<クラシック・輸入盤新譜情報 05−11>
 
コメントはメーカー案内書より抜粋で す
  
<Deutsche Grammophon>
4775892  \1850
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
クララ・シューマン:
3つの詩(リュッケルトの詩による)作品12- 風雨の中を彼はやって来た*、
なぜ他の人にたずねるのか*
海辺にて(Am Strande)*
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 作品38**
2つのラプソディ 作品79(第1番 ロ短調、第2番 ト短調)
エレーヌ・グリモー(Pf)
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)*、トルルス・モルク(Vc)**
シュターツカペレ・ドレスデン 
指揮:エサ=ペッカ・サロネン
録音:2005年4月、聖ルカ教会(ドレスデン) 
2005年9月、スコリング・ステージ(ベルリン)
このレパートリーになにをか思わん。シューマン、彼の妻クララ、そしてクラ
ラに密かに思いを寄せたブラームスの作品を一枚に収めたグリモー最新作!
コンセプト・アルバム「クレド」(471 7692)でDGデビューを果たした、エ
レーヌ・グリモー。この「クレド」はフランスからはじまり世界で大ヒット・
アルバムとなりました。彼女の最新録音もまた、こだわりのコンセプト・アル
バム。『リフレクション』と題されたこのアルバムでは、自らテーマを「愛」
と語っており、シューマンとその妻クララ、そしてそのクララにひそかに思
いを寄せるブラームスという3人の作品を1枚に収めています。曲目を、そし
てアート・ワークを一瞥するだけで、なにか感傷的で切ない気持ちを呼び起
こすアルバムに仕上げたグリモーが、実際の音楽で何を訴えかけてくるのか
非常に楽しみなリリースです。ひとつひとつの作品に、サロネンやフォン・
オッター、そして大注目のチェリスト、トルルス・モルクらを迎えているあ
たりは、DGならではの贅沢なキャスティング。
とりわけ、シュターツカペレ・ドレスデンのセッション本拠地、聖ルカ教会
で収録されたシューマンのコンチェルトは、グリモーと相性の良いサロネン
の好バックを得てこれまでにない斬新なアプローチで驚きと感動を与えてく
れます。また、世界が注目するノルウェー出身のチェリスト、トルルス・モ
ルクを迎えてのブラームスのチェロ・ソナタは、今年6月の来日リサイタル
でも取り上げられ大変評価が高かっただけに期待がかかります。
このアルバムは世界に先駆けてフランスで先行リリースとなります。今回は
このフランス・ヴァージョンを取り扱います。ブックレットがフランス語の
みとなりますのでご了承ください。尚、インターナショナル・ヴァージョン
は来年の発売になります。

4775744  \1850
モーツァルト:ミサ曲 ハ短調 K.427
ハイドン:ベレニーチェのシェーナ Hob.XXIVa:10
ベートーヴェン:シェーナとアリア「ああ、不実な者よ」 作品65
カミラ・ティリング(S)、サラ・コノリー(A)、ティモシー・ロビンソン(T)、
ニール・デイヴィス(Bs)
ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ
指揮:ポール・マクリーシュ
録音:2004年、ロンドン
グルック:歌劇「パーリデとエーレナ」の素晴らしい録音に続くマクリーシュ
の最新録音は、モーツァルトの声楽曲の中でも人気をレクィエムと二分する
大作「ハ短調ミサ」。日頃から共演し慣れているソリストを揃えて、マクリ
ーシュの意図が隅々まで行き渡った、華麗で機敏なモーツァルトが期待でき
ます。フィルアップの有名なアリア2曲も、ディテールの鮮明なマクリーシュ
の音楽作りがどのように奏功するのかが楽しみなところです。

4775765  21枚組  \17800
シューベルト:歌曲大全集
歌曲(500曲超)、歌曲集「美しい水車小屋の娘」、歌曲集「冬の旅」
歌曲集「白鳥の歌」
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ジェラルド・ムーア(Pf)
最初期の歌曲「屍の幻想」D.7からWiderschein D 949までのシューベルトの
歌曲の大半を網羅し、さらに歌曲集「美しい水車小屋の娘」、「冬の旅」、
「白鳥の歌」を収録した、F=ディースカウの叡智を集積したシューベルト歌
曲集。これまでも3つのBOXに分かれた形で何度かリリースされてきましたが、
今回はこれらの全てをBOXセット化したもので、シューベルトの歌曲を俯瞰し
て楽しむだけでなく、シューベルト歌いとして多大なる役割を担ってきたF=
ディースカウの功績を称える、彼の象徴的大全集ということができるでしょ
う。F=ディースカウは、EMIにも数多くのシューベルト歌曲を録音しています
が、500曲を超える歌曲を収録したこのDGシューベルト歌曲全集のスケールは
まさしく前人未到の偉業であり、永久にその威光を放ち続けるものです。ま
た、リート伴奏の神様と称されるジェラルド・ムーアのピアノも、F=ディー
スカウの歌唱と同等の称賛に値する偉業であることは言うまでもありません。

4775759  2枚組  \1780
Xmas album-Deutsche Grammophon
“50 Tracks of sheer joy and nostalgia”
オー・ホーリー・ナイト(F=ディースカウ(Br)、イェルク・デムス(Pf)、
CD1トラック20) 世界初出!
CD 1
1 J.S.BACH: Magnificat BWV 243: opening chorus
Munchener Bach-Orchester/KARL RICHTER
2 Maria durch ein Dornwald ging
3 Es ist ein Ros' entsprungen
4 Still, still, still, weil's Kindlein schlafen will
5 In dulci jubilo
FRITZ WUNDELICH, tenor, HERMANN PREY, baritone,FRITZ NEUMEYER
J. S. BACH
6 Fuga sopra il Magnificat BWV 733
7 Nun freut euch, lieben Christen g'mein BWV 734
8 Fuga sopra Vom Himmel hoch BWV 700
HELMUT WALCHA, organ
9-13 Unter dem Weihnachtsbaum
TRAPP FAMILY SINGERS, conductor: FRANZ WASNER
CARL REINECKE
14 Weihnachtslied:Es sinkt sich hehr und leise die heil'ge Nacht herab
CARL LOEWE
ADOLPHE ADAM arr. Hans Schmidt
20* Cantique de No?l
DIETRICH FISCHER-DIESKAU, baritone, J?RG DEMUS, piano
21* Oh, du fr?hliche, oh, du selige (Sicilian folksong)
22* Es ist ein Ros' entsprungen (Michael Praetorius)
23* Am Weihnachtsbaum (Folk melody)
24* Alle Jahre wieder (Friedrich Silcher)
25* Ihr Kinderlein kommet (J. A. P. Schulz)
GROSSES ORCHESTER MIT CHOR UND GLOCKEN  First releases on CD
15 Der Hirten Lied am Krippelein op. 22 H.1 no.3
ENGELBERT HUMPERDINCK
16 An das Christkind
MAX REGER
17 Christleins Wiegenlied op. 137 no. 19
18 Maria am Rosenstrauch op. 142 no. 3
ARMIN KNAB
19 Marien Kind   First releases on CD
CD 2
J. S. BACH
1-5 Weihnachtsoratorium BWV 248 Teil 2
HELMUT KREBS, tenor, HEINZ REHFUSS, bass, BPO, FRITZ LEHMANN
J. S. BACH
6 Pastorale in F major BWV 590
HELMUT WALCHA, organ
7-12 Weihnachtslieder: Bruder-Singer / Lieder unseres Volkes I
SINGGEMEINDE ESCHWEGE, KRISTINE BIECHTLER First release on CD
DIETRICH BUXTEHUDE Two Christmas Cantatas:
13* Das neugeborne Kindelein
14* In dulci jubilo
NORDDEUTSCHER SINGKREIS, INSTRUMENTAL-ENSEMBLE DER ARCHIV PRODUKTION,
GOTTFRIED WOLTERS First releases on CD
Klingender Advent
15* O Tannenbaum
16* Leise rieselt der Schnee
17* Alle Jahre wieder
18-23 FRAUENCHOR VERA SCHINK (with 19th-century musical clocks)
RUDOLF AUE, baritone, DER BERGEDORFER KAMMERCHOR, HELLMUT WORMSB?CHER
19th-century Musical Clocks  Glocken der M?nchener Frauenkirche 
First releases on CD.
24* Magnificat
CHOIR OF MONKS OF ST.MARTIN'S BENEDICTINE ABBEY, BEURON, P. Dr.
MAURUS PFAFF
Orgel?berleitungen: P.CORBINIAN GINDELE
25* Bells of St. Martin's Abbey, Beuron   First releases on CD
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)、
ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ(Br)、
ヘルマン・プライ(Br)、ヘルムート・クレブス(T)、
フリッツ・レーマン、
カール・リヒター、トラップ・ファミリー・シンガーズ、
ヘルムート・ヴァルヒャ(Org)、多数
豊富なドイツ・グラモフォン音源からクリスマス音楽を集積した、2005年の
クリスマスに贈る贅沢なディスク!世界初出となる、F=ディースカウの「オ
ー・ホーリー・ナイト」(仏語歌唱)を収録!
歴史あるドイツ・グラモフォンの膨大な音源の中から、クリスマスにちなん
だ楽曲を選りすぐった本格的なクリスマス・アルバムがリリースされます。
名立たる一流アーティストによるクリスマス音楽に彩られた絢爛豪華な2枚組
アルバムで、中には意外なことに世界初出となるF=ディースカウの「オー・
ホーリー・ナイト」(しかもピアノはイェルク・デムス)や、初CD化となる
楽曲が25曲も収録されており、クリスマス・アイテムというニーズにとどま
らず、クラシック・ファンにもお楽しみいただけるディスクといえるでしょ
う。これだけの内容を擁してバジェット価格というのは超お買い得です。今
年のクリスマスの一押しアイテムにお奨めいたします。
Original Mastersの一枚。
2003年に発売された474 5732の続編となります。

4775762  \1350
THE BAROQUE CHRISTMAS ALBUM
バロック・クリスマス・アルバム(セレブレート・クリスマス)
ガブリエリ、プレトリウス、シュッツ、コレルリ、シャルパンティエ、
J.S.バッハの作品
J. S. BACH
[1] Nun komm, der Heiden Heiland (Opening chorus, Cantata BWV 62)
Monteverdi Choir / English Baroque Soloists / John Eliot Gardiner
MARC-ANTOINE CHARPENTIER  No?ls sur les instruments
[2] Vous qui d?sirez sans fin [3] A la venue de No?l [4] Or nous
dites, Marie [5] O? s'en vont ces gais bergers?
English Concert / Trevor Pinnock
GIOVANNI GABRIELI
[6] Audite principes
Gabrieli Consort & Players / Paul McCreesh
MARC-ANTOINE CHARPENTIER  From the Christmas oratorio
[7] Nuit
Messe de Minuit (Christmas Midnight Mass):
[8] Kyrie (Joseph est bien mari?)
[9] Christe (Une jeune pucelle)
Les Musiciens du Louvre / Marc Minkowski
GIOVANNI GABRIELI 
[10] Salvator noster
[11] O Jesu dulcissime
Gabrieli Consort & Players / Paul McCreesh
HEINRICH SCH?TZ
[12] Dank sagen wir alle Gott
[13] Final chorus from The Christmas Story; O bone Jesu, fili Mariae 
Gabrieli Consort & Players / Paul McCreesh
ARCANGELO CORELLI
[14] Pastorale From Concerto grosso op. 6 no. 8 ""Christmas Concerto""
English Concert / Trevor Pinnock
MICHAEL PRAETORIUS
[15] Puer natus in Bethelem  [16] Puer nobis nascitur
[17] Nun lob mein Seel (organ) [18] In dulci jubilo
Timothy Roberts, organ (Nun lob)
Gabrieli Consort & Players / Paul McCreesh
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ 
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
イングリッシュ・コンサート 指揮:トレヴァー・ピノック
ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ 指揮:ポール・マクリーシュ
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル 指揮:マルク・ミンコフスキ
重鎮ガーディナーから気鋭ミンコフスキまで、アルヒーフの比較的新しいデ
ジタル録音からクリスマスにちなんだ作品を抜粋した贅沢なバロック・クリ
スマス・アルバムです。ミッド・プライスという点も魅力!


●OPERA HOUSE
ドイツ・グラモフォンの豊富なオペラ録音の中から、選りすぐりの名盤を
バジェット・プライスで提供する『OPERA HOUSE』シリーズ。今回も、レヴァ
インの名盤「フィガロの結婚」など、バジェットにするには早すぎるのでは?
と気づかいたくなるような贅沢な内容です!

4775614  3枚組  \2700
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」全曲
フェルッチョ・フルラネット(Bs)、キリ・テ・カナワ(S)、
ドーン・アップショウ(S)、
タティアナ・トロヤノス(Ms)、トーマス・ハンプソン(Br)、
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)、他
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
録音:1990年

4775618  2枚組  \1800
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」全曲
レナータ・スコット(S)、ジャンニ・ポッジ(T)、ティト・ゴッビ(Br)、他
フィレンツェ5月祭管弦楽団、合唱団
指揮:アントニオ・ヴォットー
録音:1962年頃

4775621  3枚組  \2700
ヴェルディ:歌劇「運命の力」全曲
アグネス・バルツァ(Ms)、ホセ・カレーラス(T)、
ロザリンド・プロウライト(S)、
パータ・ブルチュラーゼ(Bs)、他
フィルハーモニア管弦楽団 アンブロジアン・オペラ・コーラス
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
録音:1985年頃

4745625  2枚組  \1800
R.シュトラウス:歌劇「アラベラ」全曲
デラ・カーザ(S)、ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ(Br)、
アンネリーゼ・ローテンベルガー(S)、イラ・マラニウク(Ms)、他
バイエルン国立歌劇場管弦楽団、合唱団
指揮:ヨーゼフ・カイルベルト
録音:1963年、ライヴ録音
バイエルン国立歌劇場再建公演ライヴ!初の2枚組CD化!

4775628  2枚組  \1800
オーベール:歌劇「フラ・ディアヴォロ」全曲
※初CD化!
ジュゼッペ・カンポーラ(T)、フスコ(S)、シモンチーニ(Ms)、
グリゴロ(T) 、ススカ(Bs)、他
トリエステ・フィルハーモニー管弦楽団、合唱団
指揮:アルトゥーロ・バジーレ


●DG WEEKEND CLASSICS  各1枚 \900
ヨーロッパでは女性を中心に大変なヒット・シリーズとなっているそうです。
バジェット・プライスにしてデジ・パック仕様!

4775695
バッハ・ウィークエンド
管弦楽組曲第3番-アリア
(ミュンヘン・バッハ管弦楽団 指揮:カール・リヒター)
ブランデンブルク協奏曲第2番
(ミュンヘン・バッハ管弦楽団 指揮:カール・リヒター)
ブランデンブルク協奏曲第3番
(ミュンヘン・バッハ管弦楽団 指揮:カール・リヒター)
2つのヴァイオリンのための協奏曲
(ジノ・フランチェスカッティ(Vn)、レジス・パスキエ(Vn)、
ルツェルン祝祭合奏団 指揮:ルドルフ・バウムガルトナー)
カンタータ第147番「主よ、人の望みの喜びよ」(オルフェウス室内管弦楽団)
カンタータ第208番 狩のカンタータ「わが楽しみは、元気な狩のみ」
(ボストン・ポップス管弦楽団 指揮:アーサー・フィードラー)
コラール「目覚めよ、と呼ぶ声あり」BWV.645 ピアノ編
(ヴィルヘルム・ケンプ(Pf))

4775696
ラフマニノフ・ウィークエンド
パガニーニの主題による狂詩曲、ピアノ協奏曲第2番-第1楽章
(タマーシュ・ヴァーシャリ(Pf)、
ロンドン交響楽団 指揮:ユーリ・アーロノヴィチ)
前奏曲 ニ長調 作品23-4(ラザール・ベルマン(Pf))
ヴォカリーズ(ミッシャ・マイスキー(Vc)、パヴェル・ギリロフ(Pf))
ピアノ協奏曲第3番-第1楽章
(タマーシュ・ヴァーシャリ(Pf)、
ロンドン交響楽団 指揮:ユーリ・アーロノヴィチ)

4775697
クラシカル・ウィークエンド
パッヘルベル:カノン 
(イングリッシュ・コンサート 指揮:トレヴァー・ピノック)
ヴィヴァルディ:「四季」-春 
(アイザック・スターン(Vn)、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」-第2楽章“ラルゴ”抜粋 
(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ロリン・マゼール)
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」-舟歌 
(エーテボリ交響楽団 指揮:ネーメ・ヤルヴィ)
ビゼー:歌劇「カルメン」-前奏曲 
(バスティーユ歌劇場管弦楽団 指揮:チョン・ミュンフン)
ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」-行け、わが思いよ、黄金の翼に乗って 
(ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団、合唱団 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ)
パガニーニの主題による狂詩曲-第18変奏曲 
(タマーシュ・ヴァーシャリ(Pf)、ロンドン交響楽団
指揮:ユーリ・アーロノヴィチ)
シベリウス:組曲「カレリア」-間奏曲 
(ヘルシンキ放送交響楽団 指揮:オッコ・カム)
ビゼー:「アルルの女」第1組曲-アダージェット 
(バスティーユ歌劇場管弦楽団 指揮:チョン・ミュンフン)
J.シュトラウス:ピチカート・ポルカ 
(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:カール・ベーム)
ファリャ:恋は魔術師-火祭の踊り 
(ロンドン交響楽団 指揮:ガルシア・ナヴァロ)
ヘンデル:「メサイア」-ハレルヤ・コーラス 
(イングリッシュ・コンサート、合唱団 指揮:トレヴァー・ピノック)
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」-ワルキューレの騎行 
(メトロポリタン歌劇場管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン)
オルフ:カルミナ・ブラーナ-おお、フォルトゥーナ 
(ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団、合唱団 指揮:オイゲン・ヨッフム)
エルガー:行進曲「威風堂々」第1番 
(フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ)

4775698
ヴァイオリン・ウィークエンド
クライスラー:愛の悲しみ、愛の喜び
(シェロモ・ミンツ(Vn)、クリフォード・ベンソン(Pf))
サラサーテ:アンダルシアのロマンス第1番
(クリスチャン・フェラス(Vn)、ジャン=クロード・アンブロジーニ(Pf))
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番
(クリスチャン・フェラス(Vn)、ピエール・バルビゼ(Pf))
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」-第1楽章
(ユーディ・メニューイン(Vn)、ヴィルヘルム・ケンプ(Pf))
パガニーニ:24のカプリース-第24番
(シェロモ・ミンツ(Vn))
ベートーヴェン:ロマンス第2番
(ダヴィド・オイストラフ(Vn)、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ユージン・グーセンス)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲-第3楽章
(ヤン・ウク・キム(Vn)、バンベルク交響楽団 指揮:オッコ・カム)
モーツァルト:ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド K.269
(ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn+指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)
マスネ:タイースの瞑想曲
(クリステル・トルヴァルドソン(Vn)、エーテボリ交響楽団
 指揮:ネーメ・ヤルヴィ)

4775699
アダージョ・ウィークエンド
アルビノーニ:アダージョ
(オルフェウス室内管弦楽団)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番-第2楽章
(ゲザ・アンダ(Pf+指揮)、モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ,
ザルツブルク)
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」-ノットゥルノ
(バイエルン放送交響楽団 指揮:ラファエル・クーベリック)
フォーレ:エレジー
(ミッシャ・マイスキー(Vc)、パリ管弦楽団 指揮:セミヨン・ビシュコフ)
ドヴォルザーク:弦楽セレナード-第1楽章
(イギリス室内管弦楽団 指揮:ラファエル・クーベリック)
モーツァルト:クラリネット協奏曲-第2楽章 ※ライヴ録音
(ペーター・シュミードル(Cl)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:レナード・バーンスタイン)
バーバー:弦楽のためのアダージョ
(ロサンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:レナード・バーンスタイン)
チャイコフスキー:弦楽セレナード-第3楽章
(ヨーロッパ室内管弦楽団 指揮:ジェラール・コーステン)
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲-第2楽章
(ナルシソ・イェペス(g)、フィルハーモニア管弦楽団
指揮:ガルシア・ナヴァロ)
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」-精霊の踊り
(オルフェウス室内管弦楽団)

4775700
チャイコフスキー・ウィークエンド
「白鳥の湖」組曲-第1幕 情景
(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ)
「くるみ割り人形」組曲-花のワルツ
(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ)
「眠りの森の美女」組曲-イントロダクション La Fee delilas
(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ)
交響曲第2番「小ロシア」-第4楽章
(ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド)
歌劇「エフゲニ・オネーギン」-ワルツ
(ベルリン放送交響楽団 指揮:フェレンツ・フリッチャイ)
ピアノ協奏曲第1番-第1楽章
(マルタ・アルゲリッチ(Pf)、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:シャルル・デュトワ)
イタリア奇想曲
(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:フェルディナント・ライトナー)

4775701
ドビュッシー・ウィークエンド
牧神の午後への前奏曲
(ドリオット・アンソニー・ドワイヤー(Fl)、ボストン交響楽団
指揮:マイケル・ティルソン・トーマス)
小組曲 (コンタルスキー兄弟(Pf連弾))
夜想曲-雲、祭 (ボストン交響楽団 指揮:クラウディオ・アバド)
前奏曲第1巻-亜麻色の髪の乙女、沈める寺 
(アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(Pf))
フルートとヴィオラ、ハープのためのソナタ-第3楽章 
(ボストン交響楽団チェンバー・プレーヤーズ-ドリオット・アンソニー・
ドワイヤー(Fl)、バートン・ファイン(Va)、アン・ホブソン(Harp))
「海」-海の夜明けから真昼まで 
(ロスアンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ)
ベルガマスク組曲-月の光、子供の領分-小さな羊飼い、
ゴリウォーグのケークウォーク (アレクシス・ワイセンベルク(Pf))
管弦楽のための映像-ジグ 
(ボストン交響楽団 指揮:マイケル・ティルソン・トーマス)

4775702   
レナード・バーンスタイン・ウィークエンド
「ウェスト・サイド・ストーリー」ハイライト 
(キリ・テ・カナワ(S)、ホセ・カレーラス(T))
歌劇「キャンディード」-“The Best of All Possible Worlds”、
“Oh, Happy We” 
(ジューン・アンダースン(S)、ジェリー・ハドリー(T)他、ロンドン交響楽団 )
「ウェスト・サイド・ストーリー」-シンフォニック・ダンス 
(ロスアンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団 )
「オン・ザ・タウン」-3つのダンス・エピソード 
(イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 )
セレナード-第1楽章 
(ギドン・クレーメル(Vn)、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 )
歌劇「キャンディード」序曲 
(ロスアンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団)
指揮:レナード・バーンスタイン

4775703
ピアノ・ウィークエンド
ショパン:ポロネーズ第6番「英雄」、24の前奏曲-第7番、第15番「雨だれ」
 (マルタ・アルゲリッチ)
3つワルツ-第7番 嬰ハ短調 作品64-2 (ジャン=マルク・ルイサダ)
ドビュッシー:月の光 (アナトール・ウゴルスキ)
グリーグ:抒情小曲集 第8集-トロルハウゲンの婚礼の日 
(アンドレイ・ガヴリーロフ)
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.846 (ヴィルヘルム・ケンプ)
ブラームス:ワルツ イ長調 作品39-15 (アンドル・フォルデス)
ベートーヴェン:ロンド ト長調 作品51-2 (ヴィルヘルム・ケンプ)
ベートーヴェン:エリーゼのために (アナトール・ウゴルスキ)
リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番 (ロベルト・シドン)
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397 (ヴィルヘルム・ケンプ)
モーツァルト:ロンド ニ長調 K.485 (クリストフ・エッシェンバッハ)
シューベルト:
即興曲 変ホ長調 作品90-2、楽興の時-第3番 ヘ短調 作品94-3 
(ヴィルヘルム・ケンプ)
シューマン:「子供の情景」-トロイメライ (マルタ・アルゲリッチ)

4775704
プッチーニ・ウィークエンド
歌劇「ラ・ボエーム」-冷たい手を、私の名はミミ、愛らしい乙女よ
私が町を歩くとき、もう帰らないミミ
(レナータ・スコット(S)、ジャンニ・ポッジ(T)、ティト・ゴッビ(Br)他、
フィレンツェ5月祭管弦楽団、合唱団 指揮:アントニオ・ヴォットー)
歌劇「トスカ」-歌に生き、恋に生き、星は光ぬ
(ミレッラ・フレーニ(S)、プラシド・ドミンゴ(T)、
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ)
歌劇「蝶々夫人」-ある晴れた日に、ハミング・コーラス、かわいい坊や
(ミレッラ・フレーニ(S)、ホセ・カレーラス(T)、
フィルハーモニア管弦楽団、アンブロジアン・オペラ・コーラス
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ)
歌劇「マノン・レスコー」-見たこともない素晴らしい美人、間奏曲、
捨てられて,一人寂しく
(ミレッラ・フレーニ(S)、プラシド・ドミンゴ(T)、
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ)
歌劇「ジャンニ・スキッキ」-私のいとしいお父さん
歌劇「トゥーランドット」-お聞きください王子様
(リタ・シュトライヒ(S)、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
指揮:ラインハルト・ペータース)
歌劇:「トゥーランドット」-泣くなリュー、誰も寝てはならぬ
サンドール・コーンヤ(T)、エンマ・ブルーノ(S)、
フィレンツェ5月祭管弦楽団、合唱団 指揮:アントニオ・ヴォットー)


●DVD-Video
734109  \3350
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」全曲
ジョーン・サザーランド(S)、アルフレード・クラウス(T)、
パブロ・エルヴィラ(Br)、パウル・プリシュカ(Bs)、
ジョン・ギルモア(T)、他
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
指揮:リチャード・ボニング
録音:1982年11月



<DECCA & PHILIPS>
4756201(SACD-Hybrid)  \2280
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 Sz116
弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽 Sz106
サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:小澤 征爾
録音:2004年9月9−13日 長野県松本文化会館(Sz116)ライヴ
2004年5月30日 ミラノ、アウディトリウム(Sz106)ライヴ
2004年5月、ヨーロッパ公演を行った折にミラノで収録した「弦楽器、打楽器
とチェレスタのための音楽」と同年9月の松本での公演ライヴとなる「管弦楽
のための協奏曲」。小澤は事あるたびにこのオケコンを取り上げてきており、
このディスクでは、一部の隙もない、巧妙に計算し尽くされた、確信に満ち
た演奏を聴くことができます。スター・プレーヤーを擁するサイトウ・キネ
ン・オーケストラならではの高いヴィルトゥオジティをもって聴く者を圧倒
します。バルトーク没後60年を記念するに相応しい名盤の登場!
※輸入盤はSACD-Hybridのみのリリース


●Collector Edition
またしてもコレクター・エディションとはどこにも書いてありません。今回
は強力盤揃い!

4757160  4枚組  \3400
スティーヴン・コヴァセヴィチ-ブラームス:ピアノ作品集
Disc.1
ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15
スケルツォ 変ホ短調 作品4、バラード集 作品10
Disc.2
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83
8つの小品 作品76
Disc.3
幻想曲集 作品116
3つの間奏曲 作品117
6つの小品 作品118
4つの小品 作品119
Disc.4
2つの狂詩曲 作品79
ワルツ集 作品39
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 作品24
"スティーヴン・コヴァセヴィチ(Pf)
ロンドン交響楽団/指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1979-83年、ロンドン
コヴァセヴィチがフィリップスに残したブラームス・レコーディング集。録音
は1979年の5月から1983年の7月までのもので、長らくカタログから消えていた
ものですが、非常に多くの再発の要望が寄せられたアイテムです。前作ベート
ーヴェン(475 6319)のリイシューも各方面から絶賛されています。
現在はEMI専属アーティストですが、これらのレパートリーはほとんど再録さ
れていません。

4757065  4枚組  \3400
ラドゥ・ルプー-プレイズ・ベートーヴェン (60歳記念BOX)
Disc.1
ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 作品15
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品19
ロンド ハ長調 作品51-1
ロンド ト長調 作品51-2
Disc.2
ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58
Disc.3
ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2
ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 作品13「悲愴」
Disc.4
ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 作品53「ワルトシュタイン」
創作主題による32の変奏曲 ハ短調 作品80
五重奏曲 変ホ長調 作品16*
ラドゥ・ルプー(Pf)
ハンス・ド・ヴリース(Ob)*、ジョージ・ピーターソン(Cl)*、
ヴィセンテ・ザルソ(Hr)*、ブライアン・ポラード(Fg)*
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:ズービン・メータ
録音:1970年11月-1984年6月

4757070  3枚組  \2550
ラドゥ・ルプー-プレイズ・ブラームス
(60歳記念BOX)
Disc.1
ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 作品5
弦楽六重奏曲第1番の主題と変奏曲 ニ短調
Disc.2
2つの狂詩曲 作品79
3つの間奏曲 作品117
6つの小品 作品118
4つの小品 作品119
Disc.3
ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15
ラドゥ・ルプー(Pf)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:エド・デ・ワールト
録音:1971年11月-1981年6月

4757074  4枚組  \3400
ラドゥ・ルプー-プレイズ・シューベルト(60歳記念BOX)
Disc.1
ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D845
ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 D894
Disc.2
ピアノ・ソナタ第5番 変イ長調 D557
2つのスケルツォ D593
楽興の時 D780(全6曲)
Disc.3
ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D959
ピアノ・ソナタ第14番 イ短調 D784
ピアノ・ソナタ第1番 ホ長調 D157
Disc.4
ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D664
ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D960
ラドゥ・ルプー(Pf)   
録音:1971年11月-1991年12月
今年11月30日に還暦を迎えるラドゥ・ルプー。(意外と若い?)これを記念
して、DECCAよりコレクターズ・エディション3アイテムが登場です。60年代
後半に数々のコンクールの賞を総なめにし、名声を確立したルプー。この直
後からベートーヴェンでDECCAへの録音を開始します。80年代初頭までコンス
タントな録音を発表し、どれもが高い評価を得ますが、徐々に「録音」を嫌
うようになり、彼の姿はレコーディング・スタジオに見られなくなります。
このことにより、より彼の存在は伝説化し、今回のこのまとまったリリース
もまさに待望といえるものになりました。

4757079  4枚組  \3400
クリストフ・ルセ
J.S.バッハ:チェンバロ作品集
Disc.1
ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
Disc.2
イタリア協奏曲 BWV.971
フランス風序曲(パルティータ) BWV.831
4つのデュエット BWV.802-5
半音階的幻想曲とフーガ BWV.903
Disc.3
パルティータ第1番 BWV.825、第2番 BWV.826、第6番 BWV.830
Disc.4
パルティータ第3-5番 BWV.827-9
クリストフ・ルセ(Cemb)
録音:1990年9月-1994年9月、フランス
世界最高峰のハープシコーディストとして知られるルセは、80年代90年代に
オワゾリールに多くの録音を残しています。そのレパートリーは幅広く、ラ
モーをはじめとするフランス物からバッハの重要作品群にまで至ります。ホ
グウッドとの協奏曲集なども大変有名ですが、今回はソロ作品集。不朽の名
作ゴルトベルクや6つのパルティータなどが4枚に凝縮しています。

4757097  5枚組  \4250
プーランク-ソロ・ピアノ&室内楽作品集
Disc.1
ナゼルの夜、3つのノヴェレッテ、パストゥレル、3つの無窮動、
ワルツ ハ長調、即興曲1-3, 6-8, 12, 13&15、Pi ces
Disc.2
ユモレスク、夜想曲、組曲 ハ長調、Th?me vari?、即興曲4, 5, 9-11&14、
2つの間奏曲、間奏曲 変イ長調、村人たち、プレスト 変ロ長調
Disc.3
メランコリー、3つのパストゥレル、バッハの名による即興的ワルツ、
5つの即興曲、冗談、ナポリ(3曲)、散歩(プロムナード)、
アルベール・ルーセルを讃えて、ブーレ,オーヴェルニュのパヴィリオン
にて、アルバムの綴り、ジェルヴェーズによるフランセーズ、フランス組曲
Disc.4
ナポリ-第3曲「イタリア奇想曲、二台のピアノのためのソナタ、悲歌、
ピアノ連弾ソナタ(for 4 hands)、シテール島への船出(2台のピアノに
よるヴァルス=ミュゼット)、ヴァイオリン・ソナタ、
ホルンとピアノのためのエレジー
Disc.5
六重奏曲、クラリネット・ソナタ、フルート・ソナタ、オーボエ・ソナタ、
ピアノ,オーボエとファゴットのための三重奏曲
パスカル・ロジェ(Pf)
ジャン=フィリップ・コラール(Pf)、シャンタル・ジュイレ(Vn)、
アンドレ・カザレ(Hr)、ミシェル・ポルタル(Cl)、
パトリック・ガロワ(Fl)、モーリス・ブルグ(Ob)、
アマウリー・ヴァレス(Fg)、以上disc.4&5
録音:1986年2月-1998年5月
フランス物のエキスパートとして知られるパスカル・ロジェ。もちろん、彼の
ドビュッシー&ラヴェルやフォーレの室内楽集などは今も定番中の定番です
が、プーランクのピアノ作品といえば、即座にこのジャケットを思い出され
る方が圧倒的なのではないでしょうか?他に、協奏曲や歌曲の伴奏も多く、
フランス物の中でもロジェのプーランクは最重要といえます。

4757172  4枚組  \3400
マイケル・ティペット生誕100周年記念BOX!
ティペット-声楽作品集
オラトリオ「われらの時代の子」、子守歌、4つの歌曲、5つの黒人霊歌、
アキレスの歌、アリエルの歌、ドフのための歌集、ビザンチウム、
歌劇「ノット風の花壇」*、他
Disc.1 Boyhood's End、The Heart's Assurance、Dance, Clarion Air、
The Source、The Windhover、Lullaby、Bonny at morn、Four Songs from
the British Isles、Magnificat and Nunc dimittis、Plebs Angelica、
The Weeping Babe、Music
Disc.2
A Child of Our Time、Five Spirituals
Disc.3
Songs for Achilles、Songs for Ariel、Songs for Dov、Byzantium
Disc.4
The Knot Garden
ジェシー・ノーマン(S)、ジャネット・ベイカー(Ms)、
イヴォンヌ・ミントン(Ms)、フィリップ・ラングリッジ(T)、
ロバート・ティアー(T)、ジョン・シャーリー=カーク(Bs)、
ジョン・コンスタブル(Pf)、ティモシー・ウォーカー(g)、他
BBCシンガーズ、BBC交響楽団、ロンドン・シンフォニエッタ、シカゴ交響楽団、
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団*、他
指揮:ニコラス・クレオバリー、サー・コリン・デイヴィス*、
サー・ゲオルグ・ショルティ、他
録音:1972年5月-1991年4月

●DVD-Video
743111  2枚組  \3350
ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」全曲
ボーナスDVD付き!
ジェルメッティ、出演歌手らによる、ロッシーニのオペラ紹介(58分)
レアル劇場のバックステージ風景(16分)
100枚以上にのぼるフォト・ライブラリー収録!
マリア・バーヨ(S)、ファン・ディエゴ・フローレス(T)、
ピエトロ・スパニョーリ(Br)、ルッジェーロ・ライモンディ(Bs)、他
マドリード・レアル劇場管弦楽団、合唱団
指揮:ジャンルイジ・ジェルメッティ
録音:2005年1月、マドリード
ファン・ディエゴ・フローレス、マリア・バーヨ、ルッジェーロ・ライモン
ディという超豪華キャスティングによる「セビリャの理髪師」全曲、今年の
1月の最新映像!
今人気沸騰のファン・ディエゴ・フローレスをアルマヴィーヴァ役に配して、
豪華キャスティングによる、当代随一といっても過言ではない「セビリャの
理髪師」の強力新譜が登場しました。今年の1月に、スペインのマドリード
で行われたライヴ映像で、ロッシーニを得意とするジェルメッティは、個性
的な歌手たちの持ち味を最大限に活かしながら、機敏な音楽運びで見事にま
とめ上げています。当ディスクには長時間ドキュメンタリー・ボーナスDVD
が付いており、出演者たちによるロッシーニのオペラ紹介(58分)と、レア
ル劇場の魅惑的なバックステージ風景(16分)を収めたファン必見の映像で
す!
OPERA DVD
Duration: 166 mins
Disc Format: NTSC
Audio Selection: LPCM Stereo &DTS 5.1 Surround (opera only)
Recorded: January 2005, Teatro Real, Madrid
Subtitles: English, French, German, Spanish, Chinese
Booklet Notes: English, French, German, Spanish
BONUS DVD
The Useless Precaution 58 mins
The cast and director introduce Rossini’s opera
Backstage with the Barber 16 mins
A fascinating look behind the Teatro Real production
Subtitles: English, French, German, Italian, Spanish, Chinese
PHOTO GALLERY
Over 100 rehearsal and performance photos
DVD Showreel & Trailers
 
<DELTA CLASSICS>   
DCCA-0017 \2,500(税抜き)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
《国際ブルックナー協会発行第3稿、コースヴェット版使用》
《世界初演・世界初録音 Jul/5/2005 ライヴ録音》
内藤 彰(指揮)
東京ニューシティ管弦楽団
ブルックナーの自身の改作稿「アダージョ2」を世界初演し、そのライヴCD
(DCCA-0003)もレコ芸などをはじめ、無名アーティストながら絶賛を浴び
た内藤/東京ニューシティ管。今回はブルックナーの中でもとりわけポピュラ
ーで広く聴かれている「ロマンティック」の新版に挑戦。
アメリカ在住のブルックナー研究家としても活躍している、音楽学者コース
ヴェット氏が校訂し、国際ブルックナー協会が発行した「第3稿」として、今
にわかに注目されている「コースヴェット版」をいち早く内藤/東京ニューシ
ティ管によって今年7月5日に世界初演が行われた際のライヴ録音です。
このライヴの音を聴いて校訂者のコースヴェット氏より初演の感謝と演奏の
評価について賛辞が寄せられると同時に、普段ならコンサート評そのものを
取り上げることなどしない、音楽専門誌各誌がこぞって、その演奏について
のコンサート評はどれも異例とも言える絶賛のコメントを掲載し、その内容
の素晴らしさがいち早く評価されました。(下記コメントを参照ください)

<校訂者コースヴェット氏からのコメント>
私たちは皆、マエストロ内藤の、音楽的に熱心で洞察に満ちた演奏に感謝し
なければならない。 彼はスコアの精神に没入し、この音楽が持つ特別なムー
ドと活力の論理を完全なまでに表現しきっている。また、 彼の指揮の下で
オーケストラは、この版の音楽の豊かさを充分正当に表現するに足る、傑出
した明快さと活力の漲った演奏を披露している。

<音楽の友 9月号コンサート評より抜粋>
強弱やテンポ設定など細部に渡り修正が施されているところも丹念に演奏に
反映させており、従来の曲の解釈とニュアンスや感触の違いも興味深いとこ
ろであった。しかし、何よりも感心したのは同オケのレヴェルの高さにある。
冒頭のホルンの素晴らしさはもとより、弦パートのクオリティの高さ(第2楽
章のヴィオラは絶品)最強奏でのバランスの取れた音響、そしてよく整えら
れたアンサンブルなど、新興のオケとは思えぬ最上質の演奏が繰り広げられ
ていた点に、この世界初演の意義を確実なものにする一翼を担ったと実感。

<ショパン 9月号コンサート評より抜粋>
(前略)ステージ上の全楽器が大活躍で圧倒的な盛り上げの中にブルックナ
ー音楽の真髄を表出することに成功。内藤の熱のこもった音楽作りはまった
く見事であったし、オケも充分にそれに応えた演奏をしていた。

<音楽現代 9月号コンサート評より抜粋>
レガートな響きは夢のように美しく実に新鮮で可憐だった。流れの良さや繋
ぎの上手さがしなやかさや瑞々しさの極致のような活きたブルックナーを生
み改定版臭を見事に払拭、正しく改定版を現代に蘇らせた。
  
<ANGEL>
CDS-3336192  2枚組 \2280
LEGEND - MUSIC OF MYTH, MAGIC, AND MYSTERY
CD-1
オルフ:おお、運命よ-「カルミナ・ブラーナ」/プレヴィン指揮
プロコフィエフ:行進曲-「3つのオレンジの恋」/スタインバーグ指揮
ホルスト:天王星-「惑星」/ボールト指揮
デュカ:魔法使いの弟子/プレートル指揮;
ワーグナー:神々のヴァルハラへの入城-「ラインの黄金」
/テンシュテット指揮
ドビュッシー:沈める寺-「前奏曲集」/サヴァリッシュ指揮
ワーグナー:ワルキューレの騎行-「ワルキューレ」/テンシュテット指揮
シベリウス:悲しきワルツ-「クオレマ」/バルビローリ指揮
ベルリオーズ:サバトの夜の夢-「幻想交響曲」/バーンスタイン指揮
ファリァ:火祭りの踊り-「恋は魔術師」/ジュリーニ指揮
ムソルグスキー:はげ山の一夜/ヤンソンス指揮
ホルスト:海王星-「惑星」/ボールト指揮
CD-2
R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき/ケンペ指揮
シベリウス:レミンカイネンの帰郷-「4つの伝説曲」バルビローリ指揮
;3.サン=サーンス:死の舞踏/プレートル指揮
ワーグナー:ジークフリートの死と葬送行進曲-「神々のたそがれ」
/テンシュテット指揮
グリーグ:山の魔王の広間にて-「ペール・ギュント」/ビーチャム指揮
ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調/サヴァリッシュ指揮
ドビュッシー:シレーヌ-「夜想曲」/マルティノン指揮
ワーグナー:森のささやき-「ジークフリート」/テンシュテット指揮
シベリウス:ポホヨラの娘/バルビローリ指揮
ワーグナー:ヴォータンの告別と魔の炎の音楽-「ワルキューレ」
/テンシュテット指揮
シベリウス:フィンランディア/バルビローリ指揮
現代の映画音楽のルーツとなったクラシック名曲のベスト・アルバム
「ハリー・ポッター」「ロード・オブ・ザ・リング」「スター・ウォーズ」
などの超大作ヒット・ムーヴィーに欠くことのできない音楽スコア。その先
駆ともいうべきクラシック作品の交響詩、交響曲、オペラの名曲を名演奏で
楽しめるお得な2CDアルバム。

CDC-3416452  \2080
トーマス・ハンプソン/アメリカの歌
1.ロレム:As Adam early in the morning;2.フォスター:Ah! May the
 red rose live always;3.トラッド:シェナンドー;4.フォスター:夢
見る人;5.ダムロッシュ:Danny Deever;6.ウッド:Rosed of Picardy;
7.フォスター:金髪のジニー;8.フォスター:Hard times come again
no more;9.フォスター:Molly, do you love me?10.グリフィス:An
old song resung;11.コルンゴールド:Tomorrow when you are gone;
12.トラッド:The Erie Canal;13.ウォーレン:We Two;14.トラッ
ド:The Nightingale;15、フォスター:Comrades fill no glass for me;
16.デューク:Luke Havergal;17.バーンスタイン:To what you said;
18.ナギンスキ:Look Down Fair Moon;19.ワイル:Dirge for two
veterans;20.バーレイ:Ethiopia saluting the colors
トーマス・ハンプソン(バリトン)他
アメリカの歌の幅広い魅力と深みが伝わってきます
アメリカ国会図書館の自筆楽譜コレクションから選曲した全米ツアーを11月
から来年6月にわたり12ヶ所で予定しているハンプソン。2枚のアメリカ歌
曲アルバムからのベスト・アルバム。



<EMI FINLAND>
VMD-3420472  2枚組 \2250
CD1:管弦楽作品
フィンランディア/フィルハーモニアO、ベルグルンド指揮
カレリア組曲より−間奏曲、行進曲風に/ボーンマスSO,ベルグルンド指揮
ヴァイオリン協奏曲−第1楽章
/ヘンデル(ヴァイオリン)、ボーンマスSO,ベルグルンド指揮
交響曲第2番−第4楽章/ヘルシンキ・フィル、ベルグルンド指揮
ポヒョラの娘/ハレ管弦楽団、バルビローリ指揮
レンミンカイネンの帰郷/ボーンマス交響楽団、ベルグルンド指揮
交響曲第5番−第3楽章/ヘルシンキ・フィル、ベルグルンド指揮
CD2:声楽作品
カンタータ「祖国」/エラーハイン少女Cho、エストニア国立男性Cho、
エストニア国立SO、P.ヤルヴィ指揮
カンタータ「大地の賛歌」
/エストニア国立男性Cho、エストニア国立SO、P.ヤルヴィ指揮
火の起源
/ヒュンニネン(バリトン)、ソヴィエト・ロシア・エストニア国立アカデミー
男性Cho、ヘルシンキ大学男性Cho、ヘルシンキ・フィル、ベルグルンド指揮
ルオンノタール
/ヴァリャッカ(ソプラノ)、ボーンマスSO、ベルグルンド指揮
ヴァイノ賛歌/エラーハイン少女Cho、エストニア国立男性Cho、
エストニア国立SO、P.ヤルヴィ指揮
レンミンカイネンの歌
/エストニア国立男性Cho、エストニア国立SO、P.ヤルヴィ指揮
クレルヴォ交響曲−クレルヴォの死
/コスティア(ソプラノ)、ヴィイタネン(バリトン)、
ヘルシンキ大学Cho、ボーンマスSO,ベルグルンド指揮
フィンランディア
/エストニア国立男性Cho、エストニア国立SO、P.ヤルヴィ指揮
祖国フィンランドへの熱き愛を込めたシベリウス作品のハイライト
バルビローリ、ベルグルンド、P.ヤルヴィの3世代にわたる指揮者を中心に
した名演を集めた2CDです。


<EMI FRANCE>
CZS-3466412  2枚組 \2300
バーバラ・ヘンドリックス/スピリチュアルズ
CD)1
Sometimes I feel like a Motherless Child; Plenty Good Room;
Nobody Knows de Trouble I've Seen; Git on Boa'd Little Child'n;
Oh what a Beautiful City!; His Name so Sweet; Deep River; When I
Lay my Burden down; Swing Low, Sweet Chariot; Talk about a Child
that do Love Jesus; Joshua Fit de Battle of Jericho; Fix me, Jesus;
Roun' about de Mountain; Hold on!; Were you there?; Ev'ry Time I Feel
de Spirit; Amazing Grace; When the Saints go Marchin'in; Sometimes
I Feel like a Motherless Child (solo voice)
CD)2
Give Me Jesus; Old Time Religion (arr. Moses Hogan, adapted by
Benjamin Harlan); Wade In The Water; Ain't That Good News; He Never
Said a Mumberlin' Word (arr. Roland Hayes); There Is a Balm in Gilead;
I Got a Robe; Study War No More: I Couldn't Hear Nobady Pray; I've
Been In de Storm So Long (arr. H.T. Burleigh); The Battle of Jericho;
There's a Man Goin' Round; My God Is So High; Lord, I Want To Be
A Christian; Steal Awat; My Lord, What a Mornin' (arr. H.T. Burleigh);
I Stood On The River of Jordan; Great Day; Didn't My Lord Deliver
Daniel; I'm Troubled in Mind (arr. Edward Boatner); He's Got the Whole
World In His Hands (trans. Moses Hogan, arr. Margaret Bonds)
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ) 他
得意のスピリチュアルズをまとめた全40曲
「時には母のない子のように」「誰も知らない私の悩み」「ディープ・リヴァ
ー」「ジェリコの戦い」「アメイジング・グレース」「聖者が町にやってくる」
などなどファンを魅了してきたヘンドリックスのスピリチュアルズ・レパート
リーがつまった2CDブリリアント、12Pブックレット。



<VIRGIN CLASSICS>
VCD-5456502  2枚組 \4160
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲)
トゥルルス・モルク(チェロ)
世界のトップ・チェリストとして活躍するモルクの最新録音。
チェロのレパートリーの最高峰としてチェリストがめざすバッハの「無伴
奏組曲」。モルクがあえて熟成の時を待ち、満を持して完成させた全曲録
音。新世紀の決定盤の登場です。

VC-3326272  \2080
モーツァルト:管楽器のための協奏曲集
モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
(ホルン協奏曲第4番 変ホ長調 K.495
オーボエ協奏曲 ハ長調 K.271k"Ferlendis"
L.モーツァルト:トランペット協奏曲 二長調
ダヴィド・ゲリエ(ホルン、トランペット)
フランソワ・ルルー(オーボエ)
ポール・メイエ(クラリネット)
アンサンブル・オルケストラル・ド・パリ
ジョン・ネルソン指揮
フランスの俊英奏者たちによるモーツァルトの名協奏曲、祝生誕250年企画
日本でもファンの多いルルー、メイエに加え、84年生まれで世界各地のコン
クールを総なめしているゲリエがなんとホルンとトランペットを吹き分けた
モーツァルトの新録音。クラシック・ファンとりわけ管楽器ファンは絶対に
聞き逃せないアルバムです。

VCW-3438422(CD+BONUS DVD) \2000
ヘンデル:カンタータ集
カンタータ「愛の妄想」
カンタータ「私の胸は騒ぐ」
アキスのアリア"Qui l'augel da pianta in pianta"-カンタータ「日は昇る
(アキス、ガラティアとポリュフェモス)」
ナタリー・デセイ(ソプラノ)
ル・コンセール・ダストレエ エマニュエル・アイム指揮
デセイとアイム、理想的な顔合わせで完成したヘンデルのヴィルトゥオジティ
にあふれたイタリアン・カンタータ集。
若きヘンデルがイタリア滞在中に作曲した約100曲のカンタータ。このジャン
ルのスペシャリスト、スカルラッティ、ヴィヴァルディ、カルダーラにまさる
とも劣らない作品と評価されています。
ボーナスDVDには録音セッション、デセイとアイムのインタヴィューを収録
デジ・パック 28Pブックレット。
 
