BH鰤伝説 鮫肌文殊

1983年8月号第16回エンピツ賞入選

『なんて、なわとび色の空』

井上英樹(17歳)学生 兵庫県高砂市北浜町

1984年2月号第17回エンピツ賞受賞

『海豚のくさったの』 鮫肌文殊

受賞の言葉 そりゃもう舞い上がってしまいましたよ。光栄です。前回は入選だったんだけど、村松さんが座談会で「若いんだからもっとゴリゴリ押せばいい」って言ってたのを読んで、よーしって書いてるうちに自分で興奮してきてね。今度はいつも書いてる詩で挑戦しようかな。でも今は、大学受かりたいです。
井上英樹(18歳)学生 兵庫県高砂市北浜町

審査員評:
村松友視さん=とにかく、直に バーンときたら面白い。エンピツ賞の『海豚のくさったの』なんて、笑っちゃったからね。すごいと思った。やっぱり。
赤瀬川原平さん=『海豚のくさったの』、エスカレートのしかたに緻密な計算があったとしても、それにびびってない。
山下洋輔さん=文章がなかなか気持ちよかった。過激教師ってのは、新田たつお漫画にもあるじゃないですか。でも、最後の爆発がいい。ビオフェルミンと龍角散ね(笑)、あれで自分のものにしちゃった。

1984年8月号第18回エンピツ賞受賞

『純・情(ハード・コア)』 鮫肌文殊

受賞の言葉  はぁー、2回連続とは快挙ですね。また、なんかもらえそうですね。これでカートゥーン大賞とったらもう引退します。作品については、昔からある「どうぞおわらい…」みたいなもんだったので、だめかなぁと思ってたんだけど。
 今ですか?通学に往復5時間かかる大学に通ってて電車の中で「こいつらいったいなんやー」とお客さんの顔みてる毎日です。
井上英樹(18歳)学生 兵庫県高砂市北浜町

 

1984年9月号第1回カートゥー ン大賞受賞

『サベツはいけない』
鮫肌文殊
井上英樹(18歳)学生 兵庫県高砂市北浜町

東海林さだお評=この人、自分でわりとたのしんでるんですね。悪く言うとたれ流し、みたいなね。でも、自分の力のギリギリ精一杯で描いたような作品が多かった中で、この人の場合は、まだまだ余力があるんでしょうね。可能性がすごくあるし、つまり漫画っていう枠の中だけじゃなく、ここを出発にしていろんな分野に行けそうな気がする。

1984年9月号表紙イラスト

(BN欠番)

1985年2月号第19回エンピツ賞特別賞(桂文珍賞)受賞

『いまさら処女でもあるまいし』

鮫肌文殊 井上英樹(18歳)学生 兵庫県高砂市北浜町

1985年4月号第2回カートゥーン大賞入選

『もだンほらーが化膿する。』


鮫肌文殊  井上英樹(19歳)学生 兵庫県

1985年8月号第20回エンピツ賞入選

『主婦の魂』Never Minnd Grotesque!!

鮫肌文殊  井上英樹(19歳)学生 兵庫県

 


その後の活躍ブリはこちらを参照ください→古館プロジェクト

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