奧の細道二人旅・山刀伐峠越え
姥堂
山門からやや登ったところに姥堂がある。
三途の川のほとりにいる奪衣婆(だつえば)の像と
地蔵尊が並んで祭られている。
これが極楽(上方)と地獄(下方)との分かれ目で
極楽浄土への入口となるとか
笠岩

姥堂の向かい側にある、形が笠に似ている巨岩。
慈覚大師が岩陰で雨宿りしたという伝説がある。
笠岩の前にあるのは、先祖供養のための香炉。
蝉塚(芭蕉翁碑)。
芭蕉の俳諧仲間が、宝暦元年(1751年)に、芭蕉の書いた短冊を埋めて石碑を建てたところ。
表に「芭蕉翁」の文字、側面に「静さや岩にしミ入蝉の声」の句が刻まれている。
蝉塚の石碑に彫られている「静さや」の「静」の字は、この碑以外では見られない。
蝉塚の前にある茶店。玉こんにゃくが美味しいのです。力が付くのだ。
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山寺3