<NAXOS> 各1枚 \850
8.555310
#Early Music
モンテヴェルディ(1567-1643):<マドリガーレ集第4巻>
ああ悲しい別れ/いとしい人よ、あなたを見つめていると/私の心よ、死なな
いのか/彼は悩みを星に打ち明けていた/いとしい人が優しい眼差しを私に向
けさせ/いとしい人よ、許してください(第1部)/もしもあなたが私の恋人
なら(第2部)/澄みきった輝く瞳/私の胸のうちの傷/あなたも私のもとか
ら去っていくのか/輝く美しい瞳の一瞥だけでも/私の溜め息がそれほど聞き
たいなら/私は若い娘/とても甘美にさえずっているあの鳥は/お願いだ、も
う戦争はやめて/愛する人の胸に身を沈めて死ねるものなら/痛ましい心よ/
私の心の魂よ/私の心の人よ、遠く離れて/彼女は泣き、溜め息をついた 
(イタリア語歌詞、英語対訳付き)
歌・演奏/マルコ・ロンギーニ(指揮)デリティエ・ムジケ
マドリガーレの第4巻は1603年、つまり「オルフェオ」や「ヴェスプロ」など
の傑作が生まれる上り坂の起点となる時代に出版されたもの。新世紀を迎えた
喜びを歌うような雰囲気が強く、ルネサンス最盛期のハーモニーが香ります。

8.557132
#The 18th Century Symphony
E.W.ヴォルフ(1735-1792):<交響曲集>
交響曲変ホ長調/交響曲ヘ長調/交響曲ハ長調/交響曲ニ長調
演奏/ニコラ・パスケ(指揮)ワイマール・フランツ・リスト室内管弦楽団
ワイマール宮廷の楽長を務め、35曲もの交響曲をはじめとする膨大な作品を書
いたヴォルフ。収録された4曲は中期ハイドンや初期モーツァルトの作風と同
じであり、どうしてこの作曲家が有名にならないのか首を傾げるほど。
“地元”オケの共感も見事です。

8.557198
#20th Century British
ブリテン(1913-1976):
序曲「カナダの謝肉祭」/ヴァイオリン協奏曲 
ブリテン&バークリー(1903-1989):
モン・フィク − 4つのカタルーニャ舞曲
演奏/ステュアート・ベッドフォード(指揮)
イギリス室内管弦楽団、
ロレイン・マカスラン(ヴァイオリン……ヴァイオリン協奏曲)   
英Collins Classics音源の移行発売です。すべて1930年代後半の、ブリテン初
期と言える意欲作。新古典主義風のヴァイオリン協奏曲は近年になって日本で
もよく演奏される曲。「モン・フィク」は2人の作曲家が知り合った直後のコ
ラボレーションです。

8.557291
#British Piano Concertos
ピットフィールド(1903-1999):
ピアノ協奏曲第1番/ピアノ協奏曲第2番/英国舞曲の旋律による習作/アリ
エッタとフィナーレ/トッカータ/シロフォン・ソナタ
演奏/アンソニー・ゴールドストーン(ピアノ……協奏曲第1番)、
ピーター・ドノホー(ピアノ、シロフォン……協奏曲第2番、ほか)、
アンドリュー・ペニー(指揮)王立ノーザン音楽大学管弦楽団(協奏曲のみ)
中田(英)が移籍したことで日本にも名前が知られたボルトンの出身。後半生
を王立ノーザン音楽大学のスタッフとして過ごしたため表舞台に出ることは少
なかったものの、イギリスらしいロマンにあふれた作品集です。ドノホーのシ
ロフォン演奏も聴きもの。

8.557341
#Early Music
ダンスタブル(c.1390-1453):
<スウィート・ハーモニー-ミサとモテット集>
モテット「あなたは何者にもまして美しい」/キリエ/4声のグローリア/
4声のクレド/グローリア(Jesu Christe Fili Dei)/クレド(Jesu Christe
 Fili Dei)/サンクトゥス/クレド(Da gaudiorum premia)/サンクトゥス
(Da gaudiorum premia)/アニュス・デイ/モテット「来れ聖霊よ ― 来れ
創造主なる聖霊」/カノン形式のグローリア(M.ベントによる再構成)(ラテ
ン語歌詞、英文対訳付き)
歌/アントニー・ピッツ(指揮)トヌス・ペレグリヌス   
単旋律聖歌から派生したポリフォニーの時代に、フランドルの音楽から独立し
てイギリス的な旋法や和音を確立。現在にまで至るイギリス音楽の根幹を創造
した作曲家。収録された教会音楽は、この作曲家を知るのに最適の作品集です。

8.557347
ブルッフ(1838-1920):8つの小品 
ダンディ(1851-1931):クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲
演奏/アミーチ・アンサンブル
ブラームスを引き継ぐドイツ・ロマン派音楽の中心にいるブルッフ。ドイツ的
な作風を持つフランク一派の後継者であるダンディ。2人の抒情派作曲家によ
る室内楽は、知名度こそ低いものの美しい佳曲です。

8.557438
#Spanish Classics
トゥリーナ(1882-1949):<ピアノ作品集第2集>
スペインの主題によるロマンティックなソナタ/幻想的ソナタ/不思議な場所
 ― ソナタ形式の行進/管弦楽のない協奏曲 
<Vol.1: 8.557150>
演奏/ホルディ・マソ(ピアノ)
1909年に作曲された「ロマンティックなソナタ」は、アルベニスらの世代から
歴史を受け継いだ作品。1930年作曲の「幻想的ソナタ」、1935年作曲の「管弦
楽のない協奏曲」など、スペイン風味と印象派的ロマンの絶妙なミックスが最
高潮に達する時代の作品です。

8.557477
ドヴォルザーク(1841-1904):<ピアノ独奏曲全集第4集>
8つのユモレスク/6つのマズルカ/影絵
演奏/ステファン・ヴェセルカ(ピアノ)
<Vol.1: 8.557474 / Vol.2 : 8.557475 / Vol.3: / 8.557476>
シリーズ第4集となるこのディスクには、有名な「ユモレスク」を含む「8つ
のユモレスク」、1879年と80年に作曲された2つの組曲風小品集を収録。作曲
者の円熟期となる曲だけに、小品であっても個性がにじみ出ている、ボヘミア
の重要な作品です。

8.557494
#20th Century Czech
マルティヌー(1890-1959):<歌曲集>
2つの歌曲/G.アポリネールの詩への3つの歌曲-曲芸師/ヴォカリーズ=
エチュード/民俗詩への2つのバラード/K.J.エルベン収集による民俗詩への
4つの歌曲/バレエ「シュパリーチェク」-ピアノのためのポルカ/同-ピア
ノのためのワルツ/歌曲集「新シュパリーチェク」/3つのクリスマス歌曲-
ひよこ/同-子猫/K.J.エルベンの詩への4つの子供の歌と童謡/民俗詩への
「愛の聖歌」/J.ムハの詩への「母への願い」/聖母マリアの奇跡-キリスト
降誕(モラヴィアの民俗詩による牧歌)/同-シスター・パスカリーナ(J.
ゼイエルの主題による)(仏・チェコ語歌詞、英語対訳付き)
歌・演奏/オルガ・チェルナー(メゾ・ソプラノ)、
イトカ・チェホヴァー(ピアノ)
交響曲をはじめ大規模な声楽作品も知られているマルティヌーですが、歌曲は
まだまだ紹介されない珍しいもの。シンプルなピアノ伴奏にのって歌われる素
朴なメロディ(民謡風、子守歌風、童謡風など)は、マルティヌーのイメージ
を大きく変えることになるでしょう。

8.557501
<ロバート・クラフト・コレクション/ストラヴィンスキー作品集第4集>
ストラヴィンスキー(1882-1971):
バレエ「春の祭典」/歌劇「ナイチンゲール」(ロシア語歌詞、英語対訳付き)
演奏・歌/ロバート・クラフト(指揮)
[春の祭典]ロンドン交響楽団、
[ナイチンゲール]フィルハーモニア管弦楽団、
オルガ・トリフォノヴァ(ソプラノ)、ロバート・ティア(テノール)、
ピッパ・ロングワース(ソプラノ)、ポール・ウェラン(バス・バリトン)、
スティーヴン・リチャードソン(バス)、アンドルー・グリーナン(バス)、
サリー・バージス(アルト)、ピーター・ホール(テノール)、
サイモン・プリース(バス)、
ロンドン・ヴォイス(テリー・エドワーズ指揮)
「春の祭典」はKoch Internationalから(1995年録音)、「ナイチンゲール」
(うぐいすの歌)はMusicMastersから(1997年録音)の移行発売。作曲者直伝
とも言えるクラフトの演奏ですが(作曲者指揮のColumbia録音をリハーサルし
たのもクラフト)、その演奏は大きく違ってバーバリズムにあふれています。

8.557566
#21st Century Classics
パヴロワ(1952- ):
交響曲第2番「新世紀のために」(2002年改訂版)/交響曲第4番
演奏/ヴラディーミル・フェドセーエフ(指揮)
モスクワ放送チャイコフスキー交響楽団、
ヤロスラフ・クラスニコフ(ヴァイオリン……第4番)、
ゲオルギー・ハチキャン(オルガン……第4番)
ナクソスにフェドセーエフが初登場! 交響曲第1番&第3番(8.557157)
で抒情的な作風が知られるようになった女性作曲家が、1997年-98年に作曲し
た交響曲第2番は、ジョン・ウィリアムズを思わせる壮大で繊細なオーケスト
レーションが魅力の大作です。

8.557571
#The 18th Century Symphony
ハイドン(1732-1809):<交響曲全集シリーズ第29集>
交響曲第1番/交響曲第2番/交響曲第3番/交響曲第4番/交響曲第5番
演奏/パトリック・ガロワ(指揮)
シンフォニア・フィンランディア、
イリーナ・ザッハレンコヴァ(通奏低音)
シリーズ最新盤は、1759年頃から62年頃にかけて作曲された初期の交響曲。
2本のオーボエとホルン、そして弦楽という典型的な古典派交響曲の編成で、
同時代の他の作曲家と比較を楽しむのも一興でしょう。

8.557591
#20th Century British
ラッブラ(1901-1986):
ヴァイオリンと管弦楽のための即興曲/ジャイルズ・ファーナビーのヴァー
ジナル曲による即興曲集/ヴァイオリン協奏曲
演奏/湯浅卓雄(指揮)アルスター管弦楽団、
クリシア・オソストヴィッツ(ヴァイオリン…ヴァイオリン即興曲、協奏曲)
神秘主義的な作風と、シリアスなイギリスを思わせる重厚な音楽が信条のラッ
ブラ。ヴァイオリン協奏曲はその典型的なスタイルで、瞑想風の要素も強い曲
です。エリザベス朝時代の作曲家ファーナビーの鍵盤作品をアレンジした曲は、
聴きやすい佳曲です。

8.557634
#Spanish Classics
ホセ(1902-1936):
カスティーリャ交響曲/オペラ組曲「らば飼いの少年」/エヴォカシオン(田
舎の踊りのスケッチ)/鉛の兵隊のマーチ(アレハンドロ・ヤーギュによる管
弦楽編曲)*/ピアノと弦楽のための無邪気な組曲 (*世界初録音)
演奏/アレハンドロ・ポサダ(指揮)
カスティーリャ&レオン交響楽団、アルベルト・ロサド(ピアノ) 
スペイン・ブルゴス地方の出身で、若くしてスペイン内戦に巻き込まれ命を落
とした作曲家の、本格的な作品集。民謡を基調として民族楽派そのものという
作風ですが、どこか日本の音楽と共通する雰囲気も感じられます。

8.557641
#20th Century British
ブリス(1891-1975):メレ幻想曲/バレエ音楽「チェックメイト」
演奏/デーヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団 
チェスの対戦をそのままバレエ化した「チェックメイト」はブリスの代表作で
あり、中後期ストラヴィンスキー的な作風の作品。1920年代の色彩にあふれた
「メレ幻想曲」は、「ペトルーシュカ」を思わせる作品です。

8.557676
#20th Century Italian
ダッラピッコラ(1904-1975):
<ヴァイオリンとピアノ曲およびピアノ曲全集>
パガニーニの奇想曲によるソナティナ・カノニカ/バレエ音楽「マルシア」の
3つの挿入曲/アンナリベラの音楽帳/3台のピアノのための音楽/ヴァイオ
リンとピアノのための2つの習作/ヴァイオリンとピアノのためのタルティニ
アーナ第2番
演奏/ロベルト・プロッセダ(ピアノ)、
ドゥッチョ・チェッカンティ(ヴァイオリン) 
極めて少ないダッラピッコラの室内楽作品を網羅できる一枚。ピアノ曲はシリ
アスなオペラなどを書いている同じ作曲家か、と思えるくらいシンプルなミニ
チュア。静かな抒情を感じさせるヴァイオリン曲も魅力的です。

8.557723
ベートーヴェン(1770-1827):<ピアノ三重奏曲集第1集>
ピアノ三重奏曲第5番「幽霊」/ピアノ三重奏曲第6番/創作主題による14の
変奏曲
演奏/ジリオン・トリオ 
すでにシュトゥットガルト・ピアノ三重奏団による全集があるナクソスに、
新全集が登場。演奏は、チェロ・ソナタ全集をリリースしているティクマンと
クリーゲルを含む、2001年にデビューした女性トリオです。

8.557741-42(2枚組)
#The Organ Encyclopedia
F.クープラン(1668-1733):<オルガン・ミサ集>
教区のためのミサ曲/修道院のためのミサ曲
演奏/ジャン=バプティスト・ロバン(オルガン……ポワティエ大聖堂のフラ
ンソワ=アンリ・クリコ製オルガン(1787-1790年製)使用) 
24bit録音。亡くなるまでの約40年間にわたって作曲者がオルガニストを務め
た、パリのサン・ジェルヴェ聖堂のために書かれ、わずか22歳の時に才能を広
く知らしめた力作。加えてクープランにとっては珍しいオルガン作品でもあり、
バロック音楽ファンは必聴でしょう。

8.557809
<期待の新進演奏家リサイタル・シリーズ − ゴラン・クリヴォカピチ(ギタ
ー)>
ヴェルトミュラー(1769-1841):
ピアノ・ソナタ イ長調(F.ファイファーによる編曲) 
J.S.バッハ(1685-1750):
無伴奏ソナタ第3番BWV.1005(G.クリヴォカピチによる編曲) 
D.スカルラッティ(1685-1757):
ピアノ・ソナタ ホ長調K.162/L.21/P.162(C.マルキオーネによる編曲)/ピ
アノ・ソナタ イ長調K.208/L.238/P.315(C.マルキオーネによる編曲)/ピア
ノ・ソナタ イ長調K.209/L.428/P.209(C.マルキオーネによる編曲) 
ボグダノヴィッチ(1955- ):ギターのためのソナタ第2番
演奏/ゴラン・クリヴォカピチ(ギター) 
2004年「GFAギター・コンクール」第1位優勝に輝いた、ユーゴスラヴィア出
身の若手奏者によるリサイタル盤。落ち着いた雰囲気の美音の持ち主であり、
その特徴がどの曲にも反映されています。ギタリスト、デュシャン・ボグダノ
ヴィッチの作品にも注目を。

8.557819J
#Japanese Classics 日本作曲家選輯
早坂文雄(1914-1955):ピアノ協奏曲/左方の舞と右方の舞/序曲ニ調       
*日本語解説書付き(執筆:片山杜秀) 
演奏/ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮)
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団、岡田博美(ピアノ) 
録音・編集(24bit/48kHz)。伊福部昭と並ぶ民族楽派の急先鋒でありながら、
雅楽などの伝統音楽を大胆に取り入れて独特の日本的美学を音楽にした早坂文
雄。その存在はコンサート音楽ばかりではなく、黒澤明や溝口健二などの映画
音楽を通じて世界的に広まっており、武満徹の師としても知られています。
もっとも人気が高い「左方の舞と右方の舞」は宮廷雅楽のイディオムをオーケ
ストラに変換した作品。「ピアノ協奏曲」は今回が公式には世界初録音で、
演奏されることの少ない“幻の名曲”です。

8.557820
#20th Century Italian
レスピーギ(1879-1936):
交響的変奏曲/前奏曲、コラールとフーガ/ブルレスカ/謝肉祭序曲/組曲ホ
長調
演奏/アドリアーノ(指揮)スロヴァキア放送交響楽団、
フェルディナント・クリンダ(オルガン……交響的変奏曲)
マルコポーロ8.223348の移行発売。「ローマ三部作」以外のレスピーギ作品に
はなかなかスポットが当たりませんが、ここに収録されているのはJ.S.バッハ
やドヴォルザーク、リムスキー=コルサコフなど、影響を受けた作曲家たちの
エコーです。

8.559182
#American Classics
ロックバーグ(1918-2005):
交響曲第2番/イマゴー・ムンディ(世界初録音)
演奏/クリストファー・リンドン=ギー(指揮)
ザールブリュッケン放送交響楽団
シリアスでありながらも硬質の叙情派と言える作風で、死後ますます評価が高
まっているロックバーグ。「イマゴー・ムンディ」は日本の雅楽をオーケスト
ラで再現・展開したかのような作品であり、ロックバーグを知るリスナーには
意外かもしれません。

8.559210
#American Classics
スティル(1895-1978):<ピアノ曲集>
3つの情景/7つのトレーサリー/ブルース(バレエ「レノックス・アヴェ
ニュー」より)/廃園/アフリカ(ヴァーナ・アーヴェイによるピアノのた
めの編曲)
演奏/マーク・ブーザー(ピアノ)
アフロ=アメリカンの作曲家として、アメリカ音楽界に新時代を呼び込んだス
ティルの作品集。オリジナルのオーケストラ版もリリース(8.559174)されて
いる「アフリカ」など、自らのアイデンティティを音楽に反映させ、民族的か
つ瞑想的な雰囲気を持っています。

8.559268
#American Classics
ツウィリッチ(1939- ):
ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲/リチュアルズ(5人のパーカッション
奏者と管弦楽のための) ※世界初録音
演奏/マイケル・スターン(指揮)[協奏曲]
パメラ・フランク(ヴァイオリン)、
ザールブリュッケン放送交響楽団 [儀式]
ネクサス、アイリス室内管弦楽団
フランク、ネクサス、M・スターン(アイザック・スターンの息子)という顔
ぶれによる、フロリダ生まれの作曲家による2作品を収録。硬派のセッション
ズとカーターに師事しながら、ソフトな感触の構成主義といった雰囲気があり、
「協奏曲」の第2部ではJ.S.バッハの有名な「シャコンヌ」をベースにしてい
ます。

8.559418
#American Jewish Music
シェーンフィールド(1947- ):
ヴィオラ協奏曲/4つのモテット(ヘブライ語による歌唱、歌詞の英語対訳付
き)/歌劇「商人と貧民」より(第2幕より抜粋)(英語歌詞付き)
演奏・歌/[協奏曲]ロバート・ヴァーノン(ヴィオラ)、
ヨエル・レヴィ(指揮)ベルリン放送交響楽団 
[モテット]アヴナー・イタイ(指揮)BBCシンガーズ 
[商人と貧民]ジェニファー・ラーソン(ソプラノ)、
ペイ・イー・ワン(メゾ・ソプラノ)、
クリストファー・ミーアディンク(テノール)、
ゲイリー・モス(バリトン)、タイラー・オリファント(バリトン)、
マーク・ケント(バス)、アイザイア・シーファー(語り)、
ケネス・キースラー(指揮)ミシガン大学歌劇管弦楽団&合唱団
ジャズなどさまざまな要素を積極的に取り入れて、多くの作品を生み出してい
るシェーンフィールド。「ヴィオラ協奏曲」にもその味わいは生かされ、アマ
チュア合唱団にも人気が出そうな「4つのモテット」やアラビア風の雰囲気も
ある「商人と貧民」も、親しみやすい作品です。

8.559426
#American Jewish Music
<ユダヤの交響詩集>
アヴシャロモフ(1894-1964):4つの聖書絵画 
シルヴァー(1946- ):サラの歌 
マイエロヴィツ(1915-1998):交響曲「エステル記のミドラシュ」
演奏/[アヴシャロモフ]ジェラード・シュウォーツ(指揮)
ベルリン放送交響楽団 
[シルヴァー]ジェラード・シュウォーツ(指揮)シアトル交響楽団 
[マイエロヴィツ]ヨエル・レヴィ(指揮)ベルリン放送交響楽団
多くの音楽ファンが「ユダヤ的」と感じる、濃厚な叙情をストレートに打ち出
した3曲。聖書の有名な場面を音楽化したアヴシャロモフ、シアトル生まれの
女性作曲家シルヴァー、戦前にツェムリンスキーやレスピーギに師事したマイ
エロヴィツと、それぞれに個性が光る顔ぶれです。



<NAXOS OPERA>
8.669003-04(2枚組) \2000
#American Opera Classics
ジョン・アダムズ(1947- ):
歌劇「天井を見上げ、それから空を見た」(リブレットは付いておりません。
歌詞は英語です)
歌・演奏/マルティナ・ミュールポイントナー(ソプラノ)、
キマコ・ザヴィエル・トロットマン(バリトン)、
マルクス・アレクサンダー・ナイザー(テノール)、
ジャネット・フリードリヒ(ヴォーカル)、
ダリウス・デ・ハース(ヴォーカル)、
リリス・ガルデル(ヴォーカル)、
ヨナス・ホルスト(ヴォーカル)、
クラウス・ジモン(指揮)
フライブルク・ヤング・オペラ・カンパニー 
ホルスト=シンフォニエッタ・バンド
1995年にピーター・セラーズ演出で初演され、オペラというよりはジャズ・
ロック・ミュージカルと呼びたくなるような作品。冒頭からバンドがフィリッ
プ・グラス風の音楽を奏で、次々と歌われる多彩なポップ・ミュージックゆ
えに「21世紀のウエストサイド・ストーリー」と呼びたくなります。


<NAXOS HISTORICAL> 各1枚 \850
8.110235-37(3枚組)
ワーグナー(1813-1883):
歌劇「ローエングリン」/ボーナス・トラック:ラウリッツ・メルヒオール
とエミー・ベッテンドルフによる新婚の間の場(第3幕第2場) 
(録音:[全曲]1943年1月2日放送 ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場
[ボーナス・トラック]1926年、ベルリン) 
※リブレットは付いておりません、歌詞は独語です
歌・演奏/[全曲]ラウリッツ・メルヒオール(テノール)、
アストリッド・ヴァルナイ(ソプラノ)、
アレクサンダー・スヴェド(バリトン)、
ケルスティン・トルボルク(メゾ・ソプラノ)、
ノーマン・コードン(バス)、
マック・ハレル(バス)、
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団 
[ボーナス・トラック]ラウリッツ・メルヒオール(テノール)、
エミー・ベッテンドルフ(ソプラノ)、フ
リーダー・ヴァイスマン(指揮)管弦楽団
ウォード・マーストン復刻。メト全盛期の熱気を伝える放送録音で、オリジ
ナルのラッカー盤からコピーされていたテープを使っての復刻。名匠ライン
スドルフのリード、メルヒオールの英雄的なローエングリン、意外に芯が強
そうなヴァルナイのエルザが、全編でしっかりと作品を支えていきます。

8.110307
<クリフォード・カーゾン(ピアノ)>
ブラームス(1833-1897):
ピアノ五重奏曲(録音:1950年5月2日・3日、ワシントンDC) 
ドヴォルザーク(1841-1904):
ピアノ五重奏曲(録音:1953年4月18日・19日、ワシントンDC)
演奏/クリフォード・カーゾン(ピアノ)、ブダペスト弦楽四重奏団
マーク・オバート=ソーン復刻。8.110306に続くカーゾン&ブダペストQの
共演で、米COLUMBIAへの録音。アメリカ盤LPからの復刻ですが、演奏の力強
さが伝わるサウンドであり新しい評価を生み出しそうな一枚です。

8.110336
<Vol.1: 8.110334/ Vol.2  8.110335>
<ネリー・メルバ-アメリカ完全録音集第3集>
ラロ:歌劇「イスの王」-嫉妬深い保護者を屈服させることができないからに
は……愛する者よ、今はもう 
プッチーニ:歌劇「トスカ」-歌に生き、愛に生き 
ヴェルディ:歌劇「オテロ」-柳の歌「寂しい荒野に歌いながら泣く」/ア
ヴェ・マリア 
トスティ:さらば 
ロナルド:おお、素敵な夜 
ヴェツガー:小川のそばで 
モーツァルト:歌劇「羊飼の王様」-わたしは末永く彼女を愛するだろう 
J.S.バッハ&グノー:アヴェ・マリア 
レーマン:マグダレン・アット・マイケルズ・ゲイト 
ドビュッシー:マンドリン/ロマンス 
G.シャルパンティエ:歌劇「ルイーズ」-貴方に全てをあげたその日から/貴
方に全てをあげたその日から(Victorでの未発売録音テイク) 
フォスター:故郷の人びと(スワニー川) 
ホワイト:ジョン・アンダーソン、マイ・ジョー 
スコットランド民謡「麦畑」/同「アニー・ローリー」(編曲:L.レーマン)
バンベール:涙する天使(Victorでの未発売録音テイク)/ヴェネツィアの
歌(Victorでの未発売録音テイク)  
ドヴォルザーク:ジプシーの歌-第4番「わが母の教えたまいし歌」(英語歌
詞)/同(Victorでの未発売録音テイク) (録音:1910年8月25日・26日、
11月7日、1913年10月2日-4日、1916年1月12日) 
※リブレットは付いておりません
歌・演奏/デイム・ネリー・メルバ(ソプラノ)、
ウォルター・B・ロジャーズ(指揮)管弦楽団、
ガブリエル・ラピエール(ピアノ)、
ヤン・クーベリック(ヴァイオリン)、他
ウォード・マーストン復刻。第1&2集に続くVictor Talking Machineへの録
音音源。当時は発売されなかったトラックも含め、ヤン・クーベリック(指揮
者ラファエル・クーベリックの父)との共演も含む最盛期の歌声であり、もち
ろん音質も最高の状態で楽しめます。

8.111069
<グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)>
シューマン:チェロ協奏曲 
ルビンシテイン:ヘ調のメロディ(編曲:ポッパー)/ペテルブルクの夜会
-第1番「ロマンス」 
ラフマニノフ:14の歌曲-第14番「ヴォカリーズ」 
リムスキー=コルサコフ:歌劇「サトコ」-インドの歌「洞窟には無数のダイ
アモンドが」 
キュイ:万華鏡-第9番「オリエンタル」 
チャイコフスキー:中級程度の12の小品-第2番「悲しい歌」/6つの歌-第
6番「ただあこがれを知る者だけが」/6つの小品-第6番「感傷的なワルツ」
サン=サーンス:動物の謝肉祭-「白鳥」/チェロ協奏曲第1番 
シューベルト:楽興の時ヘ短調 
ウェーバー:ピアノ・ソナタ第3番(ヴァイオリン伴奏付き)-ロンド 
グラナドス:歌劇「ゴイェスカス」間奏曲(録音:1934-1950年)
演奏/グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)、
ジョン・バルビローリ(指揮)ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、
ラルフ・ベルコヴィッツ(ピアノ)、
フリッツ・ライナー(指揮)RCAヴィクター交響楽団 
マーク・オバート=ソーン復刻。著名でありながらも100万ドル・トリオなど
室内楽などでの評価が高く、ソリストとして再評価されてもいいピアティゴル
スキー。1930年代から1950年代まで、3レーベル(HMV、Columbia、RCA)に渡
るこの一枚は、チェリストとしての力量を全面的に押し出して、音楽の深さ
をあらためて教えてくれます。



<MARCO POLO>
8.225266  \1550
ロンビ(1810-1874):<管弦楽作品全集第11集>
バレエ「ナポリ」よりフィナーレ・ギャロップ/ユージェニー・ワルツ/バレ
エ音楽「軍隊ポルカ」/トールハンマー・ギャロップ/ポルカ「ストックホル
ムへの挨拶」/ポルカ・マズルカ「ホルガー・ダンスケ」/スペインのジプシ
ーの踊り「マリターナ」/アレーンベリ蒸気回転木馬ギャロップ/銃声付きワ
ルツ「パリの学生」/幻想曲「若い母の夢:夢の写真」/デンマークからのエ
コー/歌劇「トロヴァトーレ」のディヴェルテスマンよりフィナーレ・ギャロ
ップ/組曲「クリスマスの贈り物」よりアンナ・ワルツ/組曲「子供たちの
バレエ」よりホプサ・ギャロップ
演奏/デーヴィッド・リデル(指揮)チヴォリ交響楽団 
北欧のシュトラウスによる作品シリーズ、11枚目。ナポレオン3世の妻ユー
ジェニーに捧げるワルツ、デンマーク初の鉄道を記念して書かれたギャロッ
プ、ヴェルディの「トロヴァトーレ」がコペンハーゲンで上演された際に演
奏されたという曲など、多彩な小品集です。

8.225310-11(2枚組) \3100
メルカダンテ(1795-1870):歌劇「ヴェスタの巫女」
(伊語歌詞はウェブサイト<www.naxos.com/libretti/lavestale.htm>で)
歌・演奏/ドリアナ・ミラッツォ(ソプラノ)、
ダンテ・アルカラ(テノール)、
アガタ・ビエンコフスカ(メゾ・ソプラノ)、
ダヴィデ・ダミアーニ(バリトン)、
ダナ・グレイザー(ソプラノ)、
アンドレア・パトゥチェッリ(バス・バリトン)、
ラディスラフ・エルグル(テノール)、
マッティア・デンティ(バス)、
パオロ・アッリヴァベーニ(指揮)
クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団、
ウェクスフォード音楽祭歌劇合唱団 (合唱指揮:ルボミール・マートル) 
録音:24bit。マルコポーロのオペラではおなじみになりつつある、アイルラ
ンドのウェクスフォード・フェスティヴァル・オペラでの上演から、1840年
にナポリで初演された悲劇オペラを。ロッシーニやベルリーニなどの次世代
となった作曲家を知るために最適であり、オペラ・ファンは注目を。

8.225312-13(2枚組) \3100
ブラウンフェルス(1882-1954):
歌劇「ブランビラ王女」(リブレットは付いておりません、歌詞は独語です)
歌・演奏/エンリコ・マラベッリ(バリトン)、
ペーター・パウル(バリトン)、エリック・ショウ(テノール)、
エレーナ・ロ・フォルテ(ソプラノ)、
エカテリーナ・グバノワ(メゾ・ソプラノ)、
ヴィンツェンツ・エステヴェ(テノール)、
アレッサンドロ・スヴァブ(バリトン)、
リッカルド・マッシ(テノール)、
スチュワート・ケンプスター(バス)、
キム・シーハン(ソプラノ)、
ダニエレ・ベラルディネッリ(指揮)
クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団、
ウェクスフォード音楽祭歌劇合唱団(合唱指揮:ルボミール・マートル)、
ウェクスフォード音楽祭児童合唱団(合唱指揮:エアナ・マッケナ)
録音:24bit。同時リリースのメルカダンテ同様、ウェックスフォード・フェ
スティヴァル・オペラでの上演。ワーグナーの後継者的な作風でありながら
も1930年代にはナチスの圧迫にあったため、代表作はほとんどそれ以前のも
の。18世紀のローマを舞台にしたこの作品は、代表作「鳥」に匹敵します。



<CPO>
777067-2  \1450
<ジングフォニック・クリスマス:ヨーロッパのクリスマス・ソング>
神の御子は今宵しも(ドイツ)/神の御子が生まれた(フランス)/ばらは
咲きいで(ドイツ)/W.ヒラー:ハープの響き ― ハープ独奏のための3つ
のクリスマス・イヴの歌/聖母マリアの男の御子(英国)/緑色の輝く木よ
(ノルウェー)/おお、いと聖なる(イタリア)/雄牛と灰色のロバの間で
(フランス)/クリスマスの歌(カタルーニャ)/ブリテン:ハープ独奏の
ためのキャロルの祭典-間奏曲/高き天より(ドイツ)/このかぐわしい香
りは(フランス)/処女と盲人の恋愛(スペイン)/天よ、お静かに(ドイ
ツ、バイエルン)/最も聖なる夜/鐘の響き(ノルウェー)/東方の王(英
国)/来たりて、歌え(スペイン)/きよしこの夜(ドイツ)
歌/ジングフォニカー
ドイツ、イタリア、イギリス、北欧諸国など、さまざまな国のクリスマス・
ソングなどを収録。ジングフォニカーの素晴らしさはcpoの中にあっても群を
抜き、声楽アンサンブルとしては最高レヴェルの実力。合唱などをしている
方には、見事なハーモニー・アレンジも含めておすすめです。

777068-2  \1980
エルドマン(1869-1958):交響曲第3番/管弦楽のためのカプリッチョ
演奏/イスラエル・イーノン(指揮)
フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団
20世紀交響曲の中でも印象的なアダージョを持つ作品として、高い評価を受
けているエルドマンの第3交響曲(1947年に作曲)。ピアニストとして名を
挙げた作曲家ですが、4つの交響曲をはじめ、20曲少しという少ない数なが
ら印象的な作品を残しました。

777123-2(SACD Hybrid) \2550
ブルーンス(1665-1697)/ライディング(1664-1710):オルガン作品全集
演奏/フリードヘルム・フラメ(オルガン……ドイツ、メレ、聖ペトリ教会
のクリスティアン・ファーター製オルガン(1724年製)使用)
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.1ch)、2ch ス
テレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)
ディスクの種類:ハイブリッドディスク(SACDプレーヤー及びCDプレーヤー
でお聴きいただけます)
J.S.バッハの前世代となる北ドイツ・バロックの作曲家であり、知られざる
存在にスポットを当てた一枚。またオルガンというオーディオ再生の難しい
楽器のサウンドを、SACDで楽しめるディスクでもあり、cpoではシリーズ化し
てオルガン音楽を充実させます。

777133-2  \1980
ホフマイスター(1754-1812):<管楽セレナード集第2集>
エステルハージ=パルティータ第5番/パルティータ第3番/パルティータ
第24番/パルティータ第25番 <Vo.1: 999107-2>
演奏/ディーター・クレッカー(クラリネット)、
コンソルティウム・クラシクム 
クレッカーと手兵アンサンブルがこだわって追求する、古典派音楽シリーズ
の最新盤。ウィーンでの評価されたボヘミア楽派の作曲家で、既発売の姉妹
盤(999107-2)も好評。職人芸的な作曲テクニックを持ち、ハイドンやモー
ツァルトにも匹敵する才能を、この一枚で再評価します。

777149-2  \1450
モリーク(1801-1869):弦楽四重奏曲ヘ長調/弦楽四重奏曲イ短調
演奏/マンハイム弦楽四重奏団
ウィーンでシュポアらに学び、シュトゥットガルトでは長年に渡ってリーダ
ー的存在だったモリーク。本職はヴァイオリニストだっただけに残された作
品はさほど多くありませんが、弦楽四重奏曲は自身が演奏することもあって
か12曲。このディスクで2作品がスポットライトを浴びました。

777155-2(2枚組) \3960
プフィッツナー(1869-1949):
歌劇「キリストになった小悪魔」(2幕、喜歌劇)
歌・演奏/マルリス・ペーテルゼン、マルティナ・リュ―ピング、
ケヴィン・コナーズ、クリスティアン・バウアー、ミヒャエル・ヘール、
アンドレーアス・ヘール、フリーデマン・レーリヒ、リチャード・ソルター、
アンドレア・ソコル、
クラウス・ペーター・フロール(指揮)
ミュンヘン放送管弦楽団、
テルツ少年合唱団(ゲルハルト・シュミット=ガーデン合唱指揮)
クリスマス向けのファンタジー・オペラであり、2004年の12月にライヴ録音
されたもの。2002年に東京室内歌劇場が上演し、一部で話題となった作品で
すが、メルヘン的なストーリーゆえにドイツなどでは高く評価されているよ
うです。フロールの手堅い指揮や歌手陣が光ります。


<ARTHAUS MUSIK DVD>
100971(4枚組) 日本語字幕付き  \8100
モーツァルト(1756-1791):
<バルトリ&&アーノンクール:モーツァルト2作品セット>
[歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(伊語歌詞)
スペシャル・フィーチャー:「ドン・ジョヴァンニ」舞台裏で 
歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」(伊語歌詞)
スペシャル・フィーチャー「コジ・ファン・トゥッテ」舞台裏で 
(ライヴ収録[ドン・ジョヴァンニ]2001年、チューリヒ歌劇場 [コジ・
ファン・トゥッテ]2000年、チューリヒ歌劇場)
歌・演奏/[ドン・ジョヴァンニ]ロドニー・ギルフリー、ラースロー・ポ
ルガール、イザベル・レイ、チェチーリア・バルトリ、ロベルト・サッカ、
リリアナ・ニキテアヌ、オリヴァー・ウィドマー、マッティ・サルミネン、
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団(エルンスト・ラフェルスベルガー:合
唱指揮)、ユルゲン・フリム(演出)、ブライアン・ラージ(映像監督) 
[コジ・ファン・トゥッテ]チェチーリア・バルトリ、アグネス・バルツァ、
リリアナ・ニキテアヌ、ロベルト・サッカ、オリヴァー・ウィドマー、カル
ロス・ショーソン、
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団(エルンスト・ラフェルスベルガー:合
唱指揮)、ユルゲン・フリム(演出)、ブライアン・ラージ(映像監督)
[ドン・ジョヴァンニ]NTSC方式/画像構成比、16:9/音声方式:[オペラ]
ドルビー・デジタル5.1、PCMステレオ[舞台裏で]ドルビー・デジタル2.0/
211分/[オペラ]伊・英・仏・西・独・日本語字幕付き[舞台裏で]仏・西
・独・日本語字幕付き/片面一&二層ディスク(DVD5&DVD9)
[コジ・ファン・トゥッテ]NTSC方式/画像構成比、16:9/音声方式:[オ
ペラ]ドルビー・デジタル5.1、PCMステレオ[舞台裏で]PCMステレオ/275分
/[オペラ]伊・英・仏・西・独・日本語字幕付き[舞台裏で]伊・英・仏
・西・独・日本語字幕付き/片面一&二層ディスク(DVD5&DVD9)
モーツァルト・イヤーとして盛り上がり、アーノンクールが20数年ぶりに来
日を果たす2006年を前に、既発売の好評2作品がセットで再登場。歌・演奏、
演出すべての調和がとれ、すべてのオペラ・ファン、モーツァルト・ファン
にスタンダードなものとしておすすめできます。

101243  \2880
ブラームス(1833-1897):
交響曲第1番/交響曲第2番
スペシャル・フィーチャー[セミョン・ビシュコフのポートレート「地平線
はあなたと共に移動する」(独・英語による/仏・西語字幕付き)](収録:
[第1番]2002年8月、[第2番]2004年4月、ドイツ、ケルン・フィルハー
モニー)
演奏/セミョン・ビシュコフ(指揮)
ケルン西部ドイツ放送交響楽団、ハンス・ハドゥラ(ディレクター)
NTSC方式/画像構成比[演奏]16:9[スペシャル・フィーチャー]4:3
/音声方式:ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1、PCMステレオ([スペシャル
・フィーチャー]ドルビー・デジタル・ステレオ)/156分(演奏:98分、ス
ペシャル・フィーチャー:58分)/仏・西語字幕付き/片面二層ディスク
(DVD9)
ベルティーニの手兵として、また後任であるビシュコフの手兵として、来日
公演も多い人気オーケストラの演奏。スペシャル・フィーチャーはビシュコ
フを追ったドキュメンタリーであり、妻マリエル・ラベック、師イリア・ム
ーシン、作曲家アルヴォ・ペルトなども登場して、リハーサルや演奏風景も
ふんだんに収録されています。

101245  \2880
ブラームス(1833-1897):交響曲第3番/交響曲第4番
スペシャル・フィーチャー[ドキュメンタリー「オーケストラとのツアー:
ネパール、ロンドン、ウィーン」(仏・英・西語字幕付き)/セミョン・ビ
シュコフのフォト・ギャラリー](収録:[第3番]2002年5月、[第4番]
2003年10月 、ドイツ、ケルン・フィルハーモニー)
演奏/セミョン・ビシュコフ(指揮)
ケルン西部ドイツ放送交響楽団、ハンス・ハドゥラ(ディレクター)
NTSC方式/画像構成比[演奏]、16:9[スペシャル・フィーチャー]4:3
/音声方式:ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1、PCMステレオ([スペシャル・
フィーチャー]PCMステレオ)/111分(演奏:84分、スペシャル・フィーチャ
ー:28分)/仏・西・英語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
同時発売の101243と兄弟作品であり、どちらもビシュコフとオーケストラの
関係が良好であることを証明する名演。スペシャル・フィーチャーは海外ツ
アーのドキュメンタリーで、ソリストには庄司紗矢香が登場します。

102039  \2880
<「リーヴィング・ホーム」20世紀の管弦楽曲(サー・サイモン・ラトルの
ガイドによる音楽旅行)第4集 ― 暗い景色を通り抜けた3つの旅>3人の
作曲家の音楽に対する抜本的政変の影響を考察し、圧力に屈せず東欧におけ
る変化への風潮をとらえ、独自の音楽言語を構築した彼らとその作品につい
てラトルによる解説&演奏風景(抜粋=バルトーク:歌劇「青ひげ公の城」
/弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽/管弦楽のための協奏曲 ショ
スタコーヴィチ:交響曲第4番/交響曲第5番/交響曲第14番「死者の歌」
 ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲/ヴェネツィアの遊び/交響曲
第3番)
スペシャル・フィーチャー[作曲家たちの経歴(独・仏・英語)/オーディ
オ・トラック(ショスタコーヴィチ:交響曲第4番 バルトーク:管弦楽の
ための協奏曲 *EMI音源提供 ラトル/バーミンガム市SO.画面:フォト・ギャ
ラリー)]
演奏/サー・サイモン・ラトル(指揮)バーミンガム市交響楽団、
アンネ=ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)、ウィラード・ホ
ワイト(バス)、バリー・ガヴィン(ディレクター)
NTSC方式/画像構成比4:3/音声方式:PCMステレオ/50分(+オーディオ
・トラック132分)/言語:英・独/仏・伊・西・日本語字幕付き/片面一層
ディスク(DVD5)
サイモン・ラトルがナヴィゲートする20世紀音楽旅行。その第4弾は激動の
20世紀史に翻弄され、その生涯と音楽を運命づけられた3人の作曲家を通じ、
政治や戦争と音楽との関係について斬り込みます。ショスタコーヴィチの5
番など、ラトルが録音していない曲は貴重なものです。


<BBC/ OPUS ARTE DVD>
OA0929D(2枚組)  \4750
モンテヴェルディ(1576-1643):
歌劇「オルフェオ」(伊語歌詞)
エクストラ・フィーチャー[オペラ概要/キャスト・ギャラリー/作品紹介
(スティーヴン・スタッブス、ピエール・アウディ、ジョン・マーク・エイン
ズリーのインタビュー含む)]  (ライヴ収録:1997年7月、アムステル
ダム、音楽劇場)
歌・演奏/ジョン・マーク・エインズリー、ジュアニータ・ラスカッロ、ブ
リジット・バリーズ、ラッセル・スミス、デーヴィッド・コーディアー、マ
イケル・チャンス、マリオ・ルペーリ、ベルナルダ・フィンク、ディーン・
ロビンソン、ジャン=ポール・フシェクール、ダグラス・ナスラウィ、スー
ジー・ル・ブラン、
スティーヴン・スタッブス(指揮)
トラジコメディア&コンチェルト・パラティーノ、
ピエール・アウディ(演出)
NTSC方式/画像構成比16:9Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMス
テレオ/140分(オペラ:120分、エクストラ・フィーチャー:20分)/英・
仏・独・西・伊・蘭語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
最初期のオペラとして西洋音楽史に輝く「オルフェオ」は、音楽的にはもち
ろん舞台芸術としてのクオリティも問われますが、オーソドックスなビジュ
アルによるこの映像は、初めて見る方にもおすすめできるもの。エインズリ
ー他の力強い歌、トラジコメディアとコンチェルト・パラティーノという最
強のアンサンブルにより、理想的な上演が捉えられています。

OA0930D  \2850
ヘンデル(1685-1759):
ヘンデルの水上の音楽 ― 王室豪華ショーの再現:
アンドルー・マンゼ(指揮)イングリッシュ・コンサートによるテムズ河上
での収録(ドキュメンタリー・フィルム、著名なロンドンの伝記作家ピータ
ー・アクロイドによる英語ナレーション)
エクストラ・フィーチャー[水上の音楽-第1組曲より「ホーンパイプ」「エ
ア」「メヌエット」、水上の音楽-第2組曲より「序曲」「ホーンパイプ」
「メヌエット」「レンテメント」「ブレー」(演奏:イングリッシュ・コン
サート)/アーティスト、スティーヴン・コンリンによる1717年当時のロン
ドン全景(マルチ・アングル・フィーチャー)] (収録:2003年7月-8月
、イギリス&イタリア、ヴェネツィア)
演奏/アンドルー・マンゼ(指揮)イングリッシュ・コンサート
NTSC方式/画像構成比16:9Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMス
テレオ/78分(フィルム:58分、エクストラ・フィーチャー:20分)/仏・
独・西・伊語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
「水上の音楽」がロンドンのテムズ河で初演されたというエピソードは、世
界中の音楽ファンが知っていること。それなら再現してみようとばかりに、
当時の編成による古楽器オーケストラが衣装を付け(楽器の奏法なども見も
のです)、現代のテムズ河に船を浮かべて撮影したものです。理屈抜きで楽
しめる作品でしょう。

OA0935D(3枚組)\6150
ワーグナー(1813-1883):
楽劇「トリスタンとイゾルデ」(独語歌詞)
エクストラ・フィーチャー[オペラ概要/キャスト・ギャラリー]  
(ライヴ収録:2002年6月15日・26日、バルセロナ、リセウ劇場)
歌・演奏/ジョン・トレレーヴェン、デボラ・ポラスキ、エリック・ハルフ
ヴァルソン、ファルク・シュトルックマン、リオバ・ブラウン、ヴォルフガ
ング・ラウホ、フランシスコ・バス、ミヒャエル・ヴィアー、
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
リセウ劇場交響楽団、アルフレッド・キルヒナー(演出)
NTSC方式/画像構成比16:9Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMス
テレオ/257分(オペラ:252分、エクストラ・フィーチャー:5分)/英・
仏・独・西・伊・カタルーニャ語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
「ニーベルングの指環」他で、すっかりワーグナー上演の素晴らしさがおな
じみとなったスペインのリセウ劇場。徐々にファンが増えてきたド・ビリー
の指揮、英雄伝説時代のイメージを大切にしたキルヒナーの演出、歌手陣の
熱唱も見事です。

OA0937D(2枚組)\4750
プッチーニ(1858-1924):歌劇「蝶々夫人」(伊語歌詞)
エクストラ・フィーチャー[オペラ概要/キャスト・ギャラリー/作品紹介
(ロバート・ウィルソン、エド・デ・ワールト他のインタビュー含む)]
 (ライヴ収録:2003年、アムステルダム、音楽劇場)
歌・演奏/シェリル・バーカー、マーティン・トンプソン、キャサリン・キ
ーン、リチャード・スティルウェル、アネレーン・バイネン、ピーター・ブ
ランシェット、ロジャー・スミーツ、アンジェイ・サチウク、ハリー・テー
ウェン、バート・ドリーセン、ヨーン・ファン・ハルテレン、茂垣裕子、
ジャニーン・シーパーズ、ヴェスナ・ミレティク、
マルニクス・ファン・デル・ムーゼル、
エド・デ・ワールト(指揮)オランダ・フィルハーモニー管弦楽団、
ネーデルラント・オペラ合唱団、ロバート・ウィルソン(演出)
NTSC方式/画像構成比16:9Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMス
テレオ/169分(オペラ:139分、エクストラ・フィーチャー:30分)/英・
仏・独・西・伊・蘭語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
光と陰を駆使したシンプルなステージ・デザインにより、かえって斬新な雰
囲気になってしまったロバート・ウィルソン演出の「バタフライ」。登場人
物の心情を表現した、意義深い上演だと言えるでしょう。読売日本響や新国
立劇場への客演で注目されるデ・ワールトの存在感ある音楽づくりで、アン
サンブル・オペラとしての要素も感じられるという、オリジナリティのある
作品です。



<JUXTAPOSITIONS DVD>  各1枚 \1900
この度、フランス「IDEALE AUDIENCE INTERNATIONAL」からの現代音楽に焦点
を定めた他に類の無い独創的な新DVDレーベル「JUXTAPOSITIONS」の日本での
取り扱いを開始することになりました。各タイトルでは、特定の作曲家の一
つあるいは多数の作品を取り上げ、作曲家の紹介と彼らの作品が世に認めら
れるのに大きな貢献を果たした名演奏家による演奏を通して、その世界を掘
り下げてゆきます。今回はマーラーからペルトまで、現代音楽の新しい世界
を探検することを天職だと心得る、才能に満ちた映画監督の巧みなガイドに
より、観る人に、発見することのワクワクするような楽しさを存分に味わせ
てくれるでしょう。
*パソコンをご使用の場合、DVD-ROMにて英語ブックレットの日本語全訳を
ご覧いただけます。
*全タイトル日本語字幕付き 
 
DVD9DS09
ペルト:フィルム「フーガのための24の前奏曲」[触れる/ 日曜日/ ソリチュ
ード/ 待っている間/ アウフタクト/ 砂糖を付けたトマト/ 管理人/ …ここ
にあなたの心がある/ 他] / エクストラズ[短編フィルム「セシリア」
(2000年)/ 短編フィルム「君の名」(2000年) / 短編フィルム「水を求め
る鹿のように」(1999年)]
ドリアン・シュパン(監督) /アルヴォ・ペルト/ミョンフン/ サンタチェチ
ーリア国立アカデミー管/ サルッツォ青年管/ バウアーズ=ブロードベント
(org) / ソンデツキス/ リトアニア室内管/ 他
<4:3 / Dolby Digital 2.0 / 178 分/ 英、仏、独、西、伊、露、フィンラ
ンド、エストニア、日本語字幕付>

