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充電のメモリの最後の設定です。
@電池温度カット安全策
サーモセンサーの温度が設定温度を超えた場合に充電を終了させるための設定です。全てのステージにおいて有効です。
Aブザー音量設定
B刄sークフィルター
親電源等のノイズをプログラム的に遮断します。
通常はONで使用しています。
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最近、レコードブレーカーが爆発的に大人気らしいんですが、色々な充電方法が『良いとか悪いとか』出回ってます。
で、俺はあんまり電池を持っていないし、平日は全く触る事が出来ないので色々な充電方法を試したり考えたりするのはチョット厳しい・・・
そこで、人の充電方法を試し、さらに自分なりの考えを加えて月一回レースで実際に実行してみて、その結果一番良いと思われる方法を取ることにしました。それを紹介します。
今回試したのは、いくつかあるんですが、いろんな意味で一番優れていたのは、ストレートさんの充電方法だったので、まずはそれから紹介します。
まずはニッケル水素(SANYO、GP系)での方法です。それぞれの電池の設定は↓こんな感じ
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これは2ndステージで0.2A充電を10mAの間行うことで、電池の温度を少し下げるとともに電池電圧を安定させます。(その様です)
次に3rdステージで5.0Aのピーク充電を行うことにより、温度を上げ過ぎず深い充電を可能にしていて、温度がチョウド良く仕上がるので電圧も高くなります。(俺の見解)
この方法はGPセルに限らず、SANYO系ニッケル水素にはとても有効でした。
(注)SANYOセルの設定は、ストレートさんのGPの設定を元にSANYO用に容量値だけを変えたものです。
それとパナソニック系は電池温度が上がりやすく、充電終了温度が高いと走った時にタレる傾向があるために、別な方法を取っていますが、未だに一番は思いつかないので現在検討中です。
さて、以上の事を踏まえて俺の充電方法です。↓
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RC3000 RC3300 GP3300の場合
まず、初めに電池の性能を調べます。この性能とは、メアスの容量を知りたいだけなので、なるべくフレックス(インパルス)をかけないで最初から最後まで一定電流での充電が良いと思います。
これは、定電流で、温度を上げ過ぎないように注意していれば、どんなでも良いような気がします。ただし、この時は手切りで充電を終了してください。もう知っていると思いますが、レコードブレーカーには[.
o O]←こんな表示がでます。これが止まった時がその電池のデルタピーク電圧になります。そしてスグに隣の数字が増え始めるので、それが確認できたら充電を手で止めます。ちなみにこの充電している間は電池に絶対に手を触れないでください、ファンで冷却しながらの充電も止めましょう。それと、なるべく動かない安定した所で充電することをお勧めします。
それで、その電池に入った容量を記録しておきます。(SANYO RC3000で3600mAh、SANYO RC3300で3900mAh、GP系が4200mAh、これ位が普通な状態だと思います。俺のバッテリーは全部この位の数字になりました)
それで、これを元に設定に入ります。
で、上の値(容量)に0.8(80%)位を、かけた値を出します。
SANYO RC3000(2880mAh)、SANYO RC3300(3120mAh)、GP系(3360mAh)程度
この値までを1stステージで充電します。電流は6〜6.6Aに設定してください。ここでの電流値は高すぎなくてもあまり影響がないと思われますので、練習では6〜6.2Aくらいで良いと思います。
これで1stステージの設定は完了です。
2ndステージはストレートさんの方法と同じ様に、0.1〜0.2A充電を実行します。
次に、3rdステージの充電に入ります。
まず、充電電流は5.0Aくらいにしてください。次に容量カットの値は、安全かつ途中で止めてしまわない値(SANYO
RC3000で3900mAh、SANYO RC3300で4100mAh、 GP系が4500mAh)このくらいに設定すれば問題ないと思います。俺は温度センサーを付けていないんですが、取り付けた場合は大体45〜50℃くらいに設定してください。
