト音楽院(ライヴ)
シフのコンサートのライヴ映像の登場です!その美しい音色と明晰な解釈で一
世を風靡し、「若きバッハの担い手」としての称号を見事にかちとった1988年
(DECCA)盤以来の再録音。シフのあの美しい音色が生み出されるプロセスを、
この目でしかと見ることができる、貴重な映像です。1953年に生まれたシフの、
50歳の時のライヴ収録で、ハンガリーのピアニスト三羽烏の一人として、ます
ますその活躍の幅を広げており、あぶらの乗り切ったテクニックとその美しい
音色にあらためて感心させられます。白眉は第6番ニ短調の終曲フーガ。かなり
の難曲ですが、しっかりとしたテンポで、ピアニスティックな技巧を展開、聴
くものをうならせます。第2番イ短調の前奏曲は、映画「シンドラーのリスト」
で、ゲシュタポに追い詰められたユダヤ人が殺される前に半狂乱になって弾く
シーンでも印象的な曲ですが、シフは協奏曲的なドラマティックな内容を感情
に流されることなく、かちっと演奏しています。





<Harmonia Mundi France>
HMC 901837  \2080
ヴォルフ:管弦楽伴奏の歌曲集
思っておくれ、おお心よ,祈り,古い絵に,眠る幼な児イエス,聖週間,
明け方に,火の騎士,新しい愛,どこに慰めを求めよう,ため息,
ヴァイラの歌,眠りに,彼が来た(春だ),花を摘みに行くなら,
私の巻髪に包まれて,優しい恋を失った人は,
心よ、がっかりするのはまだ早い,ミニヨン,ねずみ捕りの男,
竪琴弾きの歌I,竪琴弾きの歌II,竪琴弾きの歌III,アナクレオンの墓,
プロメテウス
ユリアーネ・バンゼ(S) ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
ケント・ナガノ(指)ベルリン・ドイツ交響楽団
偉大なリート作曲家、フーゴ・ヴォルフは、気に入ったリートの伴奏を管弦楽
に編曲していたことは、わりと知られています。しかし、R.シュトラウスの
管弦楽伴奏歌曲に比べると、録音に関してはあまり顧みられてこなかったよう
です。もちろん、これらは素晴らしい音楽!後期ドイツロマン派ファンならば、
瞬く間に魅了されてしまうことでしょう。そして待望の新録音が登場。なんと
バンゼ、ヘンシェルと、こうした曲を歌わせたら今一番の歌手二人を起用とい
う贅沢。さらに指揮はケント・ナガノですから、実に強力!ヴォルフ・ファン
の渇きを潤す抜群のCDです。

HMU 807385(SACD-Hybrid) \2250
W.A.モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲
第3番 ト長調 K.216、
第4番「軍隊」ニ長調 K.218、
第5番「トルコ風」イ長調K.218
アンドリュー・マンゼ(Vn&指) イングリッシュー・コンソート
アンドリュー・マンゼのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲が発売。モーツァ
ルト・イヤーに向けて続々と発売されるアルバムの中では超強力盤の一つ。マ
ンゼ自身によるカデンツァを披露しています。マンゼは艶やかな音色と音楽的
深さで、新鮮な響きに包まれた演奏を聴かせてくれます。





<AEON>
AE 0534  \2180
ラフマニノフ:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36,
幻想的小品集Op.3-1「悲歌」変ホ長調,Op.3-3「メロディ」ホ短調
ショパンの主題による変奏曲Op.22
ラウラ・ミッコラ(P)
録音:2004年11月27-28日
ラウラ・ミッコラはフィンランド出身の女性ピアニスト。1995年エリザベート
王妃国際音楽コンクール、ピアノ部門第2位を受賞しています。これまでBIS、
CASCAVELL、ALBA、NAXOSレーベルから北欧の作曲家中心のアルバムを発売して
います。今回のラフマニノフでは、豪快で迫力があり、感情がストレートに表
現されています。彼女のタッチは華麗なまでにコントロールされており、非常
に美しい旋律に心惹かれる演奏です。

AE 0528  \2180
D.スカルラッティ:15のソナタ(ギター編曲版)
ソナタ:K.178(レオ・ブローウェル編曲) ソナタ:K.330(ジュリアーニ編曲)
ソナタ:K.1(ロベルト・アウセル編曲) ソナタ:K.335(ジュリアーニ編曲)
ソナタ:K.14(ブローウェル&アウセル編曲) ソナタ:K.375(ジュリアーニ編曲)
ソナタ:K.254(ジュリアーニ編曲) ソナタ: K.213(ジュリアーニ編曲)
ソナタ:K.32(ロベルト・アウセル編曲) ソナタ:K.11
(カルロス・バルボーサ=リマ編曲)
ソナタ:K.149(ロベルト・アウセル編曲) ソナタ:K.377(ジュリアーニ編曲)
ソナタ:K.431(ロベルト・アウセル編曲) ソナタ:K.476(ジュリアーニ編曲)
ロベルト・アウセル(ギター)
アルゼンチン出身のギタリスト、ロベルト・アウセル。1975年第17回パリ国際
ギターコンクールにてエドアルド・フェルナンデス、バルタサル・ベニーテス
らをおさえ優勝。ルネッサンスから20世紀作品まで幅広いレパートリーを持ち、
ラテンアメリカ諸国の民族音楽並びに現代音楽を積極的に取り上げています。
またバロックの解釈では、高い評価を得ており、このアルバムでは編曲&演奏
ともにその実力を発揮しています。





<MANDALA>
MAN 5103(2CD+Book)  \4360
豪華ブックレット付き(112ページ、フル・カラー)
スペイン・ギター音楽選集
ジェラール・アビトン、ラファエル・アンディア、フィリップ・アズレイ、
オスカル・カセレス、イザベル・ショメ、デュオ・シャボー=ノグレット、
デュオ・ショメ=キャゼ、ホセ・マリア・ガジャルド・デル・レイ、
ルシオ・ヌーニョス 他
様々なギタリストによるギター作品集。主なギタリストは、ギターの名手であ
ると同時にマルセイユ歌劇場でオペラや室内楽のプロデューサーも務める才人
フィリップ・アズレイ。楽譜の編集で有名なラファエル・アンディア。ジェラ
ール・アビトンは1981 年のジュネーヴ国際音楽コンクールで最高位受賞。細や
かに神経を通わせた音色のコントロールが絶妙です。ホセ・マリア・ガジャル
ド・デル・レイは、卓越したテクニックでギター音楽のすばらしさを表現して
います。一流のギタリストによる鮮やかな演奏を2枚のCDと112ページ、フル
カラーの豪華ブクッレットで堪能させてくれます。





<FARAO>
F 100201  \2080
【マグネット・タンゴ】(ライヴ)
アンニャ・レヒナー(Vc) ペーター・ルードウィヒ(P)

F 100202  \2080
【タンゴ・トリオ】(ライヴ)
アンニャ・レヒナー(Vc) ライナー・アンドレアス(Vn)
ペーター・ルードウィヒ(P)

F 100203  \2080
【タンゴ・ギフト】(ライヴ)
アンニャ・レヒナー(Vc) ペーター・ルードウィヒ(P)
オリジナル作品によるタンゴ集。ライヴの臨場感溢れる活気に満ちたアルバム
です。





<MARSYAS>
MAR 1801  \2380
パリのメカニック
リースラー:メランコリックなイントロダクション
ピエルネ:祝典序曲
ジャン・フランソワ:エキゾティック・ダンス
プーランク:2つのクラリネットのためのソナタ
リースラー:イ・ヴェンティ
ミヨー:スカラムーシュ
サティ:びっくり箱I
ルロワ・アンダーソン:タイプライター、シンコペーションの時計
サティ:びっくり箱II、ジャヴァ・マルティノン
ルロワ・アンダーソン:フィドル・ファドル
ダニエル・ゴヨンヌ:みにくいあひるのこ
リースラー:コンチタ、交差した言葉
ルロワ・アンダーソン:ジャズ・ピチカート
スコット・ジョプリン:ソラーチェ
エンリオ・モリコーネ:5分の1日の始まり
ザビーネ・マイヤー、ヴォルフガング・マイヤー、ライナー・ヴェーレ、
ミヒャエル・リースラー(以上Cl)、
ピエール・シャリアル(バレル・オルガン)
ザビーネ・マイヤーが新レーベルから登場です。バレル・オルガンの音色とク
ラリネットのハーモニーで聴くサティ、モリコーネは実に新鮮ですが、どこか
ノスタルジックでもあり、なんとも不思議な音世界。マイヤーのクラリネット
は絶品、まさにクラリネットの女王はここに健在なのであります。
この「パリのメカニック」プロジェクトは、第一次世界大戦直後の狂った時代
の喧騒を再現しています。第一次世界大戦は、西洋世界にも大きな変化をもた
らしました。ダダイズム、シュールレアリズム、表現主義・・・人も、人を取
り巻く環境や芸術も、毎日のように目まぐるしく変わっていきました。20世紀
初頭に書かれたユニークな作品を中心に、ザビーネ・マイヤーと彼女の仲間た
ちのために、新しくアレンジされた曲がおさめられています。当時目まぐるし
く動いていた機械の動きと音を模したような、バレル・オルガンの音色は滑稽
にも、実に皮肉にも聴こえます。このバレルオルガンは、実に156ものパイプ
をもつおばけオルガン。マイヤーとのやりとりが実に面白い一枚です。





<TDK>
TDKAD 018  \2450
C.P.E.バッハ(1714-1788):
チェロ協奏曲 イ短調
12のオブリガート楽器のためのシンフォニア ニ長調
12のオブリガート楽器のためのシンフォニア ヘ長調
J.ハイドン(1732-1809):交響曲第12番 ホ長調
鈴木秀美(指&チェロ独奏) オーケストラ・リベラ・クラシカ
録音:2005年10月21日 浜離宮朝日ホールでのライヴ
オーケストラ・リベラ・クラシカ&鈴木秀美が待望のC.P.E.バッハを収録。
C.P.E.バッハのユニークな楽想を鮮烈に表現しています。また、ハイドン自身
が音楽的影響を受けたとされている作曲家はC.P.E.バッハであり、C.P.E.バッ
ハの作品を聴くことはハイドンの原点を知ることになるのではないでしょうか。
二人の作品を並べて聴くと、何か共通項を発見できるかもしれません。






<Profil>
PH 05040  \2080
エルガー:交響曲第1番変イ長調Op.55
ベルリオーズ:序曲「リア王」Op.4
ベルリオーズ:「ベアトリスとベネディクト」序曲Op.9
サー・コリン・デイヴィス(指)ドレスデン・シュターツカペレ
録音:1998年、1997年ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
選りすぐりの内容がすでにファンの心を掴んで離さないProfilのライヴ・シリ
ーズ。一連のバイエルン放送響シリーズに続いて、なんと今度はドレスデン・
シュターツカペレ・エディションがスタート!第1弾は名誉指揮者デイヴィス
によるお得意のエルガーとベルリオーズ。
デイヴィスとしてはのちにロンドンSO.と全集(2001年)を完成させるエルガ
ー。本場のオケならではの魅力は尽きませんが、このドレスデンの音色もまた
重厚な音楽に相応しいもの。馥郁といっぱいに拡がるアダージョなど想像を超
えた美しさです。一方で第2楽章のように荒々しい場面でもじつに過不足なく
反応するあたりもさすが。さらにフィナーレ。コーダで冒頭のテーマが回帰し
てくるところなどゾクゾクするくらいに最高の格好よさ!
カップリングは同じオケとのスタジオ盤(1997年)でも聴かれるベルリオーズ。
まことに華麗!「スペシャリスト」デイヴィスに触発されて、こちらも見事と
いうほかありません。MDRによる録音も瑞々しさを湛えて極上。





<Ondine>
ODE 1075  4枚組  \5400
シベリウス:交響曲全集(4CD)
(CD1)交響曲第1番ホ短調作品39,交響曲第7番ハ長調作品105、
 交響詩〈フィンランディア〉作品26(男声合唱と管弦楽のための)
(CD2)交響曲第2番ニ長調作品43,交響曲第6番ニ短調作品104
(CD3)交響曲第3番ハ長調作品52,交響曲第5番変ホ長調作品82
(CD4)交響曲第4番イ短調作品63,ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47
レイフ・セーゲルスタム(指), ペッカ・クーシスト(Vn)*
ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団,ポリテク男声合唱団
録音:1996年1月(協奏曲)、
2002年5月(第1番・第7番)、10月(第2番)、12月(第6番)、
2003年6月(第5番)、12月(第4番・フィンランディア)、
2004年1月(第3番)フィンランディアホール(ヘルシンキ)
ヘルシンキ・フィルとセーゲルスタムによるシベリウスの交響曲が4枚組の全集
にまとめられました。透明なテクスチュア、木管楽器の詩的な響きなど様々な
魅力に彩られた演奏。男声合唱をともなう〈フィンランディア〉は収録されて
いますが、〈ポホヨラの娘〉をカット。代わりに、ラハティ交響楽団の初来日
に同行したペッカ・クーシストが19歳の時に録音したヴァイオリン協奏曲が加
えられました。ペッカの演奏は、多くのヴァイオリニストが陥るメカニズム誇
示への誘惑を拒否。共感にみち、シベリウスの音楽の美しさと力強さをバラン
スよく表現した演奏が、フィンランドの人たちの心を掴み、ベストセラーにな
りました。ヴァンスカ、サラステ、ベリルンド(ベルグルンド)の録音とともに、
“明敏なシベリウス愛好家”(英グラモフォン誌、アンドリュー・アシェンバッ
ク)のための全集。

ODE 1063  \2080
キンモ・ハコラ(1958-):クラリネットと管弦楽のための作品集
クラリネット協奏曲(2001),
緑に燃える黄昏(2004)(管弦楽のための)*,
ダイアモンド・ストリート(1999)(クラリネット独奏のための)
カリ・クリーク(クラリネット),エサ・トゥキア(ホルン)*,
サカリ・オラモ(指)フィンランド放送交響楽団
録音:2000年9月YLE(フィンランド放送)M2スタジオ(ダイアモンド・ストリート)、
2005年5月9日−12日文化の家(ヘルシンキ)
クラリネット五重奏曲、ローコ、カプリオール(ODE960-2)に次ぐキンモ・ハコ
ラの作品集。フィンランドの奏者、カリ・クリークからインスピレーションを
もらったクラリネット協奏曲。協奏曲のためのスケッチとも言える〈ダイアモ
ンド・ストリート〉。空気の澄んだ夕刻、日没の太陽が緑色の閃光を放ち、そ
の光を目撃した瞬間、人には自分と恋人の心のうちが見えるようになる......
SF作家ジュール・ヴェルヌの「緑の光線」(1882年)のイメージを表現する管弦
楽曲、〈緑に燃える黄昏〉。ハコラの音楽には、彼の出発点となったモダニズ
ム、エスニックの香り、ハリウッド風ロマン、オリエンタルムード、クレッツ
マー(ユダヤ人の音楽)など、さまざまな要素が織り込まれます。それが遊び心
につながり、音楽ファンとプレーヤーの心をとらえます。
 
OCTO 411  \2080
ヘイッキ・サルマント(1939-):
カンタータ〈絶滅した鳥の歌〉(2002)(児童合唱とジャズアンサンブルのための)
カリ・アラ=ポッラネン(指)タピオラ児童合唱団
ヘイッキ・サルマント・アンサンブルヘイッキ・サルマント(キーボード)
ペッカ・サルマント(ベース),マッティ・コスキアラ(パーカッション),
ユハニ・アールトネン(フルート)
録音:2004年10月15日−17日ニュア・パヴィリヨンゲン(カウニアイネン)
〈絶滅した鳥の歌〉は、エコロジカルなメッセージをもつ、“エコ・カンター
タ”とでも呼べる作品。フィンランド・ジャズシーンを代表する作曲家、ピア
ニスト、ヘイッキ・サルマントが、フィンランド系アメリカ人作詞家、アイナ
・スワン・カトラー(1914-2005)のテクストに作曲しました。《風の歌を聴け》
《昔むかし、暗黒が》、《生命は海から》、《恐竜に何が起こったか》、《原
始の人間》、《火》、《ガリレオ》、《人、夢見る者》、《テクノロジー》、
《われわれは何をやっているのか》、《静かな場所を求めて》の11章が、遠い
過去から現在までを旅し、未来を展望します。作者が求めた新しい音色と深さ
が、児童合唱のもつ透きとおった声により実現されています。