DVD9DS10
グラス:フィルム「ルッキング・グラス」[早朝/成功と矛盾―「浜辺のアイ
ンシュタイン」/ フィルムでのフィリップ:ニューヨーク―ロンドン/他] /
エクストラズ:アナザー・ルック[フィリップ・グラスのインタビュー<40年
代、50年代ボルティモア/ ナディア・ブーランジェ―60年代パリ/ 私の世代>
/ フィリップ・グラス「サウンド・オブ・ア・ヴォイス」を語る/ ロバート
(ボブ)・ウィルソンのインタビュー<「浜辺のアインシュタイン」/ 「市民
戦争」/ 「白い鴉」/ 他>/「練習曲第2番」を弾くグラス]
エリック・ダルモン(監督、脚本) /フランク・マレ(脚本)/フィリップ・
グラス/シュトゥットガルト室内管/ラッセル・ディヴィス/他
<16:9/ Dolby Digital 2.0 / 103分/ 英、仏、独、西、日本語字幕付>
フランク・シェファー・フィルム

DVD9DS11
マーラー:フィルム「マーラーを指揮するということ」
[コンセルトヘボウでのマーラー/ 指揮者紹介/ 指揮者による解説/他] /
フィルム「私は世界との接点を失った」(交響曲第9番による)[シャイーと
ロイヤル・コンセルトヘボウ管/ マーラー伝記作家ド・ラ・グランジュのイ
ンタビュー/他]
フランク・シェファー(監督) アバド/ シャイー/ ハイティンク/ ムーティ
/ ラトル/ アムステルダム・コンセルトヘボウ管/ ベルリン・フィルハーモ
ニー管/ ウィーン・フィルハーモニー管/ グスタフ・マーラー・ユーゲント
・オーケストラ/ T.ハンプソン/ A.シュミット/他
<4:3 / Dolby Digital 2.0 / 132 分/ 英、仏、独、蘭、西、日本語字幕付>

DVD9DS12
フィルム「マーラー:愛の引力」[マーラー: 交響曲第5番/ ベリオがシャイ
ーについて語る/ J.S.バッハ、ストラヴィンスキー、モーツァルト、ヴァレ
ーズ、プッチーニの曲目、他] / フィルム「ベリオ:シテール島への旅」
(シンフォニア第3部による)[ベリオ: 「人々の精神に感動を与え、それを
形作る音楽」/他]
フランク・シェファー(監督) / シャイー/ ベリオ/ ロイヤル・コンセルト
ヘボウ管/スウィングル・シンガーズ
<4:3 / Dolby Digital 2.0 / 110 分/ 英、仏、独、蘭、西、日本語字幕付>
 
DVD9DS13
フィルム「ストラヴィンスキー:最後のコラール」(管楽器のためのシンフォ
ニー集による)[ 作品紹介/ ラインベルト・デ・レーウ: 作曲技術について/
 ロバート・クラフト: 最後のコラールについて/ 音楽的要素とテンポ/ 音楽
の歴史/他] / フィルム「シェーンベルク: 5つの管弦楽曲」(5つの管弦楽
曲Op.16による)[I.未来/ II.過去/ III.サウンド= カラー=メロディ/ IV.
オイディプスの伝説/ V. 主声― 副声/他]
フランク・シェファー(監督) / デ・レーウ/ オランダ管楽アンサンブル/
ギーレン/ オランダ放送フィルハーモニー管/ C.ローゼン(p)
<4:3 / Dolby Digital 2.0 / 104 分/ 英、仏、独、蘭、西、日本語字幕付>
 




<NAXOS  JAZZ LEGEND>
8.120766  \850
ライオネル・ハンプトン:
第3集「ヘイ!バ・バ・リ・バップ」オリジナル・レコーディングス1941-1951
[Nola / I Know How To Do It/ Homeward Bound / Loose Wig / Chop-Chop
/ Flyin' Home No.2 / Tempo's Boogie / Blow-Top Blues / Hey Ba-Ba-Re-
Bop / Chord-A-Re-Bop / Hamp's Salty Blues / Limehouse Blues / The
Pencil Broke / Reminiscing Mood / How High The Moon / Midnight Sun /
The Huckle-Buck / Rag Mop / Cool Train / Gates Steps Out]
デーヴィッド・レニック復刻。1940年にベニー・グッドマンのバンドを離れ、
自らのビッグバンドやコンボを率いて活動を活発化させた時期の記録。Decca
への録音を中心に、KeynoteやMGMに録音した数トラックを加え、40年代の記
録がこの一枚に集約されています。

8.120770  \850
テッド・ルイス&ヒズ・バンド:
「イズ・エヴリバディ・ハッピー?」オリジナル・レコーディングス1923-1931
[When My Baby Smiles At Me / Ted Lewis Popular Favourites / The New
St Louis Blues / Some Of These Days / The Sweetheart Of Sigma Chi /
Keep Sweeping The Cobwebs Off The Moon / A Good Man Is Hard To Find /
 A Jazz Holiday / Jungle Blues / Hello Montreal! / Shim-Me-Sha-Wabble
/ Clarinet Marmalade / She's Funny That Way / You've Got That Thing /
 On The Sunny Side Of The Street / Yellow Dog Blues / Just A Gigolo /
 Dallas Blues / Dip Your Brush In The Sunshine(And Keep On Painting
Away)/ Good Night]
デーヴィッド・レニック復刻。1911年頃にニューヨークで本格的な活動をは
じめ、ディキシーランド・ジャズを追求して、当時としては斬新な音楽を演
奏していたテッド・ルイス。米Columbiaレーベルと契約を結び、1933年に契
約が終了するまで多くの曲を収録しました。バイダーベックやグッドマンら
と並ぶ初期ジャズに欠かせないアーティストです。



<NAXOS  NOSTALGIA>
8.120780  \850
#Naxos Musicals
ロジャーズ&ハマースタイン2世:
ミュージカル「回転木馬」オリジナル・ブロードウェイ・キャスト(1945)、
ミュージカル「アレグロ」オリジナル・ブロードウェイ・キャスト(1947)
[Carousel Waltz / You're A Queer One, Julie Jordan - Mister Snow /
If I Loved You / June Is Bustin' Out All Over / When The Children
Are Asleep / Blow High, Blow Low / Soliloquy / This Was A Real Nice
Clambake / There's Nothin' So Bad For A Woman / What's The Use Of
Wond'rin' / The Highest Judge Of All / You'll Never Walk Alone /
Joseph Taylor, Jr / I Know It Can Happen Again / One Foot, Other Foot
/ A Fellow Needs A Girl / So Far / You Are Never Away / To Have And
To Hold / Wish Them Well / Money Isn't Everything / The Gentleman Is
A Dope / Allegro / Come Home / Reprise: One Foot, Other Foot]
デーヴィッド・レニック復刻。ロジャーズ&ハマースタイン・ミュージカル
の傑作を、オリジナル・キャストによる録音で。ブロードウェイ上演と時を
同じくして録音され、当時の熱気が伝わってくる貴重な記録でもあります。
映画化もされた「回転木馬」は初発売がSPで曲が2面にわたっていたものも
あり、丁寧な復刻で不具合を解消しつつ音楽の躍動感を前面に出しています。

8.120827  \850
「ザ・ソング・イズ・ユー」ジェローム・カーンの歌曲集:
オリジナル・レコーディングス1925-1945
[Who? / They Didn't Believe Me / Bill / Look For The Silver Lining
/ Why Was I Born? / She Didn't Say Yes / The Song Is You / Yesterdays
 / Lovely To Look At / Smoke Gets In Your Eyes / I Won't Dance / A
Fine Romance / The Way You Look Tonight/ The Folks Who Live On The
Hill / All The Things You Are  / The Last Time I Saw Paris / Dearly
Beloved / Long Ago(And Far Away) / All Through The Day / Ol' Man
River]
デヴィッド・レニック復刻。「恋の花園」「猫と提琴」「スウィング・タイ
ム(日本名「有頂天時代」)」「晴れて今宵は」「ショー・ボート」といっ
たミュージカルのヒット・ナンバーを集めた一枚で、歌手陣もフランク・シ
ナトラ、ビング・クロスビー、フレッド・アステア、ヘレン・モーガン、ペ
リー・コモ、ジョー・スタッフォードなどスターぞろい。演奏も作曲者カー
ン自身のピアノによる「煙が目にしみる」をはじめ、アーティ・ショウ楽団
による「イエスタデイズ」など聴きものばかり。「オール・マン・リヴァー」
を歌うのはフランク・シナトラです。
   
<EuroArts DVD>
ユーロアーツ DVD取り扱いを再開します!
先日の取り扱いご案内後、発売延期となっておりましたEuroArts DVDレーベル
の一部取り扱いを再開させていただきます。
当初ご案内しました当ページ12タイトルに加え、追加の3タイトル合わせて計
15タイトルを日本語帯付きにてご案内いたします。
当店取扱い商品は、国内の正規代理店取扱い商品となります(Goodies)。

2050609  \2700
ベートーヴェン:
交響曲第1番(2000年2月)/交響曲第2番(1998年6月)
/交響曲第3番「英雄」(2000年2月)
NTSC方式/4:3/PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/110分/片面二
層ディスク

2050639  \2700
ベートーヴェン:交響曲第4番(2000年1月)
/交響曲第5番「運命」(1997年12月)/交響曲第6番「田園」(1997年12月)
NTSC方式/4:3/PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS 5.1/114分/片面二
層ディスク

2050669  \2700
ベートーヴェン:交響曲第7番(1998年6月)/交響曲第8番(2000年1月)
/交響曲第9番「合唱付き」(1999年7月)
NTSC方式/4:3/PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/141分/英・独
・仏語字幕付き/片面二層ディスク


2053929  \3450
ザルツブルク音楽祭の委嘱作品
ヘンツェ:喜歌劇「ヤツガシラと息子の愛の勝利」(世界初演、2003年)
マティアス・ゲルネ/ローラ・アイキン/ジョン・マーク・エインズリー/アル
フレート・ムフ/ハンナ・シュヴァルツ/ギュンター・ミッセンハルト、他
マルクス・ステンツ(指揮)/ウィーンPO/ウィーンOP合唱団/ディーター・ド
ルン(演出)/ブライアン・ラージ映像監督
NTSC方式/16:9/PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1, DTS 5.1/143分/英・
独・仏語字幕付き/片面二層ディスク

2054178  \3450
リュリ:歌劇「ペルセ(ペルセウス)」(2004年)
シリル・オーヴィティ/マリー・ルノルマン/ステファニー・ノヴァチェク
エルヴェ・ニケ(指揮)/ターフェルムジーク・バロックO/ターフェルムジー
クCCO/アテリエ・バレエのアーティストたち
マーシャル・ピンコスキ(演出)、他
NTSC方式/16:9Anamorphic/PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1, DTS 5.1/
127分/英・独・仏語字幕付き/片面二層ディスク

2054058  \3450
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
(2004年ザンクト・マルガレーテン・オペラ音楽祭)
エスター・ジュメギ/コスタディン・アンドリーフ/コルネリア・ヘルフリヒト
エルンスト・メルツェンドルファー(指揮)/ブルノ国立劇場管弦楽団・合唱
団&バレエ/ロベルト・ヘルツル(演出)、他
NTSC方式/16:9/PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1, DTS 5.1/150分/英・
独・伊語字幕付き/片面二層ディス

2051807  \2700
<フィルム「ベルリン・フィルハーモニー・ストーリー」ベルリン・フィル
の楽員・元楽員/フルトヴェングラー/カラヤン/アバド/ラトル/ハイティンク
/ノリントン/ビューロー/ニキシュ/ギュンター・アッテルン(脚本、監督)
NTSC方式/16:9/PCMステレオ/60分/英・独語言語/英・独語字幕付き/片面一層
ディスク
*英語インタビュー時は英語字幕は付いておりません。

2053419  \2700
J.S.バッハ:マニフィカトBWV 243a/教会カンタータ「わが魂は主をあがめ」
クーナウ:マニフィカト (2003年ライプツィヒ・バッハ音楽祭2003)
トン・コープマン(指揮)/アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団、
デボラ・ヨーク/ボグナ・バルトシュ、他/
NTSC方式/16:9/PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1, DTS 5.1/87分/ラテン
・英・独・仏語字幕付き/片面二層ディスク

2050387  \2700
ペルゴレージ(J.S.バッハ編曲):
詩篇第51番《わが罪を拭い去りたまえ、いと高き神よ》BWV1083+ドキュメン
タリー(2000年)
ディエゴ・ファソリス(指揮)/イ・バロッキスティ(ピリオド楽器使用)
/ナンシー・アージェンタ/RTSI合唱団、他
NTSC方式/4:3 /PCMステレオ/60分/英語字幕付き(ドキュメンタリー)/片面
一層ディスク

2052129  \2700
<サウンズ・ライク・クリスマス>
コレルリ:
クリスマス協奏曲/ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「休息」、他 
J.S. バッハ/ヘンデル/E.マウエルスベルガー(2002年ナウムブルク、シトー
会修道院)
アンゲリカ・キルヒシュラーガー/トーマス・スタンコ(tp)/アンサンブル・
アマルコルド、フライブルク・バロック管、他NTSC方式/16:9/PCMステレオ、
ドルビー・デジタル5.1, DTS 5.1/82分/英・独・仏語字幕付き/片面二層ディ
スク

2051397  \2700
ボビー・マクファーリン:コンサート「トライ・ディス・アット・ホーム」
[ハーモナイジン/トライ・ディス・アット・ホーム/イン・ザ・モーニング
/スタッカート・グルーヴ/オペラ=スタイル、他](2001年)
ボビー・マクファーリン(ヴォーカル)/ジョー・ブランドマイアー(監督)
NTSC方式/4:3 full screen/PCMステレオ/43分/片面一層ディスク

2054068  \2700
<ジャック・ルーシェ・トリオ・プレイ・バッハ……その他>
ジャック・ルーシェ・トリオによるジャズ・アレンジメント:J.S.バッハ、
ドビュッシー、サティ、ラヴェルの作品/ボーナストラック(2004年ライプ
ツィヒ、聖トーマス教会(MDR音楽の夏))
アンドレアス・モレル(監督)
NTSC方式/16:9/PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1, DTS 5.1/112分(演奏
98分)/英・独語字幕付き/片面二層ディスク/

2054158  \2700
ユーディ・メニューイン:「コンサート・マジック」 [ベートーヴェン: ヴァ
イオリン・ソナタ 第1番 ニ長調 Op.12-1 〜 Allegro con brio / J.S.バッ
ハ: 無伴奏パルティータ 第3番 ホ長調 BWV.1006-プレリュード / マタイ受
難曲 BWV.244-神よ、あわれみたまえ / アヴェ・マリア(グノー編曲) /
ヴィエニャフスキ: スケルツォ・タランテッラ Op.16 / リスト: 3つの演奏
会用練習曲-第3番「溜め息」S.144 / ショパン: マズルカ 第5番  / 12の練
習曲 Op.10-第3番 「別れの曲」 / 同-第8番 ヘ長調 / ワルツ ホ短調
Op.posth / メンデルスゾーン: 3つの練習曲Op.104b-第2番 練習曲/ パガニ
ーニ: 無窮動 Op.11 / 24の奇想曲 Op.1-第24番 / シューベルト: 魔王
D.328 Op.1 / エレンの歌 その3(アヴェ・マリア)D.839 Op.52-6 / チャイ
コフスキー: 6つの歌 Op.6-第6番 ただあこがれを知る者だけが / ロカテル
リ: ヴァイオリンの技法 Op.3-第23番 カプリッチョ 「音楽の迷宮」] / ボ
ーナス [「コンサート・マジック」の裏話 / ノヴァーチェク: 8つの演奏会
用カプリッチョ-第4番 無窮動]収録: 1947年 ハリウッド、チャーリー・チャ
ップリン・スタジオ(「コンサート・マジック」)、1997年 ワルシャワ
(「コンサート・マジック」の裏話)   
ユーディ・メニューイン(vn) / アドルフ・ボーラー(p) / マーガレット・
キャンベル(p) / ジェイコブ・ギンペル(p) / ユーラ・ビール(A) / ハリウ
ッド交響楽団 / アンタル・ドラティ指揮
NTSC方式/4:3/ PCM Stereo/75 分 (Concert Magic) + 57 分/英・独・仏語字
幕付き/片面二層ディスク

2054398  \2700
ルクセンブルクのエヴェリン・グレニー [ベートーヴェン: 序曲「レオノー
レ」 第3番 Op.72a / マッソン: スネア・ドラムと管弦楽のためのコンツェ
ルトシュテュック / M.シュミット: マリンバ独奏のための6つのミニアチュ
ア / 他] / ボーナス [エヴェリン・グレニーとの出会い]ライヴ収録:
2004年9月15-17日 ルクセンブルク市大劇場 
エヴェリン・グレニー(perc) / ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
/ ブラムウェル・トーヴェイ指揮
NTSC方式/16:9Anamorphic/PCM Stereo / Dolby Digital 5.1、DTS 5.1/60分
+ 8分(bonus)    /片面一層ディスク

2054508  \4450
パーセル:歌劇「アーサー王」 ライヴ収録: 2004年7月24-28日 フェルゼン
ライトシューレ(ザルツブルク音楽祭)   
イザベル・レイ(S) / バーバラ・ボニー(S) / ビルギット・レンメルト(A)
/ ミヒャエル・シャーデ(T) / オリヴァー・ウィドマー (Br) / 俳優 [ミヒャ
エル・メルテンス / ディートマル・ケーニヒ / ペーター・メルテンス / ク
リストフ・バンツァー / ローラント・レンナー / クリストフ・カイル /
シルヴィー・ローラー / ウリ・マイアー / アレクサンドラ・ヘンケル /
ヴェルナー・ヴェルベルン] / ウィーン国立歌劇場合唱団 / ルーペルト・
フーバー合唱指揮 / ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス / ニコラウス
・アーノンクール指揮 / ユルゲン・フリム演出   
NTSC方式/16:9 / PCM Stereo / Dolby Digital 5.1、DTS 5.1/169分/英・独
・仏語字幕付き/片面一層ディスク&片面二層ディスク






<First Edition Music>
「ファースト・エディション」CDレーベルの取り扱い開始!
米ルイヴィル管弦楽団の象徴、あの「ファースト・エディション・レコーズ」
の音源からなる新生「ファースト・エディション・ミュージック」。ファー
スト・エディションのアーカイブから選りすぐられた作品の大半は、伝説的
ディレクター、ハワード・スコットによるもの、数多くの世界初録音、24ビッ
トによるリマスタリング、貴重な作曲家自身のコメント、初出のテキストや
写真等を特色としています。また、「Nonesuch label」より発売されていた
貴重な録音の再リリースも含まれます。20世紀の文化の歴史を更に味わえる
機会をどうぞお見逃し無く!
※曲目の後ろにある「*」は世界初録音の印です。

FECD0002  \2080
コリリアーノ(b.1938) :序曲「トーナメント」(1980年1月15日録音)*/エ
レジー(1980年1月15日録音)*/ピアノ協奏曲(1993年11月24日録音)/ガゼ
ボ・ダンス(1992年2月21日録音)*  24bitリマスタリング
ジェームズ・トッコ(p)/シドニー・ハース指揮/ローレンス・レイトン・ス
ミス指揮/ルイヴィル管弦楽団   

FECD0003  \2080
カウエル(1897-1965):賛美歌とフーガ風の調べ第3番(1967年11月30日録音)
/オンガク(1958年4月20日録音)*/交響曲第11番「音楽の7つの定式書」
(1954年6月20日録音)*/シーシス(命題)(交響曲第15番)(1961年11月録
音))24-bit HDCD リマスタリング
ロバート・ホイットニー指揮/ホルヘ(ジョージ)・メスター指揮/ルイヴィ
ル管弦楽団   

FECD0005  \2080
ハリス(1898-1979):ケンタッキーの春(1960年2月9日録音)*/ヴァイオリ
ン協奏曲(1985年4月11日録音)*/交響曲第5番(1945年改訂版)(1965年5
月11日録音)24-bit HDCD リマスタリング
グレゴリー・フルカーソン(vn)/ロバート・ホイットニー指揮/ローレンス・
レイトン・スミス指揮/ルイヴィル管弦楽団

FECD0017  \2080
パヌフニク (1914-1991):悲歌的交響曲(交響曲第2番)(1966年改訂版)
(1961年録音)*/夜想曲(1955年改訂版)(1965年5月9日録音)*/狂詩曲
(1966年11月22日録音)* 24-bit リマスタリング
ロバート・ホイットニー指揮/ルイヴィル管弦楽団   

FECD0022  \2080
ヒンデミット(1895-1963):室内音楽第2番Op.36-1(1968年6月6日録音)/
ヴィオラと大室内管弦楽のための協奏音楽Op.48(1969年5月7日録音)*/ピ
アノ協奏曲(1987年11月7日録音)
リー・ルヴィージ(p)/ラファエル・ヒルヤー(va)/ホルヘ(ジョージ)・メ
スター指揮/ローレンス・レイトン・スミス指揮/ルイヴィル管弦楽団   

FECD0031  \2080
ミヨー(1892-1974):地中海序曲Op.330/ケンタッキアーナ - ケンタッキー
の12の旋律によるディヴェルティメントOp.287/葬送の行列Op.202/4つのロ
ンサールの歌Op.223/交響曲第6番Op.343(3曲:世界初録音)24-bit リマス
タリング   
ポーラ・シーベル(S)/ロバート・ホイットニー指揮/ホルヘ(ジョージ)・
メスター指揮/ルイヴィル管弦楽団   
  
<Accord>
4768486  \1350
アリエル・ラミレス:ミサ・クリオージャ(南米大陸のミサ)etc.
アンサンブル・アグルパシオン・ムジカ
指揮:エンソ・ヒエコ
隠れたヒット・シリーズともいえるアコール・カタログ付タイトル、今年は
ミサ・クリオージャ!
オッフェンバッキアーナ(472 5642)やペルゴレージのスターバト・マーテル
(464 2362)とカタログ付タイトルがヒット作になってきたアコールの最新
カタログ付アイテムです。
アルゼンチンの大作曲家ラミレスの傑作「ミサ・クリオージャ」の最新録音。
この作品は、初演から40年以上も世界中で親しまれている南米大陸(ラテン
・アメリカ)の聖歌集で、スペイン語で歌われるだけに、ディスクでは三大
テノールでも有名なスペイン人のホセ・カレーラスが歌ったもの(フィリッ
プス)があまりにも有名です。(他にも メルセデス・ソーサのアルバムなど
数タイトルあり)
「ミサ・クリオージャをはじめ、アルゼンチンのフォルクローレ(民族音楽
から舞曲まで)を、重鎮エンソ・メヒコ率いるアンサンブル・アグルパシオ
ン・ムジカが、郷愁漂う見事な演奏で熱い感動を呼び起こしています。
※アルエル・ラミレスは、アルゼンチンのフォルクローレの重鎮で作曲家&
ピアニスト。母国アルゼンチンのフォルクローレを素材にしてスペイン語の
ミサ・テクストに作曲。

4767783  2枚組  \2080
ジョリヴェ:Morceaux choisis(ジョリヴェ作品選集)
Disc.1
ハープと室内管弦楽の協奏曲(1952)
(リリー・ラスキーヌ(Harp)、パリ国立歌劇場管弦楽団、指揮:アンドレ
・ジョリヴェ)
マナ-6つの小品(1935)
フランソワーズ・ゴベ(Pf)
クリスマスのパストラール(1943)
(ジャック・カスタニェール(Fl)、ジェラール・ファイサンディエ(Fg)、
リリー・ラスキーヌ(Harp))
オンド・マルトノ協奏曲(1947)
(ジネット・マルトノ(オンド・マルトノ)、パリ国立歌劇場管弦楽団、
指揮:アンドレ・ジョリヴェ)
ファゴットと室内管弦楽の協奏曲(1954)
(モーリス・アラール(Fg)、オルケストル・デ・セント・ソリ、
指揮:ルドルフ・アルベール)
Disc.2
小組曲(1942)
(リリー・ラスキーヌ(Harp)、ジャン・ジロードー、ジャン・ブリサール、
ロベール・カシエール)
5つの呪文(1936)
(ジャン-ピエール・ランパル(Fl))
牧歌(1967)
(セルジュ・コロ(Va)) ※パレナン弦楽四重奏団のメンバー
録音:1955-71年頃
フランスの現代音楽作曲家アンドレ・ジョリヴェ(1905-74)の作品選集。
ジョリヴェの自作自演も多く含み、ジョリヴェの魅力が丸かじりできる、フ
ランス・レーベルならではの好企画盤です。全て初CD化。デジパック仕様。
2枚組で1枚価格!

4768048  3枚組 \4050
リュリ:歌劇「イシス」全曲
ラ・サンフォニー・デュ・マレ
指揮:ユーゴー・レーヌ
録音:2005年7月                           
リュリ・コレクション7作目は、フィレンツェ出身でフランスの作曲家リュリ
の代表作品「イシス」全曲の最新録音。今年の11月22日に、ヴェルサイユ王
立オペラでこのディスクと同一のキャスティングで上演される予定。デジパ
ック仕様。3枚組、ミッドプライス!

●DOUBLE ACCORD
ミッド・プライス・コレクション
ACCORDから新シリーズ“DOUBLE ACCORD”がリリースされます。ACCORDが誇る
充実したカタログの中から選りすぐりのテイクを各々2枚組にしたもの。しか
も全て初CD化!ジャケットもいかにもACCORDらしいシンプルで美しいデザイ
ン。内容も、リステンパルト、ナヴァラ、ジャノリと怱々たるアーティスト
が名を連ねていますが、すみません、まだオケの名前がわからなかったりか
なり簡単な資料しか手元にございません。現品をみてさらにびっくりな気配
の注目シリーズです。

4767931  2枚組 \2080
アルベニス:イベリア
ドビュッシー:ピアノ作品集
クロード・ヘルファー(Pf)   

4767951  2枚組 \2080
J.S.バッハ:カンタータ集
(BWV.56,82,140,169,211,212)
指揮:カール・リステンパルト

4767786  2枚組 \2080
ベートーヴェン:
チェロ・ソナタ&チェロ変奏曲集
アンドレ・ナヴァラ(Vc)、ピエール・サンカン(Pf)

4767948  2枚組 \2080
ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番、ワルツ集(19曲)
レーヌ・ジャノリ(Pf)

4767906  2枚組 \2080
ラヴェル:ピアノ作品集(ピアノ協奏曲、他)
ジャン・ドイエン(Pf)
指揮:ジャン・フルネ


●ACCORD BAROQUE COLLECTION
-5 New References-17世紀&18世紀の音楽
※ミッド・プライス、デジパック仕様
4768662  \1350
アルビノーニ:歌劇「クリメーネ」全曲
ニース・バロック・アンサンブル
指揮:ジルベール・ベッツィーナ

4768332  \1350
アッツォリーノ・デッラ・チャジャ(1671-1755):
クラヴザンのための6つのソナタ 作品4
マルティン・デルングス(Cemb)

4768374  \1350
ハッセ:カンタータ集
アンサンブル・ストラディヴァリア
指揮:ダニエル・キュイエ

4768333  \1350
ジュゼッペ・サンマルティーニ:
オルガン協奏曲集、ソナタ集
ル・パルルマン・ド・ ミュジーク
指揮:マルタン・ジェステル

4768461  \1350
ヴィヴァルディ:ピッコロ協奏曲集
指揮:シャルル・リムーズ





<ARION>
ARN68675  \2180
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集 Vol.5
弦楽四重奏曲 第15番 変ホ短調 作品145
ピアノ五重奏曲 ト短調 作品57
クレール=マリ・ル・ゲ(Pf)
ドビュッシー四重奏団
ドビュッシー・カルテットのショスタコーヴィチ全集第5弾。なんと今回は、
ル・ゲを招いてのピアノ五重奏曲とのカップリング!
ドビュッシー四重奏団のショスタコーヴィチ全集も遂に5巻目。ショスタコ
ーヴィチの最後の四重奏を収録するとともに、今回はピアノ五重奏を併録。
なんと、ピアニストにAccordで先月ラヴェル・コンチェルトをリリースした
ばかり、今をときめくクレール=マリが迎えられています。すでに定評のあ
るドビュッシーQのロシア物ですが、クレール=マリがショスタコのしかも室
内楽にどういったアプローチを見せるかも大変興味深い一枚です。
あまり録音数が多いとはいえないショスタコのピアノ五重奏において、決定
盤の出現といって過言でありません。

ARN68694  \2180
ケクス=デルヴロワ(1680-1759):ヴィオール曲集
ホ調の組曲(1748)、ニ調の組曲(1719)、ト調の小品、ニ調の小品、
イ調の組曲
フォーコ・エ・セネーレ
指揮&ヴィオール:ジェイ・バーンフェルド
自身がオルレアン公の宮廷音楽家であり、ヴィオラ=ダ・ガンバ奏者であっ
た、ケクス=デルヴロワのヴィオール曲集。フォーコ・エ・セネーレを創設
し、ディレクションも努めるジェイ・バーンフェルドの活躍は、フランスで
は多くの賞を獲得し、一般新聞などでも高く評価されています。
 
<Chandos>
CHAN 10298  \2080
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876−1909):
交響詩《寄せては返す波》Op.9/悲しい物語(永遠への序曲)/交響詩《仮
面舞踏会の出来事》Op.14
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、BBCフィルハーモニック
管弦楽曲から協奏曲の伴奏、オペラまでと幅広いレパートリーをこなしている
ジャナンドレア・ノセダ。前作リストの交響詩集のリリースでメジャー路線に
入っていくのかと思いきや、待望の新譜はなんとノセダ自身にとって2枚目と
なるカルウォヴィチの管弦楽作品集!雪山の遭難事故で32才という若さで溢
れる才能を発揮し切れずにこの世を去ったカルウォヴィチ。近年その作品が
取り上げられることが少しずつ増えてきたが、ノセダは録音だけでなくコン
サートでもカルウォヴィチの作品の演奏を行っており、「若きポーランド」
の一人として活躍したカルウォヴィチの再評価に多大な貢献をしているとい
っても過言ではないだろう。それだけにBBCフィルの前任者トルトゥリエの交
響詩集、ノセダ自身による前作を超えるパフォーマンスを聴かせてくれるこ
とを期待したい!

CHAN 0724  \2080
ヨハン・ネーポムク・フンメル(1778−1837):
ミサ曲ニ短調(s67/woo13)/《めでたし、天の女王》変ロ長調(s79/woo18)
全曲世界初録音(スティーブン・ホッジャーによる校訂)
スーザン・グリットン(ソプラノ)、レイチェル・ニコルス(ソプラノ)、
パメラ・ヘレン・スティーブン(メゾ・ソプラノ)、
マーク・パドモア(テノール)、スティーブン・ヴァーコー(バリトン)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、コレギウム・ムジクム90
ここ最近はエルガーやティペットなどイギリスの交響曲や管弦楽作品の録音
に力を入れていたヒコックス。そんなヒコックスが久々にChaconneからリリ
ースを行った新作は、第1集がグラモフォン・アウォーズ合唱部門賞を獲得す
るなど大きく絶賛されたフンメルのミサ曲集!今回の第3集に収録されている
2作品は何れも世界初録音という貴重な音源。ちなみに2作品の校訂を行った
のはChandosで度々作品の校訂者として名前を拝見するスティーブン・ホッ
ジャーである。第1集(CHAN 0681)、第2集(CHAN 0712)共に高く評価を受
けてきたヒコックスのフンメル。スーザン・グリットンをはじめとしたソリ
スト陣やコレギウム・ムジクム90など役者は揃っており、再び注目を集める
こととなりそうだ!

CHSA 5040(SACD Hybrid Multichannel) \2850
ルディ・シュテファン(1887−1915):管弦楽作品集
管弦楽のための音楽(1910年作曲/世界初録音)/ヴァイオリンと管弦楽の
ための音楽/管弦楽のための音楽(1912年作曲)
セルゲイ・スタッドラー(ヴァイオリン)、
オレグ・カエターニ(指揮)、メルボルン交響楽団
日本でもファンが多く既に“マルケヴィッチの息子”というフレーズが必要
のないくらいの活躍を見せてくれているオレグ・カエターニ。そのカエター
ニが現在首席指揮者をつとめているメルボルン交響楽団を引き連れての
Chandosデビュー盤はルディ・シュテファンの管弦楽作品集!28歳という若さ
で夭折してしまったルディ・シュテファンは表現主義者として名を馳せてい
たドイツの作曲家である。管弦楽のための音楽(1910年作曲)は今回のリリ
ースが世界初録音となる。オーストラリア室内管、タスマニア交響楽団など
オーストラリアのオーケストラとの録音を積極的に行っているChandosに加
わったメルボルン交響楽団。2006年からイングリッシュ・ナショナル・オペ
ラの音楽監督への就任が決まっているカエターニ共々Chandosデビューの演
奏が楽しみなところである!

CHAN 10343X(4CDs) \6720
G・ヴェルディ:前奏曲・序曲・バレエ音楽全集 ――
 歌劇《オベルト、サン・ボニファーチョ伯爵》序曲/歌劇《1日だけの王
様》序曲/歌劇《ナブッコ》序曲/歌劇《エルナーニ》前奏曲/歌劇《2人
のフォスカリ》前奏曲/歌劇《ジャンヌ・ダルク》序曲/歌劇《アルツィ
ラ》序曲/歌劇《アッティラ》前奏曲/歌劇《マクベス》より 前奏曲、
第3幕のバレエ音楽/歌劇《群盗》前奏曲/歌劇《海賊》前奏曲/歌劇《レ
ニャーノの戦い》前奏曲/他 全34曲
エドワード・ダウンズ(指揮)、BBCフィルハーモニック
ヴェルディの名作オペラから演奏機会の少ない珍しいオペラまでの前奏曲、
序曲、バレエ音楽の数々を凝縮したファン必携のセット。24bit/96kHzデジ
タルリマスターによる再発売。

CHAN 241-29 2枚組 特価 \2080
ミリィ・アレクセイヴィチ・バラーキレフ(1837−1910):
交響曲第1番ハ長調/序曲《リア王》/交響詩《ボヘミアにて》/交響曲
第2番ニ短調/ピアノ協奏曲第1番嬰へ短調Op.1/交響詩《タマーラ》
ハワード・シェリー(ピアノ)、
ワシーリー・シナイスキー(指揮)、BBCフィルハーモニック
五人組の中心人物として活躍したバラーキレフの作品集をセット化。33年を
かけて完成させた交響曲第1番も収録。24bit/96kHzデジタルリマスターによ
る再発売。

CHAN 3128(2CDs)\3360
ベドルジーハ・スメタナ(1824−1884):歌劇《売られた花嫁》
スーザン・グリットン(ソプラノ)、ニール・デイヴィス(バリトン)、
イボンヌ・ハワード(メゾ・ソプラノ)他、
チャールズ・マッケラス(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団、王立歌劇場合唱団
Chandosとピーター・ムーア財団の共同制作による英語版オペラも初リリース
から10周年を迎える。今回の指揮は巨匠マッケラス。英語による《売られた
花嫁》全曲は世界初録音となる。





<Hyperion>
CDA 67120  \2080
ロベルト・シューマン(1810−1856):
蝶々Op.2/幻想小曲集Op.12/謝肉祭Op.9
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第38集」に続くアムラ
ンの新譜が早くもリリースに!
今回の新譜は一転、アムラン自身2度目の録音となるシューマンのピアノ作品
集。ピアノ・ソナタ第2番などを取り上げた1度目のシューマンの作品集
(CDA 67166/MCDA 67166)はグラモフォン誌、ガーディアン誌、ファンファ
ーレ誌などで大絶賛を受けた名盤。ほとんど知られていないレパートリーの
達人というイメージの強いアムランだが、9月に行われた来日公演では素晴
らしいベートーヴェンの演奏を聴かせてくれるなど主要レパートリーのパ
フォーマンスも抜群。
ちなみに「幻想小曲集Op.12」では1935年に出版された9曲目(OP.12-9)は
収録されておらず、あくまで1838年に出版された全8曲に拘って録音が行わ
れている。スーパー・ヴィルトゥオーソとしての高い技術と豊かな音楽性
に裏打ちされた期待のシューマン。アムランにとって久々のポピュラーな
レパートリーなだけにピアノ・ファンにとっては、非常に楽しみなリリー
スである!

CDA 67529  \2080
J・ブラームス:
チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38、同第2番へ長調Op.99
A・ドヴォルザーク:森の静けさOp.68-5、ロンド ト短調Op.94
J・スーク:バラード ニ短調Op.3-1、セレナード イ長調Op.3-2
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)、スティーヴン・ハフ(ピアノ)
21歳という若き日のイッサーリスがデビュー・レコーディングとして録音を
行い、Hyperion初期のベストセラーとなったブラームスのチェロ・ソナタ集
(CDA 66159/廃盤)。
復活が強く望まれていたイッサーリスのブラームス。そのブラームスが長き
沈黙を破り、なんと新録音での登場!今回はブラームスに加えてドヴォルザ
ーク、スークの小品もカップリング。
絶賛を受けた旧録音の存在があるだけに、イッサーリス自身が並々ならぬ決
意と意欲、そして覚悟を持って今回の録音に臨んだことは想像に難くない。
また、ブックレットにはイッサーリス自身のブラームスのチェロ・ソナタへ
の想いなどが綴られているという。
ピアノ伴奏はラフマニノフのチェロ・ソナタで抜群のコンビネーションを
聴かせてくれた盟友スティーヴン・ハフ。旧録音から20数年を経た今、ベテ
ランの域に達したイッサーリスが満を持して贈るブラームス。大注目を集め
ること間違い無し!

CDA 67336  \2080
フォーレ歌曲全集第4巻 ――
ガブリエル・フォーレ(1845−1924):
蝶々と花Op.1-1/愛の夢Op.5-2/ある僧院の廃墟でOp.2-1/あけぼの/罪の
償いOp.8-2/朝の歌Op.6-1/この世でOp.8-3/夜明けOp.39-1/夢の国Op.39-3
/イスファハーンのばらOp.39-4/夜想曲Op.43-2/ばらOp.51-4/夕暮れ
Op.83-2/消えない薫りOp.76-1/アルペッジョOp.76-2/劇音楽《ペレアス
とメリザンド》Op.80より メリザンドの歌/もっとも心地好い道Op.87-1/
ヴォカリーズ−エチュード/歌曲集《イヴの唄》Op.95
フェリシティ・ロット(ソプラノ)、ジェニファー・スミス(ソプラノ)、
ジェラルディン・マクグリーヴィー(ソプラノ)、
ジャン=ポール・フシェクール(テノール)、
スティーヴン・ヴァーコー(バリトン)、
グレアム・ジョンソン(ピアノ)
世界一流の歌手たちの歌声による演奏が絶賛され、大きな反響を呼んできた
フォーレの歌曲全集も今回の第4巻で遂に完結。
第1巻-第3巻と同様に今回のアーティスト陣もフェリシティ・ロット、ジェ
ニファー・スミス、スティーヴン・ヴァーコー、そしてHyperionの誇る名伴
奏者グレアム・ジョンソンなど超一級の演奏家ばかり。
ブックレットには原語であるフランス語による歌詞とグレアム・ジョンソン
による英語訳の歌詞を併記。また全4巻に収録されている楽曲のインデックス
も記載されており、演奏同様充実の内容と仕上っている。

CDA 67557  \2080
ウェストミンスター寺院の三位一体の主日 ――
朝の祈り-〔ウェストミンスター寺院の鐘/トーマス・トムキンス:祈り/
ジョージ・エルヴェイ:詩篇115番/B・ブリテン:テ・デウム ハ長調/W・
ウォルトン:ユビラーテ/トーマス・トムキンス&ジョン・ファーマー:応
答歌〕/聖餐式-〔フランシス・グリアー:三位一体のミサ〕/夕べの祈り-
〔エドワード・ベアストウ:詩篇107番/ハーバート・ハウエルズ:《ウェス
トミンスター・サーヴィス》より、マニフィカト、ヌンク・ディミティス/
ジョン・スタイナー:I saw the Lord/チャールズ・スタンフォード:幻想
曲とトッカータ ニ短調Op.57/〕
ロバート・クウィニー(オルガン)、
ジェームズ・オドンネル(指揮)、ウェストミンスター寺院聖歌隊
Hyperionとウェストミンスター寺院聖歌隊とのコラボレーションがスタート!
エリザベス1世、シェイクスピア、ダーウィンなど王室や歴史上の有名人が
眠る場所であり、ゴシック建築の代表作といわれるウェストミンスター寺院。
そのウェストミンスター寺院が誇る聖歌隊がHyperionデビューを果たす!
(これまでHyperionに様々な名演を残しているウェストミンスター大聖堂聖
歌隊とは別団体)
今回のディスクに収録されているウォルトン、スタイナー、グリアーの作品
は1991年にウェストミンスター寺院聖歌隊のために作曲された作品である。
ウェストミンスター“大聖堂”聖歌隊とともにHyperionでの今後の活躍に
注目したい。

CDA 67533  \2080
ウィリアム・バード(1539/40−1623):
大典礼曲(グレート・サーヴィス) ―― 《大典礼曲》-第1曲「いざ来たり
て」、第2曲「テ・デウム」、第3曲「ベネディクトゥス」、第4曲「キリエ」、
第5曲「信条」、第6曲「マニフィカト」、第7曲「今こそ汝は行かしめたも
う」/おお主よ、御身のしもべエリザベスが/導きたまえおお主よ/ヴォラ
ンタリー、ネヴェル夫人のために/深き淵より/ファンシー、ネヴェル夫人
のために/キリストは死より蘇り/神に向かいて喜びもて歌え
ロバート・クウィニー(オルガン)、
ジェームズ・オドンネル(指揮)、ウェストミンスター寺院聖歌隊
ウェストミンスター寺院聖歌隊のHyperion第2弾ではウィリアム・バードの
作品を取り上げる。16世紀イギリスを代表するルネサンス音楽の大家であっ
たウィリアム・バードが作曲を行った『大典礼曲(グレート・サーヴィス)』
は、カトリックであったバードがイギリス国教会のために残した7曲で構成
される作品である。

CDA 67519  \2080
SACDA 67519(SACD-Hybrid)  \2850
モンテヴェルディ:宗教音楽集第4巻 ――
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567−1643):
われ喜びに満てりI/めでたし天の女王/主よ、われらを懲らしめたもうな
かれ/サルヴェ・レジナI(めでたし天の女王)/主、わが主にのたもうII
/いざ殉教者らを讃め歌II/われらはあなたをあがめ/主を畏るる者は幸い
り/喜び踊れ、シオンの娘よ/マニフィカトII/めでたし元后/よろずの国
よ、主をほめたたえよIII
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)、
レベッカ・アウトラム(ソプラノ)、
チェチーリア・オズモンド(ソプラノ)、
ダニエル・オーチンクローズ(ハイ・テナー)
ロジャーズ・カーヴィー=クランプ(ハイ・テナー)、
チャールズ・ダニエルズ(テナー)、
ジェームズ・ギルグリスト(テナー)、
ピーター・ハーヴェイ(バス)、
ロバート・エヴァンズ(バス)、
ロバート・キング(指揮)、キングズ・コンソート&合唱団
Hyperionから数々の宗教作品集をリリースしているロバート・キング&キン
グス・コンソート。同コンビと一流のソリストたちによって進められている
モンテヴェルディの宗教作品シリーズ4作目。SACD Hybridも同時リリース。

CDA 67505  \2080
C・V・スタンフォード(1852-1924):
ピアノ五重奏曲ニ短調Op.25/弦楽五重奏曲第1番へ長調Op.85
ピアーズ・レーン(ピアノ)、ガース・ノックス(ヴィオラ)、
ヴァンブラ・クヮルテット
イギリス音楽の近代化への掛け橋となったスタンフォードの弦楽四重奏曲集
(CDA 67434)に続く室内楽作品集第2弾。ヨーロッパでも有数の弦楽四重奏団
であるヴァンブラ・クヮルテットにピアーズ・レーン、ガース・ノックスが加
わった演奏者陣は強力!


<Helios>
CDH 55204  \1200
マージョリー・ケネディー・フレイザーのコレクションによるヘブリティー
ズ諸島の歌曲集(全34曲)
リサ・ミルン(ソプラノ)、シオネド・ウィリアムス(ハープ)
ソプラノとハープのデュオが奏でる伝承歌曲の数々。CDA 66988からの移行再
発売。

CDH 55221  \1200
アレクサンドル・グラズノフ(1865−1936):ピアノ独奏曲全集第1巻 ――
《サーシャ》の名前による組曲Op.2/3つの小品Op.42/サロン・ワルツOp.43
/演奏会用大ワルツ変ホ長調Op.41/《サベラ》の主題によるワルツOp.23/
小さなワルツOp.36/ピアノ・ソナタ第1番変ロ短調Op.74
スティーヴン・クームズ(ピアノ)
ロシア5人組の流れを引き継ぐ名作曲家のピアノ作品を網羅した貴重なシリー
ズ。CDA 66833からの移行再発売。

CDH 55247  \1200
ニコラ・ゴンベール(c.1495−c.1560):教会音楽集 ――
8声のクレド/Gradual for Easter Day/この日こそ主の創りたまいし/Qui
colis Ausoniam/めでたし天の女王/おお、聖なるマリア/ああ、ああ、バ
ビロンよ/ヌンク・ディミティス/Medea vita in morte sumus/ダヴィデは
アブサロンを悼む
ヘンリーズ・エイト
フランドル楽派を支えた大音楽歌の崇高なる宗教作品集。CDA 66828からの移
行再発売。





<Danacord>
DACOCD 616  \2180
ミリィ・バラーキレフ(1837−1910):
交響詩《タマーラ》/ピアノ協奏曲嬰へ短調Op.1/交響曲第1番ハ長調
オレグ・マルシェフ(ピアノ)、
ジェームズ・ロッホラン(指揮)、オーフス交響楽団
ロッホラン&オーフス響、そしてマルシェフというDanacordを代表する看板
アーティストたちの共演による、ロシア五人組の重鎮バラーキレフの作品集
という期待のディスクが登場!
ピアノのオレグ・マルシェフはDanacordからラフマニノフ、チャイコフスキ
ー、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフのピアノ協奏曲集など数々の名演
をリリースしているロシア出身のヴィルトゥオーソ・ピアニスト。タクトを
振るうグラスゴー出身の指揮者、ジェームズ・ロッホランは日本フィルハー
モニー交響楽団を行うなど堅実なスタイルの音楽作りが好評を呼び、日本で
もファンが多い。
絶賛を受けたラフマニノフのピアノ協奏曲全集(DACOCD 582-583)もマルシェ
フ、ロッホラン&オーフス響のコンビによる演奏であっただけに、「タマー
ラ」「交響曲第1番」を含めた今回のバラーキレフ作品集でも感銘を与えてく
れるはず!

DACOCD 643  \2180
J・ブラームス:初期ピアノ作品集 ――
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調Op.1/シューマンの主題による16の変奏曲嬰ヘ短
調Op.9/4つのバラードOp.10
オレグ・マルシェフ(ピアノ)
こちらはブラームス初期のピアノ作品を集めたオレグ・マルシェフのソロ・
アルバム。1つ1つの音を大切に表現しながら展開されていくブラームス初期
の秀作は、協奏曲で聴かせてくれる演奏とは一味違った見事な出来となって
いる。

DACOCD 645(2CDs/1枚分価格)   \2180
リセロッテ・セルビガー・ハープシコード&クラヴィコード演奏集 ――
 H・パーセル:ハープシコード組曲第2番ト短調Z.661
F・クープラン:恋するうぐいす、生まれながらのあでやかさ
J・S・バッハ:
サラバンド、2声のインヴェンチョンより、平均率クラヴィーア曲集第1巻より
D・スカルラッティ:
ソナタ ニ短調Longo413、同ホ長調Longo23、同ハ長調Longo104、
同ニ短調Longo422
J・S・バッハ:前奏曲集BWV.933-938、4つのデュエットより
C・P・E・バッハ:ソナタ第5番へ長調Wq.55
〔ボーナスCD〕
J・F・ラモー:ハープシコード組曲ホ短調
F・クープラン:フランスのフォリア,またはドミノ、パッサカリア
リセロッテ・セルビガー(ハープシコード&クラヴィコード)
1970年代まで活躍していたデンマークの女流鍵盤奏者、セルビガーの歴史的
録音集第2巻。1949年-1955年の録音。






<Footprint Records>
FRCD 011  \2180
ソロモンの雅歌 ――
 ダニエル=ルシュール(1908−1996):ソロモンの雅歌
ジャン・フランセ(1912−1997):ポール・ヴァレリーの3つの詩
C・ドビュッシー:3つのシャンソン
ヴェルナー・エック(1901−1983):3つのフランス語の合唱曲
アンデシュ・エビ(指揮)、ミカエリ室内合唱団 
現代スウェーデンの実力派合唱指揮者エビが1970年に結成したミカエリ室内
合唱団の演奏によるルシュール、フランセ、ドビュッシーを中心としたアル
バム。透明感のある歌声が非常に印象的な合唱団である。

FRCD 010  \2180
アーネ・メルネス声楽作品集 ――
アーネ・メルネス(1933−2002):
ターゲ・ダニエルセンの詩による3つの合唱曲/かぐわしい春/アカペラ混声
合唱のための10つの格言/何事にも時があり/これほどまでに悩むキリスト
の母を見て/ラウデ/たそがれ
グンナー・エリクソン(指揮)、
リルケ・アンサンブル、
ミア・エドヴァルドソン(メゾ・ソプラノ)、クリスチャン・ベリ (チェロ)
合唱、ジャズ関係に大きな反響を呼んでいるスウェーデンのレーベルFootprint
 Records。日本でもその作品が歌われ、国際現代音楽協会会長もつとめたス
ウェーデンの現代作曲家アーネ・メルネスの70歳を祝うためにグンナー・エ
リクソンによって企画・制作されたタイトル。残念ながらメルネスは70歳を目
前にして亡くなってしまったが、その多彩な作風による作品を伝える貴重なア
ルバムとして仕上っている。

FRCD 022  \2180
哀歌調の小品 ――
F・メンデルスゾーン:ソナタ第2番Op.65-2
オット・オルソン(1879−1964):
前奏曲とフーガ嬰ヘ短調Op.52、オルガン小幻想曲
ジョン・ステイナー(1840−1901):前奏曲とフゲッタ
ジョン・モレイン(1854−1932):変奏曲つきコラール
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877−1933):
4つのオルガンのためのキャロル、10の特徴的小品Op.86、カンティレーナ、
Pax vobiscum
ダーヴィド・ヴィーカンデル(1884−1955):エレジー
ヤン・H・ベリエソン(オルガン)
こちらはオルガンのための作品集。西スウェーデン、ハランドのヴィンベリ教
会に建造され、2003年に修復されたトルセル&エーリクソン製オルガンで演奏
するロマンティックなオルガン音楽。





<Guild>
GMCD 7285  \2180
20世紀スイスのオルガン作品集 ――
ポール・ミュラー=チューリッヒ(1898−1993):
ファンタジア、カンツォン、イントロイトゥス
A・オネゲル:フーガ、コラール
ハンス・フォレンヴァイダー(1918−1993):前奏曲
F・マルタン:パッサカリア、アニュス・デイ
エルンスト・ヘス(1912−1968):前奏曲、シャコンヌ
コンラド・ベック(1901−1989):2つの前奏曲
マックス・クーン(1896−1994):
前奏曲とフーガ ハ長調、同イ長調、牧歌とフーガ、幻想曲とフーガ
ジェレミー・フィルセル(オルガン)
Guild、Signum Classics、ASVなどで多岐に渡って大活躍中の万能鍵盤奏者
フィルセルの新作。スイスのみならず20世紀音楽を代表するオネゲル、マル
タンといった作曲家の作品を収録!

