特集●オモチャに凝ろう(コロー)

←パロディシリーズのひとつ。
 私が初めて買ったのがこの号と、その後の2月号。池袋パルコでBHフェアーやっていて、そこで衝撃的に出会った。なんてくだらないことを真面 目にやってんだろう!素敵。ってね。武蔵美の卒業制作で悩んでた時だったけど、バカやってもいいんだと、開き直れた救いの1冊だった。
 今は亡きペーターさんは巻頭で人形の顔アップをスプレーで激描。野口コローというそっくり人形と仏蘭西館のアンティーク人形ココで対談とか、長谷川義太郎さんのインタビュー、及川正通 さんのマンガ(当時GOROでも描いていた)とか豪華にバカやってた。でも決してバラエティのお笑いみたいじゃなく粋でおしゃれだった。
 
 
↑本家のGOROには男の読者が好む戦争アイテムとかも、エロの陰でちょくちょく現れていた。そのパロディなんだろう、笑った。立派なオモチャがたくさん。兵器ではなく名器だって。「郊外突撃取材ーー75年、渋谷郊外、冬枯れの風吹く現場に、ドッシリと腰をすえたクレーン車、ブルドーザーの数々。その風体と主要性能を見ながら、玩具の進歩と共に疾走してみよう。」次のページでの解説。「実感を伴うのは、やはりその重量 感だ。トンカのMIGHTY・MIXER-#3950(¥9,000)は、室内におけるよりも、屋外での操作により、その実感は想像を絶するものがある。」以上抜粋。

 

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