あの人に会いたい。BHハウサー人気投票1位 の吉村氏に直撃インタビュー


↑著書を持つ吉村智樹氏


↑電話をとる吉村氏

 


↑おくの仕事場


↑この棚は全てビックリハウスのバックナンバー

 

 8月から10月まで行っていた我がサイトの人気投票でビッグムーン大槻氏と同率1位 だった吉村君に、連絡入れて数週間。メールで返事が来て、去る11月2日、ホントにあって来ちゃいました。 神亀の新米上澄酒を片手に仕事場訪問。メル友に会いに行く気分でドキドキ。。家から自転車で15分くらい。 偶然にも近所だったのです。
  午後7時前到着。迎えてくれたのは36歳のツルピカ王子、吉村君でした。「いやーどーもどーも。おーじゃましまーす」と、入ったそこは天井まで本だらけの部屋。私も 子供の頃あこがれていた部屋だ。一日中漫画読んでいられるの。吉村君は 現在13本の連載をもっているライターさんだ。詳しいことは、彼のホームページを見てもらえれば分かるけど、最近は「ビックリ仰天食べ歩きの旅」(鹿砦社)なる本を出して、ほんパラでも紹介され2刷り目に入ったとか。でも基本的にB級ライターだそうです。
 「誰が僕に入れたんかいなー?自分で投票したと思われんかいなー?(ここらへんイノリン流大阪弁ですまそん)僕なんかでない方がええんちゃう?」と、謙遜しきりの吉村君。このところ急に忙しくなって、BHアゲインも見れてなかったそうです。「僕は、小さい頃からとにかく雑誌が好きで、当時も小学5年でしたが、ビックリハウスを見つけて飛びついたんですわ。なんていうか、ものすご都会っぽくてあこがれたんですわ。 すぐ投稿したんですが、1979年2月号のBHカタログ最優秀賞以外賞取ったことない。全然あかんのですわ。レベルがものすご高い。だから、常連の人をほんま尊敬してました。僕、文章系のもの思いつかんのですわ。パロコマとかも大好きでしたけど、もー全然あかん。ところが、宝島にビックリのボツネタ送ると、即載るんですよ。出せば載るんで、情けないんですが段々そっちへ送るようになってしまったんですよ。だから、ビックリハウスの後半は、鮫肌君にファンレター出したりしたけど、僕自身が活躍してたのは宝島なんですわー。宝島の企画はビックリのパクリなんですわ。すんません。」知ってたけど、BHも終わる頃だったしね。 鮫肌君とは今もつき合いあるの?
  「彼がエンピツ賞で出てきた時は衝撃でした。 初めて、ビックリにパンクを持ち込んだ人でしょ。それで、住所とかでてたんで手紙書いてね、文通 が始まったんですよ。以来ずっと親友ですねん。あいつはほんま天才ですわ。“モー娘。”も、あいつが生み出したようなもんですし。今のバラエティはやつが先頭切ってるみたいなもんでしょ。」と、自分のことより人をほめる吉村君。あなたも頑張ってるじゃないの。と、母のようなセリフの私。
  「いやー、そうでもないっすよ。“バウやねん”や“VOWでんがな”の本出して、今も放送作家や取材ライター、Jpopライターなんかもしてますけど、原稿料は安いし、しんどいですわ。以前円形脱毛症になったんで、剃ってるんです。はー。」でも、君の掲示板見るとたっくさんファンがいる感じよ。そういう人が、うちの投票でも君を支持してたんだと思う。
  「ほんまですかー?ファンなんているのかなー?でも光栄ですねー。僕があこがれていた雑誌の、しかもブロマイドまで買った方にこうして会えるなんて。」終始笑顔の吉村君。無趣味なんですといいながらも、すごい量 のどーでもいいよーなコレクション。埋もれて(しまった)いる漫画家の本や消えてしまった歌手のレコード、まずそーな駄 菓子の袋。“消えもの博物館”にでもするのでしょうか。ということは、私のブロマイドはそれを見越しての購入だったんかー。納得。
 私一人がビール飲んでしゃべって、彼の仕事の邪魔しに行ったた感じのひとときでした。吉村君ありがとうございました。あ、著者本も2冊もらってしもた。とってもいい人です。本も面 白かったよー。みんなも読んであげてね。

 

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(私とツーショット )