GMCD 7284  \2180
マックス・クーン(1896−1994):器楽・声楽作品集 ――
オーボエとピアノのための《序奏とアレグロ》/船長と舟乗りの歌/ペルシャ
の愛の歌/美の力/愛人の歌/手回しオルガンの夫人の歌/オーボエ・ソロ
のための《組曲》/ピアノのための《3つの前奏曲》/ピアノのための《3つ
の小品》
ジョン・アンダーソン(オーボエ)、
ジャネット・エガー(メゾ・ソプラノ)、
ソフィア・ラーマン(ピアノ)
イギリスの主要オーケストラで活躍してきたオーボエ奏者ジョン、アンダー
ソンらによるスイスの作曲家クーンの作品集。

GMCD 7290  \2180
オルガン、合唱のための音楽 ――
テオフィル・フォーシュハンマー(1847−1923):
ソナタ第2番ハ短調Op.15、Aus Acht Choralbearbeitungen Op.11
テオドール・キルヒナー(1823−1903):オルガン・コンポジションズOp.89
ベネディクト・ユッカー(1811−1876):9つのコラール前奏曲Op.7より
ヨーゼフ・ラインベルガー(1839−1901):
合唱とオルガンのための《ミサ曲》へ短調Op.159
ウルシナ・カフリッシュ(オルガン)、
クラウ・シェレール(指揮)、カントゥス・フィルムス
19世紀後半のスイス、ドイツで教会音楽として演奏された作品を収録。ライン
ベルガーのミサ曲ではカントゥス・フィルムスの歌声が響き渡る。





<Centaur>
CRC 2697  \1880
フランスの印象-フランスのフルート四重奏曲集 ――
ジャック・カステレード(1926−):ヴァカンスのフルート
ポール・モーリス(1910−1967):フルート四重奏のための組曲
ウジェ―ヌ・ボザ(1905−1991):3つの小品、夏山の一日
ピエール・マックス・デュボワ(1930−1995):四重奏曲
フローラン・シュミット(1870−1958):フルート四重奏曲
イスラエル・フルート・アンサンブル
イスラエル・フルートアンサンブルは名門イスラエル・フィルのフルート奏
者たちとイスラエル室内管弦楽団の奏者によって1986-87シーズンに結成され
た強力アンサンブル!ボザ、カステレード、デュボワなど日本でも頻繁に演
奏される重要レパートリーを中心に、『デュオニソスの祭』の作曲者である
フローラン・シュミットの四重奏曲などをレベルの高い充実の内容で聴かせ
てくれる。

CRC 2731  \1880
エリック・サティ(1865−1925)――
ギター作品集(全曲ピーター・フレッチャー編曲):
びっくり箱/3つのジムノペディ/ラグ・タイム・パレード/グノシエンヌ
第1番/抱擁/貧しき者の夢/スポーツと嬉遊曲/童話音楽の献立て表/絵
に書いたような子供らしさ/ジュ・トゥ・ヴ
ピーター・フレッチャー(ギター)
多数のコンクールの受賞歴を持ちアメリカでソリストとして活躍中のフレッ
チャー編曲によるサティのギター版アルバム。ギターで聴くサティの音楽も
また格別。

CRC 2740  \1880
アンドリュー・ゾーン-ギター ――
A・ピアソラ:4つの小品
アンドリュー・ゾーン(1970−):
3つの対位法的スケッチ、5つの易しい小品、7つの旋法による組曲
C・デビュッシー(ゾーン編曲):
ミンストレル、亜麻色の髪の乙女、ゴリウォーグのケークウォーク
G・ガーシュウィン(ゾーン編曲):
誰も奪えぬこの思い、そんなことはどうでもいいさ、うまくやれたら
アンドリュー・ゾーン(ギター)
フロリダ州立大学で博士号を取得したアメリカのギタリスト、ゾーンの自作
&編曲作品集。コンクールでの受賞歴やメディアへの出演と多方面に活躍中。

CRC 2751  \1880
アルゼンチンの魂と情熱へのトリビュート ――
カルロス・ガルデル:El Dia Que Me Quieras
セバスティアン・ザンブラナ:ミラダス・リオプラテンシス、トリオンガ
A・ピアソラ:タンゴ・エチュード第4番、酒場1930
他 全10曲
デュオ・クリオロ〔ドナ・リヴリー(ヴィオラ)、
セバスティアン・ザンブラナ(ギター)〕、他
ヴィオラとギターのデュオ「デュオ・クリオロ」を中心としてピアソラなど
の作品を集めた1枚。

CRC 2760  \1880
ジェームズ・アイクマン(1959−):
ソナタ第3番/ヴァイオリンとエレクトロニクスのための《ファンタジー》
ソナタ第2番/ソナタ第1番
ジョシュア・ベル(ヴァイオリン)、デアンナ・アイクマン(ピアノ)、
アレクサンドル・ケール(ヴァイオリン)、リサ・レナード(ピアノ)、
デイヴィス・ブロックス(ヴァイオリン)、
ジェームズ・アイクマン(電子楽器)
スズキ・ヒデタロウ(ヴァイオリン)、
Zeyda Ruga Suzuki(ピアノ)
アメリカの作曲家アイクマンのヴァイオリンのための作品集。ソナタ第1番で
はなんとジョシュア・ベルが参加!

CRC 2712  \1880
E・グリーグ:ピアノ作品集Vol.2 ――
ユモレスク集Op.6/4つのアルバムの綴りOp.28/《ペール・ギュント》組曲
第1番、第2番/ノルウェーの踊りと舞曲
アントニオ・ポンパ=バルディ(ピアノ)
2001年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールでシルバー・メダルを獲得
したポンパ=ヴァルディによって進行中のグリーグピアノ作品集の第2巻。

CRC 2714  \1880
ジャック・デュフリ(1715−1789):クラヴサン組曲第2巻(全曲)
バイロン・シェンクマン(チェンバロ)
デュフリは18世紀フランスで主にチェンバロ奏者、オルガン奏者として活躍し
た音楽家。チェンバロのシェンクマンはインディアナ大学で客員講師として教
鞭をとっているソリスト。

CRC 2718  \1880
R・シュトラウス:
ピアノ三重奏曲第1番イ長調/同第2番ニ長調/ピアノ四重奏曲ハ短調Op.13
メンデルスゾーン・ピアノ・トリオ
メンデルスゾーン・ピアノ・トリオは台湾のピアニスト、チャン・ヤー=ツィ
ンを中心に1997年から活動を開始した室内楽団。

CRC 2739  \1880
スティーブン・ペリロ:室内楽作品集 ――
弦楽四重奏曲第1番/フルート・ソナタ/Out on a Limb/
ピアノ三重奏曲1999
ユーヴァル・ワルドマン(ヴァイオリン)、
チャジット・グレーザー(チェロ)、ローレン・ヴァイス(フルート)、
オルガ・テルリツキー(ヴィオラ)、ロビン・ゼー(ヴァイオリン)、
ポール・ポスナク(ピアノ)
1955年ブロンクス出身の作曲家ペリロの室内楽作品を集めたタイトル。現代
の作曲家には珍しく非常にわかりやすいスタイルが特徴。

CRC 2743  \1880
コルネット・レストロペクティヴ ――
ジョセフ・フォレスティエ(ヘイゼン編曲):ファンタジー・ブリランテ
ジャン=バプティスト・アーバン(1825−1889):シンデレラ
アンリ・モーリー(d.1880):ソロ・ド・コンクール(2me)
J・P・スーザ(ラヴェルティ編曲):女王の愛
ワルター・ロジャース(1865−1939):タラのハープ
ハーバート・L.クラーク(1867−1945):霧の乙女号
ギョーム・バレイ(1943−):演奏会用小品
アンドレ・ワームザー(1851−1926):幻想曲、主題と変奏
ヴィンセント・バック(1890−1976):ハンガリーのメロディー
ロバート・ラッセル・ベネット(1894−1981):ローズ・ヴァリエーション
マルセル・ビッチ(1921−):
ドメニコ・スカルラッティの主題による4つの変奏
ラリー・オースティン(1930−):チャーリーのコルネット
チャールズ・ゲイツ(コルネット)、ステイシー・ロジャース(ピアノ)
現在、ミシシッピ大学音楽学部の教授の任にあるチャールズ・ゲイツの演奏
による小品集。

CRC 2752  \1880
リーレヨルン・ニールセン(グンナー・エリクソン編曲):
Dance,ikke grate na
ヤーコ・マンチュヤルヴィ:エル・ハンボー
ジェリー・J.トロクセル:プレイヤーズ・オブ・スティール
マルコム・ダルグリッシュ:喜び
チェン・イー:西の湖
ビル・エヴァンス(カールソン編曲):ワルツ・フォー・デビー
ヤン・サンドストレム:サンクトゥス
ボブ・チルコット:Fragments form his Dish
モートン・ラウリッドソン:Contre Qui, Rose/他 全13曲
ジョナサン・ミラー(ディレクター)、シカゴ・ア・アカペラ
1993年に結成された合唱グループ、シカゴ・ア・アカペラが北欧、ヨーロッ
パ、アメリカの作品など様々なレパートリーを取り上げたタイトル。

CRC 2754  \1880
エリック・シュワルツ:ピアノを見る24の方法
エリック・シュワルツ(ピアノ、他)
クリーブランドで学んだ作曲家シュワルツによる24曲の小品で構成される現
代作品。





<APR>
APR 5520  \1750
マイラ・ヘス-イリノイ大学ライヴVol.1(1949年3月17日&18日 ―― F・ショ
パン:幻想曲ヘ短調Op.49、ワルツ第1番変ホ長調Op.18/F・シューベルト:
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960、ドイツ舞曲集より(ヘスによる説明付
き)/J・ブラームス:間奏曲ハ長調Op.119-3/D・スカルラッティ:ソナタ
ト長調L.387
マイラ・ヘス

APR 5571  \1750
アルフレッド・コルトー-後期録音集Vol.1(録音:1947年) ――
R・シューマン:子供の情景/F・ショパン:夜想曲第15番Op.55-1、同第16番
Op.55-2(2曲)、3つの新練習曲、前奏曲第25番Op.45、ポロネーズ第7番《幻
想》Op.61/C・ドビュッシー:子供の領分、沈める寺
アルフレッド・コルトー

APR 5576  \1750
モイセイヴィッチ・プレイズ・ショパンVol.2(録音:1925年-1952年) ――
F・ショパン:スケルツォ第1番-第4番/舟歌/4つの練習曲/バラード第3番
/即興曲第1番/ポロネーズ第9番/ワルツ第14番/夜想曲第19番/幻想即興曲
ベンノ・モイセイヴィッチ(ピアノ)

APR 5621  \1750
シモン・バレル・カーネギー・ホール・ライヴVol.1(録音:1946年) ――
 F・リスト:ピアノ協奏曲第1番/J・S・バッハ:半音階的幻想曲とフーガ
二短調/L・V・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調/F・ショパ
ン:幻想曲ヘ短調(一部のみ)/A・グラズノフ:練習曲ハ長調/F・リスト:
小人の踊り、ファウストからのワルツ/C・M・V・ウェーバー:ピアノ・ソナ
タ第1番より/F・ショパン:バラード第4番ヘ長調(初めの14小節欠落)
シモン・バレル(ピアノ)、
デイヴィッド・ブロックマン(指揮)、
ニューヨーク・ フィルハーモニック

APR CDAPR 7011(2CDs) \3500
レオポルド・ゴドフスキー
アメリカン・レコーディングス・アンソロジー(1913年-1926年) ――
 F・ショパン:ワルツ第7番/L・ゴドフスキー:ユーモレスク/I・アルベニ
ス:タンゴ ニ長調/G・ヴェルディ(リスト編曲):リゴレット・パラフレ
ーズ/C・ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク/他 リスト、メン
デルスゾーン、ドホナーニ、ドビュッシー、ショパン、ルービンシュテイン
などの作品全36曲
レオポルド・ゴドフスキー(ピアノ)





<Glossa>
GCD 920928  3枚組 特価 \4320
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567−1643):
マドリガーレ集第8巻《戦いと愛のマドリガーレ》(1638) ――
シンフォニア/他の者は愛のために歌う/今や天も地も/油断のならない敵
が/これほど見事な勝利を/すべての恋人は戦う/タンクレディとクロリン
ダの戦い/私は恋に燃えているが/心を武装して/バッロへの序奏/皇帝フェ
ルディナンド3世のためのバッロ/他の者は軍神マルスのために歌う/やさし
い鳥は歌う/かわいい天使がさまよう時/私は愛に燃えているが/いともや
さしい夜うぐいすよ/幸せで楽しい心を持ちたい者は/海が穏やかであろう
と/ニンフの嘆き/はだしのニンフよ/おお、フィリーデ、なぜ君は逃げる
のか/行かないでくれ、浮気な人よ/さあ、さあ、愛らしい羊飼いたち/つ
れない女たちのバッロ
クラウディオ・カヴィーナ(指揮)、ラ・ヴェネクシアーナ
モンテヴェルディ最後のマドリガーレ集なる第8巻は作曲家自身の監修で出
版が行われ、「戦いの歌」、「愛の歌」の2部形式で構成されている大規模な
作品。マドリガーレ集第8巻の作曲以前の約30年の間に作曲されたモンテヴェ
ルディの作品を回顧する曲集としても大きな意味を持っている。また、全曲
の最後には1608年にマントヴァで初演された《つれない女たちのバッロ》が
置かれているが、これは初演版ではなく後のウィーン上演用として改訂され
た版であるとされている作品。
鬼才クラウディオ・カヴィーナとラ・ヴェネクシアーナのコンビはイタリア
・ルネサンス時代作品のスペシャリストとして確固たる地位を確立している
要注目の合唱グループ。Glossaで進行中のモンテヴェルディ&ジェズアルド
のマドリガーレ集が日本でも高い評価を受けるなど評価急上昇中。そのポリ
フォニー音楽の演奏はあのタリス・スコラーズにも匹敵するとの呼び声も高
い!前作までと同じく今回もGlossa鍵盤奏者の顔であるファビオ・ボニッツォ
ーニが通奏低音として録音に参加。ラ・ヴェネクシアーナの美しき歌声の更
に引き立たせてくれることだろう。今回の第8巻はスリップケース仕様に加え
て84ページにも及ぶブックレット封入という特別仕様でのご提供!

<Glossa>
GCD 920015(特別価格&特別仕様) \1050
ラ・ヴェネクシアーナ・ライヴ・イン・コルシカ
Glossaカタログ封入特別仕様盤 ――
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567−1643):
こうして死ねるものなら(マドリガーレ曲集第4巻より)/私は若い娘(同)
/ああ、あなたがそれほど好きなら(第7巻)/むごいアマリッリ(第5巻)
/星空の輝きのもとに(第4巻)/ああ、美しいその顔(第6巻)/私は燃え、
心を焦がし(第7巻)/アリアンナの嘆き/さらば、美しいフロリダ(第6巻)
/女よ、私が帰ると私の思いは(第2巻)/恋人の燃える瞳をじっと見つめて
いた時に(第2巻)/ 素敵な羊飼い(第9巻)/今や天も地も(第8巻)/ニ
ンファの嘆き(第8巻)/あなたを愛しています、私の生命よ(第5巻)
クラウディオ・カヴィーナ(ディレクター)、ラ・ヴェネクシアーナ〔ロサ
ーナ・ベルティーニ、ヴァレンティナ・コラドナート(ソプラノ)、クラウ
ディオ・カヴィーナ(カウンターテナー)、サンドロ・ナリア、ジュゼッぺ
・マレット(テノール)、ダニエレ・カルノヴィッチ(バス)、フランコ・
パヴァン(テオルボ)、ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ)〕
注目!ラ・ヴェネクシアーナ、Glossa最新カタログ封入特別仕様盤!
“ヴェネクシアーナ・ライヴ!”(GCD P30912)として大好評を得ていたラ
・ヴェネクシアーナの名盤にGlossaの最新カタログを封入!しかも大幅なプ
ライスダウンを実現した特別価格&日本語曲目表記オビ付きという特別仕様
でのご提供!
モンテヴェルディ、ジェズアルドなどのマドリガーレ集が日本でも高く評価
され、ラテン系古楽ヴォーカル・グループとして押しも押されもせぬ地位を
獲得したラ・ヴェネクシアーナ。当盤は2002年9月にコルシカ島で行われた
モンテヴェルディのマドリガーレの演奏を収録したライヴ録音。名作《アリ
アンナの嘆き》の演奏などはまさしく絶品。Glossaの特徴である美しいディ
ジパックはGCD P30912からデザインを一新。ラ・ヴェネクシアーナの歌声と
共にご注目いただきたい!





<Aeolus>
AE-10136(SACD Hybrid Multichannel)  \2580
フランダース・リコーダー四重奏団・プレイズ・バッハ ――
J・S・バッハ:オルガン協奏曲第5番ニ短調BWV.596
(原曲:ヴィヴァルディOp.3-11)
コラール《天にましますわれらの父よ》BWV.737
同BWV.636/フーガ イ短調BWV.543
コントラプンクトゥス1
コラール《キリストは死のとりことなられても》BWV.625
コントラプンクトゥス3
パッサカリア ト短調BWV.582
コラール《主なる神は讃えられん》BWV.601
幻想曲ハ長調BWV.570
フーガ ハ短調BWV.545
オルガン協奏曲第2番イ短調BWV.593(原曲:ヴィヴァルディOp.3-8)
コラール《わが心からの望み》BWV.727
フーガ ト短調BWV.578
モテット第3番《わが喜びなるイエスよ》BWV.227
コラール《わが喜びなるイエスよ》BWV.610
フランダース・リコーダー四重奏団
Aeolusへの移籍第1弾となった前作、マシュー・ロックの4声のコンソート集
(AE-10106)に続く第2弾はバッハ・アルバム!J・S・バッハの作品は20年間
に渡ってフランダース・リコーダー四重奏団が演奏を行ってきた重要なレパー
トリー。大バッハのフーガ、モテット、協奏曲、コラールなど多彩な種類の
収録曲全てをフランダース・リコーダー四重奏団自らが編曲!10本のリコー
ダーを駆使して演奏されるバッハの世界。マルチチャンネルの効果による美
い響きにも注目したいところ。
1987年に結成されたベルギーのリコーダー・アンサンブル、フランダース・
リコーダー四重奏団。ブルージュ国際古楽コンクールの優勝で脚光を浴び、
現在では世界を代表するリコーダー・アンサンブルの1つとしてその名を知ら
れている。24ページからなるブックレットは日本語解説付き仕様となってい
る点もポイント。日本でも度々来日公演を行っており、世界各地でコンサー
トを行っている。150本以上のリコーダーを所持し、曲によってリコーダーを
使い分けるなど、名人芸とも言えるテクニックと高度な音楽性は世界中から
高い評価を獲得している。





<Cala>
CACD 0541  \2080
J・シベリウス:交響曲第1番ホ短調Op.39/同第2番ニ長調Op.43(※)
レオポルド・ストコフキ(指揮)、
ヒズ・シンフォニー・オーケストラ、NBC交響楽団(※)
次々とストコフスキの名演を復刻させてきているCalaの好評シリーズ最新作は
シベリウスの交響曲集!ブックレットにはシベリウスからストコフスキに宛て
られた手紙などが掲載されている。
交響曲第1番は1950年7月11日、13日ニューヨークでの録音、
交響曲第2番は1954年9月15日-16日、23日ニューヨークでの録音。






<Timpani>
1C 1090
ジョルジュ・オーリック(1899−1983):
バレエ音楽《フェードラ》/バレエ音楽《画家とモデル》
アルトゥール・タマヨ(指揮)、ルクセンブルク・フィルハーモニック
反印象主義を掲げた《フランス6人組》の1人として知られているオーリック。
多数の舞台作品(バレエ音楽)や映画音楽の作曲家としてもしられておりコク
トーやピカソとの親交も深かった作曲家である。タマヨ&ルクセンブルク・
フィルのコンビはクセナキス作品集などでお馴染みのTimpaniの代表的アーティ
スト。得意とするフランス物のパフォーマンスなだけに期待が持てそうだ。






<Palette>
PALCD-981  \2180
W・A・モーツァルト:管楽器と弦楽器のための室内楽作品集
フルート四重奏曲第3番ハ長調K.285b/弦楽四重奏曲ニ短調K.421
クラリネット五重奏曲イ長調K.581
ジョアンナ・マークソン・フォーク(フルート)、
ターニャ・カイタニエミ(ヴァイオリン)、
グンナー・エンボン(ヴィオラ)、
ソフィア・ノルベルク・ヘッドストロム(チェロ)、
ソニカ・クヮルテット、ジョニー・ヤンネソン(クラリネット)、
ホルメン・クヮルテット
フルートのフォーク、クラリネットのヤンネソン、ホルメン・クヮルテットな
どスウェーデンのオーケストラであるノールショッピング交響楽団(以前、
広上淳一が音楽監督をつとめていたオケ)の首席奏者たちが中心となって奏で
られるモーツァルトの室内楽作品集。1998年の録音。

PALCD-984
A・ドヴォルザーク:
弦楽五重奏曲ト長調Op.77/弦楽六重奏曲イ長調Op.48/ワルツ第1番/
ワルツ第4番
ウプサラ・チェンバー・ソロイスツ
ウプサラ室内管弦楽団のメンバーが中心となって録音を行ったドヴォルザーク
の弦楽作品集。深みのある音色が印象的な好演奏。






<Caprice>
CAP 21735(SACD Hybrid Multichannel)  \2850
ジョセフ・シュワントナー(1943−):マリンバ独奏のための《速度》
トビアス・ブルーストレム (1978−):ヴィブラフォーンのための《情景》
アウスケトル・マウッソン(1953−): 胚芽 (ドラムの歌)
デイヴィッド・マスランカ(1943−):
マリンバ独奏のための《失われた愛の変奏曲》
スタファン・ストルム(1964−):マリンバ独奏のための《グローリア》
トビアス・ブルーストレム:打楽器協奏曲第1番《アレーナ》
ユーハン・ブリッジャー(打楽器)、
マッツ・ロンディン(指揮)、ヘルシングボリ交響楽団
王立音楽アカデミー(スウェーデン)、スウェーデン・コンサート協会、
イェヴレ交響楽団などが2年に1度、将来を有望視される若手アーティストに贈
られるソロイスト賞。ブリッジャーは2004年にソロイスト賞を受賞。現在はソ
リスト、室内楽奏者として活躍しており、コペンハーゲンの王立音楽院で教鞭
を執る予定にもなっている期待の若手打楽器奏者である。





<Tactus>
TC 672242  \2080
A・ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集
ファゴット協奏曲変ホ長調RV.483/同ニ短調RV.481/同ヘ長調RV.488/
同変ロ長調RV.502/同ヘ長調RV.489/同ハ長調RV.474/
同変ロ長調《夜》RV.501
ロベルト・ジャッカーリャ(ファゴット)、アンサンブル・レスピーギ
ファゴット独奏のロベルト・ジャッカーリャはイタリアの名門歌劇場である
フェニーチェ歌劇場管弦楽団で首席ファゴット奏者をつとめる実力者。お国
物であるヴィヴァルディの協奏曲集をサポートするのはTactusの看板アンサ
ンブル・レスピーギ。洗練された音色で安定感に満ちたヴィヴァルディを聴
かせてくれる。

TC 780701  \2080
マウロ・ジュリアーニ(1781−1828):
12のモンフェリーネOp.12/《アポロの黄金》Op.111より Studio 2-4/
《24の練習曲集》Op.48より No.5 Esercizio/オーストリア民謡によるやさ
しい12の変奏曲/スペインのフォリアによる6つの変奏曲/ソナタ/12のエコ
セーズ/メヌエット/スケルツォ/《18の漸進的レッスン》Op.51より
Studio 7/《24の漸進的レッスン第1部》Op.139よりStudio 6
サンドロ・ヴォルタ(ギター)
18世紀イタリアでギターの第一人者として高い名声を誇り、出版された自作曲
は当時いずれも絶賛を受けたジュリアーニの作品集。サンドロ・ヴォルタは
17世紀-18世紀イタリアのギター作品のの名演奏者として活躍しており多数の
受賞歴を誇る。当CDはエンハンスト仕様となっており、ジュリアーニ、ヴォル
タの情報などがパソコンで閲覧できるようになっている。

TC 740205  \2080
ルイジ・ボッケリーニ(1743−1805):フルート五重奏曲集
フルート五重奏曲ト長調G.438/同へ長調G.440/同変ロ長調G.442
ニコラ・グイデッティ(フルート)、
ヌォーヴォ・クヮルテット・イタリアーノ
チェロの名奏者としても有名だったボッケリーニのフルート五重奏曲集。フル
ートのグイデッティはランパルの下で学び、現在イタリアのフェラーラ市管
弦楽団の首席奏者をつとめており、ヨーロッパ室内管などとも共演を行って
いる。

TC 812203  \2080
G・ヴェルディ:四重奏曲ニ短調
O・レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲
G・プッチーニ:菊の花
G・ロッシーニ:ソナタ第1番
アンドレ・ベルナルド(指揮)、アカデミア・イ・フィラルモニチ
イタリア出身の作曲家たちによる室内オーケストラのための作品を集めた作品
集。イタリアの室内オーケストラであるアカデミア・イ・フィラルモニチの
指揮を振るベルナルドはロンドン響、ロイヤル・フィル、ロンドン・フィルな
ど世界中のオーケストラへ客演を行っている。ロレジャンはChandosでも録音
を行っている有能鍵盤奏者。

TC 741202  \2080
アンドレア・ルッケージ(1741−1801):
オルガンのためのソナタ集(世界初録音)――
ソナタ第1番ハ長調/ソナタ第2番へ長調/8つのディヴェルティメント
/Suonate per Organo...1764
ロベルト・ロレジャン(オルガン)
18世紀イタリアで作曲家、鍵盤楽器奏者として活躍していたルッケージのオル
ガン作品集。ルッケージの鍵盤演奏は非常に秀でており当時のドイツ人から
も称賛を受けたという。

TC 400004  \2080
15世紀-16世紀のイル・ヴィーノ(葡萄酒)の音楽 ――
婚礼がなされたり/Se fastu in quella vigna/めでたし、鮮やかなるぶど
う酒の色/Nous Boirons du Vin Clairet/Bon vin, je ne te puis laisser
/バコ、バコ、サント、イディオ/バッコ・バッコ/Adieu ces bons vins
de Lannois/マルゴはぶどう畑を耕す/ラ・マグダレーナ/他 全12曲
ドメニコ・バローニオ(ディレクター)、ラ・ロシニョール
ラ・ロシニョールは自らもリュートなどで演奏を行うディレクター、バロー
ニオが率いる声楽を中心とした古楽アンサンブル。






<Eufoda>
EUOFDA 1160  \2180
アードリアーン・ウィラールト:
めでたし乙女、エルサレムよ主をほめたたえよ、苦しみが私をさいなみ、
Vecchie Letrose、Quante Volte Diss'io/他 全20曲
エリク・ファン・ネーヴェル(指揮)、
カペラ・サンクティ・ミヒャエリス、クレンデ・コンソート
フランドルのポリフォニー音楽を紹介していくEufodaの好評シリーズ。フラン
ドル地方の作曲家として活躍しながらもイタリアでヴェネツィア楽派を開きサ
ン・マルコ寺院の楽長に就任。ジョヴァンニ・ガブリエリなどを育て上げるな
ど歴史に名を残した作曲家である。

EUOFDA 1161  \2180
フランドルのポリフォニー-フィリップ・ロジエとフランス ――
《フェリペ2世のミサ》より キリエ、アニュス・デイ/天の元后、 喜び給え
/我が心、安からず/Amour et la beaute/Leal amour/主をほめたたえよ
/他 全18曲
エリク・ファン・ネーヴェル(指揮)、
カペラ・サンクティ・ミヒャエリス、クレンデ・コンソート
ロジエはフランドル楽派の最後の時代に活躍し、時のスペイン国王フェリペ
2世の下で宮廷音楽家として仕えた人物。

EUOFDA 1162  \2180
オルランド・デ・ラッスス(1532−1594):
第8旋法のマニフィカト/主に対し/すべての快楽の/歌は悲しみも涙も/い
つか私はあなたをこの手に迎える/寒くて暗い夜/修道女のような人でした
/恐れとおののきが/最後の時に/玉座に座したもう神よ/他 全21曲
エリク・ファン・ネーヴェル(指揮)、
カペラ・サンクティ・ミヒャエリス、クレンデ・コンソート
15世紀-16世紀ヨーロッパの音楽界に大きな影響を与えたフランドル楽派。そ
のフランドル楽派でパレストリーナと並び立つ最後の巨匠として知られるラッ
ススの作品を主に収録したタイトル。






<Lira d'Arco>
LA 008-3  \2180
シャルル・レヴェンス(1689−1764):ボルドー・聖アンドレ大聖堂の音楽
死者のためのミサ曲第1番/同第2番
ミヒャエル・ラプレニー(指揮)、
サジタリウス、アンサンブル・ヴォーカル・アルページ
マルセイユ出身の18世紀フランスの作曲家であり、聖ピエール大聖堂の音楽監
督をつとめていたレヴェンスによるミサ曲を収録したタイトル。1986年に結成
されたサジタリウスは声楽とオルガン、通奏低音を加えたヴォーカル・アンサ
ンブル。様々な編成の作品に対応しており17世紀-18世紀の作品をレパートリ
ーとしている。

LA 009-3  \2180
1720年-1730年のフランス・リモージュの手稿譜 ――
マニフィカト/キリエ/グローリア/アヴェ・マリス・ステラ/パンジェ・
リングァ/Pieces Diverses
ガイ・マリサール(オルガン)、
ミヒャエル・ラプレニー(指揮)、サジタリウス
1720年代から1730年代にかけてフランス・リモージュでオルガンのために書か
れたとされている作品の手稿譜を使用し録音。フランスのオルガン奏者マリサ
ールとサジタリウスの歌声が当時の作品を聴かせてくれる。





<Attacca>
Babel 9056-3  \2180
尹伊桑(1917−1995):フルートのための作品集 ――
Pezzo Fantasioso/2本のフルートのための《インベンション》/アルトフル
ートのための《サロモ》/フルート四重奏曲/ノヴェレッテ
リエン・デ・リーデ(フルート)、ティエス・ロールダ(フルート)、
ハリー・スターレフェルト(フルート)、高橋 真知子(フルート)、他
激動の人生を送った作曲家、尹伊桑のフルート作品集。ロイヤル・コンセルト
ヘボウ管のフルート奏者リエン・デ・リーデを中心としたフルーティストが
録音に参加している。1989年の録音。

Babel 9785  \2180
ペーター・ヤン・ヴァゲマンス(1952−):
2台のピアノのための協奏曲/ランドスケープ
向井山朋子(ピアノ)、フレド・オルデンブルク(ピアノ)
ヴァゲマンスはオランダのハーグ王立音楽院でオルガン、作曲、電子音楽を学
んだ作曲家。向井山朋子は東京とインディアナでピアノを学び、オランダでは
現代音楽のピアノ奏者として有名だという。1997年の録音。

Attacca 0191-92  2枚組 \4360
ロベルト・ナスヴェルト(1955−):何かの後の音楽
オランダ・ピアノ四重奏団、
レニエ・ウェイケルカンプ(指揮)、ユトレヒト室内合唱団、他
1955年オランダ出身のナスヴェルトは1988年よりオランダ国営放送の現代音楽
プロデューサーをつとめている。





<Cybele>
SACD 361.401(SACD Hybrid Multichannel)  \2850
ミヒャエル・デンホフ(1955−):チェロは私の人生 ――
アンレコーディングOp.83e/Trace d'Etoile Op.87/...as when no words
Op.77/Sobre tantas cuerdas Op.72a/7つのバガテルOp.92
ミヒャエル・デンホフ(チェロ)、
ブリジッタ・ウォーレンウェーバー(ピアノ)
Cebeleからその作品が多数紹介されているドイツの作曲家デンホフ。そのデン
ホフが自らチェロを手に取っての自作自演集。

Cybele 050.105  \2180
シャルル・トゥルヌミール(1870−1939):
オフィス第26番/同15番/同47番/同43番
サンドロ・R.ミュラー(オルガン)
トゥルヌミールはボルドーで音楽を始め、11歳ので聖ピエール大聖堂のオルガ
ン奏者に就任してしまったという経歴を持つ。1996年の録音。





<Thorofon>
CTH 2504  \2180
C・サン=サーンス:
ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22/A・ドヴォルザーク:交響曲第9番《新世界》
フランツ・フォーラヴァー(ピアノ)、
ゴロー・ベルク(指揮)、デッサウ・アンハルト・フィルハーモニック
ここ最近日本でも知名度が少しずつ上がってきたゴロー・ベルク&アンハルト
・フィルの新譜は新世界!落ちついたテンポでしっかりとドヴォルザークを聴
かせてくれる。サン=サーンスでピアノを弾くのはThorofonへシューマンのピ
アノ作品全集を録音したフォーラヴァー。

CTH 2508  \2180
アルカディア ――
ジョヴァンニ・バティスタ・フォンタナ:ソナタ第3番、同第2番
ダリオ・カステロ:ソナタ第1番、同第2番
ジローラモ・フレスコバルディ:カンツォン・ラ・ベルナディニア
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ:ソナタ(2曲)/他 全14曲
スヴェン・シュワンベルガー(フルート)、
トーマス・レイニンガー(チェンバロ&オルガン)、
ジュリアン・ベアー(ギター&リュート)、
フジムラ・マサコ(アルパ)、
フローリアン・ウィーニンガー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
主に16−17世紀頃に活躍したイタリア作曲家の室内楽作品を集めたもの。フル
ートのシュワンベルガーはスコラ・カントルムなどで音楽を学んだ後、数多く
のコンクールで栄誉ある賞を受賞。その他の共演者達も実力者揃い。

CTH 2503  \2180
ハラルド・ゲンツマー(1909−):
フルート、ファゴットとピアノのための《三重奏曲》/フルート独奏のための
ソナタ/序奏とアレグロ/7つの練習曲/フルート・ソナタ/ファゴット・ソ
ナタ/フルート、オーボエとピアノのための《三重奏曲》
アンドレア・リーバークネヒト(フルート)、
クリスティアン・ウェッツェル(オーボエ)、
ダグ・イエンセン(ファゴット)、
オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)
近代ドイツの作曲家ゲンツマーの木管楽器のための作品集。フルートは元ケル
ン放送交響楽団の首席奏者であり、現在はハノーファー音楽大学の教授である
リーバークネヒトなどソリストは実力者揃いである。

CTH 2526  \2180
ハラルド・ゲンツマー(1909−):合唱作品集
アイルランドのハープ/6つの合唱曲/古い民謡/4つのインディアンの歌/
4つのペトラルカの合唱曲
クルト・ストナー(指揮)、ミュンヘン・ヴィア・ノヴァ合唱団
こちらはゲンツマーの合唱作品集。ミュンヘン・ヴィア・ノヴァ合唱団は
1972年に創設された現代作品を得意とする合唱団。





<Rondeau>
ROP 3029/3030  2枚組 \4360
J・S・バッハ:クリスマス・オラトリオBWV.248
カール・フリードリッヒ・ベリンガー(指揮)、
ウィンズバッハ少年合唱団、
ミュンヘン・バロックゾリステン、
ユリアーネ・バンゼ(ソプラノ)、コルネリア・カリッシュ(アルト)、
マルクス・シェーファー(テノール)、ロベルト・スヴェンセン(テノール)、
トーマス・クアストフ(バス)、マルティン・デュル(ボーイ・ソプラノ)
少年合唱団=ウィーン少年合唱団というイメージが強い今日ではあるが、その
オーストリアの隣国ドイツの誇る名門ウィンズバッハ少年合唱団はそういった
イメージを一変させてくれる歌声を聴かせてくれる少年合唱団である。また、
Hyperionでも録音を行い、高い評価を得ているソプラノのバンゼが参加してい
る事も大きなセールスポイント。1978年より音楽監督をつとめるベリンガーの
タクトで繰り広げられていくクリスマス・オラトリオ。来たるクリスマス・シ
ーズンに向けて注目いただきたいタイトルの登場である!





<Christophorus>
CHE 0116-2  \1080
中世のクリスマス ――
作曲者不詳:
いざリラを奏でて歌わん、Rorate celi desuper、Et in terra pax
ベルンハルト・V.クレルヴォー(1090−1153):
喜び歓声を上げよ!、信徒の踊りを歌い群れよ!
アダム・デ・ラ・ハレ(1237−1287):この家に神が住まいますよう
オズワルド・フォン・ヴォルケンスタイン(1377−1445):
Suria ein braiten hall、アレルヤ、Sys willekommen heirre kerst、
Ave Mutter Kuniginne/他 全17曲
アンサンブル・フレーヘ・ミュージック・アウグスブルク
11世紀-15世紀にかけて中世の時代のクリスマス作品を集めたタイトル。





<Point>
PCD 5166  \2180
クリスマス・キャロル集第2集 ――
フランス民謡:Born on Earth the Divine Christ Child
B・ブリテン:キャロルの祭典Op.28
W・カークパトリック(1838−1921)(P・グレアム編曲):まぶねの中で
イギリス民謡:サセックス・キャロル
フランス民謡:グローリア・イン・エクセルシス・デオ
シモン・ロール(1957−):旅
16世紀フランス民謡:みそらにこだます
ハロルド・ダーク(1939−):イン・ザ・ブリーク・ミッドウィンター
ゴードン・ラングフォード(1930−):クリスマス・ファンタジー
プレベン・ノルガード・クリステンセン(指揮)、
ティステズ教会少年少女聖歌隊、他
デンマーク西部のティステズの教会の聖歌隊によるクリスマス作品集。民謡
(伝承歌)からブリテン、ラングフォードといった近現代の作曲家の作品も
収録している。





<New World>
80640-2  \2080
ニュー・イングランド・シンギング-学校の音楽 ――
オリヴァー・ホルデン:ニュー・カナーン、リン
ウィリアム・ブリングス:メリーランド、ベツレヘム、イースターのアンセム
アブラハム・ウッド:ワルポール
ジェイコブ・フレンチ:ビューティー、ハピネス/他 全35曲
スティーブン・マリーニ(指揮)、ノルムベガ・ハーモニー




<Avie>
821936-0009-2(SACD-Hybrid)  \3380
グスタフ・マーラー(1860−1911):交響曲第7番ホ短調《夜の歌》
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)、サンフランシスコ交響楽団
ティルソン・トーマスとサンフランシスコ交響楽団によるマーラー・チクルス
最新作!衝撃のリリースとなった交響曲第6番《悲劇的》を皮切りに、今回の
《夜の歌》で第7作目に到達。ティルソン・トーマスの《夜の歌》といえば絶
賛を受けたロンドン交響楽団との演奏が存在するが、今回のサンフランシス
コ交響楽団とのライヴではそれを凌駕し、一段とスケールアップした演奏を
展開!1楽章冒頭部分へのアプローチからも読み取れる深みを増したマーラー
への解釈、弦楽器と木管楽器の織り成す色彩感豊かな音色とブラス・セクショ
ンの圧倒的なパワー(特にトランペットのスタミナは超人的!)など、驚異的
なパフォーマンスは聴きどころ満載!
MTT&SFSによるマーラー・チクルスも佳境に突入し、残すところもあと僅か。
豪華絢爛、そして情緒豊かな名演奏を存分にお聴きいただきたい!!
2005年3月9日-12日、サンフランシスコ・デイヴィス・シンフォニー・ホール
でのライヴ録音。ハイブリッドSACDのみでの発売。

AV 2064(3CDs/2枚分価格) \4160
ハンス・ガル(1890−1987):ピアノ独奏作品全集 ――
ピアノ・ソナタOp.28/組曲Op.24/ソナチナ第1番ハ長調Op.58/ソナチナ
第2番イ短調Op.58/ピアノのための《3つのスケッチ》Op.7/3つの小品Op.64
/3つの前奏曲Op.65/24の前奏曲Op.83/24のフーガOp.108
レオン・マッコーリー(ピアノ)
ハンス・ガルはウィーン近郊のブルンで生まれたオーストリアの音楽学者、
作曲家。第2次世界大戦の前にナチスに国を追われ、スコットランドに移住。
エディンバラでは作曲家としてだけでなく指揮者やピアニストとしても活躍
し、ブラームスやシューベルトの研究者としても名を馳せた。ブラームスの
流れをくみながらも知名度があまり高いとは言えなかったガルの作品なだけ
に今回リリースとなる全集は非常に貴重な録音である。
ピアノのマッコーリーは第9回ベートーヴェン国際ピアノコンクールで優勝、
第11回リーズ国際ピアノコンクールでは2位に入賞するなど現在活躍中のイ
ギリスのピアニスト。ちなみに今回のリリースのプロデューサーはハンス・
ガルの孫であるサイモン・フォックス=ガルが担当している。





<Capriccio>
71054/55(2SACD Hybrid Multichannel) \5160
G・F・テレマン:
オペラ・セレナータ《羊飼いの音楽(Pastrelle En Musique)》(世界初録音)
ドロシー・マリア・サンドマン(ソプラノ)、バルバラ・フィンク(ソプラノ)
マティアス・ハウスマン(バス)、リディア・ヴィエルリンガー(アルト)
ベルンハルト・ベルヒトルト(テノール)、
キリル・カラビッツ(指揮)、カペラ・レオポルディナ
テレマンの知られざる秘曲がCapriccioからリリース!収録の演奏でタクトを
振るっているキリル・カラヴィッツがキエフのコレクションで《羊飼いの音楽
(Pastrelle En Musique)》を見つけ、初めて手にしたのは2001年の4月で
あったという。今回収録されている演奏は2004年5月30日-31日にかけて行わ
れたコンサートのライヴを収録したものであり、もちろん世界初録音!
ウクライナの指揮者であるキリル・カラヴィッツはウクライナ国立歌劇場の
首席客演指揮者の任に加えて、2004/2005シーズンよりストラスブール・フィ
ルの首席客演指揮者に就任。ブダペスト祝祭管で2シーズンに渡りアシスタン
トをつとめ、日本への客演経験も持つ実力派の若手指揮者である。
カペラ・レオポルディナは1992年にグラーツで創設されたバロック・アンサ
ンブル。オーストリアを中心にヨーロッパ各地で様々なプロジェクトやコン
サートを行い、そのパフォーマンスは高い評価を受けている。

71056(2SACD Hybrid Multichannel) \5160
レナード・バーンスタイン(1918−1990):ミュージカル《キャンディード》
ロリオ(ヴィッコ・フォン・ビューロウ/語り手)、
ジェリー・ハドレイ(テノール)、シルヴィア・コーク(ソプラノ)、
トーマス・ガツェッリ(バリトン)、
マリヤナ・リポヴシェク(メゾ・ソプラノ)、
ロベルト・シャフィン(テノール)、ロビン・ヨハンセン(ソプラノ)、
ライムント・ノルテ(バリトン)、
デイヴィット・スタール(指揮)、
ベルリン・ドイツ交響楽団、ベルリン・エルンスト・センフ合唱団
「ウェスト・サイド・ストーリー」など作曲の分野でも絶大な人気と名声を
得ていた巨匠バーンスタインの傑作、「キャンディード」の全曲がSACD Hybrid
でリリースに!
ミュージカル、時にはオペラ・コミックとも呼ばれる「キャンディード」。
1759年に発表されたフランスの思想作家ヴォルテールの小説を原作としてバ
ーンスタインが書き上げた全2幕からなる作品。
小説の内容でもある痛烈な風刺を音楽で表現することにより、当時のアメリカ
社会に訴えかけようと試みるも公演が打切りにされるなど、当時は「バーンス
タインのブロードウェイ唯一の失敗」などと呼ばれていた不遇の名作である。
2005年3月20日にベルリンのフィルハーモニーで行われたライヴを収録。ドイ
ツで大人気のコメディアンであるロリオが語り手をつとめたということもあり、
大きな話題となった公演だったという。

67152  \2080
トランペットとピアノのためのフランスの作品集 ――
テオ・シャルリエ:ソロ・ド・コンクール
フランシス・トメ:ファンタジー
J.G.ペネクァン:演奏会用小品
ジョセフ・ギイ・ロパルツ:アンダンテとアレグロ
フィリップ・ゴーベール:カンタービレとスケルツェット
ギョーム・バレー:アンダンテとアレグレット
カミーユ・エランジェ:ソロ・ド・トランペット・クロマティック
アレクサンドル・ジョルジュ:ラーモアの伝説/
ジョルジュ・エネスコ:伝説
ガブリエル・パレ:プルミエ・ソロ
アンドレ・ジェダルジュ:
小品、ファンタジー・カプリース、クレプスキュール
オーグスティン・サヴァール:コンクールのための小品
ラインホルト・フリードリヒ(トランペット)、
トーマス・ドゥイス(ピアノ)
Capriccioの誇るトランペットの名手フリードリヒの最新盤はフランス音楽作
品集。コンクールやコンサート、試験曲まで様々な場面で高い需要がある作品
ばかりを収めており、参考演奏としても嬉しい内容となっている。フリードリ
ヒの輝かしい音色は健在!

60121  2枚組  \4160
ジャック・オッフェンバック(1819−1880):
オペラ・コミック《コスコレット》
モイカ・エルデマン(ソプラノ)、ナー・ユー=チャン(バス)、
メヒティルド・ゲオルク(メゾ・ソプラノ)、
トーマス・デワルト(テノール)、アンケ・ホフマン(ソプラノ)、
ヘンナー・レイヘ(アルト)、
ヘルムート・フローシャウアー(指揮)、
ケルン西ドイツ放送管弦楽団、コレギウム・カンタンディ・ボン
「ホフマン物語」や「天国と地獄」のイメージが非常に大きいオッフェンバッ
クの貴重なオペラ・コミックの録音が登場。オッフェンバックはドイツ系フラ
ンスの作曲家として多数のオペレッタ、オペラ・コミックの作曲を行い、多
大な功績を残したことでも知られている。「コスコレット」は2幕からなるオ
ペラ・コミックで1865年に初演が行われた作品でありCapriccioならではの
リリースと言えるだろう。


●Capriccio edition opera
51180  2枚組  \3000
アドルフ・アダン(1803−1856):
オペラ・コミック《ロンジュモーの郵便馬車》
ロベルト・スヴェンセン(テノール)、パメラ・コバーン(ソプラノ)、
ペーター・リカ(バス)、フローリアン・プライ(バリトン)他、
クラウス・アープ(指揮)、
カイザースラウテルンSWF放送管弦楽団、シュトゥットガルト合唱団
バレエ音楽《ジゼル》や数々のオペラ・コミックを作曲したことで知られるフ
ランスの作曲家アダンの代表作。1992年1月10日のライブ録音。

51186  2枚組  \3000
アッリーゴ・ボイト(1842−1918):歌劇《メフィストフェレ》
ニコラ・ギウセレフ(バス)、カロウディ・カロウドフ(テノール)、
ステフカ・エフスタティエヴァ(ソプラノ)、ミンコ・ポポフ(テノール)、
ルムヤナ・バレヴァ(ソプラノ)、
イヴァン・マリノフ(指揮)、ソフィア国立歌劇場管弦楽団&合唱団
歌劇《メフィストフェレ》はゲーテの「ファウスト」を原作として作曲家され
たボイトのオペラ第1作目。初演時には上演禁止命令が出されるなど大きな不
評を受け、大幅な改訂を行ったというエピソードが残っている。

51192  2枚組  \3000
クリストフ・ウィルバルド・グルック(1714−1787):
歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》
ユリア・ハマリ(メゾ・ソプラノ)、ヴェロニカ・キンチェス(ソプラノ)、
マリア・ゼンプレーニ(ソプラノ)、
エルヴィン・ルカーチ(指揮)、ハンガリー国立歌劇場管弦楽団&合唱団
オルフェオ役は原典版ではアルトのカストラートのために書かれているが、
この盤ではメゾ・ソプラノのハマリがオルフェオ役を歌っている。1978年ブ
ダペストでの録音。

51198  2枚組  \3000
G・ヴェルディ:歌劇《アイーダ》
ユリア・ウィネル・シェニシェヴァ(ソプラノ)、
ニコラ・ニコロフ(テノール)、
アレクサンドリナ・ミルシェヴァ(メゾ・ソプラノ)、
イヴァン・マリノフ(指揮)、ソフィア国立歌劇場管弦楽団&合唱団、他
Capriccioに多くの録音を残しているソフィア国立歌劇場によるアイーダ。

51201  2枚組  \3000
G・ヴェルディ:歌劇《アッティラ》
ニコラ・ギュゼレフ(バス)、ボイコ・ズヴェタノフ(テノール)、
リュボミール・ヴィデノフ(バリトン)、
ウラディミール・ギャウロフ(指揮)、
ソフィア国立フィルハーモニック管弦楽団、ソフィア国立歌劇場合唱団、他
こちらもブルガリアのアーティストたちの演奏によるヴェルディ。
アッティラはヴェルディ初期の作品。





<Cello Classics>
CC 1013  \2180
フォイアマン・イン・コンサート ――
J・S・バッハ(シロティ/カザルス編曲):
アダージョ イ短調(1939年に行われた録音の別テイクを3種収録)
D・ポッパー:パピロン
G・フォーレ(カザルス編曲):夢のあとに
C・サン=サーンス:
チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33(1部欠落部分をスティーヴン・イッサーリス
の演奏で補完)
J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番より サラバンドとブーレI&II
エマヌエル・フォイアマン(チェロ)、フランツ・ルップ(ピアノ)、
アルトゥール・スマ―レンス(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
名チェリスト、エマヌエル・フォイアマンが1932年から1939年に行った貴重
録音集(サン=サーンス、バッハの無伴奏組曲第3番は1939年8月16日のライ
ヴ録音)。サン=サーンスのチェロ協奏曲第1番では録音の一部欠落部分(ト
ラック7-8の部分)をスティーヴン・イッサーリスが2004年10月に行った録音
で補い補完させているという点も興味深い!
またこのディスクはエンハンスト仕様となっており1939年にハリウッドで行
われたコンサートの映像を楽しむことが出来るというボーナス付き!






