2004年4月4日 日曜日 阿佐ヶ谷・かわなかのぶひろ邸にて開催

 


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4月4日決行当日。

今年の桜は暖冬のせいで早いと言われていた。ひょっとしたら4日は葉桜なのでは?と心配されてい

たが、誰一人雨になるなんて思っていなかった。

春の天気は変わりやすい。朝、7時半に目が覚めた時すでに非情にも小糠雨。あちゃ、こりゃだめだ

。中途半端に曇りよりわかりやすくてよいけどね。BUFFさんの携帯に電話を入れ、9時に現地で場

所取りというお願いしていたのを、11時半に阿佐ヶ谷駅で皆を出迎えるということに変更してもら

った。見た目も頼りになるBUFFさんがいてくれてほんと助かった。

11時半前に私が先にかわなか邸に行ったら、もうおとみさんは煮物作っていてくれて、妹さんはお

掃除をし終えたところだった。なんでも前々日までニューヨークからの来客があったそうだ。ほっと

一息つくまもなく自宅を花見の会に開放することになってしまったわけだ。申し訳ない。我が家でや

れればいいのだが、玄関狭いので10人がせいぜい。でも、おとみさんは呆れつつも、毎度の事とい

う感じで慣れている。「夕べ、かわなかが作ったてるてる坊主よ。信じられない。これ見て一人で生

きていこうと思った(笑)」アハハ。かわなかさんとおとみさんとの関係面白い。いいなー尊敬です。

うちの旦那が車で阿佐ヶ谷駅とかわなか邸の間をピストン輸送してくれた。BUFFさんが首から「ビ

ックリハウス&かわなか」と書いた札をぶら下げて改札口で待っていてくれたようだ。ありがとう、

BUFFさん。寒い中ずっと立ちんぼしてくれて結局12時頃まで案内をしてくれた。

みぢゅき、りりー、あ。改めISSH、さまに。夫妻、造形大学生チームに、BUFFさんが揃ったところ

でエビスビールでまず乾杯。部屋にはBUFFさんが気を利かせて持ってきてくれた桜が飾られた。

寒い時はあまり冷えていないビールがいいのだ」と泡だらけのビールを飲み干す。グラスは小さめ

がら手製ガラスのような味のあるグラス。多分、紙コップじゃ味気ないと、先生が八王子の大学研

室からわざわざ持ってきたものだ。紙皿も用意していたのだが、家でやるんだからとご自宅のアン

ィーク和皿をふんだんに使用。

車を自宅に置いて自転車でかけつけた旦那、稲葉、金子のテラヤマ新聞組が続いて輪に加わる。まん

ま姉妹もやっと参上。まんまちゃんは恥ずかしがりながらもみんなの前で婚約発表し、やんやの喝采

を受ける。

どれどれ私も祝い酒を飲もうかなと思うと携帯が鳴る。その度に駅からの来方を電話で誘導をする。

先日のライブで20年ぶりにあった元小説怪物編集長の藤原薫や、高円寺のマリイさんが焼酎持参で

ジューローさんと来たのもその頃。Mじい(岩瀬)さんは缶ビール持参で来た。彼はビートニクスの

写真文庫担当だったのを覚えているが、飲んだことはなかった。裏の掲示板の訪問してくれたのを機

に花見も誘ったところすぐ参加表明出してくれていた。

続いて榎本了壱のお兄さんの榎本時雄夫妻が来て、おとみさんと久しぶりに対面して感激してた。奥

さんの貞子はなんと私の高校時代の同級生だ。もうひとりのコンちゃんと3人で20年以上前にエン

ジンルームの高橋克己さんの別荘に遊びに行った時、たまたま榎本一族と半日一緒になって、どうい

うわけかこの二人が意気投合して結婚してしまったという不思議な縁。そのコンちゃんもほんとだっ

たら家は予定されていた善福寺川の近くなのだ。遠慮していたが、榎本夫妻も来ているのならと参加

してくれた。

その後は、漸君と松原さん、イメージフォーラムと続いた。漸君は武蔵美の卒業生で、ぴあを見てく

れてから急速に引きづりこまれている。松原さんは武蔵美の講師仲間。とても熱くフレンドリーな建

