<クラシック・輸入盤新譜情報 04−01

 
コメントはメーカー案内書より抜粋で す

<DG>
4749002     2枚組 \2280
「ニュー・イヤー・コンサート2004」
<収録予定曲目>
ヨハン・シュトラウス2世:
喜歌劇「くるまば草」-行進曲「なんと素晴らしい」 作品467
ヨハン・シュトラウス1世:お好みシュペルル・ポルカ 作品133
ヨハン・シュトラウス1世:ナイチンゲールのワルツ 作品82
ヨハン・シュトラウス1世:ポルカ「フレデリカ」 作品239
ヨハン・シュトラウス1世:カチューシャ・ギャロップ 作品97
ランナー:宮廷舞踏会舞曲 作品161
ランナー:タランテラ・ギャロップ 作品125
ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「女王のハンカチーフ」序曲
ヨハン・シュトラウス2世:ジプシー女のカドリーユ 作品24
ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「加速度」 作品234
ヨハン・シュトラウス2世:サタネラ・ポルカ 作品124
ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ「スケート」 作品261
ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」-チャルダーシュ
エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ「大いに楽しんで」 作品228
ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ「三色スミレ」 作品183
ヨハン・シュトラウス2世:シャンペン・ポルカ 作品211
ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ「天体の音楽」 作品235
ヨハン・シュトラウス2世:
喜歌劇「インディゴと40人の盗賊」-ポルカ「突進!」 作品348
ヨハン・シュトラウス1世:インディアン・ギャロップ 作品111
ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「美しく青きドナウ」 作品314
ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲 作品228
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:リッカルド・ムーティ
録音:2004年1月1日、
ウィーン・ムジークフェラインにおけるライヴ(予定)
恒例のウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサート。2004年の元旦を彩る華や
かなコンサートの指揮台に立つのは、通算4回目の登場となるムーティです。
2004年はヨハン1世(1804-1849)の生誕200年にあたる年のため、彼の作品が
多く演奏される予定です。3年連続ともなると、少々息切れしてる感もありま
すが、それでもまたまた新記録を目指して最速入荷を目指します!

0730979(DVD-VIDEO)  \3300
ニュー・イヤー・コンサート2004
<収録予定曲目 CDと同様>
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:リッカルド・ムーティ
録音:2004年1月1日、
ウィーン・ムジークフェラインにおけるライヴ(予定)
なんと今年は、映像まで超ラッシュ・リリースを計画しています。ちょっと
信じられませんが、1月16日店着予定とのインフォがきています。

4596432  \1850
ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲 第1番 嬰へ短調 作品1
ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
クリスティアン・ツィマーマン(P)
ボストン交響楽団
指揮:小澤征爾
録音:1997年12月、2000年12月、ボストン
ツィマーマン初のラフマニノフ協奏曲録音。その眩いばかりの名技と豊かな
ロマンティシズムに溢れた音楽性は聴くものを圧倒せずにはおかないでしょ
う。忠実なサポートに徹した小澤&ボストンの丁寧なバックが、この恐るべき
ピアノ・ソロをさらに引き立てています。

4715572     \1850
トスティ:歌曲集
理想の人/お入りなさい/夜のしじまで/かまわないで、私の安らぎを/
私は死んでしまいたい/暁は光から闇を隔て/かわいい口もと/マティナータ第2
/忘れずに思う/アブルッツィのギター/愛の悲しみ/明日/君を感じる/
それでも君を愛する/言わせておくれ/道化師の嘆き/むなしい祈り
/君なんかもう/さらば
ベン・ヘップナー(T)
ロンドン交響楽団のメンバー
現代を代表するドラマティック・テノール、ベン・ヘップナーのトスティ歌曲集。
伊・仏・英の3ヶ国語による歌唱。スティーヴン・マーキュリオとマイケル・ロッ
トの編曲によるサロン・オーケストラ風の伴奏が付されています。

4717692     \1850
4748692(SACD-Hybrid) \2500
「クレド」
コリリアーノ:オスティナートによるファンタジア
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 作品31-2
合唱幻想曲 ハ短調 作品80
ペルト:クレド
エレーヌ・グリモー(P)
スウェーデン放送合唱団、スウェーデン放送交響楽団
指揮:エサ=ペッカ・サロネン
録音:2003年9月、ストックホルム
W移籍、グリモー&サロネンによるDG新録音。
DENON、ERATOへのレコーディングで知られるフランスの女流ピアニスト、グリ
モーのDGデビュー盤。まさに彼女自身のクレド(信条)を表わすような、ユニ
ークなカップリングのディスクです。ジョン・コリリアーノの「ファンタジ
ア」は、ベートーヴェンの第7交響曲のアレグレット楽章に基づく作品。ま
た、ペルトのピアノ、オーケストラと混声合唱のための「クレド」は、1968年
に作曲された初期の作品です。サロネンのDG初登場にも注目。

4747002     \1850
「ウォーターカラーズ-スウェーデン歌曲集」
ラーション、アルヴェーン、ニストレム、ラングストレム、ノルドクイスト、
フルメリエ、リンデ、アウリンの作品
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(Ms)
ベンクト・フォシュベリ(P)
録音:2002年5月、ストックホルム   
当代随一のメッゾ、フォン・オッターが自国スウェーデンの作曲家の歌曲を歌
ったアルバム。

4637002     \1850
ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 作品25
シューマン:幻想小曲集 作品88
マルタ・アルゲリッチ(P)
ギドン・クレーメル(Vn)
ユーリ・バシュメト(Va)
ミッシャ・マイスキー(Vc)
録音:2002年2月、ベルリン
アルゲリッチ、クレーメル、マイスキーの黄金トリオに名手バシュメトを加え
た超豪華なクァルテットによるブラームス。国内盤既発。

4747802     \1850
4748702(SACD-Hybrid) \2400
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」 作品35
ミッシャ・マイスキー(Vc)
タベア・ツィンマーマン(Va)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ
録音:2002年12月、ベルリン
マイスキーとメータ&BPOの初共演盤。ドヴォルザークの協奏曲は14年ぶりの再
録音(前回はバーンスタイン指揮イスラエル・フィル)。また、「ドン・キホ
ーテ」もアシュケナージ指揮チェコ・フィルとの共演(EXTON)に続く2度目
の録音です。国内盤既発。

4748022     2枚組 \1850
LOVE MOODS-ザ・モースト・ロマンティック・クラシックス
VARIOUS ARTISTS
バレンタインデー向けの企画商品。ロマンティックなクラシックの小品を集め
たコンピレーションです。2枚組で、1枚目がヴォーカル編、2枚目がインストゥ
ルメンタル(オーケストラ含む)となっています。


●DVD-Video
0730449    2枚組 \6500
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」   
ジェーン・イーグレン(S:イゾルデ)
ベン・ヘップナー(T:トリスタン)
カタリナ・ダレイマン(Ms:ブランゲーネ)
ハンス=ヨアヒム・ケテルセン(B:クルヴェナール)
ルネ・パーペ(Bs:マルケ王)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
メトロポリタン歌劇場におけるライヴ収録の新映像作品。METならではの華麗
な舞台装置と、イーグレンとヘップナー(ついでにレヴァイン)のスーパーヘ
ビー級対決(?)がみものです。



<DECCA, PHILIPS>
4708482     2枚組 \2700
ベートーヴェン:初期弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 作品18-1
弦楽四重奏曲 第2番 ト長調 作品18-2
弦楽四重奏曲 第3番 ニ長調 作品18-3
弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 作品18-4
弦楽四重奏曲 第5番 イ長調 作品18-5
弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 作品18-6
タカーチ四重奏団
数々の名クァルテットを生んだハンガリーの伝統を受け継ぐタカーチSQによる
作品18の全曲。昨年リリースされた「中期弦楽四重奏曲集」は、レコード・ア
カデミー賞を受賞するなど高い評価を得ています。2004年秋には後期四重
奏曲集が発売され、全曲録音となる予定です。

4753202     \1850
プッチーニ・ディスカヴァリーズ
ベリオによる歌劇「トゥーランドット」の第3幕フィナーレ完成版、他
独唱者
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
指揮:リッカルド・シャイー
録音:2003年6月、ミラノ
ロッシーニ、ヴェルディに続くシャイーの「ディスカヴァリー」シリーズ
第3弾。プッチーニの知られざる作品が集められています。今回の目玉は何
といっても昨年初演された故ルチアーノ・ベリオの補筆による「トゥーラン
ドット」の第3幕フィナーレが収録されていることでしょう。その他、珍しい
オーケストラ作品などを収録。

4471146     \1850
「ミッドナイト-ノクターン集」
フィールド、キルマイア、グリンカ、プーランク、ショパン、タンスマン、
ドビュッシー、スクリャービン、ヒンデミット、チャイコフスキー、
ピアソラの作品
アンナ・ゴウラリ(P)
古今東西の様々な作曲家のノクターン(夜想曲)を集めたアルバム。ゴウラリは
1972年生れのロシア出身の女流ピアニスト。アルゲリッチ、アシュケナージ、
ワイセンベルクらに師事しています。若き日のアルゲリッチを思わせるエキ
ゾティックな美貌の持ち主で、2001年に制作されたヴェルナー・ヘルツォーグ
監督の映画「神に選ばれし無敵の男」では、ピアニスト役(その名もマルタ!)
で出演しています。

4753862     2枚組  \1850
「エッセンシャル・プッチーニ」
※内容詳細不明
VARIOUS ARTISTS
プッチーニ作品のききどころをセレクトした2枚組コンピ。

4754592     2枚組 \1850
「キリ-ア・ポートレート」
※内容詳細不明
キリ・テ・カナワ(S)、他
デイム・キリ・テ・カナワがDECCAレーベルに録音した音源を中心に収録した
ベスト・アルバム。

●DOUBLE DECCA -ジュリアス・カッチェンの芸術
4608222     2枚組 \1780
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 作品15
ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品19
ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」
ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調 WoO.6
ジュリアス・カッチェン(P)
ロンドン交響楽団/指揮:ピエロ・ガンバ
録音:1958年-1965年

4608252     2枚組 \1780
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58
合唱幻想曲 ハ短調 作品80
モーツァルト:
ピアノ協奏曲 第13番 ハ長調 K.415
ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503
ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331
ジュリアス・カッチェン(P)
ロンドン交響楽団/指揮:ピエロ・ガンバ
ロンドン新交響楽団/指揮:ペーター・マーク
シュトゥットガルト室内管弦楽団/指揮:カール・ミュンヒンガー
録音:1954年-1966年

4608282     2枚組 \1780
ブラームス:
ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15
ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83
シューマン:
ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
幻想曲 ハ長調 作品17
ジュリアス・カッチェン(P)
ロンドン交響楽団/指揮:ピエール・モントゥー
ロンドン交響楽団/指揮:ヤーノシュ・フェレンチーク
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:イシュトヴァーン・ケルテス
録音:1957年-1962年

4608312     2枚組 \1780
リスト:
ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調/ピアノ協奏曲 第2番 イ長調
メフィスト・ワルツ 第1番/「詩的で宗教的な調べ」-葬送曲
ハンガリー狂詩曲 第12番 嬰ハ短調
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 作品16
ムソルグスキー:展覧会の絵
バラキレフ:イスラメイ
ジュリアス・カッチェン(P)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:アタウルフォ・アルヘンタ
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:イシュトヴァーン・ケルテス
録音:1950年-1962年


●MERCURY LIVING PRESENCE SACD-Hybrid
4706372(SACD-Hybrid)  \2500
レスピーギ:リュートのための古風なアリアと舞曲(全曲)
フィルハーモニア・フンガリカ
指揮:アンタル・ドラティ

4706382(SACD-Hybrid)     \2500
スッペ&オベール:序曲集
「美しきガラテア」「スペードの女王」「軽騎兵」「詩人と農夫」
「ウィーンの朝・昼・晩」「ボッカチオ」(以上スッペ)
「青銅の馬」「フラ・ディアヴォロ」「マザニエッロ」(以上オベール)
デトロイト交響楽団
指揮:ポール・パレー

4706392(SACD-Hybrid)     \2500
ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
前奏曲 変ホ長調 作品23-6/前奏曲 嬰ハ短調 作品3-2
バイロン・ジャニス(P)
ロンドン交響楽団、ミネアポリス交響楽団
指揮:アンタル・ドラティ

4706432(SACD-Hybrid)     \2500
ストラヴィンスキー:
バレエ音楽「火の鳥」(1910年版全曲)/
交響的幻想曲「花火」/タンゴ/ロシア風スケルツォ/
交響詩「ナイチンゲールの歌」
ロンドン交響楽団
指揮:アンタル・ドラティ

4706442(SACD-Hybrid)     2枚組 \4160
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲(全6曲) BWV1007-12
チェロ・ソナタ 第1番 ト長調 BWV1027
チェロ・ソナタ 第2番 ニ長調 BWV1028
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
ジェルジー・シェベック(P)
 
<WARNER>
2564.61179  2枚組 \3960
シューマン:交響曲全集
バレンボイム
ベルリン・シュターツカペレ
2003年3月セッション録音
 
<EMI>  
CDC-5576102  \2080
アデス:アメリカ*
ブラームス#、ライフ・ストーリー**、Lover in Winter+, Cardiac Arrest 他
*スーザン・ビックリー(メゾ・ソプラノ)、
#クリストファー・モルトマン(バリトン)
**クラロン・マクファッデン(ソプラノ)、
+ロビン・ブレイズ(カウンター・テナー)
シティ・オブ・バーミンガム交響楽団&合唱団 他
トマス・アデス指揮
今日のイギリスを代表する若手作曲家で、優れたピアニスト、指揮者でもある
トマス・アデスの自作自演集。メインの「アメリカ」は1999年にニュー・
ヨーク・フィルから委嘱された’ミレニアム’に寄せる黙示録的作品。メイン
・ヴォーカルのテキストは東方からの侵略者による破壊を語るマヤ族の予言で、
もう一方の声はキリスト教の覇権を主張する侵略者(スペイン人)。9月11
日の出来事をふまえてからよりメッセージ性を強め、より論議の的となってき
ている。

CDC-5577332  \2080
「ハーピストリー(ハープ・リサイタル)」
ダウランド:流れよ、わが涙; 
ヴィヴァルディ:ラルゴ(リュート協奏曲ニ長調
ノイジトラー:16世紀のリュート・ソロ 
ヘンデル:サンバンドと変奏曲(組曲ニ短調)
バッハ:アリアと第13変奏(ゴルトベルク変奏曲)
クープラン:神秘的なバリケード
Pescetti:アンダンティーノ(ソナタ ハ短調)
ベートーヴェン:アダージョ(ピアノ協奏曲「皇帝」)
チャイコフスキー:子守歌Op16-1
ドビュッシー:沈める寺(前奏曲集 第1巻)
サティ:秘儀(星の子供たち)
サルゼード:夜の歌
ジュリア・ソーントン
ハーピストでありパーカッショニストでもあるイギリス出身のジュリア・ソー
ントンのデビュー。ブライアン・フェリーのツアー・メンバーとして世界中に
ファンを持つが、このアルバムではプロデュースにパヴァロッティからブロン
ディ、ラモーンズまで手がけたクレイグ・レオンを迎え、歴史的にも地域的に
も幅広いクラシック作品に取り組んでいる。

CDC-5577312  \2080
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1-3番
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を完成、ボックスでリリースした、ス
ティーヴン・コヴァセヴィチの最後のシングル・アルバム発売です。

CDC-5576622(CCCD)  \2080
ブラームス:
弦楽四重奏曲Op.51-1、弦楽五重奏曲第2番Op.111*
ベルチャ四重奏団、*トマス・カクシュカ(ヴィオラ)
期待の若手四重奏団、ベルチャの3作目。ロンドンのロイヤル・カレッジの学
生たちにより結成され、チリンギリアンQ、アマデウスQにコーチされ、後に
ケルンでアルバン・ベルクQに師事。99年に大阪とボルドーのコンクール
勝。世界中でのコンサート活動に入った。デビュー・アルバム(ドビュッシ
ー他)はグラモフォン賞を受賞。その後EMIクラシックスと5年契約。このブ
ラームスでは師事関係のABQのカクシュカとの共演が実現。

CDC-5577012(CCCD) \2080
ショパン・リサイタル:
ピアノ・ソナタ第3番、3つのマズルカOp.59、夜想曲Op.9-2、幻想即興曲、
グランド・ポロネーズOp.22
イム・ドンーヒョク
ロン・ティボー・コンクールで優勝、マルタ・アルゲリッチ・プレゼンツ・シ
リーズでレコード・デビューと華々しくキャリアを初め、聴衆、批評家、音楽
家から賞賛されて新世代で最も注目を浴びるイムの新録音2作目。強力な技術
と詩情の融合した聞き逃せない新作です。

CDC-5577052(CCCD)  \2080
「DIVA」
清らかな女神よ(ベッリーニ:ノルマ)、
あの歌声は(ロッシーニ:セヴィリアの理髪師)、
私を泣かせてください(ヘンデル:リナルド) 他全14曲
※詳細はWORDファイルでお送りいたしますので、メールでGoodiesまでご請求
下さい。
アンジェラ・ゲオルギュー
歌姫ゲオルギューの魅力を詰め込んだ名アリアのコンピレーション。

CDC-5576912  \2080
「アメリカーナ」
バーンスタイン:「ワンダフル・タウン」序曲; 
ガーシュウィン/グローフェ編:ラプソディー・イン・ブルー 他 全13曲
※詳細はWORDファイルでお送りいたしますので、メールでGoodiesまでご請求
下さい。
ラトル指揮
エキサイティングでドラマチックな魅力にあふれたラトルのアメリカ&ジャ
ズ音楽のコンピ。

CZS-5577412  2枚組 \1500
「THE VERY BEST OF CLASSICAL CHILLOUT」
ニューマン:Any Other Name(アメリカン・ビューティ); 
ショパン:夜想曲嬰ハ短調(戦場のピアニスト) 他 全37曲 (曲目別紙)
※詳細はWORDファイルでお送りいたしますので、メールでGoodiesまでご請求
下さい。
映画でとりあげられたメロウなクラシック作品を2枚組にまとめたお買い得ア
イテム。

DVB-5991569  2枚組(DVD-Video)  \4480
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1-6番
ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチ(チェロ)
現代最高のチェロのカリスマ、ロストロポーヴィッチのバイブルともいうべ
きバッハ演奏。極め付きの映像が遂にDVDで登場します。2枚組でお得価格です。
12Pブックレット、クリア・トレイ、アムレイ・ケース


●GREAT RECORDINGS OF THE CENTURY
CDM-5627572  \1450
バッハ-ブゾーニ:シャコンヌ
ブラームス:パガニーニ変奏曲
シューマン:謝肉祭
ショパン:バラード第1番
ドビュッシー:荒れた寺にかかる月
ミケランジェリ

CDM-5627582  \1450
ブラームス:チェロ・ソナタ第1&2番
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)、ダニエル・バレンボイム(ピアノ)

CMS-5627602  3枚組  \3360
ブラームス:交響曲第1-4番、大学祝典序曲、悲劇的序曲、
ハイドンの主題による変奏曲、アルト・ラプソディ*
*クリスタ・ルドヴィッヒ、フィルハーモニア合唱団
フィルハーモニア管弦楽団、 
オットー・クレンペラー指揮

CDM-5627592  \1450
ドビュッシー:海、夜想曲*、
ラヴェル:道化師の朝の歌、ダフニスとクロエ-第2組曲
*フィルハーモニア合唱団、  フィルハーモニア管弦楽団
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮

CMS-5627642  2枚組 \2900
ドニゼッティ:ランメルムーアのルチア(全曲)
マリア・カラス、ジュゼッペ・ディ・ステファノ、ティト・ゴッビ 他
フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団&合唱団、 
トゥッリオ・セラフィン指揮

CDM-5627672  \1450
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21&22番
アニー・フィッシャー(ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団、 
ヴォルフガンク・サヴァリッシュ指揮
 
CMS-5627682  2枚組 \2900
プーランク:カルメル会修道女の対話(全曲)
デニーズ・デュヴァル、レジーヌ・クレスパン、リリアン・ベルトン 他
パリ・オペラ座合唱団&管弦楽団、 
ピエール・デルヴォー指揮

CDM-5627732  \1450
「シューベルト:歌曲集」
楽に寄す、春に、憂い、ガニメード、糸を紡ぐグレートヒェン、
シルヴィアに、他全24曲
エリザベト・シュヴァルツコップ、ジェラルド・ムーア

CDM-5627712  \1450
シューマン:リーダークライスOp.24&39 他
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ、ジェラルド・ムーア 他

CDM-5627722  \1450
ワーグナー:
さまよえるオランダ人序曲、タンホイザー序曲&ヴェヌスベルクの音楽、
ローエングリン第1&3幕への前奏曲、
トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死、ニュルンベルクの名歌手序曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、 
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮



●ENCOREシリーズ  各1枚 \950
CDE-5856872
ベートーヴェン:かんらん山上のキリスト
ドイテコム、ゲッダ、ゾーティン、ボン管弦楽団&合唱団、
ヴァンゲンハイム指揮

CDE-5856912
ショパン:ピアノ・ソナタ第2&3番、子守歌、舟歌、幻想曲
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)

CDE-5857022
ドヴォルザーク:
交響曲第5番、スケルツォ・カプリチオーソ、オテロ序曲
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、
マリス・ヤンソンス指揮

CDE-5856932
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1&2番
ケルビーニ四重奏団

CDE-5856962
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」、第41番「ジュピター」
アカデミー室内管弦楽団、
ネヴィル・マリナー指揮

CDE-5856992
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番 他
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)、
モンテ・カルロ・フィル、矢崎指揮 他

CDE-5857052
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)、
パリ管、ベルリン・フィル、
カラヤン指揮

CDE-5857082
ドビュッシー、ラヴェル、ヤナーチェック:ヴァイオリン・ソナタ集
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)、
ロンクィッヒ(ピアノ)

CDE-5857112
安楽真理子/ハープ・リサイタル
フォーレ:即興曲、サン=サーンス:白鳥、
サティ:ジムノペディ第1番 他

CDE-5857142
マドリガル・ヒストリー・ツアー
キングズ・シンガーズ、コンソート・オブ・ムジケ、
アンソニー・ルーリー



<EMIフランス>   
●LES RARISSIMES[LES INTROUVABLES DE PATHE MARCONI]  各2枚組 \1480
CZS-5852462  2枚組 \1400
ショパン:リサイタル1952&1960
サンソン・フランソワ
   
CZS-5852492  2枚組 \1480
ショパン、シューマン、ウェーバー:
ピアノ・ソナタ集
ティエリ・ド・ブリュンホフ

CZS-5852042  2枚組 \1480
ルーセル:詩篇80、
シュミット:詩篇47
デュヴァル、コクトー、ツィピーヌ

CZS-5852072  2枚組 \1480
ジョリヴェ、リスト、ラヴェルストラヴィンスキー:ピアノ作品集
ダニエル・ウェインベルク

CZS-5852102  2枚組 \1480
シャブリエ、ラロ、メサジェ、サン=サーンス:管弦楽作品集
ルイ・フールスティエール

CZS-5852132  2枚組 \1480
リスト、シューベルト、シューマン他:管弦楽作品集
アンドレ・クリュイタンス

CZS-5852162  2枚組 \1480
フランス&ロシア交響詩作品集
ピエール・デルヴォー

CZS-5852222  2枚組 \1480
ブラームス、フォーレ、ヘンデル、リスト:ピアノ作品集
エリク・ハイドシェック

CZS-5852252  2枚組 \1480
ベートーヴェン、ミヨー、モーツァルト、プーランク:
木管アンサンブル作品集
フランス放送国立管弦楽団

CZS-5852282  2枚組 \1480
ラモー:ピアノ組曲 他
マルセル・メイエ

CZS-5852312  2枚組 \1480
ブロッホ、ラロ、サン=サーンス:チェロ協奏曲集
アンドレ・ナヴァラ
   
CZS-5852372  2枚組 \1480
ジョリヴェ:協奏曲集、デルフォイ組曲、ラプソディ
アンドレ・ジョリヴェ

CZS-5852342  2枚組 \1480
ストラヴィンスキー:兵士の物語、組曲
フェルナン・ウーブラドゥー

CZS-5852402  2枚組 \1480
管弦楽作品集
マニュエル・ロザンタール

CZS-5628312  2枚組 \1480
ピアノ・ソナタ、小品集
リリー・クラウス



<EMI CLASSICS(東芝EMI原盤)>   
CDC-5577392(CCCD)  \2080
「美しい夕暮れ」
ドビュッシー:アラベスク第1番、美しい夕暮れ 
フォーレ:子守歌 他全19曲
エマニュエル・パユ&安楽真理子
発売済みのアルバムのインターナショナル・リリース盤



<ANGEL>       
CDC-5934042(CCCD)  \2080
「ジプシー」(ニュー・ブロードウェイ・キャスト)
バーナデット・ピータース他
2度のトニー賞に輝く、ブロードウェイのスターB.ピータース他の新キャス
トによるミュージカル「ジプシー」の新録音。シューベルト劇場で2003年5月
より上演中の新プロダクションで'Best Leading Actress in a Musical'と'
Best Revival'の2部門で トニー賞にノミネートされた。初収録曲も4曲。




<VIRGIN CLASSICS>       
VC-5456092  \2080
チャイコフスキー:
ポロネーズ、ワルツ(エウゲニ・オネーギン)、花のワルツ(くるみ割り人形)
ハチャトゥリアン:ワルツ(仮面舞踏会)、剣の舞(ガイーヌ)
ショスタコーヴィチ:
ポルカ(黄金時代)、ワルツ第2番(ジャズ組曲第2番)、タヒチ・トロット
(二人でお茶を)
プロコフィエフ:
行進曲(3つのオレンジの恋)、騎士の踊り(ロミオとジュリエット)
グラズノフ:間奏曲(ライモンダ)
リャードフ:アマゾンの踊り
グリンカ:幻想的ワルツ
ボロディン:だったん人の踊り(イゴール公)
パーヴォ・ヤルヴィ指揮、
ラジオ・フランス・フィルハーモニック管弦楽団
マリインスキー合唱団
ヤルヴィのラジオ・フランス・フィルとの初録音。スペクタクルなロシア物で、
ボロディンでのマリインスキーChoの参加も魅力を添えています。

VC-5456362  \2080
「フィリップ・エルサン合唱作品集」
さすらい人; 中国の詩篇; エルサレムの道; コラール「深き苦しみの淵
から」詩篇130
ジョエル・スービエット指揮、レセレマン室内合唱団
エルサンは1948年生まれ、パリ音楽院でジョリヴェに師事。70年にブーラン
ジェ賞を獲得したのを皮切りに数々の受賞歴を持つ。30作品のほとんどがラジ
オ・フランスやフランス文化省などからの委嘱。また映画音楽なども多数手が
けている。音楽監督スービエットに率いられるレセレマンの活動の中心は20世
紀の合唱作品に置き(ブリテン、デザンクロ、ドゥリュフレ、エルサン、マル
タン、メシアン、ペコー、ストラヴィンスキー)約20名のプロフェッショナル
で構成されている。プラッソンの「カルメン」の録音にも参加。このアルバム
は2003年7月トゥールーズで収録。

VC-5456382  \2080
ヴィセンテ・プラデル:ROMANCERO GITANO
ROMANCERO GITARO'はガルシア・ロルカの傑作で、1924-7年に書かれたバラー
ド集。アンダルシアの地をうけてトゥールーズで生まれたプラデルは44歳の歌
手&作曲家。ロルカのテキストにプラデルが作曲した民俗色あふれる作品。
   
DVB-4906139(DVD-Video)  \2880
ウィリアム・クリスティ/モンテヴェルディ:ウリッセの帰郷
クレジミール・スパイサー(テナー-ウリッセ)、
マリヤナ・ミリヤヴィチ(メゾ・ソプラノ-ペネロペ)他、
レ・ザール・フロリサン、
ウィリアム・クリスティ指揮
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの芸術監督、エードリアン・ノーブル
が監督しボルドー・オペラ、ローザンヌ・オペラ、パリ・オペラ・コミーク、
カン劇場の共同制作として2000年に制作されたプロダクションの02年
7月、エクサン・プロヴァンス公演を収録。このプロダクションはローザン
ヌ、パリ、カン、ニュー・ヨーク、ウィーン、ボルドーで公演され絶賛され
ている。古楽、オペラ・ファンには見逃せない作品です。
字幕:伊、英、仏、独、スペイン語、174分、
クリスティのインタヴュー(11分)付き
  
<RCA RED SEAL US>
82876-50932-2  \1980
「Quiet on the Set/ジェームズ・ゴールウェイ・アット・ザ・ムービー」
ジェームズ・ゴールウェイ(Fl)  ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
「モンタナの風にふかれて」「イル・ポスティーノ」「フォレスト・ガンプ/
一期一会」「エマ」「Far and Away」「Nature Boy、(ムーラン・ルージュよ
り)」「You'llBe In My Heart(ターザンより)」「ニュー・シネマ・パラダイ
ス」「Stalia,Stalia(マイ・ビッグ・ファット・ウェディングより)」「ブレ
イブハート」「わたしのお父さん(眺めのいい部屋より)」「She ( ノッティン
グヒルの恋人より)」「エンジェル・バンド (オー・ブラザーより)」
今年久しぶりに来日したジェームズ・ゴールウェイの新録音。最近の映画の中
から、すばらしいメロディーの作品を、フルートと管弦楽伴奏版編曲でお届け
します。さすがゴールウェイ、とにかく美しく楽しまさせてくれます。(彼は
かなり年をとってきましたが、フルートのテクニックは全く落ちず、一気に超
絶技巧曲2時間ぶっ続けで聞かしてくれました。


<OEHMS>
OC-326  \1050
ショパン:ピアノ協奏曲第1&2番
エヴァ・クピーク(P)
スクロヴァチェフスキ(指揮) 
ザールブリュッケン放送交響楽団
ショパンに一家言を持つポーランド生まれの巨匠スクロヴァチェフスキの36年
ぶりの再録音となるショパン!‘92年ミュンヘン国際コンクール優勝で同郷の
実力派クピークのソロも見事!
エヴァ・クピークはショパンの国ポーランド生まれの女流ピアニスト。幼い時
からピアノを始め、ワルシャワのショパン音楽院、ロンドンの王立音楽アカデ
ミーで学ぶ。1992年ミュンヘン国際コンクールで優勝し、一躍世界の注目を浴
びる。以来、ミュンヘンに定住し、ヨーロッパ、アメリカを中心に活躍を続け
ているソリスト。日本には2002年9月、リサイタルで初来日し、ショパンの24
の前奏曲を弾いて高い評価を得ている。
スクロヴァチェフスキは、ルービンシュタインと協奏曲第1番を、ピアノと管
弦楽のための作品全曲をワイセンベルクと録音していたが、このアルバムは
35-40年ぶりの再録音となる。ポーランド生まれのスクロヴァチェフスキにと
ってショパンのピアノ協奏曲は特別なもので、作曲家の目で見て補ったヴァー
ジョンでを指揮し、絶賛を博したのが記憶に新しい。このディスクでも同郷の
実力派女流ピアニストを見事にサポートしつつ、スクロヴァチェフスキ自身が
理想とするショパン像を描いる。

OC-329  \1050
フランス管弦楽作品集
ビゼー:「カルメン」組曲、ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:亡き王女のパヴァーヌ、
フォーレ:ベルガマスク組曲、
ルーセル:蜘蛛の饗宴
ベルトラン・ド・ビリー(指揮) 
ウィーン放送交響楽団
ウィーンを中心に人気のベルトラン・ドゥ・ビリーの最新録音は、フランスの
管弦楽作品集となります。彼は現在でもウィーン国立歌劇場(モーツァルトで
は定番!)を中心として指揮をしているが、今年秋より、ウィーン放送交響楽団
の音楽監督も務めており、彼の指揮をする日は、他のコンサート会場では空席
がでるほど人気そして実力も出てきている。今まではアルテ・ノヴァからのモ
ーツァルトを新解釈で若々しい演奏で定評があるが、今回こうした有名な管弦
楽作品を、どのように料理するか楽しみな1枚です。

OC-331  2枚組 \2080
ブラームス:ティークの「マゲローネ」によるロマンス(全15曲)
ローマン・トレケル(Br)
オリヴァー・ポール(p) ブルーノ・ガンツ(朗読)
モーツァルトの「フィガロ」や、ワーグナー・オペラには欠かせないバリトン
歌手、ローマン・トレーケルの最新録音は、ブラームスの歌曲集となります。
ブラームスの中でも、あまり演奏されない曲ではありますが、非常に繊細な歌
い方を要求される歌曲でもあります。彼は、弾力性のある声で繊細に歌い、内
面性や起伏も大きく言葉が生かされて。微妙な心理状況までも伝わってきます。

OC-332  \1050
バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番 
ブリテン:無伴奏チェロ組曲第1番、
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ
アルバン・ゲルハルド(Vc)
ベルリン・フィルとの共演でソリスト・デビューを果たした後、バンベルク響、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、シカゴ響、スイス・ロマンド管等、世界
の名門オーケストラと共演、エッシェンバッハ、ビシュコフ、C.デイヴィス等、
名指揮者たちからも認められている。シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、
ベルリン芸術週間、クフモ音楽祭、スポレート等世界的な音楽祭に招かれ出演。
共演者にはリカド、ゼルキン、竹澤恭子、F.P.ツィンマーマン、フォーグラー
・カルテット、グローなどがいる。仏ハルモニア・ムンディ、EMI等一流レーベ
ルから数多くのCDをリリースし高い評価を得ている。

OC-316  \1050
リスト:ピアノ協奏曲第1&2番
アルフレッド・パール(p) 
ヤコフ・クライツベルク(指揮)
BBC交響楽団
アルフレッド・パールのリスト・ピアノ作品集の、第4弾めとなります。ストレ
ートな表現で圧倒的な演奏と評価の高いパールですが、ベートーヴェンの全集
はまだ若い頃の録音でしたが、最近では貫禄を見せてきており、深い表現も持
ってきています。今回彼のCDとしては初の協奏曲となります。日本ではあま
り知られていないのですが、ヨーロッパでは非常に人気の高い指揮者、クライ
ツベルクとの共演となります。クライツベルクはロシア生まれのアメリカ人で、
ボーンマス響、ベルリン・コミッシェ・オーパの指揮者を務めたのち、現在ネ
ザーランド・フィル主席指揮者、ウィーン交響楽団主席客演指揮者(来年来日
予定)を務めている。最近ではNHK-BSにてパリ管とのマーラー/巨人が放映され
た。確実なバックを務め上げるクライツベルクとの素晴らしいリストが期待で
きます。



<ARS MUSICI>
AM 1350-2  \1400
「ボン・ベートーヴェン・ハウス・シリーズ」
ベートーヴェン:セレナード(ノットウルノ)Op.42
ホフマイスター:無伴奏ヴィオラのための練習曲
フンメル:ヴィオラ・ソナタ Op5-3
タベア・ツィマーマン(Va) 
ハルトムート・ヘル(フォルテ・ピアノ)
ボン・ベートーヴェン・ハウス所蔵の、ベートーヴェンが使用したヴィオラを
使用した録音。この楽器は(作者未詳:シュヴァルツヴァルト地方のもの?)、
ベートーヴェンのヴァイオリン教師であり、また宮廷楽士であったフランツ・
アントン・リースのもとにあり、彼の子孫がベートーヴェン・ハウス協会に提
供したものである。今回その楽器を使用し、あまり演奏されない作品を収録し
ました。名手タベア・ツィマーマンと、名盤奏者ハルトムート・ヘルも同じく
ハウス所蔵のフォルテ・ピアノを使用し、当時の演奏を再現していきます。 