<Brass Classics>
BC 3001  \2180
トランペットとピアノのためのフランスの作品集 ――
アルトゥール・オネゲル(1892−1955):イントラーダ
ジャン・フランセ(1912−1997):ソナチネ
ピエール・ガベーユ(1930−):ソナチネ、ブタード
ジャン・ユボー(1917−1992):トランペット・ソナタ
M・ラヴェル:ハバネラ形式の小品
マルセル・ビッチ(1921−):
ドメニコ・スカルラッティの主題による4つの変奏曲
ポール・ボノー(1918−1995):組曲
J・イベール:即興曲
アンリ・トマジ(1901−1971):トリプティク
ジャン=ミシェル・ダマーズ(1928−):讃歌
アンドレ・ジョリヴェ(1905−1974):エール・ド・ブラヴーレ
ポール・アーチボールド(トランペット)、
ジュリエット・エドワーズ(ピアノ)
ポール・アーチボールドとジュリエット・エドワーズが設立した新レーベル
“Brass Classics”の取り扱いを開始!
金管楽器の演奏による録音を世に送り出していくBrass Classicsの記念すべ
きリリース第1弾は、アーチボールドとエドワーズの共演によるアルバム。オ
ネゲル、トマジといったフランスの作曲家によるトランペットの定番レパー
トリーを収録した内容となっている。
トランペットのアーチボールドはコヴェント・ガーデン王立歌劇場、BBCナ
ショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズなどでトランペット奏者として
活躍。そしてあのフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのメンバ
ーとしてもその名を轟かせたイギリス・トランペット界の重鎮である。
ピアノのエドワ―ズはウィリアム・ベネット、エマ・ベルといったイギリス
の一流アーティストの伴奏をつとめ、自身が結成したエドワーズ・アンサン
ブルなどで活躍中の女流ピアノ奏者。
-
BC 3002  \2180
ウィーンの夜 ――
W・A・モーツァルト:
歌劇《魔笛》序曲K.620、コンサート・ロンドK.371、6つのドイツ舞曲K.600、
セレナード第13番ト長調K.525《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》
J・シュトラウス2世:
喜歌劇《こうもり》序曲、ワルツ《ウィーンの森の物語》Op.325、ポルカ
《雷鳴と稲妻》Op.324
J・シュトラウス1世:ラデッキー行進曲Op.228
イングリッシュ・ブラス・アンサンブル
“Brass Classics”第2弾はイングリッシュ・ブラス・アンサンブルによる
モーツァルト&シュトラウス・ファミリーの作品集!
魔笛の序曲やアイネ・クライネ・ナハトムジーク、こうもり序曲、ラデッキ
ー行進曲などクラシックの名作を金管五重奏が遊び心満点で聴かせてくれる。
ポール・アーチボールド率いるイングリッシュ・ブラス・アンサンブルは
1974年に結成され、現在も活躍中のイギリスを代表する金管アンサンブル。
安定感抜群の輝かしい音色は流石イギリスの金管アンサンブルであると思わ
せてくれる。




<Timpani>
1C 1093  \2180
ジョセフ・ギイ・ロパルツ(1864−1955):
交響曲全集Vol.1(世界初録音) ――
交響曲第1番《ブルターニュのコラールによる》/交響曲第4番
セバスチャン・ラング=レッシング(指揮)、ナンシー交響楽団
フランスの貴重な作品の録音を次々とリリースし、多くの支持を受けている
Timpaniから注目のシリーズ“ロパルツの交響曲全集”がスタート!デュボワ、
マスネそしてフランクの下で作曲を学んだロパルツは、ナンシー音楽院の院
長をつとめるなど後進の育成にも尽力したフランスの作曲家。特に合唱曲、
歌曲や器楽の作品の評価が高く、トロンボーンのための「演奏会用小品」は
世界中で重要なレパートリーとして演奏が行われている。交響曲全集は全3巻
のリリースを予定しており今後のリリースが楽しみなところ。
第1巻の演奏はフランス東部の都市ナンシーを本拠地とするナンシー交響楽団。
レッシングはナンシー交響楽団の音楽監督、タスマニア交響楽団の芸術監督
を兼務している期待の指揮者である。





<Sterling>
CDA 1650-2  \2180
エレーナ・ヤングフェルト=ヤクボヴィチ:
もう1つの夏が過ぎ、アンナ・アフマートヴァの100年、家路へ、フライトフル
・イズ・ビューティ、エヴァ、ザ・テスタメント、ザ・レールウェイ・コーチ、
リリィ・マルレーン/他 全17曲
エレーナ・ヤングフェルト=ヤクボヴィチ(ヴォーカル、ギター)、
ヴヤチェスラフ・ゴルスキー(ピアノ、シンセサイザー)、
アレクサンドル・マルチェンコ(ギター)、
ヴァレリー・アナニシェフ(アコーディオン)、他
北欧を中心に様々な作曲家に焦点をあてたアルバムのリリースを行ってきた
Sterlingから新シリーズ“ARTIST”が登場!新シリーズはその名の通りアー
ティストを取り上げていく内容となっている。シリーズ第1団はロシア圏で絶
大な人気を誇っているという女性ヴォーカル、エレーナ・ヤングフェルト=
ヤクボヴィチのアルバム。
純粋なクラシックというよりもワールド、ジャズの要素が色濃く反映された
内容となっている。





<Aeolus>
AE-10481  2枚組  \4360
ジル・ジュリアン(c.1653−1703):
オルガン曲集第1巻(組曲第1番-第8番/※)/聖チェチーリアのモテット
(世界初録音)
セルゲ・ショーンブロート(オルガン/※)、
ジョン・エルウェス(カウンター・テナー)、
アンドレアス・ポスト(テノール)、クラウス・メルテンス(バス)、
ボブ・ファン・アスペレン(指揮&オルガン)、
メランテ・アムステルダム〔ルーシー・ファン・ダール、トーマス・ピーチュ
(ヴァイオリン)、ヴォウター・メラー(チェロ)〕
生涯を通してシャルトル大聖堂のオルガン奏者をつとめた17世紀フランスの
作曲家ジル・ジュリアン。そのジル・ジュリアンの現存するオルガン作品全
曲と世界初録音となる「聖チェチーリアのモテット」を収録した音楽史上の
価値も高い録音がAeolusから登場!
「聖チェチーリアのモテット」ではアスペレンの指揮とオルガン、ルーシー
・ファン・ダール率いるメランテ・アムステルダムに声楽のソリストたちが
加わるという豪華布陣!また約140分にも及ぶ長大な「オルガン曲集第1巻」
の演奏はフランス・バロックのオルガン作品のスペシャリストであるショー
ンブロートが担当。フランス・バロック時代の音楽の1面を窺うことの出来る
注目のタイトルである。





<Cavalli>
CCD 266  \2180
フェリス・ジャルディーニ(1716−1796):
2本のヴァイオリンのためのソナタ
ルイ・シュポア(1784−1859):
2本のヴァイオリンのためのデュエットop.67-2
シャルル=オーギュスト・ド・ベリオ(1802−1870):
2本のヴァイオリンのためのデュエット ニ短調Op.57
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835−1880):テンポ・ディ・サルタレッラ
ユージン・イザイ(1858−1931):2本のヴァイオリンのためのソナタ
バンベルガー・ヴァイオリンデュオ〔エヴァ・ウェンゴボルスキ=ソーニ&
マンフレッド・ウェンゴボルスキ〕
イタリアの作曲家ジャルディーニからイザイまでのヴァイオリン二重奏のた
めの作品を集めたタイトル。イザイの「2本のヴァイオリンのためのソナタ」
をノーカットのオリジナル・ヴァージョンで行った録音は初であるという。





<Christophorus>
CHR 77275  \2180
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(c.1525−1594):
教皇マルチェルスのミサ/ガリラヤ人たちよ/すべての民よ/主を畏れたる
すべての者は幸いなり/神は昇りたまいぬ/ガリラヤ人たちよ−神は昇りた
まいぬ/わが肉体は/イエスはこの宴にて
ウィルフリード・ロンバッハ(指揮)、アンサンブル・オフィチウム
パレストリーナの大作「教皇マルチェルスのミサ」の曲間にモテットを導入
して構成を行ったディスク。演奏は200年よりハイデルベルク大学で教会音楽、
グレゴリオ聖歌の指導を行っている指揮者、オルガン奏者のロンバッハとル
ネッサンス音楽、グレゴリオ聖歌を得意とするアンサンブル・オフィチウム。

CHE 0119-2  \1080
トランペット、ソプラノとオルガンのためのバロック音楽 ――
G・B・マルティーニ:聖体拝領祈願のソナタ
G・F・ヘンデル:
《アン女王の誕生日のための頌歌》より 神の光の永遠の泉、《サムソン》
より 輝けるセラフィムたちを、《リナルド》より むごき運命をわが泣くが
ままに
G・P・テレマン:ソナタ ト短調
J・S・バッハ:
《ゴルトベルク変奏曲》より、カンタータ第21番《わがうちに憂いは満ちぬ》
より、わが傍らにいまし給え
J・B・ルイエ:ソナタ ハ長調
W・ボイス:ヴォランタリー第5番
アンヤ・トシャムラー(ソプラノ)、
クリストファー・レックス(トランペット)、
ベルンハルト・クグラー(オルガン)
トランペットとオルガンのコンビによる演奏を中心とした荘厳な雰囲気で展
開されるバロック作品集。





<Living Era Classics>
AJC 8550  \1080
P・I・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
J・ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83(*)
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)、
ジョン・バルビローリ(指揮)、
アルバート・コーツ(指揮/*)、ロンドン交響楽団
好評を得ているLiving Eraの巨匠たちの貴重音源シリーズが一挙リリース。
チャイコフスキーは1932年6月9日-10日、ブラームスは1929年10月22日-23日
の録音。

AJC 8551  \1080
L・V・ベートーヴェン:
交響曲第5番《運命》ハ短調Op.67/同第3番《英雄》変ホ長調Op.55
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、NBC交響楽団
トスカニーニ&NBC響のベートーヴェンの交響曲集。《運命》は1939年2月27日
3月1日&29日、《英雄》は1939年10月28日の録音。

AJC 8552  \1080
A・ドヴォルザーク:
交響曲第9番《新世界》ホ短調Op.95、
ロジンスキーのピアノによる新世界の主題の解説
J・ブラームス(ストコフスキ編曲):ハンガリー舞曲第1番ト短調
F・リスト(ストコフスキ編曲):ハンガリー狂詩曲第2番ニ短調
H・ベルリオーズ(ストフスキ編曲):ラコッツィ行進曲Op.24
オットカール・ノヴァチェク(ストコフスキ編曲):常動曲
G・エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番イ長調Op.11(*)
アルトゥール・ロジンスキー(ピアノ)、
レオポルド・ストコフスキ(指揮)、フィラデルフィア管弦楽団、
ヒズ・シンフォニー・オーケストラ(*)
ストコフスキーの新世界に加えて十八番の編曲作品、ロジンスキーによる新
世界の解説など充実の内容。《新世界》は1927年10月5日&8日、ロジンスキ
ーの解説は同年10月6日の録音。その他の小品集は1926年-1947年にかけて
の録音となっている。

AJC 8553  \1080
ホラ・スタッカート&小品集 ――
G・ディニーク:ホラ・スタッカート
C・サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチョーソ
M・ファリャ:スペイン舞曲第1番、ホタ
P・サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
S・プロコフィエフ:ガヴォット
G・ビゼー(ワックスマン):カルメン幻想曲/他 全18曲
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、様々なアーティスト
ホラ・スタッカートやカルメン幻想曲でハイフェッツの至芸を堪能できる1枚。
1934年-1947年の録音。

AJC 8554  \1080
I・ストラヴィンスキー:バレエ音楽《ペトルーシュカ》
バレエ音楽《春の祭典》
エルネスト・アンセルメ(指揮)、スイス・ロマンド管弦楽団
巨匠アンセルメと手兵スイス・ロマンド管のストラヴィンスキー。《ペトルー
シュカ》は1949年11月29日-30日、《春の祭典》は1950年10月の録音。






<Musiques Suisses>
MGBCTS-M96  2枚組  \4360
ダニエル・グラウス(1957−):セフィロス交響曲集 ――
セフィロス交響曲第1番-第5番
ファブリス・ボロン(指揮)、バーゼル・シンフォニエッタ、他
ダニエル・グラウスはベルン、パリで音楽を学んだスイスの作曲家。グラウ
スは現在チューリッヒ音楽院で作曲と理論の教授をつとめている。

MGBCTS-M94  \2180
ウルリッヒ・シュトランツ(1946−2004):
弦楽独奏と管弦楽のための《タキス》/シーン第1番-第3番/サクソフォー
ン四重奏と管弦楽のための交響曲第1番《グランド・バラード》/2本のチェ
ロと管弦楽のための音楽
ラッシャー・サクソフォーン四重奏団、
トーマス・グロッセンバッヒャー(チェロ)、
ラファエル・ローゼンフェルト(チェロ)、
デイヴィッド・ジンマン(指揮)、
チューリッヒ・トーハレ管弦楽団、ラート・トシュップ(指揮)、
バイエルン放送交響楽団、他
バイエルンに生まれ、1989年にはチューリッヒ市から作曲者賞を授与される
などスイスで活躍したシュトランツの作品集。1974年-2000年の録音を収録。

MGBCD 6228  \2180
ウィリー・ブルクハルト(1900−1955):
弦楽四重奏曲第1番Op.23、秋Op.36、日曜日Op.63
アルミン・シブラー(1920−1986):結婚Op.15
オリーブ・E.ウェッテル(ピアノ)、ベルン・モーゼル・クヮルテット、他
ブルクハルド、シブラーという2人の20世紀に活躍したスイスの作曲家の作品
を集めたタイトル。





<APR>
APR 5625  \1750
シモン・バレル・カーネギー・ホール・ライヴVol.5 ――
カーネギー・ホール・ライヴ-S・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/
Off Air recital(1944年-46年)-
D・スカルラッティ:ソナタ イ長調Kk113、
F・ショパン:
スケルツォ第3番Op.39、即興曲第1番Op.29、ワルツ第5番Op.42、
F・リスト:軽やかさ、小人の踊り、
A・スクリャービン:練習曲Op.8/12
1929年オデオン録音-
F・ショパン:練習曲Op.10/8、ワルツ第5番Op.42、
F・リスト:小人の踊り、
S・ラフマニノフ:ポルカ
ニュージーランド・ラジオによるインタビュー(1947年9月)
シモン・バレル(ピアノ)、アントニオ・ブリコ(指揮)、他
圧倒的な超絶技巧でヴィルトゥオーソ・ピアニストとして活躍しながらも、
コンサートの演奏中に脳出血で倒れ亡くなった伝説的ピアニスト、シモン・
バレル。そのバレルのカーネギー・ホール・ライヴ第5集はラフマニノフの
ピアノ協奏曲第2番!加えてスウェーデンなどで録音された小品や、バレル
のインタビューを収録したファン要注目のタイトルである!

APR 5595  \1750
F・メンデルスゾーン:
アンダンテとロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14/無言歌第1番ホ長調
Op.19-1《甘い思い出》/同第2番イ短調Op.19-2《後悔》/同第3番イ長調
Op.19-3《狩りの歌》/変奏曲変ホ長調Op.82/無言歌第18番変イ長調Op.38-6
《デュエット》/同第25番ト長調Op.62-1《5月のそよ風》/同第30番イ長調
Op.62-6《春の歌》/3つの幻想曲、またはカプリスOp.16/変奏曲変ロ長調
Op.83/無言歌第34番ハ長調Op.67-4《蜂の結婚》/同第37番ヘ長調Op.85-1
《夢》/厳格な変奏曲ニ短調Op.54
ヴァレリー・トライオン(ピアノ)
幼少時代からBBC放送やコンサートなどで活躍してきたイギリスのベテラン
女流ピアニスト、ヴァレリー・トライオンのオール・メンデルスゾーン・ア
ルバム。
無言歌を軸として構成されたアルバムになっており、トライオンのテクニッ
クとエレガンスなアプローチを堪能できる。
      
<VENEZIA>
CDVE64232  6枚組 \4500 
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全曲
ボロディン弦楽四重奏団
ミハイル・コペリマン(1st Vn)
アンドレイ・アブラメンコフ(2nd Vn)
ドミトリー・シェバーリン(Va)
ワレンチン・ベルリンスキー(Vc)
Disc.1
「エレジー」弦楽四重奏の為に  1991年
弦楽四重奏曲第1番  1980年
弦楽四重奏曲第2番  1983年
Disc.2
弦楽四重奏曲第3番  1983年
弦楽四重奏曲第4番  1982年
Disc.3
弦楽四重奏曲第5番  1984年
弦楽四重奏曲第6番  1981年
弦楽四重奏曲第7番  1981年
Disc.4
弦楽四重奏曲第8番  1978年
弦楽四重奏曲第9番  1981年
弦楽四重奏曲第10番  1982年
Disc.5
弦楽四重奏曲第11番  1981年
弦楽四重奏曲第12番  1981年
弦楽四重奏曲第13番  1981年
Disc.6
弦楽四重奏曲第14番  1981年
弦楽四重奏曲第15番  1978年


廃盤・在庫切れの下記2アイテムでしたが、新しいパッケージ・デザインにて
廉価での再発売となります。特にショスタコーヴィチは以前の超特大パッケ
ージではありません。今回2タイトルとも通常サイズの簡易な紙質のスリム
パッケージで価格も安くなり成りましたが、現地ローカルチェーン書店での
ファミリークラブ的な発売品故、いつもながら半年程で供給が危うくなる可
能性ございます。

CDVE04233  10枚組  \5400
ショスタコーヴィチ:交響曲全集
Disc.1
交響曲第1番(1984)
交響曲第12番「1917年」(1984)
Disc.2
交響曲第2番「十月革命に捧げる」(1984)
交響曲第10番(1986)
Disc.3
交響曲第3番「メーデー」(1983)
交響曲第15番(1983)
Disc.4
交響曲第4番(1985)
Disc.5
交響曲第5番「革命」(1984)
交響曲第6番(1983)
Disc.6
交響曲第7番「レニングラード」(1984)
Disc.7
交響曲第8番(1983)
Disc.8
交響曲第11番「1905年」(1983)
Disc.9
交響曲第13番「バビ・ヤール」(1985)
Disc.10
交響曲第9番(1983)
交響曲第14番「死者の歌」(1985)
ロジェストヴェンスキー指揮
ソヴィエト国立文化省交響楽団
メロディア原盤ライセンス商品。
CDVE10007の再発。
CDVE10007に収録されていたボーナス・トラック及び本は付帯されていません。

CDVE04234  12枚組
マーラー:交響曲全集
Disc.1  
交響曲第1番「巨人」 1992年録音
Disc.2 
交響曲第2番「復活」第1-4楽章 1996年録音
Disc.3 
交響曲第2番「復活」第5楽章
交響曲第3番 第1楽章 1994年録音
Disc.4 
交響曲第3番 第2-6楽章
Disc.5 
交響曲第4番 1996年録音
Disc.6 
交響曲第5番 1995年録音
Disc.7 
交響曲第6番 「悲劇的」 第1-3楽章 1990年録音
Disc.8 
交響曲第6番 第4楽章
交響曲第7番 「夜の歌」 第1楽章 1992年録音
Disc.9 
交響曲第7番 第2-5楽章
Disc.10 
交響曲第10番からアダージォ 1992年録音
交響曲第8番 「千人の交響曲」 第1部 1996年録音
Disc.11
交響曲第8番 第2部
Disc.12
交響曲第9番 1992年録音
スヴェトラーノフ指揮
ロシア国立交響楽団
モスクワ音楽院原盤ライセンス商品。
※交響曲第9番にマスターに起因する音の揺れ等が聴かれます。
CDVE 03299の再発。





<Archipel>
ARPCD0195  \950
ベートーヴェン:交響曲第7、8番
フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル 1953年4月14日




<Carus>
83.170    \1850
ゴットフリード・アウグスト・ホメリウス:カンタータ集II
ホメリウス(1714-85)CD化世界初出のカンタータ4曲を収録
Ergreifet die Psalter, Ihr christlichen Chore
Auf, auf, ihr Herzen, seid bereit
Ein hoher Tag kommt
Wunschet Jerusalem Gluck
以上CD化世界初出 (既発の83.183に続く第2弾です)
Peter Kopp指揮
ドレスデン・インストロメンタル・コンソート
2005年1月録音

83.180  \1850
テレマン:Gottlichs Kind 「クリスマス関連の宗教合唱曲集」
神臨節及びクリスマスのカンタータ、マニフィカト 合唱5曲を収録
In deinem Wort und Sakrament
Lauter Wonne, lauter Freude
Meine Seele erhebt den Herrn
Gottlichs Kind, Lass mit Entzucken
Allein Gott in der Hoh sei Her
以上3曲がCD化世界初出
カイ・ヨハンセン指揮アンサンブル94
2005年3月録音





<ANDROMEDA>
ANDRCD5025  2枚組 \1150
マスネ:歌劇「タイース」
G.ブエ、R.ブルダン、M.ルー、J.ジロドー
ジョルジュ・セバスティアン指揮パリ・オペラ座管弦楽団、合唱団
1952年パリでのスタジオ録音
音質に多少の付加が行われますので音源マスターの傷と思われる箇所は目立
たず、全体的に聴きやすく成っています。しかし、音の揺れ等は如何ともし
難く、万人にお勧め出来る物ではございません。
以前、NIXAレーベルから発売がありました。

※上記ANDRCD5025と同時期に下記のアイテムがヨーロッパで発売になりますが、
左右のバランスが極端に悪く、このアイテムの取り扱いは行いません。   
ANDRCD5032
ウェーバー:「魔弾の射手」 1955年録音




<Opera RARA>
ORR234  \1750
マイアベーア:グラナータの追放者 (抜粋)
マニュエラ・クステル、ミルコ・パラッツィ、ラウラ・クライコン
ジュリアーノ・カレッラ指揮アカデミー室内管弦楽団
2004年録音
1821年3月21日にミラノ・スカラ座で初演されたF.ロマーニの台本による
2幕のオペラ。
いつもながらの素晴らしい装丁とともに、お届け致します。

ORR235  \1750
サロン音楽集Vol.8 ノットゥルノ(夜の音楽)
歌手陣:ジェニファー・ラーモア、ブルース・フォード、
ポール・オースティン・ケリー、アラステア・マイルズ
アントワーヌ・パロック(Pf)
上記による、ヴェルディ、パッチーニ、ロッシーニ、ドニゼッティ
コスタ 等の「愛の歌」を題材とした作品集。
68ページのブックレット付き。
  
<LEVNE KNIHYレーベル(チェコ)>
LEVNE KNIHYはチェコの新しい廉価盤レーベルです。音源はモスクワ放送提供
です。ロシアの演奏家によるレパートリーが含まれております。ゴロワノフ
やムラヴィンスキーといった名演奏家からイワノフやチェルカソフなどロシア
の演奏家によるベートーヴェン、モーツァルト、オルフなど興味深い音源が多
数あります。ただ演奏家名がチェコ語により表記されている点が難点です。

各1枚 \1150
 
LK0015
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
ヴィヴァルディ:「四季」
タリアン(指揮)モスクワ音楽院管弦楽団

LK0016
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
同:「白鳥の湖」より
リヒテル(p)
ムラヴィンスキー(指揮)レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
ハイキン(指揮)キーロフ劇場管弦楽団

LK0017
スメタナ:わが祖国
K.イワノフ(指揮)モスクワ・フィルハーモニー・交響楽団
 
LK0018
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」
マトチェフ(指揮)モスクワ交響楽団

LK0019
ベートヴェン:交響曲第5番「運命」
ドマルカス(指揮)モスクワ・フィルハーモニー交響楽団

LK0062
オルフ:カルミナ・ブラーナ
クレノフ(sop),デュダレフ(ten),
チェルカソフ(指揮)モスクワ放送交響楽団

LK0063
モーツァルト:レクイエムK.626
チェルカソフ(指揮)モスクワ音楽院交響楽団、合唱団
※モスクワ音楽院大ホールライヴ録音

LK0091
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」
コンスタンティン・イワノフ(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団

LK0109
「オペラ序曲集」モーツァルト、ウェーバー、ビゼー、ムソルグスキー、
グリンカ、ロッシーニの作品
ドゥダロヴァ(指揮)モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団

LK0110
「オペレッタ作品集」
オッフェンバック:「ペリコール」より、カールマン:「バヤデーレ」より他
ニコラーエフ(指揮)モスクワ交響楽団

LK0113
「ザ・ベスト・オブ・ヤナーチェク」
コンチェルティーノ
ラシュスコ舞曲集
歌劇「女狐ビシュトロウシュカの物語」より組曲
シンフォニエッタ
スクピナ(P)ツェルヴァコホヴァ(指揮)
マンスロフ(指揮)モスクワ交響楽団

LK0114
ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルー、パリのアメリカ人
グロホフスキー(p)、
スクリプカ(指揮)モスクワ交響楽団

LK0115
ショパン:ワルツ集
グートマン(p)、ボシュニャコヴィチ(p)、グロホフスキー(p)

LK0248
R.シュトラウス:ツァラトゥストラはこう語った
同:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
チェルカソフ(指揮)モスクワ放送交響楽団
N.ヤルヴィ(指揮)モスクワ放送交響楽団

LK0259
ムソルグスキー:展覧会の絵(ラヴェル編曲版)
同:スケルツォ 変ロ長調
同:カルスの奪回
同:歌劇「ホヴァーンシチナ」より前奏曲「モスクワ川の夜明け」
フェドセーエフ(指揮)モスクワ放送交響楽団
スヴェトラーノフ(指揮)ソヴィエト国立交響楽団
ドゥダロヴァ(指揮)モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
 
LK0262
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 第1集、第2集
ドゥダロヴァ(指揮)モスクワ交響楽団





<若林工房レーベル(日本)>
WKPR-8002 税込定価¥2,300(税抜¥2,190)
ショパン:
2つのノクターン 作品48、
バラード 第2番 ヘ長調 作品38
スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39
リスト:
コンソレーション 第3番
超絶技巧練習曲 第10番 ヘ短調
ハンガリー狂詩曲 第6番 変ニ長調
ミハイル・カンディンスキー(ピアノ)
録音: 2004年11月2-3日、新川文化ホール(富山県魚津市)
STEREO/24-Bit Digital Recording
発売元:若林工房
ミハイル・カンディンスキー(ピアノ)
1973年モスクワ生まれ。画家w・カンディンスキーの子孫にあたる。グネー
シン音楽学校を経て、モスクワ音楽院を優秀な成績で卒業後、英国王立音楽
院、ロシア・グネーシン記念音楽院の両大学院を修了。 エリソ・ヴィルサラ
ーゼ、ヘイミッシュ・ミルン他の各氏に師事する。これまでにロシア各地の
オーケストラと共演を重ねるほか、ヨーロッパ各地でリサイタルを行い、国
際音楽祭からも招聘されている。 2000年11月、初来日。2001年12月より神奈
川県に在住。 俳句、書道などの日本文化に親しみながら、ラフマニノフ・ピ
アノ作品全曲演奏シリーズを始めるなど、活躍の場を広げている。その演奏
は「高潔にして精神的、輝くばかりの妙技・・・」など、高い評価を受け、
注目を集めている。

WAKA4110 税込定価 \2300
J.S.バッハ
2声のインヴェンション BWV772-786
3声のインヴェンション(シンフォニア) BWV787-801
中野振一郎(チェンバロ)
録音: 2005年5月7-8日、新川文化ホール(富山県魚津市)
使用楽器:
French double manual harpsichord After N. et F. Blanchet 1730,
William
Dowd - PARIS 1982
*ピッチ: a’=415hz
STEREO/24-Bit Digital Recording
発売元:若林工房
2004年度文化庁芸術祭・大賞を受賞するなど、充実した活動を続ける中野振一
郎の最新録音は、バッハの「インヴェンションとシンフォニア」。今日では
ピアノ学習者の重要な教材のひとつに数えられるこの作品は、元来、J.S.
バッハが長男ヴィルヘルム・フリーデマンの音楽教育を目的に作曲したもので、
教育目的と同時に「多声音楽における美の追求」というバッハ自身の目的も
明確に感じさせる、大変充実した傑作です。二声体と三声体という限られた
音だけを用いてシンフォニックな響きを生み出す――
チェンバロという楽器を知り尽くした鍵盤の達人バッハならではの試み――
中野振一郎はこの試みを実際の音響の世界で見事に実現。シンプルにして奥
行きの深い美しい演奏により、作品の魅力を引き出すことに成功しています。





<CEDILLE>
CDR90000 083  2枚組  特価\1980
「レイチェル・バートン、スコットランド幻想」
CD1)ブルッフ(1838-1920):スコットランド幻想曲 Op.46、
サラサーテ(1844-1908):スコットランドの歌 Op.34
CD2)アレクサンダー・マッケンジー(1847-1935):ピブロック組曲、
マコーウェン(1868-1935):
スコットランド・ファンタジー「チャーリー王子」(世界初録音)、
レイチェル・バートン・パイン/アレスデア・フレイサー:
スコットランド・メドレー(世界初録音)
☆付録:ヴィデオ・ドキュメンタリー/メイキング・オブ・レコーディング
レイチェル・バートン・パイン(Vn)、アラスデア・フレイサー(フィドル)、
アレクサンダー・プラット指揮
スコットランド室内管弦楽団
録音:2004年5月
既に当レーベルより6枚のCDをリリースしている美人(?)ヴァイオリニスト、
バートン・パインの最新録音。スコットランドに因んだ曲ということで、何
と言っても2枚目に収められている世界初録音を含む3曲が聴き物。マッケン
ジー作品はパリーやスタンフォードなど世紀末イギリスの作曲家を思わせる
ひなびた味わい。パインとフィドル奏者フレーサーの共作「スコットランド
・メドレー」も楽しい。余談ですが、レイチェル・バートンは2004年に結婚
してパイン姓になリました。

CDR90000 084  \1980
「エイト・ブラックバード/フレッド」-フレデリック・ジェフスキーの音楽」
ポケット・シンフォニー(2000)、パニュルジュの羊(1969)、
カミング・トゥギャザー(1971)、
(マット・アルベルト編2000/2003)
エイト・ブラックバード【モリー・アリシア・バース(Fl)、マイケル・J.マ
クファーリ(Cl)、マット・アルベルト(Vn、ナレーション)、ニコラス・フォ
ティノス(Vc)、マシュー・デュバル(Per)、リサ・カプラン(Pf)】
録音:2003年7月、2004年8月
シカゴの現代音楽アンサンブル、エイト・ブラックバードの編成(フルート、
クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、打楽器、ピアノ)は伝統的な構成の
音楽から実験的な音楽まで、ほぼあらゆるタイプの音楽をカヴァーできる極
めてフレキシブルなフォーマットといえよう。これまでシカゴ出身の比較的
若い世代の(どちらかというと保守的作風の)作曲家やジョージ・クラムの
作品を取り上げてきたが、ここに至って現代アメリカの極めて重要な作曲家、
ジェフスキーを丸々一枚取り上げた。代表作カミング・トゥギャザーに加え、
2000年の新作、30分に及ぶ大作「ポケット・シンフォニー」の世界初録音は
特筆に価しよう。

CDR90000 085  \1980
ニルス・リンド
SHALL I COMPARE THEE?-シェークスピアをテキストとした合唱音楽集
ケヴィン・オルソン(b1970):夏のソネット
マルタ・サリバン(b1964):吹け、吹け、冬の風よ
ジャッコ・メンチヤルヴィ(b1963):4つのシェークスピアの歌
マシュー・ハリス(b1956):シェークスピア歌曲集より
ジョン・ラター(b1945):それは愛人と彼の恋人
バーク(b1933):喩えていいかな?
ヘカン・パークマン(1955-1988):マドリガルとソネット
ジェルジ・オルバン(b1947):
リュートを持つオルフェウス、おお私の愛人よ!
ユハイ・コムライネン(b1953):4つのシェークスピアによるバラード
ロバート・アップルバウム(b1941):
春、魔女のブルース、ソネット第18番「それと夏の日を較べていいですか?」
シカゴ・ア・カペラ【エミー・コン(S)、キャスリーン・ディエツ(S)
M/エリザベス・グリッゼル(Ms)、スーザン・シューバー(Ms)、ハロルド
・ブロック(T)、トレバー・ミッチェル(T)、マシュー・グリーンバーク
(Br)、アーロン・ジョンソン(Br)、ジョナサン・ミラー(B&芸術監督)】
録音:2004年11月-2005年3月 北東イリノイ大学
シカゴ・ア・カペラは男女9人のヴォーカル・アンサンブル。各パート2人と
小振りだが磨き上げられたアンサンブルが魅力。シェークスピアの詩に付け
られた無伴奏合唱曲を歌っているが全て20世紀の作曲家によるもの。といっ
ても現代音楽ではなく、ジャズ、ブルース、ゴスペル・コーラスを思わせる
楽しい内容。かつて一世を風靡した曲「ミスター・サマータイム」や武満の
混声合唱のための「うた」を思わせる、と言えば当たらずとも遠からずである。

CDR 90000 086  \1980
「メキシコのピアノ音楽-ポンセ作品集」
メキシコの歌(3曲)、協奏的練習曲集-(第7番、第12番、第3番)、伝説、
マズルカ集-(8曲)、キューバ組曲、
2つの練習曲(A.ルービンシュタインに)
ホルヘ・フェデリコ・オソリオ(P)
録音:2005年6月シカゴ
バティスとの共演で協奏曲を多数録音していたメキシコのピアニスト、オソ
リオのCEDILLEレーベルへの2枚目のアルバム。故国の作曲家で「メキシコ近
代音楽の父」ともよばれているポンセの作品集です。ASVでもポンセのピアノ
作品集を録音していましたが、なんと今回のアルバムとは一曲もだぶってお
りません。マズルカの抜粋ですら違う曲を選んでおります。フランスでデュ
カスに師事しただけあってポンセの作品は民族主義風だけでなくフランス近
代音楽の影響も多い。メキシコではブラームスの権威としても知られるオソ
リオの逞しくも美しいタッチで奏でられます。





<NMCレーベル(イギリス)>
NMCレコーディングスはイギリスの現代音楽のレーベルです。イギリスの作曲
家またはイギリスで活躍する作曲家にこだわったラインナップです。演奏陣
も豪華でロストロポーヴィチのパヌフニクのチェロ協奏曲の他マイケル・ティ
ルソン・トーマス、オリヴァー・ナッセン、リチャード・ヒコックス、アンド
リュー・デイヴィス、といった指揮者が登場。またティペットの最後の自作
自演となる交響曲第2、4番(品番:NMC D104)、未完だったエルガーの交響
曲第3番(アンソニー・ペイン校訂)の世界発録音(A.デーヴィス指揮、品
番:NMC D053)、ブリテンの作品をバルビローリや作曲者が指揮した歴史的
録音(NMC D030)など現代音楽ファンならずとも注目のアルバムが多数あり
ます。

価格の入っていないものは各1枚 \1980
価格の入っているものはその価格となります。

NMC D001
ジョナサン・ハーヴェイ:Bhakti
ガイ・プロセロー指揮スペクトラム

NMC D002
M.フィニッシー、J.ウェイル、C.ニューマン、H.スケンプトンの作品
マイケル・フィニッシー(p)

NMC D003
「メアリー・ウィーゴールドのソング・ブック」 -イギリス人作曲家によ
る14の短い歌集 バートウィスル、ナイマン 他
キース・ティペット,ドミニク・マルドウニー指揮コンポーザーズ・ア
ンサンブル、メアリー・ウィーゴールド(sop),

NMC D004
ジェイムス・ディロン:東11番通り、窓と天蓋、ラ・ファム・インヴィジブ

リチャード・ベルナス指揮ミュージック・プロジェクツ/ロンドン

NMC D005S  \1450
ハワード・スケンプトン:レント
マーク・ウィグルスワース指揮BBC交響楽団

NMC D006
フィリップ・カシアン:弦楽四重奏曲第1番、
マーティン・バルター:とり憑かれた場所からの歌と舞踏、
デイヴィッド・ノコラス:弦楽四重奏曲
ビンガム弦楽四重奏団

NMC D007
デイヴィッド・ラムスデイン:エドワード・ジョン・アイルのためのアリア、
何を歌いましょう
エルガー・ハワース指揮ジェミニ、メアリー・ウィーゴールド,ジェ
イン・マニング(sop),バリー・ガイ(Cbs),ジョン・バッデレイ、ジョ
ン・ライ(語り)

NMC D008
サイモン・ホルト:・・・era Madrugada,カンチオーネ、影の王国、すずめ
の夜
※1993年BBCミュージック・マガジン トップ40
※1993年グラモフォン 批評家賞
ライオネル・フレンド指揮ナッシュ・アンサンブル、フィオナ・キム
(M-sop),ガレス・ハルス(ob)

NMC D009
バートウィスル:儀式の断片、メリディアン、メレンコリアI
オリヴァー・ナッセン指揮ロンドン・シンフォニエッタ&ヴォイセ
ズ、アントニー・ペイ(Cl)、メアリー・キング(MS),マイケル・トンプソ
ン(hrn),クリストファー・カンペン(Vc),タンストール(Hrp)

NMC D010S  \1450
アンジェイ・パヌフニク:チェロ協奏曲、
ヒュー・ウルフ指揮ロンドン交響楽団、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)

NMC D011
エリザベス・ルティエンス:室内協奏曲、はつせの谷、10の器楽のた
めの6つのテンポ、トリオレット 他
※1993年グラモフォン 批評家賞
ロジャー・モントゴメリー指揮ジェインズ・ミンストレルズ、ジェイ
ン・マニング(sop)

NMC D013S  \1450
バリー・ガイ:雨上がりに
リチャード・ヒコックス指揮シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア

NMC D014
ビル・ホプキンス:アナタンダン、2つの詩、ペンダント、センセーション
アンソニー・ギルバート:10オア9オサナズ 他
リチャード・ベルナス指揮ミュージック・プロジェクツ/ロンドン、
アリソン・ウェルズ(sop),アレクサンダー・バラネスク(Vn)

NMC D015M  \1450
ロビン・ホロウェイ:管弦楽のための協奏曲第2番
※1994年グラモフォン、ベスト・コンテポラリー・レコーディング賞
オリヴァー・ナッセン、ステファン・アスバリー指揮BBC交響楽団

NMC D016
ジルズ・スウェイン:クライ
ジョン・プール指揮BBCシンガーズ

NMC D017M  \1450
ロジャー・スモーレイ:パルシズ・フォー・5×4・プレイヤーズ
リチャード・バーナス指揮BBC交響楽団

NMC D018S
ドミニク・マルドウニー:オーボエ協奏曲
マイケル・ティルソン・トーマス指揮ロンドン交響楽団、ロイ・カーター(ob)

NMC D019
「波の歌」 コリン・マシューズ:3つのエニグマ、マイケル・フィニッシ
ー:Doves Figary、アレクサンダー・ゴエル:ソナタ、M-A・ターネイジ:
揺りかごの眠り、反復の眠り、子守唄の眠り、ロジャー・スモーレイ:エ
コーII、ゴードン・クロス:波の歌
アレクサンダー・ベイリー(Vc),アンドリュー・ボール(p)

NMC D020S  \1450
デイヴィッド・ソウワー:出発の憂鬱、ヴィク・ホイランド:ジ・アザー・サ
イド・オブ・ジ・エアー
ロルフ・ヒンド(p)

NMC D021S  \1450
アンソニー・パワーズ:記憶の部屋、デイヴィッド・マシューズ:ピアノ・
ソナタOp.47
ウィリアム・ハワード(p)

NMC D022
ジェラルド・バリー:「室内楽作品集」 ピアノ四重奏曲第1番他
D.N.ムヒードラ指揮ヌア・ノス、河合ノリコ(P)、
マイケル・ダルシー(Vn)

NMC D023
アレクサンダー・ゴエル:ピアノ協奏曲、1楽章の交響曲
オリヴァー・ナッセン、リチャード・ベルナス指揮ロンドン・シンフ
ォニエッタ、BBCスコティッシュ響、ピーター・ゼルキン(p)、

NMC D024M  \1450
マーク-アンソニー・ターネイジ:オン・オール・フォーズ、ハンギング・
マンへの哀歌、サラバンド
※1995年ザ・ワイヤー ベスト・レコード賞
オリヴァー・ナッセン指揮ナッシュ・アンサンブル、マーティン・ロ
バートソン(sax)、フィオナ・キム(M-sop)、イアン・ブラウン(p)、
クリストファー・V・カンペン(Vc)
 
NMC D025
J.ウェイル、P.P.ナッシュ、J.コノリー、A.バウルド、B.エリアス、A.ペイ
ン、G.ギルバートの作品
ロジャー・モントゴメリー指揮ジェーンズ・ミンストレルズ、ジェー
ン・マニング(sop)

NMC D026
ジョン・ランバート:「ポートレイト」 ファミリー・アフェアーズ他
※1995年ザ・ワイア ベスト・レコード賞
デイヴィッド・S-アンダーソン指揮ビンガム弦楽四重奏団、サウ
ンズ・ポジティヴ、シャルレ・ラミレス(g)、アンソニー・アーロンズ
(trp)、アルビオン・ギター四重奏団

NMC D027S  \1450
ニコラス・サックマン:さんざし
アンドリュー・デイヴィス指揮BBC交響楽団

NMC D028S  \1450
デイヴィッド・ソウワー:Byrnan Wood
アンドリュー・デイヴィス指揮BBC交響楽団

NMC D029
ジョン・ウールリッチ:借りてきた翼 他
ディエゴ・マッソン指揮コンポーザーズ・アンサンブル、メアリー・
ウィーゴールド(sop),ブロドスキー四重奏団、ジェーン・アトキンス(Va)

NMC D030
ブリテン:イリュミナシオン、シンフォニア・ダ・レクイエム、ミケランジェ
ロの7つのソネット
ジョン・バルビローリ指揮、ベンジャミン・ブリテン指揮・(p)、
CBS交響楽団、ニューヨーク・フィル、ペーター・ピアーズ(Ten)、
録音:1941年

NMC D031
「新しい活動の場」 1996年NMCサンプラー バートウィスル、パヌフ
ニク、ターネイジ、ブリテン他
ベンジャミン・ブリテン、オリヴァー・ナッセン、アンドリュー・デイ
ヴィス、BBC交響楽団、ロンドン・シンフォニエッタ、ナッシュ・ア
ンサンブル、ピーター・ゼルキン他

NMC D032
「アンコール!」 ハワード・スケンプトン:レント、ドミニク・マルドウニ
ー:オーボエ協奏曲、バリー・ガイ:雨上がりに
マーク・ウィグルスワース指揮BBC交響楽団、ロイ・カーター
(ob),マイケル・ティルソン・トーマス指揮ロンドン・交響楽団、リ
チャード・ヒコックス指揮シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア

NMC D033
コリン・マシューズ:ザ・グレイト・ジャーニー,フーガ、夜の仮面
ライオネル・フレンド指揮ナッシュ・アンサンブル、デイヴィッド・
W-ジョンソン(Bar),パトリツィア・クエッラ(sop)

NMC D034
キャサリン・ノーマン:ロンドン、トリリング・ワイヤー
キャサリン・ノーマン、ジョナサン・クーパー(cl)

NMC D035
“Klang”-エレクトロアコースティック・コレクション1
ジョンティ・ハリソン、マイク・ヴォーガン、アリステア・マクドナルズ、ニ
コラス・ヴィルゴの作品
ソニック・アーツ・ネットワーク(テープ、cemb、Sop-sax)

NMC D036
“Mixed”-エレクトロアコースティック・コレクション2
マイケル・ローザス・コビアン、ジョセフ・ハイド、ジョン・ケファラーケ
ル、ライミル・フィシュマン、オースティン・フェルナンデス、サラ・コリン
ズの作品
ソニック・アーツ・ネットワーク(テープ、bas-cl,バス・アコーディオ
ン、チャランゴ ・・ボリビアの民族楽器)

NMC D037S  \1450
アンソニー・ペイン:時間の矢
アンドリュー・デイヴィス指揮BBC交響楽団

NMC D038
ジョン・ホワイト:ピアノ・ソナタ集
ロジャー・スモーレイ(p)

NMC D039
ロビン・ホロウェイ:管弦楽のための協奏曲第3番
マイケル・ティルソン・トーマス指揮ロンドン交響楽団

NMC D040S  \1450
ミカエル・フィニッシー:レッド・アース
マーティン・ブラビンス指揮BBC交響楽団

NMC D041S
リチャード・バレット:ヴァニティ
※1997年BBCミュージック・マガジン ベスト・レコード賞
アルトゥーロ・タマヨ指揮BBC交響楽団

NMC D042S  \1450
バートウィスル:パルス・サンプラー、サイモン・ホルト:バンシー、メリ
ンダ・マックスウェル:哀歌
メリンダ・マックスウェル(ob),リチャード・ベンジャフィールド
(perc),ヤン・グルイスイゼン(p)

NMC D043
ミカエル・フィニッシー:マーズ+ヴィーナス他
※1999年グラモフォン 批評家賞
ミカエル・フィニッシー指揮イクシオン、チャールズ・ムター(Vn)

NMC D044
ジェイムズ・ウッド:2・メン・ミート、ファイノメナ、ヴェナンチオ・ムバン
デが樹々と会話したこと
ジェイムズ・ウッド指揮クリティカル・バンド、ニュー・ロンドン室内
合唱団、スティーヴン・シュイック(perc),加藤クニコ(マリンバ)

NMC D046M  \1450
ジョナサン・ロイド:交響曲第4番
マーティン・ブラビンス指揮BBC交響楽団

NMC D047M  \1450
マーティン・バトラー:オ・リオ、フィックスト・ダブルズ
アルトゥーロ・タマヨ指揮、マーティン・ブラビンス指揮BBC交響楽団

NMC D048S  \1450
ミナ・キール:チェロ協奏曲、バラード
マーティン・ブラビンス指揮BBCスコティッシュ交響楽団、アレク
サンダー・バイリー(Vc),マルティナ・バイリー(p)、

NMC D049
デイヴィッド・ベッドフォード:
12アワーズ・オブ・サンセット、交響曲第1番、リコーダー協奏曲
マーティン・ブラビンス指揮、ジャク・V・スティーン指揮BBC交響
楽団、クローチ・エンド祝祭合唱団、ピアーズ・アダムス(リコーダー)、
 
NMC D050(3CD)
バートウィスル:歌劇「オルフェウスのマスク」
※1998年グラモフォン ベスト・コンテンポラリー・レコーディング賞
アンドリュー・デイヴィス&マーティン・ブラビンス指揮BBC交響
楽団、シンガーズ、マリー・エンジェル(Sop),ジョン・ガリソン(ten),
ペーター・ブロンダー(ten)

NMC D051
「NMCラウンド・アップ」1998年NMCサンプラー エルガー(ペイン)、
ジョン・ホワイト、ピーター・ポール・ナッシュ他
アンドリュー・デイヴィス、マイケル・ティルソン・トーマス、BBC交
響楽団、ロンドン交響楽団他

NMC D052
解説「エルガー:交響曲第3番のスケッチ」
※アンドリュー・ペインによるD053の詳細解説
アンドリュー・デイヴィス指揮BBC交響楽団、ロバート・ギブス
(Vn),デイヴィッド・O・ノリス(p)

