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書評:安岡正篤『易と人生哲学』

この記事の最終更新日:2006年10月14日

易と人生哲学
易と人生哲学安岡 正篤

竹井出版 1988-09

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易學入門 知命と立命―人間学講話 人生と陽明学 運命を開く―人間学講話 干支の活学―安岡正篤 人間学講話

易経についての解説書です。占いとしての易ではなく、学問、活学としての易経解説です。

易を学べば、占う必要がなくなると著者はいいます。易の言葉一つ一つには深い意味があり、易を順番に学んでいけば、人生が次にどう展開していくか、わかってくるのです。よいことの後には難事が起こり、難事をくぐり抜ければ、よいことがおきる。調子のいいときにおごりたかぶることなく、謙虚に生きること。人への慈悲心を忘れぬこと。

宿命ではなく、運命、さらには自分で運命を切り開く、立命の教えです。

占い師に将来の運勢を語られても、自分の行ないを正していけば、宿命をかえることができる。これが、立命の教えです。今ある人生を変えること。易とは立命の思想です。




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