■ 南海汐見橋線 ■

(  掲載の写真は2003年に撮影したものです。)
都会のローカル線「南海電鉄汐見橋線」のターミナル駅。
周囲には、ビルやマンション、高速道路などが立ち並ぶのだが、
お客はほとんどいない寂しい駅。
一応、駅員さんはいます。自動改札です。
ちなみに1日の乗降客数は、たった381人(平成16年度)。
客が少なくても、さすがは大手私鉄。
電車はそんなに古くない。
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やたら、どでかい画像で申し訳ない。
汐見橋駅の改札の上にかかっている案内図。
左下に書かれているように、
これは昭和30年代のモノらしいです。
浜寺や高師浜にはまだ海水浴場があり、
新和歌浦や淡路島にも電車が走っている。
時間が止まってるって、本当にこのことかも・・・。
あっ、右側にある時計は、ちゃんと動いてます(笑)。
汐見橋駅の近くにある桜川市場。つぶれかけ?
その名前の通り、地下鉄千日前線の桜川駅にもほど近い。
営業しているお店もあったりする。
しかし、桜川市場の中は、この通り。
汐見橋駅近くのイカした喫茶店。
きっと、夢のようなユートピアが広がっていることでしょう。
道頓堀川の下流にもほど近い
汐見橋駅の次は、芦原町駅。
乗降客数は、汐見橋駅よりさらに少なく270人(平成16年)。
ちなみに、当然のごとく無人駅。
この駅は、高速道路の傍らにひっそり佇んでいる。
左後方にに見えるオレンジ色の電車は、大阪環状線。
環状線の芦原橋駅まで、歩いて5分もかからない。
乗り換える人など、まずいないと思うが・・・・。
環状線の高架下に並ぶ民家。
うるさいだろうなぁ。
芦原町駅の近くで見かけたネコ。
お気に入りの場所??
「近畿の駅百選」に選ばれてもおかしくないほどの
素晴らしい駅「木津川駅」。
これを見たときは、マジで感動した。コレ、大阪市内ですよ。
ちなみに、駅前は舗装もされていません。
木津川駅を裏から見たところ。
この駅は、昔貨物扱いがあったのか、ムダに線路が多い。
たまにしか来ない電車。
ちなみに写真を撮った当時(H15年)は20分に1本。
今(H19年)は、30分に1本しか電車はありません。
自転車の駅前放置は、止めましょう。
しかし、ほんと素晴らしい寂れ方・・・・。
ちなみに1日の乗降客数は、129 人(H16年)。
これが平成の時代の大阪にあるなんて、
ほんと素晴らしすぎます。
木津川駅の近くに渡し舟がある。
ちなみに渡し舟は、大阪市内にまだ10ヶ所ほど存在している。
これは、渡し舟の時刻表。
汐見橋線よりも本数が多い・・・。
これが、渡し舟。
実は写真を取りに乗り場に上がったら、
お客と思って向こう岸から迎えに来た。
道路扱いなので、大阪市営で無料です。
木津川にかかる水門。高潮用かな??
昔からあるといったいい感じの
木津川駅近くの建物。
これは、木津川駅のすぐ裏の民家。
大きなお世話だが、斜め向いてますよと言いたくなる。
汐見橋線中、一番愛想のない駅舎の「津守駅」。
しかし、汐見橋線中最大の乗降客数を誇り、
1日に734人(H16年度)も乗り降りする。
駅のすぐ南側から始まる商店街。
津守商店街の中。人は、ほとんどいなかった。
この商店街は、津守駅を起点に、東へ鶴見橋商店街と名前を変え、
そして萩ノ茶屋の商店街に続き、さらに新世界まで延々と続く。
昔ながらの洋服屋さん。今でもあるのかなぁ?
これは、幼稚園。
この当時でも園児はちゃんと募集しています。
鶴橋でもないのに、キムチの専門店。
おいしいんかな?
この散髪屋さんは、さすがに営業していませんでした。
しかし、すげえ建物やなぁ。
駅前が一番賑やかだったのは、この「西天下茶屋」。
いわゆる市場ノリの下町っぽい商店街があって、結構人も多かった。
駅前が賑やかでも、みんな電車には乗らないようだ。
この駅の乗降客数は、1日458人(H16年度)。
まあ、天下茶屋駅や四つ橋線岸里駅が近いからなぁ。
西天下茶屋駅近くの商店街。
銀座は銀座でも・・・(笑)
まだ、他に「にしてん」という商店街も存在。
「にしてん商店街」は、あまりに普通すぎるだが、
この銀座商店街はレトロな感じで、いいっす。
やっぱり、おしゃれは東京からだね!
「お店に入ったら、べたべたの大阪弁だと思う」に一票!