奧の細道二人旅・酒田象潟

酒田1
この旅も、新潟に入ると楽になる。早く山形を終わらせよう・・ということで酒田へ飛びました。
夏休みに入っているものの、それほど休みはとれないため、とりあえず一泊。したがって飛行機を使うしかない。

羽田から庄内空港 1日に4便だけ
 11時50分発です。その前は早すぎます。
飛行機の下からタラップ エアバス・・・座席は6列
最近我が家の飛行機では定番のお昼 庄内平野です
庄内空港到着 レンタカー利用で、出発!
鶴ケ岡からは川船にて酒田の港まで下った。
淵庵不玉という医師の家を宿とした。

あつみ山や吹浦かけて夕すずみ
暑き日を海に入れたり最上川
6月13日(旧暦7月29日)芭蕉は川船で鶴岡から酒田へ赴いた。酒田までは7里、2時間程度の船旅だったろう。酒田に着き日和山公園下の船着き場で船を下りた芭蕉は、港の守り神「金比羅神社」に詣で、伊東玄順(違号・淵庵、俳号・不玉)邸を訪れた。
日和山公園

金比羅神社
芭蕉が訪れた当時、隆盛を誇った酒田の海運関係者の信仰を集めていた金比羅神社も、今は荒れ果ててしまっている。
日和山公園の芭蕉蔵
暑き日を海に入たりもがミ川 芭蕉
日和山公園の芭蕉句碑 温海山吹うらかけてゆふ凉 はせを
初真桑四にや断ン輪に切ン はせを
常夜灯
文化十年(1813)灯台として建立。
六角灯台
日本最古の灯台。移築保存されている。

北前船を二分の一で再現
斎藤茂吉歌碑
この他多数の文人墨客の文学碑が点在。
旧白崎医院
大正八年完成の木造洋風医院建築
日枝神社・随神門
中央で手を打つと響く「鳴き天井」
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