NMC D053
エルガー:交響曲第3番(未完、アンソニー・ペインによる校訂)
※1998年クラシックCD リーダーズ賞
※1998年ミュージック・マガジン 批評家賞
※1998年インディペンデント・クラシックCD賞
※1998年タイムズ クラシックCDオブ・ザ・イヤー賞
アンドリュー・デイヴィス指揮BBC交響楽団

NMC D054(2CD)
アレクサンダー・ゴエル:歌劇「アリアンナ」
ウィリアム・レイシー音楽監督アリアンナ・アンサンブル、ルビ
ー・フィロジェン(Sop)

NMC D055
ピーター・ポール・ナッシュ:交響曲第1番、アポリネールの合唱曲第
1-3集
マーティン・ブラビンス、サイモン・ジョリー指揮BBC交響楽団、
BBCシンガーズ

NMC D056
アンソニー・ペイン:風と雨の交響曲、天空の歌の流れ、イヴニング・
ランド、賛歌とカデンツァ、かげろうの一日
ロジャー・モントゴメリー指揮ジェインズ・ミンストレルズ、ジェイ
ン・マニング(sop)

NMC D057(2CD)
「スペクトラム」 30のイギリス人作曲家による、学生と愛好家のため
の50のピアノ・ソロ作品集 タヴナー、コリン・マシューズ他
サリア・マイヤーズ(p)

NMC D058
ゴードン・クロス:チェロ協奏曲、朝の想い出、ある場所の行進曲
マーティン・ブラビンス指揮BBC交響楽団、スーザン・ビックレイ
(M-sop),アレクサンダー・ベイリー(Vc)

NMC D059
サイモン・ベインブリッジ:アド・オラ・インチェルタ、4 プリモ・レヴィ・
セッティングス
マーティン・ブラビンス指揮BBC交響楽団、ナッシュ・アンサンブ
ル、スーザン・ビックレイ(M-sop),キム・ウォルカー(Fg)

NMC D060(2CD)
ジュディス・ウェイル:歌劇「チャイニーズ・オペラの夜」
アンドリュー・パロット指揮スコティッシュ室内管弦楽団、マイケ
ル・チャンス(C-ten),カール・デイモンド(ten),マイケル・ジョージ
(bas),アデイ・グラメット(sop)

NMC D061
フィリップ・カシアン:ダーク・インヴェンション、室内協奏曲、静けさの
時に・・・、ブルー・サーカス、ムジカ・メカニカ、ソー・ロンリー
ステファン・アスバリー指揮バーミンガム・コンテンポラリー・ミュ
ージック・グループ、メアリー・キング(M-Sop)、
マルク・V.D.ヴィエル(Cl)

NMC D062
「主題と変奏曲」 ホルスト、ティペット、オールドハム、バークレイ、ブ
リテン、ウォルトン、H.シアール、G.ウイリアムス、アーノルド、O.ナッセ
ン他の作品
ヤク・ヴァン・スティーン指揮BBC交響楽団

NMC D063M  \1450
フランシス・バート:そして神は語りき
リチャード・エドリンガー指揮ユナイテッド・フィルハーモニック・
ヴィエナ、アンティフォナ合唱団、ブリジット・ピンター(M-sop)、
チェイン・デイヴィッドソン(B-bar)

NMC D064
ブライアン・エリアス:ラメント、ラトゥシンスカヤの歌
尾高忠明指揮、マーティン・ブラビンス指揮BBC交響楽団&シン
ガーズ、メアリー・キング(M-sop)
キャセリーン・ウィンーロジャーズ(M-sop)

NMC D065
ロバート・サクストン:天体への尺度、弦楽四重奏のための幻想曲 他
クリストファー・オースティン指揮ブリュネル・アンサンブル、テレ
サ・カヒル(sop),ポール・シルヴァースローン(Va),
ジョン・コンスタブル、ジョン・マクカビ(p)

NMC D066
ファーニホウ:レマ・アイコン・エピグラム、リチャード・バレット:詠唱
他 ※2001年ザ・ワイヤー レコード・オブ・ザ・イヤー
イアン・ペイス(p)

NMC D067
デイヴィッド・マシューズ:イン・ザ・ダークタイム、シャコンヌ
ヤク・V.スティーン指揮BBC交響楽団

NMC D068
アンソニー・ギルバート:ドリーム・カルーセルズ、獣の四重奏曲他
クラーク・ランデル指揮、ティモシー・レイニッシュ指揮RNCMニュ
ー・アンサンブル&ウインド・オーケストラ、
ジョン・ターナー(Rec),ピーター・ローソン(p)

NMC D069
「プライム・カッツ」 2000年NMCサンプラー ブリテン、タヴナー、エル
ガー、ウォルトン 他
マーティン・ブラビンス、アンドリュー・パロット、アンドリュー・デイ
ヴィス、BBC交響楽団 他

NMC D070
ヒュー・ウッド:交響曲、コーモスからの場面
※2001年グラモフォン 批評家賞
サー・アンドリュー・デイヴィス指揮BBC交響楽団、ジェラルディ
ン・マクグリーヴィー(sop),ダニエル・ノーマン(ten)

NMC D071
ジョン・ウールリッチ:床屋の時計、オーボエ協奏曲、マシンの中の幽
霊、ヴィオラ協奏曲
マーティン・ブラビンス指揮BBC交響楽団、ニコラス・ダニエル(ob),
ラース・アンダース・トムター(Va)

NMC D072
ヴィク・ホイランド:イン・トランジット、ヴィクセン
マーティン・ブラビンス指揮BBC交響楽団
 
NMC D073
「ラブ・フロム・ア・ストレンジャー」-4つのイギリスの映画音楽
ブリテン:ラブ・フロム・ア・ストレンジャー、
ロベルト・ジェラード:ディス・スポーティング・ライフ、
エリザベス・ルティエンス:頭骨、
リチャード・ロドニー・ベネット:兵士の帰還
ヤク・ヴァン・スティーンBBC交響楽団

NMC D074
セア・ムスグレイヴ:メメント・ヴィタエ、ヘリオス、四季
ニコラス・クレメール指揮スコティッシュ室内楽団、
ニコラス・ダニエル(Ob)、ヤク・V・スティーン指揮BBC交響楽団

NMC D075
「白の部屋」 G.バリー、S.ビーミッシュ、R.ボイル、P.カシアン、E.フィル
ソヴァ、J.ハッセ、P.ヘラウェル、D.ノッツ、O.リーチ、C.マシューズ、D.
マシューズ、P.ノヴァーク、R.パヌフニク、D.ランズウィック、E.ラシュト
ン、H.スケンプトン、S.ワーベック、J.ウェイル、J.ウールリッチの作品
ザ・シューベルト・アンサンブル

NMC D076
「ザ・ホクストン13」 R.ベイカー、M.ベラミー、O.ベッティソン、J.コー
ル、T.デイヴィス、S.ヘイデン、M.ヘイエス、A.ケイ、R.リーチ、J.パウエ
ル、D.プロッチャード、J.シンプソン、A.ストウトの作品
ピーター・ウィーゴールド指揮コンポーザーズ・アンサンブル

NMC D077
リエル・クレスウェル:アナケ、チャールズ・アイヴズのテーマによるヴ
ァリエーション他
ヘブライズ・アンサンブル

NMC D078
「ステイト・オブ・ザ・ネイション2001」からのライヴ R.アイレス、P.バ
チェラー、L.ベッドフォード、J.カトラー、T.デイヴィス、L.ゴーヴズ、R.ヒ
ンド、D.ホーン、J.トーマス、F.トレイナーの作品
ピエールーアンドレ・ヴァラド指揮ロンドン・シンフォニエッタ、
ロルフ・ヒンド(p)

NMC D079
「燃え盛る炎」 D.ブレル、J.ディロン、M.フィニッシー、C.フォックス、R.
キーレイ、O.ナッセン、N.マウ、B.ランズ、R.レッドゲート
サラ・レオナール(sop),アントン・ルコスツェヴィーツェ(Vc),コッラ
ド・カノーニチ(Cbs)

NMC D080
「輝く未来」 J.ビンガム、M.バトラー、P.コプレイ、J.カトラー、M.フィニ
ッシー、G.フィトキン、A.ゴーブ、W..ヒコックス、E.D.ヒューズ、N.ルファ
ヌ、C.マクドウォール、J.フィッブス、G.プール、D.ソウワー、P.スカルソ
ープ、V.シュタインハルト、R.シュトット
ザ・シューベルト・アンサンブル

NMC D081
ジョン・ブラー:プロエンサ、ザ・シアター・オブ・メモリー
マーク・エルダー指揮BBC交響楽団、サラ・ウォルカー(M-sop)

NMC D082
ヒュー・ウッド:ヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲
デイヴィッド・アサートン指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルハー
モニック・オーケストラ、マノウグ・パリキアン(Vn)、
モレイ・ウエルシュ(Vc)

NMC D083
ロジャー・スモーレイ:ショパンのテーマによる変奏曲、ピアノ三重奏
曲、ポールズ・アパート、薄明かり 他
フィリップ・ヘッドラム指揮コンティヌム、ダグラス・フィンチ(p)

NMC D084
デイヴィッド・マシューズ:カンティガ、答唱聖歌、セプテンバー・ミュー
ジック、交響曲第4番
ジョン・ケアウェ指揮ボーンマス・シンフォニエッタ、ジル・ゴメス(sop)
マルコム・ナバロ指揮イースト・オブ・イングランド・オーケストラ

NMC D086
ジョン・カスケン:チェロ協奏曲、ヴァガンザ他
ジョン・カスケン指揮ノーザン・シンフォニア、ハインリヒ・シフ(Vc)
 
NMC D087
ナイジェル・オズボーン:フルート協奏曲、私はゴヤ、エセーニンの想
い出、鎌
リチャード・ヒコックス指揮シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア、デ
ューク・ドビング(fl)、ジェイン・マニング(sop),ステファン・ヴァル
コー(Bar),フロリアン・キット(Vc),ピーター・ヒル(p)

NMC D088
バートウィスル:時の勝利、ガーウェインの旅行
エルガー・ハワース指揮フィルハーモニア管弦楽団

NMC D089
クリス・デンチ:イク(ス)ラン[ズ],ファンク、ドラフトグラス他
サンドロ・ゴーリ,フランク・オルウ指揮エリジョン、ピーター・ネヴ
ィル(perc),カール・ロスマン(Cl),デボラ・ケイサー(M-sop),
ステファン・ロビンソン(ob)

NMC D090(2CD)
ジュディス・ウェイル:ピアノ協奏曲、ピアノ三重奏曲、247の弦楽器
の為の音楽、ピアノ四重奏曲 他
ザ・シューベルト・アンサンブル、ウィリアム・ハワード(p)、
ドムス、スーザン・トメス、ペトラ・カセン(p)
 
NMC D091
ジェイムス・ディロン:ザ・ブック・オブ・エレメンツ
河合ノリコ(p)

NMC D092
アンドリュー・スパーリング:“Uzandara” ニック・ヘイエス、マイケル・
フィニッシー、ロジャー・レッドゲイト、ハワード・スケンプトン、マイケ
ル・パーソンズ、ティモシー・ソルター、ガブリエル・ジャクソン、ローレ
ンス・クレインの作品
アンドリュー・スパーリング(cl),ナンシー・ルファー(fl)、サリア・
マイヤーズ(p)、クリス・ブラニク(perc),ダブル・イメージ

NMC D093
ルパート・バウデン:室内歌劇「水兵の物語」、海の獣
ゲイリー・チェウン指揮アンサンブル、アレクサンダー・グローヴ
(T),フローラ・マッキントッシュ(S),アンドリュー・ヘギー(Bar)
 
NMC D094
サイモン・ホルト:凧、足の粘土、エコ・パヴァーヌ、鉛のブーツ、リリス
サー・サイモン・ラトル、マーティン・ブラビンス指揮バーミンガ
ム・コンテンポラリー・ミュージック・グループ、リナート・シャハム
(M-sop),ロルフ・ヒンド(p)、ウルリッヒ・ハイネン(Vc)
 
NMC D095(2CD)
アレクサンダー・ゴエル:変容、ロマンツァ、音楽の捧げ物、太陽を見
よ、詩篇、シンフォニア
デイヴィッド・アサートン、オリヴァー・ナッセン指揮ロイヤル・リ
ヴァプール・フィルファーモニック・オーケストラ、ロンドン・シンフ
ォニエッタ、モレイ・ウエルシュ(Vc)、ジーニー・テイムス(S)
 
NMC D096(2CD)
アレクサンダー・ゴエル:歌えアリエル、モーゼの死
オリヴァー・ナッセン、ステファン・クレオバリー指揮、CUMS合
唱団、ルーシー・シェルトン、サラ・レオナード、アイリーン・ハル
ス(Sop),マイケル・チャンス(C−Ten)

NMC D097
ロビン・ホロウェイ:ヴァイオリン協奏曲、ホルン協奏曲
マティアス・バーメルト指揮スコティッシュ室内楽団、
エルンスト・コヴァチク(Vn),バリー・タックウェル(hrn)

NMC D098
マイケル・ナイマン:オン・ザ・フィドル、ジェイムス・マクミラン:木への
キス、ブライアン・エリアス:幻想曲、ナイジェル・オズボーン:
Taw-Raw,ステファン・モンタギュー:フォーク・ダンス、ジョン・ウールリ
ッチ:ザット・イズ・ナイト、アンソニー・パワーズ:太陽の光の下に、ジ
ェイムス・マクミラン:イン・ザ・ディファレント・ワールド、
スチュワート・ジョーンズ:kothektche
マデレイン・ミッチェル(Vn),アンドリュー・ボール(p)

NMC D099
ニコラス・サックマン:メルド、ダイアナ・ブレル:金、
ジェフリー・プール:ルシフェル
ジェイムズ・ゴールレイ指揮RNCMブラス・アンサンブル、
フィリップ・ミード(p)

NMC D100
「ニュー・ストック」 2003年NMCサンプラー O.ナッセン、ファーニホ
ウ、バートウィスル 他
オリヴァー・ナッセン、マーティン・ブラビンス、デイヴィッド・アサ
ートン、BBC交響楽団、ザ・シューベルト・アンサンブル他

NMC D101(2CD)
コリン・マシューズ:ソナタ第5番「ランドスケープ」、チェロ協奏曲第1
番、ヒドゥン・ヴァリアブルズ、メモリアル、クワトレイン、マシーンズ・ア
ンド・ドリームズ
ジョン・ケアウェ指揮ロンドン・シンフォニエッタ、ベルリン・放送
交響楽団、アレクサンダー・バイリー(Vc),
マイケル・ティルソン・トーマス指揮ロンドン交響楽団

NMC D102(2CD)
ロバート・サクストン:歌劇「カリタス」、ヴァイオリン協奏曲他
ディエゴ・マッソン指揮イングリッシュ・ノーザン・フィルハーモニ
ア、タスミン・リトル(Vn),マティアス・バーメルトBBC交響楽団、
ジョン・プールBBCシンガーズ、
スチュアート・ベッドフォード指揮イギリス室内管

NMC D103
「ティペットの回想」-1940年代からの録音集
ティペット:ピアノのための幻想ソナタ(録音:1941年)、二重弦楽合奏
のための協奏曲(録音:1943年)、弦楽四重奏曲第2番(録音:1947
年)、タリス:Spem in alium(録音:1948年)
フィリス・セリック(p)、ワルター・ゲール指揮管弦楽団、ゾリアン
四重奏団、マイケル・ティペット指揮モーリー・カレッジ合唱団

NMC D104
マイケル・ティペット:交響曲第2番、第4番
マイケル・ティペット指揮BBC交響楽団
録音:1993年 ※ティペットのラスト・レコーディング
 
NMC D105
アンソニー・ギルバート:茜色の舞踏の輪の中に、ある瞬く光、アンラ
イズ、虹を見つめながら
クラーク・ランデル、ゲイリー・ウォルカー指揮指揮RNCMウイン
ド・アンサンブル、スーザン・ビックレイ(MS),アンドリュー・デイヴ
ィス指揮BBC交響楽団、アンソニー・マーウッド(Vn)

NMC D107
ジェラルド・バリー:収容所にて、ジェイムス・クラーク:ピアノ三重奏
曲、練習曲、インディペンダンス・パート1、島、孤独、マイケル・フィニ
ッシー:静かな夜に、必要かつより詳細な思考、独立カドリーユ
アンドレ・リスティク(p)、ガブリエル・プリン(Vc)、ジュリーーア
ン・デローム(Vn),トリオ・フィボナッチ

NMC D110
マイケル・フィニッシー:モールドン、パーム・サンデー、Vertue,わすれ
な草、ロンドンの覚書、アニマ・クリスティ
ジェイムス・ウイークス指揮エグザウディ、リチャード・ジャクソン
(Bar),フィリップ・ハワード、マイケル・フィニッシー(p)、ハワー
ド・スケンプトン(アコーディオン)、イエスティン・デイヴィース(Alt)
 
NMC D113(2CD)
ジョン・カスケン:ゴーレム
リチャード・ベルナス指揮ミュージック・プロジェクツ・ロンドン

NMC D122(2CD)
ジェラルド・バリー:歌劇「英知の園」
ロバート・ホウリハン指揮アルメイダ・アンサンブル、アンジェラ・
タンストール(Sop),ジェレミー・バッド(Treb),リチャード・ジャクソ
ン(Bas-Bar),ポール・ハリー(Ten),ステファン・リチャードソン
(Bas),バディング・ヴェローナ・ジェイムス(Cont-alt),
ニコラス・クラプトン(C-Ten)
     
<hanssler>
93 160  \2080
シューマン:
交響曲第1番変ロ長調「春」
交響曲第3番変ホ長調「ライン」
[ボーナストラック]
交響曲第1番「春」のノリントンによるレクチャー(英語)
交響曲第3番「ライン」のノリントンによるレクチャー(英語)
サー・ロジャー・ノリントン(指)シュトゥットガルト放響
録音:2004年9月1,3日シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)

93 161  \2080
シューマン:
交響曲第2番ハ長調
交響曲第4番ニ短調
[ボーナストラック]
交響曲第2番のノリントンによるレクチャー(英語)
交響曲第4番のノリントンによるレクチャー(英語)
サー・ロジャー・ノリントン(指)シュトゥットガルト放響
録音:2004年9月7,9日シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)
メリハリの利いた、なんとすがすがしく暖かい響き。ノリントン&シュトゥッ
トガルトのコンビがシューマンをライヴ録音!しかも一挙に全集でのリリース
です。以前にも同オケと2番(99年 / 93.011)を、またオリジナル楽器オケで
3番&4番(89年 / EMI)を録音しているノリントンにとって、「春」をのぞく
すべてが再録音となります。
さて、このたびの全集の出来栄え。聴いてみると実際、面白いことこの上なし!
 “シュトゥットガルト・サウンド”と近年評判の、ノンヴィブラート奏法が
生み出す美しく暖かい音楽。うきうきとリズムが弾みかえり喜びいっぱいの
「春」。重暗い緊張感と迫力に圧倒される4番。じつに表情豊かで、名曲が見
違えるように鮮烈な色彩を取り戻しています。また、これまで同様にオケは
ヴァイオリン両翼型配置で、旋律の受け渡しと掛け合いの面白さがはっきりと
確認できるのも大きな魅力。
なお、当シリーズではすっかりおなじみのノリントン自身による作品のレク
チャー。ボーナスとしてそれぞれのアルバムに収められています。

93 127  \2080
バルトーク:
4つの小品Op.12
ヴァイオリン協奏曲第1番
弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
クリスチャン・オステルターク(Vn)
ミヒャエル・ギーレン(指)南西ドイツ放響
録音:2003年3月25日、2003年12月5日、2004年5月27、28日
フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ)
近現代作品で抜群の手腕をみせるギーレンの次なるアルバムは、なんとバルト
ークの大傑作「弦チェレ」!オケにとっては屈指の難曲として知られるこの作
品、まさにこれほどピッタリなレパートリーはほかになく、いままで録音が無
かったのはちょっと意外なほど。すべての楽器が洪水のように押し寄せるフィ
ナーレなんてもう、凄まじいことになっています。なお、ギーレンに抜擢され
たソリストのオステルターク。ドイツ=ハンガリー系の音楽一族の流れを汲む
彼は1963年カールスルーエ生まれ。ヴァレリー・グラドウとライナー・クスマ
ウルに師事した俊英です。





<ORFEO>
ORFEOR 660513  13枚組 \11500
ワーグナー:「ニーベルングの指環」
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(Tジークフリート,ジークムント),
アストリッド・ヴァルナイ(S ブリュンヒルデ),
ハンス・ホッター(Br ヴォータン,さすらい人),
ヨゼフ・グラインドル(Bs ファーゾルト,フンディング,ハーゲン),
グスタフ・ナイトリンガー(Bs アルベリヒ),パウル・クーエン(T ミーメ)
ルートヴィヒ・ズートハウス(T ローゲ),ヘルマン・ウーデ(Br グンター)
グレ・ブラウエンスタイン(S フライア,ジークリンデ,グートルーネ),他
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)バイロイト祝祭管弦楽団,合唱団
録音:1956年8月13,14,15,17日
噂は本当だった!ORFEO社のバイロイト・シリーズ第3弾にして、超強力リリー
ス、クナッパーツブッシュの「ニーベルングの指環」全曲がついにリリース!
クナッパーツブッシュは、1951,56,57,58年とバイロイトで「ニーベルング
の指環」を上演、その中で最も評価が高いのがこの1956年の公演。ホッター、
ヴィントガッセンを始め、綺羅星のように並ぶ大ワーグナー歌手の面々、そし
て絶好調のクナッパーツブッシュの雄大にして白熱した指揮が、真っ向からガッ
プリと組んで、超ド級の名演が繰り広げられています。演奏史譚、山崎浩太郎
氏も56年の「リング」について、「圧倒的に素晴らしい。(他と比べて)違う
のは、その生気、躍動感である。ある音は次の音を呼び、フレーズは次のフレ
ーズを呼んで、つながりよく呼吸していく」と大絶賛。バイロイトの歴史でも
頂点に君臨する「指環」と言っても過言ではないでしょう。
今回のORFEO社のCDは、もちろんバイエルン放送協会の蔵出し音源を使用!バ
イロイト音楽祭公認!これ以上ない完璧無比の正規盤です!ヴォルフガング・
ヴァーグナー氏も、セットを贈られて満面の笑み!その表情からは、かつての
黄金時代が封印されたこのCDが氏にとってもいかに大切なものであるか、伝わ
って来るようです。多数のアーティスト写真、舞台写真、ペーター・エメリッ
ヒ氏による紹介文と、盛り沢山の冊子も貴重!





<PROFIL>
PH 04039  \2080
バッハ:
カンタータ「われら汝に感謝す、神よ、われら感謝す」BWV.29−シンフォニア
カンタータ「わが心は血の海に泳ぐ」 BWV.199
復活祭オラトリオ BWV.249−シンフォニア,アダージョ,アレグロ
カンタータ「すべての地にて歓呼して神を迎えよ」 BWV.51
ドリス・ハーゲル(S) セイチェント
録音:2002年10月6−8日
セイチェントは、600とう名前が示す通り、17世紀のバロック音楽を中心に活
動する古楽グループ。彼らの実力が極めて高いことは、冒頭、カンタータ
BWV.29のシンフォニアのパリッとした鳴りとワクワクするような運動を聞く
だけでもすぐ理解できるでしょう。指揮者は立てていませんが、見事なまで
に楽想がビチッと組まれています。今後も目を離せない団体です。

PH 05001  \2080
ハイドン:
「聖チェチリア・ミサ」ハ長調 Hob.XXII-5
プリシュカ・エザー=シュトレイト(S),アンネ・ブター(A),
クリストフ・ゲンツ(T),トーマス・ハンベルガー(Bs)
ゲルト・ググルヘール(指)ノイ・ホフカペレ・ミュンヘン
オルフォイス・コール・ミュンヘン
録音:1997年6月19−21日,ミュンヘン
ハイドンのミサ曲の中でも人気の高い聖チェチリア・ミサを、ミュンヘンの団
体が演奏しています。奇をてらうことなく、実にしっかりした演奏です。オー
ケストラも歌も、南ドイツ風の柔らかく明るい色彩が快く、ハイドンの音楽を
益々魅力的にしています。以前CALIG社から発売されていたものの再発売。

PH 04081  2枚組  \4160
ロルツィング:「刀鍛冶」
ジョン・トムリンソン(Bs ハンス・シュタディンガー),
ルート・ツィーザク(S マリー),
ボイエ・スコウフス(Br 騎士グラーフ・フォン・リーベナウ),他
レオポルド・ハーガー(指)
ミュンヘン放送管弦楽団,バイエルン放送合唱団
録音:1992年3月6−13日
「皇帝と船大工」などの、ドイツ・ロマン主義の薫り高いオペラで知られるロ
ルツィング、この「刀鍛冶」は1846年にライプツィヒで初演され、大変な人気
を博したオペラ。ドイツでは今でも地方都市でたまに上演されています。ロル
ツィングらしいツボを抑えた音楽が楽しいものです。トムリンソン、ツィーザ
ク、スコウフスという豪華キャストに、ベテランのハーガーの指揮で、磐石の
出来栄えです。全曲録音は他にEMIでありましたがもう長く廃盤でしたので、
このCDは嬉しいものです。以前CALIG社から発売されていたものの再発売。





<Harmonia Mundi France>
HMC 901874
フェラボスコ:
詩篇103番「わが魂よ、主に祝福を与えよ」
モテット「日々罪を犯し」,モテット「主は私たちの罪によってではなく」
マドリガル「甘い怒り」,マドリガル「あなたは黒いが美しい」,
マドリガル「あのいつも苦い」
シャンソン「あなたのそばに」
パウル・ファン・ネーヴェル(指)ウエルガス・アンサンブル
録音:2004年9月
16世紀のヨーロッパで、アルフォンソ・フェラボスコ・イル・パードレ(1543-
1588)はかなり波乱万丈の生涯を送った人物です。ボローニャ出身、1550年代
後半にイタリアを離れ、ロレーヌ枢機卿シャルル・ド・ギーズのもとで名声を
高め、ついに英国女王エリザベス1世お抱えとなりました。ところが1577年、
誤解から英国を追い出されフランスへ、さらに翌年にイタリアに帰るや教皇の
命で逮捕され、3年も投獄されます。フランスのカトリーヌ・ド・メディチの
嘆願で釈放され、何とか静かな余生を過ごすことが出来ました。16世紀ヨーロ
ッパの大物が何人も関わるほど、フェラボスコの音楽の魅力は強いものだった
のです。意外なことに、フェラボスコ単独のCDは非常に少ないのが現状。そこ
に登場したのが、パウル・ファン・ネーヴェル率いるウエルガス・アンサンブ
ルの演奏するこのCD。詩篇103番「わが魂よ、主に祝福を与えよ」を中心に、
モテット、マドリガルなどを収録。エリザベス1世を虜にした、安らぎに満ち
た美しい音楽にヒタヒタとつかることができます。

HMX 2907411 4枚組  \4850
CD1: 《聖ニコラウスの伝説》-中世ヨーロッパの歌とポリフォニー
CD2: イギリスのクリスマス・キャロル
CD3: アノニマス4-中世のキャロルとモテット
CD4: 東方の星-中世ハンガリーのクリスマス曲集
アノニマス4
録音:1993,1996,1999,2003年
アノニマス4の既発の録音を4枚に集めたクリスマスに向けたアルバムが発売
されます。紙ジャケット仕様ですが、写真や挿絵の入った見ごたえのある
ブックレットが付いています。ディスク4.の「東方の星-中世ハンガリーの
クリスマス曲集」は現在廃盤となっていたもの。静謐な世界が再現されて、
アルバムは終始清新な雰囲気で進められクリスマスの時期を彩ってくれるこ
とでしょう。

HMI 987064  \2080
ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):
アルト、オーボエ、2つのヴァイオリンと低音付きのカンターダ 
ホセ・トーレス(ca1670-1738):
アルト、オーボエ、2つのヴァイオリンと低音付きのカンターダ 他
アル・アイレ・エスパノール、
エドゥアルド・ロペス・バンゾ(指) カルロス・メーナ(C-T)
録音:2005年3月4-7日
ハルモニア・ムンディ・イベリカの看板アーティスト、エドゥアルド・ロペ
ス・バンゾとアル・アイレ・エスパニョールの新譜が発売されます。アル・
アイレ・エスパノールは、スペインの古楽界の中で注目のアンサンブル。
エドゥアルド・ロペス・バンゾは、ダイナミックなリズムと色彩の明暗の
コントラストが特徴。そして、カウンターテノール界の新星カルロス・メー
ナ。このアルバムは、知られざるスペイン・バロックの作曲家の作品を取り
上げたもの。グアテマラのカテドラルにて発見された楽譜をもとに神秘的で
エギゾティックな演奏が繰り広げられています。穏やかで静かな響きが聴く
ものを別世界へと誘ってくれることでしょう。





<PALEXA>
PA 0537  \2180
リスト:
ピアノ・ソナタ ロ短調
詩的で宗教的な調べ-葬送
超絶技巧練習曲集-前奏曲、イ短調、風景、鬼火、エロイカ、荒野の狩、
ヘ短調、夕べの調べ
スヴィャトスラフ・リヒテル(Pf)
1965年5月18日カーネギーホール ,1958年2月11日ブダペスト
1956年モスクワ
ソ連映画「グリンカ」の中でリヒテルは俳優として長髪でリストを演じピアノ
も弾きまくっています。壮年リヒテルの弾くピアノのダイナミックスの広さは、
リストの音楽の持つヴィルトゥオジティ、官能、宗教性等とぴったりはまり、
聴く者は誰でも鷲掴みにされてしまいます。





<SUPRAPHON>
SU 3857  \1650
「フィルクシュニー&スーク、プラハの春1992年ライヴ」
ドヴォルザーク:ソナチネ ト長調Op.100
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調Op.96
ヨゼフ・スーク(Vn)ルドルフ・フィルクシュニー(P)
録音:1992年5月18日
プラハ、ルドルフィヌム・ドヴォルザーク・ホール
(プラハの春音楽祭コンサート・ライヴ)
チェコの生んだ名手フィルクシュニーとスーク。日本のファンにはひときわ思
い入れの深いふたりがプラハの春音楽祭で顔を合わせたリサイタルがこのたび
CD化されました。
極めつけのドヴォルザーク、ヤナーチェクに始まり、気品が薫るブラームスと
ベートーヴェン。練り絹に喩えられるスークの美音と味わいのピアノとが紡ぎ
出す音楽のなんと魅力的なこと!もはやこのうえ多くの言葉を費やすことが躊
躇われるほどです。

SU 3862  4枚組  \4050
チャイコフスキー:交響曲全集(6曲)
[CD 1]第1番「冬の日の幻想」& 第6番「悲愴」
[CD 2]第2番「小ロシア」& 第5番
[CD 3]第3番「ポーランド」
[CD 4]第4番
ヴラディミール・ヴァーレク(指)プラハ放送SO.
録音:2003年2月(第2番)2004年10月(第5番)
2005年1月&2月(第2、4 & 6番) 2005年4月(第3番)
プラハ、チェコ放送第1スタジオ
昨年のドヴォルザーク(SU.3802)以来ほぼ1年ぶり、ヴァーレク&手兵プラ
ハ放送響による交響曲全集シリーズの続篇はチャイコフスキー。悲愴を含む
4曲が2005年の最新録音です。
本場ロシアとはずいぶん趣きが異なるとはいえ、そこはやはり同じスラヴのオ
ケ。チャイコフスキーとの相性は抜群!チェコのオケに共通の伝統と誇りであ
る弦と、輝かしいブラス・セクション。日本への客演でおなじみ、ヴァーレク
の熱い指揮ぶりもあって、たいへん聴き応えのする出来栄えとなっています。
楽曲の途中でディスクを跨ることがないのもポイント。





<HARMONIA  MUNDI>
HMU 907393  \2080
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 Op.36
チャイコフスキー:イタリア奇想曲Op.45
ダニエレ・ガッティ(指)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2004年12月13、14日
チャイコフスキー:交響曲第5番に続くダニエレ・ガッティ&ロイヤル・フィ
ルハーモニー管弦楽団のコンビのチャイコフスキー:交響曲第4番。現在最も
勢いがある俊英指揮者ダニエレ・ガッティ、ダイナミックで刺激的な演奏は聴
く者を圧倒します。今回も第5番同様、ヴァイオリン両翼型で絶妙なバランス
で仕掛けてきています。第1楽章は冒頭から切れ味鋭い演奏を聴かせており、
ガッティの明快な構成美が光っています。終楽章では、俊敏かつ積極的な姿勢
を見せており、沸き上がるリズムと旋律、手応えの感じられる響きは、通常の
演奏からは感じ取ることの出来ない魅力的な作品となっています。またイタリ
ア奇想曲では、軽快、爽快、痛快な楽しめる演奏を聴かせてくれています。

HMC 901860  \2080
J.S.バッハ:世俗カンタータ《鳴り交わす絃の相和せる競いよ》BWV207
J.S.バッハ:世俗カンタータ《鳴れ、太鼓よ!響け、トランペットよ!》BWV214
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)コレギウム・ヴォカーレ
キャロリン・サンプソン(S) シュテファン・ゲンツ(Br)
マーク・パドモア(T) ペーター・コーイ(Bs)
録音:2005年
ヘレヴェッヘによるカンタータ・シリーズ。今回は、【鳴り交わす絃の相和せ
る競いよ】BWV207、ライプツィヒ大学の法学博士、ゴットリー・コルテの教授
就任祝賀用に作曲された作品と、《鳴れ、太鼓よ!響け、トランペットよ!》
BWV214、ザクセン選帝侯妃マリーア・ヨーゼファの誕生日を祝って上演された
「音楽劇」です。【鳴り交わす絃の相和せる競いよ】BWV207は、「幸福」
「感謝」「勤勉」「名誉」という寓意的人物を中心に繰り広げられる音楽劇。
歌詞にふさわしい華麗な曲調で、ヘレヴェッヘの明るく滑らかな演奏が聞き
もの。また、歌手陣のサポートも強力。高水準の実力を兼備えた4人。サン
プソンの純度の高い洗練された美声、コーイの深みのある豊かな音楽も特筆
すべきものがあります。鳴れ、太鼓よ!響け、トランペットよ!》BWV214は、
壮麗な作品で、侯妃を祝福する女神たちの歌声が美しく響き渡る曲。華々し
い歌手らの歌声はバロック・ファン必聴の演奏となっています。

HMU 907404  \2080
第12回ヴァン・クライバーン・コンクール・ライヴ
ラフマニノフ:練習曲「音の絵」Op.33(全曲)
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35(全曲)
ショパン:ノクターン ロ長調 Op.9の3
ラフマニノフ:ピアノソナタ第2番変ロ短調 Op.36
アレクサンダー・コブリン (Pf)
弊社たまゆらレーベルにてショパン全集を刊行中のコブリン。今年6月に行
われた第12回ヴァン・クライバーン・コンクールで見事優勝を果たしました。
このアルバムは同コンクールのライヴで、彼十八番の曲ばかりが収められて
います。ことにラフマニノフのソナタとブラームスの「パガニーニ変奏曲」
は2003年の浜松国際ピアノコンクールで感動的に弾き、今でも語り草になっ
ているもの。エナメルのような艶のある音色、異常に繊細な弱音、明快なが
ら甘さのないコブリンの至芸を満喫できます。

HMU 907395  \2080
J.S.バッハ:ファンタジー(オルガン曲)BWV572
J.S.バッハ:「われら悩みの極みにありて」BWV641 
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2集第16番ト短調 BWV885
J.S.バッハ:パッサカリアBWV582  他 全18曲
フレットワーク(ヴィオール・コンソート)
録音:2004年6月1-4日
6人組みのヴィオール・コンソートであるフレットワークが、J.S.バッハ
のパッサカリア(BWV582)と鍵盤作品を録音。フレットワークは、ヴィオ
ールの特性を活かしてアタックが鋭く明瞭な演奏が特徴で、バッハ作品の理
想的な演奏となっています。ヴィオール・コンソートの表現力の限界に迫る
名演で、特に有名なパッサカリアBWV582では多彩な表現で淡々と演奏して
います。それぞれの作品の魅力を引き出し、無理なく自然に演奏し、心地良
い印象を与えるアルバムに仕上がっています。

HMI 987063  \2080
シェンク:シャコンヌ(トラック1,6)
C.P.E.バッハ:カプリシューズ,カロライン(トラック2,7)
アーベル:
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソロのための写本に基づく作品(トラック3,4)
ヘンデル:
歌劇『アルチーナ』よりアリア『Credete al mio Dolore』(トラック5)
モーツァルト:
歌劇『魔笛』よりアリア『In doesen heil'gen Hallen』(トラック9)
アンドレアス・リドル:
ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ(トラック11,12,13)
グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』よりアリア
『Che faro'senza Euridice』(トラック14)
ルカ・ピアンカ(アーチ・リュート)、
ヴィットリオ・ギエルミ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
録音:2002年9月16-18日
17世紀イタリアの恋の歌(HMI987058)では、マルタ・アルマハーノと共演し情
感に富んだ伴奏で美しい演奏を聴かせてくれたルカ・ピアンカ(アーチ・リュ
ート)とヴィットリオ・ギエルミ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)。今回はバロック
の名曲を2人の卓越した演奏で聴くことの出来るアルバム。ピアンカは自然な
フレージングと活き活きとした音楽表現で、曲趣に応じた表情の変化を見せて
くれています。ギエルミは超絶技巧の持ち主。ギエルミの使用している楽器は、
あのサント・コロンブも使っていたミッシェル・コリション(ガンバ製作家)
のオリジナル。十分な音量と安定した音程で豊かに聴かせてくれています。





<CALLIOPE>
CAL 9359  \1850
シューベルト:白鳥の歌 D.957
ナタリー・シュトゥッツマン(A)
インゲル・セデルグレン(P)
録音:2005年6月 スイス・ラ・ショード・フォン サル・ド・ムジーク
豊かな歌声と深みのある解釈で歌い上げた「冬の旅」(CAL9339)が大好評だ
ったナタリー・シュトゥッツマンの「白鳥の歌」がリリースされます。弱音
表現から劇的な盛り上がりまで、よく考察し、よくコントロールされた歌唱
で聴かせてくれています。「白鳥の歌」は、死ぬ間際に白鳥が一声鳴くと言
われていることから告別の意味をもち、その「うめき」「嘆き」と言った心
情が含まれた内容となっています。シュトゥッツマンのしっとりとした温か
みのある歌声が、絶望感に浸された曲調とあいまってラ・ショード・フォン
のホールの絶妙な響きの録音に仕上がっています。セデルグレンのピアノも
味わい深くシュトゥッツマンをサポートしています。





<ORFEO>
ORFEOR 657051  \1880
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.12−1
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ラヴェル:ツィガーヌ
レオニード・コーガン(Vn)
ニーナ・コーガン(P)
録音:1978年8月8日ザルツブルク祝祭大劇場ライヴ
ヴァイオリン・ファン狂喜の一枚。オイストラフと比肩して並び称されるロ
シアの名手コーガン。すぐれた教育者としても知られ、門下にはヴィクトリ
ア・ムローヴァやわが国の佐藤陽子、藤川真弓らがいます。58歳の若さで亡
くなったこともあり、不幸にもけっして録音に恵まれていたといえないコー
ガンは、メジャーに数多くの録音を残したオイストラフに比べるとあまりに
も対照的。そこへ、なんとザルツブルク音楽祭のリサイタルが聴けるとは!
もちろん完全初出。共演は彼の最良の理解者で、晩年のパートナーであった
愛娘ニーナ。ブラームスやラヴェルなど選りすぐりのプログラムで、知性と
情熱とのバランスがとれた名手を偲ぶ格好の内容です。






<HANSSLER>
98 227  \1650
モーツァルト:ミサ ハ短調 K.427(417a)
ヘルムート・リリング(指)シュトゥットガルト・バッハ合奏団
ディアナ・ダムラウ、ユリアネ・バンゼ、
ローター・オディニウス、マルクス・マルカルド
録音:2005年3月19、20日 シュトゥットガルト ベートーヴェン・ホール
2006年1月27日に生誕250周年を迎えるモーツァルト。「モーツァルト:ミサ 
ハ短調 K.427(417a)(ロバート・D・レヴィン補筆版)」は、その記念す
べき年に向けて発売されます。この作品は、妻コンスタンツェとの結婚を神
に感謝して作曲されましたが、未完に終わっています。この作品は、モーツァ
ルトの充実した対位法の技法が見られ、各部分にも幅広い豊かな構成を持ち、
大規模な編成で書かれていることもそれ以前の作品には見られない傾向です。
校訂者のロバート・レヴィンはフォルテ・ピアノ奏者としても活動し、編曲
では、モーツァルト;レクイエム、協奏交響曲K.297bを手掛けています。い
ずれも素晴らしい校訂で、聴くたびに感心する編曲となっています。レヴィ
ンのコンセプトは改訂を最小限に抑え、作品の歴史を尊重した校訂をするこ
とだと語っています。Crucifixus,Agnus Dei,Dona nobis pacemなどを追加
し通常50分程度の作品を76分という長時間の作品に仕上げており、彼の手腕
が遺憾なく発揮されています、リリングの深い洞察と理解に満ちた完成度の
高い演奏となっています。





<TDK>
TDKAD 016  \2450
J.B. ヴァンハル:交響曲 ホ短調
J.ハイドン:交響曲 第75番 ニ長調Hob.I-75
W.A. モーツァルト:交響曲 第38番 ニ長調 K.504「プラハ」
鈴木秀美(指)オーケストラ・リベラ・クラシカ
収録:2005年6月10日 東京・浜離宮朝日ホールでのライヴ収録
音声収録編集:櫻井卓
鈴木秀美率いるオーケストラ・リベラ・クルラシカのアルバム。今回は、
2006年モーツァルト・イヤーを飾るに相応しい名演が発売されました。「ハ
イドンをバックボーンとする知られざる作曲家、知られざる作品も紹介する」
というOLCの基本方針を反映したプログラム、ボヘミア出身でハイドンやモー
ツァルトとも親しい間柄だったヨハン・バプティスト・ヴァンハルの交響曲
に、エスターハーズィ時代最期の作品となるハイドンの交響曲第75番、そし
てモーツァルトの《プラハ》。今回OLCは編成を大幅に増強しての初めての
録音となり特に《プラハ》は、OLCの厚みを増した響きで感動的に奏でられて
います。その上すこぶるエネルギッシュ。第1楽章からしてただならぬ緊張感、
第2楽章の歌心あふれた音楽、終楽章の胸を打つ情熱。まさにモーツァルト
の真髄に迫る名演となっています。






<ALQUIMISTA>
ALQ 0012  \2450
パリのフルート音楽-華麗なるロココの饗宴
J.B.ボワモルティエ:
フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ニ長調 op.91-1
M.ブラヴェ:ソナタ イ短調 op.2-6
M.ブラヴェ:ソナタ ロ短調 op.3-2
J.M.ルクレール:ソナタ ト長調 op.9-7
J.D.ブラウン:無伴奏組曲 ホ短調
J.P.ラモー:コンセール 第5番 ニ短調
前田りり子(バロック・フルート) 市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 
ロベール・コーネン(チェンバロ)
録音:2005年6月27-29日 ベルギー、ブラ・シュール・リエンヌ教会
2003年に発売された《J.S.バッハと同時代の作曲家達によるフルート音楽》
(ALQ0003)では現在における一つのバッハ像を打ち出した前田りり子の新録
音がリリースされます。今回は、18世紀フランスのロココ音楽を取り上げて
います。イタリア趣味とフランス趣味とが交錯した華やかな音楽。巨匠ロベ
ール・コーネンの卓越した通奏低音の演奏と市瀬礼子の柔らかなサポート得
て、非常に生き生きとした演奏を聴かせてくれます。どの作品にも躍動感が
溢れていて、前田りり子の楽曲に対する新鮮さが隅々まで行き渡ったアルバム。





<SUPRAPHON>
SU 3858  \1350
J.D.ゼレンカ:
7つのコンチェルタントのための組曲 ヘ長調
ソナタ 第3番 変ロ長調
8つのコンチェルタントのための協奏曲 ト長調
7つのコンチェルタントのための組曲《ヒポコンドリー》イ長調
8つのコンチェルタントのためのシンフォニア
コレギウム 1704  ヴァーツラフ・ラックス(ハープシコード) 他
録音:1994年9月30日-10月3日
ゼレンカはボヘミアのバッハとも呼ばれ、大バッハやヘンデルと同時代にドレ
スデンで活躍した音楽家です。ゼレンカは軽快なテンポと美しい旋律が特徴。
「7つのコンチェルタントのための組曲《ヒポコンドリー》は未完成と推定さ
れています。ゼレンカ的な佳曲で複雑なリズムが特徴。「8つのコンチェルタ
ントのためのシンフォニア」はゼレンカの協奏曲形式の中で1、2を争う名
曲。美しい旋律の掛け合いなど聴かせる1曲となっています。」

SU 3859  \1350
アントン・レイハ(1770−1836):レクイエム
ルボミール・マートル(指)ドヴォルザーク室内管弦楽団
チェコ・フィルハーモニー合唱団
ヴェンチェスラヴァ・フルバ=フレイベルゲル(ソプラノ)
アンナ・バロヴァー(コントラ・アルト)
ウラジミール・ドレジャル(テノール)
ルーデク・ベレ(バス)アロスラフ・トゥヴェルスキー(オルガン)
録音:1988年1月3-10日
レイハ(ライヒャ)はチェコ出身ですが、後にフランスに帰化。音楽理論家
として活躍しおり、作曲面ではフルートのための室内楽曲を多く残していま
す。このレクイエムはパリに移住する前のウィーン時代に作曲された数少な
い合唱作品の一つです。終始半音階的な不気味さが支配する大曲。ルボミー
ル・マートルの指揮が色彩的に仕上げています。





<andante>
AN 2180  2枚組  \2980
ジョージ・セル ザルツブルク・フェスティヴァルホール・ライヴ 
1961&1965年
[CD1]
 ベートーヴェン:
序曲「コリオラン」
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
交響曲第5番「運命」
[CD2]
ベートーヴェン:序曲「エグモント」
ブルックナー:交響曲第3番
[CD1]ドレスデン・シュターツカペレ/ニキータ・マガロフ(P)
1961年8月6日、ザルツブルク・祝祭大劇場にてのライヴ録音
[CD2]ドレスデン・シュターツカペレ
1965年8月2日、ザルツブルク・フ祝祭大劇場にてのライヴ録音
これは凄すぎる!「アンサンブルの鬼」セルのライヴといえば、ただただ
それだけで貴重。かつてSONYよりリリースされたエグモントとブルックナー
が復活するのも嬉しい限りですが、完全初出となる61年のザルツブルク・ラ
イヴの模様が聴けるとは。重厚かつ鋭利なコリオラン。
玄人好みのマガロフのピアノが映える、威風堂々たる輝かしさに満ち溢れた
皇帝。そしてウィーン・フィルとの69年ライヴ(ORFEOR.484981)と双璧を成
す「運命」。いつもながらセルの一分の隙も無いアプローチは、ほかに例を
見ないほどの真摯なベートーヴェン像を打ち立てており、言葉を失うほどの
衝撃。ブルックナーほかも新リマスタリングでよりいっそう明快な音に仕上
がっています。

AN 2130  2枚組  \2980
モノラル
クレンペラー/ケルン・イヤーズ vol.1
[CD1]
ベートーヴェン:交響曲第4番
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
[CD2] 
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ヒンデミット:組曲「気高き幻想」
[CD1]ケルン放送交響楽団、ゲザ・アンダ(P)、ケルン放送交響楽団
録音:1954年10月25日、1954年4月5日
[CD2]ケルン放送交響楽団
録音:1954年2月8日
(ともにクラウス・フォン・ビスマルク・ザールにおけるWDRライブ録音)
2つのベートーヴェンをはじめ、ファンの間ではすでに伝説と化したたいへ
ん有名な録音が正規盤で登場。フィルハーモニアとのスタジオ全集やウィー
ン・フィルとのライヴで圧倒的評価を獲得しているクレンペラーのベートー
ヴェン演奏。オケの個性もありそれぞれが異なる魅力を放っていますが、ケ
ルンとのクレンペラーのベートーヴェン演奏のひとつの理想形ともいうべき
もの。ケルン放送による正規録音で音質もたいへん良好です。

AN 3100  2枚組  \2980
モノラル
ビゼー:「カルメン」(全曲)
ジュリエッタ・シミオナート(カルメン)
ニコライ・ゲッダ(ホセ)
ヒルデ・ギューデン(ミカエラ)
ミシェル・ルー(エスカミーリョ)
グラツィエッラ・シウッティ(フラスキータ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
ウィーン国立歌劇場合唱団、ウィーン交響楽団
1954年10月8日、ムジークフェラインザールにてのライヴ録音
(ウィーン交響楽団アーカイヴ所蔵使用)
正規盤初出。1954年ムジークフェラインでカラヤンが振ったカルメン。オペ
ラ好きの間ではカラヤンのというだけでなく、あまたの名盤ひしめく有名曲
カルメン演奏史に残る内容として知られるもの。後年のスタジオ盤、RCA
(63年ウィーン・フィル)やDG(82年ベルリン・フィル)もたいへん立派な
内容ですが、カラヤン46歳、何よりここではぐいぐい引っ張るストレートな
音楽がたまらない格好良さ!なんと艶めかしく歌い上げるシミオナート!ロ
ート・ヴァイス・ロート・グループによる正規のライヴ録音で音質もたいへ
ん良好です。

AN 2160  2枚組  \2980
モノラル
アマデウス弦楽四重奏団
[CD1]
ハイドン:弦楽四重奏曲 ハ長調 op.74-1
モーツァルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 K.515
ベートーヴェン:「大フーガ」変ロ長調 op.133
[CD2]
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 op. 135
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」ニ短調 D.810
[CD1&2]アマデウス弦楽四重奏団
〔ノルベルト・ブレイニン(Vn)、ジークムント・ニッセル(Vn)、
ペーター・シドロフ(Va)、マルティン・ロヴェット(Vc)〕、
セシル・アロノヴィッツ(Va、モーツァルト)
[CD1]録音:1956年2月2日、1953年9月14日、1957年5月31日
[CD2]録音:1955年2月28日、1956年2月3日
ケルン、クラウス・フォン、ビスマルク・ザールにおけるライヴ
1947年に結成、翌48年ウィグモアホールで華々しいデビューを飾った英国の
名アンサンブル、アマデウス四重奏団。87年のヴィオラのシドロフが亡くな
るまで、一時代を築いた彼らが活動当初の10年間にケルンで行ったライヴを
まとめた貴重なドキュメント。
モーツァルトやシューベルトなど瑞々しい感性に彩られてたいへん新鮮です。




<DYNAMIC>
DYNDVD 33488(2DVD-VIDEO)  \4050
ALL REGIONS、NTSC、DOLBY DIGITAL 5.1, DTS、PCM STEREO 2.0、COLOUR
16:9、137 MIN.
字幕:日伊英独仏西中
ドニゼッティ:「ピーア・デ・トロメイ」
パトリツィア・チョーフィ(S ピーア),ダリオ・シュムンク(T ギーノ)
アンドルー・シュレーダ(Br ネッロ),
ラウラ・ポルヴェレッリ(Ms ロドリーゴ),他
パオロ・アッリヴァベーニ(指)フェニーチェ劇場管弦楽団,合唱団
演出:クリスティアン・ガンニェロン
録音:2005年4月
先にCDS.488でCD発売された、ドニゼッティ中期の傑作「ピーア・デ・トロメ
イ」のフェニーチェ歌劇場での公演、DVDで発売です。「ピーア」は、「ルチ
ア」から1年半後にヴェネツィアで初演された作品。敵対する二つの家の和解
のため政略結婚していたピーアが、夫の敵方にあたる自分の弟と密会したこ
とが不貞と誤解され、死に追いやられるという悲劇です。今回の上演では新
校訂版を使用しています。何と言ってもヒロイン、ピーアを歌うチョーフィ
が最大の魅力。集中力の高い歌と、白い衣装が映える美貌と、ヒロインに打っ
てつけです。ガンニェロンの演出は、シンプルでスッキリした舞台が好まし
いものです。うれしい日本語字幕付です!!

