「なぜゴルフをするのか?」という問いに、私は同じような答えを
用意したいと思います。「なぜ、ゴルフをしないのですか?」と
(ゲーリー・プレーヤー)


日本のゴルフ人口というのは1000万人を超えているそうですね。
日本人が10人集まればそのうちの一人はゴルファーという計算に
なりまして、多くの人がその魅力に取り付かれていると言ってもよ
いでしょう。

しかしながら、ゴルフをしない人にとってみると、何であんなもの
に夢中になっているのか皆目検討がつかないようですね。

たしかに、いい大人が棒切れを振り回して球転がしに血道を上げて
いる姿というのは、理解に苦しむものかも知れません。

「戦略性に富んでいる」「18ホールの中に人生が詰まっている」
等々、ゴルフの魅力を表現する言葉はいろいろあります。どれもゴ
ルフの魅力の一面を捉えていると思いますが、またどの言葉もその
魅力の全てを表現できていないのではないでしょうか。

今日の言葉はまるで禅問答のようで何だか意味のないやり取りのよ
うにも思えます。まるでゲーリー・プレーヤーがゴルフをする理由
をはなから考える気がないように見えるのは、どれだけ多くの言葉
を費やしても自分がゴルフに対して抱いている感情を伝えることは
できない、と思っているからなのでしょう。

「なぜゴルフをするのか?」「チャレンジに値するテーマはいろい
ろある中でなぜゴルフなのか?」といった問いかけに何と答えるの
か。「ゴルフが好きだから」きっとそれでいいんですね。


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