AM 1097-2  \1400
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第31番 Op.110、6つのバガテルOp.126
イェルク・デムス(ベートーヴェン使用の1825年グラーフ製フォルテ・ピアノ)
この録音での使用楽器は、ウィーンのピアノ製作者コンラート・グラーフが、
1826年1月、ベートーヴェンに貸与したもので、当時のものとしては弦に4本ず
つ張ってある珍しいものである。(この楽器は、ベートーヴェンの死一年半前
作で、耳が聞こえなくなってきており、そのため大きな音を出すために4本ず
つ張ってあるとの説もある)。なお、この楽器はゲルハルト・フォン・ブロイ
ニングの証言に基づいて、ベートーヴェンがシュヴァルツシュパニアーハウス
の最後の住居に置いていたとおりに展示してあるそうです。1970年台からフォ
ルテ・ピアノに関心をもって演奏してきたデムスによる演奏です。



<ARTE NOVA>
74321-92763-2  \650
フォーレ:ヴァイオリンのための作品全集
ヴァイオリン・ソナタ第1&2番、ロマンスop28、子守歌op16、
アンダンテop75、初見視奏曲イ長調、シチリアーナop78、
劇音楽「カリギュラ(Caligula)」より「Airde danse」
アルバン・バイキルヒャー(Vn)  
ロイ・ハウアット (p)
バイキルヒャーは、ミュンヘン・R=シュトラウス音楽院、ザールランド音楽院、
ギルドホール音楽院(ソリスト・コース)でヴァイオリンを学ぶ。彼はソリスト
としてでだけでなく、アリオン四重奏団のメンバーとしても活躍。S=ホルシュ
タイン音楽祭、ボン・ベートーヴェン・フェスティバルにも出演し、絶賛を浴
びた。ヨーロッパ各地でソリストとして活躍する一方、バランス・トリオのメ
ンバーとしても活躍している。ロイ・ハウアットは、フランス音楽研究家とし
ても名高く、ドビュッシーをブレーズと研究と校訂、そしてフォーレ作品の校
訂(通常使われているピータース版は彼が手がけている)をしているピアニスト
である。このフォーレも、彼の研究の結果が表れた、本当のフォーレを演奏し
てくれているに、間違いない! この演奏は、今年イギリスでのウィンザー城
音楽祭で、大変話題となったそうです。  

74321-80791-2  \650
「チャイコフスキーとその周辺の、チェロ作品集」
チャイコフスキー:
ロココ風主題による変奏曲、夜想曲嬰ハ短調op19-4、メロディ変
ホ長調op42-3、感傷的なワルツヘ短調op51-6、アンダンテ・カンタービレ、
奇想的小品ロ短調op62、  
カール・ダヴィドフ:「泉のほとりで」、 
A・ブランドゥコフ:夜想曲、マズルカ、
ヴィルヘルム・フィッツェンハーゲン
Resignation , ein geistliches Lied ohneWorte, Op. 8、
イェンツ・ペーター・マインツ(vc)   
Perpetuum mobile, Op. 24、
D・ゲリンガス(指揮) リトアニア室内管弦楽団
1994年ミュンヘン国際コンクールで優賞した、ペーター・マインツの最新録音。
この録音では、チャイコフスキーと、その友人たちが作曲したチェロの作品に
光をあてた作品集です。P・マインツの師であるゲリンガスが指揮をとってサ
ポートしているのも見逃せません。これらの美しいロマンス的な作品が蘇り
ます。 

●ARTE NOVA Best of Classics
★初回生産分のみの限定盤。ご予約締切日12月15日(以降のご注文分は入荷の
無い可能性があります) 価格  各1枚 \500
※このシリーズの解説は、ドイツ語のみとなります。

82876-52581-2
バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第1-3番
ロス・ポープル(指揮) ロンドン・フェスティバル管弦楽団

82876-52582-2
バッハ:ゴルトベルク変奏曲
エカテリーナ・デルシャリーナ(p)

82876-52583-2
ベートーヴェン:交響曲第5&6番 (新ベーレンライター版)
ジンマン(指揮)チューリヒ・トーンハレ管弦楽団

82876-52584-2
ベートーヴェン:交響曲第9番 (新ベーレンライター版)
ジンマン(指揮)チューリヒ・トーンハレ管弦楽団

82876-52585-2
ベルリオーズ:幻想交響曲
エイドリアン・リーパー(指揮) グラン・カナリア・フィル

82876-52586-2
ブラームス:交響曲第2番、大学祝典序曲、ハイドンの主題による変奏曲
クリスティアン・マンデール(指揮) G・エネスコ・ブカレスト・フィル

82876-52587-2
ブルックナー:交響曲第9番
若杉 弘(指揮) ザールブリュッケン放送交響楽団

82876-52588-2
ショパン:ピアノ協奏曲第1&2番
リッカルド・カストロ(P) 
V=S・ゲルテンバッハ(指揮)シンフォニア・ヴァルソヴィア

82876-52589-2
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」、スラヴ舞曲op72より13-16番
エイドリアン・リーパー(指揮) グラン・カナリア・フィル

82876-52590-2
ヘンデル:「水上の音楽」、合奏協奏曲op3-3
ロス・ポープル(指揮) ロンドン・フェスティバル管弦楽団

82876-52591-2
ハイドン:交響曲第94番「驚愕」、100番「軍隊」、101番「時計」
ロス・ポープル(指揮) ロンドン・フェスティバル管弦楽団

82876-52592-2
ホルスト:組曲「惑星」 「THE PERFECT FOOL」組曲
エイドリアン・リーパー(指揮) グラン・カナリア・フィル

82876-52593-2
マーラー:交響曲第5番
エイドリアン・リーパー(指揮) グラン・カナリア・フィル

82876-52594-2
メンデルスゾーン:交響曲第1&4番、「フィンガルの洞窟」
ロス・ポープル(指揮) ロンドン・フェスティバル管弦楽団

82876-52595-2
モーツァルト:クラリネット協奏曲、交響曲第41番「ジュピター」
ラルフ・マンノ(cl)
A・G・アルブレヒト(指揮) ワイマール・シュターツ・カペレ

82876-52596-2
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20&21番
マティアス・キルシュネライト(指揮) F・ベールマン(指揮)
バンベルク交響楽団

82876-52597-2
モーツァルト:レクィエム
グスタフ・クーン(指揮) 
チロル音楽祝祭管弦楽楽団&合唱団

82876-52598-2
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3、4、5番
パメラ・フランク(Vn)
ジンマン(指揮) チューリヒ・トーンハレ管弦楽団

82876-52599-2
ムソルグスキー:
組曲「展覧会の絵」(ピアノ版、&ラヴェル管弦楽編曲版)
アルカディー・セヴィドフ(P),
ザミュエル・フリードマン(指揮) ロシア・フィル

82876-52600-2
オルフ:カルミナ・ブラーナ
ロス・ポープル(指揮) ロンドン・フェスティバル管弦楽団

82876-52601-2
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番、ショパンの主題による変奏曲
アンドレイ・ピザレフ(p)
ザミュエル・フリードマン(指揮) ロシア・フィル

82876-52602-2
ラヴェル:管弦楽作品集
「ボレロ」「ダフニスとクロエ第2組曲」「スペイン狂詩曲」
「ピアノ協奏曲*」
エイドリアン・リーパー(指揮) グラン・カナリア・フィル
ミヒャエル・リシェ(P),Israel Yinon WDR交響楽団 *

82876-52603-2
サティ:ピアノ作品集
ジョン・ホワイト (p)

82876-52604-2
シューベルト:交響曲第9番(8番)「ザ・グレート」
ヴィルヘルム・カイテル(指揮) プトバス祝祭管弦楽団

82876-52605-2
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲、交響曲第5番
Stephanie Gonley(Vn) 
エイドリアン・リーパー(指揮) グラン・カナリア・フィル

82876-52606-2
ヨハン・シュトラウス:管弦楽作品集
W・グレース(指揮)ヨーロッパ・シンフォニー、
ビーブル(指揮) ベルゲンランド交響楽団、

82876-52607-2
R・シュトラウス:
アルプス交響曲、ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
ジンマン(指揮) チューリヒ・トーンハレ管弦楽団

82876-52608-2
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、交響曲第4番
アルカディー・セヴィドフ(P)
ザミュエル・フリードマン(指揮) ロシア・フィル

82876-52609-2
ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」、協奏曲集op3-11
フローリアン・パウル(Vn)
エミール・クライン(指揮) ハンブルク・ソロイスツ

82876-52610-2
ワーグナー:管弦楽作品集
エイドリアン・リーパー(指揮) グラン・カナリア・フィル

82876-56000-2  30枚組 \13600
BEST OF CLASSICS BOX (Vol.1-30)
82876-52581から52610までの30タイトルをBOXにしました。


●ARTE NOVA Compilations
以下10タイトルは、ARTE NOVAの中から、楽器別、イメージ別に仕上がった、
限定盤コンピレーション盤です。
★初回生産分のみの限定盤。ご予約締切日12月15日(以降のご注文分は入荷の
無い可能性があります) 価格  各1枚 \500
※このシリーズの解説は、ドイツ語のみとなります。

82876-52611-2
Compilation Vol.1 PIANO

82876-52612-2
Compilation Vol.2 GUITARRA

82876-52613-2
Compilation Vol.3 VIOLIN

82876-52614-2
Compilation Vol.4 VOCALE

82876-52615-2
Compilation Vol.5 FURIOSO
「運命」1楽章、「カルメン」序曲、「1812年」、「ウィリアム・テル」序曲
など、元気のでる曲?を収録

82876-52616-2
Compilation Vol.6 MEDIEVAL
中世・ルネッサンス時代の、舞曲や歌曲を収録。

82876-52617-2
Compilation Vol.7 VENETIA
ヴィヴァルディ、ボッケリーニ、コレルリ、ギオルノヴィッチの協奏曲を収録。

82876-52618-2
Compilation Vol.8 ROMANTICA

82876-52619-2
Compilation Vol.9 EUPHORIA

82876-52620-2
Compilation Vol.10 RELAX
 
<NAXOS>  各1枚 \850
8.551213-14  2枚組
ナクソス・ドイツ企画盤、ライナーノートは独語のみ
<ギター・ガラ-スペイン>
グラナドス:アンダルーサ(祈り)/スペイン舞曲第1番/アンダルーサ(祈
り)(ギターとオーケストラ版) 
モレノ=トローバ:ソナチネ 
モンポウ:コンポステラの組曲 
ビゼー(ブレイナー編):ギターと管弦楽のための「カルメン協奏曲」より 
カステルヌオーヴォ=テデスコ:タランテッラ/エスカラマン 
アルベニス:アストゥリアス(伝説)/マリョルカ島/セビーリャ 
ファリャ:粉屋の踊り 
タルレガ:アルハンブラの思い出 
ソル:主題と変奏 
ルイス=ピポ:3つのエスタンシア 
ホセ:ギター・ソナタより 
ロドリーゴ:アランフェスの協奏曲-第2楽章/麦畑で 
トゥリーナ:ファンダンギーリョ/ソレアーレス
演奏/ノーバート・クラフト、ダゴベルト・リンハレス、アンティゴーニ・
ゴーニ、ロレンツォ・ミケーリ、ジョン・ホルムクヴィスト、デニス・アザバ
ジッチ、マーサ・マスターズ、他
「スペイン」をテーマに、既発売音源からセレクトしたコンピレーション。
スペインの作曲家およびスペインに関するテーマの曲が選ばれ、同時にギタ
ー音楽の入門盤、BGM、優れたベスト盤などさまざまな価値がある2枚組です。

8.553768
アレンスキー(1861-1906):
組曲第2番「シルエット」/組曲第1番/組曲第3番「変奏曲ハ長調」
演奏/ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮)モスクワ交響楽団
原曲は2台のピアノのために作曲されており、R・コルサコフ門下だったこの
作曲者の優しい叙情性を味わえる3つの組曲を収録。ロシア民謡を主題にし
た第1番、トルストイお気に入りだった第2番、「ローエングリン」前奏曲
のような静けさを持つ主題を使った第3番は、それぞれ19世紀ロシア音楽の
粋を聴かせてくれます。

8.554176-77  2枚組
ラヴェル(1875-1937):<声楽とピアノのための歌曲集>
スペインの歌/フランスの歌/スコットランドの歌/イタリアの歌/ヘブラ
イの歌/紡ぎ車の歌/おもちゃのクリスマス/2つのヘブライの歌/クレマ
ン・マロの2つの風刺詩/5つのギリシア民謡/暗く果てない眠り/花のマ
ント/何と打ち沈んだ/ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ/博
物誌/愛に死せる女王のためのバラード/トリパトス/3つの歌/ロンサー
ルここに眠る/大風は海から/聖女/草の上/夢/ヴォカリーズ−ハバネラ
形式のエチュード/マダガスカル先住民の歌(原語歌詞、英語対訳付き)
歌・演奏/インヴァ・ムーラ(ソプラノ)、ヴァレリー・ミヨ(ソプラノ)、
クレール・ブリュア(メゾ・ソプラノ)、ジェラール・テリュエル(バリト
ン)、ロラン・ナウリ(バリトン)、デーヴィッド・アブラモヴィッツ(ピ
アノ)、ヴィセンス・プラッツ(フルート)、クサヴィエ・ガニュペン
(チェロ)
「シェエラザード」を除くすべての歌曲を網羅。アラーニャ&ゲオルギュー
の「カルメン」でミカエラを歌ったムーラ、パリ音楽院出身のミヨとテリュ
エル、クリスティやヤーコプスなど古楽系と共演も多いブリュア、日本でも
名前が知られるナウリなど、複数の歌手がそれぞれに適した作品を歌ってい
るのが、大きな特徴でしょう。

8.554848
ボリング(1930- ):
フルートとジャズ・ピアノ・トリオのための組曲第1番/フルートとジャズ
・ピアノ・トリオのための組曲第2番
演奏/ロゼッリ・クワルテット
ランパルやヨーヨー・マなどが愛奏してクラシック音楽ファンの間でも名前
が知られている、ジャズ系作曲家の抒情的なジャズ組曲。モダン・ジャズ風
のノリをベースに、メロディの美しさも絶品。

8.555856
カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):<ピアノ作品集>
糸杉/3つの海の小品/とかげ/人魚と紺碧の魚/遊び/センニンソウとセ
イヨウサンザシ/死の馬車はここにある/碑銘/賛歌
演奏/ホルディ・マソ(ピアノ)
ピツェッティに学び、作曲家として注目すべき作品を書き出した若き日のC
=テデスコ。1910年代から20年代という、20歳代前半から30歳代にかけ、亡
命前のイタリアで作曲された抒情的な作品を収録しています。

8.555876
シャイデマン(c.1595-1663):<オルガン曲集第4集>
第1旋法によるマニフィカト/ベネディカム・ドミノ(ラッススによる)/
我らの救い主なるイエス・キリスト(III)/プレアンブルム ヘ長調/カンツォ
ーナ ヘ長調/今ぞわれら聖霊に願いたてまつる/プレアンブルム ニ短調/
人は幸せに生きんとするや/主よ、われ汝により頼む(II)/プレアンブルム
ト短調/おお主よ、われら汝に感謝す/神のひとり子なる主キリスト(II)/
聡明なる者の口より蜜が出ずる(ラッススによる)/第5旋法によるマニフィ
カト <Vol.1: 8.554202/ Vol.2: 8.554203 / Vol.3: 8.554548>
演奏/ジュリア・ブラウン(オルガン……オレゴン州、ユージーン、中央ル
ター派教会のブランボー製オルガン使用)
北ドイツ・バロック特有の荘厳さ、そして落ち着いたたたずまいを持つシャ
イデマンの作品は、もっと評価されていいはず。心にしみ入るコラールを聴
いていると、J.S.バッハより劣っているとは到底思えません。寒い冬に、心
が温かくなる一枚です。

8.555937
ヴィヴァルディ(1678-1741):<ヴィヴァルディ協奏曲全集シリーズ:ファ
ゴット協奏曲全集第1集>
ファゴット協奏曲ハ長調P.57 RV.476/ファゴット協奏曲ヘ長調P.298 RV.487
/ファゴット協奏曲ハ長調P.50i RV.471/ファゴット協奏曲イ短調P.70
RV.498/ファゴット協奏曲ハ短調P.432 RV.480/ファゴット協奏曲変ロ長調
P.387 RV.503/ファゴット協奏曲ト長調P.131 RV.493
演奏/タマーシュ・ベンコーチ(ファゴット)、
ベーラ・ドラホシュ(指揮)ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア
膨大な協奏曲を少しずつ録音していくというシリーズ最新盤。1998年から
2003年までブダペスト祝祭管弦楽団の首席を務めていたベンコーチが、当時は
珍しかったであろうファゴットのための協奏曲を表情豊かに演奏しています。

8.557121
<期待の新進演奏家リサイタル・シリーズ−
フランク・ファン(ヴァイオリン)>
シューベルト(1797-1828):幻想曲ハ長調 
エルンスト(1814-1865):ロッシーニの「オテロ」のアリアによる幻想曲 
シェーンベルク(1874-1951):幻想曲 
ワックスマン(1906-1967):「カルメン」幻想曲
演奏/フランク・ファン(ヴァイオリン)、
ディナ・ヴェインステイン(ピアノ)
「2000年ハノーヴァー国際コンクール」の覇者であり、他にも多くのコンク
ールで審査員たちをうならせてきた奏者によるリサイタル盤。美しい音色が
際立って聞こえる演奏であり、シューベルトでの抒情味は格別です。

8.557133
ブリッジ(1879-1941):
弦楽四重奏曲第1番「ボローニャ」/弦楽四重奏曲第3番
演奏/マッジーニ四重奏団
マッジーニQによるイギリス音楽の最新盤は、ブリテンの師であり繊細なオ
ーケストレーションを得意としたブリッジの作品。民謡風のメロディであり
ながら、第1番ではラヴェルの、第3番ではバルトークの影響が濃いと言え
るでしょう。

8.557137
ソレル(1729-1783):<ハープシコード・ソナタ全集第10集>
ソナタ変ニ長調/ソナタ第88番/ソナタ第77番/ソナタ第78番/ソナタ第37番
/ソナタ第64番/ソナタ第126番/ソナタ第61番 
※ソナタのナンバリングはルビオ版による
演奏/ギルバート・ローランド(ハープシコード)
シリーズ第10集は、跳躍舞曲を思わせるリズムが珍しい第88番、嬰ヘ短調が
そこはかとない哀しみを誘う第77番、多楽章の第64番他、小粋な舞曲風のル
ビオ番号なしソナタなどを収録しています。

8.557145
バックス(1883-1953):交響詩「ティンタジェル城」/交響曲第7番
演奏/デーヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団
今年が没後50年だったイギリスの作曲家による交響曲全集が完結。シベリウ
スの「タピオラ」を思わせる幻想ロマン的な作風が特徴です。トリスタン伝
説でおなじみの城を壮大に描いた交響詩も収録。

8.557149
ペンデレツキ(1933- ):
ルカ受難曲(「ルカ福音書」による主イエス・キリストの受難と死)
(ラテン語歌詞、英語対訳付き)
歌・演奏/イザベラ・クウォシンスカ(ソプラノ)、
アダム・クルシェフスキ(バリトン)、
ロムアルト・テサロヴィチ(バス)、
クシシュトフ・コルベルガー(福音史家)、
ヤロスラフ・マラノヴィチ(オルガン)、
アントニ・ヴィト(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、同合唱団、
ワルシャワ少年合唱団
1966年の初演以来、ペンデレツキの代表作として演奏され続けている作品を、
ナクソスのシリーズで好評を得ている演奏者たちが録音。J.S.バッハの受難
曲をベースに、第2次世界大戦で受けた悲劇(アウシュビッツ)に対する鎮
魂というテーマを切々と歌い、語る感動的な演奏です。

8.557194
ミャスコフスキー(1881-1950):ヴァイオリン協奏曲 
ヴァインベルク(1919-1996):ヴァイオリン協奏曲
演奏/イリヤ・グルーベルト(ヴァイオリン)、
ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮)
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
全曲を通して抒情的なメロディが流れ続け、第3楽章はバレエのような音楽
が展開されるミャスコフスキー。あまりにもショスタコーヴィチ的なヴァイ
ンベルク。師コーガンから曲と音楽性を受け継いだグルーベルトの爽快な演
奏です。

8.557238
<ティントナー・メモリアル・エディション第6集>
ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第3番「英雄」(録音:1988年3月)
シベリウス(1865-1957):交響曲第7番(録音:1999年1月)
演奏/ゲオルク・ティントナー(指揮)
シンフォニー・ノヴァ・スコシア 
カナダCBCによるコンサート・ライヴで、シベリウスは意外なレパートリーで
あると同時に、亡くなった年の記録。「英雄」の第2楽章およびシベリウス
では、ブルックナー的な流れを聴くこともでき、この巨匠の魅力がまたひと
つ広がったと言えるでしょう。もちろん重厚な「英雄」の第1楽章などもティ
ントナーならではです。

8.557801
ロドリーゴ(1901-1999):<管弦楽作品全集第8集>
田園協奏曲(フルートと管弦楽のための)/2つのアンダルシアの小品集
(弦楽オーケストラのための)/管楽合奏のためのアダージョ/ある貴紳の
ための幻想曲(ジェームズ・ゴールウェイによるフルートのための編曲)
演奏/マキシミアーノ・バルデス(指揮)
アストゥリアス交響楽団、ジョアンナ・クフロエール(フルート)
ジェームズ・ゴールウェイのために作曲された「田園協奏曲」、そして「あ
る貴紳」のフルート版を、カナダ出身の人気奏者が演奏。協奏曲と併録の弦
楽および管楽作品は、イスラム風の香りを漂わせる印象的な作品です。

8.559043
パン(1972- ):ピアノ協奏曲/2つの滞在地/ダンス・パルティータ/バ
ルセロナの2つの肖像
演奏/ホセ・セレブリエール(指揮)
チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団、
バリー・スナイダー(ピアノ)
弱冠30代前半の若き作曲家は、シリーズの中で“未来のアメリカ”を予見さ
せるもの。ジャズの影響、サティ風の叙情、新古典主義、そしてガウディの
サグラダ・ファミリアに感銘して生まれた作品と、マルチな作風で楽しませ
てくれます。

8.559152
グロリア・コーツ(1938- ):<弦楽四重奏曲集第2集>
弦楽四重奏曲第7番「天使」/弦楽四重奏曲第2番/弦楽四重奏曲第8番/
弦楽四重奏曲第4番/弦楽四重奏曲第3番 <8.559091( Vol.1に該当)>
演奏/クロイツェル四重奏団、フィリップ・アダムス(オルガン)、
マイケル・フィニッシー(指揮)
1970年代に書かれた3作と2000年以降に書かれた2作を収録。特にオルガン
を交えた第7番は同時多発テロの数週間後に初演され、結果的にレクィエム
となった曲です。作風は上昇・下降するスライド音などを多用し、かつての
前衛曲を思わせますが、バルトーク風の叙情も顔をのぞかせます。

8.559200  特別価格 \630
<ピルグリムス・プログレス−パイオニア・オブ・アメリカン・クラシカル
・ミュージック>
バーンスタイン、グローフェ、ルロイ・アンダーソン、コープランド、ビー
チ、オルンスタイン、キャドマン、バーバー、スーザ、トーク、ローレム、
モロス、ガーシュウィンの作品を収録
演奏/リチャード・ヘイマン、ジェイムズ・ジャッド、ウィリアム・T.スト
ロンバーグ、ポール・ガンビル、ケネス・シャーマーホーン、マリン・オー
ルソップ、キース・ブライオン、リチャード・ローゼンバーグ、他
「アメリカン・クラシックス・シリーズ」のサンプラーであり、「アメリカ
音楽に興味がある」という方にぜひ聴いていただきたい一枚。



<NAXOS HISTORICAL>   各1枚 \850
8.110129-30(2枚組)
ヴェルディ(1813-1901):歌劇「アイーダ」(録音:1952年8月、ローマ)
歌・演奏/レナータ・テバルディ(ソプラノ)、
マリオ・デル・モナコ(テノール)、
エベ・スティニャーニ(メゾ・ソプラノ)、
アルド・プロッティ(バリトン)、
フェルナンド・コレーナ(バス)、
ダリオ・カセッリ(バス)、
ピエロ・デ・パルマ(テノール)、
アルベルト・エレーデ(指揮)
ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団&合唱団
マーク・オバート=ソーン復刻。このデッカ録音は、デル・モナコ&テバル
ディのコンビによるヴェルディ録音の記念碑的なもの。状態のいいイギリス
・プレスのLPから復刻しましたが、均整のとれたその音質によって稀代の名
演・名録音を堪能していただけるでしょう。

8.110752
<エンリコ・カルーソーの録音全集第11集>
ミケレーナ:月の光 
コスタ:セイ・モルタ・ネルラ・ヴィタ・ミア 
アルバレス:別れ/グラナダに寄せて 
ヴェルディ:
歌劇「運命の力」-ひとときも休めず…不実な!秘密はその時漏れた 
コハン:オヴァー・ゼア 
ニデルメイェール:神よ、あわれみたまえ  
ビルリ(マルフェッティ編曲):カンパネ・ア・セラ「アヴェ・マリア」 
オリヴィエーリ:ガリバルディの賛歌 
アローナ:聖ジュストの鐘 
プランケット:サンブル・エ・ムーズ連隊行進曲 
フチート:あなたとはそんなもの 
サン=サーンス:
歌劇「サムソンとデリラ」-私の心の支配者の勝利を祝いに参りました 
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」-20スクードだって! 
トスティ:かわいい口もと 
イタリア民謡:海に来たれ 
E.デ・クルティス:君を求めて 
コットラウ:ナポリよさらば(録音:1918-1919年)
歌・演奏/エンリコ・カルーソー(テノール)、
ジョゼフ・A・パスターナック(指揮)
ヴィクター管弦楽団、他
ウォード・マーストン復刻。シリーズ11枚目は、第1次世界大戦のために欧
米の人々が沈んでいた時代に、人々の心を癒した録音を収録。スペイン、フ
ランス、イタリアの曲は音楽を通じた各国民へのメッセージでもありました。

8.110769
<ミッシャ・レヴィツキー(ピアノ)録音全集第2集−グラモフォン録音集>
シューマン(1810-1856):ピアノ・ソナタ第2番(録音:1933年3月10日)
リスト(1811-1886):
ピアノ協奏曲第1番(録音:1929年11月11日・14日)
ハンガリー狂詩曲第6番(録音:1927年12月15日)
ハンガリー狂詩曲第12番
ハンガリー狂詩曲第13番(録音:1933年3月16日)
3つの演奏会用練習曲-第3番「溜め息」(録音:1928年11月21日)
パガニーニ大練習曲-第3曲「ラ・カンパネラ」(録音:1927年12月16日)
パガニーニ大練習曲-第3曲「ラ・カンパネラ」(録音:1928年11月22日) 
モシュコフスキ(1854-1925):
幻想曲集-第4番「吟遊詩人」(録音:1927年12月16日) 
レヴィツキー(1898-1941):ワルツ(録音:1929年11月21日) 
<Vol.1: 8.110688 >
演奏/ミッシャ・レヴィツキー(ピアノ)、
ランドン・ロナルド(指揮)ロンドン交響楽団
ウォード・マーストン復刻。全部でSP53面分の録音を残しているというこの
ピアニストが、もっとも得意としたリストを中心に構成。2テイク分の「ラ
・カンパネラ」、アコースティック録音時代の貴重な協奏曲など、再発見にふ
さわしい内容です。


<NAXOS DVD-AUDIO>
5.110055  \1980
モーツァルト(1756-1791):<フルート協奏曲集>
フルート協奏曲第2番
フルートとハープのための協奏曲
フルート協奏曲第1番
演奏/パトリック・ガロワ(フルート、指揮)、
ロデリック・ショー(ハープシコード)、
ファブリス・ピエール(ハープ)、
カタリーナ・アンドレアソン(指揮)
スウェーデン室内管弦楽団
12月リリースの8.557011が、早くもDVDオーディオになって再登場。アクティ
ヴな演奏、独特の楽器配置(第1ヴァイオリンが右から、第2ヴァイオリン
が左から聞こえます)も大きな特徴ですが、フルートの柔らかい音色や伸び
やかな弦楽のサウンド、木管セクションのハーモニーなどは、DVDオーディオ
でさらに新鮮に聞こえるはず。近年は指揮者としても評価されているガロワ
の美しいフルートを堪能できます。



<Marco Polo>
8.225076  \1980
マルケーヴィチ(1912-1983):<管弦楽作品全集第6集>
ピアノ協奏曲(世界初録音)/カンタータ(世界初録音)/イカール(1932
年スコアの1943年改訂版)(世界初録音)
演奏・歌/クリストファー・リンドン・ギー(指揮)
アルンヘム・フィルハーモニー管弦楽団、
マルティン・ファン・デン・フック(ピアノ)、
ニーンケ・オーステンライク(ソプラノ)、
オランダ・コンサート・クワイア男声アンサンブル、
ロブ・フェルメーレン(合唱指揮)
 <Vol.1 : 8.223653 / Vol.2 : 8.223666/ Vol.3 : 8.223724/
Vol. 4: 8.223882/ Vol. 5: 8.225054>
指揮者として有名なマルケーヴィチを作曲家として再検証するシリーズ6枚
目は、全曲世界初録音。バルトーク風の協奏曲はなんと16歳、コクトーのテ
キストによるカンタータは17歳の作品(両曲ともディアギレフの委嘱)。
“新古典主義+実験的作風”のバレエ「イカロスの飛翔」(第2集8.223666
に収録)を改編した「イカール」は、中期ストラヴィンスキーを思わせます。

8.225263  \1980
ロンビ(1810-1874):<管弦楽作品全集第8集>
歓迎行進曲/デブラーの魔法ギャロップ/ロマンティック・ワルツ「アルハ
ンブラ」/チング=チング・ポルカ「チヴォリ・バザール」/ギャロップ
「ズワーヴ兵」/王ゲオルクI世の名誉行進曲/ポルカ・マズルカ「ローゼ
ンボリ」/幻想的ギャロップ「オーレ・ルケーイェ」/チヴォリ蒸気回転木
馬ギャロップ/アグネス・ポルカ/アレクサンドラ・ポルカ/ギャロップ
「小さなトランペット」/アルベルタ・ワルツ/チヴォリの滑り台ギャロップ
演奏/デーヴィッド・リデル(指揮)チヴォリ交響楽団
“北欧のシュトラウス”作品集の8枚目。戦地から凱旋した兵士たちを迎え
るマーチにはじまり、マジシャンの妙技から生まれたギャロップ、チヴォリ
公園でのアラビア祭りの際に演奏されたワルツ、1843年にチヴォリ公園がオ
ープンした際に演奏されているポルカなどなど、気軽に楽しめる曲が目白押
しです。

8.226014  \1980
ネーォゴォ(1932- ):<管弦楽作品集>
ヴァイオリン協奏曲第2番「境界線」(世界初録音)/夢幻劇(世界初録音)
/黄金幕への旅
演奏/ジョルダーノ・ベリンカンピ(指揮)
コペンハーゲン・フィルハーモニック管弦楽団、
レベッカ・ヒルシュ(ヴァイオリン)
師ホルンボーから北欧音楽の語法を学んだネーォゴォ。わずか11分ほどの
「夢幻劇」は、それを端的に表している曲。ナクソスの録音で知られるヒル
シュが初演した協奏曲は2002年作曲の近作、トーン・クラスターを用いた
「黄金幕への旅」は多彩な音響を駆使した作風です。

8.226016  \1980
コペル(1908-1998):<管弦楽作品集第3集>
交響曲第3番/交響曲第4番
演奏/モーシェ・アツモン(指揮)オルボー交響楽団 
<Vol.1 : 8.224135 / Vol.2 :  8.224205>
デンマークのシンフォニストによる作品シリーズ。師と言えるニールセンの
作風を受け継いでおり、1944-45年に書かれた交響曲第3番、1946年に書かれ
た交響曲第4番ともに“戦争交響曲”としてデーマーク音楽史にとどめられ
ています。

8.226506  \1980
ロウシング=スコウ(1954- ):<管楽とパーカッション>
PISEQ-RITUS III/スパイラル・ラダー II/RITUS II/WINDGEBOREN
演奏/Duo Denum[ジャネット・バラン(サックス)、クリスティアン・ウト
ケ(打楽器)]、ゲイル・ドラウグスヴォル(アコーディオン)、イェムス・
クラプ(アコーディオン)、Touche[ヘレン・ポウルセン(打楽器)、メー
ズ・ベンセン(打楽器)、フランス・ハンセン(打楽器)]、
Die Michaelstrompeter[アンドレアス・アダム、マルコ・ブラーウ、アキム
・ゴーシュ、マルクス・シュトックハウゼン]
不思議な音楽空間を作ることで知られる作曲家の室内楽選集。サックスやア
コーディオンという楽器の音色、民族音楽-ミニマル音楽風のフレーズを演
奏する鍵盤打楽器、金管アンサンブルといった、色彩感のある音楽が楽しめ
ます。



<cpo>
999904-2(SACD-Hybrid) \2600
リース(1784-1838):交響曲第7番/交響曲第8番
演奏/ハワード・グリフィス(指揮)チューリッヒ室内管弦楽団
cpo初のSACDハイブリッド仕様でリリース。ベートーヴェン時代の作曲家によ
る交響曲は近年再評価の気運が高まっており、クラシック音楽(オーケスト
ラ演奏)再生のスタンダードとして最適な音楽でもあります。
録音:サラウンド・サウンド 
チャンネル:ステレオ、マルチチャンネル 
ディスク形式:ハイブリッドディスク(SACDプレーヤー及びCDプレーヤーで
お聴きいただけます)

999905-2  \1980
シュターデン(1607-1655):宗教的牧歌劇「魂の永遠」(世界初録音)
歌・演奏/クラウス・ヴィンクラー(指揮)
イ・チアルラターニ、モニカ・マウフ、ウーテ・クライドラー、
ハイドルン・ルフテルハント、フランツィスカ・ゴットヴァルト、
セバスティアン・ヒュープナー、 ハンス・イェルク・マメル、
アルミーン・ゴットスタイン、ウルリヒ・マイアー
ドイツ・オペラのルーツ的作品といえる一作を世界初録音。同時代を生きた
シュッツなどの影響も受けつつ、ドイツ語で歌うオペラを確立した作曲家で
あり、J.S.バッハの宗教音楽へも直結するものです。

999915-2(2枚組) \3960
ヘンデル(1685-1759):歌劇「イメネーオ(ヒュメナイオス)」
歌・演奏/アン・ハレンベルク、ヨハンナ・ストイコヴィッチ、
ジリ・カロリーネ・ソーンヒル、カイ・シュティーフェルマン、
ロッキー・チュン、
アンドレアス・シュペリング(指揮)
カペラ・アウグスティーナ、ヴォーカル・アンサンブル・ケルン
1738-40年に書かれたイタリア様式のオペラで、直前に「セルセ」がヒットし
たものの、最後の「デイダミア」と共にオペラ期を締める作品となりました。
録音は大変に珍しく、バロック音楽ファンは必聴でしょう。

999920-2  \1400
ハイドン(1732-1809):
4つのフルート三重奏曲(ロンドン・トリオ)Op.100 Hob.IV-1-4
3つのピアノ三重奏曲(第28-第30番)Op.59:
第1番ニ長調Hob.XV-16, 第2番ト長調Hob.XV-15, 第3番ヘ長調Hob.XV-17
演奏/カメラータ・ケルン
1794年の作品である4つのフルート三重奏曲ほか、ロンドンの出版社のため
に書かれた室内楽曲を収録。cpoでは別団体による室内楽曲もリリースしてい
ますが、カメラータ・ケルンの演奏を知る格好の一枚です。

