わたしは偉大なゴルファーたちとプレーし、彼らと接し、話をする
ことで、非常に多くのことを学んだ。
(ジャック・ニクラウス)


「ご趣味は?」
「恥ずかしながらゴルフを少々、嗜む程度ですが。。。」
と言うように、趣味を聞かれて「ゴルフ」と答える人は結構いるも
のですが、その「嗜み」の程度にも段階があるようですね。

はじめのうちは受身的な段階です。ここでは仕事や旧知の友人との
付き合いの一環としてゴルフをプレーします。ゴルフは付き合いの
ための手段といった色合いが強くなっています。

この段階を超えると主体的にゴルフと関わりだします。レッスンや
競技会に参加しだし、ゴルフと関わる場を求めて自ら出向いて行く
ようになります。ここではゴルフそのものが目的となります。

ところで、受身の段階にいる人たちが皆つき合い程度のゴルフで満
足しているわけでもないでしょう。もう少し上手くなったら競技に
参加して自分の腕を試してみたいと思っている人は多いのではない
でしょうか。

ではなぜ競技会にしないのかと考えて見ますと、自分の腕に自身が
持てず参加するのに物怖じしてしまうことがあるようです。しかし、
ある程度上手になってからなんて言っているとその時は半永久的に
やってきません。

自分とレベルの違う人と対峙するのは気後れしがちです。自分の腕
が上がったら参加しようと思いがちですが、本当に自分が成長した
いと思っているのなら、こんなにもったいない話はありません。

何が自分を成長させてくれるのか、ということを考えてみれば自分
が目指している目標に既に達している人たちが最高の手本となるこ
とは間違いありませんからね。


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