ビックラゲーション(1985/3)
最優秀賞 優秀賞 ○私の友人の家のちかくの駅には「そりこむな、どーせそこからハゲてくる」という非行防止のひょーごが、かかかげてあるそうです 佳作 △夜中おしっこに行くとき、おかあさんの寝てるところを通ったら、ねぼけて「さつまいも、ありがとう、ありがとう」と目を開けていっぱい(3分くらい)言われた △家の裏のカベに住みついていた大きなきも2匹を母がおっぱらった夜、帰ってきた父は「なんで捨てたーっ!!」と怒鳴って家の周囲を探し回った YW(長崎県) △保健体育のワークブックに「老化現象は、もう始まっている。まわりの人を見てその例をできるだけあげてみよう」という問題があった |
<通常取り扱い作品> ▲右翼が、たくあんを売りにきた夢を見た 下田則男(宮城県)20歳 ▲急に寒くなったある日、玄関の前で"カマドウマ”と大きなクモが、足をしっかりふんばったまま、凍死していた 午松康子(東京都) ▲郵便局のアルバイトに行って『ゆうびん体操』とゆーのをやらされた ▲怪人21面相の羽子板が売っていた(横向きの) ▲道に落としてしまった雪見だいふくを、うちに持って帰って熱湯消毒をして食べた 金子みのり(埼玉県) ▲通りすがりのおじさんから「ヤク、うったろか」と言われた
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<今月の父母> ・父が私の胸を見て「お前のはマシュマロみたいか?」と言った ・私がイイ加減な人間になったのは、生まれたときに『スーダラ節』が流行していたからだと母が真面目な顔で言った ダイアナ西川(奈良県) ・風呂からあがった母が裸でラジオ体操をしていた
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<今月の先生> ・うちの学校の教頭センセが、あの8センチ背が高くなるというあげ底のくつをはいていた 岡橋可奈子(京都府) ・体育の杉本先生に「先生ズボン穴あいてるぅ〜」と言ったら、「そーかぁ」と穴を見せながら女生徒を追いかけていた |
↑最優秀賞の沖雅也=ルソー説はこれ以前にミラーマンで掲載したことがあったと思う。記憶のいいイノリンが在籍していたら却下していたはずだ。花編はすぐ忘れる名人だった。