<WERGO>
WER 6666  \1850
『田舎医者』-フランツ・カフカの短編小説に基づくラジオ・オペラ
『この世の終わり』-プロローグとエピローグを伴うラジオ・オペラ
マルクス・ステンツ(指)ケルン放送交響楽団WDR
田舎医者/ ローランド・ヘルマン(Br)、
馬男/ ロデリク・M・キーティング(T)、
患者/ ヨナス・デコフ(少女ソプラノ)、
父親/ マッテオ・デ・モンティ(B)、バラ&娘/ イゾルデ・ジーベルト(S)、
母/ ダフネ・エヴァンゲロートス(A)、
小さな子供の合唱/ ケルン大聖堂合唱団
・ゴットフリート・リッター(指)ケルン放送交響楽団
語り手/ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ、
落下していく男性の魂/ フリーダー・ラング(T)、
マルケーザ・モンテトリスト/ ダフネ・エヴァンゲロートス(A)、
ドブロフスカ&二倍の天才/ ロデリク・M・キーティング(T)、
スガンバーティ嬢&星占術師/ イゾルデ・ジーベルト(S)、
クンツ−サルトーリ教授&政治家/ ロベルト・ボルク(Br)
ヘンツェは、「舞台上ではなしえないことも表現できる」としてラジオ・オペ
ラという形態を尊重していました。ここにおさめられているのは、カフカの同
名の小説に基づく『田舎医師』と、ヒルデシャイマーの小説「失われた愛の伝
説」に基づく『この世の終わり』のふたつのラジオ・オペラを書いています。
『田舎医者』はカフカのシュールレアリズム、『この世の終わり』は容赦ない
皮肉、このふたつの作品は切っても切り離せません。
『田舎医者』あらすじ-カフカの『田舎医者』の舞台は冬。夜中、田舎の医者
が重病人に電話で呼び出されますが、彼は自分の飼っていた馬が死んでしまっ
たために十分な治療ができません。ある日、見慣れない人物がこの医者に二匹
の新しい優駿を紹介します。医者は馬を追い返そうとしますが付いて来るので
飼うことにしました。後にまた治療不可能な患者に出会って、この馬に乗って
逃げようとしたら馬はいつまでも永久に走り続けたのでした。-なんともシュ
ールな内容ですが、芝居っけたっぷりな歌い手たちによってなんともそら恐ろ
しい雰囲気に仕上がっています。『この世の終わり』もヘンツェには珍しい痛
烈な社会批判(貴族主義への批判)で、切れ味鮮やかな管弦楽の扱いもみごと
です。

WER 6556  \1850
表面AUDIO CD+裏面DVD VIDEO
※DualDisc※
ステファン・ヴィンクラー
熱望から存在へ-7つの事件とひとつの現状(ヴィオラともう7人のための)
Gullinkambi-冷たい櫛(管楽器のための)
アヴェニュー
Zigzag(サキソフォン6重奏のための)
イエルク・ヴィンクラー(Va)、
ベルリン新音楽室内アンサンブル(Kammerensemble Neue Musik Berlin)、
ステファン・ヴィンクラー(サンプリング、指)
ティナ・レーデラー(Fl)、
マティアス・ベッカー(Ob,イングリッシュ・ホルン)、
マルコ・トーマス(Cl)、ノルベルト・プフェルツ(Hrn)、
セリム・アイカル(Fg)、トーマス・コリコフスキ(コントラファゴット)
&・クラース・ヴィルレッケ(Sop, Alt, Tenorサックス)、
カロラ・エルスナー(バリトン・バスサックス)
なんとも辛口なサックス6重奏の登場。おそらく多少の電子処理は施されている
のでしょうが、人間が演奏しているとは思えないほど無機的でドライな音色。
ここまで自我を消せる演奏者というのもすごいものです。二層ディスクになっ
ており、片面がCD、片面がDVD(NTSC)という仕様です。全体的に非人間的で
すが、実に優れた音響。アメーバのようなアニメーション映像つきのサックス
6重奏(CDの・ZigZagと同曲)を鑑賞すると、宇宙人になったかのようなシュ
ールな気分が味わえます。

WER 2060  \1850
ボジダル・スパソフ(1949-):
フィアート・コンティヌオ(息の通奏低音)-電子楽器と管楽器のための-
フィアート・コンティヌオI
フィアート・コンティヌオII
フィアート・コンティヌオIII
フィアート・コンティヌオIV
フィアート・コンティヌオV
ムジーク・ファブリーク
★これまた音響派むけの一枚。宇宙空間を思わせる電子音(テープ)に、フル
ートやバス・クラリネットの超絶技巧が重なり、えもいわれぬ無重力空間を作
り出します。まるで宇宙遊泳をしているかのような気分。電子音とナマの楽器
が組み合わさると、ナマの楽器の音がおどろおどろしくこわく聴こえるから不
思議です。ムジーク・ファブリークの面々の技巧が冴え渡ります。





<BIS>
BIS SA 1561(SACD-Hybrid)  \2250
J. S. バッハ:
復活祭オラトリオ BWV249
カンタータ第11番「御国にまします神をたたえよ」BWV11(昇天祭オラトリオ)
野々下由香里 (Sop)、パトリック・ヴァン・ゲーテム(A)、
ヤン・コボウ (Ten)、
浦野智行 (Bs)、鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
SACDハイブリッド盤。待望の「復活祭オラトリオ」。キリストの復活をテーマ
としたこの2作は、受難と死をテーマとする教会カンタータとは一線を画した
明るさが感じられます。BCJと初共演のカウンターテナー、パトリック・ヴァ
ン・ゲーテムが期待。

BIS 1425(SACD-Hybrid) \2250
21世紀のリコーダー音楽
ダニエル・ベルツ:ジョーカーの物語 (1999-2000)
イングヴァル・カーコフ:リコーダーと吹奏楽のための協奏曲 (2000)
フレドリク・エステルリング:沈黙の声-リコーダー三重奏のための6章 (2003)
ダン・ラウリン (Rec)、
アラン・ギルバート(指)
ロイヤル・ストックホルム・フィル、
ペッテ・スンドクヴィスト(指)
エストゲタ・シンフォニック・ウィンドバンド、
パラドックス・トリオ
「北欧の虚無僧」ことダン・ラウリンの新譜は、いずれも2000年代の最新作。
リコーダーと言えば小学校の教材か古楽の物と思われがちですが、このアルバ
ムのように大編成のオーケストラやブラスバンドを向うにまわしても全然ひけ
をとらぬ潜在能力を秘めているのに驚かされます。日本でもお馴染のアラン・
ギルバートがBIS初登場なのも注目です。

BIS 1384  \2080
スカルコッタス:
バレエ組曲「海」(1948/9)
4つの映像 (1948)
ギリシャ舞曲ハ短調 (1949)
クレタの饗宴
(ミトロプーロス作曲、スカルコッタスによるオーケストレーション)
バイロン・フィデツィス(指)アイスランドSO
シェーンベルク門下の過激な作風で知られるギリシャの作曲家ニコス・スカル
コッタス。当アルバムには、意外にも調性のあるロマンティックなものばかり
集められています。「海」はエーゲ海そのもの、「4つの映像」はギリシャの
田園風景が目に浮かびます。大指揮者ミトロプーロスのピアノ曲をスカルコッ
タスがオーケストレーションしたのも聴きものです。

BIS 1329  \2080
C. P. E. バッハ:鍵盤独奏曲全集 Vol.14
メヌエット ハ長調 W.116/15 
アラ・ポラッカ ハ長調 W.116/4 
ソナタ イ長調 W.65/37 
メヌエット ニ長調 W.116/3 
アラ・ポラッカ ニ長調 W.116/6 
ソナタ ホ短調 W.65/39 
メヌエット 変ホ長調 W.116/1 
ポロネーズ 変ホ長調 W.116/2 
ソナタ 変ロ長調 W.65/38
ミクローシュ・シュパーニ(クラヴィコード)
好評の同シリーズも折り返し点に達しました。ここでは1756年から66年までに
作られた舞曲とソナタが収められています。使用楽器は1785年ゴットフリート
・ヨーゼフ・ホーン作のコピーで、クラヴィコードの認識が変わります。

BIS 1511  \2080
サリー・ビーミッシュ:弦楽四重奏曲第1番 (1999)
同:同第2番「カリフォルニア」(2000)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18の4
エンペラーSQ
ヴィオラ奏者でもあるイギリスの女性作曲家サリー・ビーミッシュ。弦楽四重
奏曲第1番はウクライナやトルコ、アフリカの民謡の引用が面白く、ベートー
ヴェンの第4番から霊感を得て作られた第2番はカリフォルニア旅行から受け
た印象(2つの大橋)が盛り込まれています。

BIS 1032  \2080
セーヴェルー:管弦楽曲集 Vol.8
熱情的序曲 Op.2b、愛のロンド Op.14の7、ヤギの歌変奏曲 Op.15 
小鳥のワルツ Op.18の2、農夫のブローチの調べ Op.14の2、
水車の調べ Op.22の2、シルユの踊り Op.22の2
ディヴェルティメント第1番 Op.13、彼女の最後の子守唄 Op.22の3
ウーレ・クリスチャン・ルード(指)スタヴァンゲルSO
セーヴェルーの管弦楽曲シリーズ最終巻。「熱情的序曲」は習作交響曲のフィ
ナーレだったもの。ロマンティックながら彼の語法もすでに現れています。彼
の作品中最も愛されたピアノ小品「愛のロンド」の作曲者自身による小管弦楽
版が聴けるのも魅力です。






<FUGA LIBERA>
FUG 512  5枚組  \5680
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集(15曲)
ダネル四重奏団
[マルク・ダネル(1st Vn)ジル・ミレ(2ndVn)トニー・ナイス(Va)
ギィ・ダネル(Vc)]
録音:2001−2005年ミュンへン(バイエルン放送との共同制作)
20世紀ロシアの生んだ巨人ショスタコーヴィチ(1906−75)。今年が没後30年、
来年2006年は生誕100年にあたります。交響曲と並んで15曲を数える弦楽四重奏
曲は、30代半ばから最晩年に至るまで書かれ全創作の柱をなすもの。作曲家を
取り巻くその時々の状況を色濃く反映している点もまた交響曲と同じです。
この記念すべきタイミングで全集をリリースするのはダネル・カルテット。
1991年ブリュッセルで創設、1993年にショスタコーヴィチ国際コンクールで
第1位に輝いた団体です。CYPRESにビアラン、メルニエら現代作品の録音があ
り、持ち前の切れ味鋭いテクニックが冴えています。しかもリリースに合わせ
て、2006年彼らはヨーロッパを皮切りにショスタコーヴィチ全曲演奏会シリー
ズを敢行。11月には来日公演(札幌)が予定されています。





<LYRINX>
LYR 242  \2180
ジョリヴェ(1905─1974):ヴァイオリンのための作品集
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
G線上の呪文
狂騒的組曲
ヴァイオリン協奏曲
デヴィ・エルリ(Vn) 関谷学(Pf)、
マリウス・コンスタン(指)&フランス国立管弦楽団
録音:1991年日本におけるライヴ、1977年6月23−24日、
1975年4月28日(初出音源)
ジョリヴェはその生涯にヴァイオリンのために4つの作品をのこしています。
ヴァイオリンとピアノのためのソナタは、ライヴの貴重な音源のCD化。この楽
譜は、ジョリヴェの死後10年以上経過した1988年に手稿譜が発見された、ジョ
リヴェの27歳ごろの作品。このディスクの演奏者であるデヴィ自身が発見した
時に、「私がみつけたものは爆弾以外のなにものでもない・・・池に一度投げ
込まれた大きな石のように、果てしない波紋を広げる」と言ったように、決意
と自信に満ち溢れた作品です。叙情とエネルギーの核融合的作曲家、ジョリ
ヴェの魅力に満ちた一枚です。

LYR 244  \2180
ジョリヴェへのオマージュ-ジョリヴェ作品集
ノクターン-チェロとピアノのための
エクログ(牧歌)-アルトのための
5つの呪文-フルートのための
苦行-クラリネットのための
ラプソディー-7のため
デヴィ・エルリ(指)
ジュネヴィエーヴ・トゥリエール(Vc)、リー・ルセル(Pf)、
アラン・ジャンヌー(Alt)、アラン・マリオン(Fl)、
ミシェル・レティク(Cl)、
ル・ソリスト・ドゥ・マルセイユ〔マイテ・ドゥエ・ぺリネリ(Vn)、エミ
ール・カリオル(Cb)、フィリップ・デ・ケレック(Fg)、ルネ・ぺリネリ
(Hrn)、アンドレ・ヴァイス(Trb)、アラン・ジャンル(Perc)〕
フランスの鬼才ジョリヴェの、管楽器のためのソロの作品を中心に集めたもの。
ジョリヴェ自身、「独奏楽器のために書かれた作品は苦行である。作曲家は、
楽器の最も深い部分の性質までも熟知していなければならない。そして、演奏
家は、彼の楽器のもつ美徳を大いに表現し、音楽を自由に再創造しているとい
うことを聴く者に感じさせなければならない」と述べています。各楽器の奏者
にとっての登竜門とでも呼ぶべき作品たちです。





<CASCAVELLE>
●コルボ・エディション全5タイトル
VEL 3087  2枚組  \1650
ステレオ
「コルボ・エディションVol.1」
バッハ:ヨハネ受難曲BWV.245
マルティナ・リンス(S)アンドレアス・ショル(CT)
チャールズ・ダニエルズ、クリストフ・プレガルディエン(T)
ピーター・ハーヴィー、ミシェル・ブロダール(Bs)
ミシェル・コルボ(指)ローザンヌ声楽&器楽アンサンブル
録音:1994年2月10&11日ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール(ライヴ)
ライヴゆえの求心力の高さが魅力。ショルにとっては記念すべきヨハネ・デ
ビュー盤。

VEL 3088  2枚組  \1650
「コルボ・エディションVol.2」
M.A.シャルパンティエ:イエズス会士の晩課
チャールズ・ダニエルズ(CT)マーク・タッカー、
ハンス=イェルク・リッケンバッハー(T)
ピーター・ハーヴィー、ステファン・インボーデン(Bs)
ミシェル・コルボ(指)ローザンヌ声楽アンサンブル
ミュンヘン・ラルパ・フェスタンテ・バロック・アンサンブル
録音:1993年1月& 6月ローザンヌ放送デザルツェンス・スタジオ
2004年はシャルパンティエ没後300年でしたが、これは生誕350周年記念にあ
たる1993年に、シャルパンティエ協会の協力で復元されたものでこれが世界
初録音。

VEL 3089  2枚組  \1650
「コルボ・エディションVol.3」
モーツァルト:
レクイエムK.626
ミサ曲ハ短調K.427(417a)
アヴェ・ヴェルムK.618
カトリーヌ・デュボスク ・オードリー・ミシェル、
ベルナルダ・フィンク(S)
エヴェ・ポドレシュ(A)
ギイ・ド・メイ・マーク・タッカー(T) ミシェル・ブロダール(Bs)
フィリップ・コルボ(Org)
ミシェル・コルボ(指)ローザンヌ声楽&器楽アンサンブル
録音:1990年3月スイス、フリブール・サン=ミシェル教会
1989年11月スイス、ローザンヌ・グランジュ・ド・ドリニー
演奏内容とレクイエム+大ミサというカップリングで、ベストセラーを続け
るコルボの代表的名盤がセットになってさらに魅力!