999935-2  \1400
クレメンティ(1752-1832):
2台のピアノのためのソナタOp.1a/4つのソナタOp.12/3つの連弾ソナタ
Op.3/連弾ソナタ ハ長調Op.6-1/3つの連弾ソナタOp.14-第3番変ホ長調
演奏/ジェノワ&ディミトロフ(ピアノデュオ)
cpoではおなじみのデュオが、19世紀ピアノ音楽の発展に貢献したクレメン
ティの曲を演奏。ソロ・ピアノのソナタやソナチネはおなじみながら、4手
作品の録音は珍しく、これらの曲のスタンダード録音になるでしょう。

999976-2(2枚組) \3960
プロコフィエフ(1891-1953):<短編バレエ第3集>
バレエ音楽「ボリステネスの岸辺で(ドニェプルの岸辺で)」/組曲「キー
ジェ中尉」/組曲「セミョーン・コトコ」  
<Vol.1 : 999974-2 / Vol.2 : 999975-2 >
演奏/ミハイル・ユロフスキ(指揮)
西部ドイツ放送ケルン放送交響楽団
好評ユロフスキによるプロコフィエフ・シリーズ。今月は有名な「キージェ
中尉」、近年再評価されて録音も増えてきた「ボリステネスの岸辺で」(ディ
アギレフの委嘱作品)、オペラからの管弦楽組曲「セミョーン・コトコ」を
収録。珍しい作品をお望みの方はもちろん、「キージェ中尉」で演奏の特徴
やクオリティを確かめるのも一興です。



<DVD International - DVD>
DVDI0760  \1780
<サルート・トゥ・ウィーン−シュトラウス・ガーシュウィン・ガラ>
J.シュトラウスII世:ポルカ「ドナウのほとりから」/オペレッタ「ウィー
ン気質」-伯爵夫人の登場の歌「今日はなつかしき古巣よ」/同-二重唱/オ
ペレッタ「ジプシー男爵」-バリンカイの登場の歌「見捨てられたが陽気に世
界をさまよった」/フランス風ポルカ「クラップフェンの森にて」/ワルツ
「春の声」/ポルカ「雷鳴と電光」/アンネン・ポルカ「酒の歌」/オペレ
ッタ「こうもり」-時計の二重唱/同-シャンパンの歌「ぶどう酒の燃える流
れに」/同-親しい仲間よ/トリッチ・トラッチ・ポルカ/ワルツ「美しく青
きドナウ」  レハール:オペレッタ「ほほえみの国」-君はわが心のすべて
/オペレッタ「メリー・ウィドウ」-二重唱「唇は黙っていても、ヴァイオ
リンはささやく」/オペレッタ「この世は美しい」-この世は美しい ガー
シュウィン:「ザ・ショウ・イズ・オン」-シュトラウスによる/ミュージ
カル「君がために歌わん」-序曲/クラリネットと管弦楽のためのメドレー
/歌劇「ポーギーとベス」-サマー・タイム/同-そうとは限らない/メドレ
ー コープランド:リンカーンの肖像-フィナーレ 伝承曲:ディドント・
マイ・ロード・デリヴァー・ダニエル J.シュトラウスI世:ラデツキー行
進曲 グレゴリー・ペックによる紹介・曲の合間のお話 
(1999年9月20日オーストリア、ウィーン、楽友協会大ホールでのガラ・コ
ンサートをライヴ収録)
歌・演奏/ポール・グローヴズ(テノール)、
ゲオルク・レーナー(バリトン)、
エヴァ・リンド(ソプラノ)、
ヘルベルト・リッペルト(テノール)、
エリザベス・ノーマン(ソプラノ)、
マルティナ・セラフィン(ソプラノ)、
ハーレム少年合唱団、ウィーン少年合唱団、
ヘンリー・ケスタ(クラリネット)、
ペーター・グート(指揮)、ジョン・モリス・ラッセル(指揮)、
ウィーン・シュトラウス・フェスティヴァル・オーケストラ、
グレゴリー・ペック(司会)
NTSC方式、画像構成比4:3、ドルビー・デジタル5.1サラウンド/ドルビ
ー・デジタル2.0ステレオ/DTS6チャンネル、収録時間140分、
日本語字幕なし、片面二層ディスク
ウィーン・フィルのコンサートでおなじみ、ムジークフェライン・ザールで
行われた楽しいガラ・コンサートの模様をお楽しみください。ウィーンの音
楽家たち、ウィーン少年合唱団なども加わった演奏は、もちろん「本場もの」
の素晴らしさ。しかも先頃惜しまれて亡くなった名優グレゴリー・ペックが
司会役を務め(コープランドの曲ではナレーションも担当)、エンタテイン
メント・ショーとして心から楽しめる商品です。


<Arthaus Musik DVD>
100375  \4680
仏・西・日本語字幕付き
バレエ「ムーン・ウォーター(水月)」:J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲
第1番-第6番よりミュージック・セレクション(無伴奏チェロ組曲第1番-
サラバンド/無伴奏チェロ組曲第2番-サラバンド/無伴奏チェロ組曲第3
番-サラバンド/無伴奏チェロ組曲第4番-前奏曲/無伴奏チェロ組曲第5番
-前奏曲、アルマンド、サラバンド/無伴奏チェロ組曲第6番-アルマンド)
/スペシャル・フィーチャー:舞台裏(クラウド・ゲートのダンサーを教え
ること/太極拳/バレエ「ムーン・ウォーター(水月)」)
(収録:2000年10月2日-7日、フランス、ニース、スタジオ・リヴェラ)
出演:台湾クラウド・ゲート・ダンス・シアター、リン・ホワイミン(振付)
ロス・マクギボン(映像監督)、ミッシャ・マイスキー(演奏……チェロ)
NTSC方式、画像構成比16:9、PCMステレオ/ドルビー・デジタル5.0/DTS
5.0、収録時間85分(パフォーマンス65分、スペシャル・フィーチャー20分)
片面一層ディスク
10月新譜「バンブー・ドリーム(竹夢)」(100379)に続き、リン・ホワイ
ミンと台湾のダンス・カンパニーがおくる神秘的なダンス・パフォーマンス。
今回は仏教による「水鏡に映る月」をモチーフにした作品で、マイスキーに
よる深遠なバッハ演奏を音楽に使用。サラバンドとアルマンド他を使った静
的な時間・空間の創造は、東洋的なミステリアスさを醸し出し、思わず見入
ってしまう映像力があります。


<NAXOS JAZZ LEGENDS>
8.120686  \850
ジャンゴ・ラインハルト第3集:「スウィング・ギターズ」
フランス・ホット・クラブ五重奏団録音集1936-1937
 [LIMEHOUSE BLUES/I CAN'T GIVE YOU ANYTHING BUT LOVE/ORIENTAL
SHUFFLE/AFTER YOU'VE GONE/ARE YOU IN THE MOOD?/SHINE/GEORGIA
ON MY MIND/SWING GUITARS/SWEET CHORUS/NAGASAKI/EXACTLY LIKE YOU
/CHARLESTON/YOU'RE DRIVING ME CRAZY/TEARS/SOLITUDE/HOT LIPS/
AIN'T MISBEHAVIN'/ROSE ROOM/BODY AND SOUL/WHEN DAY IS DONE]
<Vol.1 : 8.120515 / Vol.2 : 8.120575>
ジャンゴとステファン・グラッペリを中心とした、ホット・クラブの名演集。
2人の共作5曲を中心に、フレディ・テイラーの粋な歌声を加えた5曲も聴
きもの。2人のヴルトゥオーゾぶりが堪能できる「SWING GUITARS」、ハワ
イアンを思わせる「ORIENTAL SHUFFLE」など、1939年まで続くコンビの真髄
を味わえます。

8.120703  \850
スタン・ケントン:「イーガー・ビーヴァー」 
ザ・コンプリート・マグレガー・トランスクリプションズ第4集 1944    
<Vol.1 : 8.120517 / Vol.2 : 8.120518/ Vol.3 : 8.120684>
 [EAGER BEAVER/I'LL REMEMBER APRIL/RIDE ON/RUSSIAN LULLABY/
CLAIR DE LUNE/BUILD IT UP AND TEAR IT DOWN/MOON SONG/I KNOW THAT
YOU KNOW/OPUS A DOLLAR THREE EIGHTY/UNDER A BLANKET OF BLUE/I
LOST MY SUGAR IN SALT LAKE CITY/NONE BUT THE LONELY HEART/YOU
BETCHA/THE HOUR OF PARTING/IN A LITTLE SPANISH TOWN/BEGIN THE
BEGUINE/BLUES/TICO TICO/SPECIAL DELIVERY/CONVERSIN' WITH THE
BRAIN]
ハリウッドのマグレガー・スタジオで録音された名演集第4弾は、なんとい
ってもアニタ・オデイと共演した7曲に注目(しかも「SPECIAL DELIVERY」
はアニタの自作!)。バンドの面々もコーラスで参加する「RIDE ON」、大
甘の歌声で迫るジーン・ハワード、編曲者ジョー・リッツォの腕が光るクラ
シック音楽のアレンジなど、このバンドの音楽性が実に幅広いことを思い知
らされる一枚です。


<NAXOS  NOSTALGIA>
8.120550  \850
アンドリュース・シスターズ:「ヒット・ザ・ロード」
オリジナル・レコーディングス1938-1944
 [Ti-Pi-Tin/Where Have We Met Before?/Says My Heart/Love Is
Where You Find It/One-Two-Three O'Leary/Chico's Love Song/Down By
The Ohio/Tuxedo Junction/Rhumboogie/Hit The Road/(I'll Be With
You)In Apple-Blossom Time/Yes,My Darling Daughter/I,Yi,Yi,Yi,Yi
(I Like You Very Much)/Honey/A Zoot Suit(For My Sunday Gal)/
Pennsylvania Polka/Pistol Packin' Mama/Shoo Shoo Baby/Tico-Tico
/Straighten Up And Fly Right/Rum And Coca-Cola]
ポピュラー音楽史に花を添えた3人組の、ベスト・ヒット・コレクション的
な一枚。人気がブレイクした1938年の「Ti-Pi-Tin」にはじまり、全米チャー
トのトップ・クラスにランクインしたナンバーが続々と登場。ビング・クロ
スビーと共演した「Pistol Packin' Mama」も収録しています。DECCAのSPか
ら復刻したサウンドも、聴きやすくて良好です。

8.120640  \850
「アイルランド歌曲集」オリジナル・レコーディングス1916-1950
 [When Irish Eyes Are Smiling/The Spinning Wheel/Eileen O'Grady
/Bringing Home The Turf/The Garden Where The Praties Grow/Open
The Door Softly/The Jug O' Punch/The Irish Wedding Spree/On The
Banks Of My Own Lovely Lee/Sittin' On The Bridge Below The Town/
Connemara Dan/Mother's Silver Bell/The Real Old Mountain Dew/
The Boys Of Wexford/Come Back,Paddy Reilly,To Ballyjamesduff/A
Little Bit Of Heaven/Bantry Bay/Galway Bay/I'll Take You Home
Again,Kathleen]
今なお、新しいアーティストや歌が続々と登場しているアイルランドの伝統
音楽シーン。そのルーツともいえるさまざまな録音を集めたこの一枚は、
ジャンルを問わず幅広い音楽ファンにおすすめ。一世を風靡したテノール
歌手マッコーマックの名唱にはじまり、彼の後継者といえるクリストファ
ー・リンチ、コリン・オモア、ジョセフ・ロックらの歌手たち、そしてビ
ング・クロスビー+ヴィクター・ヤングによる録音まで、アイリッシュ・
メロディを存分に、そしてノスタルジックに楽しんでいただけるでしょう。
  
<BRILLIANT>
BRL-92205  2枚組  \1450
マーラー:交響曲第10番/バルシャイ補筆完成版(2001年9月12日録音)
マーラー:交響曲第5番(1999年録音)
ルドルフ・バルシャイ
ユンゲ・ドイチェ・フィル

BRL-92192  6枚組 \2850
ヘンデル:室内楽作品全集
レコール・ドルフェ、ステファン・プレストン
ジョン・ホロウェイ、デイヴィッド・ライヒェンベルク
フィリップ・ピケット、スーザン・シェパード
ルーシー・キャロラン

BRL-92202  4枚組 \1950
「アート・オブ・ノクターン」
フィールド、ショパン、プレイエル、他の夜想曲集
バルト・ファン・オールト

BRL-92200  \500
リース:ピアノ五重奏曲
リンマー:ピアノ五重奏曲
ネポムク・フォルテピアノ五重奏団

BRL-92201  3枚組  \1450
スカルラッティ:鍵盤楽器ソナタ集 第5集
ピーター・ヤン・ベルダー(ハープシコード)
 
<COL LEGNO>
この度、東武トレーディング社で取り扱うことになりましたドイツの名門、
Col legno レーベルをご紹介致します。ご承知のように、このレーベルは現代
音楽の専門レーベルとして世界に広く知られており、Wergo と並んで現代音楽
の世界ではなくてはならない存在となっております。特徴としてドイツのダル
ムシュタット夏期現代音楽講習会に集まる作曲家ないしその影響を受けた作曲
家の作品が好んでリリースされる傾向にありますが、決して一定の枠にとらわ
れることなく常に新しい傾向の作品を発信し続けています。ドナウエッシンゲ
ン音楽祭及びダルムシュタット音楽祭のライヴ・レコーディング・シリーズ、
特殊な音響がマニアの間で人気のラッヘンマン、その独特の時間感覚と静謐さ
でファンの多いフェルドマン、ポスト武満世代として今後の活動にますます目
が離せない細川俊夫、他にイサン・ユン、クセナキス、ブーレーズ、ケージな
ど、ファン垂涎のディスクが目白押しです。演奏陣はエルネスト・ブール、ミ
ヒャエル・ギーレン、ハンス・ロスバウトと言った懐かしい名前からロリン・
マゼール、ワレリー・ゲルギエフと言った華やかな人々、アルディッティQ、
ホイナツカ、日本の漆原朝子など、きら星のようなアーティストばかりです。

●9月-11月の新譜
20074  \1980
アイヴス(オースティン補筆):ユニヴァース・シンフォニー、
アイヴス:交響曲第2番
マイケル・スターン指揮ザールブリュッケン放送so
 
20106  \1980
「クルターク:バッハ−トランスクリプション」
J.S.バッハ:フーガの技法より対位法18、
ブゾーニ:対位法的幻想曲
アンドレアス・グラウ&ゲッツ・シューマッヒャー(p)

20108  \1980
レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ、
モーツァルト:フーガハ短調k.426、
ベートーヴェン:大フーガイ長調op.34
レーガー:ベートーヴェンの主題による変奏曲とフーガ
アンドレアス・グラウ&ゲッツ・シューマッヒャー(p)

20214  \1980
コーコラン:
ミサのように/ピアノ三重奏曲/ベルタサルの夢/ローゼン
ストック歌曲集/木管四重奏曲<特別機動隊の管楽器の叫び>/特別
機動隊の別れ<特別機動隊の最後の詩>
ヘスケト三重奏団、ハンブルク三重奏団、ザビーネ・ゾマー
フェルト(S)デダルス四重奏団

20218  \1980
ヒルシュフェルト:「さすらい」
ソネット第5番op.20/「さすらい」第3番op.73/ソネット第9番op.71/夏
の夜の変奏曲op.55/夜曲op.56
アンサンブル・カメナ、デュオ・ベッリーニ、ヨハネス・ヴァイス(vc)
トリトーン三重奏団、フリーデマン・ザイトリツ(cl)
アンドレアス・ヴェーレンフェニヒ(hp)ゲオルク・W.ヴァーグナー(perc)

20219  \1980
ベルク:若き日の歌(世界初録音)
エレーネ・リンドクヴィスト(S)、フィリップ・フォグラー(p)
 
20229  3枚組 \5940
「ドナウエッシンゲン音楽祭2002」
ジュリオ・エストラーダ(1943-):
うーむ(Hum)、望月京(1969-):聴音(Ecoute)、
ジェラード・ペープ(1955-):聖テレジアの恍惚、
アラン・ヒラリオ(1967-):フォノオートグラフ、
カリン・レーンクヴィスト(1957-):タイレ・ディッヒ・ナハト、
ヘルムート・エーリング(1961-):ER.eine she
ヨゼフ・アントン・リードル(1927-):vollicht aust es sa.III
ヤープ・ブロンク(1953-):ムンドルンドゥム、
クラウス・フーバー(1924-):乗馬の際必要な魂、
ベルンハルト・ラング(1957-):ディフェレンツ/ヴィーダーホルンク7
ハヤ・チェルノウィン(1957-):maim zarim,maim gnuvim
ノイエ・ヴォーカルゾリステン・シュトゥットガルト、
シュトゥットガルト南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル、
シルヴァン・カンブルラン指揮南西ドイツ放送soほか





<KONTRAPUNKT>
32330  \2080
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988 (サクソフォン四重奏編曲版)
デンマーク・サクソフォン四重奏団
C.Hougaard(A-Sax)、 T.Snekkestad(T-Sax)、
J.O.Bove(Sop-Sax)、 P.Egholm(Sax)       
超名曲バッハのゴルドベルク変奏曲。今までも様々なアレンジによって演奏
されてきましたが、サックス四重奏による編曲が登場!

32329  \2080
クーラウ:
3つのグランド・ソロ(ソナタ)Op.57
3つの幻想曲Op.38   
T.L.クリスチャンセン(fl) E..ヴェステンホルス(p)   
14CDにおよぶクーラウ・プロジェクトの新盤が登場。ドイツ生まれのデンマ
ーク宮廷音楽家の全貌が明らかに。ロマン派初期の美しい作品群。クリスチャ
ンセンはモーツァルト等古典派作品を得意とするデンマーク国立交響楽団の
首席奏者。コレギウム・ムジクムのメンバーとしても活躍する注目のフルー
ト奏者です。

32328  \2080
ニールセン:
オルガン作品全集 2つの前奏曲(遺作)、 29の小前奏曲Op.51、
コムモーティオOp.58、 楽しいクリスマスの夜、 祝典前奏曲、
神よみもとに近ずかん   
イエンス.E..クリステンセン(オルガン)       
地元デンマークの作品にこだわるKONTRAPUNKTですが、かの地の大作曲家ニー
ルセンの珍しいオルガン作品集です。





<イタリアの自主制作CD(全3タイトル)>
コントラバス専門レーベルとして独自の地位を築いているNBBレコーズの経由
で、スカラ座アンサンブルとシラグーサ(コントラバス)の自主制作CDを
紹介させていただきます。

●スカラ座器楽アンサンブル
10002  \2080
ジョージ・ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルー
チック・コレア:アッデンダム
ペドロ・イットラルデ:ヘレニク組曲
アストル・ピアソラ:
エスクアーロ、ラ・ムエルテ・デル・アンジェル、オブリヴィオン、
リベルタンゴ
スカラ座器楽アンサンブル
(Ensanble Strumentale Scaligero)

PM102-2  \2080
エルネスト・カヴァッリーニ:
もう一つのカーニヴァル(クラリネット、フルート、弦楽器のための)
ロッシーニ:
アンダンテと主題と変奏へ長調(フルート、クラリネット、ファゴット、ホ
ルンのための)、
ボッテシーニ:
ベッリーニの「夢遊病の女」による幻想曲(コントラバスと弦楽のための)
ロッシーニ:ラルゴとロンド(ファゴットと弦楽のための)
ボッテシーニ:大二重奏曲(クラリネット、コントラバス、弦楽のための)
スカラ座器楽アンサンブル
(Ensanble Strumentale Scaligero)
スカラ座器楽アンサンブルはNBBレーベルでお馴染みのコントラバス奏者エッ
トーレを始めとするミラノ・スカラ座の首席奏者達10人(弦楽クインテット+
オーボエ、フルート、クラリネット、ファゴット、ホルンで編成されたイタリ
ア最高の器楽アンサンブル。数年前から、ピアノ、アコーディオン、打楽器、
サクソフォーンのソリスト達をメンバーとして加え14人編成とし、ジャンルの
拡大をはかり大成功をおさめている。ガーシュインやチック・コリア、ピアソ
ラ等を収録した親しみ易い近代音楽と、ロッシーニ中心のアルバムの2タイト
ルです。PM102はなぜかバック・インレイに日本語で曲目が併記されておりま
す。

●シラグーサのCD(ANTES CONCERTO)
BMCD 2004  \2080
ジョヴァンニ・ボッテジーニ作品集
1.メロディ(ロマンツァ・パテティカ)、
2.イントロダクションとボレロ
3.エレジ−(ニ長調)とタランテッラ、
4.グランデ・アレグロ・アッラ・メンデルスゾーン
5.べッリーニの『夢遊病の女』の幻想曲
6.ヴェニスの謝肉祭による序奏、主題と変奏
フランチェスコ・シラグーサ(コントラバス)
ロベルト・パルッツォ(P)
フランチェスコ・シラグーサは現在28才の若さでミラノのスカラ座の首席奏者
を勤めるイタリア・コントラバス界のプリンスと言える存在である。95年にベ
ンツィ杯、国内学生コンクール(NBBにCDあり)に優勝。98年のジュネーヴ国際
コンクール第2位、99年には第4回ボッテジーニ国際コンクール第1位に輝き、イ
タリア人として初の金字塔を打ち立てた。現在ポスト「ペトラッキ」の第一候
補にあげられている。華麗なテクニックそして素晴しい音色と歌心に満ちたこ
のボッテジーニ作品集は、ルードウイッヒ・シュトライヒャー以後のベスト・
パフォーマンスの一つに間違いない。





<ORF>
CD348(3CD) 12月15日までのご予約特価 \4680(通常価格 \5940)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ、指揮)
ウィーン交響楽団
(録音:2003 年7 月19 日ウィーン・コンツェルトハウス、ウィーン芸術
週間におけるライヴ録音、一日で全曲演奏)
メジャーレーベルもやってくれなかった凄いものを、ORF が出してくれまし
た。知性派ピアニストの最高峰、そしてベートーヴェン解釈者としても当代
一のブッフビンダーによる「ベートーヴェン: ピアノ協奏曲全集」。しかも
弾き振り。お相手もウィーン交響楽団と豪華そのもの。清潔なピアニズムはそ
のままに、ライヴゆえにクール過ぎる側面もあった巨匠ですが、素晴らしい興
奮が味わえます。ブッフビンダーはドイツ物を得意としており録音も多数発売
になっております。ベートーヴェンではピアノ・ソナタ全曲、シュタルケルと
のチェロ・ソナタ全曲、の他近年ではアーノンクールと共演したブラームスの
ピアノ協奏曲全集が好評で、ハイドン:ピアノ・ソナタ全集(以上TELDEC レ
ーベル)、今回と同様ウィーン響を指揮振りしたモーツァルト:ピアノ協奏曲
全集(CALIG レーベル)、などが名盤として知られておりますが、これほど
様々な全集録音を行っていながらベートーヴェンのピアノ協奏曲全集が出て
いなかったのが不思議なくらいです。当演奏は、ウィーン芸術週間における
コンツェルトハウス・ウィーンにおけるライヴ。しかも一日ですべての協奏
曲を演奏するという偉業です。午前11時開演のコンサートでは第2、3、4
の協奏曲を。そして午後四時開演のコンサートでは第1、5番の協奏曲を演奏
しました。





<ムジカノーバ>
「アヴェ・マリア」-ミュージック・コンセプションズ・ウィズ・"EKO"
MUSI-0001 \2100
1.前奏曲-バッハ/グノーのアベマリア(楽器演奏)
2.シューベルトのアベマリア
3.マスカーニのアベマリア
4.モーツァルトのアベベルムコルプス(楽器演奏)
5.カッチーニのアベマリア
6.サンサーンスのアベマリア
7.アメイジング・グレイス(楽器演奏)
8.アルビノーニのアベマリア-石原眞冶
9.バッハ/グノーのアベマリア
10.終曲-フォーレの天国にて(楽器演奏)
クリスマスにピッタリのヒーリング・アルバム
アヴェ・マリアの歌曲のもつヒーリング的魅力を余すところなく表現した改心
の曲集!奇跡のクリスタルボイスを持つ"EKO(エコ)"とヒーリング・ア
ルバムの傑作「アクアブルー」(ラサ・レーベル)を生んだ石原眞治とが一年
以上の月日をかけて完成した奇跡のヒーリング・アルバム。ミュージック・コ
ンセプションズ(音楽概念)と言う名に相応しい完成度の高い作品群!
●EKO
3歳よりピアノを始める。6歳-12歳までモダンバレエを学び、またブラス
バンドでクラリネットとティンパニを担当。声楽の勉強を17歳より始め、桐
朋学園大学声楽専攻卒業。同大学研究科終了。
●石原眞冶
映画音楽の作曲家として長いキャリアを持つ。記録映画、博覧会やミュージア
ムの大型映像、CM、プロモーションビデオ及び編曲家として幅広い分野に数
多くの作品を残す。龍村仁監督の「地球交響曲第二番」に作品を提供し世に知
られる所となる。ソロ・アルバムにヒット作「アクアブルー」および「ブルーフ
ァンタジー」(ラサポイント)、オムニバスに「地球交響曲第二番」(プ
レムコーポレーション)、「地球交響曲第四番」(ビクターエンターテイメン
ト)、「Noel」(ラサポイント)がある。





<METIER(イギリス)>
イギリスのMETIER(メティエ)レーベルをご紹介いたします。当レーベルは
1992 年に設立された新しいレーベルでイギリスの現代音楽で高い評価を得て
います。クラシックCD やグラモフォン、BBC ミュージック・マガジン、ファ
ンファーレといった世界の音楽誌から絶賛を受けております。最近の新譜で
はジョージ・ロックバーグ、ヴァルター・ツィンマーマン、アイヴズ、ヘン
ツェといった国にこだわらないの作曲家をリリースし、またイギリスではバ
ックス、ティペット、マケイブ、マシアス、P.M.デーヴィスといった評価の
定まった作曲家から無名の作曲家まで幅広く取り上げております。また若い
演奏家に機会を与え、バッハやベートーヴェンなども録音しております。変
わったところでは、日本の無伴奏トロンボーン作品集などというものもござ
います。またロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席フルート奏者エミ
リー・ベイノン(フルート)のバックス他の作品集が出ています。

MSVCD 2001  \1850
J.S.バッハ:「トッカータ全曲」
ニ短調BWV913/ト短調BWV915/ホ短調BWV914/嬰ヘ短調BWV910/ハ短
調BWV911/ト短調BWV916/ニBWV912
キャサリン・デュラン(p)

MSVCD 2002  2枚組 \3700
J.S.バッハ:平均率クラヴィア曲集第2巻
ダイアナ・ボイル(p)

MSVCD 2003  \1850
「ベートーヴェン探究」
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタト長調第10番op.96/ロンドト長調
WoO41/「フィガロの結婚」の「伯爵様が踊るなら」の主題による12の変奏
曲ヘ長調/
ルドルフ大公:ヴァイオリンとピアノの為の変奏曲ヘ長調(110)
ペーター・シェパード・スカーヴェド(vn)、アーロン・ショル(p)

MSVCD 92002  \1850
ハロルド・ドレイク:狂詩曲op.4
ウォルター・アルコック:序奏とパッサカリア
ヒーリー・ウィラン:序奏、パッサカリアとフーガ/
フランシス・ジャクソン:トッカータ、コラールとフーガop. 16/
ブライアン・ブロックレス:序奏、パッサカリアとコーダ
アンドルー・ジョンストン(org)

MSVCD 92004  \1850
マイケル・ティペット:ソナタ第3番
ジョン・マケイブ:リストの主題による幻想曲
ポール・パターソン:時間のトンネル
ナイジェル・クラーク:極点
グラハム・カスキエ(p)

MSVCD 92005  \1850
F ウィリアム・マシアス:
弦楽四重奏曲第1番op.38/第2番op.84/第3番op.97
メデア四重奏団

MSVCD 92006  \1850
F アーノルド・バックス:ソナタ
スティーヴン・ドジソン:ニ重奏曲
ハミルトン・ハーティ:アイルランドで
ウィリアム・アルウィン:水の精
ニコラス・モー:夜の考え
エミリー・ベイノン(fl)、
キャサリン・ベイノン(hp)

MSVCD 92008  \1850
マイケル・ティペット:ソナタ第2番
ニコラス・サックマン:ソナタ
ロバート・サクストン:左手のためのシャコンヌ/
ジャスティン・コノリー:5つの練習曲形式のソナティネ
スティーヴン・ノイガルテン(p)

MSVCD 92009  \1850
マイケル・ティペット:ソナタ第4番
ロバート・サクストン:ソナタ
コリン・マシューズ:速度の練習曲
コンスタント・ランバート:悲歌
ニコラス・アンウィン(p)

MSVCD 92010  \1850
マイケル・フィニシー:「民謡」
民謡2/私の愛は赤い赤いバラのよう/どんなにいとしく/柳よ柳/古いクリ
スマス・キャロル/オーストラリアの海のはやし歌第2集/ポーランド舞曲
op. 32/スヴァトヴァツ(ハンガリーのフォークダンス)ほか
マイケル・フィニシー(p)

MSVCD 92011  \1850
マイケル・フィニシー:
だれのでもないジーグ/弦楽四重奏曲/束縛の多様な形/あこがれ/単純な和声
クロイツァー四重奏団

MSVCD 92012  \1850
ロベルト・ヘラルド:
ピアノ三重奏曲/チェロ・ソナタ/シャコンヌ/ジェミニ
カタメン・ピアノ三重奏団

MSVCD 92013  \1850
F エリザベス・マコンキー:幻想曲
アンソニー・パワーズ:海/歌
ピアズ・ヘラウェル:高い要塞
ハリソン・バートウィスル:詩
R.R.ベネット:シェーナ3
ヒュー・ウッド:「極楽鳥」によるパラフレーズ
ゴードン・クロス:1年と1日
マーティン・バトラー:カピストラーノ
マイケル・バークリー:飛行
ケイト・ロマノ(cl)、アラン・ヒックス(p)

MSVCD 92014  \1850
エドワード・ハーパー:幻想曲3
ルイジ・ダラピッコラを記念するリチェルカーレ/バードの編曲/
リエル・クレスウェル:
くじいた背骨の回復への祈り/音楽のための言葉/ 六重奏曲
ジェーン・マニング(S)、
スコットランド・ニュー・ミュージック・グループ、
エドワード・ハーパー指揮

MSVCD 92015  \1400
エドワード・ハーパー:歌劇「ファニー・ロビン」
J.マニング、N.ウォー、R.ホーン(独唱)、
スコティッシュ・オペラ合唱団、
スコティッシュ室内o.
E.ハーパー指揮

MSVCD 92016  \1850
ニコラス・サックマン:弦楽四重奏曲第2番
ジョージ・ニコルソン:弦楽四重奏曲第3番
ボックマン四重奏団

MSVCD 92017  \1850
「日本プロジェクト」
平野正也:Alone/中村寛:Angelus novus
後藤国彦:inquisition/cloister .
野分の門/小内将人:Sociological Japan
前田克治:インテルメッツォ
横山勝巳:痕跡II
藤井喬梓:Dancing bones
バリー・ウェブ(tb)

MSVCD 92018  \1850
「小説の筋」イタリアの合奏曲
ルカ・フランチェスコーニ:眠らない旅行者/小説の筋/
ジャチント・シェルシ:Kya
アダ・ジェンティレ:命じられた沈黙の中で
ダリオ・マッジ:まっ暗な森で他
ファイアバード合奏団、バリー・ウェブ指揮

MSVCD 92019  \1850
リック・グレブナー:
風景の中のヴィーナス/稲妻/復活/彫像のディヴェルティメント
テープ作品

MSVCD 92022  \1850
クリストファー・フォックス:「もっと光を」
もっと光を/2つずつ/最高の場所/挨拶の形/空中で見える以上のもの
イアン・ペース(p)

MSVCD 92023  \1400
マイケル・フィニシー:7つの宗教的モテット
ヴォーチェス・サクラ、J.マーティン指揮

MSVCD 92024  \1850
ナイジェル・クラーク:「予感」
ホーリー島の石/こだまとナルキッソス/分光器/極点/予感/ペルナンブコ
/中国のパズル
N.ハイド(vc)、本間たまみ、P.ミード(p)、
P.S.スカーヴェド(vn)、J.トムセン(fl)、J.
ワトソン(tp)

MSVCD 92025  \1850
「周囲の光景」スコットランド歌曲集
ジェイムズ・マクミラン:バラード/子供たち/スコットランドの歌
エリザベス・マコンキー:太陽と月と星
ジュディス・ウィア:スコットランドの吟遊詩人たち
ロビン・ホロウェイ:私たちがどこにいても
ニコラ・ルファヌ:でも星は残っている
ジョージ・ニコルソン:周囲の光景他
アリソン・スマート(S)、
キャサリン・デュラン(p)

MSVCD 92026  \1850
「カタルーニャの弦楽四重奏曲」
ホセプ・ソレル:四重奏曲第1・5番/ミケル・ロヘル:四重奏曲第2番
アルベルト・サルダ:四重奏曲
クロイツァー四重奏団

MSVCD 92027  2枚組 \3700
マイケル・フィニシー:「ヴェルディ編曲集」
雪の吹きだまり/行ったり来たり/ピアノ協奏曲第4・6番
イアン・ペース(p)

MSVCD 92028  \1850
「フィルハーモニック練習曲」
ナジ・ハキム:ソナタ/デーヴィッド・マシューズ:フーガ/3つの練習曲
ディミトリ・スミルノフ:2つのフーガ
ヘンツェ:フィルハーモニック練習曲/セレナード/ソナタ
ペーター・シェパード・スカーヴェド(vn)

MSVCD 92029  \1400
「星の前奏曲」
ジョン・マケイブ:混乱した踊り/星の前奏曲
アラン・ロースソーン:
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ/2つのヴァイオリンのための主題と
変奏
ペーター・シェパード・スカーヴェド、
クリスティーヌ・ゾーン(vn)、
本間たまみ(p)

MSVCD 92030  \1850
マイケル・フィニシー:ガーシュイン編曲集「もっとガーシュイン」
イアン・ペース(p)

MSVCD 92031  \1850
クリストファー・フォックス:あなた、私たち、私
A-N-N-A 花開く時/あなた、私たち、私/ルイジアナ/MERZソナタ/2番目
の8/塊/ミューズと自分のために歌う他
アマンダ・クローリー(S)、
イアン・ペース(p)、
クリストファー・フォックス(テープ編集)

MSVCD 92032  \1850
ロベルト・ヘラルド:弦楽四重奏曲第1・2番クロイツァー四重奏団

MSVCD 92033  \1850
ジェイムズ・クラッパートン:「長い帰路」
長い帰路/スティーヴンのピアノの本/冷たい海霧/マイケルのピアノの本/
クレセイドの遺言/2つの東北の歌他
ジェイムズ・クラッパートン(p)

MSVCD 92035  \1850
「まさに一生はそんなもの」
マイケル・バークリー:8つのモテット
ガブリエル・ジャクソン:
遠くから見る/おお、神聖な宴/明日あなたは先へ行く
マグナス・ウィリアムソン:3声のミサ
ボブ・チルコット:まさに一生はそんなもの/愛/そっと立ち去れ
ヴォーチェス・サクラ、ジュディ・マーティン指揮

MSVCD 92036  \1850
「動物天国」
エドワード・ハーパー:光は消えた
クレスウェル:土地の霊をなだめる祈り
ケネス・ライトン:動物天国
ロジャー・ウィリアムズ:おお!リア様!
デーヴィッド・ジョンソン:神、人間、動物他
アリソン・ウェルズ(S)、ジョン・ターナー(bfl)、
キース・エルコム(cemb)、ジョナサン・プライス(vc)

MSVCD 92037  2枚組 \3700
チャールズ・アイヴズ:「様々な空気」
ピアノ・ソナタ第1番/第2番<コンコード>/3ページのソナタ/
習作第2・9・20・21・22・23番/ワルツ・ロンド/5つの戯作集
フィリップ・ミード(p)、ヘレン・ブラメン(fl)、
エレナ・アrテモノヴァ(va)

