ビックラゲーション(1983/1)

<最優秀賞>該当作品ナシ

<優秀賞>
○友達の家の近所のレッグウォーマー売り場に、「ダンスに夢中。レゴーマ」というコピーが書いてあった
深江由香(福岡県)

○「小泉今日子のくちびるはオレのものだ」という、いたずら書きの「小泉」というところが「岸田」に訂正されていた
錦織修一(東京都)18歳

○友人のRちゃんは幼少の頃、リカちゃん人形の遊び方を知らなくて、首にヒモをつけていろんなところに吊していたそうだ
後藤直子(岩手県)

<佳作>
△整備委員が、モップの雑巾のところのことを「モップのあそこ」と表現した  マリリン・S(宮城県)

△私の大学の近くには聖徳太子のお墓があるのだが、その近くの墓地の宣伝の看板に「聖徳太子のお側に永眠できる至福」と書いてある  山崎美紀(大阪府)

△私の父と祖母(母方)が、手をつないで昼寝していた
森旭子(兵庫県)

△市長選挙の投票に行った父は、「俺もたまには目立ちたかった」という文章と共に、自分の名前を記入してきたそうだ
吉江ひさ子(北海道)


<通常取り扱い作品>
▲うちのおばあちゃんは自転車の片手運転ができる  藤田知子(新潟県)

▲生命線がブツブツ切れているので不安だったが、毎日祈ってるうちにつながってきた  松原母久(和歌山県)17歳

▲うちの弟が、ふじびたいのふじを剃ってしまった  沢田裕美(東京都)

▲地図を見ていたら“エロマンガ島”とゆーのがあった
土井真理子(千葉県)

▲10数年前の母子手帳の、“赤ちゃんを事故から守るために”のところに「豚にかじられて死んだり…」と書いてあった
石井久美子(大分県)

▲岐阜バスの車中には「お年寄りには席を譲りましょう。やがてあなたもその時が!」と書かれたプレートが貼ってある  池上台じゅん子(愛知県)

▲手話で埼玉県を表現する時は、玉をなでるそうだ  川高和子(埼玉県)

▲東戸塚の駅に“マサカ小児科”という看板があった
小宮瑞枝(神奈川県)

▲青森県三厩村を走る国道339号線は、途中が階段になっている
吉田薫(東京都)

▲友達の家の近くの自販機には「故障中ではありません」という貼り紙がしてあるそうだ  光真芽(佐賀県)

▲妹が学校でもらってきた“こういう子は非行しない”というプリントに「夕日を見るのが好きな子」というのがあった  出水比呂志(大阪府)17歳

▲家庭科の時間「牛肉でいちばん良い部位は?」という質問に「ビフテキ」と答えた人がいた   樋口真弓(東京都)

▲親せきのおばさんで、自分の娘の高校の制服のチョッキをよそいきの服にしている人がいる  A・ケイ(岡山県)

▲「もともと牛乳って、子牛の飲むものだ」って言ったら姉は「えー!?ともぐいじゃん」と言った  おおみはるみ(東京都)

▲うちのクラスの人で“平仮名”を“ひらかめ”と読んだ人がいる
M・A (長崎県)18歳

▲学校で渡された服装の悪例を示したプリントの、制服の裏の刺しゅうは“ジョーズ”と“海に浮かんだ無人島”だった  クィーン・J(青森県)

▲池袋東口のビックカメラで「他の店より高い商品があったら係員にお知らせください」と書いてあったので知らせたらおこられてしまった
田中良成(東京都)19歳