VEL 3090  2枚組  \1650
「コルボ・エディションVol.4」
バッハ:モテット集BWV.225-230
ブラームス:リート、モテットと宗教歌曲集
憧れOp.112-1 / 夜にOp.112-2 / 秋にOp.104-5 / 最後の幸福Op.104-3 /
夜警・Op.104-1 /おお美しい夜Op.92-1 / 晩秋Op.92-2 / 夕べの歌Op.92-3
/ なぜ?Op.92-4 / 幸運と幸福はわたしから過ぎ去ったOp.62-7 / わたしの
胸の思いすべてOp.62-4 / 森の夜Op.62-3 / 夕べOp.64-2 / 静かな夜に /
 死んだ子供 / せむしのヴァイオリン弾きOp.93a-1 / おお、心地よき五月
Op.93a-3 / 乙女Op.93a-2 / なぜ、光を賜りOp.74-1 / ああ救世主よOp.74-2
ミシェル・コルボ(指)ローザンヌ声楽アンサンブル
ユネ・ディンケル(P)
録音:1995年1月13-15日、1997年2月スイス
合唱学習者にはまさに「お手本」といえる、質の高い内容。


VEL 3091  2枚組  \1650
「コルボ・エディションVol.5」
オネゲル:
交響詩篇「ダヴィデ王」 
死の踊り 
クリスマス・カンタータ 
復活祭の賛歌
・ランベルト・ウィルソン(朗読)イヴェッテ・テロラス(巫女)
ブリジット・フルニエ(S)フェリシティ・パルマー(A)
ジョン・エルウィス(T)
・ ジル・カシュマイユ(Br)オカダ・ナオコ(S)
ブリギッテ・バレイズ(Ms)
オエルシュ・キシュファルディ(朗読)ニコラス・マクネアー(Org)
マクス・ラビノヴィチ(ソロVn)
・ ジル・カシュマイユ(Br)スサナ・オリヴェイラ・テイセイラ(A)
文芸クラブ児童Cho.、ニコラス・マクネアー(Org)
ミシェル・コルボ(指)グルベルキアン財団O.&Cho.
録音:1991年、1989年、1990年リスボン
コルボによるオネゲルは世評の定まったものばかり。出世作「ダヴィデ王」
をはじめ、このアルバムに収録されている作品はどれも素晴らしい出来ばえ
です。




<CALIOPE>
CAL 4885  \1350
エリック・サティ:歌曲全集
「ジュ・トゥ・ヴ」(あなたが欲しい)ほか全30曲
ブルーノ・ラプラント(Br) マルク・デュラン(P)
録音:1988年
このサティの作品やアーン、デュパルク、ショーソンなどのフランス歌曲が
最初に発売されたのはおよそ20年ほど前のことでした。そのころパンゼラ、
スゼーと名バリトンたちによって継承されてきたフランス歌曲の系譜の断絶
が危惧されていたおりから、ちょうど彗星のように現われたのがこのカナダ
生まれのバリトン、ラプラントでした。かつての先輩たちが誇ったビロード
の声はラプラントにも正しく受け継がれているのはこのアルバムからも明ら
かです。

CAL 4838  \1350
ジャン‐フィリップ・ラモー:六重奏用に編曲された6つのコンセール
ボダン・ド・ボワモルティエ:クラブサンのための第一ソナタ
ジャン‐ピエール・ドテル(指)カーン室内オーケストラ
ミレイユ・ラガセ(クラブサン)
録音:1983年ほか
フランス後期バロック最大の作曲家ジャン‐フィリップ・ラモーのオリジナ
ルのクラブサン曲集から編曲されたこの曲は実は大変な問題作。弦の豊かな
表現力を得た6つの組曲はいずれも魅力一杯で、とりわけ3番目の組曲などは
モーツァルトのように始まり、ヴィヴァルディのように終わるとても楽しい
作品です。前提知識などなくてもラモーが革新的な作曲家であったことが感
覚的に理解できるでしょう。と・こ・ろ・が…この編曲、誰が行ったのかが
謎に包まれているのです。大ラモーの息子クロード‐フランソワ・ラモーで
はないか、いやいやドゥクロワ某では?などといくつかの説はあるものの、
まだ結論は出ていない模様。でも一度耳を傾けらならそんな因縁話など同でも
良く思えてくる不思議ですてきな音楽なのは確かです。

CAL 4212  \1350
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.311「トルコ行進曲付き」
パイジェッロの主題による6つの変奏曲K.398
グルックの主題による10の変奏曲K.455
アレグレットによる12の変奏曲K.500
デュポールのメヌエットによる9の変奏曲K.573
ヴァディム・サハロフ(P)
録音:1990年
旧ソ連時代には作風が当局に歓迎されなかったために、国内での演奏が難し
かったメシアンやシュニトケの作品を大胆に演奏していた人こそ、このサハ
ロフに他なりません。なにしろあの大ピアニスト、エミール・ギレリスもサ
ハロフのコンサートにはわざわざ足を運んでいたというほど!。国際的に活
躍を始めてからはショスタコーヴィッチ弾きの第一人者として揺るぎない名
声を確立しています。このモーツァルトのアルバムでは「トルコ行進曲付き」
をメインに変奏曲が4作品収録されています。粒立ちのよい響き、楽曲の隅々
まで目配りの届いた演奏のおかげでモーツァルトの至福の世界を存分にお楽
しみいただけます。「トルコ行進曲」はおっとりとしたテンポで始まります
が、フィナーレまで来ると思わずにっこりしたくなるようなキュートな仕上
がりです!『ディアパソン』『ル・モンド・ドゥ・ラ・ミュジック』各誌に絶賛
された演奏です。

CAL 4210  \1350
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調op.57「熱情」
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調op.31-2「テンペスト」
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調op.54
6つのバガテルop.126
テオドール・パラスキヴェスコ(P)
録音:1981年ほか
ドビュッシー弾きとして定評があるパラスキヴェスコが弾くベートーヴェン
はこれ見よがしのところなど皆無。良くも悪くも演奏者の個性が全面に出て
いたフランソワやコルトーの時代とはちょっと違うスマートで、作品本来の
魅力を伝える解釈が一番の魅力です。パラキヴェスコはルーマニア出身でエ
ネスココンクールに優勝後、ナディア・ブーランジェやイヴォンヌ・ルフェー
ブルに師事した経歴の持ち主です。ソロ演奏以外にフランス歌曲の伴奏者と
しても活躍中です。

CAL 4689  \1350
シューベルト:4つの即興曲op.90
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調op.D960
インゲル・セデルグレン(P)
録音:1987年ほか
スウェーデン出身の女流、セデルグレン会心のシューベルト!シューマン
の歌曲集でナタリー・シュトゥッツマンの伴奏者として日本レコードアカデ
ミー賞にも輝いているようにセデルグレンはドイツ=オーストリア系のレ
パートリーを得意としています。もちろんピアノ・ソリストとしての実力
も折り紙付きのもので、世界の主要都市での活発に演奏活動を行う傍ら、
マスタークラスにて多くの後進に指導してきました。多数の賞を得たこの
アルバムにはシューベルトのピアノ曲の大作の最高傑作と、小品集の最高
傑作を収められていて、自然なテンポとフレージング、繊細さと力感が調
和した心地よいピアノ演奏を心ゆくまで楽しめます。

CAL 4680  \1350
ショパン:
ピアノ・ソナタ第1番ハ短調op.4
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調op.35
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調op.58
アンリ・バルド(P)
録音:1984年
パリ音楽院、そしてジュリアード音楽院を首席で卒業し、現在はパリ高等音
楽院教授の地位にあるフランスピアノ界のトップエリートピアニスト、アン
リ・バルドのショパン。間然としたところなどまるで見当たらない密度の濃
い正統派の演奏なのに、いつも聴いているのとは違うショパンの本来の魅力
を照らし出してくれます。高名な2番、3番のソナタに比べると耳にする機会
が少ない第1番でさえ、このピアニストの手を経れば作品本来の隠れた魅力
を放ち始めます。ポピュラーな第2番、第3番にしても同様で、このピアニス
トの魅力である透明な響きの中に、知られざる名曲を初めて聴いた時のよう
な驚きを覚える人も少なくないでしょう。フランス国内で数々の賞を獲得し
た演奏、録音とも冴えわたっている文字どおりの名盤です。

CAL 4211  \1350
クララ・シューマン:
3つの前奏曲とフーガop.16 
3つのロマンスop.21 
ロベルト・シューマンの主題による変奏曲op.20 
束の間の小品op.15の3 
ロマンス ロ短調 
3つのロマンスop.11 
ピアノとヴァイオリンのための3つのロマンスop.22
エレーヌ・ボッシ(P)、アニー・ジョドリ(Vn)
録音:1986年ほか
大作曲家ロベルト・シューマンの妻、クララの作品を集めたアルバムです。ピ
アニストとしてはリストやショパンからも賞賛され天才ピアニストの名をほ
しいままにしていたクララですが、作曲家としても尋常ではない力量の持ち
主であったことがこのアルバムからわかります。もし作曲者の名前を知らさ
れないままこのCDに耳を傾けたなら、バッハの未発見の新曲かとさえ思える
作品16にまず驚かされることでしょう。そんな古典的な作風を手の内に入れ
ていながら、ロマン派の響きのなかにかすかな新しい時代の胎動さえ感じさ
せるヴァイオリンとピアノのための3つのロマンスまで作曲してしまう多才
ぶりは並大抵のものではありません。知られざる作品に光を当てることで
定評があったエレーヌ・ボッシ(1917-1990)のピアノも折り目正しいもの
でそれぞれの曲の魅力を過不足なく引き出しています。不当にも知られない
ままで来た作曲家クララ・シューマンの真価を申し分なく味わえる演奏と録
音です。

CAL 4626  \1350
ブラームス:
ハンガリー舞曲集
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガop.24
アンドレ・ゴログ(P)
あれ?今まで聴いてきたハンガリー舞曲って四手用じゃなかったっけ??そう
なんです!もともとニ手用としてこの曲を作曲したブラームスでしたが、演
奏難度の高さゆえに後に作曲者自身が四手用に書き改めたというのが真相で
す。マルグリット・ロンやアルフレッド・コルトー、アルトゥール・ルービ
ンシュタインに学び、パリ高等音楽師範校教授として活躍しているアンドレ
・ゴログの素晴らしいテクニックは、そんなエピソードなど忘れさせるほど
の卓越したレベル。難しい曲をそれと感じさせずに軽々と弾きこなしています。

CAL 4206  \1350
レオシュ・ヤナーチェク:
草陰の小径を通って、アンダンテ、アレグレット
スメタナ:
3つのサロン用ポルカop.7、3つの詞的なポルカop.8、ポルカの形式による
ボヘミアの思い出op.12
ラドスラフ・クヴァピル(P)
録音:1989年ほか
チェコ音楽の紹介を積極的に行ってきたラドスラフ・クヴァピルによるヤナ
ーチェクの名作『草陰の小径を通って』と、スメタナのポルカ集。クヴァ
ピルはヤナーチェクが教鞭をとっていたブルノ出身で、1958年に同地の名
を冠したコンクールで優勝の栄誉に輝いています。現在も自ら立ち上げた
南ボヘミア音楽祭の監督を務めるなど自国作品の紹介に積極的に関わって
きています。『草陰の小径を通って』は最愛の娘を喪った作曲家の悲しみ
が反映していると言われている内省的な作品ですが、ヤナーチェクのほの
暗い悲しみに覆われた、淡々としたモノローグを聴いているような気持ち
になる演奏です。スメタナのポルカでは一転してパッション溢れる演奏を
楽しめます。フランス各誌に絶賛された名盤です。

CAL 4687  \1350
ムソルグスキー:展覧会の絵」、夢想、涙、ゴパック
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第6番op.62、「仮面」op.63の1、
「不思議」op.63の2、ピアノ・ソナタ第7番「白ミサ」op.64
ミハイル・ルディ(P)
超絶技巧の持ち主としておなじみのロシアのピアニスト、ミハイル・ルディ
のテクニックに唖然とさせられる一枚。ムソルグスキー、スクリャービン
とくれば、ロシア出身のルディにとって、いわゆるご当地ものと言える選曲
ながら、ローカル性よりは曲の難所を軽々と越えていく素晴らしいテクニッ
クが前面に出た爽快な録音です。晦渋な印象のスクリャービンの作品もこ
うしたアプローチでこそ真価を堪能できるというもの。この演奏もフランス
各誌に絶賛された定評ある名盤です。

CAL 9527  \1850
リュリ:『ムスクテール(銃兵)のための音楽』
ユーゴ・レーヌ(指)ラ・サンフォニー・デュ・マレ
ジャン‐ドゥニ・モノリ(語り)
録音:2003年
アレクサンドル・デュマの名作『三銃士』の朗読と登場人物が活躍した時代
の大作曲家リュリの音楽を組み合わせたユニークなアルバムです。リュリ
(1632-1687)がムスクテール(銃兵)の楽隊のために書いたトリオや行進曲
を織り交ぜながら『三銃士』のテキスト朗読(フランス語)を楽しめるという
趣向になっています。戦いの場面では剣がぶつかる効果音も聞こえてきます。






<Alba>
ABCD 211  \2080
レーヴィ・マデトヤ (1887-1947):管弦楽作品全集 第5集
演奏会序曲〈クッレルヴォ〉作品15、ヴァイナモイネンの種蒔き 作品46、
小組曲 作品12、歌曲集〈秋〉 作品68、バレエパントマイム〈オコン・フ
オコ〉組曲第2番 作品58 (アルヴォ・ヴォルメル 編)
トゥオマス・カタヤラ (テノール)、キルシ・ティーホネン (ソプラノ)、
トゥーラ・フレイヴィク (ヴィオラ)
アルヴォ・ヴォルメル (指) オウル交響楽団 
録音:1998年 (クッレルヴォ)、2002年8月26日−29日 (オコン・フオコ)、
2004年8月17日−19日 オウル音楽センター、マデトヤホール
フィンランド風の悲しみと憂い、フランス風の優雅と洗練。マデトヤの音楽
には、大きくふたつの性格があります。〈クッレルヴォ〉の嘆き、牧歌、情
熱、絶望。同じく叙事詩「カレヴァラ」に基づく〈ヴァイナモイネンの種蒔
き〉。夫人のオネルヴァの詩による歌曲集〈秋〉。これらの曲はフィンラン
ド的性格が色濃く反映した作品です。〈小組曲〉 (ワルツ、民謡、スケル
ツィーノ) は、〈ピアノのための6つの小品〉から3曲を選び管弦楽曲とした
作品。〈オコン・フオコ〉 には、作曲者自身がバレエパントマイム全曲
(ABCD184) から編んだ組曲 (ABCD156) があり、第2番は指揮者のヴォルメル
が新たに編纂しました。オーケストレーションには手を加えず、音楽的まと
まりを重視した選曲を行っています (全曲版と同じ録音です)。ネオクラシ
シズムとモダニズムにオリエンタルな香り。マデトヤの代表作が約21分の
作品にまとめられました。それにしても、〈クッレルヴォ〉。カッコいい
音楽です!