MSVCD 92038  \1850
アンソニー・パワーズ:「あせない色」
あせない色/二重ソナタ/日光の中で/五重奏曲/島の別の部分
サッファ

MSVCD 92039  \1850
「子供部屋」
フレーザー=シモン:動物園で/洗礼式/4人の友人/行方不明/2度/反抗/
王の朝食/皇帝の詩歌/丘の上の風/バッキンガム宮殿/もし私が王だっ
たら/線と正方形/市場の広場/
ジャーマン:最初の友人/ラクダのこぶ/私には6人の正直な下男がいる/
バルキスのような女王は決していなかった/リオへ下る/
ムソルグスキー:子供部屋
マズグレイヴ:子供の歌の組曲他
サンドラ・リセンデン(S)、キャサリン・デュラン(p)

MSVCD 92040  \1850
アルウィン・プリチャード:「見えない都市」
春/ピアノ五重奏曲<バーバラ・アレン>帰還か場所/母体/小人/道具箱/
不幸な天使/見えない都市
トポロジーズ【I.ペース(P、芸術監督)、
A. トマス(g)、G.カウリー(cl)、D.モーガン(vn)、C.ジョージ(vn)、
B.ケアリー(va)、B.テイラー(vc)、A.プリッチャード(声)】

MSVCD 92041  \1400
「実行可能性調査」
セア・マズグレイヴ:古代世界からの声
ゴードン・マクファーソン:3分の哲学
エドワード・マクガイア:ケルトの編み細工
ジャンゴ・ベイツ:鳥の絵
スコティッシュ・フルート三重奏団、
ティム・ウィリアムズ(perc)

MSVCD 92042  \1850
「不安」
ポール・アーチボルド:
動きのある練習曲/すれ違った運命/パ・ド・ドゥ/迷いからさめた声/
ファブリス・フィッチ:ブロンズの構造/レンブール兄弟のための線状細工/
不安
エクスポゼ合奏団、
ロジャー・レッドゲイト指揮、P.ヒル(p)、H.ウェブ(hp)、
B.ケアリー(va)、B.ウェブ(tb)、J.ウォーバートン(perc)

MSVCD 92043  \1850
ジェーン・ウェルズ:「機会音楽」
群青色/人々と場所/次のどこでも/月曜日の子供他
メアリー・ウィーゴルド(S)、
コンポーザーズ合奏団、ピーター・ウィーゴルド指揮

MSVCD 92044  \1850
リチャード・エムスリー:「流れの形式」
狼狽/流れの形式/ピアノのために3/...岸の湾曲から入江の湾曲へ...
/フィニシーの50歳/ギターのために1/ピアノのために2/エニシダの木
トポロジーズ【I.ペース(p、芸術監督)、M.トムズ指揮、A.トマス(g)、
C.レッサー(S)、N.ルファー(fl)、J.ウォーバートン(perc)】

MSVCD 92046  \1850
ジャスティン・コノリー:「夜の思考」
ソナティネ第2番. 9部から成る/夜曲/モザイク用小片F . 黒の支配/ス
カルダネリの夢
N.ホッジ(p)、N.ルファー(fl)、J.ウォーバートン(perc)、C.カノニチ(cb)、
A.スパーリング(cl)、S.アンダーソン(MS)

MSVCD 92050  \1850
マイケル・フィニシー:「失われた土地」
失われた土地/月が沈む/荒野の管理他
トポロジーズ【レッドゲート(ob)、ウォー
バート(perc)、マックニール(sax)、I.ペース(p)、M.トムス指揮他】

MSVCD 92051  \1850
「変奏曲」
エリオット・シュワルツ:ベラギオ変奏曲
ジョージ・ロックバーグ:弦楽四重奏曲第3番
クロイツァー四重奏団

MSVCD 92053  \1850
サディー・ハリソン:「飛ぶこと」
飛ぶこと/はざま飾り/形のない標章/エゾ菊他
クロイツァー四重奏団、
P.S.スカーヴェド(vn)、A.ショル(p)、L.-J.ロジャーズ(S)、N.ルファー(fl)

MSVCD 92054  \1850
キャサリン・ノーマン:「透明なもの」
透明なもの/鐘と怪物像/翻訳の試み/強い力/流れの中で/心のフーガ
フィリップ・ミード(p)、キャサリン・ノーマン(テープ・電子楽器)

MSVCD 92055  \1850
ピーター・マクスウェル・デイヴィス:室内楽作品集(1952-1987)
四重奏楽章/ピアノのための5つの小品op.2/クラリネット・ソナタ/弦楽四
重奏曲/賛歌/7つの輝き/小四重奏曲第1・2番
クロイツァー四重奏団、ガイ・カウリー(cl)、イアン・ペース(p)

MSVCD 92056  \1850
「題不要」
サディー・ハリソン:題不要/3つの提示/円柱の後ろ/
プリオール・レーニエ:
クラリネットとピアノのための組曲/ヴィオラ・ソナタ/
鍵盤楽器用の5つの小品
ダブル・イメージ

MSVCD 92057  2枚組 \3700
ヴァルター・ツィマーマン:「初心者の心」
隠居/荒野の旅/私が84歳だった時/ワンダ・ランドフスカの消えた楽器他
イアン・ペース(p, cemb, 声)

MSVCD 92058  \1850
F ウィルフレッド・ジョゼフス:
クラリネット五重奏曲/クラリネットとピアノのためのソナタ第1・2番
リンダ・メリック(cl)、ベンジャミン・フリス(p)、
クロイツァー四重奏団

MSVCD 92059  \1850
クリストファー・フォックス:「内部」
断続的な時間の中の直線3/繋留された歌/一般的な作品第3・4・5番/
内部
アントン・ルコスツェヴィーツェ(vc)

MSVCD 92061  \1850
ジェフリー・プール:
「9月の」冷淡な触感/9月の/弦楽四重奏曲第3番/紅玉鳥
J.ポーター、G.プール(p)、ジェミニ、
リンジー四重奏団、J.ショー(ob)、
A.-M.ハスティングズ(p)

MSVCD 92062  \1850
ジョージ・ニコルソン:「世界への手紙」
春の歌/正義の言葉からの3曲/難局/世界への手紙
J.ターナー(bfl)、P.ローソン(p)、P.エドワード(cl)、G.ニコルソン(p)、
A.ウェルズ(S)、K.エルコム(cemb)、J.プライス(vc)

MSVCD 92063  \1850
「多様性」
ブライアン・ファニヒュー:上付き文字
ジェイソン・エッカート:多様性
ヘンリー・カウエル:万国のフルート
ジェイムズ・ディロン:回折
マイケル・パーキン:悲歌他
ナンシー・ルファー(fl)

MSVCD 92065  \1850
ジョージ・ロックバーグ:カプリース変奏曲
ペーター・シェパード・スカーヴェド(vn)

MSVCD 92066  \1850
ジュリア・アッシャー:「神聖な薬」
神聖な薬/風の中の葦/日が暮れないうちに/潟の島々/経験の代償とは/
祈り<裸の哀れな人たち>
ブルームフィールド(ob,ehr)、P.ローソン(p)、プライス(vc)、
ロジャーズ(S)、J.シンプソン(cemb)、J.ターナー(bfl)

MSVCD 92069  \1850
マイケル・フィニシー:
この教会. 独唱、語り手、合唱、合奏のための
R.ジャクソン(Br)、J.マニー(MS)、P.アダムズ(org)、
イクシオン、ハウラ・聖メアリー教会合唱団、M.フィニシー指揮 他

MSVCD 92075  2枚組 \3700
ゲルハルト・シュテープラー:
ダリ/夢1/9/92/インターネット1.1/1.5/1.9/ウィンドウズ1−ウィンドウズ5
/合計/ファン・ブラントワインとフィンスターニッセン 他
パウロ・アルヴァレス(p)

MSVCD 92084  \1850
サディー・ハリソン:「明るい庭」
明るい庭/14番目のテラス/バヴァド・カイール・バキ!/アフガニスタンの
伝統音楽
テイト合奏団、ロンターノ、A.スパーリング(cl)、
O.デ・ラ・マルティネス指揮、
P.S.スカーヴェド(vn)他
 
<TESTAMENT>
SBT1342  \1750
マーラー:交響曲第6番イ短調 「悲劇的」
指揮:サー・ジョン・バルビローリ
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1966年1月13日、フィルハーモニー・ホール、ベルリン
モノラル録音
バルビローリ&ベルリン・フィル、ライヴ録音第1弾となる「復活」は、バルビ
ローリの情熱かつ崇高な指揮ぶりとともに、ベルリン・フィルの団員たちのほ
ぼ初の演奏となる気合の入った熱演とが相俟って稀にみる名演とファンから賞
賛されました。今回の第6番は、その「復活」が演奏された翌年1966年1月のベ
ルリンのフィルフハーモニーでのライヴ。66年といえば、カラヤンがベルリン
・フィルを自らの楽器として技術的にもまた表現力でもその芸術を確立した時
期であり、バルビローリはこの「奇蹟のオーケストラ」といわしめたベルリン
・フィルを前年以上に十二分に駆使し、その複雑なオーケストレーション作品
を信じられないまでの音楽の高みに昇華させています。(結果的に72年にカラ
ヤンが第5番を演奏するまでベルリン・フィルにとってマーラーの演奏はほぼバ
ルビローリだけだったようで両者ののマーラーへの結びつきがいかに密接であ
ったかが窺い知れます。) 翌年(67年)、EMIでスタジオ録音されたニュー
・フィルハーモニア管弦楽団盤に比べても全体的に演奏時間が早く、「復活」
同様、充実したその演奏スタイルが感じとれるかと思います。録音は残念なが
らモノラルですが、66年ベルリンRIAS放送録音という事もあり、細部まで
過不足ない音質となっています。なお、今回の演奏では、最近ではめずらしく
なった第2楽章にアンダンテ・モデラートを、第3楽章にスケルツォという形で
演奏しており(バルビローリとしてはこれが通常のやり方だったのですが)、
音楽全体を強く支配するポイントともなっています。

SBT1250  \1750
ヘンリー8世と6人の妻たち
(映画音楽のための作曲及び編曲:デイヴィド・マンロウ)
スペシャル・トラック:
「宮庭のグリーンスリーヴス」から6曲
「中世・ルネサンスの楽器」から5曲
指揮:デイヴィッド・マンロウ
ロンドン古楽コンソート
ステレオ録音
                       
SBT1251  \1750
フェルナンド5世とイサベラ女王期のスペイン音楽
スペシャル・トラック:
「中世・ルネサンスの楽器」から12曲
指揮:デイヴィッド・マンロウ
ロンドン古楽コンソート
ステレオ録音
今や伝説と化している古楽器奏者兼指揮者デイヴィッド・マンロウ(1942-1976)
の残した貴重な遺産の中から選ばれたCD2タイトルです。
古楽器ブームの発祥期ともされた1960年代から70年代にかけて彗星のよ
うに現れた天才奏者マンロウは、その独特の音楽感性で埋もれていた中世・ル
ネサンスの作品をあたかも今生み出されたもののように現代に具現化しました。
さらに、彼の主宰したロンドン古楽コンソートは今では考えられないような名
手たちを配し、ファンを驚嘆させました。ジェイムズ・ボウマン(CT)、オリ
ヴァー・ブロックス(ヴィオール)、ジェイムズ・タイラー(リュート)、そし
て現在、エンシェント室内管弦楽団を初め指揮者として活躍中のクリストファ
ー・ホグウッド等、超豪華なメンバーによるドリーム・コンソートでした。
今回は、そのロンドン古楽コンソートの演奏でCD化が待たれたマンロウ晩年
のEMI録音から、歴史映画「ヘンリー8世とその妻たち」(ヘンリー8世の
作品とその時期の音楽、さらにマンロウが手がけた自作品)を含む1枚と15
-16世紀スペイン王国絶頂期に君臨した国王フェルナンド5世とイサベル女王
期のスペイン音楽の1枚をリリース。どちらのアルバムも名手たちの超絶技巧
が楽しめる快演となっています。
加えて、2枚ともスペシャル・トラックとしてこれも資料的に希少価値の高い
古楽器の演奏辞典とも称された名盤「中世・ルネサンスの楽器」から数トラッ
クが付け加えられておりファンにはたまらないプレゼントとなっています。

SBT1254  \1750
シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 作品114 「ます」
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第14番 ト長調 K.387
アマデウス弦楽四重奏団
ノーバート・ブレイニン(1st ヴァイオリン)
ジークムント・ニッセル(2nd ヴァイオリン)
ピーター・シドロフ(ヴィオラ)
マーティン・ロヴェット(チェロ)
フィッツバー・メニューイン(ピアノ)
J.エドワード・メリット(コントラバス)
ステレオ録音(ます)
モノラル録音(モーツァルト)
 50年代のアマデウスQの録音といえばやはりメインはDECCA録音となりま
すが、若干ながら平行してEMIにも録音をしていました。TESTAMENT
でも、既に第1弾としてシューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調、他(SBT1157)を
発売しておりますが、次にご案内するのがこのシューベルト「ます」とモー
ツァルトの四重奏です。シューベルトは当初、クリフォード・カーゾンをソリ
ストに迎え録音する予定でしたが、彼がDECCAと専属契約をしていたため
実現されず、急遽、ユーディ・メニューインの妹でEMIと契約をしていたフィ
ッツバー・メニューインをソリストに立て、この録音が実現しました。その柔
らかく、やさしく纏わりつくような彼女のピアノとアマデウスQの感性が現代
の演奏では聴けないような心のこもった温かみのある演奏となっています。な
お、コントラバスのJ.エドワード・メリットは当時のフィルハーモニア管弦
楽団の首席奏者です。一方、モーツアルトのK..387はアマデウスQが終生の命題
としてきた作曲家であり、若々しく気合の入った録音となっています。

SBT1319  \1750
ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番
ウォルトン:ヴァイオリン・ソナタ
エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 作品82
マックス・ロスタル(Vn)
コリン・ホーズリー(Pf)
モノラル録音
オーストリア生まれで後にイギリス国籍を得たマックス・ロスタル(1905生ま
れ)は、ハチャトゥリアンやバルトークの協奏曲をUK初演しイギリスに広める
ことに大いに貢献したことで知られていますが、更にイギリス音楽を世界に紹
介することにも積極的でした。これはその一環ともいえるイギリス作品集。ロ
スタルは1928年、名教授カール・フレッシュの助手となり、その後イーフラ・
ニーマンやアマデウスQのメンバーなど当時の若いヴァイオリニストを指導し、
多大な影響を与えました。
ソリストとしては、力強いリズムと鋭いアタックに裏打ちされた甘く透明な音
色で高く評価されました。

SBT1326  \1750
ヴェルディ:
歌劇「運命の力」序曲
歌劇「ナブッコ」序曲
歌劇「アルツィラ」序曲
バレエ音楽「貴婦人と道化師」(マッケラス編)
指揮:サー・チャールズ・マッケラス
フィルハーモニア管弦楽団
ステレオ録音(序曲)
モノラル録音(バレー)

SBT1327  \1750
ヴォルフ=フェラーリ:
歌劇「スザンナの秘密」序曲
歌劇「四人の田舎者」序曲&間奏曲
歌劇「マドンナの首飾り(聖母の宝石)」より4曲
ヴェルディ:
歌劇「ルイザ=ミラー」序曲
歌劇「トロヴァトーレ」から第2幕 ”バレエ音楽”
歌劇「シチリア島の夕べの祈り」から第3幕 ”バレエ音楽”(マッケラス編)
歌劇「オテロ」から第3幕 ”バレエ音楽”
ポンキエッリ:
歌劇「ジョコンダ」より ”時の踊り
指揮:サー・チャールズ・マッケラス
フィルハーモニア管弦楽団
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
ステレオ録音&モノラル録音
 ニューヨーク生まれの指揮者、サー・チャールズ・マッケラスの30代にEMI
に録音したオペラの序曲とバレエ曲集。マッケラスは、45年シドニー交響楽団
にオーボエ奏者として入団、その後同楽団の指揮を行うようになります。彼の
運命を決定付けたのは、48年のサドラース・ウェールズ歌劇場での「こうもり」
に成功からで、それ以降モーツァルトからヴェルディ、プッチーニ、さらには
ヤナーチェク、ショスタコーヴィチに至るまで幅広いオペラ活動を行い、今や
屈指のオペラ指揮者として世界的な名声を博しているのはご存知の通りです。
また、バレエ音楽にも造詣が深く、この2枚ともオペラの中のバレエ音楽を見
事に指揮しています。中でも特筆すべきは「貴婦人と道化師」で、この作品は
1954年にヴェルディのオペラ「イェルサレム」「エルナーニ」「シチリア島の
夕べの祈り」「十字軍のロンバルディア人」などよりマッケラス自ら編纂し、サ
ドラース・ウェールズ・バレエで初演しているもので現在では貴重な録音とな
っています。

SBT1337  \1750
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
ブラームス:VnとVcのための二重協奏曲 イ短調 作品102 
クリスチャン・フェラス(Vn)
ポール・トルトゥリエ(Vc)
フィルハーモニア管弦楽団
指揮:コンスタンティン・シルベストリ、パウル・クレツキ
モノラル録音
フランスのヴァイオリニスト、クリスチャン・フェラス十八番のチャイコフス
キーと同じくフランスの名匠ポール・トルトゥリエによるブラームスのダブル
・コンチェルトが登場。名器ストラディバリウスを縦横無尽に鳴らしながら、
華麗にテクニカルにフェラス・サウンドが繰り広げられます。





<MD+G>
31708992  \2080
ラインベルガー:オルガン作品全集 Vol.9
オルガン・ソナタ 第15番 ニ長調 作品168/12の瞑想曲 作品167
ルドルフ・イニッヒ(Org)
着々と進められているラインベルガーのオルガン作品全集第9巻。1872年に
製作されたチューリッヒ、ノイミュンスター教会の歴史的オルガン(もともと
はトーンハレのために製作されたが、建物の改築によって移設)が用いられて
います。

61911852  \2080
ショスタコーヴィチ(エドゥアルト・ヴェスリー編曲):
24の前奏曲とフーガ 作品87より
カレファクス・リード五重奏団
カレファクス五重奏団はオーボエ、ファゴット、クラリネット、サクソフォンな
ど、リード系の管楽器によるオランダのアンサンブル。MD+Gには、バッハの「フ
ーガの技法」や、ドビュッシー、ラヴェルの作品の編曲ものなどを録音していま
す。

34111862  \2080
フローベルガー:知られざる作品集 Vol.1
パルティータ、アルマンド、サラバンド、カプリッチョ、フーガ、トッカータ
シークベルト・ランペ(Cemb、クラヴィコード、Org)
ドイツ初期バロックの鍵盤音楽の礎を築いた作曲家、ヨハン・ヤーコプ・フロ
ーベルガー(1616-1667)の作品をディスカヴァーする企画の第1弾。ランペ
は古楽アンサンブル、ノヴァ・ストラヴァガンツァの主宰も務めるドイツのベ
テラン。

30711922  \2080
ルリエ:コンチェルト・ダ・カメラ/弦楽四重奏のための組曲
ロスラヴェツ:弦楽四重奏曲 第3番
ライプツィヒ弦楽四重奏団
クリスチャン・オッカート(Cb)
クレーメルが一時、盛んにディスカヴァーしていたおかげで再評価が進んだア
ルトゥール・ルリエ(1892-1966)と、シェーンベルクと同時期に全く独自の
12音作曲システムを考案したことで知られるニコライ・ロスラヴェツ(1881-
1944)。いわゆるロシア・アヴァンギャルドを代表する二人の作曲家の作品
をライプツィヒSQが演奏したディスク。

30811962  \2080
グリエール:
弦楽六重奏曲 第3番 ハ長調 作品11
弦楽八重奏曲 ニ長調 作品5
ベルリン・フィルハーモニー弦楽八重奏団
交響曲「イリヤ・ムウロメツ」やバレエ「赤いけし」で知られる近代ロシアの作
曲家、ラインホルト(レインゴリド)・グリエール(1875-1956)の珍しい初期
の室内楽作品。いずれも1900年代初頭の作品で、ロシア民謡風の旋律とアカデ
ミックな作曲技法が結びついた親しみやすい作品です。





<RICERCAR>
RIC234  \2080
グレトリー:アリアとバレエ音楽
歌劇「セファールとプロクシス」より/歌劇「二人の守銭奴」より/
歌劇「ポリクラートのアナクレオン」より/歌劇「カイロの隊商」より
ソフィー・カルトホイザー(S)
レザグレマン
指揮:ギイ・ヴァン・ワース
古典派様式のオペラ・コミックの確立者として、ハイドンやモーツァルトと同
時代にフランスで人気を博していた作曲家、アンドレ・モドゥスト・グレトリ
ー(1741-1813)のオペラから、ソプラノのためのアリアとバレエ音楽を演奏
したもの。カルトホイザーはAAMやレザール・フロリサンといった著名な古楽
団体との共演や、フランダース・オペラ、王立モネ歌劇場(ブリュッセル)な
どで活躍するベルギーの若いソプラノ歌手。

RIC237    \2080
聖夜のための音楽
モンテヴェルディ、バンキエッリ、ピッキ、フレスコバルディ、ドナーティ、
他の作品
マリア・クリスティナ・キール(S)
カテリーヌ・ヴァン・レートヘム(Ms)
ジョン・エルウィス(T)
ラ・フェニーチェ
指揮:ジャン・テュバリー
モンテヴェルディと同時代のイタリアの作曲家による、クリスマスのための
声楽曲・器楽曲を収録したディスク。





<ARION>
ARN68601  \2180
カルダーラ:トリオ・ソナタ集 作品1(抜粋)
ソナタ 第4番 ハ短調/ソナタ 第8番 ト長調/ソナタ 第5番 イ短調/
ソナタ 第7番 へ長調/ソナタ 第9番 ホ短調/ソナタ 第6番 イ長調/
ソナタ 第12番 変ホ長調/ソナタ 第10番 ニ短調/ソナタ 第11番 ニ長調
アンサンブル・ラ・フィデリッシマ
ヴェネツィア楽派の作曲家、アントニオ・カルダーラ(1670-1736)の代表的な
器楽作品。12曲からなる作品1のトリオ・ソナタ集から9曲を演奏しています。
ラ・フィデリッシマはペルピニャン音楽祭の参加メンバーによって1994年に
結成された、カタローニャに本拠地を置く古楽アンサンブルです。

ARN68562  \2180
ブラームス:
ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 作品78
ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 作品100
ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 作品108
ジェラール・プーレ(Vn)
イタマール・ゴラン(P)
フランスのベテラン・ヴァイオリニスト、ジェラール・プーレによるブラームス
のヴァイオリン・ソナタ。プーレは1938年生れで、父親の名ヴァイオリニスト、
ガストン・プーレやシェリングに学んでいます。10代前半から長い演奏キャリ
アを持ち、フランスのレーベルを中心にレコーディングもかなりの数がありま
すが、今回のブラームスは久しぶりの新録音となります。艶やかで明るい音色
と気品のある表現が魅力です。

ARN268640  2枚組 \4360
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006(全6曲)
ジェラール・プーレ(Vn)
1990年代半ばの録音。ディアパソン・ドールを受賞した知る人ぞ知る名盤です。

ARN68635  \2180
ヴィヴァルディ:
室内ソナタ ニ短調 作品1-12 RV.63 「ラ・フォリア」
カンタータ「やめてくれ、もうやめてくれ」 RV.684
シンフォニア 第1番 ハ長調
カンタータ「愛よ、おまえの勝利だ」
ヘンデル:
合奏協奏曲 変ロ長調 作品6-7
歌劇「ジュリオ・チェーザレ」-私は言う、お前は無慈悲だと
歌劇「トロメーオ」-愛の短剣が
※再発売
ロベール・エクスペール(C-T)
アンサンブル・アリアンナ
フランスのカウンター・テノール、エクスペールをフィーチュアしたヴィヴァ
ルディとヘンデルの作品集。アンサンブル・アリアンナはモンペリエに本拠
地を置く古楽アンサンブル。

ARN68585  \2180
ベルリオーズ:
歌曲集「夏の夜」/カンタータ「エルミニー」
フランソワーズ・ポレ(S)
ブルターニュ管弦楽団
フランスの名ソプラノ、ポレの独唱によるベルリオーズの作品。生誕200年を
記念した録音。なお、当ディスクには指揮者名がクレジットされておらず不明
(まさかポレが指揮も兼ねている?)。

ARN63607  \2180
ラロ:
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 作品12
ピアノ三重奏曲 第3番 イ短調 作品26
※再発売
ジャン・マルタン・トリオ
フローラ・エルファージュ(Vn)
クロード・ブルゴス(Vc)
ジャン・マルタン(P)

ARN263608  2枚組 \4360
F-A.フィリドール:歌劇「魔術師」(全曲)
※再発売
ペギー・ブーヴレ、ジュディス・ムック、シャンタル・レイアル(S)
ジャン=クロード・オルリアク、ベルナール・ブーディエ(T)
ウド・ライネマン(B)
レンヌ管弦楽団
指揮:マルク・スーストロ
オペラ・コミックの作曲家としてフランスの宮廷で活躍したフィリドール(本
名フランソワ=アンドレ・ダニカン、1726-1795)の珍しいオペラ全曲盤。

ARN63609  \2180
モンドンヴィユ:ヴァイオリン・ソナタ集 作品3(全6曲)
※再発売
フロランス・マルゴワール(Vn)
クリストフ・ルセ(Cemb)
フランス・バロックの作曲家、ジャン=ジョセフ・カッサネーア・ド・モンドン
ヴィユ(1711-1772)のヴァイオリン・ソナタ集(正しくは「ヴァイオリンの
伴奏を伴うソナタ様式のクラヴサン小品集)作品3の全曲。

ARN63610  \2180
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ(遺作)/ヴァイオリン・ソナタ
ピエルネ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 作品36
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
※再発売
ジェラール・プーレ(Vn)
ノエル・リー(P)

ARN63611  \2180
メシアン:世の終わりのための四重奏曲
※再発売
メシアン四重奏団
アラン・モグリア(Vn)
ミシェル・アリニョン(Cl)
ルネ・ベネデッティ(Vc)
ジャン=クロード・アンリオ(P)

ARN63612  \2180
B.A.デュピュイ:
ノエル「真夜中に」/マニフィカト
モテット「カンターテ・ドミノ」
※再発売
イザベル・プルナール(S)、ジャン=ルイ・コモレット(C-T)
エリク・グルシェ(T)、ドミニク・ミライユ(B)
ジャン=ルイ・バンディ(Bs)
グループ・ヴォカール・ド・トゥールーズ
アンサンブル・アンストゥルメンタル・バロック
指揮:アリックス・ブルボン
ラモーと同時代に活躍したトゥールーズ出身の作曲家、ベルナール・アイマブ
ル・デュピュイ(1707-1789)のクリスマスをテーマにした宗教曲集。

ARN63613  \2180
ドビュッシー:ピアノ作品集 Vol.3
「選ばれた乙女」への前奏曲/悲歌/アルバムのページ/ロマンティックなワルツ/
忘れられた映像/版画/6つの古代碑銘/練習曲「半音階のための」/
練習曲「装飾音のための」/練習曲「和音のための」
伊藤隆之(P)
新録音。伊藤隆之は三重県在住のピアニスト。Vol.1とVol.2はPIERRE
VERANYレーベルから発売されています。

ARN63614  \2180
ダングルベール:クラヴサン曲集
第1組曲 ト長調/第2組曲 ト短調/第3組曲 ニ短調
※再発売
ブリジット・トラミエ(Cemb)
ルイ14世宮廷のクラヴサン奏者を務めたジャン=アンリ・ダングルベール
(1628-1691)のクラヴサン曲集。ディアパソン・ドール受賞盤。

ARN63615  \2180
クープラン:オルガンによる名曲集
フランス人(「諸国の人々」より)/シャコンヌ(「諸国の人々」より)/
アルマンド(「コンセール第14番より)/フゲッタ(「コンセール第14番より)/
前奏曲(コンセール第4番より)/逆走する歌/リゴードン/エコー/恋のナイチ
ンゲール/「ディアーヌ組曲」のためのファンファーレ/凱旋のファンファーレ
/前奏曲(コンセール第6番より)/陽気なアルマンド(コンセール第6番より)
/フランス風クーラント(コンセール第4番より)/フォルラーヌ(コンセール
第4番より)/パッサカリア/アルマンド(コンセール第3番より)/ミュゼット
(コンセール第3番より)/前奏曲(コンセール第1番より)/軽やかなエアー
(コンセール第1番より)/大リトゥルネール(コンセール第1番より)/序曲
(コンセール第1番より)
ジャン=ポール・レコ(Org)
新録音。クープランのクラヴサン曲や合奏曲をオルガンで演奏したもの。

ARN63616  \2180
ジョリヴェ:トランペットのための作品集
トランペット、ピアノと弦楽のための協奏曲(トランペット協奏曲第1番)
トランペットとオルガンのための「アリオーソ・バロッコ」
トランペットとピアノのための「エアー・ド・ブラヴーラ」
トランペットと打楽器のための「エプタード」
トランペット協奏曲 第2番
※再発売
エリック・オービエ(Tp)
アンジェリーヌ・ポンドペイル(P)
ティエリー・エスケシュ(Org)
ディディエ・ヴェリテ(Perc)
アヴィニョン・プロヴァンス歌劇場管弦楽団/
指揮:フランソワ・グザヴィエ・ビルジェ
パリ国立歌劇場管弦楽団/指揮:マリウス・コンスタン
パリ・オペラ座の首席を務めた名手、オービエによるジョリヴェ作品集。かつ
てCYBELIAとPIERRE VERANYレーベルで発売されていた名盤の復活です。





<AMATI>
AMI2104  \2180
ドイツ・ロマン派のクラリネット五重奏曲
A.ライヒャ:クラリネット五重奏曲 変ロ長調 作品89
A.ロンベルク:クラリネット五重奏曲 変ホ長調 作品57
シュポーア:ダンツィの主題によるファンタジアと変奏曲 変ロ長調 作品81
エドゥアルト・ブルンナー(Cl)
ロダン四重奏団
クラリネットの名手、ブルンナーの新録音。19世紀初頭に作曲されたクラリネ
ットと弦楽四重奏のための作品を演奏しています。アンドレアス・ロンベル
ク(1767-1821)は、「おもちゃの交響曲(たわむれの交響曲)」で知られるベ
ルンハルト・ロンベルクの従兄弟で、その作品が紹介されるのは珍しい作曲家。

AMI2202  2枚組 \4360
テレマン:受難オラトリオ「十字架にかけられた愛」
フリーデリケ・ホルツハウゼン、シュザンネ・ゴルツニー(S)
マーニャ・レシュカ(Ms)、ラルフ・エシュリヒ(T)
マティアス・フィーヴェーク、イェルク・シュナイダー(Bs)
ビーデリッツァー・カントライ
ワイマール・バロック・アンサンブル
指揮:ミヒャエル・ショル
録音:2003年4月、ビーデリッツにおけるライヴ
1731年にヨハン・ウルリヒ・ケーニヒのキリストの受難と死をモチーフにした
テキストに基づいて作曲されたテレマンのオラトリオの世界初録音。





<EBS>
EBS6037  \2180
シューマン:合唱曲全集 VOL.4
女声合唱のためのロマンス集 第1集 作品69
女声合唱のためのロマンス集 第2集 作品91
4つの二重合唱曲 作品141/3つの女声合唱曲 作品114、他
シュトゥディオ・ヴォカーレ・カールスルーエ
イラ・マリア・ヴィトシュインスキー(P)
指揮:ヴェルナー・パフ
おそらく世界初となるシューマンの完全なる合唱曲全集の第4集。シュトゥ
ディオ・ヴォカーレ・カールスルーエは、1980年に設立された32名のプロ歌手
による合唱団で、創立者でもあるヴェルナー・パフが、創立以来一貫して指揮
者を務めています。





<DELOS>
DE3329  \2080
ショスタコーヴィチ:交響曲 第11番
ト短調 作品103 「1905年」
オレゴン交響楽団
指揮:ジェイムズ・デプリースト
日本のオーケストラにもしばしば客演をし、おなじみになっている黒人指揮者、
デプリーストの新録音。手兵のオレゴン・シンフォニーを指揮した十八番の
ショスタコーヴィチで、その確かな実力を披露してくれます。





<ACCORD>
4761258     \1350
モーリス・イヴァン:
喜歌劇「おまえの唇」(抜粋)
喜歌劇「唇の上の足あと」(抜粋)
シュザンヌ・ラファイエ、レダ・クレール、ジャック・ジャンセン、他
指揮:リシャール・ブラロー
フレンチ、オペレッタ・シリーズの一枚。モンマルトル生れで、両対戦中に人
気を博したモーリス・イヴァン(1891-1965)の1920年代の代表作を収録して
います。

4761222  \1350
オペレッタからシャンソンまで
オッフェンバック:
「ラ・ペリコール」より/「ジェロルスタン大公妃殿下」より/
「美しきエレーヌ」より/「パリの生活」より
オスカー・シュトラウス:「3つのワルツ」より、他
シャンソン集
シュジー・ドレール(Vo)、他
「居酒屋」「白い足」など、1940-50年代のフランス映画を飾った美人女優・歌手
で、フランスの名監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾーの夫人だったこともあ
るシュジー・ドレールの音源を復刻したもの。オッフェンバックとオスカー
・シュトラウスのオペレッタからのアリアと、シャンソンを歌っています。

4761422  2枚組 \2700
マスネ:歌劇「タイース」(全曲)
ルネー・ドーリア(S)、ジャニーヌ・コラール(Ms)
ミシェル・セネシャル(T)、ロベール・マッサール(B)、他
パリ音楽院管弦楽団・合唱団
指揮:ジェズス・エチェヴリー
録音:1961年、パリ
フランスの名ソプラノ、ドーリアの当り役であった「タイース」の全曲盤。
 
<hyperion>
CDA67445(2 CDs price of 1) \2080
フランツ・リスト(1811−1886):《詩的で宗教的な調べ》S.173
〔CD-1〕
第1曲〈祈り〉、第2曲〈アヴェ・マリア〉、第3曲〈孤独な中の神の祝福〉
第4曲〈死者の追憶〉、 第5曲〈主の祈り〉   
〔CD-1〕
第6曲〈眠りから覚めた御子への讃歌〉、第7曲〈葬送曲〉、
第8曲〈パレストリーナによるミゼレーレ〉、
第9曲〈アンダンテ・ラグリモーソ〉 、第10曲〈愛の讃歌〉
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
2002年にリリースされたメシアン《幼子イエスに注ぐ20の眼差し》(CDA67351
/国内仕様MCDA67351)では英Gramophone誌から「hyperion史上最強のレコー
ディングのひとつ」と絶賛され、BBCミュージック・マガジンでは "Best of
2002" に選出、さらにデイリー・テレグラフの "Best of the Year"にも選出
されるなど、イギリスでセンセーションに近いブームを巻き起こしたスティ
ーヴン・オズボーン。日本でも同年のN響定期への客演、吉田秀和氏をはじめ
とするクリティークの記事により、着々とピアノ・ファンにその名が浸透。
03年のアルカン《エスキス》全曲(CDA67377/国内仕様MCDA67377)も高く評
価された。2004年の初頭を飾るのは、オズボーンの最新作。初のリスト作品
だけに注目度は高い。大作《詩的で宗教的な調べ》の全曲盤はレスリー・ハ
ワードのかつての録音(CDA66421/89年収録)も発売当時評判になったが、
世界のインディペンデント・レーベルを見渡しても、《詩的で宗教的な調べ》
の全曲録音を2回もおこなっているところは、そうそうないはず。2枚組で1枚
分価格の設定は、hyperionの期待の大きさの表れ、かも。