築デザイナー。イメージフォーラムにも昔よく通っていたそうなので興味持って参加してくれた。帰

りには初対面のMじいと意気投合してた。

平野君と、柳家風太郎さん、ぴあの佐藤さんが近所の先輩と共にやって来て、クアトロでのBH祭り

ライブをみんなで鑑賞。その後かわなかさんが「明るいうちに記念撮影しよう」と言い出し、ゾロゾ

ロと玄関の外に出る。どこから撮るのかと思ったら、道をはさんだ向かいのアパートの2階に先生は

ビデオのぞきながら既に立っていた。(笑)8年ものの見事な桜の樹を主役にカメラに収まった。

撮影後は部屋に入って第2部開始。室内はますます足の踏み場もないほどの状態。一升瓶があって、

花見弁当があって、あぶったイカや、乾燥そら豆や、チーズ鱈、団子まである。島はほぼ3つ。それ

ぞれ中央に桜がでーんと花瓶に挿されていて、時々花びらも舞う。正しいお花見の会はほんとに青空

の下で開いているような気分だ。

その頃、遅れてハウサー鎌田浩宮が登場。ギターとういろうを持ってきた。ギターはこの会のために

名古屋の法事の席にまで持っていったそうだ。駆けつけ余興ということで1曲やってもらう。何をや

るかと思ったら「いい湯だな〜」の替え歌バージョン。イノリンさんやら、かわなか先生やらビック

リハウスやらの名が出て来て、たいこ持ち野郎だ。でも嬉しかった。そのノリで、私も持参した三線

を披露することになった。3日前にやはりお花見で披露したら、思ったよりうけなくて、自信喪失し

てたんだけど、みんな優しいからちゃんと聞いてくれて、協力もしてくれたので、何とか声も出て弾

けた。感謝。

次に風太郎さんに山手線ゲームの仕切をやってもらった。彼はかわなかさんが贔屓にしている落語家

さん。あのバカさがいいんだ〜といつも先生は嬉しそうに言ってる。

さて、今回のルールはビンゴ山手線。親が考えた言葉と同じ言葉や誰かの発言と同じことを言ったら

おしまい。その人が今度は親になるというものだ。なるべく続けるのが目的で、一生懸命まわりの発

言を聞く。聞いていないとダブるのだ。私がそうで、一瞬聞いてなかったら、誰かとかぶってしまっ

た。親になった私は色の和名でスタート。群青、桃色、空色、橙色と続いたところで、単調だと感じ

たのかイラストレーターの小沢さんが「俺色」と自信気に発言。大爆笑!30数名が一つになった瞬

間だ。当の本人はさらっとして逆にいぶかしがりながら今度は親になる。出したお題は「名前にカタ

ナが入る有名人」。ロミ山田、ナンシー関、アントニオ猪木といろいろ出た。最後までかぶらなか

った。答は何?もう、みんなが彼に集中した。すると小沢さんは「えー、なんで出ないかなー、カー

リー西條なのに」大爆笑2!料理家の名前だけど、すっかり忘れてるしコア過ぎる。まさに筆おろの

世界だった。あし歌の会で知り合ったが、とぼけた味があり何でもよく知っていて寸評のうまい人だ

。今後に注目だ。

余興の最後に平野君がなんかやると言ってきたのでジュリーかなと思っていたら、今回はアルプスの

少女ハイジだった。それもヨーデル風。ヨ〜レルヨ〜レルヨ〜レルヨ〜レルヨ〜レイヒ〜〜だった。

持ちネタの多さはやはりハウサーだ。

余興も終わり、何人かは帰ったと思ったら、今度は来る人もいる。相変わらず玄関のタタキは濡れ靴

でいっぱい。気がつけばもう外は暗くなっていた。外で花見の場合は日没で散会にしていたのだけれ

ど、まだ延長の気配。深夜+1のゆうすけさん達も来たばかりだし、イメージフォーラムの松田優作

似のでっかい彼も物真似してくれたり、かわなかさんのまわりの若い子たちはみんな楽しくていい子

ばかり。

おとみさん姉妹は台所のテーブルで我々の酔狂ぶりを呆れて、だけど楽しそうに見てくれている。お

二人に台所関係を任せてしまってほんとに申し訳ない。酔っぱらうと気が回らなくなるダメな幹事な