ABCD 216  \2080
ドメニコ・スカルラッティ (1685-1857):ハープシコードソナタ集
イ短調 K175,ホ長調 K380,ホ長調 K381,ハ長調 K513《パストラール》,
ヘ短調 K183,ヘ短調 K184,ハ長調 K460,ハ長調 K461,ロ短調 K87,
ニ長調 K119,ハ短調 K115,ハ短調 K116,変ロ長調 K544,変ロ長調 K545,
ト短調 K30 《猫のフーガ》
エリーナ・ムストネン (ハープシコード) [楽器 ヴィレム・クレースベル
ヘン]
録音:2005年4月24日−27日 カルヤー教会)
ナポリに生まれ、マリア・バルバラ王女に仕えるためにリスボンに赴いたド
メニコ・スカルラッティは、スペイン皇太子ドン・フェルナンドに嫁ぐ王女
とともにスペイン宮廷に移りました。スカルラッティのソナタには、華やか
な時代を傍観者の立場で眺めた作曲者の思いが、さまざまにこめられていま
す。みずからが生きた世界の残酷さ、美しさ、荒々しさ。エリーナ・ムスト
ネンの初めてのスカルラッティ・ソナタ集は、ナポリからリスボンを経てマ
ドリード、そしてアンダルシアと、作曲者の旅をたどるアルバムとして構成
されました。

ABCD 217  \2080
C・P・E・バッハ (1714-1788):
オブリガート・ハープシコードとヴァイオリンのためのソナタ ニ長調 H502,
ヴィオラダガンバと通奏低音のためのソナタ ハ長調 H558
J・S・バッハ (1685-1750):
ヴィオラダガンバ・ソナタ ト短調 BWV1029,
ヴィオラダガンバ・ソナタ ニ長調 BWV1027
ヴェリ=マルクス・タピオ (ヴィオラダガンバ)
エリーナ・ムストネン (ハープシコード)
使用楽器:ヘンドリク・ヤーコプス (17世紀末アムステルダム)
ヴィレム・クレースベルヘン (1993年ユトレヒト、クシェ・モデル)
録音:2005年5月23日−25日 オリマッティラ教会
ヴィオラダガンバという楽器が忘れ去られようとしていたころ、バッハ親子
は、いくつかのソナタを書きました。〈ブランデンブルク協奏曲〉の楽しさ
を想いおこさせるJ・Sの2曲。C・P・Eのギャラントなスタイル。シベリウス
・アカデミーで学び、ジョルディ・サヴァルにも師事したヴェリ=マルクス
・タピオと、エリーナ・ムストネンが共演し、作品の様式と個性を踏まえな
がら、華やかで優雅、そして温もりのある音楽を聴かせます。ゆとりの音楽!
こういう演奏を聴くと、アカデミズムだけを追求する時代は終わったという
気がします。

NCD 27  \2080
わたしの海よ − オッリ・コルテカンガス (1955-):合唱作品集
五十年祭ミサのための音楽(1999)、緑の聖母(1975 rev.1980)、言葉(1987)、
「ピエ・カンツィオーネス」組曲(1996-2004)、3つのロマンス (1995)、
地中海(2002)
タウノ・サトマー (指) カンドミノ合唱団
録音:2004年4月2日−4日、2005年2月19日−20日 (言葉)
オラリ教会 (エスポー)
オッリ・コルテカンガスは、静岡音楽館AOIから委嘱され、合唱のための
〈木々のうた〉(1995)を間宮芳生と共作、日本とも縁の深い作曲家です。
シベリウス・アカデミー在学中、マグヌス・リンドベリやサーリアホらとと
もに“コルヴァト・アウキ (耳を開け)”を設立。フィンランド音楽シーン
に新しい風を呼びました。合唱曲は、放送と劇場のための音楽とともに得意
のジャンル。エスポー市の教区のために作曲したミサ曲 (五十年祭ミサ)
から無伴奏曲を5つ選んだ曲集、D・H・ロレンスの詩と新約聖書 (「ヨハネ
の黙示録」と、「ヨハネの福音書」) をテクストとする〈言葉〉、D・H・
ロレンスの英詩を歌う〈3つのロマンス〉、ラッシ・ヌンミの詩による〈地
中海〉。スタイルはさまざまです。タウノ・サトマー指揮のカンドミノ合
唱団は、〈フィンランディア賛歌〉などを歌った「フィンランド合唱作品
集」 (廃盤) や民謡集などで知られる、フィンランドを代表する合唱団の
ひとつ。

ABCD 208  \2080
月の光 駅で待ってる、赤いハイヒール、どこへ連れてってくれるの月か
しら?、メヘメトの嘘つき、むかしの歌、心を奪ったのは誰?、公園で、
最後の酒、放浪者、楽しみにお金を 他 (全13曲)
ヴィヒレア・パルマ、キルシ・ポウタネン
(ヴォーカル、バッキングヴォーカル)
ハンヌ・ランタネン(ベース、テューバ、バッキングヴォーカル)
ティモ・セッパネン(ギター、エレキギター、ハーモニカ、カンテレ、オル
ガン、バッキングヴォーカル)
ユハ・マンテュラ(アコーディオン、ピアノ、バッキングヴォーカル)
アンティ・ヘールマン(ヴァイオリン)
タパニ・ヤムセーン(カホーン、ダルブーカ、シンバル) ヴィレ・フォシュ
 (コンガ)
リスト・サルミ(テナーサックス、ソプラノサックス、クラリネット)
録音:2004年10月、2005年1月 ヘルシンキ
女性ヴォーカリスト、キルシ・ポウタネンは、ペドロ・アルモドバル監督の
映画が好き。彼女には夢がありました。キャンドルの灯のそば、誰かのいる
ところで音楽で語れる、そんな小さなオーケストラみたいなグループを作る
こと。できればワインでも飲みながら。そんな夢を実現するため彼女は、ア
ルモドバルの映画で歌われた歌のフィンランド語訳をシボネ・オロサに依頼。
みずからも詩を書き、作曲もするミュージシャン仲間のユハ・マンテュラら
が集まり、グループが結成されます。グループ名、ヴィヒレア・パルマ (緑
のパルマ) は、ちょっとスペインを想わせる、どこかはるか遠くの常夏の島。
フィンランドのシャンソンとでも呼べそうなアルバムが、こうして生まれま
した。

ABCD 215  \2080
モーニング・ムード,試さないでくれ,窓辺の白鳩,待っててごらん,平和的方
法,単純なこと,ベビーガールのためのワルツ,敬意,鐘をもった男
オルマリン・ウニオニ、ミッコ・“オルマリ”・ヤルヴィネン (ドラムズ)、
ヴィッレ・ラウハラ (ベース)、サク・ヤルヴィネン(ピアノ)、
マサ・オルパナ(テナーサックス、ソプラノサックス)
録音:2005年5月17日−19日 スタジオJJ (タンペレ)
オルマリン・ウニオニ (オルマリ・ユニオン) は1998年、フィンランド第2の
都市、タンペレに誕生しました。“地に足の着いたジャズ” がモットーです。
2004年のデビューアルバムに次ぐ、このセカンドアルバムでは、ヴィッレ・
ラウハラ、マサ・オルパナ、サク・ヤルヴィネンが作曲を担当。1960年代の
小編成スタイルをイメージした、落ち着いた雰囲気のジャズに誘います。





<SUPRAPHON>
SU 3860  \1650
ドヴォルザーク:ヴァイオリン作品集
ロマンティックな小品Op.75
カプリッチョ(1892)
ロマンス ヘ短調Op.11
ソナチネ ト長調Op.100
マズレック ホ短調Op.49
バラード ニ短調Op.15-1
パヴェル・シュポルツル(Vn)ぺトル・イジーコフスキー(P)
録音:2005年8月31日、9月1、16−17、22−23日プラハ、ルドルフィヌム
デリケートで伸びやかな音色。チェコの若い世代の旗手シュポルツルのはじ
けるような感性が光るドヴォルザーク。同じ顔ぶれによるデビュー盤(2002年
/ SU.3621)以来の再録Op.75のほか、ひとつひとつがたまらなくいとおしい
表情にあふれていて胸をしめつけます。

SU 3853  \1050
「ガブリエラ・ベニャチコヴァー / オペラ・アリア集」
ヴェルディ:「運命の力」「オテロ」、
プッチーニ:「トスカ」「蝶々夫人」「マノン・レスコー」、
チャイコフスキー:「スペードの女王」、
スメタナ:「リブシェ」「売られた花嫁」、
ドヴォルザーク:「ルサルカ」、
ヤナーチェク:「カーチャ・カバノヴァー」「イェヌーファ」より
ガブリエラ・べニャチコヴァー(S)
さまざまな演奏家
録音:1978−1997年
グルベローヴァと同じブラチスラヴァ生まれの名花べニャチコヴァーの魅力
いっぱいの一枚。





<Coviello>
COV 30513  2枚組  \4180
マーラー:交響曲第3番ニ短調
ブリギッテ・ピンテル(A)
ヒルデスハイム少年Cho.
マルティン・ヴェラー(ポストホルン)
ヨナス・アルバー(指)ブラウンシュヴァイク州立O.&同州立歌劇場Cho.
録音:2004年9月26&27日ブラウンシュヴァイク・シュタットハレ(ライヴ)
フランクの交響曲ほか(COV.30406)でも燻し銀の響きを聴かせた当楽団は、
起源を1587年ブラウンシュヴァイク=ヴォルフェンビュッテル公爵ユリウス
の創設した宮廷オケにまで遡る世界最古のオケのひとつ。実力の高さはお聴
きいただければお分かりになられるはず。ピンテルはヴェルザーメスト&
チューリヒ・オペラのDVD(「マイスタージンガー」マグダレーナ、「ばら
の騎士」アンニーナ)にも出ていた新進のアルト。





<claves>
50-2509/10  2枚組  \4180
ベートーヴェン:中期弦楽四重奏曲集
第7番ヘ長調Op.59-1「ラズモフスキー第1番」 / 第8番ホ短調Op.59-2「同
 第2番」/第9番ハ長調Op.59-3「同 第3番」/ 第10番変ホ長調Op.74「ハープ」
/ 第11番へ短調Op.95「セリオーソ」
シネ・ノミネ四重奏団
録音:2004年12月19−22日、2005年6月27−30日スイス、ヴェヴェイ
今年結成30周年を迎えたスイスの名門シネ・ノミネ・カルテット。ついに不
滅の金字塔ベートーヴェンに着手致しました。1806年から1810年にかけて書
かれたいわゆる「傑作の森」に位置する中期の5曲を、みずみずしく歌い上げ
ています。録音も優秀。






<ZIG-ZAG Territoires>
ZZT 050903  \2180
コレッリ:ソナタOp.5.7-12「ラ・フォリア」含む
フィッツウィリアム・アンサンブル
ジャン・ピエール・ニコラス(アルト・リコーダー)
ミッシェル・デュヴェリテ(ハープシコード&オルガン)
ブリュノ・コクセ(チェロ)
今村泰典(テオルボ&ギター)
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)は、イタリアが生んだ最初のヴァイオ
リン音楽の巨匠であったと言われます。《ヴァイオリンと通奏低音のための
ソナタ作品5》全12曲中の最後を飾る単一楽章の『ラ・フォリア』は特に有
名です。『ラ・フォリア』はイベリア半島が起源とされる古い舞曲。このア
ルバムでは、ヴァイオリンではなくリコーダーで演奏されています。ジャン
・ピエール・ニコラスの素朴なリコーダーの響きが、華やかな作品と相まっ
て独特の雰囲気を演出しています。フィッツウィリアム・アンサンブルは、
ムラなく心地よい情熱を醸し出しています。また、テオルボ&ギタの今村泰
典は、ソリストとしてまた、通奏低音奏者としてヨーロッパ各地の音楽祭に
招かれ、活発な演奏活動を行っています。

ZZT 2020801  \1650
ジュゼッペ・ヴァレンティーニ(1681-1753):合奏協奏曲 Op.6
アンサンブル415、キアラ・バンキーニ(Vn)
ジュゼッペ・ヴァレンティーニは、優れたヴァイオリニストとして活躍し、
室内楽作品を多く残したフィレンツェの作曲家。コレルリの弟子というだけ
あってその作品はしっかりした構成を持っています。また自身の弟子として
は、ロカテッリの名があげられます。キアラ・バンキーニは、スイスのルガ
ーノ生まれのヴァイオリニスト&指揮者。1981年、アンサンブル415を結成
し、同楽団を率いて演奏旅行に、録音にと活躍しています。ZZT020801の再
発売。カタログ付特別価格にてご提供致します。






<K617>
K617 176  \1880
ジャン・バティスト・リュリ:
[歌劇]:イシス、アマディス、アルセスト、ペルセウス、アルミード
レ・パージュ・エ・レ・シャントル(ヴェルサイユ・バロック音楽センター
合唱団)
オリヴィエ・シュネーベリ(指)
このアルバムは、色彩豊かなリュリの歌劇:イシス、アマディス、アルセスト、
ペルセウス、アルミードからの抜粋で、バロック音楽劇の魅力を発見するこ
との出来る内容となっています。リュリのオペラは当時のフランス宮廷の趣
味を反映した、明確さと叙情性、優雅で官能的な美しさに満ちています。演
奏は、フランス古楽合唱界を代表するレ・パージュ・エ・レ・シャントル
(ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団)。

K617 175  2枚組  \2850
《オ・アモール・ブラジレイロ》
モディーニャ&ルンドゥ・ド・ブラジル
リカルド・カンジ(Fl) ロサーナ・ランゼロッテ(Pf) 
ヴォワ・ブラジリエンスO&aCho
19世紀前半にポルトガル王室がブラジルに移転、国王ジョアン6世は音楽を愛
し、ヨーロッパから作曲家マルコス・ポルトガルと、オーストリア人のピア
ニストでハイドンの弟子であるジーギスムント・ノイコム(1778-1858)を呼び
寄せました。また国王はブラジル国内の音楽家にも関心を持ち、鍵盤楽器奏
者のジェセ・マウリシオ・ヌネス・ガルシア(1767-1830)は王室聖歌隊の監督
に任命させました。このアルバムは、このような背景を持つ19世紀ブラジル
音楽を取り上げたもの。「ルンドゥ」は典型的な大衆音楽の一つで、コミカ
ルな歌と踊りがあります。19世紀前半に流行した「モディーニャ」は哀愁に
満ちたラブソング。ブラジルのサロンやポルトガル王室でも歌われていました。





<AEON>
AE 0540  \2180
ショーソン:ピアノ四重奏 イ長調Op.30
フォーレ:ピアノ四重奏 ハ短調Op.15
シューマン四重奏団
テディ・パパヴラミ(Vn) クリストフ・シラー(Va)
フランソワ・ギュイエ(Vc) クリスチャン・ファーヴ(P)
ショーソン晩年の曲であるピアノ四重奏曲は、フランス的美的感覚と東洋的
な異国趣味とが混じり合った秘曲。クリスチャン・ファーヴの伸びやかなピ
アノが何よりも美しい演奏です。
またフォーレは叙情的な旋律が特徴で、特にピアノ四重奏曲の第4楽章ではピ
アノの清冽さの際立つ作品です。またヴァイオリンのパパヴラミの深みのあ
る音色が印象的です。





<PRAGA>
PRD 350013(SACD-Hybrid)  7枚組  \9450
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
DISC1:第4,5&1番 DISC2:第3,2&6番 DISC3:第7&8番 DISC4:第9&10番 
DISC5:第11,13番(大フーガ付き)&新たなフィナーレ DISC6:第12&14番 
DISC7:第15&16番
プラジャーク四重奏団
プラジャーク四重奏団によるベートーヴェン:弦楽四重奏全集シリーズが遂
にBOXセットにて発売されます。しかも、すべてSACDハイブリッド!!以前
通常盤で発売されていたものも、SACDハイブリッドに生まれ変わり全集に収
められています。弦の繊細な高音域を味わうにはSACDはうってつけ。また彼
らの音楽は、味わい深く豊かに音楽を描き出しています。昔懐かしのカル
テットを聴いているような温かみのある演奏です。

PRD 350014  3枚組  \4050
[CD1]
スメタナ:
弦楽四重奏 第1番 ホ短調「わが生涯より」,
「わが故郷より」-ヴァイオリンと*ピアノのための2つの二重奏曲,
弦楽四重奏曲 第2番 ニ短調
[CD2]
ドヴォルザーク:
弦楽四重奏 第14番 変イ長調Op.105(B193),
弦楽四重奏 第12番 ヘ長調 「アメリカ人」Op.96(B179)
[CD3]
ヤナーチェク:
弦楽四重奏 第1番 「クロイツェル・ソナタ」,
ヴァイオリン・ソナタ(1912/21),弦楽四重奏 第2番「内緒の手紙」
プラジャーク四重奏団、*萱原裕子(P)
美しい音を持ち味とするプラジャーク四重奏団。伝統の音色と新鮮な表現で
スメタナのベスト・カップリングを聴かせてくれるディスク1。ドヴォルザー
クの弦楽四重奏「アメリカ」は、躍動感溢れる演奏を披露しているディスク2。
深みのある伝統の音色、チェコの醍醐味を味わうことの出来るディスク3。
独特の個性を今なお持ち続けているプラジャーク四重奏団を堪能出来ます。