CDA67358  \2080
モーツァルト自身の編曲によるピアノ協奏曲 ――
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756−1791):
ピアノ協奏曲第11番ヘ長調K.413 
ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414  
ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415
スーザン・トムズ(ピアノ)、ゴーディアー・アンサンブル
モーツァルトのピアノ協奏曲を作曲者自身の編曲による「室内楽版」で演奏。
現在のインターナショナル・カタログには、この版を取り上げたディスクは
他にないだけに貴重。スーザン・トムズはフロレスタン・トリオでお馴染み
のピアニスト。ソロイストとしても積極的に活動し、膨大なレパートリーを
誇るトムズだからこそなし得た企画だといえるだろう。室内楽と協奏曲の2つ
の側面を持つこれら編曲を、見事な形で聴かせてくれそうだ。
ゴーディアー・アンサンブルは前作もモーツァルトの室内楽作品だった
(CDA67277)。

CDA67435  \2080
マルカントワーヌ・シャルパンティエ(c.1645−1704):
サルヴェ・レジナ(めでたし、女王)   
4つの合唱のためのミサ曲  
待降節の聖歌集   
聖ペテロの否認
ジェフリー・スキッドモア(指揮)、エクス・カシドラ合唱団&管弦楽団
エクス・カシドラは1969年にジェフリー・スキッドモアによって創設。イギリ
スのバーミンガムを本拠地として活動している。
デビュー作、ド・ラランド《テ・デウム》(CDA67325)、第2弾の「ラテン・
アメリカのバロック合唱音楽」(CDA67380)、どちらのアルバムもスキッドモ
アのこだわりが感じられるすぐれたものだったが、今回のシャルパンティエも
《4つの合唱のためのミサ曲》でギヨーム・ガブリエル・ニヴェール(c.1632
−1714)の聖歌を2曲(聖母マリアの昇天/めでたし海の星)を挿入するなど、
往時の演奏の復元に注意を払っている。

CDA67458  \2080
オルガン・ファイヤーワークス Vol.10 ――
モンス・レイドヴィン・タックル(1942− ):
ブルース・トッカータ、ジョン・ラッター(1945− ):
復活祭の歌"O Filii et Filii"の主題による変奏曲、
デイヴィッド・N・ジョンソン(1922−1988):
トランペットの調べ ト長調、
マルセル・デュリュフレ(1902−1986):
《組曲》より〜トッカータ Op.5、
ジャコモ・マイアベーア(1791−1864):
再洗礼派のコラール、
フランツ・リスト(1811−1886):
コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフー
ガ S.259、他 全11曲
クリストファー・ヘリック、ジェレミー・スパージョン(オルガン)



<helios>
CDH55140  \1200
ハンス・ロット(1858−1884):交響曲ホ長調 
ゲルハルト・ザミュエル(指揮)、
シンシナティ・フィルハーモニア管弦楽団
hyperion CDA66366の廉価再発売。ちょうど2004年は日フィルの第565回定期
(沼尻竜典指揮、11月11日、12日 サントリーホール)でこの曲の日本初演が
行われる。ハンス・ロットはマーラーと親交があり、この交響曲もマーラー
の作風に多大な影響を与えたことが知られている。あの破天荒なオーケスト
レーションの起源はロットだったことが一聴してわかるという。オーケスト
レーションに関しては、ブルックナーからの影響を上回るのかも。26歳とい
う若さで亡くなった天才作曲家の、いわば巨大な落とし種。

CDH55139  \1200
ハーバート・ハウェルズ(1892−1983):
ヴァイオリンとピアノのための音楽 ――
ヴァイオリン・ソナタ第1番−第3番、3つの小品、ゆりかごの歌
ポール・バリット(ヴァイオリン)、
キャスリン・エドワーズ(ピアノ)
hyperion CDA66665の廉価再発売。

CDH55148  \1200
宗教&世俗音楽の600年 ――
バード、デュファイ、フェアファクス、イザーク、ジャヌカン、マショー、
ペニャローサ、タリス、他の作品
ヒリヤード・アンサンブル
hyperion CDH66370の廉価再発売。





<CALA>
CACD 0114  \2080
「ロンドン・トランペット・サウンドvol.2」
アルトゥーロ・サンドバル/トニー・リッカード編:
マンボ・カリエンテ(熱いマンボ)〔トランペット・ソロ:パトリック・ホワ
イト、フリューゲルホルン・ソロ:ヘンリー・ラウザー〕
イゾリーナ・カリーリョ/リチャード・ペイン編:
ドス・ガイデニアス〔トランペット・ソロ:マイク・ロバット、フリューゲル
ホルン・ソロ:ヘンリー・ラウザー〕
ホイットフィールド&ストロング/ロジャー・ハーヴィー編:
悲しいうわさ〔トランペット・ソロ:パトリック・ホワイト〕
ジョン・ウィリアムズ/ポール・サリッチ編:スーパーマン
カーレル&クレイトン/ダリル・ランスウィック編:
アメイジング・グレイス〔ソロ・コルネット:カール・ニールセン〕
ヤナーチェク:《シンフォニエッタ》より〈ファンファーレ〉
アーバン/ポール・サリッチ編:
ヴェニスの謝肉祭〔トランペット・ソロ:ジョン・ウォーレス、ソロ・コル
ネット:ロジャー・ウェブスター〕
ヘンデル/サイモン・ライト編:
《王宮の花火の音楽〉より-〈序曲〉〈歓喜〉〈メヌエット〉
コープランド/トニー・リッカート編:《ロデオ》より-〈ホウダウン〉
ジェフリー・サイモン(指揮)
ロンドンの27人のトランペット奏者たち+打楽器セクション
「ロンドン・チェロ・サウンド」に始まったCalaのこのヒット・シリーズもこ
れが10作目。CDが世界的なベストセラーになるだけでなく、優れたアレンジに
よる楽譜の問い合わせが、Cala本社に引きも切らなくなったという。同族楽器
によるサウンドとは思えない色彩感覚溢れるアレンジが世界中のリスナーをひ
きつけてやまないシリーズだ。
トランペット・サウンドVol.1(CACD0113)に続くトランペット編となる本作
は、昨年リリースされたVol.1と同時期に収録されたもの。諸事情でリリース
が遅れていたが、やっとリリースが決定した。過去にフィリップ・ジョーンズ
・ブラス・アンサンブルやウォーレス・コレクションで活躍していた猛者たち
が文字通り息を合わせて見事なヴィルトゥオーゾ・アルバムに仕上げているの
も前回同様。アーバン教則本でトランペット奏者にはお馴染みのヴェニスの謝
肉祭は、御大ウォーレスとウェブスターのいぶし銀のソロが聴きどころ。






<Tactus>
TC 721601  \2080
ジュゼッペ・パオルッチ(1727−1777):
アッシジの聖なる修道院の図書館の草稿より
シンフォニア、エッセ・ヌンク、フラウト・トラヴェルソと弦楽のための協奏
曲、ドミネ・デウス、レデムプショネム ほか全10曲
ジュゼッペ・マリーノ(指揮)、
アッシジ・フランチェスコ大聖堂カペラ・ムジカーレ、
イ・ソリスティ・ディ・ペルージャ
パオルッチはイタリアの作曲家、音楽理論家。1770−1772年までセニガッリア
にある聖マルティーノ大聖堂の楽長を務めた後、アッシジの聖フランチェスコ
大聖堂で終生活動した。彼の作品に関する詳しい研究はなされていないが、
200曲以上の合唱、独唱とオーケストラのための宗教音楽作品、そしていくつ
かの器楽曲があるとされている。世界初録音となるこのCDは非常に貴重なもの
である。

TC 751803  \2080
アレッサンドロ・ロッラ(1757−1841):6つのヴィオラ二重奏曲集
ヴィオラ二重奏曲第1番−第6番
フランチェソ・ラトゥアーダ(ヴィオラ)、
カルロ・バラト(ヴァイオラ)
ロッラはイタリアのヴァイオリニスト、ヴィオラ奏者、作曲家。1803年にミラ
ノ・スカラ座の首席ヴァイオリン奏者およびオーケストラ指揮者に就任するな
ど、その演奏技術は当時の音楽家の中でもずば抜けていた。演奏活動とともに
作曲家としても活動した彼は、かなりの数の作品を残したが、そのスコアの大
半は紛失している。

TC 872501  \2080
アミルカーレ・ザネッラ(1873−1949):三重奏曲集
三重奏曲ホ短調op.23
三重奏曲ト短調
カテリーナ・マリア・カルリーニ(ヴァイオリン)、
オルネッラ・ガットーニ(チェロ)、
ロベルト・ジュリエルモ(ピアノ)

TC 561901  \2080
マルカントニオ・インジェニェーリ(1547−1592):
フェリア・クインタ・イン・コエナ・ドミニ・アド・マトゥティヌム
詩篇69番、詩篇71番、詩篇75番、レスポンソリウム、
レクティオ・テルティア ほか全17曲
ステファーノ・バスキーニ(指揮)、
イル・コンヴィット・アルモニコ(ヴォーカル・アンサンブル)
北イタリアの伝統に根ざしたマドリガーレ作曲家、および教会音楽作曲家とし
て重要な位置を占めるインジェニェーリは、あのモンテヴェルディの師として
も知られる作曲家。

TC 555401  \2080
ジローラモ・ディルータ(c1550−c1612):
4声のリチェルカーレ、第一旋法によるトッカータ、
第二旋法によるトッカータ、第一旋法によるインニ
クラウディオ・メールロ(1533−1604):第三旋法によるトッカータ
アントニオ・ロマニーニ(16世紀):第八旋法によるトッカータ
アドリアーノ・バンキエッリ(1568−1634):
第六旋法によるリチェルカーレ ほか全28曲
マルコ・ギロッティ(オルガン)

TC 500003  \2080
マドリガル集
カッチーニ:うるわしのアマリリ
パレストリーナ:野も丘も、私は傷ついた
ブル:野も丘も
ローレ:たとえ別れのときにも
パスクィーニ:たとえ別れのときにも
シャイト:ファンタジア《私は傷ついた》ほか全16曲
彌勒忠史(カウンターテナー)、シルヴィア・ランバルディ(チェンバロ)
彌勒忠史(ミロク・タダシ)は、千葉大学卒業。同学大学院終了。東京芸術大
学音楽学部声楽科卒業。1996年、グスタフ・クーンの指揮によるロッシーニの
《オテロ》(サントリー・ホール)でデビュー。舞台俳優、作曲家、編曲家、
演出家、バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとしても活躍。現在は主に
イタリアを中心に活動している。

TC 590001  \2080
カンターテ・ドミノ
フランチェスコ・カヴァッリ:カンターテ・ドミノ
パオロ・コルネット:お前はなんと美しく輝かしい
ジョヴァンニ・B・フォンターナ:ファゴットとヴァイオリンによるソナタ
ダリオ・カステッロ:ソプラノとファゴットのためのソナタ
クラウディオ・モンテヴェルディ:主よ、われは心より汝に感謝せん
ダリオ・カステッロ:ソナタ第8番(ヴァイオリンとファゴットのための)
ほか全10曲
リア・セラフィーニ(ソプラノ)、
ヴィアージョ・ムジカーレ[アレッサンドロ・バレス(ヴァイオリン)、パ
オロ・カンタメッサ(ヴァイオリン)、パオロ・トグノン(ファゴット)、
ピエトロ・パスクィーニ( ヴァージナル)、ピエトロ・プロッセル(テオル
ボ)]

TC 350001  \2080
レジナ・プレティオーサ
パオロ・テノリスタ(?−1419):人々は楽しむ
ゲラルデロ・ダ・フィレンゼ(c1320−1364):2声のためのグローリア
バルトロ・ダ・フィレンゼ(?):2声のためのクレド
ローレンツォ・ダ・フィレンゼ(?−c1372):2声のためのクレド
作者不詳:アヴェ・ヴェルム・コルプス ほか全17曲
ファビオ・ロンバルド(指揮)、ロム・アルメ(ヴォーカル&器楽演奏)
14世紀、フィレンツェの聖母マリアをたたえる作品集。

TC 400003  \2080
「15世紀、エステ宮廷の歌曲と舞曲」
ジョヴァンニ・アンブロシオ、ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ、グリエルモ・
エブレオ、フラーテ・ジェラルド ほか作者不詳の作品集 全19曲
ロシニョール
イタリアの世襲貴族であるエステ家の宮廷で歌われた歌曲と舞曲を集めたもの。





<Fono Enterprise>
FONO 1067  \1650
「天国からの歌声」
ベッリーニ:歌劇《清教徒》より、歌劇《ノルマ》より
ヴェルディ:歌劇《トロヴァト―レ》より、歌劇《アイーダ》より
プッチーニ:歌劇《トスカ》より ほか
マリア・カラス(ソプラノ)、アメリータ・ガリ=クルチ(ソプラノ)、
レナータ・テバルディ(ソプラノ) ほか、
さまざまな指揮者とオーケストラ
サイン入り特別価格/限定盤

FONO 1068  \1650
「2人の女王」
グノー:歌劇《ファウスト》より
プッチーニ:歌劇《トスカ》より
ヴェルディ:歌劇《トロヴァトーレ》より
ベッリーニ:歌劇《ノルマ》より ほか
レナータ・テバルディ(ソプラノ)、マリア・カラス(ソプラノ)
サイン入り特別価格/限定盤

FONO 1083  \1650
レナータ・テバルディ−レアリティーズ 第1巻
モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》より
プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》より、歌劇《ラ・ボエーム》より
ヴェルディ:歌劇《オテロ》より ほか
レナータ・テバルディ(ソプラノ)、
さまざまな指揮者とオーケストラ
サイン入り特別価格

FONO 1088  \1350
「プッチーニ−マイ・ヴォイス」
プッチーニ:
歌劇《トスカ》より、歌劇《ラ・ボエーム》より、歌劇《トゥーランドット》
より、歌劇《マノン・レスコー》より、歌劇《トスカ》より ほか
エンリコ・カルーソー、ティト・スキーパ、クラウディオ・ムツィオ、ベニア
ミーノ・ジーリ、ユッシ・ビョルリンク ほか

FONO 1090  \1350
ムソルグスキー:展覧会の絵
チャイコフスキー:幻想序曲《ロメオとジュリエット》
ヴェルディ:歌劇《オテロ》より ほか
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、
ミラノ・スカラ座管弦楽団

FONO 1091  \1350
ボーイト:歌劇《メフィストーフェレ》より
ヴァルディ:歌劇《レクイエム》より
チェザーレ・シエピ、ジャチント・プランデッリ、レナータ・テバルディ ほか
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、
ミラノ・スカラ座管弦楽団





<Gala>
GL 100.720(2CD's) \2300
フランツ・シュミット:歌劇《ノートル・ダム》
ヴィルヘルム・シュリヒティング、ヒルデ・シェパン、ハンス・ホップ ほか
ハンス・アルトマン(指揮)、
バイエルン放送交響楽団&合唱団
録音:1949年、ミュンヘン

GL 100.722(2CD's) \2300
シャルル・グノー:歌劇《ミレイユ》
アンドレ・エスポジート、アラン・ヴァンツォ、ジュリアン・ジョヴァネッ
ティ ほか
ジュール・グレシア(指揮)、
RTF放送管弦楽団&合唱団
録音:1959年8月13日、パリ

GL 100.724(2CD's) \2300
ジュール・マスネ:歌劇《グリセリディス》
セルゲイ・レイフェルクス、ハワード・ハスキン、リチャード・ロブソン ほか
ロビン・スタプレトン(指揮)、
アイルランド国営放送交響楽団
録音:1982年10月

GL 100.731(2CD's) \2300
ピエトロ・マスカーニ:歌劇《仮面》
アントニオ・カッシネッリ、フェルランド・フェッラーリ、エレーナ・リッ
ツィエリ ほか
ブルーノ・バルトレッティ(指揮)、
ヴェルディ劇場管弦楽団&合唱団
録音:1961年11月11日、トリエステ

GL 100.734(2CD's) \2300
シャルル・グノー:歌劇《シバの女王》
スザンヌ・ザロッカ、ジェラルド・セルコヤン、イヴォンヌ・ダロウ ほか
ミシェル・プラッソン(指揮)、
トゥールーズ市管弦楽団&合唱団
録音:1970年、トゥールーズ

GL 100.738(2CD's) \2300
ジョアッキーノ・ロッシーニ:歌劇《セヴィーリャの理髪師》
ジュゼッペ・ヴァルデンコ、リリー・ポンス、ジュゼッペ・ディ・ステファ
ーノ ほか
アルベルト・エレーデ(指揮)、
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
録音:1950年、ニューヨーク





<Capriccio>
●幅広い分野の音響デザインを手がける「スタジオ301」(ケルン)により3種
類の信号(サラウンドSACD、2チャンネルSACD、2チャンネル・ノーマルCD)す
べてをリマスタリングしたもの。サラウンドは4.0ch対応。

71001(Multichannel SACD Hybrid) \2850
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756−1791):
セレナード第13番ト長調K.525《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》 
ディヴェルティメント変ロ長調K.137
ディヴェルティメント ニ長調K.136  
セレナード第6番ニ長調K.239《セレナータ・ノットゥルナ》K.239
シャーンドル・ヴェーグ(指揮)、
ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ
演奏はかつて高い評価を得たヴェーグのモーツァルト・シリーズの中でも、特
に代表的な1枚で、1986年に収録されたもの。

71002(Multichannel SACD Hybrid) \2850
ダリウス・ミヨー(1892−1974):弦楽四重奏曲第1番Op.5   
ギョーム・ルクー(1870−1894):夜想曲   
ギョーム・ルクー:断章〜〈アンドロメダ〉   
エルネスト・ショーソン(1855−1899):終わりなき歌   
モーリス・ラヴェル(1875−1937):弦楽四重奏曲ヘ長調
ペーターゼン・クヮルテット、ユリアーネ・バンゼ(ソプラノ)、
ヴォルフラム・リーガー(ピアノ)
1979年にベルリン・ハンス・アイスラー音楽院の同窓生で結成されたペーター
ゼン・クヮルテットは、国際コンクールでの受賞多々。1992年からCapriccio
にレコーディングをスタートさせ、95年にはCOHC、99年にはドイツ批評家賞な
ど、多くの賞を受賞。今や「アルバン・ベルクを越え、ヨーロッパを代表する
クヮルテットに成長した」という声も聞かれるほど。
ルクーとショーソンは弦楽四重奏にソプラノとピアノが加わる編成で、ノーマ
ルCDリリース時はバンゼの参加が話題をまいた。

71003(Multichannel SACD Hybrid) \2850
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756−1791):
宗教劇《救われしベトゥーリア》K.118序曲   
交響曲第29番イ長調K.201   
ファゴット協奏曲変ロ長調K.191   
フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調K.315   
交響曲第35番ニ長調K.385《ハフナー》
ロレンゾ・アルパート(ファゴット)、
コルダラ・ブロイアー(フルート)、コンチェルト・ケルン
ドイツの古楽先進地ケルンで最も旺盛な活動を繰り広げるコンチェルト・ケル
ンの最新作であり、《ハフナー》交響曲の躍動感溢れる表現が話題を呼んだ。
2002年の収録。

71004(2 SACDs price of 1 - Multichannel SACD Hybrid) \2850
「20世紀のヴァイオリン協奏曲集」
〔Disc-1〕
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906−1975):
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.77   
〔Disc-2〕
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(ジェームズ・コンロン編):
《ムツェンスク郡のマクベス夫人》組曲
ヴラジーミル・スピヴァコフ(ヴァイオリン Disc-1)、
ジェームズ・コンロン(指揮)、
ケルン・ギュルツェニヒ・フィルハーモニック
スピヴァコフ&コンロンのコンビがシリーズで録音している "20世紀のヴァイ
オリン協奏曲集" の記念すべき第1作だった。入魂のヴァイオリン協奏曲演奏
に加え、才人指揮者コンロン自身の編曲による《ムツェンスク郡のマクベス夫
人》組曲が話題になった。2000−2001年の収録。

71005(Multichannel SACD Hybrid) \2850
「古典派トランペット協奏曲集」
ヨハン・ネーポムク・フンメル(1778−1837):トランペット協奏曲ホ長調
ミヒャエル・ハイドン(1737−1806):
トランペットと管弦楽のためのコンチェルティーノ ハ長調   
フランツ・ヨゼフ・ハイドン(1732−1809):
トランペット協奏曲変ホ長調 Hob.Vlle:1   
ミヒャエル・ハイドン(1737−1806):
トランペットと管弦楽のためのコンチェルティーノ ニ長調   
レオポルド・モーツァルト(1719−1787):
トランペット協奏曲ニ長調
レインホルト・フリードリッヒ(トランペット)、
ネヴィル・マリナー(指揮)、
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
現代ドイツの第一級のトランペット・ソロイスト、フリードリッヒの定番プロ
グラム。ピリオド楽器(キー・トランペット)の演奏でも定評あるフリードリ
ッヒだが、ここではモダン楽器を用いている。

71006(Multichannel SACD Hybrid) \2850
レオン・ミンクス(c.1826−c.1917):
 バレエ《バヤデール》抜粋   
バレエ《パキータ》全曲
ボリス・スパソフ(指揮)、ソフィア国立歌劇場管弦楽団
レオン・ミンクスのバレエ作品はめったにCD化されないだけに、これは貴重な
音源として定評あるもの。

71007(Multichannel SACD Hybrid) \2850
ドミトリー・ボルトニャンスキー:愛の力を祈る   
ヨハン・セバスティアン・バッハ:
《マタイ受難曲》BWV.244より〜コラール〈こうべは血潮にまみれ〉 
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:
アヴェ・ヴェルム・コルプス(まことのお体)K.618   
フリードリヒ・ジルヒャー:あなたがわたしの右の手を取ってくださるので
ヨハン・セバスティアン・バッハ:
コラール《わが心の喜びなるイエス》BWV.361   
フェリックス・メンデルスゾーン:
オラトリオ《エリア》より〜〈まことに主は汝のために御使いたちに命じて〉
アントン・ブルックナー:この所は神が作りたまいぬ   
ヨハン・セバスティアン・バッハ:
コラール《汝は満たされ、平静であれ》BWV.315  
ヨハン・セバスティアン・バッハ:
コラール《わが最愛の命なるイエスよ》BWV.356  
フランツ・シューベルト:主は聖なるかな  
アントン・ブルックナー:アヴェ・マリア   
フランツ・シューベルト:主は聖なるかな(詩篇23番)  
ヨハン・セバスティアン・バッハ:コラール《考えよ、汝ら人の子よ》
ヨハン・セバスティアン・バッハ:
コラール《ただ神の摂理にまかすもの》BWV.434  
フランツ・シューベルト:
《ドイツ・ミサ》D.872より〜〈私はどこに向かえばよいのだろうか〉
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:天の祝福 
フェリックス・メンデルスゾーン:アヴェ・マリアOp.23-2 
ヨハン・セバスティアン・バッハ:コラール《おお神よ、汝まことなる神よ》
ヨハン・セバスティアン・バッハ:
コラール《主よわれは汝の御力のままに》BWV.345 
アヴェ・マリアOp.533
イェルク・ペーター・ワイグレ(指揮)、
ライプツィヒ放送合唱団
 ヘルマン・マックス(指揮)、
ライン・カントレイ、クライネ・コンツェルト
 ペーター・マルシク(指揮)、
ウィーン少年合唱団、ウィーン・フォルクスオパー交響楽団
 ペーター・マルシク(指揮)、ウィーン少年合唱団
 ハートヴィヒ・エッシェンベルク(指揮)、ロシュトック・モテット合唱団、
ライプツィヒ・カペラ・フィディシニア
マーティン・フレーミヒ(指揮)、ドレスデン聖十字架合唱団
ベルリン放送合唱団のソロイスト、ベルント・カスパル(ピアノ)
ディートリヒ・クノーテ(指揮)、ベルリン放送男声合唱団
ラルフ・エシュリッヒ(テノール)、ドレスデン聖十字架合唱団、
ミヒャエル・C・ヴィンクラー(オルガン)
Capriccio既存音源からの抜粋プログラム。






<Delta Entertainment>
●幅広い分野の音響デザインを手がける「スタジオ301」(ケルン)により3種
類の信号(サラウンドSACD、2チャンネルSACD、2チャンネル・ノーマルCD)す
べてをリマスタリングしたもの。サラウンドは4.0ch対応。

52001(Multichannel SACD Hybrid) \2850
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678−1741):
ヴァイオリン協奏曲集《四季》Op.8-1〜4  
弦楽と通奏低音のためのシンフォニア ト長調RV.149  
弦楽と通奏低音のためのシンフォニア ロ短調《聖なる墓に(聖墓のそばで)》
RV.169   
弦楽と通奏低音のためのシンフォニア ホ長調RV.132 
弦楽と通奏低音のためのシンフォニア ハ長調RV.112
ベラ・バンファルヴィ(ヴァイオリン)、
カーロイ・ボトヴァイ(指揮)ブダペスト・ストリングス

52002(Multichannel SACD Hybrid) \2850
 "オペラガラ" 偉大なるヴェルディ
ジュゼッペ・ヴェルディ:
《運命の力》《ナブッコ》《椿姫》《ドン・カルロス》《イル・トロヴァト
ーレ》《マクベス》《リゴレット》《ルイザー・ミラー》《シモン・ボッカ
ネグラ》《アイーダ》の序曲、アリア、合唱
ドヴォルスキー、アリベルティ、ブルゾン、トモワ=シントウ、
カプッチッリ、ドミンゴ 他ソロイスト、様々なオーケストラ&合唱団

52003(Multichannel SACD Hybrid) \2850
"ウィンナ・ワルツ・フェスティヴァル" シュトラウス・ファミリーの音楽
ヨハン・シュトラウスII(1825−1899):ワルツ《春の声》Op.410 
ヨハン・シュトラウスII:ボルカ《観光列車》Op.281 
ヨゼフ・シュトラウス(1827−1870):ワルツ《天体の音楽》Op.235 
ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ《騎手》Op.278  
ヨハン・シュトラウスII:ワルツ《ウィーン気質》Op.354 
エドゥアルト・シュトラウス(1835−1916):
ポルカ《テープは切られた》Op.45  
ヨハン・シュトラウスI(1804−1849):
ワルツ《ローレライとラインの調べ》Op.154 
ヨゼフ・シュトラウス(1827−1870):ポルカ《鍛冶屋》Op.269  
ヨハン・シュトラウスII:ワルツ《南国のばら》Op.388  
ヨハン・シュトラウスII:ポルカ《雷鳴と稲妻》Op.324 
ヨハン・シュトラウスII:ワルツ《美しく青きドナウ》Op.314 
ヨハン・シュトラウスI:ラデツキー行進曲Op.228
ヨゼフ・フランチェク(指揮)、ノルベルト・ノイカンプ(指揮)、
ウィーン・シュトラウス管弦楽団

52000(Multichannel SACD Hybrid) \1050
「スーパーオーディオCDサウンドレヴォリューション(サンプラー) 」
■ ワールドポップス
ジャスト・フレンズ
トゥーツ・シールマンス(ハーモニカ)、ポール・カーン(ピアノ)、
ジョニー・トイペン(ハープ)〔SACD 52013〕
ユア・ノー・グッド・フォー・ミー
レベッカ・デ・モーリア〔SACD 52014〕
アナザー・サッド・ラヴ・ソング
ブルーノ・ベルトーネ・サウンド〔SACD 52015〕
ラウンジ組曲 Lounge Suite/ダイヤモンド・フィンガー〔SACD52012〕
■ ヒストリカル・ジャズ
フェア・ドゥー−ゴー・フロム・ヒア
オスカー・ピーターソン・トリオ(1961年録音)〔SACD52009〕
A列車で行こう
デューク・エリントン(1958年録音)〔SACD52006〕
マック・ザ・ナイフ
ルイ・アームストロング(1962年録音)〔SACD52004〕
セレニティ
キャノンボール・アダレイ(1961年録音)〔SACD52016〕
■ ヒーリング
ヘイル・メリー(めでたしマリア様)−アヴェ・マリア
アイリッシュ・プレイヤーズ〔SACD52011〕
■ クラシック
モーツァルト:歌劇《救われたベトゥーリア》K.118より〜序曲
コンチェルト・ケルン〔SACD71001〕
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》より〜〈冬〉第1楽章
ベラ・バンファルヴィ(ヴァイオリン)、
カーロイ・ボトヴァイ(指揮)ブダペスト・ストリングス〔SACD52001〕
ミンクス:バレエ《パキータ》より〜〈コーダ〉
ボリス・スパソフ(指揮)、ソフィア国立歌劇場管弦楽団〔SACD71006〕
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調より〜第4楽章
ペーターゼン・クヮルテット〔SACD71002〕
ショスタコーヴィチ(コンロン編):
《ムツェンスク郡のマクベス夫人》組曲より〜第6曲〈よっぱらい〉
ジェームズ・コンロン(指揮)、
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団〔SACD71004〕
M・ハイドン:
トランペットと管弦楽のためのコンチェルティーノ ニ長調より〜第2楽章ア
レグロ
レインホルト・フリードリヒ(トランペット)、
ネヴィル・マリナー(指揮)、ASMF〔SACD71005〕
J・シュトラウスI:ラデツキー行進曲
ヨゼフ・フランチェク(指揮)ウィーン・シュトラウス管弦楽団〔SACD52003〕
ヴェルディ:
歌劇《トロヴァトーレ》〜〈朝の光がさしてきた〉(鍛冶屋の合唱)
ゲオルギ・ロベフ(指揮)
ソフィア・フィルハーモニック、ブルガリア国立合唱団〔SACD52002〕
J・S・バッハ:
《マタイ受難曲》BWV.244より〜コラール〈こうべは血潮にまみれ〉
ヘルマン・マックス(指揮)、
ライン・カントレイ、クライネ・コンツェルト〔SACD71007〕
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21より〜第3楽章
ヘルベルト・ケーゲル(指揮)、
ドレスデン・フィルハーモニック〔SACD71008(50000)〕
ドイツdeltaグループ(Capriccioを含む)のハイブリッドSACDサンプラー・
ディスク。サラウンドにも対応しています。





<Danacord>
DACOCD611-612(2CDs) \4360
ゴナ・ベアウ(1909−1989):ピアノと管弦楽のための作品集
〔CD-1〕
アコースティック・エッセイ   
ピアノと管弦楽のための   
〔CD-2〕
フリーゼ   
ウクラング
ベアトリス・ベアウ(ピアノ)、デンマーク放送交響楽団、他
スイス、ザンクトガレン生まれの作曲家、ゴナ・ベアウの作品集。
ベアウはデンマークで12音技法、セリーをいち早く取り入れた作曲家であり
メシアン、オネゲル、シュトックハウゼン、ウェーベルンに大きな影響を受
け、その作風は初期の印象主義的な調性音楽を除いて無調音楽である。






<Opera D'oro>
OPD7001(2CD's) \1700
プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》
ルチアーノ・パヴァロッティ、ミレーラ・フレーニ、
セスト・ブルスカンティーニ ほか
トーマス・シッパーズ(指揮)、ローマ・イタリア放送交響楽団&合唱団
録音:1969年7月17日、ローマでのライヴ

OPD7002(2CD's) \1700
ヴェルディ:歌劇《アイーダ》
マルティナ・アローヨ、プラシド・ドミンゴ、フ
ィオレンツァ・コソット ほか
クラウディオ・アバド(指揮)、ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
録音:1972年、ミュンヘンでのライヴ

OPD7003(2CD's) \1700
ベッリーニ:歌劇《ノルマ》
マリア・カラス、マリオ・デル・モナコ、エベ・スティニャーニ ほか
トゥーリオ・セラフィン(指揮)、ローマ・イタリア放送交響楽団&合唱団
録音:1955年6月29日、ローマでのライヴ

OPD7004(2CD's) \1700
R・シュトラウス:歌劇《サロメ》
レオニー・リザネク、ハンス・ホップ、グレース・ホフマン ほか
カール・ベーム(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
録音:1972年12月22日、ウィーンでのライヴ

OPD7005(2CD's) \1700
ヴェルディ:歌劇《オテロ》
プラシド・ドミンゴ、ミレーラ・フレーニ、ピエロ・カプチッリ ほか
カルロス・クライバー(指揮)、ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
録音:1976年12月7日、ミラノでのライヴ

CDO2010  \850
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.19  
ミヤスコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.44
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)、
キリル・コンドラシン(指揮)、アレクサンドル・ガウク(指揮)、
ロシア国立交響楽団
録音:1947年、1939年
   
<Chandos>
CHDV5015(DVD Video) \4000
ヤコブ・テル・フェルトハウス(1951− ):
ビデオ・オラトリオ《パラディソ》 ―― ダンテ『神曲』第3部「天国篇」より
テキスト:ダンテ・アリギエーリ、ヤコブ・テル・フェルトハウス
ソプラノ、テノール、女声合唱と管弦楽のためのビデオ・オラトリオ
2001年9月12日 オランダ・フローニンゲンにて初演/13-14日の再演をライヴ
収録
クラロン・マクファーデン(ソプラノ − ベアトリーチェ)
トム・アレン(テノール − ダンテ)
カレル・ゲリツマ(サンプリング音源)
北オランダ・コンサート合唱団
北オランダ管弦楽団
アレクサンダー・リーブレイヒ(指揮)
ヤープ・ドラップスティーン(映像ディレクター)
Pulsatuビデオ・プロダクション・チーム(ビデオ画面作成)
画面:16/9(ワイド・スクリーン)
音声:ドルビーサラウンド 5.1ch & ステレオ2ch(メニュー選択)/字幕:
英語、ドイツ語、フランス語(メニュー選択)/地域コード:ALL/両面ディス
ク(NTSC/PAL)/解説書:40ページ(英語、ドイツ語、フランス語)
書き下ろしコメント+日本語曲目表示オビ付き
1951年、オランダに生まれたフェルトハウスは、まずロックでその音楽キャリ
アをスタート、入学したフローニンゲン音楽院では作曲だけでなく、電子音楽
も専攻。そんな彼が、古典中の古典である『神曲』の「天国篇」を現代的なポ
ップ感覚と、コンピューター・グラフィックを駆使した視覚イメージによって
「ビデオ・オラトリオ」という、他に類を見ない形式で仕上げたのがこの作品。
ボッテチェルリ以来、絵画や音楽の世界でも、『神曲』をさまざまに解釈し表
現する試みがなされてきたが、ここでのフェルトハウスの奔放さ、大胆さには
誰もがあっと驚くに違いない。ダンテとベアトリーチェが天上に向かう様子を
イメージして描いた第1曲〈噴射 To Ignition〉から第4曲〈月星天 Cielo
della Luna〉では、なんとアポロ12号宇宙船搭乗員と地球ステーションとの交
信会話を、オーケストラの生演奏が伴奏。未知の宇宙空間を進み、人類で二番
目に月へ到達したアポロのクルーたちから沸き起こる歓声が、そのままダンテ
(トム・アレン)とベアトリーチェ(クラロン・マクファーデン)の歌にオー
バーラップしてゆく。第5曲〈天からの声 Sound from Heaven〉では俳優演じ
る若いエヴァンゲリスト(福音伝道者)が画面に登場。大聖堂に集まった人々
に向かって、思いっきりラップのノリで「天からの教え」を絶叫する。第14曲
〈麻薬の天 Heaven of Narcotics〉では天才トランペッター&ヴォーカリスト
としてその名を轟かせながら、麻薬中毒の深みにはまり、破滅的な一生を送っ
た悲劇のジャズメン、チェット・ベイカーがまばゆい光の中に映し出される。
「至福の喜びよ、終わらないで...」と意味深長につぶやくチェット・ベイカ
ーのうつろな目は何を意味するのだろうか?
驚くのは、天上の天使たちの奔放な性を描く第9曲〈欲望の天 Heaven of Lust〉
だろう。セックスの快楽に身もだえし、大声で喘ぐ女性(=天使)のフルヌー
ドが画面に大写し! サンプリング音声は「あぁ--ン、お--、イエ--ス、
オー・マイ・ゴッド! 」の絶叫。ポルノチックな音声をまるでレシタティー
ヴォのように扱って、声の起伏にぴったり合わせた変拍子のオーケストラ伴奏
が書かれているのにも恐れ入るが、指揮者以下、それを大まじめに演奏してい
るのもどこか可笑しい。
第15曲〈至高天 Empireo〉は全曲を締めくくる壮大なフィナーレ。まばゆいば
かりの光に満ちた世界が写し出される。映画『未知との遭遇』のラストに出て
くる巨大宇宙船を思い起こさせるような強烈な輝きに目がくらむ。響き渡るの
は、パレストリーナの《教皇マルチェルスのミサ》。大オーケストラと合唱の
ために編曲されたヴァージョンである。まさに神々が宿る「至高の天」にふさ
わしい、気宇壮大な幕切れだ。
ダンテ + ポップ・カルチャー = パラディソ?
原作が『神曲』だけに、ともすればフェルトハウスの試みがあまりにもエンタ
ーテインメントに寄りすぎている、と非難するのは容易だが、ダンテはもとも
と、より多くの人に読んでもらいたいがため、ラテン語ではなく、今でいう
「口語」にあたるイタリア語(正確にはトスカーナの地方言語だったらしい)
で『神曲』を書いたことを忘れてはいけない。マンガ版の『神曲』(永井豪)
が発表されたりするのも、ダンテが時代を超えたエンターテインメント性を持
ち合わせていたからなのだろう。音楽における文学性を過剰なまでに意識して
いたフランツ・リストの《ダンテ交響曲》とは異なるスタンスの上に成立して
いるのだ。古典である『神曲』を開き直ってポップ・カルチャーの語法で表現
しているのがフェルトハウス版「パラディソ」だということができるだろう。
(酔谷心一郎)
※以前一度ご案内した商品ですが、未入荷のままだいぶ時間が経っていますの
で、前回のオーダーはすべて一旦キャンセルさせていただきます。今回のイン
フォで再度ご注文をお願いします。

