奧の細道二人旅・船下りと出羽三山

新庄3
鳥越八幡神社
 旧道を行くと、八幡神社があります。古くからこの地域の鎮守の神として奉られていました。
この拝殿は元禄4年(1691)、奥にある本殿は寛永15年(1638)建立。芭蕉もお参りしたでしょう。
鳥越の一里塚

鳥越地区で、旧羽州街道と国道13号が交差する近くに鳥越の一里塚があります。もともとは道の両側にあったのですが、現在は北側のものだけになってしまいました。一里塚の石碑とブナの木があります。
柳の清水
 一里塚のすぐ近く、新庄に向かって左側に「この奥 柳の清水及び句碑」の標柱が立っています。  そこを左に入り50Mほど行くと「奥の細道 氷室の句碑と柳の清水」という標柱があります。
柳の清水全景 清水の湧く小さな池
芭蕉句碑


    芭蕉翁
水のおく氷室
尋る柳かな 
 羽新庄 雪映舎中修造
渋谷風流宅址
 芭蕉が旅装を解いた渋谷風流(甚兵衛)宅跡。
「新庄市上金沢町5−33」と推測され、森金物店の前に「芭蕉遺蹟風流亭跡」の標識が立てられています。
渋谷盛信宅址
 風流の兄で新庄一の豪商といわれた渋谷盛信(九郎兵衛)の屋敷跡は、風流邸の斜め前といわれます。現山形銀行新庄支店の前に「芭蕉遺蹟盛信亭跡」の標識が立てられています。
 芭蕉は到着の翌日ここで歌仙を巻いています。

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