もうひとつの表紙

 得意の遊びページ。ビックリは中とじの本だったため真ん中のページにホッチキスのツメがあるが、その見開きは完全な1枚の紙面 である。利点は写真が切れない、1枚をはぎ取ることができるなどがある。 そのため、読み物と読み物の合間の箸休め的存在として、この中とじ企画は82年頃までしばしば登場した。
  本来は広告とかがデーンとくる場所なのだが、ショボイかな、広告はなかなか取れなかったのである。
 この時の企画は、クイズ形式になっていて、このページを反対側に折るとサンドウィッチになる が、中身は何?と尋ねている。答えはチーズと野菜の原寸大写真がそれぞれ別 のページにあるというものだ。オチとして五寸釘が刺さっているレタスの写 真まである。
 今こんなのやったら苦情もんかな? 「ウソじゃないですか」とか、「釘なんて食べれっこありません」とか、抗議きそう。あの時だからやれたのよねきっと。
これがそれ↓

撮影は荒川健一さんでした。

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