CHAN10050(旧譜のご案内) \2080
CHSA5012(Multichannel Hybrid SACD)(旧譜のご案内) \2700
ヤコブ・テル・フェルトハウス(1951− ):
オラトリオ《パラディソ》 ―― ダンテ『神曲』第3部「天国篇」より
クラロン・マクファーデン(ソプラノ − ベアトリーチェ)、
トム・アレン(テノール − ダンテ)
カレル・ゲリツマ(サンプリング音源)、
北オランダ・コンサート合唱団、北オランダ管弦楽団、
アレクサンダー・リーブレイヒ(指揮)
上記と同内容のCD。ビデオ・オラトリオだから、DVDの方が作品の真価を発揮す
るのは間違いないが、音だけだとフェルトハウスのポップ・クラシカルな感覚
がより鮮明に伝わる。

CHAN10166  \2080
「ロシアの吹奏楽傑作選」
レインゴリド・グリエール(1875−1956)(ロバート・グレチェスキー編):
10月革命20周年記念のための厳粛な序曲 Op.72*   
イーゴル・ストラヴィンスキー(1882−1971):サーカス・ポルカ
セルゲイ・プロコフィエフ(1882−1971):
軍楽隊のための4つの行進曲 Op.69*
ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844−1908):
トロンボーンと吹奏楽のための協奏曲
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906−1975):
ソヴィエト民兵のための行進曲 Op.139* 
セルゲイ・プロコフィエフ(ロバート・グーレイ編):
吹奏楽のためのアンセム(ソヴィエト連邦国歌)Op.98*
アラム・ハチャトゥリアン(1903−1978)(ロバート・ピール編):
スターリングラード攻防戦 Op.74
ジャック・モージェ(トロンボーン)、
クラーク・ランデル(指揮)、
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウィンド・オーケストラ
7曲中5曲が世界初録音*!
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウィンド・オーケスト
ラ(以下RNWO)の国別吹奏楽シリーズ最新作で、これが第5弾となるもの。ま
た、これはかつてロジェストヴェンスキーとストックホルムのコンサート・バ
ンドを起用して制作した「ロシアン・コンサート・バンド・ミュージッック」
(CHAN9444)の続編という位置づけでもあるのだろう、選曲はまったくそれと
重複がない。今回のRNWO盤は先行したロジェヴェン盤以上に注目の作品が多数
盛り込まれている。なんといっても注目なのはプロコフィエフ作曲の《「新」
ソ連国歌》。ソ連国歌といえば、ピエール・ドジェイテールが1888年に作曲し
たものがあまりにも有名である。オリンピックでソ連の選手が猛烈な活躍を見
せていた時代には、表彰式でよく演奏されていて馴染みが深かったし、ショー
ン・コネリーが出ていた映画『レッド・オクトーバーを追え!』で印象的な用
いられ方をされていたから、そちらでご記憶の方も多かろう。しかし、プロコ
フィエフが1944年に、「新」国歌募集コンクール(ドジェイテール作曲の国歌
が正式に国歌となったのは革命後の1918年だが、43年には同じ曲が「共産党歌」
にも制定されているから、こんな催しが企画されたのだろうか?)に応募する
ため、スケッチを始めていたことはあまり知られていない。これはそのスケッ
チを演奏可能な状態にして録音した初の試み。ともすればスターリン体制とう
まくゆかず、気持ちの上でも相容れない部分を持ち合わせていたプロコフィエ
フが作曲した《ソ連国歌(アンセム)》とは、わずか2分足らずとはいえ、いっ
たいどんな旋律が書かれていたか、自分の耳で確かめずにはいられないという
ものだ。なお、もうひとつプロコフィエフの注目作が収められている。《軍楽
隊のための4つの行進曲》がそれで、2003年2月にイギリス・マンチェスターで
行われた作曲者没後50周年記念シンポジウムで初演されたものだという。
その他、《青銅の騎士》が日本の吹奏楽界で異常なまでの人気を博し、現在ま
でそのブームが止まらないグリエール。そのグリエールが革命記念行事のため
に書いた、なんとも仰々しいタイトルがついた序曲は、これが吹奏楽ヴァージョ
ンによる初録音だし、ショスタコーヴィチやハチャトゥリアンの初録音作品も
注目度が高い。
このジャンルの定番曲、リムスキー=コルサコフ《トロンボーンと吹奏楽のた
めの協奏曲》はソロイストに大きな注目が集まろう。なんと、あの立志伝中の
人物、ジャック・モージェが起用されたのだ!15歳からトロンボーンを吹きは
じめ、フランス国立ルーアン音楽院に入学し、1978年に1等賞を得て卒業後、
パリ音楽院に入学し、ジル・ミリエールに学んだモージェは、ニース・フィル
ハーモニック・オーケストラの首席奏者を経て、パリ・オペラ座管弦楽団の首
席奏者をつとめた後、パリ音楽院教授となった。現在は世界でも数少ないトロ
ンボーンのソロイストとして活躍しているモージェ。日本ではすでに神格化す
る動きさえ一部にあるという。

CHAN9444(旧譜のご案内) \2080
ロシアの吹奏楽傑作集
セルゲイ・プロコフィエフ(1891−1953):行進曲Op.99   
セルゲイ・プロコフィエフ:オーボエと吹奏楽のための変奏曲   
ロシア民謡(イーゴリ・ストラヴィンスキー編):ボルガの舟唄   
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906−1975):ソヴィエト警察行進曲
ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844−1908):
クラリネットと吹奏楽のための協奏的小品
アラム・ハチャトゥリアン(1903−1978):ソヴィエト警察行進曲
ニコライ・ミヤスコフスキー(1881−1950):交響曲第19番Op.46
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、
ストックホルム・コンサート・バンド
1995年の録音。読売日響で名誉指揮者をつとめるなど、日本でもお馴染みのロ
ジェストヴェンスキーが、吹奏楽を指揮したことで話題を呼んだディスク。

CHAN10164  \2080
アーノルド・バックス(1883−1953):合唱と管弦楽のための作品集
ソプラノ、合唱と管弦楽のための《To the Name above every Name》   
合唱と管弦楽のための《朝の風景 The Morning Watch》
合唱と管弦楽のための《セント・パトリックの胸飾り St. Patrick's
Breastplate》
ソプラノと管弦楽のための《2つの夜想曲 Nocturnes》(世界初録音)
クリスティーネ・バンニング(ソプラノ)、
マーティン・ブラビンズ(指揮)、
BBCフィルハーモニック、ハダーズフィールド合唱協会
2003年に没後半世紀を迎えたイギリスの作曲家バックスのアニヴァーサリー・
リリースも、これがラスト。すべてこのCDでしか聴けない曲ばかり。イギリス
の若く有能な指揮者ブラビンズにとって、管弦楽作品集(CHAN9879)に続く2枚
目のバックス録音。

CHAN10165  \2080
ヨハネス・ブラームス(1833−1897):
混声8部合唱と管弦楽のための《ドイツ軍勝利の凱旋歌》Op.55* 
アヴェ・マリアOp.12  
合唱と管弦楽のための《哀悼の歌》Op.8   
合唱と管弦楽のための《運命の歌》Op.54
ボー・スコウフス(バリトン)*、
ゲルト・アルブレヒト(指揮)、
DRデンマーク国立交響楽団、DRデンマーク国立合唱団
ブラームスの合唱のための作品集は全3枚のリリースが予定されているが、こ
れが2枚目のリリースとなる。前回のドイツ・レクイエム(CHAN10071)もBBC
ミュージック・マガジン、ハイファイ・ニュースなど内外マスコミから称賛を
受けている。世界屈指の水準を誇るDRデンマーク国立合唱団の見事なハーモニ
ーは素晴らしいの一言。アルブレヒトらしい推進力ももちろん健在。

CHAN10167  \2080
CHSA5026(Multichannel Hybrid SACD) \2850
バークリー・エディション Vol.4
マイケル・バークリー(1948− ):
オルガンと管弦楽のための協奏曲(世界初録音)  
レノックス・バークリー(1903−1989):
管弦楽のための《夜の声》Op.86(世界初録音)  
マイケル・バークリー:ヴィオラ協奏曲(世界初録音)  
レノックス・バークリー:交響曲第2番(1976年改訂版)
ポール・シルヴァーソーン(ヴィオラ)、トーマス・トロッター(オルガン)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
イギリス音楽の伝道師ヒコックスが取り上げるバークリー親子のシリーズもこ
れで4枚目。現代的な筆致で書かれた息子マイケルのオルガン協奏曲は圧倒的
な迫力!

CHAN10140  \2080
CHSA5023(Multichannel Hybrid SACD) \2850
「ブラスのためのロマン派音楽」
フェリックス・メンデルスゾーン(1809−1847)(ヴェルヌ・レイノルズ編):
弦楽四重奏曲第1番(金管五重奏版)変ホ長調Op.12   
ヴィクトール・エヴァルド(1860−1935):金管五重奏曲第3番変ニ長調
オスカー・ベーメ(1870−1938):金管六重奏曲変ホ短調Op.30
センター・シティ金管五重奏団、ジャック・サッテ(トランペット)
今年6月に来日して全国を巡り、大好評を博したセンター・シティ金管五重奏団
の4枚目。前作(CHAN10017)でも好評だったエヴァルドの五重奏曲は1番に続い
て、今回は3番が取り上げられている。このジャンルにおいてポピュラーな曲
だったにもかかわらず、他にいい演奏があまり見あたらなかっただけに、この
登場は大いに歓迎されるだろう。なおメンデルスゾーンの弦楽四重奏を編曲し
たレイノルズは、アメリカのホルン奏者兼教師で、他にも多くの編曲作品をイ
ーストマン金管五重奏団などに提供しているという。


CHANX10168  \1680
アーネスト・ジョン・モーラン(1894−1950):
ヴァイオリン協奏曲   
管弦楽のための《寂しい水》   
管弦楽のための《ホワイトーネの「影」》   
チェロ協奏曲
リディア・モルドコヴィチ(ヴァイオリン)、
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)、
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、アルスター管弦楽団、
ノーマン・デル・マー(指揮)、ボーンマス・シンフォニエッタ
モーランもChandosレーベルが初期の頃から取り上げてきた作曲家。今回
Classicsシリーズでカップリング変更され、一挙に3タイトルもリリースされ
る。24bit/96kHzのデジタル・リマスターにより、音も磨きがかけられている。

CHANX10169  \1680
アーネスト・ジョン・モーラン(1894−1950):
 交響曲ト短調   
仮面劇のための序曲 
ピアノと管弦楽のたのラプソディー 嬰ヘ長調
マーガレット・フィンガーハット(ピアノ)、
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、アルスター管弦楽団

CHANX10170  \1680
アーネスト・ジョン・モーラン(1894−1950):
弦楽四重奏曲第1番イ短調   
オーボエと管弦楽のための幻想曲
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ホ短調
サラ・フランシス(オーボエ)、イングリッシュ弦楽四重奏団、
メルボルン弦楽四重奏団、ドナルド・スコッツ(ヴァイオリン)、
ジョン・タルボット(ピアノ)


●Chandos Bear Essentials
CHAN241-14(2CDs price of 1) \2080
ロマンティック・クラシックス
J・S・バッハ:G線上のアリア、
エルガー:愛の挨拶、
ベートーヴェン:エリーゼのために、
ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴス幻想曲、
ヴィヴァルディ:《四季》より〈冬〉(抜粋)、
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(抜粋)、
ラフマニノフ:ヴォカリーズ、
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲より-第2楽章、他 CD2枚全34トラック
ヒコックス、N・ヤルヴィ、ハワード・シェリー、マッケラス、他
Chandosレーベル既存音源からの再編集盤。恋人とロマンティックな気分に浸
りたい。ちょっと気が早いが、バレンタインのプレゼントにも好適。

●Chandos Collect
CHAN6673  \1200
パームコート劇場オーケストラ・シリーズ
―― ピクニック・パーティー
月にかかる輪、黒い瞳、銀の鳥、小さな東洋人、ペルシャの市場にて、他
アンソニー・グッドウィン(指揮)、パームコート劇場オーケストラ
かつて1900年から1945年まで存在していたパームコート劇場オーケストラの響
きを再現したシリーズ。曲は往年のポピュラーやダンス音楽。第二次大戦まで
のサロンの雰囲気を伝える

CHAN6674  \1200
パームコート劇場オーケストラ・シリーズ
―― プッティン・オン・ザ・リッツ
プッティン・オン・ザ・リッツ、ハネムーンの小径、ハッピー・フィート、
彼女はマンハッタンから来たラテンの娘、タイガー・ラグ、他
アンソニー・グッドウィン(指揮)、パームコート劇場オーケストラ

CHAN6675  \1200
パームコート劇場オーケストラ・シリーズ
―― 孔雀の道(ダウン・ピーコック・アレイ)
孔雀の道、ハンティング・ラグ、ジゴロ、あらいぐまバンドコンテスト、
アメリカン・スケッチ、サヴォイ・ワン=ステップ・メドレー、他
アンソニー・グッドウィン(指揮)、パームコート劇場オーケストラ


●Chandos Opera in English
CHAN3103(2CDs) \3360
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756−1791):
歌劇《イドメネオ》全曲(英語版)
ブルース・フォード(テノール)、
ディアナ・モンタギュー(メゾソプラノ)、
レベッカ・エヴァンズ(ソプラノ)、
スーザン・パッターソン(ソプラノ)、
ニコライ・ゲッダ(テノール)、他
デイヴィッド・パリー(指揮)、オペラ・ノース管弦楽団、合唱団
ピーター・ムーア財団との共同制作による、英語オペラ・シリーズ。





<Signum>
SIGCD022  \2180
トマス・タリス(1505−1585)作品全集 Vol.6
―― 改革派教会のための音楽
ドリアンの礼拝(サーヴィス)、イングリッシュ・アンセム、大主教パーカー
のための詩篇曲
アリステア・ディクソン(ディレクター)、シャペル・デュ・ロワ
タリスの全作品を網羅すべく企画されたこのシリーズの最新作。1994年にロン
ドンで結成されたシャペル・デュ・ロワは、タリス・スコラーズより若い世代
の声楽家が中心で、タリス・スコラーズよりも華やいだ響きを持つ。
タリスのアンセムは、当時咲き誇っていたきらびやかなポリフォニー・スタイ
ルではなく、ホモフォニーという簡潔かつ厳格なスタイルで書かれている。
なお、《大主教パーカーのための詩篇曲》はヴォーン・ウィリアムズの名作
《タリスの主題による幻想曲》のあの「主題」。この作品はタリス・スコラー
ズも取り上げている(Gimell CDGIM007)から、2つのグループの個性を聴き比
べるのにもいい。





<Danacord>
DACOCD606  \2180
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685−1750):
前奏曲とフーガ変ホ長調BWV.552   
《オルゲルビュヒライン》より - コラール〈神よ、汝の慈しみによりて〉
BWV.600、〈イエス・キリストよ、讃美を受けたまえ〉BWV.604、コラール〈古
き年は過ぎ去りぬ〉BWV.614、コラール〈おお汚れなき神の小羊よ〉BWV.618、
コラール〈イエスが十字架にかかりたまいし時〉BWV.621、コラール〈われら
は汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ〉BWV.639   
《シュープラー・コラール集》より - コラール〈われいずこにか逃れゆくべ
き〉BWV.646   
《25のコラール》より - コラール〈深き苦しみの淵より〉BWV.745  
パッサカリアとフーガ ハ短調BWV.582   
前奏曲とフーガ ヘ短調BWV.534
ハンス・ヘルムート・ティルマンス(オルガン)
ヨーロッパでかつてのヴァルヒャと並び称されるほど評価の高いオルガニスト、
ハンス・ヘルムート・ティルマンスによるバッハ・オルガン曲集第7弾。
聖霊教会(オルペ)のヴァイラント・オルガン、ホーブロのクリステンセン・
オルガン、マルクト教会(エシュヴェーゲ)ハンマー・オルガンを使用して
録音。





<Black Box>
BBM1067  \2080
ジェームズ・マクミラン(1959− ):
レイジング・スパークス(1977)(詞:マイケル・シモンズ・ロバーツ) 
ピアノ・ソナタ(1985)   
イアンのために(2000)   
誕生日の贈り物(1999)   
バーンクルーペディ(1990)
ジーン・リグビー(メゾソプラノ)、
マーティン・ブラビンズ(指揮)、
ナッシュ・アンサンブル、ジョン・ヨーク(ピアノ)
2002年の新譜でご案内していたもの。長らくリリース延期になっていましたの
で、前回のオーダーはすべて一旦キャンセルとさせていただきます。あらため
てご注文をお願いいたします。
 
<Dal Segno>
イギリスDal Segnoレーベルは、オーストラリアの音楽学者、デニス・コンド
ン氏が収集した20世紀初頭の作曲家や偉大なピアニストのピアノ・ロールを再
生、デジタル録音で収録し、リリースしていきます。全20タイトル発売予定で、
第1回として6タイトルがアナウンスされています。
ここしばらく、本格的なピアノロール復刻はあまりなかっただけに、注目して
いい企画です。

DSPRCD 001  \2180
マスターズ・オブ・ザ・ピアノロール ―― ドビュッシー自作自演
クロード・ドビュッシー(1862−1918):
デルフィの舞姫、 沈める寺、パックの踊り、子供の領分(全曲)   
スケッチブックより、遅いワルツ、グラナダの夕べ、雨の庭、
亜麻色の髪の乙女、ヴィーノの門、アラベスク第1番、アラベスク第2番 
帆、月の光、夢、金色の魚、水に映る影
クロード・ドビュッシー(ピアノ)、メロ(ピアノ)、ガンツ(ピアノ)、
ポイショフ(ピアノ)、ロビンソン、ギーゼキング、ゴーデーネ、
バファレッリ、ビューリヒ
ドビュッシーの自作自演と、往年のドビュッシー演奏家たちのピアノ・ロール
をデジタル収録。

DSPRCD 002  \2180
マスターズ・オブ・ザ・ピアノロール
―― パデレフスキ名演集(自作自演 他)
フランツ・シューベルト(リスト編):ウィーンの夕暮れ 第6番   
フランツ・シューベルト(リスト編):聴け、聴け、ひばりの歌を  
ロベルト・シューマン:予言の鳥  
フェリックス・メンデルスゾーン:紡ぎ歌 
フレデリック・ショパン:ワルツOp.42  
フレデリック・ショパン:バラードOp.47  
フレデリック・ショパン:スケルツォOp.39  
フレデリック・ショパン:ワルツOp.34  
フレデリック・ショパン(リスト編):乙女の願い  
イグナーツィ・ヤン・パデレフスキ(1860−1941):カプリースOp.14-3 
イグナーツィ・ヤン・パデレフスキ:メヌエットOp.14-1 
イグナーツィ・ヤン・パデレフスキ:メロディーOp.8-3 
クロード・ドビュッシー:水の反映  
フランツ・リスト:ハンガリー狂詩曲第10番  
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ嬰ハ短調Op.27
イグナーツィ・ヤン・パデレフスキ(ピアノ)
パデレフスキは初期のSP吹き込みもあるが、それはすでに全盛期を過ぎていた
時代のものという評価もあるだけに、ピアノ・ロール再生の方が真価を伝えて
くれるかも知れない。

DSPRCD 003  \2180
マスターズ・オブ・ザ・ピアノロール ―― ガーシュウィン自作自演
ジョージ・ガーシュウィン(1898−1937):
ラプソディー・イン・ブルー(ピアノ独奏版)  
素敵な気持ち  
スワニー 
キッキン・ザ・クラウズ・アウェイ
ライムハウス・ナイツ   
ジョージ・ガーシュウィン(シルバ編):
ドリフティング・アロング・ウィズ・ザ・ナイト   
ドナルドソン:ラッカビー・ララバイ・マミー   
ジョージ・ガーシュウィン:
ティー・ウードゥル・アム・バム・ブー   
アイ・ワズ・ソー・ヤング、ユー・ワー・ソー・ビューティフル   
ジェローム・カーン:
レフト・オール・アローン・アゲイン・ブルース   
フーズ・ベイビー・アー・ユー?
ウィッポウィル  
ランド・ウェアー・グッド・ソングス・ゴー   
バーリン:あなたの国、私の国へ   
ジョージ・ガーシュウィン:ソー・アム・アイ   
ボーワーズ:東へ、西へ   
モレ:熱い思い   
ケンブロヴィン(ケレッテ編):
アイム・フォーエバー・ブロウイング・バブルス
ジョージ・ガーシュウィン:
ノヴェレッテ  
スウィート・アンド・ロウダウン
ジョージ・ガーシュウィン(ピアノ)
有名なガーシュウィンの自作自演ロール。《ラプソディー・イン・ブルー》は、
ロール再生に合わせてMTTがオケ伴奏をつけたこともあって話題を呼んだ。

DSPRCD 004  \2180
マスターズ・オブ・ザ・ピアノロール ―― ラヴェル自作自演
《クープランの墓》より〈トッカータ、
《鏡》より〈悲しい鳥〉 
亡き王女のためのパヴァーヌ  
《ソナチネ》より第1曲、第2曲   
ダムロッシュ編:《マ・メール・ロア》より 
シュミッツ編:水の戯れ  
《鏡》より〈鐘の谷〉  
《夜のガスパール》より  
高貴で感傷的なワルツ 
ボレロ(ピアノ版)
モーリス・ラヴェル(ピアノ)、ダムロッシュ(ピアノ)、
シュミッツ(ピアノ)、バーコン(ピアノ)、ガンツ(ピアノ)
ラヴェルの自作自演と、ラヴェル演奏に定評のあったピアニストのロール再生。

DSPRCD 005  \2180
マスターズ・オブ・ザ・ピアノロール
―― プロコフィエフ&スクリャービン自作自演+ロシアの名手たち
セルゲイ・プロコフィエフ:
10の小品Op.12より  
《3つのオレンジへの恋》より  
古典交響曲Op.25より  
セルゲイ・ラフマニノフ:前奏曲Op.23-5  
アレクサンドル・グラズノフ:ガヴォットOp.49-3  
アレクサンドル・スクリャービン:前奏曲Op.45-3、4つの小品Op.51より 
セルゲイ・プロコフィエフ:
サルカズムOp.17、前奏曲Op.17-7、年老いた祖母の物語Op.31、トッカータOp.11
アレクサンドル・スクリャービン:
前奏曲Op.22-1、前奏曲Op.11より、欲望、マズルカOp.40-2
セルゲイ・リャプノフ:リストの死へのエレジー
セルゲイ・プロコフィエフ(ピアノ)、
アレクサンドル・スクリャービン(ピアノ)、
マイスコフスキ(ピアノ)、リャプノフ(ピアノ)
ピアニストとしてのプロコフィエフとスクリャービンの技量もかなりのものだ
ったことを知らしめるディスク。

DSPRCD 006  \2180
マスターズ・オブ・ザ・ピアノロール ――
フランツ・リスト:ルチアの主題によるワルツ、カプリース   
ベラ・バルトーク:ルーマニア民族舞曲   
メンテル:クラウディオ・アラウのための《ワルツ》  
フランツ・シューベルト:即興曲Op.124-4  
レスチェティッツキー:マズルカOp.24  
レスチェティッツキー:2つのひばりOp.24  
マイヤベーア:大幻想曲   
スコット:2台ピアノのための交響的舞曲第1番   
スタンフォード:マグアイアーズ・キック   
ドホナーニ:カプリッチョ  
グスタフ・マーラー:緑の森を楽しく歩いた  
グスタフ・マーラー:交響曲第5番より-第1楽章  
グスタフ・マーラー:交響曲第4番より-第4楽章
グスタフ・マーラー(ピアノ)、ベラ・バルトーク(ピアノ)、
ブゾーニ(ピアノ)、アラウ(ピアノ)、レスチェティッキー(ピアノ)、
レヴィン、グレインジャー
有名なマーラー交響曲の自作自演ロールを収録。






<Signum 2>
SIGCD503  \2180
ハーバート・ハウェルズ(1892−1983):
レクイエム
モテット《大地よ、彼を連れ去り、慈しめ》
フランク・マルタン(1890−1974):ミサ曲
ジェレミー・バックハウス(指揮)、ヴァサーリ・シンガーズ
ヴァサーリ・シンガーズは合唱王国イギリスにおいてひときわ優れた団体の一
つで、EMIやGuild、Unitedなどに多くの録音がある。今回Signum 2からリリー
スされるのは、二重合唱を用いた名作「マルタンのミサ」と、母国イギリスが
誇るハウェルズの名作2曲。すべて無伴奏による混声合唱作品である。
マルタンの《ミサ》はピツェッティやヴォーン=ウィリアムズと並んであまり
にもよく知られた20世紀の名作ミサ。抒情的でありながら緻密に構成された傑
作として、日本の団体にも取り上げられる機会が多い。ヴァサーリ・シンガー
ズのダイナミックな歌唱が聴き手のハートを熱くゆさぶる。
ハウェルズの《レクイエム》は1935年の作品で、他の作曲家の同名作とは大
きく異なり、通常の典礼文を用いたレクイエムからは大きく逸脱した構成がと
られている。普通なら冒頭に置かれる入祭文「レクイエム・エテルナム(永遠
の安息を)」が3曲目と5曲目に配置されるほか、旧約聖書の「詩篇」からも23
番と112番が用いられている。
モテット《大地よ、彼を連れ去り、慈しめ》は、ハウェルズがジョン・F・ケ
ネディ追悼のために書いた作品で、暗殺事件が起こった1964年に作曲。こちら
は古代のクリスチャン詩人プルデンティウス(?−413)の詩が用いられた。

SIGCD043  \2180
"貞節の寺院" 13世紀スペインの音楽−ラスウエルガス写本より22曲
ミル・フルー、ジャン・ワルターズ(ハープ)
スペインのサンチアゴ・デ・コンポステラは聖ヤコブ(=サンチアゴ)を奉っ
た巡礼地であり、エルサレムやローマと竝ぶキリスト教三大聖地として、今日
までヨーロッパ各地からの巡礼者があとを絶たない盛況ぶりを呈している。ラ
スウエルガス女子修道院はその巡礼の途上にある。人の往来でもって各地から
もたらされた様々な音楽がここにまとめられたのは14世紀初頭で、作品はほぼ
13世紀のものとみられている。今日「ラスウエルガス写本」と呼ばれるものだ。
イギリスの3人の女性歌手からなる中世声楽アンサンブル「ミル・フルー」の
デビュー盤。







<Raumklang>
RK2205  \2180
ハインリッヒ・シャイデマン(c.1595−1663)、
メルヒオール・シャイト(1592/3−1667)、
ディルク・ヤンソーン・スウェーリンク(1591−1621)、
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(c.1562−1621)、
パウル・ザイフェルト(1586−1666)のオルガン作品(全13曲)
レオン・ベルベン(オルガン)
バロック初期におけるネーデルランドのオルガニスト、ヤン・ピーテルスゾー
ン・スウェーリンク(c.1562−1621)はオルガン音楽の大家として当時指導的
地位にあったと言われる。彼の下には多くのヨーロッパの作曲家たちが教えを
請いにやってきた。スウェーリンクが彼らにどんな教授法を施したかは明らか
ではないが、多くの一流作曲家が輩出されたのは事実で、このディスクはそこ
に焦点をあて、スウェーリンク派のオルガン作品の流れを俯瞰する企画。

RK2301  \2180
ヨハンネス・オケゲム(c.1425−1497)、
アントワーヌ・ビュノワ(c.1430?−1492)、
カール・デル・キューネ・ヘルツォーク・フォン・ブルグンド(1433−1477)
ギョーム・デュファイ(c.1400−1474)、
ジル・バンショワ(c.1400−1460)、
ドラエ(c.1450)
、ウォルター・フライ(c.1450−1470)、
バルビジャン(c.1450)、
ハイネ・ヴァン・ヒゼヘム(15世紀) 他の作品(全14曲)
ラ・モッラ
ラ・モッラは歌手2人、ヴァイオリン1人、笛2人、ハープ1人、リュート1人、
計6名からなる後期中世音楽アンサンブル。






<Cavalli Records>
規格番号:CCD320(2CDs) \4360
"デビューII" ケルン音楽大学の女子学生が演奏する女性作曲家たちの作品集
フランチェスカ・カッチーニ(1587−1638)、
キアーラ・マルガリータ・コッゾラーニ(1602−1676)、
ソフィア・グバイドゥーリナ(1931− )、
バーバラ・ヘラー(1936)、
エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665−1729)、
イザベル・レオナルダ(1620−1704)、
バーバラ・ストロッツィ(1619−1664)、他の作品
debut II
曲目詳細については Cavalli Recordsのweb siteをご覧下さい。
http://cavalli-records.com/ccd/ccd320.htm






<Aeolus>
AE10066  \2180
"喜びを与えん"  ―― 15-16世紀のシャンソン集
クローダン・ド・セルミジ(c.1490−1562):
喜びを与えん、花咲く日々に、
トワノ・アルボー(1520−1595):喜びを与えん、
オルランド・デ・ラッスス(c.1532−1594):冷たく暗い夜が、
クレマン・ジャヌカン(c.1485−1558):
マルタンは豚を市場へ連れていった、他 全27曲
アリアンナ・サヴァール(ソプラノ、ハープ)、
トマス・クグラー(フルート)、
アンサンブル・イル・デシデリオ
スイスの中世古楽アンサンブルによる演奏。アリアンナ・サヴァールの歌とハ
ープが出色。アリアンナは名字からもわかるとおり、サヴァール&フィゲラス
夫妻の娘で、スイスを拠点に活動している。

AE10371  \2180
フランツ・クサヴァー・ムルシュハウザー(1663−1738):
オルガンのための習作(全46曲)
レオン・ベルベン(オルガン)

AE10381  \2180
アレクサンドル・ピエール・フランソワ・ボエリー(1785−1858):
オルガンのための大オッフェルトリウム(奉献唱)、ファンタジア、
カンティクル、小品集
ダニエル・ロート(オルガン)






<E'tcetera>
KTC5261(SACD Multichannel Hybrid)   \2180
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756−1791):
クラリネット協奏曲イ長調K.622   
クラリネット五重奏曲
ワルター・ブイケンス(クラリネット)、
アンサンブル・ワルター・ブイケンス、ディルク・フェルミューレン、
リマ・ラ・ムジカ

KTC1253  \2180
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770−1827):
「魔笛」の主題による12の変奏曲ヘ長調Op.66   
ボフスラフ・マルティヌー(1890−1959):スラヴの主題による変奏曲   
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:
ヘンデルのオラトリオ「ユダス・マカウベス」の主題による12の変奏曲ト長調
WoO.45   
パウル・ヒンデミット(1895−1963):
古いイギリスの童謡「求婚に出かけた蛙」による変奏曲   
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:
「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲WoO.46  
ボフスラフ・マルティヌー:ロッシーニの主題による変奏曲
クヴィリーネ・フィアセン(チェロ)、シルケ・アヴェンハウス(ピアノ)

KTC1258  \2180
"グラス・リフレクションズ" チェロ八重奏で聴くフィリップ・グラス ――
フィリップ・グラス(1937− ):
 《シンフォニー・フォー・エイト》交響曲第3番より-第3楽章   
《カンパニー》弦楽四重奏曲第2番より-第1、2楽章   
《ミシマ》弦楽四重奏曲第3番より-第3楽章 
《ファサード》   
《シークレット・エージェント》  
《アクナーテン》
エリアス・アリツクーレン(指揮)、
チェロ・オクテット・コンフント・イベリア






<Globe>
GLO6056  \1780
"ピーケルハーリング" 画家フランス・ハルス周辺の17世紀音楽 ――
(全24曲)
カメラータ・トライェクティナ(ユトレヒト音楽カンパニー)
オランダ17世紀を代表する肖像画家フランス・ハルスはレンブラント、フェル
メールとともに、17世紀のオランダの三大巨匠とされているが、日本ではまだ
あまり知られていない。貴族に代わって新しく台頭してきた市民たちからの注
文を受け、素早く大胆でありながら対象の形態を的確にとらえた、生命感あふ
れる肖像画を数多く描いた。作品には楽器を演奏する人をモデルにしたものが
多数あり、ハルスの名前は知らなくても、CDジャケットなどで用いられている
ことが多いため、知らぬ間に見ている機会は案外多い。そんなハルスゆかりの
世俗音楽を24曲収めている。







<BUDA>
822752  \2080
18-19世紀フランスにおけるユダヤ音楽集 ――
コムタ・ヴネサンからの音楽   
ユダヤの音楽   
中部-東ヨーロッパのユダヤの音楽
アドルフ・アティア(歌)、マグ・タイアー(オルガン)






<Antes Edition>
BMCD 31.9177  \2180
ハンス・ガル(1890−1987):
シンフォニエッタ第2番op.86、3つのマンドリンのための組曲op.59b、
他 全4曲
ヴォルカー・ガーランド(指揮)、バーデン・パリング・オーケストラ

BMCD 31.9169  \2180
ロマンティック・レアリティーズ-オーボエとピアノのための ――
クリスティアン・フレデリック・バース(1787−1861):
ソナタ・ブリランテ変ロ長調 
カール・エドゥアルド・ゴ−プファート(1859−1942):
2つの性格的小品op.27  
カール・ニルセン(1865−1931):幻想小曲集op.2
ジークリスト(?−?):
イングリッシュ・ホルンとピアノのための《ロマンス》 
レランド・A・コサール(1877−1965):夜想曲 
レランド・A・コサール:5つの小品
ファビアン・メンツェル(オーボエ)、
ベルンハルド・エンドレス(ピアノ)
フランクフルト放送響のソロ・オーボエ奏者、フランクフルト音楽大学で教鞭
をとるファビアン・メンツェルによるオーボエ作品集。

