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書評:『好きな人と最高にうまくいく本』

この記事の最終更新日:2006年8月4日

好きな人と最高にうまくいく本
好きな人と最高にうまくいく本ダフニー・ローズ キングマ Daphne Rose Kingma 玉置 悟

ベストセラーズ 2001-02

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今日は大変深遠な、愛について書かれた本をご紹介します。

恋愛について書かれた本の中で、これほど高尚で、心あたたまる内容の本は他にありません。

キングマ著『好きな人と最高にうまくいく本』の内容をご紹介しましょう。

胸のときめき、高まりも愛ですが、人からきづかってもらっているうちに生じる、深い心の安らぎもまた愛なのです。キングマはこの愛について多くを語ります。

愛について話し合うのが恥ずかしいと言う人は、高ぶった感情だけを愛だと思っているかもしれません。愛とは、それについて話し合ううちに、安らぐものでもあるのです。
相手を決めつけずに、よく語り合うこと。二人は別の存在だと理解し、お互いを尊重すること。これが愛を深めます。

2章「相手とより深く触れあうために」では、まず自分を愛することの大切さが説かれます。「自分は〜ができる」からとか、「自分は美しい」からとか、条件つきで自分を愛するのではなく、ただありのままの自分を愛しなさいという教えです。自分をよく知り、自分を楽しむこと。己を深く知れば、相手にマイナスの感情を隠すことなくうちあけることもできます。

相手の愚痴を聞く時は、似たような自分の体験を話すといいそうです。お互いの感情の交換こそ、愛の絆を深めるものなのです。一番もろいところをさらけだすことは、人に対する信頼にもとづきます。信頼感を育むと、自分にも、二人の関係にも自信が持てるようになります。

3章「真実の愛が見えてきたら」では、愛が深まった時期の考え方が示されています。恋愛によって救われるだろうと考えていては、問題は膨らむばかりだとキングマはいいます。問題を解決できるのは自分だけです。恋人ができるのは手助けだけです。二人とも成長の道にあると理解し、人生のパートナーとして歩めば、依存関係は生じないはずです。

恋愛問題について、アメリカのトップカウンセラーが書いたスピリチュアルな恋愛セラピーをどうぞご堪能ください。


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