カットオフ電圧?(デルタピーク)の設定は電池一本(6セル)で6mVに設定しています。
説明書などにはセルあたり6mV(6セルだと36mV)くらいと書いてありましたが、電池一本(6セル)で6mVに設定しても誤ピークカットされる事は多分無いです。コノ値はなるべく少なく設定した方が電池が傷みません。
上記の様にデルタピークを設定しますが、レコブ特有の[. o O]←この表示が止まった時に充電を手切りする様にしてください。
上にも書きましたが、この充電中は電池に触れるのは止めましょう。手で触れたりする事により電池の熱が変化して抵抗が変わり電圧の変動が起きてしまい誤ピークが出ます。特に終了直前は電圧変動が敏感に出やすいので、電池には触れないでください。冷却もしないでください。
以上がストレートさんの方法をベースに俺が色々試して一番良かった方法です。って言うか殆ど変わんないんだけど・・・
まだ、全部試した訳ではありませんが、少なくとも俺は良い結果が出ています。みなさんも自身の判断で試してみてください。
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ニッカドSANYO RC2400の場合
カワウチでは軽量を生かせるのならばマダマダ有効な電池なので、一応充電方法を紹介します。
ニッカドの充電は、充電初期に高電流充電をするとセル間のバランスが崩れるらしいので、1stステージを低い電流で充電します。大体100mAhくらい1Aで充電すれば良いと思います。
2dnステージからは大電流充電をします。7.0Aの定電流か、たまには6.5Aくらいでインパルスチャージをするのも良いでしょう。これで大体2080mAhくらいまで充電します。
3rdステージでは、6.0Aくらいに落として充電してください。カットオフは6セルで10mVくらいで2ピークに設定しています。温度設定は、これも大体50℃くらいにして、温度カットで止まらないように設定します
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要チェック!!!
レースに出る場合、もしくは充電終了時間をコントロールしたい場合の追い充電
レースの場合はナルベク走る寸前に充電を終わらた方が良いんですが、ピッタリに終わる様に充電を始めるのはナカナカ難しいと思います。
そこでまず上記の充電方法で普通より早めの時間に充電を開始して下さい。
そして3rdステージに入って200mAhくらい入った所で充電を手で切ります。次に追い充電モードのプログラム(事前に3rdステージだけ実行される様に設定しておく、この時電流は5〜5.5Aくらい)に移り、レース開始15分前くらいに、そのモードで充電を開始します。
これだと、5Aで充電して大体10分〜13分くらいで充電が終了するはずです。(5A=毎分83.333…mAなので)12分だと1000mAh入りますから、それから逆算した時間前に充電開始すれば良い結果が出るでしょう。
※一回充電をカットすると自己放電が始まりますので、追い充電の時に自己放電分もキチンと考慮しましょう。
この方法ならほぼ確実に充電終了時間をコントロールできるので、電圧を維持できて少し有利に進められると思います。
この方法(17%追い充)と普通の追い充電の違い
追い充電というと普通は満充電した後に時間をおいて、かけるのですからせいぜい200mAhくらいしか入りません。
それだと、追い充電をかけている時間が短か過ぎて、電池の温度もあまりあがらず、電圧も殆ど変わりません。
しかし、この方法を行うことで、普通の追い充電より結構長い時間充電する事になるので、電池がチョウド良い温度まで上がりますし電圧も普通の充電と同じ所まで上がります。
つまり、追い充電したにもかかわらず理想の充電状態でレースが出来るわけです。
一回の充電で最後まで充電するのが一番良いですが、終了時間が予想しにくいので、いつも時間の予想とパワーのバランスが取れるこの追い充電をやっています。
この方法を17%追い充と呼んでいます。(大体15%以上20%未満を追い充電にかける事から・・・って言うのは今考えましたが・・・)
まあ、こんな感じです。ちなみにこの方法は普通の充電器でも出来ますよ。
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