BMCD 16.9001(4CDs) \8720
ヨハネス・ブラームス(1833−1897):交響曲全集
〔Disc-1〕
交響曲第1番Op.68、悲劇的序曲Op.81   
〔Disc-2〕
交響曲第2番Op.73、大学祝典序曲Op.80 
〔Disc-3〕
交響曲第3番Op.90、ハイドンの主題による変奏曲Op.56a   
〔Disc-IV〕
交響曲第4番Op.98
ロベルト・バッハマン(指揮)、ロイヤル・フィルハーモニック
ロベルト・バッハマンはスイスの指揮者で1999年よりロシア・ナショナル管弦
楽団の準(アソシエイト)指揮者兼作曲家をつとめている。

BMCD 31.9057  \2180
ベラ・バルトーク(1881−1945):コントラスツ   
アルバン・ベルク(1885−1935):アダージョ
ダリウス・ミヨー(1892−1974):組曲   
アラム・ハチャトゥリアン(1903−1978):三重奏曲
カール・シュレヒタ(クラリネット)、
スザンヌ・カルドール(ヴァイオリン)、
アコス・ヘルナディ(ピアノ)
バーデンバーデン・フライブルク南西ドイツ放送交響楽団(旧南西ドイツ放送
響)のソロ・クラリネット奏者を務めるカール・シュレヒタによるクラリネッ
ト三重奏曲集。バルトークの《コントラスツ》をはじめベルク、ミヨー、ハ
チャトゥリアンの作品を収録。

BMCD 31.9180  \2180
フェリックス・トレイバー(1960−):室内楽作品集
チェレスタ、ホルンと弦楽六重奏のための音楽
ピアノのための6つの小品
オーボエ、ファゴット、コントラバスのための三重奏曲
5つの夜想曲
フルートとギターのための二重奏曲
アンサンブル・ソルプレサ






<Christophorus>
CHR 77254  \2180
アルブレヒト・フォン・ブランデンブルク(1490−1545):宗教改革
アルノ・パドゥッチ(指揮)、
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル

CHR77250  \2180
イヴァン・プラッチェ(1750?−1818):
サンクト・ペテルブルクの室内楽作曲家
ソナタハ長調Op.1
ピアノとチェロのための《ソナタ》イ短調Op.6
ロンド
ファンダンゴOp.2
モーツァルト四重奏曲Op.4
サンクト・ペテルブルク・プレイエル・トリオ

CHR77261  \2180
フランツ・ベンダ(1709−1786):フルート協奏曲集
協奏曲 ホ短調
フルートソナタ ト長調
協奏曲 イ長調
ヴァイオリンソナタ ト長調 
協奏曲 ト長調
ローレンス・ディーン(フラウト・トラヴェルソ)、
ハノーファー・ホフカペレ

CHR77262  \2180
ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル(1685−1759):水上の音楽より《組曲》
ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685−1750):協奏曲 二長調
ヘンリー・パーセル(1659−1695):ソナタ ニ長調
アレッサンドロ・ストラデッラ(1644−1682):シンフォニア・アヴァンティ
アントニオ・ヴィヴァルディ(1675−1741):協奏曲 ハ長調op.46-1
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644−1704):
ソナタ第4番 ハ長調
ジュゼッペ・トレッリ(1651−1709):五声のソナタ
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1623−1680):
ソナタ・キエーザ・カメラ
ゴードン・ヤング(1919−1998):古典形式による前奏曲
ヨアヒム・シェイファー・トランペット・アンサンブル、
マティアス・アイゼンバーク(オルガン)、
ロルフ・ヘンリー・クンツ(オルガン)、
アントン・ポポヴィック(ディレクター)、
カメラータ・インストゥルメンターレ・ベルリン
1999年に結成されたヨアヒム・シェイファー・トランペット・アンサンブルに
よるバロック曲集。二重奏から五重奏までの編曲されたバロック作品がトラン
ペット・アンサンブルの華やかな演奏で収録されている。






<New World>
80572-2  \2180
スコット・ローゼンバーグ(1972−):
クリエイティヴ・オーケストラ・ミュージック・シカゴ 2001
Tehr、ウォッシュ、7x with Sttm、忘れられた歌、おもちゃ
キール・ブラックマン(オーボエ)、
トッド・マーガサック(トランペット)、
ニック・ブロステ(トロンボーン)、
ジム・ベーカー(ピアノ、シンセサイザー)、
スコット・ローゼンバーグ(指揮)ほか
マルチ・リード・プレイヤーであり作曲家でもあるスコット・ローゼンバーグ
の作品集。

80605-2  \2180
アーサー・バーガー(1912−):管弦楽曲全集
アイディアズ・オヴ・オーダー、パースペクティヴ II
セレナード・コンチェルタンテ、前奏曲、アリアとワルツ
ギル・ローズ(指揮)、ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト

80567-2(5CDs price of 4) \8720
ワンス・フェスティヴァル 1961−1966からの音楽
ロバート・アシュレー:ピアノ・ソナタ
ジョージ・カチオッポ:弦楽三重奏曲
ロジャー・レイノルズ:ウェッジ
ロバート・シェフ:バラード ほか
ロバート・アシュレー(ピアノ),エディス・ペロウ(ヴァイオリン)、
ジーン・ハーター(ヴィオラ)、アーサー・フォロウズ(チェロ)ほか
ロバート・アシュレー、ゴードン・マンマ、ジョージ・カチオッポ、ロジャー
・レイノルズ、ドナルド・スカヴァルダが中心となって行われたワンス・フェ
スティヴァルからの演奏を5枚のCDに収録したもの。写真を含め130ページ以上
におよぶブックレット付き。






<Audiophile Classics>
APL101.551  \950
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770−1827):
交響曲第9番《合唱》
コリー・ビースター(ソプラノ)、ルース・ボエルスマ(コントラルト)、
フランス・フローンズ(テノール)、ヘルマン・シェイ(バス)、
パウル・クレツキ(指揮)、コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:1953年5月2日

APL101.552  \950
モーリス・ラヴェル(1875−1937):
《ダフニスとクロエ》組曲第2番※、
アレクサンデル・フォールモーレン(1895−1980):アレスザ
ヤン・クッツィーア(1911−):交響曲第2番
エドゥアルド・ファン・ベイヌム(指揮)※、
ヤン・クッツィーア(指揮)、コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:1948年

APL101.554  \950
アレクサンデル・フォールモーレン(1895−1980):シンフォニア
コルネリス・ドッパー(1870−1939):
交響曲第7番、ゴシック・シャコンヌ※
ヴィレム・メンゲルベルク(指揮)、コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:1940年、1943年※






<INTERNATIONAL MUSIC PUBLICATIONS>
9227A  \2180
ジョン・ウィリアムス(1948−):
エピック・テーマ-金管バンドによる映画音楽集
スティーブ・シーク編:リバティー・ファンファーレ  
スティーブ・シーク編:《ハリー・ポッターと賢者の石》セレクション
アンドリュー・ダンカン編:
組曲《ファントム・メナス》(スター・ウォーズ・エピソードI) 
アンドリュー・ダンカン編:7月4日に生まれて  
スティーブ・シーク編:序曲《カウボーイ》  
アンドリュー・ダンカン編:
ルークとレイアのテーマ(スター・ウォーズ・エピソードVI、ジェダイの復讐)
レイ・ファー編:ミッドウェイ・マーチ
スティーブ・シーク編:《E.T.》より《ファンファーレとフライング・テーマ》
アンドリュー・ダンカン編:
《ハリー・ポッターと秘密の部屋》より《フォークスの不死鳥》 
アンドリュー・ダンカン編:エピック・テーマ
トーマス・ウィス(指揮)、フォ−デンズ・リチャードソン・バンド
映画音楽界の大御所、ジョン・ウィリアムスの金管バンド版作品集。
ハリー・ポッター、スター・ウォーズ、E.T.といった超有名作からカウボーイ、
7月4日に生まれてといった作品のテーマを収録。
中でも《エピック・テーマ》はスター・ウォーズの《メイン・テーマ》、《帝
国のマーチ》など誰もが耳にしたことのある名曲のメドレーという注目曲。
金管バンドによる映画音楽もオリジナルに負けず劣らず迫力満点!
なお全収録曲の楽譜はワーナー・ブラザーズより出版されている。






<Amadeus>
AMSCD062  \2180
バイ・リクエスト ――
スーザ:星条旗よ永遠なれ、
プッチーニ(ウィス編)歌劇《トゥーランドット》より《誰も寝てはならぬ》、
伝承歌(ドローヴァー編):アンニー・ローリー、
伝承歌(ドローヴァー編):イパネマの娘、
ジョン・ウィリアムス(シーク編):ハリー・ポッターと賢者の石
伝承歌(クリース編):スカボロー・フェア、
マンジョーネ(ギリー編):サンチェスの子供達、
ウィ−ラン(ファー編):リヴァー・ダンス、他 全16曲
ニコラス・J・チャイルズ(指揮)、
レイモンド・テナント(指揮)、スコッティッシュ・コープ・バンド
 
<BBC LEGENDS>
BBCL 4136  \1980
マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」
レイ・ウッドランド(S)ジャネット・ベイカー(Ms)
レオポルド・ストコフスキー(指)ロンドン交響楽団
BBCコーラス、BBCコーラル・ソサエティ、
ゴールドスミス・コーラル・ユニオン、
ハーロー・コーラル・ソサエティ
録音:1963年7月30日ロンドン、ロイヤル・アルバートホール(ライヴ)
華麗にオケを鳴らすことにかけて魔術的な手腕をみせたストコフスキー。ファ
ン必携、これぞ面目躍如の「復活」(同日の内容を収めた既出Intaglio盤、
M&A盤はともに廃盤)。別演奏を加えると3種の録音(ほかにフィラデルフィア
管 / 67年ライヴ、ロンドン響 / 74年RCA)があることからも巨匠十八番の演
目といえるでしょう。彼の残したマーラーは「復活」と「千人」のみ。声楽付
きの巨大な編成、長大な楽曲規模、ド派手な演奏効果が共通する上に、聴衆へ
のアピールポイントもふんだんな復活はなるほど彼にピッタリ。フィナーレの
コーダでの大幅に増強した合唱も効果絶大で異常な盛り上がり。本アルバムに
は収録されていませんが、当夜は熱狂のあまりフィナーレをアンコール演奏し
たほど!いかに音楽を楽しく面白く聴かせるかというテーマに対するストコフ
スキーのサービス精神にはひたすら敬服。マーラーといえどもスペクタクルな
エンターテインメントに仕上げてしまうあたり圧巻というほかありません。正
規音源使用のため思いのほか音質もクリア。

BBCL 4139  \1980
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調
ヤナーチェク:シンフォニエッタ
クラウス・テンシュテット(指)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1991年4月2日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァルホール(ライヴ)
命を削っているに違いないはずのとんでもないテンションと熱気。やはりテン
シュテットのライヴは恐ろしいほどに劇的。「第九」の圧倒的な支持を受けて
2004年新春、シリーズ第2弾が早くも登場します。すなわち、これも伝説の
1991年4月2日オール・スラヴ・プログラム。すべての演目が正規盤初出、スタ
ジオ盤にもなく魅力的なラインナップ。濃厚なチェロの歌い口ではじまるド
ヴォルザーク。活き活きとリズムが弾み、各フレーズに意味が宿りひたすら
有機的なアンサンブル。やがて荒々しく音を割ったホルンの咆哮、ティンパニ
の強打が炸裂する展開部へと向かい壮絶のきわみ。ここは得意のマーラーを思
わせる厳しくも痛ましい悲哀が込められた魂の音楽。これに匹敵する第8番で
はクーベリックのライヴ盤(オルフェオ)も浮びますが、偶然にも両者はマー
ラーの実演の白熱ぶりが重なるのも興味深いところ。

BBCL 4137  \1980
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番へ長調Op.18−1
モーツァルト:弦楽四重奏曲第20番ニ長調K.499「ホフマイスター」
スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」
スメタナ四重奏団
録音:1963年1月12日マンチェスター、BBCスタジオ
1965年6月14日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァルホール
わが国ではひときわ人気の高いスメタナ・カルテットのライヴが、BBCに残
されていたとは思いがけない喜び。専属契約の関係でほとんど封印同然で
あった彼らのライヴが日の目を見るのは異例のこと。55年にロンドンデビュ
ーを果たし、60年代から70年代にかけてキャリアの絶頂期を迎えつつあった
頃のもので演奏も見事。すべてスタジオ盤でもおなじみの曲目、アンサンブ
ルの名を戴いたスメタナを筆頭にさすがというかゾクゾクするような興奮を
覚えます。完全初出。

BBCL 4138  \1980
ショパン:
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調
スケルツォ第4番ホ長調Op.54
前奏曲嬰ハ短調Op.45
24の前奏曲Op.28
ヴラド・ペルルミュテール(P)
録音:1964年5月22日、1971年12月8日、1972年7月6日
ロンドンBBCスタジオ
コルトー、モシュコフスキらに師事し、作曲者直々に薫陶を受けた経緯や数
多くの初演を手掛けた実績からラヴェルの権威として知られるペルルミュテ
ール。昨年98歳の長寿を全うした彼は来年生誕100年を迎えます(1904年生
まれ)。これを機にタイミング良くBBCからスタジオ・ライヴがリリースさ
れます。順に演奏時59、67&68歳のショパンはスタジオ盤(Nimbus)でも実
証済みですが、伝説のラヴェル演奏に並ぶセンスの良さと涙が出る美しさ。
瑞々しさタッチを捉えた録音もポイントです。






<NAIVE>
U.319001  2枚組 \2800
「トランペットの王様」
「ツァラトゥストラかく語りき」「魔笛」「トルコ行進曲」「ピーターと狼」
「エリーゼのために」「オンリー・ユー」「ホテル・カリフォルニア」「イン
・ザ・ムード」「ニューヨーク、ニューヨーク」「イパネマの娘」「ロック・
アラウンド・ザ・クロック」他全50曲
ヴァンサン・マローヌ(Tr)
クラシックではありません!
ジャンル的にはJAZZ,WORLD MUSICかも。ただ、聴いてみるとクラシックファ
ン大爆笑間違いなしの超クラシックCDです。特に「ツァラトゥストラ」は絶
品!脱力というか括約筋がゆるんでるというか、形容を絶するおもしろさ。か
なりのテクニシャンがわざとやってるのでしょうが、不景気でぶっそうなご時
世だからこそこんなCDを聴いてなごみたいものです。





<TAHRA>
TAH 522  \2080
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」 ニ短調 op125
ビルギット・ニルソン(S) マリア・フォン・イロスファイ(A) 
ヴァルター・ルートヴィヒ(T) ルートヴィヒ・ウェーバー(Bs)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
NDR交響楽団
録音:1951年12月20−22日
ドイツらしさが人気の高い名匠ハンス・シュミット=イッセルシュテット、戦
後ハンブルクでNDR交響楽団を鍛えあげ一流の楽団に育てたことは有名。その
S=Iの未発表の“第9”がTAHRAによって陽の目を見ました!1951年12月の放
送用セッション録音。ニルソンをはじめ4人の歌手はいずれもバイロイトで活躍
した人たちばかりという強力さ!Tahra社からは既に1970年の録音も発売されて
います(TAH.9905)が、この20年若い演奏にみなぎる意欲は当然また別の魅力。
今じゃなかなか聞けない伝統ドイツの薫り高いこの第9、流石!
独系巨匠マニアは必携の一枚です。






<Harmonia mundi>
HMU 907326  \2080
「アメリカン・エンジェルズ-希望、贖罪、栄光の歌」
アメイジング・グレイス(ニュー・ブリテン), 朝のトランペット, 
ポーランド, アマンダ, 甘美なる祈りの時 他(全20曲)
アノニマス4 
録音:2003年5月12-15日
ルーカスアーツ社スカイウォーカー・サウンド・スタジオ
(カリフォルニア州ニカシオ)
アノニマス4のリーダー、マーシャ・ジェネンスキーが、18、19世紀アング
ロ・アメリカンの歌世界を辿る旅日記だと解説で述べているように、18、
19世紀に野外伝道集会で歌われた宗教歌などを集めた録音。アノニマス4は、
アメイジング・グレイス(ニュー・ブリテン)を中心に、若きアメリカの清
新な雰囲気を表現する事に成功しています。

HMU 907328  \2080
「トレド・サミット(1502)-16世紀前半スペインとフランドルの歌とモテット集」
モンデーハル:「めでたし、われらが王」、「苦しみは」
ピエール・ド・ラ・リュ:
「処女よ、喜べ」、「キリエ」(ミサ曲「これほどの苦しみはなかった」より)
「多くを風は運び去り」、「秘められし嘆き」
アンチエタ:「リベラ・メ」
ペニャローサ:
「喪の調べをわたしの竪琴は奏で」、
「クレド」(ミサ曲「ロム・アルメ」より)
ラ・トーレ:「主を崇めん」、「われ失いしは正義のみ」
アグリコラ:「私は心を痛めなかった」、「私の目に眠りを与えず」
作曲者不詳:「さあ、踊りな」
ラガルト:「行くがよい、熱情のおもむくままに」
ディヴィティス:「おお、見捨てられし者を慰める人」
ブリュメル:「父の御母と娘」
ルチャス:「狩へ、さあ、狩へ」
ジョスカン・デプレ:
「主よ、私はあなたの慈悲に期待した」、「幸あれ、祝祭の皿」
アウクス:「めでたし、至聖にして栄光に満ちしキリストの御身体」
オルランド・コンソート
録音:2002年10月25−28日スコットランド、
ロウジアン州イースト・ロウジアン、
聖母マリア教区教会
1496年にハプスブルク家に輿入れした王女フアナが、1502年夏、夫フィリップ
美公を伴い里帰りした際、スペインの古都で宗教センターであるトレドで聴か
れたであろうスペインとフランドルの音楽を集めた録音。
前期ルネサンス時代を代表する作曲家たち、スペインの、モンデーハル、アン
チエタ、ペニャローサ、ラ・トーレ、ラガルト、ルチャス、アウクスと、フラ
ンドルの、ド・ラ・リュ、アグリコラ、ディヴィティス、ブリュメル、ジョス
カン・デプレたちの作品が、豪華絢爛なタピストリーのように組み合わされて
います。オルランド・コンソートは、個性的な両王朝の音楽作品各々の特徴を
引き出し、その特徴を強く印象付けながら、バランスよく歌いあげています。


●SACD-Hybrid
HMC 801694  \2280
J.S.バッハ:カンタータ集
第4番「キリストは死の絆につかせたまえり」BWV4, 
同第106番「神の時は最上の時なり」BWV106,
同第196番「主はわれらを思いたもう」BWV196,
同第12番「泣き、嘆き、憂い、おののけ」BWV12
コンラート・ユングヘーネル(指)カントゥス・ケルン

HMC 801589  \2280
モテット集BWV225-230
主に向かって新しい歌を歌え 
精霊はわれらの弱きを助けたもう 
わが喜びなるイエス 
恐るるなかれ、われ汝とともにあり 
来たれ、イエスよ、来たれ 
主をたたえよすべての異教徒よ
マリア=クリスティーナ・キール, シルビア・ルーベンス(S) 
ベルナルダ・フィンク(A) ゲルト・テュルク(T) 
ペーター・コーイ(Bs) リアス室内Cho.
ルネ・ヤーコプス(指)古楽ベルリン・アカデミー団員

HMC 801608  \2280
ブラームス:「ドイツ・レクイエム」
ジェラルド・フィンレイ(Br) クリスチーネ・エルツェ(S)
ヘレヴェッヘ(指)
スアペル・ロワイヤル, コレギウム・ヴォカーレ, シャンゼリゼO. 
録音:1996年6月8−9日スイス/モントルー・ストラヴィンスキー・ホール

HMC 801298  \2280
シャルパンティエ:テ・デウム
聖母被昇天のミサ, 聖母マリアへの連祷
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン
オーストリア放送のクラシック番組のテーマなどにも使われる名曲を名録、名
演の誉れ高いクリスティ盤。

HMC 801606  \2280
ファリャ:
バレエ音楽「三角帽子」 
交響的印象「スペインの庭の夜」
ジョゼフ・コロン(Pf) ジョゼフ・ポンス(指)
グラナダO.

HMC 801292  \2280
フォーレ:レクイエム(原典版)
・レクイエム(原典版) ・小ミサ曲
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
シャペル・ロワイヤル

HMC 801393  \2280
モーツァルト:
ミサ曲ハ短調K.427 
フリーメーソンのための葬送音楽K.477
S.ワイア(T) J.ラーモア(S) 
ヘレヴェッヘ(指)
コレギウム・ヴォカーレ,ラ・シャペル・ロワイヤル,シャンゼリゼO.

HMC 801571  \2280
ヴィヴァルディ:
スターバト・マーテル 
室内カンタータ「やめて、もうやめて」 
協奏曲RV.130 他
アンドレアス・ショル(C-T) 
キアラ・バンキーニ(指)アンサンブル415

HMC 801778  \2280
「ファリネッリのためのアリア集」
ポルポラ:
オルフェーオのアリア「いかなる苦悩からも」(歌劇「オルフェーオ」ロンド
ン/1736年より) 
ブロスキ:
ダーリオのアリア「忠実な霊よ、我もまた」(歌劇「イダスペ」ヴェネツィア
/1730年より)他
ヴィヴィカ・ジュノー(Ms) 
ルネ・ヤーコプス(指)ベルリン古楽アカデミー
録音:2002年1月ベルリン
今をときめく美貌のメッツォ、ヴィヴィカ・ジュノーのSACD化。

HMC 801050  \2280
「スペインのフォリア」
生命の泉-天使的早発性痴呆-ソファミレドによる途方もなき-微小なる栄光の-
ガラスのフォリアに寄せる祈り 他全12曲
グレゴリオ・パニアグワ(指)
アトリウム・ムジケー

HMU 807200  \2280
ビンゲン:11,000の処女殉教者
アノニマス4

HMU 807182  \2280
アルヴォ・ペルト:
プロファンディス(深き淵より) 
モサ・シラビカ 
ソルフェジオ 
パリサィびとのひとりが 
カンタンテ・ドミノ 
スンマ 
7つのマニフィカト用アンティフォナ 
幸いなるかな 
マニフィカト
クリストファー・ブローベント(Org) ダン・ケネディー(Perc)
ポール・ヒリヤー(指)
シアター・オブ・ヴォイシス

HMU 807311  \2280
バルチック・ヴォイシズ第1集
クレーク:ダヴィデによる4つの詩篇, 
ぺルト:マニフィカート, 
ラウタヴァーラ:クレド,ロルカ組曲, 
サンドストレーム/パーセル編曲:
ヒア・マイ・プレーヤー(祈りをきき給え)
サンドストレーム:我は足れり, 
トルミス:ラトヴィアのブルドン・ソング, 
ヴァスクス:我らに平和を
ポール・ヒリアー(指)
エストニア・フィルハーモニック室内Cho. タリン室内O.

HMU 807293  \2280
「ミサ・メキシカーナ-南米のバロック音楽」
デ・パディーリャ:
ミサ「エゴ・フロス・カンピ(私はシャロンのばら、野の百合)」、
サカラ「ア・ラ・サカラ・サリッリャ」、
ネグリーリャ「おお、フランシキーリョさん!」, 
エスカラーダ:ビリャンシーコ「2羽の小さなヒワが歌っている」他
アンドリュー・ローレンス=キング(指,スペインHrp,Org,ハーディ=ガーディ)
ザ・ハープ・コンソート 
録音:2000年7月フランス、エーヌ県、ヴェルヴァン近郊、
サン=ミシェル=アン=ティエラシュ修道院


<Long Distance(Harmonia Mundiのワールド系レーベル)>
LD 0460103  \2080
来たれ聖なる精霊よ
スターバト・マーテル
ミサ「ウルトゥム・トゥウム」
ハレルヤ・ミゼレーレ他全12曲
テンプス・フーギット男声アンサンブル
世界中で10万枚以上売り上げた、ハルモニアムンディ初期の名盤「コルシカ
のポリフォニー」HMC 901256に続く、ハルモニアムンディグループが総力をあ
げて制作したコルシカのポリフォニーの傑作。古楽ファンだけでなく合唱ファ
ンも必聴!






<BEAT>
CDBL 4079  \2080
モーツァルト-夜の帝王、ベッリーニ、ロッシーニ-オペラの金管楽器、
アルマンド・トロヴァヨーリ:セッソ・マット、他  全18曲
デヴィッド・ショート(指)
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ管弦楽団ブラスバンド
イタリアの映画音楽レーベルBEATから楽しいブラスのCDの登場。「魔笛」や
「ノルマ」、「ウィリアム・テル」、「セヴィリャの理髪師」のメロディや
「黄金の七人」の作曲家、トロヴァヨーリの映画音楽のメロディがブリブリ、
バリバリ、いつもより爽快に吹き鳴らされております。





<WERGO>
WER 6660  \1850
アルヴィン・ルシエ:「すべてが夢(nothing is real)」
遠鳴りの太鼓(増幅ドラムのための)1994年
管弦楽のための銀の路面電車(増幅されたトライアングルのための)1988年
聖なるキツネ(ひょうたん、ボウル、箱、その他共鳴する器を通した声のため
の)1994年
物体のあるオペラ(共鳴する物体を持ったパフォーマーのための)1997年
すべてが夢-ストロベリー・フィールズ・フォー・エヴァー-(ピアノ、増幅さ
れたティーポット、テープレコーダー、ミニチュアサウンドシステムのための)
1990年
マティアス・カウル(パーカッション、声、ピアノ)
電気音楽の詩人、アルヴィン・ルシエ。ICCでの講演、またコンサートのために
しばしば来日している彼のファンは多いはず。今回は天才カウルを演奏者にむ
かえ、幽霊屋敷の中にいるような気分になれる音世界を提供してくれています。
1曲目の「遠鳴りの太鼓」はまるで雨漏り天井の下にタライを置いたような音
の連続。5曲目は「ストロベリー・フィールズ・フォー・エバー」を基にした
もの。執拗なまでのモチーフの繰り返しを聴いているとレノンの顔が浮んでき
ます。不思議と気分が落ち着いてしまうところがルシエのチカラなのでしょう。






<NAIVE》
V 4961  \1980
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調,
バーバー:チェロ協奏曲作品22
アンヌ・ガスティネル(Vc) 
ジャスティン・ブラウン(指)
バーミンガムSO.
文字通り才色兼備のチェリスト、アンヌ・ガスティネル待望の新譜です。女性
が弾いているとは思えないような楽器が底鳴りしているような迫力と、きめこ
まかな緻密さをあわせもった音作りは本当に魅力的。骨の髄まで歌いこまれた
音楽作りに、身も心も溶かされてしまいます。指揮のジャスティン・ブラウン
は、今年11月の都響の演奏会などで記憶にのこっている方もおられるはず。ブ
ラウン率いるバーミンガム響、管を中心にノリノリの演奏を聞かせてくれます。

E 8893(1CD+2003/2004年版カタログ) \1400
J.S.バッハ:カンタータ集
第180番「装いせよ、おお、わが魂よ」
第49番「われは生きて汝をこがれ求む」
第115番「備えて怠るな、わが霊よ」
ソプラノ/バーバラ・シュリック
アルト/アンドレアス・ショル
テノール/クリストフ・プレガルディエン
バス/ゴットホルト・シュヴァルツ
コンチェルト・ヴォカーレ・デ・ライプツィヒ
アンサンブル・バロック・デ・リモージュ
クリストフ・コワン(ピッコロ・チェロ/指揮)
聴いてよし、ジャケットよし、の一粒で二度おいしいナイーフレーベルから、
カタログ付CDのご案内です。一家に一冊、ナイーフのカタログだけでも価値あ
りなのにセットになったCDがまた泣かせるじゃありませんか!誰がなんといっ
ても、ショルの115番のアリアはやっぱり絶品。





<Calliope>
CAL 3614(4CD)  \3760
「アンドレ・ナヴァラの芸術 / カリオペ録音集成」
シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ
シューマン:アダージョとアレグロ、 民謡風の5つの小品
ドヴォルザーク:ロンドOp.94、森の静けさOp.68−5、 ユモレスクOp.101−7
ロカテッリ:チェロ・ソナタ ニ長調
ボッケリーニ:チェロ・ソナタ イ長調 & ト長調
ヴァレンティーニ:チェロ・ソナタ
グラナドス / カサド編:ゴイェスカスの間奏曲
ファリャ / マレシャル編:スペイン民謡組曲
ニン:スペインの歌
サン=サーンス:
チェロ・ソナタ第1番、第2番、 白鳥、 アレグロ・アパッショナート
日本の調べ(夏の思い出、砂山、ふるさと、城ヶ島の雨、浜千鳥、叱られて、
出船、宵待ち草)
フォーレ:エレジー、ロマンス、セレナード、蝶々、夢のあとに
ボエルマン:チェロ・ソナタOp.40
アンドレ・ナヴァラ(Vc) 
アニー・ダルコ、エリカ・キルヒャー(P)
録音:1976−1984年
豊かな経験からくる深い味わい。心を揺さぶる歌に改めて感服。仏の名手ナヴァ
ラは意外なことにミドル級ボクサー、水泳選手としても嘱望されていました。
10代後半でフルニエに替わりクレットリーSQに参加。戦後はオケを経てソリス
トとして活躍のかたわら、パリ音楽院教授も務めました。セット化が待たれて
いたカリオペ録音には、バッハの無伴奏(CAL.3641)を除くすべてが収められ
ています。熱気に富み格別の気品を湛えた演奏内容は折り紙つき。このたびは
価格も大きな魅力。末永く大切にしたい宝物です。

CAL 9329  \1850
モーツァルト:
ザルツブルク・ディヴェルティメント集(第8番ヘ長調KV.213、 第9番変ロ長
調KV.240、 第12番変ホ長調KV.252、 第13番ヘ長調KV.253、 第14番変ロ長調
KV.270)
2つのホルンのための12の二重奏曲KV.487(496a)
アンサンブル・フィリドール(ピリオド楽器使用)
エリク・ボド(指)
録音:2003年パリ
第11番 & 第12番(CAL.9304)、第13番「グラン・パルティータ」(CAL.9317)
に次ぐ、フィリドール・アンサンブルのモーツァルト最新作。六重奏(オーボ
エ、ファゴット、ホルン各2)編成のディヴェルティメントとホルン二重奏を
収めた当アルバムも、腕っこき揃いで聴くアンサンブルはひたすら楽しく、ナ
チュラル・ホルン特有のとぼけた味わいも魅力です。

CAL 3306(3CD)  \2850
「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ選集(10曲)」
第8番ハ短調「悲愴」、 第14番嬰ハ短調「月光」、
第17番ニ短調「テンペスト」、第21番ハ長調「ワルトシュタイン」、
第23番へ短調「熱情」、第26番変ホ長調「告別」、 第27番ホ短調、
第30番ホ長調、 第31番変イ長調、 第32番ハ短調
インガー・セデルグレン(P)
C.ゼッキ、N.ブーランジェに師事し、1994年以来、名コントラルトN.シュトゥ
ッツマンのパートナーとしておなじみのセデルグレンのベートーヴェン。

CAL 9313  \1850
メンデルスゾーン:
弦楽四重奏曲変ホ長調(1823)、弦楽四重奏曲第6番へ短調Op80、
弦楽四重奏の4つの小品Op81
ターリヒSQ
姉ファニーへのレクイエムの意味合いで書かれ、その内面的な深さと情熱的な
表現で、メンデルスゾーンの作品群の中でも格別の位置を占める作品80と、続
く彼の死の直前に書かれた作品81、作品1と2の間に書かれた少年期の生命力に
あふれた佳作、変ホ長調の弦楽四重奏曲を取り上げ、メンデルスゾーンの室内
楽曲の俯瞰を1枚で捉えられるように工夫した好企画盤。欧米で評価の高いター
リッヒSQらしい、内面に迫った演奏です。

CAL 5628  \1350
モーツァルト:
クラリネット五重奏曲K581、
ヴァイオリン・ソナタK481、
ヴァイオリン・ソナタK376
ターリヒSQ、ボフスラフ・ザラドニク(Cl) ペトル・メッシェレウル(Vn) 
スタニスラフ・ボグニア(P)
録音:1980、1985年

CAL 5242  \1350
モーツァルト:
弦楽四重奏曲第16番K428、
弦楽四重奏曲第17番「狩」K458
ハイドン:
弦楽四重奏曲「騎士」Op74-3
ターリヒSQ
録音:1985年

CAL 5245  \1350
モーツァルト:
弦楽四重奏曲第23番ヘ長調K590、
弦楽四重奏曲第22番変ロ長調K589、
アダージョとフーガ ハ短調K546
ターリヒSQ
録音:1992年

CAL 5241  \1350
モーツァルト:
弦楽四重奏曲第14番K387、
弦楽四重奏曲第15番K421、
弦楽四重奏曲第3番K80
ターリヒSQ
録音:1984年

CAL 5247  \1350
モーツァルト:
弦楽四重奏曲第8番K168、
弦楽四重奏曲第9番K169、
弦楽四重奏曲第10番K170、
弦楽四重奏曲第11番K171、
弦楽四重奏曲第12番K172
ターリヒSQ
録音:1992年

CAL 5636  \1350
ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲第10番変ホ長調「ハープ」Op74、
弦楽四重奏曲第7番ヘ長調「ラズモフスキー第1番」Op59-1   
ターリヒSQ
録音:1977、1980年

CAL 5237  \1350
ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲第13番変ロ長調Op130、
弦楽四重奏曲第8番ホ短調「ラズモフスキー第2番」Op59-2
ターリヒSQ
録音:1980年

CAL 5234  \1350
シューベルト:
弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」D810、
弦楽四重奏曲第10番変ホ長調D87
ターリヒSQ
録音:1989年
欧米で非常に評価の高いターリヒSQのモーツァルト、ベートーヴェン、シュー
ベルトがお求め安い価格になりました。





<FALAO>
B 108042  \2080
シェーンベルク:「浄夜」op.4、室内交響曲第1番 op.9
ズービン・メータ(指)バイエルン国立管
(録音:24Bit 96KHZ)
さすがメータ、古くからの得意曲だけあって、あまりにも大迫力。音の大洪水
に圧倒!凄い演奏でございます。驚きました。音の良さが評判のファラオレー
ベルだけあって大変な音質。凄さに輪をかけます。脱帽としか言いようのない
演奏、録音と申せましょう。オケもバツグンのうまさ、メータのトレーニング
能力にもまたまた脱帽!

