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車体検査について |
競技に参加する全ての車は、いかなる場合も下記の数値に適合しなければならない。
以下の規則のどれかに違反した選手には、ペナルティが課せられる場合がある。
主催者が、レース車の車体検査(動力モーター、バッテリーを含む)を求めた場合は従わなくてはならない。
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技術的仕様 |
@ボディ
市販されている実車の、4ドアー以上のセダン、スポーツ・カー、GTカーであり、1/10箱型スケール・ボディーとする。
車両の上部より見て、ボディーからタイヤ、および全てのパーツがはみ出してはならない。
フロント、サイド、リヤウインドーは共に透明、または半透明でなければならない。
ボディーにはウイング、スポイラー、翼端板以外の付加物(エアーインテークなど)を取り付けてはならない。
ボディーには、ボディーマウント、アンテナ、トランスポンダー、ウイングの取り付け穴以外の穴を開けてはならない。また、これらの穴は10o以内とし、使用しない穴は、なるべく塞ぐこと。
ボディー最大寸法 全長…460o 全幅…195o
ボディーのどの部分でも上記の範囲を超さない様にする。
Aシャーシ
駆動輪は独立したサスペンションを装着しなければない。
ホイール駆動軸は、ジョイント類で分割されていること。(リジットアクスルは不可)
シャーシ部先端(前部)は危険の無い様、樹脂等の柔らかい材料で出来ていなければならない。
B車幅
ボディを除いて190o以内(シャーシ部、タイヤ、その他のパーツを含む)で、サスペンションがどの位置にあっても190oを越えてはならない。
Cバンパー
装着の義務は無いが、装着する場合は危険のないように配慮しなければならない。
バンパーのどの部分も、車体上部から見てボディーからはみ出してはならない。
Dウイング
ウイング規定は、実車のスケールに関係なく全ての車両に適要される。
ウイング、スポイラーなどの空力的補助装置は、1個に限り使用することが出来る。
ウイング、スポイラーおよび翼端板は地上からの高さを、なるべく115o以下(車両は全備静止状態で測定)とする。
ウイング、スポイラー、翼端板は、ボディ最後部を越えてはならない。
翼端板を使用する場合は、最大20o以内(縦)×40o以内(横)1対のみとする
ウイングをピアノ線などで車体に固定してはならない。基本的には塑性変形しない方法でボディに直接マウントされていなければならない。
ウイング、スポイラーの規定は基本的に下の図の様に定める。
Eバッテリー
サブ・Cサイズのニッケル・カドミウム・バッテリーおよびニッケル水素バッテリーの使用が認められる。
最高6セル(7.2V)まで使用できる。
全てのバッテリーは、広く販売されている物で、誰でもが手に入れられる物でなければならない。
レース走行中にバッテリーの充電、交換はできない。
受信機、サーボ、スピードコントローラなどの作動用バッテリーの追加は許される
Fモーター
JMRCA公認23Tストックモーターの使用に限る。
エンドベル着脱式のモーターのコミュ研磨、ブラシ交換等の性能維持作業をする事は認める。
エンドベル、モーター缶の軸受けメタルをボールベアリングに交換するのは性能維持作業に含む。
その他の改造は絶対に認めない。
Gその他
人道に外れた改造行為や、危険な改造は絶対認めない。そして悪質な場合、即刻失格とする。
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競技方法 |
@ エントリー
パソコンに出場者名を入力する必要があるので、なるべくレース当日の正午までに店長に連絡するようにしましょう。
エントリーの時に自分の所持しているバンドを店長に伝えて下さい。
A 予選
当日13時くらいに1ラウンド目を開始出来るようにしたいので、その時間までには出走できる状態にしておく。
予選は1ヒート(3分)×3ラウンドのベストラップ方式で行う。
タイムを参考に、ラウンドごとにヒートの組換えがあるので、次のラウンドの出走を間違えない様にする。
自分が走らない時は、なるべくコースマーシャルをする様にする。
レース(走行)はフェアに行う。
B 決勝
予選の最終ラウンドが終わり次第、決勝の組み合わせが発表されるので、聞き漏らさないように注意する。
決勝は下位メインから行うので、自分の出走に遅れないように準備を行う。
1ラウンド(6分)の周回数方式とする。
シグナル前に、自分のグリットラインから動いた場合はフライングとなり、その場合必ずスタートを、やり直す事とする。
スタート時に2回フライングをした場合、その選手はスタートグリットを最後尾にする。
決勝は、周回数方式で行っているので、周回遅れの選手は安全に道を譲らなくてはならない。周回遅れの選手が故意にブロックする事はどんな場合でも許されない。
どんな場合でもフェアなレースをする様に心がける。
C 再レース
計測システムにトラブルが起きた場合。
スタート直後にクラッシュ等の混乱があり、順位に多大な影響を及ぼすと認められた時。(これは計測者が判断してください)
その他、主催者が特に認めた場合。
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ポイントランキング |
ポイントは一年全12回の獲得ポイントの内、上位10回分を有効ポイントとする。
ポイント配分は以下の通りです。
順位 |
ポイント |
優勝 |
30 |
準優勝 |
26 |
3位 |
23 |
4位 |
20 |
5位 |
18 |
6位 |
15 |
7位 |
13 |
8位 |
11 |
9位 |
9 |
10位 |
7 |
11位 |
4 |
12位 |
3 |
13位 |
2 |
14位以下 |
1 |
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2003年11月15日更新 |