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[渡辺いっけいさんの巻]

1 ついに我らの仲間であり、グレート鰤伝の星である渡辺いっけいさんに会ってきました!
 ことの発端は、7月にいっけいさんのファンサイトを管理しているぱんださんから、「いっけいさんのお芝居を一緒に見に行きませんか?」とお誘いを受けたことからなのです。いっけいさんが、今年の2月にうちの掲示板に訪れてくださってから、ものすごく身近な存在になってきていました。だから、もう二つ返事で「行きます。行きます。席の確保並びにおみやげ用意よろしく」と、頼みました。 
  生のいっけい君を見に行ってみたいという、何だか教え子の成長を楽しみにしている先生の気分でした。

2 月24日夕方。前日の雨でちょっとだけ涼しさが戻ったこの日。新橋演舞場で公演中の『アテルイ』の蛮甲役でいっけいさんは出演されていました。
  女性ファンでごった返す演舞場前で記念に看板を撮ろうと思い、デジカメを取り出したところでアクシデント発生。バッテリー切れのサインが出てしまったのです。えーー?昨日あんなにしっかり充電しておいたのにーどういうことなんだー。変な汗がドーッと出ましたが、まだ開演に時間があったので、急遽コンビニに駆け込み写 ルンですを購入。嗚呼、最悪。お芝居の後、楽屋にどうぞとまで言われているのにこのざまです。林家パー子さんだってもうちょっとちゃんとしたカメラなのにねえ。


↑女性ファンだらけの開演20分前。
デジカメバッテリー切れ20秒前

 私達の席は1階の花道のすぐわき。しかも、下からあがってくる穴(せり)の真横なので、役者さんがニュワーっと出てきたり、ズルズルと引っ込んだりがわかって面 白かったです。
  それにしても、女性ファンが目立ちました。平均年齢27歳くらい。よくわかんないけど、そんな感じです。その多くは主役の染五郎さんのファンのようですが、いっけいさんもなかなかどうして女性ファンがとっても多いそうです。
  いっけいさん登場。わー、脇にスリットが入ったピチピチズボンだ。すぐそこに足がある。あ、すね毛も見えた。・・何てとこを観察してるんでしょうね私は。でも、生のいっけいさんは実に凛々しくてかっこよかったです。動きも素早くて、コミカルさを引き出していましたし、眼光が鋭くて、引きつけられましたねー。(舞台の詳細はこちらのHPを→http://www.shochiku.co.jp/aterui/
  ぱんださんが7回(!)も見に来たわけも、ちょっとわかりました。(それにしても、ファンの人ってすごい入れ込みかたです)
 舞台大盛り上がりで終わったのが8時過ぎ。さて、楽屋でご対面 です。だけど、あんなに汗かいてすぐ行ったらまずいんじゃないの?と、ぱんださんと私は少々間をおいて楽屋口を探しました。
  オー出待ちレディがいますいます。私らはその中を堂々と、下向いて入って行きました。ホントに会ってくれるのかなぁと内心不安で楽屋口に行ったところ、既に、いっけいさんのお顔がありました。ずいぶんお待たせしてしまったようです。すみませーん。場違いな二人、そそくさと2階にあるいっけいさんの楽屋に伺いました。


↑いっけいさんの楽屋。ホントはこれ帰りに撮ったもの。いっけいさんがバックパック背負ってるもの


↑いっけいさんが活躍されていた、78年頃のバックナンバー をもらって、かなりウキウキ。

 ワーいっけいさーん、お久しぶり!って、言ったものの、お会いするのは初めてだったんです実は。何かテレビで見ていると錯覚するんですね。でも笑顔で迎えてくださり、やっぱりビックリハウスに投稿してくれていた、あの渡辺いっけい君だったんです!
  さっきまでの蛮甲の影はどこへ行ったんだというくらい、きれいにメイク落とされて、ホントに柔和で誠実そのものの想像通 りのいっけいさんでした。さっそく、おみやげのシャンパンと水羊羹(用意はぱんださん)を差し上げて、家から引っ張り出してきたカビくさいBHのバックナンバーを4冊ほど進呈いたしました。その昔、受験の時に、こんなもんばかり読んでと、お父上に叱られて焼き捨ててしまったそうで、とっても懐かしがってもらえました。
 楽屋って初めてなのでもう、私とぱんださんは緊張しまくり。キョロキョロしちゃいましたよ。
  「しゃ、写真撮っていいですか?」と、すかさず取り出したのが写ルンです。「取材にそれですかぁ?ずいぶんアナログですねー。アップできるんですか?」いっけいさんに笑われました。ワハハすんませんー。後でスキャンし、します。笑ってごまかすしかない最低の取材でした。ぱんださんは、ちゃんとプロユースのデジカメ携行してたけど、ミーハー魂が出てきて頑張ってましたね。私も負けずにその後を追って、写 ルンですで撮りまくりました。
 私とも今日が初対面のぱんださん。 いいコンビネーションだったと思います。海原千里・万里みたい。いっけいさんには、お気の毒としかいいようがなかったですね。「ただのおばさんじゃないっすか」とあきれられたシーンもあった記憶があります。ガハハ。今頃わかった?もう遅い。おみやげで勘弁してもらいましょう(笑)。

↑楽屋の隅で発見。さっきまで履いていたブーツ。むれないように
↑花束の数々。これはほんの一部


↑サインに応じるいっけいさん。のぞくイノリン

 

 

↑原田治さんみたいに絵も、と調子こいてお願いしたら、
サッサッと10秒で描いてくれました。 さすが、漫画家
にあこがれていただけあります。

 ホントに、何を聞いてきたんだろう?行くまでは、アゲインのみんなに喜んでもらえるような取材しようなんて、勝手に考えていたんだけれど、舞台に感激して、直後にいっけいさんに会ったもんだから、聞くこととか忘れてしまってました。でも、何かとっても気さくで優しいいっけいさんだったので、それだけですっごーっく幸せに感じてしまったのです。
 「オフ会は行けたらぜひ行きたいけど、突然仕事になるかもしれないんで、わからないんだ。その時はごめんなさい」との御言葉。メールもいの一番にもらってました。そりゃそーですとも。お仕事第一です!そのくらい、ハウサーは理解してまっせ!みんな昔のよき仲間です。誰よりも応援してます!「はい、ボクもまた掲示板に遊びにいきますっ」嗚呼、うれしやうれしやで、楽屋を後にしました。 
  帰り道、ぱんださんと二人トローンとなって、「素敵だったよねー。爽やかだったよねー(はあと×2)」を連発してました。
 
10月から始まるTBSのドラマ撮影も始まったばかりだそうです。味のあるいい役者さん目指して、元気に頑張ってください。

 いっけいさん、お疲れのところほんとうにありがとうございました。


↑私のショーにようこそ。って、違うぞ! ライト当たる人が逆だって!

今回のなさけない写ルンです写真は、わざとノートリミングでそのチープさを披露しております。ご了承下さい。

おーじゃましまーす!第1回の明石町先生の巻を見る