PRDDSD 250220(SACD-Hybrid)  \2280
ブラームス:
弦楽四重奏 第3番 変ロ長調 Op.67,*ピアノ五重奏 ヘ短調 Op.34
プラジャーク四重奏団、 *イヴァン・クランスキ(P)
いずれ劣らぬ名技の持ち主プラジャーク四重奏団の団員に加えて、イヴァン・
クランスキの清新なピアノ演奏を聴くことが出来ます。弦楽四重奏 第3番は、
ブラームスの傑作における見事な音楽性、作品の本質を見事に浮かびあがら
せています。深い広がりを感じさせる渋い演奏です。ピアノ五重奏は、緻密
に作曲されたスケールの大きい作品。ピアノは非常に難易度が高く、イヴァ
ン・クランスキのピアノ演奏が音楽に深い内容と充実感を与えています。

PRDDSD 250205(SACD-Hybrid)  \2280
ボフスラフ・マルティヌー:弦楽四重奏曲 第2.4&5番
コチアン四重奏団
マルティヌーは、大変多作な作曲家で6曲の交響曲始め、様々な楽器のため
の30曲近くもの協奏曲、11作のオペラをはじめ、あらゆる分野で作曲を行い、
7曲の弦楽四重奏曲を残しました。マルティヌーは、独特の素朴なリズム、
土俗的な響きが特徴。コチアン四重奏団はプラハを拠点に活動し、スメタナ
四重奏団の指導のもと設立されました。鮮やかで生気に満ちた演奏は、作品
に新たな息を吹きかけるものとなっています。






<HARMONIA MUNDI>
HMC 901870  \2080
シューベルト:ヴァイオリン作品集
幻想曲ハ長調Op.159D.934、
ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲イ長調D.574、
ロンド(華麗なロンド)ロ短調Op.70D.895
イザベル・ファウスト(Vn) アレクサンドル・メルニコフ(P)
欧米各国で目覚しい活躍ぶりを見せ、最も注目される若手ヴァイオリニスト、
イザベル・ファウスト。同時代音楽の重要性を認識し積極的な姿勢を見せ、
アバンギャルドなレパートリーの演奏や世界初演も数多い。またピアノは20
世紀の巨匠・リヒテル秘蔵っ子,アレクサンドル・メルニコフ。ここでは非常
に質の高いシューベルト演奏を聴くことが出来ます。きりりと冴えた持ち味
を活かしつつ流麗に演奏するファウスト。「ヴァイオリンとピアノのための
二重奏曲」では彼女のシューベルトの音楽への深い理解を感じさせる演奏で
す。聡明でチャーミングなファウストのヴァイオリンをアレクサンドル・メ
ルニコフのピアノがしっかりと支えています。





<PUREMUSIC>
ピュアミュージックは、現在のレコード会社との間では失われたアーティスト
との関係を再確立するために立ち上げられました。レコード会社主体ではなく
アーティスト主体の録音を行っていく方針です。また、ハイブリッドSACD
(5.1DSDシステム)高音質、高品質をレーベルの柱に掲げ、ライナーノーツは専
門家による充実した内容、CDジャケットでは現代アート界で注目されている
有名なアーティストを起用するなど、高級志向の新レーベル。マルタ・アルゲ
リッチやロビー・ラカトシュと言った著名なアーティストも名を連ねており、
注目のレーベルの登場です。
※今回のジャケットに使用されているアダム・フスは1961年生まれ、1982年に
英国からニューヨークに移り住んでいます。1990年代になってから注目される
ようになり、 1997年に刊行された写真集『Adam Fuss』の成功で広く知られる
ようになりました。1点もののフォトグラム作品は現代アートのオークション
で 高値で取引されることで知られています。

5414706 10212(SACD-Hybrid)  \2450
プロコフィエフ:交響曲第1番「古典的交響曲」(2台ピアノ版 編曲:寺嶋陸也)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番
プロコフィエフ:チェロ&ピアノのためのソナタ ハ長調Op.119
チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出Op.42K-第3曲メロディー
プロコフィエフ:
3つのオレンジへの恋Op.33-行進曲(ヴァイオリンとピアノ版編曲)
ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34/14
ポリーナ・レスチェンコ(P)
マルタ・アルゲリッチ(P)
クリスチャン・ポルテラ(Vc) ロビー・ラカトシュ(Vn)
ロビー・ラカトシュ(Vn) クリスチャン・ポルテラ(Vc)
録音:2005年4月7-9日&5月15日
マルタ・アルゲリッチとポリーナ・レスチェンコによる「プロコフィエフ:交
響曲第1番<古典的交響曲>の2台ピアノ版」は、1998年アルゲリッチの委嘱で寺
嶋陸也により編曲されたもの。アルゲリッチのお気に入りの作品の一つです。
ポリーナ・レスチェンコは、23歳の若手ピアニスト。「マルタ・アルゲリッチ
・プレゼンツ・ポリーナ・レスチェンコ」で2004年にEMIよりデビューしてい
ます。どんな難曲でも弾きこなしてしまうほどのテクニックの持ち主。アルゲ
リッチに劣らぬ気迫でバリバリ聴かせてくれています。そして、ハンガリーの
ジプシー・ヴァイオリンの名門である、ラカトシュ家の7代目、ロビー・ラカ
トシュによる「チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出」と「ラフマニノ
フ:ヴォカリーズ」も収録。
※アルゲッリチは2005年度高松宮殿下記念世界文化賞、音楽部門を受賞してい
ます。

5414706 10192(SACD-Hybrid)  \2450
シューマン:
幻想小曲集Op.73
ヴァイオリンとピアノのためのソナタOp.105
ヴァイオリンとピアノのためのソナタOp.121
ドーラ・シュヴァルツベルグ(Vn) ポリーナ・レスチェンコ(P)
録音:2004年11月15-17日
5414706 101926
ド・ラ・シュヴァルツベルグはマスタークラスの講師と共に審査員を務めてお
り、ルーガーノ・フェスティヴァルや別府音楽祭にも参加しています。ヴァイ
オリン・ソナタはシューマンの精神状態の悪化、悲劇的な終焉を暗示するよう
な作品。幻想小曲集Op.73は、クラリネットとピアノ版が一般的ですが、シュ
ヴァルツベルグのヴァイオリンは非常に甘美で美しい演奏に仕上がっていま
す。ポリーナ・レスチェンコの厚いサポートも聴き所です。

5414706 10202(SACD-Hybrid)  \2450
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
ペドロ・ブルメスター(P)
2005年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンにも参加したポルトガルのトッ
プ・ピアニスト、ペドロ・ブルメスター。卓越したテクニックと見事な音楽性
で聴衆を魅了しました。このアルバムでもシューマンとリストに大曲を伸びや
かに難なく弾きこなしています。

5414706 10182(SACD-Hybrid)  \2450
ヨージェフ・バログ:火の踊り/ジプシー・ボレロ/チッコム・パラフレーズ
ミシェル・ルグラン:パパ、見守っていて
チック・コリア: チフリコ(ゴット・ア・マッチ)
ロシア民謡:バラノチカの飴
R.ラカトシュ:私の歩むべき道は
ローレンス・ウェイナー:ディヴェルティメント
シャルル・トレネ:残されし恋には
R.ラカトシュ:イントロ
日本民謡:さくらさくら
ジョン・ルイス:ジャンゴ
I.チャンパイ:ビハリの思い出/J.ビハリ:カティよ、おいで
カールマン・チェーキ:6月11日の夜想曲
ロビー・ラカトシュ(Vn),ラカトシュ・アンサンブル
ラースロー・ボーニー(Vn),カールマン・チェーキ(P),
エルネスト・バンゴー(ツィンバロン),オスカール・ネーメト(コントラバス)
アッティラ・ロントー(G)
録音:2004年12月13-14日
ハンガリーのジプシー・ヴァイオリンの名門であるラカトシュ家出身、ジャン
ルを超えた活動で世界を仰天させているロビー・ラカトシュが、新レーベル
”pure music”に登場。R.ラカトシュのオリジナル曲、フランス映画音楽の
巨匠ミッシェル・ルグラン、ジャズ・ピアノ界の巨人チック・コリア、そし
てロシア民謡、日本民謡まで、ジプシー音楽に限らずどんな曲でも濃厚にそ
して楽しく聴かせてくれます。ヨージェフ・バログ:火の踊りは、ラカトシュ
の得意とする作品。民族的曲調とラカトシュ率いるアンサンブルとの絶妙な
パフォーマンスを楽しむことが出来ます。また、この作品とラカトシュの顔
をモティーフにしたジャケットも凄みがあります。





<SUPRAPHON>
SU 3824  \1350
モーツァルト: 協奏交響曲変ホ長調K.297b
モーツァルト: 交響曲第39番変ホ長調
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
J.シェイバル(Ob)  A.ルィビン(Cl)  K.ヴァセク(Fg)  M.シュテフェク(Hr)
録音:1949年&1955年
2006年生誕250周年を迎えるモーツァルトの後期の三大交響曲の劈頭を飾る
39番と、木管楽器のための協奏交響曲K.297bの組み合わせ。チェコ・フィル
の美しくも豊かな響きとターリヒの深い音楽性が溢れ出す演奏です。

SU 3825  \1350
ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調Op.33
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲第2番変ロ短調
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
フランチシェク・マクシアン(P) ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
録音:1951年&1952年
ターリヒのドヴォルザークを聴いたエフゲニー・ムラヴィンスキーはそのす
ばらしさに感嘆し、その後ドヴォルザークを演奏しなかったと言われている
ほど、ターリヒのドヴォルザークは独特の風格があります。ロストロポーヴィ
ッチのチェロ協奏曲第2番は、圧倒的な技巧と豊かな音量でターリヒのスラヴ
風演奏を引き立てています。

SU 7010(DVD-Video)  \4750
1h 15'76"
PCM&Dolby Digital Stereo
All regions
モノクロ/カラー
英語、チェコ語、ドイツ語、フランス語
NTSC4:3/16:9
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1集Op.46&スラヴ舞曲第2集Op.72
ドキュメンタリー(自負と謙遜)、フォトグラフィー
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1955年
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団を現在あるような国際的なオーケストラに
まで高めたといわれているターリヒ。そのターリヒの功績を演奏とドキュメン
タリーとで辿るDVDが発売されます。民族の血、民族の音がぶつかり合う
瞬間を目の当たりにすることができるでしょう。

SU 3841  \1650
スメタナ:ピアノ曲集
マクベスと魔女 ・好奇心の強い男(シューベルト:美しい水車小屋の娘より
編曲)
ポルカ・ラプソディー ・ベッティーナ・ポルカ ・演奏会用練習曲ハ長調
ポルカの形式によるボヘミアの思い出Op.12-13
海辺にてOp.17・チェコ民謡にもとづく協奏幻想曲
イトカ・チェホヴァー(P)
録音:2005年7月3,4,9,10日 プラハ、ルドルフィヌム
スメタナのピアノ作品は傑作揃い!極めてピアニステッィクな曲が多く、高
度なテクニックを要するものも少なくありません。「海辺にて(演奏会用練
習曲)Op.17」はスメタナのピアノ曲の中でも有名なもののひとつで、彼のス
ウェーデン滞在中に見た海の印象を表していて、激しい波が打ち寄せては引い
ていく様を模倣しています。リストの数々の演奏会用練習曲を彷彿とさせる
ヴィルトォーゾな作品です。





<Mirare>
MIR 008  \2280
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&3番
ボリス・ベレゾフスキー(P)
ドミトリー・リス(指)ウラル・フィルハーモニー
90年のチャイコフスキーコンクールの優勝者ボリス・ベレゾフスキー。ロシア
ン・ピアニズムの後継者が今回はリリースするのは、「ラフマニノフ:ピアノ
協奏曲第2番&3番」。「ラフマニノフ/24の前奏曲(MIR004)」では、卓越した
技巧でその実力を知らしめてくれました。今回の協奏曲でも、圧倒的テクニッ
クでドラマティックな演奏を披露しています。第2番で聴かせてくれる持続性
のある集中力と適度な感情移入は、彼の明晰さと正統派スタイルを表すもの
と言えます。また第3番は、強靱かつ洗練されたリズムや華やかなサウンドと、
息を呑むような美しい旋律が表裏一体となった音楽を聴かせてくれます。ラ
フマニノフ作品の本質に踏み込み、卓越した技巧と躍動感溢れる聴き応えの
ある1枚。




<harmoniamundi france>
HMC 901850  2枚組  \3300
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672)
シンフォニア・サクラ第3集op.12(1650年)
コンラート・ユングヘーネル(指)
カントゥス・ケルン&コンチェルト・パラティーノ
〔ヨハンナ・コスロフスキ、モニカ・マウク(S)、エリザベス・ポピエン、
ヘニング・ヴォス(A)、ハンス=イエルク・マメル、
ヴィスフリート・ヨッヘンス(T)、ステファン・シュレッケンベルガー、
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ、マティアス・ゲルヒェン(B)〕
シュッツの不朽の名作、シンフォニア・サクラ第3集が、カントゥス・ケルン
とコンチェルト・パラティーノという夢のような組み合わせで登場です。管
の響きはどこまでも華麗で、声のアンサンブルも一糸乱れず実に見事です。
17世紀半ば、ザクセンの宮廷楽長として音楽的に絶大な権力をもち、その名
声をほしいままにしていたシュッツ。彼の当時の音楽的支配力を感じさせる
豪奢な音作りには圧倒されます。

HMU 907405  \2080
第12回ヴァン・クライバーン国際コンクール 第2位 ジョイス・ヤング
J.S.バッハ:フランス風序曲BWV 831
リスト:ドン・ジョヴァンニの回想
カール・ヴァイン:ピアノ・ソナタ第1番
D.スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.492
リスト:ハンガリー狂詩曲第6番
ジョイス・ヤング(Pf)
クライバーンコンクール第2位のジョイス・ヤングのコンクールライブ録音。
バッハもさることながら、リストの「ドン・ジョヴァンニの回想」は実に強
烈。抜群のバリバリのテクニックと音楽性は衝撃的ですらあります。スカル
ラッティも鮮烈、聴衆と一体となった熱い雰囲気がひしひしと伝わってきます。

HMU 907406  \2080
第12回ヴァン・クライバーン国際コンクール、第3位 サー・チェン
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調
ラヴェル:ガスパールの夜
セバスティアン・クリエ:
スカルラッティ・カンデンツァとブレインストーミング
リスト:スペイン狂詩曲
ストラヴィンスキー:練習曲OP.7-4
サー・チェン(Pf)
第3位入賞者サー・チェンのライヴ録音。熱く厚い音は実に印象的です。ショ
パンのソナタ第3番は冒頭から怒涛のような情熱、聴かせてくれます。薫るロ
マンティシズム、熱い音はジュリアードじこみならではの魅力です。第14回
ショパン・コンクール(2000年)の第4位入賞者でもある、実力派です。

HMX 2908183  3枚組  \3050
「Missa」ミサ
【CD1】マショー、ビュノワ、ブリュメル、ジョスカン・デプレ、ジャヌカン、
リシャフォール、チプリアーノ・デ・ローレ、パレストリーナ、パドヴァーノ
モンテヴェルディらのミサ曲
【CD2】シャルパンティエ、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンのミサ曲
【CD3】メンデルスゾーン、シューベルト、ロッシーニ、ブルックナー、
フォーレ、プーランク、マルタン、バーンスタインのミサ曲
シャペル・ロワイヤル&ヘレヴェッヘ、コレギウム・ヴォカーレ、
クレマン・ジャヌカン・アンサンブル&ドミニク・ヴィス、
アンサンブル・オルガヌム、RIAS室内合唱団、
レザール・フロリサン&クリスティ、
ベルリンドイツ交響楽団&ケント・ナガノ、オルランド・コンソート他多数
ハルモニア・ムンディの膨大なカタログの中からとびきりの名曲&名演のミサ
を3枚セットにいたしました。まさに心洗われる音楽ばかりです。バーンスタ
インのミサ曲がはいっているのもなんともいえない魅力です。