のです。会費だけはちゃんと集めましたが足りたでしょうか?旦那が後で言うには、だいぶかわなか

さんちのお酒を飲んでしまったようで、これまた気づかなくてすみませんでした。

とうとう8時近くまでいてしまった。お弁当もとうに売り切れて、さらに一升瓶7本、5合瓶3本や

その他のお酒も空っぽになってやっと腰を上げた一同。まるでアリババのようだ。冷たい雨にうたれ

ながら酔っぱらい軍団は阿佐ヶ谷の店へとよれよれ歩き出した。

かわなかさん達はよるのひるねへ。私は最後に呼び出した伊藤さんに沖縄のお店を紹介してもらった

のでよるひるには合流しなかった。帰宅は10時半。ふひ〜。またやってしまった、10時間飲酒。だ

けど、楽しかったからか二日酔いもなく目覚めすっきりだった。みんなはどうだった?

また来年もやりましょうね、かわなかさん。今度こそ青空の下で!私も、てるてる坊主作ります

 

「外は雨にゃ〜」
かわなか家のニィとサン
かわなか先生処女作のてるてる坊主
願い叶わずうなだれて・・
見よ!これが噂の花見弁当!
大増の二段弁当。1200円也
鮭の粕漬け、煮物、唐揚げ
かまぼこ、生麩等どれも美味しかった
玄関先の桜の木を飾って
精一杯の花見を演出
おとみさん特製の煮物は
できたてのホカホカ
東京造形大学の3年生。
かわなか先生を慕っています
造形大の高橋由伸(左)
2階から見た会場。
まだ人の数が少ない始めの頃
左からISSHさん、さまに。夫妻
Mr.ビーンと鳥塚茂樹と
細川元首相に 似てる旦那さん

←婚約おめでとう、まんまちゃん。
↑は アンニュイに飲酒のみぢゅき
牡丹と薔薇?
いいえ、みぢゅきとりりー
お初です。あ。改めISSHさん
意外にもご縁がいっぱいでした
イメージフォーラムのおとみさん
(左 ・かわなか先生の奥様)姉妹。
準備から片付けまでお世話様でした
まんまちゃんの年子のお姉さま
まんま家は酒豪一族
テラヤマ新聞の稲葉さん(右)と
イノリン旦那
イメージフォーラムの教え子さん
美女軍団と牛。
じゃなかったBUFFさん
武蔵美卒の漸君と和尚さま。
じゃなかったBUFFさん

コンちゃんとカワ(榎本時雄夫人 )
と 私は高校のお友達。

左の藤原薫は元小説怪物編集長。
右はカメラマンの榎本時雄さん
榎本了壱のお兄さんである

       
2階から見た床上の模様
これでも、まだ空いている方だ
     
 
かわなかさんが向かいの
アパートから撮っている
寒いねー でも玄関横の桜が
満開でビューテホー!
←BUFFさんの頭に花びら積もりけり

Mじい(岩瀬)とイノリン講師仲間・
松原さんの間で女将みたいな
りりーさん。ほっかむりはぴあ佐藤

広いタタキも濡れ靴だらけ40足!

Mじいを見つめる
色っぽい先生の教え子
余興その1はイノリンの三線
久しぶりなので緊張
BUFFさんと一緒に
19の春を歌う
余興その2。風太郎さん仕切る
山手線ゲームスタート
大うけ!小沢君の「俺色」発言
座る場所無くて階段の人他に1名
桜のすきまから受けるイノリン
今日はピストン輸送お疲れ様
柳家風太郎さん、今日も派手な衣装
ドラキュラのベルトしてた
ウケる発言者、小沢聖さん(左)は
イラストレーター
余興3。遅れて登場鎌田浩宮君。
持参のギターで「いい湯だな」
三線とギターのジョイント。
音が合わずにイマイチでも楽しい
余興その4は平野君の「ハイジ」。
そのヨーデルにびっくらこく
テラヤマ新聞の金子ちゃん(手前)
も ノリノリ
薫VS浩宮。初対面ながらいいコンビ
深夜+1のゆうすけ君達も
かけつけてくれたけど、
弁当売り切れ
近所に住むイノリンの講師仲間
伊藤さんも携帯で呼びつけた
     
写真提供:かわなかのぶひろ、ISSH、平野mau、みぢゅき、榎本貞子、深沢和弘    

「いつになったら帰るのかしら〜?」
「あ〜眠い」ニィとサンは仲良姉妹