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書評:『7つの習慣ー成功には原則があった!』

この記事の最終更新日:2006年7月30日

7つの習慣―成功には原則があった!
7つの習慣―成功には原則があった!スティーブン・R. コヴィー ジェームス スキナー Stephen R. Covey

キングベアー出版 1996-12
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7つの習慣 最優先事項―「人生の選択」と時間の原則 第8の習慣  「効果」から「偉大」へ 7つの習慣 ティーンズ 人を動かす 新装版 TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究


ビジネス書の古典であり、ロングセラー商品です。

著者は成功するために、心なきテクニックに走ることを否定します。人格を成熟させること、原則にそって毎日生活することをすすめます。

原則とは何か。それは『7つの習慣』です。

1、「主体性を発揮する」(自己責任の原則)
2、「目的を持って始める」(自己リーダーシップの原則)
3、「重要事項を優先する」(自己管理の原則)
4、「WinWinを考える」(人間関係におけるリーダーシップの原則)
5、「理解してから理解される」(感情移入のコミュニケーションの原則)
6、「相乗効果を発揮する」(創造的な協力の原則)
7、「刃を研ぐ」(バランスのとれた自己再新再生の原則)

7つの原則を生活の中心においた場合、

以下の事柄について、こんな見方が生まれると巻末にまとめられています。


夫・妻は「相互依存的な関係にあり、相互に恩恵をもたらすパートナー」

家族は「友達」「奉仕、貢献、充実を感じる機会」「世代を超え、脚本を書きなおし、流れを変える人になる機会」

お金は「大切な優先課題や目標を成し遂げるために使える資源」

仕事は「自分の才能や能力を有意義に活用できる場」「経済的な資源を確保する手段」「かつ自分の時間を投資する領域のひとつで、人生における優先課題や価値と調和させ、他の時間領域とバランスをとるべきもの」

所有物は「使える資源」「大切に管理すべきもの」「人に比べれば二次的なもの」

お金や所有物は目標達成のための資源って、新鮮な考えだと思いました。物や金銭に対する執着、お金をたくさん持っている他者に対する羨望が消えて、焦り、不安、自己不信がなくなります。他者と自分を比べて生きている限り、幸せになれないのでしょう。

自分の大切な優先課題を達成するため、有意義に物事と関わること。時間を大切にすること。外部の物事に支配されないこと。


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