HMX 2908186  3枚組  \3050
「Lied」リート
【CD1】ベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ)
      シューマン、ドヴォルザークらの歌曲
【CD2】ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)
      ベートーヴェン、シューベルト、コルンゴルトらの歌曲
【CD3】ヴェルナー・ギュラ(テノール)
      シューベルト、R.シューマン、C.シューマンらの歌曲
ムンディの擁する今をときめく歌手たちによる、珠玉の歌曲集です。3人を
いっぺんに聴くと、実に豊かで贅沢な気分になれます。





<URANIA>
RIT55 200  \1350
マーラー:交響曲第1番「巨人」
ラファエル・クーベリック(指)トリノRAI響(録音:1956年、トリノ)

RIT55 201  \1350
ブラームス:交響曲第4番
メンデルスゾーン:真夏の夜の夢
ルドルフ・ケンペ(指)ミラノRAI響(録音:1956年、ミラノ)

RIT55 202  \1350
ストラヴィンスキー:「ペルセフォネ」
ストラヴィンスキー(指)マデレーヌ・ミヨー(語り)、
リチャード・ルイス(Tn)トリノRAI響(録音:1954年、トリノ)

URN22 287  5枚組  \6750
ブルックナー:交響曲第4/5/7/8/9番
フルトヴェングラー(指)
4/5 ウィーンPO (1951),7/8 ベルリンPO(1949),9ベルリンPO(録音:1944年)

URN22 285  2枚組  \2700
ボーイト:歌劇「メフィストーフェレ」
ヴィットリオ・グイ(指)ローマ歌劇場O&Cho.
ボリス・クリストフ、ジャチント・プランデッリ、オリエッタ・モスクッチ
(録音:1955年)

URN22 286  2枚組  \2700
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」
トーマス・ビーチャム(指)ロンドンP.O.コヴェントガーデンCho.
ヒルデ・コネツニ、リヒャルト・タウバー、ステッラ・アンドレ−ヴァ
(録音:1939年)

URNSP 4246  2枚組  \2700
J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲、半音階的幻想曲とフーガ、
インヴェンション、シンフォニア
クラウディオ・アラウ(Pf)(録音:1942年,1945年)

RM11 927  \1350
ブラームス:ヴィオラ・ソナタOp.120-1,2
ヒンデミット:白鳥を焼く男
ウィリアム・プリムローズ(Va)、ルドルフ・フィルクスニー(Pf)
ジョン・プリッチャード(指)室内O

RM11 926  \1350
ショーソン:愛と海の詩
ブラームス:四つの厳粛な歌 ほか
キャスリーン・フェリアー(At)
ジョン・バルビローリ(指)ハレO,マルコム・サージェント(指)BBC響
(録音:1949年,1951年)






<haenssler>
=SWR MUSIC=
シリーズ特別篇
KDC 9002(DVD-Video)  \4050
[93.902]
NTSC 4:3
字幕:独・英・仏
「カール・シューリヒト・ポートレイト」
ロルフ・ウンケル監修「シューリヒト-生涯の肖像」41’38”
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
モーツァルト:交響曲第35番ニ長調「ハフナー」より終楽章
カール・シューリヒト(指)シュトゥットガルト放送SO.
収録:1957年、1958年、1956年
「カール・シューリヒト・コレクション」番外編ともいえる映像作品がリリー
ス!モノクロ・モノラルながら鮮明な映像と音でシューリヒトの指揮姿が蘇り
ます。「ハフナー」はSWRが収録したドイツ・モーツァルト・フェスティバル
のライヴ。シューリヒトのドキュメント「生涯の肖像」も見ごたえ満点で、
ブラームス3番のリハーサル風景などファンにはすべてが興味の尽きない内容
となっています。映像特典として「写真で綴るシューリヒトの生涯」も収録。





<Ondine>
ODE 1056  \2080
ヨハン・メルヒオル・モルター (1696-1765): 
クラリネット協奏曲第1番 イ長調 MWV6:36
クラリネット協奏曲第3番 ト長調 MWV6:38 
クラリネット協奏曲第4番 ニ長調 MWV6:39
モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K622*
カリ・クリーク (D管クラリネット、バセットクラリネット*)
アッシ・カルットゥネン (ハープシコード通奏低音 (モルター))
ヨン・ストゥールゴールズ (指) タピオラ・シンフォニエッタ 
録音:2004年9月 タピオラ・ホール (エスポー市) (モルター)、
2005年8月 セッロ・ホール (エスポー市)
フィンランドのクラリネット奏者、カリ・クリーク (1960-) は、2004年に来
日し、クラリネット奏者と音楽ファンの間で、一段と評価と人気が高まりま
した。そのクリークがモルターとモーツァルトの協奏曲を録音 ヨハン・メ
ルヒオル・モルターはアイゼナッハの生まれ。約170曲の交響曲 (シンフォニ
ア)、室内楽曲、カンタータのほか、90曲を超す協奏曲を作曲。クラリネット
のための協奏曲 (6曲) は1747年から1750年にかけて書かれました。この楽器
のための協奏曲としてはもっとも初期の作品です。2度ほど訪れたイタリアで
出会ったヴィヴァルディ、アルビノーニ、マルチェッロといったバロック期
の作曲家と、古典時代に移ろうかという時期のふたり、ペルゴレージとサン
マルティーニの影響を受けています。オーケストラなどで使われ、一般的な
A管 (イ管) やB管 (変ロ管) ではなく、D管 (ニ管) クラリネットのために
書かれました。ストラヴィンスキーやシュトラウスも好んで使ったD管は、
かわいらしい音色が特徴。モルターの協奏曲でも、高域の明るい響きが活か
されます。第1番と第4番の緩徐楽章の憂いをおびたメロディ。光の粒をまき
散らすような終曲。ほとんど録音されてこなかったのが不思議なくらい、魅
力的な作品です。クリークはモーツァルトの協奏曲をバセットクラリネット
で演奏しています。モーツァルトは、バセットクラリネットのメランコリッ
クな響きを好んだと言われ、〈皇帝ティートの慈悲〉、〈レクイエム〉など、
晩年の作品で重要な使い方をしています。 クリークの演奏は、軽妙な動き
と、たえず光と影が交差する響きが魅力。彼のモーツァルトは、器用に指は
動くものの、何気なく始まり、何もなく終わってしまう演奏とは次元が違い
ます。表情の豊かさと音楽の推進力が巧みにバランスしているのも、クリー
クの音楽の特色です。ヨン・ストゥールゴールズ指揮タピオラ・シンフォニ
エッタの和声感と、モーツァルトの和声感の美しい調和。素敵なアルバムの
誕生です。





<naive>
ラジオ・フランス・コレクション
V 5031  \1980
ハンス・アイスラー(1898-1962):ドイツ交響曲 作品50
エリアフ・インバル(指)ラジオ・フランス管弦楽団
ゾフィー・コッホ(S)、キャロリン・マズア(A)、
アイケ・ヴィルム・シュルテ(Br)、
ジャン=ルイ・デュポワ&ピエール・ルー(Bs)
録音:2004年11月19日ライヴ
エリアフ・インバルnaive初登場です。曲は、アイスラーの問題作「ドイツ
交響曲」。アイスラーは、ナチに激しく抵抗し、様々な地を亡命しながら生き
た作曲家です。盟友ブレヒトの詩に基づいてつけた音楽の内容はかなり生々し
く、辛い現実を感じさせる作品です。「ドイツ交響曲」は、激しくファシズム
を批判した内容のカンタータと器楽楽章とで構成されています。冒頭のプレ
リュードはヴェーベルンの初期作品を思わせるネットリ系の和声で濃厚に展
開され、つづく作品では、ナチの抑圧への怒りや恐ろしさ、ポツダムでので
きごとなどが歌われていきます。そして作品が進むにつれて、曲の反乱ムー
ドは次第に高まり、より具体的な集団の怒りや叫びが7曲目の「反乱者の鉛の
棺での埋葬」、8曲目の「農民のカンタータ」、そして9曲目の「労働者のカ
ンタータ」で爆発します。作品の最後は、ソプラノと合唱が「絶望して血ま
みれの顔の子供たちを見てください、凍ったタンクから逃げ出して来る子供
たちをみてください。獰猛な狼でさえ隠れ家をもっています。子供たちをあ
たためてあげてください、彼らの手足はかじかんでしまっています。子供た
ちを見てください」と訴え、静かに幕を閉じるというなんとも悲痛な幕切れ。
インバルは実にみごとな指揮ぶりで、曲が終わった後の拍手も収録されてい
ますが、鳴り止む気配がありません。





<Mirare>
MIR 007  \2280
ドメニコ・スカルラッティ:チェンバロ・ソナタ集
ニ短調K.213、ニ長調K.214、ロ短調K.227、ニ長調K.511、ト短調K.8、
ハ短調K.56、ハ短調K.526、ヘ長調K.468、ヘ長調K.525、ヘ短調K.466、
ヘ長調K.366、ヘ長調K.276、ヘ長調K.151、ニ短調K.517、ロ短調K.27、
ト長調K.146
ピエール・アンタイ(cemb)
(2002年バルバストにてフィリップ・ユモーにより製作されたイタリア式クラ
ヴサンを使用)
録音:2005年
新世代の実力派チェンバリストとして世界中で注目されているピエール・アン
タイ。瑞々しく、スケールが大きい情熱的な演奏を聴かせてくれています。
作品に対する真摯な姿勢と、楽器の特性を捕らえた柔軟な解釈が際立ってい
ます。スラルラッティのソナタは、古典派以降の他楽章形式のソナタとは違っ
て、多少の例外はあるものの、ほとんどが単一楽章で単純な二部形式という
構成になっています。両手の交差、アルペッジョや装飾音の使用、急速な連
打、音程の大きな跳躍などの、当時としては非常に新しいテクニックを演奏
に求めています。アンタイの大胆な演奏が映える作品群と言えるでしょう。

MIR 006  \2280
ペルゴレージ:スターバト・マーテル
フィリップ・パロット(指)リチェルカール・コンソート
ヌリア・リアル(S) カルロス・メーナ(C-T)
「スターバト・マーテル」は、十字架上のキリストを見つめる聖母マリアの
悲しみを切々と綴った作品。わずか26歳でこの世を去ったペルゴレージが
その最後に書いた遺作であり最高傑作。Mirare・レーベルにリリースを重ね
ているカルロス・メーナは、スペイン随一のカウンター・テナー。そしてソ
リストとして大活躍中の美貌のソプラノ、ヌリア・リアル。フィリップ・パ
ロット率いるリチェルカーレ・コンソートの奏でる至福の音楽。この作品を
聴くための役者がすべてそろったアルバムです。

MIR 005  \2280
フランソワ・クープラン:
王宮のコンセール第1.2&7番
趣味の融合(新しいコンセール)第14番
ダニエル・キュイエール(指)
アンサンブル・ストラディヴァリア
「王宮のコンセール」は、ヴェルサイユ宮殿で行われていた演奏会のために
作曲され、穏和な気品に満ちた作品です。ダニエル・キュイエール率いるア
ンサンブル・ストラヴァリアは、優美で洗練されたアンサンブルの妙味を聴
かせてくれます。軽やかで愛らしい、いかにもフランス風な感じが良く出て
いる演奏です。






<AMBROISIE>
AMB 9989  2枚組  \3760
CD1:60'25"
CD2:63'34"
フランソワ・クープラン:クラヴサン曲集 第1,3,6&7組曲
ヴィオレーヌ・コチャール(Cemb)
クープランのクラヴサン作品は、情景をありありと呼び覚ますような題名を
もち、調の選択と冒険的な和声法や不協和音によって雰囲気を表現していま
す。ヴィオレーヌ・コチャールの気品溢れる演奏が、ルイ15世時代の典雅を
新鮮に蘇らせます。






<AEON>
AE 0535  2枚組  \4360
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ
テディ・パパヴラミ(Vn)
1971年、アルバニア生まれのパパヴラミのバッハの無伴奏。パパヴラミは素
晴らしい個性の持ち主であり、音楽に打つ込む情熱とスケールで突出した才
能があります。生き生きとした、深みのある音色で、独特な演奏です。シャ
コンヌでは、悲壮感漂う憂いがあります。圧倒的なテクニックによる闊達し
た音楽作りは実に見事。





<BONGIOVANNI>
GB 2390  2枚組  \3760
ポンキエッリ:「リトアニア人」
林康子(S アルドーナ),
オッターヴィオ・ガラヴェンタ(T ワルテル/コッラード),
アレッサンドロ・カッシス(Br アルノルド),他
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指)RAIトリノ放送交響楽団,合唱団
録音:1979年5月
ドニゼッティの「大洪水」(GB 2386)に続く、林康子のイタリアオペラ、
登場!ポンキエッリの「リトアニア人」は、「ジョコンダ」の2年前の1874年
にスカラ座で初演された作品で、原作はリトアニア生まれのポーランドの国
民的詩人アダム・ミツキエヴィチ。物語は、14世紀終り、キリスト教に改宗
したリトアニアと、これに異を唱えたドイツ騎士修道会との争いが背景、リ
トアニア人のワルテルが妻アルドーナと別れて10年、彼はマリエンブルクで
コッラードとう名で騎士修道会の大総長になっています。しかしそれはリト
アニアを勝利に導くための作戦。計画はうまく行きますが、正体のばれた彼
は毒を飲んで死んでしまいます。「アイーダ」と同時期の作品、同じギスラ
ンツォーニが台本ということで、比較するのも面白いでしょう。林がイタリ
ア人を唸らせる熱唱、第3幕のアリアは感動的です!さらに1980年代に藤原歌
劇団にも何度か来演した名テノール、ガラヴェンタ、指揮は大御所ガヴァッ
ツェーニと高水準の演奏です。RAIの公開収録で、良好なステレオ録音、もち
ろんRAIのライセンスを得ての正規発売です!

GB 2388  2枚組  \3760
ボーイト:「ネローネ」
ブルーノ・プレヴェディ(T ネローネ),
アゴスティーノ・フェリン(Bs 魔術師シモン),
イルヴァ・リガブエ(S アステリア),
アレッサンドロ・カッシス(Br ファヌエル,
ドジテーオ),ルツァ・バルダーニ(Ms ルブリア),他
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指)RAIトリノ交響楽団,合唱団
録音:1975年8月23日
アッリーゴ・ボーイト(1842-1918)は、ヴェルディに「オテッロ」、「ファル
スタッフ」、ポンキエッリに「ジョコンダ」の台本を提供したことで有名な
人物。一方作曲家としても「メフィストーフェレ」なんていうユニークな作
品を残しています。この「ネローネ」は、1870年代に着手してから亡くなる
まで作曲を続けたものの、最後の第5幕が欠けたまま未完に終わり、ボーイト
を敬愛したトスカニーニが監修、スカラ座で初演しています。悪名高いロー
マ皇帝ネロの話ですが、ネロは小心者で、彼を取り巻くキリスト教徒と異教
徒の人間模様を描いています。この録音はRAIトリノの収録で、プレヴェディ、
フェリン、リガブエと名歌手が揃い、さらにガヴァッツェーニの指揮と万全。
RAI収録の良好なステレオ録音をライセンスを得ての正規発売です!