DYNDVD 33492(2DVD-VIDEO)  \4050
ALL REGIONS、NTSC、DOLBY DIGITAL 5.1, DTS、PCM STEREO 2.0、COLOUR
16:9、174 MIN.
字幕:日伊英独仏西中
ロッシーニ:「マオメット2世」
ロレンツォ・レガッツォ(Bs マオメット),
カルメン・ジャンナッタージョ(S アンナ),
アンア・リタ・ジェンマベッラ(Ms カルボ),
マキシム・ミロノフ(T パオロ・エリッソ),他
クラウディオ・シモーネ(指)フェニーチェ劇場管弦楽団,合唱団
演出:ピエール・ルージ・ピッツィ
ロッシーニの「マオメット2世」は、1820年12月にナポリで初演、しかし成功
を収められず、2年後の1822年12月にヴェネツィアで再演、しかしこれも芳し
い成果を収められず、結局さらにパリで「コリントの包囲」として1826年10月
に上演、ようやく成功を収めました。二度も改訂するほどロッシーニが入れ込
んだ作品だけに、今日ではむしろロッシーニの革新的傑作として知られていま
す。今回DVD化されたのは、そのうちのヴェネツィア版。ハッピーエンドに直
された他、いくつかの重要な変更があるとのことです。歌手は、日本でもロッ
シーニを歌って鮮やかな印象を残したレガッツォを始め、かなり強力。指揮は、
校訂譜をまとめたシモーネで、完璧です。
ありがたい日本語字幕付です!

CDT 5092  \6080
1CD+BOOK+POSTER
“魅惑の木”
【CD(79'30'')】
プロコフィエフ(ハイフェッツ編):子供のための音楽 Op.35−行進曲
ルドルフ・ケルマン(Vn)
ショスタコーヴィチ:2つのヴァイオリンとピアノのための3つの二重奏曲
ホアキン・パロマレス(Vn),ラファエラ・アチェッラ(Vn),
セルジョ・マルケジャーニ(P)
アルベニス(クライスラー編):タンゴ Op.165/2−アンダンティーノ
ルドルフ・ケルマン(Vn),ウォンミ・キム(P)
クライスラー:愛の歌
ジョヴァンニ・アダモ(Vn),マリア・グリエーリ(P)
バーレイ:巨大な丘−アンダンテ・メランコリコ
ルドルフ・ケルマン(Vn)
ピアソラ:カプリッチョ#3−モルト・マルカート・エ・エネルジコ
ニコラ・ビニャーミ(Vn)
ソッリーマ:故郷の地
サルヴァトーレ・グレコ(Vn),クリスティ・カーブ(P)
ガランテ:祈りの境地
アルベルト・マルティーニ(Vn),アンドレア・ディンド(P)
ブラームス:FAEソナタ−3楽章
ロベルト・ノフェリーニ(Vn),ルクレツィア・プロイエッティ(P)
サン=サーンス:
弦楽四重奏曲第1番 ホ短調 Op.112−モルト・アレグロ・クワージ・プレスト
ヴェネツィア四重奏団
ソッリーマ:フィドル・フィールズ(ヴァイオリンの領域)
ヴィヴァルディ:協奏曲 ホ短調 Op.3/10 RV580
ドメニコ・マルコ(Vn),サルヴァトーレ・グレコ(Vn),
シルヴィウ・ディマ(Vn),
ジャセンカ・トミック
リ・アルキ・アンサンブル
【本】
96ページ カラー
日,伊,英,独,仏
ボリス・ハイキンによる序文
ニコラ・バドラートによる解説文
【ポスター】
アンネ・ゾフィー・ムッター所有のヴァイオリンの写真 56cm×43cm
さすがDynamic、すごい内容です!
ロベルト・レガッツィ製作の15のヴァイオリンを用いてのCDがメインです。こ
こには3曲の世界初録音が含まれます。そして96ページのカラー冊子。写真も
豊富な上に、日本語訳も(全部ではないですが)ついています。さらに名ヴァ
イオリニスト、ムターの愛器のポスター付。これはヴァイオリン好きなら手
に入れにゃと思わせるだけの充実内容です!

CDS 487  2枚組  \3700
マスネ:「ラオールの王」
ジュゼッペ・ジパーリ(T アリム),
アナ・マリア・サンチェス(S シタ),
ウラディミール・ストヤノフ(Br シンディア),
リッカルド・ザネッラート(Bs チムール),他
マルチェッロ・ヴィオッティ(指)
フェニーチェ劇場管弦楽団,合唱団
録音:2004年12月
「ラオールの王」は、マスネの初期(「マノン」の7年前)の作品で、
1877年4月27日にパリのオペラ座で初演され、マスネの出世作となりました。
物語は、インドのラオールの王、アリムと、尼僧シタの悲恋です。またこの
オペラは、ガストン・ルルーの「オペラ座の怪人」の舞台となったことでも
知られています。1979年にサザランドをヒロインとした録音があったきりで、
なんと四半世紀ぶりの新録音。このヴェネツィアでの上演は好評を博し、待
望の新録音となりました。ジュゼッペ・ジパーリはアルバニア出身のテノー
ルで、今メキメキと頭角を現しています。急逝したヴィオッティの、亡くな
る3ヶ月前の名指揮振りも貴重です。

CDS 494  2枚組  \3700
サッキーニ:「コロノスのエディプ」
スヴャトスラフ・スミルノフ(Br),
マノン・フェウベル(S),
ファブリーチェ・マンテーニャ(T),
ダニエル・ガルヴェス=ヴァレホ(T),他
ジャン=ポール・ペナン(指)
ブルゴーニュ室内管弦楽団,合唱団
アントーニオ・サッキーニ(1730-1786)は、フィレンツェに生まれ、幼い時に
ナポリに移住し、ここで教育をうけ、20代後半には既に名声を築いています。
ヴェネツィア、ローマ、ロンドンなど、国際的に活躍した後、1781年にサッ
キーニはパリに移住、マリー=アントワネットのお気に入りの作曲家となっ
たことで知られています。「コロノスのエディプ」は、ソフォクレスの「コ
ロノスのオイディプス」に基づいたフランス語のトラジェディ・リリク。
サッキーニの最後の作品となり、死後上演され、大成功を収めました。これ
が世界初録音です。

CDS 498  10枚組  \6080
ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲全集
フランコ・メッゼーナ(Vn,指)
ヴィオッティ室内管弦楽団
ペルージャ交響楽団
ミラノ・クラシカ室内管弦楽団
Dynamic社が積極的に取組んできた、イタリアの大ヴァイオリン作曲家の体系
的シリーズ、その核の一つであった、ヴィオッティのヴァイオリン協奏曲全
集が、ついにセット化されました!全29曲の堂々たる収録内容もさることな
がら、演奏内容もメッゼーナの優れたヴァイオリン,リードによって、大変
な好評を博しました。ヴァイオリン・ファンはもちろんですが、いままで
ヴィオッティに手を出さなかった方々こそ、ぜひこの機会に耳にしていただ
きたいものです。




<Praga >
PRD 350012  \1350
カタログ付特価CD
モーツァルト:弦楽五重奏曲 第5番 ニ長調 K.593
モーツァルト:弦楽五重奏曲 第4番 ト短調 K.516
プラジャーク四重奏団 ハット・バイエルレ(ヴィオラ)
録音:2000年2月1日 ライヴ・レコーディング 
プラジャーク四重奏団による、モーツァルトの弦楽五重奏団第5番と4番を組
み合わせた、2000年2月のライヴ録音が発売されます。プラジャーク四重奏団
は、円熟した集中力が高く、躍動的な音楽を演奏します。このモーツァルト
の演奏では風格を増してきて、自由に歌われる旋律、感情をコントロールし
ながらも内に秘めた情熱を感じることの出来るものに仕上がっています。
ヴィオラのハット・バイエルレが加わることにより表現の幅が広がり骨格の
はっきりした仕上がりになっています。2005年PRAGAカタログ付き。




<Ondine>
ODE 1038  \2080
マグヌス・リンドベリ:
クラリネット協奏曲 (2001-2002) 
グラン・デュオ (1999-2000) (木管楽器群と金管楽器群のための)
コラール (2002) (管弦楽のための)
サカリ・オラモ (指)フィンランド放送交響楽団 
カリ・クリーク (クラリネット)
録音:2003年9月、2005年3月、2005年5月
マグヌス・リンドベリ (1958-) のクラリネット協奏曲は、東京オペラシティ
の企画'コンポージアム2004'でサラステ指揮,NHK交響楽団が日本初演。曲を
献呈されたカリ・クリークが、東京のコンサートでもソロを担当。パフォー
マンスをまじえた演奏と、遊び心いっぱいの音楽が聴衆にアピールしました。
木管楽器群 (13楽器) と金管楽器群 (11楽器) が対話する〈グラン・デュオ〉。
〈コラール〉は、バッハのカンタータ第20番「おお永遠よ、汝恐ろしき言葉」
のコラール『主よ、足れり』による管弦楽作品です。“コンポージアム2004”
 でサロネンが日本初演。
日本のトップオーケストラによるライヴ演奏よりも、フィンランド放送交響
楽団というヨーロッパの一地方オケが録音した演奏のほうが楽しい?

ODE 1058  \2080
コリリアーノ:管弦楽作品集
ファンタンズマゴーリア(初CD録音) ・音楽に寄せて 
オスティナートによる幻想曲 ・3つの幻覚
エリ・クラス (指)タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団
録音:2004年11月 タンペレホール
アメリカの人気作曲家、ジョン・コリリアーノ(1938-)の管弦楽作品集。
〈ファンタズマゴーリア〉は、メトロポリタン・オペラ100周年のために作曲
された悲喜劇オペラ〈ヴェルサイユの亡霊〉に基づく作品。さまざまな現代
手法の音楽、ロココ時代の響き、ワーグナーの高笑い……時空を超えて旅す
るような感覚。〈音楽に寄せて〉は、シューベルトの同名歌曲による“壮麗
な”音楽。〈オスティナートによる幻想曲〉では、ベートーヴェンの第7交響
曲、第2楽章の主題を素材に、「(欠点を捨て) ミニマル音楽の魅力的な側面
を情緒表現と結びつけること」が試みられた。〈3つの幻覚〉は、コリリア
ーノが初めて手がけ、アカデミー賞にノミネートされた、映画「アルタード
・ステーツ」 のための音楽による組曲。

ODE 1059  \2080
ルチアーノ・ベリオ (1925-2003):
レンダリング (1990) (管弦楽のための)
スタンツェ (2003) (バリトン、3つの小男声合唱と管弦楽のための)
 [世界初録音]
クリストフ・エッシェンバッハ (指)フランス陸軍合唱団、パリ管弦楽団
ディートリヒ・ヘンシェル (バリトン)
録音:2004年1月 (スタンツェ)、
9月 (レンダリング) モガドール劇場 (パリ)
シューベルトの第10交響曲となるはずだったニ長調の交響曲 (D936A) の復元
を試みた〈レンダリング〉 (翻訳、解釈)。不完全な素材を基にベリオは3つ
の楽章を完成させ、シューベルトのスケッチをオーケストレーションした音
楽と、ベリオ自身の音楽。ベリオの作業は、細かく砕けたフレスコ画の復元
にも例えられるでしょう。“ベリオ=現代音楽” と思っていると、不意打ち
に合うかも…。エッシェンバッハにとって、再録音。ベリオ指揮LSOにつぐ新
録音です。ポール・セランらの詩をテクストとする〈スタンツェ〉 はパリ管
弦楽団の委嘱。ベリオが完成した最後の作品となり、作曲者の死後、エッシェ
ンバッハの指揮により初演されました。

ODE 1060  \2080
プロコフィエフ:ピアノ作品集
バレエ〈シンデレラ〉からの3つの小品 作品95 
バレエ〈シンデレラ〉からの10つの小品 作品97 (抜粋、第8曲をのぞく)
バレエ〈シンデレラ〉からの6つの小品 作品102
(ワルツ いさかい アモローゾ)
子供の音楽 作品65 ガヴォット 作品32-3
前奏曲 ハ長調 作品12-7
オッリ・ムストネン (ピアノ)
録音:2004年9月、セッロホール (エスポー市)
メジャーレーベルに見切りをつけたムストネン。人気、評価ともに高いシベ
リウス作品集 (ODE1014)、バッハ=ショスタコーヴィチの前奏曲とフーガ集
 (第2集) (ODE1033) につぐ、祖国フィンランドのレーベルへのピアノ曲録音
は、プロコフィエフ。作曲者自身が編曲した〈シンデレラ〉の3つの曲集がメ
イン。クリアなピアノの響き。ダイナミズムと、夢見るようなロマンティシ
ズムの美しいバランス。ムストネンの音楽は、“才気”だけでは捉えきれな
い。プロコフィエフは、Decca への〈束の間の幻影〉以来の録音。





<Profil>
PH 05037  \2080
ハイドン:交響曲第94番ト長調「驚愕」
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)バイエルン放送SO.
録音:1979年1月26日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
正規盤初出。先のブラームス1番(PH.05021)と同日のライヴで、前半のプロ
グラムであったハイドンとラヴェル。いずれもジュリーニお気に入りの作品
ですが、こちらも屈指の高機能オケ、バイエルン放送響との相性の良さを物
語る素晴らしい内容となっています。
フィルハーモニアとのスタジオ録音(56年 / EMI)やウィーン・フィルへの
客演などでも取り上げている名作「驚愕」。ためしに、なんとも柔らかく開
始される木管と弦の序奏を聴いてみて下さい。どこまでも格調高くエレガン
トな美に彩られていることか。モダンオケの磨き抜かれた響きで、ゆったり
とたっぷりと鳴らされたハイドンは、今では失われつつある古き良き伝統を
思い起こさせます。まさに次元を超えた美。
やはりフィルハーモニアや、後年のコンセルトヘボウ(89年 / SONY)など
数種の録音でも知られるマ・メール・ロワ。ファンタジー一色に染め上げら
れた世界は、触れると壊れてしまいそうな繊細さがたまりません。それにし
ても、このオケの柔軟性にはただ驚かされるばかり。巨匠スタイルへ傾斜を
深めてゆくジュリーニの音楽づくりとバイエルン放送響の圧倒的な存在感。
バイエルン放送による録音も見事です。





<RCO Live>
RCO 05004(SACD-Hybrid)  \1850
5.0マルチチャンネル
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ぺトルーシュカ」(1947年版)
ラフマニノフ:交響的舞曲Op.45(1940)
マリス・ヤンソンス(指)ロイヤル・コンセルトヘボウO.
録音:2004年10月29 & 31日、2004年12月22、23 & 25日
アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)
2004年9月、ドヴォルザーク「新世界より」(RCO.04002)のリリースで記念
すべきスタートを切ったコンセルトへボウ管の自主制作レーベル、RCOライヴ。
はや1年を過ぎた今、首席指揮者ヤンソンス率いるコンセルトへボウ管が放つ
最新アルバムは、御披露目となった来日公演の記憶も鮮明な「ぺトルーシュカ」
を含むロシアもの。前作のベートーヴェン&ブラームス(RCO.05002)同様に、
来日公演直前に本拠で行われた同一曲目のライヴであるぺトルーシュカ。
当オケではロスバウト(62年)、デイヴィス(77年)、シャイー(93年)以来
4種目、ヤンソンスにとってはオスロ・フィル(92年 / EMI)以来の再録音と
なりますが、ともにライヴとしては初めて。この顔合わせが生み出す音楽の
きびきびとして、なんとフレッシュなこと!生まれたてのこの時期にしか聴く
ことの出来ないかけがえのなさとでも言えばよいのでしょうか。新たなシェフ
を迎えたオケの、これからまったく新しい伝統を築き上げてゆこうという意気
込みが溢れんばかり。たとえば冒頭から大活躍で聴かせどころいっぱいのフル
ート。バイノンに象徴されるように、とにかくあきれるほどの巧さと麗しい限
りの美しさ!楽しく弾けるリズム!ソロをとるトランペットのダムロウほか、
来日時とほぼ同じ顔触れによる演奏を聴き終えると、夢のような感銘がよみが
えります。さらに、サンクト・ぺテルブルク・フィル(92年/ EMI)との録音
で知られるヤンソンスお得意のラフマニノフ。アシュケナージ盤(83年 /
 DECCA)の高評価を裏付けるように、ここでも潤いに満ちたオケの美質が活
かされて申し分ありません。






<MANDALA>
MAN 5099  \2180
J.L.クレープス:
前奏曲とフーガ ヘ短調、コラール「ああ主よ、罪人なるわれを」
幻想曲「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」他
(トラック1,2,4,6,9,10,12,14)
J.S.バッハ:
コラール「私の心からの願い」、コラール「主イエス・キリストよ、
われらを顧みたまえ」BWV709,コラール「イエスよ、私は主の名を呼ぶ」
BVW639 他
(トラック3,5,7,8,11,13,15,16)
ドミニク・メルレ(オルガン)
録音:2005年3月
ドミニク・メルレは知る人ぞ知る大ピアニスト。1957年のジュネーヴ国際音
楽コンクールピアノ部門では、マルタ・アルゲリッチと並んで第1位、しかも
マウリツィオ・ポリーニを抑えての第1位!MANDALAレーベルからもピアノ作品
集を何点かリリースしています。今回は、オルガンの製作なども手がけている
メルレがリリースするバッハとクレープスのオルガン・作品集は、渋さと堅実
さの伝わる好印象な演奏となっています。

MAN 5095  2枚組  \4360
ミッシェル・ルヴェルディ:歌劇「メデー」
リヨン歌劇場管弦楽団&合唱団
録音:2003年1月23日 リヨン歌劇場 ライヴ
フランスの現代作曲家、ミッシェル・ルヴェルディのオペラ作品。原作はクリ
スタ・ヴォルフの小説「王女メディア」。夫に裏切られたメディアが、相手の
コリント王の娘を死にいたらしめ、二人のわが子も殺す。ギリシャ神話の「メ
ディア」をもとに作られた作品。
現代フランス音楽界でも一際異才を放つミッシェル・ルヴェルディ。個性的
で悲劇的な音楽は私たちの理解を超える展開を見せてくれます。






<BONGIOVANNI>
GB 2549  2枚組  \3760
チレーア:「アルルの女」
ルカ・カノーニチ(T フェデリーコ),
ダリア・マジエーロ(S ヴィヴィエッタ),
エリザベッタ・フィオリッロ(Ms ローザ・ママイ),
ステーファノ・アントヌッチ(Bs バルダッサーレ),他
レイナルド・ジョヴァンニネッティ(指)
地中海フィルハーモニー管弦楽団,フランチェスコ・チレーア合唱団
録音2004年12月10、12日、コセンツァ
有名テノールが誰でも好んで歌うことで知られているチレーアの名曲“フェデ
リーコの嘆き”、この曲はチレーアのオペラ「アルルの女」の中の一曲です。
原作はビゼーの付随音楽同様、ドーデの「アルルの女」で、美しいアルルの女
に恋してしまったがゆえに破滅するフェデリーコを描いています。オペラその
ものは滅多に上演されませんが、南イタリア風の熱く濃厚な雰囲気に満ちた
素敵な作品です。この録音は2004年暮れのライヴ。

GB 2384  2枚組  \3760
リギーニ:「石の客」
バルトロ・ムージル(Br ドン・ジョヴァンニ),
アウグスト・ヴァレンサ(T アルレッキーノ),
フランチェスカ・ランツァ(S ドンナ・アンナ),
マウリツィオ・レオーニ(Br ドン・アルフォンソ),
サン・マン・リー(T 騎士長),他
ファビオ・マエストリ(指)国際ベルカント管弦楽団
録音:2003年9月3−7日、ドルドレヒト(オランダ)
モーツァルトの傑作「ドン・ジョヴァンニ」には、モデルとなったガッツァニ
ーガのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」があることは良く知られています。これ
ら二つ以外にも当時はドン・ジョヴァンニものが人気を博していたことが知ら
れています。このヴィンツェンツォ・リギーニ(1756-1812)の「石の客」は、
初演がプラハ、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の11年前に初演されま
した。物語には相違があれど、モーツァルトがなぜプラハで「ドン・ジョヴァ
ンニ」を依頼されたか、そのヒントになりそうです。その後ウィーンでも頻繁
に上演され、さらに1781年にハイドンがエステルハーザで上演をし、このとき
ハイドンが改編を施していると考えられています。今回の録音は、近年発見さ
れたこのエステルハーザの楽譜を使用しての上演のライヴ。様々な点で興味深
い作品です。

GB 2386  2枚組  \3760
ドニゼッティ:「大洪水」
ボナルド・ジャイオッティ(Bs ノエ),林 康子(S セーラ),
マルティーヌ・デュプイ(Ms アーダ),
オッターヴィオ・ガラヴェンタ(T カドモ),他
ジャン・ラーサム・ケーニグ(指)ジェノヴァ歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1985年
ドニゼッティのオペラの中でも極めてレア度の高いオペラがCDになりました。
「大洪水」は1830年にナポリのために作曲され、さらに改訂されて1834年に
ジェノヴァで上演、成功を収めた作品。「大洪水」とは旧約聖書の有名なノア
の洪水のこと。ノエ(=ノア)を中心とした宗教劇ですが、中身はオペラその
もの、ドラマティックです。万能型バスとして幅広い活躍をしたジャイオッ
ティがタイトルロール。さらに日本が誇るプリマドンナ、林康子も出演、ジェ
ノヴァの聴衆を沸かしています。
なお、録音はおそらく劇場の記録用のものと思われ、モノーラルで、年代と
しては良好とは言えません。御了承ください。

GB 5622  \1980
20世紀のファゴットとピアノのための音楽
ピエルネ:演奏会小品 Op.35
プレヴィン:ファゴット・ソナタ
フランセ:二つの小品
エルガー:ロマンス
ピアソラ:ノヴィタンゴ
ロータ:トッカータ
ヴィオッツィ:ファゴット・ソナタ
パオロ・カルリーニ(Fg),アレッサンドロ・スペッキ(P)
録音:2005年1月
バスーン、ファゴットの独奏曲なんて、そんなにないだろう…と思いきや、こ
んな素敵な曲がたくさんあるじゃないですか!このCDには、20世紀のファゴッ
ト作品が7曲。ガブリエル・ピエルネ、ジャン・フランセ、エドワルド・エル
ガー、アストル・ピアソラ、ニーノ・ロータ、ジューリオ・ヴィオッツィの
作品に並んで、大指揮者アンドレ・プレヴィンの作品まで。これがなかなか
にいい曲です。お勧めはフランセの二つの小品、気が利いています!

GB 5620  \1980
ヴィヴァルディ:弦楽と通奏低音のための協奏曲とシンフォニア集
協奏曲 ハ長調RV 111
シンフォニア ハ長調 RV 111−第2楽章の遺稿 RV 111a
協奏曲 変ロ長調  RV 165
シンフォニア ハ長調RV 802
シンフォニア ト長調RV 147
シンフォニア ニ長調RV 122
シンフォニア ヘ長調RV 135
シンフォニア 変ロ長調RV 162
協奏曲 ヘ長調RV 139
シンフォニア ハ長調RV Anh. 93
シンフォニア ト長調RV Anh. 4
ファブリツィオ・アンメット(ヴァイオリン,指)
スポレート・ロルフェオ・アンサンブル
スポレートの古楽団体、ロルフェオ・アンサンブルが演奏するヴィヴァルディ。
珍しい作品がいろいろあります。小型チェンバロに弦楽四重奏の編成による
演奏で、独特の鄙びた味わいがかえって新鮮です。ガリガリしたヴィヴァル
ディもいいですが、こうした演奏もいいものです。

GB 2383  \1980
G.B.サンマルティーニ:
序曲
「墓前のマッダレーナの涙」−“震え、興奮し、凍りつき”
ディキシット
ミゼレーレ
テ・デウム
マリア・ルイージャ・ボルシ(S) フランチェスカ・フランカランチ(S) 
アンナ・マリア・キウーリ(A) グレゴリー・ボンファッティ(T) 
ガブリエーレ・スピーナ(Bs)
ジャンフランコ・コズミ(指)
ボッケリーニ室内管弦楽団,
ルッカ大聖堂カッペッラ・サンタ・チェチーリア
高名なサンマルティーニ兄弟の弟、ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマル
ティーニ(1700-1775)は、18 世紀半ばのミラノを代表する音楽家で、交響曲,
器楽作品、オペラ、宗教作品と多様な作品を書いて、ボッケリーニやグルック
に多大な影響を与えました。ことに声楽作品に大きな手腕を発揮した人なの
で、この宗教曲集は歓迎される録音でしょう。バッハと15歳しか違わないこ
とを考えると、サンマルティーニがいかに先進的な作曲家だったか理解でき
ます。
 
<Waon Records>
WAONCD 030  \2080
深い霧の奥へ、六月の舞踏会、黒いマントの男、即興曲スペイン、結晶
NIKE、午後のひととき、SIGN、追跡、草原の想い出、LISA
崎川晶子(チェンバロ)
録音:2005年5月31〜6月2日
木曜洋画劇場のオープニングテーマをはじめ、CANON/DIGIC DVや、VOLVO/V70、
花王/トイレマジックリンスプレー、フジッコ/カスピアなどのコマーシャ
ルの音楽や、NHK総合「経済羅針盤」テーマ曲などでもおなじみの上畑正和。
さらに彼は、かの名作とほまれたかいCM、洗濯物が大量にかかっている物干
し竿を、女性がエイヤっと持ち上げるCM(ファイテン-Phiten-、現在は高
橋尚子が出演)の音楽も担当しています。そんな上畑が、崎川のためにチェ
ンバロ曲を書き下ろしました。上畑の作品は、親しみやすく、印象深い反面、
奏者に超絶技巧を要求します。崎川晶子の卓越した演奏と、曲を引き立たせ
るように1曲ごとに替えられた調律が忘れられない旋律と響きを生み出しま
す。いつも傍に置いておきたい曲たちの玉手箱のようなCDです。
第6曲目の「NIKE」は、写真の八木ヨシオの彫刻「孵化するニケ」にインス
ピレーションを得て書かれました。卵の中のニケ(翼をもつ女神)が、殻
をつつく音がチェンバロでかわいらしく再現されます。





<DOREMI>
DHR 7826/7  2枚組  \3760
「ロザリン・テューレック第1集 / バッハのパルティータ」
バッハ:パルティータBWV.825〜830
ロザリン・テューレック(P)
録音:1949&50年
(使用ソース;Allegro Red Vinyl LPs AL.18, AL.42, AL.63, AL.67)
BBC LEGENDSの平均律全曲(BBCL.4109、4116)もロングセラー、グールドも
自己への影響を認めたバッハの大権威テューレックのバッハ。パルティータ
では50年代にEMIに行った再録が知られますが、こちらは40代のときのもの。
貴重な初CD化です。






<naive>
V 5043  \1980
モーツァルト:ミサ曲 ハ短調 K.427
サンドリーヌ・ピオー(S)
アンネ=リーゼ・ソリード(S)
ポール・アグニュー(T)
フレデリック・カトン(Bs)
エマニュエル・クリヴィヌ(指)ラ・シャンブル・フィルハーモニク
ロランス・エキルベイ(合唱指導)アクサンチュス
モーツァルト生誕250年の来年、どっと出てくるであろうCDに先駆け、naive
が素晴らしいCDを届けてくれました!モーツァルト未完の大作、ミサ曲ハ短
調!まずは指揮、こだわり派で天才肌のクリヴィヌが、実に考え抜かれた、
神経の通ったモーツァルトを奏でています。合唱はエキルベイ率いるアクサ
ントゥス!これはもうまちがいなしの一言。そしてソリストには、ピオー、
アグニュー、カトンという古楽系の名歌手たちに加え、ここ数年メキメキ頭
角を現しているノルウェイのソプラノ、ソリードを配しています。楽譜はベ
ーレンライターの新全集版を使用。
モーツァルティアンなら、年越しは紅白でなくて、このCDで決まり!





<harmoniamundi france>
HMC 901901  \2080
ブルックナー:交響曲第6番イ長調
ケント・ナガノ(指)ベルリン・ドイツ交響楽団
録音:2005年6月26-28日 ベルリン
Maestoso / 16’47”
Adagio / 17’08”
Scherzo / 8’26”
Finale / 14’15”
ケント・ナガノと手兵ベルリン・ドイツ響によるブルックナー・シリーズ。
第3番(HMC.901817)に次ぐ2作目は、2005年4月18日東京オペラシティ・コン
サートホールを沸かせたのと同じ第6交響曲。
1899年にウィーンで全曲初演をマーラーが手がけたこの曲は、「改訂マニア」
ブルックナー自らは手を入れなかった会心の作。“鉄面皮なヤツ”と自身が
あだ名をつけたのもうなずける第1楽章の開始。霧が立ち込めるようなヴァイ
オリンのきざみに、暗く不吉に呼応するコントラバス。やがてホルンが立ち
現れ無骨なフォルムで全奏へとなだれ込んでゆくこの箇所は、実演でもそう
でしたが何度聴いてもゾクゾクしてきます。さらに続くアダージョでは、し
なやかで陰影に富んだ弦の音色が織り成す絶妙な風合いがたまりません。
晩年かのヴァントもよく振ったオケ、ベルリン・ドイツ響。ナガノの明晰な
棒に素晴らしい反応をみせて、ずっしりと分厚い響きのブルックナーに心ゆ
くまで浸れます。

HMC 901876  \2080
J.S.バッハ:
ヴァイオリン協奏曲BWV1052(オリジナル復刻版)
2台チェンバロのための協奏曲BWV1062(2つのヴァイオリン協BWV1043の編曲)
2本フルートとチェンバロのための協奏曲BWV1057
(ブランデンブルク協奏曲第4番BWV1049の編曲)
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲BWV1060(オリジナル復刻版BWV1060a)
ベルリン古楽アカデミー
ステファン・メイ,ミドリ・ザイラー,ラファエル・アルパーマン 他
録音:2004年11月
バッハのスペシャリスト、ベルリン古楽アカデミーによる協奏曲集。【ヴァ
イオリン協奏曲BWV1052】は消失したとされるヴァイオリン協奏曲で、カンタ
ータ(BWV146)→オルガン協奏曲(BWV188)→チェンバロ協奏曲(B
WV1052a)と編曲されています。このオリジナル復刻版は、C.P.E.バッハ
のチェンバロ作品の断章をもとにミドリ・ザイラーが編曲したもの。ファン
タジー豊かで、華麗な音楽。ロマン派の音楽家たちも「バッハ最大の傑作の
ひとつ」と魅了されていた作品です。ベルリン古楽アカデミーは、ドイツの
歴史と伝統に培かわれたアカデミックな品格漂う演奏。名手たちの卓越した
テクニックに裏付けされた見事なアンサンブルです。特に【オーボエとヴァ
イオリンのための協奏曲BWV1060】では、オーボエの木の香りを感じさせる
暖かい音色は、他の楽器と調和して艶やかで洗練された響きに聞き惚れてし
まいます。

HMC 901882  \2080
ヴォルフ:メーリケ詩集より
祈り、散歩、時は春、春に、古い絵に(古画に題す)、希望の復活 
旅路、四月の黄色い蝶、庭師、めぐりあい、鼓主、狩人の歌、つきること
のない愛、朝早く、思え、おお魂よ、愛する人に、ペレグリーナその1
ペレグリーナその2、さようなら、世をのがれて、火の騎士、こうのとり
の使い、別れ
ウェルナー・ギュラ(テノール)
ヤン・シュルツ(ピアノ)
ウェルナー・ギュラ待望のソロ新譜です。2002年の「シューマン:詩人の恋
/リーダークライス(HMC 901766)」以来、約3年ぶりとなる新譜は、ヴォ
ルフのメーリケ詩集。ギュラは、ヴォルフが愛してやまなかったメーリケの
詩によるこれらの歌曲を、時に軽やかに、時にしっとりとほとびていくよう
な涙のように歌います。ドラマティックな内容のときでも、格調たかいギュ
ラの声は激情に流されることなく、詩のもつドラマを表現します。ピアノも
長年のパートナー、ヤン・シュルツ。もともと彼はコンセルトヘボウ管弦楽
団などでホルン奏者もつとめた実力者で、今は指揮者としても幅広く活躍し
ています。ギュラにぴったりと寄り添った伴奏は実に見事です。秋の夜、
しっとりとヴォルフを聴くのもいいかもしれません。

HMU 907391  \2080
HMU 807391(SACD-Hybrid)  \2250
バルチック・ヴォイシズ 3
ヴァツロヴァス・アウグスティナス(リトアニア):
足踏みしている花嫁 (1994)
ペレ・グズモンセン=ホルムグレン(デンマーク):
ステートメンツ (1969)
カイヤ・サーリアホ(フィンランド):夜、別れ (1991, 96)
リーティス・マジュリス(リトアニア):
眩まされた眼は言葉を失う (1992)
エリク・ベリマン(フィンランド):4つの驚きの歌 Op.51b (1960)
アルギルダス・マルティナイティス(リトアニア):アレルヤ (1996)
エルッキ=スヴェン・トゥール(エストニア):瞑想 (2003)
ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(ポーランド):
5つのクルピエ地方の歌 Op.75 (1999)
ポール・ヒリヤー (指)
エストニア・フィル室内Cho、ラシェル・サクソフォン四重奏団
ヒリヤーの「バルチック・ヴォイス」シリーズ第3弾は、リトアニアやポー
ランドの作品が収められているのが嬉しい。かつて日本でもブームを巻き起
こしたグレツキの期待を裏切らぬ癒しの世界をはじめ、民謡に基づくアウグ
スティナス、マジュリスなど、鄙びていながらもどこか未来的なサウンドは
ヒリヤーの魔術の真骨頂。エストニアならではの幻想的で透明な合唱は想像
を絶する美しさ。疲れた現代人に最高の癒しの音楽と申せましょう。





<FUGA LIBERA>
FUG 510  \1850
フォーレ:歌曲集
5月(op.1-2)、川のほとりで(op.8-1)、ゆりかご(op.23-1)、墓地にて
(op.51-2)、祈り、ある日の詩(全3曲/op.21)、幻の水平線(全4曲/
op.118)、やさしき歌(全9曲/op.61)
ヤン・ファン・デル・グラッベン(Br)インゲ・スピネッテ(Pf)
1964年生まれのグラッベンは、ベルギー、ロンドンにて研鑽を積んだ実力派。
エラート、ナクソスなどにも多数録音のある人気者です。彼のしっとりとし
たビロードのような声はフォーレ歌曲のもつ雰囲気にぴったりです。






<GRAND SLAM>
GS 2009  \2250
モノラル
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」
エリザベート・シュワルツコップ(S)
エリザベート・ヘンゲン(A)
 ハンス・ホップ(T)
オットー・エーデルマン(Bs)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
バイロイト祝祭管弦楽団、同合唱団
録音:1951年7月29日バイロイト、フェストシュピールハウス
使用ソース:HMV(U.K.) ALP 1286/7
「1951年のバイロイト音楽祭におけるベートーヴェンの第9は、フルトヴェ
ングラーを語る上で最も重要なものです。従って、その演奏内容に釣り合う
だけの極上の盤質による初期LPを手に入れることが当面の最大の目標でし
た。そこで、イギリスの初出盤を2組、オーストラリアの初出盤を1組手に
入れ、その中でも突出して状態の良いイギリスALP盤(ご参考までにイギリ
ス初出ALP盤の状態の良いものの市場価格は12〜15万円前後です)を採用し
ました。そして、望みうる最上の音質を獲得するために約3ヶ月の間、盤面
をていねいにクリーニングするのはむろんのこと、さまざまに条件を変えて
全曲を合計7回に渡ってプロ用のマスターCDRにコピーしました。さらに、
その7種類の中から2組のCDRに絞り込み、これを両方ともマスタリング
を施して試聴、最終的にこの音をマスター用として採用しました。『当分の
間、このCDの音質をしのぐものは現れないだろう』という意気込みで作っ
たものです。」(平林直哉)
★解説書の内容
バイロイトの第9が発売される前に雑誌『ディスク』で行われた対談を収録。
有坂愛彦、佐川吉男、門馬直美、宇野功芳の四氏が、このバイロイトの第9
がどのような演奏になっているかを予想しています。
当時の演奏会評の抜粋。
演奏会当日のエリザベート夫人の短い回想録。ウォルター・レッグが楽屋に
現れ、フルトヴェングラーを傷つけるようなことを語ったようです。
英『グラモフォン』誌、1955年11月号に掲載された初出LPの批評の抜粋。
米RCAの初出LPに添付されたプロデューサー・ノート。





<HUNGAROTON>
HCD 32332  \1980
ニコラウス・ズメスカル(1759−1883):弦楽四重奏曲集
ト短調 
ニ長調
オーセンティック四重奏団(ピリオド楽器使用)
録音:2003年10月2−4日フンガロトン・スタジオ
レシュティン(当時ハンガリー領、現スロヴァキア)生まれ、ベートーヴェ
ンの親友だったズメスカル。弦楽四重奏曲第11番「セリオーソ」を献呈され
たことで音楽史に名を残しています。彼はまたアマチュアの音楽愛好家でも
あり、チェリストとして、さらに作曲家として15ないし16曲の弦楽四重奏曲
とピアノの小品を残しています。
さて、その最晩年に書かれたふたつの四重奏。ともに絶品で、憂いを湛えた
ト短調と穏やかな表情が魅力のニ長調。リックル(HCD.32220)も見事だった
オーセンティック四重奏団の演奏でどうぞ。

HCD 32337  \1980
ヨハン・ジギスムント・クッサー(1660−1727):
管弦楽組曲「ミューズの祭り」より
第1番ト短調 / 第2番ヘ長調 / 第3番ニ短調
バラージ・マーテー(指)アウラ・ムジカーレ(ピリオド楽器使用)
録音:2004年ハンガリー、トルダシュ・ルター派教会
ブラチスラヴァ生まれのクッサーは、ドイツのちにイギリス、アイルランド
で活躍したハンガリー系の作曲家。パリではあのリュリと親交があり師事も
した彼の代表作、管弦楽組曲「ミューズの祭り」。一口にいって華美壮麗な
内容で、このアルバムでは全部で6つある組曲のうち3番までを収録しています。






<Pro Piano>
PPR 224540/1  2枚組  \2580
ヘンゼルト:
12の性格的練習曲 Op.2
12のサロン風練習曲 Op.5
2つのノクターン Op.6
ゴンドラ Op.13の2
春の歌 Op.15
トッカティーナ Op.25
愛の詩 Op.3
ラプソディ Op.4の1
エスタ・ブジャージョ (Pf)
プロピアノ・レーベル久々の新譜。ゴドフスキの秘曲「ジャワ組曲」で注目
されたインドネシアの若手女流エスタ・ブジャージョがまたまた超難物ヘン
ゼルトに挑戦しました。アドルフ・フォン・ヘンゼルト (1814-1889)はショ
パンやリストと同時代のドイツの伝説的ピアニスト。飽くなき練習の結果、
ゾッとするような技巧を身につけたといわれています。後年ロシアへ渡り、
皇室ピアニストとなり、ロシア・ピアニズムの礎を築きました。ラフマニノ
フとスクリャービンは孫弟子にあたります。
ヘンゼルトのピアノ曲は美しくて魅力的ながら、あまりにも技術的難度が高
いゆえ、アムランの協奏曲を除くと、ほとんど録音がありませんでした。
ブジャージョの清潔で確実な技巧はまさにヘンゼルト向き。Op2の練習曲集
にある、有名な「もしも小鳥ならば」の軽やかさは絶品。ピアノ音楽マニア
なら興奮間違いありません。






<Praga>
PRD 350015  4枚組  \3780
ルビンシテイン:チェロソナタ第1番ニ長調 Op.18/第2番ト長調 Op.39
ラフマニノフ:チェロソナタ ト短調 Op.19
ミャスコフスキー:チェロソナタ第1番ニ長調 Op.12/第2番イ短調 Op.81
ボロディン:チェロソナタ ロ短調
ストラヴィンスキー:イタリア組曲
プロコフィエフ:
チェロソナタ ハ長調 Op.119/バラード Op.15/バレエ「シンデレラ」の
アダージョ
ショスタコーヴィチ:チェロソナタ Op.40
ミハル・カニュカ (Vc)、
ヤロミール・クレパーチ、マレク・イェリエ、
イヴァン・クラーンスキー (Pf)
ロシア音楽ならではの息の長いメロディは弦楽器、わけても低音に向いてい
るので、チェロはまさにうってつけの楽器。このセットはロシアのチェロソ
ナタを4枚に網羅した好企画で、これだけ持っていれば十分なお買い得盤。
プラジャークSQの名チェロ奏者カニュカの美音が光ります。






<haenssler>
93 126  \2080
「イスラエルのヴァイオリン音楽」
ベン=ハイム:ヴァイオリンソナタ (1951)
アベル・エールリヒ:
バシュラヴ(1953)/エレミアとスピノザ(1997)/忘却から成る灰(2000)
モルデカイ・セテル:ヴァイオリンソナタ (1953)
ハイム・アレクサンデル:プロローグとエピローグ (2001/2)
コーリャ・レッシング (Vn)
イスラエル音楽と言っても、新興国家ゆえまだ確固とした歴史がありません。
ここに収められたものは、いずれも20世紀初頭頃にドイツで生まれ、その地
で音楽教育を受けたユダヤ人作曲家たちが、成人後移住したイスラエルで独
自の音楽を生み出そうと模索する姿がうかがえます。東方的な素材を西欧的
書法で処理した独特の味わいに満ちています。

98 220  \1650
「サクソフォーン・カプリース」
フランソワ・ボルン:カルメン・ファンタジー 
サン=サーンス:白鳥
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 
シューマン:アダージョとアレグロ
ペドロ・イトゥラルデ:ピケーナ・チャルダシュ 
グラナドス:間奏曲(ラリー・ティール編曲)
ミヨー:スカラムーシュ(3曲) 
ウジェーヌ・ボザ:アリア 
カプリス
ポール・ボノー:ワルツ形式のカプリス 
ピート・スウェルツ;クロノス
リムスキー=コルサコフ:熊ん蜂の飛行
リュン・アサトリャン(サックス)ジャン・ユンベ(ピアノ)
録音:2005年5月1-3日
アルメニア出身のサックス奏者コリュン・アサトリャンのアルバム。未来を
担う若手奏者による斬新な響きに注目です。古典派の名曲から現代作曲家の
作品まで取り上げた意欲的な内容。

98 225  \1650
「オータム・ムーズ」
グリーグ:組曲ペールギュント第1番〜朝OP.46
シューマン:夕べの歌OP.85 
チプリアン・ポルムベスク:バラード
グリーグ:抒情小品集第9集〜山の夕べOP.68-4
シューマン:幻想小曲集OP.73-1
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「月光」OP.27-2
ドニゼッティ:アンダンテ 
リスト:水の上で歌う 
チマローザ:オーボエ協奏曲 
J.S.バッハ:G線上のアリア
ロゼッティ:ホルン協奏曲 
ヴィヴァルディ:四季〜秋
録音:2005年
Hansslerから秋の夜長に聴くにぴったりなコンピレーション・アルバムが発
売されました。秋にちなんだクラシックの名曲を集めています。チプリアン
・ポルムベスク:バラードは郷愁を誘う美しいメロディー。チマローザ:オ
ーボエ協奏曲やロゼッティ:ホルン協奏曲も甘美な旋律が印象的な作品です。





<HOMA Records>
HR 1092  \3000
「ノスタルジー」
イルジ・イルマル:バーデンジャズ組曲
二橋潤一:5つのノスタルジー
カルロ・ドメニコーニ:コユンババ
池上敏:カンタービレ
ローラン・ディアンス:タンゴ・アン・スカイ
ジェームス・モロイ-大慈弥恵麻:ケリーダンス
増井一友(ギター)
録音:2005年4月24日5月20,27日 ザ・恵・元・雅・々 ホール
増井一友のセカンド・アルバム。増井一友は、日本ギター界の実力者のひと
り。ホセ・ルイス・ゴンサレス、レオ・ブロウエルなどの世界的なギタリス
トにレッスンを受け、国内外のコンクールで受賞歴があります。ソロ活動だ
けでなく、色々な楽器と様々な分野の音楽に取り組んでいます。このアルバ
ムでは、世界的なギタリスト/作曲家と邦人作曲家の作品をイグナシオ・フ
レタ、サントス・エルナンデス、ロベール・ブーシェの3台の銘器によって
演奏しています。レコーディングされたザ・恵・元・雅・々ホールは、ま
ろやかな響きとやわらかいサウンドが印象的。ドメニコーニのコユンババ
は、変則調弦による曲。豊かな詩情と陰影を感じさせる演奏です。また日
本人の作曲家の作品も意欲的に取り上げており、聴き応えのある高度なア
ルバムです。






<Ondine>
ODE 1064(SACD-Hybrid)  \2250
Multichannel (Surround 5.0)
ラウタヴァーラ:
交響曲第1番(1956 rev.1988/2003) (2003年改訂版) [世界初録音]
アダージョ・チェレステ(2000) (弦楽オーケストラのための) [世界初録音]
幻影の書(2003-2005) [世界初録音]
ミッコ・フランク(指)ベルギー国立管弦楽団
録音:2005年6月 芸術センター (ブリュッセル)
ミッコ・フランクが初演した〈幻影の書〉をメインとするラウタヴァーラの
オーケストラ作品集。《夜の話》、《火の話》、《愛の話》、《運命の話》
の4つの部分からなる大曲 (演奏時間約40分)。作曲者が経験した現象や事象
から自然に生まれてきたたといいます。〈アダージョ・チェレステ〉 (天の
アダージョ) は、フィンランドの詩人、ラッシ・ヌンミの詩にインスピレー
ションを得た作品。“目覚めさせよ…来い…”と呼びかける詩人。“おまえ”
は、天の高みに誘う“死”なのか? それもラウタヴァーラの抒情です。
交響曲第1番は、2003年に改訂された版による演奏。マックス・ポンマーの
録音 (ODE740-2) は第2版による演奏でした。新たな改訂により、第1楽章と
スケルツォの間に抒情的な緩徐楽章が追加されています。ラウタヴァーラの
作品を次々録音するミッコ・フランクには、作曲者も信頼を寄せています。
ミッコが音楽監督を務めるベルギーのオーケストラとの録音。Ondine 初の
SACDです。

ODE 1045  \2080
ヤーコ・マンテュヤルヴィ (1963-) いかめしく冷たい葬送のワルツ
ハンヌ・ポホヤンノロ (1963-) 太陽の歌
リーカ・タルヴィティエ (1970-) 火の明滅
ウルヤス・プルッキス (1975-) 魔法使いの弟子
湯浅譲二 (1929-) 芭蕉の俳句から四季
ラーシュ・カールソン (1953-) 女のからだ
エーリク・ベリマン (1911-) 白鳥の姿
セッポ・ポホヨラ (1965-) シューベルトへのオマージュ
ミッコ・ヘイニオ (1948-) 塵の理性 (男声合唱とイェンベのための)
マッティ・ヒュオッキ (指) ヘルシンキ大学男声合唱団 (YL)
ペトリ・ベックストレム (テノール)
録音:2003年10月、2004年4月 ヤルヴェンパーホール
ヘルシンキ大学男声合唱団 (YL) の Ondine への最初の録音。エリク・サティ
と、フィンランドの象徴主義画家、ヒゥーゴ・シンベリをイメージした、マ
ンテュヤルヴィの〈いかめしく冷たい葬送のワルツ〉。「古池や…」、「夏
草や…」、「菊の香は…」、「木枯らしや…」の芭蕉の句をテクスト (日本
語) とする湯浅譲二の曲。「美しい水車屋の娘」と「魔王」をコラージュし
た〈シューベルトへのオマージュ〉。秦始皇帝の兵馬俑に“時”を重ねた
ラッシ・ヌンミの詩による〈塵の理性〉。21世紀の作品にチャレンジ。YLの
意気込みが感じられます。

