第1回よろず電話リクエスト発表(1985/9)

ラジオ番組のように何でも電話で受け付けてそのリクエストをかなえてあげようというコーナー。ハウサーのために献身的なサービスを振る舞っていたが、第2回で終わっている。そのパーソナリティーに、佐藤克之、日比野克彦、みうらじゅん、真璃子、桑野由美子(よく知らない)、榎康弘(同)らと、編集部が答える、

 

兵庫県の岡達也(14歳)による、クラスを明るくして欲しいというリクエスト。これに応えるために当時の編集、井辺清がわざわざ大阪へ行って来たようだ。編集後記を読むと、井辺は元々大阪生まれで親戚もいたようだ。
だが一人じゃなんだからということで、助っ人を用意したようだ。その3人がなんと、吉村智樹、向井達矢、矢野桂司ら大阪芸大2回生トリオ。生粋のハウサー達だ。最近このバックナンバーを提供してくれた吉村君と同一人物だ。その彼の写真が左ページの3人の真ん中に写っている。毛がある吉村君を私はいま初めて見た。

結果はどうだったかというと、大爆笑に大拍手で迎えられたようだ。それも吉村君を見て笑ったようだ。へー、どんなギャグをかましたんだろう。今度聞いてみよう。
しかし、大阪教育大付属って、おぼっちゃんおじょうちゃん学校で有名なところ?しかも、付属小は例の事件があったところでしょ?そんな、エリート校が取材を許してくれたというのがすごい。きっとこの岡達也がいい生徒で、信用されていたんだろうね。そういう信頼関係が昔は数多くあった。こういうくだらないことにも耳を傾けてほしい今日この頃の教育現場だ。

蛭子能収さんに少女マンガを描いて欲しいという東京都の中川由紀子のリクエストには、「あ、少女漫画ですかー。描くの初めてですけどね、4コマで描きましょか」と、快く応じてくれたそうです。左がそれだ。いつもより、ハイカラな絵だったね。