B 108014  \2080
シュレーカー:室内交響曲
クシェネク:ヴァイオリン協奏曲第1番 op.29
ハンナ・ヴァインマイスター(Vn) ムジコレギウム・ヴィンタートゥール, 
ハインリッヒ・シフ(指)
さすが録音のファラオレーベル、ここまで美しい音質もまれ。シュレーカーの
繊細なオーケストレーションを細部までとらえきりしかも美的。シフはどちら
かといえば爆演型の人だけに、こんな一面があったとは!
なかなか一筋縄ではいかないユニークな存在でございます。ヴィンタートゥー
ルはスイス、チューリッヒ近くにあるスイス防衛上の要所で、このオケの首席
をシフが務めていました。シフの前任はヴェルザー=メストでございました。
大変優秀なオーケストラです。





<Naive-Astree>
E 8892  \1980
「アヴェ・マリア-15世紀から18世紀のアヴェ・マリアとアニュス・デイ集」
ジョスカン・デプレ:
「アヴェ・マリア」、「アニュス・デイ」(7曲/ミサ曲「パンジェ・リン
グヮ」、ミサ曲「いざ喜ばん」、ミサ曲「ロム・アルメ・スーペル・ヴォー
チェス・ムジカーレス」、ミサ曲「ロム・アルメ(ヘクサコルドによる)」、
ミサ曲「幸運な聖処女」、ミサ曲「アヴェ・マリス・ステラ(めでたし海の
星)」、ミサ曲「フェラーラ公エルコーレ」より)
ゲレーロ:「アヴェ・マリア」、ベンチーニ:「アヴェ・マリア」
アッレーグリ:「アニュス・デイ」(ミサ曲「私は大いなる群れを見た」より)
シャルル・デルフェール:「アニュス・デイ」(「レクイエム」より)
エスコベード:「アニュス・デイ」(ミサ「イスパニア王フェリペ」より)
ベルナール・ファブル=ガッリュ(指)、
ア・セイ・ヴォーチ、
フィリップス・レクス・イスパニエ合唱団、ペ・ド・ロレーヌ聖歌隊、
レ・サクブティエ・ド・トゥールーズ、ラ・プサレット・ド・ロレーヌ
録音:1993,94,95,97,98,2000年
名曲、ジョスカンの「アヴェ・マリア」をはじめとする、ルネサンス期の「ア
ヴェ・マリア」と「アニュス・デイ」を、ア・セイ・ヴォーチの名演から集め
た企画盤。清々しい祈りに満ちた各楽曲はルネサンス期特有の端正さを特徴と
しており、自然と心に染み入ります。ジョスカン・デプレのミサ曲を録音活動
の中心に据えるア・セイ・ヴォーチは、それぞれの曲の端正な美しさを生かし
て歌っており、その魅力を最大限引き出すことに成功しています。





<Altus>
ALT 072/3(2CD)  \2950
正規盤初出ステレオ
モーツァルト:
フリーメーソンのための葬送音楽K.477
交響曲第41番「ジュピター」
ブラームス:交響曲第2番
オイゲン・ヨッフム(指)ウィーン・フィル
録音:1981年9月20日 
ウィーン・ムジークフェライン大ホール  音源提供ORF
巨匠ヨッフムとウィーン・フィルの数少ない定期演奏会の中でも最も有名で伝
説的なベーム追悼コンサートの全てをCD化。全曲、今は亡き長老ヨッフムの得
意曲で、これぞドイツといった味わいのヨッフム芸が全開。モーツァルトもブ
ラームスもヨッフムとVPOの組み合わせでは初。ウィーン・フィルならではの
バスの躍動。弦の美しさ、木管の味、など実に自然に楽しめます。特にブラ2
の終楽章はヨッフムの独壇場。一気呵成に火の玉となり突き進む様は忘れ難い
魅力。ジュピターの古楽器演奏では味わえない堂々たる風格もVPOとヨッフム
ならでは。音質さすがに良好。






<Naive>
V 4944  \1980
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
フランソワ=フレデリック・ギィ(P)
ロンドン・フィル
パーヴォ・ベルグルンド(指)
録音2003年3月ロンドン
実に美しい、ブラームスの協奏曲。ベルグルンドとロンドン・フィルの組み合
わせもバツグンでドイツ的に重心の低い演奏ながらもイギリス的に弦のサウン
ドが実にブレンディで大変な魅力。ギィのピアノも素晴らしい一品。







<BIS>
BIS 1439  \2080
デュリュフレ:前奏曲、レチタティフと変奏 Op.3
タチヤナ・ニコラーエワ:
フルート、ヴィオラとピアノのための三重奏曲 Op.18
ワインベルク:フルート、ヴィオラとピアノのための三重奏曲 Op.127
レイナルド・アーン:ロマネスカ-Fl, Va, Pfのための
同:ある女神のための踊り-FlとPfのための
同:魔法使い-FlとPfのための
画家の肖像-Pfのための
シャロン・ベザリー(Fl)、今井信子(Va)、ロナルド・ブラウティハム(Pf)
キング・インターナショナル社企画品。フルートの美神シャロン・ベザリーと
ヴィオラの女王今井信子、夢の共演が実現しました。これが予想以上の素晴ら
しさで、あまりの美しさに失神しそうなほど。ブラウティハムの名人ぶりも驚
き。2大女性奏者に一歩のひけもとりません。
「レクイエム」で知られるフランスの寡作家モーリス・デュリュフレの「前奏
曲、レチタティフと変奏」はフルート、ヴィオラ、ピアノのための貴重なオリ
ジナル作品。グレゴリオ聖歌に基づく絶美の変奏が続く世界は、全く現代的で
なく、フォーレ風のエレガンスに満ちています。何故知られていないのか理解
に苦しむ逸品です。
大ピアニスト、ニコラーエワの珍しい作曲もオリジナル作品。8楽章から成る
本格作品で、現代的な所は全くなく、透明で美しい叙情はムード音楽風でさえ
あります。
交響曲や協奏曲で知られるワインベルクもオリジナル。フルートが超高音域を
駆け回るミニマル風書法の不思議な作品。この録音のため遺族から草稿を提供
してもらいました。
レイナルド・アーンもとびきりの美しさ。ことにフィル・アップのフルートと
ピアノのための「ある女神のための踊り」と「魔法使い」は世界初録音で、フ
ルート関係者にさえ知られていない珍品。ムラマツ特製24金フルートによる
シャロンの魔術のような音色とテクニックに心を奪われてしまいます。超オス
スメ盤。

BIS 1331  \2080
J.S.バッハ:カンタータ全集 Vol.23
第10番「わがこころは主をあがめ」BWV10
第93番「尊き御神の統べしらすままにまつろい」BWV93
第178番「主なる神われらの側にいまさずして」BWV178
第107番「汝なんぞ悲しみうなだるるや」BWV107
野々下由香里(Sop)、マシュー・ホワイト(A)、
櫻田亮(Ten)、ペーター・コーイ(Bs)、
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
93番はBCJ発足コンサートの最初に演奏された、彼らにとって特別な思い出
の曲。世界な存在となった現在、初心に帰る思いで演奏しています。第10番で
は島田俊雄のナチュラル・トランペット、第107番では前田りり子のフルート
が、えも言われぬ美しさを見せています。

BIS 1270  \2080
「ヒストリック・サクソフォン」
ドゥメルスマン:
自作主題による幻想曲、ソロ第1番(アンダンテとボレロ)、ソロ第2番(カ
ヴァティーナ)
サヴァリ:魔弾の射手のモチーフによる幻想曲
ジュナン:スペイン主題による変奏曲/コンクール用ソロ
サンジュレー:カプリス/幻想曲/協奏曲/ソロ・ド・コンセール
アルバン:奇想曲と変奏
レオン・シック:チロリアンヌによるソロ
クローゼ:ダニエル
クロード・ドゥラングル(Sax)、オディル・ドゥラングル(Pf)
サクソフォンは1846年に発明された歴史の新しい楽器。この楽器創生期の古典
的名作(すべてオリジナル)を集めた好企画。それも名人ドゥラングルの演奏
なのだから大歓迎。モダンなイメージのある楽器ながら、こうしたロマンティ
ックな音楽や技巧的なショウピースも十分にこなせるのが驚きです。

BIS 1190  \2080
リドホルム:管弦楽作品集1944-1958
トッカータと歌 (1944)  
弦楽のための協奏曲 (1945/48)  
3つの歌 (1940-45)  
弦楽のための音楽 (1952)  
リトルネル (1954)
レーナ・ヌルディン(Sop)、リュー・ジア(指)ノールショピングSO
スウェーデン現代の寡作家イングヴァル・リドホルム(1921-)の初期管弦楽作
品集第3弾。

BIS 1323/4  3枚組  \4160
ハイドン:鍵盤作品全集 Vol.10
カプリッチョ「8人のへぼ職人に違いない」 
アリエッタと12の変奏曲変ホ長調 
アリエッタと12の変奏曲イ長調 
ファンタジア ハ長調 
6つの易しい変奏曲 
アンダンテと変奏 ヘ短調 
アダージョ ヘ長調 
20の変奏曲ト長調 
アンダンテと変奏 ニ短調 
アンダンティーノと変奏 イ長調 
アレグレット ト長調 
アンダンテと変奏 変ロ長調 
アリアと変奏 ハ長調 
アダージョ ト長調 
アレグレットと変奏 イ長調 
アレグレット ト長調 
「神よ、皇帝を守りたまえ」による変奏曲 
12のメヌエット 
12のドイツ舞曲
24のメヌエット/先生と生徒(連弾)
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)、インゴ・ペトリ(連弾)
海外で絶賛されているブラウティハムのハイドン全集の第10弾。割と珍しい小
品や舞曲が集められています。連弾曲のパートナーを務めているのはBISのプ
ロデューサーにして名エンジニアのインゴ・ペトリ。余技とは思えぬ名手ぶり
を示しています。

BIS 1393/4  2枚組  \4160
パーシウス:歌劇「ローレライ」(オリジナル・ドイツ語版)
ソイレ・イソコスキ(Sop)、リーッカ・ランタイネン(Ms)、
ライモ・シルキア、トピ・レーティプー(Ten)、
コルネリウス・ハウプトマン、アルットゥ・カタヤ(Bs)、
オスモ・ヴァンスカ (指)ラハティSO、ドミナンテCho
シベリウスの先駆的人物にしてフィンランド国歌の作曲者でもあるフレドリク
・パーシウス (1809-1891)の幻のオペラ「ローレライ」が復活しました。もと
もとドイツ系だったパーシウスは、このオペラをドイツ語台本で作曲していま
す。1887年の作ながら、当時の主流だったワーグナーよりも古いフランス・オ
ペラの影響を受けています。






<ALBA>
ABCD 169  \2080
ナジ・ハキム:オルガン連弾のための狂詩曲/マリアーレ(ソロ)
ラングレ:モザイク集第1集Op.190/同第3集Op.196
ジュアン・アラン:アニュイ・ヤヴィシュタへの2つの舞曲(ソロ)
リテズ:オルガン連弾のためのソナタ
ヤン・レートラ、マルック・マキネン(オルガン・デュオ)
ピアノならぬオルガン連弾を集めたアルバム。オルガンはシンセサイザーの先
祖であることを実感させてくれます。アジアのたいまつ踊りにインスピレー
ションを受けたアランの舞曲はオルガンの宗教性を払拭するような新鮮さです。

ALBA 170  \2080
アウリス・サッリネン:宮殿ラプソディ Op.72 (1997)
カレヴィ・アホ:トリスティア (1999)
ラウタヴァーラ:兵士のミサ曲 Op.40 (1968)
トゥオマス・カンテリネン(アムプヤ編):幽霊
エリアス・セッパラ、
ライネ・アムプヤホウリ(指)護衛兵バンド
フィンランド現代作曲家によるブラス作品集。豪壮ながら北欧の空気も感じさ
せてくれます。





<Preiser>
PRCD 20030  2枚組  \2180
レオンカヴァッロ:「道化師」
リチャード・タッカー(カニオ),リュシーヌ・アマーラ(ネッダ),
ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(トニオ),他
ファウスト・クレーヴァ(指)メトロポリタン歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1951年6月
米Colombia原盤。メトのトップスターテノールだったリチャード・タッカーの
豪快なカニオが聞けます。同じくメトの花形だったアマーラや、トスカニーニ
から絶大な信頼を置かれたヴァルデンゴなど、脇も充実。

PRCD 20029  2枚組  \2180
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」
ジーノ・サルリ(マンリーコ),ステッラ・ロマン(レオノーラ),
シルヴィア・ソイヤー(アズチェーナ),
アントーニオ・マンカ・セルラ(ルーナ伯爵)
ジュゼッペ・コンカ(指)ローマ歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1952年
ルーマニア出身で1940年代のメトのプリマドンナの一人だったステッラ・ロマ
ンを除くと、著しく無名な人ばかりで、そこがまた魅力です。米Capitol原盤。

PRCD 89590  \1780
パウル・シェフラー,アリア集
モーツァルト:「フィガロの結婚」,「ドン・ジョヴァンニ」,「魔笛」,
ワーグナー:「マイスタージンガー」,「ワルキューレ」,
ヴェルディ:「オテッロ」,からのアリア,ほか歌曲など
録音:1946−47年
ウィーンの名バス・バリトン、パウル・シェフラーの全盛期の録音を集めたも
の。お得意のモーツァルト、ワーグナーに加え,ヴェルディのイヤーゴという
のが目を引きます。
クナッパーツブッシュにクラウスの伴奏が聞けるのも魅力。

PRCD 89588  \1780
「イワン・ペトロフ、アリア集」
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」,
ヴェルディ:「ナブッコ」,「ロンバルディ」,
ダルゴムイジスキ:「ルサルカ」,
グノー:「ファウスト」,
ポンキエッリ:「ジョコンダ」,
ドリーブ:「ラクメ」,
チャイコフスキー:「マゼッパ」,
ボロディン:「イーゴリ公」,
ラフマニノフ:「アレコ」,「フランチェスカ・ダ・リミニ」,
リムスキー=コルサコフ:「見えざる街キーテジの物語」、他からのアリア
イワァン・ペトロフ(Bs)
イワン・ペトロフは、イルクーツク出身、1920年2月29日と貴重な日に生まれた
ロシアのバスで、1950年代から60年代にかけてありとあらゆるバス役を一手に
引き受けていました。
指揮者にキリル・コンドラシン、ウラディミール・フェドセーエフ,ニコライ
・ゴロワーノフと大物がそろってます。

PRCD 89589  \1780
「ジェニー・トゥーレル,アリア」
ロッシーニ:
「セビリアの理髪師」,「アルジェのイタリア女」,「セミラーミデ」,
「チェネレントラ」,
オッフェンバック:「ペリコール」,「ホフマン物語」,「パリの生活」,
ビゼー:「カルメン」,
ベッリーニ:「ノルマ」からのアリア
ジェニー・トゥーレル(Ms)
録音:1945−52年
合衆国で活躍し、若き日のバーンスタインとの数々の共演で知られるジェニー
・トゥーレル、しかし彼女の経歴は結構謎に満ちていました。1900年,ベラル
ーシの出身だそうです。パリを経てアメリカに移住、1973年の死の直前まで活
動していたそうです。





<Dynamic>
CDS 402  2枚組  \3700
パガニーニ:
24の奇想曲 Op. 1  M.S. 25
ヴァイオリン・ソロのためのソナタ  M.S. 83
別れのカプリッチョ  M.S. 68
ヴァイオリン・ソロのためのカプリッチョ“もはや私の心には感じない” 
M.S.44
ヴォイオリン・ソロのためのゴッド・セイヴ・ザ・キング  M.S. 56
ヴァイオリンのための愛国歌  M.S. 81
ヴァイオリン・ソロのためのソナタ  M.S. 6
ヴァイオリンのための変奏主題  M.S. 82
ステファン・ミレンコヴィチ(Vn)
録音:2002,03年
この2枚組のCDには、パガニーニが独奏ヴァイオリンのために作曲した作品全
てが収められています。名高いカプリッチョから始まって出てくる曲出てくる
ものこれが刺激たっぷり、聞いているだけでドーパミンがドッと出て脳の活性
度が数十パーセントアップしたんじゃないかと思うほど、音楽の運動性がダイ
レクトに作用する気分です。
そしてなにより「こんなのお茶のこサイサイ」とヒョイヒョイ弾いてしまうミ
レンコヴィッチの鮮やかな高技術!!!クールに決めるくせに、熱い魂が感じ
られる音楽性!これは聞き物。M.S.83のソナタは世界初録音!さすがは
Dynamicです。

CDS 441  2枚組 \1850
クラーマー:パガニーニの回想
ヘルツ:
「鐘」による行進曲とロンド,パガニーニの最後のワルツ,
パガニーニのロンド
シューマン:パガニーニのカプリッチョによる6つの練習曲第2集Op.10
パガニーニのカプリッチョによる練習曲 Op.3
ショパン:パガニーニの思い出
リスト:「鐘」による華麗な大幻想曲
モシェレス:モシェレス:パガニーニ風の珠玉
J.シュトラウス:パガニーニ風のワルツ
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op. 35
マルコ・パジーニ(P)
世界的な好セールスを記録した第1集CDS.360の続編。パガニーニの作品を元に
した作曲家のピアノ作品をあれこれ集めています。クラーマーとヘルツの3曲、
それにシュトラウスの曲は世界初録音。

CDS 434  \1850
リゲティ:ピアノ作品集
二台ピアノのための3つの小品,
四手ピアノのための5つの小品,
練習曲第1巻,
練習曲第2巻
ルシル・チュン(P),アレッシオ・バックス(P)
リゲティというと猟奇的で複雑な作品、と思いがちですが、このアルバム中の
3つの小品と5つの小品は初期の調性音楽。非常に親しみやすく、ピアノ・
デュオ界の秘曲と言える掘り出し物です。本来のリゲティをお好みなら、演奏
不可能な練習曲がオススメ。

CDS 439  \1850
「20世紀の四手、二台ピアノのための作品集」
クルターク:
ヤテコックからの小品,アダムの堕落によりすべては朽ちぬ,
ジョルジュ・シェボクの思いでに,神の時こそいと良き時,
リゲティ:モニュメント−自画像−動き
ベリオ:リーネア
スクリャービン:幻想曲イ短調
ルトスワフスキ:パガニーニの主題による変奏曲
パオラ・ビオンディ(P),デボラ・ブルニアルティ(P)
リゲティの超絶的難曲「モニュメント」に注目。コンタルスキー兄弟に捧げら
れた大曲で、リゲティならではの猟奇性に満ちています。スクリャービン初期
の「幻想曲」はショパン風のナイーヴさが魅力です。

CDS 430  3枚組  \5550
チャイコフスキー:「親衛隊員」
ヴァシリー・サヴェンコ(Bs),エレナ・ラソスカヤ(S),
ディミトリ・ウリャノフ(Bs),イリーナ・ドリェンコ(Ms),他
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー(指)
カリアーリ歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:2003年1月,カリアーリ
いまやすっかりオペラマニアの注目となったカリアーリの歌劇場、意欲的なプ
ログラムにはいつも驚かされます。「チェレヴィツキ」に続くチャイコフスキ
ーものは、極めてレアなオペラ「親衛隊員(オプリチニク)」。1870−73年に
作曲され1874年にペテルブルグで初演されたオペラ。第2交響曲とほぼ同時期
の作品で、30代前半のチャイコフスキーのやさしいロマンティシズムと力強い
迫力とが気持ちよいもの。初演が失敗しチャイコフスキーが引っ込めたため、
上演回数は非常に少なく、録音も1948年のオルロフ指揮のメロディア盤とほか
にもう一つくらい。CDは世界初です。ロジェストヴェンスキーにロシア勢によ
る本格的上演、これは聞きものです。

CDS 437  3枚組 \3700
ヴィヴァルディ:「誠実なロズミーラ」
マリアンナ・ピッゾラート(ロズミーラ),
クレア・ブリュア(パルテノペ),
サロメ・アラー(アルサーチェ),
ロッサーナ・ベルティーニ(エルジッラ),他
ジルベール・ベッツィーナ(指)ニース・バロック・アンサンブル
「誠実なロズミーラ」は1738年1月27日にヴェネツィアのサンタンジェロ劇場
で初演された作品。これはパスティッチョ(いろいろな作曲家のアリアを寄せ
集めてこさえたオペラ)で、ハッセ、ヘンデルなどの有名無名の作曲家のアリ
アが多数使用されているそうで、これがまたバロックマニアの好奇心をくすぐ
るもの。2003年にニースで上演され、大変な話題となった公演をライブ録音。

S  2040  \1350
ヴェルディ:アリア集
「アイーダ」,「アッティラ」,「群盗」,「仮面舞踏会」,
「ルイーザ・ミラー」,「二人のフォスカリ」,「レニャーノの戦い」,
「シモン・ボッカネグラ」からのアリア
ルイーザ・マラリアーノ(S)
録音:1964−73年
ルイーザ・マラリアーノはジェノヴァ生まれのイタリアのソプラノ。1960年代
から70年代にかけて世界中で活躍、とりわけヴェルディには定評があり、芯の
ピンと通ったイタリアの声は、インターナショナル化が加速する時代にあって
伝統的ヴェルディソプラノを伝える貴重な存在でした。その後は教育者として
活動、日本人の弟子もいます。
実はDynamicのスタッフ一同皆さんオペラ好きで、同じジェノヴェーゼのマラ
リアーノは憬れの存在だったそうな。スタッフの愛情が感じられるCDです。
1969年のフィレンツェでの「群盗」は、若き日のムーティの指揮。
これは貴重!






<IDIS>
IDIS 6417  2枚組  \3150
ベートーヴェン:「フィデリオ」
全曲(台詞なし)
ローザ・バンプトン(レオノーレ),
ジャン・ピアース(フローレスタン),
ヘルベルト・ヤンセン(ピツァロ),
エレオノール・スティーバー(マルツェリーネ),他
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC交響楽団
抜粋
ロッテ・レーマン(レオノーレ),
アントン・バウマン(ロッコ),
ルイーゼ・ヘレツグルーバー(マルツァリーネ),
ヘルマン・ガロス(ヤキーノ)
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1944年12月10,17日,ニューヨーク,1936年8月16日,ザルツブルク
トスカニーニの指揮するベートーヴェンはどれも圧倒的。交響曲にはずいぶん
録音があるのに、「フィデリオ」はこれだけ!1944年の全曲は、大戦末期でメ
トですら英語上演していた頃に、あえてドイツ語で演奏したあたり、圧政者か
らの解放を願うメッセージ性が大。それにしても70代半ばだというに、音楽の
生き生きしていること!
ザルツブルク音楽祭のライブは、ちょっと音がなんともで覚悟して聞かざるを
得ませんが、大変貴重なものです。





<DOREMI>
DHR 7837/8  2枚組  \3760
「オレフスキー第3集」
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集Op.8「和声と創意への試み」(全曲)
ジュリアン・オレフスキー(Vn)
ヘルマン・シェルヘン(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
録音:1954年頃
アナログ・ファンには嬉しくも懐かしい、オレフスキーが残したウェストミ
ンスター録音がまたまたドレミからCD化されます(「四季」は海外盤で出て
いましたが作品8の全曲は初)。優雅で気品あるヴァイオリンはもちろん、
シェルヘンの個性的な指揮も聴きもの。






<claves>
50-2302  \2080
ブリテン:
フランク・ブリッジの主題による変奏曲 
カンタータ「聖ニコラス」
ハワード・グリフィス(指)チューリヒ室内管
・マーク・タッカー(T)、チューリヒ少年合唱団
録音:2003年2月25−27日チューリヒ、アルトシュテッテン教会
2002年12月14−15日チューリヒ・トーンハレ(ライヴ)
同じスイスのノヴァリスでおなじみグリフィスがクラーヴェスに登場。フラ
ンク・ブリッジはブリテンに最初に手ほどきをした先生(いろんな意味で)。
ヴィオラが上手かった師の影響でブリテンも同じ楽器にのめり込んだほど。
そのヴィオラも大活躍する変奏曲では極上のアンサンブルが楽しめます。メ
インの「聖ニコラス」はもともとアマチュアの合唱団を念頭に書かれ、
1948年オールドバラ音楽祭でピアーズが歌った催事作。こちらはライヴだけ
に迫力も満点です。





<NM CLASSICS>
NM 99001  \2200
「オランダの若手演奏家たち / コンセルトゼンダー・ライヴ 第1集」
フランセ:主題と変奏曲 / C.ゼワルト(Cl)J.コーイ(P)
エッシャー:無伴奏クラリネット・ソナタ / C.ゼワルト(Cl)
プーランク:三重奏曲Op.43
/ B.ヴァン・サムベーク(Fg)A.オグリンチュク(Ob)F.ナウタ(P)
尹伊桑:モノローグ / B.ヴァン・サムベーク(Fg)
ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタOp.147
/R.ヤヘルス(Va)R.ブルックハンス(P)
録音:2002年10月13日、2003年2月24日、2002年5月12日
アムステルダム・コンセルトへボウ、リサイタルホール
1982年に創設されたオランダの放送局の自主制作盤で全世界1,000枚数量限
定プレス。若手という触れ込みながら、オグリンチュク(1975年生まれ)の
ようにすでに名の通った顔ぶれも含まれています。彼はあのゲルギエフがロ
ッテルダム・フィルの第1オーボエ奏者に任命した逸材。ハルモニアムン
ディからシューマンのアルバム(HMN.911804)が出ています。





<musicaphon>
M 56851  \2080
グリーク:サキソフォン演奏による歌曲集「夏の夜」(全30曲)
ハリー・キンロス・ホワイト(Sax) エドワルド・ラシュトン(P)
録音:2002年5月
グリークの歌曲をサキソフォンで演奏したもの。けだるくもあり、朝もやの
ようにさわやかでもあり、クラシック、クラシックしてなくて24時間流しっ
ぱなしにしておくといいかも(?)。

M 56850  \2080
ウルマン:ピアノ・ソナタ第6番 op.49
クライン:ピアノ・ソナタ
ベルマン:思い出
ヴォルフガンク・デベルライン(P)
録音:2002年4月
ヴィクトール・ウルマン(1898−1944),ギデオン・クライン(1919−1945)
カレル・ベルマン(1919-1995)、この三人はいずれもユダヤ系で、ナチスに
よってテレジン収容所に収容されてしまった人たち。ウルマンとクラインは
アウシュヴィッツで処刑されてしまいました。ベルマンも処刑目前だったの
ですが、運良くアメリカ軍に救われ命拾いしています。戦後プラハに戻り,
オペラ歌手として高名を博しています。
近年再評価の高いヴィクトール・ウルマンのピアノ・ソナタがやはり素晴ら
しい曲。

M 56842  \2080
グラウン:
オーボエ・ダモーレ、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ 
イ長調,
ホルン、オーボエ・ダモーレと通奏低音のためのコンチェルト ニ長調,
ホルン、オーボエ・ダモーレと通奏低音のためのコンチェルト,
オーボエ・ダモーレ、ホルンとファゴットのためのトリオ ホ長調,
ヴァイオリン、ホルンと通奏低音のためのトリオ,
二つのオーボエ、トランペットとファゴットのための4声のコンチェルト,
オーボエ・ダモーレ、ホルンとファゴットのためのトリオ
アンサンブル・コンチェルト・ロイヤル・ケルン
録音:2002年
ヨハン・ゴットリープ(1698-1771)とカール・ハインリヒ(1703-1757)のグラ
ウン兄弟の室内楽曲集。CDの解説では、楽譜にもGraunとあるだけでどちら
が作曲したのか良く分からない、とのことですが、ヴァイオリン奏者だった
ヨハン・ゴットリープの可能性の方が高いんじゃないでしょうか(弟は歌手
で声楽作品で高名)。とにかくいい曲なんだからどっちでもいいじゃない、
という声が聞こえてきそうです。
時代楽器使用の優しさいっぱいの気持ちの良い演奏です。

M 56844  \2080
ロドリーゴ:歌曲集
フランツィスカ・ヴォンドル(Ms) フロリアン・プロック(Bs) 
クリストフ・デュリヒェン(Fl) ベルント・イッケルト(P) 
マティアス・ヤコブ(G)
ホアキン・ロドリーゴの歌曲の知名度はイマイチですが、ギター曲同様親し
みやすいものから、民族色が濃厚なもの、かなり近代っぽいものまで多様で
す。歌曲の間に詩の朗読が挟まれています。

M 56847  2枚組  \4160
「チェロとピアノのためのソナタ集」
バーバー:チェロ・ソナタ Op6
カーター:チェロ・ソナタ
ブリッジ:チェロ・ソナタ
ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.65
ベッティーナ・バルバラ・ベルチュ(Vc) マティアス・ウェーバー(P)
どんよりとした曇天のような曲が4つ、冬の日に聞くのも格別でしょう。演
奏しているベルチュ女史がまだ若くて結構美人というのが意外。

M 56846  \2080
ストラスフォーゲル:前奏曲、エレジーとロンド
ヘンツェ:3つのテント
ゲディーニ:コンチェルトの習作
ファルカス:ソナタ
レイエンデッカー:ヴェルソ・パルジファル
ゲンズマー:ソナタ
マキシミリアン・マンゴルト(G)
録音:2002年5月
いずれも20世紀の半ば以降の作品ですが、いたって聞きやすいものです。マ
ンゴルトのギターがまたキリリと引き締まった清潔感があって、曲の香りが
引き立っております。

M 56848  \2080
「男声四重唱曲集」
ブルッフ:朝のセレナーデ,
メンデルスゾーン:狩人の別れ,陽気なさすらい人,セレナーデ,他
アトリウム・アンサンブル
珍しいレパートリーでしょう。






<Cantate>
C 58017  \2080
ハープ・ソロ曲集
トーマス,レニエ,ブリテン,オルウィン,バッハ,
D・スカルラッティらの作品
シルケ・アイヒホルン(Hp)
詩の朗読がたっぷりハープの間に挟まっています。






<OPUS111>
OP 30383  2枚組  \4250
ヴィヴァルディ:
聖母被昇天のための晩祷“Vespri per lユAssunzioni”(アレッサンドリーニ
による再現版)
リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)
ジェンマ・ベルタニョーリ(ソプラノ)、
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)、
アンナ・シンボリ(アルト)、
サラ・ミンガルド(コントラルト)、
ジャンルカ・フェッラリーニ(テノール)、
マッテオ・ベッロット(バリトン)、
アントニオ・デ・セコンディ(ヴァイオリン)、
コンチェルト・イタリアーノ
2003年7月録音
奇才にして鬼才のアレッサンドリーニ、あまりにもすべてがピタッとはまり
すぎて仰天の名演の登場。ヴィヴァルディ(1678-1741)は、1700年代初頭に
すでに宗教音楽家として認められていました。晩課のための音楽はその中で
も重要な仕事で、ヴィヴァルディはたくさんの晩課のための音楽を書きまし
た。しかし不幸なるかな、その音楽のほとんどが部分的にしか残されていま
せん。それらのかけらをつなぎあわせて晩課のための音楽を再現しようとす
る試みは、音楽学の重要な課題です。この「聖母被昇天のための晩祷」も、
ヴィヴァルディがヴェネツィアで演奏したであろうかたちを再現したもの。
2つのオーケストラ編成によるかなり華やかな晩祷。ヴィヴァルディのきび
きびしたリズムが実に心地よい演奏です。8月15日は「聖母被昇天の大祝日」
です。カトリックではこの日に聖母マリアの「被昇天」(=天に召された日)
を祝います。聖母マリアは14才でイエスをみごもり、15才で出産、60才で亡
くなりました。イエス・キリストについては「昇天」 、聖母マリアについ
ては「被昇天」という受け身の語を用いるのは、キリストの母とはいえども
マリアは人間であったので、キリストによって天に挙げられたからです。





<Orfeo>
ORFEO 224031  \2080
ロベルト・シューマン:
ソプラノとテノールのための4つの重唱曲 op.78,
スペインの歌 op.74から二重唱,
ロマンスとバラード 第4集 op.64から二重唱,
君は花のよう  op25/24,心の通い合い Op.77-3,
私の美しい星 Op.101-4,言伝Op.77-5,
ソプラノとテノールのための4つの二重唱 op.34
クララ・シューマン:6つの歌曲 op13
ロベルト&クララ・シューマン:リュッケルトの詩による6つの歌曲
ペトラ=マリア・シュニッツァー(S) ペーター・ザイフェルト(T) 
チャールズ・スペンサー(P)
クララ&ロベルトのシューマン夫妻の作品集は少なくありませんが、歌曲に限
定したのは比較的珍しいでしょう。しかも歌手がBigなこと!ヘルデンからリ
リックまでこなす当代一のドイツのテノール、ペーター・ザイフェルトに、
ミュンヘンのプリマドンナとして近年著しく活躍のペトラ=マリア・シュニッ
ツァー。文句なしです。

ORFEO 056031  \2080
シュールホフ:「地方」,「人間性」,「町人貴族」のための音楽
ゲルト・アルブレヒト(指)ベルリン・ドイツ交響楽団
ドリス・ゾッフェル(Ms) ミヒャエル・リシェ(P)
1999年、ベルリン
DECCAの“頽廃音楽”シリーズで猛烈なアヴァンギャルド性が注目を浴びたエ
ルヴィン・シュールホフ(1894-1942) 。しかしここに納められたのはとても聞
きやすい曲。「地方」と「人間」は、どちらも20代の作品で、声とオーケスト
ラのための“交響曲”と銘打ってあります、それぞれ5曲からなるオーケスト
ラ伴奏の歌曲集。ドリス・ゾッフェルの美声が大変に映えております。「町人
貴族」のための音楽は、ピアノ、木管楽器、打楽器というバンド編成の劇付随
音楽。打ってかわって非常にウキウキ楽しい作品です。
こうした曲はゲルト・アルブレヒトの出番!既に日本でも「人間」を初演して
いるだけに、愛情が感じられる指揮ぶりです。





<NM CLASSICS>
NM 97035  \2250
ヨハン・デ・メイ:交響曲第2番「ビッグ・アップル」(ニューヨーク交響曲)
ジョン・アダムズ:Slonimsky's Earbox
ジュリアン・ヘンペル(指)北オランダ交響楽団
録音:2002年7月1−2日、2002年6月26−28日
フローニンゲン、オーステルポールト
「ビッグ・アップルは依然としてなお自由と民主主義のシンボルだ」(ヨハン
・デ・メイ)。第1番「指輪物語」が有名なデ・メイの第2交響曲はもともと
1991−93年の作。合衆国空軍軍楽隊の委嘱で書かれニューヨークに捧げられた
この曲、とにかくドハデで豪華絢爛。未曾有の大都会のイメージを見事に写し
取ったもので、すでに数種の録音がある代表作。
このたび9・11同時多発テロを受けての改訂(2002年)では、編成がブラスバ
ンドからフルオケになったことがポイント。改訂版の委嘱をした初演オケによ
る初録音。
一方、ハレ管とオレゴン響との委嘱によるアダムズは、被献呈者が指揮者ケン
ト・ナガノ。ロシアの音楽学者ニコラス・スロニムスキーを偲ぶ内容で、冒頭
からこちらも音響的にはかなり派手。作曲家との親交も深く、コンサートや録
音を通じて良き理解者であるナガノによって初演が行われています。ともに目
の覚めるような優秀録音。ダイナミックレンジも広くオーディオ・チェックに
ピッタリ。




<Crescendo>
R 0140615  \3000
「じゃぽねすく」
ふるさと、みかんの花咲く丘、夏の思い出、赤とんぼ、里の秋、
かあさんの歌、早春賦、
組曲「日本の四季」ーさくら-浜辺の歌-ずいずいずっころばし-村祭-雪の降
る町を-花、琵琶湖周航の歌、長崎の鐘、見あげてごらん夜の星を
下垣真希(ソプラノ) 三船麻理(P)

CRESC 115  \3000
「じゃぽねすく2」
この道、朧月夜、月の砂漠、浜千鳥、中国地方の子守唄、しゃぼん玉
さとうきび畑、あざみの歌、椰子の実、砂山、荒城の月、桜景、初恋
宵待草、川の流れのように
下垣真希(ソプラノ) はちまん正人(P)

CRESC 813  \3000
「メモリアル・ソング」
ヘンデル:ラルゴ,
メンデルスゾーン:歌のつばさに,
マルティーニ:愛のよろこびは,
カッチーニ:アヴェ・マリア,
ロー:踊りあかそう,
ヘンデル:私を泣かせて下さい,
プッチーニ:歌に生き愛に生き,
アルカデルト:アヴェ・マリア,
グノー:アヴェ・マリア,
シューベルト:ぼだい樹,
サティ:ジュ・トゥ・ヴ
シューベルト:アヴェ・マリア,
プッチーニ:私のお父さん,
バーンスタイン:サムウェア 
アメージンググレース
下垣真希(ソプラノ) はちまん正人(P)
名古屋在住の美貌のソプラノ歌手、下垣真希の自主制作CDです。彼女はドイツ
でコンサートを行いながら「ドイッチェ・ヴェレ」でディスクジョッキーを務
め人気を集めました。2005年の万博をサポートする期待の歌手です。
 
 modoru