GB 2406  2枚組  \3760
パイジェッロ:「星占師気取り」
マウーロ・ウツェーリ(Bs ペトローニオ),
ステファニア・ドンツェッリ(S クラリーチェ),
ティツィアーナ・スパニョレッタ(S カッサンドラ),
ドナート・ディ・ジョイア(Br ジュリアーノ)
ロレンツォ・フィーコ(指)
ジョヴァンニ・パイジェッロ音楽祭管弦楽団,合唱団
録音:2004年11月10日
パイジェッロの「星占師気取り」(あるいは「偽の星占師」とも)は、パイ
ジェッロがサンクト・ペテルブルグで宮廷劇場で働いていた時期(1776-1784)
の作品の一つで、1779年にエルミタージュ劇場で初演され、大成功を収めま
した。自称星占師&哲学者のペトローニオには二人の娘、クラリーチェとカッ
サンドラがいます。本物の哲学者の青年、ジュリアーノがクラリーチェに恋
をし、ギリシャの老哲学者に変装して彼女に近づいて結ばれる、というもの。
エカテリーナ女帝も見たであろう楽しいオペラです。パイジェッロの生地、
南イタリアの港町、ターラントでのパイジェッロ・フェスティヴァルでのラ
イヴ録音。

GB 2394  \1880
カタラーニ:「鎌」
パオラ・ロマーノ(S ゾーラ),カルロ・トリアーニ(T 鎌刈り)
シルヴァーノ・フロンタリーニ(指)
ウクライナ・ドニエプロペトロフスク歌劇場管弦楽団,
ペーザロ・フィルハーモニー合唱団
「鎌」は、「ワリー」でその名を残す夭折の作曲家、アルフレード・カタラ
ーニ(1854-1893)が1875年に発表したオペラ。カタラーニはまだ学生でした。
この作品はオペラの試作。戦いで家族を失った娘ゾーラは、現れた鎌刈の男
を死の使いと思うが、彼は彼女に愛を打明け、二人は通りがかった隊商とと
もに去って行く、という内容。1幕もので大半がソプラノだけのモノ・ドラ
マ風。40分強の長さながら交響的前奏と名づけられた序曲が10分強もあるな
ど、かなり奇妙な作品ですが、オーケストレーションは独創的で、4歳年下で
同じルッカ生まれのプッチーニの憧れだったという話も頷けるところです。
もちろん世界初録音。

GB 2374  \1880
マスカーニ:カンタータ「紡績工場で」
アントーニオ・デ・パルマ(T ベッペ),
ロッセッラ・レドーリャ(S ニネッタ),
マッシミリアーノ・フィケーラ(Br 工場長)
スザンナ・ペシェッティ(指)
ナポリ・イ・ソリスティ管弦楽団,合唱団
録音:2003年4月
「紡績工場で」は、1881年にリヴォルノで初演されたカンタータ。マスカー
ニは当時まだ17歳でした。とは言っても、14章と二つの前奏曲からなる堂々
たる曲です。この作品は紛失したと思われていましたが、近年になって再発
見され、2003年にナポリで蘇演、これはその時の録音です。

GB 2400  2枚組  \3760
ペロージ:「キリストの復活」
マルコ・カマストラ(Br キリスト),
エミーリア・ベルトンチェッロ(S マリア・マッダレーナ),
ルチア・ビーニ(Ms マリア),グイード・トレーボ(Br ピラト),他
アルトゥーロ・サッケッティ(指)
ノヴァラ・カルロ・コッチャ交響楽団,他
録音:2004年10月29日
BONGIOVANNIが力を入れている近代イタリアの宗教音楽家ロレンツォ・ペロー
ジ(1872-1956)のシリーズの新刊。「キリストの復活」は1898初演のオラトリ
オ。題名通り聖書のキリストの復活を、ラテン語で描いています。ペロージ
らしい、穏やかで熱心な信仰心の感じられる音楽で、独特の静かな感動に満
ちています。




<profil>
PH 05022(SACD-Hybrid)  2枚組  \4160
R.シュトラウス:「エレクトラ」
デボラ・ポラスキ(S エレクトラ),
ェリシティ・パルマー(S クリテムネストラ),
アンネ・シュヴァネヴィルムス(クリソテミス),
グレアム・クラーク(T エギスト),
フランツ・グルントヘーバー(Br オレスト),他
セミヨン・ビシュコフ(指)ケルン放送交響楽団,ケルン放送合唱団
録音:2005年
PROFILがドエライ録音をリリース!セミヨン・ビシュコフが、手兵ケルン放
送交響楽団(ケルンWDR交響楽団)を指揮しての「エレクトラ」!タイトルロ
ールには、今エレクトラといったらこの人をおいて他にいないデボラ・ポラ
スキ、迫力と女の情念と優しさとが入り混じった歌はさすがの一言。クリソ
テミスにはここ数年台頭著しいソプラノ、アンネ・シュヴァネヴィルムス。
さらに大ベテラン、フェリシティ・パルマーの不気味なクリテムネストラ、
グレアム・クラーク、フランツ・グルントヘーバーと、今日「エレクトラ」
を上演するに最上の面々が集められています。ビシュコフの指揮は、ネチーッ
と濃密に音楽を練り込み、不気味な緊張感で全編を貫いた見事なもの。
SACD hybridでの発売、オーディオ・マニアも注目!





<claves>
50-2514  2枚組  \4160
R.シュトラウス:「エレクトラ」
ギネス・ジョーンズ(S エレクトラ),
レオニー・リザネク(S クリテムネストラ),
アン・エヴァンス(S クリソテミス),
ヴォルフガング・シェーネ(Br オレスト),
ロナルド・ハミルトン(T エギスト),ほか
ジェフリー・テイト(指)スイス・ロマンド管弦楽団
録音:1990年3月10日
これは凄い!1990年3月10日にジュネーヴ大劇場で行われた、「エレクトラ」
のライヴ録音。なんといってもタイトルロールを、当時ドラマティック・ソプ
ラノの頂点に君臨していたデイム・ギネス・ジョーンズが歌っている!意外
やジョーンズのエレクトラは録音ではこれが初。全身を共鳴させているよう
な彼女の爆発的エネルギーは、録音を通しても絶大で、ゾクゾク来ること間
違いなし!しかもクリテムネストラは、偉大なレオニー・リザネク、もちろ
ん恐ろしいほどの存在感。そしてクリソテミスには、バレンボイムのブリュ
ンヒルデとして知られるデイム・アン・エヴァンズ、瑞々しい声が光ってい
ます。このキャストに負けじと、ジェフリー・テイトがド迫力!スタジオ録
音からは信じられないほど、猛烈に押して押して押しまくって、有無を言わ
せぬ熱気!名門スイス・ロマンドがギリギリいってます。カーテンコール
の大喝采付で、熱気溢れるライヴの醍醐味万点!
スイス・ロマンド放送ESPACE2とのライセンス発売です。

50-2516  \2080
ベルク:ヴァイオリン協奏曲
ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲
クリスティアン・フェラス(Vn)
エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンド管弦楽団
録音:1957年4月3日(ベルク),1966年10月5日(ストラヴィンスキー)
ヴァイオリン・ファン待望の音源が発掘!
クリスティアン・フェラス(1933-1982)は、1950年代に目覚しい台頭をし、
1960年代にはカラヤンのお気に入りのヴァイオリニストになるほどの高い評
価を得た人ですが、その後アルコール中毒に病み、活動が停滞、そして僅か
49歳で亡くなってしまいました。そのため、こと日本での評価がは今一つ
パッとしないままで終わってしまいましたが、全盛期の素晴らしさは格別で
す。このCDには、1955年と1966年に彼がジュネーヴで演奏した二つの協奏曲
が収録されています。それがベルクとストラヴィンスキーという近代もので
すから、これは興味津々。ことにベルクでの凛とした美感はさすが!しかも
伴奏は、偉大なアンセルメ!オーケストラはもちろんスイス・ロマンドです。
アンセルメが結構とんがったベルクを演奏しているのに驚き。どちらも良質
なモノーラルです。




<ANDANTE>
AN 2150  4枚組  \6480
「プラハの春音楽祭ライヴ1947−68放送録音集」
[CD 1]
チャイコフスキー:交響曲第4番へ短調
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調
エフゲニ・ムラヴィンスキー(指)チェコ・フィル
レフ・オボーリン(P)レオポルド・ストコフスキー(指)チェコ・フィル
録音:1957年6月3日、1961年5月20日スメタナ・ホール(ライヴ)
[CD 2]
マルチヌー:交響曲第6番「交響的幻想曲」
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
シャルル・ミュンシュ(指)プラハ放送SO.
イーゴル・マルケヴィチ(指)チェコ・フィル
録音:1967年3月27日ルドルフィヌム(ライヴ)
1959年5月30日スメタナ・ホール(ライヴ)
[CD 3]
ベートーヴェン:序曲「コリオラン」
ベルリオーズ:幻想交響曲
ドヴォルザーク:交響詩「野ばと」
ジョージ・セル(指)チェコ・フィル
アンドレ・クリュイタンス(指)チェコ・フィル
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)チェコ・フィル
録音:1959年6月3日、1955年5月30日
1954年5月17日スメタナ・ホール(ライヴ)
[CD 4]
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」-ボヘミアの森と草原より
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.19
カレル・アンチェル(指)チェコ・フィル
スヴャトスラフ・リヒテル(P)キリル・コンドラシン(指)チェコ・フィル
ダヴィド・オイストラフ(Vn)ラファエル・クーベリック(指)プラハSO.
録音:1968年5月12日、1950年5月23日、
1947年5月15日スメタナ・ホール(ライヴ)
「プラハの春」といえば、ザルツブルクなどと並んで世界的にあまりにも有名
な大音楽祭。いまでは遠い過去となりつつありますが、かつて冷戦下の政治的
緊張という状況も反映して、単なるイベントではない時代がありました。国家
の威信をかけて営まれていたことのなによりの証は、ソヴィエトがムラヴィン
スキー、リヒテル、オイストラフら超一級の音楽家たちを惜しげもなく送り込
んでいること。これら鉄のカーテンの向こう側での壮絶な模様の数々は、過去
にもさまざまな形でリリースされてきました。そこへ新たに、特色ある音楽祭
全体を体系的に検証できるように、きわめつけの演奏を一堂に集めたのがこの
たびのアルバム。これこそまさにアンダンテのポイント、セット化が見事に活
かされた内容といえるでしょう。
あらためて聴くと掛け値なしにスゴイ!血こそ流れないまでもそこは戦場。ピ
ンと張り詰めた空気が支配して異様な様相。ムラヴィンのチャイコ、オイスト
ラフのプロコなど、息つくひまを与えぬ緊張感のかたまりのような演奏ばかり。
終演後は聴衆を熱狂に駆り立ててやみません。リマスタリングも上々でBBC
LEGENDSやTESTAMENTで定評あるポール・ベイリーが担当。なお、ブックレット
には貴重な写真が満載でこちらも大きな魅力です。

AN 2200(1CD+1DVD VIDEO)  \2980
[NTSC]
「オイストラフ&バドゥラ=スコダ/モーツァルト・デュオ・リサイタル1972」
【CD】(74’)
モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ第30番ニ長調K.306
ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調K.454
ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調K.481
「ああ、わたしは恋人をなくした」による6つの変奏曲ト短調K.360
ダヴィド・オイストラフ(Vn)パウル・バドゥラ=スコダ(P)
録音:1972年8月30日オシアッハ、修道参事会教会
カリンシアの夏フェスティバル(ORF収録)
【DVD−VIDEO】*NTSC方式
モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調K.481
「ああ、わたしは恋人をなくした」による6つの変奏曲ト短調K.360
ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調K.454
ダヴィド・オイストラフ(Vn)パウル・バドゥラ=スコダ(P)
収録:1972年8月ザルツブルク近郊、クレスハイム城
骨太のストラディヴァリの音色と、豊かで深みのあるベーゼンドルファーの
響きとが紡ぐ極上のモーツァルト。映像と音それぞれともに1972年8月に収録
され、プログラムも重なるふたつのデュオ・リサイタル。大家中の大家オイ
ストラフとモーツァルト弾きバドゥラ=スコダとの意外な顔合わせが注目の
内容です。それにしてもヴェテランならではの圧倒的な存在感。耽美的な香
りを漂わせた音楽がいつしか麻薬のようにとりこにして放しません。モーツァ
ルト・イヤーを前になんとも素敵なアルバムの登場です!





<HARMONIAMUNDI>
HMU 907385  \2080
W.A.モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲
第3番 ト長調 K.216、第4番「軍隊」ニ長調 K.218、
第5番「トルコ風」イ長調K.218
アンドリュー・マンゼ(Vn&指) イングリッシュー・コンソート
今年リリースされたモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(HMU907380)も記憶
に新しいアンドリュー・マンゼのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲が発売さ
れます。モーツァルト・イヤーに向けて続々と発売されるアルバムの中では超
強力盤の一つ。第5番「トルコ風」は、第3楽章が普通の協奏曲のようにロンド
形式ではなく、メヌエットになっています。メヌエットはモーツァルトの時代
としては古い形式なのですが、トリオにあたる部分はアレグロになっていてト
ルコ風の活発なリズムやメロディーが現れる新鮮な作品。カデンツァは、マン
ゼ自身によるものを披露しています。マンゼは艶やかな音色と音楽的深さで、
新鮮な響きに包まれた演奏を聴かせてくれます。





<ALIA VOX>
AV 9846  \1980
AVSA 9846(SACD-Hybrid)  \2700
モーツァルト:
セレナード第13番ト長調K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
セレナード第6番ニ長調K.239「セレナータ・ノットゥルナ」
セレナード第8番ニ長調K.286「ノットゥルノ」
音楽の冗談ヘ長調K.522
ジョルディ・サヴァール(指)
ル・コンセール・デ・ナシォン
ここへきてクラシックの話題は早くも来年2006年のモーツァルト生誕250年で
持ち切り。にわかに強力盤が目白押しのなか、サヴァールがきわめつけの名曲
アイネ・クライネ・ナハトムジークを録音!これがとにかくおもしろい!ここ
ではザルツブルク時代(1776年)とウィーン時代(1787年)からモーツァルト
の代表作、それぞれ2曲ずつが収められています。
誰もが知ってる有名曲だからこそなおさら力が入るのかもしれませんが、たい
へん刺激に満ち満ちた音楽を聴かせるサヴァール。一番の聴きもの、斬新なア
イネ・クライネのほかにも、たとえばノットゥルノ。旋律がこだまするように
配置されたアンサンブルの効果も聴いて楽しめます。このあたりSACD再生では
真価を発揮、魅力も倍増!
弦の清清しい感触に加えて、ノットゥルノと音楽の冗談ではユーモラスなナ
チュラル・ホルンの味わいもたまらなく印象深いもの。とびきりの優秀録音
です。




<AMBRONAY>
AMY 001  4枚組  \5280
モンテヴェルディ:倫理的・宗教的な森
アディリアーナ・フェルナンデス、フィリップ・ヤロフスキ、
ファビアン・ショフリン、ステファン・ファン・ダイク、
スィリル・オーヴィティ、ベルトラン・シュヴェル、
ステファン・アンボーデン、セルジオ・フォレスティ、
ローザ・ドミンゲス、クリストフ・カレー
ガブリエル・ガッリード(指)エリマ・アンサンブル、
ル・プティ・シャントゥール・ドゥ・サン=マルク
モンテヴェルディの最後の大作、「倫理的・宗教的な森」がガッリードの指揮
で登場です。モンテヴェルディは、40代半ばにヴェネツィアのサンマルコ教会
の楽長に就任し、なくなる年までその任にありました。この時代の数多くの宗
教からモテットなどを多数集めて1640年に出版されたのが、「倫理的・宗教的
な森」です。作曲家モンテヴェルディの粋が集まったこの作品を、ガッリード
がみごとに再現。彼は、1641年に出版された版をもとに研究をかさね、注意
深く作品を分析し、作品を4つの部分にわけています。第1部は「宗教的な典
礼」と題して、4声の無伴奏ミサ曲、協奏的ミサ曲など、第2部は「晩課」と
分類し、“主はわが主に言われた”と“主を恐れるものは幸いなり”、そし
て“マニフィカト”。第3部はこの録音の最も革新的な部分で、この森の曲集
の中からガッリード自身がクリスティアン・マルティルスに捧げるとして“マ
ルティーリの晩課”を新たに編みなおしました。当時よく歌われたそして第4部
は個々人と神との関係に焦点をあて、聖母マリアの嘆きなどが納められていま
す。経験と訓練から得られた、まさにモンテヴェルディの演奏のひとつの金字
塔と呼ぶにふさわしい力演です。

AMY 002  \2280
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ集
アーリン・ジルベライク
(クリストーフォリモデルの56鍵フォルテピアノ使用)
クリストーフォリは、ピアノの原型を発明した人としてその名を歴史にのこし
ています。スペイン・ポルトガルの女王から依頼されて開発した楽器は、女王
の音楽の師、ドメイコ・スカルラッティにも愛用されました。アンブロネー修
道院の類まれなる音響の中で響くこのフォルテピアノの音色は、色彩豊かで、
微妙な陰影も自在に表現しています。ジルベライクの自由闊達な演奏に、身も
心も躍ります。ジルベライクはストラスブール国立音楽院で教鞭もとる実力派
です。
  