ODE 1070  \2080
わたしの魂は主を讃えます 
神よ、あなたを信じます 
夕べになりました、わが創り主よ 他 (全20曲)
ソイレ・イソコスキ (ソプラノ) 
マリタ・ヴィータサロ (ピアノ、ハルモニウム)
録音 2002年5月、2004年8月 YLE (フィンランド放送) スタジオ
フィンランドを代表する国際的歌手のひとり、ソイレ・イソコスキ。幼いこ
ろから教会に通い、クオピオの音楽学校で教会音楽を学んだ彼女にとって、
賛美歌集の録音は長年の夢でした。「賛美歌を歌うことで、自分の卑小さに
気づくことができます。すべてがさらけ出されてしまうので、とてもむずか
しい。簡素な旋律だけに、清く歌うしかありません」と語る。少女時代、青
春時代と親しんできた歌の数々。賛美歌集をめくっていると、ひとつひとつ
のページで手がとまり、涙がこみあげてきたという。長らくイソコスキと共
演するマリタ・ヴィータサロが、さまざまな想いを共有しつつ、ピアノとハ
ルモニウムを弾きます。
 
<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72142  13枚組 \9500 ※10月10日までのご注文分特価 \9000
ウィレム・ファン・オッテルロー&ハーグ・レジデンティ管弦楽団
オリジナル録音集成(1950-1960)
[CD 1]
ベルリオーズ:幻想交響曲
ウェーバー/ベルリオーズ編曲:舞踏への勧誘
ヨハン・ワヘナール(1862-1941):
「じゃじゃ馬ならし」序曲/「シラノ・ド・ベルジュラック」序曲
[CD 2]
レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ/ロマンティック組曲
アルフォンス・ディーペンブロック(1862-1921):
ソフォクレスの悲劇「エレクトラ」への音楽
[CD 3]
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ/「ダフニスとクロエ」第1&第2組曲(*)
ムソルグスキー/ラヴェル編曲:組曲「展覧会の絵」
[CD 4]
ハイドン:交響曲第45番/同第55番/同第92番
シューマン:「マンフレッド」序曲
[CD 5]
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
シューベルト:劇付随音楽「ロザムンデ」から 間奏曲第3番,バレエ音楽第2番
[CD 6]
マーラー:歌曲集「亡き子をしのぶ歌」(+)/交響曲第4番(#)
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲(**)
[CD 7]
ブルックナー:交響曲4番「ロマンティック」/序曲ト短調
[CD 8]
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ファリャ:バレエ「三角帽子」から 3つの舞曲
モートン・グールド(1913-):
インタープレイ「アメリカン・コンサーテット」(++)/スピリチュアルズ
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番(##)
[CD 9]
レオン・オルテル(1905-1985):交響曲第2番「小交響曲」
ム・ドレスデン(1881-1957):舞踏の閃光
ヘンドリク・アンドリーセン(1892-1981):
クーナウの主題による変奏曲とフーガ/リチェルカーレ
ヘンク・バディングス(1907-1987):交響曲第3番
[CD 10]
グリーグ:4つのノルウェー舞曲
ベートーヴェン:バレエ「プロメテウスの創造物」
[CD 11]
ベートーヴェン:交響曲第8番/「献堂式」序曲
ブラームス:交響曲第1番
[CD 12]
ブラームス:悲劇的序曲
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」(***)
[CD 13]
ベートーヴェン:交響曲第4番
チャイコフスキー:交響曲第4番
ウィレム・ファン・オッテルロー(指揮)
ハーグ・レジデンティ管弦楽団
オランダ室内合唱団(*)
ヘルマン・スヘイ(バリトン(+/***))
テレーザ・シュティヒ=ランダル(ソプラノ(#))
アビー・サイモン[アベイ・シモン](ピアノ(**))
コル・デ・グロート(ピアノ(++))
アレクサンドル・ウニンスキー(ピアノ(##))
エルナ・スポーレンベルグ(ソプラノ(***))
マリア・フォン・イロスファイ(アルト(***))
フランス・フローンス(テノール(***))
アムステルダム・トンクンスト合唱団(***)
録音、原盤:1950-1960年、PHILIPS/1962年、DGG
ウィレム・ファン・オッテルロー(1907-1978)は1949年から1973年までの
長きにわたってハーグ・レジデンティ管弦楽団(ハーグ・フィル)の指揮を
務めた、20世紀のオランダを代表する指揮者の一人で、作曲家でもありまし
た。指揮者としては独裁型でもショーマン型でもなかった彼は音楽至上主義
者であり、真のオーケストラ・トレーナーでした。このボックス・セットに
は、オッテルローがハーグ・レジデンティ管弦弦楽団を指揮して1950年から
1960年にかけてPHILIPSに録音した125作品のうち38作品と、1962年DGGに録
音したハイドンの3つの交響曲が収録されています。ウィレム・ファン・オ
ッテルロー財団ほか3財団の尽力により発売に至ったもので、100ページに
わたるブックレットは資料的にも貴重です。

CC 72219  3枚組  \4950
J・S・バッハ:カンタータ全集 Vol.19
 第129番「わが神なる主はたたえられん」BWV129
 第159番「汝ら見よ、われらはエルサレムに上る」BWV159
 第174番「われ心より至高なるものを愛す」BWV174
 第72番「すべてただ神の御心のままに」BWV72
 第171番「神よ、御身の名のごとく、御身の栄光もあり」BWV171
 第50番「今ぞ救いと力は来たれり」BWV50
 第145番「われは生きて汝を楽しません、わが心よ」BWV145
 第188番「われはかたき信仰を持つ」BWV188
 第88番「見よ、われ多くの漁師をつかわさんと主は言いたもう」BWV88
 第117番「至高の善に讃美と栄光あれ」BWV117
 第193番「シオンに至る汝らの門」BWV193
ヨハネッテ・ゾマー、サンドリーヌ・ピオ、マーリース・ペータース、
シビッラ・ルーベンス、キャロライン・スタム(ソプラノ)
ボグナ・バルトシュ(アルト)
マイケル・チャンス(カウンターテナー)
クリストフ・プレガルディエン、ジェイムズ・ギルクリスト、
ポール・アグニュー(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団

SACC 72145(SACD-Hybrid) \2280
モーツァルト:
クラリネット五重奏曲イ長調 K.581(*)
ホルン、ヴァイオリン、
2つのヴィオラとチェロのための五重奏曲変ホ長調 K.581(386c)(+)
オーボエ四重奏曲ヘ長調 K.370(368b)(#)
ロレンツォ・コッポラ(クラリネット(*))
ピエール・イヴ・マデュフ(ホルン(+))
パトリック・ボージロー(オーボエ(#))
クイケン弦楽四重奏団
シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
フランソワ・フェルナンデス(ヴァイオリン(*)、ヴィオラ(+))
マルレーン・ティアース(ヴィオラ)
ヴィーラント・クイケン(チェロ)
モーツァルトの「弦楽四重奏版レクイエム」(CC 72121)に続くクイケン弦
楽四重奏団のチャレンジ・クラシックス第2弾は、気鋭のピリオド管楽器奏
者を迎えたモーツァルトの五重奏&四重奏曲集です。

CC 72146  2枚組  \3300
バロック・オルガン音楽
J・S・バッハ:
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547/バビロンの川のほとりで BWV653
主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ BWV655
いざもろびと神に感謝せよ BWV657/われ神より去らじ BWV658
パストラーレ ヘ長調 BWV590/目覚めよ、と呼ぶ声あり BWV645
われいずこに逃れ行かん BWV646/ただ神の摂理に任す者 BWV647
わが魂は主をたたえる BWV648
ああ、わがもとにとどまれ、主イエス・キリストよ BWV649
イエスよ、今天より降りたのもうや BWV650/パッサカリア ハ短調 BWV582
 [クリスマスのための音楽]
J・S・バッハ:前奏曲ト長調 BWV541
ザムエル・シャイト(1587-1654):甘き喜びのうちに
J・S・バッハ:甘き喜びのうちに BWV751/同 BWV608
ディートリヒ・ブクスウテフーデ(1637-1707):甘き喜びのうちに BuxWV197
J・S・バッハ:オルガン曲(幻想曲)BWV572
ザムエル・シャイト:高き天よりわれは来たれり
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):高き天よりわれは来たれり
ゲオルク・フリードリヒ・カウフマン(1679-1735):高き天よりわれは来たれり
J・S・バッハ:高き天よりわれは来たれり BWV738
J・S・バッハ:協奏曲ニ短調 BWV596(原曲;ヴィヴァルディ:Op.3 No.11)
クロード=ベニーニュ・バルバトル(1727-1799):
フランスのノエル「ヨセフは幸せな結婚をした」による変奏曲
ザムエル・シャイト:みどり児ベツレヘムに生まれたもう
ディートリヒ・ブクステフーデ:みどり児ベツレヘムに生まれたもう BuxWV217
ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):
みどり児ベツレヘムに生まれたもう/同
ヴァレンティン・ラートゲーバー(1682-1750):パストラーレ I-8
ザムエル・シャイト:御身はたたえられよ、イエス・キリスト
J・S・バッハ:
御身はたたえられよ、イエス・キリスト BWV697/同 BWV722/同 BWV604
フーガ ト短調 BWV541
ペール・フィドチョフ・ボンサクセン(オルガン)
録音:ノルウェー、トロンハイム、ニダロス大聖堂
使用楽器:1738-1739年、ベルリンのヨアヒム・ヴァーグナー製
ノルウェー、トロンハイム大聖堂の教会音楽監督・聖歌隊指揮者・オルガニ
ストを務めるボンサクセン(1946年生まれ-)が、最近復元された歴史的オル
ガンを演奏しています。





<FINELINE CLASSICS>
FL 72404  2枚組 \3300
ユーセフ・マッティン・クラウス(1756-1792):ソナタ集&三重奏曲
フォルテピアノとヴァイオリンのための4つのソナタ(*/+)
フォルテピアノ・ソナタ変ホ長調(*)
フォルテピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲(*/+/#)
ヴォーン・シュレップ(フォルテピアノ(*))
アントワネット・ローマン(ヴァイオリン(+))
フランク・ヴァーケルカンプ(チェロ(#))
使用楽器:
ポール・マクナルティ製(モデル:1785年、シュタイン製)(*)
1770年、ガスパロ・ピアッテリーニ製(+)
1982年、ヤープ・ボリンク製(モデル:アマーティ製)(#)
モーツァルトと同時代を生きたスウェーデンの作曲家クラウスの、世界初録
音となる作品集です。






<STRADIVARIUS>
STR 33452  \2080
アントニオ・デカベソン(1685-1757):
鍵盤楽器、ハープ、ビウエラのための曲集 Vol.4
Si bona suscepimus(ヴェルドロ原曲)/Aspice Domine(ジャケット原曲)
Je fille quanile medona(ヴィラールト原曲)
Pis ne me pul venir(クレキヨン原曲)
/Aiule vos sola verdura(リュピ原曲)
Ayme qui Voldra(ゴンベール原曲)/Durmendo un jorno(ヴェルドロ原曲)
Triste de par(ゴンベール原曲)/Je suis ayme(クレキヨン原曲)
ティエント;
第2旋法/第4旋法/第1旋法/sobre qui la dira
第2旋法/第3旋法 Fugas al contrario
クラウディオ・アストロニオ(指揮)
ハルモニチェス・ムンディ
アレッサンドロ・チッコリーニ、パトリツィオ・フォカルディ、
ヴァニア・ペドロネット、
ロザリオ・ディ・メーリョ、ワリー・ピトゥエッロ、
クラウディオ・アストロニオ
ラ・モランダ(コルネット&トロンボーン)
マリア・ガルニエ、パコ・ルビオ、ステファン・レジェー、
ジャン=マリー・ボンシュ、パスカル・コンザレス

STR 33667  \2080
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
鍵盤楽器のためのソナタ集 Vol.9 スカルラッティとオルガン
ト短調 F.53 K.31/ハ長調(パストラーレ)F.457 K.513/ニ短調 F.10b K.52
へ長調 F.324 K.378/へ長調(フーガ)F.43 K.82
ニ長調(パストラーレ)F.361 K.415/ト長調(メヌエット)F.337 K.391
二短調(フーガ)F.363 K.417/ハ長調 F.76 K.117
/ニ短調(フーガ)F.552 K.41
ホ短調 F.211 K.263/ト短調(フーガ)F.55 K.93/ニ短調 F.54 K.92
マリア・チェチリア・ファリーナ(オルガン)
使用楽器:1812年、ヴァレッジョ・スル・ミンチオのジョ・バッタ・ソーナ製

STR 33716  \2080
ピエルルイジ・ビッローネ(1960-):
ME A AN(声とアンサンブルのための;1994)(*)
ITI KE MI(ヴィオラ独奏のための;1995)(+)
フランク・ヴェルナー(バリトン(*))
アンサンブル・ルシェルシュ(*)
バルバラ・マウラー(ヴィオラ)

●echo series
フルプライスからの移行廉価盤「エコー・シリーズ」が登場いたします。
STR 35701  \1250
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
カンタータと室内ソナタ集
フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ロ短調 HWV386
ソプラノと通奏低音のためのカンタータ「泣くな、嘆くな」HWV.141(*)
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 HWV375
ソプラノと通奏低音のためのカンタータ「ルクレツィア」HWV145(*)
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ イ長調 HWV361
ソプラノと通奏低音のためのカンタータ「ヘンデル、私のムーサは」HWV117(*)
フルート、ヴァイオリン、ファゴットと通奏低音のための4声協奏曲ニ短調
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)
レターブロ・バロッコ
マルコ・ブロッリ(フルート) クラウディア・コムズ(ヴァイオリン)
ヴィンチェンツォ・オニーダ(ファゴット) 
ロドニー・プラダ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
フランコ・パヴァン(テオルボ) ミケーレ・バルキ(チェンバロ)

STR 35702  \1250
ジュゼッペ・トレッリ(1658-1709):
3声のシンフォニアと4声の協奏曲集 Op.5(全12曲)
ジョルジョ・サッソ(指揮)
インシエメ・ストルメンターレ・ディ・ローマ
ジョルジョ・サッソ、ガブリエーレ・フォルキ、マウロ・ロペス・フェレイラ、
プリスカ・アモーリ、コッラード・ストッキ(ヴァイオリン)
ファブルツィオ・デ・メリス(ヴィオラ) ルカ・ペヴェリーニ(チェロ)
ルカ・コーラ(コントラバス) サルヴァトーレ・カルキオーロ(チェンバロ)

STR 35703  \1250
マラン・マレ(1656-1728):スペインのフォリア
前奏曲/アルマンド/クーラント/サラバンド/ポロネーズメヌエット
ジーグ「お気に入り」/昔のリュート作曲家の様式によるパヴァーヌ
優美/ロンド形式のバレ/スペイン風サラバンド/陽気なフーガ/人の声
アルベルト・ラージ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
パトリツィア・マリサルディ(チェンバロ)
ベアトリス・ポルノン(テオルボ)

STR 35704  \1250
アドリアーノ・バンキエーリ(1568-1634):
マドリガル・コメディ「老いの戯れごと」(1598)
マドリガル・コメディ「若者の知恵(若者の抜け目なさ)」(1607)
マルコ・ロンギーニ(指揮)
デリティエ・ムジケ
アレッサンドロ・カルミニャーニ(テノール、カウンターテナー)
パオロ・コスタ(バリトン、カウンターテナー)
マルチェロ・ヴァルジェット(バス、カウンターテナー)
ラッファエーレ・ガンガーレ(語り)
マリーナ・ボネッティ(ダブルハープ) ピエトロ・プロッセル(キタローネ)
クリスティアーノ・コンタディン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジュリアーノ・エッケル(ヴィオローネ) 
ジョヴァンニ・トーニ(スピネットーネ)

STR 35705  \1250
ビアージョ・マリーニ(1697-1663):
クリオーゼ・インヴェンツィオーニ Op.8 から
2つの弦のソナタ/第5カンツォン/モニカによるソナタ
リラの旋法によるソナタ/バレット/第11ソナタ(2声)
10度による第4カプリッチョ/ソナタ・ヴァリアータ
バレット/ソナタ・イン・エコー/第4カンツォン
ソナタ・ディンヴェンツィオーネ/(10部の)パッサメッツォ・コンチェル
タート
モニカ・ハジェット(ヴァイオリン)
パウル・ベイエル(指揮)
ガラテア
エミリア・ベンジャミン(ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
クラウディア・コムズ(ヴァイオリン)
カテリーナ・デラニェッロ(チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヴィンチェンツォ・オニーダ(ファゴット)
[通奏低音]
パウル・ベイエル(リュート、テオルボ)
マウリツィオ・マルテッリ、イヴァン・ペラ(テオルボ)
ガブリエーレ・パロンバ(リュート、アーチリュート)
フランコ・パヴァン(アーチリュート) 
リチャード・サヴィーノ、フルヴィオ・ガリアスキ(バロック・ギター)
ファビオ・ボニッツォーニ(オルガン)





<GRIFFIN>
GCCD 4050  \1500
ウェルズ大聖堂ヴィカーズ・コーラル
ジョスカン・デプレ(1440頃-1521):アヴェ・マリア
ジョン・シェパード(1515頃-1559/60):平安に[In Pace]
トマス・タリス(1505頃-1585):主をほめたたえよ[Laudate Dominum]
ウィリアム・バード(0543-1623):嘆きのうちに尽き[Defecit in dolore]
シューベルト:3つのパートソング
ヤナーチェク:3つのパートソング
セシル・アームストロング=ギブズ:静けさ[Tranquility]/She walks in beauty
ディーリアス:さすらい人の歌
プーランク:アッシジ聖フランチェスコの4つの小さな祈り
黒人霊歌:
Swing low, sweet chariot/Ezekiel saw de wheel
Steal away to Jesus/Every time I feel the Spirit
アンドルー・ネスティンガ(指揮)
ウェルズ大聖堂ヴィカーズ・コーラル
原盤:Abbey 録音:1991-1992年
ヴィカー(vicar)とは英国国教会教区牧師のこと。ウェルズ大聖堂ヴィカー
ズ・コーラルは「ウェルズ大聖堂のキングズ・シンガーズ」とも称された10
人編成の成人男声聖歌隊。収録曲の編曲はキングズ・シンガーズのアレン
ジャーを務めたデイル・エイデルマンの手によるものです。

GCCD 4029  \1500(今回受注分のみの旧譜特価) 通常価格 \2080
ハイドン:スターバト・マーテル
ジェニ・バーン(ソプラノ)
ジャネット・エイジャー(メゾソプラノ)
アンドルー・カーウッド(テノール)
ジャイルズ・アンダーウッド(バス)
スティーヴン・ダーリントン(指揮)
オックスフォード・クライスト・チャーチ聖歌隊
ロンドン・ムジチ
デイヴィッド・グッド(オルガン)
60分を超える大作。高名なハイドン学者、H・C・ロビンズ・ランドン博士
が解説を執筆しています。

GCCD 4042  \1500(今回受注分のみの旧譜特価) 通常価格 \2080
レオシュ・ヤナーチェク(1854-1928):
主の祈り 合唱とオルガンのための音楽
カンタータ「主の祈り」(*/#)/アヴェ・マリア
カンタータ「わが娘オルガの死を悼む悲歌」(*)
聞きたまえ、神よ/コラール幻想曲(オルガン独奏)
幸あれ、マリアよ(アヴェ・マリア)(*/+)/彼らを立てて
来たれ、聖霊よ/ヴァリト(オルガン独奏)
リストのオルガン・ミサによるミサ
アンドルー・カーウッド(テノール(*))
クライヴ・ドリスキル=スミス(オルガン、ピアノ)
アリン・ナシフ(ヴァイオリン(*))
ヴィクトリア・デイヴィス(ハープ(#))
スティーヴン・ダーリントン(指揮)
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊
録音:2003年3月、
オックスフォード、オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂
ヤナーチェクが残した合唱作品は数多く、チェコの合唱団による録音はたび
たび行われてきましたが、イギリスの合唱団、それも高声部を少年が歌う聖
歌隊による録音は珍しいと思われます。






<REGIS>
RRC 1156  \850
北方のシュトラウス
ハンス・クリスチャン・ロンビ(1810-1874):
ギャロップ、ポルカ、マズルカ&ワルツ集
二輪車[Velocipedes](ギャロップ)/ウィンナ・ワルツの思い出
インディアン戦争舞曲/ブリッタ(ポルカ)/国王クリスチャン9世栄誉行進曲
歓迎(マズルカ)/ペガサス(ギャロップ)/ソフィー(ワルツ)
北欧同胞(ギャロップ)/セシル(ワルツ)/ヴィクトリア(カドリーユ)
ズワーヴ兵(ギャロップ)/クロル・ワルツ から Dancing Tune
モン・クリフの夏の夜(ギャロップ)/操縦(ギャロップ)
国王ゲーオ1世栄誉行進曲/大砲(ギャロップ)
ペーター・グート(指揮)
オーデンセ交響楽団

RRC 1218  \850
グリーグ:
「ペール・ギュント」組曲第1番 Op.46(*)/同第2番 Op.55(*)
ピアノ協奏曲イ短調 Op.16(+/*)
抒情組曲 から (#)
アリエッタ Op.12 No.1/妖精の踊り Op.12 No.4
蝶々 Op.43 No.1/春に寄す Op.43 No.6/夜想曲 Op.54 No.4
風の精 Op.62 No.1/夏の夕べ Op.71 No.2
ジェイムズ・ジャッド(ピアノ(+))
マルク・エルムレル(指揮(*))
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ロナン・オホラ[Ronan O'Hora](ピアノ(#))

RRC 1219  \850
エルガー:
「威風堂々」行進曲第4番 Op.39 No.4/朝の歌 Op.15 No.2
組曲「子供部屋」/「エニグマ」変奏曲 Op.36
ユーディ・メニューイン(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(*)

RRC 1220  \850
シベリウス:
交響曲第2番ニ長調 Op.43(*)/トゥオネラの白鳥 Op.22 No.2(*)
カレリア組曲 Op.11(+)
チャールズ・マッケラス(指揮)
ロンドン交響楽団(*)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(+)

RRC 1221  \850
ズデニェク・フィビフ[フィビヒ](1850-1900):ピアノ作品集
「気分、印象、思い出」第1巻−第4巻 Op.41,44,47,57 から
第358,20,24,35,67,127,139,183,21,25,19,103,81,87,94,281,282,355,368番
絵画練習曲(5曲)
ラドゥスラフ・クヴァピル(ピアノ)

RRC 1222  \850
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1959):ピアノ作品集
3つのチェコ舞曲/ボロヴァ(7つのチェコ舞曲)/4つの楽章
スケッチ[Skici](6曲)/スケッチ[Hry](6曲)
リトルネッロ集(6曲)/庭に面した窓(4曲)
ラドゥスラフ・クヴァピル(ピアノ)

RRC 1223  \850
スメタナ(1890-1959):ピアノ作品集 II
チェコ舞曲集第1巻(4曲;1877)/同第2巻 Op.21(10曲;1879)
バガテルと即興曲集 Op.6(8曲;1844)
ラドゥスラフ・クヴァピル(ピアノ)

RRC 1224  \850
ヤン・ヴァーツラフ・ヴォジーシェク(1791-1825):ピアノ作品集
即興曲 Op.7/幻想曲 Op.12/変奏曲変ロ長調 Op.19/ソナタ変ロ長調 Op.20
ラドゥスラフ・クヴァピル(ピアノ)

RRC 4006  4枚組 \3400
BC:5055031340064 チェコ・ピアノ・アンソロジー II
ラドゥスラフ・クヴァピル(ピアノ)
RRC 1221、RRC 1222、RRC 1223、RRC 1224をスリップケースに収めたもの。

RRC 1225  \850
ジャネット・ベイカー リートを歌う
シューマン:歌曲集「女の愛と生涯」Op.42
シューベルト:
秘められた恋 Op.106 No.1 D.922/愛の歌 D.429
盛りを過ぎた菩提樹 Op.7 No.1 D.514/ミューズの息子 Op.92 No.1 D.764
ブラームス:
五月の夜 Op.43 No.2/乙女は語る Op.107 No.3
ナイチンゲール Op.97 No.1/永遠の愛について Op.43 No.1
ジャネット・ベイカー(メゾソプラノ)
マーティン・イセップ(ピアノ)

RRC 1226  \850
ウィリアム・バード(1543-1623):
4声のミサ(*)
主よ、怒りたもうことなく[Ne Irascaris Domine](*)
主よ、われは値せず[Domine, Non Sum Dignus](*)
主はかく言いたもう[Haec Dicit Dominus](*)
/アヴェ・ヴェルム・コルプス(*)
ジョン・タヴァナー(1490頃-1545):
安息日が過ぎて[Dum transisset Sabbatum](+)/マニフィカト(+)
われは天の声を聞きぬ[Audivi vocem](+)/テ・デウム(+)/グローリア(+)
ブルーノ・ターナー(指揮(*))
マーク・ブラウン(指揮(+))
プロ・カンツィオーネ・アンティクァ





 <ARS>
ARS 38012(SACD-Hybrid) \2500
フランツ・シュミット(1874-1939):オルガン作品全集 Vol.1
自作の主題による変奏曲ニ長調
(オペラ「フレディグンデス」中の「王のファンファーレ」による)
4つの短いコラール前奏曲/シャコンヌ嬰ハ短調
マルティン・シュメーディング(オルガン)
録音:2004年9月13-16日、ブレーメン、聖ペトリ大聖堂
使用楽器:1894/1906年、ヴィルヘルム・ザウアー製
オーストリアの作曲家フランツ・シュミットは主に4つの交響曲やオペラ「ノ
ートルダム」、オラトリオ「七つの封印を有する書」等の大規模作品で知られ
ていますが、一方でかなりの数のオルガン曲も残しています。

ARS 38446  \2080
デュオ・フルート=ハープ
J・S・バッハ:フルート・ソナタ(第2番)変ホ長調 BWV1031
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ(第14番)ニ長調 K.29
ジャン・バティスト・クルムフォルツ(1742-1790):
フルートとハープのためのソナタ ヘ長調 Op.8 No.5
サン=サーンス:ロマンス変ニ長調 Op.37
フォーレ:子守歌/シシリエンヌ Op.78
イベール:間奏曲
レイナルド・アーン(1875-1947):テュンダリス/恍惚の時/クローリスに
グイド・ブリッチャルディ(1818-1881):ヴェネツィアの謝肉祭 Op.78
デュオ・フルート=ハープ
デヤン・ガヴリッツ(フルート) ジルケ・アイヒホルン(ハープ)
録音:2005年3月15-16日、Funkhaus des ORF-Landesstudio Vorarlberg
セルビア出身のガヴリッツとスイス出身のアイヒホルンは2002年よりデュオ活
動を行っています。

ARS 38434  \2080
アナトーリー・リャードフ(1855-1914):ピアノ音楽
マズルカ Op.3 No.4/前奏曲 Op.10 No.1/マズルカ Op.9 No.2
前奏曲 Op.11 No.1/マズルカ Op.11 No.3
/2つのバガテル Op.17;苦悩,田園
マズルカ Op.15 No.1/同 Op.15 No.2/昔のこと(バラード)Op.21
前奏曲 Op.24 No.1/牧歌 Op.25/バガテル Op.30/前奏曲 Op.40 No.3
田舎風マズルカ Op.31 No.1/前奏曲 Op.31 No.2/4つの前奏曲 Op.46
なじみのポロネーズによる変奏曲 Op.51/3つのバレエ小品 Op.52
3つのバガテル Op.53/カンツォネッタ Op.48
3つの小品 Op.57;前奏曲,バレエ,マズルカ
佐野恵(ピアノ)
録音:2003年9月15-16日、12月8-9日、2004年2月11-12日、
南西ドイツ放送協会カールスルーエ・スタジオ
「イェンゼン:ピアノ作品集」(FCD 368389)に続く、ドイツを本拠に活躍す
る佐野恵の当レーベルへの録音第2作。前作に引き続き、ブライトコップフ版
の校訂者として高名なヨアヒム・ドラーハイムの構想に基づいて制作されまし
た。
曲目解説より:「アナトリー・リャードフはムソルクスキーやスクリャービン
などの周囲の作曲家やショパンなどの西欧の模範に倣いながらも、ロシアの民
俗芸能と結びついたリズムや旋律で独自の語法を ピアノ作品で達成した。これ
らの作品は簡潔で明解な形成により細密画の巨匠の手によることを示し、作曲
技法の最高峰に立ち、19世紀末期において未来を啓示する ものであった。彼の
音楽の中でロマン派を受容している点だけに目を向けず、この殆ど知られずに
いた作曲家がどんなに特異でまた興味深い人物であり、ペテルスブルグ楽派
を代表し、典型的に「ロシア風」であったかが認識できれば、彼の真の価値が
理解できるだろう。彼の作品では既に近代音楽への道がほのかに示され、セル
ゲイ・プロコフィエフやイゴール・ストラヴィンスキーへと通じている。」
ブックレットには解説の日本語訳も収録されています。





★プロプリウス特別セール★
各1枚 \1050
ご注文締め切り:10月22日午前中
※締め切りを過ぎたご注文はお受け出来ませんので、ご了承下さい

<PROPRIUS>
PRCD 9011
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):オルガン作品全集 Vol.3
エーリク・ブーストレム(オルガン)

PRCD 9012-13 (2CD)
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):オルガン作品全集 Vol.4
エーリク・ブーストレム(オルガン)

PRCD 9014-15 (2CD)
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):オルガン作品全集 Vol.5
エーリク・ブーストレム(オルガン)

PRCD 9038
外海の岩礁 アーキペラーゴ(群島) のフィヨルドと海辺の音楽
ボビー・エーリクソン(1925-1999):外海の岩礁
ラーシュ・ファーンレフ:桟橋に近づく
エヴェルト・トーブ(1890-1976):
海がこんなに微光を放ったことはない/ルースマリー、ほら、青いネムデの
入江が見える/夜想曲
カール=アントン・アクセルソン(1933-):オーヴェルビ・ワルツ
アルビン・カールソン:アルホルマ・ワルツ
スティグ・オーリン:私は一度、港に舟を入れる
ニルス・ビョーカンデル(1893-1972):内海のスケッチ
エルランド・フォン・コック(1910-):波の戯れ/夏の短さを嘆く
ヒューゴ・アルヴェーン(1872-1960):
ピアノ組曲「岩礁の絵」Op.17(1901-1902)
テューレ・ラングストレム(1884-1947):
ピアノ組曲「メーラレン湖の伝説」から 第3曲
シーグルド・フォン・コック(1879-1919):海の情緒
グスタフ・ヌードクヴィスト(1886-1949):海へ
ロルフ・リンドブルム(ピアノ) アンナ・ニグレン(ヴォーカル)
 
PRCD 9039
モーツァルト:フルート四重奏曲集
第3番ハ長調 K.285b/第2番ト長調 K.285a/第1番ニ長調 K.285
第4番イ長調 K.298/ト長調 K.370 から 第1楽章
クリストフ・フントゲブルト(フルート) 
イルムガルト・フントゲブルト(ヴァイオリン)
トルデス・ホーバク(ヴィオラ) オーロフ・ラーション(チェロ) 
*ピリオド楽器使用
 
PRCD 9051
スタファン・ビョクルンド(1944-):
小オルガン本/コラール「恐れるでない」/前奏曲、トリオとフーガ(1987)
スタファン・ビョクルンド(オルガン;リンショーピング大聖堂)
 
PRCD 9054
モーツァルト:
ピアノ三重奏曲変ロ長調 K.502/同ホ長調 K.542
ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調 K.454
ピアノのためのアダージョ ロ短調 K.540/幻想曲ハ短調 K.475
インゲル・ヴィークストレム(ピアノ) ベルント・リュセル(ヴァイオリン) ウーラ・カールソン(チェロ)

PRCD 9063
ラメンタービレ・コンソート ルネサンス時代の音楽
ウィリアム・バード(1543-1623)、トマス・モーリー(1557/8-1602)、
ハインリヒ・イザーク(1450頃-1517) 、他の作品
スウェーデン男声五重唱団
 
PRCD 9074
Tracks of Love[愛の流れ]
ジャズ作曲家ラーシュ・シェーステンとヤン・ヴァルグレンの音楽による
即興演奏
ロルフ・リンドブルム(ピアノ)

PRCD 9088
ヒンリク・フィリップ・ヨンセン(1717?-1779):
カンタータ「1757年復活祭の日曜日のための教会音楽」
(ソプラノ、2本のフルート、2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
24の頌歌(ソプラノと通奏低音のための)から 愛の告白,厭世,沈黙,
悲歌,弱さを問う
2つのフラウトトラヴェルソと通奏低音のためのトリオ・ソナタ第10番ニ長調
オルガンのための6つのフーガ
マルガレータ・ユングレン(ソプラノ)
スティグ・ベンクトソン、ウルフ・ルーセンベリ(フラウト・トラヴェルソ)
ラーシュ・ブルーリン、プレドラグ・ノヴォヴィチ(ヴァイオリン)
カール・ヨーラン・エーントープ(オルガン) 
エヴァ・ヌーデンフェルト(チェンバロ)
レンナート・ショルド(チェロ) ゴットハード・アーネル(オルガン) 
*ピリオド楽器使用

PRCD 9090
オルガン作品集
オット・オルソン(1897-1964)、セザール・フランク(1822-1890)、
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780)、
ヤーク・ニコラース・レンメンス(1823-1881)、
ジョン・スタンリー(1712-1786) の作品
ゴットハード・アルネール(オルガン)

PRCD 9112
グンナル・ヴェンネルベリ(1817-1901):ダヴィデの詩篇 から
新しい歌を主に向かって歌え(96),涸れた谷に鹿が水を求めるように(42),
主よ、怒って私を責めないでください(6),王の名がとこしえに続き(72),
天は神の栄光を物語り(19),いつまで、主よ、私を忘れておられるのか(13),
いかに幸いなことか(1),主がシオンの捕らわれ人を(126),
主よ、あなたはわたしを究め(139),主よ、わたしたちの主よ(8),
私の魂よ、主をたたえよ(103),目を上げて、私は山々を仰ぐ(121),
城門よ、頭を上げよ(24),私の魂は絶え入りそうです(84),
苦難の襲うとき、わたしは主を求めます(77),主よ、私はあなたを慕う(18),
すべての国よ、主を賛美せよ(117),主は羊飼い(23),
主をたたえよ、嘆き祈る私の声を(28),いかに楽しいことでしょう(92)
ダン=オーロフ・ステーンルンド(指揮) 
マルメ室内合唱団 トム・エルンスト(ピアノ)
 
PRCD 9116
アードルフ・フレードリク・リンドブラード(1801-1878):
夢(合唱のための)/冬の夕べのこと/合唱とレチタティーヴォ/春の日
/夏の朝/夏の夕べ
ヤーコブ・アクセル・ユーセフソン(1818-1880):4声の6つの歌 Op.12
アンデシュ・エビ(指揮) ミカエリ室内合唱団
グニッラ・ハルグレーン(ソプラノ) トマス・スンネゴード(テノール)
ミカエル・サミュエルソン(バリトン) ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)

PRCD 9119
グスタフ・デューベン(1624-1690):
スウェーデン頌歌集(*)/クラヴィーア組曲(+)
ミカエル・サミュエルソン(歌(*)) トマス・シュバク(チェンバロ(*))
カリ・オッテセン(チェロ(*)) 
スヴェン・オーベリ(リュート、テオルボ(*))
インガ・グルーディン(チェンバロ(+)) *ピリオド楽器使用

PRCD 9122
スヴェン=エーリク・ユーハンセン(1919-1997):
浮気心  スカーラボリ四重唱団 ラーシュ・ヘグルンド(ピアノ)
よじりあわせた生糸  スカーラボリ四重唱団
10の墓碑銘/ピアノソナタ第2番  ヘンリク・レーヴェンマーク(ピアノ)
12世紀の十字軍の歌による変奏曲  アリオン木管五重奏団
無伴奏フルート・ソナタ  ブー・ニューベリ(フルート)
交響曲第12番(室内交響曲)
ペッテル・スンドクヴィスト(指揮) 
ムシーク・イ・ヴェスト室内アンサンブル

PRCD 9123
スウェーデンのオルガン音楽
オット・オルソン(1897-1964):前奏曲とフーガ嬰ニ短調 Op.56
/同嬰ヘ短調 Op.52
エミール・シェーグレン(1853-1918):前奏曲とフーガ イ短調 Op.49
グンナル・ド・フルメリ(1908-1987):序曲、アリアとフーガ Op.77
エルランド・フォン・コック(1910-):
対照/カンティレーナ・エ・ヴィーヴォ/夏の田園詩
/トッカータ・フェスティヴァ
トルヴァルド・トレーン(オルガン;ストックホルム、ヘードヴィーグ・
エレオノーラ教会)

PRCD 9155
Premiere! Songs and Arias
ラーシュ・クレーヴェマン(テノール) マレーナ・カールソン(ピアノ)
アンデシュ・ダール・アンサンブル

PRCD 9157
トシュテン・ニルソン(1920-1999):組曲(オルガンのための7つの即興曲)
エーリク・ブーストレム(オルガン;ストックホルム、聖オスカル教会、
マークッソン製)

PRCD 9159
シューマン:ピアノ作品集
子供のためのアルバム(クリスマスのアルバム)Op.68
森の情景 Op.82/交響的練習曲 Op.13
ロルフ・リンドブルム(ピアノ)

PRCD 9162
インゲル・ヴィークストレム(1939-):
ピアノのための6つの前奏曲(1991)
シェイクスピアの3つのソネット(バリトンとピアノのための;1995)
リルケの詩による3つの歌曲(ソプラノとピアノのための;1982)
オルフェウスのバラード(ピアノのための;1983)
ペール・ラーゲルクヴィストの詩による2つの歌曲(ソプラノとピアノのた
めの)
3つのストックホルムの歌(ブー・ベリマンの詩による、バリトンとピアノ
のための;1997)
オペラ「不埒な母親」(ボーマルシェ「フィガロ」三部作 第3部)から
レオンとフロレスティーヌの二重唱,伯爵と伯爵夫人の二重唱,フィナーレ
ミカエル・バートヴ(バリトン) ヘンリエッテ・インダール、
グニッラ・バートヴ(ソプラノ)
インゲル・ヴィークストレム(ピアノ、指揮) 北欧室内オペラ

PRCD 9165
エヴェルト・トーブ(1890-1976):歌曲集
レイフ・ベリマン(歌、リュート) 
マーリト・ベリマン=サンドクレフ(ヴァイオリン)
マリア・クリステンソン(フルート) 
イェルトルード・ステーヌング(チェロ)

PRCD 9169
スウェーデン民間伝承の戦争と平和
ロイヤル・フィルハーモニック・ブラスアンサンブル
マッティン・ブラッゲ、ジャネット・リンドストレム、
ウッレ・ペーション(歌)

PRCD 2002
グンノ・セーデルステーン(1920-1998):愛を讃えて
独唱、合唱とオルガンのためのミサ曲 Op.112(1990)
ミカエル・ベッリーニ(カウンターテナー) ウッレ・ショルド(バス)
ゲーリー・グレーデン(テノール、指揮) 聖ヤコブ教会室内合唱団
アンデシュ・ボンデマン(オルガン)
オルガン交響曲第5番「キリストの教会」(1978-1979)  
ハンス・ファーイウス(オルガン)
ブー・セッテッリンドの詩集「愛を讃えて」の6つの歌
(混声合唱のための;1991)
ヨースタ・オーリン(指揮) 
ヨースタ・オーリン・ヴォーカルアンサンブル
オルガンと弦楽オーケストラのための協奏曲第2番(1981)
ハンス・ファーイウス(オルガン)
ペーテル・エーリクソン(指揮) 
ストックホルム・エマヌエル教会室内管弦楽団

PRCD 2003
グンノ・セーデルステーン(1920-1998):神は愛なり 教会のための音楽
「栄光なるこの地」による変奏曲(1941)  
グンノ・セーデルステーン(ピアノ)
幸福を夢みた地は闇に沈んだ(1956)
マーガレータ・エシールソン(ソプラノ) 
グンノ・セーデルステーン(チェンバロ)
私は全能を与えられた(1947)
トシュテン・フォシュレーヴ(テノール) 
グンノ・セーデルステーン(ピアノ)
「神は愛なり、イエスは生きる」による変奏曲  
グンノ・セーデルステーン(オルガン)
4つの詩篇(1973、1985)  
トゥーレ・シェネスタード(指揮) エマヌエル教会室内合唱団
2つのオルガン・パルティータ(1989、1993)  
ローランド・フォシュベリ(オルガン)
永遠への前奏曲(1968)
オーロフ・ブカード(朗読) 
トリニー・エルセーウス(オルガン)
ブー・オールグレン(バリトン) 
グンノ・セーデルステーン(指揮) 
スウェーデン布教連盟牧師合唱団
ニルス・フェルリンのテクストによる3つの歌曲(1993)
アンデシュ・アンデション(テノール) フォルケ・ブーリン(ピアノ)
交響的詩篇
カール=マグヌス・フレードリクソン(バリトン) 
トゥーレ・シェネスダード(オルガン)
ゲーリー・グレーデン(指揮) 
聖ヤコブ教会室内合唱団 エマヌエル教会室内管弦楽団

PRCD 2007
グスタフ・ヴァーサ教会のロマンティック・オルガン
エーリク・ルンドクヴィスト、ヴァルデマー・オーレーン(オルガン)

PRCD 2004-5 (2CD/1CD価格)
ヤーコブ・ボエティウスの選ぶプロプリウス・ベスト・トラックス
様々な演奏者
プロプリウス・レーベルの創立者・オーナーだったヤコブ・ボエティウスが
プロデュースした過去の録音の中から特に音質の優れた33のトラックを厳選、
2000年版のレーベル・カタログを添付したサンプラーCD。




<BOTTEGA DISCANTICA>
DISCANTICA 120  \2080
ハイドン:
オルガン協奏曲ハ長調 Hob.XVIII:1(*)
交響曲第52番ハ短調
チェンバロ協奏曲ニ長調 Hob.XVIII:11(+)
ステファノ・インノチェンティ(オルガン(*)、チェンバロ(+))
カルロ・デ・マルティーニ(指揮)
イ・ポメリッジ・ムジカーリ
録音:2004年5月20-22日、ミラノ県オルモ、サン・ピエトロ旧教会
イ・ポメリッジ・ムジカーリは1945年、第二次世界大戦直後のミラノで創設
されたモダーン楽器オーケストラです。

DISCANTICA 121  \2080
ドンゴの聖ピエトロ教会、セラッシ兄弟製オルガン
カルロ・スピサーニ(19世紀):軍隊行進曲/オフェルトリウムのためのソナタ
ジュゼッペ・ダマーニ(?-1747):エレヴァツィオーネ[聖体奉挙]
ジャン・ピエトロ・カルヴィ(19世紀):オフェルトリウム
ジュゼッペ・アッリーゴ(1838-1913):
10の器楽ヴァーセット変ホ長調 Op.158/フィナーレのための大行進曲 Op.125
サヴェリーノ・メルカダンテ(1795-1870)/アレッサンドロ・サーラ編曲:
「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」の序奏
ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848):祈り「Dio che col cenno moderi」
ジョアッキーノ・ロッシーニ(1792-1868)/アレッサンドロ・サーラ編曲:
嘆くその御魂は[Cujus animam gementem]
アンドニオ・ディアーナ(19世紀):ソナタ/メロディー/ソナタ
ジョズエ・タリアブエ(19世紀):序奏とポロネーズ
カルロ・ベナッティ(オルガン)
録音:2004年6月11日、コモ県ドンゴ、
聖ステファノ教会[Chiesa Arcipretale di S.Stefano]

DISCANTICA 124  \2080
ニーノ・ロータ(1911-1979):オラトリオ「神秘」
アンジェリカ・トゥッカーリ(ソプラノ)
コリンナ・ヴォッツァ(メゾソプラノ)
ジーノ・シニンベルギ(テノール)
ウーフォ・トラーマ(バス)
アルマンド・レンツィ(指揮)
プロ・チヴィターテ・クリスティアーナ・ディ・アッシジ管弦楽団&合唱団
原盤:Claves 録音:1962年、ライヴ

DISCANTICA 125  \2080
オットリーノ・ロータ(1879-1936):聖書カンタータ「キリスト」
カルロ・ガイファ(テノール:聖マタイ)
ローラト・ヘルマン(バリトン:キリスト)
ガストネ・サルティ(バス:ユダ)
マルコ・バルデーリ(指揮)
スイス・イタリア放送管弦楽団&合唱団
原盤:Claves 
録音:1991年6月、スイス・イタリア放送オーディトリアム、ライヴ





<STRADIVARIUS>
STR 33642  \2080
ルカ・マレンツィオ(1553-1599):
5声の宗教的マドリガーレ集(1584)
大地もわれとともに感謝したまえ[Grazie renda al Signor]
わずかの間に天を創りたもうた主よ[Signor cui gia fu pocho]
いかなる甘美なささやきが[Qual mormorio soave]
その顔が蒼白となったあの日[Il di che di pallor]
天なる父よ、今やもう一つの雲が小路を[Padre del cielo]
真紅のバラの如く[Quasi vermiglia rosa]
古き神殿のヴェールが引き裂かれるのが聞こえる
[Sento squarciar del vecchio Tempio il velo]
賢くけがれなき聖母[Vergine saggia]
これぞ聖なる血を浴びし木[E' questo il legno]
あかなき望みと涙とあだな苦しみ[Le dubbie speme]
めでたくも幸せなる聖母[Vergine gloriosa e lieta]
かくも速く駆ける鹿はいなかった[Non fu mai cervo]
アレッサンドロ・カザーリ(指揮)
リ・エッランティ
リヴィニア・ベルトッティ、エリーザ・フランゼッティ(ソプラノ)
アレッサンドロ・カルミニャーニ、アレッサンドロ・カザーリ、
ジャンルイジ・ギリンゲッティ(カウンターテナー)
ジャンルカ・フェッラリーニ、ファビオ・フルナーリ(テノール)
マルコ・スカヴァッツァ(バリトン) ヴァルテル・テストリン(バス)
ミラ・ストゥデント(リュート)マルタ・グラツィオリーノ(ダブルハープ)
シモーネ・ジョルダーノ(チェンバロ)
イタリア・ルネサンスの巨匠マレンツィオの、宗教性のある詩をテキストと
したマドリガーレ集。教会音楽ではなく、世俗音楽に分類される作品です。
リ・エッランティはラ・ヴェネクシアーナのライヴァルと目されるイタリア
のアンサンブルで、創設は1995年。

STR 33695  \2080
ギター音楽のはじまり ギター・コレクション Vol.12
アドリアン・ル・ロワ:ポワトゥのブランル/ブランル
グレゴワール・ブレイシング:ファンタジア IV
アドリアン・ル・ロワ:
シャンパーニュのブランル/アルマンド「la mon amy la」
ブルゴーニュの第4ブランル
ミゲル・デ・フエンリャーナ:ファンタジア
アロンソ・ムダーラ:ファンタジア第1旋法
作曲者不詳:Vurria addeventare
ミゲル・デ・フエンリャーナ:ファンタジア
アロMソ・ムダーラ:ロマネスカ
ミゲル・デ・フエンリャーナ:ファンタジア
作曲者不詳:王のパヴァーヌ
作曲者不詳/F・アッツアイオーロ編曲:Ti parti cor mio caro
ジャック(ヤコブ)・アルカデルト:白く優しい白鳥
作曲者不詳:ラ・コルネッタ(パヴァーヌ)/ラ・トラディトーラ
メルキオーロ・デ・ベルベリス:第2ファンタジア/第1ファンタジア
ギヨーム・モルレイ:Chi dira mai/Oy me dolente
アドリアン・ル・ロワ:ピモントワーズ
シモン・ゴルリエ:Ie suis desheritte
アドリアン・ル・ロワ:シャンパーニュのパヴァーヌ
シモン・ゴルリエ:Estantz assis aux rives aquatiques
ピエール・ファレーズ/ジャン・ベレール編曲:燭台のブランル
アドリアン・ル・ロワ:
ユルバロワのブランル/ブルゴーニュのブランル/ポワトゥのブランル
マッシモ・ロナルディ(ルネサンス・ギター)
フレデリク・ジガンテがディレクションするギター・コレクション・シリー
ズの第12巻。これはギター・ファン、古楽ファンともに見逃せません。

STR 33725  \2080
ルイス・デ・パブロ(1930-):
Portrait imagine(22の楽器と12の声のための1974-1975/1994)
Com un epileg(17の楽器と6つの声のための;1988)
ホセ・ラモン・エンシナール(指揮)
マドリッド市立管弦楽団&合唱団
カマラ XXI




 
<PROPRIUS>
PRSACD 9057(SACD-Hybrid) \2300
[Multichannel]
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
クリスマス・オラトリオ Op.12(*)
オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):
主の降誕のための讃歌(+)
ブリット・マリー・アルーン(ソプラノ)
アンネ・ソフィー・フォン・オッテル[オッター](メゾソプラノ)
イングマリ・ランディン(アルト)
エルランド・ハーゲゴード(テノール)
ウルフ・ルンドマーク(バリトン)
アンデシュ・エビ(指揮)
ミカエリ室内合唱団
録音:1981年8月28-19日、9月24日、ストックホルム、聖ヨハネ教会(*)
1981年2月10-11日、ストックホルム、オスカル教会(+)
CD(PRCD 9057)と同一音源のSACDハイブリッドです。
 
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