<TRITO>
TD 0022  \2180
モーツァルト:
フルート協奏曲第2番ニ長調 K.314(*)
フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299(+)
フルート協奏曲第1番ト長調 K.313(#)
ハイメ・マルティーン(フルート)
ブリン・ルイス(ハープ(+))
ネヴィル・マリナー(指揮)
カダケース管弦楽団
録音:2005年2月(*)、2004年2月(+)、2003年2月(#)、
サラゴサ、オーディトリアム
巨匠マリナーとカダケース管弦楽団によるモーツァルトの協奏曲シリーズ第3
作。ハイメ・マルティーンはサンタンデール生まれのスペインのフルーティス
トで、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団員を経て現在アカデミー・オヴ・
セント・マーティン=イン=ザ=フィールズ、ヨーロッパ室内管弦楽団、英国国
立歌劇場管弦楽団、カダケース管弦楽団に在籍しています。ブリン・ルイスは、
フィルハーモニア管弦楽団首席奏者を経て1994年以来ロンドン交響楽団の首席
ハーピストを務めています。




<la ma de guido>
LMG 2067  \2080
ジャシント・ベルダゲールとカタルーニャの歌曲
フェリプ・ペドレイ(1841-1922):ため息/五輪の薔薇
アントニ・ニコラウ(1858-1933):房と穂/黒人少女の歌
ナルシーザ・フレシャス(1859-1926):金の紡ぎ機
フランセスク・アリオ(1862-1908):星の歌/恋人の涙
ジョアン・ラモンテ・デ・グリニョン(18972-1949):
わがイエスはどこに?
アンジェル・ロダミランス(1874-1936):
愛/バルサム香/ベツレヘムへ/マリアの名(*)
ジュリ・ガレータ(1875-1925):思い出と夢
パウ[パブロ]・カザルス(1876-1973):白百合
トマス・ブショ(1882-1962):紡ぎ機/おおい、漁師たちよ
アントニ・マッサーナ(1890-1966):子供の埋葬/諦め
マリア・テレーザ・ガリゴーザ(ソプラノ)
エミリ・ブラスコ(ピアノ)
パトリツィア・ブロニシュ(ヴァイオリン(*))
録音:エル・ヴェンドレイ、パウ・カザルス・ホール

LMG 2068  \2080
北 対 南
18世紀イベリア、イタリアとイングランドの舞曲とグラウンド集
不詳(イングランド):セントポールの尖塔
不詳(カタルーニャ):
トカータ・アレマンダ−サラバンダ−トカータ・アルマンダ
不詳(カタルーニャ):
ラ・アレマンダ/ロ・エストゥディアン
コントラ・ダンサ・デルス・カプチンス
ロ・ビヤーノ/パサピエ・デ・エスパーニャ
不詳(イングランド):老王サイモン
民俗舞曲と民謡(カタルーニャ):
コントラダンサ・デル・ジェローニ/リゴードン
サック・デルス・ジェメクス/モシガンガ/ガヤルダ
不詳(イングランド):フィンガー氏のグラウンドによるディヴィジョン
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):フォリア Op.5 No.12
ルバート・アパッショナート
アントニア・テジェーダ(リコーダー) エヤル・ストレート(ファゴット)
サーシャ・アグラーノフ(チェロ)
録音:2005年4月1-2日、バルセロナ、
ラ・マーレ・デ・デウ・デ・レスペランサ礼拝堂
ルバート・アパッショナートは2000年、オランダのハーグ王立音楽院に学ぶバ
ルセロナ生まれのテジェーダ、エルサレム生まれのストレート、サンプトペテ
ルブルク生まれでイスラエル育ちのアグラーノフによって結成されたピリオド
楽器アンサンブルです。

LMG 2069  \2080
16、17&18世紀イスパニアのオルガン音楽に取り込まれた歌と舞曲集
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):
パバーナとそのグローサ/ミラノのガリアードによるディフェレンシア
アントニオ・カレイラ(16世紀)?:4声のカンサオン
アントニオ・バレンテ(16世紀):バッロ・デリントルチア
フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654):
ティエント第4旋法、モード・デ・カンシオーン/陽気な羊飼い
フセーペ・ヒメーネス(1601-1672):フォリアと20の変奏
ジョアン・カバニーリェス(1644-1712):
パサカーリェス第4旋法/同第1旋法/ガリャルデス第8旋法
パセーチス[Passeigs]第3旋法/コレント・イタリアーナ第1旋法
アントニオ・ソレール(1729-1783):ソナタ ト長調
ナルシス・カサノベス(1747-1799):パス[Pa]ニ長調
ジョゼプ・マリア・マス・イ・ボネート(オルガン)
録音:2005年5月6-7日、カダケース、聖母教会
使用楽器:1689-1691年、
ジョセプ・ボスカ・イ・セリニェーナ製(シャビエ・フェレ復元)





<ARTA>
F1 0139  \2080
ボフスラフ・マチェイ・チェルノホルスキー(1684-1742):
イエス・キリストをほめたたえよ 教会音楽集
聖母のリタニア[Litanie lauretanae]
天の女王[Regina coeli](8声)
荘厳小晩課[Vesperae minus solenne];
われ主に感謝す[Confitebor],主を畏れる者は幸いなり[Beatus vir],
僕(しもべ)らよ、主をほめたたえよ[Laudate pueri],
主をほめたたえよ[Laudate Dominum],マニフィカト[Magnificat]
フーガ へ長調(*)
主よ、なぜ怒りたもうか[Quare Domine Irasceris]
フーガ イ短調(*)
天の女王[Regina coeli]
トッカータ ハ長調(*)
石投げつけられしユダヤ人は誰に祈るや[Quem lapidaverunt]
イエス・キリストをほめたたえよ[Laudetur Jesus Christus]
ソチエタス・インコニトールム
イヴェッタ・フェンドリホヴァー、ヤナ・ホホラター(ソプラノ)
ダニエラ・トマシュチーコヴァー=チェルマーコヴァー(アルト)
カテジナ・マハーチュコヴァー(アルト)
エドゥアルト・トマシュチーク
(テノール、アーティスティック・ディレクター)
ヴラジミール・リフテル(テノール)
アレシュ・プロハースカ、マルチン・シュヤン(バス)
ヒポコンドリア・アンサンブル
ヤン・ハーデク(ヴァイオリン、アーティスティック・ディレクター)
ヤナ・ヒチロヴァー(ヴァイオリイン) ズザナ・ペジノヴァー(ヴィオラ)
オンドジェイ・ミハル(チェロ) ミハル・ノヴァーク(コントラバス)
フィリプ・ドヴォジャーク(ポジティヴ・オルガン、チェンバロ)
ジャン・クレイチャ(テオルボ) カレル・ムニュク(トランペット)
ヤロスラフ・ロウチェク(トランペット) ヤン・リンハルト(ティンパニ)
パヴェル・チェルニー(オルガン(*))
チェルノホルスキーはボヘミアの作曲家・オルガニストで、1710-1720年、
1731-1741年の間はイタリアで活躍しました。彼はタルティーニやグルックの
師でもあった重要人物でありながら、現在まで伝わる作品が非常に少なく、
演奏・録音される機会もほとんどありません。そういった意味でもこのアル
バムはたいへん貴重なものです。





<PROPRIUS>
PRSACD 9086  \2280
[4ch Sorround SACD/Stereo SACD/CD Hybrid]
オット・オルソン(1879-1964):
レクィエム ト短調 Op.13(1901-1903)
シルヴィア・リンデンストランド(ソプラノ)
インゲル・ブルム(アルト)
ビョン・ハウガン(テノール)
ウッレ・ショルド(バス)
アンデシュ・オールソン(指揮)
グスタフ・ヴァーサ・オラトリオ合唱団
王立歌劇場管弦楽団
オット・オルソンは1907年から1956年までの50年間ストオクホルムのグスタフ
・ヴァーサ教会のオルガニストを務め、1907年から1945年までストックホルム
音楽院で和声法とオルガンを教えました。彼はストックホルムで1900年4月に
ブラームスの「ドイツ・レクィエム」を、同年12月にヴェルディのレクィエム
の演奏を聴きインスパイアされ、翌1901年、23歳でレクィエムの作曲に着手し
1903年に完成させました。このレクイエムは北欧作曲家によえうレクィエムの
傑作として名高く、当録音もまた決定盤(CD:PRCD 9086)として知られている
もので、今回のSACD化により評価がますます定着することが期待されます。





<SWEDISH SOCIETY>
SCD 1089  \2080
ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(1867-1942):
ピアノ作品全集 Vol.4 孤独
5つの音詩「イタリアーナ」(1922);
太陽の賛歌,いにしえの幻影:踊るニンフ,
いにしえの幻影:バッコスを祝福す,エステ荘,ソレントのセレナード
3つの新しい舞踊詩(1914-23);
母が若かった頃,菩提樹の下の草の上で,人生の踊りのゲーム
3つの音詩;幸福(1925),追悼(1926),アメリカの踊り
5つの音詩「孤独」(1932);
おしゃべり,独り者のワルツ,田園詩,子供にも許される映画,なぞ
音詩「アナクレオン讃」第1巻(1922-1923);竪琴に,鳩に,夢の暗示
音詩「アナクレオン讃」第2巻(1935);
神託,ペネイオスの笛吹き,エロースへ,アナクレオンの踊り
オーロフ・ホーイェル(ピアノ)
あと少しで印象主義という「エステ荘」の瞑想的な音楽が際立つ、地中海の印
象を新しい和声でつづった「イタリアーナ」。きわめて繊細な、さらに新しい
和声を追求した、“古典的な”絵画とでもいえる2巻の「アナクレオン讃」。
当Vol.4では、晩年に近い作品が演奏されています。
Vol.1-3(SCD 1086-1088)、別巻『フローセの花』 (SCD 1097) と合わせ、
ホーイェル(1937-)によるペッテション=ベリエルのピアノ作品全曲録音が
完成することになります。





<GRIFFIN>
GCCD 4051  \2080
Love came down at Christmas
セントポール大聖堂聖歌隊のクリスマス・キャロル集
グルーバー/アーチャー編曲:Silent Night
メンデルスゾーン/ウィルコックス編曲:Hark the herald angels sing
ホルスト:In the bleak mid-winter
プレトリウス/サンドストレム編曲:Es ist ein Ros entsprungen
コルネリウス/アトキンズ編曲:The three Kings
不詳(ピエ・カンツィオネス から)/ウィルコックス編曲:
Of the Father`s heart begotten
ガードナー:Tomorrow shall be my dancing day
ガウントレット/マン&アーチャー編曲:Once in Royal David's City
フランス伝承歌/ウッド和声編曲:Ding, dong, merrily on high
ハドリー:I sing of a maiden
不詳/ピアソル編曲:In dulci jubilo
不詳/ウィルコックス編曲:God rest you merry/The Sussex carol
アーチャー:Love came down at Christmas
ドイツ伝承歌/マクファーソン編曲:The shepherds' cradle-song
ゴス/ローズ編曲:See, amid the winter`s snow
チェコ伝承歌/ウィルコックス編曲:Rocking
伝リーディング/ウィルコックス編曲:O come, all ye faithful
マルコム・アーチャー(指揮)
セントポール大聖堂聖歌隊
ヒュー・ウィリアムズ(オルガン)
録音:2005年7月、セントポール大聖堂
2004年にセントポール大聖堂の音楽監督兼オルガニストに就任したマルコム
・アーチャー(1952年生まれ)が、伝統ある同大聖堂聖歌隊を指揮したクリ
スマス・キャロル・アルバム。アーチャーは作曲家としても有名で、彼の書
いたアルバム・タイトル曲「Love came down at Christmas」は英国ではおな
じみのキャロルとなっています。





<ボネル/ヤング・プロダクション>
DYDV 1  \4580
カルロス・ボネル クラシカル・ギター・パフォーマンス
ガスパール・サンス(1640-1710):エスパニョーラ/カナリオス
イサーク・アルベニス(1860-1909):グラナダ
フランシスコ・ターレガ(1852-1909):アラブ奇想曲
J・S・バッハ(1685-1750):リュート組曲ホ短調 BWV996
フランシスコ・ターレガ:
涙(前奏曲)/アデリータ(マズルカ)/マリア(ガヴォット)
フェルナンド・ソル(1778-1839):
序奏とモーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲 Op.9
フランシスコ・ターレガ:アルハンブラの思い出
不詳:スペインのロマンス(禁じられた遊び)
イサーク・アルベニス:アストゥリアス
カルロス・ボネル(ギター、語り)
名ギタリスト、カルロス・ボネルによる、ギターを学習されている方、ギター
演奏に興味のある方に最適なDVDの登場です。演奏時間は正味約1時間。
それにボネル自身の語りによる、各曲の解釈・演奏アプローチについての洞察
と演奏テクニック上のアドバイス(英語とスペイン語)が加わります。さら
に主映像のほか、インタラクティヴ・メニューによって右手・左手それぞれ
のアップを選んで見ることができます。
Region 0 / Aspect ratio 4:3




<GLISSANDO>
779 054-9(DVD-Video) \3650
「新ローマ法王ベネディクト16世御前 バチカン・コンサート」
パレストリーナ:教皇マルチェルスのミサ から キリエ(+/++)
ゲオルク・ラッツィンガー:聖年のミサ から サンクトゥス(+/++)
メンデルスゾーン:まことに彼は御使いたちに命じ(+/++)
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス(*/++)
リスト:オラトリオ「キリスト」から 汝はペテロなり(*/++)
プフィツナー:オペラ「パレストリーナ」から 第1幕前奏曲,第3幕前奏曲(*)
ヴェルディ:聖歌四篇 から テ・デウム(*/#)
ワーグナー:オペラ「タンホイザー」序曲(*)
クリスティアン・ティーレマン(指揮(*))
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ローラント・ビュヒナー(指揮(+))
レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊(++)
アテスティス合唱団(#)
収録:2005年10月20日、バチカン、パウロ6世ホール、ライヴ
ドイツのバイエルン州に生まれ、ミュンヘン教区司教から第265代ローマ法王
となったベネディクト16世のために、地元ミュンヘンと近郊のレーゲンスブル
クの演奏家たちが御前演奏を行った際のライヴ収録作品です。2004年にミュン
ヘン・フィルの音楽監督に就任したティーレマンが手兵を指揮した演奏が注目
されます。
  
<MUSIC & ARTS>
M&A1170  2枚組    \3960
ガブリエリ:バッターリア
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
1953年3月27日ライヴ
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第1番 1953年3月29日ライヴ
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 1954年2月28日ライヴ、
交響曲第7番 1953年3月8日ライヴ   
カンテルリ指揮、ニューヨークフィル
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)  
夭折の天才指揮者、グイド・カンテルリ指揮ニューヨークフィルと力漲る時
代のルドルフ・ゼルキンが共演したベートーヴェン、モーツァルトがメイン
の好企画。お互い頑固な芸術家ゆえに一歩も譲らぬ丁々発止がとても興味深
い名演です。マッジ・ペインによる丁寧な復刻。

M&A1176  3枚組  \3960
ステレオ
バルトーク:弦楽四重奏曲全集
ファインアーツSQ
レナード・ソーキン(第1ヴァイオリン)、
アブラム・ロフト(第2ヴァイオリン)、
アーヴィング・イルマー(ヴィオラ)、
ジョージ・ソプキン(ヴィオラ)      
ハロルド・ショーンバーグが絶賛した名盤の復活。音質は折り紙付のステレ
オ録音です。レクチャー音声もつき、解説も詳細でございます。

M&A3008  \1550
「1954年4月4日トスカニーニ・ファイナル・コンサート」
ワーグナー:
「ローエングリン」第1幕前奏曲、「ジークフリート」森の囁き、
ジークフリードのラインへの旅、「タンホイザー」序曲とバッカナーレ、
「名歌手」第1幕前奏曲     
トスカニーニ指揮、NBC響 
伝説のトスカニーニ・ファイナル・コンサートですが、ジャケット、音質と
も一新したいという意向がM&Aよりありまして、品番を変更させていただき
ます。
 
modoru